ほむら「安価で何とかするしかないじゃない…」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 16:55:41.78 ID:5euh2P77O
注意
タイトルをもう3回声に出して読んで確認してから見てください
以上 お終い
タイトルをもう3回声に出して読んで確認してから見てください
以上 お終い
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 16:56:42.47 ID:5euh2P77O
ほむら?(………?またか…)
ほむら?(これで何度目かしら…だけど今度こそ…)
ほむら?(さてと着替えて…あれ?)
ズコッ
ほむら?(い、痛っ…流石に疲れが溜まってきたかしら…)
ほむら?(後…何か体が軽いような…)
ほむら?(それに暗いけど…雰囲気が病院ぽくないし…大体…)
ガチャ
ほむら?(だ、誰か来たっ!?)
知久「おーい。タツヤ、起きてるかい?」
ほむら?()
ほむら?「あ、あう……」
ほむら?(こ、声が…ぜ、全然違う…しかも何かこの人背が高い…)
ほむら?(…………あれ?)
知久「あ、タツヤ。お姉ちゃんとママ起こしに行ってくれ」
タツヤ「はあい」
タツヤ「ママ!起きて!あーさー!あーさー!」
まどか「起っきなさい!」バッ
詢子「う、うわっ!?」
まどか「それじゃあ行って来まーす」
知久「行ってらっしゃーい」
タツヤ「いってらっさーい」
タツヤ「……」
タツヤ「どういうことらのーーーー!?」
ほむら?(これで何度目かしら…だけど今度こそ…)
ほむら?(さてと着替えて…あれ?)
ズコッ
ほむら?(い、痛っ…流石に疲れが溜まってきたかしら…)
ほむら?(後…何か体が軽いような…)
ほむら?(それに暗いけど…雰囲気が病院ぽくないし…大体…)
ガチャ
ほむら?(だ、誰か来たっ!?)
知久「おーい。タツヤ、起きてるかい?」
ほむら?()
ほむら?「あ、あう……」
ほむら?(こ、声が…ぜ、全然違う…しかも何かこの人背が高い…)
ほむら?(…………あれ?)
知久「あ、タツヤ。お姉ちゃんとママ起こしに行ってくれ」
タツヤ「はあい」
タツヤ「ママ!起きて!あーさー!あーさー!」
まどか「起っきなさい!」バッ
詢子「う、うわっ!?」
まどか「それじゃあ行って来まーす」
知久「行ってらっしゃーい」
タツヤ「いってらっさーい」
タツヤ「……」
タツヤ「どういうことらのーーーー!?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:02:54.17 ID:5euh2P77O
タツヤ(あ、ありのままに今起こったことを話すわ!)
タツヤ(朝起きた私は気付いたら子供になっててまどかの家に居て…)
タツヤ(何を言っているか分からないと思うけど………)
タツヤ(完全に幼児のスキルしかないとかどういう…)
タツヤ(と、とりあえず元に戻る方法を考えましょう…)
タツヤ(……とは言うものの…こんなちっちゃい子供にどうしろと…)
タツヤ(ソウルジェムもないし…)
タツヤ(………何とか今の私の頭で……)
↓行動
タツヤ(朝起きた私は気付いたら子供になっててまどかの家に居て…)
タツヤ(何を言っているか分からないと思うけど………)
タツヤ(完全に幼児のスキルしかないとかどういう…)
タツヤ(と、とりあえず元に戻る方法を考えましょう…)
タツヤ(……とは言うものの…こんなちっちゃい子供にどうしろと…)
タツヤ(ソウルジェムもないし…)
タツヤ(………何とか今の私の頭で……)
↓行動
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:04:03.01 ID:UefyjbKZo
まどかさやか杏子マミの絵を描いてまどかに見せる
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:08:19.67 ID:5euh2P77O
タツヤ(そ、そうよ!私がなにかあの子達を知ってるよーアピールを……!)
タツヤ「パパ~。お絵描きしたーい」
知久「?構わないけど…」
タツヤ()カキカキ…
タツヤ(うんうん。クレヨンがすすむ……)
タツヤ(3歳児にしては上出来でしょ)
タツヤ(さてと…帰ってきたら見せるけど…)
タツヤ(出来れば帰ってくるまでに何とかしたい…)
タツヤ(どうしよう…)
↓行動
タツヤ「パパ~。お絵描きしたーい」
知久「?構わないけど…」
タツヤ()カキカキ…
タツヤ(うんうん。クレヨンがすすむ……)
タツヤ(3歳児にしては上出来でしょ)
タツヤ(さてと…帰ってきたら見せるけど…)
タツヤ(出来れば帰ってくるまでに何とかしたい…)
タツヤ(どうしよう…)
↓行動
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:12:44.73 ID:gIFR3SzDO
QBにテレパシーが通じるか試してみる
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:19:21.38 ID:5euh2P77O
タツヤ(QBにテレパシーを……)
タツヤ(いや…ここは幼子の真似を…)
タツヤ「きゅうれえ~」
QB「!?…て、テレパシー…しかも…いや…相当小さな子だ…少女の可能性も…」
QB「」タッ…
タツヤ「ぶー!」
QB(なんか怒ってる…)
タツヤ(まずいまずい…いつもの癖で憎たらしかったもんだから…)
タツヤ「きゅうれえ~」
QB「それは…マミの絵?」
タツヤ(……あれ?これは……もしかしてまずいのでは…)
QB「……知ってる訳ないよね…」
タツヤ「ティへえ~」
タツヤ(あ、危ない…)
タツヤ(や、やっと帰ってくれた…)
タツヤ(テレパシーは未だ使えるみたいね…)
タツヤ(もしくは元々この子が素質あるから?)
タツヤ(まあいいわ。これで行動範囲が広がったわ…)
タツヤ(もっと試す必要があるみたいね…)
↓行動
タツヤ(いや…ここは幼子の真似を…)
タツヤ「きゅうれえ~」
QB「!?…て、テレパシー…しかも…いや…相当小さな子だ…少女の可能性も…」
QB「」タッ…
タツヤ「ぶー!」
QB(なんか怒ってる…)
タツヤ(まずいまずい…いつもの癖で憎たらしかったもんだから…)
タツヤ「きゅうれえ~」
QB「それは…マミの絵?」
タツヤ(……あれ?これは……もしかしてまずいのでは…)
QB「……知ってる訳ないよね…」
タツヤ「ティへえ~」
タツヤ(あ、危ない…)
タツヤ(や、やっと帰ってくれた…)
タツヤ(テレパシーは未だ使えるみたいね…)
タツヤ(もしくは元々この子が素質あるから?)
タツヤ(まあいいわ。これで行動範囲が広がったわ…)
タツヤ(もっと試す必要があるみたいね…)
↓行動
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:20:36.93 ID:UefyjbKZo
魔法少女を読んで見る
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:24:44.50 ID:5euh2P77O
タツヤ「?」
タツヤ「まほうしょうろ?」
タツヤ(ふーん。こんな本あったのね…)
ペラペラ
タツヤ(今思うとこんな絵本見て何が嬉しいか分かったもんじゃないわ…)
タツヤ(子供って怖いわね…)
タツヤ(………一瞬まどかが見えた気がするけど気のせいね)
タツヤ(さてと…どうしましょう)パタン
↓行動
タツヤ「まほうしょうろ?」
タツヤ(ふーん。こんな本あったのね…)
ペラペラ
タツヤ(今思うとこんな絵本見て何が嬉しいか分かったもんじゃないわ…)
タツヤ(子供って怖いわね…)
タツヤ(………一瞬まどかが見えた気がするけど気のせいね)
タツヤ(さてと…どうしましょう)パタン
↓行動
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:27:00.09 ID:9XaR+fMmO
手紙をまどかに書く
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:30:37.76 ID:5euh2P77O
タツヤ(あ、そうだ!まどかに手紙を書いて私の今の状況を…)
タツヤ()カキカキ…
タツヤ(一緒に子供作ろっと……)カキカキ…
タツヤ(……なんか途中から変になった気がするけど気にしたらまけね)
タツヤ(手が疲れたわね~)
タツヤ(だけど時間は有限…休んでいる暇はないわ…)
タツヤ(何とか元に戻らないと…)
↓行動
タツヤ()カキカキ…
タツヤ(一緒に子供作ろっと……)カキカキ…
タツヤ(……なんか途中から変になった気がするけど気にしたらまけね)
タツヤ(手が疲れたわね~)
タツヤ(だけど時間は有限…休んでいる暇はないわ…)
タツヤ(何とか元に戻らないと…)
↓行動
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:33:13.24 ID:GxkowiIoO
お風呂にはいる
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:48:48.88 ID:5euh2P77O
タツヤ(お風呂に入りたいわね…)
タツヤ「パパー。お風呂ー」
知久「?まだお風呂の時間じゃないだろう?」
タツヤ(………)
タツヤ「やだやだやだー!入りたい入りたいー!」
知久「うーん……」
チャポン
タツヤ「あーい!」
知久「気持ちいい?」
タツヤ「」コクッ
知久「そうかい」
タツヤ(ここにまどかが入ってたと思うと興奮するわね…)
ダラダラ…
知久「タツヤ!?は、鼻血!」
タツヤ(危ない危ない…危うく出血多量で死ぬところだったわ…)
タツヤ(いいじゃない一回ぐらい欲情しても…)
タツヤ(さっぱりしたし…また行動開始ね)
↓行動
タツヤ「パパー。お風呂ー」
知久「?まだお風呂の時間じゃないだろう?」
タツヤ(………)
タツヤ「やだやだやだー!入りたい入りたいー!」
知久「うーん……」
チャポン
タツヤ「あーい!」
知久「気持ちいい?」
タツヤ「」コクッ
知久「そうかい」
タツヤ(ここにまどかが入ってたと思うと興奮するわね…)
ダラダラ…
知久「タツヤ!?は、鼻血!」
タツヤ(危ない危ない…危うく出血多量で死ぬところだったわ…)
タツヤ(いいじゃない一回ぐらい欲情しても…)
タツヤ(さっぱりしたし…また行動開始ね)
↓行動
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:49:35.93 ID:UefyjbKZo
パパと買い物
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 17:55:43.12 ID:5euh2P77O
知久「あ、タツヤ!お父さん、買い物行くけどついてくかい?」
タツヤ(!?これはチャンス…)
タツヤ「あい!」
タツヤ(…)テクテク…
知久(………今日はやたら大人しいな…)
タツヤ「あ!ニンニン!ニンニン!」
知久「?ああ…確かデパートヒーローショーやってたんだっけ今日……」
知久「見に行くかい?タツ………」
知久「あらら…騙された?」
タツヤ(やった!これで外で少し行動できる……)
タツヤ(………とはいえこの格好でどこまでいけるか…)
タツヤ(何をしよう…)
↓行動を
タツヤ(!?これはチャンス…)
タツヤ「あい!」
タツヤ(…)テクテク…
知久(………今日はやたら大人しいな…)
タツヤ「あ!ニンニン!ニンニン!」
知久「?ああ…確かデパートヒーローショーやってたんだっけ今日……」
知久「見に行くかい?タツ………」
知久「あらら…騙された?」
タツヤ(やった!これで外で少し行動できる……)
タツヤ(………とはいえこの格好でどこまでいけるか…)
タツヤ(何をしよう…)
↓行動を
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:04:43.21 ID:wjmW/xOAO
ブレイクダンス
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:05:19.19 ID:5euh2P77O
デパート→デパートで
です
↓
です
↓
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:05:26.74 ID:6lqTBfWTO
偶然にもマミと遭遇
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:11:39.27 ID:5euh2P77O
あ、すみません。ブレイクダンスしながら遭遇します
タツヤ(とりあえずどうすればいいかわからないから)
タツヤ(適当に踊ってますか…)
タツヤ「ぶりぶりーぶりぶりー」
タツヤ(ふう。走ってたら疲れたわ…ケツだけ歩きって難しいのね…)
マミ「……?君…迷子?」
タツヤ「あい……」
タツヤ(ちゃ、チャンス!ここで幾らか時間稼ぎすればまどかた遭遇せずにすむ!)
タツヤ「ニンニン…」
マミ「……?」
タツヤ(分かるわけないでしょ…あそこでニンニンジャーショーがあるだなんて…」
マミ「あー。確かそこのデパートで…」
マミ「ヒーローショー見た後はぐれちゃったんだね…」
タツヤ(何これ怖い)
タツヤ「パパー!」
知久「タツヤ!心配しただろう!」
タツヤ「ごめんなさーい!」
タツヤ(ちっ…まさかマミまで特撮好きだなんて聞いてないわよ!)
タツヤ「まらね~お姉ちゃんー」
マミ「ばいばい~」
タツヤ(気付けばもうこんな時間…)
タツヤ(もう帰ってくるまで時間がないわね…)
タツヤ(ど、どうしましょう…)
↓行動
タツヤ(とりあえずどうすればいいかわからないから)
タツヤ(適当に踊ってますか…)
タツヤ「ぶりぶりーぶりぶりー」
タツヤ(ふう。走ってたら疲れたわ…ケツだけ歩きって難しいのね…)
マミ「……?君…迷子?」
タツヤ「あい……」
タツヤ(ちゃ、チャンス!ここで幾らか時間稼ぎすればまどかた遭遇せずにすむ!)
タツヤ「ニンニン…」
マミ「……?」
タツヤ(分かるわけないでしょ…あそこでニンニンジャーショーがあるだなんて…」
マミ「あー。確かそこのデパートで…」
マミ「ヒーローショー見た後はぐれちゃったんだね…」
タツヤ(何これ怖い)
タツヤ「パパー!」
知久「タツヤ!心配しただろう!」
タツヤ「ごめんなさーい!」
タツヤ(ちっ…まさかマミまで特撮好きだなんて聞いてないわよ!)
タツヤ「まらね~お姉ちゃんー」
マミ「ばいばい~」
タツヤ(気付けばもうこんな時間…)
タツヤ(もう帰ってくるまで時間がないわね…)
タツヤ(ど、どうしましょう…)
↓行動
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:16:08.34 ID:Uwl3PnYm0
まどかをいじって遊ぶ
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:27:31.89 ID:5euh2P77O
タツヤ(そ、そういえば…まどかの部屋っていじくり放題なのよね…)
タツヤ(………よしいない……)
タツヤ「……えへへえ…お姉ちゃんのらんつ…」
タツヤ「らんつマンさんりょう!」
タツヤ(……あれ?このシチュ最高じゃない?)
タツヤ(確かに10歳違いだけども…だけども…!)
タツヤ(姉弟という最高の関係築けてるじゃないですかやだー!)
タツヤ(ああそうね…成る程…まどかと結婚できるようにと神様がこういうご褒美を…)
ガチャ…
タツヤ「……てぃへえ?」
知久「…………タツヤ?そ、それは…被っちゃいけないよ?」
タツヤ「ぶーーー!」
タツヤ(あー私のナニーアイテムが……)
タツヤ「ねーちゃ!」
まどか「たっくん?どしたの?」
タツヤ「あい!」
まどか「………ま、マミ……さん?」
まどか「たっくん………これは……」
タツヤ「?」
まどか「…………絵綺麗だなーありがとう!参考になるよ!」
タツヤ「え?」
まどか「これ貰ってもいい?」
タツヤ「うん!」
タツヤ(畜生おおおお!?逆効果だったーーー!?)
タツヤ(ど、どうしましょう…)
タツヤ(……そもそもこの日付って私が転校する日よね……)
タツヤ(…………私は?)
タツヤ(まあいいわ…く……策尽きた……?)
↓行動
タツヤ(………よしいない……)
タツヤ「……えへへえ…お姉ちゃんのらんつ…」
タツヤ「らんつマンさんりょう!」
タツヤ(……あれ?このシチュ最高じゃない?)
タツヤ(確かに10歳違いだけども…だけども…!)
タツヤ(姉弟という最高の関係築けてるじゃないですかやだー!)
タツヤ(ああそうね…成る程…まどかと結婚できるようにと神様がこういうご褒美を…)
ガチャ…
タツヤ「……てぃへえ?」
知久「…………タツヤ?そ、それは…被っちゃいけないよ?」
タツヤ「ぶーーー!」
タツヤ(あー私のナニーアイテムが……)
タツヤ「ねーちゃ!」
まどか「たっくん?どしたの?」
タツヤ「あい!」
まどか「………ま、マミ……さん?」
まどか「たっくん………これは……」
タツヤ「?」
まどか「…………絵綺麗だなーありがとう!参考になるよ!」
タツヤ「え?」
まどか「これ貰ってもいい?」
タツヤ「うん!」
タツヤ(畜生おおおお!?逆効果だったーーー!?)
タツヤ(ど、どうしましょう…)
タツヤ(……そもそもこの日付って私が転校する日よね……)
タツヤ(…………私は?)
タツヤ(まあいいわ…く……策尽きた……?)
↓行動
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:31:49.96 ID:gweaVJXAO
目を盗んで学校に行こうか
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:39:12.43 ID:5euh2P77O
タツヤ「……」
知久「zzz」
詢子「zzz」
まどか「zzz」
タツヤ(よし)スタスタ…
タツヤ「………」キョロキョロ
タツヤ(壁は登るか…)
タツヤ「」ダッ
タツヤ「」スタッ
タツヤ(ここの警備もザルね…てか身体能力戻ってるような気がする…)
タツヤ「……」
タツヤ(うわ!私の席に荷物!?)
タツヤ(なんで…)
タツヤ(とにかく…どうしよう…)
タツヤ(?何かしらこれ…)
↓落ちている物
知久「zzz」
詢子「zzz」
まどか「zzz」
タツヤ(よし)スタスタ…
タツヤ「………」キョロキョロ
タツヤ(壁は登るか…)
タツヤ「」ダッ
タツヤ「」スタッ
タツヤ(ここの警備もザルね…てか身体能力戻ってるような気がする…)
タツヤ「……」
タツヤ(うわ!私の席に荷物!?)
タツヤ(なんで…)
タツヤ(とにかく…どうしよう…)
タツヤ(?何かしらこれ…)
↓落ちている物
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:39:48.87 ID:JDY+rXwAO
クッキー
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:41:53.26 ID:5euh2P77O
タツヤ(お、クッキー)
ギュルル…
タツヤ(お腹すいたわね…)
モグモグ…
タツヤ(美味しいわね)
タツヤ(…?…)
↓効果
ギュルル…
タツヤ(お腹すいたわね…)
モグモグ…
タツヤ(美味しいわね)
タツヤ(…?…)
↓効果
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:42:22.21 ID:wJt8Qd7V0
元に戻る
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:43:48.07 ID:5euh2P77O
タツヤ(………)
タツヤ(あれ?ここは?)
タツヤ(私は確か……)
タツヤ(なんでこんな子供に…)
タツヤ(ど、どうしましょう…)
↓行動
タツヤ(あれ?ここは?)
タツヤ(私は確か……)
タツヤ(なんでこんな子供に…)
タツヤ(ど、どうしましょう…)
↓行動
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 18:47:37.76 ID:UefyjbKZo
鹿目家に帰る
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:13:30.99 ID:5euh2P77O
タツヤ(私はさっきまどパンを盗もうと侵入を試みてたはず…)
タツヤ(まあいいわ戻りましょう…)
タツヤ「……?」
知久「おはようタツヤ」
タツヤ(どういう事だああああ!)ガンガン
知久「な、何頭をぶつけてるんだい?」
タツヤ(なんでまどかの弟に?)
タツヤ(ま、まあいいわ…今日1日どうしましょう…)
↓行動
タツヤ(まあいいわ戻りましょう…)
タツヤ「……?」
知久「おはようタツヤ」
タツヤ(どういう事だああああ!)ガンガン
知久「な、何頭をぶつけてるんだい?」
タツヤ(なんでまどかの弟に?)
タツヤ(ま、まあいいわ…今日1日どうしましょう…)
↓行動
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:15:26.03 ID:9MlEuyCqO
散歩
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:20:42.10 ID:5euh2P77O
知久「そうだ。たっくん。家にこもってるのも体に悪いから散歩しよっか」
タツヤ「あ、あい!」(これでいいのかしら?)
知久「うーいい天気だ~」
タツヤ「…」
タツヤ(こうなれば」
知久「ねえタツ…」
……パサ……
知久「………ぱ、パパパパ…」
知久「あれ?タツヤ!おーい!」
知久「その前にこのパンツなんとかしないと…」
タツヤ(下着泥棒と間違われませんように…南無)
タツヤ(さて…外で何しましょう…)
↓行動
タツヤ「あ、あい!」(これでいいのかしら?)
知久「うーいい天気だ~」
タツヤ「…」
タツヤ(こうなれば」
知久「ねえタツ…」
……パサ……
知久「………ぱ、パパパパ…」
知久「あれ?タツヤ!おーい!」
知久「その前にこのパンツなんとかしないと…」
タツヤ(下着泥棒と間違われませんように…南無)
タツヤ(さて…外で何しましょう…)
↓行動
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:22:04.25 ID:JDY+rXwAO
誘拐
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:27:18.25 ID:5euh2P77O
タツヤ「!?」
馬鹿「はっはー!餓鬼だ餓鬼だー!身代金だやっはー!」
タツヤ(え?…)
馬鹿「大人しくしろよー」
ガチャ
タツヤ(監禁されたという…)
タツヤ(大変ね…このままだとまどかに障害が…)
タツヤ(なんとかしないと…)
↓行動
馬鹿「はっはー!餓鬼だ餓鬼だー!身代金だやっはー!」
タツヤ(え?…)
馬鹿「大人しくしろよー」
ガチャ
タツヤ(監禁されたという…)
タツヤ(大変ね…このままだとまどかに障害が…)
タツヤ(なんとかしないと…)
↓行動
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:31:23.56 ID:gvUs+x40O
部屋を調べる
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:33:59.85 ID:5euh2P77O
タツヤ(部屋を調べないと始まらないわね)
タツヤ(何があるかしら…)
タツヤ(何かしら役立つ物…(
↓役立つ(?)物
タツヤ(何があるかしら…)
タツヤ(何かしら役立つ物…(
↓役立つ(?)物
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:34:32.19 ID:wYOZEOTHo
ベレッタ
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:38:49.07 ID:5euh2P77O
タツヤ(へえ…こんな所に銃が…馬鹿ねえ…)
タツヤ(こんな代物使えるわけ無いとくくってたのでしょうけど…)
バンッ
タツヤ(あいにく、私はもう慣れっこなの…)
タツヤ「まろあってよかっらー」
ポイッ
タツヤ(証拠処分完了。さてどうしましょ…)
↓行動
タツヤ(こんな代物使えるわけ無いとくくってたのでしょうけど…)
バンッ
タツヤ(あいにく、私はもう慣れっこなの…)
タツヤ「まろあってよかっらー」
ポイッ
タツヤ(証拠処分完了。さてどうしましょ…)
↓行動
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:39:16.14 ID:JDY+rXwAO
強盗
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:44:28.49 ID:5euh2P77O
タツヤ(さーてと…なんかこの先必要な物を盗みますか…)
タツヤ(……)
タツヤ(……どこにいけばいいの?)
タツヤ(結局さっきの家に戻って銃を持ち帰ったわよ)
タツヤ(別に誘拐犯だから文句言えないわよね?)
タツヤ(さてと…武器も調達できた………)
タツヤ(待て待て…戻らないと意味ないじゃない…)
タツヤ(この後どうしよう…(
↓行動
タツヤ(……)
タツヤ(……どこにいけばいいの?)
タツヤ(結局さっきの家に戻って銃を持ち帰ったわよ)
タツヤ(別に誘拐犯だから文句言えないわよね?)
タツヤ(さてと…武器も調達できた………)
タツヤ(待て待て…戻らないと意味ないじゃない…)
タツヤ(この後どうしよう…(
↓行動
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:49:08.89 ID:9wh/V8Txo
自首
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:52:58.94 ID:5euh2P77O
タツヤ(自首しましょう…犯罪ダメ絶対)
タツヤ「にーちゃ!にーちゃら~」
警官「何!?誘拐されて逃げてきた!?」
タツヤ(違うわよ…いや合ってるけど…)
知久「ありがとうございます!」
警官「いえいえいいんですよ」
タツヤ(安価ェ……)
知久「こら!タツヤも!」
タツヤ「ありらろ!にーちゃ!」
タツヤ(戻ってきてしまった……)
タツヤ(何をすれば……)
↓行動
タツヤ「にーちゃ!にーちゃら~」
警官「何!?誘拐されて逃げてきた!?」
タツヤ(違うわよ…いや合ってるけど…)
知久「ありがとうございます!」
警官「いえいえいいんですよ」
タツヤ(安価ェ……)
知久「こら!タツヤも!」
タツヤ「ありらろ!にーちゃ!」
タツヤ(戻ってきてしまった……)
タツヤ(何をすれば……)
↓行動
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 19:55:13.12 ID:UefyjbKZo
まどかと寝る
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:00:06.08 ID:5euh2P77O
タツヤ(結局夜になってしまった……)
まどか「………たっくん?…」
タツヤ「ね、ねーちゃ!?」
まどか「そんな驚かなくても……」
まどか「いやあ…たまにはたっくんと一緒に寝たいなーなんちゃって」
タツヤ(勿論喜んで!)
タツヤ(………)
まどか「zzz」
タツヤ(寝れない…また起きてしまった…)バッ
タツヤ(だいたい年頃の女の子が男と2人っきりなんてありえないわ!)
タツヤ(……どうしましょう…)
↓行動
まどか「………たっくん?…」
タツヤ「ね、ねーちゃ!?」
まどか「そんな驚かなくても……」
まどか「いやあ…たまにはたっくんと一緒に寝たいなーなんちゃって」
タツヤ(勿論喜んで!)
タツヤ(………)
まどか「zzz」
タツヤ(寝れない…また起きてしまった…)バッ
タツヤ(だいたい年頃の女の子が男と2人っきりなんてありえないわ!)
タツヤ(……どうしましょう…)
↓行動
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:01:10.99 ID:YTpX74DpO
抱きつく
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:06:36.47 ID:5euh2P77O
タツヤ(……)ダキッ
ダツヤ()スリスリ…
タツヤ(まどかの体あったかい…)
タツヤ(じゃないわ!何やってるの!私は…)
タツヤ(ましてや沈個までついてるのよ!私は…こんなことしたら赤ちゃんが…)
タツヤ(………考えすぎね…)
タツヤ(どうしましょう…)
↓行動
ダツヤ()スリスリ…
タツヤ(まどかの体あったかい…)
タツヤ(じゃないわ!何やってるの!私は…)
タツヤ(ましてや沈個までついてるのよ!私は…こんなことしたら赤ちゃんが…)
タツヤ(………考えすぎね…)
タツヤ(どうしましょう…)
↓行動
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:09:55.17 ID:YTpX74DpO
寝る
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:12:00.05 ID:5euh2P77O
タツヤ(……寝ましょう…)
タツヤ(……まどパンが1枚…まどパンが2枚……えへへ…)
タツヤ「…………」
タツヤ()バンバン…
タツヤ(やっぱり昨日のは夢でもなんでもないのね)
タツヤ(さてどうしたものか…)
↓行動
タツヤ(……まどパンが1枚…まどパンが2枚……えへへ…)
タツヤ「…………」
タツヤ()バンバン…
タツヤ(やっぱり昨日のは夢でもなんでもないのね)
タツヤ(さてどうしたものか…)
↓行動
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:14:10.74 ID:gweaVJXAO
ご飯を食べる。
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:17:34.21 ID:5euh2P77O
タツヤ(朝食食べてもお腹空くわね…)
タツヤ(プリンでも食べましょう…)
タツヤ(あーこんなまったりした時間過ごすのはいつ以来かしら…)モグモグ
タツヤ(って言ってる場合じゃない!なんとか元に戻らないと!ワルプルギス以前に色々まずいことに!)ゴクン
タツヤ(どうすればいいんだろう…)
↓行動
タツヤ(プリンでも食べましょう…)
タツヤ(あーこんなまったりした時間過ごすのはいつ以来かしら…)モグモグ
タツヤ(って言ってる場合じゃない!なんとか元に戻らないと!ワルプルギス以前に色々まずいことに!)ゴクン
タツヤ(どうすればいいんだろう…)
↓行動
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:19:12.94 ID:peTiJLiAO
マミにテレパシー
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:26:17.65 ID:5euh2P77O
タツヤ(……マミ!巴マミ!)
マミ(……暁美…さん?)
マミ(……悪いけど授業後にして…)
タツヤ(………)
タツヤ(相手して頂戴よ…)
タツヤ(………?よくよく考えれば私って登校してるの?)
ほむら「……はい?私は一度も貴方にテレパシーは送ってないわよ」
マミ「ふうん。そうやって、授業の妨害でもしようという魂胆ね…」
ほむら「違うわよ!」
マミ「じゃあ貴方以外に出来る人が居るっていうの!?貴方と似ている声の人で!」
ほむら(…………あれ?ま、まさか…)
ほむら「あ、い、いないわね…ご、ごめんなさいごめんなさい。私わざとやったつもりはなかったの」
ほむら「そ、それじゃあ…0」ダダッ
マミ「なんで走ってったのかしら…」
タツヤ「………ひまらー」
タツヤ(じゃないじゃない…私は意識があるの?)
タツヤ(とするなら私は誰!?)
タツヤ(今そんな事で悩んでる場合じゃないわね…)
↓行動
マミ(……暁美…さん?)
マミ(……悪いけど授業後にして…)
タツヤ(………)
タツヤ(相手して頂戴よ…)
タツヤ(………?よくよく考えれば私って登校してるの?)
ほむら「……はい?私は一度も貴方にテレパシーは送ってないわよ」
マミ「ふうん。そうやって、授業の妨害でもしようという魂胆ね…」
ほむら「違うわよ!」
マミ「じゃあ貴方以外に出来る人が居るっていうの!?貴方と似ている声の人で!」
ほむら(…………あれ?ま、まさか…)
ほむら「あ、い、いないわね…ご、ごめんなさいごめんなさい。私わざとやったつもりはなかったの」
ほむら「そ、それじゃあ…0」ダダッ
マミ「なんで走ってったのかしら…」
タツヤ「………ひまらー」
タツヤ(じゃないじゃない…私は意識があるの?)
タツヤ(とするなら私は誰!?)
タツヤ(今そんな事で悩んでる場合じゃないわね…)
↓行動
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:27:15.63 ID:FaTsqnw2O
『ほむら』に手紙を書いてまどかに渡してとお願いする
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:34:43.87 ID:5euh2P77O
タツヤ「………」
タツヤ(一か八かやってみるしかないわね…)カキカキ…
タツヤ(……明後日0時着てください……)カキカキ
タツヤ(………これでよし)
タツヤ(………実際に確かめるには方法がこれしかない…)
タツヤ(後はまどかに託すだけね…)
タツヤ(さてと…少し体が楽になったわ…)
タツヤ(明後日の0時まで…まだ36時間もある…)モグモグ
知久「美味しいかい?タツヤ」
タツヤ(何もしない訳には行かないっ……!)
↓行動
タツヤ(一か八かやってみるしかないわね…)カキカキ…
タツヤ(……明後日0時着てください……)カキカキ
タツヤ(………これでよし)
タツヤ(………実際に確かめるには方法がこれしかない…)
タツヤ(後はまどかに託すだけね…)
タツヤ(さてと…少し体が楽になったわ…)
タツヤ(明後日の0時まで…まだ36時間もある…)モグモグ
知久「美味しいかい?タツヤ」
タツヤ(何もしない訳には行かないっ……!)
↓行動
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:36:27.79 ID:JDY+rXwAO
発狂する
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:39:53.40 ID:5euh2P77O
タツヤ(歌でも歌いましょう……)
タツヤ「あ゛あ゛あ゛ーーー!?」
タツヤ「あ゛ーーーーー」
知久「どうしたんだい?タツヤ」
タツヤ「」
タツヤ(私ってほんと音痴)
タツヤ(落ち込んでる場合じゃないわ!)
タツヤ(できる限りの事はしておかないと!)
↓行動
タツヤ「あ゛あ゛あ゛ーーー!?」
タツヤ「あ゛ーーーーー」
知久「どうしたんだい?タツヤ」
タツヤ「」
タツヤ(私ってほんと音痴)
タツヤ(落ち込んでる場合じゃないわ!)
タツヤ(できる限りの事はしておかないと!)
↓行動
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:41:24.99 ID:peTiJLiAO
魔法 使えるか試す
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:49:49.26 ID:5euh2P77O
タツヤ(ソウルジェムがないのよね…)
タツヤ「」シュバップンッ
タツヤ(身体能力は何故か戻りつつあるけど…)
タツヤ(今度から空手かなんか学ぼうかしら…)
タツヤ(………)
まどか『きゃー!ちかーん!』
馬鹿『うへへ…そこの子猫チャーン俺と一緒
バキッ
馬鹿『ぐおっ…』
タツヤ『大丈夫かい?姉ちゃん』
まどか『たっくーん。うええん』
タツヤ『全く…物騒な世の中になったもんだ…』
まどか『今ので腰抜けちゃった…抱っこして?』
タツヤ「ティへえ……しょうらないらーー」
タツヤ(まずい…鼻血が出そうになった…)
タツヤ(こんな妄想するな私!)
タツヤ(まだ帰ってくるまで時間はあるはず…)
↓行動
タツヤ「」シュバップンッ
タツヤ(身体能力は何故か戻りつつあるけど…)
タツヤ(今度から空手かなんか学ぼうかしら…)
タツヤ(………)
まどか『きゃー!ちかーん!』
馬鹿『うへへ…そこの子猫チャーン俺と一緒
バキッ
馬鹿『ぐおっ…』
タツヤ『大丈夫かい?姉ちゃん』
まどか『たっくーん。うええん』
タツヤ『全く…物騒な世の中になったもんだ…』
まどか『今ので腰抜けちゃった…抱っこして?』
タツヤ「ティへえ……しょうらないらーー」
タツヤ(まずい…鼻血が出そうになった…)
タツヤ(こんな妄想するな私!)
タツヤ(まだ帰ってくるまで時間はあるはず…)
↓行動
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:50:27.16 ID:JDY+rXwAO
腹筋
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 20:54:04.42 ID:5euh2P77O
タツヤ「1056!1057!1058!」
タツヤ「……はあ…」
タツヤ(さ、流石にギブ……トレーニングもちょっと限界が…)
タツヤ(でもでも筋肉つけてかっちょいいってまどかに言われるんだあああ!)
タツヤ「」
タツヤ(き、気絶するわ……)
タツヤ(もう止め!筋肉なんて後からどうとでもなるもの!)
タツヤ(何しましょう…)
↓行動
タツヤ「……はあ…」
タツヤ(さ、流石にギブ……トレーニングもちょっと限界が…)
タツヤ(でもでも筋肉つけてかっちょいいってまどかに言われるんだあああ!)
タツヤ「」
タツヤ(き、気絶するわ……)
タツヤ(もう止め!筋肉なんて後からどうとでもなるもの!)
タツヤ(何しましょう…)
↓行動
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 21:00:56.22 ID:JDY+rXwAO
スクワット
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 21:05:36.13 ID:5euh2P77O
タツヤ(ならばスクワット……)
タツヤ「」
タツヤ(腹筋で疲れた後じゃ3分ももたないっての…)
タツヤ(ストレッチはとにかく終了ーいい汗かいたわ)
タツヤ(……さてそろそろ下校時間に差し掛かるころね…)
タツヤ(だからどうしたと…)
↓行動
タツヤ「」
タツヤ(腹筋で疲れた後じゃ3分ももたないっての…)
タツヤ(ストレッチはとにかく終了ーいい汗かいたわ)
タツヤ(……さてそろそろ下校時間に差し掛かるころね…)
タツヤ(だからどうしたと…)
↓行動
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 21:06:03.60 ID:JDY+rXwAO
ステロイド使用
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 21:24:35.81 ID:5euh2P77O
タツヤ(………)
タツヤ(こ、これはいわゆる金づちが使ってたステロイド……!)
タツヤ(………)
タツヤ(……だ、だけどもし私が戻ってしまったら…)
タツヤ(こんな子が耐えられるわけないじゃない……)
タツヤ(ええいままよ!)
~3時間後~
タツヤ「意外と効力早く出るのね」
バキッ
タツヤ「今ならタイヤも握りつぶさそうね…」
タツヤ(………)
タツヤ「あれ?これ自然成長してる?」
タツヤ「とはいえこんな体になったところでどうしようもないし…」
タツヤ「どうしましょう…」
↓行動
タツヤ(こ、これはいわゆる金づちが使ってたステロイド……!)
タツヤ(………)
タツヤ(……だ、だけどもし私が戻ってしまったら…)
タツヤ(こんな子が耐えられるわけないじゃない……)
タツヤ(ええいままよ!)
~3時間後~
タツヤ「意外と効力早く出るのね」
バキッ
タツヤ「今ならタイヤも握りつぶさそうね…」
タツヤ(………)
タツヤ「あれ?これ自然成長してる?」
タツヤ「とはいえこんな体になったところでどうしようもないし…」
タツヤ「どうしましょう…」
↓行動
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 21:27:14.21 ID:gweaVJXAO
仁美に接近
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 21:40:26.20 ID:5euh2P77O
タツヤ「とりあえず志筑仁美に接近しましょう…」
タツヤ「……解除」
シュン
タツヤ「おー戻った戻った…」
タツヤ「常時はこれにして緊急の場合はさっきの姿で…」
タツヤ(今の私なら音速拳も凌駕する達人になっているであろう…)
タツヤ(ああ…マミの気持ちも少し分かった気がするわ…)
仁美「?誰ですの?」
タツヤ「ティへえ……」
仁美「あらあら…こんな時間に1人は危ないですわ……」
仁美「っ!?な、なんかこっちに人が…」
タツヤ(……確かそろそろマミが死ぬ日だったはず…)
タツヤ(今エリーに志筑仁美が狙われているのはその証拠……)
タツヤ(……まずいわね…どうしましょう…)
↓行動
タツヤ「……解除」
シュン
タツヤ「おー戻った戻った…」
タツヤ「常時はこれにして緊急の場合はさっきの姿で…」
タツヤ(今の私なら音速拳も凌駕する達人になっているであろう…)
タツヤ(ああ…マミの気持ちも少し分かった気がするわ…)
仁美「?誰ですの?」
タツヤ「ティへえ……」
仁美「あらあら…こんな時間に1人は危ないですわ……」
仁美「っ!?な、なんかこっちに人が…」
タツヤ(……確かそろそろマミが死ぬ日だったはず…)
タツヤ(今エリーに志筑仁美が狙われているのはその証拠……)
タツヤ(……まずいわね…どうしましょう…)
↓行動
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 21:45:38.49 ID:gvUs+x40O
助けよう
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 21:57:20.91 ID:5euh2P77O
タツヤ「……」
タツヤ「負け犬共が…跳ね返り追って…」
仁美「え…え…」
タツヤ「格闘ってのはまず最初に威嚇するもんだ…ゴリラで言う所のドラミングか…」
タツヤ「戦わずに、相手に勝つ方法って知ってるか?」
タツヤ「消え失っせいッッッ」
ドサッ……
仁美「……え?」
タツヤ「俺の場合はこういう風にすりゃ傷つける事なく相手を気絶させることができる」
タツヤ「最もただ単に動くのがめんどいだけだが」
仁美「……凄い!凄いですわ!師匠と呼ばせてください!」
仁美「私を…貴方のような強い方に…」
タツヤ「……止めときな。俺は一匹狼タイプなんだ。1人にさせてくれ…」
仁美「わ、わあ…」
タツヤ「……」
タツヤ「今のがまどかだったらなあ…」
タツヤ「あ、エリー…まあいいや」
タツヤ「どうしよう…」
↓行動
タツヤ「負け犬共が…跳ね返り追って…」
仁美「え…え…」
タツヤ「格闘ってのはまず最初に威嚇するもんだ…ゴリラで言う所のドラミングか…」
タツヤ「戦わずに、相手に勝つ方法って知ってるか?」
タツヤ「消え失っせいッッッ」
ドサッ……
仁美「……え?」
タツヤ「俺の場合はこういう風にすりゃ傷つける事なく相手を気絶させることができる」
タツヤ「最もただ単に動くのがめんどいだけだが」
仁美「……凄い!凄いですわ!師匠と呼ばせてください!」
仁美「私を…貴方のような強い方に…」
タツヤ「……止めときな。俺は一匹狼タイプなんだ。1人にさせてくれ…」
仁美「わ、わあ…」
タツヤ「……」
タツヤ「今のがまどかだったらなあ…」
タツヤ「あ、エリー…まあいいや」
タツヤ「どうしよう…」
↓行動
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:05:13.37 ID:QHeJ6R/e0
エリーのパソを持ち帰り、HDの中を暴く
81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:11:12.11 ID:5euh2P77O
タツヤ「……」
タツヤ「そこかッッッ」
ドオオンッ
エリー「」
タツヤ「悪いがちょいと拝見させてもらうぜ」
タツヤ「安心しろ。悪いこたあ使わねえ…」
タツヤ「いやースッキリするわ」
タツヤ「待て待て…もしかしたら私…ワルプルギス倒せたり?」
タツヤ「うわっ私の戦闘力高杉…」
タツヤ「さーてとそれじゃあ中身を見てみましょう…」
エリー「」
↓中身
タツヤ「そこかッッッ」
ドオオンッ
エリー「」
タツヤ「悪いがちょいと拝見させてもらうぜ」
タツヤ「安心しろ。悪いこたあ使わねえ…」
タツヤ「いやースッキリするわ」
タツヤ「待て待て…もしかしたら私…ワルプルギス倒せたり?」
タツヤ「うわっ私の戦闘力高杉…」
タツヤ「さーてとそれじゃあ中身を見てみましょう…」
エリー「」
↓中身
82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:11:48.08 ID:he1uDM90O
新薬の開発書類と鹿目家裸写真集
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:17:35.13 ID:5euh2P77O
タツヤ「何々……」
タツヤ「なっ……す、超さい○人になれる薬!?史上最強の生物も泣くわよこりゃ!」
タツヤ「……後は……ぶっ!?」
タツヤ「ああまどか…まろかあ…」クチュクチュ…
タツヤ「まずい今ので10回は余裕のよっちゃんだわ。この続きは帰ってからにしましょう」
タツヤ「あー」
詢子「ね、ねえ…たっくんたらフォークの使い方上手くなってない?」
知久「何…気のせいだよ…」
タツヤ「まずい…15回もいぐってしまったわ…」
タツヤ「寝るまで何しましょう…」
↓行動
タツヤ「なっ……す、超さい○人になれる薬!?史上最強の生物も泣くわよこりゃ!」
タツヤ「……後は……ぶっ!?」
タツヤ「ああまどか…まろかあ…」クチュクチュ…
タツヤ「まずい今ので10回は余裕のよっちゃんだわ。この続きは帰ってからにしましょう」
タツヤ「あー」
詢子「ね、ねえ…たっくんたらフォークの使い方上手くなってない?」
知久「何…気のせいだよ…」
タツヤ「まずい…15回もいぐってしまったわ…」
タツヤ「寝るまで何しましょう…」
↓行動
84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:19:10.47 ID:8kIosUVKO
詢子さんに抱きついて会話
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:26:26.40 ID:5euh2P77O
タツヤ「ママー」
詢子「あらあらたっくん…どした?」
タツヤ「おはらししよー」
詢子「?いいよ」
詢子「何について話そっか…」
タツヤ「ふあ~まずいわ…長話しすぎた…」
タツヤ「というかキャビンアテンダントだったのね…道理で農園作る程金に余裕があるのね…」
タツヤ「さてと…寝るまであと少し何かしたいわね…」
↓行動
詢子「あらあらたっくん…どした?」
タツヤ「おはらししよー」
詢子「?いいよ」
詢子「何について話そっか…」
タツヤ「ふあ~まずいわ…長話しすぎた…」
タツヤ「というかキャビンアテンダントだったのね…道理で農園作る程金に余裕があるのね…」
タツヤ「さてと…寝るまであと少し何かしたいわね…」
↓行動
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:30:47.94 ID:wJt8Qd7V0
わらしべ
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:36:57.92 ID:5euh2P77O
タツヤ「そあだ…何かアイテムを拾って交換していけば良いものに変わるかも…」
タツヤ「チリも積もれば山になるもの!わら拾ったら家までものにしたおじさんがいるのだからまちがいない!」
タツヤ「というわけできたわよ…」
タツヤ「今の私にはソウルジェムがないから魔女には気をつけないと…」
タツヤ「さてと拾いましょうか…」
↓落ちてる物
タツヤ「チリも積もれば山になるもの!わら拾ったら家までものにしたおじさんがいるのだからまちがいない!」
タツヤ「というわけできたわよ…」
タツヤ「今の私にはソウルジェムがないから魔女には気をつけないと…」
タツヤ「さてと拾いましょうか…」
↓落ちてる物
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:37:40.93 ID:gweaVJXAO
指輪
91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:43:16.95 ID:5euh2P77O
タツヤ「指輪?…誰のかしらね…」
タツヤ「本当はまどかとの愛の証に使いたいけれど…」
タツヤ「我慢我慢…もしかしたらこの後いい事が起きるかも…」
タツヤ「あーい」
タツヤ(誰か来るかな…)
↓誰
タツヤ「本当はまどかとの愛の証に使いたいけれど…」
タツヤ「我慢我慢…もしかしたらこの後いい事が起きるかも…」
タツヤ「あーい」
タツヤ(誰か来るかな…)
↓誰
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:44:56.24 ID:bnyjLippo
ママ
93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 22:49:06.42 ID:5euh2P77O
詢子「げっ!さ、探したよ!たっくん!」
タツヤ「わっ!」
タツヤ(ざんねん…わたしのぼうけんはおわってしまった!)
タツヤ「連れてこられたよ…」
タツヤ「………」
タツヤ「幼児と意識が入れ替わった?」
タツヤ「違う。なお私は自分の意思で動いている…」
タツヤ「これが意味するものは一体……」
続く?
タツヤ「わっ!」
タツヤ(ざんねん…わたしのぼうけんはおわってしまった!)
タツヤ「連れてこられたよ…」
タツヤ「………」
タツヤ「幼児と意識が入れ替わった?」
タツヤ「違う。なお私は自分の意思で動いている…」
タツヤ「これが意味するものは一体……」
続く?
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 14:26:51.88 ID:+Je7pM/jO
一行で分かる前回のあらすじ
ジャック・ハンマー<<<超えられない壁<<<孫悟空
以上 お終い
タツヤ「………」
タツヤ「私が来る前に出来ることは済ませましょう…」
タツヤ「さてと…その前に何回か…」ピュルル…
タツヤ「あー。気持ちよかった…」
タツヤ「なんとか戻らないと…」
↓行動
ジャック・ハンマー<<<超えられない壁<<<孫悟空
以上 お終い
タツヤ「………」
タツヤ「私が来る前に出来ることは済ませましょう…」
タツヤ「さてと…その前に何回か…」ピュルル…
タツヤ「あー。気持ちよかった…」
タツヤ「なんとか戻らないと…」
↓行動
97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 14:44:44.44 ID:8N9K/X7AO
ステロイド使用
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 14:48:34.85 ID:+Je7pM/jO
タツヤ「」モグモグ…
タツヤ「おお…」プチッ
タツヤ「今思ったけどこれ改良されてるやつなのね…それほど負担はかからない…」
タツヤ「今なら学校の校舎もぎ取ってバラバラにできそうね」
タツヤ「………」
タツヤ「もうこのままやったほうがいいかな…」
タツヤ「………?………」
↓他の効果
タツヤ「おお…」プチッ
タツヤ「今思ったけどこれ改良されてるやつなのね…それほど負担はかからない…」
タツヤ「今なら学校の校舎もぎ取ってバラバラにできそうね」
タツヤ「………」
タツヤ「もうこのままやったほうがいいかな…」
タツヤ「………?………」
↓他の効果
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 15:09:10.56 ID:DxbVLlV5O
マックシングで意識を失い、まどかに看病される
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 15:18:23.62 ID:+Je7pM/jO
タツヤ「う゛!?」
タツヤ(嘘お…まだ2回しか…て幼児に何言ってるの私は…)
タツヤ「あう…」
まどか「良かった~お医者さんはただゲロ吐いただけだってね」
タツヤ(どうしてそうなった)
タツヤ(いやいやステロイドは?ゲロ分析したの?)
タツヤ(……まあいいわ…寝ましょう…)
タツヤ(気付いたら約束果たせなかったしマミが死んでいたよ)
タツヤ(もうだめだあ…おしまいだあ…)
タツヤ(もう私に会えないなら確かめようがないじゃない…)
タツヤ(あれ…オワタ……?)
↓行動(もう1日経過した)
タツヤ(嘘お…まだ2回しか…て幼児に何言ってるの私は…)
タツヤ「あう…」
まどか「良かった~お医者さんはただゲロ吐いただけだってね」
タツヤ(どうしてそうなった)
タツヤ(いやいやステロイドは?ゲロ分析したの?)
タツヤ(……まあいいわ…寝ましょう…)
タツヤ(気付いたら約束果たせなかったしマミが死んでいたよ)
タツヤ(もうだめだあ…おしまいだあ…)
タツヤ(もう私に会えないなら確かめようがないじゃない…)
タツヤ(あれ…オワタ……?)
↓行動(もう1日経過した)
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 16:06:13.22 ID:h2YhAxjJo
まどさやにキスさせてハッピーエンドに
102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 16:43:28.56 ID:+Je7pM/jO
さやか「うう…まどかあ…」
まどか「大丈夫だよさやかちゃん。私もいるよ…」
さやか「まどか……大好き…」
まどか「ティヒヒ…私もだよ…さやかちゃん…」
チュッ…
タツヤ「」
ほむら「ああああああああああああああああああああ!?」バッ
ほむら「………戻った?」
ほむら「………」
ほむら「夢でよかった…」
終わり…………?
まどか「大丈夫だよさやかちゃん。私もいるよ…」
さやか「まどか……大好き…」
まどか「ティヒヒ…私もだよ…さやかちゃん…」
チュッ…
タツヤ「」
ほむら「ああああああああああああああああああああ!?」バッ
ほむら「………戻った?」
ほむら「………」
ほむら「夢でよかった…」
終わり…………?
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 23:03:23.36 ID:+Je7pM/jO
↑わかめもメガネも…あるんだよ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444722941/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ 魔法少女まどか☆マギカ | Comments (0)
キバオウ「ワイがSAO人気投票ランキング1位やて!?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 06:28:44.99 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「どういうことや!?」
キバオウ「SAOの人気ランキングをやっていたのは知っとったけど・・・」
キバオウ「なんでワイがそのランキングで1位なんや!?」
キバオウ「ま、まさか・・・!!」
キバオウ「SAOの人気ランキングをやっていたのは知っとったけど・・・」
キバオウ「なんでワイがそのランキングで1位なんや!?」
キバオウ「ま、まさか・・・!!」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 06:33:23.64 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「まさか、いや、しかし・・・」カタカタ
キバオウ「いったい何が目的なんや!?」ッターン
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★5(334)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★4(1000)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★3(1000)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★2(1000)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww(1000)
キバオウ「こんなん工作やないか!!!」
キバオウ「いったい何が目的なんや!?」ッターン
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★5(334)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★4(1000)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★3(1000)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww★2(1000)
SAOの人気投票ランキングでキバオウ1位にしようぜwwwwww(1000)
キバオウ「こんなん工作やないか!!!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 06:36:57.48 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「なんでや!!」
キバオウ「こいつら何が目的でワイを1位にしてんのや!?」カチッ
キバオウ「・・・なになに?」
1:この人気投票でランキング上位がSAOのイラスト集の表紙に描かれるらしいから、キバオウ1位にして信者涙目にしてやろうぜw
キバオウ「なんやて!?」ガタッ
キバオウ「イラスト集の表紙やと!?」
キバオウ「こいつら何が目的でワイを1位にしてんのや!?」カチッ
キバオウ「・・・なになに?」
1:この人気投票でランキング上位がSAOのイラスト集の表紙に描かれるらしいから、キバオウ1位にして信者涙目にしてやろうぜw
キバオウ「なんやて!?」ガタッ
キバオウ「イラスト集の表紙やと!?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 06:42:50.08 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「この人気投票がそないな事になってたやなんて!!」
キバオウ「しかし、しかしなんでワイなんや!?」
キバオウ「他にももっと良い登場人物はおるやろ!?」
2:キバオウ了解wwwwww
3:キバオウさんは人気キャラ
4:キバオウさん実はいい人だしな!
5:キバオウさんに投票するやで!
6:おまいらキバオウさん1位にすっぞwwww
キバオウ「なんやて!?」
キバオウ「しかし、しかしなんでワイなんや!?」
キバオウ「他にももっと良い登場人物はおるやろ!?」
2:キバオウ了解wwwwww
3:キバオウさんは人気キャラ
4:キバオウさん実はいい人だしな!
5:キバオウさんに投票するやで!
6:おまいらキバオウさん1位にすっぞwwww
キバオウ「なんやて!?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 06:47:48.01 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「なんでや!?」
キバオウ「ワイは、ワイは主人公であるキリトに敵対するキャラ・・・」
キバオウ「不人気キャラやないんか!?」
7:キバオウさんは神
8:キバオウさん弱気を助けようとした正義漢だからな
9:大 正 義 キ バ オ ウ
10:キバオウさん大好き
11:キバオウさんは1位にふさわしい人物
キバオウ「なんやて!?」
キバオウ「ワイは、ワイは主人公であるキリトに敵対するキャラ・・・」
キバオウ「不人気キャラやないんか!?」
7:キバオウさんは神
8:キバオウさん弱気を助けようとした正義漢だからな
9:大 正 義 キ バ オ ウ
10:キバオウさん大好き
11:キバオウさんは1位にふさわしい人物
キバオウ「なんやて!?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 06:59:37.58 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「ワイの事をこんな風に見てくれとる人がおったなんて!!」
キバオウ「感動や・・・!!!」
キバオウ「なんや、照れ臭いやないかっ!!」
キバオウ「いやでも、ランキング工作いうのはどないやろか?」
キバオウ「嬉しいは嬉しいんやけどな・・・」カチカチッ
12:投票ツール作った。これ使えばキバオウさんに大量投票できるぞ!
13:有能
14:よくやった!
15:これで勝つるwwwwwwww
16:うおおおおおおおwwwwwwwwwwwwwwww
17:キバオウ祭やぁああああwwwwwwww
18:投票ツールキターwwwwww
キバオウ「なんやて!?」
キバオウ「感動や・・・!!!」
キバオウ「なんや、照れ臭いやないかっ!!」
キバオウ「いやでも、ランキング工作いうのはどないやろか?」
キバオウ「嬉しいは嬉しいんやけどな・・・」カチカチッ
12:投票ツール作った。これ使えばキバオウさんに大量投票できるぞ!
13:有能
14:よくやった!
15:これで勝つるwwwwwwww
16:うおおおおおおおwwwwwwwwwwwwwwww
17:キバオウ祭やぁああああwwwwwwww
18:投票ツールキターwwwwww
キバオウ「なんやて!?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 07:01:42.98 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「投票ツールやて!?」
キバオウ「こんなん・・・こんなん・・・」
キバオウ「こんなんチートやチーターや!!!」
キバオウ「前言撤回や!!」
キバオウ「チートは・・・不正はしたらアカンねん!!」
キバオウ「こんなん・・・こんなん・・・」
キバオウ「こんなんチートやチーターや!!!」
キバオウ「前言撤回や!!」
キバオウ「チートは・・・不正はしたらアカンねん!!」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 07:09:12.77 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「ワイの事を気に入ってくれて、投票してくれた事は素直に嬉しい!!」
キバオウ「でも、でも・・・」
キバオウ「チートは使ったらアカンのや!!!」
キバオウ「大量投票ツールなんてもん使ったら!」
キバオウ「こんなのチートや!!チーターや!!!」
キバオウ「VIPPERでチーターなんて・・・」
キバオウ「ヴィーターやないか!!!!!」
キバオウ「でも、でも・・・」
キバオウ「チートは使ったらアカンのや!!!」
キバオウ「大量投票ツールなんてもん使ったら!」
キバオウ「こんなのチートや!!チーターや!!!」
キバオウ「VIPPERでチーターなんて・・・」
キバオウ「ヴィーターやないか!!!!!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 07:24:38.52 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「ワイは認めへん!こんなん認めへんわ!!」
キバオウ「いくらワイに投票してくれるいうても、チートは認められへん!!!」
19:キバオウ1位キターwwwwwwwwwwwwwwww
20:さすが我らのキバオウさん!
21:キバオウさんがイラスト集の表紙に
22:胸が熱くなるな
23:キバオウさん万歳!!
24:で、次は誰を2位にする?
25:キバオウさんの次か・・・
26:ナメクジ研究員あたりだと信者涙目じゃね?
27:キバオウさんだと地味に人気あって信者涙目にはならんからな
28:ナメクジいいんじゃね?
29:触手要員だしな
キバオウ「なんやて!?」
キバオウ「いくらワイに投票してくれるいうても、チートは認められへん!!!」
19:キバオウ1位キターwwwwwwwwwwwwwwww
20:さすが我らのキバオウさん!
21:キバオウさんがイラスト集の表紙に
22:胸が熱くなるな
23:キバオウさん万歳!!
24:で、次は誰を2位にする?
25:キバオウさんの次か・・・
26:ナメクジ研究員あたりだと信者涙目じゃね?
27:キバオウさんだと地味に人気あって信者涙目にはならんからな
28:ナメクジいいんじゃね?
29:触手要員だしな
キバオウ「なんやて!?」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 21:43:17.52 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「今度はナメクジやて!?」
キバオウ「そんなのが表紙に載るなんて、考えられへんやろ!!」
キバオウ「そもそもこの人気投票の企画者は、何を考えてこんなん候補にしたんや!?」
30:ナメクジ2位wwwwwwww
31:このままキバオウ1位、ナメクジ2位をキープだ!
32:テンション上がってきたwwwwwwwwwwwwww
33:触手が2位か。薄い本が厚くなるな・・・
34:イラスト集の表紙でキバオウさんの触手プレイがみれる可能性
35:やべえw
キバオウ「なんやて!?」
キバオウ「そんなのが表紙に載るなんて、考えられへんやろ!!」
キバオウ「そもそもこの人気投票の企画者は、何を考えてこんなん候補にしたんや!?」
30:ナメクジ2位wwwwwwww
31:このままキバオウ1位、ナメクジ2位をキープだ!
