爽「私がプレゼント」咲「えっ?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:10:21.82 ID:82lcvqu/0
10月27日。
いつもと同じ、なんてことのない日の筈だった。
玄関のドアを開けた瞬間、彼女を目にするまでは―――――。
爽「よっ」
咲を視界に入れるとにこりと微笑む。
少女はその名の通り、実に爽やかに咲に手を振った。
いつもと同じ、なんてことのない日の筈だった。
玄関のドアを開けた瞬間、彼女を目にするまでは―――――。
爽「よっ」
咲を視界に入れるとにこりと微笑む。
少女はその名の通り、実に爽やかに咲に手を振った。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:14:23.01 ID:82lcvqu/0
咲「爽さん…?どうしてうちに?」
そこには北海道にいるはずの爽が佇んでいた。
それも大きな花束を抱えて。
それをまるで映画のワンシーンのように咲の前へ差し出す。
爽「誕生日おめでとう。どうしても一番に祝いたくてさ」
咲「それは、どうも…」
真紅のバラがかさりと手元で音を鳴らす。
どうしてこの花にしたのだろう。これではまるで告白のようだ。
……いや、爽にはきっと他意がないのだろう。
ドラマや映画にでも感化されたんだろう。
だからこれはただのプレゼントなのだと、無理やり咲は納得した。
そこには北海道にいるはずの爽が佇んでいた。
それも大きな花束を抱えて。
それをまるで映画のワンシーンのように咲の前へ差し出す。
爽「誕生日おめでとう。どうしても一番に祝いたくてさ」
咲「それは、どうも…」
真紅のバラがかさりと手元で音を鳴らす。
どうしてこの花にしたのだろう。これではまるで告白のようだ。
……いや、爽にはきっと他意がないのだろう。
ドラマや映画にでも感化されたんだろう。
だからこれはただのプレゼントなのだと、無理やり咲は納得した。
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:18:45.12 ID:82lcvqu/0
咲「このためにわざわざ北海道から来たんですか?」
爽「そうだけど?」
どこか機嫌の良さそうな爽は口角を上げる。
咲「それは…ありがとうございます。でも私、今から学校に行かなきゃいけないんです」
折角来てもらったのに申し訳ない、と咲は眉尻を下げる。
が、爽は相変わらず機嫌良さそうに口を開く。
爽「今日、咲の学校は創立記念日でお休みだろ」
咲「なんで知ってるんですか。…部活があります」
爽「ああ、それなら問題ないぞ」
そう言ったと同時に咲の携帯がメールの着信音を鳴らす。
どうぞ、と爽に促され確認する。
新部長のまこからだった。
『咲、誕生日おめでとう。今日は特別に部活休んでもいいぞ』
とまるでタイミングを図ったようなメールが送られていた。
爽「そうだけど?」
どこか機嫌の良さそうな爽は口角を上げる。
咲「それは…ありがとうございます。でも私、今から学校に行かなきゃいけないんです」
折角来てもらったのに申し訳ない、と咲は眉尻を下げる。
が、爽は相変わらず機嫌良さそうに口を開く。
爽「今日、咲の学校は創立記念日でお休みだろ」
咲「なんで知ってるんですか。…部活があります」
爽「ああ、それなら問題ないぞ」
そう言ったと同時に咲の携帯がメールの着信音を鳴らす。
どうぞ、と爽に促され確認する。
新部長のまこからだった。
『咲、誕生日おめでとう。今日は特別に部活休んでもいいぞ』
とまるでタイミングを図ったようなメールが送られていた。
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:22:11.68 ID:82lcvqu/0
咲「………」
爽「どうやら予定はなくなったようだな」
咲「…爽さん、部長に何か言いました?」
爽「それは企業秘密」
咲「何ですかそれは」
呆れた咲が半眼で爽を見つめていると、後ろからガチャリと扉の開く音がした。
界「咲?誰かいるのか?」
咲「あ、お父さん…」
爽「咲さんの友人で獅子原爽といいます。今日、咲さんをお借りしたいんですが、外泊させてもよろしいでしょうか?」
咲「は!?」
界「おお、どうぞどうぞ。咲、野暮なことは聞かないから、何なら大人の階段上っちゃっても気にしないからな!」
外泊なんて聞いてない。
そう文句を言おうとした咲の言葉を食い気味に父は言葉を被せる。
爽「どうやら予定はなくなったようだな」
咲「…爽さん、部長に何か言いました?」
爽「それは企業秘密」
咲「何ですかそれは」
呆れた咲が半眼で爽を見つめていると、後ろからガチャリと扉の開く音がした。
界「咲?誰かいるのか?」
咲「あ、お父さん…」
爽「咲さんの友人で獅子原爽といいます。今日、咲さんをお借りしたいんですが、外泊させてもよろしいでしょうか?」
咲「は!?」
界「おお、どうぞどうぞ。咲、野暮なことは聞かないから、何なら大人の階段上っちゃっても気にしないからな!」
外泊なんて聞いてない。
そう文句を言おうとした咲の言葉を食い気味に父は言葉を被せる。
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:26:29.10 ID:82lcvqu/0
咲(いやいやいや。大人の階段ってなに!?)
咲(私たちそんな関係じゃ…爽さんも何で否定しないの!?)
咲の心情は大荒れであったが、実際は口をぱくぱくさせながら爽と父を見比べるだけで。
驚きのあまり言葉がでない娘に何を思ったのか。
界「ふっ。咲の奴照れてるな」
などと微笑ましげに笑っていた。
そうして訳のわからないまま爽に手を引かれ。
咲は家を出て行ったのである。
*****
咲(私たちそんな関係じゃ…爽さんも何で否定しないの!?)
咲の心情は大荒れであったが、実際は口をぱくぱくさせながら爽と父を見比べるだけで。
驚きのあまり言葉がでない娘に何を思ったのか。
界「ふっ。咲の奴照れてるな」
などと微笑ましげに笑っていた。
そうして訳のわからないまま爽に手を引かれ。
咲は家を出て行ったのである。
*****
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:29:59.70 ID:82lcvqu/0
東京駅
爽「咲、いつまでむくれてるんだ」
手を引かれて歩く咲の頬は膨れており、目は爽から逸らされたままである。
咲「爽さんは強引です。いきなり新幹線に乗せてこんな遠くまで連れてきて…」
咲「それに、お父さんも変な勘違いしてましたし」
爽「…あながち勘違いじゃないんだけどな」
咲「?何か言いました?」
爽「いや、なんでもない」
含みを持った笑いを浮かべる爽に咲は首を傾ける。
爽「それより、咲にプレゼントがあるんだけど」
咲「え?さっきの花束じゃないんですか?」
爽「まぁあれもプレゼントなんだけど…あっちはおまけ。本命はこっち」
そう言って爽は自身の顔を指差す。
咲「えっ、と…爽さんがどうかしたんですか?」
爽「だから、私がプレゼント」
咲「え?」
爽「咲、いつまでむくれてるんだ」
手を引かれて歩く咲の頬は膨れており、目は爽から逸らされたままである。
咲「爽さんは強引です。いきなり新幹線に乗せてこんな遠くまで連れてきて…」
咲「それに、お父さんも変な勘違いしてましたし」
爽「…あながち勘違いじゃないんだけどな」
咲「?何か言いました?」
爽「いや、なんでもない」
含みを持った笑いを浮かべる爽に咲は首を傾ける。
爽「それより、咲にプレゼントがあるんだけど」
咲「え?さっきの花束じゃないんですか?」
爽「まぁあれもプレゼントなんだけど…あっちはおまけ。本命はこっち」
そう言って爽は自身の顔を指差す。
咲「えっ、と…爽さんがどうかしたんですか?」
爽「だから、私がプレゼント」
咲「え?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:33:01.33 ID:82lcvqu/0
咲(爽さんがプレゼント…?)
想定外の言葉に咲は目を丸くする。
予想通りのリアクションだったのか、爽は楽しそうに頬を緩ませた。
爽「今日一日私を好きにできる権利」
咲「一日好きに…?」
爽「そう。奢らせるもよし。無茶振りもいいぞ。ああ、それから」
ふと頬に手が伸び、するりと添えられる。
優しいその手付きに何故か色めいたものを感じ、咲は思わず一歩引いた。
しかし爽はそんな咲に構わず更に一歩詰め、耳元に唇を寄せる。
爽「―――――いやらしいことをしてもいいぞ?」
その瞬間、ボンッと音が鳴るほど咲の頬は真っ赤に染まった。
想定外の言葉に咲は目を丸くする。
予想通りのリアクションだったのか、爽は楽しそうに頬を緩ませた。
爽「今日一日私を好きにできる権利」
咲「一日好きに…?」
爽「そう。奢らせるもよし。無茶振りもいいぞ。ああ、それから」
ふと頬に手が伸び、するりと添えられる。
優しいその手付きに何故か色めいたものを感じ、咲は思わず一歩引いた。
しかし爽はそんな咲に構わず更に一歩詰め、耳元に唇を寄せる。
爽「―――――いやらしいことをしてもいいぞ?」
その瞬間、ボンッと音が鳴るほど咲の頬は真っ赤に染まった。
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:36:18.23 ID:82lcvqu/0
咲「な、ななななな、なにを…っ!」
わなわなと震える咲に、爽は至極楽しそうに微笑んでいる。
からかわれたのだと気付いた咲は爽をキッと睨み付けた。
咲「からかったんですね!?」
爽「あはは。咲は可愛いなあ」
本当にどきどきしてしまったなんて、恥ずかしすぎる事実に咲の目尻に涙が滲む。
すると何故か爽は微かに頬を赤らめながら、咲から視線を外した。
咲「爽さん…?」
爽「…そういう顔を見せんな」
咲「そういう顔って…酷くないですか?爽さんがさせたのに」
さすがに今のはムッとくる。
爽「いや、そういう意味じゃない。でも…そうか、私がその顔にしたのか…」
片手で顔を覆いながらポツリと呟かれる不可解な言葉に、またしても咲は首を傾けた。
わなわなと震える咲に、爽は至極楽しそうに微笑んでいる。
からかわれたのだと気付いた咲は爽をキッと睨み付けた。
咲「からかったんですね!?」
爽「あはは。咲は可愛いなあ」
本当にどきどきしてしまったなんて、恥ずかしすぎる事実に咲の目尻に涙が滲む。
すると何故か爽は微かに頬を赤らめながら、咲から視線を外した。
咲「爽さん…?」
爽「…そういう顔を見せんな」
咲「そういう顔って…酷くないですか?爽さんがさせたのに」
さすがに今のはムッとくる。
爽「いや、そういう意味じゃない。でも…そうか、私がその顔にしたのか…」
片手で顔を覆いながらポツリと呟かれる不可解な言葉に、またしても咲は首を傾けた。
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:39:32.21 ID:82lcvqu/0
今日の爽はなんだかおかしい。
意地悪な冗談を言ってみたり、顔を赤くさせたり。
咲「爽さん、もしかして具合悪いんですか?」
爽「は?」
咲「だってさっきから様子が変ですし」
だとしたら帰った方がいいのではないだろうか。
そう思ったのに、何故か爽にはーっと大きなため息をつかれた。
咲「…なんですか」
爽「いや。咲は手強いなと思って」
咲「意味がわかりません」
爽「今はいいよ、それで。さ、そろそろ行こうか」
なんだか納得しきれないものの、爽に手を引かれるまま咲も歩き出した。
*****
意地悪な冗談を言ってみたり、顔を赤くさせたり。
咲「爽さん、もしかして具合悪いんですか?」
爽「は?」
咲「だってさっきから様子が変ですし」
だとしたら帰った方がいいのではないだろうか。
そう思ったのに、何故か爽にはーっと大きなため息をつかれた。
咲「…なんですか」
爽「いや。咲は手強いなと思って」
咲「意味がわかりません」
爽「今はいいよ、それで。さ、そろそろ行こうか」
なんだか納得しきれないものの、爽に手を引かれるまま咲も歩き出した。
*****
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:54:11.00 ID:82lcvqu/0
咲「ここは…?」
辿り着いたのはお洒落なカフェだった。
促されるまま席に着けば爽がメニューを見せてくれる。
爽「ここ、紅茶のシフォンケーキが有名なんだ」
咲「紅茶…」
爽「咲、紅茶好きだって言ってただろ」
紅茶と聞いた途端に輝き出す咲の瞳に爽はくすりと微笑む。
咲「はい。凄く美味しそうですね」
爽「だろ。私もそれ頼もうっと。あとアールグレイをひとつ。咲は?」
咲「私もそれで…ケーキ爽さんも食べるんですか?」
爽「いけないか?」
咲「いえ、そんなことはないですけど…」
辿り着いたのはお洒落なカフェだった。
促されるまま席に着けば爽がメニューを見せてくれる。
爽「ここ、紅茶のシフォンケーキが有名なんだ」
咲「紅茶…」
爽「咲、紅茶好きだって言ってただろ」
紅茶と聞いた途端に輝き出す咲の瞳に爽はくすりと微笑む。
咲「はい。凄く美味しそうですね」
爽「だろ。私もそれ頼もうっと。あとアールグレイをひとつ。咲は?」
咲「私もそれで…ケーキ爽さんも食べるんですか?」
爽「いけないか?」
咲「いえ、そんなことはないですけど…」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 00:58:28.96 ID:82lcvqu/0
程なくすれば、美味しそうなシフォンケーキが香りの良い紅茶と共に運ばれてきた。
咲「いただきます」
ケーキを一口サイズに切り、口の中に入れる。
その瞬間にふわりと溶けるような食感と紅茶の香りが口いっぱいに広がる。
あまりの美味しさに自然と咲の頬は緩んでいく。
くすりと笑う気配に視線を上げれば、爽が頬杖を付きながら咲を見つめていた。
咲「爽さん?どうかしたんですか?」
爽「いや。美味しそうに食べるなと思って」
咲「あ、あんまり見ないで下さい。それにしても、爽さんが甘いもの食べるなんて意外です」
爽「そうか?」
咲「前に会ったとき、甘いものは苦手だって言ってましたよね」
爽「うん。…まあ、心境の変化かな」
そう言うと爽は咲の方に向けて手を伸ばした。
咲「いただきます」
ケーキを一口サイズに切り、口の中に入れる。
その瞬間にふわりと溶けるような食感と紅茶の香りが口いっぱいに広がる。
あまりの美味しさに自然と咲の頬は緩んでいく。
くすりと笑う気配に視線を上げれば、爽が頬杖を付きながら咲を見つめていた。
咲「爽さん?どうかしたんですか?」
爽「いや。美味しそうに食べるなと思って」
咲「あ、あんまり見ないで下さい。それにしても、爽さんが甘いもの食べるなんて意外です」
爽「そうか?」
咲「前に会ったとき、甘いものは苦手だって言ってましたよね」
爽「うん。…まあ、心境の変化かな」
そう言うと爽は咲の方に向けて手を伸ばした。
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:03:34.51 ID:82lcvqu/0
指先が咲の唇に触れ、親指の腹でそのままゆっくりとなぞっていく。
咲「爽…さん?」
ドキドキと早まる心臓に、爽にまで音が伝わってしまうのではないかと思った。
爽の瞳が真っ直ぐに自分を捉え、視線を外すことを許さない。
何だこれは。
自分でもわからないほどの動揺に咲は混乱していた。
固まってされるがままになっていると、やがて指は離れていく。
爽の指先には咲の唇に付いていたのであろう生クリームが付いていた。
それを口に含んで、舌で軽く舐めてみせる。
爽「ん…甘い」
指先を舐める赤い舌から咲は目が離せなかった。
さっきから心臓が煩い。
咲「爽…さん?」
ドキドキと早まる心臓に、爽にまで音が伝わってしまうのではないかと思った。
爽の瞳が真っ直ぐに自分を捉え、視線を外すことを許さない。
何だこれは。
自分でもわからないほどの動揺に咲は混乱していた。
固まってされるがままになっていると、やがて指は離れていく。
爽の指先には咲の唇に付いていたのであろう生クリームが付いていた。
それを口に含んで、舌で軽く舐めてみせる。
爽「ん…甘い」
指先を舐める赤い舌から咲は目が離せなかった。
さっきから心臓が煩い。
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:08:55.79 ID:82lcvqu/0
爽「咲。顔が赤いぞ?」
ニヤリと口角を上げる爽に、今度こそ咲の顔は真っ赤に染まった。
だってこんなの反則だ。
そんな色めいた仕草を見せられたら、きっと誰だってこうなってしまうだろう。
そうに決まってる。だから仕方ないのだ。
と誰に言うでもなく咲は心の中で言い訳をした。
咲「…やっぱり今日の爽さんは変です」
爽「咲といるから浮かれているのかもしれないな。じゃ、次に行こうか」
咲「次はどこに行くんですか?」
爽「着いたら分かる」
*****
ニヤリと口角を上げる爽に、今度こそ咲の顔は真っ赤に染まった。
だってこんなの反則だ。
そんな色めいた仕草を見せられたら、きっと誰だってこうなってしまうだろう。
そうに決まってる。だから仕方ないのだ。
と誰に言うでもなく咲は心の中で言い訳をした。
咲「…やっぱり今日の爽さんは変です」
爽「咲といるから浮かれているのかもしれないな。じゃ、次に行こうか」
咲「次はどこに行くんですか?」
爽「着いたら分かる」
*****
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:14:14.73 ID:82lcvqu/0
咲「ここは!」
目の前に佇むは大きな図書館。
童話から専門書まで様々な分野の本がズラリと並ぶ図書館に咲は目を輝かせる。
爽「気に入った?」
咲「はい!」
目に見えるほどテンションを上げた咲が本棚の奥の方へと消えていくのを見つめながら。
爽は適当な本を手に取り空いている席へ腰を降ろした。
時間が経つと咲も目当ての本を見つけ爽の隣に座る。
集中している咲は本の世界に没頭してしまうので、その横顔を眺めていたとしても気付くことはない。
茶色の髪に陽の光が当たりキラキラと反射している。
綺麗だな、と爽は目を細めた。
目の前に佇むは大きな図書館。
童話から専門書まで様々な分野の本がズラリと並ぶ図書館に咲は目を輝かせる。
爽「気に入った?」
咲「はい!」
目に見えるほどテンションを上げた咲が本棚の奥の方へと消えていくのを見つめながら。
爽は適当な本を手に取り空いている席へ腰を降ろした。
時間が経つと咲も目当ての本を見つけ爽の隣に座る。
集中している咲は本の世界に没頭してしまうので、その横顔を眺めていたとしても気付くことはない。
茶色の髪に陽の光が当たりキラキラと反射している。
綺麗だな、と爽は目を細めた。
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:20:44.98 ID:82lcvqu/0
白くまろい頬が、長い睫毛が、大きな緋色の瞳が。
彼女の全てが美しく、愛らしく、綺麗だと思う。
惚れた欲目なのだろうか。
本を支える咲の細い手に、爽はそっと自身の手を重ねた。
咲「さ、爽さん!?」
爽「静かに。周りが気付くから」
しっ、と空いた手の人差し指を口許に持っていけば。
黙ってこくこくと素直に頷く咲は動揺しているのだろう。
爽の手を振りほどけば良いだけだということにも気付いていないようだ。
それをいいことに、爽はするりと指先を絡めていった。
麻雀を打つ時に、間近で見ていた咲の手。
その形のいい手は触り心地も滑らかで気持ちが良い。
恥ずかしげに伏せられる瞳が、爽を誘惑しているかのように色っぽい。
彼女の全てが美しく、愛らしく、綺麗だと思う。
惚れた欲目なのだろうか。
本を支える咲の細い手に、爽はそっと自身の手を重ねた。
咲「さ、爽さん!?」
爽「静かに。周りが気付くから」
しっ、と空いた手の人差し指を口許に持っていけば。
黙ってこくこくと素直に頷く咲は動揺しているのだろう。
爽の手を振りほどけば良いだけだということにも気付いていないようだ。
それをいいことに、爽はするりと指先を絡めていった。
麻雀を打つ時に、間近で見ていた咲の手。
その形のいい手は触り心地も滑らかで気持ちが良い。
恥ずかしげに伏せられる瞳が、爽を誘惑しているかのように色っぽい。
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:24:29.53 ID:82lcvqu/0
爽「なあ、咲。今日ホテルを取ってるんだ」
咲「…!!」
だから、そろそろ私の相手してよ―――――
耳元で囁かれる甘い声。
逃れる術なんて、咲には持ち合わせていなかった。
咲「…!!」
だから、そろそろ私の相手してよ―――――
耳元で囁かれる甘い声。
逃れる術なんて、咲には持ち合わせていなかった。
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:26:36.39 ID:82lcvqu/0
*****
咲「こんな高級ホテルに泊まるなんて、一生ないと思ってました」
爽「大袈裟だな」
咲「大袈裟じゃないですよ!」
都内の有名ホテルの最上階。
所謂スウィートルームという所に、爽は予約を入れていたのだ。
広々とした部屋に咲の視線はきょろきょろとせわしなく左右する。
やたら豪華なソファやテーブルにベッド。
ジャグジー付きの大きな浴槽は二人で入ってもスペースが余りそうだ。
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:29:01.69 ID:82lcvqu/0
爽「咲」
突然爽が咲の手首を掴んだ。
爽「もうすぐ今日が終わるけど、私にしてほしいことないの?」
咲「えっ…あれ本気だったんですか?」
爽がくれたプレゼント。
爽を好きに出来る権利。
すっかり冗談だと思い込んでいた咲は目を見開く。
爽「うん。本気だよ」
―――――だから、何でも言って。
耳元で吐息混じりに囁かれる。
突然爽が咲の手首を掴んだ。
爽「もうすぐ今日が終わるけど、私にしてほしいことないの?」
咲「えっ…あれ本気だったんですか?」
爽がくれたプレゼント。
爽を好きに出来る権利。
すっかり冗談だと思い込んでいた咲は目を見開く。
爽「うん。本気だよ」
―――――だから、何でも言って。
耳元で吐息混じりに囁かれる。
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:31:42.00 ID:82lcvqu/0
まただ。この妙に甘い空気が咲は苦手だった。
今日はこの空気になるとろくなことにならない。
しかしそう思う心とは別に、咲の心臓は音を早めていく。
爽「ほら…ないの?」
今度は正面から。
唇が触れるほどの距離で覗き込まれる。
生暖かい吐息が咲の唇を掠めていく。
―――――キス、したい。
何故か咲はその時そう思ってしまった。
爽はそれを察したかのように、また囁いてくる。
今日はこの空気になるとろくなことにならない。
しかしそう思う心とは別に、咲の心臓は音を早めていく。
爽「ほら…ないの?」
今度は正面から。
唇が触れるほどの距離で覗き込まれる。
生暖かい吐息が咲の唇を掠めていく。
―――――キス、したい。
何故か咲はその時そう思ってしまった。
爽はそれを察したかのように、また囁いてくる。
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:34:03.26 ID:82lcvqu/0
爽「咲、言って?」
促されるまま、咲はゆっくりと唇を開いた。
咲「き、キス…したいです…」
その返答に爽は満足そうに笑みを浮かべる。
唇に柔らかい感触が重なるまで時間はかからなかった。
ゆっくり、しっとりと重なるそれに瞳を閉じる。
そのまま湿った何かが咲の唇を割るように艶かしく蠢く。
誘われるまま唇を開けば熱い舌が潜り込み、咲の舌を捕まえた。
咲「んっ…、ふ、ぁ」
くちゅり、と音を立てながら角度を変え何度も重なる。
次第に息が苦しくなる。
何もかも持っていかれてしまうような激しいキスに咲の力は抜けていった。
促されるまま、咲はゆっくりと唇を開いた。
咲「き、キス…したいです…」
その返答に爽は満足そうに笑みを浮かべる。
唇に柔らかい感触が重なるまで時間はかからなかった。
ゆっくり、しっとりと重なるそれに瞳を閉じる。
そのまま湿った何かが咲の唇を割るように艶かしく蠢く。
誘われるまま唇を開けば熱い舌が潜り込み、咲の舌を捕まえた。
咲「んっ…、ふ、ぁ」
くちゅり、と音を立てながら角度を変え何度も重なる。
次第に息が苦しくなる。
何もかも持っていかれてしまうような激しいキスに咲の力は抜けていった。
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:39:13.42 ID:82lcvqu/0
咲「ん…はぁ…っ」
爽「大丈夫か?」
腰の砕けた咲は、爽に支えられながらベッドまで連れられていく。
どさり。
ベッドに横たわる咲に影がかかった。
咲「爽、さん…?」
爽「我慢してたけど、もう限界だ。なあ咲…私のこと好き?」
咲「…好き、なんだと思います」
爽「やっと自覚してくれたか。私も好きだよ。だからこのまま―――――」
爽「大丈夫か?」
腰の砕けた咲は、爽に支えられながらベッドまで連れられていく。
どさり。
ベッドに横たわる咲に影がかかった。
咲「爽、さん…?」
爽「我慢してたけど、もう限界だ。なあ咲…私のこと好き?」
咲「…好き、なんだと思います」
爽「やっと自覚してくれたか。私も好きだよ。だからこのまま―――――」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:41:47.15 ID:82lcvqu/0
―――――食べてもいい?
そう誘惑する唇に、再び咲は口を塞がれた。
この人から逃れることなんて、きっと出来ない。
するりと服の中に伸びる爽の指先。
その感触に目を閉じながら、咲は体の力を抜いていった。
カン!
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:45:02.39 ID:82lcvqu/0
咲生誕SSでした。
恭咲とどっち書こうか迷ったけど、最近マイブームな爽咲で。
なんもかんも本誌での爽がカッコよすぎるのが悪い。
恭咲とどっち書こうか迷ったけど、最近マイブームな爽咲で。
なんもかんも本誌での爽がカッコよすぎるのが悪い。
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:49:26.68 ID:9pV+JBD+O
乙
爽さん策士っすなぁ
爽さん策士っすなぁ
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 01:56:48.00 ID:X210s3Qt0
乙
良い所で終りやがって
爽咲にハマりそうだ
良い所で終りやがって
爽咲にハマりそうだ
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 02:15:20.30 ID:EVAgG24lO
おつ
段々と爽の魅力に嵌まっていく咲さんが良かった
段々と爽の魅力に嵌まっていく咲さんが良かった
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 10:22:03.60 ID:6oeaJdXf0
乙 性的な爽いいね
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445872221/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ 咲-Saki- | Comments (0)
提督「艦娘に必殺技を覚えさせる」電「なのです!」
1: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 21:31:03.11 ID:6U3vnPRSO
提督「なんというか…こう…砲雷撃戦だけじゃなくて、目の覚めるような必殺技をだね。」
電「司令官さんは無茶を言うのです。」
提督「せっかく可愛い女の子なんだからさぁ…硝煙の匂いの染み付く武器じゃなくて…魔法のステッキとかキラキラしたのをだね…」
電「はわわ…魔法少女に夢を抱きすぎなのです。
今時の魔法少女は、時空管理局に組み込まれていたり、騙されて契約したり、スピンアウトのぷらずまナントカだったりするのです。」
電「司令官さんは無茶を言うのです。」
提督「せっかく可愛い女の子なんだからさぁ…硝煙の匂いの染み付く武器じゃなくて…魔法のステッキとかキラキラしたのをだね…」
電「はわわ…魔法少女に夢を抱きすぎなのです。
今時の魔法少女は、時空管理局に組み込まれていたり、騙されて契約したり、スピンアウトのぷらずまナントカだったりするのです。」
2: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 21:32:30.31 ID:6U3vnPRSO
提督「えー…もっとこう…スーパー系な漢の浪漫をだねぇ!」
電「艦娘は女の子なのです。司令官みたいに7、7ミリ機銃をぶら下げてないのですよ。」
提督「おま…せめて14センチ単装砲っていえよ」
電「そういうことは電を満足させてからいうのです。」
電「あ…でもひとつ、司令官さんが喜びそうなことはできるのです。」
電「艦娘は女の子なのです。司令官みたいに7、7ミリ機銃をぶら下げてないのですよ。」
提督「おま…せめて14センチ単装砲っていえよ」
電「そういうことは電を満足させてからいうのです。」
電「あ…でもひとつ、司令官さんが喜びそうなことはできるのです。」
3: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 21:34:06.28 ID:6U3vnPRSO
提督「?」
電「ちょうどいいところに、群れからはぐれたイ級が迷い込んでいるのです。」
イ級「!」ビクッ
電「ちょうどいいところに、群れからはぐれたイ級が迷い込んでいるのです。」
イ級「!」ビクッ
4: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 21:35:29.93 ID:6U3vnPRSO
電「電の本気を見るのです!」
ダダダダッ タンッ!
提督「うおっ!ダッシュして空中に跳び上がった!?」
ライドオン(ライドオン♪) ライドオン(ライドオン♪) ライドオン♪
提督「こ、このBGMは!?」
ダダダダッ タンッ!
提督「うおっ!ダッシュして空中に跳び上がった!?」
ライドオン(ライドオン♪) ライドオン(ライドオン♪) ライドオン♪
提督「こ、このBGMは!?」
5: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 21:37:04.06 ID:6U3vnPRSO
電「お姉様!あれを使うわ!」
電(裏声)「ええ!よくってよ!」
電「スゥーパァァー!!」
電「イナズマァァァ!!」
電「キィィィック!!」
イ級「!?!?」
チュドーン!!
電「戦争には勝ちたいけど、命は助けたいって…おかしいですか?」←トドメ演出
電(裏声)「ええ!よくってよ!」
電「スゥーパァァー!!」
電「イナズマァァァ!!」
電「キィィィック!!」
イ級「!?!?」
チュドーン!!
電「戦争には勝ちたいけど、命は助けたいって…おかしいですか?」←トドメ演出
6: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 21:39:01.28 ID:6U3vnPRSO
電「電にできるのはこれくらいなのです…」
提督「すげええぇぇ!!」
電「ちなみに台詞にある「お姉様」は特型駆逐艦の姉妹艦のことではないのです…
あと電は“いなづま”表記ですが、原作にそってイナズマキックにしてあります…」
提督「そ、そうか…電は細かいところまで気が利くな。」ナデナデ
電「えへへ」
提督(それはそうと…)
提督(他の艦娘もこういうことできるのかな?)
提督「すげええぇぇ!!」
電「ちなみに台詞にある「お姉様」は特型駆逐艦の姉妹艦のことではないのです…
あと電は“いなづま”表記ですが、原作にそってイナズマキックにしてあります…」
提督「そ、そうか…電は細かいところまで気が利くな。」ナデナデ
電「えへへ」
提督(それはそうと…)
提督(他の艦娘もこういうことできるのかな?)
9: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 22:10:25.47 ID:6U3vnPRSO
白雪「白雪です。よろしくおねがいします。」
提督「うむ。よく我が鎮守府に着任してくれた。」
電「よろしくなのです。この司令官さんはちょっと変わっているけど悪い人ではないので安心してください。」
白雪「は、はぁ…」
提督「まぁ何かわからないことがあったら俺でも電でも聞いてくれ。」
白雪「はいっ、ありがとうございます!」
提督「うむ。よく我が鎮守府に着任してくれた。」
電「よろしくなのです。この司令官さんはちょっと変わっているけど悪い人ではないので安心してください。」
白雪「は、はぁ…」
提督「まぁ何かわからないことがあったら俺でも電でも聞いてくれ。」
白雪「はいっ、ありがとうございます!」
10: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 22:11:50.72 ID:6U3vnPRSO
提督「あ…そうだ。俺からまず質問。」
白雪「えっ、質問ですか?その…あの…今は付き合ってる彼氏はいなくて…スリーサイズは上から」
提督「少し落ち着こうか…」
白雪「あっ、ごめんなさい」///
電「司令官さんがいやらしい目で見るから…」
提督「てめっ!?人聞きの悪い。質問というのはね…」
提督「白雪、君は何ができる?」
白雪「えっ、質問ですか?その…あの…今は付き合ってる彼氏はいなくて…スリーサイズは上から」
提督「少し落ち着こうか…」
白雪「あっ、ごめんなさい」///
電「司令官さんがいやらしい目で見るから…」
提督「てめっ!?人聞きの悪い。質問というのはね…」
提督「白雪、君は何ができる?」
11: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 22:16:53.24 ID:6U3vnPRSO
白雪「え?えっと…艦娘としての基本的な訓練は受けてきました。お料理とかも少しくらいは…」
提督「必殺技はもってるかね?」
白雪「は…?」
電「また始まったのです…」ヤレヤレ
白雪「必殺技…ですか…」
電「白雪ちゃん、気にしなくていいのです。司令官さんはビョーキなのです。まずは練度を上げて…」
白雪「必殺技かどうかはわかりませんが…こういうのなら使えますよ?」
電「え?」
提督「必殺技はもってるかね?」
白雪「は…?」
電「また始まったのです…」ヤレヤレ
白雪「必殺技…ですか…」
電「白雪ちゃん、気にしなくていいのです。司令官さんはビョーキなのです。まずは練度を上げて…」
白雪「必殺技かどうかはわかりませんが…こういうのなら使えますよ?」
電「え?」
15: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 23:38:50.80 ID:6U3vnPRSO
提督「おお!あるのか!?」
電「なのです!?」
白雪「じゃあ、海でお見せしますね。」
電「なのです!?」
白雪「じゃあ、海でお見せしますね。」
16: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 23:40:29.76 ID:6U3vnPRSO
白雪「あ!ちょうどいいところに群れからはぐれたイ級がいますね。あれを標的にします。」
イ級「!?」ビクッ マタ!?
白雪「では…行きます!」
提督「えっ!でも…」
電「まだ艤装をつけてないのです!?」
白雪「おいで…シュネーヴァイス。」
ザバーン
シュネーヴァイス「……」ビコーン
提督「」
電「」
イ級「!?」ビクッ マタ!?
白雪「では…行きます!」
提督「えっ!でも…」
電「まだ艤装をつけてないのです!?」
白雪「おいで…シュネーヴァイス。」
ザバーン
シュネーヴァイス「……」ビコーン
提督「」
電「」
17: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 23:42:01.38 ID:6U3vnPRSO
白雪「行きなさい!シュネーヴァイス!大佐に戦えるところを見せてあげて!」キュピィィン
提督「うわっすげぇ!!白いドムが出て来た!しかも何かビットだして戦ってるよ。大気圏内なのに!」
電「はわわ、大佐ってまさか!?」
イ級「!?!?」
チュドーン
提督「うわっすげぇ!!白いドムが出て来た!しかも何かビットだして戦ってるよ。大気圏内なのに!」
電「はわわ、大佐ってまさか!?」
イ級「!?!?」
チュドーン
18: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/15(木) 23:44:43.63 ID:6U3vnPRSO
白雪「私にできるのはこの子を呼び出すくらいです。お役に立てばよいのですが…」
シュネーヴァイス「……」シュン
提督「消えた!?あのドム誰が動かしてたんだ!?」
白雪「そういえばコクピットの中は見たことないですね。」
電「……きっと名前を聞いても一目では信じられない人なのです。」
※シュネーヴァイス(独語でスノーホワイト。ジオンのMS。ドムがベース。)
乗ってるのは若い頃の……
シュネーヴァイス「……」シュン
提督「消えた!?あのドム誰が動かしてたんだ!?」
白雪「そういえばコクピットの中は見たことないですね。」
電「……きっと名前を聞いても一目では信じられない人なのです。」
※シュネーヴァイス(独語でスノーホワイト。ジオンのMS。ドムがベース。)
乗ってるのは若い頃の……
24: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/26(月) 05:59:58.25 ID:+DQInQ6SO
【アイテム屋と任務娘】
明石「あっ、提督、いらっしゃ~い」
提督「おう、明石、Aアダプターか高性能レーダーは売ってないか?」
明石「売ってませんよ!何です?その強化パーツ?」
電「…ごめんなさい。司令官さんはいつもの病気なのです。」
明石「電ちゃん…貴女もいつも大変ねぇ…」
明石「あっ、提督、いらっしゃ~い」
提督「おう、明石、Aアダプターか高性能レーダーは売ってないか?」
明石「売ってませんよ!何です?その強化パーツ?」
電「…ごめんなさい。司令官さんはいつもの病気なのです。」
明石「電ちゃん…貴女もいつも大変ねぇ…」
25: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/26(月) 06:01:36.66 ID:+DQInQ6SO
提督「仕方ない…大淀に隠し武器が手に入る任務がないか打診してみよう…」
大淀「…なんですか?隠し武器って?」
電「あ、大淀さん!こんにちはなのです!」
大淀「こんにちは、電ちゃん。」
提督「そりゃアレだよ。特定の条件を満たしたらシシオウブレードとか…」
大淀「ありません!」
提督「ちぇっ…」
白雪「きゃああっ!」
電「! 白雪ちゃんの悲鳴なのです!?」
提督「なんだ?どうした!?」
大淀「…なんですか?隠し武器って?」
電「あ、大淀さん!こんにちはなのです!」
大淀「こんにちは、電ちゃん。」
提督「そりゃアレだよ。特定の条件を満たしたらシシオウブレードとか…」
大淀「ありません!」
提督「ちぇっ…」
白雪「きゃああっ!」
電「! 白雪ちゃんの悲鳴なのです!?」
提督「なんだ?どうした!?」
26: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/26(月) 06:02:50.99 ID:+DQInQ6SO
提督「白雪ぃ~!」
白雪「し、司令官!?以前、試しに標的にしたイ級が報復に…」
イ級「イー!!」
提督「お前、この前のシュネーなんたらはどうした?」
白雪「あれは気力が一定値以上ないと使えないんです。この前はお披露目ってことでイベント戦闘だったから使えたんですけど…」
電「たいていの必殺技はそんなものなのです…」
提督「そんなシステムあったっけ?」
明石「Aアダプターやシシオウブレード求めておいて今さら何を…」
白雪「し、司令官!?以前、試しに標的にしたイ級が報復に…」
イ級「イー!!」
提督「お前、この前のシュネーなんたらはどうした?」
白雪「あれは気力が一定値以上ないと使えないんです。この前はお披露目ってことでイベント戦闘だったから使えたんですけど…」
電「たいていの必殺技はそんなものなのです…」
提督「そんなシステムあったっけ?」
明石「Aアダプターやシシオウブレード求めておいて今さら何を…」
27: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/26(月) 06:04:19.28 ID:+DQInQ6SO
イ級「イー!!」
提督「わっ…来た!」
大淀「明石、ここは私達が行くわよ!」
明石「仕方ないわね。」
タッタッタッ
提督「お前達…そんなに敵に接近しては!?」
明石「クレーントンファー!」ドカッ
イ級「!?」
大淀「ラダートンファー!」バキッ
イ級「!!」
提督「それ、そういう使い方するの!?ってか大淀のはラダーじゃないだろ?」
提督「わっ…来た!」
大淀「明石、ここは私達が行くわよ!」
明石「仕方ないわね。」
タッタッタッ
提督「お前達…そんなに敵に接近しては!?」
明石「クレーントンファー!」ドカッ
イ級「!?」
大淀「ラダートンファー!」バキッ
イ級「!!」
提督「それ、そういう使い方するの!?ってか大淀のはラダーじゃないだろ?」
28: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/26(月) 06:05:51.99 ID:+DQInQ6SO
【その名は明石大淀!】
提督「どこの勇者御一行だよ…」
イ級「イ…イー!!」
白雪「あっ、まだ健在です。」
大淀「まだおわりじゃないわ!」
明石「行くわよ!」
明石「チェストスリラー!」
大淀「チェストウォーマー!」
明石「レベル…」
大淀「無限!」
明石&大淀「スーパーノヴァ!!」
イ「…!?」
チュドォーン!!
