菊地真「ボクが髪を切った理由(ワケ)」
1: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 18:37:33.52 ID:GP3jamNW0
結局のところ、幾つになってもボクはボクのまま。
小さな頃からの憧れや感じ方というヤツは、例えこの体が大きくなって、
心も成長したと思っていても、忘れず、根っこの方には残っているものなんだ……なーんて。
目の前の大きな鏡に映る自分の姿。
同窓会や街角で、昔の親友とバッタリ再会したかのような錯覚。
「へへっ……久しぶり」
幸いにも思わず呟いたこの一言は、
床を掃除し始めていた店員さんには聞こえなかったようだった。
2: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 18:45:18.46 ID:GP3jamNW0
関連性は薄いもののこのお話は、過去作である 高槻やよい「思い出はもやしと共に」と設定を共有しています。
それと同時に、気をつけてはいるものの細かい点で公式のキャラ付けとは設定の齟齬が生じてるかも。
(前回の亜美の身長に関する描写とか。本当に申し訳ない)
何か妙な点を見つけた場合は、指摘していただけると助かります。
3: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 18:48:06.29 ID:GP3jamNW0
入店前と比べて、随分と軽くなった頭。
あの頃とほぼ同じぐらいの長さになった髪。
懐かしさと同時に思い出したのは、小さな頃の父との会話。
『ねぇ、父さん。どうしてボクは他の子みたいに、髪を伸ばしちゃいけないの?』
小学校に上がった頃だったかな。
それまでは父に言われるまま、少し伸びては髪を切り、また少し伸びては髪を切り。
当時のボクは、そうすることが当然だと思っていたし、
頻繁に髪を切ることに対して、特に反対する理由も持ってはいなかった。
4: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 18:51:09.57 ID:GP3jamNW0
むしろ周りが髪を伸ばした子ばかりの中、自分だけが髪を短く切っていることに、
ちょっとした優越感、自分は特別なんだって思いを持っていた時期もあったほど。
……だけどまぁ、そんな考えは大きくなっていくにつれ、
すぐに「これは違う」と蓋をして、心の奥にしまい込んでしまってたんだけど……ね。
――そう。ボクの中に芽生えた、あの気持ちに気がつく時までは。
5: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 18:53:12.25 ID:GP3jamNW0
数時間ぶりに出た外の空気は、
夏も終わろうって言うのにまだまだ暑くて。
さっきまでは冷房の効いた店内にいたからこそ、
この急激な気温の変化は堪えるものがあるのもまた事実。
それでもボクは、そんな夏の日差しを遮るように片手を上げて空を見上げると、
「フッ」と一息、暑さに負けそうな心に活を入れて。
「……だけどやっぱり、暑いものは暑いんだよね」
左手に巻いた腕時計で、時間を確認。
早くも額に汗をかきながら、目的地目指して歩き出したんだ。
6: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 18:54:58.97 ID:GP3jamNW0
===
「あらー……こりゃまた、随分と見違えちゃって」
「そーなんだよ律子。菊地真、とーとーバッサリ、やっちゃいました!」
事務所にやって来たボクを出迎えた律子が、
おやおやと言った様子で眼鏡のズレを直す仕草をとる。
そんな彼女に、ボクは新しい髪型を見せつけるよう、その場でくるりとターンを決めて。
「おっ! 流石は元ダンサーアイドル。動きのキレは、現役時代と変わらないんじゃない?」
「へへ、まぁね。これでも日課のランニングは続けてるし、昔取ったきねづかってヤツだよ」
「なら、ライブのバックダンサーに欠員が出た時は、出演の依頼をしちゃおうかしら」
「やーだよ。どうせ昔のよしみだなんだって、タダ働きさせるつもりだろ」
「あらー……こりゃまた、随分と見違えちゃって」
「そーなんだよ律子。菊地真、とーとーバッサリ、やっちゃいました!」
事務所にやって来たボクを出迎えた律子が、
おやおやと言った様子で眼鏡のズレを直す仕草をとる。
そんな彼女に、ボクは新しい髪型を見せつけるよう、その場でくるりとターンを決めて。
「おっ! 流石は元ダンサーアイドル。動きのキレは、現役時代と変わらないんじゃない?」
「へへ、まぁね。これでも日課のランニングは続けてるし、昔取ったきねづかってヤツだよ」
「なら、ライブのバックダンサーに欠員が出た時は、出演の依頼をしちゃおうかしら」
「やーだよ。どうせ昔のよしみだなんだって、タダ働きさせるつもりだろ」
7: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 18:57:39.92 ID:GP3jamNW0
考えてることなんてお見通し、って態度でボクがそう言うと、
律子の方も「あちゃ、バレてたか」なんて悪びれも無く舌を出して笑う。
……まったく、昔からそういうところはしっかりしてると言うか、ちゃっかりしてると言うか。
「それで、何があったのよ」
「何がって、何さ」
いつまでたっても変わらない、当時と同じ場所に置かれた談話用のイスに座ったボクに、
冷蔵庫から取り出して来た冷たい缶コーヒーを差し出しながら律子が言った。
「決まってるでしょ。アンタが急に髪を切った、その理由を聞いてるの」
「別に……大した理由はないんだよ」
「なら、隠す必要だってないじゃない。ほらほら、さっさとズバリ、言っちゃいなさいよ。
腰まであった髪をバッサリ切った、大したことないその理由!」
8: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 18:59:10.86 ID:GP3jamNW0
そうしてニヤニヤとした笑顔でボクの返事を待つ律子が面白くって、
ボクもついつい大げさなため息をついてから、いかにも深刻な話をしますって態度をとると、
「はぁー……参ったなぁ」
「だから、何が参ったのよ」
「それはその、月日の流れは残酷だなぁって」
ボクはテーブルの上に組んだ両手に顎を乗せ、
ワザと律子から視線を逸らして話を続ける。
「当時は鬼軍曹だなんだって、
皆から恐れられてた律子がさ、今じゃすっかり丸くなっちゃって」
「……そうかしら?」
「そうだよ。今だってほら、噂話好きなおばちゃんみたいな顔してる」
9: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:20:45.25 ID:GP3jamNW0
すると律子が、「おばっ……!」とかなんとか口ごもり、
その顔がショックを受けたように引きつったかと思えば、
「おばちゃんって……失礼ね! 私はまだ、そんな歳じゃありません!」
「あれ? そうだっけ」
「そうよ! まだまだギリギリ、二十代最後の一年を、全力で楽しんでる真っ最中っ!」
だけど、そこで違和感。
「でもさ、ボクが今日で二十八になるんだよ? 確か律子の誕生日って……」
「それでも今年一杯の間は、心は二十代のままなのよ!
いいじゃないのそのぐらいの些細な誤差は! 見逃しなさいよっ!」
10: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:23:55.16 ID:GP3jamNW0
どうやら今のボクの台詞は、彼女の中にある「何か」のスイッチを押してしまったようだった。
必死になって言い訳を並べる律子の迫力に圧倒されてしまい、
どういうワケだか最終的には、自分の失言を認めて謝ることになったボクがいて。
「この度は不用意な発言から律子サンを傷つけてしまい、
本当に申し訳ございませんでした!」
「……うむ、よろしい」
座ったまま、ぺこりと頭を下げるボクに、
上から目線で律子から、お許しの言葉がかけられる。
「とりあえずさっきの件はその真の謝罪と、
今度のライブで使う衣装代を割引してもらうことで水に流すことにするわ」
「はぁっ!?」
「な、何よ! 急に大きな声なんて出しちゃって」
しれっとした顔でそう言うと、
律子はボクの方を向いて、不思議そうに小首を傾げる。
11: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:28:14.52 ID:GP3jamNW0
「ちょ、ちょっと待って! 何、今度のライブの衣装代って……!」
「だーかーらー、今度のライブの衣装、真のところに頼んでるヤツがあるじゃない?
見積もりは出して貰ったけど、アレ、もう少しだけどうにかならないかなーって」
「なるわけないだろっ! アレでもコストを抑えるために、随分と頑張った方なんだよ!?」
「そこを何とか! ね? お願いします真さま!」
「拝んだって無理な物は無理! 大体ね、毎回毎回、
ボクがどれだけの想いで衣装を用意してると思って――」
「何よ、ケチ臭いわねぇ。やよいのとこのお嬢ちゃんには、気前よく新作渡してるくせにー」
「あれはあの子の誕生日プレゼントだっただろ! 大体三十の大台に乗った大人が、
七歳の子と張り合おうとするんじゃないっ!」
「だからまだ、私はギリギリ二十代だって言ってるでしょーがっ!」
12: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:31:46.97 ID:GP3jamNW0
――閑話休題。
それから数十分にも及んだ言い争いは、
双方が同時に力尽きる、ダブルノックアウトの形でその幕を閉じた。
テーブルの上に突っ伏して、
ぜぇぜぇと息を切らすボクと律子。
まだまだ若いハズなのに、こんなどうでもいいようなことを通して、
昔に比べて明らかに体力が落ちてきていることを実感する。
「と、とにかく……私はまだ、心は二十代のままだから……!」
「こ、こっちなんか、現役バリバリ、紛れもない二十代だぞ……!」
「何よ……!」
「何だよ……!」
そうして突っ伏したままの状態で、しばらくの間にらみ合うボクたち。
だけどそのうち、どちらからともなく笑い出すと、
「あー、もう、終わり終わり。止めましょ、こんな話」
「……だね。こんな恰好でどっちが若いか張り合ったって、しまらないよ」
ひとしきり笑い合った後、
そう言って二人同時にため息をつく。
13: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:34:13.15 ID:GP3jamNW0
「……ねー、真」
「……何さ」
「……どうして、髪切っちゃったの。
ようやくお姫さまみたいになれたって、前にアンタ、喜んでたじゃない」
ぽつりぽつりと呟くように聞いて来た、
目を合わせた律子の顔は、それまでとは打って変わって真剣で。
「何か、悩み事があるなら相談しなさい。大した力にはなれないかもしれないけど、
私とアンタは、同じ苦楽を共にしてきた仲間なんだから」
「律子……」
「……水臭い真似は、今さらナシよ」
そう言って律子が、口の端を持ち上げてクールに笑う。
……まったく、バテバテなくせして、ちょっと恰好良いじゃないか。
14: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:37:30.68 ID:GP3jamNW0
「……ホントに、大した理由じゃないんだよ。
ただ、満足しちゃったと言うか、なんていうか」
「満足って、何に?」
「それが、自分でもイマイチはっきりしないんだ。
気づいたら、あぁ、切ろうって気持ちが固まってて」
「……何よソレ、全然意味が分かんないんですけどー」
曖昧なボクの言葉に、不満そうに口を尖らせる律子。
ボクはそんな彼女の顔を見て、くすくすと笑うと、
「実はさ、失恋したんだよね」
努めて平然に、サラッと言葉を口に乗せる。
だけど律子は、ボクが自然に流そうとしたその台詞をスルーしたりはしなかった。
「……失恋っ!? いつ! っていうか、アンタ誰かと付き合ってたのっ!?」
「ちょっ、律子お、落ち着いて!」
「落ち着いてるわよ! 冷静よっ! だからサッサと説明するっ!」
勢いよく両手をテーブルについて、
飛び上がるように上体を起こした律子が、そう言ってボクのことを捲し立てる。
15: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:41:25.21 ID:GP3jamNW0
「いや、その、失恋って言っても、
今の話じゃないんだよ。結構、昔のことで」
「昔のこと?」
「う、うん。そう、昔のこと。
……まだボクが、事務所にいた頃の話だよ」
ボクもテーブルの上から起き上がると、
突っ伏した時にズレちゃった椅子の位置を元に戻しながら答える。
「実はボク、アイドルやってる時はワザと髪を伸ばさないでいたんだけど。
……律子は、気づいてた?」
「そう言えば、そうね。てっきり私は、真のプロデュース方針が
ボーイッシュを売りにしてたから、それで短くしてるんだと思ってたんだけど」
「それが、違うんだなぁ。現役時代も、何度かプロデューサーには聞かれたんだ。
そろそろ、髪を伸ばしてみるかって」
「へぇ、初耳ね」
「まぁ、このことは誰にも言ってなかったし。
ほら、あの頃のボクってさ、事あるごとに『女の子らしくなりたい』って言ってたじゃないか」
「ああ! あったあった! フリフリの付いた、可愛い服着て
……『まっこまっこりーん』、でしょ?」
16: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:42:50.03 ID:GP3jamNW0
突然、思いもよらない場所から、ポーズ付きで掘り返されたボクの黒歴史。
恥ずかしさで耳が赤くなるのを感じながら、ボクは律子に言い返す。
「さ、流石は律子。今からでも、現役復帰できるんじゃない?」
「……茶化さないでよ。今、スッゴク後悔してるんだから」
すると再現した本人も恥ずかしかったのか、
律子の方もうつむいて、プルプルと肩を震わせていた。
「――とにかくさ、そんなことばかりボクが言ってたもんだから
、随分とプロデューサーも気にしちゃって」
「……それで、髪を伸ばしてみるかって話になったわけ?」
「そう。今からでも、「お姫さま」に方向転換して行くか……ってね」
17: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:46:47.14 ID:GP3jamNW0
けれども、その後もボクはプロデューサーの提案を断り続けた。
そりゃあ確かに、「女の子らしさ」に魅力を感じなかったって言うと嘘になる。
「だけど髪を伸ばさないことで感じられる、
「女の子らしさ」もあるってことに、その頃は気がついた後だったから。
それからはボクの方からも、なるべくプロデューサーにそう言う話は振らないようにしてたんだ」
ボクの言葉に、律子が少しだけ考え込むような顔になる。
だけどすぐ、やれやれと言った風に肩をすくめると、
「……なるほど、そういうこと」
「あ、やっぱり律子には分かっちゃう?」
「当たり前でしょ? こっちはね、女の子をプロデュースするプロなんですから。
真の言う「女の子らしさ」とやらには、それなりに詳しいつもりよ」
そうして律子は眼鏡の端を軽く押し上げてから、
名探偵のように右手の人差し指をピンと立てる。
18: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:50:08.76 ID:GP3jamNW0
「ズバリ、思春期真っ盛りな真が感じてた「女の子らしさ」とは、
好きな相手との共通点を維持すること。
要は、プロデューサー殿との間に、自分なりの秘密の接点を見つけたワケだ」
「へへ、当ったり。……とは言っても、
こう面と向かって指摘されると、流石にちょっと恥ずかしいかな」
……そう、律子の言う通り。
当時のボクは、ようやく自分の中に芽生え始めた、恋心を理解しだした年頃で。
何となく、ボクはプロデューサーのことを好きなのかもしれないと思ったあの頃。
気づいた時には、ボクは自分とあの人との間に共通する項目を探す日々を送ってた。
19: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:51:37.86 ID:GP3jamNW0
それが、時に二人の髪の長さであったり、時に食事の好みであったり。
ボーイッシュだと言われることも、その頃になると逆に嬉しくて。
だってそうでしょ?
他の「女の子らしい」事務所のメンバーよりも、「男っぽいから」ということを理由にして、
ボクはプロデューサーに対してサバサバと、砕けた接し方だって違和感を感じさせずにできちゃうんだから。
……まぁ、中には例外もいたけどさ。
元からサバサバしてた響とか、
ガツガツアプローチしていく美希とかね。
20: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:53:25.15 ID:GP3jamNW0
「……でも結局、ボクとプロデューサーの仲はそれ以上先には進まなかった」
「まぁ、思わぬ伏兵が潜んでたものね」
「もうね、驚いたのなんのって。ある日突然、やよいから相談があるんですなんて言われてさ。
軽い気持ちで聞いてみたら、プロデューサーと付き合うことになったって」
「あー……思い出しただけでゲンナリするわ。あの時は本当、事務所中がひっくり返したような大騒ぎだったもの。
……その後始末をするために、私がどれだけ頭を悩ませたことか」
「はは……その節は、ホントにご苦労様でした」
「だったら、ちょっとばかり頭が高いんじゃあないの?
もう少し、下から人の苦労を労いなさい」
二人顔を見合わせて、おどけたように笑い合う。
だけどすぐに律子が、そのニコニコとした笑顔だけは崩さずに口を開いて。
21: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:55:01.49 ID:GP3jamNW0
「でも、それって真が髪を伸ばし始めた理由でしょ? 確か、あの一件から」
「ん、あの一件から伸ばし始めたね」
「だけど私がさっきから聞いてるのは、アンタが髪を切った理由なんですけど。
私に話さなきゃならない話が、違うんじゃない?」
「……あちゃ、バレてた?」
「当たり前でしょ! 何年アンタと付き合ってると思ってるのよ!」
「だってだって! 絶対話すと怒るもん!
怒られるのが分かってて、話す子なんていないもんっ!」
「唐突にぶりっ子ぶっても無駄無駄無駄! ほら吐け! 大人しく吐きなさい!」
言うが早いか、身を乗り出した律子がボクの両肩を掴み、そのまま前後にシェイクする。
ガクガクと揺れる視界、迫りくる嘔吐の気配。
たまらずボクは、降参の意思を伝えるために、バンバンとテーブルの上を叩く。
22: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:56:23.45 ID:GP3jamNW0
「と、止めて止めて! 言う、言うから!
このままじゃ別のものを吐いちゃうよ!」
ボクの必死の呼びかけに、律子の手が止まる。
「なら、いい加減キチンと教えてもらおうじゃない。アンタがどうして、髪を切ったのか!」
「うぅ……わ、分かったから。でも、ボクの話を聞いた後で理不尽に怒ったりしないでよ」
「……それは、話の内容次第だわ」
その時のボクは、まるで閻魔大王に自分の罪状を述べる罪人のような気分。
いや、別に悪いことなんてしちゃいないんだけど。
23: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:57:50.16 ID:GP3jamNW0
「……これはさ、ケジメなんだ」
「ケジメ?」
「うん。例の一件以来、ボクが髪を伸ばし始めたのは、
プロデューサーとの共通点にこだわらなくなったから。
だから、進学と同時にアイドル以外の道にも目を向けるようになって」
「それで真は、デザイナーになった」
「そうだよ。結局、ボクは自分の中の「女の子らしさ」を捨てきれないままだったんだ。
フリフリの付いた服も、可愛らしい小道具も全部。言っちゃえば、少女趣味の延長だよ」
「女だって、いくつになっても少女のまま……ってわけだ」
「別に、そんなんじゃ……ただ、今思えばああして髪を伸ばしてたのも、
一種の当てつけだったんだなって思ってさ」
「当てつけ?」
「そう。プロデューサーへの、当てつけ。
……髪を伸ばし続けてる間は、昔の恋に縋ってられるでしょ」
24: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 19:59:25.18 ID:GP3jamNW0
ボクはそこまで言い終わると、喋ったことによる喉の渇きを癒そうとして、
テーブルの上に置いたままだった缶コーヒーへと手を伸ばした。
だけど、すんでのところでコーヒーは律子によって奪われて。
「ちょっと、それ、ボクの分のコーヒーなんだけど」
「……ねぇ真」
「何だよ、律子」
「一つ確認したいんだけど、昔の恋に縋ってるって言ったわよね?」
「……ああ、言ったよ」
「髪を伸ばしてる間は?」
「そう、髪を伸ばしてる間はね」
ギロリ、そう表現するのが適切だろう視線が、
律子からボクめがけて向けられる。
25: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 20:01:19.24 ID:GP3jamNW0
「それってアンタが髪を切ったのは、
新しい恋を見つけたからってことじゃないのっ!?」
「…………てへっ♪」
「『てへっ♪』、じゃっなーいっ!! いつから!? 相手はっ!?
どうしてそんな一大事、私に教えに来ないのよ!」
「だ、だってだって! 言ったら絶対怒るじゃん!
小鳥さんやあずささんまで引き連れて、絶対根掘り葉掘り聞きに来るじゃない!」
「当たり前でしょ! こちとら仕事が恋人ってぐらいに忙しくって、
浮いた話の一つもありゃしないってのに!」
「けどそれは、ボクのせいじゃあないよねっ!?
大体、苦楽を共にした仲間だって言うなら、
仲間の旅立ちぐらい笑って送り出すのが礼儀ってもんでしょ!」
「う・る・さーいっ!! それはそれ、これはこれ!
頭が許しても心が許さない問題だってあるの!」
「何だよその無茶苦茶な理屈! だから言うのが嫌だったんだっ!」
「何が言うのは嫌だったよ! だったらこれ見よがしに髪なんて切らなきゃいいじゃない!
どうせ今日の飲み会で、それとなく私たちに自慢するつもりだったんでしょ!」
「……てへぺろ♪」
「だーかーらっ! 『てへぺろ♪』でもなーいーっ!!」
26: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 20:02:37.63 ID:GP3jamNW0
===
――失恋したら、髪を切る。
少女漫画やドラマなんかで知ったその行動は、
ある意味、ボクの中では究極の「女の子らしさ」の象徴だった。
周りの皆がしているような、長い髪に憧れて。
だけどあの人のことを想えば想うほど、髪を伸ばすことなんて出来なくて。
どちらも両立できないジレンマを感じていた日々に、突然やって来た失恋。
……だけどボクには、過去をバッサリと断ち切れるほどの、長い髪なんて何処にもなくて。
――失恋したら、髪を切る。
少女漫画やドラマなんかで知ったその行動は、
ある意味、ボクの中では究極の「女の子らしさ」の象徴だった。
周りの皆がしているような、長い髪に憧れて。
だけどあの人のことを想えば想うほど、髪を伸ばすことなんて出来なくて。
どちらも両立できないジレンマを感じていた日々に、突然やって来た失恋。
……だけどボクには、過去をバッサリと断ち切れるほどの、長い髪なんて何処にもなくて。
27: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 20:03:57.48 ID:GP3jamNW0
再び始まった律子との言い争い。
またまた両者は相打ちになり、息も絶え絶え、
テーブルの上に突っ伏してたボクに、懐かしい声がかけられる。
「真! 随分とまぁ見違えて……いや、懐かしい髪型になってるじゃないか」
疲れた体で顔だけを声の方に向けると、
そこにはすっかりいいオジサンになってしまったプロデューサーが立っていた。
「……プロデューサー殿、帰ってたんですか」
「ああ、さっきな。……それで真はどうして事務所に?
律子と、衣装についての打ち合わせかい?」
「そのハズ、だったんですけどね。ついつい昔話に花が咲いちゃって」
「……みたいだな。二人の様子で察しがつくよ」
28: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 20:05:25.67 ID:GP3jamNW0
今だって、あの頃のことは思い出せるし、
その度にきゅんと切ない気持ちにもなるけれど。
「それにしても、随分と思い切ったな。あれだけ伸ばしてた髪を……」
「ああ、いーんですよ。コレで」
それでも、後悔なんてしていない。
「そうだ、プロデューサー殿も聞いてくださいよ。真ったら、失恋したらしいですよ」
「何っ、失恋した!?」
「はい、そうなんですよプロデューサー。
だけど今は、新しい恋に向かってまい進中なんです!」
「えぇ? 失恋したのに恋って……は、早くないか? サイクルが」
「だからいーんですよ、コレで。
前の恋は、とっくに終わったものでしたから」
29: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 20:09:24.50 ID:GP3jamNW0
今日この日、ボクはようやく長年の恋に区切りをつけることができた。
まさに失恋した女性が、気持ちを切り替えるためにするように、だ。
……そしてあの頃のように短くなった髪型には、もう一つの願いも込めてある。
今度は、悲しい理由でこの髪を切らなくってもいいように、
そして次に髪が伸びた時には、幸せな未来を迎えられていますように……なんて。
「良かったら、プロデューサーも応援してくださいねっ!
これからはボク、前を向きに、幸せ目指して一直線です!」
30: ◆Xz5sQ/W/66 2016/08/29(月) 20:15:41.50 ID:GP3jamNW0
真、誕生日おめでとう!……と、いうわけで、これでこのお話はおしまいです。
誕生日だけど何書こう→真が髪を切るとこから始めよう→髪が伸びてるってことは未来の話?
過去作から設定引っ張ってこよう→勢いで書ききる→今に至る。
真のねぇ、分かりやすい形では表に出ない、
恋する乙女みたいなところが書きたかったんですが、どうだったでしょうか?
ちょっとでもそう言うところが伝わったなら幸いです。
それでは最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
誕生日だけど何書こう→真が髪を切るとこから始めよう→髪が伸びてるってことは未来の話?
過去作から設定引っ張ってこよう→勢いで書ききる→今に至る。
真のねぇ、分かりやすい形では表に出ない、
恋する乙女みたいなところが書きたかったんですが、どうだったでしょうか?
ちょっとでもそう言うところが伝わったなら幸いです。
それでは最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472463453/
Entry ⇒ 2016.08.31 | Category ⇒ アイドルマスター | Comments (0)
相葉夕美「幸せの青いバラ」
1: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 00:19:17.26 ID:06KRRdd+0
60ガチャ一発ツモ記念モバマスss
千川ちひろ様に感謝を
千川ちひろ様に感謝を
2: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 00:20:01.70 ID:06KRRdd+0
ねぇ、青いバラって知ってる?
幸せの青いバラ。
相葉夕美「えっ!?バラ園のキャンペーンですか?」
モバP「ああ。俺の昔の友人が植物園を経営していてな。今度併設して開くバラ園のオファーを出してたんだよ。」
夕美「それで私ですか?」
モバP「どうかな?って営業しかけてきた。夕美ちゃんが出てくれるなら是非って言ってくれたよ。」
夕美「本当ですか!ふふ、嬉しいです。」
モバP「喜んでくれるならよかったよ。今週末に下見に行くから気持ちの準備しておいてくれよ。」
夕美「はーい。」
幸せの青いバラ。
相葉夕美「えっ!?バラ園のキャンペーンですか?」
モバP「ああ。俺の昔の友人が植物園を経営していてな。今度併設して開くバラ園のオファーを出してたんだよ。」
夕美「それで私ですか?」
モバP「どうかな?って営業しかけてきた。夕美ちゃんが出てくれるなら是非って言ってくれたよ。」
夕美「本当ですか!ふふ、嬉しいです。」
モバP「喜んでくれるならよかったよ。今週末に下見に行くから気持ちの準備しておいてくれよ。」
夕美「はーい。」
3: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 00:21:10.97 ID:06KRRdd+0
「blue rose」 英語で不可能って意味だったんだ。
今は遺伝子組み換えとかでblue roseも作れちゃうんだけどね。
あれはどっちかというと青紫だけどね。
モバP「おーい、夕美。こっちこっち。」
夕美「Pさんっ!おはようっ!」
モバP「元気いっぱいだな。」
夕美「もちろん!!今日のこと本当に楽しみにしてたんだもん。」
モバP「だもんって・・・。まあ、俺も今日のこと楽しみにしてたんだけどな。」
夕美「ほらほら、早くいくよっ!」
今は遺伝子組み換えとかでblue roseも作れちゃうんだけどね。
あれはどっちかというと青紫だけどね。
モバP「おーい、夕美。こっちこっち。」
夕美「Pさんっ!おはようっ!」
モバP「元気いっぱいだな。」
夕美「もちろん!!今日のこと本当に楽しみにしてたんだもん。」
モバP「だもんって・・・。まあ、俺も今日のこと楽しみにしてたんだけどな。」
夕美「ほらほら、早くいくよっ!」
4: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 00:21:47.63 ID:06KRRdd+0
バラって二万以上も種類があるんだよ。
型とか色によって分けられるんだ。私はスプレーが特に好き。
あれってくしゃくしゃのティッシュみたいでかわいいよね。
モバP「しかし、バラって言うとチョコレートを思い出すな。」
夕美「チョコレート?」
モバP「バレンタイン。」
夕美「……っ!もうっ、せっかくわすれようとしてるのに!恥ずかしいじゃない!」
モバP「バラバラなバラ。」
夕美「ちょっと!……ふふっ。」
型とか色によって分けられるんだ。私はスプレーが特に好き。
あれってくしゃくしゃのティッシュみたいでかわいいよね。
モバP「しかし、バラって言うとチョコレートを思い出すな。」
夕美「チョコレート?」
モバP「バレンタイン。」
夕美「……っ!もうっ、せっかくわすれようとしてるのに!恥ずかしいじゃない!」
モバP「バラバラなバラ。」
夕美「ちょっと!……ふふっ。」
5: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 00:22:40.02 ID:06KRRdd+0
ベンデラっていうのは白いバラなんだよ。
生命力がとっても強くって、枯れにくいから染色にむいてるんだ。
「おうP、本当にアイドルのプロデューサーだったんだな。」
モバP「おっす、信じてなかったのか。夕美、こちらが今回の依頼者さんだ。」
夕美「モバプロの相葉夕美です。今回はよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしく。いや~、まさか本当に相葉ちゃんが来てくれるとは。」
モバP「相変わらず失礼なやつめ。」
「お前が東京に逃げたときは驚いたもんだけどなー。」
「それはともかく。バラ園はまだ開園してないんだ。一般客は全然いないからぜひ楽しんでいってくれ。」
モバP「おいこら」
夕美「貸し切りですか!ありがとうございます!」
モバP「……夕美が楽しそうならいいか。」
生命力がとっても強くって、枯れにくいから染色にむいてるんだ。
「おうP、本当にアイドルのプロデューサーだったんだな。」
モバP「おっす、信じてなかったのか。夕美、こちらが今回の依頼者さんだ。」
夕美「モバプロの相葉夕美です。今回はよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしく。いや~、まさか本当に相葉ちゃんが来てくれるとは。」
モバP「相変わらず失礼なやつめ。」
「お前が東京に逃げたときは驚いたもんだけどなー。」
「それはともかく。バラ園はまだ開園してないんだ。一般客は全然いないからぜひ楽しんでいってくれ。」
モバP「おいこら」
夕美「貸し切りですか!ありがとうございます!」
モバP「……夕美が楽しそうならいいか。」
6: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 00:30:49.81 ID:06KRRdd+0
もともとは、ベンデラを青い染色液で染めたのが青いバラなんだ。
染めるっていっても花弁を塗りつぶすんじゃないよ。
茎から青い染色液を吸わせるの。
モバP「すごいにおいだ。」
夕美「バラのにおいって強いよね。嫌いな人もいるけど私大好き。」
モバP「そりゃ、夕美は好きだろうな。」
夕美「Pさんは嫌いなの?」
モバP「どうだろうな。よくわからないよ。」
夕美「ふーん、そうなんだ……。」
染めるっていっても花弁を塗りつぶすんじゃないよ。
茎から青い染色液を吸わせるの。
モバP「すごいにおいだ。」
夕美「バラのにおいって強いよね。嫌いな人もいるけど私大好き。」
モバP「そりゃ、夕美は好きだろうな。」
夕美「Pさんは嫌いなの?」
モバP「どうだろうな。よくわからないよ。」
夕美「ふーん、そうなんだ……。」
7: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 00:40:28.27 ID:06KRRdd+0
青いバラは花言葉が変わったことで有名だよね。
夢かなう、軌跡、神の祝福。
私の夢はいつになったら叶うのかな。
夕美「今日はありがとうございました。」
モバP「ありがとうございました。」
「うんうん、これからしばらくよろしくね。」
夕美「はいっ!精一杯頑張りますね。」
「あ、それからこれお土産に。事務所に飾って。」
モバP「青バラか。それと白も。」
夕美「わあっ。サントリーフラワーのやつですね。珍しい。」
「事務所にでも、飾ってくれ。じゃあモバPもたまには地元に顔出せよ。」
夕美「?」
モバP「気が向いたらな。」
夢かなう、軌跡、神の祝福。
私の夢はいつになったら叶うのかな。
夕美「今日はありがとうございました。」
モバP「ありがとうございました。」
「うんうん、これからしばらくよろしくね。」
夕美「はいっ!精一杯頑張りますね。」
「あ、それからこれお土産に。事務所に飾って。」
モバP「青バラか。それと白も。」
夕美「わあっ。サントリーフラワーのやつですね。珍しい。」
「事務所にでも、飾ってくれ。じゃあモバPもたまには地元に顔出せよ。」
夕美「?」
モバP「気が向いたらな。」
8: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 00:49:25.48 ID:06KRRdd+0
長持ちさせるコツは、適度な室温に避直射日光。
水切りも大切。見た目をよくするためには葉を切り落とすんだよ。
そのままにしておくとくすんでしまって、最後には枯れちゃうんだ。
夕美「う~ん、今日は楽しかったね。」
モバP「そうか。楽しんでくれたならよかったよ。」
夕美「お土産もいっぱいもらっちゃったね。」
モバP「いっぱい過ぎるけどな。青に白。こんなにいっぱい事務所に飾りきれないよ。」
夕美「白バラと一緒にくれたのは洒落かな?」
モバP「?」
夕美「私はこっちの方が好きだよ。最近は……だけど。」
水切りも大切。見た目をよくするためには葉を切り落とすんだよ。
そのままにしておくとくすんでしまって、最後には枯れちゃうんだ。
夕美「う~ん、今日は楽しかったね。」
モバP「そうか。楽しんでくれたならよかったよ。」
夕美「お土産もいっぱいもらっちゃったね。」
モバP「いっぱい過ぎるけどな。青に白。こんなにいっぱい事務所に飾りきれないよ。」
夕美「白バラと一緒にくれたのは洒落かな?」
モバP「?」
夕美「私はこっちの方が好きだよ。最近は……だけど。」
9: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 00:58:10.06 ID:06KRRdd+0
交配で青バラができるようになったから、染色した青バラはニセモノって言われることもあったんだって。
私は染色したバラの方が好きだけどね。ふふ。
モバP「ライブ、お疲れさま。」
夕美「ありがと、Pさん。私しっかりアイドルやれてるかな。」
モバP「もちろんさ。夕美は立派なトップアイドルになったよ。」
夕美「あは、ここまでこれたのもPさんのおかげだね。」
モバP「そんなことないさ、夕美が頑張ったから・・・」
夕美「私ね、あの公園で会ったときから。Pさんに夢をもらったんだよ。」
夕美「Pさんが見せてくれた夢、Pさんの夢。」
夕美「ねぇ、『夢かなう』だね。」
私は染色したバラの方が好きだけどね。ふふ。
モバP「ライブ、お疲れさま。」
夕美「ありがと、Pさん。私しっかりアイドルやれてるかな。」
モバP「もちろんさ。夕美は立派なトップアイドルになったよ。」
夕美「あは、ここまでこれたのもPさんのおかげだね。」
モバP「そんなことないさ、夕美が頑張ったから・・・」
夕美「私ね、あの公園で会ったときから。Pさんに夢をもらったんだよ。」
夕美「Pさんが見せてくれた夢、Pさんの夢。」
夕美「ねぇ、『夢かなう』だね。」
10: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 01:07:23.30 ID:06KRRdd+0
ひまわりみたいな笑顔って言ってくれた。
バラみたいな笑顔って言ってくれた。
アイドルの私はひまわりの私。
バラみたいな私は?