32:テンション上がってきたwwwwwwwwwwwwww
33:触手が2位か。薄い本が厚くなるな・・・
34:イラスト集の表紙でキバオウさんの触手プレイがみれる可能性
35:やべえw
キバオウ「なんやて!?」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 21:48:38.67 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「あろうことか、ワイの触手プレイやと!?」
キバオウ「投票ツール使こうてそんなランキング工作したら、エライこっちゃないか!!」
キバオウ「そもそもなんでチートなんか使うんや!!」
キバオウ「そんなん、そんなんチートや!!チーターや!!!」
キバオウ「VIPPERでチーターやなんて・・・」
キバオウ「ヴィーターやないか・・・!!!!!!!!!」
キバオウ「投票ツール使こうてそんなランキング工作したら、エライこっちゃないか!!」
キバオウ「そもそもなんでチートなんか使うんや!!」
キバオウ「そんなん、そんなんチートや!!チーターや!!!」
キバオウ「VIPPERでチーターやなんて・・・」
キバオウ「ヴィーターやないか・・・!!!!!!!!!」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 21:54:55.96 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「チートで触手プレイなんて、絶対にそんなまねさせへんぞ!!」
キバオウ「ワイは絶対チートなんて認めへんぞー!!」
36:3位どうする?
37:釣り人の西田さん
38:じゃあそれで
39:釣りバカかな?w
40:西田wwwwww
41:キバオウさんと西田さんと触手の3Pか・・・
42: 合 体 !
43:壮絶な表紙すぎるwwwwwwwwww
キバオウ「なんやて!?」
キバオウ「ワイは絶対チートなんて認めへんぞー!!」
36:3位どうする?
37:釣り人の西田さん
38:じゃあそれで
39:釣りバカかな?w
40:西田wwwwww
41:キバオウさんと西田さんと触手の3Pか・・・
42: 合 体 !
43:壮絶な表紙すぎるwwwwwwwwww
キバオウ「なんやて!?」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 22:02:11.34 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「ワイとおっさんとナメクジが触手で3Pやと!?」
キバオウ「そんなイラスト集発禁やんけ!!!」
キバオウ「絶対アカンぞそんなもん!!」
キバオウ「チート使こうて、舐めたまねしくさりおって!!」
キバオウ「こんなのチートや!!チーターや!!!」
キバオウ「VIPPERでチーターなんて・・・!!」
キバオウ「 ヴ ィ ー タ ー や な い か!!!!!!!!!!!」
キバオウ「そんなイラスト集発禁やんけ!!!」
キバオウ「絶対アカンぞそんなもん!!」
キバオウ「チート使こうて、舐めたまねしくさりおって!!」
キバオウ「こんなのチートや!!チーターや!!!」
キバオウ「VIPPERでチーターなんて・・・!!」
キバオウ「 ヴ ィ ー タ ー や な い か!!!!!!!!!!!」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 22:11:39.03 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「なんとかせんよアカン!!」
キバオウ「このままやと、ワイの触手責めの薄い本が出来てまうぞ!?」
キバオウ「いや、それ以前にチートがアカンのや!!!」
キバオウ「なんとかせなアカン、しかし・・・どないしたらええんや!?」
キバオウ「ワイにはこの状況をどうにかする技術も、つても無いで!?」
キバオウ「・・・せや!!」
キバオウ「アイツなら、アイツならなんとか出来るんちゃうか!?」
キバオウ「キリトやったら・・・!!」
キバオウ「このままやと、ワイの触手責めの薄い本が出来てまうぞ!?」
キバオウ「いや、それ以前にチートがアカンのや!!!」
キバオウ「なんとかせなアカン、しかし・・・どないしたらええんや!?」
キバオウ「ワイにはこの状況をどうにかする技術も、つても無いで!?」
キバオウ「・・・せや!!」
キバオウ「アイツなら、アイツならなんとか出来るんちゃうか!?」
キバオウ「キリトやったら・・・!!」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 22:20:33.84 ID:jSiQ6egz0
【キリト宅】
ドンドン!ドンドン!!
キバオウ「誰か!!誰かおらんか!?」
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン!!
キバオウ「頼む!!ここを開けてくれや!!頼みがあるんやーー!!」
ドンドンドンドン!!ガチャガチャガチャガチャ!!
直葉「お、お兄ちゃん・・・!変な人がっ!変な人がドアをめちゃくちゃ叩いてるよ!?」
キリト「アイツは!?」
ドンドン!ドンドン!!
キバオウ「誰か!!誰かおらんか!?」
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン!!
キバオウ「頼む!!ここを開けてくれや!!頼みがあるんやーー!!」
ドンドンドンドン!!ガチャガチャガチャガチャ!!
直葉「お、お兄ちゃん・・・!変な人がっ!変な人がドアをめちゃくちゃ叩いてるよ!?」
キリト「アイツは!?」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 22:27:02.72 ID:jSiQ6egz0
ガチャ
キバオウ「!!」
キリト「お前、キバオウか!?」
キバオウ「キリトか!?久しぶり・・・やな」
キリト「・・・何故、ここへ?」
キバオウ「お前なら、事態を把握しとるんやないか?」
キリト「・・・まぁ、な」
キバオウ「!!」
キリト「お前、キバオウか!?」
キバオウ「キリトか!?久しぶり・・・やな」
キリト「・・・何故、ここへ?」
キバオウ「お前なら、事態を把握しとるんやないか?」
キリト「・・・まぁ、な」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 22:35:26.67 ID:jSiQ6egz0
キリト「人気投票のランキングの件だろ?」
キバオウ「せや!!!」
キリト「俺たちもこの状況には驚いてな。もう大概のメンバーは集まって来てるんだ」
キバオウ「せやったんか!!」
キリト「・・・お前も来いよ。一番の当事者が来たのなら、ちょうどいい」
キバオウ「・・・お邪魔します」
キバオウ「せや!!!」
キリト「俺たちもこの状況には驚いてな。もう大概のメンバーは集まって来てるんだ」
キバオウ「せやったんか!!」
キリト「・・・お前も来いよ。一番の当事者が来たのなら、ちょうどいい」
キバオウ「・・・お邪魔します」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 22:38:08.71 ID:jSiQ6egz0
アスナ「キリト君、誰が来たの?・・・って、あなたは!?」
キバオウ「ワイがキバオウや!!久しぶりやな!!」
直葉「この人が例の!?」
キリト「ああ。今回の“主役”だな」
キバオウ「奇妙な事に、そないなっとんのや」
キバオウ「ワイがキバオウや!!久しぶりやな!!」
直葉「この人が例の!?」
キリト「ああ。今回の“主役”だな」
キバオウ「奇妙な事に、そないなっとんのや」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 22:44:23.85 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「それで、お前は現状をどうとらえてるんや?」
キリト「問題とは思っている。このままじゃイラスト集の表紙はめちゃくちゃだ」
アスナ「投票システムがコレじゃあ、祭りになるに決まってるのに」
直葉「どうしてこんなことに・・・」
キバオウ「せやな」
キリト「それで、どうしてお前は俺のところに来たんだ?」
キバオウ「・・・頼みがあって、来たんや」
キリト「頼み?」
キリト「問題とは思っている。このままじゃイラスト集の表紙はめちゃくちゃだ」
アスナ「投票システムがコレじゃあ、祭りになるに決まってるのに」
直葉「どうしてこんなことに・・・」
キバオウ「せやな」
キリト「それで、どうしてお前は俺のところに来たんだ?」
キバオウ「・・・頼みがあって、来たんや」
キリト「頼み?」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 22:53:31.08 ID:jSiQ6egz0
アスナ「あなたまさか、このままランキング1位になりたいなんて言うんじゃ!?」
キバオウ「ちゃうわ!!」
キバオウ「ワイは・・・ワイはキリトに、このランキングを元に戻してもらいたくて来たんや!!!」
キリト「・・・。理由を聞こうか」
キバオウ「理由なんてたいしたもんやない。ワイはチートが嫌いなんや!」
キバオウ「ちゃうわ!!」
キバオウ「ワイは・・・ワイはキリトに、このランキングを元に戻してもらいたくて来たんや!!!」
キリト「・・・。理由を聞こうか」
キバオウ「理由なんてたいしたもんやない。ワイはチートが嫌いなんや!」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:01:05.63 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「ワイは人気投票のランキングが祭りになるのは、別にええと思ってる!」
キバオウ「みんなで盛り上がって楽しめるんやったら、ワイが御輿として担ぎ上げられるんは構わん!」
キバオウ「でも、チートは嫌いなんや!!」
キバオウ「ゲームも祭りも、敵も味方もみんながいっしょに楽しめるからこそ楽しいんや!!」
キバオウ「チートはそれをぶっ壊す存在や。使こうたらアカン!」
キバオウ「せやからワイは、この操作された人気投票を元に戻して欲しいんや」
キバオウ「天才プログラマーで、SAOの主人公として顔も効くキリトに!!」
キバオウ「みんなで盛り上がって楽しめるんやったら、ワイが御輿として担ぎ上げられるんは構わん!」
キバオウ「でも、チートは嫌いなんや!!」
キバオウ「ゲームも祭りも、敵も味方もみんながいっしょに楽しめるからこそ楽しいんや!!」
キバオウ「チートはそれをぶっ壊す存在や。使こうたらアカン!」
キバオウ「せやからワイは、この操作された人気投票を元に戻して欲しいんや」
キバオウ「天才プログラマーで、SAOの主人公として顔も効くキリトに!!」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:05:22.50 ID:jSiQ6egz0
キリト「・・・そうか」
キバオウ「せやからお願いや!」
キバオウ「こんなこと、ワイが頼めた義理やないのは重々わかっとる!!」
キバオウ「それでも、ワイには頼れるのがお前しかおらんのや!!」
キバオウ「この通りや!!!」土下座ッ!
キバオウ「この人気投票、元通りにしてくれ!!!」
キリト「キバオウ・・・」
キバオウ「せやからお願いや!」
キバオウ「こんなこと、ワイが頼めた義理やないのは重々わかっとる!!」
キバオウ「それでも、ワイには頼れるのがお前しかおらんのや!!」
キバオウ「この通りや!!!」土下座ッ!
キバオウ「この人気投票、元通りにしてくれ!!!」
キリト「キバオウ・・・」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:10:04.28 ID:jSiQ6egz0
キリト「頭を上げてくれ」
キバオウ「やってくれるんか!?」
キリト「ああ。元々俺も今回の件は問題だと思っていたしな」
キリト「だが、どうやって解決したものかは迷っていたんだ」
キリト「でもキバオウの話を聞いて、俺も腹を決めたよ」
キリト「人気投票の運営に掛け合ってみようと思う」
キバオウ「運営て、ホンマにええのか!?」
キバオウ「やってくれるんか!?」
キリト「ああ。元々俺も今回の件は問題だと思っていたしな」
キリト「だが、どうやって解決したものかは迷っていたんだ」
キリト「でもキバオウの話を聞いて、俺も腹を決めたよ」
キリト「人気投票の運営に掛け合ってみようと思う」
キバオウ「運営て、ホンマにええのか!?」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:15:45.12 ID:jSiQ6egz0
アスナ「キリト君。主人公のあなたが運営に指示を出したことが知られたら・・・」
直葉「それは避けようって、さっきから話し合ってたじゃない!」
キリト「いいんだ。キバオウの熱意と土下座で、考えが変わった」
キリト「『運営によるランキング介入』の汚名。俺が受けよう」
キリト「お前のこと、少し見直したぜ。キバオウ」
キバオウ「キリト・・・!!」
直葉「それは避けようって、さっきから話し合ってたじゃない!」
キリト「いいんだ。キバオウの熱意と土下座で、考えが変わった」
キリト「『運営によるランキング介入』の汚名。俺が受けよう」
キリト「お前のこと、少し見直したぜ。キバオウ」
キバオウ「キリト・・・!!」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:24:45.47 ID:jSiQ6egz0
キリト「さて、運営に連絡する前に少し段取りをつけようか」
キバオウ「何をするんや?」
キリト「なに、組織票を識別してランキングから取り除くプログラムをこっちで作っておけば、話が通りやすいと思ってさ」
キリト「実はもう9割は出来上がってる」カタカタ
キバオウ「なんやて!?」
キバオウ「何をするんや?」
キリト「なに、組織票を識別してランキングから取り除くプログラムをこっちで作っておけば、話が通りやすいと思ってさ」
キリト「実はもう9割は出来上がってる」カタカタ
キバオウ「なんやて!?」
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:27:04.45 ID:jSiQ6egz0
キリト「名付けて、アンチチートプログラムだ!」
直葉「さすがはお兄ちゃんだね!」
アスナ「すごいわキリト君!こんな短時間でプログラムを作り上げてしまうなんて・・・」
シオン「なかなかできることじゃないよ」
キリト「たいしたことじゃないさ」フッ
直葉「さすがはお兄ちゃんだね!」
アスナ「すごいわキリト君!こんな短時間でプログラムを作り上げてしまうなんて・・・」
シオン「なかなかできることじゃないよ」
キリト「たいしたことじゃないさ」フッ
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:32:18.97 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「すごいでキリト!そんで運営に連絡取れば完璧や!!」
キリト「それじゃあ電話してみるか・・・」
キリト「とは言え、このランキングがどこで運営されてるかがよくわからないな」
キリト「ま、いいや」
ピッポッパ
トゥルルル、ガチャ
編集者「はいこちら電◯文庫編集部」
キリト「俺です」
編集部「き、ききききキリト様ッ!!?」ガタッ
キリト「それじゃあ電話してみるか・・・」
キリト「とは言え、このランキングがどこで運営されてるかがよくわからないな」
キリト「ま、いいや」
ピッポッパ
トゥルルル、ガチャ
編集者「はいこちら電◯文庫編集部」
キリト「俺です」
編集部「き、ききききキリト様ッ!!?」ガタッ
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:36:56.20 ID:jSiQ6egz0
キリト「編集さん、例のランキングの件なんですけど」
編集者「ははは、はひっ!!その件はもうっ!!編集部一同大変遺憾に思っておりまして、はいっ!!」
キリト「あの」
編集者「ただいま!今すぐに編集長に代わりますっっ!!!」ガタガッッ
ドタバタッ!ガタゴト!
編集長「編集長でございますっ!キリト様には今回、大変なご迷惑をおかけいたしまして!!」
キリト「あ、いや・・・」
編集者「ははは、はひっ!!その件はもうっ!!編集部一同大変遺憾に思っておりまして、はいっ!!」
キリト「あの」
編集者「ただいま!今すぐに編集長に代わりますっっ!!!」ガタガッッ
ドタバタッ!ガタゴト!
編集長「編集長でございますっ!キリト様には今回、大変なご迷惑をおかけいたしまして!!」
キリト「あ、いや・・・」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:41:47.94 ID:jSiQ6egz0
編集長「我らが稼ぎ頭であるキリト様にイラスト集の表紙を飾っていただこうと我々一同も賛成して始めたこの企画ですがっ!
ふ、不届きな輩がランキングに工作を仕掛けましてっ!!ええ、我々としても全くの予想外でして!はいっ!」
キリト「あの、ですから」
編集長「ただいま、全力を持って対策を考案中でありましてッ!!キリト様には今後とも我らとも良いお付き合いを続けたく!!」
キリト「えっと、そのランキングの運営の電話番号教えていただけます?」
編集長「もちろんでごじゃいましゅっっ!!!」
ふ、不届きな輩がランキングに工作を仕掛けましてっ!!ええ、我々としても全くの予想外でして!はいっ!」
キリト「あの、ですから」
編集長「ただいま、全力を持って対策を考案中でありましてッ!!キリト様には今後とも我らとも良いお付き合いを続けたく!!」
キリト「えっと、そのランキングの運営の電話番号教えていただけます?」
編集長「もちろんでごじゃいましゅっっ!!!」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:45:19.54 ID:jSiQ6egz0
ピッ
キリト「やれやれ・・・」
アスナ「すごいわキリト君!」
直葉「さすがはお兄ちゃんだね!」
シリカ「キリトさんは電◯文庫で一番の稼ぎ手ですもんね!」
リズ「編集長にあそこまで気を使っているだなんて・・・!」
シノン「なかなかできることじゃないよ」
キリト「なに、たいしたことじゃないさ」フッ
キリト「やれやれ・・・」
アスナ「すごいわキリト君!」
直葉「さすがはお兄ちゃんだね!」
シリカ「キリトさんは電◯文庫で一番の稼ぎ手ですもんね!」
リズ「編集長にあそこまで気を使っているだなんて・・・!」
シノン「なかなかできることじゃないよ」
キリト「なに、たいしたことじゃないさ」フッ
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/23(金) 23:54:04.34 ID:jSiQ6egz0
キバオウ「やっぱり顔が効く奴は違うなぁ!!」
キリト「これならランキングの運営にもうまく話を通せるかもしれないな・・・」
♪キミーガ エガイーター ミライノー セカーイハー
キリト「あれ?俺の携帯、知らない番号からだ・・・」
ピッ
キリト「もしもし?」
運営者「き、キリト様のお電話でしょうか!?わたくしっ、今回の人気投票の責任者でございますっ!!」
キバオウ「なんやて!?」
キリト「これならランキングの運営にもうまく話を通せるかもしれないな・・・」
♪キミーガ エガイーター ミライノー セカーイハー
キリト「あれ?俺の携帯、知らない番号からだ・・・」
ピッ
キリト「もしもし?」
運営者「き、キリト様のお電話でしょうか!?わたくしっ、今回の人気投票の責任者でございますっ!!」
キバオウ「なんやて!?」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 00:00:44.22 ID:sHdwQICS0
キリト「はい。今かけようと思ってたところです」
運営者「こここっ、今回はとんだ不手際で!!た、大変申し訳なく存じましてっ!はいっっ!!」ペコペコ
キリト「あ、いえ・・・」
運営者「我々も現在!全力で事態の収拾に向けて動いておりますがっ!!そ、その・・・!!」
キリト「その件なんですが」
運営者「必ず責任を持って事態を決着させますゆえ!!どうか!どうかこの件は穏便に!!どうか!!!」
キリト「あの・・・」
運営者「こここっ、今回はとんだ不手際で!!た、大変申し訳なく存じましてっ!はいっっ!!」ペコペコ
キリト「あ、いえ・・・」
運営者「我々も現在!全力で事態の収拾に向けて動いておりますがっ!!そ、その・・・!!」
キリト「その件なんですが」
運営者「必ず責任を持って事態を決着させますゆえ!!どうか!どうかこの件は穏便に!!どうか!!!」
キリト「あの・・・」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 00:07:36.23 ID:sHdwQICS0
運営者「ええっ!?キリト様がもうプログラムを組んだ!?」
運営者「さすがはキリト様です!」
運営者「すでに我々の一歩先を行っておられつとは・・・」
運営者「なかなかできることじゃないよ」
キリト「たいしたことではありませんよ」フッ
運営者「さすがはキリト様です!」
運営者「すでに我々の一歩先を行っておられつとは・・・」
運営者「なかなかできることじゃないよ」
キリト「たいしたことではありませんよ」フッ
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 00:12:28.68 ID:sHdwQICS0
キバオウ「これで解決やな!?さすがはキリトや!!」
キリト「それはもういいよ・・・」
キバオウ「ありがとうキリト。全部お前のおかげや!!」
キリト「そんなことはないさ。キバオウが来なければ、俺はここまで動かなかったさ」
キバオウ「やっぱり主人公はちゃうな!短時間でこれだけ活躍するんやから、やっぱりキリトこそが人気1位やで!!」
キリト「キバオウこそ、かっこ良かったぜ。それに比べたら俺のしたことなんて、たいしたことじゃないさ」
キリト「それはもういいよ・・・」
キバオウ「ありがとうキリト。全部お前のおかげや!!」
キリト「そんなことはないさ。キバオウが来なければ、俺はここまで動かなかったさ」
キバオウ「やっぱり主人公はちゃうな!短時間でこれだけ活躍するんやから、やっぱりキリトこそが人気1位やで!!」
キリト「キバオウこそ、かっこ良かったぜ。それに比べたら俺のしたことなんて、たいしたことじゃないさ」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 00:17:01.68 ID:sHdwQICS0
キバオウ「そうか・・・」
キリト「そうさ」
キバオウ「・・・。」
キリト「・・・。」
キバオウ「そんなら、ワイ、そろそろお暇するわ」
キリト「・・・ああ」
キバオウ「今日はホンマにありがとう。ワイのワガママで、運営の介入までさせてしもて。この借りはいずれ返すで!」
キリト「そうだな。その時には、また」
キリト「敵も味方も、みんないっしょに楽しもうぜ!」
キバオウ「!! ああ、せやな!!」
キリト「そうさ」
キバオウ「・・・。」
キリト「・・・。」
キバオウ「そんなら、ワイ、そろそろお暇するわ」
キリト「・・・ああ」
キバオウ「今日はホンマにありがとう。ワイのワガママで、運営の介入までさせてしもて。この借りはいずれ返すで!」
キリト「そうだな。その時には、また」
キリト「敵も味方も、みんないっしょに楽しもうぜ!」
キバオウ「!! ああ、せやな!!」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 00:20:52.33 ID:sHdwQICS0
キリト「ランキング結果、楽しみだな」
キバオウ「せやな!ここからどう転がるかわからんで!!」
キリト「また会おう、キバオウ!」スッ
キバオウ「おう!またなキリト!!」グッ
こうして二人は握手を交わし別れた
チートによるランキング操作に立ち向かった、二人の英雄の戦いはこれにて終わり
キバオウ「せやな!ここからどう転がるかわからんで!!」
キリト「また会おう、キバオウ!」スッ
キバオウ「おう!またなキリト!!」グッ
こうして二人は握手を交わし別れた
チートによるランキング操作に立ち向かった、二人の英雄の戦いはこれにて終わり
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 00:22:08.25 ID:sHdwQICS0
終了
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 00:23:21.99 ID:TdES4NP0o
おわりかい!
おつ
おつ
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 00:34:17.25 ID:9VcP1b42o
キバオウに1票いれた
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 01:22:18.12 ID:JorpVkNOo
こんなSS読んだらキバオウさんに挿れるしかないだろ!
ってかマジで一時期一位だったんだな…
ってかマジで一時期一位だったんだな…
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 02:21:37.57 ID:+QWF0a3Bo
さすキリ
乙
乙
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 03:32:00.31 ID:PkfNlgboO
キバオウに一票入れてきた
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 04:34:03.82 ID:RWqhgASso
チートじゃなく公正な票で一位とれば問題ないね
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 06:55:58.96 ID:kOrPOL1O0
キバオウ17位で結構高くて笑える
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 11:27:45.58 ID:PjR3wormo
乙乙
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/24(土) 14:39:24.18 ID:6n3zXD6jO
キバオウさんは25層の闇落ちエピソード次第では間違いなく人気上がる
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445549324/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ ソードアートオンライン | Comments (0)
佐久間まゆ「Pさんとちひろさんは、お付き合いをしてるんですかぁ?」
1: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 22:25:47.63 ID:x9cUM5EV0
※微エロ有り
モバP(以下P表記>>0�「はぁ?」
ちひろ「急にどうしたんですか?まゆちゃん?」
まゆ「いえ、お二人を見ていたらそうなのかな……と」
P「……って言われてもなぁ……」
ちひろ「まゆちゃん、私達はプロデューサーとアシスタントであって、あくまで同僚ですよ」
ちひろ「確かに、普通の会社の同僚にしては仲は良いと思いますけど、お付き合いをしてるとか、そういうのではないですよ?」
まゆ「そうですかぁ」
モバP(以下P表記>>0�「はぁ?」
ちひろ「急にどうしたんですか?まゆちゃん?」
まゆ「いえ、お二人を見ていたらそうなのかな……と」
P「……って言われてもなぁ……」
ちひろ「まゆちゃん、私達はプロデューサーとアシスタントであって、あくまで同僚ですよ」
ちひろ「確かに、普通の会社の同僚にしては仲は良いと思いますけど、お付き合いをしてるとか、そういうのではないですよ?」
まゆ「そうですかぁ」
2: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 22:35:32.60 ID:x9cUM5EV0
まゆ「それならお二人は、今なにをしてるんですかぁ?」
ちひろ「何って……」
P「二人で肩を寄せ合って1つのPCの画面を見てるだけだけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
ちひろ「はい」
P「ああ」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
ちひろ「何って……」
P「二人で肩を寄せ合って1つのPCの画面を見てるだけだけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
ちひろ「はい」
P「ああ」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
6: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 22:39:33.25 ID:x9cUM5EV0
P「ほら……俺とちひろさんて、プロデューサーとアシスタントだからさ」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
P「あるぞ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
P「それはだな……」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
P「あるぞ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
P「それはだな……」
7: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 22:47:54.86 ID:x9cUM5EV0
P「俺とちひろさんは、お互いに書類書いたりとか事務仕事があるよな?」
まゆ「はい」
P「そうすると、二人とも目を通さないといけない書類とかもある訳だ」
まゆ「はい」
P「そんな時に、一人ずつ見るより二人で見た方が手間が省けるよな?」
まゆ「はい」
P「だから、こうやって肩を寄せ合って一つのPCを見てる訳だ」
まゆ「はい」
P「そうすると、二人とも目を通さないといけない書類とかもある訳だ」
まゆ「はい」
P「そんな時に、一人ずつ見るより二人で見た方が手間が省けるよな?」
まゆ「はい」
P「だから、こうやって肩を寄せ合って一つのPCを見てる訳だ」
8: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 22:49:33.60 ID:x9cUM5EV0
まゆ「あぁ、そういう事なんですねぇ」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
11: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 22:54:42.56 ID:x9cUM5EV0
ちひろ「あら?そろそろお昼ご飯の時間ですね」
P「おっ、本当だ……まゆも一緒に食べるか?」
まゆ「良いんですかぁ?」
ちひろ「勿論ですよ」
P「当たり前だろ」
まゆ「それじゃ、ご一緒させてもらいますねぇ」
P「よし、じゃあ食べようか」
ちひろ「そうですね、それじゃ……」ゴソゴソ
ちひろ「はい、プロデューサーさん!お弁当です」コトッ
P「はい、いつもありがとうございます」
まゆ「……え?」
P「おっ、本当だ……まゆも一緒に食べるか?」
まゆ「良いんですかぁ?」
ちひろ「勿論ですよ」
P「当たり前だろ」
まゆ「それじゃ、ご一緒させてもらいますねぇ」
P「よし、じゃあ食べようか」
ちひろ「そうですね、それじゃ……」ゴソゴソ
ちひろ「はい、プロデューサーさん!お弁当です」コトッ
P「はい、いつもありがとうございます」
まゆ「……え?」
12: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 22:56:45.17 ID:x9cUM5EV0
まゆ「何をしてるんですかぁ?」
P「何って……」
ちひろ「プロデューサーさんの為に、お弁当を作って来てるだけですけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
P「ああ」
ちひろ「はい」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
P「何って……」
ちひろ「プロデューサーさんの為に、お弁当を作って来てるだけですけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
P「ああ」
ちひろ「はい」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
13: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 22:58:17.89 ID:x9cUM5EV0
ちひろ「ほら……私とプロデューサーさんて、アシスタントとプロデューサーですから」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
ちひろ「ありますよ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
ちひろ「それはですね……」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
ちひろ「ありますよ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
ちひろ「それはですね……」
14: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 23:34:55.48 ID:x9cUM5EV0
ちひろ「アシスタントというのは、まゆちゃん達アイドルの皆、そしてプロデューサーさんのお手伝いしたり支えるのがお仕事です」
まゆ「はい」
ちひろ「そしてプロデューサーさんはお料理が出来ないので、私がお弁当を作らないと、お昼は外食かコンビニ弁当とか出来合いの物になってしまいます」
まゆ「はい」
ちひろ「そんな物ばかり食べてプロデューサーさんが体調を崩したりしたら、私は勿論まゆちゃん達アイドルの皆も困りますよね?」
まゆ「はい」
ちひろ「だから、そんな事にならない様に毎日私がお弁当を作って来てる訳なんです」
まゆ「はい」
ちひろ「そしてプロデューサーさんはお料理が出来ないので、私がお弁当を作らないと、お昼は外食かコンビニ弁当とか出来合いの物になってしまいます」
まゆ「はい」
ちひろ「そんな物ばかり食べてプロデューサーさんが体調を崩したりしたら、私は勿論まゆちゃん達アイドルの皆も困りますよね?」
まゆ「はい」
ちひろ「だから、そんな事にならない様に毎日私がお弁当を作って来てる訳なんです」
15: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 23:36:16.92 ID:x9cUM5EV0
まゆ「あぁ、そういう事なんですねぇ」
ちひろ「そう、そういう事なんです」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
ちひろ「ですよね?」
まゆ「はい」
ちひろ「そう、そういう事なんです」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
ちひろ「ですよね?」
まゆ「はい」
19: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 23:41:00.20 ID:x9cUM5EV0
P「じゃあ、食べようか」
ちひろ「そうですね」
まゆ「はい」
「「「いただきまーす」」」
ちひろ「はい、プロデューサーさん……あーん♪」
P「あーん……うん、いつも美味しいですね」
ちひろ「うふふっ、ありがとうございます!」
P「それじゃ、ちひろさんも……あーん」
ちひろ「あーん……うん、我ながら良い出来です」
まゆ「……え?」
ちひろ「そうですね」
まゆ「はい」
「「「いただきまーす」」」
ちひろ「はい、プロデューサーさん……あーん♪」
P「あーん……うん、いつも美味しいですね」
ちひろ「うふふっ、ありがとうございます!」
P「それじゃ、ちひろさんも……あーん」
ちひろ「あーん……うん、我ながら良い出来です」
まゆ「……え?」
20: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 23:43:07.77 ID:x9cUM5EV0
まゆ「何をしてるんですかぁ?」
ちひろ「何って……」
P「二人で弁当を食べさせ合ってるだけだけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
ちひろ「はい」
P「ああ」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
ちひろ「何って……」
P「二人で弁当を食べさせ合ってるだけだけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
ちひろ「はい」
P「ああ」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
21: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 23:44:17.67 ID:x9cUM5EV0
P「ほら……俺とちひろさんて、プロデューサーとアシスタントだからさ」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
P「あるぞ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
P「それはだな……」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
P「あるぞ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
P「それはだな……」
22: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 23:52:25.93 ID:x9cUM5EV0
P「さっき、二人で共通の仕事があったりするって話をしたよな?」
まゆ「はい」
P「で、二人で仕事をする時、二人の息が合ってないと仕事の効率が悪いだろ?」
まゆ「はい」
P「それでご飯を食べさせ合うのって、二人の息が合ってないと上手く口に入らなかったりして、意外と難しいんだよ」
まゆ「はい」
P「だから、二人の息を合わせるためにご飯を食べさせ合ってる訳だ」
まゆ「はい」
P「で、二人で仕事をする時、二人の息が合ってないと仕事の効率が悪いだろ?」
まゆ「はい」
P「それでご飯を食べさせ合うのって、二人の息が合ってないと上手く口に入らなかったりして、意外と難しいんだよ」
まゆ「はい」
P「だから、二人の息を合わせるためにご飯を食べさせ合ってる訳だ」
23: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/04(水) 23:53:23.22 ID:x9cUM5EV0
まゆ「あぁ、そういう事なんですねぇ」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
30: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 18:14:34.49 ID:oOUBfOhf0
ちひろ「あら?気が付いたら、もうこんな時間なんですね」
まゆ「あら……それでは、まゆは帰りますねぇ」
P「今日はあまり仕事ないですし、俺たちも帰りましょうか」
ちひろ「そうですね」
P「まゆ、途中まで送るよ」
まゆ「本当ですかぁ?うふ、ありがとうございまぁす」
ちひろ「それじゃ、帰りましょう」ギュッ
P「そうですね」
まゆ「……えっ?」
まゆ「あら……それでは、まゆは帰りますねぇ」
P「今日はあまり仕事ないですし、俺たちも帰りましょうか」
ちひろ「そうですね」
P「まゆ、途中まで送るよ」
まゆ「本当ですかぁ?うふ、ありがとうございまぁす」
ちひろ「それじゃ、帰りましょう」ギュッ
P「そうですね」
まゆ「……えっ?」
31: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 18:15:55.75 ID:oOUBfOhf0
まゆ「何をしてるんですかぁ?」
P「何って……」
ちひろ「プロデューサーさんと腕を組んでるだけですけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
P「ああ」
ちひろ「はい」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
P「何って……」
ちひろ「プロデューサーさんと腕を組んでるだけですけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
P「ああ」
ちひろ「はい」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
32: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 18:17:10.76 ID:oOUBfOhf0
ちひろ「ほら……私とプロデューサーさんて、アシスタントとプロデューサーですから」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
ちひろ「ありますよ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
ちひろ「それはですね……」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
ちひろ「ありますよ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
ちひろ「それはですね……」
33: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 18:22:57.17 ID:oOUBfOhf0
ちひろ「さっき、プロデューサーさんと息を合わせるって話はしましたよね?」
まゆ「はい」
ちひろ「それで腕を組んで歩くのって、二人の歩調が合ってないと躓いたりして、意外と難しいんですよ」
まゆ「はい」
ちひろ「だから、二人の息を合わせるために、行き帰りとか二人で歩く時は腕を組んでる訳です」
まゆ「はい」
ちひろ「それで腕を組んで歩くのって、二人の歩調が合ってないと躓いたりして、意外と難しいんですよ」
まゆ「はい」
ちひろ「だから、二人の息を合わせるために、行き帰りとか二人で歩く時は腕を組んでる訳です」
34: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 18:24:07.66 ID:oOUBfOhf0
まゆ「あぁ、そういう事なんですねぇ」
ちひろ「そう、そういう事なんです」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
ちひろ「ですよね?」
まゆ「はい」
ちひろ「そう、そういう事なんです」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
ちひろ「ですよね?」
まゆ「はい」
35: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 18:29:59.82 ID:oOUBfOhf0
まゆ「――……それでですね……」
ちひろ「それは大変ですね」
P「おっと、もう家か……まゆ、お疲れ」
ちひろ「あら、もうですか……まゆちゃん、プロデューサーさんと私の家はここですから、お別れですね。お疲れ様です、また明日」
まゆ「……え?」
ちひろ「それは大変ですね」
P「おっと、もう家か……まゆ、お疲れ」
ちひろ「あら、もうですか……まゆちゃん、プロデューサーさんと私の家はここですから、お別れですね。お疲れ様です、また明日」
まゆ「……え?」
36: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 18:31:52.49 ID:oOUBfOhf0
まゆ「何をしてるんですかぁ?」
ちひろ「何って……」
P「ちひろさんと同棲してるだけだけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
ちひろ「はい」
P「ああ」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
ちひろ「何って……」
P「ちひろさんと同棲してるだけだけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
ちひろ「はい」
P「ああ」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
37: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 18:32:48.63 ID:oOUBfOhf0
P「ほら……俺とちひろさんて、プロデューサーとアシスタントだからさ」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
P「あるぞ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
P「それはだな……」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
P「あるぞ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
P「それはだな……」
38: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 18:43:43.22 ID:oOUBfOhf0
P「さっき、二人の息を合わせて仕事の効率をあげるって話をしたよな?」
まゆ「はい」
P「で、いくら仕事の効率があがっても、やっぱり仕事を持ち帰らないといけない事もあるんだよ」
まゆ「はい」
P「それで家で仕事してて、お互いに確認を取らないといけない時に、わざわざ連絡し合うのも手間だろ?」
まゆ「はい」
P「だから、その手間を省くためにちひろさんと同棲してる訳だ」
まゆ「はい」
P「で、いくら仕事の効率があがっても、やっぱり仕事を持ち帰らないといけない事もあるんだよ」
まゆ「はい」
P「それで家で仕事してて、お互いに確認を取らないといけない時に、わざわざ連絡し合うのも手間だろ?」
まゆ「はい」
P「だから、その手間を省くためにちひろさんと同棲してる訳だ」
39: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 18:44:58.51 ID:oOUBfOhf0
まゆ「あぁ、そういう事なんですねぇ」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
45: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 22:17:38.54 ID:oOUBfOhf0
P「じゃあまゆ、お疲れ」
ちひろ「まゆちゃん、お疲れ様です」
まゆ「はい、お疲れ様でぇす」
ガチャ バタン
ちひろ「ただいまー」
P「ただいまー」
ちひろ「プロデューサーさん。お風呂とご飯、どちらにします?」
P「お風呂で」
ちひろ「はい、じゃあ沸かして来ますね」トテトテ
P「お願いします」
ちひろ「まゆちゃん、お疲れ様です」
まゆ「はい、お疲れ様でぇす」
ガチャ バタン
ちひろ「ただいまー」
P「ただいまー」
ちひろ「プロデューサーさん。お風呂とご飯、どちらにします?」
P「お風呂で」
ちひろ「はい、じゃあ沸かして来ますね」トテトテ
P「お願いします」
46: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 22:25:55.98 ID:oOUBfOhf0
―――――
ちひろ「プロデューサーさん、どうですか?痛くないですか?」ゴシゴシ
P「はい、とても気持ち良いですよ」
ちひろ「良かった……うふふ、えいっ♪」
P「……っ!ちょっとちひろさんっ」
ちひろ「あらー?プロデューサーさん、随分とお元気ですねっ。そんなに気持ち良かったですか?」
P「……そんな事言って、ちひろさんはどうなんですか?」
ちひろ「やんっ♪プロデューサーさん、まだですよ!それは、お風呂からあがった……あ・と・で♪」
キャッキャウフフ イチャイチャ
ちひろ「プロデューサーさん、どうですか?痛くないですか?」ゴシゴシ
P「はい、とても気持ち良いですよ」
ちひろ「良かった……うふふ、えいっ♪」
P「……っ!ちょっとちひろさんっ」
ちひろ「あらー?プロデューサーさん、随分とお元気ですねっ。そんなに気持ち良かったですか?」
P「……そんな事言って、ちひろさんはどうなんですか?」
ちひろ「やんっ♪プロデューサーさん、まだですよ!それは、お風呂からあがった……あ・と・で♪」
キャッキャウフフ イチャイチャ
49: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 22:33:31.27 ID:oOUBfOhf0
ガラガラッ
まゆ「何をしてるんですかぁ?」
P「何って……」
ちひろ「プロデューサーさんと一緒にお風呂に入って、洗いっこしてるだけですけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
P「ああ」
ちひろ「はい」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
まゆ「何をしてるんですかぁ?」
P「何って……」
ちひろ「プロデューサーさんと一緒にお風呂に入って、洗いっこしてるだけですけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
P「ああ」
ちひろ「はい」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
50: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 22:34:54.26 ID:oOUBfOhf0
ちひろ「ほら……私とプロデューサーさんて、アシスタントとプロデューサーですから」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
ちひろ「ありますよ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
ちひろ「それはですね……」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
ちひろ「ありますよ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
ちひろ「それはですね……」
55: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 22:47:12.01 ID:oOUBfOhf0
ちひろ「さっき、プロデューサーさんと息を合わせるって話はしましたよね?」
まゆ「はい」
ちひろ「それで洗いっこをするのって、痛くないように洗う力加減とか大切ですし」
ちひろ「大事な所を痛くしないようにとか、とても気を使うし、思い遣りもないと出来ないんですよ」
まゆ「はい」
ちひろ「だから、二人の息を合わせるために……そしてお互いを思いやるために、洗いっこをしてる訳です」
まゆ「はい」
ちひろ「それで洗いっこをするのって、痛くないように洗う力加減とか大切ですし」
ちひろ「大事な所を痛くしないようにとか、とても気を使うし、思い遣りもないと出来ないんですよ」
まゆ「はい」
ちひろ「だから、二人の息を合わせるために……そしてお互いを思いやるために、洗いっこをしてる訳です」
57: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 22:48:47.38 ID:oOUBfOhf0
まゆ「あぁ、そういう事なんですねぇ」
ちひろ「そう、そういう事なんです」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
ちひろ「ですよね?」
まゆ「はい」
ちひろ「そう、そういう事なんです」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
ちひろ「ですよね?」
まゆ「はい」
61: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/05(木) 23:55:41.45 ID:oOUBfOhf0
まゆ「それでは、まゆは帰りますねぇ。お邪魔しましたぁ」
ちひろ「はい、お疲れ様です。気を付けて帰って下さいね」
P「また明日な」
まゆ「はぁい」
ガチャ バタン
ちひろ「……それじゃ、まゆちゃんも帰りましたし、ご飯に……んんっ!?」
P「ん……」
ちひろ「ぅむ……ぷはっ、プロデューサーさんっ、ご飯は……」
P「後で良いです」
ちひろ「でも、んむっ……」
P「……ふぅ……もう我慢できません」
ちひろ「……もう、プロデューサーさんたら」…んっ……」
ドサッ
ちひろ「はい、お疲れ様です。気を付けて帰って下さいね」
P「また明日な」
まゆ「はぁい」
ガチャ バタン
ちひろ「……それじゃ、まゆちゃんも帰りましたし、ご飯に……んんっ!?」
P「ん……」
ちひろ「ぅむ……ぷはっ、プロデューサーさんっ、ご飯は……」
P「後で良いです」
ちひろ「でも、んむっ……」
P「……ふぅ……もう我慢できません」
ちひろ「……もう、プロデューサーさんたら」…んっ……」
ドサッ
64: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 00:36:24.57 ID:11TfjBIK0
ギシッ ギシッ
ちひろ「はぁっ……ぅん……プロデューサーさ……あっ!」
P「……ふっ……はぁ……」
ちひろ「……んっ!ふぁ!……そ、そこっ、そこぉ……気持ち、あぁっ!」
P「ここですか……んっ」
ちひろ「んあっ!んっ、ふぅっ……!だ、めぇっ……そんなっ、ぁっ!」
P「……はっ……はっ……」パンパン
ちひろ「んぅっ!ぅあっ!ああっ!プロっ、デュぅさあ、さっ……激しっ、んんぅ!」
ちひろ「だめえっ!そんなっ!されっ、たらっ……イっちゃ、あっ!」
P「……くっ……ちひろさんっ……そろそろ……っ……」
ちひろ「ぅんっ!……はっ、いっ……中に……!中に出してぇっ……!」
P「……ぅっ……ふっ……!」パンパンパンッ!
ちひろ「んあぁ!イくっ!イっちゃうぅっ!プロっ、デュぅ、サぁっ……!いっ…!しょ、にっ……はぁっ!」
P「ちひろ、さっ……ぅぅっ……!!」
ちひろ「らめぇっ!イっちゃっ!ィっ……んぁああっ!!!」
P「……くっ……はぁっ……はぁっ……」
ちひろ「…!…!…ぁっ……!……はっ…!…はっ…!はっ…!はぁっ、はっ……はっ……はっ、はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
P「……はぁ……はぁ……ちひろさん、大丈夫ですか……?」
ちひろ「はぁ……は…い……大丈夫、です……ぁ……中……あったかい……」
P「……ちひろさん、大好きです……」ギュッ
ちひろ「……ふふっ、私もですよ、プロデューサーさん」ギューッ
ちひろ「はぁっ……ぅん……プロデューサーさ……あっ!」
P「……ふっ……はぁ……」
ちひろ「……んっ!ふぁ!……そ、そこっ、そこぉ……気持ち、あぁっ!」
P「ここですか……んっ」
ちひろ「んあっ!んっ、ふぅっ……!だ、めぇっ……そんなっ、ぁっ!」
P「……はっ……はっ……」パンパン
ちひろ「んぅっ!ぅあっ!ああっ!プロっ、デュぅさあ、さっ……激しっ、んんぅ!」
ちひろ「だめえっ!そんなっ!されっ、たらっ……イっちゃ、あっ!」
P「……くっ……ちひろさんっ……そろそろ……っ……」
ちひろ「ぅんっ!……はっ、いっ……中に……!中に出してぇっ……!」
P「……ぅっ……ふっ……!」パンパンパンッ!
ちひろ「んあぁ!イくっ!イっちゃうぅっ!プロっ、デュぅ、サぁっ……!いっ…!しょ、にっ……はぁっ!」
P「ちひろ、さっ……ぅぅっ……!!」
ちひろ「らめぇっ!イっちゃっ!ィっ……んぁああっ!!!」
P「……くっ……はぁっ……はぁっ……」
ちひろ「…!…!…ぁっ……!……はっ…!…はっ…!はっ…!はぁっ、はっ……はっ……はっ、はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
P「……はぁ……はぁ……ちひろさん、大丈夫ですか……?」
ちひろ「はぁ……は…い……大丈夫、です……ぁ……中……あったかい……」
P「……ちひろさん、大好きです……」ギュッ
ちひろ「……ふふっ、私もですよ、プロデューサーさん」ギューッ
65: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 00:39:03.35 ID:11TfjBIK0
ガチャッ バターンッ!
まゆ「何をしてるんですかぁ?」
ちひろ「何って……」
P「ちひろさんとラブラブ中出しHしてるだけだけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
ちひろ「はい」
P「ああ」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
まゆ「何をしてるんですかぁ?」
ちひろ「何って……」
P「ちひろさんとラブラブ中出しHしてるだけだけど……」
まゆ「お二人はお付き合いをしてないんですよね?」
ちひろ「はい」
P「ああ」
まゆ「じゃあ、何でそんな事をしてるんですかぁ?」
67: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 00:41:24.76 ID:11TfjBIK0
P「ほら……俺とちひろさんて、プロデューサーとアシスタントだからさ」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
P「あるぞ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
P「それはだな……」
まゆ「関係あるんですかぁ?」
P「あるぞ」
まゆ「どんな関係があるんですかぁ?」
P「それはだな……」
73: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 00:57:55.60 ID:11TfjBIK0
P「さっき、お互いに思いやるって話はしたよな?」
まゆ「はい」
P「Hってのは一人よがりじゃ駄目なんだよ……特に男は、自分だけ気持ち良くなったって駄目だし、女の人を気遣ってあげないといけない」
まゆ「はい」
P「だからって女の人も、それで男に全部任せっきりってのも違うと、俺はそう思ってる」
まゆ「はい」
P「そこに関しては、ちひろさんも俺と同意見で……まぁ要はお互いに思いやる事が大事な訳だ」
まゆ「はい」
P「それで、中出しは妊娠の可能性があるよな?」
まゆ「はい」
P「妊娠したら中絶なんてしたくないし、そうすると子育てをしないといけなくなるよな?」
まゆ「はい」
P「そうすると、お互いの信頼関係が大事になってくる。この人とこの先一緒に、その子を育てていけるか……とかな」
まゆ「はい」
P「そしてちひろさんと俺は、今まで一緒に仕事してきて、お互いにそこまで信頼し合ってる」
まゆ「はい」
P「だからラブラブ中出しHしてるって訳だ」
まゆ「はい」
P「Hってのは一人よがりじゃ駄目なんだよ……特に男は、自分だけ気持ち良くなったって駄目だし、女の人を気遣ってあげないといけない」
まゆ「はい」
P「だからって女の人も、それで男に全部任せっきりってのも違うと、俺はそう思ってる」
まゆ「はい」
P「そこに関しては、ちひろさんも俺と同意見で……まぁ要はお互いに思いやる事が大事な訳だ」
まゆ「はい」
P「それで、中出しは妊娠の可能性があるよな?」
まゆ「はい」
P「妊娠したら中絶なんてしたくないし、そうすると子育てをしないといけなくなるよな?」
まゆ「はい」
P「そうすると、お互いの信頼関係が大事になってくる。この人とこの先一緒に、その子を育てていけるか……とかな」
まゆ「はい」
P「そしてちひろさんと俺は、今まで一緒に仕事してきて、お互いにそこまで信頼し合ってる」
まゆ「はい」
P「だからラブラブ中出しHしてるって訳だ」
74: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 01:00:25.89 ID:11TfjBIK0
まゆ「あぁ、そういう事なんですねぇ」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
75: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 01:13:44.12 ID:11TfjBIK0
まゆ「……あの、Pさん」
P「どうした?」
まゆ「もしまゆが……アイドルを辞めて、ちひろさんと同じアシスタントとして働く事になったら……まゆとも同じ事をしてくれますかぁ?」
P「いや、それは出来ないかな」
まゆ「どうしてですかぁ?」
P「ちひろさん程に信頼出来るアシスタントはいないって信じてるからな」
P「どうした?」
まゆ「もしまゆが……アイドルを辞めて、ちひろさんと同じアシスタントとして働く事になったら……まゆとも同じ事をしてくれますかぁ?」
P「いや、それは出来ないかな」
まゆ「どうしてですかぁ?」
P「ちひろさん程に信頼出来るアシスタントはいないって信じてるからな」
76: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 01:14:29.67 ID:11TfjBIK0
まゆ「あぁ、そういう事なんですねぇ」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
77: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 01:20:26.84 ID:11TfjBIK0
まゆ「それじゃぁ、まゆがアイドルを辞めてPさんとお付き合いしたいって言ったら、お付き合いしてくれますかぁ?」
P「いや、それも出来ないかな」
まゆ「どうしてですかぁ?」
P「今はちひろさんとお互いに支え合って、まゆ達アイドルの皆と過ごすので満足してるし、誰かと付き合ったりとか、そういうのはあんまり興味ないからな」
P「いや、それも出来ないかな」
まゆ「どうしてですかぁ?」
P「今はちひろさんとお互いに支え合って、まゆ達アイドルの皆と過ごすので満足してるし、誰かと付き合ったりとか、そういうのはあんまり興味ないからな」
78: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 01:21:17.32 ID:11TfjBIK0
まゆ「あぁ、そういう事なんですねぇ」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
P「そう、そういう事だ」
まゆ「なら仕方ないですねぇ」
P「だろ?」
まゆ「はい」
79: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 01:26:55.23 ID:11TfjBIK0
まゆ「それでは、まゆは帰りますねぇ。お邪魔しましたぁ」
ちひろ「はい、お疲れ様です。気を付けて帰って下さいね」
P「また明日な」
まゆ「はぁい」
トテトテ
まゆ「……お付き合いって何なんでしょうね……」
瑞樹「……その気持ち、わかるわ」
まゆ「良かった、分かってくれる人が居て……」
瑞樹「……帰りましょう……」
まゆ「……そうですねぇ……」
スタスタ ガチャ バタン
終わり
ちひろ「はい、お疲れ様です。気を付けて帰って下さいね」
P「また明日な」
まゆ「はぁい」
トテトテ
まゆ「……お付き合いって何なんでしょうね……」
瑞樹「……その気持ち、わかるわ」
まゆ「良かった、分かってくれる人が居て……」
瑞樹「……帰りましょう……」
まゆ「……そうですねぇ……」
スタスタ ガチャ バタン
終わり
81: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 01:29:52.36 ID:11TfjBIK0
という訳で終わり
今まで無課金だったけど、とうとう課金に手を出してしまいました……
課金を始めた途端、天使だと思っていたちひろさんが、今では鬼悪魔にしか見え
今まで無課金だったけど、とうとう課金に手を出してしまいました……
課金を始めた途端、天使だと思っていたちひろさんが、今では鬼悪魔にしか見え
84: ◆4.FEXT.UOhq0 2015/02/06(金) 01:39:04.52 ID:11TfjBIK0
という訳で終わり
天使で女神で可愛いちひろさんをずっと書きたかったけど、中々ネタが浮かばず……
やっとちひろさんとのイチャイチャを書けて良かった、大満足です
プロデューサーさんの正妻は、ずっとプロデューサーさんを傍で支えている、天使で女神で可愛いアシスタントの
わた千川ちひろさん以外、考えられないし有り得ませんよね!
……ねっ!
こんな可愛いアシスタントとプロデューサーさんとのイチャラブコピペを読んでくれた人達、どうもありがとうございます!
天使で女神で可愛いちひろさんをずっと書きたかったけど、中々ネタが浮かばず……
やっとちひろさんとのイチャイチャを書けて良かった、大満足です
プロデューサーさんの正妻は、ずっとプロデューサーさんを傍で支えている、天使で女神で可愛いアシスタントの
わた千川ちひろさん以外、考えられないし有り得ませんよね!
……ねっ!
こんな可愛いアシスタントとプロデューサーさんとのイチャラブコピペを読んでくれた人達、どうもありがとうございます!
