真姫「ツーリングの準備よ」海未「…何故それを私に言うのですか?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 15:59:25.23 ID:+P7Umi0j0
第一話:真姫「バイクの免許を取るわ」
第二話:真姫「バイクの免許を取ったわ」
上記の続編です。
まだツーリングには行きません。
第二話:真姫「バイクの免許を取ったわ」
上記の続編です。
まだツーリングには行きません。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:00:32.78 ID:+P7Umi0j0
真姫「もちろん準備に協力して欲しいからよ」
海未「ツーリングって絵里とですよね?絵里と一緒に準備をしては?」
真姫「そのつもりだったけど、残念ながらエリーはあてにならないわ」
真姫「教習中はKKEだったのにいざ公道に出たらPKEだったのよ」
海未「私は免許が無いので詳しい事はわかりませんが、絵里もまだ免許取り立てですしそれは仕方ないと思いますが…」
真姫「あてにならないと言っただけで別に責めるつもりは無いわ」
真姫「ただエリーがあてにならない以上、次に頼れるのは海未かなって…」
真姫「それに登山が趣味の海未ならアウトドアについて的確な意見を出してくれると思ったのよ」
海未「バイクと登山は違うと思いますが…しかしながらせっかく私を頼ってくれているわけですし、ここは私でよければ協力させてください」
海未「ツーリングって絵里とですよね?絵里と一緒に準備をしては?」
真姫「そのつもりだったけど、残念ながらエリーはあてにならないわ」
真姫「教習中はKKEだったのにいざ公道に出たらPKEだったのよ」
海未「私は免許が無いので詳しい事はわかりませんが、絵里もまだ免許取り立てですしそれは仕方ないと思いますが…」
真姫「あてにならないと言っただけで別に責めるつもりは無いわ」
真姫「ただエリーがあてにならない以上、次に頼れるのは海未かなって…」
真姫「それに登山が趣味の海未ならアウトドアについて的確な意見を出してくれると思ったのよ」
海未「バイクと登山は違うと思いますが…しかしながらせっかく私を頼ってくれているわけですし、ここは私でよければ協力させてください」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:01:18.44 ID:+P7Umi0j0
海未「とは言ったものの登山の感覚で口出しをするのもどうかと思いますので…」
海未「そうですね、まずは真姫が想定している準備物を教えてください」
海未「そこから私が意見を述べていきます」
真姫「そうね…当たり前だけど普段バイクに乗る際の装備は準備するわ」
真姫「具体的にはグローブ、ブーツ、ヘルメット、服装は長袖長ズボン」
真姫「あとは免許証と財布と携帯電話と…とりあえずこんな感じで充分かしら」
海未「…は?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
真姫「エッ?」ビクッ
海未「そうですね、まずは真姫が想定している準備物を教えてください」
海未「そこから私が意見を述べていきます」
真姫「そうね…当たり前だけど普段バイクに乗る際の装備は準備するわ」
真姫「具体的にはグローブ、ブーツ、ヘルメット、服装は長袖長ズボン」
真姫「あとは免許証と財布と携帯電話と…とりあえずこんな感じで充分かしら」
海未「…は?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
真姫「エッ?」ビクッ
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:02:05.94 ID:+P7Umi0j0
海未「甘い!甘すぎます!そんな装備じゃ何かあった際にやられちゃいますよ!」
真姫「や、やられるって誰によ…」
海未「人じゃありません、相手は地球です!」
真姫(何言ってんだコイツ)
海未「今、何言ってんだコイツ、とか思いましたね?」
真姫「えっ!?や、そ、そんな事ないわよ?」ココロヲヨマレタ!?
海未「安心してください、これから真姫にもわかるようにちゃんと説明します」
真姫「や、やられるって誰によ…」
海未「人じゃありません、相手は地球です!」
真姫(何言ってんだコイツ)
海未「今、何言ってんだコイツ、とか思いましたね?」
真姫「えっ!?や、そ、そんな事ないわよ?」ココロヲヨマレタ!?
海未「安心してください、これから真姫にもわかるようにちゃんと説明します」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:03:04.92 ID:+P7Umi0j0
海未「まず足りない物は雨具です!」
真姫「雨具…なるほど、確かに車と違って急に雨に降られたら困るものね」
海未「そうです、いくら晴れの予報だったとしても急に天気が変わるなんてよくある事です」
海未「そんな時に雨具がないと非常に困ったことになります」
海未「また防寒着にもなるので雨が降らなかったとしても持って行って損はありません」
海未「予備の防寒着を持っていくと荷物になりますが、雨具兼防寒着とすれば荷物を多少軽減できます」
海未「もちろん荷物に余裕があるならちゃんとした防寒着を準備する方が望ましいです」
真姫「雨具…なるほど、確かに車と違って急に雨に降られたら困るものね」
海未「そうです、いくら晴れの予報だったとしても急に天気が変わるなんてよくある事です」
海未「そんな時に雨具がないと非常に困ったことになります」
海未「また防寒着にもなるので雨が降らなかったとしても持って行って損はありません」
海未「予備の防寒着を持っていくと荷物になりますが、雨具兼防寒着とすれば荷物を多少軽減できます」
海未「もちろん荷物に余裕があるならちゃんとした防寒着を準備する方が望ましいです」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:03:56.01 ID:+P7Umi0j0
海未「そして地図も必要です」
真姫「あら、今時はスマートフォンでも地図は見られるしナビにもなるわよ?」
海未「まぁ携帯電話を使っても構わないのですが、場合によっては電波が届かない場所に行くことも考えられます」
海未「また電池切れや故障など、使えない事態も想定しなければなりません」
海未「故に地図は持っていた方がいいのです、紙ですからそんなに邪魔になることもありませんしね」
海未「携帯電話のナビを使うなら、充電器も持っていった方がいいですね」
真姫「あら、今時はスマートフォンでも地図は見られるしナビにもなるわよ?」
海未「まぁ携帯電話を使っても構わないのですが、場合によっては電波が届かない場所に行くことも考えられます」
海未「また電池切れや故障など、使えない事態も想定しなければなりません」
海未「故に地図は持っていた方がいいのです、紙ですからそんなに邪魔になることもありませんしね」
海未「携帯電話のナビを使うなら、充電器も持っていった方がいいですね」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:04:55.39 ID:+P7Umi0j0
海未「あとはバイクや登山に限った事ではありませんが、予備の着替えやタオルがあれば良いと思います」
真姫「確かにバイクは走ってるときは気持ちいいけど、信号待ちなんかではアスファルトの照り返しがキツいものね」
海未「地球が相手というのはこういった事です、わかりましたか?」
真姫「なるほど、言われてみれば納得だわ」
真姫(でもやっぱり大袈裟な表現よね)
海未「何か?」ニコッ
真姫「な、何でもないわ」ビクビク
真姫「確かにバイクは走ってるときは気持ちいいけど、信号待ちなんかではアスファルトの照り返しがキツいものね」
海未「地球が相手というのはこういった事です、わかりましたか?」
真姫「なるほど、言われてみれば納得だわ」
真姫(でもやっぱり大袈裟な表現よね)
海未「何か?」ニコッ
真姫「な、何でもないわ」ビクビク
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:05:43.62 ID:+P7Umi0j0
海未「ふと思ったのですが…」
真姫「何?」
海未「バイクに乗っていると会話はできませんよね?」
真姫「もちろんそうね」
海未「走行中のやりとりはどうするんですか?目的地を決めているとはいえ、走行中に意思の疎通をはかりたい時もあるのでは?」
真姫「そうね…そういった場合はどうするのかしら?何かある度に停車するのも面倒だし…」
海未「例えばヘルメットに付けられる無線のような物は無いんですか?」
真姫「…ありそうね、ネットで調べてみましょう」PCカタカタ
真姫「何?」
海未「バイクに乗っていると会話はできませんよね?」
真姫「もちろんそうね」
海未「走行中のやりとりはどうするんですか?目的地を決めているとはいえ、走行中に意思の疎通をはかりたい時もあるのでは?」
真姫「そうね…そういった場合はどうするのかしら?何かある度に停車するのも面倒だし…」
海未「例えばヘルメットに付けられる無線のような物は無いんですか?」
真姫「…ありそうね、ネットで調べてみましょう」PCカタカタ
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:06:42.08 ID:+P7Umi0j0
真姫「海未、ビンゴよ!やっぱりそういった物があるみたい」
海未「ありましたか。価格にもよると思いますが、用意しておいた方が良いのではないですか?」
海未「あ、でも真姫の分だけ用意しても仕方ありませんね。絵里の分も用意しなければ…」
真姫「私の分とエリーの分、そして予備を考慮して複数台買っておくわ」
真姫「想像していたより全然安いしね」
海未「そうですか」チラッ
海未(!?…真姫、一般の高校生には高額ですよこれは…)
海未「ありましたか。価格にもよると思いますが、用意しておいた方が良いのではないですか?」
海未「あ、でも真姫の分だけ用意しても仕方ありませんね。絵里の分も用意しなければ…」
真姫「私の分とエリーの分、そして予備を考慮して複数台買っておくわ」
真姫「想像していたより全然安いしね」
海未「そうですか」チラッ
海未(!?…真姫、一般の高校生には高額ですよこれは…)
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:07:39.30 ID:+P7Umi0j0
海未「…とまぁここまで意見を述べさせていただきましたが、バイクでも登山でも使えそうな物としてはこんなところかと思います」
真姫「海未の助言のおかげで私の準備不足っぷりに気付けたわ、ありがとう」
海未「いえ、色々と言いましたがこれが正解なのかどうかは私にもわかりません」
海未「あとは絵里と相談するなり、実際にツーリングをして過不足を確認するしかないですね」
真姫「んー、ここまで準備すれば大丈夫そうな気もするけど…それにあまり多くなりすぎても困るしね」
海未「確かにバイクにはそんなに荷物は乗せられませんしね」
真姫「あとはエリーとも相談してみるわ」
真姫「海未の助言のおかげで私の準備不足っぷりに気付けたわ、ありがとう」
海未「いえ、色々と言いましたがこれが正解なのかどうかは私にもわかりません」
海未「あとは絵里と相談するなり、実際にツーリングをして過不足を確認するしかないですね」
真姫「んー、ここまで準備すれば大丈夫そうな気もするけど…それにあまり多くなりすぎても困るしね」
海未「確かにバイクにはそんなに荷物は乗せられませんしね」
真姫「あとはエリーとも相談してみるわ」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:08:39.69 ID:+P7Umi0j0
海未「ところでツーリングにはいつ行く予定なんですか?」
真姫「…未定よ」メソラシ
海未「えっ?まだ決まってないんですか?」
真姫「冒頭で海未も言っていたけど、私たちまだ免許取りたての初心者なのよね」
海未「それはわかっていますが…」
真姫「車と違ってバイクは路上教習が無いのよ、所内での教習だけなの」
海未「はぁ…それが何か?」
真姫「…笑わないでよ?」
海未「?」
真姫「私たち、一般道を走るのが怖いのよ」
海未「(;゚Д゚)!」
真姫「…未定よ」メソラシ
海未「えっ?まだ決まってないんですか?」
真姫「冒頭で海未も言っていたけど、私たちまだ免許取りたての初心者なのよね」
海未「それはわかっていますが…」
真姫「車と違ってバイクは路上教習が無いのよ、所内での教習だけなの」
海未「はぁ…それが何か?」
真姫「…笑わないでよ?」
海未「?」
真姫「私たち、一般道を走るのが怖いのよ」
海未「(;゚Д゚)!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:09:11.32 ID:+P7Umi0j0
海未「よくそれでツーリングをしようと言う話になりましたね、二人とも」
真姫「ツーリングの話をした時にはまだ公道を走った事がなかったのよ」
真姫「それどころか免許すらまだだったわ」
真姫「詳しくは前作や前々作を読んでもらえばわかると思うわ」
海未「宣伝はやめなさい」コラッ!
真姫「ツーリングの話をした時にはまだ公道を走った事がなかったのよ」
真姫「それどころか免許すらまだだったわ」
真姫「詳しくは前作や前々作を読んでもらえばわかると思うわ」
海未「宣伝はやめなさい」コラッ!
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:09:58.27 ID:+P7Umi0j0
海未「なるほど、ツーリングを目前にようやく公道を走ってみたら教習所内との違いに怖くなってしまったのですね」
真姫「そういう事になるわ」
真姫「所内でも車と一緒に走る事はもちろんあるけど、所内の車って全然スピードも出さないし隣に教官もいるからすごく安全運転なのよね」
真姫「公道でもその感覚でいたら見事に打ちのめされたわ」
真姫「それ以外にも色々大変な目に遭ったわ」
海未「まぁ前作を読んだ限りでは真姫自身にも問題がありそうですけどね」
真姫「うっ…」
真姫「そういう事になるわ」
真姫「所内でも車と一緒に走る事はもちろんあるけど、所内の車って全然スピードも出さないし隣に教官もいるからすごく安全運転なのよね」
真姫「公道でもその感覚でいたら見事に打ちのめされたわ」
真姫「それ以外にも色々大変な目に遭ったわ」
海未「まぁ前作を読んだ限りでは真姫自身にも問題がありそうですけどね」
真姫「うっ…」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:10:55.19 ID:+P7Umi0j0
海未「まぁ結局は慣れじゃないですか?何事も」
海未「ピアノだってダンスだって最初から今のようにできたわけでは無いでしょう?」
海未「時には辛い時もあったでしょう、それでも上手くなりたいという想いがあって上達してきたはずです」
海未「今は公道の運転が怖いかもしれませんが…でもバイクを嫌いになったわけでは無いんですよね?」
真姫「…当然、好きに決まってるじゃない」
真姫「最初はちょっと不純な目的で免許を取り始めた」
真姫「でも今は純粋にバイクに乗る事が楽しい、バイクが好きよ!」
海未「…その気持ちがあれば大丈夫です、すぐに上手くなりますよ」ニコッ
海未「ピアノだってダンスだって最初から今のようにできたわけでは無いでしょう?」
海未「時には辛い時もあったでしょう、それでも上手くなりたいという想いがあって上達してきたはずです」
海未「今は公道の運転が怖いかもしれませんが…でもバイクを嫌いになったわけでは無いんですよね?」
真姫「…当然、好きに決まってるじゃない」
真姫「最初はちょっと不純な目的で免許を取り始めた」
真姫「でも今は純粋にバイクに乗る事が楽しい、バイクが好きよ!」
海未「…その気持ちがあれば大丈夫です、すぐに上手くなりますよ」ニコッ
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:11:46.59 ID:+P7Umi0j0
海未「荷物の準備はおそらく大丈夫だと思うので、あとは二人の問題ですね」
真姫「そうね、でもそうは言っても私はあれからも一人で練習を続けているわ」
真姫「過信するつもりは無いけど、余程の事が無ければうろたえることも無い…と思う…」
海未「自信の無さが見え隠れしてますね」
真姫「ウルサイ!!ところでエリーの方はどうなのかしら?」
真姫「エリーもツーリングに向けて特訓するとは言っていたけど成果については聞いてないのよね」
海未「準備物の相談も兼ねて絵里と話をしてみてはいかがですか?」
真姫「それじゃ今晩にでも早速連絡してみるわ」
真姫「そうね、でもそうは言っても私はあれからも一人で練習を続けているわ」
真姫「過信するつもりは無いけど、余程の事が無ければうろたえることも無い…と思う…」
海未「自信の無さが見え隠れしてますね」
真姫「ウルサイ!!ところでエリーの方はどうなのかしら?」
真姫「エリーもツーリングに向けて特訓するとは言っていたけど成果については聞いてないのよね」
海未「準備物の相談も兼ねて絵里と話をしてみてはいかがですか?」
真姫「それじゃ今晩にでも早速連絡してみるわ」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:12:26.76 ID:+P7Umi0j0
マッキー:バイクの調子はどう?
KKE:中古とはいえ手入れをしっかりしているから快調よ
マッキー:違う、そうじゃない
マッキー:特訓の成果について聞いてるの
KKE:そっちか
KKE:バッチリよ!泣き言を言っていた私はもういないわ
KKE:さすが絵里ね
マッキー:そう、それなら良かったわ
KKE:スルーされた…(´・_・`)
KKE:中古とはいえ手入れをしっかりしているから快調よ
マッキー:違う、そうじゃない
マッキー:特訓の成果について聞いてるの
KKE:そっちか
KKE:バッチリよ!泣き言を言っていた私はもういないわ
KKE:さすが絵里ね
マッキー:そう、それなら良かったわ
KKE:スルーされた…(´・_・`)
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:13:04.69 ID:+P7Umi0j0
マッキー:ところでツーリングの準備物なんだけど
マッキー:勝手にこっちで準備させてもらったわ
KKE:ハラショー
KKE:ありがとう、真姫
KKE:ちなみにどういった物を準備したのかしら?
マッキー:地図と無線
KKE:地図はわかるけど無線?
マッキー:ヘルメットに装着できるやつ、運転中でも会話ができるようにと思って
KKE:なるほど、そういった物があった方が確かに便利ね
マッキー:勝手にこっちで準備させてもらったわ
KKE:ハラショー
KKE:ありがとう、真姫
KKE:ちなみにどういった物を準備したのかしら?
マッキー:地図と無線
KKE:地図はわかるけど無線?
マッキー:ヘルメットに装着できるやつ、運転中でも会話ができるようにと思って
KKE:なるほど、そういった物があった方が確かに便利ね
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:13:41.44 ID:+P7Umi0j0
マッキー:あとは雨具と防寒着をエリーに自分で準備してもらいたい
KKE:そこは想定済みよ、ちゃんと準備しておくわ
マッキー:それ以外は各自で必要な物を用意する、って感じで大丈夫よね?
KKE:ええ、それで大丈夫よ
KKE:しかし無線なんて全く考えてなかったわ、真姫が気付いてくれて良かった
マッキー:あ、無線は私じゃなくて海未の意見よ
KKE:そこは想定済みよ、ちゃんと準備しておくわ
マッキー:それ以外は各自で必要な物を用意する、って感じで大丈夫よね?
KKE:ええ、それで大丈夫よ
KKE:しかし無線なんて全く考えてなかったわ、真姫が気付いてくれて良かった
マッキー:あ、無線は私じゃなくて海未の意見よ
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:14:46.23 ID:+P7Umi0j0
真姫「あら、エリーから着信…何かしら?」
真姫『もしもしエリー?』
絵里『Heyマッキー、どうしていきなり海未の名前が出てきたのかしら?』
真姫『え、海未に相談したからに決まってるじゃない』
絵里『え、何で?海未はバイクに乗らないわよね?』
真姫『でも登山が趣味だしアウトドア派の海未に聞けば的確な意見をもらえるかなーって』
真姫(エリーがあてにならないとか思ってた事は黙っておこう)
絵里『…』
真姫『エリー?』
絵里『…何で…何で私に相談してくれないのよ!』ジワッ
絵里『そりゃ私も初心者だし的確な意見は言えないと思う、でもこういう事前準備から一緒にやるのが楽しみだったりするじゃない!』ウルウル
絵里『一人で準備したならともかく、私を差し置いて海未に相談するなんて…ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!』オーイオイオイ
真姫『ちょっ、エリー落ち着いて!』アセアセ
真姫『もしもしエリー?』
絵里『Heyマッキー、どうしていきなり海未の名前が出てきたのかしら?』
真姫『え、海未に相談したからに決まってるじゃない』
絵里『え、何で?海未はバイクに乗らないわよね?』
真姫『でも登山が趣味だしアウトドア派の海未に聞けば的確な意見をもらえるかなーって』
真姫(エリーがあてにならないとか思ってた事は黙っておこう)
絵里『…』
真姫『エリー?』
絵里『…何で…何で私に相談してくれないのよ!』ジワッ
絵里『そりゃ私も初心者だし的確な意見は言えないと思う、でもこういう事前準備から一緒にやるのが楽しみだったりするじゃない!』ウルウル
絵里『一人で準備したならともかく、私を差し置いて海未に相談するなんて…ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!』オーイオイオイ
真姫『ちょっ、エリー落ち着いて!』アセアセ
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:15:44.48 ID:+P7Umi0j0
真姫『…落ち着いた?』
絵里『うん…大丈夫』
真姫『エリー、ごめんなさい』
絵里『こっちこそごめん…私より海未を頼った事が悲しかったけど、でも真姫は悪くないわ』
絵里『私たちの周りでアウトドアに関して海未の右に出る者はいないものね』
真姫『でもエリーの言うように、二人で相談しながら決めていくっていうのも楽しみの一つだったりするわよね』
真姫『今までこんな話をする友達なんていた事が無かったからそんなこと考えもしなかった…言い訳にしかならないけど』
絵里『気にしないで。そのかわり、ツーリングはちゃんと二人でたくさん楽しむわよ!』
絵里『他の誰かの介入なんて認められないわっ!』ドヤッ
真姫『ふふっ、ナニソレ』
真姫『そうね、おもいっきり楽しみましょうね…二人で、ね♪』
絵里『うん…大丈夫』
真姫『エリー、ごめんなさい』
絵里『こっちこそごめん…私より海未を頼った事が悲しかったけど、でも真姫は悪くないわ』
絵里『私たちの周りでアウトドアに関して海未の右に出る者はいないものね』
真姫『でもエリーの言うように、二人で相談しながら決めていくっていうのも楽しみの一つだったりするわよね』
真姫『今までこんな話をする友達なんていた事が無かったからそんなこと考えもしなかった…言い訳にしかならないけど』
絵里『気にしないで。そのかわり、ツーリングはちゃんと二人でたくさん楽しむわよ!』
絵里『他の誰かの介入なんて認められないわっ!』ドヤッ
真姫『ふふっ、ナニソレ』
真姫『そうね、おもいっきり楽しみましょうね…二人で、ね♪』
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:16:26.68 ID:+P7Umi0j0
海未「真姫と絵里は大丈夫でしょうか…」
海未「しかしツーリングですか…きっと峠を攻めたりするんでしょうね」
海未「山頂アタックならぬ峠アタック、ですね」
海未「…こういった形で山を攻めるのも悪くないですね」キラキラ
おわり
海未「しかしツーリングですか…きっと峠を攻めたりするんでしょうね」
海未「山頂アタックならぬ峠アタック、ですね」
海未「…こういった形で山を攻めるのも悪くないですね」キラキラ
おわり
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:17:20.72 ID:+P7Umi0j0
以上で終わりです、お付き合いありがとうございました。
前回は話の都合上ネガティブな部分を全面に出してしまいましたが、一度にあんなにたくさん酷い目に遭う事は普通無いと思います。
「バイクに興味はあったけどこんな目に遭うのはちょっと…」なんて思った人は安心してください。
次回こそツーリング編が書けたらいいなと思います。
ちなみに>>1は前回の投稿からまだツーリングには行けてません。
前回は話の都合上ネガティブな部分を全面に出してしまいましたが、一度にあんなにたくさん酷い目に遭う事は普通無いと思います。
「バイクに興味はあったけどこんな目に遭うのはちょっと…」なんて思った人は安心してください。
次回こそツーリング編が書けたらいいなと思います。
ちなみに>>1は前回の投稿からまだツーリングには行けてません。
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 16:56:00.56 ID:EVWrKNbdO
地図かナビは欲しいよな
山行くと電波入らないとこあるから地図アプリ表示しなくなる
ドコモだけは辛うじて電波拾ってくれる場合もあるけど
山行くと電波入らないとこあるから地図アプリ表示しなくなる
ドコモだけは辛うじて電波拾ってくれる場合もあるけど
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 17:02:55.20 ID:fAlO65dC0
今回も面白かった
海未ちゃんにはなるほどと思わされたし、バイク組もポンコツ具合がかわいい
次作にも期待
海未ちゃんにはなるほどと思わされたし、バイク組もポンコツ具合がかわいい
次作にも期待
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/29(金) 00:12:54.48 ID:cc2nhQdoo
乙
夏のカッパは地獄だよな
夏のカッパは地獄だよな
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461826765/
Entry ⇒ 2016.04.30 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
[ラブライブ!]真姫「あの日」[短編]
1: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:06:44.30 ID:w4fNCJ5X0
※School idol dialy 園田 海未編のネタバレになる可能性があります。
ー大人になるというのは、すれっからしになることだと思い込んでいた少女の頃、立居振舞いの美しい、発音の正確な素敵な女の人に会いました─
「少し、休憩にしようかしら。」
音楽室の外は夕焼け。少しずつ日が延びてきたわね。
「まさかこの曲が日の目を見ることになるとは。ドームだなんて、わからないものね。」
今までの日々を思って曲を書いた9人のための曲だもの。持てる全てを注ぎたい。
それにしても…
「今までの日々、か。」
ー大人になるというのは、すれっからしになることだと思い込んでいた少女の頃、立居振舞いの美しい、発音の正確な素敵な女の人に会いました─
「少し、休憩にしようかしら。」
音楽室の外は夕焼け。少しずつ日が延びてきたわね。
「まさかこの曲が日の目を見ることになるとは。ドームだなんて、わからないものね。」
今までの日々を思って曲を書いた9人のための曲だもの。持てる全てを注ぎたい。
それにしても…
「今までの日々、か。」
2: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:13:15.40 ID:w4fNCJ5X0
ふふ、生真面目な大和撫子のことを真っ先に思い出したのは、昨日読んだ詩のせいってことにしておきましょう。
「柄にもなくセンチメンタルね。イミワカンナイ、ってわけでもないけれど。」
梅雨の終わりだったわね。
厳しく己を律する強さを持つ貴女の、その身に秘めた優しさを目の当たりにした日は。
そう、私が運命を決めた日。
「柄にもなくセンチメンタルね。イミワカンナイ、ってわけでもないけれど。」
梅雨の終わりだったわね。
厳しく己を律する強さを持つ貴女の、その身に秘めた優しさを目の当たりにした日は。
そう、私が運命を決めた日。
3: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:20:34.38 ID:w4fNCJ5X0
『真姫 ──μ'sを続けたいですか?』
自宅のリビングで投げ掛けられた優しい問いに、胸がいっぱいになってしまって頷くのがやっとだったわ。
返事を受けとると、貴女は居住まいを正し、冷ややかに皆を見下ろす父に向き合った。
凛とした瞳と嘘のない言葉。さすがの父もたじろいでた。私も圧倒されたわよ。本当に強いのねって。
当の本人は、ただ必死だっただけだと言っていたけれど。
4: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:25:37.70 ID:w4fNCJ5X0
でも、本当に驚いたのはそれだけじゃないの。
私と同じ、家の歴史も未来も背負う身で、しかし今この瞬間だけは譲れないと願いを叫ぶ声。想いが紡がれる度、紅潮していく頬。こぼれおちた涙。
強さも弱さも、迷いも決意も合わせ持った、貴女の本当の姿。
それを見て私、すっかりやられてしまったのかもしれないわ。
ほら、それまでは、真面目すぎるお堅い所しか知らなかったでしょ?
