岡崎泰葉「星に囲まれて。」
1: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 22:14:43.16 ID:edYuHYdV0
みなさんから見て私はどう思われているのでしょうか?
真面目と思われてるのでしょうか?固いと思われているのでしょうか?
それも確かに私の一面であるとは思います。
確かにみなに冗談で先輩といわれているほどにはまっすぐに生きていきました。
ただ私だってわがまま言いたくなるときだってあるんです。
例えば誕生日の前後ぐらい少しわがまま言ってもいいですよね?
2: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 22:21:00.51 ID:edYuHYdV0
仕事が終わって迎えに来たPさんと二人車の中。どきどきしています。
私はPさんを慕っています。なんてミスプロ意識とまで言われた私にはあるまじき行為だと思います。
しかし好意を持つことはやめられません。
…ふふ、楓さんの影響を受けていますね。
そういえばアイドルになる前に楓さんとは面識あったんですが、あの人も変わりました。お互い様。
少し話がずれましたね。私がPさんを好きって話ですよね。
私はこの気持ちが恋であるとははっきりはいえません。
4: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 22:27:24.12 ID:edYuHYdV0
なんせ今まで恋というものをしたことがなかったもんですから。
初めて心を開けた異性がPさんだから慕っているのでしょうか?
これはいわゆる恋に恋してる状態なのでしょうか?
だけどこれだけはいえます。Pさんといると心があったかくなります。
多分Pさんは私の好意に気がついています。その上で気がつかないふりをしていてくれます。
私はPさんがひどい人だとは思いません。むしろ感謝しているぐらいです。
Pさんが私の気持ちを無視してくれているから私はちゃんとアイドルを続けられるんです。
5: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 22:29:49.87 ID:edYuHYdV0
叶わない片思いはずっとその人を好きでいられるから幸せ。
そんなことをまゆちゃんが言っていました。
あの子は昔と変わりませんね。少し安心したような、でも少し複雑な気分です。
私もそうなんですかね?やっぱり経験にはないことなのでしっかりと確証は持てません。
多分好き。それでいいです。
手のかからない子だとPさんは言ってくれます。それはそれで嬉しいです。
でも少しかまってほしいです。だからわがまま言います。これぐらいは許してくれるよね?
6: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 22:32:20.88 ID:edYuHYdV0
「そういえばさ、女の子ってプレゼントされて嬉しいものとかある?」
「どうしたんですか急に?」
「いや、泰葉の意見でいいんだ。今、泰葉がほしいものとかある?」
不自然なPさんの質問。意図はわかります。
だってそろそろ私の誕生日。プレゼントを考えていると他の子から教えてもらいました。
少しいじわるしてみようかな?いいや、私が素直にほしいものを答えよう。
変なこといって変なものプレゼントされるのも嫌だしね。
7: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 22:36:02.38 ID:edYuHYdV0
「この前お仕事でプラネタリウムに行ったじゃないですか。あれを忘れられなくて、調べてみたら家用のプラネタリウムってあるらしいし、それがほしいですね。」
「それがほしいのか?」
「はい。女の子のプレゼントとしてはわかりませんけど、私だったらそれがほしいです。」
「いや、泰葉の意見でいいよ。ありがとな。」
ふふ、Pさんのプレゼント。何が渡されるかは多分わかってしまったけどそれでも楽しみです。
そのとき車のラジオから流れている曲。英語の歌詞で意味はところどことしかわかりません。
さらには歌っている方が非常に癖のある歌い方をするので単語も上手く拾えません。
ジュピターやマーズ、さらにはスターやムーンと言っているので宇宙に関する曲でしょうか?
今してた会話とリンクしていた気がして興味を持ちました。
8: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 22:45:06.87 ID:edYuHYdV0
「この曲、いい曲ですね。」
「お、いい趣味しているじゃないか。俺も好きなんだよ。」
「宇宙に関する曲なんですか?」
「うん、まあそうともいえるし違うともいえるかな。」
「どういう意味ですか?」
「確かに宇宙の話はしているけど本題は違うんだよ。」
「そうなんですか?なんの話をしているのですか?」
「それは自分で調べてみな。泰葉ならどう言いかえるかな?」
「言い換える?この曲の題名は?」
「Fly me to the moonだよ。」
「わかりました。調べてみます。」
9: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 22:50:02.88 ID:edYuHYdV0
送ってもらったPさんにしっかりとお礼を言ってわかれます。
明日からは誕生日まではあえません。
だからPさんとしては私のほしいものを聞く最後のチャンスだったのでしょう。
少し強引でもちゃんと言えてよかったです。
それはそうと早速調べてみましょう。
フライミートゥザムーンでしたっけ?
ふむふむ、なるほど。だから言い換える。
私は一人で納得しました。Pさんからの課題、どう答えましょうか?
10: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 22:57:37.41 ID:edYuHYdV0
私は誕生日までずっと答えを探しました。でも自分のしっくりと来るものがありません。
そんなことしているうちに誕生日当日です。
今まで誕生日なんて気にしたことなかったのにこの事務所は軽いパーティもやってくれるしみんな祝ってくれる。
楽しみなイベントに変わりました。待ち遠しい、待ち遠しい。
そんなことを思うたびに時間はよりゆっくり進んでいく感じがしました。
うーん、晶葉ちゃん辺りが時間の流れをゆっくりにするロボでも作っているのでしょうか?
一人で考えて一人で笑ってしまいます。以前の私ではこんな発想出てくるはずがなかったんですけど。
やっぱり私は変われました。たくさんの人に感謝しないといけませんね。
11: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 23:00:03.39 ID:edYuHYdV0
パーティも終わり人が帰っていきます。私は主役だったのでまだ事務所に残っています。
Pさんからのプレゼントもまだもらってないですから。
最後にちひろさんが帰って事務所の中に私とPさんの二人きりになりました。
やっぱり二人きりはいつでもどこでも緊張するものですね。
Pさんはいたずらっ子のような表情、それでいて子供みたいな素直な表情。
そんな顔で私に「ちょっと待ってろ。」といい一人応接室に入っていきます。
なにがおこるのでしょうか?半分くらいわかっています。でも楽しみです。
12: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 23:30:57.30 ID:edYuHYdV0
「もういいぞ。」
楽しそうなPさんの声が聞こえます。私は「はい。」短く返事して応接室に向かいます。
扉を開けると…、そこには確かに宇宙が広がっていました。
「綺麗…。」
思わず声が漏れます。家庭用プラネタリウムってここまで綺麗なんですね。
思ってた以上の光景に私はただただ目を奪われました。
感動、今の私の感情を表す言葉は見つかりません。一番近い言葉を選ぶとしたら感動です。
「そうだろ。すごいだろ。」
Pさんが私の反応に満足した様子で答えます。
確かにこの顔はいたずらが成功した子供です。
13: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 23:35:53.97 ID:edYuHYdV0
「昔俺も一時期はまってさ、家にちょうどいいのがあったから持ってきたよ。」
「でもこれいいやつだから高いんじゃないですか?」
「いや、いいんだよ。俺の家でほこりかぶっているよりは泰葉に使われていたほうがこいつも幸せだろう。」
「ありがとうございます。」
「よろこんでもらえてよかったよ。」
しかし、こうも満足気な顔をしていると私も反撃したくなります。
これが私のいたずらで、わがままです。
14: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 23:51:36.33 ID:edYuHYdV0
「綺麗な星たちに囲まれて、遊んでみたいですね。」
「どうした急に?」
「今は地球は夏ですね。木星や火星にはどんな夏が訪れるのでしょうか?」
「うん?」
「私を月へ連れて行ってください!」
「なるほど。」
Pさんは苦虫を噛み潰したような顔をしています。
それもそのはず、これはダイレクトな告白ですから。
そのときの私はPさん以上にいたずらが成功した子供のような表情をしていたでしょう。
多分、いや絶対そうです。
15: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 23:55:02.18 ID:edYuHYdV0
「泰葉をトップアイドルという星に連れて行くよ。」
ふふ…、予想通りの答えです。
しかし、これで満足です。
なら私はそれと同じ星を見るだけです。
「なら私も、言い換えるならトップアイドルという星に連れて行ってください。」
「ああ、約束する。」
「月に行くのはそのあとでいいです。」
あくまで私は諦めません。
また困ってますね。少しいじめすぎたかな?
16: ◆foQczOBlAI 2015/07/16(木) 23:57:41.40 ID:edYuHYdV0
流石にみんなからもプレゼントをもらっているし、さらにプラネタリウムを持って帰るのは大変なのでPさんが送ってくれることになりました。
次はまた二人きりの車内。どきどき。
「雲ひとつない空だな。」
「そうですね。だけど星の数はさっきのには負けますね。」
「そうだな。でも今日の月は綺麗だな。」
「え?」
「俺だって思うところがあるんだよ。」
「じゃあ私だって、死んでもいいです。」
「それは俺が困るな。」
「私もまだ死にたくないです。」
17: ◆foQczOBlAI 2015/07/17(金) 00:00:22.45 ID:DF7QPcE70
「トップアイドルになったあとな。」
「はい。」
互いに好きって言葉は言いません。
それはなんだか無粋な気がします。
だから色々な言葉に言い換えます。
「Pさん、今いい言いかえが思いつきました。」
「なんだ?」
「私のわがままに付き合ってください。」
この気持ちに気づいたから手放したくありません。
アピールがきいてたみたいですね。
私だってわがまま言いたくなるときぐらいあるんです。
18: ◆foQczOBlAI 2015/07/17(金) 00:01:15.34 ID:DF7QPcE70
以上で短いけど終わりです。
泰葉誕生日おめでとう。
泰葉誕生日おめでとう。
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:57:26.17 ID:5GLNqxoe0
乙
とても素晴らしかった
とても素晴らしかった
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 05:14:36.67 ID:758Y4SqF0
知的なやり取りができるPさんのセンスの良さ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437052473/
Entry ⇒ 2015.07.31 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
北条加蓮「菜々ちゃん、ちょっと学校の宿題を教えてよ」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:40:36.98 ID:2fREy5KF0
――事務所――
安部菜々「ただいうっさみーん♪」
北条加蓮「あ、おかえり菜々ちゃん。そうだ、ちょうどいいタイミングっ」
菜々「ほほう。ナナになにか用でも?」
加蓮「うん。今ちょうど学校の宿題をやっててさ。なんか難しいんだよねー、これ。手伝ってくれない?」
菜々「え゛?」
安部菜々「ただいうっさみーん♪」
北条加蓮「あ、おかえり菜々ちゃん。そうだ、ちょうどいいタイミングっ」
菜々「ほほう。ナナになにか用でも?」
加蓮「うん。今ちょうど学校の宿題をやっててさ。なんか難しいんだよねー、これ。手伝ってくれない?」
菜々「え゛?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:42:01.08 ID:2fREy5KF0
加蓮「長期ロケで学校を空けてたせいかな。勉強が急に難しくなってね。宿題を出さないと先生がうるさくてさー」
菜々「た、大変ですよね! 宿題は大切ですからね!」
加蓮「モバP(以下「P」)さんに教えてって頼んでも、学校の宿題は自分でしろって言うんだよ? ひどいと思わない?」
菜々「そ、それはひどいですねぇ、アハハ」
加蓮「ってことで、教えてくれない?」
菜々「え、ええーっと……その、それはちょっと困るっていうか、…………高校の内容とかもう覚えていないっていうか(ボソッ)」
菜々「た、大変ですよね! 宿題は大切ですからね!」
加蓮「モバP(以下「P」)さんに教えてって頼んでも、学校の宿題は自分でしろって言うんだよ? ひどいと思わない?」
菜々「そ、それはひどいですねぇ、アハハ」
加蓮「ってことで、教えてくれない?」
菜々「え、ええーっと……その、それはちょっと困るっていうか、…………高校の内容とかもう覚えていないっていうか(ボソッ)」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:44:13.22 ID:2fREy5KF0
加蓮「……あっ。分かった!」
菜々「(ぎくっ!)」
加蓮「そっか。菜々ちゃんも実は宿題に困ってたんだね」ニヤニヤ
菜々「……………………」
菜々「そ、そうなんですよぉ~。やっぱりアイドルやってると、ね? 疎かになってしまうっていうか……」
菜々「(ぎくっ!)」
加蓮「そっか。菜々ちゃんも実は宿題に困ってたんだね」ニヤニヤ
菜々「……………………」
菜々「そ、そうなんですよぉ~。やっぱりアイドルやってると、ね? 疎かになってしまうっていうか……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:46:23.51 ID:2fREy5KF0
加蓮「ふふっ。ダメだよ菜々ちゃん。学生だったら、最低限、赤点くらいは回避できてないと。Pさんに叱られちゃうよ?」
菜々「そ、そうですね、アハハハ……」
加蓮「親もうるさいしさぁ。あ、でもうちは成績が多少悪くてもアイドルやめろとか言わないだけマシなのかな?」
加蓮「……たぶん、言っても無駄だって思われてるんだろうけど」
菜々「加蓮ちゃんのアイドルにかける情熱は、きっと親御さんも分かってるんだと思いますよ!」
加蓮「だといいけどね。でも菜々ちゃんでダメならどうしよっかな……凛も奈緒も今日はいないし、宿題、明日までなんだよね……」
菜々「そ、そうですね、アハハハ……」
加蓮「親もうるさいしさぁ。あ、でもうちは成績が多少悪くてもアイドルやめろとか言わないだけマシなのかな?」
加蓮「……たぶん、言っても無駄だって思われてるんだろうけど」
菜々「加蓮ちゃんのアイドルにかける情熱は、きっと親御さんも分かってるんだと思いますよ!」
加蓮「だといいけどね。でも菜々ちゃんでダメならどうしよっかな……凛も奈緒も今日はいないし、宿題、明日までなんだよね……」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:47:53.43 ID:2fREy5KF0
高森藍子「こんにちはっ♪」
加蓮「ん、藍子。こんにちは」
菜々「こんにちうっさみーん♪ 藍子ちゃん、それお土産ですか?」
藍子「はいっ。街外れに静かな森カフェがあって、そこのロールケーキがすっごく美味しくて!」
菜々「いいですね! みんなで食べちゃいましょう!」
藍子「はいっ」
加蓮「ん、藍子。こんにちは」
菜々「こんにちうっさみーん♪ 藍子ちゃん、それお土産ですか?」
藍子「はいっ。街外れに静かな森カフェがあって、そこのロールケーキがすっごく美味しくて!」
菜々「いいですね! みんなで食べちゃいましょう!」
藍子「はいっ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:49:29.65 ID:2fREy5KF0
加蓮「ねえねえ藍子。ちょっといい?」
藍子「……?」
加蓮「えっとさ、宿題が難しくて。教えてくれない?」
藍子「いいですけど、私もそんなに上手くは――」
加蓮「菜々ちゃんは役に立たないっぽいし、Pさんは薄情だし、凛も奈緒もいないし、もう藍子しか頼れる人がいないんだ」
藍子「……?」
加蓮「えっとさ、宿題が難しくて。教えてくれない?」
藍子「いいですけど、私もそんなに上手くは――」
加蓮「菜々ちゃんは役に立たないっぽいし、Pさんは薄情だし、凛も奈緒もいないし、もう藍子しか頼れる人がいないんだ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:50:55.23 ID:2fREy5KF0
加蓮「……? え、なんかおかしいとこあった?」
藍子「え、だって、菜々さんって……」チラッ
菜々「あ、あは、あはははは……」
加蓮「変な藍子」クスッ
加蓮「同じ高校生なんだから、教えてって頼んでもいいじゃん」
藍子「………………………………え?」
藍子「え、だって、菜々さんって……」チラッ
菜々「あ、あは、あはははは……」
加蓮「変な藍子」クスッ
加蓮「同じ高校生なんだから、教えてって頼んでもいいじゃん」
藍子「………………………………え?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:53:58.94 ID:2fREy5KF0
加蓮「あ、分かった。藍子も宿題は自分でやらないと意味がないって言うんだ。いーよいーよ、1人で唸ってるもん」
藍子「………………えっと、あの、加蓮ちゃん……?」
加蓮「たまにちらちらって見て罪悪感を傷めつけてやるんだっ」ノートヒラキ
藍子「…………え、ええ?」
加蓮「はぁ……いっそ答えでもつけてくれればいいのになぁ……」カキカキ
藍子「………………えっと、あの、加蓮ちゃん……?」
加蓮「たまにちらちらって見て罪悪感を傷めつけてやるんだっ」ノートヒラキ
藍子「…………え、ええ?」
加蓮「はぁ……いっそ答えでもつけてくれればいいのになぁ……」カキカキ
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:55:19.35 ID:2fREy5KF0
加蓮「めんどくさーい……」
こそこそ・・・
藍子(あ、あのっ、菜々さん。もしかして、加蓮ちゃんって)
菜々(…………み、みたいですねぇ)アハハ
藍子(……なんだか、すごく意外ですっ)
菜々(正直、ナナもびっくりしてますよ。とうの昔に見抜かれてるものかと)
藍子(どうするんですか?)
菜々(え、ええと……お口チャックの方向で!)シーッ
藍子(はいっ)シーッ
こそこそ・・・
藍子(あ、あのっ、菜々さん。もしかして、加蓮ちゃんって)
菜々(…………み、みたいですねぇ)アハハ
藍子(……なんだか、すごく意外ですっ)
菜々(正直、ナナもびっくりしてますよ。とうの昔に見抜かれてるものかと)
藍子(どうするんですか?)
菜々(え、ええと……お口チャックの方向で!)シーッ
藍子(はいっ)シーッ
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:56:47.49 ID:2fREy5KF0
加蓮「……ん? どしたの藍子。なんか私の頭についてる?」
藍子「いいえ。宿題、見せてください。私に分かるところがあったら教えますから♪」
加蓮「お、ラッキー♪ 今度、お礼にポテトでも奢るね」
藍子「お礼なんていいですよ。あっ、それなら今度、一緒にカフェに行きませんか? 最近、静かで落ち着くカフェを見つけたんです!」
加蓮「また見つけたんだ。藍子はもうカフェマスターだね」
藍子「ふふっ♪」
藍子「いいえ。宿題、見せてください。私に分かるところがあったら教えますから♪」
加蓮「お、ラッキー♪ 今度、お礼にポテトでも奢るね」
藍子「お礼なんていいですよ。あっ、それなら今度、一緒にカフェに行きませんか? 最近、静かで落ち着くカフェを見つけたんです!」
加蓮「また見つけたんだ。藍子はもうカフェマスターだね」
藍子「ふふっ♪」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 20:58:20.18 ID:2fREy5KF0
加蓮「しょうがない、ちょっと財布を軽くしちゃおっかな。そうだ、菜々ちゃんも一緒にどう? たまには女子会なんて」
菜々「い、いいですねぇ!」
藍子(女"子"会……? ……いっ、いえいえっ)ブンブンッ
加蓮「そういえば菜々ちゃんの制服姿とかって見たことないなぁ」
菜々(ぎくっ!)
菜々「い、いいですねぇ!」
藍子(女"子"会……? ……いっ、いえいえっ)ブンブンッ
加蓮「そういえば菜々ちゃんの制服姿とかって見たことないなぁ」
菜々(ぎくっ!)
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 21:00:00.07 ID:2fREy5KF0
加蓮「学校帰りにみんなでカフェに行くとか、ちょっぴり憧れてたんだ……ほら、アイドルが忙しいから、クラスメイトとはどうしても時間が合わなくて」
藍子「い、いいですね……」アハハ
菜々「そ、そうですね!」アハハ
加蓮「っと、今はそれより宿題だ。藍子、教えて教えて」
藍子「あ、はいっ。えっと、この問題はたぶんこの公式を使って――」
加蓮「あー、それかー。この前に習ったばっかりのヤツだ……お、解けた!」
藍子「やりましたねっ」
藍子「い、いいですね……」アハハ
菜々「そ、そうですね!」アハハ
加蓮「っと、今はそれより宿題だ。藍子、教えて教えて」
藍子「あ、はいっ。えっと、この問題はたぶんこの公式を使って――」
加蓮「あー、それかー。この前に習ったばっかりのヤツだ……お、解けた!」
藍子「やりましたねっ」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 21:01:47.25 ID:2fREy5KF0
加蓮「ふふっ。そうだ、菜々ちゃんも藍子に教えてもらったら? 勉強、苦手なんでしょ」
菜々「え゛」
藍子「……えと……」
加蓮「って、あ、無理か」
菜々(ぎくっ!)
加蓮「菜々ちゃんは17歳だから高校2年か3年だよね。1年の藍子じゃ難しっか」
菜々「ほっ……」
菜々「え゛」
藍子「……えと……」
加蓮「って、あ、無理か」
菜々(ぎくっ!)
加蓮「菜々ちゃんは17歳だから高校2年か3年だよね。1年の藍子じゃ難しっか」
菜々「ほっ……」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 21:03:11.86 ID:2fREy5KF0
加蓮「そういえば菜々ちゃんって何年生なの? 聞いたことなかったな」
菜々「ぎくっ!」
藍子「あ、あの、加蓮ちゃん……」
加蓮「もしかして3年生? あっ、でもどっちにしても私から見たら先輩か。菜々先輩って呼んだ方がいい? 今までずっとちゃん付けしちゃってたけど」
菜々「な、ナナはそういう上下関係とかはそんなにこだわっていないので、今まで通りでいいですよ?」
菜々「ぎくっ!」
藍子「あ、あの、加蓮ちゃん……」
加蓮「もしかして3年生? あっ、でもどっちにしても私から見たら先輩か。菜々先輩って呼んだ方がいい? 今までずっとちゃん付けしちゃってたけど」
菜々「な、ナナはそういう上下関係とかはそんなにこだわっていないので、今まで通りでいいですよ?」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 21:04:58.89 ID:2fREy5KF0
加蓮「そっか。よかった。こんなに話せる学生仲間って、なんだかいいよねっ」ニコッ
加蓮「ほら、私って……その、昔から入院と退院を繰り返してばっかりだから、学校でなかなか友達ができなくて……」
加蓮「でも今は、こうして藍子がいて、菜々ちゃんがいる。私、すっごく幸せだよっ!」パアーッ
菜々「はうっ」グサッ
藍子「そ、そうですね、ヨカッタデスネ……」ヒキツリエガオ
加蓮「……? 2人ともどしたの?」
加蓮「ほら、私って……その、昔から入院と退院を繰り返してばっかりだから、学校でなかなか友達ができなくて……」
加蓮「でも今は、こうして藍子がいて、菜々ちゃんがいる。私、すっごく幸せだよっ!」パアーッ
菜々「はうっ」グサッ
藍子「そ、そうですね、ヨカッタデスネ……」ヒキツリエガオ
加蓮「……? 2人ともどしたの?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 21:06:25.22 ID:2fREy5KF0
菜々「(どうしましょう藍子ちゃん、ナナ今めちゃくちゃ胸が痛いんですけど!)」
藍子「(……胸……?)」
菜々「(ギャアア! こっちもこっちでマズイことになってるーっ!)」アワワ
加蓮「あ……そっか。そういうことか」
菜々「!」
加蓮「ふふっ。ごめんね。暗い話をしちゃって。こんなこと言われたら困っちゃうよね」
菜々「い……いや、その……」
藍子「か、加蓮ちゃんがお話ししたいなら、私はいつだって聞きますからっ」
藍子「(……胸……?)」
菜々「(ギャアア! こっちもこっちでマズイことになってるーっ!)」アワワ
加蓮「あ……そっか。そういうことか」
菜々「!」
加蓮「ふふっ。ごめんね。暗い話をしちゃって。こんなこと言われたら困っちゃうよね」
菜々「い……いや、その……」
藍子「か、加蓮ちゃんがお話ししたいなら、私はいつだって聞きますからっ」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 21:07:54.55 ID:2fREy5KF0
加蓮「ありがと、藍子。で、結局、菜々ちゃんって何年生? もし3年生ってなったら受験とかあるよね。大学進学したりするのかな」
菜々「え、ええとですね、それは」
加蓮「大学生の菜々ちゃんかー。あはっ、なんだか菜々ちゃんって感じがしないね。菜々さんって感じ」
菜々(そりゃそうでしょうねぇ!)
藍子「……あ、あはは、ほら、加蓮ちゃん。菜々さんはウサミン星に住んでいるんですから、地球の高校とは違うんですよ♪」
菜々(ナイスです藍子ちゃん!)
菜々「え、ええとですね、それは」
加蓮「大学生の菜々ちゃんかー。あはっ、なんだか菜々ちゃんって感じがしないね。菜々さんって感じ」
菜々(そりゃそうでしょうねぇ!)
藍子「……あ、あはは、ほら、加蓮ちゃん。菜々さんはウサミン星に住んでいるんですから、地球の高校とは違うんですよ♪」
菜々(ナイスです藍子ちゃん!)
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 21:09:49.04 ID:2fREy5KF0
加蓮「………………」
加蓮「………………いや、あの、藍子?」
加蓮「確かに私は藍子よりちょおっと世間知らずかもしれないっていうか、子供の時にやる遊びをやってないかもしれないけどさ」
加蓮「菜々ちゃんのウサミン星っていうのがネタなのは、その……いくら私でも分かるよ……?」
菜々「え゛」
藍子「え!?」
加蓮「………………いや、あの、藍子?」
加蓮「確かに私は藍子よりちょおっと世間知らずかもしれないっていうか、子供の時にやる遊びをやってないかもしれないけどさ」
加蓮「菜々ちゃんのウサミン星っていうのがネタなのは、その……いくら私でも分かるよ……?」
菜々「え゛」
藍子「え!?」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 21:11:46.31 ID:2fREy5KF0
加蓮「あーっ、何その意外な顔!? 菜々ちゃんの出身地はホントにウサミン星です、なんて、それを私が信じてたとでも思ってるの!?」
藍子「え、え!?」
加蓮「ひっどいなぁ……。あ、でも安心してね。クリスマスメモリーズでLIVEする時なんかは、ちゃんとそういう設定でやり通すから」ニコッ
菜々「は、はぁ、ありがとうございます加蓮ちゃん……」
加蓮「これでも演技には自信があるんだ」
藍子「え、え!?」
加蓮「ひっどいなぁ……。あ、でも安心してね。クリスマスメモリーズでLIVEする時なんかは、ちゃんとそういう設定でやり通すから」ニコッ
菜々「は、はぁ、ありがとうございます加蓮ちゃん……」
加蓮「これでも演技には自信があるんだ」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 21:13:03.60 ID:2fREy5KF0
藍子「…………(あの、これ、どういうことでしょうか)」チラッ
菜々「…………(そんなのナナが知りたいですよぉ!)」ウガー!
藍子「…………(演技に自信があるって言ってるのに、菜々さんの、その……それ……には気付いていない、の……?)」ハテ?
菜々「…………(ま、まあ、加蓮ちゃんだって完璧じゃありませんし)」ニガワライ
加蓮「ねえ藍子。この問題はどうやって解くの?」
藍子「あ、はい! ええと、この問題は――」
藍子(……まあ、これでいい、のかな……?)
菜々「…………(そんなのナナが知りたいですよぉ!)」ウガー!
藍子「…………(演技に自信があるって言ってるのに、菜々さんの、その……それ……には気付いていない、の……?)」ハテ?
菜々「…………(ま、まあ、加蓮ちゃんだって完璧じゃありませんし)」ニガワライ
加蓮「ねえ藍子。この問題はどうやって解くの?」
藍子「あ、はい! ええと、この問題は――」
藍子(……まあ、これでいい、のかな……?)
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:25:57.87 ID:2fREy5KF0
<メイドカフェ編>
――街中――
北条加蓮「それでその時に凛がね――」
高森藍子「あはっ。凛ちゃんはいつもカッコイイですね――」
加蓮「私だってかっこよさじゃ負けてないんだけどなぁ。あ、でもどっちかっていうと今は可愛い衣装の方がいいかも」
藍子「加蓮ちゃんなら、似合う衣装をすぐに見つけられますよ♪」
加蓮「そうかな。これでも悩む方なんだ……可愛さって言えばキュートグループだよね。卯月……は、まあ相談相手としては頼りにならないか」
藍子「卯月ちゃんも、未央ちゃんや美嘉ちゃんからいろいろ教えてもらってますよね」
――街中――
北条加蓮「それでその時に凛がね――」
高森藍子「あはっ。凛ちゃんはいつもカッコイイですね――」
加蓮「私だってかっこよさじゃ負けてないんだけどなぁ。あ、でもどっちかっていうと今は可愛い衣装の方がいいかも」
藍子「加蓮ちゃんなら、似合う衣装をすぐに見つけられますよ♪」
加蓮「そうかな。これでも悩む方なんだ……可愛さって言えばキュートグループだよね。卯月……は、まあ相談相手としては頼りにならないか」
藍子「卯月ちゃんも、未央ちゃんや美嘉ちゃんからいろいろ教えてもらってますよね」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:27:13.80 ID:2fREy5KF0
加蓮「他にキュートグループって言えば……あっ、そうだ、菜々ちゃんがいるね」
藍子「菜々さんは――」
加蓮「って、菜々ちゃんはメイド服が多いなぁ。ああいうのって聞いたらメイド服ばっかり薦めてくるのかな。ほら、いつかのメガネ部みたいな」
藍子「め、メガネ部って……」
加蓮「や、さすがにメガキチって言うのはちょっと気が引けた」
藍子「菜々さんは――」
加蓮「って、菜々ちゃんはメイド服が多いなぁ。ああいうのって聞いたらメイド服ばっかり薦めてくるのかな。ほら、いつかのメガネ部みたいな」
藍子「め、メガネ部って……」
加蓮「や、さすがにメガキチって言うのはちょっと気が引けた」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:28:29.89 ID:2fREy5KF0
藍子「あはは……あっ、見てください加蓮ちゃん。あんなところにメイドさんがいますよっ」
加蓮「ホントだ。最近はこういう街でも見かけるようになったよね」
藍子「最近、よくテレビで見ますよね。こういう……オタクっぽいの? とか」
加蓮「藍子もやってみたら? アイドルじゃん」
藍子「私は……あはは、ちょっぴり恥ずかしいかも」
加蓮「えー」
加蓮「ホントだ。最近はこういう街でも見かけるようになったよね」
藍子「最近、よくテレビで見ますよね。こういう……オタクっぽいの? とか」
加蓮「藍子もやってみたら? アイドルじゃん」
藍子「私は……あはは、ちょっぴり恥ずかしいかも」
加蓮「えー」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:30:17.64 ID:2fREy5KF0
藍子「……あれ?」
加蓮「ん、メイドやるきっかけを思い出した?」
藍子「違いますよっ。あのメイドさんって、菜々さんじゃないですか?」
加蓮「え?」
安部菜々「みみみん、みみみん、う~さみんっ♪ みみみん、みみみん――」
加蓮「あ、菜々ちゃんだ」
藍子「メルヘンデビューを口ずさんでますね……」
加蓮「ん、メイドやるきっかけを思い出した?」
藍子「違いますよっ。あのメイドさんって、菜々さんじゃないですか?」
加蓮「え?」
安部菜々「みみみん、みみみん、う~さみんっ♪ みみみん、みみみん――」
加蓮「あ、菜々ちゃんだ」
藍子「メルヘンデビューを口ずさんでますね……」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:31:33.35 ID:2fREy5KF0
加蓮「街中でメルヘンデビューを口ずさむメイドさん……」
藍子「菜々さんですねっ。おーいっ、菜々さーんっ!」
菜々「ミミンっ!? おおっと、加蓮ちゃんに藍子ちゃん! 奇遇ですねぇ」
加蓮「ふふっ、こんにちは、菜々ちゃん。メイド服で何してるの? 営業?」
菜々「いやあ、昔お世話になっていたメイド喫茶からちょっとヘルプを頼まれちゃいまして」
藍子「あ、ちょっ――」
加蓮「昔……?」
藍子「菜々さんですねっ。おーいっ、菜々さーんっ!」
菜々「ミミンっ!? おおっと、加蓮ちゃんに藍子ちゃん! 奇遇ですねぇ」
加蓮「ふふっ、こんにちは、菜々ちゃん。メイド服で何してるの? 営業?」
菜々「いやあ、昔お世話になっていたメイド喫茶からちょっとヘルプを頼まれちゃいまして」
藍子「あ、ちょっ――」
加蓮「昔……?」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:32:58.41 ID:2fREy5KF0
菜々「アイドルを目指して早何十年、しかし現実はそう甘くはありません……やっぱりお金は必要ですから」
菜々「そんな時、あのメイドカフェにはどれほど世話になったか」
藍子「わっ、わっ……」
加蓮「……??」
菜々「――ハッ!」
菜々「い、いやあ、その、ええと……」
加蓮「あ、そっか……」
菜々「その、これはですね!?」
菜々「そんな時、あのメイドカフェにはどれほど世話になったか」
藍子「わっ、わっ……」
加蓮「……??」
菜々「――ハッ!」
菜々「い、いやあ、その、ええと……」
加蓮「あ、そっか……」
菜々「その、これはですね!?」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:34:47.78 ID:2fREy5KF0
加蓮「菜々ちゃんも、ちいさい頃からアイドルを目指してたんだね。ふふっ、私とおんなじだ」
菜々「……え」
藍子「へ?」
加蓮「あ、でも私は努力とか下積みとか大っ嫌いだったから、菜々ちゃんみたいに頑張ってきたって胸は張れないけどね」
藍子「胸……じゃなくて、ええと、加蓮ちゃん?」
菜々「……え」
藍子「へ?」
加蓮「あ、でも私は努力とか下積みとか大っ嫌いだったから、菜々ちゃんみたいに頑張ってきたって胸は張れないけどね」
藍子「胸……じゃなくて、ええと、加蓮ちゃん?」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:35:53.69 ID:2fREy5KF0
加蓮「そうだ。菜々ちゃん、そのメイドカフェに連れてってよ」
菜々「い、いやあ、その、ナナは」
加蓮「ねっ? お願い!」
菜々「……わ、分かりましたよもうっ!」
菜々「い、いやあ、その、ナナは」
加蓮「ねっ? お願い!」
菜々「……わ、分かりましたよもうっ!」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:37:21.98 ID:2fREy5KF0
――メイドカフェ――
『お帰りなさいませ、お嬢様っ!』
加蓮「わー……ホントにテレビの通りだ」
藍子「私、メイドカフェって初めて来ました……」
加蓮「私もだよ。わっ、同じメイドでも服がちょっと違うんだね。あっちのメイドさん、可愛い~」
菜々「そこを見抜くとはさすが加蓮ちゃんですね! ととっ、ナナは準備をしてきますので!」ササッ
加蓮「頑張ってね~」
『お帰りなさいませ、お嬢様っ!』
加蓮「わー……ホントにテレビの通りだ」
藍子「私、メイドカフェって初めて来ました……」
加蓮「私もだよ。わっ、同じメイドでも服がちょっと違うんだね。あっちのメイドさん、可愛い~」
菜々「そこを見抜くとはさすが加蓮ちゃんですね! ととっ、ナナは準備をしてきますので!」ササッ
加蓮「頑張ってね~」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:38:59.25 ID:2fREy5KF0
加蓮「そっか。ここが菜々ちゃんがずっとお世話になってたメイドカフェか……うん、なんだかいい場所みたいに見えてきたっ」
藍子「え、ええと、加蓮ちゃん? あの、何か疑問に思ったりはしないんですか?」
加蓮「ん? 何が?」
藍子「だってその……じ、17歳なのに"昔から"って、ほら……」
加蓮「……? 昔からやってるんでしょ。凄いことじゃん」
藍子「え、ええと、加蓮ちゃん? あの、何か疑問に思ったりはしないんですか?」
加蓮「ん? 何が?」
藍子「だってその……じ、17歳なのに"昔から"って、ほら……」
加蓮「……? 昔からやってるんでしょ。凄いことじゃん」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:40:32.00 ID:2fREy5KF0
加蓮「私なんてアルバイトもやったことないし、アイドルに憧れてたって言っても、何かやりだしたのってPさんに拾ってもらってからなんだよね」
加蓮「菜々ちゃんを見てると、なんだか自分が恥ずかしくなってくるよ」
藍子「あ、そういう感じでいくんですね……」
加蓮「それとも何? 藍子、そうやって私を落ち込ませたかった?」
藍子「え、や、ちっ、違います違いますっ」
加蓮「ふふっ」
加蓮「菜々ちゃんを見てると、なんだか自分が恥ずかしくなってくるよ」
藍子「あ、そういう感じでいくんですね……」
加蓮「それとも何? 藍子、そうやって私を落ち込ませたかった?」
藍子「え、や、ちっ、違います違いますっ」
加蓮「ふふっ」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:42:03.49 ID:2fREy5KF0
菜々「お待たせしましたっ、加蓮ちゃん、藍子ちゃん! ナナ特製のオムレツですよ!」
加蓮「お、ありが……って、私ら注文してないよ?」
菜々「いやあ、おふたりにはいつも世話になってますからね!」
加蓮「……あ、分かった。最初にサービスをさせておいて常連客を作ろうって魂胆だね」
菜々「なんでそんなひねくれたこと言うんですかね!?」
藍子(……そんな風に先読みっぽく考えられるのに、菜々さんのアレには気がついていないんですよね……)アハハ
加蓮「お、ありが……って、私ら注文してないよ?」
菜々「いやあ、おふたりにはいつも世話になってますからね!」
加蓮「……あ、分かった。最初にサービスをさせておいて常連客を作ろうって魂胆だね」
菜々「なんでそんなひねくれたこと言うんですかね!?」
藍子(……そんな風に先読みっぽく考えられるのに、菜々さんのアレには気がついていないんですよね……)アハハ
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:43:27.09 ID:2fREy5KF0
加蓮「ふふん。甘い、甘いよ菜々ちゃん。私とてグルメロケなんてもう両手両足じゃ足りないくらいやってるんだよ、たかがメイドカフェのオムレツくらいで、」
藍子「はいっ、加蓮ちゃん。あ~ん♪」
加蓮「んぐっ」
加蓮「……」モグモグ
加蓮「……」ゴクン
藍子「美味しいですか?」
加蓮「……藍子、今度から週一でここに通おう」
菜々「いつでもお待ちしてますよっ、ミミンっ♪」
藍子「はいっ、加蓮ちゃん。あ~ん♪」
加蓮「んぐっ」
加蓮「……」モグモグ
加蓮「……」ゴクン
藍子「美味しいですか?」
加蓮「……藍子、今度から週一でここに通おう」
菜々「いつでもお待ちしてますよっ、ミミンっ♪」
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:45:26.10 ID:2fREy5KF0
加蓮「『ナナ特製』ってことは、これ、菜々ちゃんが作った物なんだ」
菜々「メイドカフェも長いですからね、やっぱり慣れる物なんですよ……ハッ!」
菜々「ま、まあ長いっていってもナナはJKですしそうです高校に入った頃からなんですけど!」
加蓮「……? そりゃ菜々ちゃんはJKでしょ。だって17歳だし」
菜々「……………………あ、はい、そうですね」
菜々「メイドカフェも長いですからね、やっぱり慣れる物なんですよ……ハッ!」
菜々「ま、まあ長いっていってもナナはJKですしそうです高校に入った頃からなんですけど!」
加蓮「……? そりゃ菜々ちゃんはJKでしょ。だって17歳だし」
菜々「……………………あ、はい、そうですね」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:47:18.42 ID:2fREy5KF0
加蓮「ん~~~、おいしいっ。これだけ美味しいなら料理番組とかで優勝できちゃうんじゃない?」
菜々「そ、そうですねぇ、今度Pさんにお願いしてみましょうか、はい」
加蓮「こういう時に高校生って肩書が役に立つよね。ちょっとズルだけど、高校生ってだけで見られ方が変わるもん」
菜々「で、ですねぇ…………アハハ……………………」
加蓮「私は逆にそういうのが嫌なんだけどね。ほら、子供ってだけで気遣われるのはちょっと」
菜々「そ、そうですねぇ、今度Pさんにお願いしてみましょうか、はい」
加蓮「こういう時に高校生って肩書が役に立つよね。ちょっとズルだけど、高校生ってだけで見られ方が変わるもん」
菜々「で、ですねぇ…………アハハ……………………」
加蓮「私は逆にそういうのが嫌なんだけどね。ほら、子供ってだけで気遣われるのはちょっと」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:49:29.42 ID:2fREy5KF0
加蓮「っと……ん? 何ぽかんとしてんの? 藍子も食べたら? ほら、あーんっ」
藍子「あ、あーんっ……」
藍子「あ、ホントに美味しい……! 私の分も、注文しちゃおっかな……」
菜々「そんなに喜んでもらえるとは……ナナ感激ですよ! 何年もメイドカフェに努めていた甲斐もあったって物です!」
加蓮「え? 何年も?」
菜々「あっ!」
藍子「あ、あーんっ……」
藍子「あ、ホントに美味しい……! 私の分も、注文しちゃおっかな……」
菜々「そんなに喜んでもらえるとは……ナナ感激ですよ! 何年もメイドカフェに努めていた甲斐もあったって物です!」
加蓮「え? 何年も?」
菜々「あっ!」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:51:00.89 ID:2fREy5KF0
藍子「な、菜々さん……」
加蓮「もしかして……」
菜々「」ビクッ
加蓮「中学生の頃からいたとか?」
藍子「え」
加蓮「それとも小学生? うわっ、なんかちょっぴり犯罪っぽく……って、小学生のアイドルもたくさんいるっけ」
菜々「おお、同じみたいな物でしょ? その、実はここの店長はナナの親戚の方でして昔から良くしてもらってて」
加蓮「もしかして……」
菜々「」ビクッ
加蓮「中学生の頃からいたとか?」
藍子「え」
加蓮「それとも小学生? うわっ、なんかちょっぴり犯罪っぽく……って、小学生のアイドルもたくさんいるっけ」
菜々「おお、同じみたいな物でしょ? その、実はここの店長はナナの親戚の方でして昔から良くしてもらってて」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:52:33.81 ID:2fREy5KF0
加蓮「そういえばアイドルになる前にお世話になってたって言ってたね。ふふっ、菜々ちゃんはいい人に恵まれてるんだ」
菜々「で、ですねぇ~。ここの店長とか、Pさんとか、世話になった方はもういっぱいですよ」
加蓮「ん~? 菜々ちゃん、誰かさんのことを忘れてないかな?」
菜々「キャハっ☆ これはナナとしたことが。加蓮ちゃんに藍子ちゃんと出会えたことも、ナナとっても嬉しいですよ! この歳になってこんなに仲良くなれる子ができるとは――」
加蓮「この歳……?」
菜々「げえっ!」
菜々「で、ですねぇ~。ここの店長とか、Pさんとか、世話になった方はもういっぱいですよ」
加蓮「ん~? 菜々ちゃん、誰かさんのことを忘れてないかな?」
菜々「キャハっ☆ これはナナとしたことが。加蓮ちゃんに藍子ちゃんと出会えたことも、ナナとっても嬉しいですよ! この歳になってこんなに仲良くなれる子ができるとは――」
加蓮「この歳……?」
菜々「げえっ!」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:53:51.32 ID:2fREy5KF0
藍子(……菜々さん、もうわざとやっていませんか?)
