セイバー「……………………」切嗣(セイバーがテレビ見てる)
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:11:03.21 ID:Cy2S9xvU0
アインツベルン城
セイバー「……」ジーッ
切嗣(珍しいな……どんな番組をみているんだ……?)
切嗣「……」ソーッ
テレビ『ほむらちゃん!!』
切嗣(アニメ……?)
セイバー「……」ジーッ
切嗣(サーヴァントも随分と俗だな)
テレビ『まどかぁー!!!』
セイバー「……」ジーッ
セイバー「……」ジーッ
切嗣(珍しいな……どんな番組をみているんだ……?)
切嗣「……」ソーッ
テレビ『ほむらちゃん!!』
切嗣(アニメ……?)
セイバー「……」ジーッ
切嗣(サーヴァントも随分と俗だな)
テレビ『まどかぁー!!!』
セイバー「……」ジーッ
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:13:07.68 ID:Cy2S9xvU0
翌日
アイリ「セイバー?」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「あ、テレビ見てたの?」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「……」
テレビ『ツインエンジェルにおまかせ!!』
アイリ「アニメなんてみるの?」
セイバー「……」ジーッ
アイリ(随分と真剣……邪魔しちゃわるいわね)
テレビ『エンジェルトルネード!!!』
セイバー「……」ジーッ
アイリ「セイバー?」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「あ、テレビ見てたの?」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「……」
テレビ『ツインエンジェルにおまかせ!!』
アイリ「アニメなんてみるの?」
セイバー「……」ジーッ
アイリ(随分と真剣……邪魔しちゃわるいわね)
テレビ『エンジェルトルネード!!!』
セイバー「……」ジーッ
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:15:08.35 ID:Cy2S9xvU0
翌日
イリヤ「セイバー?」
セイバー「……」ジーッ
イリヤ「ねえ、セイバー?」
テレビ『キュアブラック!!』
イリヤ「……」
セイバー「……」ジーッ
イリヤ「もういい」トテトテ
テレビ『キュアホワイトぉぉ!!』
セイバー「……」ジーッ
イリヤ「セイバー?」
セイバー「……」ジーッ
イリヤ「ねえ、セイバー?」
テレビ『キュアブラック!!』
イリヤ「……」
セイバー「……」ジーッ
イリヤ「もういい」トテトテ
テレビ『キュアホワイトぉぉ!!』
セイバー「……」ジーッ
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:17:14.02 ID:Cy2S9xvU0
翌日
切嗣「じゃあ、言ってくるよ」
アイリ「気をつけてね」
切嗣「ところでセイバーは?」
アイリ「まだアニメみてる」
切嗣「そうか……」
アイリ「今はコレクターユイっていうのをみてるわ」
切嗣「わからないな」
アイリ「私も」
切嗣「何かあったらすぐに連絡してほしい」
アイリ「わかったわ」
切嗣「じゃあ、言ってくるよ」
アイリ「気をつけてね」
切嗣「ところでセイバーは?」
アイリ「まだアニメみてる」
切嗣「そうか……」
アイリ「今はコレクターユイっていうのをみてるわ」
切嗣「わからないな」
アイリ「私も」
切嗣「何かあったらすぐに連絡してほしい」
アイリ「わかったわ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:20:39.92 ID:Cy2S9xvU0
翌日
セイバー「……」ジーッ
アイリ「セイバー?」
テレビ『高町なのは!!いきます!!』
アイリ「……」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「ねえ、セイバー?」
テレビ『スターライトブレイカー!!!!』
アイリ「セイバー?聖杯戦争のことなんだけど……」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「……もう」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「セイバー?」
テレビ『高町なのは!!いきます!!』
アイリ「……」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「ねえ、セイバー?」
テレビ『スターライトブレイカー!!!!』
アイリ「セイバー?聖杯戦争のことなんだけど……」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「……もう」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:23:10.27 ID:Cy2S9xvU0
翌日
切嗣「セイバーは?」
アイリ「部屋にいるけど……」
切嗣「……」ソーッ
セイバー「……」ジーッ
テレビ『月にかわってぇぇ……おしおきよ!!』
切嗣「セーラームーンか……」
アイリ「うん……」
切嗣「何がしたいんだ……?」
アイリ「さぁ……最初は暇つぶし程度に視聴してるものだと思ってたけど……」
切嗣「大丈夫か……?」
セイバー「……」ジーッ
切嗣「セイバーは?」
アイリ「部屋にいるけど……」
切嗣「……」ソーッ
セイバー「……」ジーッ
テレビ『月にかわってぇぇ……おしおきよ!!』
切嗣「セーラームーンか……」
アイリ「うん……」
切嗣「何がしたいんだ……?」
アイリ「さぁ……最初は暇つぶし程度に視聴してるものだと思ってたけど……」
切嗣「大丈夫か……?」
セイバー「……」ジーッ
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:25:34.72 ID:Cy2S9xvU0
翌日
切嗣「……」
アイリ「セイバー?そろそろ……」
セイバー「……」ジーッ
テレビ『絶対大丈夫だよ!!』
切嗣「……」
切嗣(流石に声をかけるべきか……?)
セイバー「……」ジーッ
テレビ『汝のあるべき姿にもどれ!!クロウカード!!!』
セイバー「……」ジーッ
アイリ「セイバー……?」
切嗣「……」
切嗣「……」
アイリ「セイバー?そろそろ……」
セイバー「……」ジーッ
テレビ『絶対大丈夫だよ!!』
切嗣「……」
切嗣(流石に声をかけるべきか……?)
セイバー「……」ジーッ
テレビ『汝のあるべき姿にもどれ!!クロウカード!!!』
セイバー「……」ジーッ
アイリ「セイバー……?」
切嗣「……」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:28:59.37 ID:Cy2S9xvU0
翌日
アイリ「セイバー!!」
セイバー「……」ジーッ
テレビ『ン・パカ・ン・パカ・いっしょにいこう!!』
アイリ「……」
翌日
イリヤ「セイバー、ごはんは?」
セイバー「……」ジーッ
テレビ『プリティ・サミー!!』
イリヤ「……」
翌日
切嗣「……」
テレビ『うるさい!うるさい!!この馬鹿犬!!』
セイバー「……」ジーッ
アイリ「セイバー!!」
セイバー「……」ジーッ
テレビ『ン・パカ・ン・パカ・いっしょにいこう!!』
アイリ「……」
翌日
イリヤ「セイバー、ごはんは?」
セイバー「……」ジーッ
テレビ『プリティ・サミー!!』
イリヤ「……」
翌日
切嗣「……」
テレビ『うるさい!うるさい!!この馬鹿犬!!』
セイバー「……」ジーッ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:33:50.52 ID:Cy2S9xvU0
翌日
切嗣「……セイバー。もういい加減にテレビから離れろ」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「ねえ、セイバー?もう聖杯戦争も始まるし……ね?」
セイバー「……」ジーッ
テレビ『愛よ!!勇気よ!!希望よ!!』
イリヤ「……」
セイバー「……」ジーッ
切嗣「駄目だな」
アイリ「テレビ、取り上げてみる?かわいそうだけど……」
切嗣「それがいい」
アイリ「そうよね……セイバーのためだもの」
セイバー「……」ジーッ
切嗣「……セイバー。もういい加減にテレビから離れろ」
セイバー「……」ジーッ
アイリ「ねえ、セイバー?もう聖杯戦争も始まるし……ね?」
セイバー「……」ジーッ
テレビ『愛よ!!勇気よ!!希望よ!!』
イリヤ「……」
セイバー「……」ジーッ
切嗣「駄目だな」
アイリ「テレビ、取り上げてみる?かわいそうだけど……」
切嗣「それがいい」
アイリ「そうよね……セイバーのためだもの」
セイバー「……」ジーッ
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:37:15.72 ID:Cy2S9xvU0
翌朝
セイバー「……」スタスタ
ガチャ
セイバー「……!?」
セイバー「……」キョロキョロ
セイバー「……」
セイバー「……っ」
アイリ「セイバー……おはよ―――」
セイバー「……」ギロリ
アイリ「あ、の……」
セイバー「……」スタスタ
アイリ「ちょっと!!セイバー!?どこに行くの!?」
セイバー「……」スタスタ
ガチャ
セイバー「……!?」
セイバー「……」キョロキョロ
セイバー「……」
セイバー「……っ」
アイリ「セイバー……おはよ―――」
セイバー「……」ギロリ
アイリ「あ、の……」
セイバー「……」スタスタ
アイリ「ちょっと!!セイバー!?どこに行くの!?」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:40:37.97 ID:Cy2S9xvU0
セイバー「……」ガチャ
テレビ『』
セイバー「……」ホッ
セイバー「……」カチャカチャ
テレビ『―――撲殺天使~♪』
セイバー「……♪」
アイリ「セイバー……どうして……」
切嗣「アイリ」
アイリ「切嗣……」
切嗣「舞弥から連絡が入った。少し出かけてくる」
アイリ「セイバーはどうするの?」
切嗣「アイリに任せるよ」
アイリ「そんな……!!」
切嗣「それじゃあ」
アイリ「切嗣……」
テレビ『』
セイバー「……」ホッ
セイバー「……」カチャカチャ
テレビ『―――撲殺天使~♪』
セイバー「……♪」
アイリ「セイバー……どうして……」
切嗣「アイリ」
アイリ「切嗣……」
