【ごちうさ】凛「翠ちゃんの誕生日をお祝いします!」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:45:12.31 ID:NtU1N0BQo
青山(・・・)
青山(凛ちゃんにラビットハウスに呼び出されるなんて珍しいですね...)
青山(締切はまだですし...一体なんの用事でしょうか?)
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:45:59.34 ID:NtU1N0BQo
【ラビットハウス】
青山「...」ガチャッ
カランカラン
凛「来たよ!」
凛「翠ちゃん!!お誕生日おめでとう!!!」パーン
『 おめでとう!!!!』パーン パンパン!!
青山「・・・」キョトン
青山「あの...」
青山「どうされたのですか?皆さんお揃いで・・・」
凛「...え?」
凛「まさか翠ちゃん・・・」
凛「今日が自分の誕生日なこと覚えてないの!?」
青山「...」ガチャッ
カランカラン
凛「来たよ!」
凛「翠ちゃん!!お誕生日おめでとう!!!」パーン
『 おめでとう!!!!』パーン パンパン!!
青山「・・・」キョトン
青山「あの...」
青山「どうされたのですか?皆さんお揃いで・・・」
凛「...え?」
凛「まさか翠ちゃん・・・」
凛「今日が自分の誕生日なこと覚えてないの!?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:46:37.77 ID:NtU1N0BQo
青山「・・・」
青山「あっ」
凛「あっ、って...もう!」
凛「せっかく翠ちゃんの知り合いの方にも協力して貰ってるのに」
凛「これじゃサプライズ感が出ないよ...」トホホ
青山「なるほど...呼び出されたのはそういうことでしたか。」
凛「そういうことなの!」
凛「というわけで今日はラビットハウスを貸し切って!」
凛「翠ちゃんの誕生日を盛大にお祝いしたいと思います!!」
『おぉーっ!!!』
青山「あっ」
凛「あっ、って...もう!」
凛「せっかく翠ちゃんの知り合いの方にも協力して貰ってるのに」
凛「これじゃサプライズ感が出ないよ...」トホホ
青山「なるほど...呼び出されたのはそういうことでしたか。」
凛「そういうことなの!」
凛「というわけで今日はラビットハウスを貸し切って!」
凛「翠ちゃんの誕生日を盛大にお祝いしたいと思います!!」
『おぉーっ!!!』
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:47:09.20 ID:NtU1N0BQo
・・・
ココアサン、クチニソースガ...
コノデザート...アマウサアンノヨリオイシイ...
ワイワイ ガヤガヤ
ココアサン、クチニソースガ...
コノデザート...アマウサアンノヨリオイシイ...
ワイワイ ガヤガヤ
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:47:55.06 ID:NtU1N0BQo
・・・
青山「でもいいんですか?貸切だなんて・・・」
ココア「大丈夫だいじょーぶ!」
ココア「平日だしこの季節はお客さんもいないから!」
チノ「ココアさん・・・」ゴゴゴ
チノ「事実なのが悔しいです」ショボーン
凛「マスターからも許可は頂いてますから」
凛「今日は何も気にせず楽しんで下さい!」
青山「そうですか、少し安心しました」
青山(マスター...)
青山「でもいいんですか?貸切だなんて・・・」
ココア「大丈夫だいじょーぶ!」
ココア「平日だしこの季節はお客さんもいないから!」
チノ「ココアさん・・・」ゴゴゴ
チノ「事実なのが悔しいです」ショボーン
凛「マスターからも許可は頂いてますから」
凛「今日は何も気にせず楽しんで下さい!」
青山「そうですか、少し安心しました」
青山(マスター...)
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:48:24.36 ID:NtU1N0BQo
青山「ふふっ」
青山「ここは何も変わってないですね。」
チノ「?」
青山「昔の話です」ニッコリ
青山「私が高校生の頃...季節はちょうど今頃でした。」
青山「文芸部で出す小説の題材を探して街を歩いていた時に」
青山「たまたまここを見つけて入ったのがマスターとの出会いでしたね。」
青山「中にはマスターと、うさぎのティッピーさんだけで」
青山「私以外のお客さんは居ないようでした。」
チノ「そのころから暇だったんですね...」
ティッピー(暇とは何じゃ!暇とは!!)ピョンピョン
ティッピー(落ち着いた雰囲気の喫茶店と言え!!)ピョンピョン
チノ「おじいちゃん暴れないで下さい」コソコソ
青山「ここは何も変わってないですね。」
チノ「?」
青山「昔の話です」ニッコリ
青山「私が高校生の頃...季節はちょうど今頃でした。」
青山「文芸部で出す小説の題材を探して街を歩いていた時に」
青山「たまたまここを見つけて入ったのがマスターとの出会いでしたね。」
青山「中にはマスターと、うさぎのティッピーさんだけで」
青山「私以外のお客さんは居ないようでした。」
チノ「そのころから暇だったんですね...」
ティッピー(暇とは何じゃ!暇とは!!)ピョンピョン
ティッピー(落ち着いた雰囲気の喫茶店と言え!!)ピョンピョン
チノ「おじいちゃん暴れないで下さい」コソコソ
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:49:24.06 ID:NtU1N0BQo
青山「とても落ち着いていて...居心地の良いところだったので」
青山「それからもたまに通うようになりました。」
ティッピー(青山はよーく分かっておるのぉ)ウムウム
チノ(おじいちゃん嬉しそうです)
青山「マスターとも少しずつお話をするようになって...」
青山「私、人の目を見て話すのが苦手なのですが...」
青山「不思議とマスターとは、ちゃんと目を見てお話できたんです。」
青山「マスターのお人柄のおかげかもしれませんね」クスッ
ティッピー(...)テレテレ
青山「それからもたまに通うようになりました。」
ティッピー(青山はよーく分かっておるのぉ)ウムウム
チノ(おじいちゃん嬉しそうです)
青山「マスターとも少しずつお話をするようになって...」
青山「私、人の目を見て話すのが苦手なのですが...」
青山「不思議とマスターとは、ちゃんと目を見てお話できたんです。」
青山「マスターのお人柄のおかげかもしれませんね」クスッ
ティッピー(...)テレテレ
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:49:59.10 ID:NtU1N0BQo
青山「その後も色々な事があって」
青山「こわーい後輩ができたり」
凛「っ!」
青山「...冗談です」クスッ
青山「書いた作品が入選したり」
青山「この万年筆は、そのお祝いに頂いたものなんですよ。」スチャッ
青山「私の宝物です♪」
青山「また月日が経って」
青山「書いた小説が売れるようになるに連れて」
青山「慌ただしくなることが増えてしまって」
青山「ラビットハウスに行く機会も無くなってしまって」
青山「ようやく落ち着いた今、マスターはもう・・・」
ティッピー(・・・)
青山「こわーい後輩ができたり」
凛「っ!」
青山「...冗談です」クスッ
青山「書いた作品が入選したり」
青山「この万年筆は、そのお祝いに頂いたものなんですよ。」スチャッ
青山「私の宝物です♪」
青山「また月日が経って」
青山「書いた小説が売れるようになるに連れて」
青山「慌ただしくなることが増えてしまって」
青山「ラビットハウスに行く機会も無くなってしまって」
青山「ようやく落ち着いた今、マスターはもう・・・」
ティッピー(・・・)
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:50:40.99 ID:NtU1N0BQo
青山「ふふっ、すいません。少し暗いお話になってしまいました。」
青山「でも...不思議なことに...悲しい、寂しいとは感じないんです。」
青山「マスターは今もすぐ近くで、私たちを見守っていて下さるような気がして。」
ティッピー(現にすぐ近くに居るからのぉ・・・)
青山「私のお話はこの位にして...」
青山「次は皆さんのお話を聞かせてください♪」
青山「次回作の参考にさせて頂きますので...」メモトリダシ
青山「特にこの前の文化祭のお話などを詳しく・・・」
青山「でも...不思議なことに...悲しい、寂しいとは感じないんです。」
青山「マスターは今もすぐ近くで、私たちを見守っていて下さるような気がして。」
ティッピー(現にすぐ近くに居るからのぉ・・・)
青山「私のお話はこの位にして...」
青山「次は皆さんのお話を聞かせてください♪」
青山「次回作の参考にさせて頂きますので...」メモトリダシ
青山「特にこの前の文化祭のお話などを詳しく・・・」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:51:19.48 ID:NtU1N0BQo
ココア「もちろん!」
凛「あの時はちょっと恥ずかしいことしちゃった...」///
チノ「ティッピーの着ぐるみ被ったココアさんが怖かったです。」
リゼ「店員やらされたり、制服交換したりしたな~」
シャロ「チノちゃんにおそろいの制服で写真撮って貰ったわよね」
ココア「あっ!その写真部屋に飾ってるよ!!」
リゼ「文化祭の前なんて、チマメ隊がうちの高校に迷い込んできたり...」
マヤ「学校説明会だったんだよ!」
メグ「私はシャロさんに色々教えてもらったな~」
青山「どれも楽しそうなお話ですね」ウフフ
青山「一つずつ、ゆっくり聞かせてくださいね♪」
凛「あの時はちょっと恥ずかしいことしちゃった...」///
チノ「ティッピーの着ぐるみ被ったココアさんが怖かったです。」
リゼ「店員やらされたり、制服交換したりしたな~」
シャロ「チノちゃんにおそろいの制服で写真撮って貰ったわよね」
ココア「あっ!その写真部屋に飾ってるよ!!」
リゼ「文化祭の前なんて、チマメ隊がうちの高校に迷い込んできたり...」
マヤ「学校説明会だったんだよ!」
メグ「私はシャロさんに色々教えてもらったな~」
青山「どれも楽しそうなお話ですね」ウフフ
青山「一つずつ、ゆっくり聞かせてくださいね♪」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:51:48.38 ID:NtU1N0BQo
・・・
ソレデネ、チヤチャンガ...
アラ?ココアチャンダッテ...
マヤチャンアノトキハスゴクテレテタ~
ソンナコトナイッテバ!
アトハネ......
・・・・・・
・・・・
・・・
ソレデネ、チヤチャンガ...
アラ?ココアチャンダッテ...
マヤチャンアノトキハスゴクテレテタ~
ソンナコトナイッテバ!
アトハネ......
・・・・・・
・・・・
・・・
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:55:59.62 ID:NtU1N0BQo
【ラビットハウス:バータイム】
青山「皆さんのお話、とても面白かったですね。」
青山「次の小説のアイデアもだいぶまとまりました」ホクホク
青山「それにしても・・・」
青山「凛ちゃんからお誘いなんて珍しいですね。」
凛「ん...なんと言うか...二次会ってやつですよ」
凛「夜も遅いので皆さんを家に送っている時に思いついたんです」
凛「久しぶりに、2人で飲むのも悪くないな~って」
青山「ふふっ、そうでしたか。」
青山「皆さんのお話、とても面白かったですね。」
青山「次の小説のアイデアもだいぶまとまりました」ホクホク
青山「それにしても・・・」
青山「凛ちゃんからお誘いなんて珍しいですね。」
凛「ん...なんと言うか...二次会ってやつですよ」
凛「夜も遅いので皆さんを家に送っている時に思いついたんです」
凛「久しぶりに、2人で飲むのも悪くないな~って」
青山「ふふっ、そうでしたか。」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:56:35.60 ID:NtU1N0BQo
青山「あの...」
青山「今日は、凛ちゃんのおかげで本当に素敵な1日を過ごせました。」
青山「ありがとうございます♪」
凛「・・・」
凛「翠ちゃんにそう言って貰えるなんて思ってなかったから...」
凛「ちょっと恥ずかしいかな」テレッ
青山「これでも凛ちゃんには...感謝してるんですよ」
青山「いつもフラフラしている私を、連れ戻してくれる。」
青山「ずっと側にいて、見守ってくれる。」
青山「そんな人は、凛ちゃんだけですよ。」ニコッ
青山「今日は、凛ちゃんのおかげで本当に素敵な1日を過ごせました。」
青山「ありがとうございます♪」
凛「・・・」
凛「翠ちゃんにそう言って貰えるなんて思ってなかったから...」
凛「ちょっと恥ずかしいかな」テレッ
青山「これでも凛ちゃんには...感謝してるんですよ」
青山「いつもフラフラしている私を、連れ戻してくれる。」
青山「ずっと側にいて、見守ってくれる。」
青山「そんな人は、凛ちゃんだけですよ。」ニコッ
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:57:29.04 ID:NtU1N0BQo
凛「・・・」
凛「よくそんな恥ずかしいこと、堂々と言えますね。」プイッ
凛「すぐフラフラどっか行って...連絡はつかないし」
凛「締め切りは守らないし...原稿は書かない」
凛「こんな危なっかしい人...」
凛「誰かがついてないとしょうがないじゃないですか。」
青山「私...そんなにひどいですか?」
凛「少しは自覚して下さいっ!」
凛「もう・・・」
青山「ふふふっ」
凛「よくそんな恥ずかしいこと、堂々と言えますね。」プイッ
凛「すぐフラフラどっか行って...連絡はつかないし」
凛「締め切りは守らないし...原稿は書かない」
凛「こんな危なっかしい人...」
凛「誰かがついてないとしょうがないじゃないですか。」
青山「私...そんなにひどいですか?」
凛「少しは自覚して下さいっ!」
凛「もう・・・」
青山「ふふふっ」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:58:14.28 ID:NtU1N0BQo
青山「...こんな私ですが・・・改めてよろしくお願いしますね。」
凛「・・・しょうがないですね。」
凛「またビシバシいきますから、覚悟してください!」ニヤリ
青山「・・・」
青山「やっぱり今の取り消してもいいですか?」
凛「ダメです」キッパリ
青山「...」ショボーン
凛「・・・しょうがないですね。」
凛「またビシバシいきますから、覚悟してください!」ニヤリ
青山「・・・」
青山「やっぱり今の取り消してもいいですか?」
凛「ダメです」キッパリ
青山「...」ショボーン
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 22:59:07.40 ID:NtU1N0BQo
ティッピー(・・・)
ティッピー(良い友人を持ったのお...)
ティッピー(...)
ティッピー(老いぼれの出番はもうないかの)
ティッピー「じゃあの、青山」ボソッ
ティッピー(ワシも少し遠くから、見守っておるからの)ホッホッ
ティッピー(良い友人を持ったのお...)
ティッピー(...)
ティッピー(老いぼれの出番はもうないかの)
ティッピー「じゃあの、青山」ボソッ
ティッピー(ワシも少し遠くから、見守っておるからの)ホッホッ
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 23:00:15.66 ID:NtU1N0BQo
・・・
凛「さあ!朝まで飲み明かすよ!!翠ちゃん!」ヒックッ
青山「あらあら...すっかり酔ってしまっていますね・・・」
青山「少しお付き合いいたしましょう」クスッ
青山「マスター、ビールのおかわりを頂けますか?」
タカヒロ「かしこまりました」
この後めちゃくちゃ二日酔いした
凛「さあ!朝まで飲み明かすよ!!翠ちゃん!」ヒックッ
青山「あらあら...すっかり酔ってしまっていますね・・・」
青山「少しお付き合いいたしましょう」クスッ
青山「マスター、ビールのおかわりを頂けますか?」
タカヒロ「かしこまりました」
この後めちゃくちゃ二日酔いした
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 23:01:16.31 ID:NtU1N0BQo
・・・
【ラビットハウス】数日後・・・
カランカラン!!
凛「あーっ!やっぱりここですね!!」
凛「青山先生!!今週締切の短編がまだ3本も残ってるんです!!」
凛「早く原稿仕上げなさーい!!!」
青山「あーっ、あーっ」キコエナーイ
凛「また聞こえないふりして!戻りますよ!!」
青山「何を言っておるのかの?」
青山「ワシはラビットハウスのマスターじゃぞ」ズルズル
青山「何故か青山に魂が憑依して・・・」ズルズル
青山「あの~...まだ台詞が・・・」ズルズル
凛「馬鹿なこと言ってないで、戻って原稿仕上げなさーい!」ズルズル
バタン カランカラン
ティッピー(...)
ティッピー(先が思いやられるのぉ...)ヤレヤレ
【ラビットハウス】数日後・・・
カランカラン!!
凛「あーっ!やっぱりここですね!!」
凛「青山先生!!今週締切の短編がまだ3本も残ってるんです!!」
凛「早く原稿仕上げなさーい!!!」
青山「あーっ、あーっ」キコエナーイ
凛「また聞こえないふりして!戻りますよ!!」
青山「何を言っておるのかの?」
青山「ワシはラビットハウスのマスターじゃぞ」ズルズル
青山「何故か青山に魂が憑依して・・・」ズルズル
青山「あの~...まだ台詞が・・・」ズルズル
凛「馬鹿なこと言ってないで、戻って原稿仕上げなさーい!」ズルズル
バタン カランカラン
ティッピー(...)
ティッピー(先が思いやられるのぉ...)ヤレヤレ
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 23:01:46.81 ID:NtU1N0BQo
凛「もう!」
凛「少しは反省したかと思ったら何も変わってない!!」
凛「大体先生はいつもいつも・・・」ガミガミ
青山(・・・)
青山(凛ちゃんも、ですよ)フフッ
凛「ちょっと!ちゃんと聞いてますか?」
青山「...」
青山「はい♪」
・・・・・・・
・・・
おしまい
凛「少しは反省したかと思ったら何も変わってない!!」
凛「大体先生はいつもいつも・・・」ガミガミ
青山(・・・)
青山(凛ちゃんも、ですよ)フフッ
凛「ちょっと!ちゃんと聞いてますか?」
青山「...」
青山「はい♪」
・・・・・・・
・・・
おしまい
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 23:02:19.95 ID:NtU1N0BQo
おしまいです
青山さんお誕生日おめでとう!
青山さんお誕生日おめでとう!
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 23:27:19.22 ID:z3B4upgA0
おつ
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/28(金) 00:42:11.19 ID:ea3m97/O0
おつ
このカプもっと増えろ
このカプもっと増えろ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477575912/
Entry ⇒ 2016.10.31 | Category ⇒ ご注文はうさぎですか? | Comments (0)
魔王「世界の半分をお前にやろう」勇者「じゃあ分け方を考えるか」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:47:14.57 ID:CgoOI4rJo
魔王「分け方?」
勇者「ああ、このたび俺たちは人と魔族の歴史的和解を成し遂げた」
勇者「俺とお前が世界を半分ずつ統治する、という約束を交わしたことによってな」
魔王「うむ、だからこそワシもさらっていた姫をそちらに返したのだ」
勇者「だが、話はこれで終わったわけじゃない」
勇者「世界をどう分けるかをきちんと決めておかないと、後々また揉めることになる」
魔王「まあ、たしかにそうだが……」
勇者「ああ、このたび俺たちは人と魔族の歴史的和解を成し遂げた」
勇者「俺とお前が世界を半分ずつ統治する、という約束を交わしたことによってな」
魔王「うむ、だからこそワシもさらっていた姫をそちらに返したのだ」
勇者「だが、話はこれで終わったわけじゃない」
勇者「世界をどう分けるかをきちんと決めておかないと、後々また揉めることになる」
魔王「まあ、たしかにそうだが……」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:49:17.37 ID:CgoOI4rJo
魔王「単純にこの星に一本の線を引いてこっちはワシで、そっちは勇者ね、ではいかんのか?」
勇者「ダメに決まってるだろ」
勇者「線の引き方によっては、えらく不公平な二等分になることも考えられる」
勇者「たとえば俺の方は陸が多いのに、お前の方は海ばっかりとか」
魔王「ああ、それは困る。ワシ泳げないし」
勇者「それに、今回の分割は今現存してる国や町はそのままにして俺らが上に立つって方針なんだから」
勇者「そこを一本の線で分けるようなことをすると、住んでる人達にしてもメチャクチャ不便になるぞ」
勇者「同じ町に住んでるのに、勇者領地と魔王領地に分かれたりしたら大変だろ」
魔王「たしかに……いらぬ反発を買いかねんな」
勇者「ダメに決まってるだろ」
勇者「線の引き方によっては、えらく不公平な二等分になることも考えられる」
勇者「たとえば俺の方は陸が多いのに、お前の方は海ばっかりとか」
魔王「ああ、それは困る。ワシ泳げないし」
勇者「それに、今回の分割は今現存してる国や町はそのままにして俺らが上に立つって方針なんだから」
勇者「そこを一本の線で分けるようなことをすると、住んでる人達にしてもメチャクチャ不便になるぞ」
勇者「同じ町に住んでるのに、勇者領地と魔王領地に分かれたりしたら大変だろ」
魔王「たしかに……いらぬ反発を買いかねんな」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:51:43.07 ID:CgoOI4rJo
勇者「だからさ、各大陸や島ごとに二等分するってのはどうだ?」
勇者「そうすれば、均等に陸地を分けることができる」
魔王「なるほど」
魔王「だが、島全体で一つの国家を成している国はどうするのだ?」
勇者「あっ、そういえば……」
勇者「それを二つに分けると、結局さっきの方法のような問題が生じてしまうではないか」
勇者「うーむ、たしかに……」
勇者「そうすれば、均等に陸地を分けることができる」
魔王「なるほど」
魔王「だが、島全体で一つの国家を成している国はどうするのだ?」
勇者「あっ、そういえば……」
勇者「それを二つに分けると、結局さっきの方法のような問題が生じてしまうではないか」
勇者「うーむ、たしかに……」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:54:19.82 ID:CgoOI4rJo
魔王「いっそ、人口で分けるというのはどうだ?」
勇者「人口で……?」
魔王「たとえば、A国が人口100万人、B国が人口30万人、C国が人口70万人だとしよう」
魔王「その場合、A国は勇者領地、B国とC国は魔王領地、という具合に分けるのだ」
勇者「……」
魔王「?」
勇者「実にいいにくいんだが……」
魔王「え、なになに?」
勇者「世界中の全人口はおよそ3億人といわれている」
魔王「ほう」
勇者「そのうち、1億7千万人は……最大の国家ラージ王国の国民なんだ」
魔王「なにぃ!? 過半数超えてるのか!」
勇者「人口で……?」
魔王「たとえば、A国が人口100万人、B国が人口30万人、C国が人口70万人だとしよう」
魔王「その場合、A国は勇者領地、B国とC国は魔王領地、という具合に分けるのだ」
勇者「……」
魔王「?」
勇者「実にいいにくいんだが……」
魔王「え、なになに?」
勇者「世界中の全人口はおよそ3億人といわれている」
魔王「ほう」
勇者「そのうち、1億7千万人は……最大の国家ラージ王国の国民なんだ」
魔王「なにぃ!? 過半数超えてるのか!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:57:08.61 ID:CgoOI4rJo
魔王「それでは、ワシの方法は使えない!」
勇者「それに今のはあくまで人間だけの人口だ。魔族の人口分布も考慮しなくちゃいけない」
勇者「お前、魔族の人口をちゃんと把握してるのか?」
魔王「……全然」
勇者「全然!? お前、王だろ!?」
魔王「だってしょうがないだろ! スライムとか勝手に分裂するし、数え方分からん奴も多いし……」
勇者「つまり、この方法もダメだってことだな」
勇者「それに今のはあくまで人間だけの人口だ。魔族の人口分布も考慮しなくちゃいけない」
勇者「お前、魔族の人口をちゃんと把握してるのか?」
魔王「……全然」
勇者「全然!? お前、王だろ!?」
魔王「だってしょうがないだろ! スライムとか勝手に分裂するし、数え方分からん奴も多いし……」
勇者「つまり、この方法もダメだってことだな」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:59:34.26 ID:CgoOI4rJo
勇者「じゃあ、こういうのはどうだ?」
勇者「地域や地方ごとにポイントをつけていくんだよ」
魔王「ポイント?」
勇者「ここは森林が多いから50ポイント、鉱石があるから30ポイント、砂漠だから10ポイント、ってな具合に」
勇者「で、勇者領地と魔王領地のポイントが同じになるよう振り分ければ……完璧だ!」
魔王「……あのさ」
勇者「ん?」
魔王「そのポイントの基準はどうやって決めるのだ?」
勇者「あ」
勇者「地域や地方ごとにポイントをつけていくんだよ」
魔王「ポイント?」
勇者「ここは森林が多いから50ポイント、鉱石があるから30ポイント、砂漠だから10ポイント、ってな具合に」
勇者「で、勇者領地と魔王領地のポイントが同じになるよう振り分ければ……完璧だ!」
魔王「……あのさ」
勇者「ん?」
魔王「そのポイントの基準はどうやって決めるのだ?」
勇者「あ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:02:46.24 ID:CgoOI4rJo
魔王「多分その話し合いだけで、数ヶ月……いやもっとかかるぞ」
魔王「そんなにチンタラやってたら、人間からも魔族からも不満が出るだろう」
勇者「ううむ……」
魔王「それにポイントが同じになるよう振り分けたとして」
魔王「振り分け方によっては世界地図がかなりカオスなことになるぞ」
魔王「勇者領と魔王領が混ざり合って、飛び地があちこちにできるような事態になりかねない」
勇者「この方法も現実的じゃないな……」
魔王「そんなにチンタラやってたら、人間からも魔族からも不満が出るだろう」
勇者「ううむ……」
魔王「それにポイントが同じになるよう振り分けたとして」
魔王「振り分け方によっては世界地図がかなりカオスなことになるぞ」
魔王「勇者領と魔王領が混ざり合って、飛び地があちこちにできるような事態になりかねない」
勇者「この方法も現実的じゃないな……」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:05:39.56 ID:CgoOI4rJo
魔王「ならいっそ、ワシとお前でダブル君主になるってのはどうだ?」
魔王「二人で世界の帝王として君臨すれば、分かりやすい!」
勇者「たしかに分かりやすいけど、そううまくいくかな?」
勇者「もし、俺たちの間で政策かなんかの行き違いが生まれたらどうする?」
魔王「そしたら話し合いで――」
勇者「俺はもし自分の領地ができたら、剣の教育を強化するつもりなんだが、どう思う?」
魔王「ダメダメ! 絶対ダメ! 魔法教育を盛んにすべき! 剣の教育なんか二の次でいい!」
勇者「……な?」
魔王「なるほど……」
魔王「二人で世界の帝王として君臨すれば、分かりやすい!」
勇者「たしかに分かりやすいけど、そううまくいくかな?」
勇者「もし、俺たちの間で政策かなんかの行き違いが生まれたらどうする?」
魔王「そしたら話し合いで――」
勇者「俺はもし自分の領地ができたら、剣の教育を強化するつもりなんだが、どう思う?」
魔王「ダメダメ! 絶対ダメ! 魔法教育を盛んにすべき! 剣の教育なんか二の次でいい!」
勇者「……な?」
魔王「なるほど……」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:08:28.56 ID:CgoOI4rJo
勇者「一休みするか……」
魔王「世界を半分に分けるって難しいんだな」
勇者「ああ」
勇者「なんたって世界だもん。ケーキを切り分けるようにはいかないよ」
魔王「だなー」
魔王「世界を半分に分けるって難しいんだな」
勇者「ああ」
勇者「なんたって世界だもん。ケーキを切り分けるようにはいかないよ」
魔王「だなー」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:11:43.13 ID:CgoOI4rJo
勇者「ていうか、そもそも世界ってなんなんだろうな?」
魔王「そりゃあ……この大陸全体だろう?」
勇者「でも、大陸だけじゃなく海だって世界だし、空だって世界だ」
勇者「いや……空で光ってる無数の星にもそれぞれ世界があるんだ」
魔王「光ってない星にも世界はあるだろうしな」
勇者「はぁ~……世界って広いな」
魔王「広いなぁ」
魔王「そりゃあ……この大陸全体だろう?」
勇者「でも、大陸だけじゃなく海だって世界だし、空だって世界だ」
勇者「いや……空で光ってる無数の星にもそれぞれ世界があるんだ」
魔王「光ってない星にも世界はあるだろうしな」
勇者「はぁ~……世界って広いな」
魔王「広いなぁ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:13:23.07 ID:CgoOI4rJo
勇者「もし、全ての世界を統べる神なんてのがいるとしたら」
勇者「俺たちなんてホント、ケーキをどう分けるか争ってるようなみみっちい二人組に過ぎないんだろうな」
魔王「ケーキなんてものではあるまい」
魔王「せいぜいイチゴだろう」
魔王「ワシらはケーキに乗った一個のイチゴをどう二等分するか、やり合っているのだ」
勇者「イチゴか……」
魔王「イチゴさ……」
勇者「俺たちなんてホント、ケーキをどう分けるか争ってるようなみみっちい二人組に過ぎないんだろうな」
魔王「ケーキなんてものではあるまい」
魔王「せいぜいイチゴだろう」
魔王「ワシらはケーキに乗った一個のイチゴをどう二等分するか、やり合っているのだ」
勇者「イチゴか……」
魔王「イチゴさ……」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:14:23.39 ID:CgoOI4rJo
勇者「なんか……空しくなってきたな」
魔王「ああ」
勇者「どうする? 世界を半分にする話」
魔王「このままにしとくわけにもいかんし、いっそ姫に意見を仰ぐというのはどうだ?」
魔王「彼女は人類はもちろん、魔族にも理解があるし、いいアドバイスをしてくれるかもしれん」
勇者「そうだな、そうしよう!」
魔王「ああ」
勇者「どうする? 世界を半分にする話」
魔王「このままにしとくわけにもいかんし、いっそ姫に意見を仰ぐというのはどうだ?」
魔王「彼女は人類はもちろん、魔族にも理解があるし、いいアドバイスをしてくれるかもしれん」
勇者「そうだな、そうしよう!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:17:19.88 ID:CgoOI4rJo
姫「え……イチゴ?」
勇者「うん、ショートケーキの上にあるイチゴ……姫ならどう分ける?」
魔王(さすがに世界をどうするか、と聞くのはマズイからな)
姫「そうねえ……他の誰かにあげちゃう!」
勇者「へ?」
魔王「どして?」
姫「だってイチゴを二つに切り分けるって難しいし、かといって相手にあげるのも負けた気分するし」
姫「なら第三者にあげちゃった方が早いんじゃない?」
勇者&魔王「……」
勇者&魔王「これだ!!!」
勇者「うん、ショートケーキの上にあるイチゴ……姫ならどう分ける?」
魔王(さすがに世界をどうするか、と聞くのはマズイからな)
姫「そうねえ……他の誰かにあげちゃう!」
勇者「へ?」
魔王「どして?」
姫「だってイチゴを二つに切り分けるって難しいし、かといって相手にあげるのも負けた気分するし」
姫「なら第三者にあげちゃった方が早いんじゃない?」
勇者&魔王「……」
勇者&魔王「これだ!!!」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:19:57.61 ID:CgoOI4rJo
それからというもの――
女王「私が勇者様と魔王から全世界を委託された姫……女王よ!」
女王「これからは私が人と魔を統べるのよ!」
女王「オーッホッホッホッホッホッホ!」
高飛車さとは裏腹に、女王は人にも魔族にも平等に接し、善政を敷き、
人と魔族が真の共存をなす『人魔時代』を現出することになる。
さて、勇者と魔王はというと――
女王「私が勇者様と魔王から全世界を委託された姫……女王よ!」
女王「これからは私が人と魔を統べるのよ!」
女王「オーッホッホッホッホッホッホ!」
高飛車さとは裏腹に、女王は人にも魔族にも平等に接し、善政を敷き、
人と魔族が真の共存をなす『人魔時代』を現出することになる。
さて、勇者と魔王はというと――
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:22:57.98 ID:CgoOI4rJo
魔王「採れたかーっ!」
勇者「ああ、いっぱい採れたっ!」
魔王「苦労したかいがあって、ワシらのイチゴは豊作だな!」
勇者「ああ!」
勇者「今や女王となった姫にいくらか献上した後は、たっぷり売って、どっさり大儲けだ!」
魔王「売上金はどうする?」
勇者「そりゃもちろん……半分ずつ分けるに決まってるだろ」
おわり
勇者「ああ、いっぱい採れたっ!」
魔王「苦労したかいがあって、ワシらのイチゴは豊作だな!」
勇者「ああ!」
勇者「今や女王となった姫にいくらか献上した後は、たっぷり売って、どっさり大儲けだ!」
魔王「売上金はどうする?」
勇者「そりゃもちろん……半分ずつ分けるに決まってるだろ」
おわり
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:29:39.20 ID:Zw23S751O
乙
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:36:04.50 ID:JthWEZ6To
おつ
面白かった
面白かった
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:44:47.48 ID:s+lYThwTO
ほっこりハッピーエンド
乙
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477568834/
Entry ⇒ 2016.10.31 | Category ⇒ 魔王・勇者 | Comments (0)
背徳の若妻狐!旦那様以外の狐おち○ぽで私イキます!貴方ごめんね…
1: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 22:50:06.20 ID:B1sZlpTC0
※R-18、ポケモンに胸描写、そして放尿表現有り。
夫マフォクシー♂(フォン)「今日は、帰りが遅くなるかもしれない。…では行ってくる。」
若妻マフォクシー♀(シズネ)「…はい。いってらっしゃい…♪貴方。」
毎朝の日課、職場へ向かう旦那様のお見送り。
旦那様は、仕事での疲労の為なのか…最近は、あまり私を抱いてくれない…。
隣人マフォクシー♂(ファイ)「おや?お隣のシズネちゃんだね。おはよう。」
若妻マフォクシー♀「あっ、ファイさん。おはようございます…♪」
この方は、マンションの隣のお部屋の住人のファイさん。
私や旦那様と同じ種族だけど…色違いの銀狐さんです。
隣人マフォクシー♂「フォンさんは羨ましいな。
こんな可愛い奥さんに、毎朝見送って貰えるのだからね…。」
若妻マフォクシー♀「ふふ、ファイさん…可愛いなんて照れちゃいますよ…////
今日は休日なのですか?」
隣人マフォクシー♂「ああ、2日程の…久し振りの休みさ。
ところで…旦那さんとは、最近はご無沙汰なのかな?」
若妻マフォクシー♀「…え?」
…………………
……………
………
夫マフォクシー♂(フォン)「今日は、帰りが遅くなるかもしれない。…では行ってくる。」
若妻マフォクシー♀(シズネ)「…はい。いってらっしゃい…♪貴方。」
毎朝の日課、職場へ向かう旦那様のお見送り。
旦那様は、仕事での疲労の為なのか…最近は、あまり私を抱いてくれない…。
隣人マフォクシー♂(ファイ)「おや?お隣のシズネちゃんだね。おはよう。」
若妻マフォクシー♀「あっ、ファイさん。おはようございます…♪」
この方は、マンションの隣のお部屋の住人のファイさん。
私や旦那様と同じ種族だけど…色違いの銀狐さんです。
隣人マフォクシー♂「フォンさんは羨ましいな。
こんな可愛い奥さんに、毎朝見送って貰えるのだからね…。」
若妻マフォクシー♀「ふふ、ファイさん…可愛いなんて照れちゃいますよ…////
今日は休日なのですか?」
隣人マフォクシー♂「ああ、2日程の…久し振りの休みさ。
ところで…旦那さんとは、最近はご無沙汰なのかな?」
若妻マフォクシー♀「…え?」
…………………
……………
………
2: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 22:51:35.12 ID:B1sZlpTC0
-夫の居ぬ間に-
どうやら、薬か何かで眠らされていたらしく…
気が付けば、私は…ファイさんのお部屋へと連れ込まれ、何故か体を縄で縛られていたの…////
しかも、下着を脱がされ…この様な、おま○こ丸見えの恥ずかしい格好で…アゥウ…ッ////
隣人マフォクシー♂「いやらしい匂いだ…♪奥さんの甘い蜜溢れるココは…!」
ぺろりッ…!
若妻マフォクシー♀「まひゅッ!そ、そんな所…舐めたり、匂いを嗅いじゃらめぇッ…////」
私の秘所を見たり、舌を割れ目に沿って這わせたり…
更には、匂いを嗅いだりしながら荒い吐息を漏らすファイさんは…
おち○ぽを、興奮でギチギチに太く大きく勃起させています…////
隣人マフォクシー♂「まふふふッ…♪」
若妻マフォクシー♀「まっふぅうッ…!まふんッ!?」
クチュッ…ぬぷぷぷッ!
…そして私はそのまま、旦那様のモノしか受け入れた事の無い秘所の中に…////
隣人の、ファイさんのおち○ぽの挿入を許してしまいました…ッ!
旦那様のと同じ位…ひゃんッ…!太くて…大きいのッ…////
どうやら、薬か何かで眠らされていたらしく…
気が付けば、私は…ファイさんのお部屋へと連れ込まれ、何故か体を縄で縛られていたの…////
しかも、下着を脱がされ…この様な、おま○こ丸見えの恥ずかしい格好で…アゥウ…ッ////
隣人マフォクシー♂「いやらしい匂いだ…♪奥さんの甘い蜜溢れるココは…!」
ぺろりッ…!
若妻マフォクシー♀「まひゅッ!そ、そんな所…舐めたり、匂いを嗅いじゃらめぇッ…////」
私の秘所を見たり、舌を割れ目に沿って這わせたり…
更には、匂いを嗅いだりしながら荒い吐息を漏らすファイさんは…
おち○ぽを、興奮でギチギチに太く大きく勃起させています…////
隣人マフォクシー♂「まふふふッ…♪」
若妻マフォクシー♀「まっふぅうッ…!まふんッ!?」
クチュッ…ぬぷぷぷッ!
…そして私はそのまま、旦那様のモノしか受け入れた事の無い秘所の中に…////
隣人の、ファイさんのおち○ぽの挿入を許してしまいました…ッ!
旦那様のと同じ位…ひゃんッ…!太くて…大きいのッ…////
3: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 22:53:30.41 ID:B1sZlpTC0
隣人マフォクシー♂「はぁ…はぁッ…////いいねぇッ、奥さんのおま○こッ!」
ぬっぷ、じゅぷっ…!
若妻マフォクシー♀「やっ…////あっンッ…やめて下さい…ッ////」
隣人マフォクシー♂「ふふ、奥さん…ッ!旦那さん以外のおち○ぽの味はどうかな?」
ズプッ、ぐちゅっ!
若妻マフォクシー♀「あふッ…////い、いやッ…あっああッ…!」
隣人マフォクシー♂「ご無沙汰なんだろう?
ほら…ッ!奥さんの初々しいおま○こは、俺の肉棒を嬉しそうに咥え込んでいる様だねッ…////」
ズチュッ、ずぷっ…ぬちゅッ!
若妻マフォクシー♀「そんな事ッ…ひゃふッ!…はうぅんッ…////」
なんという事でしょう…ッ!…旦那様以外のおち○ぽで犯され…////
そのファイさんのおち○ぽを悦ばせる様に、きゅうぅうッと締め付けてしまうなんて…ッ////
隣人マフォクシー♂「さてと…こっちも見せて貰おうか…♪」
若妻マフォクシー♀「そこはだめッ//ふぁあんっ!やめてっ//ぁああんッ!」
あろう事か…ファイさんは、おま○こを突きながら…更に私の胸部の黄色の毛皮を脱がせ、
白毛に包まれた胸の二つの果実まで、露わにしてきたのです…!
ぬっぷ、じゅぷっ…!