加蓮「あー……あれかな。私ら――」
菜々「……!」ビクッ
加蓮「どうもずっとこの事務所にいて、感覚が麻痺ってるのかな。周りから見たら私もイロモノ?」
菜々「ほっ……ってそれどういうことですかね!? ナナがイロモノとでも?」
加蓮「……いや、ウサミン星から来たって時点で電波って思われてもおかしくないと思うんだけど」
菜々「そ、それは、ええと……」
藍子(……"永遠の"17歳はいいんですね、加蓮ちゃん……あっ、オムレツおいしい♪)
加蓮「あー……あれかな。私ら――」
菜々「……!」ビクッ
加蓮「どうもずっとこの事務所にいて、感覚が麻痺ってるのかな。周りから見たら私もイロモノ?」
菜々「ほっ……ってそれどういうことですかね!? ナナがイロモノとでも?」
加蓮「……いや、ウサミン星から来たって時点で電波って思われてもおかしくないと思うんだけど」
菜々「そ、それは、ええと……」
藍子(……"永遠の"17歳はいいんですね、加蓮ちゃん……あっ、オムレツおいしい♪)
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:55:28.33 ID:2fREy5KF0
<アサヒでスーパーなドライ編>
――事務所の食堂――
北条加蓮「お腹すいた~。何かある、かな……」
安部菜々「…………」
加蓮「…………」
菜々「…………」
< テーブルの上にずらっと並ぶアサヒでスーパーでドライな350ml
加蓮「え……? これって……お酒?」
菜々「……………………」アセダラダラ
――事務所の食堂――
北条加蓮「お腹すいた~。何かある、かな……」
安部菜々「…………」
加蓮「…………」
菜々「…………」
< テーブルの上にずらっと並ぶアサヒでスーパーでドライな350ml
加蓮「え……? これって……お酒?」
菜々「……………………」アセダラダラ
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:57:18.05 ID:2fREy5KF0
加蓮「…………」
菜々「…………」
菜々(な、なんでですか、なんでですか!? 今日はもう誰も戻ってこないってPさんが! あの生温かい視線を我慢して、外で問題を起こす大人組が多いからしばらく外で飲むなと言われ、耐え難きを耐え、やっとありつけたというのに!)
加蓮「菜々ちゃん」
菜々「!」ビクッ
菜々「…………」
菜々(な、なんでですか、なんでですか!? 今日はもう誰も戻ってこないってPさんが! あの生温かい視線を我慢して、外で問題を起こす大人組が多いからしばらく外で飲むなと言われ、耐え難きを耐え、やっとありつけたというのに!)
加蓮「菜々ちゃん」
菜々「!」ビクッ
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 22:59:03.60 ID:2fREy5KF0
加蓮「……菜々ちゃんがそんな人だとは思わなかったな」
菜々「う、ぅ…………」
加蓮「そっか。ううん、私はあんまりうるさく言うつもりはないけど……ちょっと、がっかりしたかも」
菜々「う、う、ぐ……!」
加蓮「もう――」
加蓮「お酒はハタチを過ぎてから、だよ?」
菜々「」ガクーン
菜々「う、ぅ…………」
加蓮「そっか。ううん、私はあんまりうるさく言うつもりはないけど……ちょっと、がっかりしたかも」
菜々「う、う、ぐ……!」
加蓮「もう――」
加蓮「お酒はハタチを過ぎてから、だよ?」
菜々「」ガクーン
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:01:54.07 ID:2fREy5KF0
加蓮「あ、これ、お父さんがよく飲んでるヤツだ。こっそり一口だけもらったんだけど、さすがにキツすぎたな。炭酸とは違うんだよねー」
菜々「」ヨロヨロ...
加蓮「うん……アイドルやってると、なんだか自分が大人っぽくなった気持ちになるよね」
加蓮「私もよくなるんだ。それに……自分を大人だって思ったら、それだけで……なんだか、Pさんとの距離が近づいた気がして」
加蓮「でも、やっぱり私は16歳なんだよね」
菜々(ナナは大人なんですけどね! 物理的に!)
菜々「」ヨロヨロ...
加蓮「うん……アイドルやってると、なんだか自分が大人っぽくなった気持ちになるよね」
加蓮「私もよくなるんだ。それに……自分を大人だって思ったら、それだけで……なんだか、Pさんとの距離が近づいた気がして」
加蓮「でも、やっぱり私は16歳なんだよね」
菜々(ナナは大人なんですけどね! 物理的に!)
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:04:23.08 ID:2fREy5KF0
加蓮「ふふっ。私、決めてるんだ。20歳になる誕生日にPさんとお酒を飲むんだ。そこで――」
加蓮「……ううんっ、なんでもないっ」
菜々(あと誕生日に何をするつもりなんですかねぇ!? なんでほっぺたを真っ赤っ赤にしてるんですかね!?)
加蓮「うーん……ねね、菜々ちゃん。えっと……あはは、その、一口だけ、いい?」
菜々「へ」
加蓮「……ううんっ、なんでもないっ」
菜々(あと誕生日に何をするつもりなんですかねぇ!? なんでほっぺたを真っ赤っ赤にしてるんですかね!?)
加蓮「うーん……ねね、菜々ちゃん。えっと……あはは、その、一口だけ、いい?」
菜々「へ」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:06:44.86 ID:2fREy5KF0
加蓮「一口だけでいいから!」
菜々「は、はあ………………大人としてはここは止めるべきなんでしょうねぇ(小声)」
加蓮「?」
菜々「い、いえっなんでも! あー、ゴホン。一口だけですよ? 子供が飲む物じゃないですからね」
加蓮「くすっ、変なの。菜々ちゃんだって17歳なのに」
菜々「うぐ」グサッ
菜々「は、はあ………………大人としてはここは止めるべきなんでしょうねぇ(小声)」
加蓮「?」
菜々「い、いえっなんでも! あー、ゴホン。一口だけですよ? 子供が飲む物じゃないですからね」
加蓮「くすっ、変なの。菜々ちゃんだって17歳なのに」
菜々「うぐ」グサッ
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:09:10.73 ID:2fREy5KF0
加蓮「ん……げほっごほっ! う、う……やっぱり無理!」
菜々「あらら、こんなに噴きだしちゃって。慣れないうちは苦労しますよねー、ナナもハタチになった時に初めて呑んだ時にはつい吐き出しそうに」
加蓮「……ハタチになった時……?」
菜々「あっ」
加蓮「…………」
菜々「…………」
加蓮「…………」
菜々「あらら、こんなに噴きだしちゃって。慣れないうちは苦労しますよねー、ナナもハタチになった時に初めて呑んだ時にはつい吐き出しそうに」
加蓮「……ハタチになった時……?」
菜々「あっ」
加蓮「…………」
菜々「…………」
加蓮「…………」
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:10:51.85 ID:2fREy5KF0
菜々「…………って、お母さんが言っていたんですよ! それで、ほら、嘘だぁって思って呑んでみたら意外と美味しくてですね! ついハマってしまったっていうか……」
加蓮「……」
菜々「……で、です、ね……?」アセダラダラ
加蓮「そっか。あはっ、なんだか気持ちは分かるかも。大人って嘘つきばっかりだもんね」
加蓮「自分の都合の良いことばっかり押し付けて、子供の目ばっかり塞いで」
加蓮「もしかしたらお酒はハタチからなんていうのも、大人が押し付けてるルールなのかもね。自分たちで独占する為に」
加蓮「……」
菜々「……で、です、ね……?」アセダラダラ
加蓮「そっか。あはっ、なんだか気持ちは分かるかも。大人って嘘つきばっかりだもんね」
加蓮「自分の都合の良いことばっかり押し付けて、子供の目ばっかり塞いで」
加蓮「もしかしたらお酒はハタチからなんていうのも、大人が押し付けてるルールなのかもね。自分たちで独占する為に」
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:12:11.88 ID:2fREy5KF0
菜々(なんなんですかねその考え方!?)
菜々(ナナが言うのもなんですがちょっと加蓮ちゃんのことが心配になってきましたよぉ!?)
加蓮「でもお酒は私には早いかな……。やっぱり、20歳になるまで待とっ」
菜々「そそ、そうですね、それがいいと思いますよ!」
加蓮「……自分は飲み慣れてるくせに」ボソッ
菜々「うぐ」
菜々(ナナが言うのもなんですがちょっと加蓮ちゃんのことが心配になってきましたよぉ!?)
加蓮「でもお酒は私には早いかな……。やっぱり、20歳になるまで待とっ」
菜々「そそ、そうですね、それがいいと思いますよ!」
加蓮「……自分は飲み慣れてるくせに」ボソッ
菜々「うぐ」
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:14:33.32 ID:2fREy5KF0
菜々「い、いやあ、大人でも飲み慣れていない人とかいますよ? ナナもよく一緒に行くんですけれど美優ちゃんなんかは見た目通りすぐ潰れてしまって――」
加蓮「え? 大人の人たちと一緒に行くの?」
菜々「あっ」
菜々「…………ってPさんが言ってました!」
加蓮「えー、なにそれ」
加蓮「え? 大人の人たちと一緒に行くの?」
菜々「あっ」
菜々「…………ってPさんが言ってました!」
加蓮「えー、なにそれ」
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:16:06.73 ID:2fREy5KF0
菜々(さすがに苦しかったですかね……!?)
加蓮「ずるーい。私も行きたいのに」
菜々(でっすよねー!)
加蓮「ぐぬぬ、4年かー……」
菜々「ま、まあまあ、子供は子供だからできることってあるんですよ、きっと、ね?」
加蓮「ずるーい。私も行きたいのに」
菜々(でっすよねー!)
加蓮「ぐぬぬ、4年かー……」
菜々「ま、まあまあ、子供は子供だからできることってあるんですよ、きっと、ね?」
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:17:37.28 ID:2fREy5KF0
加蓮「まあそうだけど……やっぱり私は子供扱いはされたくないな。人の倍は生きてる……なんて言うつもりはないけど、これでも精神年齢は同年代に負けてないつもりなんだよ?」
菜々「それはやっぱり、昔のことがあってですかね……?」
加蓮「うん。これだけは菜々ちゃんにも負けてない」
加蓮「私だったら、パートナーとしてPさんの隣に並べるって思ってるのに」
加蓮「……いつまで経っても子供扱いなんだよ。どうしたらいいんだろうね」
菜々「む、難しいですねぇ……」
菜々(言えない。Pさんにたまに呑みに誘われることなんて言えない……!)
菜々(ホントにPさんがヤバイ時に愚痴をよく聞いてあげてるとか言えない……!)
菜々「それはやっぱり、昔のことがあってですかね……?」
加蓮「うん。これだけは菜々ちゃんにも負けてない」
加蓮「私だったら、パートナーとしてPさんの隣に並べるって思ってるのに」
加蓮「……いつまで経っても子供扱いなんだよ。どうしたらいいんだろうね」
菜々「む、難しいですねぇ……」
菜々(言えない。Pさんにたまに呑みに誘われることなんて言えない……!)
菜々(ホントにPさんがヤバイ時に愚痴をよく聞いてあげてるとか言えない……!)
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:19:15.82 ID:2fREy5KF0
< ぐぅ~
菜々「え?」
加蓮「あ。……あはは、私、お腹が空いちゃってね……恥ずかしいな……ね、何か食べる物ある?」
菜々「冷蔵庫に作りおきのチャーハンがあったと思いますよ」
加蓮「食べていいのかな? ……ま、いっか♪ チャーハンチャーハン♪」
菜々「…………」
菜々「…………」チビチビ
菜々(む、胸がズキズキしてお酒の味が分からない……!)
菜々「え?」
加蓮「あ。……あはは、私、お腹が空いちゃってね……恥ずかしいな……ね、何か食べる物ある?」
菜々「冷蔵庫に作りおきのチャーハンがあったと思いますよ」
加蓮「食べていいのかな? ……ま、いっか♪ チャーハンチャーハン♪」
菜々「…………」
菜々「…………」チビチビ
菜々(む、胸がズキズキしてお酒の味が分からない……!)
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:21:55.50 ID:2fREy5KF0
<免許証編>
――事務所――
北条加蓮「~~~♪ ~~~~♪」
加蓮「Pさん遅いなぁ。ミーティングって言ったのあっちなのに」
加蓮「もー。大切な大切なアイドルを待たせるなんて許せないよねっ。何をねだってやろっか」
加蓮「ん……あれ、Pさんの机、うわっ、汚っ」
加蓮「ちゃんと整理すればいいのに………………何か面白い物ないかな」ウズウズ
加蓮「…………ん?」
< 免許証
――事務所――
北条加蓮「~~~♪ ~~~~♪」
加蓮「Pさん遅いなぁ。ミーティングって言ったのあっちなのに」
加蓮「もー。大切な大切なアイドルを待たせるなんて許せないよねっ。何をねだってやろっか」
加蓮「ん……あれ、Pさんの机、うわっ、汚っ」
加蓮「ちゃんと整理すればいいのに………………何か面白い物ないかな」ウズウズ
加蓮「…………ん?」
< 免許証
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:24:01.19 ID:2fREy5KF0
加蓮「なにこれ? ……なんか、見たことがあるような、ないような……えっと、確かお母さんが……」
加蓮「あっ、そうだ、あれだ。免許証。ってここに書いてあるし」
加蓮「ここに置いてるってことはPさん歩いて出てるのか、な……?」
<免許証 名前「安部 菜々」
加蓮「…………うん?」
加蓮「あっ、そうだ、あれだ。免許証。ってここに書いてあるし」
加蓮「ここに置いてるってことはPさん歩いて出てるのか、な……?」
<免許証 名前「安部 菜々」
加蓮「…………うん?」
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:26:21.52 ID:2fREy5KF0
……。
…………。
安部菜々「ただいうっさみーん♪」
加蓮「あ、お帰り菜々ちゃん。Pさん見なかった?」
菜々「Pさんですか? うーん、見てませんねぇ。ウサミンレーダー的には、ビビっ、あっちにいるみたいですよ!」
加蓮「は、はあ……。菜々ちゃん。これ、忘れ物してたよ」
菜々「おおっとこれはこれは。ありがとうございます加蓮、ぢゃ?!」
つ免許証
菜々「……………………」アセダクダク
…………。
安部菜々「ただいうっさみーん♪」
加蓮「あ、お帰り菜々ちゃん。Pさん見なかった?」
菜々「Pさんですか? うーん、見てませんねぇ。ウサミンレーダー的には、ビビっ、あっちにいるみたいですよ!」
加蓮「は、はあ……。菜々ちゃん。これ、忘れ物してたよ」
菜々「おおっとこれはこれは。ありがとうございます加蓮、ぢゃ?!」
つ免許証
菜々「……………………」アセダクダク
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:28:02.87 ID:2fREy5KF0
加蓮「ん? これ、菜々ちゃんのだよね? だってほらここに、安部菜々って」
菜々「……………………」アセダラダラ
加蓮「ぷぷっ……ちょ、ちょっと。住所が『千葉県』になってるよ?」
加蓮「もう、ウサミン星から来たって言いはるなら、こういうのはちゃんと隠さないと」
菜々「……………………ソウデスネ」タキミタイナアセ
加蓮「……あれ? 車の免許って18歳から取れるんじゃなかったっけ?」
菜々「……!!!」アセノミズタマリ
菜々「……………………」アセダラダラ
加蓮「ぷぷっ……ちょ、ちょっと。住所が『千葉県』になってるよ?」
加蓮「もう、ウサミン星から来たって言いはるなら、こういうのはちゃんと隠さないと」
菜々「……………………ソウデスネ」タキミタイナアセ
加蓮「……あれ? 車の免許って18歳から取れるんじゃなかったっけ?」
菜々「……!!!」アセノミズタマリ
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:29:54.68 ID:2fREy5KF0
加蓮「菜々ちゃんって17歳だよね。あれ……?」
菜々「あ、あのぅ、それはですね、えーっと、アメリカが、じゃなくてウサミン星が」
加蓮「……??」
菜々「…………」
加蓮「…………」
菜々「…………あの――実は、ナナは、」
菜々「あ、あのぅ、それはですね、えーっと、アメリカが、じゃなくてウサミン星が」
加蓮「……??」
菜々「…………」
加蓮「…………」
菜々「…………あの――実は、ナナは、」
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:33:04.15 ID:2fREy5KF0
加蓮「あ。そういえば先生が言ってたっけ。免許を取ろうとする人が多くて、言い聞かせるのが大変だって」
菜々「ホントはにじゅ――へ?」
加蓮「3年生の話だったかな? でも2年生に悪い影響があるから注意するんだって言ってたよ」
菜々「へ、へぇ…………。加蓮ちゃんは、あー、よく、学校の? 先生と、お話を? なー、なんだか想像できませんねぇ」
加蓮「あのね、ほら、私ってアイドルやってて学校もたびたび空けがちになっちゃうから、どうしてもそんなに友達がいなくて――」
加蓮「変に気を遣ってくる先生がいるんだ。よく保健室で一緒にお昼ごはんを食べてる」
加蓮「ウザいけど、ま、Pさんの過保護よりマシだって思ったらね」
菜々「ホントはにじゅ――へ?」
加蓮「3年生の話だったかな? でも2年生に悪い影響があるから注意するんだって言ってたよ」
菜々「へ、へぇ…………。加蓮ちゃんは、あー、よく、学校の? 先生と、お話を? なー、なんだか想像できませんねぇ」
加蓮「あのね、ほら、私ってアイドルやってて学校もたびたび空けがちになっちゃうから、どうしてもそんなに友達がいなくて――」
加蓮「変に気を遣ってくる先生がいるんだ。よく保健室で一緒にお昼ごはんを食べてる」
加蓮「ウザいけど、ま、Pさんの過保護よりマシだって思ったらね」
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:34:59.97 ID:2fREy5KF0
菜々「…………」
加蓮「…………きいてる?」
菜々「はっ。あ、ああ、Pさんですね! ナナもよく体を気遣われるんですよねぇ、年だからって――」
加蓮「年?」
菜々「ハッ! えーと、ほら、その、Pさんって過保護ですよねーっ!」
加蓮「過保護だよね、ホントに。もう体は大丈夫だって言ってるのに!」
加蓮「…………きいてる?」
菜々「はっ。あ、ああ、Pさんですね! ナナもよく体を気遣われるんですよねぇ、年だからって――」
加蓮「年?」
菜々「ハッ! えーと、ほら、その、Pさんって過保護ですよねーっ!」
加蓮「過保護だよね、ホントに。もう体は大丈夫だって言ってるのに!」
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:37:00.22 ID:2fREy5KF0
加蓮「あ、そうだ。私、あんまり免許のこと知らないけど、17歳でも取る方法があるのかな?」
加蓮「なんか17歳の人が教習所に行くのがどうこうって、先生が言ってたし……なんだっけ、スケジュールがどうこうって」
菜々「へ、へえ、そうなんですかぁ……」
※教習所への入学は18歳の誕生日前(=17歳)でも可能ですが、仮免試験以降は18歳からです
加蓮「あれ? でも菜々さん、自動車の学校……教習所? だっけ。教習所になんて通ってたっけ? ってかそんな暇あったの?」
菜々「あー、えと、その」
菜々「(アイドルになる前に取った……とか、もうこれ言えませんよねぇ……)」
加蓮「なんか17歳の人が教習所に行くのがどうこうって、先生が言ってたし……なんだっけ、スケジュールがどうこうって」
菜々「へ、へえ、そうなんですかぁ……」
※教習所への入学は18歳の誕生日前(=17歳)でも可能ですが、仮免試験以降は18歳からです
加蓮「あれ? でも菜々さん、自動車の学校……教習所? だっけ。教習所になんて通ってたっけ? ってかそんな暇あったの?」
菜々「あー、えと、その」
菜々「(アイドルになる前に取った……とか、もうこれ言えませんよねぇ……)」
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:39:46.42 ID:2fREy5KF0
菜々「あー……ゴホン! 加蓮ちゃんはご存知ないかもしれませんけど、免許って実は教習所に通わなくても取れるんですよ!」
加蓮「え、そうなの?」
菜々「はい! 飛び入りとかってよく言うんですけど、警察官の人に同乗してもらって道路を走るんです」
菜々「これに合格したら、もうそれだけで免許が取れるんですよ!」
※当然ですが18歳以上で受験可能です
菜々(……まあメチャクチャ厳しいらしいですけど。ナナも1回やってみましたが落ちましたし)
加蓮「え、そうなの?」
菜々「はい! 飛び入りとかってよく言うんですけど、警察官の人に同乗してもらって道路を走るんです」
菜々「これに合格したら、もうそれだけで免許が取れるんですよ!」
※当然ですが18歳以上で受験可能です
菜々(……まあメチャクチャ厳しいらしいですけど。ナナも1回やってみましたが落ちましたし)
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:43:26.45 ID:2fREy5KF0
加蓮「へぇー……そっか。それならアイドルの合間でも取れるね」
加蓮「……」
加蓮「…………いやいや待とうよ。菜々ちゃん、なんで普通に地球で免許取った話してんの? ウサミン星出身の設定はどこに行ったのよ」
菜々「ハッ!」
加蓮「もー……駄目だよ? 今は事務所だからいいけど……」
菜々(もう1つ隠し事をしてるんですがねぇっ!)
加蓮「……」
加蓮「…………いやいや待とうよ。菜々ちゃん、なんで普通に地球で免許取った話してんの? ウサミン星出身の設定はどこに行ったのよ」
菜々「ハッ!」
加蓮「もー……駄目だよ? 今は事務所だからいいけど……」
菜々(もう1つ隠し事をしてるんですがねぇっ!)
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:45:42.69 ID:2fREy5KF0
加蓮「でもなんで免許なんて持ってるの? 送り迎えならPさんがやってくれるのに」
菜々「そ、それはほら、Pさんの負担をちょっとでも……ですね」
加蓮「なにそれズルいっ。私だってPさんの役に立ちたいのに!」
菜々「まあまあ。加蓮ちゃんはまだまだ、Pさんに迷惑をかけるくらいがいいんですよ? 大人は子供に迷惑をかけられるのが仕事ですからね!」
加蓮「むぅ……なにそれ。菜々ちゃん、お母さんみたい」
菜々「」グサッ
菜々「そ、それはほら、Pさんの負担をちょっとでも……ですね」
加蓮「なにそれズルいっ。私だってPさんの役に立ちたいのに!」
菜々「まあまあ。加蓮ちゃんはまだまだ、Pさんに迷惑をかけるくらいがいいんですよ? 大人は子供に迷惑をかけられるのが仕事ですからね!」
加蓮「むぅ……なにそれ。菜々ちゃん、お母さんみたい」
菜々「」グサッ
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:47:49.30 ID:2fREy5KF0
加蓮「Pさん、よく車の運転しながら、この時間で他の仕事ができればいいのにってよく言うから……私が17歳になったら、私が運転してあげるんだっ」
加蓮「Pさんがもっと楽になるようにさ。あわよくば、その時間で私の仕事をもっと増やしてもらうとか……」
菜々「うああぁぁぁ……」
菜々(…………Pさんごめんなさい、誤解を解く役は任せます! ナナには無理です!)
加蓮「Pさんがもっと楽になるようにさ。あわよくば、その時間で私の仕事をもっと増やしてもらうとか……」
菜々「うああぁぁぁ……」
菜々(…………Pさんごめんなさい、誤解を解く役は任せます! ナナには無理です!)
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:49:48.89 ID:2fREy5KF0
高森藍子「こんにちはっ、加蓮ちゃん、菜々さん!」
菜々「あぁ、藍子ちゃん……」
藍子「……? なんだかお疲れですね、菜々さん……えっと、うっさみーん♪」
菜々「うっさみーん……」
藍子「……レッスン上がりですか?」
菜々「いぇ……まぁ……まだレッスンの方がマシだったっていうか……」
菜々「あぁ、藍子ちゃん……」
藍子「……? なんだかお疲れですね、菜々さん……えっと、うっさみーん♪」
菜々「うっさみーん……」
藍子「……レッスン上がりですか?」
菜々「いぇ……まぁ……まだレッスンの方がマシだったっていうか……」
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:51:52.46 ID:2fREy5KF0
加蓮「あ、こんにちは、藍子。今日はお土産ないの?」
藍子「くすっ……ごめんなさい、今日は寄っていないんです。また今度、買ってきますね?」
加蓮「楽しみに待ってるね。そうだ、私からも何か持ってこよっかな」
藍子「……とか言って加蓮ちゃん、激辛ラーメンとか激辛肉まんとか持ってきますよね、いっつも……」
加蓮「? 美味しいじゃん」
藍子「私は辛いのより甘い方が……」
加蓮「ちぇ。辛いのとにらめっこする藍子が見たいのに」
藍子「私を困らせる為だったんですか……!?」
藍子「くすっ……ごめんなさい、今日は寄っていないんです。また今度、買ってきますね?」
加蓮「楽しみに待ってるね。そうだ、私からも何か持ってこよっかな」
藍子「……とか言って加蓮ちゃん、激辛ラーメンとか激辛肉まんとか持ってきますよね、いっつも……」
加蓮「? 美味しいじゃん」
藍子「私は辛いのより甘い方が……」
加蓮「ちぇ。辛いのとにらめっこする藍子が見たいのに」
藍子「私を困らせる為だったんですか……!?」
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:54:01.82 ID:2fREy5KF0
加蓮「ね、それより聞いてよ藍子。菜々ちゃんがやらかしたんだよ」
藍子「菜々さんが……? また、何か自爆しちゃったんですか?」
菜々「」グサッ
菜々(ええそうですね! ええ! でも藍子ちゃんもうちょっと言い方ってありませんかねぇ!?)
加蓮「自爆? ああ、ウサミン星の?」
藍子「………………はいっ、そうですね♪」
菜々(藍子ちゃんだってだいぶ演技の才能があるんじゃないですかね!?)
藍子「菜々さんが……? また、何か自爆しちゃったんですか?」
菜々「」グサッ
菜々(ええそうですね! ええ! でも藍子ちゃんもうちょっと言い方ってありませんかねぇ!?)
加蓮「自爆? ああ、ウサミン星の?」
藍子「………………はいっ、そうですね♪」
菜々(藍子ちゃんだってだいぶ演技の才能があるんじゃないですかね!?)
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:56:21.61 ID:2fREy5KF0
加蓮「まあ、自爆って言えば自爆なのかな?」
加蓮「これ、免許証」
藍子「ああ……………………免許証!?」
菜々「や、そのー、Pさんの机の上にあったそうで、アハハハ……」
藍子「ちょっ……そ、そんなことしたらさすがに加蓮ちゃんだってっ、」
加蓮「ここ見て。住所が『千葉県』だって。ぷくくっ……ウサミン星の出身なのに本籍が千葉県……ぷくくくっ」
藍子「…………………………………………」チラ
菜々「ええ、まあ、気持ちは分かりますけど」
加蓮「これ、免許証」
藍子「ああ……………………免許証!?」
菜々「や、そのー、Pさんの机の上にあったそうで、アハハハ……」
藍子「ちょっ……そ、そんなことしたらさすがに加蓮ちゃんだってっ、」
加蓮「ここ見て。住所が『千葉県』だって。ぷくくっ……ウサミン星の出身なのに本籍が千葉県……ぷくくくっ」
藍子「…………………………………………」チラ
菜々「ええ、まあ、気持ちは分かりますけど」
81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 23:58:19.98 ID:2fREy5KF0
加蓮「はい、菜々ちゃん」テワタシ
菜々「どうも……」
加蓮「この事務所にはウサミン星を信じている子もいっぱいいるんだからね? 気をつけなきゃ」
菜々「ソウデスネ、ハイ」
菜々(いやまあ確かに17歳ってことを信じてくれる人よりは少ないでしょうけどもぉ!)
加蓮「ん~~~」ノビ
加蓮「あ、そうだ。藍子、Pさん見てない? ミーティングの予定なのにどこほっつき歩いてんだろ……」
藍子「さ、さあ……」
菜々「どうも……」
加蓮「この事務所にはウサミン星を信じている子もいっぱいいるんだからね? 気をつけなきゃ」
菜々「ソウデスネ、ハイ」
菜々(いやまあ確かに17歳ってことを信じてくれる人よりは少ないでしょうけどもぉ!)
加蓮「ん~~~」ノビ
加蓮「あ、そうだ。藍子、Pさん見てない? ミーティングの予定なのにどこほっつき歩いてんだろ……」
藍子「さ、さあ……」
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:40:55.05 ID:RLnlJ7pQ0
――事務所 夜遅く――
安部菜々(もうそろそろ限界です)
菜々(胃が痛いです)
菜々(なんですかあの加蓮ちゃんは! なんでこう的確にナナをエグっていくんですかね!?)
菜々(もう我慢なりません)
菜々(こんなことは藍子ちゃんの1件だけで終わらせようと思ったのですが――)
菜々(ナナは今日――)
菜々(自分が大人だってことを、加蓮ちゃんに明かします!!)
安部菜々(もうそろそろ限界です)
菜々(胃が痛いです)
菜々(なんですかあの加蓮ちゃんは! なんでこう的確にナナをエグっていくんですかね!?)
菜々(もう我慢なりません)
菜々(こんなことは藍子ちゃんの1件だけで終わらせようと思ったのですが――)
菜々(ナナは今日――)
菜々(自分が大人だってことを、加蓮ちゃんに明かします!!)
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:42:58.80 ID:RLnlJ7pQ0
<隠し事編>
菜々(ってことで今は事務所です。外はもうすっかり暗いですねぇ)
菜々(メールで加蓮ちゃんを呼び出しました。大切な話があると)
菜々(こういう時に顔文字絵文字もなく、理由を聞くこともなく、すぐ行くと返信してくれる加蓮ちゃんが、ナナは好きです)
菜々(だからこそ――)
菜々(もう嘘をつき続けるのは限界なんです!)
菜々(ってことで今は事務所です。外はもうすっかり暗いですねぇ)
菜々(メールで加蓮ちゃんを呼び出しました。大切な話があると)
菜々(こういう時に顔文字絵文字もなく、理由を聞くこともなく、すぐ行くと返信してくれる加蓮ちゃんが、ナナは好きです)
菜々(だからこそ――)
菜々(もう嘘をつき続けるのは限界なんです!)
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:45:01.73 ID:RLnlJ7pQ0
菜々(……それに、まあ、その? ナナも人間ですからね、いえウサミン星人ですが)
菜々(その、加蓮ちゃんがナナのことを"知って"くれれば)
菜々(もしナナがまたやらかした時に、強力な味方になるのではないかと)
菜々(ええ。加蓮ちゃんはナナの100倍は頭が回るでしょうし、演技力も凄まじいですからね)
菜々(そういう……打算的、というのでしょうか。そういう面もありますよ?)
菜々(でももちろん、最大の理由は「嘘をつくのが辛いから」ですからね!)
菜々(その、加蓮ちゃんがナナのことを"知って"くれれば)
菜々(もしナナがまたやらかした時に、強力な味方になるのではないかと)
菜々(ええ。加蓮ちゃんはナナの100倍は頭が回るでしょうし、演技力も凄まじいですからね)
菜々(そういう……打算的、というのでしょうか。そういう面もありますよ?)
菜々(でももちろん、最大の理由は「嘘をつくのが辛いから」ですからね!)