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 01:42:23.92 ID:vrj2fdFK0
お昼がコンビニ弁当て、あの広い敷地のあの施設で食堂が無いとは…
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 02:58:48.20 ID:QaWCZK0WO
乙
川島さんで締めるのも最近のコPだなw
川島さんで締めるのも最近のコPだなw
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 03:24:57.92 ID:CXvr5Uj30
やっぱりちひろさんは天使だったんや(ガチャガチャガチャ)
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423056347/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
穂乃果「コーディネート勝負しようよっ!!」
1: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 12:41:59.35 ID:FxNvd5zAO
ーーとある日曜日、アイドル研究部部室にて
絵里「というわけで、急遽屋上に点検が入ることになったの…今日は練習できないわね」
穂乃果・凛「えーー!?」
凛「つまらないにゃー!」
真姫「そんなこと言ったって仕方ないじゃない」
穂乃果・凛「だってーー!!」ブーブー
ことり「穂乃果ちゃん…」
海未「穂乃果、真姫の言う通りですよ」
穂乃果「海未ちゃんまでー」
絵里「というわけで、急遽屋上に点検が入ることになったの…今日は練習できないわね」
穂乃果・凛「えーー!?」
凛「つまらないにゃー!」
真姫「そんなこと言ったって仕方ないじゃない」
穂乃果・凛「だってーー!!」ブーブー
ことり「穂乃果ちゃん…」
海未「穂乃果、真姫の言う通りですよ」
穂乃果「海未ちゃんまでー」
2: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 12:43:00.90 ID:FxNvd5zAO
にこ「でも実際暇になっちゃったのは確かよね」
花陽「きゅ、急にお休みになっても…何をしたらいいのか」
希「それもそうやね」
穂乃果「………ハッ!」ガタッ
穂乃果「フフフーン♪」ニヤニヤ
7人「??」
ことり「穂乃果ちゃんどうしたの?」
花陽「きゅ、急にお休みになっても…何をしたらいいのか」
希「それもそうやね」
穂乃果「………ハッ!」ガタッ
穂乃果「フフフーン♪」ニヤニヤ
7人「??」
ことり「穂乃果ちゃんどうしたの?」
3: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 12:44:04.29 ID:FxNvd5zAO
穂乃果「穂乃果ね!いいこと思い付いちゃったんだぁ!エへヘ♪」
ことり「いいこと?」
穂乃果「そ!い・い・こ・とっ!」
にこ「あー!もう!もったいぶらないでさっさと教えなさいよ!」
穂乃果「えーっとねー!皆で洋服を買いに行かない?」
ことり「いいこと?」
穂乃果「そ!い・い・こ・とっ!」
にこ「あー!もう!もったいぶらないでさっさと教えなさいよ!」
穂乃果「えーっとねー!皆で洋服を買いに行かない?」
4: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 12:44:59.70 ID:FxNvd5zAO
にこ「え?」
海未「洋服…ですか」
真姫「何よ、もったいぶってた割には普通じゃない」
凛「うんうん!別にいいことってほどでもないにゃー」
穂乃果「♪♪♪」ニヤニヤ
希「なんや、まだこれだけじゃないって顔やね?」
穂乃果「さすが希ちゃん!そんなの!ただ買いにいくだけじゃつまらないから…」
絵里「から?」
穂乃果「コーディネート勝負しようよっ!!」
一同「コーディネート勝負!?」
海未「洋服…ですか」
真姫「何よ、もったいぶってた割には普通じゃない」
凛「うんうん!別にいいことってほどでもないにゃー」
穂乃果「♪♪♪」ニヤニヤ
希「なんや、まだこれだけじゃないって顔やね?」
穂乃果「さすが希ちゃん!そんなの!ただ買いにいくだけじゃつまらないから…」
絵里「から?」
穂乃果「コーディネート勝負しようよっ!!」
一同「コーディネート勝負!?」
5: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 12:45:38.76 ID:FxNvd5zAO
凛「そ、それは…面白そうにゃー!!!」
花陽「え?えぇ…花陽…自信ないかも」
絵里「コーディネート…楽しそうじゃない!」
希「いいやん!」
真姫「別にいいんじゃない?ちょうど新しい服も欲しかったし」
にこ「穂乃果にしてはなかなかいいアイディアね!まぁどうせ勝つのはこのスーパーアイドルにこにーに決まってるんだけどぉ!」
ことり「楽しそうー♪」
海未「えぇ!?ちょ、ちょっとまっt
穂乃果「でしょでしょ!?じゃあ決まりだね!」
花陽「え?えぇ…花陽…自信ないかも」
絵里「コーディネート…楽しそうじゃない!」
希「いいやん!」
真姫「別にいいんじゃない?ちょうど新しい服も欲しかったし」
にこ「穂乃果にしてはなかなかいいアイディアね!まぁどうせ勝つのはこのスーパーアイドルにこにーに決まってるんだけどぉ!」
ことり「楽しそうー♪」
海未「えぇ!?ちょ、ちょっとまっt
穂乃果「でしょでしょ!?じゃあ決まりだね!」
6: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 12:46:14.78 ID:FxNvd5zAO
希「ちよっと待って」
穂乃果「希ちゃんどうしたの?」
希「一人一人でやってると時間がかかりすぎるんやない?」
絵里「それも…そうね」
穂乃果「希ちゃんどうしたの?」
希「一人一人でやってると時間がかかりすぎるんやない?」
絵里「それも…そうね」
7: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 12:48:01.45 ID:FxNvd5zAO
海未「それならPrintemps、BiBi、LilyWhiteのユニットごとに代表をたて、その子をコーディネートして競うというのはどうでしょう?」
海未「(これなら凛を代表にすれば恥ずかしい思いをせずに済むかもしれません…)」
穂乃果「海未ちゃん!天才!!」
7人「さんせーい!(にゃー!)」
絵里「じゃあBiBiはこっちに集まって!」
穂乃果「Printempsはこっち!」
希「Lilywhiteはこっちやね」
穂乃果「それじゃ各ユニットごと代表が決まったら出発!それで午後5時に穂むら集合でいいかな?」
8人「はーい」
海未「(これなら凛を代表にすれば恥ずかしい思いをせずに済むかもしれません…)」
穂乃果「海未ちゃん!天才!!」
7人「さんせーい!(にゃー!)」
絵里「じゃあBiBiはこっちに集まって!」
穂乃果「Printempsはこっち!」
希「Lilywhiteはこっちやね」
穂乃果「それじゃ各ユニットごと代表が決まったら出発!それで午後5時に穂むら集合でいいかな?」
8人「はーい」
11: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:38:57.80 ID:125lagnEO
ーーBiBiーー
絵里「さ、代表を決めちゃいましょ」
にこ「そんなのぉにこに決まってるじゃなぁい!にこにーわぁどんな服でも似合っちゃうからぁふたりがどーんなにセンスのない服を選んでも勝ちしか見えないわー! 」
真姫「私は別ににこちゃんでも構わないけど」
絵里「私もそれでいいわよ」
にこ「な、なんか反応薄いわね……まぁいいわ!それじゃ行くわよ!」
絵里「さ、代表を決めちゃいましょ」
にこ「そんなのぉにこに決まってるじゃなぁい!にこにーわぁどんな服でも似合っちゃうからぁふたりがどーんなにセンスのない服を選んでも勝ちしか見えないわー! 」
真姫「私は別ににこちゃんでも構わないけど」
絵里「私もそれでいいわよ」
にこ「な、なんか反応薄いわね……まぁいいわ!それじゃ行くわよ!」
12: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:40:09.33 ID:125lagnEO
絵里「ってにこ、どこに行くつもりなの?」
にこ「それは…………ま、真姫ちゃんパス!」
真姫「ヴェ!?仕方ないわねー。うーん…じゃ、あそこがいいかも」
にこ「それは…………ま、真姫ちゃんパス!」
真姫「ヴェ!?仕方ないわねー。うーん…じゃ、あそこがいいかも」
13: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:40:57.09 ID:125lagnEO
店員「いらっしゃいませー」
絵里「ハラショー!素敵なお店じゃない!」
真姫「そうでしょ?私のお気に入りの店なの」
にこ「………………」ギッチョンギッチョン
絵里「ふーんそうなんだー」キョロキョロ
真姫「ちょっと!あんまりキョロキョロしないでよね」
絵里「ごめん、真姫はこういう店に来るんだーって思ってつい」
14: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:41:35.78 ID:125lagnEO
にこ「…………………」ギッチョンギッチョン
絵里「ってにこ?どうかしたの?そんなギッチョンギッチョン歩いて…まるでロボットじゃない」
にこ「ドウモシテナイワヨ!」
真姫「?…もしかしてにこちゃんまさか……こういう店初めてで緊張してるの?」
にこ「ば、バッカじゃないの!?そそそんなわけあるわけないじゃない!! 」
絵里・真姫「(完全に図星だ)」
絵里「ってにこ?どうかしたの?そんなギッチョンギッチョン歩いて…まるでロボットじゃない」
にこ「ドウモシテナイワヨ!」
真姫「?…もしかしてにこちゃんまさか……こういう店初めてで緊張してるの?」
にこ「ば、バッカじゃないの!?そそそんなわけあるわけないじゃない!! 」
絵里・真姫「(完全に図星だ)」
15: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:42:17.51 ID:125lagnEO
にこ「ほ、ほらこの白いワンピースとか可愛いなーなんて思ってただけよ!」
にこ「(結構高そうな服じゃない…一、十……万…!?)」バッ
真姫「それじゃあにこちゃんは普段どういうところで洋服を買ってるのよ?」
にこ「それは……この私が通う店よ?それはそれはすごい店に決まってるじゃない!」
絵里「私も気になるわ。何てお店なの?」
にこ「(結構高そうな服じゃない…一、十……万…!?)」バッ
真姫「それじゃあにこちゃんは普段どういうところで洋服を買ってるのよ?」
にこ「それは……この私が通う店よ?それはそれはすごい店に決まってるじゃない!」
絵里「私も気になるわ。何てお店なの?」
16: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:43:18.07 ID:125lagnEO
にこ「しま……オホンッ!SHIMAMURAよ!」
絵里「?…聞いたことないブランドね」
真姫「……ハァ。にこちゃん。それSHIMAMURAじゃなくてし●むらでしょ?」
にこ「う、うるさいわね!」
真姫「うるさいってなによ! 」ギャーギャー
絵里「んー…ごめん真姫ちょっと来てくれない?」
絵里「?…聞いたことないブランドね」
真姫「……ハァ。にこちゃん。それSHIMAMURAじゃなくてし●むらでしょ?」
にこ「う、うるさいわね!」
真姫「うるさいってなによ! 」ギャーギャー
絵里「んー…ごめん真姫ちょっと来てくれない?」
17: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:44:12.84 ID:125lagnEO
真姫「どうかしたの?」
絵里「私ちょっと面白いこと思い付いちゃった」ニヤ
真姫「??」
ゴニョゴニョゴニョゴニョ
絵里「ってことなんだけどどうかしら?」
真姫「確かに面白そうだけど…ホントにやるの?」
絵里「私ちょっと面白いこと思い付いちゃった」ニヤ
真姫「??」
ゴニョゴニョゴニョゴニョ
絵里「ってことなんだけどどうかしら?」
真姫「確かに面白そうだけど…ホントにやるの?」
18: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:45:29.22 ID:125lagnEO
にこ「なに二人でコソコソやってるのよー!」
絵里「秘密よ♪さて、洋服を選んじゃいましょ!にこは試着室で待っててもらえる?私と真姫で持っていくから」
にこ「ったく!分かったわよ!」シャー→ シャッ←
絵里「さてさて~♪」
真姫「(面倒な人…)」
絵里「秘密よ♪さて、洋服を選んじゃいましょ!にこは試着室で待っててもらえる?私と真姫で持っていくから」
にこ「ったく!分かったわよ!」シャー→ シャッ←
絵里「さてさて~♪」
真姫「(面倒な人…)」
19: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:46:12.35 ID:125lagnEO
~着替え中~
絵里「にこーどう?」
にこ「バッチリ!いくわよ!いい? しっかりと脳裏に焼き付けなさい!」シャー
絵里「ハラショー!清楚な感じでいいじゃない」
真姫「悪くないわね」
にこ「にっこにこにー♪やっぱりにこはどんな服でも着こなしちゃうのよねー!」
絵里「にこーどう?」
にこ「バッチリ!いくわよ!いい? しっかりと脳裏に焼き付けなさい!」シャー
絵里「ハラショー!清楚な感じでいいじゃない」
真姫「悪くないわね」
にこ「にっこにこにー♪やっぱりにこはどんな服でも着こなしちゃうのよねー!」
20: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:46:51.40 ID:125lagnEO
絵里「ちなみにそのコーディネートなんだけど…」
麦わら帽子10000円
白いワンピース13000円
薄手のカーディガン21000円
サンダル12000円
絵里「だから♪」
にこ「え……!?イ…マンイチマンサンゼン二マンイ…」クラクラ
麦わら帽子10000円
白いワンピース13000円
薄手のカーディガン21000円
サンダル12000円
絵里「だから♪」
にこ「え……!?イ…マンイチマンサンゼン二マンイ…」クラクラ
21: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:48:13.90 ID:125lagnEO
絵里「ちょ、にこ大丈夫?」
にこ「ダ、ダイジョウブニキマッテルジャナイのー」
真姫「にこちゃんコレも付けて」
にこ「ア,アリガト…」カチッ
真姫「ちなみにそのネックレスは13万だから」
にこ「…………………」ガタガタガタガタ
にこ「ダ、ダイジョウブニキマッテルジャナイのー」
真姫「にこちゃんコレも付けて」
にこ「ア,アリガト…」カチッ
真姫「ちなみにそのネックレスは13万だから」
にこ「…………………」ガタガタガタガタ
22: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 19:48:58.59 ID:125lagnEO
絵里「にこ?」
真姫「にこちゃん?」
にこ「………………にこ☆」ダッ ウィーン
絵里、真姫「逃げた!?」
絵里「こら待ちなさいにこ!その服まだ精算がすんでないのよ!!」ダッ ウィーン
店員「…」ポカーン
真姫「ハァ…仕方ないわね。これでお支払してもらえる?一括で。」シュッキラーン
店員「!?ゴ、ゴールド……」
真姫「にこちゃん?」
にこ「………………にこ☆」ダッ ウィーン
絵里、真姫「逃げた!?」
絵里「こら待ちなさいにこ!その服まだ精算がすんでないのよ!!」ダッ ウィーン
店員「…」ポカーン
真姫「ハァ…仕方ないわね。これでお支払してもらえる?一括で。」シュッキラーン
店員「!?ゴ、ゴールド……」
23: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:05:35.79 ID:125lagnEO
ーーLily whiteーー
海未「では、代表を決めてしまいましょうか、私としては凛なんかが適任ではないかと…」
凛「凜は海未ちゃんがいいと思う!」
海未「え、私ですか!?イヤです!!」
凜「海未ちゃんはいつもちょっと地味だから凛が明るく可愛くコーディネートしてあげるよー!」
海未「地…味……」グハッ
24: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:06:26.09 ID:125lagnEO
凛「あ!そういう意味じゃなくて……どういう意味にゃ?w」
海未「凛が言い出したのでしょう!?私に聞き返されても困ります!」
凛「ねぇねぇ希ちゃんも海未ちゃんがいいって思うでしょ?」
希「普段の服装はともかくうちも海未がいいと思う」
海未「凛が言い出したのでしょう!?私に聞き返されても困ります!」
凛「ねぇねぇ希ちゃんも海未ちゃんがいいって思うでしょ?」
希「普段の服装はともかくうちも海未がいいと思う」
25: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:07:55.35 ID:125lagnEO
海未「希まで!な、なぜです?またカード…ですか?」
希「その通り!カードには…『新たな自分が道を開く』ってでてるんよ!」
海未「新たな自分…ですか。」
希「スクールアイドルやってる以上保身的になっちゃダメやと思うんよ。やっぱりフロンティア…開拓心が大切なんやない?」
希「その通り!カードには…『新たな自分が道を開く』ってでてるんよ!」
海未「新たな自分…ですか。」
希「スクールアイドルやってる以上保身的になっちゃダメやと思うんよ。やっぱりフロンティア…開拓心が大切なんやない?」
26: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:08:41.48 ID:125lagnEO
海未「フロンティア…開拓……大切……」ブツブツ
凛「いってることが凛にはさっぱりにゃー」
希「とにかく既存の殻を破ってみよー!ってことや!」
凛「なるほどー!」
凛「いってることが凛にはさっぱりにゃー」
希「とにかく既存の殻を破ってみよー!ってことや!」
凛「なるほどー!」
27: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:09:12.20 ID:125lagnEO
海未「わ、分かりました!これもスクールアイドルとして必要なことなら仕方ないです」
凛「(希ちゃんナイス!)」グッ
希「(やろ?)」ドヤァ
海未「そうと決まれば善は急げです!行きましょう」
希「おー!」
凛「海未ちゃんヤル気満々にゃー♪」
凛「(希ちゃんナイス!)」グッ
希「(やろ?)」ドヤァ
海未「そうと決まれば善は急げです!行きましょう」
希「おー!」
凛「海未ちゃんヤル気満々にゃー♪」
28: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:10:21.66 ID:125lagnEO
凛「やっと着いたぁー…」
希「予定より大分遅れたね」
海未「凛がどうしてもラーメンが食べたいってグズるからです!」
凛「ラーメン食べたいとは言ったけど…まさか希ちゃんが…」
海未「確かにあれを頼むとは思いませんけど…えっと…」
29: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:11:06.40 ID:125lagnEO
希「とんこつ醤油ラーメンチャーシューチョモランマ盛り!」
凛「あれはスゴすぎにゃ…出てくるまでの時間もチョモランマだったし」
希「メニューを見た瞬間にビビッとパワーを感じたんよ」
海未「まぁ過ぎてしまったことは仕方ありません。気を取り直して服を選びましょう!」
凛「テンション上がってきたにゃーー!!!」
凛「あれはスゴすぎにゃ…出てくるまでの時間もチョモランマだったし」
希「メニューを見た瞬間にビビッとパワーを感じたんよ」
海未「まぁ過ぎてしまったことは仕方ありません。気を取り直して服を選びましょう!」
凛「テンション上がってきたにゃーー!!!」
30: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:11:53.32 ID:125lagnEO
海未「こら!凛!店内を走ってはいけません!」
凛「はーい……あっ!あれ可愛い!!」
海未「はぁ全く…」
希「まるでお母さんやね」
海未「止めてください!」
凛「はーい……あっ!あれ可愛い!!」
海未「はぁ全く…」
希「まるでお母さんやね」
海未「止めてください!」
31: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:12:34.40 ID:125lagnEO
凛「はい!海未ちゃん!」
海未「何でしょうかこの柄は」
凛「猫!」
海未「それは分かりますが…多すぎませんか?」
凛「それが可愛いんだにゃ♪さらにさらに~この帽子!」
海未「何でしょうかこの柄は」
凛「猫!」
海未「それは分かりますが…多すぎませんか?」
凛「それが可愛いんだにゃ♪さらにさらに~この帽子!」
32: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:14:02.59 ID:125lagnEO
海未「キャップの上に猫耳が…」ポカーン
希「可愛いやん!それじゃあうちはこれ!」
海未「み、短すぎます!何ですかこのスカートは!」
希「これぐらい短かくないと穂乃果にアピールできないやん?」
海未「なんでここで穂乃果が出て来るのですか!」
希「なんとなく♪」ニヤニヤ
希「可愛いやん!それじゃあうちはこれ!」
海未「み、短すぎます!何ですかこのスカートは!」
希「これぐらい短かくないと穂乃果にアピールできないやん?」
海未「なんでここで穂乃果が出て来るのですか!」
希「なんとなく♪」ニヤニヤ
33: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:14:55.41 ID:125lagnEO
凛「希ちゃんそのスカート可愛い~!それじゃあ凛はさっきのやつ止めてコッチ!コッチの方がそのスカートにぴったりにゃー」
海未「フード付きのノースリーブですか…」
凛「猫耳付きにゃー♪」
希「いいやん!活発な感じで!」
海未「フード付きのノースリーブですか…」
凛「猫耳付きにゃー♪」
希「いいやん!活発な感じで!」
34: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:15:36.89 ID:125lagnEO
凛「でしょー!絶対海未ちゃん似合うよ」
希「それなら靴はこのスニーカーがいいんやない?」
凛「可愛いー♪」
海未「い、いや私は…えーっと……これとこれとこれがいいと思うのですが」アセアセ
希・凛「却下!」
海未「………………………はい。」
希「それなら靴はこのスニーカーがいいんやない?」
凛「可愛いー♪」
海未「い、いや私は…えーっと……これとこれとこれがいいと思うのですが」アセアセ
希・凛「却下!」
海未「………………………はい。」
35: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:16:50.24 ID:125lagnEO
ーーPrintempsーー
穂乃果「代表誰にする?」
ことり「ことりはお洋服を選びたいなー」
花陽「花陽も代表はちょっと…恥ずかしいかも…」
ことり「じゃあ代表は穂乃果ちゃん?」
穂乃果「えー!穂乃果もコーディネートしたいよー!」
ことり「どうしようー…」
36: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:17:31.48 ID:125lagnEO
穂乃果「じゃあじゃあ!じゃんけんで決めようよ!勝手も負けても恨みっこなしの一回勝負!」
ことり「いいんじゃないかなぁ♪」
花陽「わ、分かりました!これは絶対に負けられません!」
穂乃果「それじゃ、いくよ~ジャーンケーン…」
穂乃果・ことり・花陽「ぽんっ!」
ことり「いいんじゃないかなぁ♪」
花陽「わ、分かりました!これは絶対に負けられません!」
穂乃果「それじゃ、いくよ~ジャーンケーン…」
穂乃果・ことり・花陽「ぽんっ!」
37: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:18:21.26 ID:125lagnEO
花陽「ヒャーっ!!う…うぅ………」グスン
穂乃果「ねぇねぇ!花陽ちゃんはなんでいつもグー出すの?」
花陽「へ?花陽…いつもグーだしてるの!?」グスン
穂乃果「うん!だからいつもなんでかなーって、ね?ことりちゃん」
ことり「緊張してるとグーを出しやすくなるって言うよねぇ」
穂乃果「それだぁ!」
穂乃果「ねぇねぇ!花陽ちゃんはなんでいつもグー出すの?」
花陽「へ?花陽…いつもグーだしてるの!?」グスン
穂乃果「うん!だからいつもなんでかなーって、ね?ことりちゃん」
ことり「緊張してるとグーを出しやすくなるって言うよねぇ」
穂乃果「それだぁ!」
38: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:19:02.42 ID:125lagnEO
花陽「ってことは…二人は花陽がグー出すって分かってて…」
穂乃果・ことり「……ハハハー」
花陽「……」チーン
穂乃果「とりあえず代表は花陽ちゃんで決まりだね!二人ともどこか行きたいとこある?」
ことり「ことりはこの前できたショッピングモールに行ってみたいなぁ♪」
穂乃果・ことり「……ハハハー」
花陽「……」チーン
穂乃果「とりあえず代表は花陽ちゃんで決まりだね!二人ともどこか行きたいとこある?」
ことり「ことりはこの前できたショッピングモールに行ってみたいなぁ♪」
39: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:19:56.73 ID:125lagnEO
穂乃果「うんうん!穂乃果も行ってみたい!花陽ちゃんは?」
花陽「…イッタコトナイデス」ボー
穂乃果「よーし!花陽ちゃん!今日は穂乃果のきせかえ人形になってもらうからねー♪」ガシッ
ことり「私も張り切っちゃおう♪」ガシッ
穂乃果・ことり「さぁしゅっぱーつ☆」グイッ
花陽「え…えぇ!?だれか…ダレカタスケテー!!!」ズルズルー
花陽「…イッタコトナイデス」ボー
穂乃果「よーし!花陽ちゃん!今日は穂乃果のきせかえ人形になってもらうからねー♪」ガシッ
ことり「私も張り切っちゃおう♪」ガシッ
穂乃果・ことり「さぁしゅっぱーつ☆」グイッ
花陽「え…えぇ!?だれか…ダレカタスケテー!!!」ズルズルー
40: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:20:38.17 ID:125lagnEO
穂乃果「わぁー!ひっろいねー!!」
ことり「ほんとぉ♪なんだかワクワクしちゃうよねー」
花陽「んー……ありました! 」
穂乃果「花陽ちゃんなにがあったの?」
花陽「このモールの案内図!あれでお洋服屋さんをチェックするのはどうかな?」
41: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:21:20.50 ID:125lagnEO
穂乃果「そうだね!!」
ことり「迷子になっちゃったら大変だもんねー」
穂乃果「こうやって絵で全体を見るとほんとにいろんなお店がいっぱいだね!」
花陽「お洋服屋さんが集まってるのは……」ジー
ことり「ここっ!」タンッ
花陽「ちょうどここから正反対…だね」
穂乃果「じゃあとりあえずそこを目指そーう!」
ことり・花陽「おー!」
ことり「迷子になっちゃったら大変だもんねー」
穂乃果「こうやって絵で全体を見るとほんとにいろんなお店がいっぱいだね!」
花陽「お洋服屋さんが集まってるのは……」ジー
ことり「ここっ!」タンッ
花陽「ちょうどここから正反対…だね」
穂乃果「じゃあとりあえずそこを目指そーう!」
ことり・花陽「おー!」
42: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:22:00.22 ID:125lagnEO
テクテクテクテク
穂乃果「ねぇ!見て見て!あのお店可愛い!」フラ~
ことり「穂乃果ちゃん…お洋服選ぶまでは寄り道はめっ!だよ♪」ギュッ
穂乃果「も、もちろん分かってるよー!ハハハー」
穂乃果「ねぇ!見て見て!あのお店可愛い!」フラ~
ことり「穂乃果ちゃん…お洋服選ぶまでは寄り道はめっ!だよ♪」ギュッ
穂乃果「も、もちろん分かってるよー!ハハハー」
43: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:22:30.30 ID:125lagnEO
テクテクテクテク
穂乃果「(ん?あれなんだろー)」フラ~
花陽「?…穂乃果ちゃん?お洋服屋さんがあるのはこっち…だよね?」
穂乃果「そ、そうだっけ?ハハハー」
穂乃果「(ん?あれなんだろー)」フラ~
花陽「?…穂乃果ちゃん?お洋服屋さんがあるのはこっち…だよね?」
穂乃果「そ、そうだっけ?ハハハー」
44: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:23:10.57 ID:125lagnEO
テクテクテクテク
穂乃果「あぁ!!」ダッ
花陽「!?」ビクッ
ことり「あぁ…穂乃果ちゃんダメだよ~」
穂乃果「ことりちゃんことりちゃん!これ!」
穂乃果「あぁ!!」ダッ
花陽「!?」ビクッ
ことり「あぁ…穂乃果ちゃんダメだよ~」
穂乃果「ことりちゃんことりちゃん!これ!」
45: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:24:16.19 ID:125lagnEO
ことり「ふぁ~~☆大きなアルパカさんぬいぐるみ~♪もっふもふだぁ♪きもちぃ~♪ふぁ~☆」
穂乃果「花陽ちゃんも触ってみなよー!気持ちいいよ!!」
花陽「ほんとに気持ち良さそうー……ってダメです!早くお洋服屋さん行かないと!」ふに
花陽「あ、気持ちいい~♪…いけない!は…早く行きましょう!」
ことり「ごめんね花陽ちゃん!アルパカさん買ってくるからちょっと待っててー♪」
穂乃果「花陽ちゃんも触ってみなよー!気持ちいいよ!!」
花陽「ほんとに気持ち良さそうー……ってダメです!早くお洋服屋さん行かないと!」ふに
花陽「あ、気持ちいい~♪…いけない!は…早く行きましょう!」
ことり「ごめんね花陽ちゃん!アルパカさん買ってくるからちょっと待っててー♪」
46: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:24:57.46 ID:125lagnEO
ことり「お待たせ~♪今日から君はうちの子だよーよろしくねー♪」ダキッ
穂乃果「ことりちゃんは本当にアルパカが好きだよね!」
花陽「あの…」ボソッ
ことり「うん!もふもふしてて可愛いの♪」
47: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:25:39.65 ID:125lagnEO
花陽「あ、あのっ!!」
穂乃果「は、花陽ちゃん?」
花陽「お、お洋服屋さんに…行きませんか!」
ことり「もしかして怒ってる?花陽ちゃん…ごめんね」
花陽「あ!いや…あの…花陽怒ってるわけじゃ…ゴメンナサイッ!」
穂乃果「ごめんね花陽ちゃん…それじゃ、洋服屋さんに行………ハッ!」
穂乃果「は、花陽ちゃん?」
花陽「お、お洋服屋さんに…行きませんか!」
ことり「もしかして怒ってる?花陽ちゃん…ごめんね」
花陽「あ!いや…あの…花陽怒ってるわけじゃ…ゴメンナサイッ!」
穂乃果「ごめんね花陽ちゃん…それじゃ、洋服屋さんに行………ハッ!」
48: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:26:39.03 ID:125lagnEO
花陽・ことり「?」
穂乃果「は、はははは花陽ちゃん………これ…」
花陽「穂乃果ちゃん何かあ……ひゃーっ!!」
ことり「二人ともどうしたの?『新ブランド米入荷記念大試食会』?」
穂乃果「は、はははは花陽ちゃん………これ…」
花陽「穂乃果ちゃん何かあ……ひゃーっ!!」
ことり「二人ともどうしたの?『新ブランド米入荷記念大試食会』?」
49: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:27:41.45 ID:125lagnEO
花陽「そうです!しかも先着100名様はおにぎりが貰えるみたいなんです!新ブランド米…前から気になってたんだぁ♪ これはもう…行くしかないですっ!!」
穂乃果「おいしそうー」ジュル
ことり「え?でもお洋服屋さんに行くんじゃ…」
穂乃果「地下1階だって!花陽ちゃん!」
花陽「うん!行こ!」ダッ
ことり「ちょっと待ってよ~!」ダッ
穂乃果「おいしそうー」ジュル
ことり「え?でもお洋服屋さんに行くんじゃ…」
穂乃果「地下1階だって!花陽ちゃん!」
花陽「うん!行こ!」ダッ
ことり「ちょっと待ってよ~!」ダッ
50: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:28:18.60 ID:125lagnEO
ーー4時45分頃
花陽「はぁ~~♪新ブランド米のおにぎりは美味しかったし」
穂乃果「うんうん!」
ことり「さっきのパンケーキ屋さんも美味しかったよねぇ♪アルパカさんにも出会えたし!」
穂乃果「うんうん!!」
穂乃果・ことり・花陽「満足だぁ~☆」
51: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:29:42.84 ID:125lagnEO
~~♪
花陽「あ、凛ちゃんから電話だ!もしもし?」
『凛「かよちーん!そっちも楽しんでるー?」』
花陽「うん!すっごく楽しいよ♪おにぎり食べたりパンケーキ屋さんに入ったり…それにね大きなアルパカさんのぬいぐるみも!」
『凛「かよちん…」』
花陽「ん?凛ちゃん…どうしたの?」
『凛「お洋服はd 』プツン
花陽「…………………タイヘンデス。」ボソッ
花陽「あ、凛ちゃんから電話だ!もしもし?」
『凛「かよちーん!そっちも楽しんでるー?」』
花陽「うん!すっごく楽しいよ♪おにぎり食べたりパンケーキ屋さんに入ったり…それにね大きなアルパカさんのぬいぐるみも!」
『凛「かよちん…」』
花陽「ん?凛ちゃん…どうしたの?」
『凛「お洋服はd 』プツン
花陽「…………………タイヘンデス。」ボソッ
52: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:31:49.71 ID:125lagnEO
穂乃果「花陽ちゃんどうしたの?何か言った?」
花陽「た、たたたたた」
ことり「花陽ちゃん落ち着いて!ね?」
花陽「スーハースーハー…大変です!お洋服をまだ選んでないんですっ!!」
ことり「ヒャッ!!」
穂乃果「お洋服…?あぁ!!どうしよう完全に忘れてたよー!!」
花陽「た、たたたたた」
ことり「花陽ちゃん落ち着いて!ね?」
花陽「スーハースーハー…大変です!お洋服をまだ選んでないんですっ!!」
ことり「ヒャッ!!」
穂乃果「お洋服…?あぁ!!どうしよう完全に忘れてたよー!!」
53: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:32:36.67 ID:125lagnEO
花陽「ど、どうしよう……」
ことり「今から全身選んでる時間はないし…穂乃果ちゃん…」
穂乃果「むむむー……」
花陽「………」
ことり「………」
穂乃果「ハッ!あのお店は…」
ことり「今から全身選んでる時間はないし…穂乃果ちゃん…」
穂乃果「むむむー……」
花陽「………」
ことり「………」
穂乃果「ハッ!あのお店は…」
54: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:33:20.39 ID:125lagnEO
ことり「ドン・●ホーテ?」
花陽「穂乃果ちゃん…まさか…」
穂乃果「そう!そのまさかだよ花陽ちゃん!」
花陽「イヤです!それだけはイヤです!」
穂乃果「もうこの手しか…それに…花陽ちゃんは今日穂乃果の着せ替え人形だよ!」ビシッ
花陽「い~やぁ~!!」
ことり「???」
花陽「穂乃果ちゃん…まさか…」
穂乃果「そう!そのまさかだよ花陽ちゃん!」
花陽「イヤです!それだけはイヤです!」
穂乃果「もうこの手しか…それに…花陽ちゃんは今日穂乃果の着せ替え人形だよ!」ビシッ
花陽「い~やぁ~!!」
ことり「???」
55: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:33:56.48 ID:125lagnEO
ーー5時30分
ガラガラー
穂乃果「ただいまー!はぁはぁ…」
雪穂「おねぇちゃん!もうみんな待ってるよ!」
穂乃果「うーん!」タッタッタッ
ことり・花陽「はぁはぁ…お邪魔します!」タッタッタッ
56: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:34:31.26 ID:125lagnEO
ガチャ
海未「穂乃果!遅いですよ!」
穂乃果「ごめーん!アハハ…」
凛「かよちーん!遅いにゃー」ダキッ
花陽「わぁ!凛ちゃん…ごめんね」
希「何かあったん?」
ことり「う、ううん!なぁにもないよ~♪」
海未「穂乃果!遅いですよ!」
穂乃果「ごめーん!アハハ…」
凛「かよちーん!遅いにゃー」ダキッ
花陽「わぁ!凛ちゃん…ごめんね」
希「何かあったん?」
ことり「う、ううん!なぁにもないよ~♪」
57: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:35:13.79 ID:125lagnEO
にこ「まったく待ちくたびれちゃったわよ!」
真姫「別にいいじゃない、30分くらい」
にこ「さっきまで真姫ちゃんもソワソワしてたくせに!」
真姫「し、してないわよ!」
絵理「さあ!みんな無事揃ったところだし…始めましょうか」
にこ「それじゃあにこ率いるBiBiから披露してあげるわ!」
真姫「別にいいじゃない、30分くらい」
にこ「さっきまで真姫ちゃんもソワソワしてたくせに!」
真姫「し、してないわよ!」
絵理「さあ!みんな無事揃ったところだし…始めましょうか」
にこ「それじゃあにこ率いるBiBiから披露してあげるわ!」
58: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:36:00.73 ID:125lagnEO
絵理「にこー!いい?」
にこ「いいわよー!」
花陽「な、なんかわくわくする…かも!」
真姫「3」
絵理「2」
真姫・絵理「1」
ガチャ!
にこ「にっこにこにー♪あなたのハートににこにこにー♪笑顔届ける矢澤にこにこぉ♪」キメッ
6人「おぉーーー!!!」
59: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:36:43.24 ID:125lagnEO
凛「にこちゃんが…美人さんに見えるにゃ…」
にこ「ちょっと!それどういうことよ!」
希「清楚系狙ってった方が人気出るんやない?」ニヤニヤ
穂乃果「にこちゃん凄い!年上のお姉さんって感じだよ!」
にこ「あんたたちねー!」
ことり「その白いワンピース可愛いねー♪」
花陽「大人って感じで…とってもキレイ」
海未「やはり髪を下ろすだけでかなり印象が変わりますね」
にこ「ちょっと!それどういうことよ!」
希「清楚系狙ってった方が人気出るんやない?」ニヤニヤ
穂乃果「にこちゃん凄い!年上のお姉さんって感じだよ!」
にこ「あんたたちねー!」
ことり「その白いワンピース可愛いねー♪」
花陽「大人って感じで…とってもキレイ」
海未「やはり髪を下ろすだけでかなり印象が変わりますね」
60: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:37:37.35 ID:125lagnEO
絵理「なかなかの好評価みたいね」
真姫「にこちゃんが逃げたときはどうなるかと思ったけど」
希「それじゃあ次はうちらLily whiteの出番やね!」
凛「さぁ海未ちゃん!」
海未「は、はい…」トボトボ
真姫「にこちゃんが逃げたときはどうなるかと思ったけど」
希「それじゃあ次はうちらLily whiteの出番やね!」
凛「さぁ海未ちゃん!」
海未「は、はい…」トボトボ
61: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:39:13.36 ID:125lagnEO
希「準備できたー?」
海未「は、はい!大丈夫です」
希「じゃあ3」
凛「にっ!」
希・凛「いーち!」
ガチャ…
海未「(新しい自分新しい自分新しい自分)にゃーん☆園田海未ですっ!うみにゃんって呼んで欲しいにゃん☆」
8人「……………」ポカーン
海未「は、はい!大丈夫です」
希「じゃあ3」
凛「にっ!」
希・凛「いーち!」
ガチャ…
海未「(新しい自分新しい自分新しい自分)にゃーん☆園田海未ですっ!うみにゃんって呼んで欲しいにゃん☆」
8人「……………」ポカーン
62: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:40:26.66 ID:125lagnEO
ぷっw
海未「誰です!今笑ったのは!!」
穂乃果「落ち着いて海未ちゃん!そのー… す、すっごく…似合ってるよ」メソラシ
海未「……」チーン
絵理「さ、さぁ次はPrintempsね!」
穂乃果「花陽ちゃん!出番だよ!」
海未「誰です!今笑ったのは!!」
穂乃果「落ち着いて海未ちゃん!そのー… す、すっごく…似合ってるよ」メソラシ
海未「……」チーン
絵理「さ、さぁ次はPrintempsね!」
穂乃果「花陽ちゃん!出番だよ!」
63: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:41:10.73 ID:125lagnEO
花陽「ほ、ホントにあれでいいの!?」コソコソ
ことり「でもあれしかなかったし…」コソコソ
凛「かよちんが代表?楽しみー!」
花陽「凛ちゃん…じゃ、じゃあ行ってきます!」
ことり「でもあれしかなかったし…」コソコソ
凛「かよちんが代表?楽しみー!」
花陽「凛ちゃん…じゃ、じゃあ行ってきます!」
64: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:45:18.55 ID:125lagnEO
穂乃果「花陽ちゃーんできたー?」
花陽「う、うん!」
穂乃果「じゃ!さーん」
ことり「にー」
穂乃果・ことり「いちー!」
ガチャ…そ~っ ヒョコッ
穂乃果・ことり「あ!」
6人「アル…パカ…?」
65: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:46:08.39 ID:125lagnEO
真姫「ハァ…後ろに隠れてたら見えないじゃない」
花陽「うぅ…やっぱり恥ずかしいよー」
にこ「ええい!このアルパカ邪魔!」ポーイ
ことり「あ~っ!アルパカさーん!」ダッ
花陽「うぅ……」
6人「…ってえーーーっ!?」
花陽「うぅ…やっぱり恥ずかしいよー」
にこ「ええい!このアルパカ邪魔!」ポーイ
ことり「あ~っ!アルパカさーん!」ダッ
花陽「うぅ……」
6人「…ってえーーーっ!?」
66: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:47:16.18 ID:125lagnEO
真姫「ナース服…」
にこ「しかもミニスカ」
海未「これって…」
絵理「コーディネートって言うより…あれよね?」
希「コスプレやね♪」
凛「かよちん…可愛いにゃあーーーーっ!!!」
海未「ほーのーかー!!!」
穂乃果「ごめーーん!」ダッ
海未「こら待ちなさい!」
ことり「アルパカさんもふもふ~♪」
にこ「しかもミニスカ」
海未「これって…」
絵理「コーディネートって言うより…あれよね?」
希「コスプレやね♪」
凛「かよちん…可愛いにゃあーーーーっ!!!」
海未「ほーのーかー!!!」
穂乃果「ごめーーん!」ダッ
海未「こら待ちなさい!」
ことり「アルパカさんもふもふ~♪」
67: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:48:09.73 ID:125lagnEO
凛「かよちん似合いすぎだよ~!」モミクチャ
希「こんな看護婦さんがいたら最高やね!」モミクチャ
絵理「へー!この服よくできてるじゃない」モミクチャ
真姫「まさかこう来るとは思ってなかったわ…」モミクチャ
にこ「まぁそこそこ様になってるじゃない!」モミクチャ
花陽「だ、誰か…ダレカタスケテェ~!!」
end
希「こんな看護婦さんがいたら最高やね!」モミクチャ
絵理「へー!この服よくできてるじゃない」モミクチャ
真姫「まさかこう来るとは思ってなかったわ…」モミクチャ
にこ「まぁそこそこ様になってるじゃない!」モミクチャ
花陽「だ、誰か…ダレカタスケテェ~!!」
end
69: ◆U5ptAAXdhE 2015/10/01(木) 20:51:51.58 ID:125lagnEO
登場人物が多いと疲れる……
なにがともあれ
最後までお付き合いくださりありがとうございました!
でわでわ~
なにがともあれ
最後までお付き合いくださりありがとうございました!
でわでわ~
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/01(木) 21:59:26.82 ID:06MRpN0a0
完結お疲れ様でした
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443670919/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
やよい「最寄駅の改札抜ければ・・・」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 21:34:58.38 ID:0U0NyuRT0
初投稿です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 21:35:45.44 ID:0U0NyuRT0
765プロ・事務所
やよい「おはようございまーっす!」
小鳥「おはよう、やよいちゃん。ふふっ、朝から元気ね」
P「おお、やよいおはよう」
やよい「小鳥さん、プロデューサー、おはようございます!」
P「いやあ、やよいのおかげで朝から元気になれたなぁ」
小鳥「ほんとにそうですね」
やよい「えへへ…」
P「そしたらやよい、お茶でも飲んで待っててくれるか?資料を印刷するからさ」
やよい「はい!」
小鳥「それじゃあお茶入れますね」
やよい「ありがとうございます!」
やよい「おはようございまーっす!」
小鳥「おはよう、やよいちゃん。ふふっ、朝から元気ね」
P「おお、やよいおはよう」
やよい「小鳥さん、プロデューサー、おはようございます!」
P「いやあ、やよいのおかげで朝から元気になれたなぁ」
小鳥「ほんとにそうですね」
やよい「えへへ…」
P「そしたらやよい、お茶でも飲んで待っててくれるか?資料を印刷するからさ」
やよい「はい!」
小鳥「それじゃあお茶入れますね」
やよい「ありがとうございます!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 21:46:35.51 ID:0U0NyuRT0
765プロ・会議室
P「よし、それじゃあこれが今度発売するCDの企画案だ」
やよい「全部で…6曲歌うんですね!」
P「そうだ。歌う曲はオリジナル曲としてプラソニック・ラブとチクタク、ONLY MY NOTEにGood-byesだ。
あと、ファンに選んでもらったカバー曲としてはらり、ひらりを歌ってもらう」
やよい「はい!楽しみです!…あれ?それだと今5曲ですけど…」
P「そうなんだ。実はあと一曲カバー曲を歌ってもらうんだが、歌う曲をやよいに決めてほしいんだ」
やよい「えぇー!私がですか?」
P「ああ。もちろん今すぐに決めろってわけじゃないから安心してな。CDの発売もまだ先だし。
それでも2週間くらいで決めてほしいかな。やよいの歌いたい曲でいいぞ」
やよい「2週間…私の歌いたい曲…」
P「最後はやよいに決めてほしいけど困ったら何でも相談してくれ。
前にCD出したみんなも自分で選んでるから、もちろん俺だけじゃなく事務所のみんなに相談してもいいからな」
P「よし、それじゃあこれが今度発売するCDの企画案だ」
やよい「全部で…6曲歌うんですね!」
P「そうだ。歌う曲はオリジナル曲としてプラソニック・ラブとチクタク、ONLY MY NOTEにGood-byesだ。
あと、ファンに選んでもらったカバー曲としてはらり、ひらりを歌ってもらう」
やよい「はい!楽しみです!…あれ?それだと今5曲ですけど…」
P「そうなんだ。実はあと一曲カバー曲を歌ってもらうんだが、歌う曲をやよいに決めてほしいんだ」
やよい「えぇー!私がですか?」
P「ああ。もちろん今すぐに決めろってわけじゃないから安心してな。CDの発売もまだ先だし。
それでも2週間くらいで決めてほしいかな。やよいの歌いたい曲でいいぞ」
やよい「2週間…私の歌いたい曲…」
P「最後はやよいに決めてほしいけど困ったら何でも相談してくれ。
前にCD出したみんなも自分で選んでるから、もちろん俺だけじゃなく事務所のみんなに相談してもいいからな」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 21:57:09.97 ID:0U0NyuRT0
数日後・レッスンルーム
やよい(私の歌いたい曲かぁ…好きな曲はたくさんあるけど、何を選んだらいいんだろう?なかなか決まらないよぉ~)
伊織「ねえやよい」
やよい(う~ん、あれも歌いたいなぁ、あ!ヤキニクマンの主題歌とか歌ったら浩二たち喜ぶかな?)
伊織「や・よ・い!」
やよい「はわっ!?あ、伊織ちゃん!どうしたの?」
伊織「どうしたのはこっちのセリフよ。ボーッとしちゃって。何か悩み事でもあるの?」
やよい「ごめんね伊織ちゃん。今度出すCDで歌うカバー曲のこと考えてて…」
伊織「カバー曲?ああ、なるほどね…何を歌うか悩んでるのね」
やよい「うん…伊織ちゃんも自分で選んだんだよね?」
やよい(私の歌いたい曲かぁ…好きな曲はたくさんあるけど、何を選んだらいいんだろう?なかなか決まらないよぉ~)
伊織「ねえやよい」
やよい(う~ん、あれも歌いたいなぁ、あ!ヤキニクマンの主題歌とか歌ったら浩二たち喜ぶかな?)
伊織「や・よ・い!」
やよい「はわっ!?あ、伊織ちゃん!どうしたの?」
伊織「どうしたのはこっちのセリフよ。ボーッとしちゃって。何か悩み事でもあるの?」
やよい「ごめんね伊織ちゃん。今度出すCDで歌うカバー曲のこと考えてて…」
伊織「カバー曲?ああ、なるほどね…何を歌うか悩んでるのね」
やよい「うん…伊織ちゃんも自分で選んだんだよね?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 22:10:25.07 ID:0U0NyuRT0
伊織「ええそうよ。私は『風立ちぬ』を選んだわ。偉大なアイドルの曲を歌いたいと思ったから」
やよい「松田聖子さんの曲だってプロデューサーから聞きました!
私も歌いたい曲はたくさんあるんだけど、たくさんあり過ぎて決まらなくて…」
伊織「そうね……やよいが何を大事にしてるかを考えてみたらどうかしら?」
やよい「何を大事にしてるか?」
伊織「そう。私はトップアイドルの曲ってことを大事にしてたからこの曲を選んだの。
そういうテーマみたいなのを決めれば絞れるかもしれないわよ。あくまで一つの方法だけどね♪」
やよい「テーマ…うん…!伊織ちゃんありがとう!」
伊織「どういたしまして。がんばってね、やよい」
やよい「うん!」
やよい「松田聖子さんの曲だってプロデューサーから聞きました!
私も歌いたい曲はたくさんあるんだけど、たくさんあり過ぎて決まらなくて…」
伊織「そうね……やよいが何を大事にしてるかを考えてみたらどうかしら?」
やよい「何を大事にしてるか?」
伊織「そう。私はトップアイドルの曲ってことを大事にしてたからこの曲を選んだの。
そういうテーマみたいなのを決めれば絞れるかもしれないわよ。あくまで一つの方法だけどね♪」
やよい「テーマ…うん…!伊織ちゃんありがとう!」
伊織「どういたしまして。がんばってね、やよい」
やよい「うん!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 22:20:55.31 ID:0U0NyuRT0
高槻家最寄駅
やよい(私が大事にしてるものかぁ…)
やよい(あ!あれは…)
やよ父「ふぅ…」
やよい「お父さん!(なんだか疲れてる…?)」
やよ父「ん?おぉ、やよいか。びっくりしたよ。仕事帰りか?お疲れ様」
やよい「うん!お父さんも今日は早いんだね」
やよ父「ああ。最近遅くてやよい達とあんまり話せてなかったからな。今日は頑張って仕事終わらせてきたんだ」
やよい「そうなんだ…じゃあ家ついたら肩揉んであげるね!」
やよ父「ははっ!ありがとな、やよいも疲れてるだろうに」
やよい「ううん、私はすーっごく元気だよ!」
やよい(私が大事にしてるものかぁ…)
やよい(あ!あれは…)
やよ父「ふぅ…」
やよい「お父さん!(なんだか疲れてる…?)」
やよ父「ん?おぉ、やよいか。びっくりしたよ。仕事帰りか?お疲れ様」
やよい「うん!お父さんも今日は早いんだね」
やよ父「ああ。最近遅くてやよい達とあんまり話せてなかったからな。今日は頑張って仕事終わらせてきたんだ」
やよい「そうなんだ…じゃあ家ついたら肩揉んであげるね!」
やよ父「ははっ!ありがとな、やよいも疲れてるだろうに」
やよい「ううん、私はすーっごく元気だよ!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 22:31:33.91 ID:0U0NyuRT0
高槻家
やよい・やよ父「「ただいまー」」
やよ母「おかえりなさい。あら、2人一緒だったのね」
浩太郎・浩司「お父さんお姉ちゃんおかえりー」
かすみ「おかえりなさい」
やよ父「いい子にしてたかー?」
浩太郎「うん!してたよ!」
浩司「してた!」
かすみ「浩太郎ね、今日障子破っちゃったんだよ」
浩太郎「げっ!言うなよ」
やよ父「浩太郎…お前またかぁー!!待てえ!」
浩太郎「ギャーーーーー!!!逃げろー!」
浩司「にげろー!」
やよ母「もう!騒がないの!」
かすみ「ふふっ、お父さん元気だね。お姉ちゃん」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 22:38:49.09 ID:0U0NyuRT0
やよい「……」
かすみ「お姉ちゃん?」
やよい「あっ、うん!そうだね!」
やよい(今日駅で見た時お父さんすごく疲れてそうだった…私が話しかけたときとか今は元気にふるまってるけど…)
やよい(もしかして無理してるのかな…?)
長介「お母さーん!タオル取ってー!」
やよ母「入る前に出しときなさいって言ったでしょまったく…やよい、お風呂入っちゃいなさい」
やよい「あ、はーい」
かすみ「お姉ちゃん?」
やよい「あっ、うん!そうだね!」
やよい(今日駅で見た時お父さんすごく疲れてそうだった…私が話しかけたときとか今は元気にふるまってるけど…)
やよい(もしかして無理してるのかな…?)
長介「お母さーん!タオル取ってー!」
やよ母「入る前に出しときなさいって言ったでしょまったく…やよい、お風呂入っちゃいなさい」
やよい「あ、はーい」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 22:45:38.06 ID:0U0NyuRT0
夕食後
長介「おやすみ~」
やよ父「ああおやすみ」
やよい「おやすみ、長介」
やよ母「さてと…私も今日は早く寝ちゃおうかしら?…やよいがなんだかお父さんと話したそうだし」
やよい「え!?何でわかったの?」
やよ母「眠そうなのこらえていつもは見ないテレビ番組まで見て長介が寝るの待ってるんですもの」
やよい「うぅ~…」
やよ父「ははっ!さすがお母さんだな」
やよ母「ふふっ、じゃあおやすみなさい」
やよい・やよ父「「おやすみなさい」」
やよい・やよ父「「……」」
長介「おやすみ~」
やよ父「ああおやすみ」
やよい「おやすみ、長介」
やよ母「さてと…私も今日は早く寝ちゃおうかしら?…やよいがなんだかお父さんと話したそうだし」
やよい「え!?何でわかったの?」
やよ母「眠そうなのこらえていつもは見ないテレビ番組まで見て長介が寝るの待ってるんですもの」
やよい「うぅ~…」
やよ父「ははっ!さすがお母さんだな」
やよ母「ふふっ、じゃあおやすみなさい」
やよい・やよ父「「おやすみなさい」」
やよい・やよ父「「……」」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 22:51:00.41 ID:0U0NyuRT0
書き溜めあるので今日中に全部投下します
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 22:56:27.55 ID:0U0NyuRT0
やよい「お父さん」
やよ父「なんだ?やよい」
やよい「あのね…今日駅でお父さんを見かけた時、お父さんがすごく疲れてるように見えたの。
だけど私と話してるときとか浩太郎たちと追いかけっこしてるときはすごく明るくしてくれて…
もしかして無理してるのかなーって…」
やよ父「…正直にいうとその…やよいに見られたときは疲れてたかもしれないな」
やよい「…!やっぱり…」
やよ父「でもな、やよいと話してるときや追いかけっこしてるとき、無理して元気出してたわけじゃないんだぞ」
やよい「え?」
やよ父「なんだ?やよい」
やよい「あのね…今日駅でお父さんを見かけた時、お父さんがすごく疲れてるように見えたの。
だけど私と話してるときとか浩太郎たちと追いかけっこしてるときはすごく明るくしてくれて…
もしかして無理してるのかなーって…」
やよ父「…正直にいうとその…やよいに見られたときは疲れてたかもしれないな」
やよい「…!やっぱり…」
やよ父「でもな、やよいと話してるときや追いかけっこしてるとき、無理して元気出してたわけじゃないんだぞ」
やよい「え?」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:00:37.65 ID:0U0NyuRT0
やよ父「家族のみんなと話したり、お前たちの笑顔を見てると元気が出るんだ。やよいもそうじゃないか?
家族や親しい友達、仲間と話したりすると元気が出ないか?」
やよい「…うん…すごく出る…」
やよ父「そうだろ?それと同じさ。ほんの短い時間でもな、簡単だけど特別なことだよな」
やよい「…うん、そうだね…うん!私ね、お父さんと今日お話できて良かったかなーって!すごく元気出たよ!」
やよ父「……!そうか…嬉しいな」
やよい「あのね、お父さん。私今度CD出すんだ」
やよ父「そうなのか!お祝いしなきゃな!」
やよい「えへへ…ありがとう。それでね、そのCDでね、その…あの…お、お返しするね!」
やよ父「お返し?」
やよい「そ、そう!今日元気もらったお返し!」
やよ父「ん?どういうことだ…?」
やよい「と、とにかくCDできたら聞いてね!」
やよ父「ははっ!何慌ててるんだ、当然聞くよ」
やよい「うん、絶対だよ!」
家族や親しい友達、仲間と話したりすると元気が出ないか?」
やよい「…うん…すごく出る…」
やよ父「そうだろ?それと同じさ。ほんの短い時間でもな、簡単だけど特別なことだよな」
やよい「…うん、そうだね…うん!私ね、お父さんと今日お話できて良かったかなーって!すごく元気出たよ!」
やよ父「……!そうか…嬉しいな」
やよい「あのね、お父さん。私今度CD出すんだ」
やよ父「そうなのか!お祝いしなきゃな!」
やよい「えへへ…ありがとう。それでね、そのCDでね、その…あの…お、お返しするね!」
やよ父「お返し?」
やよい「そ、そう!今日元気もらったお返し!」
やよ父「ん?どういうことだ…?」
やよい「と、とにかくCDできたら聞いてね!」
やよ父「ははっ!何慌ててるんだ、当然聞くよ」
やよい「うん、絶対だよ!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:07:11.97 ID:0U0NyuRT0
翌日・765プロ事務所
やよい「おはようございまーっす!」
P「おはよう、やよい」
小鳥「やよいちゃん、おはよう♪」
やよい「プロデューサー!」
P「ん?どうした?」
やよい「カバー曲のことなんですけど…」
P「お、歌いたい曲決まったか?」
やよい「それはまだなんですけど…その…テーマが決まりました!」
P「テーマ?」
やよい「はい!私の大事なもの、ううん大事な人を考えて決めたんです!
あ!大事な人はたくさんいますけど、今回は特別セール!ってことで決めたんです!」
P「うん。良く考えて決めたんだな」
やよい「それでそのテーマに合う曲を一緒に探してほしいんです」
P「もちろん協力させてもらうよ。でだな…いったいどんなテーマなんだ?」
やよい「はい!テーマは…」
やよい「おはようございまーっす!」
P「おはよう、やよい」
小鳥「やよいちゃん、おはよう♪」
やよい「プロデューサー!」
P「ん?どうした?」
やよい「カバー曲のことなんですけど…」
P「お、歌いたい曲決まったか?」
やよい「それはまだなんですけど…その…テーマが決まりました!」
P「テーマ?」
やよい「はい!私の大事なもの、ううん大事な人を考えて決めたんです!
あ!大事な人はたくさんいますけど、今回は特別セール!ってことで決めたんです!」
P「うん。良く考えて決めたんだな」
やよい「それでそのテーマに合う曲を一緒に探してほしいんです」
P「もちろん協力させてもらうよ。でだな…いったいどんなテーマなんだ?」
やよい「はい!テーマは…」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:11:32.08 ID:0U0NyuRT0
やよい(私にとって大事な人…それはきっと聞いてくれるみんなにとっても大事な人…)
やよい(その人たちは人知れず一人で戦ってるヒーローなんです!)
やよい(届くといいな…ううん、届くよね!)
やよい(だって……私のヒーローだもん!)
やよい(その人たちは人知れず一人で戦ってるヒーローなんです!)
やよい(届くといいな…ううん、届くよね!)
やよい(だって……私のヒーローだもん!)
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:15:17.69 ID:0U0NyuRT0
数か月後・高槻家
やよ父(やよいからCDをもらった)
やよ父(絶対聞いて!って…擦り切れるほど聞くよそりゃあ)
やよ父(さて…お、かわいい曲だな…さすが我が娘)
やよ父(次の曲は…ああ、こういうやよいもいいなー、あ、涙出てきた)
やよ父(次はっと、……!)
やよ父(やよいからCDをもらった)
やよ父(絶対聞いて!って…擦り切れるほど聞くよそりゃあ)
やよ父(さて…お、かわいい曲だな…さすが我が娘)
やよ父(次の曲は…ああ、こういうやよいもいいなー、あ、涙出てきた)
やよ父(次はっと、……!)
