爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(風越女子~池田家編) 

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 12:14:04.98 ID:wJRhjSuv0



どうも皆さんこんにちは、獅子原爽です。 ステキなうんこLife、送っていますか?


ところで、皆さんは―――――


“女神のうんこ”を見たことが、ありますか―――――?


“女神のうんこ”から放たれる、背徳の光を、見たことがありますか―――……?


そして・・・ その芳しき、陶酔の境地の香りをかいだことが、ありますか――――……?



“女神のうんこ”、それは………


この世界最大の、“タブー”!!……


そして、この世界最強の“オーパーツ”であり、最大の“ミステリー”……!!



皆さん! “女神のうんこ”は、言わずもがな、この世界に必ず存在する――――!


しかし、多くのトレジャーハンターたちは、神の裁きの鉄槌を恐れ、“女神のうんこ”に手を出そうとは、しない……!


その、社会の闇へと葬り去られそうな、侵しがたき聖なる文化遺産、“女神のうんこ”―――!!


その謎に、ついに! 私、“反逆のトイレマスター”こと、獅子原爽が挑む―――――!!



爽「必ずや―――、トイレ界最大の謎“女神のうんこ”を解き明かしてみせるぜ・・・・・!!」


揺杏「・・・頼むから、早く死ねよお前・・」




2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 12:43:19.94 ID:wJRhjSuv0


・1作目→ 爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(前編)
      http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406955362/

・2作目→爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(宮守~越谷女子編)
     http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409378104/

・3作目→爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(白糸台~清澄編)
     http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411780380/

・閲覧注意…とってもトイレ・うんこなSSです。 嫌悪感を感じた方はすぐに閉じて下さい。 

・トイレやうんこに対して独自の哲学を持っている美少女 獅子原爽 が、実に清々しく爽やかにひたむきに排泄道を邁進するお話です。

・こんなSSですが、キャラをdisったり、読み手を不愉快な気持ちにさせる意図は決してありません。
 キャラの魅力を表現し、楽しく読んでもらいたいです。

・多少の悪ふざけありますが、基本的には真面目なSS、の、つもり…
 ときどき理屈っぽい場面があります。

・どんな内容の書き込みも歓迎いたします。

・ありとあらゆるうんこ・トイレ情報、常に大絶賛募集中。

・喫煙で停学くらった爽が、さまざまな高校のトイレを訪問してさまざまな人々とクサイ関係を築いていきながら成長していきます。
 果たして彼女は日本を縦断し、最終の地鹿児島永水まで辿り着けるのか…?



3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 13:12:18.93 ID:wJRhjSuv0


<その10 ~長野風越女子 爽「ああっ! 女神様のうんこよっ!!(AH! MY GODDESS UNKO!!)」の巻~ >



爽「ここまで、私のトイレ探訪の旅を見守ってくれた人は、分かってくれると思うんだけど・・・」

爽「私は、正義を愛し悪を憎む、善良なる普通の女子高生だ」

爽「子どもの頃、誰もが持っていた、うんこに対する興味と愛情を失うことなく、むしろ増幅させて大きくなっただけの、ね・・・」


爽「私は社会常識だってあるし、人の心にも敏感だ」

爽「その上、カッコ良くて麻雀が強くて優しくて愛嬌があって頼りがいがあって後輩から慕われて・・・ っていう、まあほら、完璧超人ってヤツなワケよ!」ムフフ


爽「でも・・・」

爽「でもでもでもでもでもでも!」

爽「私には・・・ どうにもこうにも、御しがたいリビドーが一つあるんだ・・・・」

爽「それが・・・」

爽「“女神のうんこを見てみたい”という欲求なんだよっっ!!」カッ



4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 13:17:03.51 ID:wJRhjSuv0


爽「“女神のうんこ”……! これほど、妖しく神聖な魅力を持ち、背徳の香りを放って人の心を引き付けるモノがあるだろうか…?」

爽「ああっ! 見たい! 見たいんだよぉ・・・!!」

爽「どうしても、“女神のうんこ”を見てみたい・・・!!」

爽「…そういう衝動が、私の心の奥底から湧き上がり、止めることができないんだ……!」モンモンモン


5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 13:26:54.31 ID:wJRhjSuv0


爽「私は・・・ 本来は、快眠快食快便できて、友達と笑って暮らせりゃあ、他に望むものなんか、ほとんどない・・・」

爽「排泄道を究めることで解脱を果たしたからね… 余計な欲望や煩悩なんか、ないのさ…」フフッ

揺杏「おい待てコラ。 おめーなんか、イカれた欲望と煩悩にまみれたただの変態だろうが」

爽「揺杏お前・・・、いつもいつも私の妄想の中に入り込みやがって… 何様のつもりだ…?」

揺杏「あ? 何言ってんだ? おめーはほっとくと何やらかすか分かんねーからさ。 私とチカさんはおめーのお目付け役だよ」


6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 13:31:22.08 ID:wJRhjSuv0


爽「…ケッ まあいい… 余計な欲望は持たない主義の私なんだけど、その、“女神のうんこを見たい”というリビドーだけは別格なんだ…」

爽「…ふふっ、そして、“女神”とは、もちろん・・・!」

爽「風越女子の“福路美穂子サン”のことだよ・・・・!!」


7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 13:44:22.69 ID:wJRhjSuv0


爽「8月・・・ インハイ個人戦で、長野代表として出場していた美穂子サン・・・」

爽「Weekly麻雀TODAYで、全国にはかなり容姿レベルの高い子がいるのは知ってたけど…」

爽「原村も、清水谷も、佐々野も! 美穂子サンの前ではただの凡人と何ら変わりはない…」

爽「美穂子サンのあの麗しき姿を見た時、私は、この世に女神が現存することを知った…」

爽「あっ、もちろん、私はユキに操を立ててるから、美穂子サンを彼女にしたいとかそういうのはないんだけどさ…」

爽「ただ・・・」

爽「ただただただただただただ!」

爽「美穂子サンのうんこを、どうしても、見てみたいんだよおおぉぉ!!」

爽「ああっ! 切なくなるぜ… 美穂子サンのうんこの事を想うと!!」



8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 13:50:40.82 ID:wJRhjSuv0


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爽「・・・というわけで、やって来ましたよん、長野県飯田市!」

爽「ほえー… きれーなとこだなぁ… あれが百名山の一つ、風越山かな…? 風越女子高校は、あの山の麓にあるんだよな」

爽「つっても、山に向かって歩くだけじゃ着かねーよな… タクるのは勿体ねーし…」

?「文堂が~ マッカロニゆでたので~♪ チーズをのせてぇ~ オーブンへ~♪」フンフン

爽「ん? あれは・・・」


9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 13:53:45.24 ID:wJRhjSuv0


爽「すんません、もしかして風越女子の人ですか?」

池田「ん? お前誰だし」

爽「南北海道有珠山高校の獅子原って言います。 風越女子に用事が…」

池田「獅子原ぁ? あんたか! うわさの変人は・・・」

爽「は?」


10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 14:01:05.06 ID:wJRhjSuv0


池田「私は、風越女子麻雀部新部長の池田華菜だし! 鶴賀と清澄から連絡をもらったんだし。 “北海道から来た赤毛の変人と関わるな。ロクなことにならない”ってなぁ・・・!」

爽「なにぃ…?」

池田「何をしに来るつもりか知らないけど、来ても部室には入れないし!」

爽「いや、何をって… ちょっとうんこを… じゃない、麻雀を打ちに行くだけだって…」

池田「…あんた麻雀打つだけが目的じゃないだろ? なんか変なこと考えてるんじゃないか…?」

爽(ギクリ)

池田「とっとと帰るし! 来てもムダ足だぞ!」


11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 14:08:10.47 ID:wJRhjSuv0


爽「・・・ふうん、名門って聞いてせっかく来たのに、とんだ期待外れだな・・・」

池田「にゃに?」

爽「どうせ、他校から来た奴にボコボコにされて、部のネームバリューが下がるのがこええんだろ?」

池田「お前! 何を言ってるし!!」

爽「風越女子麻雀部は、実はとんだチキン野郎の集まりでしたっと・・・ 私、どっかでこの事しゃべっちゃうかもしんねーなー」ヘラヘラ

池田「貴様・・・ そこまで言うなら、華菜ちゃん直々に相手してやるし! ついて来い!」スタスタ

爽(くっく・・・ 第一関門突破・・・)ニタリ



12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 14:16:14.60 ID:wJRhjSuv0






~風越女子麻雀部部室~


池田「ツモ! メンタンピン三色ドラ2――― 4000・8000!」

爽「…!」

池田「どうしたし! 北海道最強はそんなもんかぁ?」ニシシ

爽「ふーん・・・ 手作りのセンスはいいみたいだね… まあせいぜいガンバれよ」

池田「…調子に乗ってられるのも今だけだし… 三半荘だけ相手してやる。 それで総合点が華菜ちゃんより下だったら、とっとと尻尾巻いて帰るし!」


13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 14:24:48.35 ID:wJRhjSuv0


爽「ツモ…、チュン・ホンイツ、1300・2600」

池田「ふん…」

爽「ツモ、メンゼンホンイツツモ2000・3900」

池田「むぅ…」

爽「ロン! リーチ一発メンチンピンフドラ1… 24000!」

池田「あばばばば……」マッサオ


未春(つ、強い・・・! この人・・・!!)

未春(のらりくらり適当に打ってるように見えるのに、染めるのが、早い・・・!)


14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 14:31:16.50 ID:wJRhjSuv0



三半荘目・オーラス…


爽「ツモ… 四暗刻、32000・・・」ゴオオオ・・・

池田「な!?」

ドム「……!?」

未春「そ、それは・・・!」


開かれた爽の手牌を見た風越メンバーは戦慄した・・・


文堂「・・・め、門前で、紅孔雀・・・!?」


15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 14:38:00.23 ID:wJRhjSuv0


未春(この人… 風越のレギュラーを相手に、常に2位以上をキープ… そして3回とも、華菜ちゃんの上をいった…)

未春(総合収支はダントツのトップ・・・! これが… 有珠山の大将、獅子原爽…!)


爽「はーあ、肩慣らしにもなんねーなぁ(やっべえ、メチャクチャ調子いい…ww)」コキコキ

池田「ぐっ……!」ギリッ


  ガチャッ


?「あら、お客さんかしら?」



16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 14:44:29.64 ID:wJRhjSuv0


池田「キャ、キャプテン・・・!」

爽「! 美穂子サン…!」

美穂子「…? あなたは… 有珠山高校の獅子原爽さん…?」

爽「わ、私のこと、ご存知で・・・?」パアアア

美穂子「もちろんです。 インハイ準決勝での有珠山高校の追い上げは本当にすごかったですから…」


17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 14:48:51.01 ID:wJRhjSuv0






美穂子「あらあら… 随分いい様にヤラれちゃったみたいね…」

未春「す、すみません… キャプテン…」

美穂子「・・・獅子原さん、まだ時間ありますか? 私も卓に加わっていいかしら?」

爽「もも、もちろんでしゅ! た、ただちょっと、賭けをしませんか・・・?」

美穂子「…賭け?」


18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 14:59:52.25 ID:wJRhjSuv0


池田「キャプテン! 気をつけて下さい、こいつにはおかしなウワサが…」

爽「いやいや、別に大したことじゃないですよ!(この猫野郎黙ってやがれ!)」

爽「わ、私、山登りが趣味でして… “自然に親しむ会”という会の会長をしてるんです。 今、全国にメンバーの勧誘で回ってるんですが… もし、半荘やって私がトップだったら、美穂子サンも会員になってくれませんか?」

爽(私だってバカじゃない… まずは、これから作る予定の“自然に親しむ会(別名・NOGUSOの会)”に入ってもらい、一緒に山登りに行く・・・)

爽(そして、 ワザとトイレの無い所に行く → ワザと迷う → 私も美穂子サンも、もよおす → 美穂子サンと連れNOGUSO → 女神のうんこGET)


爽(カンペキだ・・・!!)



19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 15:07:56.32 ID:wJRhjSuv0


美穂子「はあ…」

池田「キャプテン、やめた方がいいし! こいつ何かたくらんでるし!」

美穂子「華菜… でも、このまま獅子原さんを帰していいのかしら…?」ギラッ

池田「! う、うぅ・・・」

美穂子「分かりましたいいですよ、賭けに乗りましょう。 半荘やって獅子原さんがトップだったら、その会に入りましょう」

池田「キャプテン・・・」

未春(キャプテン… 見かけによらず、ものすごい負けず嫌いだから…)


爽(うぷぷぷっ! 第二関門突破・・・!!)グッヒヒヒヒヒ




23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 19:05:26.25 ID:3bNM0RDS0






爽「ポン!」

爽「ツモォ! 4000・8000!」ゴウッ

池田「く、くそっ、倍満…!」


爽「チー!」

爽「ロン! 5800!」

未春「え!? は、はやいぃ…!」


爽「ポン!  カン!  チー!!」

池田「ド、ドラ2・・・! こ、これなら通るか・・・?」トン

爽「ロォォォォォォン!! おやっぱね18000!」

池田「にゃ!」=3


美穂子「……」


爽(女神のうんこGETまで、あとわずか…!)グヘヘヘ


24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 19:18:28.82 ID:3bNM0RDS0


南入


美穂子「ふう・・・」カイガンピカー


美穂子「…」トンッ

池田「…ポ、ポン!」

美穂子「…」タンッ

池田「…! チー!」

爽(…ん?)タンッ

池田「ロ、ロン! 東ドラ2、5800!」

爽「へ・・・?」


美穂子「ポン…」

美穂子「ツモ、発トイトイドラ2、2000・4000…」

爽「ぐ……!」


未春「あっ、ロン! タンピンイーぺーコー4200!」

爽「! は…?」


美穂子「……」


爽(どうなってんだ…? 南入してから全然手が伸びねえ…!)


25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 19:32:46.97 ID:3bNM0RDS0


南四局

美穂子「ロン… タンヤオ三色ドラ1、12000…」パララララ

爽「!? ・・・うげぇ・・?」


南四局一本場

美穂子「ロン、6100」

爽「おう・・・!」


南四局二本場

美穂子「ロンです、2000の二本場は2600…」

爽「ほにゃ…!」


南四局三本場

美穂子「ロン… 8600!」

爽「あべしっ!!」=3=3


爽はいつの間にか、トップから最下位へと引きずりおろされていた…


26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 19:38:47.21 ID:3bNM0RDS0


終局

 1位 福路美穂子
 2位 吉留未春
 3位 池田華菜
 4位 獅子原爽


爽「・・・・・」アゼン

池田「思いしったか! これが名門風越の力だし!」

爽(・・・なんなの? このウザすぎる生き物・・・)


27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 19:51:08.74 ID:3bNM0RDS0


美穂子「…もう一度やりますか?」ニコニコ

爽「……」

爽(考えてみれば… こんな回りくどいやり方は、私のやり方じゃない…)

爽(潔い素直な直球勝負… それが獅子原爽のやり方だ・・・!)

爽(こちらの誠意を見せれば、きっと美穂子サンだって分かってくれるはず・・・!)ググッ


爽「美穂子サン!」バッ

美穂子「は、はい?」

爽「お見それしましたぁ! 実は、私はここに麻雀をしに来たわけじゃないんです!」


爽は美穂子の前で土下座をして叫んだ。


池田「な、なんだ? いきなりこいつ・・・」


爽「美穂子サン!」

爽「初めて見た時から、あなたのことが好きでしたぁ!」

爽「お願いです! お近づきの印に、あなたのうんこを私に下さいぃぃっっ!!」



28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 19:55:36.92 ID:3bNM0RDS0


一同「「「「「」」」」」


爽「お願いです! お願いです!!」

池田「な、なに言ってんだこいつ! は、早く出てってくれ!」

爽「お願いです! 好きなんです! だからうんこ下さいいいぃぃ!!」


29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 20:05:55.96 ID:3bNM0RDS0


池田「ふ、深堀! 文堂! こいつを外に引っぱり出してくれ!」


ドム「うすっ」ザッ

文堂「は、はい…」


しかし・・・


爽「……!!」ブワアッ

文堂・ドム「「!?」」


土下座した爽から真っ赤なオーラが出現し、その異様な迫力は文堂とドムの足を止めさせた。


爽「お願いです!」

爽「どうしても今、あなたのうんこが必要なんです!」

爽「世界の平和のために、必要なんです!」

爽「うんこをもらうまで・・・ 私は、この場を離れませんからぁ!!」


池田「キャ… キャプテンはうんこなんかしないんだし! あきらめろしぃっ!」



30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 20:13:14.64 ID:3bNM0RDS0


美穂子「・・・獅子原さん、頭を上げて下さい」

爽「はい!」ガバッ

美穂子「冗談… ではないんですね?」

爽「はい!」

美穂子「申し訳ありませんが、うんこを差し上げるなんてことはできません。お引き取り下さい」


爽「・・・嫌です! UNKO下さい! MY GODDESS!!」



31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 20:23:51.97 ID:3bNM0RDS0


池田「ぶ、文堂、急いで警備員の人を呼んできてくれ!」

美穂子「待ちなさい華菜、手荒なマネは良くないわ」

池田「で、でも・・・」


美穂子「獅子原さん… 私の目を見てもらえますか…?」ミギメパカーッ

爽「え…?」


爽は、青く輝く美穂子の右目を見た。

すると、
その青い光に吸い込まれるように…
意識が遠のいていった・・・・



33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/09(日) 22:57:29.33 ID:OoQIRSbl0


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爽「……」

爽「む…?」パチッ

爽「へ・・・? ここは・・?」


目を覚ました時、爽は窓から紅葉した山々が見える、明るい部屋のベッドの上にいた。


爽「ん…! あれ…?」モゾ


起き上がろうとしたが、なぜか体が動かない。 体の節々が鉛のように重い上に、力が入らないのだ。


?「ポッポッポーッ♪ ハトポッポーッ♪ まーめがほしけりゃ・・・♪」


爽「・・・??」ググッ


聞き覚えのある声を聞いて顔を横に向けると、そこにはもう一つベッドがあり、揺杏が寝転がってしゃがれた声でハトポッポを歌っていた。


爽「!!??」


爽は驚愕した・・・

その揺杏は…、髪は真っ白で、顔には深いしわがいくつも刻まれていたのである・・・


34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/09(日) 23:04:32.62 ID:OoQIRSbl0


爽「ぐっ うう・・・!」グググッ


爽は必死で上半身だけ起き上がった。

すぐ横に小さな台があり、鏡が立てかけてある。


爽「…まさ、か…」オソルオソル


こわごわ、鏡をのぞきこむ爽・・・


爽「う…っ! ひいいいっ…!!」


そこには揺杏と同じように、白髪の老婆となった爽の顔が映っていた。


35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/09(日) 23:15:32.24 ID:OoQIRSbl0


爽「な、なんだよこれ…? 夢か…?」


よく見ると、自分の手も脚もシワシワになっており、頬をなぜると、フニャフニャとしたたるんだ感触が伝わってきた。


成香「ああ・・・ また振り込んでしまいました・・」ブツブツ

誓子「うーんこの点差だからなあ… リーチをかけるべきなのかなぁ…」ブツブツ


その部屋には、爽と揺杏のほかにもう二つベッドがあり、そこでは成香と誓子が布団にくるまっていた。


爽(・・・みんなお婆ちゃんになってる・・・ どうなってんだこれ・・?)


36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/09(日) 23:20:36.21 ID:OoQIRSbl0


爽(ハッ そういえばユキは・・・?)


 ガラッ


ユキ「失礼しまーす! 皆さん、オムツ交換の時間ですよー!」ガラガラ

爽「! ユ、ユキ…!」


そこには、紙オムツを山のように積んだワゴンを押している、エプロン姿のユキがいた…


37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/09(日) 23:30:58.23 ID:OoQIRSbl0


爽「ユキ…! お、お前は年とってねえんだな… 良かった…」

ユキ「? 何言ってんですか爽さん? あぁもう! 起き上がっちゃダメって言ったじゃないですか! またベッドから落っこちますよ?」


爽「ユ…ユキ……、こ、ここは一体、どこなんだ…?」

ユキ「え? ・・・爽さんも、ボケが始まっちゃったんですか・・? ここは、特別養護老人ホーム『USUZAN』ですよ」

爽「………マジか…」


38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/09(日) 23:48:07.23 ID:OoQIRSbl0


ユキ「う… くさい… 布団もめくってないのに、この臭い・・・! やっぱり爽さん、出してますねぇ・・・」

ユキ「一日6回もオムツ交換に来てるのに、毎回必ずうんこ出してる人なんて爽さんだけですよっ! まったくもう・・・」ガサガサ


ユキはビニール手袋を両手にはめ、つけていた白いマスクを取って、何かガスマスクのようなモノを顔面に装着した。


揺杏「おーいユキ! 待てよ! 爽のオムツ交換するなら、私のベッド廊下に出してくれよっ!」

ユキ「何言ってるんですか揺杏さん、いちいちそんな手間のかかる事できませんよ」

誓子「ユキ! ちょっと待ってよ! あなたはそんなガスマスクしてるからいいけど、私たち、爽のオムツ交換の度に、臭さのあまり毎回失神しそうになってんのよ!」


揺杏「頼むから、爽と同室はもうカンベンしてくれよ・・・ 爽だけ個室に移せねーのか?」

ユキ「そんな… 爽さんが、個室に移れるほどのお金なんか持ってる訳ないじゃないですか…」


爽(?? なんだなんだなんだこれは…?)



39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/09(日) 23:57:29.92 ID:OoQIRSbl0


成香「ユキさん… 私にいい考えがありますよ」

ユキ「え…?」

成香「爽さんだけ、こっそり山の中に埋めてくるんですよ… そうすれば、ユキさんだって、もう爽さんの臭いうんこの処理で悩むことはなくなりますよ?」

爽「ばっ! お前、成香、何言って…!!」

揺杏「成香! お前いい事考えるじゃねーか! 爽なんて、ただの臭いうんこ製造機なんだから、山ん中に埋めたって誰も悲しみゃしねーよ」

誓子「そうね。 爽さえいなくなれば、私たちも明るく楽しい老後を過ごせるってものだわ。 ユキ、すぐに実行してよ!」


爽(こいつら… こいつら…!)フルフルカタカタ



40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 00:03:33.46 ID:1vjgel/W0


ユキ「ダメですって… 山の中に埋めるなんて、できませんよ… かわいそうじゃないですか…」

爽(ユキ…! やっぱりお前だけは、私の味方だ…!!)ウルウル


 ガラァッ!


久保「話は聞かせてもらったァ! 本内ァ! お前アイデアマンだなァ、オイッ!!」

ユキ「しゅ、主任…!」


爽(・・・何この展開)


41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 00:20:59.47 ID:1vjgel/W0


久保「オイこらお前らァッ! 爽のクソババアを、ベッドごと外に出せァ! そのまま昭和新山の麓にでも埋めてこいやァ!!」

ドム「…ウス」ザッ

文堂「分かりました!」ザッ

池田「ラジャーだし!」ザッ

未春「了解です!」ザッ


久保の合図とともに、介護士姿の風越メンバーがワラワラと部屋に入ってきて、爽のベッドのストッパーを解除すると、ガラガラと廊下へ運び始めた。


爽「ユ…ユキィィッッ!! 助けてくれえええぇっ!!」ガラガラ

ユキ「・・・爽さん・・ もうかばいきれませんよ… 爽さんのうんこが臭すぎるのがいけないんですよ…?」

爽「そそそそんなぁぁっっ」ガラガラガラ

ユキ「…恨むんなら、臭すぎる自らのうんこを恨んでください… アーメン… うんこと共に天国へと召されますように…」ジュウジキル

爽「ユキイイイイィィィ―――ッッッ!!!」


身動きできないベッドの上で、爽は悲痛な叫び声をあげ、その声は施設の廊下にこだました…




42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 00:29:34.48 ID:1vjgel/W0


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爽「うわあああぁっ!」ガバッ

爽「・・・・はあっ、はあっ、はあ・・・!」ダラダラダラ

爽「…こ、ここは…?」キョロキョロ


目を覚ますと、爽は小鳥のさえずりの聞こえる、小さな公園のベンチの上に横たわっていた。

すぐ近くに風越女子の校舎が見える。


爽「……」

爽「こ、これが…」

爽「女神のうんこを追い求める、反逆の勇者に振り下ろされるという、神の鉄槌・・・!」

爽「な、なんて恐ろしい・・・・!!」ガタガタガタ


43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 00:34:48.30 ID:1vjgel/W0


爽「…もう少しで精神が崩壊するとこだったぜ…」

爽「ああ…、やはり、女神のうんこは恐ろしい… 世界最大のタブーは、ダテじゃねえ…!」

爽「も、もうダメぽ・・・ あきらめて、早く別の高校に行こう・・・」ゲンナリ


爽「・・・なーんて、言うと思ったかぁ?」ケロリ


44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 00:40:34.37 ID:1vjgel/W0


爽「むっふっふ… 私は、真のトイレマスター獅子原爽…!!」

爽「私の、うんこへの飽くなき探究心は… 何人にも侵すことはできねえんだよ・・・!!」

爽「これくらいの精神攻撃でヤラれるかよ… 絶対、女神のうんこを、白日の下にさらしてやる・・・!」カッ


45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 00:43:42.58 ID:1vjgel/W0


爽「・・・つってもなあ・・」

爽「正直、八方塞がりだわ… どうすりゃいいんかな…?」

?「…お困りのようですね…」スッ

爽「ん? ゲエエッ! あんたは・・・!」


46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 00:49:30.80 ID:1vjgel/W0


?「ふふ… ずっと見てましたよ… あなたも、女神のうんこを追い求めているのでしょう…?」ゴオオオオ・・・

爽「あ、あんたは・・・!」


爽「“渋谷尭深”・・・・!!」


そう…! そこには、NOZOKI界の東の横綱、渋谷尭深その人が立っていたのである・・・!!