提督「超艦娘黙示録!!?」
電「ちなみに大淀さんは着底に失敗して転覆するのがお約束なのです…」
白雪「着底しちゃ駄目なんじゃ…」
提督「どこの勇者御一行だよ…」
イ級「イ…イー!!」
白雪「あっ、まだ健在です。」
大淀「まだおわりじゃないわ!」
明石「行くわよ!」
明石「チェストスリラー!」
大淀「チェストウォーマー!」
明石「レベル…」
大淀「無限!」
明石&大淀「スーパーノヴァ!!」
イ「…!?」
チュドォーン!!
提督「超艦娘黙示録!!?」
電「ちなみに大淀さんは着底に失敗して転覆するのがお約束なのです…」
白雪「着底しちゃ駄目なんじゃ…」
29: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/26(月) 06:06:55.48 ID:+DQInQ6SO
五十鈴「あっ、画面の前の貴方!今、天龍と神通を合わせてフランス製だけの特殊装備とか考えたでしょ!?五十鈴には丸見えよ!!」
36: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/27(火) 04:00:53.93 ID:aYjbylSSO
満潮「満潮よ。私、なんでこんな部隊に配属されたのかしら。」
提督「おっ?飢えた狼…じゃなくて一匹狼みたいな子が来たな。
あれだろ?最初は部隊の皆からの印象が良くないけど、単機出撃して芯の強い見せたら仲間からの信頼も勝ち取る、的な…」
満潮「なにそれ!?意味わかんない。」
提督「おっ?飢えた狼…じゃなくて一匹狼みたいな子が来たな。
あれだろ?最初は部隊の皆からの印象が良くないけど、単機出撃して芯の強い見せたら仲間からの信頼も勝ち取る、的な…」
満潮「なにそれ!?意味わかんない。」
37: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/27(火) 04:04:27.51 ID:aYjbylSSO
電「ごめんなさい。この司令官さん、ゲームだけが友達で…。あ、はじめましてなのです。電です。」
満潮「満潮よ。まぁ、よろしく…。」
そして
電「いつまでもイ級を狩っているわけにもいかないので、海域に出撃したのです。」
提督(無線)『くれぐれも無理するなよ。危なくなったらすぐさがれ!』
満潮「ふん。余計な心配よ!」
提督『そうか…でも戦艦クラスがいるけど大丈夫か?』
満潮「!?」
ル級「ルルルー」
ドカーン ドカーン
電「はわわわ~駆逐艦が相手にするには厄介なのです」
満潮「くっ…面白いじゃない…倍返しよっ!」
ル級「ルー」ズズィッ
電「ち、近づいてきたのです!」
満潮「馬鹿ね…そこから先は地獄よ…」
満潮「満潮よ。まぁ、よろしく…。」
そして
電「いつまでもイ級を狩っているわけにもいかないので、海域に出撃したのです。」
提督(無線)『くれぐれも無理するなよ。危なくなったらすぐさがれ!』
満潮「ふん。余計な心配よ!」
提督『そうか…でも戦艦クラスがいるけど大丈夫か?』
満潮「!?」
ル級「ルルルー」
ドカーン ドカーン
電「はわわわ~駆逐艦が相手にするには厄介なのです」
満潮「くっ…面白いじゃない…倍返しよっ!」
ル級「ルー」ズズィッ
電「ち、近づいてきたのです!」
満潮「馬鹿ね…そこから先は地獄よ…」
39: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/27(火) 04:11:43.91 ID:aYjbylSSO
ヴォン!
ル級「?」
提督『く、空間の裂け目!?満潮が作ったのか?』
ル級「!?」ヒュー
提督『飲み込まれた?』
満潮「……」
満潮「カイーナ」
ル級「」
一一↓一一
満潮「アンティノラ」
ル級「」
一一↓一一
満潮「トロメア」
ル「」
一一↓一一
満潮「言ったでしょ?その先は…最終地獄ジュデッカ」
ル級「ル!?!?」
チュドーン!!
電「まるでラスボスみたいな派手攻撃なのです」
提督「いち艦娘にできる芸当なの!?」
46: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/28(水) 06:02:23.03 ID:6a6/0itSO
子日「はじめまして、ねのひ、だよ」
子日「今日は何の日?ね一一」
提督「世界最後の日だ。」
子日「えええぇぇっ!?」
電「何かがツッコめと叫んでるのに、気付かぬふりで過ごすのです。電なのです。」
子日「ね、子日だよ、よろしく~」
提督「まぁ世界最後の日は大袈裟だが、海の平和は我々にかかっていることを忘れないでくれ。」
子日「まっかせて、はりきっていっちゃうよ!」
提督「期待しているぞ」
子日「今日は何の日?ね一一」
提督「世界最後の日だ。」
子日「えええぇぇっ!?」
電「何かがツッコめと叫んでるのに、気付かぬふりで過ごすのです。電なのです。」
子日「ね、子日だよ、よろしく~」
提督「まぁ世界最後の日は大袈裟だが、海の平和は我々にかかっていることを忘れないでくれ。」
子日「まっかせて、はりきっていっちゃうよ!」
提督「期待しているぞ」
47: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/28(水) 06:03:55.61 ID:6a6/0itSO
そして
子日「今日は何の日?いよいよ実戦だよ!」
白雪「無理しないでね。始めは援護だけでもいいから。」
満潮「でしゃばって大怪我するなんてやめてよね。」
子日「む~…」
電「そんなことを言ってる間に、敵が来たのです。」
提督『敵には空母がいるようだ。艦載機の攻撃に注意しろ!』
ヲ級「ヲ!」
子日「今日は何の日?いよいよ実戦だよ!」
白雪「無理しないでね。始めは援護だけでもいいから。」
満潮「でしゃばって大怪我するなんてやめてよね。」
子日「む~…」
電「そんなことを言ってる間に、敵が来たのです。」
提督『敵には空母がいるようだ。艦載機の攻撃に注意しろ!』
ヲ級「ヲ!」
48: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/28(水) 06:05:58.09 ID:6a6/0itSO
敵艦載機「…」ブーン
電「来た!対空用意、なのです!」
満潮「気力が溜まれば一気に…一一一」
子日「いっくよー!子日アターック!」
白雪「ちょっ…子日ちゃん?」
敵艦載機「!」
子日「無駄無駄無駄ぁ~」
ドカーン
ヲ級「ヲヲ!」
敵艦載機×3「!」ブーン
子日「無駄無駄無駄ッ!」
チュドドドーン
ヲ級「!?」
電「来た!対空用意、なのです!」
満潮「気力が溜まれば一気に…一一一」
子日「いっくよー!子日アターック!」
白雪「ちょっ…子日ちゃん?」
敵艦載機「!」
子日「無駄無駄無駄ぁ~」
ドカーン
ヲ級「ヲヲ!」
敵艦載機×3「!」ブーン
子日「無駄無駄無駄ッ!」
チュドドドーン
ヲ級「!?」
49: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/28(水) 06:07:01.74 ID:6a6/0itSO
子日「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
50: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/28(水) 06:08:12.55 ID:6a6/0itSO
子日
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
51: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/28(水) 06:09:19.53 ID:6a6/0itSO
子日「WRYYYYYYY」
子日「無駄 無駄 無駄
無駄 無駄」
子日「無駄 無駄 無駄
無駄 無駄」
52: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/28(水) 06:11:22.39 ID:6a6/0itSO
子日「無駄ァッ!!」
ヲ級「ヲッダーバァー」
ヒュー グシャ
子日「今日は何の日…?」ゴ ゴ ゴ
提督『燃えるゴミは月水金!?』ドォォォン
ヲ級「」
ヲ級、再起不能
子日、このあとMVPをとった
TO BE CONTINUED→
ヲ級「ヲッダーバァー」
ヒュー グシャ
子日「今日は何の日…?」ゴ ゴ ゴ
提督『燃えるゴミは月水金!?』ドォォォン
ヲ級「」
ヲ級、再起不能
子日、このあとMVPをとった
TO BE CONTINUED→
57: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/28(水) 22:52:15.89 ID:6a6/0itSO
【まるゆかわいいよまるゆ】
白雪「前方にて戦闘を確認。」
電「よその鎮守府の艦娘さんでしょうか?」
タ級「ウン?ナンダコイツハ…」
まるゆ「……」
満潮「あれは!?陸軍の潜航輸送艇じゃない!?」
白雪「直接戦闘には向いてませんよ!」
子日「助けなきゃ!」
白雪「前方にて戦闘を確認。」
電「よその鎮守府の艦娘さんでしょうか?」
タ級「ウン?ナンダコイツハ…」
まるゆ「……」
満潮「あれは!?陸軍の潜航輸送艇じゃない!?」
白雪「直接戦闘には向いてませんよ!」
子日「助けなきゃ!」
58: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/28(水) 22:54:02.75 ID:6a6/0itSO
電「あっ、でも何か様子が……」
タ級「ソノ運荷筒ゴト、シズメテクレル…」
まるゆ「あなたたちのせいで、物資が届かずに苦しんでいる人がいるんですよ…」
タ級「海ヲイクモノカラ奪イツクスノガ深海棲艦ニ生マレタモノノヤリカタダ。」
まるゆ「悔い改める気はないのですね」
ウラミキキトドケタデアリマス
まるゆ「そう…藁人形の糸を解いたのですね」
タ級「ナニヲイッテル?」
まるゆ「闇に惑いし憐れな影よ。人を傷つけおとしめて、罪に溺るる業の魂(たま)…」
まるゆ「いっぺん沈(し)んでみる?」
ヒュゥー ドロドロドロ
タ級「」
まるゆ「この怨み、海に沈めます…」モグリモグリ
電「」
タ級「ソノ運荷筒ゴト、シズメテクレル…」
まるゆ「あなたたちのせいで、物資が届かずに苦しんでいる人がいるんですよ…」
タ級「海ヲイクモノカラ奪イツクスノガ深海棲艦ニ生マレタモノノヤリカタダ。」
まるゆ「悔い改める気はないのですね」
ウラミキキトドケタデアリマス
まるゆ「そう…藁人形の糸を解いたのですね」
タ級「ナニヲイッテル?」
まるゆ「闇に惑いし憐れな影よ。人を傷つけおとしめて、罪に溺るる業の魂(たま)…」
まるゆ「いっぺん沈(し)んでみる?」
ヒュゥー ドロドロドロ
タ級「」
まるゆ「この怨み、海に沈めます…」モグリモグリ
電「」
59: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/28(水) 22:55:26.70 ID:6a6/0itSO
提督『おい?電?なんだ、何があった!?』
白満子「」ガクガク
電「司令官さん…電たち、疲れてるみたいなのです…鎮守府に帰投するのです。」
提督「?」
白満子「」ガクガク
電「司令官さん…電たち、疲れてるみたいなのです…鎮守府に帰投するのです。」
提督「?」
65: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/29(木) 17:07:42.59 ID:5JE1OEISO
提督「お、帰ってきたな。」
電「ただいまなのです…」
提督「すまなかったな。お前達の疲労に気付いてやれなくて。」
白雪「えっと…体の疲労というか…心が折れたというか…」
子日「提督~大変だよ~おばけ!陸軍のおばけが出たよ~!」
提督「おいおい、陸海大井に…いや多いに相争いとはいえ、おばけ扱いはないだろう。」ハハハ
満潮「冗談で言ってるんじゃないのよ!本当に深海棲艦が地獄に送られたんだから!あ、あれはこの世のものじゃ…」ガクガク
提督「ジュデッカで第一地獄から最終地獄まで落としてた奴が、なに言ってるんだ!?」
満潮「そ、それもそうね…………ありがと」
電「ただいまなのです…」
提督「すまなかったな。お前達の疲労に気付いてやれなくて。」
白雪「えっと…体の疲労というか…心が折れたというか…」
子日「提督~大変だよ~おばけ!陸軍のおばけが出たよ~!」
提督「おいおい、陸海大井に…いや多いに相争いとはいえ、おばけ扱いはないだろう。」ハハハ
満潮「冗談で言ってるんじゃないのよ!本当に深海棲艦が地獄に送られたんだから!あ、あれはこの世のものじゃ…」ガクガク
提督「ジュデッカで第一地獄から最終地獄まで落としてた奴が、なに言ってるんだ!?」
満潮「そ、それもそうね…………ありがと」
66: 1マップにつき1回のみ 2015/01/29(木) 17:11:20.38 ID:5JE1OEISO
間宮「は~い、お待たせしました。アイスの用意が出来ましたよ。」
子日「間宮さん!」
提督「こんなこともあろうかと……間宮さんに頼んで強化パーツ『間宮のアイス』を作っておいた。」
間宮「きょ、強化パーツ?アイスなんですけど…」
電「丼やカレーパンがパーツ扱いなのはよくあること……最近の強化パーツは使っても無くならないから便利なのです。」
間宮「え?え?」
子日「間宮さん!」
提督「こんなこともあろうかと……間宮さんに頼んで強化パーツ『間宮のアイス』を作っておいた。」
間宮「きょ、強化パーツ?アイスなんですけど…」
電「丼やカレーパンがパーツ扱いなのはよくあること……最近の強化パーツは使っても無くならないから便利なのです。」
間宮「え?え?」
69: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/29(木) 20:16:47.13 ID:5JE1OEISO
チッ、予測変換がわるいのよ。
大井に、でも、多いに、でもない。大いに、だ。
大井に、でも、多いに、でもない。大いに、だ。
70: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/29(木) 20:18:00.18 ID:5JE1OEISO
提督「じゃ、それ食べたら改めて出撃な。」
電「人使いが荒いのです。」
提督「もともと進軍予定だったろ!作戦は一刻を争う!」
白雪「えっ!?そんな急を要する任務なんですか?」
提督「いや、それっぽいカッコイイ台詞言いたかっただけだ!!」
満潮「こいつ…」
提督「あと、着任が遅れてるけど後から援軍も来るから。」
電「?」
電「人使いが荒いのです。」
提督「もともと進軍予定だったろ!作戦は一刻を争う!」
白雪「えっ!?そんな急を要する任務なんですか?」
提督「いや、それっぽいカッコイイ台詞言いたかっただけだ!!」
満潮「こいつ…」
提督「あと、着任が遅れてるけど後から援軍も来るから。」
電「?」
71: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/29(木) 20:19:47.21 ID:5JE1OEISO
電「スーパーイナズマキィィック!」
ドカンドカンドカーン
子日「電ちゃん調子いい~」
電「何だか最初から気力MAXみたいなのです。」
白雪「アイス食べたから?」
満潮「油断しちゃだめよ!!大物が来たわ!」
泊地棲姫「オノレ…イマイマシイカンムスドモメ…」
ドォン ドォン!
電「あっ…」
白雪「電ちゃんっ、危ない!」
?「させない!」
ドカンドカンドカーン
子日「電ちゃん調子いい~」
電「何だか最初から気力MAXみたいなのです。」
白雪「アイス食べたから?」
満潮「油断しちゃだめよ!!大物が来たわ!」
泊地棲姫「オノレ…イマイマシイカンムスドモメ…」
ドォン ドォン!
電「あっ…」
白雪「電ちゃんっ、危ない!」
?「させない!」
72: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/29(木) 20:22:16.85 ID:5JE1OEISO
電「えっ?」
?「助けるわ!」
【援護防御】
ドカーン
雷「雷は大丈夫なんだからっ」
電「はわわ、雷ちゃん!?雷ちゃんなのです?」
雷「待たせたわね。」
提督(無線)『ふぅ…なんとか雷は間に合ったようだな。』
満潮「司令官が言ってた援軍って…」
雷「暁型3番艦、雷よ。遅れてごめんなさい。」
電「雷ちゃん、ありがとうなのです!」
雷「久しぶりね、電。今から私も加勢するんだから。」
?「助けるわ!」
【援護防御】
ドカーン
雷「雷は大丈夫なんだからっ」
電「はわわ、雷ちゃん!?雷ちゃんなのです?」
雷「待たせたわね。」
提督(無線)『ふぅ…なんとか雷は間に合ったようだな。』
満潮「司令官が言ってた援軍って…」
雷「暁型3番艦、雷よ。遅れてごめんなさい。」
電「雷ちゃん、ありがとうなのです!」
雷「久しぶりね、電。今から私も加勢するんだから。」
73: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/29(木) 20:24:57.48 ID:5JE1OEISO
泊地棲姫「駆逐艦ガクワワッタトコロデ…」
提督『雷、攻撃でも頼れるところを見せてやれ!オーバーリミッツだ!』
雷「はーい、司令官!いっきますよー!」キラキラ
泊地棲姫「ナニッ!?」
雷【カットイン!】
「逃げるなら今のうちよっ!」
雷「天光満つるところに我はあり。黄泉の門開くところに汝あり。いでよ、神の雷!!」
雷「インディグネイショーーン!!」
提督『雷、攻撃でも頼れるところを見せてやれ!オーバーリミッツだ!』
雷「はーい、司令官!いっきますよー!」キラキラ
泊地棲姫「ナニッ!?」
雷【カットイン!】
「逃げるなら今のうちよっ!」
雷「天光満つるところに我はあり。黄泉の門開くところに汝あり。いでよ、神の雷!!」
雷「インディグネイショーーン!!」
74: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/29(木) 20:26:28.46 ID:5JE1OEISO
カッ
泊地棲姫「!」
バリバリバリーン!!
雷「この雷さまにかなうとでも思ってんのかしら!」
EXP +○○
GALD +○○
GRADE +○○
提督『え?GRADEってどうやって使うんだ?』
電「エンディング迎えるまで気にしなくていいのです。」
80: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/31(土) 22:41:54.26 ID:rkrwxzYSO
暁「暁よ。一人前のレディーとして扱ってよね。」
提督「ほぅ…これはまたかわいらしい戦力増強だな。」ナデナデ
暁「なでなでしないでよ。暁はお姉さんなのよ。一番司令官の役にたってみせるわ!」
提督「ははは、期待しているよ、レディ・暁。」
提督「ほぅ…これはまたかわいらしい戦力増強だな。」ナデナデ
暁「なでなでしないでよ。暁はお姉さんなのよ。一番司令官の役にたってみせるわ!」
提督「ははは、期待しているよ、レディ・暁。」
81: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/31(土) 22:43:39.39 ID:rkrwxzYSO
電「駆逐艦電以下、白雪、満潮、子日、雷、暁出撃します!」
暁「司令官の期待に応えて、深海棲艦を殲滅してやるわ…」
電「暁ちゃん、出撃前にどこに行ってたのです?」
暁「ちょっとした武装の強化よ。深海棲艦達を黙らせる…そのために手段は選ばないわ。」
雷「ちょっと…あまり無茶しちゃ駄目よ。」
白雪「! 敵集団を発見です。戦闘よう…」
暁「……」スーッ
電「暁ちゃん!?」
暁「戦闘前に伝えておくわよっ!」
深海棲艦’s「?」
暁「司令官の期待に応えて、深海棲艦を殲滅してやるわ…」
電「暁ちゃん、出撃前にどこに行ってたのです?」
暁「ちょっとした武装の強化よ。深海棲艦達を黙らせる…そのために手段は選ばないわ。」
雷「ちょっと…あまり無茶しちゃ駄目よ。」
白雪「! 敵集団を発見です。戦闘よう…」
暁「……」スーッ
電「暁ちゃん!?」
暁「戦闘前に伝えておくわよっ!」
深海棲艦’s「?」
82: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/31(土) 22:45:49.30 ID:rkrwxzYSO
暁「いいこと?とっとと降伏しなさい!」
満潮「ええっ!?」
レ級「ナンダ、コノチビ。トチ狂ッタノカ…
オマエタチコソ…痛イ目ミナイウチニ…」
暁「この先にあるあなた達の拠点に向けて、核ミサイルを放つ用意をしてきたわ。」
雷・電「は?」
レ級「…ハ?」
暁「見なさい!」ピッ
【映像】
ミサイル発射装置
ウィーン ジジジ…
子日「うわっ!ホントに準備してある!?」
満潮「まさか出撃前に準備してたのって…?」
ヲ級「ヲッ!?偵察機デモ同様ノ映像ヲ確認!」
レ級「シ、正気カ?ソンナコトスレバ島ゴト使イ物ニナラナクナルゾ…」
暁「それが司令官のお望みなんだから!」
満潮「ええっ!?」
レ級「ナンダ、コノチビ。トチ狂ッタノカ…
オマエタチコソ…痛イ目ミナイウチニ…」
暁「この先にあるあなた達の拠点に向けて、核ミサイルを放つ用意をしてきたわ。」
雷・電「は?」
レ級「…ハ?」
暁「見なさい!」ピッ
【映像】
ミサイル発射装置
ウィーン ジジジ…
子日「うわっ!ホントに準備してある!?」
満潮「まさか出撃前に準備してたのって…?」
ヲ級「ヲッ!?偵察機デモ同様ノ映像ヲ確認!」
レ級「シ、正気カ?ソンナコトスレバ島ゴト使イ物ニナラナクナルゾ…」
暁「それが司令官のお望みなんだから!」
83: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/31(土) 22:47:39.98 ID:rkrwxzYSO
一方その頃
漣「地球の汚染も気にせず、よくやる…」
潮「漣ちゃん、誰に言ってるの!?」
漣「地球の汚染も気にせず、よくやる…」
潮「漣ちゃん、誰に言ってるの!?」
84: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/31(土) 22:49:02.22 ID:rkrwxzYSO
白雪「暁ちゃん、いくらなんでもそれはやりすぎですよぅ。」
雷「そうよ。深海棲艦を倒しても生物が住めなくなるわ。」
暁「司令官の望みを叶えるためよ!深海棲艦の脅威を打ち破って平和を取り戻すんだから!」
満潮「あんた本気でいってんの!?」
暁「暁は司令官のためなら手段を選ばないわ!一人前のレディなんだから!」
子日「一人前のレディって核ミサイル撃つの?」
白雪「子日ちゃん、話がややこしくなるから、それは…」
雷「そうよ。深海棲艦を倒しても生物が住めなくなるわ。」
暁「司令官の望みを叶えるためよ!深海棲艦の脅威を打ち破って平和を取り戻すんだから!」
満潮「あんた本気でいってんの!?」
暁「暁は司令官のためなら手段を選ばないわ!一人前のレディなんだから!」
子日「一人前のレディって核ミサイル撃つの?」
白雪「子日ちゃん、話がややこしくなるから、それは…」
85: ◆eCJoWhPTt. 2015/01/31(土) 22:51:29.27 ID:rkrwxzYSO
電「…暁ちゃん、司令官さんから通信なのです。」
暁「!?」
提督『暁…君が俺のためを思ってくれるのはわかる…だが、ことはすべてエレガントに運ぶべきだ。』
暁「…ッ」
電「暁ちゃん、一度さがるのです。ことはすべてエレガントに…レディ?」
暁「ぐっ…」
暁「うわぁぁん、暁だって一人前のレディとして一生懸命考えたのにぃぃぃ!」テッタイ
子日「それで核ミサイルに行き着いたの?」
白雪「しぃっ!子日ちゃん、ダメ!!」
暁「!?」
提督『暁…君が俺のためを思ってくれるのはわかる…だが、ことはすべてエレガントに運ぶべきだ。』
暁「…ッ」
電「暁ちゃん、一度さがるのです。ことはすべてエレガントに…レディ?」
暁「ぐっ…」
暁「うわぁぁん、暁だって一人前のレディとして一生懸命考えたのにぃぃぃ!」テッタイ
子日「それで核ミサイルに行き着いたの?」
白雪「しぃっ!子日ちゃん、ダメ!!」
91: 1 2015/02/01(日) 03:22:45.72 ID:7HhO1guSO
そして提督が10万人目…
92: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/01(日) 03:24:26.32 ID:7HhO1guSO
暁「くすん…」
提督「まぁまぁ。お前は幼女…じゃない聖女レディ・暁になればいいよ。」
暁「ふぇ…」
提督「さぁ気分転換でもしておいで。新しく来た艦娘がライブをするみたいだぞ。」
電「ライブってまさか…」
雷「あのアイドルの…」
提督「ああ!」
ライブ会場
??「みんな!抱きしめて!水平線の果てまで!」
提督「まぁまぁ。お前は幼女…じゃない聖女レディ・暁になればいいよ。」
暁「ふぇ…」
提督「さぁ気分転換でもしておいで。新しく来た艦娘がライブをするみたいだぞ。」
電「ライブってまさか…」
雷「あのアイドルの…」
提督「ああ!」
ライブ会場
??「みんな!抱きしめて!水平線の果てまで!」
93: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/01(日) 03:27:31.39 ID:7HhO1guSO
ワーワー ワーワー
くまりんこ~!!
三隈「くまりんこっ☆」
三隈「桜花に また~がって 貴方に急降下ぁ~ぁ♪」
三隈「回天の操縦でも 兵隊たち輝いてる♪」
わーわー 三隈ちゃーん!
那珂「ちょっと待ってよ!」
くまりんこ~!!
三隈「くまりんこっ☆」
三隈「桜花に また~がって 貴方に急降下ぁ~ぁ♪」
三隈「回天の操縦でも 兵隊たち輝いてる♪」
わーわー 三隈ちゃーん!
那珂「ちょっと待ってよ!」
94: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/01(日) 03:33:06.80 ID:7HhO1guSO
提督「ん?」
暁「あ、那珂さんだ。」
雷「どうしたのです?」
那珂「アイドルといえば那珂ちゃんでしょ!?なんで三隈ちゃんが歌ってるの?」
電「ちゃんと那珂の人ネタなのです。歌エネルギーも本物なのです。
この『特攻飛行』の他にも『バクゲキノオト』などレパートリーもありますよ。」
那珂「誰がうまいこと言えと!!」
暁「あ、那珂さんだ。」
雷「どうしたのです?」
那珂「アイドルといえば那珂ちゃんでしょ!?なんで三隈ちゃんが歌ってるの?」
電「ちゃんと那珂の人ネタなのです。歌エネルギーも本物なのです。
この『特攻飛行』の他にも『バクゲキノオト』などレパートリーもありますよ。」
那珂「誰がうまいこと言えと!!」
95: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/01(日) 03:34:34.30 ID:7HhO1guSO
提督「そんな那珂ちゃんにはこれを用意したぞ。ついてきたまえ。」トコトコ
那珂「え?何?ステージ衣装?」スタスタ
提督「那珂ちゃんにはこれでマスターになってもらう。」パチン
ウィーン
インベル「…」
那珂「」
電「戦うアイドルにはピッタリなのです。」
那珂「え?何?ステージ衣装?」スタスタ
提督「那珂ちゃんにはこれでマスターになってもらう。」パチン
ウィーン
インベル「…」
那珂「」
電「戦うアイドルにはピッタリなのです。」
103: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/03(火) 03:56:22.17 ID:9siYCABSO
【全回復した!】
春雨「輸送任務はお任せください…はい。」
提督「春雨が来てから食事の時間がスムーズに進むようになったな。」
電「麻婆春雨、美味しいのです。」
春雨「今日は趣向を変えてみました。」
電「?」
春雨「今日は麻婆豆腐にして、さらに海軍らしくカレーを加えてアレンジしました。」
提督「マーボーカレーだ!!」
春雨「輸送任務はお任せください…はい。」
提督「春雨が来てから食事の時間がスムーズに進むようになったな。」
電「麻婆春雨、美味しいのです。」
春雨「今日は趣向を変えてみました。」
電「?」
春雨「今日は麻婆豆腐にして、さらに海軍らしくカレーを加えてアレンジしました。」
提督「マーボーカレーだ!!」
104: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/03(火) 03:58:07.98 ID:9siYCABSO
【二人はちょっと入れない】
春雨「では片付けてきます」
提督・電「ごちそうさま~」
春雨「お粗末さまです、はい。」
スタスタ
駆逐棲姫「楽シソウネ…」
春雨「!?」
駆逐棲姫「駆逐艦春雨…」
春雨「貴女は…駆逐棲姫!?」
駆逐棲姫「本当ハ私ガ艦娘ニナルハズダッタ…軍艦ノ春雨ノ魂ヲ受ケツイデ…」
春雨「春雨は…春雨は私よ!」
駆逐棲姫「アナタガ受ケ継イダノハ展示品の“レプリカ”ニスギナイトイウノニ…」
春雨「それが…私達が同じ顔をしている理由…」
駆逐棲姫「アナタハ春雨ノ“レプリカ”ナノヨ…。ケレド私モモウ深海棲艦トシテシカ生キラレナイ…」
春雨「私は…私だって艦娘としてしか生きられないよ!!」
駆逐棲姫「決着ヲ…」
春雨「つけましょう!」
ピシッ パキィィィン
~~♪
ガラスダマヒートツオトサレター♪
春雨「では片付けてきます」
提督・電「ごちそうさま~」
春雨「お粗末さまです、はい。」
スタスタ
駆逐棲姫「楽シソウネ…」
春雨「!?」
駆逐棲姫「駆逐艦春雨…」
春雨「貴女は…駆逐棲姫!?」
駆逐棲姫「本当ハ私ガ艦娘ニナルハズダッタ…軍艦ノ春雨ノ魂ヲ受ケツイデ…」
春雨「春雨は…春雨は私よ!」
駆逐棲姫「アナタガ受ケ継イダノハ展示品の“レプリカ”ニスギナイトイウノニ…」
春雨「それが…私達が同じ顔をしている理由…」
駆逐棲姫「アナタハ春雨ノ“レプリカ”ナノヨ…。ケレド私モモウ深海棲艦トシテシカ生キラレナイ…」
春雨「私は…私だって艦娘としてしか生きられないよ!!」
駆逐棲姫「決着ヲ…」
春雨「つけましょう!」
ピシッ パキィィィン
~~♪
ガラスダマヒートツオトサレター♪
105: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/03(火) 03:59:43.27 ID:9siYCABSO
提督「あ~待て待て!」
春雨「え?」ピタ
駆逐棲姫「ナニ!?」ピタ
提督「“本物”がどっちかなんてどうでもいいんだよ。うちの春雨は美味い麻婆春雨を作ってくれる、それで十分だ。」
駆逐棲姫「ウルサイッ!邪魔ヲシナイデ!」
春雨「危ない!!」
提督「…たのんだぞ、響!」
響【カットイン】
「任せて。『ひびき』の名は伊達じゃないよ。」
駆逐棲姫「!」
響「響け!集え!すべてを滅する刃となれ!」
響「ロスト・フォン・ドラーイブ!!」
駆逐棲姫「!!」
春雨「え?」ピタ
駆逐棲姫「ナニ!?」ピタ
提督「“本物”がどっちかなんてどうでもいいんだよ。うちの春雨は美味い麻婆春雨を作ってくれる、それで十分だ。」
駆逐棲姫「ウルサイッ!邪魔ヲシナイデ!」
春雨「危ない!!」
提督「…たのんだぞ、響!」
響【カットイン】
「任せて。『ひびき』の名は伊達じゃないよ。」
駆逐棲姫「!」
響「響け!集え!すべてを滅する刃となれ!」
響「ロスト・フォン・ドラーイブ!!」
駆逐棲姫「!!」
106: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/03(火) 04:02:51.33 ID:9siYCABSO
村雨「まだ終わりじゃないわよ!春雨ちゃんは私の妹なんだから!」
提督「うおっ!いつの間に!?」
春雨「村雨姉さん!」
村雨「行きなさい!ライガー!」
ヨルノ~ヤミニマギレ~♪
ムラサメライガー「ガオォォン!」
駆逐棲姫「」
ジャキン!
【村雨】
ムラサメブレード!!
駆逐棲姫「月が…きれい」
チュドーン
提督「うおっ!いつの間に!?」
春雨「村雨姉さん!」
村雨「行きなさい!ライガー!」
ヨルノ~ヤミニマギレ~♪
ムラサメライガー「ガオォォン!」
駆逐棲姫「」
ジャキン!
【村雨】
ムラサメブレード!!
駆逐棲姫「月が…きれい」
チュドーン
107: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/03(火) 04:04:17.93 ID:9siYCABSO
提督「春雨…君は君のまま、ありのままでいい。」
春雨「は、はい…」
村雨「そうだよ、今流行りのレリ…」
提督「ぽっと出と一緒にするな!ありのままでLOV’in U だ!」
電「丸焼きなのです!」
春雨「は、はい…」
村雨「そうだよ、今流行りのレリ…」
提督「ぽっと出と一緒にするな!ありのままでLOV’in U だ!」
電「丸焼きなのです!」
113: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/04(水) 17:27:40.03 ID:fSO0caISO
【RUSHING ENGLISH LADY】
提督「よーし、今日は俺みずから陣頭指揮をとっちゃうぞ!」
暁「えっ?司令官が前線に出るの?」
響「危険だと思うけど…」
雷「そうよ!第六駆逐隊も揃ったし、私達だけで十分のはずよ。」
提督「指揮官が戦場を見渡せれば、より的確な指揮がだな…」ウンヌンカンヌン
電「皆が必殺技使えるから、司令官さん自身も強くなったと勘違いしてしまったのですね…」ハァ
提督「よーし、今日は俺みずから陣頭指揮をとっちゃうぞ!」
暁「えっ?司令官が前線に出るの?」
響「危険だと思うけど…」
雷「そうよ!第六駆逐隊も揃ったし、私達だけで十分のはずよ。」
提督「指揮官が戦場を見渡せれば、より的確な指揮がだな…」ウンヌンカンヌン
電「皆が必殺技使えるから、司令官さん自身も強くなったと勘違いしてしまったのですね…」ハァ
114: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/04(水) 17:29:11.42 ID:fSO0caISO
そして…
提督「ともかく出撃したぞ!」
雷「言い出したら聞かないんだから…」
響「それでも司令官の指揮のおかげでいつもより戦いやすいね。」
ドカーン ドカーン
タ級「アノ後方ニイル船ヲ狙エ…頭ヲ叩ク」
提督「ぎゃあああ!敵がこっちにきたぁ!」
提督「ともかく出撃したぞ!」
雷「言い出したら聞かないんだから…」
響「それでも司令官の指揮のおかげでいつもより戦いやすいね。」
ドカーン ドカーン
タ級「アノ後方ニイル船ヲ狙エ…頭ヲ叩ク」
提督「ぎゃあああ!敵がこっちにきたぁ!」
115: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/04(水) 17:30:34.35 ID:fSO0caISO
雷「言わんこっちゃないわ!」
電「敵のほうが射程が長いのです、間に合いません!」
タ級「沈メェェ!」
ドォォン
提督「うわぁぁぁ、砲弾が飛んでくる!」
?「ヘーイ、テイトク!前線に出るのもいいけど、彼我の戦力を見極めなよネ!」ガキーン
電「敵のほうが射程が長いのです、間に合いません!」
タ級「沈メェェ!」
ドォォン
提督「うわぁぁぁ、砲弾が飛んでくる!」
?「ヘーイ、テイトク!前線に出るのもいいけど、彼我の戦力を見極めなよネ!」ガキーン
116: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/04(水) 17:32:01.65 ID:fSO0caISO
提督「拳で砲弾を弾いた!?」
電「あれは…」
金剛「テイトクの危機にはいつでも駆け付けマース!」
提督「金剛!」
金剛「駆逐艦のおチビちゃん達に戦い方を見せてあげるネ」
ガシャン
暁「主砲をはずした?」
響「何をするつもりなんだ?」
電「あれは…」
金剛「テイトクの危機にはいつでも駆け付けマース!」
提督「金剛!」
金剛「駆逐艦のおチビちゃん達に戦い方を見せてあげるネ」
ガシャン
暁「主砲をはずした?」
響「何をするつもりなんだ?」
117: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/04(水) 17:33:21.88 ID:fSO0caISO
金剛「拳ひとつで戦えるとはいいまセーン。」ダダダッ
金剛「But…」
タ級「!?」
金剛「拳ひとつを甘く見たらNOなんだからネー!!」
ズドォォン!
タ級「!!!」
雷「パンチ一発!?」
電(ジェットマグナムは、ぷらずまステークで攻撃するから、正確には拳ではないのです…)
金剛(ヘイ、ライトニングガール!細かいことは言いっこなしヨ!)