夏合宿あたりからは随分お茶目なところも見せてくれるようになったけれど…
5: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:30:15.98 ID:w4fNCJ5X0
「初々しさが素敵なのよね。」
6: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:33:09.99 ID:w4fNCJ5X0
完全無欠に見えるのに、すぐに顔が赤くなる。言葉を失ってしまう。
きっとそれで良いんだって、今ならわかる。
繊細すぎるくらいに豊かな感性が、私の音楽に命を与えてくれたのだから。
良い仕事には、弱いアンテナが必要なの。
7: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:35:56.23 ID:w4fNCJ5X0
私もね、いつも完璧じゃなくてもいいんだわ。
知性と美貌を兼ね備えた真姫ちゃんだって、どぎまぎするもの。
誰かの期待に応えようとして、心を殺す必要なんかないのよ。
8: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:39:38.62 ID:w4fNCJ5X0
…あら、足音が聞こえる。相変わらずテンポまで几帳面なんだから。
…もう、すぐそこね。
私、あなたがここに来ることを望んでいたのかもしれないわ。
9: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:41:22.96 ID:w4fNCJ5X0
「遅くまでお疲れ様です。灯りがついていたのでまさかとは思いましたが。」
「いつものことじゃない、お互い様よ。」
ほんと、何度このやりとりを繰り返したかしら。
10: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:45:01.86 ID:w4fNCJ5X0
「ねぇ…突然なんだけれど、歌詞を付けて欲しい曲があるの。聴いて貰える?」
返事を待たずに鍵盤を叩くのもお約束。
貴女は黙って耳を傾けている。
私の大切な詩人。
どうか、添えて欲しいの。
外に向かって開く柔らかな花の上で、私たちが踊る最後の曲に。
私たちが過ごした時間の意味をそっと汲みあげる、穏やかであたたかな詩を、どうか─
11: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:47:14.31 ID:w4fNCJ5X0
「お願いできるかしら、海未。」
12: ◆krrBYeq7WU 2016/04/28(木) 00:50:29.26 ID:w4fNCJ5X0
参考
「汲む」茨木のり子
「SID 園田海未」
「汲む」茨木のり子
「SID 園田海未」
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461769604/
Entry ⇒ 2016.04.30 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
前川みく「あいどるあつめ!」
1: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 02:47:33.68 ID:sfcbUtpn0
みく「あ~、ねこチャンたち可愛いにゃ」にまー
未央「みくにゃん何してんの?」
卯月「携帯を見ていたようですが、猫ちゃんの写真かなにかですか?」
みく「ゲームしてたにゃ!」
凛「ゲーム?」
未央「みくにゃん何してんの?」
卯月「携帯を見ていたようですが、猫ちゃんの写真かなにかですか?」
みく「ゲームしてたにゃ!」
凛「ゲーム?」
2: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 02:57:33.00 ID:sfcbUtpn0
みく「この『ねこあつめ』ってゲーム、ねこチャンたちを集めて遊べるにゃ!」
卯月「あ、それ聞いたことあります!」
未央「最近流行ってるらしいね。その手のゲーム」
凛「へぇ、そうなんだ。犬は集めらてないの?」
みく「探せばたぶんあるにゃ」
未央「犬もあるの?」
みく「このゲームはパチモ・・・派生作品が多いから、ワンチャンのやつもきっとあるはずにゃ」
凛「でもパチモンなんだ・・・」
卯月「あ、それ聞いたことあります!」
未央「最近流行ってるらしいね。その手のゲーム」
凛「へぇ、そうなんだ。犬は集めらてないの?」
みく「探せばたぶんあるにゃ」
未央「犬もあるの?」
みく「このゲームはパチモ・・・派生作品が多いから、ワンチャンのやつもきっとあるはずにゃ」
凛「でもパチモンなんだ・・・」
3: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 03:00:59.93 ID:sfcbUtpn0
卯月「私もやってみたいです!どんなゲームなんですか?」
みく「ねこチャンのエサやおもちゃを置いて、待ってればねこチャンが遊びに来てくれるにゃ!」
卯月「それだけでいいんですか?」
みく「基本的にはそれだけにゃ!それを眺めてるだけで癒されるにゃ~」にまー
未央「お~。かわいいねこ達ですな」
卯月「良いですね、このゲーム!」
みく「ねこチャンのエサやおもちゃを置いて、待ってればねこチャンが遊びに来てくれるにゃ!」
卯月「それだけでいいんですか?」
みく「基本的にはそれだけにゃ!それを眺めてるだけで癒されるにゃ~」にまー
未央「お~。かわいいねこ達ですな」
卯月「良いですね、このゲーム!」
4: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 03:05:50.75 ID:sfcbUtpn0
凛「ちょっと探すと、本当にいろんな『あつめ』が出てくるんだけど」
未央「ホントだ!」
みく「ゲーム性がシンプルだからパク・・・リスペクトしやすいにゃ!」
卯月「たくさんありますねぇ」
凛「どれにしようかな」
未央「変なのもいっぱいありそうだねー」
未央「ホントだ!」
みく「ゲーム性がシンプルだからパク・・・リスペクトしやすいにゃ!」
卯月「たくさんありますねぇ」
凛「どれにしようかな」
未央「変なのもいっぱいありそうだねー」
5: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 03:12:55.55 ID:sfcbUtpn0
みく「みくは本家だけで十分だけど、いろいろあるから好きなゲームにすればいいにゃ」
卯月「迷いますね」
凛「犬を飼えるゲーム、結構あるんだね・・・」
未央「あはは、こんな感じでアイドルを集めるゲームもあったりしてねー!」
ちひろ「ん、アイドルを集めるゲーム・・・ですか?」
全員「ちひろさん!」
卯月「迷いますね」
凛「犬を飼えるゲーム、結構あるんだね・・・」
未央「あはは、こんな感じでアイドルを集めるゲームもあったりしてねー!」
ちひろ「ん、アイドルを集めるゲーム・・・ですか?」
全員「ちひろさん!」
6: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 03:18:09.00 ID:sfcbUtpn0
ちひろ「あ、いえ。なんだかお金の匂いがするお話が聞こえてきたもので♪」
未央「えっ」
ちひろ「とても面白い発想ですね。事務所にアイドルの好きな物を置いておけば、アイドルが集まってくるゲーム」にっこり
みく(新しいあつめ系ゲーム作る気にゃ・・・!)
ちひろ「そうとなれば、どんな物を用意すれば誰が集まるかを調査しないといけませんね」
凛「行動が早い・・・」
卯月「もうこの段階でゲーム化決定なんですね」
未央「えっ」
ちひろ「とても面白い発想ですね。事務所にアイドルの好きな物を置いておけば、アイドルが集まってくるゲーム」にっこり
みく(新しいあつめ系ゲーム作る気にゃ・・・!)
ちひろ「そうとなれば、どんな物を用意すれば誰が集まるかを調査しないといけませんね」
凛「行動が早い・・・」
卯月「もうこの段階でゲーム化決定なんですね」
7: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 03:27:29.76 ID:sfcbUtpn0
ちひろ「いったい何を置けばアイドルの皆さんは集まってくれるでしょうか?」
みく「本家ではエサとおもちゃにいろんな種類があるにゃ」
凛「エサ・・・お菓子とか?」
卯月「好きなお菓子があればアイドルが集まってくるというのはどうでしょうか?」
未央「飴を用意すれば、杏ちゃんが来てくれるとかどうだろ!?」
ちひろ「それですね!」
みく(みんななんだかノリノリでアイディア出し始めたにゃ!)
みく「本家ではエサとおもちゃにいろんな種類があるにゃ」
凛「エサ・・・お菓子とか?」
卯月「好きなお菓子があればアイドルが集まってくるというのはどうでしょうか?」
未央「飴を用意すれば、杏ちゃんが来てくれるとかどうだろ!?」
ちひろ「それですね!」
みく(みんななんだかノリノリでアイディア出し始めたにゃ!)
8: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 03:31:54.39 ID:sfcbUtpn0
未央「でも、本当に飴で杏ちゃん来るかな?」
卯月「確かに。杏ちゃんはどんな飴が好きなんでしょうか?」
凛「きらりに聞いてみる?」
みく「えっ、そんなリアルにアイドルの趣向を反映させるにゃ?」
ちひろ「ふむ。実際にやってみましょうか」
コトッ
みく「ホントに事務所に飴玉置いちゃったにゃ!」
未央「実験してみるんだ・・・」
卯月「確かに。杏ちゃんはどんな飴が好きなんでしょうか?」
凛「きらりに聞いてみる?」
みく「えっ、そんなリアルにアイドルの趣向を反映させるにゃ?」
ちひろ「ふむ。実際にやってみましょうか」
コトッ
みく「ホントに事務所に飴玉置いちゃったにゃ!」
未央「実験してみるんだ・・・」
9: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 03:48:20.02 ID:sfcbUtpn0
ちひろ「しばらく隠れて様子を見てみましょう」ささっ
凛「えっ、あ、うん」こそこそ
みく(みく達は何をしているのだろう?)さささっ
ドア『ガチャ』
卯月「あっ、誰か来ましたよ」
かな子「わぁ~!キャンディが置いてある!」
かな子「いただきまーす!」ぱくっ
かな子「美味しい~!」ちゅぱちゅぱ
未央「ホントにアイドルが集まってきた!」
みく「と言うか誰が置いたかわからない飴食べちゃったにゃ!」
凛「えっ、あ、うん」こそこそ
みく(みく達は何をしているのだろう?)さささっ
ドア『ガチャ』
卯月「あっ、誰か来ましたよ」
かな子「わぁ~!キャンディが置いてある!」
かな子「いただきまーす!」ぱくっ
かな子「美味しい~!」ちゅぱちゅぱ
未央「ホントにアイドルが集まってきた!」
みく「と言うか誰が置いたかわからない飴食べちゃったにゃ!」
10: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 03:55:09.42 ID:sfcbUtpn0
ちひろ「ふむ・・・何かお菓子を置くとかな子さんが来て食べてしまいますね」
凛「狙いとは違う獲物が来ちゃったね」
卯月「エサを変えてみましょうか?」
未央「みんな目線がハンターなんだけど!?」
みく「エサって言うのやめてにゃ」
ちひろ「そうですね。飴はもういくつかあるので、このペロペロキャンディを置いてみましょう」かちゃっ
凛「狙いとは違う獲物が来ちゃったね」
卯月「エサを変えてみましょうか?」
未央「みんな目線がハンターなんだけど!?」
みく「エサって言うのやめてにゃ」
ちひろ「そうですね。飴はもういくつかあるので、このペロペロキャンディを置いてみましょう」かちゃっ
11: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 04:01:26.74 ID:sfcbUtpn0
ガチャ
唯「わー!飴が置いてあるよー☆」
唯「いっただっきまーす!」ペロペロ
唯「あまーい!」ペロペロ
未央「うん。まあそうくるよね」
みく「それよりもこの事務所のアイドルは何故よくわからない飲食物を食べてしまうにゃ・・・」
ちひろ「飴は飴でも棒付きのタイプは唯さんが好む傾向があるようです」
凛「じゃあもう一度飴玉のエサを使ってみよう」
卯月「はい。今度は複数設置して様子を見てみましょう」
未央「そしてこっちはハンターだし・・・」
唯「わー!飴が置いてあるよー☆」
唯「いっただっきまーす!」ペロペロ
唯「あまーい!」ペロペロ
未央「うん。まあそうくるよね」
みく「それよりもこの事務所のアイドルは何故よくわからない飲食物を食べてしまうにゃ・・・」
ちひろ「飴は飴でも棒付きのタイプは唯さんが好む傾向があるようです」
凛「じゃあもう一度飴玉のエサを使ってみよう」
卯月「はい。今度は複数設置して様子を見てみましょう」
未央「そしてこっちはハンターだし・・・」
12: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 04:10:55.29 ID:sfcbUtpn0
ちひろ「飴玉、設置完了です」
卯月「あとは獲物がどう出るか、ですね」
凛「杏の生態を考えるに、夜行性なのかもしれないね」
未央「だから獲物て」
ガチャ
かな子「わぁ~!飴がいっぱーい♪」
みく「そして案の定またかな子チャンにゃ!!」
かな子「美味しいから大丈夫だよ~♪」ちゅぱちゅぱ
卯月「あとは獲物がどう出るか、ですね」
凛「杏の生態を考えるに、夜行性なのかもしれないね」
未央「だから獲物て」
ガチャ
かな子「わぁ~!飴がいっぱーい♪」
みく「そして案の定またかな子チャンにゃ!!」
かな子「美味しいから大丈夫だよ~♪」ちゅぱちゅぱ
14: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 04:33:27.96 ID:sfcbUtpn0
ちひろ「だいたいデータは取れましたね。甘い物を置くと高確率でかな子ちゃんが来ます」
卯月「棒付きキャンディでは唯ちゃんが来る確立が上がります」
凛「そして杏は滅多に活動をしないから、現れるのは稀だね」
未央「これゲーム化してもかな子ちゃんあつめになるんじゃ・・・」
みく「お菓子全般がかな子チャンに食べられちゃうにゃ」
ちひろ「大丈夫です。かな子ちゃんでは手が付けられない物がありますよ」
卯月「棒付きキャンディでは唯ちゃんが来る確立が上がります」
凛「そして杏は滅多に活動をしないから、現れるのは稀だね」
未央「これゲーム化してもかな子ちゃんあつめになるんじゃ・・・」
みく「お菓子全般がかな子チャンに食べられちゃうにゃ」
ちひろ「大丈夫です。かな子ちゃんでは手が付けられない物がありますよ」
15: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 04:38:27.41 ID:sfcbUtpn0
凛「かな子が食べない物?そんなのあるの?」
卯月「凛ちゃん。何気にひどいです」
ちひろ「かな子ちゃんでは飲食できない物。ズバリ、お酒です!」
未央「ああ、確かに未成年だから飲めないよ」
みく「大人のアイドルをあつめる物ってことにゃ?」
ちひろ「そうなりますね」
卯月「凛ちゃん。何気にひどいです」
ちひろ「かな子ちゃんでは飲食できない物。ズバリ、お酒です!」
未央「ああ、確かに未成年だから飲めないよ」
みく「大人のアイドルをあつめる物ってことにゃ?」
ちひろ「そうなりますね」
16: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 04:47:19.27 ID:sfcbUtpn0
ちひろ「今回は飲んでも酔って今日の仕事に支障が出ないように、ノンアルコールビールを用意しました」
卯月「ノンアルコール・・・そういうのがあるんですね」
ちひろ「はい。これなら万が一未成年のアイドルが飲んでしまっても大丈夫です」
みく「そもそもただ置いてあるビール飲む方がおかしいにゃ」
凛「さっそく設置して獲物を待とうか」
未央「ビールだと誰が来るんだろ?」
卯月「ノンアルコール・・・そういうのがあるんですね」
ちひろ「はい。これなら万が一未成年のアイドルが飲んでしまっても大丈夫です」
みく「そもそもただ置いてあるビール飲む方がおかしいにゃ」
凛「さっそく設置して獲物を待とうか」
未央「ビールだと誰が来るんだろ?」
17: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 04:58:09.50 ID:sfcbUtpn0
ガチャ
志乃「・・・。」
卯月「志乃さんが来ましたね」
未央「志乃さんはワインが好きらしいけど、お酒なら全部いけるのかな?」
ちひろ「飲み会ではビールも飲んでたりしますよ」
凛「なら飲むかもしれないね」
志乃「ノンアルビール?どうしてここにこんなの置いてあるの・・・?」
卯月「スルー!?志乃さんスルーしましたよ!」
みく「いや、そもそもただ置いてあるもの普通飲まないにゃ・・・」
志乃「・・・。」
卯月「志乃さんが来ましたね」
未央「志乃さんはワインが好きらしいけど、お酒なら全部いけるのかな?」
ちひろ「飲み会ではビールも飲んでたりしますよ」
凛「なら飲むかもしれないね」
志乃「ノンアルビール?どうしてここにこんなの置いてあるの・・・?」
卯月「スルー!?志乃さんスルーしましたよ!」
みく「いや、そもそもただ置いてあるもの普通飲まないにゃ・・・」
18: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 05:04:08.84 ID:sfcbUtpn0
卯月「やはり志乃さんはワインでないと喰いつきませんね」
凛「エサの種類を見分けるなんて。かなりやっかいな獲物だね」
ちひろ「やはり適切なエサを用意しないと、狙い通りにはいかないようです」
未央「もう目的がわからなくなってきた」
みく「完全に動物かなにかの生態調査にゃ」
凛「エサの種類を見分けるなんて。かなりやっかいな獲物だね」
ちひろ「やはり適切なエサを用意しないと、狙い通りにはいかないようです」
未央「もう目的がわからなくなってきた」
みく「完全に動物かなにかの生態調査にゃ」
19: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 05:07:12.07 ID:sfcbUtpn0
ガチャ
卯月「新しい獲物が来ました!」
凛「みんな、隠れて!」
友紀「あれあれー?ビールが置いてあるよー!」
卯月「やった!友紀さんです!」
凛「うん。友紀なら確実に罠にかかってくれるよね」
未央「もう罠って言っちゃってるし・・・」
卯月「新しい獲物が来ました!」
凛「みんな、隠れて!」
友紀「あれあれー?ビールが置いてあるよー!」
卯月「やった!友紀さんです!」
凛「うん。友紀なら確実に罠にかかってくれるよね」
未央「もう罠って言っちゃってるし・・・」
21: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 05:11:43.13 ID:sfcbUtpn0
カチョ!
ぐびっ!
友紀「んぐっ、んぐっ、んぐっ」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク
友紀「っぷはーーっ!うまーーっ!!」っはー!!
みく「やっぱり飲んじゃうんだ・・・」
友紀「いやぁ、朝からお酒が飲めるなんて今日はついてるなー!」
友紀「んー!一気に飲んじゃったから、なんかもう酔ってきちゃったかなー!?」
友紀「あははっ!まあいっかー!!」ケラケラ
未央「・・・。」
ぐびっ!
友紀「んぐっ、んぐっ、んぐっ」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク
友紀「っぷはーーっ!うまーーっ!!」っはー!!
みく「やっぱり飲んじゃうんだ・・・」
友紀「いやぁ、朝からお酒が飲めるなんて今日はついてるなー!」
友紀「んー!一気に飲んじゃったから、なんかもう酔ってきちゃったかなー!?」
友紀「あははっ!まあいっかー!!」ケラケラ
未央「・・・。」
22: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 05:14:30.33 ID:sfcbUtpn0
未央「・・・あの、アレってノンアルコールビールなんだよね?」
ちひろ「はい。間違いなく」
卯月「雰囲気酔いというやつでしょうか?」
凛「実は友紀って酔っても酔わなくても変わらないんじゃない?」
みく「一つの可能性として、あり得ないと言い切れないのが友紀チャンの怖いところにゃ」
ちひろ「ともかく、友紀さんはノンアルビールでも問題なくあつめられるようですね」
ちひろ「はい。間違いなく」
卯月「雰囲気酔いというやつでしょうか?」
凛「実は友紀って酔っても酔わなくても変わらないんじゃない?」
みく「一つの可能性として、あり得ないと言い切れないのが友紀チャンの怖いところにゃ」
ちひろ「ともかく、友紀さんはノンアルビールでも問題なくあつめられるようですね」
23: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 05:18:51.98 ID:sfcbUtpn0
卯月「お酒好きアイドルをノンアルコールであつめるなんて、無理かなって思ってたんですけど」
みく「意外とあつめられちゃうにゃ」
凛「もう一人くらい集めてみようか?」
未央「いや~。でもユッキーくらいじゃない?ノンアルコールで引っかかるのは・・・」
ちひろ「とりあえず、もう一本置いてみますね」
ことっ
みく「意外とあつめられちゃうにゃ」
凛「もう一人くらい集めてみようか?」
未央「いや~。でもユッキーくらいじゃない?ノンアルコールで引っかかるのは・・・」
ちひろ「とりあえず、もう一本置いてみますね」
ことっ
24: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 05:25:03.05 ID:sfcbUtpn0
ガチャ
みく「誰か来たにゃ」
楓「あら、こんなところにビールが・・・」
卯月「楓さんですね」
凛「さすがに楓さんがお酒好きと言ってもノンアルコールはスルーかもね」
ちひろ「・・・いえ、楓さんの場合はノンアルコールビールという存在自体を知らないまでありますね」
未央「楓さんってそんな感じなんだ!?」
ちひろ「彼女は相当飲む方ですよ」
みく「誰か来たにゃ」
楓「あら、こんなところにビールが・・・」
卯月「楓さんですね」
凛「さすがに楓さんがお酒好きと言ってもノンアルコールはスルーかもね」
ちひろ「・・・いえ、楓さんの場合はノンアルコールビールという存在自体を知らないまでありますね」
未央「楓さんってそんな感じなんだ!?」
ちひろ「彼女は相当飲む方ですよ」
25: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 05:29:07.16 ID:sfcbUtpn0
楓「・・・。」
みく「でも、その割には缶を見つめながら何か考えてるにゃ」
ちひろ「あれはおそらくですね・・・」
楓「ビールで何かダジャレを言おうとしたけど、何も思いつかないのはダレジャ・・・」
未央「ダジャレを考えていたーー!」
凛「その挙句、思いつかなかったっ!」
卯月「苦肉の策でビールに関係の無いダジャレを言っちゃいましたね」
みく「でも、その割には缶を見つめながら何か考えてるにゃ」
ちひろ「あれはおそらくですね・・・」
楓「ビールで何かダジャレを言おうとしたけど、何も思いつかないのはダレジャ・・・」
未央「ダジャレを考えていたーー!」
凛「その挙句、思いつかなかったっ!」
卯月「苦肉の策でビールに関係の無いダジャレを言っちゃいましたね」
26: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 05:36:23.40 ID:sfcbUtpn0
楓「それでは、いただきます♪」カシュッ
楓「んっ、んっ、んっ」ぐびぐび
みく「もうこの事務所に置いてある不信な飲食物を口にしないアイドルは居ないみたいにゃ・・・」がくっ
凛「ノンアルでも楓さんと友紀はあつめられるみたいだね」
卯月「あ、でも見てください!」
楓「んっ、ん?」ぐびーっ
楓「あら?これは、お酒、じゃないの・・・?」
未央「あ、気付いた」
楓「んっ、んっ、んっ」ぐびぐび
みく「もうこの事務所に置いてある不信な飲食物を口にしないアイドルは居ないみたいにゃ・・・」がくっ
凛「ノンアルでも楓さんと友紀はあつめられるみたいだね」
卯月「あ、でも見てください!」
楓「んっ、ん?」ぐびーっ
楓「あら?これは、お酒、じゃないの・・・?」
未央「あ、気付いた」
27: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 05:40:26.05 ID:sfcbUtpn0
楓「アルコール・・・0パーセント!?」
楓「こんなビールがあったなんて・・・」
卯月「ああ、なにやらショックを受けていますよ」
ちひろ「彼女にとってははじめて見るノンアルコールビールなのでしょうね」
楓「こんな模造品はいらない・・・私は、本物が欲しい・・・」がくっ
凛「これは二度目からはノンアルコールではあつめられそうにないね」
未央「楓さん、無念!」
楓「こんなビールがあったなんて・・・」
卯月「ああ、なにやらショックを受けていますよ」
ちひろ「彼女にとってははじめて見るノンアルコールビールなのでしょうね」
楓「こんな模造品はいらない・・・私は、本物が欲しい・・・」がくっ
凛「これは二度目からはノンアルコールではあつめられそうにないね」
未央「楓さん、無念!」
28: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 05:49:45.43 ID:sfcbUtpn0
ちひろ「お酒でもわずかですがデータは得られましたね」
みく「あつめることとは関係無しに、友紀チャンがノンアルで酔えるということが判明したにゃ」
未央「他の人はほぼ引っかからないみたいだね」
凛「次はどうするの?」
卯月「エサの次は、おもちゃであつめられるアイドルを探してみましょうか?」
ちひろ「そうですね。それがよろしいかと思います」
みく「あつめることとは関係無しに、友紀チャンがノンアルで酔えるということが判明したにゃ」
未央「他の人はほぼ引っかからないみたいだね」
凛「次はどうするの?」
卯月「エサの次は、おもちゃであつめられるアイドルを探してみましょうか?」
ちひろ「そうですね。それがよろしいかと思います」
47: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 21:41:18.80 ID:sfcbUtpn0
凛「おもちゃ・・・小物類だよね。何を置けばいいんだろ?」
ちひろ「こんなこともあろうかと、ご用意しておきました」
ぴにゃ『ピニャ~!』
未央「あ!ぴにゃこら太のぬいぐるみ!」
みく「これ置いておけばきっとアイドルが集まってくるにゃ!」
凛「さっそく設置してみよう」
とすっ
ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!
ちひろ「こんなこともあろうかと、ご用意しておきました」
ぴにゃ『ピニャ~!』
未央「あ!ぴにゃこら太のぬいぐるみ!」
みく「これ置いておけばきっとアイドルが集まってくるにゃ!」
凛「さっそく設置してみよう」
とすっ
ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!
48: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 21:44:19.95 ID:sfcbUtpn0
凛「ん?」
ヒュンヒュン!
グサグサグサグサァーーッ!!
ぴにゃ『ピニャ~~っ!』
凛「うわっ!?」
みく「ど、どこからともなく編み棒が飛んできてぴにゃにグサーしたにゃ!!」
未央「しぶりん大丈夫!?」
凛「私は無事だけど、ぴにゃこら太は・・・」
ぴにゃ『ぴにゃ~・・・』ぱたり
ヒュンヒュン!
グサグサグサグサァーーッ!!