47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 00:55:00.75 ID:1vjgel/W0


爽「し、渋谷さん、どうしてここに・・・?」

尭深「ふふ… 遠征ですよ…」

爽「遠征…?」

尭深「ええ、ちょっと、風越女子のトイレをNOZOKIにね…」フフフ

爽「の、NOZOKI…!」


48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 00:59:38.64 ID:1vjgel/W0


爽「の、のぞきって、つまり盗撮ってことか・・・? み、見損なったぜ渋谷さん! あんたが、そんな汚い犯罪を犯す人だったなんて・・・!」

尭深「? 何を言ってるんですか獅子原さん・・・ のぞきは、犯罪ではありませんよ」

爽「…は?」


49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 01:11:11.52 ID:1vjgel/W0


尭深「どこの国の政府機関だって、盗聴や盗撮を行って情報収集していることは、獅子原さんも御存知でしょう…? それに、のぞきが犯罪だったら、全国に数千社ある興信所や探偵事務所が営業できなくなるじゃないですか…」

爽「…き、き、詭弁だ! ひ、人のトイレをのぞくのが、犯罪じゃないわけねえ!」ハアハア

尭深「・・・女神のうんこは、“貴重な文化遺産”・・・ そうですよね?」

爽「え?」ハアハア

尭深「獅子原さん、あなたが真のトイレマスターなら、貴重なトイレ的遺産は、見守る義務があるんではないですか…?」

爽「・・・・!!」ハアハア


50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/10(月) 01:34:36.12 ID:1vjgel/W0


尭深「いいですか・・・ 正当な理由がある場合、盗撮や盗聴は犯罪にはならないのです。 獅子原さん… あなたのような立派なトイレマスターが、トイレ文化遺産を見守り、あらゆる危機を未然に排除する… これは、犯罪などではなく、正当な理由のある職務でしょう…?」

爽「ぬう・・・!!」ハアハアハア


爽(そ、そうだよ・・・!)ハアハア

爽(美穂子サンに、もし何かあったら、世界の宝、女神のうんこが、危険にさらされるかもしれない…)ハアハア

爽(そ、そんなことがあってはいけない・・・! わ、私は、トイレマスターとして、美穂子サンの行動は24時間見守らなくちゃいけないだろ…!)ハアハアハア


爽は、興奮のあまり、正常な判断ができなくなっていた・・・


爽「し… 渋谷さんっ!!」

尭深「はい…?」

爽「し、ししし、師匠と呼ばせてくださあああああぁいっっ!!」ガバッ

尭深「ふふ・・・ いい子ね・・・」ニタリ


白糸台の魔女、渋谷尭深は、土下座した爽を見下ろしながら悪魔のように微笑んだ…



57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 20:05:59.70 ID:UFhkzZr50






二人のNOZOKI魔は、尭深の偽造した来校者証を首にさげ、食堂の搬入口から風越女子校内に潜入した。


爽「…師匠、なんでこんな所から入るんですか?」

尭深「正門や裏門には監視カメラがついています。風越女子は女子高なのでセキュリティが高いんですよ。忍び込むには細心の注意が必要です…」

爽「うぅ、ドキドキしてきた…」

尭深「大丈夫ですよ、私も獅子原さんも制服ですから、放課後なら怪しまれることはありません。 さあ、この部屋ですよ」ガラッ

爽「ここは… トイレ横の特活室?」

尭深「はい。事前に嘘の申請書を出し、この時間、特活室では他校生を招待した会議が行われていることになっています。 安心してトイレのカメラのチェックができますよ…」

爽「さすが師匠! ぬかりねえ…!!」

尭深「ふふ・・・」


58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 20:22:17.56 ID:UFhkzZr50


爽「…ところで師匠、その、テレビとかはどこにあるんですか?」

尭深「テレビ…?」

爽「いや、あの、トイレの動画を見る、何か機材が必要ですよね…?」

尭深「ふふ…獅子原さん、NOZOKIのモニターチェックはコレでやるのが常識ですよ…」スチャッ


尭深はカバンからアンテナの接続されたノーパソを取り出した。


爽「パソコン…?」

尭深「これを見てください」カタカタカタ、ターン

爽「ん… これは…?」

画面「……」


4分割されたパソコンの画面それぞれに、トイレの個室内がくっきりと映し出されている。


爽「師匠、4つもカメラを設置したんですか?」

尭深「いいえ、4つの個室の壁と仕切りと便器に一つずつ、つまり合計12個の隠しカメラを設置してあります」

爽「じゅ、12個も・・・? 気づかれないですか…?」

尭深「ふふっ、まず気づかれません。 何しろカメラはコレですからね」スッ

爽「・・・これは・・、カプセル型の薬・・・?」

尭深「いえ、最新の超高精度小型カメラです。これを外からは分からないように埋め込んであるんですよ…」


59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 20:40:49.17 ID:UFhkzZr50


爽「これが、カメラ・・・?」


爽はカプセルを手に取ってみた。
直径わずか5mmほどの円筒形をしており、とてもカメラには見えない。


尭深「それは、アールエフ社のNorika3Rという胃カメラをNOZOKI用に改造したカメラです」

爽「胃カメラ?」

尭深「はい、最先端の医療用ワイヤレス無線カメラです。 本来は患者が飲み込んで、胃や腸の中を観察するために使われます。 超小型ですが、画質は普通のホームビデオの数段いいんですよ…」

尭深「バッテリーは内臓せず電波によって送電していて、外部コントローラーでカメラの向きを自由に指示・制御することもできます。 まだ未承認で市場には流通してないんです」フフフ

爽「すげえ… よくそんなの手に入れましたね…」

尭深「辻垣内組から借金をして購入しましたから…」

尭深(ふふ… 今回の遠征の目的の一つは、長野の聖女・福路美穂子の排泄シーンの激写…!)

尭深(そのシーンをDVDにして裏で販売すれば、数百万… いえ、数千万の儲けを出せるはず… 借金を完済して、さらにNOZOKI用の機材を購入することができます…)ヌッフッフ・・・



60: ↑ミスった・・・ 内臓→内蔵 2014/11/23(日) 20:48:58.96 ID:UFhkzZr50


 ガチャッ


爽「あっ、誰か入ってきましたよ」


文堂「……」


爽「文堂さん…」

尭深「チッ! 去ねよ、モブが…」

爽「え?」

尭深「いえ、何でもないです」


61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 21:14:54.77 ID:UFhkzZr50


文堂「……」モゾモゾ ビリッ!


爽「ん…? ポケットから何か小さい袋出して、破いたぞ… 何だあれ?」

尭深「期間限定のプロ雀士カードだね…」


文堂「ああ、もう… また藤田プロか… 池田先輩、しょっちゅうカードくれるけど、いっつも藤田プロか大沼プロなんだよね…」ガックリ

文堂「はあ… 気分が晴れないな… 長便のふりして、あの百合SSの続きでも読もっと」スッ


爽「…今度はスマホを出したぞ… 何見てんだ?」

尭深「…スマホ画面に焦点を当てて、ズームアップしてみますね…」


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~文堂のスマホ画面~


怜「うっ うっ うう、うぅ・・・!!」ハアハア


園城寺怜は、その美しい顔を苦痛で歪ませていた。

和式トイレに腰をおろし、額からは玉のような脂汗が吹き出している。


怜「はあ、はあ、あ、あかん、意識が朦朧としてきた・・・」


怜がトイレにやって来たのは、2時間も前のことである。

便意を感じてトイレに行き、いざイキんでみたものの、先っちょがほんの少し顔を出したところで異常事態が発生したのだ。


怜「か、硬い・・・! 硬すぎる・・・!!」ハアハアハア


そう… 怜から出てきたうんこは、あまりの硬さゆえ、毎年数百万人の女性を地獄に落としているという、恐るべき伝説の究極便秘うんこ… 岩石のように硬くて太いうんこ(スペシャル・ディープ・インパクト・うんこ)だったのである…!


爽「な、なんだこれ、咲-saki-のうんこSS…?」

尭深「ほお…」


62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 21:26:45.72 ID:UFhkzZr50


怜「く、薬の副作用のせいで、は、半年、うんこ出てなかったんや・・・」ハアハア

怜「あ、あまりにもうんこ出ないもんやから、私もうんこをしない妖精になったんかと思っとったが… やっぱりそんな訳あらへんな…」ハアハア

怜「み、身動きできん…! どないしたらええんや・・・!」ハアハア


怜は尻から3cmほどうんこを出しながら、そのまま進むことも戻ることもできずにいた。


怜「かっ・・・! くそっ、アナルをどんなに締めても切れん… うんこ引っ込めることもできんし… かといって、これ以上イキんだら、私のアナルちゃんが死んでまうかもしれん… 抜き差しならんとはこの事やな…」ハアハアハア


爽「お、園城寺さん、気を確かに持ってくれ・・・!」ハラハラ

尭深「……」


63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 21:36:52.85 ID:UFhkzZr50


怜「ふぅ、ふぅ・・・! じょ、冗談言っとる場合じゃない・・・ このままじゃホンマにトイレで倒れてまう・・・!」ハアハアハア

怜「ト、トイレで倒れたりなんかしたら、マジで、そのまま死にかねん・・・ う、うんこブラ下げたまま三途の川渡るなんて、カンベンやでぇ・・・」


 コンコン


怜「…ん?」

竜華「怜ぃー! おるんかぁ?」

怜「りゅ、竜華?」

竜華「ああ良かった! どこにもおらんからもう帰ったんかと思ったけど、トイレ確認して良かったわー」

怜「りゅ、竜華、お願いやぁ!」

竜華「どうしたんや怜、何かあったんか!」

怜「う、うんこが出かかったまま動けんのや・・・! 頼む! ダッシュでイチジク浣腸買ってきてやぁ!」


64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 21:46:30.47 ID:UFhkzZr50


竜華「う、うんこが出かかったまま動けんやと…?」

怜「ダイヤモンドみたいなうんこなんや… はよ浣腸買ってきてや!」

竜華「怜! すぐカギ開けるんや! 私がうんこ引っ張り出したる!」

怜「は、はああっ?! な、何言うとるんや竜華!」

竜華「私には分かるんや… 怜、あんた今にも倒れそうなんやろっ! はよカギ開けるんやあっ!」ガチャガチャ

怜「りゅ、竜華、ま、ま・・・」

竜華「問答無用! うっらああああぁぁぁ―――っっ!!」ズダーン


竜華の強烈な蹴りはカギの金具部分を破壊し、ドアは勢いよく開かれた…


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65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 22:01:44.77 ID:UFhkzZr50


爽「いけええ清水谷ぃ! 素手でいけええぇっ!!」

尭深「…獅子原さん、少し落ち着きなさい」

爽「あっ、師匠…」

尭深「いけませんね、NOZOKIの最中に我を忘れるなんて…」

爽「す、すみません…」

尭深「NOZOKIをしていれば、想定していない場面にもよく出くわすものです。 その度に動揺していては、どうしようもありませんよ…? 
  NOZOKIとは、仏のような心で臨むものなのです」ピカー

爽「し、師匠…! マジッぱねえっす…! 後光が差してる…!」

尭深「ふふ… しかし、それにしても…」チラッ


文堂「はあ、はあはあ… や、やっぱり百合は怜竜に限りますね…」クチュクチュ


尭深「…文堂さん、スカ百合好きとは… 強者ですね。やはり人は見かけによらないものです」


66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 22:29:44.22 ID:UFhkzZr50


文堂「……」ゴソゴソ


爽「ん…? 今度はカバンから、何か本を取り出しましたよ…」

尭深「トイレで読書をする人はかなり多いですよ… 四方を囲まれた個室環境はとても落ち着くし集中できますからね…」

爽「やっぱり百合の本かな? むぅ? これは…?」

爽「“執事に捧げる俺のTSUBOMI”リンシャン・カーン・・・??」


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~障害者用トイレ~


ハギヨシ「…ふふふ、どうですか、京太郎くん…?」ギンギンギン

京太郎「ハ、ハギヨシさん・・・ すごい、すご過ぎます!」

ハギヨシ「さあ、×××を広げて私に見せて下さい…」

京太郎「は、はい…///」クイッ

ハギヨシ「ほおお、美しい… ん? この香りは…?」

京太郎「バ、バターです! 俺、もうガマンできなくて、自分で先に塗っちゃいました…!」

ハギヨシ「いけませんねえ… これはキツイおしおきが必要のようですねえ…」

京太郎「お、お願いします… 焦らさないで早く… ハギヨシさんの▲▲▲を・・・!」

ハギヨシ「ふふっ、では・・・」スッ

京太郎「ああっ! おっほおおおおおぉぉぉおほんおんおおおぉぉぉんんっっ!!」


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爽「あへふ@×→%drfgtyうんこ?\&#!!! やべえやべえやべえやべえやべえマジやべえっ!!」=3=3


尭深「…BLごときで何を慌てているんですか… ウブですね…」フフッ


67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 22:59:29.10 ID:UFhkzZr50


爽「ひ、一人目から、なんて濃い奴なんだ…」ゲンナリ

尭深「そうですね… 私はトイレを覗くことで、様々な人間の“素”を見てきましたが、スカ百合とBLのバイというのは、確かに非常に珍しいですね…」

爽「…私はBLは嫌だな… うんこSSは勿論嫌いじゃねーけど、やっぱマニアックだよな…」

尭深「さあ、どうでしょうかね… しかしうんこと文学の間には、切っても切り離せない関係性があるんですよ… SSや同人誌などの大衆的な創造の場で、うんこがメジャーなモチーフとなるのは至極当然のことなんです」

爽「は? そ、そうなの…?」

尭深「うんこをめぐるお話というのは、古来より世界各地の神話や文学作品の中にみられます。 例えば古事記には、女神イザナミのうんこから神様が生まれてきたり、神様同士のスカトロセックスを描写したお話があったりなど、うんこ話がたくさん載っているんですよ」

爽「・・・ちょっと古事記買ってくる」

尭深「待ちなさい。 文学だけではありませんよ。 美術、音楽、映画など、あらゆる芸術分野において、うんこというのは人の創造意欲を刺激してきたのです。
   モーツァルトの作曲した六声の声楽曲『俺の尻をなめろ』や、日本で2012年に公開された映画『世界うんこ大戦争』などが、うんこ芸術の有名どころですね…」

爽「マ、マジか・・・? うんこやっぱりぱねえな・・・!」


 ガチャッ


爽「あっ 二人目来ましたね… 美穂子サンかな?」wktk


ドム「……」ドムドムドム


68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 23:12:12.89 ID:UFhkzZr50


爽「深堀さんか…」

尭深「…彼女も、排泄のためにトイレに来たようではないようですね…」

爽「え…?」


ドム「……」ゴソゴソ


ドムは、カバンから五段重ねのお重箱を取り出すと、トイレの荷物置き用の台の上に並べ始めた。


爽「こ、これは…? お重いっぱいのごはんに、餃子と春巻き、エビチリ、回鍋肉、海鮮あんかけ焼きそば… 中華のフルコース・・・??」

尭深「なるほど、便所飯ですか… 深堀さんは周りからダイエットを強く薦められていましたから、人前ではたくさん食事できないのかもしれませんね」

爽「べ、便所めし・・・!? ト、トイレは入れるとこじゃなくて出すところだぞ・・・!!」


69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 23:26:36.54 ID:UFhkzZr50


尭深「…獅子原さん、あなたはトイレマスターなのに、まだそんなおかしなこだわりを持っているのですか…?」

爽「こだわり…?」

尭深「トイレは、あなたが思っている以上に奥深くて神聖な場所なのですよ… ただ単に排泄をしたり一人エッチに勤しんだりするだけの場所ではないんです。
   トイレはあらゆる人間のオアシスであり、人によってはトイレが大切な『入れる場所』である場合もあります。 出すのも入れるのも自在の場所… それがトイレなんです」


70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 23:46:48.84 ID:UFhkzZr50


ドム「……」ピーピー


爽「ほえ…? トイレの壁の引き戸にお重を入れてる… なんだあれ…?」


尭深「あれは電子レンジですね」

爽「はあ? トイレにレンジ?」

尭深「日本便所飯協会の推計では、便所飯を嗜む人は全国に800万人以上いて、更に増える傾向にあるそうです。 そんな社会現象となっている便所飯… ならば、いっそのこと、トイレをもっと食事しやすく改善していこうという考えが世の趨勢となりつつあるのです。
   トイレでは誰の目も気にせず、好きな物を好きなだけ食べられますからね…」

爽「うほおお… 温められた回鍋肉にエビチリに餃子・・・ やべえマジでうまそう…」ゴクリ

尭深「…私もここまでゴージャスな便所飯を見るのは初めてですね…」


ドム「……///」ムシャムシャワシワシガツガツ


爽「ううう深堀さん美味そうに食べるなぁ! 私も腹減ってきた…」グー

尭深「私の握ったおにぎりならありますよ。食べますか?」

爽「マジ? 頂きます! さすが師匠、準備万端っすね…!」

尭深「食料の用意は、NOZOKIの基本の一つですからね…」

爽「んん、ンマーイ! 生タラコがぷりぷりしてりゅう!」アハーン

尭深「ふふ、お茶いれますね…」コポコポコポ


71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/23(日) 23:56:35.05 ID:UFhkzZr50



  イケダァァァッ!  バッチ――ンッ…!



爽「・・・今、人の声しなかったか?」モグモグ

尭深「そうですね… トイレの天井に埋め込んだ集音マイクが、外の音を拾ったようですね」


 ・・・ダダダダダダダッ

 ガチャンッ!


池田「・・・・・」


爽「い、池田、さん・・・?」


池田「うっうっうっ・・・」ブルブル

池田「ふにゃあああああああぁぁぁん!!」ビエーン


爽「」

尭深「……」


72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 00:07:47.23 ID:Lsey3Gif0


池田「ひ、ひ、ひどいし・・・」ポロポロ

池田「ぶ、部活をサボる部員がいるからって、なんでいちいち私を殴るんだし… 部長だからって、そこまで管理できないし…」ポロポロポロ


池田は便器に腰をおろすと、両手で顔をおおい、サメザメと涙を流し始めた。


爽「な、泣きそうになったからトイレに駆け込んだのか… あんなに部員の多いとこの部長は色々大変だろうな… 同情するぜ…」

尭深「トイレで悔し涙を流す人は非常に多いんです… 泣いたあと、大抵の人は一人エッチをしたり、鼻クソをほじったりしてストレス解消するんですが… さてはて、彼女はナニをするんでしょうかねえ…」フフフ


73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 00:22:10.04 ID:Lsey3Gif0


池田「…くそっ… 腹いせに、こっそりコーチの悪口書いてやるし…!」カキカキ


池田はボールペンを取り出し、トイレの壁に何か落書きをし始めた。


池田「・・・にしし! できた! これはケッサクだし!!」


爽「…ああん? 頭にMAKIGUSO乗っけた久保の絵… それに、何々?『麻雀部のコーチ久保貴子はスカトロマニアなんだし! しかもものすごいワキガの臭いがするんだし! 風越の鼻つまみモノだし!』・・・?」

尭深「ふむ… 高校生にもなってラクガキうんこですか… まあ、うんこの絵を描くことは気持ちを落ち着かせる効果があると主張する心理学者もいますけどね…」

爽「いや師匠! MAKIGUSOはもっと美しく描かないといけませんよ… 池田め、前言撤回だぜ…」 


74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 00:36:11.70 ID:Lsey3Gif0


池田「はあ・・・まだ気分が晴れないし… 少しゲームでもするし」


爽「今度はスマホを取り出して… ゲームを始めたぞ? んん? なんだアレ・・・?」


池田「ふん、ふん! ふんふん糞糞!!」ピコピコ


尭深「・・・あれは・・ 今流行りの、便器の中にうんこを投げ入れる新感覚シューティングゲーム『うんこポイポイ』・・・! ストレス解消にプレイする人が多いですが、このゲーム、実はけっこうクセモノですよ…」


池田「ふんふんふん! イケイケうんこ!!」ピコピコ

便器「……」スイッスイッ


爽「べ、便器が横に揺れてうんこをかわしてる・・・! なんだこれすげえイラつくぜ・・」


便器「……」モゾモゾ・・・ ズダダダダダダダダダッッ!!


爽「うおっ! 便器に足が生えて走り始めたぞっ!」


池田「待つしぃっ! うんこくらえしっ!」ダダダダッ!


75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 01:00:41.91 ID:Lsey3Gif0


便器「~♪ ~~♪」スタタタタタタタッ

池田「どこに行くんだし! 待てし!」ダダダダダッ


便器はとある雀荘の中へと走りこんでいった。
そして、池田もそのあとを追う…


バタンッ!


池田「わ、私の便器、どこまで行くんだし…!」ハアハア

ゆみ「やあ風越の、待っていたよ」

咲「池田さん、早く卓について」

衣「池田! 早く衣と遊ぼう!」


池田「・・・?? なんだお前たち、私は便器にうんこを投げ入れに来たんだぞ! 私の便器はどこだし!」


ゆみ「まあまあ、私たちと半荘打ったら、便器の場所を教えてあげるよ」

池田「ふざけるなっ! こっちは気が立ってるんだし! 邪魔するんならお前たちにもうんこを投げるぞ!」サッ


池田はうんこ袋に手を伸ばした。
しかし、その刹那・・・


ドドドドッ ドドッ!