若妻マフォクシー♀「やっ…////あっンッ…やめて下さい…ッ////」
隣人マフォクシー♂「ふふ、奥さん…ッ!旦那さん以外のおち○ぽの味はどうかな?」
ズプッ、ぐちゅっ!
若妻マフォクシー♀「あふッ…////い、いやッ…あっああッ…!」
隣人マフォクシー♂「ご無沙汰なんだろう?
ほら…ッ!奥さんの初々しいおま○こは、俺の肉棒を嬉しそうに咥え込んでいる様だねッ…////」
ズチュッ、ずぷっ…ぬちゅッ!
若妻マフォクシー♀「そんな事ッ…ひゃふッ!…はうぅんッ…////」
なんという事でしょう…ッ!…旦那様以外のおち○ぽで犯され…////
そのファイさんのおち○ぽを悦ばせる様に、きゅうぅうッと締め付けてしまうなんて…ッ////
隣人マフォクシー♂「さてと…こっちも見せて貰おうか…♪」
若妻マフォクシー♀「そこはだめッ//ふぁあんっ!やめてっ//ぁああんッ!」
あろう事か…ファイさんは、おま○こを突きながら…更に私の胸部の黄色の毛皮を脱がせ、
白毛に包まれた胸の二つの果実まで、露わにしてきたのです…!
4: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 22:55:34.19 ID:B1sZlpTC0
隣人マフォクシー♂「よく実っている様だね…ッ!」
ぐにっ、むにゅうッ…!
若妻マフォクシー♀「んぁあっ…////あんっ!アゥン…ッ!」
おま○こだけじゃなく、胸まで…なんてッ…////
私の胸の果実が…ファイさんの手で揉まれて、いやらしく弄ばれてますッ…!
隣人マフォクシー♂「こんなにココをビンビンにさせて、いやらしい奥さんだ…♪」
乳首をきゅっと摘まれ、指先で弄られながら、おま○こを肉棒で突かれては…ッ!
若妻マフォクシー♀「体が動いちゃうっ・・・らめっはぁあっ・・・んんっあぁっんっ!」
私はもう…はぁんッ…////げ、限界ですッ…!
隣人マフォクシー♂「旦那さん以外の肉棒で、こんなに中をヒクヒクさせるとはッ…!
目を潤ませて悦ぶ変態な奥さんのおま○こには、たっぷり中出しだな…ッ////」
ぱちゅんッ、ぱちゅん…ッ!
ぐにっ、むにゅうッ…!
若妻マフォクシー♀「んぁあっ…////あんっ!アゥン…ッ!」
おま○こだけじゃなく、胸まで…なんてッ…////
私の胸の果実が…ファイさんの手で揉まれて、いやらしく弄ばれてますッ…!
隣人マフォクシー♂「こんなにココをビンビンにさせて、いやらしい奥さんだ…♪」
乳首をきゅっと摘まれ、指先で弄られながら、おま○こを肉棒で突かれては…ッ!
若妻マフォクシー♀「体が動いちゃうっ・・・らめっはぁあっ・・・んんっあぁっんっ!」
私はもう…はぁんッ…////げ、限界ですッ…!
隣人マフォクシー♂「旦那さん以外の肉棒で、こんなに中をヒクヒクさせるとはッ…!
目を潤ませて悦ぶ変態な奥さんのおま○こには、たっぷり中出しだな…ッ////」
ぱちゅんッ、ぱちゅん…ッ!
5: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 22:56:36.95 ID:B1sZlpTC0
若妻マフォクシー♀「きもちぃっいっくっ・・・すごいよぅっ!
あっ、そんなッ…////らめっ、中に出しちゃらっめぇえっ…ッ!」
隣人マフォクシー♂「まっふッ!奥さんの膣内ッ、俺の濃厚な精液で白く染めてやる…ッ!」
ぱんっ!ぱんっ!
若妻マフォクシー♀「あッ、あっあんッ!あぁっああああっ//イイのッ!いくぅぅ!!!」
隣人マフォクシー♂「まっふぉ…ぉッ!?奥さんのおま○こに搾り取られるッ!…////」
ビュクッ、ビュルルルルッ!!どぴゅっ!
若妻マフォクシー♀「まっふぅうぅうんッ!!」
ひゃあ…んッ…////ファイさんの熱くて濃厚な“お精液”が…私の膣内を満たして…いきまひゅ…////
隣人マフォクシー♂「ふぅう…!たっぷり溜まってた分を出しましたねぇッ…♪」
若妻マフォクシー♀「はぁッ…あぁ…あぅう……ッん…////」
ああッ…私、私…同種族の方だけど…旦那様とは違う狐おち○ぽでイッてしまいました…////
ごめんなさい、貴方…。
…………………
……………
………
あっ、そんなッ…////らめっ、中に出しちゃらっめぇえっ…ッ!」
隣人マフォクシー♂「まっふッ!奥さんの膣内ッ、俺の濃厚な精液で白く染めてやる…ッ!」
ぱんっ!ぱんっ!
若妻マフォクシー♀「あッ、あっあんッ!あぁっああああっ//イイのッ!いくぅぅ!!!」
隣人マフォクシー♂「まっふぉ…ぉッ!?奥さんのおま○こに搾り取られるッ!…////」
ビュクッ、ビュルルルルッ!!どぴゅっ!
若妻マフォクシー♀「まっふぅうぅうんッ!!」
ひゃあ…んッ…////ファイさんの熱くて濃厚な“お精液”が…私の膣内を満たして…いきまひゅ…////
隣人マフォクシー♂「ふぅう…!たっぷり溜まってた分を出しましたねぇッ…♪」
若妻マフォクシー♀「はぁッ…あぁ…あぅう……ッん…////」
ああッ…私、私…同種族の方だけど…旦那様とは違う狐おち○ぽでイッてしまいました…////
ごめんなさい、貴方…。
…………………
……………
………
6: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 22:58:03.59 ID:B1sZlpTC0
私は…あまりの快感に、イッた後…気絶していた様です。
若妻マフォクシー♀「う、うぅん…」
隣人マフォクシー♂「目が覚めたかな?奥さん…♪」
若妻マフォクシー♀「…!?」
そ、そうでした…私は隣人のファイさんと先程まで…ッ!
若妻マフォクシー♀「な、何故このような事を…ッ!
貴方は♂として最低ですッ、ファイさんッ…!」
隣人マフォクシー♂「おや?そんな口を聞いて良いのかな?
隣人の俺と…こんな事をしていたのが、旦那さんにバレたら…どうなってしまうのだろうねぇ?」
若妻マフォクシー♀「まふぅ…ッ!」
その一言に、私は思わずファイさんを睨み付けました。
ケダモノおち○ぽで、私を汚した事…許しませんッ…////
隣人マフォクシー♂「ほら、俺と奥さんの“まふまふ交尾”の動画だ…♪
シズネちゃんが、俺のおち○ぽに夢中になってる間に撮らせて貰ったよ、まふぉふぉ…♪」
若妻マフォクシー♀「そ、そんな…////」
いつの間に撮られていたのでしょう…////
ファイさんの言う通り、私に見せてきた携帯の画面には…
おち○ぽで突かれて、まふまふと甘い声を漏らしている…淫らな自分の姿が映っていたのです…ッ!
若妻マフォクシー♀「う、うぅん…」
隣人マフォクシー♂「目が覚めたかな?奥さん…♪」
若妻マフォクシー♀「…!?」
そ、そうでした…私は隣人のファイさんと先程まで…ッ!
若妻マフォクシー♀「な、何故このような事を…ッ!
貴方は♂として最低ですッ、ファイさんッ…!」
隣人マフォクシー♂「おや?そんな口を聞いて良いのかな?
隣人の俺と…こんな事をしていたのが、旦那さんにバレたら…どうなってしまうのだろうねぇ?」
若妻マフォクシー♀「まふぅ…ッ!」
その一言に、私は思わずファイさんを睨み付けました。
ケダモノおち○ぽで、私を汚した事…許しませんッ…////
隣人マフォクシー♂「ほら、俺と奥さんの“まふまふ交尾”の動画だ…♪
シズネちゃんが、俺のおち○ぽに夢中になってる間に撮らせて貰ったよ、まふぉふぉ…♪」
若妻マフォクシー♀「そ、そんな…////」
いつの間に撮られていたのでしょう…////
ファイさんの言う通り、私に見せてきた携帯の画面には…
おち○ぽで突かれて、まふまふと甘い声を漏らしている…淫らな自分の姿が映っていたのです…ッ!
7: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 22:59:01.56 ID:B1sZlpTC0
もし、これを旦那様に見られてしまったら…!
隣人マフォクシー♂「さて、この隠し撮りした動画をどうしようか…♪」
若妻マフォクシー♀「お、お願いです…夫にだけは見せないで下さい…////」
隣人マフォクシー♂「ふふ、それは奥さん次第だね…。」
若妻マフォクシー♀「わ、私次第…?」
隣人マフォクシー♂「分かっているだろう?奥さんが…もう一度、俺の慰み者になる事さ…♪
そしたらこの動画は、消去する事を約束しよう。」
弱みを握られ…その為にまた、この隣人の方と…“お交尾”しなければならないなんて…////
でも、でも…旦那様には絶対に知られたくはありません。
若妻マフォクシー♀「ほ、本当に約束を守って下さるのですか…?」
隣人マフォクシー♂「ああ。もちろんだよ。」
若妻マフォクシー♀「まふ…わ、分かりました…。」
仕方なく…私は、ファイさんの条件を飲む事に…////
…………………
……………
隣人マフォクシー♂「さて、この隠し撮りした動画をどうしようか…♪」
若妻マフォクシー♀「お、お願いです…夫にだけは見せないで下さい…////」
隣人マフォクシー♂「ふふ、それは奥さん次第だね…。」
若妻マフォクシー♀「わ、私次第…?」
隣人マフォクシー♂「分かっているだろう?奥さんが…もう一度、俺の慰み者になる事さ…♪
そしたらこの動画は、消去する事を約束しよう。」
弱みを握られ…その為にまた、この隣人の方と…“お交尾”しなければならないなんて…////
でも、でも…旦那様には絶対に知られたくはありません。
若妻マフォクシー♀「ほ、本当に約束を守って下さるのですか…?」
隣人マフォクシー♂「ああ。もちろんだよ。」
若妻マフォクシー♀「まふ…わ、分かりました…。」
仕方なく…私は、ファイさんの条件を飲む事に…////
…………………
……………
8: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:00:09.92 ID:B1sZlpTC0
その日の夜…
夫マフォクシー♂「ふぅ、ただいま。」
若妻マフォクシー♀「あっ…!おかえりなさい。貴方…♪」
旦那様は…私がこれから、ファイさんに調教されてしまうであろう事は…知らない。
何かあったのかと悟られない様に、私は笑顔で出迎えました。
そして、いつもの様に…眠る時まで、夫婦で二人だけの楽しい時間を過ごす。
旦那様とは、一緒のベッドで寝ているのですが…
やっぱり今夜も、私を抱いてはくれないの…。
…………………
……………
………
夫マフォクシー♂「ふぅ、ただいま。」
若妻マフォクシー♀「あっ…!おかえりなさい。貴方…♪」
旦那様は…私がこれから、ファイさんに調教されてしまうであろう事は…知らない。
何かあったのかと悟られない様に、私は笑顔で出迎えました。
そして、いつもの様に…眠る時まで、夫婦で二人だけの楽しい時間を過ごす。
旦那様とは、一緒のベッドで寝ているのですが…
やっぱり今夜も、私を抱いてはくれないの…。
…………………
……………
………
9: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:01:25.98 ID:B1sZlpTC0
【堕ちた若妻狐!旦那様以外の狐おち○ぽ“背徳お交尾”で、私またイキます!貴方、ごめんね…!】
翌日…。
旦那様を見送った後…私は約束の時間に、お隣のファイさんのところへ行かなければなりません…////
ファイさんとの“お交尾”の画像の事を…旦那様には秘密にしていて貰う為です…ッ!
隣人マフォクシー♂「では…今日も旦那さんが帰ってくる時間まで、楽しませて貰おうか…♪」
若妻マフォクシー♀「あ…あの、ファイさん…////
今日は、一体何をするつもりなの…でしょうか…?」
隣人マフォクシー♂「ふふ、“野外交尾”といったところかな?
…それから、『ファイさん』ではなく…『ファイ様』と呼ぶんだ。」
若妻マフォクシー♀「す、すみません…ファイ様…////」
隣人マフォクシー♂「宜しい。さ、外へ出掛けるとしよう…奥さん。」
…野外交尾…////
私、今度は…お外で、ファイさんと背徳の“お交尾”をする事になってしまいました…////
若妻マフォクシー♀「(お外でするなんて…ケダモノですッ…////)」
翌日…。
旦那様を見送った後…私は約束の時間に、お隣のファイさんのところへ行かなければなりません…////
ファイさんとの“お交尾”の画像の事を…旦那様には秘密にしていて貰う為です…ッ!
隣人マフォクシー♂「では…今日も旦那さんが帰ってくる時間まで、楽しませて貰おうか…♪」
若妻マフォクシー♀「あ…あの、ファイさん…////
今日は、一体何をするつもりなの…でしょうか…?」
隣人マフォクシー♂「ふふ、“野外交尾”といったところかな?
…それから、『ファイさん』ではなく…『ファイ様』と呼ぶんだ。」
若妻マフォクシー♀「す、すみません…ファイ様…////」
隣人マフォクシー♂「宜しい。さ、外へ出掛けるとしよう…奥さん。」
…野外交尾…////
私、今度は…お外で、ファイさんと背徳の“お交尾”をする事になってしまいました…////
若妻マフォクシー♀「(お外でするなんて…ケダモノですッ…////)」
10: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:02:40.60 ID:B1sZlpTC0
そのまま、街中を二人で歩き…ファイさんに連れられてやって来たのは…すぐ近くの公園です。
昼間なので…親御さんや、遊具で遊んでいる子供達がたくさんいます。
更に何人か、私の知り合いの…♀ポケモンの方の姿も…////
…まさか、こんなところで…?
隣人マフォクシー♂「うむ、あの辺りに丁度…
人目に付きにくい、木が生い茂っている一角がある様だね。好都合だ…♪」
若妻マフォクシー♀「や、やはり…此処でするのですか?」
もしも…ファイさんとの“お交尾”を、誰かに見られてしまったら…
恥ずかしくて、私…ご近所の方と顔を合わせられなくなってしまうでしょう…////
隣人マフォクシー♂「おや?奥さん…♪野外交尾のシチュエーションに、興奮しているのかな?」
ファイさんは、赤面しながらそわそわしている私に顔を近付け…意地悪そうに囁いてくるの…////
若妻マフォクシー♀「ち、違います…ッ!頬を染めているのは…し、羞恥の為ですッ…////」
隣人マフォクシー♂「ふふ、奥さん…それは君の体に聞けば分かる事だ…♪
そうそう…昨日伝えておいた通り、下着は穿かずに来たかい?」
若妻マフォクシー♀「はい…////ちゃんと、ファイ様に言われた通りに“ノーパン”です…まふッ…////」
下着を穿かない事…これも、今日の“お交尾”に備えて…ファイさんが昨日要求してきた事でした…////
昼間なので…親御さんや、遊具で遊んでいる子供達がたくさんいます。
更に何人か、私の知り合いの…♀ポケモンの方の姿も…////
…まさか、こんなところで…?
隣人マフォクシー♂「うむ、あの辺りに丁度…
人目に付きにくい、木が生い茂っている一角がある様だね。好都合だ…♪」
若妻マフォクシー♀「や、やはり…此処でするのですか?」
もしも…ファイさんとの“お交尾”を、誰かに見られてしまったら…
恥ずかしくて、私…ご近所の方と顔を合わせられなくなってしまうでしょう…////
隣人マフォクシー♂「おや?奥さん…♪野外交尾のシチュエーションに、興奮しているのかな?」
ファイさんは、赤面しながらそわそわしている私に顔を近付け…意地悪そうに囁いてくるの…////
若妻マフォクシー♀「ち、違います…ッ!頬を染めているのは…し、羞恥の為ですッ…////」
隣人マフォクシー♂「ふふ、奥さん…それは君の体に聞けば分かる事だ…♪
そうそう…昨日伝えておいた通り、下着は穿かずに来たかい?」
若妻マフォクシー♀「はい…////ちゃんと、ファイ様に言われた通りに“ノーパン”です…まふッ…////」
下着を穿かない事…これも、今日の“お交尾”に備えて…ファイさんが昨日要求してきた事でした…////
11: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:03:59.50 ID:B1sZlpTC0
隣人マフォクシー♂「では、確かめさせて貰おう…奥さんッ!」
ファイさんは、私の朱色の袴の前の部分を捲り上げ…ノーパンのおま○こを露わにさせます。
若妻マフォクシー♀「あッ…////」
隣人マフォクシー♂「相変わらずエロいねぇ…♪奥さんのおま○こはッ…////」
クチュッ…
若妻マフォクシー♀「ああんッ…////」
そのまま、おま○この割れ目に沿って、指先でなぞるように弄られ…
思わず喘ぎ声を漏らしてしまいました…////
隣人マフォクシー♂「奥さん?これは一体、どういう事かな?…♪」
ニヤニヤしながら、ファイさんは私に…
先程までおま○こを触っていて、私の愛液でネトネト塗れになった指を見せてきたの…////
わざと見せ付けるように、指と指の間に…ぬちゃっと愛液の糸を引かせて…////
若妻マフォクシー♀「やっ、ちょっと…////
そ、そんなものを見せ付けないで下さい…ケダモノ狐さんッ…////」
隣人マフォクシー♂「まふぉッ…♪ケダモノ狐は、奥さんの方だろう?
こんなに、おま○こを濡らしているとは…////」
若妻マフォクシー♀「アゥ~…////」
恥ずかしくて…唸り声を漏らす以外…何も言い返せません…////
ファイさんは、私の朱色の袴の前の部分を捲り上げ…ノーパンのおま○こを露わにさせます。
若妻マフォクシー♀「あッ…////」
隣人マフォクシー♂「相変わらずエロいねぇ…♪奥さんのおま○こはッ…////」
クチュッ…
若妻マフォクシー♀「ああんッ…////」
そのまま、おま○この割れ目に沿って、指先でなぞるように弄られ…
思わず喘ぎ声を漏らしてしまいました…////
隣人マフォクシー♂「奥さん?これは一体、どういう事かな?…♪」
ニヤニヤしながら、ファイさんは私に…
先程までおま○こを触っていて、私の愛液でネトネト塗れになった指を見せてきたの…////
わざと見せ付けるように、指と指の間に…ぬちゃっと愛液の糸を引かせて…////
若妻マフォクシー♀「やっ、ちょっと…////
そ、そんなものを見せ付けないで下さい…ケダモノ狐さんッ…////」
隣人マフォクシー♂「まふぉッ…♪ケダモノ狐は、奥さんの方だろう?
こんなに、おま○こを濡らしているとは…////」
若妻マフォクシー♀「アゥ~…////」
恥ずかしくて…唸り声を漏らす以外…何も言い返せません…////
12: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:05:42.12 ID:B1sZlpTC0
隣人マフォクシー♂「しかし、奥さんは胸やおま○こだけじゃなく…
はぁ、はぁッ…お尻も魅力的だなッ…////」
若妻マフォクシー♀「まっ、まひゅッ!?」
そんなッ…朱色の袴の後ろの部分も捲り上げられ、丸出しのお尻まで…!
背後から密着して来たファイさんに、私の大きな耳元で囁かれながら、
いやらしい手つきで…尻肉を揉まれたり撫で回されてますッ…////
隣人マフォクシー♂「ほら、奥さんの初々しくてエロい身体のお陰で…ッ////
俺のコレが、我慢出来なくなってしまった…ッ!」
若妻マフォクシー♀「ひっ…////」
ファイさんのおち○ぽは…昨日の様に、また…太く大きく勃起していました…////
隣人マフォクシー♂「では、奥さんには…まずは“パイズリ”で、ご奉仕して貰うとしよう…♪」
若妻マフォクシー♀「パ、パイズリ…とは、一体何なのでしょう…?」
隣人マフォクシー♂「奥さんの胸の谷間に、俺の肉棒を挟み込んで気持ち良くする事だ。
フォンちゃんは、旦那さんにシてあげた事はないのか?」
若妻マフォクシー♀「お胸を使ってなんて…////
私は、夫とはいつも…お口とおま○こで…ですッ…////」
隣人マフォクシー♂「ふふ。それなら、しっかり旦那さんの為に練習をしておこうか?奥さん…♪」
はぁ、はぁッ…お尻も魅力的だなッ…////」
若妻マフォクシー♀「まっ、まひゅッ!?」
そんなッ…朱色の袴の後ろの部分も捲り上げられ、丸出しのお尻まで…!
背後から密着して来たファイさんに、私の大きな耳元で囁かれながら、
いやらしい手つきで…尻肉を揉まれたり撫で回されてますッ…////
隣人マフォクシー♂「ほら、奥さんの初々しくてエロい身体のお陰で…ッ////
俺のコレが、我慢出来なくなってしまった…ッ!」
若妻マフォクシー♀「ひっ…////」
ファイさんのおち○ぽは…昨日の様に、また…太く大きく勃起していました…////
隣人マフォクシー♂「では、奥さんには…まずは“パイズリ”で、ご奉仕して貰うとしよう…♪」
若妻マフォクシー♀「パ、パイズリ…とは、一体何なのでしょう…?」
隣人マフォクシー♂「奥さんの胸の谷間に、俺の肉棒を挟み込んで気持ち良くする事だ。
フォンちゃんは、旦那さんにシてあげた事はないのか?」
若妻マフォクシー♀「お胸を使ってなんて…////
私は、夫とはいつも…お口とおま○こで…ですッ…////」
隣人マフォクシー♂「ふふ。それなら、しっかり旦那さんの為に練習をしておこうか?奥さん…♪」
14: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:07:18.97 ID:B1sZlpTC0
ファイさんの言う事には、従う他ありません…////
私は…胸部の黄色の毛皮の、前の部分をはだけさせ…////
ファイさんの前で…発育の良い、白毛に包まれた二つの胸の果実を露わにさせました…ッ!
そして…ファイさんは、青紫色の袴の股の部分から露出させたおち○ぽを、
しゃがみ込んだ私の顔の前へと…////
顔に近付けられたファイさんの大きいおち○ぽからは、♀を誘惑する♂の匂いがして…////
わ、私の鼻孔を刺激してきます…ッ!
若妻マフォクシー♀「これを…私のお胸の間に、は…挟み込むのですね…////」
ぐにゅ…ッ!
隣人マフォクシー♂「くぅッ…////奥さんの胸…ッ!柔らかくて最高ですよッ!////」
お胸の間におち○ぽが包み込まれると、腰を前後に動かして胸肉の感触を味わうファイさん…////
むにゅぅッ!ヌルッ、ズリュッ…!
若妻マフォクシー♀「ああ…ッ////そんなにおち○ぽを前後に動かされては…ッ!」
んぅ、お胸が…おち○ぽの粘液でヌルヌルに汚れてッ、ファイさんの匂いが染み付いてしまいます…////
ずにっ、むりゅッ…!
私は…胸部の黄色の毛皮の、前の部分をはだけさせ…////
ファイさんの前で…発育の良い、白毛に包まれた二つの胸の果実を露わにさせました…ッ!
そして…ファイさんは、青紫色の袴の股の部分から露出させたおち○ぽを、
しゃがみ込んだ私の顔の前へと…////
顔に近付けられたファイさんの大きいおち○ぽからは、♀を誘惑する♂の匂いがして…////
わ、私の鼻孔を刺激してきます…ッ!
若妻マフォクシー♀「これを…私のお胸の間に、は…挟み込むのですね…////」
ぐにゅ…ッ!
隣人マフォクシー♂「くぅッ…////奥さんの胸…ッ!柔らかくて最高ですよッ!////」
お胸の間におち○ぽが包み込まれると、腰を前後に動かして胸肉の感触を味わうファイさん…////
むにゅぅッ!ヌルッ、ズリュッ…!
若妻マフォクシー♀「ああ…ッ////そんなにおち○ぽを前後に動かされては…ッ!」
んぅ、お胸が…おち○ぽの粘液でヌルヌルに汚れてッ、ファイさんの匂いが染み付いてしまいます…////
ずにっ、むりゅッ…!
15: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:08:41.40 ID:B1sZlpTC0
隣人マフォクシー♂「まっふ…ッ////もっと奥さんを躾けたくなってきましたねぇ…ッ!
フォンちゃん…♪次は、お口でシてごらん?」
…ぬぽっ…!
若妻マフォクシー♀「は、はい…////」
ファイさんは、十分に堪能した後…お胸の間からおち○ぽを抜き、
今度はお口でのご奉仕を、要求して来ました…////
私、旦那様以外のおち○ぽなんて…咥えた事ありませんのに…////
しかも…////こんな昼間から、この様な行為を…親御さんや子供達の遊んでいる公園で…////
…………………
隣人マフォクシー♂「おぉうッ…////」
若妻マフォクシー♀「はぁッ…////んッ…ゥウッ…////」
舌をおち○ぽに這わせるだけで、ファイさんは気持良さそうにして吐息を漏らし…
ご褒美と言わんばかりに、優しく私の頭を撫でてくるの…////
そう言えば…旦那様も、ご奉仕している私を…よく褒めてくれてたっ…////
フォンちゃん…♪次は、お口でシてごらん?」
…ぬぽっ…!
若妻マフォクシー♀「は、はい…////」
ファイさんは、十分に堪能した後…お胸の間からおち○ぽを抜き、
今度はお口でのご奉仕を、要求して来ました…////
私、旦那様以外のおち○ぽなんて…咥えた事ありませんのに…////
しかも…////こんな昼間から、この様な行為を…親御さんや子供達の遊んでいる公園で…////
…………………
隣人マフォクシー♂「おぉうッ…////」
若妻マフォクシー♀「はぁッ…////んッ…ゥウッ…////」
舌をおち○ぽに這わせるだけで、ファイさんは気持良さそうにして吐息を漏らし…
ご褒美と言わんばかりに、優しく私の頭を撫でてくるの…////
そう言えば…旦那様も、ご奉仕している私を…よく褒めてくれてたっ…////
16: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:09:54.38 ID:B1sZlpTC0
最初に舌で竿や先端を舐めた後は…ゆっくりとファイさんのおち○ぽを咥え込みます…////
隣人マフォクシー♂「中々上手いねぇ…奥さんッ…////」
じゅぷじゅぷと、淫らな音を立てておち○ぽを咥えながら…////
私は、誰かに見られていないかと…ついつい周りが気になって、見渡してしまう…。
だって…////公園にいる方達に気付かれたら、大変な事になってしまいますもの…////
…………………
隣人マフォクシー♂「ッ、ふぁッ…くっ///そろそろッ…////」
若妻マフォクシー♀「じゅぷ、チュプッ…ンンゥッ…!」
ファイさんは、私の顔を両手で押さえて動けない様にし…腰の動きを早めてッ…んぐぅッ////
おち○ぽが口の中でビクビクしていて…もうイッてしまうのでしょう…ッ!
隣人マフォクシー♂「まッ、まっふおぉうッ!」
若妻マフォクシー♀「まひゅぅ…ッ!んふッ…////」
どぴゅッ!ドクドクッ…どぷっ…!
果てたファイさんは、ある程度口の中に出した後…おち○ぽを抜いて、
不意に私の顔やお胸周りに、濃厚な“お精液”をぶっ掛けてきたのですッ…////
ファイさんの“お精液”に塗れて、お顔の周りや胸の辺りの毛皮が汚れてしまいました…////
…………………
…………
隣人マフォクシー♂「中々上手いねぇ…奥さんッ…////」
じゅぷじゅぷと、淫らな音を立てておち○ぽを咥えながら…////
私は、誰かに見られていないかと…ついつい周りが気になって、見渡してしまう…。
だって…////公園にいる方達に気付かれたら、大変な事になってしまいますもの…////
…………………
隣人マフォクシー♂「ッ、ふぁッ…くっ///そろそろッ…////」
若妻マフォクシー♀「じゅぷ、チュプッ…ンンゥッ…!」
ファイさんは、私の顔を両手で押さえて動けない様にし…腰の動きを早めてッ…んぐぅッ////
おち○ぽが口の中でビクビクしていて…もうイッてしまうのでしょう…ッ!
隣人マフォクシー♂「まッ、まっふおぉうッ!」
若妻マフォクシー♀「まひゅぅ…ッ!んふッ…////」
どぴゅッ!ドクドクッ…どぷっ…!
果てたファイさんは、ある程度口の中に出した後…おち○ぽを抜いて、
不意に私の顔やお胸周りに、濃厚な“お精液”をぶっ掛けてきたのですッ…////
ファイさんの“お精液”に塗れて、お顔の周りや胸の辺りの毛皮が汚れてしまいました…////
…………………
…………
19: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:12:21.24 ID:B1sZlpTC0
その後、ファイさんと私は…少し休む事にしたのですが…
更に私はこの後…もっと恥ずかしい羞恥を味わう事に…////
若妻マフォクシー♀「ッ…////」
隣人マフォクシー♂「…ん?どうしたのかな?奥さん。」
若妻マフォクシー♀「お、おトイレに行きたくなってしまいました…ッ////」
なんという事でしょう…寒い中、下着を穿かずに出歩いてきた為なのか…
このタイミングで、尿意に襲われてしまったのです…!
隣人マフォクシー♂「そうか…♪なら、奥さんには…俺の前で放尿をして貰おうッ…!」
若妻マフォクシー♀「ええッ!?い、嫌ですよぅ…////」
そんな事…で、できるわけありません…////
隣人マフォクシー♂「奥さん…いいのかい?旦那さんに、俺との交尾動画を見せても…♪」
若妻マフォクシー♀「アゥウ…ッ…////(瞳を潤ませ)」
お嫌ですのに…////弱みを握られていては…ッ!
この変態なケダモノ狐さんの前で…放尿をするしかないの…////
もう、尿意を抑えるのも限界に…////
更に私はこの後…もっと恥ずかしい羞恥を味わう事に…////
若妻マフォクシー♀「ッ…////」
隣人マフォクシー♂「…ん?どうしたのかな?奥さん。」
若妻マフォクシー♀「お、おトイレに行きたくなってしまいました…ッ////」
なんという事でしょう…寒い中、下着を穿かずに出歩いてきた為なのか…
このタイミングで、尿意に襲われてしまったのです…!
隣人マフォクシー♂「そうか…♪なら、奥さんには…俺の前で放尿をして貰おうッ…!」
若妻マフォクシー♀「ええッ!?い、嫌ですよぅ…////」
そんな事…で、できるわけありません…////
隣人マフォクシー♂「奥さん…いいのかい?旦那さんに、俺との交尾動画を見せても…♪」
若妻マフォクシー♀「アゥウ…ッ…////(瞳を潤ませ)」
お嫌ですのに…////弱みを握られていては…ッ!
この変態なケダモノ狐さんの前で…放尿をするしかないの…////
もう、尿意を抑えるのも限界に…////
21: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:14:14.31 ID:B1sZlpTC0
ファイさんの前で、私は朱色の袴の前の部分をしっかりと両手で捲り上げ…////
体を震わせながら…お、黄金の聖水を…////
隣人マフォクシー♂「まふぉ~…♪いい眺めですねぇ、奥さん…♪」
若妻マフォクシー♀「ぐすんっ…////」
羞恥で頬を赤く染めてしまい…涙目になってしまっての…放尿です…ッ////
…………………
ようやく、スッキリしたのですけど…////
私の秘所の割れ目から流れ出る黄金の聖水を見て…ファイさんは興奮で先程よりも、
おち○ぽを太く大きく、ギチギチにさせてしまいました…////
ファイさんのおち○ぽ…吐精したそうにビクビクしてて…苦しそう…////
隣人マフォクシー♂「前戯は、これくらいで良いだろう…♪
さあッ、奥さん…ッ!“本番エロ交尾”だッ…////」
ついに“お交尾”…////
私が騎乗位で、ファイさんの上に跨がり…
そしてファイさんが、おち○ぽを挿入してきます…////
くちゅ…っ、ヌププ…ッ!
体を震わせながら…お、黄金の聖水を…////
隣人マフォクシー♂「まふぉ~…♪いい眺めですねぇ、奥さん…♪」
若妻マフォクシー♀「ぐすんっ…////」
羞恥で頬を赤く染めてしまい…涙目になってしまっての…放尿です…ッ////
…………………
ようやく、スッキリしたのですけど…////
私の秘所の割れ目から流れ出る黄金の聖水を見て…ファイさんは興奮で先程よりも、
おち○ぽを太く大きく、ギチギチにさせてしまいました…////
ファイさんのおち○ぽ…吐精したそうにビクビクしてて…苦しそう…////
隣人マフォクシー♂「前戯は、これくらいで良いだろう…♪
さあッ、奥さん…ッ!“本番エロ交尾”だッ…////」
ついに“お交尾”…////
私が騎乗位で、ファイさんの上に跨がり…
そしてファイさんが、おち○ぽを挿入してきます…////
くちゅ…っ、ヌププ…ッ!
22: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:15:56.68 ID:B1sZlpTC0
若妻マフォクシー♀「まふぉん…ッ!ふあぁッ…はうっぅ…ッ////」
大きなおち○ぽが、愛液で濡れた膣肉を掻き分けて奥まで入って来て…凄く気持ち良いですッ…////
隣人マフォクシー♂「こんなに、俺のおち○ぽにキツく絡み付いてくるとはな…ッ////
極上のおま○こだッ…////ケダモノなシズネちゃんッ!」
ぬっぷッ!グチュッ…ズプッ!
若妻マフォクシー♀「アゥッンっ…////あぁンッ!!」
わ、私はケダモノではありませんのに…ッ////
濃厚な“お精液”をおねだりする様に、膣肉で…きゅうぅうッとおち○ぽを締め付けて…ッ////
まっふッ…////ファイさんを悦ばせてしまいますッ…////
隣人マフォクシー♂「もっと奥さんのッ…変態まふまふ声で、俺を興奮させて貰いましょうッ…!
…はぁッ、はぁ…ッ!」
ぬちゅっ!ぐちゅっ、じゅぽっ…!
若妻マフォクシー♀「まふッ!?まふぅうっんッ!!」
大きなおち○ぽが、愛液で濡れた膣肉を掻き分けて奥まで入って来て…凄く気持ち良いですッ…////
隣人マフォクシー♂「こんなに、俺のおち○ぽにキツく絡み付いてくるとはな…ッ////
極上のおま○こだッ…////ケダモノなシズネちゃんッ!」
ぬっぷッ!グチュッ…ズプッ!
若妻マフォクシー♀「アゥッンっ…////あぁンッ!!」
わ、私はケダモノではありませんのに…ッ////
濃厚な“お精液”をおねだりする様に、膣肉で…きゅうぅうッとおち○ぽを締め付けて…ッ////
まっふッ…////ファイさんを悦ばせてしまいますッ…////
隣人マフォクシー♂「もっと奥さんのッ…変態まふまふ声で、俺を興奮させて貰いましょうッ…!
…はぁッ、はぁ…ッ!」
ぬちゅっ!ぐちゅっ、じゅぽっ…!
若妻マフォクシー♀「まふッ!?まふぅうっんッ!!」
23: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:17:14.08 ID:B1sZlpTC0
荒く吐息を漏らし、ファイさんは私のおま○こに夢中になっている様です…ッ////
隣人マフォクシー♂「まふぉッ♪まっふぉッ!」
ぐちゅッぐちゅ…ッ!ぱんッ、ぱんッ…!
若妻マフォクシー♀「まふぅんッ!まふッ…////まふぅう…ッ!!」
ファイさんのおち○ぽに突かれて、お交尾中の粘液の音を…辺りに響かせてしまっています…////
やだ…公園にいる方達に、気付かれちゃふ…ッ…////
でも、もう私は…“お交尾”の悦びで、何も考えられません…ッ////
隣人マフォクシー♂「ふっふッ…!まっふぉんッ!」
ぱちゅんッ、ぱちゅん…ッ!ズチュッ!
若妻マフォクシー♀「まっふおぉぉおんッ!らめぇっ・・・らめっ!イキますッ…////
おッ、おま○この中に…っ////ファイ様の濃厚な“お精液”をッ…どぴゅどぴゅ出して下さいッ…!
っはぁあっんっ…////ぁあっあぁあッ!」
隣人マフォクシー♂「まふんッ、ケダモノ交尾でイッてしまえ…ッ!変態奥さんッ!」
ずぷっ!ずんっ!
若妻マフォクシー♀「お願いッもうだめぇっ!いやっイっちゃっ・・ぅイっくっイっくぅッ!」
隣人マフォクシー♂「まふぉッ♪まっふぉッ!」
ぐちゅッぐちゅ…ッ!ぱんッ、ぱんッ…!
若妻マフォクシー♀「まふぅんッ!まふッ…////まふぅう…ッ!!」
ファイさんのおち○ぽに突かれて、お交尾中の粘液の音を…辺りに響かせてしまっています…////
やだ…公園にいる方達に、気付かれちゃふ…ッ…////
でも、もう私は…“お交尾”の悦びで、何も考えられません…ッ////
隣人マフォクシー♂「ふっふッ…!まっふぉんッ!」
ぱちゅんッ、ぱちゅん…ッ!ズチュッ!
若妻マフォクシー♀「まっふおぉぉおんッ!らめぇっ・・・らめっ!イキますッ…////
おッ、おま○この中に…っ////ファイ様の濃厚な“お精液”をッ…どぴゅどぴゅ出して下さいッ…!
っはぁあっんっ…////ぁあっあぁあッ!」
隣人マフォクシー♂「まふんッ、ケダモノ交尾でイッてしまえ…ッ!変態奥さんッ!」
ずぷっ!ずんっ!
若妻マフォクシー♀「お願いッもうだめぇっ!いやっイっちゃっ・・ぅイっくっイっくぅッ!」
24: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:18:43.85 ID:B1sZlpTC0
そして…中でビクビク跳ねるファイさんのおち○ぽも、
イッてしまった私の…膣肉の搾り取る様な締め付けで…////
濃厚な“お精液”を、おま○この中へと吐精です…ッ!
どくんッ、ビュルルルッ!!びゅぷッ…!
隣人マフォクシー♂「はぁはぁ…ッ!…んくッ…!ふぅうッ…////」
若妻マフォクシー♀「あへぇ…////」
…私はまた、ファイさんのおち○ぽでイッてしまいました…////
ファイさんの熱くて濃厚な“お精液”がドクドクと…////おま○この中に注がれて…まひゅ…////
ごめんなさい…貴方…////
私、ファイさんのおち○ぽには…勝てなかったの…////
野外での“ケダモノお交尾”が終わり…
お胸や顔の周りの毛皮、そして膣内を、ファイさんの濃厚な“お精液”で白く染められ…////
体をヒクヒク悦ばせながら、私は…あまりの快感に気絶してしまったの…です…////
…………………
……………
………
イッてしまった私の…膣肉の搾り取る様な締め付けで…////
濃厚な“お精液”を、おま○この中へと吐精です…ッ!
どくんッ、ビュルルルッ!!びゅぷッ…!