ぴにゃ『ピニャ~~っ!』
凛「うわっ!?」
みく「ど、どこからともなく編み棒が飛んできてぴにゃにグサーしたにゃ!!」
未央「しぶりん大丈夫!?」
凛「私は無事だけど、ぴにゃこら太は・・・」
ぴにゃ『ぴにゃ~・・・』ぱたり
49: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 21:47:44.69 ID:sfcbUtpn0
未央「ああ、ぴにゃが無惨な姿に!」
みく「編み棒なんてどこから飛んで来たんにゃ!?」
凛「これは危ないかもね」
ちひろ「ふむ。残念ですがぴにゃこら太ぬいぐるみは使えないようですね」
ぴにゃ『・・・』ぐったり
みく「編み棒なんてどこから飛んで来たんにゃ!?」
凛「これは危ないかもね」
ちひろ「ふむ。残念ですがぴにゃこら太ぬいぐるみは使えないようですね」
ぴにゃ『・・・』ぐったり
51: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 21:56:03.37 ID:sfcbUtpn0
未央「次は何を試してみる?」
卯月「おもちゃ、アイドルが集まりそうなものは何があるでしょうか?」
ちひろ「わかりやすいところで、こんな物を用意してみました」カチャ
凛「メガネだね」
未央「これはまたピンポイントで一本釣りですな~!」
卯月「おもちゃ、アイドルが集まりそうなものは何があるでしょうか?」
ちひろ「わかりやすいところで、こんな物を用意してみました」カチャ
凛「メガネだね」
未央「これはまたピンポイントで一本釣りですな~!」
52: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 21:58:35.42 ID:sfcbUtpn0
みく「いくら春菜チャンだからって、こんな安易な・・・」
カチャ
春菜「む、こちらからメガネの気配が・・・」
未央「メガネの気配ってなに!?」
凛「期待通り来てくれるね」
春菜「メガネメガネ・・・」キョロキョロ
卯月「ああっ!古典的なボケまで!」
みく「おでこに乗ってるにゃ!」
カチャ
春菜「む、こちらからメガネの気配が・・・」
未央「メガネの気配ってなに!?」
凛「期待通り来てくれるね」
春菜「メガネメガネ・・・」キョロキョロ
卯月「ああっ!古典的なボケまで!」
みく「おでこに乗ってるにゃ!」
53: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 22:02:00.49 ID:sfcbUtpn0
春菜「これは実に良いメガネですねぇ」うっとり
みく「良いメガネってのがもうわからないにゃ」
凛「本人にとって納得ならいいよ」
ちひろ「メガネを置くとほぼ春菜ちゃんがあつめられるようですね」
卯月「メガネがエサになりうるのは、やはり春菜ちゃんだけみたいですね」
未央「エサ扱いなんだ。はるにゃーにとってのメガネって・・・」
みく「良いメガネってのがもうわからないにゃ」
凛「本人にとって納得ならいいよ」
ちひろ「メガネを置くとほぼ春菜ちゃんがあつめられるようですね」
卯月「メガネがエサになりうるのは、やはり春菜ちゃんだけみたいですね」
未央「エサ扱いなんだ。はるにゃーにとってのメガネって・・・」
54: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 22:06:32.65 ID:sfcbUtpn0
凛「もう少しいろんなアイドルがあつめられるおもちゃは無いかな?」
ちひろ「用意した物だと、こんなのはどうでしょうか?」
ぼふっ
卯月「大きなクッションでしょうか?」
未央「あ、これ一時期『人をダメにするクッション』とか話題になったやつだ!」
ちひろ「そうです。これでくつろぐアイドルを眺めるというのはどうでしょうか?」
みく「それは良いアイディアにゃ!」
ちひろ「用意した物だと、こんなのはどうでしょうか?」
ぼふっ
卯月「大きなクッションでしょうか?」
未央「あ、これ一時期『人をダメにするクッション』とか話題になったやつだ!」
ちひろ「そうです。これでくつろぐアイドルを眺めるというのはどうでしょうか?」
みく「それは良いアイディアにゃ!」
55: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 22:10:18.54 ID:sfcbUtpn0
みく「あつめ系のゲームなら、アイドルのいろんな姿を観察できる方が楽しいにゃ!」
みく「なるほどー。このクッションなら、ふだんは見られないリラックスしたアイドルたちを観察できるわけだね!」
卯月「良いですね!さっそく置いて・・・って、あれ?」
杏「あ゛~、このクッション気持ち良い~~」ぐだ~
未央「って、もうすでに杏ちゃんが占拠してたーーっ!!」
みく「なるほどー。このクッションなら、ふだんは見られないリラックスしたアイドルたちを観察できるわけだね!」
卯月「良いですね!さっそく置いて・・・って、あれ?」
杏「あ゛~、このクッション気持ち良い~~」ぐだ~
未央「って、もうすでに杏ちゃんが占拠してたーーっ!!」
56: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 22:12:51.32 ID:sfcbUtpn0
凛「飴で来なくてこっちで来るんだ」
卯月「これは盲点でしたね」
杏「くかー、すぴー」zzz
みく「眠り始めちゃったにゃ・・・」
未央「何という見慣れた姿!」
凛「なんなら杏ってあのクッション無しに、床で寝てもあんな感じで寝るからね」
卯月「新鮮味ゼロでしたね・・・」
卯月「これは盲点でしたね」
杏「くかー、すぴー」zzz
みく「眠り始めちゃったにゃ・・・」
未央「何という見慣れた姿!」
凛「なんなら杏ってあのクッション無しに、床で寝てもあんな感じで寝るからね」
卯月「新鮮味ゼロでしたね・・・」
57: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 22:18:39.95 ID:sfcbUtpn0
みく「コンセプトは間違っていなかったはずなのに・・・」
卯月「結果、いつもの杏ちゃんが見れただけでしたね」
凛「次はどうする?」
ちひろ「あと用意があるのは、小学生向けのおもちゃぐらいですね」
未央「ホントのおもちゃだね」
凛「でも小学生のアイドルも多いし、置いてみようよ」
卯月「結果、いつもの杏ちゃんが見れただけでしたね」
凛「次はどうする?」
ちひろ「あと用意があるのは、小学生向けのおもちゃぐらいですね」
未央「ホントのおもちゃだね」
凛「でも小学生のアイドルも多いし、置いてみようよ」
59: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 22:34:11.50 ID:sfcbUtpn0
卯月「女の子たち、集まるでしょうか?」
凛「様子を見てみようよ」
仁奈「むむ、人形が落ちてるでごぜーますな」
みりあ「落ちてるというか、置いてあるねー」
未央「来た!」
みく「おもちゃにも食いついてるようにゃ」
凛「様子を見てみようよ」
仁奈「むむ、人形が落ちてるでごぜーますな」
みりあ「落ちてるというか、置いてあるねー」
未央「来た!」
みく「おもちゃにも食いついてるようにゃ」
60: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 22:38:15.90 ID:sfcbUtpn0
みりあ「仁奈ちゃんはお人形さん好き?」
仁奈「仁奈は自分が入れる大きさの人形や着ぐるみは好きでごぜーますが、手のひらサイズのには興味がねーですな」
みりあ「そっか~」
凛「あれ、喰いつきイマイチかな?」
卯月「罠の種類を間違えましたかね?」
未央「女子小学生相手にも相変わらずのハンター目線だね・・・」
仁奈「仁奈は自分が入れる大きさの人形や着ぐるみは好きでごぜーますが、手のひらサイズのには興味がねーですな」
みりあ「そっか~」
凛「あれ、喰いつきイマイチかな?」
卯月「罠の種類を間違えましたかね?」
未央「女子小学生相手にも相変わらずのハンター目線だね・・・」
61: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 22:44:48.35 ID:sfcbUtpn0
みりあ「じゃあ、こうやってお人形さんに着ぐるみを着せるのは好きじゃないかなー?」
仁奈「!!」
仁奈「人形に、着ぐるみを着せるんでごぜーますか!?」
みりあ「そうだよ~。こうやって、こっちの衣装をお人形さんにお着替えさせて遊ぶんだよっ」ごそごそ
仁奈「すげーでごぜーます!こんな遊び方は知らなかったでやはりますよ!」パタパタパタパタ
みりあ「仁奈ちゃんもやってみる?」
仁奈「やるでごぜーます!」しゅばっ
仁奈「!!」
仁奈「人形に、着ぐるみを着せるんでごぜーますか!?」
みりあ「そうだよ~。こうやって、こっちの衣装をお人形さんにお着替えさせて遊ぶんだよっ」ごそごそ
仁奈「すげーでごぜーます!こんな遊び方は知らなかったでやはりますよ!」パタパタパタパタ
みりあ「仁奈ちゃんもやってみる?」
仁奈「やるでごぜーます!」しゅばっ
62: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 22:49:24.28 ID:sfcbUtpn0
凛「急に喰いつきがよくなったね」
未央「みりあちゃんグッジョブ!」
仁奈「目から鱗でごぜーますな!みりあおねーさんは物知りでやがりますよ!」きゃっきゃ
みりあ「えへへー。いろいろお着替えさせてあげようね~」にこにこ
みく「楽しんでもらえたようで何よりにゃ!」ほくほく
卯月「見ているこっちまで癒されますねぇ」ほくほく
ちひろ「そうですね・・・ん?」
美嘉「仁奈ちゃん、お人形さんに夢中でかわいいなぁ★」ハァハァ
未央「なんかダメな人来ちゃったーー!!」
未央「みりあちゃんグッジョブ!」
仁奈「目から鱗でごぜーますな!みりあおねーさんは物知りでやがりますよ!」きゃっきゃ
みりあ「えへへー。いろいろお着替えさせてあげようね~」にこにこ
みく「楽しんでもらえたようで何よりにゃ!」ほくほく
卯月「見ているこっちまで癒されますねぇ」ほくほく
ちひろ「そうですね・・・ん?」
美嘉「仁奈ちゃん、お人形さんに夢中でかわいいなぁ★」ハァハァ
未央「なんかダメな人来ちゃったーー!!」
63: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 22:52:39.47 ID:sfcbUtpn0
仁奈「きゃっきゃ♪」
みりあ「あははっ!」
美嘉「ふひひ!いつもよりお姉さんしてるみりあちゃんもかわいいよぉ★」ハァハァ
未央「ちっちゃい女の子がエサになって、母性本能が強すぎる人までおびき寄せるられちゃったよ!」
卯月「大変です!子どもが好き過ぎる人まであつめてしまいましたね」
みく「これあかんやつや」
凛「中止!この小学生向けのおもちゃ路線は中止ーー!!」
みりあ「あははっ!」
美嘉「ふひひ!いつもよりお姉さんしてるみりあちゃんもかわいいよぉ★」ハァハァ
未央「ちっちゃい女の子がエサになって、母性本能が強すぎる人までおびき寄せるられちゃったよ!」
卯月「大変です!子どもが好き過ぎる人まであつめてしまいましたね」
みく「これあかんやつや」
凛「中止!この小学生向けのおもちゃ路線は中止ーー!!」
65: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 23:00:13.63 ID:sfcbUtpn0
未央「ふぅ、いろいろ危なかったね!」
凛「危うく案件になるかと思ったよ」
卯月「となると、次はどうしましょうか?」
みく「もう一回エサ、お菓子や食べ物のデータから探し直した方がいいんじゃないかにゃ?」
ちひろ「そうですね。食べ物の方が簡単に用意できますので」
凛「危うく案件になるかと思ったよ」
卯月「となると、次はどうしましょうか?」
みく「もう一回エサ、お菓子や食べ物のデータから探し直した方がいいんじゃないかにゃ?」
ちひろ「そうですね。食べ物の方が簡単に用意できますので」
66: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 23:13:16.47 ID:sfcbUtpn0
凛「とりあえず、確実なところから潰して行こうか?」
未央「何を置くの?」
ちひろ「ドーナツを用意してみました」
みく「ああ!法子チャンをあつめる感じにゃ!」
卯月「ドーナツと言えば法子ちゃんですからね」
のそっ・・・
未央「何を置くの?」
ちひろ「ドーナツを用意してみました」
みく「ああ!法子チャンをあつめる感じにゃ!」
卯月「ドーナツと言えば法子ちゃんですからね」
のそっ・・・
67: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 23:34:59.96 ID:sfcbUtpn0
かな子「ドーナツ美味しい~」もぐもぐ
みく「って、やっぱりかな子チャンが来ちゃうにゃー!!」
未央「パン!パンならきっと!」
凛「みちるがあつめられるはずだよ!」
かな子「パン美味しい~」もぐもぐ
卯月「やっぱりかな子ちゃんでしたー!!」
未央「こうなったら、これならどうだ!苺パスタ!!」
かな子「・・・。」
卯月「ああっ、これはさすがにかな子ちゃんスルーです!」
かな子「もうお腹いっぱいだよ~」
未央「ただお腹がいっぱいになっただけだったーー!!」
・
・
・
みく「って、やっぱりかな子チャンが来ちゃうにゃー!!」
未央「パン!パンならきっと!」
凛「みちるがあつめられるはずだよ!」
かな子「パン美味しい~」もぐもぐ
卯月「やっぱりかな子ちゃんでしたー!!」
未央「こうなったら、これならどうだ!苺パスタ!!」
かな子「・・・。」
卯月「ああっ、これはさすがにかな子ちゃんスルーです!」
かな子「もうお腹いっぱいだよ~」
未央「ただお腹がいっぱいになっただけだったーー!!」
・
・
・
68: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 23:38:06.57 ID:sfcbUtpn0
凛「・・・なんだかんだで、結局は」
未央「うん。アイドルはみんな個性が強すぎて」
みく「何を置けば誰があつめられるかなんて全然わかんないにゃ!」
卯月「ううっ、何が正解なのかわかりません・・・」
ちひろ「用意するアイテムの組み合わせ次第で様々なアイドルがあつめられますね・・・」
未央「うん。アイドルはみんな個性が強すぎて」
みく「何を置けば誰があつめられるかなんて全然わかんないにゃ!」
卯月「ううっ、何が正解なのかわかりません・・・」
ちひろ「用意するアイテムの組み合わせ次第で様々なアイドルがあつめられますね・・・」
69: ◆PSEOYJ5dgOpO 2016/03/11(金) 23:47:53.67 ID:sfcbUtpn0
ちひろ「今回、我々では上手く作ることができなかった『あいどるあつめ』ですが」
ちひろ「バンナムさん、サイゲさんであればきっと作れるはず!」
ちひろ「あいどるあつめ、ぜひ開発してみませんか?」
ちひろ「アイテムをあつめて観察できるゲーム。きっとプロデューサーの皆さんも気に入ると思います!」
ちひろ「もし良かったら、よろしくお願いしますね♪」
こうして、ちひろさんは手広く商売をしていくのであった
終!!
ちひろ「バンナムさん、サイゲさんであればきっと作れるはず!」
ちひろ「あいどるあつめ、ぜひ開発してみませんか?」
ちひろ「アイテムをあつめて観察できるゲーム。きっとプロデューサーの皆さんも気に入ると思います!」
ちひろ「もし良かったら、よろしくお願いしますね♪」
こうして、ちひろさんは手広く商売をしていくのであった
終!!
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/12(土) 00:36:12.96 ID:Ec9XSooAO
乙
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/12(土) 12:35:21.08 ID:iDdiYrJg0
乙あつめ
かな子ェ…
かな子ェ…
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457632053/
Entry ⇒ 2016.04.30 | Category ⇒ モバマス | Comments (1)
熊野「提督との情事」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 00:18:07.57 ID:/1HQVekwo
熊野「鈴谷、今ちょっと時間よろしくて?」
鈴谷「ん、大丈夫だよ」
熊野「よかった。ならこんな所で立ち話でもなんですし、間宮さんの所にでも行きましょうか」
鈴谷「オッケー」
鈴谷「ん、大丈夫だよ」
熊野「よかった。ならこんな所で立ち話でもなんですし、間宮さんの所にでも行きましょうか」
鈴谷「オッケー」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 00:19:46.11 ID:/1HQVekwo
鈴谷「どうしたの? なんか相談?」
熊野「流石鈴谷、鋭いですわね……」
鈴谷「姉妹だしねー。他の人には話しづらい事?」
熊野「ええ、まあ。鈴谷になら話せるかな、と思いまして」
鈴谷「そっかそっかぁー もっと頼っていいよん」
熊野「ええ、期待してますわ。さて……」
鈴谷「じゃあ、本題いってみよー」
熊野「その、提督とスる時の事なのですけど」
鈴谷「うんうん……うん?」
熊野「流石鈴谷、鋭いですわね……」
鈴谷「姉妹だしねー。他の人には話しづらい事?」
熊野「ええ、まあ。鈴谷になら話せるかな、と思いまして」
鈴谷「そっかそっかぁー もっと頼っていいよん」
熊野「ええ、期待してますわ。さて……」
鈴谷「じゃあ、本題いってみよー」
熊野「その、提督とスる時の事なのですけど」
鈴谷「うんうん……うん?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 00:20:23.16 ID:/1HQVekwo
熊野「提督ってその、ビデオや漫画の男性みたいに激しく腰を打ち付けたりしないでしょう?」
鈴谷「えっ!? あっ、いやっ、そうだねっ」ハハハ……
熊野「想像していた事とは逆なのだけれど、想像していたより、その……」
鈴谷「ん?」
熊野「気持ちよくって……」
鈴谷「」
鈴谷「えっ!? あっ、いやっ、そうだねっ」ハハハ……
熊野「想像していた事とは逆なのだけれど、想像していたより、その……」
鈴谷「ん?」
熊野「気持ちよくって……」
鈴谷「」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 00:20:53.86 ID:/1HQVekwo
熊野「結構恥ずかしかったんですのよ? 提督にも強くしがみついてしまいましたし……」
鈴谷「」
熊野「だからその、鈴谷の時はどうだったのかしら、と思って」
鈴谷「あっ、やっ、私の時もそんな感じだったカナー?」
熊野「そうですの……」ホッ
鈴谷「えっと……?」
熊野「悪い意味で捉えないでくださいね? こういう事は姉妹で似るのかなと思いまして」
鈴谷「はあ」
熊野「恥の共有、なんて嫌な女だと思いますわ、自分でも」
鈴谷「大丈夫だよ、他の人と同じってそれだけで安心出来るしね」
熊野「鈴谷……! 感謝しますわ、本当に」
鈴谷「いいよいいよー」
鈴谷「……」
鈴谷「」
熊野「だからその、鈴谷の時はどうだったのかしら、と思って」
鈴谷「あっ、やっ、私の時もそんな感じだったカナー?」
熊野「そうですの……」ホッ
鈴谷「えっと……?」
熊野「悪い意味で捉えないでくださいね? こういう事は姉妹で似るのかなと思いまして」
鈴谷「はあ」
熊野「恥の共有、なんて嫌な女だと思いますわ、自分でも」
鈴谷「大丈夫だよ、他の人と同じってそれだけで安心出来るしね」
熊野「鈴谷……! 感謝しますわ、本当に」
鈴谷「いいよいいよー」
鈴谷「……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 00:21:25.47 ID:/1HQVekwo
鈴谷「ちーっす、提督今いい?」
提督「ああ」
鈴谷「あ、コタツ入るね」
提督「おう」
提督「って、隣かよ……」
鈴谷「いーじゃん、そんなに狭くないんだし」
提督「まあいいけどさ」
提督「ドキッとするだろ」
鈴谷「いつも女の子に囲まれてんのに?」
提督「大勢でいれば仲間の一人だけど、二人きりになればそう意識しちまうのさ」
提督「ああ」
鈴谷「あ、コタツ入るね」
提督「おう」
提督「って、隣かよ……」
鈴谷「いーじゃん、そんなに狭くないんだし」
提督「まあいいけどさ」
提督「ドキッとするだろ」
鈴谷「いつも女の子に囲まれてんのに?」
提督「大勢でいれば仲間の一人だけど、二人きりになればそう意識しちまうのさ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 00:22:21.43 ID:/1HQVekwo
鈴谷「じゃあさ」
鈴谷「こーいうのでも意識する?」ギュッ
提督「おててくらい幼稚園児でも繋ぐだろ」
提督「顔真っ赤だしな、お前」
鈴谷「は、はー? 部屋が熱いだけっしょー?」
提督「コタツの温度下げるか?」
鈴谷「いいよ……。提督冷えちゃうじゃん」
提督「隣に暖かいのがいるからなあ」
鈴谷「じゃあもっと……近付けばいいじゃん」
提督「こんな所で汗かいたら風邪引くぞ」
鈴谷「ここでそーいう事言っちゃう?」
提督「んじゃ、汗かいても大丈夫な所に移動するか」
鈴谷「こーいうのでも意識する?」ギュッ
提督「おててくらい幼稚園児でも繋ぐだろ」
提督「顔真っ赤だしな、お前」
鈴谷「は、はー? 部屋が熱いだけっしょー?」
提督「コタツの温度下げるか?」
鈴谷「いいよ……。提督冷えちゃうじゃん」
提督「隣に暖かいのがいるからなあ」
鈴谷「じゃあもっと……近付けばいいじゃん」
提督「こんな所で汗かいたら風邪引くぞ」
鈴谷「ここでそーいう事言っちゃう?」
提督「んじゃ、汗かいても大丈夫な所に移動するか」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 00:23:01.16 ID:/1HQVekwo
鈴谷「…………ん」
提督「……お」
提督「オハヤウゴザイマス」
鈴谷「んー……うん……おはよう」
提督「目、覚めてきた?」
鈴谷「……ばっちり」
提督「起床時間まだだから慌てなくてもいいぞ」
鈴谷「……うん」
提督「……お」
提督「オハヤウゴザイマス」
鈴谷「んー……うん……おはよう」
提督「目、覚めてきた?」
鈴谷「……ばっちり」
提督「起床時間まだだから慌てなくてもいいぞ」
鈴谷「……うん」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 00:23:29.23 ID:/1HQVekwo
鈴谷「提督さ」
提督「おう」
鈴谷「熊野ともその……シたの?」
提督「最上型は鈴谷が最後だけど」
鈴谷「うわー……うわー」
提督「まあ、そうなるな」
鈴谷「似てないしぃー……もおー」
提督「俺じゃなくてお前が気にするのか」
鈴谷「穴兄弟ならぬ竿兄弟……」
提督「姉妹だけどな」
鈴谷「……」グリグリ
提督「痛い痛い」
提督「おう」
鈴谷「熊野ともその……シたの?」
提督「最上型は鈴谷が最後だけど」
鈴谷「うわー……うわー」
提督「まあ、そうなるな」
鈴谷「似てないしぃー……もおー」
提督「俺じゃなくてお前が気にするのか」
鈴谷「穴兄弟ならぬ竿兄弟……」
提督「姉妹だけどな」
鈴谷「……」グリグリ
提督「痛い痛い」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 00:23:56.24 ID:/1HQVekwo
鈴谷「あ、おーい。熊野ー」
熊野「あら、鈴谷。どうかしまして?
」
鈴谷「鈴谷もさ、一緒だったよ。熊野と」
熊野「えーっと……」
鈴谷「提督にさ、ギューってされたらもう無抵抗っていうか」
熊野「あら? 鈴谷、前わたくしと同じって……」
鈴谷「…………あ」
熊野「ま、この前お世話になったのはわたくしですし、聞かなかった事にしておきますわね」
鈴谷「うあぁー、もう、テンション下がるぅ……」
熊野「あら、鈴谷。どうかしまして?
」
鈴谷「鈴谷もさ、一緒だったよ。熊野と」
熊野「えーっと……」
鈴谷「提督にさ、ギューってされたらもう無抵抗っていうか」
熊野「あら? 鈴谷、前わたくしと同じって……」
鈴谷「…………あ」
熊野「ま、この前お世話になったのはわたくしですし、聞かなかった事にしておきますわね」
鈴谷「うあぁー、もう、テンション下がるぅ……」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 00:24:45.40 ID:/1HQVekwo
以上です
依頼出してきます
依頼出してきます
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 01:58:11.88 ID:Zv7KnxYeo
乙
結果オーライ
結果オーライ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/08(月) 12:46:51.16 ID:bPMg3l+Fo
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454858287/
Entry ⇒ 2016.04.30 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
仗助「母の日か…」【ジョジョss】
1: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:20:26.29 ID:j8OE5HzbO
母の日が近いので書いてみました。
2: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:23:12.06 ID:j8OE5HzbO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仗助「5月…母の日が近いな康一…」
康一「そうだね。突然どうしたの仗助くん?」
仗助「オレさ…母の日に1回もプレゼントした事ねぇんだよ。」
康一「へェ〜。意外だね。」
仗助「意外?オレがか?」
康一「うん。仗助くんって優しいからしてるもんだと思ってた。」
仗助「…なんつうか恥ずかしいんだよなァ〜。自分の母親にプレゼント送るっつうのはよォ…」
仗助「お前はどうなんだ康一。」
康一「毎年あげてるよ。お父さんやお姉ちゃんみんなでプレゼントを考えてるんだ。」
仗助「お前の方が優しいじゃあねえかッ。」
仗助「5月…母の日が近いな康一…」
康一「そうだね。突然どうしたの仗助くん?」
仗助「オレさ…母の日に1回もプレゼントした事ねぇんだよ。」
康一「へェ〜。意外だね。」
仗助「意外?オレがか?」
康一「うん。仗助くんって優しいからしてるもんだと思ってた。」
仗助「…なんつうか恥ずかしいんだよなァ〜。自分の母親にプレゼント送るっつうのはよォ…」
仗助「お前はどうなんだ康一。」
康一「毎年あげてるよ。お父さんやお姉ちゃんみんなでプレゼントを考えてるんだ。」
仗助「お前の方が優しいじゃあねえかッ。」
4: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:24:00.04 ID:j8OE5HzbO
康一「で、何をプレゼントするの?」
仗助「……考えてねえ。」
康一「え?」
仗助「何かこう…パッと思い浮かばねえんだよ。プレゼントした事ねえから。」
康一「うーん…じゃあ仗助くんのお母さんが今もらって1番嬉しい物は?」
仗助「………ひとつだけある。」
康一「あるの!?」
仗助「ジョースターさん。」
康一「……………」
仗助「そりゃあダメだよな。」
康一「うん…」
仗助「……考えてねえ。」
康一「え?」
仗助「何かこう…パッと思い浮かばねえんだよ。プレゼントした事ねえから。」
康一「うーん…じゃあ仗助くんのお母さんが今もらって1番嬉しい物は?」
仗助「………ひとつだけある。」
康一「あるの!?」
仗助「ジョースターさん。」
康一「……………」
仗助「そりゃあダメだよな。」
康一「うん…」
5: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:24:32.81 ID:j8OE5HzbO
仗助「康一はなにを贈る予定なんだ?」
康一「今年はネックレスを買ってあげる予定だよ。この前欲しいって言ってたから。」
仗助「ネックレスか…サンキュー康一。参考になったぜ。」
康一「どこ行くの?」
仗助「他のやつにも聞いてみる。」ザッザッ
康一「…大丈夫かなァ〜。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
億泰「何だよ仗助ッ。今忙しいんだよォッ。」
仗助「忙しいって。お前家で何してんだよ。」
億泰「あの草猫の専用部屋を作ってんだよ。陽が当たる広い部屋をよォ。」
仗助「何だとォ?」
億泰「親父があの草猫の事気に入ってんだろ?今まで暗い部屋だったから専用部屋を作ってやったら親父が喜ぶと思ってよ。」
仗助「そのために部屋綺麗にしてんのか。」
億泰「だけど思ったより部屋の損傷が激しいぜ…こりゃあ長期戦だな。」
康一「今年はネックレスを買ってあげる予定だよ。この前欲しいって言ってたから。」
仗助「ネックレスか…サンキュー康一。参考になったぜ。」
康一「どこ行くの?」
仗助「他のやつにも聞いてみる。」ザッザッ
康一「…大丈夫かなァ〜。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
億泰「何だよ仗助ッ。今忙しいんだよォッ。」
仗助「忙しいって。お前家で何してんだよ。」
億泰「あの草猫の専用部屋を作ってんだよ。陽が当たる広い部屋をよォ。」
仗助「何だとォ?」
億泰「親父があの草猫の事気に入ってんだろ?今まで暗い部屋だったから専用部屋を作ってやったら親父が喜ぶと思ってよ。」
仗助「そのために部屋綺麗にしてんのか。」
億泰「だけど思ったより部屋の損傷が激しいぜ…こりゃあ長期戦だな。」
6: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:25:10.56 ID:j8OE5HzbO
仗助「…おい。」
億泰「ン?どうした仗助。」
仗助「部屋見せてみろよ。」
億泰「?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
億泰「スンゲェェェェェェェェゼ仗助ェッッ!」
仗助「お前が望んでる部屋にしてみた。ちっとはバイト代ぐらいよこせよな。」
億泰「お、おうよ。ほれッ。」
ジャリッ
『158円』
仗助「158円で何が買えんだよッ!」
億泰「ジュ、ジュースが一本買えるぜ!と、とにかくありがとな仗助ッ。きっと親父も喜んでくれるぜッ。」
仗助「はいはい…それじゃあな億泰。」
億泰「お前が友達で良かったぜ…」
仗助「…ケッ。まぁいいか。」
億泰「ン?どうした仗助。」
仗助「部屋見せてみろよ。」
億泰「?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
億泰「スンゲェェェェェェェェゼ仗助ェッッ!」
仗助「お前が望んでる部屋にしてみた。ちっとはバイト代ぐらいよこせよな。」
億泰「お、おうよ。ほれッ。」
ジャリッ
『158円』
仗助「158円で何が買えんだよッ!」
億泰「ジュ、ジュースが一本買えるぜ!と、とにかくありがとな仗助ッ。きっと親父も喜んでくれるぜッ。」
仗助「はいはい…それじゃあな億泰。」
億泰「お前が友達で良かったぜ…」
仗助「…ケッ。まぁいいか。」
8: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:38:17.86 ID:j8OE5HzbO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仗助「おう早人。元気にしてっか。」
早人「あ、仗助さん。家に突然どうしたんですか?」
仗助「お前さ…母親に何かプレゼントしようとか思ってるか?」
早人「あ、そういえばもうすぐ母の日ですもんね。用意してますよ。」
仗助「何を用意してんだ?」
早人「学年成績1位です。」
仗助「へ?」
早人「クラスで学年成績1位になったら母親として嬉しいと思うのでそのために今は必死に勉強してます。将来お母さんを楽させたいし、今は学生として真面目に生きるのが1番のプレゼントだと思っています。」
仗助「お、お前…本当に小学生か?」
早人「一応は…」
仗助(ダメだ…オレは早人ほど人間がなっちゃいねぇ。こいつにはなれねえ。)
仗助「おう早人。元気にしてっか。」
早人「あ、仗助さん。家に突然どうしたんですか?」
仗助「お前さ…母親に何かプレゼントしようとか思ってるか?」
早人「あ、そういえばもうすぐ母の日ですもんね。用意してますよ。」
仗助「何を用意してんだ?」
早人「学年成績1位です。」
仗助「へ?」
早人「クラスで学年成績1位になったら母親として嬉しいと思うのでそのために今は必死に勉強してます。将来お母さんを楽させたいし、今は学生として真面目に生きるのが1番のプレゼントだと思っています。」
仗助「お、お前…本当に小学生か?」
早人「一応は…」
仗助(ダメだ…オレは早人ほど人間がなっちゃいねぇ。こいつにはなれねえ。)
9: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:41:33.19 ID:j8OE5HzbO
しのぶ「早人〜。早く出かけるわよォ〜。」
早人「あ、うん。今行く。」
早人「すみません仗助さん。今からお母さんと買い物に行くので失礼します。」
仗助「あぁ。ありがとな早人。母さん大事にしろよ。」ザッザッ
早人「はい。ありがとうございます。」
仗助「ふぅ〜…グレートすぎんだろ早人…ったくよォ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仗助(他のやつらは確か…間田は家でゲーム…トニオさんと玉美の野郎は仕事…)
仗助(そんでもって噴上は女どもとデート…由花子も康一とデート……そんなにデートが楽しいかお前らは…)
仗助(露伴に至っては…)
露伴〈今は会いたくないので帰ってくれ。〉
仗助(会う前に門前払い…そこまで嫌いかよオレの事がッ。)
早人「あ、うん。今行く。」
早人「すみません仗助さん。今からお母さんと買い物に行くので失礼します。」
仗助「あぁ。ありがとな早人。母さん大事にしろよ。」ザッザッ
早人「はい。ありがとうございます。」
仗助「ふぅ〜…グレートすぎんだろ早人…ったくよォ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仗助(他のやつらは確か…間田は家でゲーム…トニオさんと玉美の野郎は仕事…)
仗助(そんでもって噴上は女どもとデート…由花子も康一とデート……そんなにデートが楽しいかお前らは…)
仗助(露伴に至っては…)
露伴〈今は会いたくないので帰ってくれ。〉
仗助(会う前に門前払い…そこまで嫌いかよオレの事がッ。)
10: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:45:47.22 ID:j8OE5HzbO
ミキタカ「おや、仗助くんじゃあないですか。」
仗助「お、ミキタカ。」
仗助(結局たまたま会えたのは自称宇宙人かよ…)
仗助「何してんだよ今?」
ミキタカ「日本の母親と食事です。」
仗助「そうか。(日本の母親って何だ…)」
ミキタカ「日本ではもう間もなく母の日とやらが迫ってくるらしいですね。たからプレゼントに食事に誘ったんです。」
仗助(自称宇宙人でさえ母の日のプレゼントしてんのに何やってんだオレは…!)
