モバP「休憩室に行こう」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 00:28:43.93 ID:LQMQa9VO0
P「あー……」ガガゴガギ
ちひろ「ちょっ、何の音ですか」
P「軽いストレッチです。もう全身バッキバキなんですよ」
ちひろ「肉体から出る音じゃないでしょ……」
P「酸素カプセル置きません? なんかアレ凄いんでしょ?」
ちひろ「そんなフワッとした理由で設置してたまるもんですか。エステルームあるでしょ」
P「あれって俺使えるんですか?」
ちひろ「うーん……」
ちひろ「ちょっ、何の音ですか」
P「軽いストレッチです。もう全身バッキバキなんですよ」
ちひろ「肉体から出る音じゃないでしょ……」
P「酸素カプセル置きません? なんかアレ凄いんでしょ?」
ちひろ「そんなフワッとした理由で設置してたまるもんですか。エステルームあるでしょ」
P「あれって俺使えるんですか?」
ちひろ「うーん……」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 00:32:50.49 ID:LQMQa9VO0
P「とにかく、もうドリンクじゃ誤魔化しきかないほど身体が追い詰められてるんですって」
ちひろ「でもなあ……」
P「ウォーターベッドっていくらくらいしますかね」
ちひろ「うーん……」ムムム
ちひろ「……分かりました」
P「おっ、何です?」
ちひろ「似たようなものに心当たりがあるので、それを設置してみましょう」
P「おおー」
ちひろ「でもなあ……」
P「ウォーターベッドっていくらくらいしますかね」
ちひろ「うーん……」ムムム
ちひろ「……分かりました」
P「おっ、何です?」
ちひろ「似たようなものに心当たりがあるので、それを設置してみましょう」
P「おおー」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:10:28.51 ID:LQMQa9VO0
数日後
P「ちひろさんが言ってたのはこの部屋か」
P「『ヒーリングルーム』、ねえ」
P「しかし、あのちひろさんだからなあ……。ちゃんとした設備なんて置くわけないと思うが……」
ガチャリ
P「お邪魔しまーす……」ソロー・・・
P「ちひろさんが言ってたのはこの部屋か」
P「『ヒーリングルーム』、ねえ」
P「しかし、あのちひろさんだからなあ……。ちゃんとした設備なんて置くわけないと思うが……」
ガチャリ
P「お邪魔しまーす……」ソロー・・・
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:14:19.16 ID:LQMQa9VO0
藍子「あれ、Pさん?」
ゆかり「あら」
肇「何か御用ですか?」
P「……へ?」
ゆかり「あら」
肇「何か御用ですか?」
P「……へ?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:19:35.40 ID:LQMQa9VO0
P「なんでお前らがここに?」
藍子「さあ……?」
ゆかり「正直私達もよく分かっていなくて……」
肇「ちひろさんが『とにかくここにいてね』と」
P「……どういうことだ?」
ゆかり「説明もなくこの部屋に連れてこられたので……」
藍子「うーん……とりあえずお茶にします?」
藍子「さあ……?」
ゆかり「正直私達もよく分かっていなくて……」
肇「ちひろさんが『とにかくここにいてね』と」
P「……どういうことだ?」
ゆかり「説明もなくこの部屋に連れてこられたので……」
藍子「うーん……とりあえずお茶にします?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:22:44.17 ID:LQMQa9VO0
ゆかり「いいですね。ちひろさんも自由にしていていいと仰っていましたし」
肇「なら丁度、試作の湯呑みがあるのですが……」
藍子「あ、緑茶もいいですね!」
ユルフワ・・・
P「……まあ、いいか」
肇「なら丁度、試作の湯呑みがあるのですが……」
藍子「あ、緑茶もいいですね!」
ユルフワ・・・
P「……まあ、いいか」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:26:14.19 ID:LQMQa9VO0
――――――
P「あれ、もうこんな時間か」
藍子「お仕事ですか?」
P「いや、今日はそれなりに時間を空けてはいたんだが……。うーむ……」
P「お前らも今日はオフだよな?」
ゆかり「はい。特に予定は入っていませんでしたが」
肇「おかげさまで、充実した休日になりました」
P「そうか。そりゃよかった」
P「あれ、もうこんな時間か」
藍子「お仕事ですか?」
P「いや、今日はそれなりに時間を空けてはいたんだが……。うーむ……」
P「お前らも今日はオフだよな?」
ゆかり「はい。特に予定は入っていませんでしたが」
肇「おかげさまで、充実した休日になりました」
P「そうか。そりゃよかった」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:29:38.90 ID:LQMQa9VO0
P「じゃあ、俺も今日の分の仕事片付けにいくよ。またな」
藍子「はい、頑張ってくださいね」
肇「この湯呑み、よかったらどうぞ」
P「おう。ありがと」
ゆかり「それではまた」
P「おーう」
ガチャリ
P「…………ん?」
P「肩こりがなくなってるな……」
藍子「はい、頑張ってくださいね」
肇「この湯呑み、よかったらどうぞ」
P「おう。ありがと」
ゆかり「それではまた」
P「おーう」
ガチャリ
P「…………ん?」
P「肩こりがなくなってるな……」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:33:33.73 ID:LQMQa9VO0
また別の日
瑞樹「っはぁー……」
P「ため息はあまりよくないですよ」
瑞樹「いいじゃない裏側でくらい……。アイドルミズキにだってオフはあるのよ……」
P「またえらく疲れてますね」
瑞樹「やっぱり無理しちゃダメね。時間には勝てないわ……」
P「ふーん……」
P「なら、オススメしたいものがあるんですが」
瑞樹「……はい?」
瑞樹「っはぁー……」
P「ため息はあまりよくないですよ」
瑞樹「いいじゃない裏側でくらい……。アイドルミズキにだってオフはあるのよ……」
P「またえらく疲れてますね」
瑞樹「やっぱり無理しちゃダメね。時間には勝てないわ……」
P「ふーん……」
P「なら、オススメしたいものがあるんですが」
瑞樹「……はい?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:41:07.57 ID:LQMQa9VO0
――――――――
瑞樹「ヒーリングルーム、ねえ……。こんな部屋があるなんて知らなかったわ」
瑞樹「あのPくんが良いっていうならよっぽどね!」
瑞樹「さて、どんな凄いものがあるのかしら~♪」ルンルン
ガチャ
肇「あれ、瑞樹さん?」
雪乃「まあ、ようこそいらっしゃいました」
夕美「遊びに来てくれたんですかっ?」
瑞樹「え……?」
瑞樹「ヒーリングルーム、ねえ……。こんな部屋があるなんて知らなかったわ」
瑞樹「あのPくんが良いっていうならよっぽどね!」
瑞樹「さて、どんな凄いものがあるのかしら~♪」ルンルン
ガチャ
肇「あれ、瑞樹さん?」
雪乃「まあ、ようこそいらっしゃいました」
夕美「遊びに来てくれたんですかっ?」
瑞樹「え……?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:46:43.66 ID:LQMQa9VO0
――――――
早苗「瑞樹ちゃん、今日やけにイキイキしてるわね」
瑞樹「あらそう? 若い娘の力をたっぷりもらったからかしら~♪」ルンルン
瑞樹「ほら見てこのツヤ! ホントに凄いのよ!」
早苗「……って、え? うわ! 小皺とか全部無くなってる!!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:47:31.81 ID:LQMQa9VO0
瑞樹「元から無かったですぅーっ」
早苗「いや冗談抜きに! 何なのこれ……」
瑞樹「うふ、知りたい? 知りたい~?」
早苗「……腹立ったけど、これは本気で気になるわね……」
瑞樹「実はね……」
ゴニョゴニョ・・・
エ、ウソ!ナニソレ!?
――――――――
――――
早苗「いや冗談抜きに! 何なのこれ……」
瑞樹「うふ、知りたい? 知りたい~?」
早苗「……腹立ったけど、これは本気で気になるわね……」
瑞樹「実はね……」
ゴニョゴニョ・・・
エ、ウソ!ナニソレ!?
――――――――
――――
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:51:13.40 ID:LQMQa9VO0
ちひろ「っはぁー! 疲れた!!」
P「お疲れ様です」
ちひろ「Pさんまったく疲れてませんね。……まさかサボってんじゃあ?」
P「適度な休憩と、例の部屋のおかげですよ」
ちひろ「はあ、またその話ですか……。最近噂をよく聞きますよ」
P「あの部屋凄いですよ。酸素カプセルなんかよりずっといいんじゃないかな」
ちひろ「正直ふざけて作ったんですけどね……」
P「休憩したいなら実際に行ってみたらどうです? 疲れなんて全部すっ飛びますよ」
ちひろ「はあ……」
P「お疲れ様です」
ちひろ「Pさんまったく疲れてませんね。……まさかサボってんじゃあ?」
P「適度な休憩と、例の部屋のおかげですよ」
ちひろ「はあ、またその話ですか……。最近噂をよく聞きますよ」
P「あの部屋凄いですよ。酸素カプセルなんかよりずっといいんじゃないかな」
ちひろ「正直ふざけて作ったんですけどね……」
P「休憩したいなら実際に行ってみたらどうです? 疲れなんて全部すっ飛びますよ」
ちひろ「はあ……」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:58:02.69 ID:LQMQa9VO0
『ヒーリングルーム』
ちひろ「そうは言ってもねえ……」
ちひろ「お邪魔しまーす……」
ガチャ
肇「あら」
夕美「わあ! ちひろさん?」
響子「いらっしゃいませ! ちょうどお料理が出来たんですよ♪」
ちひろ「ちょっとお世話になりにね」
肇「私も久しぶりのオフだったので来ちゃったんです。この部屋落ち着きますよね」
響子「今日はお菓子作りに挑戦してみました。マドレーヌですよ!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 01:59:41.76 ID:LQMQa9VO0
4時間後
P「あ、ちひろさん。どうでした?」
ちひろ「…………」
P「ちひろさん?」
ちひろ「藤原肇、相葉夕美、五十嵐響子のCDを企画しようと思います」
P「ちひろさん!?」
完
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 02:00:48.80 ID:2cijzI5Io
ってそういうオチww
たしかになあ…乙です
たしかになあ…乙です
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 02:01:07.83 ID:QgVNzI8do
乙
相葉ちゃんは癒しの女神
相葉ちゃんは癒しの女神
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 02:01:51.88 ID:LQMQa9VO0
おしまい
この際曲とかいいんで催眠CDを出してほしいです
この際曲とかいいんで催眠CDを出してほしいです
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 02:02:02.78 ID:y6L27HwJ0
乙ー
癒しですなぁ
癒しですなぁ
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 02:07:04.29 ID:p/qL6J2sO
乙
選挙で鑑みても妥当だから期待したいね
選挙で鑑みても妥当だから期待したいね
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 02:10:03.24 ID:t7nCPGTh0
催眠CDで思い出したけど、何年か前に人気声優が羊を数えてくれるCDがあったな
モバマスでもそういう感じの出してくれたら良いのに
おつでした
モバマスでもそういう感じの出してくれたら良いのに
おつでした
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422458923/
Entry ⇒ 2015.01.31 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
八幡「猛獣注意」三浦「ぁ?何だって?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 04:36:20.70 ID:xvw3Xyj3O
「どうだ?比企谷くん?これから一杯」
八幡「……すいません」
「……そうか。なら仕方ない。おらー飲み行くぞー」
八幡「……はぁ」
八幡「……」
八幡(サラリーマンになってもう三年か……)
八幡(……まさか適当に受けた会社が受かるとはな)
八幡(……さっさと帰ってアニメ見て寝るか)
ドンッ!
八幡「……すいません」
三浦「……てめぇどこみえ歩いてんだぁ……こらぁ」フラフラ
八幡(最悪だ……こんな酔っ払いとぶつかるなんて)
三浦「きいてんのかぁー……」
八幡「……三浦?」
三浦「ぁー?なんで……あーしのこと……しって……」ガクッ
八幡「お、おい!」バッ
八幡「……嘘だろ?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 04:43:22.65 ID:xvw3Xyj3O
八幡「……」
三浦「……スゥ……」
八幡(……仕方ない……か)
八幡「……」プルルル
八幡(……何年ぶりだろうか……もしかしたら番号も変わっているかもしれない)
八幡「……」
「……も、もしもし?」
八幡「……今大丈夫か……由比ヶ浜」
結衣「……う、うん。平気だけど……ど、どうしたのさ急に」
八幡「実は……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 04:49:25.36 ID:xvw3Xyj3O
八幡「……ああ。悪い……あ?いや、そこまでしなくても俺がタクシーで」
結衣「大丈夫!すぐ行くから!待ってて!」
八幡「お、おい」
八幡「……切りやがった」
八幡(……変わってなかった……な……)
八幡(最後に会ったのは何時だっただろうか……)
三浦「……ぅ」ギュッ
八幡「……こんなになるまで飲むなっての……」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 04:58:55.80 ID:xvw3Xyj3O
三浦「ゲホッゲホッ……」
八幡「……はぁ」
八幡(上着かけてるけど寒いわな……冬だし)
三浦「……ここ……どこ」
八幡「……目覚めたか」
三浦「ウッ……あんた誰よ」ゲホッゲホッ
八幡「……お前が酔っ払って難癖付けてきた相手だ……水飲むか?」
三浦「……ゲホッゲホッ……ごめん」
結衣「……優美子ー!」タタタッ
八幡「……よう」
結衣「久しぶり……ヒッキー」
八幡「……だな」
三浦「……結衣じゃん……なんで」
結衣「何ではこっちの台詞だよぉ」
結衣「ヒッキーから連絡があって何事かと思ったし」
三浦「ヒッキー……?……高校のときのヒキオ?」
八幡「……いい加減その呼び名もやめてほしいけどな……」
三浦「嘘……まじで?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 05:08:59.32 ID:xvw3Xyj3O
八幡「それじゃあ俺はこれで……あと頼んだぞ由比ヶ浜」
三浦「……ヒキオ……これ返す」
八幡「ああ……」
八幡「それじゃあな……酒飲みすぎるなよ」
結衣「ヒッキー!」
八幡「……」
結衣「……ぁ」
三浦「……」
八幡「……何だ?」
結衣「う、ううん……またね?」
八幡「……」
三浦「ウッ……もう限界」
結衣「ちょ!優美子!もうちょい頑張って!」
八幡「……」
八幡(またね……そう言って別れてからもう何年経ったんだろうな…………)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 05:23:16.70 ID:xvw3Xyj3O
マンション
ガチャ
八幡「……ただいま」
八幡「……疲れた」ドカッ
八幡「……洗濯して……飯つくって……」
八幡「……」
八幡(由比ヶ浜……雰囲気変わってたな……電話だとわからなかったけど)
八幡「……三浦は相変わらずみたいだったけどな」
八幡「……」
八幡(……飯作るのめんどくさくなったな……)
八幡「……カップ麺でいいか」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 05:31:07.89 ID:xvw3Xyj3O
二週間後
17時
「何か会社の前にすごい美人いたぜ?」
「馬鹿言ってないで仕事しろ」
「今日も残業かー」
八幡「……」カタカタカタ
「お先ー」
「お疲れさまでしたー」
「お疲れぇー」
「この後どうします?」
八幡「……ふぅ」
八幡(……もう20時か)
八幡「……切りもいいし明日にするか……」
八幡(寒っ……どうなってんだよこの寒さ……)
三浦「……お疲れ」
八幡「……お前」
三浦「……クシュ」
八幡「……こんなとこで何してたわけ」
三浦「……あんた待ってたに決まってんじゃん」
八幡「……はぁ?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 15:10:40.48 ID:9NQtvvDzO
居酒屋
八幡「……何でこうなってるわけ」
三浦「別に……この前迷惑かけたからこれでチャラ」
八幡「……別に気にしなくていいぞ……あんなもん」
三浦「あーしが気にすんの」
八幡「……そーですか」
三浦「……んっ」
八幡「何」
三浦「ついでやっからコップかしな」
八幡「……いや、俺はいらな」
三浦「あ?」
八幡「……一杯だけ貰います」
三浦「任せな」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 15:14:24.35 ID:9NQtvvDzO
三浦「……」ゴクゴク
八幡「……この前泥酔してた奴がよくもまぁこんなに飲むな」
三浦「……うっさい……飲まなきゃやってらんないっての」
八幡「……わかったから……せめてもっとペース落とせ」
三浦「やら」
八幡「やらって……お前まさかもう……」
三浦「よってらいから」
八幡(……まだ二杯しか飲んでないのにこれかよ……女王様弱すぎんよ)
三浦「ぅー!あんたも飲む!」
八幡(……明日大丈夫かなぁ……)
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 15:22:04.38 ID:9NQtvvDzO
八幡「……きっつ……」
三浦「あははは。なーにおっさん臭いこといってんのさ」
八幡「……もう普通にいい年だからな」
三浦「あー?あーしがおばさんだってかぁ」
八幡「こんだけ酔ってりゃそこらのおばちゃんよりたちが悪いぞ……」
三浦「んだとこらー!」
八幡「……はぁ」
三浦「あははは。なーにおっさん臭いこといってんのさ」
八幡「……もう普通にいい年だからな」
三浦「あー?あーしがおばさんだってかぁ」
八幡「こんだけ酔ってりゃそこらのおばちゃんよりたちが悪いぞ……」
三浦「んだとこらー!」
八幡「……はぁ」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 15:26:49.67 ID:9NQtvvDzO
三浦「まじ……ごめ……」フラフラ
八幡「いいからしっかり掴まれ」
三浦「ちょ……揺らさないで……死ぬ……まじ無理」
八幡「文句言うならもう飲むのやめろ」
三浦「……」
八幡「……ほら、タクシー乗るぞ」
三浦「……あーし家近いから歩ける」フラフラ
八幡「歩けるって言ってもお前……」
三浦「へーきへーき」
八幡「……夜一人で歩かせたら小町に怒鳴られる……」
三浦「こまちぃー?」
八幡「……送ってく」
三浦「……あんがと」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 15:34:07.94 ID:9NQtvvDzO
八幡「……」
三浦「……」
八幡「……」
三浦「……おっと」フラフラ
八幡「だから危ないっての」スッ
三浦「……ありがと」
八幡「……余計なお世話かもしれんが本当飲みすぎだからなお前……そもそも男と飲んでここまで酔ったら何されても文句言えないぞ」
三浦「ほんと……余計なお世話だね」
八幡「……」
三浦「……あんたってそんなキャラだっけ?」
八幡「……さぁ……変わっただけだろ」
三浦「……ふーん……結衣と?」
八幡「……」
三浦「……それとも雪ノ下さん?」
八幡「……どうだろうな」
三浦「……そう」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 15:45:00.15 ID:9NQtvvDzO
三浦「あー……そこのマンションだから」
八幡「……え。ここか」
三浦「何」
八幡「……いや、随分とご立派なマンションなことで」
三浦「……もうすぐ出るけどね」
八幡「……」
三浦「んじゃ……ここまで送ってくれてあんがと」フラフラ
八幡(ほんと大丈夫か)
三浦「……ヒキオー」
八幡「……」
三浦「またね」フリフリ
八幡「……転けるなよ?」
三浦「うっさい!ばーか!」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 16:29:32.75 ID:9NQtvvDzO
一年後
三浦「こんな再会だったのにあんたよくあーしと付き合ったよね」
八幡「……そうだな」
三浦「あーしも焼きが回ったなぁ……ま、あんたが寂しそうだったから仕方なくだけどね」
八幡「よく言うよ……あの後散々人を振り回しやがって」
三浦「いーじゃん別に。あーしだって病んでたんだし」
八幡「何が病んでただよ……葉山にフラれてやさぐれてただけじゃねーか……」
三浦「あ、あんただって未練タラタラのヘタレだったくせに!」
八幡「いや全然?全くこれっぽちも未練なんてなかったからな」プイッ
三浦「どうだか!」プイッ
八幡「……」
三浦「……」
三浦「……あははは!」
八幡「……何だよ」
三浦「ううん……何でもない」
三浦「晩御飯久しぶりに食べに行こーよ」
八幡「どこ行くのよ」
三浦「もっちろん!あの居酒屋っしょ!」
八幡「……また二杯で酔うんじゃないだろうな」
三浦「大丈夫大丈夫」
八幡「……」
三浦「今度はちゃーんと部屋まで送ってくれるんでしょ?」ニッ
八幡「……はいはい」
三浦「ほらほら。さっさと準備する」
八幡「へいへい」
三浦「ねー」
八幡「んー?」
三浦「あんたはこの手……離したりしないよね?」ギュッ
八幡「……お前が逃げるまではな」
終わり
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 16:30:41.28 ID:9NQtvvDzO
某スレスピンオフもどき
お疲れさまでした
お疲れさまでした
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 16:31:20.98 ID:v7qNpZocO
ん?最後の文字が見えないな
そこに行くまでの過程が大事なんだろ!
そこに行くまでの過程が大事なんだろ!
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 16:31:51.47 ID:cmfMQdG90
乙
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/29(木) 16:44:51.01 ID:fYDkSIS4o
結末を書いてから回顧していくスタイルのSSですね?
一旦乙
一旦乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422473780/
Entry ⇒ 2015.01.31 | Category ⇒ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 | Comments (0)
ナルト「ヒナタの性欲が尋常じゃない」
1: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)09:41:53 ID:Uyu
シカマル「……」
ナルト「尋常じゃない」
シカマル「……そんなにか」
ナルト「まさかセックスが怖くなるとは思ってなかった。そのぐらい尋常じゃない」
シカマル「……ばよがなくなるほどに、か」
ナルト「ええ」
ナルト「尋常じゃない」
シカマル「……そんなにか」
ナルト「まさかセックスが怖くなるとは思ってなかった。そのぐらい尋常じゃない」
シカマル「……ばよがなくなるほどに、か」
ナルト「ええ」
3: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)09:45:56 ID:Uyu
ナルト「裸エプロンを見慣れるとは思わなかった」
シカマル「毎日か」
ナルト「毎日っていうか、家にいるとき身につけてるのがエプロンぐらい。もしくは縄」
シカマル「……縄は」
ナルト「ああ。自分で縛ってる」
シカマル「……」
ナルト「縛り方のバリエーションもたくさんある」
シカマル「毎日か」
ナルト「毎日っていうか、家にいるとき身につけてるのがエプロンぐらい。もしくは縄」
シカマル「……縄は」
ナルト「ああ。自分で縛ってる」
シカマル「……」
ナルト「縛り方のバリエーションもたくさんある」
7: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)09:52:11 ID:Uyu
ナルト「そりゃね?最初は興奮しましたよ。ええ」
シカマル「ついに敬語まで使うか」
ナルト「大人しいと思ってた嫁が、夜は積極的なもんで。ギャップっての?たまらなかったよ」
ナルト「でもさ」
ナルト「まあ俺、スタミナが売りじゃん」
シカマル「ああ」
ナルト「俺よりスタミナあるんだよ。奴は」
シカマル「……奴呼ばわりするほどにか」
ナルト「ええ」
シカマル「ついに敬語まで使うか」
ナルト「大人しいと思ってた嫁が、夜は積極的なもんで。ギャップっての?たまらなかったよ」
ナルト「でもさ」
ナルト「まあ俺、スタミナが売りじゃん」
シカマル「ああ」
ナルト「俺よりスタミナあるんだよ。奴は」
シカマル「……奴呼ばわりするほどにか」
ナルト「ええ」
8: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)09:55:53 ID:Uyu
ナルト「最初は俺にあわせて無理してくれてんのかな?とか思ったりしたわけよ」
シカマル「まあそういう奴だよな。ヒナタ」
ナルト「こっちが精根尽き果ててるのに、息切れ一つしてないことに気づくまでは」
シカマル「……」
ナルト「日向は木の葉にて最強ってネタあるじゃん?あれガチじゃねーかと思う」
シカマル「まあそういう奴だよな。ヒナタ」
ナルト「こっちが精根尽き果ててるのに、息切れ一つしてないことに気づくまでは」
シカマル「……」
ナルト「日向は木の葉にて最強ってネタあるじゃん?あれガチじゃねーかと思う」
11: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)10:04:03 ID:Uyu
シカマル「……」
ナルト「まあそれでも、毎回喜んでたわけよ俺も。ヒナタ可愛いし」
シカマル「……で、エスカレートしていき」
ナルト「ああ」
ナルト「最初に『尋常じゃない』と思ったのは、玄関開けた瞬間にまんぐり返しの嫁がいたときっすわ」
シカマル「……」
ナルト「もう何事かと」
ナルト「何事かと思ったね」
ナルト「まあそれでも、毎回喜んでたわけよ俺も。ヒナタ可愛いし」
シカマル「……で、エスカレートしていき」
ナルト「ああ」
ナルト「最初に『尋常じゃない』と思ったのは、玄関開けた瞬間にまんぐり返しの嫁がいたときっすわ」
シカマル「……」
ナルト「もう何事かと」
ナルト「何事かと思ったね」
12: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)10:07:07 ID:Uyu
シカマル「……で、お前は」
ナルト「ああ、したよ。まあ取りあえずなにしてんのかは聞いたけど」
シカマル「なんつってたんだ?」
ナルト「『来て』って」
シカマル「……」
ナルト「行ったよ。内心引いてたけど」
シカマル「行ったのか」
ナルト「ああ。そん時ぐらいからかな。なんかヤバイと思ったのは」
シカマル「お前もお前で大分許容範囲広いよな」
ナルト「まあ色々あったからな」
ナルト「ああ、したよ。まあ取りあえずなにしてんのかは聞いたけど」
シカマル「なんつってたんだ?」
ナルト「『来て』って」
シカマル「……」
ナルト「行ったよ。内心引いてたけど」
シカマル「行ったのか」
ナルト「ああ。そん時ぐらいからかな。なんかヤバイと思ったのは」
シカマル「お前もお前で大分許容範囲広いよな」
ナルト「まあ色々あったからな」
13: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)10:11:56 ID:Uyu
ナルト「そっからもう、あれよあれよと」
シカマル「……」
ナルト「帰宅すればセックス。休日は一日中セックス。朝もまずセックス」
ナルト「そのうち縄やら鞭やら媚薬やら」
ナルト「しまいには家で服すら着なくなり」
ナルト「もう家っていうかセックスだよ。妻っていうかセックスだよ」
シカマル「……」
ナルト「昼は仕事夜はセックスだよ。ハハッ」
シカマル「……そうか」
ナルト「ハハッ」
シカマル「……」
ナルト「帰宅すればセックス。休日は一日中セックス。朝もまずセックス」
ナルト「そのうち縄やら鞭やら媚薬やら」
ナルト「しまいには家で服すら着なくなり」
ナルト「もう家っていうかセックスだよ。妻っていうかセックスだよ」
シカマル「……」
ナルト「昼は仕事夜はセックスだよ。ハハッ」
シカマル「……そうか」
ナルト「ハハッ」
14: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)10:19:22 ID:Uyu
ナルト「愚痴聞いてくれてありがとな。じゃあセックスしに帰るわ」
シカマル「……ああ。あの……体大事にな」
ナルト「ハハッ」
~~~~~~~~~~
シカマル「……ナルトも、苦労してんだな」
ガラッ
シカマル「ただいま」
ダダッ
テマリ「お、お帰り」
シカマル「……」
テマリ「……ん?どうしたジロジロ見て」
シカマル「……いや」
シカマル「裸エプロンとエロ下着、どっちがましかと思ってな」
テマリ「?」
シカマル「……」
完
シカマル「……ああ。あの……体大事にな」
ナルト「ハハッ」
~~~~~~~~~~
シカマル「……ナルトも、苦労してんだな」
ガラッ
シカマル「ただいま」
ダダッ
テマリ「お、お帰り」
シカマル「……」
テマリ「……ん?どうしたジロジロ見て」
シカマル「……いや」
シカマル「裸エプロンとエロ下着、どっちがましかと思ってな」
テマリ「?」
シカマル「……」
完
15: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)10:20:35 ID:UDI
えっ?