90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:46:49.49 ID:RLnlJ7pQ0
北条加蓮「ハァ、ハァ、お、お待たせ……っ。ごめんね、待たせた?」
菜々「いえいえ、それほど待って……って加蓮ちゃん!? まさか走って来たんですか!?」
加蓮「だって、大切な話だって……ゲホッ……ね? のんびり歩いてくる訳にいかないじゃん」
加蓮「お父さんもお母さんも出てたから、車、使えないし……」
菜々「そんなっ――ゲホゲホ言いながら走らなくても、ナナちょっとくらい待てましたよ!?」
加蓮「やだよ……もう。私がそんなに、ユニット仲間を軽く見る女だと思う?」
菜々「……!」
菜々「いえいえ、それほど待って……って加蓮ちゃん!? まさか走って来たんですか!?」
加蓮「だって、大切な話だって……ゲホッ……ね? のんびり歩いてくる訳にいかないじゃん」
加蓮「お父さんもお母さんも出てたから、車、使えないし……」
菜々「そんなっ――ゲホゲホ言いながら走らなくても、ナナちょっとくらい待てましたよ!?」
加蓮「やだよ……もう。私がそんなに、ユニット仲間を軽く見る女だと思う?」
菜々「……!」
91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:48:23.02 ID:RLnlJ7pQ0
菜々(ええ。今になって後悔していますとも)
菜々(最初に言っておけばよかったと)
加蓮「それで……ご、ごめん、ちょっと座らせて」
菜々「ああっ、そうですね! どうぞどうぞ座ってください! あっ、今お水を持ってきますから!」タタッ
加蓮「気を遣わなくていーよー!」
菜々「ナナはメイドですからー!」タタッ
菜々(最初に言っておけばよかったと)
加蓮「それで……ご、ごめん、ちょっと座らせて」
菜々「ああっ、そうですね! どうぞどうぞ座ってください! あっ、今お水を持ってきますから!」タタッ
加蓮「気を遣わなくていーよー!」
菜々「ナナはメイドですからー!」タタッ
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:50:19.33 ID:RLnlJ7pQ0
菜々「ととっ。はい、加蓮ちゃん」
加蓮「ありがと……ごくごく……それで、大切な話って何? アイドルに関係することだよね」
菜々「…………」
加蓮「ユニットのこと? LIVEのこと? …………もしかして、何かあった、とか……?」
菜々「……………………」
菜々「実はですね」
加蓮「うん」
菜々「ナナは――」
加蓮「ありがと……ごくごく……それで、大切な話って何? アイドルに関係することだよね」
菜々「…………」
加蓮「ユニットのこと? LIVEのこと? …………もしかして、何かあった、とか……?」
菜々「……………………」
菜々「実はですね」
加蓮「うん」
菜々「ナナは――」
93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:52:00.91 ID:RLnlJ7pQ0
『そっか。よかった。こんなに話せる学生仲間って、なんだかいいよねっ』ニコッ
『ほら、私って……その、昔から入院と退院を繰り返してばっかりだから、学校でなかなか友達ができなくて……』
『でも今は、こうして藍子がいて、菜々ちゃんがいる。私、すっごく幸せだよっ!』パアーッ
菜々(…………)
加蓮「……菜々ちゃんは?」
菜々「――加蓮ちゃん。1つ、質問をしてもいいですか?」
94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:53:17.09 ID:RLnlJ7pQ0
加蓮「ん? うん、何?」
菜々「ナナは――ナナはある隠し事をしています。加蓮ちゃんに」
加蓮「うん」
菜々「話してないことがあるんです」
加蓮「うん」
菜々「いえ、加蓮ちゃんのことが嫌いだとか、仲間はずれにしたいだとか。決してそうじゃありませんよ?」
菜々「もしナナが、ナナの判断で、それを隠していたいって思ったとします」
菜々「ナナは――ナナはある隠し事をしています。加蓮ちゃんに」
加蓮「うん」
菜々「話してないことがあるんです」
加蓮「うん」
菜々「いえ、加蓮ちゃんのことが嫌いだとか、仲間はずれにしたいだとか。決してそうじゃありませんよ?」
菜々「もしナナが、ナナの判断で、それを隠していたいって思ったとします」
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:54:52.18 ID:RLnlJ7pQ0
菜々「加蓮ちゃんは、どう思いますか?」
加蓮「んー……」
菜々(……思うところはいろいろありますよ? ええ、いろいろありますとも)
菜々(ただ、断言させてください。断じて、自分が加蓮ちゃんに17歳と見られるのが嬉しいから、ではありません)
菜々(自分の為に、ではありません)
菜々(あんな笑顔を見てしまったら……思い出したら、言えない物ですねぇ。キャハっ……)
加蓮「よく分かんないけど、隠し事とか話してないことなら、私にもいっぱいあるよ?」
菜々「…………へ?」
加蓮「んー……」
菜々(……思うところはいろいろありますよ? ええ、いろいろありますとも)
菜々(ただ、断言させてください。断じて、自分が加蓮ちゃんに17歳と見られるのが嬉しいから、ではありません)
菜々(自分の為に、ではありません)
菜々(あんな笑顔を見てしまったら……思い出したら、言えない物ですねぇ。キャハっ……)
加蓮「よく分かんないけど、隠し事とか話してないことなら、私にもいっぱいあるよ?」
菜々「…………へ?」
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:57:02.55 ID:RLnlJ7pQ0
加蓮「いやだって、私のことなんて菜々ちゃんにほとんど話してないし。昔、入院してたことがあるってことくらいしか知らないんじゃないの?」
菜々「それは――――そう、かもしれないですねぇ」
加蓮「いっぱいあるよ? ちっちゃい頃に約束した相手が死んで私も約束を果たしてないこととか」
加蓮「中学時代に1人の先生を辞職まで追い込んだこととか、Pさんと会った時に腐れきってたこととか」
加蓮「藍子にブチ切れたことがあるとか」
加蓮「凛や奈緒に喧嘩を売ったことがあるとか――」
加蓮「言ってないことなら、いっぱいあるよ?」
菜々「え、いやあの、ちょっと今なんかいっぱい来すぎてナナ目がぐるぐるしているんですが」
菜々「それは――――そう、かもしれないですねぇ」
加蓮「いっぱいあるよ? ちっちゃい頃に約束した相手が死んで私も約束を果たしてないこととか」
加蓮「中学時代に1人の先生を辞職まで追い込んだこととか、Pさんと会った時に腐れきってたこととか」
加蓮「藍子にブチ切れたことがあるとか」
加蓮「凛や奈緒に喧嘩を売ったことがあるとか――」
加蓮「言ってないことなら、いっぱいあるよ?」
菜々「え、いやあの、ちょっと今なんかいっぱい来すぎてナナ目がぐるぐるしているんですが」
97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 00:59:07.68 ID:RLnlJ7pQ0
加蓮「それだってある意味、隠し事じゃん。そういうのぜんぶ言わないとダメぇ? ぜんぶ言わないと一緒にLIVEできない?」
菜々「いやぁ……」
加蓮「そんな関係、私はやだよ?」
菜々「…………」
加蓮「……あ、一応は言っとくけど、後ろめたい隠し事はしてないつもりだよ。ただ、言わない方がいいかなぁって思うことを言ってないだけで」
菜々「……………………」
加蓮「…………ダメ? ダメなら、その……ぜんぶ、ここで話すけど。私のこと」
菜々「……………………」
菜々「いやぁ……」
加蓮「そんな関係、私はやだよ?」
菜々「…………」
加蓮「……あ、一応は言っとくけど、後ろめたい隠し事はしてないつもりだよ。ただ、言わない方がいいかなぁって思うことを言ってないだけで」
菜々「……………………」
加蓮「…………ダメ? ダメなら、その……ぜんぶ、ここで話すけど。私のこと」
菜々「……………………」
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:00:50.17 ID:RLnlJ7pQ0
菜々(決めました)
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:03:07.33 ID:RLnlJ7pQ0
菜々「加蓮ちゃん」
加蓮「……ん」
菜々「ナナ、実は晩ご飯をまだ食べてなくて。美味しい居酒屋があるんですが、ご一緒にどうですか?」
加蓮「え、居酒屋? 待って待って、ああいうところって子供だけじゃ入れないんじゃないの?」
菜々「それがですね。……ゴホン。実は! Pさんが先に行って待ってくれてるんですよ!」
菜々「大人同伴ならオッケーですからね。もちろんお酒とかはNGですけど」
菜々「ほら、加蓮ちゃん、前にPさんに大人扱いされたいって言ってたじゃないですか」
菜々「居酒屋で一緒にご飯を食べたら、ちょっとはそういう風に扱われるかもって」
菜々「大切な話っていうのも、実はそれなんです!」
加蓮「……ん」
菜々「ナナ、実は晩ご飯をまだ食べてなくて。美味しい居酒屋があるんですが、ご一緒にどうですか?」
加蓮「え、居酒屋? 待って待って、ああいうところって子供だけじゃ入れないんじゃないの?」
菜々「それがですね。……ゴホン。実は! Pさんが先に行って待ってくれてるんですよ!」
菜々「大人同伴ならオッケーですからね。もちろんお酒とかはNGですけど」
菜々「ほら、加蓮ちゃん、前にPさんに大人扱いされたいって言ってたじゃないですか」
菜々「居酒屋で一緒にご飯を食べたら、ちょっとはそういう風に扱われるかもって」
菜々「大切な話っていうのも、実はそれなんです!」
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:04:39.59 ID:RLnlJ7pQ0
加蓮「…………」
加蓮「ふふっ」
加蓮「そっか。……分かった。騙されてあげるね」
菜々「ほっ……」
菜々「って、え!?」
加蓮「え? 大切な話がそれだなんて、絶対有り得ないでしょ? でも騙されてあげる♪」
加蓮「ふふっ」
加蓮「そっか。……分かった。騙されてあげるね」
菜々「ほっ……」
菜々「って、え!?」
加蓮「え? 大切な話がそれだなんて、絶対有り得ないでしょ? でも騙されてあげる♪」
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:06:24.95 ID:RLnlJ7pQ0
菜々「……あの、いちおー聞いておきますけど……」
菜々「加蓮ちゃん、まさかぜんぶ分かっててナナで遊んでいるとかじゃないです……よね?」
加蓮「え? うん、だからホントは何か別の話があったんでしょ?」
加蓮「でも言いたくないか言えなくなったから、そうやって誤魔化そうって……そういうことじゃないの?」
菜々「……」
加蓮「?」
菜々「…………」
菜々「実はそうなんですよねー! もう、加蓮ちゃんは鋭いですねぇ! ナナ参っちゃいますよ!」
菜々「加蓮ちゃん、まさかぜんぶ分かっててナナで遊んでいるとかじゃないです……よね?」
加蓮「え? うん、だからホントは何か別の話があったんでしょ?」
加蓮「でも言いたくないか言えなくなったから、そうやって誤魔化そうって……そういうことじゃないの?」
菜々「……」
加蓮「?」
菜々「…………」
菜々「実はそうなんですよねー! もう、加蓮ちゃんは鋭いですねぇ! ナナ参っちゃいますよ!」
102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:08:11.82 ID:RLnlJ7pQ0
加蓮「ふふっ、でしょ? これでも大人の隠し事を見抜くのは得意なんだっ♪」
菜々「あは、あはははは……」
菜々(……一応、ナナも"大人"なんですけどねえ……!)
菜々(あ、いえ、決して思ってませんよ? 加蓮ちゃんって意外とアh)
菜々(思ってませんからね! そういう陰湿キャラはナナの領分じゃないんで! キャハッ☆)
菜々「あは、あはははは……」
菜々(……一応、ナナも"大人"なんですけどねえ……!)
菜々(あ、いえ、決して思ってませんよ? 加蓮ちゃんって意外とアh)
菜々(思ってませんからね! そういう陰湿キャラはナナの領分じゃないんで! キャハッ☆)
103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:09:49.79 ID:RLnlJ7pQ0
加蓮「じゃ、行こっか。あ……居酒屋ってこんな格好で行っていいのかな。大人の場所だから、もうちょっとこう、きちっとした格好の方が……」
菜々「いやいや、そーいうんでいいんですよ。大人だってよくだらしない格好で行ってますからね! 無礼講です、無礼講!」
加蓮「そうなの? 菜々ちゃんが言うなら間違いないね。じゃ、もうこのまま行っちゃおっと」
菜々「ええ! Pさんが待ってますよ!」
菜々(…………ええと、これでいいんでしょうか?)
菜々(なんだか、またズキズキと胸が痛み始めましたが……)
菜々「いやいや、そーいうんでいいんですよ。大人だってよくだらしない格好で行ってますからね! 無礼講です、無礼講!」
加蓮「そうなの? 菜々ちゃんが言うなら間違いないね。じゃ、もうこのまま行っちゃおっと」
菜々「ええ! Pさんが待ってますよ!」
菜々(…………ええと、これでいいんでしょうか?)
菜々(なんだか、またズキズキと胸が痛み始めましたが……)
104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:11:22.78 ID:RLnlJ7pQ0
加蓮「ねえねえ聞いてよ菜々ちゃん。今日さ、学校で合唱部に誘われたんだ。アイドルやってるなら歌もうまいだろって」
加蓮「ね、ひどい話だと思わない? 歌だけでアイドルがやっていけるって思ってるのかな」
加蓮「でも……部活も悪くないのかもね。今はアイドルの方が大切だけど、そうやって学生をやっていくのも、憧れるな」
加蓮「あはっ。菜々ちゃんと一緒の学校だったら、どれくらい楽しいのかな――」
加蓮「ね、ひどい話だと思わない? 歌だけでアイドルがやっていけるって思ってるのかな」
加蓮「でも……部活も悪くないのかもね。今はアイドルの方が大切だけど、そうやって学生をやっていくのも、憧れるな」
加蓮「あはっ。菜々ちゃんと一緒の学校だったら、どれくらい楽しいのかな――」
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:12:48.16 ID:RLnlJ7pQ0
菜々(……決めました)
菜々(加蓮ちゃんの笑顔の為なら、胸の痛みの1つや2つくらい、我慢してやろうと)
菜々(17歳だって言い張ろう、って!)
菜々(なんたって、ナナはアイドルですからね!)
菜々(加蓮ちゃんの笑顔の為なら、胸の痛みの1つや2つくらい、我慢してやろうと)
菜々(17歳だって言い張ろう、って!)
菜々(なんたって、ナナはアイドルですからね!)
107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 01:16:40.52 ID:RLnlJ7pQ0
おしまい。クリスマスメモリーズばんざーい!!
「あの場にユッコがいたから(菜々さんが17歳と言い張ることに協力している)」
「あの時はまだそこまで仲良くなかったから」
「ユッコのサイキックパワーが漏れ出したから」
「年齢を偽っている菜々さんへの小さな不満」
まあ……いろいろと思いつきはしますが、その中で最も有り得ない可能性を追求してみた結果。
天然ってこわい、ってお話になりましたとさ。
「あの場にユッコがいたから(菜々さんが17歳と言い張ることに協力している)」
「あの時はまだそこまで仲良くなかったから」
「ユッコのサイキックパワーが漏れ出したから」
「年齢を偽っている菜々さんへの小さな不満」
まあ……いろいろと思いつきはしますが、その中で最も有り得ない可能性を追求してみた結果。
天然ってこわい、ってお話になりましたとさ。
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 02:24:23.11 ID:MR94/QNWo
面白かった、乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437046826/
Entry ⇒ 2015.07.31 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
金剛「紅茶が飲みたいネー」提督「またか」
1: ?ッbkkbkk14 2014/12/06(土) 14:14:06.92 ID:AaujwXTDO
金剛「正午十二時をアナウンスするデース!Lunchの時間デース!」
提督「ん、もうそんな時間か。とりあえず飯にするか」
金剛「紅茶が飲みたいネー」
提督「了解了解。いつものやつでいいよな?」
金剛「紅茶が飲みたいネー」
提督「ん?今日は違うやつがいいのか?」
金剛「HI!今日もイイ天気ネー!」
提督「んんん……?」チラッ
ザーザーザー
提督「……」
金剛「紅茶が飲みたいネー」
※艦娘指定で安価するかもです
提督「ん、もうそんな時間か。とりあえず飯にするか」
金剛「紅茶が飲みたいネー」
提督「了解了解。いつものやつでいいよな?」
金剛「紅茶が飲みたいネー」
提督「ん?今日は違うやつがいいのか?」
金剛「HI!今日もイイ天気ネー!」
提督「んんん……?」チラッ
ザーザーザー
提督「……」
金剛「紅茶が飲みたいネー」
※艦娘指定で安価するかもです
3: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 14:32:09.91 ID:AaujwXTDO
提督(何故か12時を境に金剛が同じ事しか言わなくなってしまった)
金剛「紅茶が飲みたいネー」ゲフ
提督(紅茶はもう飲みたくなさそうだな)
金剛「HI!今日もイイ天気ネー!」
提督「とりあえずどうしたらいいものか…あ、そうだ」
提督「確かここの棚に……」ガサゴソ
金剛「HEY、提督ぅー!触ってもイイけどサー、時間と場所をわきまえなヨー!」
提督(俺はメモ帳とペンを触る時も場所を弁えにゃならんのか)
提督「…まあいい。とりあえず金剛、この紙に今のお前の状況を書いて俺に教えてくれ」スッ
金剛「紅茶が飲みたいネー」サラサラ
金剛「HI!今日もイイ天気ネー!」スッ
提督「どれどれ……」
『超弩級戦艦として建造技術導入を兼ねて英国ヴィッカース社で建造された、金剛デース!
太平洋戦域でも持前の高速力を活かして、大活躍デース!
期待してネ!』
提督「駄目か」
金剛「紅茶が飲みたいネー」
金剛「紅茶が飲みたいネー」ゲフ
提督(紅茶はもう飲みたくなさそうだな)
金剛「HI!今日もイイ天気ネー!」
提督「とりあえずどうしたらいいものか…あ、そうだ」
提督「確かここの棚に……」ガサゴソ
金剛「HEY、提督ぅー!触ってもイイけどサー、時間と場所をわきまえなヨー!」
提督(俺はメモ帳とペンを触る時も場所を弁えにゃならんのか)
提督「…まあいい。とりあえず金剛、この紙に今のお前の状況を書いて俺に教えてくれ」スッ
金剛「紅茶が飲みたいネー」サラサラ
金剛「HI!今日もイイ天気ネー!」スッ
提督「どれどれ……」
『超弩級戦艦として建造技術導入を兼ねて英国ヴィッカース社で建造された、金剛デース!
太平洋戦域でも持前の高速力を活かして、大活躍デース!
期待してネ!』
提督「駄目か」
金剛「紅茶が飲みたいネー」
6: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 14:41:14.49 ID:AaujwXTDO
提督「これは何かの病気なのだろうか……」
金剛「午前一時。提督は働き者デース!」
提督「そりゃどうも」
金剛「紅茶が飲みたいネー」テレテレ
提督「……どの道このままでは埒が明かん。誰かに相談しよう。↓2は詳しそうだよな」
↓2 相談しにいく艦娘
金剛「午前一時。提督は働き者デース!」
提督「そりゃどうも」
金剛「紅茶が飲みたいネー」テレテレ
提督「……どの道このままでは埒が明かん。誰かに相談しよう。↓2は詳しそうだよな」
↓2 相談しにいく艦娘
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/06(土) 14:44:47.49 ID:T6b1gqsVo
夕張
9: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 14:59:05.93 ID:AaujwXTDO
提督「頼もーっ!!」バァン
夕張「何でしょう?試し撃ち、ご所望ですか?」ビクッ
提督「いや、申し訳ないが試し撃ちは御所望じゃないんだ。少し相談したいことがあってだな」
夕張「提督!おはようございます!」
提督(おや?)
※全員が全員こうなっている訳ではありません。条件を満たした場合はいつも通りになります
夕張「何でしょう?試し撃ち、ご所望ですか?」ビクッ
提督「いや、申し訳ないが試し撃ちは御所望じゃないんだ。少し相談したいことがあってだな」
夕張「提督!おはようございます!」
提督(おや?)
※全員が全員こうなっている訳ではありません。条件を満たした場合はいつも通りになります
10: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 15:18:40.75 ID:AaujwXTDO
提督(夕張も駄目なのか……期待してたんだが)ガクッ
夕張「何でしょう?試し撃ち、ご所望ですか?」キョトン
提督(……いや、待てよ)
提督(金剛との時も一応俺の意思は伝わっていたみたいだし…こっちの用件を一方的に押し付けることは出来るんじゃないか?)
提督「なあ夕張。金剛の、それとお前のことで相談なんだが――」
カクカクシカジカシカクイムーブ
夕張「提督!おはようございます!」 ガッツポ
提督「お、おお…?伝わったか?何を言っているのかは分からないけど」
夕張「提督!おはようございます!」 タッタッタッ
提督「あっちは…工廠だな。ついていってみよう」
夕張「何でしょう?試し撃ち、ご所望ですか?」キョトン
提督(……いや、待てよ)
提督(金剛との時も一応俺の意思は伝わっていたみたいだし…こっちの用件を一方的に押し付けることは出来るんじゃないか?)
提督「なあ夕張。金剛の、それとお前のことで相談なんだが――」
カクカクシカジカシカクイムーブ
夕張「提督!おはようございます!」 ガッツポ
提督「お、おお…?伝わったか?何を言っているのかは分からないけど」
夕張「提督!おはようございます!」 タッタッタッ
提督「あっちは…工廠だな。ついていってみよう」
13: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 15:43:20.44 ID:AaujwXTDO
夕張「データもバッチリね!」ジャジャーン
提督「この機械で金剛とお前を元に戻せるのか?」
夕張「あぁ、提督もやっぱりそう思います?ここに兵装まだ載りそうよね‥、うん‥。」コクコク
提督「良かった…金剛もすぐ連れてくるからよろしく頼む」
夕張「提督!おはようございます!」フリフリ
提督「え、駄目?どういうことだ?」
夕張「あぁ、提督もやっぱりそう思います?ここに兵装まだ載りそうよね‥、うん‥。」ユビサシ
提督「んーと……俺がこれを使わないと駄目ってことか…?といっても使い方が分からないんだが」
夕張「データもバッチリね!」スッ
提督「取説まで準備していたか。流石夕張、頼りになるな」
夕張「何でしょう?試し撃ち、ご所望ですか?」エッヘン
提督「それにしても取説にしてはやたら分厚いな」パラパラ
1ページ目
『コンパクトボディに充実の重武装を施した実験艦的存在の軽巡、夕張です。
私の残したデータが、様々な重武装最新鋭艦開発の元になったんだから!
機関室に一発?何いってんの?
ほんと…失礼しちゃうわ。』
2ページ目
『コンパクトボディに充実の重武装を施した実験艦的存在の軽巡、夕張です。
私の残したデータが、様々な重武装最新鋭艦開発の元になったんだから!
機関室に一発?何いってんの?
ほんと…失礼しちゃうわ。』
〜〜〜〜
156ページ目
『コンパクトボディに充実の重武装を施した実験艦的存在の軽巡、夕張です。
私の残したデータが、様々な重武装最新鋭艦開発の元になったんだから!
機関室に一発?何いってんの?
ほんと…失礼しちゃうわ。』
提督「Oh……」
提督「夕張の説明書だったかー…」
夕張「提督!おはようございます!」
提督「この機械で金剛とお前を元に戻せるのか?」
夕張「あぁ、提督もやっぱりそう思います?ここに兵装まだ載りそうよね‥、うん‥。」コクコク
提督「良かった…金剛もすぐ連れてくるからよろしく頼む」
夕張「提督!おはようございます!」フリフリ
提督「え、駄目?どういうことだ?」
夕張「あぁ、提督もやっぱりそう思います?ここに兵装まだ載りそうよね‥、うん‥。」ユビサシ
提督「んーと……俺がこれを使わないと駄目ってことか…?といっても使い方が分からないんだが」
夕張「データもバッチリね!」スッ
提督「取説まで準備していたか。流石夕張、頼りになるな」
夕張「何でしょう?試し撃ち、ご所望ですか?」エッヘン
提督「それにしても取説にしてはやたら分厚いな」パラパラ
1ページ目
『コンパクトボディに充実の重武装を施した実験艦的存在の軽巡、夕張です。
私の残したデータが、様々な重武装最新鋭艦開発の元になったんだから!
機関室に一発?何いってんの?
ほんと…失礼しちゃうわ。』
2ページ目
『コンパクトボディに充実の重武装を施した実験艦的存在の軽巡、夕張です。
私の残したデータが、様々な重武装最新鋭艦開発の元になったんだから!
機関室に一発?何いってんの?
ほんと…失礼しちゃうわ。』
〜〜〜〜
156ページ目
『コンパクトボディに充実の重武装を施した実験艦的存在の軽巡、夕張です。
私の残したデータが、様々な重武装最新鋭艦開発の元になったんだから!
機関室に一発?何いってんの?
ほんと…失礼しちゃうわ。』
提督「Oh……」
提督「夕張の説明書だったかー…」
夕張「提督!おはようございます!」
17: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 16:02:38.63 ID:AaujwXTDO
提督(あれから1時間以上粘り続けたものの、使うどころか起動することもできず)
提督(……イエスかノーで正解に辿り着こうともしたが結局は空回りするばかりだった)
提督(夕張の申し訳なさそうな顔が頭に残る…)
提督「はあ」
提督「他の娘もこうなっているのだろうか…」
???「……」チョンチョン
提督「ん?」
↓1〜3 艦娘指定 コンマ1桁の数字が一番高いレスを採用。但し条件を満たしたレスがあった場合、そのレスが優先されます
提督(……イエスかノーで正解に辿り着こうともしたが結局は空回りするばかりだった)
提督(夕張の申し訳なさそうな顔が頭に残る…)
提督「はあ」
提督「他の娘もこうなっているのだろうか…」
???「……」チョンチョン
提督「ん?」
↓1〜3 艦娘指定 コンマ1桁の数字が一番高いレスを採用。但し条件を満たしたレスがあった場合、そのレスが優先されます
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/06(土) 16:05:17.62 ID:Xu6fKLZoo
鈴谷
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/06(土) 16:05:26.19 ID:j/fVAFl7O
浜風
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/06(土) 16:05:44.07 ID:iCajGd1fO
雪風
26: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 16:24:12.52 ID:AaujwXTDO
浜風「今日も、いい風ですね」
提督「…浜風か」
浜風「今日も、いい風ですね」
提督「浜風も…そうなのか」
浜風「今日も、いい風ですね」
提督「……」
浜風「今日も、いい風ですね」
浜風「今日も、いい風ですね」
浜風「今日も、いい風ですね」クビカシゲ
提督「…浜風か」
浜風「今日も、いい風ですね」
提督「浜風も…そうなのか」
浜風「今日も、いい風ですね」
提督「……」
浜風「今日も、いい風ですね」
浜風「今日も、いい風ですね」
浜風「今日も、いい風ですね」クビカシゲ
30: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 18:28:09.26 ID:AaujwXTDO
ザーザーザー
提督「今は……15時27分か」
提督「そろそろ出撃しないとな」
提督「今日中に5-5を終わらせないといけないしな」
提督「戦闘の時は流石にいつもの皆に戻ってほしいが…」
提督(……)
提督(………)
提督(……あれ?)
提督(いつもの皆、って何だ…?)
直下 艦娘指定
※大和型以外の戦艦、加賀以外の正規空母、軽空母をそれぞれ1人ずつ指定してください
提督「今は……15時27分か」
提督「そろそろ出撃しないとな」
提督「今日中に5-5を終わらせないといけないしな」
提督「戦闘の時は流石にいつもの皆に戻ってほしいが…」
提督(……)
提督(………)
提督(……あれ?)
提督(いつもの皆、って何だ…?)
直下 艦娘指定
※大和型以外の戦艦、加賀以外の正規空母、軽空母をそれぞれ1人ずつ指定してください
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/06(土) 18:29:24.94 ID:rfzhmerMo
霧島瑞鶴RJ
35: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 19:04:42.79 ID:AaujwXTDO
〜出撃前〜
龍驤「……」
大和「……」
武蔵「……」
霧島「……」
瑞鶴「……」
加賀「……」
提督(繰り返しの次は黙りと来た)
提督(ついさっきまであんなに騒がしかったのに、出撃しようとした途端全く口を聞かなくなった。話しかけもしたが反応する素振りもない)
提督(この現象にはなにか法則でもあるのか…?)
提督「……」
提督「出撃開始だ」スッ
龍驤「ウチがいるから、これが主力艦隊やね!」
提督(ん?喋った……?)
龍驤「……」
大和「……」
武蔵「……」
霧島「……」
瑞鶴「……」
加賀「……」
提督(繰り返しの次は黙りと来た)
提督(ついさっきまであんなに騒がしかったのに、出撃しようとした途端全く口を聞かなくなった。話しかけもしたが反応する素振りもない)
提督(この現象にはなにか法則でもあるのか…?)
提督「……」
提督「出撃開始だ」スッ
龍驤「ウチがいるから、これが主力艦隊やね!」
提督(ん?喋った……?)
41: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 22:41:33.64 ID:AaujwXTDO
〜艦隊帰投〜
提督(出撃して分かったことは、皆交戦時以外は出撃前のように静かだったことと、戦闘時には言葉のパターンが変わったことぐらいか。同じ言葉を繰り返す点は変わらなかったんだがな)
大和「提督~? あの~、いえ、いいですけど…」タイハ
提督「ボロボロになっても母校に戻るとそうなるのか」
大和「提督? あの、まあ…居住性は他の娘とは段違いではあるのだけれど…いいの?」
提督「その、なんだ…その格好で言われると色々と反応に困るな」
大和「提督? あの、まあ…居住性は他の娘とは段違いではあるのだけれど…いいの?」キョトン
提督「……って言ったところで大和には何のことか分からないよな」
提督(皆自分達がおかしくなっていることを自覚していないみたいだしな…)
提督「まあいい、お前は敵旗艦を倒してくれたんだ。ゆっくり休んできていいぞ」
大和「あ、甘く見た訳じゃないんだけど、ごめんなさい。」
提督(ん、また違う言葉?)
提督「うーむ……」チラッ
加賀「修復に入らせていただきます。」ガツガツムシャムシャ
提督(加賀はやはり大食いだなぁ)
提督(出撃して分かったことは、皆交戦時以外は出撃前のように静かだったことと、戦闘時には言葉のパターンが変わったことぐらいか。同じ言葉を繰り返す点は変わらなかったんだがな)
大和「提督~? あの~、いえ、いいですけど…」タイハ
提督「ボロボロになっても母校に戻るとそうなるのか」
大和「提督? あの、まあ…居住性は他の娘とは段違いではあるのだけれど…いいの?」
提督「その、なんだ…その格好で言われると色々と反応に困るな」
大和「提督? あの、まあ…居住性は他の娘とは段違いではあるのだけれど…いいの?」キョトン
提督「……って言ったところで大和には何のことか分からないよな」
提督(皆自分達がおかしくなっていることを自覚していないみたいだしな…)
提督「まあいい、お前は敵旗艦を倒してくれたんだ。ゆっくり休んできていいぞ」
大和「あ、甘く見た訳じゃないんだけど、ごめんなさい。」
提督(ん、また違う言葉?)
提督「うーむ……」チラッ
加賀「修復に入らせていただきます。」ガツガツムシャムシャ
提督(加賀はやはり大食いだなぁ)
44: ◆VXoPwLix3s 2014/12/06(土) 23:28:01.96 ID:AaujwXTDO
提督(……一日の終わり)
提督(結局、異変については何も分からずじまいだった)
提督(これが、夢だったらどんなに良い事か……)
提督(明日起きたら全てが元通りに…なってくれないよなぁ、多分)
ガチャ
提督「ん」
金剛「……」
提督「金剛…?どうしたこんな時間に」ウトウト
金剛「目を離さないでって言ったのにィー! 提督ぅー、何してるデース!?」
提督「……は?」
提督(結局、異変については何も分からずじまいだった)
提督(これが、夢だったらどんなに良い事か……)
提督(明日起きたら全てが元通りに…なってくれないよなぁ、多分)
ガチャ
提督「ん」
金剛「……」
提督「金剛…?どうしたこんな時間に」ウトウト
金剛「目を離さないでって言ったのにィー! 提督ぅー、何してるデース!?」
提督「……は?」
45: ◆VXoPwLix3s 2014/12/07(日) 00:08:11.70 ID:LiyiwKNEO
ーー
ーーー
ーーーーー
ーーーーーーー
???「……」カタカタ
???「…ん」カチッ
???「なんだこれ…『楽園への片道切符』?」
???「貴方の思い描いた世界を一寸の狂いもなく創り出す事のできるお呪い、か……アホくさ」
???「……」ジー
???「かといって他にすることもないし……」
???「…」
???「……」
???「………」ウズウズ
???「物は試し、って言うしな。やってやろうじゃん。もし出来たならその時は後輩にでも自慢してやろう」フフフ
???「えぇとどれどれ……20XX年X月X日12時0分0秒丁度に――」
???「今は……11時51分か」
???「折角だし、今流行りの艦これの世界でも創ってみようかね」
終わり
46: ◆VXoPwLix3s 2014/12/07(日) 00:11:16.77 ID:LiyiwKNEO
無理矢理感ありまくりですがこれで終わりです
プレイヤー(>>1)が艦これの世界を思い描くとどうなるか?そんなSSでした
二次創作等でよく見るようなハチャメチャワールドになることを期待しつつも、無意識的には「ゲームとして」の艦これが強くイメージされた為にこんなカオスな世界が出来上がってしまいました、って話にしたつもりです
出撃時に皆が静かになったのは、プレイヤー(>>1)がバトルものの書籍、その他二次作品を全く読んでおらず、その結果「ゲームとして」の出撃しか再現出来なかったためです
ちなみに安価の条件は単純にゾロ目でした
ここまで読んでいただきありがとうございました。初SS楽しかったです
プレイヤー(>>1)が艦これの世界を思い描くとどうなるか?そんなSSでした
二次創作等でよく見るようなハチャメチャワールドになることを期待しつつも、無意識的には「ゲームとして」の艦これが強くイメージされた為にこんなカオスな世界が出来上がってしまいました、って話にしたつもりです
出撃時に皆が静かになったのは、プレイヤー(>>1)がバトルものの書籍、その他二次作品を全く読んでおらず、その結果「ゲームとして」の出撃しか再現出来なかったためです
ちなみに安価の条件は単純にゾロ目でした
ここまで読んでいただきありがとうございました。初SS楽しかったです
48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/07(日) 00:25:29.17 ID:dSnqRgG40
乙
設定や発想は面白かったよ。
できればもうちょっと色んな艦と協力したりして引っ張って終わってくれたらホラーっぽさや謎解き要素もあってもっとよくなったと思う
設定や発想は面白かったよ。
できればもうちょっと色んな艦と協力したりして引っ張って終わってくれたらホラーっぽさや謎解き要素もあってもっとよくなったと思う
52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/07(日) 03:45:02.15 ID:9lnMjoYRo
ゾロ目出てたらもっと展開見られたのかなあ
見たかった
乙
見たかった
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417842846/
Entry ⇒ 2015.07.31 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
貴音「ようかい体操第一……?」
1: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 16:59:19.92 ID:XWqFWa3aO
ガチャッ
貴音「おはようございます」
小鳥「あら、おはよう貴音ちゃん」
小鳥「こんな朝早くに来てどうしたの?まだ仕事の時間じゃ……」
貴音「実は、今日の昼からの仕事でダンスをする事になりまして…」
貴音「その練習をしようと、稽古場にて早朝練習を行おうかと……」
小鳥「そうなのね……仕事熱心で偉いわ!」
小鳥「でも、まだレッスン広場が開く時間じゃないから準備して待っててね」
貴音「わかりました」
2: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:04:43.68 ID:XWqFWa3aO
小鳥「キッチンにお菓子とか飲み物もあるから好きに食べてね」
貴音「なんと!……ありがたき幸せ」じゅるっ
小鳥「……あ、そうだ」
小鳥「ちょっと私、コンビニに荷物取りに行って来るから留守番お願いしていい?」
貴音「えぇ、大丈夫ですよ」
小鳥「じゃあ、ちょっと行って来るからテレビでも見てて待っててね」タタタ…
貴音「交通事故にはお気を付けて……」
バタンッ
3: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:09:00.70 ID:XWqFWa3aO
貴音「……………」
貴音「暇ですね……」
貴音「小鳥嬢の仰った通り、てれびでも観て暇を潰しましょう」ぴっ
『キッズステーション!』パッ
貴音「これは……あにめ番組でしょうか?」
『プライム……ショッピーーング!』チャッチャッチャッチャッチャラー
貴音「今は通販の宣伝中で、あにめはしないのですか……」
『垂れない! はねない! 手に付かなーーーい!』
貴音「何と……これで虹を描けるのですか」
4: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:12:05.24 ID:XWqFWa3aO
『「こんにちは、ディレク・ジーターです」』
貴音「この方は、野球選手なのですね……」
『「この前、初めてホームランを打ったの!」』
貴音「それは、大変喜ばしい事ですね」
貴音「……そういえば、小鳥嬢が飲食物がきっちんにあると言っておりましたね」
貴音「ふふふ……お言葉に甘え、頂くと致しましょうか」とてとて
5: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:16:33.81 ID:XWqFWa3aO
貴音「沢山駄菓子がありましたね……」とてとて
貴音「この『ぬぅぼぉ』とはどの様な物なのでしょうか……」
貴音「……おや?通販の紹介が終わった様ですね」
貴音「今から何があるのでしょうか……」
『ようかい体操第一!!』
貴音「………はて?」
貴音「ようかい体操第一……?」
6: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:21:49.19 ID:XWqFWa3aO
貴音「初耳ですね……どの様な物なのでしょうか?」
『チャラチャッチャーラチャチャチャチャチャ♪(BGM再生chu)』
貴音「何と陽気な音楽……ついつい踊ってしまいたくなりますね」
『ヨーでる ヨーでる ヨーでる ヨーでる♪ようかいでるけん でられんけん♪』
貴音「!?」
貴音「な、何と……面妖な!」わなわな
貴音「この荒ぶる鷹を象徴した体制……」
貴音「それを表しながら踊るなどと……」
貴音「……こ、こう、でしょうか?」バッバッ
7: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:26:14.35 ID:XWqFWa3aO
貴音「むぅ……なかなか難しい体制ですね」バッバッ
貴音「それに、この『よーでる』とは一体……?」
『ヨーでる ヨーでる ヨーでる ヨーでる♪ようかいでるけん でられんけん♪』
貴音「……!」
貴音「わかりました!」
貴音「きっと、後半に言っている『妖怪出る件』の略語なのですね!」
貴音「ふふふ……謎を一つ解明出来ましたね」ふんすっ
『ローイレ ローイレ 仲間にローイレ♪友だち大事!』
貴音「!?」
貴音「……ろぉ……いれ?」
貴音「……また、謎が出て来ましたね」しゅん
8: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:29:48.67 ID:XWqFWa3aO
貴音「……それよりも、最後に言った友だち大事という言葉……」
貴音「……ふふふ、確かにそうですね」
ガチャッ
響「はいさーい!みんな、おは……」
貴音「友達という言葉を聞いて一番に思い浮かんだのは、やはり響でしょうか」
響「!!」
響「……………」
響「……………」コソコソ
響「……………」
響(思わず隠れちゃったけど、何の話をしてるんだろ……?)チラッ
貴音「いえ、どちらかといえば響は友達……とは違いますね」
響(!?)ガーン
9: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:33:50.94 ID:XWqFWa3aO
響(……うぅぅ)グスッ
貴音「親友……と呼べる大切な仲間ですね」
響(!!)
響(……えへへっ///)テレテレ
『妖怪 妖怪 妖怪 ウォッチッチ!!』
貴音「……おや?確かその名は何処かで耳にしたことが……」
響(……あ、あれは確か今流行りの……)
響(貴音、このアニメのエンディングを聴いてたのか)
響(それで、友だち大事!の所を聞いて自分の事を……)
響(………………)
響(えへへー///)テレテレ
10: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:38:58.76 ID:XWqFWa3aO
貴音「そういえば、今の流行りの漫画と聞いたことが……」
貴音「確か主人公が球体から生命体を呼び寄せ戦わせるという黄色い鼠の……」
『カイ カイ キイ キイ クイ クイ ケイ ケイ 来い 来い 妖怪 ウォッチッチ!!』
貴音「!?」
貴音「い、今の動きは何なのですか!?」
貴音「生まれて初めにお目にかかりました……この様なダンスがあるなどと……」
貴音「世は広いのですね……」
響(ぷくく……)ニヤニヤ
響(子供向けの踊りをみて、本気になり過ぎだぞ貴音……ぷくく)ニヤニヤ
11: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:47:00.05 ID:XWqFWa3aO
貴音「こう……ですか?」くねくね
響(真似して踊ってる!)
貴音「むぅ……難しい、ですね」くねくね
響(………………)
響(なんか、ちょっとぎこちなく踊ってカワイイぞ……)
『今日は朝か~ら寝坊したぁ~♪
夢のなか~では起きたのに!!』
貴音「おや?睡眠不足ですか?美希が言いそうなことを仰いますね……」
『どうして、朝は眠いんだ?どうして 朝は眠いんだ?!』
貴音「ふむ……きっと、寝不足のせいですね」
貴音「ちゃんと寝る時間を決め、その時間に近づくに連れ、刺激になる物から離れ、ちゃんと布団に入り眠りにつけばですね……」くどくど
『ドォワッハッハー!!!!』
貴音「!?」びくっ!
12: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:52:57.83 ID:VF0Ttn6q0
貴音「な、何故急に笑の出すのですか……!?お気を確かに!」
『よ う か い のせいなのね、
そうなのね!』
貴音「…………え?」
貴音「よ、妖怪……ですか?」びくびく
貴音「朝が辛いのは、妖怪の仕業と言いたいのですか……?」びくびく
貴音「……もしや、この近くにも妖怪が……」びくびく
貴音「……………」びくびく
ガチャッ
貴音「………!!」びくぅっ!
13: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 17:57:44.80 ID:VF0Ttn6q0
伊織「あら?やけに静かだけど誰もいな……」
響「!!」バッ
伊織「キャッ……!」
貴音「い……今の声は……水瀬伊織のような気が……」
貴音「伊織!?いるのですか!?いたら返事をしてください!お願いです!」
貴音「………………」
貴音「……気の所為、でしたか」
貴音「………いや」
貴音「もしや、これも妖怪のせいなのでは……」
14: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 18:05:19.99 ID:VF0Ttn6q0
貴音「……………」びくびく
貴音「あぅぅ……」びくびく
貴音「小鳥嬢……響……伊織……」びくびく
貴音「あなた様ぁ……」びくびく
貴音「誰か早く事務所に来て下さいまし……」びくびく
伊織「ムゥー!ムゥー!」モガモガ
響(い、伊織!シーッ!シィーッ!)パッ
伊織(な、何よ!急に引きずりこんで、口を塞いで来て!)
響(今ちょっと隠れて貴音の様子を見てるんだ!)
伊織(はぁ?何してんのよ……)
15: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 18:12:26.40 ID:VF0Ttn6q0
響(珍しい貴音がみれて楽しいぞ!ほら!)
伊織(はぁ……本当、何子供みたいな事してるのよ)チラッ
貴音「ぅぅ…………」がくがく
伊織(………………)
伊織(あんなに震えた貴音、初めてみるわね……)ジー…
響(ね!?ね!?でしょでしょ!?)
貴音「……………」びくびく
16: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 18:15:55.95 ID:VF0Ttn6q0
貴音「……あ、あの、もし……てれびで踊っているあなた方達は大丈夫なのですか?」
貴音「妖怪の仕業と解っておられるのに、体操をするなどと……余程肝が据わっておられるのですね」
『ウォッチ! 今何時?』
貴音「時間をお気になされるとは……妖怪など目にないのでしょうか?」
貴音「とても、気丈な方なのですね」
『(一大事ーーー!!)』
貴音「!!」
貴音「や、やはり、内心では焦っておられるのですね!?」あたふた
貴音「よ、妖怪はどこなのですか!?」あたふた
響(ぷくく……いつも大人びてる貴音が、今日は子供みたいでカワイイぞ)ニヤニヤ
伊織(全く……コソコソと覗きみたいな事して)
伊織(私はもう、隠れてるのやめるわよ)
17: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 18:20:53.44 ID:VF0Ttn6q0
響(えぇ〜……もうちょっと見とこうよ)
伊織(嫌よ、こんな覗き魔みたいな事、変態みたいじゃないの)
響(じ、自分、変態じゃないぞ!)