ミキタカ「仗助くんは何かプレゼント考えておられるのですか?」
仗助「も、もちろんだぜッ当然だろッ。」
ミキタカ「さすが日本人。母親への感謝は忘れないのですね。」
仗助「ハハッ…」
仗助「じゃあなミキタカ。オレ帰るから。」
ミキタカ「道中お気をつけて。」
仗助(残るは…あの人にも聞いてみるか。)
仗助「お、ミキタカ。」
仗助(結局たまたま会えたのは自称宇宙人かよ…)
仗助「何してんだよ今?」
ミキタカ「日本の母親と食事です。」
仗助「そうか。(日本の母親って何だ…)」
ミキタカ「日本ではもう間もなく母の日とやらが迫ってくるらしいですね。たからプレゼントに食事に誘ったんです。」
仗助(自称宇宙人でさえ母の日のプレゼントしてんのに何やってんだオレは…!)
ミキタカ「仗助くんは何かプレゼント考えておられるのですか?」
仗助「も、もちろんだぜッ当然だろッ。」
ミキタカ「さすが日本人。母親への感謝は忘れないのですね。」
仗助「ハハッ…」
仗助「じゃあなミキタカ。オレ帰るから。」
ミキタカ「道中お気をつけて。」
仗助(残るは…あの人にも聞いてみるか。)
11: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:47:48.43 ID:j8OE5HzbO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
承太郎「母の日だと…?」
仗助「はい。承太郎さんは母の日に母親へ何かプレゼントとかした事あるんスか?」
承太郎「………ある事はある。」
仗助「えッ!?マジっスか!?」
承太郎「そんなに意外か?」
仗助「は、はい。」
承太郎「…オレも昔は自分の母親にプレゼントなんか考えた事もなかった。贈ったのはここ最近だ。」
仗助「どうして突然?」
承太郎「自分を育ててくれたお礼も兼ねて…だな。」
仗助「何を贈ったんスか?」
承太郎「それは言えないな。」
仗助「えぇッ!ここまで話しといてそれはないっスよ承太郎さんッ。」
承太郎「母の日だと…?」
仗助「はい。承太郎さんは母の日に母親へ何かプレゼントとかした事あるんスか?」
承太郎「………ある事はある。」
仗助「えッ!?マジっスか!?」
承太郎「そんなに意外か?」
仗助「は、はい。」
承太郎「…オレも昔は自分の母親にプレゼントなんか考えた事もなかった。贈ったのはここ最近だ。」
仗助「どうして突然?」
承太郎「自分を育ててくれたお礼も兼ねて…だな。」
仗助「何を贈ったんスか?」
承太郎「それは言えないな。」
仗助「えぇッ!ここまで話しといてそれはないっスよ承太郎さんッ。」
12: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:48:24.25 ID:j8OE5HzbO
承太郎「…ひとつだけ言うならジョセフのジジィと同じプレゼントって事だけだ。」
仗助「ジョースターさんと一緒…?」
承太郎「あとは本人にでも聞くんだな。」
仗助(意外と照れ屋なんだなァ〜承太郎さん。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジョセフ「なんじゃ仗助か。突然電話なんかよこしてどうしたんじゃ?」
仗助「えーと…1つだけ聞きたい事があるんスけどォ…」
ジョセフ「ふむ…」
仗助「ジョースターさんって母の日に何を贈りました?」
ジョセフ「…もしや朋子に何か贈ろうとしておるな?」
仗助「!」ギクッ
ジョセフ「お前の考えはスタンドを使わんでも分かるぞ。」
仗助「ジョースターさんと一緒…?」
承太郎「あとは本人にでも聞くんだな。」
仗助(意外と照れ屋なんだなァ〜承太郎さん。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジョセフ「なんじゃ仗助か。突然電話なんかよこしてどうしたんじゃ?」
仗助「えーと…1つだけ聞きたい事があるんスけどォ…」
ジョセフ「ふむ…」
仗助「ジョースターさんって母の日に何を贈りました?」
ジョセフ「…もしや朋子に何か贈ろうとしておるな?」
仗助「!」ギクッ
ジョセフ「お前の考えはスタンドを使わんでも分かるぞ。」
14: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:52:05.78 ID:j8OE5HzbO
仗助「…そ、そうっスよ…で、ジョースターさんは何を贈ったんですか。」
ジョセフ「……そうじゃのォ〜。」
ジョセフ「…………………」ゴゴゴゴゴゴゴ
仗助「……………………」ゴクリ
ジョセフ「すまん忘れた。」
仗助「ヌッ。」コケッ
仗助「さ、散々待たしといてそれはないっスよジョースターさんッッッ。」
ジョセフ「じゃが、ワシから言える事はある。」
仗助「?」
ジョセフ「母の日と言うのはいつも世話や家事をしてくれている母親に感謝の気持ちを伝える日じゃ。それを忘れるなよ。」
仗助「………そうか!」
仗助「ありがとうジョースターさん。おかげで思いつきました。また連絡します。」
ガチャ
プー…プー…
ジョセフ「ったく…世話の焼ける子供じゃのォ〜…」
ジョセフ「……そうじゃのォ〜。」
ジョセフ「…………………」ゴゴゴゴゴゴゴ
仗助「……………………」ゴクリ
ジョセフ「すまん忘れた。」
仗助「ヌッ。」コケッ
仗助「さ、散々待たしといてそれはないっスよジョースターさんッッッ。」
ジョセフ「じゃが、ワシから言える事はある。」
仗助「?」
ジョセフ「母の日と言うのはいつも世話や家事をしてくれている母親に感謝の気持ちを伝える日じゃ。それを忘れるなよ。」
仗助「………そうか!」
仗助「ありがとうジョースターさん。おかげで思いつきました。また連絡します。」
ガチャ
プー…プー…
ジョセフ「ったく…世話の焼ける子供じゃのォ〜…」
15: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:53:02.85 ID:j8OE5HzbO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朋子「仗助ェ〜。ご飯出来てるわよォ〜。」
仗助「分かったよ…」
仗助「………よし。」
仗助「なあ母さん。」
朋子「なに?小遣いならもうあげないわよ?」
仗助「ゲッ。マジ…?ってその話じゃあねえよ。」
朋子「じゃあなに?」
仗助「あ…あのよォ………」
朋子「…?」
仗助「いつも……ありがとう………母さん。」
朋子「!」
朋子「何言ってんのアンタ…?」
仗助「ちょ、ちょっとトイレ行ってくるわッ。」ダダダ
朋子「………バァーカ。知ってるっつーの。アンタの母親なんだから…」
朋子「…ありがとう。」
仗助「た、頼むクレイジーダイヤモンド…今のオレの発言を治してくれ…って自分の過ちは治せねえか…恥ずかしさで頭がおかしくなりそうだぜ…」
完
朋子「仗助ェ〜。ご飯出来てるわよォ〜。」
仗助「分かったよ…」
仗助「………よし。」
仗助「なあ母さん。」
朋子「なに?小遣いならもうあげないわよ?」
仗助「ゲッ。マジ…?ってその話じゃあねえよ。」
朋子「じゃあなに?」
仗助「あ…あのよォ………」
朋子「…?」
仗助「いつも……ありがとう………母さん。」
朋子「!」
朋子「何言ってんのアンタ…?」
仗助「ちょ、ちょっとトイレ行ってくるわッ。」ダダダ
朋子「………バァーカ。知ってるっつーの。アンタの母親なんだから…」
朋子「…ありがとう。」
仗助「た、頼むクレイジーダイヤモンド…今のオレの発言を治してくれ…って自分の過ちは治せねえか…恥ずかしさで頭がおかしくなりそうだぜ…」
完
16: ◆WJNQIele.6 2016/04/28(木) 17:53:39.76 ID:j8OE5HzbO
短いけどご愛読ありがとうございました。
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 18:08:23.00 ID:LnoVZgwUO
乙乙、なんというか各人らしくて良かった
またネタが湧いたら何か書いてくれ
またネタが湧いたら何か書いてくれ
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 18:10:09.69 ID:GIxQHPrW0
乙!
次回作にも期待
次回作にも期待
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 18:20:52.74 ID:+a1MiGyB0
乙ー
グレる前の承太郎ならホリィさんになんか贈りそうだが他人には言わなさそうだな
ジョリーンは母ちゃんにならやりそうだが
ジョルノは絶対しないかな
グレる前の承太郎ならホリィさんになんか贈りそうだが他人には言わなさそうだな
ジョリーンは母ちゃんにならやりそうだが
ジョルノは絶対しないかな
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 19:07:42.43 ID:BDbdQ/+BO
乙
いつか父の日編も是非
いつか父の日編も是非
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461831626/
Entry ⇒ 2016.04.30 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
水木聖來「そして、これからの話を」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:37:06.84 ID:jPNNRkE20
水木聖來さん誕生日おめでとう!(24時間ぶり2回目)
水木聖來「たまには昔の話を」http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461684657/のちょっとした蛇足
前作を読まなくても、デレステの方のコミュを見てたら分かる……んじゃないかな?
水木聖來「たまには昔の話を」http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461684657/のちょっとした蛇足
前作を読まなくても、デレステの方のコミュを見てたら分かる……んじゃないかな?
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:39:13.42 ID:jPNNRkE20
AM7:00 都内 某河川敷
「で、件のプロデューサーさんとはどうなってるのよ」
聖來「……どうって?」
「惚けないの。ダンスとわんこにしか興味のなかったアンタがあの時のプロデューサーさんにお熱なのはメール見てても十分分かってるんだから。もう付き合ってるの?」
久々のオフだったので、わんこの散歩にいつもの河川敷を歩いていたら、待ち伏せしていたらしい旧友に出会った。
アタシがPさんと一緒にアイドルとしての道を進むと誓うきっかけになった、あの友人だ。
Pさんと走り込みをしてる最中に彼女と出会わなかったら、きっと今のアタシは居ない。
――それは、良いんだけど。
聖來「別に、アタシとPさんはそんな関係じゃ」
「OK、まだ付き合ってはいないわけね」
聖來「いやだから別に」
「うるさい、メールからあんだけ好き好きオーラ振りまいてるんだから、今更隠さないの」
聖來「うぐぅ」
「で、件のプロデューサーさんとはどうなってるのよ」
聖來「……どうって?」
「惚けないの。ダンスとわんこにしか興味のなかったアンタがあの時のプロデューサーさんにお熱なのはメール見てても十分分かってるんだから。もう付き合ってるの?」
久々のオフだったので、わんこの散歩にいつもの河川敷を歩いていたら、待ち伏せしていたらしい旧友に出会った。
アタシがPさんと一緒にアイドルとしての道を進むと誓うきっかけになった、あの友人だ。
Pさんと走り込みをしてる最中に彼女と出会わなかったら、きっと今のアタシは居ない。
――それは、良いんだけど。
聖來「別に、アタシとPさんはそんな関係じゃ」
「OK、まだ付き合ってはいないわけね」
聖來「いやだから別に」
「うるさい、メールからあんだけ好き好きオーラ振りまいてるんだから、今更隠さないの」
聖來「うぐぅ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:41:14.04 ID:jPNNRkE20
「アンタ、そろそろ誕生日でしょ? 誘われたりはしてないの?」
聖來「その日、バースデイライブがあるから」
「……そうだったわね。先週の荒木ちゃんのライブも盛大に盛り上がってたし」
聖來「うん! それに、Pさんってば『アメリカでの成功を祝しての凱旋ライブだ!』なんて大張り切りで! ダンスもアタシの意見を――はっ!?」
「いやー、いい惚気頂きました」ニタニタ
聖來「うぅ……盛大に墓穴った……」
「まぁまぁ、そう気を落とさず」
ううーと唸るアタシの肩を、彼女は苦笑しながら叩いた。
誰のせいだとっ。
聖來「その日、バースデイライブがあるから」
「……そうだったわね。先週の荒木ちゃんのライブも盛大に盛り上がってたし」
聖來「うん! それに、Pさんってば『アメリカでの成功を祝しての凱旋ライブだ!』なんて大張り切りで! ダンスもアタシの意見を――はっ!?」
「いやー、いい惚気頂きました」ニタニタ
聖來「うぅ……盛大に墓穴った……」
「まぁまぁ、そう気を落とさず」
ううーと唸るアタシの肩を、彼女は苦笑しながら叩いた。
誰のせいだとっ。
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:43:21.79 ID:jPNNRkE20
「じゃあ次の日とかは? 流石にライブ翌日ぐらいは休むんじゃないの?」
聖來「どうだろう。再来週には沙紀ちゃんの誕生日もあるし」
「……誕生日が続くのね。となると、まとまった時間はむずかしいかぁ。けど、ライブだって夜遅くまでやるわけじゃないし、その後には時間もあるんじゃない?」
聖來「あるにはあるんだろうけど、ライブ後って、Pさんもアタシもくたくたになってるだろうし」
「それを言ったら時間なんて作れないでしょうが!」
はい決定!と言って友人は立ち上がった。
「聖來、今から事務所行って、そのPさんに談判してきなさい。ライブ後時間作ってって」
聖來「えー!? そんな急に!」
「良いから行く! ほっといたら他の女に盗られるわよ」
聖來「っそれは! ……それは、ヤだけど」
「だったら行く! 思い立ったらすぐ行動!」
友人はアタシを立ち上がらせると、ぐいぐいと背中を押し始め、わんこは勝手にすたすたと歩き始める。
押され引き摺られ、アタシは自分が所属する事務所へと向かったのだった。
聖來「どうだろう。再来週には沙紀ちゃんの誕生日もあるし」
「……誕生日が続くのね。となると、まとまった時間はむずかしいかぁ。けど、ライブだって夜遅くまでやるわけじゃないし、その後には時間もあるんじゃない?」
聖來「あるにはあるんだろうけど、ライブ後って、Pさんもアタシもくたくたになってるだろうし」
「それを言ったら時間なんて作れないでしょうが!」
はい決定!と言って友人は立ち上がった。
「聖來、今から事務所行って、そのPさんに談判してきなさい。ライブ後時間作ってって」
聖來「えー!? そんな急に!」
「良いから行く! ほっといたら他の女に盗られるわよ」
聖來「っそれは! ……それは、ヤだけど」
「だったら行く! 思い立ったらすぐ行動!」
友人はアタシを立ち上がらせると、ぐいぐいと背中を押し始め、わんこは勝手にすたすたと歩き始める。
押され引き摺られ、アタシは自分が所属する事務所へと向かったのだった。
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:45:14.87 ID:jPNNRkE20
AM8:30 都内 モバプロ
ちひろ「……」カタカタカタ
モバP(以下P)「……」カタカタカタ
ちひろ「……ねぇPさん」カタカタカタ
P「……なんでしょう」カタカタカタ
ちひろ「……9って、なんだか孤高のヒーローって感じがしますよね……」カタカタカタ
P「……そうですね……何をやらせてもあっさり一番を取る天才って感じですよね……」カタカタカタ
ちひろ「……で、クールでちょっとひねてるんですけど、3にだけは少しだけ心を開いてるんですよね……」カタカタカタ
P「……そうですね……9と3は……なかなか仲が良い感じがしますね……」カタカタカタ
ちひろ「……9ちゃんは男の子で、3ちゃんは女の子ですかね……」カタカタカタ
P「……3ちゃんは明るく溌剌とした女の子じゃないですかね……ウチの本田ちゃんみたいな……」カタカタカタ
ちひろ「……ああ……ミツボシですもんね……」カタカタカタ
P「……」カタカタカタ
ちひろ「……」カタカタカタ
P「……」カタカタカタ
ちひろ「……」カタカタカタ←徹夜明け
P「……」カタカタカタ←5徹目
ちひろ「……」カタカタカタ
モバP(以下P)「……」カタカタカタ
ちひろ「……ねぇPさん」カタカタカタ
P「……なんでしょう」カタカタカタ
ちひろ「……9って、なんだか孤高のヒーローって感じがしますよね……」カタカタカタ
P「……そうですね……何をやらせてもあっさり一番を取る天才って感じですよね……」カタカタカタ
ちひろ「……で、クールでちょっとひねてるんですけど、3にだけは少しだけ心を開いてるんですよね……」カタカタカタ
P「……そうですね……9と3は……なかなか仲が良い感じがしますね……」カタカタカタ
ちひろ「……9ちゃんは男の子で、3ちゃんは女の子ですかね……」カタカタカタ
P「……3ちゃんは明るく溌剌とした女の子じゃないですかね……ウチの本田ちゃんみたいな……」カタカタカタ
ちひろ「……ああ……ミツボシですもんね……」カタカタカタ
P「……」カタカタカタ
ちひろ「……」カタカタカタ
P「……」カタカタカタ
ちひろ「……」カタカタカタ←徹夜明け
P「……」カタカタカタ←5徹目
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:47:20.18 ID:jPNNRkE20
P「……」カタカタカタ
ちひろ「……」カタカタカタ
P「……5は……皆をひっぱるリーダーですかね……」カタカタカタ
ちひろ「……そうですね……なんでもそつなくこなす、委員長タイプ……じゃ、ないですか……」カタカタカタ
P「……個性豊かなクラスメイトに振り回されてそうですね……」カタカタカタ
ちひろ「……7とか、好き勝手やりそうですもんね……」カタカタカタ
P「……7かぁ……彼はなかなか止められないですもんね……」カタカタカタ
ちひろ「……彼、じゃなくて、彼女、じゃないですか……」カタカタカタ
P「……彼女、というよりは、彼、って感じがしますけど」カタカタカタ
ちひろ「……」カタカタカタ
P「……」カタカタカタ
ちひろ「……」カタカタカタ
P「……」カタカタカタ
ちひろ「……」カタカタカタ
P「……5は……皆をひっぱるリーダーですかね……」カタカタカタ
ちひろ「……そうですね……なんでもそつなくこなす、委員長タイプ……じゃ、ないですか……」カタカタカタ
P「……個性豊かなクラスメイトに振り回されてそうですね……」カタカタカタ
ちひろ「……7とか、好き勝手やりそうですもんね……」カタカタカタ
P「……7かぁ……彼はなかなか止められないですもんね……」カタカタカタ
ちひろ「……彼、じゃなくて、彼女、じゃないですか……」カタカタカタ
P「……彼女、というよりは、彼、って感じがしますけど」カタカタカタ
ちひろ「……」カタカタカタ
P「……」カタカタカタ
ちひろ「……」カタカタカタ
P「……」カタカタカタ
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:49:13.94 ID:jPNNRkE20
聖來「……2人とも、何やってるの?」
ちひろ「あら、おはようございます聖來ちゃん」
P「おっ、おはよー」
聖來「あ、うん、おはよう。で、2人はこんな朝から一体何を?」
P「ああ、『数字を擬人化したらどんな性格か』って話を少々」
聖來「へぇ、数字を擬人化……うん。うん?」
ちひろ「1ってなんか主人公っぽい性格してそうじゃない?
なんかこう、いろいろなパラメーターは低いんだけど、ここぞってところで力を発揮しそうな」
P「で、2はその1の補佐役のヒロインだよね。基本優等生なんだけど、1のフォローに苦心してる感ある」
ちひろ「そこまでは良いんだけど、問題は4と6よね。4はなんとなく悪そうな感じがするけど」
聖來「なるほど。さっぱり分かんないや」
ちひろ「あら、おはようございます聖來ちゃん」
P「おっ、おはよー」
聖來「あ、うん、おはよう。で、2人はこんな朝から一体何を?」
P「ああ、『数字を擬人化したらどんな性格か』って話を少々」
聖來「へぇ、数字を擬人化……うん。うん?」
ちひろ「1ってなんか主人公っぽい性格してそうじゃない?