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:18:15.54 ID:0U0NyuRT0
やよ父(……………)
やよ父「すごいお返しもらっちゃったなぁ…ははっ」
やよ父「すごいお返しもらっちゃったなぁ…ははっ」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:19:41.17 ID:0U0NyuRT0
やよ父「ありがとな、やよい」
やよい「ありがとう!お父さん!」
やよい「ありがとう!お父さん!」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 23:22:38.59 ID:0U0NyuRT0
やよいのヒーローを聞きながら書きました。
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 10 高槻やよい は好評発売中です。
是非お手に取ってお聞きください。
レスくれた方、読んでくれた方ありがとうございました。
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 10 高槻やよい は好評発売中です。
是非お手に取ってお聞きください。
レスくれた方、読んでくれた方ありがとうございました。
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/29(木) 00:54:18.18 ID:C9anYrOC0
乙
また、書いてほしい楽しいみにしてる。
俺もやよいのCD買ったぞ。ヒーローめっちゃ良かった。
また、書いてほしい楽しいみにしてる。
俺もやよいのCD買ったぞ。ヒーローめっちゃ良かった。
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/29(木) 00:57:17.59 ID:W8GeB5k7o
ヒーローカバーしてたことはじめて知った。すまん
それにしても懐かしいな、ヒーロー
それにしても懐かしいな、ヒーロー
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/29(木) 02:19:32.12 ID:GeX7KiboO
乙
面白かったよ
面白かったよ
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/29(木) 05:14:38.62 ID:Mfuhsu6h0
スレタイからてっきり改札の下通って電車賃ごまかす胸糞かと
よかった、乙
よかった、乙
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/29(木) 07:44:53.67 ID:vdKhHV0DO
改札抜けて下町案内する内容だと思った
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446035698/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ アイドルマスター | Comments (0)
夏凜「股間に、にぼっしーが生えた」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 12:59:12.16 ID:wAqt08+80
エロエロ注意
百合百合注意
キャラ崩壊注意(ないようには勤める)
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 12:59:59.70 ID:wAqt08+80
夏凜(バーテックスの戦いが終わって1ヶ月、私達勇者部は誰一人かけることなく勇者を退役した)
夏凜(失われた供物は戻ってきて元通りの生活が戻るはずだった)
夏凜(はずだったのに)ムクムク
夏凜「な、なんなのよ!これはああああぁぁあっ!!」
夏凜「最近、下半身に違和感があるとは思ってたけど……」
夏凜「これ……煮干しじゃなさそうね……」
夏凜「…………」
夏凜「と、とりあえず触って見るべきよね」ツンツン
夏凜「うぉお!な、何……今の感覚は」ゾクゾク
夏凜(失われた供物は戻ってきて元通りの生活が戻るはずだった)
夏凜(はずだったのに)ムクムク
夏凜「な、なんなのよ!これはああああぁぁあっ!!」
夏凜「最近、下半身に違和感があるとは思ってたけど……」
夏凜「これ……煮干しじゃなさそうね……」
夏凜「…………」
夏凜「と、とりあえず触って見るべきよね」ツンツン
夏凜「うぉお!な、何……今の感覚は」ゾクゾク
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 13:00:42.30 ID:wAqt08+80
夏凜(…………これって薄々はわかってたけど)
夏凜「男性器って奴よね……」ピキピキ
夏凜(と、とりあえず。見なかった事にするべきね)パサパサ
夏凜「それに、これぐらい。供物が返った代償だと思えば安いわけだし」ピキピキ
夏凜「生活には支障はないわけだし」ピキピキ
夏凜「…………」ムラァ
夏凜「………………」ムラァムラァ
夏凜「ちょ、ちょっとだけなら……触って確かめた方が良いかもしれないわね!」
夏凜「男性器って奴よね……」ピキピキ
夏凜(と、とりあえず。見なかった事にするべきね)パサパサ
夏凜「それに、これぐらい。供物が返った代償だと思えば安いわけだし」ピキピキ
夏凜「生活には支障はないわけだし」ピキピキ
夏凜「…………」ムラァ
夏凜「………………」ムラァムラァ
夏凜「ちょ、ちょっとだけなら……触って確かめた方が良いかもしれないわね!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 14:15:43.38 ID:wAqt08+80
夏凜「…………」ヌギヌギ
夏凜「…………」ピキピキ
夏凜「よし!やってやるわ!」ツンツン
夏凜「あ……、こ、この感覚っ」
夏凜「でも、この後……どうしたら良いのよ」
夏凜「とりあえず、擦るべきよね」シコシコ
夏凜「うぅ……あ……友奈ぁ…………」シコシコ
夏凜「…………」ピキピキ
夏凜「や、やっぱり東郷でっ」
夏凜「…………」ピキピキ
夏凜「よし!やってやるわ!」ツンツン
夏凜「あ……、こ、この感覚っ」
夏凜「でも、この後……どうしたら良いのよ」
夏凜「とりあえず、擦るべきよね」シコシコ
夏凜「うぅ……あ……友奈ぁ…………」シコシコ
夏凜「…………」ピキピキ
夏凜「や、やっぱり東郷でっ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 17:43:06.63 ID:wAqt08+80
夏凜(友奈だと、罪悪感がわき出て複雑になるのよ)・
夏凜「…………」シコシコ
東郷「夏凜ちゃん?何をしてるの?」
夏凜「わわっ、東郷!?なんであんたがここに」
東郷「昨日借りた武具の本を返そうと思ったんだけど……中で変な声が聞こえてたから」
夏凜「な、なんでもないわ。そ、それよりも私は用事があるから」
東郷「夏凜ちゃん、嘘……ついてるよね。さっき苦しそうな声上げてたもん、何があったの?」
夏凜「な、なんにも無いわよっ!」ピキピキ
東郷「夏凜ちゃんが隠してるもの見せて」パサパサ
夏凜「ちょっ……やめっ……あ」ポローン
夏凜「…………」シコシコ
東郷「夏凜ちゃん?何をしてるの?」
夏凜「わわっ、東郷!?なんであんたがここに」
東郷「昨日借りた武具の本を返そうと思ったんだけど……中で変な声が聞こえてたから」
夏凜「な、なんでもないわ。そ、それよりも私は用事があるから」
東郷「夏凜ちゃん、嘘……ついてるよね。さっき苦しそうな声上げてたもん、何があったの?」
夏凜「な、なんにも無いわよっ!」ピキピキ
東郷「夏凜ちゃんが隠してるもの見せて」パサパサ
夏凜「ちょっ……やめっ……あ」ポローン
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 17:44:00.90 ID:wAqt08+80
東郷「…………これはっ……夏凜ちゃん男の子だったの」
夏凜「違うわよっ!供物と一緒にコレがついてきたの!」
夏凜「誰にも……見られたくなかったのに」
東郷「夏凜ちゃん……」・
東郷「ごめんね、夏凜ちゃんの気持ちも知らないで」
夏凜「東郷……」
東郷「だからね、お詫びに私がしてあげるね」・
夏凜「えっ……」
夏凜「違うわよっ!供物と一緒にコレがついてきたの!」
夏凜「誰にも……見られたくなかったのに」
東郷「夏凜ちゃん……」・
東郷「ごめんね、夏凜ちゃんの気持ちも知らないで」
夏凜「東郷……」
東郷「だからね、お詫びに私がしてあげるね」・
夏凜「えっ……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 18:31:53.54 ID:RWS3LEiXO
東郷「このままだと辛いよ?」
夏凜「うっ……でも」
東郷「いいから、任せて」シコシコ
東郷「ん……ふぁ……れろ……」チュパチュパ
夏凜「ん……んん」
夏凜(東郷の口……暖かくて、気持ち良い……)
夏凜「東郷……もうっ!」
東郷「良いよ、出して」
夏凜「んーー、ふぁあ」ドピュドピュ
夏凜「と、東郷……」
夏凜「あれ?東郷は……?」
夏凜「東郷ー?どこにいるのよ……」
夏凜「…………?」
夏凜「うっ……でも」
東郷「いいから、任せて」シコシコ
東郷「ん……ふぁ……れろ……」チュパチュパ
夏凜「ん……んん」
夏凜(東郷の口……暖かくて、気持ち良い……)
夏凜「東郷……もうっ!」
東郷「良いよ、出して」
夏凜「んーー、ふぁあ」ドピュドピュ
夏凜「と、東郷……」
夏凜「あれ?東郷は……?」
夏凜「東郷ー?どこにいるのよ……」
夏凜「…………?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 20:24:01.02 ID:wAqt08+80
夏凜「もしかして……さっきのは妄想だったの……」
夏凜「そうよね、いきなり東郷が現れるのも変な話だし」
夏凜「喉が乾いたわ」
夏凜「飲み物は冷蔵庫に入れておいたはず」ガチャリ
園子「うぅぅ……さ、寒いよ」ガクガク
夏凜「…………」ガチャリ
園子「待って!開けて!助けて」ガタガタ
夏凜「そうよね、いきなり東郷が現れるのも変な話だし」
夏凜「喉が乾いたわ」
夏凜「飲み物は冷蔵庫に入れておいたはず」ガチャリ
園子「うぅぅ……さ、寒いよ」ガクガク
夏凜「…………」ガチャリ
園子「待って!開けて!助けて」ガタガタ
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 20:24:43.78 ID:wAqt08+80
夏凜「何で私の冷蔵庫に入ってるのよ……」
園子「そんなことよりも、何か温かいものをくれるとうれしいんだけどなぁ~」フルフル
夏凜「はぁ……仕方ないわね。とりあえずラーメンで良い?うどんはきらしてて」
園子「うん、温かければなんでも良いよ~」フルフル
夏凜「はい、カップヌードル」
園子「カップヌードルって人類の栄知だよね~」モグモグ
夏凜「それで、何で園子が冷蔵庫に入ってたのよ」
園子「大赦からの緊急命令でね、夏凜ちゃんの部屋にテレポートしたんだよ」
園子「でも座標が丁度冷蔵庫の中だったみたい」モグモグ
園子「そんなことよりも、何か温かいものをくれるとうれしいんだけどなぁ~」フルフル
夏凜「はぁ……仕方ないわね。とりあえずラーメンで良い?うどんはきらしてて」
園子「うん、温かければなんでも良いよ~」フルフル
夏凜「はい、カップヌードル」
園子「カップヌードルって人類の栄知だよね~」モグモグ
夏凜「それで、何で園子が冷蔵庫に入ってたのよ」
園子「大赦からの緊急命令でね、夏凜ちゃんの部屋にテレポートしたんだよ」
園子「でも座標が丁度冷蔵庫の中だったみたい」モグモグ
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 21:25:04.85 ID:wAqt08+80
夏凜「緊急命令って……もう私達は勇者じゃないわ」
園子「知ってるよー。でもね、そういう訳にもいかないんだよ。私もね最初は命令に断ろうとも思ったんだけどね」
園子「命令の内容を聞くうちに、これは不味いなぁって思って」
夏凜「不味いって……何よ」
園子「夏凜ちゃんに付いてるにぼっしーはね勇者を強制的に子供を産ませて次世代の勇者を作る装置なんだよ」
夏凜「子供を産ます……?」
園子「そう、勇者の適性が高い人同士が子供を作ることによって、より強い勇者が産まれる」
園子「まさに品種改良って所かな」
園子「知ってるよー。でもね、そういう訳にもいかないんだよ。私もね最初は命令に断ろうとも思ったんだけどね」
園子「命令の内容を聞くうちに、これは不味いなぁって思って」
夏凜「不味いって……何よ」
園子「夏凜ちゃんに付いてるにぼっしーはね勇者を強制的に子供を産ませて次世代の勇者を作る装置なんだよ」
夏凜「子供を産ます……?」
園子「そう、勇者の適性が高い人同士が子供を作ることによって、より強い勇者が産まれる」
園子「まさに品種改良って所かな」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 22:43:38.26 ID:wAqt08+80
夏凜「な、何で私が……」
園子「満開の利子って言えば良いのかな」
園子「夏凜ちゃんは他の人よりも満開しているわけだからね、神樹様の恵みの利子が来たんじゃないかな」
園子「供物を返した変わりに働けって事だよ」
夏凜「で、でも誰かに……子供を産ますなんて……できないし、しない!こんなの意思の力で勝ってみせるわ」
園子「そうは言っても難しいものだよ」
夏凜「私はそんなにヤワじゃないわ!私は完成型勇者なのよ」
園子「夏凜ちゃん……大好きだよ」
夏凜「んなっ!」ムクムク
園子「これじゃあー駄目だね~」
園子「満開の利子って言えば良いのかな」
園子「夏凜ちゃんは他の人よりも満開しているわけだからね、神樹様の恵みの利子が来たんじゃないかな」
園子「供物を返した変わりに働けって事だよ」
夏凜「で、でも誰かに……子供を産ますなんて……できないし、しない!こんなの意思の力で勝ってみせるわ」
園子「そうは言っても難しいものだよ」
夏凜「私はそんなにヤワじゃないわ!私は完成型勇者なのよ」
園子「夏凜ちゃん……大好きだよ」
夏凜「んなっ!」ムクムク
園子「これじゃあー駄目だね~」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/01(日) 22:56:55.86 ID:wAqt08+80
夏凜「う……くっ……でも、方法はあるんでしょ、なら早く教えなさいよっ」
園子「簡単だよ~夏凜ちゃんのにぼっしーをシコシコすれば良いんだよ」
夏凜「それだけで良いの」
園子「それだけだよ~、でもね、必ずムラムラしたら直ぐにするんだよ」
園子「そうじゃないと、責任は取れないからねー」
夏凜「そう……」
園子「あ、そう言えばね」
園子「カップヌードルを使うと気持ち良いらしいんだよ~試してみる?」
園子「簡単だよ~夏凜ちゃんのにぼっしーをシコシコすれば良いんだよ」
夏凜「それだけで良いの」
園子「それだけだよ~、でもね、必ずムラムラしたら直ぐにするんだよ」
園子「そうじゃないと、責任は取れないからねー」
夏凜「そう……」
園子「あ、そう言えばね」
園子「カップヌードルを使うと気持ち良いらしいんだよ~試してみる?」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/02(月) 00:01:06.14 ID:OgXAZGbA0
夏凜「え……そうなの」
園子「あくまでネットだから本当かは分からないけどね、でも後学の為にやっておいた方が良いよ」
夏凜「で、でも、なんだか危なそうだし、そんなの必要ないわ」
園子「大丈夫だよ~きっと気持ち良くなるはずだから」
園子「丁度カップ麺もあることだしね」チーン
園子「うん、ほっかほっかで気持ち良さそうだよ~」
夏凜(た、確かに気持ち良さそう……)
夏凜「し、仕方ないわね、ちょっとだけ試してみるわ!」ムクムク
園子「夏凜ちゃんのにぼっしーは小さくて可愛いね。それじゃあいれるよー」ヌプッ
夏凜「あ、ああぁぁあぁああぁぁ!」
園子「あくまでネットだから本当かは分からないけどね、でも後学の為にやっておいた方が良いよ」
夏凜「で、でも、なんだか危なそうだし、そんなの必要ないわ」
園子「大丈夫だよ~きっと気持ち良くなるはずだから」
園子「丁度カップ麺もあることだしね」チーン
園子「うん、ほっかほっかで気持ち良さそうだよ~」
夏凜(た、確かに気持ち良さそう……)
夏凜「し、仕方ないわね、ちょっとだけ試してみるわ!」ムクムク
園子「夏凜ちゃんのにぼっしーは小さくて可愛いね。それじゃあいれるよー」ヌプッ
夏凜「あ、ああぁぁあぁああぁぁ!」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/02(月) 00:43:47.38 ID:OgXAZGbA0
園子「そんなに気持ちが良かったの」
夏凜「熱い熱い!園子!早く離してっ!!」
園子「初めては痛いものだからね、馴れるとそうでもないよ。きっと気持ちが良いから」シュコシュコ
夏凜「」
園子「…………あれ?」
夏凜「熱い熱い!園子!早く離してっ!!」
園子「初めては痛いものだからね、馴れるとそうでもないよ。きっと気持ちが良いから」シュコシュコ
夏凜「」
園子「…………あれ?」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/02(月) 06:55:31.07 ID:OgXAZGbA0
夏凜「…………ぅうう」
園子「大丈夫?」
夏凜「死ぬかと思ったわ……」
園子「大丈夫だよー夏凜ちゃんのにぼっしーは斬ったって生えてくるから」
夏凜「本当ね、火傷していた所が綺麗になってる!」
園子「男性器だからね、そういう面もあるよ」
園子「とりあえず忠告はしたからね。また何かあったら駆けつけるから」
夏凜「大丈夫よ、自分の煩悩ぐらい自分でなんとかするわ!」
園子「大丈夫?」
夏凜「死ぬかと思ったわ……」
園子「大丈夫だよー夏凜ちゃんのにぼっしーは斬ったって生えてくるから」
夏凜「本当ね、火傷していた所が綺麗になってる!」
園子「男性器だからね、そういう面もあるよ」
園子「とりあえず忠告はしたからね。また何かあったら駆けつけるから」
夏凜「大丈夫よ、自分の煩悩ぐらい自分でなんとかするわ!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/02(月) 17:46:25.59 ID:OgXAZGbA0
部室
夏凜(とりあえず、今の所は問題なさそうね)
風「夏凜?なにぼぅーとしてるのよ」 ・
風「もしかして私の女子力に見とれてたり?」
夏凜「そんなわ……ぬわぁ」ムクムク
夏凜(ま、まさか風の女子力で……こうなったって事!?)
風「ん?夏凜どうしたのよ?顔色がソンビみたいになってるけど」
夏凜「な、なんでもないわ……」ムラァ
夏凜(どうしよう……とりあえずトイレに行った方が良いわね)
夏凜「ごめん、!」タッタッタ
風「え……夏凜?ちょっと!?」
夏凜(とりあえず、今の所は問題なさそうね)
風「夏凜?なにぼぅーとしてるのよ」 ・
風「もしかして私の女子力に見とれてたり?」
夏凜「そんなわ……ぬわぁ」ムクムク
夏凜(ま、まさか風の女子力で……こうなったって事!?)
風「ん?夏凜どうしたのよ?顔色がソンビみたいになってるけど」
夏凜「な、なんでもないわ……」ムラァ
夏凜(どうしよう……とりあえずトイレに行った方が良いわね)
夏凜「ごめん、!」タッタッタ
風「え……夏凜?ちょっと!?」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/02(月) 17:48:42.50 ID:OgXAZGbA0
お手洗い
夏凜「やっぱり、凄い事になってる」ピキピキ
夏凜「…………まさか、学校でこんな事をしないといけないなんて……」
風「夏凜、様子がおかしかったけど、どうかしたの?」ガチャ
夏凜「嘘……なんで風が……それよりもどうして扉がっ!?」
風「夏凜……あなた、それどうしちゃったのよ」
夏凜「な、なんでもないわよっ。大体人がトイレに入ってるんだから勝手に開けないでっ」
風「勝手に開いたんだから仕方ないでしょ……それよりも少し見せてみなさい」
夏凜「あ……」ピキピキ
夏凜「やっぱり、凄い事になってる」ピキピキ
夏凜「…………まさか、学校でこんな事をしないといけないなんて……」
風「夏凜、様子がおかしかったけど、どうかしたの?」ガチャ
夏凜「嘘……なんで風が……それよりもどうして扉がっ!?」
風「夏凜……あなた、それどうしちゃったのよ」
夏凜「な、なんでもないわよっ。大体人がトイレに入ってるんだから勝手に開けないでっ」
風「勝手に開いたんだから仕方ないでしょ……それよりも少し見せてみなさい」
夏凜「あ……」ピキピキ
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/02(月) 18:22:14.14 ID:OgXAZGbA0
風「こんなに大きくして……安心しなさい、私がなんとかしてみせるわ」シコシコ
夏凜「ちょ……そんなにしたらっ!」
風「こういうのは出すのが一番なんだから、私に任せて」
夏凜「風……風っ!」ドピュドピュ
夏凜「風……」
夏凜「あれ?風はどこ」
夏凜(そうか、恥ずかしがって部室にいるのね)
夏凜「行かないとっ」
夏凜「ちょ……そんなにしたらっ!」
風「こういうのは出すのが一番なんだから、私に任せて」
夏凜「風……風っ!」ドピュドピュ
夏凜「風……」
夏凜「あれ?風はどこ」
夏凜(そうか、恥ずかしがって部室にいるのね)
夏凜「行かないとっ」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/02(月) 21:09:40.67 ID:OgXAZGbA0
部室
東郷「はい、友奈ちゃん口開けて」
友奈「はーい」モグモグ
東郷「どう?おいしい」
友奈「うん、たまには柏餅も悪くないね」
東郷「いつもぼた餅だと飽きちゃうと思って、他にも色んな和菓子を用意してきたよ」
風「さすが東郷って感じね、もう将来は和菓子屋を経営してもいいんじゃない?」
東郷「確かにそれもいいかも知れませんね、その時は友奈ちゃんも一緒に働いてくれるよね」
友奈「うん!とーごーさんが困ってるときは手伝いに来るね!」
東郷「はい、友奈ちゃん口開けて」
友奈「はーい」モグモグ
東郷「どう?おいしい」
友奈「うん、たまには柏餅も悪くないね」
東郷「いつもぼた餅だと飽きちゃうと思って、他にも色んな和菓子を用意してきたよ」
風「さすが東郷って感じね、もう将来は和菓子屋を経営してもいいんじゃない?」
東郷「確かにそれもいいかも知れませんね、その時は友奈ちゃんも一緒に働いてくれるよね」
友奈「うん!とーごーさんが困ってるときは手伝いに来るね!」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/02(月) 23:47:57.30 ID:OgXAZGbA0
風「いっその事、付き合っちゃえば良いのに」
友奈「あはは、さすがに女の子同士ですし」
東郷「友奈ちゃん!そんなことはないわ、女の子同士でも付き合う人達は存在するの!別におかしくないわ」
友奈「…………うん、そうだね」
フゥー!ドコニイルノー!タッタッタ
風「ひっ!」
夏凜「風!ようやく見つけたわよっ、私にあんな事しておいてっ!勝手に何処かにいっちゃうなんて」
風「何の話よ?」
夏凜「なかった事にするなんてっ!風がしてきたのにっ」
友奈「あはは、さすがに女の子同士ですし」
東郷「友奈ちゃん!そんなことはないわ、女の子同士でも付き合う人達は存在するの!別におかしくないわ」
友奈「…………うん、そうだね」
フゥー!ドコニイルノー!タッタッタ
風「ひっ!」
夏凜「風!ようやく見つけたわよっ、私にあんな事しておいてっ!勝手に何処かにいっちゃうなんて」
風「何の話よ?」
夏凜「なかった事にするなんてっ!風がしてきたのにっ」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 00:39:23.72 ID:0OtdKJgS0
東郷「どーどー、夏凜ちゃん……落ち着いて、はい。柏餅」
夏凜「今日はぼた餅じゃないのね」モグモグ
東郷「それで、何があったの?」
夏凜「東郷……」ムラァ
夏凜「東郷のぼた餅って大きいわよね」ギラギラ
東郷「夏凜ちゃん?」
夏凜「な、なんでもないわっ!」
風「それで私は何の罪で問われてるのよ」
夏凜「わいせつ罪よ」
風「…………」
夏凜「今日はぼた餅じゃないのね」モグモグ
東郷「それで、何があったの?」
夏凜「東郷……」ムラァ
夏凜「東郷のぼた餅って大きいわよね」ギラギラ
東郷「夏凜ちゃん?」
夏凜「な、なんでもないわっ!」
風「それで私は何の罪で問われてるのよ」
夏凜「わいせつ罪よ」
風「…………」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 00:40:23.44 ID:0OtdKJgS0
友奈「風先輩、何かしたんですか」
風「してないわよ、さっき夏凜が部室に来たときも会話を少ししただけで」
夏凜「その後よっ!その後に風が私を襲ったんでしょうが」
東郷「それはないわ、私達は風先輩と一緒にいたから不可能よ」
夏凜「嘘……じゃあ、あの風は何者なの」
東郷「…………」
東郷「離魂病かもしれないわ」
友奈「なんだか離婚しそうな名前だねっ!」
東郷「友奈ちゃんの言ってることは別に間違いじゃないわ」
東郷「死別って意味でだけど」
風「してないわよ、さっき夏凜が部室に来たときも会話を少ししただけで」
夏凜「その後よっ!その後に風が私を襲ったんでしょうが」
東郷「それはないわ、私達は風先輩と一緒にいたから不可能よ」
夏凜「嘘……じゃあ、あの風は何者なの」
東郷「…………」
東郷「離魂病かもしれないわ」
友奈「なんだか離婚しそうな名前だねっ!」
東郷「友奈ちゃんの言ってることは別に間違いじゃないわ」
東郷「死別って意味でだけど」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 06:59:51.98 ID:0OtdKJgS0
友奈「とーごーさん?えっとどういう意味かな?」
東郷「このままだと風先輩は死んでしまうかもしれない」
風「…………えっ」
樹「お姉ちゃんが死ぬってどういう意味ですか!」
東郷「離魂病、他にも影のわずらいって言う呼び方もあるけど、どちらにしても危険なのは確か……なんとかしないと」
風「な、何言ってるのよ、東郷も冗談きついわよー」
東郷「冗談ではありません、夏凜ちゃんは確かに風先輩を見たんだよね」
夏凜「ええ、見たわ。トイレに突然現れたんだからっ」
東郷「やっぱり、離魂病の現象と同じ」
友奈「えっと、とーごーさん離魂病ってどんな病気なのかな?」
東郷「もう一人の自分が現れる病気だよ。そして自分自身の姿を見た者は長くは生きられない」
東郷「そういう病気かな」
夏凜「じゃあ、あの風は偽物って事なの?」
東郷「そういう事になるね」
夏凜「風……ごめん、疑ったりして」
風「なんというか……複雑だけど、疑いが晴れて良かったわ」
風「はい!この話は終了ー!それじゃあ東郷、今日の依頼メール確認してくれる」
東郷「風先輩、今はそういう話をしている場合じゃないはずです」
風「…………」
東郷「風先輩の命が懸かってるんです」
東郷「このままだと風先輩は死んでしまうかもしれない」
風「…………えっ」
樹「お姉ちゃんが死ぬってどういう意味ですか!」
東郷「離魂病、他にも影のわずらいって言う呼び方もあるけど、どちらにしても危険なのは確か……なんとかしないと」
風「な、何言ってるのよ、東郷も冗談きついわよー」
東郷「冗談ではありません、夏凜ちゃんは確かに風先輩を見たんだよね」
夏凜「ええ、見たわ。トイレに突然現れたんだからっ」
東郷「やっぱり、離魂病の現象と同じ」
友奈「えっと、とーごーさん離魂病ってどんな病気なのかな?」
東郷「もう一人の自分が現れる病気だよ。そして自分自身の姿を見た者は長くは生きられない」
東郷「そういう病気かな」
夏凜「じゃあ、あの風は偽物って事なの?」
東郷「そういう事になるね」
夏凜「風……ごめん、疑ったりして」
風「なんというか……複雑だけど、疑いが晴れて良かったわ」
風「はい!この話は終了ー!それじゃあ東郷、今日の依頼メール確認してくれる」
東郷「風先輩、今はそういう話をしている場合じゃないはずです」
風「…………」
東郷「風先輩の命が懸かってるんです」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 16:37:48.66 ID:0OtdKJgS0
風「そんなの迷信なんだし、信じる必要ないって……」
友奈「風先輩!ダメですよ。風先輩が死んだら……みんな悲しみます」
風「だ、だから大丈夫だから……」
夏凜「風……」ムクムク
風「…………ごめん、ちょっと風に当たってくる」スタスタ
樹「お姉ちゃん」
友奈「風先輩!ダメですよ。風先輩が死んだら……みんな悲しみます」
風「だ、だから大丈夫だから……」
夏凜「風……」ムクムク
風「…………ごめん、ちょっと風に当たってくる」スタスタ
樹「お姉ちゃん」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 16:39:16.44 ID:0OtdKJgS0
河川敷
風「…………はぁ、結局逃げてきちゃった。私……どうしたら」
風「大体、死ぬっていきなり言われても……」
東郷「風先輩……ここにいたんですね」
風「東郷……まさかここにいるのがばれるなんてねー」アハハ
東郷「GPSで居場所を特定しましたから、他の人は呼んでません。樹ちゃんがいると話しにくい事もありますし」
風「東郷も考えすぎよ!大体離魂病なんてものがあるわけない、迷信もいいところよ」
東郷「…………夏凜ちゃんは見たって言ってました」
風「………………どうしたら良いのよ」
東郷「風先輩」ダキッ
風「東郷……」
東郷「安心して下さい。私が風先輩を救いますから」
風「あ……あぁ……う……うぅ……東郷っ!」ポロポロ
東郷「ふふっ、風先輩、子供みたいですよ」ヨシヨシ
東郷「皆、部室で待ってます。行きましょ?」
風「……うん」
風「…………はぁ、結局逃げてきちゃった。私……どうしたら」
風「大体、死ぬっていきなり言われても……」
東郷「風先輩……ここにいたんですね」
風「東郷……まさかここにいるのがばれるなんてねー」アハハ
東郷「GPSで居場所を特定しましたから、他の人は呼んでません。樹ちゃんがいると話しにくい事もありますし」
風「東郷も考えすぎよ!大体離魂病なんてものがあるわけない、迷信もいいところよ」
東郷「…………夏凜ちゃんは見たって言ってました」
風「………………どうしたら良いのよ」
東郷「風先輩」ダキッ
風「東郷……」
東郷「安心して下さい。私が風先輩を救いますから」
風「あ……あぁ……う……うぅ……東郷っ!」ポロポロ
東郷「ふふっ、風先輩、子供みたいですよ」ヨシヨシ
東郷「皆、部室で待ってます。行きましょ?」
風「……うん」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 21:50:38.81 ID:/iDhSeTcO
夏凜の家
夏凜「風……がまさか病気だったなんて」
夏凜「大丈夫なら良いけど」ムクムク
夏凜「はぁ……コレなんとかならないかしら」
園子「また、悩んでるみたいだねぇー」
夏凜「園子……また現れたのね」
園子「ちゃんと抜いてるか心配になってねー」
夏凜「それどころじゃないわよ、こっちは風が……」ムクムク
園子「夏凜ちゃん、とりあえず一度した方が良いと思うよ」
園子「安心して、今度は私も脱ぐから」パサパサ
夏凜「…………えっ」
園子「えへへ」ピキピキ
夏凜「なんで……園子にもにぼっしーが生えてるの」
園子「私も満開をしているからね~、その代償だよ。でもこの大きさは……ひどい話だよね」ピキピキ
夏凜「嘘……こんな大きいの……い、いやぁ」
園子「夏凜ちゃん」
園子「ずがーんだよっ」
ズガーン
夏凜「」
夏凜「風……がまさか病気だったなんて」
夏凜「大丈夫なら良いけど」ムクムク
夏凜「はぁ……コレなんとかならないかしら」
園子「また、悩んでるみたいだねぇー」
夏凜「園子……また現れたのね」
園子「ちゃんと抜いてるか心配になってねー」
夏凜「それどころじゃないわよ、こっちは風が……」ムクムク
園子「夏凜ちゃん、とりあえず一度した方が良いと思うよ」
園子「安心して、今度は私も脱ぐから」パサパサ
夏凜「…………えっ」
園子「えへへ」ピキピキ
夏凜「なんで……園子にもにぼっしーが生えてるの」
園子「私も満開をしているからね~、その代償だよ。でもこの大きさは……ひどい話だよね」ピキピキ
夏凜「嘘……こんな大きいの……い、いやぁ」
園子「夏凜ちゃん」
園子「ずがーんだよっ」
ズガーン
夏凜「」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 22:19:47.73 ID:0OtdKJgS0
寺
東郷「ここは四国でも有名な寺です。ここに泊まっていれば霊も自然と消えていくはずです」
風「なんというか、随分と殺風景ね」
友奈「で、でもご利益はありそうだよねっ!きっとここなら風先輩の病気もすぐに治るはず」
風「それもそうね、まぁ、ここも新たな合宿だと思えば割りと楽しめそうね」
風「でも、みんな悪いわね。私の為に」
樹「そんなこと無いよ。お姉ちゃんには死んで欲しくないし」
風「樹……」
夏凜「らしくないわね、私達がこの程度で悪く思うわけないでしょ」
風「ありがとう。そういや東郷はこの神主と知り合いなのよね」
東郷「知り合いどころか私達のよく知る人物です」
東郷「ここは四国でも有名な寺です。ここに泊まっていれば霊も自然と消えていくはずです」
風「なんというか、随分と殺風景ね」
友奈「で、でもご利益はありそうだよねっ!きっとここなら風先輩の病気もすぐに治るはず」
風「それもそうね、まぁ、ここも新たな合宿だと思えば割りと楽しめそうね」
風「でも、みんな悪いわね。私の為に」
樹「そんなこと無いよ。お姉ちゃんには死んで欲しくないし」
風「樹……」
夏凜「らしくないわね、私達がこの程度で悪く思うわけないでしょ」
風「ありがとう。そういや東郷はこの神主と知り合いなのよね」
東郷「知り合いどころか私達のよく知る人物です」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 22:46:19.89 ID:0OtdKJgS0
夏凜(どうしてか分からないけど、おしりがむずむずする……)
夏凜(昨日の事は良く覚えてないのよね)
樹「よく知る人物……気になります」
園子「待ってたよ~みんな久しぶりだねぇ」
夏凜「」ブルル
友奈「園ちゃん!久しぶりだねっ!最近あえなかったから心配だったんだ」
園子「バイトの方が忙しくてね~勇者部に来れなかったんだよ。ごめんねー」
友奈「そうなんだっ!もしかしてこれもバイトなのかな?」
園子「うん、一応神主のバイトをしてるんだよ、まだ馴れてないけどきっとなんとかなるよ」
風「バイトで神主って、本当に大丈夫なの?」
東郷「そのっちの腕は私が保証します。彼女の持っている数珠は金剛子の数珠と言われる。とても霊力が籠っている数珠ですから」
風「それって乃木が強いというよりは数珠が強いような……」
風「でも、そんなこと言ってたらダメね。東郷!私の命は預けたわよっ」
東郷「はい、任せてください」
夏凜(昨日の事は良く覚えてないのよね)
樹「よく知る人物……気になります」
園子「待ってたよ~みんな久しぶりだねぇ」
夏凜「」ブルル
友奈「園ちゃん!久しぶりだねっ!最近あえなかったから心配だったんだ」
園子「バイトの方が忙しくてね~勇者部に来れなかったんだよ。ごめんねー」
友奈「そうなんだっ!もしかしてこれもバイトなのかな?」
園子「うん、一応神主のバイトをしてるんだよ、まだ馴れてないけどきっとなんとかなるよ」
風「バイトで神主って、本当に大丈夫なの?」
東郷「そのっちの腕は私が保証します。彼女の持っている数珠は金剛子の数珠と言われる。とても霊力が籠っている数珠ですから」
風「それって乃木が強いというよりは数珠が強いような……」
風「でも、そんなこと言ってたらダメね。東郷!私の命は預けたわよっ」
東郷「はい、任せてください」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 23:32:05.06 ID:0OtdKJgS0
寺の中
樹(……お姉ちゃんが心配だなぁ)
樹(お姉ちゃんは大丈夫だって言ってたけど……)
樹(私……お姉ちゃんがいなくなったら……)
園子「どうかしたの~いっつん」
樹「あ、その、お姉ちゃんの病気……治るかどうか心配で」
園子「大丈夫~こう見えても神主の免許は取ってるからね」
樹「な、なんだか凄そうです」
樹(……お姉ちゃんが心配だなぁ)
樹(お姉ちゃんは大丈夫だって言ってたけど……)
樹(私……お姉ちゃんがいなくなったら……)
園子「どうかしたの~いっつん」
樹「あ、その、お姉ちゃんの病気……治るかどうか心配で」
園子「大丈夫~こう見えても神主の免許は取ってるからね」
樹「な、なんだか凄そうです」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/03(火) 23:35:07.51 ID:0OtdKJgS0
園子「えへへ、そんな……」ドクン
園子「」ムラァ
樹「園子さん?」
園子「…………ご、ごめんね~ちょっと、用事を思いだしちゃった」スタスタ
園子「」ドピュドピュ
園子「ひどい話だよね、これじゃあ抜き園子だよ」
園子「」ムラァ
樹「園子さん?」
園子「…………ご、ごめんね~ちょっと、用事を思いだしちゃった」スタスタ
園子「」ドピュドピュ
園子「ひどい話だよね、これじゃあ抜き園子だよ」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/04(水) 00:15:13.65 ID:JPs1RAJS0
外の雑木林
夏凜「…………予想よりも辛いわね、コレ」ムクムク
夏凜「とりあえず抜かないと……」
友奈「夏凜ちゃん!」タッタッタ
夏凜「ゆ、友奈!?なんでここに……」
夏凜(せっかく……バレないように茂みでするつもりだったのに)
友奈「私はここなら押し花に使えそう物がみつかるかなぁーって、夏凜ちゃんはどうして?」・
夏凜「わ、私は……その……しゅ、修行で」
夏凜「…………予想よりも辛いわね、コレ」ムクムク
夏凜「とりあえず抜かないと……」
友奈「夏凜ちゃん!」タッタッタ
夏凜「ゆ、友奈!?なんでここに……」
夏凜(せっかく……バレないように茂みでするつもりだったのに)
友奈「私はここなら押し花に使えそう物がみつかるかなぁーって、夏凜ちゃんはどうして?」・
夏凜「わ、私は……その……しゅ、修行で」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/04(水) 01:02:50.12 ID:JPs1RAJS0
夏凜(さすがに、抜きに来たなんて言えないわよね……)
友奈「そっかぁ!なら一緒にしてもいいかな?」
夏凜「え……いや、その……それはっ」
夏凜(こ、これじゃあ抜くことが出来ない)
夏凜(でも……せっかくの友奈と一緒にいられるチャンスだし……)
夏凜「しょ、しょーがないわねっ!そのかわり、すっごく厳しいから覚悟しなさい!」
友奈「おっす、ししょー!ししょーのためにがんばりますっ!」
夏凜「誰の真似なのよ」
友奈「こうした方がなんだかそれっぽいかなぁーって思って」
夏凜「相変わらず能天気ね、それじゃあ走るわよっ!」タッタッタ
夏凜(き、きっと運動すれば……性欲も消えるはず……大丈夫よ……きっと)ムラァ
友奈「そっかぁ!なら一緒にしてもいいかな?」
夏凜「え……いや、その……それはっ」
夏凜(こ、これじゃあ抜くことが出来ない)
夏凜(でも……せっかくの友奈と一緒にいられるチャンスだし……)
夏凜「しょ、しょーがないわねっ!そのかわり、すっごく厳しいから覚悟しなさい!」
友奈「おっす、ししょー!ししょーのためにがんばりますっ!」
夏凜「誰の真似なのよ」
友奈「こうした方がなんだかそれっぽいかなぁーって思って」
夏凜「相変わらず能天気ね、それじゃあ走るわよっ!」タッタッタ
夏凜(き、きっと運動すれば……性欲も消えるはず……大丈夫よ……きっと)ムラァ
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/04(水) 17:54:40.19 ID:JPs1RAJS0
寺
園子「なーむーあーみーだーぶーつ」
風「…………」
園子「なーむーあーみーだーぶーつ!」
風「…………」
園子「うん!これでもう心配はないよ~」
風「…………えっ」
園子「病気はもう治したから安心して~」
園子「別に霊気も感じなかったし、初めからなんとも無かったと思うけどね~」
風「えっとつまり、取り越し苦労だったって事?」
園子「そうなるねー、ま、しばらくはここでゆっくりしていくといいよ~」
園子「」ドクンドクン
風「まぁ、そうね。ここはここでのどかって感じだし。もう少し泊まっておくわ」
園子「……それがいいよ」
園子「なーむーあーみーだーぶーつ」
風「…………」
園子「なーむーあーみーだーぶーつ!」
風「…………」
園子「うん!これでもう心配はないよ~」
風「…………えっ」
園子「病気はもう治したから安心して~」
園子「別に霊気も感じなかったし、初めからなんとも無かったと思うけどね~」
風「えっとつまり、取り越し苦労だったって事?」
園子「そうなるねー、ま、しばらくはここでゆっくりしていくといいよ~」
園子「」ドクンドクン
風「まぁ、そうね。ここはここでのどかって感じだし。もう少し泊まっておくわ」
園子「……それがいいよ」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/04(水) 21:20:45.64 ID:JPs1RAJS0
友奈「今日は修行楽しかったね」
夏凜「そうね……いい感じに汗を掻いたわ……早くお風呂に入りたいわね」
東郷「二人ともお疲れ様、お風呂は用意できてあるから3人で入ろ?」・
夏凜「そうね……はいり……」
夏凜(待って……お風呂なんかに入ったらにぼっしーがバレちゃうじゃない……ここは断らないと)
夏凜「そ、その……私……」
東郷「…………」
友奈「それじゃあ3人でっ」
夏凜「あ……えと……」
夏凜「そうね……いい感じに汗を掻いたわ……早くお風呂に入りたいわね」
東郷「二人ともお疲れ様、お風呂は用意できてあるから3人で入ろ?」・
夏凜「そうね……はいり……」
夏凜(待って……お風呂なんかに入ったらにぼっしーがバレちゃうじゃない……ここは断らないと)
夏凜「そ、その……私……」
東郷「…………」
友奈「それじゃあ3人でっ」
夏凜「あ……えと……」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/04(水) 22:11:42.65 ID:JPs1RAJS0
東郷「友奈ちゃん、二人で入ろ?」
友奈「えっ?とーごーさん?」
東郷「夏凜ちゃん、辛いと思うけど頑張って!」
夏凜「…………?」
東郷「それじゃあ友奈ちゃん、お風呂に行こっ」
友奈「え?う、うん」
夏凜(なんだかよく分からないけど助かったわ)
友奈「えっ?とーごーさん?」
東郷「夏凜ちゃん、辛いと思うけど頑張って!」
夏凜「…………?」
東郷「それじゃあ友奈ちゃん、お風呂に行こっ」
友奈「え?う、うん」
夏凜(なんだかよく分からないけど助かったわ)
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/04(水) 22:35:54.72 ID:JPs1RAJS0
浴室
友奈「どうして夏凜ちゃんは一緒に入らなかったんだろうね?」
東郷「夏凜ちゃんにだって色々あるから」・
友奈「とーごーさんは理由がわかったの?」
東郷「うん、でも友奈ちゃんにはまだ早いかな」
友奈「えー、気になるなぁ、お願い!とーごーさんヒントだけでもっ」
東郷「いつか友奈ちゃんも来る時があると思うからその時に教えてあげるね」
友奈「えっと、よくわかんないけどお願いしちゃうね」
東郷「うん」
友奈「どうして夏凜ちゃんは一緒に入らなかったんだろうね?」
東郷「夏凜ちゃんにだって色々あるから」・
友奈「とーごーさんは理由がわかったの?」
東郷「うん、でも友奈ちゃんにはまだ早いかな」
友奈「えー、気になるなぁ、お願い!とーごーさんヒントだけでもっ」
東郷「いつか友奈ちゃんも来る時があると思うからその時に教えてあげるね」
友奈「えっと、よくわかんないけどお願いしちゃうね」
東郷「うん」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/04(水) 23:20:10.91 ID:JPs1RAJS0
次の日
夏凜(結局、あれから一度も抜く事ができなかった……)
夏凜(最初は苦痛だったけど……今は割りと楽ね)
夏凜(むしろ冴え渡っているわ!)
夏凜(なんだろう、東郷の胸が触りたくて触りたくて仕方がないわっ!)
夏凜(思い立ったらすぐに実行ね)
東郷「」スースー
夏凜「東郷ってばだらしない身体してるわね」ジュルリ
夏凜「ちょっとぐらい舐めても……問題ないわよね」ペロペロ
東郷「んん…………」スースー
夏凜「あれ?とーごーってこんなにかわいかったけ」ポー
夏凜「服……脱がすわよ」パサパサ
東郷「…………んん」
夏凜「こ、これがぼた餅なのね」ムラァ
夏凜「それじゃあ、いただき……」
夏凜(結局、あれから一度も抜く事ができなかった……)
夏凜(最初は苦痛だったけど……今は割りと楽ね)
夏凜(むしろ冴え渡っているわ!)
夏凜(なんだろう、東郷の胸が触りたくて触りたくて仕方がないわっ!)
夏凜(思い立ったらすぐに実行ね)
東郷「」スースー
夏凜「東郷ってばだらしない身体してるわね」ジュルリ
夏凜「ちょっとぐらい舐めても……問題ないわよね」ペロペロ
東郷「んん…………」スースー
夏凜「あれ?とーごーってこんなにかわいかったけ」ポー
夏凜「服……脱がすわよ」パサパサ
東郷「…………んん」
夏凜「こ、これがぼた餅なのね」ムラァ
夏凜「それじゃあ、いただき……」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 02:16:57.90 ID:/W82OKFg0
夏凜「はっ……今のは夢?」
東郷「」スースー
友奈「」スースー
風「」スースー
夏凜「みんな寝てる見たいね」ハァハァ
夏凜「どうしよう……抑えられない」ドクン
夏凜「早くこの場から離れないとっ」タッタッタ
東郷「」スースー
友奈「」スースー
風「」スースー
夏凜「みんな寝てる見たいね」ハァハァ
夏凜「どうしよう……抑えられない」ドクン
夏凜「早くこの場から離れないとっ」タッタッタ
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 23:20:42.45 ID:/W82OKFg0
池
夏凜「……走ってここまで来たのは良いけど……」
夏凜「これからどうすれば良いのよ」
樹「…………」パシャパシャ
夏凜(ん?あれは樹?)
ドクン
夏凜「ーーッ!」
夏凜「…………」ムラァ
夏凜「…………」スタスタ
樹「あ、夏凜さん……おはようございます」ムニャムニャ
夏凜「樹が早起きなんて珍しいわね、何かあったの?」
樹「ちょっと目が冴えちゃって……久々にひとりで起きれましたから顔洗おうかなって」
夏凜「そう……」ギラギラ
夏凜「……走ってここまで来たのは良いけど……」
夏凜「これからどうすれば良いのよ」
樹「…………」パシャパシャ
夏凜(ん?あれは樹?)
ドクン
夏凜「ーーッ!」
夏凜「…………」ムラァ
夏凜「…………」スタスタ
樹「あ、夏凜さん……おはようございます」ムニャムニャ
夏凜「樹が早起きなんて珍しいわね、何かあったの?」
樹「ちょっと目が冴えちゃって……久々にひとりで起きれましたから顔洗おうかなって」
夏凜「そう……」ギラギラ
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 23:22:08.55 ID:/W82OKFg0
樹「夏凜さん?」
夏凜(なんだろう、樹を見てるとドキドキする……も、もしかしてこれが恋なのかしら)
夏凜(樹に、にぼっしーを泳がせたい……)
夏凜「樹、少し話があるの」ガシッ
樹「え、えっとどうしたんですか」
夏凜「実は私の新しいにぼっしーを食べて欲しいのよ」ポローン
夏凜(なんだろう、樹を見てるとドキドキする……も、もしかしてこれが恋なのかしら)
夏凜(樹に、にぼっしーを泳がせたい……)
夏凜「樹、少し話があるの」ガシッ
樹「え、えっとどうしたんですか」
夏凜「実は私の新しいにぼっしーを食べて欲しいのよ」ポローン
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 23:30:08.14 ID:/W82OKFg0
樹「えっ……」
樹「これって…………」
夏凜「ごめんなさい!でも、もう」
樹「い、いやぁ……」ダッ
タッタッタ
夏凜「待って!ちょっとで良いから!」タッタッタ
樹(あそこに蔵がある。とりあえず逃げないと)
タッタッタ、バタン ガシッ
樹(鍵もつけたし、大丈夫だよね)
樹(夏凜さん、どうしちゃったんだろう……)
樹(とりあえず今は自分の身を守らないと)
夏凜「樹!私よ!夏凜よ、いいから開けなさいよ!」ガンガン
夏凜「ちょっとで良いからっ!私のにぼっしーを」ガンガン ガンガン
ガンガン
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン
樹「ひっ……」ガタガタ
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
…………
樹「……夏凜さん?」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
樹「うぅ……お姉ちゃん……」
樹「これって…………」
夏凜「ごめんなさい!でも、もう」
樹「い、いやぁ……」ダッ
タッタッタ
夏凜「待って!ちょっとで良いから!」タッタッタ
樹(あそこに蔵がある。とりあえず逃げないと)
タッタッタ、バタン ガシッ
樹(鍵もつけたし、大丈夫だよね)
樹(夏凜さん、どうしちゃったんだろう……)
樹(とりあえず今は自分の身を守らないと)
夏凜「樹!私よ!夏凜よ、いいから開けなさいよ!」ガンガン
夏凜「ちょっとで良いからっ!私のにぼっしーを」ガンガン ガンガン
ガンガン
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン
樹「ひっ……」ガタガタ
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
…………
樹「……夏凜さん?」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
樹「うぅ……お姉ちゃん……」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 23:31:03.99 ID:/W82OKFg0
園子「ちゃんと忠告はしておいたはずなんだけどね~」
夏凜「園子……何よ。私は今、大事な」
園子「ごめんね、これも仕方の無いことだから」ペシッ
夏凜「うう…………」パタリ
園子「いっつん、開けてくれる?」
樹「夏凜さんは?」
園子「今は眠っているみたいだよ。大丈夫、夏凜ちゃんには何もさせないから」
樹「じゃ、じゃあ」ギィィーパタン
園子「ありがとう」ギィィーパタン
ガチャリ
樹「えっと……どうして扉の鍵を閉めたんですか?」
園子「さぁ、どうしてだろうね~」ピキピキ
犬吠埼樹の章
ーーーーー完ーーーーー
夏凜「園子……何よ。私は今、大事な」
園子「ごめんね、これも仕方の無いことだから」ペシッ
夏凜「うう…………」パタリ
園子「いっつん、開けてくれる?」
樹「夏凜さんは?」
園子「今は眠っているみたいだよ。大丈夫、夏凜ちゃんには何もさせないから」
樹「じゃ、じゃあ」ギィィーパタン
園子「ありがとう」ギィィーパタン
ガチャリ
樹「えっと……どうして扉の鍵を閉めたんですか?」
園子「さぁ、どうしてだろうね~」ピキピキ
犬吠埼樹の章
ーーーーー完ーーーーー
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 23:35:14.31 ID:/W82OKFg0
一回ほのぼの系のSSとエロとホラーを混ぜてみようと思って書いてみた後悔はしていない
もしかしたらずがーんが書きたかっただけかもしれない
HTML化依頼出しときます
もしかしたらずがーんが書きたかっただけかもしれない
HTML化依頼出しときます
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 23:44:03.49 ID:BjGEJTv3o
終わりなのかよ!? 乙!
続きが思い付いたらまた書いてな
続きが思い付いたらまた書いてな
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 18:30:57.71 ID:Y3i2ge6mO
続きが気になるな。乙
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 03:01:08.65 ID:rjtngS/Eo
乙乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422763151/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ 結城友奈は勇者である | Comments (0)
北条加蓮「今月のカバーガール?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:39:56.47 ID:sW7Tg6CM0
※北条加蓮→安部菜々の呼称を変更させてもらっています。
※単発作品だよー
――17歳?
北条加蓮「…………」ポチポチ
お題は「17歳×冬の似合うアイドル」!
エントリーアイドル
島村卯月
三村かな子
小日向美穂
・
・
・
安部菜々
・
・
・
諸星きらり
北川真尋
難波笑美
安部菜々
\安部菜々/
加蓮「なんでやねん」
※単発作品だよー
――17歳?
北条加蓮「…………」ポチポチ
お題は「17歳×冬の似合うアイドル」!
エントリーアイドル
島村卯月
三村かな子
小日向美穂
・
・
・
安部菜々
・
・
・
諸星きらり
北川真尋
難波笑美
安部菜々
\安部菜々/
加蓮「なんでやねん」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:40:41.50 ID:sW7Tg6CM0
――想像してみよう
加蓮「いや、そりゃもう半ばネタみたく温かい目で見てきたけどさ、最近ちょっと酷くない?」
加蓮「JKテーマの仕事にしれっと混ざりこんだりしてさ」
高森藍子「でも、それだけ菜々さんも頑張っているってことですよ」
加蓮「いやいや藍子。美談に持ち込もうとしてもこれは無理だって」
加蓮「じゃあちょっと想像してみてよ。ほら私たちって年齢的に高校2年生でもおかしくはないじゃん?」
加蓮「クラスメイトに菜々がいるかもしれないんだよ?」
加蓮「クラスメイトに××歳がいるかもしれないんだよ?」
加蓮「どう?」
藍子「うーん…………」
藍子「………………」ゲッソリ
加蓮「でしょ?」
加蓮「いや、そりゃもう半ばネタみたく温かい目で見てきたけどさ、最近ちょっと酷くない?」
加蓮「JKテーマの仕事にしれっと混ざりこんだりしてさ」
高森藍子「でも、それだけ菜々さんも頑張っているってことですよ」
加蓮「いやいや藍子。美談に持ち込もうとしてもこれは無理だって」
加蓮「じゃあちょっと想像してみてよ。ほら私たちって年齢的に高校2年生でもおかしくはないじゃん?」
加蓮「クラスメイトに菜々がいるかもしれないんだよ?」
加蓮「クラスメイトに××歳がいるかもしれないんだよ?」
加蓮「どう?」
藍子「うーん…………」
藍子「………………」ゲッソリ
加蓮「でしょ?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:41:27.27 ID:sW7Tg6CM0
――ホントに何ででしょうね?
藍子「そういえば……菜々さんってどうして、永遠の17歳って言っちゃってるんでしょうか?」
加蓮「言われてみれば聞いたことなかったっけ。もう当たり前みたいに扱われてきたけど……」
藍子「うーん……」
藍子「……17歳に戻りたかった?」
加蓮「実はウサミン星人の設定を隠す為のカモフラージュ」
藍子「ホントは制服が大好きでずっと着ていたかったっ」
加蓮「実は二重人格で相手を忘れないようにいられるっていうドラマ的なの」
藍子「ホントはホントに17歳っ!」
加蓮「年齢が増えないゲームに対するメタ」
藍子「めた?」
加蓮「気にしない気にしない」
藍子「そういえば……菜々さんってどうして、永遠の17歳って言っちゃってるんでしょうか?」
加蓮「言われてみれば聞いたことなかったっけ。もう当たり前みたいに扱われてきたけど……」
藍子「うーん……」
藍子「……17歳に戻りたかった?」
加蓮「実はウサミン星人の設定を隠す為のカモフラージュ」
藍子「ホントは制服が大好きでずっと着ていたかったっ」
加蓮「実は二重人格で相手を忘れないようにいられるっていうドラマ的なの」
藍子「ホントはホントに17歳っ!」
加蓮「年齢が増えないゲームに対するメタ」
藍子「めた?」
加蓮「気にしない気にしない」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:42:07.42 ID:sW7Tg6CM0
――この事務所って……
加蓮「そうだ。他の17歳にも聞いてみようよ。絶対おかしいって思ってる人いるハズだよ」
藍子「そうでしょうか……? でも、菜々さんをどう思ってるのかはちょっと気になるかも?」
加蓮「じゃ行ってみよっか」
「はいっ! 私、今回のお仕事も頑張ります1」
「……えー、いいんじゃないのー? ねぇ、それより飴ない? 飴~」
「お、お正月と言えばこの歌鈴にお任せ! ……え? お正月じゃなくて冬……? そそ、そうでしたっ! はわわっ」
「加蓮! またPさんに変なこと言っただろっ! なんかずっと追い回してくるんだよアイツ! バニースーツ持って!」
「年齢詐称? それは……すごくロックだね!」
「はぁ……ぴにゃこら太……」
「あら加蓮。ふふっ、子供みたいに拗ねちゃって。それならあなたも17歳って言って参加してみたらどうかしら? ……違うの? そう……」
「ボンバー!!! 藍子ちゃん、これ差し入れですっ!! お腹いっぱいですか? 気合で入れましょう! 加蓮ちゃんも!!! 2人とも、もっとお肉を食べるべきです!!!」
加蓮「…………」ボロボロ
藍子「…………」アハハ
加蓮「……今さらだけどさ、この事務所って大丈夫なの……?」
藍子「こ、個性派揃いですからっ、個性派揃いっ」
加蓮「そうだ。他の17歳にも聞いてみようよ。絶対おかしいって思ってる人いるハズだよ」
藍子「そうでしょうか……? でも、菜々さんをどう思ってるのかはちょっと気になるかも?」
加蓮「じゃ行ってみよっか」
「はいっ! 私、今回のお仕事も頑張ります1」
「……えー、いいんじゃないのー? ねぇ、それより飴ない? 飴~」
「お、お正月と言えばこの歌鈴にお任せ! ……え? お正月じゃなくて冬……? そそ、そうでしたっ! はわわっ」
「加蓮! またPさんに変なこと言っただろっ! なんかずっと追い回してくるんだよアイツ! バニースーツ持って!」
「年齢詐称? それは……すごくロックだね!」
「はぁ……ぴにゃこら太……」
「あら加蓮。ふふっ、子供みたいに拗ねちゃって。それならあなたも17歳って言って参加してみたらどうかしら? ……違うの? そう……」
「ボンバー!!! 藍子ちゃん、これ差し入れですっ!! お腹いっぱいですか? 気合で入れましょう! 加蓮ちゃんも!!! 2人とも、もっとお肉を食べるべきです!!!」
加蓮「…………」ボロボロ
藍子「…………」アハハ
加蓮「……今さらだけどさ、この事務所って大丈夫なの……?」
藍子「こ、個性派揃いですからっ、個性派揃いっ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:42:47.10 ID:sW7Tg6CM0
――ありだと思うんです
加蓮「私たち16歳じゃん」
藍子「ですね」
加蓮「もし17歳になったら」
藍子「……でもそれ、あまり変わらないような」
加蓮「あ、そっか。うーん……なら、高校1年生から高校2年生になったら」
藍子「そうしたら……後輩ができますねっ」
加蓮「後輩」
藍子「加蓮ちゃん加蓮ちゃん。ちょっと先輩って呼んでみてください♪」
加蓮「えー私の方が先輩キャラっぽくない? ま、いっか……藍子先輩っ♪」
藍子「…………!」
加蓮「……何?」
藍子「もっと!」キラキラ
加蓮「え、えぇ?」
加蓮「私たち16歳じゃん」
藍子「ですね」
加蓮「もし17歳になったら」
藍子「……でもそれ、あまり変わらないような」
加蓮「あ、そっか。うーん……なら、高校1年生から高校2年生になったら」
藍子「そうしたら……後輩ができますねっ」
加蓮「後輩」
藍子「加蓮ちゃん加蓮ちゃん。ちょっと先輩って呼んでみてください♪」
加蓮「えー私の方が先輩キャラっぽくない? ま、いっか……藍子先輩っ♪」
藍子「…………!」
加蓮「……何?」
藍子「もっと!」キラキラ
加蓮「え、えぇ?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:44:02.16 ID:sW7Tg6CM0
――高校11年生
加蓮「っていうかそもそも菜々って高校何年生って設定なんだろ」
藍子「せ、設定って言うのやめてあげてくださいっ」
加蓮「ま、17歳ってことは少なくとも高校2年生よりは上だよね。2年生か3年生」
藍子「そうですね……なんとなく、高校2年生ってイメージが」
加蓮「2年生」
加蓮「……菜々先輩」ボソ
加蓮「あ、駄目だこれ。しっくり来すぎてヤバイ」
藍子「菜々先輩っ」
藍子「ホントですっ。まるで、本当に面倒見のいい先輩ができたような、そんな感じが……」
加蓮「面倒見がいい(ただしウサミン星人)」
藍子「うくっ」
加蓮「面倒見がいい(ただし永遠の17歳)」
藍子「うくくっ…………や、やっぱり、なしで……」プルプル
加蓮「もういっそ高校11年生とかそんなんで行こう。ほら、17歳と1ヶ月ならぬ、17歳と10年、みたいな」
藍子「11年生……!?」
加蓮「っていうかそもそも菜々って高校何年生って設定なんだろ」
藍子「せ、設定って言うのやめてあげてくださいっ」
加蓮「ま、17歳ってことは少なくとも高校2年生よりは上だよね。2年生か3年生」
藍子「そうですね……なんとなく、高校2年生ってイメージが」
加蓮「2年生」
加蓮「……菜々先輩」ボソ
加蓮「あ、駄目だこれ。しっくり来すぎてヤバイ」
藍子「菜々先輩っ」
藍子「ホントですっ。まるで、本当に面倒見のいい先輩ができたような、そんな感じが……」
加蓮「面倒見がいい(ただしウサミン星人)」
藍子「うくっ」
加蓮「面倒見がいい(ただし永遠の17歳)」
藍子「うくくっ…………や、やっぱり、なしで……」プルプル
加蓮「もういっそ高校11年生とかそんなんで行こう。ほら、17歳と1ヶ月ならぬ、17歳と10年、みたいな」
藍子「11年生……!?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:46:02.95 ID:sW7Tg6CM0
――訂正です
加蓮「>>7、いや菜々は17歳なんだから高校1年生じゃないし、11年生っていうのはおかしいよね。ごめんごめん。やるなら高校12年生とか13年生だよね」
藍子「そ、それはそれで……」
加蓮「>>7、いや菜々は17歳なんだから高校1年生じゃないし、11年生っていうのはおかしいよね。ごめんごめん。やるなら高校12年生とか13年生だよね」
藍子「そ、それはそれで……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:47:02.43 ID:sW7Tg6CM0
――逆転の発想
藍子「加蓮ちゃんは菜々さんをいじめすぎですっ」
加蓮「え、どしたの急に?」
藍子「もし菜々さんに何か隠し事があったり、事情があっても、17歳ってことでエントリーしているのは間違いないんですから」
藍子「だから、それをどうこうって言うんじゃなくて……どうしたら菜々さんが雑誌の表紙に選ばれるか、考えましょう!」
藍子「ほらっ、アイドルですから。前向きに、前向きにっ」
加蓮「藍子……そっか。私、ネタにすることばっか考えててちょっと後ろ向きだったかもね」
加蓮「さすがポジティブパッション。ポジティブって名前に入れてるだけはあるね!」
藍子「はいっ。でも、加蓮ちゃんだってトライアドプリムスじゃないですか!」
加蓮「うんうん……」
藍子「…………」ニコニコ
加蓮「……いやトラプリは関係なくない?」
藍子「あれっ」
藍子「加蓮ちゃんは菜々さんをいじめすぎですっ」
加蓮「え、どしたの急に?」
藍子「もし菜々さんに何か隠し事があったり、事情があっても、17歳ってことでエントリーしているのは間違いないんですから」
藍子「だから、それをどうこうって言うんじゃなくて……どうしたら菜々さんが雑誌の表紙に選ばれるか、考えましょう!」
藍子「ほらっ、アイドルですから。前向きに、前向きにっ」
加蓮「藍子……そっか。私、ネタにすることばっか考えててちょっと後ろ向きだったかもね」
加蓮「さすがポジティブパッション。ポジティブって名前に入れてるだけはあるね!」
藍子「はいっ。でも、加蓮ちゃんだってトライアドプリムスじゃないですか!」
加蓮「うんうん……」
藍子「…………」ニコニコ
加蓮「……いやトラプリは関係なくない?」
藍子「あれっ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:48:02.84 ID:sW7Tg6CM0
――安部菜々さんじゅうななさいをプロデュースっ!
加蓮「じゃあ、どうしたら菜々が17歳っぽくなるか考えよう」
藍子「17歳……17歳と言えば……」
加蓮「制服」
藍子「オシャレっ」
加蓮「ポテト」
藍子「スクールバッグ!」
加蓮「宿題」
藍子「部活!」
加蓮「ダイエット」
藍子「他には……体操服っ」
加蓮「おしゃべり」
藍子「進路相談っ」
加蓮「――」
藍子「――」
加蓮「――!」
藍子「――!」
加蓮「じゃあ、どうしたら菜々が17歳っぽくなるか考えよう」
藍子「17歳……17歳と言えば……」
加蓮「制服」
藍子「オシャレっ」
加蓮「ポテト」
藍子「スクールバッグ!」
加蓮「宿題」
藍子「部活!」
加蓮「ダイエット」
藍子「他には……体操服っ」
加蓮「おしゃべり」
藍子「進路相談っ」
加蓮「――」
藍子「――」
加蓮「――!」
藍子「――!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:49:02.38 ID:sW7Tg6CM0
――かおす
加蓮「ってことで菜々。これ、私たちからのプレゼントだよ。今回のキャンペーン、頑張ってね」
・ポテト(しなびている)
・入部届(手書き。表題は「アイドル部」)
・1kgのダンベル
・スマホの店頭サンプル
・進路調査票(もちろん手書き)
・謎ストラップ
・ガムの包み
・お祓い棒
・マニキュア
・たこ焼き
・
・
・
安部菜々「なんでやねん」
加蓮「ってことで菜々。これ、私たちからのプレゼントだよ。今回のキャンペーン、頑張ってね」
・ポテト(しなびている)
・入部届(手書き。表題は「アイドル部」)
・1kgのダンベル
・スマホの店頭サンプル
・進路調査票(もちろん手書き)
・謎ストラップ
・ガムの包み
・お祓い棒
・マニキュア
・たこ焼き
・
・
・
安部菜々「なんでやねん」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:50:03.12 ID:sW7Tg6CM0
――きめらてぃっくアイドル!