トップアイドルの私はひまわりの夢。
じゃあバラの私は?
モバP「夕美?」
夕美「ひまわりの私はトップアイドルの夢をかなえた。」
夕美「バラの私は染まっちゃったんだよ?」
夕美「ねぇ?Pさん?私には夢があるの。」
夕美「染められた私は、染めたくなっちゃったんだ。」
夕美「私が染めたいのは一つだけなんだよ。」
夕美「青い雫が染めたいバラは一つしかないんだよ?」
夕美「ねぇ、Pさん?」
夕美「Pさんは染まってくれるかな。」
バラみたいな笑顔って言ってくれた。
アイドルの私はひまわりの私。
バラみたいな私は?
トップアイドルの私はひまわりの夢。
じゃあバラの私は?
モバP「夕美?」
夕美「ひまわりの私はトップアイドルの夢をかなえた。」
夕美「バラの私は染まっちゃったんだよ?」
夕美「ねぇ?Pさん?私には夢があるの。」
夕美「染められた私は、染めたくなっちゃったんだ。」
夕美「私が染めたいのは一つだけなんだよ。」
夕美「青い雫が染めたいバラは一つしかないんだよ?」
夕美「ねぇ、Pさん?」
夕美「Pさんは染まってくれるかな。」
11: 1 ◆U63DtFZQWI 2016/07/20(水) 01:10:25.06 ID:06KRRdd+0
完
ヒマワリの花言葉は、
「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」
SSR夕美ちゃんがかわいすぎてイスから転げ落ちてしまいました。
あぁ^~夕美ちゃんのワに吸血してほしいんじゃあ^~
HTML依頼だしておきます
ヒマワリの花言葉は、
「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」
SSR夕美ちゃんがかわいすぎてイスから転げ落ちてしまいました。
あぁ^~夕美ちゃんのワに吸血してほしいんじゃあ^~
HTML依頼だしておきます
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/02(火) 14:35:09.94 ID:g0sxJquQ0
おつおつ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468941556/
Entry ⇒ 2016.08.31 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
【ガルパンSS】西住しほ「夫に離婚届を提出されてしまった…」
1: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:00:42.91 ID:JhRJQuG10
ガルパンの妄想短編ssです。
珍しく純愛です。ラブですラブ。
珍しく純愛です。ラブですラブ。
2: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:01:27.91 ID:JhRJQuG10
夫に離婚届を提出されてしまった――
戦車乗りの私と整備士の夫、仕事柄話が合う事も多く、元々相性は良かったと思う。
その証拠に、早婚ではあったが二人の子宝にも恵まれ、夫婦仲もこれと言った障害も無くまさに順風満帆だった。
私が西住流の家元を継ぐ事が決定するまでは。
家元の継承が本決まりになってからは、私の日常は激務に追われる事になった。
覚える事、やる事が大量に有り、家に帰れる事すら稀な毎日。
その間、夫婦の時間を作る事を疎かにしていた事は否定しない。
戦車道プロリーグ設置委員会の立ち上げ等にも関わる事になり、その状況は更に悪化していく。
しかし、私はそれが西住流家元を継ぐ者の責任だと思っていたし、夫もその事を良く理解してくれていた。
お互いに、一緒になる時に覚悟をしていた事でもある。
だから、その事が離婚の直接の原因ではない。
4: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:02:03.00 ID:JhRJQuG10
離婚の原因は子育ての視点の違いだった。
私は幼い頃から西住流の跡取りとして育てられ、また、育ってきた。
故に私は西住流跡取りの育ち方、育て方しか知らず、また長女のまほもその様に育ててきた。
撃てば必中 守りは固く 進む姿は乱れ無し 鉄の掟 鋼の心 それが西住流―――
まほはこの言葉を体現するように、鉄の掟を守る、鋼の心を持つ良き少女へと育ってくれた。
それが夫には耐えられなかったらしい。
夫は優しい人だ。
私の西住流次期後継者と言う立場にも理解してくれて、婿養子にも入ってくれた。
しかし、理解していたとは言え、やはり彼の優しい心には耐えかねる事が多々あったのだろう。
まほはしょうがない、長女であり西住流をいずれは継いでいかなくてはならない、それはわかる。
だが、せめてみほだけはもっと自由に育ててあげられないか、
偉大な母と姉の重圧に押しつぶされて、今にも潰れそうになっているじゃないか…。
それが彼の言い分だった。
私はそれを即座に拒否した。一切の話し合いも持たずに、だ。
5: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:02:35.84 ID:JhRJQuG10
みほも西住の家に生まれた女である。いずれは西住流を継承して往くまほの補佐をして貰いたい。
それにまほに万が一の事があれば、みほが西住流を継がなければならないのだ。
夫の言葉を受け入れる事は到底出来なかった。
西住流の次期家元として。
それでも尚、夫は考え直すように粘り強く説得を続けてきたが、私は頑として一歩も譲らなかった。
一晩の間、そんな平行線の話し合いが続いた挙句、私は翌日の戦車道プロリーグの会合を理由に話を打ち切ろうとした。
そんな私の顔を、疲れ切った表情でじっと見つめてきた夫は、
無念の表情を噛み殺して一枚の緑色の紙を、無言で私の前に提出してきた。
それは離婚届だった。
それにまほに万が一の事があれば、みほが西住流を継がなければならないのだ。
夫の言葉を受け入れる事は到底出来なかった。
西住流の次期家元として。
それでも尚、夫は考え直すように粘り強く説得を続けてきたが、私は頑として一歩も譲らなかった。
一晩の間、そんな平行線の話し合いが続いた挙句、私は翌日の戦車道プロリーグの会合を理由に話を打ち切ろうとした。
そんな私の顔を、疲れ切った表情でじっと見つめてきた夫は、
無念の表情を噛み殺して一枚の緑色の紙を、無言で私の前に提出してきた。
それは離婚届だった。
6: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:03:22.21 ID:JhRJQuG10
翌日、戦車道プロリーグの会合が行われた会議室の近くに有るホテルのバーで、私は荒れた。
原因は勿論、昨晩の出来事だ。
何時もの私ならば、差し出された離婚届に対して、冷静に話し合う事を夫に求めたと思う。
だが、やはり連日の激務で私の精神は疲れ切っていたのだろう。
冷静な判断が出来ずに、怒りに任せて離婚届に自分の名前を書き込んで、そのまま家を飛び出したのだ。
そして、会議室近くのこのホテルにチェックインして、翌朝会議に出席した。
話し合いは滞りなく終わったが、会場から出た私を待っていたのは、
マナーモードを解除した携帯が告げた、
「離婚届を今日提出してきた」
と、一言だけ書かれた、夫だった人からのメールだった――
そして今、私は後悔と失望が綯い混ざった感情を誤魔化すために、ただ杯を重ねている。
既にかなりの量を飲んでいるが、私は更に空のグラスをカウンターの向こうにいるバーテンダーに向かって突き出した。
先程まで窘めるように飲み過ぎを警告していたバーテンダーは、
諦めた様にため息をつくと、無言で新たな琥珀色の液体を私の前に運んできた。
それをまた早めのピッチで喉に運んでいると、隣の席に見慣れた人物が腰かけて来た。
日本戦車道流派の双璧の成している島田流の家元、島田千代である。
原因は勿論、昨晩の出来事だ。
何時もの私ならば、差し出された離婚届に対して、冷静に話し合う事を夫に求めたと思う。
だが、やはり連日の激務で私の精神は疲れ切っていたのだろう。
冷静な判断が出来ずに、怒りに任せて離婚届に自分の名前を書き込んで、そのまま家を飛び出したのだ。
そして、会議室近くのこのホテルにチェックインして、翌朝会議に出席した。
話し合いは滞りなく終わったが、会場から出た私を待っていたのは、
マナーモードを解除した携帯が告げた、
「離婚届を今日提出してきた」
と、一言だけ書かれた、夫だった人からのメールだった――
そして今、私は後悔と失望が綯い混ざった感情を誤魔化すために、ただ杯を重ねている。
既にかなりの量を飲んでいるが、私は更に空のグラスをカウンターの向こうにいるバーテンダーに向かって突き出した。
先程まで窘めるように飲み過ぎを警告していたバーテンダーは、
諦めた様にため息をつくと、無言で新たな琥珀色の液体を私の前に運んできた。
それをまた早めのピッチで喉に運んでいると、隣の席に見慣れた人物が腰かけて来た。
日本戦車道流派の双璧の成している島田流の家元、島田千代である。
7: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:03:49.25 ID:JhRJQuG10
彼女とは学生時代からの戦車道のライバルで、私との付き合いも長い。
それは今でも変わらず、私が西住流の家元を継ぐ話が持ち上がると、彼女は島田流の家元になる、
そんな感じで今も尚、良きライバルと言った感じだ。
とは言え、今ではお互いの立場が有るから、昔の様に気安く軽口を叩き合う感じではなく、
お互い差し障りのない探りを入れた後、軽く嫌みの一つも言い合う、それだけの間柄の筈だ。
しかし、今日、隣に座った千代の顔はどことなく柔和で、昔、仇名で呼び合っていたあの時を思い出させた。
「何か用があるのか」
そう尋ねた私に、
「まあ、まず一杯飲ませてよ…、これだから西住流は…」
と、軽く笑うと、バーテンダーに向けて私と同じ飲み物を注文した。
飲み物が千代の前に置かれ、乾杯するでも無く口に運ぶと千代は、
「実は私、貴女に相談があってね…」
と、置いたグラスの淵を指で撫でながら、言いにくそうに私に告げた。
島田流の家元が西住流の師範に相談ですか?? そんな揶揄の言葉が頭に浮かんだが、
何時になく辛そうな千代の表情に私はその言葉を飲み込んで尋ねた。
「――相談とは??」
「うん――私も貴女も、同じ様に結婚してるでしょ??」
そうなのだ、早婚だった私達からはかなり遅れたが、彼女も整備士の婿養子を貰い結婚、娘を設けていた筈だ。
私が頷くと、千代は、
「あのね…私達、今までは夫婦仲も良かったんだけど、家元になったら毎日激務でね…夫との時間が取れなくて、
すれ違いが多いのよ…、娘の教育方針でも最近揉めてて…このままだと離婚だ、って先日遂に夫に言われたのよ…それで…」
千代の語る話の内容に驚愕する私。
今の私と全く同じ状況ではないか。
それは今でも変わらず、私が西住流の家元を継ぐ話が持ち上がると、彼女は島田流の家元になる、
そんな感じで今も尚、良きライバルと言った感じだ。
とは言え、今ではお互いの立場が有るから、昔の様に気安く軽口を叩き合う感じではなく、
お互い差し障りのない探りを入れた後、軽く嫌みの一つも言い合う、それだけの間柄の筈だ。
しかし、今日、隣に座った千代の顔はどことなく柔和で、昔、仇名で呼び合っていたあの時を思い出させた。
「何か用があるのか」
そう尋ねた私に、
「まあ、まず一杯飲ませてよ…、これだから西住流は…」
と、軽く笑うと、バーテンダーに向けて私と同じ飲み物を注文した。
飲み物が千代の前に置かれ、乾杯するでも無く口に運ぶと千代は、
「実は私、貴女に相談があってね…」
と、置いたグラスの淵を指で撫でながら、言いにくそうに私に告げた。
島田流の家元が西住流の師範に相談ですか?? そんな揶揄の言葉が頭に浮かんだが、
何時になく辛そうな千代の表情に私はその言葉を飲み込んで尋ねた。
「――相談とは??」
「うん――私も貴女も、同じ様に結婚してるでしょ??」
そうなのだ、早婚だった私達からはかなり遅れたが、彼女も整備士の婿養子を貰い結婚、娘を設けていた筈だ。
私が頷くと、千代は、
「あのね…私達、今までは夫婦仲も良かったんだけど、家元になったら毎日激務でね…夫との時間が取れなくて、
すれ違いが多いのよ…、娘の教育方針でも最近揉めてて…このままだと離婚だ、って先日遂に夫に言われたのよ…それで…」
千代の語る話の内容に驚愕する私。
今の私と全く同じ状況ではないか。
8: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:04:17.05 ID:JhRJQuG10
そう私が語ると、千代は驚いた表情を浮かべ、寂しそうに笑った。
「そう――貴女もなの…」
「ああ…だから残念だが私には――」
相談には乗れない、私がそう答えようとすると、千代は軽く首を振って私の発言を遮る様に、
手にしていたグラスを目の前に挙げた。
「大変よね、お互いに」
「ああ、お互いに、な」
私はそう受け答えると同じ様にグラスを挙げ、初めてそこで彼女と乾杯のグラスを鳴らしたのだった――
そこで終わっていれば、二大流派の中心人物同士が心を交し合った感動的なワンシーン、で済んだのだろう。
翌朝、私のベッドの横に、裸の千代が寝ていなければ。
「そう――貴女もなの…」
「ああ…だから残念だが私には――」
相談には乗れない、私がそう答えようとすると、千代は軽く首を振って私の発言を遮る様に、
手にしていたグラスを目の前に挙げた。
「大変よね、お互いに」
「ああ、お互いに、な」
私はそう受け答えると同じ様にグラスを挙げ、初めてそこで彼女と乾杯のグラスを鳴らしたのだった――
そこで終わっていれば、二大流派の中心人物同士が心を交し合った感動的なワンシーン、で済んだのだろう。
翌朝、私のベッドの横に、裸の千代が寝ていなければ。
9: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:04:48.03 ID:JhRJQuG10
私とて火の国の女だ。どれ程酔っぱらっても記憶を無くすような醜態だけは冒さない。
だが、この場合、それをどれ程恨んだことか…。
散々二人で愚痴を吐きながら泥酔するまで痛飲し、千代を伴って部屋に戻ってもルームサービスで酒を運ばせ飲んでいた。
お互いに旦那の悪口を言い合い、冗談でもう男は懲り懲りと言い合っていた。
その時、酒がそうさせたのか、魔が刺したのか…、ふと見た泥酔する千代の赤く上気する顔が、何やらとても魅力的に見えたのだ。
からかい半分で、酔った頭で何も考えずに千代の唇を奪った。
千代は一瞬だけ目を丸くすると、目を瞑り両腕で私の体を抱きしめて、口づけを返してきた。
もうそうなると酒で焼き切れた理性は止まらなかった。
ベッドに倒れ込む様に押し倒し、千代の体を貪った。
シーツの中で揺れる彼女の肢体や、嬌声の一言一句までハッキリと覚えている。
心を交わすどころか、身体を交わしてしまった――
裸の千代が眠る横で、顔を両手で覆って頭を抱え込む。
だが、この場合、それをどれ程恨んだことか…。
散々二人で愚痴を吐きながら泥酔するまで痛飲し、千代を伴って部屋に戻ってもルームサービスで酒を運ばせ飲んでいた。
お互いに旦那の悪口を言い合い、冗談でもう男は懲り懲りと言い合っていた。
その時、酒がそうさせたのか、魔が刺したのか…、ふと見た泥酔する千代の赤く上気する顔が、何やらとても魅力的に見えたのだ。
からかい半分で、酔った頭で何も考えずに千代の唇を奪った。
千代は一瞬だけ目を丸くすると、目を瞑り両腕で私の体を抱きしめて、口づけを返してきた。
もうそうなると酒で焼き切れた理性は止まらなかった。
ベッドに倒れ込む様に押し倒し、千代の体を貪った。
シーツの中で揺れる彼女の肢体や、嬌声の一言一句までハッキリと覚えている。
心を交わすどころか、身体を交わしてしまった――
裸の千代が眠る横で、顔を両手で覆って頭を抱え込む。
10: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:05:13.39 ID:JhRJQuG10
別れたばかりの夫、二人の娘、何より手を出してしまった同性の友人――
色んな人に対する責任に頭を抱えて苦悩して唸っていると、
そんな私の様子に気が付いたのか、千代が目を覚ましてきた。
「――おはよう、しほ。」
酒も残り、目が覚めたばかりの千代は、まだ目が覚めきっていないようで、
笑顔を浮かべて挨拶をしてきた。
私は、そんな千代の笑顔を見て、思わず笑みが漏れた。
彼女の笑顔を見ていると、全てが吹っ切れた様な気がしたのだ。
私は顔をキッと引き締め、覚悟を決めると寝ぼけ眼の千代の両手を取ってギュっと握り、
千代の目を確りと見つめて、こう言い切った。
「責任を取る―― 私と結婚してくれ――」
私の言葉を聞いて、千代は一瞬きょとんと、そして次の瞬間、少女の様に顔を赤らめると、
無言で頷いてくれたのだった――
色んな人に対する責任に頭を抱えて苦悩して唸っていると、
そんな私の様子に気が付いたのか、千代が目を覚ましてきた。
「――おはよう、しほ。」
酒も残り、目が覚めたばかりの千代は、まだ目が覚めきっていないようで、
笑顔を浮かべて挨拶をしてきた。
私は、そんな千代の笑顔を見て、思わず笑みが漏れた。
彼女の笑顔を見ていると、全てが吹っ切れた様な気がしたのだ。
私は顔をキッと引き締め、覚悟を決めると寝ぼけ眼の千代の両手を取ってギュっと握り、
千代の目を確りと見つめて、こう言い切った。
「責任を取る―― 私と結婚してくれ――」
私の言葉を聞いて、千代は一瞬きょとんと、そして次の瞬間、少女の様に顔を赤らめると、
無言で頷いてくれたのだった――
11: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:05:39.84 ID:JhRJQuG10
そこからの私たちの行動は早かった。
何せ、戦車道二大流派の次期家元の師範と家元の婚約である。
大変な混乱が予想された。
だが、二大流派の中核相手に表立って反対を唱える者はおらず、
また、居たとしても私たち二人の睨みに逆らえるものは一人として居なかった。
問題は同性婚、と言う事だが、昨今、オリンピックでもメダリストが
「自分はLGBTである」
と言うカミングアウトが大量に増えるご時世である。
戦車道でも遂に、と、世間の評判は概ね好評だった。
それに武士道にも昔、衆道が有ったように、戦車道も伝統時に百合の文化が色濃く残っている。
それは昔ほど盛んだったようで、うるさ型の年寄ほど過去の自分達の道ならぬ恋と相手を思い、
二人の味方に付いてくれたのだった。
若い世代も今はネットの影響でそれほど同性に抵抗は無く、最早、私達二人の結婚に反対する者は誰も居なかった。
何せ、戦車道二大流派の次期家元の師範と家元の婚約である。
大変な混乱が予想された。
だが、二大流派の中核相手に表立って反対を唱える者はおらず、
また、居たとしても私たち二人の睨みに逆らえるものは一人として居なかった。
問題は同性婚、と言う事だが、昨今、オリンピックでもメダリストが
「自分はLGBTである」
と言うカミングアウトが大量に増えるご時世である。
戦車道でも遂に、と、世間の評判は概ね好評だった。
それに武士道にも昔、衆道が有ったように、戦車道も伝統時に百合の文化が色濃く残っている。
それは昔ほど盛んだったようで、うるさ型の年寄ほど過去の自分達の道ならぬ恋と相手を思い、
二人の味方に付いてくれたのだった。
若い世代も今はネットの影響でそれほど同性に抵抗は無く、最早、私達二人の結婚に反対する者は誰も居なかった。
12: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:06:27.87 ID:JhRJQuG10
突如として三人姉妹となった娘達はどうだろうか。
これが意外と大丈夫だった。
意外と、どころか大成功だったのかもしれない。
まほは、可愛い妹が増えたのを冷静に喜んでいる。
親の目から見ても何時も沈着冷静で、喜んで居るかどうか傍からの判断が難しいが、
千代と愛里寿が私達の家に引っ越してくる時に、鼻歌交じりに愛里寿が使う予定だった部屋を掃除していたのを私は見逃さなかった。
みほは一番喜んでいたのではないだろうか。
まほに比べると感情が読み取りやすい子ではあるが、その喜びを隠しもせず、全身で喜びをアピールしていた。
元々、妹を欲しがっていた事もあり、しかも趣味が一緒(ボコ)の、
可愛い妹が出来て大喜びで二人を我が家に迎え入れたのである。
愛里寿も、寂しい思いをしていた一人っ子からいきなり、頼りがいのある長女と趣味(ボコ)の合う優しい次女
の二人の姉が出来て大喜びだった。
そして愛里寿は学校も黒森峰の一年に転入してきた。
新たに出来た二人の姉を慕う余り、だったが、これが更に事情の好転を呼んだ。
これが意外と大丈夫だった。
意外と、どころか大成功だったのかもしれない。
まほは、可愛い妹が増えたのを冷静に喜んでいる。
親の目から見ても何時も沈着冷静で、喜んで居るかどうか傍からの判断が難しいが、
千代と愛里寿が私達の家に引っ越してくる時に、鼻歌交じりに愛里寿が使う予定だった部屋を掃除していたのを私は見逃さなかった。
みほは一番喜んでいたのではないだろうか。
まほに比べると感情が読み取りやすい子ではあるが、その喜びを隠しもせず、全身で喜びをアピールしていた。
元々、妹を欲しがっていた事もあり、しかも趣味が一緒(ボコ)の、
可愛い妹が出来て大喜びで二人を我が家に迎え入れたのである。
愛里寿も、寂しい思いをしていた一人っ子からいきなり、頼りがいのある長女と趣味(ボコ)の合う優しい次女
の二人の姉が出来て大喜びだった。
そして愛里寿は学校も黒森峰の一年に転入してきた。
新たに出来た二人の姉を慕う余り、だったが、これが更に事情の好転を呼んだ。
13: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:07:02.05 ID:JhRJQuG10
黒森峰で、みほは副隊長の職に付いて居たが、自信が無いのか西住流と優秀すぎる姉に対する重圧か、
実力が思ったほど発揮出来ずにいた。
その所為か、陰では「親と姉の七光り」と蔑まれ、それが更にみほの実力を出し辛い状況に追い込んでいた。
しかし、一年に愛里寿が転入してきて事態は変わった。
みほは新しく出来た妹に良い所を見せようと、積極的に発言、行動をし始めた。
元々厳しく西住流を私の元で叩き込まれ、本人も才能溢れる戦車乗りである。次第に副隊長らしい実力を示し始めた。
また、愛里寿も一年にして他者とは隔絶した戦車道の腕前を見せ、周囲を瞠目させた。
そのエース級の愛里寿が全力で懐いていて、本人もその能力を示した、
みほに代わって副隊長の座を狙っていた多くの隊員も、その盤石さを認めざるを得ない状況になっていた。
三年、西住まほ、
二年、西住みほ、
一年、島田愛里寿
の、この世代は、この年、高校戦車道大会決勝でプラウダ高校を全く寄せ付ける事無く、一方的に撃破して、
高校戦車道10連覇を達成した後も、30連覇を達成する遥か未来まで、黄金世代と長く語られる事になるのである。
そして私達家族五人も、同じ様に末永く幸せに暮らしていくのだった――
なお、大洗女子学園は廃校が決まった。
【完】
実力が思ったほど発揮出来ずにいた。
その所為か、陰では「親と姉の七光り」と蔑まれ、それが更にみほの実力を出し辛い状況に追い込んでいた。
しかし、一年に愛里寿が転入してきて事態は変わった。
みほは新しく出来た妹に良い所を見せようと、積極的に発言、行動をし始めた。
元々厳しく西住流を私の元で叩き込まれ、本人も才能溢れる戦車乗りである。次第に副隊長らしい実力を示し始めた。
また、愛里寿も一年にして他者とは隔絶した戦車道の腕前を見せ、周囲を瞠目させた。
そのエース級の愛里寿が全力で懐いていて、本人もその能力を示した、
みほに代わって副隊長の座を狙っていた多くの隊員も、その盤石さを認めざるを得ない状況になっていた。
三年、西住まほ、
二年、西住みほ、
一年、島田愛里寿
の、この世代は、この年、高校戦車道大会決勝でプラウダ高校を全く寄せ付ける事無く、一方的に撃破して、
高校戦車道10連覇を達成した後も、30連覇を達成する遥か未来まで、黄金世代と長く語られる事になるのである。
そして私達家族五人も、同じ様に末永く幸せに暮らしていくのだった――
なお、大洗女子学園は廃校が決まった。
【完】
14: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/08/29(月) 08:10:59.22 ID:JhRJQuG10
終了です。アニメと劇場版くらいしか知らないニワカですので、小説とか漫画でこの二人の
過去に触れてたら申し訳ありません。
しぽぽん、ちよきちと呼び合ってたのは知ってます。後、千代さんの旦那が整備士ってのも
妄想オリジナルです。
それではHTML化依頼出してきます。
過去に触れてたら申し訳ありません。
しぽぽん、ちよきちと呼び合ってたのは知ってます。後、千代さんの旦那が整備士ってのも
妄想オリジナルです。
それではHTML化依頼出してきます。
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 09:34:21.41 ID:wdgskVtEO
乙
最後の一行でわろた
最後の一行でわろた
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 10:44:58.96 ID:6YhRnvUTO
草生える
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 10:46:55.13 ID:ZspdutIdo
ハッピーエンドやな
なお大洗
なお大洗
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472425242/
Entry ⇒ 2016.08.31 | Category ⇒ ガールズ&パンツァー | Comments (0)
承太郎「DIO!>>4をするだと!?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:13:12.40 ID:31je68jy0
DIO「>>4をするには今しかないッ!」
承太郎「くっ……どうすればいいんだ……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:14:54.47 ID:uYepR30DO
けん玉
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:19:51.03 ID:31je68jy0
『けん玉!それは21世紀のスポーツ!』
『玉と剣を使って技を行い!パフォーマンスをする究極のスポーツ!』
DIO「フン!フン!フン!」カチャカチャ
承太郎「なかなかの腕前だぜ……」
DIO「これが我がパフォーマンスだ!」カチャカチャ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:23:05.57 ID:31je68jy0
承太郎「なら俺もやるぜ!」カチャカチャ
DIO「ほう!向かって来るのか……このDIOに対して……!」カチャカチャ
承太郎「……」カチャカチャ
DIO「……」カチャカチャ
承太郎「……」カチャカチャ
DIO「……ハッ!」カチッ
承太郎「落としたか!」カチャカチャ
DIO「>>12だッ!
承太郎「何ッ!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:28:30.17 ID:en1ElVaEo
スタンドで裁縫
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:35:15.91 ID:31je68jy0
DIO「スタンドで裁縫だッ!」
承太郎「何ッ!」
DIO「ザ・ワールドォ!」
世界『』
DIO「針と糸だ……勘のいいお前は気づいたようだな……」
承太郎「……なんて事を考えやがる」
世界『』シパパパパパパパパパ
DIO「……これは>>20だ」
承太郎「……!」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:47:18.37 ID:JGKaxGOb0
お前のほつれてた帽子
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:53:02.28 ID:31je68jy0
意見ありがとう!
DIO「……これはお前のほつれてた帽子だ」
バァーンッ
承太郎「……!」
DIO「これが我が世界の能力……」
承太郎「てめー、ちょっぴりカッコ良いんじゃあねぇかよ……」
DIO「!?」
承太郎「DIO!お前を〈2↓〉にしてやる!」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:56:05.36 ID:MbFuWPmSo
ボロ雑巾
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:58:09.77 ID:31je68jy0
承太郎「お前をボロ雑巾にしてやる!」
DIO「え?」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァッ!!」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「ブゲェッ!!」バギバギバギ
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 15:58:51.53 ID:31je68jy0
承太郎「……やれやれだぜ」
~fin~
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 22:34:51.92 ID:31je68jy0
花京院「ああああああああう
!あああああああわ」ガバッ
ポルナレフ「どうしたんだよ?花京院ッ!?」
花京院「>>32だ」
!あああああああわ」ガバッ
ポルナレフ「どうしたんだよ?花京院ッ!?」
花京院「>>32だ」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/01(月) 22:37:19.32 ID:en1ElVaEo
イザナミ
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/02(火) 07:12:09.16 ID:2EeJmLOX0
花京院「イザナミだ」
ポルナレフ「は?」
花京院「イザナミを知らないのかポルナレフ?」
ポルナレフ「知らなぇよ」
花京院「これだからフランス人は……」
ポルナレフ「おい!フランスをバカにするのか!?」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/02(火) 07:15:25.07 ID:2EeJmLOX0
花京院「ところで承太郎はどこにいった?」
ポルナレフ「単身でDIOの館に行ったぞ?」
花京院「え!それを何で言わない!」
ポルナレフ「おまえエクソシストみてーにうなされてたじゃねーか」
花京院「……あとジョースターさんとアヴドゥルさんは?」
ポルナレフ「>>38だ」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/02(火) 08:18:05.45 ID:+C1Ld83B0
連れション
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/02(火) 22:47:17.03 ID:2EeJmLOX0
ポルナレフ「連れションだ」
アヴドゥル「なんかもよおたして来たかのぉ~」
ジョセフ「久しぶりじゃな、二人で連れションとは」
ジョンジョロリーん
~fin~
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/02(火) 22:59:08.67 ID:2EeJmLOX0
承太郎「何が~fin~だ!」
花京院「やれやれ、作者は僕らが嫌いみたいだな」
ポルナレフ「おそらくコレはDIOのせいだぜッ…」
承太郎「ちょい待ちな、ポルナレフ。DIOは俺が殺した」
アヴドゥル「そうだぞ、ポルナレフ。お前は頭脳が間抜けなのか?」
ポルナレフ「ッ……DIOは>>42だって聞いたぜ」
一同「!?」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/02(火) 23:04:36.29 ID:rnXSrBbpo
プリキュア
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 08:19:19.02 ID:ZesY9o7d0
ポルナレフ「DIOはプリキュアだって聞いたぜ」
一同「!?」
ポルナレフ「プリキュアのパワーがあったから承太郎にボロ雑巾にされても生きているんだッ!」
ジョセフ「それは確かなのか!?」
花京院「生きているか……それは主人公補正のようなものかな」
承太郎「……」
ポルナレフ「プリキュアは無敵だぜ」
アヴドゥル「だが、それはどうやって倒せばいいんだ?」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 08:22:33.04 ID:ZesY9o7d0
ポルナレフ「わからない……」
承太郎「いや、待ちな」
ポルナレフ「ん?」
承太郎「俺はプリキュアに詳しいヤツを知っている」
花京院「誰なんだ!それは!」
承太郎「そいつは>>48で、今は>>50にいるぜ!」
ジョセフ「oh」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 08:31:10.92 ID:+Nnk/Utw0
仗助
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 08:36:01.65 ID:58NbO4P30
カイロ
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 10:16:00.98 ID:ZesY9o7d0
承太郎「そいつは仗助で、今はカイロにいるぜ!」
ジョセフ「oh」
花京院「仗助?聞いたことがないな。日本人か?」
ポルナレフ「カイロにいるんだったらさっさと行こうぜ!」
カイロ
仗助「……」
承太郎「おい、仗助」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 10:20:37.91 ID:ZesY9o7d0
仗助「じょ、承太郎さん!?」
承太郎「お前に聞きたいことがあってここに来た」
仗助「あー、すいません。俺プリキュアを探してるんすよ。ファンっスからね」
承太郎「……」
仗助「カイロにいるって噂があるんだよな~」キョロキョロ
承太郎「……俺たちはそのプリキュアについて聞きに来た」
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 10:23:29.86 ID:ZesY9o7d0
仗助「えっ、承太郎さんが!?」
承太郎「はやく知っていることを言いな!」
ポルナレフ「……」
花京院「……」
アヴドゥル「……」
ジョセフ「……」オドオド
仗助「プリキュアとは>>55で、>>57が好きなやつっスよ」
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 10:39:31.93 ID:uQx0uFcx0
超人的なパワーを持ったフリフリ衣装の人達
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 11:00:07.35 ID:YWbC9kdAo
ヴァニラ
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 12:50:47.79 ID:ZesY9o7d0
仗助「プリキュアとは超人的パワーを持ったフリフリ衣装の人達で、ヴァニラが好きなやつっスよ」
ポルナレフ「超人的パワー!?」
アヴドゥル「だが、フリフリ衣装というのがDIOなのか?」
花京院「なかなか面白い。DIOがフリフリ衣装か」
ジョセフ「じょ、仗助くん、ヴァニラというのは何かね?」
仗助「ヴァニラァ~?俺もよく知らねェ~スわ」
ポルナレフ「ともかく!その超人的パワーのおかげで生き延びたってことなのか~!?」
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 12:56:11.31 ID:ZesY9o7d0
アヴドゥル「そうなるな」
ポルナレフ「く……まだまだ未知ってことかよ……」
ジョセフ「だが、DIOの館にいるのは確実じゃ」
花京院「ええ!そうですよ!みんなで攻撃すればフリフリなんて怖くない!」
承太郎(だが……仗助のいう『人達』というのが気になるな……仲間がいるのか?