隣人マフォクシー♂「はぁはぁ…ッ!…んくッ…!ふぅうッ…////」
若妻マフォクシー♀「あへぇ…////」
…私はまた、ファイさんのおち○ぽでイッてしまいました…////
ファイさんの熱くて濃厚な“お精液”がドクドクと…////おま○この中に注がれて…まひゅ…////
ごめんなさい…貴方…////
私、ファイさんのおち○ぽには…勝てなかったの…////
野外での“ケダモノお交尾”が終わり…
お胸や顔の周りの毛皮、そして膣内を、ファイさんの濃厚な“お精液”で白く染められ…////
体をヒクヒク悦ばせながら、私は…あまりの快感に気絶してしまったの…です…////
…………………
……………
………
25: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:21:06.43 ID:B1sZlpTC0
夕暮れ時。
目を覚ました私は…ファイさんのお部屋にいました。
体中…ファイさんの“お精液”に塗れて汚れたまま…////
そこに現れたのは…!
夫マフォクシー♂「どうだったかな?ファイ君…♪
初々しいシズネの、♀の体は楽しめたかい?」
若妻マフォクシー♀「…!?」
そ、そんな…何故、旦那様が此処に…?
どういう事なのですか…?
隣人マフォクシー♂「ああ、しっかりと堪能させて貰ったよ。フォンさん…♪」
若妻マフォクシー♀「あの…貴方?これは一体…////」
夫マフォクシー♂「何、最近は…疲れていたのもあって、シズネを抱いていなかったからね。
同種族のよしみで、親しい隣人に協力して貰って…君の欲求不満を解消してあげようと思ったのさ…♪」
隣人マフォクシー♂「そういう事だ。済まなかったね、シズネちゃん…////」
若妻マフォクシー♀「………////」
そ、そうだったのですね…。
でも…ちゃんと旦那様が、私の事を考えていてくれて嬉しかった…////
夫マフォクシー♂「実は…シズネとファイ君の交尾動画は、既に俺の携帯に送られていてね。
見せて貰ったよ。君が俺の知らない淫らな顔で、喘ぐ姿をな…♪
興奮が止まらない…////これからは俺が、たっぷりシズネを満足させてあげよう…ッ!」
若妻マフォクシー♀「はい…貴方…////嬉しいです…ッ♪」
隣人マフォクシー♂「…やれやれ。これからも、お幸せにな…♪お二人さん。」
…今夜は、たっぷり旦那様と愛し合いました…////
-終わり-
目を覚ました私は…ファイさんのお部屋にいました。
体中…ファイさんの“お精液”に塗れて汚れたまま…////
そこに現れたのは…!
夫マフォクシー♂「どうだったかな?ファイ君…♪
初々しいシズネの、♀の体は楽しめたかい?」
若妻マフォクシー♀「…!?」
そ、そんな…何故、旦那様が此処に…?
どういう事なのですか…?
隣人マフォクシー♂「ああ、しっかりと堪能させて貰ったよ。フォンさん…♪」
若妻マフォクシー♀「あの…貴方?これは一体…////」
夫マフォクシー♂「何、最近は…疲れていたのもあって、シズネを抱いていなかったからね。
同種族のよしみで、親しい隣人に協力して貰って…君の欲求不満を解消してあげようと思ったのさ…♪」
隣人マフォクシー♂「そういう事だ。済まなかったね、シズネちゃん…////」
若妻マフォクシー♀「………////」
そ、そうだったのですね…。
でも…ちゃんと旦那様が、私の事を考えていてくれて嬉しかった…////
夫マフォクシー♂「実は…シズネとファイ君の交尾動画は、既に俺の携帯に送られていてね。
見せて貰ったよ。君が俺の知らない淫らな顔で、喘ぐ姿をな…♪
興奮が止まらない…////これからは俺が、たっぷりシズネを満足させてあげよう…ッ!」
若妻マフォクシー♀「はい…貴方…////嬉しいです…ッ♪」
隣人マフォクシー♂「…やれやれ。これからも、お幸せにな…♪お二人さん。」
…今夜は、たっぷり旦那様と愛し合いました…////
-終わり-
26: ◆ZmNoEZzYKc 2016/04/24(日) 23:31:54.02 ID:B1sZlpTC0
HTML化依頼完了…
お読み下さり、ありがとうございました…!
お読み下さり、ありがとうございました…!
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:51:15.27 ID:bBiBKw+y0
乙
自分の妻を進んで他の男に抱かせるなんて普通じゃ考えられないけど、
ポケモンの貞操観念は我々とは違うのかね
自分の妻を進んで他の男に抱かせるなんて普通じゃ考えられないけど、
ポケモンの貞操観念は我々とは違うのかね
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/25(月) 00:45:58.48 ID:H9HF0H4g0
乙ー
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/25(月) 05:15:23.40 ID:fKS0abkW0
よくわかんないけど勃ったいい作品だったんじゃないかな
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/25(月) 12:09:29.50 ID:nn1wFa1DO
なんやこれ…なんなんや…
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461505805/
Entry ⇒ 2016.10.31 | Category ⇒ オリジナル | Comments (0)
モバP「ふと思ったんだけどさ」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:04:15.75 ID:KS33ZxL20
※小ネタです。
かなこ「なんですか?」
モバP(以下P)「かなこに歌ってもらった曲、あるじゃん。おかしな国の」
かなこ「お菓子屋さん! ですね! かわいい曲嬉しかったです!」
P「いやあれってさ?」
P「かなこと智絵里がグルだよな」
かなこ「何の話ですか!?」
かなこ「なんですか?」
モバP(以下P)「かなこに歌ってもらった曲、あるじゃん。おかしな国の」
かなこ「お菓子屋さん! ですね! かわいい曲嬉しかったです!」
P「いやあれってさ?」
P「かなこと智絵里がグルだよな」
かなこ「何の話ですか!?」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:08:21.25 ID:KS33ZxL20
P「……あぁすまん、お菓子屋さんはかなこでうさぎが智絵里なイメージだったんだよ」
かなこ「そ、そうですか……で、でもグルって……?」
P「寝てる杏を智絵里が何故かお菓子屋さんに連れてくるだろ?」
かなこ「そこは物語ですから! お菓子の国ですし……というかキャンディアイランドで例えるのやめましょう!?」
P「何言ってんだ!? せっかくのかなこの曲でしかも配役が3人だぞ!? しかも寝てるしウサギだしお菓子だぞ!?」
かなこ「うぅ……もういいです」
かなこ「そ、そうですか……で、でもグルって……?」
P「寝てる杏を智絵里が何故かお菓子屋さんに連れてくるだろ?」
かなこ「そこは物語ですから! お菓子の国ですし……というかキャンディアイランドで例えるのやめましょう!?」
P「何言ってんだ!? せっかくのかなこの曲でしかも配役が3人だぞ!? しかも寝てるしウサギだしお菓子だぞ!?」
かなこ「うぅ……もういいです」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:10:20.48 ID:KS33ZxL20
P「とりあえず智絵里がかなこに助けを求めるところまではいいんだよ」
かなこ「はい」
P「キスで目覚めるとかキマシだからいいんだよ、かなあんもアリだと思うよ」
かなこ「普通に王子様は王子様だと思うんですけど……」
P「ノマカプは[ピーーー]」
かなこ「えっ」
P「……まぁともかく、キスなんてできないって恥じらうかなこマジキュートだしな?」
かなこ「あ、ありがとうございます……」
P「問題は2番からだよ」
かなこ「はい」
P「キスで目覚めるとかキマシだからいいんだよ、かなあんもアリだと思うよ」
かなこ「普通に王子様は王子様だと思うんですけど……」
P「ノマカプは[ピーーー]」
かなこ「えっ」
P「……まぁともかく、キスなんてできないって恥じらうかなこマジキュートだしな?」
かなこ「あ、ありがとうございます……」
P「問題は2番からだよ」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:12:05.70 ID:KS33ZxL20
智絵里「た、大変……ガラス砂糖の靴がない!」
かなこ「そんな! じゃあ私が作るわ!」
杏(Zzz……)←放置
↓
かなこ「ガラス砂糖の靴ができたわ!」つ靴
智絵里「でかした!」
杏(Zzz……)←放置
↓
かなこ「レモンタルトかんせーい!」
智絵里「やったねかなこちゃん!」
杏(Zzz……)←放置
P「おかしいよなぁ!?」
かなこ「」
かなこ「そんな! じゃあ私が作るわ!」
杏(Zzz……)←放置
↓
かなこ「ガラス砂糖の靴ができたわ!」つ靴
智絵里「でかした!」
杏(Zzz……)←放置
↓
かなこ「レモンタルトかんせーい!」
智絵里「やったねかなこちゃん!」
杏(Zzz……)←放置
P「おかしいよなぁ!?」
かなこ「」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:15:18.33 ID:KS33ZxL20
P「なんで王子放置してんの!?」
かなこ「い、いやベッドで寝かせてたのかも……」
P「後半の歌詞的に出来立てのタルトを味見して、それが杏の口に入ってるぞ」
かなこ「えっと……」
P「厨房に杏を放置してかなことワーキャー騒ぐ智絵里……」
かなこ「ほ、ほら、ガラス砂糖の靴を王子のために作ってましたし!」
P「そこもだよ!」
かなこ「えぇ!?」
かなこ「い、いやベッドで寝かせてたのかも……」
P「後半の歌詞的に出来立てのタルトを味見して、それが杏の口に入ってるぞ」
かなこ「えっと……」
P「厨房に杏を放置してかなことワーキャー騒ぐ智絵里……」
かなこ「ほ、ほら、ガラス砂糖の靴を王子のために作ってましたし!」
P「そこもだよ!」
かなこ「えぇ!?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:18:56.51 ID:KS33ZxL20
P「この歌詞を見てほしい」
そうだ お気に入りの わたしのヒール
とりあえず お手本にして 作っちゃお!
かなこ「これが……?」
P「これ、かなこは自分の持ってるヒールを元にガラス砂糖で靴作ってるじゃんか」
かなこ「そうですね、好きな靴と同じ……なんて……」
P「そして最後のこれだ」
「甘酸っぱいキスで、僕は目を覚ましました。ありがとう。よかったら,このガラス砂糖の靴を履いてみてくれませんか?」
娘が、そろそろと足を入れてみると、なんとぴったり!
…こうして王子様と 幸せに暮らしました。
P「確信犯だよなぁ!?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:21:25.05 ID:KS33ZxL20
かなこ「いや、えっと……」
P「『なんと』じゃねぇよ!? 自分の靴モデルで作ったんだからぴったりに決まってんだろ!?」
かなこ「それは……お菓子屋さんも予想外だったというか」
P「そんなわけあるか! 自分の家の窓ガラス犠牲にしてまで作ってるんだぞ!?」
P「この2番以降の歌詞に智絵里は出てこない、つまり靴も結婚も黙認だ」
P「そして王子が目を覚まさないこと、靴が無くなったことを言ったのは智絵里だ」
P「それから導き出される答えは……」
かなこ「……あの、Pさん?」
P「『なんと』じゃねぇよ!? 自分の靴モデルで作ったんだからぴったりに決まってんだろ!?」
かなこ「それは……お菓子屋さんも予想外だったというか」
P「そんなわけあるか! 自分の家の窓ガラス犠牲にしてまで作ってるんだぞ!?」
P「この2番以降の歌詞に智絵里は出てこない、つまり靴も結婚も黙認だ」
P「そして王子が目を覚まさないこと、靴が無くなったことを言ったのは智絵里だ」
P「それから導き出される答えは……」
かなこ「……あの、Pさん?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:24:18.94 ID:KS33ZxL20
>>6 ミスです、以降直します。
「あの歌は智絵里とかなこによるキャンディアイランド結成の全容だったんだよ!」
かな子「ナ、ナンダッテー!? って言わせないでください」
「あの歌は智絵里とかなこによるキャンディアイランド結成の全容だったんだよ!」
かな子「ナ、ナンダッテー!? って言わせないでください」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:28:11.85 ID:KS33ZxL20
P「杏の友人である智絵里が杏を眠らせ、かなこに靴を作成を依頼、そして杏が寝ぼけてる間に言質を奪う」
P「なんて巧妙な作戦なんだ……あずきちも真っ青だぜ」
かな子「ち、違いますー! あの曲は甘くてふわふわの曲なんですー!」
P「キスしなかったのはあくまで3人ユニットとして活躍するため。 ……智絵里が……あぶれちゃうもんな」
かな子「そういう甘さはいりません!」
P「なんて巧妙な作戦なんだ……あずきちも真っ青だぜ」
かな子「ち、違いますー! あの曲は甘くてふわふわの曲なんですー!」
P「キスしなかったのはあくまで3人ユニットとして活躍するため。 ……智絵里が……あぶれちゃうもんな」
かな子「そういう甘さはいりません!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:29:58.25 ID:KS33ZxL20
P「そうだよな、そういうのは二人組ユニットに任せればいいよな」
かな子「そうですよ! ……って違います!」
P「しかし、キャンディアイランドの結成にこんな秘話があろうとは……」
かな子「違いますからね?」
P「なんだよかな子ー、さっきから否定ばっかだぞー?」
かな子「Pさんのせいじゃないですかー!」
P「いやぁツッコミも冴えてきて俺嬉しいよ!」
かな子「よくないですー!」
おわり
かな子「そうですよ! ……って違います!」
P「しかし、キャンディアイランドの結成にこんな秘話があろうとは……」
かな子「違いますからね?」
P「なんだよかな子ー、さっきから否定ばっかだぞー?」
かな子「Pさんのせいじゃないですかー!」
P「いやぁツッコミも冴えてきて俺嬉しいよ!」
かな子「よくないですー!」
おわり
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:30:38.84 ID:KS33ZxL20
フル聞いて浮かんでしまった疑問なんだ、短すぎるけど後悔はしていない。
いや、おかしいよね?思ったよね?
依頼出しておきます。
いや、おかしいよね?思ったよね?
依頼出しておきます。
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 21:56:40.34 ID:QaHiPWt3o
おかしだけにな
おつ
おつ
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:42:32.70 ID:OSP74a12O
こういう話もっとも読みたい
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:51:58.67 ID:B1DXaxxZo
勢いに笑った
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477483455/
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ルビィ「病める時も」 善子「健やかなる時も」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:13:47.73 ID:4UbOn6Mb0
よしルビ6作目です。
ルビィ「ただ家で過ごす」 善子「そんな休日」
の続きとなっております。よろしければついでにどうぞ。
ルビィ「ただ家で過ごす」 善子「そんな休日」
の続きとなっております。よろしければついでにどうぞ。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:14:59.11 ID:4UbOn6Mb0
────
(LINE)
ルビィ:謝ったらまたアイスくれたんだ
ヨハネ:何だかダイヤさんが可哀想になってきたわ
ルビィ:そろそろ時間だから落ちるね
ヨハネ:ふむ、そろそろ別離の時ね
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:15:59.59 ID:4UbOn6Mb0
ルビィ:最近寒くなってきたから風邪には気をつけてね
ヨハネ:この堕天使ヨハネが風邪なんてひくはずないじゃない
ルビィ:ⅠcⅠⅠ´.-`ⅠⅠ 心配ですわ……
ヨハネ:最近よくそれ使うわね
ルビィ:お姉ちゃんだからね
ヨハネ:この堕天使ヨハネが風邪なんてひくはずないじゃない
ルビィ:ⅠcⅠⅠ´.-`ⅠⅠ 心配ですわ……
ヨハネ:最近よくそれ使うわね
ルビィ:お姉ちゃんだからね
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:16:45.40 ID:4UbOn6Mb0
ヨハネ:答えになってないわよ
ルビィ:それじゃあまた明日ね
ヨハネ:ヨーソロー
ルビィ:シャイニー☆
ルビィ:それじゃあまた明日ね
ヨハネ:ヨーソロー
ルビィ:シャイニー☆
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:17:27.20 ID:4UbOn6Mb0
────────
(次の日)
ルビィ「おはよー」ガラッ
花丸「あ、おはようルビィちゃん」
ルビィ「最近本当に寒くなってきたよね」ブルッ
花丸「そうだよねー、風邪で休む人も増えて来たずら」
先生「はい、席についてー」ガラッ
(次の日)
ルビィ「おはよー」ガラッ
花丸「あ、おはようルビィちゃん」
ルビィ「最近本当に寒くなってきたよね」ブルッ
花丸「そうだよねー、風邪で休む人も増えて来たずら」
先生「はい、席についてー」ガラッ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:18:06.84 ID:4UbOn6Mb0
先生「今日の欠席は……津島さんがインフルエンザで一週間のお休みと連絡がきてますね」
ルビィ「えっ……」
花丸「アイドルだから体調管理はしっかりってダイヤさんも言ってたのに……」ハァ
先生「皆さんも風邪には気をつけて下さいね」
ルビィ(一週間も会えないなんて……)
ルビィ「えっ……」
花丸「アイドルだから体調管理はしっかりってダイヤさんも言ってたのに……」ハァ
先生「皆さんも風邪には気をつけて下さいね」
ルビィ(一週間も会えないなんて……)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:18:58.43 ID:4UbOn6Mb0
────────
(部活)
ダイヤ「さて、皆さんも聞いているかも知れませんが善子さんがインフルエンザで一週間の休みだそうです」ハァ
果南「まあ仕方ないんじゃないかな?こればっかりは気をつけててもひく時はひくんだし」
ダイヤ「ですが、スクールアイドルたるもの自分の体調管理は人一倍気をつけなくてはなりません!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:19:49.06 ID:4UbOn6Mb0
ダイヤ「皆さんは気をつけて下さいね!」
全員「はーい」
ダイヤ「それと、分かってはいると思いますがお見舞いに行って善子さんの二の舞になることはないようにして下さいね」チラッ
ルビィ「ッ」ギクッ
千歌「それってお見舞いと二の舞を……」
ダイヤ「かけてません!」
ダイヤ「ともかく練習の妨げになるようなことはあってはなりません。さあ、練習を始めましょう」
全員「はーい」
ダイヤ「それと、分かってはいると思いますがお見舞いに行って善子さんの二の舞になることはないようにして下さいね」チラッ
ルビィ「ッ」ギクッ
千歌「それってお見舞いと二の舞を……」
ダイヤ「かけてません!」
ダイヤ「ともかく練習の妨げになるようなことはあってはなりません。さあ、練習を始めましょう」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:20:37.60 ID:4UbOn6Mb0
────
(津島家)
善子「はぁーっ」ドサッ
善子(まさかルビィに大丈夫って言った次の日にインフルエンザにかかるなんて……)
善子(ダイヤさんとか怒ってるだろうなぁ)
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:21:07.25 ID:4UbOn6Mb0
善子「あーあ、一週間暇になっちゃったしどうしようかしら」
善子(インフルエンザだから誰もお見舞いになんか来ないわよね)
善子「ルビィに会いたいな……」ボソッ
善子(インフルエンザだから誰もお見舞いになんか来ないわよね)
善子「ルビィに会いたいな……」ボソッ
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:21:46.40 ID:4UbOn6Mb0
────────
果南「はい、ターン!」
千歌「よっ」クルッ
花丸「ほっ」クルッ
ルビィ「あっ」クルッ
果南「ルビィちょっと遅れたよー」
ルビィ「ご、ごめんなさい!」
果南「はい、ターン!」
千歌「よっ」クルッ
花丸「ほっ」クルッ
ルビィ「あっ」クルッ
果南「ルビィちょっと遅れたよー」
ルビィ「ご、ごめんなさい!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:22:20.74 ID:4UbOn6Mb0
曜「ルビィちゃんなんか最近元気ないね……」
梨子「よっちゃんが休んでるからかしら」
鞠莉「確かにちょっと心配ネー」
ダイヤ「……」
梨子「よっちゃんが休んでるからかしら」
鞠莉「確かにちょっと心配ネー」
ダイヤ「……」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:23:33.08 ID:4UbOn6Mb0
────────
ツシママ「母さん仕事に言ってくるけど安静にしてるのよ?」
善子「はーい」
ツシママ「何か欲しいものとかある?」
善子「じゃあいちご」
ツシママ「善子は本当にいちごが好きね。じゃあ行ってきます」バタン
ツシママ「母さん仕事に言ってくるけど安静にしてるのよ?」
善子「はーい」
ツシママ「何か欲しいものとかある?」
善子「じゃあいちご」
ツシママ「善子は本当にいちごが好きね。じゃあ行ってきます」バタン
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:24:10.42 ID:4UbOn6Mb0
善子「……暇ね」
善子「溜まってたゲームも終わっちゃったし本当にやることがないわ……」
善子「あ、そういえば今日で休んでから3日も経ったのね」
善子「練習もだいぶ出てないし病み上がりでついていけるかしら」ハァ
善子「溜まってたゲームも終わっちゃったし本当にやることがないわ……」
善子「あ、そういえば今日で休んでから3日も経ったのね」
善子「練習もだいぶ出てないし病み上がりでついていけるかしら」ハァ
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:25:00.56 ID:4UbOn6Mb0
善子「もし治って学校に行ったら……」
善子「果南さんとかダイヤさんはお構い無しに練習させてくるんだろうなぁ」
善子「鞠莉さんも面白がってそれに乗っかってくるかしら」
善子「果南さんとかダイヤさんはお構い無しに練習させてくるんだろうなぁ」
善子「鞠莉さんも面白がってそれに乗っかってくるかしら」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:26:12.62 ID:4UbOn6Mb0
善子「ズラ丸はきっと『自業自得ずら』とかいって助けてくれないでしょうね」
善子「リリーと曜さんは……いつも通り千歌さんに振り回されてるわね」
善子「そして……」
善子「ルビィは、何て言ってくれるかしら?」
善子「リリーと曜さんは……いつも通り千歌さんに振り回されてるわね」
善子「そして……」
善子「ルビィは、何て言ってくれるかしら?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:26:43.12 ID:4UbOn6Mb0
善子「ルビィ……」
善子(まさかたった3日会わないだけでこんなに寂しくなるなんてね)
善子(会いたいよ……ルビィ……)グスッ
善子(まさかたった3日会わないだけでこんなに寂しくなるなんてね)
善子(会いたいよ……ルビィ……)グスッ
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:27:17.76 ID:4UbOn6Mb0
────────
ダイヤ「はい、お疲れ様でした。これで今週の練習はお終いです」
千歌「くはーっ……今週も疲れたなー」
果南「でも前より動きはかなり良くなってるよ」
千歌「そ、そうかな……/////」テヘヘ
ダイヤ「はい、お疲れ様でした。これで今週の練習はお終いです」
千歌「くはーっ……今週も疲れたなー」
果南「でも前より動きはかなり良くなってるよ」
千歌「そ、そうかな……/////」テヘヘ
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:28:15.86 ID:4UbOn6Mb0
曜「梨子ちゃんも花丸ちゃんも体力ついてきたね!」
花丸「本当ずら!?」パァァァァァ
梨子「みんなに迷惑かけられないものね」フフッ
ルビィ「……」
花丸「本当ずら!?」パァァァァァ
梨子「みんなに迷惑かけられないものね」フフッ
ルビィ「……」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:29:29.56 ID:4UbOn6Mb0
鞠莉「ルビィー♪」ワシッ
ルビィ「ひやっ!/////」
鞠莉「うんうん……まだまだ発展途上といった感じネー♪」モミモミ
ルビィ「あの、鞠莉さん、一体何を……/////」
ルビィ「ひやっ!/////」
鞠莉「うんうん……まだまだ発展途上といった感じネー♪」モミモミ
ルビィ「あの、鞠莉さん、一体何を……/////」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:30:14.62 ID:4UbOn6Mb0
鞠莉「おっとソーリー、これ以上やるとダイヤに何言われるか分からないわね!」
鞠莉「それで本題なんだけど……やっぱり善子の事が心配?」
ルビィ「ッ!……」
鞠莉「心配かどうか聞いてるだけだからそんなに固くならなくても大丈夫よ?」
ルビィ「……はい」
鞠莉「それで本題なんだけど……やっぱり善子の事が心配?」
ルビィ「ッ!……」
鞠莉「心配かどうか聞いてるだけだからそんなに固くならなくても大丈夫よ?」
ルビィ「……はい」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:30:53.25 ID:4UbOn6Mb0
鞠莉「やっぱりね……分かってはいたけどやっぱり本人の口から聞かないとね」
ルビィ「この一週間ずっと心配で……でも風邪がうつっちゃうと危ないからお見舞いにもいけなくてどうしようって……」
鞠莉「……」
鞠莉「あのね、ルビィ」
ルビィ「?」
ルビィ「この一週間ずっと心配で……でも風邪がうつっちゃうと危ないからお見舞いにもいけなくてどうしようって……」
鞠莉「……」
鞠莉「あのね、ルビィ」
ルビィ「?」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:32:03.29 ID:4UbOn6Mb0
鞠莉「人生の先輩として一つアドバイスをしておくわ」
鞠莉「『どんな道だろうと自分が後悔しない選択肢ならそれを選ぶべき』なのよ」
鞠莉「要はルビィがどうしたいかってだけなんだけどね」テヘッ
ルビィ「鞠莉さん……」
鞠莉「『どんな道だろうと自分が後悔しない選択肢ならそれを選ぶべき』なのよ」
鞠莉「要はルビィがどうしたいかってだけなんだけどね」テヘッ
ルビィ「鞠莉さん……」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:32:49.88 ID:4UbOn6Mb0
鞠莉「あ、そういえばダイヤがルビィのこと呼んでたんだった」
ルビィ「お姉ちゃんが?何だろう……」
鞠莉「きっとシスコンのダイヤのことだからルビィのタメになることだと思うわ!さ、これで私の話はおしまい」
ルビィ「お姉ちゃんが?何だろう……」
鞠莉「きっとシスコンのダイヤのことだからルビィのタメになることだと思うわ!さ、これで私の話はおしまい」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:33:18.64 ID:4UbOn6Mb0
ルビィ「あの、ありがとうございました!」
鞠莉「OK!さあダイヤの所へ行ってらっしゃい」
ルビィ「はい!」タッタッタッ
鞠莉「……どんな小さなことでも、後悔だけはしてほしく無いもんね……」
鞠莉「OK!さあダイヤの所へ行ってらっしゃい」
ルビィ「はい!」タッタッタッ
鞠莉「……どんな小さなことでも、後悔だけはしてほしく無いもんね……」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:34:05.46 ID:4UbOn6Mb0
~~~~~~~
ダイヤ「来ましたわね」
ルビィ「用事って何?お姉ちゃん」
ダイヤ「わたくしは今週の始めに練習の妨げになるから善子さんのお見舞いに行ってはいけないと言いましたわ。覚えてますか?」
ルビィ「……はい」
ダイヤ「来ましたわね」
ルビィ「用事って何?お姉ちゃん」
ダイヤ「わたくしは今週の始めに練習の妨げになるから善子さんのお見舞いに行ってはいけないと言いましたわ。覚えてますか?」
ルビィ「……はい」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:35:41.10 ID:4UbOn6Mb0
ダイヤ「今週の練習は終わりました。それはつまり今週の分の練習について私からもう口を出すことはないということです」
ルビィ「え、それってもしかして……」
ダイヤ「ただし!」
ルビィ「ッ!」ビクッ
ダイヤ「来週の練習は別です。そこにまで影響が出るようなことになればわたくしは怒るでしょうね」
ルビィ「え、それってもしかして……」
ダイヤ「ただし!」
ルビィ「ッ!」ビクッ
ダイヤ「来週の練習は別です。そこにまで影響が出るようなことになればわたくしは怒るでしょうね」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:36:26.29 ID:4UbOn6Mb0
ルビィ「……はいっ!」
ダイヤ「それから、もしもの話ですが」
ダイヤ「もし、帰る途中で善子さんに会うようなことがあれば『アイドルという自覚をしっかり持って体調管理に務めなさい』と言っておいて下さい」
ダイヤ「もしもの話ですがね!」フンッ!
ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん!」
ダイヤ「それから、もしもの話ですが」
ダイヤ「もし、帰る途中で善子さんに会うようなことがあれば『アイドルという自覚をしっかり持って体調管理に務めなさい』と言っておいて下さい」
ダイヤ「もしもの話ですがね!」フンッ!
ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん!」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:37:32.79 ID:4UbOn6Mb0
ダイヤ「はて、礼を言われるようなことをした覚えはありませんが」フフッ
ルビィ「そうだったね」フフッ
ルビィ「それじゃあ先に帰るけどもしかしたら遅くなるかもしれないから!」タッタッタッ
ダイヤ「ええ、分かりましたわ」
ルビィ「そうだったね」フフッ
ルビィ「それじゃあ先に帰るけどもしかしたら遅くなるかもしれないから!」タッタッタッ
ダイヤ「ええ、分かりましたわ」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:38:47.04 ID:4UbOn6Mb0
ダイヤ「ふぅ……わたくしも甘くなりましたわね」
鞠莉「ダイヤは昔からベリースゥイートだったわよ♪」
ダイヤ「な、聞いていたのですか/////」
果南「そうだねー、ダイヤは昔から甘かったけど最近はもっと甘くなってきたかもね」
鞠莉「ダイヤは昔からベリースゥイートだったわよ♪」
ダイヤ「な、聞いていたのですか/////」
果南「そうだねー、ダイヤは昔から甘かったけど最近はもっと甘くなってきたかもね」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:40:21.45 ID:4UbOn6Mb0
ダイヤ「そ、そんなことないですわ!からかうのはやめて下さい!/////」
果南「分かった分かった。分かったから落ち着いてって。それじゃあ憧れのエリーチカみたいになれないよ?」
鞠莉「そうそう、アイスでも奢るから。ね?」
ダイヤ「納得行きませんわーーーー!」
果南「分かった分かった。分かったから落ち着いてって。それじゃあ憧れのエリーチカみたいになれないよ?」
鞠莉「そうそう、アイスでも奢るから。ね?」
ダイヤ「納得行きませんわーーーー!」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:41:00.63 ID:4UbOn6Mb0
────────
~~~~~
善子『うーん……』
花丸『善子ちゃん、起きて!』
善子『あれ、ズラ丸?私インフルエンザで家にいたはずじゃ……それに私はヨハネよ』
花丸『何いってるの、今日はルビィちゃんの晴れ舞台でしょ?』
~~~~~
善子『うーん……』
花丸『善子ちゃん、起きて!』
善子『あれ、ズラ丸?私インフルエンザで家にいたはずじゃ……それに私はヨハネよ』
花丸『何いってるの、今日はルビィちゃんの晴れ舞台でしょ?』
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:41:35.27 ID:4UbOn6Mb0
善子『ほぇ?』
千歌『ルビィちゃんが来たよ!』
梨子『凄い……とっても綺麗なウエディングドレス姿よ、ルビィちゃん』
曜『本当に綺麗だねぇー』
ルビィ『ふふ、ありがとうございます』
善子『ルビィが……花嫁姿?』
千歌『ルビィちゃんが来たよ!』
梨子『凄い……とっても綺麗なウエディングドレス姿よ、ルビィちゃん』
曜『本当に綺麗だねぇー』
ルビィ『ふふ、ありがとうございます』
善子『ルビィが……花嫁姿?』
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:42:23.24 ID:4UbOn6Mb0
善子『あれ、それじゃあ相手は誰なの!?』
花丸『善子ちゃん本当にどうしちゃったの?────あ、来たよ!』
善子『あ、あれは……』
シーラカンス『遅れてごめん、ルビィ』タッタッタッ
善子『はぁーーーーーーーーーー!?』
花丸『善子ちゃん本当にどうしちゃったの?────あ、来たよ!』
善子『あ、あれは……』
シーラカンス『遅れてごめん、ルビィ』タッタッタッ
善子『はぁーーーーーーーーーー!?』
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:43:45.54 ID:4UbOn6Mb0
善子『ちょ、ちょっとどういうことよ!?ダイヤさん!』
ダイヤ『あの方は我が黒澤家にもふさわしい、立派なお方ですわ。あの方なら安心してルビィを嫁がせることができます』ウンウン
果南『深海の過酷な状況にも耐えた彼なら確かに安心だね』
鞠莉『それも本場南アフリカのコモロ諸島出身なら問題ナッシングね!』
善子『う、嘘でしょ……?』
ダイヤ『あの方は我が黒澤家にもふさわしい、立派なお方ですわ。あの方なら安心してルビィを嫁がせることができます』ウンウン
果南『深海の過酷な状況にも耐えた彼なら確かに安心だね』
鞠莉『それも本場南アフリカのコモロ諸島出身なら問題ナッシングね!』
善子『う、嘘でしょ……?』
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:44:47.86 ID:4UbOn6Mb0
神父『それでは黒澤ルビィさん、シーラカンスさん。あなた方は病める時も健やかなる時も愛と忠実を尽くすことを誓いますか?』
シラルビ『はい、誓います』
神父『それでは、誓いの口づけを』
善子『や、やめてよ……』
シラルビ『……』ンーッ
善子『だ、ダメーーーーーー!』
シラルビ『はい、誓います』
神父『それでは、誓いの口づけを』
善子『や、やめてよ……』
シラルビ『……』ンーッ
善子『だ、ダメーーーーーー!』
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:45:29.39 ID:4UbOn6Mb0
~~~~~~~
善子「はっ!」ガバッ!
善子「……」ハァハァ
善子(そ、そうよね……もちろん夢よね……)
ルビィ「あ、善子ちゃん起きた?」ガチャ
善子「あれ、まだ夢を見てるのかしら……あんまり会いたいからかルビィが見えるわ……」ボーッ
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:46:10.91 ID:4UbOn6Mb0
ルビィ「夢じゃないよ?」
善子「え、……本当にルビィ?」
ルビィ「そうだよ?」
善子「な、何でここにいるの!?」
ルビィ「善子ちゃんのお母さんに鍵貸してもらったんだよ」
善子「え、……本当にルビィ?」
ルビィ「そうだよ?」
善子「な、何でここにいるの!?」
ルビィ「善子ちゃんのお母さんに鍵貸してもらったんだよ」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:47:17.30 ID:4UbOn6Mb0
善子「いや、そういうことじゃなくて……来てよかったの?うつっちゃうかもしれないのに……」
ルビィ「インフルエンザの感染力が一番強いのは3日だからもうそこまで心配する時期じゃないよ。お姉ちゃんからお許しももらったしね♪」
善子「ダイヤさんが……よく許可してくれたわね」
ルビィ「インフルエンザの感染力が一番強いのは3日だからもうそこまで心配する時期じゃないよ。お姉ちゃんからお許しももらったしね♪」
善子「ダイヤさんが……よく許可してくれたわね」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:48:18.25 ID:4UbOn6Mb0
ルビィ「そういえばお姉ちゃんから善子ちゃんに伝言があってね」
善子「何?」
ルビィ「うーんと、『心配で心配で仕方がないから早く良くなってわたくしに元気な顔を見せてくださいね!』って……」
善子「あのダイヤさんがそんなことを……」
ルビィ(細かい所忘れちゃったけど大体こんな感じだったよね)
善子「何?」
ルビィ「うーんと、『心配で心配で仕方がないから早く良くなってわたくしに元気な顔を見せてくださいね!』って……」
善子「あのダイヤさんがそんなことを……」
ルビィ(細かい所忘れちゃったけど大体こんな感じだったよね)
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:48:49.60 ID:4UbOn6Mb0
善子「……あのね、ルビィ」
ルビィ「何?善子ちゃん」
善子「だから私はヨハネ……ってそれも大事だけど」
善子「私ずっとルビィに会えなくて寂しかった……嫌な夢も見ちゃって……」
ルビィ「嫌な夢って?」
ルビィ「何?善子ちゃん」
善子「だから私はヨハネ……ってそれも大事だけど」
善子「私ずっとルビィに会えなくて寂しかった……嫌な夢も見ちゃって……」
ルビィ「嫌な夢って?」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:49:26.60 ID:4UbOn6Mb0
善子「ルビィがね、私じゃない誰かと結婚して遠くへ行っちゃうの」
善子「みんなは祝福してるのに、私だけ祝えなくて……」
善子「どうすればいいかも分かんなくて、悲しくて、悔しくて」
善子「もう頭がパニックになって……」グスッ
善子「みんなは祝福してるのに、私だけ祝えなくて……」
善子「どうすればいいかも分かんなくて、悲しくて、悔しくて」
善子「もう頭がパニックになって……」グスッ
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:50:44.15 ID:4UbOn6Mb0
ルビィ「善子ちゃん」
ルビィ「ルビィだってこの一週間ずっと寂しかったんだよ。善子ちゃんに負けないくらい」
ルビィ「でも、ルビィが元気なかったら善子ちゃんだって辛いだろうなって思って頑張ったつもりなんだけど結局全然だめだったよ」テヘヘ
ルビィ「だからルビィにも善子ちゃんは必要なんだ。絶対に他の人の所になんか行かないんだから」ギュッ
ルビィ「ルビィだってこの一週間ずっと寂しかったんだよ。善子ちゃんに負けないくらい」
ルビィ「でも、ルビィが元気なかったら善子ちゃんだって辛いだろうなって思って頑張ったつもりなんだけど結局全然だめだったよ」テヘヘ
ルビィ「だからルビィにも善子ちゃんは必要なんだ。絶対に他の人の所になんか行かないんだから」ギュッ
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:51:19.24 ID:4UbOn6Mb0
善子「ルビィ……」ウルッ
ルビィ「それじゃあさ、ここでやっちゃおっか?」
善子「何を?」グスッ
ルビィ「結婚式!」
善子「け、結婚式!?」
ルビィ「それじゃあさ、ここでやっちゃおっか?」
善子「何を?」グスッ
ルビィ「結婚式!」
善子「け、結婚式!?」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:52:42.14 ID:4UbOn6Mb0
ルビィ「うん。もちろん簡単なやつだけど善子ちゃんが他の人とルビィの結婚式見て不安になったんなら今ここでルビィ達でやって安心させようかなって」
善子「そんな、いきなり結婚式だなんて……/////」
ルビィ「善子ちゃんは……嫌?」
善子「そんな、いきなり結婚式だなんて……/////」
ルビィ「善子ちゃんは……嫌?」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:53:09.53 ID:4UbOn6Mb0
善子「そりゃ、嫌じゃないけど……/////(もう、本当に私はルビィに弱いわね)」
ルビィ「やったぁ!」
善子「/////」
ルビィ「やったぁ!」
善子「/////」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:54:05.20 ID:4UbOn6Mb0
~~~~
ルビィ「それじゃあやるよ……」
善子「……」コクリ
ルビィ「貴方は、病める時も健やかなる時もルビィを愛することを誓いますか?」
善子「ええ、誓うわ」
ルビィ「それじゃあやるよ……」
善子「……」コクリ
ルビィ「貴方は、病める時も健やかなる時もルビィを愛することを誓いますか?」
善子「ええ、誓うわ」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:54:40.35 ID:4UbOn6Mb0
善子「貴方は、病める時も健やかなる時もこのヨハネを愛することを誓いますか?」
ルビィ「誓います!」
よしルビ『それでは、誓いの口づけを』
よしルビ「……」チュッ
ルビィ「えへへ、/////」
善子「……/////」
ルビィ「誓います!」
よしルビ『それでは、誓いの口づけを』
よしルビ「……」チュッ
ルビィ「えへへ、/////」
善子「……/////」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:55:26.39 ID:4UbOn6Mb0
────────
(数日後)
ダイヤ「それで、今週はルビィがインフルエンザで休みですわ」ビキビキ
千歌「あちゃー、今度はルビィちゃんかー」
梨子「先週元気なかったのってもしかしてルビィちゃんも具合悪かったのかしら……?」
曜「私達も本格的に気をつけなきゃねー」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:56:05.80 ID:4UbOn6Mb0
果南「もしかして、ていうか十中八九善子がうつしちゃったんだよね……」
善子「うっ……」
ダイヤ「善子さん」
善子「は、はい!」ビクッ
ダイヤ「別に怒ってなどいないので安心して下さい。……そもそも、貴方の所へ行かせた私の責任です」ハァ
善子「うっ……」
ダイヤ「善子さん」
善子「は、はい!」ビクッ
ダイヤ「別に怒ってなどいないので安心して下さい。……そもそも、貴方の所へ行かせた私の責任です」ハァ
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:57:42.82 ID:4UbOn6Mb0
善子「そんな……ダイヤさんは悪くないのに……そ、そうだ!お見舞いの言葉ありがとうございました!すっごく嬉しかったわ!」
ダイヤ「はぁ……(何故あれで喜ばれるのかしら)」
ダイヤ「そうです、確かに怒ってはいませんが……果たして善子さんに会いに行っただけでうつるのでしょうか?例えばうつりやすいようなことをしたとか」
ダイヤ「はぁ……(何故あれで喜ばれるのかしら)」
ダイヤ「そうです、確かに怒ってはいませんが……果たして善子さんに会いに行っただけでうつるのでしょうか?例えばうつりやすいようなことをしたとか」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:58:21.42 ID:4UbOn6Mb0
善子「え、えっと、その……/////」カーッ
ダイヤ「な、その反応!やっぱり何か……」
鞠莉「もちろん、ルビィと熱い夜を過ごしたのよね?」
善子「そ、そこまではしてないわよ!/////」
ダイヤ「そこまで、とはどこまではしたのですか?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ダイヤ「な、その反応!やっぱり何か……」
鞠莉「もちろん、ルビィと熱い夜を過ごしたのよね?」
善子「そ、そこまではしてないわよ!/////」
ダイヤ「そこまで、とはどこまではしたのですか?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:59:46.90 ID:4UbOn6Mb0
善子「ま、まずい」ソローッ
ダイヤ「待ちなさい!綺麗さっぱり吐かせて見せますわ!」ダッ
善子「絶対に捕まるもんですかーーーっ!」ダダッ
善子(だって、あの日の結婚式はルビィと2人っきりの思い出だもんね♪)
おわり
ダイヤ「待ちなさい!綺麗さっぱり吐かせて見せますわ!」ダッ
善子「絶対に捕まるもんですかーーーっ!」ダダッ
善子(だって、あの日の結婚式はルビィと2人っきりの思い出だもんね♪)
おわり
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:03:29.72 ID:4UbOn6Mb0
これにて終わりです。
なかなか流行る気配がないのですが少しでもよしルビが流行るようにこのシリーズを書いていきたいです。
それでは見てくださった方、ありがとうございました。
最後に
推しではないですが果南ちゃんセンターおめでとう!