池田「な!?」


頭上から無数の槍が降りそそぎ、池田の衣服を貫いて体を床にはりつけにしたのだ…


ゆみ「そのうんこ、取る必要なし・・・」ゴゴゴゴゴ

ゆみ「チャンカン… その投糞、成立せず!」カッ


76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 01:17:12.20 ID:Lsey3Gif0


池田「クッ…! 放せえぇ…!!」ジタバタ

咲「池田さん…」ユラリ

池田「み、宮永…?」

咲「うんこの我慢の限界を超えた高い山の上・・・ そこで花を咲かせるとどうなると思う?」

池田「?? な、何を言ってるんだし・・・」カタカタ

咲「峰に咲く、気高き茶色い花…! 菊門嶺上開花!!」ブアッ

池田「ぐああっっ!!」ドドドドドドッ


雨のように降り注いだうんこが、池田の体を埋め尽くす…


池田「んっぐっ! ぷっはああっ!」

衣「池田・・・ 闇のうつつを見せてやろう・・・」

池田「あ、天江・・・!」ハアハア

衣「食らうが良い・・・ 衣の究極奥義・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


衣「はいておらぬゆえ!」バッ


池田「げえっ!」


衣は自分のスカートをまくり上げ、尻を池田の顔面に向けた。


池田「あ、天江…! お前、パンツはいてないじゃないか・・・!!」ガクブル


77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 01:27:03.28 ID:Lsey3Gif0


衣「ふふふ… はいておらぬゆえ、わが菊門がよく見えるだろう…?」


池田の頭上でイキむ衣・・・ 徐々にそのかわいらしい菊門が口を開けていく・・・


池田「や、やめろしぃ! 私にそういう趣味はない!!」

衣「こ、昏鐘鳴の音が聞こえるか・・・?」ウムムムム・・・

池田「うううっ… やめてくれ・・・!」 

衣「わ、わが菊門が開くと共に・・・ おまえの命脈は… 尽き果てる!!」ブワアッ


池田「ぐああああああああぁぁぁっっ!!」



  ~GAME OVER~



78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 01:37:03.42 ID:Lsey3Gif0



爽「・・・ひでえ、ひどすぎる、なんつーゲームだよこれ・・・」カタカタ

尭深「…非常に教育的なゲームですね、これは…」

爽「は?」

尭深「うんこをブッかけられるなんて事は、日常生活ではまずありえないですからね… 毎日毎日、大量のうんこを受け止め続ける便器というものが、どれだけ偉大か… 身を以って知ることになります」

爽「そ、そうか… プレイしながら、トイレのありがたみを知ることができるのか… どんなうんこが来ようとも逃げずに常にドッシリと構えている便器・・・  FOOOOOOoooo!! カッコ良すぎだぜぇっ! BENKI!!」


79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 01:50:19.29 ID:Lsey3Gif0


池田「…ZZZ……」スピー


爽「い、池田の奴、便器に座ったままフテ寝し始めたぞ… 部活中じゃねえのか? 大丈夫か…?」


 コンコン


池田「んぐ…?」ムニャムニャ

?「華菜ちゃーん!」コンコン

池田「んあぁ、み、みはるん?」

未春「華菜ちゃん大丈夫? お腹痛いの?」

池田「いや、その… だ、大丈夫だし、今戻るし!」ガチャッ

未春「・・・華菜ちゃん・・、やっぱり泣いてたんだね…」

池田「!? な、なな…」アタフタ

未春「私には隠さなくてもいいんだよ。 部長になってから… コーチの当たり、キツ過ぎるもんね…」

池田「みはるん・・・」ウルウル

未春「でも、私はいつだって華菜ちゃんの味方だからね! 困ったことがあったら、いつでも話してよ?」

池田「み、みはる~ん!」ダキッ



80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 02:00:54.35 ID:Lsey3Gif0


爽「はあ、吉留さん、いい人だなぁ… マジ聖人…」ポワアアン

尭深「…ふふっ、それはどうでしょうね…」

爽「え?」


未春「……」ゴソゴソ


池田と入れ替わりでトイレに入ってきた未春は、しゃがんでトイレの仕切り部分に手を伸ばし、何やら、光る物を手に取った。


爽「・・・あれは?」

尭深「ふふふ、NOZOKIですよ・・・ トイレの仕切りと床のすき間に小型カメラを仕込む・・・ NOZOKI初心者がよく使う方法ですね」

爽「…?! ええっ? じゃあ、私たちは、NOZOKIの現場を覗いてるってことか…?」

尭深「珍しいことではありません。 NOZOKIの素人は、よくああやってトイレで動画の確認をするんです。 私に覗かれてるとも知らずにね・・・」ククク・・・


82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 19:54:10.74 ID:Lsey3Gif0


爽「ま、まさか私たちも覗かれてるんじゃ…」キョロキョロ

尭深「安心して下さい。 私はあらゆるNOZOKIの技を熟知しています。 NOZOKIの達人でも、私を覗くことはできませんよ」フフフ


爽「・・・し、渋谷さん、あなたは・・、 い、一体なぜ、トイレのNOZOKIをしているんですか・・・」


尭深「トイレを覗く理由…ですか…。 そうですね、私がNOZOKIをするのは、トイレこそは、人間の“真実”の一つである“変態性”が垣間見える場所だからですよ…」

爽「真実… 変態性…!」

尭深「そうです。この、偽飾や欺瞞に彩られた世知辛い社会の中で、トイレこそは、人間の、醜くも美しい真の姿が見える場所なのです。 ほら、見て下さい…」


未春「……」ポチポチ

未春「…ケッ、くそったれ… 落書きして、ゲームして、昼寝して、か… あーあ、華菜ちゃんがオシッコするとこ見たかったんだけどなー・・・」ハア

未春「まあ仕方ないか… ついでに用足しとこっと」ヌギヌギ


爽「へ…? 吉留さん、上の服を脱ぎ始めたぞ…?」

尭深「ふふ・・・ 変態の匂いがプンプンしますね・・・」


83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 20:03:11.73 ID:Lsey3Gif0


未春「……」ヌギヌギヌギ


未春はブレザー、スカート、靴下、下着を全て脱いで全裸になると、洋式便器の上にドッカと和式座りをした。


爽「…うっほう…/// ぜっぜんぶ脱いじゃった… さ、寒そうだなオイ…」

尭深「ほお… メガネだけは装着したまま… ツボはおさえていますね…」

爽「し、師匠…? 吉留さんは一体、何を・・・?」

尭深「見れば分かるでしょう…? 彼女はこれから“全裸うんこ”をするんですよ…」

爽「ぜ、全裸うんこ…?」


84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 20:09:10.79 ID:Lsey3Gif0


未春「ふうっ、よし…」クチュクチュクチュ


爽「オ、オナニー始めちゃいましたけど・・・///」

尭深「…!? これは… 一人エッチと全裸うんこのツープラトーン・・・!」

爽「…は?」

尭深「獅子原さん、ラッキーですね… ちょっとすごいモノが見れるかもしれませんよ…」ククク・・・


85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 20:34:55.25 ID:Lsey3Gif0


未春「はあはあ、華菜ちゃん華菜ちゃん華菜ちゃん華菜ちゃん・・・///」シュコシュコシュコシュコ


ほとんど無乳に近い未春の体は、全裸になるとまるで少年のようであった。

しかし、わずかに膨らんだおもちの中央には色素の薄い桜ピンクのNRN・・・ そしてぷっくりとした小さめのTKBが、未春の左手の指に刺激されてじんじんと膨らみ始めていた。

そして・・・ 未春の右手のほうは、異常な速さで股間を激しく上下にこすっていた。


爽「な、なんて手の動きだ…! 目で追えねえ……!!」

尭深「獅子原さん、…刮目してよく見るのですっ!」カッ

爽「し、師匠!?」

尭深「吉留さんは手だけを動かしているのではありません! 彼女の脚、そしてお腹を見るのです!」

爽「え、ええ…?」


よく見ると、未春の両足指はガッチリと便座をホールドし、その細くしなやかな脚もギュッと硬直して締まっていた。

そして、腹部はグッとわずかにへこんではゆるむ・・・ を繰り返していた。


未春「ヒッ ヒッ フー… ヒッ ヒッ フー…」


爽「ラ、ラマーズ法・・・! か、完璧なイキみだ… これは、すごいうんこが来るぞ・・・!!」ザワザワザワ・・・


爽は、巨大災害を察知した獣のようにザワザワと全身の毛を逆立て、プツプツと背中に鳥肌が立つのを感じていた。


尭深「・・・吉留さんは・・、性的刺激のエクスタシーと、排泄によるエクスタシー・・・ この両方を同時に体感しようとしているのですっ!」


86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 20:44:16.56 ID:Lsey3Gif0


爽「? マ、マジかいな…」

尭深「・・・獅子原さん、排便が気持ちいい行為であるということは誰もが知っています… そして、全裸になって、何もかもから開放された気分で行う排便というのは、至上の快感を伴うのです…」

尭深「さらに訓練をすれば、性的エクスタシーを凌駕する排便エクスタシーを得ることも可能です。 事実、乳幼児は排便時に常に性的エクスタシーに近い快感を得ているという研究結果があります」

爽「す、そ、それじゃあ、このまま、吉留さんは・・・!!」

尭深「そうです… 彼女はこのまま、“メガ・ディザスター・うんこ・エクスタシー”に達する筈です…!」


87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 21:00:22.31 ID:Lsey3Gif0


未春「ヒッ ヒッ フーッ はあはあ、華菜ちゃん、華菜ちゃん…」シュコシュコシュコシュコシュコシュコシュコ


未春の右手の動きはさらに激しさを増し、額からは玉のような汗が浮かんできた。


爽「すすす、すげえええぇ……!!///」

尭深「…限界が近い… キますよ・・・!」ザッ


NOZOKI魔二人は画面を見ながら身構えた。

そして、ついに・・・


未春「はあはあはあ… あっ!」ピタリ


激しく動いていた未春の右手が止まり、体が大きく後ろにのけぞり、メガネの奥の澄んだ瞳の中で火花が散った。



未春「・・・あっはああああああああああぁぁぁ―――――――ッ―――んんんんんんぅぅぅぅうぅぅ―――――っっっ!!!」モリモリプッシャアアアアアアア―――ッ



涙、汗、鼻水、よだれ、おしっこ、愛液・・・ 全身の穴という穴から水分をほとばしらせながら、未春は排便した。


爽「お、お、おおおおおぉぉ・・・・!!」


その瞬間、爽の目には、未春の全身が光り輝いているように見えた・・・



88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 21:16:37.20 ID:Lsey3Gif0






爽「……」ポケーッ

尭深「獅子原さん、大丈夫ですか…?」

爽「あっ、は、はひ… す、すごいモノ見ちゃいましたね…」ハハハ

尭深「そうですね…」(くっくっく… 思わぬハーベスト… 今のシーン、かなりの高値が期待できますね…)ムフフ


爽「…うっ」ズキッ

尭深「…どうしました? 獅子原さん…」

爽「あ、いや、なんか、突然、頭痛が・・・ うっ!」ズキッ


…『おま… な… て… …だ!』

爽「…ん?」

…『い… す… や… な…い!』

爽(? …幻聴が、聞こえる…)

…『さ… わ… ん… た… に!』

爽(こ、この声は・・・)


その時であった。


 ガチャッ


爽「!!!」

尭深「おや、本命登場… ですね…」


美穂子「……」


ついに… 風越女子のトイレに! 女神・福路美穂子が現れたのである・・・!!



89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 21:23:36.89 ID:Lsey3Gif0


爽「み、美穂子サン…!!」


美穂子「・・・ふう」クイッ  スッ


爽「あっ、うおっ あえっ?!」


美穂子はなんのためらいもなく、ブレザーをたくしあげてスカートのホックをはずした。


尭深「ふふふ… 福路さんもどうやらうんこをするようですね…」


90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 21:31:28.50 ID:Lsey3Gif0


美穂子「……」スーッ


続けて、美穂子はファスナーを下げ、スカートの両サイドに手をかけた。


爽「あ、あば、あばばばば・・・!」=3=3

尭深「ふむ… この位の丈なら、スカートはたくし上げて用を足す子がほとんどなのに… 彼女はきちんと脱ぐんですね…」


しかし・・・


美穂子「…あら?」ピタリ


スカートをおろそうとした美穂子の手が止まり、顔がこちらを向いたのである。


91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 21:41:41.21 ID:Lsey3Gif0


爽「・・・!!」


爽は画面の向こうの美穂子と目が合ったような気がした。


美穂子「……」ジィーッ


爽「し、師匠、こ、こっちジッと見てますよ? カ、カメラに気がついたんじゃあ・・・」

尭深「いや、そんな、バカな… そんなこと、絶対にないはずです」


美穂子「……」ミギメパカーッ


閉じていた美穂子の右目が開かれ、その青い目はパソコンのディスプレイの向こうで妖しく光り輝いた。


爽「み、み、見えてますって! やべえってこれ!!」

尭深「落ち着いてください。 肉眼で私の設置したカメラを見破るのは不可能です。 何か… 気配のようなものを感じ取っているようですね…」


92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 21:48:55.36 ID:Lsey3Gif0


美穂子「……」ジィ――ッ…


まばたきもせずこちらを見てくる美穂子。
爽は蛇ににらまれたカエルのように、その視線にとらわれて凍りついたように身を固くしていた。
心臓の音だけがドクドクと聞こえてくる。


美穂子「……」スウッ


10秒ほど青い目でカメラの方を見ていた美穂子だったが、ゆっくり右目を閉じた。


美穂子「・・・何かがいるような気がしたのだけど… 気のせいね…」ヌギヌギヌギ


93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 21:58:37.19 ID:Lsey3Gif0



美穂子「……」スルッ


爽「おっほおおおっお・・・!!」ハアハア=3=3


ついに美穂子がスカートを脱ぎ、その美しい白い上腿があらわになった。

ブレザーの下にピンクの下着も見える。


爽「は、はあっ、 はあはあはあはあ…」

尭深「…ちょ、ちょっと獅子原さん、画面から少し離れて下さい。 見えませんよ…」


94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 22:09:08.20 ID:Lsey3Gif0


美穂子「……」オリオリ


美穂子はスカートを丁寧に折りたたむと、荷台の上に載せた。


爽(つ、ついに… ついに…! 女神のうんこが、わが眼前にぃ・・・!!)ハアハア

爽(わ、私の、積年の想いがついに成就する…!)ハアハア

爽(今こそ… 今こそ! 私の持てる全ての力を駆使して、女神のうんこを脳内に焼き付けてやるぞ…!)カッ


爽は大きく目を見開き、心のRECボタンをONにした。


爽(私の… 私の脳内の全ての記憶が無くなってもいい! 女神の・・・女神のうんこシーンを、完璧に… 完璧に保存してやる!!)


しかし…


爽「うっ!?」ズキイィッ!


先ほどの、原因不明の頭痛がまたもや爽を襲ったのである・・・


95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 22:38:08.16 ID:Lsey3Gif0


 ズキッ ズキッ ズッキイイ・・・ッ

爽(い、い、いてえぇ…! ちきしょう、もう少しで女神のうんこだっつーのに、なんだこの頭痛は…?)


…『さ… お… き… え!』

爽(う… またあの幻聴…)

…『さ… き… つ… く… …い!』

爽「くっ、あああもう! うるさいうるさいうるさいぃ!!」


爽は両耳を閉じ、目をつぶってしゃがみこんだ。

だが…


『おまえ・・・います・・・・さわやさ・・なにや・・・ぐや・・・んわたし・・・って・・・めな・・しんじて・・・んだ・・・さい・・たのに・・・・・!!』


幻聴はどんどん多くなって、いろんな声が混ざり合って爽の脳内に響いてきた。


爽「くっう、うう・・・!」


そして・・・


…『・・やて・・・! な・・って・・・・ヤ・・・―ォ・・・・!』

…『さわ・・めえっ! なにや・・・だバカ・ロ―・・・ォッッ!!』



揺杏『爽てめえっ! 何やってんだバカヤロ―――ォォッッ!!』カッ!



96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 22:48:58.37 ID:Lsey3Gif0


爽「!?」パチッ


爽が目を開けると、そこには閻魔大王のような凄まじい憤怒の形相の揺杏が立っていた。


爽「ゆ、ゆ、ゆあn…」

揺杏「てめえええぇ! ついにヤラかしやがったなあ・・・!!」クワッ

爽「は、は、はま、はま・・・」パクパク

揺杏「犯罪だけは犯さねえと思ってたのに… 私が間違ってた! 爽、今すぐここで死ねえぇぇっ!!」

爽「ふひっ、はひっ… ゆ、ゆるしてくんろ、ゆるしてくんろ・・・」ペコペコ

揺杏「変な方言でしゃべったって許すわけねーだろうがぁ!」


97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 22:56:39.61 ID:Lsey3Gif0


爽「ふ ふう、ふう・・・ ゆ、揺杏、てめえ… また私の脳内に…」

揺杏「私だけじゃねえっ。 みんなお前のこと心配してここに来たんだよっ!」

誓子「爽、あんた・・・ なんてことしてんの・・・!」ワナワナ

成香「ま、まだ間に合いますよ爽さん… のぞきなんてやめて下さい!」

ユキ「爽さん… 私以外の女に… 何してるんですか・・・?」ゴゴゴゴゴ・・・


爽「み、みんな・・・」


98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 23:05:13.22 ID:Lsey3Gif0


誓子「爽、今すぐその学校を出なさい! その渋谷って女の正体は恐ろしい魔女よ!!」

爽「・・・い、いやだ… め、女神のうんこが、もう少しで見れるんだ…」

揺杏「ああ? てめっ! 本当にここで死ぬかぁ?!」グイッ


揺杏は爽の胸倉をつかみ、空中に吊るし上げた。


揺杏「すぐに学校出るか、ここで死ぬかどっちか選べぇっ!!」


爽「くっ、ぎぎっぎ………!!」ギリギリ


99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 23:16:22.64 ID:Lsey3Gif0


揺杏「おう! 早く答えろよ爽…」

爽「わ、わたしは・・・!」ギリギリ

爽「どっ、どちらも選ばねえっ!」ギリギリギリ

揺杏「… 何ィ …?」


爽「ふうう・・・・」スウウウウウ・・・


爽「うんどぅばわあああああああああああぁぁぁっっっ!!!」ブワアアアアアア―――――ッ


揺杏「!!」


爽の体から・・・、突如、地獄の業火のようなオーラが出現し、それは、揺杏たちを焼き払うように消し去ってしまった。


爽「私はあっ!」

爽「絶対に!!」

爽「女神のうんこを見るんだぁっ!!」クワアッ


100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 23:21:17.00 ID:Lsey3Gif0


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー

爽「あだばでぃやああああああああぁぁぁぁっっっ!!!」カッ

尭深「!?? し、獅子原、さん…?」


爽「はあっ はあっ はあっ・・・・!!!」


揺杏たちを振り切った爽は、立ち上がって再び食い入るように画面を見つめた。

その両目からは、血の涙が吹き出ていた。


101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 23:29:22.60 ID:Lsey3Gif0



美穂子「……」スッ・・・


爽「ぬ…!!」カッ


爽は血をぬぐい、充血した目で画面を凝視した。

美穂子が、ついにショーツに手をかけたのである…!


美穂子「……」スルスル


爽「おっほおおおぅおおおぅ・・・!」ハアハア=3=3


ゆっくりおじぎをするようにしてショーツをおろす美穂子・・・

そして・・・


爽「はうっ!」=3=3


爽の目に、美穂子の美しい白い臀部が飛び込んできた。


しかし・・・ その時であった・・・


102: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/24(月) 23:34:38.15 ID:Lsey3Gif0


 バッチ―――――ンッ!!


尭深「え!?」


尭深は、突然何かが弾けるような音を聞いた。


・・・それは、興奮のあまり、爽の脳の神経が3000本ほどいっぺんに切れた音だった。


103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/25(火) 00:02:44.88 ID:R00ehAog0


爽「ぼっ で ぃっ しゃ ああ ああ?あぁ‘ああ@ああ*あぁぁぁっっ!!」ズッゴォォーンッ!

尭深「ぶっ!!」


次の瞬間、爽は尭深に強烈な右エルボーを決めていた・・・

尭深は、鼻血を噴き出して失神し、床に倒れ臥した。


爽「ご っでぃ ば うぁあ ああ あ$あ>あ ああ%あ ぁぁぁぁっっ!!」ボグッシィ――ッ!


そして、美穂子が便器に座ろうとしているところを映していたパソコンに凄まじいアッパーを決め・・・ パソコンは、天井に激突してバラバラに砕け散った。


爽「FOOOOOOOOOOOOOOOUUUUUUUUuuuuututuッッ!!!!」ズダダダダダダダッ


爽はそのまま特活室を飛び出し、となりの女子トイレに駆け込んだ。


爽「しゃ ら っぼ わあ ああぁu ぁぁnああk あああ★あoぁぁぁっっ!!」ビヨーン


爽は幅跳びの選手のように跳躍し、美穂子が入っている個室のドアの上にしがみついた。


美穂子「!?」


爽「ふんぬふんぬ、どぅっりああああああぁぁっ!!」ストーンッ


そして爽はドアをアッという間によじ登り、便器に腰掛けている美穂子の前に、スーパーマンのように降り立ったのである。



  爽「トントントントン、トイレマァァ―――――――ンッッ!!!!!」




104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/25(火) 00:26:32.86 ID:R00ehAog0






未春「えっ、あの日のこと、ですか・・・?」

未春「はい、はい… ええ、私はトイレを出て、部室に戻るところだったんですけど、突然獅子原さんが奇声を発しながら現れて、トイレの中に飛び込んでいったんです」

未春「そしたら、中から・・・ その、なんていうんですか、ボカッとかべチッとかいう音じゃなくて、 ゴシャッ とか グチャッ とか、何かがつぶれるような音がしてきたんですよ・・・」

未春「とにかく、そういう変な音が響いてきて、しばらくすると音がやんで、シーンとなったわけです」

未春「それで… 私怖かったんですけど、何があったのか気になって、おそるおそるトイレをのぞこうとしたら、キャプテンが出てきたんです」

未春「はい… いえ、全然、何事もなかったかのようにニコニコしながら出てきて、こう言ったんですよ」

未春「『吉留さん、トイレにケガしてる方がいるから、ちょっと、救急車を呼んでもらえるかしら?』って・・・・」





※渋谷尭深・・・顔にケガを負ったが、誰にもバレることなくカメラを回収し、自力で撤収。

※獅子原爽・・・全治2ヶ月の重傷。 龍門渕病院に入院。


次回、 ~長野龍門渕「スーパーゴージャスウルトラデリシャスリッチプレミアムトイレ」の巻~ に続く・・・



108: >>95 ちょっと訂正… 2014/11/30(日) 22:48:46.06 ID:dVVcY+Vx0


 ズキッ ズキッ ズッキイイ・・・ッ

爽(い、い、いてえぇ…! ちきしょう、もう少しで女神のうんこだっつーのに、なんだこの頭痛は…?)


…『さ… お… き… え!』

爽(う… またあの幻聴…)

…『さ… き… つ… く… …い!』

爽「くっ、あああもう! うるさいうるさいうるさいぃ!!」


爽は両耳を塞ぎ、目をつぶってしゃがみこんだ。

だが…


『おまえ・・・います・・・・さわやさ・・なにや・・・ぐや・・・んわたし・・・って・・・めな・・しんじて・・・んだ・・・さい・・たのに・・・・・!!』


幻聴はどんどん多くなって、いろんな声が混ざり合って爽の脳内に響いてきた。


爽「くっう、うう・・・!」


そして・・・


…『・・やて・・・! な・・って・・・・ヤ・・・―ォ・・・・!』

…『さわ・・めえっ! なにや・・・だバカ・ロ―・・・ォッッ!!』



揺杏『爽てめえっ! 何やってんだバカヤロ―――ォォッッ!!』カッ!



109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/30(日) 23:10:15.40 ID:dVVcY+Vx0


<その11 ~長野龍門渕「スーパーゴージャスウルトラデリシャスリッチプレミアムトイレ」の巻~ >



憩「わっ うぅ! くっちゃいですねもーぅ!」


長野県安曇野市の龍門渕病院308号室、看護実習生荒川憩は小さな悲鳴をあげた。


爽「ご、ご、ごめんな憩ちゃん・・・///」


ベッドに横たわり紙オムツを御開帳されているのは、やはり獅子原爽である。

女神の鉄槌により全治2ヶ月の重傷を負い、包帯グルグル巻きの寝たきり患者となった爽は、自力でトイレに行くことはできず24時間紙オムツを装着しているのだ。


憩「じゃ、洗っていきますよーぅ」シュコシュコ

爽「あへほぅ……///」=3=3


憩は爽のうんこまみれの紙オムツを回収してきれいな紙シートを敷くと、爽の臀部にぬるま湯をかけて洗い始めた。

もう5日も爽の下の世話をしている憩の動きは手慣れたものである。


爽(ほへ… 気持ちいいお…)ポケー

爽(女神のうんこは結局見れなかったけど… こんなカワイイ子にうんこ処理してもらえるなんて、役得役得…///)グッフフフ


爽「憩ちゃん… 今日のパンツは何色かなー・・・?」ピラッ

憩「爽さん! んもぅ! 紙オムツのまま外にほっぽり出しますよぅ!」


110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/30(日) 23:21:52.22 ID:dVVcY+Vx0


爽「憩ちゃん・・・ 退院したら、一度デートに行こうな?」

憩「まったく… オムツ交換されながらナンパする人なんて、爽さんくらいのもんですよーぅ?」

爽「ええやんかええやんか~」

憩「関西弁つこうてもダメなものはダメですよぅ!」


?「ちょっと、憩さん! 臭すぎてマジで死にそうなんだけど! 何とかしてよ!」


爽「んだよ… うっせぇな…」

憧「あんたねぇ! 今何時だと思ってんの! 午前2時よ!」

竜華「ほんまや! オムツ交換の度に臭すぎて眠れなくなるこっちの身にもなってや!」

和「一日6回もオムツ交換してもらってるのに、毎回うんこ出すなんて・・・ SOA。 それにこの異常な臭さ、本当に人間から出てる臭いなんですか・・・?」


111: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/30(日) 23:37:29.30 ID:dVVcY+Vx0


308号室は4人部屋で、爽以外に憧、竜華、和の3人の患者がいた。
3人とも拘束衣を着せられ、かわいそうに、ベッドに縛りつけられている。


憧「身動きできないから、鼻もつまめないし、この激臭から逃げられないのよぉ! なんで私、縛りつけられなきゃいけないの?」

憩「この部屋は、強姦未遂とスカレズの容疑で逮捕された人たちだけが集められている特別な病室なんですよーぅ。 ケガで動けない爽さん以外はみんな、拘束衣着用が義務なんや」

憧「す、スカレズって何よ! わ、私は… シズが山の中でNOGUSOしてるとこたまたま見ちゃって、ムラムラきて気が付いたら襲っちゃってただけよ! 一時の気の迷いだってぇ!」

和「…私は、咲さんをホテルに連れ込んでオシッコを採取して匂いをかいでいただけなんですが…」

竜華「私なんか、怜が便秘で苦しんどったから、素手でうんこ引っ張り出そうとしただけやで? なんも悪いことなんかしとらん!」

爽「私だって、女神のうんこをGETするために個室に飛び込んだだけだぜ。 強姦なんかするわけねーって・・・」


112: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/30(日) 23:47:06.30 ID:dVVcY+Vx0


憩「はいはい、加害者はみんなそう言って自分を擁護するんですよ。 理事長の許可がおりるまでは、外出は認めませんからね、そのつもりで大人しくしてて下さいよーぅ」


 バタンッ!