伊織(はいはい、誰がどう見たって今のあんたはDa変た……)
ガチャッ
やよい「おはようございまーす!」
響(……あ、やよい)
伊織(!)
貴音「!!」ぴくっ
19: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 18:32:09.42 ID:VF0Ttn6q0
貴音「高槻やよい!よくぞ来てくれました!」たたた……
やよい「え、え?え?」
やよい「どうしたんですか?そんなに慌てて……」
貴音「今ここに、妖怪がいるのです!」
やよい「妖怪……ですか?」キョトン
貴音「はい、この体操を見ていたらこの踊っている方達が……」
やよい「……あぁ、ようかい体操第一ですね!」
貴音「ご存じなのですか?」
やよい「弟達がハマってるので、よく知ってます!」
やよい「何回もこの歌を見て踊ってるから、私も覚えちゃって……」
貴音「なんと!覚えているのですか!?」
20: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 18:45:29.07 ID:VF0Ttn6q0
やよい「全部じゃなくて、アニメのエンディング部分だけですけど……」
貴音「是非、その踊りを伝授していただけませんか!?」
やよい「で、伝授ですか?」
貴音「私、先程の踊りを見て大変感銘を受けました」
貴音「あの斬新で大胆な舞……あれを初めて見た時の衝撃は忘れられません」
貴音「どうか、ご指導の方を……!」
やよい「……はい、もちろんいいですよ!」
貴音「真ですか!」
やよい「あまり上手に教えられないと思いますけど……」
貴音「あなたなら出来るはずです!では、早速教導の方を!」
21: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 18:50:10.55 ID:VF0Ttn6q0
やよい「じゃ、じゃあ……まず、最初の部分から……」
貴音「かいかい、きいきい、くいくいの所がよく分からなくてですね……」
伊織(…………)ジー
伊織(ふふふ……やよいったら、ちゃんと教えようと一生懸命頑張ってるわね///)
響(……伊織)
伊織(ふふっ……///)ニヤニヤ
響(伊織!)
伊織(キャッ!)ビクッ
伊織(な、何よ!?耳元で声をあげないで!)
響(覗き魔みたいな事はしないで、隠れるのはやめるんじゃないのか?)
22: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 18:55:50.79 ID:k//b+LyXO
伊織(えっ……)
伊織(えっと……これはその……あれよ)
伊織(で、出るタイミングをうかがってるのよ!)
響(………………)
伊織(な、何よ!何か言いたいわけ!?)
千早(ちょっと、喧嘩するなら外でしてくれないかしら?)
千早(高槻さんの声が聞こえないでしょ?)
響(う、うん……ごめん)
伊織(わ、悪かったわよ……)
23: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 18:59:40.02 ID:k//b+LyXO
やよい「腕をブラブラさせて、カイカイクイクイの掛け声に合わせてですね……」
貴音「こ、こう……でしょうか?」くねくね
ガチャッ
小鳥「ただいま〜」
貴音「おや、小鳥嬢」
やよい「小鳥さん、おはようございます!」
小鳥「あ、やよいちゃん、おはよう」
小鳥「貴音ちゃん、もうレッスン広場開いたらしいわよ」
貴音「おや、もうそんな時間でしたか」
25: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 19:04:04.58 ID:k//b+LyXO
やよい「あ、もうすぐレッスンがあるから行かなくちゃ……」
貴音「やよいもですか?私も稽古場に行くのですが……」
やよい「あ、それじゃあレッスンが始まるまで、そこで続きをしましょうか?」
貴音「なんと……よろしいのですか?」
やよい「はい、大丈夫ですよ!」
貴音「感謝致します……では、早速行きましょうか」とてとて
やよい「はい!」トテトテ
バタンッ
響・伊織・千早(…………)
26: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 19:14:59.25 ID:k//b+LyXO
響(いやぁ……いい物をみれたなぁ)ホクホク
伊織(……さっ、いつまでも隠れてないで早く出るわよ)
千早(何故私はビデオカメラを持って来なかったのかしら……くっ)
小鳥「さて……と」ガサゴソ
響(………ん?ピヨ子がAmazonの箱を開けてるぞ)
伊織(何してるのかしら……?)
小鳥「今は誰もいないし、当分来ない筈だから……少しの間なら出来るわね」スッ
小鳥「ふんふんふ〜ん♪」カチャッ…ウィーン
千早(あれは……DVDを入れてるのかしら?)
28: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 19:19:25.69 ID:k//b+LyXO
小鳥「………よし!じゃあ、再生スタート!」ポチッ
『さぁ!ビリーズブートキャンプの時間だ!今日も一緒に体脂肪を燃やそう!』
小鳥「オッケー!」
響・伊織・千早(………………)
『自分の力を信じて!』
小鳥「ワンツー!ワンツー!」バッバッ
『君ならできる!』
小鳥「ワンモァセァッ!ワンモァセァッ!」バッバッ
『ゆっくりでいい、とにかく続けるんだ。そうすれば必ず勝てる!』
小鳥「イ、イエーーーーーース!」ハァハァ
『ヴィクトリー!!』
小鳥「ヴィクトリー!!!」ガッツポ!
響(………………)
伊織(………………)
千早(………………)
32: ◆p3yuNM37DY 2015/01/07(水) 19:26:31.75 ID:k//b+LyXO
響(何だろう……この気持ち……)
千早(夢を見ていたら急に現実を突き付けられたような気分だわ……)
伊織(これ以上見ちゃダメよ……目に毒だわ)
小鳥「体に磨きをかけて、今年こそ!目指せ玉の輿!」
小鳥「ヴィクトリー!!!!」ピヨー!
完
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 19:48:23.57 ID:bcFyXFfTO
一瞬、妖怪ウォッチの新しいED(ビリーパロ)かと思ったがビリーだった。
乙です。
乙です。
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:14:34.96 ID:MEkRCqAuo
乙です
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 22:33:25.21 ID:P0qJjzgao
可愛い乙
妖怪ウォッチはセルフツッコミちゃんと入れてて結構面白かったから割りと好き
この組み合わせも良かった
妖怪ウォッチはセルフツッコミちゃんと入れてて結構面白かったから割りと好き
この組み合わせも良かった
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 22:51:01.02 ID:CueFRCTOo
お姫ちんかわええなぁ、おつ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420617559/
Entry ⇒ 2015.07.31 | Category ⇒ アイドルマスター | Comments (0)
一夏「し、小便もれるううううううううう!!!」
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:24:55.309 ID:PQwkCsoZ0.net
一夏「漏れる漏れる漏れる漏れるトイレトイレトイ……どおずぎるうううううう」
一夏(そ、そこらへんでやるか?駄目だ、土の地面ならまだしも屋内でやるのは流石に……)
一夏(なら女子トイレ……見られたらヤバイ……いや、というか)
一夏「もう……無理……」
箒「どうした一夏?顔が真っ青だぞ」
一夏「ほ、箒!!」
一夏(も、もうこれしかねえ!!)
一夏「箒!俺の小便を飲んでくれ!!」
箒「……は?」
一夏(そ、そこらへんでやるか?駄目だ、土の地面ならまだしも屋内でやるのは流石に……)
一夏(なら女子トイレ……見られたらヤバイ……いや、というか)
一夏「もう……無理……」
箒「どうした一夏?顔が真っ青だぞ」
一夏「ほ、箒!!」
一夏(も、もうこれしかねえ!!)
一夏「箒!俺の小便を飲んでくれ!!」
箒「……は?」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:25:36.070 ID:PQwkCsoZ0.net
一夏「助けてくれェ……漏れ、漏れそうなんだ……死にたくない……いろいろと死にたくない……」
箒「な、なら」
一夏「もう道はこれしかないぃ……たの、頼む……」
箒(い、いきなりお、おしっこを飲めだと!?どうすればいいのだ!?どうすれば……)
一夏「ぐぎぎぎ……」
箒「あああああああああああああ!!!わかった!!飲もう!!」
一夏「サンキ、キューな、ほう……き」
箒「こっちの物陰に来い!」
一夏「ひっ、ひっ、ひっ」
箒「な、なら」
一夏「もう道はこれしかないぃ……たの、頼む……」
箒(い、いきなりお、おしっこを飲めだと!?どうすればいいのだ!?どうすれば……)
一夏「ぐぎぎぎ……」
箒「あああああああああああああ!!!わかった!!飲もう!!」
一夏「サンキ、キューな、ほう……き」
箒「こっちの物陰に来い!」
一夏「ひっ、ひっ、ひっ」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:26:15.649 ID:PQwkCsoZ0.net
箒「さ、さぁ!!出せ!!」
一夏「死ぬぅぅぅ……死んでたまるかぁぁぁ……」ボロン
箒「ひっ!」
箒(お、お、お、おち……おちん……///)
一夏「出すぞおおおおおおっていうか出るぞ!!口を開けろぉぉぉ」
箒「おおお、おう!ここ来い!!!」
ジョロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
箒(おごごごごごごご)ゴクンゴクン
ジョロロロロロロロ……ジョロロロロロロロ……
箒(お、多すぎる……!!まだ終わらんのか……!)ゴクンゴクン
チョロ……チョロ……
箒「おっ……んっ……ぷはぁぁぁ!!」ゲフッ
一夏「た、助かった……箒……ありがとう……ありがとう……」
箒「ば、馬鹿者、泣くな」
一夏「死ぬぅぅぅ……死んでたまるかぁぁぁ……」ボロン
箒「ひっ!」
箒(お、お、お、おち……おちん……///)
一夏「出すぞおおおおおおっていうか出るぞ!!口を開けろぉぉぉ」
箒「おおお、おう!ここ来い!!!」
ジョロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
箒(おごごごごごごご)ゴクンゴクン
ジョロロロロロロロ……ジョロロロロロロロ……
箒(お、多すぎる……!!まだ終わらんのか……!)ゴクンゴクン
チョロ……チョロ……
箒「おっ……んっ……ぷはぁぁぁ!!」ゲフッ
一夏「た、助かった……箒……ありがとう……ありがとう……」
箒「ば、馬鹿者、泣くな」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:26:51.248 ID:PQwkCsoZ0.net
箒(しかし、なんなのだこれは……一夏のおしっこを飲んでしまった……)
箒(しかも意外と飲めた)
箒(おしっこ……)
一夏「ありがとう、本当にありがとう!お礼に頼みでもなんでも聞くよ!」
箒「そうか。なら……私のおしっこを飲んでくれ」
一夏「えっ」
箒「あっ」
箒(な、何を言っているんだ私はあああああああああああああ!なぜか、なぜかつい言ってしまった!)
一夏「わかった。飲む。いや、飲ませてくれ」
箒「えっ……いいのか?」
一夏「箒の小便を飲むなんてこっちから頼みたいくらいだ!」
箒「一夏……///」
???「……」
箒(しかも意外と飲めた)
箒(おしっこ……)
一夏「ありがとう、本当にありがとう!お礼に頼みでもなんでも聞くよ!」
箒「そうか。なら……私のおしっこを飲んでくれ」
一夏「えっ」
箒「あっ」
箒(な、何を言っているんだ私はあああああああああああああ!なぜか、なぜかつい言ってしまった!)
一夏「わかった。飲む。いや、飲ませてくれ」
箒「えっ……いいのか?」
一夏「箒の小便を飲むなんてこっちから頼みたいくらいだ!」
箒「一夏……///」
???「……」
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:27:23.761 ID:PQwkCsoZ0.net
箒「さて」
一夏「決行は俺の部屋のシャワールームか」
箒「ああ」
一夏「来い。俺が箒の全てを受け止める」
箒「///」
箒「じ、じゃあ……」スルスル
一夏「お、おおおおおおお!!」
箒「うぅぅぅぅ/////」
箒(今更だが私は何をやっているんだ!!)
一夏(お、おま……って陰毛濃ッ!!タワシか!?しかし!)
箒「ひゃう!?」
箒「な、なにを!?」
一夏「俺は直飲み派だ」
一夏(陰毛はタワシだけどおま○こは臭くないな。でも陰毛が刺さって痛い)
一夏「決行は俺の部屋のシャワールームか」
箒「ああ」
一夏「来い。俺が箒の全てを受け止める」
箒「///」
箒「じ、じゃあ……」スルスル
一夏「お、おおおおおおお!!」
箒「うぅぅぅぅ/////」
箒(今更だが私は何をやっているんだ!!)
一夏(お、おま……って陰毛濃ッ!!タワシか!?しかし!)
箒「ひゃう!?」
箒「な、なにを!?」
一夏「俺は直飲み派だ」
一夏(陰毛はタワシだけどおま○こは臭くないな。でも陰毛が刺さって痛い)
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:27:48.531 ID:PQwkCsoZ0.net
箒「ぅぅ……///」
一夏「いいぞ。出してくれ」
箒「ゎ、わかった……んっ」
ジョロロロロロロロロロ
一夏(きたぁぁぁぁぁ!!)ゴクッゴクッ
ジョロロロ……
一夏(な、なんだこれ……うんめぇ……)ゴクッ
箒「うっ、ふぅ……」プルッ
箒(あぁ……なんだこの快感は……気持ちいい……単に性器への接触のものだけじゃない……)
一夏(うめぇ……マジでうめぇ……のどごしも最高だ。これも規則正しく健康的な生活と和食の力か)
箒「……///」
一夏「……///」
箒「か、解散!」
一夏「お、おう!ってここ俺の部屋だから」
一夏「いいぞ。出してくれ」
箒「ゎ、わかった……んっ」
ジョロロロロロロロロロ
一夏(きたぁぁぁぁぁ!!)ゴクッゴクッ
ジョロロロ……
一夏(な、なんだこれ……うんめぇ……)ゴクッ
箒「うっ、ふぅ……」プルッ
箒(あぁ……なんだこの快感は……気持ちいい……単に性器への接触のものだけじゃない……)
一夏(うめぇ……マジでうめぇ……のどごしも最高だ。これも規則正しく健康的な生活と和食の力か)
箒「……///」
一夏「……///」
箒「か、解散!」
一夏「お、おう!ってここ俺の部屋だから」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:28:15.883 ID:PQwkCsoZ0.net
・
・
・
セシリア「一夏さん」
一夏「なんだ?」
セシリア「箒さんのおしっこはおいしかったですか?」ボソッ
一夏「ブフッ!!」
一夏「な、なななななな」
セシリア「わたくし、見てましたの。一夏さんが物陰で箒さんにおしっこを飲ませるところの一部始終を」
一夏「あ、あ、あれは、っていうか俺が箒のを飲んだってことは」
セシリア「ええ、全てわかっておりますわ」
一夏「ぁぁ……」
セシリア「安心してくださいまし。言いふらしたりはしません。ただ、お願いがありますの」
一夏「まさか」
セシリア「はい♪わたくしともおしっこの飲ませあいをしてください♪」
・
・
セシリア「一夏さん」
一夏「なんだ?」
セシリア「箒さんのおしっこはおいしかったですか?」ボソッ
一夏「ブフッ!!」
一夏「な、なななななな」
セシリア「わたくし、見てましたの。一夏さんが物陰で箒さんにおしっこを飲ませるところの一部始終を」
一夏「あ、あ、あれは、っていうか俺が箒のを飲んだってことは」
セシリア「ええ、全てわかっておりますわ」
一夏「ぁぁ……」
セシリア「安心してくださいまし。言いふらしたりはしません。ただ、お願いがありますの」
一夏「まさか」
セシリア「はい♪わたくしともおしっこの飲ませあいをしてください♪」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:28:33.693 ID:PQwkCsoZ0.net
シャル「……いま、確かに聞こえたよね」
ラウラ「ハイパーセンサーが完全に捉えた。おしっこの飲ませあいをすると」
シャル「箒とはもう……」
ラウラ「うむ」
シャル「……ずるい……ずるいずるい!僕も一夏とやりたい!」
ラウラ「同感だ。そして、やることは一つ」
シャル「乱入……」
ラウラ「その通りだ。セシリアとの決行当日!私たちもおしっこの飲ませあいに乱入する!!」
ラウラ「ハイパーセンサーが完全に捉えた。おしっこの飲ませあいをすると」
シャル「箒とはもう……」
ラウラ「うむ」
シャル「……ずるい……ずるいずるい!僕も一夏とやりたい!」
ラウラ「同感だ。そして、やることは一つ」
シャル「乱入……」
ラウラ「その通りだ。セシリアとの決行当日!私たちもおしっこの飲ませあいに乱入する!!」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:29:06.481 ID:PQwkCsoZ0.net
・
・
・
一夏「さてと」
セシリア「ついにこのときがやってきましたわ!」
一夏「ああ、俺もセシリアの小便が飲みたくて仕方なかったよ」
セシリア「で、では……」
???「「待てい!!」」
一夏「だ、誰だ!?」
シャル「そのおしっこ飲ませあいイベント!」
ラウラ「私たちも参加させてもらう!」
セシリア「え?ええええ!?そ、そんなぁ……1対1でやりたかったですわ……」
ラウラ「阻止するわけではないから安心しろ」
シャル「実はセシリアの、というか他の子のおしっこ姿も気になってたんだよね」
一夏「俺は全然構わないぜ。全員分飲み込んでやる」
・
・
一夏「さてと」
セシリア「ついにこのときがやってきましたわ!」
一夏「ああ、俺もセシリアの小便が飲みたくて仕方なかったよ」
セシリア「で、では……」
???「「待てい!!」」
一夏「だ、誰だ!?」
シャル「そのおしっこ飲ませあいイベント!」
ラウラ「私たちも参加させてもらう!」
セシリア「え?ええええ!?そ、そんなぁ……1対1でやりたかったですわ……」
ラウラ「阻止するわけではないから安心しろ」
シャル「実はセシリアの、というか他の子のおしっこ姿も気になってたんだよね」
一夏「俺は全然構わないぜ。全員分飲み込んでやる」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:29:40.270 ID:PQwkCsoZ0.net
一夏「さぁ……まずはセシリアからだ」
セシリア「あぁ……一夏さん……///」スルスル
セシリア「全部、全部飲み干してください。わたくしのおしっこを全て……///」
ラウラ「な、なに!?直に接触するのか!」
シャル「うわぁ///一夏ってほんとエッチだよね///」
一夏(陰毛も金髪なんだな……しかもサラッサラだ)
セシリア「はぁぁぁぁぁ///」
ジョロロロロロ……ジョロロロロロロロ……ジョロロロ
一夏(ああ、箒のとはまた違う味わい……まるで、そう、上質な紅茶のような……)
セシリア「はぁぁぁ……素晴らしいですわ///」
一夏(うむ。素晴らしい。二重丸をあげよう)
シャル「すごいエッチな顔してるね……///」
ラウラ「な、なんだかムズムズしてきたぞ///」
セシリア「あぁ……一夏さん……///」スルスル
セシリア「全部、全部飲み干してください。わたくしのおしっこを全て……///」
ラウラ「な、なに!?直に接触するのか!」
シャル「うわぁ///一夏ってほんとエッチだよね///」
一夏(陰毛も金髪なんだな……しかもサラッサラだ)
セシリア「はぁぁぁぁぁ///」
ジョロロロロロ……ジョロロロロロロロ……ジョロロロ
一夏(ああ、箒のとはまた違う味わい……まるで、そう、上質な紅茶のような……)
セシリア「はぁぁぁ……素晴らしいですわ///」
一夏(うむ。素晴らしい。二重丸をあげよう)
シャル「すごいエッチな顔してるね……///」
ラウラ「な、なんだかムズムズしてきたぞ///」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:30:05.668 ID:PQwkCsoZ0.net
一夏「さぁ、次は……そうだな、シャル。こっちに」
シャル「は、はいっ!」
ラウラ「むっ」
一夏「ごめんなラウラ。ちょっと待っててくれ」
ラウラ「むぅ……」
一夏「シャル」
シャル「う、うん……///」スルスル
一夏(おお……整っている。その言葉が相応しい。全てが整っていて綺麗だ)
シャル「じゃあ、出すよ?んんっ」
ジョロロロロ
一夏(おしっこもまさにシャルだ。トゲがなくて飲みやすい。おいしい……ん?)
シャル「あ、あれ?緊張してるからかな……なんかこれ以上出ない……」
一夏「なら」モミモミ
シャル「うわぁっ/////」
シャル「は、はいっ!」
ラウラ「むっ」
一夏「ごめんなラウラ。ちょっと待っててくれ」
ラウラ「むぅ……」
一夏「シャル」
シャル「う、うん……///」スルスル
一夏(おお……整っている。その言葉が相応しい。全てが整っていて綺麗だ)
シャル「じゃあ、出すよ?んんっ」
ジョロロロロ
一夏(おしっこもまさにシャルだ。トゲがなくて飲みやすい。おいしい……ん?)
シャル「あ、あれ?緊張してるからかな……なんかこれ以上出ない……」
一夏「なら」モミモミ
シャル「うわぁっ/////」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:30:29.797 ID:PQwkCsoZ0.net
セシリア「ちょ、ちょっとやりすぎではありませんの!?ずるいですわ!」
ラウラ「嫁よ!贔屓はなしで頼むぞ!」
一夏「すまんすまん」
シャル「はぁ……はぁ……///」
一夏「ってことで、あとは頑張って出してくれ」
シャル「う、うん……あ、出そう……出るっ」
一夏「よし……」
ジョロロロロロロロロロ
シャル「ふぅん……///」
一夏(やはりおいしい。癖がなくて何度でもいけそうだ)
シャル「ふぅ……ありがとう、一夏」
一夏「いや、こちらこそごちそうさま」
ラウラ「嫁よ!贔屓はなしで頼むぞ!」
一夏「すまんすまん」
シャル「はぁ……はぁ……///」
一夏「ってことで、あとは頑張って出してくれ」
シャル「う、うん……あ、出そう……出るっ」
一夏「よし……」
ジョロロロロロロロロロ
シャル「ふぅん……///」
一夏(やはりおいしい。癖がなくて何度でもいけそうだ)
シャル「ふぅ……ありがとう、一夏」
一夏「いや、こちらこそごちそうさま」
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:30:57.784 ID:PQwkCsoZ0.net
ラウラ「次は私だ!!」
一夏「おう……ってノーパンか!?」
ラウラ「結局脱ぐのだから問題ない」
一夏「まぁ、ズボンタイプの制服だから問題ない、のか?」
一夏(っていうか綺麗なパイパンだなぁ……おま○こもツルツルのピカピカだ)
ラウラ「行くぞ嫁。……っ///」
チョロロロロロロロロロロロロ
一夏(おしっこまでかわいい……これが「純」か……透き通る味がする)
ラウラ「ふぁ……///」プルプルッ
一夏「おいしかったぞ」
ラウラ「うぅぅ///」
一夏「おう……ってノーパンか!?」
ラウラ「結局脱ぐのだから問題ない」
一夏「まぁ、ズボンタイプの制服だから問題ない、のか?」
一夏(っていうか綺麗なパイパンだなぁ……おま○こもツルツルのピカピカだ)
ラウラ「行くぞ嫁。……っ///」
チョロロロロロロロロロロロロ
一夏(おしっこまでかわいい……これが「純」か……透き通る味がする)
ラウラ「ふぁ……///」プルプルッ
一夏「おいしかったぞ」
ラウラ「うぅぅ///」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:31:24.972 ID:PQwkCsoZ0.net
セシリア「次はわたくしたちの番ですわね」
ラウラ「私も嫁の全てを飲み込んでみせる」
シャル「じゃ、じゃあ、お、おちんちんを……///」
一夏(やべぇ、どうしよう。フルボッキしてるんだけど勃起してたら小便出しづらいんだよなぁ……)
一夏(まぁしゃーないか)
一夏「出すぞ」ビンビンッ
シャル「わぁ……///」
セシリア「お、お、おっきいですわ!」
ラウラ「わ、私に入るだろうか……」
シャル「ラウラ!今はそれはめっ!」
ラウラ「私も嫁の全てを飲み込んでみせる」
シャル「じゃ、じゃあ、お、おちんちんを……///」
一夏(やべぇ、どうしよう。フルボッキしてるんだけど勃起してたら小便出しづらいんだよなぁ……)
一夏(まぁしゃーないか)
一夏「出すぞ」ビンビンッ
シャル「わぁ……///」
セシリア「お、お、おっきいですわ!」
ラウラ「わ、私に入るだろうか……」
シャル「ラウラ!今はそれはめっ!」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:31:51.946 ID:PQwkCsoZ0.net
一夏「う、うーん……」
シャル「どうしたの?」
セシリア「は、早く飲ませてくださいまし!」
一夏「いや、それが……」
一夏(やっぱちょっとはフニャらないと難しいな)
ラウラ「?」
一夏(フニャれフニャれフニャれ。3.14159265359……)フニャッ…
一夏(よしっ!)
シャル「あ、あれ?ふにゃってなっちゃったよ?」
一夏「ああ、実は限界まで勃起してるとちょっと小便が出づらくって……気合でフニャらせた」
ラウラ「そういうものなのか」
セシリア「はぁ……はぁ……もうわたくし我慢できませんわ!」
一夏「わかったわかった」
シャル「どうしたの?」
セシリア「は、早く飲ませてくださいまし!」
一夏「いや、それが……」
一夏(やっぱちょっとはフニャらないと難しいな)
ラウラ「?」
一夏(フニャれフニャれフニャれ。3.14159265359……)フニャッ…
一夏(よしっ!)
シャル「あ、あれ?ふにゃってなっちゃったよ?」
一夏「ああ、実は限界まで勃起してるとちょっと小便が出づらくって……気合でフニャらせた」
ラウラ「そういうものなのか」
セシリア「はぁ……はぁ……もうわたくし我慢できませんわ!」
一夏「わかったわかった」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:32:27.982 ID:PQwkCsoZ0.net
一夏「3人分の小便を飲んで俺の膀胱もパンパンだ」
一夏「そうだな。俺が飲んだ順番に3分割して飲ませよう」
セシリア「で、では最初はわたくしですのね!あーん……ほねがいひまふわ!」
一夏「よし……」
ジョロロロロロロロ
セシリア「んっ……んっ……」ゴクゴク
セシリア「はぁぁぁぁ……///甘美ですわぁ……///」
一夏「シャル」
シャル「もう準備はできてるよ。いつでも……きて」
一夏「うっ、ふ」
ジョロロロロロロ
シャル「……」ゴクッゴクッ
シャル「ん……おいし///」
一夏「そうだな。俺が飲んだ順番に3分割して飲ませよう」
セシリア「で、では最初はわたくしですのね!あーん……ほねがいひまふわ!」
一夏「よし……」
ジョロロロロロロロ
セシリア「んっ……んっ……」ゴクゴク
セシリア「はぁぁぁぁ……///甘美ですわぁ……///」
一夏「シャル」
シャル「もう準備はできてるよ。いつでも……きて」
一夏「うっ、ふ」
ジョロロロロロロ
シャル「……」ゴクッゴクッ
シャル「ん……おいし///」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:32:59.294 ID:PQwkCsoZ0.net
ラウラ「わ、私もはやく!」
一夏「おまたせ、ラウラ」
ジョロロロロロ
ラウラ「……んんっ」ゴクッゴクッ
ラウラ「あぁ……嫁のおしっこを私が……んっ///」
ラウラ「はぁ……///」
一夏「ふふ、よしよし」
ラウラ「にゃあああ///」
シャル「あ!」
セシリア「わ、わたくしも!」
一夏「ほら、よしよしよしよし」
セシリア「あぁぁぁぁぁぁぁぁ///」
シャル「幸せ……///」
一夏「おまたせ、ラウラ」
ジョロロロロロ
ラウラ「……んんっ」ゴクッゴクッ
ラウラ「あぁ……嫁のおしっこを私が……んっ///」
ラウラ「はぁ……///」
一夏「ふふ、よしよし」
ラウラ「にゃあああ///」
シャル「あ!」
セシリア「わ、わたくしも!」
一夏「ほら、よしよしよしよし」
セシリア「あぁぁぁぁぁぁぁぁ///」
シャル「幸せ……///」
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:33:32.115 ID:PQwkCsoZ0.net
・
・
・
鈴「……ね、ねぇ一夏」
一夏「なんだ?」
鈴「そ、その……アンタと箒やセシリアたちが、お、お、おしっこを飲ませあってるって……マジ?」
一夏「え?うん、マジだよ」
鈴「な!?へ、へ、変態!!変態!変態一夏!おしっこ魔神!」
一夏「なんだよぉ……なら鈴もやるか?」
鈴「ふぇっ!?」
鈴「は、はぁぁぁ!?そ、そんな変態プレイやるわけ……」
一夏「そっか……鈴の飲みたかったんだけどな……」
鈴「……」
鈴「……やる」
一夏「マジ!?」
鈴「やってやろうじゃないの!こうなったら私も覚悟を決めるわ!」
・
・
鈴「……ね、ねぇ一夏」
一夏「なんだ?」
鈴「そ、その……アンタと箒やセシリアたちが、お、お、おしっこを飲ませあってるって……マジ?」
一夏「え?うん、マジだよ」
鈴「な!?へ、へ、変態!!変態!変態一夏!おしっこ魔神!」
一夏「なんだよぉ……なら鈴もやるか?」
鈴「ふぇっ!?」
鈴「は、はぁぁぁ!?そ、そんな変態プレイやるわけ……」
一夏「そっか……鈴の飲みたかったんだけどな……」
鈴「……」
鈴「……やる」
一夏「マジ!?」
鈴「やってやろうじゃないの!こうなったら私も覚悟を決めるわ!」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:33:56.700 ID:PQwkCsoZ0.net
一夏「よし、じゃあ始めよう。パンツを」
鈴「うぅぅ/////」
一夏「どうした?俺からやろうか?」
鈴「や、やるわよ!パ、パンツ……を……くぅぅぅ///」スルッ
一夏「おおおおおおお……」
一夏(無毛……ではないがかなり薄いな。体つきと同じくおま○こもラウラに次いで幼い……)
鈴「うー///」
一夏「鈴、お前の小便を俺にくれ!!」
鈴「ばか!ばか!ばかばかばか!///」
一夏「さぁ!!」
鈴「今出すわよ!……ふぁ」
ジョロロロロロロロロロロ……
一夏「……」ゴクンゴクンゴクン
鈴「っ……んっ……はぁぁ……」
一夏「……ぷはっ」
鈴「うぅぅ/////」
一夏「どうした?俺からやろうか?」
鈴「や、やるわよ!パ、パンツ……を……くぅぅぅ///」スルッ
一夏「おおおおおおお……」
一夏(無毛……ではないがかなり薄いな。体つきと同じくおま○こもラウラに次いで幼い……)
鈴「うー///」
一夏「鈴、お前の小便を俺にくれ!!」
鈴「ばか!ばか!ばかばかばか!///」
一夏「さぁ!!」
鈴「今出すわよ!……ふぁ」
ジョロロロロロロロロロロ……
一夏「……」ゴクンゴクンゴクン
鈴「っ……んっ……はぁぁ……」
一夏「……ぷはっ」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:34:23.825 ID:PQwkCsoZ0.net
鈴「あぁぁぁぁぁぁ///もう!なんなのよこれ!///」
一夏「小便飲ませあい」
鈴「知ってるわよ!!」
鈴「もう……なんかわけわかんない……///」
一夏「おいしかったぞ」
鈴「ふぇ?」
一夏「鈴の小便おいしかった」
鈴「もう!馬鹿///」
一夏「じゃあ次は俺の番だな」
鈴「う、うん……」
一夏「小便飲ませあい」
鈴「知ってるわよ!!」
鈴「もう……なんかわけわかんない……///」
一夏「おいしかったぞ」
鈴「ふぇ?」
一夏「鈴の小便おいしかった」
鈴「もう!馬鹿///」
一夏「じゃあ次は俺の番だな」
鈴「う、うん……」
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:35:01.357 ID:PQwkCsoZ0.net
一夏「よいしょ」ボロン
鈴「あ、あれ?勃ってないの……?」
一夏「勃起すると小便出しづらいから。ついさっきまで鈴のおま○こと小便で勃起してたけど気合でフニャらせた」
鈴「そ、そっか!」
一夏「ならいくぞ」
鈴「うん……」
ジョロロロロロロロロロロロロロロロ
鈴「んくっ……んっ……」ゴキュッゴキュッ
一夏「……ふぅ」
鈴「ぷはぁぁ……」
一夏「どうだった?」
鈴「ど、どうって……わかんないわよ!」
一夏「そっかぁ」
鈴「あ、あれ?勃ってないの……?」
一夏「勃起すると小便出しづらいから。ついさっきまで鈴のおま○こと小便で勃起してたけど気合でフニャらせた」
鈴「そ、そっか!」
一夏「ならいくぞ」
鈴「うん……」
ジョロロロロロロロロロロロロロロロ
鈴「んくっ……んっ……」ゴキュッゴキュッ
一夏「……ふぅ」
鈴「ぷはぁぁ……」
一夏「どうだった?」
鈴「ど、どうって……わかんないわよ!」
一夏「そっかぁ」
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:35:41.786 ID:PQwkCsoZ0.net
鈴「あのさ……あたしからも聞いていい?」
一夏「うん?」
鈴「だ、誰のおしっこが一番おいしかった?」
一夏「箒」
鈴「即答かい!!」バキッ
一夏「だぁぁぁぁぁ!」キラーン
千冬「フン、小娘どもが……世界最強のブリュンヒルデはおしっこも世界最強だ」
真耶「母乳なら自信があるのですが……」
お わ り
一夏「うん?」
鈴「だ、誰のおしっこが一番おいしかった?」
一夏「箒」
鈴「即答かい!!」バキッ
一夏「だぁぁぁぁぁ!」キラーン
千冬「フン、小娘どもが……世界最強のブリュンヒルデはおしっこも世界最強だ」
真耶「母乳なら自信があるのですが……」
お わ り
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:39:25.310 ID:LOxHm1uz0.net
乙
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:39:28.277 ID:gZMUOFn5a.net
乙ワンサマーのSS久しぶりに読んだわ
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/22(水) 00:40:06.228 ID:xAn5gp0J0.net
モッピー正妻の余裕
掲載元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1437492295/
Entry ⇒ 2015.07.31 | Category ⇒ インフィニット・ストラトス | Comments (0)
八幡「相模となぜか仲良しに」
1: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/09(木) 17:40:55.57 ID:NChZcB5y0
八幡「で、なんなんだよ…」
相模「なんなんだよってひどくない?うちとしてもお詫びの印ってことでさ」
八幡「お詫びね…よくわからんけど」
相模「こうして同じクラスになったんだし?ちょっとくらいいいじゃん」
八幡「お前が謝りに来たことがまず信じられん、お前変わってないように見えたんだけど」
相模「これでも反省したんよ、うちだって。なんかあんたの凄さもわかった気がするし」
八幡「は?凄さ?」
相模「なんなんだよってひどくない?うちとしてもお詫びの印ってことでさ」
八幡「お詫びね…よくわからんけど」
相模「こうして同じクラスになったんだし?ちょっとくらいいいじゃん」
八幡「お前が謝りに来たことがまず信じられん、お前変わってないように見えたんだけど」
相模「これでも反省したんよ、うちだって。なんかあんたの凄さもわかった気がするし」
八幡「は?凄さ?」
2: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/09(木) 17:43:38.37 ID:NChZcB5y0
相模「体育祭のときとか」
八幡「ああ、あの時ね…文化祭の時はびっくりするくらいヘタレだったよな、お前」
相模「うっわ、ひど…!」
八幡「カースト上位とは思えなかったぞ、三浦とは大違いだ」
相模「むかつく~!そりゃ三浦さんとは違うけど…!」
八幡(なんで、3年になってからまたこいつと同じクラスなわけ?)
八幡(戸部以外の葉山の取り巻きとも同じクラスになったけど…ほぼ接点ないか)
八幡「ああ、あの時ね…文化祭の時はびっくりするくらいヘタレだったよな、お前」
相模「うっわ、ひど…!」
八幡「カースト上位とは思えなかったぞ、三浦とは大違いだ」
相模「むかつく~!そりゃ三浦さんとは違うけど…!」
八幡(なんで、3年になってからまたこいつと同じクラスなわけ?)