なかなか流行る気配がないのですが少しでもよしルビが流行るようにこのシリーズを書いていきたいです。
それでは見てくださった方、ありがとうございました。
最後に
推しではないですが果南ちゃんセンターおめでとう!
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477566827/
Entry ⇒ 2016.10.31 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
【艦これ】時雨「暇だから、神になってみる」 うーちゃん「ぴょん?」
1: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 11:56:45.33 ID:nMWRsl4kO
新世界の神は関係ありません
Don't think. feel
Don't think. feel
2: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 12:02:35.37 ID:nMWRsl4kO
時雨「秋刀魚漁支援任務の真っ最中だけど。」
うーちゃん「時雨、とうとう頭がおかしくなったぴょん…?」
時雨「ふふ。それほどでもないさ。」
うーちゃん「時雨、とうとう頭がおかしくなったぴょん…?」
時雨「ふふ。それほどでもないさ。」
3: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 12:10:41.65 ID:nMWRsl4kO
時雨「なんでも、世の提督たちの間じゃあ…艦娘にまつわる様々な宗教が蔓延してるそうじゃないか。」
時雨「だったら僕もここでひとつ『時雨教』の一つや二つ、流行らせてやろうと思うんだ。」
時雨「うーちゃん、どうかな?」
うーちゃん「好きにすればいいぴょん…」
時雨「そうか。よかった。うーちゃんの太鼓判入りだね。」
時雨「ご褒美にうーちゃんは『時雨教』第一信徒としてあとで聖書に記載しておくよ。おめでとう。」
うーちゃん「」
時雨「だったら僕もここでひとつ『時雨教』の一つや二つ、流行らせてやろうと思うんだ。」
時雨「うーちゃん、どうかな?」
うーちゃん「好きにすればいいぴょん…」
時雨「そうか。よかった。うーちゃんの太鼓判入りだね。」
時雨「ご褒美にうーちゃんは『時雨教』第一信徒としてあとで聖書に記載しておくよ。おめでとう。」
うーちゃん「」
4: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 12:18:59.23 ID:nMWRsl4kO
時雨「さて、最初は一人でも多く信徒を集めなきゃ。」
うーちゃん「正直、そんなのすぐには集まらないに決まってるぴょん! だからもうやめよ、時雨…?」
時雨「なにを言っているんだ…これまで何度も難事件を解決してきた僕たちならきっと出来るさ。うん。」
うーちゃん「そんな覚え…ないぴょん…」
時雨「とりあえず、まずは提督を信徒に引き入れよう。話はそれからだ!」
うーちゃん「いきなりぴょん!?」
うーちゃん「正直、そんなのすぐには集まらないに決まってるぴょん! だからもうやめよ、時雨…?」
時雨「なにを言っているんだ…これまで何度も難事件を解決してきた僕たちならきっと出来るさ。うん。」
うーちゃん「そんな覚え…ないぴょん…」
時雨「とりあえず、まずは提督を信徒に引き入れよう。話はそれからだ!」
うーちゃん「いきなりぴょん!?」
5: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 12:27:02.21 ID:nMWRsl4kO
時雨「提督、今大丈夫?」
提督「おう、時雨。大丈夫だぞ。どうした?」
時雨「実はね。今、『時雨教』の布教活動をしているんだ。」
うーちゃん「時雨教、第一信徒のうーちゃんでっす…」
時雨「早速だけど提督…『時雨教』に入信してみる気はないかい?」
提督「………………」
提督「おう、時雨。大丈夫だぞ。どうした?」
時雨「実はね。今、『時雨教』の布教活動をしているんだ。」
うーちゃん「時雨教、第一信徒のうーちゃんでっす…」
時雨「早速だけど提督…『時雨教』に入信してみる気はないかい?」
提督「………………」
10: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 12:36:08.88 ID:nMWRsl4kO
提督「すまない、時雨」
提督「いままで隠してきたけど、実は俺…」
提督「根っからの五月雨教徒なんだ」
提督「だから悪いが…俺は時雨教には入信できない」
提督「ほんとうにすみません。サミィ…」
時雨「そっか…」
提督「いままで隠してきたけど、実は俺…」
提督「根っからの五月雨教徒なんだ」
提督「だから悪いが…俺は時雨教には入信できない」
提督「ほんとうにすみません。サミィ…」
時雨「そっか…」
11: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 12:44:57.93 ID:nMWRsl4kO
時雨「それじゃ…仕方ないね…うぅ」
時雨「提督には…もう…大切なものがあるんだね…グスン」
提督「はっ!? これは…!?」
犬耳ピョコピョコ
シャッ
時雨「グスン……くぅぅぅぅん……」犬っぽい泣き声
シャッ
時雨「グスン……(;_;)」ウルウル涙目
シャッ
ドーーーーーーーーーーーーン!!!!
提督「はうぅぅっ」キューーーンキュン!
時雨「提督には…もう…大切なものがあるんだね…グスン」
提督「はっ!? これは…!?」
犬耳ピョコピョコ
シャッ
時雨「グスン……くぅぅぅぅん……」犬っぽい泣き声
シャッ
時雨「グスン……(;_;)」ウルウル涙目
シャッ
ドーーーーーーーーーーーーン!!!!
提督「はうぅぅっ」キューーーンキュン!
13: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 12:47:32.17 ID:nMWRsl4kO
提督「あのぉぉ、やっぱり体験入信してみてもいいでしょうか?」
時雨「いいよ。 やったね!」ガッツポーズ
うーちゃん「司令官…チョロすぎるぴょん」
時雨「いいよ。 やったね!」ガッツポーズ
うーちゃん「司令官…チョロすぎるぴょん」
15: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 13:00:25.31 ID:nMWRsl4kO
時雨「今更だけど、時雨教の教義と戒律について説明するね。」
提督「はいっ!!よろしくお願いします!!!!!」
うーちゃん「本当に今更すぎるぴょん…」
提督「はいっ!!よろしくお願いします!!!!!」
うーちゃん「本当に今更すぎるぴょん…」
17: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 13:10:15.51 ID:nMWRsl4kO
時雨「そもそもの大前提として、時雨教とは…『雨』と『優しさ』を司る大女神『シグレ』を崇め讃えるものなんだ。」
時雨「けれども、明確な形を持たない女神は…その意志を人々に伝えるために自らの化身を作り出した。」
時雨「それが、女神の化身にして代理人であるこの僕…大天使時雨様なのさ。ふふん。」
提督「おぉっなるほどっ 時雨は天使様だったんだな……」メモメモ
うーちゃん「ウヒョー」
時雨「けれども、明確な形を持たない女神は…その意志を人々に伝えるために自らの化身を作り出した。」
時雨「それが、女神の化身にして代理人であるこの僕…大天使時雨様なのさ。ふふん。」
提督「おぉっなるほどっ 時雨は天使様だったんだな……」メモメモ
うーちゃん「ウヒョー」
18: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 13:22:42.58 ID:nMWRsl4kO
時雨「そして…時雨教のモットーは信徒全員に『自由』が認められている、ということだよっ!!」
提督「むむっ、天使様! それは一体どういうことでしょうか?」
時雨「簡単に言うとね。」
時雨「気まぐれに降り、そして自由に去っていく『雨』のように…みんなには自由であってほしい、という女神の意図によるものなんだ。」
時雨「それに何といっても優しさの女神だからね。みんなにはそれぞれなりの形で幸せになってほしいのさ。」
時雨「だから…きちんと時雨教の教義さえ信じ、まもれるのであれば宗教の掛け持ちも自由さ。入信届けもいらないよ!!」
うーちゃん「部活動みたいだぴょん…」
提督「!? おお、なんという女神様の慈悲の心。素晴らしいです!!素晴らしいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
提督「感動しました!!是非とも本格的に入信させてください!!!!」
時雨「わかったよ。提督なら大歓迎さ。」
提督「むむっ、天使様! それは一体どういうことでしょうか?」
時雨「簡単に言うとね。」
時雨「気まぐれに降り、そして自由に去っていく『雨』のように…みんなには自由であってほしい、という女神の意図によるものなんだ。」
時雨「それに何といっても優しさの女神だからね。みんなにはそれぞれなりの形で幸せになってほしいのさ。」
時雨「だから…きちんと時雨教の教義さえ信じ、まもれるのであれば宗教の掛け持ちも自由さ。入信届けもいらないよ!!」
うーちゃん「部活動みたいだぴょん…」
提督「!? おお、なんという女神様の慈悲の心。素晴らしいです!!素晴らしいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
提督「感動しました!!是非とも本格的に入信させてください!!!!」
時雨「わかったよ。提督なら大歓迎さ。」
20: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 13:42:32.77 ID:nMWRsl4kO
時雨「あとは細かい点だね。」
時雨「信徒は月に一度、女神の代理人である僕にわたあめを奉納する義務があるんだ。」
時雨「さらに旬の時期にはそれにあった旬のものを信徒の代表が捧げることになってる。例えば今ならば秋刀魚だね。ありったけの秋刀魚料理をはふはふしたいな。」
時雨「そして雨の日には必ず、聖地『イチソ市』の方角に向かってお祈りを捧げるんだ。日々享受している幸せへの感謝と時雨教のますますの繁栄の願いを込めて、ね。」
提督「はいっ、わかりました…!!」メモメモ
時雨「信徒は月に一度、女神の代理人である僕にわたあめを奉納する義務があるんだ。」
時雨「さらに旬の時期にはそれにあった旬のものを信徒の代表が捧げることになってる。例えば今ならば秋刀魚だね。ありったけの秋刀魚料理をはふはふしたいな。」
時雨「そして雨の日には必ず、聖地『イチソ市』の方角に向かってお祈りを捧げるんだ。日々享受している幸せへの感謝と時雨教のますますの繁栄の願いを込めて、ね。」
提督「はいっ、わかりました…!!」メモメモ
21: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 13:54:35.49 ID:nMWRsl4kO
時雨「はふはふ はふはふ さんまおいひい」
提督「喜んでいただけたようで何よりです。時雨様。」
時雨「ご馳走さま。流石だね、提督。こんなに早く秋刀魚料理を用意できるなんて。これはなかなか期待できそうだ。」
提督「ありがとうございます。至福の極みです。」
うーちゃん「必死すぎぃ…」
時雨「それじゃあ頑張った提督にはご褒美をあげないとね。」
時雨「僕の頭をナデナデする権利をあげる。」
提督「!!!??? そんなっ、畏れ多い…!!」
提督「喜んでいただけたようで何よりです。時雨様。」
時雨「ご馳走さま。流石だね、提督。こんなに早く秋刀魚料理を用意できるなんて。これはなかなか期待できそうだ。」
提督「ありがとうございます。至福の極みです。」
うーちゃん「必死すぎぃ…」
時雨「それじゃあ頑張った提督にはご褒美をあげないとね。」
時雨「僕の頭をナデナデする権利をあげる。」
提督「!!!??? そんなっ、畏れ多い…!!」
22: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 14:04:06.88 ID:nMWRsl4kO
時雨「遠慮なんかいらない。提督はそれだけ素晴らしいことをしたのさ。」
時雨「ついでに、僕の『幸福のアホ毛』を愛撫するのも許してあげる。僕のアホ毛に触った人は、僕の幸せをお裾分けすることができるんだよ?提督にだけ、特別大サービスさ。」
提督「oh,what a miracle power……!」
提督「じゃ、じゃあ。遠慮なく…」
時雨「いいよ。きて……提督…」
時雨「ついでに、僕の『幸福のアホ毛』を愛撫するのも許してあげる。僕のアホ毛に触った人は、僕の幸せをお裾分けすることができるんだよ?提督にだけ、特別大サービスさ。」
提督「oh,what a miracle power……!」
提督「じゃ、じゃあ。遠慮なく…」
時雨「いいよ。きて……提督…」
26: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 15:26:02.23 ID:nMWRsl4kO
提督「」ナデナデ
時雨「んっ…んん……」
提督「」ナデェナデェ
時雨「ん…んぁ……んぅ…///」
提督「」ナデナデナデナデ
時雨「んっ…あっ…あっ…んんぅ…んぁ…///」モジモジ
提督「アホ毛もいくぞ」
時雨「いいよ…///」
時雨「んっ…んん……」
提督「」ナデェナデェ
時雨「ん…んぁ……んぅ…///」
提督「」ナデナデナデナデ
時雨「んっ…あっ…あっ…んんぅ…んぁ…///」モジモジ
提督「アホ毛もいくぞ」
時雨「いいよ…///」
27: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 15:33:18.54 ID:nMWRsl4kO
提督「」サワサワ
時雨「あっ…いきなりっ…んっ」
提督「すごいな。フワフワだぞ。髪の毛も、アホ毛も」サワサワ
時雨「あっ…もう…はずかしいよぉ///」
提督「これはどうだ?」サワサワ コスコス
時雨「あんっ ダメぇ…そんな触り方…んあ…」
提督「気持ちいいか、時雨?」サワサワ ナデェ
時雨「………/// ダメだよ…んん……あんっ…///」
時雨「やだ……僕…アホ毛擦られて、気持ちよくなっちゃってる…ん…」
時雨「あっ…いきなりっ…んっ」
提督「すごいな。フワフワだぞ。髪の毛も、アホ毛も」サワサワ
時雨「あっ…もう…はずかしいよぉ///」
提督「これはどうだ?」サワサワ コスコス
時雨「あんっ ダメぇ…そんな触り方…んあ…」
提督「気持ちいいか、時雨?」サワサワ ナデェ
時雨「………/// ダメだよ…んん……あんっ…///」
時雨「やだ……僕…アホ毛擦られて、気持ちよくなっちゃってる…ん…」
29: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 15:40:43.89 ID:nMWRsl4kO
提督「よし、このままいくぞ」コスコス
時雨「だ、だめぇ…あっ…もう…やめ…ん…あ…」
時雨「あっ…あっ…あっ…やっ…きちゃう…きちゃうからぁ…!」
提督「何がだ?」コスコス
時雨「あっ…も…きちゃう……きちゃうよぉ~~だめぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
ブシャァァァァ
提督「うわっ 時雨のアホ毛の先から大量の汁がっ…」
提督「ぺろっ これは…ンマぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!!!」
時雨「だ、だめぇ…あっ…もう…やめ…ん…あ…」
時雨「あっ…あっ…あっ…やっ…きちゃう…きちゃうからぁ…!」
提督「何がだ?」コスコス
時雨「あっ…も…きちゃう……きちゃうよぉ~~だめぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
ブシャァァァァ
提督「うわっ 時雨のアホ毛の先から大量の汁がっ…」
提督「ぺろっ これは…ンマぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!!!」
31: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 15:47:09.20 ID:nMWRsl4kO
時雨「はぁ…/// はぁ…/// 提督のばかぁ…///」
時雨「それは時雨汁。僕の幸運100%でできた聖なる飲み物さ。」
時雨「もうっ! ここまでしていいなんていってないんだからねっ!!」
提督「すまん。時雨の反応が可愛くて、つい…な」
時雨「もう// ばか…///」
うーちゃん「うーちゃんもうかえっていいぴょん?」
時雨「それは時雨汁。僕の幸運100%でできた聖なる飲み物さ。」
時雨「もうっ! ここまでしていいなんていってないんだからねっ!!」
提督「すまん。時雨の反応が可愛くて、つい…な」
時雨「もう// ばか…///」
うーちゃん「うーちゃんもうかえっていいぴょん?」
32: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 15:53:11.24 ID:nMWRsl4kO
このssには一切の猥褻はなく、極めて健全である。いいね?
35: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 16:31:32.40 ID:nMWRsl4kO
時雨「よし、これで提督はもう時雨教なしでは生きられない身体になったね。」
うーちゃん「もう、これで満足ぴょん?」
時雨「まさか!! まだまだこんなんじゃただの同好会レベルだよ。」
時雨「目指すは艦これ四大宗教と呼ばれる『ムツリム』『五月雨教』『文月教』『ぽいぽい教』…あのレベルだよ。」
時雨「そこに『時雨教』を加えた五大宗教体制にするのが僕の今の目標さ。」
時雨「さっきの提督の反応からするに、見込みは十分さ。あとは地道に信徒を増やしていけばいいんだ。」
時雨「なんだかさっきよりやる気が湧いてきたよ。わたあめ買ってくる。」タタタッ
うーちゃん「そろそろうーちゃんもこの狂気にとらわれてしまいそうだぴょん……ぷっぷくぷぅでごまかすしかないぴょん…」
プップクプゥ プップクプゥ プップクプゥ………
うーちゃん「もう、これで満足ぴょん?」
時雨「まさか!! まだまだこんなんじゃただの同好会レベルだよ。」
時雨「目指すは艦これ四大宗教と呼ばれる『ムツリム』『五月雨教』『文月教』『ぽいぽい教』…あのレベルだよ。」
時雨「そこに『時雨教』を加えた五大宗教体制にするのが僕の今の目標さ。」
時雨「さっきの提督の反応からするに、見込みは十分さ。あとは地道に信徒を増やしていけばいいんだ。」
時雨「なんだかさっきよりやる気が湧いてきたよ。わたあめ買ってくる。」タタタッ
うーちゃん「そろそろうーちゃんもこの狂気にとらわれてしまいそうだぴょん……ぷっぷくぷぅでごまかすしかないぴょん…」
プップクプゥ プップクプゥ プップクプゥ………
38: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 17:08:33.90 ID:xtQLqqjr0
それから時雨は熱心に布教活動をつづけた。
時雨「時雨教に入信すれば、もっと幸せになれるよ。」
扶桑「ふふっ、そうね。私は時雨が笑顔でいてくれるならそれだけで幸せだわ…」
山城「姉さまが入信するなら私も…ふふふ…」
時雨「大鯨もどうだい? 僕のネクタイを共用で使えるよ。」
大鯨「/// はい/// 入信しましゅ///」
時雨「時雨教に入ればメジャーデビュー間違いなしさ。あと僕のアホ毛を触れる。」
加賀「さすがに気分が高揚します。」
時雨「うーちゃんもいるよ。」
弥生「それじゃ……入信…しよう…かな…」
加古「んじゃ、一丁入ってやるかぁ。」
長門「ハァハァ 掛け持ちアリらしいな。是非入信させてくれっっっっ!!!!」←駆逐教徒
時雨「う、うん。もちろんいいさ。(なんか息荒いなぁ)」
時雨「…………」わたあめはふはふ
那珂ちゃん「待って、那珂ちゃん無視しないでぇ」
時雨「時雨教に入信すれば、もっと幸せになれるよ。」
扶桑「ふふっ、そうね。私は時雨が笑顔でいてくれるならそれだけで幸せだわ…」
山城「姉さまが入信するなら私も…ふふふ…」
時雨「大鯨もどうだい? 僕のネクタイを共用で使えるよ。」
大鯨「/// はい/// 入信しましゅ///」
時雨「時雨教に入ればメジャーデビュー間違いなしさ。あと僕のアホ毛を触れる。」
加賀「さすがに気分が高揚します。」
時雨「うーちゃんもいるよ。」
弥生「それじゃ……入信…しよう…かな…」
加古「んじゃ、一丁入ってやるかぁ。」
長門「ハァハァ 掛け持ちアリらしいな。是非入信させてくれっっっっ!!!!」←駆逐教徒
時雨「う、うん。もちろんいいさ。(なんか息荒いなぁ)」
時雨「…………」わたあめはふはふ
那珂ちゃん「待って、那珂ちゃん無視しないでぇ」
39: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 17:21:17.61 ID:xtQLqqjr0
しかし、布教活動は時としてトラブルを招くこともあったのだった…
時雨「ねぇ、白露姉さん。時雨教に入信しないかい?」
白露「ん~ それってイッチバ~ンになれる?」
時雨「そうだね。それじゃあ特別に姉さんは終身栄誉信徒第一号として聖書『イッチバーン』に記載しておくよ。」
白露「やったぁ! 白露がイッチバーン!!」天の道を往き総てを司るポーズ
夕立「みんな何話してるっぽい?」ニョキッ
時雨「あ……」
うーちゃん「ついに来ちゃったぴょん…」
時雨「ねぇ、白露姉さん。時雨教に入信しないかい?」
白露「ん~ それってイッチバ~ンになれる?」
時雨「そうだね。それじゃあ特別に姉さんは終身栄誉信徒第一号として聖書『イッチバーン』に記載しておくよ。」
白露「やったぁ! 白露がイッチバーン!!」天の道を往き総てを司るポーズ
夕立「みんな何話してるっぽい?」ニョキッ
時雨「あ……」
うーちゃん「ついに来ちゃったぴょん…」
40: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 17:31:01.50 ID:xtQLqqjr0
時雨「やぁ夕立。」
時雨「実はね。僕が新たに興した『時雨教』の布教活動をしてるんだよ。」
夕立「ふぅぅぅん…それって面白いのかしら?」
うーちゃん「面白いものではないぴょん…」
時雨「そう。至ってまじめなモノだよ。僕たちは真面目にみんなを幸せにするために頑張っているんだ。」
うーちゃん「面白いものじゃないって…そーゆー意味じゃないぴょん。」
夕立「へぇぇ 最近みんな噂してるからちょっと気にはなってたっぽい。」
夕立「よかったら、夕立も混ぜてほしいっぽい!」
時雨「え…まぁいいけど…いいのかい?」
夕立「????」
ドドドドドドドドド
うーちゃん「な、なんかたくさんの足音がこっちに近づいてくるぴょん!?」
時雨「実はね。僕が新たに興した『時雨教』の布教活動をしてるんだよ。」
夕立「ふぅぅぅん…それって面白いのかしら?」
うーちゃん「面白いものではないぴょん…」
時雨「そう。至ってまじめなモノだよ。僕たちは真面目にみんなを幸せにするために頑張っているんだ。」
うーちゃん「面白いものじゃないって…そーゆー意味じゃないぴょん。」
夕立「へぇぇ 最近みんな噂してるからちょっと気にはなってたっぽい。」
夕立「よかったら、夕立も混ぜてほしいっぽい!」
時雨「え…まぁいいけど…いいのかい?」
夕立「????」
ドドドドドドドドド
うーちゃん「な、なんかたくさんの足音がこっちに近づいてくるぴょん!?」
41: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 17:41:56.69 ID:xtQLqqjr0
ぽいぽい教提督A「そんなの認めないっぽい!!」
ぽいぽい教提督B「そうだそうだ! ぽいぽいは時雨教なんかには毒されないっぽい!」
ぽいぽい教提督C「さぁ、我らにぽいぽいの加護を授けたまえ!!!」
ぽいぽいぽい ぽっぽぽい ぽっぽぽい ぽいぽいぽい ぽっぽぽい ぽっぽぽい♪
ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい! ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい! ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい!
ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい! ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい! ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい!
時雨「なんだこの人たち(困惑)」
うーちゃん「キチ○イぴょん…」
ぽいぽい教提督B「そうだそうだ! ぽいぽいは時雨教なんかには毒されないっぽい!」
ぽいぽい教提督C「さぁ、我らにぽいぽいの加護を授けたまえ!!!」
ぽいぽいぽい ぽっぽぽい ぽっぽぽい ぽいぽいぽい ぽっぽぽい ぽっぽぽい♪
ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい! ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい! ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい!
ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい! ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい! ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽい!
時雨「なんだこの人たち(困惑)」
うーちゃん「キチ○イぴょん…」
42: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 17:48:40.57 ID:xtQLqqjr0
poipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoi poipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoi…
poipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoi poipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoi…
poipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoi poipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoi…
ぞろぞろ…ぞろぞろっぽい
時雨「マズイな……どんどん増えてるよ。」
うーちゃん「もうおしまいぴょん……うーちゃんたちは異教徒としてぬっころされるぴょん…というかうーちゃんは完全にとばっちりだぴょん…」
poipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoi poipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoipoi…
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ぞろぞろ…ぞろぞろっぽい
時雨「マズイな……どんどん増えてるよ。」
うーちゃん「もうおしまいぴょん……うーちゃんたちは異教徒としてぬっころされるぴょん…というかうーちゃんは完全にとばっちりだぴょん…」
43: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 18:27:55.44 ID:xtQLqqjr0
???「そこまでだっ 邪教徒どもめっ」
時雨「その声はっ」
真・ぽいぽい教提督A「貴様らのように、ただぽいぽい言っているだけのキチ○イどもを我らの真なるぽいぽい教の同胞と認めるわけにはいかぬ!」
真・ぽいぽい教提督B「ソロモンの悪夢、見せてあげる!!」
真・ぽいぽい教提督C「ゆうしぐさいっこぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽいぽいぽーい! ぽいぽいぽーい! ぽいぽいぽーい!
ぞろぞろ…ぞろぞろっぽい
提督「時雨っ、みんな! 間に合ったか!」
時雨「提督!」
提督「時雨もうーちゃんも…あとの二人も早く逃げよう。ここはそのうち戦場になる。」
時雨「うん…そのようだね…助けに来てくれてありがとう///」
うーちゃん「ひょえぇ助かったぴょん…」
白露「それじゃ、いっちばーんににげるよっ」ダッ
夕立「あの人たち、夕立の真似してるの……? なんか不気味っぽい!!」ガクブル
ウオォォォォォォッォォォッォォォォォォオォォォォッォオォォォォオッォオォ!!!!!!!!!!!!!!!ッポイ!
こうして時には異教の戦争に巻き込まれかけることもあった。
しかし、それでも時雨は布教活動を諦めなかったのだ。
彼女は地道に布教を続け、やがて…
時雨「その声はっ」
真・ぽいぽい教提督A「貴様らのように、ただぽいぽい言っているだけのキチ○イどもを我らの真なるぽいぽい教の同胞と認めるわけにはいかぬ!」
真・ぽいぽい教提督B「ソロモンの悪夢、見せてあげる!!」
真・ぽいぽい教提督C「ゆうしぐさいっこぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽいぽいぽーい! ぽいぽいぽーい! ぽいぽいぽーい!
ぞろぞろ…ぞろぞろっぽい
提督「時雨っ、みんな! 間に合ったか!」
時雨「提督!」
提督「時雨もうーちゃんも…あとの二人も早く逃げよう。ここはそのうち戦場になる。」
時雨「うん…そのようだね…助けに来てくれてありがとう///」
うーちゃん「ひょえぇ助かったぴょん…」
白露「それじゃ、いっちばーんににげるよっ」ダッ
夕立「あの人たち、夕立の真似してるの……? なんか不気味っぽい!!」ガクブル
ウオォォォォォォッォォォッォォォォォォオォォォォッォオォォォォオッォオォ!!!!!!!!!!!!!!!ッポイ!
