澪田「蜜柑ちゃーん!あーそーぼ!」罪木「ええ!?」
1: ◆7Lr.1C0F9s 2014/11/23(日) 18:34:26.44 ID:1t58FAdf0
※澪罪注意
澪田「あれれ? もしかして困っちゃった?」
罪木「え、えーっと……そのぉ、あのぉ……あんまり、そうやって声をかけられたことがなくて、何をしていいのか……」
澪田「……ふむ、なるほど」
罪木「ご、ごめんなさい……それに、私と遊んでも、きっとつまんないでしょうし……」
澪田「むっ……今の発言、唯吹の五臓六腑を刺激したっす……!」
罪木「はわぁ!? どういうことですか!? ご、ごめんなさい!!」
澪田「こうなったら、唯吹のやることはただ1つ! 蜜柑ちゃんに楽しいって言わせるように、全力で一緒に遊ぶっす!! カモン! 蜜柑ちゃーん!!」
罪木「ちょ、え!? う、腕がとれちゃいますから~!!」
澪田「あれれ? もしかして困っちゃった?」
罪木「え、えーっと……そのぉ、あのぉ……あんまり、そうやって声をかけられたことがなくて、何をしていいのか……」
澪田「……ふむ、なるほど」
罪木「ご、ごめんなさい……それに、私と遊んでも、きっとつまんないでしょうし……」
澪田「むっ……今の発言、唯吹の五臓六腑を刺激したっす……!」
罪木「はわぁ!? どういうことですか!? ご、ごめんなさい!!」
澪田「こうなったら、唯吹のやることはただ1つ! 蜜柑ちゃんに楽しいって言わせるように、全力で一緒に遊ぶっす!! カモン! 蜜柑ちゃーん!!」
罪木「ちょ、え!? う、腕がとれちゃいますから~!!」
2: ◆7Lr.1C0F9s 2014/11/23(日) 18:38:35.85 ID:1t58FAdf0
―スナハマ―
澪田「ふぅ……というわけで、到着っすね!!」
罪木「こ、ここで……何をするんですかぁ?」
澪田「くっくっく……砂浜で!! ……残念なことに、女女2人!」
罪木「じょ、じょじょ?」
澪田「こうなったら、蜜柑ちゃん!! あなたなら何をしますか!?」
罪木「え……? えと、えとえと、あのぉ……う~ん……あ、私を埋めて遊びますか?」
澪田「へ?」
罪木「み、皆楽しそうな顔をしてくれるんです……ピンポン玉とかあったら、ウミガメのものまねなんかも……」
澪田「あー、やっぱりヤメ! 砂浜で遊ぶのは唯吹のミスチョイスだったかもっすね~」
罪木「う? な、なんでですか?」
澪田「よし、せっかくのおデート、これは誘った側が、誘われた側をエスコートしてやるべきっすよね。唯吹がエスコートするっす!! 蜜柑ちゃん、来て!!」
罪木「ちょ、ちょっと? え? きゃあ!!」
澪田「ふぅ……というわけで、到着っすね!!」
罪木「こ、ここで……何をするんですかぁ?」
澪田「くっくっく……砂浜で!! ……残念なことに、女女2人!」
罪木「じょ、じょじょ?」
澪田「こうなったら、蜜柑ちゃん!! あなたなら何をしますか!?」
罪木「え……? えと、えとえと、あのぉ……う~ん……あ、私を埋めて遊びますか?」
澪田「へ?」
罪木「み、皆楽しそうな顔をしてくれるんです……ピンポン玉とかあったら、ウミガメのものまねなんかも……」
澪田「あー、やっぱりヤメ! 砂浜で遊ぶのは唯吹のミスチョイスだったかもっすね~」
罪木「う? な、なんでですか?」
澪田「よし、せっかくのおデート、これは誘った側が、誘われた側をエスコートしてやるべきっすよね。唯吹がエスコートするっす!! 蜜柑ちゃん、来て!!」
罪木「ちょ、ちょっと? え? きゃあ!!」
3: ◆7Lr.1C0F9s 2014/11/23(日) 18:43:14.72 ID:1t58FAdf0
―トショカン―
罪木「うゆぅ……あの、ここで」
澪田「しーっ!! ここは図書館だから、静かにしないとダメっすよ! ほら、あそこで読書してる人もいるし……」