16: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)10:21:16 ID:WU2
おい
17: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)10:28:01 ID:cxx
(▽・∀・)乙
18: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)10:29:10 ID:Ub6
なんかワロタ
掲載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1420677713/
Entry ⇒ 2015.01.31 | Category ⇒ NARUTO | Comments (1)
【艦これ】吹雪「艦パンマンのマーチ」
1: ◆Nua7OFNO/vuE 2015/01/28(水) 01:00:47.50 ID:JjUPH7yv0
吹雪「そうだ! 嬉しいんだ 生きる喜び♪」
睦月「たとえ 胸の傷が痛んでも♪」
(間奏)
2: ◆Nua7OFNO/vuE 2015/01/28(水) 01:03:28.30 ID:JjUPH7yv0
如月「何の為に生まれて♪」
鳳翔「何をして生きるのか♪」
深雪「答えられないなんて♪」
酒匂「そんなのは嫌だ!♪」
3: ◆Nua7OFNO/vuE 2015/01/28(水) 01:07:46.91 ID:JjUPH7yv0
霧島「今を生きることで♪」
夕立「熱いこころ燃える♪」
綾波「だから君は行くんだ微笑んで♪」
5: ◆Nua7OFNO/vuE 2015/01/28(水) 01:11:38.20 ID:JjUPH7yv0
雪風「そうだ! 嬉しいんだ生きる喜び♪」
榛名「たとえ 胸の傷が痛んでも♪」
足柄「嗚呼 アンパンマン優しい君は♪」
霞「行け! 皆の夢守る為♪」
6: ◆Nua7OFNO/vuE 2015/01/28(水) 01:15:28.97 ID:JjUPH7yv0
(間奏)
時雨「何が君の幸せ♪」
山城「何をして喜ぶ♪」
潮「解らないまま終わる♪」
曙「そんなのは嫌だ!♪」
7: ◆Nua7OFNO/vuE 2015/01/28(水) 01:19:41.96 ID:JjUPH7yv0
赤城「忘れないで夢を♪」
加賀「零さないで涙♪」
蒼龍「だから君は飛ぶんだ何処までも♪」
8: ◆Nua7OFNO/vuE 2015/01/28(水) 01:25:22.11 ID:JjUPH7yv0
暁「そうだ! 恐れないでみんなの為に♪」
響「愛と勇気だけが友達さ♪」
秋月「嗚呼 アンパンマン優しい君は♪」
瑞鶴「行け! 皆の夢守る為♪」
9: ◆Nua7OFNO/vuE 2015/01/28(水) 01:29:54.62 ID:JjUPH7yv0
(間奏)
加古「時は早く過ぎる♪」
古鷹「光る星は消える♪」
青葉「だから君は行くんだ微笑んで♪」
10: ◆Nua7OFNO/vuE 2015/01/28(水) 01:33:44.31 ID:JjUPH7yv0
那珂「そうだ! 嬉しいんだ生きる喜び♪」
長門「たとえ どんな敵が相手でも♪」
矢矧「嗚呼 アンパンマン優しい君は♪」
大和「行け! 皆の夢守る為♪」
(間奏)
チャン♪ チャン♪
11: ◆Nua7OFNO/vuE 2015/01/28(水) 01:43:51.65 ID:JjUPH7yv0
以前、テレビでやなせたかし先生ご本人が歌っているのを見たことがありますが、本当にタフな歌なんだと感じましたね。艦娘たちによく似合う歌だと思います。
短いですが、読んで頂いてありがとうございます。
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 02:09:08.26 ID:Mon0nUASO
歌詞よく見るとくっそ重いよね
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 10:46:49.95 ID:n4iYKkms0
乙
この歌のアンパンマンを兵隊に見立てると……っていうのがあったな
この歌のアンパンマンを兵隊に見立てると……っていうのがあったな
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422374447/
Entry ⇒ 2015.01.31 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
ヲ級「ヲヲッ!」芳佳「帽子は食べても美味しい…」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 00:51:44.58 ID:2z4bqtrM0
良く分からないクロスの続き
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 00:52:17.47 ID:2z4bqtrM0
〜海岸〜
シャーリー「はっはっ」タッタッ
シャーリー「ふぅ、朝日をバックに海岸を走るなんてロマンチックなことこの上ないなぁ」
シャーリー「さて、もうひとっ走りするか」
ザザーン
少女「」
シャーリー「!!」
シャーリー「おいお前大丈夫か!?」
少女「うぅ…」グッタリ
シャーリー「こりゃひどい怪我だ」
シャーリー「取り敢えず私の部屋だ…宮藤を叩き起すのは悪いし、アレッシア先生も昨日夜遅くまで仕事していたし」
シャーリー「はっはっ」タッタッ
シャーリー「ふぅ、朝日をバックに海岸を走るなんてロマンチックなことこの上ないなぁ」
シャーリー「さて、もうひとっ走りするか」
ザザーン
少女「」
シャーリー「!!」
シャーリー「おいお前大丈夫か!?」
少女「うぅ…」グッタリ
シャーリー「こりゃひどい怪我だ」
シャーリー「取り敢えず私の部屋だ…宮藤を叩き起すのは悪いし、アレッシア先生も昨日夜遅くまで仕事していたし」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 00:53:17.69 ID:2z4bqtrM0
~シャーリーの部屋~
少女「ん…」
シャーリー「気が付いたか」
少女「あの…貴女は?それに、ここはどこなんですか?」
シャーリー「私はシャーロット・E・イェーガー、シャーリーって呼んでくれ。ここは第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズロマーニャ基地だ。お前は?」
島風「私は駆逐艦島風です。ところで、助けて頂いたのはありがたいのですが、何故私はここにいるんですか?多号作戦に向かう途中だった筈なのに…」
シャーリー「クチクカン?まぁよくわからんが、私が気付いた時にはお前は海岸でくたばっていたんだ」
島風「そうだったんですか…って、なんで私裸なんですか!?」ガバッ
シャーリー「ひどい格好だったんだぞ。もう服として機能していないくらいだったな…」ゴソゴソ
シャーリー「ほら、これ着とけ」
島風「あ、はい…ありがとうございます」ブカブカ
シャーリー「あっはっはっは!お前と私じゃサイズが全然違ったか。ま、我慢してくれ」ボヨン
島風「うう…」ペターン
シャーリー「それじゃ、私は朝の訓練があるからゆっくりしてるんだぞ」ガチャ
島風「はい、ありがとうございます」
島風「(とは言ったものの、一刻も早くここを出て作戦に戻らないと…!)」ガクッ
島風「ッ…!」
島風「足が…」ズキズキ
島風「それでも…!それでも戻らなくちゃ!!」
少女「ん…」
シャーリー「気が付いたか」
少女「あの…貴女は?それに、ここはどこなんですか?」
シャーリー「私はシャーロット・E・イェーガー、シャーリーって呼んでくれ。ここは第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズロマーニャ基地だ。お前は?」
島風「私は駆逐艦島風です。ところで、助けて頂いたのはありがたいのですが、何故私はここにいるんですか?多号作戦に向かう途中だった筈なのに…」
シャーリー「クチクカン?まぁよくわからんが、私が気付いた時にはお前は海岸でくたばっていたんだ」
島風「そうだったんですか…って、なんで私裸なんですか!?」ガバッ
シャーリー「ひどい格好だったんだぞ。もう服として機能していないくらいだったな…」ゴソゴソ
シャーリー「ほら、これ着とけ」
島風「あ、はい…ありがとうございます」ブカブカ
シャーリー「あっはっはっは!お前と私じゃサイズが全然違ったか。ま、我慢してくれ」ボヨン
島風「うう…」ペターン
シャーリー「それじゃ、私は朝の訓練があるからゆっくりしてるんだぞ」ガチャ
島風「はい、ありがとうございます」
島風「(とは言ったものの、一刻も早くここを出て作戦に戻らないと…!)」ガクッ
島風「ッ…!」
島風「足が…」ズキズキ
島風「それでも…!それでも戻らなくちゃ!!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 00:53:56.67 ID:2z4bqtrM0
エーリカ「ふんふふーん♪」
エーリカ「珍しく早起きしちゃった〜♪でもシャーリーも酷いよね。開口一番頭がおかしくなったのかって」
島風「」グッタリ
エーリカ「にゃああ!?」
エーリカ「びっくりした…ってお前大丈夫か!?」
島風「あ…足が」
エーリカ「ちょっと待ってろ…」サスサス
島風「っ…!」ズキン
エーリカ「あぁごめん!痛いところ触っちゃったね」
島風「あの…貴女は?」
エーリカ「私はエーリカ・ハルトマン、お前はさっきシャーリーが言ってた…」
島風「島風です」
エーリカ「シマカゼか…」
エーリカ「シマカゼ、お前の足は折れてるかもしれない。今から医務室に看てもらいに行こう」
島風「骨折くらい平気です!私には任務があるので失礼します!」ダッ
ズキン
島風「ぐうっ!」バタッ
エーリカ「ほら言わんこっちゃない。肩貸してあげるから行くよ」
島風「す、すみません」
~医務室~
エーリカ「せんせー!せんせー!!」ドンドンッ
ガチャ
アレッシア「はい…朝からどうしました?」
エーリカ「怪我人1名!早く!!」
アレッシア「わ、わかったわ…!」
エーリカ「珍しく早起きしちゃった〜♪でもシャーリーも酷いよね。開口一番頭がおかしくなったのかって」
島風「」グッタリ
エーリカ「にゃああ!?」
エーリカ「びっくりした…ってお前大丈夫か!?」
島風「あ…足が」
エーリカ「ちょっと待ってろ…」サスサス
島風「っ…!」ズキン
エーリカ「あぁごめん!痛いところ触っちゃったね」
島風「あの…貴女は?」
エーリカ「私はエーリカ・ハルトマン、お前はさっきシャーリーが言ってた…」
島風「島風です」
エーリカ「シマカゼか…」
エーリカ「シマカゼ、お前の足は折れてるかもしれない。今から医務室に看てもらいに行こう」
島風「骨折くらい平気です!私には任務があるので失礼します!」ダッ
ズキン
島風「ぐうっ!」バタッ
エーリカ「ほら言わんこっちゃない。肩貸してあげるから行くよ」
島風「す、すみません」
~医務室~
エーリカ「せんせー!せんせー!!」ドンドンッ
ガチャ
アレッシア「はい…朝からどうしました?」
エーリカ「怪我人1名!早く!!」
アレッシア「わ、わかったわ…!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 00:54:46.86 ID:2z4bqtrM0
アレッシア「骨折ね。しかも折れ方が酷いわ。ギプスを施しておくから少しの間動かすことはできないけどいいかしら?」
島風「あの、任務は…」
医者「駄目よ。早く良くなるためには絶対安静が一番なのだから」
島風「はい…」
エーリカ「先生、ありがとう」
島風「ありがとうございます」
医者「お大事にね」
島風「あの、任務は…」
医者「駄目よ。早く良くなるためには絶対安静が一番なのだから」
島風「はい…」
エーリカ「先生、ありがとう」
島風「ありがとうございます」
医者「お大事にね」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 00:55:41.29 ID:2z4bqtrM0
シャーリー「シマカゼ、お前足折れてたのかよ!?」
島風「そうみたいです…」ヨタヨタ
ルッキーニ「しゃありぃ、これが朝見つけたシマカゼ?」ファ-
シャーリー「あぁそうそう、この子はフランチェスカ・ルッキーニ、同じ501の仲間で私の大切な家族だ」
島風「島風です。よろしく」
ルッキーニ「よろしくぅ」
ルッキーニ「そういやさ、シマカゼ骨折してるならよしかに治療してもらえばいいじゃん」
エーリカ「あ」
シャーリー「そういやそだな」
島風「よしか…?」
シャーリー「治癒魔法が使えるウィッチなんだ。大抵の怪我や病気なら一発で治してくれる凄い奴なんだぜ」
島風「そんな人がいるんですね」
エーリカ「今、宮藤は?」
ルッキーニ「リーネと居残り特訓中」
エーリカ「終わったら会いにいくか」
シャーリー「そだなー」
島風「(提督…みんな…待ってて)」
島風「そうみたいです…」ヨタヨタ
ルッキーニ「しゃありぃ、これが朝見つけたシマカゼ?」ファ-
シャーリー「あぁそうそう、この子はフランチェスカ・ルッキーニ、同じ501の仲間で私の大切な家族だ」
島風「島風です。よろしく」
ルッキーニ「よろしくぅ」
ルッキーニ「そういやさ、シマカゼ骨折してるならよしかに治療してもらえばいいじゃん」
エーリカ「あ」
シャーリー「そういやそだな」
島風「よしか…?」
シャーリー「治癒魔法が使えるウィッチなんだ。大抵の怪我や病気なら一発で治してくれる凄い奴なんだぜ」
島風「そんな人がいるんですね」
エーリカ「今、宮藤は?」
ルッキーニ「リーネと居残り特訓中」
エーリカ「終わったら会いにいくか」
シャーリー「そだなー」
島風「(提督…みんな…待ってて)」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 22:56:00.18 ID:2z4bqtrM0
~滑走路~
芳佳「ハァ…ハァ」
リーネ「ゼィ…ゼィ」
美緒「二人共よく頑張った。休んでいいぞ」
芳佳「おっぱ…やったぁ…」
ヲ級「ヲッ」テテテ
美緒「花子!私の為にタオルを持ってきてくれたのか!気が利くなぁ」
ヲ級「ヲッ…」スッ
美緒「えっ」
芳佳「ありがとう花子」フキフキ
ヲ級「ヲ…」スッ
リーネ「ありがとう花子さん」フキフキ
美緒「あれー…?」
シャーリー「お、いたいたー」
エーリカ「おーい!みやふじぃ!!」
ルッキーニ「とっくんおわったー?」
芳佳「シャーリーさんハルトマンさんルッキーニちゃん!それに…もう一人は?」
ヲ級「!」
島風「お前は!」
芳佳「ハァ…ハァ」
リーネ「ゼィ…ゼィ」
美緒「二人共よく頑張った。休んでいいぞ」
芳佳「おっぱ…やったぁ…」
ヲ級「ヲッ」テテテ
美緒「花子!私の為にタオルを持ってきてくれたのか!気が利くなぁ」
ヲ級「ヲッ…」スッ
美緒「えっ」
芳佳「ありがとう花子」フキフキ
ヲ級「ヲ…」スッ
リーネ「ありがとう花子さん」フキフキ
美緒「あれー…?」
シャーリー「お、いたいたー」
エーリカ「おーい!みやふじぃ!!」
ルッキーニ「とっくんおわったー?」
芳佳「シャーリーさんハルトマンさんルッキーニちゃん!それに…もう一人は?」
ヲ級「!」
島風「お前は!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 22:56:46.77 ID:2z4bqtrM0
シャーリー「シマカゼ、花子を知っているのか?」
島風「知ってるも何も、深海棲艦空母ヲ級じゃないですか!!」
シャーリー「あぁ、そう言えばそんな名前だったなぁ」
芳佳「すっかり忘れてましたね〜」
島風「深海棲艦は敵なんです!私達が倒すべき存在なんです!」
島風「空母ヲ級!覚悟!!」
エーリカ「覚悟もなにも、丸腰でどう戦うのさ」
島風「確かに!でも深海棲艦は倒さなければ!!」
ヲ級「」ビクッ
ヲ級「」ジワ
ヲ級「ヒック…ヒック…!」
美緒「おうコイツに裂風斬ぶちこんでいいのか」
芳佳「坂本さん、気持ちは分かりますけど向こうにも事情がある筈です!ここは落ち着きましょう!」
美緒「れっぷーーーーーー」
ヲ級「ダメ!」ギュ
島風「知ってるも何も、深海棲艦空母ヲ級じゃないですか!!」
シャーリー「あぁ、そう言えばそんな名前だったなぁ」
芳佳「すっかり忘れてましたね〜」
島風「深海棲艦は敵なんです!私達が倒すべき存在なんです!」
島風「空母ヲ級!覚悟!!」
エーリカ「覚悟もなにも、丸腰でどう戦うのさ」
島風「確かに!でも深海棲艦は倒さなければ!!」
ヲ級「」ビクッ
ヲ級「」ジワ
ヲ級「ヒック…ヒック…!」
美緒「おうコイツに裂風斬ぶちこんでいいのか」
芳佳「坂本さん、気持ちは分かりますけど向こうにも事情がある筈です!ここは落ち着きましょう!」
美緒「れっぷーーーーーー」
ヲ級「ダメ!」ギュ
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 22:57:26.52 ID:2z4bqtrM0
美緒「」
美緒「宮藤…裂風丸は…お前に託す」ガクッ
芳佳「坂本さん!?」
芳佳「(うわ、佐官クラスの人がしちゃいけない顔してるわ)」モザイクモザイク
リーネ「あの…シャーリーさんたちはどうかしたんですか?」
シャーリー「すっかり忘れてた。宮藤、シマカゼの足を治してくれないか?」
島風「シャーリーさん!深海棲艦との決着が!」
シャーリー「まぁまぁ、もういいじゃないか」
島風「ですが…!」
エーリカ「はいはい、ここにいるならみんな家族だ。二人の関係がどうとかは知らないけど喧嘩はナシー」
島風「えぇ…」
ヲ級「」トテトテトテ
島風「!!」
美緒「宮藤…裂風丸は…お前に託す」ガクッ
芳佳「坂本さん!?」
芳佳「(うわ、佐官クラスの人がしちゃいけない顔してるわ)」モザイクモザイク
リーネ「あの…シャーリーさんたちはどうかしたんですか?」
シャーリー「すっかり忘れてた。宮藤、シマカゼの足を治してくれないか?」
島風「シャーリーさん!深海棲艦との決着が!」
シャーリー「まぁまぁ、もういいじゃないか」
島風「ですが…!」
エーリカ「はいはい、ここにいるならみんな家族だ。二人の関係がどうとかは知らないけど喧嘩はナシー」
島風「えぇ…」
ヲ級「」トテトテトテ
島風「!!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 22:57:56.05 ID:2z4bqtrM0
ヲ級「ヲヲ」アクシュ
ヲ級「」ニコッ
島風「…」
島風「」アクシュ
ルッキーニ「やったぁ!」
芳佳「何だかよく分からないですけど、取り敢えずこの人の足を治せばいいんですね」
芳佳「あの…島風さん?ギプス外してもらえませんか?」
島風「あ、はい」ゴソゴソ
芳佳「ハッ!」パァァ
島風「(何だろう…暖かい)」
芳佳「はい、これで骨はくっつきましたよ。でもすぐに動かすと危険なので今日1日は安静にしてくださいね」
島風「は、はい」
ヲ級「」ニコッ
島風「…」
島風「」アクシュ
ルッキーニ「やったぁ!」
芳佳「何だかよく分からないですけど、取り敢えずこの人の足を治せばいいんですね」
芳佳「あの…島風さん?ギプス外してもらえませんか?」
島風「あ、はい」ゴソゴソ
芳佳「ハッ!」パァァ
島風「(何だろう…暖かい)」
芳佳「はい、これで骨はくっつきましたよ。でもすぐに動かすと危険なので今日1日は安静にしてくださいね」
島風「は、はい」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 23:35:01.66 ID:2z4bqtrM0
~ハンガー~
シャーリー「これが艤装ねぇ…おかしな靴にしか見えないけど」カチャカチャ
島風「ちゃーんと動くんですよ?私の艤装は最速なんです」
シャーリー「へ〜、お前は船の最速なのかぁ」
島風「はい!スピードなら誰にも負けませんよ!」
シャーリー「ほぉ、それは聞き捨てならんな…」ピクッ
ルッキーニ「シャーリーの方が速い!」
島風「なっ…!海なら私の方が速いです!」
シャーリー「なんなら、一度やってみるか?」
島風「負けませんよぉ!」
シャーリー「これが艤装ねぇ…おかしな靴にしか見えないけど」カチャカチャ
島風「ちゃーんと動くんですよ?私の艤装は最速なんです」
シャーリー「へ〜、お前は船の最速なのかぁ」
島風「はい!スピードなら誰にも負けませんよ!」
シャーリー「ほぉ、それは聞き捨てならんな…」ピクッ
ルッキーニ「シャーリーの方が速い!」
島風「なっ…!海なら私の方が速いです!」
シャーリー「なんなら、一度やってみるか?」
島風「負けませんよぉ!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 23:41:35.07 ID:2z4bqtrM0
ルッキーニ「で、シマカゼは泳ぐの?」
島風「…」
シャーリー「そうだなぁ、私もユニットを使わないしシマカゼが船の力を使うのはなぁ…」
島風「わかりました!身体でやりましょう身体で!!」
シャーリー「よーし、明日の朝海岸に集合だ!!」
島風「望むところです!!」
ルッキーニ「頑張れシャーリー!!」
シャーリー「あぁ!陸海空で最速とってやるぜ!!」
エイラ「オーイタイタ」
シャーリー「エイラ、どうかしたのか?」
エイラ「バルクホルン大尉が呼んでたゾ。その…シマカゼだっけ?そいつのことで話があるっテ」
シャーリー「わかった。連絡ありがとう」
エイラ「にしても、この前のハナコといい今日といいなんなんダ?そして最近ネウロイが全くこないシ…」
シャーリー「前者も後者もたまたまなんじゃないのか?ネウロイが来ないのなら平和って証拠だろう」
エイラ「そうだけどサ」
島風「…」
シャーリー「そうだなぁ、私もユニットを使わないしシマカゼが船の力を使うのはなぁ…」
島風「わかりました!身体でやりましょう身体で!!」
シャーリー「よーし、明日の朝海岸に集合だ!!」
島風「望むところです!!」
ルッキーニ「頑張れシャーリー!!」
シャーリー「あぁ!陸海空で最速とってやるぜ!!」
エイラ「オーイタイタ」
シャーリー「エイラ、どうかしたのか?」
エイラ「バルクホルン大尉が呼んでたゾ。その…シマカゼだっけ?そいつのことで話があるっテ」
シャーリー「わかった。連絡ありがとう」
エイラ「にしても、この前のハナコといい今日といいなんなんダ?そして最近ネウロイが全くこないシ…」
シャーリー「前者も後者もたまたまなんじゃないのか?ネウロイが来ないのなら平和って証拠だろう」
エイラ「そうだけどサ」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 23:48:01.03 ID:2z4bqtrM0
シャーリー「なんだぁ?まさかお前、このままネウロイが来なかったら夜中にサーニャとイチャイチャ出来なくなるから嫌なのか?」
エイラ「そ、ソンナワケ!!」
エイラ「なイ!いや…ちょっとは?でもあるのカ?」ブツブツ
ルッキーニ「また始まった」
島風「変な人ですね」
シャーリー「全くだ」
エイラ「ウーン…ウーン…」ブツブツ
シャーリー「はい、一応破損した所は直せたけど動くかどうかはちょっとわからない」
島風「ありがとうございます」
エイラ「そ、ソンナワケ!!」
エイラ「なイ!いや…ちょっとは?でもあるのカ?」ブツブツ
ルッキーニ「また始まった」
島風「変な人ですね」
シャーリー「全くだ」
エイラ「ウーン…ウーン…」ブツブツ
シャーリー「はい、一応破損した所は直せたけど動くかどうかはちょっとわからない」
島風「ありがとうございます」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 23:51:41.57 ID:2z4bqtrM0
~食堂~
リーネ「ハナコちゃん、これ運んでくれる?」
ヲ級「ヲッ」テテテ
芳佳「それにしても花子、初めの頃よりもいっぱい話してくれるようになったよね」
リーネ「何言ってるのかわからないけどね…でも、最近は私にも挨拶してくれるようになったから嬉しいよ」
ヲ級「ワッ!」
ドンガラガッシャーン
芳佳「あぁ!あっついスープがペリーヌさんに!!」
ペリーヌ「」
ヲ級「ヲヲゥ…」ガタガタ
ヲ級「ゴ、ゴメンナサイ!」ペコ
ペリーヌ「…怪我はありませんでしたか?」スッ
ヲ級「ヲヲ…」
ペリーヌ「それならよかったですわ。宮藤さん、布巾とってくださる?」
リーネ「ハナコちゃん、これ運んでくれる?」
ヲ級「ヲッ」テテテ
芳佳「それにしても花子、初めの頃よりもいっぱい話してくれるようになったよね」
リーネ「何言ってるのかわからないけどね…でも、最近は私にも挨拶してくれるようになったから嬉しいよ」
ヲ級「ワッ!」
ドンガラガッシャーン
芳佳「あぁ!あっついスープがペリーヌさんに!!」
ペリーヌ「」
ヲ級「ヲヲゥ…」ガタガタ
ヲ級「ゴ、ゴメンナサイ!」ペコ
ペリーヌ「…怪我はありませんでしたか?」スッ
ヲ級「ヲヲ…」
ペリーヌ「それならよかったですわ。宮藤さん、布巾とってくださる?」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 23:54:44.13 ID:2z4bqtrM0
芳佳「あ、はい!」
ヲ級「アノ…」
ペリーヌ「ちゃんと謝ってくれたから何も問題ありませんわ。私達の食事を運んでくれてありがとう」ナデナデ
ヲ級「ヲヲッ!!」ギュ
ペリーヌ「あらあらおほほ」
芳佳「布巾どうぞ」
ペリーヌ「ありがとう」フキフキ
芳佳「私も床を拭くの手伝います!」
リーネ「わ、私も!」
エイラ「…」
エイラ「誰ダアイツ?」
エーリカ「さぁ…?」
島風「何ですかあの深海棲艦」
シャーリー「元々こんな感じだったよな?」
ルッキーニ「うん」
島風「えっ!?」
ヲ級「アノ…」
ペリーヌ「ちゃんと謝ってくれたから何も問題ありませんわ。私達の食事を運んでくれてありがとう」ナデナデ
ヲ級「ヲヲッ!!」ギュ
ペリーヌ「あらあらおほほ」
芳佳「布巾どうぞ」
ペリーヌ「ありがとう」フキフキ
芳佳「私も床を拭くの手伝います!」
リーネ「わ、私も!」
エイラ「…」
エイラ「誰ダアイツ?」
エーリカ「さぁ…?」
島風「何ですかあの深海棲艦」
シャーリー「元々こんな感じだったよな?」
ルッキーニ「うん」
島風「えっ!?」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 23:58:21.79 ID:2z4bqtrM0
~何だかんだで次の日~
ワイワイガヤガヤ
芳佳「皆さん朝早くから何を盛り上がっているんですか?」
リーネ「シャーリーさんとシマカゼちゃんがスピード勝負するんだって」
芳佳「へー(うは、シャーリーさんの水着♪)」
美緒「島風の奴もよほどスピードに自信があるらしいな。まぁ、シャーリーは魔法は使わんと言っているらしいが…」
ミーナ「まだ肌寒いのによく海になんて入れるわね…」
エーリカ「はーい、そろそろ締切るよぉ」
エイラ「ツンツンメガネ、早く決めろヨ」
ヲ級「」コクコク
ペリーヌ「待ってくださいまし…決めましたわ!シャーリーさんに500$!」
バルクホルン「お前達、何をやっているんだ!」
エイラ「げ、大尉…」
エーリカ「やだなぁ、本当に賭博なんてやるわけ無いじゃん。気分だよ気分」
ペリーヌ「えっ」
ワイワイガヤガヤ
芳佳「皆さん朝早くから何を盛り上がっているんですか?」
リーネ「シャーリーさんとシマカゼちゃんがスピード勝負するんだって」
芳佳「へー(うは、シャーリーさんの水着♪)」
美緒「島風の奴もよほどスピードに自信があるらしいな。まぁ、シャーリーは魔法は使わんと言っているらしいが…」
ミーナ「まだ肌寒いのによく海になんて入れるわね…」
エーリカ「はーい、そろそろ締切るよぉ」
エイラ「ツンツンメガネ、早く決めろヨ」
ヲ級「」コクコク
ペリーヌ「待ってくださいまし…決めましたわ!シャーリーさんに500$!」
バルクホルン「お前達、何をやっているんだ!」
エイラ「げ、大尉…」
エーリカ「やだなぁ、本当に賭博なんてやるわけ無いじゃん。気分だよ気分」
ペリーヌ「えっ」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/27(火) 23:59:12.96 ID:2z4bqtrM0
バルクホルン「お前なら本当にやりかねんからな…」
エーリカ「それは偏見だー」
ペリーヌ「えっえっ」
エイラ「(ツンツンメガネめ、本当に参加していたんダナ。右手にマジで500$持ってル)」
サーニャ「眠い」
島風「」グッグッ
シャーリー「」ピョンピョン
島風「」チラ
シャーリー「」ユッサユッサ
島風「(あの大きさ…長門さんくらいかな。いやそれ以上)」
島風「(今は勝つことだけに集中しよう)」
シャーリー「(私にスピードで楯突く奴がいるとはなぁ…ま、リベリオンにいた頃カジキとやりあった私が負けるわけないか)」
島風「(勝つのは…)」
シャーリー「(勿論)」
ぜかましゃり「私だ!!」
ルッキーニ「位置について…よーい」
島風「ゴクリ」
シャーリー「」ニヤ
エーリカ「それは偏見だー」
ペリーヌ「えっえっ」
エイラ「(ツンツンメガネめ、本当に参加していたんダナ。右手にマジで500$持ってル)」
サーニャ「眠い」
島風「」グッグッ
シャーリー「」ピョンピョン
島風「」チラ
シャーリー「」ユッサユッサ
島風「(あの大きさ…長門さんくらいかな。いやそれ以上)」
島風「(今は勝つことだけに集中しよう)」
シャーリー「(私にスピードで楯突く奴がいるとはなぁ…ま、リベリオンにいた頃カジキとやりあった私が負けるわけないか)」
島風「(勝つのは…)」
シャーリー「(勿論)」
ぜかましゃり「私だ!!」
ルッキーニ「位置について…よーい」
島風「ゴクリ」
シャーリー「」ニヤ
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:00:07.85 ID:x5ITMR9u0
ルッキーニ「d「エックショイ!!」
タッタッタッタッ
美緒「あー…誰かが噂でもしているのだろうか」ズビ-
ペリーヌ「少佐、これでお鼻を」
ミーナ「恋の噂かしらね」クス
美緒「かもな」
ミーペリ「えっ!?」
ルッキーニ「ストップストップ!!まだどーんって言ってないよぉ!!」
ザバザバザバザバ
ルッキーニ「あーあ、ぜんぜんはなしきいてない」
タッタッタッタッ
美緒「あー…誰かが噂でもしているのだろうか」ズビ-
ペリーヌ「少佐、これでお鼻を」
ミーナ「恋の噂かしらね」クス
美緒「かもな」
ミーペリ「えっ!?」
ルッキーニ「ストップストップ!!まだどーんって言ってないよぉ!!」
ザバザバザバザバ
ルッキーニ「あーあ、ぜんぜんはなしきいてない」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:00:40.40 ID:x5ITMR9u0
バルクホルン「シマカゼが若干出遅れたようだな…」
エーリカ「この差がどう影響するのか楽しみだね」
島風「(負けない…!私が最速なんだから!!)」バシャバシャ
シャーリー「(フフン、相当な差がついてきたな…こりゃ楽々勝てるな)」バシャバシャ
芳佳「どんどんシャーリーさんが離れていきます!」
リーネ「シマカゼちゃん頑張ってー!」
ヲ級「ヲヲッ!」
芳佳「ええっ!?そこはどっちかって言うと島風の方じゃないの!?」
ヲ級「ヲッ!ヲッ!」
芳佳「そ、そうなんだ…」
エーリカ「この差がどう影響するのか楽しみだね」
島風「(負けない…!私が最速なんだから!!)」バシャバシャ
シャーリー「(フフン、相当な差がついてきたな…こりゃ楽々勝てるな)」バシャバシャ
芳佳「どんどんシャーリーさんが離れていきます!」
リーネ「シマカゼちゃん頑張ってー!」
ヲ級「ヲヲッ!」
芳佳「ええっ!?そこはどっちかって言うと島風の方じゃないの!?」
ヲ級「ヲッ!ヲッ!」
芳佳「そ、そうなんだ…」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:06:26.74 ID:x5ITMR9u0
~折り返し~
シャーリー「(勝ったな)」バシャバシャ
島風「(まだまだ!!)」ドババババ
美緒「島風の奴、物凄いスピードで追いついてきてるぞ!」
ミーナ「まだあれだけの体力が残っていたのね」
バルクホルン「だが余力の使い時を間違えたな…この距離なら到底体力も持たないだろう。リベリアンの勝ちは決まったようなものだ」
エーリカ「でもまだわかんないよ」
バルクホルン「何だと…!?」
エーリカ「ほら」
エイラ「ほんとダ、大尉のスピードがだんだん落ちてきてイル」
バルクホルン「と言うより、何か泳ぎ方がおかしくないか?」
ルッキーニ「シャーリー!!ぶっちぎれー!!!!!」
サーニャ「」ウトウト
シャーリー「(勝ったな)」バシャバシャ
島風「(まだまだ!!)」ドババババ
美緒「島風の奴、物凄いスピードで追いついてきてるぞ!」
ミーナ「まだあれだけの体力が残っていたのね」
バルクホルン「だが余力の使い時を間違えたな…この距離なら到底体力も持たないだろう。リベリアンの勝ちは決まったようなものだ」
エーリカ「でもまだわかんないよ」
バルクホルン「何だと…!?」
エーリカ「ほら」
エイラ「ほんとダ、大尉のスピードがだんだん落ちてきてイル」
バルクホルン「と言うより、何か泳ぎ方がおかしくないか?」
ルッキーニ「シャーリー!!ぶっちぎれー!!!!!」
サーニャ「」ウトウト
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:09:13.07 ID:x5ITMR9u0
シャーリー「(マズイ…右足つった)」バシャバシャ
シャーリー「(だがこの差なら大丈夫だ!)」バシャバシャ
島風「(さっきよりうんとスピードが落ちている…まさか舐められている!?)」ドバババババ
島風「(尚更負けられません!!)」ドバババババ
シャーリー「(おいおい嘘だろ…)」バシャバシャ
島風「(最速は私だぁ!!)」ドバババババ
シャーリー「(追い…つかれ)」
シャーリー「(て、たまるかぁ!!)」ドバババババ
芳佳「一体どっちが勝つんでしょうか!?」ワクワク
ヲ級「次回ニ続ク」
芳佳「いや続かないよ!?」
ヲ級「////」
ぜかましゃり「(絶対に負けない!!)」
シャーリー「(だがこの差なら大丈夫だ!)」バシャバシャ
島風「(さっきよりうんとスピードが落ちている…まさか舐められている!?)」ドバババババ
島風「(尚更負けられません!!)」ドバババババ
シャーリー「(おいおい嘘だろ…)」バシャバシャ
島風「(最速は私だぁ!!)」ドバババババ
シャーリー「(追い…つかれ)」
シャーリー「(て、たまるかぁ!!)」ドバババババ
芳佳「一体どっちが勝つんでしょうか!?」ワクワク
ヲ級「次回ニ続ク」
芳佳「いや続かないよ!?」
ヲ級「////」
ぜかましゃり「(絶対に負けない!!)」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:11:51.25 ID:x5ITMR9u0
シャーリー「いい戦いだったな」ハァハァ
島風「ですね」ハァハァ
シャーリー「海ではお前がNo.1だよ。完敗だ」
島風「そんなこと無いです!シャーリーさんもとても速かったですから!ひょっとすると鎮守府の皆よりも速いかもしれません!」
シャーリー「あっはっはっは!そりゃありがたい!」
シャーリー「よし!今度は私の最速を見せてやる!ハンガーに来てくれ」
島風「え?」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:23:27.30 ID:x5ITMR9u0
~ハンガー~
シャーリー「島風、しっかり捕まってろよ」
島風「わ、わかりました(胸が、顔に…!)」ギュッ
シャーリー「よし…イェーガー機、出る!」バシュ
ブーーーーーーン
芳佳「わぁ!島風いいなぁ」
ヲ級「ヲッ!ヲッ!」ピョンピョン
リーネ「ハナコちゃんも今度一緒に飛ぼうね?」
ヲ級「ヲヲッ!!」
ルッキーニ「あーー!!!そこはあたしのー!!!!」ジタバタ
ミーナ「シャーリーさん!飛行許可は…!」
美緒「まぁまぁ、島風に空の気持ちよさを教えるのだろう。グラマラス・シャーリーの真のスピードをな」
バルクホルン「あぁ、空の素晴らしさを一度は味わってもらわないとな」
エーリカ「スピード狂なら尚更だね」
ペリーヌ「(500$…本当に賭けていたらいくらになっていたのでしょう?)」
エイラ「ツンツンメガネ…金の話はもういいダロ」
サーニャ「zzz…」
シャーリー「島風、しっかり捕まってろよ」
島風「わ、わかりました(胸が、顔に…!)」ギュッ
シャーリー「よし…イェーガー機、出る!」バシュ