加蓮「えー、これでも真剣に考えたのに」
菜々「いや意味分かりませんから加蓮ちゃん。それに藍子ちゃん! その格好はなんなんですか!?」
藍子「え……えへっ」
藍子の格好
上半身……ぴにゃこら太シャツ&制服(ブレザー)の上からメイド服
下半身……ブルマ
右手……スクールバッグ
左手……ストリートアート用のスプレー
腕……なんかやたら安光りしているブレスレット
口……ペロペロキャンディー
加蓮「そうだよ藍子!」
加蓮「菜々を17歳に見せようって企画なのになんでメイド服を着てるの! それじゃいつもの自爆芸搭載ウサミン星人じゃん!」
菜々「そこ!? あと誰が自爆芸搭載だ!」
加蓮「えー、これでも真剣に考えたのに」
菜々「いや意味分かりませんから加蓮ちゃん。それに藍子ちゃん! その格好はなんなんですか!?」
藍子「え……えへっ」
藍子の格好
上半身……ぴにゃこら太シャツ&制服(ブレザー)の上からメイド服
下半身……ブルマ
右手……スクールバッグ
左手……ストリートアート用のスプレー
腕……なんかやたら安光りしているブレスレット
口……ペロペロキャンディー
加蓮「そうだよ藍子!」
加蓮「菜々を17歳に見せようって企画なのになんでメイド服を着てるの! それじゃいつもの自爆芸搭載ウサミン星人じゃん!」
菜々「そこ!? あと誰が自爆芸搭載だ!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:51:02.64 ID:sW7Tg6CM0
――17歳を勉強……?
(とりあえずペロペロキャンディーはなめました)
藍子「あはは……加蓮ちゃんとお話してたらいろんな案が出たから、とりあえずぜんぶ見てもらおうかなって」
加蓮「実際に着てる方が分かりやすいかも? って思ったんだ」
菜々「は、はあ。……ナナこの2人ってこんなんだっけと軽く混乱してきましたよ」
加蓮「??」
菜々「ご、ごほんっ。しかし藍子ちゃん。そのブルマはおかしくありませんかね?」
加蓮「……まあ冷静に考えてみたらブルマだけがおかしい訳じゃないとは思うけどね」
菜々「ブルマはもうとっくに廃止されてるんですよね! ナナに同じネタは通用しませんから!」
加蓮「あ、そっち」
菜々「ちっちっち。これでも17歳についてしっかり勉強してるんですよ? 今回はもう! 自爆芸なんて言わせませんからね!」
加蓮「…………」
藍子「…………17歳について勉強……?」
菜々「ハッ!」
(とりあえずペロペロキャンディーはなめました)
藍子「あはは……加蓮ちゃんとお話してたらいろんな案が出たから、とりあえずぜんぶ見てもらおうかなって」
加蓮「実際に着てる方が分かりやすいかも? って思ったんだ」
菜々「は、はあ。……ナナこの2人ってこんなんだっけと軽く混乱してきましたよ」
加蓮「??」
菜々「ご、ごほんっ。しかし藍子ちゃん。そのブルマはおかしくありませんかね?」
加蓮「……まあ冷静に考えてみたらブルマだけがおかしい訳じゃないとは思うけどね」
菜々「ブルマはもうとっくに廃止されてるんですよね! ナナに同じネタは通用しませんから!」
加蓮「あ、そっち」
菜々「ちっちっち。これでも17歳についてしっかり勉強してるんですよ? 今回はもう! 自爆芸なんて言わせませんからね!」
加蓮「…………」
藍子「…………17歳について勉強……?」
菜々「ハッ!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:52:02.63 ID:sW7Tg6CM0
――はずかしいっ
藍子「あの……そろそろ、着替えて来てもいいですか? ちょっぴり恥ずかしくて……」アハハ
加蓮「ん、ありがとね藍子。まさかいっぺんに着てくるとは思わなかったけど」
菜々「まーそんな格好を他の人に見られでもしたらびっくりしちゃいますからね! 藍子ちゃんに変な風評がついちゃう前に!」
藍子「それもですけれど……その、これが……」(メイド服をつまむ)
菜々「え?」
藍子「わ、私にはちょっぴり……その……え、えへへ」
菜々「メイド服が恥ずかしいと!? ナナ全否定ですか!?」
菜々「そこになおれーっ! 藍子ちゃんにはメイドというメイドを叩き込んでやります!!」
藍子「ひゃーっ」
藍子「あの……そろそろ、着替えて来てもいいですか? ちょっぴり恥ずかしくて……」アハハ
加蓮「ん、ありがとね藍子。まさかいっぺんに着てくるとは思わなかったけど」
菜々「まーそんな格好を他の人に見られでもしたらびっくりしちゃいますからね! 藍子ちゃんに変な風評がついちゃう前に!」
藍子「それもですけれど……その、これが……」(メイド服をつまむ)
菜々「え?」
藍子「わ、私にはちょっぴり……その……え、えへへ」
菜々「メイド服が恥ずかしいと!? ナナ全否定ですか!?」
菜々「そこになおれーっ! 藍子ちゃんにはメイドというメイドを叩き込んでやります!!」
藍子「ひゃーっ」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:53:02.72 ID:sW7Tg6CM0
――藍子は着替えてきました
藍子「…………」ブルブル
加蓮「あーあ、私にしがみついちゃって……どうすんの菜々。藍子が怖がってるんだけど」
菜々「メンボクナイ」
藍子「そ、その、菜々さんがお恥ずかしいとかでは絶対になくて……メイド服の菜々さんは、すっごく魅力的ですっ」
藍子「でも、自分で着てみたら……着てみたいって思ったことはあったけれど、ホントに着てみたら、その……ご、ごめんなさいっ」
菜々「……ふうっ。しょうがないですね! メイドへの道は、また今度にしましょっか」
藍子「はいっ」
菜々「いつか藍子ちゃんがメイドになりたいって言うの、楽しみに待ってますよ!」
藍子「はいっ!」
加蓮「……まぁ、私もウサミミつけて街を歩けって言われたら恥ずかしくて恥ずかしくて死ねるね」
菜々「加蓮ちゃん!? せっかくのいい話を!」
藍子「…………」ブルブル
加蓮「あーあ、私にしがみついちゃって……どうすんの菜々。藍子が怖がってるんだけど」
菜々「メンボクナイ」
藍子「そ、その、菜々さんがお恥ずかしいとかでは絶対になくて……メイド服の菜々さんは、すっごく魅力的ですっ」
藍子「でも、自分で着てみたら……着てみたいって思ったことはあったけれど、ホントに着てみたら、その……ご、ごめんなさいっ」
菜々「……ふうっ。しょうがないですね! メイドへの道は、また今度にしましょっか」
藍子「はいっ」
菜々「いつか藍子ちゃんがメイドになりたいって言うの、楽しみに待ってますよ!」
藍子「はいっ!」
加蓮「……まぁ、私もウサミミつけて街を歩けって言われたら恥ずかしくて恥ずかしくて死ねるね」
菜々「加蓮ちゃん!? せっかくのいい話を!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:54:02.75 ID:sW7Tg6CM0
――アイドル安部菜々の根性
菜々「さて! ナナはお仕事の時間です! 全国のご主人様とお嬢様に癒やしをお届けしてきますよ~!」
藍子「行ってらっしゃい……♪」フリフリ
加蓮「頑張ってね」
菜々「ええ! 2人のプレゼントは……き、気持ちだけ受け取っておきますから!」
菜々「よいしょ、よいしょ」
加蓮「……ん? 飲み物の数、多くない?」
藍子「もしかして、長くなるお仕事とか?」
菜々「ああいえ! この時期は乾燥が怖いですし、今日はいっぱい叫ぶことになりそうですからね!」
菜々「いろんなところで、いっぱいアピールしなきゃ! せっかくエントリーしたんですから!」
加蓮「…………」
藍子「…………」
菜々「それでは行ってきます! 2人も、もしエントリーすることがあったらナナが応援しますね!」
<ナナをよろしくお願いします~!
<にょわっ!? 菜々ちゃん気合いっぱいだにぃ☆
<アタシも応援しますね! フレーフレー☆
菜々「さて! ナナはお仕事の時間です! 全国のご主人様とお嬢様に癒やしをお届けしてきますよ~!」
藍子「行ってらっしゃい……♪」フリフリ
加蓮「頑張ってね」
菜々「ええ! 2人のプレゼントは……き、気持ちだけ受け取っておきますから!」
菜々「よいしょ、よいしょ」
加蓮「……ん? 飲み物の数、多くない?」
藍子「もしかして、長くなるお仕事とか?」
菜々「ああいえ! この時期は乾燥が怖いですし、今日はいっぱい叫ぶことになりそうですからね!」
菜々「いろんなところで、いっぱいアピールしなきゃ! せっかくエントリーしたんですから!」
加蓮「…………」
藍子「…………」
菜々「それでは行ってきます! 2人も、もしエントリーすることがあったらナナが応援しますね!」
<ナナをよろしくお願いします~!
<にょわっ!? 菜々ちゃん気合いっぱいだにぃ☆
<アタシも応援しますね! フレーフレー☆
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:55:02.81 ID:sW7Tg6CM0
――またいらんことを思いつく
加蓮「…………やっぱりなんだかんだ、すごいとこはすごいよね、菜々」
藍子「はいっ。菜々さん……雑誌撮影のお仕事、選ばれるといいですね」
加蓮「うん。私たちも、できることがあったらやりたいよね」
藍子「アイドルとしてお手伝いできることですか? じゃあ、また考えてみましょうっ」
加蓮「うんうん。アイドルって言ったら……やっぱり名プロデューサー?」
藍子「あと、一緒に頑張れる仲間ですっ」
加蓮「仲間……仲間っていうか、ライバル!」
藍子「それもいいですねっ。加蓮ちゃんも菜々さんも、勝負事がお好きですから」
加蓮「でも菜々は強敵だよ。釣り合うだけのライバルなんて、なかなか用意するのは……」
藍子「プロデューサーさんも、ずっと菜々さんについている訳にはいきませんから……」
加蓮「…………」
藍子「…………」
加蓮「…………やっぱりなんだかんだ、すごいとこはすごいよね、菜々」
藍子「はいっ。菜々さん……雑誌撮影のお仕事、選ばれるといいですね」
加蓮「うん。私たちも、できることがあったらやりたいよね」
藍子「アイドルとしてお手伝いできることですか? じゃあ、また考えてみましょうっ」
加蓮「うんうん。アイドルって言ったら……やっぱり名プロデューサー?」
藍子「あと、一緒に頑張れる仲間ですっ」
加蓮「仲間……仲間っていうか、ライバル!」
藍子「それもいいですねっ。加蓮ちゃんも菜々さんも、勝負事がお好きですから」
加蓮「でも菜々は強敵だよ。釣り合うだけのライバルなんて、なかなか用意するのは……」
藍子「プロデューサーさんも、ずっと菜々さんについている訳にはいきませんから……」
加蓮「…………」
藍子「…………」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:56:02.86 ID:sW7Tg6CM0
――どうしてこうなった
菜々「おはようございま――」
加蓮「おはようございますっ! “高森”加蓮、17歳ですっ☆ ギャハっ☆ あなたには負けませんからね、菜々さんっ☆」
菜々「………………………………………………は?」
藍子「あ、菜々さん……ごほんっ、菜々さん……君。今日から短期だけ、あなた……ええと、君の担当をすることになりました……なった、プロデューサーさん……プロデューサー、です……だ。き、き、君には期待していますっ……期待、しているぞ……」
菜々「……………………………………………………………………は?」
ちなみにこの後、2人とも恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にして頭を抱えていたとかなんとか。
菜々「おはようございま――」
加蓮「おはようございますっ! “高森”加蓮、17歳ですっ☆ ギャハっ☆ あなたには負けませんからね、菜々さんっ☆」
菜々「………………………………………………は?」
藍子「あ、菜々さん……ごほんっ、菜々さん……君。今日から短期だけ、あなた……ええと、君の担当をすることになりました……なった、プロデューサーさん……プロデューサー、です……だ。き、き、君には期待していますっ……期待、しているぞ……」
菜々「……………………………………………………………………は?」
ちなみにこの後、2人とも恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にして頭を抱えていたとかなんとか。
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 18:57:01.27 ID:sW7Tg6CM0
おしまい。読んでくださり、ありがとうございます。クリスマスメモリーズばんざーい!!
……いやもう永遠の17歳ってホント何なんだろう……(遠い目)
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 19:08:22.95 ID:FDzqLglDO
あの中に菜々さん投げ入れる運営マジ鬼畜
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 19:08:23.26 ID:r5y4PvK20
乙乙
十七歳教に入ればわかる(投げやり)
十七歳教に入ればわかる(投げやり)
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446025196/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
八幡「学内裁判?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:37:02.15 ID:qg1f4WP20
注意書き
・初めてなので文章にかなりつたい部分がございます
・原作未読でアニメのみです、
また物語が裁判という形なので都合上ある程度、設定を変えてあるところがございます。
それでも良いという方は見てみてください
・初めてなので文章にかなりつたい部分がございます
・原作未読でアニメのみです、
また物語が裁判という形なので都合上ある程度、設定を変えてあるところがございます。
それでも良いという方は見てみてください
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:38:01.92 ID:qg1f4WP20
12月上旬 奉仕部部室
修学旅行のあの出来事以来奉仕部はギクシャクしてしまっていた。あのときの俺はあの手段での解決が誰も傷つかないと信じていた。だが由比ヶ浜の気遣う視線や雪ノ下のあのセリフがずっと心に残っている。
うまく言葉に出来ないがモヤモヤしたものが渦巻いている、それはあいつらも一緒のようでその空気が今の部室の息苦しさを作っていた。
今日は誰も一度も挨拶以外で口を開いていなかった。
陽乃「やっはろー」
雪乃「ね、姉さん……何のようかしら…」
突然の訪問者が雪ノ下に挨拶以外で口を開かせた。てかこの人いつも厄介事しか運んでこないんだよなぁ
陽乃「なぁにぃ~比企谷君?お姉さんが来たからって嬉しそうな顔しちゃって」
八幡「ども(してねーよ)」
陽乃「んもぅ、そっけないんだから~ヶ浜ちゃんもやっはろー」
由比ヶ浜「こ、こんにちは…」
雪乃「姉さん、何の用なの?」
陽乃「雪乃ちゃん的には何となく遊びに来ちゃダメなのかな~?」
雪乃「姉さんは部外者なのだから当然でしょう」
陽乃「部外者なんてひどーい、でも今回はそうも言ってられないよ?そろそろ…」
修学旅行のあの出来事以来奉仕部はギクシャクしてしまっていた。あのときの俺はあの手段での解決が誰も傷つかないと信じていた。だが由比ヶ浜の気遣う視線や雪ノ下のあのセリフがずっと心に残っている。
うまく言葉に出来ないがモヤモヤしたものが渦巻いている、それはあいつらも一緒のようでその空気が今の部室の息苦しさを作っていた。
今日は誰も一度も挨拶以外で口を開いていなかった。
陽乃「やっはろー」
雪乃「ね、姉さん……何のようかしら…」
突然の訪問者が雪ノ下に挨拶以外で口を開かせた。てかこの人いつも厄介事しか運んでこないんだよなぁ
陽乃「なぁにぃ~比企谷君?お姉さんが来たからって嬉しそうな顔しちゃって」
八幡「ども(してねーよ)」
陽乃「んもぅ、そっけないんだから~ヶ浜ちゃんもやっはろー」
由比ヶ浜「こ、こんにちは…」
雪乃「姉さん、何の用なの?」
陽乃「雪乃ちゃん的には何となく遊びに来ちゃダメなのかな~?」
雪乃「姉さんは部外者なのだから当然でしょう」
陽乃「部外者なんてひどーい、でも今回はそうも言ってられないよ?そろそろ…」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:39:05.31 ID:qg1f4WP20
雪ノ下さんがそういいかけるといきなり部室に平塚先生が入ってきた。
この人もいつも厄介事運んでくんだよなぁ
静「諸君、全員いるかね?」
雪乃「先生、ですからノックを…」
静「すまん、急ぎなんだ…これを…ん?陽乃来てたのか…」
陽乃「やっはろー静ちゃん」
静「こいつらに話がある。すまないが外してくれないか?」
陽乃「やーん、仲間外れなんて悲しいなぁ…でも静ちゃんの話ってこれじゃないのかなー?」
雪ノ下さんが一枚の封筒を鞄から取り出した。なんだ?全然話が見えてこないんだが?八幡困っちゃう
静「なっ…お前のとこにもきていたのか…中身は…」
陽乃「そうだよ、告発状だよ」
被せるように雪ノ下さんが言った。ん?告発状?絶対厄介事じゃねーか…
この人もいつも厄介事運んでくんだよなぁ
静「諸君、全員いるかね?」
雪乃「先生、ですからノックを…」
静「すまん、急ぎなんだ…これを…ん?陽乃来てたのか…」
陽乃「やっはろー静ちゃん」
静「こいつらに話がある。すまないが外してくれないか?」
陽乃「やーん、仲間外れなんて悲しいなぁ…でも静ちゃんの話ってこれじゃないのかなー?」
雪ノ下さんが一枚の封筒を鞄から取り出した。なんだ?全然話が見えてこないんだが?八幡困っちゃう
静「なっ…お前のとこにもきていたのか…中身は…」
陽乃「そうだよ、告発状だよ」
被せるように雪ノ下さんが言った。ん?告発状?絶対厄介事じゃねーか…
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:40:09.97 ID:qg1f4WP20
静「そうか、なら仕方がない…実は今日ある告発状が奉仕部当てに届いた」
陽乃「静ちゃん中身見せた方が早いよ~」
静「うむ、それもそうだな…君たち これを見てくれたまえ」
そう言いながら平塚先生は白い封筒を差し出してきた。奉仕部メンバーも身を寄せ会う…何こいつら良い匂いすんだけど…
由比ヶ浜「ヒッキーなんかイヤらしい…」
雪乃「最低ね」
八幡「う、うるせ…いいから告発状を見ようぜ」
告発状には…ん?やけに文字が直線だな…定規文字か?書いてる内容は…
『学祭の実行委員長をしていた相模南は予算をごまかして自分の物にしている
事実を明らかにし彼女を公の場で謝罪させろ』
陽乃「これとおんなじ物がお姉さんの所に届いたの」
雪乃「先生これは…」
静「あぁ、たぶんデマカセだ。誰かがイタズラ目的で書いたものだろう…だが万が一と言う事もある、奉仕部も学祭には大いに関与していたし、雪ノ下、君が実質予算を管理していた様な物だ。だから……」
雪乃「はい、そんなことはありえません…自由に出来る予算もほとんどありませんでしたし…それに…」
雪ノ下は続きを言わなかったが相模南に雪ノ下や他の委員の目を盗んで予算を誤魔化すのは無理だろう。
だが問題はどこの誰かがこんなものを送ってきたのかだ
八幡「雪ノ下さん、何でこれがあなたのもとに届くんですか?心当たりは?」
陽乃「ないねぇ~…でも強いて言うならその場にいた唯一の部外者だからじゃないかな?」
由比ヶ浜「んん?つまりどういう事?陽乃さんが部外者だとどうなるの?ヒッキー」
アホの子由比ヶ浜には理解できないらしい。それはな…
静「おそらく…隠蔽…無かったことにされないようにと言うことかもしれん…」
ここで一つの疑問が新たに沸く、当事者なら誰にでもデマカセと分かるような告発状を何故わざわざ送ってきたのか
陽乃「静ちゃん中身見せた方が早いよ~」
静「うむ、それもそうだな…君たち これを見てくれたまえ」
そう言いながら平塚先生は白い封筒を差し出してきた。奉仕部メンバーも身を寄せ会う…何こいつら良い匂いすんだけど…
由比ヶ浜「ヒッキーなんかイヤらしい…」
雪乃「最低ね」
八幡「う、うるせ…いいから告発状を見ようぜ」
告発状には…ん?やけに文字が直線だな…定規文字か?書いてる内容は…
『学祭の実行委員長をしていた相模南は予算をごまかして自分の物にしている
事実を明らかにし彼女を公の場で謝罪させろ』
陽乃「これとおんなじ物がお姉さんの所に届いたの」
雪乃「先生これは…」
静「あぁ、たぶんデマカセだ。誰かがイタズラ目的で書いたものだろう…だが万が一と言う事もある、奉仕部も学祭には大いに関与していたし、雪ノ下、君が実質予算を管理していた様な物だ。だから……」
雪乃「はい、そんなことはありえません…自由に出来る予算もほとんどありませんでしたし…それに…」
雪ノ下は続きを言わなかったが相模南に雪ノ下や他の委員の目を盗んで予算を誤魔化すのは無理だろう。
だが問題はどこの誰かがこんなものを送ってきたのかだ
八幡「雪ノ下さん、何でこれがあなたのもとに届くんですか?心当たりは?」
陽乃「ないねぇ~…でも強いて言うならその場にいた唯一の部外者だからじゃないかな?」
由比ヶ浜「んん?つまりどういう事?陽乃さんが部外者だとどうなるの?ヒッキー」
アホの子由比ヶ浜には理解できないらしい。それはな…
静「おそらく…隠蔽…無かったことにされないようにと言うことかもしれん…」
ここで一つの疑問が新たに沸く、当事者なら誰にでもデマカセと分かるような告発状を何故わざわざ送ってきたのか
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:41:00.35 ID:qg1f4WP20
静「今日私がここに来た理由はこれの調査を依頼するためだ…本来なら私がするべきだが学祭の仕切りは実質君達がしていたようなものだしその方が早いと思ったからだ。その上でこれをどうするかをじっくり判断したい…」
なるほどな、これでようやく合点がいった……ってやっぱり厄介事じゃねーか
陽乃「静ちゃーん そんな悠長な事も言ってられないと思うけどなぁ…だってこれが届いたのは私たちだけとは限らないし…それに…」
私が隠蔽なんてさせないから と彼女は言った
静「何?…どういう事だ?」
陽乃「どういう事って言葉通りの意味だよ 私は事実にしろデマカセにしろ明らかにするべきだと思うなぁ」
静「だから内部調査でそれをするといっているだろう」
陽乃「公の場でだよ、静ちゃん」
なるほどな、これでようやく合点がいった……ってやっぱり厄介事じゃねーか
陽乃「静ちゃーん そんな悠長な事も言ってられないと思うけどなぁ…だってこれが届いたのは私たちだけとは限らないし…それに…」
私が隠蔽なんてさせないから と彼女は言った
静「何?…どういう事だ?」
陽乃「どういう事って言葉通りの意味だよ 私は事実にしろデマカセにしろ明らかにするべきだと思うなぁ」
静「だから内部調査でそれをするといっているだろう」
陽乃「公の場でだよ、静ちゃん」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:41:43.68 ID:qg1f4WP20
あの後雪ノ下さんは色々やることがあるからと早々に帰っていった。公の場で明らかにするという言葉に平塚先生は不安そうな顔で思案していたが俺達の前ではなにも言わず、後で資料を持ってくると去っていった。
調査の結果、やはりおおまかの数字の辻褄は合っていた。一部生徒の伝票の切り忘れなどで不透明な部分はあったが誤差の範囲だった。
調査の結果、やはりおおまかの数字の辻褄は合っていた。一部生徒の伝票の切り忘れなどで不透明な部分はあったが誤差の範囲だった。
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:42:34.75 ID:qg1f4WP20
数日後 教室
これから先生あの告発状をどうするのかと言う不安はあったが俺はいつもと何も変わらず登校していた
戸塚「おはよう!八幡!」
八幡「おはようマイエンジェル(おはよ戸塚)」
戸塚「もう八幡!そんなこと言わないでよ」
逆ゥ!俺、心と台詞が逆ゥ!と自分で自分にツッコミをいれてると教室の空気がいつもと違うのに気付いた
何かそわそわしているような、面白がっているような空気だ…あれ?この空気俺が好きな女子に告白したのがみんなにバレてた時に似てるな…
八幡「今日なにかあったのか?」
戸塚「え?八幡知らないの?……でも…」
なんだ?なんだ?俺のマイエンジェルが不安がっている……その不安俺がぶっ飛ばしてやる…喧嘩 カブトムシより弱いけど…
戸塚「噂がたってるんだよ…」
八幡「噂?」
戸塚「相模さんが予算を誤魔化していたって…」
雪ノ下さんの言う通り告発状は複数枚あった、いや数十枚あった。
学祭の委員全員に届けられていたといった方が正解か…平塚先生にそいつら全員に口止めは無理だろう、噂はあっという間に飛び火を繰り返し今や学校中に知れわたる事となった。
ゆっくりと判断を下す暇は無かったのだ…相模南は噂や後ろ口に耐えきれる忍耐はなかった。彼女は不登校になっていた…って俺ボッチだから誰も教えてくれなかった…
これから先生あの告発状をどうするのかと言う不安はあったが俺はいつもと何も変わらず登校していた
戸塚「おはよう!八幡!」
八幡「おはようマイエンジェル(おはよ戸塚)」
戸塚「もう八幡!そんなこと言わないでよ」
逆ゥ!俺、心と台詞が逆ゥ!と自分で自分にツッコミをいれてると教室の空気がいつもと違うのに気付いた
何かそわそわしているような、面白がっているような空気だ…あれ?この空気俺が好きな女子に告白したのがみんなにバレてた時に似てるな…
八幡「今日なにかあったのか?」
戸塚「え?八幡知らないの?……でも…」
なんだ?なんだ?俺のマイエンジェルが不安がっている……その不安俺がぶっ飛ばしてやる…喧嘩 カブトムシより弱いけど…
戸塚「噂がたってるんだよ…」
八幡「噂?」
戸塚「相模さんが予算を誤魔化していたって…」
雪ノ下さんの言う通り告発状は複数枚あった、いや数十枚あった。
学祭の委員全員に届けられていたといった方が正解か…平塚先生にそいつら全員に口止めは無理だろう、噂はあっという間に飛び火を繰り返し今や学校中に知れわたる事となった。
ゆっくりと判断を下す暇は無かったのだ…相模南は噂や後ろ口に耐えきれる忍耐はなかった。彼女は不登校になっていた…って俺ボッチだから誰も教えてくれなかった…
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:43:40.74 ID:qg1f4WP20
奉仕部 部室
八幡「雪ノ下、由比ヶ浜、お前ら知ってたのか?」
由比ヶ浜「うん、薄々は……ってかヒッキー!私たちさがみんと同じクラスじゃんっ!」
雪乃「同じクラスでも教えてくれる人がいないんじゃないかしら」
八幡「うるせーよ マイエンジェルが教えてくれたんだよ」
八幡「それよりも雪ノ下、お前の姉さんの言う通りになっちまったな」
雪乃「そうね、姉さんが何かすると思ったけどそれよりもすぐに噂が広がったみたいね」
由比ヶ浜「先生これからどうするつもりなんだろ…さがみんも学校にこなくなっちゃったし…」
告発状もあるしなと……実際問題かなり大事になりすぎてしまっている…このままだとほんとにヤバイ事になる…
陽乃「やっはろー!みんな揃ってるー?」
何でこの人はこんなに元気に入ってこれるんですかねぇ(困惑)
おっと平塚先生も一緒か…
静「諸君、せっかく調べてくれたのにすまない…」
由比ヶ浜「先生……」
雪乃「仕方ないでしょう、あそこまで告発状が多いかったのでは…」
陽乃「仕方なくなんてないよ雪乃ちゃん」
小さな子供が間違えたことを言ってしまってそれを直すかの如く優しい笑みをたたえて彼女は笑った
まぁこういうときにこの人がこういう笑顔するってことは何か企んでるだけどな
八幡「雪ノ下、由比ヶ浜、お前ら知ってたのか?」
由比ヶ浜「うん、薄々は……ってかヒッキー!私たちさがみんと同じクラスじゃんっ!」
雪乃「同じクラスでも教えてくれる人がいないんじゃないかしら」
八幡「うるせーよ マイエンジェルが教えてくれたんだよ」
八幡「それよりも雪ノ下、お前の姉さんの言う通りになっちまったな」
雪乃「そうね、姉さんが何かすると思ったけどそれよりもすぐに噂が広がったみたいね」
由比ヶ浜「先生これからどうするつもりなんだろ…さがみんも学校にこなくなっちゃったし…」
告発状もあるしなと……実際問題かなり大事になりすぎてしまっている…このままだとほんとにヤバイ事になる…
陽乃「やっはろー!みんな揃ってるー?」
何でこの人はこんなに元気に入ってこれるんですかねぇ(困惑)
おっと平塚先生も一緒か…
静「諸君、せっかく調べてくれたのにすまない…」
由比ヶ浜「先生……」
雪乃「仕方ないでしょう、あそこまで告発状が多いかったのでは…」
陽乃「仕方なくなんてないよ雪乃ちゃん」
小さな子供が間違えたことを言ってしまってそれを直すかの如く優しい笑みをたたえて彼女は笑った
まぁこういうときにこの人がこういう笑顔するってことは何か企んでるだけどな
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:44:51.47 ID:qg1f4WP20
陽乃「あの時に私は充分そういう可能性があったのは示唆したし、それに悠長な対応したのは静ちゃんだよ」
詭弁だな、いくら平塚先生が優秀な先生だったとしてもあそこまでの告発状を防ぎ、デマカセであることを公表する場をすぐに用意するのは無理だろう
平塚先生もそれを言えばいいのに責任感からか黙っている
八幡「最初から炎上させることが目的で仕掛けたのかもしれないですね…告発者は」
陽乃「おー!やっるー!比企谷君!相変わらず鋭いね~お姉さんもそう思ってた所だよ…」
だけどと彼女は言う
陽乃「ここまで燃え上がったら学外に広がるのも時間の問題だね~誰かが火消しをしないと大変な事になるかもよ~」
面白いオモチャを見付けた子供のように無邪気に笑う
やっぱりこの人は好きになれない
雪乃「姉さん、ここに来たってことは理由が有るのでしょう?」
陽乃「ピンポーン!雪乃ちゃん大正解!実はグッドアイデアを持ってきたんだよねー」
陽乃「学内裁判を開くの」
詭弁だな、いくら平塚先生が優秀な先生だったとしてもあそこまでの告発状を防ぎ、デマカセであることを公表する場をすぐに用意するのは無理だろう
平塚先生もそれを言えばいいのに責任感からか黙っている
八幡「最初から炎上させることが目的で仕掛けたのかもしれないですね…告発者は」
陽乃「おー!やっるー!比企谷君!相変わらず鋭いね~お姉さんもそう思ってた所だよ…」
だけどと彼女は言う
陽乃「ここまで燃え上がったら学外に広がるのも時間の問題だね~誰かが火消しをしないと大変な事になるかもよ~」
面白いオモチャを見付けた子供のように無邪気に笑う
やっぱりこの人は好きになれない
雪乃「姉さん、ここに来たってことは理由が有るのでしょう?」
陽乃「ピンポーン!雪乃ちゃん大正解!実はグッドアイデアを持ってきたんだよねー」
陽乃「学内裁判を開くの」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:46:13.44 ID:qg1f4WP20
陽乃「学内裁判を開いて傍聴人がいる前で無実を証明するの。そうすれば公の場で無実ってことがわかるし根も葉もない噂ってことで一件落着!」
この人は簡単そうに言うけど誰が相模南の無実を証明するというのだ
第一、学校側がそんなこと認めないだろう
静「駄目だ、もし仮に証明出来なかったり傍聴人が納得しなければ相模が晒し者になってしまう リスクが有りすぎる」
ほらな、思った通りだ
陽乃「静ちゃんは学内裁判を開くしかないと思うけどなー」
静「何?どういう事だ?」
陽乃「私知ってるんだよねー これが静ちゃんの責任だって事」
雪乃「それは違うわ姉さん、先生は出来る限りの対処はしていたわ」
陽乃「黙りなさい雪乃ちゃん?静ちゃんはねー本来ならば学祭のときに相模南を監督するべきだったんだよ」
由比ヶ浜と傍観を決め込むしかなかった俺だがこの時に充分に危険な空気を感知していた…やっぱりロクなこと企んでなかったしなこの人…
陽乃「相模南が実行委員長にも関わらず遊び呆けてる時に静ちゃんは本気で注意するべきだったんだよ、それをしなかったばかりに私の可愛い妹である雪乃ちゃんは寝込んじゃうし」
雪乃「それは私が勝手に…」
この人は簡単そうに言うけど誰が相模南の無実を証明するというのだ
第一、学校側がそんなこと認めないだろう
静「駄目だ、もし仮に証明出来なかったり傍聴人が納得しなければ相模が晒し者になってしまう リスクが有りすぎる」
ほらな、思った通りだ
陽乃「静ちゃんは学内裁判を開くしかないと思うけどなー」
静「何?どういう事だ?」
陽乃「私知ってるんだよねー これが静ちゃんの責任だって事」
雪乃「それは違うわ姉さん、先生は出来る限りの対処はしていたわ」
陽乃「黙りなさい雪乃ちゃん?静ちゃんはねー本来ならば学祭のときに相模南を監督するべきだったんだよ」
由比ヶ浜と傍観を決め込むしかなかった俺だがこの時に充分に危険な空気を感知していた…やっぱりロクなこと企んでなかったしなこの人…
陽乃「相模南が実行委員長にも関わらず遊び呆けてる時に静ちゃんは本気で注意するべきだったんだよ、それをしなかったばかりに私の可愛い妹である雪乃ちゃんは寝込んじゃうし」
雪乃「それは私が勝手に…」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:47:25.23 ID:qg1f4WP20
陽乃「黙りなさい、もちろん相模南がそういう人物って事を生活指導担当だから把握してるはずだよね それに…彼女が学祭の途中に自分の責務を投げ出して逃げたときも追いかけることはしなかったよね?」
雪ノ下陽乃の猛威はまだ終わらない
陽乃「その時解決してくれたのは比企谷君だよね?でもやり方を間違えた 彼は高校生だから間違いもするでしょう…それが原因で、自分でしたことと言えばそれまでだけど彼が嫌われ者になったとき静ちゃんはどうしてたの?」
陽乃「まさか本人に優しい言葉をかけて終わりじゃないよねー?みんなに誤解を解いてまわってあげた?これはね…問題が浮き上がってないだけで大変なことだよ」
平塚先生の表情は下を向いていて良く分からない…由比ヶ浜は不安そうにキョロキョロしている
陽乃「比企谷君が不登校になったり自殺したらその時は誰の責任になったんだろうね?…」
もう見てられねぇ、そろそろ助け船を出すか
八幡「勝手に人を死人にするのは止めてください」
陽乃「ふふ ごめんねー、もし裁判を開かなければこの事も大いに問題になっちゃうことを知ってて欲しかったんだよ」
問題になっちゃう?あんたがするんだろうが!
それにどうしてここまで裁判を開きたがる?十中八九 裏があるんだろうが…
雪ノ下陽乃の猛威はまだ終わらない
陽乃「その時解決してくれたのは比企谷君だよね?でもやり方を間違えた 彼は高校生だから間違いもするでしょう…それが原因で、自分でしたことと言えばそれまでだけど彼が嫌われ者になったとき静ちゃんはどうしてたの?」
陽乃「まさか本人に優しい言葉をかけて終わりじゃないよねー?みんなに誤解を解いてまわってあげた?これはね…問題が浮き上がってないだけで大変なことだよ」
平塚先生の表情は下を向いていて良く分からない…由比ヶ浜は不安そうにキョロキョロしている
陽乃「比企谷君が不登校になったり自殺したらその時は誰の責任になったんだろうね?…」
もう見てられねぇ、そろそろ助け船を出すか
八幡「勝手に人を死人にするのは止めてください」
陽乃「ふふ ごめんねー、もし裁判を開かなければこの事も大いに問題になっちゃうことを知ってて欲しかったんだよ」
問題になっちゃう?あんたがするんだろうが!
それにどうしてここまで裁判を開きたがる?十中八九 裏があるんだろうが…
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:48:30.78 ID:qg1f4WP20
陽乃「静ちゃん分かった?学校側に話通してくれるよね?」
そこにいつもの頼もしい平塚教諭の姿は無かった
先生は自分が脅されてるのに本当に申し訳なさそうに俺たちを見ていた
そんな表情は止めてくださいよ…
雪乃「姉さん、誰が無実を証明するの?…裁判だから…そうね…検事役と弁護人役は?」
陽乃「あはは!そんなの決まってるじゃん!君達だよ」
ここで俺達に爆弾がまわってきた
しかし彼女の勢いまだまだ終わらなかった
そこにいつもの頼もしい平塚教諭の姿は無かった
先生は自分が脅されてるのに本当に申し訳なさそうに俺たちを見ていた
そんな表情は止めてくださいよ…
雪乃「姉さん、誰が無実を証明するの?…裁判だから…そうね…検事役と弁護人役は?」
陽乃「あはは!そんなの決まってるじゃん!君達だよ」
ここで俺達に爆弾がまわってきた
しかし彼女の勢いまだまだ終わらなかった
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:50:00.92 ID:qg1f4WP20
陽乃「まぁ正確には雪乃ちゃんが検事で比企谷君が弁護人かなー」
八幡「俺がそんな面倒なことすると思いますか?雪ノ下さん」
雪乃「私も奉仕部部長としてそんなこと了承するわけにはいきません」
陽乃「そう言うと思った!ほんと思った通りの事しか言わないんだから雪乃ちゃんはー」
陽乃「雪乃ちゃんは実行委員長に判をもらって渡した資料をその後そっくりそのまま入れ替えられたとかおもわないのかなぁー?」
領収書があるからもちろん違うことはわかる、それに相模に雪ノ下を出し抜けるわけがないその旨を雪ノ下さんに言う
陽乃「領収書を水増ししたかも知れないしそれに雪乃ちゃん自身が杜撰な仕事をしたかも知れないよ?倒れたんでしょう?」
痛いところをねちねち攻める天才だなこの人は
八幡「俺がそんな面倒なことすると思いますか?雪ノ下さん」
雪乃「私も奉仕部部長としてそんなこと了承するわけにはいきません」
陽乃「そう言うと思った!ほんと思った通りの事しか言わないんだから雪乃ちゃんはー」
陽乃「雪乃ちゃんは実行委員長に判をもらって渡した資料をその後そっくりそのまま入れ替えられたとかおもわないのかなぁー?」
領収書があるからもちろん違うことはわかる、それに相模に雪ノ下を出し抜けるわけがないその旨を雪ノ下さんに言う
陽乃「領収書を水増ししたかも知れないしそれに雪乃ちゃん自身が杜撰な仕事をしたかも知れないよ?倒れたんでしょう?」
痛いところをねちねち攻める天才だなこの人は
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:50:59.45 ID:qg1f4WP20
陽乃「お姉さんは優しいから雪乃ちゃんにちゃんとした理由をあげちゃうね! あの時の借りを返しなさい」
雪ノ下は姉との確執がある、そしておそらくこのままこの話に乗らざるを得なくなるだろう
陽乃「学内裁判の検事役として出て無実を証明しなさい
まさかあの時の借りは無かったことにしないよね?」
暗にそれは自身の正しさを証明して見せろということが含まれていた
これで雪ノ下雪乃は降りれなくなってしまった
八幡「雪ノ下さん、妹さんは良いとしてどうやって俺を法廷に立たせるつもりですか?」
陽乃「むしろ立たなくて良いのかな?比企谷君?君はいつも奉仕部の案件を解決に導いて来たんだよね?やり方は誉められたものじゃないけどね…あっ!お姉さんは面白いと思ってるからね!」
それでフォローのつもりなんですかねぇ
八幡「話がよく見えないんですけど?」
陽乃「雪乃ちゃんもガ浜ちゃんも君のやり方には否定的だよね…自分達は何も出来ないくせに…比企谷君も自分の正しさを証明してみたくない?」
そんな安い挑発に誰が乗るか…俺と言いつつ俺が嫌がるのをわかっててさりげなくこいつらを攻撃する
雪ノ下は姉との確執がある、そしておそらくこのままこの話に乗らざるを得なくなるだろう
陽乃「学内裁判の検事役として出て無実を証明しなさい
まさかあの時の借りは無かったことにしないよね?」
暗にそれは自身の正しさを証明して見せろということが含まれていた
これで雪ノ下雪乃は降りれなくなってしまった
八幡「雪ノ下さん、妹さんは良いとしてどうやって俺を法廷に立たせるつもりですか?」
陽乃「むしろ立たなくて良いのかな?比企谷君?君はいつも奉仕部の案件を解決に導いて来たんだよね?やり方は誉められたものじゃないけどね…あっ!お姉さんは面白いと思ってるからね!」
それでフォローのつもりなんですかねぇ
八幡「話がよく見えないんですけど?」
陽乃「雪乃ちゃんもガ浜ちゃんも君のやり方には否定的だよね…自分達は何も出来ないくせに…比企谷君も自分の正しさを証明してみたくない?」
そんな安い挑発に誰が乗るか…俺と言いつつ俺が嫌がるのをわかっててさりげなくこいつらを攻撃する
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:53:36.34 ID:qg1f4WP20
勢いで投稿しているがこんなんでいいんだろうか?酷評でもリアクションあればありがたいんでお願いします
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:54:28.63 ID:qg1f4WP20
陽乃「お姉さん知ってるんだよ~?勝負してるんだよね?雪乃ちゃんと」
雪ノ下が驚いた顔でこっちを見る…しゃべってねーよ俺は!
八幡「だから…俺に立てと?…立ちませんよ」
雪乃「いえ、立ちなさい比企谷君」
八幡「あぁだから立たねーって……今なんていった?」
雪乃「目だけじゃなくて物わかりも悪いのね、立ちなさいと言ったのよ比企谷君」
八幡「勝負なんて関係なくそんな面倒なことしたくねーよ」
陽乃「奉仕部で立たなければ学祭の中心部で大いに関与があった君達はどうなるのかなー?まだそういう噂はないようだけどいつか出てくるかもねー」
この悪魔は噂をたてるつもりなのだ
例えば相模と奉仕部はグルと言えば雪ノ下と相模はお互いに金を分けたとなるし俺と相模のいざこざはそうだな…狂言ともなるかもしれない
俺達が相模南のいや…俺達自身の無実を早急に証明し知らしめなければ今度の被害者はおれだけではすまなくなる
奉仕部の命運はこいつの手のひらだ
八幡「出ますよ……」
陽乃「それも言うと思ってたよ比企谷君」
雪ノ下が驚いた顔でこっちを見る…しゃべってねーよ俺は!
八幡「だから…俺に立てと?…立ちませんよ」
雪乃「いえ、立ちなさい比企谷君」
八幡「あぁだから立たねーって……今なんていった?」
雪乃「目だけじゃなくて物わかりも悪いのね、立ちなさいと言ったのよ比企谷君」
八幡「勝負なんて関係なくそんな面倒なことしたくねーよ」
陽乃「奉仕部で立たなければ学祭の中心部で大いに関与があった君達はどうなるのかなー?まだそういう噂はないようだけどいつか出てくるかもねー」
この悪魔は噂をたてるつもりなのだ
例えば相模と奉仕部はグルと言えば雪ノ下と相模はお互いに金を分けたとなるし俺と相模のいざこざはそうだな…狂言ともなるかもしれない
俺達が相模南のいや…俺達自身の無実を早急に証明し知らしめなければ今度の被害者はおれだけではすまなくなる
奉仕部の命運はこいつの手のひらだ
八幡「出ますよ……」
陽乃「それも言うと思ってたよ比企谷君」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:57:08.99 ID:qg1f4WP20
次の日 奉仕部 部室
あの魔王の策略で学内裁判は決行されることになった。学校には内容を伏せて学内活動の一つとして平塚先生が通したことがその日の朝に本人から俺達に知らされた
そして例の魔王は今日も奉仕部に来ていた
陽乃「それじゃあ裁判の細かいルールを発表していくねー!」
レクリエーションでもしてるつもりなのか実に楽しんでいる
いつか痛い目を見てもらいたい…
陽乃「まず判事は私!君達の勝負も私が見届けてあげるからね~」
八幡「判事と検事が肉親だなんて決議に偏りが出来ませんか?(味方なんてするわけないんだろうけどな)」
陽乃「そんなことないって分かってるのに聞くなんて君も疑り深いね~まぁ傍聴人もいるしねーその程度は解決済みだよ」
陽乃「まず傍聴人は告発状の届いた他の委員全員と学祭に中心で関与があった者…みんな興味津々だからすぐいっぱいになると思うけどね~」
陽乃「そして判事は裁判の仕切りだけ、決議の判断は陪審員の人にしてもらいまーす」
あの魔王の策略で学内裁判は決行されることになった。学校には内容を伏せて学内活動の一つとして平塚先生が通したことがその日の朝に本人から俺達に知らされた
そして例の魔王は今日も奉仕部に来ていた
陽乃「それじゃあ裁判の細かいルールを発表していくねー!」
レクリエーションでもしてるつもりなのか実に楽しんでいる
いつか痛い目を見てもらいたい…
陽乃「まず判事は私!君達の勝負も私が見届けてあげるからね~」
八幡「判事と検事が肉親だなんて決議に偏りが出来ませんか?(味方なんてするわけないんだろうけどな)」
陽乃「そんなことないって分かってるのに聞くなんて君も疑り深いね~まぁ傍聴人もいるしねーその程度は解決済みだよ」
陽乃「まず傍聴人は告発状の届いた他の委員全員と学祭に中心で関与があった者…みんな興味津々だからすぐいっぱいになると思うけどね~」
陽乃「そして判事は裁判の仕切りだけ、決議の判断は陪審員の人にしてもらいまーす」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:58:13.60 ID:qg1f4WP20
八幡「ギャラリーはともかく納得のいく陪審員がすぐ集まるとは思いませんが…」
陽乃「残念~それがもういるんだよねぇ~入ってきてー!」
そう言うと奉仕部の部室に三人入ってきた。葉山隼人、城廻めぐり、川なんとかさん
どういう組み合わせだ?
雪乃「一応理由を聞こうかしら」
陽乃「隼人は部外者という立場で君達を見ていたからだよ、そして被告の相模、弁護人とクラスメイト…当時の状況をよく知っているしどんな人物かも知っている」
葉山「よろしく、ヒキタニ君に雪ノ下さん」
陽乃「めぐりは関係者で同じく君達を見ていたから、その上当時の生徒会長だから…んーまぁ文字通り生徒の代表かな」
雪乃「待って姉さん、城廻さんは比企谷君に対して良い印象を持っていないわまぁ彼が大抵の人に持たれてないけど」
なんで俺まで爆撃リベレートされんの?辛すぎて泣けるんだけど?帰ってプリキュア見て癒されなきゃ
陽乃「誤解は解いたからね~いちいち説明してあげて」
めぐり「ごめんね、比企谷君…はるさんから色々聞いて当時の事が分かったの」
八幡「いえ、慣れてますんで。けど雪ノ下さん、二人とも判事の知り合いじゃないですか息がかかってないとは言い切れませんよね?」
陽乃「だから完璧な部外者の川崎さんがいるじゃない?今回の裁判は陪審員が一人でも反対すれば決議のやり直しだよ~安心した?」
陽乃「残念~それがもういるんだよねぇ~入ってきてー!」
そう言うと奉仕部の部室に三人入ってきた。葉山隼人、城廻めぐり、川なんとかさん
どういう組み合わせだ?
雪乃「一応理由を聞こうかしら」
陽乃「隼人は部外者という立場で君達を見ていたからだよ、そして被告の相模、弁護人とクラスメイト…当時の状況をよく知っているしどんな人物かも知っている」
葉山「よろしく、ヒキタニ君に雪ノ下さん」
陽乃「めぐりは関係者で同じく君達を見ていたから、その上当時の生徒会長だから…んーまぁ文字通り生徒の代表かな」
雪乃「待って姉さん、城廻さんは比企谷君に対して良い印象を持っていないわまぁ彼が大抵の人に持たれてないけど」
なんで俺まで爆撃リベレートされんの?辛すぎて泣けるんだけど?帰ってプリキュア見て癒されなきゃ
陽乃「誤解は解いたからね~いちいち説明してあげて」
めぐり「ごめんね、比企谷君…はるさんから色々聞いて当時の事が分かったの」
八幡「いえ、慣れてますんで。けど雪ノ下さん、二人とも判事の知り合いじゃないですか息がかかってないとは言い切れませんよね?」
陽乃「だから完璧な部外者の川崎さんがいるじゃない?今回の裁判は陪審員が一人でも反対すれば決議のやり直しだよ~安心した?」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:59:10.53 ID:qg1f4WP20
八幡「わかりました。川崎、お前なんで?」
川崎「あんたには色々世話になったから けどその事で決議は左右しないから」
陽乃「うん!頼もしいね!お姉さん感心感心」
両人文句がなければこれで決定しますと
笑顔で言った
ちょっと準備が良すぎやしませんかねぇ
由比ヶ浜「あの…私はどうすれば……」
陽乃「あぁいたんだガ浜ちゃん!」
うちのアホの子をいじめるのは見過ごせないぞ!主に部長が
雪乃「ちょっと姉さん」
陽乃「そうだ!検事の助手って事で!」
八幡「ちょっと待ってください!そこからまず偏ってるじゃないですか!(由比ヶ浜が大した戦力になるとは思えんが)」
陽乃「この二人は君のやり方の否定派だから、それに事あるたびにボッチを誇りに思ってる君らしくもないねー?」
八幡「なら良いです、けどここから後にに助手をつけるのはアリですか?」
陽乃「出来たらね(笑) あと勝負はどちらが先に裁判で相模さんを無実を証明出来るか」
陽乃「お互いに障害は設けてあるよ
、雪乃ちゃん検事だから自分の仕事を全面に出して証明するのは出来ない。比企谷君は相模さんと仲良くないことかな」
最悪だろうか、どう弁護するかもまとまるかどうか…いやそもそもまず相模南は法廷に立てるのだろうか?
八幡「相模は法廷に立つんですか?知らないかもしれませんが彼女は今学校に……」
陽乃「あはは!もちろん知ってるよ、これは様々な奉仕部案件を解決してきた有能な比企谷君へのハンデかな
もちろん、立たなくても裁判はするよ?被告人不在は不利だよね」
川崎「あんたには色々世話になったから けどその事で決議は左右しないから」
陽乃「うん!頼もしいね!お姉さん感心感心」
両人文句がなければこれで決定しますと
笑顔で言った
ちょっと準備が良すぎやしませんかねぇ
由比ヶ浜「あの…私はどうすれば……」
陽乃「あぁいたんだガ浜ちゃん!」
うちのアホの子をいじめるのは見過ごせないぞ!主に部長が
雪乃「ちょっと姉さん」
陽乃「そうだ!検事の助手って事で!」
八幡「ちょっと待ってください!そこからまず偏ってるじゃないですか!(由比ヶ浜が大した戦力になるとは思えんが)」
陽乃「この二人は君のやり方の否定派だから、それに事あるたびにボッチを誇りに思ってる君らしくもないねー?」
八幡「なら良いです、けどここから後にに助手をつけるのはアリですか?」
陽乃「出来たらね(笑) あと勝負はどちらが先に裁判で相模さんを無実を証明出来るか」
陽乃「お互いに障害は設けてあるよ
、雪乃ちゃん検事だから自分の仕事を全面に出して証明するのは出来ない。比企谷君は相模さんと仲良くないことかな」
最悪だろうか、どう弁護するかもまとまるかどうか…いやそもそもまず相模南は法廷に立てるのだろうか?
八幡「相模は法廷に立つんですか?知らないかもしれませんが彼女は今学校に……」
陽乃「あはは!もちろん知ってるよ、これは様々な奉仕部案件を解決してきた有能な比企谷君へのハンデかな
もちろん、立たなくても裁判はするよ?被告人不在は不利だよね」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 02:01:32.42 ID:qg1f4WP20
>>19 ありがとう!
三艇身リードどころの騒ぎじゃないんですが、それは
雪乃「姉さんそれはこちらが有利すぎるわ!」
陽乃「これで負けたら恥だね雪乃ちゃん」
雪乃「なっ……」
八幡「もういい雪ノ下、俺はこの条件を飲む」
この人に意見すればどんな噂を立てられるかどうか分からない、下手な刺激は避けたい。それに雪ノ下に先に無実を証明させれば事は済む、罰ゲーム緩いのにしてくれよ?雪ノ下
すると突然、雪ノ下さんが顔を寄せてきた
ん?何?て、照れるんですけど?
陽乃「わざと負けたり…いや君が勝たなければ奉仕部に不利な噂を流すよ」ボソッ
この糞女…どこまで腐ってやがる…
負けるわけにはいかなくなった
逃げ道も潰された
由比ヶ浜「何々?なんなの?ヒッキー」
八幡「なんでもねーよ(ただの大ピンチだよ)」
陽乃「学内でする特別な裁判だから臨機応変にしたいんだよねーだから何かあればその度に弁護側検事側判事で相談して決めます…良いよね?」
雪乃「分かったわ…」
八幡「はい」
陽乃「物証は調書をまとめてその都度提出しなさい、証人は誰がくるか何人いるかを裁判が始まる前にお互いに明らかにすること…ここは公平にね」
三艇身リードどころの騒ぎじゃないんですが、それは
雪乃「姉さんそれはこちらが有利すぎるわ!」
陽乃「これで負けたら恥だね雪乃ちゃん」
雪乃「なっ……」
八幡「もういい雪ノ下、俺はこの条件を飲む」
この人に意見すればどんな噂を立てられるかどうか分からない、下手な刺激は避けたい。それに雪ノ下に先に無実を証明させれば事は済む、罰ゲーム緩いのにしてくれよ?雪ノ下
すると突然、雪ノ下さんが顔を寄せてきた
ん?何?て、照れるんですけど?
陽乃「わざと負けたり…いや君が勝たなければ奉仕部に不利な噂を流すよ」ボソッ
この糞女…どこまで腐ってやがる…
負けるわけにはいかなくなった
逃げ道も潰された
由比ヶ浜「何々?なんなの?ヒッキー」
八幡「なんでもねーよ(ただの大ピンチだよ)」
陽乃「学内でする特別な裁判だから臨機応変にしたいんだよねーだから何かあればその度に弁護側検事側判事で相談して決めます…良いよね?」
雪乃「分かったわ…」
八幡「はい」
陽乃「物証は調書をまとめてその都度提出しなさい、証人は誰がくるか何人いるかを裁判が始まる前にお互いに明らかにすること…ここは公平にね」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 02:02:05.58 ID:qg1f4WP20
八幡「裁判はいつからですか?」
陽乃「再来週、だからお互いに冬休み前の授業の短縮期間のこの一週間に準備して冬休みの最初の三日で決めます、決まらなければ予備日として二日設けています」
げげっ!冬休みの貴重な三日間が……雪ノ下さん冬休みの方が休み短いの知ってるでしょう?
陽乃「はいそこ嫌な顔しなーい!んーとまぁとりあえずこれで解散!」
陽乃「再来週、だからお互いに冬休み前の授業の短縮期間のこの一週間に準備して冬休みの最初の三日で決めます、決まらなければ予備日として二日設けています」
げげっ!冬休みの貴重な三日間が……雪ノ下さん冬休みの方が休み短いの知ってるでしょう?