左右田「…………」
罪木「ふ、ふえぇ、本当ですねぇ」
澪田「さて、それじゃあ、何か読みますか? あ、コレとかどうっすか?」
罪木「あ、澪田さんも、こういう本好きなんですか?」
澪田「そうっすねー、なんか、骨ってイカしてる感じするっす!」
罪木「ほ、本当ですかぁ? 私も骨、大好きなんですよぉ、えへへ、嬉しいなぁ……」
澪田「よし、決めた。今度の曲は骨の歌にするっす!」
罪木「ほ、骨の歌?」
澪田「サビは、そうっすねぇ……『骨の髄までしゃぶりつくす』とか、そんな感じの雰囲気で……んー、色々とアイデアがさえわたりますなぁ……」
罪木「そ、そうなんですかぁ……?」
澪田「うん! 蜜柑ちゃんと一緒にいるからね!」
罪木「……え?」
罪木「うゆぅ……あの、ここで」
澪田「しーっ!! ここは図書館だから、静かにしないとダメっすよ! ほら、あそこで読書してる人もいるし……」
左右田「…………」
罪木「ふ、ふえぇ、本当ですねぇ」
澪田「さて、それじゃあ、何か読みますか? あ、コレとかどうっすか?」
罪木「あ、澪田さんも、こういう本好きなんですか?」
澪田「そうっすねー、なんか、骨ってイカしてる感じするっす!」
罪木「ほ、本当ですかぁ? 私も骨、大好きなんですよぉ、えへへ、嬉しいなぁ……」
澪田「よし、決めた。今度の曲は骨の歌にするっす!」
罪木「ほ、骨の歌?」
澪田「サビは、そうっすねぇ……『骨の髄までしゃぶりつくす』とか、そんな感じの雰囲気で……んー、色々とアイデアがさえわたりますなぁ……」
罪木「そ、そうなんですかぁ……?」
澪田「うん! 蜜柑ちゃんと一緒にいるからね!」
罪木「……え?」
4: ◆7Lr.1C0F9s 2014/11/23(日) 18:49:59.96 ID:1t58FAdf0
左右田「だーっ!! もううっせーってのお前らさっきからベラベラとよぉ!!」
罪木「ひぃっ!!」
澪田「ちょっと和一ちゃん! 蜜柑ちゃん大きい声だすから怖がっちゃってるじゃないですか!!」
左右田「確かにそれは悪かったかもしれねぇけど、俺は集中したいの! わかる?」
澪田「……まあ、ここが何たる場所かを考えればわかりますけど、和一ちゃんが集中? なんで?」
左右田「そ、それは別に何でもいいだろうが!」
罪木「うええ……ごめんなさい……」
澪田「あーあ、蜜柑ちゃんなーかしたー。ソニアちゃんに言うてやろー」
左右田「お、おまっ、そのチョイスだけはやめろっての!」
澪田「蜜柑ちゃんごめんね! 唯吹のチョイスミスっす! 第一に、ここじゃあ遊べません!」
罪木「うう……ぐすん」
左右田「……………………」
左右田「……アイツ、マジで言うのかなぁ……? 嫌だなぁ……」
左右田「せっかくこの、『外国女性の落とし方』ってやつで勉強しようと思ったのによ……」
ソニア「……? 左右田さん? 何を読んでいらっしゃるんですか?」
左右田「え、ソニアさん!? いつの間に?」
ソニア「先ほど……泣いてる罪木さんと澪田さんとすれ違いましたが……」
左右田(……セーフ)
罪木「ひぃっ!!」
澪田「ちょっと和一ちゃん! 蜜柑ちゃん大きい声だすから怖がっちゃってるじゃないですか!!」
左右田「確かにそれは悪かったかもしれねぇけど、俺は集中したいの! わかる?」
澪田「……まあ、ここが何たる場所かを考えればわかりますけど、和一ちゃんが集中? なんで?」
左右田「そ、それは別に何でもいいだろうが!」
罪木「うええ……ごめんなさい……」
澪田「あーあ、蜜柑ちゃんなーかしたー。ソニアちゃんに言うてやろー」
左右田「お、おまっ、そのチョイスだけはやめろっての!」
澪田「蜜柑ちゃんごめんね! 唯吹のチョイスミスっす! 第一に、ここじゃあ遊べません!」
罪木「うう……ぐすん」
左右田「……………………」