ブーーーーーーン
芳佳「わぁ!島風いいなぁ」
ヲ級「ヲッ!ヲッ!」ピョンピョン
リーネ「ハナコちゃんも今度一緒に飛ぼうね?」
ヲ級「ヲヲッ!!」
ルッキーニ「あーー!!!そこはあたしのー!!!!」ジタバタ
ミーナ「シャーリーさん!飛行許可は…!」
美緒「まぁまぁ、島風に空の気持ちよさを教えるのだろう。グラマラス・シャーリーの真のスピードをな」
バルクホルン「あぁ、空の素晴らしさを一度は味わってもらわないとな」
エーリカ「スピード狂なら尚更だね」
ペリーヌ「(500$…本当に賭けていたらいくらになっていたのでしょう?)」
エイラ「ツンツンメガネ…金の話はもういいダロ」
サーニャ「zzz…」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:25:18.36 ID:x5ITMR9u0
ミーナ「(はぁ、ホントにみんな勝手なんだから)」
島風「わ!わ!わ!飛んでる!私飛んでる!」
シャーリー「まだまだこんなもんじゃないぞ。それっ!」ギュンッ
島風「ひゃーーーー!!!!」
~ロマーニャ上空~
シャーリー「島風!これがマッハだ!!」
島風「凄いです!!風が痛いくらいに当たって気持ちいいです!!」
シャーリー「どうだ島風、空もいいもんだろう?」
島風「はい!!」
シャーリー「島風!速いって最高だよな!!」
島風「はい!!!!」
島風「わ!わ!わ!飛んでる!私飛んでる!」
シャーリー「まだまだこんなもんじゃないぞ。それっ!」ギュンッ
島風「ひゃーーーー!!!!」
~ロマーニャ上空~
シャーリー「島風!これがマッハだ!!」
島風「凄いです!!風が痛いくらいに当たって気持ちいいです!!」
シャーリー「どうだ島風、空もいいもんだろう?」
島風「はい!!」
シャーリー「島風!速いって最高だよな!!」
島風「はい!!!!」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/28(水) 00:26:45.42 ID:x5ITMR9u0
おしまい
まぁマッハの世界じゃ何言ってるかわかんないと思うからインカムでやりとりしてたことにしといて。あと艦これちょっとしかやったことないから島風ちゃんのキャラおかしくてゴメンね
まぁマッハの世界じゃ何言ってるかわかんないと思うからインカムでやりとりしてたことにしといて。あと艦これちょっとしかやったことないから島風ちゃんのキャラおかしくてゴメンね
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422287504/
Entry ⇒ 2015.01.31 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
アガサ博士「哀くん、ワシは歩美くんを地下室で飼うことにしたぞ」
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:28:13.11 ID:aKG+kX4h0.net
歩美「出して!!博士、ここから出して!!」
アガサ「苦労して捕らえたというのに、それを逃がすバカはおらんのう」
歩美「うわああぁん!!ママぁぁぁ゛あ゛ぁっ!!!!」
アガサ「くひひひひっ!!」
灰原「最低ね、博士」
アガサ「苦労して捕らえたというのに、それを逃がすバカはおらんのう」
歩美「うわああぁん!!ママぁぁぁ゛あ゛ぁっ!!!!」
アガサ「くひひひひっ!!」
灰原「最低ね、博士」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:29:06.63 ID:aKG+kX4h0.net
明朝
チュンチュン…
アガサ「どうじゃ、眠れたか歩美くん?」
歩美「……………」
アガサ「その様子じゃ、一睡もできんかったようじゃのう。ほれ、朝メシじゃ(スッ)」
博士はネギと卵の入ったおじやを差し出した
歩美「…………(スゥッ)」
アガサ「おっといかん、仕上げを忘れておった」
アガサ「カーッ、ペェェッ(ビチョッ)」
歩美「!!!!!!!」
チュンチュン…
アガサ「どうじゃ、眠れたか歩美くん?」
歩美「……………」
アガサ「その様子じゃ、一睡もできんかったようじゃのう。ほれ、朝メシじゃ(スッ)」
博士はネギと卵の入ったおじやを差し出した
歩美「…………(スゥッ)」
アガサ「おっといかん、仕上げを忘れておった」
アガサ「カーッ、ペェェッ(ビチョッ)」
歩美「!!!!!!!」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:30:01.05 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「ほっほっほ、これを入れんと味が締まらんからのう(グッチャグッチャ)」
博士は痰の入ったおじやを人差し指でかき混ぜて歩美の足もとに置いた
アガサ「残らず食べるんじゃぞ?ぬははははは!!」
歩美「……………(ガタガタガタ)」
狂った老人を前に、歩美は膝を抱えて震えることしかできなかった
博士は痰の入ったおじやを人差し指でかき混ぜて歩美の足もとに置いた
アガサ「残らず食べるんじゃぞ?ぬははははは!!」
歩美「……………(ガタガタガタ)」
狂った老人を前に、歩美は膝を抱えて震えることしかできなかった
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:31:01.81 ID:aKG+kX4h0.net
昼
灰原「歩美ちゃん、私よ」
歩美「…灰原さん!!」
灰原「朝ご飯、食べた?」
歩美「んーん、博士がお椀にツバを入れたの、絶対食べられないよ」
灰原「ツバ?そんな程度のもので食べられないのなら……あなた、すぐに死ぬわよ?」
歩美「えっ?ど、どういうこと?」
灰原「すぐに分かるわ、すぐにね」
灰原「歩美ちゃん、私よ」
歩美「…灰原さん!!」
灰原「朝ご飯、食べた?」
歩美「んーん、博士がお椀にツバを入れたの、絶対食べられないよ」
灰原「ツバ?そんな程度のもので食べられないのなら……あなた、すぐに死ぬわよ?」
歩美「えっ?ど、どういうこと?」
灰原「すぐに分かるわ、すぐにね」
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:32:07.17 ID:aKG+kX4h0.net
灰原「ま、あなたが朝ご飯を残したことは博士に黙っておいてあげるわ(スッ)」
灰原は少し濁った水の入ったコップを歩美に差し出した
灰原「飲みなさい、裏の川の水だけど、死にはしないわ」
歩美「い、嫌よ、こんな水!」
灰原「飲みなさい、悪いけど、これ以外の水をあなたに与えてはいけないって言われてるの」
歩美「そんなぁ……(ウルウル)」
灰原は少し濁った水の入ったコップを歩美に差し出した
灰原「飲みなさい、裏の川の水だけど、死にはしないわ」
歩美「い、嫌よ、こんな水!」
灰原「飲みなさい、悪いけど、これ以外の水をあなたに与えてはいけないって言われてるの」
歩美「そんなぁ……(ウルウル)」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:33:06.39 ID:aKG+kX4h0.net
灰原「飲みなさい!」
歩美「うぅう…………(ゴクゴク)」
灰原「そう、それでいいの……」
歩美「うぅ~うあうぅ~(ポロポロ)」
灰原「お昼は水だけよ、だから次からご飯は残さず食べなさい」
歩美「助けて……!」
灰原「!!!」
歩美「灰原さぁん…私を助けてよぉ……!!(ポロポロ)」
灰原「…諦めなさい(ギュッ)」
灰原は下唇を噛み、声を震わせて言った
灰原「そして慣れなさい、それしか言えないわ…私にはそれしか………」
歩美「うぅう…………(ゴクゴク)」
灰原「そう、それでいいの……」
歩美「うぅ~うあうぅ~(ポロポロ)」
灰原「お昼は水だけよ、だから次からご飯は残さず食べなさい」
歩美「助けて……!」
灰原「!!!」
歩美「灰原さぁん…私を助けてよぉ……!!(ポロポロ)」
灰原「…諦めなさい(ギュッ)」
灰原は下唇を噛み、声を震わせて言った
灰原「そして慣れなさい、それしか言えないわ…私にはそれしか………」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:34:01.39 ID:aKG+kX4h0.net
夜
アガサ「やぁ歩美くん、調子はどうじゃ?」
歩美「…………」
アガサ「ほっほっ、良いわけがないのう、失礼失礼(ニヤニヤ)」
歩美「……博士…」
アガサ「んー?」
歩美「なんで、私をこんなところに閉じ込めるの?」
アガサ「んー?」
歩美「…私、家に帰りたいっ…!!」
歩美「ママに会いたい、パパに会いたい、コナンくんや元太くんや光彦くん、学校の友達のみんなに会いたいっ…………!!!」
アガサ「ふーん」
アガサ「やぁ歩美くん、調子はどうじゃ?」
歩美「…………」
アガサ「ほっほっ、良いわけがないのう、失礼失礼(ニヤニヤ)」
歩美「……博士…」
アガサ「んー?」
歩美「なんで、私をこんなところに閉じ込めるの?」
アガサ「んー?」
歩美「…私、家に帰りたいっ…!!」
歩美「ママに会いたい、パパに会いたい、コナンくんや元太くんや光彦くん、学校の友達のみんなに会いたいっ…………!!!」
アガサ「ふーん」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:34:45.47 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「歩美くん、ワシがキミをさらった理由はのう」
歩美「……………」
歩美は体を緊張させ、博士の顔を食い入るように見つめ、次の言葉を待った
アガサ「特に無いんじゃよ」
歩美「…………………えっ?」
アガサ「うむ、特に無いんじゃ、本当に」
歩美「じゃ、じゃあ…なんで………」
アガサ「強いて言うなら、暇つぶしじゃ」
歩美「ひま、つぶし………?」
歩美「……………」
歩美は体を緊張させ、博士の顔を食い入るように見つめ、次の言葉を待った
アガサ「特に無いんじゃよ」
歩美「…………………えっ?」
アガサ「うむ、特に無いんじゃ、本当に」
歩美「じゃ、じゃあ…なんで………」
アガサ「強いて言うなら、暇つぶしじゃ」
歩美「ひま、つぶし………?」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:35:25.57 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「うむ、歩美くんは運が悪かったんじゃのぉ」
歩美「運が………」
アガサ「だからあまり深く考えず、ただ流れに身を任せて、運命を享受すればいいんじゃよ(グイッグイッ)」
博士は話しながら、鼻の両穴にピーナッツを詰め込んだ
アガサ「ふうぅぅぅぅぅぅんっっ!!!!!(ビシュビシュッッ)」
歩美「きゃあっ!!(ペツペツッ)」
博士の鼻から噴射されたピーナッツは歩美の首に当たり、床の上に転がった
薄緑色の、ほとんどジェル状になった鼻くそがピーナッツのまわりでぬらりと光っている
アガサ「今日の晩メシはこれじゃ、ありがたく頂くんじゃぞ?」
歩美「運が………」
アガサ「だからあまり深く考えず、ただ流れに身を任せて、運命を享受すればいいんじゃよ(グイッグイッ)」
博士は話しながら、鼻の両穴にピーナッツを詰め込んだ
アガサ「ふうぅぅぅぅぅぅんっっ!!!!!(ビシュビシュッッ)」
歩美「きゃあっ!!(ペツペツッ)」
博士の鼻から噴射されたピーナッツは歩美の首に当たり、床の上に転がった
薄緑色の、ほとんどジェル状になった鼻くそがピーナッツのまわりでぬらりと光っている
アガサ「今日の晩メシはこれじゃ、ありがたく頂くんじゃぞ?」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:36:10.21 ID:aKG+kX4h0.net
歩美「……………(ポタポタ)」
歩美はうつむき、ピーナッツを拾おうともせずにただ涙を落とした
アガサ「イカンのう歩美くん、育ち盛りだというのに、しっかり食べんと大きくなれんぞ(ヒョイ)」
博士はピーナッツを1つつまみ上げ、歩美の口元に近づけた
アガサ「ほれっ、食べなさい!(グイッ)」
歩美「んーっ!!(ブンブン)」
アガサ「こらぁっ!食べなさいっっ!!!(パァンッ)」
歩美「きゃあっ!!」
歩美はうつむき、ピーナッツを拾おうともせずにただ涙を落とした
アガサ「イカンのう歩美くん、育ち盛りだというのに、しっかり食べんと大きくなれんぞ(ヒョイ)」
博士はピーナッツを1つつまみ上げ、歩美の口元に近づけた
アガサ「ほれっ、食べなさい!(グイッ)」
歩美「んーっ!!(ブンブン)」
アガサ「こらぁっ!食べなさいっっ!!!(パァンッ)」
歩美「きゃあっ!!」
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:36:57.44 ID:aKG+kX4h0.net
歩美「ひっひぃいいぃ、うああぁんあ~んあ~ん、ママあぁ゛ああぁママ゛あぁぁ゛~(ボロボロ)」
アガサ「はぁっはぁっ…す、スマン歩美くん、つい感情的になってしまって……」
歩美「うあぁぁん、怖い、怖いよおぉ、怖いよぉおぉおぉぉ~(ボロボロ)」
アガサ「いやあ悪かった悪かった、このピーナッツが少し大きくて食べづらいんじゃろ?(スッ)」
アガサ「ちゃんと細かくしてあげるからのう(パクッ)」
歩美「…!!!?」
アガサ「うーむ、しょっぱくてウマいのう(バリガリグッチャグッチャ)」
アガサ「よし、食べやすいようにくだいてやったぞ?(レロー)」
だらりと口の外に出された博士の舌の上で、ドロドロになったピーナッツの液体が揺れていた
アガサ「はぁっはぁっ…す、スマン歩美くん、つい感情的になってしまって……」
歩美「うあぁぁん、怖い、怖いよおぉ、怖いよぉおぉおぉぉ~(ボロボロ)」
アガサ「いやあ悪かった悪かった、このピーナッツが少し大きくて食べづらいんじゃろ?(スッ)」
アガサ「ちゃんと細かくしてあげるからのう(パクッ)」
歩美「…!!!?」
アガサ「うーむ、しょっぱくてウマいのう(バリガリグッチャグッチャ)」
アガサ「よし、食べやすいようにくだいてやったぞ?(レロー)」
だらりと口の外に出された博士の舌の上で、ドロドロになったピーナッツの液体が揺れていた
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:37:51.79 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「口移ししてやろう(グイッ)」
博士は歩美の細い腕をつかみ、ヒゲだらけの顔を近づけた
歩美「い、いや…いやあぁぁあぁっ!!!!」
アガサ「んーむあぁっ(ブジュルル)」
博士は乱暴に歩美の口の中に舌を押し込み、しょっぱいピーナッツを流し入れた
歩美「んーっ!!んーーっっっ!!!!!(バタバタ)」
アガサ「むむんっぱあっ!!!」
ピーナッツを移し終え、アガサは唇を歩美から離した
アガサ「はぁっはぁっ…良かったのう歩美くん…ピーナッツをおいしく食べられて……」
博士は歩美の細い腕をつかみ、ヒゲだらけの顔を近づけた
歩美「い、いや…いやあぁぁあぁっ!!!!」
アガサ「んーむあぁっ(ブジュルル)」
博士は乱暴に歩美の口の中に舌を押し込み、しょっぱいピーナッツを流し入れた
歩美「んーっ!!んーーっっっ!!!!!(バタバタ)」
アガサ「むむんっぱあっ!!!」
ピーナッツを移し終え、アガサは唇を歩美から離した
アガサ「はぁっはぁっ…良かったのう歩美くん…ピーナッツをおいしく食べられて……」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:38:39.58 ID:aKG+kX4h0.net
歩美「うぅうっ、えぇっ、おべっ、おぼろろろろろっ!!!(ビシャビシャビシャッ)」
嫌悪感の高まりが極限に達し、歩美は戻した
胃液のツンとした酸っぱい香りが、一瞬にして狭い地下室に立ち込める
アガサ「ああっ!!何をする歩美くん!!!!(ドスッ)」
歩美「ひあっがぁっっ!!!!(ゴツッ)」
腹を思い切りつま先で蹴られた歩美は壁まで吹っ飛び、頭を強く打ちつけた
歩美「あっああっひあっ………(ブルブル)」
歩美の額からゆるゆると血が流れて落ちて、冷たい床に染みた
博士「お仕置きじゃのう、歩美くん……」
博士のメガネが暗闇に光る
嫌悪感の高まりが極限に達し、歩美は戻した
胃液のツンとした酸っぱい香りが、一瞬にして狭い地下室に立ち込める
アガサ「ああっ!!何をする歩美くん!!!!(ドスッ)」
歩美「ひあっがぁっっ!!!!(ゴツッ)」
腹を思い切りつま先で蹴られた歩美は壁まで吹っ飛び、頭を強く打ちつけた
歩美「あっああっひあっ………(ブルブル)」
歩美の額からゆるゆると血が流れて落ちて、冷たい床に染みた
博士「お仕置きじゃのう、歩美くん……」
博士のメガネが暗闇に光る
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:39:32.76 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「歩美くん、パンツを脱ぐんじゃ」
歩美「………?」
歩美は額を押さえ、何を言っているのか理解できずに、ぼやけた瞳で博士を見ている
アガサ「早く脱ぐんじゃっっっ!!!!!!!」
歩美「!!!!!!!(ビクッッ)」
アガサ「ほら、まずは立って…(グイッ)」
博士は壁にもたれかかった歩美の肩をつかみ、ふらつく体を無理矢理立たせた
歩美「痛いよぉ…痛いよぉ……(ポロポロ)」
頭のキズの痛みで泣き続ける歩美の耳元で叫んだ
アガサ「いいから脱ぐんじゃよぉぉぉっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
歩美「………?」
歩美は額を押さえ、何を言っているのか理解できずに、ぼやけた瞳で博士を見ている
アガサ「早く脱ぐんじゃっっっ!!!!!!!」
歩美「!!!!!!!(ビクッッ)」
アガサ「ほら、まずは立って…(グイッ)」
博士は壁にもたれかかった歩美の肩をつかみ、ふらつく体を無理矢理立たせた
歩美「痛いよぉ…痛いよぉ……(ポロポロ)」
頭のキズの痛みで泣き続ける歩美の耳元で叫んだ
アガサ「いいから脱ぐんじゃよぉぉぉっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:40:32.25 ID:aKG+kX4h0.net
歩美「うっうぅ~あう~っ………(ポロポロ)」
額から血を目からは涙を流しながら綿のパンツを脱ぐ歩美を、床に寝転びローアングルで眺める博士
アガサ「いいのう歩美ちゃん、綺麗な脚をしとるのう(スリスリ)」
博士はいやらしい手つきで歩美のふとももをなでる
歩美「……………(スッ)」
歩美は震える手で脱いだパンツを博士に差し出した
アガサ「いいパンツを履いておるのぉ歩美くん…水色の綿パンツか…(スンスン)」
歩美「………………(ガタガタガタガタ)」
額から血を目からは涙を流しながら綿のパンツを脱ぐ歩美を、床に寝転びローアングルで眺める博士
アガサ「いいのう歩美ちゃん、綺麗な脚をしとるのう(スリスリ)」
博士はいやらしい手つきで歩美のふとももをなでる
歩美「……………(スッ)」
歩美は震える手で脱いだパンツを博士に差し出した
アガサ「いいパンツを履いておるのぉ歩美くん…水色の綿パンツか…(スンスン)」
歩美「………………(ガタガタガタガタ)」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:41:52.31 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「さぁ、スカートをまくり上げるんじゃ歩美くん……(ペロペロ)」
歩美のパンツを舐めまわしながら命令する博士、その目は狂気の色に染まっていた
もはや歩美に逆らう気力はなく、博士に従いスカートを腹の辺りまで持ち上げた
アガサ「おほっ、あ、歩美くんっ………!!!!」
博士の手がゆっくりと歩美の下半身に伸びる
歩美「………あっ…!」
博士の指が、歩美の下腹部に触れた
歩美のパンツを舐めまわしながら命令する博士、その目は狂気の色に染まっていた
もはや歩美に逆らう気力はなく、博士に従いスカートを腹の辺りまで持ち上げた
アガサ「おほっ、あ、歩美くんっ………!!!!」
博士の手がゆっくりと歩美の下半身に伸びる
歩美「………あっ…!」
博士の指が、歩美の下腹部に触れた
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:42:44.47 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「指を入れるぞ、歩美くん…(グイッ)」
歩美「ひぃっ…!!!」
アガサ「うむ、小指でもこの狭さ……さすが小学生じゃのう…(ズッズッ)」
歩美「いっ痛いっ…博士っ痛いぃっ………!!!!」
アガサ「なに、ガマンするんじゃ…これからこんなのよりもっとずっと太いものを入れるんじゃからのぉ…!(ズッズッ)」
歩美「うっうぅっうぶぅ~……助けてっコナンぐぅんっ………!!!(ボロボロ)」
アガサ「無理無理、誰も助けにこんよ歩美くん……(ズッズッズッズッ)」
アガサ「さっきも言ったじゃろ?諦めるんじゃ……(ベッロォ)」
博士の舌が歩美の顔を這いずりまわった
歩美「ひぃっ…!!!」
アガサ「うむ、小指でもこの狭さ……さすが小学生じゃのう…(ズッズッ)」
歩美「いっ痛いっ…博士っ痛いぃっ………!!!!」
アガサ「なに、ガマンするんじゃ…これからこんなのよりもっとずっと太いものを入れるんじゃからのぉ…!(ズッズッ)」
歩美「うっうぅっうぶぅ~……助けてっコナンぐぅんっ………!!!(ボロボロ)」
アガサ「無理無理、誰も助けにこんよ歩美くん……(ズッズッズッズッ)」
アガサ「さっきも言ったじゃろ?諦めるんじゃ……(ベッロォ)」
博士の舌が歩美の顔を這いずりまわった
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:43:42.03 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「むぅん、ふむふぅんっ(ペチャペチャペチャ)」
歩美を自分の顔に座らせ、博士は若い果実を舌で味わっていた
歩美「…いや、いやぁっ汚いよぉぉっ………うぅうっ………」
アガサ「はぁっはぁっ…ワシのベロは綺麗なんじゃよ歩美ちゃん……ワシが歩美くんの股を掃除してあげておるのじゃ…(ペチャペチャペチャペチャ)」
歩美「ひぃんっひぐあぁっ………(プルプルプル)」
アガサ「ワシに感謝するんじゃぞ歩美くん………こんな汚い股などワシ以外の人間は舐めてくれんからのぉ……(ペチャペチャペチャペチャ)」
アガサ「ふぅっ……(グイッ)」
博士は歩美を床に下ろし、上着を脱いだ
アガサ「そろそろいいじゃろ」
歩美を自分の顔に座らせ、博士は若い果実を舌で味わっていた
歩美「…いや、いやぁっ汚いよぉぉっ………うぅうっ………」
アガサ「はぁっはぁっ…ワシのベロは綺麗なんじゃよ歩美ちゃん……ワシが歩美くんの股を掃除してあげておるのじゃ…(ペチャペチャペチャペチャ)」
歩美「ひぃんっひぐあぁっ………(プルプルプル)」
アガサ「ワシに感謝するんじゃぞ歩美くん………こんな汚い股などワシ以外の人間は舐めてくれんからのぉ……(ペチャペチャペチャペチャ)」
アガサ「ふぅっ……(グイッ)」
博士は歩美を床に下ろし、上着を脱いだ
アガサ「そろそろいいじゃろ」
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:44:25.16 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「さぁ歩美くん、入れるぞ……?(グッ)」
博士は歩美の体に覆いかぶさり、ズボンのチャックから出したペニスを歩美の隙間に押し当てた
博士のペニスは既に限界まで膨張し、その先からは透明な汁がだらしなく流れている
歩美「ひ…ひゃめ…ひゃめてぇ………(ポロポロ)」
アガサ「はっ…今更やめられるわけがないじゃろ…?…いくぞっ!!(グッ)」
歩美「ひっ…あひぃぃいぃっっ!!!」
歩美は恐怖で目をギュッとつぶり、歯を食いしばった
しかし
アガサ「………?…あ、あれ……?(フニャフニャ)」
アガサ「…くっ…くそっ…!!萎えてしまいおった……!!!」
アガサ「くそぉぉぉっ!!こんなときにぃいぃぃっっっ!!!!!!!!」
博士は歩美の体に覆いかぶさり、ズボンのチャックから出したペニスを歩美の隙間に押し当てた
博士のペニスは既に限界まで膨張し、その先からは透明な汁がだらしなく流れている
歩美「ひ…ひゃめ…ひゃめてぇ………(ポロポロ)」
アガサ「はっ…今更やめられるわけがないじゃろ…?…いくぞっ!!(グッ)」
歩美「ひっ…あひぃぃいぃっっ!!!」
歩美は恐怖で目をギュッとつぶり、歯を食いしばった
しかし
アガサ「………?…あ、あれ……?(フニャフニャ)」
アガサ「…くっ…くそっ…!!萎えてしまいおった……!!!」
アガサ「くそぉぉぉっ!!こんなときにぃいぃぃっっっ!!!!!!!!」
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:45:26.46 ID:aKG+kX4h0.net
歩美「あっあぁ………!!(助かった………!!!!)」
歩美に笑みがこぼれた
最悪な1日だったが、このきたならしい爺に犯され、けがされることは無かった…それだけで救われた気がした……
アガサ「ダメじゃ、あれを使うしかないのぉ(ゴソゴソ)」
博士はズボンのポケットからコンドームを取り出した
アガサ「勃起力増強コンドームじゃ(グイッグイッ)」
歩美「え?」
博士のペニスはコンドームをつけた瞬間、勃起を始め、さっきの倍以上の大きさまで膨らんだ
歩美に笑みがこぼれた
最悪な1日だったが、このきたならしい爺に犯され、けがされることは無かった…それだけで救われた気がした……
アガサ「ダメじゃ、あれを使うしかないのぉ(ゴソゴソ)」
博士はズボンのポケットからコンドームを取り出した
アガサ「勃起力増強コンドームじゃ(グイッグイッ)」
歩美「え?」
博士のペニスはコンドームをつけた瞬間、勃起を始め、さっきの倍以上の大きさまで膨らんだ
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:46:24.15 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「んっんんんっんんんんんんんんんん!!!!!(メリメリメリメリ)」
博士のペニスはゆっくりと歩美の中に鈍い音を軋らせながら入っていく
歩美「いぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!」
体験したことのないあまりにも痛い痛みに耐えきれず叫ぶ歩美を気にすることもなく、博士は一呼吸置き、一気に奥までペニスを挿し込んだ
アガサ「ふぉぉっんんっっっっっ!!!!!!(ゴズンッ)」
歩美「でぃ゛ぁぁぁ゛あ゛ぁぁああ゛ぁあぁあ゛あ゛ぁぁ゛ぁぁ゛!!!!!!!!!!!!」
それはもはや、人間の出す声ではなかった
アガサ「ぬはははははははははははははは!!!!!!!(ズリュッズリュッズリュッズリュッズリュッ)」
博士のペニスはゆっくりと歩美の中に鈍い音を軋らせながら入っていく
歩美「いぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!」
体験したことのないあまりにも痛い痛みに耐えきれず叫ぶ歩美を気にすることもなく、博士は一呼吸置き、一気に奥までペニスを挿し込んだ
アガサ「ふぉぉっんんっっっっっ!!!!!!(ゴズンッ)」
歩美「でぃ゛ぁぁぁ゛あ゛ぁぁああ゛ぁあぁあ゛あ゛ぁぁ゛ぁぁ゛!!!!!!!!!!!!」
それはもはや、人間の出す声ではなかった
アガサ「ぬはははははははははははははは!!!!!!!(ズリュッズリュッズリュッズリュッズリュッ)」
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:47:45.91 ID:aKG+kX4h0.net
歩美「じぬぅっじぬっっ死んじゃっ死んじゃうよっぼぉ゛ぉおっあ゛あ゛あ゛あぁ゛っっ゛!!!!!!!!」
アガサ「歩美くん、好きじゃ、好きじゃああぁあぁっ!!!!!!(ズリュッズリュッズリュッズリュッズリュッ)」
アガサは歩美を抱きしめ、むしゃぶるようにキスを浴びせる
歩美「ぼぉあぁぁ゛ぁぁぁ゛ぁ゛ぁあ゛ぁあ゛ぁっ゛っっ゛っ(ガクンガクン)」
アガサ「おあぁっ!!出るっ…!!出るぞ歩美くんっ…!!!!!!!!(ズリュッズリュッズリュッズリュッズリュッズリュッ)」
歩美「ギョォ゛ぉおぉ゛っ、ギョォ゛ぉ゛お゛ぉぉ゛ぉっ゛っっっ゛っっ゛!!!!!!!(ガクンガクンガクン)」
アガサ「くぅうっっっっっっっ………………!!!!!!!!!(ビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュル)」
博士のペニスから飛び出した精液はコンドームの先を突き破り
歩美の中を満たして溢れ、大量に外に流れ出た
博士は強く歩美を抱きしめ、射精が終わるのを待った
射精は、15分間続いた
アガサ「歩美くん、好きじゃ、好きじゃああぁあぁっ!!!!!!(ズリュッズリュッズリュッズリュッズリュッ)」
アガサは歩美を抱きしめ、むしゃぶるようにキスを浴びせる
歩美「ぼぉあぁぁ゛ぁぁぁ゛ぁ゛ぁあ゛ぁあ゛ぁっ゛っっ゛っ(ガクンガクン)」
アガサ「おあぁっ!!出るっ…!!出るぞ歩美くんっ…!!!!!!!!(ズリュッズリュッズリュッズリュッズリュッズリュッ)」
歩美「ギョォ゛ぉおぉ゛っ、ギョォ゛ぉ゛お゛ぉぉ゛ぉっ゛っっっ゛っっ゛!!!!!!!(ガクンガクンガクン)」
アガサ「くぅうっっっっっっっ………………!!!!!!!!!(ビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュル)」
博士のペニスから飛び出した精液はコンドームの先を突き破り
歩美の中を満たして溢れ、大量に外に流れ出た
博士は強く歩美を抱きしめ、射精が終わるのを待った
射精は、15分間続いた
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:48:56.76 ID:aKG+kX4h0.net
朝
灰原「おはよう歩美ちゃん」
歩美「………………(ボー)」
歩美は部屋の隅で壁に寄りかかり膝を抱え、ぼやけた瞳で反対がわの壁を見ることもなく見ていた
灰原「……歩美ちゃん、朝ご飯よ(コトッ)」
歩美「…いらない……」
灰原「今日は博士のツバも何も入っちゃいないわ、私が作った普通のおかゆよ、食べなさい」
歩美「………いらないの………」
灰原「……歩美ちゃん……」
灰原「気持ちは分かるわ………でも……」
歩美が突然立ち上がり、灰原の胸ぐらをつかんで叫んだ
歩美「あなたに……あなたに何が分かるのっ!?(バチィッ)」
思い切り頬をはたかれた灰原は、大きくよろけて床に倒れた
歩美「はぁっ…はぁっ………」
灰原「ごめんなさい…………」
灰原「おはよう歩美ちゃん」
歩美「………………(ボー)」
歩美は部屋の隅で壁に寄りかかり膝を抱え、ぼやけた瞳で反対がわの壁を見ることもなく見ていた
灰原「……歩美ちゃん、朝ご飯よ(コトッ)」
歩美「…いらない……」
灰原「今日は博士のツバも何も入っちゃいないわ、私が作った普通のおかゆよ、食べなさい」
歩美「………いらないの………」
灰原「……歩美ちゃん……」
灰原「気持ちは分かるわ………でも……」
歩美が突然立ち上がり、灰原の胸ぐらをつかんで叫んだ
歩美「あなたに……あなたに何が分かるのっ!?(バチィッ)」
思い切り頬をはたかれた灰原は、大きくよろけて床に倒れた
歩美「はぁっ…はぁっ………」
灰原「ごめんなさい…………」
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:49:34.04 ID:aKG+kX4h0.net
灰原「本当にごめんなさい…でも私には…どうしようもできないのよ…」
歩美「うう~っ(ポロポロ)」
灰原「おかゆ…ちゃんと食べてね……生きてたら、生きてさえいたら、いつかはきっと出られるから……」
歩美「ううぅ~うぶぅ~…………(ポロポロ)」
灰原「…………………」
バタンッ
歩美「うう~っ(ポロポロ)」
灰原「おかゆ…ちゃんと食べてね……生きてたら、生きてさえいたら、いつかはきっと出られるから……」
歩美「ううぅ~うぶぅ~…………(ポロポロ)」
灰原「…………………」
バタンッ
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:50:32.30 ID:aKG+kX4h0.net
ギシッギシッ
アガサ「灰原くんっ良いっ良いぞっっ!!!!(ズリュッズリュッズリュッ)」
灰原「んっああっ!んっんっんっんっんっ!!!」
博士の大きな体の上で、灰原が小さな体を必死に上下に動かしている
アガサ「しゅごい腰使いじゃっ……ワシはもうっ………うっ………!!!!!(ビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュル)」
灰原「あぁあああああっっ!!!!!!」
アガサ「ふぅっふぅっふぅっ………今日も最高じゃったよ灰原くん……(チュウウウゥッ)」
灰原「あっああ……あ…………(ピクピク)」
灰原は白目をむき、よだれを垂らしながら博士のキスを全身に受けた
アガサ「灰原くんっ良いっ良いぞっっ!!!!(ズリュッズリュッズリュッ)」
灰原「んっああっ!んっんっんっんっんっ!!!」
博士の大きな体の上で、灰原が小さな体を必死に上下に動かしている
アガサ「しゅごい腰使いじゃっ……ワシはもうっ………うっ………!!!!!(ビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュル)」
灰原「あぁあああああっっ!!!!!!」
アガサ「ふぅっふぅっふぅっ………今日も最高じゃったよ灰原くん……(チュウウウゥッ)」
灰原「あっああ……あ…………(ピクピク)」
灰原は白目をむき、よだれを垂らしながら博士のキスを全身に受けた
47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:51:27.50 ID:aKG+kX4h0.net
ー1ヶ月後
光彦「そうですか、はい、はい、分かりました、失礼します」
元太「どうだった、光彦?」
光彦「あの駅員さんも、やはり見てないそうです」
元太「聞き込みじゃ限界があるのかなぁ…おい、次はどうするコナン?」
コナン「バーロー、地道な聞き込みが事件を解決に導くんだよ、学校周辺の家、もう1回まわるぞ」
光彦「はい!」
元太「おう!」
コナン「絶対助けるからな、歩美ちゃん……!」
光彦「そうですか、はい、はい、分かりました、失礼します」
元太「どうだった、光彦?」
光彦「あの駅員さんも、やはり見てないそうです」
元太「聞き込みじゃ限界があるのかなぁ…おい、次はどうするコナン?」
コナン「バーロー、地道な聞き込みが事件を解決に導くんだよ、学校周辺の家、もう1回まわるぞ」
光彦「はい!」
元太「おう!」
コナン「絶対助けるからな、歩美ちゃん……!」
48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:52:44.87 ID:aKG+kX4h0.net
コナン「ねぇおじさん、先月の12日にこの女の子見なかった?」
おじさん「あっ!見た見た!この子見たよ!!」
コナン「えっ!本当!?」
おじさん「ああ、可愛い子だったから覚えてるよ、デカいじいさんと手をつないで歩いてたなぁ
おじさん「あっ!見た見た!この子見たよ!!」
コナン「えっ!本当!?」
おじさん「ああ、可愛い子だったから覚えてるよ、デカいじいさんと手をつないで歩いてたなぁ
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:53:43.63 ID:aKG+kX4h0.net
コナン「それ、何時くらい!?」
おじさん「そうだなぁ、昼休みに食堂に行って会社に戻る途中だったから…1時前くらいかな?」
コナン「(あの日歩美ちゃんは風邪で5時間目が始まる前に早退した…間違いない!!)」