陽乃「はいそこ嫌な顔しなーい!んーとまぁとりあえずこれで解散!」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 02:03:13.36 ID:qg1f4WP20
比企谷家
絶望的に面倒なことになった
奉仕部の命運は俺が勝つことにかかっている…しかも倒すべき相手は奉仕部メンバーのあいつら…いやそれよりもまず被告人さえ立ってない法廷で俺に何が出来る?今回は自分を犠牲にしても乗り切れないことだけは漠然として分かっていた…
ダメだ!考えがまとまらない…修学旅行の後のこれで俺達には誤魔化せないほどのヒビが……
小町「お兄ちゃーん!どうしたの?いつもより目が死んでるよ?」
八幡「あぁ小町か…いや何でもない…」
小町「何でも無いことないでしょ?小町は大好きなお兄ちゃんが心配なんだよ!あっ!今の小町的にポイント高い!」
八幡「……」
小町「……本当に何かあったの?」
俺は最近あった事を小町に全部話してしまった
自分だけじゃ抱えきれなかったのかもしれない、傷付くのが自分だけなら話さなかったも知れない
俺は怖かった、二人がどうなるのか
謂われもない噂にさらされてきてどんな扱いを受けるか
噂に振り回されてきた自分には痛いほど良く分かる
絶望的に面倒なことになった
奉仕部の命運は俺が勝つことにかかっている…しかも倒すべき相手は奉仕部メンバーのあいつら…いやそれよりもまず被告人さえ立ってない法廷で俺に何が出来る?今回は自分を犠牲にしても乗り切れないことだけは漠然として分かっていた…
ダメだ!考えがまとまらない…修学旅行の後のこれで俺達には誤魔化せないほどのヒビが……
小町「お兄ちゃーん!どうしたの?いつもより目が死んでるよ?」
八幡「あぁ小町か…いや何でもない…」
小町「何でも無いことないでしょ?小町は大好きなお兄ちゃんが心配なんだよ!あっ!今の小町的にポイント高い!」
八幡「……」
小町「……本当に何かあったの?」
俺は最近あった事を小町に全部話してしまった
自分だけじゃ抱えきれなかったのかもしれない、傷付くのが自分だけなら話さなかったも知れない
俺は怖かった、二人がどうなるのか
謂われもない噂にさらされてきてどんな扱いを受けるか
噂に振り回されてきた自分には痛いほど良く分かる
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 02:04:07.70 ID:qg1f4WP20
小町「きっと…二人はずっとその気持ちだったんだよ…」
八幡「…」
小町「二人だけじゃないよ…もちろん小町も…お兄ちゃんがどんどん自分に不利なことをする度に不安になってた」
八幡「すまん…」
小町「もういい加減に自覚してよ!小町は怒ってるんだからね!お兄ちゃんにはもうボッチっ言い続けるのは無理だよ!…お兄ちゃんのこと心配する人はもう他には居なかったの?」
八幡「…」
小町「昔と違ってどんなことになってもお兄ちゃんを信じて味方してくれる人はいるはずだよ…たまにはカッコいいとこ見せてよねお兄ちゃん」
八幡「ありがとな小町…」
俺もいい加減変わってみるか……他人のための非生産的な自己犠牲じゃなくてもっと他の何か…他ならぬあいつらのためにも自分自身のためにも…
戦ってみるか…
八幡「…」
小町「二人だけじゃないよ…もちろん小町も…お兄ちゃんがどんどん自分に不利なことをする度に不安になってた」
八幡「すまん…」
小町「もういい加減に自覚してよ!小町は怒ってるんだからね!お兄ちゃんにはもうボッチっ言い続けるのは無理だよ!…お兄ちゃんのこと心配する人はもう他には居なかったの?」
八幡「…」
小町「昔と違ってどんなことになってもお兄ちゃんを信じて味方してくれる人はいるはずだよ…たまにはカッコいいとこ見せてよねお兄ちゃん」
八幡「ありがとな小町…」
俺もいい加減変わってみるか……他人のための非生産的な自己犠牲じゃなくてもっと他の何か…他ならぬあいつらのためにも自分自身のためにも…
戦ってみるか…
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 02:05:36.63 ID:qg1f4WP20
翌日 奉仕部
雪乃「しばらくは部活はお休みにします」
由比ヶ浜「うん…」
八幡「あぁ……あと奉仕部の部室はお前らが使え、俺は平塚先生に空き教室を使っていいと許可を貰ってきた」
雪乃「えらく準備が良いのね」
八幡「お前の姉さんほどじゃねーよ、これから俺達は敵同士になる…だが…」
由比ヶ浜「もう!ヒッキー!そんなこと言わなくても!分かってるよ」
雪乃「ええ、また三人で…」
八幡「あぁ……じゃあ俺いくわ、待たせてる天使がいるんでね」
由比ヶ浜「ヒッキーきもーい!」
雪乃「相変わらずね」クスッ
修学旅行からはじめていつもの空気に戻った気がした
雪乃「しばらくは部活はお休みにします」
由比ヶ浜「うん…」
八幡「あぁ……あと奉仕部の部室はお前らが使え、俺は平塚先生に空き教室を使っていいと許可を貰ってきた」
雪乃「えらく準備が良いのね」
八幡「お前の姉さんほどじゃねーよ、これから俺達は敵同士になる…だが…」
由比ヶ浜「もう!ヒッキー!そんなこと言わなくても!分かってるよ」
雪乃「ええ、また三人で…」
八幡「あぁ……じゃあ俺いくわ、待たせてる天使がいるんでね」
由比ヶ浜「ヒッキーきもーい!」
雪乃「相変わらずね」クスッ
修学旅行からはじめていつもの空気に戻った気がした
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 02:07:10.92 ID:qg1f4WP20
教室
八幡「お前らにどうしても頼みたいことがある!」
戸塚「何?八幡 僕に出来ることなら」
材木座「うむ!この剣豪将軍にできぬ…」
八幡「材木座うるさい」
材木座「…」
俺はこの二人に今までの経緯を話した。
理由は伏せたが絶対に勝たなければならないことも
八幡「頼む…一人じゃ絶対に勝てない…力を貸してくれ…」
戸塚「はじめて八幡から頼ってもらえたきがする……ふふ何だか嬉しいや!なら僕は弁護人助手だね!」
八幡「ありがとう戸塚(やっぱ天使……)」
材木座「八幡やらせてください」
八幡「材木座もありがとな、お前には裁判に提出する調所を作ってもらいたい。何だかんだ最初の頃より文章書けるようになってきてるからな」
材木座「承ったっ!」
さて仲間は揃った…あとはとりあえず被告人に話をつけにいくか……
八幡「お前らにどうしても頼みたいことがある!」
戸塚「何?八幡 僕に出来ることなら」
材木座「うむ!この剣豪将軍にできぬ…」
八幡「材木座うるさい」
材木座「…」
俺はこの二人に今までの経緯を話した。
理由は伏せたが絶対に勝たなければならないことも
八幡「頼む…一人じゃ絶対に勝てない…力を貸してくれ…」
戸塚「はじめて八幡から頼ってもらえたきがする……ふふ何だか嬉しいや!なら僕は弁護人助手だね!」
八幡「ありがとう戸塚(やっぱ天使……)」
材木座「八幡やらせてください」
八幡「材木座もありがとな、お前には裁判に提出する調所を作ってもらいたい。何だかんだ最初の頃より文章書けるようになってきてるからな」
材木座「承ったっ!」
さて仲間は揃った…あとはとりあえず被告人に話をつけにいくか……
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 03:29:24.88 ID:qg1f4WP20
短縮授業中なのでいつもより早く学校を出ることになった俺と天使は早速相模宅に行くことにした。ちなみに住所は平塚先生が教えてくれた、プライバシーの問題もあるが彼女にはもうそのことを考える余裕すら難しいようだった。
いつもカッコよくて勇ましかっただけにその姿を見ていられなくて俺はすぐに俺達に当てられた教室から出てしまった。
材木座はそこで平塚先生から渡された資料を参考に調書の書き方を勉強するように頼んだ……まぁぶっちゃけ俺だけでもお腹いっぱいなのに相模にこれ以上の……なんでもない……頼んだぞ材木座!
相模宅
戸塚「それじゃあ押すよ?八幡」
八幡「あぁ、頼む」
ピンポーン
相模母「はーい、あら貴方たち総武高の?」
戸塚「はい、お休みしている南さんにプリントを届けに来ました。今南さんにお会いすることは出来ますか?」
弁護人の俺がなぜ一言も口を聞かないか?言わなくてもわかるな?…ツッコミが居ないと自虐も痛いな…
相模母「それがもうずっと部屋から出てこなくて…貴方たち何か理由を知らないかしら?先生方に聞いても濁されるばかりで……」
どうやらまだなぜ自分の娘が引きこもってるいるか知らないらしい…だがこの先生達のその場しのぎも時間の問題だろう。時間が立てばたつほど問題は取り返しがつかなくなる…
いつもカッコよくて勇ましかっただけにその姿を見ていられなくて俺はすぐに俺達に当てられた教室から出てしまった。
材木座はそこで平塚先生から渡された資料を参考に調書の書き方を勉強するように頼んだ……まぁぶっちゃけ俺だけでもお腹いっぱいなのに相模にこれ以上の……なんでもない……頼んだぞ材木座!
相模宅
戸塚「それじゃあ押すよ?八幡」
八幡「あぁ、頼む」
ピンポーン
相模母「はーい、あら貴方たち総武高の?」
戸塚「はい、お休みしている南さんにプリントを届けに来ました。今南さんにお会いすることは出来ますか?」
弁護人の俺がなぜ一言も口を聞かないか?言わなくてもわかるな?…ツッコミが居ないと自虐も痛いな…
相模母「それがもうずっと部屋から出てこなくて…貴方たち何か理由を知らないかしら?先生方に聞いても濁されるばかりで……」
どうやらまだなぜ自分の娘が引きこもってるいるか知らないらしい…だがこの先生達のその場しのぎも時間の問題だろう。時間が立てばたつほど問題は取り返しがつかなくなる…
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 03:30:08.82 ID:qg1f4WP20
相模母「それに……あの子にお客さんが来たのは今日が初めてなの、学校で友達とケンカしちゃったのかしら?…」
戸塚「え、あ、……」
戸塚は実際の問題を知っているからこそ言葉に詰まってしまった。天使のような慈愛に満ちた心だからこそ相模の友人が…取り巻きか?が一回も来ていないこと、親が何も知らずにこどもの心配しているさまに戸惑ってしまった
八幡「実は俺達は学校で生徒の学園生活を円滑に進めるべくそのお手伝いを部活動としてさせてもらっています!南さんとお話しすることで何か分かることがあるかもしれません…任せてもらえませんか?」
無愛想で卑屈を自負する俺らしくない発言に自分が一番ビックリした…
え?誰だ?俺か?これ?
相模母「あら、そうなの……お願いしてみようかしら」
一瞬、逡巡するような表情を見せたが特に考えることもなくOKを出した。この適当な感じ…文化祭での相模を思い出した、自分では何も考えずあっさり他人の意見に従う…人任せにする……
血は薄めることは出来ないな
戸塚「ビックリしたよ!あんなにペラペラ喋る八幡初めて見た気がするよ」ボソッ
相模母が部屋に案内しているときにこそっと天使が耳に息を吹き掛けてきた…くすぐったいぞっ!このっこのっ……
八幡「今回はそれだけ本気なんだ」ボソッ
自分でも戸惑ったが俺も饒舌に嘘をつけるようになったのかもな
キャラ的に無理はあるがそれに負けてられないくらい決意もかたい。
戸塚「え、あ、……」
戸塚は実際の問題を知っているからこそ言葉に詰まってしまった。天使のような慈愛に満ちた心だからこそ相模の友人が…取り巻きか?が一回も来ていないこと、親が何も知らずにこどもの心配しているさまに戸惑ってしまった
八幡「実は俺達は学校で生徒の学園生活を円滑に進めるべくそのお手伝いを部活動としてさせてもらっています!南さんとお話しすることで何か分かることがあるかもしれません…任せてもらえませんか?」
無愛想で卑屈を自負する俺らしくない発言に自分が一番ビックリした…
え?誰だ?俺か?これ?
相模母「あら、そうなの……お願いしてみようかしら」
一瞬、逡巡するような表情を見せたが特に考えることもなくOKを出した。この適当な感じ…文化祭での相模を思い出した、自分では何も考えずあっさり他人の意見に従う…人任せにする……
血は薄めることは出来ないな
戸塚「ビックリしたよ!あんなにペラペラ喋る八幡初めて見た気がするよ」ボソッ
相模母が部屋に案内しているときにこそっと天使が耳に息を吹き掛けてきた…くすぐったいぞっ!このっこのっ……
八幡「今回はそれだけ本気なんだ」ボソッ
自分でも戸惑ったが俺も饒舌に嘘をつけるようになったのかもな
キャラ的に無理はあるがそれに負けてられないくらい決意もかたい。
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 03:30:41.90 ID:qg1f4WP20
戸塚「相模さーん、クラスメイトの戸塚彩加です。プリントを届けに来ました」コンコン
返事はない。
相模の母親には原因はどうあれ親には聞かれたくこと、話しにくいことが……(以下略)
俺は饒舌になったんだ、ここには俺と天使と扉一枚隔てて相模南だけだ。
戸塚「寝てるのかな?」
困った天使も可愛い
戸塚「相模さーん」コンコン
しかし尚も返事がない。
ちょっと荒療治だがやるしかねーか
八幡「おい!相模!大事な話がある、このままだと…」
言い終わる前に相模南が帰って!と叫んだ。
慌てた母親も飛んでくる
南「帰って!比企谷ぃっ!!!またうちにっ……ひどいこと……アァ……」
金切り声とはまさにこの事だ。最後の方は息が続かなかったのだろう、発声できていなかった
長い間人と喋ってなかったらなるなる……夏休みとかな…ん?……通常授業中もか……
相模母「貴方たち!南ちゃんに何かしたのっ!?」
おっと……風向きが……
ヤバイ気配がプンプンする……
相模母「出ていって!じゃないと……」
言い終わる前に俺達は退散した
返事はない。
相模の母親には原因はどうあれ親には聞かれたくこと、話しにくいことが……(以下略)
俺は饒舌になったんだ、ここには俺と天使と扉一枚隔てて相模南だけだ。
戸塚「寝てるのかな?」
困った天使も可愛い
戸塚「相模さーん」コンコン
しかし尚も返事がない。
ちょっと荒療治だがやるしかねーか
八幡「おい!相模!大事な話がある、このままだと…」
言い終わる前に相模南が帰って!と叫んだ。
慌てた母親も飛んでくる
南「帰って!比企谷ぃっ!!!またうちにっ……ひどいこと……アァ……」
金切り声とはまさにこの事だ。最後の方は息が続かなかったのだろう、発声できていなかった
長い間人と喋ってなかったらなるなる……夏休みとかな…ん?……通常授業中もか……
相模母「貴方たち!南ちゃんに何かしたのっ!?」
おっと……風向きが……
ヤバイ気配がプンプンする……
相模母「出ていって!じゃないと……」
言い終わる前に俺達は退散した
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 03:54:12.82 ID:qg1f4WP20
近くの公園
俺達は全速力で走って逃げてきたがほぼ帰宅部(奉仕部)の俺と比べてマイエンジェル戸塚は息一つ乱していなかった。
公園のベンチでダウンしていると戸塚がマックスコーヒーを頬にあててくれた
ここから俺と彼女?のラブストーリーが……落ち着け俺、戸塚は男だ。しかもこれはラブストーリーじゃないぞサスペンスだ
戸塚「はい!弁護人!」
八幡「おぉ、サンキューな」
戸塚「でも……どうする?八幡」
明るい笑顔を曇らせて戸塚が言った。
分かっていたことだが大ピンチだ、相模南が裁判について知ってるかさえ分からなかった。このままじゃ本当に被告人不在のまま裁判の日を迎えることになるかもしれない…そうなるとあいつらは……
ダメだ……焦って思考が纏まらない…
八幡「ちょっと考えさせてくれ」
戸塚「親御さんにちゃんと事情を話して見るのはどうかな?」
八幡「ダメだ、今度の問題は大きくなりすぎているし……これ以上は……」
平塚先生も俺達奉仕部もという言葉は寸前で飲み込んだ
八幡「親がもし噂の方を信じたら今度こそ相模は出てこれなくなる……」
戸塚「でも事情を話さないと裁判まで引っ張ってくるのは難しいと思う……」
相模の友人に説得を頼むか?……いやこうなるまで来なかったあいつらが来ても相模自身は余計に疑心暗鬼になる……
くそっ……時間もない……証拠集めにすら手が届かないなんて……
男「おーい!君たちー」
知らない男が声をかけてきた
俺達は全速力で走って逃げてきたがほぼ帰宅部(奉仕部)の俺と比べてマイエンジェル戸塚は息一つ乱していなかった。
公園のベンチでダウンしていると戸塚がマックスコーヒーを頬にあててくれた
ここから俺と彼女?のラブストーリーが……落ち着け俺、戸塚は男だ。しかもこれはラブストーリーじゃないぞサスペンスだ
戸塚「はい!弁護人!」
八幡「おぉ、サンキューな」
戸塚「でも……どうする?八幡」
明るい笑顔を曇らせて戸塚が言った。
分かっていたことだが大ピンチだ、相模南が裁判について知ってるかさえ分からなかった。このままじゃ本当に被告人不在のまま裁判の日を迎えることになるかもしれない…そうなるとあいつらは……
ダメだ……焦って思考が纏まらない…
八幡「ちょっと考えさせてくれ」
戸塚「親御さんにちゃんと事情を話して見るのはどうかな?」
八幡「ダメだ、今度の問題は大きくなりすぎているし……これ以上は……」
平塚先生も俺達奉仕部もという言葉は寸前で飲み込んだ
八幡「親がもし噂の方を信じたら今度こそ相模は出てこれなくなる……」
戸塚「でも事情を話さないと裁判まで引っ張ってくるのは難しいと思う……」
相模の友人に説得を頼むか?……いやこうなるまで来なかったあいつらが来ても相模自身は余計に疑心暗鬼になる……
くそっ……時間もない……証拠集めにすら手が届かないなんて……
男「おーい!君たちー」
知らない男が声をかけてきた
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 04:52:26.32 ID:qg1f4WP20
その男は相模の父親だった。俺達は気が付かなかったが近くの部屋で話を聞いていたらしい……当たり前か、娘の心配は…娘を溺愛する父ならうちにもいる。
相模父「君は比企谷君といったね?」
八幡「はい、そうですが…」
相模父「南にしようとしていた大事な話とはなんだい?」
頭の中の危険信号がけたたましく鳴った。このままだとまずい…
八幡「実は卒業文集が早い時期に……」
相模父「嘘だね、あまり大人をなめない方がいい。実は私は記者をしていてね…人が嘘をついてるのは何となくわかるのさ」
言葉もでなかった。雪ノ下陽乃が大人を丸め込んでいるのを見て自分も出来ると思い上がっていたのだろうか……いやここで終わったら…
相模父「君は比企谷君といったね?」
八幡「はい、そうですが…」
相模父「南にしようとしていた大事な話とはなんだい?」
頭の中の危険信号がけたたましく鳴った。このままだとまずい…
八幡「実は卒業文集が早い時期に……」
相模父「嘘だね、あまり大人をなめない方がいい。実は私は記者をしていてね…人が嘘をついてるのは何となくわかるのさ」
言葉もでなかった。雪ノ下陽乃が大人を丸め込んでいるのを見て自分も出来ると思い上がっていたのだろうか……いやここで終わったら…
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 04:53:37.33 ID:qg1f4WP20
相模父「裁判だろ?」
戸塚「知っているんですかっ?」
マイエンジェル!そんな風に馬鹿正直に反応したら……
相模父「やはり本当だったんだね」
ほらな
戸塚はしまったと顔をしてから俺を見る…終わったな
相模父「娘を法廷に立たせて君たちの手伝いをさせてもらえないだろうか?」
八幡「なっ!?」
相模父「私はね今回の事を学校を通さずに色々なツテから聞いて回ったんだよ、まぁ学校から外には漏れ出てないだけで隠蔽は不可能なほど広がってるからね」
相模父は続ける
相模父「そうしたら…お恥ずかしい話だが自分の娘の情けない話を知ったよ。文化祭での事もね?でもどうやら嫌われているのは君らしい……すぐに興味を引かれたよ」
彼は世間話でもするかのように話す。
だか時間は…
相模父「あぁすまないね、でも比企谷君?そのすぐに顔に出る癖を治さないと裁判は不利だよ、弁護人助手もね」
え?俺顔に出てたのか……通りでみんな色々察しが良い訳だな小町とか小町な
戸塚「知っているんですかっ?」
マイエンジェル!そんな風に馬鹿正直に反応したら……
相模父「やはり本当だったんだね」
ほらな
戸塚はしまったと顔をしてから俺を見る…終わったな
相模父「娘を法廷に立たせて君たちの手伝いをさせてもらえないだろうか?」
八幡「なっ!?」
相模父「私はね今回の事を学校を通さずに色々なツテから聞いて回ったんだよ、まぁ学校から外には漏れ出てないだけで隠蔽は不可能なほど広がってるからね」
相模父は続ける
相模父「そうしたら…お恥ずかしい話だが自分の娘の情けない話を知ったよ。文化祭での事もね?でもどうやら嫌われているのは君らしい……すぐに興味を引かれたよ」
彼は世間話でもするかのように話す。
だか時間は…
相模父「あぁすまないね、でも比企谷君?そのすぐに顔に出る癖を治さないと裁判は不利だよ、弁護人助手もね」
え?俺顔に出てたのか……通りでみんな色々察しが良い訳だな小町とか小町な
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 04:54:44.15 ID:qg1f4WP20
相模父「明日娘を学校に行かせるよ、どこに行かせれば良いかは知っているから。あとこれが私の連絡先だ」
とスッと名刺を渡してくるので受け取った。それとと彼は言う
相模父「総武高の大きなスキャンダルにならないように私も気を配るので安心したまえ」
八幡「そんな……何から何まで……どうしてそんなに協力的なんですか?」
相模父「これは南自身が成長する大きなチャンスだからだ、人任せではなくて自分の口で無実を証明するね。父親として教えることは出来なかったがせめてそのチャンスは与えたかった…」
相模父「だから君たちには協力的なんだ、特に比企谷君…娘は君に対して失礼だったかもしれないがお願いしてもいいかな?」
八幡「はい」
今さら相模にどう思われようと関係ない、俺は自分が守りたいもののために動いてるだけだ……それはこの人も……
相模父は帰っていった
そして俺達も今日できることは思い付く分の事はしたので解散した。
明日からは相模の証言を元に証拠固めだ。
とスッと名刺を渡してくるので受け取った。それとと彼は言う
相模父「総武高の大きなスキャンダルにならないように私も気を配るので安心したまえ」
八幡「そんな……何から何まで……どうしてそんなに協力的なんですか?」
相模父「これは南自身が成長する大きなチャンスだからだ、人任せではなくて自分の口で無実を証明するね。父親として教えることは出来なかったがせめてそのチャンスは与えたかった…」
相模父「だから君たちには協力的なんだ、特に比企谷君…娘は君に対して失礼だったかもしれないがお願いしてもいいかな?」
八幡「はい」
今さら相模にどう思われようと関係ない、俺は自分が守りたいもののために動いてるだけだ……それはこの人も……
相模父は帰っていった
そして俺達も今日できることは思い付く分の事はしたので解散した。
明日からは相模の証言を元に証拠固めだ。
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 10:12:17.40 ID:qg1f4WP20
翌日 弁護人準備室
昨日、相模父が娘を学校に行かせるようにすると言っていたが教室にいるときには彼女の姿は見えなかった。もらった名刺に電話しようかと戸塚と迷っていると
彼女は来た。
南「……」ガラッ
戸塚「あっ!……相模さん」
八幡「……」
南「ウチは……ん……」
と言いかけると相模は黙ってしまった。
しかたねーなこいつは
八幡「おい!相模!お前裁判で無実を証明して疑ってきたやつらに勝ちたくねーのか?」
戸塚「ちよっ!八幡」
南「……」
八幡「少しは惨めな気持ちも分かったか?学校の誰一人味方になってくれなくて辛かったろ?だがそれもお前の責任だ…」
誤解しないでいただきたいが俺は彼女にただケンカを売っている訳ではない
昨日、相模父が娘を学校に行かせるようにすると言っていたが教室にいるときには彼女の姿は見えなかった。もらった名刺に電話しようかと戸塚と迷っていると
彼女は来た。
南「……」ガラッ
戸塚「あっ!……相模さん」
八幡「……」
南「ウチは……ん……」
と言いかけると相模は黙ってしまった。
しかたねーなこいつは
八幡「おい!相模!お前裁判で無実を証明して疑ってきたやつらに勝ちたくねーのか?」
戸塚「ちよっ!八幡」
南「……」
八幡「少しは惨めな気持ちも分かったか?学校の誰一人味方になってくれなくて辛かったろ?だがそれもお前の責任だ…」
誤解しないでいただきたいが俺は彼女にただケンカを売っている訳ではない
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 10:13:04.39 ID:qg1f4WP20
南「比企谷……そんなことしなくてもウチは法廷に立つよ」
戸塚「相模さん…」
南「昨日お父さんに怒られて初めて自分の馬鹿な振る舞いに気付けた……だから今回、誰も味方してくれなくて良かっただって…」
続きは言わなかったが、味方されたれまたその他人に任せて気づかなかったから……かな?
八幡「そうか……なら単刀直入に聞く…お前は予算を横領したか?」
南「してないっ!……」
八幡「なら安心しろ…俺がお前を信じてくれなかったやつらに勝たせてやる」
戸塚「八幡!僕もいるよ!」
八幡「あぁ!すまねーな」
南「……二人ともありがとう…」
材木座「八幡~拙者もいるんだけど?~」
相模は最初長い間喋ってなかったからゆっくりとしたペースだったが次第に元のお喋りを取り戻しどんどん裁判に役に立ちそうな話をしてくれた。彼女も自分の無実に真剣なのだろう、材木座もせっせっとメモを取っている。
すると判事から呼び声がかかった。
戸塚「相模さん…」
南「昨日お父さんに怒られて初めて自分の馬鹿な振る舞いに気付けた……だから今回、誰も味方してくれなくて良かっただって…」
続きは言わなかったが、味方されたれまたその他人に任せて気づかなかったから……かな?
八幡「そうか……なら単刀直入に聞く…お前は予算を横領したか?」
南「してないっ!……」
八幡「なら安心しろ…俺がお前を信じてくれなかったやつらに勝たせてやる」
戸塚「八幡!僕もいるよ!」
八幡「あぁ!すまねーな」
南「……二人ともありがとう…」
材木座「八幡~拙者もいるんだけど?~」
相模は最初長い間喋ってなかったからゆっくりとしたペースだったが次第に元のお喋りを取り戻しどんどん裁判に役に立ちそうな話をしてくれた。彼女も自分の無実に真剣なのだろう、材木座もせっせっとメモを取っている。
すると判事から呼び声がかかった。
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 11:38:37.22 ID:qg1f4WP20
奉仕部(検事準備室)
陽乃「やっはろー!みんないるー?」
奉仕部には雪ノ下と色んな資料を見て唸っている由比ヶ浜がいた。話とか資料が見えては不公平なので俺は彼女らと口を聞かず壁にもたれ掛かっていた
陽乃「うんうん!みんないるねっ!偉いっ」
雪乃「姉さん……私たちを集めて何のようかしら?」
陽乃「うーん、裁判の進行に偏りが出ないようにお互いの経過報告かなー」
この女が双方の控え室に顔を出せば済む話なのに集めたってことは…この人いつも裏だらけだな…
陽乃「はーい、まずは検事側!雪乃ちゃんたちは何をしてるのかな?」
雪乃「検察内容に抵触するから深くは発言しませんが横領を立証する証拠を集めているわ」
雪乃「そちらの弁護人は……助手もいないのかしら?」
由比ヶ浜「ちょっとゆきのん!」
違うんだよ由比ヶ浜、これはあいつなりのジャブってか心配のつもりなんだよ
八幡「余計なお世話だ。弁護人助手も調書を書いてくれる書記もいる。」
由比ヶ浜「ヒッキー……」
雪ノ下も声には出さないが安心した表情を見せた……がすぐに身分を思い出し元のポーカーフェイスに戻った
陽乃「やっはろー!みんないるー?」
奉仕部には雪ノ下と色んな資料を見て唸っている由比ヶ浜がいた。話とか資料が見えては不公平なので俺は彼女らと口を聞かず壁にもたれ掛かっていた
陽乃「うんうん!みんないるねっ!偉いっ」
雪乃「姉さん……私たちを集めて何のようかしら?」
陽乃「うーん、裁判の進行に偏りが出ないようにお互いの経過報告かなー」
この女が双方の控え室に顔を出せば済む話なのに集めたってことは…この人いつも裏だらけだな…
陽乃「はーい、まずは検事側!雪乃ちゃんたちは何をしてるのかな?」
雪乃「検察内容に抵触するから深くは発言しませんが横領を立証する証拠を集めているわ」
雪乃「そちらの弁護人は……助手もいないのかしら?」
由比ヶ浜「ちょっとゆきのん!」
違うんだよ由比ヶ浜、これはあいつなりのジャブってか心配のつもりなんだよ
八幡「余計なお世話だ。弁護人助手も調書を書いてくれる書記もいる。」
由比ヶ浜「ヒッキー……」
雪ノ下も声には出さないが安心した表情を見せた……がすぐに身分を思い出し元のポーカーフェイスに戻った
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 11:39:18.05 ID:qg1f4WP20
陽乃「雪乃ちゃーん?すました顔してるけど実際比企谷君の方が優勢だよー?」
雪乃「どういうことかしら?……」
陽乃「はい、検事。それは弁護人が法廷に被告人を立たせることが出来るようになったからです」
と判事らしくないのにおどけて見せた
由比ヶ浜「ヒッキー!やるじゃんっ!」
陽乃「検事助手がそんな風に余裕で大丈夫かなー?」
由比ヶ浜「……」
間髪いれずにうちのアホの子に冷水を浴びせるのやめてくれませんかねぇ
雪乃「それが弁護側の有利にどう働くのかしら?」
陽乃「検察側を裁判当日まで被告人との接触を禁じます」
ほらな?……だがな俺も大体分かってきたぜ?
八幡「判事、それだと素人の裁判です。うまいこと進まなくなると思いますよ?」
雪乃「どういうことかしら?……」
陽乃「はい、検事。それは弁護人が法廷に被告人を立たせることが出来るようになったからです」
と判事らしくないのにおどけて見せた
由比ヶ浜「ヒッキー!やるじゃんっ!」
陽乃「検事助手がそんな風に余裕で大丈夫かなー?」
由比ヶ浜「……」
間髪いれずにうちのアホの子に冷水を浴びせるのやめてくれませんかねぇ
雪乃「それが弁護側の有利にどう働くのかしら?」
陽乃「検察側を裁判当日まで被告人との接触を禁じます」
ほらな?……だがな俺も大体分かってきたぜ?
八幡「判事、それだと素人の裁判です。うまいこと進まなくなると思いますよ?」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 11:39:51.90 ID:qg1f4WP20
陽乃「それは私が調書を見て判断するから安心してください比企谷弁護人♪」
陽乃「それに……あれだけ不利だった比企谷君がちょっと優勢になったからってその都度ハンデをつけるのは雪乃ちゃんが負けたときにねー」
そんな分かりやすい挑発に乗りはしないだろうが…
雪乃「心配されなくてもそこの男に負けるつもりは毛頭ないわ…これで終わりなら二人とも帰ってちょうだい」
八幡「おいっ!雪ノ下!」
陽乃「ん?なーにー?」
八幡「あんたじゃないですよ!……裁判は公平にするんじゃないのか?」
雪乃「これ以上貴方に負けたくないから……」ボソッ
陽乃「はーい!以上で経過報告を終わりにしまーす!」
陽乃「それに……あれだけ不利だった比企谷君がちょっと優勢になったからってその都度ハンデをつけるのは雪乃ちゃんが負けたときにねー」
そんな分かりやすい挑発に乗りはしないだろうが…
雪乃「心配されなくてもそこの男に負けるつもりは毛頭ないわ…これで終わりなら二人とも帰ってちょうだい」
八幡「おいっ!雪ノ下!」
陽乃「ん?なーにー?」
八幡「あんたじゃないですよ!……裁判は公平にするんじゃないのか?」
雪乃「これ以上貴方に負けたくないから……」ボソッ
陽乃「はーい!以上で経過報告を終わりにしまーす!」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 11:40:37.72 ID:qg1f4WP20
八幡「ちょっと!雪ノ下さん!」
経過報告の後、颯爽と出ていった判事を追いかける
陽乃「お義姉さんか判事って言ってくれないと返事してあげないよ~?」
八幡「では判事、あなたは雪ノ下雪乃を焚き付けて本気にさせるためだけに経過報告を開きましたね?」
陽乃「もうっ!釣れないねー比企谷君は…まぁご明察かなー」
陽乃「だって私は君達が本気で戦ってどちらが勝つか見てみたいもーん」
この人は……どこまで……
いやこれじゃあ駄目だ…顔に出すな俺…
八幡「良いでしょう、このまま本気であなたの手のひらで踊ってあげます。……だが人をオモチャにしたツケはいつか必ず払ってもらう」
って俺のバカっ!……抑えようとしたけどやっぱり一朝一夕じゃ無理だったぜ小町…
陽乃「おぉこわ……まっ!それじゃあ当日まで頑張ってちょうだいねー!」
これで俺は雪ノ下姉妹に宣戦布告をすることになっちまった……俺大丈夫かな?
それに雪ノ下も今回の勝負に思ったよりも何かを本気でかけてきている。何かは分かるようで分からないが
経過報告の後、颯爽と出ていった判事を追いかける
陽乃「お義姉さんか判事って言ってくれないと返事してあげないよ~?」
八幡「では判事、あなたは雪ノ下雪乃を焚き付けて本気にさせるためだけに経過報告を開きましたね?」
陽乃「もうっ!釣れないねー比企谷君は…まぁご明察かなー」
陽乃「だって私は君達が本気で戦ってどちらが勝つか見てみたいもーん」
この人は……どこまで……
いやこれじゃあ駄目だ…顔に出すな俺…
八幡「良いでしょう、このまま本気であなたの手のひらで踊ってあげます。……だが人をオモチャにしたツケはいつか必ず払ってもらう」
って俺のバカっ!……抑えようとしたけどやっぱり一朝一夕じゃ無理だったぜ小町…
陽乃「おぉこわ……まっ!それじゃあ当日まで頑張ってちょうだいねー!」
これで俺は雪ノ下姉妹に宣戦布告をすることになっちまった……俺大丈夫かな?
それに雪ノ下も今回の勝負に思ったよりも何かを本気でかけてきている。何かは分かるようで分からないが
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 11:41:25.05 ID:qg1f4WP20
裁判当日 弁護人控え室
短縮授業を終えて裁判まではあっという間だった。俺達弁護側はあれからどうにか形にまでは持っていくことが出来た……俺一人じゃ到底出来なかったことだ。戸塚はもちろん材木座…それに相模にも感謝している。……小町に言われなかったら一生気づかなかったかもな
経過報告はあの一度きりだったが判事が毎日きて調書を確認していたので問題はないのだろう、材木座が書けてないときに雪ノ下さんの笑顔の重圧が半端じゃなくて激ヤセしたけどな材木座
戸塚「それじゃいこうか弁護人」
八幡「ああっ……その前に戸塚……」
戸塚「待って八幡、その言葉は全部終わってから受けとるよ」
この短期間で俺と戸塚は何も言わなくても通じるくらい仲良くなった
これも俺が求めている物の一つの形なのかもしれない…
八幡「分かった、最後までよろしくお願いします弁護人助手」
戸塚「うんっ!」
女なら…いや誰でも恋に落とせてしまいそうな良い笑顔だったとだけ言っておこう。
短縮授業を終えて裁判まではあっという間だった。俺達弁護側はあれからどうにか形にまでは持っていくことが出来た……俺一人じゃ到底出来なかったことだ。戸塚はもちろん材木座…それに相模にも感謝している。……小町に言われなかったら一生気づかなかったかもな
経過報告はあの一度きりだったが判事が毎日きて調書を確認していたので問題はないのだろう、材木座が書けてないときに雪ノ下さんの笑顔の重圧が半端じゃなくて激ヤセしたけどな材木座
戸塚「それじゃいこうか弁護人」
八幡「ああっ……その前に戸塚……」
戸塚「待って八幡、その言葉は全部終わってから受けとるよ」
この短期間で俺と戸塚は何も言わなくても通じるくらい仲良くなった
これも俺が求めている物の一つの形なのかもしれない…
八幡「分かった、最後までよろしくお願いします弁護人助手」
戸塚「うんっ!」
女なら…いや誰でも恋に落とせてしまいそうな良い笑顔だったとだけ言っておこう。
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 11:42:04.79 ID:qg1f4WP20
体育館
どうやら会場は新しい生徒会長が判事に重圧をかけられ運動部を引っ張ってきて用意させた物らしい。本人は他校とやるクリスマス会なんかより面白いと息巻いてたそうだが…
机に弁護側とある方の椅子を見つけたのでそちらに座る。ふと視線をあげると検事側ももう来ていたようだ。いつになく真剣な由比ヶ浜とどことなくかげりがある雪ノ下を見つけた……雪ノ下の様子が気になるがこちらもそんなに余裕はない。
向こうは綺麗にファイリングされたバインダーを持っているようだったがこっちはクリアファイルにバラバラにまとめてある…整理してなかったわけじゃないがいつの間にかこうなってた
陽乃「はーい、静粛に」
と言いながら判事は入ってきた
傍聴席にいた委員会のやつらも静かになる……ん?あそこにいる大人は相模父と平塚先生か?……先生は立場がないのか顔を伏せている、相模父は俺と目が合うとさりげなく手をあげたので俺も会釈する
どうやら会場は新しい生徒会長が判事に重圧をかけられ運動部を引っ張ってきて用意させた物らしい。本人は他校とやるクリスマス会なんかより面白いと息巻いてたそうだが…
机に弁護側とある方の椅子を見つけたのでそちらに座る。ふと視線をあげると検事側ももう来ていたようだ。いつになく真剣な由比ヶ浜とどことなくかげりがある雪ノ下を見つけた……雪ノ下の様子が気になるがこちらもそんなに余裕はない。
向こうは綺麗にファイリングされたバインダーを持っているようだったがこっちはクリアファイルにバラバラにまとめてある…整理してなかったわけじゃないがいつの間にかこうなってた
陽乃「はーい、静粛に」
と言いながら判事は入ってきた
傍聴席にいた委員会のやつらも静かになる……ん?あそこにいる大人は相模父と平塚先生か?……先生は立場がないのか顔を伏せている、相模父は俺と目が合うとさりげなく手をあげたので俺も会釈する
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 11:42:39.73 ID:qg1f4WP20
陽乃「それでは傍聴席に向けてこの学内裁判について説明をさせていただきます、この学内裁判の目的は真実を明らかにすることです。ですからどのような結果になっても誰も罰する権利を持ちません」
傍聴席は聞き入っている
陽乃「三名の陪審員はこれからの審理に予断と偏見をもたず耳を傾け合理的、客観的に判断を下す義務があります。既にこの事については三名とも深く理解しています」
陽乃「また裁判を邪魔するものがあれば判事の権限の下、即刻退廷してもらいます。そしてこの裁判は学内で学生がする裁判です、不足の事態があれば判事検事弁護人で話し合い、臨機応変に対応していきます」
戸塚と目が合う、俺も頷く
向こうの席で由比ヶ浜が雪ノ下の肩を叩き雪ノ下は目を閉じている
さぁいよいよだ…
陽乃「それでは開廷します」
傍聴席は聞き入っている
陽乃「三名の陪審員はこれからの審理に予断と偏見をもたず耳を傾け合理的、客観的に判断を下す義務があります。既にこの事については三名とも深く理解しています」
陽乃「また裁判を邪魔するものがあれば判事の権限の下、即刻退廷してもらいます。そしてこの裁判は学内で学生がする裁判です、不足の事態があれば判事検事弁護人で話し合い、臨機応変に対応していきます」
戸塚と目が合う、俺も頷く
向こうの席で由比ヶ浜が雪ノ下の肩を叩き雪ノ下は目を閉じている
さぁいよいよだ…
陽乃「それでは開廷します」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 19:22:20.37 ID:qg1f4WP20
陽乃「それではまず検事から事件の概要を説明してください」
雪乃「はい、この事件は文化祭で被告人である相模南さんが予算を横領したという告発文が届いたことから始まりました。よって争点は相模南さんが横領したかの事実についてになります」
陽乃「被告人に確認します、あなたは相模南さんで間違いありませんね?」
南「……は、はい……あっあのウチは……」
陽乃「静粛に、判事の許可なく発言することは許しません。わかりましたね?」
南「は、はい……」
黙ってうつむく相模
誰にでもタメ口をきく雪ノ下さんが敬語を使っているとなんだか怖いんですけど…
陽乃「被告人、あなたには黙秘権があります。答えたくないことがあれば答える必要はありません…最後に、あなたにはこの事件について意見を述べることが出来ます。何かありますか?」
南「ウチは……横領なんてしていません」
傍聴席からクスクス笑うような声が聞こえた
陽乃「静粛に、次はないよ」
凍るような笑みをたたえて彼女は言った
一人の少女の言葉に傍聴席は静になった。雪ノ下陽乃のこの学校での影響力の大きさに改めて戦慄した……おっかねーんだよなぁいちいち
陽乃「では、まず検察から冒頭陳述を始めてください」
雪乃「はい、この事件は文化祭で被告人である相模南さんが予算を横領したという告発文が届いたことから始まりました。よって争点は相模南さんが横領したかの事実についてになります」
陽乃「被告人に確認します、あなたは相模南さんで間違いありませんね?」
南「……は、はい……あっあのウチは……」
陽乃「静粛に、判事の許可なく発言することは許しません。わかりましたね?」
南「は、はい……」
黙ってうつむく相模
誰にでもタメ口をきく雪ノ下さんが敬語を使っているとなんだか怖いんですけど…
陽乃「被告人、あなたには黙秘権があります。答えたくないことがあれば答える必要はありません…最後に、あなたにはこの事件について意見を述べることが出来ます。何かありますか?」
南「ウチは……横領なんてしていません」
傍聴席からクスクス笑うような声が聞こえた
陽乃「静粛に、次はないよ」
凍るような笑みをたたえて彼女は言った
一人の少女の言葉に傍聴席は静になった。雪ノ下陽乃のこの学校での影響力の大きさに改めて戦慄した……おっかねーんだよなぁいちいち
陽乃「では、まず検察から冒頭陳述を始めてください」
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 19:23:04.01 ID:qg1f4WP20
雪乃「最初の証拠品として事件の発端となった告発文を提出します。またこの告発文は確認できるだけで数十枚ほどありますがここで提出する告発文は奉仕部宛に届けられた一枚のみを便宜上告発文代表として提出します」
検事助手の由比ヶ浜が判事の雪ノ下さんに告発文とそれについての調書の紙を渡す
陽乃「確認しました」
雪乃「判事、本来の裁判と違い学内裁判なので自由が効くはずです。この後すぐに被告人質問をしてもよろしいでしょうか?」
陽乃「弁護人」
判事が確認の意を求めてこちらを見る
まぁここで順番は入れ換えられても不利にはならないか……戸塚にも確認する
アイコンタクトで大丈夫そうだとそう言うと戸塚も真剣な目で頷く
八幡「はい、かまいません」
雪乃「では、……相模南さん、今から被告人質問をを行います。先ほど判事が説明した通りあなたには黙秘権が認められています…リラックスして答えてください」
南「……はい」
雪乃「何度も繰り返すようになってすみませんがこの告発文は真実ですか?」ニコッ
雪ノ下がリラックスさせようと微笑みながら聞いた……その顔はもっと違うときに見たかったね
そしてこの笑顔は被告人の動揺を誘う罠だ……だがこちらに有利な手札を切ってないわけがないだろ
検事助手の由比ヶ浜が判事の雪ノ下さんに告発文とそれについての調書の紙を渡す
陽乃「確認しました」
雪乃「判事、本来の裁判と違い学内裁判なので自由が効くはずです。この後すぐに被告人質問をしてもよろしいでしょうか?」
陽乃「弁護人」
判事が確認の意を求めてこちらを見る
まぁここで順番は入れ換えられても不利にはならないか……戸塚にも確認する
アイコンタクトで大丈夫そうだとそう言うと戸塚も真剣な目で頷く
八幡「はい、かまいません」
雪乃「では、……相模南さん、今から被告人質問をを行います。先ほど判事が説明した通りあなたには黙秘権が認められています…リラックスして答えてください」
南「……はい」
雪乃「何度も繰り返すようになってすみませんがこの告発文は真実ですか?」ニコッ
雪ノ下がリラックスさせようと微笑みながら聞いた……その顔はもっと違うときに見たかったね
そしてこの笑顔は被告人の動揺を誘う罠だ……だがこちらに有利な手札を切ってないわけがないだろ
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 19:23:45.06 ID:qg1f4WP20
南「いいえ、違います。私は横領なんてしていません。」
今までのおどおどした頼りげのない姿と一転して毅然として答える相模
こっちはずっと被告人といたんだ、裁判で傍聴席に向けての芝居の稽古くらいつけてるさ
戸塚「相模さん…あの分だと大丈夫そうだね」ボソッ
八幡「あぁ」ボソッ
さぁ動揺を誘えないと分かったら氷の女王はどうしかけてくるかね…
今までのおどおどした頼りげのない姿と一転して毅然として答える相模
こっちはずっと被告人といたんだ、裁判で傍聴席に向けての芝居の稽古くらいつけてるさ
戸塚「相模さん…あの分だと大丈夫そうだね」ボソッ
八幡「あぁ」ボソッ
さぁ動揺を誘えないと分かったら氷の女王はどうしかけてくるかね…
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 19:24:52.70 ID:qg1f4WP20
雪乃「そうですか、続けて質問です。この告発文に心当たりはありますか?」
南「ウチ…わ、私の所には届いていません」
芝居にボロが出ないように意識してるあまりちょっとおかしくなっちまってるな
それに相模は大勢の前で話すのはトラウマがある…
安心して見れると思ったが目が離せない
雪乃「いえ、そういう意味ではありません。」ニコ
雪乃「あなたを貶めようとこんな告発文に書いてくるような人間に心当たりがありませんかと聞いたのです」
南「こ、心当たりはありません」
これも想定内の質問だ
雪乃「この告発文は直線文字で書かれているので誰が書いたものか、送ったものかはわかりません……しかし数十枚もあると相当な物だと思いませんか?」
南「……何がですか?」
雪乃「あなたへの恨みです。」
傍聴席が少しざわつくが思い出したかのようにすぐにおさまる
南「ウチ…わ、私の所には届いていません」
芝居にボロが出ないように意識してるあまりちょっとおかしくなっちまってるな
それに相模は大勢の前で話すのはトラウマがある…
安心して見れると思ったが目が離せない
雪乃「いえ、そういう意味ではありません。」ニコ
雪乃「あなたを貶めようとこんな告発文に書いてくるような人間に心当たりがありませんかと聞いたのです」
南「こ、心当たりはありません」
これも想定内の質問だ
雪乃「この告発文は直線文字で書かれているので誰が書いたものか、送ったものかはわかりません……しかし数十枚もあると相当な物だと思いませんか?」
南「……何がですか?」
雪乃「あなたへの恨みです。」
傍聴席が少しざわつくが思い出したかのようにすぐにおさまる
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 19:27:09.47 ID:qg1f4WP20
雪乃「あなたの文化祭での振る舞いを見ればあなたへの恨みを募らせる人はいると思うのだけれど」
南「……」
八幡「判事!検事は陪審員に被告人の悪印象を誘発しています」
陽乃「そうね、異議を認めます。検事は質問を変えるように」
おっとアブねぇ…この勝負は陪審員三人を納得させる事だ。俺は相模の無実、雪ノ下は有罪から攻めて無罪を示す。
雪ノ下はこのまま相模を告発文が送られてしまってもしかたのない性格だと陪審員に思わせるつもりだったのだ、だがその武器は……
雪乃「わかりました、では質問です。横領をしていないと言いましたがあなたはそれを確認できるほど文化祭に関わっていましたか?」
南「……どう意味ですか?」
雪乃「言葉通りの意味です、判事。ここで一人証人を召喚したいのだけれど?」
陽乃「何故でしょうか?」
雪乃「この先に行くにあたって横領の有無を示す重要な証言をしてもらうためです」
陽乃「良いでしょう。証人は入ってきてください」
そうすると少し緊張したような、だがどこか面白がっているような女子が体育館に入ってきて証人席にたった
雪ノ下、由比ヶ浜、検事側の始めての証人だ。その女子は確か相模の取り巻きで名前は……ゆっこ……だったか?
南「……」
八幡「判事!検事は陪審員に被告人の悪印象を誘発しています」
陽乃「そうね、異議を認めます。検事は質問を変えるように」
おっとアブねぇ…この勝負は陪審員三人を納得させる事だ。俺は相模の無実、雪ノ下は有罪から攻めて無罪を示す。
雪ノ下はこのまま相模を告発文が送られてしまってもしかたのない性格だと陪審員に思わせるつもりだったのだ、だがその武器は……
雪乃「わかりました、では質問です。横領をしていないと言いましたがあなたはそれを確認できるほど文化祭に関わっていましたか?」
南「……どう意味ですか?」
雪乃「言葉通りの意味です、判事。ここで一人証人を召喚したいのだけれど?」
陽乃「何故でしょうか?」
雪乃「この先に行くにあたって横領の有無を示す重要な証言をしてもらうためです」
陽乃「良いでしょう。証人は入ってきてください」
そうすると少し緊張したような、だがどこか面白がっているような女子が体育館に入ってきて証人席にたった
雪ノ下、由比ヶ浜、検事側の始めての証人だ。その女子は確か相模の取り巻きで名前は……ゆっこ……だったか?
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 19:27:55.20 ID:qg1f4WP20
雪乃「証人に質問を始めます、あなたはそこにいる被告人 相模南さんと友人でしょうか?」
ゆっこ「はい」
雪乃「普段から一緒にいると言うことですね?文化祭開催前の時からそうでしたか?」
ゆっこ「はい…」フフ
どうやら芝居をつけてきたのはこちらだけではないらしいな
だが雪ノ下、ここからどうするつもりだ?
雪乃「文化祭の準備期間も一緒にいたと言うことはあなたは委員でもしていたのでしょうか?」
ゆっこ「いいえ」
雪乃「それではあなたは委員でもないのにずっと文化祭の準備に取り組んでいたことになりますね?」
ゆっこ「いいえ、違います」
雪乃「どういうことでしょうか?」
白々しく雪ノ下が質問する
ゆっこ「はい」
雪乃「普段から一緒にいると言うことですね?文化祭開催前の時からそうでしたか?」
ゆっこ「はい…」フフ
どうやら芝居をつけてきたのはこちらだけではないらしいな
だが雪ノ下、ここからどうするつもりだ?
雪乃「文化祭の準備期間も一緒にいたと言うことはあなたは委員でもしていたのでしょうか?」
ゆっこ「いいえ」
雪乃「それではあなたは委員でもないのにずっと文化祭の準備に取り組んでいたことになりますね?」
ゆっこ「いいえ、違います」
雪乃「どういうことでしょうか?」
白々しく雪ノ下が質問する
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 19:28:40.94 ID:qg1f4WP20
ゆっこ「相模さんと私は文化祭の準備に参加していませんでした。途中で委員長の判を他人に渡すなんてこともありました」
雪乃「つまり相模さんは横領左右できる立場にはあったが場所にはいなかったというこでしょうか?」
八幡「判事!検事は誘導しています」
陽乃「異議を却下します」
くそっ……このまま雪ノ下ペースで進んだらあいつが先にゴールしちまう……
雪乃「陪審員の皆さん、この事をよく記憶しておいてください。文化祭で横領の可能性はあったが相模さんは関係のない可能性が出てきました」
以上で証人質問を終わりますと彼女は締めた、やっぱり雪ノ下は手強い……横領の可能性を残して検事としての形は崩さずその上で相模の無実を証明してきた。
横領の有無は俺達に証明させるつもりだろう。両方もちろんないのだからこれで王手だ…が、彼女が勝てば…
戸塚も不安そうに見てくる
雪乃「つまり相模さんは横領左右できる立場にはあったが場所にはいなかったというこでしょうか?」
八幡「判事!検事は誘導しています」
陽乃「異議を却下します」
くそっ……このまま雪ノ下ペースで進んだらあいつが先にゴールしちまう……
雪乃「陪審員の皆さん、この事をよく記憶しておいてください。文化祭で横領の可能性はあったが相模さんは関係のない可能性が出てきました」
以上で証人質問を終わりますと彼女は締めた、やっぱり雪ノ下は手強い……横領の可能性を残して検事としての形は崩さずその上で相模の無実を証明してきた。
横領の有無は俺達に証明させるつもりだろう。両方もちろんないのだからこれで王手だ…が、彼女が勝てば…
戸塚も不安そうに見てくる
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 21:53:47.51 ID:qg1f4WP20
陽乃「では次に弁護人、反論があれば証拠を提出してください」
八幡「はい(焦るな……まずはペース をこちらに引き込む…)」
八幡「その前にひとつ良いでしょうか?」
陽乃「どうぞ」
八幡「弁護側から少し認識の違いを指摘させていただきます。事件と言う言葉にはかなり語弊があります」
八幡「そもそも先程雪ノ下検事が指摘した通り告発文が誰が出したかを知ることは出来ません…つまり誰にでも出せたと言うことです。その証拠に文化祭の宣伝のためネットはおろか地域の広報紙にまで委員長の相模さんの名前は載っています」
その証拠と材木座が用意した調書を戸塚が判事に渡しにいく
陽乃「はい、確認しました」
八幡「はい(焦るな……まずはペース をこちらに引き込む…)」
八幡「その前にひとつ良いでしょうか?」
陽乃「どうぞ」
八幡「弁護側から少し認識の違いを指摘させていただきます。事件と言う言葉にはかなり語弊があります」
八幡「そもそも先程雪ノ下検事が指摘した通り告発文が誰が出したかを知ることは出来ません…つまり誰にでも出せたと言うことです。その証拠に文化祭の宣伝のためネットはおろか地域の広報紙にまで委員長の相模さんの名前は載っています」
その証拠と材木座が用意した調書を戸塚が判事に渡しにいく
陽乃「はい、確認しました」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 21:54:20.36 ID:qg1f4WP20
よし!巻き返すならここだ
八幡「ここにいる全ての皆さんにいえることがあります。これは告発状という誰にでも出来たイタズラが不幸にも事件と言う言葉で肥大かしてしまったに過ぎません、つまり空想です」
八幡「判事も検事も事件と言う言葉にのぼせあがってるのではありませんか?」
雪乃「ちょっと……」
陽乃「法廷に不適切な発言は慎みなさい」
ピシャリと撥ね付けられてしまったが、これでいきすぎた雪ノ下の先行を少しでも食い止めたはすだ……だがこんなのはその場しのぎにしかならない
八幡「もし仮に横領なんてものが存在するのならば雪ノ下検事が一番密接に関わっているはずです。何故なら委員長の判を渡されたのは他ならぬ彼女だからです」
陪審員の川崎は知らなかったのか驚いた顔をした。傍聴席も若干のざわめきを見せた……
八幡「検事側で横領の可能性を示唆した証言がでましたが雪ノ下検事が一番怪しくはありませんか?」
雪乃「判事!弁護人は憶測で物を喋っています!」
陽乃「異議を認めます」
由比ヶ浜も怒ったような悲しんでるような目で俺を見てくる……すまんが二人とも…これも勝つためなんだ
雪ノ下への嫌疑は俺が責任を持って晴らす
戸塚とは打ち合わせをしていたが出来ればここからは攻めたくなかった、戸塚は顔を伏せている
八幡「判事、一度陪審員の皆さんには客観的に判断してもらうために時間を開けることを提案します」
陽乃「検事」
雪乃「か、かまいません」
雪ノ下には自分が予算を動かしていただけに自分の無実は急には証明しづらい…
そのカードはこちら側なら使えるがな
陽乃「一日目の裁判はこれにて閉廷いたします、続きはまた明日14時開廷ととなります」
八幡「ここにいる全ての皆さんにいえることがあります。これは告発状という誰にでも出来たイタズラが不幸にも事件と言う言葉で肥大かしてしまったに過ぎません、つまり空想です」
八幡「判事も検事も事件と言う言葉にのぼせあがってるのではありませんか?」
雪乃「ちょっと……」
陽乃「法廷に不適切な発言は慎みなさい」
ピシャリと撥ね付けられてしまったが、これでいきすぎた雪ノ下の先行を少しでも食い止めたはすだ……だがこんなのはその場しのぎにしかならない
八幡「もし仮に横領なんてものが存在するのならば雪ノ下検事が一番密接に関わっているはずです。何故なら委員長の判を渡されたのは他ならぬ彼女だからです」
陪審員の川崎は知らなかったのか驚いた顔をした。傍聴席も若干のざわめきを見せた……
八幡「検事側で横領の可能性を示唆した証言がでましたが雪ノ下検事が一番怪しくはありませんか?」
雪乃「判事!弁護人は憶測で物を喋っています!」
陽乃「異議を認めます」
由比ヶ浜も怒ったような悲しんでるような目で俺を見てくる……すまんが二人とも…これも勝つためなんだ
雪ノ下への嫌疑は俺が責任を持って晴らす
戸塚とは打ち合わせをしていたが出来ればここからは攻めたくなかった、戸塚は顔を伏せている
八幡「判事、一度陪審員の皆さんには客観的に判断してもらうために時間を開けることを提案します」
陽乃「検事」
雪乃「か、かまいません」
雪ノ下には自分が予算を動かしていただけに自分の無実は急には証明しづらい…
そのカードはこちら側なら使えるがな
陽乃「一日目の裁判はこれにて閉廷いたします、続きはまた明日14時開廷ととなります」
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 07:19:06.58 ID:oRTYGfwh0
弁護人控え室
戸塚「結局こうなっちゃったね」
八幡「あぁ、あいつには一度でも疑いがかかるようなマネはしたくはなかったが」
だが自分で横領の可能性を示す横領犯などどこにいる?雪ノ下の疑いはすぐにとける。その上こちらには雪ノ下が使えない予算と領収証の証拠品がある
戸塚「一瞬ヒヤッとしたけどこれでこちらが有利になったね」
弁護の最初にイタズラと宣言したから、
この予算、領収証を出せば一気に相模の無実と雪ノ下の無実を証明できるが時間をあけたのはこれが陪審員への印象戦だからだ
あのまま一気に証拠品を突きつけていれば全体的に嘘臭くなってしまう、それに彼ら自身にも整理する時間は必要だ…
戸塚「結局こうなっちゃったね」
八幡「あぁ、あいつには一度でも疑いがかかるようなマネはしたくはなかったが」
だが自分で横領の可能性を示す横領犯などどこにいる?雪ノ下の疑いはすぐにとける。その上こちらには雪ノ下が使えない予算と領収証の証拠品がある
戸塚「一瞬ヒヤッとしたけどこれでこちらが有利になったね」
弁護の最初にイタズラと宣言したから、
この予算、領収証を出せば一気に相模の無実と雪ノ下の無実を証明できるが時間をあけたのはこれが陪審員への印象戦だからだ
あのまま一気に証拠品を突きつけていれば全体的に嘘臭くなってしまう、それに彼ら自身にも整理する時間は必要だ…
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 07:20:27.49 ID:oRTYGfwh0
陪審員控え室
めぐり「解散する前にあたしたち陪審員で事件について考えてみない?」
葉山「そうですね」
川崎「かまわないよ」
めぐり「比企谷君は事件とはいえないと言ってたけどやっぱり便利だから…事件って使うね」
葉山「そう、それなんだ!」
川崎めぐり「?」
葉山「川崎さん、相模さんは文化祭の締めの挨拶で失敗したことは覚えてるかい?」
川崎「あぁ、まぁ聞けたもんじゃなかったね」
葉山「つまりこういうことを言うのはなんだが証人の発言にあった通り相模さんはほとんど文化祭には関わらず遊び歩いていたんだ」
葉山「しかも告発状は数十枚全て委員に届けられている……だから全員がおもしろがって噂した」
川崎「つまりああなったのは身から出た錆ってことかい?」
めぐり「……」
葉山「そういう見方も出来ると言いたかったんだ」
めぐり「明日の裁判はこのままどう進むんだろうね?」
川崎「今日はあたしには雪ノ下が優勢に見えたけどね…あいつはなんからしくなかった…」
葉山「雪乃ちゃ……雪ノ下検事が横領に関して一番怪しいと言っても彼自身がそんなはずはないと知っているからね。なにか策があってなんだろう」
めぐり「解散する前にあたしたち陪審員で事件について考えてみない?」
葉山「そうですね」
川崎「かまわないよ」
めぐり「比企谷君は事件とはいえないと言ってたけどやっぱり便利だから…事件って使うね」
葉山「そう、それなんだ!」
川崎めぐり「?」
葉山「川崎さん、相模さんは文化祭の締めの挨拶で失敗したことは覚えてるかい?」
川崎「あぁ、まぁ聞けたもんじゃなかったね」
葉山「つまりこういうことを言うのはなんだが証人の発言にあった通り相模さんはほとんど文化祭には関わらず遊び歩いていたんだ」
葉山「しかも告発状は数十枚全て委員に届けられている……だから全員がおもしろがって噂した」
川崎「つまりああなったのは身から出た錆ってことかい?」
めぐり「……」
葉山「そういう見方も出来ると言いたかったんだ」
めぐり「明日の裁判はこのままどう進むんだろうね?」
川崎「今日はあたしには雪ノ下が優勢に見えたけどね…あいつはなんからしくなかった…」
葉山「雪乃ちゃ……雪ノ下検事が横領に関して一番怪しいと言っても彼自身がそんなはずはないと知っているからね。なにか策があってなんだろう」
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 07:21:46.10 ID:oRTYGfwh0
検事控え室(奉仕部部室)
由比ヶ浜「ゆきのん……どうするの?」
雪乃「由比ヶ浜さん…よく聞いてちょうだい」
雪乃「彼は明日領収証と予算を証拠品にして使ってくるつもりよ、このままだと彼に負けてしまうわ…」
由比ヶ浜「ゆきのん…負けてもヒッキーもそんな無茶な命令はしてこないよ」
雪乃「そういう問題じゃないのよこれは、これは私たち二人の問題よ…」
由比ヶ浜「…どういうこと?」
雪乃「主義主張の問題よ、私たちは三人で奉仕部だけれど解決したり傷つくのはいつも彼一人……今している文化祭の時もそう、修学旅行のときもそう……彼を止めることはできなかった…」
由比ヶ浜「……」
雪乃「私たちがこの裁判に勝つことで初めて彼のやり方について意見できるのよ…今までは何を言っても解決した彼への当て付けにしかなってなかったもの…」グスッ
由比ヶ浜「ゆきのんっ!」ダキッ
雪乃「だから勝つためにはなんでもするわ……協力してちょうだい」
由比ヶ浜「ゆきのん……どうするの?」
雪乃「由比ヶ浜さん…よく聞いてちょうだい」
雪乃「彼は明日領収証と予算を証拠品にして使ってくるつもりよ、このままだと彼に負けてしまうわ…」
由比ヶ浜「ゆきのん…負けてもヒッキーもそんな無茶な命令はしてこないよ」
雪乃「そういう問題じゃないのよこれは、これは私たち二人の問題よ…」
由比ヶ浜「…どういうこと?」
雪乃「主義主張の問題よ、私たちは三人で奉仕部だけれど解決したり傷つくのはいつも彼一人……今している文化祭の時もそう、修学旅行のときもそう……彼を止めることはできなかった…」
由比ヶ浜「……」
雪乃「私たちがこの裁判に勝つことで初めて彼のやり方について意見できるのよ…今までは何を言っても解決した彼への当て付けにしかなってなかったもの…」グスッ
由比ヶ浜「ゆきのんっ!」ダキッ
雪乃「だから勝つためにはなんでもするわ……協力してちょうだい」
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 17:46:33.74 ID:oRTYGfwh0
体育館 裁判二日目
陽乃「それでは定刻となりましたので開廷します」
先手必勝
雪ノ下、悪いが勝たせてもらうぞ
八幡「判事!横領に関しての重要な証拠を提出させてもらいます」
陽乃「はい、どう…」
と判事が言い終わる前に雪ノ下が待ったをかけた
雪乃「横領を認めます。」
一瞬、会場が静かになったあと傍聴席から騒然とした
陽乃「静粛に」
なんだと?……どういうことだ?…横領なんて存在しないと奉仕部全員で確認しただろうが!何をいっている?