切嗣「舞弥から連絡が入った。少し出かけてくる」
アイリ「セイバーはどうするの?」
切嗣「アイリに任せるよ」
アイリ「そんな……!!」
切嗣「それじゃあ」
アイリ「切嗣……」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:44:32.60 ID:Cy2S9xvU0
翌日
セイバー「……」ジーッ
テレビ『パラレル パラレル 猫になーれ』
アイリ「はぁ……」
イリヤ「……」
舞弥「あれですか」
切嗣「ああ」
舞弥「……」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「姫ちゃんのリボンは中々完成度が高いアニメでした」
切嗣「そんなことは聞いてない」
セイバー「……」ジーッ
テレビ『パラレル パラレル 猫になーれ』
アイリ「はぁ……」
イリヤ「……」
舞弥「あれですか」
切嗣「ああ」
舞弥「……」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「姫ちゃんのリボンは中々完成度が高いアニメでした」
切嗣「そんなことは聞いてない」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:48:13.43 ID:Cy2S9xvU0
翌日
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……となり、よろしいですか?」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……」
テレビ『はぁーい!!ムギムギ小麦ちゃんでぇーす!!』
舞弥「ナースウィッチですか……」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……作画は申し分ないのですが、人を選ぶ作品ですね」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「ストライクウィッチーズはご覧に?」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……まあ、いいでしょう」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……となり、よろしいですか?」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……」
テレビ『はぁーい!!ムギムギ小麦ちゃんでぇーす!!』
舞弥「ナースウィッチですか……」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……作画は申し分ないのですが、人を選ぶ作品ですね」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「ストライクウィッチーズはご覧に?」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……まあ、いいでしょう」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:53:41.36 ID:Cy2S9xvU0
翌日
切嗣「ふぅー」
アイリ「おかえり」
切嗣「ランサーのマスターと一戦交わした」
アイリ「大丈夫だった?」
切嗣「ああ。奴がいた場所を爆破しておいた。生きていたにしろしばらくは動けないだろう」
アイリ「そう……」
切嗣「セイバーは?」
アイリ「あそこ……」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……」ジーッ
テレビ『みやふじぃぃぃぃ!!!』
舞弥「今度、劇場版もあるんですよ?」
セイバー「……まことですか?」
切嗣(しゃべった……)
切嗣「ふぅー」
アイリ「おかえり」
切嗣「ランサーのマスターと一戦交わした」
アイリ「大丈夫だった?」
切嗣「ああ。奴がいた場所を爆破しておいた。生きていたにしろしばらくは動けないだろう」
アイリ「そう……」
切嗣「セイバーは?」
アイリ「あそこ……」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……」ジーッ
テレビ『みやふじぃぃぃぃ!!!』
舞弥「今度、劇場版もあるんですよ?」
セイバー「……まことですか?」
切嗣(しゃべった……)
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 19:58:13.17 ID:Cy2S9xvU0
アイリ「彼女にだけ心を開いたみたい」
切嗣「……」
セイバー「舞弥、ほかにもお勧めのモノがあれば」
舞弥「そうですね……満月をさがして、は見ましたか?」
セイバー「いえ」
舞弥「では、私が持っているDVDBOXを持ってきましょう」
セイバー「お願いします」
舞弥「では、すこし席を外します」
セイバー「はっ」
舞弥「……」スタスタ
切嗣「舞弥」
舞弥「はい?」
切嗣「セイバーにはなにか目的があるのか?」
舞弥「どうやら、あなたに話してもらえないことを気にしてのようです」
切嗣「どういうことだ?」
切嗣「……」
セイバー「舞弥、ほかにもお勧めのモノがあれば」
舞弥「そうですね……満月をさがして、は見ましたか?」
セイバー「いえ」
舞弥「では、私が持っているDVDBOXを持ってきましょう」
セイバー「お願いします」
舞弥「では、すこし席を外します」
セイバー「はっ」
舞弥「……」スタスタ
切嗣「舞弥」
舞弥「はい?」
切嗣「セイバーにはなにか目的があるのか?」
舞弥「どうやら、あなたに話してもらえないことを気にしてのようです」
切嗣「どういうことだ?」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:03:06.12 ID:Cy2S9xvU0
舞弥「以前、スーツから鎧へとセイバーが衣装チェンジしたことがあるそうですね」
切嗣「ああ」
舞弥「そのときに何か決め台詞的なものがあれば、貴方に話しかけてもらえるのではと考えているようです」
切嗣「……」
舞弥「それでは」
切嗣(意味がわからないな)
切嗣(僕と会話できないことが、どうして決め台詞やアニメ視聴に繋がる……?)
切嗣「……」ソーッ
セイバー「……」ジーッ
テレビ『かーみーちゅー!!』
セイバー「かみちゅー……」ボソッ
セイバー「違う……」
切嗣(意味が本当にわからない……僕のせいで病んでしまったか?)
切嗣「ああ」
舞弥「そのときに何か決め台詞的なものがあれば、貴方に話しかけてもらえるのではと考えているようです」
切嗣「……」
舞弥「それでは」
切嗣(意味がわからないな)
切嗣(僕と会話できないことが、どうして決め台詞やアニメ視聴に繋がる……?)
切嗣「……」ソーッ
セイバー「……」ジーッ
テレビ『かーみーちゅー!!』
セイバー「かみちゅー……」ボソッ
セイバー「違う……」
切嗣(意味が本当にわからない……僕のせいで病んでしまったか?)
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:06:20.60 ID:Cy2S9xvU0
舞弥「セイバー。お待たせしました」
セイバー「待ちわびました」
舞弥「では、一話から見ましょう」
セイバー「はい」
舞弥「……」カチャカチャ
セイバー「……」ワクワク
切嗣「……」
舞弥「よし……」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……」ピッ
切嗣「……」ジーッ
セイバー「待ちわびました」
舞弥「では、一話から見ましょう」
セイバー「はい」
舞弥「……」カチャカチャ
セイバー「……」ワクワク
切嗣「……」
舞弥「よし……」
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……」ピッ
切嗣「……」ジーッ
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:09:33.24 ID:Cy2S9xvU0
翌朝
セイバー「すばらしい」
舞弥「でしょう?」
切嗣「……」
切嗣(確かに……)
セイバー「もっと、ありませんか?」
舞弥「そうですね……Cosmic Baton Girl コメットさん☆は?」
セイバー「知りません」
舞弥「では、お持ちします」
セイバー「お願いします」
切嗣「……」
舞弥「……切嗣?いたのですか」
セイバー「キリツグ!?」
切嗣「……」スタスタ
セイバー「あ……いや、これからだ……私が可愛くも凛々しい決め台詞を極めれば……キリツグもきっと……」
セイバー「すばらしい」
舞弥「でしょう?」
切嗣「……」
切嗣(確かに……)
セイバー「もっと、ありませんか?」
舞弥「そうですね……Cosmic Baton Girl コメットさん☆は?」
セイバー「知りません」
舞弥「では、お持ちします」
セイバー「お願いします」
切嗣「……」
舞弥「……切嗣?いたのですか」
セイバー「キリツグ!?」
切嗣「……」スタスタ
セイバー「あ……いや、これからだ……私が可愛くも凛々しい決め台詞を極めれば……キリツグもきっと……」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:13:24.48 ID:Cy2S9xvU0
翌日
アイリ「切嗣?」
切嗣「……」ジーッ
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……」ジーッ
テレビ『神風怪盗ジャンヌだ!!』
アイリ「切嗣?ねえ、切嗣?」
切嗣「……」ジーッ
セイバー「……」ジーッ
アイリ「だめだわ……」
舞弥「……しっ!」
アイリ「あ……ごめんなさい……」
アイリ「切嗣?」
切嗣「……」ジーッ
セイバー「……」ジーッ
舞弥「……」ジーッ
テレビ『神風怪盗ジャンヌだ!!』
アイリ「切嗣?ねえ、切嗣?」
切嗣「……」ジーッ
セイバー「……」ジーッ
アイリ「だめだわ……」
舞弥「……しっ!」
アイリ「あ……ごめんなさい……」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:14:30.01 ID:Cy2S9xvU0
CM
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:24:34.27 ID:Cy2S9xvU0
翌日
舞弥「―――これで私の持っているアニメは全てです」
セイバー「ありがとうございました」