なんかこう、いろいろなパラメーターは低いんだけど、ここぞってところで力を発揮しそうな」
P「で、2はその1の補佐役のヒロインだよね。基本優等生なんだけど、1のフォローに苦心してる感ある」
ちひろ「そこまでは良いんだけど、問題は4と6よね。4はなんとなく悪そうな感じがするけど」
聖來「なるほど。さっぱり分かんないや」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:51:38.78 ID:jPNNRkE20
聖來「まったく、こんな朝から深刻な顔して何の話かと思ったら」
P「いやー、申し訳ない。何分徹夜明けで前後不覚になってて」
ちひろ「いや本当に。冷静になってみると一体何言ってたんでしょうね私は」
聖來「本当の本当にね。っていうか2人とも、徹夜なの?」
ちひろ「私は今日オフなので、貯まってる仕事を終わらせておこうと思いまして」
P「僕はまぁ、いつも通り。来週の聖來さんのバースデイライブに向けて、もう少し詰めておきたいところがありまして」
聖來「うーん……アタシのライブのために頑張ってくれるのは嬉しいけど、あんまり無理しないでね。ライブ前に倒れちゃったら意味ないんだからね」
ちひろ「そうですよ。先週は比奈ちゃんのバースデイもありましたし、聖來さんの次は沙紀ちゃんのもあるんですから」
P「それさえ越えれば6月の肇ちゃんのがありますが、ある程度融通がきくようになりますし、それまでは多少無茶してでも頑張りますよ」
聖來「……無理するなと言っても無駄だろうし、その辺りが落とし所かな?」
ちひろ「ですねぇ……ふぅ、こっちは一段落しました。コーヒー淹れてきますけど、お二人は飲みますか?」ガタッ
P「お願いします。砂糖は3つで」
聖來「あ、じゃあアタシも!」
ちひろ「はい、じゃあちょっと待っててくださいね」スタスタ
P「いやー、申し訳ない。何分徹夜明けで前後不覚になってて」
ちひろ「いや本当に。冷静になってみると一体何言ってたんでしょうね私は」
聖來「本当の本当にね。っていうか2人とも、徹夜なの?」
ちひろ「私は今日オフなので、貯まってる仕事を終わらせておこうと思いまして」
P「僕はまぁ、いつも通り。来週の聖來さんのバースデイライブに向けて、もう少し詰めておきたいところがありまして」
聖來「うーん……アタシのライブのために頑張ってくれるのは嬉しいけど、あんまり無理しないでね。ライブ前に倒れちゃったら意味ないんだからね」
ちひろ「そうですよ。先週は比奈ちゃんのバースデイもありましたし、聖來さんの次は沙紀ちゃんのもあるんですから」
P「それさえ越えれば6月の肇ちゃんのがありますが、ある程度融通がきくようになりますし、それまでは多少無茶してでも頑張りますよ」
聖來「……無理するなと言っても無駄だろうし、その辺りが落とし所かな?」
ちひろ「ですねぇ……ふぅ、こっちは一段落しました。コーヒー淹れてきますけど、お二人は飲みますか?」ガタッ
P「お願いします。砂糖は3つで」
聖來「あ、じゃあアタシも!」
ちひろ「はい、じゃあちょっと待っててくださいね」スタスタ
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:53:31.06 ID:jPNNRkE20
P「そういえば、聖來さんは今日はどうして事務所に? オフですよね」
聖來「うん、久々のオフだからわんこの散歩してたんだけど、事務所の近くを通ったからPさんに会いに来たんだ」
P「それはわざわざ……あれ? ってことは、わんこも来てるんですか?」
聖來「うんっ、ほらわんこ、挨拶しなきゃ」
わんこ「」ワフッワフッ
P「おおおおおおおおわんこおおおおおおおおおおおおおお!!」
聖來「」ビクッ
わんこ「」ビクッ
P「わんこおおおおおおおおおもふもふさせておくれえええええええええええええ!!もふもふ!もふもふ!」モフモフモフモフ
わんこ「ワ、ワフッ」
P「あーわんこーねむいよーお腹すいたよー」ギュウゥゥ
わんこ「」
聖來(わんこが困ったようにこっちを見てる……)
P「…………」
わんこ「…………」
聖來「…………?」
P「……zzzzzzz……」
聖來「寝てる!?」
聖來「うん、久々のオフだからわんこの散歩してたんだけど、事務所の近くを通ったからPさんに会いに来たんだ」
P「それはわざわざ……あれ? ってことは、わんこも来てるんですか?」
聖來「うんっ、ほらわんこ、挨拶しなきゃ」
わんこ「」ワフッワフッ
P「おおおおおおおおわんこおおおおおおおおおおおおおお!!」
聖來「」ビクッ
わんこ「」ビクッ
P「わんこおおおおおおおおおもふもふさせておくれえええええええええええええ!!もふもふ!もふもふ!」モフモフモフモフ
わんこ「ワ、ワフッ」
P「あーわんこーねむいよーお腹すいたよー」ギュウゥゥ
わんこ「」
聖來(わんこが困ったようにこっちを見てる……)
P「…………」
わんこ「…………」
聖來「…………?」
P「……zzzzzzz……」
聖來「寝てる!?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:55:14.21 ID:jPNNRkE20
聖來「ちょっとPさん! 起きて! わんこ困ってるから!」
P「……はっ、寝てない、寝てないですよ?」
聖來「よだれよだれ」
P「」ゴシゴシ
P「……寝てないですよ?」
聖來「もう良いって」
P「……はっ、寝てない、寝てないですよ?」
聖來「よだれよだれ」
P「」ゴシゴシ
P「……寝てないですよ?」
聖來「もう良いって」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:57:16.83 ID:jPNNRkE20
聖來「ねぇPさん、ちゃんと寝てる? 食べてる?」
P「寝てますよー、一日30分。食べてますよー、にんじん一本」
聖來「馬じゃないんだから、そんなんじゃ身体こわしちゃうよ!?」
P「馬車馬のように働いてるので、ほとんど馬みたいなもんですよね」
聖來「そんなところでドヤ顔しないで!」
聖來「っていうか馬車馬でもぶっ倒れる仕事量だと思うんだけど!?」
P「大丈夫ですよ! 不思議と力が湧いてきて元気いっぱいですから!」フラー
聖來(倒れそうにしか見えない……)
聖來「……さっき眠いとかお腹すいたとか言ってなかった?」
P「え? 言ってませんけど」
聖來「ほら、さっきわんこを抱きしめながら」
P「……言わなかったと、思うんですけど……」ハテ
聖來(……徹夜のせいで、いつも以上に言動がハチャメチャになってるなぁ)
ちひろ「コーヒー入りましたよー……どうしたんです? なんだか世にも珍妙な生物を見る目をして」
P「あれ? そんな目してました?」
ちひろ「いや、Pさんじゃなくて」
聖來「いやぁ、ある意味ツチノコより貴重な珍獣かも……」
P「寝てますよー、一日30分。食べてますよー、にんじん一本」
聖來「馬じゃないんだから、そんなんじゃ身体こわしちゃうよ!?」
P「馬車馬のように働いてるので、ほとんど馬みたいなもんですよね」
聖來「そんなところでドヤ顔しないで!」
聖來「っていうか馬車馬でもぶっ倒れる仕事量だと思うんだけど!?」
P「大丈夫ですよ! 不思議と力が湧いてきて元気いっぱいですから!」フラー
聖來(倒れそうにしか見えない……)
聖來「……さっき眠いとかお腹すいたとか言ってなかった?」
P「え? 言ってませんけど」
聖來「ほら、さっきわんこを抱きしめながら」
P「……言わなかったと、思うんですけど……」ハテ
聖來(……徹夜のせいで、いつも以上に言動がハチャメチャになってるなぁ)
ちひろ「コーヒー入りましたよー……どうしたんです? なんだか世にも珍妙な生物を見る目をして」
P「あれ? そんな目してました?」
ちひろ「いや、Pさんじゃなくて」
聖來「いやぁ、ある意味ツチノコより貴重な珍獣かも……」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:59:33.42 ID:jPNNRkE20
ちひろ「私としてもホントに倒れそうで不安なんで、出来ればしっかり休みを取って欲しいんですけど」
P「大丈夫ですよ! ちひろさんのドリンクさえあればまだまだ頑張れますって! はい、今日の分のドリンク代です!」
ちひろ「いつもありがとうございます! ……はっ!?」
聖來「……ちひろさん?」
ちひろ「ち、違うんです、これはつい、条件反射で」
P「あーわんこーお前は温かいなー、もふもふだなー、Youウチの子になっちゃいなYo!」モフモフモフモフモフ
聖來「Pさんも! ウチのわんこを誘拐しようとしないで!」
沙紀「…………」
肇「おはようござい……沙紀さん? そんなところに立ってどうしたんですか?」
沙紀「いやぁ、カオスってこういうのを言うんだろうなぁって考えてたんス」
肇「?」
P「大丈夫ですよ! ちひろさんのドリンクさえあればまだまだ頑張れますって! はい、今日の分のドリンク代です!」
ちひろ「いつもありがとうございます! ……はっ!?」
聖來「……ちひろさん?」
ちひろ「ち、違うんです、これはつい、条件反射で」
P「あーわんこーお前は温かいなー、もふもふだなー、Youウチの子になっちゃいなYo!」モフモフモフモフモフ
聖來「Pさんも! ウチのわんこを誘拐しようとしないで!」
沙紀「…………」
肇「おはようござい……沙紀さん? そんなところに立ってどうしたんですか?」
沙紀「いやぁ、カオスってこういうのを言うんだろうなぁって考えてたんス」
肇「?」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:02:00.90 ID:jPNNRkE20
PM8:15 都内 聖來宅
『で、結局肝心なこと何も言えないまま帰っちゃったんだ』
電話越しの友人の言葉が胸に刺さる。
あの後、おずおずと入ってきた沙紀ちゃんと肇ちゃんに挨拶をして、わんこに抱きついたまま本格的に寝だしたPさんをひっぺがして、コーヒーだけ飲んで事務所を出た。
言いたかったことを言えなかったもやもやが胸に残って、それを誤魔化すようにわんこと散歩して。
夕暮れ時まで歩き回って、帰りにスーパーで食材の調達をして。
作り置きの出来るものを幾つか作ったら、夕食の時間になっていた。
『バースデイライブの後にちょっと二人きりの時間を作って欲しい、なんて、そんな大したことじゃないと思うけどねぇ』
友人が呆れたように言うけど、睡眠時間も食事も削ってライブの準備に勤しむPさんを前にしたら、そんなちっぽけな願望すらも、
「なんだか、凄くわがままな気がして」
ライブのことより、ライブの後のことを考えてる自分に、ちょっぴり自己嫌悪したりして。
『で、結局肝心なこと何も言えないまま帰っちゃったんだ』
電話越しの友人の言葉が胸に刺さる。
あの後、おずおずと入ってきた沙紀ちゃんと肇ちゃんに挨拶をして、わんこに抱きついたまま本格的に寝だしたPさんをひっぺがして、コーヒーだけ飲んで事務所を出た。
言いたかったことを言えなかったもやもやが胸に残って、それを誤魔化すようにわんこと散歩して。
夕暮れ時まで歩き回って、帰りにスーパーで食材の調達をして。
作り置きの出来るものを幾つか作ったら、夕食の時間になっていた。
『バースデイライブの後にちょっと二人きりの時間を作って欲しい、なんて、そんな大したことじゃないと思うけどねぇ』
友人が呆れたように言うけど、睡眠時間も食事も削ってライブの準備に勤しむPさんを前にしたら、そんなちっぽけな願望すらも、
「なんだか、凄くわがままな気がして」
ライブのことより、ライブの後のことを考えてる自分に、ちょっぴり自己嫌悪したりして。
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:04:33.93 ID:jPNNRkE20
『…………』
受話器の向こうで、呆れ混じりのため息とも苦笑ともとれる息が漏れた
「どうしたの?」
『いやぁ、まさか聖來の恋愛相談に乗る日が来るとは思わなかったなぁって改めて』
そしてくつくつと、おかしそうに笑う。
『聖來、大学時代からモテてたのにさ。ダンスがー、わんこがーって言って見向きもしなかったじゃない』
「……む。そんなこと」
『あるでしょ。アンタ、わんこのお世話のために何回デート途中で切り上げたと思ってるのよ。デート中もずっとわんこのこと喋ってたっていうじゃない』
「あれは、別にデートじゃ」
『男女が二人でお出かけしたら、それはデートなのよ』
「……だって、わんこをないがしろにしたくなかったし」
その点、Pさんなら安心できる。Pさんはわんこを大事にしてくれる。時々アタシよりわんこの方が好きなんじゃないかって思うほどに。
『……ま、そんなアンタだから応援してあげたいんだけどねー。っていうか、アイドルとしての聖來を応援するのと聖來の恋を応援するのは両立出来るのかしら……?』
なんだかジレンマにはまりつつある友人と、その後1時間ほど小話した後で切り上げ、翌日のレッスンに備えてベッドに入った。
受話器の向こうで、呆れ混じりのため息とも苦笑ともとれる息が漏れた
「どうしたの?」
『いやぁ、まさか聖來の恋愛相談に乗る日が来るとは思わなかったなぁって改めて』
そしてくつくつと、おかしそうに笑う。
『聖來、大学時代からモテてたのにさ。ダンスがー、わんこがーって言って見向きもしなかったじゃない』
「……む。そんなこと」
『あるでしょ。アンタ、わんこのお世話のために何回デート途中で切り上げたと思ってるのよ。デート中もずっとわんこのこと喋ってたっていうじゃない』
「あれは、別にデートじゃ」
『男女が二人でお出かけしたら、それはデートなのよ』
「……だって、わんこをないがしろにしたくなかったし」
その点、Pさんなら安心できる。Pさんはわんこを大事にしてくれる。時々アタシよりわんこの方が好きなんじゃないかって思うほどに。
『……ま、そんなアンタだから応援してあげたいんだけどねー。っていうか、アイドルとしての聖來を応援するのと聖來の恋を応援するのは両立出来るのかしら……?』
なんだかジレンマにはまりつつある友人と、その後1時間ほど小話した後で切り上げ、翌日のレッスンに備えてベッドに入った。
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:07:13.10 ID:jPNNRkE20
4/27 PM7:00 楽屋裏
沙紀「それでは我らがリーダー、水木聖來サンの誕生日と、そのバースデーライブの成功を祝しまして!」
「「「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」」」
比奈「いやー、お誕生日おめでとうございまス」
聖「……おめでとう……ございます……」
聖來「ふふっ、ありがと! 比奈ちゃんもライブ続きで疲れたでしょ」
比奈「正直もうヘトヘトっスよ……けど、先週盛大に祝って貰ったンで、せめて沙紀ちゃんの誕生日まではない底力振り絞って頑張るっスよ」
聖「……」キョロキョロ
比奈「聖ちゃん、どうかしたんスか?」
聖「……Pさん……いないなって」
比奈「あー……そういえば。開始前はいたっすよね」
聖來「うん、なんかトラブルがあったみたいで、楽屋にメッセージカードだけ残してフォローに行っちゃったみたい」
聖「あ……」
比奈「あー……それは、なんというか……」
聖來「……ま、しょうがないよね! Pさんも、アタシ達のために頑張ってくれてるんだし! これ以上贅沢なんて言えないよ!」
比奈「いやぁでも……」
沙理奈「せーいらっ!」
伊吹「誕生日おめでとー!」
聖來「わっ、2人とも来てくれたんだ! ありがと!」
比奈「…………」
聖「…………」
沙紀「それでは我らがリーダー、水木聖來サンの誕生日と、そのバースデーライブの成功を祝しまして!」
「「「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」」」
比奈「いやー、お誕生日おめでとうございまス」
聖「……おめでとう……ございます……」
聖來「ふふっ、ありがと! 比奈ちゃんもライブ続きで疲れたでしょ」
比奈「正直もうヘトヘトっスよ……けど、先週盛大に祝って貰ったンで、せめて沙紀ちゃんの誕生日まではない底力振り絞って頑張るっスよ」
聖「……」キョロキョロ
比奈「聖ちゃん、どうかしたんスか?」
聖「……Pさん……いないなって」
比奈「あー……そういえば。開始前はいたっすよね」
聖來「うん、なんかトラブルがあったみたいで、楽屋にメッセージカードだけ残してフォローに行っちゃったみたい」
聖「あ……」
比奈「あー……それは、なんというか……」
聖來「……ま、しょうがないよね! Pさんも、アタシ達のために頑張ってくれてるんだし! これ以上贅沢なんて言えないよ!」
比奈「いやぁでも……」
沙理奈「せーいらっ!」
伊吹「誕生日おめでとー!」
聖來「わっ、2人とも来てくれたんだ! ありがと!」
比奈「…………」
聖「…………」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:09:31.50 ID:jPNNRkE20
4/27 PM11:50 聖來宅
聖來「……はぁ」ボフッ
聖來(パーティー、楽しかったな)
聖來(ユニットメンバーとスタッフさん、みんながお祝いしてくれて)
聖來(沙理奈と伊吹も、わざわざ顔出してくれて)
聖來(…………)
聖來(Pさんも、いてくれたら良かったのにな)
聖來「……はぁ」ボフッ
聖來(パーティー、楽しかったな)
聖來(ユニットメンバーとスタッフさん、みんながお祝いしてくれて)
聖來(沙理奈と伊吹も、わざわざ顔出してくれて)
聖來(…………)
聖來(Pさんも、いてくれたら良かったのにな)
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:11:06.07 ID:jPNNRkE20
聖來(もうすぐ日付が変わる)
聖來(誕生日が、終わる)トントン
聖來(……連絡なし、かぁ)
聖來「はぁぁ……」
聖來(……思ったよりダメージ大きいなぁ)
聖來(考えないようにしてたけど、期待、してたんだなぁ)
ピンポーン
聖來「……お客さん? こんな時間に?」
聖來(……もしかして)
ピンポーン
聖來(……もしかして……!)
聖來(誕生日が、終わる)トントン
聖來(……連絡なし、かぁ)
聖來「はぁぁ……」
聖來(……思ったよりダメージ大きいなぁ)
聖來(考えないようにしてたけど、期待、してたんだなぁ)
ピンポーン
聖來「……お客さん? こんな時間に?」
聖來(……もしかして)
ピンポーン
聖來(……もしかして……!)
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:13:06.53 ID:jPNNRkE20
PM11:55 聖來宅 玄関
P「はっぴーばーすでい、です」
聖來「…………」
P「いやぁ、ホントはもうちょっと早く着く予定だったんですけど、途中道がちょっと混んでまして」
聖來「…………」
P「ご迷惑かとも思ったんですけど、ほら、折角の記念日ですし。せめてプレゼントぐらいは直接……」
聖來「…………」
P「…………」
聖來「…………」
P「……あの……怒ってます?」
聖來「…………」ポロポロ
P「うえぇ!? いやホントにごめんなさい! 会場にメッセージカードと一緒にプレゼントも置いておこうかとも思ったんですけど、どうしても直接渡したくて! まさか泣くほど迷惑だとは」アセアセ
聖來「え? あれ? アタシ泣いてる?」ポロポロ
P「……怒ってない、ん、ですか?」
聖來「んー。少しは、怒ってるかも」
P「ですよねーっ! ホントにすみま」
聖來「……遅いよ」ポフ
P「……ごめん」
P「はっぴーばーすでい、です」
聖來「…………」
P「いやぁ、ホントはもうちょっと早く着く予定だったんですけど、途中道がちょっと混んでまして」
聖來「…………」
P「ご迷惑かとも思ったんですけど、ほら、折角の記念日ですし。せめてプレゼントぐらいは直接……」
聖來「…………」
P「…………」
聖來「…………」
P「……あの……怒ってます?」
聖來「…………」ポロポロ
P「うえぇ!? いやホントにごめんなさい! 会場にメッセージカードと一緒にプレゼントも置いておこうかとも思ったんですけど、どうしても直接渡したくて! まさか泣くほど迷惑だとは」アセアセ
聖來「え? あれ? アタシ泣いてる?」ポロポロ
P「……怒ってない、ん、ですか?」
聖來「んー。少しは、怒ってるかも」
P「ですよねーっ! ホントにすみま」
聖來「……遅いよ」ポフ
P「……ごめん」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:15:03.83 ID:jPNNRkE20
P「これ、プレゼントです」
聖來「ありがとう、開けても良……」
~~♪
P「……着信? 僕のじゃないですね」
聖來「っ、こんな時に、誰だろ?」ゴソゴソ
千川ちひろ
聖來「ちひろさん? ……もしもし?」
ちひろ『あ、もしもし、聖來さんですか? 夜分遅くにすみません。Pさんちゃんと着きました?』
聖來「え? ああうん、来てるけど」
ちひろ『じゃあちょっとハンズフリーにして貰っても良いですか? 2人に言っておくことがあるので』
P「ちひろさんですか」
聖來「うん、今ハンズフリーにするよ」
聖來「ありがとう、開けても良……」
~~♪
P「……着信? 僕のじゃないですね」
聖來「っ、こんな時に、誰だろ?」ゴソゴソ
千川ちひろ
聖來「ちひろさん? ……もしもし?」
ちひろ『あ、もしもし、聖來さんですか? 夜分遅くにすみません。Pさんちゃんと着きました?』
聖來「え? ああうん、来てるけど」
ちひろ『じゃあちょっとハンズフリーにして貰っても良いですか? 2人に言っておくことがあるので』
P「ちひろさんですか」
聖來「うん、今ハンズフリーにするよ」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:17:07.13 ID:jPNNRkE20
ちひろ『あー、Pさん聞こえてますか?』
P「はい、お疲れ様です」
ちひろ『あ、お疲れ様ですー。突然ですけどPさん明日お休みです』
P「はいっ!?」
ちひろ『働き過ぎです! 次のライブまではまだ少し時間がありますから、1日だけでもしっかり羽根を休めてください!』
P「いやっ、けど明日は聖ちゃんの付き添いがっ」
比奈『あー、大丈夫ッスよ-。アタシが付いてくんで』
P「荒木先生!?」
比奈『これでも一応成人してまスし、付き添いぐらいはやっときますよ』
P「いやでもっ」
ちひろ『あーもううるさい! 聖來ちゃん!』
聖來「はいっ!?」
ちひろ『聖來ちゃんも明日はお休み! 明日はそこの仕事人間を徹底的に監視して、絶対に仕事させないでください! なんなら柱に縛り付けて構いません!』
聖來「ええぇっ!?」
ちひろ『以上、連絡終了です! あまりハメ外し過ぎちゃダメですよー』
比奈『いやぁどちらかというとハメ』プッ
P「…………」
聖來「…………」
P「……なんだったんですかね今の」
聖來「さ、さぁ……」
P「はい、お疲れ様です」
ちひろ『あ、お疲れ様ですー。突然ですけどPさん明日お休みです』
P「はいっ!?」
ちひろ『働き過ぎです! 次のライブまではまだ少し時間がありますから、1日だけでもしっかり羽根を休めてください!』
P「いやっ、けど明日は聖ちゃんの付き添いがっ」
比奈『あー、大丈夫ッスよ-。アタシが付いてくんで』
P「荒木先生!?」
比奈『これでも一応成人してまスし、付き添いぐらいはやっときますよ』
P「いやでもっ」
ちひろ『あーもううるさい! 聖來ちゃん!』
聖來「はいっ!?」
ちひろ『聖來ちゃんも明日はお休み! 明日はそこの仕事人間を徹底的に監視して、絶対に仕事させないでください! なんなら柱に縛り付けて構いません!』
聖來「ええぇっ!?」
ちひろ『以上、連絡終了です! あまりハメ外し過ぎちゃダメですよー』
比奈『いやぁどちらかというとハメ』プッ
P「…………」
聖來「…………」
P「……なんだったんですかね今の」
聖來「さ、さぁ……」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:19:07.39 ID:jPNNRkE20
P「……まぁ、あそこまで言われたんじゃ流石に明日は休まざるを得ないですね」
聖來「……そうだね。素直に好意に甘えておこっか!
そうだPさん! お腹空いてない? パーティーから貰ってきたものだったらすぐ用意できるよ!」
P「いや、流石にこの時分にうら若き女性の、しかも担当アイドルの部屋にお邪魔するワケには」グゥゥゥゥ
聖來「お邪魔するワケには?」クスッ
P「……ま、ここまで来といて今更ですかね」
聖來「うん、今更今更」
P「じゃあ遠慮なく」
オジャマシマス
スグヨウイスルカラ
ワフッワフッ
アアアアアワンコダアアアアア
ア、チョット!
ギィィ
パタン
聖來「……そうだね。素直に好意に甘えておこっか!
そうだPさん! お腹空いてない? パーティーから貰ってきたものだったらすぐ用意できるよ!」
P「いや、流石にこの時分にうら若き女性の、しかも担当アイドルの部屋にお邪魔するワケには」グゥゥゥゥ
聖來「お邪魔するワケには?」クスッ
P「……ま、ここまで来といて今更ですかね」
聖來「うん、今更今更」
P「じゃあ遠慮なく」
オジャマシマス
スグヨウイスルカラ
ワフッワフッ
アアアアアワンコダアアアアア
ア、チョット!
ギィィ
パタン
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:21:27.74 ID:jPNNRkE20
これで、アタシの誕生日の顛末はおしまい。
翌々日、妙ににこにこしたちひろさんやユニットメンバーに温かい目で見られたり、友達に散々からかわれたりしたけど。
翌々日、妙ににこにこしたちひろさんやユニットメンバーに温かい目で見られたり、友達に散々からかわれたりしたけど。
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:23:04.14 ID:jPNNRkE20
それはまた別の、これからのお話。
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:23:49.02 ID:jPNNRkE20
糸冬
---------------
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 01:25:32.93 ID:jPNNRkE20
いやぁ、スレ一覧に七兆個『聖來』の文字が並ぶ様は壮観でしたね……
というわけでこれでホントにおしまいです。乱筆乱文失礼致しました。
というわけでこれでホントにおしまいです。乱筆乱文失礼致しました。
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 08:23:42.14 ID:rfoPblfuO
乙
わんこ可愛い
わんこ可愛い
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461771416/
Entry ⇒ 2016.04.30 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
【艦これ】瑞鶴「どうしたの、おじいちゃん?」
1: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 09:37:51.85 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
老人「……む……」トントン
老人「……」ポキポキ
瑞鶴「肩、こったの?」
老人「……ん」
瑞鶴「そっか」クスッ
瑞鶴「じゃあ、ここ座って?」
瑞鶴「瑞鶴が肩たたきしてあげる!」
2: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 09:42:05.12 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
トントントン…
瑞鶴「おじいちゃん、どう?」
瑞鶴「気持ちいい?」
老人「…………」コクッ
瑞鶴「そう、よかった!」
瑞鶴「こうしてこうして……ん、これで終わりね」グッ
老人「ん……」グルングルン
瑞鶴「ふふっ、どういたしまして」ニコッ
3: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 09:43:59.88 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「海、綺麗……」
老人「……」
瑞鶴「……ねぇ」
瑞鶴「おじいちゃんは、いつからこの島に住んでるの?」
老人「……」
4: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 09:51:15.36 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「だっておかしいよ、日本人のおじいちゃんが」
瑞鶴「南方レイテ沖の……しかもこんな何もない島で」
瑞鶴「一人で暮らしてるなんてさー」
老人「……ヒヒッ」
瑞鶴「むぅ、答えるつもりはないのね……」
瑞鶴「まぁいいわ」フフッ
瑞鶴「どのみち一人じゃ心細かったから」
瑞鶴「誰かが居てくれた……それだけで嬉しいよ」ニコ
5: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 09:57:33.36 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「……それにしても……」グゥー
瑞鶴「……お腹すいたなぁ……」
老人「……」スタスタ…
老人「……ん」スッ
瑞鶴「あ、ありがとうおじいちゃん」
瑞鶴「でもこのキノコ……食べられるの?」
老人「……」コク
瑞鶴「そ、そう……」
瑞鶴(すごい色だなぁ……)ジーッ
瑞鶴「やっぱり、遠慮するよ……ごめんね」アハハ…
老人「」ガーン
6: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 10:01:00.88 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「さてさて、ここらで一度無線をチェックよ!」
キュイッ ザザザザザザ……
瑞鶴「まだ……駄目みたいね……」シュン
老人「……」
瑞鶴(翔鶴姉、皆……)
瑞鶴(無事に逃げきれたのかな……)
7: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 10:07:36.36 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「おじいちゃん、知ってる?」
瑞鶴「このレイテの海には……怪鳥が現れるんだって」
老人「……」
瑞鶴「おじいちゃん、見たことある?」
老人「……」フルフル
瑞鶴「そっか、無いか」フフッ
瑞鶴「でも、恐らくだけど……」
瑞鶴「瑞鶴達は知ってるんだ、その怪鳥の正体」
8: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 10:14:04.94 ID:xiORk32a0
瑞鶴「この海にはね、空母型の深海棲艦がたくさんいるの」
老人「……」
瑞鶴「どうやら、ここで新型の艦載機も飛ばしているらしいわ」
瑞鶴「たぶん……それが、怪鳥の正体なの」クスッ
老人「……か……」
瑞鶴「それに皆とはぐれちゃったのも、私がこの島で身を隠してるのも」
瑞鶴「実は、その“怪鳥”に襲われたからなんだよね」シュン
老人「……」
9: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 10:15:31.38 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「……」グゥー…
瑞鶴「もう限界!」ゴソゴソッ
老人「?」
瑞鶴「じゃーん!秘密兵器、クッキー!」
瑞鶴「長い航海だって言われてたから、隠して持ってきちゃった!」ヘヘン
瑞鶴「たくさんあるから、おじいちゃんも一緒に食べよ?」
老人「?……?」オロオロ
瑞鶴「いいのいいの、遠慮しないでっ」
瑞鶴「……おいしい?」
老人「……ん」サク サク
瑞鶴「えへへ、よかったぁ」ニコッ
10: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 10:16:54.82 ID:xiORk32a0
瑞鶴「そういえば……」ジーッ
瑞鶴「おじいちゃん、この葉っぱの山はなに?」
老人「!」
瑞鶴(何かを……隠してるみたい……)
瑞鶴「見てみよーっと」ス…
老人「……あ……あ……!」オロオロ
瑞鶴「えっ、ど、どうしたの!?」
老人「う……う……!」
瑞鶴(見られたくない……のかな?)
瑞鶴「……分かったわ」クスッ
瑞鶴「もう見ないよ……安心して、おじいちゃん」ニコッ
老人「……」ハァ ハァ
11: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 10:20:42.04 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「……」サクサク
瑞鶴「……ん?」
バサバサバサバサ…
瑞鶴「わぁ……綺麗な鳥さんが目の前に!」
老人「……」ジーッ
瑞鶴「この辺りの野鳥かな……」
瑞鶴「ひょっとして、このクッキーにつられてやって来たの?」
老人「……」パキ
老人「……あ……」ヒョイ
ピョン
パクパク
瑞鶴「あはは、美味しそうに食べてるねっ」
老人「……ヒヒッ」
12: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 10:22:18.92 ID:xiORk32a0
バサバサッ
瑞鶴「あ、鳥がおじいちゃんの肩に……」
老人「む……」
老人「……」スリ スリ
瑞鶴「すごいね、この子逃げないんだ!」
瑞鶴「……あはは、首元を撫ぜられて、鳥さんもなんだか気持ちよさそー」ニコッ
瑞鶴「私もやりたいなぁ」スクッ
バサバサバサッ…
瑞鶴「あぁ~!逃げちゃった!」ガーン
老人「……ほっほ……」クスッ
13: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 10:23:16.66 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「そういえば……」ジーッ
老人「?」
瑞鶴「おじいちゃんのそのツナギみたいな服、すごくボロボロだね」
老人「……ん」
瑞鶴「直してあげたいな……」
瑞鶴「あ!でも今は無理だぁ……」
瑞鶴「ごめんね」シュン
老人「……ん」コク
14: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 10:24:19.64 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「ハァ……暗くなってきたなぁ……」
瑞鶴「無線も何も反応しないし、今日はおそらく野宿だね」
瑞鶴「おじいちゃん、今夜だけお隣お邪魔するね?」
老人「……」コク
瑞鶴「そろそろ火を起こさなきゃ、えっと……」ゴソゴソ
瑞鶴「あった、マッチ!」
瑞鶴「そこ、火をつけるから少し開けてもらっていい?」
老人「……あ」コク
15: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 10:25:45.65 ID:xiORk32a0
パチ…パチ…
瑞鶴「あったかぁい」ニコニコ
瑞鶴「南とはいえ、どこも夜は冷えるなー」
瑞鶴「やっぱり、人間には火が必要よねっ」
老人「…………」
瑞鶴(それにしても……)
瑞鶴(このおじいちゃん、普段は火をどうやって起こしてるんだろ?)