こうして時には異教の戦争に巻き込まれかけることもあった。
しかし、それでも時雨は布教活動を諦めなかったのだ。
彼女は地道に布教を続け、やがて…
44: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 18:44:07.71 ID:xtQLqqjr0
時雨「ふふん。もっと自由に僕を崇めなよ。」ドヤァ
時雨教信者の群れ「我らが大天使、時雨様に祈りを捧げよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨教信者の群れ「雨よ降れっ!!!!!!雨よ止みたまえっ!!!!!!!!」
時雨教信者の群れ「全ては女神の御心のままにっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨教信者の群れ「祈りを捧げよ!!!!!!!!!!!!!!!わたあめを捧げよ!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨教信者の群れ「我らに時雨様のご慈悲ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨「よし! それじゃあみんな時雨汁を飲んでいいよ。」つ時雨汁
時雨教信者の群れ「雨はいつか止むさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「うおぉぉぉぉぉぉ!!!時雨ぇぇ! 今日も可愛いぞぉぉぉぉぉ!!!」
うーちゃん「えぇ……(ドン引き)」
うーちゃん「こいつらただのヤク中だぴょん…」
時雨教信者の群れ「我らが大天使、時雨様に祈りを捧げよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨教信者の群れ「雨よ降れっ!!!!!!雨よ止みたまえっ!!!!!!!!」
時雨教信者の群れ「全ては女神の御心のままにっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨教信者の群れ「祈りを捧げよ!!!!!!!!!!!!!!!わたあめを捧げよ!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨教信者の群れ「我らに時雨様のご慈悲ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨「よし! それじゃあみんな時雨汁を飲んでいいよ。」つ時雨汁
時雨教信者の群れ「雨はいつか止むさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「うおぉぉぉぉぉぉ!!!時雨ぇぇ! 今日も可愛いぞぉぉぉぉぉ!!!」
うーちゃん「えぇ……(ドン引き)」
うーちゃん「こいつらただのヤク中だぴょん…」
45: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 18:45:46.18 ID:xtQLqqjr0
やがて…時雨は神となった。
48: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 19:18:01.78 ID:xtQLqqjr0
提督「おつかれ。」
時雨「はぁ。神も大変だね。」
提督「最初は俺とうーちゃんだけだった時雨教も…今やいくつもの教会を抱える大組織になったからなぁ…」
提督「俺は時雨教の大司祭。」
提督「そんでうーちゃんは時雨教のマスコットキャラクターだからなぁ…」
うーちゃん「時雨教なのになんでうーちゃんがマスコットなんだぴょん?」
時雨「だって……君は僕の一番の親友だからさ!」ニコリ
うーちゃん「……………」
うーちゃん「その笑顔はズルいぴょん…」
時雨「はぁ。神も大変だね。」
提督「最初は俺とうーちゃんだけだった時雨教も…今やいくつもの教会を抱える大組織になったからなぁ…」
提督「俺は時雨教の大司祭。」
提督「そんでうーちゃんは時雨教のマスコットキャラクターだからなぁ…」
うーちゃん「時雨教なのになんでうーちゃんがマスコットなんだぴょん?」
時雨「だって……君は僕の一番の親友だからさ!」ニコリ
うーちゃん「……………」
うーちゃん「その笑顔はズルいぴょん…」
49: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 19:22:02.83 ID:xtQLqqjr0
提督「そういえば、時雨。聞いているか?」
提督「最近、時雨教の中で…ちょっとしたもめ事があるんだ。」
時雨「……知らないよ。どんなの?」
提督「それはな……」
提督「最近、時雨教の中で…ちょっとしたもめ事があるんだ。」
時雨「……知らないよ。どんなの?」
提督「それはな……」
50: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 19:35:49.86 ID:xtQLqqjr0
時雨教徒ついてる派A「ハァハァ しぐれん棒ペロペロしたいよぉ」
時雨教徒ついてる派B「時雨汁……一体どこから作られているんだ……」ニヤリ
時雨教徒ついてる派C「時雨=天使 天使=両性具有 つまり時雨=……これはアリますねぇ…」
時雨教徒ついてない派A「は? お前ら頭おかしいだろ?時雨ちゃんはちゃんと乙女なんだぞ。」
時雨教徒ついてない派B「時雨はれっきとした女の子に決まってんだろボケェ!」
時雨教徒ついてない派C「そういうのって、いけないと思います…」
時雨「なにこれ」
提督「現実」
時雨教徒ついてる派B「時雨汁……一体どこから作られているんだ……」ニヤリ
時雨教徒ついてる派C「時雨=天使 天使=両性具有 つまり時雨=……これはアリますねぇ…」
時雨教徒ついてない派A「は? お前ら頭おかしいだろ?時雨ちゃんはちゃんと乙女なんだぞ。」
時雨教徒ついてない派B「時雨はれっきとした女の子に決まってんだろボケェ!」
時雨教徒ついてない派C「そういうのって、いけないと思います…」
時雨「なにこれ」
提督「現実」
51: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 19:54:16.78 ID:xtQLqqjr0
提督「最近じゃ、女装した男の子という設定の『時雨くん』という二次創作キャラクターまで作られているらしい。」
提督「数十人程度ならまだしも…これがまたとんでもない人気を誇っていてな…」
提督「時雨教の影響で、これがかなり力を付けてきている。」
提督「問題なのは…このことを良しとしない派閥もある、ということだ。」
提督「俺のところには毎日のように『ついてない派』から『ついてる派』の時雨教からの破門の要請が届いている。」
提督「時雨。これは早くなんとかしないといずれ完全な内部分裂を起こすぞ。最悪戦争になる。」
提督「しかも、時雨についてるかついてないかを巡っての争いという、かなり最低なものだ。」
提督「どうするか…考えておけよ。」
時雨「」
うーちゃん「」
提督「数十人程度ならまだしも…これがまたとんでもない人気を誇っていてな…」
提督「時雨教の影響で、これがかなり力を付けてきている。」
提督「問題なのは…このことを良しとしない派閥もある、ということだ。」
提督「俺のところには毎日のように『ついてない派』から『ついてる派』の時雨教からの破門の要請が届いている。」
提督「時雨。これは早くなんとかしないといずれ完全な内部分裂を起こすぞ。最悪戦争になる。」
提督「しかも、時雨についてるかついてないかを巡っての争いという、かなり最低なものだ。」
提督「どうするか…考えておけよ。」
時雨「」
うーちゃん「」
52: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 20:07:52.45 ID:xtQLqqjr0
翌日…
時雨「みんな…今日は集まってくれてありがとう。」
時雨「みんなに、どうしても伝えたいことがあるんだ。聞いてくれるかい?」
ナンダロ? キョウモカワイイ! ワタアメササゲナキャ
時雨「単刀直入に言うよ。」
時雨「僕は、君たちが『ついてる派』だろうと『ついてない派』だろうと差別したりはしない!」
時雨「だって…君たちはみな等しく『時雨教』の仲間じゃないか…」
時雨「『時雨教』のモットーは自由。 みんなが幸せに生きられる世界にするための教えなんだ。」
時雨「だから…もう仲間同士の争いはやめて…みんな仲良くが…一番だよ…グスン」涙ポロポロ
時雨教徒の群れ「………………」
時雨「みんな…今日は集まってくれてありがとう。」
時雨「みんなに、どうしても伝えたいことがあるんだ。聞いてくれるかい?」
ナンダロ? キョウモカワイイ! ワタアメササゲナキャ
時雨「単刀直入に言うよ。」
時雨「僕は、君たちが『ついてる派』だろうと『ついてない派』だろうと差別したりはしない!」
時雨「だって…君たちはみな等しく『時雨教』の仲間じゃないか…」
時雨「『時雨教』のモットーは自由。 みんなが幸せに生きられる世界にするための教えなんだ。」
時雨「だから…もう仲間同士の争いはやめて…みんな仲良くが…一番だよ…グスン」涙ポロポロ
時雨教徒の群れ「………………」
53: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 20:15:29.46 ID:xtQLqqjr0
ついてる派「ちょっと…押しつけすぎたかな…」
ついてない派「俺も必要以上に言い過ぎた。悪かったよ。」
時雨教徒「他人に迷惑をかけない範囲で、かつ自由に。こんな簡単なことに気づかなかったなんてな。」
時雨教徒「俺たちも…まだまだ信仰が足りなかったみたいだな…」
時雨教徒「それにしても…相変わらず時雨様はお優しい…」
時雨教徒「まったくだ。今のでまた惚れ直しちまったぜ…」
時雨教徒の群れ「全ては女神の代理人、大天使時雨様の御心のままに……」イッセイニ、ドゲザ
時雨「グスン…よかったぁ…」
ついてない派「俺も必要以上に言い過ぎた。悪かったよ。」
時雨教徒「他人に迷惑をかけない範囲で、かつ自由に。こんな簡単なことに気づかなかったなんてな。」
時雨教徒「俺たちも…まだまだ信仰が足りなかったみたいだな…」
時雨教徒「それにしても…相変わらず時雨様はお優しい…」
時雨教徒「まったくだ。今のでまた惚れ直しちまったぜ…」
時雨教徒の群れ「全ては女神の代理人、大天使時雨様の御心のままに……」イッセイニ、ドゲザ
時雨「グスン…よかったぁ…」
56: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 20:39:53.02 ID:xtQLqqjr0
うーちゃん「そして時雨教は…以前よりますます強大になっていったぴょん…」
うーちゃん「数ある新興勢力を打ち破り…」
金剛「ヘイ、テートクゥ! 時間と場所を弁えればいつでも触ってもオッケイ教に入りマセンかー?」
時雨「名前長い」時雨パーンチ
金剛「テートクゥゥゥゥ!!!!!!!!」大破
うーちゃん「その特異性から様々な勢力を味方につけ…」
元那珂ちゃんファン「感動しました。那珂ちゃんのファンやめて時雨教に入信します。」
ぽいぽい教徒「ぽいぽい教徒だけど時雨教も信仰します。」
うーちゃん「時に奇跡を起こしながら…」
他所の提督「奇跡だ!俺の息子の皐月病が治ったぞ! 時雨様…ありがとうございます!!!!」
なんか鼻と顎の尖った人「時雨…!俺の嫁…! 感謝…!圧倒的感謝…! お前のおかげで人生逆転できた…!ありがとう…!」
うーちゃん「いつしか時雨教は、新たなメジャー宗教として認められていったんだぴょん。」
うーちゃん「数ある新興勢力を打ち破り…」
金剛「ヘイ、テートクゥ! 時間と場所を弁えればいつでも触ってもオッケイ教に入りマセンかー?」
時雨「名前長い」時雨パーンチ
金剛「テートクゥゥゥゥ!!!!!!!!」大破
うーちゃん「その特異性から様々な勢力を味方につけ…」
元那珂ちゃんファン「感動しました。那珂ちゃんのファンやめて時雨教に入信します。」
ぽいぽい教徒「ぽいぽい教徒だけど時雨教も信仰します。」
うーちゃん「時に奇跡を起こしながら…」
他所の提督「奇跡だ!俺の息子の皐月病が治ったぞ! 時雨様…ありがとうございます!!!!」
なんか鼻と顎の尖った人「時雨…!俺の嫁…! 感謝…!圧倒的感謝…! お前のおかげで人生逆転できた…!ありがとう…!」
うーちゃん「いつしか時雨教は、新たなメジャー宗教として認められていったんだぴょん。」
59: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 20:54:40.54 ID:xtQLqqjr0
うーちゃん「けれど…時雨の幸せは、長くは続かなかったぴょん…」
時雨「なんだって?」
提督「ダメだ。もうとめられようがない…すまない、時雨…」
時雨「一体どうして…こんなことに…」
時雨「みんなが幸せになんて…到底無理だったのかな…」ハイライトオフ
時雨「なんだって?」
提督「ダメだ。もうとめられようがない…すまない、時雨…」
時雨「一体どうして…こんなことに…」
時雨「みんなが幸せになんて…到底無理だったのかな…」ハイライトオフ
60: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 21:00:14.83 ID:xtQLqqjr0
時雨教徒過激派「俺たちは!女体化した時雨くんが好き! お前たちは普通の時雨ちゃんが好き!」
時雨教徒過激派「そこにいったい何の違いがあるというのだっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨教徒差別派「違うのだっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨教徒過激派「そこにいったい何の違いがあるというのだっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨教徒差別派「違うのだっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
63: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 21:19:43.80 ID:xtQLqqjr0
ノーマル時雨派「いたいけな少女だった時雨ちゃんを返せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
改二時雨派「現実を見ろっ!!!!少女はこうして大人になっていくんじゃあああああ!!!!!!!!!!!!!」
時雨ヤンデレ派「時雨ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!俺を束縛してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!しぬほど愛してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
時雨純情派「時雨ちゃんがヤンデレなわけねーーーーだろぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!時雨ちゃんは純情乙女なんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」
時雨百合厨「男提督○ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!邪魔なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨NL厨「てめえらこそ○ねやぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!俺と時雨ちゃんが結ばれるんだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「これ、ヤバいって……」あわあわわわわわ
うーちゃん「今日は本州に台風直撃するらしいぴょん…うーちゃんは帰るぴょん。」
改二時雨派「現実を見ろっ!!!!少女はこうして大人になっていくんじゃあああああ!!!!!!!!!!!!!」
時雨ヤンデレ派「時雨ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!俺を束縛してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!しぬほど愛してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
時雨純情派「時雨ちゃんがヤンデレなわけねーーーーだろぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!時雨ちゃんは純情乙女なんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」
時雨百合厨「男提督○ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!邪魔なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨NL厨「てめえらこそ○ねやぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!俺と時雨ちゃんが結ばれるんだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「これ、ヤバいって……」あわあわわわわわ
うーちゃん「今日は本州に台風直撃するらしいぴょん…うーちゃんは帰るぴょん。」
66: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 22:00:17.29 ID:L6+WrU760
提督「くっ どうしてこんな無法地帯に…」
うーちゃん「司令官! あれをみるぴょん!」
時雨教徒の足が何故か地面に埋まっている様「」ぐにゃ
提督「そうか…そういうことか……」
提督「あれは…時雨沼だっ!!!」
うーちゃん「え?司令官何か知っているぴょん?」
提督「あぁ…くそ。何故もっと早くに気付けなかったんだ。」
うーちゃん「司令官! あれをみるぴょん!」
時雨教徒の足が何故か地面に埋まっている様「」ぐにゃ
提督「そうか…そういうことか……」
提督「あれは…時雨沼だっ!!!」
うーちゃん「え?司令官何か知っているぴょん?」
提督「あぁ…くそ。何故もっと早くに気付けなかったんだ。」
67: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 22:13:57.10 ID:L6+WrU760
提督「もともと時雨にはな……そのどこか危うげな魅力にどっぷりと嵌ってしまう人が多かったんだ…」
提督「そして一度嵌ってしまえばなかなか抜け出すことはできない。その様を…いつしか人は『時雨沼』と呼んだ。」
提督「しかし、今回の時雨の布教活動によって…非常に多くの人が時雨沼に足を突っ込むこととなった。」
提督「その結果……沼はまるで底なし沼であるかのように多くの教徒を飲み込み、そして化け物レベルにまで成長してしまったんだ。」
提督「まるで悪魔っ!人を喰らう底なし沼っ! くっ…彼らは対立しているんじゃない…みな同様にもがき苦しんでいるんだっ!!」
提督「あぁ…恐ろしい……なんということだ…まるでこの世の地獄。そう、これはもはや沼じゃない…『時雨地獄』なのだっ!!」
うーちゃん「司令官…自分が何言ってるか理解してるぴょん?」
提督「そして一度嵌ってしまえばなかなか抜け出すことはできない。その様を…いつしか人は『時雨沼』と呼んだ。」
提督「しかし、今回の時雨の布教活動によって…非常に多くの人が時雨沼に足を突っ込むこととなった。」
提督「その結果……沼はまるで底なし沼であるかのように多くの教徒を飲み込み、そして化け物レベルにまで成長してしまったんだ。」
提督「まるで悪魔っ!人を喰らう底なし沼っ! くっ…彼らは対立しているんじゃない…みな同様にもがき苦しんでいるんだっ!!」
提督「あぁ…恐ろしい……なんということだ…まるでこの世の地獄。そう、これはもはや沼じゃない…『時雨地獄』なのだっ!!」
うーちゃん「司令官…自分が何言ってるか理解してるぴょん?」
68: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 22:28:07.42 ID:L6+WrU760
「そうだったんだね…全部、僕がいけなかったんだね。」
提督「!? 時雨!? こっちに来ちゃダメだ!!襲われるぞ!!」
時雨「…………提督。うーちゃん。ごめんね。僕のわがままに無理やり巻き込んでしまって。こんなことになるとは全く思ってもいなかったんだ……本当にごめんなさい。」
提督「おい! 聞いているのか!? 今の教徒たちは既に暴徒と化しているんだぞ!! そこに元凶のお前が入って行ったら…時雨、お前は!!」
うーちゃん「そうだぴょん!! それに…もうすぐ台風が直撃するぴょん…だから早く帰ろう? ね?」
時雨「提督。うーちゃん。」
時雨「僕は大丈夫だよ。うん、きっと大丈夫。」涙ポロポロ
時雨「僕が彼らを止める。止めてみせるよ。」涙ポトリ
時雨「それが僕の果たすべき責任なんだ……」
提督・うーちゃん「………………」
提督「!? 時雨!? こっちに来ちゃダメだ!!襲われるぞ!!」
時雨「…………提督。うーちゃん。ごめんね。僕のわがままに無理やり巻き込んでしまって。こんなことになるとは全く思ってもいなかったんだ……本当にごめんなさい。」
提督「おい! 聞いているのか!? 今の教徒たちは既に暴徒と化しているんだぞ!! そこに元凶のお前が入って行ったら…時雨、お前は!!」
うーちゃん「そうだぴょん!! それに…もうすぐ台風が直撃するぴょん…だから早く帰ろう? ね?」
時雨「提督。うーちゃん。」
時雨「僕は大丈夫だよ。うん、きっと大丈夫。」涙ポロポロ
時雨「僕が彼らを止める。止めてみせるよ。」涙ポトリ
時雨「それが僕の果たすべき責任なんだ……」
提督・うーちゃん「………………」
70: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 22:34:46.83 ID:L6+WrU760
提督「わかった。お前を信じるよ。」
提督「お前のことだ。きっと勝算はあるんだろう。」
提督「行って来い、時雨。」
提督「必ず、戻ってくるんだぞ。」ダキシメ
時雨「うん……わかった。」
うーちゃん「時雨、気を付けるぴょん。」
うーちゃん「なにかあったらすぐにこの防犯ブザーを押すぴょん。」つブザー
うーちゃん「押したら憲兵さんが駆けつけてきてくれるぴょん。」
時雨「うーちゃん、ありがとう。」
時雨「それじゃ。行ってきます。」
提督「お前のことだ。きっと勝算はあるんだろう。」
提督「行って来い、時雨。」
提督「必ず、戻ってくるんだぞ。」ダキシメ
時雨「うん……わかった。」
うーちゃん「時雨、気を付けるぴょん。」
うーちゃん「なにかあったらすぐにこの防犯ブザーを押すぴょん。」つブザー
うーちゃん「押したら憲兵さんが駆けつけてきてくれるぴょん。」
時雨「うーちゃん、ありがとう。」
時雨「それじゃ。行ってきます。」
71: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 22:43:18.37 ID:L6+WrU760
時雨「最初はふざけていた。けど、途中から本当にみんなを幸せにする力が僕にはあるんだって…本気になっていた。」
時雨「でも…それは単なる思い上がりだった。」
時雨「そう。僕は神なんかじゃない。天使なんかでもない。ただの艦娘だ。駆逐艦だ。」
時雨「だから全て終わらせる。この争いを、時雨教を。」
時雨「みんなを『時雨地獄』から助け出す。救ってみせる。」
時雨「時雨、行くよっ!!」
時雨「でも…それは単なる思い上がりだった。」
時雨「そう。僕は神なんかじゃない。天使なんかでもない。ただの艦娘だ。駆逐艦だ。」
時雨「だから全て終わらせる。この争いを、時雨教を。」
時雨「みんなを『時雨地獄』から助け出す。救ってみせる。」
時雨「時雨、行くよっ!!」
72: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 22:55:57.30 ID:L6+WrU760
時雨「みんなっ!!!!!!!!!!!聞いてっ!!!!!!!!!!!!!」
暴徒と化した教徒たち「」クルリ
暴徒と化した教徒たち「」ジー
時雨「争いをやめて、聞いてほしいことがある。」
時雨「今日はみんなに謝らないといけないことがあるんだ。」
暴徒と化した教徒たち「」ジー
時雨「今日をもって、『時雨教』は解散。解体します。」
時雨「すべてはふがいない僕の責任です……」
時雨「本当に申し訳ありませんでした。」ペコリ
暴徒と化した教徒たち「」
暴徒と化した教徒たち「」クルリ
暴徒と化した教徒たち「」ジー
時雨「争いをやめて、聞いてほしいことがある。」
時雨「今日はみんなに謝らないといけないことがあるんだ。」
暴徒と化した教徒たち「」ジー
時雨「今日をもって、『時雨教』は解散。解体します。」
時雨「すべてはふがいない僕の責任です……」
時雨「本当に申し訳ありませんでした。」ペコリ
暴徒と化した教徒たち「」
73: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 23:06:38.13 ID:L6+WrU760
時雨「大天使なんて嘘っぱちです。女神なんてでたらめでした。」
時雨「今までみんなからもらったわたあめの代金は、僕のなけなしの給料で返金します。」
時雨「必要とあらばみなさん一人一人の目の前で土下座して謝ります。」
時雨「その他必要なことがあれば言ってください。今の僕に出来ることであるならばなんでもします。」
時雨「僕のことを恨んでくれても構いません。許してくれなくとも構いません。」
時雨「だから……」
時雨「みんな、どうか……喧嘩なんかしないでください。仲良く、幸せに生きてください。」
時雨「それが…うぇ……僕の……グスン…たった一つ…のお願いです……うぅ…」
時雨「今までみんなからもらったわたあめの代金は、僕のなけなしの給料で返金します。」
時雨「必要とあらばみなさん一人一人の目の前で土下座して謝ります。」
時雨「その他必要なことがあれば言ってください。今の僕に出来ることであるならばなんでもします。」
時雨「僕のことを恨んでくれても構いません。許してくれなくとも構いません。」
時雨「だから……」
時雨「みんな、どうか……喧嘩なんかしないでください。仲良く、幸せに生きてください。」
時雨「それが…うぇ……僕の……グスン…たった一つ…のお願いです……うぅ…」
75: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 23:21:10.00 ID:L6+WrU760
ヒュンッ
時雨「いてっ」
時雨「い、石?」
ヒュンッ ヒュンッ
時雨「ヒグッ イタッ」
暴徒と化した教徒たち「ふざけんなっ!!!!!!!!!!!」
暴徒と化した教徒たち「なめてんのか、ボケェ!!!!!!!」
暴徒と化した教徒たち「ごめんですむんならなぁ! ニューヨーク・ポリス・デパートメントはいらねぇんだYO!」
ソウダソウダ! シグレチャンニハ、シツボウシタヨ ン?イマナンデモスルッテイッタヨネ?
時雨「う、うぅ…」ヒリヒリ
時雨「いてっ」
時雨「い、石?」
ヒュンッ ヒュンッ
時雨「ヒグッ イタッ」
暴徒と化した教徒たち「ふざけんなっ!!!!!!!!!!!」
暴徒と化した教徒たち「なめてんのか、ボケェ!!!!!!!」
暴徒と化した教徒たち「ごめんですむんならなぁ! ニューヨーク・ポリス・デパートメントはいらねぇんだYO!」
ソウダソウダ! シグレチャンニハ、シツボウシタヨ ン?イマナンデモスルッテイッタヨネ?
時雨「う、うぅ…」ヒリヒリ
76: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 23:22:11.55 ID:L6+WrU760
時雨(……………)
時雨(そう。僕のできることは…精一杯謝ることだけ。)
時雨(きっと、誰も僕のことを許してはくれないだろう。軽蔑するだろう。)
時雨(でも…それでいいんだ。)
時雨(みんなが僕に失望すれば……きっとみんなはこの『時雨地獄』から抜け出せる。)
時雨(それが僕にとっての……唯一の『勝算』だ。)
時雨(大丈夫。僕は一人になっても……平気さ。)
時雨(そうだ……一人になっても…僕は………大丈夫さ。うん。)
時雨(そう。僕のできることは…精一杯謝ることだけ。)
時雨(きっと、誰も僕のことを許してはくれないだろう。軽蔑するだろう。)
時雨(でも…それでいいんだ。)
時雨(みんなが僕に失望すれば……きっとみんなはこの『時雨地獄』から抜け出せる。)
時雨(それが僕にとっての……唯一の『勝算』だ。)
時雨(大丈夫。僕は一人になっても……平気さ。)
時雨(そうだ……一人になっても…僕は………大丈夫さ。うん。)
79: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 23:42:46.40 ID:L6+WrU760
時雨(僕は……)
提督「てぇぇぇぇめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「うちの時雨にぃぃ……なにしてくれとるんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「ぶっころばされてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨「てい、とく……?」
提督「すまん、時雨。お前を信じて送り出すといったな。」
提督「あれは嘘だ。」
うーちゃん「時雨のことだから、こんなことだろうと思ったぴょん。」
うーちゃん「親友を傷つけられて、黙ってみてられるほどうーちゃんは馬鹿じゃないぴょん!」
時雨「ふ、2人とも……」
時雨「ありがとう…」ウルウル
提督「てぇぇぇぇめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「うちの時雨にぃぃ……なにしてくれとるんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「ぶっころばされてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
時雨「てい、とく……?」
提督「すまん、時雨。お前を信じて送り出すといったな。」
提督「あれは嘘だ。」
うーちゃん「時雨のことだから、こんなことだろうと思ったぴょん。」
うーちゃん「親友を傷つけられて、黙ってみてられるほどうーちゃんは馬鹿じゃないぴょん!」
時雨「ふ、2人とも……」
時雨「ありがとう…」ウルウル
80: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/24(月) 23:52:44.09 ID:L6+WrU760
提督「てめぇらはなぁ…絶対にやっちゃあいけないことをした。」
提督「どんなに時雨のしたことが悪くてもなぁ…」
提督「誠心誠意込めて謝ってる女の子に石を投げるなんざぁ。」
提督「ましてや女の子の肌に傷をつけることなんかはなぁ…」
提督「絶対に許されちゃあいけねぇんだよ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
時雨「て、提督の周りにオーラが……」
時雨「いや、違う……提督のオーラが形を変えて……これは…」
提督「どんなに時雨のしたことが悪くてもなぁ…」
提督「誠心誠意込めて謝ってる女の子に石を投げるなんざぁ。」
提督「ましてや女の子の肌に傷をつけることなんかはなぁ…」
提督「絶対に許されちゃあいけねぇんだよ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
時雨「て、提督の周りにオーラが……」
時雨「いや、違う……提督のオーラが形を変えて……これは…」
81: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 00:04:00.36 ID:PPqTLWYo0
時雨「刀に!?」
提督「これが俺の力…そして」
提督「す転べ、五月雨」
提督「」シャキン!
提督「五月雨教徒のみが扱える力」
提督「久しぶりに試させてもらおう。」
時雨「ていとく…かっこいい。」
うーちゃん「なん…だと……ぴょん。」
うーちゃん「なにこの展開」(素)
提督「これが俺の力…そして」
提督「す転べ、五月雨」
提督「」シャキン!
提督「五月雨教徒のみが扱える力」
提督「久しぶりに試させてもらおう。」
時雨「ていとく…かっこいい。」
うーちゃん「なん…だと……ぴょん。」
うーちゃん「なにこの展開」(素)
82: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 00:10:51.88 ID:PPqTLWYo0
提督「でてこい」
提督「いるんだろ、そこに」
提督「精神寄生型の…深海棲艦、ホロウ棲姫。」
ホロウ棲姫「ほう。人間。その眼は伊達にはついていないようだな。」ヌッ
うーちゃん「なんかでてきたぁぁぁ!!!」
提督「いるんだろ、そこに」
提督「精神寄生型の…深海棲艦、ホロウ棲姫。」
ホロウ棲姫「ほう。人間。その眼は伊達にはついていないようだな。」ヌッ
うーちゃん「なんかでてきたぁぁぁ!!!」
83: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 00:15:39.92 ID:PPqTLWYo0
ホロウ棲姫「もう気付かれているようだから説明しよう。」
ホロウ棲姫「そう。私が彼らの精神に寄生し、彼らの頭を狂わせていた。」
ホロウ棲姫「彼らの足元の『時雨沼』を作り出していたのは…」
ホロウ棲姫「他でもない。この私だ。」
提督「なん…だと……?」
うーちゃん「いや…わかってたんじゃなかったぴょん?」
ホロウ棲姫「そう。私が彼らの精神に寄生し、彼らの頭を狂わせていた。」
ホロウ棲姫「彼らの足元の『時雨沼』を作り出していたのは…」
ホロウ棲姫「他でもない。この私だ。」
提督「なん…だと……?」
うーちゃん「いや…わかってたんじゃなかったぴょん?」
84: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 00:18:43.56 ID:PPqTLWYo0
ホロウ棲姫「ちなみに…ちょくちょくこの鎮守府の金剛が頭のおかしい行動をとりがちだったのも…」
ホロウ棲姫「全て私の仕業だ…」
提督「なん…だと……?」
時雨「そんな…馬鹿…な…?」
うーちゃん「それは絶対嘘ぴょん…」
ホロウ棲姫「全て私の仕業だ…」
提督「なん…だと……?」
時雨「そんな…馬鹿…な…?」
うーちゃん「それは絶対嘘ぴょん…」
86: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 00:24:12.39 ID:PPqTLWYo0
ホロウ棲姫「そして教えてやろう。」
ホロウ棲姫「私の名前は…」
ホロウ棲姫「ホ級 ロ級 そして未だ見ぬウ級の力を併せ持つことから取られた名前だ。」
ホロウ棲姫「私は、強いぞ。」
提督「なん…だと……?」
時雨「そんな…馬鹿…な…?」
うーちゃん「いや、もういいぴょん。」
うーちゃん「あと、よくわからないウ級以外はあんまり大したことないぴょん…」
ホロウ棲姫「私の名前は…」
ホロウ棲姫「ホ級 ロ級 そして未だ見ぬウ級の力を併せ持つことから取られた名前だ。」
ホロウ棲姫「私は、強いぞ。」
提督「なん…だと……?」
時雨「そんな…馬鹿…な…?」
うーちゃん「いや、もういいぴょん。」
うーちゃん「あと、よくわからないウ級以外はあんまり大したことないぴょん…」
88: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 00:35:06.31 ID:PPqTLWYo0
ホロウ棲姫「もう少し…だったのだがな。」
ホロウ棲姫「こいつらを操り、この鎮守府を滅茶苦茶にしてやろうとおもったのだが…」
ホロウ棲姫「少し気が急いたか…」
時雨「御託はいい、要は…キミがみんなを操っていた犯人だったんだね。」
時雨「許せないっ…絶対にここで倒してやる!!!」チャキッ
ホロウ棲姫「ほう…私を倒すか。」
ホロウ棲姫「駆逐艦・時雨」
ホロウ棲姫「あまり強い言葉を使うなよ。」
ホロウ棲姫「弱く見えるぞ。」ギンッ
時雨「」ゾクゥ
時雨「つ、つよい わたあめよりつよい」
ホロウ棲姫「こいつらを操り、この鎮守府を滅茶苦茶にしてやろうとおもったのだが…」
ホロウ棲姫「少し気が急いたか…」
時雨「御託はいい、要は…キミがみんなを操っていた犯人だったんだね。」
時雨「許せないっ…絶対にここで倒してやる!!!」チャキッ
ホロウ棲姫「ほう…私を倒すか。」
ホロウ棲姫「駆逐艦・時雨」
ホロウ棲姫「あまり強い言葉を使うなよ。」
ホロウ棲姫「弱く見えるぞ。」ギンッ
時雨「」ゾクゥ
時雨「つ、つよい わたあめよりつよい」
91: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 00:44:36.53 ID:PPqTLWYo0
提督「下がっていろ、時雨。」
提督「ここから先は、いかにオサレに戦えるかで勝敗が決まる」
提督「安心しろ。お前は俺が守る。」
時雨「ていとく…」
提督「ユクゾッ」
ホロウ棲姫「こい」
カキンッカキンッ カキンッカキンッ カキンッカキンッ カキンッカキンッ
時雨「すごい 字面で表せないような激しい戦いを繰り広げている…」
うーちゃん「ちょ、メタいぴょん!」
提督「ここから先は、いかにオサレに戦えるかで勝敗が決まる」
提督「安心しろ。お前は俺が守る。」
時雨「ていとく…」
提督「ユクゾッ」
ホロウ棲姫「こい」
カキンッカキンッ カキンッカキンッ カキンッカキンッ カキンッカキンッ
時雨「すごい 字面で表せないような激しい戦いを繰り広げている…」
うーちゃん「ちょ、メタいぴょん!」
92: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 00:50:15.87 ID:PPqTLWYo0
ホロウ棲姫「もらったぁ!」ドンッ
提督「ぐっ…」
ザシュッ
提督「ぐぁ…」
時雨「て、ていとく!!」
ホロウ棲姫「愚かな。人間ごときが我ら深海棲艦に勝てるとでも?」
提督「くっ」
提督「やはりキツイか……ここが刀剣乱舞の世界だったならまだしも…な。」
提督「仕方ない。」
提督「ぐっ…」
ザシュッ
提督「ぐぁ…」
時雨「て、ていとく!!」
ホロウ棲姫「愚かな。人間ごときが我ら深海棲艦に勝てるとでも?」
提督「くっ」
提督「やはりキツイか……ここが刀剣乱舞の世界だったならまだしも…な。」
提督「仕方ない。」
94: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 00:55:09.86 ID:PPqTLWYo0
提督「ホロウ棲姫。人間の、底力を見せてやろう。」
提督「絶望を目にしてなお、希望を見捨てない…人の強さ。」
提督「括目してみるがいい、これが俺の…」
提督「卍解-」
提督「五月雨改二未仮名(さみだれかいにまだかな)……」
ヒュゥゥゥゥゥン!!!!! ドドドドドド!!!!!!
提督「絶望を目にしてなお、希望を見捨てない…人の強さ。」
提督「括目してみるがいい、これが俺の…」
提督「卍解-」
提督「五月雨改二未仮名(さみだれかいにまだかな)……」
ヒュゥゥゥゥゥン!!!!! ドドドドドド!!!!!!
96: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 01:02:07.63 ID:PPqTLWYo0
時雨「す、すごい」
時雨「提督の刀が…五月雨ちゃんの主砲に…変わった…」
ホロウ棲姫「馬鹿なっ!!人間ごときが艦娘と同じ力を!!」
提督「いっただろう?」
提督「これが、人の可能性だ。」チャキッ
時雨「提督の刀が…五月雨ちゃんの主砲に…変わった…」
ホロウ棲姫「馬鹿なっ!!人間ごときが艦娘と同じ力を!!」
提督「いっただろう?」
提督「これが、人の可能性だ。」チャキッ
97: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 01:07:31.66 ID:PPqTLWYo0
提督「そして…この五月雨改二未仮名の力を教えておこう」
提督「五月雨改二未仮名は…これだけではとんでもなく弱い。五月雨ちゃんはドジっ娘だからな。」
提督「だが…守るべき仲間と共に戦うときは別だ。」
提督「その時は普段の何十倍もの力で戦うことが出来る。」
提督「それが…この五月雨改二未仮名の能力。」
提督「すまない! 時雨!卯月!力を貸してくれ!!」
時雨「わかった!」 うーちゃん「了解…!ぴょん!」
提督「五月雨改二未仮名は…これだけではとんでもなく弱い。五月雨ちゃんはドジっ娘だからな。」
提督「だが…守るべき仲間と共に戦うときは別だ。」
提督「その時は普段の何十倍もの力で戦うことが出来る。」
提督「それが…この五月雨改二未仮名の能力。」
提督「すまない! 時雨!卯月!力を貸してくれ!!」
時雨「わかった!」 うーちゃん「了解…!ぴょん!」
98: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 01:15:17.26 ID:PPqTLWYo0
ホロウ棲姫「や、やめろっ」
ホロウ棲姫「こいつら……力がどんどん…強まって…」
時雨「提督、僕のために…ありがとう。」
提督「なに。俺はいまでも…敬虔な時雨教徒だからな。」
提督「それに……俺はお前のことが好きだ。」
時雨「……うん。」
時雨「僕も。提督のこと、好きだよ。」
時雨「だから…僕も提督のこと支えてあげる。」
時雨「今も。そして、これからも。」
提督「…あぁ。」
うーちゃん「うーちゃんも忘れて欲しくないぴょん!」
提督「わかってるわかってる。」
提督「よし、ぶっ放すぞ!!!!!!!!」
ホロウ棲姫「やめろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ホロウ棲姫「こいつら……力がどんどん…強まって…」
時雨「提督、僕のために…ありがとう。」
提督「なに。俺はいまでも…敬虔な時雨教徒だからな。」
提督「それに……俺はお前のことが好きだ。」
時雨「……うん。」
時雨「僕も。提督のこと、好きだよ。」
時雨「だから…僕も提督のこと支えてあげる。」
時雨「今も。そして、これからも。」
提督「…あぁ。」
うーちゃん「うーちゃんも忘れて欲しくないぴょん!」
提督「わかってるわかってる。」
提督「よし、ぶっ放すぞ!!!!!!!!」
ホロウ棲姫「やめろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
99: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 01:19:28.01 ID:PPqTLWYo0
ドーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!
ホロウ棲姫「うぎゃーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ホロウ棲姫「こんなはずでは…どうして……私は…しかし…これは…なんだ…あたたかい…そうか…これが…」
ホロウ棲姫「心 か」
「」サラサラサラ…
ホロウ棲姫「うぎゃーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ホロウ棲姫「こんなはずでは…どうして……私は…しかし…これは…なんだ…あたたかい…そうか…これが…」
ホロウ棲姫「心 か」
「」サラサラサラ…
102: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 01:33:05.33 ID:PPqTLWYo0
ザァァァァァァ ビュゥゥゥゥゥゥ
提督「終わったな…」スゥゥ
時雨「そう…だね…」
うーちゃん「うーちゃん…つかれたぴょん…」
提督「これで、操られていた人々も全員元に戻るはずだ。」
提督「しかし残念ながら…操られていたころの記憶は戻らないだろう。」
提督「時雨教……また一からやり直しだな。」
時雨「ううん。もう…いいんだ。」
時雨「大切なのは…ただ与えられたものを信じることじゃない。」
時雨「自分が本当に信ずるに値するものを自力で見つけることだ。」
時雨「『僕の時雨教』はいらない。だって…」
時雨「みんながそれぞれに信じるものこそが彼らにとっての…『時雨教』なんだから。」
提督「ふふっ成長したな、時雨。」
提督「台風も来るし……雨が止むまで工廠でわたあめ製造機でも作っていようか。」
時雨「うん…/// 今夜ばかりは、雨…やまないといいな…///」
うーちゃん「うーちゃんは帰って寝るぴょん…」
提督「終わったな…」スゥゥ
時雨「そう…だね…」
うーちゃん「うーちゃん…つかれたぴょん…」
提督「これで、操られていた人々も全員元に戻るはずだ。」
提督「しかし残念ながら…操られていたころの記憶は戻らないだろう。」
提督「時雨教……また一からやり直しだな。」
時雨「ううん。もう…いいんだ。」
時雨「大切なのは…ただ与えられたものを信じることじゃない。」
時雨「自分が本当に信ずるに値するものを自力で見つけることだ。」
時雨「『僕の時雨教』はいらない。だって…」
時雨「みんながそれぞれに信じるものこそが彼らにとっての…『時雨教』なんだから。」
提督「ふふっ成長したな、時雨。」
提督「台風も来るし……雨が止むまで工廠でわたあめ製造機でも作っていようか。」
時雨「うん…/// 今夜ばかりは、雨…やまないといいな…///」
うーちゃん「うーちゃんは帰って寝るぴょん…」
103: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 01:35:52.52 ID:PPqTLWYo0
このあと滅茶苦茶わたあめ作って食べた
104: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 01:52:36.51 ID:PPqTLWYo0
後日談
時雨「あぁ、暇だなぁ」
うーちゃん「うーちゃんはぶっちゃけ暇じゃないぴょん。このあと遠征任務が控えているから忙しいぴょん。」
時雨「そうだ。提督にアホ毛擦ってもらいにいこうかな。」
時雨「うーちゃんも擦ってもらいなよ。癖になるよ。」
うーちゃん「残念ながら、うーちゃんのアホ毛に神経系は通ってないぴょん…」
時雨「そっかぁ もったいないなぁ」
提督「…すっかり元気になったな。時雨。」
初期艦・五月雨「そうですねぇ、ほんとによかったです。」
提督「大丈夫だ。時雨…お前には俺がずっとついてるからな。」
五月雨「ふふっ…ちょっと嫉妬しちゃうかも…」
提督「仕方ないだろ? だってさ。」
提督「あいつは…大天使時雨なんだからな!」
おわり
時雨「あぁ、暇だなぁ」
うーちゃん「うーちゃんはぶっちゃけ暇じゃないぴょん。このあと遠征任務が控えているから忙しいぴょん。」
時雨「そうだ。提督にアホ毛擦ってもらいにいこうかな。」
時雨「うーちゃんも擦ってもらいなよ。癖になるよ。」
うーちゃん「残念ながら、うーちゃんのアホ毛に神経系は通ってないぴょん…」
時雨「そっかぁ もったいないなぁ」
提督「…すっかり元気になったな。時雨。」
初期艦・五月雨「そうですねぇ、ほんとによかったです。」
提督「大丈夫だ。時雨…お前には俺がずっとついてるからな。」
五月雨「ふふっ…ちょっと嫉妬しちゃうかも…」
提督「仕方ないだろ? だってさ。」
提督「あいつは…大天使時雨なんだからな!」
おわり
105: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 02:03:55.85 ID:PPqTLWYo0
ここまで読んでくださってありがとうございました。
ホントは、明石に巨大なわたあめを作ってもらって…時雨たちが台風と戦う話もやりたかったのですが…尺の都合上カットしました。はい。当然嘘です。
ぽいぽい教はあるのに…どうして、時雨教という宗教は話に聞かないんでしょうね?それは不思議に思います。
そして、五月雨改二はいつか来るのでしょうか? 卯月改二も期待しています。
改めまして、ありがとうございました。また、機会があればよろしくお願いします。
では。
ホントは、明石に巨大なわたあめを作ってもらって…時雨たちが台風と戦う話もやりたかったのですが…尺の都合上カットしました。はい。当然嘘です。
ぽいぽい教はあるのに…どうして、時雨教という宗教は話に聞かないんでしょうね?それは不思議に思います。
そして、五月雨改二はいつか来るのでしょうか? 卯月改二も期待しています。
改めまして、ありがとうございました。また、機会があればよろしくお願いします。
では。
107: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 02:07:43.84 ID:PPqTLWYo0
↓似ているようで似てない、全くもって関係性のないお話
時雨「恐怖のアホ毛狩り」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474613841/
【艦これ】うーちゃん探偵団!
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475315528/
時雨「恐怖のアホ毛狩り」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474613841/
【艦これ】うーちゃん探偵団!
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475315528/
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/25(火) 02:19:50.69 ID:0KqTG3oA0
乙
>>1がオサレな漫画が好きなことは伝わった
>>1がオサレな漫画が好きなことは伝わった
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/25(火) 09:05:16.35 ID:NkFXiyXQO
乙です。
とりあえずコーヒーとかウーロン茶が飲めるのか気になる、紅茶だけがダメなのか?
とりあえずコーヒーとかウーロン茶が飲めるのか気になる、紅茶だけがダメなのか?
111: ◆fv0Hu3TKLg 2016/10/25(火) 13:56:53.34 ID:PPqTLWYo0
>>110 コーヒーもウーロン茶も大丈夫です。 普通の紅茶もちょっと飲むだけならまぁ苦手ですけど大丈夫です。 ただ、ミルクティーだけはヤバいです。
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/25(火) 19:26:47.43 ID:4PQ3fwqp0
瑞雲教の俺に死角はなかった
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477277805/
Entry ⇒ 2016.10.31 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
ローズヒップ「ペパロニさんと片想い同盟結成ですわー!」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:22:46.71 ID:0B16tgYxO
スマホでスレ立て
次からPCで書き込みます
次からPCで書き込みます
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:23:47.07 ID:58MdPDavo
ガルパンSS
※百合要素あり
※キャラ崩壊あり なので苦手な方は注意です
呼称とか変な部分があったら脳内補完お願いします
↓前に書いたSSです
みほ「会長のだいしゅきホールドの腰の感触が忘れられない」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468845015/
みほ「聖グロリアーナが選ぶベスト百合カップルランキング?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471268351/
ダージリン「ペコの下剋上。つまりペ剋上ね」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472484921/
みほ「お姉ちゃんは天然ジゴロ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476542161/
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:24:51.61 ID:58MdPDavo
【聖グロリアーナ女学院】
ペパロニ「おおー、ここが今回の作戦室っすか~」
ローズヒップ「ようこそですわー!」
ペパロニ「やっぱアンツィオの学園艦とは雰囲気が違うっす!この部屋なんて特にっすけど、なんか聖グロリアーナっぽい部屋っすねぇ!」
ローズヒップ「どの辺がですの?」
ペパロニ「いや、それはわかんないんすけど」
ローズヒップ「あらら?特にって言ったのに不思議ですわー!ペパロニさんがわかんないならわたくしもわかりませんわー」
ペパロニ「そんなわからない二人っすけど、今回も頑張るっすよー!」
ローズヒップ「ですわー!」
ペパロニ「まずは前回の結果からっすよね」
ローズヒップ「ええ!ではわたくしから発表しますわ」
ペパロニ「確か目標は……『ダージリンさんに頭を撫でてもらう』だったっすよね?」
ローズヒップ「正解ですわー!ダージリン様に好きになってもらうには、段階が必要ですからぁー!」オホホホ
ペパロニ「頭撫でてもらったら4面クリアみたいなもんっすね!で、どうだったんすか?」
ローズヒップ「お教えしますわ!わたくしはまず……――――」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:27:42.87 ID:58MdPDavo
~~~~~~~~~~~~~~~
【聖グロリアーナ女学院】
ローズヒップ「ダージリン様ぁー!」
ダージリン「どうしたのローズヒップ。大きな声を出して」
ローズヒップ「ジュースを買うべきですわー!」
ダージリン「……はい?」
ローズヒップ「今こそ買うべきですわー!」
ダージリン「………………どうしてかしら?」
ローズヒップ「え?それは…………と、とにかく買ったらわかりますわー!」
ダージリン「何が何やらよくわからないけれど……そうね、少し喉も乾いているし、買うわ」
ローズヒップ「さすがダージリン様ぁー!ですわぁー!」
ダージリン「どちらかと言えば大声で購入を促したあなたの方が喉が渇いてそうだけれど……」
ローズヒップ「ささ、どうぞこちらに!自販機がおりますので」ススッ!