切嗣「……」パチパチ
アイリ「久しぶりにいいものを見た気がするわ」
舞弥「いえ」
セイバー「では、これから会議を始めましょう。舞弥」
舞弥「了解」
アイリ「会議って?」
セイバー「私の衣装チェンジ時の決め台詞です」
舞弥「がんばりましょう」
セイバー「はい」
アイリ「あの……私も混ぜて」
セイバー「はい。構いません」
切嗣「……」ウズウズ
舞弥「―――これで私の持っているアニメは全てです」
セイバー「ありがとうございました」
切嗣「……」パチパチ
アイリ「久しぶりにいいものを見た気がするわ」
舞弥「いえ」
セイバー「では、これから会議を始めましょう。舞弥」
舞弥「了解」
アイリ「会議って?」
セイバー「私の衣装チェンジ時の決め台詞です」
舞弥「がんばりましょう」
セイバー「はい」
アイリ「あの……私も混ぜて」
セイバー「はい。構いません」
切嗣「……」ウズウズ
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:30:09.96 ID:Cy2S9xvU0
セイバー「では、第一回セイバーコスチュームチャンジの決め台詞対策会議を始めます」
舞弥「……」パチパチ
アイリ「がんばるわ」ムフー
切嗣「……」コクコク
舞弥「では、意見を」
セイバー「あの……」
アイリ「どうしたの?」
セイバー「私の希望としましては可愛くも凛々しい感じでお願いしたいです」
舞弥「ふむ……たとえば?」
セイバー「そうですね……カードキャプターが使っていた台詞回しなどは一番理想に近いかと」
舞弥「ということは……」
アイリ「どんな感じ?」
セイバー「―――我、あるべき姿に戻る!!セイバァァァ!!!みたいな感じでしょうか?」
舞弥「凛々しくはありますが、可愛くはないですね」
切嗣「……」コクコク
舞弥「……」パチパチ
アイリ「がんばるわ」ムフー
切嗣「……」コクコク
舞弥「では、意見を」
セイバー「あの……」
アイリ「どうしたの?」
セイバー「私の希望としましては可愛くも凛々しい感じでお願いしたいです」
舞弥「ふむ……たとえば?」
セイバー「そうですね……カードキャプターが使っていた台詞回しなどは一番理想に近いかと」
舞弥「ということは……」
アイリ「どんな感じ?」
セイバー「―――我、あるべき姿に戻る!!セイバァァァ!!!みたいな感じでしょうか?」
舞弥「凛々しくはありますが、可愛くはないですね」
切嗣「……」コクコク
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:34:28.85 ID:Cy2S9xvU0
セイバー「そうですか……」
アイリ「もっと媚びるような感じにしちゃえば?」
セイバー「と、いいますと?」
アイリ「そうね……萌え要素を入れてみるとか」
舞弥「一理あります」
セイバー「具体的には?」
アイリ「―――あなたのためにこの力を使いま……きゃぁ!!やだぁ!!みないでくださぁぁい!!みたいな感じかな?」
舞弥「なるほど。マスターに裸を見られて赤面するパターンですね」
セイバー「ですが、それは何度も使えません。1クール中せいぜい2回程度でしょう」
アイリ「そっかぁ」
切嗣「……」コクコク
舞弥「難しいですね」
セイバー「ええ……舞弥はなにかありますか?」
舞弥「……」
アイリ「もっと媚びるような感じにしちゃえば?」
セイバー「と、いいますと?」
アイリ「そうね……萌え要素を入れてみるとか」
舞弥「一理あります」
セイバー「具体的には?」
アイリ「―――あなたのためにこの力を使いま……きゃぁ!!やだぁ!!みないでくださぁぁい!!みたいな感じかな?」
舞弥「なるほど。マスターに裸を見られて赤面するパターンですね」
セイバー「ですが、それは何度も使えません。1クール中せいぜい2回程度でしょう」
アイリ「そっかぁ」
切嗣「……」コクコク
舞弥「難しいですね」
セイバー「ええ……舞弥はなにかありますか?」
舞弥「……」
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:40:49.89 ID:Cy2S9xvU0
舞弥「―――悪者は私が退治しちゃうんだからぁ!!魔具・装着(ドレス・アップ)!!」
「―――光の剣を携え、闇を切り裂く!!絶対勝利の魔法剣士、セイバー!参☆上☆」
「絶対勝つもん!覚悟してね♪」バーン
セイバー「……」
アイリ「……」
切嗣「……」
舞弥「どうでしょうか?」
セイバー「すばらしい」パチパチ
アイリ「それでいいんじゃないかしら?」
切嗣「……」コクコク
舞弥「恐れ入ります」
セイバー「あとは決めポーズですね」
アイリ「そうね」
舞弥「がんばりましょう。ゴールが見えてきました」
切嗣「……」コクコク
「―――光の剣を携え、闇を切り裂く!!絶対勝利の魔法剣士、セイバー!参☆上☆」
「絶対勝つもん!覚悟してね♪」バーン
セイバー「……」
アイリ「……」
切嗣「……」
舞弥「どうでしょうか?」
セイバー「すばらしい」パチパチ
アイリ「それでいいんじゃないかしら?」
切嗣「……」コクコク
舞弥「恐れ入ります」
セイバー「あとは決めポーズですね」
アイリ「そうね」
舞弥「がんばりましょう。ゴールが見えてきました」
切嗣「……」コクコク
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:47:13.91 ID:Cy2S9xvU0
港
ギルガメッシュ「ふははははは!!!」
バーサーカー「……」
ランサー「ふっ……」
ライダー「面白い……これだけの者たちが揃うか……!!」
ギルガメッシュ「雑兵ども覚悟はいいな?」
ランサー「いつでも―――」
セイバー「待ちなさい!!!」
バーサーカー「!?」
ライダー「なにやつ!?」
セイバー「―――こんな夜空のきれいな日に、剣の火花なんて似合わない。みんなはもう寝ている時間なのに、うるさくする人、どーこだ?」
ギルガメッシュ「何者だぁ!?姿を現せ!!!」
切嗣(スポットライト、オン!!)バン
セイバー「―――光の剣を携え、闇を切り裂く!!絶対勝利の魔法剣士、セイバー!参☆上☆」
舞弥(決まった……)グッ
ギルガメッシュ「ふははははは!!!」
バーサーカー「……」
ランサー「ふっ……」
ライダー「面白い……これだけの者たちが揃うか……!!」
ギルガメッシュ「雑兵ども覚悟はいいな?」
ランサー「いつでも―――」
セイバー「待ちなさい!!!」
バーサーカー「!?」
ライダー「なにやつ!?」
セイバー「―――こんな夜空のきれいな日に、剣の火花なんて似合わない。みんなはもう寝ている時間なのに、うるさくする人、どーこだ?」
ギルガメッシュ「何者だぁ!?姿を現せ!!!」
切嗣(スポットライト、オン!!)バン
セイバー「―――光の剣を携え、闇を切り裂く!!絶対勝利の魔法剣士、セイバー!参☆上☆」
舞弥(決まった……)グッ
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 20:53:35.34 ID:Cy2S9xvU0
ライダー「……」
ランサー「……」
バーサーカー「……」パチパチパチ
セイバー「さあ、夜空の星が綺麗なうちにみんなベッドに帰ったほうがいいですよ!!」
ギルガメッシュ「セイバー……なんの真似だ?」
セイバー「この金ぴかめ!私のまばゆい剣で星になりたいですか?」
ギルガメッシュ「……」
ライダー「……」
バーサーカー「……」パチパチパチ
ランサー「……え?退却?……わかりました。マスターの指示に従います」
ライダー「興ざめだ。帰って寝るとしよう」
ギルガメッシュ「ではな。セイバー?」
セイバー「あれ……?あの……もっと何かないんですか!?なにをー、生意気な!やっちまえー、とか」
バーサーカー「……」ファイト
セイバー「む……シナリオとだいぶ違いますね。出直しましょう」
ランサー「……」
バーサーカー「……」パチパチパチ
セイバー「さあ、夜空の星が綺麗なうちにみんなベッドに帰ったほうがいいですよ!!」
ギルガメッシュ「セイバー……なんの真似だ?」
セイバー「この金ぴかめ!私のまばゆい剣で星になりたいですか?」
ギルガメッシュ「……」
ライダー「……」
バーサーカー「……」パチパチパチ
ランサー「……え?退却?……わかりました。マスターの指示に従います」
ライダー「興ざめだ。帰って寝るとしよう」
ギルガメッシュ「ではな。セイバー?」
セイバー「あれ……?あの……もっと何かないんですか!?なにをー、生意気な!やっちまえー、とか」
バーサーカー「……」ファイト
セイバー「む……シナリオとだいぶ違いますね。出直しましょう」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 21:00:07.36 ID:Cy2S9xvU0
数日後
セイバー「逃がしはしません!!ライダー!!!」
舞弥「どうぞ、これに乗ってください」
セイバー「このバイクは……!?」
舞弥「貴方のために用意しました」
セイバー「ありがとうございます。名前は?」
舞弥「―――光の軌跡(ライトニング・ホイール)です」
セイバー「なるほど。わかりました」
舞弥「がんばってください」
セイバー「よし」
セイバー「行きましょう!!光の軌跡!!!」ブゥゥゥゥン
舞弥『うん、僕、セイバーを乗せてがんばるよ』
セイバー「なんと!?しゃべるのですか!?」
舞弥「魔法少女にマスコットは必須です」
セイバー「何からなにまで……舞弥、貴方に出会えて本当によかった」
セイバー「逃がしはしません!!ライダー!!!」
舞弥「どうぞ、これに乗ってください」
セイバー「このバイクは……!?」
舞弥「貴方のために用意しました」
セイバー「ありがとうございます。名前は?」
舞弥「―――光の軌跡(ライトニング・ホイール)です」
セイバー「なるほど。わかりました」
舞弥「がんばってください」
セイバー「よし」
セイバー「行きましょう!!光の軌跡!!!」ブゥゥゥゥン
舞弥『うん、僕、セイバーを乗せてがんばるよ』
セイバー「なんと!?しゃべるのですか!?」
舞弥「魔法少女にマスコットは必須です」
セイバー「何からなにまで……舞弥、貴方に出会えて本当によかった」
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 21:07:15.45 ID:Cy2S9xvU0
ウェイバー「うわぁぁぁ!!!」
ライダー「ふん……」
セイバー「征服王……ここまでのようですね」
ライダー「まさか、ここまで追い詰められるとはな……」
セイバー「―――光の妖精よ。私の剣に集え。悪しき心に侵された、貴方を救ってみせましょう」
ライダー「なにをいっておる?」
セイバー「光よ!!私に力を!!―――エクスカリバー!!」ドォォォォン