八幡(戸部以外の葉山の取り巻きとも同じクラスになったけど…ほぼ接点ないか)
3: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/09(木) 17:48:08.89 ID:NChZcB5y0
八幡「お前の取り巻きも最近見ないな」
相模「あ~違うクラスになっちゃってさ~」
八幡「喧嘩とかしたんじゃねぇの?」
相模「うっさいっての…色々あんのよ…ぼっちの比企谷にはわからないだろうけどさ」
八幡「そうですね、わかりませんよ」
相模「うわ…比企谷がぼっちとか…」
相模「冗談でも、そろそろ笑えないっての」
八幡(相模と同じクラスってわかってから…こいつ謝りに来たんだよな)
八幡(誤りに来たときは驚いた、正直…)
相模「あ~違うクラスになっちゃってさ~」
八幡「喧嘩とかしたんじゃねぇの?」
相模「うっさいっての…色々あんのよ…ぼっちの比企谷にはわからないだろうけどさ」
八幡「そうですね、わかりませんよ」
相模「うわ…比企谷がぼっちとか…」
相模「冗談でも、そろそろ笑えないっての」
八幡(相模と同じクラスってわかってから…こいつ謝りに来たんだよな)
八幡(誤りに来たときは驚いた、正直…)
8: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/09(木) 18:55:47.61 ID:NChZcB5y0
八幡「お前、あんま雪ノ下に会わない方がいいかもな…」
相模「あ…悪いことしちゃったしね…あの人にも…」
八幡「なんか他人行儀っていうか、なんか変だぞ」
相模「いや、もう頭上がらないかもね…なんて」
八幡「相模らしくねぇ…お前、そんなキャラだっけ?」
相模「人間変わるもんだっての、人間関係避けてた奴にはわからないだろうけど」
八幡「ま、そうだが…」
相模「…自虐もそこまでいくと面白いわ」
相模「あ…悪いことしちゃったしね…あの人にも…」
八幡「なんか他人行儀っていうか、なんか変だぞ」
相模「いや、もう頭上がらないかもね…なんて」
八幡「相模らしくねぇ…お前、そんなキャラだっけ?」
相模「人間変わるもんだっての、人間関係避けてた奴にはわからないだろうけど」
八幡「ま、そうだが…」
相模「…自虐もそこまでいくと面白いわ」
9: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/09(木) 19:16:35.36 ID:NChZcB5y0
相模「雪ノ下さんや、結衣とかと仲良くやってるのに、ぼっちとか言わないでしょ」
八幡「相模、お前ってさ」
相模「なに?」
八幡「そういうステータスにもしかして弱いか?弱いよな」
相模「な…言ってくれるじゃん、比企谷のくせに」
八幡「葉山に媚び売ってたくらいだしな」
相模「う…」
八幡「で?俺に今度は媚び売んの?俺に売っても全く意味ないぞ?」
相模「…そんなんじゃないっての、あんたには悪いって思ってるよ」
八幡「相模、お前ってさ」
相模「なに?」
八幡「そういうステータスにもしかして弱いか?弱いよな」
相模「な…言ってくれるじゃん、比企谷のくせに」
八幡「葉山に媚び売ってたくらいだしな」
相模「う…」
八幡「で?俺に今度は媚び売んの?俺に売っても全く意味ないぞ?」
相模「…そんなんじゃないっての、あんたには悪いって思ってるよ」
10: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/09(木) 19:20:59.07 ID:NChZcB5y0
相模「信じられないかもだけど…それは本当」
八幡「…ま、どうでもいいけどな」
相模「ぷっ、比企谷っぽい…」
八幡(とまあこうして、ひょんなことから相模との関係が近くなったけど)
八幡(雪ノ下があんま良い顔しなかった…かな)
八幡(由比ヶ浜も…少しとまどってたように見えるな…)
八幡(一色についてはようわからん)
八幡「…ま、どうでもいいけどな」
相模「ぷっ、比企谷っぽい…」
八幡(とまあこうして、ひょんなことから相模との関係が近くなったけど)
八幡(雪ノ下があんま良い顔しなかった…かな)
八幡(由比ヶ浜も…少しとまどってたように見えるな…)
八幡(一色についてはようわからん)
11: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/09(木) 19:32:16.91 ID:NChZcB5y0
相模「じゃね比企谷、うちちょっと用があるし」
八幡「ん?ああ」
周囲「…だよな」ヒソヒソ
八幡「……?」
奉仕部 部室
結衣「むむむ、このジグソーパズル難しい…」
雪乃「由比ヶ浜さん…なぜ、パズルなのかしら?」
結衣「たまには頭つかわないとさ、勉強の方も捗らないかなって」
八幡「頭使ってない自覚あったんだな…」
結衣「ヒッキー、ひどいっ!きもいっ!」
八幡「きもいは関係ないだろ」
八幡「ん?ああ」
周囲「…だよな」ヒソヒソ
八幡「……?」
奉仕部 部室
結衣「むむむ、このジグソーパズル難しい…」
雪乃「由比ヶ浜さん…なぜ、パズルなのかしら?」
結衣「たまには頭つかわないとさ、勉強の方も捗らないかなって」
八幡「頭使ってない自覚あったんだな…」
結衣「ヒッキー、ひどいっ!きもいっ!」
八幡「きもいは関係ないだろ」
12: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/09(木) 19:38:23.36 ID:NChZcB5y0
雪乃「由比ヶ浜さんのパズルの件はどうでもいいとして」
結衣「どうでもいいんだ!ひどくないっ!?」
八幡「…俺か?」
雪乃「あの件はどうなってるの?」
八幡「…」
結衣「あの件…あ…」
雪乃「私としてはあまり好ましくないのだけど」
八幡「好ましくないのかよ…」
雪乃「あ、あなたは奉仕部の備品なのだし…一応、心配する義務があるから」
結衣「ゆきのん~無理があるんじゃないかな…あはは」
結衣「どうでもいいんだ!ひどくないっ!?」
八幡「…俺か?」
雪乃「あの件はどうなってるの?」
八幡「…」
結衣「あの件…あ…」
雪乃「私としてはあまり好ましくないのだけど」
八幡「好ましくないのかよ…」
雪乃「あ、あなたは奉仕部の備品なのだし…一応、心配する義務があるから」
結衣「ゆきのん~無理があるんじゃないかな…あはは」
13: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/09(木) 19:57:47.00 ID:NChZcB5y0
雪乃「そちらはいいとして、相模さんとあまり親しくするのは」
結衣「さがみんか~」
八幡「向こうから近づいてきたんだからな?」
八幡「しかも謝罪の意味で…仲良くとかは違うぞ?どっから仲良いとか出てきた」
雪乃「あまり良い噂がたってないのよ。そうよね、由比ヶ浜さん?」
結衣「うん…さがみんの陰口が最近多いみたいで…」
八幡「あいつに陰口ね…まあ、カーストから転落したらそうなってもおかしくないよな」
結衣「さがみんか~」
八幡「向こうから近づいてきたんだからな?」
八幡「しかも謝罪の意味で…仲良くとかは違うぞ?どっから仲良いとか出てきた」
雪乃「あまり良い噂がたってないのよ。そうよね、由比ヶ浜さん?」
結衣「うん…さがみんの陰口が最近多いみたいで…」
八幡「あいつに陰口ね…まあ、カーストから転落したらそうなってもおかしくないよな」
15: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/09(木) 20:06:32.34 ID:NChZcB5y0
結衣「さがみんも根は悪い子じゃないと思うんだけど…」
雪乃「私が上履きを隠された時…ああいうタイプの子がいたのは間違いないわ」
八幡「タイプで話すとかナンセンスだな」
雪乃「そうね、意味のないことだわ。ちょっと失言だったかもしれないわね」
八幡「いや、そこまでは言わねぇけど」
結衣「あの…えと、勉強始めようか、勉強…!」
八幡「お前から、その言葉出るとか…」
結衣「ヒッキー、それひど過ぎだしっ!」
雪乃「私が上履きを隠された時…ああいうタイプの子がいたのは間違いないわ」
八幡「タイプで話すとかナンセンスだな」
雪乃「そうね、意味のないことだわ。ちょっと失言だったかもしれないわね」
八幡「いや、そこまでは言わねぇけど」
結衣「あの…えと、勉強始めようか、勉強…!」
八幡「お前から、その言葉出るとか…」
結衣「ヒッキー、それひど過ぎだしっ!」
27: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/10(金) 14:41:45.88 ID:w8ddXemc0
チッチッチッ
雪乃「今日も特に依頼はないようね…」
結衣「じゃあさ、このくらいで終わりにする?」
八幡「じゃあ俺、先に帰ってもいいか?」
雪乃「…なにか用事?」
八幡「相模じゃないからな?小町と用事があるんだよ」
結衣「そっか~もうここの1年生だもんね~」
八幡「まあな、悪いけど先行くな」
雪乃「ええ、わかったわ」
雪乃「今日も特に依頼はないようね…」
結衣「じゃあさ、このくらいで終わりにする?」
八幡「じゃあ俺、先に帰ってもいいか?」
雪乃「…なにか用事?」
八幡「相模じゃないからな?小町と用事があるんだよ」
結衣「そっか~もうここの1年生だもんね~」
八幡「まあな、悪いけど先行くな」
雪乃「ええ、わかったわ」
28: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/10(金) 14:48:04.62 ID:w8ddXemc0
結衣「ゆきのん、やっぱり心配?」
雪乃「比企谷くんは、相模さんに何をされたのか忘れているわけじゃないと思うけど」
雪乃「……」
結衣「また変なことにならないか心配なんだよね」
雪乃「そうね…」
校門前
小町「あ、お兄ちゃん、こっちだよ~」
八幡「おう、少し遅れたな」
小町「そだね、ちょっとポイントダウンかな?」
八幡「で、話ってなんだ?」
雪乃「比企谷くんは、相模さんに何をされたのか忘れているわけじゃないと思うけど」
雪乃「……」
結衣「また変なことにならないか心配なんだよね」
雪乃「そうね…」
校門前
小町「あ、お兄ちゃん、こっちだよ~」
八幡「おう、少し遅れたな」
小町「そだね、ちょっとポイントダウンかな?」
八幡「で、話ってなんだ?」
29: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/10(金) 14:57:33.34 ID:w8ddXemc0
小町「うん、歩きながら話そ」
八幡「いいけど」
スタスタ
小町「そういえばさ、結衣さん達はどうしたの?」
八幡「ん?先に帰るって言っておいたぞ」
小町「そうなんだ、まいいか」
八幡「そういや、今日は生徒会で一色が奉仕部に来ないめずらしい日だった」
小町「一色さんか~、あの人お兄ちゃん目当てて来てると思うよ」
八幡「は?そんなわけないだろ…いや、ある意味そうか…」
小町「おっ?」
八幡「あいつ、生徒会長にされたこと根に持ってたからな…」
八幡「俺をからかったり、手伝わせたりする気まんまんだし」
小町「やっぱり、ごみぃちゃんだ…」
八幡「いいけど」
スタスタ
小町「そういえばさ、結衣さん達はどうしたの?」
八幡「ん?先に帰るって言っておいたぞ」
小町「そうなんだ、まいいか」
八幡「そういや、今日は生徒会で一色が奉仕部に来ないめずらしい日だった」
小町「一色さんか~、あの人お兄ちゃん目当てて来てると思うよ」
八幡「は?そんなわけないだろ…いや、ある意味そうか…」
小町「おっ?」
八幡「あいつ、生徒会長にされたこと根に持ってたからな…」
八幡「俺をからかったり、手伝わせたりする気まんまんだし」
小町「やっぱり、ごみぃちゃんだ…」
30: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/10(金) 15:04:50.71 ID:w8ddXemc0
八幡(小町が一年になってから…いきなり一色と仲良くなってしまって…)
八幡(お兄ちゃん心配ですよ…)
八幡(まあ、なんとなく雰囲気というか性格というか共通してる部分はあるか)
八幡「それで?本題はなんなんだ?」
小町「あ、それだった。お兄ちゃんさ、最近耳にピアスした人とよくいるよね?」
八幡「よく見てるね、お前…」
小町「小町の見間違いじゃなければあれは…」
八幡「…相模だな」
小町「お兄ちゃんが泣かせた…」
八幡「人聞き悪いこと言うなよ…」
八幡(お兄ちゃん心配ですよ…)
八幡(まあ、なんとなく雰囲気というか性格というか共通してる部分はあるか)
八幡「それで?本題はなんなんだ?」
小町「あ、それだった。お兄ちゃんさ、最近耳にピアスした人とよくいるよね?」
八幡「よく見てるね、お前…」
小町「小町の見間違いじゃなければあれは…」
八幡「…相模だな」
小町「お兄ちゃんが泣かせた…」
八幡「人聞き悪いこと言うなよ…」
31: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/10(金) 15:16:27.13 ID:w8ddXemc0
小町「あの人…最近、評判よくないんでしょ?」
八幡「お前のところにも言ってんの?」
小町「ちょっとね…例の2年生の噂は有名だもん」
八幡「俺のことね」
小町「でも、そっちよりも、相模さんの方が有名でさ…」
八幡「ふ~ん、意外とあいつ有名なのか。三浦ならわかるが」
小町「小町的にはちょっとだけ心配なわけですよ、なんか不肖の兄が巻き込まれないかって」
八幡「それってあれだよな?一緒にいる奴もいじめの対象になるってやつ?」
小町「うん、そんな感じ」
八幡「大丈夫だろ…別に仲良しでもないしな、それに…」
八幡「お前のところにも言ってんの?」
小町「ちょっとね…例の2年生の噂は有名だもん」
八幡「俺のことね」
小町「でも、そっちよりも、相模さんの方が有名でさ…」
八幡「ふ~ん、意外とあいつ有名なのか。三浦ならわかるが」
小町「小町的にはちょっとだけ心配なわけですよ、なんか不肖の兄が巻き込まれないかって」
八幡「それってあれだよな?一緒にいる奴もいじめの対象になるってやつ?」
小町「うん、そんな感じ」
八幡「大丈夫だろ…別に仲良しでもないしな、それに…」
32: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/10(金) 15:22:40.41 ID:w8ddXemc0
八幡「よく話す奴がいじめにあったからって、自分が離れたら、やってること一緒じゃねぇか」
小町「…さすが当事者は語る」
八幡「うるせぇ、それにここはいじめはないだろ…多分」
小町「ま、どうなんだろうね」
八幡「雪ノ下もそういうこと言ってたが、一緒に対象になることを懸念してたのかよ」
小町「それわかるよ…だってさ」
八幡「ん?」
小町「お兄ちゃん、去年からがんばって色々な人から認められてるって聞いてるし」
小町「相模さんにはひどいことされたんだし…」
八幡「……」
小町「相模さんの問題で、お兄ちゃんまで被害受ける必要なんかこれっぽっちもないよ…」
小町「…さすが当事者は語る」
八幡「うるせぇ、それにここはいじめはないだろ…多分」
小町「ま、どうなんだろうね」
八幡「雪ノ下もそういうこと言ってたが、一緒に対象になることを懸念してたのかよ」
小町「それわかるよ…だってさ」
八幡「ん?」
小町「お兄ちゃん、去年からがんばって色々な人から認められてるって聞いてるし」
小町「相模さんにはひどいことされたんだし…」
八幡「……」
小町「相模さんの問題で、お兄ちゃんまで被害受ける必要なんかこれっぽっちもないよ…」
33: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/10(金) 17:15:56.12 ID:w8ddXemc0
八幡「…被害って言ってもな…俺なんて影薄いし問題ねぇよ」
小町「自己犠牲って格好悪いと思うんだけどな~」
八幡「誰が自己犠牲だ」
小町「それにさ、今は心配してくれる人多いじゃん、お兄ちゃん…」
八幡「…」
小町「そのことも考えてくれたらな~って思うんだよね…」
八幡「それ言いたかったのかよ」
小町「今の話、小町的にポイント高いんじゃない?」
八幡「高いな…俺のシスコン度合いがまた上がってしまった…川崎弟への体罰も増えるな」
小町「ああ…とうとう名前でも呼ばなくなった……」
小町「自己犠牲って格好悪いと思うんだけどな~」
八幡「誰が自己犠牲だ」
小町「それにさ、今は心配してくれる人多いじゃん、お兄ちゃん…」
八幡「…」
小町「そのことも考えてくれたらな~って思うんだよね…」
八幡「それ言いたかったのかよ」
小町「今の話、小町的にポイント高いんじゃない?」
八幡「高いな…俺のシスコン度合いがまた上がってしまった…川崎弟への体罰も増えるな」
小町「ああ…とうとう名前でも呼ばなくなった……」
40: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/11(土) 21:04:59.99 ID:2UgwnDMz0
翌日
八幡「今日も朝から気だるい」
小町「うわぁ…負のオーラが」
八幡「…」
小町「じゃあ、お兄ちゃん。小町こっちだから」
八幡「ああ、またな」
相模「あれ、比企谷」
八幡「相模か、おう」
相模「おうって…おはよ」
八幡「今日も朝から気だるい」
小町「うわぁ…負のオーラが」
八幡「…」
小町「じゃあ、お兄ちゃん。小町こっちだから」
八幡「ああ、またな」
相模「あれ、比企谷」
八幡「相模か、おう」
相模「おうって…おはよ」
41: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/11(土) 21:15:15.16 ID:2UgwnDMz0
相模「比企谷、今日とか時間ある?」
八幡「は?時間?なんで」
相模「どっか寄って帰らない?」
八幡「はあ?」
相模「うわ、ひど…普通に傷つくんだけど」
八幡「いや、唐突過ぎてな。どういうことだよ?なんで俺さそうの?」
相模「比企谷と遊びに行ったらどんな感じかなって思ってさ」
相模「去年、結衣と夏祭り行ってたでしょ?」
八幡「あん時か…そんなこともあったな」
相模「よかったら、うちと帰らない?」
八幡「部活後でいいか?」
相模「いいよ~待ってるって」
八幡「マジか…?」
八幡「は?時間?なんで」
相模「どっか寄って帰らない?」
八幡「はあ?」
相模「うわ、ひど…普通に傷つくんだけど」
八幡「いや、唐突過ぎてな。どういうことだよ?なんで俺さそうの?」
相模「比企谷と遊びに行ったらどんな感じかなって思ってさ」
相模「去年、結衣と夏祭り行ってたでしょ?」
八幡「あん時か…そんなこともあったな」
相模「よかったら、うちと帰らない?」
八幡「部活後でいいか?」
相模「いいよ~待ってるって」
八幡「マジか…?」
42: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/11(土) 21:22:34.57 ID:2UgwnDMz0
休み時間
八幡「……」
ヒソヒソ
八幡(どうもクラスの奴が相模のこと話題にしてるっぽいな)
八幡(マジでいじめられてんのか?)
八幡(まあ、文化祭とか体育祭での失態についてはあれだし、メッキが剥がれるのは仕方ないが)
八幡(俺みたいな影が薄い奴じゃなくて、そこそこ名の知れた奴だから尚更か)
八幡(といっても、三浦とか海老名さんとかが同じ失態してもこうなるとは思えんけど)
八幡(地力の差ってやつか)
八幡「……」
ヒソヒソ
八幡(どうもクラスの奴が相模のこと話題にしてるっぽいな)
八幡(マジでいじめられてんのか?)
八幡(まあ、文化祭とか体育祭での失態についてはあれだし、メッキが剥がれるのは仕方ないが)
八幡(俺みたいな影が薄い奴じゃなくて、そこそこ名の知れた奴だから尚更か)
八幡(といっても、三浦とか海老名さんとかが同じ失態してもこうなるとは思えんけど)
八幡(地力の差ってやつか)
44: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/11(土) 22:42:26.49 ID:2UgwnDMz0
廊下
スタスタ
八幡「…あれ?相模…?」
ジャーーー
八幡「水道なんか出して何してんだ?…なんか洗ってるのか?」
ゴシゴシ
八幡「相模」
相模「え…?うわっ、比企谷…!」
八幡「そんな驚くことないだろ…こっちが驚いたわ…」
相模「ごめん…あはは~」
八幡「なにやってんだ?」
相模「あ~いや…なんでもないっていうか…」
スタスタ
八幡「…あれ?相模…?」
ジャーーー
八幡「水道なんか出して何してんだ?…なんか洗ってるのか?」
ゴシゴシ
八幡「相模」
相模「え…?うわっ、比企谷…!」
八幡「そんな驚くことないだろ…こっちが驚いたわ…」
相模「ごめん…あはは~」
八幡「なにやってんだ?」
相模「あ~いや…なんでもないっていうか…」
45: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/11(土) 22:45:43.89 ID:2UgwnDMz0
八幡「……それ靴じゃね?お前のか?」
相模「まあ…」
八幡「落書きされてるように見えるが…」
相模「……」
八幡「やっぱりか」
相模「うちがあんまよくない噂立てられてるの知ってるよね?」
八幡「そうだな」
相模「それで、さっき下駄箱見たら、やられてた…」
八幡「また、ずいぶん古典的なことしてるな…まだそんな奴いんのか」
相模「まあ…」
八幡「落書きされてるように見えるが…」
相模「……」
八幡「やっぱりか」
相模「うちがあんまよくない噂立てられてるの知ってるよね?」
八幡「そうだな」
相模「それで、さっき下駄箱見たら、やられてた…」
八幡「また、ずいぶん古典的なことしてるな…まだそんな奴いんのか」
47: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/12(日) 13:11:45.60 ID:X5L4PrGF0
八幡「原因とかは心当たりあんのか?」
相模「そりゃ…原因って言ったら…去年のあれしかないじゃん」
八幡「ま、そうだろうな」
相模「…あのさ」
八幡「なんだよ?」
相模「比企谷にこういうこと言うのも変だけど…やられてみてわかるね…」
八幡「…やられてみて痛感したんなら、成長したんじゃねぇの?お前も」
相模「そうかな?よかったって言っていいのかな…たはは」
相模「そりゃ…原因って言ったら…去年のあれしかないじゃん」
八幡「ま、そうだろうな」
相模「…あのさ」
八幡「なんだよ?」
相模「比企谷にこういうこと言うのも変だけど…やられてみてわかるね…」
八幡「…やられてみて痛感したんなら、成長したんじゃねぇの?お前も」
相模「そうかな?よかったって言っていいのかな…たはは」
48: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/12(日) 13:21:22.95 ID:X5L4PrGF0
八幡「しかし、いまさら感があるな…誰がやったかは知らんけど」
相模「いや…ホントは結構前から噂されてた気がするよ、最近エスカレートしただけで」
八幡「直接的には当時の実行委員の連中が発信源だろうな」
相模「やっぱそうなのかな…?」
八幡「去年の俺の噂もお前が発信源だし、あんな感じだろ」
相模「うう…あの時はマジでごめん…」
八幡(おいおい相模かこいつ?大分へこんでるんだな…)
相模「いや…ホントは結構前から噂されてた気がするよ、最近エスカレートしただけで」
八幡「直接的には当時の実行委員の連中が発信源だろうな」
相模「やっぱそうなのかな…?」
八幡「去年の俺の噂もお前が発信源だし、あんな感じだろ」
相模「うう…あの時はマジでごめん…」
八幡(おいおい相模かこいつ?大分へこんでるんだな…)
49: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/12(日) 13:33:07.39 ID:X5L4PrGF0
八幡「で、お前どうすんの?」
相模「これ綺麗にしたら行く。ていうか、このままじゃ靴履けないし乾燥もさせないと駄目だし」
八幡「ん、わかった」
八幡(おいおい、いじめかよ…しかも古典的…これまずいんじゃないか?)
放課後 部室
八幡「……」
雪乃「ここはこうなって…」
結衣「うんうん、さすがゆきのん、わかりやすいよっ」
相模「これ綺麗にしたら行く。ていうか、このままじゃ靴履けないし乾燥もさせないと駄目だし」
八幡「ん、わかった」
八幡(おいおい、いじめかよ…しかも古典的…これまずいんじゃないか?)
放課後 部室
八幡「……」
雪乃「ここはこうなって…」
結衣「うんうん、さすがゆきのん、わかりやすいよっ」
51: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/12(日) 13:47:33.65 ID:X5L4PrGF0
八幡(…どうする?言うか、こいつらに?)
八幡(多分相模のあれはこれからも続くだろうしな…でも今の相模じゃ一人で解決は無理…)
八幡(あいつとは色々あったし、見て見ぬふりが一番だろうが…)
八幡(俺もあの手の嫌がらせの辛さはわかってるからな…)
八幡(しかも知り合いで、ほっとくってのも目覚めが悪いしな…あ~くそ)
いろは「先輩、さっきから何若干キョドってるんですか?もう色々不審者レベルなんですけど」
八幡「なんで一色がここにいるんだよ、お前には言われたくない」
いろは「もう~わたしも部員なんですから~いい加減認めてくださいよ!」バシバシ
八幡「痛いッ……」
雪乃「部員ではないけれど、まあそれはいいわ」
八幡(多分相模のあれはこれからも続くだろうしな…でも今の相模じゃ一人で解決は無理…)
八幡(あいつとは色々あったし、見て見ぬふりが一番だろうが…)
八幡(俺もあの手の嫌がらせの辛さはわかってるからな…)
八幡(しかも知り合いで、ほっとくってのも目覚めが悪いしな…あ~くそ)
いろは「先輩、さっきから何若干キョドってるんですか?もう色々不審者レベルなんですけど」
八幡「なんで一色がここにいるんだよ、お前には言われたくない」
いろは「もう~わたしも部員なんですから~いい加減認めてくださいよ!」バシバシ
八幡「痛いッ……」
雪乃「部員ではないけれど、まあそれはいいわ」
52: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/12(日) 13:56:27.26 ID:X5L4PrGF0
雪乃「比企谷くん、なにか言いたいことがあるの?」
八幡「…なんでそうなるんだ?」
雪乃「いえ、なんとなくそういう表情をしていたように見えたから」
八幡「いや、そんなことねぇよ」
雪乃「そう?なら、いいけれど」
いろは「あ、ところで先輩っ!」
八幡「今度はなんだよ…」
いろは「この前、相模先輩と一緒に歩いてましたよね?」
八幡「見てたのかよ…」
いろは「付き合ってるんですか~?」
結衣「…」
雪乃「…」
八幡「…なんでそうなるんだ?」
雪乃「いえ、なんとなくそういう表情をしていたように見えたから」
八幡「いや、そんなことねぇよ」
雪乃「そう?なら、いいけれど」
いろは「あ、ところで先輩っ!」
八幡「今度はなんだよ…」
いろは「この前、相模先輩と一緒に歩いてましたよね?」
八幡「見てたのかよ…」
いろは「付き合ってるんですか~?」
結衣「…」
雪乃「…」
57: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/14(火) 20:35:58.00 ID:23qgldY40
八幡「一緒に歩いてただけで付き合ってるとか…飛躍しすぎだっての」
いろは「それもそうですね」
八幡「納得するの早いな…」
いろは「でも、あの人やりますね。先輩に近づくとか」
八幡「あいつは謝りに来ただけだっての」
いろは「わたしは先輩に気があるんじゃないかなとか思いましたけど~」
八幡「なんでそう思うんだよ…」
いろは「なんていうか目?ですかね~先輩見てる目が違うっていうか」
いろは「それもそうですね」
八幡「納得するの早いな…」
いろは「でも、あの人やりますね。先輩に近づくとか」
八幡「あいつは謝りに来ただけだっての」
いろは「わたしは先輩に気があるんじゃないかなとか思いましたけど~」
八幡「なんでそう思うんだよ…」
いろは「なんていうか目?ですかね~先輩見てる目が違うっていうか」
58: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/14(火) 20:40:41.04 ID:23qgldY40
八幡(そういえば、俺のこと見直したみたいなことは言ってたが…)
八幡「あるわけないだろ、そんなこと」
いろは「え~そうですか~?」
雪乃「ええそうね。そんなことあるわけないわ」
結衣「あたしもあってほしくないけど…」
八幡「おまえら…」
いろは「よかったですね、先輩~春がきてっ」バシバシ
八幡「痛いっての…!肩をバシバシ叩くな…」
八幡「あるわけないだろ、そんなこと」
いろは「え~そうですか~?」
雪乃「ええそうね。そんなことあるわけないわ」
結衣「あたしもあってほしくないけど…」
八幡「おまえら…」
いろは「よかったですね、先輩~春がきてっ」バシバシ
八幡「痛いっての…!肩をバシバシ叩くな…」
59: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/14(火) 20:47:02.94 ID:23qgldY40
--------------------------------
雪乃「さてと、今日はこんなところでいいかしら」
結衣「そうだねっ」
いろは「先輩たち大変ですね、勉強とか…ただでさえここは進学校なのに」
八幡「お前も来年必ず通る道だからな」
いろは「ちょっと憂鬱ですかね…」
八幡「誰でも通るし仕方ないだろ」
いろは「それはいいんですけど…」
いろは「来年は先輩も結衣先輩も雪ノ下先輩もいませんし…」
いろは「葉山先輩も戸部先輩や三浦先輩たちもいなくなっちゃいますし…ちょっとつまんないかなって」
雪乃「さてと、今日はこんなところでいいかしら」
結衣「そうだねっ」
いろは「先輩たち大変ですね、勉強とか…ただでさえここは進学校なのに」
八幡「お前も来年必ず通る道だからな」
いろは「ちょっと憂鬱ですかね…」
八幡「誰でも通るし仕方ないだろ」
いろは「それはいいんですけど…」
いろは「来年は先輩も結衣先輩も雪ノ下先輩もいませんし…」
いろは「葉山先輩も戸部先輩や三浦先輩たちもいなくなっちゃいますし…ちょっとつまんないかなって」
60: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/14(火) 20:52:11.52 ID:23qgldY40
八幡「そういうことかよ」
いろは「う~ん、どうしましょうか」
八幡「戸部だけでも留年させるか」
いろは「あ、いいですね、そうしましょう!」
結衣「ひどい二人とも…」
雪乃「えっと、鍵返してくるわね」
結衣「あたしも行くよ」
八幡「あ、俺用事あるから先いくわ」
いろは「う~ん、どうしましょうか」
八幡「戸部だけでも留年させるか」
いろは「あ、いいですね、そうしましょう!」
結衣「ひどい二人とも…」
雪乃「えっと、鍵返してくるわね」
結衣「あたしも行くよ」
八幡「あ、俺用事あるから先いくわ」
61: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/14(火) 20:54:56.85 ID:23qgldY40
雪乃「…用事?」
八幡「そこに反応すんな」
八幡(相模と待ち合わせとは言わない方がよさそうだな…)
いろは「…じゃあ、わたしと行きましょ、先輩」グイ
八幡「え…お、おい…」
いろは「それではまた~さよなら~」
結衣「あ、行っちゃった…」
雪乃「まったく…しょうがないわね」
八幡「そこに反応すんな」
八幡(相模と待ち合わせとは言わない方がよさそうだな…)
いろは「…じゃあ、わたしと行きましょ、先輩」グイ
八幡「え…お、おい…」
いろは「それではまた~さよなら~」
結衣「あ、行っちゃった…」
雪乃「まったく…しょうがないわね」
62: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/14(火) 21:00:50.46 ID:23qgldY40
いろは「いや~あぶなかったですね」
八幡「どういうつもりだよ…」
いろは「なんとなく先輩が言いにくそうにしてたんで、助けてあげたんですよ」
八幡「それか…ま、ありがとな」
いろは「先輩、今日素直ですね、ちょっとトキメキました」
八幡「あっそ」
いろは「軽いですね…」
相模「…」
八幡「相模…どうしたんだ?」
相模「え…?あ、比企谷…」
いろは「下駄箱でどうしたんですかって…あれ?」
八幡「そこお前の下駄箱だろ?」
八幡「どういうつもりだよ…」
いろは「なんとなく先輩が言いにくそうにしてたんで、助けてあげたんですよ」
八幡「それか…ま、ありがとな」
いろは「先輩、今日素直ですね、ちょっとトキメキました」
八幡「あっそ」
いろは「軽いですね…」
相模「…」
八幡「相模…どうしたんだ?」
相模「え…?あ、比企谷…」
いろは「下駄箱でどうしたんですかって…あれ?」
八幡「そこお前の下駄箱だろ?」
63: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/14(火) 21:34:15.48 ID:23qgldY40
相模「……」
いろは「落書きされてますね…思いっきり」
八幡「…お前」
相模「あはははは…まさかここまでされるとはね~意外だったわ…」
いろは「噂の件ですかね、これって」
八幡「お前も知ってるのな」
いろは「はい、まあ」
相模「これ、なかなか消えなくってさ…ははは、消すの大変で」
八幡(こいつ気丈に振る舞ってるけど…震えてるな)
いろは「落書きされてますね…思いっきり」
八幡「…お前」
相模「あはははは…まさかここまでされるとはね~意外だったわ…」
いろは「噂の件ですかね、これって」
八幡「お前も知ってるのな」
いろは「はい、まあ」
相模「これ、なかなか消えなくってさ…ははは、消すの大変で」
八幡(こいつ気丈に振る舞ってるけど…震えてるな)
64: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/14(火) 21:41:20.59 ID:23qgldY40
いろは「でも自業自得なんじゃないですか~?」
いろは「先輩に対してもあんなことしたわけですし」
八幡「おい、今言うことじゃねぇだろ…」
いろは「今言わなくていつ言うんですか~?」
いろは「それに…わたしも生徒会長になる前にこんなことありましたし」
八幡「あのときか…」
いろは「自分作って愛想振りまきすぎた結果でしたけど…友達からも言われましたよ…」
八幡「…」
相模「なんかごめん…うちも自業自得って思ってる…それは思ってるんだけど…」
相模「でもさ…やっぱさ…これきついよ…」
相模「うちの味方誰もいなくなったし……」
いろは「先輩に対してもあんなことしたわけですし」
八幡「おい、今言うことじゃねぇだろ…」
いろは「今言わなくていつ言うんですか~?」
いろは「それに…わたしも生徒会長になる前にこんなことありましたし」
八幡「あのときか…」
いろは「自分作って愛想振りまきすぎた結果でしたけど…友達からも言われましたよ…」
八幡「…」
相模「なんかごめん…うちも自業自得って思ってる…それは思ってるんだけど…」
相模「でもさ…やっぱさ…これきついよ…」
相模「うちの味方誰もいなくなったし……」
65: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/14(火) 21:50:38.03 ID:23qgldY40
八幡「あいつらと仲違いしてるのはそういうことか…」
相模「うん…うちといると怖いってことで…離れていった…」
八幡「で、反省して俺のところに誤りに来たってことか」
相模「ごめん…」
八幡「謝る必要はないけどな」
相模「比企谷に謝りたかったのは本心だけど…やっぱりぼっちから解放されたいっていうのもあったかな…」
八幡「……」
いろは「で、どうするんですか?」
八幡「どうって言われてもな…ここまできたんだし、なんとかするしかないだろ」
相模「比企谷…」
いろは「先輩一人でですか~?」
八幡「あいつらには言えないしな…」
相模「うん…うちといると怖いってことで…離れていった…」
八幡「で、反省して俺のところに誤りに来たってことか」
相模「ごめん…」
八幡「謝る必要はないけどな」
相模「比企谷に謝りたかったのは本心だけど…やっぱりぼっちから解放されたいっていうのもあったかな…」
八幡「……」
いろは「で、どうするんですか?」
八幡「どうって言われてもな…ここまできたんだし、なんとかするしかないだろ」
相模「比企谷…」
いろは「先輩一人でですか~?」
八幡「あいつらには言えないしな…」
73: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 15:41:29.22 ID:rQ8RbF5x0
雪乃「なにが言えないのかしら?」
八幡「え…?あ…」
いろは「あ~あ、聞かれちゃってますよ~」
相模「あ…雪ノ下さん…」
八幡「聞いてたよな…?」
雪乃「私たちは鍵を返しに行っていただけよ?」
結衣「靴箱のところで話してたら聞こえるよ…」
八幡「そりゃそうだな」
八幡「え…?あ…」
いろは「あ~あ、聞かれちゃってますよ~」
相模「あ…雪ノ下さん…」
八幡「聞いてたよな…?」
雪乃「私たちは鍵を返しに行っていただけよ?」
結衣「靴箱のところで話してたら聞こえるよ…」
八幡「そりゃそうだな」
74: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 15:47:58.39 ID:rQ8RbF5x0
雪乃「ふう、ごめんなさい相模さん。話は聞いてしまったわ」
相模「いえ…そんな…」
結衣「さがみん…」
雪乃「こういった行為は私としても腹立たしく思うわ」
相模「え?」
八幡「雪ノ下?」
雪乃「相模さん、もしもあなたが比企谷くんに助けを求めるのなら…」
雪乃「私も手伝わせてもらえないかしら」
結衣「あ、あたしも~!」
相模「え?え?でも…うちは…」
相模「いえ…そんな…」
結衣「さがみん…」
雪乃「こういった行為は私としても腹立たしく思うわ」
相模「え?」
八幡「雪ノ下?」
雪乃「相模さん、もしもあなたが比企谷くんに助けを求めるのなら…」
雪乃「私も手伝わせてもらえないかしら」
結衣「あ、あたしも~!」
相模「え?え?でも…うちは…」
75: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 15:51:45.93 ID:rQ8RbF5x0
雪乃「あなたが比企谷くんにしたことを許すというわけではないわ」
雪乃「でもそれであなたがいじめにあっていいということにはならないもの」
雪乃「噂話程度ならまだしも、こういう露骨なものは特にね」
相模「雪ノ下さん…」
八幡「昔お前も上履隠されたりしてたんだろ?」
雪乃「そういうことを今言うなんて、どういうつもりかしら?」
八幡「なんでもねぇよ」
雪乃「でもそれであなたがいじめにあっていいということにはならないもの」
雪乃「噂話程度ならまだしも、こういう露骨なものは特にね」
相模「雪ノ下さん…」
八幡「昔お前も上履隠されたりしてたんだろ?」
雪乃「そういうことを今言うなんて、どういうつもりかしら?」
八幡「なんでもねぇよ」
76: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 16:00:40.72 ID:rQ8RbF5x0
結衣「さがみん、どうかな?」
相模「結衣…うちは…えっと」
いろは「早く言ってくださいよ~相模先輩に待つ時間とかあまりないんですよ~?
八幡「追い詰めるね、お前…」
相模「わかってる…もう答えは一つだけどさ…」
相模「…」
相模「ごめんなさい、どのツラ下げてって感じだけど…た、助けてください…!」ペコ
相模「比企谷に同じことした、うちなんかが決して言えることじゃないんだけど…このままだと…」
相模「学校に行くのも怖くなりそうだから…!」
雪乃「わかりました、私たちができる限りサポートします」
八幡「結局協力してくれるのかよ、あれだけ言っておいて…相模のこと」
雪乃「あなた一人に任せるわけにはいかないからよ」
結衣「ヒッキーに任せたら、また自己犠牲で解決しそうだしっ」
相模「結衣…うちは…えっと」
いろは「早く言ってくださいよ~相模先輩に待つ時間とかあまりないんですよ~?
八幡「追い詰めるね、お前…」
相模「わかってる…もう答えは一つだけどさ…」
相模「…」
相模「ごめんなさい、どのツラ下げてって感じだけど…た、助けてください…!」ペコ
相模「比企谷に同じことした、うちなんかが決して言えることじゃないんだけど…このままだと…」
相模「学校に行くのも怖くなりそうだから…!」
雪乃「わかりました、私たちができる限りサポートします」
八幡「結局協力してくれるのかよ、あれだけ言っておいて…相模のこと」
雪乃「あなた一人に任せるわけにはいかないからよ」
結衣「ヒッキーに任せたら、また自己犠牲で解決しそうだしっ」
77: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 16:10:03.41 ID:rQ8RbF5x0
いろは「先輩、それが格好いいとか思ってません?」
八幡「思うか、バカ」
いろは「バカってなんですか~」
相模「みんな…ほんとに…ありがとう……ほんとに…」
雪乃「さて、じゃあ対策の話に移りましょうか」
いろは「ここで話するんですか~?」
結衣「ここじゃなんだし、サイゼにでも行こうか」
八幡「ま、そっちの方がいいわな」
八幡「思うか、バカ」
いろは「バカってなんですか~」
相模「みんな…ほんとに…ありがとう……ほんとに…」
雪乃「さて、じゃあ対策の話に移りましょうか」
いろは「ここで話するんですか~?」
結衣「ここじゃなんだし、サイゼにでも行こうか」
八幡「ま、そっちの方がいいわな」
78: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 16:15:00.15 ID:rQ8RbF5x0
サイゼ
相模「は~~~」
八幡「なんだ、どうしたんだよ?」
相模「なんか新鮮っていうか…」
八幡「ま、そりゃ新鮮じゃね?」
相模「いや、比企谷やっぱりあんた凄いよね」
八幡「はあ?どうも…」
いろは「なに二人だけの会話みないなのしてるんですかね~?」
結衣「ヒッキー…」
八幡「な、なんだよ…怖いよ、なんか…」
雪乃「それはいいわ。本題に入りましょう」
相模「は~~~」
八幡「なんだ、どうしたんだよ?」
相模「なんか新鮮っていうか…」
八幡「ま、そりゃ新鮮じゃね?」
相模「いや、比企谷やっぱりあんた凄いよね」
八幡「はあ?どうも…」
いろは「なに二人だけの会話みないなのしてるんですかね~?」
結衣「ヒッキー…」
八幡「な、なんだよ…怖いよ、なんか…」
雪乃「それはいいわ。本題に入りましょう」
79: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 16:22:05.18 ID:rQ8RbF5x0
八幡「どうやって相模のいじめを解消するか、だよな」
結衣「どうしよっか…」
雪乃「やり方はシンプルに越したことはないわ、現場で取り押さえるということでいきましょう」
いろは「うわ~直球ですね…」
雪乃「あとは罵声を浴びせつつ…どうしようかしら?」
八幡「待て、一つ一つ潰していくのか?」
雪乃「そうだけど…ダメかしら?」
八幡「それもいいけど時間がかかる。噂を鎮めるくらいの何かがあればいいんだろ?」
相模「噂を鎮める…?」
雪乃「そうだけど、具体的には?」
結衣「どうしよっか…」
雪乃「やり方はシンプルに越したことはないわ、現場で取り押さえるということでいきましょう」
いろは「うわ~直球ですね…」
雪乃「あとは罵声を浴びせつつ…どうしようかしら?」
八幡「待て、一つ一つ潰していくのか?」
雪乃「そうだけど…ダメかしら?」
八幡「それもいいけど時間がかかる。噂を鎮めるくらいの何かがあればいいんだろ?」
相模「噂を鎮める…?」
雪乃「そうだけど、具体的には?」
80: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 16:36:58.08 ID:rQ8RbF5x0
八幡「葉山グループを敵に回すぞってことにすればいい」
いろは「うわ…思いっきり人任せですね、先輩…」
八幡「自己犠牲すんなって言っておいて次はそれかよ…」
雪乃「それだと、彼らの許可も必要だけれど…」
結衣「あ、それは大丈夫だと思うよ」
八幡「マジか?いけそうか?」
結衣「優美子や隼人くんも言ってたもん、ヒッキー達には感謝してるって」
結衣「きっと協力してくれるよ」
八幡「あいつらがね…」
いろは「うわ…思いっきり人任せですね、先輩…」
八幡「自己犠牲すんなって言っておいて次はそれかよ…」
雪乃「それだと、彼らの許可も必要だけれど…」
結衣「あ、それは大丈夫だと思うよ」
八幡「マジか?いけそうか?」
結衣「優美子や隼人くんも言ってたもん、ヒッキー達には感謝してるって」
結衣「きっと協力してくれるよ」
八幡「あいつらがね…」
81: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 16:48:52.61 ID:rQ8RbF5x0
相模「あ、あの…それで…大丈夫なのかな…?」
雪乃「不安かしら?」
相模「そうじゃないけど……うちが言えることは何もないけど…」
相模「三浦さん達とも協力するんだよね?」
八幡「まあな…ていうか、そっちは気まずいか?」
相模「少しだけ…で、でも大丈夫がんばります」
雪乃「そう、よかったわ」
結衣「じゃあ明日早速、優美子達に言ってみるね」
雪乃「ええ、お願いできるかしら?」
結衣「任せて」
雪乃「不安かしら?」
相模「そうじゃないけど……うちが言えることは何もないけど…」
相模「三浦さん達とも協力するんだよね?」
八幡「まあな…ていうか、そっちは気まずいか?」
相模「少しだけ…で、でも大丈夫がんばります」
雪乃「そう、よかったわ」
結衣「じゃあ明日早速、優美子達に言ってみるね」
雪乃「ええ、お願いできるかしら?」
結衣「任せて」
82: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 17:05:22.14 ID:rQ8RbF5x0
それからしばらくして……
相模「比企谷、おはよ」
八幡「おう」
相模「おうって…それ挨拶じゃないしさ…」
八幡「どうでもいいだろ」
相模「ま、いいけど…」
靴箱
相模「ほっ、今日もいたずらされてないみたい」
八幡「ビビり過ぎだっての」
相模「やっぱりまだ怖いんだってば」
相模「比企谷、おはよ」
八幡「おう」
相模「おうって…それ挨拶じゃないしさ…」
八幡「どうでもいいだろ」
相模「ま、いいけど…」
靴箱
相模「ほっ、今日もいたずらされてないみたい」
八幡「ビビり過ぎだっての」
相模「やっぱりまだ怖いんだってば」
83: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 17:12:58.18 ID:rQ8RbF5x0
八幡「いや、雪ノ下たちと現場押さえたし大丈夫だろ」
相模「あの時の雪ノ下さんの剣幕怖すぎなんだけど…」
八幡「あいつも色々されてきたらしいからな…」
相模「うん…だから嬉しかった…なんかイメージ変わったかも」
八幡「いや、イメージ通りだと思うけどなあいつは」
相模「今の雪ノ下さんに報告しとくわ」
八幡「やめろ…」
相模「あの時の雪ノ下さんの剣幕怖すぎなんだけど…」
八幡「あいつも色々されてきたらしいからな…」
相模「うん…だから嬉しかった…なんかイメージ変わったかも」
八幡「いや、イメージ通りだと思うけどなあいつは」
相模「今の雪ノ下さんに報告しとくわ」
八幡「やめろ…」
85: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 17:23:43.44 ID:rQ8RbF5x0
八幡(結論から言って作戦は簡単に終わった)
八幡(まあ、こんな古典的なことする奴らだから大した連中でもないと思ってたが)
八幡(実際やってたのは女子グループの数人程度、葉山の名前出すまでもなかった)
八幡(雪ノ下にビビりまくりだったしな、由比ヶ浜も控えてたし)
八幡(あとなんか俺にもビビってましたよ?あれですか?去年の文化祭みたいなことされるとか思ったのか?)