コナン「そのおじいさんって、どんな顔だったか覚えてる!?」
おじさん「そうだなぁ…ひげもじゃで、丸いメガネをかけてたよ、そんで……」
コナン「うん、それでそれで!?」
おじさん「白衣を着ていたよ、お医者さんなのかな?」
コナン「…………!!!!(ガクガク)」
コナン「は、犯人は………あ、アガサ博士…………!!?」
おじさん「そうだなぁ、昼休みに食堂に行って会社に戻る途中だったから…1時前くらいかな?」
コナン「(あの日歩美ちゃんは風邪で5時間目が始まる前に早退した…間違いない!!)」
コナン「そのおじいさんって、どんな顔だったか覚えてる!?」
おじさん「そうだなぁ…ひげもじゃで、丸いメガネをかけてたよ、そんで……」
コナン「うん、それでそれで!?」
おじさん「白衣を着ていたよ、お医者さんなのかな?」
コナン「…………!!!!(ガクガク)」
コナン「は、犯人は………あ、アガサ博士…………!!?」
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:54:56.95 ID:aKG+kX4h0.net
ピンポーン
ガチャッ
アガサ「おー、新一、久しぶりじゃのぉ」
コナン「やあ、博士」
アガサ「どうしたんじゃ一体」
コナン「いや、ちょっと喉渇いたから茶でも飲んで雑談しようかと」
アガサ博士「はは、ちょうど良い紅茶を買ったとこじゃわい」
コナン「…お邪魔します……(ここに…歩美ちゃんが……?)」
ドックン
ドックン
ガチャッ
アガサ「おー、新一、久しぶりじゃのぉ」
コナン「やあ、博士」
アガサ「どうしたんじゃ一体」
コナン「いや、ちょっと喉渇いたから茶でも飲んで雑談しようかと」
アガサ博士「はは、ちょうど良い紅茶を買ったとこじゃわい」
コナン「…お邪魔します……(ここに…歩美ちゃんが……?)」
ドックン
ドックン
51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:55:49.04 ID:aKG+kX4h0.net
灰原「あら工藤くん、いらっしゃい」
コナン「おう灰原、邪魔するぜ」
灰原「博士に何か用?」
コナン「ああ、歩美ちゃんのことでな…」
灰原「っ!!!!!!!!(ビクッ)」
コナン「その反応…灰原、お前何か知ってるな?」
灰原「知らないっ!!私は何も知らないわっ!!!(スタスタ)」
コナン「(冷静な灰原がこんなに取り乱すなんて……これはいよいよ怪しいな…)」
コナン「おう灰原、邪魔するぜ」
灰原「博士に何か用?」
コナン「ああ、歩美ちゃんのことでな…」
灰原「っ!!!!!!!!(ビクッ)」
コナン「その反応…灰原、お前何か知ってるな?」
灰原「知らないっ!!私は何も知らないわっ!!!(スタスタ)」
コナン「(冷静な灰原がこんなに取り乱すなんて……これはいよいよ怪しいな…)」
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:56:09.66 ID:aKG+kX4h0.net
コナン「おい灰原、ちょっと待てよ(グイッ)」
灰原「きゃあっ!!」
コナンは灰原の肩をつかまえ、おもむろに顔面を大きく舌で舐めた
コナン「ベロォッ!!(ビチャアッ)」
灰原「な、何するのよ(ビシャッッ)」
コナン「おっほう、いってぇ……だがこれで分かった…」
コナン「今のビンタは…嘘をついてるビンタだぜ、灰原ぁっ!!!!」
灰原「!!!!!!!!!」
灰原「きゃあっ!!」
コナンは灰原の肩をつかまえ、おもむろに顔面を大きく舌で舐めた
コナン「ベロォッ!!(ビチャアッ)」
灰原「な、何するのよ(ビシャッッ)」
コナン「おっほう、いってぇ……だがこれで分かった…」
コナン「今のビンタは…嘘をついてるビンタだぜ、灰原ぁっ!!!!」
灰原「!!!!!!!!!」
53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:56:29.54 ID:aKG+kX4h0.net
コナン「しかも今のビンタは更に細かいところまで明らかにしてくれたぜ…」
コナン「経緯はこうだ…生来ロリコンで極度のサディストだった博士は、少女を監禁して性奴隷とし、飽きたら殺すというサイクルを20年間繰り返していた」
コナン「それを同居する灰原(お前)に知られ、口を封じるため灰原の脳内に機械を埋め込み、博士の言うことを何でも聞く操り人形にしたんだ」
コナン「経緯はこうだ…生来ロリコンで極度のサディストだった博士は、少女を監禁して性奴隷とし、飽きたら殺すというサイクルを20年間繰り返していた」
コナン「それを同居する灰原(お前)に知られ、口を封じるため灰原の脳内に機械を埋め込み、博士の言うことを何でも聞く操り人形にしたんだ」
54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:56:47.23 ID:aKG+kX4h0.net
コナン「傀儡と化した灰原は博士に逆らう術もなく、自分自身も博士の性欲のはけ口にされながら、命じられたように博士の性奴隷監禁の手助けをしていたんだ」
コナン「そしてあの日、歩美ちゃんに風邪をひく薬を飲ませ、早退するように仕組んだのも灰原、お前だったんだな」
灰原「…さすがね工藤くん……見くびってたわ…」
コナン「へっ、バーロー」
コナン「そしてあの日、歩美ちゃんに風邪をひく薬を飲ませ、早退するように仕組んだのも灰原、お前だったんだな」
灰原「…さすがね工藤くん……見くびってたわ…」
コナン「へっ、バーロー」
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:57:02.77 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「ふっ、とうとうバレてしまったようじゃのぉ……」
コナン「博士!!!」
アガサ「さすがは天才探偵工藤新一じゃ、名推理すぎてメガネが割れるとこじゃったわい」
コナン「バーロー、博士…何でこんなことを……」
アガサ「ふんっ…ただの暇つぶしじゃ、ここは退屈でのぉ」
コナン「博士……殺すっっ!!!!!(キリキリ)」
コナンはキック力増強シューズのメモリを最強にした
アガサ「くっくっく…こんな日が来るとはのぉ……(キリキリ)」
負けじと博士も勃起力増強コンドームのメモリを最強まで回す
アガサ「行くぞ、新一!」
コナン「バーロー、黙って来やがれ」
部屋はかつてないほどの緊張感に包まれた
灰原「どちらかが……死ぬ!!!!!!」
コナン「博士!!!」
アガサ「さすがは天才探偵工藤新一じゃ、名推理すぎてメガネが割れるとこじゃったわい」
コナン「バーロー、博士…何でこんなことを……」
アガサ「ふんっ…ただの暇つぶしじゃ、ここは退屈でのぉ」
コナン「博士……殺すっっ!!!!!(キリキリ)」
コナンはキック力増強シューズのメモリを最強にした
アガサ「くっくっく…こんな日が来るとはのぉ……(キリキリ)」
負けじと博士も勃起力増強コンドームのメモリを最強まで回す
アガサ「行くぞ、新一!」
コナン「バーロー、黙って来やがれ」
部屋はかつてないほどの緊張感に包まれた
灰原「どちらかが……死ぬ!!!!!!」
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:57:22.99 ID:aKG+kX4h0.net
コナン「……………」
アガサ「……………」
灰原「2人とも動かないわ……でもただじっとしているわけではない…2人とも先手を取り合い、見えない刃で斬りつけあっているのよっ…な、何てレベルの戦いなの…………」
コナン「ぜいせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇいっっっっ!!!!!!!!!!(ボシュウッ)」
灰原「先手を取ったのは新一くんだわ!!!!張り詰めた空間の中、博士の一瞬だけ緩んだ隙を逃さずついて、床に落ちていた辞書を博士に向かって強く蹴り込んだっっ!!!!凄まじいスピードよ!!!!!」
アガサ「甘いっ!!!!!!!(ベチィッッ)」
灰原「何いぃっっ!?さっきまで30cmしかなかったペニスが突然さらに膨張し、1m近くにまでふくれて造作もなく辞書を叩き落としたわっっ!!!!!さっきは勃起力増強コンドームのメモリを最強にしたと見せかけて、本当は半分すらも回してなかったのねっ!!!!!!」
コナン「やるじゃん」
アガサ「お前こそ……」
灰原「この2人…強いっ………!!!!!」
アガサ「……………」
灰原「2人とも動かないわ……でもただじっとしているわけではない…2人とも先手を取り合い、見えない刃で斬りつけあっているのよっ…な、何てレベルの戦いなの…………」
コナン「ぜいせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇいっっっっ!!!!!!!!!!(ボシュウッ)」
灰原「先手を取ったのは新一くんだわ!!!!張り詰めた空間の中、博士の一瞬だけ緩んだ隙を逃さずついて、床に落ちていた辞書を博士に向かって強く蹴り込んだっっ!!!!凄まじいスピードよ!!!!!」
アガサ「甘いっ!!!!!!!(ベチィッッ)」
灰原「何いぃっっ!?さっきまで30cmしかなかったペニスが突然さらに膨張し、1m近くにまでふくれて造作もなく辞書を叩き落としたわっっ!!!!!さっきは勃起力増強コンドームのメモリを最強にしたと見せかけて、本当は半分すらも回してなかったのねっ!!!!!!」
コナン「やるじゃん」
アガサ「お前こそ……」
灰原「この2人…強いっ………!!!!!」
58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:57:45.41 ID:aKG+kX4h0.net
コナン「まだまだいくぜぇぇっっ!!!!!(ボシュウッボシュウッボシュウッ)」
灰原「速い!!!!間髪いれずに連続して床に落ちているあらゆる物を蹴り込んでいるわっ!!しかもその狙いは恐ろしく正確っ!!!!!!確実に博士の急所に向かって飛んでいるわっ!!!!!!」
アガサ「ふははははははは!!!!!(バチンバチンバチンバチンッッッ)」
灰原「そして工藤くんが天才なら彼もまた天才っっ!!!心が揺らぐことは一切なく、ただ飛んでくるあらゆる物体を冷静に叩き落とし、体勢を崩さず次のあらゆる攻撃に備えて構えを解くことはなく死角なしっっ!!!!!」
灰原「天才と天才の激しい命と命のぶつかり合い、しのぎの削り合いが相手をほふるために新しい技を生み、しかしその相手も更にそれを超える技を生み出し宿命の相手に応えるっっ!!!!!正しく天下無双っ!!天下無双の戦いよぉっっっ!!!!!!!」
灰原「…ここまでの勝負を見れること…神と…そしてこの大地に感謝するっ…!!!!」
灰原「速い!!!!間髪いれずに連続して床に落ちているあらゆる物を蹴り込んでいるわっ!!しかもその狙いは恐ろしく正確っ!!!!!!確実に博士の急所に向かって飛んでいるわっ!!!!!!」
アガサ「ふははははははは!!!!!(バチンバチンバチンバチンッッッ)」
灰原「そして工藤くんが天才なら彼もまた天才っっ!!!心が揺らぐことは一切なく、ただ飛んでくるあらゆる物体を冷静に叩き落とし、体勢を崩さず次のあらゆる攻撃に備えて構えを解くことはなく死角なしっっ!!!!!」
灰原「天才と天才の激しい命と命のぶつかり合い、しのぎの削り合いが相手をほふるために新しい技を生み、しかしその相手も更にそれを超える技を生み出し宿命の相手に応えるっっ!!!!!正しく天下無双っ!!天下無双の戦いよぉっっっ!!!!!!!」
灰原「…ここまでの勝負を見れること…神と…そしてこの大地に感謝するっ…!!!!」
59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:58:08.53 ID:aKG+kX4h0.net
コナン「はぁっはぁっ……(ボシュウッ…ボシュウッ)」
灰原「先手を取ったのは工藤くんっ……しかしまた集中力を先に失ったのも工藤くんだわっ……!!!!キックのキレが確実に落ちているっ!!!!!このスピード、博士にはヌルいわよっ!!!!!!!!!」
アガサ「むはぁっ(バチンッバチンッ)」
灰原「言わんこっちゃないっ!!!!!簡単にはたき落として間合いに入ったわっ!!!!!避けてっ!!!!!!」
コナン「くっ……!!!!(シュッ)」
アガサ「遅いっ!!!!!!!!!!(バチコーンッッ)」
コナン「ぴゅあああああああああああ!!!!!!!!!!!(ドグシャッ)」
灰原「っ………!!!!完璧に入った…確実に死んだわっ………工藤くん…あなたですらも博士の力の前にはかなわなかったのね………」
アガサ「ふふ、楽しかったよ新一、成仏するんじゃな」
灰原「…………」
コナン「……勝手に殺すんじゃねぇよ、バーロー……(ヨロヨロ)」
アガサ「!!!!」
灰原「立ちおったあぁっ!!!!あの博士の渾身の一撃を食らってなおっ!!!!食らってなおっ生きておったあああああっっ!!!!やつの生命力は人間のものではないっ!!!!トラやライオン、いや、この世のものですらないっ!!!!!!!!」
灰原「鬼じゃっ!!!!!!!!!まさに鬼神のような生命力よのぉっ!!!!!!!!!!!!!ふぉっほっほっほぉっっアッパレ!!!!アッパレじゃあああああ!!!!!!!!!!」
灰原「先手を取ったのは工藤くんっ……しかしまた集中力を先に失ったのも工藤くんだわっ……!!!!キックのキレが確実に落ちているっ!!!!!このスピード、博士にはヌルいわよっ!!!!!!!!!」
アガサ「むはぁっ(バチンッバチンッ)」
灰原「言わんこっちゃないっ!!!!!簡単にはたき落として間合いに入ったわっ!!!!!避けてっ!!!!!!」
コナン「くっ……!!!!(シュッ)」
アガサ「遅いっ!!!!!!!!!!(バチコーンッッ)」
コナン「ぴゅあああああああああああ!!!!!!!!!!!(ドグシャッ)」
灰原「っ………!!!!完璧に入った…確実に死んだわっ………工藤くん…あなたですらも博士の力の前にはかなわなかったのね………」
アガサ「ふふ、楽しかったよ新一、成仏するんじゃな」
灰原「…………」
コナン「……勝手に殺すんじゃねぇよ、バーロー……(ヨロヨロ)」
アガサ「!!!!」
灰原「立ちおったあぁっ!!!!あの博士の渾身の一撃を食らってなおっ!!!!食らってなおっ生きておったあああああっっ!!!!やつの生命力は人間のものではないっ!!!!トラやライオン、いや、この世のものですらないっ!!!!!!!!」
灰原「鬼じゃっ!!!!!!!!!まさに鬼神のような生命力よのぉっ!!!!!!!!!!!!!ふぉっほっほっほぉっっアッパレ!!!!アッパレじゃあああああ!!!!!!!!!!」
60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:58:26.24 ID:aKG+kX4h0.net
コナン「げんざいいぃいぃぃぃぃぃっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!(ボシュウッッッ)」
アガサ「渾身の蹴りっ!!これが奴の最後の炎っ!!!!」
コナン「当たれぇぇっっっ!!!!!!!!」
アガサ「殺し合いの果てに……」
アガサ「身につけた最強の技と心っっ……………!!!!」
バチイィッッ
アガサ「叩き落としたっっっ!!!勝利じゃっこのワシのっ!!!!!!!!!!」
灰原「終わったあああああああ!!!!!!工藤終わったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
コナン「バーロー、そいつはオトリだ」
アガサ「なっ!!いつの間にワシのふところへっ!!!!!!」
コナン「もらったあっ!!!!!!!(ベロォンベロベロォッッッ)」
アガサ「ひっ!ワシのペニスをっ!!!!!」
灰原「工藤がジジイのチンコナメたあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
灰原「あ゛あああ゛ぁ゛ぁあ゛おぉ゛ぁ゛あぁお゛おぁ゛ぁ゛ぁぁぁ゛ぉ゛ぁ゛おぁ゛あ゛ぁ゛ああ゛ぁああ゛ぁお゛ぉ゛ぁ゛ぉぁ゛ぁあ゛ぁ゛っっ゛っ゛っっ゛っっ゛っっ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アガサ「渾身の蹴りっ!!これが奴の最後の炎っ!!!!」
コナン「当たれぇぇっっっ!!!!!!!!」
アガサ「殺し合いの果てに……」
アガサ「身につけた最強の技と心っっ……………!!!!」
バチイィッッ
アガサ「叩き落としたっっっ!!!勝利じゃっこのワシのっ!!!!!!!!!!」
灰原「終わったあああああああ!!!!!!工藤終わったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
コナン「バーロー、そいつはオトリだ」
アガサ「なっ!!いつの間にワシのふところへっ!!!!!!」
コナン「もらったあっ!!!!!!!(ベロォンベロベロォッッッ)」
アガサ「ひっ!ワシのペニスをっ!!!!!」
灰原「工藤がジジイのチンコナメたあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
灰原「あ゛あああ゛ぁ゛ぁあ゛おぉ゛ぁ゛あぁお゛おぁ゛ぁ゛ぁぁぁ゛ぉ゛ぁ゛おぁ゛あ゛ぁ゛ああ゛ぁああ゛ぁお゛ぉ゛ぁ゛ぉぁ゛ぁあ゛ぁ゛っっ゛っ゛っっ゛っっ゛っっ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:58:55.30 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「なっ、何をするっ!!!!!(バチィンッ)」
コナン「ひぶっ!!(ドジャアッ)」
アガサ「はっ!!し、しまった!!!!!」
コナン「やっちまったなぁ博士………俺の能力はビンタされた相手の記憶を全て読み取る能力……アンタも知ってるだろ?」
博士「ぐぅっ………!!!(プルプル)」
灰原「サミーっっ!!!!!!!!君はデリンジャアアアア!!!!!!!君はデリンジャァアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
コナン「アンタの弱点は分かった、俺の勝ちだ!!」
コナン「ひぶっ!!(ドジャアッ)」
アガサ「はっ!!し、しまった!!!!!」
コナン「やっちまったなぁ博士………俺の能力はビンタされた相手の記憶を全て読み取る能力……アンタも知ってるだろ?」
博士「ぐぅっ………!!!(プルプル)」
灰原「サミーっっ!!!!!!!!君はデリンジャアアアア!!!!!!!君はデリンジャァアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
コナン「アンタの弱点は分かった、俺の勝ちだ!!」
63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 02:59:43.79 ID:aKG+kX4h0.net
アガサ「くぉっくぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!(ビュウッ)」
コナン「アンタの弱点は…心臓だっっっっっっ!!!!!!!!!!(グサッッッ)」
コナンはナイフを深く博士の心臓に突き立てた
アガサ「がはっ!!!!!!!(ビシャアッ)」
コナン「はぁっはぁっはぁっ………弱点が分からなければ勝てなかった……博士…さよなら……………………(ポタポタ)」
コナンは博士に向かって手を合わせ、涙を落とした
風に消える命、無常に、そして無情に世の中は流れて過ぎ行く……
しかしまた生まれてくる命もあるのだ…巡る巡る廻る廻る命と命と命と命………………
コナン、いや、工藤新一は今こそ、激しい戦いの末の今こそ、それを心で理解したのだった……
コナン「また会おうな、博士……」
その目に、もう涙はなかった
灰原「乗客に日本人はいませんでした!!!いませんでした!!!!いませんでした!!!!!!!!!!!!いませんでしたアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
コナン「アンタの弱点は…心臓だっっっっっっ!!!!!!!!!!(グサッッッ)」
コナンはナイフを深く博士の心臓に突き立てた
アガサ「がはっ!!!!!!!(ビシャアッ)」
コナン「はぁっはぁっはぁっ………弱点が分からなければ勝てなかった……博士…さよなら……………………(ポタポタ)」
コナンは博士に向かって手を合わせ、涙を落とした
風に消える命、無常に、そして無情に世の中は流れて過ぎ行く……
しかしまた生まれてくる命もあるのだ…巡る巡る廻る廻る命と命と命と命………………
コナン、いや、工藤新一は今こそ、激しい戦いの末の今こそ、それを心で理解したのだった……
コナン「また会おうな、博士……」
その目に、もう涙はなかった
灰原「乗客に日本人はいませんでした!!!いませんでした!!!!いませんでした!!!!!!!!!!!!いませんでしたアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:02:14.05 ID:aKG+kX4h0.net
刑務官「最後に何か、食べたいものはないか?」
コナン「いや、いい…もう腹も胸も満杯さ……」
刑務官「そうか……では、誰かに何か、言い残すことは?」
コナン「………あんたに………」
刑務官「俺に?」
コナン「世話になったって…伝えてくれ…」
刑務官「…分かった、伝えておくよ…きっと…」
コナン「…じゃあな、オッサン…」
刑務官「ああ……」
ガシャンッ
コナン「いや、いい…もう腹も胸も満杯さ……」
刑務官「そうか……では、誰かに何か、言い残すことは?」
コナン「………あんたに………」
刑務官「俺に?」
コナン「世話になったって…伝えてくれ…」
刑務官「…分かった、伝えておくよ…きっと…」
コナン「…じゃあな、オッサン…」
刑務官「ああ……」
ガシャンッ
72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:02:41.15 ID:aKG+kX4h0.net
2010/8/20
囚人No.7411239
死刑執行
罪状・殺人
7歳
囚人No.7411239
死刑執行
罪状・殺人
7歳
74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:03:52.59 ID:aKG+kX4h0.net
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
元太「アガサが死んだらしいな、光彦…?」
光彦「えぇ、なんでも、弱点の心臓をひと突きとか……」
横溝「まぁよい…奴は我ら四天王の中でも最弱………魔皇覇帝様も奴の強さは信頼していなかった……」
白鳥「穴のあいてしまった四天王の枠、八魔剣最強である私が埋めましょう」
光彦「でしゃばるな白鳥」
魔皇覇帝「よい、白鳥、貴様に任せる」
白鳥「有り難き幸せ……(ザッ)」
光彦「ちぃっ…!!」
元太「アガサが死んだらしいな、光彦…?」
光彦「えぇ、なんでも、弱点の心臓をひと突きとか……」
横溝「まぁよい…奴は我ら四天王の中でも最弱………魔皇覇帝様も奴の強さは信頼していなかった……」
白鳥「穴のあいてしまった四天王の枠、八魔剣最強である私が埋めましょう」
光彦「でしゃばるな白鳥」
魔皇覇帝「よい、白鳥、貴様に任せる」
白鳥「有り難き幸せ……(ザッ)」
光彦「ちぃっ…!!」
75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:04:40.62 ID:aKG+kX4h0.net
白鳥「では手始めに、アガサを殺したというコナン…私が始末してみせましょう」
元太「コナンなら死んだぜ」
白鳥「何ですって!?」
光彦「そんなことも知らずに四天王を名乗るか白鳥よ……恥をしれ、恥を」
横溝「コナンは死んだが、死ぬ直前に己の分身を卵にして吐き出した…我々は都合上、そいつをナコンと呼んでいる」
魔皇覇帝「行けい白鳥っ!!ナコンを血祭りにあげるのじゃ!!!」
白鳥「この白鳥の命に変えてでもっ……(ザッ)」
光彦「(白鳥…気に食わんやつだがその力は八魔剣最強………ナコン…今日限りの命だな………)」
元太「コナンなら死んだぜ」
白鳥「何ですって!?」
光彦「そんなことも知らずに四天王を名乗るか白鳥よ……恥をしれ、恥を」
横溝「コナンは死んだが、死ぬ直前に己の分身を卵にして吐き出した…我々は都合上、そいつをナコンと呼んでいる」
魔皇覇帝「行けい白鳥っ!!ナコンを血祭りにあげるのじゃ!!!」
白鳥「この白鳥の命に変えてでもっ……(ザッ)」
光彦「(白鳥…気に食わんやつだがその力は八魔剣最強………ナコン…今日限りの命だな………)」
76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:05:05.59 ID:aKG+kX4h0.net
ナコン「あふぅっあふふぅっ歩美ちゃんっ歩美ちゃああんっ(パンパンパンパン)」
歩美「あっあっあっああっ!!!!」
ナコン「出るっ出るビッシュだよぉぉっ!!!!!(ビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュル)」
歩美「ひぃいんっあっああっあああぁっ…………!!!!(ビクビク)」
ナコン「ふっ……はっ……はぁ……」
歩美「うぅっ…中はダメだよ、ナコンくぅん……私もうアレ…始まってるんだよぉ……?」
ナコン「へっ知るかよ、ローバー」
歩美「あっあっあっああっ!!!!」
ナコン「出るっ出るビッシュだよぉぉっ!!!!!(ビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュル)」
歩美「ひぃいんっあっああっあああぁっ…………!!!!(ビクビク)」
ナコン「ふっ……はっ……はぁ……」
歩美「うぅっ…中はダメだよ、ナコンくぅん……私もうアレ…始まってるんだよぉ……?」
ナコン「へっ知るかよ、ローバー」
77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:05:23.83 ID:aKG+kX4h0.net
ナコン「はっ!はいやっはいやあっ!!(グイッグイッ)」
馬「ひひぃんっ!!!!」
パカラッパカラッパカラッパカラッ
ナコン「うむ、良い馬だ、このまま丘に向かうぞ!」
パカラッパカラッパカラッパカラッ
白鳥「ノンキなものですねぇ……(スッ)」
馬「ひひぃーんっ!!!!!」
ナコン「何だテメェ!!!どこから現れた!!!?」
白鳥「ふふふふふ…………(スゥッ)」
白鳥の右手からジワジワと黒い剣が浮かび上がってくる
白鳥「私の名は八魔剣の白鳥、この剣の名は黒鶴(ヒュンヒュンッ)」
白鳥「いざ!!」
馬「ひひぃんっ!!!!」
パカラッパカラッパカラッパカラッ
ナコン「うむ、良い馬だ、このまま丘に向かうぞ!」
パカラッパカラッパカラッパカラッ
白鳥「ノンキなものですねぇ……(スッ)」
馬「ひひぃーんっ!!!!!」
ナコン「何だテメェ!!!どこから現れた!!!?」
白鳥「ふふふふふ…………(スゥッ)」
白鳥の右手からジワジワと黒い剣が浮かび上がってくる
白鳥「私の名は八魔剣の白鳥、この剣の名は黒鶴(ヒュンヒュンッ)」
白鳥「いざ!!」
78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:05:41.21 ID:aKG+kX4h0.net
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
横溝「何っ?白鳥がやられただと……?」
元太「ああ、弱点の脳みそをひと突きだそうだ」
光彦「よく吠える奴だった…真に強い者ほど何も語らぬという……奴はまだまだ四天王のレベルではなかったのだ」
魔皇覇帝「もう貴様らには任せておれん……」
横溝「魔皇覇帝様………?」
魔皇覇帝「ワシが行こう(ザッ)」
光彦「(魔皇覇帝……ついに動くかっ……!!!!!!!)」
横溝「何っ?白鳥がやられただと……?」
元太「ああ、弱点の脳みそをひと突きだそうだ」
光彦「よく吠える奴だった…真に強い者ほど何も語らぬという……奴はまだまだ四天王のレベルではなかったのだ」
魔皇覇帝「もう貴様らには任せておれん……」
横溝「魔皇覇帝様………?」
魔皇覇帝「ワシが行こう(ザッ)」
光彦「(魔皇覇帝……ついに動くかっ……!!!!!!!)」
80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:06:13.94 ID:aKG+kX4h0.net
魔皇覇帝の正体は灰原でナコンに弱点の熱湯を全身に浴びせられて死んだ
最期の言葉は「熱い、熱い」
そして世界に平和はもどった、ラブアンドピース最高戦争反対
僕は借り暮らしのアリエッティを応援します
イエーイ!!
ミド、ファド、レッシー、ソラオッ(ジャイアンのお母さんの声)
ドーナツてるのこの島はドーナツッ!!
ドレミファドレミファドレミファドーナツッ!!!!!!
アデューThank youバイバーイ!!!!!!!!!
END
最期の言葉は「熱い、熱い」
そして世界に平和はもどった、ラブアンドピース最高戦争反対
僕は借り暮らしのアリエッティを応援します
イエーイ!!
ミド、ファド、レッシー、ソラオッ(ジャイアンのお母さんの声)
ドーナツてるのこの島はドーナツッ!!
ドレミファドレミファドレミファドーナツッ!!!!!!
アデューThank youバイバーイ!!!!!!!!!
END
81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:07:35.70 ID:+b150hHr0.net
これは一体……
82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:08:10.35 ID:rxC5UuuQ0.net
よくわからなかったです
83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:08:13.38 ID:l/ny3Gcb0.net
どういうこと
84: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:08:45.50 ID:BnAInpPm0.net
どうしてこうなった
85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/01/26(月) 03:09:18.39 ID:NhWk/XJr0.net
とりあえず乙
掲載元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1422206893/
Entry ⇒ 2015.01.31 | Category ⇒ 名探偵コナン | Comments (0)
舞園「苗木君の補習授業」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 03:43:09.36 ID:Ww6kscaI0
ダンガンロンパのSSスレです。
・性描写あり
・ダンガンロンパ1(アニメ版)の世界観で、本編のような事件が何も起こらなかった世界線
以上の設定がありますので、苦手な方はご注意ください。
・性描写あり
・ダンガンロンパ1(アニメ版)の世界観で、本編のような事件が何も起こらなかった世界線
以上の設定がありますので、苦手な方はご注意ください。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 03:50:14.75 ID:Ww6kscaI0
私――朝日奈葵は走り、走り、走ってた。
ああもう、私のドジーっ! なんて叫びたいくらいだったよ。
このままじゃ! 駅前のドーナツ屋さん! 閉まっちゃうっ!
うん、これもたぶん叫んではいないはず。
「今月まだ三十回しか行ってないのにっ!」
これは言っちゃったかも?
まあ、仕方ないよね。ドーナッツが食べられるか食べられないかの瀬戸際だったし、犯罪以外なら許されるはずだし!
いつもなら怒られる廊下のランニングも、今は誰にも邪魔されない。
怒られる心配がないっていうのもあるけど、何より軌道に生徒がいないからね。
下校時刻を過ぎ、秘密の窓からコッソリ入り込んだ教室棟の中は、それはもう寂しいくらいにがらんとしていたんだ。
だから飛び跳ねるような私の上履きは、本当に飛んでるみたいに宙を走っていたかもしれない。
でも正しいことは分からない。
だってあの時、私の頭の中は忘れ物のことでいっぱいで、もっと悪いことにお腹の方はからっぽだったんだから。
走るのが先か足音が先か、分かんなくなるくらいの勢いで階段を駆け上がった。
そして、自分のクラスのある階の踊り場に『着地』する。
と、
そこは本当に静かで、思わず足が止まった。
月面にひとりで降り立ったような寂しさだった。
ああもう、私のドジーっ! なんて叫びたいくらいだったよ。
このままじゃ! 駅前のドーナツ屋さん! 閉まっちゃうっ!
うん、これもたぶん叫んではいないはず。
「今月まだ三十回しか行ってないのにっ!」
これは言っちゃったかも?
まあ、仕方ないよね。ドーナッツが食べられるか食べられないかの瀬戸際だったし、犯罪以外なら許されるはずだし!
いつもなら怒られる廊下のランニングも、今は誰にも邪魔されない。
怒られる心配がないっていうのもあるけど、何より軌道に生徒がいないからね。
下校時刻を過ぎ、秘密の窓からコッソリ入り込んだ教室棟の中は、それはもう寂しいくらいにがらんとしていたんだ。
だから飛び跳ねるような私の上履きは、本当に飛んでるみたいに宙を走っていたかもしれない。
でも正しいことは分からない。
だってあの時、私の頭の中は忘れ物のことでいっぱいで、もっと悪いことにお腹の方はからっぽだったんだから。
走るのが先か足音が先か、分かんなくなるくらいの勢いで階段を駆け上がった。
そして、自分のクラスのある階の踊り場に『着地』する。
と、
そこは本当に静かで、思わず足が止まった。
月面にひとりで降り立ったような寂しさだった。
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 03:54:05.87 ID:Ww6kscaI0
自分で言うのもなんだけど、私が止まるくらいだから、これはもう相当なものだよ。
時間が止まってしまっている、とも言えたかも。
すたっ! っていう、ゴム底が床を叩く音が廊下を先駆けて、静けさだけが残った空間。
その冷たい停滞を壊すのがなんだか怖くて――私は廊下を、歩いて進んだんだ。
普段の廊下なら、普段の私なら、初志貫徹! って感じで自分の机まで突っ走っていたと思う。
だけど、邪魔する人は誰もいないのに――あまりにも誰もいないから、歩いて教室まで向かった。
それは結局――よかったのかな、よくなかったのかな。
教室まで辿り着いたら、ドアは閉まっていた。
私は後方のドアの傍に居て、そこからラス越しに、薄闇の教室を貫いて、真っ赤な夕日が見えたんだ。
その赤い光は私を縫い付けた。
私は眩さを堪えて、夕陽に魅入っていた。
陽が室内の人影を浮かび上がらせて、その存在を、私に気付かせるまで。
「っ?!」
驚いて声も出なかった。
二、三歩後ずさったような気はするけど。
時間が止まってしまっている、とも言えたかも。
すたっ! っていう、ゴム底が床を叩く音が廊下を先駆けて、静けさだけが残った空間。
その冷たい停滞を壊すのがなんだか怖くて――私は廊下を、歩いて進んだんだ。
普段の廊下なら、普段の私なら、初志貫徹! って感じで自分の机まで突っ走っていたと思う。
だけど、邪魔する人は誰もいないのに――あまりにも誰もいないから、歩いて教室まで向かった。
それは結局――よかったのかな、よくなかったのかな。
教室まで辿り着いたら、ドアは閉まっていた。
私は後方のドアの傍に居て、そこからラス越しに、薄闇の教室を貫いて、真っ赤な夕日が見えたんだ。
その赤い光は私を縫い付けた。
私は眩さを堪えて、夕陽に魅入っていた。
陽が室内の人影を浮かび上がらせて、その存在を、私に気付かせるまで。
「っ?!」
驚いて声も出なかった。
二、三歩後ずさったような気はするけど。
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 03:57:30.96 ID:Ww6kscaI0
こんな時間に誰?