瑞鶴(むぅ……謎は深まるばかりだわ……)
19: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 11:33:19.32 ID:xiORk32a0
ザザーン
ザザーン
瑞鶴「……おやすみなさい、おじいちゃん」
老人「…………」ゴロリ
21: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 11:48:35.47 ID:xiORk32a0
キアアアアアッ
バサバサバサッ
瑞鶴「ッ!」ガバッ
瑞鶴「……はぁ……はぁ……!」
瑞鶴(だめだ……眠れないよ……)
瑞鶴(翔鶴姉……)グスッ
22: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 11:56:52.36 ID:xiORk32a0
老人「……ん」ムクッ
瑞鶴「あ……!」
瑞鶴「ご、ごめんねおじいちゃん……起こしちゃったね」ゴシゴシッ
老人「……」
瑞鶴「……あはは、ほんと情けないなぁ、私」
瑞鶴「艦娘になって、覚悟は決めていたつもりだったのに……」
瑞鶴「戦いが怖くて、眠れなくなるなんてね」クスッ
老人「…………」
23: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 12:00:44.36 ID:xiORk32a0
老人「……ん」ムクッ
瑞鶴「あ……!」
瑞鶴「ご、ごめんねおじいちゃん……起こしちゃったね」ゴシゴシッ
老人「……」
瑞鶴「……あはは、ほんと情けないなぁ、私」
瑞鶴「艦娘になって、覚悟は決めていたつもりだったのに……」
瑞鶴「戦いが怖くて、眠れなくなるなんてね」クスッ
老人「…………」
24: >>23ミスです ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 12:02:17.39 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「この海には、私……」
瑞鶴「……いい思い出がないの」
老人「……」
瑞鶴「……これが、前世の記憶っていうのかな?」
瑞鶴「何故か……このまま……帰れない気がして……」
瑞鶴「……」ガクガク
25: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 12:11:00.30 ID:xiORk32a0
瑞鶴「……あれ、おかしいな?」フルフル
瑞鶴「……震えが……止まらな……」ガクガク
老人「……っ」
老人「……」ゴソゴソ
老人「……ん」スッ
瑞鶴「……え……?」フルフル…
瑞鶴「おじいちゃん……これは?」
老人は身に着けていた“それ”を抜き取り、そのまま瑞鶴に手渡してくれました。
渡されたもの……それは赤い結び目のたくさん付いた、1mに満たない長さの白布。
老人は足元の砂に文字を書き、それがおまじないの品なのだと教えてくれました。
26: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 12:21:23.12 ID:xiORk32a0
老人「…………」
瑞鶴「……もしか……して」
瑞鶴「これ……くれるの?」
老人「……」コク
瑞鶴「で、でも……!」
瑞鶴「これ、おじいちゃんの大事なものじゃ……」
老人「…………」
老人「……ヒヒッ」ニカッ
瑞鶴「……わかった……」
瑞鶴「……ありがとう、おじいちゃん」クスッ
27: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 12:22:51.72 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
瑞鶴「……震えが……止まった」
瑞鶴「おじいちゃんのおかげだよ……ありがと」ニコ
老人「……ん」
瑞鶴「……なにか、お返ししなきゃねっ」クスッ
老人「…………」
瑞鶴「ふふ、何が良いかな?」
瑞鶴「私にできる事なら……なんでもするよ」
老人「……あ……」
老人「……」カキカキ
瑞鶴「えっと、なになに……」
28: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 12:24:20.44 ID:xiORk32a0
瑞鶴「“うた”……歌っ!?」
老人「あ……」コクコク
瑞鶴「うぅーん、う、歌かぁ……」オロオロ
瑞鶴(ど、どうしよう……歌うのは別にいいんだけど……)
瑞鶴(最近の曲を歌っても……おじいちゃんに分かるわけないよね?)
瑞鶴(かといって……昔の人が好きそうな歌なんて、私……)ムムム
瑞鶴(…………あ)
瑞鶴(い、一曲だけあるけど、あれはちょっと……!)
老人「……」ワクワク
瑞鶴(うぅ……仕方ない!これもおじいちゃんのためよ!)グッ
デデン!
29: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 12:25:12.40 ID:xiORk32a0
「む~ねぇ~ひ~めたぁ~っ」
パンッ
「お~もぉ~い~ひぃ~とつぅ~っ」
パンッ
満天の星空のもと……響き渡るのは、気恥ずかしげな少女の歌声と、老人の愉快な手拍子だけでした。
それはまるで、彼女達にとっての闇夜を照らすかのように……。
32: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 14:52:32.90 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
『……か……!』ザザザッ
『…い…く…!』ザザッ
『応……瑞…!』ザザザッ
瑞鶴「……うぅ~ん……」
瑞鶴「……はっ!」ガバッ
33: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 15:06:14.82 ID:xiORk32a0
瑞鶴「し……」ジワ…
瑞鶴「……翔鶴姉!」
瑞鶴『応答し……あぁ、瑞鶴!』ザッ
翔鶴『よかった……無事なのね?』ザザッ
瑞鶴「うん!うん!」コクコクッ
瑞鶴「そか、翔鶴姉も無事だったんだね……」
瑞鶴「よかったぁ……よかったよぉ!」グスッ
翔鶴『うふふ……泣くのはまだ早いわ、瑞鶴』ザザッ
瑞鶴「うん……そうね!」ゴシゴシッ
翔鶴『今いる場所……分かる?』
瑞鶴「あぁ、そうかっ」
瑞鶴「えっと、海図によると……」ペラッ
34: >>33の訂正です ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 15:07:34.07 ID:xiORk32a0
瑞鶴「し……」ジワ…
瑞鶴「……翔鶴姉!」
翔鶴『応答し……あぁ、瑞鶴!』ザッ
翔鶴『よかった……無事なのね?』ザザッ
瑞鶴「うん!うん!」コクコクッ
瑞鶴「そか、翔鶴姉も無事だったんだね……」
瑞鶴「よかったぁ……よかったよぉ!」グスッ
翔鶴『うふふ……泣くのはまだ早いわ、瑞鶴』ザザッ
瑞鶴「うん……そうね!」ゴシゴシッ
翔鶴『今いる場所……分かる?』
瑞鶴「あぁ、そうかっ」
瑞鶴「えっと、海図によると……」ペラッ
35: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 15:15:49.32 ID:xiORk32a0
瑞鶴「ふふっ、これでもうすぐ合流できるねっ」ニコッ
瑞鶴「助かったぁ……」ホッ
瑞鶴「さて、おじいちゃんは……」クルッ
老人「……」スースー
瑞鶴「まだ寝てる……か」クスッ
瑞鶴「……あれ?」
瑞鶴「懐から何か落ちてる……なんだろ?」
瑞鶴「古い写真みたいだけど……」ヒョイ
36: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 15:22:08.19 ID:xiORk32a0
瑞鶴「ひゃ~っ、綺麗な女性!」
瑞鶴「おじいちゃんの恋人……かなにかだった人かな?」
瑞鶴「ふふっ、おじいちゃんもなかなか隅に置けないね、このこの!」ニヤニヤ
瑞鶴「…………」
瑞鶴「……だった人……か」
老人「……ふぁ……」ムクリ
瑞鶴「!」
37: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 15:26:46.63 ID:xiORk32a0
瑞鶴「おはよう、おじいちゃん」
老人「……ん」
瑞鶴「ごめんね、写真見ちゃった……」
老人「……」コク
瑞鶴「すごく、綺麗な人だね」
老人「……」コク
瑞鶴「…………」
38: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 15:31:39.85 ID:xiORk32a0
瑞鶴「……ねぇ、おじいちゃん」
瑞鶴「一緒に、日本へ……帰ろ?」ニコッ
老人「……っ!」
39: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 15:38:55.67 ID:xiORk32a0
瑞鶴「もうすぐ、お迎えが来ることになったの」フフッ
瑞鶴「……それと、これは私の勘なんだけど」
瑞鶴「おじいちゃん……昔の兵隊さんだったんだよね?」
老人「……」
瑞鶴「確かに、おじいちゃんがいた頃の日本とは……」
瑞鶴「もう、だいぶ変わってしまってるかもしれない」
老人「…………」
40: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 15:47:07.95 ID:xiORk32a0
瑞鶴「……でもね」フフッ
瑞鶴「今の日本はね、とても豊かな国なんだよ」
瑞鶴「美味しいものがたくさんあって、皆やりたいことをやって」
瑞鶴「男も女も分け隔てなく、楽しくお話ができて……」
瑞鶴「とにかく、とてもとても素敵な国なのっ」
老人「…………」
42: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 15:54:38.72 ID:xiORk32a0
瑞鶴「……それにねっ」
瑞鶴「今の時期は、ちょうど桜が満開なんだよっ」
老人「……さ……く……」
瑞鶴「そう、桜!」ニコッ
瑞鶴「それで私達の鎮守府でも今度、お花見をやるの!」
瑞鶴「もちろん、その時はおじいちゃんもお誘いするね!」
老人「…………」
43: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 16:01:40.24 ID:xiORk32a0
瑞鶴「それにそれに!」
瑞鶴「今はスマホやパソコンなんかで……」
瑞鶴「おじいちゃんの好きなお歌だって、たくさん聞けるんだよ!」
老人「…………」
瑞鶴「食料制限もないから、お腹がすいても大丈夫!」
瑞鶴「今はボタン一つで安全に火がつけられるし……」
瑞鶴「なんだったらお湯さえあれば、即席麺だって食べられるんだ!」
瑞鶴「クッキーだって色々売ってるし、大きなお風呂だって入れるよ」
瑞鶴「あ、エアコンも付いてるから……気温だって快適だねっ」
老人「…………」
44: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 16:12:38.31 ID:xiORk32a0
瑞鶴「……そうだよ、おじいちゃん」
瑞鶴「……本当は、ずっと帰りたかったんだよね?」
老人「……!」ブンブン
瑞鶴「ふふ……嘘はだめ、おじいちゃん」
瑞鶴「じゃなきゃ、女の人の写真を肌身離さず持ち歩いたりなんて……普通はしないよ」
老人「……っ」
瑞鶴「……おじいちゃんが何故、この島でずっと過ごしていたのか……私には分からない」
瑞鶴「でも、この女の人は今でも生きて……日本でおじいちゃんを待ち続けてる」
瑞鶴「私にはそんな気がするんだ」ニコッ
45: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 16:25:32.18 ID:xiORk32a0
老人「……あ……あ……」
瑞鶴「おじいちゃんには、おじいちゃんの世代の人達が作り上げた」
瑞鶴「今の豊かな日本を……その目で見て欲しいんだ」
瑞鶴「そして、幸せな余生を享受してほしいの!」
瑞鶴「私は海に浮かべるから、おじいちゃん一人くらいなら」
瑞鶴「日本までしっかりおぶっていってあげる!」フフン
瑞鶴「だから……」
瑞鶴「一緒に……帰ろうよ、おじいちゃん」
老人「あ……あ……!」ポロ…ポロ…
46: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 16:35:41.48 ID:xiORk32a0
「瑞鶴~っ!」
瑞鶴「あっ!翔鶴姉の声だ!」
瑞鶴「おじいちゃん、よかったね」ニコッ
瑞鶴「おぉーい!こっちこっちー!」
48: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 16:46:13.81 ID:xiORk32a0
ザザーン…
ザザーン…
翔鶴「……よかったぁ」ニコッ
翔鶴「怪我はないみたいね……」
瑞鶴「ずいかくねぇ~」ウルッ
ギュッ
瑞鶴「会いたかったよぉ~!」グスッ
翔鶴「ふふ、しょうがない子ね」
翔鶴「はいはい、お姉ちゃんですよ」ナデナデ
49: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 16:51:14.55 ID:xiORk32a0
瑞鶴「……はっ、そうだ!」
瑞鶴「翔鶴姉、このおじいちゃんも一緒に連れて行ってあげようよ!」
瑞鶴「おじいちゃん……この島でずっと一人ぼっちだったの!」
瑞鶴「だからさ、ねっ!」ニコッ
翔鶴「瑞鶴……」
翔鶴「……おじいちゃんって……どこ?」
瑞鶴「……へ……?」
50: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 16:58:31.01 ID:xiORk32a0
瑞鶴「ははは、翔鶴姉なにを言って……あれ?」
瑞鶴「え!?え!?」キョロキョロッ
瑞鶴「ちょっとおじいちゃん、どこ行ったの!?」
瑞鶴「おじいちゃん!おじいちゃん!?」
翔鶴「ず、瑞鶴?」
瑞鶴「おじいちゃん……どこにいったの……?」
瑞鶴「……おじいちゃぁぁんっ!!」
彼女は一生懸命……それはもう一生懸命に、消えた老人の姿を探しました。
……ですが、彼がそこに現れることは、とうとうなかったのです……。
52: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 17:04:36.07 ID:xiORk32a0
瑞鶴「あ……あぁ……っ」ポロ…ポロ…
瑞鶴「おじい……ちゃ……ん……」グスッ
瑞鶴「なん……で……どうして……!」ポロ…ポロ…
翔鶴「……」
翔鶴「そのおじいさんは……本当にいたのよね?」
瑞鶴「……う……ん……!」ポロ…ポロ…
翔鶴「……私、信じるわ……瑞鶴」
53: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 17:12:04.21 ID:xiORk32a0
翔鶴「……でも……」
翔鶴「おじいちゃんにはきっと、帰れない理由があったのよ……」
翔鶴「……だから……ね?」
翔鶴「皆が……待ってるわ……」
瑞鶴「…………」グスッ
瑞鶴「……」コク…
54: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 17:12:32.46 ID:xiORk32a0
二人は青く揺らめく海へ、静かに漕ぎ出しました。
瑞鶴は老人のくれた白布、“千本針”をその手にしっかりと握り……。
涙を拭って、姉の背中をゆっくりと追いかけます。
55: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 17:26:25.07 ID:xiORk32a0
翔鶴「ほかの機動部隊の皆は、ここからもう50km先の島で待機してるらしいわ」
翔鶴「皆に会う前に、その顔を……なんとかした方がいいわね」フフッ
瑞鶴「……うん」
バシャバシャッ
瑞鶴「げ、しょっぱい……」
翔鶴「うふふ、海水なんかで洗うからよ」クスッ
翔鶴(……強い子ね……)
翔鶴(もう、大丈夫そう)ニコッ
56: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 17:33:34.53 ID:xiORk32a0
ブォォォォォォ……
翔鶴「あら、何かしら……この音?」
瑞鶴「ひょっとして……誰かが艦載機で、私達を探しに?」
翔鶴「そうかも……でも待って、音がおかしいわ」
翔鶴「……こ、これは……!」
翔鶴「……瑞鶴、戦闘機隊と第一次攻撃機隊、全機発進準備よ……」
瑞鶴「え、えぇ!?ま、まさか……!」
翔鶴「……“レイテの怪鳥”だわ!」
57: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 17:39:57.93 ID:xiORk32a0
翔鶴「偵察機によると……数は6……」
翔鶴「うち2隻がヲ級相当の新型……」
翔鶴「そして、1隻は……“姫”だわ!」
瑞鶴「な、なんで!?」
瑞鶴「なんで姫級の深海棲艦がこんなところに!?」オロオロ
翔鶴「分からないわ……ただ」
翔鶴「彼女達は……生き残った私達を本気で叩くつもりよ……!」
瑞鶴「翔鶴姉!4時方向より多数の機影……!」
翔鶴「瑞鶴!迎撃機を上げるわ!」
翔鶴「急いで!」
弓を引き、熟練の烈風部隊を次々と打ち出す瑞鶴。
彼女は老人との別れを惜しむ間もなく、再び戦闘状態に突入してしまったのです。
58: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 17:46:01.70 ID:xiORk32a0
ブロロロロロロロッ……
ズガガガッ
高練度の戦闘機隊の奮戦により、深海側の第一次攻撃機隊の迎撃にはひとまず成功。
二人は転舵し、全速力で海域を抜けようとしました。
翔鶴「はぁ……はぁ……」
瑞鶴「さすが新型ね……手ごわいわ……!」
瑞鶴「翔鶴姉、いつ第二次攻撃が来るか分からないよ!」
翔鶴「えぇ、分かってるわ……早急に離脱しましょう!」
……ですが、空戦によって戦闘機隊は数を大きく減らし、且つその高度が下がっていることに……
彼女達は、気が付きませんでした。
59: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 17:49:29.34 ID:xiORk32a0
ズガンッ!
翔鶴「きゃあっ!」ズドーンッ
瑞鶴「翔鶴姉!?」
瑞鶴「ど、どうしたの!大丈夫!?」バッ
翔鶴「……くっ……瑞か……」ヨロッ
瑞鶴「一体どこから!?……はっ!」
瑞鶴「直上!?」バッ
気が付いた時にはもう、全てが遅かったのです。
雲に紛れ、翔鶴を爆撃した急降下爆撃機隊が機体を引き起こし、空を目指していた時……
その更に後続の爆撃機隊多数が……隣の瑞鶴めがけ、急降下をかけていました。
60: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 17:59:05.46 ID:xiORk32a0
深海棲艦の姿が、水平線にはっきりと見えるほどの距離まで……
彼女達は、敵の接近を許してしまっていました。
瑞鶴「翔鶴姉!早く逃げるよ!」グイッグイッ
瑞鶴「でないと、また爆撃が……!」
翔鶴「……瑞鶴……」ヨタッ
翔鶴「私はもう……だめ」
瑞鶴「な、何言って……!?」
翔鶴「ごめんね……瑞鶴、一人で逃げて……」
瑞鶴「そんな……!」
瑞鶴「そんなこと、できるわけないじゃん!」
瑞鶴「早く立ってよ翔鶴姉!」
瑞鶴「もう……一人ぼっちは……やだよ!」グスッ…
翔鶴「瑞……鶴……」
61: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 17:59:58.27 ID:xiORk32a0
そんな中……瑞鶴を狙った急降下爆撃隊は、ついに目前まで迫っていました。
ブォォォォォォッ!
瑞鶴「翔鶴……姉……!」ポロ…ポロ…
翔鶴「ごめん……ね……瑞……鶴……!」ポロ…ポロ…
最期を覚悟した二人は瑞鶴の千本針を強く握り、抱き合いました。
62: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 18:05:07.91 ID:xiORk32a0
……しかし。
いくら待てども、その爆撃は行われなかったのです。
なぜなら、瑞鶴がおそるおそる顔を上げると……
そこには火の玉となって海に落ちてゆく、敵爆撃機の姿があったからです。
ブロロロロロロロロッ!
瑞鶴「っ!?」
刹那、二人の真上を何かが通り過ぎ、一筋の風が瑞鶴の髪をふわりと持ち上げました。
それと同時に、彼女の手元に一枚の木の葉がひらひらと舞い降りてきたのです。
……それは、瑞鶴にとって見覚えのある木の葉でした。
63: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 18:11:42.07 ID:xiORk32a0
ブロロロロロロ…
翔鶴「あれ……は……誰かの烈風……?」
翔鶴「まさか、島から応援が?」
瑞鶴「……違うよ、翔鶴姉……」
瑞鶴「あれは……“ゼロ”だよ……」
翔鶴「ゼロ……?でも、あれは誰も……」
状況が把握できない翔鶴に対し、突如飛来した謎の零戦は、大きくバンクを振りました。
そして……多数の敵爆撃機を二種の機銃によって、瞬く間に叩き落としていったのです。
64: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 18:12:16.43 ID:xiORk32a0
瑞鶴「……すごい……!」
第二次爆撃機隊を全滅に追い込んだ後、更にそれは美しい弧を描いて、翔鶴を狙った爆撃機隊を単機で猛追します。
敵もすかさず迎撃機を放ちましたが、零戦の極まった技量がそれを寄せ付けません。
まさに曲芸と呼ぶべき戦闘機動で、幾度も敵機の射線を回避していきます。
その様子を、二人は口をポカンとあけて見つめていました……。
瑞鶴「……はっ!いけない!」
我に返った瑞鶴は、無事だった攻撃機隊をすぐさま撃ち出します。
目標は水平線の敵旗艦……。
空母棲姫です!
65: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 18:16:32.02 ID:xiORk32a0
ズドォォン……
旗艦を狙った流星改の酸素魚雷が、彼方で大きな水柱を上げました。
その振動が、彼女達の下まで伝わってきます。
瑞鶴「衝撃波伝播……敵旗艦大きく損傷してるわ!」
瑞鶴「……あぁ!敵機動部隊が……逃げていく!」
翔鶴「瑞鶴……!」
瑞鶴「翔鶴姉……やったよ!」
瑞鶴「私達、助かったのッ!」ニコッ
66: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 18:22:06.95 ID:xiORk32a0
瑞鶴「やったぁぁ!」ピョンッ
敵機動部隊の完全な撤退を確認した二人は、その場で胸を撫で歓喜しています。
そして……安堵の後、瑞鶴はレイテの大空を舞うゼロを見上げました。
目を凝らすと……その落ち葉にまみれたゼロはどうやって飛んでいるのか?
それすらも分からないほど、全体を大きく損傷していました。
茶色く染まった風防と主翼にはいくつもの穴が開き、塗装の剥げたボディからはジュラルミンの素地をのぞかせています。
ただ唯一残った垂直尾翼の塗装が……赤字で書かれた「653-208」という数字が、
そのゼロがかつて、帝国海軍航空母艦「瑞鶴」の艦載機であったことを示していました。
翔鶴「……あれは……いったい……」
瑞鶴「……翔鶴姉」
瑞鶴「あれが本当の……“レイテの怪鳥”だったんだよ」
67: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 18:26:59.02 ID:xiORk32a0
青空に二筋の白い軌跡を残しつつ、ゼロは彼女達の頭上をグルグルと回って、自分達の勝利を鼓舞していました。
……そしてやがて、それは燦々と照りつける陽の光をその身に浴びて、遥か大空の彼方へと飛び去って行ったのです。
瑞鶴「……ねぇ」
瑞鶴「どこへ行くの……?」
瑞鶴「それで……よかったの?」
瑞鶴「……ううん、こうするしかなかったんだよね」
瑞鶴「あなたが結局、生きている一人の人だったのか」
瑞鶴「それとも……幽霊だったのか、私には分からなかった」
68: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 18:28:12.53 ID:xiORk32a0
瑞鶴「……でもね、ふたつだけ……確かなことがあるよ」
瑞鶴「あなたは今度こそ、“瑞鶴”を守ることができたの……」
瑞鶴「そして、“私”を守ってくれたのよ」
瑞鶴「ありが……とうね……」ポロ…ポロ…
瑞鶴「さようなら……おじいちゃん……!」ポロ…ポロ…
69: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 18:28:58.11 ID:xiORk32a0
瑞鶴と翔鶴。
二人の姉妹はこの後……やがて多くの戦場を駆けつつも、無事に終戦を迎えることとなります。
その際、瑞鶴は常に……あの“千本針”を手放さなかったといいます。
終わり
70: ◆7qYMrkqqH. 2016/04/04(月) 18:31:24.66 ID:xiORk32a0
このお話は、これで以上になります。
幸運だ幸運だと言われてる瑞鶴も、最期は囮部隊としての最期だったそうですね。
それは、とても無念なことだったと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
幸運だ幸運だと言われてる瑞鶴も、最期は囮部隊としての最期だったそうですね。
それは、とても無念なことだったと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 18:46:10.00 ID:bi/qeLnao
乙
絵本っぽい語りが良かった
絵本っぽい語りが良かった
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 19:00:08.63 ID:1Jp5/5rxO
乙
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 19:36:20.16 ID:h8vhMM8q0
いい話だぁ…ってしんみりしてたのにずいかくねぇに今気づいてワロタ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459730271/
Entry ⇒ 2016.04.30 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
【モバマス】乃々「うぅ゛……ぐす……ひっぐ……」グスグス
1: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:48:56.97 ID:l/RurE3i0
キャラ崩壊注意
某テレビ局、控え室――
美玲「もう泣き止めよ、な?」
輝子「あれは、事故だから……」
美玲「今さら喚いても、どうにもならないんだぞ?」
乃々「うえぇ……でも、でも゛……ぐすっ……」グスグス
幸子「小梅さんとたまたま近くを通りすがったので、収録が終了したばかりのインディヴィに会いに控え室へお邪魔したら、3人とも衣装から着替えもせず、部屋がお通夜モード全開でした……」
小梅「なるほど……的確に状況を説明し、読者を物語へ引き込む……!」メモメモ
小梅「次元の壁を越えてまで、ファンサービスに徹するなんて……さすが幸子ちゃん……!」
某テレビ局、控え室――
美玲「もう泣き止めよ、な?」
輝子「あれは、事故だから……」
美玲「今さら喚いても、どうにもならないんだぞ?」
乃々「うえぇ……でも、でも゛……ぐすっ……」グスグス
幸子「小梅さんとたまたま近くを通りすがったので、収録が終了したばかりのインディヴィに会いに控え室へお邪魔したら、3人とも衣装から着替えもせず、部屋がお通夜モード全開でした……」
小梅「なるほど……的確に状況を説明し、読者を物語へ引き込む……!」メモメモ
小梅「次元の壁を越えてまで、ファンサービスに徹するなんて……さすが幸子ちゃん……!」
2: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:51:07.01 ID:l/RurE3i0
幸子「輝子さん、美玲さん」
幸子「どういうことですか、この空気は?」
小梅「何があったの?」
美玲「実は……乃々が、ミスっちゃって……」
幸子「ミスですか……それは悲しいですよね」
小梅「でも、乃々ちゃんはもう、立派なアイドルだよ……?」
小梅「それだけで、泣かないと……思う」
輝子「そう、小梅の言う通り……これは、ただのミスじゃ、ないんだ」
幸子「なにか、致命的なミスでもしたんですか?!」
美玲「ある意味、致命的かもな」
幸子「どういうことですか、この空気は?」
小梅「何があったの?」
美玲「実は……乃々が、ミスっちゃって……」
幸子「ミスですか……それは悲しいですよね」
小梅「でも、乃々ちゃんはもう、立派なアイドルだよ……?」
小梅「それだけで、泣かないと……思う」
輝子「そう、小梅の言う通り……これは、ただのミスじゃ、ないんだ」
幸子「なにか、致命的なミスでもしたんですか?!」
美玲「ある意味、致命的かもな」
3: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:51:55.44 ID:l/RurE3i0
輝子「乃々は、ステージ上で少しバランスを崩し……」
輝子「パンチラしてしまったんだ……!!」
2人「「!!!!」」
美玲「しかも……」
美玲「自前の生パンだったんだッ……!!」
2人「「!?!?!?!?」」
輝子「パンチラしてしまったんだ……!!」
2人「「!!!!」」
美玲「しかも……」
美玲「自前の生パンだったんだッ……!!」
2人「「!?!?!?!?」」
4: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:52:41.54 ID:l/RurE3i0
幸子「自前の上に……生パンチラ……?!」ガクガク
小梅「そんなの……乃々ちゃんに耐えられるハズが……!!」ガクガク
幸子「お……おかしいですよ!!」
幸子「ライブでは見せパンを穿くのが慣例じゃないですか!!」
輝子「み、見せパンを、忘れてきたらしい……」
幸子「でも……でも!!」
美玲「……確かに、乃々の力量なら本来、スカートを鉄壁にすることは難しくない……」
美玲「でも、その結果が……コレなんだ」
乃々「う゛ぅ……ぐすっ……う゛ぐうぅ゛……!」グスグス
小梅「泣いちゃった……!」
幸子「そ、そんな……!」
輝子「……」
小梅「そんなの……乃々ちゃんに耐えられるハズが……!!」ガクガク
幸子「お……おかしいですよ!!」
幸子「ライブでは見せパンを穿くのが慣例じゃないですか!!」
輝子「み、見せパンを、忘れてきたらしい……」
幸子「でも……でも!!」
美玲「……確かに、乃々の力量なら本来、スカートを鉄壁にすることは難しくない……」
美玲「でも、その結果が……コレなんだ」
乃々「う゛ぅ……ぐすっ……う゛ぐうぅ゛……!」グスグス
小梅「泣いちゃった……!」
幸子「そ、そんな……!」
輝子「……」
5: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:53:41.20 ID:l/RurE3i0
乃々「も゛うダメでず……私゛はもう死ん゛だんです……」グスグス
美玲「やめろ乃々ッ! バカなことは考えるなッ!」
乃々「……」グスッ
乃々「こうなったらヤケです……!」
乃々「私の目隠し下着モロ自撮り画像を、ネットの海にばら蒔いてやれば――!!」
美玲「やめろォ!!・そんなことしても、ライブ中に撮られたパンモロ画像を無かったことには出来ないぞッ!!」
美玲「というか、新たな爆弾を投げ込むなッ!!」
乃々「どっちにしろ、私はもう終わりなんです!!」
乃々「パンチラ画像を流された時点で!! 何もかもがぁ!!」
乃々「……ぁあ゛あ……ぐずっ……う゛ぅ゛ぅぅ……」グスグス
美玲「やめろ乃々ッ! バカなことは考えるなッ!」
乃々「……」グスッ
乃々「こうなったらヤケです……!」
乃々「私の目隠し下着モロ自撮り画像を、ネットの海にばら蒔いてやれば――!!」
美玲「やめろォ!!・そんなことしても、ライブ中に撮られたパンモロ画像を無かったことには出来ないぞッ!!」
美玲「というか、新たな爆弾を投げ込むなッ!!」
乃々「どっちにしろ、私はもう終わりなんです!!」
乃々「パンチラ画像を流された時点で!! 何もかもがぁ!!」
乃々「……ぁあ゛あ……ぐずっ……う゛ぅ゛ぅぅ……」グスグス
6: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:54:32.80 ID:l/RurE3i0
美玲「ちなみにコレが、その流出画像だ」
幸子「うわ! モロじゃないですか!」
美玲「バッチリだろ?」
小梅「逆に綺麗……」
美玲「それはウチも思った」
幸子「……」
幸子「あの、このパンツなんですが……」
美玲「乃々のパンツがどうした?」
幸子「なんと言いますか、その……」
幸子「『乃々さん』って感じがしませんか?」
美玲「……だよな?」
美玲「だよな?! やっぱりそうだよな?!」ガタッ
幸子「うわ! モロじゃないですか!」
美玲「バッチリだろ?」
小梅「逆に綺麗……」
美玲「それはウチも思った」
幸子「……」
幸子「あの、このパンツなんですが……」
美玲「乃々のパンツがどうした?」
幸子「なんと言いますか、その……」
幸子「『乃々さん』って感じがしませんか?」
美玲「……だよな?」
美玲「だよな?! やっぱりそうだよな?!」ガタッ
7: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:55:23.49 ID:l/RurE3i0
美玲「まさに『乃々に穿かれるために存在してる』って感じだよなッ?!」
幸子「バッチリ似合ってますよね!」
美玲「何だよ、乃々もやるじゃんか」
幸子「グラビアのお仕事とかどうですかね?」
美玲「いいな、それ!」
幸子「しかも……ヤングジャンプです!」
美玲「ヤンジャン!? やるじゃん!!」イエーイ
幸子「特集組んじゃいましょう!!」イエーイ
小梅(カワイイが恥ずかしさを帳消しにする――)
小梅(キュート所属の子によく見られるこの感性……慣れない……)シュン
乃々「う゛うぅ……も゛ぉ、や゛だぁ……」グスグス
輝子「……」
幸子「バッチリ似合ってますよね!」
美玲「何だよ、乃々もやるじゃんか」
幸子「グラビアのお仕事とかどうですかね?」
美玲「いいな、それ!」
幸子「しかも……ヤングジャンプです!」
美玲「ヤンジャン!? やるじゃん!!」イエーイ
幸子「特集組んじゃいましょう!!」イエーイ
小梅(カワイイが恥ずかしさを帳消しにする――)
小梅(キュート所属の子によく見られるこの感性……慣れない……)シュン
乃々「う゛うぅ……も゛ぉ、や゛だぁ……」グスグス
輝子「……」
8: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:56:02.82 ID:l/RurE3i0
輝子「……乃々」フラリ...