相模「なんかうちの存在忘れられるくらいに雪ノ下さんが目立っちゃったよね…」
八幡「あの現場取り押さえた時の罵倒が噂になってるからな」
八幡(まあ、こんな古典的なことする奴らだから大した連中でもないと思ってたが)
八幡(実際やってたのは女子グループの数人程度、葉山の名前出すまでもなかった)
八幡(雪ノ下にビビりまくりだったしな、由比ヶ浜も控えてたし)
八幡(あとなんか俺にもビビってましたよ?あれですか?去年の文化祭みたいなことされるとか思ったのか?)
相模「なんかうちの存在忘れられるくらいに雪ノ下さんが目立っちゃったよね…」
八幡「あの現場取り押さえた時の罵倒が噂になってるからな」
86: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 17:29:04.10 ID:rQ8RbF5x0
相模「まだクラスでは噂されてるけど…そっちはうちがなんとかする」
八幡「あぶなくなったら言えよ?今度こそ完膚無きにまでって、雪ノ下も言ってたし」
相模「それ頼もしいけど怖いってば…」
相模「でも……ありがとう」
相模「ほんとに…」
八幡「礼言われることなんかしてねぇよ」
相模「言うと思った」
八幡「あと、礼言いたいなら奉仕部に来て、雪ノ下たちに言ってくれ」
相模「わかった、心の準備整えてから必ず行く」
八幡「あぶなくなったら言えよ?今度こそ完膚無きにまでって、雪ノ下も言ってたし」
相模「それ頼もしいけど怖いってば…」
相模「でも……ありがとう」
相模「ほんとに…」
八幡「礼言われることなんかしてねぇよ」
相模「言うと思った」
八幡「あと、礼言いたいなら奉仕部に来て、雪ノ下たちに言ってくれ」
相模「わかった、心の準備整えてから必ず行く」
87: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 17:36:35.31 ID:rQ8RbF5x0
八幡「心の準備なんて必要か?なんの準備だよ」
相模「いや、ライバル多いしね。雪ノ下さんと結衣と…あと生徒会長も?」
八幡「はあ?ライバル…てお前…バカそんなもんじゃねぇよ…なに言ってんだ」
相模「あれ気づいた?ま、いいけど~」
八幡「やめろよ…けっこう悶えたくなることとか色々あったんだからな」
相模「え?なに?聞かせてよ」
八幡「バカ言うな…」
相模「いや、ライバル多いしね。雪ノ下さんと結衣と…あと生徒会長も?」
八幡「はあ?ライバル…てお前…バカそんなもんじゃねぇよ…なに言ってんだ」
相模「あれ気づいた?ま、いいけど~」
八幡「やめろよ…けっこう悶えたくなることとか色々あったんだからな」
相模「え?なに?聞かせてよ」
八幡「バカ言うな…」
88: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 17:41:40.72 ID:rQ8RbF5x0
小町「一色さん、やっはろーです!」
いろは「あ、小町ちゃん、やっはろ~!」
八幡「な…あいつら…これはいかん…小町が腐っていくのは」
相模「え、どうしたん?」
八幡「すまんが相模、話はまた今度だ。俺は妹を助けに行かないと駄目だからな」
相模「なにそれ?」
八幡「とにかく、またなっ」
相模「あ、比企谷、待って」
八幡「ん?なんだよ…?」
チュ
八幡「……は?」
相模「へへ~お礼。じゃ、またね」スタスタ
いろは「あ、小町ちゃん、やっはろ~!」
八幡「な…あいつら…これはいかん…小町が腐っていくのは」
相模「え、どうしたん?」
八幡「すまんが相模、話はまた今度だ。俺は妹を助けに行かないと駄目だからな」
相模「なにそれ?」
八幡「とにかく、またなっ」
相模「あ、比企谷、待って」
八幡「ん?なんだよ…?」
チュ
八幡「……は?」
相模「へへ~お礼。じゃ、またね」スタスタ
89: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 17:48:09.94 ID:rQ8RbF5x0
八幡「お、おい…こんな公衆の面前で…」
スタスタ
相模「うわ~~~しちゃったし、キスしちゃったし…!」
相模「いや、別にキスして照れる年齢でもないけどさ…あんな場所で…」
相模「大丈夫かな…?ちゃんと比企谷と教室で顔合わせられるかな?」
相模「でも、奉仕部にも行く必要あるし…こんなことで恥ずかしがってられないね」
教室 ガラガラ
相模「……」(なんか視線感じる…)
ヒソヒソ ヒソヒソ
相模「また、噂か…ちょっとはマシになってるけど…」
相模「比企谷に迷惑や助け乞うばかりじゃないってこと見せないとね」
相模「よしっ」
スタスタ
相模「ねえ、あんたらさ…いい加減にしてほしいんだけど?」
おわり
スタスタ
相模「うわ~~~しちゃったし、キスしちゃったし…!」
相模「いや、別にキスして照れる年齢でもないけどさ…あんな場所で…」
相模「大丈夫かな…?ちゃんと比企谷と教室で顔合わせられるかな?」
相模「でも、奉仕部にも行く必要あるし…こんなことで恥ずかしがってられないね」
教室 ガラガラ
相模「……」(なんか視線感じる…)
ヒソヒソ ヒソヒソ
相模「また、噂か…ちょっとはマシになってるけど…」
相模「比企谷に迷惑や助け乞うばかりじゃないってこと見せないとね」
相模「よしっ」
スタスタ
相模「ねえ、あんたらさ…いい加減にしてほしいんだけど?」
おわり
90: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 17:49:13.75 ID:rQ8RbF5x0
終わりました、ありがとうございます
91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 17:49:18.25 ID:xLhNPbcKo
乙
マッ缶をおごってやろう
マッ缶をおごってやろう
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 18:11:37.97 ID:W7PA2u5no
乙です
次も期待
次も期待
93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 18:14:29.35 ID:bQBf6Lq9o
乙 第二部いこか イチャコラするやつ
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 18:26:35.60 ID:YKy+BnlhO
乙です
面白かった!
面白かった!
100: ◆TB8qaVea7Y 2015/07/17(金) 19:36:34.01 ID:rQ8RbF5x0
すみません…HTML依頼出してしまいました
続き書くにしても別スレにしてみますね
続き書くにしても別スレにしてみますね
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436431245/
Entry ⇒ 2015.07.31 | Category ⇒ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 | Comments (0)
雪乃「私がプリキュアに?」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 10:57:00 ID:BSBChCA6
サブレ「そうだにゃん!雪乃ちゃんがプリキュアになってこの街を守って欲しいんだにゃん!」
雪乃「お断りするわ」
サブレ「これが変身ソックスにゃ!この靴下を着用して、メタモルフォーゼ☆と言えば変身できるにゃ!」
雪乃「待ちなさい。あなたの垂れたその耳は音が聞き取れないのかしら?・・・・・メタモルフォーゼで変身って随分と懐かしいわね。あれはプリキュアじゃないわよ」
サブレ「ややっ!?あんなところにバクニューダーがっ!?あなたの学校の生徒が襲われてるにゃ!」
雪乃「あなた犬なのになんで語尾が猫なのよ」
雪乃「お断りするわ」
サブレ「これが変身ソックスにゃ!この靴下を着用して、メタモルフォーゼ☆と言えば変身できるにゃ!」
雪乃「待ちなさい。あなたの垂れたその耳は音が聞き取れないのかしら?・・・・・メタモルフォーゼで変身って随分と懐かしいわね。あれはプリキュアじゃないわよ」
サブレ「ややっ!?あんなところにバクニューダーがっ!?あなたの学校の生徒が襲われてるにゃ!」
雪乃「あなた犬なのになんで語尾が猫なのよ」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 10:58:06 ID:BSBChCA6
~場所は変わってグラウンド~
バクニューダー「バクニュー!バクニュー!」ガシッ
結衣「きゃー!たすけてー!」ジタバタ
優美子「ちょっ、離せし!」ペシペシ
バクニューダー「バクニューダー!」
雪乃「そこの木偶の坊さん?私のともだ・・・ゆ、友人になんて無礼を働いているのかしら」ズザ-ッ
優美子「あんたは・・・雪ノ下!?こっち来んな!こいついきなり私と結衣を襲ってきて」
結衣「そうだよ!ゆきのん!こっち来ちゃ危ないって!ゆきのんも襲われちゃう!」
雪乃「・・・・・っく」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 10:58:49 ID:BSBChCA6
バクニューダー「バクニュー!バクニュー!」
雪乃「そこのあなた。セクハラとは人権を侵害する行為であって、憲法上保障された権利の一つなのよ。その権利を無断で荒らす行為は人権侵害の罪になり、100~300万円の損害賠償額になるわよ。あなたはそれでも罪を重ねるつもりかしら?」
バクニューダー「バクニュー!バクニューダー!」
結衣「ひゃぁあ!!えっちぃ!んんっ!」
優美子「そ、そんなとこ触んなっ!あっ!」
雪乃「・・・・・」
サブレ「ばかのん!相手はバクニューダーにゃ!言葉は通じないにゃん!」
雪乃「誰が、ばかのんよ」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 10:59:49 ID:BSBChCA6
サブレ「うにゃ!?バクニューダーがこっち来たにゃ!」
バクニューダー「バクニューダー!」ズシズシ
結衣「ゆきのーん!逃ーげーてー!」
雪乃「ふっ、私が友達を置いて逃げるわけないでしょう」
サブレ「雪乃ちゃん!?」
雪乃「私には力もなければスタミナもないわ。あるのは十分な容姿と知力だけ」
優美子「はぁ?急に語り出して調子乗んなし」
雪乃「そのバクニューダーという変態の腕は2つよ」
サブレ「まさか雪乃ちゃん!?」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 11:00:45 ID:BSBChCA6
雪乃「ええ、そうよ・・・私にはそうするしかない。頭が良くても出来ない事もあるのだから」
優美子「あんたまさか・・・・やめろし!早くあんたは逃げて」
結衣「???あ、あー・・・う、うん?そ、そうだよ!ゆきのん下手なことしちゃダメ」
雪乃「いいえ、私はこの木偶の坊から逃げる事は多分体力的に不可能だわ。だから、私が身代わりになるわ。それで二人のうちのどちらかが助けを呼んできて頂戴」
結衣「ゆきのん!!」
優美子「雪ノ下・・・自分を身代わりに・・・」
サブレ「いや、それよりも変身して雪乃ちゃんがバクニューダーと戦えばいいんだにゃん」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 11:01:43 ID:BSBChCA6
雪乃「私が奇妙な格好で登場したら良い笑い者じゃない」
サブレ「大丈夫にゃん!変身すれば誰が誰だか分からなくなるにゃ!」
雪乃「でもっ・・・そんなのっ・・・・」
サブレ「これだからプライドの塊はやっかいにゃ」
雪乃「さぁ私を襲いなさい!」
優美子「雪ノ下!やめなし!!」
結衣「ゆきのーん!!」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 11:02:25 ID:BSBChCA6
バクニューダー「バクニューダ!バクニュ・・・」
雪乃「きっと比企谷君なら、こうしてたわね・・・・くす、皮肉なものね・・・」ファサ
結衣「ダメダメダメダメ!!お願いだよ!逃げてぇ!!」ポロポロ
優美子「くっ・・・テニスの時馬鹿にして悪かったよ・・・・・」ウルッ
バクニューダー「バク・・・ヒ、ヒヒ・・・・・ヒンニュウ」プークスクス
結衣「・・・・・」
優美子「・・・・・」
雪乃「・・・・・」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 11:04:29 ID:BSBChCA6
結衣「ぅ、うわあー・・・」
雪乃「・・・・・・」
結衣「キャ、キャー・・・」
雪乃「・・・・由比ヶ浜さん」
結衣「タ、タスケテー」
雪乃「由比ヶ浜さん!」
結衣「・・・ゆ、ゆきのん何かな?」
雪乃「ちょっと黙っててくれないかしら?」
結衣「・・・・・・・・ごめん」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 11:05:20 ID:BSBChCA6
サブレ「ぷっ・・・ひんにゅ」
ズドッガ!!
サブレ「ぅんぐっ!?げほげほっ!!」ズザー
雪乃「さぁ校舎裏へ来て頂戴」ズリズリ
サブレ「猫相手に膝蹴りってどういう神経してるにゃ・・・ぉえ!げほっ」
雪乃「あなたは駄犬よ。大人しくゴミ捨て場のゴミでも食らって静かに生きていれば誰にも迷惑をかけず誰にも気にされず生きていけたのに・・・まるで比企谷君みたいね。哀れで滑稽だわ・・・くすくす」
サブレ「だ、大丈夫にゃ?笑っているようだけど顔は笑ってないにゃん?」
雪乃「変身しても誰なのかはバレないのよね?」
サブレ「う、うん・・・にゃ」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 11:06:15 ID:BSBChCA6
~数分後~
雪乃「私が来たわよ!愛と正義の味方!キュアスノー!!」
結衣「ゆきのん戻って来ちゃダメだって!なんで戻ってきたの!?」
雪乃「」
優美子「・・・・・あ、あー・・・その、がんばりな・・・」
雪乃「・・・・・えぇ」
サブレ(殺される前に逃げよう)
雪乃「駆逐してやる・・・」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 11:07:30 ID:BSBChCA6
~数日後~
☆総武高校掲示板☆
昨日放課後、突然現れたバクニューダーと名乗るセクハラ巨人。由比ヶ浜結衣さんと三浦優美子さんはその巨人に襲われた
そしてそこへ現れた愛と正義の味方を名乗るプリキュア、キュアスノーという謎のヒーロー
必殺技ハリケーンラブハリケーンでバクニューダーを倒して、由比ヶ浜結衣さんと三浦優美子さんを助け一躍時の人となった
謎のヒーローキュアスノーさんに向けて、由比ヶ浜結衣さんから感謝の言葉を貰ってます
『ゆきのんありがとね!すっごくかっこよかったよ!!でもどうしてハリケーンを2回も言ったの?』
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 11:08:29 ID:BSBChCA6
HAPPYEND!!
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/03(日) 11:19:24 ID:9nX4nGCQ
最後由比ヶ浜www
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1430618220/
Entry ⇒ 2015.07.31 | Category ⇒ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 | Comments (0)
穂乃果「性格を反対にする薬?」
1: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 13:51:04.72 ID:pALg1LSq0
穂乃果「ふぅ~、朝練疲れたぁ!」
海未「穂乃果、そんな大声で……」
穂乃果「だって疲れたんだもーん。あ、このスポーツドリンク誰の? もーらい!」ゴクゴク
海未「はぁ!? 何人の物を勝手に……」
穂乃果「ぶはぁ!? げほっ……まずっ……!?」バタッ
ことり「穂乃果ちゃん!?」
真姫「騒がしいわね。どうしたの……って、だれかこれ飲んだの?」
ことり「真姫ちゃん、なんなのこれ? ……穂乃果ちゃんが飲んだんだけど」
真姫「だろうとは思ったわ」ハァ…
穂乃果「あ……あぁ」ドクン
海未「苦しそうです……真姫! これは!?」
真姫「性格を反対にする薬よ」
海未「穂乃果、そんな大声で……」
穂乃果「だって疲れたんだもーん。あ、このスポーツドリンク誰の? もーらい!」ゴクゴク
海未「はぁ!? 何人の物を勝手に……」
穂乃果「ぶはぁ!? げほっ……まずっ……!?」バタッ
ことり「穂乃果ちゃん!?」
真姫「騒がしいわね。どうしたの……って、だれかこれ飲んだの?」
ことり「真姫ちゃん、なんなのこれ? ……穂乃果ちゃんが飲んだんだけど」
真姫「だろうとは思ったわ」ハァ…
穂乃果「あ……あぁ」ドクン
海未「苦しそうです……真姫! これは!?」
真姫「性格を反対にする薬よ」
2: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 13:53:24.56 ID:pALg1LSq0
ことうみ「「え……?」」
穂乃果「ぐぅっ……!」ドクン ドクン
海未「え、つまり……、どういうことですか?」
真姫「見てれば解るわ」
穂乃果「ぐぁぁぁ!!?」ドクンッッ!
穂乃果「」コテン
ことり「穂乃果ちゃん……大丈夫?」ユサユサ
穂乃果「……っ」
真姫「目を覚ましたわね。さぁ……どうなるか」
バッ!
ことり「痛っ」ドテ
穂乃果「大丈夫……?」
穂乃果「逆にことりちゃんの頭が大丈夫? スポーツドリンク飲んだくらいでさぁ大袈裟に……」
海未「……。いや、まだ、性格が反対になったとは……」
真姫「穂乃果、パン食べる?」
穂乃果「はぁ? 私がパンなんか食べる訳ないじゃん。おにぎりなら貰うけど」
ことうみ「「反対だ!!」」
穂乃果「ぐぅっ……!」ドクン ドクン
海未「え、つまり……、どういうことですか?」
真姫「見てれば解るわ」
穂乃果「ぐぁぁぁ!!?」ドクンッッ!
穂乃果「」コテン
ことり「穂乃果ちゃん……大丈夫?」ユサユサ
穂乃果「……っ」
真姫「目を覚ましたわね。さぁ……どうなるか」
バッ!
ことり「痛っ」ドテ
穂乃果「大丈夫……?」
穂乃果「逆にことりちゃんの頭が大丈夫? スポーツドリンク飲んだくらいでさぁ大袈裟に……」
海未「……。いや、まだ、性格が反対になったとは……」
真姫「穂乃果、パン食べる?」
穂乃果「はぁ? 私がパンなんか食べる訳ないじゃん。おにぎりなら貰うけど」
ことうみ「「反対だ!!」」
3: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 13:54:22.74 ID:pALg1LSq0
海未「待って下さい待って下さい。これ本当だとしたらノーベル賞取れるんじゃないですか!?」
穂乃果「いや……特に人類の発展には貢献してないから、貰えないんじゃないかな」
うみまき「「……」」
海未「真姫ぃ!? これ性格どころじゃないですよ!!?」
真姫「確かに……ここまで反対になるとは、思わなかったわ。ていうかテンション高いわね海未」
海未「幼馴染みが訳の解らない薬の実験台にされてるのに平静でいろと!!?」
真姫「別に実験台にしようなんて思って無かったわよ……」カミノケクルクル
海未「ではなぜここに置いておいたのですか?」
真姫「穂乃果あたりが飲むかと思って」
海未「あなたは最低です!!」
ことり「穂乃果ちゃん、どこか痛いところとかない?」
穂乃果「ないよそんなの。構わないでいいよ。あっち行って」
ことり(あぁっ/// Sっ気のある穂乃果ちゃん……いい……)
海未「ことりはことりで何をしてるんですか!?」
穂乃果「いや……特に人類の発展には貢献してないから、貰えないんじゃないかな」
うみまき「「……」」
海未「真姫ぃ!? これ性格どころじゃないですよ!!?」
真姫「確かに……ここまで反対になるとは、思わなかったわ。ていうかテンション高いわね海未」
海未「幼馴染みが訳の解らない薬の実験台にされてるのに平静でいろと!!?」
真姫「別に実験台にしようなんて思って無かったわよ……」カミノケクルクル
海未「ではなぜここに置いておいたのですか?」
真姫「穂乃果あたりが飲むかと思って」
海未「あなたは最低です!!」
ことり「穂乃果ちゃん、どこか痛いところとかない?」
穂乃果「ないよそんなの。構わないでいいよ。あっち行って」
ことり(あぁっ/// Sっ気のある穂乃果ちゃん……いい……)
海未「ことりはことりで何をしてるんですか!?」
4: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 13:55:19.48 ID:pALg1LSq0
凛「はー、疲れたにゃー」ガラッ
にこ「朝から元気ね……海未」
穂乃果「うわ騒々しいのが来た」
にこりん「「!?」」
凛「穂乃果ちゃん!? それ凛の事ぉ!?」
穂乃果「そうだよ」
にこ「アンタそんなこというキャラだったっけ……? まっ、まさか! にこを見習ってキャラ作りを……!?」
穂乃果「キャラを作るのは百歩譲ってあるとしても、にこちゃんを見習うことは絶対にないよ」
にこ「なッ……」
凛「どうなってるんだにゃー……?」
花陽「なになに? どうしたの、凛ちゃん、にこちゃん」
にこ「あぁ……花陽。穂乃果がなんか変なのよ」
花陽「へ? どんな風に? 良く分からないけど、お腹すいたからおにぎり食べるね」
海未「この状況で!?」
穂乃果「!」ピク
みんな「「「?」」」
穂乃果「……」ダラー
ことり「ほっ、穂乃果ちゃん! よだれ、よだれ!!」
穂乃果「……ハッ!?」フキフキ
ことり(かわいい)
花陽「よかったら、いる?」
穂乃果「いっ、いいの!?」ジュル
にこ「朝から元気ね……海未」
穂乃果「うわ騒々しいのが来た」
にこりん「「!?」」
凛「穂乃果ちゃん!? それ凛の事ぉ!?」
穂乃果「そうだよ」
にこ「アンタそんなこというキャラだったっけ……? まっ、まさか! にこを見習ってキャラ作りを……!?」
穂乃果「キャラを作るのは百歩譲ってあるとしても、にこちゃんを見習うことは絶対にないよ」
にこ「なッ……」
凛「どうなってるんだにゃー……?」
花陽「なになに? どうしたの、凛ちゃん、にこちゃん」
にこ「あぁ……花陽。穂乃果がなんか変なのよ」
花陽「へ? どんな風に? 良く分からないけど、お腹すいたからおにぎり食べるね」
海未「この状況で!?」
穂乃果「!」ピク
みんな「「「?」」」
穂乃果「……」ダラー
ことり「ほっ、穂乃果ちゃん! よだれ、よだれ!!」
穂乃果「……ハッ!?」フキフキ
ことり(かわいい)
花陽「よかったら、いる?」
穂乃果「いっ、いいの!?」ジュル
5: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 13:56:15.06 ID:pALg1LSq0
にこ「あれ? 穂乃果、そこにランチパックあるじゃないの。それ食べれば?」
穂乃果「はぁ!? なんであんなパッサパサしたもの食べなきゃいけないの? あんなの食べる人の気が知れないよ」
にこりんぱな「「「反対だ!!?」」」
真姫「判断基準がひどいわね」
花陽「じゃあ……はい」
穂乃果「ほわぁー、美味しそー! いただきまーすっ!」カプ
真姫「ふん……口調とかの根幹的な部分は変わらないのね」
海未「やっぱり実験してますよねあなた」
にこ「っていうか! これはどういうことなの? 説明しなさいよ!!」
海未「実はですね……かくかくしかじかなんですよ」
にこりんぱな「「「なるほど」」」
ことり「納得しちゃうんだね」
凛「んー、なんか、真姫ちゃんなら作れそうだし?」
真姫「これは褒められているのかしら」
穂乃果「はぁ!? なんであんなパッサパサしたもの食べなきゃいけないの? あんなの食べる人の気が知れないよ」
にこりんぱな「「「反対だ!!?」」」
真姫「判断基準がひどいわね」
花陽「じゃあ……はい」
穂乃果「ほわぁー、美味しそー! いただきまーすっ!」カプ
真姫「ふん……口調とかの根幹的な部分は変わらないのね」
海未「やっぱり実験してますよねあなた」
にこ「っていうか! これはどういうことなの? 説明しなさいよ!!」
海未「実はですね……かくかくしかじかなんですよ」
にこりんぱな「「「なるほど」」」
ことり「納得しちゃうんだね」
凛「んー、なんか、真姫ちゃんなら作れそうだし?」
真姫「これは褒められているのかしら」
6: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 13:57:49.37 ID:pALg1LSq0
にこ「つまり……普段ほんわかした性格だから、無愛想で少し攻撃的な性格になってる……って訳ね」
海未「えぇ。あとは、まだ良くは解らないのですが、食べ物などの好みや、多分、他の趣味なども反対になっていると思われます。それと、馬鹿にしている訳ではありませんが、今の穂乃果は頭がいいです」
花陽「確かに、普段の穂乃果ちゃんなら『騒々しい』なんて言わないもんね」
ことり「でも、いくら性格が反対になったからって、そんなこと有り得るの?」
真姫「脳の性質そのものが変化してるのかもね」
凛「えぇ!? なんだか怖いにゃー!」
真姫「ま。つまり穂乃果の頭の中には『知識』があるけど、それをアウトプットするのが得意じゃないだけ、ってことよ」
海未「ほほう。つまり、元の穂乃果でもやる気を出せば……」
真姫「そうね」
海未「それはいいことを聞きました」ニコニコ
にこ「そりゃアイドルはいつでも笑顔で、とは言ったけど……海未。その笑顔はファンの前でしないようにね」
凛「それより! 穂乃果ちゃんは元に戻るの?」
真姫「大丈夫よ。1日で元に戻る……はずよ」
花陽「明日の朝練が終わるくらいまでってことだね」
海未「それくらいなら……」
真姫「誓って身体に害はないわ。逆にこの状況を楽しんだ方がいいんじゃない?」
にこ「それアンタがいうことじゃないわよね」
ことり「あれ? そういえば穂乃果ちゃんは……ん?」
書き置き『もうHR始まるから先行ってるね 穂乃果』
みんな「「「……」」」
みんな「「「あーーーっ!!?」」」
海未「えぇ。あとは、まだ良くは解らないのですが、食べ物などの好みや、多分、他の趣味なども反対になっていると思われます。それと、馬鹿にしている訳ではありませんが、今の穂乃果は頭がいいです」
花陽「確かに、普段の穂乃果ちゃんなら『騒々しい』なんて言わないもんね」
ことり「でも、いくら性格が反対になったからって、そんなこと有り得るの?」
真姫「脳の性質そのものが変化してるのかもね」
凛「えぇ!? なんだか怖いにゃー!」
真姫「ま。つまり穂乃果の頭の中には『知識』があるけど、それをアウトプットするのが得意じゃないだけ、ってことよ」
海未「ほほう。つまり、元の穂乃果でもやる気を出せば……」
真姫「そうね」
海未「それはいいことを聞きました」ニコニコ
にこ「そりゃアイドルはいつでも笑顔で、とは言ったけど……海未。その笑顔はファンの前でしないようにね」
凛「それより! 穂乃果ちゃんは元に戻るの?」
真姫「大丈夫よ。1日で元に戻る……はずよ」
花陽「明日の朝練が終わるくらいまでってことだね」
海未「それくらいなら……」
真姫「誓って身体に害はないわ。逆にこの状況を楽しんだ方がいいんじゃない?」
にこ「それアンタがいうことじゃないわよね」
ことり「あれ? そういえば穂乃果ちゃんは……ん?」
書き置き『もうHR始まるから先行ってるね 穂乃果』
みんな「「「……」」」
みんな「「「あーーーっ!!?」」」
7: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:03:01.12 ID:pALg1LSq0
ー教室ー
海未「穂乃果ァ!」ガラッ
先生「珍しい、園田が遅刻ギリギリなんてな。高坂はとっくに来てるぞ」
ことり「はぁ、はぁ……間に合った?」
先生「あと三十秒遅れてたら遅刻だったぞ」
ことうみ「「よかったー……」」
穂乃果「二人とも遅いね」
海未「あなたが! 何も言わないで行ってしまったからでしょう!?」
穂乃果「え……だって、なんか話してたし、邪魔しちゃ悪いかなー、って」
海未「普段はお構いなしに割り込んで来るでしょう!? ……あぁ、これも薬の効果ですか」
ことり「いつもなら元気に割り込んでくるもんね」
ことり(Sっぽいだけじゃなくて、こんな一面も……! かーわいい・)
先生「まぁ、とにかく席につけ。席についてないと遅刻扱いだぞ」
ーーーーー
海未(それにしても、にわかに信じ難いですね)
海未(いくら真姫が医学に精通してるとはいえ、性格を変える薬なんて簡単に出来るものなのでしょうか?)
海未(いや……もしかしたら、真姫と穂乃果が私達を騙そうとしているのでは!?)
海未(……そんなことをする必要はないですね)
海未(それに……)チラ
穂乃果「~~~~~です」
先生「高坂さん……今日はどうしたんですか? 正解です」
クラスメート「「「おおー!」」」
海未(私を騙すために猛勉強など、考えられません)
海未(まぁ確かに、私には医学のことなど解りません……そういうものだと、割り切ってしまったほうが良いのでしょう)
海未「穂乃果ァ!」ガラッ
先生「珍しい、園田が遅刻ギリギリなんてな。高坂はとっくに来てるぞ」
ことり「はぁ、はぁ……間に合った?」
先生「あと三十秒遅れてたら遅刻だったぞ」
ことうみ「「よかったー……」」
穂乃果「二人とも遅いね」
海未「あなたが! 何も言わないで行ってしまったからでしょう!?」
穂乃果「え……だって、なんか話してたし、邪魔しちゃ悪いかなー、って」
海未「普段はお構いなしに割り込んで来るでしょう!? ……あぁ、これも薬の効果ですか」
ことり「いつもなら元気に割り込んでくるもんね」
ことり(Sっぽいだけじゃなくて、こんな一面も……! かーわいい・)
先生「まぁ、とにかく席につけ。席についてないと遅刻扱いだぞ」
ーーーーー
海未(それにしても、にわかに信じ難いですね)
海未(いくら真姫が医学に精通してるとはいえ、性格を変える薬なんて簡単に出来るものなのでしょうか?)
海未(いや……もしかしたら、真姫と穂乃果が私達を騙そうとしているのでは!?)
海未(……そんなことをする必要はないですね)
海未(それに……)チラ
穂乃果「~~~~~です」
先生「高坂さん……今日はどうしたんですか? 正解です」
クラスメート「「「おおー!」」」
海未(私を騙すために猛勉強など、考えられません)
海未(まぁ確かに、私には医学のことなど解りません……そういうものだと、割り切ってしまったほうが良いのでしょう)
8: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:04:36.44 ID:pALg1LSq0
ー昼休みー
海未「お昼ですか。今日もあの木の下でお弁当にしますか?」
穂乃果「何言ってるの? 今日は次のライブの打ち合わせがあるから、部室で食べるんでしょ」
ことり「そういえばそうだったね」
海未「うぅっ……」ガクー
ことり「どうしたの? 海未ちゃん……」
海未「あの穂乃果に、……教えられた? 私が? あ、ありえません」ブツブツ
穂乃果「失礼だなぁ。私をなんだと思ってるの? 馬鹿にしないでよ」
ことり(なんって、冷酷な声……これだけでチーズケーキ3ホールはイケる!!)
海未「ああぁぁぁ、穂乃果。いつからそんな冷たい声を出せるようになったのですかぁぁ」
ことり(無理矢理納得してたみたいだけど、やっぱり理解の範疇を超えてたんだろうなぁ。駄目になってきた)
穂乃果「は? 訳わかんないこと言ってないで、さっさと行くよ」
ことり「ほら、海未ちゃん。行くよ?」
海未「ことりぃ……穂乃果がぁ、穂乃果がぁぁぁ」グスッ
ことり(二次災害ッ……! でも駄目になった海未ちゃんは今まで何回も見てきたけど、今回は原因が穂乃果ちゃんだからかな? すっっっごくかわいい・)
ことり「わかったから、ね? 早く行こう? 遅れちゃうよ?」
海未「は、はい」
海未「お昼ですか。今日もあの木の下でお弁当にしますか?」
穂乃果「何言ってるの? 今日は次のライブの打ち合わせがあるから、部室で食べるんでしょ」
ことり「そういえばそうだったね」
海未「うぅっ……」ガクー
ことり「どうしたの? 海未ちゃん……」
海未「あの穂乃果に、……教えられた? 私が? あ、ありえません」ブツブツ
穂乃果「失礼だなぁ。私をなんだと思ってるの? 馬鹿にしないでよ」
ことり(なんって、冷酷な声……これだけでチーズケーキ3ホールはイケる!!)