ウェイバー「わぁぁぁぁ!!!!」
ライダー「……」
セイバー「……はい。これで治療は完了しました」
ライダー「何をいっておるのだ?」
セイバー「それでは。―――行こう!光の軌跡!!」
舞弥『たいへんだよ!ランサーが暴れてるよ!!』
セイバー「それは大変!急ぎましょう!!」ブゥゥゥン
ライダー「……」
ライダー「ふん……」
セイバー「征服王……ここまでのようですね」
ライダー「まさか、ここまで追い詰められるとはな……」
セイバー「―――光の妖精よ。私の剣に集え。悪しき心に侵された、貴方を救ってみせましょう」
ライダー「なにをいっておる?」
セイバー「光よ!!私に力を!!―――エクスカリバー!!」ドォォォォン
ウェイバー「わぁぁぁぁ!!!!」
ライダー「……」
セイバー「……はい。これで治療は完了しました」
ライダー「何をいっておるのだ?」
セイバー「それでは。―――行こう!光の軌跡!!」
舞弥『たいへんだよ!ランサーが暴れてるよ!!』
セイバー「それは大変!急ぎましょう!!」ブゥゥゥン
ライダー「……」
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 21:15:00.49 ID:Cy2S9xvU0
数日後
ギルガメッシュ「ふはははは!!!ついにこのときがきたなぁ!!!」
言峰「ああ……」
切嗣「……町をめちゃくちゃにして……」
セイバー「魔王……覚悟してください!!」シャキーン
ギルガメッシュ「魔王?」
言峰「なんのことだ?」
切嗣「くらえ……キリツグ・バスタァァ!!」ドォォン
言峰「?!」
ギルガメッシュ「こい!!セイバー!!貴様が我と戦うに相応しいか見極めてやろう!!!」
セイバー「魔王……みんなの心を真っ黒に染めた罪……この光の剣士、セイバーが償わせてみせます!!」
ギルガメッシュ「……エア!!!」ゴォォォォ
セイバー「妖精さん、私の声が聞こえたなら……聞いて……光を……ほんの少しでいい……私に光をちょうだい!!」
ギルガメッシュ「なんかしらんが早く止めをささなくては!!!!」
セイバー「正義の光が闇を切り裂く!!―――愛と光の勝利剣(エクスカリバー)!!!」ドォォォォン
ギルガメッシュ「ふはははは!!!ついにこのときがきたなぁ!!!」
言峰「ああ……」
切嗣「……町をめちゃくちゃにして……」
セイバー「魔王……覚悟してください!!」シャキーン
ギルガメッシュ「魔王?」
言峰「なんのことだ?」
切嗣「くらえ……キリツグ・バスタァァ!!」ドォォン
言峰「?!」
ギルガメッシュ「こい!!セイバー!!貴様が我と戦うに相応しいか見極めてやろう!!!」
セイバー「魔王……みんなの心を真っ黒に染めた罪……この光の剣士、セイバーが償わせてみせます!!」
ギルガメッシュ「……エア!!!」ゴォォォォ
セイバー「妖精さん、私の声が聞こえたなら……聞いて……光を……ほんの少しでいい……私に光をちょうだい!!」
ギルガメッシュ「なんかしらんが早く止めをささなくては!!!!」
セイバー「正義の光が闇を切り裂く!!―――愛と光の勝利剣(エクスカリバー)!!!」ドォォォォン
227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 21:19:50.62 ID:Cy2S9xvU0
衛宮邸
ランサー「おらぁぁ!!!」
士郎「ぐぁぁ!!!」
ランサー「―――運がなかったと諦めな、坊主」
士郎(ふざけんな……こんなところで……死んで……)
士郎「―――たまるかぁぁぁ!!!」
ランサー「しねえ!!!」
セイバー「―――待ちなさい!!!」
ランサー「!?」
士郎「え!?」
セイバー「他人に向かって死ねなんて……心が悪に染まっている証拠……そんな人は、私の光で改心させてあげましょう!!」
ランサー「誰だ!!」
セイバー「―――光の剣を携え、闇を切り裂く!!絶対勝利の魔法剣士、セイバー!参☆上☆」バーン
士郎「うわぁ……」
ランサー「やべえ……にげたほうがいいか……?」
ランサー「おらぁぁ!!!」
士郎「ぐぁぁ!!!」
ランサー「―――運がなかったと諦めな、坊主」
士郎(ふざけんな……こんなところで……死んで……)
士郎「―――たまるかぁぁぁ!!!」
ランサー「しねえ!!!」
セイバー「―――待ちなさい!!!」
ランサー「!?」
士郎「え!?」
セイバー「他人に向かって死ねなんて……心が悪に染まっている証拠……そんな人は、私の光で改心させてあげましょう!!」
ランサー「誰だ!!」
セイバー「―――光の剣を携え、闇を切り裂く!!絶対勝利の魔法剣士、セイバー!参☆上☆」バーン
士郎「うわぁ……」
ランサー「やべえ……にげたほうがいいか……?」
250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 21:25:07.67 ID:Cy2S9xvU0
セイバー「教えて。あなたが私のご主人様?」
士郎「え……」
セイバー「……」
ランサー「ちっ!!なんだよ、お前!!」
セイバー「……貴方は?」
ランサー「ふん。この得物でわかんだろ?」
セイバー「悪者ですね?」
ランサー「ま、そうだな」
セイバー「ならば、容赦しない!!」ブゥン
ランサー「よっと!!―――あぶねえな」
セイバー「こい!!青い人!!」
ランサー「青っていうな!!!」
セイバー「……」シャキン
ランサー「悪いが一気に決めさせてもらうぞ。―――ゲイボルク!!!」
セイバー「!?」
士郎「え……」
セイバー「……」
ランサー「ちっ!!なんだよ、お前!!」
セイバー「……貴方は?」
ランサー「ふん。この得物でわかんだろ?」
セイバー「悪者ですね?」
ランサー「ま、そうだな」
セイバー「ならば、容赦しない!!」ブゥン
ランサー「よっと!!―――あぶねえな」
セイバー「こい!!青い人!!」
ランサー「青っていうな!!!」
セイバー「……」シャキン
ランサー「悪いが一気に決めさせてもらうぞ。―――ゲイボルク!!!」
セイバー「!?」
272: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 21:32:12.06 ID:Cy2S9xvU0
ランサー「はぁぁぁ!!!」
セイバー「とぅ!!」シュバ
ランサー「逃げても無駄だぁぁ!!!」
セイバー「―――幾億の星たちよ、私の剣に光を収束させよ」ゴォォォ
ランサー「はぁ!?」
セイバー「悪しき魂を浄化せよ……愛の光を纏いし剣(エクスカリバー)!!!」ドォォォン
ランサー「あぁぁぁぁ―――」
セイバー「……悪が栄えたことはありません」キリッ
士郎「あ、えっと……」
セイバー「ご主人さま!!大丈夫?!」
士郎「あ……えと……うん」
セイバー「よかったです」
士郎「君は……?」
セイバー「―――光の剣を携え、闇を切り裂く!!絶対勝利の魔法剣士、セイバー☆」バーン
士郎「……」
セイバー「とぅ!!」シュバ
ランサー「逃げても無駄だぁぁ!!!」
セイバー「―――幾億の星たちよ、私の剣に光を収束させよ」ゴォォォ
ランサー「はぁ!?」
セイバー「悪しき魂を浄化せよ……愛の光を纏いし剣(エクスカリバー)!!!」ドォォォン
ランサー「あぁぁぁぁ―――」
セイバー「……悪が栄えたことはありません」キリッ
士郎「あ、えっと……」
セイバー「ご主人さま!!大丈夫?!」
士郎「あ……えと……うん」
セイバー「よかったです」
士郎「君は……?」
セイバー「―――光の剣を携え、闇を切り裂く!!絶対勝利の魔法剣士、セイバー☆」バーン
士郎「……」
280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 21:37:21.92 ID:Cy2S9xvU0
凛「衛宮君!!」
士郎「遠坂……?!」
セイバー「誰?」
凛「セイバー……?」
アーチャー「……」
セイバー「良い人?」
凛「さあ、それはどうでしょうね」
セイバー「悪人なら切る!!」
アーチャー「まあ、待て。今、宝具を使ったばかりでもう余力など残っていないだろ?」
セイバー「そういえば……おなかがすきました」グゥ~
士郎「あの……」
凛「とりあえず私についてきてくれない?」
士郎「わ、わかった……」
セイバー「シロ~、せいし~」グゥ~
アーチャー「こら、愛の魔法少女がなんてことを言っている」
士郎「遠坂……?!」
セイバー「誰?」
凛「セイバー……?」
アーチャー「……」
セイバー「良い人?」
凛「さあ、それはどうでしょうね」
セイバー「悪人なら切る!!」
アーチャー「まあ、待て。今、宝具を使ったばかりでもう余力など残っていないだろ?」
セイバー「そういえば……おなかがすきました」グゥ~
士郎「あの……」
凛「とりあえず私についてきてくれない?」
士郎「わ、わかった……」
セイバー「シロ~、せいし~」グゥ~
アーチャー「こら、愛の魔法少女がなんてことを言っている」
292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 21:42:35.47 ID:Cy2S9xvU0
街中 坂
士郎「聖杯戦争か……」
凛「本当にやるのね?」
士郎「親父もやったっていうなら……」
凛「そう」
セイバー「ハンバーガー、おしいです」モグモグ
アーチャー「それはよかった」
イリヤ「―――待ちなさい!!」
凛「え?!」
士郎「誰だ?!」
イリヤ「常世に浮かぶは、怪異の影。月夜に映るは、怪腕の脅威。見て驚け!!聞いて泣け!!!―――バーサーカーの慟哭を!!!」
バーサーカー「オォォォォォォォォォ!!!!!」
セイバー「な……かっこいい……!!!」
凛「うそ……いきなり……」
イリヤ「さあ、みんな。楽しいブラッドパーティーの開幕よ。仮面の準備はできたかしら?」
士郎「聖杯戦争か……」
凛「本当にやるのね?」
士郎「親父もやったっていうなら……」
凛「そう」
セイバー「ハンバーガー、おしいです」モグモグ
アーチャー「それはよかった」
イリヤ「―――待ちなさい!!」
凛「え?!」
士郎「誰だ?!」
イリヤ「常世に浮かぶは、怪異の影。月夜に映るは、怪腕の脅威。見て驚け!!聞いて泣け!!!―――バーサーカーの慟哭を!!!」
バーサーカー「オォォォォォォォォォ!!!!!」
セイバー「な……かっこいい……!!!」
凛「うそ……いきなり……」
イリヤ「さあ、みんな。楽しいブラッドパーティーの開幕よ。仮面の準備はできたかしら?」
312: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 21:51:43.83 ID:Cy2S9xvU0
アーチャー「―――待ちたまえ」
イリヤ「?!」
バーサーカー「……?」
凛「アーチャー?」