透華「皆さんごきげんよう! そのことでちょっと話したいことがありますわ」

憩「り、理事長代理!」

透華「あなた方は全員、インハイ出場校のメンバーでしょう? 衣の遊び相手になって下さるなら、外出を許可しない事もないですわ」

一同「「「「!!」」」」

透華「ここの4人で半荘だけ打ってみなさい。 そこでトップになれた方に、外出の許可を出してさしあげましょう」



113: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/30(日) 23:55:36.82 ID:dVVcY+Vx0


ということで・・・
急遽雀卓が用意され、3人の拘束衣が一時的に解かれ、爽も憩に介助してもらいながら車イスで卓に向かった。


憧「な、何がなんでもトップになってやる・・・!」ギラッ

和「憧、ここは譲れませんよ。 咲さんが私を待っているのです」カッ!

竜華「私がいなきゃ怜は何もできんのや… フルパワーでトップ取ったるでぇ…」ゴゴゴゴゴ・・・

爽「……(外出できれば、憩ちゃんとデートして、あんな事やそんな事も・・・)」グッフフフフフ


114: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/01(月) 00:04:52.61 ID:0azQ5oV/0


対局開始


爽(オシッコを・・・ 便器の的に当てるように・・・ 狙いすまして撃つ!)

爽「ロォォン! 2000!」

憧「うっ・・・!」


爽「チー!」カッ

爽(私は… 本気を出せば、疾風のような速さで排便を済ますことができる…! 速攻だ! 早便! MAX!!)

爽「ロン! 5800ぅ!」

和「……はい」ジャラ


爽(ウン気よ・・・! やって来い!! 巨大なうんこも押し流す激流で、奴らを殲滅するのだ・・・!!)

爽「ツモォッ! 2700オール!!」

竜華「・・・ふん」


115: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/01(月) 00:16:37.03 ID:0azQ5oV/0


しかし・・・


憧「あっ、それっ! ロン! 3900!」

爽「・・・チッ」

和「ロン… 跳満12000です」パララ

爽「……うっげぇ…!」

竜華「それ、ロンや。 タンヤオ門前三色ドラ3… 18000!」

爽「あじゃぱぁっ!」=3=3


爽は、序盤は健闘していた…
しかし、インハイで2位と3位、そして全国ランキング2位の超強豪校のポイントゲッターたちが相手では、さすがの爽も分が悪かった。


オーラス

憧・和・竜華→33000点

爽→1000点


爽(ぐっぎぎぎぎぎ・・・!)

憧・和・竜華(((ここで和了れば、トップ・・・!!)))



120: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 20:42:23.26 ID:rnhuFItD0






憧(追いついた… ふう… 和も竜華さんも、私よりは格上の相手… このオーラス、速攻で和了る・・・! IQ180の私の脳ミソ… 今こそフル回転よ!)クワッ

和(冷静に冷静に… ミスなく、最速で和了るだけです。 光翼の天使“のどっち”降臨――!)ピカーッ

竜華(ここ最近ヒザマクラしとらんかったから、枕神トキちゃんは使えへんけど… 私にはこれがあるっ! 清水谷竜華の最高状態・・・“無極点モード”発動――!)ゴオオッ


爽(オーラス… 残り千点ねえ… 笑うしかねーなこりゃ…)

爽(しかし… まだあきらめねーぜ… 幸い私はラス親…!)

爽(和了り続ける限り… 負けることはねえ! とにかく超速攻だ!)ブワアッ


121: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 20:49:43.23 ID:rnhuFItD0


爽「それポォォォンッ!」

爽「うぉっ! ロ、ロンロン! 6800!」

憧「は? ・・・うっざいなぁ・・」


爽「一本場… チィィィーッ!」

爽「はい来たぁ! ロン! 5800の一本場は6100ぅ!」

和「…あきらめの悪い人ですね……」


爽(よっしよっし… ここに来てツモが良くなった…! 普段の私の行いがいいからだな…!!)イッシシシ


122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 20:56:47.12 ID:rnhuFItD0


南四局 二本場


憧「チー!」

憧「ポン!」

憧(よしっ、張った… 二、五、八萬待ちの三面張… 絶好の待ち…! ツモでもロンでも一発逆転トップよっ!)


爽(・・・新子の奴、テンパッたか…? 私も二萬を捨てれば、親満をテンパイできるけど・・・)


123: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 21:04:23.87 ID:rnhuFItD0


憧「……(カモンカモンカモンカモンカモン!)」ゴゴゴゴゴ


爽(・・・新子が鳴いたのは萬子と中… 河を見るに、やっぱり萬子で染めてる…? くそったれ、二萬は危険牌だな…)

爽(……)

爽(くくく…)

爽(ここは、使うしかねえよな… アレを…)

爽(公式戦では一度も使ったことないけど、ここならいいよな・・・?)


124: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 21:12:12.17 ID:rnhuFItD0


爽(・・・新子の奴の目線は、大体自分の手牌に行ってる… こいつにバレるこたぁねえだろ…)

爽(原村は… 無駄なく全体を把握してるみてーだけど… 私が牌を捨てるところをジッと見てるわけじゃない…)

爽(清水谷は… さっきから目の色が変わってなんだかよく分かんねーけど… やはり捨てるところは見てねーな… このメンツならイケるぜ・・・!)

爽(魅せてやる… 私の芸術的なイカサマを・・・!)


125: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 21:18:39.20 ID:rnhuFItD0


憧「ちょっと何やってんのよあんた、早く牌捨てなさいよ!」

爽「ん? まあ、焦んなって・・・」クイッ


爽は少しだけ体を左に傾け、尻の右側を浮かした。

そして…


 ボッフゥゥッッ!!=3=3


雀卓が揺れるほどの屁をこいたのである…


126: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 21:23:39.19 ID:rnhuFItD0


和「!!」

憧「ひゃっ!」

竜華「…!」


そして・・・!


爽「ほいっ とおらばリーチ!」カチッ!


127: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 21:30:27.10 ID:rnhuFItD0


爽「ほらっ、捨てたぜ」

憧「うぅっ くっさぁ… あんたなんてことすんのよっ!」

爽「しょーがねーだろ生理現象なんだからさ。 そんなことより早くツモってくれよ。 それとも、その牌で和了るか?」

憧「……!」


憧は、爽の捨てた牌を確認した。


 八筒


憧「・・・ん?」

和(…おや?)

竜華「……」


128: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 21:49:02.53 ID:rnhuFItD0


憧(・・・? なんか違和感ある… こいつ今何かした…?)

爽「おーい、ツモッてくんねーと進まねーんだけど」

憧「わ、分かってるわよ!」チャッ


爽(……)

爽(うぷぷぷっ! 甘すぎだぜこいつら!)

爽(私は… 児童館で麻雀やってた小学生の頃、家でイカサマの練習ばっかりやってたんだ…)

爽(クリーンな麻雀しか知らねー清純な女子高生が見破れるわけねーっ!!)クッククク・・・


和(……変ですね…)

和(獅子原さんの、六巡目に捨てた牌は八筒だった筈… それが、二萬になっています…)

和(…そして、今捨てた十巡目の牌が八筒… よく分かりませんが、どうやらイカサマをしたようですね…)

和(…しかし、もしここでイカサマを指摘したとしても、下手をすると憧が和了ってしまうかもしれません)

和(ここは… 少し黙って様子を見ましょう)チャッ


竜華(………)


この時、爽は… イカサマの一種“弾き”を使ったのである…
危険牌の二萬を持ち、捨てる時に、素早く六巡目に捨てた牌に当ててすり替える…
そしてそのまま六巡目の牌を十巡目にすべらせ、八筒を捨てたように見せかけたのだ。

爽のイカサマは指摘されることなく、場は進んでいった…


129: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 21:58:26.66 ID:rnhuFItD0


南四局 二本場 十二巡目…


 チャッ

爽(…おっしゃ!)


牌をツモった爽は思わず口角を上げた。


爽(五筒… 親満ツモった…! これで4200オール… 2位に浮上だぜっ!)


しかし、その時…


?(へいへいへい、爽、それじゃあめぇーんじゃねーのか?)

爽(あん? お前は・・・)


爽の脳内に、いつものアイツが現れたのである…


130: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 22:14:52.28 ID:rnhuFItD0


爽「なんだぁ揺杏、また私の邪魔する気か?」

揺杏「ちげーよ、窮地に立たされてるみたいだから、ちょいとアドバイスしてやりに来たんだよ」

爽「は? お前が私に麻雀のアドバイス? 鼻で笑っちまうな…」

揺杏「ふん、まあ聞けよ。 ここで親満ツモっても2位だろ? 次の局で誰かに和了られたらオシマイじゃねーか」

爽「・・・そりゃそうだけど、だからって何を・・」

揺杏「ここで一気にトップに立つ方法があるじゃねーか!」

爽「は…?  あっ!」

揺杏「…気付いたみてーだな」

爽「・・・揺杏・・、おぬしもワルよのう・・・」ヌッフフフフフ

揺杏「いえいえ、それほどでもございませんよ… じゃ、うまくやれよ」シュウウウウ・・・


131: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 22:24:07.40 ID:rnhuFItD0






爽(そうだよ… なんで思いつかなかったんだ…)

爽(若干のリスクはあるが… 次の局に賭けるより、ここで一気に決めた方がダンゼン勝率は高い…!)

爽(今の私の点数は13900… 新子は26200、原村は26900、そして清水谷が33000だ…)

爽(ツモっても清水谷には届かねえけど、直取りすれば全員をまくって一気にトップに立てる…!)

爽(なぜなら、幸い、清水谷は11巡目でリーチをかけてきてる… そして私には、奴にロン牌をつかませる方法がある
!)


爽はツモ和了りを宣言せず、五筒を手牌に入れ、予めこっそり余分に握りこんでおいた牌を捨てた。


132: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 22:34:54.64 ID:rnhuFItD0


南四局 二本場 十三巡目…


爽(うっし… 何事もなく私に回ってきた…!)ギュッ

爽(…3人とも自分の手牌を見てる… よしっ! イケる!)サッ


爽はさきほどツモった五筒を握りこむと、山に手を伸ばした。

そして、素早く二つ牌をつかみ、対面の竜華のツモ牌に五筒を仕込んだのである。


憧「…」

和「…」

竜華「…」


爽(・・・よしっ、これで、誰も鳴かずに清水谷に回れば、私の勝ちだ…!)


ツモってきた二つの牌のうち一つを捨て、一つは握りこむと、爽はほくそえんだ。


133: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 22:43:15.99 ID:rnhuFItD0


憧「……」チャッ カチッ


爽(うっしゃ! 新子は和了らず… そして原村も清水谷も動けず… 決まったぜ! 清水谷、さっさと五筒をつかめよ!)グヒヒ


竜華「……」チャッ

爽(カモンカモンカモンカモンカモン・・・!)

竜華「……」カチッ


爽「ロッ! …あれ?!」


竜華「…なんや、どうしたんや」

爽(は? へ? ふ?  何これ・・・?)


竜華の捨て牌・・・

それは、五筒ではなく四筒だったのである。


134: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 22:47:58.69 ID:rnhuFItD0


爽(・・・な、なんでなんで? 確かに五筒を仕込んだのに… どうして四筒になってんだ?)


和「…獅子原さんの番ですよ、早くして下さい」

爽「え? あっ、はい…」チャッ

爽(七索…? いらねえよくそっ)カチッ



「ロン」



135: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 22:55:32.25 ID:rnhuFItD0



爽「…は?」

竜華「ロンや。1300。 終局やな…」パララ

憧「ああぁっ、もう!」ガックシ

和「……一歩及びませんでしたか…」


爽「・・・???」

竜華「なんや獅子原、何か言いたいんか?」

爽「…お前… 五筒はどこだよ…」

竜華「五筒? 何言っとるんや?」スウッ


竜華はしゃべりながら、目線を自分の河へ落とした。

そこには…


爽(…! 五筒が捨ててある…!?)


136: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 23:08:47.33 ID:rnhuFItD0


爽(・・・マジか? こいつ… 五筒をツモってくる時に、河にあった四筒とすり替えたんだ・・・! ひ、拾い技は相当高度なイカサマだぞ・・・ それを、こいつが…?)ギロッ


竜華「…サマを使ったんはあんたが先やろが…」ボソッ

爽「…!」

竜華「十巡目の弾きもまる見えやったで… あんたのはしょせん子供の遊びや」

爽「なにぃ…?」

竜華「私はな、セーラと中学の頃から、イカれた雀ゴロが集まる雀荘で打ってきたんや… サマで私を出し抜くなんて不可能やで」



終局

 1位 清水谷竜華 34300点
 2位 原村和   26900点
 3位 新子憧   26200点
 4位 獅子原爽  12600点



透華「トップは清水谷さんですのね。 早速明朝、私の館まで来て下さいまし!」



137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 23:15:40.52 ID:rnhuFItD0






翌朝、竜華は拘束を解かれ、病室を出ていった…


しかし、その翌日


 ガチャッ


透華「ごきげんよう! 今度は原村さん、あなたが衣の相手をして下さる?」

和「? …はい」


そしてそのまた翌日・・・


透華「新子さん、今度はあなたが衣の相手をして下さい」

憧「……」



138: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 23:21:00.26 ID:rnhuFItD0



爽「…なあ憩ちゃん、3人とも病室出てって戻ってこねーけど、あのまま開放されたんかな?」

憩「ちがうで。 3人ともちょっと精神を病んでしまってな、別の病棟に移ってるんや」

爽「へ・・・?」


 ガチャッ


透華「…獅子原さん、あなたの番ですわ」

爽「…お、おう……」



139: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 23:34:44.09 ID:rnhuFItD0


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龍門渕邸


衣「ロン、12600・・・!」

爽「いやあぁぁぁん!!★」=3=3

衣「キャラを変えてもムダだぞっ! さっさと点棒をよこせっ!」


爽「もへ… いつまで連荘するんだよ… 全然勝てないお…」ナミダメ

一「いや、そんなことないよ。 10半荘で1~2回は衣を上回るようになったじゃん。 これはすごい事なんだよ?」

爽「…そなの?」

衣「サワヤは前の3人よりずっと金剛不壊にできてるな! さぁもう一回やるぞ!」

爽「へいへい…」


140: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 23:43:18.24 ID:rnhuFItD0


一「ねーねー純くん、ボクそろそろ仕事しなきゃだからさ、衣の相手代わってよ」

純「…いや…… オレは今忙しいんだって…」カキカキ

一「? まだ美術の課題やってんの? また似顔絵?」

純「いや、違うよ。 今回は、その…///」

一「なになに見せてよ」

純「あっ ちょっ まっ・・・」

一「!!??」


純が画用紙に描いていたモノ・・・

それは、似顔絵などではなく、巨大な一本グソだったのだ。


141: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/07(日) 23:49:24.97 ID:rnhuFItD0


一「なっ なっな・・・?」

純「……」

一「っっだっははははははははははぁっ!! なにこれ! なにこれ!! なにこれぇっ!! うんこ! うんこだうんこ!! ねえねえともきー! 純くんうんこ描いてるよ!」ヒーヒー

純「うるせぇ! しょーがねーだろこれが課題なんだよ!」


142: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/08(月) 00:06:08.89 ID:SU9otXDD0


一「課題? うんこ描くのが課題なの? だはっ だははははははっ! イカれてるねその教師!!」ゲラゲラ

純「国広くんのクラスはまだなのか… まあ聞けよ…」


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龍門渕高校美術室


純「は!? う、うんこ??」


新任美術教師赤土晴絵の一言に、純のクラス2年B組の生徒たちは、全員自らの耳を疑った。


晴絵「そうだ、うんこだ」

純「う、うんこってその・・・ トイレでする… うんこですか?」

晴絵「それ以外に何がある。 いいか、全員、一週間以内に自分のうんこの絵を描いてきなさい。 それが今回の課題だ」


143: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/08(月) 00:22:58.43 ID:SU9otXDD0


晴絵「やり方は、リアルうんこを見ながらじゃ臭いから、まず自分のうんこの写メを撮る。 そして、写真を見ながら鉛筆でデッサンし、コンテかパスで色をつけるんだ。 できる限り写実的に描くんだぞ」

純「あの、な、なぜ、うんこを・・・?」

晴絵「なぜかって? ふう… お前たち… 思い出してもみなさい。 今まで、花だの木だの人の顔だのを描いてきたんだろうが、そんなもの、丁寧に書いて誰かに見せたところで、『ふーん…上手だね』なんて冷めた目で褒められるだけだったろう?」

純「……」

晴絵「たいていの人間は、美術に対してそれほど興味はもってないんだ。 花や木をどんなに上手に描いたって、そこまで人を感動させることなんかできないさ」

晴絵「しかしだっ! しっかり観察して丁寧に描いたリアルなうんこを見せたらどうなるか… 99%の人間は驚きおののき、爆笑したり、目を大きく見開いてマジマジとその絵を見つめたりするだろう… それほど、うんこというものは美術のモチーフとして優れているのだっ!」

純「は、はあ…」

晴絵「いいか、絵が全部そろったら、全員のうんこの絵を教室に貼る。 ・・・どうだ、最高に盛り上がると思わないか・・?」

一同「「「………」」」


何人かの生徒は既に白目を剥いていた…


144: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/08(月) 00:41:44.19 ID:SU9otXDD0


晴絵「お前たち… まだキツネにつままれたような顔をしているが… いいか、これはきちんとした美術教育論の上に成り立っている課題なんだ」

晴絵「うんこというものは、自分の内面の、最も素直な姿を現した物だ。 自分のうんこを描くことで、それぞれがまず自分のことを深く知る… そして、お互いのうんこの絵を見せ合うことで、クラスメイトのこともより深く知る… このようにして理解を深め合ったクラスというのは、とても寛容でほがらかな雰囲気になり、いじめなど絶対に起こらないクラスになるんだぞ」

晴絵「いいか・・・ 本当の芸術にタブーはない・・・! みんな、堂々とうんこを描けっ!!」カッ


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ーーーー


純「……てわけでさあ…」

爽「すげえ… その教師カッコ良すぎる…! レジェンドだ・・・!!」キラキラ

一「wwwwwwでかいねぇ! やっぱ純くんのうんこでかいねぇ! さっすが!!www」=3=3

衣「うむむ… 衣の3倍はある… 素敵滅法なうんこだな!」マジマジ

ともきー「すごい… ピクシブに投稿しよう…」パシャパシャ

純「ちょちょ、写真撮るなよ…///」


148: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/14(日) 23:27:45.78 ID:XHQOQPuc0


一「うっはぁ…ww うんこからエノキ出てるよ… 純くんっ!キノコはよく噛まなきゃダメだよ!www」ゲラゲラゲラ

純「・・・国広くんちょっと笑いすぎだぜ・・・」

一「…あ、ゴメンゴメン…ww でもさぁ、悪いけどこれはもう笑うしかないよwww」

純「国広くんだって自分のうんこ描くことになるんだぜっ!」

一「は? 何言ってんの、ボクがうんこなんか描くわけないじゃん」

純「いや、描かねーと美術の単位もらえないぞ?」

一「そんなのゴーストライターのハギヨシさんに適当に描いてもらうよ。 うんこなんか人に見せたいわけないじゃない。 自分のうんこ観察して描くなんてバカげてるよ」


 バタンッ!


透華「一! それは違いますわ!」バーン

一「と、透華・・・?」


149: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/14(日) 23:41:20.33 ID:XHQOQPuc0


透華「赤土先生は私が呼び寄せたんですのよ。 奈良の学校で問題を起こしてクビになっていたのを、私が拾ってさしあげたんですの」

一「へ…? 赤土さんって確か阿知賀の監督で、ここにも一回来たことあるよね…? あの人、拾ってもらったくせに、生徒にうんこ描けとか言ってんの…?」

透華「良いじゃありませんの。うんこは全ての人にとって最も身近な存在なんですから。 描かない方がおかしいですわ」

一「い、い、いや、いやいやいや!あんなキモいものわざわざ描いて見せ合うなんてどうかしてるって!」

透華「一・・・ 私は、本当に聡明な方で、うんこをバカにする人はいないと思ってますわ」

一「・・・はぁ?」

透華「なぜなら、うんことは、“気高き勇者のなきがら”にほかならないのですから・・・!」


150: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/14(日) 23:49:41.69 ID:XHQOQPuc0


一「ゆ、勇者…? うんこが勇者? どうしちゃったの透華…?」

透華「どうもしていませんわ。真実を述べているだけです。 良いですか、『うんこ』=『食べ物の残りカス』で、うんこなど取るに足らないもの・・・のように言われることが多いですが、うんこの成分のうち食べ物の残滓はおよそ5%に過ぎませんのよ。 ほとんどは体内に吸収されるんですから」

一「5%?! ・・・じゃあ、残りの95%は何なのさ?」

透華「うんこの大半は水分ですわ。 そして、次に多いのが・・・ 細胞や細菌類の死骸ですのよ」


151: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 00:05:03.59 ID:xSJXmHRD0


透華「つまり… うんこの中には、私たちの健康を必死に守り、ボロボロになるまで働いて息絶えた… そんな勇者のような細胞や細菌のなきがらが数千億個はつまっていますのよ」

一「……」

透華「それに… うんこ特有の茶色い色は、体の中でも一、二を争うほど重要な役割を担っている赤血球の死骸が元になっていますのよ。 うんこは、“自己犠牲のかたまり”にほかなりませんわ。 そんな…自分のために命をかけて戦った勇者のなきがらを、バカにできる人などこの世にいるかしら?」

衣「うむ・・・ 透華の言う通りだな。 うんこは見た目は妖異幻怪そのものだが、その本質は、人の莫逆の友だ・・・」

純「そうそう、うんこってパッと見た目は確かにグロいんだけど、よくよく見てみるとなんだかかわいく見えてくるんだよな…」

透華「うんこは自分の体の中そのもの、自分の分身なんですから当然ですわ」

ともきー「自然分娩で産まれた赤ん坊は全て、母親の血とうんこにまみれて産まれてくる… うんこは人の守り神であり親友…」

一「………」


152: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 00:17:07.45 ID:xSJXmHRD0


一「でで、でも、うんこはとてもプライベートな物でしょ…? それを絵に描いて教室に貼るなんて…」

透華「何も問題ありませんわ。 日本人は極端にきれい好きな国民性ゆえに、うんこを毛嫌いするようになってしまいましたわ… しかし、他人のうんこも極めて身近な存在だった江戸時代以前はそんなことはなかったですし、人々は皆、他人の『あるがまま』を受け入れることのできる寛容な心の持ち主でしたわ」

透華「他人のうんこを否定する考えは排他的でゆがんだ社会の元凶ですわ。 現在の、他人のうんこを許せない日本人は、他人の『あるがまま』も許すことのできないわがままな人種です。 わがままな考えは、排他的でストレスフルな社会を築きますのよ!」

透華「赤土先生は、きっとそんな社会に対するアンチテーゼとしての意味も込めて、この課題を出されたのだと思いますわ… 立派な先生ですわ!」


153: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 00:27:07.21 ID:xSJXmHRD0


一「・・・あの、そういえば・・、透華は純くんと同じクラスだったよね… てことは、もしかして…」

透華「もちろん。私はもううんこの絵を仕上げてしまいましたわ」

一「!! と、透華のうんこ…/// そ、その絵って、まだ、あるの…?」

透華「ありますわよ。 これですわっ!」ドドンッ!


一「うっ…!///」

衣「ほう・・・」

純「な、なにぃ…?」

爽「こ、これは・・・!!」

ともきー「き、きれい・・・」ポワアアアン


透華の出した画用紙…

そこには、三段重ねの非常に美しいMAKIGUSOが紙いっぱいに描かれていた…


一(す、すごい…/// こんなうんこが、透華の×××から・・・??)ドキドキ


155: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 00:46:08.69 ID:xSJXmHRD0


爽「これは… かなりレベルたけぇな… バナナタイプのうんこが長く切れずにひり出され、完璧なピラミッド型に巻かれている… 色はテカテカとした黄金色に近い茶色… そして表面はハリがあってやわらかくなめらか… これはまさにキング・オブ・うんこ… プレミアム・マキグソ…! 
  心身ともに非常に健康で、尚且つ超高度な技術がないとこんなうんこは出せないぜ・・・!」

透華「ふふっ、トイレマスターの獅子原さんに褒めて頂けるなんて光栄ですわ」

純「透華お前… マキグソなんかよく作れるな…」

透華「ええ、課題を聞くまでは作ったことはなかったんですけど… 3日ほど練習して、作れるようになりましたわ」

爽「み、三日で、このレベルのMAKIGUSOを・・・!!?」

透華「・・・だって、目立ちたいんですもの! うんこで目立つには、やはり、MAKIGUSOしかありませんわ!!」カッ


龍門渕透華・・・ 彼女は、よくありがちな、高飛車で世間知らずでわがままなお嬢様などとは、全く違う人間である・・・!