電気も点けないで。
泥棒? それとも幽霊?
何をしているの?
いろんなコトが頭の中でぐるぐる廻っている間も、夕陽は変わらず教室に射し、でも隅には薄闇がわだかまっていて――次第に私の目は、その眩しさと暗さに慣れていって。
唐突に、答えのひとつが示された。
(な、苗木……?)
そうだ。
あれは苗木だ。後姿だけど、見間違えるはずもない。
苗木が、教室の中に立っていた。
正体が分かって、一気に体中の緊張が解けて、そうするとなんだか腹が立ってきた。
幽霊の正体見たり枯れオバマってやつだ!
苗木のクセに、私をびっくりさせるなんて生意気だっ!
今すぐあの背中に駆け寄って、耳元でそう叫んだら――苗木、どんな反応するかな。
苗木のことだから、慌てた顔して、困った素振りで――苗木は全然悪くないのに――ゴメンって言ってくるのかな。
おわびにドーナツつきあえー! って難癖つけたら、イエスウィーキャンって言ってつきあって、くれるのかな。
いっしょにドーナツ、食べて、くれるかな。
――トクン、
ひとつの胸の高鳴りを、確かに私は聞いて――その意味を自覚して、顔が耳までまっかになるのを感じた。
電気も点けないで。
泥棒? それとも幽霊?
何をしているの?
いろんなコトが頭の中でぐるぐる廻っている間も、夕陽は変わらず教室に射し、でも隅には薄闇がわだかまっていて――次第に私の目は、その眩しさと暗さに慣れていって。
唐突に、答えのひとつが示された。
(な、苗木……?)
そうだ。
あれは苗木だ。後姿だけど、見間違えるはずもない。
苗木が、教室の中に立っていた。
正体が分かって、一気に体中の緊張が解けて、そうするとなんだか腹が立ってきた。
幽霊の正体見たり枯れオバマってやつだ!
苗木のクセに、私をびっくりさせるなんて生意気だっ!
今すぐあの背中に駆け寄って、耳元でそう叫んだら――苗木、どんな反応するかな。
苗木のことだから、慌てた顔して、困った素振りで――苗木は全然悪くないのに――ゴメンって言ってくるのかな。
おわびにドーナツつきあえー! って難癖つけたら、イエスウィーキャンって言ってつきあって、くれるのかな。
いっしょにドーナツ、食べて、くれるかな。
――トクン、
ひとつの胸の高鳴りを、確かに私は聞いて――その意味を自覚して、顔が耳までまっかになるのを感じた。
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 03:59:42.63 ID:Ww6kscaI0
自覚じゃない、再確認だ。
もう何度目か分からない、想いの、再確認。
『まともに恋をしたことがないから女らしくないんだ』――苗木にそんなことを言って、シミュレーションに付き合ってもらったことがある。
それがどんな意味か――それを苗木にお願いしたことが、一体何を意味するのか――鈍感なアイツは、最後まで気付かなかったけど。
でも私も、そんな風に搦め手を使ったことが、まったく私らしくないとは思った。
思って、おもって――イヤになった。
それ以上ダメだと、私の何かが叫んだ。
私も鈍感でいなきゃ、私だけ傷付くと叫んだ。
だから、私はもう、何も思わないんだ。
そう決めたから、そう決めたはずだから。
苗木がいたって関係ない。
一歩進んで、二歩進んで。
三歩進んで、ドアに手を掛けて――――ふと、思ったんだ。
なんでこんな時間に、教室なんかに。
当然の疑問。
誰だってそー思う。だから私もそー思ったよ。
思ったから、またしても私は少しの間、動きを止めて。
だから、ドアを開くのが――音が立つのが、少し遅れた。
もう何度目か分からない、想いの、再確認。
『まともに恋をしたことがないから女らしくないんだ』――苗木にそんなことを言って、シミュレーションに付き合ってもらったことがある。
それがどんな意味か――それを苗木にお願いしたことが、一体何を意味するのか――鈍感なアイツは、最後まで気付かなかったけど。
でも私も、そんな風に搦め手を使ったことが、まったく私らしくないとは思った。
思って、おもって――イヤになった。
それ以上ダメだと、私の何かが叫んだ。
私も鈍感でいなきゃ、私だけ傷付くと叫んだ。
だから、私はもう、何も思わないんだ。
そう決めたから、そう決めたはずだから。
苗木がいたって関係ない。
一歩進んで、二歩進んで。
三歩進んで、ドアに手を掛けて――――ふと、思ったんだ。
なんでこんな時間に、教室なんかに。
当然の疑問。
誰だってそー思う。だから私もそー思ったよ。
思ったから、またしても私は少しの間、動きを止めて。
だから、ドアを開くのが――音が立つのが、少し遅れた。
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:01:32.59 ID:Ww6kscaI0
それは苗木が私に気付くのを少し遅らせて、苗木の『動き』が止まるのが遅れて――
「ぁ……ん!」
ほんのちょっとだけ開いたドアの隙間から、『声』が飛び出してきて、私を凍り付かせた。
瞬間的に手を引っ込めた私の目は、真ん丸になっていただろう。
今度こそ、今度こそ死ぬほど驚いて、息も止まるかと思った。
突然聞こえたそれが何か、はじめは全く分からなかった。
でも、それがどこから聞こえたか、どうして聞こえたか、なんなのか――疑問が奔り始めるより速く、次が来たんだ。
「なえぎく――んふあぁ、はうっ、ううっ、うあっ、やぁぁ」
教室の中から、突っ立っている苗木の辺りから、立て続けに聞こえた声。
言葉というより、呼吸。
ううん、そんなものよりも切羽詰まった――喘ぎ?
溺れているような?
誰の?
苗木の地声は高いけど、でももちろん、苗木の声じゃない。
じゃあ誰、と悩む時間はほとんどいらなかった。
「ぁ……ん!」
ほんのちょっとだけ開いたドアの隙間から、『声』が飛び出してきて、私を凍り付かせた。
瞬間的に手を引っ込めた私の目は、真ん丸になっていただろう。
今度こそ、今度こそ死ぬほど驚いて、息も止まるかと思った。
突然聞こえたそれが何か、はじめは全く分からなかった。
でも、それがどこから聞こえたか、どうして聞こえたか、なんなのか――疑問が奔り始めるより速く、次が来たんだ。
「なえぎく――んふあぁ、はうっ、ううっ、うあっ、やぁぁ」
教室の中から、突っ立っている苗木の辺りから、立て続けに聞こえた声。
言葉というより、呼吸。
ううん、そんなものよりも切羽詰まった――喘ぎ?
溺れているような?
誰の?
苗木の地声は高いけど、でももちろん、苗木の声じゃない。
じゃあ誰、と悩む時間はほとんどいらなかった。
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:03:33.74 ID:Ww6kscaI0
ドアを隔てて多少くぐもっていたって、その美声の主はハッキリと分かったんだ。
「ああ――っ、なえぎくんっ、なえぎ、くん……っ!!」
舞園さやか――超高校級のアイドル、舞園ちゃんの声。
放課後の薄暗い教室。
そこにいるのは、苗木と、舞園ちゃん。
普通って基準で偏差値をつけたなら90だか100くらいつきそうに普通な苗木と、逆に1とか2くらいになりそうな舞園ちゃん。
ハタから見れば正反対。
そんな二人は、一緒にいるところがよくよく見かけられていた。
桑田なんかがしょっちゅう呻いていたし、山田も爆発しろだのなんだの言っていた。
クラスの人間だって意外に思うくらいだし、それが事情をよく知らない生徒からだと、希望ヶ峰の七不思議なんていう扱いですらあったってハナシなんだ。
でも、苗木のコトをよく知ってる人間にとってみれば、それは不思議でもなんでもない。
苗木の傍に居る時がいちばん心地良いって――分かってる人間にとってみれば、ね。
そして改めて――なんでふたりが? ってコトになる。
「ああ――っ、なえぎくんっ、なえぎ、くん……っ!!」
舞園さやか――超高校級のアイドル、舞園ちゃんの声。
放課後の薄暗い教室。
そこにいるのは、苗木と、舞園ちゃん。
普通って基準で偏差値をつけたなら90だか100くらいつきそうに普通な苗木と、逆に1とか2くらいになりそうな舞園ちゃん。
ハタから見れば正反対。
そんな二人は、一緒にいるところがよくよく見かけられていた。
桑田なんかがしょっちゅう呻いていたし、山田も爆発しろだのなんだの言っていた。
クラスの人間だって意外に思うくらいだし、それが事情をよく知らない生徒からだと、希望ヶ峰の七不思議なんていう扱いですらあったってハナシなんだ。
でも、苗木のコトをよく知ってる人間にとってみれば、それは不思議でもなんでもない。
苗木の傍に居る時がいちばん心地良いって――分かってる人間にとってみれば、ね。
そして改めて――なんでふたりが? ってコトになる。
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:05:50.07 ID:Ww6kscaI0
舞園ちゃんは、苗木の背中に隠れているから見えないんだろうか。
でも舞園ちゃんは苗木より身長高いよね?
だから苗木の後ろに立ってるワケじゃないんだと思う。
そこまで考えてよくよく覗いて見れば、後ろを向いた苗木の腰の辺りに、ソックスを履いた脚。
苗木の腰に巻き付いているのは、きっと舞園ちゃんの、きれいな脚。
ピリ……ッ、カラダの芯を、電気みたいに何かが駆けていった。
教室の中から舞園ちゃんの声は、もうほとんど聞こえなかった。
でも教室の中からは、ねばついた熱気が這い出してきていているというのを物語っていた。
そして代わりに聞こえてきたものがある。
がたん、がたん――
机が揺れているような音。
何を、しているんだろう。
私には分からなかった。
でもその物音は、明らかに普通じゃなくて――私は、私のナカの何かが、じゅくり、と蠢き始めるのを感じた。
頭はあんまり良くないけど、直感には自信があったから。
でも舞園ちゃんは苗木より身長高いよね?
だから苗木の後ろに立ってるワケじゃないんだと思う。
そこまで考えてよくよく覗いて見れば、後ろを向いた苗木の腰の辺りに、ソックスを履いた脚。
苗木の腰に巻き付いているのは、きっと舞園ちゃんの、きれいな脚。
ピリ……ッ、カラダの芯を、電気みたいに何かが駆けていった。
教室の中から舞園ちゃんの声は、もうほとんど聞こえなかった。
でも教室の中からは、ねばついた熱気が這い出してきていているというのを物語っていた。
そして代わりに聞こえてきたものがある。
がたん、がたん――
机が揺れているような音。
何を、しているんだろう。
私には分からなかった。
でもその物音は、明らかに普通じゃなくて――私は、私のナカの何かが、じゅくり、と蠢き始めるのを感じた。
頭はあんまり良くないけど、直感には自信があったから。
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:07:29.61 ID:Ww6kscaI0
カラダだけが先走って、気付いてしまったのかもしれない。
いま、教室の中で何が行われているのか。
苗木と舞園ちゃんが、何をしているのかってことに。
離れなきゃ。コレは私が、とても苦手なヤツだ。
そう叫ぶ理性を無視して、私は再び扉に張り付いていた。
心臓バクバク、教室の中までそれが聞こえはしないか、怯えたりなんかしながら。
見てはいけないものを、見ようとしている私が居た。
後から思い出したんだ。
私が、下ネタ苦手だったってコト。
そんなことも忘れるくらい――私は熱中してしまってた。
いま、教室の中で何が行われているのか。
苗木と舞園ちゃんが、何をしているのかってことに。
離れなきゃ。コレは私が、とても苦手なヤツだ。
そう叫ぶ理性を無視して、私は再び扉に張り付いていた。
心臓バクバク、教室の中までそれが聞こえはしないか、怯えたりなんかしながら。
見てはいけないものを、見ようとしている私が居た。
後から思い出したんだ。
私が、下ネタ苦手だったってコト。
そんなことも忘れるくらい――私は熱中してしまってた。
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:09:14.27 ID:Ww6kscaI0
―――――――――――――――――――――――
「生命の始め」
・排卵
・受精
・着床
―――――――――――――――――――――――
(苗木君、また、出してる……っ)
今日二回目に苗木君が果てた時、私は波のように度重なる絶頂の波の、ちょうど谷間というところでした。
高熱のような快楽に魘されつつも、辛うじて理性が働いている――そんな状態。
でも理性を保っているからこそ――腰の奥でとろりと滴った温度が意識のナカに込み上げてきて、昂ぶりで、胸までも焦がされてしまいます。
私の体内に、苗木君がいるコト。
とうに境界なんて蕩けてしまった、私と苗木君の粘膜同士のぬめり。
気持ちよさでうめくように、苗木君が私のナカでうち震えている触感。
こってりとねばついた精液が、私のひだひだの中に染みて、じわじわ子宮に溜まってくるまでの、優しくもいやらしい微熱の伝播。
それらの実感――快楽に乱されきらず、達していないからこそ――カラダが征服されていく過程を、私は妄想することが出来ました。
「生命の始め」
・排卵
・受精
・着床
―――――――――――――――――――――――
(苗木君、また、出してる……っ)
今日二回目に苗木君が果てた時、私は波のように度重なる絶頂の波の、ちょうど谷間というところでした。
高熱のような快楽に魘されつつも、辛うじて理性が働いている――そんな状態。
でも理性を保っているからこそ――腰の奥でとろりと滴った温度が意識のナカに込み上げてきて、昂ぶりで、胸までも焦がされてしまいます。
私の体内に、苗木君がいるコト。
とうに境界なんて蕩けてしまった、私と苗木君の粘膜同士のぬめり。
気持ちよさでうめくように、苗木君が私のナカでうち震えている触感。
こってりとねばついた精液が、私のひだひだの中に染みて、じわじわ子宮に溜まってくるまでの、優しくもいやらしい微熱の伝播。
それらの実感――快楽に乱されきらず、達していないからこそ――カラダが征服されていく過程を、私は妄想することが出来ました。
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:11:26.61 ID:Ww6kscaI0
全て、苗木君にささげている。
その想像で、また、じゅくりと濡らす、どうしようもない自分がいました。
そうして分泌された愛液が苗木君のに絡みついて、また、滑りやすくなって――膣内のもっと奥深くまで、沈んでくるのが分かりました。
「ん……っ、ま、舞園、さん……」
「あん……っ、苗木く、ん……んぁっ、んっ、ん……っ」
苗木君が伸ばしてきた舌に縋り付きます。
じゅとじゅとと舌が縺れて、熱っぽい吐息が混ざり合いました。
私は――西日の射す教室で、ふたつくっつけた机の上で、標本みたいに、苗木君に貫かれていました。
膣奥まで届かせる様な射精が収まりました。
覆い被さるような姿勢から一旦、苗木君は上体を起こしました。
図らずも重なる、深い溜息。
それからさほど間をおかず、離れかけていた腰と腰は再び、机のガタガタなる音と一緒に擦れ始めます。
「はぁ……っ、ふぅあっ!」
射精したばかりにもかかわらずカチカチのまま、私はナカをずりゅずりゅほじくられ、湿った咳の様な喘ぎが出ました。
さっき出された精液が、愛液と一緒に掻き出されて、おしりから机まで伝い落ちるのが分かりました。
苗木君は形の良い眉をひそめ、その横を、ねばついた汗が垂れ落ちています。
私も何とか身体をおこし、机上に腰掛けるようにして、手と足と舌で、苗木君に纏わりつきました。
その想像で、また、じゅくりと濡らす、どうしようもない自分がいました。
そうして分泌された愛液が苗木君のに絡みついて、また、滑りやすくなって――膣内のもっと奥深くまで、沈んでくるのが分かりました。
「ん……っ、ま、舞園、さん……」
「あん……っ、苗木く、ん……んぁっ、んっ、ん……っ」
苗木君が伸ばしてきた舌に縋り付きます。
じゅとじゅとと舌が縺れて、熱っぽい吐息が混ざり合いました。
私は――西日の射す教室で、ふたつくっつけた机の上で、標本みたいに、苗木君に貫かれていました。
膣奥まで届かせる様な射精が収まりました。
覆い被さるような姿勢から一旦、苗木君は上体を起こしました。
図らずも重なる、深い溜息。
それからさほど間をおかず、離れかけていた腰と腰は再び、机のガタガタなる音と一緒に擦れ始めます。
「はぁ……っ、ふぅあっ!」
射精したばかりにもかかわらずカチカチのまま、私はナカをずりゅずりゅほじくられ、湿った咳の様な喘ぎが出ました。
さっき出された精液が、愛液と一緒に掻き出されて、おしりから机まで伝い落ちるのが分かりました。
苗木君は形の良い眉をひそめ、その横を、ねばついた汗が垂れ落ちています。
私も何とか身体をおこし、机上に腰掛けるようにして、手と足と舌で、苗木君に纏わりつきました。
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:13:25.84 ID:Ww6kscaI0
「ひゃく……んあっ。んちゅ……な、んにゃっ、ちゅ……ぅ」
抱き締めた血肉の暖かさより先に、快感が神経を焼きました。
膣内で、刺激の角度が変わって、突き上げてくるような淫らな痺れが子宮を疼かせたのです。その変調に、私は軽くトばされそうになります。
突然の快楽で、私の舌はきっと、なめくじみたいにはみ出ていたのでしょう。
だって、ソレめがけて、苗木君がキスをくれたからです。
グロテスクにまろび出た私の赤い赤い舌を、しゃぶり、啜り、ふたりの唾を混ぜ合わせてくれました。
同時に、苗木君は私をこれ以上ないくらい強く抱き締めて来て、しなやかながらも硬い胸板に、こちらの胸が歪まされてしまいます。
乳首が、苗木君の皮膚に擦れて、苺を押し潰したように赤くなり、熱を持ちました。
「あっ、ちゅっ、ふっ、えろっ、んれろ……ぉ、んふっ、んっ、ずぽっ、じゅぽ……はぁむ、ん……っ」
しぼるように舌を吸い、しごくように舌を吸われ、ごほうびのようにつばを舐めとり、おしおきのようにつばを飲まされ、
「ぷは……ふぁ……うぁ」
顔が離れると、つつつ――っ、と、よだれが、糸を引いて、曝け出したお互いの胸の上に垂れ落ちました。
苗木君のぼおっとした顔が、夕闇に射した落日で、この上なく淫らに映りました。
私の顔もきっと、同じくらい淫らに歪みきっていたのでしょうが、それを彼は、どう思ったのでしょう。
超高校級のアイドルの、他の誰にも見せることのない痴態と――重要な意味を持つものと――受け取ってくれたのでしょうか。
束の間の静止に息を荒くしていると、そんな私の不意を突いて腰が奥までねじ込まれ――
「はーっ、はぁ、ふ……ああっ?! ああああ~~~!」
――溜まらず快感が噴出し、だらしなく開いた口から振り絞るように、嬌声が漏れました。
美声の自負など、とうに捨て去っていました。
放課後、スリルを求めて忍び込んだ教室。
声を我慢しようと、きっと努力はしていました。
抱き締めた血肉の暖かさより先に、快感が神経を焼きました。
膣内で、刺激の角度が変わって、突き上げてくるような淫らな痺れが子宮を疼かせたのです。その変調に、私は軽くトばされそうになります。
突然の快楽で、私の舌はきっと、なめくじみたいにはみ出ていたのでしょう。
だって、ソレめがけて、苗木君がキスをくれたからです。
グロテスクにまろび出た私の赤い赤い舌を、しゃぶり、啜り、ふたりの唾を混ぜ合わせてくれました。
同時に、苗木君は私をこれ以上ないくらい強く抱き締めて来て、しなやかながらも硬い胸板に、こちらの胸が歪まされてしまいます。
乳首が、苗木君の皮膚に擦れて、苺を押し潰したように赤くなり、熱を持ちました。
「あっ、ちゅっ、ふっ、えろっ、んれろ……ぉ、んふっ、んっ、ずぽっ、じゅぽ……はぁむ、ん……っ」
しぼるように舌を吸い、しごくように舌を吸われ、ごほうびのようにつばを舐めとり、おしおきのようにつばを飲まされ、
「ぷは……ふぁ……うぁ」
顔が離れると、つつつ――っ、と、よだれが、糸を引いて、曝け出したお互いの胸の上に垂れ落ちました。
苗木君のぼおっとした顔が、夕闇に射した落日で、この上なく淫らに映りました。
私の顔もきっと、同じくらい淫らに歪みきっていたのでしょうが、それを彼は、どう思ったのでしょう。
超高校級のアイドルの、他の誰にも見せることのない痴態と――重要な意味を持つものと――受け取ってくれたのでしょうか。
束の間の静止に息を荒くしていると、そんな私の不意を突いて腰が奥までねじ込まれ――
「はーっ、はぁ、ふ……ああっ?! ああああ~~~!」
――溜まらず快感が噴出し、だらしなく開いた口から振り絞るように、嬌声が漏れました。
美声の自負など、とうに捨て去っていました。
放課後、スリルを求めて忍び込んだ教室。
声を我慢しようと、きっと努力はしていました。
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:15:29.02 ID:Ww6kscaI0
「ふふぁぅ、あんっ……んぁっ、はっ、あ……ぁ」
お腹の内側を擦って、膣奥まで擦れながら入り込んでくる硬いお肉。
「まいぞのさ……んっ、ふぅ……! んっ、まい、ぞのさんっ、くぁ……っ!」
苗木君は強すぎる悦楽に辛しむような表情で、腰を送り続けてきます。
ふと、苗木君が私の乳首を咥え込み、ちぅちぅと吸い始めました。
今日は、苗木君の手によって曝け出された、私のカラダの先端。
ぶくりとした突起の、甘噛みした跡が赤く腫れ、唾でてらてらと光りました。
痛みすら快感に調教されたこの身への悦びと恥じらいもさることながら――苗木君の赤ちゃんのようなしぐさに、蹂躙されながら、場違いな安堵を覚えました。
さらによく見れば、苗木君は爪先立ちで、机の上の私を責めたてているようでした。
じゅと……ぉ、
――愛おしさで、背筋に鳥肌が立ったようでした。
そんな健気な男の子に嬲られているという、その倒錯感もまた、私の興奮を掻き立てました。
「ひんっ、んん………ぅ!! んあっ、んふぅ………っ!」
抱く力を込めた私にまるで反発するように、ずろろろろんっ、と、苗木君は私のナカから自身を引き抜いて、
「んんっ、かふっ、んくっ、ぅぅぅぅ、んっふぁ――」
――また、ずぷずぷずぷずぷって、杭打ちの様に戻ってくる。
「――あはあぁ、んはっ、あ……っ! はっ、はっ、あ」
その、くりかえし、くりかえし。
じゅぷじゅぷっ、ぐちゅぐちゅっ、じゅ……ぷぅ、ぐちょっ、
いやらしい音で、ゆっくりと、ねちっこく。
お腹の内側を擦って、膣奥まで擦れながら入り込んでくる硬いお肉。
「まいぞのさ……んっ、ふぅ……! んっ、まい、ぞのさんっ、くぁ……っ!」
苗木君は強すぎる悦楽に辛しむような表情で、腰を送り続けてきます。
ふと、苗木君が私の乳首を咥え込み、ちぅちぅと吸い始めました。
今日は、苗木君の手によって曝け出された、私のカラダの先端。
ぶくりとした突起の、甘噛みした跡が赤く腫れ、唾でてらてらと光りました。
痛みすら快感に調教されたこの身への悦びと恥じらいもさることながら――苗木君の赤ちゃんのようなしぐさに、蹂躙されながら、場違いな安堵を覚えました。
さらによく見れば、苗木君は爪先立ちで、机の上の私を責めたてているようでした。
じゅと……ぉ、
――愛おしさで、背筋に鳥肌が立ったようでした。
そんな健気な男の子に嬲られているという、その倒錯感もまた、私の興奮を掻き立てました。
「ひんっ、んん………ぅ!! んあっ、んふぅ………っ!」
抱く力を込めた私にまるで反発するように、ずろろろろんっ、と、苗木君は私のナカから自身を引き抜いて、
「んんっ、かふっ、んくっ、ぅぅぅぅ、んっふぁ――」
――また、ずぷずぷずぷずぷって、杭打ちの様に戻ってくる。
「――あはあぁ、んはっ、あ……っ! はっ、はっ、あ」
その、くりかえし、くりかえし。
じゅぷじゅぷっ、ぐちゅぐちゅっ、じゅ……ぷぅ、ぐちょっ、
いやらしい音で、ゆっくりと、ねちっこく。
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:17:19.80 ID:Ww6kscaI0
私の声が、施錠後の教室棟中に響き渡るのを恐れてもいるのでしょう。
が――私をゆっくり弄びたいというイジワルさも感じずにはいられません。
だって、苗木君はとっくに知っているんです。
私がどれだけ淫らな女の子なのか。
私はどこを責められたら、あっけなく果ててしまうのか。
実験のように数え切れない絶頂を刻まれたこのカラダの見取り図を、苗木君は持っているんです。
そう、私の気持ちいいトコロを知っておきながら、わざと少しだけハズして――
「んふっ、んっ、あうっ、ん、あ、ふ…………くぅっ!」
ギリギリ声を我慢できるくらいに調節して――刺激に慣れ始める頃、突然――ぶちゅっ! って、
「ひん……あんっ!! はんっ、あっ、ん……んふぁっ!」
偶然みたいに芯を揺さぶって、快楽に揺さぶられる女の子を見る。
私のカラダが跳ねると、いたずらが露見した子供のような後ろめたさを見せながらも、達成感を抑えきれないという風に唇を歪めて。
また、泣きだしたくなるようにじれったい責めを、はじめるのです。
「あ……あーっ、あっ、んあっ、はぁんっ!」
なかされ、弄ばれて、ひどいと思う瞬間もあります。
いいようにされて悔しいという感情も、きっと嘘じゃない。
その弱々しい反抗心が、あっけなく捩じ伏せられてしまう現実。
征服されることを悦ぶメスの習性。
苗木君の都合のいい女に仕立て上げられている実感が、一突きごとに、子宮の奥まで深く染みこんで行きます。
が――私をゆっくり弄びたいというイジワルさも感じずにはいられません。
だって、苗木君はとっくに知っているんです。
私がどれだけ淫らな女の子なのか。
私はどこを責められたら、あっけなく果ててしまうのか。
実験のように数え切れない絶頂を刻まれたこのカラダの見取り図を、苗木君は持っているんです。
そう、私の気持ちいいトコロを知っておきながら、わざと少しだけハズして――
「んふっ、んっ、あうっ、ん、あ、ふ…………くぅっ!」
ギリギリ声を我慢できるくらいに調節して――刺激に慣れ始める頃、突然――ぶちゅっ! って、
「ひん……あんっ!! はんっ、あっ、ん……んふぁっ!」
偶然みたいに芯を揺さぶって、快楽に揺さぶられる女の子を見る。
私のカラダが跳ねると、いたずらが露見した子供のような後ろめたさを見せながらも、達成感を抑えきれないという風に唇を歪めて。
また、泣きだしたくなるようにじれったい責めを、はじめるのです。
「あ……あーっ、あっ、んあっ、はぁんっ!」
なかされ、弄ばれて、ひどいと思う瞬間もあります。
いいようにされて悔しいという感情も、きっと嘘じゃない。
その弱々しい反抗心が、あっけなく捩じ伏せられてしまう現実。
征服されることを悦ぶメスの習性。
苗木君の都合のいい女に仕立て上げられている実感が、一突きごとに、子宮の奥まで深く染みこんで行きます。
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:20:49.38 ID:Ww6kscaI0
日頃、控えめな苗木君をリードしているのは私。
近寄って、笑い掛けて、お話をして、とぼけて、時に、少しだけからかって。
――私の方が、苗木君を振り回しているように見えるはずですし、そう言われることもあります。
でも、私が苗木君との学校生活で握っているように見える主導権は、所詮、互いの立場に基いたもの。
ふたりの本性が曝け出された瞬間。
もっと言えば、苗木君が肩書きへの負い目を忘れた瞬間――余りにも自然に、攻守が入れ替わってしまいます。
私は、愛する男の子に蹂躙されるのを喜ぶ、男性の受容器となってしまいます。
きっと――そうした方が種を残せると、動物のメスの本能が、そうさせるのでしょう。
その方が、他のメスよりも多く、このオスに種付けしてもらえるのだと。カラダで知ってしまったのでしょう。
今日も、交わり始めた直後は、極限まで昂ぶった性欲を満たすためだけの、荒々しい責めでした。
下着は局部をずらしただけ、制服すら全ては脱がされず、乱暴な挿入。
道具のように使われた私は、それでも幾度となく達しました。
教室ごと揺るがされているような激しいピストンは、さながら、出会い頭に殴り付けられて、訳も分からないまま与えられる快楽。
一度精を放ち、落ち着いた後、ようやくスカートと下着を放り投げ、セーラー服をたくし上げて。
今度はひたすら、舌を絡めるキスと、擦り上げるような出し入れと、痺れを肉体に馴染ませるような愛撫。
私の内側にひりつくような快楽を染み込ませ、それなしではいられない淫乱な女の子に仕立て上げるための、優しくも狂おしい教育。
気をやってしまえば、その後の快感がショートしてしまうから、決壊する水準の一歩手前。
楽器の調律の様に、絶頂寸前を延々と刻みつけられる、補習。
近寄って、笑い掛けて、お話をして、とぼけて、時に、少しだけからかって。
――私の方が、苗木君を振り回しているように見えるはずですし、そう言われることもあります。
でも、私が苗木君との学校生活で握っているように見える主導権は、所詮、互いの立場に基いたもの。
ふたりの本性が曝け出された瞬間。
もっと言えば、苗木君が肩書きへの負い目を忘れた瞬間――余りにも自然に、攻守が入れ替わってしまいます。
私は、愛する男の子に蹂躙されるのを喜ぶ、男性の受容器となってしまいます。
きっと――そうした方が種を残せると、動物のメスの本能が、そうさせるのでしょう。
その方が、他のメスよりも多く、このオスに種付けしてもらえるのだと。カラダで知ってしまったのでしょう。
今日も、交わり始めた直後は、極限まで昂ぶった性欲を満たすためだけの、荒々しい責めでした。
下着は局部をずらしただけ、制服すら全ては脱がされず、乱暴な挿入。
道具のように使われた私は、それでも幾度となく達しました。
教室ごと揺るがされているような激しいピストンは、さながら、出会い頭に殴り付けられて、訳も分からないまま与えられる快楽。
一度精を放ち、落ち着いた後、ようやくスカートと下着を放り投げ、セーラー服をたくし上げて。
今度はひたすら、舌を絡めるキスと、擦り上げるような出し入れと、痺れを肉体に馴染ませるような愛撫。
私の内側にひりつくような快楽を染み込ませ、それなしではいられない淫乱な女の子に仕立て上げるための、優しくも狂おしい教育。
気をやってしまえば、その後の快感がショートしてしまうから、決壊する水準の一歩手前。
楽器の調律の様に、絶頂寸前を延々と刻みつけられる、補習。
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:23:13.47 ID:Ww6kscaI0
今もそう、教育の真っ最中。
この姿勢では。
座ったまま、正面で抱き合う姿勢では、下からの突き上げでは――あと少し、届かないのです。
お互いの満足のいく位置まで、ほんの少しだけ。
でも、きっと苗木君も、もうすぐ果ててしまう。
それでは、ダメ。
犬の服従のように組み敷かれたい。
動物の様に種付けられたい。
奥のオク……子宮の入り口で、苗木君を受け入れたい。
苗木君は、私が音を上げるのを分かっていて、それを待っているのです。
だから結局、私は苗木君に、教えられた通りに、おねだりするのです。
「――――――――、――――――――!!」
泣きながら、私は懇願しました。
私に――舞園さやかに、超高校級のアイドルに、あるまじき肉欲を告白させた男の子は――ごくりと唾を呑み込みました。
普段の温厚さはなりを潜めた、追い詰める者の視線。
それを見て私は、点滅する意識の中、欲望が達せられる予感に打ち震えました。
この姿勢では。
座ったまま、正面で抱き合う姿勢では、下からの突き上げでは――あと少し、届かないのです。
お互いの満足のいく位置まで、ほんの少しだけ。
でも、きっと苗木君も、もうすぐ果ててしまう。
それでは、ダメ。
犬の服従のように組み敷かれたい。
動物の様に種付けられたい。
奥のオク……子宮の入り口で、苗木君を受け入れたい。
苗木君は、私が音を上げるのを分かっていて、それを待っているのです。
だから結局、私は苗木君に、教えられた通りに、おねだりするのです。
「――――――――、――――――――!!」
泣きながら、私は懇願しました。
私に――舞園さやかに、超高校級のアイドルに、あるまじき肉欲を告白させた男の子は――ごくりと唾を呑み込みました。
普段の温厚さはなりを潜めた、追い詰める者の視線。
それを見て私は、点滅する意識の中、欲望が達せられる予感に打ち震えました。
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:27:45.20 ID:Ww6kscaI0
最後に、子宮口に密着する距離で、私は苗木君に種付けされました。
苗木君は爪先立ちから思い切りジャンプし、ナカを抉りながら圧し掛かったのです。
逃げ場をなくした子宮口ごと押し潰され、赤ちゃんの部屋にどぷどぷと粘土のような射精を受けて、私は痙攣しました。
全身が引き攣り、腕も足も苗木君の身体に巻き付けて、一滴残らず、放出を受け止めました。
私の拠り所は、『超高校級のアイドル』から、『苗木誠』という男の子に変わっていました。
苗木君が私の名前を呼んでくれたような気がして、私も彼の名前を呼びました。
それは舌が絡み合っていたので、お互い言葉になりませんでした。
こうして、私の補習の時間は終わりました。
でも――この補習、参加者は、何も私と苗木君だけではありませんでした。
私は息も絶え絶えになり、もうこれ以上何も入りきらない程膨らんだお腹をさすりながら、顔を横へ向けます。
「んふっ、ん……くっ、う………ぅ、っは……ぁ」
椅子に座り、息を荒くする少女が、私と苗木君の交わりをじっと見つめていました。
苗木君は爪先立ちから思い切りジャンプし、ナカを抉りながら圧し掛かったのです。
逃げ場をなくした子宮口ごと押し潰され、赤ちゃんの部屋にどぷどぷと粘土のような射精を受けて、私は痙攣しました。
全身が引き攣り、腕も足も苗木君の身体に巻き付けて、一滴残らず、放出を受け止めました。
私の拠り所は、『超高校級のアイドル』から、『苗木誠』という男の子に変わっていました。
苗木君が私の名前を呼んでくれたような気がして、私も彼の名前を呼びました。
それは舌が絡み合っていたので、お互い言葉になりませんでした。
こうして、私の補習の時間は終わりました。
でも――この補習、参加者は、何も私と苗木君だけではありませんでした。
私は息も絶え絶えになり、もうこれ以上何も入りきらない程膨らんだお腹をさすりながら、顔を横へ向けます。
「んふっ、ん……くっ、う………ぅ、っは……ぁ」
椅子に座り、息を荒くする少女が、私と苗木君の交わりをじっと見つめていました。
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:34:54.53 ID:Ww6kscaI0
その恨めし気な視線を寄越してくる少女――霧切さんの顔から、ぽたぽたと汗が滴って、机に落ちました。
革手袋をはめた手は、お行儀よくそろえた膝の上に置かれていますが――表面に奔る亀裂の様な皺が、耐え難い屈辱と辛苦を物語っていました。
彼女は、ちょっとした私とのゲームに負けて――傍観者に徹する『生徒役』となっているのでした。
私より綺麗で、クールで、意地っ張りな女の子が、想い人による与えられない快感を切望し絶望している――その様子を眺めることにより感じる、優越感。
それを、否定することはできませんでした。
ただ、それも順番が先というだけのコト。
深いまどろみの中、苗木君のが引き抜かれてゆくのを感じ――いつまでココで続けるのだろう――そんなことを、私は朦朧としながら、思いました。
何かの気配が近くにあったような気もしましたが――高鳴り始めた霧切さんの喘ぎ声に、全て掻き消されていました。
彼女もまた、心の拠り所が私と同じ、この男の子になってしまったのです。
普段からは想像もつかないような甘えた声で、苗木君にすがりつく霧切さん。
放置していたことを詫びつつ、あやしながら、愛欲を満たしていく苗木君。
今度は私が『生徒役』です。
まだ、補習は終わりそうにありません。
革手袋をはめた手は、お行儀よくそろえた膝の上に置かれていますが――表面に奔る亀裂の様な皺が、耐え難い屈辱と辛苦を物語っていました。
彼女は、ちょっとした私とのゲームに負けて――傍観者に徹する『生徒役』となっているのでした。
私より綺麗で、クールで、意地っ張りな女の子が、想い人による与えられない快感を切望し絶望している――その様子を眺めることにより感じる、優越感。
それを、否定することはできませんでした。
ただ、それも順番が先というだけのコト。
深いまどろみの中、苗木君のが引き抜かれてゆくのを感じ――いつまでココで続けるのだろう――そんなことを、私は朦朧としながら、思いました。
何かの気配が近くにあったような気もしましたが――高鳴り始めた霧切さんの喘ぎ声に、全て掻き消されていました。
彼女もまた、心の拠り所が私と同じ、この男の子になってしまったのです。
普段からは想像もつかないような甘えた声で、苗木君にすがりつく霧切さん。
放置していたことを詫びつつ、あやしながら、愛欲を満たしていく苗木君。
今度は私が『生徒役』です。
まだ、補習は終わりそうにありません。
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 04:35:51.77 ID:Ww6kscaI0
今回はここでおしまいです。お読みくださった方、ありがとうございました。
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420224189/
Entry ⇒ 2015.01.31 | Category ⇒ ダンガンロンパ | Comments (0)
【ラブライブ!】凛「言えなかった 1000の言葉」
1: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/30(火) 14:33:17.21 ID:0J5SayY/o
部室
絵里「はぁ……今日で何日目?」
花陽「もう3日目です……」
穂乃果「凛ちゃんどうしたんだろ、3日も学校休んで」
ことり「心配だね」
絵里「花陽は何も聞いてないのよね?」
花陽「はい連絡しても返ってこないんです、だから今日真姫ちゃんと凛ちゃんの家にいってみようと」
穂乃果「だったら、私もいくよ!」
真姫「あまり大勢でおしかけるのもよくないでしょうし、私と花陽に任せてもらえないかしら」
穂乃果「んーわかった、二人とも凛ちゃんのことお願いするね」
絵里「はぁ……今日で何日目?」
花陽「もう3日目です……」
穂乃果「凛ちゃんどうしたんだろ、3日も学校休んで」
ことり「心配だね」
絵里「花陽は何も聞いてないのよね?」
花陽「はい連絡しても返ってこないんです、だから今日真姫ちゃんと凛ちゃんの家にいってみようと」
穂乃果「だったら、私もいくよ!」
真姫「あまり大勢でおしかけるのもよくないでしょうし、私と花陽に任せてもらえないかしら」
穂乃果「んーわかった、二人とも凛ちゃんのことお願いするね」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 14:36:16.30 ID:0J5SayY/o
その日の夕方
真姫「ここが、凛の家ね」
花陽「凛ちゃんの部屋は2階のあそこだよ」
真姫「カーテン閉まってるわね」
花陽「うん、凛ちゃん本当にどうしたんだろ」
真姫「まずは会わないとね」
ピンポーン
真姫「出ないわね……」
花陽「うん……あっ!今カーテン揺れたよ!」
真姫「凛ったら、いるんなら出てきなさいよね」
花陽「連絡してみるね」
花陽「凛ちゃん身体の調子はどうですか?いるのなら会いたいよ、とこれでいいかな?」ポチポチ
真姫「んー待って私が打って送るわ!」ポチポチ
真姫「花陽、下向きながらしゃがんでおいてね」
花陽「う、うん?」
真姫「よし、送信」
ダッダッダッダ ズデン!!