海未「ああぁぁぁ、穂乃果。いつからそんな冷たい声を出せるようになったのですかぁぁ」
ことり(無理矢理納得してたみたいだけど、やっぱり理解の範疇を超えてたんだろうなぁ。駄目になってきた)
穂乃果「は? 訳わかんないこと言ってないで、さっさと行くよ」
ことり「ほら、海未ちゃん。行くよ?」
海未「ことりぃ……穂乃果がぁ、穂乃果がぁぁぁ」グスッ
ことり(二次災害ッ……! でも駄目になった海未ちゃんは今まで何回も見てきたけど、今回は原因が穂乃果ちゃんだからかな? すっっっごくかわいい・)
ことり「わかったから、ね? 早く行こう? 遅れちゃうよ?」
海未「は、はい」
9: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:05:42.91 ID:pALg1LSq0
ー部室ー
絵里「あら。珍しいわね、穂乃果が先に来るなんて」
穂乃果「……やっぱ、頭のいい人達は穂乃果のことを馬鹿にしているんだね。よく理解したよ」
希「……ん?」
絵里「え? いや、そんなつもりじゃ……。っていうか、どうしたの? 何かあった?」
にこ「あぁ、あんた達は生徒会の仕事があって朝練に来れなかったんだっけ? 『何かあった』って……ありまくりよ」
希「なになに? なにがあったん?」
にこ「はぁ……めんどくさいわね。かくかくしかじかってわけよ」
希「かくかくしかじかって便利な言葉やねえ」
絵里「ハラショー……そんなことできるの? 凄いわね、真姫」
にこ「真姫が作ったかは解らないわよ。お父さんとかが作ったんじゃないの」
穂乃果「ま、つまりそういうことだよ。日常生活に支障はないし、1日で終わりだし、私は別にどうでもいいんだけどね」
希「おお……言葉の端々からいつもの穂乃果ちゃんじゃない感がにじみ出てる……」
絵里「賢そうね……」
にこ「そう言ってる絵里は全く賢そうじゃないわよ」
海未「遅れてしまいました、すいません」
ことり「あはは……私達、朝から遅れてばっかりだね」
絵里「大丈夫よ。まだ真姫、凛、花陽も来てないし」
希「……って、言ってたら来たみたいやね」
絵里「あら。珍しいわね、穂乃果が先に来るなんて」
穂乃果「……やっぱ、頭のいい人達は穂乃果のことを馬鹿にしているんだね。よく理解したよ」
希「……ん?」
絵里「え? いや、そんなつもりじゃ……。っていうか、どうしたの? 何かあった?」
にこ「あぁ、あんた達は生徒会の仕事があって朝練に来れなかったんだっけ? 『何かあった』って……ありまくりよ」
希「なになに? なにがあったん?」
にこ「はぁ……めんどくさいわね。かくかくしかじかってわけよ」
希「かくかくしかじかって便利な言葉やねえ」
絵里「ハラショー……そんなことできるの? 凄いわね、真姫」
にこ「真姫が作ったかは解らないわよ。お父さんとかが作ったんじゃないの」
穂乃果「ま、つまりそういうことだよ。日常生活に支障はないし、1日で終わりだし、私は別にどうでもいいんだけどね」
希「おお……言葉の端々からいつもの穂乃果ちゃんじゃない感がにじみ出てる……」
絵里「賢そうね……」
にこ「そう言ってる絵里は全く賢そうじゃないわよ」
海未「遅れてしまいました、すいません」
ことり「あはは……私達、朝から遅れてばっかりだね」
絵里「大丈夫よ。まだ真姫、凛、花陽も来てないし」
希「……って、言ってたら来たみたいやね」
10: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:06:31.84 ID:pALg1LSq0
真姫「ごめん。おくれたわね」ガラッ
花陽「ごめんなさい……四時限目、プリントを終わらせないと休み時間にいれてもらえなくて……」
凛「それで凛が全然出来なくってねー」アハハ
真姫「全く。笑い事じゃないわよ……あのレベルの問題で」
穂乃果「うんうん。わかったから。そんな言い訳然としたこと言ってないで早く座って」
凛「ねぇ……この穂乃果ちゃん、凛のこと嫌いなのかなぁ……?」
真姫「つまり、普段はあなたのことが大好きってことじゃないの」
凛「な、なるほど……! そう考えたら……えへへ……そっかあ……///」
ことり(落ちたな)
絵里「はいはい。じゃあ、ミーティング始めるわよ」
ーーーーー
海未「~~と、いう訳で次のライブは新曲を最初にやり、既存の楽曲を2つやるということでいいですね?」
穂乃果「うーん……」
海未「え?」
穂乃果「新曲を最初にやるっていうのは、ちょっと……」
にこ「どういうことよ」
穂乃果「確か、次のライブは確実に成功させなきゃなんだよね」
希「そうやね」
花陽「ごめんなさい……四時限目、プリントを終わらせないと休み時間にいれてもらえなくて……」
凛「それで凛が全然出来なくってねー」アハハ
真姫「全く。笑い事じゃないわよ……あのレベルの問題で」
穂乃果「うんうん。わかったから。そんな言い訳然としたこと言ってないで早く座って」
凛「ねぇ……この穂乃果ちゃん、凛のこと嫌いなのかなぁ……?」
真姫「つまり、普段はあなたのことが大好きってことじゃないの」
凛「な、なるほど……! そう考えたら……えへへ……そっかあ……///」
ことり(落ちたな)
絵里「はいはい。じゃあ、ミーティング始めるわよ」
ーーーーー
海未「~~と、いう訳で次のライブは新曲を最初にやり、既存の楽曲を2つやるということでいいですね?」
穂乃果「うーん……」
海未「え?」
穂乃果「新曲を最初にやるっていうのは、ちょっと……」
にこ「どういうことよ」
穂乃果「確か、次のライブは確実に成功させなきゃなんだよね」
希「そうやね」
11: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:07:44.47 ID:pALg1LSq0
穂乃果「だったら、人気が出るかどうか解らない新曲よりも、安定した曲のほうを先にやったほうがいい気がするけど」
絵里「なるほど、一理あるわね」
穂乃果「ちょっと黙っててくれる?」
絵里「えっ。あ……はい」
絵里(普段あんなにやさしいかわいい穂乃果が……これは何かが目覚めそうね)
ことり(絵里ちゃんも落ちた)
穂乃果「だからさ、今までの曲で地盤を固めてから、最後に新曲をばーってやるのはどう?」
真姫「なるほどね。そのほうがいいんじゃない?」
海未「では、その方向で」
凛「お腹すいたにゃー! もうお弁当食べていい!?」
絵里「いいわよ」
凛「いっただっきまーす!」
花陽「穂乃果ちゃん、おにぎりいる?」
穂乃果「いいの!!?」パァァ
絵里「ぐほぁッッ!!」
希「どうしたん……えりち」
絵里「い、いえ。なんでもないのよ」
絵里(ちょっ、なにこれ!? えっ、さっきまでの冷たい感じからは打って変わってこの笑顔!! これは)
絵里「ハラショーーー!!!」
にこ「うおっ、びっくりしたぁ」
希「なるほど。いつもはパンやから、今はご飯なんやね。花陽ちゃんと気が合いそうやん」
真姫「現に合ってるわね」
絵里「なるほど、一理あるわね」
穂乃果「ちょっと黙っててくれる?」
絵里「えっ。あ……はい」
絵里(普段あんなにやさしいかわいい穂乃果が……これは何かが目覚めそうね)
ことり(絵里ちゃんも落ちた)
穂乃果「だからさ、今までの曲で地盤を固めてから、最後に新曲をばーってやるのはどう?」
真姫「なるほどね。そのほうがいいんじゃない?」
海未「では、その方向で」
凛「お腹すいたにゃー! もうお弁当食べていい!?」
絵里「いいわよ」
凛「いっただっきまーす!」
花陽「穂乃果ちゃん、おにぎりいる?」
穂乃果「いいの!!?」パァァ
絵里「ぐほぁッッ!!」
希「どうしたん……えりち」
絵里「い、いえ。なんでもないのよ」
絵里(ちょっ、なにこれ!? えっ、さっきまでの冷たい感じからは打って変わってこの笑顔!! これは)
絵里「ハラショーーー!!!」
にこ「うおっ、びっくりしたぁ」
希「なるほど。いつもはパンやから、今はご飯なんやね。花陽ちゃんと気が合いそうやん」
真姫「現に合ってるわね」
12: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:08:39.68 ID:pALg1LSq0
穂乃果「……・」モグモグ
花陽「……・」モグモグ
ことり「なにこれ……楽園? 天国? ことり死んだの?」
絵里「何を馬鹿なことを……と言いたいところだけど、これはやばいわね」
凛「かよちんの食べてるところはもともとハムスターみたいでかわいいけど、さっきまであんなに怖かった穂乃果ちゃんがこんなふうにしてると……可愛すぎにゃあ……」
希「確かに、可愛さが引き立つなあ」
にこ「何? この状況」
真姫「さあ……」
海未「まずいですね。私とにこ、あと真姫以外、この穂乃果の虜になっているようです」
にこ「ギャップ萌えってやつね……」
海未「なるほど」
海未「にこの頭の悪さもギャップ萌えですか?」
にこ「喧嘩売ってんの?」
海未「いえ」
穂乃果「ねぇ……鬱陶しいんだけど」モグモグ
ことり「その顔ぉ! 堪らないよ穂乃果ちゃぁん!」パシャ パシャ
にこ「写真まで取り出したわよ……」
海未「ことりィ!!」
にこ「お、さすがに止めに行ったわね」
海未「後でください!!!」
にこ「……」
花陽「……・」モグモグ
ことり「なにこれ……楽園? 天国? ことり死んだの?」
絵里「何を馬鹿なことを……と言いたいところだけど、これはやばいわね」
凛「かよちんの食べてるところはもともとハムスターみたいでかわいいけど、さっきまであんなに怖かった穂乃果ちゃんがこんなふうにしてると……可愛すぎにゃあ……」
希「確かに、可愛さが引き立つなあ」
にこ「何? この状況」
真姫「さあ……」
海未「まずいですね。私とにこ、あと真姫以外、この穂乃果の虜になっているようです」
にこ「ギャップ萌えってやつね……」
海未「なるほど」
海未「にこの頭の悪さもギャップ萌えですか?」
にこ「喧嘩売ってんの?」
海未「いえ」
穂乃果「ねぇ……鬱陶しいんだけど」モグモグ
ことり「その顔ぉ! 堪らないよ穂乃果ちゃぁん!」パシャ パシャ
にこ「写真まで取り出したわよ……」
海未「ことりィ!!」
にこ「お、さすがに止めに行ったわね」
海未「後でください!!!」
にこ「……」
13: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:10:13.29 ID:pALg1LSq0
にこ「裏切り者ォォォ!!?」
にこ「え? なに? アンタはこっち側じゃないの!?」
海未「だって……もう限界、無理ですよ……こんな穂乃果見せられたら……」
にこ「くっ……、安心していたのに! やっぱりアンタはほのキチかぁ!!」
海未「はい」
にこ「クソが!!」
海未「にこ。仮にもアイドルがそんな口をきいて良いんですか?」
にこ「」
真姫「大変なことになってるわね」スッ
にこ「あぁ、真姫……。アンタは行かないの? もう撮影会みたいになってるわよ」
真姫「私は興味ないわ。所詮薬品で造られた偽物の性格、表情だしね。あくまで観察者よ、私は」
にこ「ふぅん……しっかし、なんであんなに人気なのかしらね」
真姫「さっき言ってたじゃない。ギャップよ、ギャップ」
真姫「普段は天真爛漫で可愛い穂乃果が、冷酷で美しいのよ? さらに食事中はいつものように可愛く……」
にこ「ねえちょっと待って。アンタまさか」
真姫「これは……やばいわね」ゴクリ
にこ「貴様ぁぁぁ!!」
真姫「ねえにこちゃん? 忘れた?」
にこ「なにがよ」
真姫「私の趣味は……写真撮影よ」ザッ
にこ「……」
にこ「知らないわよ!!」
にこ「え? なに? アンタはこっち側じゃないの!?」
海未「だって……もう限界、無理ですよ……こんな穂乃果見せられたら……」
にこ「くっ……、安心していたのに! やっぱりアンタはほのキチかぁ!!」
海未「はい」
にこ「クソが!!」
海未「にこ。仮にもアイドルがそんな口をきいて良いんですか?」
にこ「」
真姫「大変なことになってるわね」スッ
にこ「あぁ、真姫……。アンタは行かないの? もう撮影会みたいになってるわよ」
真姫「私は興味ないわ。所詮薬品で造られた偽物の性格、表情だしね。あくまで観察者よ、私は」
にこ「ふぅん……しっかし、なんであんなに人気なのかしらね」
真姫「さっき言ってたじゃない。ギャップよ、ギャップ」
真姫「普段は天真爛漫で可愛い穂乃果が、冷酷で美しいのよ? さらに食事中はいつものように可愛く……」
にこ「ねえちょっと待って。アンタまさか」
真姫「これは……やばいわね」ゴクリ
にこ「貴様ぁぁぁ!!」
真姫「ねえにこちゃん? 忘れた?」
にこ「なにがよ」
真姫「私の趣味は……写真撮影よ」ザッ
にこ「……」
にこ「知らないわよ!!」
14: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:11:16.03 ID:pALg1LSq0
ーーーーー
ことり「ふぁぁあ……堪能したぁぁぁ///」
凛「可愛かったにゃあ……かよちんのほうがもっと可愛いけどね」
絵里「ああもう本当。普段ならこうはいかないわね。そう……なんていうか、隠し味? って言えばいいのかしら」
海未「そうですね。元からあの笑顔は反則ですが、冷酷な部分と絶妙に調和して……もう………あぁ……///」
希「みんな笑顔のことばかりやけど、やっぱりうちはあの見下す様な表情が良いと思うんよ」
真姫「希……。あなた、Mなの……?」
ことり「でもまあ、確かにあの表情も良いよねぇ」ウットリ
絵里「確かに」
ほのキチ「「「あははははは!」」」
にこ「なんだこれは」
ことり「ふぁぁあ……堪能したぁぁぁ///」
凛「可愛かったにゃあ……かよちんのほうがもっと可愛いけどね」
絵里「ああもう本当。普段ならこうはいかないわね。そう……なんていうか、隠し味? って言えばいいのかしら」
海未「そうですね。元からあの笑顔は反則ですが、冷酷な部分と絶妙に調和して……もう………あぁ……///」
希「みんな笑顔のことばかりやけど、やっぱりうちはあの見下す様な表情が良いと思うんよ」
真姫「希……。あなた、Mなの……?」
ことり「でもまあ、確かにあの表情も良いよねぇ」ウットリ
絵里「確かに」
ほのキチ「「「あははははは!」」」
にこ「なんだこれは」
15: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:12:59.08 ID:pALg1LSq0
にこ「なによこれ!? 大体、穂乃果が主人公じゃないのこの話!!?」
希「あっ、メタ発言はうちの担当なのに」
海未「違います、にこ。主人公はほのキチです。そしてほのキチとは、私達であり、これを見ている全ての人であり、宇宙であり、世界であり、真理です」
にこ「駄目だこいつ……早く何とかしないと……」
凛「あれ? そういえば、穂乃果ちゃんとかよちんは?」
真姫「あ、そこに……」
穂乃果「すぅ……すぅ……」
花陽「すぅ……ムニャ、まだまだ食べれますぅ……」
ほのキチ「「「……ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」」」
ことり「はぁ……はぁ……」パシャ パシャ
凛「かよちん可愛いにゃ」
真姫「……」●REC
絵里「」
希「えりち帰ってきて」
絵里「はっ!? 死んでたわ……」
希「死んでたん!?」
海未「」ダラ
にこ「鼻血! やばいんじゃないのこれ!!?」
海未「確かにやばいですよね。この可愛さ」ダラダラ
にこ「この馬鹿!!」
海未「にこに言われるとは心外……で……s」バタッ
にこ「逝ったぁあああああ!」
希「元気やねえにこっち」
にこ「みんなが訳わかんないことになってんのに冷静でいろっての!!?」
真姫「朝、私と海未でそんな会話したわね……」トオイメ
キーンコーンカーンコーン
穂乃果「はっ、遅れる」ダッ
にこ「はやい……」
希「あっ、メタ発言はうちの担当なのに」
海未「違います、にこ。主人公はほのキチです。そしてほのキチとは、私達であり、これを見ている全ての人であり、宇宙であり、世界であり、真理です」
にこ「駄目だこいつ……早く何とかしないと……」
凛「あれ? そういえば、穂乃果ちゃんとかよちんは?」
真姫「あ、そこに……」
穂乃果「すぅ……すぅ……」
花陽「すぅ……ムニャ、まだまだ食べれますぅ……」
ほのキチ「「「……ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」」」
ことり「はぁ……はぁ……」パシャ パシャ
凛「かよちん可愛いにゃ」
真姫「……」●REC
絵里「」
希「えりち帰ってきて」
絵里「はっ!? 死んでたわ……」
希「死んでたん!?」
海未「」ダラ
にこ「鼻血! やばいんじゃないのこれ!!?」
海未「確かにやばいですよね。この可愛さ」ダラダラ
にこ「この馬鹿!!」
海未「にこに言われるとは心外……で……s」バタッ
にこ「逝ったぁあああああ!」
希「元気やねえにこっち」
にこ「みんなが訳わかんないことになってんのに冷静でいろっての!!?」
真姫「朝、私と海未でそんな会話したわね……」トオイメ
キーンコーンカーンコーン
穂乃果「はっ、遅れる」ダッ
にこ「はやい……」
16: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:15:38.41 ID:pALg1LSq0
ー六時間目ー
先生「で、これがこうなるわけ……」
先生「じゃあ、この問題を……」キョロ
穂乃果「……」カリカリカリカリ
先生「なっ……!!?」
先生「こ、高坂さん……」
穂乃果「……」カリ…
穂乃果「はい」ガタッ
穂乃果「ーーーです」
先生「……正解です」
穂乃果「……」ストン
ヒソヒソ ヒソヒソ
クラスメート「ド、ドウシチャッタノホノカ……」
クラスメート「キョウハマルデベツジンネ……」
クラスメート「ナンデモ、ヘンナクスリヲノマサレタトカ」
クラスメート「エッ!? ヤバクナイ?」
クラスメート「デモ、カッコヨクナイ?」
クラスメート「アッ、ソレワカル。シカモフトシタヒョウジョウハカワイイヨネェ」
ザワザワ
穂乃果「みんな静かにしようよ」
シン…
ことり(凛々しい穂乃果ちゃん)パシャ
先生「で、これがこうなるわけ……」
先生「じゃあ、この問題を……」キョロ
穂乃果「……」カリカリカリカリ
先生「なっ……!!?」
先生「こ、高坂さん……」
穂乃果「……」カリ…
穂乃果「はい」ガタッ
穂乃果「ーーーです」
先生「……正解です」
穂乃果「……」ストン
ヒソヒソ ヒソヒソ
クラスメート「ド、ドウシチャッタノホノカ……」
クラスメート「キョウハマルデベツジンネ……」
クラスメート「ナンデモ、ヘンナクスリヲノマサレタトカ」
クラスメート「エッ!? ヤバクナイ?」
クラスメート「デモ、カッコヨクナイ?」
クラスメート「アッ、ソレワカル。シカモフトシタヒョウジョウハカワイイヨネェ」
ザワザワ
穂乃果「みんな静かにしようよ」
シン…
ことり(凛々しい穂乃果ちゃん)パシャ
17: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:16:37.38 ID:pALg1LSq0
ー放課後ー
海未「ワン、ツー。ワン、ツー」パンパン
穂乃果「ふっ……はっ……」クルッ
凛「ほ、穂乃果ちゃん……いつもより上手……」キュッキュッ
絵里「惚れ惚れする美しさね」タンッ
にこ「もう反対でもなんでもないじゃない。ただの穂乃果の上位互換じゃない」トンッ
希「なんてこと言うんや」クルン
花陽「花陽はなにより、私の握ったおにぎりを嬉しそうに食べてくれたことが嬉し……ぴゃあっ!」グキ
海未「! ストップ。花陽、大丈夫ですか?」
花陽「ご、ごめん……ちょっと捻っちゃったみたい」
海未「では、保健室に」
穂乃果「大丈夫?」スッ
花陽「う、うん……」
穂乃果「じゃあ私が連れてくから。リーダーだしね」ガバッ
花陽「ひゃあっ……!!?」
海未「ワン、ツー。ワン、ツー」パンパン
穂乃果「ふっ……はっ……」クルッ
凛「ほ、穂乃果ちゃん……いつもより上手……」キュッキュッ
絵里「惚れ惚れする美しさね」タンッ
にこ「もう反対でもなんでもないじゃない。ただの穂乃果の上位互換じゃない」トンッ
希「なんてこと言うんや」クルン
花陽「花陽はなにより、私の握ったおにぎりを嬉しそうに食べてくれたことが嬉し……ぴゃあっ!」グキ
海未「! ストップ。花陽、大丈夫ですか?」
花陽「ご、ごめん……ちょっと捻っちゃったみたい」
海未「では、保健室に」
穂乃果「大丈夫?」スッ
花陽「う、うん……」
穂乃果「じゃあ私が連れてくから。リーダーだしね」ガバッ
花陽「ひゃあっ……!!?」
18: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:18:04.60 ID:pALg1LSq0
真姫「おっ……お姫様だっこ……!?」
花陽「」キュウ
希「破壊力は抜群や!」
絵里「……あっ、私も捻挫したみたい」
ことり「はい湿布」パシャ パシャ パシャ
絵里「……ありがとう」
海未「……普段わがままだから他人のことを気遣う」
凛「普段可愛さのなかにかっこよさがあるからかっこよくて時々可愛い」
真姫「普段適当ななかに真剣さがあるから真剣さのなかに少しの適当がある」
絵里「普段隙だらけでたまに完璧になるから常に完璧でたまに隙だらけになる」
希「普段優しさのなかに少しの冷たさを秘めているから冷たさのなかに優しさを秘めている、と」
にこ「ただのパーフェクトじゃないのよそれ」
ほのキチ「「「最っ高……///」」」
にこ「ダレカタスケテ」
花陽「」キュウ
希「破壊力は抜群や!」
絵里「……あっ、私も捻挫したみたい」
ことり「はい湿布」パシャ パシャ パシャ
絵里「……ありがとう」
海未「……普段わがままだから他人のことを気遣う」
凛「普段可愛さのなかにかっこよさがあるからかっこよくて時々可愛い」
真姫「普段適当ななかに真剣さがあるから真剣さのなかに少しの適当がある」
絵里「普段隙だらけでたまに完璧になるから常に完璧でたまに隙だらけになる」
希「普段優しさのなかに少しの冷たさを秘めているから冷たさのなかに優しさを秘めている、と」
にこ「ただのパーフェクトじゃないのよそれ」
ほのキチ「「「最っ高……///」」」
にこ「ダレカタスケテ」
19: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/16(木) 14:20:27.10 ID:pALg1LSq0
この後、放課後の練習の風景なんですが、即興で書くので折角だからシチュエーションの安価とります
>>20、>>21、>>23のシチュエーションを書きます
エログロはなしでお願いします
ひとつもこなかったら自分で考えます
>>20、>>21、>>23のシチュエーションを書きます
エログロはなしでお願いします
ひとつもこなかったら自分で考えます
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 14:24:22.26 ID:jvBQqFG5o
ゆきありを相手にしても良いかも
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 14:27:29.69 ID:ELo2gDdUO
あっダメなら>>24で
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/16(木) 14:52:10.94 ID:P0lTSzPu0
演劇部(あれば)からのヘルプ。
ホノカともう1人の2人で
ホノカともう1人の2人で
48: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 21:46:55.63 ID:vosVMzXc0
穂乃果「少し休めば大丈夫だってさ」ガチャ
海未「そうですか。では、それまで練習は中断しましょう」
絵里「みんなぁー、ちゃんと水分摂るのよー」
真姫「今日も暑いわね……」ゴクゴク
ガチャ
ゆきあり「「すいませーん……」」ヒョコ
穂乃果「あれ。どうしたの、雪穂、亜里沙ちゃん」
雪穂「今日は学校が早く終わってさ。μ'sの練習が見たいんだけど……いい?」
穂乃果「え? 迷惑」
ゆきあり「「えっ」」
絵里「えぇ!? いや。いやいや、いいわよ?」
雪穂「お姉ちゃん……何かあったの? なんでそんな冷たい目してるの?」
穂乃果「別に……雪穂には関係ないでしょ」ギロ
雪穂「ひぃっ……!」
ことり「あ、あのね? 雪穂ちゃん……」
雪穂「ことりさん! 何したんですか!?」
海未「そうですか。では、それまで練習は中断しましょう」
絵里「みんなぁー、ちゃんと水分摂るのよー」
真姫「今日も暑いわね……」ゴクゴク
ガチャ
ゆきあり「「すいませーん……」」ヒョコ
穂乃果「あれ。どうしたの、雪穂、亜里沙ちゃん」
雪穂「今日は学校が早く終わってさ。μ'sの練習が見たいんだけど……いい?」
穂乃果「え? 迷惑」
ゆきあり「「えっ」」
絵里「えぇ!? いや。いやいや、いいわよ?」
雪穂「お姉ちゃん……何かあったの? なんでそんな冷たい目してるの?」
穂乃果「別に……雪穂には関係ないでしょ」ギロ
雪穂「ひぃっ……!」
ことり「あ、あのね? 雪穂ちゃん……」
雪穂「ことりさん! 何したんですか!?」
49: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 21:48:59.01 ID:vosVMzXc0
ことり「えっ」
雪穂「とうとう我慢できなくなって、襲っちゃったんですか!?」
ことり「『とうとう』!? ……って! 違うよぉ! そりゃ襲っちゃいたいくらい穂乃果ちゃんは可愛いけどね」
海未「ことり」
真姫「かくかくしかじかよ」
雪穂「あぁ。なるほど……って納得できませんよ」
雪穂「まあ良いです。明日には治るんですよね?」
真姫「そうよ(理論上はね)」
にこ「ん? 今なにか……」
真姫「何も言ってないわ」
亜里沙「すごいなぁ……穂乃果さん。ますますかっこよくて、可愛くて……!」
希「もう落ちている……だと……!?」
絵里「流石私の妹ね」ドヤァ
にこ「いや訳がわからないわよ。何ドヤ顔してんのよ」
雪穂「とうとう我慢できなくなって、襲っちゃったんですか!?」
ことり「『とうとう』!? ……って! 違うよぉ! そりゃ襲っちゃいたいくらい穂乃果ちゃんは可愛いけどね」
海未「ことり」
真姫「かくかくしかじかよ」
雪穂「あぁ。なるほど……って納得できませんよ」
雪穂「まあ良いです。明日には治るんですよね?」
真姫「そうよ(理論上はね)」
にこ「ん? 今なにか……」
真姫「何も言ってないわ」
亜里沙「すごいなぁ……穂乃果さん。ますますかっこよくて、可愛くて……!」
希「もう落ちている……だと……!?」
絵里「流石私の妹ね」ドヤァ
にこ「いや訳がわからないわよ。何ドヤ顔してんのよ」
50: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 21:50:09.64 ID:vosVMzXc0
花陽「あれ? 雪穂ちゃんに亜里沙ちゃん……」ガチャ
雪穂「あ、こんにちは!」
亜里沙「こんにちは! 花陽さん!」
海未「練習を見たいんですって」
花陽「あ! もしかして私のせいで……練習出来なかった?」
海未「大丈夫ですよ。丁度休憩をいれようと思っていた所だったので」
穂乃果「じゃあ、練習始めようか」
雪穂「おぉ……お姉ちゃんが、しっかりしている……このままのほうがいいかも」
海未(ある意味落ちましたね)
にこ「くそ……穂乃果ハーレム死角なしか……!」
海未(あなたも入るのです)
にこ「いやよ! この状況でツッコミがいなくなったら誰がどう収拾つけんのよ!? ツッコミ不在の恐怖解ってんの!!?」
海未(あはは。テンション高いですね)
にこ「あのね……ッ!?」
にこ(こいつ、直接脳内に……ッ!)
にこ「ふ……ふん! 私は絶対穂乃果なんかに靡かないわよ!!」
にこ(そう……私には真姫ちゃんだけ……)
海未「でもその真姫はいまやほのキチですよ」
にこ「そうなのよね……ってなに人の心読んでくれちゃってんのよアンタ」
海未「わかり易すぎて」
にこ「フンッ」ゴク
海未「あ」
にこ「え?」
雪穂「あ、こんにちは!」
亜里沙「こんにちは! 花陽さん!」
海未「練習を見たいんですって」
花陽「あ! もしかして私のせいで……練習出来なかった?」
海未「大丈夫ですよ。丁度休憩をいれようと思っていた所だったので」
穂乃果「じゃあ、練習始めようか」
雪穂「おぉ……お姉ちゃんが、しっかりしている……このままのほうがいいかも」
海未(ある意味落ちましたね)
にこ「くそ……穂乃果ハーレム死角なしか……!」
海未(あなたも入るのです)
にこ「いやよ! この状況でツッコミがいなくなったら誰がどう収拾つけんのよ!? ツッコミ不在の恐怖解ってんの!!?」
海未(あはは。テンション高いですね)
にこ「あのね……ッ!?」
にこ(こいつ、直接脳内に……ッ!)
にこ「ふ……ふん! 私は絶対穂乃果なんかに靡かないわよ!!」
にこ(そう……私には真姫ちゃんだけ……)
海未「でもその真姫はいまやほのキチですよ」
にこ「そうなのよね……ってなに人の心読んでくれちゃってんのよアンタ」
海未「わかり易すぎて」
にこ「フンッ」ゴク
海未「あ」
にこ「え?」
51: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 21:51:05.21 ID:vosVMzXc0
にこ「ぐぁっ……こ、れ……!!?」ドクン
海未「やってしまいましたね」
にこ「あの話で、出てきた……薬!?」ドクン
海未「そうですね」
にこ「がっ……」ドクン ドクン
にこ「ぐっ」
にこ「」
穂乃果「ねえ、海未ちゃん。にこちゃん。練習はじめるよってば」
にこ「わかったにこー! 今行くにこ」
海未「ヒエッ」
にこ「ん? 海未ちゃん、どうしたにこっ?」
海未「あなたがどうしたんですか。まるでSIDみたいじゃないですか」
にこ「んー? なんのことだかわからないにこー・」
ーーーーー
海未「まぁ、見ての通りです」
真姫「あの話を聞いておいて無用心に何かを飲むなんて……筋金入りの馬鹿ね」
穂乃果「そもそも真姫ちゃんが適切な管理をしないでそこら辺に置いておくからこんなことになったんでしょ」
真姫「まぁ……それは……」
絵里(あぁっ……私もあんなふうに言葉攻めされたいっ……!)
希(えりち……よからぬ事を考えてる顔やな……)
海未「やってしまいましたね」
にこ「あの話で、出てきた……薬!?」ドクン
海未「そうですね」
にこ「がっ……」ドクン ドクン
にこ「ぐっ」
にこ「」
穂乃果「ねえ、海未ちゃん。にこちゃん。練習はじめるよってば」
にこ「わかったにこー! 今行くにこ」
海未「ヒエッ」
にこ「ん? 海未ちゃん、どうしたにこっ?」
海未「あなたがどうしたんですか。まるでSIDみたいじゃないですか」
にこ「んー? なんのことだかわからないにこー・」
ーーーーー
海未「まぁ、見ての通りです」
真姫「あの話を聞いておいて無用心に何かを飲むなんて……筋金入りの馬鹿ね」
穂乃果「そもそも真姫ちゃんが適切な管理をしないでそこら辺に置いておくからこんなことになったんでしょ」
真姫「まぁ……それは……」
絵里(あぁっ……私もあんなふうに言葉攻めされたいっ……!)
希(えりち……よからぬ事を考えてる顔やな……)
52: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 21:52:11.90 ID:vosVMzXc0
にこ「なにをみんなでこそこそ話してるにこー?」
凛「ちょっとどころじゃない寒さにゃ。凍え死にそうにゃ」
花陽「り、凛ちゃん……! 言い過ぎだよぉ……!!」
にこ「寒いって言われたって、これがにこなんだから仕方ないにこ・ それともキャラ作りとかした方がいいにこー?」
みんな「「「ん?」」」
海未「私、てっきりキャラ作りが悪化したものだと……」
絵里「私もよ。これは……どういうこと?」
穂乃果「多分、にこちゃんは自分とは対極に位置するキャラクターを自分のアイドル時のキャラに設定したんじゃないかな?」
希「なんか泣ける話やん」
穂乃果「で、今は反対になってるからキャラ作りはしていない。つまり素であの状態ってことなんじゃない?」
ことり「ふぇ……頭いい……どういうことだかわからないよぉ」
雪穂「素で寒いってこと?」
亜里沙「雪穂……」
真姫「っていうかそれ、手がつけられないわね」
にこ「あ、そうだぁ・」
凛「ちょっとどころじゃない寒さにゃ。凍え死にそうにゃ」
花陽「り、凛ちゃん……! 言い過ぎだよぉ……!!」
にこ「寒いって言われたって、これがにこなんだから仕方ないにこ・ それともキャラ作りとかした方がいいにこー?」
みんな「「「ん?」」」
海未「私、てっきりキャラ作りが悪化したものだと……」
絵里「私もよ。これは……どういうこと?」
穂乃果「多分、にこちゃんは自分とは対極に位置するキャラクターを自分のアイドル時のキャラに設定したんじゃないかな?」
希「なんか泣ける話やん」
穂乃果「で、今は反対になってるからキャラ作りはしていない。つまり素であの状態ってことなんじゃない?」
ことり「ふぇ……頭いい……どういうことだかわからないよぉ」
雪穂「素で寒いってこと?」
亜里沙「雪穂……」
真姫「っていうかそれ、手がつけられないわね」
にこ「あ、そうだぁ・」
55: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 21:59:00.51 ID:vosVMzXc0
にこ「ねぇ真姫ちゃん、今日家に遊びに行っていい?」
真姫「ヴぇぇ? い、いきなりなによ」
にこ「ん? だってぇ、にこはぁ、真姫ちゃんのことだぁい好きなんだもーん・」
穂乃果「なるほど! 普段はツンデレだから、今は素直……!!」
真姫「え、ぇえ……。いきなりそんなこと言われても……」カミノケクルクル
にこ「ねぇ……良いでしょ? 真姫ちゃん」ウワメヅカイ
真姫「うっ……///」
希「普段なら寒いんやけど、今はなんか……可愛いやん」
海未「そして真姫はもともと結構にこが好きですからね」
花陽「これはもう抗えませんね」
真姫「しょ、しょうがないわね……」
にこ「やったにこー!」
真姫「じゃ、そういうことだから」
にこ「ばいばぁーい・」
ガチャ
海未「……いやなんで今すぐなんですか」
真姫「ヴぇぇ? い、いきなりなによ」
にこ「ん? だってぇ、にこはぁ、真姫ちゃんのことだぁい好きなんだもーん・」
穂乃果「なるほど! 普段はツンデレだから、今は素直……!!」
真姫「え、ぇえ……。いきなりそんなこと言われても……」カミノケクルクル
にこ「ねぇ……良いでしょ? 真姫ちゃん」ウワメヅカイ
真姫「うっ……///」
希「普段なら寒いんやけど、今はなんか……可愛いやん」
海未「そして真姫はもともと結構にこが好きですからね」
花陽「これはもう抗えませんね」
真姫「しょ、しょうがないわね……」
にこ「やったにこー!」
真姫「じゃ、そういうことだから」
にこ「ばいばぁーい・」
ガチャ
海未「……いやなんで今すぐなんですか」
56: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 22:00:31.37 ID:vosVMzXc0
穂乃果「ま、いいじゃん。いっそ今日は休みにしたら? 私だっていつもの感じじゃないし、意味ないんじゃ」
ことり「いや……今の穂乃果ちゃんをもっと堪能したいというか……その点で言えば意味はあるというか……」
希「というかさっきのツッコミどころしかない怒涛の展開はみんなスルーなんか」
演劇部員「μ'sさんいますかぁ!?」
穂乃果「はーい。何か用ですか?」
演劇部員「あのっ……劇の練習、手伝って貰えませんか!?」
穂乃果「いいよ」
演劇部員「え?」
穂乃果「だって、私達を頼りにしてくれてるんだよね? だったら、やらなきゃじゃん」
演劇部員「え、う、あ……ありがとう」
演劇部員(か、かっこいい)
うみこと((落 ち た な))
穂乃果「いいよね? みんな。今日は練習休みってことで」
絵里「まぁ……今日だけなら」
雪穂「えぇー、折角来たのにぃー」
穂乃果「じゃあ、演劇部の練習だけでも見ていけば? それだけでも意義はあると思うよ」
亜里沙「じゃあ、そうさせていただきます! いいですか?」
演劇部員「ええ。いいわよ」
ことり「いや……今の穂乃果ちゃんをもっと堪能したいというか……その点で言えば意味はあるというか……」
希「というかさっきのツッコミどころしかない怒涛の展開はみんなスルーなんか」
演劇部員「μ'sさんいますかぁ!?」
穂乃果「はーい。何か用ですか?」
演劇部員「あのっ……劇の練習、手伝って貰えませんか!?」
穂乃果「いいよ」
演劇部員「え?」
穂乃果「だって、私達を頼りにしてくれてるんだよね? だったら、やらなきゃじゃん」
演劇部員「え、う、あ……ありがとう」
演劇部員(か、かっこいい)
うみこと((落 ち た な))
穂乃果「いいよね? みんな。今日は練習休みってことで」
絵里「まぁ……今日だけなら」
雪穂「えぇー、折角来たのにぃー」
穂乃果「じゃあ、演劇部の練習だけでも見ていけば? それだけでも意義はあると思うよ」
亜里沙「じゃあ、そうさせていただきます! いいですか?」
演劇部員「ええ。いいわよ」
57: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 22:01:44.96 ID:vosVMzXc0
ーーーーー
演劇部員「それで、主役張ってる子がちょっと怪我しちゃってね。なんとなく上手そうだから、μ'sに頼んだの。あ、これ台本」スッ
穂乃果「うん、わかった。主役の人の代わりをすればいいんでしょ?」パラ
演劇部員「ごめんね? 迷惑でしょう?」
穂乃果「いえ。もともと今日はこれから休みにする予定だったので」
演劇部員「あぁ! そうだった! あと、ヒロイン役の子が今日風邪を」
ほのキチ「「「はい!」」」ババッ
演劇部員「ひぃっ!!」
海未「私こそ適任です。この長髪を生かさない手はありません」
ことり「ううん。私の方が絶対上手に喋れるから私が!」
絵里「ヒロインは金髪かしら? どうかしら? ん?」
希「うちはええわ」
花陽「花陽も……」
凛「凛もー」
演劇部員「じゃあ、絵里に……」
絵里「しゃあ!!」
ことうみ「「……」」プクゥ
演劇部員「それで、主役張ってる子がちょっと怪我しちゃってね。なんとなく上手そうだから、μ'sに頼んだの。あ、これ台本」スッ
穂乃果「うん、わかった。主役の人の代わりをすればいいんでしょ?」パラ
演劇部員「ごめんね? 迷惑でしょう?」
穂乃果「いえ。もともと今日はこれから休みにする予定だったので」
演劇部員「あぁ! そうだった! あと、ヒロイン役の子が今日風邪を」
ほのキチ「「「はい!」」」ババッ
演劇部員「ひぃっ!!」
海未「私こそ適任です。この長髪を生かさない手はありません」
ことり「ううん。私の方が絶対上手に喋れるから私が!」
絵里「ヒロインは金髪かしら? どうかしら? ん?」
希「うちはええわ」
花陽「花陽も……」
凛「凛もー」
演劇部員「じゃあ、絵里に……」
絵里「しゃあ!!」
ことうみ「「……」」プクゥ
58: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 22:02:47.40 ID:vosVMzXc0
海未「異議を申し立てます。穂乃果のことを熟知している私の方が息のあった動作ができると思うのですが」
ことり「その理論でいくなら私だって例外じゃないよ?」
絵里「はぁ……。往生際が悪いわね」ニヤニヤ
海未「絵里なんてまだ出会って一年も経っていないでしょう」
絵里「それは関係ないわ」
ことり「最初、穂乃果ちゃんのことを『認められないわァ』とか言ってたよね」
絵里「待って。私そんなこと言ってない」
海未「兎に角!相応しくありません!!」
ことり「穂乃果ちゃんの髪色には金髪は合わないと思うの。私の髪色こそ……」
ギャー ギャー
希「日本って平和な国やね」
凛「ん? そうだね」
花陽「そうはね」モグモグモグ
希「もうお腹すいたんか」
花陽「ふぁい」モグモグモグ
凛「あれ? そういえば……、」
ことり「その理論でいくなら私だって例外じゃないよ?」
絵里「はぁ……。往生際が悪いわね」ニヤニヤ
海未「絵里なんてまだ出会って一年も経っていないでしょう」
絵里「それは関係ないわ」
ことり「最初、穂乃果ちゃんのことを『認められないわァ』とか言ってたよね」
絵里「待って。私そんなこと言ってない」
海未「兎に角!相応しくありません!!」
ことり「穂乃果ちゃんの髪色には金髪は合わないと思うの。私の髪色こそ……」
ギャー ギャー
希「日本って平和な国やね」
凛「ん? そうだね」
花陽「そうはね」モグモグモグ
希「もうお腹すいたんか」
花陽「ふぁい」モグモグモグ
凛「あれ? そういえば……、」
59: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 22:04:08.20 ID:vosVMzXc0
ーーーーー
演劇部員「あ、あのさ、私達としては誰でもいいから早くやってもらえるとありがたいんだけど……じゃんけんとかしてもらえない?」
海未「じゃんけん! その発想はありませんでした!!」
絵里「じゃんけん! そういうのもあるのね」
ことり「えっ、わかってて言わないのかと思ってた」
海未「じゃあ、行きますよ……」
「「「じゃーんけーん!!」」」
ーーーーー
ことり「うぅ……」チョキ
絵里「海未に負けるなんて……」チョキ
海未「ふふ……どうやら神はほのうみ推しのようですね。というか絵里、どういう意味ですか」グー
ことうみえり「「「?」」」
凛「穂乃果ちゃん、帰っちゃったよ」
ことうみえり「「「えぇ!!?」」」
演劇部員「えぇ!!?」
花陽「イ゛エ゛ニ゛カ゛エ゛ッチ゛ャッタ゛ノ゛ォ?」
希「ライン来てるで。『時間の無駄だから帰るね』……だって」
海未「……はっ!?」
ことり「どうしたの? 海未ちゃん」
海未「普段は『やるったらやる』から、今はそこまでやらない!!!」
絵里「oh……」
演劇部員「あ、あのさ、私達としては誰でもいいから早くやってもらえるとありがたいんだけど……じゃんけんとかしてもらえない?」
海未「じゃんけん! その発想はありませんでした!!」
絵里「じゃんけん! そういうのもあるのね」
ことり「えっ、わかってて言わないのかと思ってた」
海未「じゃあ、行きますよ……」
「「「じゃーんけーん!!」」」
ーーーーー
ことり「うぅ……」チョキ
絵里「海未に負けるなんて……」チョキ
海未「ふふ……どうやら神はほのうみ推しのようですね。というか絵里、どういう意味ですか」グー
ことうみえり「「「?」」」
凛「穂乃果ちゃん、帰っちゃったよ」
ことうみえり「「「えぇ!!?」」」
演劇部員「えぇ!!?」
花陽「イ゛エ゛ニ゛カ゛エ゛ッチ゛ャッタ゛ノ゛ォ?」
希「ライン来てるで。『時間の無駄だから帰るね』……だって」
海未「……はっ!?」
ことり「どうしたの? 海未ちゃん」
海未「普段は『やるったらやる』から、今はそこまでやらない!!!」
絵里「oh……」
60: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 22:04:59.79 ID:vosVMzXc0
希「どうするん?」
海未「猶予は今日だけですよ? 勿論穂むらに行きます」
ことり「私も」
絵里「私も」
ガシッ
演劇部員「待って。これだけ無駄な時間取らせたんだから、それ相応の働きはしてもらうわよ?」ニコニコ
ことうみえり「「「……」」」
希「あ、今日の夕飯の買い物行かなきゃ」ソロ~
りんぱな「「ダレカタスケテ……」」ソロ~
そして、真性ほのキチの三人は完全下校時刻までこき使われ、帰る頃には最早穂乃果の家に遊びに行けるような時間帯は虚しくも過ぎていた。
海未「猶予は今日だけですよ? 勿論穂むらに行きます」
ことり「私も」
絵里「私も」
ガシッ
演劇部員「待って。これだけ無駄な時間取らせたんだから、それ相応の働きはしてもらうわよ?」ニコニコ
ことうみえり「「「……」」」
希「あ、今日の夕飯の買い物行かなきゃ」ソロ~
りんぱな「「ダレカタスケテ……」」ソロ~
そして、真性ほのキチの三人は完全下校時刻までこき使われ、帰る頃には最早穂乃果の家に遊びに行けるような時間帯は虚しくも過ぎていた。
61: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 22:06:12.15 ID:vosVMzXc0
ー翌朝ー
海未「あぁ、早く穂乃果は来ないものでしょうか」
ことり「まぁまぁ、焦らないで海未ちゃん。朝練が終わるくらいまでは楽しめるんだから」
穂乃果「ごめーん、遅れちゃったぁ〜!」タタッ
ことうみ「「……ん?」」
穂乃果「はぁっ、はぁっ、……え? どうしたの?」
海未「え……あれっ……。朝練終わるまで……あれっ」
ことり「あぁ……真姫ちゃん、『理論上は』って言ってたからねぇ。時間が少し早くなったのかな?」
海未「はぁ……そうですか……」ガッカリ
ことり「そんながっかりしなくても……ほら、元の穂乃果ちゃんだって……ううん。元の穂乃果ちゃんの方が可愛いよ?」
穂乃果「えっ? いきなりなにー? もう、褒めても何も出ないよー?」ニコニコ
海未「……そうですね。この底抜けの明るさ、太陽のような笑顔こそ、穂乃果です」
海未「……私は、ほのキチ道を踏み外す歪んだ感情を持ってしまっていたようです」
海未「穂乃果は小悪魔的ではなく、この小動物的反則級の可愛さがあってこそです!!!」
ことり「そうそう♪ ことりがいうのもなんだけど、これでこそ穂乃果ちゃんだよー」
ことり(まあSホノカチャンフォルダは消さないけどね)
穂乃果「……ところで、私昨日学校行った? 記憶ないんだけど……」
海未「あぁ、早く穂乃果は来ないものでしょうか」
ことり「まぁまぁ、焦らないで海未ちゃん。朝練が終わるくらいまでは楽しめるんだから」
穂乃果「ごめーん、遅れちゃったぁ〜!」タタッ
ことうみ「「……ん?」」
穂乃果「はぁっ、はぁっ、……え? どうしたの?」
海未「え……あれっ……。朝練終わるまで……あれっ」
ことり「あぁ……真姫ちゃん、『理論上は』って言ってたからねぇ。時間が少し早くなったのかな?」
海未「はぁ……そうですか……」ガッカリ
ことり「そんながっかりしなくても……ほら、元の穂乃果ちゃんだって……ううん。元の穂乃果ちゃんの方が可愛いよ?」
穂乃果「えっ? いきなりなにー? もう、褒めても何も出ないよー?」ニコニコ
海未「……そうですね。この底抜けの明るさ、太陽のような笑顔こそ、穂乃果です」
海未「……私は、ほのキチ道を踏み外す歪んだ感情を持ってしまっていたようです」
海未「穂乃果は小悪魔的ではなく、この小動物的反則級の可愛さがあってこそです!!!」
ことり「そうそう♪ ことりがいうのもなんだけど、これでこそ穂乃果ちゃんだよー」
ことり(まあSホノカチャンフォルダは消さないけどね)
穂乃果「……ところで、私昨日学校行った? 記憶ないんだけど……」
62: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 22:07:12.61 ID:vosVMzXc0
ー同時刻、西木野邸ー
真姫「スゥ……スゥ……」
にこ「……んっ」モゾ
にこ「……」
にこ「ッ!!?」ガバッ
にこ(なななんで、真姫ちゃんがにこのベッドに!? いや……違う! 逆!? にこが真姫ちゃんのベッドにいるの!!?)