彼女こそは、天性の才能と慈母のような愛をもち、寛容で謙虚でほがらかな性格、そして人の見ていない所で誰よりもたゆまぬ努力をし続ける、真のリーダー・・・!!

彼女にかかれば、MAKIGUSOをひり出すくらいのことは、なんでもないのである・・・


156: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 00:55:59.94 ID:xSJXmHRD0


透華「世の中には、外見にこだわる女性が数多存在しますが・・・ 真の淑女ならば、中身にこだわるべきですわ! 美しく健康的なうんこをひり出すことは、女性として必要不可欠な要素ですわ」

一(・・・はあ、はあ、はあ・・・/// こんなうんこが、透華の体から・・・ やばい、めちゃくちゃムラムラしてきた・・・///)

純「…どうしたんだ国広くん、なんか顔赤いぜ?」

一「ファッ?! えっいや… 風邪かな…? あっ!/// そ、そうそう、トイレマスターの獅子原さんも、この際だし、うんこ描いてみてよっ!」

爽「えっ私…?」


157: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 01:07:54.60 ID:xSJXmHRD0


爽「この私に、うんこの絵を描けと…?」

一「うん」

爽「幼稚園の時、窓ガラス、壁、床、机、ありとあらゆる場所にうんこを描きまくって退園させられた、この私に、うんこの絵を描けと…?」

一「う、うんうん、すごいね…」

爽「小学生の時、ノートや黒板には収まりきらずに、先生の学級日誌や友達の通知表にもうんこを描きまくって、訴訟騒ぎまで起こした、この私に、うんこの絵を描けと…?」

一「う、うんうん! 分かったから描いてみてよ!」


一はこの時、爽をなめていた・・・

衣にボコボコにやられているだけの、ただの女子高生だとみくびっていた・・・

獅子原爽は真のトイレマスター… トイレとうんこに関してだけは超一級の能力を持っている超人・・・!

物心ついた時から、余白があれば無意識にうんこを描き続けてきた爽のうんこ画は、神の領域に達していたのだ…


158: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 01:16:35.10 ID:xSJXmHRD0


一「はい、画用紙と鉛筆とパス。 あ、うんこの写真も必要かな?」

爽「そんなのいらないよ。 うんこの画像なら、私の脳内フォルダにいくらでもあるからね」フフフ・・・

一「はい、そんじゃどうぞ」

爽「ふふ… では、ブリブリと描かせてもらいますかね…」ゴオオオオオオ・・・


爽「はぁっ!!」シュババババババッ

一「!??」


爽は、目にも止まらぬ速さで鉛筆を動かし始めた…

そして、わずか10秒後…


爽「はい、できたよ」トン


一「うぇっ!?」

衣「なっ!?」

透華「はあ!??」

純「おげえっ!!」

ともきー「もげらあァァッッ!!」=3=3


159: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 01:25:05.95 ID:xSJXmHRD0


一「うぅぅっ!! く、くさい・・・!??」

透華「は、鼻が爆発しそうですわ!!」

ともきー「ああっ、臭気が目にしみる・・・!!」

純「ぐうう… 頭が割れそうだぁぁ・・・!!」


爽が描いたのは・・・

法隆寺のような五重構造の見事なMAKIGUSOだった・・・

とはいえ、たかが絵である… その場に、本当にうんこの臭いが漂うはずはない・・・!

しかし・・・! 緻密に描かれた梅干しやレモンの絵を見ると、自然に口の中に唾がたまるように・・・

龍門渕メンバーの脳は、視覚から想像してしまったのだ・・・

絶大なるうんこ臭を・・・!!


160: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 01:30:32.14 ID:xSJXmHRD0


衣「………」ブクブクブク

純「うぉっ!? 衣が卒倒して泡吹き始めたぞっ!」

透華「し、獅子原さん! 早くその絵をふせて下さいまし!!」モガモガ


爽「あら… せっかく描いたのにな・・・」パタン


気を失ってしまった衣は自室に運ばれ、寝込んでしまったため、その場はお開きとなった…


161: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 01:43:34.24 ID:xSJXmHRD0






透華「…し、獅子原さん、今日はありがとうございました… 衣の体調が回復しましたら、また麻雀を打ちにいらして下さい。 でも、うんこの絵は描かないで下さいましね…」

爽「はいはい… あの、最後に、ちょっとトイレ使わしてもらいてーんだけど…」

透華「あら、それでしたら案内いたしますわ」

爽「あの、でも、今私、ケガで自力でうんこできねーんだけどさ…/// 左脚まだ折れてて…」

透華「心配御無用ですわ。龍門渕家のトイレは、『スーパーゴージャスウルトラデリシャスリッチプレミアムトイレ』ですから… どんな障害のある方でも、安全に気持ちよくうんこをすることができますのよ」

爽「…ス、スーパーゴージャス…?」

透華「はい、略してSGトイレ。 NASAと龍門渕グループがその技術の総力を結集して造り上げた究極のトイレですの。 さあ、こちらですわ」


162: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 01:54:27.08 ID:xSJXmHRD0






~龍門渕家 SGトイレ前~

透華「獅子原さん、トイレのモードはどうしますか?」

爽「は? モード…??」

透華「SGトイレは、入る前に、遊園地風、宇宙船風、メルヘン風など、様々な設定から一つモードを選ぶのですわ。 …まあ、初めは喫茶店風がよろしいわね」ポチポチ


透華は、トイレ入り口のパネルを操作した。


透華「OKですわ。 どうぞドアの前まで来て下さい」

爽「は、はい…」コロコロ・・・


爽が車イスを動かしてトイレの前まで来ると、巨大なエレベーターのドアのような扉がスーッと開き、爽は車イスごとゆっくりと中に吸い込まれていった…


166: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 21:40:55.55 ID:xSJXmHRD0


?「おかえりなさいませっ、お嬢様!」

爽「は、ほえぇ…???」


SGトイレの中は…

普通の障害者用トイレを、一回り大きくした程度の広さであった。

床は大理石、天井は金ピカで、壁面には一面に美しい木々や鳥や、動物と戯れる女神たちの絵が描かれている。

そして…、オルゴールの澄んだ音がゆったりと流れる中、メイド姿のかわいらしい少女が爽のすぐ正面で深々と頭を下げてかしこまっていた。


爽「あ、あの…? あんたは一体…??」

?「私は、トイレ付きのメイド、『アユム』という者でございます、獅子原様。 この龍門渕家に仕えていた杉乃歩というメイドを元に造られたこのトイレ専属のアンドロイドでございます」ニコッ

爽「ア、アンドロイドォ・・・??」

アユム「左様でございます。 ここ、SGトイレでは、私が、お客様の排泄のお手伝いをさせて頂いております。 獅子原様、どうぞごゆっくりくつろいで、スカッと一発、うんこをしていって下さいませ♪」


167: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 21:56:00.65 ID:xSJXmHRD0


爽「メ、メイド付きのトイレ… は、はは・・・ ぱねぇなマジで・・・ 内装も綺麗で幻想的だし… 本当にシャレた喫茶店みたいだ…」

アユム「この壁画に注目なさるとは! さすが獅子原様、お目が高い。 これは著名なトイレ壁画デザイナーの松永はつ子画伯が手掛けたものでございます」

爽「トイレ壁画デザイナー…? そんな職業があるんかいな…」

アユム「もちろんですっ! 松永女史はトイレの内装を専門としている画家で、女性も、子どもも、障害のある方も、全ての人がホッと安心して使えるトイレ造りのために尽力なさっている素晴らしい方なのですよ」


168: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 22:41:28.65 ID:xSJXmHRD0


爽「ふ、ふうん… なんか、爽やかないい匂いもするね…///」クンクン

アユム「これは、フィトンチッドにエッセンシャルオイルと紅茶の香りを微量ミックスしたものでございます。 ここにいるだけで、森林浴とアロマセラピーを同時に受けているのと同じ効果があるんですよ♪ あと、常に落ち着いたクラシック音楽をオルゴールバージョンで流しています。 今流れているのはパッヘルベルのカノンですね」

爽「そ、そうすか… あのぅ、天井が金ピカなんだけど、これって本当の金なの?」

アユム「はい、天井には金箔を張ってあります。 その他、水道の蛇口、洗面台、ペーパーホルダーなどは全て純金製でございます。 そして床は大理石、便器は水晶でできています」

爽「水晶の便器?! ど、どこにあるんよ?」キョロキョロ


そう・・・ SGトイレの中には、なぜか、肝心の便器が見当たらないのである・・・


アユム「ふふっ、便器はこちらでございますよ♪」ポチッ


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

爽「!? げぇっ?」


アユムが手元のリモコンを操作すると、大理石の床の一部が開き、そこからふかふかのベッドがせり上がってきた。


169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 22:53:55.25 ID:xSJXmHRD0


アユム「獅子原様はおケガをなさっていて自力での排便は難しいとのことでしたので、今回はベッドを御用意いたしました。 ベッドのちょうどお尻のあたりに穴があいていまして、そこに水晶の便器がセットされております。 ベッドに横になってくつろぎながら排便を楽しむことができますよ」

爽「えっ、寝たままうんこ・・・? いや、できればイキんでスッキリうんこ出したいんだけど…」

アユム「心配いりません。 排便時には、脚を開いて固定したままベッドが45度まで起き上がりますので、自分でイキむこともできます。 それに、ベッドに内蔵されている機械と私が、排便を促すマッサージを施しますので、何もしなくても気持ちよくうんこすることができますよ。 それでは、ベッドに移っていただきましょう♪」ポチッ


ウィーン・・・

爽「ひゃっ!?」


アユムがリモコンを操作すると、今度は天井から機械の手がいくつも現れ、爽の体をふわりと持ち上げた。

そしてベッドへと運び、爽は仰向けに寝かされた。


爽「ちょっ、ちょい待てよ! わ、私まだパンツ脱いでねーぞ?」

アユム「大丈夫です。 お召し物は私が脱がして差し上げます♪ 獅子原様はどうぞゆっくりくつろいでいて下さい」


170: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 23:08:54.70 ID:xSJXmHRD0


爽(…すっげ… ふわっふわの羽毛布団だ…気持ちいい…///)

爽(はあ… 世の中にはとんでもねートイレがあるんだな… でも、確かにゆったりしててくつろげるし… ここは全部おまかせしてみるか…)


アユム「それでは、下着を脱がしますね…」スルスル

爽(ん…/// アユムちゃんの手ふにふにであったけえ…)ポワアアアン

アユム「では、体を固定いたします」ヴィーン・・・


爽は、シートベルトのようなもので上半身を固定され、両脚もM字開脚の状態で固定された。


アユム「…マッサージを開始いたします…」ズズズズ・・・


爽の背中の下がわずかに振動し、ゆっくりとマッサージが始まった。

そしてアユムは掌で爽の腹部をゆっくりとなぜ始めた。


爽(ほへ・・・ 気持ちいい・・・///  オッきたきた… こりゃスーパーゴージャスなうんこが出そうだぜ…)ギュルルルルル・・・


171: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 23:18:41.72 ID:xSJXmHRD0



しかし、その時…


?「ほお… これはこれは、ステキなアナルをお持ちですね…」

爽「!??」パチッ


安心して目をつぶってくつろいでいた爽は、アユムとは違う声に、仰天して目を開けた。


爽「?!?…」キョロキョロ

?「どうされましたか? こちらの準備はOKです。 どうぞうんこを出して下さい」


その声は爽の股間の方から聞こえてきた。


爽「ひゃあっ!?」


ななめ下に目を落とした爽は思わず悲鳴をあげた。

水晶製の便器の奥… そう、普通なら水がたまっているべきはずのその場所に、人の顔があったのである。


172: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 23:37:17.86 ID:xSJXmHRD0


爽「な、な、な、な、なんだお前はぁ!!」ガタガタガタ

ハギヨシ「私ですか…? この龍門渕家に仕えております執事の萩原という者でございます」


便器の奥で首だけ出しながら、ハギヨシは答えた。 体を固定されている爽は動くことができない。


爽「な、なんで、なんで便器の中に人が・・・」

ハギヨシ「私は、龍門渕家の健康管理を担当しているのです。 人の体の調子というものは、うんこを調べれば一目瞭然です。 ですので、こうして便器に入っているのです」

爽「ババ、バカかよ…? だ、だったら回収したうんこを勝手に観察すればいーじゃねーか! なんで、そんな所に…」カタカタ

ハギヨシ「うんこがアナルからひり出される時の様子はどうか… 排便時の音はどうか… うんこの温かさ、感触、匂いはどうか… そういったことまで調べなければ、正確に体調を知ることはできません。 したがって、私は便器の中に入り、顔にうんこを受け止めることでうんこのデータを収集しているのでございます」

爽「い、い、いやだ! いやだいやだいやだぁ!! 私だって女だぞっ! 男にうんこ出してるところなんか見られてたまるかぁっ!!」

ハギヨシ「大丈夫でございます。 私、真性のホモですから」

爽「そういう問題じゃねえええぇっ!!」


173: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 23:45:11.08 ID:xSJXmHRD0


爽(・・・こんなバカげたことがあるか・・! なんで人の顔にうんこかけなきゃいけねーんだ… 私はうんこは好きでも、そういう趣味の持ち主じゃねーぞっ!)


しかし…

 ギュルルルルルrゥ・・・・

爽「はうっ!」=3=3


排便マッサージにより、爽の大腸のうんこたちは菊門へと結集し、その堅い門をこじ開けようとしていた…


爽「うっぐぎぎぎぎぎぃ・・・!」

アユム「あら… 我慢はよくありませんよ? さあ、早く萩原さんの顔にうんこをブッかけて下さいよ♪」モミモミ


174: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/15(月) 23:58:34.77 ID:xSJXmHRD0


爽(くそったれ…! なんて屈辱だ…! 何がSGトイレだ… 自分のうんこを、他人に勝手にひり出される… こんなに屈辱的なことはねえ…!!)

爽(うううっ… でも… ダメだ… 今にも私のアナル、爆発しそうだぁ・・・!)

爽(ん・・・? 待てよ… 爆発…? そ、そうだっ!)ピコーン

爽(…くっくくくく…!ww 私は真のトイレマスター獅子原爽だ…! この私のうんこをどうこうできると思ったら大間違いだぞ…!)

爽(後悔させてやる・・・! この私をトイレに入れたことを・・・!)ズモモモモモモ・・・


M字開脚で身動きできない絶望的な状況にありながらも、爽は妖しく目を光らせて嗤った・・・


175: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/16(火) 00:09:13.87 ID:g7oZDIan0


爽「うんぎぎぎぎぎ・・・!!」ヒクヒクピキピキ

ハギヨシ「・・・いつまでガマンするのですか? ムダな抵抗はやめた方がよろしいですよ…」

爽「…ハギワラさんとか言ったな… あんたは、私のうんこを見ることはできないぜ…」ハアハア

ハギヨシ「は…?」

爽「くくく… 待ってなよハギワラさん… 今、その狭い所から出してあげるからさぁ…」


この時、爽は・・・

身動きできない状態のまま、自らのうんこにある処置を行っていた…

それは… “脱水”と“圧縮”… そう… 全ての人の大腸が持っている、うんこ生成過程における非常に重要な機能である…

爽の常人離れした類稀なる強力な大腸は、この時、とんでもないうんこを生成していたのだ…


176: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/16(火) 00:25:08.95 ID:g7oZDIan0


爽(ふふふ… 普通のうんこの75%は水分だ… カチンコチンのカターいうんこでも、50%は水分・・・! そう… ダイヤモンドの原料は鉛筆の芯と同じ炭素であるように… どんな物でも、高圧力による圧縮で、とてつもなく硬くすることができる…)グギュギュギュギュギュ・・・


爽のうんこは、強力な脱水と圧縮作用により、既に水分含有率20%を下回っていた…


アユム「おや・・・?」ピタ


爽の腹部をマッサージしていたアユムが手を止めた…


アユム(なんでしょう、これは… お腹の中に石…? なぜこんなカタい物が体に…?)


爽「うむむむむむむ・・・・」グッグッググッグ・・

ハギヨシ「…??」


爽(まだだ… まだだ私の大腸…! もっと、徹底的に圧縮するんだ…!)ギュンギュンギュン


爽のうんこの水分が10%を切った時… その、鉛のような物体は、もはやうんこと呼べるシロモノではなかった。


177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/16(火) 00:39:30.14 ID:g7oZDIan0


爽(よ、よし… あとは、ガスだ…)ギュルギュルギュル


爽は、うんこの脱水と圧縮を進めながら、下腹部に濃縮ガスを送り込んでいった…


爽(見てろ… 何もかも吹っ飛ばしてやる…!)ギュンギュンギュン・・


爽は、全精力を下腹部に集中させた…

そして、爽のうんこの水分が、ついに、1%を下回った、その、刹那・・・


   「だっっ!!」ピカァッ


ハギヨシ「!!?」


ハギヨシは確かに、爽のアナルが目もくらむばかりに光り輝いたのを見た。



  ドップァァァ―――――――ンッッッ!!!



全身がマグナム砲と化した爽の神秘の口から飛び出したソレは、射出後0.1秒後には音速に達していた・・・



178: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/16(火) 00:58:15.91 ID:g7oZDIan0



その頃… 透華の寝室…


透華「はあっはあ・・・ さ、最高ですわっ、一・・・!」クチュクチュ

一「ふうっ ふう… ねえ、透華… 今日はさ、ちょっと違うことしてみようよ…」ハアハア

透華「違うこと…?」

一「うん、さっき、透華のうんこの絵見た時、実はすごくドキドキしちゃってさあ・・・/// ねえ、ここでうんこしてみせてよ」

透華「えっええ・・・? な、何を言い出しますの…?」

一「ほら、ビニールシート用意したからさ、ベッドは汚れないよ… 透華がうんこしてるとこ見たいんだよ… ねえいいでしょ?」

透華「へ、変態・・・ 一は変態ですわっ!///」

一「何言ってんのさ… さっきは随分偉そうにうんこについて御高説をブッてたくせに… いいじゃんいいじゃん、ボクの前じゃうんこできないの・・・?」ズイッ

透華「は、一…!」


目の色を変えて全裸の透華に迫る一・・・  しかし・・・


 ドゥッッカァァ―――ンッ!!


一「ぶべぇっっ!!」


突如、黒い何かが天井を突き破り、一の後頭部を直撃したのだ…


179: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/16(火) 01:03:44.93 ID:g7oZDIan0


透華「は、一・・・?!」


一はバッタリとベッドに倒れ込み、そのまま動かなくなった。


 ゴロッ、ゴロゴロゴロォ・・・・


透華「こ、これは…?」


床には、真っ黒な砲丸のような物が転がっていた… 

ハギヨシの頬をかすめ、水晶の便器をブチ破ってきた爽のうんこであった。


180: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/16(火) 01:22:55.50 ID:g7oZDIan0


そして…


ガラガラァッ グッシィャアアァァ――――ンッッ!!


透華「キャアアアッ?!」


爽のうんこがあけた天井の穴にヒビが入って一気に倒壊し… アユムと全裸のハギヨシが凄まじい轟音とともに落下してきたのだ…


透華「な、な、何が… 何が起こったんですのっ! 誰か! 誰か来て下さいましぃ!!」





※一・・・一時意識を失うも、奇跡的に何事もなく回復…

※ハギヨシ・・・同じく一時意識を失うも、軽傷

※アユム・・・故障、ともきーにより修理

※爽・・・動けないほどの重傷のはずだが、トイレから煙のように姿を消す


次回、 ~長野池田家 爽「ふふふ…面白いうんこ話をしてあげよう…」緋菜「おととい来やがれだし!」の巻~ に続く・・・


185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 12:21:36.27 ID:SqIbt1o/0



<その12 ~長野池田家 爽「ふふふ…面白いうんこ話をしてあげよう…」緋菜「おととい来やがれだし!」の巻~ >




 「・・・はあっ はあっ! はあ・・・・っ!!」ヨロヨロ


…長野県安曇野市北部の明科(あかしな)という所に、美しい菖蒲の花が咲き乱れることで知られている龍門渕公園というかなり広い公園がある。

11月下旬の夜7時半頃、その公園の遊歩道をフラフラと左脚を引きづりながら歩く人影があった。

トイレを破壊後、龍門渕邸を脱け出してきた獅子原爽である。


 オーイソッチハドウダー!  イマセンー!  ココラヘンニイルゾォ!  モットクマナクサガセェ!  ハイ!


爽(ち、ちくしょう… つかまってたまるかよ・・・!)


そう・・・ 爽は今、透華の差し向けた龍門渕グループの使用人たちに行方を追われているのである・・・


爽(あんなすげえトイレをぶっ壊して、ケガまで負わせたんだ… つかまったらタダじゃすまねえ…)ハアハア

爽(下手したら弁償とか言われて、一生コキ使われるかもしれねえ… な、なんとかして逃げねえと…)ハアハアハア


186: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 12:32:18.41 ID:SqIbt1o/0


 オラアデテコイヤァ!  ココラヘンニイルノハワカッテンダゾゴルァッ!


爽(やや、やべえ… でも、もう動けねえ…! ど、どこか隠れる場所・・・)キョロキョロ

爽(・・ベンチがある… あの下に潜り込んで… なんとかやり過ごそう…!)


爽は、園内の池に面したベンチの下に潜り込み、息をひそめた。

すぐにたくさんの追手の足音が迫ってきて、ベンチの辺りをウロウロし始めた。


爽(神様、仏様、うんこ様・・・ どうかこの獅子原めをお救い下さい… 今すぐあいつらの腹をぶっ壊して、ビッチビ地の下痢っ腹にしてやって下さい・・・!!)オイノリー


187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 12:40:46.32 ID:SqIbt1o/0


寒さと窮屈さに耐えながら、ジッと息をひそめる爽・・・

しばらくすると徐々に足音は遠ざかっていき、30分ほどすると全く人の気配はしなくなった。


爽「うう・・・」モゾモゾ


ベンチの下からイモ虫のようにはい出てきた爽…

爽「さ、さみいいぃっ・・・!」ガタガタブルブル


11月下旬の長野・・・
日が落ちてから公園の気温はぐんぐんと下がって、氷点下に達しようとしていた。


188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 13:02:15.77 ID:SqIbt1o/0


爽「はあ・・・」ペタン


爽はため息をついて、ベンチに腰をおろした。

その頭の上に、チラチラと白い物が落ちてきた。 今年初めての雪である。


爽「……」


上を見上げた爽の頬や額に、雪が舞い降りてきて雫となって流れていく。

暗い曇り空一面に雪の粒が広がり、ゆっくりただよい降ってくるのが見えた。


爽「・・・ねみぃ・・」

爽「もう… つかれた… 動けねえよ…」

爽「でも… 確か、寒い所で寝ると… 死んじゃうんだよな…」

爽「やべえ… なんとかしなきゃ…」ギュウウウ・・・


爽は自分のほっぺたをつねってみた。 かじかんだ手はうまく動かない。 それでも全力で頬をつねってみたが、ほとんど痛くはなかった。


爽(・・・感覚が、麻痺してきてる・・・)

爽( 10分… いや5分でいいから… 寝たい…)ウツラウツラ

爽(・・・ああ… 私、マジで死んじゃうのかな…?)