まきぱな「!!?」
花陽「今、階段から落ちた感じじゃなかった?」
真姫「ええ……ちょっと凛には効果がありすぎたかしら」
花陽「?」
ガチャ
真姫「ここが、凛の家ね」
花陽「凛ちゃんの部屋は2階のあそこだよ」
真姫「カーテン閉まってるわね」
花陽「うん、凛ちゃん本当にどうしたんだろ」
真姫「まずは会わないとね」
ピンポーン
真姫「出ないわね……」
花陽「うん……あっ!今カーテン揺れたよ!」
真姫「凛ったら、いるんなら出てきなさいよね」
花陽「連絡してみるね」
花陽「凛ちゃん身体の調子はどうですか?いるのなら会いたいよ、とこれでいいかな?」ポチポチ
真姫「んー待って私が打って送るわ!」ポチポチ
真姫「花陽、下向きながらしゃがんでおいてね」
花陽「う、うん?」
真姫「よし、送信」
ダッダッダッダ ズデン!!
まきぱな「!!?」
花陽「今、階段から落ちた感じじゃなかった?」
真姫「ええ……ちょっと凛には効果がありすぎたかしら」
花陽「?」
ガチャ
3: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/30(火) 14:39:16.83 ID:0J5SayY/o
凛「かよちーん!!お腹は大丈夫!?熱は!?かよちんかよちんかよちーん、死んじゃいやにゃー!」
花陽「えっ!?どうしたの凛ちゃん?」
凛「だってかよちん、お腹いたくて吐きそうで汗が止まらなくて熱があって、凛に助けを求めてるって真姫ちゃんが」
花陽「ええ!?真姫ちゃんそんなこといったの?」
真姫「こういう嘘でも言わないと凛は出てこないかなと思ったのよ」
凛「う、嘘……?」
真姫「凛、なんで無断で休んでたか説明してくれるまで私は帰らないから」
花陽「そうだよ凛ちゃん、私たち凛ちゃんが困ってたら力になりたいの!」
凛「か、かよちんが無事で良かった、本当に良かったにゃ」
花陽「り、凛ちゃんごめんね。騙すようなことして」
凛「いいの、凛の方こそお休みしててごめん……」
真姫「話聞かせてもらうわよ」
凛「うん、わかったにゃ二人とも中はいって」
まきぱな「おじゃまします」
真姫(凛は本当に花陽のことを大切に思っているのね……羨ましいわ)
花陽「えっ!?どうしたの凛ちゃん?」
凛「だってかよちん、お腹いたくて吐きそうで汗が止まらなくて熱があって、凛に助けを求めてるって真姫ちゃんが」
花陽「ええ!?真姫ちゃんそんなこといったの?」
真姫「こういう嘘でも言わないと凛は出てこないかなと思ったのよ」
凛「う、嘘……?」
真姫「凛、なんで無断で休んでたか説明してくれるまで私は帰らないから」
花陽「そうだよ凛ちゃん、私たち凛ちゃんが困ってたら力になりたいの!」
凛「か、かよちんが無事で良かった、本当に良かったにゃ」
花陽「り、凛ちゃんごめんね。騙すようなことして」
凛「いいの、凛の方こそお休みしててごめん……」
真姫「話聞かせてもらうわよ」
凛「うん、わかったにゃ二人とも中はいって」
まきぱな「おじゃまします」
真姫(凛は本当に花陽のことを大切に思っているのね……羨ましいわ)
4: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/30(火) 14:42:50.20 ID:0J5SayY/o
凛部屋
真姫「で、どうしてずっと休んでたのよ」
凛「う、うん……」チラ
花陽「……」
真姫「なに、花陽と関係してるの?」
凛「かよちんのことじゃないよ」
真姫「だったらなんなの?」
真姫「なによ話が見えないわ、花陽ちゃんと説明して」
花陽「凛ちゃん、私から説明していいの?」
凛「」コク
花陽「わかった、あのね真姫ちゃん」ズイ
真姫「う、うんなにかしら」
花陽「私は真姫ちゃんのことが好き」
真姫「……」
真姫「えっ!?」
真姫「えっ、ちょっとそれは、え!ー?」
花陽「話は最後まで聞いてください」
真姫「はい……」
真姫「で、どうしてずっと休んでたのよ」
凛「う、うん……」チラ
花陽「……」
真姫「なに、花陽と関係してるの?」
凛「かよちんのことじゃないよ」
真姫「だったらなんなの?」
真姫「なによ話が見えないわ、花陽ちゃんと説明して」
花陽「凛ちゃん、私から説明していいの?」
凛「」コク
花陽「わかった、あのね真姫ちゃん」ズイ
真姫「う、うんなにかしら」
花陽「私は真姫ちゃんのことが好き」
真姫「……」
真姫「えっ!?」
真姫「えっ、ちょっとそれは、え!ー?」
花陽「話は最後まで聞いてください」
真姫「はい……」
5: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/30(火) 14:44:59.02 ID:0J5SayY/o
花陽「真姫ちゃんのこと私も凛ちゃんも大好きだけど、この話をして真姫ちゃんが私たちのこと避けるかもしれないの」
真姫(そういう意味ね、びっくりしちゃったわ)
真姫「話を聞かない限りなんともいえないわ」
真姫「ただ、私が凛と花陽のことを嫌いになることなんてないけどね」
花陽「ありがとう、真姫ちゃん」
花陽「真姫ちゃんは人を好きになったことがある?この場合は恋愛の意味で」
真姫「……」
真姫「ないわね」
花陽「……そっか、じゃあ更に真姫ちゃんには実感がわかないお話になっちゃうかな」
真姫「なに、凛は恋愛関係で学校休んでたってこと?」
花陽「……」
凛「……」
真姫「なによそれ、それで無断で学校も練習休んでたっていうの」
花陽「真姫ちゃん、話は最後まで聞いてください」
真姫「はい……」
真姫(そういう意味ね、びっくりしちゃったわ)
真姫「話を聞かない限りなんともいえないわ」
真姫「ただ、私が凛と花陽のことを嫌いになることなんてないけどね」
花陽「ありがとう、真姫ちゃん」
花陽「真姫ちゃんは人を好きになったことがある?この場合は恋愛の意味で」
真姫「……」
真姫「ないわね」
花陽「……そっか、じゃあ更に真姫ちゃんには実感がわかないお話になっちゃうかな」
真姫「なに、凛は恋愛関係で学校休んでたってこと?」
花陽「……」
凛「……」
真姫「なによそれ、それで無断で学校も練習休んでたっていうの」
花陽「真姫ちゃん、話は最後まで聞いてください」
真姫「はい……」
6: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/30(火) 14:47:05.16 ID:0J5SayY/o
花陽「確かに普通の恋愛なら真姫ちゃんの気持ちもわかるけど……凛ちゃんの場合はちょっと違うの」
真姫「どう違うのよ?」
花陽「……」クル
凛「……」ビク
花陽「凛ちゃんから、ね」
凛「うん……あのね真姫ちゃん、凛ね」
真姫「……」
凛「凛ね……」ブルブル
花陽「」スッ
凛「り、りん……」ブルブル
花陽「凛ちゃん、私がいるからね、はい深呼吸」ギュッ
凛「はっはぁはぁはぁ、かよちんありがと」ギュッ
凛「スゥーハァースゥーハァースゥーハァー」
真姫「……」
凛「真姫ちゃん!凛は好きな人がいてその、その人はね、女の子なのっ!」
真姫「……」
真姫「え?」
凛「気持ち悪いよね、女の子が女の子を好きだなんて」
真姫「……」
花陽「真姫ちゃん、無理しなくてもいいんだよ?」
真姫「あ、いえ、大丈夫、私は大丈夫よ」
真姫「大丈夫、そんなことで凛のこと嫌いになったりしないわ」
凛「ありがと、真姫ちゃん」
真姫「どう違うのよ?」
花陽「……」クル
凛「……」ビク
花陽「凛ちゃんから、ね」
凛「うん……あのね真姫ちゃん、凛ね」
真姫「……」
凛「凛ね……」ブルブル
花陽「」スッ
凛「り、りん……」ブルブル
花陽「凛ちゃん、私がいるからね、はい深呼吸」ギュッ
凛「はっはぁはぁはぁ、かよちんありがと」ギュッ
凛「スゥーハァースゥーハァースゥーハァー」
真姫「……」
凛「真姫ちゃん!凛は好きな人がいてその、その人はね、女の子なのっ!」
真姫「……」
真姫「え?」
凛「気持ち悪いよね、女の子が女の子を好きだなんて」
真姫「……」
花陽「真姫ちゃん、無理しなくてもいいんだよ?」
真姫「あ、いえ、大丈夫、私は大丈夫よ」
真姫「大丈夫、そんなことで凛のこと嫌いになったりしないわ」
凛「ありがと、真姫ちゃん」
7: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/30(火) 14:49:02.34 ID:0J5SayY/o
花陽「真姫ちゃんあまり驚かないんだね」
真姫「世の中には沢山の価値観があるんだもの、その人の価値観を否定するような考えは私にはないわ」
真姫「それより知りたいのはなんで凛が休んでるかってことよ」
凛「凛ね、その人のことが好きでかよちんにずっと相談してたんだ」
凛「告白したいな、て思った時もかよちんに相談したの」
凛「そしたらかよちんは、ふられたときはどうなるの?付き合えたとしてどうなるか想像してみてって……」
凛「で想像して凛がかよちんにこうなるかな?ていってかよちんから更に質問受けてを何度も繰り返したんだ、そしたらね」
凛「凛、付き合えても付き合えなくても、凛には耐えられないな、て思っちゃたの」
凛「凛世間の目なんか気にしない、ていったらかよちんが……」
真姫「ん?花陽がなに?」
凛「」ガタガタ
花陽「凛ちゃん、次の話をしよ?」
真姫「ちょっと、花陽」
花陽「真姫ちゃん、凛ちゃんの話をきくんでしょ?なんで休んでるか理由を聞きたいなら、最後まできいてね」
真姫「わかったわ」
真姫「世の中には沢山の価値観があるんだもの、その人の価値観を否定するような考えは私にはないわ」
真姫「それより知りたいのはなんで凛が休んでるかってことよ」
凛「凛ね、その人のことが好きでかよちんにずっと相談してたんだ」
凛「告白したいな、て思った時もかよちんに相談したの」
凛「そしたらかよちんは、ふられたときはどうなるの?付き合えたとしてどうなるか想像してみてって……」
凛「で想像して凛がかよちんにこうなるかな?ていってかよちんから更に質問受けてを何度も繰り返したんだ、そしたらね」
凛「凛、付き合えても付き合えなくても、凛には耐えられないな、て思っちゃたの」
凛「凛世間の目なんか気にしない、ていったらかよちんが……」
真姫「ん?花陽がなに?」
凛「」ガタガタ
花陽「凛ちゃん、次の話をしよ?」
真姫「ちょっと、花陽」
花陽「真姫ちゃん、凛ちゃんの話をきくんでしょ?なんで休んでるか理由を聞きたいなら、最後まできいてね」
真姫「わかったわ」
8: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/30(火) 14:51:06.81 ID:0J5SayY/o
花陽「で、凛ちゃんは付き合うのはムリだと思ってその人のことを思うだけにしたんだよね」
凛「うん、でもね真姫ちゃん頭でわかっても、心が落ち着いてくれない事ってあるよね」
真姫「……」
凛「凛、我慢したけど耐えられなくて好きな人に想いを告げたくなったの」
凛「かよちんにも、相談して何度も止めるように言われて……でも」
凛「最後には、かよちん応援するっていってくれたの」
花陽「絶対しない方がいいって思って止めようとしたんだけど、真剣な凛ちゃんをみていると本当に告白しない方がいいのかわからなくなって、ね」
真姫「そう……凛はじゃあ、その告白して、上手くいかなかったから休んでるの?」
凛「まだ、その方が良かったにゃ……」
真姫「ん、どういうこと」
凛「凛、告白するって決めた日の朝にその人に偶然朝会ったんだ」
凛「そして、その人は友達といてなにかしゃべってて……」
凛「よく聞こえなかったら近づいたら……」
凛「凛のこと嫌いだ、って」
真姫「……」
凛「あーせっかく勇気だして告白しようとしたら、これだもん、にゃははは……」
凛「だから、その日の練習は地獄だったの、だって凛の好きな人はμ'sのメンバーだったから」
真姫「だれなの、凛の好きな人は」
凛「うん、でもね真姫ちゃん頭でわかっても、心が落ち着いてくれない事ってあるよね」
真姫「……」
凛「凛、我慢したけど耐えられなくて好きな人に想いを告げたくなったの」
凛「かよちんにも、相談して何度も止めるように言われて……でも」
凛「最後には、かよちん応援するっていってくれたの」
花陽「絶対しない方がいいって思って止めようとしたんだけど、真剣な凛ちゃんをみていると本当に告白しない方がいいのかわからなくなって、ね」
真姫「そう……凛はじゃあ、その告白して、上手くいかなかったから休んでるの?」
凛「まだ、その方が良かったにゃ……」
真姫「ん、どういうこと」
凛「凛、告白するって決めた日の朝にその人に偶然朝会ったんだ」
凛「そして、その人は友達といてなにかしゃべってて……」
凛「よく聞こえなかったら近づいたら……」
凛「凛のこと嫌いだ、って」
真姫「……」
凛「あーせっかく勇気だして告白しようとしたら、これだもん、にゃははは……」
凛「だから、その日の練習は地獄だったの、だって凛の好きな人はμ'sのメンバーだったから」
真姫「だれなの、凛の好きな人は」
12: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/31(水) 20:22:52.79 ID:mJ4i0m48o
凛「……海未ちゃん」
真姫「……そう」
真姫「海未が話していた友達は穂乃果とことり?」
凛「うん」
花陽「凛ちゃんごめんね……私がこの状況まで凛ちゃんに伝えてたら何か手があったかもしれないのに……」
凛「かよちんは全然悪くないよ!最近はずーっと凛の相談にのってくれて本当に助かってるんだから」
花陽「凛ちゃん……」
花陽「ずっと今の状況をどうにかできないかと考えてたんだ」
花陽「けどもう私一人じゃどうしようもなくて……だから今日は来てくれて本当に助かったの、ありがとう真姫ちゃん」
真姫「私こそ、2人が悩んでいるのに気づかなくてごめんなさい」
凛「いいんだよ真姫ちゃん、今日は来てくれてありがとうね」
花陽「凛ちゃんは海未ちゃんの話を聞いてから本当に体調崩してしまって、病院にいったんだよね」
凛「うん」
花陽「でも、明日からの土日休めばおそらく月曜は元気になってるはず」
花陽「凛ちゃんには学校に来て欲しいけど、今のこの状況が変わらないと凛ちゃんは学校にいくのも本当につらいの……ねぇ真姫ちゃんどうすればいいかな?」
真姫「うーん、そうね……」
タダイマー
真姫「……そう」
真姫「海未が話していた友達は穂乃果とことり?」
凛「うん」
花陽「凛ちゃんごめんね……私がこの状況まで凛ちゃんに伝えてたら何か手があったかもしれないのに……」
凛「かよちんは全然悪くないよ!最近はずーっと凛の相談にのってくれて本当に助かってるんだから」
花陽「凛ちゃん……」
花陽「ずっと今の状況をどうにかできないかと考えてたんだ」
花陽「けどもう私一人じゃどうしようもなくて……だから今日は来てくれて本当に助かったの、ありがとう真姫ちゃん」
真姫「私こそ、2人が悩んでいるのに気づかなくてごめんなさい」
凛「いいんだよ真姫ちゃん、今日は来てくれてありがとうね」
花陽「凛ちゃんは海未ちゃんの話を聞いてから本当に体調崩してしまって、病院にいったんだよね」
凛「うん」
花陽「でも、明日からの土日休めばおそらく月曜は元気になってるはず」
花陽「凛ちゃんには学校に来て欲しいけど、今のこの状況が変わらないと凛ちゃんは学校にいくのも本当につらいの……ねぇ真姫ちゃんどうすればいいかな?」
真姫「うーん、そうね……」
タダイマー
13: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/31(水) 20:23:58.32 ID:mJ4i0m48o
凛「あ、ママ帰ってきたにゃ……」
真姫「と、もうこんな時間ね……ねぇ明日1日考えてみて日曜日にみんなで集まって話し合うとかどうかしら?」
花陽「そうだね、そうしようか」
花陽「じゃぁ凛ちゃんまた日曜日にね」
凛「うん、かよちん真姫ちゃん、今日は来てくれてありがとうね」
花陽「私はいつだって凛ちゃんの力になりたいの、なんでもいってくれていいからね」
花陽「絶対一人じゃ抱え込んじゃダメだから……それに今は」
凛「?」
花陽「真姫ちゃんもいるからね」
凛「そうだね、真姫ちゃんがいれば100人力にゃ!」
真姫「はいはい、どう頑張っても私は1人しかいないけどね」
花陽「またね、凛ちゃん」
凛「玄関まで送ってくよ」
真姫「ダメよ、体調崩してるんだから大人しく寝てなさい」
凛「ぶー」
真姫「と、もうこんな時間ね……ねぇ明日1日考えてみて日曜日にみんなで集まって話し合うとかどうかしら?」
花陽「そうだね、そうしようか」
花陽「じゃぁ凛ちゃんまた日曜日にね」
凛「うん、かよちん真姫ちゃん、今日は来てくれてありがとうね」
花陽「私はいつだって凛ちゃんの力になりたいの、なんでもいってくれていいからね」
花陽「絶対一人じゃ抱え込んじゃダメだから……それに今は」
凛「?」
花陽「真姫ちゃんもいるからね」
凛「そうだね、真姫ちゃんがいれば100人力にゃ!」
真姫「はいはい、どう頑張っても私は1人しかいないけどね」
花陽「またね、凛ちゃん」
凛「玄関まで送ってくよ」
真姫「ダメよ、体調崩してるんだから大人しく寝てなさい」
凛「ぶー」
14: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/31(水) 20:26:22.11 ID:mJ4i0m48o
帰り道
花陽「じゃあまた日曜日にね、真姫ちゃん」
真姫「花陽、ちょっとまって」
花陽「?」
真姫「海未は本当に凛のこと嫌いなんていったの?」
花陽「その時の状況を凛ちゃんが教えてくれたけど、ショックが強かったのであんまり覚えてないらしいの、それに」
花陽「思い出そうとすると、凛ちゃんすごく苦しそうだから……」
真姫「ねぇ、花陽、穂乃果とことりの会話を凛ははっきりとは聞いていないの?」
花陽「凛ちゃんの話からするとそんな感じ、正直はっきりと覚えているのは嫌いと言われたことだけらしいの……」
真姫「ねぇ、穂乃果とことりに話を聞けばなんで海未が凛のことが嫌いといったのかがわかるかもしれないわね」
花陽「!」
花陽「じゃあまた日曜日にね、真姫ちゃん」
真姫「花陽、ちょっとまって」
花陽「?」
真姫「海未は本当に凛のこと嫌いなんていったの?」
花陽「その時の状況を凛ちゃんが教えてくれたけど、ショックが強かったのであんまり覚えてないらしいの、それに」
花陽「思い出そうとすると、凛ちゃんすごく苦しそうだから……」
真姫「ねぇ、花陽、穂乃果とことりの会話を凛ははっきりとは聞いていないの?」
花陽「凛ちゃんの話からするとそんな感じ、正直はっきりと覚えているのは嫌いと言われたことだけらしいの……」
真姫「ねぇ、穂乃果とことりに話を聞けばなんで海未が凛のことが嫌いといったのかがわかるかもしれないわね」
花陽「!」
15: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/31(水) 20:27:12.24 ID:mJ4i0m48o
真姫「花陽……あなたも相当疲れているようね」
花陽「全然そこまで頭回ってなかったよ……うぅ」
真姫「明日2人に話を聞いてみるわ」
花陽「そうだね」
真姫「花陽はこなくていいわ」
花陽「えっ……私もいくよ」
真姫「花陽……凛もだけどあなたも相当疲れているわ」
真姫「明日は1日ゆっくりしたほうがいいわよ」
花陽「で、でも……」
真姫「ねぇお願い、私花陽のことも心配なの。倒れたりでもしたらダメだからお願い今回は私のお願いきいてくれないかしら」
花陽「全然そこまで頭回ってなかったよ……うぅ」
真姫「明日2人に話を聞いてみるわ」
花陽「そうだね」
真姫「花陽はこなくていいわ」
花陽「えっ……私もいくよ」
真姫「花陽……凛もだけどあなたも相当疲れているわ」
真姫「明日は1日ゆっくりしたほうがいいわよ」
花陽「で、でも……」
真姫「ねぇお願い、私花陽のことも心配なの。倒れたりでもしたらダメだからお願い今回は私のお願いきいてくれないかしら」
16: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/31(水) 20:27:53.14 ID:mJ4i0m48o
花陽「……真姫ちゃん」
花陽「うん、ありがとう、じゃあ願いするね」
真姫「えぇ、この真姫ちゃんにまかせなさい」
花陽「ふふふ」
真姫「ふふふ」
花陽「じゃぁ、真姫ちゃん日曜日に」タッタッタ
真姫「こらこら、走ったら危ないわよ」
花陽「はーい、気をつけるよ」タッタッタ
真姫「ったくもう……」
花陽「うん、ありがとう、じゃあ願いするね」
真姫「えぇ、この真姫ちゃんにまかせなさい」
花陽「ふふふ」
真姫「ふふふ」
花陽「じゃぁ、真姫ちゃん日曜日に」タッタッタ
真姫「こらこら、走ったら危ないわよ」
花陽「はーい、気をつけるよ」タッタッタ
真姫「ったくもう……」
17: ◆W9O3CDeQU.SA 2014/12/31(水) 20:29:18.96 ID:mJ4i0m48o
真姫(凛もだけど、花陽も心配……)
真姫(それよりももっと今は気になることが)
真姫(海未、なんでよ、あなたは)
真姫(あなたは)
真姫(凛のことが好きなはずでしょ)
20: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/01(木) 23:23:22.81 ID:RtyQOR5oo
――
――――
――――――
―――――――――
凛side
凛「ふんふふーん♪あっ、海未ちゃんだ!」コソーリ
凛「告白するって決めた日の朝から会えるなんて、これは運命なのかもしれない♪」
凛「ふふふ、驚かすにゃ」ヌキアシ サシアシ シノビアシ
穂乃果「海未ちゃんは本当に……………だね」
ことり「好き好きオーラ全快だね」
海未「ち、違います!わ、わたしはそんな」アセアセ
ことり「海未ちゃん?」
海未「もう、ことり……」
凛「んーはっきりここえないにゃー、もうちょっと近づけば」
海未「だから!」
凛「ん?何かな?」
海未「わ、私は全然凛のことなんかこれっぽーっちも好きなんかじゃありませんから!」
凛「……」
凛「えっ?」
―――――――――
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凛side
凛「ふんふふーん♪あっ、海未ちゃんだ!」コソーリ
凛「告白するって決めた日の朝から会えるなんて、これは運命なのかもしれない♪」
凛「ふふふ、驚かすにゃ」ヌキアシ サシアシ シノビアシ
穂乃果「海未ちゃんは本当に……………だね」
ことり「好き好きオーラ全快だね」
海未「ち、違います!わ、わたしはそんな」アセアセ
ことり「海未ちゃん?」
海未「もう、ことり……」
凛「んーはっきりここえないにゃー、もうちょっと近づけば」
海未「だから!」
凛「ん?何かな?」
海未「わ、私は全然凛のことなんかこれっぽーっちも好きなんかじゃありませんから!」
凛「……」
凛「えっ?」
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22: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/01(木) 23:27:50.58 ID:RtyQOR5oo
真姫の部屋
ほのこと「おじゃまします」
真姫「いらっしゃい、今日はごめんなさいね、私から誘っておいてきてもらって」
穂乃果「いいんだよ、それにあんなメールもらっちゃったら来ないわけにはいかないよ」
ことり「そうだよ、凛ちゃんが休んでいる原因を私たちが知ってるかもしれないなんて聞いたら」
真姫「早速だけど4日前の火曜日にあなたたちと海未が朝話していた内容を聞きたいの」
穂乃果「?」
ことり「えーっと、それは凛ちゃんに関する大切なことなんだよね?」
真姫「とっても大事なことよ」
穂乃果「といってもどんな話してたっけ?ことりちゃん覚えてる?」
真姫「ちょっと穂乃果覚えてないの!?」
ことり「穂乃果ちゃん、凛ちゃんに関することだからあれじゃないかな?」
穂乃果「あぁ、海未ちゃんが凛ちゃんを好きなこと?」
ことり「!?」
ことり(穂乃果ちゃん……海未ちゃんが凛ちゃんを好きなことは極力内緒にしようって…)
ほのこと「おじゃまします」
真姫「いらっしゃい、今日はごめんなさいね、私から誘っておいてきてもらって」
穂乃果「いいんだよ、それにあんなメールもらっちゃったら来ないわけにはいかないよ」
ことり「そうだよ、凛ちゃんが休んでいる原因を私たちが知ってるかもしれないなんて聞いたら」
真姫「早速だけど4日前の火曜日にあなたたちと海未が朝話していた内容を聞きたいの」
穂乃果「?」
ことり「えーっと、それは凛ちゃんに関する大切なことなんだよね?」
真姫「とっても大事なことよ」
穂乃果「といってもどんな話してたっけ?ことりちゃん覚えてる?」
真姫「ちょっと穂乃果覚えてないの!?」
ことり「穂乃果ちゃん、凛ちゃんに関することだからあれじゃないかな?」
穂乃果「あぁ、海未ちゃんが凛ちゃんを好きなこと?」
ことり「!?」
ことり(穂乃果ちゃん……海未ちゃんが凛ちゃんを好きなことは極力内緒にしようって…)
23: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/01(木) 23:29:06.84 ID:RtyQOR5oo
真姫「やっぱりそうだったのね……」
ことり「えっ……真姫ちゃん知ってたの?」
真姫「えぇ、たまたまね」
真姫「ねぇあなたたち、海未がその……凛が好き、つまり女の子が好きなことに関してどう思っているのかしら?」
ことり「女の子が女の子を好きなことをどうかってことだよね?」
真姫「えぇ」
穂乃果「穂乃果は……正直好きとかよくわからなくて海未ちゃんが凛ちゃんのことを好きだと聞いてもあまりピンとこなかったんだ」
穂乃果「だけど、海未ちゃんが凛ちゃんを見る目や話しているのを見て、応援したいなって思ったの」
ことり「ことりもそうだよ、応援したいって思ってるよ」
ことり「実らない想いかもしれないし、仮に実ったとしてもそれは茨の道じゃないかって思ったけど」
ことり「私は海未ちゃんが決めたことを応援したいって思ったの」
真姫「そう……わかったわ」
真姫(ふふふ、海未は幸せものね……ちょっと羨ましい)
ことり「えっ……真姫ちゃん知ってたの?」
真姫「えぇ、たまたまね」
真姫「ねぇあなたたち、海未がその……凛が好き、つまり女の子が好きなことに関してどう思っているのかしら?」
ことり「女の子が女の子を好きなことをどうかってことだよね?」
真姫「えぇ」
穂乃果「穂乃果は……正直好きとかよくわからなくて海未ちゃんが凛ちゃんのことを好きだと聞いてもあまりピンとこなかったんだ」
穂乃果「だけど、海未ちゃんが凛ちゃんを見る目や話しているのを見て、応援したいなって思ったの」
ことり「ことりもそうだよ、応援したいって思ってるよ」
ことり「実らない想いかもしれないし、仮に実ったとしてもそれは茨の道じゃないかって思ったけど」
ことり「私は海未ちゃんが決めたことを応援したいって思ったの」
真姫「そう……わかったわ」
真姫(ふふふ、海未は幸せものね……ちょっと羨ましい)
24: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/01(木) 23:32:28.35 ID:RtyQOR5oo
穂乃果「ねぇ真姫ちゃん、今の話で凛ちゃんの問題が解決できるの?」
真姫「えぇ、おそらく大丈夫よ、とその前にまず知っていてもらいたいことがあるの」
穂乃果「ん?何かな?」
真姫「実はね、凛も海未のことが好きなのよ」
ことほの「えー!」
穂乃果「それは、本当なの?」
真姫「たしかよ、でここからが大事なんだけど、海未は凛のことが好き」
真姫「なのに、4日前の朝に凛は聞いたのよ」
真姫「海未が凛のことが嫌いだって」
ことり「やっぱり凛ちゃんだったのか……」
真姫「えっ?どういうこと?」
ことり「朝、海未ちゃんと穂乃果ちゃんと話をしてた時に、廊下の角から誰か走っていくのが見えたの」
ことり「凛ちゃんっぽいかなと思ったんだけど、まさか聞かれてたなんて……」
真姫「なるほどね……」
真姫「ねぇ、なんで海未は凛の事が嫌いだんなていったのか詳しく教えてくれないかしら」
真姫「えぇ、おそらく大丈夫よ、とその前にまず知っていてもらいたいことがあるの」
穂乃果「ん?何かな?」
真姫「実はね、凛も海未のことが好きなのよ」
ことほの「えー!」
穂乃果「それは、本当なの?」
真姫「たしかよ、でここからが大事なんだけど、海未は凛のことが好き」
真姫「なのに、4日前の朝に凛は聞いたのよ」
真姫「海未が凛のことが嫌いだって」
ことり「やっぱり凛ちゃんだったのか……」
真姫「えっ?どういうこと?」
ことり「朝、海未ちゃんと穂乃果ちゃんと話をしてた時に、廊下の角から誰か走っていくのが見えたの」
ことり「凛ちゃんっぽいかなと思ったんだけど、まさか聞かれてたなんて……」
真姫「なるほどね……」
真姫「ねぇ、なんで海未は凛の事が嫌いだんなていったのか詳しく教えてくれないかしら」
26: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/02(金) 23:51:58.49 ID:Z5x9qb90o
――
――――
――――――
―――――――――
ことり「25日のクリスマス楽しみだね、ほのかちゃん、うみちゃん」ニコ
穂乃果「そうだね~3人でパーティー!お肉にピザに、お菓子に」ワクワク
海未「ほのか、食べ過ぎはよくありませんよ」ジロー
穂乃果「あはは……そういえば2人はイブはどう過ごすの?」
ことり「私は家でおかあさんと過ごすよ、ほのかちゃんは?」
穂乃果「私は雪穂と押しくら饅頭対決かな!」
海未「全く意味がわかりません」ハァァ
ことり「楽しそうだね、ほのかちゃん!」
穂乃果「ぜひぜひ、2人も来てよ!」
ことり「わーい、やったー!楽しみだね海未ちゃん!」
海未「……」
穂乃果「うみちゃん?」
海未「…すいません、イブはその……」
ことり「チュン!」
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ことり「25日のクリスマス楽しみだね、ほのかちゃん、うみちゃん」ニコ
穂乃果「そうだね~3人でパーティー!お肉にピザに、お菓子に」ワクワク
海未「ほのか、食べ過ぎはよくありませんよ」ジロー
穂乃果「あはは……そういえば2人はイブはどう過ごすの?」
ことり「私は家でおかあさんと過ごすよ、ほのかちゃんは?」
穂乃果「私は雪穂と押しくら饅頭対決かな!」
海未「全く意味がわかりません」ハァァ
ことり「楽しそうだね、ほのかちゃん!」
穂乃果「ぜひぜひ、2人も来てよ!」
ことり「わーい、やったー!楽しみだね海未ちゃん!」
海未「……」
穂乃果「うみちゃん?」
海未「…すいません、イブはその……」
ことり「チュン!」
27: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/02(金) 23:53:53.96 ID:Z5x9qb90o
穂乃果「えーなんだよぉ、海未ちゃんも一緒にあそぼうよー」
ことり「ほのかちゃん!」
穂乃果「はい!!?」
海未「今年はあの…」
ことり「」ニコニコ