にこ「えぇぇ……やばいやばいやばい! どういうこと!? こ、こういう時はどうすれば……落ち着け、にこ。今までに見たドラマとかの知識を総動員して……!!!」
真姫「んぅ……うるさい、にこちゃん……」
にこ「真姫。あなたのことが好き、付き合って」
真姫「え……」
真姫「……」
真姫「っ////!!?」
にこ(何言ってんのよ私はぁぁぁ!!? そんなこと、言われたって、真姫ちゃんが私なんかに興味あるわけないし!!)
真姫「……いいわよ」
にこ「え?」
真姫「付き合ってあげるって……言ってんの……///」
にこ「」
希「そして二人は末永く幸せに暮らしたやん」
終わり
真姫「スゥ……スゥ……」
にこ「……んっ」モゾ
にこ「……」
にこ「ッ!!?」ガバッ
にこ(なななんで、真姫ちゃんがにこのベッドに!? いや……違う! 逆!? にこが真姫ちゃんのベッドにいるの!!?)
にこ「えぇぇ……やばいやばいやばい! どういうこと!? こ、こういう時はどうすれば……落ち着け、にこ。今までに見たドラマとかの知識を総動員して……!!!」
真姫「んぅ……うるさい、にこちゃん……」
にこ「真姫。あなたのことが好き、付き合って」
真姫「え……」
真姫「……」
真姫「っ////!!?」
にこ(何言ってんのよ私はぁぁぁ!!? そんなこと、言われたって、真姫ちゃんが私なんかに興味あるわけないし!!)
真姫「……いいわよ」
にこ「え?」
真姫「付き合ってあげるって……言ってんの……///」
にこ「」
希「そして二人は末永く幸せに暮らしたやん」
終わり
63: ◆IXu3BKnKDc 2015/07/17(金) 22:08:32.27 ID:vosVMzXc0
唐突なにこまきend、終わりです。
初めてのss、最後まで読んでくださりありがとうございました。
初めてのss、最後まで読んでくださりありがとうございました。
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 22:53:12.00 ID:VC61VxhQO
おつ
純粋にこがかわいすぎてヤバいわ
純粋にこがかわいすぎてヤバいわ
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/17(金) 22:54:17.32 ID:k9G278tjO
おつです sidのにこはほんとになあ
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/18(土) 19:03:25.20 ID:PMvIfH+fo
良かったおつおつ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437022254/
Entry ⇒ 2015.07.31 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
盗賊「あたし、盗みはしたことねえんだ」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:30:19.40 ID:Q8Xx05kc0
勇者「え」
勇者「と、盗賊なのに?」
盗賊「盗賊なのに」
勇者「...w」
盗賊「...w」
勇者「と、盗賊なのに?」
盗賊「盗賊なのに」
勇者「...w」
盗賊「...w」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:32:06.82 ID:Q8Xx05kc0
買い物
勇者「この剣かっこいいなー」
盗賊「あんま無駄遣いすんなよー」
勇者「プッ」
盗賊「似合わねぇセリフでわるかったな」
勇者「この剣かっこいいなー」
盗賊「あんま無駄遣いすんなよー」
勇者「プッ」
盗賊「似合わねぇセリフでわるかったな」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:34:54.84 ID:Q8Xx05kc0
神の使い?
勇者「ところで」
盗賊「ん?」
勇者「盗みをしたことないって、もはや盗賊じゃないじゃん」
盗賊「そうだな」
勇者「盗賊をなのっていいの?」
盗賊「しらねえよ。でも神官のおっさんは、『これで君は今日から盗賊だ』って言ってたし」
勇者「つっこみどころだらけだなそれ」
勇者「ところで」
盗賊「ん?」
勇者「盗みをしたことないって、もはや盗賊じゃないじゃん」
盗賊「そうだな」
勇者「盗賊をなのっていいの?」
盗賊「しらねえよ。でも神官のおっさんは、『これで君は今日から盗賊だ』って言ってたし」
勇者「つっこみどころだらけだなそれ」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:36:38.22 ID:Q8Xx05kc0
きっかけ
勇者「盗賊は」
盗賊「あ?」
勇者「なんで盗賊に転職しようとしたの?」
盗賊「スキルが便利だから」
勇者「まあ、そうだけど」
勇者「って俺の肉盗んだだろ」
盗賊「し、しーらね」
勇者「お前盗みはたらきまくってんじゃねえか」
勇者「盗賊は」
盗賊「あ?」
勇者「なんで盗賊に転職しようとしたの?」
盗賊「スキルが便利だから」
勇者「まあ、そうだけど」
勇者「って俺の肉盗んだだろ」
盗賊「し、しーらね」
勇者「お前盗みはたらきまくってんじゃねえか」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:39:00.09 ID:Q8Xx05kc0
野宿
盗賊「今日は野宿かな」
勇者「お前、神経ずぶといよな」
盗賊「盗賊だからじゃない?」
勇者「盗賊だからか」
盗賊「盗み働いたこと無いけどww」
勇者「www」
盗賊「今日は野宿かな」
勇者「お前、神経ずぶといよな」
盗賊「盗賊だからじゃない?」
勇者「盗賊だからか」
盗賊「盗み働いたこと無いけどww」
勇者「www」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:40:29.40 ID:Q8Xx05kc0
おっぱい
勇者「盗賊ってさ」
盗賊「おう」
勇者「何カップあんの?」
盗賊「Fかな」
勇者「まじで?」ゴクリ
盗賊「まじまじ」
勇者「あのs盗賊「却下」
勇者「盗賊ってさ」
盗賊「おう」
勇者「何カップあんの?」
盗賊「Fかな」
勇者「まじで?」ゴクリ
盗賊「まじまじ」
勇者「あのs盗賊「却下」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:42:54.01 ID:Q8Xx05kc0
魔王退治
勇者「俺らの目的ってさ、魔王退治じゃん?」
盗賊「そうだな」
勇者「魔王ってどんなやつだとおもう?」
盗賊「そりゃあ...いかついだろ」
勇者「どこが」
盗賊「全体的に?」
勇者「幼女に一票」
盗賊「変な漫画の見すぎだ」
勇者「俺らの目的ってさ、魔王退治じゃん?」
盗賊「そうだな」
勇者「魔王ってどんなやつだとおもう?」
盗賊「そりゃあ...いかついだろ」
勇者「どこが」
盗賊「全体的に?」
勇者「幼女に一票」
盗賊「変な漫画の見すぎだ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:44:44.28 ID:Q8Xx05kc0
魔王
魔王「ヘックチュン!」
側近「魔王様かわいい(大丈夫ですか!?」
魔王「側近、それ逆」
側近「かわいすぎかよおおお!!!(申しわけありませんでした!)」
魔王「わざとやってんだろお前」
魔王「ヘックチュン!」
側近「魔王様かわいい(大丈夫ですか!?」
魔王「側近、それ逆」
側近「かわいすぎかよおおお!!!(申しわけありませんでした!)」
魔王「わざとやってんだろお前」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:46:44.33 ID:Q8Xx05kc0
武器や防具は装備しないと意味がないぜ
勇者「ところでさ」
盗賊「んー?」
勇者「武器や防具は(ry って言うやつあるんじゃん」
盗賊「あー」
勇者「あれ言うバイトの求人みつけたんだけどさ...」
盗賊「まじかお前」
勇者「自給1000円だって」
盗賊「転職しようかなぁ」
勇者「ところでさ」
盗賊「んー?」
勇者「武器や防具は(ry って言うやつあるんじゃん」
盗賊「あー」
勇者「あれ言うバイトの求人みつけたんだけどさ...」
盗賊「まじかお前」
勇者「自給1000円だって」
盗賊「転職しようかなぁ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:48:42.53 ID:Q8Xx05kc0
トランプ
勇者「むむむぅ...」
盗賊「....」
勇者「これか...」
盗賊「...」ビクッ
勇者「くそっ...」
盗賊「...」ニヤリ
勇者「そろそろ寝るか」
盗賊「ん」
勇者「むむむぅ...」
盗賊「....」
勇者「これか...」
盗賊「...」ビクッ
勇者「くそっ...」
盗賊「...」ニヤリ
勇者「そろそろ寝るか」
盗賊「ん」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:51:03.42 ID:Q8Xx05kc0
しかしまわりこまれてしまった
勇者「くそっ!盗賊!そっち頼む!」
盗賊「まかせろ!」
勇者「ってうわっ!」
盗賊「回復アイテムがそこをついた、どうする!」
勇者「こいつら次から次へと!!」
勇者「逃げるぞ!!」
盗賊「しかしまわりこまれてしまった」
勇者「戦闘中にふざけるな」マジギレ
盗賊「すいませんでしたぁ!」ビクビク
勇者「くそっ!盗賊!そっち頼む!」
盗賊「まかせろ!」
勇者「ってうわっ!」
盗賊「回復アイテムがそこをついた、どうする!」
勇者「こいつら次から次へと!!」
勇者「逃げるぞ!!」
盗賊「しかしまわりこまれてしまった」
勇者「戦闘中にふざけるな」マジギレ
盗賊「すいませんでしたぁ!」ビクビク
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:52:18.98 ID:Q8Xx05kc0
選んでくれて
盗賊「なあ」
勇者「うん?」
盗賊「なんであたしを仲間に選んだんだ?」
勇者「うーん、なんとなく?」
盗賊「そっか...」
勇者「どうした急に」
盗賊「いやー、なんでもねえよー?」
盗賊「なあ」
勇者「うん?」
盗賊「なんであたしを仲間に選んだんだ?」
勇者「うーん、なんとなく?」
盗賊「そっか...」
勇者「どうした急に」
盗賊「いやー、なんでもねえよー?」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:54:25.25 ID:Q8Xx05kc0
魔王その2
魔王「そっきーん」
側近「はっ!なんでしょうか」シュバッ
魔王「はやっ」
側近「魔王様のためなら私は」
魔王「ねえ、黒騎士よんできて」
側近「あいつ殺す(かしこまりました)」
魔王「おい」
魔王「そっきーん」
側近「はっ!なんでしょうか」シュバッ
魔王「はやっ」
側近「魔王様のためなら私は」
魔王「ねえ、黒騎士よんできて」
側近「あいつ殺す(かしこまりました)」
魔王「おい」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 19:57:53.65 ID:Q8Xx05kc0
魔法王国
勇者「ついに魔法王国についたぞー!」
盗賊「魔王城まであと少しだな」
勇者「よし、ここで魔法についていろいろ聞いてみよう」
盗賊「そうだな」
勇者「収穫あったか?」
盗賊「マ○ンテの巻物みつけた」
勇者「なんてものを」
勇者「ついに魔法王国についたぞー!」
盗賊「魔王城まであと少しだな」
勇者「よし、ここで魔法についていろいろ聞いてみよう」
盗賊「そうだな」
勇者「収穫あったか?」
盗賊「マ○ンテの巻物みつけた」
勇者「なんてものを」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 20:00:45.39 ID:Q8Xx05kc0
魔王城
勇者「ついに魔王城だ...」
盗賊「真剣に行かなければ」
勇者「たのもー」
盗賊「ばかっ!大きい声出すな!」
魔王「はーい?」
勇者「」
盗賊「」
勇者「よ、」
盗賊「よう...」
勇者&盗賊「がちで幼女だった!!!」
側近「なんだか下が騒がしいな」
勇者「ついに魔王城だ...」
盗賊「真剣に行かなければ」
勇者「たのもー」
盗賊「ばかっ!大きい声出すな!」
魔王「はーい?」
勇者「」
盗賊「」
勇者「よ、」
盗賊「よう...」
勇者&盗賊「がちで幼女だった!!!」
側近「なんだか下が騒がしいな」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 20:02:00.70 ID:Q8Xx05kc0
世界平和
魔王「まあ、お茶でもどうぞ」
勇者「あ、これはどうもご丁寧に」
盗賊「ありがとう」ニコ
側近「ようこそおいでなさいました」
ズズー...
勇者「平和かっ!!!!!」
魔王「まあ、お茶でもどうぞ」
勇者「あ、これはどうもご丁寧に」
盗賊「ありがとう」ニコ
側近「ようこそおいでなさいました」
ズズー...
勇者「平和かっ!!!!!」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 20:04:06.74 ID:Q8Xx05kc0
例のアレ
魔王「つまり魔界は人間と敵対してるつもりはうんたらかんたら」
勇者「まじかよ」
盗賊「魔王が幼女で実は敵対されてなかったとかありがちすぎ」
勇者「そしてたぶん」
盗賊「黒幕は」
全員「人間の王!」
勇者「ありがちかっ!!!」
魔王「つまり魔界は人間と敵対してるつもりはうんたらかんたら」
勇者「まじかよ」
盗賊「魔王が幼女で実は敵対されてなかったとかありがちすぎ」
勇者「そしてたぶん」
盗賊「黒幕は」
全員「人間の王!」
勇者「ありがちかっ!!!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 20:06:40.98 ID:Q8Xx05kc0
なんやかんやで和平
勇者「黒幕じゃなかったな」
盗賊「うたがって申しわけなかったな」
魔王「まじめに勘違いされてたんですね」
側近「無事終わってよかったですね」
魔王「で、なんでここにいるの?」
勇者「居心地いいから」
盗賊「魔王がかわいいから」
側近「魔王様がかわいらしいので」
魔王「お前には聞いてない」
勇者「黒幕じゃなかったな」
盗賊「うたがって申しわけなかったな」
魔王「まじめに勘違いされてたんですね」
側近「無事終わってよかったですね」
魔王「で、なんでここにいるの?」
勇者「居心地いいから」
盗賊「魔王がかわいいから」
側近「魔王様がかわいらしいので」
魔王「お前には聞いてない」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 20:08:40.95 ID:Q8Xx05kc0
好き
盗賊「なあ、勇者...」
勇者「ん?」
盗賊「戦いが終わったらずっと言おうと思ってたんだが」
勇者「え?」
盗賊「実は...好き」
勇者「!?!?」
盗賊「な奴がいるんだ!相談に乗ってくれないか?」
勇者「あ、はい...」
おわり
盗賊「なあ、勇者...」
勇者「ん?」
盗賊「戦いが終わったらずっと言おうと思ってたんだが」
勇者「え?」
盗賊「実は...好き」
勇者「!?!?」
盗賊「な奴がいるんだ!相談に乗ってくれないか?」
勇者「あ、はい...」
おわり
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 20:10:25.24 ID:Q8Xx05kc0
後日談
勇者「で、誰なの?」
盗賊「///」
勇者「いいから、いえって」ニヤニヤ
盗賊「うぅ...ゆ、ゆうしゃ」カァァァ
勇者「」
勇者「俺も好き」
盗賊「え!?」
勇者「なやつがいるんだ」
盗賊「あたしのドキドキをかえせ」
ほんとにおわり(二人は結ばれました)
勇者「で、誰なの?」
盗賊「///」
勇者「いいから、いえって」ニヤニヤ
盗賊「うぅ...ゆ、ゆうしゃ」カァァァ
勇者「」
勇者「俺も好き」
盗賊「え!?」
勇者「なやつがいるんだ」
盗賊「あたしのドキドキをかえせ」
ほんとにおわり(二人は結ばれました)
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 20:11:15.23 ID:Q8Xx05kc0
飯食ってからHTML化依頼だしときます
よんでくれたひとありがとうございますー
よんでくれたひとありがとうございますー
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 20:14:45.16 ID:KYNaMZVEO
乙です。
ありがちか!
ありがちか!
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 20:49:10.32 ID:MnvVfIq5O
乙
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/19(日) 21:23:35.60 ID:p9S5NwvAO
乙
側近さん正直すぎィ!
側近さん正直すぎィ!
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/20(月) 01:22:29.69 ID:mtVKbAQgO
乙!
ほのぼのしてて良かった
ほのぼのしてて良かった
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437301809/
Entry ⇒ 2015.07.31 | Category ⇒ 魔王・勇者 | Comments (1)
佐天「へえ、無能力か~」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:00:11 ID:U9xPwwTc
佐天「……えっ?」
初春「どうしました、佐天さん?」
佐天「いや、ここは無能力じゃダメだよ!」
初春「?」
佐天「ここは面白い能力を手に入れてSSを盛り上げるべきだよ!」
初春「佐天さん、現実から目を背けないでください」
佐天「でも!」
初春「佐天さんは生まれつきのレベル0」
佐天「うっ……」
初春「そして私はレベル1」ドヤァ
佐天「その幻想を全て壊すんだ(無言の腹パン)」ドゴォ
初春「がはっ」
初春「どうしました、佐天さん?」
佐天「いや、ここは無能力じゃダメだよ!」
初春「?」
佐天「ここは面白い能力を手に入れてSSを盛り上げるべきだよ!」
初春「佐天さん、現実から目を背けないでください」
佐天「でも!」
初春「佐天さんは生まれつきのレベル0」
佐天「うっ……」
初春「そして私はレベル1」ドヤァ
佐天「その幻想を全て壊すんだ(無言の腹パン)」ドゴォ
初春「がはっ」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:03:40 ID:U9xPwwTc
黒子「初春!大丈夫ですの!?」ヒュンッ
佐天「うわっびっくりした!」
黒子「佐天さん、あなたは何をしてますの!」
佐天「え?何って……」
黒子「何故初春に強烈なボデーブローを!」
佐天「やだなあ白井さん、そんな顔して……ただのじゃれあいですよ」
黒子「やりすぎですの!初春気絶してますのよ!」
初春「」
佐天「あ、手加減忘れてた。てへぺろ♪」
佐天「うわっびっくりした!」
黒子「佐天さん、あなたは何をしてますの!」
佐天「え?何って……」
黒子「何故初春に強烈なボデーブローを!」
佐天「やだなあ白井さん、そんな顔して……ただのじゃれあいですよ」
黒子「やりすぎですの!初春気絶してますのよ!」
初春「」
佐天「あ、手加減忘れてた。てへぺろ♪」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:06:46 ID:U9xPwwTc
黒子「佐天さん……いいえ、女子中学生の力では」
黒子「女子中学生を気絶させる程度の力はないはず」
佐天「そうなんですか?」
黒子「……まさか、またレベルアッパーを!?」
佐天(なわけないでしょ)
黒子「そうであればこの白井黒子、ジャッジメントとして務めを果たすまで!」
佐天「うるさい(無言の腹パン)」ドゴォ
黒子「がはっ」
黒子「女子中学生を気絶させる程度の力はないはず」
佐天「そうなんですか?」
黒子「……まさか、またレベルアッパーを!?」
佐天(なわけないでしょ)
黒子「そうであればこの白井黒子、ジャッジメントとして務めを果たすまで!」
佐天「うるさい(無言の腹パン)」ドゴォ
黒子「がはっ」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:09:52 ID:U9xPwwTc
黒子「なぜ……テレポートでき、なっ……」ガクッ
佐天「ふう……」
黒子「」
初春「」
佐天「まあ死んじゃったわけじゃないし、大丈夫よねー♪」
御坂「……」
佐天「さあて、そろそろ帰りますかっ」
御坂「佐天さん」
佐天「うわっまたびっくり仰天!」
御坂「初春さんと黒子をどうしたの」
佐天「やだなあ、御坂さんまで……じゃれあいですよ」
佐天「ふう……」
黒子「」
初春「」
佐天「まあ死んじゃったわけじゃないし、大丈夫よねー♪」
御坂「……」
佐天「さあて、そろそろ帰りますかっ」
御坂「佐天さん」
佐天「うわっまたびっくり仰天!」
御坂「初春さんと黒子をどうしたの」
佐天「やだなあ、御坂さんまで……じゃれあいですよ」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:13:31 ID:U9xPwwTc
御坂「佐天さんが……初春と黒子を」
御坂「ふふふ」
佐天「あ、あの?御坂さーん?顔恐いです」
御坂「佐天さん」
佐天「は、はいっ!」
御坂「私と……じゃれあいましょう?」
佐天「……いいですよ?」
御坂「……!」レールガン
佐天「そげぶっ」ドゴォ
御坂「がはっ」
御坂「ふふふ」
佐天「あ、あの?御坂さーん?顔恐いです」
御坂「佐天さん」
佐天「は、はいっ!」
御坂「私と……じゃれあいましょう?」
佐天「……いいですよ?」
御坂「……!」レールガン
佐天「そげぶっ」ドゴォ
御坂「がはっ」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:15:52 ID:U9xPwwTc
佐天「や、やった!御坂さんを倒したぞ!」
御坂「」
佐天「これできっと能力も発現するはずよ!」
黒子「」
初春「」
佐天「さーて、次はどうしようかなー」
一方通行「オイ」
佐天「るんるるーん♪」
一方通行「オイ!」
佐天「なんだい若白髪」
一方通行「」
御坂「」
佐天「これできっと能力も発現するはずよ!」
黒子「」
初春「」
佐天「さーて、次はどうしようかなー」
一方通行「オイ」
佐天「るんるるーん♪」
一方通行「オイ!」
佐天「なんだい若白髪」
一方通行「」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:19:50 ID:U9xPwwTc
一方通行「驚いたなァ……」
佐天「驚かれたー」
一方通行「お前、俺が誰だか解ってンのかァ?」
佐天「イエティ」
一方通行「……」ジメンケリ
佐天「……地面に当たるのはどうかと思うんだけどな?」
一方通行「なッ……」
一方通行(能力が効かねェ……だとォ!?)
一方通行「ケッ!!」チギャクリュウ
佐天「うわっ、いきなりボディタッチ!この人痴漢!変態!一方通報!」
一方通行「」
佐天「驚かれたー」
一方通行「お前、俺が誰だか解ってンのかァ?」
佐天「イエティ」
一方通行「……」ジメンケリ
佐天「……地面に当たるのはどうかと思うんだけどな?」
一方通行「なッ……」
一方通行(能力が効かねェ……だとォ!?)
一方通行「ケッ!!」チギャクリュウ
佐天「うわっ、いきなりボディタッチ!この人痴漢!変態!一方通報!」
一方通行「」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:23:26 ID:U9xPwwTc
一方通行「第三位がどう殺られたかァ知らねェが」
一方通行「お前、どんな能力者だ?」
佐天「無能力です」
一方通「えっ」
佐天「無能力者です」
一方通「……アイツと同じパターンかァ……」
佐天「そげぶっ」ドゴォ
一通「えっちょ」
一通「がはっ」
一方通行「お前、どんな能力者だ?」
佐天「無能力です」
一方通「えっ」
佐天「無能力者です」
一方通「……アイツと同じパターンかァ……」
佐天「そげぶっ」ドゴォ
一通「えっちょ」
一通「がはっ」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:26:52 ID:U9xPwwTc
佐天「なんなの、この若白髪……」
通報「」
佐天「まあ、アンチスキルも呼んだし大丈夫ね」
佐天「さーて、どうしますかねー」
佐天「……ん?」チラッ
御坂「」
佐天「御坂さんを気絶させられた……?」
佐天「これは能力じゃない……?」
佐天「どういうことなの……」
通報「」
佐天「まあ、アンチスキルも呼んだし大丈夫ね」
佐天「さーて、どうしますかねー」
佐天「……ん?」チラッ
御坂「」
佐天「御坂さんを気絶させられた……?」
佐天「これは能力じゃない……?」
佐天「どういうことなの……」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:32:55 ID:U9xPwwTc
インデックス「とうま、ポテチ」バリバリ
上条「今も食ってるだろ……」
インテリア「つぎのォ!!」
上条「……はいはい、わかりましたわかりましたよ」ガサッ
インダス帝国「ありがとうま」バリバリ
上条(最近、インデックスが変だ)
上条(元から変だが)
インダストリアル「ポテチおいしいんだよ」バリバリ
上条(食ってばかりなのは変わらないが、ポテチばかりを貪って横になってばかりだ)
インストラクター「とうま、ポテチ」バリバリ
上条(完全にデ……出不精です。本当にありがとうございました)
インターネット「とうま」
上条「今も食ってるだろ……」
インテリア「つぎのォ!!」
上条「……はいはい、わかりましたわかりましたよ」ガサッ
インダス帝国「ありがとうま」バリバリ
上条(最近、インデックスが変だ)
上条(元から変だが)
インダストリアル「ポテチおいしいんだよ」バリバリ
上条(食ってばかりなのは変わらないが、ポテチばかりを貪って横になってばかりだ)
インストラクター「とうま、ポテチ」バリバリ
上条(完全にデ……出不精です。本当にありがとうございました)
インターネット「とうま」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:36:59 ID:U9xPwwTc
上条(かくかくしかじかで臨時収入があるおかげで助かってるけど)
上条(このまま家計にバーストストリームされ続けるとなるともう上条さんの手に負えませんよシクシク)
インストール「とうまァ!!」
上条「は、はいっ!?」
インカム「つぎィィィ!!」
上条「……はあ……不幸だ」ガサッ
インパクト「うめえ」バリバリ
上条(このまま家計にバーストストリームされ続けるとなるともう上条さんの手に負えませんよシクシク)
インストール「とうまァ!!」
上条「は、はいっ!?」
インカム「つぎィィィ!!」
上条「……はあ……不幸だ」ガサッ
インパクト「うめえ」バリバリ
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:41:20 ID:U9xPwwTc
ピンポーン
土御門「おーっすカミやん」
上条「土御門ォ!!」ダッガチャッ
土御門「ほら、今月の分のポテチ箱だ」ドンッ
上条「サンキュー土御門……いつもすまねえ」
土御門「……インデックスはどうだにゃー?」
上条「ポテサーの姫」
土御門「把握した」
土御門「おーっすカミやん」
上条「土御門ォ!!」ダッガチャッ
土御門「ほら、今月の分のポテチ箱だ」ドンッ
上条「サンキュー土御門……いつもすまねえ」
土御門「……インデックスはどうだにゃー?」
上条「ポテサーの姫」
土御門「把握した」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:44:45 ID:U9xPwwTc
佐天「さて、と……」
佐天「今なら強そうな能力者も倒せそうな気がする」
麦野「……」キョロキョロ
佐天「と都合よく第一能力者発見!」
佐天「すみませーん!」ダッ
麦野「……はぁ?」
佐天「そげぶっ」ドゴォ
麦野「がはっ……かませかよ……」ドサッ
佐天「やったぜ。」
佐天「今なら強そうな能力者も倒せそうな気がする」
麦野「……」キョロキョロ
佐天「と都合よく第一能力者発見!」
佐天「すみませーん!」ダッ
麦野「……はぁ?」
佐天「そげぶっ」ドゴォ
麦野「がはっ……かませかよ……」ドサッ
佐天「やったぜ。」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:48:52 ID:U9xPwwTc
佐天「なんだか楽しいな!」
佐天「さーて他の能力者は……」
土御門「ったくカミやん、パシりに使いやがって……」ブツブツ
佐天「あの、すみません♪」
土御門「……ん、どうしたのおじょ」
佐天「全て壊すんだ」ドゴォ
土御門「がはっ……なぁにこれぇ」ドサッ
上条「……!」
インナー「ふふふ」バリバリ
上条「土御門の霊圧が……消えた!?」キュピーン
インサイドキック「マジうめえ」バリバリ
佐天「さーて他の能力者は……」
土御門「ったくカミやん、パシりに使いやがって……」ブツブツ
佐天「あの、すみません♪」
土御門「……ん、どうしたのおじょ」
佐天「全て壊すんだ」ドゴォ
土御門「がはっ……なぁにこれぇ」ドサッ
上条「……!」
インナー「ふふふ」バリバリ
上条「土御門の霊圧が……消えた!?」キュピーン
インサイドキック「マジうめえ」バリバリ
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:53:06 ID:U9xPwwTc
インドネシア「……いいよ。いってらっしゃい」バリバリ
上条「ああ!土御門の安否を確認してくるぜ!」
イングランド「でも、ひとつ条件があるんだよ」バリバリ
上条「条件って?」
インフォメーション「……ポテチは、置いていくんだよ?」バリバリ
上条「……インデックスぅ!!」ブワッ
スフィンクス「にゃあ(イイハナシナノカナー?)」
上条「ああ!土御門の安否を確認してくるぜ!」
イングランド「でも、ひとつ条件があるんだよ」バリバリ
上条「条件って?」
インフォメーション「……ポテチは、置いていくんだよ?」バリバリ
上条「……インデックスぅ!!」ブワッ
スフィンクス「にゃあ(イイハナシナノカナー?)」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:56:21 ID:U9xPwwTc
カミジョー「くそっ、土御門は何処だ……?」ダッ
土御門「」
上条「……」
土御門「」
上条「くそっ、土御門は何処に……」
上条「……」
土御門「」
上条「いたああああ!?」
\そこに現実をぶつけてやる!そげぶ!ドゴォ/
\がはっ/
上条「あ!あそこに腹パン少女!」
土御門「」
上条「……」
土御門「」
上条「くそっ、土御門は何処に……」
上条「……」
土御門「」
上条「いたああああ!?」
\そこに現実をぶつけてやる!そげぶ!ドゴォ/
\がはっ/
上条「あ!あそこに腹パン少女!」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 00:59:45 ID:U9xPwwTc
上条「おい、なにやってるんだ!」ザッ
佐天「あ、能力者?」ニコッ
上条「何をやってるか訊いてるんだ!」
佐天「強い能力者を倒せばレベルアップするでしょ?」
上条「そんなこと簡単には……」チラッ
左方のテッラ「」
上条「なん……だと……!?」
佐天「そげぶっ」ドゴォ
上条「うおっあんぶねえ!」ヒョイ
佐天「あ、能力者?」ニコッ
上条「何をやってるか訊いてるんだ!」
佐天「強い能力者を倒せばレベルアップするでしょ?」
上条「そんなこと簡単には……」チラッ
左方のテッラ「」
上条「なん……だと……!?」
佐天「そげぶっ」ドゴォ
上条「うおっあんぶねえ!」ヒョイ
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 01:02:39 ID:U9xPwwTc
上条「いいぜ」
上条「テメエが強い能力者を倒してレベルアップするってんなら」
上条「……まずはそのふざけた幻想をぶち殺す」ドゴォ
佐天「いたい!」ドサッ
上条「やったぜ。」
上条「テメエが強い能力者を倒してレベルアップするってんなら」
上条「……まずはそのふざけた幻想をぶち殺す」ドゴォ
佐天「いたい!」ドサッ
上条「やったぜ。」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 01:06:19 ID:U9xPwwTc
上条「俺の右腕が反応しない……」
上条「お前は無能力者だ」
佐天「……ち、違う!私は!」
木山「調べてみたら無能力だった」
佐天「」
上条「あのさぁ……」
木山「いや、違うんだ。『無能力(ノヴァ・ブースト)』という能力だった」
上条「なんだそれ」
木山「相手を擬似的に無能力者にする」
上条「えっ」
上条「お前は無能力者だ」
佐天「……ち、違う!私は!」
木山「調べてみたら無能力だった」
佐天「」
上条「あのさぁ……」
木山「いや、違うんだ。『無能力(ノヴァ・ブースト)』という能力だった」
上条「なんだそれ」
木山「相手を擬似的に無能力者にする」
上条「えっ」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 01:09:14 ID:U9xPwwTc
木山「調べによると一方通行すらも無力化されたらしい」
上条「マジかよ……そんな能力聞いたことないぞ」
木山「今名付けた」
上条「でしょうね」
木山「君が彼女を殴って気絶させたことで、彼女が能力者を襲うことはないだろう」
上条「気絶させたのはアンタだろ」
木山「ははは」
上条「マジかよ……そんな能力聞いたことないぞ」
木山「今名付けた」
上条「でしょうね」
木山「君が彼女を殴って気絶させたことで、彼女が能力者を襲うことはないだろう」
上条「気絶させたのはアンタだろ」
木山「ははは」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/02/23(月) 01:11:41 ID:U9xPwwTc
インポータント「るいこ、ポテチ」バリバリ
佐天「は、はい!」ガサッ
インディアン「うめえ」バリバリ
上条「ほらほら、次は買い出しだぞ!さっさと行け!」
佐天「はいー!」バタバタ
インテル長友「学園都市は今日も平和なんだよ」バリバリ
上条「そうだなー」
完
佐天「は、はい!」ガサッ
インディアン「うめえ」バリバリ
上条「ほらほら、次は買い出しだぞ!さっさと行け!」
佐天「はいー!」バタバタ
インテル長友「学園都市は今日も平和なんだよ」バリバリ
上条「そうだなー」
完
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/04(月) 13:43:35 ID:ZCidGZ2Q
佐天「ってことがあったんだー」
初春「へえ。凄い出来事ですねー」
佐天「ごめんね初春、いきなり腹パンしちゃって」
初春「気にしてませんよ」
佐天(てか反省するのは初春もだろう)
初春「へえ。凄い出来事ですねー」
佐天「ごめんね初春、いきなり腹パンしちゃって」
初春「気にしてませんよ」
佐天(てか反省するのは初春もだろう)
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/04(月) 13:51:47 ID:ZCidGZ2Q
初春「ところでそのイン……キュバスさんというのは?」
佐天「インキュバスじゃなくてインデックスちゃんね。相変わらずポテトチップスを貪ってるよ」
初春「インキュベーターさんの生活習慣を直したりは」
佐天「インキュベーターじゃなくてインデックスちゃんね。上条さん曰くどうにもならないらしいよ」
初春「なら佐天さんはどうしてそのイングリッシュさんのポテトチップスの買い出しを?」
佐天「イングリッシュじゃなくてインデックスちゃんね。そりゃあいろいろ迷惑かけちゃったからね」
初春「佐天さん迷走してましたからねー」
佐天「黒歴史だよ」
佐天「インキュバスじゃなくてインデックスちゃんね。相変わらずポテトチップスを貪ってるよ」
初春「インキュベーターさんの生活習慣を直したりは」
佐天「インキュベーターじゃなくてインデックスちゃんね。上条さん曰くどうにもならないらしいよ」
初春「なら佐天さんはどうしてそのイングリッシュさんのポテトチップスの買い出しを?」
佐天「イングリッシュじゃなくてインデックスちゃんね。そりゃあいろいろ迷惑かけちゃったからね」
初春「佐天さん迷走してましたからねー」
佐天「黒歴史だよ」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/05/04(月) 14:01:01 ID:ZCidGZ2Q
初春「これで佐天さんが無能力者ということがわかりましたね?」
佐天「残念」
初春「これからは地道にコツコツ能力を発現させましょうね」
佐天「そうだねー……それぇ!」スカートバサァ
初春「ひぃぃ!?ちょ、佐天さーん!」
佐天「私達の学園都市はこれからだ!」
今度こそ終わり
佐天「残念」
初春「これからは地道にコツコツ能力を発現させましょうね」
佐天「そうだねー……それぇ!」スカートバサァ
初春「ひぃぃ!?ちょ、佐天さーん!」
佐天「私達の学園都市はこれからだ!」
今度こそ終わり
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1424617211/
Entry ⇒ 2015.07.31 | Category ⇒ とある魔術の禁書目録 | Comments (0)
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