金剛「But…」
タ級「!?」
金剛「拳ひとつを甘く見たらNOなんだからネー!!」
ズドォォン!
タ級「!!!」
雷「パンチ一発!?」
電(ジェットマグナムは、ぷらずまステークで攻撃するから、正確には拳ではないのです…)
金剛(ヘイ、ライトニングガール!細かいことは言いっこなしヨ!)
118: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/04(水) 17:37:10.03 ID:fSO0caISO
暁「すごい!これが英国淑女なのね!」
響「淑女…かなぁ」
提督「いやぁ…金剛、助かったよ。」
金剛「テイトクのハートを掴むのはワタシデー…あっ」
提督「ん?」
金剛「もうティータイムデース!ワタシはこれで失礼しマス!」
提督「ええっ!?」
金剛「この金剛、紅茶の時間ならエンディングの途中でも話を切り上げるのデース!」
提督「」
電「鬼教官かと思ったら最後だけ紅茶王子だったのです…」
響「淑女…かなぁ」
提督「いやぁ…金剛、助かったよ。」
金剛「テイトクのハートを掴むのはワタシデー…あっ」
提督「ん?」
金剛「もうティータイムデース!ワタシはこれで失礼しマス!」
提督「ええっ!?」
金剛「この金剛、紅茶の時間ならエンディングの途中でも話を切り上げるのデース!」
提督「」
電「鬼教官かと思ったら最後だけ紅茶王子だったのです…」
125: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/05(木) 03:24:27.88 ID:j3xC4OiSO
【今はボン太くんのことをモッフルと言うらしい】
提督「やぁ、曙!今日も生意気な口は健在か?」ナデナデ
曙「はぁ?何で触るの?ウザイなあ…」イラ
提督「ははは、やっぱりぼのちゃんはこのくらいじゃないと…」ペタペタ
曙「…」イラ
提督「ぼぉぉのちゃぁぁん!」ペタペタ
電「あの…司令官さん?そろそろ曙ちゃんが…」
曙「…」プチ
曙「ぼのちゃん、ぼのちゃんと…馴れ馴れしいんだよ、このクソ提督ぅ!!」ラムダドライバ!
ドカーン
提督「ぎゃあああ!」
電「見事に砲弾に力を乗せるイメージを描いたのです。」
提督「やぁ、曙!今日も生意気な口は健在か?」ナデナデ
曙「はぁ?何で触るの?ウザイなあ…」イラ
提督「ははは、やっぱりぼのちゃんはこのくらいじゃないと…」ペタペタ
曙「…」イラ
提督「ぼぉぉのちゃぁぁん!」ペタペタ
電「あの…司令官さん?そろそろ曙ちゃんが…」
曙「…」プチ
曙「ぼのちゃん、ぼのちゃんと…馴れ馴れしいんだよ、このクソ提督ぅ!!」ラムダドライバ!
ドカーン
提督「ぎゃあああ!」
電「見事に砲弾に力を乗せるイメージを描いたのです。」
129: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/06(金) 00:06:30.73 ID:9Gu4Gm5SO
提督「どうやら南西海域で決戦が行われているらしい…」
電「それで電たちにも出撃命令がくだされたのですね。」
提督「おまえ達だけじゃない…俺もそこへ出撃することになった。こいつに乗ってな…」
電「し、司令官さん!?わかっているのですか?その桜花は…」
提督「片道切符だってことはわかってる。電、今まで世話になったな…」シュツゲキジュンビ
電「し…司令官さん…」
電「そんなことを言って、ネタが無くなったので終わらせる気なのですね?」
提督「そ う で も あ る が ぁ !!」
ギュイイーン
電「司令官さぁぁん!?」
電「それで電たちにも出撃命令がくだされたのですね。」
提督「おまえ達だけじゃない…俺もそこへ出撃することになった。こいつに乗ってな…」
電「し、司令官さん!?わかっているのですか?その桜花は…」
提督「片道切符だってことはわかってる。電、今まで世話になったな…」シュツゲキジュンビ
電「し…司令官さん…」
電「そんなことを言って、ネタが無くなったので終わらせる気なのですね?」
提督「そ う で も あ る が ぁ !!」
ギュイイーン
電「司令官さぁぁん!?」
130: ◆eCJoWhPTt. 2015/02/06(金) 00:07:39.34 ID:9Gu4Gm5SO
その後、提督を見たものは誰もいなかった…
電「まぁ運がよければバイストンウェルに飛ばされてるのです。」
おしまい
131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 00:13:26.18 ID:vujnhalGo
オウカオーかぁぁぁぁ!
乙
乙
133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 03:55:23.15 ID:e/JeduCVo
乙です
オウカオーはスパロボやってクソ惚れたわ
オウカオーはスパロボやってクソ惚れたわ
135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 10:36:58.03 ID:h7o7pFXIo
あれか強くなって帰ってくるパターンか
136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 20:58:39.88 ID:VmqzhnSPo
戻ってきたらまだ戦争が終わってなくてぶちギレるんですね
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421325062/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
ルキア「ここにいれるのだぞ一護」 一護「お、おう・・・」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:19:01.09 ID:zWULDzcb0
一護「い、いれるぞ」
ルキア「たわけ!こっちだと言っておるだろうが」
ルキア「それにちゃんとゴムをせんか」
一護「初めてだから仕方ねえだろうが。これつければいいんだろ?」
ルキア「そうだ」
一護「・・・どうやるんだ」
ルキア「貸せ。これをこうして・・・こうやって・・・」
一護「うっ」ドビュ
ルキア「もうイったのか一護。これで三度目だぞ」
ルキア「たかがゴムを付けるぐらいで貴様という奴は」
一護「・・・」
ルキア「たわけ!こっちだと言っておるだろうが」
ルキア「それにちゃんとゴムをせんか」
一護「初めてだから仕方ねえだろうが。これつければいいんだろ?」
ルキア「そうだ」
一護「・・・どうやるんだ」
ルキア「貸せ。これをこうして・・・こうやって・・・」
一護「うっ」ドビュ
ルキア「もうイったのか一護。これで三度目だぞ」
ルキア「たかがゴムを付けるぐらいで貴様という奴は」
一護「・・・」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:22:38.70 ID:zWULDzcb0
一護「もう一回頼む」
ルキア「もう朝が来たぞ。お前がモタモタしておるから」
一護「しかし手馴れてるよなルキア」
一護「初めてじゃねえよな?相手は誰だよ」
ルキア「・・・」
一護「恋次か?」
ルキア「そ、それは言えん」
一護「教えろよ」
ルキア「・・・」
ルキア「もう朝が来たぞ。お前がモタモタしておるから」
一護「しかし手馴れてるよなルキア」
一護「初めてじゃねえよな?相手は誰だよ」
ルキア「・・・」
一護「恋次か?」
ルキア「そ、それは言えん」
一護「教えろよ」
ルキア「・・・」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:25:57.37 ID:zWULDzcb0
石田「ええーっ!またセックスに失敗したのかい!?」
一護「ああ」
石田「いい加減にしろよ黒崎。もう高3なんだぞ」
啓吾「俺たちの中で童貞なの一護だけなんだぜ」
水色「早くやっちゃいなよ」
一護「あるだろタイミングってのが」
チャド「パン買ってきたぞ」
一護「カレーパンって言っただろうが。焼きそばじゃねえか全部」
チャド「それしかなかった」
一護「買い直して来い」
チャド「はい・・・」
一護「早くしろよ」
一護「ああ」
石田「いい加減にしろよ黒崎。もう高3なんだぞ」
啓吾「俺たちの中で童貞なの一護だけなんだぜ」
水色「早くやっちゃいなよ」
一護「あるだろタイミングってのが」
チャド「パン買ってきたぞ」
一護「カレーパンって言っただろうが。焼きそばじゃねえか全部」
チャド「それしかなかった」
一護「買い直して来い」
チャド「はい・・・」
一護「早くしろよ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:29:06.58 ID:zWULDzcb0
一護「それでルキアって非処女なんだぜ。俺が思うに」
石田「それはあり得ない。絶対にだ」
一護「でも手馴れてるっていうか・・・あれなんだよ」
石田「いや処女だと思うね僕は」
一護「・・・」
チャド「カレーパン無かった」
一護「じゃあコンビニで買って来い」
チャド「金」
一護「てめえで出せ」
チャド「・・・」
一護「グズグズしてんじゃねえぞ!行って来い!」
チャド「は、はい」
石田「それはあり得ない。絶対にだ」
一護「でも手馴れてるっていうか・・・あれなんだよ」
石田「いや処女だと思うね僕は」
一護「・・・」
チャド「カレーパン無かった」
一護「じゃあコンビニで買って来い」
チャド「金」
一護「てめえで出せ」
チャド「・・・」
一護「グズグズしてんじゃねえぞ!行って来い!」
チャド「は、はい」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:32:18.54 ID:zWULDzcb0
石田「もしも処女じゃなかったら誰だと思う?」
一護「恋次しかいねえだろ」
石田「阿散井が非童貞だと思うか?笑わせちゃ困るよ」
一護「じゃあ誰だよ」
一護「白哉か?白哉なら死んでるじゃねえかよ」
石田「彼女はほら貧しい環境で育ってきたらしいじゃないか」
一護「ウリしてたっていうのかよ」
石田「阿散井でも朽木白哉でもなければ売春しかあるまいよ」
一護「恋次しかいねえだろ」
石田「阿散井が非童貞だと思うか?笑わせちゃ困るよ」
一護「じゃあ誰だよ」
一護「白哉か?白哉なら死んでるじゃねえかよ」
石田「彼女はほら貧しい環境で育ってきたらしいじゃないか」
一護「ウリしてたっていうのかよ」
石田「阿散井でも朽木白哉でもなければ売春しかあるまいよ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:35:11.23 ID:zWULDzcb0
チャド「パン買ってきた」
啓吾「一護と石田なら帰ったぜ。お前がノロノロしてるから」
水色「二人からの伝言だけど荷物家まで届けろってさ」
チャド「ムッ・・・」
啓吾「何だよその目は」
チャド「べ、別に・・・何でも」
啓吾「お前は図体だけなんだから一護に使ってもらえるだけ有り難く思えよ」
チャド「はい」
啓吾「それとパンは俺と水色の分」
チャド「わ、忘れた」
啓吾「チッ」
啓吾「一護と石田なら帰ったぜ。お前がノロノロしてるから」
水色「二人からの伝言だけど荷物家まで届けろってさ」
チャド「ムッ・・・」
啓吾「何だよその目は」
チャド「べ、別に・・・何でも」
啓吾「お前は図体だけなんだから一護に使ってもらえるだけ有り難く思えよ」
チャド「はい」
啓吾「それとパンは俺と水色の分」
チャド「わ、忘れた」
啓吾「チッ」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:38:20.86 ID:zWULDzcb0
恋次「ルキアが非処女・・・だと・・・?」
一護「・・・ビビったろ」
恋次「マジかよ!誰にやられたんだ」
石田「例えば売春してた実例はないのかい?」
恋次「ねえよ」
一護「じゃあ白哉がやったのか」
恋次「朽木隊長(故)しかいねえわな」
石田「強姦という説もあるよ」
一護「レイプか・・・」
恋次「強姦か・・・」
一護「・・・ビビったろ」
恋次「マジかよ!誰にやられたんだ」
石田「例えば売春してた実例はないのかい?」
恋次「ねえよ」
一護「じゃあ白哉がやったのか」
恋次「朽木隊長(故)しかいねえわな」
石田「強姦という説もあるよ」
一護「レイプか・・・」
恋次「強姦か・・・」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:41:29.52 ID:zWULDzcb0
一護「俺とお前ぐらいなのか童貞なのは」
恋次「多分な。見ろよ一護」
狛村「て、鉄左衛門!ハァハァハァ!!」パンパンパン
射場「な、中はあきません!中だけは!!」
狛村「も、もう我慢できん」パンパンパン
恋次「な?」
一護「酷い話だぜ童貞なのが俺たちだけっての」
恋次「腐ってるよなマジで。俺なんて女に惚れられた事もねえよ」
一護「・・・俺もねえよな。惚れられてたら卒業してるもんな」
恋次「多分な。見ろよ一護」
狛村「て、鉄左衛門!ハァハァハァ!!」パンパンパン
射場「な、中はあきません!中だけは!!」
狛村「も、もう我慢できん」パンパンパン
恋次「な?」
一護「酷い話だぜ童貞なのが俺たちだけっての」
恋次「腐ってるよなマジで。俺なんて女に惚れられた事もねえよ」
一護「・・・俺もねえよな。惚れられてたら卒業してるもんな」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:45:57.47 ID:zWULDzcb0
マユリ「処女か非処女か見極める機械」
石田「うん。作れよ」
マユリ「やだネ。帰りたまエ」
石田「お断りだ!作るまで僕はここを動くことはしないぞ!!」
石田「ネムさんお茶」
マユリ「そんな物を作っても意味はない馬鹿かネ君は」
石田「馬鹿って言う奴が馬鹿なんだよハゲ」
マユリ「ハ」
石田「天才とか言ってるけどそんな物も作れないなんてね」
石田「何が技術開発局だよ所詮は二代目のくせに」
石田「二番煎じのダメ科学者が」
石田「うん。作れよ」
マユリ「やだネ。帰りたまエ」
石田「お断りだ!作るまで僕はここを動くことはしないぞ!!」
石田「ネムさんお茶」
マユリ「そんな物を作っても意味はない馬鹿かネ君は」
石田「馬鹿って言う奴が馬鹿なんだよハゲ」
マユリ「ハ」
石田「天才とか言ってるけどそんな物も作れないなんてね」
石田「何が技術開発局だよ所詮は二代目のくせに」
石田「二番煎じのダメ科学者が」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:50:13.29 ID:zWULDzcb0
一護「しかしルキアは誰にレイプされたんだろな」
恋次「見つけたらぶっ殺してやろうぜ」
一護「ああ絶対に殺してやる白哉が死ぬ間際にルキアを頼むとか任せたぞって言われたからな」
一護「絶対に叩き殺してやるよ」
恋次「俺は檜佐木さん辺りが臭いと思うんだよな」
恋次「あれってよく覗きとかしてんだぜ」
一護「檜佐木さんか」
恋次「どうするよ一護」
一護「臭い奴は片っ端から絞めてこうぜ。それしか道はねえ」
恋次「見つけたらぶっ殺してやろうぜ」
一護「ああ絶対に殺してやる白哉が死ぬ間際にルキアを頼むとか任せたぞって言われたからな」
一護「絶対に叩き殺してやるよ」
恋次「俺は檜佐木さん辺りが臭いと思うんだよな」
恋次「あれってよく覗きとかしてんだぜ」
一護「檜佐木さんか」
恋次「どうするよ一護」
一護「臭い奴は片っ端から絞めてこうぜ。それしか道はねえ」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:53:38.14 ID:zWULDzcb0
一護「てめえだろうが!ええコラァ!!」
恋次「吐けよ檜佐木さん本当にぶっ殺しちゃうっすよ俺たち」
檜佐木「し、知らん」
一護「知らねえってよ」
恋次「てめえが一番怪しいんだよ檜佐木さんよぉ・・・」
檜佐木「待てよ!ロクに話したこともないんだぞ俺」
恋次「しらばっくれやがって」
恋次「だから後輩から慕われねえんだよ。死んだ吉良も陰で悪口言ってたぜ」
一護「ほら歯喰いしばれゲロるまで何発でも殴るぞ」
恋次「吐けよ檜佐木さん本当にぶっ殺しちゃうっすよ俺たち」
檜佐木「し、知らん」
一護「知らねえってよ」
恋次「てめえが一番怪しいんだよ檜佐木さんよぉ・・・」
檜佐木「待てよ!ロクに話したこともないんだぞ俺」
恋次「しらばっくれやがって」
恋次「だから後輩から慕われねえんだよ。死んだ吉良も陰で悪口言ってたぜ」
一護「ほら歯喰いしばれゲロるまで何発でも殴るぞ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:58:14.91 ID:zWULDzcb0
乱菊「一護と恋次が暴れてるの?」
雛森「はい。檜佐木さんをもう凄い形相で締め上げてましたよ」
乱菊「ふーん」
雛森「笑っちゃいましたよボコボコにされちゃって。フフフ」
日番谷「何でボコられてたんだよ」
雛森「知らないよ。自分で見に行けば」
雛森「はい。檜佐木さんをもう凄い形相で締め上げてましたよ」
乱菊「ふーん」
雛森「笑っちゃいましたよボコボコにされちゃって。フフフ」
日番谷「何でボコられてたんだよ」
雛森「知らないよ。自分で見に行けば」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:09:01.88 ID:fCJVGmIW0
石田「できたかい?」
マユリ「こんな物を作って意味はあるのかネ」
石田「別にただ気になるからさ」
石田「君は誰が朽木さんの処女を奪ったと思う?」
石田「阿散井でも朽木白哉でも無いとしたら」
マユリ「志波海燕」
石田「架空の人物をでっち上げてるんじゃない!」
石田「さっさとつくらんか!!!」
マユリ「こんな物を作って意味はあるのかネ」
石田「別にただ気になるからさ」
石田「君は誰が朽木さんの処女を奪ったと思う?」
石田「阿散井でも朽木白哉でも無いとしたら」
マユリ「志波海燕」
石田「架空の人物をでっち上げてるんじゃない!」
石田「さっさとつくらんか!!!」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:13:36.96 ID:fCJVGmIW0
一護「どいつもこいつも知らんの一点張り」
恋次「キリがねえぜ」
石田「おーい!できたぞ!!」
一護「何だこれ」
石田「処女か非処女か見極めるスカウターさ」
一護「だからこんなのよりも」
恋次「ルキアを犯した奴をだな」
石田「いいから使ってみてよ」
恋次「キリがねえぜ」
石田「おーい!できたぞ!!」
一護「何だこれ」
石田「処女か非処女か見極めるスカウターさ」
一護「だからこんなのよりも」
恋次「ルキアを犯した奴をだな」
石田「いいから使ってみてよ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:24:35.12 ID:fCJVGmIW0
石田「それでマユリ的には志波カイエンだって言うんだよ」
一護「ふーん・・・」
恋次「後にしろよ」
一護「見ろよ恋次!あの女非処女だぜ」
恋次「あんな大人しそうなツラしてんのに」
一護「世も末だぜ」
一護「ふーん・・・」
恋次「後にしろよ」
一護「見ろよ恋次!あの女非処女だぜ」
恋次「あんな大人しそうなツラしてんのに」
一護「世も末だぜ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:26:58.54 ID:fCJVGmIW0
一護「乱菊さんは処女で」
恋次「雛森は非処女」
一護「逆じゃねえのこれ」
恋次「乱菊さん処女っすか」
石田「それは断じてあり得ん!こんな女性が処女だったら僕は死にます!」
乱菊「処女よ」
一護「世の中捨てたもんじゃねえな恋次」
恋次「そ、そうだな」
恋次「雛森は非処女」
一護「逆じゃねえのこれ」
恋次「乱菊さん処女っすか」
石田「それは断じてあり得ん!こんな女性が処女だったら僕は死にます!」
乱菊「処女よ」
一護「世の中捨てたもんじゃねえな恋次」
恋次「そ、そうだな」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:31:47.25 ID:fCJVGmIW0
一護「それで志波が何だって」
石田「さあマユリの戯言だよきっと」
恋次「お前経験済みだったんだな」
雛森「うん」
一護「何人」
雛森「二ケ・・・二人です」
日番谷「そ、そんなの俺聞いてねえぞ!!」
雛森「は?口出さないでくれる?」
雛森「これは大人同士の話なんだからシロちゃんは隅っこでマスでも掻いてれば」
日番谷「ぐぬぬ・・・」
石田「さあマユリの戯言だよきっと」
恋次「お前経験済みだったんだな」
雛森「うん」
一護「何人」
雛森「二ケ・・・二人です」
日番谷「そ、そんなの俺聞いてねえぞ!!」
雛森「は?口出さないでくれる?」
雛森「これは大人同士の話なんだからシロちゃんは隅っこでマスでも掻いてれば」
日番谷「ぐぬぬ・・・」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:39:37.34 ID:fCJVGmIW0
一護「それで何だって」
石田「カイエン」
一護「聞いた事あるか恋次」
恋次「あー・・・あるようなねえような」
一護「そいつが処女を奪ったんだなルキアの」
石田「って言ってたよあいつが」
一護「どんな野郎なんだよ」
恋次「とにかく探し出して締め上げようぜ」
石田「カイエン」
一護「聞いた事あるか恋次」
恋次「あー・・・あるようなねえような」
一護「そいつが処女を奪ったんだなルキアの」
石田「って言ってたよあいつが」
一護「どんな野郎なんだよ」
恋次「とにかく探し出して締め上げようぜ」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:42:54.76 ID:fCJVGmIW0
一護「おい一角!弓親!出てこい!」
一角「うるせえな何だよ」
恋次「げっ・・・肛門の処女損失してんのかよ一角さん」
弓親「どうしたんだい?」
恋次「うげっ・・・マジかよ。二人とも掘られてるのかよ」
一護「カイエンって知ってるか」
一角「は?」
一護「志波だとか言う死神だよそいつがルキアの貴重な処女を」
恋次「知ってる事あったら教えてくださいよ!一角さん!!」
一角「うるせえな何だよ」
恋次「げっ・・・肛門の処女損失してんのかよ一角さん」
弓親「どうしたんだい?」
恋次「うげっ・・・マジかよ。二人とも掘られてるのかよ」
一護「カイエンって知ってるか」
一角「は?」
一護「志波だとか言う死神だよそいつがルキアの貴重な処女を」
恋次「知ってる事あったら教えてくださいよ!一角さん!!」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:47:19.94 ID:fCJVGmIW0
一角「知ってるっすか隊長」
剣八「しらねーな」
一護「おい石田」
石田「マユリの奴に騙された!」
恋次「あんな胡散臭いオッサン信じるからこうなんだよ」
石田「あのインチキ科学者め・・・」
石田「よくもこの僕に恥をかかせてくれたな・・・許さん」
剣八「しらねーな」
一護「おい石田」
石田「マユリの奴に騙された!」
恋次「あんな胡散臭いオッサン信じるからこうなんだよ」
石田「あのインチキ科学者め・・・」
石田「よくもこの僕に恥をかかせてくれたな・・・許さん」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:56:00.39 ID:fCJVGmIW0
石田「居ないじゃないか!このインチキ科学者!!」
マユリ「黙れ」
石田「なーにが志波カイエンだ!架空の人物作り上げちゃってさ」
マユリ「随分前の事だが居たんだヨ。十三番隊の副隊長で」
石田「もう僕は騙されん!死ねインチキ科学者が!!」
マユリ「ネム」
ネム「はい。確かに居ました」
石田「まあ・・・ネムさんが言うなら仕方ない。居なくても居るんだろうな」
石田「これで最後だ僕が信じるのは」
石田「もし居なかったらここを爆破する」
マユリ「黙れ」
石田「なーにが志波カイエンだ!架空の人物作り上げちゃってさ」
マユリ「随分前の事だが居たんだヨ。十三番隊の副隊長で」
石田「もう僕は騙されん!死ねインチキ科学者が!!」
マユリ「ネム」
ネム「はい。確かに居ました」
石田「まあ・・・ネムさんが言うなら仕方ない。居なくても居るんだろうな」
石田「これで最後だ僕が信じるのは」
石田「もし居なかったらここを爆破する」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:04:50.58 ID:fCJVGmIW0
チャド「ニモツ」
ルキア「一護のか」
チャド「ソウダ」
ルキア「それで一護は?」
チャド「オレワカラナイ」
チャド「ワカルコトヒトツ。イチゴノメイレイゼッタイ」
チャド「サカラウコトユルサレナイ」
ルキア「解ったから帰れ」
夏梨「悪かったなオッサン。ほら五円やるよ」
チャド「アリガトウ。オレウレシイ」
ルキア「一護のか」
チャド「ソウダ」
ルキア「それで一護は?」
チャド「オレワカラナイ」
チャド「ワカルコトヒトツ。イチゴノメイレイゼッタイ」
チャド「サカラウコトユルサレナイ」
ルキア「解ったから帰れ」
夏梨「悪かったなオッサン。ほら五円やるよ」
チャド「アリガトウ。オレウレシイ」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:10:26.59 ID:fCJVGmIW0
浮竹「そうか話す時が来たようだね二人に」
一護「教えろよ浮竹さん」
恋次「どこに居るんすか」
浮竹「海燕はもうゴホゴホ・・・」
浮竹「ウゲボエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
一護「う、浮竹さん!」
恋次「誰か誰か!!!」
一護「しっかりしろ浮竹さん!!!」
一護「教えろよ浮竹さん」
恋次「どこに居るんすか」
浮竹「海燕はもうゴホゴホ・・・」
浮竹「ウゲボエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
一護「う、浮竹さん!」
恋次「誰か誰か!!!」
一護「しっかりしろ浮竹さん!!!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:16:11.91 ID:fCJVGmIW0
一護「居るのか居ねえのかハッキリしねえ」
恋次「そいつがルキアの処女奪ったのかもわからねえ」
石田「居場所ぐらいわかるだろ!君は科学者だろうが!!」
マユリ「一度だけ虚圏で目撃されたと情報があるヨ」
石田「本当かい?」
マユリ「本当だヨ。今度こそネ」
一護「三度目の正直だ」
恋次「行こうぜ一護!」
阿近「いいんですか。あんな事言って」
マユリ「これで厄介払いができたヨ。特にあのクインシーだけは」
恋次「そいつがルキアの処女奪ったのかもわからねえ」
石田「居場所ぐらいわかるだろ!君は科学者だろうが!!」
マユリ「一度だけ虚圏で目撃されたと情報があるヨ」
石田「本当かい?」
マユリ「本当だヨ。今度こそネ」
一護「三度目の正直だ」
恋次「行こうぜ一護!」
阿近「いいんですか。あんな事言って」
マユリ「これで厄介払いができたヨ。特にあのクインシーだけは」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:21:31.02 ID:fCJVGmIW0
ハリベル「カイエン?」
一護「アンタ虚圏のリーダー的存在だろ」
恋次「知ってるだろ教えろよ」
石田「今晩僕の部屋に来なよ君」
ハリベル「知らんな」
一護「知らねえ事ないだろ!」
恋次「それでも十刃だったんだろアンタ!」
石田「僕の名前は石田雨竜。ご覧の通りのクインシーさ」
石田「ん?何も言わなくても解るよ。僕に惚れたんだね君は」
ハリベル「・・・」
一護「アンタ虚圏のリーダー的存在だろ」
恋次「知ってるだろ教えろよ」
石田「今晩僕の部屋に来なよ君」
ハリベル「知らんな」
一護「知らねえ事ないだろ!」
恋次「それでも十刃だったんだろアンタ!」
石田「僕の名前は石田雨竜。ご覧の通りのクインシーさ」
石田「ん?何も言わなくても解るよ。僕に惚れたんだね君は」
ハリベル「・・・」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:42:06.51 ID:fCJVGmIW0
ルキア「一護の事だとここ以外には」
雛森「朽木さん?」
ルキア「一護を見ませんでしたか」
雛森「そういえば阿散井くん達と虚圏に行くとか何か言ってたよ」
ルキア「虚圏へ?」
雛森「うん。鉄砲玉のように走ってったよ」
ルキア「一護と恋次は何を考えているのだ」
ルキア「何故虚圏に」
雛森「朽木さん?」
ルキア「一護を見ませんでしたか」
雛森「そういえば阿散井くん達と虚圏に行くとか何か言ってたよ」
ルキア「虚圏へ?」
雛森「うん。鉄砲玉のように走ってったよ」
ルキア「一護と恋次は何を考えているのだ」
ルキア「何故虚圏に」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:45:35.64 ID:fCJVGmIW0
ネリエル「さあ聞いた事ないよ」
一護「やっぱり架空の人物なんじゃねえの」
恋次「俺もそう思えて来た」
石田「見ろよ黒崎!今僕は巨乳美人の間に立ってるぞ!!」
一護「頭おかしいんじゃねえのかあいつ」
恋次「シカトしろ。あいつはここが狂ってんだ」
石田「先生見てください僕は滅却師としてこんな美人に囲まれてます」
石田「これってハーレムですよね。そうですよね先生」
一護「いよいよどこかに喋り出しやがった・・・」
一護「やっぱり架空の人物なんじゃねえの」
恋次「俺もそう思えて来た」
石田「見ろよ黒崎!今僕は巨乳美人の間に立ってるぞ!!」
一護「頭おかしいんじゃねえのかあいつ」
恋次「シカトしろ。あいつはここが狂ってんだ」
石田「先生見てください僕は滅却師としてこんな美人に囲まれてます」
石田「これってハーレムですよね。そうですよね先生」
一護「いよいよどこかに喋り出しやがった・・・」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:52:32.74 ID:fCJVGmIW0
グリムジョー「死ね黒崎!!!」
一護「おっと。お前カイエンって知ってるか」
グリムジョー「知らねえよ!誰だよそいつは」
恋次「ルキアの処女奪ったとんでもねえ野郎だ」
一護「ほらお前が腹に穴開けた死神居ただろうが」
グリムジョー「・・・知らねえ」
一護「ちゃんと脳みそ入ってんのお前」
グリムジョー「うるせえ!」
ハリベル「その男を探しに来たらしいんだ手伝ってやれお前も」
グリムジョー「誰が探すかよ。こいつは敵だぜ敵」
ハリベル「その敵に我々は救われたのだぞ」
ネリエル「そうだよ。受けた恩はちゃんと返さなきゃ」
グリムジョー「くっ・・・」
一護「男なら借りを返すのが流儀だろうがグリムジョー」
グリムジョー「今回だけだぞ黒崎。言っとくが俺はてめえに借り返すだけだぜ」
一護「おっと。お前カイエンって知ってるか」
グリムジョー「知らねえよ!誰だよそいつは」
恋次「ルキアの処女奪ったとんでもねえ野郎だ」
一護「ほらお前が腹に穴開けた死神居ただろうが」
グリムジョー「・・・知らねえ」
一護「ちゃんと脳みそ入ってんのお前」
グリムジョー「うるせえ!」
ハリベル「その男を探しに来たらしいんだ手伝ってやれお前も」
グリムジョー「誰が探すかよ。こいつは敵だぜ敵」
ハリベル「その敵に我々は救われたのだぞ」
ネリエル「そうだよ。受けた恩はちゃんと返さなきゃ」
グリムジョー「くっ・・・」
一護「男なら借りを返すのが流儀だろうがグリムジョー」
グリムジョー「今回だけだぞ黒崎。言っとくが俺はてめえに借り返すだけだぜ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:56:38.39 ID:fCJVGmIW0
石田「君は童貞なのかい?」
グリムジョー「女に興味がねえ」
石田「ホモだ!」
一護「マジかよライバルがホモとかドン引きだぜ」
恋次「つっぱったナリしてんのにホモなのかよ」
グリムジョー「ざけんな!誰がホモだ俺は戦うことしか興味がねえんだ」
一護「やたら俺に絡んできたのはホモ故にか」
恋次「勘弁してくれよホモとか」
石田「たとえば彼女たちがやらせてくれるって言ったらどうだい」
グリムジョー「断る」
一護「どうして」
グリムジョー「カッコ悪いからに決まってるだろうが」
グリムジョー「女に興味がねえ」
石田「ホモだ!」
一護「マジかよライバルがホモとかドン引きだぜ」
恋次「つっぱったナリしてんのにホモなのかよ」
グリムジョー「ざけんな!誰がホモだ俺は戦うことしか興味がねえんだ」
一護「やたら俺に絡んできたのはホモ故にか」
恋次「勘弁してくれよホモとか」
石田「たとえば彼女たちがやらせてくれるって言ったらどうだい」
グリムジョー「断る」
一護「どうして」
グリムジョー「カッコ悪いからに決まってるだろうが」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:04:38.98 ID:fCJVGmIW0
雛森「今日は井上さんだったっけ居ないね」
ルキア「井上は忙しいだとかで」
雛森「でもあの人って私とキャラ被るから嫌いなんだよね。病んでる部分が」
雛森「今の私には平子隊長が居るからね。フフッ」
ルキア「そ、そうですか」
雛森「あとは目障りな幼馴染が消えてくれたら最高なんだけどね」
雛森「阿散井くんみたいな頼りになる男ならいいけどあんなちんけな子供じゃ・・・」
ルキア「・・・」
雛森「黒崎さんってみんなを護ってくれるんだよね?」
ルキア「それが一護の口癖ですから」
雛森「今度頼んでみようかな。ストーカーを退治してくれって」
ルキア「・・・」
ルキア「井上は忙しいだとかで」
雛森「でもあの人って私とキャラ被るから嫌いなんだよね。病んでる部分が」
雛森「今の私には平子隊長が居るからね。フフッ」
ルキア「そ、そうですか」
雛森「あとは目障りな幼馴染が消えてくれたら最高なんだけどね」
雛森「阿散井くんみたいな頼りになる男ならいいけどあんなちんけな子供じゃ・・・」
ルキア「・・・」
雛森「黒崎さんってみんなを護ってくれるんだよね?」
ルキア「それが一護の口癖ですから」
雛森「今度頼んでみようかな。ストーカーを退治してくれって」
ルキア「・・・」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:10:22.81 ID:fCJVGmIW0
ハリベル「ところでそのカイエンって男はどういう顔なんだ」
恋次「石田!」
石田「それが解らないんだよね。記録と言うか情報的なのが消えてるのよ」
一護「どういう事だよ」
石田「いちいち僕に聞くんじゃない!自分で考えんか!!」
恋次「きっと悪い事したんだぜ。虚圏に居るようじゃな」
一護「どうせとんでもない顔面してんぜ。眉毛無かったり目つき悪かったりよ」
恋次「体中に刺青彫ってんぜ絶対に」
グリムジョー「髪型もパンチパーマとかじゃねえの。絶対に悪い奴だぜ」
一護「グラサンかけてたりしてよ」
恋次「それで白のクラウン乗り回してよ」
グリムジョー「スーツ着て金バッチ付けてんぜそいつは」
一護「とにかくルキアをレイプしたんだ悪い男だそいつは」
恋次「石田!」
石田「それが解らないんだよね。記録と言うか情報的なのが消えてるのよ」
一護「どういう事だよ」
石田「いちいち僕に聞くんじゃない!自分で考えんか!!」
恋次「きっと悪い事したんだぜ。虚圏に居るようじゃな」
一護「どうせとんでもない顔面してんぜ。眉毛無かったり目つき悪かったりよ」
恋次「体中に刺青彫ってんぜ絶対に」
グリムジョー「髪型もパンチパーマとかじゃねえの。絶対に悪い奴だぜ」
一護「グラサンかけてたりしてよ」
恋次「それで白のクラウン乗り回してよ」
グリムジョー「スーツ着て金バッチ付けてんぜそいつは」
一護「とにかくルキアをレイプしたんだ悪い男だそいつは」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:15:34.58 ID:fCJVGmIW0
ルキア「それでは私は」
雛森「ふーん・・・私を見捨てるんだね」
ルキア「違います」
雛森「それでどうやって虚圏に行くの?」
ルキア「涅隊長に」
雛森「あの胡散臭い人が頼みを聞いてくれると思う?絶対にありえないよ」
ルキア「ならどうすれば」
雛森「私に任せてよ」
雛森「ふーん・・・私を見捨てるんだね」
ルキア「違います」
雛森「それでどうやって虚圏に行くの?」
ルキア「涅隊長に」
雛森「あの胡散臭い人が頼みを聞いてくれると思う?絶対にありえないよ」
ルキア「ならどうすれば」
雛森「私に任せてよ」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:23:06.38 ID:fCJVGmIW0
藍染「それで私に」
雛森「はい。でも勘違いしないでくださいね貴方は過去の男ですから」
藍染「でも私にはそれは不可能だ」
雛森「は?虚圏に居たのに行けないんですか?」
雛森「鏡花水月が無いと本当にダメ死神ですね藍染元隊長は」
藍染「違うよ雛森くん。この格好ではどうにもならないんだ」
ルキア「危険すぎますよさすがにこの男だけは」
雛森「大丈夫だよ朽木さん。たとえこの過去の男が出てもまた牢にぶち込めばいいんだよ」
雛森「こっちには平子隊長に更木隊長、阿散井くんや黒崎さんも居るんだよ」
ルキア「それはそうですが」
雛森「開けますから下がってくださいね」
藍染「待つんだ雛森くん!この格好じゃ下がれ」
雛森「もしもそれで死んだら運が無いと思って諦めてくださいね」
雛森「はい。でも勘違いしないでくださいね貴方は過去の男ですから」
藍染「でも私にはそれは不可能だ」
雛森「は?虚圏に居たのに行けないんですか?」
雛森「鏡花水月が無いと本当にダメ死神ですね藍染元隊長は」
藍染「違うよ雛森くん。この格好ではどうにもならないんだ」
ルキア「危険すぎますよさすがにこの男だけは」
雛森「大丈夫だよ朽木さん。たとえこの過去の男が出てもまた牢にぶち込めばいいんだよ」
雛森「こっちには平子隊長に更木隊長、阿散井くんや黒崎さんも居るんだよ」
ルキア「それはそうですが」
雛森「開けますから下がってくださいね」
藍染「待つんだ雛森くん!この格好じゃ下がれ」
雛森「もしもそれで死んだら運が無いと思って諦めてくださいね」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:35:46.51 ID:fCJVGmIW0
一護「行けども行けども砂しかねえ」
恋次「よくこんな砂だらけの世界で生きられるな。どこで寝てんだよ」
ネリエル「それなりの住み家みたいなのはあるよ」
ハリベル「さすがに住み家ぐらいないとな」
一護「お前あるのかよ」
グリムジョー「あ、当たり前だろうが・・・何言ってんだてめえは」
一護「どこにだよ」
グリムジョー「あるけど見つからねえんだ」
恋次「どういう事だよ」
ネリエル「迷子なんだって」
グリムジョー「何言ってんだわざとに決まってんだろうがわざと帰らねえんだ」
一護「何か意味あんかよ」
グリムジョー「うるせえな!どうだっていいだろうが」
恋次「よくこんな砂だらけの世界で生きられるな。どこで寝てんだよ」
ネリエル「それなりの住み家みたいなのはあるよ」
ハリベル「さすがに住み家ぐらいないとな」
一護「お前あるのかよ」
グリムジョー「あ、当たり前だろうが・・・何言ってんだてめえは」
一護「どこにだよ」
グリムジョー「あるけど見つからねえんだ」
恋次「どういう事だよ」
ネリエル「迷子なんだって」
グリムジョー「何言ってんだわざとに決まってんだろうがわざと帰らねえんだ」
一護「何か意味あんかよ」
グリムジョー「うるせえな!どうだっていいだろうが」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:39:51.59 ID:fCJVGmIW0
ルキア「虚圏か・・・久しいな」
雛森「頑張ってね朽木さん」
ルキア「はい」
雛森「帰りますよ藍染元隊長」
藍染「やっと出られたんだ私」
雛森「戻れ」
藍染「・・・」
雛森「戻らないと死にますよ。鏡花水月無しの貴方に何ができるんですか?」
藍染「き、鬼道」
雛森「私は達人ですからそっち系の」
雛森「ほら帰らないと死にますよ。グズグズしないでくださいよ」
藍染「・・・ッッ」
雛森「頑張ってね朽木さん」
ルキア「はい」
雛森「帰りますよ藍染元隊長」
藍染「やっと出られたんだ私」
雛森「戻れ」
藍染「・・・」
雛森「戻らないと死にますよ。鏡花水月無しの貴方に何ができるんですか?」
藍染「き、鬼道」
雛森「私は達人ですからそっち系の」
雛森「ほら帰らないと死にますよ。グズグズしないでくださいよ」
藍染「・・・ッッ」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:49:04.24 ID:fCJVGmIW0
石田「アアーッ!」
一護「ル、ルキア」
恋次「どうしてここに」
ルキア「それはこっちのセリフだ。お前たちこそ」
一護「俺はカイエンって奴を探してんだ」
恋次「俺も」
ハリベル「私たちはその手伝いを」
グリムジョー「チッ」
ルキア「海燕殿はもうおらぬ」
一護「どういう事だよ」
ルキア「・・・」
一護「ル、ルキア」
恋次「どうしてここに」
ルキア「それはこっちのセリフだ。お前たちこそ」
一護「俺はカイエンって奴を探してんだ」
恋次「俺も」
ハリベル「私たちはその手伝いを」
グリムジョー「チッ」
ルキア「海燕殿はもうおらぬ」
一護「どういう事だよ」
ルキア「・・・」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:53:52.15 ID:fCJVGmIW0
ルキア「虚夜宮はどっちだ」
グリムジョー「こっちだ付いて来いよ」
ハリベル「あっちの方角だ」
一護「何であそこ行くんだよ」
恋次「居ねえってどういう事だよルキア」
ルキア「いいから来い」
石田「フフ。何か仰天する事があるんだね」
グリムジョー「・・・」
ネリエル「あっちだってさ」
グリムジョー「うるせえんだよ!俺は黒崎達を引っかけてよ」
ネリエル「ほら行くよ。みんな行っちゃったよ」
グリムジョー「クソッタレ共が・・・どいつもこいつも」
グリムジョー「こっちだ付いて来いよ」
ハリベル「あっちの方角だ」
一護「何であそこ行くんだよ」
恋次「居ねえってどういう事だよルキア」
ルキア「いいから来い」
石田「フフ。何か仰天する事があるんだね」
グリムジョー「・・・」
ネリエル「あっちだってさ」
グリムジョー「うるせえんだよ!俺は黒崎達を引っかけてよ」
ネリエル「ほら行くよ。みんな行っちゃったよ」
グリムジョー「クソッタレ共が・・・どいつもこいつも」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 03:03:55.69 ID:fCJVGmIW0
一護「ここは」
ルキア「ここで私は海燕殿と再会した。いや海燕殿では無かったがな」
恋次「いねえってのは」
ルキア「私がこの手でな。尸魂界で虚に乗っ取られた海燕殿を手にかけ」
ルキア「その姿をした十刃を殺してな」
恋次「・・・」
一護「居ないってのはそういう事だったのか」
ルキア「そういう事だ一護、恋次」
一護「・・・帰ろうぜ」
恋次「そうだな・・・悪かったなルキア」
ルキア「ここで私は海燕殿と再会した。いや海燕殿では無かったがな」
恋次「いねえってのは」
ルキア「私がこの手でな。尸魂界で虚に乗っ取られた海燕殿を手にかけ」
ルキア「その姿をした十刃を殺してな」
恋次「・・・」
一護「居ないってのはそういう事だったのか」
ルキア「そういう事だ一護、恋次」
一護「・・・帰ろうぜ」
恋次「そうだな・・・悪かったなルキア」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 03:09:37.70 ID:fCJVGmIW0
一護「巻き込んじまって悪かったな3人とも」
ハリベル「いいんだ。せめてもの恩返しとして」
ネリエル「また遊びに来てね」
一護「おいグリムジョー」
グリムジョー「今度会う時はてめえと必ず決着つけてやるよ必ずな」
一護「へっへっへ」
石田「おっ」
恋次「どうした石田」
石田「別に・・・何でもないよ」
ハリベル「いいんだ。せめてもの恩返しとして」
ネリエル「また遊びに来てね」
一護「おいグリムジョー」
グリムジョー「今度会う時はてめえと必ず決着つけてやるよ必ずな」
一護「へっへっへ」
石田「おっ」
恋次「どうした石田」
石田「別に・・・何でもないよ」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 03:14:32.39 ID:fCJVGmIW0
石田「それで朽木さんとは」
一護「何もやってねえよ」
石田「あっそ。そういえばね朽木さん処女だったよ」
一護「は?何言ってんだお前は・・・あいつ手馴れてたぜ」
石田「これで測ったんだよ」
石田「きっと朽木さん的に黒崎を安心させるために手慣れたフリでもしてたんじゃないか」
石田「彼女はそういう女性だよ黒崎」
チャド「イチゴ。ジュースカッテキタ」
一護「今大事な話してんだよ。あっち行け」
チャド「ハイ」
一護「何もやってねえよ」
石田「あっそ。そういえばね朽木さん処女だったよ」
一護「は?何言ってんだお前は・・・あいつ手馴れてたぜ」
石田「これで測ったんだよ」
石田「きっと朽木さん的に黒崎を安心させるために手慣れたフリでもしてたんじゃないか」
石田「彼女はそういう女性だよ黒崎」
チャド「イチゴ。ジュースカッテキタ」
一護「今大事な話してんだよ。あっち行け」
チャド「ハイ」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 03:22:54.75 ID:fCJVGmIW0
一護「・・・」チーン
一護「そうか岩鷲の兄貴だったんだ」
岩鷲「言わなかったかお前に」
一護「知らねえよ」
恋次「思い出したぜ!この人だ俺会った事あるわ確か」
一護「思い出すのが遅いんだよお前」
一護「・・・それにしても恋次、岩鷲」
恋次「どうした」
一護「俺に似てるな」
岩鷲「似てねえよ。絶対に似てねえよ」
一護「似てんだよな・・・この人」
一護「そうか岩鷲の兄貴だったんだ」
岩鷲「言わなかったかお前に」
一護「知らねえよ」
恋次「思い出したぜ!この人だ俺会った事あるわ確か」
一護「思い出すのが遅いんだよお前」
一護「・・・それにしても恋次、岩鷲」
恋次「どうした」
一護「俺に似てるな」
岩鷲「似てねえよ。絶対に似てねえよ」
一護「似てんだよな・・・この人」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 03:31:11.77 ID:fCJVGmIW0
ルキア「どうだった海燕殿は」
一護「俺に似てた」
ルキア「よく見れば似ておるのな」
一護「今日こそはお前を抱いてやるよルキア」
ルキア「本当に大丈夫なのか一護」
ルキア「お前の早漏っぷりは異常だぞ」
一護「うるせえよ」
一護「今夜こそ決めてやるからなルキア」
終
一護「俺に似てた」
ルキア「よく見れば似ておるのな」
一護「今日こそはお前を抱いてやるよルキア」
ルキア「本当に大丈夫なのか一護」
ルキア「お前の早漏っぷりは異常だぞ」
一護「うるせえよ」
一護「今夜こそ決めてやるからなルキア」
終
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 04:52:55.11 ID:Ai3wsd2J0
なんか追いついてた
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 05:31:21.11 ID:iovoRDMr0
こっからが本番でしょうが!