ダージリン「ええ。ふむ…………どれにしようかしら?」サッ(財布を出す)
ローズヒップ「今ですわー!!」ガバッ!(ダージリンの財布をひったくる)
ダージリン「えっ!?」
ローズヒップ「小銭小銭…………ありましたわ」ガサゴソ
ダージリン「ローズヒップ、あなた何を……」
ローズヒップ「よいしょ、よいしょ…………できましたわ……」ホゥ(小銭を頭の上に乗せる)
ダージリン「お財布を奪うなんて、人の紅茶に砂糖をドバドバと入れるような行為よ?とても嫌」
ローズヒップ「お財布はお返ししますわ」サッ
ダージリン「え?」
ローズヒップ「……ということで……」
ダージリン「?」
ローズヒップ「ダージリン様ぁー!お金をお拾いくださいませー!わたくしの頭の上に落ちた小銭をーーー!!」ズイ
ローズヒップ(こうすればダージリン様はわたくしの頭に手を乗せますわ!その隙にわたくしが頭を動かせば、ナデナデされたのと全くおんなじ!びた一文変わんねーですわー!)オホホホ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:30:46.54 ID:58MdPDavo
ダージリン「…………ローズヒップ。あなた何を言っているの?」
ローズヒップ「『ダージリン様ぁー!お金をお拾いくださいませー!わたくしの頭の上に落ちた小銭をーーー!!』と言いましたわー!」
ダージリン「文言についての問いではなくてよ。行為についてのことなの」
ローズヒップ「行為?」
ダージリン「人の財布を奪い、小銭を抜き、頭の上に乗せ、それを拾うよう促す。一連の流れがあまりにも不可解で理解しづらいわ」
ローズヒップ「いえ!大丈夫ですわ!」
ダージリン「何に対しての大丈夫なのかしら……でもローズヒップのこの自信。一片の迷いもない……もしかしたら間違っているのは私の方かもしれないわね……常識を疑えと先人たちは言いました」フムフム
ローズヒップ「とにかく!さあ!頭に手を!」
アッサム「ローズヒップ……一体何をしているの?」
ローズヒップ「あら?この声は…………あ!アッサム様?ごきげんようですわー!」オホホホ
アッサム「………………ご機嫌、悪いわ」ジロリ
ローズヒップ「ですの?そういう時には映画を観て気分転換するといいですわー!ジョーズとか!」
アッサム「あなたがおかしなことをしているから機嫌が悪いのです!そして怖い映画は嫌!」
ローズヒップ「あらら……わたくし怒られてますわー……この時期こうゆーの多いですわー」
アッサム「見ていましたよ?いきなりダージリンの財布をかすめ取るなんてありえません!何を考えているの!」
ローズヒップ「普段は色んなこと考えてますわー。あ、昨日の夜は今度出る雑誌の…」
アッサム「今!」
ローズヒップ「今ですの?今はアッサム様の声が大きいですわー、と」
アッサム「あなた……」ワナワナ
ダージリン「まあまあ、落ち着きなさいアッサム」
アッサム「落ち着いていられません!そもそも何故ダージリンが落ち着いているのですか!」
ダージリン「取り乱すのは優雅ではないからよ」
アッサム「……その姿勢は立派ですけれど、時と場合によって使い分けてください。例えば旅行先でもそのスタンスを貫いていたら泣きを見る時がきっと来ますよ」
ダージリン「…………じゃあどこにも旅行に行かないわ。ずっと聖グロリアーナ」ウフフ
ローズヒップ「それ採用ですわー!」
アッサム「…………」ハァ..
~~~~~~~~~~~~~~~
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:32:27.26 ID:58MdPDavo
ローズヒップ「ということですわー!めでたしめでたし!」オホホホ
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ「……………あら?」
ペパロニ「うーむ…………」
ローズヒップ「?どうしたんですの?うーむなんて言って」
ペパロニ「だって、めでたしめでたしって言うわりに美味しい物とか食べてないじゃないっすか」
ローズヒップ「あ……」ハッ!
ペパロニ「金銀財宝も無かったし。それじゃダメっすよー」
ローズヒップ「……面目ありませんわー」シュン
ペパロニ「あ!それと、今気付いたんすけど、ダージリンさんに撫でてもらってないっすよね?目的果たしてないっす」
ローズヒップ「あ……」ハッ!
ペパロニ「ローズヒップさ~ん、ナンセンスっすよ?」
ローズヒップ「ええ……確かにナンセンッスッスですわー……」シューン
ペパロニ「違うっす。ナンセンスっすっす」
ローズヒップ「ナンセンすっすす」
ペパロニ「ナンセンッス」
ローズヒップ「ナンセンスっす」
ペパロニ「違うっす。ナンセンッスス」
ローズヒップ「ムズイですわー」
ペパロニ「しょうがないっすねぇ」アハハ
ローズヒップ「じゃあペパロニさんはどうでしたの?」
ペパロニ「お、私の番っすね?」
ローズヒップ「ペパロニさんの目標は確か『アンチョビさんに抱きしめてもらう』ですわよね?」
ペパロニ「その通りっす!アンチョビ姐さんにハグされたいっすから!」
ローズヒップ「ああ……よくわかりますわその気持ち。わたくしもダージリン様に抱きしめてもらえたらハッピーですもの」ハフゥ
ペパロニ「そう!ハッピー!そのハッピーを目指してきたっす!だから私は……――――」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:35:47.66 ID:58MdPDavo
~~~~~~~~~~~~~~~
【アンツィオ高校】
ペパロニ「アンチョビ姐さん!」ガッシリ
アンチョビ「ん?どうしたペパロニ…………って、何を持ってるんだ?」
カルパッチョ「バケツですね……中身は?」
ペパロニ「氷水っす」
アンチョビ「氷水?何に使うんだ?」
カルパッチョ「お料理でしょうか?でもそれならバケツではなく専用の容器に入れますよね……」
ペパロニ「何に使うか?その答えは………………これっす!」バシャァ!!
アンチョビ・カルパッチョ「!!?」
ペパロニ「うぅ……冷てぇえ……」ガタガタガタガタ..
アンチョビ「ど、どうしたんだ急に!何故氷水を被るんだ!」
カルパッチョ「あえて今アイスバケツチャレンジかしら?」
ペパロニ「へ、へへ……」ニヤリ
ペパロニ(これで私はびしょ濡れっす。こうすればアンチョビ姐さんは服にしみこんだ水を絞るために私をギューッてハグしてくれるはずっす。これぞ雑巾理論!)
アンチョビ「…………震えながら笑ってるぞ」
カルパッチョ「は、はい……ちょっと不気味です」
♪~
カルパッチョ「あら?電話?」
カルパッチョ「あ!たかちゃんからだわ!」パァァ..
ペパロニ「………………」ポタポタポタポタ..
ペパロニ(さあ!アンチョビ姐さん!さあ!)
アンチョビ「まぁ……何がしたいのかわからんが、風邪引かないようにな」テクテク
ペパロニ「!?ま、待ってくださいっす!」タタタタ!!
アンチョビ「ぅわあ!?ビックリした!急に近寄るな!っ……水が服にかかっちゃったじゃないか!」
ペパロニ「それもこれも、私が濡れてるからっす!」
アンチョビ「そうだな!!」
ペパロニ「高校生にもなって道端でびしょ濡れなんて変じゃないっすか。こんな私をどうしたらいいっすかね?」
アンチョビ「知るか!お前がいきなり水被ったんだろ!」
ペパロニ「それは…………この場合経緯はどうでもいいじゃないっすか!」
アンチョビ「大事だろ!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:37:11.94 ID:58MdPDavo
ペパロニ「もう!あー言えばこう言うドゥーチェだなあ!じゃあはっきり言うっす!ドゥーチェ、私の服を絞ってほしいっす!」
アンチョビ「はあ?」
ペパロニ「だから、私の服を絞ってほしいんすよー。こう……ハグして、ギューッて」
アンチョビ「……なんでそんなことしなきゃいけないんだよ」
ペパロニ「だって私びしょ濡れになっちゃったんすよ?こんな格好じゃ帰れないっすよー」
アンチョビ「不運みたいな言い方するな!お前の脚本だろうが!」
ペパロニ「ドゥーチェ。大事なのは、どうしてこうなったかじゃなくて、これからどうするのかっすよ?」
アンチョビ「自業自得の根源が言うセリフじゃない!」
ペパロニ「そっすかねぇ?ま、とにかく、ハグをお願いするっす」
アンチョビ「だからなんで私が……」
ペパロニ「まあまあ……」アハハ
ペパロニ(……いい調子っす。このままお喋りしてれば、きっとアンチョビ姐さんはハグしてくれるっす)フフフ
アンチョビ「むう……だが確かにこのまま放っておくわけにもいかない……」
ペパロニ(おお!これは……いけるっす!)ニヤリ
カルパッチョ「…………ドゥーチェ」
アンチョビ「ん?なんだ?」
カルパッチョ「……私がハグします」
アンチョビ「え?」
ペパロニ「へっ?」
カルパッチョ「………………」ザッ
ペパロニ「あ、あの……」
ペパロニ(思ったのと違う展開っす……というか、カルパッチョの顔が怖いっす……)ゴクリ
アンチョビ「な、なあ。そもそもハグしなくても服だけ絞るとか、服を借りるとかドライヤーとか方法は……」
カルパッチョ「……ちゃんの……」ボソ
ペパロニ「ん?」
カルパッチョ「たかちゃんの浮気者ー!!!」ギュゥゥウゥ!!!!
ペパロニ「ぐぇっ!?」
カルパッチョ「前から約束してたのにー!!私より友達を優先するなんてひどい!!」ギュゥゥゥゥ!
ペパロニ「が……はっ……」メリメリメリ..
アンチョビ「お、おいカルパッチョ。その辺に……」
カルパッチョ「ばかーーーー!」ギリギリギリギリ..
ペパロニ「ぶくぶくぶくぶく……」キュゥ..
アンチョビ「わあああ!泡吹いてるぞぉ!?ストップストップ~!」アタフタ
~~~~~~~~~~~~~~~
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:39:33.65 ID:58MdPDavo
ペパロニ「いやあー、あのあと目が覚めたら体中が痛くて……口の周りにはメレンゲみたいなのできてたし、まいったまいった」アッハハハ
ローズヒップ「タッチの差でしたわね」
ペパロニ「ホントっす。もうちょっとだったのになー」
ローズヒップ「ですわね。わたくしも紙一重でしたし、お互いに惜しかったですわー」
ペパロニ「でも見せ場は作ったっすよね!」
ローズヒップ「そのとーり!ばんざーい!」
ペパロニ「ばんざーい!」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ「では次の目標は何にします?」
ペパロニ「そうっすねー……」
ローズヒップ「…………あ!」
ペパロニ「何かいいアイデア思い付いたっすか?」
ローズヒップ「距離感って大事ですわよね?」
ペパロニ「確かに!ゴルフとか、カップまでのヤードがどうたらってごちゃごちゃ言ってるっす。それによってクラブを変えてるっすよ!」
ローズヒップ「でしょう!?それと同じで、ダージリン様のそばには、超ほとんどオレンジペコさんがいますわ!だからダージリン様はオレンジペコさんと仲良しですわ!」
ペパロニ「つまり……オレンジペコさんはパターっすね!?」
ローズヒップ「多分そうですわ!なので、わたくしもダージリン様のすぐそばにずーーーっといれば……」
ペパロニ「パターになれる!」
ローズヒップ「イグザイル!その通りですわー!」
ペパロニ「おおお!英語を使いこなしている……!やべーっす!」
ローズヒップ「おほほほほ!エルとアール!ですわー!」
ペパロニ「つまり……英語を使いまくればダージリンさんに好かれる。そういう作戦っすね?」
ローズヒップ「違いますわー!あっ、好かれはしますわ。でも今のは違いますわ。あ、この違いますわは好かれないわけじゃないですわってことですわ。ただ作戦が違うということですの。そしてその違う作戦というのは英語を使うやつじゃないのですわー」
ペパロニ「なるほど。一個もわかんないっすけど、納得はしたっす」
ローズヒップ「よかった……ホッと一安心。穏やかな気持ちですわー」フィー..
ペパロニ「………………で、結局は?」
ローズヒップ「え?あー…………えっと………………あ、そう!ダージリン様のすぐ近くにいれば好きになってもらえますわ!ってことですわ!」
ペパロニ「あ、そういうことだったんすか。なるほど。でもそれは言えてるっすね。今回は私も同じようにやってみるっす!」
ローズヒップ「ではお互い……」
ペパロニ「恋の……じょうじ?じょるじゅ?まあそんなやつのために頑張るっすよ!」
ローズヒップ「おーですわー!!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:40:27.27 ID:58MdPDavo
二週間後
【アンツィオ高校】
ローズヒップ「結果発表!」
ペパロニ「ですわー!っす!」
ローズヒップ「わあ!わたくしがいますわー!」
ペパロニ「おほほほ!ごめんあそびますわー!っす!」
ローズヒップ「それならわたくしも!おほほほっす!」
ペパロニ「うわあ!?私がいるっす!」
ローズヒップ「パスタうめーっす!アルデンテっす!」
ペパロニ「私でしかないじゃないっすかぁ……やるなぁ……!」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ「では……結果を発表しますわ!」
ペパロニ「どぞっす!」
ローズヒップ「前回、ペパロニさんと誓って以来、わたくしはダージリン様のおそばを離れないよう努めましたわ。そして……――――」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:42:40.91 ID:58MdPDavo
~~~~~~~~~~~~~~~
ダージリン「………………」
ローズヒップ「……………」
ダージリン「……ローズヒップ」
ローズヒップ「はい!なんですかダージリン様ぁ!」
ダージリン「どうしてこんなに近くに?」
ローズヒップ「ダージリン様の近くにいたいからですわー!」
ローズヒップ(しかも今はオレンジペコさんが用事でいませんわー!チャンスですわー!)オホホ
ダージリン「そう言ってくれるのは嫌な気分ではないのだけれど……あまりにも近すぎないかしら?」
ローズヒップ「そうですの?」
ダージリン「肩にあなたのあごが乗っている時点でかなりの密着度よ」
ローズヒップ「なるほど……」
ダージリン「そしてあなたが紅茶をこぼすたび、背中周りが濡れてゆく。これは困るわ」
ローズヒップ「確かに……今すぐお拭きしますわ」フキフキ
ダージリン「ありがとう。でも……」
ローズヒップ「?」フキフキ
ダージリン「これほどまでにくっつかれると日常生活に支障をきたすわ。離れてくれないかしら?」
ローズヒップ「でも……」
ローズヒップ(離れたら好きになってもらえませんわー)
ダージリン「…………離れる気がないのなら、実力行使しかないわね」
ローズヒップ「え?」
ダージリン「っ!」ダッ!
ローズヒップ「!!」
ローズヒップ(ダージリン様が走った!?おトイレが近い時以外は決して走らない、優雅なダージリン様が!って、こうしちゃおれませんわ!すぐに追いついて、肩にあごを乗せなければ!)タタッ!
ダージリン「っ…………」タタタ
ローズヒップ「ホイッ!」トンッ..
ダージリン「……あ」
ローズヒップ(よし!追いつきましたわ!あご乗せ成功ですわ!)フゥ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:45:49.00 ID:58MdPDavo
ダージリン「……乗せられてしまったわね。けれどまだまだこれから。振りきってみせるわ」ダッ!
ローズヒップ(っ……角を右に左に……でもなんとか食らいつけてますわ)クッ..
ダージリン「……………」タッタタッ
ダージリン「……………」タタッタタ
ダージリン「…………………………」
ローズヒップ(やった!ダージリン様が止まりましたわ!)
ダージリン「…………痛い……肩が痛いわ」
ローズヒップ「ほ?」
ダージリン「あごを乗せられたまま走り続けて……角を曲がる度にあごが筋肉にゴリゴリとめり込んで本当に痛い。こんなに痛いなんて信じられないわ」ウル..
ローズヒップ「!!」
ローズヒップ(ダージリン様が涙目に!これはいけませんわ!謝らなければ!)
ローズヒップ「あ、あのっ……ダージリン様!ごめんなさいですわ!その……わざとじゃないのですわ!」
ダージリン「……偶然、あごを乗せ続けてしまったと?」
ローズヒップ「はい!追いかけたのもたまたまで……振りきられないように頑張ったのも偶然ですわ!」
アッサム「そんなはずがないでしょう」ザッ
ローズヒップ「はっ……あ、アッサム様!?」
アッサム「あなたは……またダージリンに迷惑を……」
ローズヒップ「そんなことは……ただ四六時中ダージリン様の肩にあごを乗せていただけで……」
アッサム「それが迷惑以外の何物でもないのです!!」
ローズヒップ「……………はい……」
ローズヒップ(ダージリン様に好かれるどころか痛みを与えてしまいましたわー……反省ですわー……)
アッサム「ローズヒップ。あなたはまったく……」ガミガミ
ローズヒップ「…………」シューン
~~~~~~~~~~~~~~~
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:46:39.52 ID:58MdPDavo
ローズヒップ「……というわけですわー!」
ペパロニ「あちゃー」
ローズヒップ「大失敗でしたわー!おほほほほ!」
ペパロニ「順番の入れ違いっすね。角を曲がったあとにあごを乗せてれば……」
ローズヒップ「ホントその通りですわー!それで、ペパロニさんはどうでした?」
ペパロニ「ふっふっふ。私はローズヒップさんとはまた違ったやり方で距離を詰めたっすよ!」
ローズヒップ「ほー。どんなやり方ですの?」
ペパロニ「アンチョビ姐さんの超近くにいるってのは同じなんすけど、私の場合はアンチョビ姐さんの前にいたっす!」
ローズヒップ「前!?目からウロコですわ!」
ペパロニ「へへん!」
ローズヒップ「結果はどうなりましたの!?」
ペパロニ「それは……――――」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:48:52.02 ID:58MdPDavo
~~~~~~~~~~~~~~~
【アンツィオ高校】
アンチョビ「………………」テクテク
ペパロニ「…………………」チラチラ(半歩後ろのアンチョビの様子を窺いながら歩く)
アンチョビ「………………」スッ
ペパロニ(!右に曲がった!?なら私もっす!)ススッ!
アンチョビ「むぎゅ!」
ペパロニ(ふう……なんとか背中で止められたっす……追い抜かれるわけにはいかないっすからね)
アンチョビ「いただきまー…」
ペパロニ「」スッ
アンチョビ「…………おい。なんで私の膝の上に座る。パスタが食べられないだろ」
ペパロニ「あ、私越しにどうぞっす」
アンチョビ「はああ!?」
アンチョビ「では今日の練習の内容を発表する!」
ペパロニ「」スッ
アンチョビ「!?」
ペパロニ「………………」(アンチョビを完全に隠すように前に立つ)
アンペパロニ「」サッ(ペパロニの右から顔を出すアンチョビ)
ペパロニ「」スッ(アンチョビを完全に隠すように前に立つ)
ペパロニチョビ「」サッ(ペパロニの左から顔を出すアンチョビ)
ペパロニ「」スッ
アペパロニ「」サッ
ペパロニ「」スッ
ペパロニョビ「」サッ
ペパロニ「」スッ..
ペパロニ「……………………」
ペパロニ(よし!今のは我ながら上手くいったっす!完全にアンチョビ姐さんを封じ込めたっす)ヨシ!
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:50:44.73 ID:58MdPDavo
アンチョビ「……なあペパロニ」
ペパロニ「なんすか?」
アンチョビ「正直に言うぞ。常に私の前に立たれるの、ホント邪魔だ」
ペパロニ「……え?」
アンチョビ「ノリでも勢いでもなく、冷静に言う。邪魔だ」
ペパロニ「またまたぁ~!ドゥーチェのお調子者ぉ~」
アンチョビ「とぼけるのは無理があるだろ!」
ペパロニ「えー」
アンチョビ「さっき言われたんだ。『今日のドゥーチェ、ツインテール部分しか見えてなかったですよ』ってな」
ペパロニ「上手い!座布団一枚っす!」
アンチョビ「上手くない!なんにもかかってないだろ!というか、なんで私の前に立つんだ!ドゥーチェの座を奪おうとしてるのか!?」
ペパロニ「そんなわけないじゃないっすかー。私はただドゥーチェの前に立とうとしただけっす」
アンチョビ「だからそれがなんでなんだよ!」
ペパロニ「………………」
ペパロニ(アンチョビ姐さんに好かれたいから、とは言いづらいっすよねぇ……となれば)
ペパロニ「ドゥーチェの前に立ちたかったからっす」
アンチョビ「だからそれがなんでなんだよ!何度でも言うぞ!」
ペパロニ「どうぞっす」
アンチョビ「ぬああああ!!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:52:42.87 ID:58MdPDavo
ペパロニ「」フフン
ローズヒップ「………………でも結局何も進展してないですわよね?」
ペパロニ「あっ……」ハッ
ローズヒップ「……好きな人の近くに立つのって意外とムズイんですのね」
ペパロニ「マジその通りっす。いや、立つだけなら割とイケるんすけど、なんか怒られるんすよねー……アンチョビ姐さん元気に怒鳴ってたなぁ……」
ローズヒップ「わたくしの場合、ダージリン様はそうでもなかったですけど、アッサム様がヒステリーでしたわー」
ペパロニ「リボンしてる人って怒りっぽいんすかね?」
ローズヒップ「新説ですわね!でも確かにぽいっぽいですわ!」
ペパロニ「だったらリボンをどうにかしないといけないんすかね?でも高い木の枝とかに結んで取れなくしたら怒るだろうしなー……色々ややこしいっす…………あ!」
ローズヒップ「?なんですの?」
ペパロニ「そうそう、今日はパスタを作ってきたんすよ!」
ローズヒップ「パスタ!」ワァ!
ペパロニ「話し合いはこれくらいにして一緒に食べるっす!」
ローズヒップ「やったー!美味しそーですわー!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:53:38.03 ID:58MdPDavo
一週間後
【聖グロリアーナ女学院】
ペパロニ「前の集まりから一週間経ったっすけど……」
ローズヒップ「……前回はパスタで大盛り上がりした結果、ダージリン様とアンチョビさんにどうアプローチするかの話し合いをせずに解散しましたわね」
ペパロニ「無策ってやつっすね……」
ローズヒップ「ですわ……」
ペパロニ「……どうだったっすか?何か進展とか……」
ローズヒップ「……進展以前に、ちょっとした問題が……」ハァ
ペパロニ「問題?」
ローズヒップ「ええ。数日前の話ですわ……――――」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:54:57.00 ID:58MdPDavo
~~~~~~~~~~~~~~~
【聖グロリアーナ女学院】
ローズヒップ「んー………なんかお腹の調子が悪いですわー」ギュルルルル..
ローズヒップ「テレビの占いでわたくしの星座の運勢が悪かったせいなのかしら……それとも、お腹出しっぱなしで寝てたせいか……謎は深まるばかり」フゥ
ローズヒップ「パッパと治したいですわー。でもどうすれば…………あ」ハッ
ローズヒップ「そうですわ!こういう時はスマホが便利ですわー!」
ローズヒップ「しかも!声で検索できてしまう!笑いが止まりませんわー!」
ローズヒップ「さて……音声の認識のあれにして……と。よし」ピッ
ローズヒップ「」コホン
ローズヒップ「『下痢、許して』」
ポンッ
ローズヒップ「…………んー?胃腸科の案内しか出ませんわー」
ローズヒップ「じゃあ次は『下痢、もう二度と』」
ローズヒップ「……これも胃腸科の案内……なら今度は」
ローズヒップ「『下痢さえなければ』」
ローズヒップ「……これもですの!?」
ローズヒップ「『下痢、見逃して』、『下痢、運命』、『下痢、助けて』……」
ローズヒップ「…………どれもダメですわー」ハァ
ローズヒップ「………………ダージリン様ならこういう時どうするのでしょう……」
ローズヒップ「あ!」ピーン
ローズヒップ「こうすればいいのですわ!もう一度音声のあれで……」ピッ
ローズヒップ「『ダージリン様、下痢』」
ザワッ..
ローズヒップ「……んー……ダメですわね……じゃあ次!」
ローズヒップ「『ダージリン様、下痢、耐え方!』」
ザワッザワッ..
ローズヒップ「これもダメ……次ですわ次!」
ローズヒップ「『お腹痛い時のダージリン様!』」
ローズヒップ「………………むぅぅ……これもですの!?」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:55:52.36 ID:58MdPDavo
ローズヒップ「『ダージリン様、漏らす前にすること!』、『ダージリン様、下痢、練習!』、『ダージリン様と下痢の相性!』、『お腹がグルグル鳴った時にダージリン様はどうする!』」
ザワザワザワザワ!
ローズヒップ「…………こんなに聞いてもダメですのー?つれないですわー」ハァ..
アッサム「…………ローズヒップ」
ローズヒップ「あら。アッサム様。おはようございます。よい天気ですわねー」
アッサム「………………」
ローズヒップ「?お顔が怖いですわー。辛い日々を過ごしてますの?」
アッサム「……耳を澄ましてごらんなさい」
ローズヒップ「?はい」
ローズヒップ「………………」
女生徒A「ダージリン様が下痢らしいわよ」
女生徒B「しかも漏らすとかなんとか……」
女生徒C「なんでも四六時中下痢してるみたい……」
女生徒D「お菓子が痛んでるとか?」
女生徒E「高貴なダージリン様が下痢だなんて……ちょっと幻滅ですわ」
ローズヒップ「うーん……そこら中から下痢下痢って声がしますわー……はしたないですわねー」ヤレヤレ
アッサム「あなたが原因です!」ズイイイ!
ローズヒップ「へ?」
アッサム「自分の声の大きさに気付いていないようね……」ハァ..
ローズヒップ「??」
アッサム「……とにかく、私はこれから誤解を解くために動くわ。ローズヒップ、あなたも協力しなさい」
ローズヒップ「はあ……よくわかりませんけど、アッサム様に協力しますわー」
アッサム「あなた……!いえ、いいわ。ついてきなさい」
ローズヒップ「はーい」
~~~~~~~~~~~~~~~
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:57:49.03 ID:58MdPDavo
ローズヒップ「……結局、そのあとでダージリン様にも怒られましたわ……後輩から、プレゼント用にラッピングされた大量の正露丸を渡されたのが恥ずかしかったみたいですわー」
ペパロニ「えー?買わなくてすむから嬉しい誤算だと思うんすけどねー」
ローズヒップ「ちなみにペパロニさんは下痢の時どうしてますの?」
ペパロニ「気付いたら治ってるっすね。下痢なのを忘れちゃうんすよ」
ローズヒップ「おおー……かっこいいですわー!スポーツ人間がたまに入るというゾーンってやつですわね!」
ペパロニ「まあ、そうとも言うっすね。ゾーンをくらえっ!ってね」ヘヘ
ローズヒップ「それで、ペパロニさんはアンチョビさんとどうでしたの?何かいいことありました?」
ペパロニ「そうそう、ふと思いついた作戦があって、それを実行したっす」
ローズヒップ「ふと!ふとはすごいですわ!どんな作戦ですの!?」
ペパロニ「ノリでキスするんす!」
ローズヒップ「はー……ロマンチックですわー」
ペパロニ「あれは二日前のことっす……――――」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:58:43.81 ID:58MdPDavo
~~~~~~~~~~~~~~~
【アンツィオ高校】
ペパロニ「!」
ペパロニ(考えてみたらアンツィオの流儀はノリと勢いっす!ということは、ノリと勢いがあればキスしてもいいはず!)チラ
アンチョビ「」ハーッ!
ペパロニ(……今、アンチョビ姐さんは戦車道のメンバーのテンションを上げるためにムチをプルプル振ったりしてるっす。これはチャンス)スッ
アンチョビ「ん?」
カルパッチョ「ペパロニさん?」
ペパロニ「……みんな!これがドゥーチェだ!!」
アンチョビ「は?おいおい、急にどうした?」
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」
生徒たち「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」ワアァアァアア!!
アンチョビ「お、おお……」
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」チラ
アンチョビ「………………」
生徒たち「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」ワアァアァアア!!
アンチョビ「私がドゥーチェだぁあああ!!」
ペパロニ(よし!アンチョビ姐さんがテンションマックスっす!今なら!)
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 22:59:43.58 ID:58MdPDavo
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」スッ
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」スススッ
ペパロニ(こうして近付いて……)
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」
アンチョビ「はははは!私に任せろー!」
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」
アンチョビ「イィイイイイヤッホーーーイ!!!」
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」ガシッ(両手でアンチョビの頬を押さえる)
アンチョビ「ん?おい、どうしてほっぺを……」
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」スーーーーッ(目を閉じてキスしにいく)
アンチョビ「うおおおおおお!!?」ペチーン!
ペパロニ「わぶっ!?」
ペパロニ(ビンタされたっす……そんな痛くないっすけど……)
アンチョビ「な、な、なにするんだ急に……///」
ペパロニ(……こういう場合は…………)
ペパロニ「……………………」
アンチョビ「……お、おい、なんとか…」
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」
アンチョビ「え?」
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」スーーーーッ(目を閉じてキスしにいく)
アンチョビ「だからやめろって!」ペチーン!
ペパロニ「あいたっ!うー……ノリ悪いっすよー」
アンチョビ「の、ノリだとぅ!?ノリで……その…………き、き……きすなんてできるかぁ!」カァァ..
ペパロニ「それができるのがドゥーチェっす!」
アンチョビ「はああ!?」
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」
アンチョビ「だからするかーーーっ!!」
~~~~~~~~~~~~~~~
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:01:46.54 ID:58MdPDavo
ペパロニ「そのあと、アンチョビ姐さんとカルパッチョにず~~っと説教されたっす」ハァ
ローズヒップ「ということは、ダージリン様にも通用しないですわねきっと」
ペパロニ「そうっすねー。ダージリンさんはアンチョビ姐さんよりノリ悪いっすから」
ローズヒップ「そんなことないですわ!」
ペパロニ「え?マジっすか?ダージリンさん、ノリいいんすか」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「…………………?」
ローズヒップ「わたくしの負けですわ」
ペパロニ「やっぱりー!なんで張り合ったんすかー。絶対勝ち目ないじゃないっすか」アハハ
ローズヒップ「悔しかったんですわー!勝ちたかったのですわ~あ~」
ペパロニ「あっははは!なんなんすかもう!ローズヒップさん可愛いっすねー」ナデナデ
ローズヒップ「むぅー!そんなこと言われても嬉しくないですわー!お情けムヨーですわー!撫で返してやりますわー!」ナデナデナデ!
ペパロニ「おろろろ……撫で方が強いっす!」ワワワ
ローズヒップ「ハゲあそばせ!」ナデナデナデ!
ペパロニ「なにおー!そっちこそハゲろっす!」ナデナデナデ!
ワイワイキャッキャ
ローズヒップ「はー……疲れましたわー……立ってるのも辛いので座りますわー………」グデーン
ペパロニ「私もそうするっす」ダラーン
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ「………………」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:03:44.11 ID:58MdPDavo
ペパロニ「………………ん?」チラ
ペパロニ(ローズヒップさん、足広げて座ってるからパンツ丸見えっす)
ペパロニ「あのー」
ローズヒップ「なんですのー」
ペパロニ「パンツ見えてるっすよ」
ローズヒップ「マジですの?ごめんあそばせ」
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………あの」
ローズヒップ「なんですのー」
ペパロニ「隠さないんすか?今も普通に見えてるっすけど」
ローズヒップ「?だから謝りましたわ。許してくれませんの?」
ペパロニ「そういうわけじゃないんすけど…………ま、いっか」
ローズヒップ「…………そろそろ時間ですわねー」
ペパロニ「…………ホントっすね」
ローズヒップ「……でもまだ遊んでたいですわー」
ペパロニ「私もっす。ローズヒップさんと遊ぶの、なんか楽しいんすよね」
ローズヒップ「わたくしもですわー!」
ペパロニ「マジっすか!じゃあもうちょっと遊ぼうっす!」
ローズヒップ「願ったりかなったりですわー!じゃあ何をしましょー?」
ペパロニ「お菓子をポーンと投げて口でキャッチするのは!?」
ローズヒップ「それいい!むしろそれしかなーい!ですわー!」オホホホ!
ペパロニ「じゃあいくっすよー?それっ」ポーン
ローズヒップ「あーーー…………んむっ」パクッ!
ペパロニ「おお!上手い!」
ローズヒップ「おいひいですわ」モグモグ
ペパロニ「あ!食べる時口元を押さえるその感じ!超お嬢様っぽい!」
ローズヒップ「はしたない真似をしないのが聖グロ流ですもの」オホホホ
ペパロニ「さすがー!じゃあ次は私の番っすね。お菓子よろしくっす」
ローズヒップ「少し難易度を上げません?お菓子を食べに行く時の口は『あーー』じゃなくて『ぴーー』ということで」
ペパロニ「ええーっ!?それムズイっすよ!ローズヒップさんは最初あーーだったのに!」
ローズヒップ「それーい」ポーン!
ペパロニ「!?ぴ、ぴーー…………あっ」ポトン
ローズヒップ「しっぱーーい!」オホホホ
ペパロニ「やっぱり『ぴー』は無理っすよ!お菓子入る余地ないじゃないっすかぁ……っと、三秒ルール!」ヒョイパク
ローズヒップ「とにもかくにもわたくしの勝ちですわー!」イエーイ!
ペパロニ「まだまだ!これからっすよ!」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:06:00.38 ID:58MdPDavo
ローズヒップ「はー……楽しかったですわ」
ペパロニ「そうっすね。あ、もうこんな時間っすか」
ローズヒップ「え」
ペパロニ「じゃあ私はそろそろ帰るっす」
ローズヒップ「あ…………」
ズキン
ローズヒップ(……なんですの?今の)
ローズヒップ(もう時間も時間ですもの。ペパロニさんが帰ってしまうのは当たり前なのに……すごく、すごーく寂しいですわ)
ペパロニ「……ローズヒップさん?」
ローズヒップ「……あの……」
ペパロニ「なんすか?」
ローズヒップ「…………もう少しだけ…………ペパロニさんと一緒にいたいですわ」
ペパロニ「っ……///」ドキン
ペパロニ「な…………あ…………え?」
ペパロニ(ちょ、なんなんすか今の!ローズヒップさんじゃない感じ!)
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ「……なーんちゃって」
ペパロニ「え」
ローズヒップ「冗談ですわー!また今度会うのですもの!寂しくなんてないですわー!」
ペパロニ「そ、そうっすよねー?あははは」
ペパロニ(よかった……いつものローズヒップさんに戻ったっす)ホッ
ペパロニ(…………よかった…………んすよね?)ウーム
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:09:10.23 ID:58MdPDavo
一週間後
【アンツィオ高校】
ペパロニ「いやー、久しぶりっすねー」
ローズヒップ「ホントですわー!何時間ぶりでしょうか?」
ペパロニ「えーと……一日が二十四時間だから、二十四かける…………」
ペパロニ「…………もう数えきれないくらいぶりっすよ!」
ローズヒップ「ですわねー!」オホホホ
ペパロニ(よかった……こないだの別れ際がなんかいつもと違ったのが気になってたんすけど、元に戻ってるっす)ホッ
ペパロニ「あ、それでダージリンさんとはどうっすか?なんか進展は?」
ローズヒップ「え?あー……」
ペパロニ「?」
ローズヒップ「……特に何もしてないですわー」
ペパロニ「あら、そうっすか」
ローズヒップ「…………ペパロニさんは?」
ペパロニ「そっすね…………私も……なんもしてないっす」
ローズヒップ「そう、ですの」
ペパロニ「こ、こないだの集まりで作戦とか決めてなかったっすから」アハハ
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……ま、まぁ、今日集まったのは、今まで通りお互いの恋が実るようにってわけっすから、アイデアを出すっすよ!」
ローズヒップ「そ、そうですわね!そのために集まっているんですもの。だから…………お、おー!」グッ
ペパロニ「あっ……お、おー!」グッ
ローズヒップ「……タイミングがズレまくりですわ。それに顔がおもいっきり慌ててましたわー」
ペパロニ「ローズヒップさんが変なとこでおー入れるんすもん。絶対そこじゃないっすよー」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ・ペパロニ「ぷっ…」
ローズヒップ「あはははは!」
ペパロニ「あっはははは!」
ローズヒップ「あー、おっかしーですわ」
ペパロニ「そうっすね」フフッ
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:11:01.46 ID:58MdPDavo
ローズヒップ「……アイデア、何かあります?」
ペパロニ「…………うーん……そもそも、どうやったら恋人同士になれるのかがよくわかんないんすよね」
ローズヒップ「わたくしもですわ……」
ペパロニ「……あ!だったら私たちが考える逆をやるってのはどうっすか?」
ローズヒップ「どういうことですの?」
ペパロニ「今まで私たちのやったことが全部失敗してるのは、恋人になる方法がわかんなかったからだと思うんすよ。でもそれって、反対のことをやったら恋人になる方法がわかりまくるってことじゃないっすか!?」
ローズヒップ「あ…………」
ペパロニ「ね!?」
ローズヒップ「すごいですわ!推理力がすごい!ペパロニさんはまるで警察!ペッパー警部ですわー!」
ペパロニ「そうだったんすよ!」ヘヘン
ローズヒップ「発想の逆転ってやつですわね!」
ペパロニ「逆転の発想、じゃないんすか?」
ローズヒップ「いえいえ。発想の逆転、ですわ」
ペパロニ「まぁ、どっちも同じっすけどね」
ローズヒップ「違いますわ!」
ペパロニ「え?どう違うんすか?」
ローズヒップ「例えば……発想の逆転は『ローズヒップのお菓子』とします」
ペパロニ「ほう」
ローズヒップ「それに対して、逆転の発想は『お菓子のローズヒップ』になりますわ」
ペパロニ「あ……後の方だと……」
ローズヒップ「わたくしがお菓子になっちゃってますわ」
ペパロニ「………………」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「へっへっへー、食べちゃうぞおー!」
ローズヒップ「きゃー!いけませんわダメですわやめてやめてー!」
ペパロニ「がおおお!」
ローズヒップ「きゃあー!」
ワイワイキャッキャ...
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:12:30.36 ID:58MdPDavo
ペパロニ「あー楽しい」
ローズヒップ「まさにですわね」
ペパロニ「で、本題っす」
ローズヒップ「はい」
ペパロニ「発想を逆転させる……それは今までとは考え方をガラッと変えるってことっす」
ローズヒップ「ごくり……ですわ」
ペパロニ「つまり、私はアンチョビ姐さんと付き合うために………………ダージリンさんと付き合うんす!!」
ローズヒップ「なんと!」ガガーン!
ペパロニ「そしてローズヒップさんは、ダージリンさんと付き合うためにアンチョビ姐さんと付き合う!!」
ローズヒップ「これまた!」ガガーン!!
ペパロニ「これこそ発想の逆転っす!」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ「…………それ、ダメじゃありませんこと?」
ペパロニ「……そうっすよね。目的地が変わってるっす」
ローズヒップ「それにそもそも付き合う方法がわかんねーですわーのに別の方と付き合うなんてムズめですわー」
ペパロニ「私も心からそう思うっす」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………」
ローズヒップ「………………」
ペパロニ「……………………食べちゃうぞー!」ガオー!
ローズヒップ「きゃー!」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:14:24.80 ID:58MdPDavo
ペパロニ「…………あれから一時間…」グデーン
ローズヒップ「ちぃーっともいいのが浮かばないですわー……」ダラーン
ペパロニ「はぁぁ……」
ローズヒップ「……でも」
ペパロニ「?」
ローズヒップ「アイデアは出ないですけど、こうしてペパロニさんといるのはすごく楽しいですわー」ニコニコ
ペパロニ「あ……そ、そうっすね~、私もローズヒップさんと一緒にいるのすげー好きっす!」
ローズヒップ「え……//」ポッ
ペパロニ「へ?」
ローズヒップ「あ……な、なんでもありませんわ!」
ペパロニ「そ、そうっすか……」
ローズヒップ「………………」
ローズヒップ(どうして…………今、こんなに顔が熱くなったのでしょう?よくわかりませんわー)???
ペパロニ「………………」
ペパロニ(今の反応……一体どういう感情なんすかね…………あ)
ペパロニ(……またパンツが見えてるっす……足広げるのクセなんすかねぇ?)
ペパロニ「あの……」
ローズヒップ「な、なんですの?」
ペパロニ「パンツ見えてるっすけど」
ペパロニ(って、ローズヒップさん的には別に気にしないんすよね)
ローズヒップ「えっ?あっ……///」ボフッ!