爽(公園で…女子高生が、野垂れ死に… 明日のニュースに…出るんだろうな…)

爽(・・・ 揺杏・・・ 誓子・・・ 成香・・・  ユキ・・・・  ごめん、 私、 帰れないかも・・・ )

爽(ああ・・・ 死ぬ前に・・・ 一回でいい・・・ ユキと連れうんこ・・・ したかったな・・・ )スウウウ・・・


ベンチに腰掛けたまま、爽はガックリとこうべを垂れ、無意識の世界へと引きずり込まれていった・・・




189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 13:12:20.93 ID:SqIbt1o/0







 「オイッ あんたッ、 大丈夫か! 目を覚ませし!!」ユサユサ


爽「……?」


誰かに揺さぶられて、爽は目を覚ました。


爽「う・・・・・」


薄目を開けた爽の正面に立っていたのは、どこかで見たことのある少女だった。


池田「良かった・・・! なんでこんな所で寝てるんだし!!」


190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 13:22:25.09 ID:SqIbt1o/0


爽「…い、か、かぜこしの… いけだ・・・?」

池田「あんた… 10日くらい前に学校に来た… 獅子原…だな? 大丈夫か?」

爽「・・・・ あんまり… 大丈夫じゃ… ねえかも・・・」ハハ


爽は力ないうすら笑いを浮かべた。


池田「しっかりしろし! 体が冷えてるぞ!!」ヌギヌギ

爽「・・・!?」


池田は自分の厚手のコートを脱いで爽の体を包み、ホッカイロを頬に当ててくれた。


爽「あ、あったかい・・・///」

池田「ちょっと待ってろし」タタタッ


池田は、近くの自販機から、缶のコーンスープを買ってきてくれた。


池田「ほらっ、飲めし」プシュッ

爽「・・・ありがとう・・」


191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 13:41:32.50 ID:SqIbt1o/0


温かいコーンスープは爽の体にゆっくり染み渡っていき、体も少しだけあたたかくなってきた。


爽「・・おいしい・・・」ホワアアン

池田「落ち着いたか? あんた… そんなケガをしてるのに、なんでこんな所にいるんだし」

爽「・・・えと・・ ちょっとわけあって… 追われてるんだ…」

池田「追われてる・・・? …病院に戻れないのか?」

爽「いや… 病院に行ったら、つかまっちまう…」

池田「・・・ふうん… そうか」サッ

爽「!?」


池田は、背中を向けて爽の両腕を肩の上に乗せたかと思うと、スイッと爽をおんぶしてしまった。


爽「・・い、池田・・・サン?」

池田「ここは寒いし。 とりあえず私の家に来い」スタスタ

爽「か、かくまってくれるのか…?」

池田「仕方ないだろ。 ほっとくわけにいかないし。 私の家はすぐ近くだから」スタスタ

爽「・・・い、池田サン…! こ、心の友よ…!!」ウルウル

池田「…相変わらず調子いい奴だな…」


捨てる神あれば拾う神あり・・・ 爽はかつての敵であった池田に背負われて、龍門渕公園をあとにした。



192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 13:55:15.97 ID:SqIbt1o/0






爽「…でも…、この近くに住んでるってことは、学校まで相当遠いよな…?」

池田「安曇野市のすぐ上に池田町って所があるんだけど、私は元々そこの出身なんだし。 風越までは遠いけど・・・インハイに出たくて、名門の風越に入ったんだし…」スタスタ


爽を背負って自分の荷物も持っているのに、池田は大股でズンズン歩いていく。


爽「あの、池田さん… 重くねえの?」

池田「みくびるなし。 私はタフさなら誰にも負けないし。 あんたみたいな華奢な女なんかわけないし」スタスタ

爽「・・・学校じゃあ、私のこと追い出そうとしたのに、なんで、助けてくれんだ・・・?」

池田「さっきも言ったし。 助けたくて助けてんじゃない。 見過ごせないから仕方なく助けてるだけだし」スタスタ

爽「・・・私が… なんで追われてるのか… 聞かねえのか?」

池田「…話したければ勝手に話せばいいし」スタスタ

爽「……」


193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 14:06:59.29 ID:SqIbt1o/0


公園から少し歩くと、急な坂道に差しかかった。

池田は前傾姿勢で、爽を背負ったまま黙々と坂を登っていく。

池田の頭に落ちた雪の粒がすぐに解けて蒸発し、白い湯気になるのが見えた。


爽「…ありがとな池田さん。 …私、正直、あんたのこと少しウザい奴だなとか思ってた…」

池田「…昔から陰口でウザいウザい言われてるからな。 自分でも分かってるし。 でも、ウザくて図々しいのは私の個性だと思ってるから気にしてないし直すつもりもない」

爽「・・・・私は… さっき、すげえ豪邸のトイレをぶっ壊してしまって、人にケガまで負わせたんだ。 それで、捕まるのが嫌で必死で逃げてきたんだ・・・」

池田「・・・ふうん」


194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 14:18:27.76 ID:SqIbt1o/0


爽「言わば私は悪人だ… それなのに、池田さん、あんたは私を助けてくれるのか?」

池田「・・・・なんだか、昔の事を思い出したし…」

爽「え?」

池田「私の…父さん… 医者で、5年前に過労で死んだんだけど… 小さい頃、父さんはよく私にいろんなお話をしてくれたんだ」

爽「……」

池田「小学校低学年くらいまでだけどな… 寝る時に、私に寄り添って、色々な物語を語って聞かせてくれたんだ。 その中でも、一番よく覚えている話… フランスの昔話なんだけど、『マテオ=ファルコーネ』っていう話があるんだし」

爽「何? マンコ=ファブリーズ…? 臭すぎるマンコの話か?」

池田「・・・力が抜けるような事言うなし・・」


195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 14:40:18.71 ID:SqIbt1o/0


池田「マテオ=ファルコーネっていうのは人の名前なんだし。 コルシカ島っていうナポレオンが生まれた島にいた、あるガンコおやじのことなんだし」

爽「ふむ… マンコの臭いにこだわりのあるガンコおやじ…か。 変態め…」

池田「そんなフザけた話じゃないし! そのマテオっていうオッさんは、見た目はゴルゴ13みたいでいかついかんじなんだけど、義理人情に厚く、周りから“ヤツこそは男の中の男”と言われ、すこぶる評判のいい人だったんだし。 そして、美しく謙虚な奥さんと、眉目秀麗で賢い息子と3人で、仲むつまじく暮らしてたんだ・・・」

池田「しかし、ある日悲劇が起こるんだし。 10歳になったばかりの息子が一人で家で留守番をしている時、あやまって人を殺してしまった罪人が、警察に追われて逃げてくるんだし」

爽「…」

池田「息子は家で昼寝をしていたんだけど、近くで銃声が響いたのを聞いて、驚いて外に出るんだ。 すると、罪人が銃を杖にして脚を引きずりながら、息子の前に姿を現すんだ」


 罪人『・・・お前は・・ マテオ=ファルコーネの息子だな…?』ハアハア

 息子『そうだよ』

 罪人『たのむ…! 警察に追われてるんだ… 俺をかくまってくれ…!』


196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 15:06:54.77 ID:SqIbt1o/0


池田「息子は最初はその申し出を断ったんだけど、段々その罪人が気の毒に思えてきて、家のトイレの中にこっそり隠してやったんだ… するとすぐ、警察の捜索隊がやって来たんだし」

池田「警察署長は、罪人が脚を撃ち抜かれているのを知っていたから、ここらへんに隠れているはずだと読んだんだし。 そして、マテオの息子に、罪人を見たんじゃないか、と問い詰めるんだ」

池田「…ここでその10歳の息子は、大の大人を相手に全く物怖じせず、徹底的にシラを切るんだし。 一度、何かを守ると決めたら、どんなことがあっても守り抜くように、マテオから厳しく教育されていたんだな」


 署長『罪人がここを通ったはずだ…! どこに行ったのか教えろ!』

 息子『いや、僕は寝てたんで何も知りません』

 署長『ふざけるな…! 銃声を聞いて起きたはずだ!』

 息子『へえ・・・? 署長さんの銃はシケた音しか出ないんだね。 僕のとっつぁんの屁の方がよっぽどデカい音が出ますよ』


池田「署長は脅したりおだてたりカマをかけたり、色んなことをして息子を問い詰めるんだけど、息子は頑として罪人の居場所を教えなかったんだし。 そこで、署長は懐から立派な銀の懐中時計を出して、罪人の居場所を教えてくれたらこれをあげよう、と言うんだ」

爽「モノでつろうとしたのか・・・」

池田「そうだし。 その当時…今から200年近くも前の時代では、銀時計はとてつもなく高級な物だったんだし… それで、さすがの息子もわずかに動揺したんだ…」

池田「それでも、息子は罪人の居場所を言わなかった。 しかし、銀時計欲しさに思わず目が泳いで、トイレの方を見てしまうんだし・・・」


197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 15:26:47.39 ID:SqIbt1o/0


池田「署長はそのわずかな目の動きを見逃さなかった。 部下に命じてトイレをグルリと囲み、隠れていた罪人をついに引っ張り出してしまうんだ…」

爽「……」

池田「息子は、署長に渡された銀時計を握りながら、呆然と立ち尽くした・・・ そこに、父親のマテオが仕事から帰ってくるんだ」

池田「そして… 罪人は、ファルコーネ親子に『マテオ=ファルコーネの息子がこんな奴だとは思わなかったぜ!』という捨てゼリフを吐きかけて、連行されていくんだ」

池田「マテオは、自分の息子が一度罪人をかくまったものの、結果的に銀時計で買収されて罪人を裏切ったことを知ると、黙って壁に立てかけてあった猟銃を手に取った」

爽「…!!」

池田「そして… 息子に外に出るよう命令し、少し歩いた所の窪地に座らせると、神へ祈りを捧げるように言うんだ。 息子が健気にお祈りをすると、マテオは銃口を息子の眉間にピタリと合わせた」

爽「…」

池田「ここで、息子は初めて涙を流して許しを請う。 『お父さん、死にたくない・・・! 許して下さいっ!』って・・・」

池田「しかし、マテオは眉一つ動かさずに、『神様に許してもらえ・・・!』と言うと、最愛の一人息子を撃ち殺してしまうんだ…」


198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 15:48:19.26 ID:SqIbt1o/0


爽「・・・ひでえ・・! なんて父親だ… そいつぁ地獄に落ちるな」

池田「うん… そう考える人も多いけど… 私はあんまりそうは思わなかったんだし…」

爽「どういうことだよ・・・?」

池田「私は・・・ 罪人といえども、ケガをして弱っている人間に同情してかくまった息子が、勇気のある優しい少年だた思った… そして、マテオの『自分を信頼してくれた人間を裏切ることは死に値する』という考え方も、厳しすぎるけど、共感できる部分はあるんだ…」

爽「………」

池田「この話を私にしてくれた父さんは… マテオみたいなガンコ親父ではなかったけれど、一本筋の通った人だった。 とにかく、弱い立場にある人をいつでも愚直に助ける人だったんだ…」

池田「そんなお人好しの性格につけ込まれて、だまされて借金を背負わされたり、研究成果を盗まれたりして… 私が小学6年の時に、過労で倒れてそのまま死んでしまったんだし」

爽「…そうか……」

池田「そんな父さんのことを、間抜けだとバカにする人もいるけど、私は、今でも父さんのことを尊敬しているし。 最後まで、自分の生き方を貫いた人だったし」

池田「看護婦の私の母さんは、その時にはまだ生まれたばかりだった妹たちと私を、女手一つで懸命に育ててくれたんだし… 父さんが死んでも、私たちの前では一度も涙を見せなかったし」

池田「父さんも母さんも、もし今の私と同じ立場にあったら、お前のことを黙って助けたと思うし。 …だから、私はお前を助けただけだし」

爽「……」


爽は何も言えなかった。

そして、風越メンバーのトイレをこっそりのぞいた事を心底後悔した。

のぞいた事を白状しようかとも思ったが、さすがにこの場で捨てられるかもしれないと思い直し、黙っていた。



199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 15:57:20.40 ID:SqIbt1o/0



池田「さあ着いたぞ。 私は夕飯の支度をするし。 もしできたら、その間私の妹たち… 保育園児の三つ子なんだけど、相手をしてもらえると助かるし」

爽「…子どもの面倒を見るのはお手のもんだぜ。 子どもはみんな、うんこが大好きだからな・・・ 『うんこォォォォ―――ッ!!』って叫ぶだけでもキャーキャー言って喜ぶからな!」

池田「いや… 最近の保育園児はそんなに甘くないぞ…」


 ガチャッ


池田が玄関の戸を開けると・・・・


200: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 16:05:57.98 ID:SqIbt1o/0


緋菜・菜沙・城菜「「「おねーちゃん、おっそいしぃっ!!!」」」


爽「わっ、 本当に三つ子だ… そっくりだな」

緋菜「んんっ? なんだお前」

菜沙「おねーちゃん、誰だしその汚い女は?」

城菜「おねーちゃん、・・・オモチャ拾ってきてくれたの?」

緋菜「よしっ! 早速サンドバックごっこ始めるしっ!」


 ドカッ! ボカッ! ベキッ! ゴスッ! バキッ!


爽「いてえいてえっ!! お前らケガ人に何すんだぁっ!」


201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 16:26:23.47 ID:SqIbt1o/0






城菜「ねーねー、さーやおねーちゃん、動けないんなら、何かお話してよ」

爽「ん? ふふふ・・・ ならば、面白いうんこ話をしてあげよう・・・」ムフフ

菜沙「とっとと話してみろし。 菜沙が採点してあげるし」

緋菜「面白くなかったらカンチョーの刑だし!」

爽「こんのマセガキどもが… 私のうんこ話で笑かしてゲボ吐かせてやる・・・」


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むかーしむかし・・・ 北海道のウスザンという所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました…

ある日、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。


誓子ばーば「ふう… 揺杏が作った服ってほんと洗いづらいのよね… あーめんどくさ…」ゴシゴシ


ブツクサ文句を言いながらおばあさんが洗濯をしていると、上から、 ドンブラコ~ ドンブラコ~ と、それはそれは大きなMAKIGUSOが流れてきました。


誓子ばーば「あらあら、立派なMAKIGUSOね。 持って帰って畑の肥やしにしましょう」ヨイショ


おばあさんはMAKIGUSOを洗濯カゴに入れて持って帰りました。



 菜沙「水に浮くうんこは良くないうんこなんだし。 保育園の先生が言ってたし」

 爽「うるせーな。 ガスが多い時はいいうんこでも水に浮くんだよ。 黙って聞いてろ」


202: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 16:41:10.84 ID:SqIbt1o/0


誓子ばーば「どうですおじいさん、立派なMAKIGUSOでしょう。 川で拾ってきたんですよ」

揺杏じーじ「へーえ、光沢もあっていいうんこじゃねーか。 よしよし、ワラに混ぜて肥やしにしよう」


おじいさんがそう言った時です。

突然、MAKIGUSOがパカーンと真っ二つに割れて、それはそれはかわいらしくイケメンな赤毛の女の子が生まれてきたのです。


?「ヘーイ! 私はクソから生まれたサワヤ姫! じーじにばーば、年寄りだけでさびしーんだろ? 私がここに住んでやるよ」ヘラヘラ


誓子「あらやだ。 厄介なもの拾ってきちゃったわね…」

揺杏「なんかムカつく顔だぜ… 捨ててこいよ…」



 緋菜「サワヤ姫! 早くうんこしろし!」

 菜沙「うんこしてうんこの中に入って、また流れていけし!」

 爽「バカヤロー、うんこから生まれてきたのにそんなにすぐうんこするかよっ! マジで黙って聞いてろって・・・」


204: さらにミスった↑ ×外に追い出そうとすると 2014/12/21(日) 17:03:19.51 ID:SqIbt1o/0


外に追い出そうとするとサワヤ姫はスカンクのような屁をこくので、おじいさんとおばあさんは仕方なくサワヤ姫を家に置いてあげました。


そして、18年の歳月が流れ・・・

サワヤ姫は、飯を食ってうんこをして屁をこいてケツをかくだけの目も当てられないニートになっていました。


揺杏じーじ「おいサワヤ姫! おめーももう18だろが。 家を出てどっかで働いてこいよっ!」

サワヤ姫「うるせーよクソジジイ。 世界がさ、まだ私に追いついてねーからやる事なんかねーんだよ。 ま、その時が来たら私も働くよ…」ケツボリボリ


サワヤ姫は訳の分からない事を言っては家を出るのを拒否し、毎日寝てばかりいました。


しかし、そんな時、隣村の金持ちのお屋敷が5人の鬼に襲われ、金銀財宝がゴッソリ奪われてしまうという事件が起きたのです。


サワヤ姫「ふーう、やっと来たみてーだな… 私の出番が… なあじーじにばーば、ちょっくら鬼退治してくるからさ、キビダンゴ作ってくんね?」


おじいさんとおばあさんは、これで厄介払いができると喜んでキビダンゴを作り、もう戻ってくるんじゃねーぞと心の中で念じながらサワヤ姫を送り出しました。



205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 17:18:26.53 ID:SqIbt1o/0



サワヤ姫「サーワヤ姫~ サワヤ姫~♪ 日本一の~イケメンは~ ひり出すうんこもイケメンさ~♪」フンフン

?「もしもし、いい匂いがしますね。 何を持っているのですか?」クンクン


サワヤ姫が呑気に歌いながら歩いていると、一匹の白い犬が話しかけてきました。


サワヤ姫「おう、こりゃな、日本一美味いキビダンゴだぜ」ニヤリ

ユキ犬「私、とってもお腹がすいているんです。 どうか、そのキビダンゴを一個頂けないでしょうか?」

サワヤ姫「一緒に鬼ヶ島に行って、鬼退治を手伝ってくれるならいいよ」

ユキ犬「ワンワン! 了解しました。 お供しましょう」

サワヤ姫「君・・・ よく見るとメッチャクチャかわいいね… 良かったら私の愛人にならね?」ハアハア・・・

ユキ犬「いえけっこうです」


206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 17:28:53.50 ID:SqIbt1o/0



「「行ーきましょう~ 行きましょう~♪ 金銀財宝ザクザクの~ 鬼ヶ島へ~行きましょう~♪」」

?「そこのお二方、ちょっとお待ちください」バタバタッ


二人がさらに歌いながら歩いていくと、今度は空から一羽のキジが舞い降りてきました。


成香キジ「あなたがお持ちのその袋… キビダンゴですね? 私に一個頂けませんか?」

サワヤ姫「うん、私らこれから鬼ヶ島に金銀財宝奪いに行くんだけど、それを手伝ってくれるなら一個あげるよ」

成香キジ「素敵ですっ! お供します♪」


207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 17:46:04.91 ID:SqIbt1o/0



「「「そーりゃ進め~ そりゃ進め~♪ うんこ~たれの~鬼どもを~ やっつけたら一攫千金~♪」」」


しかし、その時・・・


 シュババババババッ!=3


サワヤ姫「あら?!」


何か影のようなものがサワヤ姫に忍び寄り、アッという間にキビダンゴの入った袋を掠め取ってしまったのです。


?「ウキキ! ここまで登っておいでぇ~」ベロベロバー


袋を盗んだ生き物は高い木の上に登ってケタケタとサワヤ姫たちを嘲笑いました。


サワヤ姫「お前・・・なんだよ私じゃねーか! キャラがかぶるから出てくんじゃねーよ!!」

爽サル「しょーがねーだろ有珠山麻雀部は5人しか部員がいねーんだからさ。 おーい犬さんにキジさーん! キビダンゴやるからついてこいよ!」スタタタタッ


爽サルは木を降りると、キビダンゴを持ってサッサと先へ行ってしまいました。


サワヤ姫「お・・・おいっ、ちょっと、待てよぅっ!」ハアハア


ケンカするサワヤ姫と爽サルを、ユキ犬と成香キジがなだめながら、4人は海を渡って鬼ヶ島に辿り着きました。



208: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 17:55:17.07 ID:SqIbt1o/0


~鬼ヶ島~


豊音鬼「うふふっ、やったよー! きれーなお宝がこんなにたくさーん♪ 一生遊んで暮らせるよー♪」

塞鬼「うまくいったわね。 ねえシロ、少しだけお宝を都で売ってきてさ、お酒とごちそうに換えてきてよ」

シロ鬼「ダルい・・・」

胡桃鬼「塞、都まで行くのは時間かかるから、ここは出前を頼まない?」

エイスリン鬼「ヤッタ! デッマエ! デッマエ!」=3=3


鬼ヶ島のお城では、5人の、頭にちょこんと角を生やしたかわいらしい鬼たちが、宴会の予定を立てていました。


ところが、そこへ・・・


?「すんませーん、お届け物でぇーっす!」


209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 18:11:14.97 ID:SqIbt1o/0


豊音鬼「? 誰か来たよー?」

塞鬼「はい、どちら様?」ガチャッ


爽サル「ちゃーっす、宮守女子の鬼さんたち宛てで、岡山からキビダンゴが届いてまーっす。ハンコお願いしゃーっす」ウキキ


シロ鬼「ダル・・・」

胡桃鬼「ふうん… キビダンゴねえ… ちょうど甘い物欲しかったんだよね」

エイスリン鬼「キビダンゴ! ハヤク! タベヨ!」=3=3


 ムシャムシャ ワシワシ ガツガツ モリモリ


鬼たちは、宅配便の箱を開けるやいなや、キビダンゴにかじりつきました。


豊音鬼「ちょーおいしぃーよー!」ムグムグ

塞鬼「なかなかイケるわね。 ほらシロ、あんたも食べてみなさい」モグモグ

シロ鬼「ダル・・・」ムグムグ

胡桃鬼「うん、コクがあってもちもちしてて美味しい」モグモグ

エイスリン鬼「Delicious! So good!!」=3=3


210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 18:20:07.68 ID:SqIbt1o/0


しかし・・・


 “グッギュルルルルルルルルルルルルゥゥゥ~~~~~~~ッッッ!!!”


「「「「「はうぅっっ!!」」」」」


鬼たちは、なぜか突然猛烈な腹痛に襲われたのです…


豊音鬼「えぇーん、おナカいたいよぅ!」

塞鬼「あたたた… ど、どうしちゃったのかしら?」

シロ鬼「ダル・・・ でもうんこもれそう・・・」

胡桃鬼「こ、このキビダンゴのせいだよっ! なんか変な物が入ってたんだよ…」

エイスリン鬼「ダイ! ピンチ! トイレ! トイレェ!!」=3=3


211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 18:23:36.36 ID:SqIbt1o/0


5人の鬼たちは慌ててトイレに駆け込みました・・・

と、ところが・・・!


塞鬼「な、なによこれえぇぇ!!?」


212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 18:33:54.97 ID:SqIbt1o/0


そのトイレの有様は実にヒドいものでした・・・

信じられないほど巨大なうんこ・・・ そう、まさに、“メガ・ディザスター・うんこ”が排水口をがっちり塞ぎ、水が便器からあふれ出て床が大洪水になっていたのです。


爽サル「あ―――、ども、すんませーん。 ちょっとうんこしたかったんで、勝手にトイレ使わせてもらいましたー んじゃ、失礼しまーっすww」ウキキキキ


213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 18:42:09.26 ID:SqIbt1o/0


豊音鬼「えーんやだよぅ、こんなトイレじゃうんこできないよぅ!」

塞鬼「仕方ないわね… みんな! 急いで外に出るわよっ!」

シロ鬼「ダル・・・ でもやっぱりうんこもれそう・・・」

胡桃鬼「塞! ま、まさか・・・」

塞鬼「仕方ないでしょ! ここでうんこもらすわけにいかないもの。 みんなで海辺に行ってNOGUSOしましょう。 海辺なら、満潮になった時に波がうんこもさらってくれるわよ」

エイスリン鬼「YES! NOGUSO! NOGUSO!!」=3=3


214: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 19:00:39.37 ID:SqIbt1o/0


鬼たちは急いで海辺に行って、思い思いの場所でNOGUSOを始めました。

しかし、そこへ、怪しい影が、4つ・・・・


?「 生き物が… 最もスキだらけになる時… それは、3つの状況がある…!」

?「一つは、眠っている時… 二つ目は、セックスをしている時… そして、三つ目は…」ゴゴゴゴゴ・・・


サワヤ姫「うんこをしている時だっ! 鬼ども! 覚悟しなぁ!!」バッ


宮守'S「「「「「!!???」」」」」


サワヤ姫たちは、下痢うんこをたれているスキだらけの鬼たちに一斉に襲い掛かってボコボコにし、全員ふんじばってしまいました。


爽サル「ウキキキ、下剤入りキビダンゴがよく効いたみてーだな」

ユキ犬「ワンワン、簡単にやっつけることができましたね」

成香キジ「キーキー、うぷぷっ! これでこの金銀財宝は全て私たちのもの・・・ ああっ、素敵ですっ!」

サワヤ姫「ぐふふ… じゃ、鬼さんたち、お宝は頂いていくからさ。 次からはトイレを勝手に使われねーように気をつけるんだなっ!」ケラケラ



215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 19:13:51.74 ID:SqIbt1o/0


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爽「こーしてサワヤ姫は山のようなお宝を持ち帰って、かわいい女の子たちをいっぱい集めてハーレムを作って幸せに暮らしましたとさ。 どう? 面白かったでしょ?」

菜沙「このボケェェェェッッ!!」

爽「は、はああ・・・?」

菜沙「感動するほどつまんなかったし!」

緋菜「全くあきれたつまらなさだし! これはリンチ決定だし!」カンチョー!