セイバー「月光に映し出された闇の魂……光の剣が曝け出す」
アーチャー「幾千の剣が鈍く輝く……」
士郎「え?え?」
凛「ちょ……」
セイバー「―――光の剣を携え、闇を切り裂く!!絶対勝利の魔法剣士、セイバー!参☆上☆」
アーチャー「―――紅の外套が靡くとき、無限の刃が顕現する!!剣の伝道師、アーチャー!!ただいま、推☆参☆」
バーサーカー「……」パチパチパチ
イリヤ「きいぃぃ……!!憎らしい!!!バーサーカー!!あなたの怪力で霧散にしちゃって!!」
バーサーカー「オォォォォォォ!!!!」
セイバー「来ます!!」
アーチャー「任せろ!!」
イリヤ「?!」
バーサーカー「……?」
凛「アーチャー?」
セイバー「月光に映し出された闇の魂……光の剣が曝け出す」
アーチャー「幾千の剣が鈍く輝く……」
士郎「え?え?」
凛「ちょ……」
セイバー「―――光の剣を携え、闇を切り裂く!!絶対勝利の魔法剣士、セイバー!参☆上☆」
アーチャー「―――紅の外套が靡くとき、無限の刃が顕現する!!剣の伝道師、アーチャー!!ただいま、推☆参☆」
バーサーカー「……」パチパチパチ
イリヤ「きいぃぃ……!!憎らしい!!!バーサーカー!!あなたの怪力で霧散にしちゃって!!」
バーサーカー「オォォォォォォ!!!!」
セイバー「来ます!!」
アーチャー「任せろ!!」
326: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 21:59:34.11 ID:Cy2S9xvU0
凛「アーチャー!!どうしちゃったの!?」
士郎「……」
バーサーカー「ガァァァァ!!!」
セイバー「ハァァァ!!」
アーチャー「セイバー、時間を稼いでくれ!!」
セイバー「了解です!!」
バーサーカー「オォォォォォォ!!!!」
セイバー「でぁ!!」ギィン
アーチャー「―――次元を超え、今我が手に英雄の魂を呼び起こす」
バーサーカー「おぉぉぉぉ!!」
セイバー「でぁ!!」キィン
イリヤ「(バーサーカー!!アーチャーが詠唱中だから静かに!!!)」
バーサーカー「……ォォォ……」
セイバー「……」キィン
アーチャー「さあ、来たれ!!歴史に刻まれた其の魂よ!!―――練成された螺旋剣(カラドボルグ)!!!」
士郎「……」
バーサーカー「ガァァァァ!!!」
セイバー「ハァァァ!!」
アーチャー「セイバー、時間を稼いでくれ!!」
セイバー「了解です!!」
バーサーカー「オォォォォォォ!!!!」
セイバー「でぁ!!」ギィン
アーチャー「―――次元を超え、今我が手に英雄の魂を呼び起こす」
バーサーカー「おぉぉぉぉ!!」
セイバー「でぁ!!」キィン
イリヤ「(バーサーカー!!アーチャーが詠唱中だから静かに!!!)」
バーサーカー「……ォォォ……」
セイバー「……」キィン
アーチャー「さあ、来たれ!!歴史に刻まれた其の魂よ!!―――練成された螺旋剣(カラドボルグ)!!!」
338: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 22:04:40.54 ID:Cy2S9xvU0
バーサーカー「?!」
イリヤ「しまった!?」
セイバー「どうやら、我々の勝ちのようですね」
イリヤ「まだよ……バーサーカー!!!」
バーサーカー「……」コク
イリヤ「ごめんね……」
バーサーカー「……」フルフル
イリヤ「……バーサーカー!!!」
バーサーカー「オォォォォォォ!!!!」
アーチャー「くらえ!!!」ドォォォォン
バーサーカー「―――」
ドォォォォォン
イリヤ「……え?」
バーサーカー「……」
セイバー「勝負は既についています。無駄な殺生は魔法少女の掟に背きます」
イリヤ「しまった!?」
セイバー「どうやら、我々の勝ちのようですね」
イリヤ「まだよ……バーサーカー!!!」
バーサーカー「……」コク
イリヤ「ごめんね……」
バーサーカー「……」フルフル
イリヤ「……バーサーカー!!!」
バーサーカー「オォォォォォォ!!!!」
アーチャー「くらえ!!!」ドォォォォン
バーサーカー「―――」
ドォォォォォン
イリヤ「……え?」
バーサーカー「……」
セイバー「勝負は既についています。無駄な殺生は魔法少女の掟に背きます」
342: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 22:09:34.32 ID:Cy2S9xvU0
イリヤ「セイバー……ふ、ふん!!それが命取りになるのよ!!!」
セイバー「ふふ……そうかもしれませんね」
士郎「……」パチパチ
凛「ちょ……セイバーはランサーを……え?」
バーサーカー「……」スッ
アーチャー「良い戦いだった。次も負けんがな」
バーサーカー「……」ニコッ
イリヤ「おぼえてらっしゃい!!次は必ず!!始末してあげるんだから!!!」
セイバー「そのときは私たちはもっと強くなっているでしょう」
アーチャー「油断せんことだな」
イリヤ「べーっだ!!―――ありがとう」ボソッ
凛「え?え?なんなのこれ?」
士郎「友情が芽生えたんだな……」ポロポロ
凛「なんで泣いてるの?!」
セイバー「さあ、我が家へ帰りましょう!!」
セイバー「ふふ……そうかもしれませんね」
士郎「……」パチパチ
凛「ちょ……セイバーはランサーを……え?」
バーサーカー「……」スッ
アーチャー「良い戦いだった。次も負けんがな」
バーサーカー「……」ニコッ
イリヤ「おぼえてらっしゃい!!次は必ず!!始末してあげるんだから!!!」
セイバー「そのときは私たちはもっと強くなっているでしょう」
アーチャー「油断せんことだな」
イリヤ「べーっだ!!―――ありがとう」ボソッ
凛「え?え?なんなのこれ?」
士郎「友情が芽生えたんだな……」ポロポロ
凛「なんで泣いてるの?!」
セイバー「さあ、我が家へ帰りましょう!!」
352: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 22:16:42.22 ID:Cy2S9xvU0
数日後 学校
凛「……?!」
士郎「遠坂!!」
凛「これは……結界ね……」
士郎「どうする?」
凛「ここは令呪を使ってセイバーかアーチャーを……」
士郎「俺が呼ぶよ、遠坂」
凛「いいの?」
士郎「ああ。―――我が呼びかけに答えよ。汝を求める。彼の光の下に集いて、その剣を振るわん」
凛「え?」
士郎「顕現せよ!!光の騎士!!セイバァァァ!!!!!」キィィィィィン
セイバー「―――主の声に呼応し、馳せ参じました。輝く剣に愛を込める聖戦士!!セイバー!!!爆☆誕☆」バーン
士郎「セイバー、今学校がピンチなんだ」
セイバー「よくあることです。落ち着きましょう」
凛(私もこういうノリでいかないと駄目なの……?)
凛「……?!」
士郎「遠坂!!」
凛「これは……結界ね……」
士郎「どうする?」
凛「ここは令呪を使ってセイバーかアーチャーを……」
士郎「俺が呼ぶよ、遠坂」
凛「いいの?」
士郎「ああ。―――我が呼びかけに答えよ。汝を求める。彼の光の下に集いて、その剣を振るわん」
凛「え?」
士郎「顕現せよ!!光の騎士!!セイバァァァ!!!!!」キィィィィィン
セイバー「―――主の声に呼応し、馳せ参じました。輝く剣に愛を込める聖戦士!!セイバー!!!爆☆誕☆」バーン
士郎「セイバー、今学校がピンチなんだ」
セイバー「よくあることです。落ち着きましょう」
凛(私もこういうノリでいかないと駄目なの……?)
358: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 22:23:04.46 ID:Cy2S9xvU0
セイバー「む……階下からサーヴァントの気配がします!!」
士郎「よし!!」ダダダッ
凛「ちょっと、駄目よ!!!勝手に行動しないで!!!」
セイバー「行きましょう」タタタタッ
凛「もう……」
凛(決め台詞って……どんな感じでもいいのかしら……?)
セイバー「―――士郎!!!いました!!!」
士郎「あれは!?」
桜「先輩……」
慎二「くっ……衛宮……助けてくれ……!!」
士郎「桜!!!人質を取るなんて、悪い奴がすることだぞ!!」
桜「私は悪い子なんです!!放っておいてください!!!」
凛「……」
セイバー「この結界をといてください……でなければ―――」
ライダー「でなければ、なんですか?」
士郎「よし!!」ダダダッ
凛「ちょっと、駄目よ!!!勝手に行動しないで!!!」
セイバー「行きましょう」タタタタッ
凛「もう……」
凛(決め台詞って……どんな感じでもいいのかしら……?)
セイバー「―――士郎!!!いました!!!」
士郎「あれは!?」
桜「先輩……」
慎二「くっ……衛宮……助けてくれ……!!」
士郎「桜!!!人質を取るなんて、悪い奴がすることだぞ!!」
桜「私は悪い子なんです!!放っておいてください!!!」
凛「……」
セイバー「この結界をといてください……でなければ―――」
ライダー「でなければ、なんですか?」
364: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 22:31:06.65 ID:Cy2S9xvU0
セイバー「何者だ?!」
ライダー「―――鮮血の色香に引寄せられた蛇の牙。全てを魅了し、石塊と化せ。魅惑の狂女神・ライダーとは私のことです!!」バーン
桜「ライダー……」
セイバー「くっ……これは手ごわい……!!」
凛(ふーん……自分のことを大げさに言えば、とりあえず形になるのね……)メモメモ
士郎「桜!!慎二を放せ!!」
桜「それ以上、こないでください!!!」
セイバー「シロウ、どうしますか?」
士郎「くそ……慎二が人質のままじゃあ、どうすることも……!!」
ライダー「戦わずして勝負が決まってしまいましたね」
セイバー「くそ……!!」
士郎「慎二……」
慎二「衛宮……たすけて……」ポロポロ
士郎「悪い……慎二……俺は正義の味方にはなれなかった……」
慎二「え……?」
ライダー「―――鮮血の色香に引寄せられた蛇の牙。全てを魅了し、石塊と化せ。魅惑の狂女神・ライダーとは私のことです!!」バーン
桜「ライダー……」
セイバー「くっ……これは手ごわい……!!」
凛(ふーん……自分のことを大げさに言えば、とりあえず形になるのね……)メモメモ
士郎「桜!!慎二を放せ!!」
桜「それ以上、こないでください!!!」
セイバー「シロウ、どうしますか?」
士郎「くそ……慎二が人質のままじゃあ、どうすることも……!!」
ライダー「戦わずして勝負が決まってしまいましたね」
セイバー「くそ……!!」
士郎「慎二……」
慎二「衛宮……たすけて……」ポロポロ
士郎「悪い……慎二……俺は正義の味方にはなれなかった……」
慎二「え……?」