陽乃「検事、横領を認めるとはどういうことですか?」
雪乃「言葉通り私が横領しました。」
八幡「横領なんてありえないだろうがっ!雪ノ下ぁ!」
思わず立ち上がって叫んでいた
陽乃「静粛にしなさい比企谷弁護人」
戸塚に押さえられ席に座る
なんだ?……あの雪ノ下雪乃がまた嘘をついている?……何故?
由比ヶ浜に動揺している姿は見られなかった…知っていたのか?由比ヶ浜?
陽乃「それでは定刻となりましたので開廷します」
先手必勝
雪ノ下、悪いが勝たせてもらうぞ
八幡「判事!横領に関しての重要な証拠を提出させてもらいます」
陽乃「はい、どう…」
と判事が言い終わる前に雪ノ下が待ったをかけた
雪乃「横領を認めます。」
一瞬、会場が静かになったあと傍聴席から騒然とした
陽乃「静粛に」
なんだと?……どういうことだ?…横領なんて存在しないと奉仕部全員で確認しただろうが!何をいっている?
陽乃「検事、横領を認めるとはどういうことですか?」
雪乃「言葉通り私が横領しました。」
八幡「横領なんてありえないだろうがっ!雪ノ下ぁ!」
思わず立ち上がって叫んでいた
陽乃「静粛にしなさい比企谷弁護人」
戸塚に押さえられ席に座る
なんだ?……あの雪ノ下雪乃がまた嘘をついている?……何故?
由比ヶ浜に動揺している姿は見られなかった…知っていたのか?由比ヶ浜?
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 17:47:22.87 ID:oRTYGfwh0
戸塚「弁護人!」ボソッ
八幡「……」
戸塚「八幡!」ボソッ
八幡「あっ……あぁ」
戸塚に肩を揺すられるまで呼び掛けに気がつかなった
戸塚「向こうがいくら意表をついてきた作戦をしてきてもこっちには証拠品があるよ…」
八幡「そ、そうだな…」
八幡「判事!横領が存在しない証拠を提案します」
戸塚に予算と領収証を持たせて雪ノ下さんに渡すようにお願いする
戸塚は駆け足で判事の元へ向かう
陽乃「確認しました、ですがこれで領収証は全てですか?」
八幡「はい」
八幡「……」
戸塚「八幡!」ボソッ
八幡「あっ……あぁ」
戸塚に肩を揺すられるまで呼び掛けに気がつかなった
戸塚「向こうがいくら意表をついてきた作戦をしてきてもこっちには証拠品があるよ…」
八幡「そ、そうだな…」
八幡「判事!横領が存在しない証拠を提案します」
戸塚に予算と領収証を持たせて雪ノ下さんに渡すようにお願いする
戸塚は駆け足で判事の元へ向かう
陽乃「確認しました、ですがこれで領収証は全てですか?」
八幡「はい」
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 17:48:16.28 ID:oRTYGfwh0
陽乃「一部不透明な部分がありますが予算とは大体合っていますね……」
雪乃「その一部不透明な部分は私が横領しました」
八幡「!?」
由比ヶ浜「判事!検事助手から提案があります!この時点で雪ノ下検事の続行は無理だと思われます!……何故なら彼女は横領犯であることを認めたから」
由比ヶ浜「検事助手である私が検事として雪ノ下雪乃の証人尋問を執り行うことを提案します」
何をバカな事を言ってる?由比ヶ浜
お前は……自分の友達を犯罪者と言っているのと一緒だぞ!知っているはずだろうそうじゃないことなんて!
八幡「休廷だ!その事について話し合いをしたい」
陽乃「一時休廷とします」
雪乃「その一部不透明な部分は私が横領しました」
八幡「!?」
由比ヶ浜「判事!検事助手から提案があります!この時点で雪ノ下検事の続行は無理だと思われます!……何故なら彼女は横領犯であることを認めたから」
由比ヶ浜「検事助手である私が検事として雪ノ下雪乃の証人尋問を執り行うことを提案します」
何をバカな事を言ってる?由比ヶ浜
お前は……自分の友達を犯罪者と言っているのと一緒だぞ!知っているはずだろうそうじゃないことなんて!
八幡「休廷だ!その事について話し合いをしたい」
陽乃「一時休廷とします」
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 17:49:03.73 ID:oRTYGfwh0
奉仕部部室
八幡「どういうことだっ!由比ヶ浜!」
陽乃「まぁまぁ落ち着きなよー比企谷君」
由比ヶ浜「あたしならずっと雪ノ下検事の側にいて証拠を見ていたから…あたし以外に検事に適任はいないと思うよヒッキー」
八幡「そういうことじゃない、横領なんてないのは知っているだろ?」
由比ヶ浜「ゆきのんは横領を認めてたじゃん」
陽乃「確かに現時点では証明は出来ないよね、どちらにせよ」
八幡「そもそも検事が途中で代わるなんて認められるはずがないだろ」
由比ヶ浜「どうして?」
分かっていてやってるのか、分かってなくてやってるのか
八幡「どういうことだっ!由比ヶ浜!」
陽乃「まぁまぁ落ち着きなよー比企谷君」
由比ヶ浜「あたしならずっと雪ノ下検事の側にいて証拠を見ていたから…あたし以外に検事に適任はいないと思うよヒッキー」
八幡「そういうことじゃない、横領なんてないのは知っているだろ?」
由比ヶ浜「ゆきのんは横領を認めてたじゃん」
陽乃「確かに現時点では証明は出来ないよね、どちらにせよ」
八幡「そもそも検事が途中で代わるなんて認められるはずがないだろ」
由比ヶ浜「どうして?」
分かっていてやってるのか、分かってなくてやってるのか
81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 17:49:44.01 ID:oRTYGfwh0
八幡「そんなの普通の裁判なら絶対にありえないことだからだ」
陽乃「ふふ……あはははっ!こんな裁判元々普通なんかじゃないじゃない」
陽乃「それに…傍聴席にはたくさんのギャラリーがいるんだよ。こんなとこで終わったら雪乃ちゃんはおろか相模さんは学校に通う間汚名をずうっと背負うことになるよ」
由比ヶ浜「やろうよヒッキー…それともあたしたちに負けるのが怖いの?」
安い挑発だ、今まで散々他人がかかる様を見てきた…堪えろ…
八幡「らちがあきませんね…このまま話し合っても平行線です。三人の陪審員に決めてもらいましょう」
あのまともな三人なら間違った答えなんて出ようはずがないだろう…
陽乃「ふふ……あはははっ!こんな裁判元々普通なんかじゃないじゃない」
陽乃「それに…傍聴席にはたくさんのギャラリーがいるんだよ。こんなとこで終わったら雪乃ちゃんはおろか相模さんは学校に通う間汚名をずうっと背負うことになるよ」
由比ヶ浜「やろうよヒッキー…それともあたしたちに負けるのが怖いの?」
安い挑発だ、今まで散々他人がかかる様を見てきた…堪えろ…
八幡「らちがあきませんね…このまま話し合っても平行線です。三人の陪審員に決めてもらいましょう」
あのまともな三人なら間違った答えなんて出ようはずがないだろう…
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:43:28.51 ID:oRTYGfwh0
奉仕部部室
あの後すぐに陪審員控え室にいる三人を呼ぶために雪ノ下さんが葉山に連絡をした。すると彼らから話し合う時間をくれと言われ奉仕部部室で待つこととなった。
時間がたつにつれイライラが募ってくる…ダメだ…向こうペースにのせられる顔に出すな…
葉山「陪審員代表として結論から言わせて貰おう、由比ヶ浜が検事として参加することを認めます」
八幡「なっ!?」
由比ヶ浜と雪ノ下さんはほらねと顔をしている
八幡「か、川崎!お前も認めたのか?」
川崎「あぁ…あたしは全くの部外者だからこそ言えることがある。」
川崎「参加した人からしたら雪ノ下や相模が横領なんてしてないのは共通認識のようだけどあたしからしたらどちらもその可能性はあるように見える」
雪ノ下雪乃が本当に横領した可能性
相模南が俺達弁護側に嘘をついて横領に関わっている可能性
本当に二人とも両手離しで信頼できるのだろうか?…
あの後すぐに陪審員控え室にいる三人を呼ぶために雪ノ下さんが葉山に連絡をした。すると彼らから話し合う時間をくれと言われ奉仕部部室で待つこととなった。
時間がたつにつれイライラが募ってくる…ダメだ…向こうペースにのせられる顔に出すな…
葉山「陪審員代表として結論から言わせて貰おう、由比ヶ浜が検事として参加することを認めます」
八幡「なっ!?」
由比ヶ浜と雪ノ下さんはほらねと顔をしている
八幡「か、川崎!お前も認めたのか?」
川崎「あぁ…あたしは全くの部外者だからこそ言えることがある。」
川崎「参加した人からしたら雪ノ下や相模が横領なんてしてないのは共通認識のようだけどあたしからしたらどちらもその可能性はあるように見える」
雪ノ下雪乃が本当に横領した可能性
相模南が俺達弁護側に嘘をついて横領に関わっている可能性
本当に二人とも両手離しで信頼できるのだろうか?…
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:44:03.08 ID:oRTYGfwh0
めぐり「一応あたしからも理由を話させてもらうね……元生徒会長としてこのまま真実をなぁなぁに出来ないと思うから」
陽乃「まぁとりあえず陪審員全員がヶ浜ちゃんの検事就任に異論はないみたいねー」
ならばと彼女は言う
陽乃「すぐに休廷をといて裁判の続きをしたいんだけど…出来るかな?ヶ浜ちゃん?」
由比ヶ浜「……はいっ!」
体育館
戸塚「どうなったの?八幡?」
八幡「由比ヶ浜が検事になった…そして今から雪ノ下の証人尋問だ…」
戸塚「え!?あんな意見がまかり通ったの?」
八幡「あぁ…反対は俺一人だった…」
なんなんだこの出来すぎ感…おそらくは準備の良さからずっと気になっていたが雪ノ下陽乃はこの件で裏で糸を引いてるのはまず間違いない。だが証拠もないのに告発状はあなたが出しましたね?とは言えないから決定的なボロが出るまで待っていた。
裁判を起こすまでの暗躍も疑問に残る点はたくさんある…なぜ一介の卒業生がここまで出来る?…
こんだけ大騒ぎしているのに何故どこも記事になっていない?…相模父が気を配ると言っていたが彼には相当大きなコネクションがあるのか?……
陽乃「お待たせいたしまた。では、由比ヶ浜結衣さんを検事として迎え裁判を再開します……開廷します。」
陽乃「まぁとりあえず陪審員全員がヶ浜ちゃんの検事就任に異論はないみたいねー」
ならばと彼女は言う
陽乃「すぐに休廷をといて裁判の続きをしたいんだけど…出来るかな?ヶ浜ちゃん?」
由比ヶ浜「……はいっ!」
体育館
戸塚「どうなったの?八幡?」
八幡「由比ヶ浜が検事になった…そして今から雪ノ下の証人尋問だ…」
戸塚「え!?あんな意見がまかり通ったの?」
八幡「あぁ…反対は俺一人だった…」
なんなんだこの出来すぎ感…おそらくは準備の良さからずっと気になっていたが雪ノ下陽乃はこの件で裏で糸を引いてるのはまず間違いない。だが証拠もないのに告発状はあなたが出しましたね?とは言えないから決定的なボロが出るまで待っていた。
裁判を起こすまでの暗躍も疑問に残る点はたくさんある…なぜ一介の卒業生がここまで出来る?…
こんだけ大騒ぎしているのに何故どこも記事になっていない?…相模父が気を配ると言っていたが彼には相当大きなコネクションがあるのか?……
陽乃「お待たせいたしまた。では、由比ヶ浜結衣さんを検事として迎え裁判を再開します……開廷します。」
90: ◆GMDcZnonKo 2015/10/27(火) 22:36:11.69 ID:oRTYGfwh0
由比ヶ浜「それでは雪ノ下雪乃さん…今から証人尋問を行います」
雪乃「はい」
由比ヶ浜「答えたくないことがあれば黙秘してもかまいません…それはあなたも分かっていますね?」
雪乃「はい」
由比ヶ浜「横領したと言いましたが具体的にはどういう意味ですか?」
雪乃「文化祭の準備期間、私は相模さんの代わりに予算管理や作業全体の監督をしていました…その事については陪審員の城廻さん、葉山さん、傍聴席の方も知っていると思います」
雪乃「そして…予算を動かしているうちに一部生徒の領収証の切り忘れがありました……これを利用すれば私に金銭が入ると魔が差しました。幸運なことに委員長の判を持っていましたし」
やめろ……聞きたくない……あの誰よりも不正を嫌う雪ノ下雪乃がこんな嘘をついている所なんてみたくない…
それは由比ヶ浜も同じようで眉間に皺がよっていた
雪乃「はい」
由比ヶ浜「答えたくないことがあれば黙秘してもかまいません…それはあなたも分かっていますね?」
雪乃「はい」
由比ヶ浜「横領したと言いましたが具体的にはどういう意味ですか?」
雪乃「文化祭の準備期間、私は相模さんの代わりに予算管理や作業全体の監督をしていました…その事については陪審員の城廻さん、葉山さん、傍聴席の方も知っていると思います」
雪乃「そして…予算を動かしているうちに一部生徒の領収証の切り忘れがありました……これを利用すれば私に金銭が入ると魔が差しました。幸運なことに委員長の判を持っていましたし」
やめろ……聞きたくない……あの誰よりも不正を嫌う雪ノ下雪乃がこんな嘘をついている所なんてみたくない…
それは由比ヶ浜も同じようで眉間に皺がよっていた
91: ◆GMDcZnonKo 2015/10/27(火) 22:37:34.39 ID:oRTYGfwh0
雪乃「微々たる額でしたが私が倒れてまでこんな苦労しているのに報酬がないことは耐えられませんでした」
傍聴席がざわめき出す
陽乃「静粛に」
由比ヶ浜「それでは次の質問です…」
あぁ…ようやく本当の意味で分かったよ……自分の大切な人が他人のための非生産的な自己犠牲をするのを見てる気持ちが、俺にとってそれは一番手っ取り早い解決法だったが影響なんて全然考えてなかったんだな…
そして俺はまた雪ノ下雪乃という人物が分からなくなった…由比ヶ浜結衣もだ
この二人はそれを分からせるために勝ちにきたのか?…なら効果テキメンだ。俺の敗けでいい、もう二度とそんなマネはしない…だからもう…やめてくれ
傍聴席がざわめき出す
陽乃「静粛に」
由比ヶ浜「それでは次の質問です…」
あぁ…ようやく本当の意味で分かったよ……自分の大切な人が他人のための非生産的な自己犠牲をするのを見てる気持ちが、俺にとってそれは一番手っ取り早い解決法だったが影響なんて全然考えてなかったんだな…
そして俺はまた雪ノ下雪乃という人物が分からなくなった…由比ヶ浜結衣もだ
この二人はそれを分からせるために勝ちにきたのか?…なら効果テキメンだ。俺の敗けでいい、もう二度とそんなマネはしない…だからもう…やめてくれ
92: ◆GMDcZnonKo 2015/10/27(火) 22:38:28.10 ID:oRTYGfwh0
川崎「判事!ちょっと陪審員からも質問いいかい?」
川崎が突然挙手して判事に意見を求めた
他の二人が驚いてるということは川崎の独断らしい
陽乃「えぇ、どうぞ」
川崎「雪ノ下さん、あんたが委員会全員にあの告発状を送ったのかい?」
雪乃「告発状については知りません、そもそも自分から問題になるような真似はしません」
なんだ……今の……猛烈に……引っ掛かりを覚えた……が……何か分からない…
由比ヶ浜「以上で証人尋問を終わります」
陽乃「陪審員の皆さんは今回の発言をよく考えてみてください、明日結論を聞きその上で判決を言い渡します」
陽乃「閉廷します」
川崎が突然挙手して判事に意見を求めた
他の二人が驚いてるということは川崎の独断らしい
陽乃「えぇ、どうぞ」
川崎「雪ノ下さん、あんたが委員会全員にあの告発状を送ったのかい?」
雪乃「告発状については知りません、そもそも自分から問題になるような真似はしません」
なんだ……今の……猛烈に……引っ掛かりを覚えた……が……何か分からない…
由比ヶ浜「以上で証人尋問を終わります」
陽乃「陪審員の皆さんは今回の発言をよく考えてみてください、明日結論を聞きその上で判決を言い渡します」
陽乃「閉廷します」
94: ◆GMDcZnonKo 2015/10/27(火) 23:04:16.75 ID:oRTYGfwh0
弁護人控え室
八幡「完全にやられた…」
戸塚「雪ノ下さんがまさか自分から罪を被りにくるなんて予想もつかないよ…」
いつも正しくて誰よりも理想に近づけようとしている彼女が……彼女だからこそ使えた誰にも使えない最悪の一手
八幡「裁判は雪ノ下が罪をかぶったから相模は関係なくなった……いくら本当の裁判じゃないからって…横領なんて認めたらただではすまないだろうが……」
南「ちょっと待って……比企谷…」
南「もうこれで弁護側は負けたってこと?諦めるの?」
戸塚「相模さん…見てたと思うけどこの裁判で雪ノ下さんの無実を証明するのはもう無理だよ…」
八幡「お前は晴れて無実だよ、良かったな相模…」
八幡「完全にやられた…」
戸塚「雪ノ下さんがまさか自分から罪を被りにくるなんて予想もつかないよ…」
いつも正しくて誰よりも理想に近づけようとしている彼女が……彼女だからこそ使えた誰にも使えない最悪の一手
八幡「裁判は雪ノ下が罪をかぶったから相模は関係なくなった……いくら本当の裁判じゃないからって…横領なんて認めたらただではすまないだろうが……」
南「ちょっと待って……比企谷…」
南「もうこれで弁護側は負けたってこと?諦めるの?」
戸塚「相模さん…見てたと思うけどこの裁判で雪ノ下さんの無実を証明するのはもう無理だよ…」
八幡「お前は晴れて無実だよ、良かったな相模…」
95: ◆GMDcZnonKo 2015/10/27(火) 23:06:19.45 ID:oRTYGfwh0
南「ウチは……まだツケを払ってない…」
八幡「どういうことだ?」
南「文化祭の時に奉仕部のあんたたちにも…参加した委員会のみんなにも迷惑かけた……ウチ…誰にも責任を取ってない…」
戸塚「そうかもしれないけど…もう相模さんを責める人なんて……」
南「そういう問題じゃない……自分自身が納得いかないよ…ウチは自分の意思で無実をみんなに分かって欲しいから…この裁判に出た。衆目の目に晒されるのもチャンスだと思った…」
だから、彼女は言った
南「こんな納得のいかない裁判……ウチは嫌だ…」
閃いた……まだ武器が残ってるじゃないかっ!
八幡「普通の裁判ならもう負けかもな……だがこれは学生がする裁判で陪審員も学生だ…まだ勝つ見込みはある…」
戸塚「それってどういうこと?」
南「ほんとにっ!?」
八幡「だがこのやり方は相模、お前が傷つくし……」
被せて彼女が叫ぶ
南「それでもっ!ウチは…自分がした責任を取ってそれで横領なんてしてないって証明したい!」
八幡「ならまず明日の裁判で……」
八幡「どういうことだ?」
南「文化祭の時に奉仕部のあんたたちにも…参加した委員会のみんなにも迷惑かけた……ウチ…誰にも責任を取ってない…」
戸塚「そうかもしれないけど…もう相模さんを責める人なんて……」
南「そういう問題じゃない……自分自身が納得いかないよ…ウチは自分の意思で無実をみんなに分かって欲しいから…この裁判に出た。衆目の目に晒されるのもチャンスだと思った…」
だから、彼女は言った
南「こんな納得のいかない裁判……ウチは嫌だ…」
閃いた……まだ武器が残ってるじゃないかっ!
八幡「普通の裁判ならもう負けかもな……だがこれは学生がする裁判で陪審員も学生だ…まだ勝つ見込みはある…」
戸塚「それってどういうこと?」
南「ほんとにっ!?」
八幡「だがこのやり方は相模、お前が傷つくし……」
被せて彼女が叫ぶ
南「それでもっ!ウチは…自分がした責任を取ってそれで横領なんてしてないって証明したい!」
八幡「ならまず明日の裁判で……」
101: ◆GMDcZnonKo 2015/10/27(火) 23:50:37.05 ID:oRTYGfwh0
裁判 最終日
陽乃「開廷します」
いよいよ最後の裁判が始まった…
ここまで一緒に戦ってくれた戸塚と目が合う、あぁ大丈夫だ絶対勝って見せる…
陽乃「では、由比ヶ浜検事。最後の意見陳述をしてください」
由比ヶ浜「はい」
由比ヶ浜「事の発端は文化祭準備期間に雪ノ下雪乃さんが文化祭予算を横領したことから始まります…そして誰かのイタズラか真意は不明ですが送られてきた告発状が原因で相模南さんが疑われ噂になってしまいました。その真実を明らかにするためにこの裁判が開かれました」
由比ヶ浜「そして裁判を進めるなかで雪ノ下雪乃さんが自白をしたことでこの横領事件が本当の意味で白日の元に晒されました……学生がする裁判なのでここで彼女に対して罰を要求することはできませんので検事としての最終論告をこれで終了します」
由比ヶ浜はずっと眉間に皺をよせた辛そうな表情だったがスラスラと意見陳述を言ってのけた
これで検察側…由比ヶ浜結衣と雪ノ下雪乃の弾はうち終わった
陽乃「では、比企谷弁護人。最終弁論を行ってください」
八幡「はい、その前に幾つか被告人相模南さんに質問をしていいしょうか?」
陽乃「検事」
由比ヶ浜「かっ……かまいません」
完全におわったと思って油断してたな由比ヶ浜…
陽乃「開廷します」
いよいよ最後の裁判が始まった…
ここまで一緒に戦ってくれた戸塚と目が合う、あぁ大丈夫だ絶対勝って見せる…
陽乃「では、由比ヶ浜検事。最後の意見陳述をしてください」
由比ヶ浜「はい」
由比ヶ浜「事の発端は文化祭準備期間に雪ノ下雪乃さんが文化祭予算を横領したことから始まります…そして誰かのイタズラか真意は不明ですが送られてきた告発状が原因で相模南さんが疑われ噂になってしまいました。その真実を明らかにするためにこの裁判が開かれました」
由比ヶ浜「そして裁判を進めるなかで雪ノ下雪乃さんが自白をしたことでこの横領事件が本当の意味で白日の元に晒されました……学生がする裁判なのでここで彼女に対して罰を要求することはできませんので検事としての最終論告をこれで終了します」
由比ヶ浜はずっと眉間に皺をよせた辛そうな表情だったがスラスラと意見陳述を言ってのけた
これで検察側…由比ヶ浜結衣と雪ノ下雪乃の弾はうち終わった
陽乃「では、比企谷弁護人。最終弁論を行ってください」
八幡「はい、その前に幾つか被告人相模南さんに質問をしていいしょうか?」
陽乃「検事」
由比ヶ浜「かっ……かまいません」
完全におわったと思って油断してたな由比ヶ浜…
103: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 00:51:40.98 ID:Qg1/Zim30
八幡「では相模さん…いくつか質問をさせて貰います。答えたくなければ黙秘してもかまいませんがなるべく答えてください」
南「……はい。」
八幡「最初の質問です。何度も聞いた質問ですがあなたは横領しましたか?またはそれに関与しましたか?」
南「いいえ、していません」
八幡「次の質問です、しかし被告人は横領の罪を問われこの法廷に立っています…何故こんな目にあったと思いますか?」
南「そ、それは……告発状が送られてきたから」
八幡「それは告発状が送られてきたから嵌められたということですか?」
南「はっ、はい……デタラメな告発状がウチを犯人だって……」
八幡「では、なぜ告発状が送られてきたと思いますか?」
南「……はい。」
八幡「最初の質問です。何度も聞いた質問ですがあなたは横領しましたか?またはそれに関与しましたか?」
南「いいえ、していません」
八幡「次の質問です、しかし被告人は横領の罪を問われこの法廷に立っています…何故こんな目にあったと思いますか?」
南「そ、それは……告発状が送られてきたから」
八幡「それは告発状が送られてきたから嵌められたということですか?」
南「はっ、はい……デタラメな告発状がウチを犯人だって……」
八幡「では、なぜ告発状が送られてきたと思いますか?」
104: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 00:53:04.41 ID:Qg1/Zim30
八幡「質問の意味がわかりませんか?なぜこんな回りくどい告発状を数十枚を作り告発者は嘘をついたのでしょう?」
南「そんなのっ……本人にしか分からないじゃないっ!」
八幡「何故自分がこんな風に嵌められるのか犯人の動機について全くもって心当たりはありませんか?」
南「……」
八幡「陪審員の皆さんは被告人がこの質問に答えなかったことをよく記憶してください。」
八幡「ここからの質問は文化祭当時の相模さんの様子についての質問です。数が多いので端的にはいかいいえで答えてください」
南「……」
八幡「返事をしてください、被告人」
南「は、はい」
八幡「あなたは文化祭委員長にも関わらずほとんど参加していなかったそうですが事実ですか?」
南「……はい」
八幡「実行委員長になって何も行動せずすぐに奉仕部に援助してもらうよう依頼しましたか?」
南「はい……比企谷もいたじゃないの」
八幡「はい かいいえ のみで答えてください。次の質問です、委員が頑張っているなかその目の前で一人友達とカラオケに行く約束をしましたか?」
南「……」
南「そんなのっ……本人にしか分からないじゃないっ!」
八幡「何故自分がこんな風に嵌められるのか犯人の動機について全くもって心当たりはありませんか?」
南「……」
八幡「陪審員の皆さんは被告人がこの質問に答えなかったことをよく記憶してください。」
八幡「ここからの質問は文化祭当時の相模さんの様子についての質問です。数が多いので端的にはいかいいえで答えてください」
南「……」
八幡「返事をしてください、被告人」
南「は、はい」
八幡「あなたは文化祭委員長にも関わらずほとんど参加していなかったそうですが事実ですか?」
南「……はい」
八幡「実行委員長になって何も行動せずすぐに奉仕部に援助してもらうよう依頼しましたか?」
南「はい……比企谷もいたじゃないの」
八幡「はい かいいえ のみで答えてください。次の質問です、委員が頑張っているなかその目の前で一人友達とカラオケに行く約束をしましたか?」
南「……」
105: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 00:55:05.73 ID:Qg1/Zim30
八幡「ちょっとペースが予定より早く進委員長がろくに進行状況んでいるからっても確認せず全員に帰投命令を出したのは本当ですか?」
南「……」
八幡「その皺寄せが一部の委員に来てもあなたは文化祭の作業に参加しなかったと聞いていますが事実ですか?」
南「……はい」
八幡「その結果一人の生徒が過労で倒れたことはしっていましたか?」
南「……」
八幡「ほとんど参加してこなかった文化祭の締めの挨拶も放棄して屋上に逃げましたか?」
南「……はい」
八幡「投票結果を持っていながら本来の規定時間には顔を見せなかったのは本当ですか?」
南「……」
八幡「これだけの事があってまだ自分に告発状を送られた動機がわかりませんか?」
南「……」グスッ
八幡「文化祭に参加していた委員だけではなく……締めの挨拶を見ていた生徒全員があなたに対して不信感を持つとは思いませんか?」
南「……思います……」ズズッ
南「……」
八幡「その皺寄せが一部の委員に来てもあなたは文化祭の作業に参加しなかったと聞いていますが事実ですか?」
南「……はい」
八幡「その結果一人の生徒が過労で倒れたことはしっていましたか?」
南「……」
八幡「ほとんど参加してこなかった文化祭の締めの挨拶も放棄して屋上に逃げましたか?」
南「……はい」
八幡「投票結果を持っていながら本来の規定時間には顔を見せなかったのは本当ですか?」
南「……」
八幡「これだけの事があってまだ自分に告発状を送られた動機がわかりませんか?」
南「……」グスッ
八幡「文化祭に参加していた委員だけではなく……締めの挨拶を見ていた生徒全員があなたに対して不信感を持つとは思いませんか?」
南「……思います……」ズズッ
106: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 00:56:19.11 ID:Qg1/Zim30
八幡「皺寄せの来た一部の生徒から恨まれてるとは思いませんか?」
南「……」
八幡「被告人は人に恨まれるという事について考えたことがありますか?」
南「……いいえ」
八幡「この学校だけでもあなたには相当に不信感を募らせていたとは思いませんか?」
南「……」
八幡「最後の質問です。誰にでも告発状を送る機会がありました、差出人は誰であろうと関係なくあなたはそうなるべくしてなったとは思いませんか?」
南「……」
八幡「被告人はこの質問は答えませんでした。陪審員の皆さんはよくこの事の意味を考えて見てください。これで最終弁論を終わります。」
南「……」
八幡「被告人は人に恨まれるという事について考えたことがありますか?」
南「……いいえ」
八幡「この学校だけでもあなたには相当に不信感を募らせていたとは思いませんか?」
南「……」
八幡「最後の質問です。誰にでも告発状を送る機会がありました、差出人は誰であろうと関係なくあなたはそうなるべくしてなったとは思いませんか?」
南「……」
八幡「被告人はこの質問は答えませんでした。陪審員の皆さんはよくこの事の意味を考えて見てください。これで最終弁論を終わります。」
107: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 01:06:32.42 ID:Qg1/Zim30
弁護人控え室
戸塚「お疲れさま」
八幡「あぁ…」
戸塚「相模さんも……」
相模「……グスッ……エグ……」
最終弁論が終わった後、陪審員の話し合いの時間が設けられその後すぐに休廷となった
いや最終弁論とは名ばかりだな……あれはただの責めの尋問だ。雪ノ下が検事の時に最初にしようとした作戦…結局は自分が使うことになるとはな…だがこれで相模は誰にでもその嘘の告発状を出されてもしかたのない人物だと最後の最後で印象をつけれた……打てる作戦はすべて打った
証拠もへったくれもないが学生のする裁判……判断するのも学生の印象、それが鬼とでるか蛇とでるか
戸塚「比企谷弁護人、時間だよ」
八幡「あぁ、そうだな……いくか」
戸塚「ほら!相模さんも」
南「……うん」グスッ
裁判もこれで終わる
戸塚「お疲れさま」
八幡「あぁ…」
戸塚「相模さんも……」
相模「……グスッ……エグ……」
最終弁論が終わった後、陪審員の話し合いの時間が設けられその後すぐに休廷となった
いや最終弁論とは名ばかりだな……あれはただの責めの尋問だ。雪ノ下が検事の時に最初にしようとした作戦…結局は自分が使うことになるとはな…だがこれで相模は誰にでもその嘘の告発状を出されてもしかたのない人物だと最後の最後で印象をつけれた……打てる作戦はすべて打った
証拠もへったくれもないが学生のする裁判……判断するのも学生の印象、それが鬼とでるか蛇とでるか
戸塚「比企谷弁護人、時間だよ」
八幡「あぁ、そうだな……いくか」
戸塚「ほら!相模さんも」
南「……うん」グスッ
裁判もこれで終わる
111: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 12:33:41.93 ID:j251AIY90
体育館 最終判決
陽乃「では、陪審員の方から最終的な意見をどうぞ」
葉山「はい、では俺の方から陪審員代表として話させていただきます。三人の意見は幸運なことに同じでした…」
葉山「まず俺達学生の身分では公的な機関とは違い証拠品をもってのみでは真実を明らかにすることは出来ません、またその必要もありません」
葉山隼人は傍聴席に向けて語り出す
葉山「そしてこの裁判は本来行われているものから大きくかけ離れてしまっていますが…それは学生の俺達には大した問題ではありません」
葉山「結論を言わせてもらいます、被告人相模南さんは無実だと俺達陪審員全員は考えています。理由は最終弁論を鑑みれば明らかだと思います」
本来なら被告人の名誉を守るのが弁護人の仕事だが、今回は逆に被告人の不名誉な人となりを公の場で認めさせたのだからな……その分の印象の強さは織り込み済みだ
相模南自身も認めた反省すべき点
本当の意味での名誉を守った……のか?……それは自惚れ過ぎだな
陽乃「では、陪審員の方から最終的な意見をどうぞ」
葉山「はい、では俺の方から陪審員代表として話させていただきます。三人の意見は幸運なことに同じでした…」
葉山「まず俺達学生の身分では公的な機関とは違い証拠品をもってのみでは真実を明らかにすることは出来ません、またその必要もありません」
葉山隼人は傍聴席に向けて語り出す
葉山「そしてこの裁判は本来行われているものから大きくかけ離れてしまっていますが…それは学生の俺達には大した問題ではありません」
葉山「結論を言わせてもらいます、被告人相模南さんは無実だと俺達陪審員全員は考えています。理由は最終弁論を鑑みれば明らかだと思います」
本来なら被告人の名誉を守るのが弁護人の仕事だが、今回は逆に被告人の不名誉な人となりを公の場で認めさせたのだからな……その分の印象の強さは織り込み済みだ
相模南自身も認めた反省すべき点
本当の意味での名誉を守った……のか?……それは自惚れ過ぎだな
112: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 12:34:29.77 ID:j251AIY90
葉山「そしてこの問題は相模南さんの横領の真偽です、告発状の差出人や雪ノ下雪乃さんが本当に横領したのか?彼女の自白のみでは真実はわかりません…」
葉山「今回の出来事は被告人の人となりが引き起こした問題が不幸な形で大事になってしまった……これが俺達陪審員の見解です。以上です。」
陽乃「はい、ありがとうございました……判決を言い渡します。」
陽乃「被告人相模南は無罪です、これで閉廷させていただきます」
傍聴席からは声はなかった…納得したってことかな?…
だが疑問に残る点はたくさんある。ここでは誤魔化せても俺はそうはいかないぞ雪ノ下陽乃…
葉山「今回の出来事は被告人の人となりが引き起こした問題が不幸な形で大事になってしまった……これが俺達陪審員の見解です。以上です。」
陽乃「はい、ありがとうございました……判決を言い渡します。」
陽乃「被告人相模南は無罪です、これで閉廷させていただきます」
傍聴席からは声はなかった…納得したってことかな?…
だが疑問に残る点はたくさんある。ここでは誤魔化せても俺はそうはいかないぞ雪ノ下陽乃…
113: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 12:35:55.97 ID:j251AIY90
弁護人控え室
八幡「ありがとう…戸塚、材木座…お前らのおかげでこの裁判に勝つことが出来た」
戸塚「僕は八幡と一緒に戦えて…楽しかったよっ!」
材木座「……痩せたから……結果的に良かったかも…」
材木座は激ヤセしたあとその厨二病が出来なくなるほど折れていた
八幡「相模も法廷では悪かったな……」
相模「それはウチが自分で決めたことだから……謝らないで」
八幡「このまま打ち上げといきたいが俺はすることがある……すまんな」
俺はたくさん残った疑問を解決するためある女に会いにいった
八幡「ありがとう…戸塚、材木座…お前らのおかげでこの裁判に勝つことが出来た」
戸塚「僕は八幡と一緒に戦えて…楽しかったよっ!」
材木座「……痩せたから……結果的に良かったかも…」
材木座は激ヤセしたあとその厨二病が出来なくなるほど折れていた
八幡「相模も法廷では悪かったな……」
相模「それはウチが自分で決めたことだから……謝らないで」
八幡「このまま打ち上げといきたいが俺はすることがある……すまんな」
俺はたくさん残った疑問を解決するためある女に会いにいった
114: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 12:37:10.99 ID:j251AIY90
弁護人控え室
戸塚「あっ!八幡!」
八幡「おう…」
戸塚「もうやることは終わったの?比企谷弁護人?」
八幡「まあな、もう弁護人じゃねーよ」
プルルルルルル
なんだ?電話か?
相模「あっ!ウチだ……ごめんごめん……」
裁判終わってすぐの電話だと?……相模に対するイタズラじゃなきゃいいが…
相模「もしもし……お父さん?……何?……比企谷?すぐそばにいるけど」
相模「比企谷、お父さんが至急変われって」
比企谷「おぉ……」
相模父「比企谷君っ!すまないっ!大変なことになった!……あの事が記事になった!早すぎるがもうでているらしいっ!」
俺達は佳境に立たされた
戸塚「あっ!八幡!」
八幡「おう…」
戸塚「もうやることは終わったの?比企谷弁護人?」
八幡「まあな、もう弁護人じゃねーよ」
プルルルルルル
なんだ?電話か?
相模「あっ!ウチだ……ごめんごめん……」
裁判終わってすぐの電話だと?……相模に対するイタズラじゃなきゃいいが…
相模「もしもし……お父さん?……何?……比企谷?すぐそばにいるけど」
相模「比企谷、お父さんが至急変われって」
比企谷「おぉ……」
相模父「比企谷君っ!すまないっ!大変なことになった!……あの事が記事になった!早すぎるがもうでているらしいっ!」
俺達は佳境に立たされた
120: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 17:09:25.31 ID:Xd1XXXrp0
奉仕部部室 数ヵ月後の日曜日
八幡「やっと捕まってくれましたね、雪ノ下さん」
陽乃「うん……本当はすぐにでも話したかったんだけどね」
そう語る彼女の右目は眼帯が当てられていた、覆われている部分のしたからでもその大きな紫色のアザは確認できた……
そして理由はあえて聞かない
今、奉仕部部室には雪ノ下陽乃と俺の二人だけである
八幡「裁判を裏で糸を引いていてのはもしかなしなくてもあなたですよね?」
陽乃「うん、まぁあれだけ準備がよくちゃ分かって当然だったしね…でも告発状を送ったのは……」
八幡「葉山隼人ですね?」
陽乃「半分正解で半分はずれ……正しくは葉山家」
八幡「その理由をもちろん教えてくれますね?」
陽乃「こうなったら全部話すしかないかー……」
そして雪ノ下陽乃は語り出す、今回の出来事の裏側を…
八幡「やっと捕まってくれましたね、雪ノ下さん」
陽乃「うん……本当はすぐにでも話したかったんだけどね」
そう語る彼女の右目は眼帯が当てられていた、覆われている部分のしたからでもその大きな紫色のアザは確認できた……
そして理由はあえて聞かない
今、奉仕部部室には雪ノ下陽乃と俺の二人だけである
八幡「裁判を裏で糸を引いていてのはもしかなしなくてもあなたですよね?」
陽乃「うん、まぁあれだけ準備がよくちゃ分かって当然だったしね…でも告発状を送ったのは……」
八幡「葉山隼人ですね?」
陽乃「半分正解で半分はずれ……正しくは葉山家」
八幡「その理由をもちろん教えてくれますね?」
陽乃「こうなったら全部話すしかないかー……」
そして雪ノ下陽乃は語り出す、今回の出来事の裏側を…
121: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 17:12:00.15 ID:Xd1XXXrp0
陽乃「比企谷君は私の父親が県議会議員ということは覚えてる?」
八幡「はい、たしか建設会社の社長も……」
陽乃「今はどちらかというと……県議会議員の方が重要かな……その彼が今度の国会の議員に推薦されることが裏側で決まったの」
陽乃「その条件が推薦者の息子たちと雪ノ下家の両娘の婚約」
八幡「それって…」
陽乃「そう、政略結婚だよ」
八幡「それがどう今までに関わってくるんですか?」
陽乃「結論から言わせてもらうと自分の人生で好きでもない人と結婚するのは死んでも嫌だった……だから私は猛反発したけど、逃げたりとかそんな生ぬるい事が通用する家ではなかったの…」
陽乃「そして…葉山家は県議会議員である雪ノ下家に自分の息子を嫁がせて太いパイプを作るつもりだったの」
八幡「だから婚約を破談にするため大きなスキャンダルが必要だったと?」
陽乃「そう、雪ノ下家は大抵のことは揉み消せるくらい大きな権力を持ってるからね?君も分かるでしょ?」
途端に思い出される、雪ノ下雪乃の嘘と事故の記憶
八幡「はい、たしか建設会社の社長も……」
陽乃「今はどちらかというと……県議会議員の方が重要かな……その彼が今度の国会の議員に推薦されることが裏側で決まったの」
陽乃「その条件が推薦者の息子たちと雪ノ下家の両娘の婚約」
八幡「それって…」
陽乃「そう、政略結婚だよ」
八幡「それがどう今までに関わってくるんですか?」
陽乃「結論から言わせてもらうと自分の人生で好きでもない人と結婚するのは死んでも嫌だった……だから私は猛反発したけど、逃げたりとかそんな生ぬるい事が通用する家ではなかったの…」
陽乃「そして…葉山家は県議会議員である雪ノ下家に自分の息子を嫁がせて太いパイプを作るつもりだったの」
八幡「だから婚約を破談にするため大きなスキャンダルが必要だったと?」
陽乃「そう、雪ノ下家は大抵のことは揉み消せるくらい大きな権力を持ってるからね?君も分かるでしょ?」
途端に思い出される、雪ノ下雪乃の嘘と事故の記憶
122: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 17:13:06.90 ID:Xd1XXXrp0
陽乃「葉山家もうちの顧問弁護士だからそれなりの権力を持っていたし総武校に多額の寄付金をしていた、だから私は彼らと結託して衆目があつまる茶番の裁判を開くことが出来たの」
陽乃「それは期待以上の効果だったわ…だって雪乃ちゃんがデタラメな横領を認めるんですもの…焚き付ければ証拠捏造ぐらいはすると思ってたけどそれ以上とはね……よほどあなたのこと本気だったみたいね」
陽乃「あ、でも雪乃ちゃんは婚約のことは知らなかったよ……これは誓って本当。……今度はこっちから比企谷君に質問してもいいかな?」
八幡「……どうぞ」
陽乃「どうして告発状を送ったのが葉山隼人って思ったの?」
八幡「最初は検討もつきませんでしたが二日目の裁判の時に川崎の発言に妙な引っ掛かりを覚えたんです、何故か彼女は委員全員に告発状が届いた事を知っていた」
八幡「告発状が複数枚あったことは確かに噂になっていましたがそれが委員全員に送られたと言うことは事実調査をした平塚先生と奉仕部だけが知ってる情報でした……あと犯人も」
陽乃「なるほどねーやっぱり鋭いねー君は……最初も炎上目的って言われてドキッとしたもん」
陽乃「それは期待以上の効果だったわ…だって雪乃ちゃんがデタラメな横領を認めるんですもの…焚き付ければ証拠捏造ぐらいはすると思ってたけどそれ以上とはね……よほどあなたのこと本気だったみたいね」
陽乃「あ、でも雪乃ちゃんは婚約のことは知らなかったよ……これは誓って本当。……今度はこっちから比企谷君に質問してもいいかな?」
八幡「……どうぞ」
陽乃「どうして告発状を送ったのが葉山隼人って思ったの?」
八幡「最初は検討もつきませんでしたが二日目の裁判の時に川崎の発言に妙な引っ掛かりを覚えたんです、何故か彼女は委員全員に告発状が届いた事を知っていた」
八幡「告発状が複数枚あったことは確かに噂になっていましたがそれが委員全員に送られたと言うことは事実調査をした平塚先生と奉仕部だけが知ってる情報でした……あと犯人も」
陽乃「なるほどねーやっぱり鋭いねー君は……最初も炎上目的って言われてドキッとしたもん」
123: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 17:14:08.93 ID:Xd1XXXrp0
八幡「でもね雪ノ下さん……ここまで大勢の人を巻き込んだやり方なんて……」
陽乃「待って!比企谷君……あたしはそんな説教なんて聞く気はないよ…覚えておきなさい比企谷八幡……本気になった相手に正論なんて通じない」
八幡「そんなエゴを聞いてこっちがはいそうですかと引き下がると本当に思ってるのか?いつか痛い目に……」
陽乃「痛い目ならもうあった」
笑いながら右目を差す
国会進出が破談になった父親に殴られたりでもしたんだろう
陽乃「奉仕部はどうなったの?勝ったのは比企谷君でしょ?」
八幡「雪ノ下に二度とそんな事はするなと約束させました(由比ヶ浜にもな……もちろん俺もしないからと……)」
陽乃「ふーん、そっかー」
八幡「これからあなたはどうすはつもりですか?」
陽乃「とりあえず婚約を破談にすることは出来たから束の間の平和だよ……まず相模さんにはああなって当然だと思うから謝罪はしないわ……雪乃ちゃんも彼女のせいで倒れたようなもんだし…」
けどと彼女は言う…
陽乃「待って!比企谷君……あたしはそんな説教なんて聞く気はないよ…覚えておきなさい比企谷八幡……本気になった相手に正論なんて通じない」
八幡「そんなエゴを聞いてこっちがはいそうですかと引き下がると本当に思ってるのか?いつか痛い目に……」
陽乃「痛い目ならもうあった」
笑いながら右目を差す
国会進出が破談になった父親に殴られたりでもしたんだろう
陽乃「奉仕部はどうなったの?勝ったのは比企谷君でしょ?」
八幡「雪ノ下に二度とそんな事はするなと約束させました(由比ヶ浜にもな……もちろん俺もしないからと……)」
陽乃「ふーん、そっかー」
八幡「これからあなたはどうすはつもりですか?」
陽乃「とりあえず婚約を破談にすることは出来たから束の間の平和だよ……まず相模さんにはああなって当然だと思うから謝罪はしないわ……雪乃ちゃんも彼女のせいで倒れたようなもんだし…」
けどと彼女は言う…
124: ◆GMDcZnonKo 2015/10/28(水) 17:14:53.41 ID:Xd1XXXrp0
陽乃「たくさん迷惑をかけたあなたにまず一番最初に謝罪したかったの……本当にごめんなさい……」
あの雪ノ下陽乃が俺に頭を下げた…
衝撃だったけど心はどこかこうなることを予期していた……
俺は彼女を…………
~完~
あの雪ノ下陽乃が俺に頭を下げた…
衝撃だったけど心はどこかこうなることを予期していた……
俺は彼女を…………
~完~
127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 17:20:34.20 ID:y7QMWH370
つまり一番の屑は葉山家と葉山隼人だと
131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 17:36:45.68 ID:GqsW8h44O
乙
次は頑張れ
次は頑張れ
137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 19:31:18.55 ID:prWCd+dfO
乙
141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 22:14:41.88 ID:6C1g3TV6o
乙です
頑張って
頑張って
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445791021/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 | Comments (0)
海未「着るこたつ?」
1: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 21:20:15.38 ID:C5ag4j/E0
※初投稿です。至らない点はご容赦、ご指摘いただけると助かります。
※時間軸はアニメ二期10~11話くらいのつもりです。
※ほとんど二年生中心となります。
※時間軸はアニメ二期10~11話くらいのつもりです。
※ほとんど二年生中心となります。
2: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 21:23:42.87 ID:C5ag4j/E0
二年生の教室
穂乃果「海未ちゃん!」
海未「穂乃果?どうしたのですか?」
穂乃果「このカタログみてみて! 着るこたつだよ! 着るこたつ!」
http://girlschannel.net/topics/229392/
海未「『着るこたつ』、またこんなものを……」
穂乃果「うちの部屋だとちょっと狭いけどさ、海未ちゃんの部屋だったら余裕あるよね!?」
海未「だからなんです?」
穂乃果「……」
海未「穂乃果も半分出す、なんて言っても買ったりしません」
穂乃果「海未ちゃんエスパー!?」
穂乃果「海未ちゃん!」
海未「穂乃果?どうしたのですか?」
穂乃果「このカタログみてみて! 着るこたつだよ! 着るこたつ!」
http://girlschannel.net/topics/229392/
海未「『着るこたつ』、またこんなものを……」
穂乃果「うちの部屋だとちょっと狭いけどさ、海未ちゃんの部屋だったら余裕あるよね!?」
海未「だからなんです?」
穂乃果「……」
海未「穂乃果も半分出す、なんて言っても買ったりしません」
穂乃果「海未ちゃんエスパー!?」
3: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 21:24:56.10 ID:C5ag4j/E0
海未「大体、穂乃果が欲しいのに私の部屋にその着るこたつがあったところでどうするんですか?」
穂乃果「毎日泊まりに行く!」
海未「同棲ですか!」
穂乃果「いいじゃん小さい頃は沢山お泊まり会したんだしさー」
海未「それはそうかもしれませんが……」
穂乃果「じゃあ決定で……」
海未「こたつなんてこのシーズンが終わったら片付けて、そのまま穂乃果が忘れて私の家のどこかに放置されるのが目に見えています!この前のパンケーキ屋さんだってそうです、何日か穂乃果に付き合って私がやっとお気に入りのシロップを見つけたというのにもう飽きたからしばらくパンケーキはいいと言って……」
穂乃果「うわーんお説教はいいよぉ~!」
ことり「どうしたの?」
穂乃果「毎日泊まりに行く!」
海未「同棲ですか!」
穂乃果「いいじゃん小さい頃は沢山お泊まり会したんだしさー」
海未「それはそうかもしれませんが……」
穂乃果「じゃあ決定で……」
海未「こたつなんてこのシーズンが終わったら片付けて、そのまま穂乃果が忘れて私の家のどこかに放置されるのが目に見えています!この前のパンケーキ屋さんだってそうです、何日か穂乃果に付き合って私がやっとお気に入りのシロップを見つけたというのにもう飽きたからしばらくパンケーキはいいと言って……」
穂乃果「うわーんお説教はいいよぉ~!」
ことり「どうしたの?」
4: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 21:27:49.07 ID:C5ag4j/E0
海未「ことり、また穂乃果の思いつきです」
ことり「あはは……なになに着るこたつ?」
穂乃果「ことりちゃんはどう思う?ぜーったい暖かくて気持ちいいと思うんだけど……海未ちゃんの部屋にあったら、そこで生徒会のお仕事もがんばれちゃうなー」
ことり「(穂乃果ちゃんのいつもの思いつき……でもこれは……)」
海未「確かに生徒会室は暖房をつけても足元は冷えていますが、持ち帰ってやるものではありませんよ……ことり?」
ことり「いいんじゃないかな?」
海未「え?」
ことり「いいんじゃないかな? 着るこたつ!」
穂乃果「だよねだよね!!」
海未「こ、ことり、どうして」
ことり「わたしも海未ちゃんの家にこれがあったら衣装づくり捗っちゃうと思うな!最近部屋が寒くて手先が悴んじゃって」
海未「それは……」
ことり「海未ちゃーん……ことりも欲しくなってきちゃったなぁ」
海未「うっ」
ことり「ん……おねがいっ!!」
ことり「あはは……なになに着るこたつ?」
穂乃果「ことりちゃんはどう思う?ぜーったい暖かくて気持ちいいと思うんだけど……海未ちゃんの部屋にあったら、そこで生徒会のお仕事もがんばれちゃうなー」
ことり「(穂乃果ちゃんのいつもの思いつき……でもこれは……)」
海未「確かに生徒会室は暖房をつけても足元は冷えていますが、持ち帰ってやるものではありませんよ……ことり?」
ことり「いいんじゃないかな?」
海未「え?」
ことり「いいんじゃないかな? 着るこたつ!」
穂乃果「だよねだよね!!」
海未「こ、ことり、どうして」
ことり「わたしも海未ちゃんの家にこれがあったら衣装づくり捗っちゃうと思うな!最近部屋が寒くて手先が悴んじゃって」
海未「それは……」
ことり「海未ちゃーん……ことりも欲しくなってきちゃったなぁ」
海未「うっ」
ことり「ん……おねがいっ!!」
5: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 21:32:57.46 ID:C5ag4j/E0
海未「こ、ことり……いつもいつもずるいです」
穂乃果「やったー! じゃあ三人で割り勘だね!!」
海未「そもそもいくらするんですかこれ……って25万円もしますよ!?」
ことり「えっ!?それはいくらなんでも……」
穂乃果「大丈夫だよ!」
海未「大丈夫なわけ
穂乃果「実はこれを作ってるメーカーさんからお話があってね?」
穂乃果「やったー! じゃあ三人で割り勘だね!!」
海未「そもそもいくらするんですかこれ……って25万円もしますよ!?」
ことり「えっ!?それはいくらなんでも……」
穂乃果「大丈夫だよ!」
海未「大丈夫なわけ
穂乃果「実はこれを作ってるメーカーさんからお話があってね?」
6: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 21:44:55.95 ID:C5ag4j/E0
海未の部屋
海未「まさか『スクールアイドルとして着るこたつPR用の写真撮影』を条件に、二ヶ月間ほとんど無料当然で貸していただけるなんていう話とは」
ことり「早く言ってくれればもっとスムーズだったのにね」
海未「分かっていれば家の倉庫に放置される心配なんてしなかったのです」
穂乃果「今はその話より届いたこたつの準備が先だよ! 早く入ってみたいよ~!」
海未「まだ着るこたつのことを完全に認めたわけではありません!」
ことり「(こういう時の海未ちゃん、意地っ張りだよねぇ)」
海未「まさか『スクールアイドルとして着るこたつPR用の写真撮影』を条件に、二ヶ月間ほとんど無料当然で貸していただけるなんていう話とは」
ことり「早く言ってくれればもっとスムーズだったのにね」
海未「分かっていれば家の倉庫に放置される心配なんてしなかったのです」
穂乃果「今はその話より届いたこたつの準備が先だよ! 早く入ってみたいよ~!」
海未「まだ着るこたつのことを完全に認めたわけではありません!」
ことり「(こういう時の海未ちゃん、意地っ張りだよねぇ)」
7: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 22:07:17.05 ID:C5ag4j/E0
ことり「準備できたね!」
穂乃果「これが着るこたつ、思った以上に幅が広い……」
ことり「ことりが一番もらっちゃおー♪」
穂乃果「あっ! ことりちゃんズルいー! 穂乃果が最初!」
海未「ここ、私の部屋ですからね? というより三人で一緒に入ってスイッチを入れればいいじゃないですか」
穂乃果「これが着るこたつ、思った以上に幅が広い……」
ことり「ことりが一番もらっちゃおー♪」
穂乃果「あっ! ことりちゃんズルいー! 穂乃果が最初!」
海未「ここ、私の部屋ですからね? というより三人で一緒に入ってスイッチを入れればいいじゃないですか」
9: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 22:31:25.57 ID:C5ag4j/E0
穂乃果「よーし、じゃあスイッチ入れるよ!」
海未「こたつはそんなにテンションを上げて使うものでは無いと思いますが、まぁいいでしょう」
ことり「後でのぼせちゃいそうだね……」
カチッ
穂乃果「おぉ……」
海未「これは……」
ことり「ぽかぽか……だねぇ」
穂乃果「ほぁ~温まる……ぅん」
海未「穂乃果!いくらなんでも眠くなるのが早すぎます!……とは言ったものの、この包まれている感覚で意識が遠のいて行きそうですね」
ことり「穂乃果ちゃん、せっかくのこたつだからと思ってみかん持ってきたんだ♪ 食べよー!」
穂乃果「さすがことりちゃん!わかってるねぇー」
海未「食べ物に見事に釣られてますね……」
海未「こたつはそんなにテンションを上げて使うものでは無いと思いますが、まぁいいでしょう」
ことり「後でのぼせちゃいそうだね……」
カチッ
穂乃果「おぉ……」
海未「これは……」
ことり「ぽかぽか……だねぇ」
穂乃果「ほぁ~温まる……ぅん」
海未「穂乃果!いくらなんでも眠くなるのが早すぎます!……とは言ったものの、この包まれている感覚で意識が遠のいて行きそうですね」
ことり「穂乃果ちゃん、せっかくのこたつだからと思ってみかん持ってきたんだ♪ 食べよー!」
穂乃果「さすがことりちゃん!わかってるねぇー」
海未「食べ物に見事に釣られてますね……」
11: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 22:52:42.22 ID:C5ag4j/E0
穂乃果「こたつにみかんは定番だからね! …….んー美味しい!」
海未「甘くておいしいみかんですね」
ことり「今が一番食べごろだからね!」
穂乃果「実は穂乃果もお菓子たくさん持ってきたんだ! って言ってもいつもの和菓子ばっかりだけど」
ことり「ぴったりだよ!わたしはおまんじゅう食べたいなー!」
海未「ではわたしはお煎餅を……」
海未「甘くておいしいみかんですね」
ことり「今が一番食べごろだからね!」
穂乃果「実は穂乃果もお菓子たくさん持ってきたんだ! って言ってもいつもの和菓子ばっかりだけど」
ことり「ぴったりだよ!わたしはおまんじゅう食べたいなー!」
海未「ではわたしはお煎餅を……」
13: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 23:07:46.70 ID:C5ag4j/E0
……
ことり「zzz……」
穂乃果「ことりちゃん、寝ちゃったね」
海未「最近はラブライブの決勝戦のための衣装を夜遅くまで作っているみたいですからね、疲れているのでしょう」
穂乃果「……海未ちゃん、わたしね、ただ単純に着るこたつを試したいって言ったわけじゃないんだよ?」
海未「え? 何かあるのですか?」
穂乃果「そんなに深いワケはないんだけど…最近、生徒会のお仕事とかμ'sの練習とかでとーっても忙しくて……たまには三人で、のんびりお話して、のんびり過ごしたかったんだ! だから機会を作るためにも、ね」
海未「穂乃果……」
ことり「zzz……」
穂乃果「ことりちゃん、寝ちゃったね」
海未「最近はラブライブの決勝戦のための衣装を夜遅くまで作っているみたいですからね、疲れているのでしょう」
穂乃果「……海未ちゃん、わたしね、ただ単純に着るこたつを試したいって言ったわけじゃないんだよ?」
海未「え? 何かあるのですか?」
穂乃果「そんなに深いワケはないんだけど…最近、生徒会のお仕事とかμ'sの練習とかでとーっても忙しくて……たまには三人で、のんびりお話して、のんびり過ごしたかったんだ! だから機会を作るためにも、ね」
海未「穂乃果……」
14: ◆forOQFPfVyew 2015/02/04(水) 23:44:53.86 ID:C5ag4j/E0
穂乃果「久しぶりにまったりしてお菓子食べてお話して、楽しかったよ!明日からまた生徒会のお仕事と練習がんばろうって気持ちになれた!」
海未「そうですね、なんというか久々に肩から力が抜けたというか、重りが取れたというか……言いにくいですが楽になった気がします」
ことり「(……穂乃果ちゃん、最近海未ちゃんの顔が強張ってるって言ってたもんね……ことりの直感も外れてなかったね♪ )」
海未「そうですね、なんというか久々に肩から力が抜けたというか、重りが取れたというか……言いにくいですが楽になった気がします」
ことり「(……穂乃果ちゃん、最近海未ちゃんの顔が強張ってるって言ってたもんね……ことりの直感も外れてなかったね♪ )」
15: ◆forOQFPfVyew 2015/02/05(木) 00:03:44.30 ID:tfLlv8uu0
穂乃果「着るこたつの導入、大正解だね!」
海未「穂乃果に一本取られた、と言いたいところですが、最初はこれがあれば生徒会の仕事も頑張れる、と言ってましたよね? これで逃げ場は無くなりましたよ?」
穂乃果「うっ」
海未「この前書類を少し持ち帰ってきました♪ それでは早速処理してしまいましょう、有限実行してもらいます!」
穂乃果「こ、ことりちゃん、助けてえぇぇ!」
海未「穂乃果に一本取られた、と言いたいところですが、最初はこれがあれば生徒会の仕事も頑張れる、と言ってましたよね? これで逃げ場は無くなりましたよ?」
穂乃果「うっ」
海未「この前書類を少し持ち帰ってきました♪ それでは早速処理してしまいましょう、有限実行してもらいます!」
穂乃果「こ、ことりちゃん、助けてえぇぇ!」
19: ◆forOQFPfVyew 2015/02/05(木) 22:21:59.35 ID:kxyovvthO
一年後……
海未「穂乃果、まだ休憩には早いです! みかんを手から離しなさい!!」
穂乃果「うーん……もう勉強疲れたよぅ」
海未「絵里や希のように推薦でなんとかならないのですし、にこのようにプロアイドルの門を叩く訳でもないのですから真っ向から試験を突破するしかないのですよ!」
ことり「まぁまぁ海未ちゃん……穂乃果ちゃん、チーズケーキ焼いてきたから次に区切りがいいところまで行ったら一緒に食べよ!それまでファイトだよっ」
海未「穂乃果、まだ休憩には早いです! みかんを手から離しなさい!!」
穂乃果「うーん……もう勉強疲れたよぅ」
海未「絵里や希のように推薦でなんとかならないのですし、にこのようにプロアイドルの門を叩く訳でもないのですから真っ向から試験を突破するしかないのですよ!」
ことり「まぁまぁ海未ちゃん……穂乃果ちゃん、チーズケーキ焼いてきたから次に区切りがいいところまで行ったら一緒に食べよ!それまでファイトだよっ」
20: ◆forOQFPfVyew 2015/02/05(木) 22:39:14.00 ID:kxyovvthO
穂乃果「うぅ……頑張るっ」
海未「その意気です」
ことり「でもまさか一年前にはこうして着るこたつを受験勉強のお供にしてるとは思わなかったねぇ」
海未「ラブライブ優勝により宣伝の効果が増した、とのことでそのままプレゼントしていただけるとは」
穂乃果「海未ちゃん結局部屋にいる間はいっつも着るこたつ使ってるんだよねぇー」
海未「穂乃果!? なぜそれを!」
穂乃果「うちのお母さんが海未ちゃんのお母さんから聞いたんだよ! 最初はあんなに反対してたのにねぇ~」
海未「うぅ……」
海未「その意気です」
ことり「でもまさか一年前にはこうして着るこたつを受験勉強のお供にしてるとは思わなかったねぇ」
海未「ラブライブ優勝により宣伝の効果が増した、とのことでそのままプレゼントしていただけるとは」
穂乃果「海未ちゃん結局部屋にいる間はいっつも着るこたつ使ってるんだよねぇー」
海未「穂乃果!? なぜそれを!」
穂乃果「うちのお母さんが海未ちゃんのお母さんから聞いたんだよ! 最初はあんなに反対してたのにねぇ~」
海未「うぅ……」
21: ◆forOQFPfVyew 2015/02/05(木) 23:33:36.77 ID:kxyovvthO
ことり「しょうがないよ、今の所海未ちゃんの部屋にきたみんなも吸い込まれていってるくらいだもん」
穂乃果「絵里ちゃんも見事にハマって、これが日本の文化……! なんて言って二回目には亜里沙ちゃん連れてきたし!」
海未「凛は着る要素を無視して丸くなっていましたね……」
ことり「真姫ちゃんの寝顔、かわいかったねぇ」
海未さーん、お友達ですよー
海未「……? お母様、今行きます!」
穂乃果「絵里ちゃんも見事にハマって、これが日本の文化……! なんて言って二回目には亜里沙ちゃん連れてきたし!」
海未「凛は着る要素を無視して丸くなっていましたね……」
ことり「真姫ちゃんの寝顔、かわいかったねぇ」
海未さーん、お友達ですよー
海未「……? お母様、今行きます!」
22: ◆forOQFPfVyew 2015/02/05(木) 23:56:26.46 ID:kxyovvthO
凛「遊びにきたにゃー!」
花陽「三人で集まって勉強してるって聞いてたからつい」
真姫「ごめんなさいね海未、勉強の邪魔になっちゃったかしら」
海未「いえ、穂乃果が根を上げかけているところでしたからちょうどよかったのかも知れません、ささっ、上がってください……おや?」
凛「実は…」
にこ「海未! わたしたちもお邪魔するわよ!」
絵里「穂乃果を勉強させているところに行ったら悪いかなと思ったんだけどね」
希「えりちはさっきからそればっかり心配しててなぁ……うちには穂乃果ちゃんのお腹を空かしてる様子が見えるんよ」
花陽「にこちゃん絵里ちゃん希ちゃんも呼んじゃった!」
海未「花陽……なんというか、部長らしくなりましたね……」
花陽「三人で集まって勉強してるって聞いてたからつい」
真姫「ごめんなさいね海未、勉強の邪魔になっちゃったかしら」
海未「いえ、穂乃果が根を上げかけているところでしたからちょうどよかったのかも知れません、ささっ、上がってください……おや?」
凛「実は…」
にこ「海未! わたしたちもお邪魔するわよ!」
絵里「穂乃果を勉強させているところに行ったら悪いかなと思ったんだけどね」
希「えりちはさっきからそればっかり心配しててなぁ……うちには穂乃果ちゃんのお腹を空かしてる様子が見えるんよ」
花陽「にこちゃん絵里ちゃん希ちゃんも呼んじゃった!」
海未「花陽……なんというか、部長らしくなりましたね……」
23: ◆forOQFPfVyew 2015/02/06(金) 00:17:22.86 ID:E3Hgv1RrO
穂乃果「うわー! 九人が集まるのも久しぶりだね!!」
ことり「ほんとだねー、ってにこちゃんと絵里ちゃんのそのビニール袋の量は」
海未「そして希のその大きい荷物、まさか」
真姫「そのまさかよ」
絵里「……鍋パよ!!!」
海未「こたつにこぼしたら許しませんよ!」
凛「海未ちゃんこわいにゃあ……」
ことり「ほんとだねー、ってにこちゃんと絵里ちゃんのそのビニール袋の量は」
海未「そして希のその大きい荷物、まさか」
真姫「そのまさかよ」
絵里「……鍋パよ!!!」
海未「こたつにこぼしたら許しませんよ!」
凛「海未ちゃんこわいにゃあ……」
24: ◆forOQFPfVyew 2015/02/06(金) 00:35:26.64 ID:KwowBQDy0
グツグツ……
絵里「そろそろ準備が出来たようね」
穂乃果「でもなんで急に鍋を?」
凛「みんな理由つけて着るこたつに入りたかっただけにゃー! ねー真姫ちゃーん?」
真姫「そ、そんなわけ!……でもこたつに入って鍋って考えてみたらどうなのよ」
にこ「こたつに入って鍋食べたらにこも絶対暑いと思うけどねぇ、希が鍋やりたいって……というか一辺に二人だから着れてないし、にこはそもそも希の膝の上ってどぅぉういうこととぉ!?」
絵里「そろそろ準備が出来たようね」
穂乃果「でもなんで急に鍋を?」
凛「みんな理由つけて着るこたつに入りたかっただけにゃー! ねー真姫ちゃーん?」
真姫「そ、そんなわけ!……でもこたつに入って鍋って考えてみたらどうなのよ」
にこ「こたつに入って鍋食べたらにこも絶対暑いと思うけどねぇ、希が鍋やりたいって……というか一辺に二人だから着れてないし、にこはそもそも希の膝の上ってどぅぉういうこととぉ!?」
25: ◆forOQFPfVyew 2015/02/06(金) 00:55:57.42 ID:KwowBQDy0
希「細かいことはいいやん? では改めて準備万端ということで、部長の……おっと……花陽ちゃんから一言!」
花陽「ほえっ!? ええっと……ご飯たけたよー?」
真姫「……みんなサ○ウのごはんなんだけど」
絵里「花陽の前にだけ二つ用意されているのにはもう何も言わないわ」
穂乃果「お腹がもう限界だから食べるよ!」
希「あぁ! 穂乃果ちゃんお肉ばっかり取るのズルいやん!」
穂乃果「もう我慢できないもん! μ's、エンドレス鍋パレード、スタート!!」
ことり「みんなー! チーズケーキ焼いてあるのがあるんだけど」
花陽「ちょっとまっててー!!」
おわり
花陽「ほえっ!? ええっと……ご飯たけたよー?」
真姫「……みんなサ○ウのごはんなんだけど」
絵里「花陽の前にだけ二つ用意されているのにはもう何も言わないわ」
穂乃果「お腹がもう限界だから食べるよ!」
希「あぁ! 穂乃果ちゃんお肉ばっかり取るのズルいやん!」
穂乃果「もう我慢できないもん! μ's、エンドレス鍋パレード、スタート!!」
ことり「みんなー! チーズケーキ焼いてあるのがあるんだけど」
花陽「ちょっとまっててー!!」
おわり
26: ◆forOQFPfVyew 2015/02/06(金) 00:57:48.85 ID:KwowBQDy0
これで全部です。読んでいただいた方、ありがとうございました。
初めてだったので投稿ペースなどはこんなもので良かったのかなぁ、などと思うところはありますが…
一言でも感想などいただけたら嬉しいです。
初めてだったので投稿ペースなどはこんなもので良かったのかなぁ、などと思うところはありますが…
一言でも感想などいただけたら嬉しいです。
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 01:05:11.52 ID:CPipEo0KO
乙
ほのぼのしてよかった。
こういうほっこりするssをもとめていた
ほのぼのしてよかった。
こういうほっこりするssをもとめていた
29: ◆forOQFPfVyew 2015/02/06(金) 01:16:53.62 ID:KwowBQDy0
感想ありがとうございます!