ペパロニ「え?」
ローズヒップ「あ、ぁあ、ぁ……///」ササッ!
ペパロニ(慌てて隠した……え?でもこの前は……)
ローズヒップ「…………あ、ぁの」
ペパロニ「は、はい!?」
ローズヒップ「……ず、ずっと……見えて、ましたの?」
ペパロニ「え?いや、ずっとではないっすけど……」
ローズヒップ「そ、そうですの……///」
ペパロニ「……あー、な、なんか……ごめんっす?」
ローズヒップ「ペパロニさんが謝ることはないですわ……///」
ペパロニ「あ、はは……そうっすよね……うん……」
ローズヒップ「……だ、大体、別に…………見えてしまったって問題ない、はずですもの。今までだって…………でも……///」モジモジ
ペパロニ「………………///」
ペパロニ(な、なんなんすかこの空気は……すっげー落ち着かないっす!でも……嫌な気分じゃないのが……わけわかんねーっす)
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:16:50.64 ID:58MdPDavo
二週間後
【聖グロリアーナ女学院】
ペパロニ「………………」
ペパロニ(二週間……超長かったっす……もうちょっと早く集まった方がいいと思うんすよねー)ムーン
ペパロニ(ていうか、ここんとこずっとローズヒップさんのことばっか考えちゃうっす……これは親友になったってことなんすかね?でもカルパッチョとも違う感覚というか……)ハァ..
ローズヒップ「ペパロニさーん!お待たせしましたわー!」
ペパロニ「あっ……」パァァ..
ペパロニ「もー!遅いっすよー!待ちくたびれ……………あれ?」
沙織「こんにちはー!」
ペパロニ「あんたは大洗女子の…………モテ部さんでしたっけ?」
沙織「武部沙織ね。モテは願望。願望と名字は別だから」
ペパロニ「その武部さんがどうしてここに?」
ローズヒップ「わたくしが協力をお願いしたのですわー!」
ペパロニ「なんでっすか?」
ローズヒップ「武部さんは恋愛にお詳しいんですわ!知識がほーふ!」
沙織「いやぁー、別にそれほどでもないんだけどぉ」テレテレ
ペパロニ「………………ふーん」
ローズヒップ「大洗と聖グロが練習試合をした時に少し話したら、手伝ってくれることになったのですわ!」
ペパロニ「そうっすか」
沙織「恋愛は女の子の生きがいだもんね!頑張ろう!」
ローズヒップ「はーい!せんせー!」
ペパロニ「……っす」
ペパロニ(武部さんが優しさで手伝ってくれようとしてるのはわかるんすけど……なんか…)
ローズヒップ「」ニコニコニコ
沙織「」エッヘヘヘ
ペパロニ(武部さんと楽しそうにしてるローズヒップさんを見てると胸がモヤモヤするっす……これってきっと大根おろしでも食べないと収まらないっぽいやつっす)ムー
沙織「毎日マメにメールするのは大事だよ!気にしてくれてるんだなーって嬉しくなると思うの!」
沙織「相手のことをちゃんと知るのは付き合うための近道。会話で出てきたキーワードは覚えておいて、後で勉強して知識を深める!」
沙織「距離感のバランスには気を付けて!ただイケイケなだけじゃダメ。時には少し距離を置くのもテクニックだよ!」
ペパロニ(それから一ヶ月。私とローズヒップさんは武部さんのアドバイス通りに行動したっす)
ペパロニ(すると……意外や意外、アンチョビ姐さんと前よりずっと仲良くなれた気がするっす)
ペパロニ(そして…………)
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:21:26.92 ID:58MdPDavo
【アンツィオ高校】
ローズヒップ「武部さんはすっげーですわー!すっかりダージリン様と仲良しになれましたわー!」オホホホ
沙織「そ、そんな褒めたって料理くらいしか出ないよぉ?」テレテレ
ペパロニ「……いや、マジですごいっす。前まで怒られたり怒鳴られたり注意されたりばっかだったんすから」
ローズヒップ「同じく!いっつも最後はアッサム様のお説教でしたわ!声が枯れるまで怒られた日もありましたわー!」
沙織「でも最近は結構いい感じだったよね?」
ローズヒップ「ええ!前よりお喋りできるようになりました!そう、こないだなんて、頭を撫でてもらいましたわー!達・成・感!」オホホホ
ペパロニ「……すごいっすねー」
沙織「デートの約束はできた?誘ってみたんだよね?」
ローズヒップ「それが……この前、誘おうとしたら……」
沙織「としたら?」ドキドキ
ペパロニ「………………」
ローズヒップ「なんと!ダージリン様の方からお誘いくださいましたわー!」
ペパロニ「!」
沙織「え!すごーい!やったじゃん!」
ローズヒップ「ビックリしすぎてむせましたわー!」
沙織「それでそれで?どこ行くの?」
ローズヒップ「え?」
沙織「ん?」
ローズヒップ「……………あー……」
沙織「…………ローズヒップさん?」
ローズヒップ「ええと……その………断ってしまいましたわ」
ペパロニ「!?」
沙織「ええっ!?なんで!?」
ローズヒップ「だって…………指定された日が今日だったのですわー……」
ローズヒップ「でも今日はペパロニさんと相談する約束をしてましたから……」
ペパロニ「!!」
ペパロニ(私と会う方を優先してくれたんすか!?それ…………うわ、やべーっす!なんか……顔があっちーっす///)ドキドキ..
沙織「それはわかるけど……ダージリンさんと付き合うための相談だよね?だったらデートを優先するべきじゃない?」
ローズヒップ「うーん……わたくしも最初はそう思ったんですけど…………やっぱり今日は……」
沙織「えー……ペパロニさんはどう思…」チラ
ペパロニ「///」
沙織「………………あれ?」
沙織「え?え?」
沙織(これって……まさか……)
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:23:35.87 ID:58MdPDavo
沙織「……ね、ねえローズヒップさん」
ローズヒップ「はい、ローズヒップですわ」
沙織「ローズヒップさんは、ペパロニさんと今日みたいに恋愛について相談するの好き?」
ローズヒップ「もちろんですわ!」
沙織「じゃあさ……ローズヒップさんがダージリンさんと付き合えたとしたら、もうペパロニさんとこうやって会うことはなくなると思うんだけど、それについてどう思う?」
ローズヒップ「え……」
ローズヒップ「…………ど、どうしてですの?どうして会うことがなくなりますの?」
沙織「だって、ダージリンさんと付き合うための相談でしょ?」
ローズヒップ「それだけじゃありませんわ!ペパロニさんがアンチョビさんと付き合うためでもありますの!」
沙織「じゃあペパロニさんとアンチョビさんも付き合ったってことで。そうなったらもうペパロニさんとはこういう風には会えなくなるよね」
ローズヒップ「そ……そんな……」
沙織「…………そうなったらどう思う?」
ローズヒップ「ぜ、絶対嫌ですわ!ペパロニさんと会えなくなるなんて!地球が滅亡とかなら『しょうがないですわー』ですけど、滅亡しないなら全然しょうがなくないですわ!」
沙織「でもダージリンさんと付き合えるんだったらいいんじゃないの?好きなんでしょ?」
ローズヒップ「それはもう!ダージリン様は優雅で素敵ですわー!お紅茶ばっか飲んでますわー!」
沙織「あー……じゃあ質問を変えるね。ダージリンさんと付き合うのと…………ペパロニさんと付き合うの、どっちがいい?」
ローズヒップ「え……?」
ペパロニ「っ……」
ローズヒップ「そ、そんな…………だって……」
ローズヒップ「わたくしはダージリン様と付き合いたくて…………そのためにペパロニさんと一生懸命話し合って…………」
ローズヒップ「そんな風にペパロニさんと一緒にいるのがすごく楽しくて…………ダージリン様と付き合おうとすればペパロニさんと会えますわー。だから…………………あれ?」
沙織「…………やっぱりそういうことだったんだ……」フゥ
ローズヒップ「わたくしが好きなのはダージリン様のはずなのに…………いつの間にか、ペパロニさんと一緒に過ごすために…………つまりわたくしはペパロニさんのことを……?」
ペパロニ「…………///」
ローズヒップ「も、も、もしかして……」
沙織「……うん」コクリ
ローズヒップ「ペパロニさんは…………ダージリン様だったのですね!!?」
沙織「」ガクッ!
ローズヒップ「ダージリン様!ごきげんようですわー!」
ペパロニ「…………えーと」
沙織「ろ、ローズヒップさん!?混乱してるんだろうけど、言ってることメチャクチャだよ!?」
ローズヒップ「そ、そんなことありませんわ、オレンジペコさん!」
沙織「武部沙織だよ!」
ローズヒップ「アッサム様!アッサム様はいずこに……」グラグラグラ..
沙織「落ち着いて!ね?」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:25:30.17 ID:58MdPDavo
ローズヒップ「で、ですがこんな…………ダージリン様のことが好きだったはずなのに、相談相手のペパロニさんを好きになってしまうなんて……まるでダージリン様ダージリン様詐欺ですわ……」
沙織「いや、オレオレ詐欺とは全然違うから!それに恋愛相談してるうちに好きになっちゃうって結構あるパターンだと思うよ?」
ローズヒップ「そ、そうなんですの?そういう人結構いるんですの?」
沙織「うん」
ローズヒップ「100万人くらいいます?」
沙織「に、人数はちょっとわかんないけど」
ローズヒップ「……100万人くらいいます?」
ペパロニ「さ、さあ?私も人数はよくわかんないっす」
沙織「あ、それで……ペパロニさんは……その……」
ローズヒップ「!」チラ
ペパロニ「あー……」
沙織「こないだから今日までの間に、アンチョビさんとの間に進展とかって……」
ペパロニ「え、えっと……ちょっと前に……デートってわけじゃないっすけど『一緒に遊びに行くか?』って誘ってくれて……」
ローズヒップ「!!」
沙織「ぁ…………そ、そうなんだ」
ペパロニ「は、はいっす」
沙織「…………で、でもさ、もしかしたらだけど、ペパロニさんもローズヒップさんのことを…………」
ローズヒップ「っ……」スッ
沙織「…………え?」
ローズヒップ「///」クイ(ペパロニの服の裾をつまんでいる)
ペパロニ「あ、あの……」
ローズヒップ「……ゃだ」
ペパロニ「え」
ローズヒップ「……行っちゃや……ですわ///」
ペパロニ「っ……//」
ローズヒップ「ねえ……///」クイ
ローズヒップ「わたくしと一緒にいてほしいですわ……///」
ペパロニ「ぅ……///」
ローズヒップ「ペパロニさぁん……///」ユサユサ
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:28:08.95 ID:58MdPDavo
ペパロニ「わ、わかったっす……///」
ローズヒップ「ホントですの!?」
ペパロニ「ほ、ホントっすよ。だって…………その…………わ、私も…………ろ、ろ、ローズヒップさんのこと、が……好き……なんすから///」
ローズヒップ「!!!」
ペパロニ「あ……」ハッ
ペパロニ(……今、すっげーすんなり言っちゃったっすけど……そっか、私……いつの間にかローズヒップさんが好きになってたんすね……初めて気付いたっす)
ペパロニ(私の中のリトルペパロニが代わりに答えてくれたみたいな……不思議な感じっす)
ローズヒップ「そ、それ、ホンマですの!?」
ペパロニ「ほ、ホンマっす。というか、どうして関西弁に…」
ローズヒップ「やったーー!!」ダキッ!
ペパロニ「わあっ///」
ローズヒップ「ちょーーーー嬉しーですわー///」ニコニコニコ
ペパロニ「……ははっ///」
ローズヒップ「わたくしはペパロニさんが好きでー、ペパロニさんもわたくしが好き。りょーーおもいですわー!りょーもーい!!」
ペパロニ「そうっすよー?超両想いっすよー?」
ローズヒップ「うううう~~~…………ちょーーやべーですわー!ほっぺたが!どんどん緩んでいきますわー!ニヤニヤしちゃいますわー!」
ペパロニ「私もっす!この緩み方はワールドクラスっすよ!」
ローズヒップ「ワールドですの!?負けられませんわー!うちゅークラス目指しますわー!わたくしのほっぺ、もっと緩みなさーい!」
ローズヒップ・ペパロニ「」ワイワイキャッキャ
沙織「………………」
沙織(なんだかんだ色々あったけど……収まるべきところに収まったってところなのかな?)
沙織(……それにしても二人ともすっごく幸せそう。羨ましくなっちゃうなぁ)フフッ
【聖グロリアーナ女学院】
ダージリン「『人が恋をしはじめた時は、生きはじめたばかりのときである』」
オレンジペコ「スキュデリですね。フランスの女性作家の」
アッサム「……急にどうしたのです?ダージリン」
ダージリン「さあ?何故か突然言いたくなったのよ。どこかで新たな門出でもあったのかしらね」クス
ローズヒップ『あ……ごめんなさいですわー。その日はその……一緒にいると……すごーーーく楽しい人と約束があるのですわ』エヘヘ
ダージリン「うふふ……」
ダージリン(あなたのあんな幸せそうな表情は初めて見たわ)
ダージリン(きっと、いい報せを聞かせてくれるわよね?ローズヒップ)ウフフ..
ローズヒップ「ペパロニさんと両想い同盟結成ですわー!」
ペパロニ「うおおおお!それやべーっす!私も結成するっすー!」
おわり
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/26(水) 23:29:59.16 ID:58MdPDavo
以上です
読んでくれた人、どうもありがとう
読んでくれた人、どうもありがとう
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 04:26:18.68 ID:lvrDiQIbo
二人ともアホの子かわいかった
乙
乙
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 05:04:05.12 ID:Q6a9++6Mo
面白かった
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 05:12:29.53 ID:Y4k8EUse0
すんげー可愛かったけど、こんなおバ…楽観的な二人の将来が心配です
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 09:03:03.22 ID:ssCX23yiO
いやー面白い
ローズヒップ可愛かった
沙織も珍しく(?)恋愛指南が有能で良かった
乙です
ローズヒップ可愛かった
沙織も珍しく(?)恋愛指南が有能で良かった
乙です
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477488166/
Entry ⇒ 2016.10.31 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー | Comments (0)
エレン「この問題……進撃ゼミでやったことある!!」
1: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 14:38:18 ID:ZgbLSDdU0
エレン「はぁ……」
アルミン「どうしたの、エレン?」
エレン「座学の点が全然取れねーんだよ」
エレン「立体機動も対人格闘も最近調子悪いし」
アルミン「そっか……」
エレン「アルミン、お前はなんでそんなに成績いいんだ?」
アルミン「それは進撃ゼミのおかげだよ!」
エレン「進撃ゼミ?」
アルミン「どうしたの、エレン?」
エレン「座学の点が全然取れねーんだよ」
エレン「立体機動も対人格闘も最近調子悪いし」
アルミン「そっか……」
エレン「アルミン、お前はなんでそんなに成績いいんだ?」
アルミン「それは進撃ゼミのおかげだよ!」
エレン「進撃ゼミ?」
2: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 14:45:05 ID:ZgbLSDdU0
アルミン「簡単に言えば通信教育みたいなものなんだけど」
アルミン「個人の習熟度に合わせたきめ細かい指導がポイントなんだ!」
エレン「でも俺勉強好きじゃねえし、すぐ飽きちまうぞ」
エレン「訓練だって忙しいから勉強やってる暇なんか……」
アルミン「大丈夫だよ! 一日15分の学習でも効果は抜群なんだ!」
エレン「たった15分!?」
アルミン「そう! 訓練の合間にささっとやるだけで十分さ!」
アルミン「効率よくニガテ分野を克服し、トクイ分野を伸ばすことができるんだよ!」
アルミン「個人の習熟度に合わせたきめ細かい指導がポイントなんだ!」
エレン「でも俺勉強好きじゃねえし、すぐ飽きちまうぞ」
エレン「訓練だって忙しいから勉強やってる暇なんか……」
アルミン「大丈夫だよ! 一日15分の学習でも効果は抜群なんだ!」
エレン「たった15分!?」
アルミン「そう! 訓練の合間にささっとやるだけで十分さ!」
アルミン「効率よくニガテ分野を克服し、トクイ分野を伸ばすことができるんだよ!」
3: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 14:50:18 ID:ZgbLSDdU0
アルミン「ちょうど今サンプル教材を持ってるんだけど、見る?」ズラッ
エレン「へー、なんかカラフルで楽しそうだな」
アルミン「さらに勉強に飽きないよう、かわいい巨人のイラストもついてくる!」
巨人『ユミル……さま……』
エレン「ユミルも進撃ゼミやってるのか?」
ユミル「さ、さあな」ピューピュー
アルミン「赤ペン先生の優しい添削つきで返ってくるから、分からないところも自由に質問できるよ!」
????『全然なってない。すべてやり直せ』
????『お前の脳みそはスカスカか? 0点だ』
エレン「確かに、これなら俺でも続けられるかも!」
エレン「へー、なんかカラフルで楽しそうだな」
アルミン「さらに勉強に飽きないよう、かわいい巨人のイラストもついてくる!」
巨人『ユミル……さま……』
エレン「ユミルも進撃ゼミやってるのか?」
ユミル「さ、さあな」ピューピュー
アルミン「赤ペン先生の優しい添削つきで返ってくるから、分からないところも自由に質問できるよ!」
????『全然なってない。すべてやり直せ』
????『お前の脳みそはスカスカか? 0点だ』
エレン「確かに、これなら俺でも続けられるかも!」
4: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 14:53:51 ID:ZgbLSDdU0
エレン「ミカサ、俺進撃ゼミやってみようと思うんだ」
ミカサ「進撃ゼミ……?」
ミカサ「確か、前にも似たような講座を取ってすぐに溜めてしまったはず……」
エレン「いや今度こそ大丈夫だ! 絶対に出来る!」
ミカサ「その自信はどこから来るの?」
エレン「今申し込むと、特製赤シートと色が消えるペンが付いてくるんだ!!」
エレン「これがラストチャンスなんだよ!! 俺はここで変わってみせる!!」
ミカサ「……分かった。エレンがそう言うなら」
ミカサ「進撃ゼミ……?」
ミカサ「確か、前にも似たような講座を取ってすぐに溜めてしまったはず……」
エレン「いや今度こそ大丈夫だ! 絶対に出来る!」
ミカサ「その自信はどこから来るの?」
エレン「今申し込むと、特製赤シートと色が消えるペンが付いてくるんだ!!」
エレン「これがラストチャンスなんだよ!! 俺はここで変わってみせる!!」
ミカサ「……分かった。エレンがそう言うなら」
5: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 15:02:37 ID:ZgbLSDdU0
エレン「届いたぞ! 進撃ゼミ!」
エレン「凄いな、テストに出る重要ポイントがまとめられてる!」
エレン「俺専用のニガテ克服パックだ……確かにここよく分かんねーんだよな」
エレン「予習と復習を繰り返し行うから、知識が頭の中にしっかり残るんだ!」
エレン「極めつけはこの暗記ブック! 寝る前に読めば一日のまとめはバッチリだな!」
ミカサ「エレンが真面目に勉強している……嬉しい」
エレン「凄いな、テストに出る重要ポイントがまとめられてる!」
エレン「俺専用のニガテ克服パックだ……確かにここよく分かんねーんだよな」
エレン「予習と復習を繰り返し行うから、知識が頭の中にしっかり残るんだ!」
エレン「極めつけはこの暗記ブック! 寝る前に読めば一日のまとめはバッチリだな!」
ミカサ「エレンが真面目に勉強している……嬉しい」
6: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 15:06:43 ID:ZgbLSDdU0
教官「では、始め!!」
エレン「……」パラッ
エレン(あ!!)
エレン(この問題……進撃ゼミでやったことある!!)
エレン(ニガテだったはずなのにスラスラ解ける……!! さすが進撃ゼミ!!)カリカリ
エレン(ふー、時間が余っちまった……こんなの初めてだ)
ジャン(エレンの奴、もう諦めちまったのか?)
エレン(おっと、油断は禁物だ。しっかり見直ししないとな)パラッ
ジャン(……なんなんだ?)
エレン「……」パラッ
エレン(あ!!)
エレン(この問題……進撃ゼミでやったことある!!)
エレン(ニガテだったはずなのにスラスラ解ける……!! さすが進撃ゼミ!!)カリカリ
エレン(ふー、時間が余っちまった……こんなの初めてだ)
ジャン(エレンの奴、もう諦めちまったのか?)
エレン(おっと、油断は禁物だ。しっかり見直ししないとな)パラッ
ジャン(……なんなんだ?)
7: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 15:11:41 ID:ZgbLSDdU0
教官「テストを返却する」
教官「……次。エレン・イェーガー!」
エレン「はい!」
モブ「どうせまた赤点で居残りだぞ」ヒソヒソ
教官「素晴らしい成績の伸びだ! 93点!」
モブ「マ、マジかよ! あのエレンが!?」ザワザワ
教官「少し前までは赤点常連だったはずだ。一体どんな手を使ったんだ?」
エレン「努力のたまものです!」
ミカサ「エレン、おめでとう……!」パチパチ
アルミン「凄いよエレン!」パチパチ
ジャン「嘘だろ……俺がエレンに負けた!?」
教官「……次。エレン・イェーガー!」
エレン「はい!」
モブ「どうせまた赤点で居残りだぞ」ヒソヒソ
教官「素晴らしい成績の伸びだ! 93点!」
モブ「マ、マジかよ! あのエレンが!?」ザワザワ
教官「少し前までは赤点常連だったはずだ。一体どんな手を使ったんだ?」
エレン「努力のたまものです!」
ミカサ「エレン、おめでとう……!」パチパチ
アルミン「凄いよエレン!」パチパチ
ジャン「嘘だろ……俺がエレンに負けた!?」
8: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 15:17:26 ID:ZgbLSDdU0
エレン「何の用だよ、ジャン」
ジャン「エレン、お前まさかカンニングしたんじゃねえだろうな」
エレン「するわけねえだろ! これは進撃ゼミのおかげなんだ」
ジャン「進撃ゼミ……?」
エレン「ああ! これなら訓練との両立も出来るし!」
エレン「進撃ゼミさえやってれば勉強も部活も恋愛もすべてうまくいくんだ!」
ジャン「部活……? つーかベ○ッセって確か」
アルミン「ジャン! それ以上は禁句だ!」
ジャン「お、おう」
ジャン「エレン、お前まさかカンニングしたんじゃねえだろうな」
エレン「するわけねえだろ! これは進撃ゼミのおかげなんだ」
ジャン「進撃ゼミ……?」
エレン「ああ! これなら訓練との両立も出来るし!」
エレン「進撃ゼミさえやってれば勉強も部活も恋愛もすべてうまくいくんだ!」
ジャン「部活……? つーかベ○ッセって確か」
アルミン「ジャン! それ以上は禁句だ!」
ジャン「お、おう」
9: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 15:19:04 ID:ZgbLSDdU0
エレン「進撃ゼミには友達紹介制度ってのがあってな」
エレン「友達が入会するたびに紹介した人に100ポイントが進呈されるんだ!」
エレン「集めたポイントは超豪華賞品と引き換えできる!」
エレン「俺が狙ってるのは100000ポイントの超合金ブレードなんだけどな」
エレン「まだまだ道のりは遠い……だからお前にも協力してほしいんだ!」
エレン「お前も進撃ゼミに入らないか!?」
アルミン「ミカサは進撃ゼミに入ってる人が好きって言ってたよ!」
エレン「何でミカサが出てくるんだ?」
ジャン「……」
ジャン「いや、いいです……」
エレン「友達が入会するたびに紹介した人に100ポイントが進呈されるんだ!」
エレン「集めたポイントは超豪華賞品と引き換えできる!」
エレン「俺が狙ってるのは100000ポイントの超合金ブレードなんだけどな」
エレン「まだまだ道のりは遠い……だからお前にも協力してほしいんだ!」
エレン「お前も進撃ゼミに入らないか!?」
アルミン「ミカサは進撃ゼミに入ってる人が好きって言ってたよ!」
エレン「何でミカサが出てくるんだ?」
ジャン「……」
ジャン「いや、いいです……」
10: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 15:25:07 ID:ZgbLSDdU0
ジャン「エレンの奴、進撃ゼミとかいうのやたら推してくるんだよ……宗教みてえだ」
マルコ「ああ、進撃ゼミか」
ジャン「マルコ!? まさかお前も――」
マルコ「いや、僕はZ会だよ」
ジャン「Z会!?」
マルコ「うん、今入会すると友達紹介キャンペーンでプレゼントが――」
ジャン「いや、いいです……」
エレン「その後、俺は立体機動も対人格闘も絶好調!」
エレン「なんやかんやでミカサと付き合うことになった!」
エレン「みんなも進撃ゼミに入って新たな一歩を踏み出そう!!」
おしまい
Z会派でした
マルコ「ああ、進撃ゼミか」
ジャン「マルコ!? まさかお前も――」
マルコ「いや、僕はZ会だよ」
ジャン「Z会!?」
マルコ「うん、今入会すると友達紹介キャンペーンでプレゼントが――」
ジャン「いや、いいです……」
エレン「その後、俺は立体機動も対人格闘も絶好調!」
エレン「なんやかんやでミカサと付き合うことになった!」
エレン「みんなも進撃ゼミに入って新たな一歩を踏み出そう!!」
おしまい
Z会派でした
11: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 18:56:15 ID:mH1YM2Xo0
懐かしすぎワロタ
はい、ためてました
はい、ためてました
12: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 19:08:18 ID:L6EgoEmU0
ジャンがちゃんと断ってるとこでワロタww
乙
乙
13: 名無し訓練兵 2015/05/13(水) 21:47:59 ID:kr9OZRvwO
乙
赤ペン先生厳し過ぎィ!
赤ペン先生厳し過ぎィ!
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/6888/1431495498/l50
Entry ⇒ 2016.10.31 | Category ⇒ 進撃の巨人 | Comments (1)
【咲-Saki-】健夜「大切な貴方と」
1: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:00:53.88 ID:cFlr2CDJ0
健夜「まだ終わらないインターハイ」咲「Bブロック、ですね」http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473073727
など、関連スレの設定を引き継いだ短編です。
前スレなどを読まなくても、咲マホのコーチに健夜が就任している事だけ知って頂ければ読めると思います。
咲ちゃんではなく咲さんです。
など、関連スレの設定を引き継いだ短編です。
前スレなどを読まなくても、咲マホのコーチに健夜が就任している事だけ知って頂ければ読めると思います。
咲ちゃんではなく咲さんです。
2: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:02:26.56 ID:cFlr2CDJ0
【部室】
咲「ツモ、嶺上開花500,800」
咲「……終局ですね」フゥ
健夜「あちゃあ…逃げ切られちゃったか」
マホ「うーん、悔しいです!」
咲「最後、2人とも五筒で待ってませんでした?」
マホ「マホは待ってましたー」パラララララ
健夜「私も…ちょっと迷ったけど」パラララ
咲「やっぱり。加槓せず暗槓にしといて正解でした」
健夜「あの場面で、五筒ポンして加槓匂わすのは怪しいなーって思ってたんだけどなぁ」
健夜「結局釣られちゃったや」
3: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:03:10.19 ID:cFlr2CDJ0
マホ「槓材を他に持ってるのは分かってましたけど、いつまでも槓しなかったからおかしいなー、とは思ってましたー」
マホ「ふむ…加槓に注意しすぎるのも危ないですねー」
健夜「けど、無視してると加槓して嶺上だからね。やりたい放題だよ」クスクス
咲「字牌暗槓にほぼ99%国士無双ぶつけてくる2人にそんな事言われてもって感じだけど……」
咲「っと、もうこんな時間ですね」つ時計
マホ「あ、本当ですね」チラ
咲「戸締りして帰りましょうか」スッ
健夜「あー……」モジ
マホ「……」
マホ「……」クス
マホ「…すみません!マホ、ちょっと教室に忘れ物を思い出しましたです!」
4: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:03:54.59 ID:cFlr2CDJ0
咲「えっ?一緒に取りに行こうか?」
マホ「いえ!1人でも大丈夫です!」
咲「そう?でも、何かあるかもしれないし…」
マホ「ふふっ、大丈夫ですっ」
マホ「健夜さん、先輩をよろしくお願いしますね?」ニコリ
健夜「へっ!?う、うん……!」
健夜「大丈夫、頑張るっ」グッ
咲「頑張る?」
健夜「あっ、いやっ、何も!」アセアセ
咲「……?」キョトン
5: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:04:48.52 ID:cFlr2CDJ0
マホ「ではでは、宮永先輩、健夜さんまた明日です」フリフリ
咲「うん、気を付けてね?」
健夜「また明日、マホちゃん」フリフリ
マホ「はーいっ」
ガチャ
バタンッ
咲「……大丈夫ですかね?一人で」
健夜「……」
咲「……健夜さん?」
健夜「あ、うん…」
咲「私たちも、戸締りして鍵返して帰りますよ」テクテク
6: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:05:33.78 ID:cFlr2CDJ0
健夜「ちょ、ちょっと待って!」ギュ
咲「…へっ……?」
咲「どうしたんですか?」チラ
健夜「えっと……その…」
咲「??」
健夜「きょ、今日」
咲「今日?」
健夜「今日は……その、いい天気だね」
咲「そうですか?結構曇ってた気がしますけど……」
健夜「そ、そうだよね!あはは……」
咲「……?」
健夜(じゃないでしょ!!)
7: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:06:23.11 ID:cFlr2CDJ0
健夜「さ、咲ちゃん!」
咲「はいっ?」
健夜「えと…今日……何の日か、分かる…?」
咲「はぁ…今日、ですか?」
健夜「うん」
咲「……」カンガエ
咲「うーん……」
健夜「やっぱり、忘れてた…」ハァ
健夜「今日は、咲ちゃんの誕生日……でしょ?」
咲「……誕生日?」
咲「……」
咲「あっ、確かに…そうですね」
8: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:07:15.73 ID:cFlr2CDJ0
健夜「そんなあっさり!?」
咲「いえ、普通に忘れてたので…」
健夜「はぁ……バレない様に~とか、マホちゃんと色々注意して生活してたのに、咲ちゃんが忘れてるとは…」
健夜「でも逆に咲ちゃんらしいって言うかなんて言うか…」クス
咲「先程から話が見えないんですが」
健夜「……ちょっと待ってね…」
健夜「……」ガサゴソ
咲(そういえば、私って今日誕生日だったんだなぁ……)
健夜「……よしっ…」
健夜「えっと……その、ね?」
咲「はい」
9: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:08:01.86 ID:cFlr2CDJ0
健夜「こ、これ……」スッ
健夜「喜んでくれるかは分かんないって言うか……正直、あんまり自信無いんだけど…」
健夜「誕生日、プレゼント…だよ」つ袋
咲「……」
咲「……」
咲「………………えっ?」
咲「誕生日……プレゼント…?」
健夜「……」コクン
咲「だ、誰から……?」
健夜「…私から」
咲「……誰に…?」
健夜「……咲ちゃんに」
咲「……」
健夜「……」
咲「えと………」
10: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:09:01.09 ID:cFlr2CDJ0
咲「あ、ありがとう…ございます…?」スッ
健夜「う、うん」
咲「……」
健夜「……」
咲「えと、なんか、その」
咲「……まさかの事態って言うか、驚きました」
健夜「い、一応サプライズを予定してたから…」
健夜「マホちゃんは、多分気を利かせてくれたんだと思う…」
咲「そう、ですか…」
健夜「うん…」
咲「……」チラ
健夜「……」チラ
2人「「!!」」
咲「……////」カァ
11: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:10:04.00 ID:cFlr2CDJ0
健夜「あ、あはは……なんか、照れるね?改まると…」
咲「そ、そうですね…少し……」
咲「……」
咲「……あの、開けても良いですか?」
健夜「へっ!?」
咲「えっ、ダメですか?」
健夜「だ、ダメって訳じゃないけど……」モジ
咲「なら、開けますね」シュル
健夜「ちょ、ちょっと待って!!」ガバッ
咲「きゃっ…ちょ、何ですか…」
12: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:11:21.52 ID:cFlr2CDJ0
健夜「一旦、深呼吸させて?落ちつくから!」
咲「普通、サプライズ受けた私側が取るべき行動ですよね、それ…」
咲「……まあ、健夜さんらしいかもです」クスクス
健夜「…っっ……」ドキッ
健夜(深呼吸、深呼吸……)
健夜「…ひっひっふー…ひっひっふー……」
咲「……突っ込んだ方が良いですか?」
健夜「はっ…これ違うやつだった」
咲「ぷっ、何やってるんですか」アハハ
健夜「はは…緊張しちゃって…」
13: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:12:55.47 ID:cFlr2CDJ0
咲「それで、落ち着きましたか?」
健夜「うん…」スゥ…ハァ
健夜「よしっ、開けても良いよ」
咲「では、お言葉に甘えて……」シュルシュル
健夜「……」ドキドキ
咲「っしょっと…」スッ
咲「……わぁ…」
咲「マフラー、ですね!」ワァ
健夜「もう冬だし……そういえば、咲ちゃんが去年マフラー破れて、来年新しいの買わなきゃって言ってたなって思って」
健夜「あ、新しいの買ってたりしたかな……?」
咲「ううん!買ってない!」
咲「えへへ…嬉しいです……」ニコッ
健夜「さ、咲ちゃん?」
咲「……!!」
咲「す、すみません。小さい頃を、ちょっと思い出しちゃって……」テレ
健夜「うん…」スゥ…ハァ
健夜「よしっ、開けても良いよ」
咲「では、お言葉に甘えて……」シュルシュル
健夜「……」ドキドキ
咲「っしょっと…」スッ
咲「……わぁ…」
咲「マフラー、ですね!」ワァ
健夜「もう冬だし……そういえば、咲ちゃんが去年マフラー破れて、来年新しいの買わなきゃって言ってたなって思って」
健夜「あ、新しいの買ってたりしたかな……?」
咲「ううん!買ってない!」
咲「えへへ…嬉しいです……」ニコッ
健夜「さ、咲ちゃん?」
咲「……!!」
咲「す、すみません。小さい頃を、ちょっと思い出しちゃって……」テレ
14: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:14:03.34 ID:cFlr2CDJ0
咲「本当に嬉しいです、ありがとうございます!」
健夜「……」ホッ
咲「……うん?このマフラー……」ジ-ッ
健夜「っっ」ドキ
咲「……」ジ-ッ
咲「……もしかして、手編み……ですか?」チラ
健夜「……///」コクリ
咲「ほ、本当に…?健夜さんが……?」
健夜「だ、だから、売り物とかよりは……その、雑かも…なんて…///」
咲「……」
健夜「…咲ちゃ」
健夜「!?」
15: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:14:36.45 ID:cFlr2CDJ0
咲「…うぅっ……」グス
健夜「さ、咲ちゃん!?ご、ごめんね!やっぱり、どこか変だった…!?」アセアセ
咲「…違います……っっ…」グスッ
咲「嬉しくて……本当に、嬉しいですっ…」ニコ
健夜「っっ」ドキ
咲「……えへへ…ごめんなさい…泣くとか、こんなつもりじゃ無かったんですけど」ゴシゴシ
健夜「そ、そんなに喜んで貰える様な物じゃ」
咲「いえ、本当に…」ギュ
咲「……温かいです」ニコ
健夜「…そっか。結構、不安だったから…」
健夜「安心した」ホッ
16: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:15:10.85 ID:cFlr2CDJ0
咲「健夜さん、編み物とか出来ないのに…」
健夜「えへへ。この機に、マホちゃんに教わってね」
咲「道理で、最近一緒に居る事が多かった訳ですか」
咲「……凄く、上手にできていると思います」ニコッ
健夜「…嬉しい、ありがとう」
咲「……えへへ…」ギュゥ
健夜(良かった……本当に…)
咲「これで、今年の冬も暖かく過ごせます」
健夜「……」フウ
17: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:15:57.24 ID:cFlr2CDJ0
健夜「……改めて、咲ちゃん」
健夜「誕生日おめでとう。咲ちゃんと会って3年…色々あったけど」
健夜「咲ちゃんは、私の世界を変えてくれた。新しい世界を与えてくれた、そんな人」
健夜「楽しい事とか、結構辛い事とかあったけど……全部、大切な私の宝物だよ」
咲「健夜さん……」
健夜「だから本当にありがとう、そしてこれからもよろしくお願いします」ニコッ
18: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:17:16.79 ID:cFlr2CDJ0
咲「……こちらこそっ…」グスッ
咲「私、こっちに引っ越して来てからは誕生日なんて、平日と変わりが無いただの一日でしたから……」
咲「今日は…誕生日という記念の日にして貰って…凄く嬉しいです」
咲「こんなに素敵な日を私にくれて……大切な貴方と過ごさせてくれて、ありがとうございます…」
咲「これからも、ずっと隣で……よろしくお願いしますね」
健夜「咲ちゃん……」
咲「……健夜さん…」
咲「……その…」モジ
咲「……今日だけ…もう一つお願い…聞いてくれますか……?」
19: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:18:36.47 ID:cFlr2CDJ0
健夜「えっ…?うん、誕生日だからねっ。何でも」
咲「……」スッ
咲「……///」ギュゥ
健夜「言って……って、咲ちゃんっ…!?//」カァ
咲「…もう少しだけ……」
咲「今日は、甘えたい気分…です」チラ
健夜「……はは…」クス
健夜「……可愛いなぁ」ナデ
咲「………うるさいです」ギュゥ
咲「……」グス
健夜「……」ナデナデ
_______________
______________________________
______________________________________
20: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:20:08.71 ID:cFlr2CDJ0
健夜「……それじゃ、帰ろっか?」
健夜「ちなみに、明日はケーキとか……って咲ちゃん?」
咲「……」
健夜「どうかした?」
咲「これ、見てください」つ
大好きな宮永先輩へ
宮永先輩、Happy Birthdayです!
先輩が生まれてきてくれて、マホは嬉しいです!先輩を産んでくださったお母様、ありがとうございますです!
直接お渡しできず申し訳ないですが、どうしても今日渡したかったので、プレゼント置いておきますね!
えへへ、どこかの誰かさんはしっかり渡せましたか?