輝子「パンチラしたから、生きていけない……そう言ったな?」ユラリ...
乃々「は、はぃ……」グスグス
輝子「……」ヌギヌギ
輝子「……」スルリ
幸子「……えっ何で見せパンだけ脱いでるんですか……?!」
輝子「パンチラしたから、生きていけない……そう言ったな?」ユラリ...
乃々「は、はぃ……」グスグス
輝子「……」ヌギヌギ
輝子「……」スルリ
幸子「……えっ何で見せパンだけ脱いでるんですか……?!」
9: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:56:32.59 ID:l/RurE3i0
輝子「これが私の――」
輝子「やり方だぁ!!!!!!!!」バッ!!
乃々「?!」
幸子「?!」
美玲「じ、自分からスカートを――?!」
小梅「めくっちゃった――?!」カシャッ
輝子「やり方だぁ!!!!!!!!」バッ!!
乃々「?!」
幸子「?!」
美玲「じ、自分からスカートを――?!」
小梅「めくっちゃった――?!」カシャッ
10: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:57:01.47 ID:l/RurE3i0
輝子「乃々!! 見えるか?!」
乃々「は、はひっ……!」ビクッ
輝子「これが私の生パンモロだァ!!」
輝子「さぁ!! いくらでもネットに流せェ!!」
乃々「な……!?」
乃々「そんなことをしたら輝子さんが――!!」
輝子「死なない!!」ドン!!
乃々「!!」
輝子「私は……そんなことでは死なない!!」
乃々「は、はひっ……!」ビクッ
輝子「これが私の生パンモロだァ!!」
輝子「さぁ!! いくらでもネットに流せェ!!」
乃々「な……!?」
乃々「そんなことをしたら輝子さんが――!!」
輝子「死なない!!」ドン!!
乃々「!!」
輝子「私は……そんなことでは死なない!!」
11: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:57:39.11 ID:l/RurE3i0
輝子「確かにこれは、恥ずかしすぎる……///」
輝子「けど!! それでも死なない!!」
輝子「たとえパンモロ画像が出回ろうとも!! 私は生き抜いて見せる!!」
輝子「それでもダメだった時は! 乃々!! 私はお前のそばにいる!!」
輝子「パンモロで迫害されている乃々を!! 生き恥晒してでも守ってやる!!」
輝子「それがこの星輝子の!! 親友との絆だひゃっはああああああああ!!!!」
乃々「輝子さん……!」キュン
幸子「……こういうカッコイイことを、臆面もなく言えちゃうんですよねぇ、輝子さんは」
小梅「罪作りだよね」カシャカシャッ
輝子「けど!! それでも死なない!!」
輝子「たとえパンモロ画像が出回ろうとも!! 私は生き抜いて見せる!!」
輝子「それでもダメだった時は! 乃々!! 私はお前のそばにいる!!」
輝子「パンモロで迫害されている乃々を!! 生き恥晒してでも守ってやる!!」
輝子「それがこの星輝子の!! 親友との絆だひゃっはああああああああ!!!!」
乃々「輝子さん……!」キュン
幸子「……こういうカッコイイことを、臆面もなく言えちゃうんですよねぇ、輝子さんは」
小梅「罪作りだよね」カシャカシャッ
12: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:58:32.80 ID:l/RurE3i0
幸子「……」
幸子「あぁ!!!!」
幸子「ちょっと輝子さん!!!!」
輝子「な、なんだ?」
幸子「また、ファンから送りつけられたパンツを穿いてるじゃないですか!!!!」
輝子「うん……も、貰ったからな」
美玲「オマエ随分ロックだなッ?!」
小梅「メタル、やってるからね」
幸子「それはやめてくださいって言いましたよね?!」
幸子「何が染み込んでるか分からないから、穿かないでくださいって言いましたよね?!」
輝子「でも、これ、結構良い生地だし――」
幸子「生地の問題じゃありません!!」
幸子「生地にこだわるなら、ボクのパンツでも何でも貸してあげますから!」
幸子「だから贈り物を穿くのはやめてください!!」
輝子「わ、分かった……」
幸子「全くもう……」プンスカ
小梅「気を付けてね?」カシャカシャカシャカシャッ
輝子「ありがとう……フヒヒ」
輝子(キノコ水玉……気に入ってるのに)シュン
幸子「あぁ!!!!」
幸子「ちょっと輝子さん!!!!」
輝子「な、なんだ?」
幸子「また、ファンから送りつけられたパンツを穿いてるじゃないですか!!!!」
輝子「うん……も、貰ったからな」
美玲「オマエ随分ロックだなッ?!」
小梅「メタル、やってるからね」
幸子「それはやめてくださいって言いましたよね?!」
幸子「何が染み込んでるか分からないから、穿かないでくださいって言いましたよね?!」
輝子「でも、これ、結構良い生地だし――」
幸子「生地の問題じゃありません!!」
幸子「生地にこだわるなら、ボクのパンツでも何でも貸してあげますから!」
幸子「だから贈り物を穿くのはやめてください!!」
輝子「わ、分かった……」
幸子「全くもう……」プンスカ
小梅「気を付けてね?」カシャカシャカシャカシャッ
輝子「ありがとう……フヒヒ」
輝子(キノコ水玉……気に入ってるのに)シュン
13: ◆1EQMASWfsI 2016/04/27(水) 23:59:09.28 ID:l/RurE3i0
美玲「それで……落ち着いたか?」
乃々「えぇ、おかげさm――」ハッ
乃々「あー……そのー……」
乃々「あと1人いたらなぁ……と思いまして……」
輝子「そうか……わ、分かった!」
輝子「美玲!! 生パンモロするんだ!!!!」
美玲「ファッ!?」
輝子「乃々を救うには、その手しかない!!」
小梅「美玲ちゃん、ゴメンね?」カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャッ
小梅「輝子ちゃんは……純粋、だから……」カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャッ
美玲「純粋とかいう問題じゃないぞこれはッ!?」
美玲「というかオマエ撮りすぎだぞッ?!」
乃々「えぇ、おかげさm――」ハッ
乃々「あー……そのー……」
乃々「あと1人いたらなぁ……と思いまして……」
輝子「そうか……わ、分かった!」
輝子「美玲!! 生パンモロするんだ!!!!」
美玲「ファッ!?」
輝子「乃々を救うには、その手しかない!!」
小梅「美玲ちゃん、ゴメンね?」カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャッ
小梅「輝子ちゃんは……純粋、だから……」カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャッ
美玲「純粋とかいう問題じゃないぞこれはッ!?」
美玲「というかオマエ撮りすぎだぞッ?!」
14: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:00:08.44 ID:2w+v8NUb0
美玲「で、でもさ! あと1人ってことなら、幸子や小梅でも大丈夫だろ? なっ? なっ?」アタフタ
幸子「いえ、それはダメです!」キッパリ
幸子「まだインディヴィのターンですので!」
美玲「いや、でもさ、142だっていけるだろ?」
幸子「いけますが、まだインディヴィのターンですので!」
美玲「……おいぃ……」ガクリ
美玲「そういう……反論不可能なことを言うのは、ナシだろ……」
幸子「インディヴィのターンですので!」
美玲「分かった! 分かった、分かったから!!」
美玲「……やるよ……///」
小梅「がんばれ……」●REC
幸子「いえ、それはダメです!」キッパリ
幸子「まだインディヴィのターンですので!」
美玲「いや、でもさ、142だっていけるだろ?」
幸子「いけますが、まだインディヴィのターンですので!」
美玲「……おいぃ……」ガクリ
美玲「そういう……反論不可能なことを言うのは、ナシだろ……」
幸子「インディヴィのターンですので!」
美玲「分かった! 分かった、分かったから!!」
美玲「……やるよ……///」
小梅「がんばれ……」●REC
15: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:00:47.45 ID:2w+v8NUb0
美玲「うぅぅぅ……」ヌギヌギ...
美玲「なんでウチがこんな目に……」スルスル...
小梅「荷物……預かるね?」
美玲「あぁ、ありがと」
小梅「……」
小梅「……」ヒロゲヒロゲ...
小梅「こちらが、美玲ちゃんの見せパンです」●REC
美玲「実況するなよッ!!」
小梅「ま……まだ暖かいですっ……!」
美玲「脱ぎたてだからなッ!!!!///」
美玲「なんでウチがこんな目に……」スルスル...
小梅「荷物……預かるね?」
美玲「あぁ、ありがと」
小梅「……」
小梅「……」ヒロゲヒロゲ...
小梅「こちらが、美玲ちゃんの見せパンです」●REC
美玲「実況するなよッ!!」
小梅「ま……まだ暖かいですっ……!」
美玲「脱ぎたてだからなッ!!!!///」
16: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:01:26.33 ID:2w+v8NUb0
美玲「うぅ……」
輝子「さあ、あとはスカートをたくしあげるだけ……!」
美玲「……」
輝子「美玲?」
美玲「分かってるってば!」
美玲「これも、乃々と輝子のため……ッ!」グッ
美玲(うぅ……なんでウチがこんな目に……)スルスル...
美玲「~~ッ!」ス...
4人「「おぉー!!!!」」
輝子「さあ、あとはスカートをたくしあげるだけ……!」
美玲「……」
輝子「美玲?」
美玲「分かってるってば!」
美玲「これも、乃々と輝子のため……ッ!」グッ
美玲(うぅ……なんでウチがこんな目に……)スルスル...
美玲「~~ッ!」ス...
4人「「おぉー!!!!」」
17: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:02:19.45 ID:2w+v8NUb0
幸子「カワイイデザインですね」
輝子「美玲は、オシャレさんだからな」
小梅「これどこで買った?」●REC
乃々「有難や有難や……」
美玲「ゃ、そんな近くで見るなよッ!」バッ!!
小梅「あっダメダメ……!」●REC
輝子「まだ隠さないで!」
乃々「う、うぅ……」ガクガク
幸子「乃々さんが苦しんでます! 早くパンモロして!」
輝子「美玲は、オシャレさんだからな」
小梅「これどこで買った?」●REC
乃々「有難や有難や……」
美玲「ゃ、そんな近くで見るなよッ!」バッ!!
小梅「あっダメダメ……!」●REC
輝子「まだ隠さないで!」
乃々「う、うぅ……」ガクガク
幸子「乃々さんが苦しんでます! 早くパンモロして!」
18: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:03:07.62 ID:2w+v8NUb0
美玲「ぅぅ……もう、やだぁ……///」ス...
小梅「これ、色違いあった?」●REC
幸子「やっぱり美玲さんの太ももは綺麗ですね!」
乃々「涙目で強制スカートたくし上げ……良いっ……!!」フンフンッ
輝子「あれ……ウソだろ……?!」
輝子「美玲は、まだ生えていないのか?!」
幸子「違いますよ! これは全部剃ってるだけです!」
輝子「ぜ、全部剃っちゃうのか……?!」
幸子「美玲さんゴメンなさい、輝子さんはグラビアの経験がないので……」
輝子「お詫びに、美玲に投票しておく……フヒ」ブッパァ!!
小梅「剃れるほどあるんだ……羨ましいな」●REC
乃々「愛する仲間を守るため、顔を真っ赤にしながら、恥辱に耐える美玲さん……滾るっ……!!」フンフンッ
美玲(……今、爆弾発言かましたヤツいなかったか……?!)
小梅「これ、色違いあった?」●REC
幸子「やっぱり美玲さんの太ももは綺麗ですね!」
乃々「涙目で強制スカートたくし上げ……良いっ……!!」フンフンッ
輝子「あれ……ウソだろ……?!」
輝子「美玲は、まだ生えていないのか?!」
幸子「違いますよ! これは全部剃ってるだけです!」
輝子「ぜ、全部剃っちゃうのか……?!」
幸子「美玲さんゴメンなさい、輝子さんはグラビアの経験がないので……」
輝子「お詫びに、美玲に投票しておく……フヒ」ブッパァ!!
小梅「剃れるほどあるんだ……羨ましいな」●REC
乃々「愛する仲間を守るため、顔を真っ赤にしながら、恥辱に耐える美玲さん……滾るっ……!!」フンフンッ
美玲(……今、爆弾発言かましたヤツいなかったか……?!)
19: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:04:00.15 ID:2w+v8NUb0
美玲「も……もうダメ! これ以上は無理!」
美玲「終わり! はい終わり!」バッ
4人「「えー!?」」
美玲「十分見ただろッ!? だから終わりッ!!」
幸子「あんなにカワイイ美玲さんなんて、そうそう見られないのに……」
輝子「し、仕方ない……」
乃々「後でデータ貰えますか?」
小梅「画像? 動画?」
乃々「全部」
美玲「終わり! はい終わり!」バッ
4人「「えー!?」」
美玲「十分見ただろッ!? だから終わりッ!!」
幸子「あんなにカワイイ美玲さんなんて、そうそう見られないのに……」
輝子「し、仕方ない……」
乃々「後でデータ貰えますか?」
小梅「画像? 動画?」
乃々「全部」
20: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:04:51.60 ID:2w+v8NUb0
美玲「そ、それで……どうだったんだよ?」
美玲「ウチにここまでさせといて、まだ死ぬとか言うのか?!」
乃々「いえ……もう大丈夫です」
乃々「確かに、パンモロ画像がネットに流出したのは、死ぬほど悲しいです」
乃々「でも、2人のパンモロ姿によって、生まれ変わるほどの幸福に包まれています」
乃々「輝子さん、美玲さん……ありがとうございます」パァァ...!!
幸子「あぁ!! あれは、乃々さんが心から喜んでいる時にだけ現れる、超絶美少女オーラじゃないですか!!」
小梅「どんな時でも、自然な流れで状況を説明する……さすが幸子ちゃん!」
輝子「一件落着……フヒ」
美玲「そのオーラをどうして30分前に出さないんだ森久保乃々ォ!!!!」
美玲「ウチにここまでさせといて、まだ死ぬとか言うのか?!」
乃々「いえ……もう大丈夫です」
乃々「確かに、パンモロ画像がネットに流出したのは、死ぬほど悲しいです」
乃々「でも、2人のパンモロ姿によって、生まれ変わるほどの幸福に包まれています」
乃々「輝子さん、美玲さん……ありがとうございます」パァァ...!!
幸子「あぁ!! あれは、乃々さんが心から喜んでいる時にだけ現れる、超絶美少女オーラじゃないですか!!」
小梅「どんな時でも、自然な流れで状況を説明する……さすが幸子ちゃん!」
輝子「一件落着……フヒ」
美玲「そのオーラをどうして30分前に出さないんだ森久保乃々ォ!!!!」
21: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:05:33.93 ID:2w+v8NUb0
P『おーい! 早く着替えろー!』コンコン
P『もうすぐ引き払わなくちゃならないんだからなー?!』
乃々「あ……もうそんな時間ですか」
美玲「はーい! 着替え終わったらすぐ行くからなー!」
輝子「早くしなきゃ」イソイソ
幸子「……一時はどうなるかと思いましたが、もう大丈夫そうですね」
小梅「失敗しても、仲間がいる……」
小梅「だから……私たち142も、頑張らなくちゃ」
幸子「よく言ってくれました!」
幸子「ボクたちも、インディヴィに負けないくらい強い絆を持ったユニットにしましょう!」ニコリ
小梅「うんっ」ニコリ
P『もうすぐ引き払わなくちゃならないんだからなー?!』
乃々「あ……もうそんな時間ですか」
美玲「はーい! 着替え終わったらすぐ行くからなー!」
輝子「早くしなきゃ」イソイソ
幸子「……一時はどうなるかと思いましたが、もう大丈夫そうですね」
小梅「失敗しても、仲間がいる……」
小梅「だから……私たち142も、頑張らなくちゃ」
幸子「よく言ってくれました!」
幸子「ボクたちも、インディヴィに負けないくらい強い絆を持ったユニットにしましょう!」ニコリ
小梅「うんっ」ニコリ
22: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:06:05.34 ID:2w+v8NUb0
小梅(私たちは、まだまだ幼い……)
小梅(これからも、失敗すると思う……)
小梅(でも……隣には仲間がいる)
小梅(だから私たちは頑張れる……)
小梅(いつか、この世界の頂点に立つ、その日まで――!!)
小梅(これからも、失敗すると思う……)
小梅(でも……隣には仲間がいる)
小梅(だから私たちは頑張れる……)
小梅(いつか、この世界の頂点に立つ、その日まで――!!)
23: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:06:51.34 ID:2w+v8NUb0
小梅(あと)
小梅(幸子ちゃんの涙目強制スカートたくし上げパンモロ姿を動画におさめる、その日まで――!!!!)グッ...!
>>3ヶ月後、動画におさめました
終わり
小梅(幸子ちゃんの涙目強制スカートたくし上げパンモロ姿を動画におさめる、その日まで――!!!!)グッ...!
>>3ヶ月後、動画におさめました
終わり
24: ◆1EQMASWfsI 2016/04/28(木) 00:10:14.81 ID:2w+v8NUb0
いわゆるゾーニングテスト
久し振りにはっちゃけたSSが書けました
以上です、ありがとうございました
久し振りにはっちゃけたSSが書けました
以上です、ありがとうございました
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:19:47.61 ID:A8qChNqso
おつ!