続きは思いついたらタイトルを変えてまた…
μ'sの(ほとんど二年組ですが)ほのぼのしている感じが出せていたら良かったです。
続きは思いついたらタイトルを変えてまた…
μ'sの(ほとんど二年組ですが)ほのぼのしている感じが出せていたら良かったです。
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423052415/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
大和「長門さんとバカンスに行くことになった」
1: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:30:20.42 ID:5kV0uUTf0
※キャラ崩壊注意
2: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:30:47.32 ID:5kV0uUTf0
「えっと、そちらの長門さん、身分証かも!」
長門「タウイタウイ鎮守府秘書艦兼司令官だ」
「・・・ファーストクラスのAかも、お荷物は?」
長門「いや、これだけだ」
大和「・・・・・・・・・・・・」
長門「A-2-4-11だ。座るぞ」
大和「はい」
長門「・・・・・・・ふん」
大和(・・・・・・・・・・)
長門「タウイタウイ鎮守府秘書艦兼司令官だ」
「・・・ファーストクラスのAかも、お荷物は?」
長門「いや、これだけだ」
大和「・・・・・・・・・・・・」
長門「A-2-4-11だ。座るぞ」
大和「はい」
長門「・・・・・・・ふん」
大和(・・・・・・・・・・)
3: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:31:16.47 ID:5kV0uUTf0
大和『・・・・・・・・・・・・』
長門『・・・・・・・・・・・・』モグモグ
大和(私になんて見向きもしない・・・)
長門『・・・・・・・・・・・・』フヒヒ
大和『あの・・・』
長門『何だ!』
長門『今でちうさを見てるのがわからないのか』モグモグ
大和『・・・・・・・・・すみません』
大和『・・・・・・・・・・・・・・』
長門『・・・・・・・・・・・・』モグモグ
大和(私になんて見向きもしない・・・)
長門『・・・・・・・・・・・・』フヒヒ
大和『あの・・・』
長門『何だ!』
長門『今でちうさを見てるのがわからないのか』モグモグ
大和『・・・・・・・・・すみません』
大和『・・・・・・・・・・・・・・』
4: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:31:44.42 ID:5kV0uUTf0
大和『長門さん!このカードは何ですか!イメージクラブRJって!!』
長門『む、陸奥に誘われて行っただけだ』
大和『もしかして、この前のお小遣いの前借りは・・・』
長門『うるさい!元は誰の稼ぎだ!』
大和『そういうことじゃないです!』
大和『家計は私に任せてくれるって・・・』
大和『それに、私達夫婦じゃないんですか!?』
長門『ええい、不倫は文化だ!』
長門『ふふふ、奉娼さん(源氏名)といってたな。今度は暁プレイだ・・・ふひひ』
大和『・・・・・・・・・・・・・・・・』
長門『む、陸奥に誘われて行っただけだ』
大和『もしかして、この前のお小遣いの前借りは・・・』
長門『うるさい!元は誰の稼ぎだ!』
大和『そういうことじゃないです!』
大和『家計は私に任せてくれるって・・・』
大和『それに、私達夫婦じゃないんですか!?』
長門『ええい、不倫は文化だ!』
長門『ふふふ、奉娼さん(源氏名)といってたな。今度は暁プレイだ・・・ふひひ』
大和『・・・・・・・・・・・・・・・・』
5: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:32:10.52 ID:5kV0uUTf0
ピンポーン
長門『・・・・・・・・・・・・』ヌワヌワ
大和(私が出るのが当たり前なのね・・・)
大和『はい、大和です』
武蔵『久しいな大和よ、少し痩せたか?』
大和『武蔵!』
長門『なっ!武蔵、何故わざわざここに』
長門『用があるなら鎮守府でいえば良いだろう』
武蔵『いや、今たまたまだな・・・』
長門『・・・・・・・・・・・・』ヌワヌワ
大和(私が出るのが当たり前なのね・・・)
大和『はい、大和です』
武蔵『久しいな大和よ、少し痩せたか?』
大和『武蔵!』
長門『なっ!武蔵、何故わざわざここに』
長門『用があるなら鎮守府でいえば良いだろう』
武蔵『いや、今たまたまだな・・・』
6: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:32:39.25 ID:5kV0uUTf0
武蔵『ついさっき、雪風を商店街に連れていったらくじを引いてな』
武蔵『トラック泊地へのバカンスペアチケットが当たったのだ』
長門『ここはタウイタウイだぞ・・・』
武蔵『私はバカンスなどしないからな。ほら』
大和『い、いや、私達は・・・』
武蔵『遠慮するな!姉と上官に孝行させてくれ』
長門『う、うむ・・・・』
大和『・・・・・・・・・・・・・・』
大和(商店街でくじをやってたのは先月のことよ武蔵・・・)
武蔵『トラック泊地へのバカンスペアチケットが当たったのだ』
長門『ここはタウイタウイだぞ・・・』
武蔵『私はバカンスなどしないからな。ほら』
大和『い、いや、私達は・・・』
武蔵『遠慮するな!姉と上官に孝行させてくれ』
長門『う、うむ・・・・』
大和『・・・・・・・・・・・・・・』
大和(商店街でくじをやってたのは先月のことよ武蔵・・・)
7: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:33:08.72 ID:5kV0uUTf0
「この便はブルネイ経由トラック泊地行きかも!」
「快適な空の旅を楽しんで欲しいかも!」
長門「ちいっ、煙草が吸えんとは・・・」イライラ
長門「やはり家でぴゃあロットでも見てればよかったな」チラッ
大和「・・・・・・・・・・・・・・・」
大和「折角新鮮なチ級をもらったのに・・・悪くなってしまいます」
大和「やっぱり、家でご飯を作るべきだったかも」チラッ
「快適な空の旅を楽しんで欲しいかも!」
長門「ちいっ、煙草が吸えんとは・・・」イライラ
長門「やはり家でぴゃあロットでも見てればよかったな」チラッ
大和「・・・・・・・・・・・・・・・」
大和「折角新鮮なチ級をもらったのに・・・悪くなってしまいます」
大和「やっぱり、家でご飯を作るべきだったかも」チラッ
8: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:33:34.69 ID:5kV0uUTf0
大和「それにしてもここは臭いますね・・・」
大和「汗と煙草とお酒の臭いが、染み付いてるみたいです」
長門「いやしかしここは本当にファーストクラスか?」
長門「狭苦しくて仕方が無い・・・少し身体が大きいだけでこうか」
大和(アニメ最終話修整前の目線)
長門「アテンダント!飲酒は許可されてたな!越路吹雪持ってこい!」
「さ、流石に日本酒はないかも・・・」
長門「ならウイスキー響だ!」
大和「・・・・・・・・・・・トイレに行ってきます」
「トイレはG-3-2の隣かも!」
大和「汗と煙草とお酒の臭いが、染み付いてるみたいです」
長門「いやしかしここは本当にファーストクラスか?」
長門「狭苦しくて仕方が無い・・・少し身体が大きいだけでこうか」
大和(アニメ最終話修整前の目線)
長門「アテンダント!飲酒は許可されてたな!越路吹雪持ってこい!」
「さ、流石に日本酒はないかも・・・」
長門「ならウイスキー響だ!」
大和「・・・・・・・・・・・トイレに行ってきます」
「トイレはG-3-2の隣かも!」
9: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:34:01.80 ID:5kV0uUTf0
バタン
大和「・・・・・・・・・・・」
大和(恥ずかしい・・・)
大和(どうしてあんな人と結婚してしまったのかしら)
大和(恥知らずの甲斐性無し)
大和(結局、私なんて道具なのよ)
大和(自分が快適に暮らせるための、道具・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・)
大和(やっぱり、そろそろ・・・)
「もうオリョクルは嫌でち!!!11」
大和「・・・・・・・・・・・」
大和(恥ずかしい・・・)
大和(どうしてあんな人と結婚してしまったのかしら)
大和(恥知らずの甲斐性無し)
大和(結局、私なんて道具なのよ)
大和(自分が快適に暮らせるための、道具・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・)
大和(やっぱり、そろそろ・・・)
「もうオリョクルは嫌でち!!!11」
10: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:34:27.69 ID:5kV0uUTf0
ガチャ
大和「な、何?」
「お、お客様!魚雷は閉まって欲しいかも!」
「この飛行機はジャックしたでち!!!!11」
「オリョクルがなくならないなら、ゴーヤもろとも吹き飛ぶでち!!1111」
「き、機長!」
「や、やばいぴょん!落ち着くぴょん!」
大和「な、何?」
「お、お客様!魚雷は閉まって欲しいかも!」
「この飛行機はジャックしたでち!!!!11」
「オリョクルがなくならないなら、ゴーヤもろとも吹き飛ぶでち!!1111」
「き、機長!」
「や、やばいぴょん!落ち着くぴょん!」
11: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:35:00.80 ID:5kV0uUTf0
「大本営に連絡を繋ぐでち!11!!1」
「い、急ぐぴょん!副機長、回線開くぴょん!」
「え!?ちょ、今、操縦中で・・・」
「あれ!?機体が浮いちゃうよ!」グラッ
「でち!!??」グラッ
「今度は沈んじゃう!!」グラッ
「ま、待つでち、魚雷が」
カチ
チュドーン
「い、急ぐぴょん!副機長、回線開くぴょん!」
「え!?ちょ、今、操縦中で・・・」
「あれ!?機体が浮いちゃうよ!」グラッ
「でち!!??」グラッ
「今度は沈んじゃう!!」グラッ
「ま、待つでち、魚雷が」
カチ
チュドーン
13: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:35:36.17 ID:5kV0uUTf0
大和「・・・・・・・・・・・・・」
大和(・・・・・・あれ)
大和(あ、そうだ、飛行機がジャックされて・・・)
大和(犯人の魚雷が、爆発して・・・)
大和(大和、落ちてるんだ・・・)
大和(バカンスだったのに・・・・・・)
大和(長門さんと・・・二人で・・・・・・)
大和(・・・・・・あれ)
大和(あ、そうだ、飛行機がジャックされて・・・)
大和(犯人の魚雷が、爆発して・・・)
大和(大和、落ちてるんだ・・・)
大和(バカンスだったのに・・・・・・)
大和(長門さんと・・・二人で・・・・・・)
14: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:36:03.03 ID:5kV0uUTf0
大和(・・・・・・・・・・・・・)
大和(まだ結婚してなかった頃は・・・素敵だったなあ)
大和(こんな私でも・・・熊みたいに大きな私でも、愛してくれた・・・)
大和(あんな人でも・・・)
大和(大和はっ・・・愛してました・・・!!)
大和(せめて、あっちでは・・・一緒に・・・)
長門「うおおおおおおおおおおお!!」ガシ
大和「!!」
大和(まだ結婚してなかった頃は・・・素敵だったなあ)
大和(こんな私でも・・・熊みたいに大きな私でも、愛してくれた・・・)
大和(あんな人でも・・・)
大和(大和はっ・・・愛してました・・・!!)
大和(せめて、あっちでは・・・一緒に・・・)
長門「うおおおおおおおおおおお!!」ガシ
大和「!!」
15: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:36:30.28 ID:5kV0uUTf0
長門「ぐはぁ!!」
大和「な、長門さん!!」
大和「空中で私を抱いて、代わりに地面に・・・!!」
長門「ぶ、無事か・・・良かった」
大和「なんて無茶するんですか!!」
長門「誰がどうあろうと、守護らねばならん」
長門「それが私の、艦娘としての誇りだ」
大和「!!」
大和(・・・・・・・か、かっこいい・・・!)
大和「な、長門さん!!」
大和「空中で私を抱いて、代わりに地面に・・・!!」
長門「ぶ、無事か・・・良かった」
大和「なんて無茶するんですか!!」
長門「誰がどうあろうと、守護らねばならん」
長門「それが私の、艦娘としての誇りだ」
大和「!!」
大和(・・・・・・・か、かっこいい・・・!)
16: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:36:58.42 ID:5kV0uUTf0
大和「・・・・・・・・・・・・」ドキドキ
長門「ここはジャングルか・・・どうやら残骸はもっと別の場所に落ちたようだ」
長門「向こうを見ろ、燃えている。途中で投げ出された我々は幸運だったな」
大和「・・・・・・・・・・・・」ドキドキ
長門「ああ、すまない。つい、力を入れて抱いてしまったな」パッ
大和「い、いえ・・・」
長門「ここは危険だ、歩くぞ」
大和「は、はい・・・・・・」ドキドキ
長門「ここはジャングルか・・・どうやら残骸はもっと別の場所に落ちたようだ」
長門「向こうを見ろ、燃えている。途中で投げ出された我々は幸運だったな」
大和「・・・・・・・・・・・・」ドキドキ
長門「ああ、すまない。つい、力を入れて抱いてしまったな」パッ
大和「い、いえ・・・」
長門「ここは危険だ、歩くぞ」
大和「は、はい・・・・・・」ドキドキ
17: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:37:34.59 ID:5kV0uUTf0
長門「かなり深いジャングルだ、まともな道もない・・・」
大和「きゃっ」グラ
長門「大丈夫か!」ダキッ
大和「はい、や、大和は大丈夫です・・・」カアア
長門「お前の靴では、歩くことも出来ないだろう・・・さあ」
大和「お、おんぶ、ですか!?」
長門「遠慮するな」ガシッ
大和「や、大和みたいな、大きい女・・・」
長門「年頃の女がそんなことを言うものではないぞ」
大和「・・・・・・・・・・!!」ドキドキ
大和「きゃっ」グラ
長門「大丈夫か!」ダキッ
大和「はい、や、大和は大丈夫です・・・」カアア
長門「お前の靴では、歩くことも出来ないだろう・・・さあ」
大和「お、おんぶ、ですか!?」
長門「遠慮するな」ガシッ
大和「や、大和みたいな、大きい女・・・」
長門「年頃の女がそんなことを言うものではないぞ」
大和「・・・・・・・・・・!!」ドキドキ
18: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:38:02.51 ID:5kV0uUTf0
大和「ど、どうして・・・」
長門「何だ?」
大和「どうして、こんなに・・・大和を・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・」
長門「こんなことを言うものではないが・・・」
長門「確かにこの長門、大和にはそう親しいわけでもない」
長門「だがこんな時だからこそ、しがらみは無しに助け合うべきだろう!」
大和「な、長門さん・・・・・・」
長門「何だ?」
大和「どうして、こんなに・・・大和を・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・」
長門「こんなことを言うものではないが・・・」
長門「確かにこの長門、大和にはそう親しいわけでもない」
長門「だがこんな時だからこそ、しがらみは無しに助け合うべきだろう!」
大和「な、長門さん・・・・・・」
19: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:38:30.72 ID:5kV0uUTf0
大和(い、いつぶりかしら・・・こんなに胸がときめくなんて)
大和(隣に居るだけで・・・お話するだけで、顔が火照ってきちゃう)
大和(・・・・・・・・・・・・・・)キュンキュン
大和(大和は、はしたない女です・・・)
大和(身体が、熱くて、うずいて・・・)キュンキュン
長門「・・・・・・・・ん?」
大和「?」
大和(隣に居るだけで・・・お話するだけで、顔が火照ってきちゃう)
大和(・・・・・・・・・・・・・・)キュンキュン
大和(大和は、はしたない女です・・・)
大和(身体が、熱くて、うずいて・・・)キュンキュン
長門「・・・・・・・・ん?」
大和「?」
20: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:38:56.80 ID:5kV0uUTf0
大和「どうかしましたか?」
長門「何か聞こえる・・・草を掻き分けてるような」
大和「もしかしたら、この辺りに住んでいる人かもしれません!」
長門「おい!聞こえるか!私は長門、所属は」
「ひゃあ!ひゃあ!」
大和「!?」
長門「な、なんだ、あの槍を持った連中は!!」
長門「何か聞こえる・・・草を掻き分けてるような」
大和「もしかしたら、この辺りに住んでいる人かもしれません!」
長門「おい!聞こえるか!私は長門、所属は」
「ひゃあ!ひゃあ!」
大和「!?」
長門「な、なんだ、あの槍を持った連中は!!」
21: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:39:23.19 ID:5kV0uUTf0
大和「こちらに気付いたようです・・・」
長門「聞こえるか!私は長門!」
「ひゃあ!」
長門「駄目か、こちらの言語が通じてない!」
「ありえませんわ!ありえませんわ!」
「とおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおう!!」
大和「こ、こちらに槍を構えて、来ます!」
長門「まさか、こんな未開の部族がいたのか・・・!!」
長門「聞こえるか!私は長門!」
「ひゃあ!」
長門「駄目か、こちらの言語が通じてない!」
「ありえませんわ!ありえませんわ!」
「とおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおう!!」
大和「こ、こちらに槍を構えて、来ます!」
長門「まさか、こんな未開の部族がいたのか・・・!!」
22: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:39:51.18 ID:5kV0uUTf0
長門「ええい、来るなら来い!」バッ
大和「長門さん!」
長門「この私から相手だ!」
大和(私をかばって・・・真っ先に!)
「とおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおう!!」
長門「や、槍が相手だろうが・・・!!」
「待て!!」
大和「長門さん!」
長門「この私から相手だ!」
大和(私をかばって・・・真っ先に!)
「とおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおう!!」
長門「や、槍が相手だろうが・・・!!」
「待て!!」
23: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:40:18.26 ID:5kV0uUTf0
「ひゃあ!」
「こいつらは客人だ・・・手厚くもてなせ」
「承りましてよ」
長門「お、お前は・・・」
長門「日向!」
日向「違うな」
日向「風魔神ヒューガと呼んでもらおうか」
「こいつらは客人だ・・・手厚くもてなせ」
「承りましてよ」
長門「お、お前は・・・」
長門「日向!」
日向「違うな」
日向「風魔神ヒューガと呼んでもらおうか」
24: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:40:50.37 ID:5kV0uUTf0
大和「何ですかあれは・・・神輿に乗って・・・」
日向「お前達。二人を神輿に乗せろ」
「よろしくてよ」
長門「これは一体・・・」
日向「三ヶ月前のことだ。私は伊勢と一緒に、瑞雲採集にこの島を訪れた」
日向「そして見たのだ、覇権を巡り、争い続ける未開部族を」
長門「それがこいつら・・・」
日向「見えてきたぞ、こいつらの・・・いや、私の集落だ」
日向「お前達。二人を神輿に乗せろ」
「よろしくてよ」
長門「これは一体・・・」
日向「三ヶ月前のことだ。私は伊勢と一緒に、瑞雲採集にこの島を訪れた」
日向「そして見たのだ、覇権を巡り、争い続ける未開部族を」
長門「それがこいつら・・・」
日向「見えてきたぞ、こいつらの・・・いや、私の集落だ」
25: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:41:19.38 ID:5kV0uUTf0
「クマリンコ!クマリンコ!」
「チーッス!」
「ひゃあ!」
日向「この島では食糧不足のために争い続けていた・・・」
日向「私がもたらしたのだ・・・海中を征し、水中を射抜く力」
日向「瑞雲を!」
日向「そして私は瑞雲をもたらした、風の神として祀られるようになった」
長門「神殿まで・・・」
伊勢「あ、お帰りなさい日向!」
日向「御神体もあるぞ」
扶桑「」
山城「」
「チーッス!」
「ひゃあ!」
日向「この島では食糧不足のために争い続けていた・・・」
日向「私がもたらしたのだ・・・海中を征し、水中を射抜く力」
日向「瑞雲を!」
日向「そして私は瑞雲をもたらした、風の神として祀られるようになった」
長門「神殿まで・・・」
伊勢「あ、お帰りなさい日向!」
日向「御神体もあるぞ」
扶桑「」
山城「」
26: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:41:46.33 ID:5kV0uUTf0
日向「なるほど、お前達は旅客機から落ちてきたのか」
長門「なんとか帰る方法は無いか?」
日向「瑞雲を作らせよう、それで帰るがいい」
長門「本当か!」
日向「完成まで一晩、ここで過ごすといい。晩餐会も開こう」
大和「た、助かったんですね・・・夢みたいです・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
長門「なんとか帰る方法は無いか?」
日向「瑞雲を作らせよう、それで帰るがいい」
長門「本当か!」
日向「完成まで一晩、ここで過ごすといい。晩餐会も開こう」
大和「た、助かったんですね・・・夢みたいです・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
27: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:42:28.10 ID:5kV0uUTf0
大和「あら・・・おいしい、何かしら?」
伊勢「御神体からとれた特別な瑞雲よ」
長門「これほどうまいものがあったとは!」ガツガツ
日向「いずれ本土にも輸出して外貨を稼ぐつもりだ」
長門「大和!いくつか持って帰るか?」
大和「えっ!い、いや・・・そんな・・・」
日向「少しくらい良いだろう」
大和「すみません・・・ありがとうございます」
大和(・・・・・・・しばらくしたら、どうせまた長門さんも元通りに・・・)
伊勢「御神体からとれた特別な瑞雲よ」
長門「これほどうまいものがあったとは!」ガツガツ
日向「いずれ本土にも輸出して外貨を稼ぐつもりだ」
長門「大和!いくつか持って帰るか?」
大和「えっ!い、いや・・・そんな・・・」
日向「少しくらい良いだろう」
大和「すみません・・・ありがとうございます」
大和(・・・・・・・しばらくしたら、どうせまた長門さんも元通りに・・・)
28: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:43:05.91 ID:5kV0uUTf0
「やだっ、マジ恥ずかしっ・・・」ギシギシ
「とおおおおおおぉぉぉおおおおおお!!」パンパン
日向「またお前の勝ちか」
長門「これでも運は強い方だからな」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
日向「もう一戦やっていくか」
長門「・・・・・いや、もうこの辺りで休もう」
長門「なあ、大和。もう疲れてるみたいだな」
大和「い、いえ、大和は大丈夫です・・・」
長門「そういわず、ほら」グッ
大和「あっ・・・・」
大和(お、お姫様だっこ・・・)
「とおおおおおおぉぉぉおおおおおお!!」パンパン
日向「またお前の勝ちか」
長門「これでも運は強い方だからな」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
日向「もう一戦やっていくか」
長門「・・・・・いや、もうこの辺りで休もう」
長門「なあ、大和。もう疲れてるみたいだな」
大和「い、いえ、大和は大丈夫です・・・」
長門「そういわず、ほら」グッ
大和「あっ・・・・」
大和(お、お姫様だっこ・・・)
29: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:43:32.28 ID:5kV0uUTf0
大和「・・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・やれやれ」
長門「まさかベットが一つとはな・・・」ゴロン
大和「長門さん、何を」
長門「私は床で寝よう。こんな私とでは暑苦しいだろう」
長門「さあ、ベットを使うが良い」
長門「大和にはそれが似合っている」
大和「・・・・・・・・・・・!」
長門「・・・・やれやれ」
長門「まさかベットが一つとはな・・・」ゴロン
大和「長門さん、何を」
長門「私は床で寝よう。こんな私とでは暑苦しいだろう」
長門「さあ、ベットを使うが良い」
長門「大和にはそれが似合っている」
大和「・・・・・・・・・・・!」
30: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:43:58.02 ID:5kV0uUTf0
大和「・・・・・・・・・・・・」パチ
長門「?」
大和「・・・・・・・・・・・・」スルスル
長門「お前、服を・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」ハラリ
大和「・・・・・・・抱いてください」
長門「大和・・・・・・・」
長門「?」
大和「・・・・・・・・・・・・」スルスル
長門「お前、服を・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」ハラリ
大和「・・・・・・・抱いてください」
長門「大和・・・・・・・」
31: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:44:25.09 ID:5kV0uUTf0
長門「綺麗な身体だ・・・」
大和「あまり、見ないでください・・・」
長門「月明かりで見えてしまうのだ、本当に綺麗だ」
長門「柔らかで、くすみの一つも無い、乳白色の肌」
長門「それなのに・・・」ツー
大和「あっ・・・・」ビクッ
長門「このまま飲み込まれてしまいそうに柔らかいのに・・・」
長門「確かな、芯の通った弾力が、心地良い」
大和「あまり、見ないでください・・・」
長門「月明かりで見えてしまうのだ、本当に綺麗だ」
長門「柔らかで、くすみの一つも無い、乳白色の肌」
長門「それなのに・・・」ツー
大和「あっ・・・・」ビクッ
長門「このまま飲み込まれてしまいそうに柔らかいのに・・・」
長門「確かな、芯の通った弾力が、心地良い」
32: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:44:52.19 ID:5kV0uUTf0
長門「こちらも綺麗だな・・・」クパァ
大和「い、息が、当たって・・・」ビクッ
長門「まだ触っていも居ないのに、これほど濡れているとは」
長門「だが、それだというのに、気品すら感じるぞ」
長門「しっかりと『処理』がされているからな」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
大和「毎日、お手入れしてましたから・・・」
大和「ご無沙汰の時も、毎日・・・」
大和「い、息が、当たって・・・」ビクッ
長門「まだ触っていも居ないのに、これほど濡れているとは」
長門「だが、それだというのに、気品すら感じるぞ」
長門「しっかりと『処理』がされているからな」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
大和「毎日、お手入れしてましたから・・・」
大和「ご無沙汰の時も、毎日・・・」
33: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:45:19.88 ID:5kV0uUTf0
長門「そういうつつましい女らしさが・・・また素晴らしい」クチュ
大和「んんっ・・・・」ビクッ
長門「そうだ、感じ方さえ、どこか上品だ・・・」
大和「んっ、あっ、」
長門「だが、この私には見せてくれないか・・・?」
長門「お前の夜の顔・・・本当の雌の顔を」
大和「えっ・・・・」
長門「全て私に委ねて・・・この手の中で乱れてくれ」
大和「・・・いいっ!そこですっ!」ビクンッ
大和「んんっ・・・・」ビクッ
長門「そうだ、感じ方さえ、どこか上品だ・・・」
大和「んっ、あっ、」
長門「だが、この私には見せてくれないか・・・?」
長門「お前の夜の顔・・・本当の雌の顔を」
大和「えっ・・・・」
長門「全て私に委ねて・・・この手の中で乱れてくれ」
大和「・・・いいっ!そこですっ!」ビクンッ
34: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:45:47.56 ID:5kV0uUTf0
大和「はーっ、はーっ、ああっ!」ビクン
長門「私の大和・・・」
大和(こ、こんなの、こんなプレイ、初めて・・・!)
大和(長門さんが耳元で囁くたびに、頭が沸騰しそうで)
大和(快感で、居てもられない!)
長門「もっと見せてくれ・・・」
大和「ああああっ!んはっ!いいですっ!!ああああああああああああっ!!」ビクンビクン
長門「私の大和・・・」
大和(こ、こんなの、こんなプレイ、初めて・・・!)
大和(長門さんが耳元で囁くたびに、頭が沸騰しそうで)
大和(快感で、居てもられない!)
長門「もっと見せてくれ・・・」
大和「ああああっ!んはっ!いいですっ!!ああああああああああああっ!!」ビクンビクン
35: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:46:15.30 ID:5kV0uUTf0
大和「な、長門、さん・・・」ハアハア
長門「今度は、私も一緒だ・・・」
大和「はい、一緒に・・・」
長門「んっ・・・」
大和「あっ・・・」
長門「行くぞ、大和」
大和「はい・・・」
長門「今度は、私も一緒だ・・・」
大和「はい、一緒に・・・」
長門「んっ・・・」
大和「あっ・・・」
長門「行くぞ、大和」
大和「はい・・・」
36: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:46:43.75 ID:5kV0uUTf0
長門「ふ、はっ、はっ、」
大和「はっ、ああ、あああっ!いいっ!」
長門「ここか!」
大和「あ~~~~!煮えたぎってます、身体がっ!ああっ!」
大和「長門さん、長門さんっ!!」
長門「そのまま果ててしまえ、大和!」
大和「長門さあああああああああああああああん!!」
大和「はっ、ああ、あああっ!いいっ!」
長門「ここか!」
大和「あ~~~~!煮えたぎってます、身体がっ!ああっ!」
大和「長門さん、長門さんっ!!」
長門「そのまま果ててしまえ、大和!」
大和「長門さあああああああああああああああん!!」
37: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:47:10.28 ID:5kV0uUTf0
長門「ふう・・・」
大和「愛してます・・・長門さん・・・」
長門「ああ、私もだ」
長門「だが私はまだ満足してないぞ?」
大和「は、はい・・・・!」カアア
長門「まだまだ楽しませてもらおうか!」
大和「ああんっ・・・・!」
大和「愛してます・・・長門さん・・・」
長門「ああ、私もだ」
長門「だが私はまだ満足してないぞ?」
大和「は、はい・・・・!」カアア
長門「まだまだ楽しませてもらおうか!」
大和「ああんっ・・・・!」
38: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:47:38.66 ID:5kV0uUTf0
長門「まったく・・・」
長門「旅客機が墜落してジャングルに落ち」
長門「帰りは瑞雲とは・・・奇妙な旅だ」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
大和「でも・・・夢のような時間でした」
大和「長門さんと過ごせて・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・・ああ、私もだ」
長門「旅客機が墜落してジャングルに落ち」
長門「帰りは瑞雲とは・・・奇妙な旅だ」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
大和「でも・・・夢のような時間でした」
大和「長門さんと過ごせて・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・・ああ、私もだ」
39: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:48:09.51 ID:5kV0uUTf0
大和「見えてきました、タウイタウイが」
大和「ようやく帰ってましたね・・・」
長門「タウイタウイ・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「大和!」
大和「は、はい!」
長門「大切な話がある・・・」
大和「ようやく帰ってましたね・・・」
長門「タウイタウイ・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「大和!」
大和「は、はい!」
長門「大切な話がある・・・」
40: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:48:35.55 ID:5kV0uUTf0
長門「私はお前が好きだ。お前を愛している」
大和「そ、そんなこと・・・」カアアア
長門「お前を忘れることなんて絶対にないだろう。これからもずっと」
大和「はい、大和も、勿論・・・」
長門「たった一晩だけだったが、それほど情熱的な夜だった」
長門「だから・・・お前を私のものにしたい!」
長門「一緒に横須賀へ来てくれないか!!」
大和「!!??」
大和「そ、そんなこと・・・」カアアア
長門「お前を忘れることなんて絶対にないだろう。これからもずっと」
大和「はい、大和も、勿論・・・」
長門「たった一晩だけだったが、それほど情熱的な夜だった」
長門「だから・・・お前を私のものにしたい!」
長門「一緒に横須賀へ来てくれないか!!」
大和「!!??」
41: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:49:02.82 ID:5kV0uUTf0
大和「・・・・・・・・・・え?」
大和「横須賀といえば、エリート、精鋭揃いの・・・」
長門「私は横須賀で秘書艦をやっている。トラックの視察に来ていたのだ」
長門「もしお前が頷いてくれるなら・・・今すぐタウイからお前を引き抜きたい」
長門「私の側にいてほしい・・・」
大和「・・・・・・・・・・・すみません、一ついいですか?」
長門「何だ?」
大和「横須賀といえば、エリート、精鋭揃いの・・・」
長門「私は横須賀で秘書艦をやっている。トラックの視察に来ていたのだ」
長門「もしお前が頷いてくれるなら・・・今すぐタウイからお前を引き抜きたい」
長門「私の側にいてほしい・・・」
大和「・・・・・・・・・・・すみません、一ついいですか?」
長門「何だ?」
42: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:49:33.23 ID:5kV0uUTf0
大和「旅客機の中で、席は何番でしたか?」
長門「席?一体何故・・・」
長門「確か・・・G-3-2-1だが」
大和「あ・・・・・・・・・」
大和(私の席はA・・・そして隣も・・・・)
大和(つまりこの人、長門さんは長門さんでも・・・)
大和(別人!!)
大和(そ、そんな、私は取り返しのつかないことを・・・!!)
長門「席?一体何故・・・」
長門「確か・・・G-3-2-1だが」
大和「あ・・・・・・・・・」
大和(私の席はA・・・そして隣も・・・・)
大和(つまりこの人、長門さんは長門さんでも・・・)
大和(別人!!)
大和(そ、そんな、私は取り返しのつかないことを・・・!!)
43: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:50:01.72 ID:5kV0uUTf0
大和(・・・・・・・・いや)
大和(いや、でも・・・・・)
大和(この長門さんは、あの長門さんなんかより、ずっと・・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・・・・)
長門「・・・大和?」
大和「・・・・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・・・分かりました」
大和「荷物、取ってきますね」
長門「!!」
長門「・・・ああ、待ってるぞ!」
大和(いや、でも・・・・・)
大和(この長門さんは、あの長門さんなんかより、ずっと・・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・・・・)
長門「・・・大和?」
大和「・・・・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・・・分かりました」
大和「荷物、取ってきますね」
長門「!!」
長門「・・・ああ、待ってるぞ!」
44: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:50:39.12 ID:5kV0uUTf0
大和(片方は、横須賀出身、しかも秘書艦で)
大和(優しくて、頼りになって・・・ロリコンでもない長門さん)
大和(もう一方は、辺境のタウイタウイに配属されて)
大和(乱暴で、甲斐性無しで・・・自分のことしか考えられない長門さん)
大和(・・・・・・・・・・・・・・)
大和(あっちの長門さんが無事なのかはわからない)
大和(でもどちらにせよこの時間なら、鎮守府に出勤してるはず)
大和(・・・家に荷物を取りに行こう)
大和(優しくて、頼りになって・・・ロリコンでもない長門さん)
大和(もう一方は、辺境のタウイタウイに配属されて)
大和(乱暴で、甲斐性無しで・・・自分のことしか考えられない長門さん)
大和(・・・・・・・・・・・・・・)
大和(あっちの長門さんが無事なのかはわからない)
大和(でもどちらにせよこの時間なら、鎮守府に出勤してるはず)
大和(・・・家に荷物を取りに行こう)
45: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:51:18.52 ID:5kV0uUTf0
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
大和(このタウイタウイで、色んなことがあったわね・・・)
大和(でもそれも、今日で終わり)
大和(大和は、ようやく、本当の家庭を・・・)
大和(この家とも、お別れ・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・・・)
大和(あれ?)
大和「鍵が開いてる・・・」
大和(このタウイタウイで、色んなことがあったわね・・・)
大和(でもそれも、今日で終わり)
大和(大和は、ようやく、本当の家庭を・・・)
大和(この家とも、お別れ・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・・・)
大和(あれ?)
大和「鍵が開いてる・・・」
46: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:51:56.75 ID:5kV0uUTf0
ガチャ
大和「明かりはついてない・・・」
大和(な、何かしら、この玄関まで広がってる、たくさんのゴミ)
大和(も、もう関係ないんだから!さっさと荷物を持って・・・)
「・・・・・・・・・・・・武蔵か?」
大和「!!」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
大和「明かりはついてない・・・」
大和(な、何かしら、この玄関まで広がってる、たくさんのゴミ)
大和(も、もう関係ないんだから!さっさと荷物を持って・・・)
「・・・・・・・・・・・・武蔵か?」
大和「!!」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
47: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:53:00.30 ID:5kV0uUTf0
大和(あ、あれが、長門さん?)
大和(あんなにやつれて・・・)
長門「もういい。もうやめてくれ」
長門「偽者を持ってくるな。司令はお前がやればいい・・・」
長門「どれだけ大和を建造しても、あの大和はもう戻ってこない・・・」
長門「惚れた女も守れず・・・鎮守府なんて、守れるものか・・・」クルッ
大和「あ・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・!」
大和(あんなにやつれて・・・)
長門「もういい。もうやめてくれ」
長門「偽者を持ってくるな。司令はお前がやればいい・・・」
長門「どれだけ大和を建造しても、あの大和はもう戻ってこない・・・」
長門「惚れた女も守れず・・・鎮守府なんて、守れるものか・・・」クルッ
大和「あ・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・・・・・!」
48: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:53:34.37 ID:5kV0uUTf0
長門「あ・・・ああ・・・・・・」
大和「あ、あの・・・・・・」
長門「大和・・・大和・・・・?」
長門「大和なのか・・・?何故ここに・・・?」
長門「自力で生き返ったのか・・・!」ヨロヨロ
大和「わ、私は・・・・・・」
長門「や、大和・・・」
長門「大和おおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ダキッ
大和「あ、あの・・・・・・」
長門「大和・・・大和・・・・?」
長門「大和なのか・・・?何故ここに・・・?」
長門「自力で生き返ったのか・・・!」ヨロヨロ
大和「わ、私は・・・・・・」
長門「や、大和・・・」
長門「大和おおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ダキッ
49: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:54:18.16 ID:5kV0uUTf0
長門「間違えるものか!忘れるものか!この身体、この温もり!」
長門「他のどこの誰の大和でもない!私だけの大和だああああああああああ!!」
大和「!!」
長門「もう離さない!もう絶対に離さないぞ!もう不倫も無駄遣いも絶対にしない!!」
長門「生きててくれるだけでいいんだ、私の側にいてさえくれればいいのだ!!」
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「生きててくれてありがとう・・・ありがとう、大和おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
長門「他のどこの誰の大和でもない!私だけの大和だああああああああああ!!」
大和「!!」
長門「もう離さない!もう絶対に離さないぞ!もう不倫も無駄遣いも絶対にしない!!」
長門「生きててくれるだけでいいんだ、私の側にいてさえくれればいいのだ!!」
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「生きててくれてありがとう・・・ありがとう、大和おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
50: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:54:45.41 ID:5kV0uUTf0
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「ありがとう・・・・・大和・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
大和(泣きつかれて、眠ってしまいましたか・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・・・・)
大和(私は・・・・・・)
長門「ありがとう・・・・・大和・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
大和(泣きつかれて、眠ってしまいましたか・・・)
大和(・・・・・・・・・・・・・・・)
大和(私は・・・・・・)
51: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:55:12.00 ID:5kV0uUTf0
長門「おお、きてくれたか、大和・・・荷物はどうした?」
長門「何?少し見て欲しいものがある?」
長門「ああ、別に瑞雲は待ってくれるからいいが・・・」
長門「・・・この沖で秋刀魚が捕れる?」
長門「秋刀魚なんてどこにも・・・一体どこにがぼぁ!?」
長門「な、なんだ苦しうわ何するやめ」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」ジタバタジタバタ
長門「・・・・・・・・・・・・・・」ブクブクブクブク
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「」
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「何?少し見て欲しいものがある?」
長門「ああ、別に瑞雲は待ってくれるからいいが・・・」
長門「・・・この沖で秋刀魚が捕れる?」
長門「秋刀魚なんてどこにも・・・一体どこにがぼぁ!?」
長門「な、なんだ苦しうわ何するやめ」
長門「・・・・・・・・・・・・・・」ジタバタジタバタ
長門「・・・・・・・・・・・・・・」ブクブクブクブク
長門「・・・・・・・・・・・・・・」
長門「」
大和「・・・・・・・・・・・・・・」
52: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:55:39.46 ID:5kV0uUTf0
大和「・・・長門さん、起きてください」
長門「・・・・・・・・・・・・・はっ!」
長門「や、大和!」ダキッ
長門「良かった、良かった・・・夢ではなかったのだな・・・」
長門「本当によかった・・・ありがとう・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」
大和「もう、お風呂に、入ってください」
大和「今日は、戦艦水鬼のハンバーグですよ・・・」
長門「・・・・・・大和?」
長門「・・・・・・・・・・・・・はっ!」
長門「や、大和!」ダキッ
長門「良かった、良かった・・・夢ではなかったのだな・・・」
長門「本当によかった・・・ありがとう・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」
大和「もう、お風呂に、入ってください」
大和「今日は、戦艦水鬼のハンバーグですよ・・・」
長門「・・・・・・大和?」
53: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:56:23.04 ID:5kV0uUTf0
大和「・・・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・大和。泣いてるのか」
大和「ごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・」
大和「馬鹿は私でした。弱いのは私でした」
大和「今度こそ絶対に一緒です。あなたを愛し続けます」
大和「死が二人を分かっても、きっと愛し続けます」
大和「もうどんなことがあっても、どこまでもあなたに尽くします」
大和「だから・・・」
大和「だから、せめて側に置かせてください・・・」
長門「・・・話は良く分からん。だが聞かん」
長門「離れるものか。私達は夫婦なのだから」
長門「こうして今、私達は抱き合ってるではないか」
大和「長門さん・・・・・・」
大和「ごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・」
大和「ごめんなさい・・・長門さん」
大和「ごめんなさい・・・」
大和「・・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・・」
長門「・・・・・・大和。泣いてるのか」
大和「ごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・」
大和「馬鹿は私でした。弱いのは私でした」
大和「今度こそ絶対に一緒です。あなたを愛し続けます」
大和「死が二人を分かっても、きっと愛し続けます」
大和「もうどんなことがあっても、どこまでもあなたに尽くします」
大和「だから・・・」
大和「だから、せめて側に置かせてください・・・」
長門「・・・話は良く分からん。だが聞かん」
長門「離れるものか。私達は夫婦なのだから」
長門「こうして今、私達は抱き合ってるではないか」
大和「長門さん・・・・・・」
大和「ごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・」
大和「ごめんなさい・・・長門さん」
大和「ごめんなさい・・・」
大和「・・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・・」
54: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:56:53.40 ID:5kV0uUTf0
一ヵ月後
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
長門「・・・・・・・・・・・・」フヒヒ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門(やはりリリカルアオバは最高だな)
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」ハハハ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
長門「・・・・・・・・・・・・」フヒヒ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門(やはりリリカルアオバは最高だな)
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」ハハハ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
55: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:57:23.87 ID:5kV0uUTf0
二ヵ月後
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
長門「・・・・・・・・・・・・」フフフ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門(・・・・・・・・・おかしい)
長門(何故食事中にテレビを見てても、何もいってこない・・・)
長門「・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
長門「・・・・・・・・・・・・」フフフ
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門(・・・・・・・・・おかしい)
長門(何故食事中にテレビを見てても、何もいってこない・・・)
長門「・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
56: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:57:49.65 ID:5kV0uUTf0
三ヵ月後
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
長門「・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「な・・・なあ」
大和「はい」ニコニコ
長門「い、いいのか!?木曾黄門見てて良いのか!?」
大和「はい、お好きなようにどうぞ」ニコニコ
長門「も、もういい!」
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「・・・・・・・・・・・・」モグモグ
長門「・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
長門「な・・・なあ」
大和「はい」ニコニコ
長門「い、いいのか!?木曾黄門見てて良いのか!?」
大和「はい、お好きなようにどうぞ」ニコニコ
長門「も、もういい!」
57: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:58:32.82 ID:5kV0uUTf0
大和「あ、そうだ、忘れてました」ニコニコ
大和「はい、今週分のお小遣いです」ニコニコ
長門「こ、今週!?」
大和「風俗のお金と、パチンコのお金と、煙草とお酒の分まで入れておきましたから」ニコニコ
長門「え!?ええ!?」
大和「長門さんが、汗水垂らして、頑張って稼いでくれたお金です」ニコニコ
大和「長門さんが自分の楽しみに使ってください」ニコニコ
大和「はい、今週分のお小遣いです」ニコニコ
長門「こ、今週!?」
大和「風俗のお金と、パチンコのお金と、煙草とお酒の分まで入れておきましたから」ニコニコ
長門「え!?ええ!?」
大和「長門さんが、汗水垂らして、頑張って稼いでくれたお金です」ニコニコ
大和「長門さんが自分の楽しみに使ってください」ニコニコ
58: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:59:00.03 ID:5kV0uUTf0
長門「い、いや・・・」
大和「それに、妻として夫を立てるのは当然のことです」ニコニコ
長門「せ、正論だが・・・」
大和「・・・足りませんか?」ニコニコ
長門「ひっ!」
大和「それじゃあ、今から武蔵に借りてきますね」ニコニコ
大和「大丈夫です、内職を増やしますから」ニコニコ
長門「もういいやめろ!内職も全てやめろ!いややめてくれえええええ!!」
大和「長門さんのためなのに・・・」ニコニコ
長門「さ、皿洗いも自分でする!お前はそこで布団を敷いててくれ!」
大和「な、長門さんっ・・・・」
大和「・・・・やっぱり、大和は幸せです・・・!」
長門「神様那珂様五月雨様・・・ヒエエ」ガタガタ
終わり
大和「それに、妻として夫を立てるのは当然のことです」ニコニコ
長門「せ、正論だが・・・」
大和「・・・足りませんか?」ニコニコ
長門「ひっ!」
大和「それじゃあ、今から武蔵に借りてきますね」ニコニコ
大和「大丈夫です、内職を増やしますから」ニコニコ
長門「もういいやめろ!内職も全てやめろ!いややめてくれえええええ!!」
大和「長門さんのためなのに・・・」ニコニコ
長門「さ、皿洗いも自分でする!お前はそこで布団を敷いててくれ!」
大和「な、長門さんっ・・・・」
大和「・・・・やっぱり、大和は幸せです・・・!」
長門「神様那珂様五月雨様・・・ヒエエ」ガタガタ
終わり
59: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 18:59:48.89 ID:5kV0uUTf0
これまでに書いたもの
長門「陸奥・・・陸奥・・・うーん・・・」ブツブツ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428154026/
長門「お前に来てもらったのは・・・」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430572848/
長門「つまりそういうことか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434028447
長門「ならば私は・・・!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437056120/
大和「そろそろ長門さんに離婚を切り出そうと思う」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442918015/
【艦これ】夢の艦娘タッグトーナメント【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442745097/
長門「陸奥・・・陸奥・・・うーん・・・」ブツブツ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428154026/
長門「お前に来てもらったのは・・・」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430572848/
長門「つまりそういうことか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434028447
長門「ならば私は・・・!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437056120/
大和「そろそろ長門さんに離婚を切り出そうと思う」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442918015/
【艦これ】夢の艦娘タッグトーナメント【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442745097/
60: ◆j/7iZROIts 2015/10/28(水) 19:00:21.36 ID:5kV0uUTf0
最後まで読んでいただきありがとうございました
またどこかでお会いできれば幸いです
またどこかでお会いできれば幸いです
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 19:01:01.54 ID:rLZX3ljUo
おつ
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 19:10:42.15 ID:VCcqvOd6o
乙
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 19:17:02.50 ID:nDuilrPj0
なんだこれ・・・
乙
乙
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 19:25:45.03 ID:KJYsQG5AO
横須賀長門が何をしたというんだ…
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446024620/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
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