)
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 12:59:36.54 ID:ZesY9o7d0
DIOの館
DIO「フッフッフッ!蘇ったぞ!」フリフリ
DIO「まずは手始めに>>62でもするか!」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 13:06:56.62 ID:ZBe9d9Lz0
ラジオ体操
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 16:28:51.21 ID:ZesY9o7d0
ラジオ体操第一ィィ♪
DIO「イッチニッ!サンッシッ!」フリフリ
DIO「ゴーロック!ヒッチハッチ!」フリフリ
DIO「WRYYY!体操をしなければ生きている気にならんな!」フリフリ
DIO「イッチニッ!サンッシッ!」フリフリ
承太郎「DIO!」
花京院「うわぁ……」
ポルナレフ「!……フリフリで体操している!?」
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 16:31:35.11 ID:ZesY9o7d0
アヴドゥル「ジョースターさん、DIOは我々に気づいていないようですが……」
ジョセフ「戦うか……」
仗助「おお……!これがプリキュア!」
ポルナレフ「仗助、気をつけろよ……
仗助「>>69!!」
DIO「ム?」フリフリ
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/03(水) 16:40:47.43 ID:+g1PsqUTO
プリキュアを馬鹿にしてんじゃねええええ!!
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 07:21:24.01 ID:8gJL5ioR0
仗助「プリキュアを馬鹿にしてんじゃねええええ!!」
DIO「ム?」
仗助「クレイジーダイヤモンドォォ!!」
仗助「ドラァァッ!!」
DIO「ブゲェ!」
DIO「ちょ、ちょっとタンマ!」
仗助「まだ殴りたらねェーぞ、コラァァッ!!」
DIO「ヒィィィ!」
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 07:26:44.54 ID:8gJL5ioR0
仗助「ドララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララァァッッ!!!」
DIO「ヤッダァバァァァァァァ!!」
DIO【再起不能】
>>73「DIO様!」
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 07:36:46.91 ID:wldTcglMO
エンヤ婆
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 18:17:10.32 ID:8gJL5ioR0
エンヤ婆「DIO様!」
承太郎「エンヤ婆ッ!」
ジョセフ「DIOは我々が倒した。遅かったな」
エンヤ婆「ジャスティス!!」
正義『オオオォォーン』
エンヤ婆「行け!ジョースター達を八つ裂きのしてやるのじゃ!」
死人「」
死人「」
死人「」
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 18:20:28.57 ID:8gJL5ioR0
死人「」
死人「アア……」
仗助「なんなんスかコレはァ~!!」
ポルナレフ「くそ~!!」
アヴドゥル「みんな!安心しろ!助けを呼んでおいた!」
ジョセフ「!……誰じゃ!?」
アヴドゥル「>>77と>>79です……>>81に乗ってここに向かっています!」
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 18:26:39.52 ID:d4ZMidnco
ルドル・フォン・シュ
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 18:28:26.58 ID:Nfh7muk2O
ロハイム
81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 18:31:44.49 ID:0R42dLaV0
ト
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 20:55:50.72 ID:8gJL5ioR0
アヴドゥル「ルドル・フォンシュトロハイムです……トに乗ってここに向かっています!」
ジョセフ「シュトロハイムか!」
花京院「ト?」
エンヤ婆「何を話しておるゥゥゥ!?死ぬ準備でもしておるのかァァァァァ!?」
ポルナレフ「婆さんが狂ってるぜ……」
バン!
84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 21:00:36.36 ID:8gJL5ioR0
シュトロハイム「我ァァァァが、ドイツの科学はァァァァ世界一ィィィィ!!!!」
ジョセフ「待っておったぞ!」
シュトロハイム「くらえェェェェ!!死人どもォォォォ!!SPW財団製機関銃ゥゥゥゥ!!!」
ダダダダダダダダダダダッ
死人「ぐあ」ブチャ
死人「うわ」ブチャ
死人「おえ」ブチャ
シュトロハイム「ギャァァハハハハハァァァァァァァ!!」
エンヤ婆「く……!」
仗助「スゲェー!かっこいいっスよ!」
承太郎「エンヤ婆、諦めて降参しな」
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 21:06:05.81 ID:8gJL5ioR0
エンヤ婆「ジャスティスゥゥ!!」
正義『オオン』
承太郎「!……何をしたエンヤ婆!」
花京院「何処か遠くにスタンドを飛ばしたように見えたが……」
エンヤ婆「悪いがわしは生き残りますじゃ」
エンヤ婆「ここで死ぬわけにはいけないのですじゃ」
ジョセフ「何をしたんだ!」
エンヤ婆「>>87じゃァァァ!!」
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/04(木) 21:10:17.42 ID:zVedxM8Lo
ウェザーリポートの記憶を戻した
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 10:31:00.20 ID:JIf+fvlt0
エンヤ婆「ウェザーリポートの記憶を戻したじゃぁぁぁ!!」
ドッギャァァァァンッッ‼
ウェザー「うう……!」
アナスイ「どうした、ウェザー?」
ウェザー「気安く名前を呼ぶんじゃあねぇぇ!!蹴り[ピーーー]ぞ!!」
アナスイ「ヒィィ!」
ウェザー「ヘビー・ウェザー!俺はその気になればオゾン層だって破壊できるぜ」
ヘビーウェザー『ワイルドダロォ?』
アナスイ「……」
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 10:35:20.16 ID:JIf+fvlt0
アナスイ「saga忘れてんじゃあねえよ……おい」
ウェザー「自分の心配をしな、アナスイ」
蝸牛アナスイ「うおお!俺がカタツムリに!」
ウェザー「これがヘビーウェザーの能力!」
ジョセフ「外を見るんじゃ!大変なことになっておるぞ!」
シュトロハイム「カタツムリだとォォォォォ!!??」
承太郎「やれやれ、あの虹か……」
90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 10:38:44.53 ID:JIf+fvlt0
蝸牛花京院「気をつけろ!みんな!虹に触れたらカタツムリになったぞ!」
承太郎「言っているそばから……」
アヴドゥル「魔術師の赤!!」
ボォォォ
蝸牛ポルナレフ「このカタツムリに触れてもだめだぞ!」
蝸牛エンヤ婆「うヒャヒャヒャ!腰痛が治ったじゃ!」
仗助「グレート……」
91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 10:41:48.79 ID:JIf+fvlt0
アヴドゥル「魔術師の赤!」
ボォォォ
ジョセフ「さっきから何を燃やしておる?」
アヴドゥル「エスカルゴですよ、エスカルゴ!」
ジョセフ「食べるのか?それ……」
アヴドゥル「もちろん、ではいただきま……
蝸牛アヴドゥル「うげええええええ!!」
承太郎「チッ、どいつもこいつも……!」
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 10:47:18.81 ID:JIf+fvlt0
仗助「カタツムリになった人は置いていきましょう!まずは原因を探すっスよ~!」
承太郎「ああ」
蝸牛アナスイ「おい、あんた達どこに行くんだ?」
ジョセフ「犯人を探している」
蝸牛アナスイ「……ああ!それはウェザーだ!ウェザーリポート!」
ジョセフ「どこにいるかわかるか!?」
蝸牛アナスイ「>>94に行ったぜ!急いでくれ!」
94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 11:05:11.08 ID:7Hw250kyo
フィラデルフィアの海岸
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 14:54:12.37 ID:JIf+fvlt0
蝸牛アナスイ「フィラデルフィアの海岸に行ったぜ!急いでくれ!」
ジョセフ「フィラデルフィアァ!?遠い!とてもじゃあないが厳しすぎる!」
シュトロハイム「JOJOォォ!安心しろ!俺が乗ってきた『ト』があればいけるゥゥゥ!」
ジョセフ「ト?」
承太郎「行くぜ、ジジイ」
仗助「……グレートですよ、こいつァ」
フィエアデルフィアの海岸
ウェザー「……」┣¨┣¨┣¨┣¨
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 14:57:46.00 ID:JIf+fvlt0
承太郎「あいつがウェザーリポートか、アナスイ」
蝸牛アナスイ「そうだ!ウェザーを助けてやってくれ!」
ジョセフ「助けようにも方法が全く見当たらないんじゃが……」
仗助「く……」
シュトロハイム「フッフッフッ……」
承太郎「何がおかしい?」
シュトロハイム「こんな時のためにSPW財団から>>98を持ってきておいたぞ!!」
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 15:11:50.16 ID:DXEym7iJo
大量の「 ━┓・・
━┛ 」
━┛ 」
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 22:19:21.53 ID:JIf+fvlt0
最安価>>101
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 22:26:44.22 ID:/Z2A2mWz0
ちゃお
102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 22:55:54.36 ID:JIf+fvlt0
シュトロハイム「こんな時のために大量の巨大『ちゃおロボット』を持ってきておいたぞ!!」
ちゃおロボ「ちゃお~」
ちゃおロボ「ちゃお~」
ちゃおロボ「ちゃお~」
ちゃおロボ「ちゃお~」
ちゃおロボ「ちゃお~」
ジョセフ「おお!」
承太郎「これに乗りこむのか!?」
シュトロハイム「はやァァァァァく乗れェェェェェェ!!」
103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 22:59:24.62 ID:JIf+fvlt0
承太郎『やれやれ、こんなロボを操縦するハメになるとはな』
仗助『か~っぴょいい!』
ジョセフ「さっさとウェザーを潰すぞ!」ブンッ
ガチャン
ウェザー「うおおおおおおッッ!!」
ウェザー「危ねえ!」
シュトロハイム「ロボに乗っているからカタツムリにはならんぞォォ!!」
ウェザー「くそ~!」
104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 23:03:57.05 ID:JIf+fvlt0
蝸牛アナスイ「ウェザー!諦めるんだ!」
ウェザー「うるせェェッ!」ド ン!
承太郎『オラオラオラァァ!!』ガチャガチャ
ブンブンブン
ウェザー「くそ……楽しんでやがる……」
ウェザー(何か策を考えなくては……!)
ウェザー(相手はロボ4体……いや!ロボが一つだけ余っている!)
ウェザー「あれに乗りこむぜ!
」
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 23:08:46.86 ID:JIf+fvlt0
ウェザー「ウェザーリポート……霧を発生させろ……!」
霧「 」オオォォォォォォン
ウェザー「今だ!」ピョン
ガチャ
ウェザー『フハハ!俺もロボだぞォォ!』
承太郎『しまった!やられたか!』
仗助『ウェザーは遠隔操作ができる!つまり、ロボに乗ったままスタンドを使える!』
ジョセフ『強敵じゃ……』
>>107「俺を忘れてないか?助けに来たぞ!」
108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/05(金) 23:20:47.09 ID:79Fbgz48o
DIO
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 07:23:13.33 ID:dAy7A3pW0
DIO「俺を忘れてないか?助けに来たぞ!」┣¨┣¨┣¨┣¨
バァーン‼
承太郎『DIO!』
仗助『てめ~、何をしに来た……!』
DIO「ウェザーと言ったか?そいつはこのDIOの敵だ」
ウェザー『お前、そこの木より頭が悪そうだな!』
DIO「世界!」
世界『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァッ!!』
ドゴドゴドゴドゴ
ウェザー「うッ!俺のちゃおロボがァ~!!」
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 07:27:30.53 ID:dAy7A3pW0
承太郎『オラオラァ!』
仗助『ドラララァァ!』
ジョセフ『フンッ!!』
シュトロハイム『ブァァハハハハハハハハァァァ!!』
DIO「無駄無駄ァァッ!!」
ウェザー「ぐっはぁ!!」バギィ
ウェザー「助けてk……
承太郎『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァッッ!!!』
ウェザー【再起不能】
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 07:33:57.24 ID:dAy7A3pW0
アナスイ「カタツムリ化が治った!」
承太郎「やれやれ、終わったか」
仗助「……ところで、DIOが何でいるんスか?」
DIO「助けに来た」
ジョセフ「プリキュアというのはしぶといのぉ~」
DIO「ああ、ゾンビみたいだろう?」
シュトロハイム「ゾンビが1人で良かったぜェェ!!」
DIO「プリキュアは俺だけではない……」┣¨┣¨┣¨┣¨
DIO「プリキュアは全員で5人いる……」┣¨┣¨┣¨┣¨
DIO「残りのメンバーはこの世で最もドス黒い悪の連中だ……」┣¨┣¨┣¨┣¨
承太郎「……!」
DIO「あと4人は>>113、>>115、>>117、>>119だ……」┣¨┣¨┣¨┣¨
113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 07:59:19.29 ID:SvJFau9DO
吉良吉影
115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 08:19:37.70 ID:cjyR0+57o
ボス
117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 08:31:46.38 ID:v8okVmQmo
岸辺露伴
119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 09:03:55.90 ID:4+iEu5WaO
ブルりん
121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 11:19:37.17 ID:dAy7A3pW0
DIO「あと4人は吉良吉影、ボス、岸辺露伴、ブルりんだ……」┣¨┣¨┣¨┣¨
承太郎「……!」
ジョセフ「その4人が我々の敵……ということか?」
仗助「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!吉良吉影に岸辺露伴!?そんなのあり得ないっスよ!」
DIO「ン?」
仗助「吉良は殺人鬼、露伴は漫画家!プリキュアだとは思えない!!」
ジョセフ「だが、DIOだってプリキュアとは思ってなかったぞ」
仗助「そ……それはそうっスけど……」
DIO「理解できないのなら置いていく……」
122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 11:24:23.25 ID:dAy7A3pW0
承太郎「……そのボスというのは誰だ?」
DIO「ボス……名前は分からない。だがパッショーネのボスというのは分かっている」
ジョセフ「パッショーネ!イタリアのマフィアか!」
アナスイ「マフィアが相手かよ……こっちも仲間を増やそう!」
DIO「その事なら問題ない」
ジョセフ「ああ、今シーザーに応援を要請した」
承太郎「花京院たちも合流する……イタリアにな」
アナスイ「ってことは、まずはボスを倒すのか!」
DIO「ああ、では行くぞ!」
バァーン‼!
123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 11:27:27.88 ID:dAy7A3pW0
イタリア
承太郎「ここにボスがいるのか……!」
アナスイ「『ト』があれば道中のシーンが一気にカットできるな!」
DIO「では、聞き込みをしようか」
シュトロハイム「おい、お前!ちょっと聞きたいことがあるゥゥ!!」
>>125「はい?」
125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 11:47:17.04 ID:FPNDiW5PO
承太郎
126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 13:13:10.79 ID:dAy7A3pW0
承太郎「はい?」
シュトロハイム「お前じゃなァァァァァァァァいッ!!」
ジョセフ「プッwwww」
承太郎「後ろか!」クルリ
ジョルノ「え、ぼくですか?」
シュトロハイム「パッショーネのボスを知っているかァァ!?」
ジョルノ「……ボスってぼくのことですね」
承太郎「?」
ジョルノ「ゴールド・エクスペリエンス」
127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 13:16:12.44 ID:dAy7A3pW0
仗助「スタンド使いだ!シュトロハイムさん逃げろ!」
シュトロハイム「え?」
ジョルノ「無駄ァァッ!!」ドゴォ
シュトロハイム「」チーン
仗助「く……シュトロハイムさんはスタンドが見えない!」
ジョルノ「あなた、覚悟して来てますね?」
ジョルノ「ぼくを探しているなんて、自分が敵だと名乗っているようなものですよ」
仗助「!」
128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 13:19:43.80 ID:dAy7A3pW0
ディアボロ「おい、ちょっと待て」
ジョルノ「!?」
仗助「え、おっさん誰?」
ディアボロ「おれがパッショーネのボスだ」
ジョセフ「意味が分からなくなってきたのぉ~」
ジョルノ「いえ、ぼくがボスです。このおっさんは元ボスです」
承太郎「……どっちがプリキュアだ?」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョルノ「プリキュア?」
ディアボロ「貴様!なぜそれを!」
129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 13:23:10.29 ID:dAy7A3pW0
ディアボロ「キングクリムゾン!」
ドォーン‼
ディアボロ「なんだこの連中は……?」
ディアボロ「何か分からんがくr
承太郎「ハッ!」
DIO「時間が飛んだ!」
仗助「……!」
ジョルノ「みなさん、アレを見てください」
ディアボロ「」
シュトロハイムにつまづいて死亡
130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 13:26:12.56 ID:dAy7A3pW0
ジョルノ「おっさんはレクイエムの真っ最中ですからね」
ー説明中ー
承太郎「つまり、ボスとやらは無力ということだな?」
ジョルノ「ええ、そういうことですね」
仗助「なら、さっさと他のプリキュアを倒しに行くっスよ!」
花京院「あれ、みんなは?」
シーザー「おい!JOJO!呼んでおいて無視か!」
131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 13:28:49.30 ID:dAy7A3pW0
杜王町
承太郎「ここには吉良と露伴の2人がいるぜ」
仗助「露伴の家は知ってますから、案内するっス」
アナスイ「味方なんじゃあないのか?」
DIO「吉良は二人で探すとしようか」
ジョルノ「ええ……」
132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 13:56:53.24 ID:dAy7A3pW0
露伴家
ピンポォーン
仗助「……」
承太郎「……」
露伴(あれは仗助と承太郎さん……)
露伴(長髪の男に老人……こいつらは誰だ?)
アナスイ「出てきませんね」
ジョセフ「留守かの~?」
133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 14:00:33.74 ID:dAy7A3pW0
露伴(何をしに来た?この露伴がプリキュアだとばれたのか?)
露伴(……居留守も限界があるな!よし>>135をしよう!)
ガチャ
仗助「!?」
承太郎「ッ!」
ジョセフ「oh my god…」
アナスイ「」
露伴「見たか!この>>135を!」
135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 14:16:26.73 ID:0T8tNNy/O
次の仮面ライダーのフラゲ情報
136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 15:48:32.49 ID:dAy7A3pW0
露伴「見たか!次の仮面ライダーのフラゲ情報を!」
仗助「うわああああッ!!」
ジョセフ「フラゲは見たくなかったのにぃぃ!」
アナスイ「ハァハァ……!!」
承太郎「野郎……!!」
137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 15:52:11.17 ID:dAy7A3pW0
三人「ハァハァ……!!」
露伴「フフフ……これで三人は再起不能だな」
承太郎「……」┣¨┣¨┣¨┣¨
露伴「ぼくを見逃してくれたらヘブンズドアーでフラゲ情報の記憶を消してやろう」
承太郎「……」┣¨┣¨┣¨┣¨
露伴「そうすれば彼らは助かるぞ?」
承太郎「……本当に助けてくれる……のか?」┣¨┣¨┣¨┣¨
露伴「そうだよ!はやく見逃すって言えよ!」
承太郎「だが>>139」┣¨┣¨┣¨┣¨
露伴「ナニッ!?」
139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 16:26:03.31 ID:ueLHZrkQo
俺はSPW財団の力でてめーのマンガを打ち切りにすることにしたぜ
140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 22:17:38.06 ID:dAy7A3pW0
承太郎「だが俺はSPW財団の力でてめーのマンガを打ち切りにすることにしたぜ」┣¨┣¨┣¨┣¨
露伴「ナニッ!?」
承太郎「……あーもしもし?おれおれー」プルルル
露伴「やめろォォォォォォォォォォォォォ!!!」
141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 22:24:26.57 ID:dAy7A3pW0
露伴「ぼくは読んでもらうためマンガを描いている!」
露伴「読者はきっと打ち切りになれば、怒り、悲しみ、中には泣く者もいるッ!!」
露伴「ハ〇ター×ハ〇ターみたいなことにもしたくない!」
露伴「打ち切りになっても忘れられるだけだと知ったフウな口を聞くものもいるだろう!」
露伴「だが!ぼくは読者を喜ばせるためにマンガを描きたい!」
露伴「もっともっと喜ばせたいんだ!」
露伴「便所のネズミのクソにも匹敵するお前の考えがぼくを怒らせた!!」
露伴「ピンクダークの少年は永遠に不滅だァァ!!」
142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 22:29:28.26 ID:dAy7A3pW0
承太郎「うるせ」シュンッ
ドゴォ‼
露伴「うげぇぇぇ!!」バギィ‼
承太郎「SPW財団には連絡しておいた。お前が語りだした時点からな……」
承太郎「そして、やれやれ……間に合ったぜ」
露伴「よ……よs
承太郎「オラオラオラオラオラァァァァァッ!!!」
ドゴドゴドゴドゴドゴォ
露伴「ぐああああああ!!」バギバキバギバギバキ
露伴「」チーン
岸辺露伴【再起不能】
143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 22:33:01.13 ID:dAy7A3pW0
仗助「……うう」
アナスイ「一体、俺は……?」
ジョセフ「ム!露伴とやらが倒されている!?」
露伴「」
承太郎(……フラゲ情報は消えたようだな)
承太郎「やれやれだぜ」
DIO「あのォ~」
>>145「はい?」
145: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/06(土) 22:38:23.43 ID:5+srzAnPo
露伴
146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 07:32:33.72 ID:b4bsBxVA0
露伴「はい?」
DIO「!?」
ジョルノ「!?」
露伴「何でしょうか?」
DIO「さっき承太郎から連絡がきた……」
ジョルノ「なんでここにいるんだ……!」
露伴「フフ……プリキュアを見くびってもらっちゃあ困るね」
DIO「……」
147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 07:36:11.16 ID:b4bsBxVA0
露伴「ヘブンズドアーッ!!」
ジョルノ「」パァーッ
DIO「」パァーッ
露伴「よし、これで二人を無力化した」
吉良「よくやった」ザッ
露伴「いろいろと書き込んでおこう」
〈岸辺露伴と吉良吉影を攻撃できない〉
〈空条承太郎と、その仲間を殺害する〉
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 07:38:57.58 ID:b4bsBxVA0
承太郎「DIO!」
DIO「承太郎か、吉良は倒した」
仗助「こっちも露伴を倒したっスよ!」
ジョルノ「では、残りのブルりんを倒しに行きますか……」
アナスイ「ああ」
ジョセフ「……」
ジョセフ「……!」
ジョセフ「まさかな……」
149: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 07:43:42.77 ID:b4bsBxVA0
ジョセフ「DIO、少し聞きたいことがある……」
DIO「ん?」
ジョセフ「吉良吉影はどんな能力だった?」┣¨┣¨┣¨┣¨
DIO「……」┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョセフ「……」┣¨┣¨┣¨┣¨
DIO「……なんでもいいだろう、そんなことは」┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョセフ「……わかった」
ジョセフ「ハーミットパープル!」シルシル
DIO「何をする!?」ガシ
ジョセフ「ジョルノの腕の傷はなんだ?」
ジョルノ「えっ?」
腕の傷『岸辺露伴は生きている』 バァーン‼
150: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 07:48:52.95 ID:b4bsBxVA0
ジョルノ「な、なんだこの傷は!?」
ジョセフ「もしやとは思ったが……生きていたな」
承太郎「……!」
DIO「……」
ジョセフ「つまり、
吉良吉影と岸辺露伴は生きていて、ジョルノとDIOは操られている!
DIOたちは倒したと思い込んでいるが、
ジョルノが洗脳される直前にほった傷は全てを語ってくれたぞ!」
仗助「おお!」
151: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 07:50:16.23 ID:b4bsBxVA0
承太郎「DIOたちを救うために何をすればいい?」
ジョセフ「仗助くんなら詳しいじゃろう?」
仗助「>>163っスよ!」
152: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 07:50:47.04 ID:b4bsBxVA0
ミス>>154
154: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 08:54:51.38 ID:cHfYyLrX0
自らがプリキュアになる
156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 11:12:47.61 ID:OgwrRIXV0
仗助「自らがプリキュアになるっスよ!」
プリップリッ!
プリッキュアッ!!
仗助「うおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!」
承太郎「うおおおおおおおおお!」
アナスイ「うわあああああああああああああ!」
ジョセフ「おおおおおおおおおおおおおおおおお!おおおおおお!」
プリッキュアァァァ!!
157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 11:15:36.02 ID:OgwrRIXV0
DIO「貴様ら~!」
ジョルノ「ううう……………!!」
仗助「プリキュア・ダイヤモンドォォ!!」
仗助「ドララララララララララララララ♡♡♡」
二人「うわああああああぁぁぁぁあああぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁあああ!!」
158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 11:17:06.22 ID:OgwrRIXV0
アメリカ
承太郎「……」
仗助「……その後、DIOたちは回復し、露伴たちは消滅したッス」
アナスイ「えっ」
159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 11:18:47.00 ID:OgwrRIXV0
ジョセフ「残りはブルりんだけじゃの!」
DIO「フン」
承太郎「そいつはアメリカにいるらしいな」
仗助「はやく倒しにいくっスよー!!」
160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 11:21:13.94 ID:OgwrRIXV0
ニューヨークのカフェ
ブルート「おい!おかわり持って来い!」
店員「はい、ブルート様」
ブルート「ガハハハハハハハ!!」
承太郎「あいつか」
ジョセフ「まずは>>162じゃ!」
162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 11:40:42.35 ID:McAImRhAo
行動をよく見る
163: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 12:33:19.79 ID:OgwrRIXV0
ジョセフ「まずは行動をよく見るじゃ!」
ブルート「ガハハ!ここのケーキはうまいぜ!」
店員「ありがとうございます」
ブルート「よし、おかわり持って来い!」
アナスイ「ケーキ食べ過ぎだろ……」
仗助「あいつが本当にプリキュアっスか~?」
DIO「そうだ。やつは新聞でヒーローになってから有頂天だ」
164: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 12:36:25.34 ID:OgwrRIXV0
ブルート「……」コソコソコソ
店員「……分かりました」
承太郎「何を言った?」
ジョセフ「店員がこっちを見ているな……」
ジョルノ「ブルりんに気付かれたんでしょうか」
店員「……(実はオレの正体は>>166だ)」┣¨┣¨┣¨┣¨
167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 12:39:13.42 ID:xCyYUSDQ0
DIOにやられた猫
168: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 13:14:31.69 ID:OgwrRIXV0
ネコ「……(実はオレの正体はDIOにやられたネコだ)」┣¨┣¨┣¨┣¨
ネコ「この前は体がボロボロになったが……!!」┣¨┣¨┣¨┣¨
ネコ「ブルート様に縫い合わせてもらって助かったんだ!」┣¨┣¨┣¨┣¨
ネコ「この恩を……!」┣¨┣¨┣¨┣¨
ネコ「>>170で返す!」┣¨┣¨┣¨┣¨
170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 13:46:10.15 ID:1k0ZMYO4O
雑巾を縫って
171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 14:50:11.30 ID:b4bsBxVA0
ネコ「雑巾を縫って返す!l」┣¨┣¨┣¨┣¨
意外!それは伏線!!
序盤のDIOの裁縫は伏線だったのだ(嘘)
ネコ「ニャー(⌒▽⌒)」
承太郎「……」
仗助「マジにグレートっすね」
ジョルノ「ネコが裁縫をしだすとは……!」
172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 14:52:15.70 ID:b4bsBxVA0
DIO「……」
ネコ「……」ギロリ
DIO「……」
DIO「ザ・ワールドォ!!」
ドォーン‼
DIO「>>173してやるぞ、このネコめ……!」
173: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/07(日) 14:57:21.67 ID:9CX2Ha6Wo
良い目を
175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 14:49:29.32 ID:MW/GD3Fg0
DIO「いい目をしてやるぞ、このネコめ……!」
カァーーッ
いい目DIO「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 14:21:09.74 ID:gIt+DhWn0
いい目DIO「スペースリバースティンギーアイズ!!」
ギャオォォン
ネコ「に゛ゃ」 ブサァァァ
いい目DIO「そして時は動き出す……」
ジョセフ「ハッ!」
ネコ「」 チーン
仗助「おえええぇ……」
ギャオォォン
ネコ「に゛ゃ」 ブサァァァ
いい目DIO「そして時は動き出す……」
ジョセフ「ハッ!」
ネコ「」 チーン
仗助「おえええぇ……」
177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 14:24:37.57 ID:gIt+DhWn0
ブルート「ああ……あああ!」 ガタタッ
承太郎「そしてやれやれ、お前一人だぜ」
承太郎「星の白金ッ」
星の白金『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァッ!!』
ドゴドゴドゴドゴドゴ‼‼
ブルート「ブギャアアアアアアアアア」 バギバギバギバギ
ブルート「」 チーン
【あたしのブルりん死亡】
178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 14:28:35.30 ID:gIt+DhWn0
ーーその後、世界は何事もなかったように動き出した
仗助はプリキュアオタクを無事卒業し、
アナスイは刑務所に出頭し、
ジョセフは静かに70歳の生涯に幕を降ろした……
ジョルノとDIOはイタリアで一緒に過ごしているそうだが、それはまた別のお話……
そして、承太郎はーー!!
179: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 14:32:14.52 ID:gIt+DhWn0
2008年
アメリカ、マンハッタン
承太郎「……お前には殺人罪で7年ほど刑務所に入ってもらう」
「……ッ」
承太郎「スタンドは裁けないと思っているか? SPW財団の優秀な弁護士にかかればお前も終わりだ」
「……」
承太郎「……」
「……」
180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 14:36:06.28 ID:gIt+DhWn0
承太郎「星の白金ッ!」
「マンハッタン・トランスファーッ!!」
承太郎「オラァァッ!!」
ドゴォッ‼
「グハァッ!」 バッタリ
承太郎「戦いの年季が違うぜ……『ジョンガリ・A』……」┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョンガリ「ハァ、ハァ……」┣¨┣¨┣¨┣¨
承太郎「連れて行ってくれ……」┣¨┣¨┣¨┣¨
SPW隊員「ハイッ!」
SPW隊員「……」 ゾロゾロ
181: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 14:54:37.40 ID:gIt+DhWn0
ジョンガリ「……貴様……承太郎……! なぜオレを殺さない……!」
承太郎「……」
コツコツコツ
承太郎「……やれやれ、DIOはすでに改心している」
承太郎「お前がやっているのはDIO崇拝ではなく、ただの自己満足だ……」
コツコツコツ
ジョンガリ「フッ……空条承太郎か……」
ジョンガリ「……なかなかやるヤツだったな」
182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 14:57:56.88 ID:gIt+DhWn0
ピポパポパパパポ……
承太郎「あー、もしもしDIOー?」
DIO「承太郎かー? ジョンガリのヤツどうだったー?」
承太郎「まだお前のことを信じてたぜー!」
DIO「まじかよーwwwwww いつもごめんなー?」
承太郎「いいっていいってwwwwww 夜の任務はお前がやってくれてるじゃんかよwwww」
DIO「……だな」
承太郎「……おう」
183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 14:59:04.49 ID:gIt+DhWn0
ーー承太郎はSPW財団専属の傭兵として働いていた
^o^
184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 14:59:38.61 ID:gIt+DhWn0
そして世界は交代し、JOJOはー!
185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 15:01:14.58 ID:gIt+DhWn0
ジョニィ「やれやれだぜ」
~ジョジョの奇妙な冒険 part3.5
スターダストクルセイダースと愉快な仲間たち 完ッッ!!~
187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 17:30:20.10 ID:gIt+DhWn0
見ろよこれ……
8月を全部使って書いたんだぜ?