左右田「……アイツ、マジで言うのかなぁ……? 嫌だなぁ……」
左右田「せっかくこの、『外国女性の落とし方』ってやつで勉強しようと思ったのによ……」
ソニア「……? 左右田さん? 何を読んでいらっしゃるんですか?」
左右田「え、ソニアさん!? いつの間に?」
ソニア「先ほど……泣いてる罪木さんと澪田さんとすれ違いましたが……」
左右田(……セーフ)
5: ◆7Lr.1C0F9s 2014/11/23(日) 19:00:56.22 ID:1t58FAdf0
―ライブハウス―
澪田「ふぅ……ここなら、たぶん大丈夫っすね!」
罪木「そ、そうですね……」
澪田「……ここ来ると、何か唯吹、昔の事を思い出しちゃうんっすよ」
罪木「……え?」
澪田「いや、その……まあ、昔の事って言っても、バンド解散する前の……ことで……」
罪木「…………」
澪田「唯吹、自分の音楽の限界って言うのを知りたくて、それでがむしゃらに頑張って……いつの間にか、【超高校級の軽音部】なんかになってて……」
罪木「いつの、まにか……」
澪田「まあ、そんな事言ってても、やっぱり皆といたときも、楽しかったなあって思い返すときがあって……ちょっとセンチになっちゃたりするんすよね。誰かと遊びたいなーって。そんなとき、ふと唯吹の頭に、蜜柑ちゃんの顔があらわれたんっすよ」
罪木「私……ですか?」
澪田「覚えてる? 初めて……じゃないらしいっすけど、初めてロケットパンチマーケットでした会話……」
罪木「えと……うゆぅ、ごめんなさい」
澪田「……唯吹、いろんな人にあいさつしてきたけど、初めてあんな顔されたんっすよねぇ」
罪木「そ、そんなに変な顔……でした? ぶ、不細工でごめんなさい……」
澪田「いや、そういう訳じゃないんっすよ?」
澪田「ふぅ……ここなら、たぶん大丈夫っすね!」
罪木「そ、そうですね……」
澪田「……ここ来ると、何か唯吹、昔の事を思い出しちゃうんっすよ」
罪木「……え?」
澪田「いや、その……まあ、昔の事って言っても、バンド解散する前の……ことで……」
罪木「…………」
澪田「唯吹、自分の音楽の限界って言うのを知りたくて、それでがむしゃらに頑張って……いつの間にか、【超高校級の軽音部】なんかになってて……」
罪木「いつの、まにか……」
澪田「まあ、そんな事言ってても、やっぱり皆といたときも、楽しかったなあって思い返すときがあって……ちょっとセンチになっちゃたりするんすよね。誰かと遊びたいなーって。そんなとき、ふと唯吹の頭に、蜜柑ちゃんの顔があらわれたんっすよ」
罪木「私……ですか?」
澪田「覚えてる? 初めて……じゃないらしいっすけど、初めてロケットパンチマーケットでした会話……」
罪木「えと……うゆぅ、ごめんなさい」
澪田「……唯吹、いろんな人にあいさつしてきたけど、初めてあんな顔されたんっすよねぇ」
罪木「そ、そんなに変な顔……でした? ぶ、不細工でごめんなさい……」
澪田「いや、そういう訳じゃないんっすよ?」
6: ◆7Lr.1C0F9s 2014/11/23(日) 19:07:19.47 ID:1t58FAdf0
(澪田「澪田唯吹の澪に、澪田唯吹の田に、澪田唯吹の唯に、澪田唯吹の吹で……澪田唯吹でーす!!」
罪木「……あ、あわわ……」
澪田「よろしくっすー……って、アレ? もしもーし、大丈夫っすか?」
罪木「……う、うぅ……」
澪田「ガビーン!! な、なんで泣くんすか? お腹痛い? どこか痛いの?」
罪木「いえ、そういうわけじゃなくて……嬉しくて……つい、涙が……」
澪田「う、嬉しい?」
罪木「はい……こうやって、私に声をかけてくれる人……初めてでぇ……とっても……とっても嬉しいですぅ……うぅ、ぐすっ」)
罪木「はわわ……今思い返すと、恥ずかしいですね……」