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 00:21:28.74 ID:M4jq996AO
おつおつ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461768536/
Entry ⇒ 2016.04.30 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
千早「春香はHなのね」
1: sage saga 2016/04/03(日) 23:50:14.37 ID:ozkEYbc10
春香「へ!?」
千早「まあ、今さら改めて言うことでのないけれど」
春香「ちょ、ちょっと千早ちゃん! それどういうこと!?」
千早「どういうって……実際そうでしょう?」
春香「ちがうよっ!」
千早「え? どうして?」
春香「どうしてじゃなくてっ!!」
千早「えっと……ごめんなさい。なにを言ってるか、よくわからないわ」
春香「こっちが言いたいよ! 急になに言いだすの千早ちゃんはっ!」
千早「春香はHだってことを」
春香「Hじゃないよっ!」
千早「まあ、今さら改めて言うことでのないけれど」
春香「ちょ、ちょっと千早ちゃん! それどういうこと!?」
千早「どういうって……実際そうでしょう?」
春香「ちがうよっ!」
千早「え? どうして?」
春香「どうしてじゃなくてっ!!」
千早「えっと……ごめんなさい。なにを言ってるか、よくわからないわ」
春香「こっちが言いたいよ! 急になに言いだすの千早ちゃんはっ!」
千早「春香はHだってことを」
春香「Hじゃないよっ!」
2: sage saga 2016/04/03(日) 23:53:04.17 ID:ozkEYbc10
千早「そんなわけないわ」
春香「なんで言い切るの!?」
千早「生まれる前からそうだからよ」
春香「そんなにさかのぼる!? 私どんな宿命背負って生まれてきたの!?」
千早「あ、違ったわ。生まれた後かも。春香のご両親に聞いてみたいとはっきり言えなかったわね。ふふ」
春香「私の両親はなにを知ってるの!? 私が生まれた時なにがあったの!?」
千早「それにこの間だって」
春香「この間!? 一気に最近の話!? なに!? 私なにかやらかしちゃったかな!?」
3: sage saga 2016/04/04(月) 00:02:37.66 ID:VcdkztJS0
千早「やらかしたというか……この間撮影したグラビアが載ってる雑誌にも、しっかり載っていたわよ」
春香「しっかり!? いや別にHじゃないから!! 普通の水着だから!!」
千早「水着は普通よ。可愛かったわ。春香によく似合っていたと思う」
春香「え。……う、うん。ありがと」
千早「Hなのは水着じゃなくて、それ以外のところよ」
春香「褒められたと思ったら!! それ以外ってなに!?」
千早「下の辺り」
春香「下っ!?/// し、下って、なに、どうなってたっ!? なにか出てた!?」
千早「…………」
春香「黙らないでよ!! ちゃんと答えて!! 私のアイドル人生がかかってるかもしれないんだよっ!?」
千早「……なんだか、さっきから話が噛み合わない気がして」
春香「……え?」
春香「しっかり!? いや別にHじゃないから!! 普通の水着だから!!」
千早「水着は普通よ。可愛かったわ。春香によく似合っていたと思う」
春香「え。……う、うん。ありがと」
千早「Hなのは水着じゃなくて、それ以外のところよ」
春香「褒められたと思ったら!! それ以外ってなに!?」
千早「下の辺り」
春香「下っ!?/// し、下って、なに、どうなってたっ!? なにか出てた!?」
千早「…………」
春香「黙らないでよ!! ちゃんと答えて!! 私のアイドル人生がかかってるかもしれないんだよっ!?」
千早「……なんだか、さっきから話が噛み合わない気がして」
春香「……え?」
4: sage saga 2016/04/04(月) 00:03:26.24 ID:VcdkztJS0
千早「もしかして、私の言葉が足りなかったせいかもしれないわ。誤解させてしまったかも」
春香「……そう……なの、かな?」
千早「ごめんなさい春香。いやな気分にさせてしまったわね」
春香「えっ? う、ううん! 大丈夫! 私も早とちりしちゃったかも! ごめんね千早ちゃん」
千早「ありがとう、春香。それじゃあ改めて……」
春香「うんっ」
千早「春香の頭がHだって話だけれど」
春香「やっぱりおかしーーーいッ!!!」
5: sage saga 2016/04/04(月) 00:04:43.60 ID:VcdkztJS0
ガチャ
伊織「なに大声出してるのよ春香。外まで聞こえちゃうわよ?」
千早「水瀬さん」
春香「えっ、伊織? よかった! ちょうどいいところに!」
伊織「な、なによ」
春香「千早ちゃんが変なの!」
伊織「変なのは大声出してる春香の方だと思うけど」
春香「大声出したくもなるよ!だってさっきから―――」
千早「春香の頭がHだって話をしていたところよ」
春香「あ」
伊織「……。春香、アンタ―――」
春香「ちがっ、ちがうよ!? 私はなにも―――」
伊織「大丈夫。春香がどんな変態だとしても、私たちは仲間よ。765プロの仲間だもの」
春香「そう言いながら距離をとらないで!!」
伊織「大丈夫。大丈夫よ。わかってるわ。わかってるから、もうちょっと離れてもらえるかしら」
春香「だからちがうんだってば!! もーーーっ!!!」
伊織「なに大声出してるのよ春香。外まで聞こえちゃうわよ?」
千早「水瀬さん」
春香「えっ、伊織? よかった! ちょうどいいところに!」
伊織「な、なによ」
春香「千早ちゃんが変なの!」
伊織「変なのは大声出してる春香の方だと思うけど」
春香「大声出したくもなるよ!だってさっきから―――」
千早「春香の頭がHだって話をしていたところよ」
春香「あ」
伊織「……。春香、アンタ―――」
春香「ちがっ、ちがうよ!? 私はなにも―――」
伊織「大丈夫。春香がどんな変態だとしても、私たちは仲間よ。765プロの仲間だもの」
春香「そう言いながら距離をとらないで!!」
伊織「大丈夫。大丈夫よ。わかってるわ。わかってるから、もうちょっと離れてもらえるかしら」
春香「だからちがうんだってば!! もーーーっ!!!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:13:22.87 ID:VcdkztJS0
――――――
伊織「……まあ、話はわかったわ」
春香「わかってくれた!? やっぱり千早ちゃん変だよね!? ねっ!?」
伊織「んー……。千早は、別に変なことを言っているつもりはないのよね」
千早「ええ。なのにさっきから、春香の反応がおかしくて……」
伊織「なるほど……」
伊織「ねえ。さっき千早が言ってたっていうグラビアって、この雑誌のこと?」
千早「ええ」
伊織「ふーん」パラパラ
春香「だ、大丈夫? 変な写真じゃない? なにも出てない?」
伊織「なにが出るのよ……ちょっと静かにしてちょうだい」ペラペラ
伊織「……まあ、話はわかったわ」
春香「わかってくれた!? やっぱり千早ちゃん変だよね!? ねっ!?」
伊織「んー……。千早は、別に変なことを言っているつもりはないのよね」
千早「ええ。なのにさっきから、春香の反応がおかしくて……」
伊織「なるほど……」
伊織「ねえ。さっき千早が言ってたっていうグラビアって、この雑誌のこと?」
千早「ええ」
伊織「ふーん」パラパラ
春香「だ、大丈夫? 変な写真じゃない? なにも出てない?」
伊織「なにが出るのよ……ちょっと静かにしてちょうだい」ペラペラ
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:14:14.44 ID:VcdkztJS0
伊織「……うん。そういうこと」パタン
春香「わかったの伊織!?」
伊織「ええ、多分ね。ねえ千早。Hなのは、春香の頭よね?」
千早「ええ、そうよ」
春香「ちょっとっ!!」
伊織「静かに! このグラビアの、下の辺りって言ってたわよね」
千早「そうよ」
伊織「ん、わかったわ。ほら春香、自分でも見てみなさい」
春香「ええっ!? ちょ、ちょっとまだ覚悟が―――」
伊織「いいから早く!」
春香「は、はいっ!! ……うう、ちゃんと自分でも写真チェックしたんだけどなぁ」ペラッ
春香「…………」ジー
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:17:38.43 ID:VcdkztJS0
春香「……? あれ? やっぱり普通の写真だ」
伊織「当たり前よ。千早が言ってるのは、下に書いてあるものよ」
春香「下って……私の、名前が書いてあるだけ……天海春香って、ローマ字で―――あっ」
伊織「そういうことでしょ、千早」
千早「ええ。だって、HARUKAなんだから、頭はHでしょう?」
春香「そういうことなの!? もう、紛らわしすぎるよ千早ちゃん!」
千早「ご、ごめんなさい。そこまで伝わってなかったと思わなくて」
春香「全然伝わってなかったよ……もー」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:18:46.96 ID:VcdkztJS0
伊織「よかったわね。くだらない食い違いが解決して。あとはいつも通り、いちゃいちゃしてれば? 私に構わず」
春香「い、いちゃいちゃなんてしてないからっ!」
伊織「はいはい」
春香「ちょっと伊織聞いてる!?」
千早「落ちついて、春香」
春香「千早ちゃん……」
千早「私は、やっと誤解や食い違いが解けてよかったと思うけど……春香は?」
春香「……うん! そうだね! 私も、良かったと思う!」
千早「ええ、そうね。ふふ」
春香「えへへ!」
千早「じゃあ、話の続きね。春香はHなドスケベだっていう話だけれど」
春香「誤解解けてなぁーーーいっ!!!」
伊織(やっぱり確信犯だったわね)
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:22:08.58 ID:VcdkztJS0
千早「ごめんなさい。やっぱり私、春香は静純そうに見えても実はドスケベでしたってキャラだと思いたいの」
春香「思わないで!! 勝手にキャラ付けしないで!! ていうかそのキャラ設定、誰が得するの!?」
千早「私よ」
春香「伊織っ!! 千早ちゃんがサイコレズだった!! 助けてっ!!」
伊織「巻きこまないでちょうだい」
千早「仕方ないじゃない! 明るく元気なアイドルの春香が、裏ではドスケベの淫乱アイドルだったと考えるだけで、私の腹筋が硬くなってしまうわ!」
春香「返して! 765プロの歌姫、如月千早を返してよ!!」ユサユサ
伊織「巻きこまないでちょうだい」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:25:44.42 ID:VcdkztJS0
千早「それに、どれだけ否定してもHARUKAの頭がHなのは変えられないわ! それとも、ご両親にもらった大事な名前、今から変えるつもり!?」
春香「ううっ……それなら千早ちゃんだって、Chihaya Kisaragi……C,K……えっと……」
千早「ふふ。なにも浮かばないみたいね」
春香「ぐぬぬ……」
春香「―――あっ! そ、それなら! 伊織だって、名字は水瀬だからMだよ! ドMだよ!」
伊織「だから巻きこまないでって言ってるでしょ!!」
春香「ドMのいおりんだよ!!」
伊織「やめて!! あとその発言、水瀬の人間全員敵に回すわよっ!?」
春香「だ、だって……だって他にHのつく人なんて……」
千早「さあ……認めなさい春香。Hなのは765プロで自分だけだって」
春香「う……うう……」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:27:16.40 ID:VcdkztJS0
ガチャッ
響「はいさーいっ! お仕事終わったぞ!」
貴音「ただいま戻りました」
春香「あっ! 響と貴音さん!! 助けて!!」
千早「助けを求めても無駄よ春香!!」
伊織「お願い。今すぐ私と喫茶店にでも行きましょう。奢るから。早くこの場から離れたいの」
響「ど、どうかしたのか?」
貴音「なにか揉め事でしょうか?」
春香「聞いてよ響! 貴音さんも―――ん? ひ、びき……あっ!!」
千早「っ!! しまった!!」
伊織「? ……ああっ!」
響「へ?」
貴音「?」
春香「響もHだ!!」
響「うぇっ!!」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:28:50.00 ID:VcdkztJS0
伊織「そうよ、響よ! 響がいたんじゃない! Hよ、Hっ!」
千早「くっ、我那覇さんもHだったわね……迂闊だったわ」
響「え、ええ、エッチ?/// ち、ちがうぞ!! 自分、Hなんかじゃ―――」
貴音「なんと! 響はど助平だったのですね!」
響「ち、ちがうってば!!」
春香「違くないよ! Hだよ!」
伊織「そうよ! Hよ!」
千早「ええ、Hだわ……」
貴音「やはり! 響! なにがあったかは知りませんが、ど助平なのはいけないと思います!! とにかく具体的に、なにがどうど助平なのか詳しく説明してもらわなければ!!」
響「うぎゃーーーっ!! なんなんだよもーーーっ!!!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:43:27.46 ID:VcdkztJS0
――――――
雪歩「…………」
美希「…………」
真「あ! 雪歩、美希! おはようっ! ……? どうかした? 2人でドアの前で立ち止まって」
雪歩「ねえ。真ちゃん」
真「え、なに?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:44:16.85 ID:VcdkztJS0
雪歩「私、萩原雪歩だよ」
美希「私は、星井美希なの」
真「? うん。知ってるけど」
雪歩「真ちゃん。私たちも」
美希「H、ってことなの」
真「……へ?」
雪歩「そして……」
美希「真君は、H、ってことなの」
真「……へ?」
雪歩「そして」
美希「真君は……」
『M、なんだ』
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:46:26.24 ID:VcdkztJS0
おわり
日付が変わりましたが、どんな内容だとしても、誕生日SSと言い張る権利を主張します。
天海春香さん、誕生日おめでとうございます。
日付が変わりましたが、どんな内容だとしても、誕生日SSと言い張る権利を主張します。
天海春香さん、誕生日おめでとうございます。
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:48:15.91 ID:lAWuCXYDO
良かった
亜美真美はHじゃなかったんだ
亜美真美はHじゃなかったんだ
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:48:49.47 ID:WfnQlst2O
真美もMだな
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:49:28.48 ID:VcdkztJS0
モバマスの綴りだとFなのでセーフと主張します
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:52:32.70 ID:VcdkztJS0
Mなのは否定できません
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459695014/
Entry ⇒ 2016.04.30 | Category ⇒ アイドルマスター | Comments (0)
布団幼女「カビが生えました」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/24(日) 22:56:32 ID:Si0QtmV2
男「お前はいつかの布団幼女じゃないか!」
幼女「いやぁーしばらく敷かれっぱなしにされていたらカビてしまいまして」
男「それでどうしろと?」
幼女「カビた部分を元に戻してもらえますか」
男「え?」
幼女「耳が聞こえないふりはやめてください!」
男「いや・・・布団ってカビ生えたら普通捨てるでしょ」
幼女「もったいない!」
幼女「いやぁーしばらく敷かれっぱなしにされていたらカビてしまいまして」
男「それでどうしろと?」
幼女「カビた部分を元に戻してもらえますか」
男「え?」
幼女「耳が聞こえないふりはやめてください!」
男「いや・・・布団ってカビ生えたら普通捨てるでしょ」
幼女「もったいない!」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/24(日) 23:02:35 ID:Si0QtmV2
男「もったいないって言うかそこまでして使い続けたくねえよ」
幼女「別にいいじゃないですかあなたが使うわけじゃないんだから」
男「ああ、あのジイさんの布団だったっけか」
幼女「あの方は非常にケチなことで有名です」
男「たとえばどんな所が?」
幼女「コカコーラを水割りで飲んで1ヶ月持たせている辺り」
男「水飲めよ」
幼女「そしてそのケチなお方は私を捨てずに蘇らせようとしてくれています!」
幼女「別にいいじゃないですかあなたが使うわけじゃないんだから」
男「ああ、あのジイさんの布団だったっけか」
幼女「あの方は非常にケチなことで有名です」
男「たとえばどんな所が?」
幼女「コカコーラを水割りで飲んで1ヶ月持たせている辺り」
男「水飲めよ」
幼女「そしてそのケチなお方は私を捨てずに蘇らせようとしてくれています!」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/24(日) 23:06:40 ID:Si0QtmV2
男「褒めてるのか貶してるのか分からん」
幼女「素直に嬉しいです!布団なんていつかは捨てられる物だと思っていただけに!」
男「普通はそうするから」
幼女「お金払うんでお願いします!」
男「ダメだ」
幼女「・・・っ!」
男「タダでなら引き受けてやってもいいぞ」
幼女「ありがとうございます!」
幼女「素直に嬉しいです!布団なんていつかは捨てられる物だと思っていただけに!」
男「普通はそうするから」
幼女「お金払うんでお願いします!」
男「ダメだ」
幼女「・・・っ!」
男「タダでなら引き受けてやってもいいぞ」
幼女「ありがとうございます!」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/24(日) 23:12:12 ID:Si0QtmV2
男「で、切ればいいんだよな」
幼女「うん」
男「どこから切り始めようか・・・」チョキチョキ
幼女「・・・」ガタガタ
男「よし!お尻から・・・血とか出ないよな?」
幼女「切るなら早く切ってよ!中材しか出ないから!」
男「なぜキレる?」
幼女「布団だって切られるときは痛いから!」
幼女「うん」
男「どこから切り始めようか・・・」チョキチョキ
幼女「・・・」ガタガタ
男「よし!お尻から・・・血とか出ないよな?」
幼女「切るなら早く切ってよ!中材しか出ないから!」
男「なぜキレる?」
幼女「布団だって切られるときは痛いから!」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/24(日) 23:16:09 ID:Si0QtmV2
男「じゃあ切るぞ」ショキ
幼女「!!!」バタバタ
男「動くな!ホコリがっ・・・」ジョジョキィッ
幼女「ギャアアア!」
男「通報されるからあんまり騒がないでくれ」チョキン
幼女「!!!」バタバタ
男「動くな!ホコリがっ・・・」ジョジョキィッ
幼女「ギャアアア!」
男「通報されるからあんまり騒がないでくれ」チョキン
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/24(日) 23:23:05 ID:Si0QtmV2
幼女「ハアハア・・・あっ!?」
男「何だよ」
幼女「そのハサミって解剖用ですよね」
男「小学校の時自由研究で自分の腹を開いたときに買ったんだ」
幼女「布団は裁ちバサミで切ってください!」
男「細かいな、切れたんだからいいじゃん」
幼女「どーりでいつもより痛いと思った」
男「そんなに切れ味違うかな」
男「何だよ」
幼女「そのハサミって解剖用ですよね」
男「小学校の時自由研究で自分の腹を開いたときに買ったんだ」
幼女「布団は裁ちバサミで切ってください!」
男「細かいな、切れたんだからいいじゃん」
幼女「どーりでいつもより痛いと思った」
男「そんなに切れ味違うかな」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/24(日) 23:29:27 ID:Si0QtmV2
男「いい具合に煮立ってきたな」
幼女「ここまで本格的に"夜なべ"をする人は始めて見ました・・・つーかたかが布団ごときに何時間かかってんだよ!」
男「ああ、オペはもう終わったよ」
幼女「終わったなら言え・・・ください!」
男「家はやらんよ!」
幼女「すみません噛みました」
男「じゃあお金払って」
幼女(えっ!?)
幼女「ここまで本格的に"夜なべ"をする人は始めて見ました・・・つーかたかが布団ごときに何時間かかってんだよ!」
男「ああ、オペはもう終わったよ」
幼女「終わったなら言え・・・ください!」
男「家はやらんよ!」
幼女「すみません噛みました」
男「じゃあお金払って」
幼女(えっ!?)
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/25(月) 17:25:27 ID:gSZsyuHs
男「払えよ」
幼女「えっと・・・」
男「払うまで帰らせねえぞ」
幼女「お金持ってません」
男「タダでクリーニングしてもらおうってか」
幼女「いえ、払うのはジイさんですから」
男「だったらそのジジイを連れて来い!」
幼女「今ジイさんは出かけて・・・」
バンッ
男「幼女!」
幼女「えっと・・・」
男「払うまで帰らせねえぞ」
幼女「お金持ってません」
男「タダでクリーニングしてもらおうってか」
幼女「いえ、払うのはジイさんですから」
男「だったらそのジジイを連れて来い!」
幼女「今ジイさんは出かけて・・・」
バンッ
男「幼女!」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/25(月) 17:31:37 ID:gSZsyuHs
幼女「はい」
男「ジジイが帰るまでの間うちで働けよ!タダ働きだ!」
幼女「はい喜んで」
男「何でそんなに嬉しそうにするんだ?」
幼女「人に上に寝られるのは大好きなので」
男「いや働くってそういう意味じゃ・・・」
幼女「ぜひ私の上で寝てください!」
男「明らかに寝心地悪そうなんだけど」
男「ジジイが帰るまでの間うちで働けよ!タダ働きだ!」
幼女「はい喜んで」
男「何でそんなに嬉しそうにするんだ?」
幼女「人に上に寝られるのは大好きなので」
男「いや働くってそういう意味じゃ・・・」
幼女「ぜひ私の上で寝てください!」
男「明らかに寝心地悪そうなんだけど」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/25(月) 17:39:12 ID:gSZsyuHs
幼女「確かに布団は小さいけど枕がでかいからね」
男「枕?」
幼女「枕女ー!」
女「呼んだ?」
男「いつの間に押入れに入ったんだ」
女「あんた幼女のオペに何時間かけてんのよ」
男「解剖はできるけど縫合は苦手でな」
女「そんな事どうでもいいのよ」
男「自分から聞いておいて何だよ」
女「私に生えたカビもどうにかしてくれる?」
男「枕?」
幼女「枕女ー!」
女「呼んだ?」
男「いつの間に押入れに入ったんだ」
女「あんた幼女のオペに何時間かけてんのよ」
男「解剖はできるけど縫合は苦手でな」
女「そんな事どうでもいいのよ」
男「自分から聞いておいて何だよ」
女「私に生えたカビもどうにかしてくれる?」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/25(月) 17:49:55 ID:gSZsyuHs
男「断る」
女「何で幼女は良くて私は断るなのよ!あんたロリコン!?」
男「他のもっと裁縫が得意な奴に頼めばいいだろ」
女「めんどくさい!」
男「お前が言うな!」
幼女「ねえ他の布団は処分しちゃっていいのかな」
男「俺の布団に触るなってゆーかちゃっかり住み着こうとするな!」
女「早くオペをしないと全身がカビるから早く」
幼女「早く」
男「任せろ幼女ちゃん!」
女「何で幼女は良くて私は断るなのよ!あんたロリコン!?」
男「他のもっと裁縫が得意な奴に頼めばいいだろ」
女「めんどくさい!」
男「お前が言うな!」
幼女「ねえ他の布団は処分しちゃっていいのかな」
男「俺の布団に触るなってゆーかちゃっかり住み着こうとするな!」
女「早くオペをしないと全身がカビるから早く」
幼女「早く」
男「任せろ幼女ちゃん!」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/25(月) 17:57:09 ID:gSZsyuHs
翌朝...
男「終わっ・・・た・・・ぞ・・・・・・」
女「じゃあ私達は押入れで寝るから」
幼女「おやすみー」
男「ちょっと待て」
幼女「何」
男「お前ら俺の布団になったんじゃなかったのか」
幼女「昼間は寝るから」
男「だから布団が寝るなって」
幼女「うっせ」ピシャ
男「終わっ・・・た・・・ぞ・・・・・・」
女「じゃあ私達は押入れで寝るから」
幼女「おやすみー」
男「ちょっと待て」
幼女「何」
男「お前ら俺の布団になったんじゃなかったのか」
幼女「昼間は寝るから」
男「だから布団が寝るなって」
幼女「うっせ」ピシャ
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/25(月) 21:34:02 ID:gSZsyuHs
男「俺も今から寝るとするか」
<おい!ドアを開けろ!
男「ん?この声はまさか」ガチャ
大家「これ洗濯しといて」ニュルニュル
男「射精パンツは自分で洗えっての」
大家「パンツだけじゃないぞ」
男「ズボンもか」
大家「女性用パンティだ」
男「パンツじゃねえか」
大家「パンツとパンティは違う!」
<おい!ドアを開けろ!
男「ん?この声はまさか」ガチャ
大家「これ洗濯しといて」ニュルニュル
男「射精パンツは自分で洗えっての」
大家「パンツだけじゃないぞ」
男「ズボンもか」
大家「女性用パンティだ」
男「パンツじゃねえか」
大家「パンツとパンティは違う!」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/25(月) 21:43:11 ID:gSZsyuHs
男「他人のしかも男の体液それも精液の付いたというか染みこんだパンツをたとえ手洗いでなくとも洗濯機で洗うのだって嫌だ!」
大家「誰の体液だったらいいんだよ」
男「そっそれはその」
大家「俺は自宅でJKを電マ攻めしてグチャドロになったプァンツィをなめ洗ったことがあるぜ」
男「俺もそれやりたいんだけど」
大家「そうだろ?実は女性用パンティのほうは女の子がマン汁をぶっかけたものなんだ」
男「嘘つくな!お前が盗んではいて興奮して射精したんだろ!」
大家「俺はそんなにエロくない」
男「全身からエロオーラが出てるぞ!」
大家「誰の体液だったらいいんだよ」
男「そっそれはその」
大家「俺は自宅でJKを電マ攻めしてグチャドロになったプァンツィをなめ洗ったことがあるぜ」
男「俺もそれやりたいんだけど」
大家「そうだろ?実は女性用パンティのほうは女の子がマン汁をぶっかけたものなんだ」
男「嘘つくな!お前が盗んではいて興奮して射精したんだろ!」
大家「俺はそんなにエロくない」
男「全身からエロオーラが出てるぞ!」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/25(月) 21:48:02 ID:gSZsyuHs
幼女「うるさいなあ」
男「出てくるなよおい」
大家「誘拐だ!」
男「違う!こいつらが勝手に入ってきたんだ!」
大家「こいつらってことは他にもいるのか?どこだ!」
男「俺の部屋漁るな!」
大家「エロ本でも隠してるのか?どこだ!」
男「そっちには自作爆弾があって危ないからああああああ!」
ドォォン・・・
男「出てくるなよおい」
大家「誘拐だ!」
男「違う!こいつらが勝手に入ってきたんだ!」
大家「こいつらってことは他にもいるのか?どこだ!」
男「俺の部屋漁るな!」
大家「エロ本でも隠してるのか?どこだ!」
男「そっちには自作爆弾があって危ないからああああああ!」
ドォォン・・・
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/25(月) 21:54:05 ID:gSZsyuHs
女「うるさい!」
男「俺のせいじゃないし」
女「うるさい!」
幼女「全然寝れないよ」
女「うるさい!」
男「何回も言うな」
幼女「だってうるさいもんね」
女「罰として男、私達を叩きなさい」
男「俺のせいじゃないし」
女「うるさい!」
幼女「全然寝れないよ」
女「うるさい!」
男「何回も言うな」
幼女「だってうるさいもんね」
女「罰として男、私達を叩きなさい」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/25(月) 21:58:36 ID:gSZsyuHs
男「えい!」ポフッ
女「弱w」
男「えいやぁ!」ポン
幼女「弱いね」
男「キエエエエアアア!」ペーン
幼女「あははははギャハハハハハハハハハハブーッ!ヒーッヒーッ!ウヒャヒャヒャーッ!」
男「疲れた」
女「まだ3回しか叩いてない」
女「弱w」
男「えいやぁ!」ポン
幼女「弱いね」
男「キエエエエアアア!」ペーン
幼女「あははははギャハハハハハハハハハハブーッ!ヒーッヒーッ!ウヒャヒャヒャーッ!」
男「疲れた」
女「まだ3回しか叩いてない」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/26(火) 17:33:28 ID:AZYMbY.U
男「帰ってジイさんに叩いてもらえ」
幼女「あっそうだね」
女「いつになったら取りにくるのかしら」
幼女「もう一晩経ってるみたいだね」
男「どこに出かけたかも分からないのか?」
女「散歩に行くとだけ言ってたわ」
男「痴呆だ」
女「マジ?」
幼女「そんなわけないよ」
幼女「あっそうだね」
女「いつになったら取りにくるのかしら」
幼女「もう一晩経ってるみたいだね」
男「どこに出かけたかも分からないのか?」
女「散歩に行くとだけ言ってたわ」
男「痴呆だ」
女「マジ?」
幼女「そんなわけないよ」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/26(火) 17:40:01 ID:AZYMbY.U
幼女「ジイさんは昔は散歩のついでに柴刈りに行ってたこともあったよ」
女「初耳なんだけど」
幼女「その時はまだ枕女はいなかったからね」
女「布団幼女は一体いつからジイさん家に住み着いてたのよ」
幼女「1943年からだったかな」
女「戦前!」
男「布団老婆!」
幼女「えへへそれほどでも」←理解してない
女「初耳なんだけど」
幼女「その時はまだ枕女はいなかったからね」
女「布団幼女は一体いつからジイさん家に住み着いてたのよ」
幼女「1943年からだったかな」
女「戦前!」
男「布団老婆!」
幼女「えへへそれほどでも」←理解してない
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/26(火) 17:47:50 ID:AZYMbY.U
男「じゃあ枕女は戦後の生まれ?」
女「1946年生まれ」
男「その3年間の間に何があったんだ」
女「知る訳ないじゃない」
男「じゃあ幼女に聞いてみるか」
幼女「昔すぎて忘れたよ」
男「じゃあジイさんなら知ってるはずだ」
幼女「それはないね」
女「秘密主義者で私達の事についても語ってくれないのよ」
女「1946年生まれ」
男「その3年間の間に何があったんだ」
女「知る訳ないじゃない」
男「じゃあ幼女に聞いてみるか」
幼女「昔すぎて忘れたよ」
男「じゃあジイさんなら知ってるはずだ」
幼女「それはないね」
女「秘密主義者で私達の事についても語ってくれないのよ」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/27(水) 18:03:31 ID:9hih5Nqw
老人「当たり前じゃ!それを語ったら儂の恥ずかしい過去がバレてしまうからな!」
女「恥ずかしい過去?」
男「つーかどいつもこいつも勝手に俺の部屋に入るな!」
幼女「恥ずかしい過去って何?」
老人「何でもないよ♪」
男「そうか・・・分かったぞ!」
女「恥ずかしい過去?」
男「つーかどいつもこいつも勝手に俺の部屋に入るな!」
幼女「恥ずかしい過去って何?」
老人「何でもないよ♪」
男「そうか・・・分かったぞ!」
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/27(水) 18:16:11 ID:9hih5Nqw
男「昔々人里離れた川のそばにお爺さんとお婆さんがひっそりと住んでいました。
しかしある時上流から巨大な桃が流れてきて川で洗濯のバイトをしていた
お婆さんがつぶし殺されてしまいおじいさんは収入が無くなり仕方なく柴
刈りを始めました。それから2週間後のある夕方おじいさんは柴刈りをサ
ボってどうせ誰もいないからと全裸で家にいました。ふと下を見ると陰毛
が熱帯雨林のように生い茂っていました。そこでおじいさんはライターで
陰毛を焼きましたが炎が大きくなりすぎて家が燃えました。布団幼女は無
事でしたがかけ布団が燃えて布団幼女に継ぎ足して使っていた座布団も灰
になりました。そこでお爺さんは枕女を継ぎ足して使い始めました」
老人「正解じゃああああ!」
幼女「陰毛ってちん毛?ケツ毛?」
男「どっちも同じようなものだな」
女「陰毛が肛門に生えたのがケツ毛らしいわね」
しかしある時上流から巨大な桃が流れてきて川で洗濯のバイトをしていた
お婆さんがつぶし殺されてしまいおじいさんは収入が無くなり仕方なく柴
刈りを始めました。それから2週間後のある夕方おじいさんは柴刈りをサ
ボってどうせ誰もいないからと全裸で家にいました。ふと下を見ると陰毛
が熱帯雨林のように生い茂っていました。そこでおじいさんはライターで
陰毛を焼きましたが炎が大きくなりすぎて家が燃えました。布団幼女は無
事でしたがかけ布団が燃えて布団幼女に継ぎ足して使っていた座布団も灰
になりました。そこでお爺さんは枕女を継ぎ足して使い始めました」
老人「正解じゃああああ!」
幼女「陰毛ってちん毛?ケツ毛?」
男「どっちも同じようなものだな」
女「陰毛が肛門に生えたのがケツ毛らしいわね」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/27(水) 18:22:42 ID:9hih5Nqw
老人「もう恥ずかしくてここにはいられない・・・帰るぞ!」
幼女「でもーお金払ってない・・・」
男「そうだ払え」
老人「儂お金持ってない、全部燃えた」
女「この間貸した50万円は?」
老人「トイレットペーパーが無くなったから雑巾で代用していたが・・・」
女「それも無くなったと?」
老人「だからお金で拭いた・・・」
女「幼女、それでブチ抜いてやって」
幼女「うん」チャキッ
幼女「でもーお金払ってない・・・」
男「そうだ払え」
老人「儂お金持ってない、全部燃えた」
女「この間貸した50万円は?」
老人「トイレットペーパーが無くなったから雑巾で代用していたが・・・」
女「それも無くなったと?」
老人「だからお金で拭いた・・・」
女「幼女、それでブチ抜いてやって」
幼女「うん」チャキッ
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/27(水) 18:27:37 ID:9hih5Nqw
老人「ちょっと待て!いつもお前らは言っているじゃないか!」
女「何を?」
老人「そういう時は夢を見ていたと思えばいいって!」
女「現実じゃない」
幼女「殺していいの?」
女「いいわよ」
老人「待ってよぉ!」
幼女「しねー!」
老人「うわあああああん!」
-完-
女「何を?」
老人「そういう時は夢を見ていたと思えばいいって!」
女「現実じゃない」
幼女「殺していいの?」
女「いいわよ」
老人「待ってよぉ!」
幼女「しねー!」
老人「うわあああああん!」
-完-
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/01/28(木) 03:43:16 ID:tevbrqp2
人工知能が書いたSSですって言われたら納得する
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/07(日) 23:36:49 ID:oLHZmEzw
ぶっちゃけ好み
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1453643792/
Entry ⇒ 2016.04.30 | Category ⇒ オリジナル | Comments (0)
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