俺の『更新の遅さ』と『国語力の無さ』……これほど相性の悪いものがあるだろうかッ!?
188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 18:44:56.26 ID:gIt+DhWn0
ジョンガリは石を作るようです
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472460308/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472460308/
189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 18:54:55.54 ID:pQXu96deo
こんなしょうもないスレでも完結させるのは凄いことだ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470031992/
Entry ⇒ 2016.08.31 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
デク「みんなでかっちゃんの誕生日を祝おう!!」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:44:02 ID:RfOmO0FQ
デク「明日はかっちゃんの誕生日だ! みんなで祝おう!」
切島「ノッたぜ緑谷!!」
飯田「うむ、友人を大切にするのは良いことだ!」
八百万「私も微力ながらお力添えさせていただきますわ」
轟「……まあ、あいつには悪いことしたしな」
切島「ノッたぜ緑谷!!」
飯田「うむ、友人を大切にするのは良いことだ!」
八百万「私も微力ながらお力添えさせていただきますわ」
轟「……まあ、あいつには悪いことしたしな」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:44:43 ID:RfOmO0FQ
デク「……」
切島「……」
飯田「……」
八百万「……」
轟「……」
轟「……結局、集まったのはこれだけか」
八百万「みたいですわね……」
切島「人望ねーな、あいつ……」
勝己「うるせえ」
切島「……」
飯田「……」
八百万「……」
轟「……」
轟「……結局、集まったのはこれだけか」
八百万「みたいですわね……」
切島「人望ねーな、あいつ……」
勝己「うるせえ」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:45:31 ID:RfOmO0FQ
切島「そういや、麗日がキビシーこと言ってたな」
デク「麗日さんが?」
お茶子『爆豪くん、きっとみんなに祝われるの屈辱なんと違うかな……』
勝己「たりめーだろ」
轟「えげつねェな……」
飯田「うーむ、そこまでとは……」
八百万「確かに、嫌がることを無理強いするのは良くないですわね……」
切島「そうだな、じゃあ……」
デク「うん、帰ろうか……」
轟「だそうだ。悪いな爆豪」
勝己「ああ」
デク「麗日さんが?」
お茶子『爆豪くん、きっとみんなに祝われるの屈辱なんと違うかな……』
勝己「たりめーだろ」
轟「えげつねェな……」
飯田「うーむ、そこまでとは……」
八百万「確かに、嫌がることを無理強いするのは良くないですわね……」
切島「そうだな、じゃあ……」
デク「うん、帰ろうか……」
轟「だそうだ。悪いな爆豪」
勝己「ああ」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:46:23 ID:RfOmO0FQ
勝己「じゃねえよ!!! 何しに来たんだてめえらは!!!」カッチャン!
デク「うん、かっちゃんもそう言ってることだし――」
デク「ってえええええ!? かっちゃん!!?!!?」
切島「爆豪ォ! 生きとったんかワレェ!!」
飯田「爆豪くん……!! 無事だったのか!!」
八百万「いつからいらしたんですの……!?」
勝己「最初からいたわクソが! わざとだろ腹立つ!!」
轟「そもそもここ爆豪の家の前だからな」
デク「うん、かっちゃんもそう言ってることだし――」
デク「ってえええええ!? かっちゃん!!?!!?」
切島「爆豪ォ! 生きとったんかワレェ!!」
飯田「爆豪くん……!! 無事だったのか!!」
八百万「いつからいらしたんですの……!?」
勝己「最初からいたわクソが! わざとだろ腹立つ!!」
轟「そもそもここ爆豪の家の前だからな」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:47:40 ID:RfOmO0FQ
デク「ああっ本当だ! 全く気が付かなかったぞ! ところでかっちゃん、何か欲しいものとかある……?」
勝己「てめえをぶん殴る権利」
デク「いつもやってたじゃないか……」
切島「緑谷……!! 強く生きろよ!!」
勝己「大体、切島とメガネと露出女はともかく……」
八百万「露出女!?」ガーンガーンガーン
轟「今更何にショック受けてんだ」
飯田「より個性を生かすための露出だろう? 何も恥ずかしいことはないぞ」
八百万「いえ、もういいんですの……」
勝己「てめえをぶん殴る権利」
デク「いつもやってたじゃないか……」
切島「緑谷……!! 強く生きろよ!!」
勝己「大体、切島とメガネと露出女はともかく……」
八百万「露出女!?」ガーンガーンガーン
轟「今更何にショック受けてんだ」
飯田「より個性を生かすための露出だろう? 何も恥ずかしいことはないぞ」
八百万「いえ、もういいんですの……」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:48:49 ID:RfOmO0FQ
勝己「何でてめえらに祝われなきゃならねえんだムカつくなあ!!」
デク「そ、そんな……確かに僕たち幼馴染ってだけで別に仲良くもないしむしろ険悪だし
かっちゃんはみみっちくて嫌な奴だけど、そこまで言わなくても……」
轟「俺たちは別に嫌がらせでやってるわけじゃねえぞ」
勝己「人をイラつかせる天才かてめーらは……!!」
切島「まあまあ! 別に強制じゃねーし、俺らが好きでやってるだけだから!」
勝己「余計なお世話だっつってんだよ」
飯田「しかし善意を無下にすることはないだろう」
デク「そ、そんな……確かに僕たち幼馴染ってだけで別に仲良くもないしむしろ険悪だし
かっちゃんはみみっちくて嫌な奴だけど、そこまで言わなくても……」
轟「俺たちは別に嫌がらせでやってるわけじゃねえぞ」
勝己「人をイラつかせる天才かてめーらは……!!」
切島「まあまあ! 別に強制じゃねーし、俺らが好きでやってるだけだから!」
勝己「余計なお世話だっつってんだよ」
飯田「しかし善意を無下にすることはないだろう」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:49:34 ID:RfOmO0FQ
デク「そうだよ、八百万さんなんてかっちゃんと大した絡みもないのに……」
八百万「人の役に立てるのは嬉しいことですから。普段は全然駄目ですけれど……」
轟「ネガが滲み出てんぞ。胸張れよ」
切島「そうだぜ! 何かプレゼントするっつったら最強の個性じゃねえか」
八百万「ええ……でもやはり、心を込めて手作りした方がより相手に気持ちも伝わると思いますわ」
飯田「素晴らしい心がけだ!! きっと良いお嫁さんになるぞ」
切島「おお……直球!!」
デク「飯田君すごいなあ……」
八百万「いえ。トップヒーローを目指すなら、自活する術くらい心得ていなければなりませんわ」
切島「こっちもクソ真面目かよ!」
勝己「おい」
八百万「人の役に立てるのは嬉しいことですから。普段は全然駄目ですけれど……」
轟「ネガが滲み出てんぞ。胸張れよ」
切島「そうだぜ! 何かプレゼントするっつったら最強の個性じゃねえか」
八百万「ええ……でもやはり、心を込めて手作りした方がより相手に気持ちも伝わると思いますわ」
飯田「素晴らしい心がけだ!! きっと良いお嫁さんになるぞ」
切島「おお……直球!!」
デク「飯田君すごいなあ……」
八百万「いえ。トップヒーローを目指すなら、自活する術くらい心得ていなければなりませんわ」
切島「こっちもクソ真面目かよ!」
勝己「おい」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:50:23 ID:RfOmO0FQ
デク「トップヒーローかあ……」
八百万「まだまだ未熟者ですわ。私には生き物をつくることはできませんが、
一番学ばなければならないのは彼らについてなのかもしれません」
飯田「いかなる万能な個性であっても生み出すことはできない……命とはそれほど尊いものだ」
轟「実際に命の危機に瀕して初めて分かることもある。簡単に死ねとか殺すとか言うけどな」
勝己「こら」
デク「き、急に話のスケールが大きく……」
切島「おう、なんか難しい話はよく分かんねーけどよ……それじゃ皆で水族館でも行かね?」
一同「水族館?」
切島「ほら、命ってやつを学びにさ! なんか最近すげえ流行ってるらしいぜ」
勝己「帰っていいか?」
八百万「まだまだ未熟者ですわ。私には生き物をつくることはできませんが、
一番学ばなければならないのは彼らについてなのかもしれません」
飯田「いかなる万能な個性であっても生み出すことはできない……命とはそれほど尊いものだ」
轟「実際に命の危機に瀕して初めて分かることもある。簡単に死ねとか殺すとか言うけどな」
勝己「こら」
デク「き、急に話のスケールが大きく……」
切島「おう、なんか難しい話はよく分かんねーけどよ……それじゃ皆で水族館でも行かね?」
一同「水族館?」
切島「ほら、命ってやつを学びにさ! なんか最近すげえ流行ってるらしいぜ」
勝己「帰っていいか?」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:51:06 ID:RfOmO0FQ
飯田「水族館か! 子供のころに行ったきりだな」
八百万「恥ずかしながら私、行ったことがありませんの……家にあるこれくらいの水槽とは比べ物にならないのですよね?」
切島「家にこれくらいの水槽がねーからわかんねーなー」
勝己「いやここ俺んちじゃねーか、お前らが帰れ!」
デク「良いなぁ、明日はちょうど休みだし……あっ、轟くんはお見舞いがあるんだっけ」
轟「ああ。楽しんでこいよ」
切島「そっか……じゃあ行ける奴、明日なー!」
勝己「ぜってえ行かねえからな!!!」
八百万「恥ずかしながら私、行ったことがありませんの……家にあるこれくらいの水槽とは比べ物にならないのですよね?」
切島「家にこれくらいの水槽がねーからわかんねーなー」
勝己「いやここ俺んちじゃねーか、お前らが帰れ!」
デク「良いなぁ、明日はちょうど休みだし……あっ、轟くんはお見舞いがあるんだっけ」
轟「ああ。楽しんでこいよ」
切島「そっか……じゃあ行ける奴、明日なー!」
勝己「ぜってえ行かねえからな!!!」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:52:20 ID:RfOmO0FQ
翌日
デク「楽しみすぎて一時間も前に来てしまったぞ……どうやって時間潰そう」
飯田「早いな緑谷くん!」
八百万「おはようございます、緑谷さん」
デク「せ……先客!!」
飯田「楽しみすぎて一時間と五分前行動になってしまった」
八百万「実は昨日ほとんど眠れませんでしたわ」
飯田「不眠症か! 何かストレスが……病院に行かなくて大丈夫なのか!?」
八百万「いえ、お気遣いなく」
デク「楽しみすぎて一時間も前に来てしまったぞ……どうやって時間潰そう」
飯田「早いな緑谷くん!」
八百万「おはようございます、緑谷さん」
デク「せ……先客!!」
飯田「楽しみすぎて一時間と五分前行動になってしまった」
八百万「実は昨日ほとんど眠れませんでしたわ」
飯田「不眠症か! 何かストレスが……病院に行かなくて大丈夫なのか!?」
八百万「いえ、お気遣いなく」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:53:14 ID:RfOmO0FQ
切島「おっ! やっぱ早えなお前ら!」
デク「切島くんまで!」
切島「どうせ一時間くらい早く来んだろなーって思ってたからよ、待たせちゃ悪いしな」
デク「い、良い人だ……!!」
轟「……悪い、急に来ちまって」
デク「轟くん!? お見舞いは……」
轟「……昨日母さんに伝えたら、『友達との時間を大切にして』って言われた」
飯田「いいお母さんじゃないか……!!」
切島「アツいな! 男だぜ!」
八百万「男!?」
デク「切島くんまで!」
切島「どうせ一時間くらい早く来んだろなーって思ってたからよ、待たせちゃ悪いしな」
デク「い、良い人だ……!!」
轟「……悪い、急に来ちまって」
デク「轟くん!? お見舞いは……」
轟「……昨日母さんに伝えたら、『友達との時間を大切にして』って言われた」
飯田「いいお母さんじゃないか……!!」
切島「アツいな! 男だぜ!」
八百万「男!?」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:54:15 ID:RfOmO0FQ
デク「そうなんだ! よかった……!!」
勝己「…………」
デク「あっ、かっちゃんおはよう」
勝己「来てやったぞクソが」
切島「おめーなんだかんだで早く来んのな!」
デク「そうだね、かっちゃんは他人の気持ちが分かる繊細な心の持ち主だかr
勝己「顔をひし型にしてやろうか?」
デク「う、うん」
飯田「本日の主役がようやく登場だな!」
勝己「はっ?」
勝己「…………」
デク「あっ、かっちゃんおはよう」
勝己「来てやったぞクソが」
切島「おめーなんだかんだで早く来んのな!」
デク「そうだね、かっちゃんは他人の気持ちが分かる繊細な心の持ち主だかr
勝己「顔をひし型にしてやろうか?」
デク「う、うん」
飯田「本日の主役がようやく登場だな!」
勝己「はっ?」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:54:56 ID:RfOmO0FQ
飯田「何を言っているんだ、今日は君の誕生日じゃないか」
勝己「……」
八百万「お誕生日おめでとうございます、爆豪さん」
勝己「……」
デク「かっちゃんおめでと
勝己「黙れ」
切島「まあ俺らも適当に楽しんどくから、お前はいつも通りでいいんだって!」
勝己「けっ」
轟「嫌なら帰ってもいいぞ」
勝己「お前は殺す!」
勝己「……」
八百万「お誕生日おめでとうございます、爆豪さん」
勝己「……」
デク「かっちゃんおめでと
勝己「黙れ」
切島「まあ俺らも適当に楽しんどくから、お前はいつも通りでいいんだって!」
勝己「けっ」
轟「嫌なら帰ってもいいぞ」
勝己「お前は殺す!」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:55:34 ID:RfOmO0FQ
飯田「しかし全員揃って何よりだ。天気も晴れだし絶好の行楽日和だぞ!」
切島「そうだなー、今4月……あれ? 今いつなんだっけ……」
デク「切島くん!!! 深く考えちゃだめだ、敵の罠に飲み込まれるぞ!!!」
切島「そいつは大変だな緑谷!!!」
勝己「どうでもいいからさっさと案内しろ、爆豪直属護衛軍ども」
デク「そんな名称だったっけ!?」
勝己「雑務兵は黙ってろ」
切島「そうだなー、今4月……あれ? 今いつなんだっけ……」
デク「切島くん!!! 深く考えちゃだめだ、敵の罠に飲み込まれるぞ!!!」
切島「そいつは大変だな緑谷!!!」
勝己「どうでもいいからさっさと案内しろ、爆豪直属護衛軍ども」
デク「そんな名称だったっけ!?」
勝己「雑務兵は黙ってろ」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:56:19 ID:RfOmO0FQ
八百万「すごい……! 一面魚だらけですわ!」
飯田「うむ、いかにも水族館だな!」
八百万「あちらがジンベエザメ、こちらがチョウザメ……」
切島「おいおい、サメにテンション上がりすぎだろ!」
八百万「ええ、なにしろ生きて泳いでいる姿を見るのは初めてなものですから」
切島「お、おう……」
勝己「あいつは塩焼き、こいつは煮つけ……」
デク「か、かっちゃん……魚が逃げてくよ」
八百万「爆豪さんは料理がお上手なんですわね。見習いたいものです」
勝己「適当にやってりゃたいていのもんは食えるだろ」
轟「火星でも自活できそうだな」
勝己「フグ毒に当たって死ね」
飯田「うむ、いかにも水族館だな!」
八百万「あちらがジンベエザメ、こちらがチョウザメ……」
切島「おいおい、サメにテンション上がりすぎだろ!」
八百万「ええ、なにしろ生きて泳いでいる姿を見るのは初めてなものですから」
切島「お、おう……」
勝己「あいつは塩焼き、こいつは煮つけ……」
デク「か、かっちゃん……魚が逃げてくよ」
八百万「爆豪さんは料理がお上手なんですわね。見習いたいものです」
勝己「適当にやってりゃたいていのもんは食えるだろ」
轟「火星でも自活できそうだな」
勝己「フグ毒に当たって死ね」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:57:47 ID:RfOmO0FQ
デク「次はマグロかぁ……駄目だ、かっちゃんじゃないけどついついヨダレが……」
勝己「人を食いしん坊キャラ扱いすんじゃねえ!」
飯田「二人とも、今日は魚を食べるために来たわけではないぞ」
マグロ「ねえねえ、あんたの個性って速い? 速いのね?」
飯田「何奴!?」
デク「どうしたの飯田くん?」
飯田「……今、このマグロが喋ったような気がしたんだが」
デク「魚が喋るだって!? そんなサカナ……あっごめん轟くん、個性使わないで…
…そうだ、動物が喋る個性を持っていたとしたら……」
勝己「ブツブツうっせえし寒いんだよクソが」
轟「炎出した方がよかったか?」
勝己「そっちじゃねえよ!」
勝己「人を食いしん坊キャラ扱いすんじゃねえ!」
飯田「二人とも、今日は魚を食べるために来たわけではないぞ」
マグロ「ねえねえ、あんたの個性って速い? 速いのね?」
飯田「何奴!?」
デク「どうしたの飯田くん?」
飯田「……今、このマグロが喋ったような気がしたんだが」
デク「魚が喋るだって!? そんなサカナ……あっごめん轟くん、個性使わないで…
…そうだ、動物が喋る個性を持っていたとしたら……」
勝己「ブツブツうっせえし寒いんだよクソが」
轟「炎出した方がよかったか?」
勝己「そっちじゃねえよ!」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:58:19 ID:RfOmO0FQ
マダコ(おお俺のの、ここ好みの女だああ……)
切島「このタコ、ずっと八百万のほうにへばりついてんなー」
八百万「何だか嫌な感じですわ……タコというのは昔から女性の体を縛るのによく使われたと聞いたことがあります」
切島「それって峰田情報か?」
八百万「ええ」
切島「お前って頭いいけど、たまにすっげえバカだよな……」
八百万「えっ……」
飯田「マダコ君か。いくら軟体動物とはいえ、ふしだらな行為は慎みたまえ!」
切島「委員長よー、そりゃ口田の専売特許だって!」
イッカク「素晴らしい! 女性を気遣う騎士道精神のたまものだな!」
飯田「!? 今また別の魚が喋ったぞ!?」
デク「飯田くん、魚にも人望あるなあ……」
切島「このタコ、ずっと八百万のほうにへばりついてんなー」
八百万「何だか嫌な感じですわ……タコというのは昔から女性の体を縛るのによく使われたと聞いたことがあります」
切島「それって峰田情報か?」
八百万「ええ」
切島「お前って頭いいけど、たまにすっげえバカだよな……」
八百万「えっ……」
飯田「マダコ君か。いくら軟体動物とはいえ、ふしだらな行為は慎みたまえ!」
切島「委員長よー、そりゃ口田の専売特許だって!」
イッカク「素晴らしい! 女性を気遣う騎士道精神のたまものだな!」
飯田「!? 今また別の魚が喋ったぞ!?」
デク「飯田くん、魚にも人望あるなあ……」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:59:00 ID:RfOmO0FQ
轟「……」
デク(轟くん、ずっとダイオウグソクムシのコーナーで立ち止まってる……何かあったのかな……)
デク「あの、轟くんってあんまりこういうとこ好きじゃないのかな? なんて……」
轟「いや、すげえ楽しんでるから心配すんな」
デク「分かりづらい!!」
轟「こういうところに来るのは初めてだからな……」
デク(そうだ……両親とはいろいろあったみたいだし……)
デク「轟くん、今日は思いっきり楽しもう!!」
轟「……ああ」
デク(轟くん、ずっとダイオウグソクムシのコーナーで立ち止まってる……何かあったのかな……)
デク「あの、轟くんってあんまりこういうとこ好きじゃないのかな? なんて……」
轟「いや、すげえ楽しんでるから心配すんな」
デク「分かりづらい!!」
轟「こういうところに来るのは初めてだからな……」
デク(そうだ……両親とはいろいろあったみたいだし……)
デク「轟くん、今日は思いっきり楽しもう!!」
轟「……ああ」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 22:59:43 ID:RfOmO0FQ
勝己「今日が誰の誕生日だかわかってんのかてめえ……」
切島「おっ? 祝ってほしいのか?」
勝己「はぁ!? 違えよ!」
轟「爆豪、楽しんでるか?」
勝己「ケンカ売ってんのか?」
轟「俺はどうすりゃいいんだ」
切島「ほっとけって! 嫌ならとっくに帰ってんだろ」
デク「扱いが手慣れてきてる……!!」
切島「おっ? 祝ってほしいのか?」
勝己「はぁ!? 違えよ!」
轟「爆豪、楽しんでるか?」
勝己「ケンカ売ってんのか?」
轟「俺はどうすりゃいいんだ」
切島「ほっとけって! 嫌ならとっくに帰ってんだろ」
デク「扱いが手慣れてきてる……!!」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:00:32 ID:RfOmO0FQ
飯田「しかし、喋るマグロといい猥褻なタコといい、不思議な生き物の多い水族館だな」
八百万「ええ。先ほどのフカヒ……ホオジロザメさんもずいぶんと殺気だっていましたわ」
切島「分かんねーよ、意外とアツい奴かも……あと今フカヒレっつったな」
デク「ひょっとしたら、経営してるのは強大な個性の持ち主なのかも……」
轟「あとは蛙だな」
デク「いやいや、さすがにカエルは……」
梅雨「…………」ジーッ
デク「うわああああああああ!!!??」
八百万「ええ。先ほどのフカヒ……ホオジロザメさんもずいぶんと殺気だっていましたわ」
切島「分かんねーよ、意外とアツい奴かも……あと今フカヒレっつったな」
デク「ひょっとしたら、経営してるのは強大な個性の持ち主なのかも……」
轟「あとは蛙だな」
デク「いやいや、さすがにカエルは……」
梅雨「…………」ジーッ
デク「うわああああああああ!!!??」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:02:08 ID:RfOmO0FQ
デク「あぃすぃっつや……ぅゅさん、どうしてここに?」
梅雨「逆に言いづらくないかしら? 休日に清掃のアルバイトをしているのよ」
デク「そういうことか……びっくりしたなあ」
切島「梅雨ちゃん、とうとう向こうの世界に行っちまったのかと思ったぜ……」
飯田「家計を支えるためのたゆまぬ努力か! 凄いぞ梅雨ちゃんくん」
デク「雄英バイト禁止とかだったらごめん」
轟「誰に謝ってるんだ?」
八百万「アルバイトとは何ですか?」
切島「いよいよわかんねーな、もう……」
梅雨「逆に言いづらくないかしら? 休日に清掃のアルバイトをしているのよ」
デク「そういうことか……びっくりしたなあ」
切島「梅雨ちゃん、とうとう向こうの世界に行っちまったのかと思ったぜ……」
飯田「家計を支えるためのたゆまぬ努力か! 凄いぞ梅雨ちゃんくん」
デク「雄英バイト禁止とかだったらごめん」
轟「誰に謝ってるんだ?」
八百万「アルバイトとは何ですか?」
切島「いよいよわかんねーな、もう……」
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:02:49 ID:RfOmO0FQ
梅雨「爆豪ちゃんおめでとう。サメのヒレが落ちてたからあげるわ」
勝己「いらねえよ! カエレ!!」
八百万「開館時に清掃なさってるなんて、本当に忙しいんですのね……」
飯田「パフォーマンスの一環としてあえて行っている館もあるそうだぞ」
梅雨「子供には受けたりするのよ。カエルとかタコとか……」
デク「いやいや、タコは普通に……」
障子「…………」ジーッ
デク「うわああああああああ!!!??」
勝己「いらねえよ! カエレ!!」
八百万「開館時に清掃なさってるなんて、本当に忙しいんですのね……」
飯田「パフォーマンスの一環としてあえて行っている館もあるそうだぞ」
梅雨「子供には受けたりするのよ。カエルとかタコとか……」
デク「いやいや、タコは普通に……」
障子「…………」ジーッ
デク「うわああああああああ!!!??」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:04:24 ID:RfOmO0FQ
障子「おめでとうだ爆豪。タコの吸盤が落ちていたからやろう」
勝己「いらねえよ!! 海産物でまとめんなタコ!!」
八百万「うっ……タコと聞いて嫌な想像をしてしまった自分が恥ずかしいですわ……」
切島「落ち着け八百万!! 峰田菌に毒されてんぞ!!」
障子「午後からイルカショーがある。よかったら見に行ってみるといい」
八百万「イルカに乗れるんですね!!」
梅雨「入場100円、撮影300円、お触り500円よ」
轟「大人は汚いな」
デク「と、轟くん……」
勝己「いらねえよ!! 海産物でまとめんなタコ!!」
八百万「うっ……タコと聞いて嫌な想像をしてしまった自分が恥ずかしいですわ……」
切島「落ち着け八百万!! 峰田菌に毒されてんぞ!!」
障子「午後からイルカショーがある。よかったら見に行ってみるといい」
八百万「イルカに乗れるんですね!!」
梅雨「入場100円、撮影300円、お触り500円よ」
轟「大人は汚いな」
デク「と、轟くん……」
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:05:07 ID:RfOmO0FQ
切島「じゃあな! バイト頑張れよー!」
障子「ああ」
梅雨「また学校でね」
飯田「む、もうこんな時間か。そろそろ昼食だな」
八百万「爆豪さん、何かリクエストはありますか?」
勝己「刺身」
切島「血も涙もねえ!!」
轟「えげつねェな……」
デク「それ流行ってるの……?」
障子「ああ」
梅雨「また学校でね」
飯田「む、もうこんな時間か。そろそろ昼食だな」
八百万「爆豪さん、何かリクエストはありますか?」
勝己「刺身」
切島「血も涙もねえ!!」
轟「えげつねェな……」
デク「それ流行ってるの……?」
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:05:49 ID:RfOmO0FQ
デク「ということでランチバイキングに来たぞ!!」
轟「学食とあんま変わんねえな」
切島「ま、高校生の予算じゃこれが限界だよなー」
飯田「なぜだ? 早い! 安い! 美味しい! 三拍子そろった最高の食事じゃないか」
勝己「元取れなきゃ意味ねえだろうが」
デク「流石みみっちい!!」
八百万「皆さん、サラダをとり分けますわ」
切島「おお! 女子力やっべえ!!」
勝己「おい露出女、唐辛子出せ」
モブ「露出女!?」ザワザワッ
轟「学食とあんま変わんねえな」
切島「ま、高校生の予算じゃこれが限界だよなー」
飯田「なぜだ? 早い! 安い! 美味しい! 三拍子そろった最高の食事じゃないか」
勝己「元取れなきゃ意味ねえだろうが」
デク「流石みみっちい!!」
八百万「皆さん、サラダをとり分けますわ」
切島「おお! 女子力やっべえ!!」
勝己「おい露出女、唐辛子出せ」
モブ「露出女!?」ザワザワッ
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:06:31 ID:RfOmO0FQ
デク「かっちゃん、そのあだ名はやめてあげよう!?」
八百万「今日はそんなに露出しておりませんわ」
勝己「じゃあドンキ女」
八百万「見られてたんですの!?」ガーン
切島(ドンキで何買うんだ……?)
飯田(鈍器? 何を買うんだ……?)
デク(八百万さんもドンキとか行くんだ)
轟(びっくりドンキーか……)
八百万「今日はそんなに露出しておりませんわ」
勝己「じゃあドンキ女」
八百万「見られてたんですの!?」ガーン
切島(ドンキで何買うんだ……?)
飯田(鈍器? 何を買うんだ……?)
デク(八百万さんもドンキとか行くんだ)
轟(びっくりドンキーか……)
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:07:21 ID:RfOmO0FQ
デク「いただきまー……」
勝己「やるよ」ドサドサッ
デク「うわあああ!!! 僕のカツ丼定食に大量の激辛唐辛子がああ!!!」
勝己「ありがたく受け取れクソが」
デク(うわあ……新しいパターンだぞこれは……嫌がらせなのか感謝の気持ちなのか、
いや999割型嫌がらせだと思うけど万が一のことを考えるとせっかくの厚意を無駄にするわけには……)
轟「悪い緑谷、それ分けてくれ」
デク(ピンチに颯爽と現れる大正義轟く――ん!!!)
勝己「ちっ」
轟「蕎麦はある程度辛みがあった方が美味いからな」サッサッ
デク(あっ、これ普通に唐辛子が欲しかったやつだ……)
勝己「痔にかかって死ねクソ……いやクソも出ねーか」
八百万「お、お下品な……」
飯田「辛いものを摂取しすぎると痔にかかると聞いたことがあるな。消化をよくするためには
切島「やめようぜ!! この話!!」
勝己「やるよ」ドサドサッ
デク「うわあああ!!! 僕のカツ丼定食に大量の激辛唐辛子がああ!!!」
勝己「ありがたく受け取れクソが」
デク(うわあ……新しいパターンだぞこれは……嫌がらせなのか感謝の気持ちなのか、
いや999割型嫌がらせだと思うけど万が一のことを考えるとせっかくの厚意を無駄にするわけには……)
轟「悪い緑谷、それ分けてくれ」
デク(ピンチに颯爽と現れる大正義轟く――ん!!!)
勝己「ちっ」
轟「蕎麦はある程度辛みがあった方が美味いからな」サッサッ
デク(あっ、これ普通に唐辛子が欲しかったやつだ……)
勝己「痔にかかって死ねクソ……いやクソも出ねーか」
八百万「お、お下品な……」
飯田「辛いものを摂取しすぎると痔にかかると聞いたことがあるな。消化をよくするためには
切島「やめようぜ!! この話!!」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:08:15 ID:RfOmO0FQ
ガヤガヤ
勝己「何で割り勘なんだクソが!」
飯田「やはり各々の食べた量を計算して分配するべきだったか」
切島「まあまあ、もういいだろ……」
飼育員「えー、まもなくイルカショーが始まりまーす……なのでえーっと」
八百万「楽しみですわ」ワクワク
飼育員(今日はヘルプで水族館に来たけど、こんな大勢のお客さんの前で話すの初めてだ……!!
そもそもイルカショー自体初めてだしあれ? このあとどうするんだっけ?)
切島「なんか飼育員さんガッチガチだな」
デク(ちょっと親近感わくなあ……)
勝己「何で割り勘なんだクソが!」
飯田「やはり各々の食べた量を計算して分配するべきだったか」
切島「まあまあ、もういいだろ……」
飼育員「えー、まもなくイルカショーが始まりまーす……なのでえーっと」
八百万「楽しみですわ」ワクワク
飼育員(今日はヘルプで水族館に来たけど、こんな大勢のお客さんの前で話すの初めてだ……!!
そもそもイルカショー自体初めてだしあれ? このあとどうするんだっけ?)
切島「なんか飼育員さんガッチガチだな」
デク(ちょっと親近感わくなあ……)
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:10:34 ID:RfOmO0FQ
デク「頑張れ飼育員さーん!!」
飼育員「えっ!?」
勝己「うっせえ」
デク「あっごめん……」
飼育員(そうだ! やればできる……ありがとう!)
飼育員「誰か、お手伝いしてくれる人はいませんかー?」
デク「……」ジーッ
飯田「……」ジーッ
切島「……」ジーッ
轟「行かなくていいのか?」
勝己「行くわけねーだろ2、3人ぐらいブッ殺すぞ!!」
八百万「……」ソワソワ
??「はーい!! はいはいはーい!!!!!!」
飼育員「えっ!?」
勝己「うっせえ」
デク「あっごめん……」
飼育員(そうだ! やればできる……ありがとう!)
飼育員「誰か、お手伝いしてくれる人はいませんかー?」
デク「……」ジーッ
飯田「……」ジーッ
切島「……」ジーッ
轟「行かなくていいのか?」
勝己「行くわけねーだろ2、3人ぐらいブッ殺すぞ!!」
八百万「……」ソワソワ
??「はーい!! はいはいはーい!!!!!!」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:11:11 ID:RfOmO0FQ
一同「!?」
峰田「何なりとお手伝いさせていただきまーす!!! それはもう何なりと!!!」
デク「み、峰田くん……」
八百万「見ていられませんわ……(名乗り出なくてよかった……)」
飼育員「ど、どうぞこちらへ(なんかめっちゃグイグイ来る――!!)」
峰田(一見地味だがその実意外とグラマラスなボディに峰田まっしぐら――ッ!!)
峰田「おおっと足が滑ったあああああ!!!!
飼育員「うわあああああ!!?」
シャチ「でらうるさいな」ドゴォ
峰田「へぶゥ!!?」
一同「!?」
峰田「何なりとお手伝いさせていただきまーす!!! それはもう何なりと!!!」
デク「み、峰田くん……」
八百万「見ていられませんわ……(名乗り出なくてよかった……)」
飼育員「ど、どうぞこちらへ(なんかめっちゃグイグイ来る――!!)」
峰田(一見地味だがその実意外とグラマラスなボディに峰田まっしぐら――ッ!!)
峰田「おおっと足が滑ったあああああ!!!!