373: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 22:40:27.47 ID:Cy2S9xvU0
士郎「セイバー!!頼む!!!」ポロポロ
セイバー「シロウの決断……無駄にはしません……!!」
慎二「衛宮……うそだろ?!」
桜「まさか……人質ごと……?!」
ライダー「正気ですか!?」
士郎「俺だって辛い!!でも……慎二ならきっとわかってくれる!!!」
慎二「まって!!!衛宮!!僕は助けっていってるんだけど!?」
セイバー「光の精よ……我が剣に集え……金色の刃を三度、衆目に晒せ!!!」
ライダー「禁断の魔眼よ……私の愚行に応えよ……視界に入るもの……全てをその内なる悪夢へと封じ込めよ!!!」
セイバー「光という名の愛に包まれし黄金剣(エクスカリバー)!!!!」
ライダー「闇に葬られし悠久の神殿(ブレイカーゴルゴーン)!!!!」
慎二「きゃぁぁぁぁ!!!!!」
桜「せんぱぁぁぁぁぁい―――」
士郎「くっ……!!!」
凛「……」
セイバー「シロウの決断……無駄にはしません……!!」
慎二「衛宮……うそだろ?!」
桜「まさか……人質ごと……?!」
ライダー「正気ですか!?」
士郎「俺だって辛い!!でも……慎二ならきっとわかってくれる!!!」
慎二「まって!!!衛宮!!僕は助けっていってるんだけど!?」
セイバー「光の精よ……我が剣に集え……金色の刃を三度、衆目に晒せ!!!」
ライダー「禁断の魔眼よ……私の愚行に応えよ……視界に入るもの……全てをその内なる悪夢へと封じ込めよ!!!」
セイバー「光という名の愛に包まれし黄金剣(エクスカリバー)!!!!」
ライダー「闇に葬られし悠久の神殿(ブレイカーゴルゴーン)!!!!」
慎二「きゃぁぁぁぁ!!!!!」
桜「せんぱぁぁぁぁぁい―――」
士郎「くっ……!!!」
凛「……」
380: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 22:49:06.23 ID:Cy2S9xvU0
士郎「―――慎二ぃ!!!」
慎二「う……衛宮……」
士郎「しゃべるな!!慎二!!助かる!!助けてやるから!!!」
慎二「もう僕はだめだよ……」
士郎「慎二!!慎二!!!」
慎二「え、みや……妹を……た、の、む……」ガクリ
士郎「慎二?!シンジィィィィィ!!!!」
セイバー「……なんという悲劇」
ライダー「セイバー……」
セイバー「ライダー、あなたのせいでシロウは掛け替えの無い友人を失った」
桜「先輩……」
セイバー「これからは罪滅ぼしとして……私たちと魔王を討伐しましょう」
ライダー「それも……いいかもしれませんね……」
桜「私も……お手伝いします……もう、誰も犠牲になってほしくないから」
凛(赤い悪魔……レッドデビル……参上……違うわね……)
慎二「う……衛宮……」
士郎「しゃべるな!!慎二!!助かる!!助けてやるから!!!」
慎二「もう僕はだめだよ……」
士郎「慎二!!慎二!!!」
慎二「え、みや……妹を……た、の、む……」ガクリ
士郎「慎二?!シンジィィィィィ!!!!」
セイバー「……なんという悲劇」
ライダー「セイバー……」
セイバー「ライダー、あなたのせいでシロウは掛け替えの無い友人を失った」
桜「先輩……」
セイバー「これからは罪滅ぼしとして……私たちと魔王を討伐しましょう」
ライダー「それも……いいかもしれませんね……」
桜「私も……お手伝いします……もう、誰も犠牲になってほしくないから」
凛(赤い悪魔……レッドデビル……参上……違うわね……)
391: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 22:57:45.96 ID:Cy2S9xvU0
数日後 柳洞寺
セイバー「ここですね」
アサシン「今宵の宴にしては……また、気品に満ちた客が来たものだ」
セイバー「……貴方は?」
アサシン「夜に咲く花に投げかけるだけの上等な名はないのでな……ここはひとつ、影の名でご勘弁願おう」
セイバー「……」
アサシン「我が名はアサシン。門を守護する剣聖なり」
セイバー「我が名はセイバー。闇を焦がす唯一の希望!!!」
アサシン「相手にとって不足なし……かかってくるがいい!!」
セイバー「でぁぁぁぁ!!!!」
アサシン「ふん」シュン
セイバー「な!?」キィン
アサシン「見切れはしない……!!」
セイバー「くっ……?!!」
セイバー「ここですね」
アサシン「今宵の宴にしては……また、気品に満ちた客が来たものだ」
セイバー「……貴方は?」
アサシン「夜に咲く花に投げかけるだけの上等な名はないのでな……ここはひとつ、影の名でご勘弁願おう」
セイバー「……」
アサシン「我が名はアサシン。門を守護する剣聖なり」
セイバー「我が名はセイバー。闇を焦がす唯一の希望!!!」
アサシン「相手にとって不足なし……かかってくるがいい!!」
セイバー「でぁぁぁぁ!!!!」
アサシン「ふん」シュン
セイバー「な!?」キィン
アサシン「見切れはしない……!!」
セイバー「くっ……?!!」
401: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 23:12:01.92 ID:Cy2S9xvU0
アサシン「セイバー。崖の傍で円舞をするには少々、力量が足りないようだぞ?」
セイバー「ふっ……それはどうだろうか……」
アサシン「なに……」
士郎「みんな!!突撃だぁぁ!!!」
アーチャー「衛宮士郎につづけぇ!!!」
桜「がんばります!!」
ライダー「駆け抜けましょう。エデンの果てまで!!」
凛「……」
アサシン「しまった……!?」
セイバー「余所見は禁物だ!!」
アサシン「ふっ!!」キィィン
セイバー「くっ……」
アサシン「まあ、ここを通過されることなど瑣末な問題だ」
セイバー「……?」
アサシン「やつらが見るのは煉獄よりも悪辣な魔女の呪いなのだからな……ふふふ」
セイバー「ふっ……それはどうだろうか……」
アサシン「なに……」
士郎「みんな!!突撃だぁぁ!!!」
アーチャー「衛宮士郎につづけぇ!!!」
桜「がんばります!!」
ライダー「駆け抜けましょう。エデンの果てまで!!」
凛「……」
アサシン「しまった……!?」
セイバー「余所見は禁物だ!!」
アサシン「ふっ!!」キィィン
セイバー「くっ……」
アサシン「まあ、ここを通過されることなど瑣末な問題だ」
セイバー「……?」
アサシン「やつらが見るのは煉獄よりも悪辣な魔女の呪いなのだからな……ふふふ」
408: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 23:22:05.41 ID:Cy2S9xvU0
境内
士郎「ここがキャスターの本拠地か……」
キャスター「―――よくぞたどり着いたわね。英雄諸君」
桜「誰ですか!?」
キャスター「魔の世界からやってきた唯一無二の魔法使い。戒律破りはお手の物、魔女っ子メディア、☆参☆上☆」ジャーン
ライダー「あれが……世紀の魔女……!?」
キャスター「さあ、消し炭になりなさい!!!」
士郎「マスターはいないのかぁ?!」
キャスター「ふん……あの人は―――」
宗一郎「よい、キャスター」
士郎「あ、あんたは……!?」
宗一郎「偲ぶれど、我が拳には、血に濡れる……」
キャスター「宗一郎様……」
宗一郎「お前が戦うのならば、私の穢れた両手も役に立とう」
アーチャー「川柳を詠むなど……なんで風流な……!!」
士郎「ここがキャスターの本拠地か……」
キャスター「―――よくぞたどり着いたわね。英雄諸君」
桜「誰ですか!?」
キャスター「魔の世界からやってきた唯一無二の魔法使い。戒律破りはお手の物、魔女っ子メディア、☆参☆上☆」ジャーン
ライダー「あれが……世紀の魔女……!?」
キャスター「さあ、消し炭になりなさい!!!」
士郎「マスターはいないのかぁ?!」
キャスター「ふん……あの人は―――」
宗一郎「よい、キャスター」
士郎「あ、あんたは……!?」
宗一郎「偲ぶれど、我が拳には、血に濡れる……」
キャスター「宗一郎様……」
宗一郎「お前が戦うのならば、私の穢れた両手も役に立とう」
アーチャー「川柳を詠むなど……なんで風流な……!!」
412: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 23:31:06.96 ID:Cy2S9xvU0
キャスター「ふふふふ!!!宗一郎様の助けがあれば……できないことはない!!!」
宗一郎「天焦がす、雷吼える、魔の咆哮……か」
ライダー「桜!!気をつけてください!!!」
桜「う、うん」
アーチャー「キャスターを狙うぞ!!」
ライダー「はい!!」
キャスター「―――冥府より呼び起こされし、雷音。気高き虚無の断罪を愚者へと落さん!!!」
アーチャー「くる!?」
ライダー「ならば……天駆ける駿馬よ……軌跡の手綱により、私を大空へと誘え!!!」
士郎「いくぞぉぉぉ!!!」
宗一郎「こい……!!」
桜「てぇぇ!!!」
宗一郎「蛇の拳を向けてみよ」バババッ
士郎「ぐぁ!?」
凛「……」
宗一郎「天焦がす、雷吼える、魔の咆哮……か」
ライダー「桜!!気をつけてください!!!」
桜「う、うん」
アーチャー「キャスターを狙うぞ!!」
ライダー「はい!!」
キャスター「―――冥府より呼び起こされし、雷音。気高き虚無の断罪を愚者へと落さん!!!」
アーチャー「くる!?」
ライダー「ならば……天駆ける駿馬よ……軌跡の手綱により、私を大空へと誘え!!!」
士郎「いくぞぉぉぉ!!!」
宗一郎「こい……!!」
桜「てぇぇ!!!」
宗一郎「蛇の拳を向けてみよ」バババッ
士郎「ぐぁ!?」
凛「……」
420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 23:39:50.66 ID:Cy2S9xvU0
キャスター「破壊の閃光!!!」
ライダー「天馬・疾走(ベルレフォーン)!!!!」
宗一郎「ふん!!」シュバ
士郎「がぁ!?」
桜「先輩!!!」
宗一郎「―――終わりだ」
士郎「うわぁぁ!!!」
桜「せんぱぁぁぁい!!!」
凛「そこまでよ!!!」
宗一郎「なに?!」
士郎「え……?」
桜「姉さん……?!」
凛「―――赤い血潮が全身を巡る……魔の伝導が熱を攪拌する……!!」
士郎「……」
凛「血の衣を纏った魔術の姫君……!!!遠坂凛!!」バーン
ライダー「天馬・疾走(ベルレフォーン)!!!!」
宗一郎「ふん!!」シュバ
士郎「がぁ!?」
桜「先輩!!!」
宗一郎「―――終わりだ」
士郎「うわぁぁ!!!」
桜「せんぱぁぁぁい!!!」
凛「そこまでよ!!!」
宗一郎「なに?!」
士郎「え……?」
桜「姉さん……?!」
凛「―――赤い血潮が全身を巡る……魔の伝導が熱を攪拌する……!!」
士郎「……」