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 06:26:17.30 ID:uAQmF3RE0
終わったか
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 07:48:56.31 ID:EG9S7nwvO
乙
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 09:19:26.36 ID:v3l0qvreP
グリムジョーが馬鹿すぎて愛着が湧いてくる
乙
乙
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 09:45:34.26 ID:1KYsJL9Z0
乙
乙以外の言葉が出ない…
乙以外の言葉が出ない…
掲載元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352125141/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
女騎士「クッコロさん!」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:01:37 ID:/VUxCDFM
~ これまでのあらすじ ~
突如、王国に攻め込んできた凶暴な魔物、オーク。
騎士団の奮闘により、かろうじてこれを撃退するが、
オークはさらに強力な仲間が再びやってくると言い残し、息絶える。
今のままでは次の襲撃を防げないと悟った騎士団の面々は、それぞれ修行を開始する。
騎士団の紅一点である女騎士も戦いの道を選び、魔族クッコロに弟子入りするのだった。
それからおよそ半年後、ついに戦いの時が訪れた。
数匹のスライムを引き連れ、二体のオークが攻め込んできたのである。
突如、王国に攻め込んできた凶暴な魔物、オーク。
騎士団の奮闘により、かろうじてこれを撃退するが、
オークはさらに強力な仲間が再びやってくると言い残し、息絶える。
今のままでは次の襲撃を防げないと悟った騎士団の面々は、それぞれ修行を開始する。
騎士団の紅一点である女騎士も戦いの道を選び、魔族クッコロに弟子入りするのだった。
それからおよそ半年後、ついに戦いの時が訪れた。
数匹のスライムを引き連れ、二体のオークが攻め込んできたのである。
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:04:52 ID:/VUxCDFM
~ 荒野 ~
王子オーク「騎士どもの数も六匹か……ちょうどスライムと同じ数だな」
王子オーク「どうだ、きさまら! スライムと一匹ずつ戦ってみんか? ゲームだ!」
クッコロ「ゲームだと!? ふざけやがって……!」
ハゲ騎士「まあまあ、いいじゃないか!」
ハゲ騎士「こっちはまだ、団長が到着してないんだしさ!」
三つ目騎士「よし……こっちはオレが出る」ザッ
デカオーク「ぐひひひ……よぉし、お前から出ろ!」
デカオーク「人間の騎士ごとき、とっとと片付けちまえよ!」
スライムA「ピーッ!」
王子オーク「騎士どもの数も六匹か……ちょうどスライムと同じ数だな」
王子オーク「どうだ、きさまら! スライムと一匹ずつ戦ってみんか? ゲームだ!」
クッコロ「ゲームだと!? ふざけやがって……!」
ハゲ騎士「まあまあ、いいじゃないか!」
ハゲ騎士「こっちはまだ、団長が到着してないんだしさ!」
三つ目騎士「よし……こっちはオレが出る」ザッ
デカオーク「ぐひひひ……よぉし、お前から出ろ!」
デカオーク「人間の騎士ごとき、とっとと片付けちまえよ!」
スライムA「ピーッ!」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:07:43 ID:/VUxCDFM
三つ目騎士「……来い!」チャキッ
スライムA「ピィーッ!」ギュンッ
三つ目騎士「はあっ!」
ズバァッ!
スライムA「ピィ……ッ」ドサッ…
三つ目騎士「ふぅ……」
チビ騎士「やったぁ! さすが三つ目騎士さん!」
女騎士「みごとな一撃だった……!」
スライムA「ピィーッ!」ギュンッ
三つ目騎士「はあっ!」
ズバァッ!
スライムA「ピィ……ッ」ドサッ…
三つ目騎士「ふぅ……」
チビ騎士「やったぁ! さすが三つ目騎士さん!」
女騎士「みごとな一撃だった……!」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:12:16 ID:/VUxCDFM
王子オーク「ほう、なかなかやるじゃないか」
デカオーク「なにやってやがんだ、情けねえ! 人間なんかによ!」
王子オーク「さて、次はどいつだ?」
ハゲ騎士「よぉーし……」
イケメン騎士「オレにやらせてくれ」ザッ
イケメン騎士「ここらでお遊びはいい加減にしろってとこを見せてやりたい」
ハゲ騎士「イケメン騎士さん……」
イケメン騎士「さあ、きやがれ!」チャキッ
スライムB「ピィーッ!」バッ
デカオーク「なにやってやがんだ、情けねえ! 人間なんかによ!」
王子オーク「さて、次はどいつだ?」
ハゲ騎士「よぉーし……」
イケメン騎士「オレにやらせてくれ」ザッ
イケメン騎士「ここらでお遊びはいい加減にしろってとこを見せてやりたい」
ハゲ騎士「イケメン騎士さん……」
イケメン騎士「さあ、きやがれ!」チャキッ
スライムB「ピィーッ!」バッ
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:15:28 ID:/VUxCDFM
ドゴォォォンッ!!!
ハゲ騎士「イケメン騎士さぁぁぁん!」
クッコロ「なんて奴だ……自爆しやがった……!」
女騎士(バカな……!)
デカオーク「ちっ、相討ちかよ! 情けねえスライムだぜ!」
王子オーク「おい、汚いから片付けておけよ! そのボロクズを!」
ハゲ騎士「くそったれ……!」ギリッ…
ハゲ騎士「イケメン騎士さぁぁぁん!」
クッコロ「なんて奴だ……自爆しやがった……!」
女騎士(バカな……!)
デカオーク「ちっ、相討ちかよ! 情けねえスライムだぜ!」
王子オーク「おい、汚いから片付けておけよ! そのボロクズを!」
ハゲ騎士「くそったれ……!」ギリッ…
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:19:05 ID:/VUxCDFM
ハゲ騎士「うおおおおおおおっ! ――必殺、四連斬ッ!」
ザシュッ! ズバッ! ザクッ! ビシュッ!
スライムC「ピギャ!」 スライムD「ギャァァ!」
スライムE「グェ!」 スライムF「ピィ!」サッ
ハゲ騎士「ちぇっ、一匹外しちまった!」
スライムF「ピギャアアアッ!」ギュンッ
女騎士(しまった! 外した奴が私に!)
クッコロ「くたばれ!」バッ
ドゴォッ!
スライムF「ピギャア……」
ザシュッ! ズバッ! ザクッ! ビシュッ!
スライムC「ピギャ!」 スライムD「ギャァァ!」
スライムE「グェ!」 スライムF「ピィ!」サッ
ハゲ騎士「ちぇっ、一匹外しちまった!」
スライムF「ピギャアアアッ!」ギュンッ
女騎士(しまった! 外した奴が私に!)
クッコロ「くたばれ!」バッ
ドゴォッ!
スライムF「ピギャア……」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:21:33 ID:/VUxCDFM
女騎士「ありがとう……クッコロさん!」
クッコロ「勘違いするな。あの二匹と戦う前に、ウォーミングアップをしたにすぎん」
王子オーク「スライムがあっさり全滅とはな、面白くなってきた」
デカオーク「よぉし、オレにやらせてくれ」
デカオーク「一瞬で五人まとめて片付けてみせるぜ」
王子オーク「好きにするがいい」
クッコロ「ここからが本番だ……くるぞ!」
クッコロ「勘違いするな。あの二匹と戦う前に、ウォーミングアップをしたにすぎん」
王子オーク「スライムがあっさり全滅とはな、面白くなってきた」
デカオーク「よぉし、オレにやらせてくれ」
デカオーク「一瞬で五人まとめて片付けてみせるぜ」
王子オーク「好きにするがいい」
クッコロ「ここからが本番だ……くるぞ!」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:26:08 ID:/VUxCDFM
デカオーク「はああああっ!」ドドドッ
三つ目騎士「!」チャキッ
ボゴォッ!
三つ目騎士「ぐはぁっ!」ドザァッ
三つ目騎士「がはっ、げほっ!」
三つ目騎士「たった一撃で……これほどのダメージを……!」ゲホッ
ハゲ騎士「三つ目騎士!」
女騎士「拳が鎧にめり込んだだと!?」
クッコロ「バケモノめ……!」
王子オーク「ふん、もろい奴らだ……」
三つ目騎士「!」チャキッ
ボゴォッ!
三つ目騎士「ぐはぁっ!」ドザァッ
三つ目騎士「がはっ、げほっ!」
三つ目騎士「たった一撃で……これほどのダメージを……!」ゲホッ
ハゲ騎士「三つ目騎士!」
女騎士「拳が鎧にめり込んだだと!?」
クッコロ「バケモノめ……!」
王子オーク「ふん、もろい奴らだ……」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:31:57 ID:/VUxCDFM
チビ騎士「三つ目騎士さんは死なせない! ボクがあいつをやっつける!」ジャキッ
三つ目騎士「あ、あれは、命と引きかえに放つ必殺剣!」
三つ目騎士「やめろぉーっ!」
チビ騎士「さよなら三つ目騎士さん、どうか死なないで……」
チビ騎士「だああっ!」ブオッ
パキィンッ!
チビ騎士「剣が……!」
デカオーク「なにが必殺剣だ、こんなヘナチョコ技が通じるかよ」
チビ騎士「うぅ……」ドサッ…
三つ目騎士「あ、あれは、命と引きかえに放つ必殺剣!」
三つ目騎士「やめろぉーっ!」
チビ騎士「さよなら三つ目騎士さん、どうか死なないで……」
チビ騎士「だああっ!」ブオッ
パキィンッ!
チビ騎士「剣が……!」
デカオーク「なにが必殺剣だ、こんなヘナチョコ技が通じるかよ」
チビ騎士「うぅ……」ドサッ…
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:34:00 ID:/VUxCDFM
三つ目騎士「許さんぞ! うおおおおおおっ!」
デカオーク「お!? ――なんだこの殺気は!?」
ボゴォッ!!!
デカオーク「ふうっ、おどかしやがって……」
三つ目騎士「む、無念……」ガクッ
女騎士「あの二人が立て続けに……!」
ハゲ騎士「団長ーっ! 早くきてくれーっ!」
デカオーク「お!? ――なんだこの殺気は!?」
ボゴォッ!!!
デカオーク「ふうっ、おどかしやがって……」
三つ目騎士「む、無念……」ガクッ
女騎士「あの二人が立て続けに……!」
ハゲ騎士「団長ーっ! 早くきてくれーっ!」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:38:10 ID:/VUxCDFM
王子オーク「団長? そいつはきさまらのリーダーか」
ハゲ騎士「そ、そうだ! お前たちを倒すために修行して、今ここに向かってる!」
王子オーク「ほう、面白い。なら、到着するのを待ってやる」
王子オーク「ただし、三時間だけだ」
デカオーク「なにいってんだ、王子!」
デカオーク「こんなゴミども、とっとと片付けちまおうや!」
デカオーク「オレは今遊ぶぜ!」ドドドッ
王子オーク「デカオーク! オレのいうことが聞けんのかっ!!!」
デカオーク「!」ビクッ
デカオーク「す、すまねえ……! つい調子に乗っちまって……」
女騎士(あの怯え方……! 後に控える小さなオークはさらに強いということか……!)
ハゲ騎士「そ、そうだ! お前たちを倒すために修行して、今ここに向かってる!」
王子オーク「ほう、面白い。なら、到着するのを待ってやる」
王子オーク「ただし、三時間だけだ」
デカオーク「なにいってんだ、王子!」
デカオーク「こんなゴミども、とっとと片付けちまおうや!」
デカオーク「オレは今遊ぶぜ!」ドドドッ
王子オーク「デカオーク! オレのいうことが聞けんのかっ!!!」
デカオーク「!」ビクッ
デカオーク「す、すまねえ……! つい調子に乗っちまって……」
女騎士(あの怯え方……! 後に控える小さなオークはさらに強いということか……!)
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:40:02 ID:/VUxCDFM
王子オーク「……三時間経った」
王子オーク「どうやら、きさまらの切り札は来ないようだな」
デカオーク「ぎひひひ……残り三匹か、たっぷり遊んでやるぜ!」
クッコロ「くっ……!」
ハゲ騎士「なにやってんだよ、団長……!」
女騎士「くそっ……」
王子オーク「どうやら、きさまらの切り札は来ないようだな」
デカオーク「ぎひひひ……残り三匹か、たっぷり遊んでやるぜ!」
クッコロ「くっ……!」
ハゲ騎士「なにやってんだよ、団長……!」
女騎士「くそっ……」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:45:26 ID:/VUxCDFM
ハゲ騎士「いくぜ!」
ハゲ騎士「でやあああああっ!」スタタタッ
ハゲ騎士「だりゃあっ!」ザシュッ
デカオーク「ぐっ!?」
王子オーク「ほう、動きだけはなかなかのものだ!」
デカオーク「よくもオレに傷をつけやがったな!」ドゴォッ
ハゲ騎士「ぐはっ……!」ドサッ
クッコロ「次はオレが相手だ!」
ハゲ騎士「でやあああああっ!」スタタタッ
ハゲ騎士「だりゃあっ!」ザシュッ
デカオーク「ぐっ!?」
王子オーク「ほう、動きだけはなかなかのものだ!」
デカオーク「よくもオレに傷をつけやがったな!」ドゴォッ
ハゲ騎士「ぐはっ……!」ドサッ
クッコロ「次はオレが相手だ!」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:47:36 ID:/VUxCDFM
ガッ! ドガガッ! バキィッ!
クッコロ「ぐおぉっ……!」
デカオーク「いい気になるんじゃねえぞ、ザコが!」
女騎士(クッコロさんでも歯が立たんのか……!)
女騎士「クッコロさん逃げてくれ!」
女騎士「団長が来るまでは、この巨大なオークは私が食い止める!」
クッコロ「へっ、てめえだけで食い止められるわけないだろ……」
デカオーク「オレを食い止めるだと……!?」
デカオーク「笑わせやがって、このアマァ!」ダッ
クッコロ「しまった!」
クッコロ「ぐおぉっ……!」
デカオーク「いい気になるんじゃねえぞ、ザコが!」
女騎士(クッコロさんでも歯が立たんのか……!)
女騎士「クッコロさん逃げてくれ!」
女騎士「団長が来るまでは、この巨大なオークは私が食い止める!」
クッコロ「へっ、てめえだけで食い止められるわけないだろ……」
デカオーク「オレを食い止めるだと……!?」
デカオーク「笑わせやがって、このアマァ!」ダッ
クッコロ「しまった!」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:50:26 ID:/VUxCDFM
デカオーク「くたばれっ!」ブオッ
女騎士「はああっ!」タンッ
ザシュッ!
デカオーク「ぐわぁぁ……! いてぇぇっ!」
クッコロ「なんだと!?」
ハゲ騎士「す、すげえ……!」
女騎士「はああっ!」タンッ
ザシュッ!
デカオーク「ぐわぁぁ……! いてぇぇっ!」
クッコロ「なんだと!?」
ハゲ騎士「す、すげえ……!」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:53:20 ID:/VUxCDFM
デカオーク「ぐはっ……ち、血が出てるじゃねえかぁ……!」ポタポタ…
デカオーク「このアマァ……これまでだ! 本気でやってやる!」
デカオーク「死ねぇぇぇっ!!!」ダダダッ
女騎士「う、うわっ!」
ドゴォォンッ!!!
女騎士「…………」
女騎士(あ、あれ……?)
デカオーク「このアマァ……これまでだ! 本気でやってやる!」
デカオーク「死ねぇぇぇっ!!!」ダダダッ
女騎士「う、うわっ!」
ドゴォォンッ!!!
女騎士「…………」
女騎士(あ、あれ……?)
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 23:57:29 ID:/VUxCDFM
クッコロ「逃げろ……女騎士……」ドサッ…
女騎士「クッコロさん!? 私をかばったのか……!」
デカオーク「ん……?」
デカオーク「ちっ、殺す順番が変わっちまったか!」
クッコロ「情けない話だぜ……クッコロ大魔王ともあろう者が……」
クッコロ「女をかばっちまうなんて……最低だ……へへへ……」
クッコロ「きさまら騎士団のせいだぞ……甘さがうつっちまった……」
クッコロ「だ、だが……」
クッコロ「きさまといた数ヶ月……わ、悪くなかったぜ……」
クッコロ「死ぬなよ……女騎士……」ガクッ
女騎士「クッコロさぁん!!!」
女騎士「クッコロさん!? 私をかばったのか……!」
デカオーク「ん……?」
デカオーク「ちっ、殺す順番が変わっちまったか!」
クッコロ「情けない話だぜ……クッコロ大魔王ともあろう者が……」
クッコロ「女をかばっちまうなんて……最低だ……へへへ……」
クッコロ「きさまら騎士団のせいだぞ……甘さがうつっちまった……」
クッコロ「だ、だが……」
クッコロ「きさまといた数ヶ月……わ、悪くなかったぜ……」
クッコロ「死ぬなよ……女騎士……」ガクッ
女騎士「クッコロさぁん!!!」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:00:40 ID:RQuJZ2cs
女騎士「うおおおおおおおっ!!!」
デカオーク「な!?」
ハゲ騎士「うぐ……女騎士、すごい気迫だ……」
王子オーク「ほう」
王子オーク「人間は精神状態によっては大きく力を上げるというが……」
王子オーク「なるほど、大したものだ」
デカオーク「な!?」
ハゲ騎士「うぐ……女騎士、すごい気迫だ……」
王子オーク「ほう」
王子オーク「人間は精神状態によっては大きく力を上げるというが……」
王子オーク「なるほど、大したものだ」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:03:44 ID:RQuJZ2cs
女騎士「だああああっ!」ヒュオッ
デカオーク「うおおおおおっ!」ブオッ
ガキィンッ!!!
女騎士「ぐ……!」
デカオーク「女のくせにすげえことやってくれるじゃねえか……」
デカオーク「腕がちょいとばかりシビれちまったぜ……」
女騎士(くそっ、今の一撃で力を使い果たしてしまった……!)ガクッ…
デカオーク「さてと、トドメを刺してやるぜ!」
デカオーク「うおおおおおっ!」ブオッ
ガキィンッ!!!
女騎士「ぐ……!」
デカオーク「女のくせにすげえことやってくれるじゃねえか……」
デカオーク「腕がちょいとばかりシビれちまったぜ……」
女騎士(くそっ、今の一撃で力を使い果たしてしまった……!)ガクッ…
デカオーク「さてと、トドメを刺してやるぜ!」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:07:31 ID:RQuJZ2cs
女騎士「クッコロさん……すまない……!」
デカオーク「ぎひひひ……すぐにあの世で会わせてやるよ!」
王子オーク「ふん、ここまでのようだな」
王子オーク「!」ピクッ
王子オーク「この気配は!?」
騎士団長「待たせたな」ザッ…
デカオーク「ぎひひひ……すぐにあの世で会わせてやるよ!」
王子オーク「ふん、ここまでのようだな」
王子オーク「!」ピクッ
王子オーク「この気配は!?」
騎士団長「待たせたな」ザッ…
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:10:50 ID:RQuJZ2cs
女騎士「団長……!」
女騎士「ついに……ついに来て下さったのですね!」
騎士団長「うむ、遅れてすまなかった」
騎士団長「どうやら力を使い果たしてしまったようだな、女騎士」
女騎士「は、はい……」
騎士団長「もう戦うどころか、立つこともままならんだろう」
女騎士「お、おっしゃるとおり、です……」
騎士団長「つまり、全てシナリオ通りというわけだ」ニヤ…
女騎士「え……?」
女騎士「ついに……ついに来て下さったのですね!」
騎士団長「うむ、遅れてすまなかった」
騎士団長「どうやら力を使い果たしてしまったようだな、女騎士」
女騎士「は、はい……」
騎士団長「もう戦うどころか、立つこともままならんだろう」
女騎士「お、おっしゃるとおり、です……」
騎士団長「つまり、全てシナリオ通りというわけだ」ニヤ…
女騎士「え……?」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:13:41 ID:RQuJZ2cs
騎士団長「みんな、もう起きていいぞ!」
女騎士「え……?」
スライムA「ピィ」ムクッ スライムB「ピッ」ムクッ スライムC「ピギッ」ムクッ
スライムD「ピィィ」ムクッ スライムE「ピィィ」ムクッ スライムF「ピィ!」ムクッ
三つ目騎士「よっと」ムクッ チビ騎士「ほいっ」ムクッ ハゲ騎士「じゃあオレも」ムクッ
デカオーク「ぎひひひひ……うまくいったな!」
王子オーク「ああ」
女騎士「え……? え……!?」
女騎士(なんだこれは!? ――どういうことなんだ、これは!?)
女騎士「え……?」
スライムA「ピィ」ムクッ スライムB「ピッ」ムクッ スライムC「ピギッ」ムクッ
スライムD「ピィィ」ムクッ スライムE「ピィィ」ムクッ スライムF「ピィ!」ムクッ
三つ目騎士「よっと」ムクッ チビ騎士「ほいっ」ムクッ ハゲ騎士「じゃあオレも」ムクッ
デカオーク「ぎひひひひ……うまくいったな!」
王子オーク「ああ」
女騎士「え……? え……!?」
女騎士(なんだこれは!? ――どういうことなんだ、これは!?)
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:17:31 ID:RQuJZ2cs
女騎士「これはどういうことですか、団長!?」
騎士団長「全ては演技だったというわけだ」
騎士団長「力を使い果たしたお前を、こうして大勢で取り囲むためのな」
女騎士「そ、そんな……」
騎士団長「ああ、ついでに半年前に騎士団で倒したはずのオークも来ているぞ」
騎士団長「シナリオはあの時からすでに始まっていたからな」
オーク「ちわっす!」ザッ
デカオーク「久しぶりだな、弱虫!」
王子オーク「ご苦労だったな」
三つ目騎士「あの、団長……」
三つ目騎士「イケメン騎士は、ニセの自爆で本当に死んでしまったようですが……」ボソッ
騎士団長「なに? ……仕方あるまい。あいつはもういい」ボソッ
騎士団長「全ては演技だったというわけだ」
騎士団長「力を使い果たしたお前を、こうして大勢で取り囲むためのな」
女騎士「そ、そんな……」
騎士団長「ああ、ついでに半年前に騎士団で倒したはずのオークも来ているぞ」
騎士団長「シナリオはあの時からすでに始まっていたからな」
オーク「ちわっす!」ザッ
デカオーク「久しぶりだな、弱虫!」
王子オーク「ご苦労だったな」
三つ目騎士「あの、団長……」
三つ目騎士「イケメン騎士は、ニセの自爆で本当に死んでしまったようですが……」ボソッ
騎士団長「なに? ……仕方あるまい。あいつはもういい」ボソッ
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:21:27 ID:RQuJZ2cs
女騎士「だれだ!? こんなふざけたシナリオを考えたのは!?」
女騎士「団長か!? それともオークどもか!?」
騎士団長「いいや、そのどちらでもない」
王子オーク「オレたちはあのお方のいうとおりにやっただけのことだ」
女騎士「な、なにっ!?」
クッコロ「みんな、ご苦労だったな」
クッコロ「女騎士の驚愕に満ちたその表情……実にすばらしい。すばらしいぞ!」
女騎士「団長か!? それともオークどもか!?」
騎士団長「いいや、そのどちらでもない」
王子オーク「オレたちはあのお方のいうとおりにやっただけのことだ」
女騎士「な、なにっ!?」
クッコロ「みんな、ご苦労だったな」
クッコロ「女騎士の驚愕に満ちたその表情……実にすばらしい。すばらしいぞ!」
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:28:07 ID:RQuJZ2cs
女騎士「クッコロさん!? な、なぜ……!?」
クッコロ「オレのなによりの楽しみは、絶望を味わった女を大勢でなぶることなんだ」
クッコロ「そのために、騎士団とオークたちに協力してもらったのだ」
クッコロ「師匠にも上司にも仲間にも、敵にさえも裏切られ、絶望したお前を」
クッコロ「オレと騎士団とオークで蹂躙するという、一大イベントのためにな……」
女騎士「そんな! ウソだ、ウソに決まっている!」
クッコロ「フハハハ、ウソじゃねーよ!」
クッコロ「オレの死を乗り越え、騎士団長と一緒に王子オークとデカオークを倒したら」
クッコロ「次は宇宙オークだの、人造オークだの、魔人オークだのが出るのを期待したか?」
クッコロ「出ねーよッ! このバカ女が!」
クッコロ「オレは大魔王だぞ!? 下心なしで女を弟子にするわけねーだろ!」
クッコロ「さぁ、皆の者よ! この女をしゃぶりつくしてやるぞ!!!」
オーッ!!!
クッコロ「オレのなによりの楽しみは、絶望を味わった女を大勢でなぶることなんだ」
クッコロ「そのために、騎士団とオークたちに協力してもらったのだ」
クッコロ「師匠にも上司にも仲間にも、敵にさえも裏切られ、絶望したお前を」
クッコロ「オレと騎士団とオークで蹂躙するという、一大イベントのためにな……」
女騎士「そんな! ウソだ、ウソに決まっている!」
クッコロ「フハハハ、ウソじゃねーよ!」
クッコロ「オレの死を乗り越え、騎士団長と一緒に王子オークとデカオークを倒したら」
クッコロ「次は宇宙オークだの、人造オークだの、魔人オークだのが出るのを期待したか?」
クッコロ「出ねーよッ! このバカ女が!」
クッコロ「オレは大魔王だぞ!? 下心なしで女を弟子にするわけねーだろ!」
クッコロ「さぁ、皆の者よ! この女をしゃぶりつくしてやるぞ!!!」
オーッ!!!
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:31:33 ID:RQuJZ2cs
クッコロ「おい」
女騎士「え……?」
クッコロ「悔しいだろ? 絶望してるんだろう?」
クッコロ「さぁいったらどうだ! あのセリフを!」
女騎士「く、くくくぅ……」
女騎士「くっ、殺せ!」
クッコロ「よくできました! もちろんいうまでもなく、残念ながら殺しはしない!」
クッコロ「お楽しみの始まりだァ!!!」
女騎士「え……?」
クッコロ「悔しいだろ? 絶望してるんだろう?」
クッコロ「さぁいったらどうだ! あのセリフを!」
女騎士「く、くくくぅ……」
女騎士「くっ、殺せ!」
クッコロ「よくできました! もちろんいうまでもなく、残念ながら殺しはしない!」
クッコロ「お楽しみの始まりだァ!!!」
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:36:30 ID:RQuJZ2cs
女騎士(なんてことだ……!)
女騎士(私はこの大芝居にまんまと引っかかってしまった……)
女騎士(なのに、こんなにも大ピンチだというのに……)
女騎士(これから私が味わわされるであろう苦痛や快楽のことを考えると……)
女騎士(どうしてもワクワクしてしまう……!)
おわり
女騎士(私はこの大芝居にまんまと引っかかってしまった……)
女騎士(なのに、こんなにも大ピンチだというのに……)
女騎士(これから私が味わわされるであろう苦痛や快楽のことを考えると……)
女騎士(どうしてもワクワクしてしまう……!)
おわり
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 00:45:33 ID:JmGob5sw
そんなのってないよと思ったけど女騎士が楽しそうだからまぁいいか
乙
乙
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 01:05:12 ID:eetjqgpw
どう落とすのかと思ったら実に女騎士らしいオチだった
乙
乙
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/28(火) 08:35:50 ID:WMOaKLTQ
乙
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1438005697/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ 魔王・勇者 | Comments (0)
モバP「速水奏にセフレ役?!ふざけんな!」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:35:38 ID:H/ysIBwQ
速水奏Pごめんなさい
好きゆえの作品です
モバP「濡れ場ありのセフレの役だって!?」バン!
ちひろ「最近ドラマで過激な作品多いですからいつかは、と考えていましたが…指名したアイドルは……?」
P「速水だっ…!だから挑発的なキャラで売るなってあれほど言ったのに……!」ぎりっ
ちひろ「断りましょう!」
P「当然です…!」
好きゆえの作品です
モバP「濡れ場ありのセフレの役だって!?」バン!
ちひろ「最近ドラマで過激な作品多いですからいつかは、と考えていましたが…指名したアイドルは……?」
P「速水だっ…!だから挑発的なキャラで売るなってあれほど言ったのに……!」ぎりっ
ちひろ「断りましょう!」
P「当然です…!」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:36:24 ID:H/ysIBwQ
速水奏「私なら受けても良いけど?」ガチャ
P「速水!?いつから…いや、本気で言ってるのか……!」
ちひろ「そうです!アイドルがセフレ役で濡れ場なんて!!」
奏「別に実際にそういうことするわけじゃ無いでしょう?精々下着で抱き合う程度…元々そういう仕事が来るように演技してたのは私だし、受けないと失礼よ?」
P「ッ!!」パン!
奏「痛っ!」
ちひろ「え…!?」
P「来い、速水…!千川さん、休憩室借ります。速水がアイドル止めたらすみません」グイッ!