飼育員「うわあああああ!!?」
シャチ「でらうるさいな」ドゴォ
峰田「へぶゥ!!?」
一同「!?」
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:11:52 ID:RfOmO0FQ
飼育員「うわー、イルカさんもじゃれ合いたいみたい……」
飼育員(あ、ありがとうございます……)
シャチ(ああいう客はたまにいる)
切島「今明らかにシャチっぽいのが混ざってたぞ!?」
デク「すごく大きいイルカとかじゃないかな、たぶん……」
デク(どこかで見たことがあるような……)
勝己「シャチに決まってんだろ、それもクソ強ぇ」
デク(あっ、今日一番楽しそうな顔だ)
飼育員(あ、ありがとうございます……)
シャチ(ああいう客はたまにいる)
切島「今明らかにシャチっぽいのが混ざってたぞ!?」
デク「すごく大きいイルカとかじゃないかな、たぶん……」
デク(どこかで見たことがあるような……)
勝己「シャチに決まってんだろ、それもクソ強ぇ」
デク(あっ、今日一番楽しそうな顔だ)
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:12:51 ID:RfOmO0FQ
八百万「今日はとても楽しかったですわ。皆さんももっとイルカにお触りすればよろしかったのに」
切島「後半もはや宣伝係みてーになってたよな」
飯田「普段とは異なる面々と親交を深められてとても有意義だったな!
また機会があれば色々な場所へ行ってみたいものだ」
轟「確かにこのメンツで行動すんのは珍しいな」
勝己「何で割り勘なんだクソが」
デク「まだ言ってる……」
切島「この後どうする? 皆ヒマだったら爆豪ん家行こーぜ」
勝己「さっさと解散しろやうざってえ」
切島「後半もはや宣伝係みてーになってたよな」
飯田「普段とは異なる面々と親交を深められてとても有意義だったな!
また機会があれば色々な場所へ行ってみたいものだ」
轟「確かにこのメンツで行動すんのは珍しいな」
勝己「何で割り勘なんだクソが」
デク「まだ言ってる……」
切島「この後どうする? 皆ヒマだったら爆豪ん家行こーぜ」
勝己「さっさと解散しろやうざってえ」
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:13:29 ID:RfOmO0FQ
八百万「確か緑谷さんとご近所なのですよね?」
デク「うん。でもかっちゃん家なんて小さい頃にスマブラでタコ殴りにされて以来だなあ……」
飯田「すまぶらという凶器があるのか。危ないな」
勝己「なんで決定事項みてえになってんだ!」
轟「別に気ぃ使わなくて大丈夫だぞ。茶菓子くらいこっちで用意する」
勝己「てめえはとりあえず死ね!!」
デク「うん。でもかっちゃん家なんて小さい頃にスマブラでタコ殴りにされて以来だなあ……」
飯田「すまぶらという凶器があるのか。危ないな」
勝己「なんで決定事項みてえになってんだ!」
轟「別に気ぃ使わなくて大丈夫だぞ。茶菓子くらいこっちで用意する」
勝己「てめえはとりあえず死ね!!」
35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:14:33 ID:RfOmO0FQ
勝己「帰ったぞ! 茶菓子用意しろやクソババア!!」ガチャ
パンパカパーン!
勝己「はっ?」
芦戸「せーのっ」
A組一同「爆豪(くん)! 誕生日おめでとー!!」
デク「み、みんなどうして!?」
上鳴「こんな面白いことオレ抜きでやれると思うな」
芦戸「ずっと待ってたんだよー!」
尾白「皆でひそかに準備してたんだ。お母さんにも言ってあるよ」
勝己母「こんなめんどくさい子のためにみんな集まってくれてありがとうね! ほらちゃんとお礼言いな!」
お茶子「内緒にしててごめん。来てしまった」
勝己「……」
パンパカパーン!
勝己「はっ?」
芦戸「せーのっ」
A組一同「爆豪(くん)! 誕生日おめでとー!!」
デク「み、みんなどうして!?」
上鳴「こんな面白いことオレ抜きでやれると思うな」
芦戸「ずっと待ってたんだよー!」
尾白「皆でひそかに準備してたんだ。お母さんにも言ってあるよ」
勝己母「こんなめんどくさい子のためにみんな集まってくれてありがとうね! ほらちゃんとお礼言いな!」
お茶子「内緒にしててごめん。来てしまった」
勝己「……」
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:15:21 ID:RfOmO0FQ
葉隠「ほらほら早くこっち! 本日の主役だよー!」
梅雨「水族館で遭ったのは本当に偶然よ。はい、スルメイカをあげるわ」
障子「海産物がだめならタコせんをやろう」
常闇「相変わらず騒々しいやつらだ」
お茶子「あっごめん、あんまこういうの好きじゃない……?」
常闇「いや、悪くない」
青山「マダム爆豪のケーキは絶品さ☆ 君もどうだい?」
峰田「それよか女体盛
耳郎「一部全然祝う気ないやつらもいるけど、ウチら結構頑張ったからさ」
勝己「……」
梅雨「水族館で遭ったのは本当に偶然よ。はい、スルメイカをあげるわ」
障子「海産物がだめならタコせんをやろう」
常闇「相変わらず騒々しいやつらだ」
お茶子「あっごめん、あんまこういうの好きじゃない……?」
常闇「いや、悪くない」
青山「マダム爆豪のケーキは絶品さ☆ 君もどうだい?」
峰田「それよか女体盛
耳郎「一部全然祝う気ないやつらもいるけど、ウチら結構頑張ったからさ」
勝己「……」
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:16:06 ID:RfOmO0FQ
飯田「そういうことだったのか……!! 合理的虚偽! すっかり騙されてしまったぞ!」ジーン
切島「なんだよ!! アツいじゃねえかお前ら!!」
八百万「爆豪さん、いいお友達に恵まれましたわね……!!」
轟「お前らが泣いてどうするんだ?」
勝己「……」
瀬呂「おいおい、感極まって言葉も出ねーか?」
砂藤「泣いていいぞ爆豪!」
口田「……」ドキドキ
デク(かっちゃん……)
勝己「……てめぇら」
勝己「靴揃えて上がれ」
一同「みみっちい!!!!!」
切島「なんだよ!! アツいじゃねえかお前ら!!」
八百万「爆豪さん、いいお友達に恵まれましたわね……!!」
轟「お前らが泣いてどうするんだ?」
勝己「……」
瀬呂「おいおい、感極まって言葉も出ねーか?」
砂藤「泣いていいぞ爆豪!」
口田「……」ドキドキ
デク(かっちゃん……)
勝己「……てめぇら」
勝己「靴揃えて上がれ」
一同「みみっちい!!!!!」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:17:12 ID:RfOmO0FQ
オールマイト「……」ソワソワ
オールマイト「わーたーしーがー」
オールマイト「サプライズで来……ドゥフ!!?」ドカッ
相澤「なんだオールマイトさんですか。不審者と間違えて通報するところでした」
オールマイト「HAHAHA! こんな時間にin寝袋な君の方がよっぽど不審者だぞ!
君も爆豪少年を祝いに来たのかこのツンデレめ!」
相澤「生徒たちが騒ぎを起こさないか見張ってるだけです。それより何ですかその大荷物は」
オールマイト「爆豪少年は登山が好きだと聞いたのでな……聞いて驚け見て騒げ!」
オールマイト「わーたーしーがー」
オールマイト「サプライズで来……ドゥフ!!?」ドカッ
相澤「なんだオールマイトさんですか。不審者と間違えて通報するところでした」
オールマイト「HAHAHA! こんな時間にin寝袋な君の方がよっぽど不審者だぞ!
君も爆豪少年を祝いに来たのかこのツンデレめ!」
相澤「生徒たちが騒ぎを起こさないか見張ってるだけです。それより何ですかその大荷物は」
オールマイト「爆豪少年は登山が好きだと聞いたのでな……聞いて驚け見て騒げ!」
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:17:58 ID:RfOmO0FQ
オールマイト「ジャーン! ただの寝袋だぞ!!」ズギャアアン
相澤「粗悪品ですね。通気性保温性防水性ともに最低クラス。
一回使って即返品したやつです」
オールマイト「えっ?」
オールマイト「……」
オールマイト「えぇ……」
相澤「じゃあそういうことで」
オールマイト「……お泊り会でもする?」
相澤「いやです」
相澤「粗悪品ですね。通気性保温性防水性ともに最低クラス。
一回使って即返品したやつです」
オールマイト「えっ?」
オールマイト「……」
オールマイト「えぇ……」
相澤「じゃあそういうことで」
オールマイト「……お泊り会でもする?」
相澤「いやです」
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/21(木) 23:18:41 ID:RfOmO0FQ
おしまい
かっちゃん昨日誕生日おめでとう
かっちゃん昨日誕生日おめでとう
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/22(金) 00:17:51 ID:ixAkDz2k
あつおつ
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/22(金) 01:12:57 ID:txpdytbo
面白かった
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1461246242/
Entry ⇒ 2016.08.31 | Category ⇒ ヒーローアカデミア | Comments (0)
絵里「ことりが小鳥に…!?」穂乃果「何言ってるの?」
1: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:07:04.22 ID:8GBpvwRc0
・ラブライブSS
・ことりの小鳥化ネタ
・短いです
・書き溜めてあるのでさくさく投下していきます
・ことりの小鳥化ネタ
・短いです
・書き溜めてあるのでさくさく投下していきます
2: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:07:39.50 ID:8GBpvwRc0
ガチャ
絵里「おはy…って誰もいないのね」
絵里「あら、制服が脱ぎ散らかってるわ」
絵里「このリボンの色は2年生…って事はきっと穂乃果ね」マッタクモゥ
ガチャ
穂乃果「おっはよー!」
絵里「え、穂乃果?」
穂乃果「穂乃果だよ?」
絵里「この制服は穂乃果のじゃない…だと?」
穂乃果「穂乃果はまだ着替えて無いし…って何ですぐに穂乃果だと思ったのか問い質してもいいかな?」
絵里「や、その…」ダラダラ
絵里「おはy…って誰もいないのね」
絵里「あら、制服が脱ぎ散らかってるわ」
絵里「このリボンの色は2年生…って事はきっと穂乃果ね」マッタクモゥ
ガチャ
穂乃果「おっはよー!」
絵里「え、穂乃果?」
穂乃果「穂乃果だよ?」
絵里「この制服は穂乃果のじゃない…だと?」
穂乃果「穂乃果はまだ着替えて無いし…って何ですぐに穂乃果だと思ったのか問い質してもいいかな?」
絵里「や、その…」ダラダラ
3: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:08:22.21 ID:8GBpvwRc0
絵里「それはさておき、これが穂乃果の制服じゃないとすると残るは…」
穂乃果「海未ちゃんかことりちゃん?」
絵里「でも穂乃果じゃあるまいしあの2人がこんなふうに脱いだままにしておくかしら?」
穂乃果「だからそれはどういう意味」
モゾッ
穂乃果「ん、今なんか制服が動いたような…」
絵里「そんなまさか」
モゾモゾ
絵里「動いてる!」ヒイッ
ヒョコッ
(・8・)チュンチュン
穂乃果「小鳥…?」
絵里「ま、まさかことりが小鳥に…!?」
穂乃果「何言ってるの?そんなわけ無いでしょ」
穂乃果「海未ちゃんかことりちゃん?」
絵里「でも穂乃果じゃあるまいしあの2人がこんなふうに脱いだままにしておくかしら?」
穂乃果「だからそれはどういう意味」
モゾッ
穂乃果「ん、今なんか制服が動いたような…」
絵里「そんなまさか」
モゾモゾ
絵里「動いてる!」ヒイッ
ヒョコッ
(・8・)チュンチュン
穂乃果「小鳥…?」
絵里「ま、まさかことりが小鳥に…!?」
穂乃果「何言ってるの?そんなわけ無いでしょ」
4: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:09:10.11 ID:8GBpvwRc0
絵里「いえ、きっとこの小鳥はことりよ」
穂乃果「どっちもことりって呼ぶと鳥の事なのかことりちゃんの事なのかわかりにくいよ」
絵里「部室に来たことりは何らかの理由で小鳥になってしまった」
穂乃果「絵里ちゃん、人の話聞いてる?」
絵里「そして急に小鳥になったが故にサイズが合わなくなった服は無造作に置かれてしまい、その中に小鳥が埋もれてしまったのね」
穂乃果「いやいやそんなわけが…」
パタパタ…
(・8・)チュンチュン
絵里「穂乃果に懐いているわ、やっぱりこの小鳥はことりなのよ!」
穂乃果「そうかな~?でもそう言われてみると目の辺りが似てるような…」
絵里「さすがことり、鳥になっても可愛らしいわね」
穂乃果「そうだね!」
穂乃果「どっちもことりって呼ぶと鳥の事なのかことりちゃんの事なのかわかりにくいよ」
絵里「部室に来たことりは何らかの理由で小鳥になってしまった」
穂乃果「絵里ちゃん、人の話聞いてる?」
絵里「そして急に小鳥になったが故にサイズが合わなくなった服は無造作に置かれてしまい、その中に小鳥が埋もれてしまったのね」
穂乃果「いやいやそんなわけが…」
パタパタ…
(・8・)チュンチュン
絵里「穂乃果に懐いているわ、やっぱりこの小鳥はことりなのよ!」
穂乃果「そうかな~?でもそう言われてみると目の辺りが似てるような…」
絵里「さすがことり、鳥になっても可愛らしいわね」
穂乃果「そうだね!」
5: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:09:49.80 ID:8GBpvwRc0
絵里「鳥とは言え元はことりなんだからやっぱりチーズケーキを食べるのかしら?」
穂乃果「仮に虫とかを食べるとしても穂乃果にはそれを食べさせてあげるのは無理です…」
絵里「…私も無理ね、とりあえず手持ちのクッキーでもあげてみようかしら」
(・8・)パクパク モシャモシャ
穂乃果「食べた!やっぱりことりちゃんだよ!」
絵里「これで確定したわね」ドヤッ
??(マジか…)
???(絵里ちゃん…)
穂乃果「仮に虫とかを食べるとしても穂乃果にはそれを食べさせてあげるのは無理です…」
絵里「…私も無理ね、とりあえず手持ちのクッキーでもあげてみようかしら」
(・8・)パクパク モシャモシャ
穂乃果「食べた!やっぱりことりちゃんだよ!」
絵里「これで確定したわね」ドヤッ
??(マジか…)
???(絵里ちゃん…)
6: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:10:50.99 ID:8GBpvwRc0
【絵里と穂乃果が来る前の部室】
ガチャッ
ことり「おはよー」
にこ「おはよ、穂乃果と海未は一緒じゃないの?」
ことり「今日はたまたま別行動なんだ~」
にこ「そ、まぁ絶対いつも一緒ってわけでもないか」
バサバサッ
にこ「何!?」
(・8・)チュンチュン
ことり「わぁ、鳥さんだ!かわい~♪」
にこ「窓から入ってきちゃったのね、っていうか人懐っこいわねこの子」
ことり「そうだね、誰かに飼われてるのかな?」
にこ「もしかしたらそうかも…そうだ、いいこと思いついた!」ピコーン!
ことり「飼い主さんを探すの?」
にこ「それも後でやるけどそれよりも、ことりが小鳥になるってのはどう?」
ことり「どういう事?」
にこ「例えば…脱いだ制服の中にその小鳥を隠しておく」
にこ「そうすれば急に小鳥に変身したせいで服が脱げたままに…って事にならないかしら?」
ことり「そんなの引っかかる人いるかな~…でも面白そうだからやってみよ♪」
ガチャッ
ことり「おはよー」
にこ「おはよ、穂乃果と海未は一緒じゃないの?」
ことり「今日はたまたま別行動なんだ~」
にこ「そ、まぁ絶対いつも一緒ってわけでもないか」
バサバサッ
にこ「何!?」
(・8・)チュンチュン
ことり「わぁ、鳥さんだ!かわい~♪」
にこ「窓から入ってきちゃったのね、っていうか人懐っこいわねこの子」
ことり「そうだね、誰かに飼われてるのかな?」
にこ「もしかしたらそうかも…そうだ、いいこと思いついた!」ピコーン!
ことり「飼い主さんを探すの?」
にこ「それも後でやるけどそれよりも、ことりが小鳥になるってのはどう?」
ことり「どういう事?」
にこ「例えば…脱いだ制服の中にその小鳥を隠しておく」
にこ「そうすれば急に小鳥に変身したせいで服が脱げたままに…って事にならないかしら?」
ことり「そんなの引っかかる人いるかな~…でも面白そうだからやってみよ♪」
7: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:11:56.63 ID:8GBpvwRc0
にこ(穂乃果や凛なら引っかかるかと思ったけどまさか絵里が真っ先に引っかかるとは…)
ことり(朝だからまだ寝ぼけてるのかな?)
にこ(いや、あのポンコツっぷりが絵里の本性よ)
ことり(ポンコツ…フフッ)
※二人は物陰から見ています。
穂乃果「ことりちゃんは小鳥になっても可愛いね」
(・8・)チュンチュン
絵里「可愛いって言われて喜んでいるみたいね」
ガチャ
海未「おはようございます…ってその小鳥は一体…?」
穂乃果「ことりちゃんだよ!」
海未「はい?」
穂乃果「だからこの小鳥はことりちゃんだよ!」
海未「えっと…絵里?」
絵里「穂乃果の言うとおり、この小鳥はμ'sの南ことりが変身した姿なのよ」キリッ
ことり(うわぁ、すっごいキメ顔してるね)
にこ(よっぽど自信があるのね、あの鳥がことりだって)
ことり(朝だからまだ寝ぼけてるのかな?)
にこ(いや、あのポンコツっぷりが絵里の本性よ)
ことり(ポンコツ…フフッ)
※二人は物陰から見ています。
穂乃果「ことりちゃんは小鳥になっても可愛いね」
(・8・)チュンチュン
絵里「可愛いって言われて喜んでいるみたいね」
ガチャ
海未「おはようございます…ってその小鳥は一体…?」
穂乃果「ことりちゃんだよ!」
海未「はい?」
穂乃果「だからこの小鳥はことりちゃんだよ!」
海未「えっと…絵里?」
絵里「穂乃果の言うとおり、この小鳥はμ'sの南ことりが変身した姿なのよ」キリッ
ことり(うわぁ、すっごいキメ顔してるね)
にこ(よっぽど自信があるのね、あの鳥がことりだって)
8: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:12:50.79 ID:8GBpvwRc0
海未「絵里…あなた疲れてるんですよ…」
絵里「え?」
海未「一度真姫の病院で診てもらってはいかがですか?」
絵里「ちょ、私は正常よ!?」
海未「いや、だって…」
にこ(海未の中で絵里はちょっと残念な人になっちゃったわね)
ことり(まぁ鳥をことりだって本気で信じてる人を見たら、ねぇ?)
穂乃果「海未ちゃん!」
海未「なんです?」
穂乃果「私たち幼馴染だよね?心の目でしっかりこの小鳥を見て!」
海未「と言われましても…」
(・8・)チュン?
海未「」ジーッ…
(^8^)チュンチュン!!
海未「こ、ことり…!一体どうしてこんな姿に!」
にこ(幼馴染的にはやっぱりアレはことりらしいわよ)
ことり(海未ちゃん…)ションボリ
絵里「え?」
海未「一度真姫の病院で診てもらってはいかがですか?」
絵里「ちょ、私は正常よ!?」
海未「いや、だって…」
にこ(海未の中で絵里はちょっと残念な人になっちゃったわね)
ことり(まぁ鳥をことりだって本気で信じてる人を見たら、ねぇ?)
穂乃果「海未ちゃん!」
海未「なんです?」
穂乃果「私たち幼馴染だよね?心の目でしっかりこの小鳥を見て!」
海未「と言われましても…」
(・8・)チュン?
海未「」ジーッ…
(^8^)チュンチュン!!
海未「こ、ことり…!一体どうしてこんな姿に!」
にこ(幼馴染的にはやっぱりアレはことりらしいわよ)
ことり(海未ちゃん…)ションボリ
9: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:13:41.05 ID:8GBpvwRc0
海未「穂乃果ぁ、一体どうしてこんな事に…」
穂乃果「さ、さぁ…でも絵里ちゃんが言うには…」
絵里「2人も知らなかったみたいだけど、ことりは実は小鳥に変身できたのよ!」
海未「な、なんですってー!?」ガーン
穂乃果「その事実をさっき知らされたけど、穂乃果もビックリしたよ」ウンウン
海未「さすがは絵里、恥ずかし気もなく自分で賢いと言うだけの事はありますね」
絵里「まあね…ってそれは褒めてるのかしら?」
にこ(本当は全然賢くないけどね)
ことり(まあ今はね。普段は賢いよね)
にこ(にこ的には賢いのを装ってるとしか思えないわ)
ことり(なるほど、3年生にだけわかる何かがあるんだね)
穂乃果「さ、さぁ…でも絵里ちゃんが言うには…」
絵里「2人も知らなかったみたいだけど、ことりは実は小鳥に変身できたのよ!」
海未「な、なんですってー!?」ガーン
穂乃果「その事実をさっき知らされたけど、穂乃果もビックリしたよ」ウンウン
海未「さすがは絵里、恥ずかし気もなく自分で賢いと言うだけの事はありますね」
絵里「まあね…ってそれは褒めてるのかしら?」
にこ(本当は全然賢くないけどね)
ことり(まあ今はね。普段は賢いよね)
にこ(にこ的には賢いのを装ってるとしか思えないわ)
ことり(なるほど、3年生にだけわかる何かがあるんだね)
10: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:14:47.36 ID:8GBpvwRc0
絵里「海未が来るまでは愛でたりお菓子をあげたりしていたわ」
穂乃果「クッキーをとっても美味しそうに食べてたよ」
海未「そうですか…ところで一つ確認したいのですが」
穂乃果「ん?」
海未「ことりはいつになったら元の姿に戻るのですか?」
穂乃果「そう言われてみると…」
絵里「それもそうね…」
海未「絵里の話では鳥の姿に変身した事で制服が脱いだままになっているという事ですよね」
絵里「そうね…ん、という事は今は裸?」
穂乃果「え、それじゃもし急に戻ったらその時のことりちゃんって!」
海未「十中八九、裸でしょうね」
絵里「まずいわね、自分の意思で任意のタイミングで変身できるなら問題ないけど…」
海未「もしことりの意思にかかわらず変身してしまうとすると…」
穂乃果「街中で全裸になっちゃう可能性もあるの!?」
にこ(真剣な顔で何を話し合ってるのよあいつら)
ことり(ここは前向きに「ことりの事を心配してくれているんだ」って考えておくね)
穂乃果「クッキーをとっても美味しそうに食べてたよ」
海未「そうですか…ところで一つ確認したいのですが」
穂乃果「ん?」
海未「ことりはいつになったら元の姿に戻るのですか?」
穂乃果「そう言われてみると…」
絵里「それもそうね…」
海未「絵里の話では鳥の姿に変身した事で制服が脱いだままになっているという事ですよね」
絵里「そうね…ん、という事は今は裸?」
穂乃果「え、それじゃもし急に戻ったらその時のことりちゃんって!」
海未「十中八九、裸でしょうね」
絵里「まずいわね、自分の意思で任意のタイミングで変身できるなら問題ないけど…」
海未「もしことりの意思にかかわらず変身してしまうとすると…」
穂乃果「街中で全裸になっちゃう可能性もあるの!?」
にこ(真剣な顔で何を話し合ってるのよあいつら)
ことり(ここは前向きに「ことりの事を心配してくれているんだ」って考えておくね)
11: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:15:56.40 ID:8GBpvwRc0
海未「最悪の場合はそうなってしまいますね」
穂乃果「…」ウツムキ
絵里「穂乃果?」
穂乃果「…いい」ボソッ
海未「え?」
穂乃果「それいいよ、海未ちゃん!」
海未「えぇ?」
穂乃果「急に戻ってしかもその時は裸…つまり恥ずかしがってることりちゃんが見られるって事だよね」
絵里「穂乃果は何を言っているの?」
海未「穂乃果!」
絵里「そうよ、海未からも言ってやって」
海未「あなたは最高です!」
穂乃果「だよね!」
絵里「嘘でしょ!?」
海未「寧ろ今から街中に小鳥と一緒に行きましょう!」
絵里「」
にこ(全然心配なんてしてなかったわね)
ことり(え、絵里ちゃんはしてくれてたもん…きっと)
穂乃果「…」ウツムキ
絵里「穂乃果?」
穂乃果「…いい」ボソッ
海未「え?」
穂乃果「それいいよ、海未ちゃん!」
海未「えぇ?」
穂乃果「急に戻ってしかもその時は裸…つまり恥ずかしがってることりちゃんが見られるって事だよね」
絵里「穂乃果は何を言っているの?」
海未「穂乃果!」
絵里「そうよ、海未からも言ってやって」
海未「あなたは最高です!」
穂乃果「だよね!」
絵里「嘘でしょ!?」
海未「寧ろ今から街中に小鳥と一緒に行きましょう!」
絵里「」
にこ(全然心配なんてしてなかったわね)
ことり(え、絵里ちゃんはしてくれてたもん…きっと)
12: ◆Tn3qm05sjE 2016/08/29(月) 17:18:19.96 ID:8GBpvwRc0
絵里「2人とも落ち着いて、それは仮に自分のタイミングで戻れない場合の話よ?」
絵里「というか今の2人の話は完全に本人に聞かれちゃってるけどいいの?」
ことり(小鳥さんは聞いてないけど、でも実際に本人にはばっちり聞かれちゃってます)
にこ(穂乃果はともかく欲に忠実な海未は初めてみるわね、山頂アタック以外では)
海未「クッ、迂闊でした…本人の目の前で欲にまみれた話をしてしまうとは…!」
穂乃果「…関係ない!」
海未「穂乃果?」
穂乃果「関係ないよ!例え後ですっごく怒られたとしてもことりちゃんの恥ずかしがる姿が見られるならそんな事はどうでもいい!」
海未「穂乃果…私が間違っていました、どちらを選んでも後悔するならやらずに後悔するよりやって後悔した方がマシです!」
絵里「2人がとてもかっこいい顔でとてもかっこ悪いセリフを叫んでいる…!」
穂乃果「行こう、海未ちゃん!」
海未「はい!ことりも行きますよ!」
(・8・)チュンチュン
穂乃果「って事で2年生組は部活休むね!」ダッ
海未「今日の練習の仕切りはお願いしますね、絵里!」ダッ
絵里「…嘘でしょ?」
にこ(なんだかゴメン、帰りにケーキバイキングに行きましょう)オゴルワ
ことり(うん…)アリガトウ
おわり
絵里「というか今の2人の話は完全に本人に聞かれちゃってるけどいいの?」
ことり(小鳥さんは聞いてないけど、でも実際に本人にはばっちり聞かれちゃってます)
にこ(穂乃果はともかく欲に忠実な海未は初めてみるわね、山頂アタック以外では)
海未「クッ、迂闊でした…本人の目の前で欲にまみれた話をしてしまうとは…!」
穂乃果「…関係ない!」
海未「穂乃果?」
穂乃果「関係ないよ!例え後ですっごく怒られたとしてもことりちゃんの恥ずかしがる姿が見られるならそんな事はどうでもいい!」
海未「穂乃果…私が間違っていました、どちらを選んでも後悔するならやらずに後悔するよりやって後悔した方がマシです!」
絵里「2人がとてもかっこいい顔でとてもかっこ悪いセリフを叫んでいる…!」
穂乃果「行こう、海未ちゃん!」
海未「はい!ことりも行きますよ!」
(・8・)チュンチュン
穂乃果「って事で2年生組は部活休むね!」ダッ
海未「今日の練習の仕切りはお願いしますね、絵里!」ダッ
絵里「…嘘でしょ?」
にこ(なんだかゴメン、帰りにケーキバイキングに行きましょう)オゴルワ
ことり(うん…)アリガトウ
おわり
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/29(月) 19:15:32.42 ID:HBjNUoWxO
可愛い
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472458023/
Entry ⇒ 2016.08.31 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
提督「指輪をなくした」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 15:48:26 ID:924z8C22
~執務室~
提督「…」ゴソゴソ…
提督「…」ゴソゴソ…
提督「…」
提督「…」ゴソゴソ…
提督「…指輪がない」
提督「…」ゴソゴソ…
提督「…」ゴソゴソ…
提督「…」
提督「…」ゴソゴソ…
提督「…指輪がない」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 15:56:20 ID:924z8C22
提督「…まずい」
提督「これは非常にまずい」
提督「ケッコンカッコカリの指輪をなくしてしまった」
提督「…どこかで落としてしまったのかな…」
提督「肌身離さず持ってたんだけど」
提督「どうしよう…」
ガチャ
大淀「提督、報告したい事が………」
大淀「?………何か探し物でも?」
提督「!? い、いや片付けてただけだ!」
大淀「…余計に散らかっている様に思えますが…」
提督「そ、それより!報告って何だ?」
提督「これは非常にまずい」
提督「ケッコンカッコカリの指輪をなくしてしまった」
提督「…どこかで落としてしまったのかな…」
提督「肌身離さず持ってたんだけど」
提督「どうしよう…」
ガチャ
大淀「提督、報告したい事が………」
大淀「?………何か探し物でも?」
提督「!? い、いや片付けてただけだ!」
大淀「…余計に散らかっている様に思えますが…」
提督「そ、それより!報告って何だ?」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 16:07:34 ID:924z8C22
大淀「それが…」
大淀「金剛さんと加賀さんがケッコン出来る練度になりました」
提督「ふーん」
提督「えっ」
大淀「ケッコン出来る練度になれば提督はケッコンすると仰ってましたが」
大淀「この場合はどうしましょう」
提督「えっ、ケッコン出来る練度になったのか?」
大淀「はい、2人同時にです」
提督「そりゃ凄いな」
大淀「それで」
提督「ん?」
大淀「どちらに指輪を渡すんですか?」
大淀「金剛さんと加賀さんがケッコン出来る練度になりました」
提督「ふーん」
提督「えっ」
大淀「ケッコン出来る練度になれば提督はケッコンすると仰ってましたが」
大淀「この場合はどうしましょう」
提督「えっ、ケッコン出来る練度になったのか?」
大淀「はい、2人同時にです」
提督「そりゃ凄いな」
大淀「それで」
提督「ん?」
大淀「どちらに指輪を渡すんですか?」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 16:20:37 ID:924z8C22
提督「…」タラ…
提督「…」ダラダラ…
大淀「金剛さん、加賀さん どちらに指輪を渡しても協力な戦力となりすね」
提督「あ、ああ」
大淀「提督はどちらに指輪を渡すんですか?」
提督「そ、そうだな」
提督「…」
提督「ちょっと、考えさせてくれ」
大淀「そうですよね、悩みどころですよね…戦艦か空母か」
大淀「それとも一人の女の子として選ぶのか」
大淀「まぁ、提督にそんな甲斐性はないでしょうけど…」
提督「…」ダラダラ…
大淀「金剛さん、加賀さん どちらに指輪を渡しても協力な戦力となりすね」
提督「あ、ああ」
大淀「提督はどちらに指輪を渡すんですか?」
提督「そ、そうだな」
提督「…」
提督「ちょっと、考えさせてくれ」
大淀「そうですよね、悩みどころですよね…戦艦か空母か」
大淀「それとも一人の女の子として選ぶのか」
大淀「まぁ、提督にそんな甲斐性はないでしょうけど…」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 16:30:29 ID:924z8C22
提督「俺は皆の事 家族だと思ってるよ」
大淀「提督はそうでも、他の娘達は違うんです」
大淀「まぁ、とにかく…金剛さんか加賀さんか」
大淀「どちらか決めてくださいね」
パタン…
提督「…」
提督「………ちょっと待って」
提督「なんで指輪をなくした直後に練度が限界になるんだよ!!」
提督「しかも2人同時て!」
提督「…なんとかして指輪を見つけなければ…」
大淀「提督はそうでも、他の娘達は違うんです」
大淀「まぁ、とにかく…金剛さんか加賀さんか」
大淀「どちらか決めてくださいね」
パタン…
提督「…」
提督「………ちょっと待って」
提督「なんで指輪をなくした直後に練度が限界になるんだよ!!」
提督「しかも2人同時て!」
提督「…なんとかして指輪を見つけなければ…」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 16:44:44 ID:924z8C22
提督「とりあえず今日一日を振り返ってみよう」
提督「今日は朝早く起きてランニング」
提督「その後に食堂で朝食をとり」
提督「執務室に戻り今に至る」
提督「…」
提督「…食堂に行ってみるか」
~食堂~
提督「…ない…ない…」キョロキョロ…
吹雪「司令官?なにしてるんですか?」
提督「っと、吹雪……」
吹雪「もしかして今から朝食ですか?」
提督「いや、そうじゃなくてな…」
金剛「オウ!テイトクーーー!!見つけたネ!!」
提督「今日は朝早く起きてランニング」
提督「その後に食堂で朝食をとり」
提督「執務室に戻り今に至る」
提督「…」
提督「…食堂に行ってみるか」
~食堂~
提督「…ない…ない…」キョロキョロ…
吹雪「司令官?なにしてるんですか?」
提督「っと、吹雪……」
吹雪「もしかして今から朝食ですか?」
提督「いや、そうじゃなくてな…」
金剛「オウ!テイトクーーー!!見つけたネ!!」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 16:56:11 ID:924z8C22
金剛「私 ケッコンできる様になったデーーース!!」
加賀「待ちなさい」
吹雪「金剛さん加賀さん」
加賀「提督…?私、練度が限界に達したわ」
加賀「これで出来るわね」
提督「な、なにがだ?」
加賀「ケッコンです」
金剛「ストップデーーース!!」
金剛「ケッコンは私がするネー!」
金剛「さぁ テイトクぅー 、カモン!!」
加賀「待ちなさい」
吹雪「金剛さん加賀さん」
加賀「提督…?私、練度が限界に達したわ」
加賀「これで出来るわね」
提督「な、なにがだ?」
加賀「ケッコンです」
金剛「ストップデーーース!!」