凛「血の衣を纏った魔術の姫君……!!!遠坂凛!!」バーン
433: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 23:45:48.83 ID:Cy2S9xvU0
キャスター「え……?ここで?」
アーチャー「凛……」
桜「姉さん……」
宗一郎「開いた口がふさがらんな……」
凛「え?え?」
ライダー「凛、普通はここで名乗り出る者は外野からと決まっています」
士郎「この場にいる遠坂が名乗ってもなんにもおもしろくないだろ?」
キャスター「もういいわ。宗一郎様、かえりましょう?」
宗一郎「ああ」
キャスター「アサシン。もういいわ」
アサシン「了解した」
凛「え……あの……私……」
セイバー「無知は罪です、凛」
凛「は……?」
アーチャー「凛……」
桜「姉さん……」
宗一郎「開いた口がふさがらんな……」
凛「え?え?」
ライダー「凛、普通はここで名乗り出る者は外野からと決まっています」
士郎「この場にいる遠坂が名乗ってもなんにもおもしろくないだろ?」
キャスター「もういいわ。宗一郎様、かえりましょう?」
宗一郎「ああ」
キャスター「アサシン。もういいわ」
アサシン「了解した」
凛「え……あの……私……」
セイバー「無知は罪です、凛」
凛「は……?」
443: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/29(火) 23:52:55.41 ID:Cy2S9xvU0
凛「なによ!!私だってがんばったのよぉ?!」
士郎「残る敵は……?」
セイバー「魔王ギルガメッシュだけですね」
桜「一気に畳み掛けましょう」
ライダー「賛成です」
アーチャー「異論は無い」
セイバー「では行きましょう」
士郎「ああ」
凛「きけ!!」
セイバー「……凛」
凛「な、なによ……」
セイバー「どうぞ」
凛「こ、れは……?」
セイバー「魔法少女物のアニメ全50作です。全部見終わってから我々と合流してください」
凛「な、なんで……?」
士郎「残る敵は……?」
セイバー「魔王ギルガメッシュだけですね」
桜「一気に畳み掛けましょう」
ライダー「賛成です」
アーチャー「異論は無い」
セイバー「では行きましょう」
士郎「ああ」
凛「きけ!!」
セイバー「……凛」
凛「な、なによ……」
セイバー「どうぞ」
凛「こ、れは……?」
セイバー「魔法少女物のアニメ全50作です。全部見終わってから我々と合流してください」
凛「な、なんで……?」
453: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 00:02:39.78 ID:1DeVfEr70
教会
士郎「―――ここにいるのか?」
アーチャー「ああ……私の記憶が間違っていなければな……」
言峰「これはこれは……ようこそ……最後の審判へ」
桜「言峰神父……?」
言峰「やはりその嗅覚で私が全ての黒幕であることを察したか、衛宮士郎」
士郎「……そうだな」
ライダー「流石、士郎」
セイバー「つまりお前が魔王をこの地に蘇らせたというわけだな?」
言峰「その通りだよ……セイバー?」
セイバー「ならば……!!」
言峰「ふふ……」
セイバー「―――慈悲の光をこの刃に込め、もっとも優しくあるために!!!」
言峰「―――闇の魂よ。我が心を満たせ。暗く不快な己の心を脈動させろ!!」
士郎「―――ここにいるのか?」
アーチャー「ああ……私の記憶が間違っていなければな……」
言峰「これはこれは……ようこそ……最後の審判へ」
桜「言峰神父……?」
言峰「やはりその嗅覚で私が全ての黒幕であることを察したか、衛宮士郎」
士郎「……そうだな」
ライダー「流石、士郎」
セイバー「つまりお前が魔王をこの地に蘇らせたというわけだな?」
言峰「その通りだよ……セイバー?」
セイバー「ならば……!!」
言峰「ふふ……」
セイバー「―――慈悲の光をこの刃に込め、もっとも優しくあるために!!!」
言峰「―――闇の魂よ。我が心を満たせ。暗く不快な己の心を脈動させろ!!」
469: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 00:20:13.73 ID:1DeVfEr70
ギルガメッシュ「―――言峰!!宴に王を呼ばんとは、どういう了見だ?」
セイバー「出たな……魔王!!!」
ギルガメッシュ「魔王?違うなぁ。我は神だ!!間違えるな、雑種!!!」
セイバー「雑種とは何事です?!私は王だ!!魔法騎士王!!アーサーペンタゴン!!!」
アーチャー「ふっ……英雄王……高みの見物も今日で終わりだ」
ライダー「ええ……その紅い相貌で見下ろすのも出来なくなるでしょう」
ギルガメッシュ「なんだと……?」
セイバー「魔王!!貴方の時代は終わったのです!!」
ギルガメッシュ「ふざけるなぁぁ!!!」
アーチャー「……」
ギルガメッシュ「我は天上天下、天地創造の神だ!!その言葉!!耳朶に残すには少々高くつくぞ!!!」
ライダー「来なさい!!これが最後の戦いです!!」
ギルガメッシュ「よかろう……底なしの黄泉の門から繰り出される地獄を貴様らの血肉に刻み込んでくれるわぁぁ!!!」
セイバー「光の刃に断てぬものなし!!!」
ギルガメッシュ「ほざけぇぇぇ!!!」
セイバー「出たな……魔王!!!」
ギルガメッシュ「魔王?違うなぁ。我は神だ!!間違えるな、雑種!!!」
セイバー「雑種とは何事です?!私は王だ!!魔法騎士王!!アーサーペンタゴン!!!」
アーチャー「ふっ……英雄王……高みの見物も今日で終わりだ」
ライダー「ええ……その紅い相貌で見下ろすのも出来なくなるでしょう」
ギルガメッシュ「なんだと……?」
セイバー「魔王!!貴方の時代は終わったのです!!」
ギルガメッシュ「ふざけるなぁぁ!!!」
アーチャー「……」
ギルガメッシュ「我は天上天下、天地創造の神だ!!その言葉!!耳朶に残すには少々高くつくぞ!!!」
ライダー「来なさい!!これが最後の戦いです!!」
ギルガメッシュ「よかろう……底なしの黄泉の門から繰り出される地獄を貴様らの血肉に刻み込んでくれるわぁぁ!!!」
セイバー「光の刃に断てぬものなし!!!」
ギルガメッシュ「ほざけぇぇぇ!!!」
486: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 00:30:25.13 ID:1DeVfEr70
士郎「言峰……綺礼……!!」
言峰「衛宮切嗣との因縁……ここで終わりにさせてもらおう……」
桜「先輩!!!」
士郎「桜はくるな!!」
言峰「さあ、行くぞ!!」
士郎「はぁぁぁ!!!」
言峰「ふん!!」ドガァ
士郎「ごふ!?」
言峰「はぁぁ!!!」ドガガ
士郎「がっは!?」
桜「せんぱぁぁい!!!」
言峰「私の拳は十年前のあの日、衛宮切嗣によって死んだのだ……何もかもを暗闇へと捨てられた」
士郎「ぐ……」
言峰「だが、またこうして聖杯を手にする機会と衛宮切嗣の意思を摘むことができる!!!」
士郎「……」
言峰「衛宮切嗣との因縁……ここで終わりにさせてもらおう……」
桜「先輩!!!」
士郎「桜はくるな!!」
言峰「さあ、行くぞ!!」
士郎「はぁぁぁ!!!」
言峰「ふん!!」ドガァ
士郎「ごふ!?」
言峰「はぁぁ!!!」ドガガ
士郎「がっは!?」
桜「せんぱぁぁい!!!」
言峰「私の拳は十年前のあの日、衛宮切嗣によって死んだのだ……何もかもを暗闇へと捨てられた」
士郎「ぐ……」
言峰「だが、またこうして聖杯を手にする機会と衛宮切嗣の意思を摘むことができる!!!」
士郎「……」
490: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 00:37:07.30 ID:1DeVfEr70
ギルガメッシュ「我を神と称えよ!!!決して魔王ではない!!!」
セイバー「魔王!!」
ギルガメッシュ「だまれ!!」ドンドンドン
セイバー「ぐぁ!?」
アーチャー「強い……」
ライダー「これが神の力……」
ギルガメッシュ「所詮は下らぬ幼稚な児戯を魔術と呼び扱う雑種ども。そのような地べたを這うような者たちが神に敵うはずもなかろう?」
セイバー「くそ……やはり魔法少女では魔王には勝てないのか……!!」
アーチャー「不覚……」
ライダー「桜……すいません……」
ギルガメッシュ「ふはははは!!!魔王や神に負けるのはよくあることだぁ!!気にするでない!!あはははははは!!!」
イリヤ「―――神?だれの許しを得て神と名乗るのかしら?」
ギルガメッシュ「なにやつ!?」
セイバー「その声は……!?」
セイバー「魔王!!」
ギルガメッシュ「だまれ!!」ドンドンドン
セイバー「ぐぁ!?」
アーチャー「強い……」
ライダー「これが神の力……」
ギルガメッシュ「所詮は下らぬ幼稚な児戯を魔術と呼び扱う雑種ども。そのような地べたを這うような者たちが神に敵うはずもなかろう?」
セイバー「くそ……やはり魔法少女では魔王には勝てないのか……!!」
アーチャー「不覚……」
ライダー「桜……すいません……」
ギルガメッシュ「ふはははは!!!魔王や神に負けるのはよくあることだぁ!!気にするでない!!あはははははは!!!」
イリヤ「―――神?だれの許しを得て神と名乗るのかしら?」
ギルガメッシュ「なにやつ!?」
セイバー「その声は……!?」
498: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 00:49:29.35 ID:1DeVfEr70
イリヤ「―――常闇を支配するは巨躯の孤影。畏怖の偶像にして大剛。刮目しては驚嘆せよ!!確聞しては嗚咽を漏らせ!!―――バーサーカーの咆哮を!!!」
バーサーカー「オォォォォォォ!!!!!!!」
ギルガメッシュ「な、なにぃ?!!?」
セイバー「イリヤスフィール……!!」
イリヤ「貴方には大きな貸しがあるもの。ここで死んでもらったら、私が困るの!!」
ギルガメッシュ「おのれ……狂犬の分際で……!!」
イリヤ「その狂犬に噛まれて死ぬのは、はたして神か悪魔か……」
ギルガメッシュ「エア!!!」
イリヤ「セイバー!!!時間稼ぎをするから貴方はエクスカリバーを!!!」
セイバー「わかり……ました……!!」
バーサーカー「オォォォォォォォォ!!!!!!!」
ギルガメッシュ「ぬええええい!!!」
セイバー「全ての光よ……我が下に集いて……栄光を取り戻せ……!!!」
バーサーカー「……ォォォ……」
ギルガメッシュ「(おのれ、狂犬め~)」ボソッ
バーサーカー「オォォォォォォ!!!!!!!」
ギルガメッシュ「な、なにぃ?!!?」
セイバー「イリヤスフィール……!!」
イリヤ「貴方には大きな貸しがあるもの。ここで死んでもらったら、私が困るの!!」