海未「あの……あの子を誘ってみようかなー……と」
ことり「うみちゃん!」ガシッ
海未「こ、ことり」
ことり「応援してるね」ニコ
海未「いえ応援は……想いを告げるために誘うのではなく」
海未「凛への気持ちをたちきるためなんです」
穂乃果「海未ちゃん、どういうこと?」
海未「やっぱり、女の子が女の子を好きなのはおかしいです」
海未「私はどうかしていたのです」
海未「だから最後に凛と一緒に過ごして、楽しい想い出として残ればもうそれでいいと思っています」
海未「それを最後に女の子を想う自分とはさよならです」
ことり「ほのかちゃん!」
穂乃果「はい!!?」
海未「今年はあの…」
ことり「」ニコニコ
海未「あの……あの子を誘ってみようかなー……と」
ことり「うみちゃん!」ガシッ
海未「こ、ことり」
ことり「応援してるね」ニコ
海未「いえ応援は……想いを告げるために誘うのではなく」
海未「凛への気持ちをたちきるためなんです」
穂乃果「海未ちゃん、どういうこと?」
海未「やっぱり、女の子が女の子を好きなのはおかしいです」
海未「私はどうかしていたのです」
海未「だから最後に凛と一緒に過ごして、楽しい想い出として残ればもうそれでいいと思っています」
海未「それを最後に女の子を想う自分とはさよならです」
28: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/02(金) 23:55:23.87 ID:Z5x9qb90o
穂乃果「海未ちゃん……」
ことり「海未ちゃん、自分に素直になったほうがいいよ」
ことり「本当はどうしたいの?」
海未「っ……私はいつだって自分に素直です、もうこの話をおしまいです」
穂乃果「でもっ」
海未「もう決めたことなんです」
ことり「」ジー
海未「なっ、なんですかことり」
ことり「良かった」
海未「なにが良かったのですか?」
穂乃果「?」
ことり「私実はね……凛ちゃんのこと狙ってたんだ」
ほのうみ「!!?」
ことり「海未ちゃん、自分に素直になったほうがいいよ」
ことり「本当はどうしたいの?」
海未「っ……私はいつだって自分に素直です、もうこの話をおしまいです」
穂乃果「でもっ」
海未「もう決めたことなんです」
ことり「」ジー
海未「なっ、なんですかことり」
ことり「良かった」
海未「なにが良かったのですか?」
穂乃果「?」
ことり「私実はね……凛ちゃんのこと狙ってたんだ」
ほのうみ「!!?」
29: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/02(金) 23:56:43.71 ID:Z5x9qb90o
ことり「海未ちゃんはもう身をひくんだもん、遠慮なくことりがいっちゃうね?」
海未「え、あ……」
ことり「ずっと思ってたの」
海未「な、なにをですか?」
ことり「ふふふ」
ことり「海未ちゃんより私の方が凛ちゃんのことを好きだって気持ちが強いこと」
海未「バカなことを言わないで下さい!」
ことり「だってそうでしょ?想いをたちきる?」
ことり「そんな簡単にたちきれる想いなんでしょ?」
穂乃果「こ、ことりちゃん……」
ことり「よし、今から私凛ちゃんのところいってこようかな」
海未「え、あ……」
ことり「ずっと思ってたの」
海未「な、なにをですか?」
ことり「ふふふ」
ことり「海未ちゃんより私の方が凛ちゃんのことを好きだって気持ちが強いこと」
海未「バカなことを言わないで下さい!」
ことり「だってそうでしょ?想いをたちきる?」
ことり「そんな簡単にたちきれる想いなんでしょ?」
穂乃果「こ、ことりちゃん……」
ことり「よし、今から私凛ちゃんのところいってこようかな」
30: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/02(金) 23:57:22.76 ID:Z5x9qb90o
海未「…………せん」
ことり「ん?海未ちゃん何かいった?」
海未「……負けません」
穂乃果「う、海未ちゃん……」
海未「私の」
海未「私の凛へのこの想いは誰にも負けません!」
穂乃果「!!」
ことり「ふふふ、そうだね」
ことり「ことりもそう思ってるよ」ニコ
海未「っ……」
ことり「もう海未ちゃんたら、素直じゃないんだから」
海未「あっ……え、いや、その……」
ことり「ん?海未ちゃん何かいった?」
海未「……負けません」
穂乃果「う、海未ちゃん……」
海未「私の」
海未「私の凛へのこの想いは誰にも負けません!」
穂乃果「!!」
ことり「ふふふ、そうだね」
ことり「ことりもそう思ってるよ」ニコ
海未「っ……」
ことり「もう海未ちゃんたら、素直じゃないんだから」
海未「あっ……え、いや、その……」
31: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/02(金) 23:58:27.33 ID:Z5x9qb90o
凛「ふんふふーん♪あっ、海未ちゃんだ!」コソーリ
凛「告白するって決めた日の朝から会えるなんて、これは運命なのかもしれない♪」
凛「ふふふ、驚かすにゃ」ヌキアシ サシアシ シノビアシ
穂乃果「海未ちゃんは本当に凛ちゃんのこと好きなんだね」
ことり「好き好きオーラ全開だね」
海未「ち、違います!わ、わたしはそんな」
ことり「海未ちゃん?」
海未「もう、ことり……」
凛「んーはっきりここえないにゃー、もうちょっと近づけば」
海未「だから!」
凛「ん?何かな?」
海未「わ、私は全然凛のことなんかこれっぽーっちも好きなんかじゃありませんから!」
ことり「もう海未ちゃんったら……」
ことり「イブまでもう少し、自分の気持ちとちゃんと向き合ったほうがいいよ、海未ちゃん」
穂乃果「いつでも相談のるからね」
タッタッタ
ことり「ん?……あれ、あの角に今いたのは……」
凛「告白するって決めた日の朝から会えるなんて、これは運命なのかもしれない♪」
凛「ふふふ、驚かすにゃ」ヌキアシ サシアシ シノビアシ
穂乃果「海未ちゃんは本当に凛ちゃんのこと好きなんだね」
ことり「好き好きオーラ全開だね」
海未「ち、違います!わ、わたしはそんな」
ことり「海未ちゃん?」
海未「もう、ことり……」
凛「んーはっきりここえないにゃー、もうちょっと近づけば」
海未「だから!」
凛「ん?何かな?」
海未「わ、私は全然凛のことなんかこれっぽーっちも好きなんかじゃありませんから!」
ことり「もう海未ちゃんったら……」
ことり「イブまでもう少し、自分の気持ちとちゃんと向き合ったほうがいいよ、海未ちゃん」
穂乃果「いつでも相談のるからね」
タッタッタ
ことり「ん?……あれ、あの角に今いたのは……」
32: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/02(金) 23:59:38.45 ID:Z5x9qb90o
――
――――
――――――
―――――――――
真姫「はぁ……海未ったら素直じゃないんだから」
穂乃果「ホントだよ、もう明らかに好き好きオーラ全開なのに」
真姫「2人はどうすれば海未が自分の気持ちに素直になると思う?」
穂乃果「ことりちゃんと色々話しあったんだけど、答えはでなくて」
真姫「そう、確かにこればかりは海未本人の問題だからね……」
穂乃果「うーん……」
ことり「……」
真姫「ことり?」
ことり「ねぇ、2人ともこういうのはどうかな?」
――――
――――――
―――――――――
真姫「はぁ……海未ったら素直じゃないんだから」
穂乃果「ホントだよ、もう明らかに好き好きオーラ全開なのに」
真姫「2人はどうすれば海未が自分の気持ちに素直になると思う?」
穂乃果「ことりちゃんと色々話しあったんだけど、答えはでなくて」
真姫「そう、確かにこればかりは海未本人の問題だからね……」
穂乃果「うーん……」
ことり「……」
真姫「ことり?」
ことり「ねぇ、2人ともこういうのはどうかな?」
33: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:01:13.86 ID:LlPdoiLfo
日曜 凛の部屋
凛「いらっしゃい、かよちん真姫ちゃん、それに穂乃果ちゃんにことりちゃん」
ぱなまきことほの「おじゃまします」
真姫「凛、体の調子はどうなの?」
凛「うん、もうすっかり元気になったよ」
穂乃果「良かったね、凛ちゃん」
凛「うん……」
花陽「……」
真姫「えー、凛」
凛「なに、真姫ちゃん?」
真姫「穂乃果とことりにも協力してもらって色々話したの、その海未のことを」
凛「うん……」
真姫「そして凛、あなたが聞いた海未が凛のことを好きじゃないといってたことも詳しく聞いたわ」
凛「……」
真姫「凛、実はあの時の会話はこうだったのよ」
34: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:02:44.92 ID:LlPdoiLfo
真姫「ということだったのだけど」
凛「……」
花陽「凛ちゃん?」
凛「そんな」
凛「そんな都合のいい話信じられるわけないよ」
真姫「え……?」
凛「だっておかしいよね」
凛「男の子と女の子ならお互い好き同士だった、てことはあるかもしれないよ」
凛「でも、女の子同士で好きだったなんてことありえるのかな?」
花陽「凛ちゃん……」
35: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:03:52.48 ID:LlPdoiLfo
凛「そんな偶然あるわけないよ!」
凛「なんで海未ちゃんが凛のことなんか好きなのさ!」
凛「いつも凛ばっかり怒って厳しくして……」
凛「わかった」
真姫「なにがよ」
凛「嘘なんでしょ?」
真姫「な、なにがよっ」
凛「海未ちゃんが凛のこと好きだってこと」
穂乃果「凛ちゃん嘘じゃないよ、本当に海未ちゃんは凛ちゃんのことが好きなんだよっ」
凛「凛が学校休んでμ'sの練習できないから、皆で話し合ったんでしょ?」
凛「海未ちゃんが凛のこと好きだっていえば、凛は学校にきて練習も再開できるって」
凛「なんで海未ちゃんが凛のことなんか好きなのさ!」
凛「いつも凛ばっかり怒って厳しくして……」
凛「わかった」
真姫「なにがよ」
凛「嘘なんでしょ?」
真姫「な、なにがよっ」
凛「海未ちゃんが凛のこと好きだってこと」
穂乃果「凛ちゃん嘘じゃないよ、本当に海未ちゃんは凛ちゃんのことが好きなんだよっ」
凛「凛が学校休んでμ'sの練習できないから、皆で話し合ったんでしょ?」
凛「海未ちゃんが凛のこと好きだっていえば、凛は学校にきて練習も再開できるって」
36: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:07:29.36 ID:LlPdoiLfo
穂乃果(これ、相当ヤバイ状況なんじゃ!)
ことり(まさか凛ちゃんがこんな状態にまでなっているなんて)
真姫(しまった……大丈夫だと思って昨日は凛に連絡しなかったのがいけなかったわ)
凛「みんな練習再開したくってそんな嘘を」
ほのことまき「?」
凛「ぁ…ぁぁっ……」
ポタッ
ポタッ
ポタッポタッ
真姫「花陽……」
ことり(まさか凛ちゃんがこんな状態にまでなっているなんて)
真姫(しまった……大丈夫だと思って昨日は凛に連絡しなかったのがいけなかったわ)
凛「みんな練習再開したくってそんな嘘を」
ほのことまき「?」
凛「ぁ…ぁぁっ……」
ポタッ
ポタッ
ポタッポタッ
真姫「花陽……」
37: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:08:33.68 ID:LlPdoiLfo
ポタッ
ポタッポタッ
凛「かよちん……」
花陽「凛ちゃん、なんでそんなこというの」ク
花陽「なんで、ねぇ凛ちゃん……」
ポタッ
ポタッ
凛「だって、だって……」
凛「海未ちゃんが、凛のこと好きなわけ」
ガチャンッ!
ポタッポタッ
凛「かよちん……」
花陽「凛ちゃん、なんでそんなこというの」ク
花陽「なんで、ねぇ凛ちゃん……」
ポタッ
ポタッ
凛「だって、だって……」
凛「海未ちゃんが、凛のこと好きなわけ」
ガチャンッ!
38: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:10:15.23 ID:LlPdoiLfo
海未「あってはいけませんかっ!」
凛「!!」
海未「私が……はぁはぁ……」
海未「園田海未が」
海未「星空凛のことを好きなことがあってはいけませんかっ!!」
凛「え……ぁっ…ぁぁ…ぁ……」
海未「凛……」
海未「私はあなたのことを……いえ」
海未「まずはあなたに謝らなくてはいけません」
凛「……」
海未「花陽から色々と凛の話を聞かせてもらいました」
海未「凛も女の子が女の子を好きだということに悩んでいたそうですね」
海未「私も同じことで悩んでいたんですよ」
海未「そして、私は自分の気持ちから目をそらすことを決めました」
39: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:14:54.57 ID:LlPdoiLfo
海未「しかし、凛あなたは私に想いを告げようと勇気をふりしぼった」
海未「そして、私はそんなあなたを傷つけてしまったんです」
海未「私が素直にならなかったから凛を傷つけ、凛にさっきのようなことまで言わせてしまった」
海未「凛、本当にすみませんでした」
凛「海未ちゃんそんな凛は……」
海未「凛、私は素敵な仲間に助けられ自分の本当の気持ちに気づくことができました」
海未「何度感謝してもしきれぐらいです」
海未「そして私は今本当の想いをあなたに伝えようと思います」
海未「凛……」
凛「はい……」
海未「2人で一緒にイブを過ごしませんか」ニコ
海未「そして、私はそんなあなたを傷つけてしまったんです」
海未「私が素直にならなかったから凛を傷つけ、凛にさっきのようなことまで言わせてしまった」
海未「凛、本当にすみませんでした」
凛「海未ちゃんそんな凛は……」
海未「凛、私は素敵な仲間に助けられ自分の本当の気持ちに気づくことができました」
海未「何度感謝してもしきれぐらいです」
海未「そして私は今本当の想いをあなたに伝えようと思います」
海未「凛……」
凛「はい……」
海未「2人で一緒にイブを過ごしませんか」ニコ
40: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:16:12.43 ID:LlPdoiLfo
おわり
その後の話へ
その後の話へ
41: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:17:47.65 ID:LlPdoiLfo
真姫
(海未の告白のあと凛は海未に抱きついて、声をあげて泣いて)
(そんな凛を見て海未も凛をギュッと抱きしめながら泣いていたわ)
(気づいたら穂乃果とことりも抱き合いながら泣いているし)
(花陽は良かったねと泣きながら私に抱きついてくるし)
(もう、みんなで泣いてたわね)
(そのあと凛の家でパーティーがしようってことになって)
(ことりが持ってきたマカロンに、穂乃果のおまんじゅうに、花陽の炊きたてごはん)
(いえ、正確にいうなら花陽のごはんはお赤飯だったの)
(みんなビックリしていたわ)
(花陽がニッコリ笑いながら、凛と海未に山盛りのお赤飯をいれていたら)
(海未が、こんなに食べれませんよ、と嬉しそうにいっていたのは印象的だったわ)
(ふふふ、そうそう。凛ったら海未にあーんしてたの)
(ことりと穂乃果がちゃかして、海未はやめてください、なんていってたけど)
(ふふふ)
42: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:19:55.78 ID:LlPdoiLfo
(次の日、凛は学校にいって絵里、希、にこちゃんに無断で休んだことを謝っていたわ)
(絵里は凛にちゃんと連絡しなさい、てちょっと厳しく言ってたけど)
(希がいうには、ずっと凛のこと心配でオロオロしてたらしいの)
(お腹冷えるとダメだから、て絵里が腹巻きを凛にあげていたの)
(そりゃ、もうその場にいるみんなで思わず笑っちゃって……ふふ)
(あの時の絵里の顔ったら……と話が脱線したわね)
(にこちゃんは何だかカッコつけていいこと言おうとしてたけど)
(凛がにこちゃんに抱きついて、心配かけてごめん、って言ったら大人しくなってたわね)
(ふふ)
(そうそう、凛と海未はイブはふたりっきりで出かけるの)
(はじめてのデートだから凛は気合はいっているわね)
(まぁ、そのせいで毎晩遅くまで私や花陽に相談してきて、正直私は寝不足なのよね)
(でも、まぁ嫌じゃないけどね)
(イブは他のメンバーは穂乃果の家に集まって、押しくら饅頭対決というのをすることに決まったわ)
(一体何をするのかしら?)
(絵里は凛にちゃんと連絡しなさい、てちょっと厳しく言ってたけど)
(希がいうには、ずっと凛のこと心配でオロオロしてたらしいの)
(お腹冷えるとダメだから、て絵里が腹巻きを凛にあげていたの)
(そりゃ、もうその場にいるみんなで思わず笑っちゃって……ふふ)
(あの時の絵里の顔ったら……と話が脱線したわね)
(にこちゃんは何だかカッコつけていいこと言おうとしてたけど)
(凛がにこちゃんに抱きついて、心配かけてごめん、って言ったら大人しくなってたわね)
(ふふ)
(そうそう、凛と海未はイブはふたりっきりで出かけるの)
(はじめてのデートだから凛は気合はいっているわね)
(まぁ、そのせいで毎晩遅くまで私や花陽に相談してきて、正直私は寝不足なのよね)
(でも、まぁ嫌じゃないけどね)
(イブは他のメンバーは穂乃果の家に集まって、押しくら饅頭対決というのをすることに決まったわ)
(一体何をするのかしら?)
43: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:21:10.69 ID:LlPdoiLfo
(今回の一件で、凛と海未は私たちに何度もありがとうと言ってくれたけど)
(私のこそあなたたちにありがとうっていいたいのよ)
(私も勇気をもらったんだから)
(海未のこといえないわね、ホント)
(ようやくわかったの、私の本当の気持ちが)
44: ◆W9O3CDeQU.SA 2015/01/03(土) 00:21:49.25 ID:LlPdoiLfo
おわり
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 00:23:23.94 ID:5mR5DAU2o
おつ!!!
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 00:28:08.07 ID:9IA37ydDO
乙、真姫ちゃんのその後は聞かぬが華かね
次も期待してる
次も期待してる
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 18:35:23.28 ID:DSb+y5rxO
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419917596/
Entry ⇒ 2015.01.31 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
あかり「それじゃあ、あかりはデスティニーガンダムさんにするよぉ」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/19(日) 23:42:58.57 ID:7otabxSvO
結衣「あかりはデスティニーか」
ちなつ「これで全員コスト3000ですね」
京子「ふっふっふ、何であろうと京子ちゃんのマスターには敵わないのだ!!」
結衣「はいはい……シャッフル始まるぞ……」
あかり→デスティニーガンダム
ちなつ→ターンX
結衣→Hi-νガンダム
京子→マスターガンダム
ちなつ「これで全員コスト3000ですね」
京子「ふっふっふ、何であろうと京子ちゃんのマスターには敵わないのだ!!」
結衣「はいはい……シャッフル始まるぞ……」
あかり→デスティニーガンダム
ちなつ→ターンX
結衣→Hi-νガンダム
京子→マスターガンダム
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/19(日) 23:47:15.73 ID:7otabxSvO
結衣「組み合わせは……あかりとか」
あかり「わぁい!結衣ちゃんと一緒だ!」
ちなつ「ぐっ……あかりちゃんめぇ……」ギリギリ
京子「ちなつちゅわぁ~~~~ん!!ちゅっちゅ!ちゅっちゅ!」
ちなつ「離れてください!」ガン
あかり・結衣vsちなつ・京子
あかり「わぁい!結衣ちゃんと一緒だ!」
ちなつ「ぐっ……あかりちゃんめぇ……」ギリギリ
京子「ちなつちゅわぁ~~~~ん!!ちゅっちゅ!ちゅっちゅ!」
ちなつ「離れてください!」ガン
あかり・結衣vsちなつ・京子
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/19(日) 23:51:01.93 ID:7otabxSvO
READY...GO
結衣「あかりは前出てくれ!」
あかり「オッケーだよ!」
ちなつ「京子先輩!前え……」
京子「あったり前田のクラッカー!!」ドシュウ
あかり「ひゃあ!マスターさんだぁ!あかりマスターさんちょっと苦手かな……」
結衣「大丈夫。私が後ろから援護するから」キリッ
ちなつ「…………」ギリギリギリギリ
結衣「あかりは前出てくれ!」
あかり「オッケーだよ!」
ちなつ「京子先輩!前え……」
京子「あったり前田のクラッカー!!」ドシュウ
あかり「ひゃあ!マスターさんだぁ!あかりマスターさんちょっと苦手かな……」
結衣「大丈夫。私が後ろから援護するから」キリッ
ちなつ「…………」ギリギリギリギリ
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/19(日) 23:55:08.40 ID:7otabxSvO
ちなつ「」インドウヲワタシテヤル!! ギュオン
あかり「ひゃっ!!」
京子「ちょ、ちなつちゃん!?」
ちなつ「」コレヲクラエェ!!
あかり「ひゃあああ!!」
京子「ゴフッ!!」
京子「み、味方ごとチャージショットで誤射とは……」
ちなつ「ごめんなさぁい☆ でもよくあることじゃないですかぁ☆」テヘッ
あかり「ひゃっ!!」
京子「ちょ、ちなつちゃん!?」
ちなつ「」コレヲクラエェ!!
あかり「ひゃあああ!!」
京子「ゴフッ!!」
京子「み、味方ごとチャージショットで誤射とは……」
ちなつ「ごめんなさぁい☆ でもよくあることじゃないですかぁ☆」テヘッ
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/19(日) 23:59:53.77 ID:7otabxSvO
結衣「くっ……」フィン・ファンネル!
ちなつ「」アタルカァ!! ガチャガチャ
結衣(ちなつちゃんガチでターンX使ってるな……)
ちなつ「遅いですよ、結衣先輩!」ギュン
結衣「しまっ……」
あかり「結衣ちゃん!」ガチャターンッ
ちなつ「なっ!ここで妨害……!? くっ!」
ちなつ「」アタルカァ!! ガチャガチャ
結衣(ちなつちゃんガチでターンX使ってるな……)
ちなつ「遅いですよ、結衣先輩!」ギュン
結衣「しまっ……」
あかり「結衣ちゃん!」ガチャターンッ
ちなつ「なっ!ここで妨害……!? くっ!」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:03:42.08 ID:BecWYDEgO
京子「甘いよねぇ、あかり!!」ギュン!
あかり「あっ!」
京子「チャージショットの後が隙だらけだ!オラオラオラオラ!!」ガンガンガン
あかり「ああっ、ダメぇっ!」
結衣「あかり!」
ちなつ「私を忘れないでくださいよ、結衣先輩」
結衣「!!」
あかり「あっ!」
京子「チャージショットの後が隙だらけだ!オラオラオラオラ!!」ガンガンガン
あかり「ああっ、ダメぇっ!」
結衣「あかり!」
ちなつ「私を忘れないでくださいよ、結衣先輩」
結衣「!!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:09:54.94 ID:BecWYDEgO
シャイニングフィンガアアアアアアアアア!!!!!
結衣「くうっ……!」
京子「オラオラオラオラァ!!」ガガガン
あかり「うぅ……」
あかり(マスターさんのデスコンフルに食らっちゃったよぉ……でも!)タンッ
京子「起き上がりこぼしィィィイイイィィッ!!」(※起き攻め)
あかり「ひゃ……えいっ!!」ビームブーメラン
京子「あっ」ガァン
結衣「くうっ……!」
京子「オラオラオラオラァ!!」ガガガン
あかり「うぅ……」
あかり(マスターさんのデスコンフルに食らっちゃったよぉ……でも!)タンッ
京子「起き上がりこぼしィィィイイイィィッ!!」(※起き攻め)
あかり「ひゃ……えいっ!!」ビームブーメラン
京子「あっ」ガァン
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:14:38.52 ID:BecWYDEgO
結衣「ちなつちゃん強いな……」フィン・ファンネル!
ちなつ「こんな近くじゃファンネルはあんまり意味を成s」京子「ちなつちゃん!ちょっちまっちヘルプ!!」
ちなつ「んもう!良いところだったのに!!」
結衣(!)ハイパーバズーカ
ちなつ「あっ」ボォン
結衣「」ハイパーバズーカ
ちなつ「ああん/////」ボォン
ちなつ「こんな近くじゃファンネルはあんまり意味を成s」京子「ちなつちゃん!ちょっちまっちヘルプ!!」
ちなつ「んもう!良いところだったのに!!」
結衣(!)ハイパーバズーカ
ちなつ「あっ」ボォン
結衣「」ハイパーバズーカ
ちなつ「ああん/////」ボォン
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:19:25.81 ID:BecWYDEgO
京子「ぬおおおおおおおおお!!!」ボーン
ちなつ「京子先輩が落ちた! しかも覚醒ゲージ抱え落ち!?」
京子「いや~悪い悪い……こっから本気出すから」
ちなつ「私がやられたら終わりなんですけど!?」
京子「げ、これ二人とも3000だったっけ……バランス悪っ」
ちなつ「今更言わないでくださいぃーーーーーーーっ!!」ジュンスイニタタカイヲタノシムモノコソォ!!
ちなつ「京子先輩が落ちた! しかも覚醒ゲージ抱え落ち!?」
京子「いや~悪い悪い……こっから本気出すから」
ちなつ「私がやられたら終わりなんですけど!?」
京子「げ、これ二人とも3000だったっけ……バランス悪っ」
ちなつ「今更言わないでくださいぃーーーーーーーっ!!」ジュンスイニタタカイヲタノシムモノコソォ!!
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:24:42.93 ID:BecWYDEgO
ちなつ「ちくしょおおおおおお!!」ガガガガガ
結衣「あっ……!あかり、ごめん!!」ボーン
あかり「結衣ちゃーーーん!!」
京子「あぁ~~かぁ~~~~~りぃ~~~~~!!」ギュゥン!
京子「さっきはよくもやってくれたね!!覚醒マスターで仕返しじゃあ!」ガンガン
あかり「ひゃうぅ!京子ちゃん怖いよぉ!」
結衣「あっ……!あかり、ごめん!!」ボーン
あかり「結衣ちゃーーーん!!」
京子「あぁ~~かぁ~~~~~りぃ~~~~~!!」ギュゥン!
京子「さっきはよくもやってくれたね!!覚醒マスターで仕返しじゃあ!」ガンガン
あかり「ひゃうぅ!京子ちゃん怖いよぉ!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:29:08.31 ID:BecWYDEgO
京子「こいつでとどめだぁ!」ガアン
京子「く……まだ耐久力一桁は残ったか……」
京子「だがこれで終わらせてもらう!」
あかり「っ!」ガチャガチャッ
京子(! 避わされたか……)ガチャガチャ
京子(あかり、ステップ上手くなってる……!!)
京子「く……まだ耐久力一桁は残ったか……」
京子「だがこれで終わらせてもらう!」
あかり「っ!」ガチャガチャッ
京子(! 避わされたか……)ガチャガチャ
京子(あかり、ステップ上手くなってる……!!)
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:32:31.33 ID:BecWYDEgO
あかり「あっ!」ズダァン
京子「ブースト切れ!しめた!」
あかり「覚醒……!間に合わないよぉ……!!」
京子「とどめだぁーーーーーーーっ!!」
フィン・ファンネル!!
京子「ああっ!」
あかり「ゆ、結衣ちゃん!!」
京子「ブースト切れ!しめた!」
あかり「覚醒……!間に合わないよぉ……!!」
京子「とどめだぁーーーーーーーっ!!」
フィン・ファンネル!!
京子「ああっ!」
あかり「ゆ、結衣ちゃん!!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:36:29.83 ID:BecWYDEgO
結衣「あかり!キメろ!」
あかり「うんっ!」
京子(ここで私をデスティニーで……?でもまだ私は耐久力に余裕が……!!)
京子(違う!私じゃない……)
京子(あかりの狙いは……ちなつちゃん!!)
あかり「うんっ!」
京子(ここで私をデスティニーで……?でもまだ私は耐久力に余裕が……!!)
京子(違う!私じゃない……)
京子(あかりの狙いは……ちなつちゃん!!)
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:39:57.34 ID:BecWYDEgO
京子「ちなつちゃん!!」
ちなつ「はい?」
京子「あかりが来る!」
ちなつ「げっ!!」ギュンッ
ちなつ(やばいデスティニー来てる……でも距離があるから着地→チャージショットでイケる!!)
あかり「ごめんね、ちなつちゃん!」パアァァァァァァンッ
ちなつ「な……!!」
ちなつ(ここで覚醒……!!)
ちなつ「はい?」
京子「あかりが来る!」
ちなつ「げっ!!」ギュンッ
ちなつ(やばいデスティニー来てる……でも距離があるから着地→チャージショットでイケる!!)
あかり「ごめんね、ちなつちゃん!」パアァァァァァァンッ
ちなつ「な……!!」
ちなつ(ここで覚醒……!!)
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:43:03.59 ID:BecWYDEgO
結衣「いけぇーーーーーっ!!」
あかり「えええええいっ!!」アンタッテヒトハアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!
~WIN~
結衣「やったなあかり!!」
あかり「結衣ちゃんのおかげだよぉ!!」
あかり「えええええいっ!!」アンタッテヒトハアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!