金剛「ケッコンは私がするネー!」
金剛「さぁ テイトクぅー 、カモン!!」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 17:07:49 ID:924z8C22
加賀「提督は私とケッコンするの」
加賀「邪魔しないで」
金剛「邪魔なのはそっちデース!!」
吹雪「ちょっと、喧嘩はやめてください!」
吹雪「司令官も止め…」
吹雪「あれっ?司令官?」
・・・・・
提督「食堂には指輪はなかった…」タッタッタッタ
提督「なら朝のランニングの時に落としたのか?」
吹雪「司令官!!何で逃げるんですか!!」ダダダダッ
提督「吹雪?どうした?」タッタッタッ
吹雪「金剛さんと加賀さんの喧嘩 私が止めたんですよ!私関係ないのに!」
加賀「邪魔しないで」
金剛「邪魔なのはそっちデース!!」
吹雪「ちょっと、喧嘩はやめてください!」
吹雪「司令官も止め…」
吹雪「あれっ?司令官?」
・・・・・
提督「食堂には指輪はなかった…」タッタッタッタ
提督「なら朝のランニングの時に落としたのか?」
吹雪「司令官!!何で逃げるんですか!!」ダダダダッ
提督「吹雪?どうした?」タッタッタッ
吹雪「金剛さんと加賀さんの喧嘩 私が止めたんですよ!私関係ないのに!」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 17:16:34 ID:924z8C22
提督「そうか、それはすまん」タッタッタッタ
吹雪「もうっ!ていうかどこに向かって走っているんですか!!」タッタッタ
提督「平和に向かって走ってる」
吹雪「ぶっ飛ばしますよ!!」
提督「ちょっと鎮守府の外に用事があるんだよ!!」
吹雪「外!?今はやめた方がいいですよ!」
提督「はぁ!?なんで!?」
吹雪「だって今…」
・・・・・
ザァァァァァァァァァアァァ
吹雪「外 どしゃ降りですよ」
提督「」
提督「朝は晴れてたのに!!」
吹雪「風も強いですし、外出はやめた方がいいですよ」
吹雪「もうっ!ていうかどこに向かって走っているんですか!!」タッタッタ
提督「平和に向かって走ってる」
吹雪「ぶっ飛ばしますよ!!」
提督「ちょっと鎮守府の外に用事があるんだよ!!」
吹雪「外!?今はやめた方がいいですよ!」
提督「はぁ!?なんで!?」
吹雪「だって今…」
・・・・・
ザァァァァァァァァァアァァ
吹雪「外 どしゃ降りですよ」
提督「」
提督「朝は晴れてたのに!!」
吹雪「風も強いですし、外出はやめた方がいいですよ」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 17:24:55 ID:924z8C22
提督「何で急に降り始めるんだよ!!止めよ!」
提督「空気読めよバカヤロー!」
吹雪「空に向かって何叫んでいるんですか」
吹雪「ほら、戻りましょう司令官 風邪引いちゃいますよ」
提督「だって指輪が!」
吹雪「指輪?」
提督「あっ」
吹雪「指輪って何ですか?」
提督「いや、なんでもない」
吹雪「司令官……?」
・・・・・
吹雪「はぁ!?指輪をなくした!!?」
提督「しーっ!!吹雪 しーっ!!」
吹雪「なんでそんな大事なものなくしたんですか!!!」
提督「空気読めよバカヤロー!」
吹雪「空に向かって何叫んでいるんですか」
吹雪「ほら、戻りましょう司令官 風邪引いちゃいますよ」
提督「だって指輪が!」
吹雪「指輪?」
提督「あっ」
吹雪「指輪って何ですか?」
提督「いや、なんでもない」
吹雪「司令官……?」
・・・・・
吹雪「はぁ!?指輪をなくした!!?」
提督「しーっ!!吹雪 しーっ!!」
吹雪「なんでそんな大事なものなくしたんですか!!!」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 17:36:30 ID:924z8C22
提督「しーっ!しーっ!吹雪!!声がでかい!!」
吹雪「あれがないとケッコン出来ないんですよ!!!?」
提督「声がでかいって!!」
吹雪「金剛さんと加賀さんどうするんですか!!」
提督「だから声がでかいって!!!!」
あきつ丸「出入り口前でうるさいであります!!!」
提督・吹雪「すみませんでしたっ!!」
あきつ丸「まったく…」スタスタ…
提督「…」
吹雪「…」
提督「…吹雪、指輪を探すのを手伝ってくれ」ボソボソ…
吹雪「…仕方ないですね…もうっ」ボソッ
吹雪「あれがないとケッコン出来ないんですよ!!!?」
提督「声がでかいって!!」
吹雪「金剛さんと加賀さんどうするんですか!!」
提督「だから声がでかいって!!!!」
あきつ丸「出入り口前でうるさいであります!!!」
提督・吹雪「すみませんでしたっ!!」
あきつ丸「まったく…」スタスタ…
提督「…」
吹雪「…」
提督「…吹雪、指輪を探すのを手伝ってくれ」ボソボソ…
吹雪「…仕方ないですね…もうっ」ボソッ
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 17:48:30 ID:924z8C22
~執務室~
吹雪「無いですね…」
提督「…そうだな」
吹雪「最後に見たのはいつなんですか?」
提督「今日の朝 ランニングの前にお尻のポケットに入れた」
吹雪「何で常に持ち歩いてるんですか」
提督「指輪を持ってたらイケメンになるって」
提督「卯月が言ってた」
吹雪「そんなもの嘘に決まってるじゃないですか!!」
吹雪「そんなんだから指輪なくすんですよ!!!」
提督「声がでけーっつってんだろーが!!!!」
吹雪「司令官も大概じゃないですか!!」
吹雪「無いですね…」
提督「…そうだな」
吹雪「最後に見たのはいつなんですか?」
提督「今日の朝 ランニングの前にお尻のポケットに入れた」
吹雪「何で常に持ち歩いてるんですか」
提督「指輪を持ってたらイケメンになるって」
提督「卯月が言ってた」
吹雪「そんなもの嘘に決まってるじゃないですか!!」
吹雪「そんなんだから指輪なくすんですよ!!!」
提督「声がでけーっつってんだろーが!!!!」
吹雪「司令官も大概じゃないですか!!」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 17:59:16 ID:924z8C22
ガチャ
大淀「どうしたんですか提督!?…怒鳴り声が…」
提督「あ、いや 大丈夫!なっ吹雪!」
吹雪「問題ありません!」
大淀「…?」
大淀「あの提督、執務室がさっきより散らかっているんですが」
提督「大掃除は気合いが入るなぁ!!吹雪!!」
吹雪「そ、そうですね司令官!!」
吹雪「気合い入りすぎて大声出ちゃうなぁ!!!」
大淀「…あまり騒がないようにしてくださいね」
提督・吹雪「はいっ!!!」
パタン…
提督・吹雪「……………ほっ」
大淀「どうしたんですか提督!?…怒鳴り声が…」
提督「あ、いや 大丈夫!なっ吹雪!」
吹雪「問題ありません!」
大淀「…?」
大淀「あの提督、執務室がさっきより散らかっているんですが」
提督「大掃除は気合いが入るなぁ!!吹雪!!」
吹雪「そ、そうですね司令官!!」
吹雪「気合い入りすぎて大声出ちゃうなぁ!!!」
大淀「…あまり騒がないようにしてくださいね」
提督・吹雪「はいっ!!!」
パタン…
提督・吹雪「……………ほっ」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 18:15:33 ID:924z8C22
吹雪「…残りの探していない場所はありますか?」
提督「後は外だけだが…」
吹雪「大荒れですね…」
提督「…」
吹雪「…」
提督「…海に落ちてないだろうな………指輪」
吹雪「ちょっ、不吉な事言わないでくださいよ」
吹雪「誰かが落とし物として拾ってくれてますよ」
提督「そうだな…明日、近くの住民を訪ねてみよう」
吹雪「その間 金剛さんと加賀さんをお願いしますよ」
提督「…」
吹雪「お願いしますね」
提督「ハイッ」
提督「後は外だけだが…」
吹雪「大荒れですね…」
提督「…」
吹雪「…」
提督「…海に落ちてないだろうな………指輪」
吹雪「ちょっ、不吉な事言わないでくださいよ」
吹雪「誰かが落とし物として拾ってくれてますよ」
提督「そうだな…明日、近くの住民を訪ねてみよう」
吹雪「その間 金剛さんと加賀さんをお願いしますよ」
提督「…」
吹雪「お願いしますね」
提督「ハイッ」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 18:26:40 ID:924z8C22
・・・・・
~海上~
指輪「」プカプカ…
サザーーーン
指輪「」プカプカ
??「…」
??「…?」がしっ
??「…」
??「…」スチャ
??「……!!」キラーン
??「…ヲッ!」
~海上~
指輪「」プカプカ…
サザーーーン
指輪「」プカプカ
??「…」
??「…?」がしっ
??「…」
??「…」スチャ
??「……!!」キラーン
??「…ヲッ!」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 18:39:29 ID:924z8C22
・・・・・
提督「あれから3日…いまだ指輪は見つからずか…」
吹雪「…」げっそり
吹雪「どうするんですか」
吹雪「金剛さんと加賀さんすっごいアピールしてきてるんですよ」
吹雪「ケッコンしたら新婚旅行はここだとか」
吹雪「ダブルベッドにするかとか」
吹雪「ベビーカーを買ってたりしてるんですよ」
提督「そりゃ結構思い切った 決行したもんだな けっこうだけに」
提督「あははははははっ」
吹雪「しっかりしてください司令官!!」
提督「もうどうにでもなーれ。」
吹雪「司令官!!」ユサユサ
提督「あれから3日…いまだ指輪は見つからずか…」
吹雪「…」げっそり
吹雪「どうするんですか」
吹雪「金剛さんと加賀さんすっごいアピールしてきてるんですよ」
吹雪「ケッコンしたら新婚旅行はここだとか」
吹雪「ダブルベッドにするかとか」
吹雪「ベビーカーを買ってたりしてるんですよ」
提督「そりゃ結構思い切った 決行したもんだな けっこうだけに」
提督「あははははははっ」
吹雪「しっかりしてください司令官!!」
提督「もうどうにでもなーれ。」
吹雪「司令官!!」ユサユサ
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 18:49:46 ID:924z8C22
~作戦室~
加賀「…」
大淀「それは本当なんですか…?」
金剛「イエスデス」
大淀「何かの間違いなんじゃ…」
加賀「いえ、確かよ」
大淀「そんな、まさか…」
加賀「これ、青葉が撮った写真よ。はっきり写っているわ」
大淀「まさか…どうして…」
大淀「深海棲艦がケッコンカッコカリの指輪を……?」
加賀「…」
大淀「それは本当なんですか…?」
金剛「イエスデス」
大淀「何かの間違いなんじゃ…」
加賀「いえ、確かよ」
大淀「そんな、まさか…」
加賀「これ、青葉が撮った写真よ。はっきり写っているわ」
大淀「まさか…どうして…」
大淀「深海棲艦がケッコンカッコカリの指輪を……?」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 19:03:19 ID:924z8C22
大淀「空母ヲ級…」
金剛「とてもストロングでびっくりしたデス」
加賀「撤退したのは正解だったわ」
大淀「…どうやって指輪を手に入れたんでしょうか」
加賀「誰かが横流ししたと考えるべきね」
大淀「とすると人間の裏切り者がいると?」
加賀「そうね」
大淀「じゃあ提督に報告を…」
金剛・加賀「…」
大淀「…?どうしたんですか?」
金剛「その指輪…」
加賀「私達の提督の物かもしれないわ…」
金剛「とてもストロングでびっくりしたデス」
加賀「撤退したのは正解だったわ」
大淀「…どうやって指輪を手に入れたんでしょうか」
加賀「誰かが横流ししたと考えるべきね」
大淀「とすると人間の裏切り者がいると?」
加賀「そうね」
大淀「じゃあ提督に報告を…」
金剛・加賀「…」
大淀「…?どうしたんですか?」
金剛「その指輪…」
加賀「私達の提督の物かもしれないわ…」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 21:29:00 ID:924z8C22
大淀「…え?」
加賀「あの指輪から提督の気配がしたの」
金剛「私も感じたデス」
大淀「…」
加賀「練度が限界に達した私達だけが気づけたものよ」
金剛「間違いありまセン」
大淀「そういえば…この3日提督の様子が変でした」
加賀「…そうね…最近私達を避けている感じがするわ」
金剛「いつもみたいに部屋に遊びにきてくれないデス」
大淀「…」
大淀「…まさか、本当に提督がヲ級に指輪をあげたというんですか」
加賀「…」
金剛「ブッキーも最近様子がおかしいネ」
加賀「あの指輪から提督の気配がしたの」
金剛「私も感じたデス」
大淀「…」
加賀「練度が限界に達した私達だけが気づけたものよ」
金剛「間違いありまセン」
大淀「そういえば…この3日提督の様子が変でした」
加賀「…そうね…最近私達を避けている感じがするわ」
金剛「いつもみたいに部屋に遊びにきてくれないデス」
大淀「…」
大淀「…まさか、本当に提督がヲ級に指輪をあげたというんですか」
加賀「…」
金剛「ブッキーも最近様子がおかしいネ」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 21:38:12 ID:924z8C22
加賀「吹雪も?」
大淀「確かに、最近提督と一緒にいるのをよく見かけます」
加賀「吹雪が…そう…」
金剛「…」
金剛「直接聞いてみるネ」
・・・・・
~執務室~
コンコン
吹雪「はい、どうぞ」
吹雪「ちょっと司令官!シャキッとしてください!」
提督「借金がシャキッとする」
提督「あははははははっ」
吹雪「司令官っ!!!」ユサユサ
加賀「吹雪に話があるわ、来て」
吹雪「え?私ですか…?」
大淀「確かに、最近提督と一緒にいるのをよく見かけます」
加賀「吹雪が…そう…」
金剛「…」
金剛「直接聞いてみるネ」
・・・・・
~執務室~
コンコン
吹雪「はい、どうぞ」
吹雪「ちょっと司令官!シャキッとしてください!」
提督「借金がシャキッとする」
提督「あははははははっ」
吹雪「司令官っ!!!」ユサユサ
加賀「吹雪に話があるわ、来て」
吹雪「え?私ですか…?」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 21:52:14 ID:924z8C22
~作戦室~
吹雪「話って何ですか?」
大淀「提督の事です」
吹雪「司令官の…?」
金剛「正直に答えるデース」
吹雪「な、なんですか?」
吹雪(まさか…)
加賀「指輪の事よ」
吹雪「やっぱり…知っちゃったんですね」
加賀「…!」
加賀「なぜ、黙っていたの?」
吹雪「言える訳ないじゃないですか…(司令官が指輪をなくしたなんて)」
加賀「…確かにそうね…(提督が深海側に協力してるなんて)」
吹雪「話って何ですか?」
大淀「提督の事です」
吹雪「司令官の…?」
金剛「正直に答えるデース」
吹雪「な、なんですか?」
吹雪(まさか…)
加賀「指輪の事よ」
吹雪「やっぱり…知っちゃったんですね」
加賀「…!」
加賀「なぜ、黙っていたの?」
吹雪「言える訳ないじゃないですか…(司令官が指輪をなくしたなんて)」
加賀「…確かにそうね…(提督が深海側に協力してるなんて)」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 22:06:21 ID:924z8C22
大淀「いつからですか?いつから…提督は…」
吹雪「3日前の朝です」
吹雪(指輪をなくしたのは)
金剛「朝…?」
加賀「提督がランニングしてる時ね」
吹雪「はい」
大淀(その時にヲ級に渡したという事ですか…)
吹雪「あの…司令官はどうなるんですか?」
吹雪(指輪なくしちゃったから 軽い刑だと思うけど)
加賀「反逆罪で極刑でしょうね」
加賀(指輪を敵に渡したんだから)
吹雪「反逆罪!?極刑!!?そんなに重いんですか!!?」
加賀「当たり前よ」
吹雪「3日前の朝です」
吹雪(指輪をなくしたのは)
金剛「朝…?」
加賀「提督がランニングしてる時ね」
吹雪「はい」
大淀(その時にヲ級に渡したという事ですか…)
吹雪「あの…司令官はどうなるんですか?」
吹雪(指輪なくしちゃったから 軽い刑だと思うけど)
加賀「反逆罪で極刑でしょうね」
加賀(指輪を敵に渡したんだから)
吹雪「反逆罪!?極刑!!?そんなに重いんですか!!?」
加賀「当たり前よ」
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 22:17:16 ID:924z8C22
加賀「提督も馬鹿な事をしたものね」
金剛「そうデスね」
大淀「人類に対しての裏切りですからね」
吹雪「そこまで!?」
吹雪「た、確かにバカだとは思いますけど…」
加賀「吹雪」
吹雪「はい?」
加賀「最初に気付いた貴女が決めて」
加賀「提督の指輪の件を大本営に伝えるか」
金剛「私達でケリをつけるかデース」
吹雪「ケリって…」
大淀「提督を助けるか」
大淀「始末するかです」
吹雪「そこまでやります!!?」
金剛「そうデスね」
大淀「人類に対しての裏切りですからね」
吹雪「そこまで!?」
吹雪「た、確かにバカだとは思いますけど…」
加賀「吹雪」
吹雪「はい?」
加賀「最初に気付いた貴女が決めて」
加賀「提督の指輪の件を大本営に伝えるか」
金剛「私達でケリをつけるかデース」
吹雪「ケリって…」
大淀「提督を助けるか」
大淀「始末するかです」
吹雪「そこまでやります!!?」
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 22:28:03 ID:924z8C22
加賀「吹雪、決めて」
金剛「ブッキー」
吹雪「決めるもなにも…」
吹雪「司令官は悪くないですよ!!」
吹雪(ただちょっとドジなだけで!)
加賀「…」
金剛「…」
加賀「よく言ったわ吹雪」
吹雪「へ?」
金剛「私達はブッキーを試したのネ」
加賀「覚悟は充分のようね」
加賀「提督と共に大本営相手に戦う覚悟が」
吹雪「なにが!!?」
金剛「ブッキー」
吹雪「決めるもなにも…」
吹雪「司令官は悪くないですよ!!」
吹雪(ただちょっとドジなだけで!)
加賀「…」
金剛「…」
加賀「よく言ったわ吹雪」
吹雪「へ?」
金剛「私達はブッキーを試したのネ」
加賀「覚悟は充分のようね」
加賀「提督と共に大本営相手に戦う覚悟が」
吹雪「なにが!!?」
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 22:44:01 ID:924z8C22
加賀「大本営から私達の提督を守るわよ」
大淀「これが大本営に知られれば提督は確実に消されます」
金剛「そんな事絶対に阻止デーース!!」
吹雪(な、なんだか大変な事に…)
吹雪「し、司令官~~~っ!!!」ダッ
・・・・・
~執務室~
提督「はぁ…」
提督「指輪どこいったんだよ…」
吹雪「司令官っ!!!」バァン!
提督「なんだ…うるさい…」
吹雪「加賀さん達が大本営に反乱を起こそうとしてます!!!」
提督「なんで!!?」
大淀「これが大本営に知られれば提督は確実に消されます」
金剛「そんな事絶対に阻止デーース!!」
吹雪(な、なんだか大変な事に…)
吹雪「し、司令官~~~っ!!!」ダッ
・・・・・
~執務室~
提督「はぁ…」
提督「指輪どこいったんだよ…」
吹雪「司令官っ!!!」バァン!
提督「なんだ…うるさい…」
吹雪「加賀さん達が大本営に反乱を起こそうとしてます!!!」
提督「なんで!!?」
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 22:55:17 ID:924z8C22
吹雪「指輪をなくしたのがバレて大本営から消される司令官を守るって…」
提督「ちょっと待って意味わかんない」
吹雪「とにかく!止めてくださいよ!私じゃ手に負えません!」
提督「お、おぅ!」
ウゥーーーーッウゥーーーーッ
吹雪「何っ!?」
提督「警報…!?」
『鎮守府内に侵入者!! 繰り返します!鎮守府内に侵入者!!』
提督「侵入者!?」
吹雪「こんな大変な時に…!!」
ガチャ!!
加賀「提督っ!早く逃げ…」
ドサッ
吹雪「加賀さん!?」
提督「加賀っ!!!」
提督「ちょっと待って意味わかんない」
吹雪「とにかく!止めてくださいよ!私じゃ手に負えません!」
提督「お、おぅ!」
ウゥーーーーッウゥーーーーッ
吹雪「何っ!?」
提督「警報…!?」
『鎮守府内に侵入者!! 繰り返します!鎮守府内に侵入者!!』
提督「侵入者!?」
吹雪「こんな大変な時に…!!」
ガチャ!!
加賀「提督っ!早く逃げ…」
ドサッ
吹雪「加賀さん!?」
提督「加賀っ!!!」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 23:03:03 ID:924z8C22
ヲ級「ヲッ」
吹雪「ヲ級…!?」
提督「侵入者はこいつだったのか…!」
金剛「テイトク!逃げるデス!!」バッ
大淀「提督!!」ジャキッ
ヲ級「…ヲッ」
ーーーーーー
吹雪「そんな…」
提督「圧倒的すぎる…!!」
金剛「ぐぐ……」
大淀「ここまでなんて…!」
ヲ級「ヲッ」
提督「…ん?」
吹雪「ヲ級…!?」
提督「侵入者はこいつだったのか…!」
金剛「テイトク!逃げるデス!!」バッ
大淀「提督!!」ジャキッ
ヲ級「…ヲッ」
ーーーーーー
吹雪「そんな…」
提督「圧倒的すぎる…!!」
金剛「ぐぐ……」
大淀「ここまでなんて…!」
ヲ級「ヲッ」
提督「…ん?」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 23:09:41 ID:924z8C22
ヲ級「ヲッ…ヲッ」
提督「…何?それは本当なのか?」
加賀「…?」
吹雪「司令官…?」
ヲ級「ヲッヲッヲッ」
提督「うん、うん……そうだったのか」
金剛「テイトク、そいつの言葉わかるデス!?」
提督「うん、なんか理解できる……あっ!」
提督「その指輪!!俺のじゃん!!」
ヲ級「ヲッ」
提督「いや~落としたのをお前が拾ってくれたのか」
加賀「え…?」
大淀「落とした?」
提督「…何?それは本当なのか?」
加賀「…?」
吹雪「司令官…?」
ヲ級「ヲッヲッヲッ」
提督「うん、うん……そうだったのか」
金剛「テイトク、そいつの言葉わかるデス!?」
提督「うん、なんか理解できる……あっ!」
提督「その指輪!!俺のじゃん!!」
ヲ級「ヲッ」
提督「いや~落としたのをお前が拾ってくれたのか」
加賀「え…?」
大淀「落とした?」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 23:20:38 ID:924z8C22
提督「この指輪のおかげでヲ級の言葉が理解出来たんだな」
ヲ級「ヲッ」
吹雪「なんて言ったんですか?」
提督「敵意は無いそうだ」
金剛「敵意は無いって…」
大淀「私達やられちゃたんですけど…全員」
ヲ級「ヲッ」
提督「それはお前達が攻撃してくるから、だって」
吹雪「鎮守府内の艦娘全員倒すって強すぎませんか?」
加賀「確かに、指輪だけの強化とは思えないわ」
提督「想いの差だろうな」
吹雪「想い?」
ヲ級「ヲッ」
吹雪「なんて言ったんですか?」
提督「敵意は無いそうだ」
金剛「敵意は無いって…」
大淀「私達やられちゃたんですけど…全員」
ヲ級「ヲッ」
提督「それはお前達が攻撃してくるから、だって」
吹雪「鎮守府内の艦娘全員倒すって強すぎませんか?」
加賀「確かに、指輪だけの強化とは思えないわ」
提督「想いの差だろうな」
吹雪「想い?」
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 23:35:34 ID:924z8C22
提督「このヲ級は深海に言葉の通じる仲間がいないんだと」
提督「だから孤立していたらしい」
提督「そんな時俺が落とした指輪を拾って」
提督「指輪から感じる気配を追って、ここまで来たんだと」
提督「友達を作りに」
ヲ級「…ヲッ!」
吹雪「…」
加賀「想いの差…ですか」
金剛「フレンドを作りに…デスか?」
ヲ級「…ヲッ…ヲッ!」
提督「うん、うん…騒がせてごめんだってさ」
大淀「…敵ではないんですね?」
提督「だから孤立していたらしい」
提督「そんな時俺が落とした指輪を拾って」
提督「指輪から感じる気配を追って、ここまで来たんだと」
提督「友達を作りに」
ヲ級「…ヲッ!」
吹雪「…」
加賀「想いの差…ですか」
金剛「フレンドを作りに…デスか?」
ヲ級「…ヲッ…ヲッ!」
提督「うん、うん…騒がせてごめんだってさ」
大淀「…敵ではないんですね?」
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 23:46:42 ID:924z8C22
ヲ級「ヲッ」
提督「仲良くしたいって」
吹雪「…司令官は信用するんですか?ヲ級を」
提督「ああ」
吹雪「…」
吹雪「なら、私も信用します」
吹雪「皆もそれでいいですか?」
加賀「…まぁ」
金剛「本当に敵意があるのなら私達は今頃ゴーストになってるデース」
大淀「ああ、大本営になんて伝えれば…」ガクッ
提督「…良かったな…友達がいっぱい出来るぞヲ級!」
ヲ級「ヲッ!!」
提督「仲良くしたいって」
吹雪「…司令官は信用するんですか?ヲ級を」
提督「ああ」
吹雪「…」
吹雪「なら、私も信用します」
吹雪「皆もそれでいいですか?」
加賀「…まぁ」
金剛「本当に敵意があるのなら私達は今頃ゴーストになってるデース」
大淀「ああ、大本営になんて伝えれば…」ガクッ
提督「…良かったな…友達がいっぱい出来るぞヲ級!」
ヲ級「ヲッ!!」
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/29(火) 23:58:04 ID:924z8C22
加賀「ところで提督」
提督「ん?」
加賀「指輪を落としたってどうゆう事ですか」
提督「え」
・・・・・
大淀「まったく!!誤解を生むような真似はやめてください!!!」
提督「そっちが勝手に勘違いしたんじゃん」
大淀「提督っ!!」
加賀「どうして常に指輪を持ち歩いていたの?」
提督「イケメンになれるから」
大淀「ふざけないでください!!!」
吹雪「通りでおかしいと思ってました…指輪をなくしただけで極刑なんて」
金剛「勘違いしてたデース」
提督「ん?」
加賀「指輪を落としたってどうゆう事ですか」
提督「え」
・・・・・
大淀「まったく!!誤解を生むような真似はやめてください!!!」
提督「そっちが勝手に勘違いしたんじゃん」
大淀「提督っ!!」
加賀「どうして常に指輪を持ち歩いていたの?」
提督「イケメンになれるから」
大淀「ふざけないでください!!!」
吹雪「通りでおかしいと思ってました…指輪をなくしただけで極刑なんて」
金剛「勘違いしてたデース」
35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/30(水) 00:04:49 ID:Cf5d/XXM
大淀「次からなくしてしまった時には私達を頼ってください」
大淀「家族なんでしょう?」
提督「ああ、そうだな、そうするよ」
ヲ級「ヲッ」
吹雪「これで一件落着ですかね?」
金剛「まだネーーー!!」
加賀「私達のケッコンの件が残っています」
大淀「どうするんですか?提督…指輪はヲ級に使ってしまってますよ」
提督「…」
提督「課金します…」
大淀「家族なんでしょう?」
提督「ああ、そうだな、そうするよ」
ヲ級「ヲッ」
吹雪「これで一件落着ですかね?」
金剛「まだネーーー!!」
加賀「私達のケッコンの件が残っています」
大淀「どうするんですか?提督…指輪はヲ級に使ってしまってますよ」
提督「…」
提督「課金します…」
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/30(水) 00:19:14 ID:Cf5d/XXM
~1週間~
わーっわーっガヤガヤ
卯月「ヲっさんこっちの砂場で城をたてるぴょん!!」
ヲ級「ヲッ!!」
吹雪「あれから大変でしたね」
大淀「そうですね…」
ヲ級「ヲッ」ペタペタ
大淀「ヲっさんを艦娘と認めさせるのは骨が折れました」
吹雪「司令官も一緒に説得したんですよね」
大淀「ええ、色々してくれました」
大淀「その甲斐あってヲっさんを正式な艦娘として迎えられました」
加賀「大淀」
加賀「例の物…完成したそうよ」
吹雪「例の物?」
わーっわーっガヤガヤ
卯月「ヲっさんこっちの砂場で城をたてるぴょん!!」
ヲ級「ヲッ!!」
吹雪「あれから大変でしたね」
大淀「そうですね…」
ヲ級「ヲッ」ペタペタ
大淀「ヲっさんを艦娘と認めさせるのは骨が折れました」
吹雪「司令官も一緒に説得したんですよね」
大淀「ええ、色々してくれました」
大淀「その甲斐あってヲっさんを正式な艦娘として迎えられました」
加賀「大淀」
加賀「例の物…完成したそうよ」
吹雪「例の物?」
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/30(水) 00:31:46 ID:Cf5d/XXM
大淀「ヲっさんの言葉が皆に伝わる機械を明石さんに頼んだんですよ」
加賀「このままではヲっさんも不憫でしょうから」
吹雪「そうですか?」チラッ
卯月「わぁっ!すごいぴょん!!完成度高いっぴょん!!」
ヲ級「をっをっ」ぺたぺた
吹雪「なくてもいいんじゃないですか」
加賀「作る意味はあるわ」
加賀「平和のためにもね」
吹雪「平和?」
大淀「大本営が今度ヲっさんを連れて深海と和平交渉を検討しているんです」
吹雪「和平交渉!?」
大淀「ヲっさんは今、重要な立ち位置にいます」
加賀「このままではヲっさんも不憫でしょうから」
吹雪「そうですか?」チラッ
卯月「わぁっ!すごいぴょん!!完成度高いっぴょん!!」
ヲ級「をっをっ」ぺたぺた
吹雪「なくてもいいんじゃないですか」
加賀「作る意味はあるわ」
加賀「平和のためにもね」
吹雪「平和?」
大淀「大本営が今度ヲっさんを連れて深海と和平交渉を検討しているんです」
吹雪「和平交渉!?」
大淀「ヲっさんは今、重要な立ち位置にいます」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/30(水) 00:45:27 ID:Cf5d/XXM
加賀「元々は孤立していて人見知りだけど…それは少しづつ治していけばいいわ」
加賀「この鎮守府でね」
大淀「ええ」
大淀「ここの鎮守府は友達を超えた」
大淀「家族ですから」
吹雪「…そうですねっ!」
加賀「ところで吹雪、この書類を提督に届けてくれる?」
吹雪「はいっ!!」
吹雪(最初は司令官のドジから始まった指輪騒動)
吹雪(それが思わぬ展開で…まさか平和へ近づくなんて)
吹雪(司令官のドジも…たまにはいいものですね)
吹雪「ふふっ」
加賀「この鎮守府でね」
大淀「ええ」
大淀「ここの鎮守府は友達を超えた」
大淀「家族ですから」
吹雪「…そうですねっ!」
加賀「ところで吹雪、この書類を提督に届けてくれる?」
吹雪「はいっ!!」
吹雪(最初は司令官のドジから始まった指輪騒動)
吹雪(それが思わぬ展開で…まさか平和へ近づくなんて)
吹雪(司令官のドジも…たまにはいいものですね)
吹雪「ふふっ」
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/30(水) 00:50:03 ID:Cf5d/XXM
~執務室~
提督「…」ゴソゴソ…
提督「…」ゴソゴソ…
提督「…」
提督「…」ゴソゴソ…
提督「なぁ、吹雪」
提督「今度は勲章なくした」
吹雪「ぶっ飛ばしますよ」
~艦~
提督「…」ゴソゴソ…
提督「…」ゴソゴソ…
提督「…」
提督「…」ゴソゴソ…
提督「なぁ、吹雪」
提督「今度は勲章なくした」
吹雪「ぶっ飛ばしますよ」
~艦~
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/30(水) 01:03:48 ID:Cf5d/XXM
過去作
提督「オ○ニーでもするか…」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1458554829/
提督「艦娘が全員深海側のスパイだった」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1458706755/
提督「建造時間59時間!!?」
http://jpps.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1458835394/
提督「俺の鎮守府が雰囲気悪くて笑える」
http://jpps.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1458922945/
提督「オ○ニーでもするか…」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1458554829/
提督「艦娘が全員深海側のスパイだった」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1458706755/
提督「建造時間59時間!!?」
http://jpps.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1458835394/
提督「俺の鎮守府が雰囲気悪くて笑える」
http://jpps.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1458922945/
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/30(水) 01:05:30 ID:Cf5d/XXM
実はもうひとつ過去作あるけど
あれはなかった事にしてね
あれはなかった事にしてね
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/30(水) 01:38:04 ID:byh9qc6k
乙です~
LCのやつも面白かったと思うよ。少なくとも俺は好きだ。
LCのやつも面白かったと思うよ。少なくとも俺は好きだ。
44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/04/01(金) 19:01:12 ID:iXKdWlPI
ワイもあれ好きやで
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1459234106/