爽「あうちっ!」=3


216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 19:33:19.06 ID:SqIbt1o/0


爽「ひ、ひでえなチクショウ・・・ じゃあ、どんな話がいいんだよ…?」オケツヒリヒリ

城菜「…私たちが主役のお話を… 聞いてみたいし…」

爽「ほーうなるほど… ふむふむ、よし。 じゃ、話してやるよ」


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…むかーしむかしある所に、それはそれはクソ生意気な三匹の池田が住んでいました。

池田たちは、三匹で一緒に小さい家に住んでいたのですが、プライベートな空間が欲しくなり、それぞれ自分で家を建てることにしました。

しかし、三匹のお母さんは心配しました。 なぜかというと… そこら辺一帯には、ある恐ろしい怪物が出現することがあったからです。


池田母「あなたたち… 自分の家が欲しい気持ちも分かるけど、“あの怪物"には重々気を付けるのですよ?」

緋菜「分かってるし!」

菜沙「怪物なんかケチョンケチョンにしてやるし!」

城菜「…みんなで作戦…立てよう」


というわけで、三匹は怪物の裏をかく方法を相談して考え、それぞれが違う材料で家を建てました。

長女の緋菜はワラの家、次女の菜沙は木の家、そして三女の城菜はうんこの家を建てたのです。


菜沙「ログハウス、最高だし!」

緋菜「ワラの家、どこもかしこもフワフワのベッドみたいで超楽しいし!」

城菜「……」


217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 19:51:41.76 ID:SqIbt1o/0


菜沙「あ… でも、城菜の家はうんこだから臭くて大変なのかな?」

城菜「ううん、そんなことない。 臭くなんかないし、涼しくて快適だし」


そう・・・ 現在でも、アフリカやインド、モンゴルなどでは、牛のうんこを乾燥させて、建築資材として利用する地域があります。 牛のうんこはもともとほとんど臭わないし、乾けばほぼ完全に臭いはなくなり、部屋の中は涼しく、虫除けにもなってとても過ごしやすいのです。
いえいえ、それどころか、日本でも自治体によっては下水処理施設でうんこなどの汚物を回収し、レンガやタイルなどにリサイクルしているのです。


218: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 20:00:58.09 ID:SqIbt1o/0


しかし… そんな3匹を木の陰から見ていた者がありました。

頭にはネコのような三角の耳、制服のスカートの下からは黒い尻尾、そしてほぼ完全なまな板おもち・・・

そうです、彼女こそは、“世界一ウザい怪獣”の異名をもつ、怪物カナゴンでした。


カナゴン(いしし… 美味そうな子どもたちだ… 今日のディナーに丁度いいし…)ペロリ


カナゴンは舌なめずりをして調子に乗った笑いを浮かべると、三匹の家に忍び寄っていきました。


220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 20:14:53.92 ID:SqIbt1o/0


カナゴンが最初に行った家は緋菜のワラの家でした。


カナゴン(あいつの好物は知ってる… ここはだましておびき出してみるか…)

カナゴン『え~~ 毎度ぉお騒がせぇだしぃ~~ プリン屋でございまぁ~す!
     さあさあ、早くしないと無くなるし~? トロットロの、美味しい美味しいプリンだYO~~♪』


カナゴンは屋台のプリン屋の真似をしてみました。

しかし、賢い長女緋菜は、その声から相手が怪物カナゴンだとすぐ気付き、家に閉じこもって外の様子を窺っていました。


カナゴン「…チッ 引っかからないか… 仕方ないし…ここは強引にやってやるし!」スウウウウ・・・

  ビュッゴオオオオオオオオオオォォォ――――ッッ!!

緋菜「!!」


カナゴンが思いっ切り鼻息をふきかけると、もろいワラの家は一吹きでバラバラに壊れてしまい、緋菜は慌てて菜沙の木の家に逃げ込みました。


221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 20:34:01.21 ID:SqIbt1o/0


カナゴン「ウォーイッ! シチューのプールで泳がせてやるから、二匹ともとっとと出て来いしぃ!」ガオーッ


カナゴンは木の家の前で荒々しく叫びました。


緋菜「あいつ… 本当にウザいし…」ヒソヒソ

菜沙「うん… でも今はガマンだし。 あいつ、私たちが怖くて震えてるとでも思ってるんだろうけど、今日が怪物カナゴンの命日になるんだし…」ニタアアア・・・


カナゴン「・・・ふう、木の家はちょっとしんどいけど、私なら吹き飛ばせるし!」スウウウウウ・・・

  ビュッゴオゥオオォオオwオオォオオオォォォ―――――ッッ!!

緋菜・菜沙「「!!!」」


カナゴンの鼻息で、木の家は大きく揺れました。 そして、二吹き目、三吹き目と続くうちに家が傾いていき、四吹き目で屋根が吹っ飛び、五吹き目でついに木の家もバラバラに壊れてしまいました。


緋菜「ふーんだ、ほらほらカナゴン、こっちだよーっ」スタタタタタッ

菜沙「ノロマ怪獣さーん、追いつけるもんならついておいでーっだ!」ベロベロバー


緋菜と菜沙はカナゴンを挑発しながら、最後の城菜のうんこの家に逃げ込みました。


222: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 20:55:09.47 ID:SqIbt1o/0


カナゴン「まったく、生意気な連中だしぃ! うぉっらぁっ! あきらめてサッサとこのカナゴン様の胃袋に入れしぃ!!」ボッゴォッ!


カナゴンはうんこの家に、数発ローキックを入れてみました。 しかし、カチカチに乾いた牛のうんこレンガは思いのほか硬く、カナゴンはスネを痛めてしまいました。


カナゴン「クソッたれ・・・ これあんまりやると、酸欠で頭痛くなってくるんだけど・・・ 仕方ないし!」スウウウウ・・・

 ビュッゴゥオウォオオオオオオオオオォォォ――――ッッ!!


うんこの家は、一吹きではほとんど動きませんでした。 しかし、カナゴンが何度も何度も必死に息を吹きかけるうちに、段々と壁がきしみ始め…


カナゴン「ふうっ! こ、これでトドメだし・・・! 二十吹き目…!!」ビュゴオオオーッ!

  ガラガラガラ・・・  ゴッシャアアアアアアァァ―――ッ!


ついに、うんこの家もブッ壊れてしまいました。


カナゴン「にししっ! やったし! ザマア見ろだしぃ!!」


カナゴンは、まぐれで数え役満を和了ったようなウザ度MAXな顔で、瓦礫の中を確認しに行きました。


224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 21:10:14.99 ID:SqIbt1o/0


カナゴン「まったく… 手間を取らせやがって… ん…? あいつらどこに行ったし?」


カナゴンはうんこの瓦礫の中を探し回りましたが、三匹の池田はどこにも見当たりません。
カナゴンが頭に血を上らせて必死で鼻息を吹きかけている間に、裏口からこっそり脱け出していたのです。


カナゴン「くそっ 逃げたのか… あいつら、どこに…?」キョロキョロ


しかし・・・ カナゴンが、池田たちの居場所に気付いた時には、もう遅かったのです…


  ヒュンッ  べッチャアアッ!

カナゴン「!?!?」


突然、何かが飛んできて、カナゴンの顔面に命中しました。 それは、まだやわらかい牛のうんこでした。


緋菜「それっ! 今だしぃ!!」ブンブンブンブン

菜沙「だしだしだしだしだしだしぃっ!」ブンブンブンブン

城菜「だし…っ だし…っ だし…っ」ブン・・・ブン・・・


カナゴン「ぐああっ?!」


三方で取り囲み、カナゴンにうんこを投げつけまくる池田たち…

彼女たちは、最初からこれが狙いだったのです。


225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 21:24:58.57 ID:SqIbt1o/0


カナゴン「な、なめるなぁぁ・・・!! こんなものぉ・・・!」ジタバタ


必死でうんこ攻撃をかいくぐろうとするカナゴン。 しかし、足元に投げられたうんこたちがまるでぬかるみのように足にまとわりつき、思うように動けません。


菜沙「さあっ! 仕上げ、イッちゃうしぃっ!」チャッ

カナゴン「げぇっ!?」


菜沙が懐から出したモノを見たカナゴンは、全身の毛を逆立てて恐怖に打ち震えました。


カナゴン(ジ、ジッポライター!?)


弧を描いてこちらに飛んでくる火のついたジッポが、カナゴンの瞳に映った、次の瞬間・・・


226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 21:33:17.52 ID:SqIbt1o/0


カナゴン「っぐあっあああぁぁぁ―――――っっっ!!!」ボオオーーーッ!


牛のうんこ・・・ そう、その使い道は、建築資材や肥料だけではありません。 今も世界各地で燃料として使われているほど、とてもよく燃えるものなのです・・・


カナゴン「うにゃああああああああぁぁ―――んんnんn!!!」ズダダダダダダダッ


命がけでうんこの瓦礫から脱け出したカナゴンは、必死で火のついたうんこを振り払いながら、山へ逃げ帰っていきました…
そして、もう二度と、悪さをしに村に下りてくることはなかったということです。


227: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 21:42:10.80 ID:SqIbt1o/0


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爽「三匹の池田はこのあと協力して大きな大きな豪邸のようなうんこの家を建て、お母さんも呼び寄せて、末永く幸せに暮らしましたとさ。 
  さあどう? 今回は面白かったでしょ? ・・・って、あれ?」


話し終わった時、爽の前にはもう誰もいなかった。 話しているうちに興奮してきた爽は、三姉妹が夕飯を食べるために居間に移動したのに気が付かなかったのである。


池田「オーイ獅子原、一人で何をやってるんだし。 おでん作ったから早く来て一緒に食べるし!」



228: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 22:04:07.11 ID:SqIbt1o/0






食事を済ませた池田姉妹たちは、風呂に入り、寝る準備を始めた。


池田「さあ獅子原、布団敷いてやったぞ。 今日は棒が五本の川の字になって寝よう」

爽「あ、ありがとう…」

城菜「さーやおねーちゃん… 寝る前に、もう一つだけ、お話聞かせてほしーし…」

爽「しろなちゃん… はあ… キミだけはいい子だな…」ウルウル

爽「三つ子でもこんなに違うもんなのか… よしっ、じゃあ、とっておきのトイレ話をしてあげよう・・・!」


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・・・長靴のような形をしているイタリア半島の西側に、フランス領のコルシカ島という島があります。

そこに、ヒッサ=ファルコーネという、恐ろしくガンコで厳格ですが頼りがいがあって人望があり、義理や人情を重んじるJKが住んでいました。

彼女は、女神のように美しいミホコと、スーパーイケメンでかわいくて賢くて麻雀がメチャクチャ強くて女の子たちにいつもモテモテの一人娘サワヤと三人で、仲むつまじく暮らしていました。

ヒッサは真面目な人間でしたが、女グセが悪いことだけが、珠に瑕でした…



 池田(・・・? なんだ、獅子原の奴… 私が話した『マテオ=ファルコーネ』をパロッた話をするつもりか…?)


229: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 22:13:21.10 ID:SqIbt1o/0


ある日、サワヤが家で昼寝をしていた時のことです。

突然、パーンッと一発の銃声が鳴り響き、サワヤは驚いて跳び起きました。

家の外に出てみると、森から、一人のみすぼらしい女が足を引きずりながらやってきました。

彼女の名は「デス・ノーダ」・・・

おもち教という異端の宗教を立ち上げたため、魔女として追われる身となってしまったお尋ね者でした。


230: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 22:27:56.66 ID:SqIbt1o/0


クロ「あなたは… もしかしてヒッサ=ファルコーネの娘・・・?」ヨタヨタ

サワヤ「そうだよ」

クロ「わ、私、デス・ノーダという者なんですが… 今、警察に追われているんです・・・ ど、どうかかくまって下さい! お願いですのだ・・・!」

サワヤ「ふーん・・・」


サワヤは、デス・ノーダを値踏みするようにつま先から頭までジロジロ眺め、ニヤリと笑うとこう言いました。


サワヤ「あんた… けっこういいおもちしてるし、なかなかそそるニーソックスはいてるね… あとでそのニーソックス私にちょうだいよ。そしておもちも好きにさせてくれるんなら、かくまってあげてもいいかな…」グヒヒヒ

クロ「せ、背に腹は代えられないですのだ… 約束しますのだ…」


サワヤは、地獄のように臭いボットン便所にデス・ノーダを押し込め、何食わぬ顔でまた外に出てきました。

すると、森の中から今度は数人の警官が現れ、サワヤの家に向かってきました。


サワヤ(ふふふ… 来た来た…)ニタアアアア・・・


234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 14:37:17.04 ID:ty2m4HRb0


警官たち「「「………」」」ザッザッザッ


 クロ(き、来た… ヒッ、ヒイイィィィ……!)ガクブル


トイレの小窓から外を覗き見ていたデス・ノーダは、ガタガタと震え始めました。


警官たち「「「「「・・・・・・・・・!!!」」」」」ザッザッザッザッザッ・・・!


とてつもないオーラを発し、付近の空間を陽炎のように歪ませながら、警官たちはついにその姿を現しました・・・


先頭には、弓と銃を肩にかついだ、目つきの鋭い腰まである黒髪ロングヘアーの女・・・!

そして、金色のラーメンのような長い髪を、メデューサのようにうねうね動かしている女・・・!

さらに、なぜかミスドの袋を持って、フレンチチョコクルーラーをモグモグほおばっている女・・・!

続いて、釣竿を持ってクーラーボックスを肩からさげている、銀色短髪スパッツの女・・・!

最後は、桃のようなすばらなおもちの、立ったまま湯飲みでお茶を飲んでいる妖しげなメガネの女・・・!


そう・・・ 彼女たちは、凶悪犯を逮捕するためだけに編成された超特殊部隊・・・!

狙った獲物は100%捕まえてしまう猛獣のようなその仕事ぶりから、“チーム虎姫”の異名をもつ真のエリートたちだったのです・・・!


クロ(はわわわわ… も、もうダメェ… 私ここでオワタ…)ブルブルブル


デス・ノーダは、ファルコーネ家のトイレの中で、すさまじい猛臭と恐怖からついに目を回し、ペタンと床に座り込んでしまいました。


サワヤ「……」


しかし… この時まだ10歳になったばかりの少女サワヤは、尋常ならざる威容の5人組を前にしても全く動じることなく、両手をポケットに入れてニタニタと不敵な笑みを浮かべていたのです。


235: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 14:45:43.92 ID:ty2m4HRb0


スミレ「おいっ、そこの娘・・・ この道を、左脚を引きずった女が通っただろう。 そいつはどこへ行った・・・?」


スミレは、先ほどの銃によるシャープシュートで、デス・ノーダの左脚を撃ち抜いたという確信を持っていました。


サワヤ「知らねーよ、オバサン。 私さっきまで昼寝してたからさあ」ヘラヘラ

スミレ「…ふざけるな。 銃の音で目が覚めたはずだっ!」

サワヤ「知らねーって。 私、眠ってる時は爆弾が落ちても目ぇ覚まさねーからさぁ」


236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 14:52:06.92 ID:ty2m4HRb0


スミレ「おい… 私たちをあまりナメるなよ・・・?」グイッ


スミレはサワヤの胸倉をつかんで鋭い目でにらみつけてきました。


サワヤ「ん~・・・・? 何? ナメたらどーなんの? 興味あるなぁ私・・・ww」

スミレ「キサマ・・・!」

アワイ「スミレ、そういうガキにはもっと厳しくやんないとダメだって。 私にまかせて」ウネウネ

サワヤ「…?!」


237: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 15:09:02.61 ID:ty2m4HRb0


なんと…! アワイの金色の髪がザワザワと伸びてきたかと思うと、アッという間にサワヤの体をグルグル巻きに縛りつけ、空中に持ち上げたのです。

しかし・・・


 “ボッフウゥゥッッ=3=3”


アワイ「 キャッ?! 」


サワヤはすかさずマグナム級の屁をこき、その尋常ならざる爆発は周囲の空気を激しくふるわせ、森の木々たちの葉もザワザワとおびえたように震えました。


アワイ「く・・・くっさぁああっ! な、なんてガキなのコイツ… 締め殺すわよっ!」ググッ

サワヤ「おいおい… そうやって体を圧迫するから、勝手にガスが出ちまったんじゃねーか。 それ以上締めたらマジでここでうんこもらしちゃうけど、いいの・・・?」

アワイ「く…!!」

サワヤ「私を締め殺すんならやってみなよ… でも、その時には、私のアナルから出たうんこだって、あんたたち5人をタダではすまさないぜ・・・? 下手したらみんな窒息して死ぬかもな・・・」クククク・・・


238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 15:31:30.68 ID:ty2m4HRb0


スミレ「おいっ、そのくらいにしておけアワイ… 捜査中とはいえ、民間人を殺してしまったら大変な問題になる…」

アワイ「・・・ちぇっ」シュウウ・・・


アワイは仕方なく、サワヤを地面に下ろして髪をほどきました。


スミレ「君は… あのヒッサ=ファルコーネの娘だね?」

サワヤ「そうだよ」

スミレ「うん、さすがは名士ヒッサ=ファルコーネの一人娘・・・ 肝が座っている筈だ。 ヒッサさんも、こんな立派な跡取り娘に恵まれて、さぞかし満足しているだろうな」

サワヤ「まーな。 あたぼーよ」

スミレ「なあ、君… 私たちが今追っている女は、このコルシカの民を異教徒へと改宗しようとした大変な大悪党だ… もし、君がヤツの逮捕に手を貸してくれたら、報奨金も出るし、恐らく表彰されるだろう… どうだ、とても名誉なことだと思わないか?」

サワヤ「はあ、いや、別に、全然」


スミレは今度はおだてて情報を引き出そうとしましたが、サワヤは金や表彰の話などには眉一つ動かしません。


スミレ(くそ… なんて子どもだ… しかし、デス・ノーダがここを通ったのは間違いないし、絶対にこの子は何か知ってるはずだ・・・!)

スミレ(ん…? そうだ… ヒッサ=ファルコーネは非常に有能で人望があるが、実はけっこうな女たらしだという噂を聞いたことがある…)

スミレ(恐らくそういうところも遺伝しているだろう… この子も、そろそろエロに興味をもつ年頃… よし、試してみるか…)サッ

サワヤ「・・・?」


スミレは、懐から一冊の雑誌を取り出しました。


239: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 15:39:37.46 ID:ty2m4HRb0


スミレ「どうだい、君… もしかしたら、こういうモノに興味があるんじゃないか・・・?」スッ  ピラッ

サワヤ「!!?」ブッ!


スミレが雑誌を広げてみせると、サワヤは目を皿のように広げ、左右の鼻の穴からは勢いよく鼻血が噴き出してきました。


サワヤ「うぇっひぃ・・・! こ、これは・・・///」


雑誌には、なんとピンクのマイクロビキニを着てセクシーポーズを決めているはやりんのグラビアが載っていたのです。


240: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 15:52:46.53 ID:ty2m4HRb0


はやり「」アハーン☆


雑誌の中から、サワヤを誘惑するはやりんの極上の肢体・・・!


サワヤ「はやっ… ふぐっ… はあっ、 はあはあはあ・・・!!」=3


サワヤは、さっきまでの余裕はどこへやら、脂汗を額ににじませ、ポケットの中の手もガタガタと震えていました。

そう、サワヤは、普段は打倒はやりんなどと言ってはいますが、実は生粋のはやらー・・・!

毎晩、はやりのアラレもない姿を妄想しては、一人エッチに励んでいたのです。

しかも、サワヤははやりのグラビアが載ってる雑誌など一冊も持っていません。

まだ子どもで、自分で自由に使える小遣いなど与えられてなかったし、エロ本をねだりなどしたら、ヒッサに半殺しにされるに決まっていたからです。

そんなサワヤにとって、目の前のエロ雑誌はのどから手が出るほど欲しいものでした。


241: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 16:16:12.75 ID:ty2m4HRb0


スミレ「ふふっ、こんなモノもあるぞ・・・?」スッ


サワヤが動揺したのを確認したスミレは、追い討ちをかけるように、もう1冊の雑誌を懐から取り出しました。


サワヤ「!! ふおっお・・・!///」


スミレが取り出したのは、過激なエロ描写で有名な百合エロ漫画のアンソロジー「百合姫~WildRose~」・・・! しかも、あまりにも内容が過激だったため、現在では発禁処分を受けている超レア物だったのです…!!


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宥「はあっ はあっ はあ・・・/// ああっ! 菫ちゃん・・・」クチュクチュ

菫「ふうっ ふう・・・ 宥、気持ちいいかい?」クチュクチュ


カーテンからうっすらと朝日が差し込んでいる部屋の中… ベッドの上では、美しい真っ白な体の少女たちが、まるで蛇が絡み合うかのように、お互いの体をむさぼり合っていました。


菫「ああ… 本当にかわいいよ… 宥のここ…」ペロペロ

宥「はあんっ!///」=3


菫が、宥の股間の秘部を舌でやさしくなめ上げます。


宥「菫ちゃん・・・ 私もしてあげる・・・///」サワッ

菫「う…/// そうか、たのむよ…」クイッ


二人は69の体勢になり、お互いの股間をむさぼるようになめ始めました。

一晩中愛し合っていたにもかかわらず、彼女たちの愛欲の波はとどまることを知りません。 部屋の中は美しき乙女たちの汗と×××の匂いでむせ返るようでした・・・


242: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 16:31:03.33 ID:ty2m4HRb0


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サワヤ「はあっ はあっ はああぁぁ・・・・っっ!!///」=3=3

スミレ「ふふっ どうだ…? 美しいだろう… こないだ闇のオークションでGETした超レア物だぞ…?」ペラペラ


雑誌の濡れ場部分を開き、サワヤの前に掲げてみせるスミレ…

サワヤは、エサを前に「まて」を言い渡されている犬のようにハァハァと荒い息をつき、ポケットの中の手の震えはさらに激しさを増して、ポケットの布地を突き破ってしまいそうでした。

そう・・・ エロに目覚めたばかりの幼い少女サワヤは、毎日ヒマさえあれば川原やゴミ捨て場でエロ本を探しているほど、性欲が強かったのです。


テル「・・・ねえスミレ、なんでそんなモノ持ち歩いてるの」モグモグ

アワイ「ほんとだよね。 仕事中にそんなモノ懐に入れてるなんて、おかしぃーんじゃないのぉ?」

スミレ「う、う、うるさいな! い、今はそんな事関係ないだろうっ!///」


243: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 16:39:01.39 ID:ty2m4HRb0


スミレ「と、とにかくだ・・・ もし君が、デス・ノーダの居場所を教えてくれたら、この2冊の雑誌をプレゼントしてあげるぞ?」

サワヤ「!!」


…しかし、その時のサワヤはそれどころではありませんでした。 興奮のあまり、股間がむず痒くてむず痒くて仕方がなかったのです。


サワヤ「ちょ、ちょ、ちょちょちょ・・・ ちょっとトイレ行ってくる!」ダダダッ

スミレ「…?」


サワヤは昂ぶる自らのリビドーを抑えるため、トイレに駆け込みました。


244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 16:44:14.21 ID:ty2m4HRb0


 バタンッ!


クロ「!!?」

サワヤ「はあっはあっ はあ・・・! お、おいあんた、今すぐそのニーソックスを脱ぐんだぁ!」

クロ「へ? あの…」

サワヤ「いいから早くしろぉっ!」ヌガシヌガシ


サワヤはデス・ノーダのニーソックスを無理やり脱がすと、鼻に押し当ててくんかくんかと匂いをかぎながら一人エッチをおっ始めました。


245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 16:59:30.40 ID:ty2m4HRb0



2分後・・・


サワヤ「ふう… この世に争いがなくならねーのは、なんでなんだろうな・・・」ピカーッ

クロ「あ、あの・・・」

サワヤ「ん? ああはいはい、心配すんなって。 あんなヤツら私がちゃんと追い返してやるからさ。 でも・・・」


  ドンッ


クロ「あっ?!」


サワヤは突然クロを突き飛ばし、後ろの、地獄の入り口のように口を開けている便器の穴の中に、叩き落としてしまったのです。


クロ「あじゃ@△$”#?<&¥くぁんせ%▼trふじこfgy!!!」=3=3


そして… 便槽にごっそりとたまっていた殺人的な臭いのうんこの中に落ち込んだデス・ノーダは、泡を吹いて失神してしまいました。


サワヤ「トイレの中にいるだけじゃ見つかっちまうかもしんねーからさ。 やっぱ便槽の中に隠れててよ。 いくらあいつらでも、こんなにくせぇ便槽の中まで探すことはぜってーねーからさ」


248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 23:55:09.36 ID:6PXmathU0






スミレ「さあ、どうなんだ・・・? このエロ本が欲しいなら、早く居場所を教えろっ!」イライラ

サワヤ「いやー、確かにその雑誌は欲しいけど、知らねーもんは知らねーからさぁ・・・」

テル「教えてくれたら、この期間限定販売のバタークランチ1個あげるよ…」スッ

セイコ「君、もし教えてくれたら、さっきそこの渓流で釣り上げた新鮮なヤマメを分けてあげるぞ?」スイッ

タカミー「教えてくれたら… この最高級の静岡産玉露もあげますよ…」

アワイ「あーもぅしょうがないねっ! 教えてくれたらこのインスタントの大星ラーメン醤油味、置いてってあげるわよっ!」

サワヤ「い、いや、だから、本当に知らねーんだって・・・ 帰ってくれよ・・・」


スミレ(ここまで言っても吐かないということは、この娘本当に知らないのか…? いや、一応確かめておく必要がある…)


“チーム虎姫”・・・ その、検挙率100%の仕事ぶりは、やはり伊達ではありませんでした。 ここで、ついに、虎姫メンバーが本当の実力を見せてきたのです…!