ギルガメッシュ「おのれ……狂犬の分際で……!!」
イリヤ「その狂犬に噛まれて死ぬのは、はたして神か悪魔か……」
ギルガメッシュ「エア!!!」
イリヤ「セイバー!!!時間稼ぎをするから貴方はエクスカリバーを!!!」
セイバー「わかり……ました……!!」
バーサーカー「オォォォォォォォォ!!!!!!!」
ギルガメッシュ「ぬええええい!!!」
セイバー「全ての光よ……我が下に集いて……栄光を取り戻せ……!!!」
バーサーカー「……ォォォ……」
ギルガメッシュ「(おのれ、狂犬め~)」ボソッ
506: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 00:55:51.57 ID:1DeVfEr70
言峰「なに……!?イリヤスフィールが加勢するなど……予想外だ……!!」
士郎「イリヤ……!!」
言峰「だが……貴様を殺せば……私の因縁は終わる……!!!」
士郎「くっ……!!」
桜「先輩!!!」
ランサー「おっと、そこまでだ。腐れ神父さんよぉ」
言峰「!?」
ランサー「てめえの命令はもう聞けねえわ……小僧に加勢する」
言峰「きさまぁぁぁ!!!!」
士郎「ランサー……」
ランサー「前を向け。てめえの敵は俺じゃねえだろ」
士郎「ああ!!」
ランサー「いくぜ、相棒」
士郎「トレース・オン!!―――ゲイボルク!!!」
言峰「な、なんだと?!」
士郎「イリヤ……!!」
言峰「だが……貴様を殺せば……私の因縁は終わる……!!!」
士郎「くっ……!!」
桜「先輩!!!」
ランサー「おっと、そこまでだ。腐れ神父さんよぉ」
言峰「!?」
ランサー「てめえの命令はもう聞けねえわ……小僧に加勢する」
言峰「きさまぁぁぁ!!!!」
士郎「ランサー……」
ランサー「前を向け。てめえの敵は俺じゃねえだろ」
士郎「ああ!!」
ランサー「いくぜ、相棒」
士郎「トレース・オン!!―――ゲイボルク!!!」
言峰「な、なんだと?!」
516: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 01:03:30.01 ID:1DeVfEr70
ランサー「紅き螺旋の因果は……」
士郎「必ずその先の扉を叩く」
言峰「やめろ……!!」
ランサー「穿つは怨念の果て……!!」
士郎「貫くは己の信念……!!!」
言峰「うおぉぉぉぉぉお!!!!」
士郎・ランサー「薔薇園二重奏(ダブル・ゲイボルク)!!!!」
言峰「ごほぉ?!?」
セイバー「集いし精霊よ……今一度、我が騎士王にその御身を預け給え!!!」
ギルガメッシュ「させるかぁぁぁ!!!」
バーサーカー「オォォォォォォ!!!!」
ギルガメッシュ「おのれ!!ジャマだぁぁぁ!!!!」
セイバー「魔王……光に散れ!!!―――精霊挽歌・光の円舞(エクスカリバー)!!!!!」ドォォォォォン
ギルガメッシュ「セイバァァァァァ!!!!!!!!」
セイバー「―――終わった」
士郎「必ずその先の扉を叩く」
言峰「やめろ……!!」
ランサー「穿つは怨念の果て……!!」
士郎「貫くは己の信念……!!!」
言峰「うおぉぉぉぉぉお!!!!」
士郎・ランサー「薔薇園二重奏(ダブル・ゲイボルク)!!!!」
言峰「ごほぉ?!?」
セイバー「集いし精霊よ……今一度、我が騎士王にその御身を預け給え!!!」
ギルガメッシュ「させるかぁぁぁ!!!」
バーサーカー「オォォォォォォ!!!!」
ギルガメッシュ「おのれ!!ジャマだぁぁぁ!!!!」
セイバー「魔王……光に散れ!!!―――精霊挽歌・光の円舞(エクスカリバー)!!!!!」ドォォォォォン
ギルガメッシュ「セイバァァァァァ!!!!!!!!」
セイバー「―――終わった」
521: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 01:10:19.67 ID:1DeVfEr70
士郎「セイバー……」
セイバー「士郎……」
桜「ライダー……」
ライダー「桜、もうお別れです……」
イリヤ「バーサーカー……また、会えるんでしょ?!」
バーサーカー「……」フルフル
イリヤ「いや!!いやいや!!!どこにもいかないで!!!」
士郎「セイバー、今までありがとう」
セイバー「いえ……私のほうこそご迷惑をおかけしました」
士郎「セイバー……じゃあ」
セイバー「ええ……それでは―――」
凛「待ちなさい!!!」
士郎「え?」
凛「―――悲しむ声が聞こえれば、その声を拾ってやらぬは外道の理。全ての悲哀を魔法で救う。それが私!!―――カレイド、ルビー!!!」
セイバー「oh……」
セイバー「士郎……」
桜「ライダー……」
ライダー「桜、もうお別れです……」
イリヤ「バーサーカー……また、会えるんでしょ?!」
バーサーカー「……」フルフル
イリヤ「いや!!いやいや!!!どこにもいかないで!!!」
士郎「セイバー、今までありがとう」
セイバー「いえ……私のほうこそご迷惑をおかけしました」
士郎「セイバー……じゃあ」
セイバー「ええ……それでは―――」
凛「待ちなさい!!!」
士郎「え?」
凛「―――悲しむ声が聞こえれば、その声を拾ってやらぬは外道の理。全ての悲哀を魔法で救う。それが私!!―――カレイド、ルビー!!!」
セイバー「oh……」
536: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 01:17:25.85 ID:1DeVfEr70
桜「姉さん……」
ライダー「台無しではないですか」
凛「え……」
ギルガメッシュ「貴様……我が何度も反吐を我慢しながら神と連呼したのに……!!!」
イリヤ「あーあ」
バーサーカー「……」ガッカリ
ランサー「嬢ちゃんよぉ……綺麗なだけじゃ、社会でやってけねえぞ?」
アーチャー「凛……なんてことをしてくれた……」
凛「な、なによぉ!!ちゃんと台詞も考えたし……名前だってオリジナルのを……!!」
言峰「凛……お前の業は、私でも許容できんよ」
セイバー「士郎。お腹がすきました」
士郎「そうだな。もうセイバーも遠坂のせいで帰りそびれちゃったしな」
セイバー「ええ。もうお涙頂戴的な展開は不可能です」
士郎「魔法少女のラストは泣ける話じゃないとだめなのにな」
凛「なによ!!!なんでよ!!!なんで私ばっかり悪者なのよ!!!」
ライダー「台無しではないですか」
凛「え……」
ギルガメッシュ「貴様……我が何度も反吐を我慢しながら神と連呼したのに……!!!」
イリヤ「あーあ」
バーサーカー「……」ガッカリ
ランサー「嬢ちゃんよぉ……綺麗なだけじゃ、社会でやってけねえぞ?」
アーチャー「凛……なんてことをしてくれた……」
凛「な、なによぉ!!ちゃんと台詞も考えたし……名前だってオリジナルのを……!!」
言峰「凛……お前の業は、私でも許容できんよ」
セイバー「士郎。お腹がすきました」
士郎「そうだな。もうセイバーも遠坂のせいで帰りそびれちゃったしな」
セイバー「ええ。もうお涙頂戴的な展開は不可能です」
士郎「魔法少女のラストは泣ける話じゃないとだめなのにな」
凛「なによ!!!なんでよ!!!なんで私ばっかり悪者なのよ!!!」
541: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 01:23:42.07 ID:1DeVfEr70
数日後 衛宮邸
凛「……」ジーッ
テレビ『ほむらちゃん!!』
テレビ『ティロ・フィナーレ!!』
セイバー「凛、食事は?」
凛「いらない」ジーッ
テレビ『さやか!!』
テレビ『まどかぁ!!』
凛「……」ジーッ
セイバー「もう3日も部屋に閉じこもっているではありませんか……体に悪いですよ?」
凛「……」ジーッ
セイバー「……全く」
凛「……」ジーッ
テレビ『マミさんが死んだァァ!!!』
凛「魔法少女って……なんなの……?」ジーッ
凛「……」ジーッ
テレビ『ほむらちゃん!!』
テレビ『ティロ・フィナーレ!!』
セイバー「凛、食事は?」
凛「いらない」ジーッ
テレビ『さやか!!』
テレビ『まどかぁ!!』
凛「……」ジーッ
セイバー「もう3日も部屋に閉じこもっているではありませんか……体に悪いですよ?」
凛「……」ジーッ
セイバー「……全く」
凛「……」ジーッ
テレビ『マミさんが死んだァァ!!!』
凛「魔法少女って……なんなの……?」ジーッ
546: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/11/30(水) 01:29:24.49 ID:1DeVfEr70
数日後 衛宮邸
士郎「ふー……良い朝だな」
セイバー「はい。絶好の洗濯日和で―――」
凛「おーっほっほっほっほ!!!!ここで会ったが百年目!!セイバーの宝剣、エクスカリバーは怪盗カレイドルビーがいただきよ!!」バーン
士郎「セイバー、今日は何が食べたい?」
セイバー「オムライスを」
士郎「わかった、オムライスな」
セイバー「はい」
凛「セイバー!!勝負よ!!!」
セイバー「卵はありましたか?」スタスタ
士郎「確か買い置きが―――」スタスタ
凛「……」
凛「……誰か……誰でもいいから……」
凛「わたしに魔法少女をおしえてよぉぉぉ!!!!!」
END
士郎「ふー……良い朝だな」
セイバー「はい。絶好の洗濯日和で―――」
凛「おーっほっほっほっほ!!!!ここで会ったが百年目!!セイバーの宝剣、エクスカリバーは怪盗カレイドルビーがいただきよ!!」バーン
士郎「セイバー、今日は何が食べたい?」
セイバー「オムライスを」
士郎「わかった、オムライスな」
セイバー「はい」
凛「セイバー!!勝負よ!!!」
セイバー「卵はありましたか?」スタスタ
士郎「確か買い置きが―――」スタスタ
凛「……」
凛「……誰か……誰でもいいから……」
凛「わたしに魔法少女をおしえてよぉぉぉ!!!!!」
END
掲載元:http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1322561463/l50
コメント欄
- :2015/01/21(水) 22:23:59 ID:-
世界観がマッチしててすんなり入った
スローテンポとアップテンポの具合がちょうど良かった
面白い
- :2016/03/08(火) 01:48:54 ID:-
俺が凛なら間違いなく最初で寝込むわ…
てかこれ面白いか…?
- :2016/07/09(土) 03:46:42 ID:-
>>1216
根源に至ってしまったか
世界観がマッチしててすんなり入った
スローテンポとアップテンポの具合がちょうど良かった
面白い
俺が凛なら間違いなく最初で寝込むわ…
てかこれ面白いか…?
>>1216
根源に至ってしまったか
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