澪田「何か、唯吹思ったんっすよ。この子のような子の笑顔がみたい! って。それをさせてくれるのが、きっと唯吹のやってる、音楽なんだって……でも、この前ここでライブしたときは、蜜柑ちゃん、ニコニコって言うより、びっくりって感じで……ふふっ、何か悔しいような、新しい蜜柑ちゃんに驚いたというか……冬彦ちゃんも戻ってきてくれたし……あの時は本当、嬉しかったなぁ……それが音楽にも出てたらよかったんすけど、唯吹もまだまだっすねぇ……」
罪木「……えと、その……なんていったらいいのかわかりませんけど……ありがとうございます……」
澪田「……へ?」
罪木「……あ、あわわ……」
澪田「よろしくっすー……って、アレ? もしもーし、大丈夫っすか?」
罪木「……う、うぅ……」
澪田「ガビーン!! な、なんで泣くんすか? お腹痛い? どこか痛いの?」
罪木「いえ、そういうわけじゃなくて……嬉しくて……つい、涙が……」
澪田「う、嬉しい?」
罪木「はい……こうやって、私に声をかけてくれる人……初めてでぇ……とっても……とっても嬉しいですぅ……うぅ、ぐすっ」)
罪木「はわわ……今思い返すと、恥ずかしいですね……」
澪田「何か、唯吹思ったんっすよ。この子のような子の笑顔がみたい! って。それをさせてくれるのが、きっと唯吹のやってる、音楽なんだって……でも、この前ここでライブしたときは、蜜柑ちゃん、ニコニコって言うより、びっくりって感じで……ふふっ、何か悔しいような、新しい蜜柑ちゃんに驚いたというか……冬彦ちゃんも戻ってきてくれたし……あの時は本当、嬉しかったなぁ……それが音楽にも出てたらよかったんすけど、唯吹もまだまだっすねぇ……」
罪木「……えと、その……なんていったらいいのかわかりませんけど……ありがとうございます……」
澪田「……へ?」
7: ◆7Lr.1C0F9s 2014/11/23(日) 19:12:16.31 ID:1t58FAdf0
罪木「あのあの、私、あんまり普通に人と話したことなくて……あれが、本当に初めて、私を対等に見てくれる人との会話だったというかぁ……そんな感じだったんです」
澪田「……ふむふむ」
罪木「だからですね、その、ですね……すごくうれしくて、ですね? ……何か、気が付いたら涙が……って感じでした……でも、澪田さんが、私の事、いっぱいいっぱい考えてくれてたって言うの聞いて……ああ、お友達ってこんな感じなのかな、いいなあって……心の底から思いました」
澪田「でも、もう唯吹たち、ずっと前から友達っすよ?」
罪木「いえ! でもやっぱり私……ちゃんと、澪田さんに伝えたいんです……」
澪田「?」
罪木「わ、私と……お、お友達になって……くれますか……?」
澪田「…………ふふっ、当たり前じゃないっすか!」
罪木「……!!」
澪田「……ふむふむ」
罪木「だからですね、その、ですね……すごくうれしくて、ですね? ……何か、気が付いたら涙が……って感じでした……でも、澪田さんが、私の事、いっぱいいっぱい考えてくれてたって言うの聞いて……ああ、お友達ってこんな感じなのかな、いいなあって……心の底から思いました」
澪田「でも、もう唯吹たち、ずっと前から友達っすよ?」
罪木「いえ! でもやっぱり私……ちゃんと、澪田さんに伝えたいんです……」
澪田「?」
罪木「わ、私と……お、お友達になって……くれますか……?」
澪田「…………ふふっ、当たり前じゃないっすか!」
罪木「……!!」
8: ◆7Lr.1C0F9s 2014/11/23(日) 19:15:59.98 ID:1t58FAdf0
澪田「あ、またないちゃった? 蜜柑ちゃん、また泣いちゃったんっすか?」
罪木「うぅ……ぐすっ……すごく……すごく嬉しいですぅ……!」
澪田「よしよし、まあそれよりも前……とはいっても数日前くらいっすけど……唯吹は蜜柑ちゃんとはずっと友達だと思ってたんで、何か再確認って感じっすねぇ」