ちひろ「え、それって!?」
奏「手引っ張らないで…痛いって!」
P「他に誰か来ても…休憩室に来ないように言ってください……!」ガチャ
P「速水!?いつから…いや、本気で言ってるのか……!」
ちひろ「そうです!アイドルがセフレ役で濡れ場なんて!!」
奏「別に実際にそういうことするわけじゃ無いでしょう?精々下着で抱き合う程度…元々そういう仕事が来るように演技してたのは私だし、受けないと失礼よ?」
P「ッ!!」パン!
奏「痛っ!」
ちひろ「え…!?」
P「来い、速水…!千川さん、休憩室借ります。速水がアイドル止めたらすみません」グイッ!
ちひろ「え、それって!?」
奏「手引っ張らないで…痛いって!」
P「他に誰か来ても…休憩室に来ないように言ってください……!」ガチャ
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:40:28 ID:gtTq/DRY
休憩室
P「……!」バン!
奏「っ!壁ドン…期待しても良いのかしら……?」
P「速水、ヤった事はあるか?」
奏「何を…って、ふざけている場合ではないわね。勿論無いわ」
P「男に裸を見せたことは?」
奏「無い」
P「……ディープキスの経験は?」
奏「あると思う?」
P「今言ったことを知らない共演者、見ず知らずの男とする覚悟は」
奏「……あるわ」
P「嘘だな」
P「……!」バン!
奏「っ!壁ドン…期待しても良いのかしら……?」
P「速水、ヤった事はあるか?」
奏「何を…って、ふざけている場合ではないわね。勿論無いわ」
P「男に裸を見せたことは?」
奏「無い」
P「……ディープキスの経験は?」
奏「あると思う?」
P「今言ったことを知らない共演者、見ず知らずの男とする覚悟は」
奏「……あるわ」
P「嘘だな」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:41:45 ID:gtTq/DRY
奏「くっ……セクハラよ、普段私の発言に狼狽えてる貴方の台詞じゃ無いわね」
P「……お前、今震えてるぞ。そんな状態で現場に立ってみろ、ディープキスも知らない、裸を見せたこともない、そんな奴が現場にいたら何回リテイクすると思う?何時間裸を周囲に晒すと思う?」
奏「っ!!」
P「怖いだろ、怖いはずだ……!初めてのディープキスがカメラの前なんて、普通なら一生の心の傷になる」
奏「……」
P「芸能界を舐めるな、良いから引き下がれ……」
奏「舐めてない!私はただ……!!」
P「そうか……なら荷物をまとめろ、辞表を書け、お前には失望した、俺はお前にこういう仕事をさせる為にスカウトしたんじゃない……!」
奏「っ!」
P「今だけ諦めたフリをすれば良い、とか投げ槍に考えても無駄だ、目で分かる。一度討論したことは今後何度も起きる、その度に一々言う義理はない」
P「……お前、今震えてるぞ。そんな状態で現場に立ってみろ、ディープキスも知らない、裸を見せたこともない、そんな奴が現場にいたら何回リテイクすると思う?何時間裸を周囲に晒すと思う?」
奏「っ!!」
P「怖いだろ、怖いはずだ……!初めてのディープキスがカメラの前なんて、普通なら一生の心の傷になる」
奏「……」
P「芸能界を舐めるな、良いから引き下がれ……」
奏「舐めてない!私はただ……!!」
P「そうか……なら荷物をまとめろ、辞表を書け、お前には失望した、俺はお前にこういう仕事をさせる為にスカウトしたんじゃない……!」
奏「っ!」
P「今だけ諦めたフリをすれば良い、とか投げ槍に考えても無駄だ、目で分かる。一度討論したことは今後何度も起きる、その度に一々言う義理はない」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:43:47 ID:gtTq/DRY
奏「ッ!」グイッ!
P「んむっ!?(速水の口が俺の口に!?)」
奏「んっ…はぁ…んんっ!」
P「んんっ…!ぷはっ!や、やめっ!んっ!」
奏「んんっ!!」
P「ぷはぁっ!やめろって!」バンッ!
奏「痛ッ!」
P「はぁ…はぁ……なんのつもりだ……!!」
奏「できるでしょ、ディープキス…!貴方が監督ならOKだす……?」
P「ダメだ、舌が入ってこなかった、恐怖心が抜けてない証拠だ。それよりもお前、今泣いてるぞ……!」
奏「えっ?」ツツ……
P「どうしてそんなにやりたがるのか、俺には理解できない……本格的に問題だ、こんな奴うちでは扱えない。」ガチャ
奏「待って!!」
P「……」バタン!
P「んむっ!?(速水の口が俺の口に!?)」
奏「んっ…はぁ…んんっ!」
P「んんっ…!ぷはっ!や、やめっ!んっ!」
奏「んんっ!!」
P「ぷはぁっ!やめろって!」バンッ!
奏「痛ッ!」
P「はぁ…はぁ……なんのつもりだ……!!」
奏「できるでしょ、ディープキス…!貴方が監督ならOKだす……?」
P「ダメだ、舌が入ってこなかった、恐怖心が抜けてない証拠だ。それよりもお前、今泣いてるぞ……!」
奏「えっ?」ツツ……
P「どうしてそんなにやりたがるのか、俺には理解できない……本格的に問題だ、こんな奴うちでは扱えない。」ガチャ
奏「待って!!」
P「……」バタン!
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:46:52 ID:zF5Yqt7M
事務室
ちひろ「おかえりなさい……どうでした?」
P「すみません、速水は辞めさせます。彼女はここで止めないと、いずれ取り返しがつかなくなります」
ちひろ「何か…あったんですね?」
P「聞かないでください……」
ちひろ「聞きますよ!だって貴方泣いてるじゃないですか!」
P「くっ」ツツ…
ちひろ「奏ちゃんを言い聞かせるだけじゃダメなんですか…?奏ちゃんが辞める必要なんて……!」
P「無理だ、速水はまた指名が来たらやりたがる!」
ちひろ「何度も何度も断れば良いじゃないですか!!」
P「事務員ごときが芸能界を語るな!!!このままだったら奏にそういう仕事しか来なくなるって分かれよ!……あっ」
ちひろ「おかえりなさい……どうでした?」
P「すみません、速水は辞めさせます。彼女はここで止めないと、いずれ取り返しがつかなくなります」
ちひろ「何か…あったんですね?」
P「聞かないでください……」
ちひろ「聞きますよ!だって貴方泣いてるじゃないですか!」
P「くっ」ツツ…
ちひろ「奏ちゃんを言い聞かせるだけじゃダメなんですか…?奏ちゃんが辞める必要なんて……!」
P「無理だ、速水はまた指名が来たらやりたがる!」
ちひろ「何度も何度も断れば良いじゃないですか!!」
P「事務員ごときが芸能界を語るな!!!このままだったら奏にそういう仕事しか来なくなるって分かれよ!……あっ」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:49:37 ID:NtN8hjNA
ちひろ「……!」
P「すみません……今日は早退します……」
ちひろ「奏ちゃんは辞めさせませんよ……」
P「……なら担当を変えてください、もう面倒見きれません」ガチャ、バタン!
ちひろ「プロデューサーさん……」
奏「……」ガチャ
ちひろ「あっ、奏ちゃん!」
奏「辞表、書き方教えてください」
ちひろ「え……」
奏「アイドル辞めます……プロデューサーに嫌われちゃったし、もうここには居られない……」
P「すみません……今日は早退します……」
ちひろ「奏ちゃんは辞めさせませんよ……」
P「……なら担当を変えてください、もう面倒見きれません」ガチャ、バタン!
ちひろ「プロデューサーさん……」
奏「……」ガチャ
ちひろ「あっ、奏ちゃん!」
奏「辞表、書き方教えてください」
ちひろ「え……」
奏「アイドル辞めます……プロデューサーに嫌われちゃったし、もうここには居られない……」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:51:10 ID:NtN8hjNA
ちひろ「!……本気で言ってるんですか?だとしたら、奏ちゃんはやっぱりマセただけの子供なんですね」
奏「どういう意味?喧嘩を売っているの?」
ちひろ「プロデューサーさん、泣いていました。嫌いな人と別れて嬉しい人の表情じゃありません」
奏「……プロデューサー」
ちひろ「傷ついて欲しくないから突き放す……それに気づけないのに大人を演じるなんて、大人に失礼です……奏ちゃんを辞めさせるのは流石に判断を急ぎすぎだと考えていましたが、妥当かもしれません……間違いが起きる前に」
奏「ま…待って……!続ける!続けさせて!!」
ちひろ「はい?今辞めるって言いましたよね?プロデューサーが自分を嫌ってないからやっぱり続けるなんて、大人を舐めないで下さい」
奏「で、でもっ!」
ちひろ「……私も鬼じゃありません。奏ちゃんが辞めた場合の損失を考えると、担当プロデューサーの変更、アイドルとしての方向性の変更が落とし所ですね」
奏「え…プロデューサーの変更……?」
ちひろ「はい、当然です。プロデューサーにここまで迷惑かけたんですから……」
奏「どういう意味?喧嘩を売っているの?」
ちひろ「プロデューサーさん、泣いていました。嫌いな人と別れて嬉しい人の表情じゃありません」
奏「……プロデューサー」
ちひろ「傷ついて欲しくないから突き放す……それに気づけないのに大人を演じるなんて、大人に失礼です……奏ちゃんを辞めさせるのは流石に判断を急ぎすぎだと考えていましたが、妥当かもしれません……間違いが起きる前に」
奏「ま…待って……!続ける!続けさせて!!」
ちひろ「はい?今辞めるって言いましたよね?プロデューサーが自分を嫌ってないからやっぱり続けるなんて、大人を舐めないで下さい」
奏「で、でもっ!」
ちひろ「……私も鬼じゃありません。奏ちゃんが辞めた場合の損失を考えると、担当プロデューサーの変更、アイドルとしての方向性の変更が落とし所ですね」
奏「え…プロデューサーの変更……?」
ちひろ「はい、当然です。プロデューサーにここまで迷惑かけたんですから……」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:53:01 ID:htLHDRuw
数ヵ月後
P(そして、奏は俺の担当から外れて別のプロデューサーが担当することになった。彼女が辞めないと決まったとき俺は反論したが、『辞めた場合の損失を誰が払うのか』と言われて言い返せなかった。彼女の方向性を年相応のアイドルに変更することぐらいはしてくれたのが救いだった)
ちひろ「プロデューサーさん……」
P「どうしました?」
ちひろ「後悔してるんですか?あの日の事……」
P「してませんよ、ああしなきゃ速水を守ることは出来ませんでした。ちひろさんこそ憎まれ役をしたこと、後悔してるんですか?」
ちひろ「してますよ……あの時、奏ちゃんの側について一緒にプロデューサーさんを説得していたら……」
P「あのテレビ局からセフレ役と言えば速水奏って言われてたでしょうね」
ちひろ「それは……臆病すぎですよ……」
P「……そうなんでしょうか、あ…速水の出てる番組の時間ですね」ピッ
スタジオの司会『速水さんはキスとかしたことある?』
スタジオの速水『えっと私ですか?……キスは、全然無いですよ。そういうことを話さないように『プロデューサー』にキツく言われてますので、これ以上は事務所NGです』
ちひろ「奏ちゃん…柔らかくなりましたね……」
P「そう見えますか…?俺にはただ演技が下手になったなって感じます、それに嘘も下手だ。」
P(そして、奏は俺の担当から外れて別のプロデューサーが担当することになった。彼女が辞めないと決まったとき俺は反論したが、『辞めた場合の損失を誰が払うのか』と言われて言い返せなかった。彼女の方向性を年相応のアイドルに変更することぐらいはしてくれたのが救いだった)
ちひろ「プロデューサーさん……」
P「どうしました?」
ちひろ「後悔してるんですか?あの日の事……」
P「してませんよ、ああしなきゃ速水を守ることは出来ませんでした。ちひろさんこそ憎まれ役をしたこと、後悔してるんですか?」
ちひろ「してますよ……あの時、奏ちゃんの側について一緒にプロデューサーさんを説得していたら……」
P「あのテレビ局からセフレ役と言えば速水奏って言われてたでしょうね」
ちひろ「それは……臆病すぎですよ……」
P「……そうなんでしょうか、あ…速水の出てる番組の時間ですね」ピッ
スタジオの司会『速水さんはキスとかしたことある?』
スタジオの速水『えっと私ですか?……キスは、全然無いですよ。そういうことを話さないように『プロデューサー』にキツく言われてますので、これ以上は事務所NGです』
ちひろ「奏ちゃん…柔らかくなりましたね……」
P「そう見えますか…?俺にはただ演技が下手になったなって感じます、それに嘘も下手だ。」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:55:37 ID:htLHDRuw
奏「ただいま……あ」ガチャ
ちひろ「奏ちゃん、戻ったんですね」
P「ならテレビは録画か」
奏「うん、この前にね」
P「速水…演技、下手になったな……」
奏「年相応、元々嫌いな演技だからね」
P「そっか……速水、すまなかった」
奏「……」
P「俺のせいで、速水がアイドルとしてしたかったことが出来なくなった」
奏「いいよ、あの頃の私は本当にマセただけの子供だったんだから……プロデューサーの言うことも聞かずに、ただワガママ言って……あの役も、大人になりたかったからやりたくて、否定されたとき私は子供なんだって言われた気がして反発して……結果が今の私」
ちひろ「奏ちゃん、戻ったんですね」
P「ならテレビは録画か」
奏「うん、この前にね」
P「速水…演技、下手になったな……」
奏「年相応、元々嫌いな演技だからね」
P「そっか……速水、すまなかった」
奏「……」
P「俺のせいで、速水がアイドルとしてしたかったことが出来なくなった」
奏「いいよ、あの頃の私は本当にマセただけの子供だったんだから……プロデューサーの言うことも聞かずに、ただワガママ言って……あの役も、大人になりたかったからやりたくて、否定されたとき私は子供なんだって言われた気がして反発して……結果が今の私」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 14:58:05 ID:htLHDRuw
P「速水……」
ちひろ「奏ちゃん……」
奏「気にしないで、あのことのお陰で少しだけ本当の大人になれたから……」
P「そっか……そうだ、今度一緒に食べに行かないか?」
奏「……ふふっ、キスしてくれたら良いよっ♪」
おわり
超短いけどこれにて終了です、
息抜き程度に見て貰えれば幸いです。
もっと速水奏のSSが増えますように……
ちひろ「奏ちゃん……」
奏「気にしないで、あのことのお陰で少しだけ本当の大人になれたから……」
P「そっか……そうだ、今度一緒に食べに行かないか?」
奏「……ふふっ、キスしてくれたら良いよっ♪」
おわり
超短いけどこれにて終了です、
息抜き程度に見て貰えれば幸いです。
もっと速水奏のSSが増えますように……
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 15:59:24 ID:9wg1RuuM
一緒に何を食べに行くんだ?
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 21:29:27 ID:Omu9m1D6
キスでしょ
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1437543338/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ モバマス | Comments (1)
モバP「アイドル特技発表会」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:03:38.76 ID:g7rQMKPNO
なんかもうやりたい放題です。
以下、モバPの事はPと表記します
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「五十嵐響子」
以下、モバPの事はPと表記します
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「五十嵐響子」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:05:17.97 ID:knc/3lx0O
(舞台のカーテンがシャーーー!!)
響子「今から3分でオムライスを作ります。」
響子「それではヨーイ、スタート!」
響子「まずはご飯とケチャップ、塩コショウ、ミックスベジタブルを混ぜ合わせてレンジで2分間チンします!」
響子「そしてフライパンを火にかけると同時にバターを敷きます!」(30秒経過)
響子「バターが溶けるのを待つ間、卵を溶いてだし汁を少々混ぜ合わせます!」(1分経過)
響子「フライパンが熱してきましたので卵を投入します!そして火は中火にしましょう!」(1分30秒経過)
響子「卵がある程度固まってきましたので強火にして形を整えます!」(2分経過)
響子「形が整ったら火を止め、レンジからご飯を取り出してお皿に盛ります!」(2分30秒経過)
響子「ご飯の上に先ほどの卵を乗せ、ケチャップをかけたら完成です!!」(3分経過)
P「合格。」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:06:46.97 ID:knc/3lx0O
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「堀裕子」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:07:36.42 ID:knc/3lx0O
(舞台のカーテンがシャーーー!!)
裕子「このスプーンを!曲げて見せましょう!!!!!」
裕子「ムン!!ムンッ!!!」
裕子「ンギーーー!!ムググググ!!!オリャーーー!!!!」
裕子「ハァ・・・ハァ・・・と見せかけてムンッ!!!」
裕子「・・・・・・ムンッ・・・」
P「不合格。」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:09:13.32 ID:knc/3lx0O
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「川島瑞樹」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:10:30.40 ID:knc/3lx0O
(舞台のカーテンがシャーーー!!)
(全力ゴスロリの瑞樹)
瑞樹「可愛いアイドルミズキのオンステージよ!」
P「不合格!」
瑞樹「早くないかしら!?」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:12:16.49 ID:knc/3lx0O
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「輿水幸子」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:14:03.40 ID:knc/3lx0O
(舞台のカーテンがシャーーー!!)
(全身タイツの上にブリーフだけ穿いた幸子)
幸子「さちこのリズムをしってるか?」
幸子「それカワイイ!カワイイ!ボクカワイイ!」
幸子「カワイイ!カワイイ!ボクカワイイ!」
幸子「・・・・・・」
幸子(・・・・・・落とすなら早く落として・・・///)
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:15:14.89 ID:knc/3lx0O
幸子(・・・・・・)
幸子(足りてないのかな・・・)
幸子(もう一回・・・やってみよう。)
幸子「さちこのr・・・」
P「不合格!!」
幸子「今!?」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:16:27.48 ID:knc/3lx0O
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「東郷あい」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:17:57.53 ID:knc/3lx0O
(舞台のカーテンがシャーーー!!)
あい「では特技のサックスで一曲。」
♪~ ♪~
♪~ ♪~
♪~ ♪~
あい「以上だ。ありがとう。」
P「普通。」
あい「ダメなのかい!?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:19:24.36 ID:knc/3lx0O
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「日野茜」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:20:45.13 ID:knc/3lx0O
(舞台のカーテンがシャーーー!!)
退場口 舞台 入場口
←<ガッシャーン!!← ←<日野茜です!!!(およそ時速60キロ)← ←< ダダダダダダ←
P「香車。」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:23:07.92 ID:knc/3lx0O
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「渋谷凛」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:24:12.60 ID:knc/3lx0O
(舞台のカーテンがシャーーー!!)
(5枚並んでるPのYシャツ)
凛(クンクン、クンクン、クンカクンカ、クンカクンカ、モグモグ)
凛「左から、一昨日の、5時間前、4日前、うちの戸棚の秘蔵コレクション、4時間前。」
凛(クンカクンカ、クンカクンカ)
P「退場。」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:25:51.82 ID:knc/3lx0O
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「遊佐こずえ」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:27:08.90 ID:knc/3lx0O
(舞台のカーテンがシャーーー!!)
こずえ「ふわぁ~・・・」
こずえ「・・・・・・」
こずえ「農商務省特許局、日本銀行国庫局、専売特許許可局、東京特許許可局」
こずえ「農商務省特許局、日本銀行国庫局、専売特許許可局、東京特許許可局」
こずえ「農商務省特許局、日本銀行国庫局、専売特許許可局、東京特許許可局」
P「即戦力。」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:28:10.50 ID:knc/3lx0O
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「にゃん・にゃん・にゃん」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:30:16.57 ID:knc/3lx0O
(舞台のカーテンがシャーーー!!)
みく「3人でねこねこダンスをおd・・・」
アーニャ「みくがアツアツのおでんを食べます。」
みく「!?」
ガラガラ(のあさんがコンロで火をかけたアツアツのおでんを持ってくる音)
みく「!!??」
ガシッ!(アーニャがみくを羽交い絞めにする音)
みく「!!!???」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:31:38.73 ID:knc/3lx0O
のあ「みく、ちくわとこんにゃくどっちが良い?」
みく「どっちも嫌にゃ!!」
のあ「じゃあ餅巾着ね。」
みく「あー選択を間違えた!!!」
アーニャ「ほら、みく、アーン・・・」
みく「アーンじゃにゃい!煮えたぎってるじゃないかにゃ!」
のあ「ほら、いくわよ。3、2」(ベシッ)
みく「あっつーーーー!!!!!せめて1まで言って!!!」
アーニャ「では、次はたまごですね。」
みく「まだやるの!?」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:32:58.17 ID:knc/3lx0O
のあ「ほら、たまごよ。」
みく「絶対熱い!すっごい湯気出てるから!!熱いって!!」
アーニャ「はい、アーン」
のあ「あーん」(ガポッ)
みく「あっつーーーーーーーーーーーい!!!!!!!」(ポンッ!)
のあ「あっつーーーーーーーーー!!!!!!!」
アーニャ「アー、額にクリーンヒットしました・・・」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:34:46.36 ID:knc/3lx0O
みく「あっつい!あっつい!」(ゴロゴロー)
のあ「あっつい!あっつい!」(ゴロゴロー)
アーニャ「・・・・・・お玉が滑りました。」(出汁バシャー!)
みく「あっつーーー!!!ふざけんなホンマに!!!」(ジタバター)
のあ「ええ加減にせんかい!!!!」(ジタバター)
バシャーン!バシャーン!!
\エエカゲンニセーヤ!!/ \アッツイユートンネン!!/
P「伝統芸。」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:35:56.27 ID:knc/3lx0O
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら)
P「ラリポッ!」
ちひろ(ボボンボンボボ)
P「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら徐々に捌けていく)
ちひろ「ラリパプ♪ ラリパプ♪ ラーリラリポー♪」(指パッチンしながら徐々に捌けていく)
完。
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:39:58.80 ID:knc/3lx0O
作ってて楽しかったです(小並感)
ここで露骨な過去作の宣伝!!
のあ「にゃん・にゃん・にゃんから追い出されたわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409154915/
前川みく「お休みの日に休めない。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415802319/
モバP「みくと起こしたスキャンダル」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417267153/
ここで露骨な過去作の宣伝!!
のあ「にゃん・にゃん・にゃんから追い出されたわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409154915/
前川みく「お休みの日に休めない。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415802319/
モバP「みくと起こしたスキャンダル」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417267153/
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 21:40:21.91 ID:knc/3lx0O
あ、HTML化依頼してきます
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 00:51:48.94 ID:gzz+wE6JO
それ猫やない、ダチョウや
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 02:10:58.11 ID:ByL9j4+MO
どうせのあみくの人だと思ったよ!!
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/06(金) 04:51:12.03 ID:/heJGGimo
乙。
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423137818/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
未央「しぶりんってさぁ・・・」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 01:01:56 ID:AjHdKqxo
未央「犬なの?猫なの?」
凛「人間だよ」
未央「いやいや、そーゆーのはいいから」
凛「」イラッ
未央「で、どっち?犬、猫?」
凛「人間だよ」
未央「同じボケ使い回しちゃダメだよ、しぶり~ん」
凛「ボケてるのは未央の頭だと思うけど」
凛「人間だよ」
未央「いやいや、そーゆーのはいいから」
凛「」イラッ
未央「で、どっち?犬、猫?」
凛「人間だよ」
未央「同じボケ使い回しちゃダメだよ、しぶり~ん」
凛「ボケてるのは未央の頭だと思うけど」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 01:21:42 ID:AjHdKqxo
卯月「まあまあ、二人とも落ち着いて」
凛「私は最初から落ち着いてるけど」
未央「私だって至って冷静だよー」
凛「だったらどうしていきなりそんなおかしな事言い出すの?」
未央「おかしいって?」
凛「私が犬だの猫だのって」
卯月「そうです、おかしいですよそんなのっ」
凛「ほらっ」
卯月「凛ちゃんはどう考えたって犬ですっ!」
凛「え」
未央「私的には猫だと思うんだけどなぁ…」
凛「ちょっと」
凛「私は最初から落ち着いてるけど」
未央「私だって至って冷静だよー」
凛「だったらどうしていきなりそんなおかしな事言い出すの?」
未央「おかしいって?」
凛「私が犬だの猫だのって」
卯月「そうです、おかしいですよそんなのっ」
凛「ほらっ」
卯月「凛ちゃんはどう考えたって犬ですっ!」
凛「え」
未央「私的には猫だと思うんだけどなぁ…」
凛「ちょっと」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 01:59:00 ID:AjHdKqxo
卯月「え~?絶対犬ですよぉ。ねぇ?」
凛「ねぇ、と言われても困るんだけど」
未央「そうかなぁ~、猫っぽいと思うんだけど」
未央「あ、ほら。しぶりんってベッドの上じゃ絶対ネ」
凛「やめろ」
卯月「凛ちゃん落ち着いて。口調おかしくなってますよ」
凛「さっきまで落ち着いてたんだけどね。誰のせいなのかな」
未央「ベッドの上じゃあ絶対ネ」
凛「本田」
未央「ウス、スンマセン」
卯月「凛ちゃん女の子がしちゃいけない顔になってますよ」
凛「ねぇ、と言われても困るんだけど」
未央「そうかなぁ~、猫っぽいと思うんだけど」
未央「あ、ほら。しぶりんってベッドの上じゃ絶対ネ」
凛「やめろ」
卯月「凛ちゃん落ち着いて。口調おかしくなってますよ」
凛「さっきまで落ち着いてたんだけどね。誰のせいなのかな」
未央「ベッドの上じゃあ絶対ネ」
凛「本田」
未央「ウス、スンマセン」
卯月「凛ちゃん女の子がしちゃいけない顔になってますよ」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 02:04:18 ID:AjHdKqxo
凛「はぁ…要するに私が犬っぽいか猫っぽいか、って事?」
卯月「絶対犬ですよね。ハナコちゃん飼ってますし」
凛「犬飼ってる人全員犬っぽい訳じゃないと思うけど」
未央「あはは、しまむーは考えることがアホッぽいなぁ」
卯月「むむっ」
凛「アホな事言い出してるのは未央なんだけどね」
未央「しぶりんは絶対猫でしょ~、この気だるげな雰囲気、気まぐれそうなイメージ」
凛「全部見た目だね。未央も十分アホッぽいじゃん」
卯月「でも凛ちゃん性格的には犬ですよねぇ」
卯月「真面目だし責任感強いしクンクンするし協調性あるしクンクンするし」
凛「卯月、それ褒めてるの?ディスってるの?」
卯月「えっ?」
凛「駄目だ、この子無自覚だ」
未央「理由の無い悪意だね」
卯月「絶対犬ですよね。ハナコちゃん飼ってますし」
凛「犬飼ってる人全員犬っぽい訳じゃないと思うけど」
未央「あはは、しまむーは考えることがアホッぽいなぁ」
卯月「むむっ」
凛「アホな事言い出してるのは未央なんだけどね」
未央「しぶりんは絶対猫でしょ~、この気だるげな雰囲気、気まぐれそうなイメージ」
凛「全部見た目だね。未央も十分アホッぽいじゃん」
卯月「でも凛ちゃん性格的には犬ですよねぇ」
卯月「真面目だし責任感強いしクンクンするし協調性あるしクンクンするし」
凛「卯月、それ褒めてるの?ディスってるの?」
卯月「えっ?」
凛「駄目だ、この子無自覚だ」
未央「理由の無い悪意だね」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 02:14:02 ID:AjHdKqxo
未央「外見は猫、内面は犬って感じだねぇ。どっちつかずじゃん。キャラぶれてるよしぶりーん」
凛「私犬キャラでも猫キャラでも売り出してないんだけど」
未央「自分を曲げちゃ駄目だよー」
凛「曲げてないって」
卯月「えいっ」スチャッ
凛「ちょっ、何したの卯月?」
未央「おぉ~、犬耳ですな」
卯月「たまたま持っててよかったです」
凛「たまたま犬耳持ってる意味が分からない。どういう状況で使い道があるの」
未央「あー、取っちゃ駄目だよしぶりん。まだ写メ撮ってないよー」
凛「撮ってたらそのスマホ折るから」
凛「私犬キャラでも猫キャラでも売り出してないんだけど」
未央「自分を曲げちゃ駄目だよー」
凛「曲げてないって」
卯月「えいっ」スチャッ
凛「ちょっ、何したの卯月?」
未央「おぉ~、犬耳ですな」
卯月「たまたま持っててよかったです」
凛「たまたま犬耳持ってる意味が分からない。どういう状況で使い道があるの」
未央「あー、取っちゃ駄目だよしぶりん。まだ写メ撮ってないよー」
凛「撮ってたらそのスマホ折るから」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 02:29:38 ID:AjHdKqxo
未央「しぶりんはとんだ狂犬ですなぁ~」
卯月「嶋野の狂犬ならぬ渋谷の狂犬ですね」
未央「渋谷なら忠犬な筈なのにね」
うづみお「「あはははははっww」」
凛「今後はトラプリの活動に専念するから」スタスタ
未央「ちょっとちょっとそりゃないよー」ガシッ
卯月「早まっちゃ駄目ですよっ、私達3人揃ってニュージェネじゃないですか」
凛「何で私が悪いような流れになるの」
未央「ほらほら、それに加蓮や奈緒だって大概じゃない」
凛「あれ、私の知らないところで内部抗争始まってた?」
卯月「加蓮ちゃんは犬、奈緒ちゃんは猫だって言ってましたよ」
凛「あれ、本当にあっちの二人も大概だった」
卯月「嶋野の狂犬ならぬ渋谷の狂犬ですね」
未央「渋谷なら忠犬な筈なのにね」
うづみお「「あはははははっww」」
凛「今後はトラプリの活動に専念するから」スタスタ
未央「ちょっとちょっとそりゃないよー」ガシッ
卯月「早まっちゃ駄目ですよっ、私達3人揃ってニュージェネじゃないですか」
凛「何で私が悪いような流れになるの」
未央「ほらほら、それに加蓮や奈緒だって大概じゃない」
凛「あれ、私の知らないところで内部抗争始まってた?」
卯月「加蓮ちゃんは犬、奈緒ちゃんは猫だって言ってましたよ」
凛「あれ、本当にあっちの二人も大概だった」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 02:43:16 ID:AjHdKqxo
卯月「凛ちゃんは確かに第一印象はクールとか冷めてるとか言われて猫っぽいですけど、一度懐いたらどこまでも付いて来るじゃないですか」
未央「あー、確かに。コレで意外なぐらい構ってちゃんだしね」
凛「二人とも、せめて本人のいないところで言ってよ」
卯月「未央ちゃんと二人で遊びにいったりすると「どうして誘ってくれなかったの?」って静かにスネますもんね」
未央「奈緒と一緒にプロデューサーに送って貰った時もね、奈緒とプロデューサーがアニメの話で盛り上がって自分に全然話しかけてくれなくてムスッとしてたしねぇ」
凛「あれ、実は私って嫌われてたりする?」
卯月「何を」ズイッ
未央「仰る」ズズイッ
凛「近い近い」
卯月「しぶわんを嫌う訳ないじゃないですか。そんな事絶対ありませんよ」
未央「しぶにゃんを嫌う訳無いじゃないのさっ。ちひろさんがスタドリ無償放出するぐらいありえないって」
凛「うん、ありがとう。でもまずはそのニックネームをやめてほしいな」
未央「あー、確かに。コレで意外なぐらい構ってちゃんだしね」
凛「二人とも、せめて本人のいないところで言ってよ」
卯月「未央ちゃんと二人で遊びにいったりすると「どうして誘ってくれなかったの?」って静かにスネますもんね」
未央「奈緒と一緒にプロデューサーに送って貰った時もね、奈緒とプロデューサーがアニメの話で盛り上がって自分に全然話しかけてくれなくてムスッとしてたしねぇ」
凛「あれ、実は私って嫌われてたりする?」
卯月「何を」ズイッ
未央「仰る」ズズイッ
凛「近い近い」
卯月「しぶわんを嫌う訳ないじゃないですか。そんな事絶対ありませんよ」
未央「しぶにゃんを嫌う訳無いじゃないのさっ。ちひろさんがスタドリ無償放出するぐらいありえないって」
凛「うん、ありがとう。でもまずはそのニックネームをやめてほしいな」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 02:50:22 ID:AjHdKqxo
未央「やっぱり私達だけで話ててもらちがあかないね」
凛「解決しなくても何の問題も無い話だと思うけどね」
卯月「そんな事もあろうかと、はいドーン」
卯月「事前に事務所のアイドルにアンケートを取っておきましたー」
未央「おぉー、流石しまむー。346のブルマニスト」
卯月「えへへ」
凛「あ、それ褒め言葉なんだ嬉しいんだ?って言うかみんなずいぶん暇だね、仕事大丈夫なの?」
卯月「346プロ在籍アイドルに聞きました、凛ちゃんは犬?それとも猫?はい、こちらがその結果になりまーす」
・犬 77票
・猫 80票
・その他 6票
未央「うーむ、ほとんど差がありませんなぁ」
凛「みんなこんなことに付き合ってくれて良い人ばっかりだね。…その他が物凄く気になるんだけど」
凛「解決しなくても何の問題も無い話だと思うけどね」
卯月「そんな事もあろうかと、はいドーン」
卯月「事前に事務所のアイドルにアンケートを取っておきましたー」
未央「おぉー、流石しまむー。346のブルマニスト」
卯月「えへへ」
凛「あ、それ褒め言葉なんだ嬉しいんだ?って言うかみんなずいぶん暇だね、仕事大丈夫なの?」
卯月「346プロ在籍アイドルに聞きました、凛ちゃんは犬?それとも猫?はい、こちらがその結果になりまーす」
・犬 77票
・猫 80票
・その他 6票
未央「うーむ、ほとんど差がありませんなぁ」
凛「みんなこんなことに付き合ってくれて良い人ばっかりだね。…その他が物凄く気になるんだけど」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/22(水) 02:58:03 ID:AjHdKqxo
卯月「えーっと、その他のコメントを幾つか読み上げますね」
凛「ロンドンハーツみたいだね、もう」
卯月「えっと、まずは赤いリボンさんから、『猫というより泥棒猫ですかねぇ…』」
凛「言っちゃうんだ、まぁコメントで誰だか100%分かるけど」
卯月「他にも『ハスハス仲間』、『蒼い人』、『Pの犬』と、様々なご意見を頂きましたー」
未央「ご協力感謝しまーす」
凛「知らなくても良かった事を無理やり聞かされる気分って分かる?ねぇ、分かる?」
未央「んー、アンケートでも決着つきませんなぁ」
凛「あれ、無視だ」
卯月「そうですねぇ…どうしましょう。これじゃあしぶにゃんかしぶわんか、決まりませんよ」
凛「決めなきゃいけない話だった?ねえ聞いてよ。ちょっと二人とも。おいコラ」
凛「ロンドンハーツみたいだね、もう」
卯月「えっと、まずは赤いリボンさんから、『猫というより泥棒猫ですかねぇ…』」
凛「言っちゃうんだ、まぁコメントで誰だか100%分かるけど」
卯月「他にも『ハスハス仲間』、『蒼い人』、『Pの犬』と、様々なご意見を頂きましたー」
未央「ご協力感謝しまーす」
凛「知らなくても良かった事を無理やり聞かされる気分って分かる?ねぇ、分かる?」
未央「んー、アンケートでも決着つきませんなぁ」
凛「あれ、無視だ」
卯月「そうですねぇ…どうしましょう。これじゃあしぶにゃんかしぶわんか、決まりませんよ」
凛「決めなきゃいけない話だった?ねえ聞いてよ。ちょっと二人とも。おいコラ」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 00:00:54 ID:C2qHCKwA
未央「駄目だよ、大事な事だよ。すっごく重要な事じゃん!」
卯月「そうですよっ!何を後回しにしても決めておかなきゃいけない事ですよ!」
凛「平和な事務所だよね…」
卯月「でもどうしましょう。アンケートまで取っちゃいましたし、他に聞く人は…」
未央「そうだねぇ…いっそ他の事務所の人にでも聞く?765さんとか」
凛「346の恥を業界にバラ撒かないでよ」
未央「しぶりんは恥ずかしくなんか無いよ!」
凛「恥ずかしいのはアンタ達だってば」
卯月「えへへ」
凛「褒め言葉じゃないよ。恥ずかしいと嬉しいの?そういうプレイじゃないよ」
未央「まったく、しぶりんはとんだヘンタイさんですなぁ」
凛「未央、明日朝市に眼科いこう?付き添うからさ」
卯月「そうですよっ!何を後回しにしても決めておかなきゃいけない事ですよ!」
凛「平和な事務所だよね…」
卯月「でもどうしましょう。アンケートまで取っちゃいましたし、他に聞く人は…」
未央「そうだねぇ…いっそ他の事務所の人にでも聞く?765さんとか」
凛「346の恥を業界にバラ撒かないでよ」
未央「しぶりんは恥ずかしくなんか無いよ!」
凛「恥ずかしいのはアンタ達だってば」
卯月「えへへ」
凛「褒め言葉じゃないよ。恥ずかしいと嬉しいの?そういうプレイじゃないよ」
未央「まったく、しぶりんはとんだヘンタイさんですなぁ」
凛「未央、明日朝市に眼科いこう?付き添うからさ」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 00:14:19 ID:C2qHCKwA
----------------------------
みく「でね、みく言ってやったにゃ。『みくと揚げ出し豆腐、どっちが大事なのにゃ!」ってさ」
P「うんうん、一生に一度は言ってみたいセリフだな」
みく「そしたらあーにゃん、何て言ったと思う?『ダー…揚げ出しどう…みく、ですかね』だってさ、だってさ!」
P「愛されてるじゃないか、よかったな」
みく「9割方揚げ出し豆腐って言い切る寸前で思い出したようにみくって言われて喜べるかにゃあ!」
P「みくは面白いなぁ」
みく「相談相手のチョイスミスだにゃっ!」
未央「プロデューサーはっけーん!」ドムッ
P「ミツボシッ!」ゲフッ
みく「あ、ほら天罰にゃ」
P「ぐふっ…前川さんの愚痴を聞いてただけなのに突然背後からタックルされました…幸子のファンやめます」
みく「でね、みく言ってやったにゃ。『みくと揚げ出し豆腐、どっちが大事なのにゃ!」ってさ」