Entry ⇒ 2016.08.31 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
【ミリマスSS】琴葉「私がドッキリを仕掛けるんですか?」
1: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 20:48:25.83 ID:vipnzPUg0
アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
遅筆ですがお付き合いください。
遅筆ですがお付き合いください。
2: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 20:54:05.57 ID:vipnzPUg0
琴葉「ドッキリ番組のレポーター?私が、ですか?」
P「そうなんだよ。がんばってほしい」
琴葉「私なんかより、エレナや春香ちゃんの方が・・・」
P「琴葉にやってもらいたいんだ」
琴葉「そ、そうですか・・・プロデューサーがそう言うなら・・・」
P「そして琴葉には番組の収録までに劇場の誰かにドッキリを仕掛けてもらいたい」
琴葉「えっ!?私がドッキリを仕掛けるんですか!?」
P「番組でやるやつとは関係なく、琴葉にはドッキリに慣れておいてもらいたいからな。宿題みたいなもんだ」
P「ドッキリを仕掛ける相手も内容も、琴葉が自由に考えて良い」
P「何か手伝うことがあったら何でも言ってくれ」
琴葉「えぇ・・・どうしよう・・・」
3: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 20:58:05.38 ID:vipnzPUg0
P「あ、ドッキリ仕掛ける時は教えてくれ!看板持っていくから!」
琴葉「わかりました。計画を立ててから報告します。」
P「そんな固くならなくても大丈夫大丈夫。それじゃ!」
琴葉「あ、はい。お疲れ様です。」
P「・・・・」
P「・・・・ムフフ」
P「っていうのもドッキリで、琴葉がドッキリを仕掛けてる様子を撮影して放送しちゃうのだ!」
P「生真面目な琴葉のお茶目な一面も見れるし、本番で驚く琴葉も見れて一石二鳥である!」
P「し、視聴率のため!視聴率のためだし!」
4: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 20:58:42.68 ID:vipnzPUg0
琴葉がドッキリを仕掛ける相手 >>5
ドッキリの内容 >>7
ドッキリの内容 >>7
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 21:05:37.28 ID:FmHqojXUo
押し倒して口説く
9: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 21:41:23.68 ID:vipnzPUg0
琴葉「うぅん・・・」ブツブツ
P(ドッキリっていうのは机に向かって考えるものじゃないぞ琴葉)←ドアの隙間から見てる
琴葉「相手は春香ちゃんで良いとして、何をすればいいのかしら・・・」
琴葉「ドッキリ・・・ビックリする・・・驚く・・・」
琴葉「後ろから『ワッ!』とか・・・?うぅ・・・どうもアイディアが浮かばないわ・・・」
琴葉「そうよね、いきなり驚かしたら危ないし・・・危ない・・」
琴葉「優しく・・・そう、ゆっくり安全に驚かせないと・・・」
琴葉「急に後ろからぶつかったら危ないし、ゆっくりと・・・こう・・・」
琴葉「押し倒せば良い?」
P「!!!?!?!?!?!?!?!?!」
10: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 21:44:54.22 ID:vipnzPUg0
P(面白い展開になってまいりました)
琴葉「でもゆっくり押し倒されてもビックリはしないわよね・・・」
琴葉「どうすれば驚いてくれるだろう・・・うーん・・・」
琴葉「あ、何かビックリするセリフを囁く、とか」
P(なんでこうなるのwwwwこの娘どうしたのwwww)
琴葉「うん、うん。これならいけそうだわ」
琴葉「早速プロデューサーに相談しよう」ガタッ
P「やっべ」バタバタ
11: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 21:47:43.77 ID:vipnzPUg0
琴葉「プロデューサー。決めました。春香ちゃんにドッキリを仕掛けます。」
P「おっと。そうかそうか。危なくないように気をつけろよ」
琴葉「心得ています。それじゃあ行きましょう。」
P(結構ノリノリである)
琴葉「プロデューサー、春香ちゃんの予定は?」
P「今は桃子たちとレッスン中だな」
琴葉「それじゃあレッスン後を狙いましょう」
P「おっすおっす」
13: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 22:03:08.54 ID:vipnzPUg0
春香「桃子ちゃん、お疲れ様!」
桃子「春香さんもお疲れ様です。」
亜利沙「は、はひ・・・ありさもうダメです・・・。」
桃子「亜利沙さんはもっと体力つけなきゃダメだよ。もっとストイックにやらなきゃ」
亜利沙「桃子ちゃんセンパイ・・・激励のお言葉ありがとうございます!ありがとうございます!」
桃子「別に励ましてないし・・・」
春香「あ、あはは・・・」
琴葉「春香ちゃん!」
春香「え?あ、琴葉ちゃんどうしたの?」
琴葉「ちょっとだけ、話したいことが・・・」
春香「うん、いいよ?どこで話す?」
琴葉「それじゃあ向こうで・・・」
亜利沙「むむっ!スクープの香りがしますよ!ありさアンテナがピンピンしてます!」
桃子「亜利沙さん元気じゃんもう一回レッスンしていく」
亜利沙「ハッ!こ、これは別腹というかなんと言うか・・・」
14: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 22:05:36.72 ID:vipnzPUg0
P「静かにしなさい」
桃子「お兄ちゃん、何してんの・・・ってその看板、ふーん」
P「察してくれて何より」
亜利沙「えっ!なんでプロデューサーさんがビデオを!?まさか隠れてアイドルちゃんを盗撮・・・」
P「亜利沙じゃないんだから」
桃子「亜利沙さんじゃないんだからそんなことしないよ」
亜利沙「ぐっ」
P「それより静かにしてろよ。そろそろ動くぞ」
17: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 22:08:02.98 ID:vipnzPUg0
琴葉「じゃあこの辺で」
春香「うん、それで話って?」
琴葉「少しお願いしたいことがあって・・・」
春香「私でよければ、何でも協力するよ!」
琴葉「そう、それじゃあ・・・」
ギュッ
琴葉「少し抱きしめさせて」
春香「!?」
18: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 22:11:09.13 ID:vipnzPUg0
春香「こ、琴葉ちゃん?どうしたの?何か辛いことがあった?」
琴葉「・・・」ギュー
春香「あのー、春香さんちょっと恥ずかしいかなーなんてー」
琴葉「・・・辛いこと、辛いこと・・・確かにあったわね」
琴葉「・・・」ギュー
春香「ちょ、ちょっと倒れ・・・」
ドサッ
琴葉「春香ちゃんが可愛すぎて辛いわ」
春香「へっ!?」
19: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 22:15:02.06 ID:vipnzPUg0
琴葉「ふ、ふふっ。ビックリしてる春香ちゃん可愛い」
春香「え?え?」
琴葉「ねぇ、この部屋の周りってほとんど人が通らないのよね」
春香「えっと・・・」
琴葉「そんな場所で二人きり、春香ちゃんと二人きりでこんな・・・うふふっ」
琴葉「春香ちゃんの美味しいとこ、残さず頂戴?」
春香「あっ、ちょ」
P「ストーーーーーーーップ!!!!!!!」
20: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 22:18:17.72 ID:vipnzPUg0
P「ガチじゃねぇか!こんなん放送できんわ!」
琴葉「ご、ごめんね春香ちゃん。ドッキリだったの。」
春香「あー・・・。ビックリしたぁ~・・・」
亜利沙「桃子ちゃんセンパイの目はありさがしっかり抑えておきました!」
桃子「もういいでしょ!離してよ!」
琴葉「初ドッキリでしたが、どうでしたか?」
P「気合い入りすぎてて怖いです」
琴葉「怖い・・・ですか。もう少しコミカルなドッキリを考えないと・・・」
P「マジメか」
21: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 22:18:59.30 ID:vipnzPUg0
琴葉がドッキリを仕掛ける相手 >>22
ドッキリの内容 >>23
ドッキリの内容 >>23
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 22:19:19.38 ID:nCVHKN8O0
千鶴さん
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/25(木) 22:25:21.00 ID:3E5WSusHo
札束を落として気づかないふり
24: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 22:42:18.52 ID:vipnzPUg0
琴葉「・・・」タッタッタッ
千鶴「あら琴葉。そんなに急いでどちらへ?」
琴葉「すみません!急いでるので!」タッタッタッ
ポロッ
札束ドサッ
千鶴「!!?!?」
25: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 22:45:04.24 ID:vipnzPUg0
千鶴「え、えっ!?琴葉!琴葉!!!何で札た・・・あっ!琴葉!待ってくださいまし!」
千鶴「・・・行ってしまいましたわ」
千鶴「・・・ハッ、電話!電話を・・・出ませんね」
千鶴「・・・はぁ、どうしましょう」
札束
千鶴「・・・」
千鶴「・・・劇場に届けにいきましょう」スッ
26: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/25(木) 22:48:08.87 ID:vipnzPUg0
P「なんでこんな雑な感じにしたの」
琴葉「うーん、普通に落したのでは呼び止められてしまいますし、封筒に入れていたら千鶴さんならきっと開けずに届けるでしょうし」
琴葉「何より、いきなり札束をドサッと落とすとインパクトあるかなと思いまして」
P「いっぱい考えたんだな、偉いぞ」ナデナデ
琴葉「あっ・・・」
P「お、千鶴さんが動くぞ!」
琴葉「ここでドッキリ看板を持って待ってましょう」
31: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/26(金) 05:46:20.20 ID:BS47OsqY0
千鶴「・・・」コソコソ
千鶴「・・・」ソワソワ
ネコ「にゃーん」
千鶴「ハッ!」ビクゥ
P「すげぇ周り警戒してる」
琴葉「千鶴さん・・・ありがとうございます」
千鶴「・・・」ソロソロ
瑞希「・・・」コソコソ
瑞希「二階堂さん」
千鶴「ほあぅ!」
32: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/26(金) 05:52:03.41 ID:BS47OsqY0
千鶴「なんだ、瑞希でしたか。あまり脅かさないでくださいまし!」
瑞希「驚かそうとしたつもりは無かったのですが・・・、しょぼん」
千鶴「あぁ、そんなに落ち込まないで・・・わたくしが悪かったですわ」
瑞希「落ち込む・・・落ち込むぞ」
千鶴「えぇ・・・そこまで・・・?」
瑞希「落ち込みすぎて・・・・」
瑞希「急に手の中に飴が」ポンッ
千鶴「!?」
瑞希「これを千鶴さんにさしあげます」
千鶴「あ、ありがとうですわ」
瑞希「と思いきや消えます」スッ
千鶴「!?」
33: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/26(金) 05:57:19.63 ID:BS47OsqY0
瑞希「飴はいったいどこに」
瑞希「はっ、二階堂さんのカバンの中が怪しい」ゴソ
千鶴「うわあぁあぁぁ!!!!!さ、触らないで!触らないで!!」バシッ
瑞希「えっ」
千鶴「あっ」
瑞希「・・・」
千鶴「・・・」
瑞希「急にカバンに手を入れるのは失礼でした。ごめんなさい・・・反省」
千鶴「ごめんなさい。少し大事なものを入れていまして」
瑞希「・・・」
千鶴「あ、明日お店のコロッケを持ってきてあげますからそれで埋め合わせを・・・」
瑞希「・・・はい。やったぞ瑞希。お得。」
千鶴「あー!また落ち込んだふりを!」
34: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/26(金) 05:59:33.75 ID:BS47OsqY0
P「千鶴さんは良いリアクションするなぁ」
琴葉「千鶴さん・・・」
P「ん、どうした琴葉」
琴葉「人の落し物なのに、あそこまで大事にしてくれて・・・」
P(この娘にはリアクションを教えるべきだったかもしれない)
36: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/26(金) 06:00:48.55 ID:BS47OsqY0
安価ミス
次に琴葉がドッキリを仕掛ける相手 >>37
ドッキリの内容 >>38
次に琴葉がドッキリを仕掛ける相手 >>37
ドッキリの内容 >>38
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 06:03:20.55 ID:6+sqOb6l0
歩
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/26(金) 06:07:57.73 ID:j4Jt+WKPo
ワサビが抹茶アイスだったドッキリ
40: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 07:15:58.04 ID:cUIE9FkJ0
琴葉「プロデューサー、次のドッキリが決まりました。」
P「おう、どんなドッキリだい」
琴葉「歩のワサビを抹茶アイスにすりかえるドッキリです」
P「え?」
琴葉「歩の好きなものと、私の好きなものも関係してますし、良い案だと思ったのですが」
P「あ、あぁ・・・いいんじゃないかな」
琴葉「はい!それでは準備してきますね。」
P(地味ぃ)
41: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 07:22:53.68 ID:cUIE9FkJ0
琴葉「準備ができました。歩がいつも使ってるワサビの中身を入れ替えました。」
琴葉「あとは歩を待つだけですね」
P(そもそも、ワサビと抹茶アイスって結構見た目からして違うし、アイス冷たいし)
P(刺激物がオヤツに変わるとただ不味いだけでリアクション悪そうだしな)
P(うーん、ここで経験の無さが・・・・。まぁ歩のミラクルに期待するか)
ガチャ
歩「グッモーニン!お、琴葉料理作ってるの?」
琴葉「うん、歩が前に作ってたワサビバーガーを作ろうと思ったんだけど・・・」
琴葉「レシピを少し思い出せなくて」
歩「アタシもお腹すいちゃったからさ!一緒に作ろう!」
琴葉「いいの?ありがとう。」
P(ここらへんの演技は流石なんだけどなぁ)
42: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 07:27:08.01 ID:cUIE9FkJ0
歩「こう豪快に、アメリカンな感じで」
琴葉「美味しそう・・・」
歩「琴葉って結構お肉好きだよね」
琴葉「い、いいでしょう別に!」
歩「ハハハ、悪い悪い。これにワサビを一気にドバーっと」ドバー
琴葉「そういえばあの時って誰が優勝したんだっけ」
歩「あの時?あぁアイドル美食グランプリのこと?アレはそういうのじゃなくて」
琴葉「そうだっけ?あ、パンズ乗せちゃうね」
P(ワサビから気を逸らさせるのは上手いな。そう言うところは気が回るんだけどな)
43: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 07:32:19.74 ID:cUIE9FkJ0
歩「よーっし、それじゃあ!」
歩「いっただっきまーす!」ムシャ
琴葉「いただきます」
歩「うーん、このワサビの刺激が・・・」ムシャムシャ
琴葉「えっ?」
歩「・・・あれ?しない・・・ワサビが?」ムシャムシャ
琴葉「だ、だよね」ホッ
44: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 07:34:12.77 ID:cUIE9FkJ0
歩「ワサビじゃ・・・無い?」パカッ
歩「・・・」ペロッ
歩「これは・・・抹茶アイスだ」
琴葉「び、ビックリした?」
ガチャ
亜美「ハロハロ→!あー!歩ちんが美味しそうなもの食べてますなぁー!」
真美「琴葉お姉ちゃんもだ!いーなーいーなー!」
歩「またお前らの仕業だな!くっそ~!今日と言う今日は許さないぞ!」ダッ
亜美「え!なになに!?何で追っかけられんの!?」ダッ
真美「よく分からんけど真美は悪くないよ!亜美のせいだかんね!」ダッ
歩「まーーーーてーーー!!!ワサビの恨みぃー!!!!」
琴葉「・・・」
45: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 07:36:44.93 ID:cUIE9FkJ0
琴葉「これは・・・失敗、でしょうか」
P「むしろ奇跡の大成功と言っても良いくらいじゃないかな」
琴葉「そう、ですか・・・精進します」
琴葉「どうすれば良かったのかしら・・・あ、ワサビと抹茶アイスが逆の方が良かったのかな」ブツブツ
P(マジメやなぁ)
46: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 07:37:25.70 ID:cUIE9FkJ0
次に琴葉がドッキリを仕掛ける相手 >>47
ドッキリの内容 >>48
ドッキリの内容 >>48
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 07:49:16.69 ID:Ilfv5zts0
朋花
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 08:30:23.48 ID:+1FYJWKTO
プロデューサーと二人きりで温泉に入ったのが週刊誌にばれた
50: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 10:40:10.75 ID:cUIE9FkJ0
琴葉「プロデューサー!これはどういうことですか!」
P「お、落ち着け琴葉。これは琴葉の思っているようなことではなくてだな」
琴葉「内容は聞いてません、この事実をどう説明してくれるのか聞いているんです!」
P(この人本当に演技してる?怖いんだけど)
ガチャ
朋花「どうしたんですか~?廊下まで声が響いていましたよ~」
まつり「琴葉ちゃん、いったん落ち着くのです。ね?」
琴葉「でも、でもこの人は!」
P「と、朋花・・・スマン」
朋花「??」
51: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 10:46:01.23 ID:cUIE9FkJ0
『天空橋朋花、男性プロデューサーと混浴旅行!騎士団への明確な裏切り行為!』
朋花「・・・」
まつり「ほ?温泉郷フェスの時の写真なのです?随分悪意のある書き方なのです」
琴葉「朋花ちゃん、この写真は事実なの?」
朋花「・・・はい」
P「すまん朋花、間違えて貸切風呂に入ったとはいえ迂闊だった」
まつり「この週刊誌はすでに発刊されているのです?」
琴葉「まだのはずよ。」
琴葉「でもプロデューサー、そもそも女の子と一緒にお風呂に入るなんてその・・・ハレンチです!プロデキューサーとしての自覚が足りません!」
P「うっ、その点については本当に反省してますとしか」
朋花「・・・」
52: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 10:49:23.81 ID:cUIE9FkJ0
朋花「・・・しかしこの写真は事実です」
朋花「この週刊誌の仰る通り、これは騎士団員や子豚ちゃんたちへの明確な裏切り行為です」
朋花「私も、分かってはいた・・・しかし、ライブ後の高揚感で気が緩んでいたのかもしれません」
朋花「私は・・・なんて馬鹿なことを・・・」グッ
朋花「・・・」グスッ
P(えぇ~!! 朋花泣いちゃったけど!どうしようこれ!)
琴葉(さ、流石にここまで来ると罪悪感が!)
まつり「朋花ちゃん、大丈夫。」ギュッ
朋花「まつり・・・さん?」
53: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 10:53:53.24 ID:cUIE9FkJ0
まつり「プロデューサーさんは間違ってお風呂に入り、その瞬間を撮られただけなのです」
まつり「そもそもこの写真は温泉の盗撮という、完全に犯罪なのです」
まつり「写真を載せなくても覗き行為を認めているもの」
まつり「だからこんな記事を載せた週刊誌は終わり。ですよね?プロデューサーさん?」
P「お、おう・・・」
まつり「後はプロデューサーさんとまつりに任せるのです」
まつり「大丈夫、またみんなでライブやろう?ね?」
朋花「はい・・・はい・・・っ」グスッ
まつり「そうと決まればすぐに動くのです!プロデューサーさん!ハイホー!」
P「は、ハイホー!」
P「・・・・といいたいところなんだが」
54: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 10:59:40.86 ID:cUIE9FkJ0
P・琴葉「本当にすみませんでした」←正座
朋花「まったく・・・ダメプロデューサーだけならまだしも、琴葉さんまで・・・」
琴葉「ご、ごめんなさい」
朋花「二人とも少し反省が必要なようですね」ピシッピシッ
琴葉「あ、あうっ」
朋花「何を呆けているのですか~?ダメプロデューサーはもっと強くしますよ~」ビシッビシッ
P「ぐっ、くぅ・・・」
P(うわぁ琴葉と一緒に鞭で叩かれてる・・・なんだこの状況・・・)
P(でもちゃんと跡が残らないように叩いてくれる朋花様マジ聖母)
まつり「まつりもやりたいのです!」サッ
P「え」
まつり「はいほー!!!!!!!!!」バシッ
P「ぐはっ!」
まつり「ほ!ほ!ほ!」バシッバシッバシッ
P「ぐあっ、いっっっってええぇぇええ!!!!」
55: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/27(土) 11:00:38.25 ID:cUIE9FkJ0
次に琴葉がドッキリを仕掛ける相手 >>56
ドッキリの内容 >>57
次でラストになります。更新は夜以降になります。
ドッキリの内容 >>57
次でラストになります。更新は夜以降になります。
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 11:00:58.67 ID:s3R/RbL8O
うみみ
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 11:04:03.41 ID:7sLN04xFo
ナイフ(いたずら用の刃が引っ込んで血糊が噴き出すもの)で茜を刺しながら愛の告白
63: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/28(日) 06:22:58.70 ID:yfC08xmV0
茜「そういえばウミミンって琴葉ちゃんとデュエット組んだじゃん?どうだった?」
海美「うーん・・・、楽しかった!」
茜「うーん茜ちゃんもう少し語彙力が欲しかったかなー」
茜「じゃあもう以心伝心って感じ?」
海美「いしん・・・・?」
茜「あっちゃーごめんねー難しかったなー。うーんそうだなぁ・・・」
茜「琴葉ちゃんのことUnderstand?」
海美「Understand!」
茜「よしよし」
64: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/28(日) 06:26:56.47 ID:yfC08xmV0
琴葉「海美ちゃん!」
海美「琴葉!おはよう!」
茜「噂をすれば琴葉ちゃん!っはよー!」
琴葉「あ、あの・・・海美ちゃんに言いたいことがあって・・・」
海美「ん?なになにどうしたの?」
琴葉「・・・私、海美ちゃんのことが好きです!」
海美「うん、私も琴葉のこと好きだよ!」
茜「えっ」
琴葉「良かった・・・。じゃあ正式にお付き合いしましょう」
海美「お付き合い?いいよ!どこ行く?」
茜「えっえっ」
65: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/28(日) 06:32:10.58 ID:yfC08xmV0
茜「ちょちょちょちょっと待って茜ちゃん状況が掴めないんだけど」
琴葉「・・・茜ちゃん、今良いところだから邪魔しないで」
茜「いやいや、邪魔っていうか完全に食い違ってるよね君ら」
海美「?」
茜「ちょっと落ち着いて頭を整理させて?えっと、琴葉ちゃんの言う好きは」
琴葉「邪魔しないでって・・・・」
琴葉「言ってるでしょう!」グサー
茜「ぶふっ!」
茜「えっ、なに、これ」ジワァ
茜「え?血ぃ・・・なん、で」ドサッ
海美「えっ?」
66: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/28(日) 06:38:58.11 ID:yfC08xmV0
海美「茜っち!」サッ
琴葉「ふ、ふふ・・・・私達の愛の邪魔をするからこうなるのよ」
海美「琴葉!茜っちが!茜っちが!」ユサユサ
茜(出血してる人を揺らしちゃダメだよウミミン・・・)
琴葉「この人は私たちの邪魔になる存在だったの。だから仕方ないのよ。」
海美「プ、プロデューサー!プロデューサーに助けてもらわなきゃ!」
琴葉「そんな人は放っておいて、私達の愛を育みましょう?」
海美「茜っち!ちょっと我慢してね!」グイッ
海美「うおー!」ダッ
茜(背負ったらめっちゃ揺れるよ・・・血糊ですらダラダラだよ・・・)ユサユサ
琴葉「・・・」
P(聞いちゃいねぇ・・・)
67: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/28(日) 06:42:13.47 ID:yfC08xmV0
琴葉「うぅ・・・また失敗してしまいました。私は才能が無いんでしょうか」
P「まぁ、失敗させるのが目的だったようなもんだしね」
琴葉「?どういうことですか?」
P「本番で失敗するより今失敗した方がいいだろ。それにドッキリの難しさを知れば本番も良いコメントできるし」
琴葉「なるほど・・・」
P「よし、じゃあ後は本番だけだ!がんばろう!」
琴葉「はい!」
P(私はこれから動画の編集作業です)
68: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/28(日) 06:45:36.62 ID:yfC08xmV0
司会「今回のゲストは765プロの田中琴葉ちゃんです」
琴葉「よろしくお願いします」
司会「なんでも琴葉ちゃんはこの番組のためにドッキリを練習してきたとか」
琴葉「そうなんです。思っていたより難しくて、皆さんはすごいんだなぁと感じました」
司会「そうですか・・・自分としては出来は如何でしたか?」
琴葉「私はまだまだで、考えが甘いなと」
司会「なるほど・・・そんな琴葉ちゃんのドッキリチャレンジがこちら!」
琴葉「えっ」
69: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/28(日) 06:49:12.41 ID:yfC08xmV0
机でブツブツ言いながらドッキリを考える琴葉
春香を押し倒して耳元で囁く琴葉
唐突に札束を落として走り去る琴葉
自信有りげにワサビと抹茶アイスを交換する案を出す琴葉
ちゃんとワサビが抹茶アイスと取り替えられてて安心する琴葉
泣いちゃった朋花を前にオロオロする琴葉
鞭で叩かれる琴葉
唐突に茜ちゃんを刺す琴葉
熱演するも海美にスルーされる琴葉
琴葉「も、もうやめてください!!」///
おわり
70: ◆4vEMrHUqD2 2016/08/28(日) 06:50:13.58 ID:yfC08xmV0
やっぱり琴葉は結構ボケボケだと思います。
ご協力いただきありがとうございました。
ご協力いただきありがとうございました。
71: ◆Jnlik0MEGA 2016/08/28(日) 08:23:44.35 ID:IrWkhMXp0
海美とのかみ合ってない感じが好き
乙でした
>>63
野々原茜(16) Da
http://i.imgur.com/U7RaiK6.jpg
http://i.imgur.com/0vXvc7I.jpg
高坂海美(16) Da
http://i.imgur.com/ZM6mVEw.jpg
http://i.imgur.com/jPfKElW.jpg
乙でした
>>63
野々原茜(16) Da
http://i.imgur.com/U7RaiK6.jpg
http://i.imgur.com/0vXvc7I.jpg
高坂海美(16) Da
http://i.imgur.com/ZM6mVEw.jpg
http://i.imgur.com/jPfKElW.jpg
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 08:26:46.73 ID:xbSKl+Odo
おつおつ
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 10:31:03.77 ID:Z2T4zH5fO
乙
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 11:18:24.27 ID:Y6OANvO3o
面白かった乙
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 14:51:37.03 ID:UeocsmhT0
乙
よかったよ
よかったよ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472125705/
Entry ⇒ 2016.08.31 | Category ⇒ ミリマス | Comments (0)
【ミリマスSS】ある昼下がり、杏奈とプロデューサーときどき小鳥
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:03:37.55 ID:csSEnLFY0
P「………」カタカタ
杏奈「………」カチカチ
小鳥「………」スゥスゥ
杏奈「………」カチカチ
小鳥「………」スゥスゥ
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:04:41.55 ID:csSEnLFY0
P「…よし、これで一通りの書類は出来た」
P「………」チラッ
杏奈「………」カチカチ
小鳥「………」スゥスゥ
P(やけに静かだと思えば、なるほどな)
杏奈「………」カチカチ
P「……ふむ」
P「………」チラッ
杏奈「………」カチカチ
小鳥「………」スゥスゥ
P(やけに静かだと思えば、なるほどな)
杏奈「………」カチカチ
P「……ふむ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:06:47.97 ID:csSEnLFY0
P「よいしょっと」
杏奈「………」カチカチ
P(とりあえず杏奈を膝に乗せてみたが…意外と気付かれないもんなのか)
P(まあそれだけゲームに熱中してるって事か。それはそれでちと寂しいぞ)
P「………」クンクン
P(すげえいい匂いするな…何だろうなこれほんと、全体的にいい匂い)
P「………」クンクン
P(あ~たまらないなこれは!)
杏奈「………」カチカチ
P(とりあえず杏奈を膝に乗せてみたが…意外と気付かれないもんなのか)
P(まあそれだけゲームに熱中してるって事か。それはそれでちと寂しいぞ)
P「………」クンクン
P(すげえいい匂いするな…何だろうなこれほんと、全体的にいい匂い)
P「………」クンクン
P(あ~たまらないなこれは!)
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:08:44.54 ID:csSEnLFY0
P(髪もサラサラだしこれは…ちょっとくらい触ってもばれへんか)
P「………」モフモフ
杏奈「……?」ピクッ
杏奈「………」カチカチ
P(ここまでやっても気付かないとか逆に凄いな。集中しすぎだろ)
P(…やべ、なんか眠くなって来た。そういえば最近忙しくて寝不足気味だったんだ)
P(それに杏奈を乗せてるだけで落ち着くし……うーん……)
P「………」グゥー
P「………」モフモフ
杏奈「……?」ピクッ
杏奈「………」カチカチ
P(ここまでやっても気付かないとか逆に凄いな。集中しすぎだろ)
P(…やべ、なんか眠くなって来た。そういえば最近忙しくて寝不足気味だったんだ)
P(それに杏奈を乗せてるだけで落ち着くし……うーん……)
P「………」グゥー
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:09:48.97 ID:csSEnLFY0
杏奈(……よし、これで終わりっと)
杏奈「ふう…」
杏奈(昨日発売されたばっかのゲームだけど、面白すぎて思わず一気にやりこんじゃった)
杏奈(後はトロフィー全部集めて全武器と防具集めれば……ってあれ?)
杏奈(何だろう、何か違和感が)クルッ
P「………」グゥー
杏奈「ふう…」
杏奈(昨日発売されたばっかのゲームだけど、面白すぎて思わず一気にやりこんじゃった)
杏奈(後はトロフィー全部集めて全武器と防具集めれば……ってあれ?)
杏奈(何だろう、何か違和感が)クルッ
P「………」グゥー
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:12:23.95 ID:csSEnLFY0
杏奈(えっ?プロデューサーさん?何でこんな近くに?)