埋め合わせ、期待してますです♪
マホ
健夜(マホちゃん…ありがとう)
21: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:21:07.53 ID:cFlr2CDJ0
咲「マホちゃんからは手袋です!しかも、こっちも手編み……」
健夜「うん、一緒に編んでたからね」
咲「……マホちゃんにもお礼、言わないとなぁ…」
咲「こんな恰好いい真似しちゃって……えへへ、ありがとマホちゃん」ニコ
咲(……本当に、2人には感謝しかない)
健夜「さてっ、出よっか」
咲「……はいっ」タッタッ
22: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:21:36.93 ID:cFlr2CDJ0
健夜「うわぁ…もうすっかり冬だね……寒いや」ブル
咲「ですねえ……」
咲「あれ、健夜さんマフラーとか無いんですか?」
健夜「うん。まだ大丈夫かなって思って」
健夜「でも、明日からは持ってきた方が良いなぁ」
咲「……」
咲「……」スッ
咲「……半分、どうぞ」クルッ
健夜「えっ?」
23: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:22:11.24 ID:cFlr2CDJ0
咲「べ、別に…深い意図とかは、無いですから」
咲「その、風邪引かれても困りますし……」
咲「健夜さんが編んだマフラー、ちゃんと温かいですって事を、伝えたかったので」プイッ
健夜「……良いの?」
咲「私が良いって言ってるんですけど」
咲「……ほら、早く」
健夜「じゃ、じゃあ…お邪魔します……」シュル
健夜「ふぁ…温かい……」
咲「ふふ、でしょう?」クス
健夜「うん…上出来だよ、私っ」グッ
咲「あはは、さっきまで自信なさげだったのに、急にですね」チラ
咲「っっ……!!」
咲(か、顔近っ……)
24: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:23:03.95 ID:cFlr2CDJ0
咲「……///」ボッ
健夜「咲ちゃん?」
咲「な、なんでもありません!////」
咲「帰りますよっ!////」スタスタ
健夜「ちょっ、首!繋がってるから、歩幅合わせて!?」
咲「知りませんっ!健夜さんが合わせたら良いんですよっ」スタスタ
健夜「……」クスクス
咲「……なんですか」
健夜「ううん、なんでもっ」ニコ
咲「……ふんっ…」プイ
25: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:24:04.29 ID:cFlr2CDJ0
健夜(宮永、咲。私にとって、きっと唯一の……)
健夜(素直じゃなくて、ツンツンで、意地悪だけど)
健夜(根は優しくて、本当は子供っぽくて、甘えたがり)
健夜(そんな咲ちゃんの事、もっと知って…)スッ
咲「!!(手……)」ピク
咲「……」ギュ
健夜(…大切な貴方とこれからも、ずっと一緒に)ギュ
カン!
28: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:28:16.81 ID:cFlr2CDJ0
【オマケ?】
咲「お父さんただいまー」
界「あぁ、咲おかえり」
界「それと、誕生日おめでとう。悪いな、朝言ってやれなくて」
咲「ううん、良いよ。ありがとね」ニコ
界「おう。……っと、着替えたらリビング来いよ?ケーキと……」
界「サプライズなプレゼントが来てるから」ニヤ
咲「サプライズなプレゼント…?」
咲「何それ、お父さんが?」
界「いや、俺のもあるが……ふっ、まあお楽しみって事でな」クス
29: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:28:45.51 ID:cFlr2CDJ0
咲「……なんか怪しい」ジト-
咲「気になるから、着替えたらすぐ行くよ」
界「おう、そうしろそうしろ」スタスタ
咲「……」フゥ
咲(一体何なんだろう?)
咲「さて…気になるし、早く行こ」スッ
咲「……ん」チラ
マフラー 手袋
咲「……ふふっ」クス
咲(…今日はなんだか、楽しかったなぁ…)ニコリ
_____________________________________________
30: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:29:12.91 ID:cFlr2CDJ0
【サプライズプレゼント!】
『あーあー、マイクテストマイクテストー!』
『いらないから!そこ邪魔!』
『あ、ごめんごめん』アハハ
『うぅ…なんか緊張する…』
『こういうの初めてだ…』
『喜んでくれると良いねぇ…』ポカポカ
『こらこら、尺もそんな無いんだし本題入れよー』
『そ、そうでした!』
31: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:29:50.19 ID:cFlr2CDJ0
穏乃『って訳で、久しぶり咲!』
玄『インハイの時ぶりだから…2ヶ月ぶりくらいだね』
宥『寒い季節になったね……』プルプル
穏乃『元気?私たちは変わりなく元気だよ!』
穏乃『そうそう、近くの山も景色が変わってきて…良かったら、今度一回』
憧『だから世間話のためのビデオレターじゃないっての!』ベシッ
灼『話が進まないから進める……』
32: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:30:28.22 ID:cFlr2CDJ0
灼『咲、誕生日おめでとう』
『『『おめでとー!!』』』
穏乃『うぉぉぉ!!おめでとう!!』
憧『ふふっ、驚いた?』
玄『赤土さんから話を聞いて、すぐ撮ってるんだー』
晴絵『なんで私が知ってるかって?ははっ、大人の情報網を』
憧『小鍛治プロに聞いたのよね?』
晴絵『』
玄『えっと、そんな訳で……お誕生日プレゼントと一緒にこのビデオも送るね』
玄『ちなみに、私とお姉ちゃんからは、セーターを送るねっ!マフラーとかと迷ったんだけど……ね』クス
宥『プレゼント選んでる時とか…喜んでくれるかなーって考えたりしたら、冬なのにポカポカ暖かくなって、楽しかったなぁ』
玄『あと、私たちの家の旅館の宿泊券も一緒に送っておきます!』
宥『玄ちゃん、咲ちゃんが家に来てくれるの楽しみにしてるから~勿論、私も』
玄『そ、それ以上はやめるのですお姉ちゃん!』
宥『ふふっ、玄ちゃん照れなくても良いのに』クスクス
玄『うぅ…///』
33: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:30:54.60 ID:cFlr2CDJ0
憧『私からは髪留めを送るわ』
憧『ずっと思ってたけど、咲はすっごい可愛いわ。割とマジで』
憧『私が選んだとっておきよ。きっと似合うと思う』
穏乃『私は咲が甘い物好きって聞いて、家が和菓子屋だから和菓子詰め合わせ……にしようと思ってんだけど、芸が無いかなーって思って』
穏乃『咲が好きそうな和菓子を、自分で作ってみた!……お母さんに教えて貰いながらだけど…』
憧『シズのやつ、不器用な癖に頑張って』
穏乃『あぁぁぁ!!余計な事言わなくて良いからっ!!』
穏乃『そういう事だから、喜んでくれたら嬉しいな!』
34: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:31:41.24 ID:cFlr2CDJ0
灼『最後は私たち……』
灼『正直、咲が喜びそうな物が麻雀以外に思い浮かばなかったから、私からはこれ…』
灼『えっと、ボーリングのグローブ……一応、私とお揃い』
灼『もし奈良に遊びに来たら、一緒にやろ。…玄と宥の旅館にも行けて、一石二鳥だし』
晴絵『素直に、遊びに来てほしいって言ったらどうだ?』
灼『……煩わし』プイッ
晴絵『ははっ…んで最後、私からはこれだ』
晴絵『咲が喜ぶって言ったら、小鍛治プロ関連だろ?やっぱり』
晴絵『そこで、ありとあらゆるコネを使って入手した小鍛治プロの高校生時代の映像…』
晴絵『それも、体育祭のだ!それを、送ろうと思う』
晴絵『あ、勿論小鍛治さんには内緒にしてくれ……』
35: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:32:26.57 ID:cFlr2CDJ0
憧『晴絵あんた、どっから入手したのよそんなの……』
玄『そ、それって咲ちゃん喜ぶのかな……?』
宥『絶妙な所だね~』
穏乃『ん?なんかカメラがピーピー言ってない?』
灼『それ、尺が尽きる音…』
晴絵『やばっ、時間無いぞ!』
憧『どうしてこんなギリギリのテープ使ってんのよ!?』
穏乃『えっと、じゃあ皆、せーの!』
『『『咲、誕生日おめでt』』』
_______________
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36: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:33:11.29 ID:cFlr2CDJ0
透華『ビデオは……これでよろしいですわね』
純『……おい、本当に歌うのかよ?』
一『諦めなよ純君!』
智紀『衣もやる気満々』
衣『あー、あーっ。よしっ、良いぞ!』
純『ったく、分かったよ!』
透華『では、行きますわよ?』
衣『せーのっ!』
『『『『さきたんイェイ~♪』』』』
衣『咲ー!誕生日おめでとう!』
透華『ですわっ!』
37: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:34:21.91 ID:cFlr2CDJ0
一『宮永さん……だと紛らわしいかな、清澄の大将に話を聞いて、このビデオを撮ってるんだ』
純『特に衣が張り切ってな。お姉さんとして、祝ってやらないとだかなんとか』クスクス
衣『い、良いじゃないか別に!衣は咲よりお姉さんなんだぞ!』プンスカ
智紀『そんな事言ってる純も、ノリノリだった』
純『ちょ、おい智紀!!』
透華『誕生日の事を聞いた日が聞いた日だった物で、申し訳ないですが誕生日プレゼントはもう暫く待っていてくださいまし!』
一『とりあえず、このビデオだけは当日に届けようって急いで撮ってるんだよね』
衣『さきたんイェイ~♪さきたんイェイ~♪』
衣『えへへ…衣、この歌が好きだ!』
一『宮永さんに送った曲なのに衣が気に入っちゃった』アハハ
透華『では宮永さん、お誕生日おめでとうございますわ!プレゼント、楽しみにしていてくださいまし!』
衣『せーのっ!』
『『『『さきたんイェイ~♪』』』』
_______________
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38: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:35:01.57 ID:cFlr2CDJ0
『……』ピッ
『っと……これでええんかな?』
怜『久しぶりやね咲ちゃん』
怜『チャンプに誕生日やーって聞いて、撮ってみたんやけど…ちゃんと映っとる?』
怜『ははっ、咲ちゃんの事やし、どうして園城寺さんがーとか、思っとるやろ?』クスクス
怜『理由なんて単純や。ウチと咲ちゃんは友達やから、それだけ』
怜『友達の誕生日にビデオレター送るくらい、普通やんな』
怜『んー、色々話したい事はあるんやけどご生憎様、時間があんまなくてなぁ』
怜『とりあえず、このビデオレターと一緒にプレゼントも付けとくから、使ってや』
39: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:36:13.17 ID:cFlr2CDJ0
怜『ウチが選んだ、寝心地抜群の気持ちいい枕や!』
怜『それ使って寝て、ウチの夢でも見てな?』
怜『……なんて、冗談や」クスクス
『怜ー?何やっとるんー?』
『ちょっ、来んといてって言うたやろ!』
怜『ほんなら咲ちゃん、今度は大阪で会おな!』
怜『誕生日おめでと!』
_______________
______________________________
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40: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:37:04.60 ID:cFlr2CDJ0
『……これ、本当にもう撮れてるの?』
『確認してみよー!』
『ちょっ、触ったらダメよ!?』
『なんで』
『あなた達2人が機械触ると、禄な事が無いからよ!!』
『そんな事ないし!』
『その通り。咲ほど機械音痴じゃない』
『何度データが消えたか言ってみなさいよ……』
『『……ごめんなさい』』
『はぁ…全く』
『じゃあ、後は2人で話しなさい。私は画面確認してるから』
『……久は喋らないの?』
『私は、手紙でも送るわよ』クス
『ふーん…』
41: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:37:47.15 ID:cFlr2CDJ0
照『という事で、咲』
照『せーn』
みなも『誕生日おめでとーっっ!!』
照『……一緒に言うって言ったのに』
みなも『あ、ごめんね照お姉ちゃん』
照『全く…。おめでとう、咲』
みなも『驚いた?今日はなんと、連休を使って照お姉ちゃんのお家に来てこれ撮ってるのだ!』
照『急に来て、咲の誕生日宛てにビデオレター撮ろうって言われてね』
みなも『えへへ、だって折角だし、咲を驚かせたいじゃん!』
照『にしたって、事前に連絡くらい入れて欲しかった』
照『私までビックリしたよ』
みなも『どうせなら照お姉ちゃんも驚かせたかったからねー!』
みなも『っといけないいけない、話が脱線しかけてたよ』
42: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:38:30.94 ID:cFlr2CDJ0
照『そんな訳で今年は、みなもに言われて誕生日プレゼントと一緒にこのビデオレターも送ろうって事で撮ってる』
みなも『そしてそして、その誕生日プレゼントって言うのは……』
みなも『私たちです!』
照『……ふふ、咲の驚いた顔が目に浮かぶかも』
照『言葉の通り、私たちがプレゼント……って、これかなり恥ずかしいんだけど』
みなも『私は既に咲の物だからプレゼントとは言えないかもだけどね♪』
照『無視された』
みなも『このビデオレター見てるのが、多分10月27日の夕方頃だよね?』
みなも『なんとその当日、私たちが茨城の咲の家に向かいます!』
照『ちなみに、お父さんには内緒にしてるけどお母さんも来る』
43: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:39:21.69 ID:cFlr2CDJ0
みなも『何でもワガママ聞いてあげるから、楽しみにしててねっ』
みなも『ねっ、照お姉ちゃん?』
照『うん。久々に、3人一緒に寝よう』
みなも『照お姉ちゃんのワガママだよそれ……でも、私もそれは賛成!』
『尺あと3分ねー』
みなも『少なくない!?』
『あなた達がデータ飛ばしまくったせいで、充電の方が危険なのよ』
照『面目ない……』
みなも『えーっと、そんな訳だから!話は、直接会ってしようね!』
照『久しぶりに……麻雀でも打ちながら、ね』
みなも『良いね良いね!』
44: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:40:04.07 ID:cFlr2CDJ0
みなも『あ、勝った方が咲とお風呂入れるって事にしようよ』
照『……後悔しないでね』ゴゴ
みなも『……照お姉ちゃんこそ』ボッ
照『咲が勝ったら?』
みなも『皆一緒に!』
照『…良いね』
照『……改めて、咲。誕生日おめでとう』
照『これまで、一緒にいてあげられなくてごめんね』
照『今年は、咲にとっても楽しい誕生日になってくれると嬉しい』
みなも『うんうん。咲ってば、遠慮ばっかするんだから』
みなも『その日くらいは、私や照お姉ちゃんにワガママ言っても良いんだからね!』
みなも『……ついでに、にっくき小鍛治健夜にも』プイ
45: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:40:41.60 ID:cFlr2CDJ0
照『それじゃあ咲、今度はそっちで会おう』
みなも『待っててねー!』
照『せーの』
照 みなも『『Happy Birthday、咲!』』
カン!
46: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 00:42:18.75 ID:cFlr2CDJ0
ここは投下しようか迷いましたが、折角書いたので……という事でっ
思いつきで急いで書いたので、雑な所は申し訳ないですっ
では、ありがとうございました(ペッコリン)
思いつきで急いで書いたので、雑な所は申し訳ないですっ
では、ありがとうございました(ペッコリン)
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 01:04:10.38 ID:Snt+wBFB0
乙
さきたんイェイ~
さきたんイェイ~
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 01:04:30.22 ID:otOw/42T0
咲たんイェイ~
みなもsideの清澄ストーリーとか見てみたいかも
みなもsideの清澄ストーリーとか見てみたいかも
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 03:42:46.58 ID:7yK8mKYwO
キャップは咲たんイェイ~したかったけど機械音痴だから…
乙です
乙です
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 17:06:53.81 ID:27VRKTZiO
乙ですよー
すこやんSS珍しいなと思ったら>>1だったか…咲健尊い
さきたんイェイ~
すこやんSS珍しいなと思ったら>>1だったか…咲健尊い
さきたんイェイ~
53: ◆.4Vb7WGlxQ 2016/10/27(木) 17:46:20.01 ID:cFlr2CDJ0
乙ありがとうございますっ
和や姫様、キャップなども考えていましたが、時間が無かったです……0時に投下したかったので…っ
みなもsideの清澄は、あるとしたら本編で少し齧るかも程度に思って頂けたらっ
和や姫様、キャップなども考えていましたが、時間が無かったです……0時に投下したかったので…っ
みなもsideの清澄は、あるとしたら本編で少し齧るかも程度に思って頂けたらっ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477494053
Entry ⇒ 2016.10.31 | Category ⇒ 咲-Saki- | Comments (0)
凛「結局は、ただの自問自答」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:37:13.83 ID:+a1PS++j0
――――――
凛「ん……」
凛「……ん? あれ?」ムクッ
凛「…………」キョロキョロ
凛「そっか。まだ事務所だったんだ。いつの間に寝ちゃってたんだろう……」
凛「ん……」
凛「……ん? あれ?」ムクッ
凛「…………」キョロキョロ
凛「そっか。まだ事務所だったんだ。いつの間に寝ちゃってたんだろう……」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:38:08.91 ID:+a1PS++j0
『……あ。やっと起きた。ずいぶんぐっすりだったけど』
凛「うん……今日のレッスンが、ちょっとハードだったかな」
『確かに。まあ、もうすぐライブもあるし』
凛「ニュージェネだけでライブするの、久しぶりだから気合入れないとね。今日は個人レッスンだったけど、また明日からは三人でのハードな、レッスン……が……え?」
『……? どうかした?』
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:38:46.21 ID:+a1PS++j0
凛「…………」
凛「ねえ。アンタ……誰?」
『ワタシ? いや、誰もなにも―――』
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:39:21.04 ID:+a1PS++j0
『―――そんなこと、あんたが一番……いや、ワタシが一番よく知ってるんじゃない? ねえ、「私」』
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:40:16.76 ID:+a1PS++j0
凛「え……わ、私と同じ顔? 私がもう一人……」
リン『そう。ワタシはシブヤリン。あんたも渋谷凛。ワタシたちは「渋谷凛」ってこと。見ればわかるでしょ?』
凛「うそ……そんな……。あ、そっか。夢か。夢だよ。私まだ眠ってるんだよ。うん」
リン『そう思う? じゃあ、ほっぺでもつねってみたら? 思いっきり』
凛「…………」ギュー
リン『どう?』
凛「いたい」
リン『だよね』
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:41:15.37 ID:+a1PS++j0
凛「え? じゃあ夢じゃない……現実? 本当に、アンタは私なの?」
リン『だからそうだって言ってるんだけど。自分が二人いるのがそんなに変?』
凛「変だよっ! ドッペルゲンガーとかじゃあるまいし、同一人物なんてことあるわけが―――っ!」ピタッ
凛「……。なにが目的?」
リン『目的?』
凛「仮にアンタが私だとして……私の前に現れた理由は?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:43:01.79 ID:+a1PS++j0
リン『理由、か。まあそうだよね。「渋谷凛」だったら、まずそれを聞くよね』
凛「……なんか、いやな言い方。まるでなんでもお見通しです、みたいな」
リン『当たり前でしょ。だってワタシのことだから』
凛「は?」
リン『あんたのことなら、ワタシはなんでも知ってる。なんでもわかる。だってワタシたちは同じ「渋谷凛」だから』
凛「……ふーん。なるほどね。確かに同じ『渋谷凛』なら考えてることも同じはずだよね。それがウソじゃなければ、だけど」
リン『ふふ。やっぱり信じてないんだ』
凛「それはアンタ次第、かな。自分を信じるってけっこう難しいことだよね」
リン『ワタシ次第か……だったら実際に証明してあげるのがいいかな』
凛「証明?」
リン『そう、証明。例えば……えーと』
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:44:04.25 ID:+a1PS++j0
リン『あんたは……そう。「渋谷凛」は今のこの状況を。戸惑いつつも、内心ちょっと楽しんでることとか』
凛「…………」
リン『実はこんな展開にワクワクしてるでしょ。どう、正解?』
凛「…………。正解」
リン『ふふん』ドヤッ
凛「っ―――で、でもそれを当てたくらいで信じろって言われてもっ」
リン『ふーん、まだ納得しないんだ。だったら―――』
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:45:30.22 ID:+a1PS++j0
リン『―――これが、もう一人の私? なんだろう。なんでいきなり現れて……はっ! もしかしてこれ、なにかの力に目覚める予兆だったりして……』
凛「!? ちょ、ちょっと―――」
リン『もう一人の自分がトラウマを抉ってくるけど、その試練に打ち勝って、新たな能力を獲得する的なパターンのやつだ、きっと。ふふ、面白い展開だね。悪くないかな』
凛「待って! 待ってっ、私、別にそんなこと考えてな―――」
リン『同一の存在を乗り越えて、新しい自分へと生まれ変わる。……そう。さしずめ私の二つ名は「蒼の偶像」。なんてね。キリッ』
凛「やめて!! わかった! わかったから! アンタは私、私はアンタ! それでいいんでしょ!?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:46:26.91 ID:+a1PS++j0
リン『…………』
凛「…………」ハァハァ
リン『蒼の偶像ってなんですか? 何に引っかけた二つ名なんですか?』
凛「私たちは『渋谷凛』です!! 完全に同一人物です!! ちょっと上から目線ですみませんでした!!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:47:07.59 ID:+a1PS++j0
リン『よかった。信じてくれたんだ』
凛「これだけダメージ受ければね……ていうか、アンタ私なんでしょ。二つ名とか言って煽ってたけど、アンタ自信にもダメージいかない?」
リン『もちろん精神的に大ダメージ。他人の目線で見ると、自分がどれだけ痛々しいかよくわかるものだね。今ちょっと体震えてる』
凛「なんなのその新手の自傷行為……と、とにかく。アンタが本当に『渋谷凛』なのはわかったけどさ。結局なにしに来たの? 目的とかないの?」
リン『目的? あっ。ああ、目的ね。そうだった。それを言わないとね。派手に自虐してたせいで忘れてた……』
リン『目的はもちろん説明するけど、でもその前に、ワタシがどういう存在なのかを説明した方がいいかな』
凛「どういう存在って……だから、もう一人の私なんでしょ?」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:50:25.82 ID:+a1PS++j0
リン『正確にはちょっと違うんだよね。例えるなら、うーん……あんたとは違う、別の世界のあんた、みたいな存在というか』
凛「?」
リン『あんたがいつも無意識に考えていることの具現化、みたいな存在というか。あんたがあんたじゃなかったらワタシになってるかも、みたいな存在というか』
凛「……はっきり言ってくれない? 抽象的にいえば、なんでもカッコよくなるわけじゃないよ?」
リン『その発言、あんたにそっくりそのまま返す―――ああダメだ。返したところで自分だった……じゃなくて。はっきり言っていいなら、遠慮なく言うからね。いい?』
凛「うん。むしろその方が助かると思う」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:51:01.77 ID:+a1PS++j0
リン『ワタシはね』
凛「うん」
リン『卯月と』
凛「―――え? 卯月?」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:51:37.59 ID:+a1PS++j0
リン『―――卯月と、百合ックスしたいだけの人生だった「シブヤリン」なんだ』
凛「」
リン『…………』
凛「」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:52:30.46 ID:+a1PS++j0
リン『……ああ、そうだった。過去形じゃないよね。もちろん現在進行形で、百合ックスしたいと思いながら今も生きているよ』
凛「……過去形でも進行形でも、衝撃の程度は変わらないからね」
リン『うん。そうだね。確かに卯月との出会いは衝撃的だった』
凛「お願いだから自分としっかり向き合って。もう一人の自分と対話して。……ていうか、今そんな話はしてないって、わかっててとぼけてるでしょ」
リン『……へえ。思ったよりも冷静にリアクションするね。もっと取り乱すと思ったけど』
凛「さすがに発言の直後は面食らって時間が止まったけどね。なんでだろう、割とすぐ我に返れた」
リン『割とすぐ、か。ふふ、なるほどね。ワタシの見込んだ通りかも。ふふ』
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:53:15.95 ID:+a1PS++j0
凛「……なに。見込んだ通りって。あとその不敵な笑みは」
リン『なんですぐ冷静になれたか、教えてあげようと思って』
凛「え?」
リン『ワタシはあんただから』
凛「……。うん。それは何回も聞いた。ついさっきの変態発言で信じたくなくなったけど」
リン『あんたはワタシ。ワタシはあんた。つまり―――』
凛「つまり?」
リン『―――アンタも心のどこかで、卯月と百合ックスしたいと思っている―――』
凛「…………」
リン『…………』
凛「…………」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:53:53.57 ID:+a1PS++j0
リン『……でしょう?』
凛「いや、思ってないけど」
リン『…………』
リン『…………は?』
凛「は? じゃなくて。別に思ってないけど、そんなこと。聞こえなかった?」
リン『』
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:54:51.44 ID:+a1PS++j0
凛「……いや、同じ渋谷凛でも、私の真似して時間が止まる必要ないんじゃないかな。天丼とか私のキャラじゃ―――」
リン『天丼したわけじゃないしっ! ていうか、ウソだ!! ウソだよ!! なんで!? 卯月だよ!? あの島村卯月だよ!?』
凛「知ってるよ」
リン『ニュージェネレーションの! はじけて♪サマーの! 恥じらいスマイルの! 島村卯月だよ!?』
凛「知ってるよ。ワンダーメイドで笑顔のご奉仕の島村卯月でしょ」
リン『S(mile)ING!の! 流れ星キセキの島村卯月だよ!?』
凛「知ってるよ。ワタシポンコツアンドロイドの島村卯月でしょ」
リン『ピンクチェックスクールの―――』
凛「もういいから! 確認しなくても卯月は卯月だから!」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:55:25.30 ID:+a1PS++j0
リン『そんな……。あ、あんた、本当に渋谷凛? なんか、ただのそっくりさんな気がしてきた……』
凛「その言葉、そっくりそのまま返すっ―――ああ、ダメだ。返したところで自分だった―――って、ああ! ダメだ! この返しも天丼だった! やっぱり私たち同一人物だ! 嫌だけど!」
リン『どうして、なんで……納得いかないっ……! ねえあんた、本当にしたいと思わない? 卯月と』
凛「思わないよ! 卯月とそんな爛れた関係になりたいとも思ったことない!」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:56:31.61 ID:+a1PS++j0
リン『まったく?』
凛「まったく!」
リン『微塵も?』
凛「微塵も!」
リン『神様に誓える?』
凛「当たり前だよ! まっすぐ目を見ながら誓えるよ!」
リン『そう……』
リン『……。じゃあ、卯月の目を見ながらでも誓える?』
凛「そんなの、もちろっ―――」
凛「……………………。もちろん」
リン『考えた! 今、長考した! やっぱり本当はしたいんだ! 欲望に素直になれないだけだ!』
凛「なっ!? ち、違うし! ちょっと言葉に詰まっただけだし!」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:57:42.95 ID:+a1PS++j0
リン『即答できなかっただけでしょ! やましい気持ちがあるから!』
凛「ウソじゃないし!! 本心だから!! メチャクチャ本心だから!! ん、んんっ? あれ? あ、あー、なんだか声が出づらいなー。今日のボイスレッスンがハードだったかなー。あーあー」
リン『演技力!! ボイスレッスンよりやることがあるんじゃないのあんたは!?』
凛「アンタみたいに煩悩丸出しよりはマシでしょ!! 同じ渋谷凛として恥ずかしいんだけど! それでもCool属性のつもり!?」
リン『Coolアイドルが性欲旺盛じゃダメなんてルールないじゃん!! アイドルの属性と性欲は比例するわけじゃないし!!』
凛「そりゃそうだけど!! そんな方程式あったら一大事だよ!!」
リン『!? 方程式!? まさか……Cute(17歳+東京出身+長電話)=性欲(17歳+東京―――』
凛「証明しようとするな!! もうやだこのワタシ!!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 22:59:13.70 ID:+a1PS++j0
リン『しょうがないじゃん! 卯月が可愛過ぎるんだから!!』
凛「暴論だよ!!」
リン『正論だよ!!』
凛「そんな理論通らないから!!」
リン『本当に!? 本当にそう言い切れる!?』
凛「それはっ!!」
凛「……そ、それは……まあ……。う、卯月が可愛過ぎることは否定できない!!」
リン『でしょ!? 卯月が可愛いということは正論! いや、真理!』
凛「確かに! 卯月は可愛いから!」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:00:37.94 ID:+a1PS++j0
リン『前日についつい長電話しちゃって、次の日会ったら申し訳なさそうに謝るけど、気にしてないし楽しかったよって言ってあげたときの、ほっとしたような笑顔とか!』
凛「久しぶりにニュージェネだけの仕事で、ちょっとテンションがハイになっちゃってて、やたらとスキンシップが多いけど、それを指摘すると真っ赤になっちゃうところとか!」
リン『さらにそれを未央に煽られて、さらに赤くなっちゃうところとか!』
凛「そうそれ! いいのに! もっとスキンシップしてきてもいいのに!」
リン『ワタシが指摘しなければ、別に気にしなかっただろうけどね! 卯月の恥じらう姿が見たくてついね!』
凛「卯月は照れるとすぐ顔に出るから! その様子がまた可愛くて可愛くて!」
リン『そうだね! 普段の笑顔とはまた違った味わいがあるから!』
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:01:48.51 ID:+a1PS++j0
凛「未央もまたいい仕事してくれるんだよね! 卯月を煽ってくれれば恥じらう姿が見れる! 私が煽られたとしても、その様子をちょっと困った笑顔で見てる卯月が見れる! うまくいけば未央に便乗する、ちょっと小悪魔な卯月も見れる!」
リン『本当だよ! 未央の手腕にはいつも頭が下がる思いだよ! ワタシ、ニュージェネで良かったと心から思える瞬間だね!』
凛「ああ、話してたら明日のレッスンが待ちきれなくなってきた! 早く明日が来ないかな! 疲れてるし、今日は早く寝なくちゃ!」
リン『でももしかしたら、また卯月から電話がきて、ついつい長くなっちゃうかも……どうする?』
凛「付き合うよ! 何時間でも! 通話の回線が焼き切れるまで!」
リン『よく言った! さすがワタシ! さすが「渋谷凛」!』
凛「卯月の為なら、睡眠時間くらいいくらでも捧げてみせるね! だって卯月だから!」
リン『そう! 卯月だから! つまり!』
凛「つまり!」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:02:35.93 ID:+a1PS++j0
リン『卯月は!?』
凛「かわいい!!」
リン『かわいいは!?』
凛「正義!!」
リン『つまり卯月は!?』
凛「正義!!」
リン『卯月イズ!?』
凛「ジャスティスッ!!」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:03:18.62 ID:+a1PS++j0
リン『…………』ガシッ
凛「…………」ガシッ
リン『……やっと分かりあえたみたいだね。ワタシたち』
凛「そうだね……。まあ、分かりあうも何も、最初から同一人物なんだけどね」
リン『確かに。今さら分かりあうっていうのも、変な話か。ふふ』
凛「ふふ」
リン『あははっ!』
凛「あはははっ!」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:04:44.54 ID:+a1PS++j0
リン『あはは……はあ。でもまあ、これでわかったでしょ』
凛「ん? なにが?」
リン『……とぼけちゃって』
凛「…………」
リン『ワタシたちは……ううん。「私」は、卯月が好き。だよね』
凛「……。うん」
リン『したいだの、百合ックスだの言ってたけど、そんなことじゃなくて、ただ単純に、とにかく卯月が好きって思ってる』
凛「うん」
リン『そりゃあ内心は、そんなことまでできたらいいなとか思ってるけど』
凛「う、うん」
リン『卯月の笑顔が好き。卯月の歌が好き。卯月の頑張るところが好き。卯月のちょっとお姉さんぶるところも好き。卯月の少しドジなところも好き。……卯月が、好き』
凛「……うん」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:05:27.14 ID:+a1PS++j0
リン『ならさ。もう、やることは決まってるよね』
凛「……。そうだね」
リン『うん。……ああ、もちろん今から百合ックスしに行くってのは無しだからね。ふふ』
凛「わかってるよ。当たり前だし……ふふ」
リン『だよね。……じゃあ、あんたが。ワタシが。「渋谷凛」がやること。それは?』
凛「決まってるよ。それは―――」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:06:02.58 ID:+a1PS++j0
凛「―――それは。これからも、ずっと。卯月のことを見守ること、だよね」
リン『――――――え?』
凛「…………」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:06:49.19 ID:+a1PS++j0
リン『いや、ちょっと待って……ち、違うでしょ。それじゃあ今までと何も変わらないじゃん。そうじゃなくてさ、その、あんたの想いを、卯月に、とか……』
凛「…………」
リン『今まで思ってたことを、言わなくちゃ、とか。ほら、今の関係よりもっと親密になりたい、とか』
凛「…………」
リン「……っ! 黙らないでよ! ワタシは! 卯月に告白しろって言ってんの! わかるでしょ!? そんなことくらい! 同じワタシなんだからさ!」
凛「……。あんたこそわかってるんじゃないの? そんなことくらい」
リン『!?』
凛「告白なんて、するわけがない。したって意味がないから。だって……うん。私は知ってるから」
リン『! やめて! 言わないで!』
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:07:32.10 ID:+a1PS++j0
凛「だって―――」
凛「―――卯月は、プロデューサーのことが好きなんだから」
リン『…………』
凛「……納得した? まあ、とっくにしてるよね。同じ私なんだし」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:09:20.70 ID:+a1PS++j0
リン『……ワタシは、本当にそれで。このままでいいのかって言ってるの』
凛「いいよ。それで卯月が笑顔でいてくれるなら。今の関係のままでいれるなら、それでいい」
リン『……鈍感なプロデューサーなんかより、ワタシの方が、卯月のことを一番想ってるのに』
凛「応援してあげようよ。アイツ、バカみたいに真面目だから、担当アイドルにそんな感情はーとか思ってるんじゃないの? 私が二人をフォローしないとさ」
リン『イヤだよ! なんでアイツのために! なんで、卯月はアイツを!』
凛「アイツだから、卯月も好きになったんでしょ。それに、私もプロデューサーのこと嫌いじゃないしね。まあ悪くないかな、ってこと」
リン『そんなことない! 大嫌い! 卯月をとらないでよ! ワタシの卯月なのに!』
凛「……素直じゃないよね。好きなくせに。ああ、もちろん恋愛感情じゃないけどね。それなりに信頼してるよって話。それこそ、卯月を任せられるぐらいにはね」
リン『っ―――』
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:10:33.20 ID:+a1PS++j0
凛「私は、卯月を大切に思ってる。そして、プロデューサーも大事。じゃあどうするかなんて決まってるでしょ」
リン『…………』
リン『……あんたは、本当にそれで納得してるの?』
凛「もちろん。だって私は、卯月が好きだから。好きな人を想うカタチなんて、人それぞれでいいんじゃない?」
リン『…………』
凛「…………」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:13:24.69 ID:+a1PS++j0
リン『……そう。わかった。他の誰でもない、「私」自身がそう言ってるんだし。もう何も言わないよ。言っても無駄だしね』
凛「よかった。やっぱり自分で自分を信じるって難しいね。納得させようにも、ただの卯月が可愛い論議になっちゃうし」
リン『議論が熱くなるのも仕方ないよ。普段、卯月が可愛いって声を大にして言える相手なんて、未央くらいしかいないもんね』
凛「そうだね。まあ、話し終わったら疲れた目をしてるけどね。いつも一方的に話し相手にしてごめんとは思ってるんだけど」
リン『そうやって発散しないと、いつか爆発しちゃうから。もちろん性的な意味で』
凛「……ちょっと。せっかく、もうそっち系の話はしなくていいと思ってたのに。また再燃させないでくれる?」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:14:56.06 ID:+a1PS++j0
リン『……ん? そうだ。だったらいっそ、性的な部分は、未央で発散させてもらえば』
凛「こら。聞いてんの?」
リン『未央のカラダで慰めてもらうのも、悪くないかな。あのミツボシ級の未央っぱいで―――』
凛「ねえ。もう帰ってくれない? 結論は出たんだし、もう議論することもないし」
リン「燃やせ(意味深)友情! パッション(意味深)は、ミ・ツ・ボ・シ(意味深)」
凛「帰って!! 未央はただのもらい事故じゃん!! かわいそうでしょ! 持ち歌いじるのやめなよ!」
リン『カオスでラブリーなミツボシ。そして、目指すは六ツ星。もちろん性的な意味で―――』
凛「黙って!! 早く帰って!! あと未央に謝れ変態!!」
リン『放課後パーティー本田未央……特技名は青春の輝き……ゴクリ』
凛「帰れ!!」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:16:05.64 ID:+a1PS++j0
――――――
凛「―――はっ!?」ガバッ
凛「…………」キョロキョロ
凛「ここ、事務所……私、寝てたんだ……じゃあ、さっきまでのは……夢?」
凛「……。なんて夢。オチまでひどすぎるんだけど」
凛「はーあ……。目は覚めたけど、気分が全然晴れない。そりゃそうだよね。ただ自分の煩悩が、どれほどひどいのか見せつけられるだけの夢なんだから」
凛「…………」
凛「―――はっ!?」ガバッ
凛「…………」キョロキョロ
凛「ここ、事務所……私、寝てたんだ……じゃあ、さっきまでのは……夢?」
凛「……。なんて夢。オチまでひどすぎるんだけど」
凛「はーあ……。目は覚めたけど、気分が全然晴れない。そりゃそうだよね。ただ自分の煩悩が、どれほどひどいのか見せつけられるだけの夢なんだから」
凛「…………」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:16:54.68 ID:+a1PS++j0
凛「卯月を見守る、か。うん……大丈夫。夢の中で言ったことは本当のことだし。卯月のことはこれからも応援するつもりだし。今までと、なにも変わらない。うん。これでいいんだ」
凛「……単純に欲求不満なだけかもしれないけど。おかしいな。私、そんなに普段色々と抑えてるのかな。もしかして自覚がないだけで、潜在的にはド変態……いや! やめようそんな恐ろしい仮定の話はっ」
凛「……というか私、なんでまだ事務所にいるんだっけ。ええっと」
凛「んー……レッスンが終わって、事務所に戻って……卯月がもうすぐ戻るっていうから、ソファーに座って待ってようかなって、そしたらそのまま寝ちゃって……卯月……」
凛「―――!!」ガタッ
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:17:33.39 ID:+a1PS++j0
凛「そうだった! 卯月! 卯月の誕生日! プレゼント渡すんだった! ど、どうしよう、もう帰っちゃったかな……待ってる間に寝ちゃうなんて……」
凛「……はあ。仕方ない、明日渡そうか。せっかく持ってきたのにな―――」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:19:21.03 ID:+a1PS++j0
ガチャ
「―――あっ、凛ちゃん! すみません、遅くなりました!」
凛「―――!」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:20:58.72 ID:+a1PS++j0
凛(……まだ、帰ってなかったんだ。よかった。なんとか今日中に、プレゼントは渡せる)
凛(ハッピーバースデイ。卯月。これからも、よろしくね)
凛(…………)
凛(遅くなった、って……もしかして、さっきまで、プロデューサーと会ってたのかな)
凛(…………)
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:21:55.46 ID:+a1PS++j0
凛(……ううん。私は大丈夫。二人のことは、これからも応援するつもりだし、それでうまくいったなら、本当に心からうれしいと思える……はず)
凛(……でも、もしも。嫉妬する心の方が強くなっちゃったら―――)
凛(その時は、また、自分との押し問答でもしようかな。夢の中で、ね)
凛(―――頼んだよ。『シブヤリン』さん)
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:24:57.51 ID:+a1PS++j0
凛(……ただ、あんまり変態的すぎる発言は、ちょっと……うん)
おわり
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 23:26:35.41 ID:+a1PS++j0
終わりです。ありがとうございました。
島村さん、誕生日おめでとうございます。
これからもしぶりんともっとイチャイチャしてください。
島村さん、誕生日おめでとうございます。
これからもしぶりんともっとイチャイチャしてください。
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/25(月) 00:52:44.66 ID:6gQ0NXzaO
じゃあ次はイチャイチャですね
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/25(月) 09:22:19.13 ID:vxYvZuXx0
乙
一瞬「ゴブの方かな?」と思った
一瞬「ゴブの方かな?」と思った
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461505032/
Entry ⇒ 2016.10.31 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
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