P「うんうん、一生に一度は言ってみたいセリフだな」
みく「そしたらあーにゃん、何て言ったと思う?『ダー…揚げ出しどう…みく、ですかね』だってさ、だってさ!」
P「愛されてるじゃないか、よかったな」
みく「9割方揚げ出し豆腐って言い切る寸前で思い出したようにみくって言われて喜べるかにゃあ!」
P「みくは面白いなぁ」
みく「相談相手のチョイスミスだにゃっ!」
未央「プロデューサーはっけーん!」ドムッ
P「ミツボシッ!」ゲフッ
みく「あ、ほら天罰にゃ」
P「ぐふっ…前川さんの愚痴を聞いてただけなのに突然背後からタックルされました…幸子のファンやめます」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 00:21:20 ID:C2qHCKwA
凛「やめてあげなよ、幸子はアレでプロデューサーにベッタリなんだからさ」
卯月「プロデューサーさん相変わらず意地悪ですね」
P「いきなり襲撃された被害者に向かって酷くない?これだから最近の女子高生は…」
未央「あ、おはようプロデューサー」
P「はいおはようニュージェネ3人娘。挨拶するならタックルの前にしなさい」
未央「それだと避けたりみくにゃん盾にするじゃんー」
P「当たり前だろ」
みく「おいサラッと何言ってんだにゃ」
未央「あ、みくにゃんもおはーっ」
凛「おはよ、みく」
卯月「おはにゃー」
みく「うん、おはようにゃ。でも卯月ちゃんみくの持ち味取るの止めてにゃ」
卯月「はいっ」
みく「わぁ良い返事」
卯月「えへへ」
卯月「プロデューサーさん相変わらず意地悪ですね」
P「いきなり襲撃された被害者に向かって酷くない?これだから最近の女子高生は…」
未央「あ、おはようプロデューサー」
P「はいおはようニュージェネ3人娘。挨拶するならタックルの前にしなさい」
未央「それだと避けたりみくにゃん盾にするじゃんー」
P「当たり前だろ」
みく「おいサラッと何言ってんだにゃ」
未央「あ、みくにゃんもおはーっ」
凛「おはよ、みく」
卯月「おはにゃー」
みく「うん、おはようにゃ。でも卯月ちゃんみくの持ち味取るの止めてにゃ」
卯月「はいっ」
みく「わぁ良い返事」
卯月「えへへ」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 00:27:59 ID:C2qHCKwA
P「で、3人ともどうした?今日は収録終わったら帰っていいって言ってある筈だけど」
P「みくで遊びたいなら持って行っていいぞ?」
未央「いやいや、今日は違うんだよプロデューサー」
みく「今日は、って何にゃ。あとPチャンはみくを何だと思ってるにゃ」
卯月「プロデューサーさんに聞きたいことがあるんですよ」
みく「おっ、おっ?スルーにゃ?無視かにゃ?ほら、ちよっと目ぇ合わせるにゃ」
凛(矛先変わって助かった…ありがとうみく。流石だよ)
未央「ねぇねぇプロデューサー、聞きたいことがあるんだけど、良い?」
P「昨日の夕飯なら海鮮クーラントだぞ」
卯月「わぁ、聞いてませんしネットで調べないとわからないようなメニューが出てきました」
P「卯月は素直だなぁ」ナデナデ
卯月「えへへ」
未央「で、プロデューサーはしぶりんの事犬だと思う?猫だと思う?」
凛「お帰り矛先」
P「みくで遊びたいなら持って行っていいぞ?」
未央「いやいや、今日は違うんだよプロデューサー」
みく「今日は、って何にゃ。あとPチャンはみくを何だと思ってるにゃ」
卯月「プロデューサーさんに聞きたいことがあるんですよ」
みく「おっ、おっ?スルーにゃ?無視かにゃ?ほら、ちよっと目ぇ合わせるにゃ」
凛(矛先変わって助かった…ありがとうみく。流石だよ)
未央「ねぇねぇプロデューサー、聞きたいことがあるんだけど、良い?」
P「昨日の夕飯なら海鮮クーラントだぞ」
卯月「わぁ、聞いてませんしネットで調べないとわからないようなメニューが出てきました」
P「卯月は素直だなぁ」ナデナデ
卯月「えへへ」
未央「で、プロデューサーはしぶりんの事犬だと思う?猫だと思う?」
凛「お帰り矛先」
22: まあ、どっちにしろ首輪は必須だよな 2015/07/23(木) 00:37:44 ID:C2qHCKwA
みく「なんだ、まだそれ聞いて回ってたのにゃ?」
卯月「アンケートでも決着つかなかったんですよ」
未央「だから今度はプロデューサーに聞いてみようと思ってさ。何気に付き合い長いしねぇ」
P「そうだな、『フーン、アンタが私のプロデューサー?』時代からの付き合いだよな」
凛「何モバコインでそれ忘れてくれる?」
みく「凛ちゃんガチでお財布出すのはアウトにゃ」
卯月「ちひろさんがやってきちゃいますよ?」
P「うーん、しぶわんか、しぶにゃんか…正直悩むところだな」
凛「え、その呼称って公式なの?」
未央「あとは本人が公認すれば完璧ですな」
凛「絶対するか」
P「いかん、久しぶりにこんなに悩むぞ…仕事でも悩まないのに」
みく「どんな態度で仕事してるんだにゃ」
卯月「でも正直引くぐらい仕事取ってくるんですよねぇ」
P「メディアに売り出すなら猫、プライベートなら犬だな」
卯月「アンケートでも決着つかなかったんですよ」
未央「だから今度はプロデューサーに聞いてみようと思ってさ。何気に付き合い長いしねぇ」
P「そうだな、『フーン、アンタが私のプロデューサー?』時代からの付き合いだよな」
凛「何モバコインでそれ忘れてくれる?」
みく「凛ちゃんガチでお財布出すのはアウトにゃ」
卯月「ちひろさんがやってきちゃいますよ?」
P「うーん、しぶわんか、しぶにゃんか…正直悩むところだな」
凛「え、その呼称って公式なの?」
未央「あとは本人が公認すれば完璧ですな」
凛「絶対するか」
P「いかん、久しぶりにこんなに悩むぞ…仕事でも悩まないのに」
みく「どんな態度で仕事してるんだにゃ」
卯月「でも正直引くぐらい仕事取ってくるんですよねぇ」
P「メディアに売り出すなら猫、プライベートなら犬だな」
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 00:58:58 ID:C2qHCKwA
凛「悩んだ末に出た答えが予想の斜め上どころか頭上を遥かに通過していったよ」
みく「しかもゲスいにゃあ」
P「猫耳衣装でライブさせて、帰宅したら犬耳姿にして鎖つきの首輪でベッドに繋いで…って感じかな」
凛「本人を前に明日の天気の話でもするようなノリで語らないでよ」
卯月「リードじゃなくて鎖なのがシブいですね」
未央「しぶりんだけにね」
みく「凛ちゃん、こいつらオカシイにゃあ」
凛「そう?よかった安心したよ。みくはまともだね」
みく「さっきアンケート聞かれた時は凛ちゃん、イメージ的にベッドの上ではネコそうだにゃ、とは言ったけどにゃ」
凛「前言撤回、お前もか」
P「まあ、その日の気分で猫と犬使い分けるのが一番の理想形だろうけど」
凛「プロデューサーもいつまでアイドル相手にガチ妄想垂れ流してるの」
未央「使い分けるっていうのが生々しいですなぁ」
卯月「尻尾は、尻尾はつけるんですかっ?」
凛「そこの2人、ちょっとこっち来い。特に卯月」
みく「しかもゲスいにゃあ」
P「猫耳衣装でライブさせて、帰宅したら犬耳姿にして鎖つきの首輪でベッドに繋いで…って感じかな」
凛「本人を前に明日の天気の話でもするようなノリで語らないでよ」
卯月「リードじゃなくて鎖なのがシブいですね」
未央「しぶりんだけにね」
みく「凛ちゃん、こいつらオカシイにゃあ」
凛「そう?よかった安心したよ。みくはまともだね」
みく「さっきアンケート聞かれた時は凛ちゃん、イメージ的にベッドの上ではネコそうだにゃ、とは言ったけどにゃ」
凛「前言撤回、お前もか」
P「まあ、その日の気分で猫と犬使い分けるのが一番の理想形だろうけど」
凛「プロデューサーもいつまでアイドル相手にガチ妄想垂れ流してるの」
未央「使い分けるっていうのが生々しいですなぁ」
卯月「尻尾は、尻尾はつけるんですかっ?」
凛「そこの2人、ちょっとこっち来い。特に卯月」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 01:14:04 ID:C2qHCKwA
P「あー、でもそうだなぁ…真面目な話」
P「ベッドの上ではネコってイメ」
凛「やめろ」
P「めんご」
みく「犬でいいんじゃにゃい?って言うか猫キャラもどき多すぎだにゃ。みくのアイデンティティティがクライシスになりそうだにゃ」
P「ティが多いよ」
未央「それにみくにゃんが一番もどきっぽいしね」
みく「お、言ったな?ニュージェネで一番パッとしないヤツめ」
未央「やるかーっ?」
みく「望むところにゃあ!」
P「こらこらケンカするなー、揉むぞ巨乳ども」
凛「他にいくらでも止めようがあるよね。他に選択肢あったよね絶対に」
卯月「じゃあ私は凛ちゃん揉みますね」
凛「せいっ」ベチッ
卯月「あぅ」
P「ベッドの上ではネコってイメ」
凛「やめろ」
P「めんご」
みく「犬でいいんじゃにゃい?って言うか猫キャラもどき多すぎだにゃ。みくのアイデンティティティがクライシスになりそうだにゃ」
P「ティが多いよ」
未央「それにみくにゃんが一番もどきっぽいしね」
みく「お、言ったな?ニュージェネで一番パッとしないヤツめ」
未央「やるかーっ?」
みく「望むところにゃあ!」
P「こらこらケンカするなー、揉むぞ巨乳ども」
凛「他にいくらでも止めようがあるよね。他に選択肢あったよね絶対に」
卯月「じゃあ私は凛ちゃん揉みますね」
凛「せいっ」ベチッ
卯月「あぅ」
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 01:29:24 ID:C2qHCKwA
P「今度犬キャラでユニット組んでみるか?優と聖來あたりで」
未央「さしずめユニット名は『わん・わん・わん』ですかな?」
P「もしくは『貴方の夜の雌い」
凛「別の業界でデビューさせる気か」
卯月「そうですよ、ただでさえ凛ちゃん今はニュージェネとトラプリ掛け持ちしてるんですからっ」
凛「掛け持ちしてなかったらOKみたいな言い方止めて」
P「じゃあ猫キャラで『にゃん・にゃん・にゃん」の追加メンバーにするか」
P「のあさんとアーニャとも問題なく組めそうだしな、凛なら」
みく「おーっと、今サラリとみくが脱退されたにゃあ?」
P「『にゃん・にゃん・にゃん・にゃん』じゃクドいだろ」
みく「だからって何で真っ先に元祖猫ドルのみくを除外するにゃあ!」
未央「さしずめユニット名は『わん・わん・わん』ですかな?」
P「もしくは『貴方の夜の雌い」
凛「別の業界でデビューさせる気か」
卯月「そうですよ、ただでさえ凛ちゃん今はニュージェネとトラプリ掛け持ちしてるんですからっ」
凛「掛け持ちしてなかったらOKみたいな言い方止めて」
P「じゃあ猫キャラで『にゃん・にゃん・にゃん」の追加メンバーにするか」
P「のあさんとアーニャとも問題なく組めそうだしな、凛なら」
みく「おーっと、今サラリとみくが脱退されたにゃあ?」
P「『にゃん・にゃん・にゃん・にゃん』じゃクドいだろ」
みく「だからって何で真っ先に元祖猫ドルのみくを除外するにゃあ!」
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 01:47:30 ID:C2qHCKwA
P「なら、いっそニュージェネ3人猫キャラにするか?」
みく「みくのアイデンティが!」
凛「今度はティが足りないよ、みく」
卯月「ニュージェネレーション猫バージョンですか?」
P「さしずめ、ニュージェニャレーションだな」
未央「うっわ言い難。も一回言ってよプロデューサー」
P「ニュージェニェニェーション」
凛「言えてないじゃん」
みく「むしろよく最初の一回成功したにゃ」
P「ニュージェニェネネーション」
卯月「ビギナーズラックってやつですかね」
未央「使い方違わない?」
P「ニュー…ジェネネーション!」
凛「言えてない言えてない」
みく「みくのアイデンティが!」
凛「今度はティが足りないよ、みく」
卯月「ニュージェネレーション猫バージョンですか?」
P「さしずめ、ニュージェニャレーションだな」
未央「うっわ言い難。も一回言ってよプロデューサー」
P「ニュージェニェニェーション」
凛「言えてないじゃん」
みく「むしろよく最初の一回成功したにゃ」
P「ニュージェニェネネーション」
卯月「ビギナーズラックってやつですかね」
未央「使い方違わない?」
P「ニュー…ジェネネーション!」
凛「言えてない言えてない」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 01:59:16 ID:C2qHCKwA
みく「どうしてみんなしてすぐ猫キャラになりたがるにゃあ?みくって言う立派な先駆者がいるにゃあ、もうこの路線は通行止めにゃあ!」
未央「歩道が広いではないか。行け」
みく「お前1人でいけにゃあ」
凛(流石346プロ1のいじられスト、このままみく弄りで私のことは有耶無耶に…)
未央「しぶにゃんかしぶわんか、決着つくまで今日は帰れないからねっ!みくにゃんもプロデューサーも真面目に考えてよ!」
凛(うん、久しぶりだね矛先、おかえり)
みく「だから犬でいいにゃあ。ほら、Pチャンのシャツとかクンクンしてるって噂あるし」
凛「風評被害って言うんだよ、そういうの」
P「ニュージャニャ…ニャージャ…、ニャ、ニャンジャ…」
卯月「でも、たまに本当にやってますよね。『うーん、ハスハスー♪』って」
凛「それどう考えても志希だよね。無邪気な顔して私にあの娘の罪状なすりつけないでよ」
P「ニュージェニャニェいにぇっ!」ガリッ
P「…痛ひ」
未央「歩道が広いではないか。行け」
みく「お前1人でいけにゃあ」
凛(流石346プロ1のいじられスト、このままみく弄りで私のことは有耶無耶に…)
未央「しぶにゃんかしぶわんか、決着つくまで今日は帰れないからねっ!みくにゃんもプロデューサーも真面目に考えてよ!」
凛(うん、久しぶりだね矛先、おかえり)
みく「だから犬でいいにゃあ。ほら、Pチャンのシャツとかクンクンしてるって噂あるし」
凛「風評被害って言うんだよ、そういうの」
P「ニュージャニャ…ニャージャ…、ニャ、ニャンジャ…」
卯月「でも、たまに本当にやってますよね。『うーん、ハスハスー♪』って」
凛「それどう考えても志希だよね。無邪気な顔して私にあの娘の罪状なすりつけないでよ」
P「ニュージェニャニェいにぇっ!」ガリッ
P「…痛ひ」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 02:08:45 ID:C2qHCKwA
----------------------------
未央「プロデューサーはみくにゃんに付き添われて医務室にいきました」
凛「時々ああいう事あるから憎めないんだよね、プロデューサーって」
卯月「みくちゃんも何だかんだで付いていってますしね」
未央「さてと、じゃあそろそろ決着つけようか」
凛「うん?何の?」
未央「しぶりんわんにゃん決定戦だよ」
凛「ああ、忘れてくれてなかったんだ…どうしよう、物理的な手段に走った方が早いのかな」
卯月「カナヅチは無いですけど柑奈さんのアコギならありますよ」
凛「ありがとう、その気持ちだけ受け取っておくよ。だからそれ置いて。怒られるから」
卯月「はーい」
凛「うん良い返事」
未央「そもそもさあ、しぶりんはどっちが好きなのさ、犬?猫?ネザーランドドワーフ?」
凛「選択肢増えたなぁ…3番目選ぶともしかしてウサミンになっちゃうのかな」
未央「プロデューサーはみくにゃんに付き添われて医務室にいきました」
凛「時々ああいう事あるから憎めないんだよね、プロデューサーって」
卯月「みくちゃんも何だかんだで付いていってますしね」
未央「さてと、じゃあそろそろ決着つけようか」
凛「うん?何の?」
未央「しぶりんわんにゃん決定戦だよ」
凛「ああ、忘れてくれてなかったんだ…どうしよう、物理的な手段に走った方が早いのかな」
卯月「カナヅチは無いですけど柑奈さんのアコギならありますよ」
凛「ありがとう、その気持ちだけ受け取っておくよ。だからそれ置いて。怒られるから」
卯月「はーい」
凛「うん良い返事」
未央「そもそもさあ、しぶりんはどっちが好きなのさ、犬?猫?ネザーランドドワーフ?」
凛「選択肢増えたなぁ…3番目選ぶともしかしてウサミンになっちゃうのかな」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 02:16:58 ID:C2qHCKwA
卯月「ウサ耳凛ちゃん可愛いと思いますっ!」
未央「しぶぴょんだね」
凛「犬か猫かじゃなかったの?…これ以上泥沼化させないでほしいんだけど」
未央「え、じゃあイグアナ?」
凛「最低限哺乳類かなぁ」
卯月「トナカイですか?」
凛「やめろ」
卯月「ごめんなさいっ」
未央「わぁ可愛い」
卯月「えへへ」
凛「…犬か猫か、で言うなら犬だよ。ハナコ飼ってるし」
未央「おぉ、本人公認しぶわん」
卯月「しぶわんですねっ。はいっ、しぶわんお手っ!」
凛「アァン?」
未央「しぶりんそれ違う。豚ブリーダーさんの持ちギャグだから」
未央「しぶぴょんだね」
凛「犬か猫かじゃなかったの?…これ以上泥沼化させないでほしいんだけど」
未央「え、じゃあイグアナ?」
凛「最低限哺乳類かなぁ」
卯月「トナカイですか?」
凛「やめろ」
卯月「ごめんなさいっ」
未央「わぁ可愛い」
卯月「えへへ」
凛「…犬か猫か、で言うなら犬だよ。ハナコ飼ってるし」
未央「おぉ、本人公認しぶわん」
卯月「しぶわんですねっ。はいっ、しぶわんお手っ!」
凛「アァン?」
未央「しぶりんそれ違う。豚ブリーダーさんの持ちギャグだから」
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 02:27:20 ID:C2qHCKwA
卯月「凛ちゃん凛ちゃん、今の蔑むような目つきもう一度やってみてください。今度は写メ撮りますから。あ、動画もっ」
凛「ねえ、私なんかより卯月を心配するべきじゃない?」
未央「おかしな事言うなぁしぶわんは」
凛「よく考えると未央も密かにイッちゃってるね」
未央「さぁて、しぶりんは犬って事が決定した事だし、これからしぶわん路線の売り出し方をじっくり話しあおうか」
卯月「あ、じゃあファミレスいきます?久しぶりにデニーズ行きたいです」
未央「未央ちゃん的にはジョナサン派なんだけどなぁ」
卯月「プロデューサーさんとも後で話し合わないといけませんね」
未央「これから忙しくなるぞーっ!」
卯月「凛ちゃんのイメージならやっぱり黒犬ですよねっ」
未央「気質としては絶対日本犬だよねぇ。言う事聞くけど尻尾で感情表現めっちゃするタイプだ」
卯月「わぁ、凄くわかります」
凛「…」
凛「ねえ、私なんかより卯月を心配するべきじゃない?」
未央「おかしな事言うなぁしぶわんは」
凛「よく考えると未央も密かにイッちゃってるね」
未央「さぁて、しぶりんは犬って事が決定した事だし、これからしぶわん路線の売り出し方をじっくり話しあおうか」
卯月「あ、じゃあファミレスいきます?久しぶりにデニーズ行きたいです」
未央「未央ちゃん的にはジョナサン派なんだけどなぁ」
卯月「プロデューサーさんとも後で話し合わないといけませんね」
未央「これから忙しくなるぞーっ!」
卯月「凛ちゃんのイメージならやっぱり黒犬ですよねっ」
未央「気質としては絶対日本犬だよねぇ。言う事聞くけど尻尾で感情表現めっちゃするタイプだ」
卯月「わぁ、凄くわかります」
凛「…」
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 02:35:59 ID:C2qHCKwA
凛「…もしもし、奈緒?これからちょっとご飯にでもいかない?」
凛「え、しぶわん決定おめでとう?はっ?何で…LINE?ちょっ、未央!卯月!」
未央「しぶわんっ、しぶわんっ!」
卯月「しぶわんっ、しぶわんっ!」
凛「オマエラ」
未央「ごめんちゃい」
卯月「ちゃい」
凛「うん、良い返事」
凛「ダガ許サン」
ヒェエーシブワンガカンダー リンチャンッモット、モットツヨメニッ
後日、未央と卯月の作った企画書を元にプロデューサーは凛をメインにした新ユニットを作成。ニュージェネ、トラプリをも超える大反響を生むモンスターユニットとなり346プロ設立以来の人気を生み出した
当時の事を、同事務所所属のM川Mはこう語る。
『イカれてるにゃあ…』
凛「え、しぶわん決定おめでとう?はっ?何で…LINE?ちょっ、未央!卯月!」
未央「しぶわんっ、しぶわんっ!」
卯月「しぶわんっ、しぶわんっ!」
凛「オマエラ」
未央「ごめんちゃい」
卯月「ちゃい」
凛「うん、良い返事」
凛「ダガ許サン」
ヒェエーシブワンガカンダー リンチャンッモット、モットツヨメニッ
後日、未央と卯月の作った企画書を元にプロデューサーは凛をメインにした新ユニットを作成。ニュージェネ、トラプリをも超える大反響を生むモンスターユニットとなり346プロ設立以来の人気を生み出した
当時の事を、同事務所所属のM川Mはこう語る。
『イカれてるにゃあ…』
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 02:50:29 ID:C2qHCKwA
----------------------------
P「最初はユニット3つ掛け持ちとか大丈夫かと思ったけど、別の意味で大変なことになったな」
凛「やらせてる張本人がそんなこと言うんだ?」
P「関心して、反省してるんだよ。凛は俺なんかが思っている以上の、凄いアイドルだったんだな、って」
凛「ふふ、見直した?」
P「そうだな」
凛「珍しく素直だね。いつもならすぐからかうのに」
P「たまにはいいだろ」
凛「いつもそうなら良いのに。…それに、ここまで来れたのは私1人の力じゃないよ」
凛「ニュージェネもトラプリも卯月や未央、奈緒に加蓮がいてくれたから頑張れたんだ」
凛「もちろん、このユニットも…ね、みんな」
P「最初はユニット3つ掛け持ちとか大丈夫かと思ったけど、別の意味で大変なことになったな」
凛「やらせてる張本人がそんなこと言うんだ?」
P「関心して、反省してるんだよ。凛は俺なんかが思っている以上の、凄いアイドルだったんだな、って」
凛「ふふ、見直した?」
P「そうだな」
凛「珍しく素直だね。いつもならすぐからかうのに」
P「たまにはいいだろ」
凛「いつもそうなら良いのに。…それに、ここまで来れたのは私1人の力じゃないよ」
凛「ニュージェネもトラプリも卯月や未央、奈緒に加蓮がいてくれたから頑張れたんだ」
凛「もちろん、このユニットも…ね、みんな」
35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 03:08:05 ID:C2qHCKwA
アッキー「クゥン…」
わんこ「ワフッ」
凛「ふふっ、そんな事ないって。みんなのお陰だよ。ねぇ、プロデューサー?」
P「ああ、そうだな。3人(?)みんなの力で掴み取った結果だ。自信を持っていいぞ」
凛「でも、まだまだこれからだよ。私達ならもっと先にいける。そうだよね」
アッキー「クゥン…?」
わんこ「ワフッ」
凛「…だってさ、プロデューサー」
P「ああ、みんなも期待してるよ、『しぶわんわん』に」
凛「ありがと。…そろそろインタビューの時間だから、もういくね。…また後でね、プロデューサー」
わんこ「ワフッ、ワフッ」
アッキー「クゥン…」
P「ああ、いってらっしゃい」モフモフ ワシャワシャ
わんこ「ワフッ」
凛「ふふっ、そんな事ないって。みんなのお陰だよ。ねぇ、プロデューサー?」
P「ああ、そうだな。3人(?)みんなの力で掴み取った結果だ。自信を持っていいぞ」
凛「でも、まだまだこれからだよ。私達ならもっと先にいける。そうだよね」
アッキー「クゥン…?」
わんこ「ワフッ」
凛「…だってさ、プロデューサー」
P「ああ、みんなも期待してるよ、『しぶわんわん』に」
凛「ありがと。…そろそろインタビューの時間だから、もういくね。…また後でね、プロデューサー」
わんこ「ワフッ、ワフッ」
アッキー「クゥン…」
P「ああ、いってらっしゃい」モフモフ ワシャワシャ
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 03:13:28 ID:C2qHCKwA
P「…」カタカタカタカタ
P「…ふぅ」
P「凛が一番ヤバかったんだなぁ…」
完
P「…ふぅ」
P「凛が一番ヤバかったんだなぁ…」
完
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 03:15:26 ID:C2qHCKwA
飼ってるハムスターが仰向けになってピクリともしないから「やっべ死んだ、死んだコレ」とビビって抱き上げたら「何すんじゃいコラ」って手ぇ噛まれて怒られた。超絶爆睡してたらしい。
だから書いた
オツカーレ
だから書いた
オツカーレ
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 04:26:11 ID:sByXPERo
お、乙カーレ
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/23(木) 08:08:59 ID:RpViTze6
ところどころの「やめろ」で吹いたw
オツカレー
オツカレー
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/27(月) 16:22:10 ID:BSs8XaTM
卯月はいつもヤバいな
乙
乙
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1437494516/
Entry ⇒ 2015.10.30 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
青葉「俺、アイドルになろうと思う」マヤ「は?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:33:05.24 ID:X/37czOwO
日向「……お前ちょっとバイトし過ぎじゃないか? 少し休んだ方が」
マヤ「日向君の言う通りですよ青葉君。大体アイドルなんかなれるわけないじゃないですか。ロン毛なのに」
日向「そうそう。お前ギターはできるけどやっぱりロン毛だから無理だって」
青葉「何そのロン毛否定酷い」
マヤ「だって……ねえ? いくらNERVが解体されちゃって仕事が無いからってアイドルはちょっと……うん、無いと思います」
日向「あそうそう、そういえば昨日やっと雇ってくれるところ見つけたよ。流石にNERVよりは給料低いけど、僕を事務員として雇ってくれることになったんだ」
マヤ「まあNERVは月80万でしたからね。一般企業でそれより高かったら怖いですよ」
日向「ただ超絶ブラックらしいよ? なんせアイドルが12人も居るのにたった2人でプロデュースしてたそうだし。こりゃNERVでの仕事と大差無いかもね」
マヤ「あ、もしかしてそこって765プロですか!?」
日向「う、うんそうだけど」
マヤ「良かったら秋月さんのサインもらってきてくれませんか!? 私昔っから大ファンなんです!!」
日向「い、一応頼んでみるよ」
マヤ「ありがとうございます!!」
青葉「……ってオイ!! 俺抜きで盛り上がらないでくれよ!!」
日向「だからロン毛は無理だって」
青葉「ロン毛はもういいだろ!? それよりも俺の話を聞いてくれよ!!」
マヤ「日向君の言う通りですよ青葉君。大体アイドルなんかなれるわけないじゃないですか。ロン毛なのに」
日向「そうそう。お前ギターはできるけどやっぱりロン毛だから無理だって」
青葉「何そのロン毛否定酷い」
マヤ「だって……ねえ? いくらNERVが解体されちゃって仕事が無いからってアイドルはちょっと……うん、無いと思います」
日向「あそうそう、そういえば昨日やっと雇ってくれるところ見つけたよ。流石にNERVよりは給料低いけど、僕を事務員として雇ってくれることになったんだ」
マヤ「まあNERVは月80万でしたからね。一般企業でそれより高かったら怖いですよ」
日向「ただ超絶ブラックらしいよ? なんせアイドルが12人も居るのにたった2人でプロデュースしてたそうだし。こりゃNERVでの仕事と大差無いかもね」
マヤ「あ、もしかしてそこって765プロですか!?」
日向「う、うんそうだけど」
マヤ「良かったら秋月さんのサインもらってきてくれませんか!? 私昔っから大ファンなんです!!」
日向「い、一応頼んでみるよ」
マヤ「ありがとうございます!!」
青葉「……ってオイ!! 俺抜きで盛り上がらないでくれよ!!」
日向「だからロン毛は無理だって」
青葉「ロン毛はもういいだろ!? それよりも俺の話を聞いてくれよ!!」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:33:40.14 ID:X/37czOwO
マヤ「……じゃあ一応聞きますけど」
日向「って言ってもお前もうアラサーだろ? 流石にアイドルは無理だって」
青葉「でも315プロには元数学教師で32歳のアイドルが居るだろ?」
日向「じゃあ仮に年齢は問わないことにしよう。でもお前はロン毛だ」
マヤ「そうそう、ロン毛って不潔なイメージがありますよね」
日向「その内俺たちのATフィールド突き破ってダメージを与えて来そうだよな」
青葉「ロン毛ヌスの槍ってか?」
マヤ「うわっ、寒っ」
日向「正直無いね」
青葉「お前がフッてきたんだろ何マヤちゃんに同調して引いてるんだマコト」
日向「あ、そういえばもう俺のことは名前で呼ぶなよ? 所属アイドルにマコトって娘が居るらしいからさぁ……紛らわしいんだよな」ドヤッ
青葉「うわっ、ウザッ」
マヤ「私が仕事に就けなくてペットショップでバイトしてるからって自慢ですか。正直鬱陶しいです。有体に言えばウザいです」
日向「えっ」
青葉「私が弄られてるからってあなたが弄られないわけじゃないんですよ日向さん」
マヤ「そうですね。思考が短絡的過ぎますよ日向さん」
日向「ごめん許してマヤちゃん」
青葉「俺には謝らないのかよ」
日向「ロン毛にくれてやる謝罪なんて無いだろ?」
マヤ「そうですね」
青葉「お前らロン毛に親でも殺されたのかよ」
日向「って言ってもお前もうアラサーだろ? 流石にアイドルは無理だって」
青葉「でも315プロには元数学教師で32歳のアイドルが居るだろ?」
日向「じゃあ仮に年齢は問わないことにしよう。でもお前はロン毛だ」
マヤ「そうそう、ロン毛って不潔なイメージがありますよね」
日向「その内俺たちのATフィールド突き破ってダメージを与えて来そうだよな」
青葉「ロン毛ヌスの槍ってか?」
マヤ「うわっ、寒っ」
日向「正直無いね」
青葉「お前がフッてきたんだろ何マヤちゃんに同調して引いてるんだマコト」
日向「あ、そういえばもう俺のことは名前で呼ぶなよ? 所属アイドルにマコトって娘が居るらしいからさぁ……紛らわしいんだよな」ドヤッ
青葉「うわっ、ウザッ」
マヤ「私が仕事に就けなくてペットショップでバイトしてるからって自慢ですか。正直鬱陶しいです。有体に言えばウザいです」
日向「えっ」
青葉「私が弄られてるからってあなたが弄られないわけじゃないんですよ日向さん」
マヤ「そうですね。思考が短絡的過ぎますよ日向さん」
日向「ごめん許してマヤちゃん」
青葉「俺には謝らないのかよ」
日向「ロン毛にくれてやる謝罪なんて無いだろ?」
マヤ「そうですね」
青葉「お前らロン毛に親でも殺されたのかよ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:34:06.85 ID:X/37czOwO
日向「まあ芝生弄りはこれぐらいにしておいて」
青葉「芝生弄りって何なんだよ」
マヤ「髪の毛が鬱蒼とシゲってるから芝生って言われるんじゃないですか?」
青葉「どちらかというと青葉シゲルで弄られてるのかと思ったよ」
日向「それで合ってるよ」
青葉「合ってんのかよ名前で弄るのは勘弁してくれよ」
日向「具体的にどこのプロダクションにオーディションを受けに行くつもりなんだ?」
青葉「無視かよ……一応961プロに受けに行くつもりだけど」
マヤ「え、いや無理っしょ」
日向「961プロはジュピターが居るからお前みたいなおっさんがデビューしても直ぐに喰われるよ」
青葉「おっさん言うなマヤちゃんはキャラ変えるな」
マヤ「ジュピター……男の人同士の恋愛……不潔」
青葉「お願いだから勝手に妄想して人を汚物扱いしないで」
日向「でも男2人女1人でカフェに居るとマヤちゃんが男2人を従えるビッチに見えるんじゃないかな」
マヤ「あ? 今なんつったクソメガネ?」
青葉「マヤちゃんだけが弄られてないからって好き勝手に飛び火させんなマコト」
青葉「芝生弄りって何なんだよ」
マヤ「髪の毛が鬱蒼とシゲってるから芝生って言われるんじゃないですか?」
青葉「どちらかというと青葉シゲルで弄られてるのかと思ったよ」
日向「それで合ってるよ」
青葉「合ってんのかよ名前で弄るのは勘弁してくれよ」
日向「具体的にどこのプロダクションにオーディションを受けに行くつもりなんだ?」
青葉「無視かよ……一応961プロに受けに行くつもりだけど」
マヤ「え、いや無理っしょ」
日向「961プロはジュピターが居るからお前みたいなおっさんがデビューしても直ぐに喰われるよ」
青葉「おっさん言うなマヤちゃんはキャラ変えるな」
マヤ「ジュピター……男の人同士の恋愛……不潔」
青葉「お願いだから勝手に妄想して人を汚物扱いしないで」
日向「でも男2人女1人でカフェに居るとマヤちゃんが男2人を従えるビッチに見えるんじゃないかな」
マヤ「あ? 今なんつったクソメガネ?」
青葉「マヤちゃんだけが弄られてないからって好き勝手に飛び火させんなマコト」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:34:48.56 ID:X/37czOwO
青葉「だってさ、ジュピターって14歳、17歳、20歳の3人で構成されてるだろ? だから俺が4人目として入ればバランスが取れてるかなーって」
日向「何言ってるんだシゲル。14、17、20、アラサーだから全然バランスは取れてないぞ? お前の頭のネジは取れてるけど」
マヤ「しかも既存のトップアイドルユニット人気に乗っかかってデビューするつもりだったんですか。最低ですね」
青葉「流石に酷くないか」
日向「やっぱりロン毛は害悪だな」
マヤ「脳へ行くはずの栄養が全部ロン毛に行ってるんじゃないですかね」
日向「そしてそのロン毛を使ってジュピターの精気を吸い取ると」
マヤ「アダム同士でフォースインパクトを起こすなんて不潔です」
青葉「俺NERVに入れるぐらいの脳味噌持ってるしそんな妖怪じみたことはしないしマヤちゃんに至ってはなんか誤解してるよな?」
日向「日本語って難しいよね」
マヤ「ええ、全くです」チラッ
青葉「何こっち見てあたかも俺が間違ったみたいな空気にしてんだよ会議中に噛んだ時の副司令かよ」
日向「ああ、キャツラギ3佐のことか」
マヤ「アキャギ博士のことですね」
青葉「フッたの俺だけど止めてやれよかわいそうだから」
日向「何言ってるんだシゲル。14、17、20、アラサーだから全然バランスは取れてないぞ? お前の頭のネジは取れてるけど」
マヤ「しかも既存のトップアイドルユニット人気に乗っかかってデビューするつもりだったんですか。最低ですね」
青葉「流石に酷くないか」
日向「やっぱりロン毛は害悪だな」
マヤ「脳へ行くはずの栄養が全部ロン毛に行ってるんじゃないですかね」
日向「そしてそのロン毛を使ってジュピターの精気を吸い取ると」
マヤ「アダム同士でフォースインパクトを起こすなんて不潔です」
青葉「俺NERVに入れるぐらいの脳味噌持ってるしそんな妖怪じみたことはしないしマヤちゃんに至ってはなんか誤解してるよな?」
日向「日本語って難しいよね」
マヤ「ええ、全くです」チラッ
青葉「何こっち見てあたかも俺が間違ったみたいな空気にしてんだよ会議中に噛んだ時の副司令かよ」
日向「ああ、キャツラギ3佐のことか」
マヤ「アキャギ博士のことですね」
青葉「フッたの俺だけど止めてやれよかわいそうだから」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:35:27.37 ID:X/37czOwO
マヤ「でも現実問題として961プロにアイドルとして所属は無理じゃないですか?」
青葉「え? だって俺いい声してるだろ? 見た目もそこそこイケるだろ? ギターも弾けるだろ? 完璧だろ」
日向「鏡を見て来たらいいんじゃないかな」
マヤ「目付き悪いですし……それにロン毛だから」
青葉「いや、どれだけロン毛に執着してるんだよ」
日向「天ヶ瀬冬馬君も髪は長いけどお前みたいに不潔じゃないよ。何なんだその髪型はウェイバーかよ」
青葉「俺は聖杯戦争に参加したことなんてないぞ」
マヤ「まあ上司というか先生役もオールバックですし」
青葉「だから俺を聖杯戦争に結びつけようとするな」
青葉「え? だって俺いい声してるだろ? 見た目もそこそこイケるだろ? ギターも弾けるだろ? 完璧だろ」
日向「鏡を見て来たらいいんじゃないかな」
マヤ「目付き悪いですし……それにロン毛だから」
青葉「いや、どれだけロン毛に執着してるんだよ」
日向「天ヶ瀬冬馬君も髪は長いけどお前みたいに不潔じゃないよ。何なんだその髪型はウェイバーかよ」
青葉「俺は聖杯戦争に参加したことなんてないぞ」
マヤ「まあ上司というか先生役もオールバックですし」
青葉「だから俺を聖杯戦争に結びつけようとするな」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:35:54.38 ID:X/37czOwO
日向「それに声って……確かにいい声ではあるけどお前歌上手いのか?」
青葉「学生時代にバンドでたまにボーカルやらせてもらったことはあるぞ」
マヤ「じゃあジブリ」
青葉「か↑が↓やい↓たー↑↑↑↑」
日向「音外し過ぎじゃないか!!」
マヤ「歌は絶望的ですね」
青葉「……だからギターばっかりやらさせられてたのか」
日向「たまにはカラオケ行けよ」
マヤ「ロン毛だからヒトカラでしょうけどね」
青葉「ロン毛は迫害され行く存在なのか……」
青葉「学生時代にバンドでたまにボーカルやらせてもらったことはあるぞ」
マヤ「じゃあジブリ」
青葉「か↑が↓やい↓たー↑↑↑↑」
日向「音外し過ぎじゃないか!!」
マヤ「歌は絶望的ですね」
青葉「……だからギターばっかりやらさせられてたのか」
日向「たまにはカラオケ行けよ」
マヤ「ロン毛だからヒトカラでしょうけどね」
青葉「ロン毛は迫害され行く存在なのか……」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:36:28.23 ID:X/37czOwO
日向「もう諦めろよシゲル……」
マヤ「そうですよ……歌がダメでビジュアルもロン毛のせいで死んでるアイドルなんてまずデビューさせてもらえませんよ……」
青葉「……やっぱり、俺には無理だったか」
日向「…………」
マヤ「…………」
青葉「……いや、いいんだ。元々俺がアイドル目指そうなんてちゃんちゃらおかしいよな」
日向「シゲル……」
青葉「俺がアイドルになって、日本中に俺のギターの音を響かせてやれば、いつかはシンジ君たちも還ってくるんじゃないか、って算段だったんだけどな。俺がギターを披露した時に拍手してくれた子供たちの顔、まだ脳に焼き付いたままなんだよ」
マヤ「…………」
マヤ(そんなことしてましたっけ……)
日向「……ああ、お前ならやれるさ」
青葉「…………俺が?」
日向「ほら、余ってる履歴書。好きに使えよ」
マヤ「そうですよ……歌がダメでビジュアルもロン毛のせいで死んでるアイドルなんてまずデビューさせてもらえませんよ……」
青葉「……やっぱり、俺には無理だったか」
日向「…………」
マヤ「…………」
青葉「……いや、いいんだ。元々俺がアイドル目指そうなんてちゃんちゃらおかしいよな」
日向「シゲル……」
青葉「俺がアイドルになって、日本中に俺のギターの音を響かせてやれば、いつかはシンジ君たちも還ってくるんじゃないか、って算段だったんだけどな。俺がギターを披露した時に拍手してくれた子供たちの顔、まだ脳に焼き付いたままなんだよ」
マヤ「…………」
マヤ(そんなことしてましたっけ……)
日向「……ああ、お前ならやれるさ」
青葉「…………俺が?」
日向「ほら、余ってる履歴書。好きに使えよ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:37:16.56 ID:X/37czOwO
青葉「お前……」
日向「俺だってエヴァに乗って果敢に使徒と戦ってくれたシンジ君たちに会いたい。一言お礼を言いたいんだ」
日向「シゲルがトップアイドルになったって彼らは還ってこないかもしれない。でも……」
日向「俺はお前の親友として、お前の夢を応援したい」
青葉「マコト…………おう、わかった!! 絶対にトップアイドルになってみせるからな!!」
日向「ああ!! 約束だ!!」
マヤ「何このスポーツ漫画」
日向「俺だってエヴァに乗って果敢に使徒と戦ってくれたシンジ君たちに会いたい。一言お礼を言いたいんだ」
日向「シゲルがトップアイドルになったって彼らは還ってこないかもしれない。でも……」
日向「俺はお前の親友として、お前の夢を応援したい」
青葉「マコト…………おう、わかった!! 絶対にトップアイドルになってみせるからな!!」
日向「ああ!! 約束だ!!」
マヤ「何このスポーツ漫画」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:37:47.36 ID:X/37czOwO
数日後
青葉「書類選考で落ちた…………」
日向「ザッマアああああああああwwwwwww」
マヤ「ぷぎゃーーーーーーwwwwwwww」
青葉「しかも落選理由……ロン毛が不潔だから、ってどういうことだよチクショウ!! もうこんな髪切ってやる!!!!」
日マ「「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」
「あのー……ちょっといいですか?」
青葉「…………え、俺?」
「あ、はいあなたです。私、こういうものですが……」
青葉「書類選考で落ちた…………」
日向「ザッマアああああああああwwwwwww」
マヤ「ぷぎゃーーーーーーwwwwwwww」
青葉「しかも落選理由……ロン毛が不潔だから、ってどういうことだよチクショウ!! もうこんな髪切ってやる!!!!」
日マ「「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」
「あのー……ちょっといいですか?」
青葉「…………え、俺?」
「あ、はいあなたです。私、こういうものですが……」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:38:31.13 ID:X/37czOwO
山村「315プロの山村、と申します。元NERV職員としてアイドルやってみませんか?」ニコッ
お わ り
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:40:00.71 ID:X/37czOwO
この前シリアスなエヴァ×アイマス書いてて失敗したから今回はギャグにしてみた
ちなみに俺はエヴァキャラの中で青葉が一番好きです
ちなみに俺はエヴァキャラの中で青葉が一番好きです
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:46:55.12 ID:VI9ruzAAO
オペレーター組がメインとは珍しいな、期待
青葉影薄いとか言われがちだけど俺も好きよ
青葉影薄いとか言われがちだけど俺も好きよ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 15:54:12.83 ID:UaXnH5F2O
315にはロン毛もたくさんいるから安心だな!