杏奈(っていつの間に膝の上に!?全然気づかなかった…)
P「………」グゥー
杏奈(………)
杏奈(まあいっか。杏奈もなんだか眠いしこのまま一緒に寝ちゃお)
杏奈(じゃあプロデューサーさん、お休み…なさい……)
杏奈「………」スヤスヤ
杏奈(っていつの間に膝の上に!?全然気づかなかった…)
P「………」グゥー
杏奈(………)
杏奈(まあいっか。杏奈もなんだか眠いしこのまま一緒に寝ちゃお)
杏奈(じゃあプロデューサーさん、お休み…なさい……)
杏奈「………」スヤスヤ
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:13:15.25 ID:csSEnLFY0
紗代子(今日の予定はこれで終わり。後は帰り支度してっと)
ザワザワ
紗代子「…何だろうこの人だかり」
可奈「ちょっと奈緒さん押さないで下さいってば」
奈緒「しゃーないやん、こんだけ人おったら」
恵美「んも~あづいー…」
静香「みんな声が大きいわよ。もっと静かにしないと」
未来「静香ちゃんだけに?」
百合子「プフッ」
ザワザワ
紗代子「…何だろうこの人だかり」
可奈「ちょっと奈緒さん押さないで下さいってば」
奈緒「しゃーないやん、こんだけ人おったら」
恵美「んも~あづいー…」
静香「みんな声が大きいわよ。もっと静かにしないと」
未来「静香ちゃんだけに?」
百合子「プフッ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:14:05.10 ID:csSEnLFY0
紗代子「ねえみんな、どうして事務所の入り口に…?」
エレナ「あ、サヨコ!ほらほらこっち!」
紗代子「きゃっ!ちょ、ちょっと急に引っ張られると」
紗代子「あれは…プロデューサーさんと杏奈ちゃん?」
エレナ「二人ともラブラブだよ!」
環「むー…たまきもオヤブンに抱っこしてもらいたいぞー!!」
翼「わたしもわたしもー!」
百合子「あっ、二人とも!」
エレナ「あ、サヨコ!ほらほらこっち!」
紗代子「きゃっ!ちょ、ちょっと急に引っ張られると」
紗代子「あれは…プロデューサーさんと杏奈ちゃん?」
エレナ「二人ともラブラブだよ!」
環「むー…たまきもオヤブンに抱っこしてもらいたいぞー!!」
翼「わたしもわたしもー!」
百合子「あっ、二人とも!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:15:12.67 ID:csSEnLFY0
環「おやぶーん!!」バッ
P「グエッ」
翼「杏奈ちゃーん!次わたしー!!」
杏奈「ふぇ……?」
奈緒「あーあ、起こしてしもーた」
百合子(寝起き杏奈ちゃんかわいい)
P「グエッ」
翼「杏奈ちゃーん!次わたしー!!」
杏奈「ふぇ……?」
奈緒「あーあ、起こしてしもーた」
百合子(寝起き杏奈ちゃんかわいい)
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:15:40.97 ID:csSEnLFY0
----
-------
-----------
P「つまりあれか、起こすと悪いから見てたって事か」
恵美「そうそう!何となく邪魔するのも悪かったし…ね?」
P「むしろずっと見られてた方が恥ずかしいんだが」
翼「ねえねえプロデューサーさん、つぎわたしね!」
環「あっずるいぞつばさ!次はたまきの番だぞ!」
紗代子「はいはい二人とも、プロデューサーさんが困ってるから離れようね」
翼・環「はーい…」
-------
-----------
P「つまりあれか、起こすと悪いから見てたって事か」
恵美「そうそう!何となく邪魔するのも悪かったし…ね?」
P「むしろずっと見られてた方が恥ずかしいんだが」
翼「ねえねえプロデューサーさん、つぎわたしね!」
環「あっずるいぞつばさ!次はたまきの番だぞ!」
紗代子「はいはい二人とも、プロデューサーさんが困ってるから離れようね」
翼・環「はーい…」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:16:25.52 ID:csSEnLFY0
小鳥「……んが?何だか騒がしいわね…」
ツンツン
小鳥「ん?…って亜里沙ちゃん、そんなコソコソしてどうしたの?」
亜里沙「これを」
小鳥「……!こ、これは…杏奈ちゃんがプロデューサーさんに抱っこされてる写真!?」
亜里沙「先ほど撮影したばかりの出来立てホヤホヤでございます」
小鳥「ぬわー私としたことが!そんな神光景を間近にして居眠りしてたなんて…!」
ツンツン
小鳥「ん?…って亜里沙ちゃん、そんなコソコソしてどうしたの?」
亜里沙「これを」
小鳥「……!こ、これは…杏奈ちゃんがプロデューサーさんに抱っこされてる写真!?」
亜里沙「先ほど撮影したばかりの出来立てホヤホヤでございます」
小鳥「ぬわー私としたことが!そんな神光景を間近にして居眠りしてたなんて…!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:18:07.86 ID:csSEnLFY0
小鳥「…とりあえずこれくらいでどうかしら」
亜里沙「んー…」
小鳥「じゃあこれで!」
亜里沙「………」グッ
小鳥「交渉成立…ね」
ガシッ
杏奈(…とりあえずあの二人は後でお説教しとかなきゃ)
亜里沙「んー…」
小鳥「じゃあこれで!」
亜里沙「………」グッ
小鳥「交渉成立…ね」
ガシッ
杏奈(…とりあえずあの二人は後でお説教しとかなきゃ)
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:19:31.16 ID:csSEnLFY0
おわり
杏奈ちゃんのパーカーのフード部分をひたすらクンカクンカしたいだけの人生だった
杏奈ちゃんのパーカーのフード部分をひたすらクンカクンカしたいだけの人生だった
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 18:24:57.22 ID:yLZIpmcAo
おつおつ
杏奈ちゃんにならお説教されたいカモ!
杏奈ちゃんにならお説教されたいカモ!
15: ◆Jnlik0MEGA 2016/08/27(土) 20:06:58.67 ID:81rhed0q0
杏奈モフりたい、乙です
>>1
望月杏奈(14) Vo
http://i.imgur.com/m6Y8Lf2.jpg
http://i.imgur.com/ArqHl3f.jpg
>>7
高山紗代子(17) Vo
http://i.imgur.com/G3Xvfmo.jpg
http://i.imgur.com/MBb0gBI.jpg
矢吹可奈(14) Vo
http://i.imgur.com/ZR0He5K.jpg
http://i.imgur.com/eSCKLAD.jpg
横山奈緒(17) Da
http://i.imgur.com/43dnkaI.jpg
http://i.imgur.com/wTiCwW5.jpg
所恵美(16) Vi
http://i.imgur.com/KH7S5yH.jpg
http://i.imgur.com/wAujv7U.jpg
最上静香(14) Vo
http://i.imgur.com/ZVcKlqo.jpg
http://i.imgur.com/8rwDTFp.jpg
春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/LBASYmq.jpg
http://i.imgur.com/CIw2Owb.jpg
七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/MeJaqUS.jpg
http://i.imgur.com/oMIS9xX.jpg
>>8
島原エレナ(17) Da
http://i.imgur.com/sARL4rq.jpg
http://i.imgur.com/BY3Y511.jpg
大神環(12) Da
http://i.imgur.com/ttYbl8A.jpg
http://i.imgur.com/QQR3qaT.jpg
伊吹翼(14) Vi
http://i.imgur.com/f3sq6Bl.jpg
http://i.imgur.com/FnsXq88.jpg
>>11
松田亜利沙(16) Vo
http://i.imgur.com/xEyU3V8.jpg
http://i.imgur.com/7y3BtJr.jpg
>>1
望月杏奈(14) Vo
http://i.imgur.com/m6Y8Lf2.jpg
http://i.imgur.com/ArqHl3f.jpg
>>7
高山紗代子(17) Vo
http://i.imgur.com/G3Xvfmo.jpg
http://i.imgur.com/MBb0gBI.jpg
矢吹可奈(14) Vo
http://i.imgur.com/ZR0He5K.jpg
http://i.imgur.com/eSCKLAD.jpg
横山奈緒(17) Da
http://i.imgur.com/43dnkaI.jpg
http://i.imgur.com/wTiCwW5.jpg
所恵美(16) Vi
http://i.imgur.com/KH7S5yH.jpg
http://i.imgur.com/wAujv7U.jpg
最上静香(14) Vo
http://i.imgur.com/ZVcKlqo.jpg
http://i.imgur.com/8rwDTFp.jpg
春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/LBASYmq.jpg
http://i.imgur.com/CIw2Owb.jpg
七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/MeJaqUS.jpg
http://i.imgur.com/oMIS9xX.jpg
>>8
島原エレナ(17) Da
http://i.imgur.com/sARL4rq.jpg
http://i.imgur.com/BY3Y511.jpg
大神環(12) Da
http://i.imgur.com/ttYbl8A.jpg
http://i.imgur.com/QQR3qaT.jpg
伊吹翼(14) Vi
http://i.imgur.com/f3sq6Bl.jpg
http://i.imgur.com/FnsXq88.jpg
>>11
松田亜利沙(16) Vo
http://i.imgur.com/xEyU3V8.jpg
http://i.imgur.com/7y3BtJr.jpg
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モバP「なっちゃんと夏の事務所」
1: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:38:09.42 ID:79CA/rehO
1作目 モバP「なっちゃんという同級生」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434111292/)
2作目 モバP「なっちゃんという担当アイドル」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434292580/)
3作目 モバP「ナナ先生のメルヘンデビュー」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434535556/)
4作目 モバP「なっちゃんと恋人ごっこ」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434708764/)
5作目 モバP「なっちゃんと後輩アイドル」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434898915/)
6作目 モバP「なっちゃん達のガールズトーク」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436281527/)
7作目 モバP「なっちゃんと俺」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436613831/)
8作目 モバP「なっちゃんとその後」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445267426/)
9作目 モバP「なっちゃんと年越し」 鷹富士茄子「思い出話、追加注文です♪」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451298456/)
10作目 モバP「なっちゃんと春休み」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458315705/)
11作目 モバP「なっちゃんと梅雨」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466864378/)
の続きです
2作目 モバP「なっちゃんという担当アイドル」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434292580/)
3作目 モバP「ナナ先生のメルヘンデビュー」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434535556/)
4作目 モバP「なっちゃんと恋人ごっこ」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434708764/)
5作目 モバP「なっちゃんと後輩アイドル」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434898915/)
6作目 モバP「なっちゃん達のガールズトーク」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436281527/)
7作目 モバP「なっちゃんと俺」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436613831/)
8作目 モバP「なっちゃんとその後」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445267426/)
9作目 モバP「なっちゃんと年越し」 鷹富士茄子「思い出話、追加注文です♪」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451298456/)
10作目 モバP「なっちゃんと春休み」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458315705/)
11作目 モバP「なっちゃんと梅雨」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466864378/)
の続きです
2: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:39:42.34 ID:79CA/rehO
ミーンミンミンミン……
P「暑い……」
凛「暑いね……」
光「あづい。あづい……」
菜々「みなさん、暑いと思うから暑いんですよ。まずは暑いというワードを出さないように……ナナが一番暑いって言ってますね」
茄子「ありえない……私が日常的に通う場所でエアコンが壊れるなんて……天地がひっくり返ってもありえない事象なのに……」
P「なっちゃん、時々めちゃくちゃ傲慢になるよな」
P「暑い……」
凛「暑いね……」
光「あづい。あづい……」
菜々「みなさん、暑いと思うから暑いんですよ。まずは暑いというワードを出さないように……ナナが一番暑いって言ってますね」
茄子「ありえない……私が日常的に通う場所でエアコンが壊れるなんて……天地がひっくり返ってもありえない事象なのに……」
P「なっちゃん、時々めちゃくちゃ傲慢になるよな」
3: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:40:36.14 ID:79CA/rehO
凛「茄子さんがエアコン叩いたら直ったりしないの? 幸運的ななにかで」
光「おおー、なんかヒーローの超能力みたいでかっこいい」
菜々「さすがは茄子さんですねっ」
茄子「P君大変です。なんだか勝手にハードルを上げられています」
P「神様仏様鷹富士様に期待してるぞ」
茄子「恋人も敵でした……孤立無援です」
P「実際暑くてかなわないから、なんでもいいから頼りたくなるみんなの気持ちもわかる」
光「茄子さん」
凛「茄子さん」
菜々「茄子さんっ」
茄子「む、むむむ……や、やってみます」
光「おおー、なんかヒーローの超能力みたいでかっこいい」
菜々「さすがは茄子さんですねっ」
茄子「P君大変です。なんだか勝手にハードルを上げられています」
P「神様仏様鷹富士様に期待してるぞ」
茄子「恋人も敵でした……孤立無援です」
P「実際暑くてかなわないから、なんでもいいから頼りたくなるみんなの気持ちもわかる」
光「茄子さん」
凛「茄子さん」
菜々「茄子さんっ」
茄子「む、むむむ……や、やってみます」
4: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:42:55.63 ID:79CA/rehO
茄子「ほわたぁっ!」ペシッ
エアコン「………」
P「直ってないな」
凛「ダメか……まあ、当たり前だよね」
光「茄子さんの幸運も敵わないのか……」
菜々「ほんの少しだけ期待してましたけど、茄子さんも人の子ですもんね」
茄子「P君大変です。私の神性が、幸運の女神としての神秘性が下がっています」
P「そんなもの元からあったか?」
茄子「P君に向こう一年ガリガリ君のあたりがでない呪いをかけました」
P「微妙すぎるだろ」
茄子「微妙とはなんですか。ガリガリ君を買う時の『ああ、70円でアイスが2本食べられるなんて幸せ……』という気持ちが味わえなくなるんですよ」
凛「100パーセントあたりが出る前提で話してない?」
5: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:43:57.79 ID:79CA/rehO
P「だいたい、毎度毎度2本も食べられるとは限らないしな。むしろ1本で十分なときのほうが多いぞ、ガリガリ君」
茄子「そういう時は隣にいるP君に押しつければいいです」
菜々「いつもPくんが隣にいる前提で話してますね」
P「俺はガリガリ君とかよりもう少しリッチなアイスが好きだから」
茄子「高いって、ハーゲンダッツとかですか?」
P「いや、126円アイス」
茄子「うわあ……それをリッチと表現するんだ」
P「いいだろ別に! パルムとかガリガリ君よりリッチな味するだろ!」
茄子「あーっ、ガリガリ君をバカにしましたね! 一生パルムのあたりが出ない呪いかけますよ!」
P「パルムにあたりは存在しない!」
茄子「そういう時は隣にいるP君に押しつければいいです」
菜々「いつもPくんが隣にいる前提で話してますね」
P「俺はガリガリ君とかよりもう少しリッチなアイスが好きだから」
茄子「高いって、ハーゲンダッツとかですか?」
P「いや、126円アイス」
茄子「うわあ……それをリッチと表現するんだ」
P「いいだろ別に! パルムとかガリガリ君よりリッチな味するだろ!」
茄子「あーっ、ガリガリ君をバカにしましたね! 一生パルムのあたりが出ない呪いかけますよ!」
P「パルムにあたりは存在しない!」
6: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:44:43.31 ID:79CA/rehO
光「なんか喧嘩になっちゃったぞ。ふたりとも、仲良くしないと」
凛「いいんだよ、放っておいて」
光「でも」
菜々「光ちゃんもそろそろわかってきたんじゃないですか? あれは喧嘩というよりも」
茄子「じゃあ今度、お互いの好きなアイスを食べさせあうってことでいいですね」
P「望むところだ。俺のセンスのほうが上だと思い知らせてやる」
茄子「ふふふ、楽しみです♪」
P「俺もだ、ククク」
菜々「イチャついてるだけです」
凛「うん」
光「んー……よくわからないけど、確かに雰囲気が悪くなってるわけじゃなさそうだなあ」
凛「いいんだよ、放っておいて」
光「でも」
菜々「光ちゃんもそろそろわかってきたんじゃないですか? あれは喧嘩というよりも」
茄子「じゃあ今度、お互いの好きなアイスを食べさせあうってことでいいですね」
P「望むところだ。俺のセンスのほうが上だと思い知らせてやる」
茄子「ふふふ、楽しみです♪」
P「俺もだ、ククク」
菜々「イチャついてるだけです」
凛「うん」
光「んー……よくわからないけど、確かに雰囲気が悪くなってるわけじゃなさそうだなあ」
7: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:45:57.23 ID:79CA/rehO
ちひろ「みなさん、扇風機を出してきましたよ」
光「扇風機!」ガタッ
菜々「これで少しは涼しくなりますねぇ」
凛「……っし」←無言のガッツポーズ
P「ありがとうございます、ちひろさん」
ちひろ「いえいえ」
P「そういえば、もう一台くらいどっかに余ってたような気がするな。扇風機」
ちひろ「あら、そうでしたっけ。どの部屋でしょう」
P「俺が探しに行くので大丈夫です。ちひろさんは涼んでいてください」
ちひろ「そうですか? では、お言葉に甘えて」
茄子「私も手伝いましょうか?」
P「ひとりで十分だよ。なっちゃんも涼んでてくれ」
P「あ、でも扇風機の真正面を占領しちゃだめだぞ」
茄子「はい♪」
光「扇風機!」ガタッ
菜々「これで少しは涼しくなりますねぇ」
凛「……っし」←無言のガッツポーズ
P「ありがとうございます、ちひろさん」
ちひろ「いえいえ」
P「そういえば、もう一台くらいどっかに余ってたような気がするな。扇風機」
ちひろ「あら、そうでしたっけ。どの部屋でしょう」
P「俺が探しに行くので大丈夫です。ちひろさんは涼んでいてください」
ちひろ「そうですか? では、お言葉に甘えて」
茄子「私も手伝いましょうか?」
P「ひとりで十分だよ。なっちゃんも涼んでてくれ」
P「あ、でも扇風機の真正面を占領しちゃだめだぞ」
茄子「はい♪」
8: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:47:36.43 ID:79CA/rehO
光「わーれーわーれーはー、うーちゅーうーじーんーだー」
光「人間を愛する、M78星雲からやってきたうーちゅーうーじーんーだー」
茄子「さすが光ちゃん。定番の『扇風機の前で宇宙人ごっこ』もヒーローテイストですね♪」
菜々「はぁ~。この後マストレさんのダンスレッスンですよね……あっちの部屋は冷房が効いているとはいえ、この猛暑日にしごきを受けると思うと気分が」
凛「でも、サボるわけにもいかないしね。毎日少しずつやって、少しずつ前に進んでいかないと」
凛「私達、まだ甘くはない青い果実だからね」
光「お、ネクサス!」
凛「ふふっ」
茄子「そして、凛ちゃんは光ちゃんのヒーローテイストに染まりつつありますね♪」
菜々「ナナ、いまだにリコちゃんの絵のシーンはひとりじゃ見られません……」ブルブル
光「人間を愛する、M78星雲からやってきたうーちゅーうーじーんーだー」
茄子「さすが光ちゃん。定番の『扇風機の前で宇宙人ごっこ』もヒーローテイストですね♪」
菜々「はぁ~。この後マストレさんのダンスレッスンですよね……あっちの部屋は冷房が効いているとはいえ、この猛暑日にしごきを受けると思うと気分が」
凛「でも、サボるわけにもいかないしね。毎日少しずつやって、少しずつ前に進んでいかないと」
凛「私達、まだ甘くはない青い果実だからね」
光「お、ネクサス!」
凛「ふふっ」
茄子「そして、凛ちゃんは光ちゃんのヒーローテイストに染まりつつありますね♪」
菜々「ナナ、いまだにリコちゃんの絵のシーンはひとりじゃ見られません……」ブルブル
9: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:48:48.91 ID:79CA/rehO
光「次は凛さんが涼む番!」
凛「ローテーションで扇風機の前に移動するの、案外悪くないかも」
ちひろ「ひとりひとりが一気に風を浴びられますからね」
茄子「年齢の若い順で並んでいますから、次は」
凛「茄子さ……あ、菜々さんか」
菜々「凛ちゃ~ん……」ジトーー
凛「わ、わざとじゃないから」
菜々「それはわかってますけど……うーん、もっと自然に17歳だという意識を刷り込ませないと」ブツブツ
光「? 菜々さん、どうしたんだ?」
茄子「いろいろあるんですよ」
茄子「ところで凛ちゃん。凛ちゃんは宇宙人ごっこしないんですか?」
凛「え? しないけど」
茄子「えー」
凛「なに、その反応……しないよ」
凛「さ、そろそろ交代かな。菜々さん、涼んでいいよ」
菜々「あ、はーい」
凛「ローテーションで扇風機の前に移動するの、案外悪くないかも」
ちひろ「ひとりひとりが一気に風を浴びられますからね」
茄子「年齢の若い順で並んでいますから、次は」
凛「茄子さ……あ、菜々さんか」
菜々「凛ちゃ~ん……」ジトーー
凛「わ、わざとじゃないから」
菜々「それはわかってますけど……うーん、もっと自然に17歳だという意識を刷り込ませないと」ブツブツ
光「? 菜々さん、どうしたんだ?」
茄子「いろいろあるんですよ」
茄子「ところで凛ちゃん。凛ちゃんは宇宙人ごっこしないんですか?」
凛「え? しないけど」
茄子「えー」
凛「なに、その反応……しないよ」
凛「さ、そろそろ交代かな。菜々さん、涼んでいいよ」
菜々「あ、はーい」
10: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:50:27.82 ID:79CA/rehO
菜々「わーれーわーれーはー、うーさーみーんーせーいーじーんーだー」
茄子「わーれーわーれーはーうーちゅーうーじーんーかーもー」
ちひろ「みーぎーにーおーなーじーです♪」
光「へっへっへ~、しーんーぱーいーすーるーこーとーはーなーいー」
茄子「はい凛ちゃん」
菜々「どうぞ」
ちひろ「みんなやったので」
光「楽しいよ?」
凛「外堀全部埋められた気分……」
茄子「わーれーわーれーはーうーちゅーうーじーんーかーもー」
ちひろ「みーぎーにーおーなーじーです♪」
光「へっへっへ~、しーんーぱーいーすーるーこーとーはーなーいー」
茄子「はい凛ちゃん」
菜々「どうぞ」
ちひろ「みんなやったので」
光「楽しいよ?」
凛「外堀全部埋められた気分……」
11: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:50:57.62 ID:79CA/rehO
P「ただいまー。2台目の扇風機持ってきたぞ」
『おかえりなさーい』
凛「………おかえり」
P「? 凛、顔が赤いけどどうかしたのか」
凛「なんでもない……みんなの団結力に負けただけ」
P「?」
『おかえりなさーい』
凛「………おかえり」
P「? 凛、顔が赤いけどどうかしたのか」
凛「なんでもない……みんなの団結力に負けただけ」
P「?」
12: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:52:24.00 ID:79CA/rehO
夕方
光「じゃあ、また明日!」
凛「お疲れさま」
菜々「暑い日が続きますから、みなさん無理をしないように!」
凛「先生モード?」
ガチャ、バタン
P「なっちゃん、まだ帰らないのか?」
茄子「んー……P君は?」
P「俺はもう少しかかるかな。7時までにはやること全部終わると思うけど」
茄子「そうですか。なら、それまで待ちますから、晩御飯一緒に食べませんか」
茄子「私は大学の課題でもやってます」
P「ああ、いいぞ」
茄子「やった♪」
P「どこ行くんだ? たまにはちょっと洒落たところにでも」
茄子「カレー、カレー食べに行きましょう!」
P「はは、りょーかい」
茄子「夏野菜カレーが食べたいです。ナスが多めに入ってるような」
P「共食い?」
茄子「ふふふ、ナス界隈は弱肉強食です。私より弱いナスは食われる運命」ククク
P「おお、乗ってきた」
茄子「乗ってあげました♪」
P「『ナスじゃなくてカコですよ~』って返されるかと思った」
茄子「声真似気持ち悪いです」
P「すんません」
光「じゃあ、また明日!」
凛「お疲れさま」
菜々「暑い日が続きますから、みなさん無理をしないように!」
凛「先生モード?」
ガチャ、バタン
P「なっちゃん、まだ帰らないのか?」
茄子「んー……P君は?」
P「俺はもう少しかかるかな。7時までにはやること全部終わると思うけど」
茄子「そうですか。なら、それまで待ちますから、晩御飯一緒に食べませんか」
茄子「私は大学の課題でもやってます」
P「ああ、いいぞ」
茄子「やった♪」
P「どこ行くんだ? たまにはちょっと洒落たところにでも」
茄子「カレー、カレー食べに行きましょう!」
P「はは、りょーかい」
茄子「夏野菜カレーが食べたいです。ナスが多めに入ってるような」
P「共食い?」
茄子「ふふふ、ナス界隈は弱肉強食です。私より弱いナスは食われる運命」ククク
P「おお、乗ってきた」
茄子「乗ってあげました♪」
P「『ナスじゃなくてカコですよ~』って返されるかと思った」
茄子「声真似気持ち悪いです」
P「すんません」
13: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:53:46.43 ID:79CA/rehO
P「………」
P「ふう」
P「あー……よくないな。だんだん集中力が切れてきた」
茄子「大丈夫ですか?」
P「なっちゃんが応援してくれたら頑張れるかもしれない」
茄子「なるほど……ではでは」
茄子「がんばれ♡ がんばれ♡」ニコニコ
P「おお、気力が回復してきた」
茄子「がんばれぇ♡♡♡ がんばれぇんっ♡♡♡♡」
P「なんでそんなに艶めかしい声出すの」
茄子「P君の車の中にあった雑誌」
茄子「その中の漫画の部分で、こういうハートマークがいっぱいのセリフがたくさんあったので」
P「」ビクッ
茄子「ああ、P君はこういうえっち本が好きなんだなあと思ったので、再現してあげました♪」ニコニコ
P「い、いつの間に巧妙に隠された俺のお宝本を……」
茄子「知りたいですか?」
P「う、うん」
茄子「まあなんかアレですよ幸運的なアレ」
P「雑すぎだろ!」
P「ふう」
P「あー……よくないな。だんだん集中力が切れてきた」
茄子「大丈夫ですか?」
P「なっちゃんが応援してくれたら頑張れるかもしれない」
茄子「なるほど……ではでは」
茄子「がんばれ♡ がんばれ♡」ニコニコ
P「おお、気力が回復してきた」
茄子「がんばれぇ♡♡♡ がんばれぇんっ♡♡♡♡」
P「なんでそんなに艶めかしい声出すの」
茄子「P君の車の中にあった雑誌」
茄子「その中の漫画の部分で、こういうハートマークがいっぱいのセリフがたくさんあったので」
P「」ビクッ
茄子「ああ、P君はこういうえっち本が好きなんだなあと思ったので、再現してあげました♪」ニコニコ
P「い、いつの間に巧妙に隠された俺のお宝本を……」
茄子「知りたいですか?」
P「う、うん」
茄子「まあなんかアレですよ幸運的なアレ」
P「雑すぎだろ!」
14: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:55:04.00 ID:79CA/rehO
P「はあ……マジかあ。いつの間にかエロ本が見つかってたのは恥ずかしい」
茄子「大丈夫ですよ。男の人がそういうの好きなこと、私はちゃんと理解してますし♪」
P「なっちゃん……」
茄子「だから気にしなくていいですよ、H君」
P「名前変わってる!?」
茄子「あら? S君でしたっけ、M君でしたっけ」
P「100パーセント悪意しかない間違え方だ……」
茄子「ふふっ♪ なんだか不思議ですね。P君相手だと、ついついはしゃいでからかっちゃいます♪」
茄子「自分でも子どもっぽいなあと思うんですけど、楽しくて」
P「確かに、俺相手とそれ以外じゃ結構態度が違うよな。時々毒吐いてくるし」
茄子「ちなみにP君は、大人っぽい女性が好みですか? それとも子どもっぽいほうが好みですか?」
P「大人っぽいほうが好みだと答えると、どうなるんだ」
茄子「私の態度がもっと子どもっぽくなります」
P「本当に子どもみたいだな」
茄子「いやですか?」
P「いや、面白いからいい」
茄子「ふふ♪」
茄子「大丈夫ですよ。男の人がそういうの好きなこと、私はちゃんと理解してますし♪」
P「なっちゃん……」
茄子「だから気にしなくていいですよ、H君」
P「名前変わってる!?」
茄子「あら? S君でしたっけ、M君でしたっけ」
P「100パーセント悪意しかない間違え方だ……」
茄子「ふふっ♪ なんだか不思議ですね。P君相手だと、ついついはしゃいでからかっちゃいます♪」
茄子「自分でも子どもっぽいなあと思うんですけど、楽しくて」
P「確かに、俺相手とそれ以外じゃ結構態度が違うよな。時々毒吐いてくるし」
茄子「ちなみにP君は、大人っぽい女性が好みですか? それとも子どもっぽいほうが好みですか?」
P「大人っぽいほうが好みだと答えると、どうなるんだ」
茄子「私の態度がもっと子どもっぽくなります」
P「本当に子どもみたいだな」
茄子「いやですか?」
P「いや、面白いからいい」
茄子「ふふ♪」
15: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:56:52.72 ID:79CA/rehO
P「………」カタカタカタ
P「よーし、終わったぞ」
P「さっさと帰ろう……って」
茄子「……すぅ……すぅ」スヤスヤ
P「いつの間にかソファーですやすやしてるし……途中からやけに静かだと思ったんだよ」
P「おーい、なっちゃん起きろ」
茄子「……んぅ……」モゾモゾ
P「起きないとめくれかけのスカートを完全にめくりあげるぞー」
茄子「……すぅ……はっ倒します……すぅ」
P「物騒な寝言だ……ていうか起きてるだろう、なっちゃん」
茄子「P君……すき……むにゃむにゃ」
P「どさくさに紛れて告白するな。ほら、いい加減起きて帰るぞ」
茄子「む~。バレましたか」ムクリ
P「バレないと思うほうがおかしい」
茄子「寝言に紛れてこっそり愛をささやく作戦、失敗です」
P「次はもっと自然にやってみるんだな」
P「よーし、終わったぞ」
P「さっさと帰ろう……って」
茄子「……すぅ……すぅ」スヤスヤ
P「いつの間にかソファーですやすやしてるし……途中からやけに静かだと思ったんだよ」
P「おーい、なっちゃん起きろ」
茄子「……んぅ……」モゾモゾ
P「起きないとめくれかけのスカートを完全にめくりあげるぞー」
茄子「……すぅ……はっ倒します……すぅ」
P「物騒な寝言だ……ていうか起きてるだろう、なっちゃん」
茄子「P君……すき……むにゃむにゃ」
P「どさくさに紛れて告白するな。ほら、いい加減起きて帰るぞ」
茄子「む~。バレましたか」ムクリ
P「バレないと思うほうがおかしい」
茄子「寝言に紛れてこっそり愛をささやく作戦、失敗です」
P「次はもっと自然にやってみるんだな」
16: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:57:59.44 ID:79CA/rehO
P「荷物片づけたら帰るから、そっちも準備しておいてくれ」
茄子「はーい」
茄子「あ、そうだ。ねえP君」
P「ん?」
茄子「好きです」
P「………」
茄子「好きー、好きー♪」
P「………」
P「うるさい、好き」
茄子「知らないです、好き」
P「早く荷物まとめなさい、好き」
茄子「そうですね、好き」
P「俺もさっさと帰りたいからな、好き」
茄子「りょーかいです、好き」
P「………」
茄子「………」
P「はははっ! なんだこれ」
茄子「あははっ……まるでバカップルみたいですね、私達♪」
茄子「はーい」
茄子「あ、そうだ。ねえP君」
P「ん?」
茄子「好きです」
P「………」
茄子「好きー、好きー♪」
P「………」
P「うるさい、好き」
茄子「知らないです、好き」
P「早く荷物まとめなさい、好き」
茄子「そうですね、好き」
P「俺もさっさと帰りたいからな、好き」
茄子「りょーかいです、好き」
P「………」
茄子「………」
P「はははっ! なんだこれ」
茄子「あははっ……まるでバカップルみたいですね、私達♪」
17: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 13:58:55.24 ID:79CA/rehO
茄子「片づけ、終わりました」
P「よし。じゃあ帰るか。電気消すぞ」
茄子「はい」
茄子「……また明日、会いましょう」ペコリ
P「部屋に挨拶してるのか」
茄子「毎日通ううちに、すっかり愛着が湧いてしまいましたから♪」
P「なるほど。俺もたまには挨拶しておくか」
P「お疲れさま。また明日もよろしく」
茄子「お疲れさまでした♪」
P「よし。じゃあ帰るか。電気消すぞ」
茄子「はい」
茄子「……また明日、会いましょう」ペコリ
P「部屋に挨拶してるのか」
茄子「毎日通ううちに、すっかり愛着が湧いてしまいましたから♪」
P「なるほど。俺もたまには挨拶しておくか」
P「お疲れさま。また明日もよろしく」
茄子「お疲れさまでした♪」
18: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 14:00:21.92 ID:79CA/rehO
茄子「カレーを食べに行くこと、覚えてますよね?」
P「もちろん。どこの店行こうか」
茄子「歩きながら考えましょう♪」
P「そうだな」
茄子「私、P君と並んで歩くの好きなんです♪」
P「俺もまあまあ好き」
茄子「むむ、まあまあですか。これは大好きになってもらうしかありませんね」
P「頑張れ」
茄子「頑張ります♪」
茄子「とりあえず、今日のカレーは――」
おしまい
P「もちろん。どこの店行こうか」
茄子「歩きながら考えましょう♪」
P「そうだな」
茄子「私、P君と並んで歩くの好きなんです♪」
P「俺もまあまあ好き」
茄子「むむ、まあまあですか。これは大好きになってもらうしかありませんね」
P「頑張れ」
茄子「頑張ります♪」
茄子「とりあえず、今日のカレーは――」
おしまい
19: ◆C2VTzcV58A 2016/08/28(日) 14:03:05.29 ID:79CA/rehO
おわりです。お付き合いいただきありがとうございます。たぶんいつもより甘さ控えめだったと思います
先日追加された茄子さんのRの絵柄がすごい好みで、早くデレステにも来ないかなーと日々感じています
過去作
関裕美「自然なプレゼントのねだり方……」
アナスタシア「またひとつ、約束を」
的場梨沙「で、ハートさんの体重はいくつなのよ」 佐藤心「0キロ☆」
などもよろしくお願いします
先日追加された茄子さんのRの絵柄がすごい好みで、早くデレステにも来ないかなーと日々感じています
過去作
関裕美「自然なプレゼントのねだり方……」
アナスタシア「またひとつ、約束を」
的場梨沙「で、ハートさんの体重はいくつなのよ」 佐藤心「0キロ☆」
などもよろしくお願いします
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 15:35:27.04 ID:xBKtI3Hko
バカップル乙
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 17:31:01.63 ID:ibh1Ha6R0
まるでじゃなくてバカップルだよ!
と全員と感想がかぶる
乙
と全員と感想がかぶる
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472359089/
Entry ⇒ 2016.08.31 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
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