249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 00:08:18.97 ID:OtFs3lWW0


スミレ「・・・テル、いつもの、たのむ」

テル「…ん」モグモグ

サワヤ「??」


テル「」クンクン、クンクンクン…

サワヤ「な、な、何してんの?」


スミレが合図を送ると、テルはおもむろに、サワヤの顔、髪、わき、股間などに、くっつくほど鼻を近づけて匂いをかぎ始めたのです。


テル「・・・スミレ、この娘、ウソをついてる」

スミレ「ふふ… やはりそうか…」ニタアア・・・

サワヤ「は?! な、何を根拠に…?」

スミレ「根拠ならある。 テルは、嗅覚で人間の“性格”や“考えていること”を読み取ることができるんだ」

サワヤ「はあああ…?」


“犬は、匂いから人間の感情を読み取ることができる”という事実を御存知でしょうか? 獣並に嗅覚が優れているサワヤ… しかし、それをもはるかに上回る超嗅覚を持っているテルは、人間の肌から分泌されるホルモンを感知することによって、その人の感情を完全に読み取ることができたのです…!


250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 00:28:18.00 ID:OtFs3lWW0


スミレ「ふふ… さてはこの家のどこかにかくまっているんだな…?」ニヤア

サワヤ「ち、ちげえ・・・! か、勝手に家に入るんじゃねーぞ?! そんな事したら父ちゃんが激怒するからなぁっ!」

スミレ「ふん、家に入る必要なんかないさ。 オイ、タカミ・・・」

タカミー「はい」スチャッ

サワヤ「??」


タカミは、ポケットからゴーグルのような物を取り出して装着し、ジィーッとサワヤの家を見つめ始めました。

そう…、NOZOKIの探求者である彼女は、ついに、“あらゆる物を… うんこをも透視するスカウター”を、発明していたのです…!


タカミー「・・・デス・ノーダ発見… トイレの便槽の中で気絶しています」

サワヤ「な、何ィ…?!」

スミレ「よしっ、仕上げだっ! セイコ!!」

セイコ「はいっ!」ビュンッ


セイコはトイレに向かって釣竿を振り、その針は便槽の中へと入っていきました・・・

そして・・・


セイコ「ヒット!!」ブアッ!


 ズッボォッ!!


サワヤ「!??」


なんと… セイコは、便槽からうんこまみれのデス・ノーダを釣り上げてしまったのです!


クロ「」ドサッ

スミレ「うおっ! なんて臭いだ・・・!! ア、アワイ、いつものように髪で縛り付けてくれ」

アワイ「や、や、やだよっ! あんなの縛ったら髪がうんこまみれになっちゃうじゃん!」


251: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 00:53:24.41 ID:OtFs3lWW0






セイコが釣り糸でなんとか縛り付けると、デス・ノーダはやっと目を覚ましました。


クロ「う、うう・・・ 捕まってしまいましたですのだ・・・」

スミレ「くくく… 年貢の納め時だ、デス・ノーダ… 連行して、魔女裁判にかけてやるからな…」ヌフフフ・・・

スミレ「おい娘さん、結局君のおかげでこいつを捕まえられたからな。 特別にこのエロ本は置いていってあげよう」スッ


サワヤは、両手にエロ本2冊、バタークランチ、生きたままのアヤメ、静岡産玉露、大星ラーメン醤油味を抱え、呆然と立ち尽くしました。


?「…これは、何事なの?」

サワヤ「あっ、父ちゃん…!」


その時ちょうど、ヒッサとミホコが家に帰ってきたのです。


スミレ「おおこれはこれは… ヒッサさん、ごきげんいかがかな?」

ヒッサ「・・・・」

スミレ「ふふっ、ヒッサさん。 あなたは本当によく出来た娘さんをおもちですね… 実にうらやましいですよ」ククク・・・


スミレはヒッサに皮肉を言うと、デス・ノーダを連行して帰り始めました。


クロ「・・・ヒ、ヒッサ=ファルコーネの娘が、こんな子だったなんて・・・、 思わなかったですのだぁっ!!」


デス・ノーダの、ファルコーネ親子に向けた捨てゼリフは、コルシカの秋の空にむなしく響き渡りました・・・



252: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 01:16:32.15 ID:OtFs3lWW0






家の中に入ったヒッサ、ミホコ、サワヤの3人の間には、重苦しい空気が流れていました。

ヒッサは座ったままジッと動かず険しい顔で押し黙っており、サワヤはそんなヒッサの様子をチラチラ伺いながらカタカタと小刻みに震えていました。

そして、妻のミホコはいてもたってもいられない様子でそんな二人を交互に見つめていました。


ヒッサは何もしゃべらず、何もサワヤに聞きませんでしたが、カンの良い彼女はもう気がついていました。 

自分の娘が、一度人をかくまうも、結果的に買収されて人を裏切ってしまったということを・・・


ヒッサ「……」スッ

サワヤ「…と、父ちゃん?」


ヒッサはおもむろに立ち上がると、壁に立てかけてあった猟銃を手に取りました。



256: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 21:21:30.80 ID:OtFs3lWW0


サワヤ「」カタカタカタ

ミホコ「!? あ、あなた…? 何をするのです?」

ヒッサ「…分かっているでしょ、ミホコ… この子にはもう“仕置き”は必要ない。 必要なのは“裁き”だけよ・・・!」

ミホコ「や、やめて下さいっ!」ガッ


必死でヒッサの腰にしがみつくミホコ。 しかし…


ヒッサ「放しなさいよっ!」ブンッ ミホコ「ああっ!」


ヒッサが一歩踏み出して体をひねると、ミホコはたたらを踏んでバッタリとしゃがみこんでしまいました。

そして、サワヤの方をチラリと見ると、涙をにじませながら隣の部屋へと駆け込んでいきました。

この時の彼女には、夫の怒りが鎮まるように、神に祈るしか方法がなかったのです。


257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 21:31:54.84 ID:OtFs3lWW0


こうして、部屋はヒッサとサワヤだけになってしまいました。


ヒッサ「サワヤ・・・ お前はもう、ファルコーネの名を名乗る資格はないわ! さあ、神様へのお祈りをしなさい!!」チャッ


ヒッサは有無を言わさず銃口をサワヤに向けました。


サワヤ「と、父ちゃん・・・! お願いです! 許して下さい! 私まだ死にたくないよぉっ!!」ポロポロポロ

ヒッサ「ダメよ。 あの世に行って神様に許してもらいなさいっ!!」


ヒッサは眉をつり上げ、ひざまずいて必死に許しを請う自分の娘の眉間にピタリと銃口を合わせました。


サワヤ(ああ・・・! トイレにましますうんこの神様・・・!!)

サワヤ(なぜですか…? なぜあなたは、私を見捨てるんですかっ?!)


サワヤは絶望し、観念してかたく目をつぶりました。


しかし・・・ その時でした。



258: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 21:42:26.21 ID:OtFs3lWW0



  バタァンッ!!


ヒロエ「邪魔するでぇ! おーいヒッサ! 責任とってうちと一緒に暮らしてくれるっちゅー話はどうなっとるんや?」オギャーオギャー

ヒッサ「!!?」


突然、小さな赤ん坊を抱いたヒロエが部屋に入ってきたのです。


ユミ「ヒッサ… この子の養育費の振り込みが2ヶ月ほど滞っているが… どうなっているんだ?」オギャーオギャー

ハル「籍は、入れたのに… いつまで、またせる、の・・・?」ポリポリ オギャーオギャー

マコ「おうヒッサ! まさかわりゃあこの子を置いて逃げる気じゃないじゃろな?」オギャーオギャー


ヒロエ・ユミ・ハル・マコ「「「「え?!」」」」カオミアワセ


ヒロエ「お… お前たちみんなヒッサの愛人なんかあ!?」

ヒッサ「」カタカタカタ


259: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 21:51:33.42 ID:OtFs3lWW0


ミホコ「ヒッサ・・・ どういうことかしら? これは・・・」ニコニコニコ

ヒッサ「ミ、ミホコ…!?」


いつの間にか、ミホコも隣の部屋から出てきて、ヒッサは5人の女たちに取り囲まれていました。

ミホコは顔こそ笑っていましたが、その右手にはバールのような物が握られていました。


ヒロエ「ヒッサ・・・ さすがのうちも、堪忍袋の緒が切れたわ・・・」ポキポキ

ユミ「目が覚めたよ… 私はこんな女にだまされていたんだな…!」ザッ

ハル「神に… かわって… 裁きを… 下す!」カッ

まこ「もうガマンならん! 天誅じゃっ!」バッ


5人は一斉にヒッサに襲い掛かりました。

そこで繰り広げられた暴虐の惨劇は、サワヤにトラウマを植えつけるほどの凄惨なものでした・・・



260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 21:59:15.37 ID:OtFs3lWW0


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爽「こうしてヒッサは再起不能となり、ファルコーネ家は崩壊。 施設に入れられたサワヤはのちのちおもち教に入信して、デス・ノーダの脱獄を手伝い、彼女と真のおもちを追求する旅に出ることになるんだけど、それはまた別の話・・・  って、あれ・・・?」

城菜「Zzzzzz・・・」スヤスヤスヤ


途中までとても熱心に話を聞いていた城菜だったが、いつの間に眠ってしまったのか、今は爽の膝に頭をのせてかわいい寝息をたてていた。



261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 22:08:17.87 ID:OtFs3lWW0






PM10:00


池田「・・・雪、もうやんだな」シャッ

爽「だな。なあ華菜、テレビでバカ殿やってるよ? 一緒に見ようぜ!」

池田「勝手にテレビつけるなし…」


子どもたちを寝かしつけた池田と爽は、居間でお茶を飲んで寛いでいた。


しかし、そこへ・・・


  ピ ン ポ ー ン ・・・


池田「誰か来たし」サッ

爽「お母さん?」

池田「いや、母さんは今日夜勤だから戻ってこないんだ…」

爽「えっ、じゃあ、こんな夜中に、誰が・・・」ザワザワザワ・・・


262: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 22:12:02.08 ID:OtFs3lWW0



池田「!?」


ドアの覗き穴で外を確認した池田は、顔を引きつらせ、黙って爽に“あっちへ行け!”というように手を動かした。


爽「!!」

爽(まさか、龍門渕グループの、追手・・・?)


263: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 22:21:24.26 ID:OtFs3lWW0


ピンポーン
 ピンポーン! ドンドンドン! 
『おーい、早く開けてくれっ!』


池田(獅子原、トイレに隠れてろし!)サッサッ

爽(…分かった)コソコソ


池田は小声で爽をトイレに行かせると、何食わぬ顔でゆっくり玄関のドアを開けた。


純「夜遅くにすまねーな・・・ って、お前風越の池田じゃねーか!」

池田「…なんの用だし。 妹が起きてしまうから、手短に頼むし…」

純「ああすまねーな。 いや、オレたち、ちょっと人を探してるんだけどさ、協力してくれねーか?」

池田「……」(ギクリ)

純「ん? どうした?」

池田「なんでもないし! そ、それで、私に何を聞きたいんだし!」


264: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 22:28:27.96 ID:OtFs3lWW0


純「…いや、獅子原っていう、赤毛の女なんだけどさ、透華の屋敷から脱け出してな… ここら辺に逃げ込んだみたいだったから探して回ってたんだけど、見つからなくてさ…」

池田「……」

純「でもさっき、目撃情報が入ってきてさ… すぐそこの坂道を、“ネコみたいな女が赤毛の女を背負って登っていた”っていう話なんだけど…」

池田「……」アセダラダラ

純「…池田、お前何か知らねーか? そんな奴見なかったか?」

池田「し、ししししし、知らないしぃっ!」=3


265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 22:38:25.20 ID:OtFs3lWW0


純「ふうん・・・ そうか・・・」


…井上純ほどカンが良く、場の微妙な雰囲気や人の表情などを読む術に長けている女はそうそういない。 当然、純は池田の態度から、何かおかしいという違和感を感じ取っていた。


純(くせえな… 池田の奴、明らかに何か隠してやがる…)

純(貴重な情報を持っている可能性がたけぇな… うまく口を割らせてやるぜ…!)


純「なぁ池田… お前本当は何か知ってんだろ?」

池田「ししし知らないって言ってるしぃ! とっとと帰ってくれしっ!」

純「・・・もし何か有効な情報を教えてくれたら、たんまり礼もするぜ・・・?」

池田「みくびるなし! 知ってても知らなくても、金欲しさに私が何か教えたりすることは絶対にないし!!」カッ


266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 22:43:15.14 ID:OtFs3lWW0


純「まあまあ、話を聞けよ… なあ池田、あんた今看護の勉強をしていて、卒業したら看護学校に通うんだよな?」

池田「それがどうしたし」

純「もし何か教えてくれたら、特別に龍門渕グループの最新設備が整った看護学校に入学させてやってもいいんだぜ?」

池田「……」


267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 22:58:29.99 ID:OtFs3lWW0


純「学費だって免除してやるぜ。 どーよおいしい話だろ?」

池田「…だから何も知らないって言ってるし…」

純「・・・あー・・、これチラッと小耳に挟んだんだけどさぁ」

池田「……?」

純「お前、三つ子の妹がいたよなぁ? その三つ子たちが最近保育園で大きな問題を起こして、退園させられたそうじゃねーか」

池田「…なんで、そんなこと…?」

純「龍門渕グループの情報網をナメてもらっちゃ困るぜ・・・ そのおかげで、母子家庭のお前んちじゃ、三つ子の世話のためにヘルパーを雇ったり、お前も部活を早く切り上げなきゃいけなかったりとかで、随分大変らしーじゃねーか」

池田「……」

純「なあ… 獅子原の情報をくれたら、特別に龍門渕グループ傘下の保育園に入れてやってもいいんだぜ…?」

池田「…!!」

純「三人が問題行動を起こすようなことがあっても、保育士を補充して面倒を見てやるよ… どうだ?」

池田「………」アセダラダラ


268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 23:11:39.78 ID:OtFs3lWW0


池田華菜はああ見えて、高潔な魂の持ち主である。 人の悪口を言ったりすることはあっても、私利私欲のために人を騙したり、貶めたりするようなことは絶対にしない。 ましてや友人を売り渡すなど、死んでもすることはないだろう。

しかし…、看護学校の話はともかく、妹たちの保育園復帰の話には、池田の心は大きく揺れ動いていた。 もし、龍門渕グループの保育園が妹たちの面倒を見てくれれば、自分も母親もかなり楽ができるだろうし、部活にもっと集中することができる。
何より、妹たちにとっても、保育園に通えた方がいいに決まっている。

池田の実直で誠実な心は、爽を裏切ることを許さなかったが、その気持ちとはウラハラに、池田の目は大きく泳いで動揺を隠せずにいた。
そして、ウソをつけない素直な心があったばっかりに、池田は、無意識のうちにトイレの方を見てしまうのである・・・


純「・・・池田、あんた、分かりやす過ぎるぜ・・・」ニタアアア・・・



269: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 23:18:21.88 ID:OtFs3lWW0


純「ちょっと邪魔するぜ」ザッ


純はすばやく靴を脱いであがり込み、まっすぐトイレに向かっていった。


池田「なっ?! 勝手にあがるなし! ト、トイレになんか誰もいないぞっ!」

純「うるせぇ! おいともきー! そいつおさえといてくれ!」

池田「!?」ガシッ


どこからともなくゆらりと現れたともきーが、池田を羽交い絞めにした。


ともきー「・・・大人しく・・・してて」ガッチリ

池田「くっ… 放せぇ…!」ジタバタ


270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 23:23:33.65 ID:OtFs3lWW0



この時爽は、トイレのドアに耳を当てて、ハラハラしながら外の様子をうかがっていた。


爽(・・・か、華菜・・ たのむぅ…! なんとか追っ払ってくれ…!)ハラハラ


しかし今、純の「邪魔するぜ」の声とともに、ザッザッザッと足音がこちらに向かってくるのが聞こえていた。


爽(う・・・・・っっ!!)


271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 23:27:32.94 ID:OtFs3lWW0


 ザッ ザッ ザッ ザッ ・・・・


迫り来る純の足音・・・


爽(ああっ、ここでオシマイなのか・・・?)


ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ・・・・・ !!



273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 23:37:09.31 ID:OtFs3lWW0



  コンコンッ


純は池田家のトイレの前に来ると、まずドアにノックをしてみた。

中からはなんの反応もない。

しかし、わずかに人の息遣いが感じられ、純には、中に誰かが潜んでいるのが分かった。


純「獅子原・・・ ここだな…? あきらめて出てきな…」ガチャッ


トイレのドアノブをつかむ純。


純(・・・お? 鍵がかかってねえ・・・? いや、でも間違いなく中に誰かいる・・・)グッ


純「獅子原ァ! もう逃げねえで大人しくしやがれっ!!」バッ


勢いよくトイレのドアを開けた純・・・



そこには・・・・




274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 23:45:06.24 ID:OtFs3lWW0



 「んぅ・・・、 ダメよぉ~ん ダメダメ♪★」


純「!!??」


純が、トイレで目にした人物・・・

それは、獅子原爽ではなかった。

全体が真っ白に塗られている顔・・・

真っ赤な口紅の塗られた唇・・・

うすピンクのほっぺ・・・

どぎつい青いアイシャドー・・・


そうである。

便器に座っていたのは、おしゃべりワイフシリーズの未亡人アケミちゃん3号だったのである。



アケミちゃん「ダメよ~ん、 ダメダメ♪」カクカク



275: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 23:51:19.38 ID:OtFs3lWW0



純「・・・・・・・」ポカーン


純は、あまりのことに、完全に思考が停止していた。

あんぐりと口を開け、まばたきもせず、蝋人形のようにその場に立っているだけであった。


アケミちゃん「あらぁん、 センセェー… カッコイ―――!!」バッ

純「!!!」


なんと、アケミちゃんは突然便器から跳ね上がり、純の首に抱きついて、その悪魔のようにキモい顔でキスをしたのである・・・!!



276: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 23:57:15.54 ID:OtFs3lWW0


アケミちゃんと純の唇はピッタリと合わさり、その瞬間、世界中の音が消えて、完全に時間が停止したかのようであった。


そして・・・


純「っぶ ぐああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――っっっっ!!!!」


純の断末魔の悲鳴が、池田家の中、そして、雪のやんだ安曇野市の曇り空の下に、響いたのであった・・・・



277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 00:09:25.60 ID:GP8rp0pv0






爽「ふ、ふう、ふう・・・ なんとかなったみてーだな・・」

池田「井上のやつ… 坂を転がるボールみたいに逃げていったし・・・」

爽「沢村さんも後を追って逃げてったし… これで安心だぜ…」

池田「しっかしまぁ… キスまでするなんて… すごい演技だったし…」

爽「くくく… 追い詰められたら何でもやるぜ、私は・・・」ヌフフフフ・・・


バカ殿を見る前から、顔全体を真っ白に塗り、黒いカツラをかぶっていた爽はほクソ笑んだ。


爽「いやあホントに… 華菜のおかげで助かったよ…」

華菜「はは、そうだな…」

爽「華菜がちょっと前に、『万が一追手が来た時のために、変装しておいた方がいいし』って提案してくれてなかったら、今頃私つかまってたよ・・・」



爽はこの夜、あたたかい布団で、安心してグッスリと眠った。


278: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 00:19:01.33 ID:GP8rp0pv0






~3日後、JR篠ノ井線明科駅ホーム~


爽「華菜、本当に、お世話になりました・・・ 私、この恩は一生忘れねーと思う」

池田「…大げさだし。 私は何もしてないし」

爽「いや、マジで、感謝してる… 何も返すことができなくて本当にすまない」

池田「私に感謝するんなら、その気持ちを、これからの旅で出会う人たちに返していけばいいと思うし・・・」

爽「華菜・・・! 心の友よ・・・!!」ヒシッ

池田「は、恥ずかしいしっ!/// 放せしぃ!」=3


279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 00:29:48.35 ID:GP8rp0pv0


池田「しかしまあ、全治2ヶ月のケガだったのに、もうここまで回復するなんてな… 人間の体とは思えないし」


そう・・・ 爽は驚異的な回復力を見せ、わずか2週間で車椅子も松葉杖もなしでしっかり歩けるようになっていたのである・・・


爽「ああ、まだ完全には骨はくっついてねーけど、無理しなけりゃなんてことねーさ」

池田「じゃ、気をつけて行けよ…」

爽「うん… 結局、城菜ちゃんたちは見送りに来れなかったな…」シュン

池田「しょうがないだろう、あいつらは今保育園なんだから…」


一昨日、一度退園させられていた保育園から連絡があって、池田三姉妹も、また通っていいという許可をもらったのである。


280: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 00:40:10.14 ID:GP8rp0pv0


池田「またいつでも、妹たちに会いに来てくれればいいし。 ・・・ところで、次はどこへ行くんだったっけ?」

爽「ああ、えーっとなぁ、このあと長野駅まで行って、そっから長野新幹線で一回東京に戻るんだよ。 白糸台で鶴賀の人たちに拉致られたから、行けなかったんだ・・・」

池田「行けなかった?」

爽「そう・・・ インハイで2回戦と準決勝で闘った、私たち有珠山高校の因縁の相手・・・」


爽「“臨海女子”だよっ!!」




次回、 ~東東京臨海女子 明華「レ・トワレットゥ・ドゥ・ル・モーンドゥ!」ネリー「シブヤにイクYO!」=3の巻~ に続く・・・



281: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 00:55:29.40 ID:GP8rp0pv0


長野でのお話はこれで全て終了です。 読んでくれた方、書き込みしてくれた方、ありがとうございます。

今週末に 爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(臨海女子~阿知賀編)という新スレを立てて続き書いていきます。 スレ立てしたらこちらにもリンクを貼ります。

多分24話目が鹿児島永水になるので、ここが大体折り返し地点だと思います。 こういうカテゴリーのSSはあんまり長々と書くものではないんだろうなとは思っているんですが、中途半端なのは嫌なので、永水まできちんと書いていきたいと思います。

予告ですが、今週末臨海女子を半分ほど書いたら、長期間休みます。 1ヶ月半くらい休み、再開は2月15日頃を予定しています。 広島あたりまであらすじは決まっているんですが、文をまとめる時間がとれないので。

臭く長い旅になってしまいそうですが、また見て頂けると嬉しいです。


283: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 01:37:36.93 ID:GP8rp0pv0


風越編で“トイレ・うんこ”と“文学”についての話があったので、トイレ・うんこ本を少し紹介します。 もし良かったら手に取ってみて下さい。


○椎名誠「ロシアにおけるニタリノフの便座について」
 独特の椎名さんの文調と極寒の地ロシアの便座の究極のコラボレーション。 コレを読んで笑わない人間は存在しないんじゃないだろうかと思ってしまうほど面白いです。

○松永はつ子「トイレは夢いろ」
 トイレ壁画デザイナー松永はつ子女史のエッセイ。 様々なトイレが出現し、松永さんがより良いトイレを目指してフン闘する姿や、周囲の人々とのあたたかいやりとりがとても爽快な一冊です。

○火野葦平「糞尿譚」
 糞尿汲取り事業を題材にした、80年くらい前に書かれた小説。 はっきり言って>>1には難しくて、読んでも何が何やらよく分からなかったのですが、芥川賞を受賞している作品なので、一応紹介。

○クオン・ジョンセン「こいぬのうんち」
 小犬のうんこが主人公の絵本です。 子どものための、トイレやうんこの絵本というのは恐ろしく沢山ありますが、映画化されているのは多分これだけじゃないかと思います。 韓国でキリスト教児童文学賞を受賞。 ツタヤとかに日本語吹き替えのDVDがあり、背景や音楽も美しいです。

※その他学術書にも色々面白いのがあります。 特に東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎博士がとんでもない量のうんこ本を書いています。 「できる男はウンコがデカい」「うんココロ~しあわせウンコ生活のススメ~」などがトピック盛り沢山で主張も分かりやすく面白いと思います。


284: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 05:29:24.50 ID:hozXiRlAO

乙おつ!
永水まで行くと終わっちゃうのか…最初からわかってたけど寂しいな


285: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 10:35:16.61 ID:oGgCKnqNo

乙です


286: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 21:37:54.41 ID:oRNf5TuE0

新スレ立てました↓

爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(臨海女子~阿知賀編)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419767576/




掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415416434/
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