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/05(木) 20:47:20.47 ID:C5KcDpJuO
シゲルがしゃべってるってだけで笑っちまう
乙面白かった
乙面白かった
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 07:48:16.02 ID:MScwTb4M0
オペ三人組漫才 今後も期待
乙
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423117985/
Entry ⇒ 2015.10.30 | Category ⇒ 新世紀エヴァンゲリオン | Comments (1)
ココア「センター試験失敗した…」
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:30:08.36 ID:NlT8kNAV0.net
ココア「合計400点じゃどこにも行けないよ、、う”わ”あああん チノちゃあああん!!」
チノ「ま、まだ分からないじゃないですか ココアさん」
ココア「もう弁護士にもなれない…人生おしまいだよぉ……ぐすん」
チノ「そんな悲しそうな顔、見たくないです…」
ココア「うう…だって…」
チノ「ココアさん、顔を上げてください」
ココア「うっく…ひっく……」
チュッ
ココア「!?」
チノ「…んっ………」
ココア(チノちゃんの唇、やわらかい…。 このまま…時間が止まっちゃえば……いいのに)
チノ「っぷは、はぁ…はぁ…」
チノ「ココアさんの面倒は一生私が見ます」ギュッ
チノ「…一緒にバリスタを目指しましょう」
ココア「チノちゃん…///」
チノ「ま、まだ分からないじゃないですか ココアさん」
ココア「もう弁護士にもなれない…人生おしまいだよぉ……ぐすん」
チノ「そんな悲しそうな顔、見たくないです…」
ココア「うう…だって…」
チノ「ココアさん、顔を上げてください」
ココア「うっく…ひっく……」
チュッ
ココア「!?」
チノ「…んっ………」
ココア(チノちゃんの唇、やわらかい…。 このまま…時間が止まっちゃえば……いいのに)
チノ「っぷは、はぁ…はぁ…」
チノ「ココアさんの面倒は一生私が見ます」ギュッ
チノ「…一緒にバリスタを目指しましょう」
ココア「チノちゃん…///」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:32:22.02 ID:NlT8kNAV0.net
チノ「も、もちろんココアさん次第ですけどっ」
チノ「来年また受験を頑張ってみるのも手ですし…」
ココア「…ううん、大丈夫。 もう決めたよ」
ココア「私、もっともっとチノちゃんと一緒に居たい…」ニコッ
チノ「ココアさん…」
ココア「だからね、もう1回… さっきの、、したいな」
チノ「…もうっ、ココアさんったら」
チノ「甘えん坊なお姉ちゃんですね…」チュッ
ココア「えへへ…」
チノ「来年また受験を頑張ってみるのも手ですし…」
ココア「…ううん、大丈夫。 もう決めたよ」
ココア「私、もっともっとチノちゃんと一緒に居たい…」ニコッ
チノ「ココアさん…」
ココア「だからね、もう1回… さっきの、、したいな」
チノ「…もうっ、ココアさんったら」
チノ「甘えん坊なお姉ちゃんですね…」チュッ
ココア「えへへ…」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:34:52.29 ID:NlT8kNAV0.net
ーーーあれから数ヶ月、この街にも春が訪れました
ココアさんは高校を卒業し正式にラビットハウスに就職
私は同じ高校の先輩であるココアさん達卒業生を送り出し、2年生に進級しました
カランカラーン
ココア「あっ、チノちゃんおかえり!」
チノ「ただいまです、ココアさん」
ココア「学校はどうだった?」
チノ「またメグさんとマヤさんと同じクラスになれました」
ココア「良かったぁ~、チマメ隊健在だね!」
チノ「はい、すごく嬉しいです」
ココアさんは高校を卒業し正式にラビットハウスに就職
私は同じ高校の先輩であるココアさん達卒業生を送り出し、2年生に進級しました
カランカラーン
ココア「あっ、チノちゃんおかえり!」
チノ「ただいまです、ココアさん」
ココア「学校はどうだった?」
チノ「またメグさんとマヤさんと同じクラスになれました」
ココア「良かったぁ~、チマメ隊健在だね!」
チノ「はい、すごく嬉しいです」
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:36:49.76 ID:NlT8kNAV0.net
ココア「…そうだ! 今日は会心の一杯が淹れられそうなの」
ココア「合格間違い無しだよ!」
チノ「それは楽しみです」
チノ「それじゃあ、着替えてくるので準備しておいてください」
ココア「うん!」
今までココアさんには接客や会計、洗い物等の雑用をメインにやってもらっていました
これからは、お客さんにちゃんとしたコーヒーを淹れられるように…バリスタとしての試験をしているのです
ココア「合格間違い無しだよ!」
チノ「それは楽しみです」
チノ「それじゃあ、着替えてくるので準備しておいてください」
ココア「うん!」
今までココアさんには接客や会計、洗い物等の雑用をメインにやってもらっていました
これからは、お客さんにちゃんとしたコーヒーを淹れられるように…バリスタとしての試験をしているのです
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:39:16.60 ID:NlT8kNAV0.net
ココア「じゃじゃーん!お待たせっ」コトッ
チノ「……」スゥ
ココア「じーーー…」
チノ「……」
コトッ
ココア「ど、どう?チノちゃん」
チノ「まだまだですね、豆の挽き方をもっと丁寧にしたほうがいいです」
ココア「うぅ…また駄目だったよ」シュン
チノ「…でも、前より確実に良くなってます。60点です」
ココア「チノちゃん…!」
チノ「……」スゥ
ココア「じーーー…」
チノ「……」
コトッ
ココア「ど、どう?チノちゃん」
チノ「まだまだですね、豆の挽き方をもっと丁寧にしたほうがいいです」
ココア「うぅ…また駄目だったよ」シュン
チノ「…でも、前より確実に良くなってます。60点です」
ココア「チノちゃん…!」
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:41:30.82 ID:NlT8kNAV0.net
カランカラーン
ココア「リゼちゃん、シャロちゃん、いらっしゃい!」
リゼ「いつものやつ頼むよ」
チノ「今日は大学の帰りですか?」
シャロ「そうそう、今日は早めに授業が終わったのよ…」
シャロ「私は甘兎でバイトがあるから長居はできないけどね」
リゼ「千夜のやつ、遅刻にはうるさいからなぁ」
ココア「あははっ」
シャロさんは、高校を卒業してリゼさんと同じ大学へ進学しました
二人とも、学校帰りによくお店に来てくれます
千夜さんは卒業後、家業を継ぎました
あんこも相変わらず元気そうでシャロさんとも仲良くやっているようです
ココア「リゼちゃん、シャロちゃん、いらっしゃい!」
リゼ「いつものやつ頼むよ」
チノ「今日は大学の帰りですか?」
シャロ「そうそう、今日は早めに授業が終わったのよ…」
シャロ「私は甘兎でバイトがあるから長居はできないけどね」
リゼ「千夜のやつ、遅刻にはうるさいからなぁ」
ココア「あははっ」
シャロさんは、高校を卒業してリゼさんと同じ大学へ進学しました
二人とも、学校帰りによくお店に来てくれます
千夜さんは卒業後、家業を継ぎました
あんこも相変わらず元気そうでシャロさんとも仲良くやっているようです
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:43:48.20 ID:NlT8kNAV0.net
環境も変わり、昔のように皆で揃う機会は減ってしまいましたが…
それでも、今までどおり楽しく毎日を過ごしています
ーーしかし、その年の冬、私にとって大きな事件が起きたのです
ティッピー「なぁ、チノよ」
チノ「なんですか、おじいちゃん」
ティッピー「実はの…ココアに、本当のことを話そうと思ってるんじゃ」
チノ「本当の、こと…?」
ティッピー「わしの正体のことじゃ」
それでも、今までどおり楽しく毎日を過ごしています
ーーしかし、その年の冬、私にとって大きな事件が起きたのです
ティッピー「なぁ、チノよ」
チノ「なんですか、おじいちゃん」
ティッピー「実はの…ココアに、本当のことを話そうと思ってるんじゃ」
チノ「本当の、こと…?」
ティッピー「わしの正体のことじゃ」
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:46:41.21 ID:NlT8kNAV0.net
チノ「あの日…おじいちゃんがティッピーになった日」
チノ「父と3人で話し合って、家族だけの秘密にしようって決めたじゃないですか」
ティッピー「もう、ココアは家族のようなものじゃろ」
ティッピー「それに、わしにも思うところがあっての」
チノ「……」
チノ「おじいちゃんがそれを望むのなら、それでいいんだと思います」
チノ「…私にとってココアさんはかけがえの無い大切な家族ですし」
ティッピー「すでに息子には同じ話をしてあってな、チノと同じ意見だった」
チノ「それじゃあ、ココアさんを呼んできますね」
ティッピー「ああ…」
チノ「父と3人で話し合って、家族だけの秘密にしようって決めたじゃないですか」
ティッピー「もう、ココアは家族のようなものじゃろ」
ティッピー「それに、わしにも思うところがあっての」
チノ「……」
チノ「おじいちゃんがそれを望むのなら、それでいいんだと思います」
チノ「…私にとってココアさんはかけがえの無い大切な家族ですし」
ティッピー「すでに息子には同じ話をしてあってな、チノと同じ意見だった」
チノ「それじゃあ、ココアさんを呼んできますね」
ティッピー「ああ…」
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:49:44.38 ID:NlT8kNAV0.net
コンコン
ココア「チノちゃん?開いてるよ」
ガチャ
チノ「ココアさん…入りますね」
バタン
ココア「どうしたの?もしかして一人で寝れなくなっちゃったとか?」ソワソワ
チノ「い、いえ…そうじゃないんです」
チノ「……」
チノ「ココアさんに、大切な話があるんです」
ココア「チノちゃん?開いてるよ」
ガチャ
チノ「ココアさん…入りますね」
バタン
ココア「どうしたの?もしかして一人で寝れなくなっちゃったとか?」ソワソワ
チノ「い、いえ…そうじゃないんです」
チノ「……」
チノ「ココアさんに、大切な話があるんです」
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:53:29.34 ID:NlT8kNAV0.net
ティッピー「~~というわけなんじゃ」
ココア「……」
ティッピー「悪かったなココアよ、今まで黙っていて」
ココア「…ううん いいの」
チノ「驚か…ないんですか?」
ココア「びっくりしてるよ。でも…何となく気付いてたというか」
ココア「腹話術って言ってたけど明らかに声質違うし!」
チノ「う”っ」
ティッピー「まぁチノは嘘が下手じゃからの」
チノ「おじいちゃんのためにやってたのに、酷いです…」
ココア「……」
ティッピー「悪かったなココアよ、今まで黙っていて」
ココア「…ううん いいの」
チノ「驚か…ないんですか?」
ココア「びっくりしてるよ。でも…何となく気付いてたというか」
ココア「腹話術って言ってたけど明らかに声質違うし!」
チノ「う”っ」
ティッピー「まぁチノは嘘が下手じゃからの」
チノ「おじいちゃんのためにやってたのに、酷いです…」
54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/30(金) 23:56:24.04 ID:NlT8kNAV0.net
ココア「でも、どうして今になってこの話を?」
チノ「そ、それは…」
ティッピー「その理由はな…」チラッ
ティッピー「チノよ、少し外してくれんか 少しココアと話がしたいんじゃ」
チノ「わかりました…」
チノ「そ、それは…」
ティッピー「その理由はな…」チラッ
ティッピー「チノよ、少し外してくれんか 少しココアと話がしたいんじゃ」
チノ「わかりました…」
60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:00:08.86 ID:tGY8K0tJ0.net
ココア「それで、私に話って…?」
ティッピー「わしが…」
ティッピー「わしがウサギの姿になった理由や原理は…さっぱりわからん」
ティッピー「だが…一つだけ心当たりがあるとするなら」
ココア「…うん」
ティッピー「それは…チノのことなんじゃ」
ココア「チノちゃんの…こと?」
ティッピー「わしが…」
ティッピー「わしがウサギの姿になった理由や原理は…さっぱりわからん」
ティッピー「だが…一つだけ心当たりがあるとするなら」
ココア「…うん」
ティッピー「それは…チノのことなんじゃ」
ココア「チノちゃんの…こと?」
62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:02:36.27 ID:tGY8K0tJ0.net
ティッピー「自分で言うのもなんだが、チノはお爺ちゃん子でな」
ティッピー「小さい頃から事あることにわしにくっついて来ていたよ」
ティッピー「幼くして母を亡くし、息子は店の事で負担がかかりあまりチノに構ってやることができなかった」
ティッピー「人見知りな性格もあってか家に友達を連れてくることもなかった」
ティッピー「わしが居なくなったら、チノは寂しい思いをしてしまう…」
ティッピー「病に伏せりながらも、そんな事ばかり考えておった」
ティッピー「念願の喫茶店を建て、孫の顔も見れた。 わしの人生に悔いはなかった」
ティッピー「しかし、あと少しでいいからチノと一緒にいてやりたい…」
ティッピー「その想いが通じたのか、気がついたらこの姿になっていたんじゃ」
ココア「そう…だったんですか」
ティッピー「小さい頃から事あることにわしにくっついて来ていたよ」
ティッピー「幼くして母を亡くし、息子は店の事で負担がかかりあまりチノに構ってやることができなかった」
ティッピー「人見知りな性格もあってか家に友達を連れてくることもなかった」
ティッピー「わしが居なくなったら、チノは寂しい思いをしてしまう…」
ティッピー「病に伏せりながらも、そんな事ばかり考えておった」
ティッピー「念願の喫茶店を建て、孫の顔も見れた。 わしの人生に悔いはなかった」
ティッピー「しかし、あと少しでいいからチノと一緒にいてやりたい…」
ティッピー「その想いが通じたのか、気がついたらこの姿になっていたんじゃ」
ココア「そう…だったんですか」
66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:06:19.94 ID:tGY8K0tJ0.net
ティッピー「チノは…お主と出逢ってからずいぶんと変わったよ」
ココア「私と…?」
ティッピー「そうじゃ…何より毎日が楽しそうに見えるんじゃ」
ティッピー「お主の底なしの明るさが、我が家を…チノを照らしてくれたんじゃ」
ティッピー「本当に感謝しているぞ、ココアよ」
ココア「そんな… 妹を可愛がるのは姉として当然だよ」
ティッピー「だが…姉妹といえどあまり過激な事は…な 見てるこっちが恥ずかしくなるわい」
ココア「」カァァ
ティッピー「まあいい…何にせよ」
ティッピー「もう、わしの心配事は……無くなったんじゃ」
ココア「私と…?」
ティッピー「そうじゃ…何より毎日が楽しそうに見えるんじゃ」
ティッピー「お主の底なしの明るさが、我が家を…チノを照らしてくれたんじゃ」
ティッピー「本当に感謝しているぞ、ココアよ」
ココア「そんな… 妹を可愛がるのは姉として当然だよ」
ティッピー「だが…姉妹といえどあまり過激な事は…な 見てるこっちが恥ずかしくなるわい」
ココア「」カァァ
ティッピー「まあいい…何にせよ」
ティッピー「もう、わしの心配事は……無くなったんじゃ」
70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:10:09.26 ID:tGY8K0tJ0.net
ティッピー「チノを…呼んできてくれるか」
ココア「…うん」
チノ「もう…いいんですか?」
ティッピー「ああ…」
ティッピー「最後に…二人に大事なことを言わなければならん」
チノ・ココア「えっ?」
ティッピー「今日で…みんなとはお別れじゃ」
ココア「…うん」
チノ「もう…いいんですか?」
ティッピー「ああ…」
ティッピー「最後に…二人に大事なことを言わなければならん」
チノ・ココア「えっ?」
ティッピー「今日で…みんなとはお別れじゃ」
74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:14:59.31 ID:tGY8K0tJ0.net
ココア「そ、そんな…」
チノ「……」
チノ「…嫌です」
チノ「私は…もっとおじいちゃんと一緒に居たいです!」
ティッピー「わしだって同じ気持ちじゃ…チノよ」
ティッピー「今日全てを話そうと思ったのは…もうわしには時間がないからなんじゃ」
チノ「父や…青山さんには?」
ティッピー「すでに話はしてある」
ティッピー「息子は、わしの考えは全てお見通しだった……見送りする柄でもないじゃろ」
ティッピー「あの小説家には苦労したぞ、理解させるのに数時間かかった」
ティッピー「最後は…笑顔で頭を下げていきおったよ」
チノ「……」
チノ「…嫌です」
チノ「私は…もっとおじいちゃんと一緒に居たいです!」
ティッピー「わしだって同じ気持ちじゃ…チノよ」
ティッピー「今日全てを話そうと思ったのは…もうわしには時間がないからなんじゃ」
チノ「父や…青山さんには?」
ティッピー「すでに話はしてある」
ティッピー「息子は、わしの考えは全てお見通しだった……見送りする柄でもないじゃろ」
ティッピー「あの小説家には苦労したぞ、理解させるのに数時間かかった」
ティッピー「最後は…笑顔で頭を下げていきおったよ」
77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:19:33.99 ID:tGY8K0tJ0.net
ティッピー「…そう悲しい顔をするな、チノ」
ティッピー「元々わしはとうの昔に死んでいるんじゃからな」
チノ「おじいちゃん…ぐすん」
ティッピー「いつものように頭に乗せてくれんか」
ティッピー「…やっぱりここが一番落ち着くな」
チノ「わたし、わたし…」ポロポロ
ココア「チノちゃん、最後は…笑顔で送ってあげようよ」
チノ「はい…」
ティッピー「元々わしはとうの昔に死んでいるんじゃからな」
チノ「おじいちゃん…ぐすん」
ティッピー「いつものように頭に乗せてくれんか」
ティッピー「…やっぱりここが一番落ち着くな」
チノ「わたし、わたし…」ポロポロ
ココア「チノちゃん、最後は…笑顔で送ってあげようよ」
チノ「はい…」
78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:22:34.38 ID:tGY8K0tJ0.net
ティッピー「チノよ、今までありがとう そしてココア…」
ティッピー「……」ボソボソ
ティッピー「……」
チノ「おじい…ちゃん?」
ティッピー「……」フルフル
その後、二度とティッピーが喋ることはありませんでした
あの夜から1週間後、ティッピーは静かに息を引き取りました
年齢は12歳、うさぎにしてみれば相当な高齢だったようです
ティッピー「……」ボソボソ
ティッピー「……」
チノ「おじい…ちゃん?」
ティッピー「……」フルフル
その後、二度とティッピーが喋ることはありませんでした
あの夜から1週間後、ティッピーは静かに息を引き取りました
年齢は12歳、うさぎにしてみれば相当な高齢だったようです
82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:26:58.39 ID:tGY8K0tJ0.net
ココア「またのご来店を!」
カランカラーン
ココア「ふー、今日はお客さん多かったね」
チノ「そうですね…お疲れ様でした」
ココア「急いで片付けちゃお…今日は月に一度のあの日だもんね」
チノ「お花は…父が買ってきてくれてます」
ココア「うんっ」
カランカラーン
ココア「ふー、今日はお客さん多かったね」
チノ「そうですね…お疲れ様でした」
ココア「急いで片付けちゃお…今日は月に一度のあの日だもんね」
チノ「お花は…父が買ってきてくれてます」
ココア「うんっ」
84: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:30:14.31 ID:tGY8K0tJ0.net
タカヒロ「お花も供えたし、これでよし…っと」
ココア「皆、仲良くやってるかな…」
チノ「きっと…楽しくやってますよ」
タカヒロ「そうだな…」
一同「……」
タカヒロ「風が強くなってきたな…そろそろ行こうか」
チノ「…はい」
チノ「また来ます…お母さん、お爺ちゃん、ティッピー」
ココア「皆、仲良くやってるかな…」
チノ「きっと…楽しくやってますよ」
タカヒロ「そうだな…」
一同「……」
タカヒロ「風が強くなってきたな…そろそろ行こうか」
チノ「…はい」
チノ「また来ます…お母さん、お爺ちゃん、ティッピー」
86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:34:14.15 ID:tGY8K0tJ0.net
ココア「チノちゃん」
チノ「なんでしょうココアさ…」
ココア「ぎゅーっ」ダキッ
チノ「わわっ…いきなり何するんですか」
ココア「えへへ、何でもないよ」
チノ「…もうっ、ココアさんってば」
ココア「そうだ、今夜はお爺ちゃんの話…聞きたいな」
チノ「またそう言って…夜更かしする気満々じゃないですか」
チノ「なんでしょうココアさ…」
ココア「ぎゅーっ」ダキッ
チノ「わわっ…いきなり何するんですか」
ココア「えへへ、何でもないよ」
チノ「…もうっ、ココアさんってば」
ココア「そうだ、今夜はお爺ちゃんの話…聞きたいな」
チノ「またそう言って…夜更かしする気満々じゃないですか」
88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:37:16.62 ID:tGY8K0tJ0.net
ココア「えー、チノちゃんは嫌なの?」
ココア「この間なんてチノちゃんから…」
チノ「ちょ、ちょっとココアさん!」
ココア「もごご…」
チノ「べ、別に嫌じゃないですけど…っ」カァァ
ココア「チノちゃんてば素直じゃないなぁ…」
ココア(あの時、最後に『チノを任せたぞ』って……頼まれたもの)
ココア(安心して見ていて下さい…私、お姉ちゃんとして頑張るから!)
めでたしめでたし
ココア「この間なんてチノちゃんから…」
チノ「ちょ、ちょっとココアさん!」
ココア「もごご…」
チノ「べ、別に嫌じゃないですけど…っ」カァァ
ココア「チノちゃんてば素直じゃないなぁ…」
ココア(あの時、最後に『チノを任せたぞ』って……頼まれたもの)
ココア(安心して見ていて下さい…私、お姉ちゃんとして頑張るから!)