罪木「えへへ……そうなんですか?」
澪田「よーっし! じゃあここに、唯吹と蜜柑ちゃんの間で同盟組むっす!」
罪木「ど、同盟?」
澪田「唯吹か蜜柑ちゃん……どちらかが苦しい目に遭ってたら、必ずそばにいて助けてあげること! それだけっす。まあ友達としては当然、かもしれないっすけどね!」
罪木「……わかりました。何があっても……苦しんでる澪田さんを……助け出して見せますからね!!」
罪木「うぅ……ぐすっ……すごく……すごく嬉しいですぅ……!」
澪田「よしよし、まあそれよりも前……とはいっても数日前くらいっすけど……唯吹は蜜柑ちゃんとはずっと友達だと思ってたんで、何か再確認って感じっすねぇ」
罪木「えへへ……そうなんですか?」
澪田「よーっし! じゃあここに、唯吹と蜜柑ちゃんの間で同盟組むっす!」
罪木「ど、同盟?」
澪田「唯吹か蜜柑ちゃん……どちらかが苦しい目に遭ってたら、必ずそばにいて助けてあげること! それだけっす。まあ友達としては当然、かもしれないっすけどね!」
罪木「……わかりました。何があっても……苦しんでる澪田さんを……助け出して見せますからね!!」
9: ◆7Lr.1C0F9s 2014/11/23(日) 19:20:18.59 ID:1t58FAdf0
―数日後、ライブハウス―
澪田「どうかなさりましたか? 罪木さん?」
罪木「いえ、何でもありませんよ? ……ただ、少し困った事態になってしまって……」
澪田「困った……? それは大変ですね! お友達として、私が何とかしてみせます!」
罪木(……この約束だけは、貴方はそんな状態でも覚えていてくれるんですね……嬉しいです……でも……ダメ)
罪木(……もう、遅い……)
罪木「そのあたりに、何かあるのが見えませんか? そこのステージの……」
澪田「ステージ? ええと、ステージ、ステージ……」
罪木「一度ならず、二度までも……」
グッ
澪田「うっ……!? がっ……あっ……」
罪木「嘘をついて……ごめんなさい」
ガチャッ
西園寺「ええと……鏡って……っ!?」
罪木「…………」
―END―
澪田「どうかなさりましたか? 罪木さん?」
罪木「いえ、何でもありませんよ? ……ただ、少し困った事態になってしまって……」
澪田「困った……? それは大変ですね! お友達として、私が何とかしてみせます!」
罪木(……この約束だけは、貴方はそんな状態でも覚えていてくれるんですね……嬉しいです……でも……ダメ)
罪木(……もう、遅い……)
罪木「そのあたりに、何かあるのが見えませんか? そこのステージの……」
澪田「ステージ? ええと、ステージ、ステージ……」
罪木「一度ならず、二度までも……」
グッ
澪田「うっ……!? がっ……あっ……」
罪木「嘘をついて……ごめんなさい」
ガチャッ
西園寺「ええと……鏡って……っ!?」
罪木「…………」
―END―
10: ◆7Lr.1C0F9s 2014/11/23(日) 19:21:37.40 ID:1t58FAdf0
最近ロンパss減ってきててさみしいので、短いですが投下させていただきました。
ありがとうございました
ありがとうございました
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 19:53:25.13 ID:4wYl6ZRg0
辛い
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 21:38:05.61 ID:eMS8ZbPDO
乙
唯吹も蜜柑も本当は良い子
唯吹も蜜柑も本当は良い子
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416735256/