めでたしめでたし
89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:37:16.96 ID:/iNyM9uK0.net
泣いてる
90: ダレカタスケテー 2015/01/31(土) 00:38:14.47 ID:GqCFeL0b0.net
東工大行けや
94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:39:57.88 ID:7iN739sI0.net
乙ぴょん
96: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/31(土) 00:40:47.19 ID:j4viY5X0d.net
乙!やっぱハッピーエンドだよな
101: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします(新疆ウイグル自治区) 2015/01/31(土) 01:09:36.81 ID:GiIeq/Y50.net
まともなごちうさスレとは珍しい
乙
乙
掲載元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1422628208/
Entry ⇒ 2015.10.30 | Category ⇒ ご注文はうさぎですか? | Comments (0)
提督「ドッキリで死んでみる」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 00:59:37.65 ID:iHsws6qc0
提督の死体が執務室に横たわっている。頭から血が流れ出したことによる失血死。うつぶせた死体の傍らには角を血で赤く汚した「ドッキリ成功!」と赤文字で記されたプラカードが投げやりに転がっていた。
誰が見てもその死の原因は「ドッキリ」にあることは明白であった。提督は「ドッキリ」により死んだのだった。
猩々緋の絨毯を黒く染めた死体は、書類がきちんとまとめられた書斎机の正面でいかにも死体的に両手を上げて突っ伏し指先を力なく丸めていた。花火を見るため夏に改装した大窓は縦滑り式に少しだけ開けられており、そこからふかまった秋の冷たい朝風が室内のフラワーアレンジメントを幽かに揺らしている。朝日が水平線から線的に延びて波頭によって破片のように散らされていた。
整然と日常的秩序を伴う部屋は提督の死を演出するにはふさわしくなかった。もしくは、日常的執務室を演出するには提督の死体という調度品はそぐわなかった。死体と現場は相互にどっちつかずと足を引っ張り合っている。
ダズル迷彩の艤装を扉にぶつけないよう注意しながら入室した榛名は困惑した。彼女の日常の始まり方には二種類あった。一つは執務室に提督がいる場合と、もう一つは執務室に提督がいない場合であり、前者なら提督の指示に従い執務を行い始め、一日が進行していく。
後者、つまり提督が不在の場合、日常の始まり方は謎だった。そこは榛名自身にも知るよしもない暗闇だった。事情はもしかしたら冬眠するクマやカエルにとって冬が存在しないように仮死によって己の時間を停止して再び己を生き返らす機会をうかがっているということかもしれなかった。
誰が見てもその死の原因は「ドッキリ」にあることは明白であった。提督は「ドッキリ」により死んだのだった。
猩々緋の絨毯を黒く染めた死体は、書類がきちんとまとめられた書斎机の正面でいかにも死体的に両手を上げて突っ伏し指先を力なく丸めていた。花火を見るため夏に改装した大窓は縦滑り式に少しだけ開けられており、そこからふかまった秋の冷たい朝風が室内のフラワーアレンジメントを幽かに揺らしている。朝日が水平線から線的に延びて波頭によって破片のように散らされていた。
整然と日常的秩序を伴う部屋は提督の死を演出するにはふさわしくなかった。もしくは、日常的執務室を演出するには提督の死体という調度品はそぐわなかった。死体と現場は相互にどっちつかずと足を引っ張り合っている。
ダズル迷彩の艤装を扉にぶつけないよう注意しながら入室した榛名は困惑した。彼女の日常の始まり方には二種類あった。一つは執務室に提督がいる場合と、もう一つは執務室に提督がいない場合であり、前者なら提督の指示に従い執務を行い始め、一日が進行していく。
後者、つまり提督が不在の場合、日常の始まり方は謎だった。そこは榛名自身にも知るよしもない暗闇だった。事情はもしかしたら冬眠するクマやカエルにとって冬が存在しないように仮死によって己の時間を停止して再び己を生き返らす機会をうかがっているということかもしれなかった。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:01:10.29 ID:iHsws6qc0
だから、榛名の主観性に基づくなら、日常の始まり方は二種類ではなく、提督が執務室にいる場合の一種類だけである。すなわち提督は毎日しっかり執務室に出頭しており、榛名にしてみればそんな誠実で真面目な提督にある種の尊敬の念を抱いたりしていたのだった。
いかなる時間に赴こうとも執務室の席で書類を整理している提督、いつ休息をとっているのか不思議に思わないでもないが、敬愛すべき優しい提督に指示され仕事を片付けていく、そんな日常こそ榛名の持つ唯一の日常であった。しかし、いまや榛名は第二の異なった日常的始まりに遭遇していた。
「執務室に提督がいた場合」とは、なるほど確かにいつも通りの日常的始まり方だ。しかし、それは厳密に言い直せば「執務室に提督が生きて存在している場合」であり、「執務室で提督が死体としてある場合」は榛名の始まり方からは逸脱していた。
一体何をすれば良いのだろうか。指示はない。なぜなら死人に口はないからだ。生まれて初めて榛名は自己意志に基づいて行為せねばならなかった、それが現在の状況から要請される義務であった。
「榛名、優秀な秘書艦というものは一を知って十を知るようなものだ。提督の仕草や振る舞いや状況に応じて、自分で為すべきことを探さなければならない」
榛名は提督の言葉を頭の中で反芻して、再び状況を確認する。きっと、この状況こそ提督の命令に違いない。命令は口から出る言葉のみとは限らないのだ。水深のあるプールにいる状況なら、それは「泳げ」という命令であり、扇風機が回っている状況なら、それは「涼め」という命令であり、間宮アイスを目前とする状況なら、それは「食え」という命令なのだ。
いかなる時間に赴こうとも執務室の席で書類を整理している提督、いつ休息をとっているのか不思議に思わないでもないが、敬愛すべき優しい提督に指示され仕事を片付けていく、そんな日常こそ榛名の持つ唯一の日常であった。しかし、いまや榛名は第二の異なった日常的始まりに遭遇していた。
「執務室に提督がいた場合」とは、なるほど確かにいつも通りの日常的始まり方だ。しかし、それは厳密に言い直せば「執務室に提督が生きて存在している場合」であり、「執務室で提督が死体としてある場合」は榛名の始まり方からは逸脱していた。
一体何をすれば良いのだろうか。指示はない。なぜなら死人に口はないからだ。生まれて初めて榛名は自己意志に基づいて行為せねばならなかった、それが現在の状況から要請される義務であった。
「榛名、優秀な秘書艦というものは一を知って十を知るようなものだ。提督の仕草や振る舞いや状況に応じて、自分で為すべきことを探さなければならない」
榛名は提督の言葉を頭の中で反芻して、再び状況を確認する。きっと、この状況こそ提督の命令に違いない。命令は口から出る言葉のみとは限らないのだ。水深のあるプールにいる状況なら、それは「泳げ」という命令であり、扇風機が回っている状況なら、それは「涼め」という命令であり、間宮アイスを目前とする状況なら、それは「食え」という命令なのだ。
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:03:30.40 ID:iHsws6qc0
提督のあたかも死体的な様子、傍に転がる「ドッキリ成功!」のプラカード。これはどのような命令を意味するのだろうか。やはり提督が残す言語的痕跡「ドッキリ」という語が重要に違いなかった。
「ドッキリ成功!」とはこの場合、提督のダイイングメッセージである、なぜなら、何らかの意図がなければ、わざわざ「ドッキリ」によって殺される道理はないからだ。提督が意図的に「ドッキリ」によって殺されることに成功したとするなら、「ドッキリ」の意味について考える必要がある。
榛名は「ドッキリ」の場面に遭遇したのは初めてだが、「ドッキリ」とは何かについて知識はあった。一般的にドッキリとは対象を非現実的特殊な状況に直面させて反応を見る悪戯と考えられている。
非現実的な状況というのが重要であって、観客からしてみれば「どうしてこんな馬鹿げた状況を対象は信じきってあたふたするのか」と人間の愚かさを見て愉快になり、対象もネタばらし後に反省してみれば「確かにどうしてあんな状況を真に受けたのか」と照れ隠しに自虐的愉快さを持つという仕組みだ。
この場合、仕掛け人は提督で対象は榛名ということになるが、問題は最初からネタばらしのプラカードが置かれているという事実だった。つまり、このドッキリにおいてはドッキリのエンターテイメント性の中核である「対象のあたふた」を度外視しているのだ。
仕掛けと同時にネタばらしというドッキリに何の意味が。榛名はいつか見たメロドラマを思い出した。女が恋仲である男の持つカバンにおもちゃの蛇を忍び込ませて、男が驚くと女はチラリと舌を出すシーン。
「ドッキリ成功!」とはこの場合、提督のダイイングメッセージである、なぜなら、何らかの意図がなければ、わざわざ「ドッキリ」によって殺される道理はないからだ。提督が意図的に「ドッキリ」によって殺されることに成功したとするなら、「ドッキリ」の意味について考える必要がある。
榛名は「ドッキリ」の場面に遭遇したのは初めてだが、「ドッキリ」とは何かについて知識はあった。一般的にドッキリとは対象を非現実的特殊な状況に直面させて反応を見る悪戯と考えられている。
非現実的な状況というのが重要であって、観客からしてみれば「どうしてこんな馬鹿げた状況を対象は信じきってあたふたするのか」と人間の愚かさを見て愉快になり、対象もネタばらし後に反省してみれば「確かにどうしてあんな状況を真に受けたのか」と照れ隠しに自虐的愉快さを持つという仕組みだ。
この場合、仕掛け人は提督で対象は榛名ということになるが、問題は最初からネタばらしのプラカードが置かれているという事実だった。つまり、このドッキリにおいてはドッキリのエンターテイメント性の中核である「対象のあたふた」を度外視しているのだ。
仕掛けと同時にネタばらしというドッキリに何の意味が。榛名はいつか見たメロドラマを思い出した。女が恋仲である男の持つカバンにおもちゃの蛇を忍び込ませて、男が驚くと女はチラリと舌を出すシーン。
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:05:01.76 ID:iHsws6qc0
ドッキリには親しい間柄において関係を盛り上げる小さな悪戯的用法があるに違いなかった。この線で考えるならば、提督は榛名と「親しい関係」にあるということになる。榛名は感激した。提督がそのように考えていてくれるなんて。
「このドッキリは私たちの関係を深めるための手段なのですね」榛名は判断する。状況の意味が固定されると、そこを足がかりに榛名が今何をなすべきか自ずと明らかになった。
結婚。それ以外ありえなかった。
なぜなら、以前にはなかった親しさで榛名が愛を囁いたとしても、提督が死体である限り死体には耳もないのだから、感情的な共感によって関係を深めることは困難に思われ、残された道としては、形式的な関係の深まり、すなわち結婚以外に他はないからだ。
提督は死体となることによって、榛名にプロポーズしたのだ。榛名は提督の沈黙の中に筆舌に尽くし難いほど強く愛を意識した。教訓的真理として「沈黙は金」と言われるけれど、まさに沈黙のプロポーズこそがこの世で最高のものに思われた。「金がこの世で最もものを言う」のだから、三段論法的に「沈黙こそ最もものを言う」と言えるはずだった。
榛名は提督の冷え切った唇からこの世のものとは思えないほど情熱的な愛の告白を受けたに違いないと考えた。
「このドッキリは私たちの関係を深めるための手段なのですね」榛名は判断する。状況の意味が固定されると、そこを足がかりに榛名が今何をなすべきか自ずと明らかになった。
結婚。それ以外ありえなかった。
なぜなら、以前にはなかった親しさで榛名が愛を囁いたとしても、提督が死体である限り死体には耳もないのだから、感情的な共感によって関係を深めることは困難に思われ、残された道としては、形式的な関係の深まり、すなわち結婚以外に他はないからだ。
提督は死体となることによって、榛名にプロポーズしたのだ。榛名は提督の沈黙の中に筆舌に尽くし難いほど強く愛を意識した。教訓的真理として「沈黙は金」と言われるけれど、まさに沈黙のプロポーズこそがこの世で最高のものに思われた。「金がこの世で最もものを言う」のだから、三段論法的に「沈黙こそ最もものを言う」と言えるはずだった。
榛名は提督の冷え切った唇からこの世のものとは思えないほど情熱的な愛の告白を受けたに違いないと考えた。
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:07:18.20 ID:iHsws6qc0
榛名は書斎机の引き出しをダズル迷彩の艤装をバールのように用いてこじ開ける。ケッコンカッコカリの書類を取り出し、名前欄に「提督」と「榛名」と丁寧に綴る。印章が必要らしかったが、印鑑が見当たらないので、提督の親指を傷口に添えて血判させた。死人に意志はないので、榛名が全ての意志であった。
榛名は左手薬指にはめた指輪をうっとりと眺めた。婚約の証である指輪は榛名の方だけがつければ良い。鎮守府では重婚が認められていた。提督は何人も妾を持つことが許され、それが好ましいことだとさえされる一方で艦娘達は一途に操を立てなければならなかった。
提督と艦娘の関係は非対称的であり、それを「性的搾取」であると糾弾する社会運動もあったようだが、艦娘たる榛名にとっては提督と「常に一緒に」いるという日暮しであるのだから、「重婚は不誠実だ」と主張されても、己に関わる問題だという実感はありえなかった。
「現在の艦娘の待遇は奴隷的であり、彼女達の人権が保護されているとは言い難い」。どこの誰が言いだしたのか。少なくとも艦娘ではない。実際、艦娘達は「艦娘の社会的地位の向上を唱える運動」についての報道を「草原を跳ね回るうさぎに選挙権を与えるべきか否かの裁判」に関するのと同程度の物珍しさと無関心さで聞いていたのだった。
むしろ榛名にしてみれば、この非対称的な関係性こそ現状都合の良いものだった。なまじ対等な関係となると結婚するにしても「双方の合意」なんて面倒な手続きが必要となるが、提督と艦娘の関係ではそれは必ずしも必要ではなく、「一方の合意」、つまり提督が艦娘に命じるというだけで婚約は成立する。
今、榛名は指輪をはめている。この事実を第三者が説明しようとするなら、婚約の主導権は完全に提督側にあるのだから「提督が榛名に婚約を申し出た」と原因を措定しなければならない。この非対称的関係性ゆえに榛名は提督からプロポーズを受けたとみなして良いのだった。
榛名は左手薬指にはめた指輪をうっとりと眺めた。婚約の証である指輪は榛名の方だけがつければ良い。鎮守府では重婚が認められていた。提督は何人も妾を持つことが許され、それが好ましいことだとさえされる一方で艦娘達は一途に操を立てなければならなかった。
提督と艦娘の関係は非対称的であり、それを「性的搾取」であると糾弾する社会運動もあったようだが、艦娘たる榛名にとっては提督と「常に一緒に」いるという日暮しであるのだから、「重婚は不誠実だ」と主張されても、己に関わる問題だという実感はありえなかった。
「現在の艦娘の待遇は奴隷的であり、彼女達の人権が保護されているとは言い難い」。どこの誰が言いだしたのか。少なくとも艦娘ではない。実際、艦娘達は「艦娘の社会的地位の向上を唱える運動」についての報道を「草原を跳ね回るうさぎに選挙権を与えるべきか否かの裁判」に関するのと同程度の物珍しさと無関心さで聞いていたのだった。
むしろ榛名にしてみれば、この非対称的な関係性こそ現状都合の良いものだった。なまじ対等な関係となると結婚するにしても「双方の合意」なんて面倒な手続きが必要となるが、提督と艦娘の関係ではそれは必ずしも必要ではなく、「一方の合意」、つまり提督が艦娘に命じるというだけで婚約は成立する。
今、榛名は指輪をはめている。この事実を第三者が説明しようとするなら、婚約の主導権は完全に提督側にあるのだから「提督が榛名に婚約を申し出た」と原因を措定しなければならない。この非対称的関係性ゆえに榛名は提督からプロポーズを受けたとみなして良いのだった。
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:09:13.03 ID:iHsws6qc0
すなわち。提督は確かに既に死体であった。しかし、榛名が指輪をはめたことにより、法的事実世界において停止条件説的に死体である提督に対して遡及的に「榛名に愛の告白をする意志」が発生したのだと考えてよい。
死してなお中絶されることのない原液的な愛の関係に榛名は酔った。「双方の合意」なんぞに頼り、「死が二人を分かつまで」という宣誓で結ばれる軟弱な関係では決してない。榛名は今の私たちの関係こそ愛の最も理想的な形であると信じて疑わなかった。
提督との愛に陶酔する榛名はそのうち内心だけで処理しきることが出来ないほど己の情熱を大きくしてしまい、仕草に落ち着きのなさが現れる。それは良人に何か尽くしてやりたいという女的欲求を喚起させた。尽くすことによっていかんともしがたい愛の膨張を抑えようというわけだ。
榛名は提督の死体が彫刻像の如く冷え切っていることに気付いた。このままでは風邪をひいてしまう。体を温めるには布団。いや、その前に血液がそこらに飛沫して汚れているし、提督の顔も血みどろだから掃除から始めないと。
榛名はクレンザーと激落ちくんスポンジを用意して、血を拭き取り始めた。猩々緋の高級絨毯にクレンザーをまぶし激落ちくんでこする。せっかくの色合いも損なわれると覚悟の上だったが、提督の血色は猩々緋に無事溶け込んでくれた。
プラカードの角を洗うと「ドッキリ成功!」の赤文字も少し落ちてしまい榛名は焦ったりした。しかし、それはまだ些細な問題であって、一番の問題は榛名が提督の顔を激落ちくんでこすった時に起こった。
死してなお中絶されることのない原液的な愛の関係に榛名は酔った。「双方の合意」なんぞに頼り、「死が二人を分かつまで」という宣誓で結ばれる軟弱な関係では決してない。榛名は今の私たちの関係こそ愛の最も理想的な形であると信じて疑わなかった。
提督との愛に陶酔する榛名はそのうち内心だけで処理しきることが出来ないほど己の情熱を大きくしてしまい、仕草に落ち着きのなさが現れる。それは良人に何か尽くしてやりたいという女的欲求を喚起させた。尽くすことによっていかんともしがたい愛の膨張を抑えようというわけだ。
榛名は提督の死体が彫刻像の如く冷え切っていることに気付いた。このままでは風邪をひいてしまう。体を温めるには布団。いや、その前に血液がそこらに飛沫して汚れているし、提督の顔も血みどろだから掃除から始めないと。
榛名はクレンザーと激落ちくんスポンジを用意して、血を拭き取り始めた。猩々緋の高級絨毯にクレンザーをまぶし激落ちくんでこする。せっかくの色合いも損なわれると覚悟の上だったが、提督の血色は猩々緋に無事溶け込んでくれた。
プラカードの角を洗うと「ドッキリ成功!」の赤文字も少し落ちてしまい榛名は焦ったりした。しかし、それはまだ些細な問題であって、一番の問題は榛名が提督の顔を激落ちくんでこすった時に起こった。
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:11:39.34 ID:iHsws6qc0
提督の表情が落ちてしまった。正確には提督の顔が落ちてしまった。目のあった場所は眼裂さえなくなり、鼻部分の隆起は真っ平らになってしまった。口に関しては最初から死人に口無しだったので気にする必要はない。
榛名は無貌となった提督を見て狼狽した。最近の掃除用品がここまで肉体の識別性を損なうものだとは考えていなかったのだ。指紋を薬品で焼き消すなんてことはドラマなどではそれなりに親しいシーンではあるが、顔ごと消すとなると。
確かに現状では顔無しは最も目立つ特徴であるかもしれないが、それは一時的なものに過ぎないのは明白である。クレンザーと激落ちくんで落ちる程度のものだ、人が考えるより顔なんてものは人間の同一性にとって案外どうでも良いものなのかもしれない。
そうだ。顔なんてどうでもいいじゃないか。私と提督は愛で結ばれている。ラブ、イズ、ブラインド、「愛は盲目」、愛においては外見の識別標なんて考慮するべきではない。私は提督がどうなろうとも愛している。それが全てだ。榛名は提督が無貌となったことに一瞬でも動揺してしまったことを深く恥じ入った。
榛名は盲縞の布団を絨毯の上に敷く。提督を寝かせるにあたり制服の上着を脱がせる必要があったので、榛名は慣れた手つきで制服の前ボタンを外していく。男の服を手間取らず脱がすことができるという事実は必ずしも榛名が男を脱がせることに熟練しているということを意味しない。
それはきっと習慣の延長に過ぎない手際だった。ボタンの掛け合わせ部分において、紳士服はボタンが右手側にあって留めると左襟が前になり、婦人服は反対にボタンが左手側で留めると右襟が前になる構造を持つ。その理由はもっぱら女の服が他人に着せられたり脱がされたりする運命にあるからだった。朝メイドに着せられた服は夜の寝室において男に脱がされることで効果を発揮した。
榛名は無貌となった提督を見て狼狽した。最近の掃除用品がここまで肉体の識別性を損なうものだとは考えていなかったのだ。指紋を薬品で焼き消すなんてことはドラマなどではそれなりに親しいシーンではあるが、顔ごと消すとなると。
確かに現状では顔無しは最も目立つ特徴であるかもしれないが、それは一時的なものに過ぎないのは明白である。クレンザーと激落ちくんで落ちる程度のものだ、人が考えるより顔なんてものは人間の同一性にとって案外どうでも良いものなのかもしれない。
そうだ。顔なんてどうでもいいじゃないか。私と提督は愛で結ばれている。ラブ、イズ、ブラインド、「愛は盲目」、愛においては外見の識別標なんて考慮するべきではない。私は提督がどうなろうとも愛している。それが全てだ。榛名は提督が無貌となったことに一瞬でも動揺してしまったことを深く恥じ入った。
榛名は盲縞の布団を絨毯の上に敷く。提督を寝かせるにあたり制服の上着を脱がせる必要があったので、榛名は慣れた手つきで制服の前ボタンを外していく。男の服を手間取らず脱がすことができるという事実は必ずしも榛名が男を脱がせることに熟練しているということを意味しない。
それはきっと習慣の延長に過ぎない手際だった。ボタンの掛け合わせ部分において、紳士服はボタンが右手側にあって留めると左襟が前になり、婦人服は反対にボタンが左手側で留めると右襟が前になる構造を持つ。その理由はもっぱら女の服が他人に着せられたり脱がされたりする運命にあるからだった。朝メイドに着せられた服は夜の寝室において男に脱がされることで効果を発揮した。
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:13:35.39 ID:iHsws6qc0
女の服飾は委ねるように投げ出され受動的であるように運命づけられてきた。しかし、女にも能動性の獲得が期待されるようになり、女が自ら服を着脱するようになっても、服飾の構造に変化はなかった。精神が変わろうとも環境がそれに追いつくことがないというのはよく知られるところである。
瞬足と鈍足の二人三脚は互いに足を引っ張り合い、互いの利点である先進性も堅実性も食い合いもたつくのであるが、それに慣れてくると奇妙な技術が磨かれてくる。榛名の手つきはまさにそれであった。本来受動的な服を能動的に着るように慣らされた榛名にとって本来能動的な服を受動的なものとして脱がせることは造作もないことであった。
だから、榛名が提督の服を滑るように脱がしたからといって、それは時代的技術であるかもしれず、榛名に淫乱の気質があったり発情したりしたと考える必然はないはずだった。
しかし、そのような精神と状況の食い違いによって習得を余儀なくされた技術というものは、その出自が余りに生活の無意識に溶け込んでしまっているが故に、多くはその熟練の理由を知ることが出来ない。
そのため、提督の服を余りに手早く脱がせてしまったという事実を説明するのに、榛名自身「私はきっと提督の死体に情欲したからこそ、こんなに急ぐように脱がせたに違いありません」と原因を錯誤してしまったのは仕方のないことでもあった。
榛名は提督を盲縞の布団に寝かせると、ダズル迷彩の艤装を絨毯の上に落とした。重たい金属音が執務室の中で解放的に響いた。次に着物の襟に指をかけた。左襟が前なので左手の方から襟を肩の後ろに回す。すとんと重力に従い簡単に着物は脱げ落ちた。赤いスカートもファスナーを少し緩めると同様にすとんと落ちた。
瞬足と鈍足の二人三脚は互いに足を引っ張り合い、互いの利点である先進性も堅実性も食い合いもたつくのであるが、それに慣れてくると奇妙な技術が磨かれてくる。榛名の手つきはまさにそれであった。本来受動的な服を能動的に着るように慣らされた榛名にとって本来能動的な服を受動的なものとして脱がせることは造作もないことであった。
だから、榛名が提督の服を滑るように脱がしたからといって、それは時代的技術であるかもしれず、榛名に淫乱の気質があったり発情したりしたと考える必然はないはずだった。
しかし、そのような精神と状況の食い違いによって習得を余儀なくされた技術というものは、その出自が余りに生活の無意識に溶け込んでしまっているが故に、多くはその熟練の理由を知ることが出来ない。
そのため、提督の服を余りに手早く脱がせてしまったという事実を説明するのに、榛名自身「私はきっと提督の死体に情欲したからこそ、こんなに急ぐように脱がせたに違いありません」と原因を錯誤してしまったのは仕方のないことでもあった。
榛名は提督を盲縞の布団に寝かせると、ダズル迷彩の艤装を絨毯の上に落とした。重たい金属音が執務室の中で解放的に響いた。次に着物の襟に指をかけた。左襟が前なので左手の方から襟を肩の後ろに回す。すとんと重力に従い簡単に着物は脱げ落ちた。赤いスカートもファスナーを少し緩めると同様にすとんと落ちた。
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:16:58.48 ID:iHsws6qc0
黒いオーバーニーブーツも脱ぎ捨て裸足になり、純真無垢な白い下着姿となると提督に添い寝するように布団の盲縞を波立たせた。提督の胸元をワイシャツ越しにしばらく撫で回すと、噛み付くように小さなボタンを一つ一つと一息もらしながら、ゆっくり開けていく。
開いた隙間から指先を滑り込ませる。ぞっとするほど冷たかった。冷気は指先から上腕を伝い背筋を流れてつま先をぎゅっと縮め込めた。榛名は上腿を交差するようにして腰をくねらせる。それは提督の冷たさに不気味さを覚えたわけではなく、冷たい炎で暖をとろうとしたような観念と事実とのズレに驚く肉体的反応に過ぎなかった。
しかし、また榛名がその冷たい生命としての提督にある感激を覚えたのも事実ではあった。マネキンのような無関心に起因する人工的冷たさではない。擬死的な冷たさ。生を中断し己を完全に委ねるような冷たさ。完全な委託。絶対的信頼の証。女性的庇護欲を刺激された榛名はしばらく死体に向かって己の肉体を擦り付けるように蠢かせた。
そのうちベルト金具のかち鳴りが耳障りに思え、またズボンによって榛名が提督に絡めようとする脚の動きも阻害されるので、榛名は布団に潜り込み、指先を提督の下腹部に回す。布団の中は暗く、頼られて鋭くなる聴覚には榛名一人の息遣いと衣擦れの音が大きかった。
金具を外しズボンのボタンも外すと、榛名は片脚を布団の中で膝頭が自分の胸にあたるぐらい大きく折り曲げた。そして足の親指と人差し指でズボンと下着のウエスト部分を摘んで引き下げる。そして、ある程度空間を確保すると提督の股下へ踵まで入れ込んで一気にずり下ろした。布団の足元からズボンが飛び出す。
榛名は提督に半身を乗せるようにして、提督の股下に自分の太ももを差し込んだ。冷たさで縮こまった陰茎と陰嚢がももに触れるのを感じる。鼠径部あたりを陰毛にくすぐられ、腰を上下すると固い毛が擦れる音。榛名のものだった。身悶えしているうちにいつの間にか下着も脱いでしまっていたようだった。
開いた隙間から指先を滑り込ませる。ぞっとするほど冷たかった。冷気は指先から上腕を伝い背筋を流れてつま先をぎゅっと縮め込めた。榛名は上腿を交差するようにして腰をくねらせる。それは提督の冷たさに不気味さを覚えたわけではなく、冷たい炎で暖をとろうとしたような観念と事実とのズレに驚く肉体的反応に過ぎなかった。
しかし、また榛名がその冷たい生命としての提督にある感激を覚えたのも事実ではあった。マネキンのような無関心に起因する人工的冷たさではない。擬死的な冷たさ。生を中断し己を完全に委ねるような冷たさ。完全な委託。絶対的信頼の証。女性的庇護欲を刺激された榛名はしばらく死体に向かって己の肉体を擦り付けるように蠢かせた。
そのうちベルト金具のかち鳴りが耳障りに思え、またズボンによって榛名が提督に絡めようとする脚の動きも阻害されるので、榛名は布団に潜り込み、指先を提督の下腹部に回す。布団の中は暗く、頼られて鋭くなる聴覚には榛名一人の息遣いと衣擦れの音が大きかった。
金具を外しズボンのボタンも外すと、榛名は片脚を布団の中で膝頭が自分の胸にあたるぐらい大きく折り曲げた。そして足の親指と人差し指でズボンと下着のウエスト部分を摘んで引き下げる。そして、ある程度空間を確保すると提督の股下へ踵まで入れ込んで一気にずり下ろした。布団の足元からズボンが飛び出す。
榛名は提督に半身を乗せるようにして、提督の股下に自分の太ももを差し込んだ。冷たさで縮こまった陰茎と陰嚢がももに触れるのを感じる。鼠径部あたりを陰毛にくすぐられ、腰を上下すると固い毛が擦れる音。榛名のものだった。身悶えしているうちにいつの間にか下着も脱いでしまっていたようだった。
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:19:33.11 ID:iHsws6qc0
榛名は提督の腕を人形遊びでもする如く自由に曲げて遊んだりし、次に榛名は内ももで提督の陰嚢をぐいと押し込んだ。ぐにゅりと逃げるような感触。普通の男性なら痛がって榛名を叱責するところだが、死体である提督は寛容にもその粗相を許しきっている。榛名は肉体に過負荷を与えることに愉悦を覚えた。
しばらく嗜虐的母性を満足させるべく榛名は性的遊戯にふけっていたが、そのうち落ち着きを取り戻してくる。なぜなら、死体には生殖能力がないので、榛名と提督の状況はいつまでたっても遊戯の領域を超えることがなかったからだ。
また提督の精神状態も冷静さの要因であった。広く死者に認められる精神的症状の特徴として完全な無気力と感情の平板化に伴う徹底的な沈黙が挙げられる。どれほど挑発的な言葉を治療者が放とうとも無関心は持続する。死の状態は最近の研究において「全知全能の存在との受動的な結合という性的な願望と関係がある」と考えられており、榛名にとって全知全能を演ずるのは少し重荷であった。
そもそも榛名の行為自体が充足理由律に基づいて錯誤的に生み出された形式的な性欲によって動機づけられていたのだから、実際その遊戯に熱中し続けることは不可能であった。
榛名は提督の反応を欲していた。確かに提督が死体であるということによって、榛名は提督と結婚でき、また一種の性的愉悦も覚えたけれど、死の重たい沈黙には榛名を否定するような拗ねた攻撃性が含まれているようにも思えて、榛名を不安に陥らせようとする。
榛名は己の悪い部分を改めようと反省する。今まで榛名は受動的に過ぎたのではなかろうか。榛名は「ドッキリ」というものは仕掛け人が対象の様子に満足すると、仕掛け人の方から「ドッキリ成功!」と宣言するものだと考えていた。
しばらく嗜虐的母性を満足させるべく榛名は性的遊戯にふけっていたが、そのうち落ち着きを取り戻してくる。なぜなら、死体には生殖能力がないので、榛名と提督の状況はいつまでたっても遊戯の領域を超えることがなかったからだ。
また提督の精神状態も冷静さの要因であった。広く死者に認められる精神的症状の特徴として完全な無気力と感情の平板化に伴う徹底的な沈黙が挙げられる。どれほど挑発的な言葉を治療者が放とうとも無関心は持続する。死の状態は最近の研究において「全知全能の存在との受動的な結合という性的な願望と関係がある」と考えられており、榛名にとって全知全能を演ずるのは少し重荷であった。
そもそも榛名の行為自体が充足理由律に基づいて錯誤的に生み出された形式的な性欲によって動機づけられていたのだから、実際その遊戯に熱中し続けることは不可能であった。
榛名は提督の反応を欲していた。確かに提督が死体であるということによって、榛名は提督と結婚でき、また一種の性的愉悦も覚えたけれど、死の重たい沈黙には榛名を否定するような拗ねた攻撃性が含まれているようにも思えて、榛名を不安に陥らせようとする。
榛名は己の悪い部分を改めようと反省する。今まで榛名は受動的に過ぎたのではなかろうか。榛名は「ドッキリ」というものは仕掛け人が対象の様子に満足すると、仕掛け人の方から「ドッキリ成功!」と宣言するものだと考えていた。
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:22:36.93 ID:iHsws6qc0
もしかしたら、対象である榛名の方から仕掛け人である提督に「ドッキリ成功!」と伝えなければいけないのではないか。というのも、提督がこの「ドッキリ」で意図したであろう榛名との親密さの向上は既になされたのだから、後は宣言が残るのみである。考えてみたら、死人には口がないのだから宣言する方法がないと今更ながらに気づく。
問題はどのようにして仕掛け人に「ドッキリ成功!」と伝えるかであった。死人には耳もないのだから、ただの発言では不十分であることは明白である。そして、ここで通常予想されるであろうことは榛名が問題を解決しようと何かしらの伝達手段を考え出すということである。
しかし、純愛を貫こうとする榛名は「ドッキリ成功!」と榛名自身が宣言する行為の意味に不穏なものをみとめた。私が「ドッキリ成功!」と完全に宣言した時、それはこの死体の状態である提督を否定しているのではないか。純愛とはいかなる状態であろうとその対象を愛することではなかったのか。
例えばお金持ちの状態である時だけ対象を愛して、一度対象が貧乏の状態に陥るやいなや愛をやめるのは純愛ではないはずであり、また若く張りのある容姿の時だけ愛して、老いて渋紙のようなしわくちゃの容貌になると見向きもしないなんてことも当然純愛ではないはずだ。
性格についても同じである。一般的には「彼の優しい人格に惹かれて、愛の関係を育んだ」などと言えば純愛扱いされるようだが、条件節があるということは「優しくなければ、愛さない」と暗に述べたも同然で、それは金銭や容姿を条件とする愛の構造と同型であり、愛さないという世界の可能性がある限り純愛ではない。
純愛とは対象のあらゆる状態を度外視して愛すことであり、状態条件に左右されて「椅子に座った提督は好き、立ち上がった提督は嫌い」などと言っている内は純愛ではないのだ。対象から環境、肉体、精神という経験的要件を全て捨象しても愛することができなければならない。つまり、究極的にはその人生において対象に出会うことがなかったとしても、その対象を愛するということこそ純愛の唯一の成立条件なのだ。
問題はどのようにして仕掛け人に「ドッキリ成功!」と伝えるかであった。死人には耳もないのだから、ただの発言では不十分であることは明白である。そして、ここで通常予想されるであろうことは榛名が問題を解決しようと何かしらの伝達手段を考え出すということである。
しかし、純愛を貫こうとする榛名は「ドッキリ成功!」と榛名自身が宣言する行為の意味に不穏なものをみとめた。私が「ドッキリ成功!」と完全に宣言した時、それはこの死体の状態である提督を否定しているのではないか。純愛とはいかなる状態であろうとその対象を愛することではなかったのか。
例えばお金持ちの状態である時だけ対象を愛して、一度対象が貧乏の状態に陥るやいなや愛をやめるのは純愛ではないはずであり、また若く張りのある容姿の時だけ愛して、老いて渋紙のようなしわくちゃの容貌になると見向きもしないなんてことも当然純愛ではないはずだ。
性格についても同じである。一般的には「彼の優しい人格に惹かれて、愛の関係を育んだ」などと言えば純愛扱いされるようだが、条件節があるということは「優しくなければ、愛さない」と暗に述べたも同然で、それは金銭や容姿を条件とする愛の構造と同型であり、愛さないという世界の可能性がある限り純愛ではない。
純愛とは対象のあらゆる状態を度外視して愛すことであり、状態条件に左右されて「椅子に座った提督は好き、立ち上がった提督は嫌い」などと言っている内は純愛ではないのだ。対象から環境、肉体、精神という経験的要件を全て捨象しても愛することができなければならない。つまり、究極的にはその人生において対象に出会うことがなかったとしても、その対象を愛するということこそ純愛の唯一の成立条件なのだ。
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:28:16.68 ID:iHsws6qc0
不純な愛は対象をよく知ろうと欲して、その過程で愛に値するものとしないものとをふるい分ける、愛する故に憎しむというアンビバレンスはここで生まれる。不純な愛に関する洗練は基準を徐々に厳しくすることでなされていく。そして、しまいには基準をクリアするような愛に値する対象は砂粒程度になるという結末を迎え、「愛に値する対象が無い」と嘆く羽目になるのだ。
無対象を愛する純愛にそのような破局の心配はない。ただ困ったことには、榛名が提督を純粋に愛する時、その対象である提督とは何者かが不明になるという問題を抱えざるをえなかった。
榛名は布団から出た。大窓からはいまだ朝日が執務室に差し込んでおり、榛名の裸体を黄色く照らし出した。花火を見るため夏に改装した大窓は縦滑り式に少しだけ開けられており、そこからふかまった秋の冷たい朝風が室内のフラワーアレンジメントを幽かに揺らしている。提督の死体を発見した時から既に相応の時間が経過したはずだったが、榛名が操作したところ以外の状況は何も変わっていなかった。
少し変に感じた榛名は窓から裸体が丸見えになるのも構わず、大窓の縁に手を掛けて大きく押し開けた。途端に風はやみ、朝日は閉ざされた。空と海は真っ黒だった。何かに染められたという風ではなく、完全に空と海は非物質的で観念的な黒色に置き換えられている。鎮守府の埠頭や桟橋がそこにめり込むように存在を主張し、普段は味気ない灰色の港倉庫の風景が明度彩度の高さで最も目立っている。
空と海に成り代わった黒色はただ黒いだけではなく「NO DATA」という赤文字を浮き彫りにしていた。「NO DATA」の赤文字は一つではなく列を作るように並び、見えないノートの罫線にでも沿うようにして何列にも平行に横並びしている。
また、空と海は同じ「NO DATA」であるにもかかわらず、溶け合うことはなく、各々の「NO DATA」の方向を貫くため、襟を合わすようにして「NO DATA」の文字列は互いに逆向きに重なり合い、そのズレ部分が黒い海の果てに主観的輪郭としての水平線を形作っている。
無対象を愛する純愛にそのような破局の心配はない。ただ困ったことには、榛名が提督を純粋に愛する時、その対象である提督とは何者かが不明になるという問題を抱えざるをえなかった。
榛名は布団から出た。大窓からはいまだ朝日が執務室に差し込んでおり、榛名の裸体を黄色く照らし出した。花火を見るため夏に改装した大窓は縦滑り式に少しだけ開けられており、そこからふかまった秋の冷たい朝風が室内のフラワーアレンジメントを幽かに揺らしている。提督の死体を発見した時から既に相応の時間が経過したはずだったが、榛名が操作したところ以外の状況は何も変わっていなかった。
少し変に感じた榛名は窓から裸体が丸見えになるのも構わず、大窓の縁に手を掛けて大きく押し開けた。途端に風はやみ、朝日は閉ざされた。空と海は真っ黒だった。何かに染められたという風ではなく、完全に空と海は非物質的で観念的な黒色に置き換えられている。鎮守府の埠頭や桟橋がそこにめり込むように存在を主張し、普段は味気ない灰色の港倉庫の風景が明度彩度の高さで最も目立っている。
空と海に成り代わった黒色はただ黒いだけではなく「NO DATA」という赤文字を浮き彫りにしていた。「NO DATA」の赤文字は一つではなく列を作るように並び、見えないノートの罫線にでも沿うようにして何列にも平行に横並びしている。
また、空と海は同じ「NO DATA」であるにもかかわらず、溶け合うことはなく、各々の「NO DATA」の方向を貫くため、襟を合わすようにして「NO DATA」の文字列は互いに逆向きに重なり合い、そのズレ部分が黒い海の果てに主観的輪郭としての水平線を形作っている。
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:31:46.69 ID:iHsws6qc0
客観的には実在しない真っ黒な水平線の境界に榛名は魅入った。「NO DATA」、情報量ゼロの存在に境界があること、「NO DATA」の空に「NO DATA」の海と個別化が可能であると示す景色に榛名は何か感じ入るものがあったのではないか。
世界の大部分である空と海が「NO DATA」と無化してしまったことは世界という存在にとって大変な危機であるのだから、榛名は焦燥や絶望を持つべきであったのかもしれない。しかし、榛名は提督を純粋に愛する純愛者であって、それ故に世界の滅亡をそれとなく喜ぶ気持ちが大きいのは否めない事実であった。
「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」「どうして世界は、つまり何を意味するにせよ具体的対象があるのか」という問は世界が存在する必然性の根拠を尋ねる。これに対する解答は次のように考えることもできよう。
無の不可能を証明することが同時に存在の必然を証明するのだから、解答は確率的に無の世界がほとんど不可能であることを証明すればいいはずである。「なぜ何かがあるのか」という問はあらゆる考えられるべき世界において、どうして無の世界が現実となるのではなく、何か対象を持つ世界が現実となっているのかを問うている。
世界を区別するものは「今日は晴れた」「猫が机の下にいる」などの命題で、ある世界では真で別の世界では偽となるような命題による。だから、そのような命題の組み合わせを無数に考えられる有の世界では可能性として世界は無限に多くある。
しかし、無の世界は一つである。なぜなら複数の無の世界を考えるには、無の世界のうち一方では肯定され他方では否定されうる命題がなければならないが、しかもそれは具体的対象を欠いた命題でなければならず、そのような命題は不可能であるからだ。無は他の無と区別出来ない。そして、無限に多くある世界のうちで無の世界がたかだか一つしかないのなら、無の世界が現実となる確率はゼロとみなしてよい。
世界の大部分である空と海が「NO DATA」と無化してしまったことは世界という存在にとって大変な危機であるのだから、榛名は焦燥や絶望を持つべきであったのかもしれない。しかし、榛名は提督を純粋に愛する純愛者であって、それ故に世界の滅亡をそれとなく喜ぶ気持ちが大きいのは否めない事実であった。
「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」「どうして世界は、つまり何を意味するにせよ具体的対象があるのか」という問は世界が存在する必然性の根拠を尋ねる。これに対する解答は次のように考えることもできよう。
無の不可能を証明することが同時に存在の必然を証明するのだから、解答は確率的に無の世界がほとんど不可能であることを証明すればいいはずである。「なぜ何かがあるのか」という問はあらゆる考えられるべき世界において、どうして無の世界が現実となるのではなく、何か対象を持つ世界が現実となっているのかを問うている。
世界を区別するものは「今日は晴れた」「猫が机の下にいる」などの命題で、ある世界では真で別の世界では偽となるような命題による。だから、そのような命題の組み合わせを無数に考えられる有の世界では可能性として世界は無限に多くある。
しかし、無の世界は一つである。なぜなら複数の無の世界を考えるには、無の世界のうち一方では肯定され他方では否定されうる命題がなければならないが、しかもそれは具体的対象を欠いた命題でなければならず、そのような命題は不可能であるからだ。無は他の無と区別出来ない。そして、無限に多くある世界のうちで無の世界がたかだか一つしかないのなら、無の世界が現実となる確率はゼロとみなしてよい。
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:38:07.18 ID:iHsws6qc0
世界存在の必然性が無の単一への収束に基づくというのなら、榛名の純愛と世界の存在はトレードオフの関係にあると言えた。榛名の純愛対象たる提督はもはや全ての状態属性を抽象された何者か『X』であり、それは何ものも含まない無であるべきだった。
もし『X』に何かがあるというなら、愛は所詮その何かを条件的に愛しているに過ぎない。榛名が純粋に提督を愛す時、それはもはや提督を愛していては純愛足り得なかった。提督の肉体、精神、環境、記憶、思い出といったあらゆる属性が欠落しようと反転しようと愛すること、それが榛名の決定した究極の純愛である。
しかし、榛名が愛する無は提督を抽象した後に残る空虚『X』ただ一つである。抽象すれば全ては無に帰すからといって、榛名の純愛が『X』以外のものにまで及ぶはずもない。純愛は一途であるものだからだ。
そのため、榛名にとって『X』が他の無と区別されなければならないのは当然であり、無の個体化こそ榛名の純愛を可能とする絶対的条件であった。榛名は己の純愛を貫くためになら、世界存在の必然性なんてものは放棄して構わなかった。いや、むしろ世界存在の必然性を否定するために世界が無に帰れば良いとさえ考えていた。
無の区別不可能性に基づいてその存在の必然が保証された世界が無化するということは、無が区別できることの証左となり榛名にはとても良いことのように思われた。榛名にとって世界の破滅こそ純愛への希望であった。
世界は「NO DATA」の黒色に押しつぶされ全てが無かったことになろうとしていた。榛名は大丈夫だった。純愛は全てを無かったことにしても生き続ける。むしろ、無の世界においてこそ純愛は最も輝く。提督と榛名を空虚にした後に残る『X』。全てを脱ぎ去り丸裸になった『X』。最も純粋な裸体『X』同士を重ね合わせることで卑俗な性を超越した彼岸にある最高のセックス、ただ純粋運命によって結ばれた純愛関係を目前にして榛名は全てを良しとした。
おわり
もし『X』に何かがあるというなら、愛は所詮その何かを条件的に愛しているに過ぎない。榛名が純粋に提督を愛す時、それはもはや提督を愛していては純愛足り得なかった。提督の肉体、精神、環境、記憶、思い出といったあらゆる属性が欠落しようと反転しようと愛すること、それが榛名の決定した究極の純愛である。
しかし、榛名が愛する無は提督を抽象した後に残る空虚『X』ただ一つである。抽象すれば全ては無に帰すからといって、榛名の純愛が『X』以外のものにまで及ぶはずもない。純愛は一途であるものだからだ。
そのため、榛名にとって『X』が他の無と区別されなければならないのは当然であり、無の個体化こそ榛名の純愛を可能とする絶対的条件であった。榛名は己の純愛を貫くためになら、世界存在の必然性なんてものは放棄して構わなかった。いや、むしろ世界存在の必然性を否定するために世界が無に帰れば良いとさえ考えていた。
無の区別不可能性に基づいてその存在の必然が保証された世界が無化するということは、無が区別できることの証左となり榛名にはとても良いことのように思われた。榛名にとって世界の破滅こそ純愛への希望であった。
世界は「NO DATA」の黒色に押しつぶされ全てが無かったことになろうとしていた。榛名は大丈夫だった。純愛は全てを無かったことにしても生き続ける。むしろ、無の世界においてこそ純愛は最も輝く。提督と榛名を空虚にした後に残る『X』。全てを脱ぎ去り丸裸になった『X』。最も純粋な裸体『X』同士を重ね合わせることで卑俗な性を超越した彼岸にある最高のセックス、ただ純粋運命によって結ばれた純愛関係を目前にして榛名は全てを良しとした。
おわり
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:43:19.92 ID:iHsws6qc0
今まで書いたドッキリスレは読者の反応が余り良くなかったので、今回の筋書きとして「提督がドッキリして、ネタばらしして、対象艦娘と仲良くなって、結婚して、性関係を結び、対象艦娘が世界を敵にするほどの純愛に目覚める」というテンプレートを採用してみた。
細かい所を抜けば比較的親しみのある展開になったはず。
ドッキリスレ
提督「なに? RUCKだと?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433516717/
提督「夕ヌキ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437473182/
細かい所を抜けば比較的親しみのある展開になったはず。
ドッキリスレ
提督「なに? RUCKだと?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433516717/
提督「夕ヌキ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437473182/
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/28(水) 01:50:57.67 ID:jUtB7ISqo
乙
つまり榛名は見境なしのビッチってこと?
つまり榛名は見境なしのビッチってこと?
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445961577/
Entry ⇒ 2015.10.30 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)