~WIN~
結衣「やったなあかり!!」
あかり「結衣ちゃんのおかげだよぉ!!」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:45:49.03 ID:BecWYDEgO
京子「うぐぅうううう…………」
ちなつ「くぅっ……!!」
京子「もう一回だ!もう一回やろ!な!?」
結衣「良いけど……あかりも良いか?」
あかり「大丈夫だよ!」
ちなつ「……私もやりたいです……」
京子「後ろに人は……いない!よっしゃ!早速やろう!!」
ちなつ「くぅっ……!!」
京子「もう一回だ!もう一回やろ!な!?」
結衣「良いけど……あかりも良いか?」
あかり「大丈夫だよ!」
ちなつ「……私もやりたいです……」
京子「後ろに人は……いない!よっしゃ!早速やろう!!」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:51:08.76 ID:BecWYDEgO
あかり「じゃあ、あかりはエクシアさんにしようっと」
刹那「了解。刹那・F・セイエイ、出る」
結衣「私は……そうだな、ケルディムにするか」
ちなつ「なら私はクロスボーンX1改で行きます!」
京子「わったしはー、そうだなー、アストレイレッドフレーム!!」
結衣「またそんな微妙な機体を……」
京子「微妙とはなんだ微妙とは!」プンスカ
刹那「了解。刹那・F・セイエイ、出る」
結衣「私は……そうだな、ケルディムにするか」
ちなつ「なら私はクロスボーンX1改で行きます!」
京子「わったしはー、そうだなー、アストレイレッドフレーム!!」
結衣「またそんな微妙な機体を……」
京子「微妙とはなんだ微妙とは!」プンスカ
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:55:18.68 ID:BecWYDEgO
京子「さ~て、今回はどんな組み合わせかな?」
あかり・ちなつvs結衣・京子
ちなつ「チクショオオオオオwwwwwwww」
あかり「わぁいちなつちゃんと一緒!あかりちなつちゃん大好き!」
あかり「あっ、結衣ちゃんも大好きだよ!」
京子「結衣と一緒か……これは勝ったな」
結衣「お前こないだみたいに全部人に押し付けるなよ?」
あかり・ちなつvs結衣・京子
ちなつ「チクショオオオオオwwwwwwww」
あかり「わぁいちなつちゃんと一緒!あかりちなつちゃん大好き!」
あかり「あっ、結衣ちゃんも大好きだよ!」
京子「結衣と一緒か……これは勝ったな」
結衣「お前こないだみたいに全部人に押し付けるなよ?」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 00:58:56.23 ID:BecWYDEgO
READY...GO
パァン
あかり「あぶない!」
結衣「うーん、開幕狙いは流石に通じなかったか」
京子「あかりトロいからいけると思ったんだけどなぁ~~」
あかり「京子ちゃんひどいよぉっ!!」
パァン
あかり「あぶない!」
結衣「うーん、開幕狙いは流石に通じなかったか」
京子「あかりトロいからいけると思ったんだけどなぁ~~」
あかり「京子ちゃんひどいよぉっ!!」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:04:03.86 ID:BecWYDEgO
結衣(ちなつちゃんのABCマントが厄介だな……)
結衣「京子、ABCマント剥がして」
京子「任せとけって!」ビシューンビシューン
ちなつ「相変わらず適当な射撃ですね……」シュッ
京子「ぎゃあああああ!ペズ・パタラだ!私こいつ嫌い!」
結衣「ステップで避けれるだろ……」
京子「そういう理屈抜きで嫌いなの!」
結衣「京子、ABCマント剥がして」
京子「任せとけって!」ビシューンビシューン
ちなつ「相変わらず適当な射撃ですね……」シュッ
京子「ぎゃあああああ!ペズ・パタラだ!私こいつ嫌い!」
結衣「ステップで避けれるだろ……」
京子「そういう理屈抜きで嫌いなの!」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:07:17.24 ID:BecWYDEgO
ガガガッ
京子「おぅふ!」
ちなつ「」ガンガンガンガン
京子「ちなつちゃん……容赦無いね……」
結衣「」パァン
ちなつ「あっ!」
ちなつ(ABCマント剥がされたか……ん?今結衣先輩に……マントを剥がされた……?)
京子「おぅふ!」
ちなつ「」ガンガンガンガン
京子「ちなつちゃん……容赦無いね……」
結衣「」パァン
ちなつ「あっ!」
ちなつ(ABCマント剥がされたか……ん?今結衣先輩に……マントを剥がされた……?)
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:11:28.88 ID:BecWYDEgO
ちなつ「あっ、ダメっ、ですっ、結衣先輩……///// そんな無理矢理なんて……/////」
結衣「え?」
京子「よっしゃ!よく分からんがくらえっ!!」ギャン(←マ・クベのモビルスーツでは無い)
ちなつ「あ、やべっ!!」
京子「ヒャハハハハハハ!これが私の実力ってやつだ!!」
結衣「え?」
京子「よっしゃ!よく分からんがくらえっ!!」ギャン(←マ・クベのモビルスーツでは無い)
ちなつ「あ、やべっ!!」
京子「ヒャハハハハハハ!これが私の実力ってやつだ!!」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:14:49.53 ID:BecWYDEgO
ピピピピピ!
結衣「ん?」
あかり「結衣ちゃんごめんねっ!」ガァン
結衣「! あかりのあかりの闇討ち!?」
結衣(そうか! 余りの存在感の薄さを利用した闇討ち……!!)
あかり「結衣ちゃん今失礼なこと考えてなかった!?」プンプン
結衣「ん?」
あかり「結衣ちゃんごめんねっ!」ガァン
結衣「! あかりのあかりの闇討ち!?」
結衣(そうか! 余りの存在感の薄さを利用した闇討ち……!!)
あかり「結衣ちゃん今失礼なこと考えてなかった!?」プンプン
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:18:29.28 ID:BecWYDEgO
あかり「ちなつちゃん!」ラッセ!
京子「あん?」
京子「ってちょwwwwwwwwwwwwGNアームズじゃねぇかwwwwwwwwwwww」ガァン
ちなつ「いやーあかりちゃんありがとね!」パァン
ちなつ「は?」ボーン
結衣「ちなつちゃん、余所見はダメだよ」(ドヤ
京子「あん?」
京子「ってちょwwwwwwwwwwwwGNアームズじゃねぇかwwwwwwwwwwww」ガァン
ちなつ「いやーあかりちゃんありがとね!」パァン
ちなつ「は?」ボーン
結衣「ちなつちゃん、余所見はダメだよ」(ドヤ
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:21:15.36 ID:BecWYDEgO
あかり「ひ、一人で二人相手は無理だよぉ!」ビューン
京子「逃がすかぁ!」ガーベラストレートォ!!
あかり「ああっ!」ビリビリ
結衣「…………」パァン
京子「逃がすかぁ!」ガーベラストレートォ!!
あかり「ああっ!」ビリビリ
結衣「…………」パァン
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:24:57.09 ID:BecWYDEgO
あかり「うぅ……補正が効いたから辛うじて生き残ったけど……」
京子「しぶてぇ野郎だ……兄貴!やっちまいましょうぜ!!」
結衣「誰が兄貴だ」
ちなつ「オラァ!」ギュンッ
京子「うわお!」ステップ
京子「しぶてぇ野郎だ……兄貴!やっちまいましょうぜ!!」
結衣「誰が兄貴だ」
ちなつ「オラァ!」ギュンッ
京子「うわお!」ステップ
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:27:27.61 ID:BecWYDEgO
ちなつ「まだまだ!」ガチャガチャ
京子「ううっ!しつこいな……!」ガチャガチャ
ちなつ「せい!」(覚醒)
京子「げっ!!」
ちなつ「せいせいせい!!」ガンガンガン
京子「ごっはあああああああ!!」ボーン
京子「ううっ!しつこいな……!」ガチャガチャ
ちなつ「せい!」(覚醒)
京子「げっ!!」
ちなつ「せいせいせい!!」ガンガンガン
京子「ごっはあああああああ!!」ボーン
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:29:37.49 ID:BecWYDEgO
結衣「京子が落ちた!」
ちなつ「まだ……」チャージショット
結衣「!」
結衣(X1の覚醒チャージショットってことは……)
結衣「核弾頭か……!!」
ドドドドドドドドドドド
結衣(あ、避けきれない)ボーン
ちなつ「まだ……」チャージショット
結衣「!」
結衣(X1の覚醒チャージショットってことは……)
結衣「核弾頭か……!!」
ドドドドドドドドドドド
結衣(あ、避けきれない)ボーン
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:32:30.84 ID:BecWYDEgO
あかり「ちなつちゃんすご……あ」ドドドドドドドドド ボーン
京子「残るコストは1500……1落ちでケリが着く」
京子「となりゃコスオバエクシア狙うしかねぇだろぉ!ゲヒャヒャヒャヒャヒャ!!」ギュウン
あかり「わあああああん!!」
京子「残るコストは1500……1落ちでケリが着く」
京子「となりゃコスオバエクシア狙うしかねぇだろぉ!ゲヒャヒャヒャヒャヒャ!!」ギュウン
あかり「わあああああん!!」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:35:22.48 ID:BecWYDEgO
ピピピピピ!
ちなつ「!」ステップ
結衣「避けられたか……」
ちなつ「そうそう何度も当たりませんよっ!」ギュン
結衣(X1に詰められたらかなり危険だ!)
京子「待ぁああ~~~てぇ~~~~~~っ!!」
あかり「いやああああああああっ!!」
ちなつ「!」ステップ
結衣「避けられたか……」
ちなつ「そうそう何度も当たりませんよっ!」ギュン
結衣(X1に詰められたらかなり危険だ!)
京子「待ぁああ~~~てぇ~~~~~~っ!!」
あかり「いやああああああああっ!!」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:38:21.45 ID:BecWYDEgO
京子「……と見せかけてガーベラストレートォ!!」ビュン
ちなつ「!」ステップ
ちなつ(あ……ここで踏んだら)
結衣「ナイス京子!」パァン
ちなつ「しまった……!」
ちなつ「!」ステップ
ちなつ(あ……ここで踏んだら)
結衣「ナイス京子!」パァン
ちなつ「しまった……!」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:41:09.95 ID:BecWYDEgO
京子「どんなもんだ!」ズダァン
あかり「トランザムっ!!」パァァァァァ
京子「あ゛」
オレガッ! オレタチガッ! ガンダムダッ!
京子(やばい……)
あかり「トランザムっ!!」パァァァァァ
京子「あ゛」
オレガッ! オレタチガッ! ガンダムダッ!
京子(やばい……)
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:43:38.74 ID:BecWYDEgO
結衣「京子!」GNシールドビット
京子「お、助かる!」
京子(まあ格闘相手には意味ないんだが、エクシアの射撃にやられるのを防ぐので十分だな)
京子「よくもやったな!」ガーベラストレートォ!
あかり「ひっ!」ギュン!
京子「やっぱトランザムはえーな……」
京子「お、助かる!」
京子(まあ格闘相手には意味ないんだが、エクシアの射撃にやられるのを防ぐので十分だな)
京子「よくもやったな!」ガーベラストレートォ!
あかり「ひっ!」ギュン!
京子「やっぱトランザムはえーな……」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:47:59.71 ID:BecWYDEgO
ちなつ「せいっ!」ビシュンビシュン
結衣「ちっ……京子、後は頼んだ」
京子「頼まれた!そこだぁ!ガーベラストレートォ!」ビュン
あかり「あ!」ガァン
京子「今度こそとどめだぁ!」ドガァッ
京子「勝ったッ!ゆるゆりEXVS編完ッ!!」
あかり「へぇ……じゃあ誰があかりの代わりに主人公を努めてくれるの?」
結衣「ちっ……京子、後は頼んだ」
京子「頼まれた!そこだぁ!ガーベラストレートォ!」ビュン
あかり「あ!」ガァン
京子「今度こそとどめだぁ!」ドガァッ
京子「勝ったッ!ゆるゆりEXVS編完ッ!!」
あかり「へぇ……じゃあ誰があかりの代わりに主人公を努めてくれるの?」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:50:29.46 ID:BecWYDEgO
京子「!?」
結衣「エクシア……リペア……」
京子「ふ、ふん!そんな出来損ないで私に勝てるわけが無いだろう!!」
結衣「やめろ京子!そういうセリフは死亡フラグビンビンに立ってるから!」
ちなつ「あかりちゃん……お願い!」
結衣「エクシア……リペア……」
京子「ふ、ふん!そんな出来損ないで私に勝てるわけが無いだろう!!」
結衣「やめろ京子!そういうセリフは死亡フラグビンビンに立ってるから!」
ちなつ「あかりちゃん……お願い!」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:53:56.79 ID:BecWYDEgO
ギュンッ!
京子(どう来る……!?まだ覚醒状態だから素早いし一気に決めてくるか……?)
京子(でもシールドビットで射撃は通じない!なら確実に格闘!)
京子(ならステップ回避→ストレート格闘で勝てる!)
京子「さあ来いあかり!」
京子(どう来る……!?まだ覚醒状態だから素早いし一気に決めてくるか……?)
京子(でもシールドビットで射撃は通じない!なら確実に格闘!)
京子(ならステップ回避→ストレート格闘で勝てる!)
京子「さあ来いあかり!」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 01:56:36.33 ID:BecWYDEgO
あかり「」ギュオン
京子(キターッ!格闘!ステップ回……あれ?消えた?)
京子(ってあ!これは……)
京子(特格踏みつけだああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwww)ドガァァァァァンッ
~WIN~
京子(キターッ!格闘!ステップ回……あれ?消えた?)
京子(ってあ!これは……)
京子(特格踏みつけだああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwww)ドガァァァァァンッ
~WIN~
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 02:00:13.72 ID:BecWYDEgO
ちなつ「あかりちゃーーーん!!凄いね!京子先輩と格闘タイマンで勝つなんて!」
あかり「あ、あれは偶然だよぉ」
京子「二度も……負けてしまった……しかも後輩に」
結衣「まあこれも良い思い出だろ?」
京子「ぐぬぬ……」
あかり「あ、あれは偶然だよぉ」
京子「二度も……負けてしまった……しかも後輩に」
結衣「まあこれも良い思い出だろ?」
京子「ぐぬぬ……」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 02:04:52.18 ID:BecWYDEgO
京子「んじゃ最後にもう一回だけ!」
結衣「あと一回だぞ?」
あかり「なら今度はデスサイズヘルカスタムさん使うよぉ!」
ちなつ「えっ!」
京子「おっ、本物のアッカリ~ンが見れるぞ!!」
あかり「もう!京子ちゃあん!!」
結衣「あっはははは……」
終わり
結衣「あと一回だぞ?」
あかり「なら今度はデスサイズヘルカスタムさん使うよぉ!」
ちなつ「えっ!」
京子「おっ、本物のアッカリ~ンが見れるぞ!!」
あかり「もう!京子ちゃあん!!」
結衣「あっはははは……」
終わり
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 02:07:25.43 ID:UPDdemeF0
乙
明日仕事なのに全部見ちまったじゃねーかどうしてくれる
明日仕事なのに全部見ちまったじゃねーかどうしてくれる
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 02:13:25.89 ID:UPDdemeF0
というかゆるゆり全く知らんけど面白かった
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/08/20(月) 02:14:14.67 ID:LdOhEygC0
死神たんペロペロ
乙乙
乙乙
掲載元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1345387378/
Entry ⇒ 2015.01.31 | Category ⇒ ゆるゆり | Comments (0)
アスカ「アスカ解体新書弐」
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 20:37:22.42 ID:v0LpbnKNo
アスカ「そっか。あたし、笑えるんだ」
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 20:38:52.09 ID:v0LpbnKNo
.「\ /`ヽ、 /7
ヽ \ 二立コヒ二┼‐┼‐┼ _ヒゝ ニニ! / /
ヽ ヽ ニフK_ノノ〒 |__二二,ノ| |ヽ|__、 / /
ヽ ヽ 、、 | | | 〉,、 / / _
、 ヽ ヽ ヾ\ ̄\ .| .| | || .〉 / ./ / _,.ゝ
\`''‐- 、、._ \ー、_ゝ ヽ_ゝ\\ / | └――ーi| || | l 、、 / /ι-'''" _,. ‐--ァ
\ `''ー- 、\ ____ \! | ┌一'> 」 || | | | ___/ /'''''7 _,. -‐''"_,.-‐''"
`''ー、 \\ \ ヽ | |二ニヽ ! ./ / /|_〃.| | | | _,.-‐''ン''"_,..-‐''"
`''ー"< ┌" .\ \ ヽ |___ V | ./ 「 .| | | / / ̄/ > `‐''"
ヽ ヽ__\ ,| ヽ ┌‐ァ /_,..-‐''"> | ./ \/ / ノ / <" / ,/
/ ̄ ̄ ̄ _,,....ゝ ` ヽ ! 「、"< _,.-''" .|./ ,/ ,/ /,/ / /
/_,,...--一'''''"´ ヽ | レ `'' .l/ / /// //
"´ ヽ| //  ̄ `
´ アスカ解体新書弐
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 20:41:08.96 ID:v0LpbnKNo
前スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391263519/
レイ「綾波レイ解体新書」 シンジ「えっ」 の続編にあたります
アスカ解体新書シリーズはSSちゃんねる様などでまとめられているようです、ありがとうございます
●注意
解体新書シリーズはエヴァンゲリオンANIMA及び、公式設定ではないエヴァ2(PS2、PSP)の設定を多く引用、改変し独自設定を行っております
よって、デアゴスティーニ・ジャパン発行のエヴァンゲリオン・クロニクルの解説と異なる点が多々あります
エヴァ独特の難解な単語があります
前作の予告編からの続きとなりますが、タイトルにあるように「真希波・マリ・イラストリアス解体新書withサクラ」 ではないです
ぶちゃけ、シンエヴァが当分先っぽいこと、金曜ロードショーでヱヴァがあったこととかで、我慢できなくなりました
レイ「綾波レイ解体新書」 シンジ「えっ」 の続編にあたります
アスカ解体新書シリーズはSSちゃんねる様などでまとめられているようです、ありがとうございます
●注意
解体新書シリーズはエヴァンゲリオンANIMA及び、公式設定ではないエヴァ2(PS2、PSP)の設定を多く引用、改変し独自設定を行っております
よって、デアゴスティーニ・ジャパン発行のエヴァンゲリオン・クロニクルの解説と異なる点が多々あります
エヴァ独特の難解な単語があります
前作の予告編からの続きとなりますが、タイトルにあるように「真希波・マリ・イラストリアス解体新書withサクラ」 ではないです
ぶちゃけ、シンエヴァが当分先っぽいこと、金曜ロードショーでヱヴァがあったこととかで、我慢できなくなりました
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 20:44:07.38 ID:v0LpbnKNo
―――ネルフ松代起動実験場
女性オペ「プラグ深度100をオーバー。精神汚染濃度も危険域に突入!」
ミサト「なぜ急に!」
女性オペ「パイロット、安全深度を超えます!」
リツコ「引き止めて! このままでは搭乗員が人ではなくなってしまう!」
ミサト「実験中止! 回路遮断!」
女性オペ「ダメです! 体内に高エネルギー反応!」
リツコ「まさか……」
ミサト「使徒!」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 20:46:32.85 ID:v0LpbnKNo
アスカ「ここは……」
アスカ「(エヴァを起動した後、プラグ前方に吸い込まれて……)」
アスカ「何であたし、こんな赤い海のど真ん中に居るんだろう」
???「あたしが呼んだからよ」
アスカ「誰!?」
???「誰とは失礼ね!」
???「まあいいわ。色々立て込んでるから、さっさと片付けましょ」
???「あたしと一つにならない? 心も体も一つにならない? 」
???「―――それはとてもとても気持ちいいことなのよ?」
アスカ「(エヴァを起動した後、プラグ前方に吸い込まれて……)」
アスカ「何であたし、こんな赤い海のど真ん中に居るんだろう」
???「あたしが呼んだからよ」
アスカ「誰!?」
???「誰とは失礼ね!」
???「まあいいわ。色々立て込んでるから、さっさと片付けましょ」
???「あたしと一つにならない? 心も体も一つにならない? 」
???「―――それはとてもとても気持ちいいことなのよ?」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 20:48:02.19 ID:v0LpbnKNo
???「なーんて、言ってみたりしてね」クスクス
アスカ「あたしの声? 何よ……まさか、使徒なの!?」
???「ふふ……使徒っていうのは半分は正解かもね」
アスカ「へ?」
???「あたしとあんたは、同じようで違う」
惣流アスカ「それこそ、ヒトと使徒の違いと同じように、ね」
アスカ「あたしの声? 何よ……まさか、使徒なの!?」
???「ふふ……使徒っていうのは半分は正解かもね」
アスカ「へ?」
???「あたしとあんたは、同じようで違う」
惣流アスカ「それこそ、ヒトと使徒の違いと同じように、ね」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 20:49:46.92 ID:v0LpbnKNo
アスカ「あたしと瓜二つ顔……。なんなのよ、一体……!」
惣流「気づいてるはずよ」
惣流「あんたの体を乗っ取る事はできなかったけどさ」
惣流「パーソナルデータは手に取るように分かるのよね。虚勢を張っても無駄なのよ、アスカ」
アスカ「はぁ? ふざけんな! 急に出てきて意味が分からないことをペレペラと!」
アスカ「使徒があたしだってぇの!? 正体を現しなさいよ!」
惣流「正体ねぇ」
惣流「説明してもいいけど、あんたこのままだと殺されるわよ?」
惣流「他でもないエヴァ初号機に」
惣流「気づいてるはずよ」
惣流「あんたの体を乗っ取る事はできなかったけどさ」
惣流「パーソナルデータは手に取るように分かるのよね。虚勢を張っても無駄なのよ、アスカ」
アスカ「はぁ? ふざけんな! 急に出てきて意味が分からないことをペレペラと!」
アスカ「使徒があたしだってぇの!? 正体を現しなさいよ!」
惣流「正体ねぇ」
惣流「説明してもいいけど、あんたこのままだと殺されるわよ?」
惣流「他でもないエヴァ初号機に」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 20:51:49.01 ID:v0LpbnKNo
アスカ「(首が締まって息が……まさか、シンジ……!)」
アスカ「どう、して」
惣流「そりゃ、今の3号機、パターン青、使徒だからね」
アスカ「やっぱり、あんた……! 使徒っ!!」
惣流「分かってないわねぇ」
惣流「ヒトと使徒の違いなんて微々たるもんよ」
惣流「それに使徒かどうかなんてただの数字のお遊びに過ぎないし」
アスカ「ぐ……ぅ」グタァ
惣流「……意識を失った、か」
惣流「まぁいいわ。そこで眠ってなさい」
惣流「あんたは死なないわ」
惣流「あたしが守るから……ってね」
アスカ「どう、して」
惣流「そりゃ、今の3号機、パターン青、使徒だからね」
アスカ「やっぱり、あんた……! 使徒っ!!」
惣流「分かってないわねぇ」
惣流「ヒトと使徒の違いなんて微々たるもんよ」
惣流「それに使徒かどうかなんてただの数字のお遊びに過ぎないし」
アスカ「ぐ……ぅ」グタァ
惣流「……意識を失った、か」
惣流「まぁいいわ。そこで眠ってなさい」
惣流「あんたは死なないわ」
惣流「あたしが守るから……ってね」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 20:53:39.21 ID:v0LpbnKNo
惣流「自分の命を助けるのって変な感じね」
惣流「それにしても」チラッ
アスカ「……」
惣流「なんでこの娘、こんなスケスケのプラグスーツ着てるのかしら?」ミサトノシュミ?
惣流「まぁ、いいわ。シンジの首を絞め続けるのも何か嫌だし」
惣流「エヴァ3号機。あんたには恨みはないけど」
惣流「紛い物(ダミー)に殺されて頂戴」
惣流「それにしても」チラッ
アスカ「……」
惣流「なんでこの娘、こんなスケスケのプラグスーツ着てるのかしら?」ミサトノシュミ?
惣流「まぁ、いいわ。シンジの首を絞め続けるのも何か嫌だし」
惣流「エヴァ3号機。あんたには恨みはないけど」
惣流「紛い物(ダミー)に殺されて頂戴」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:20:30.44 ID:v0LpbnKNo
―――ネルフ本部 隔離室
リツコ「細胞組織の侵食跡は消えたものの、使徒による精神汚染の可能性も否定できない」
リツコ「このまま隔離するしかないわね」
マヤ「まさか、処置ってことはないですよね」
リツコ「貴重なサンプル体よ。ありえないわ」
惣流「(とりあえず生命の危機は去ったか。まずは一安心ね)」
惣流「(さてと、もう少しであの娘が起きる)」
惣流「(あたしとあの娘の違い。見定める必要があるわ)」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:21:45.05 ID:v0LpbnKNo
―――???
幼アスカ「ママー!ママ!私、選ばれたの。人類を守るエリートパイロットなのよ。世界一なのよっ!」
幼アスカ「誰にも秘密なの。でも、ママにだけ教えるわね」
幼アスカ「色んな人が親切にしてくれるわ。だから寂しくなんかないの」
幼アスカ「だからパパがいなくても大丈夫。寂しくなんかないわ」
幼アスカ「だから見て。私を見て!」
アスカ「(これは、あたしの記憶?)」
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:24:27.73 ID:v0LpbnKNo
惣流「あ~あぁ。明日はもう日本か。お昼にはミサトが迎えに来るって言ってたし」
惣流「ちぇ、加持さんともしばらくお別れね。つまんないの」
加持「日本に着けば新しいボーイフレンドも一杯できるさ。サードチルドレンは男の子だって話だぞ」
惣流「バカなガキに興味はないわ。私が好きなのは加持さんだけよ」
加持「……そいつは光栄だな」
アスカ「(違う……。あたしのじゃない。それならこれは何なの?)」
惣流「ちぇ、加持さんともしばらくお別れね。つまんないの」
加持「日本に着けば新しいボーイフレンドも一杯できるさ。サードチルドレンは男の子だって話だぞ」
惣流「バカなガキに興味はないわ。私が好きなのは加持さんだけよ」
加持「……そいつは光栄だな」
アスカ「(違う……。あたしのじゃない。それならこれは何なの?)」
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:25:28.80 ID:v0LpbnKNo
惣流「これは決して崩れることのないジェリコの壁!」
惣流「この壁をちょっとでも越えたら死刑よ!」
シンジ「ジェリコの壁? ええと……流石に笛? は持ってないよ?」
惣流「!!!」
惣流「あ、あんたの荷物の中にチェロがあったわよね!?」
惣流「今度アレをあたしの為に弾きなさい、いいわね!」(早口)
シンジ「素人に毛が生えた程度だけど、それでよかったら」
惣流「よろしい!」
惣流「この壁をちょっとでも越えたら死刑よ!」
シンジ「ジェリコの壁? ええと……流石に笛? は持ってないよ?」
惣流「!!!」
惣流「あ、あんたの荷物の中にチェロがあったわよね!?」
惣流「今度アレをあたしの為に弾きなさい、いいわね!」(早口)
シンジ「素人に毛が生えた程度だけど、それでよかったら」
惣流「よろしい!」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:26:55.16 ID:v0LpbnKNo
惣流「冷却液の圧力を全て三番に回して、早く!」
シンジ「アスカっ! ケーブルが千切れて!!」
惣流「せっかくやったのに。やだな、ここまでなの……」
シンジ「アスカ、今、助けるから!」
惣流「シンジ……。バカ、無理しちゃって」
シンジ「アスカっ! ケーブルが千切れて!!」
惣流「せっかくやったのに。やだな、ここまでなの……」
シンジ「アスカ、今、助けるから!」
惣流「シンジ……。バカ、無理しちゃって」
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:28:05.56 ID:v0LpbnKNo
惣流「そういえば、ユニゾンの前夜。アンタ、あたしに対してキス未遂があったわね……」
惣流「もしかして、本当にあたしとキス、したかったの?」チラッ
シンジ「……すぅ」スヤスヤ
惣流「……」ムカ
惣流「バカ面、ムカつく」
惣流「あたしを惑わすんじゃ、ないわよ……!」チュッ
惣流「もしかして、本当にあたしとキス、したかったの?」チラッ
シンジ「……すぅ」スヤスヤ
惣流「……」ムカ
惣流「バカ面、ムカつく」
惣流「あたしを惑わすんじゃ、ないわよ……!」チュッ
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:35:20.26 ID:v0LpbnKNo
惣流「がらがら~、貸切みたいね」
シンジ「アスカは、僕のこと軽蔑しないの?」
惣流「あたしが来たから写真を捨てようとしたんでしょ?」
シンジ「けじめをつけたいから」
惣流「過ぎたことは、忘れてしまえばいいのよ」
シンジ「簡単に言うんだね……」
惣流「霧島さんのこと、可哀想だとか全然思わない。エヴァが原因だとしても自分が悪いとか感じない」
惣流「……冷たいのよ、あたしの心」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:36:19.20 ID:v0LpbnKNo
シンジ「冷たくなんかないよ」
惣流「何で」
シンジ「だって、アスカは僕の感傷に付き合ってくれてるじゃない」
惣流「……あんたの中で霧島さんは生き続けるんでしょうね」ギュッ
シンジ「忘れられないと思う」
惣流「少し、羨ましいと思った」プイッ
シンジ「そっか」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:32:40.89 ID:v0LpbnKNo
シンジ「さてと……まだ、二十時か」
惣流「ミサトの馬鹿、やっぱり結婚式の二次会に行ってる」ソワソワ
シンジ「……」
シンジ「加持さんの事はもういいの?」
惣流「ばか」
惣流「あたし、先にお風呂入ってくる……」タタタッ
シンジ「待って」ギュッ
惣流「何よ……」
シンジ「正直、自分でも戸惑ってたんだ。この半年の間で色々な事があり過ぎて」
シンジ「でも、アスカへのこの気持は本物だと思う」
シンジ「―――好きです。本当に好き」
アスカ「(嘘……。あいつがこんな)」
惣流「ミサトの馬鹿、やっぱり結婚式の二次会に行ってる」ソワソワ
シンジ「……」
シンジ「加持さんの事はもういいの?」
惣流「ばか」
惣流「あたし、先にお風呂入ってくる……」タタタッ
シンジ「待って」ギュッ
惣流「何よ……」
シンジ「正直、自分でも戸惑ってたんだ。この半年の間で色々な事があり過ぎて」
シンジ「でも、アスカへのこの気持は本物だと思う」
シンジ「―――好きです。本当に好き」
アスカ「(嘘……。あいつがこんな)」
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:41:00.32 ID:v0LpbnKNo
―――赤い精神世界
アスカ「……夢?」
惣流「やっとお目覚めかしら?」
惣流「あんた、外の時間で大体、一週間近く寝てたのよ。良い夢見れたかしら?」
アスカ「さあね」
惣流「あんたが見たのは可能性の一つよ」
惣流「そしてあんたの努力次第で叶えられた願いの一つでもあるわ」
アスカ「なっ……! 何なのよそれ!」バッ
惣流「あたしと比べて欲が無いなって事よ」
惣流「式波・アスカ・ラングレーさん?」クスクス
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:43:29.99 ID:v0LpbnKNo
惣流「しっかし、あんたってば、お人好しよね」
惣流「『エヴァに頼らなくていい。あなたには、エヴァに乗らない幸せがある』……か」
惣流「確かに。“あたし達”のチッポケな人生で、エヴァに乗らない選択を示してくれた人は今まで居なかったもの」
惣流「だ・か・ら、綾波レイに碇シンジを譲ってあげる気になったわけ?」
惣流「だって悟ったんでしょ。自分よりレイの方があのバカを思う気持ちが強いって」
アスカ「何を……」
惣流「絆創膏の数。なまじ頭がいいと損よねぇ」
アスカ「……」
惣流「『エヴァに頼らなくていい。あなたには、エヴァに乗らない幸せがある』……か」
惣流「確かに。“あたし達”のチッポケな人生で、エヴァに乗らない選択を示してくれた人は今まで居なかったもの」
惣流「だ・か・ら、綾波レイに碇シンジを譲ってあげる気になったわけ?」
惣流「だって悟ったんでしょ。自分よりレイの方があのバカを思う気持ちが強いって」
アスカ「何を……」
惣流「絆創膏の数。なまじ頭がいいと損よねぇ」
アスカ「……」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:44:55.62 ID:v0LpbnKNo
惣流「考えてもみなさいよ」
惣流「シンジって凄く希少価値があるじゃない?」
惣流「まず、同じエヴァのパイロット」
惣流「ナナヒカリとは言えどもエヴァを操る才能はあったってことよね」
惣流「それに、クラスの女の子には人気」
惣流「オマケに、ネルフトップの碇司令の息子」
惣流「しかも、多少ならあたしの我儘を聞いてくれる!」
惣流「シンジって凄く希少価値があるじゃない?」
惣流「まず、同じエヴァのパイロット」
惣流「ナナヒカリとは言えどもエヴァを操る才能はあったってことよね」
惣流「それに、クラスの女の子には人気」
惣流「オマケに、ネルフトップの碇司令の息子」
惣流「しかも、多少ならあたしの我儘を聞いてくれる!」
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:47:19.54 ID:v0LpbnKNo
惣流「ずっと空軍のオトナの社会で生きてきたあんたにとって」
惣流「シンジの隣は凄く新鮮で、居心地が良かったわよねぇ」
惣流「それを失ってもいいのかしら?」
惣流「シンジの隣以上に、腰を落ち着ける場所は見つけられそう?」
アスカ「そんなの、分かるわけないわよ……」
惣流「シンジの隣は凄く新鮮で、居心地が良かったわよねぇ」
惣流「それを失ってもいいのかしら?」
惣流「シンジの隣以上に、腰を落ち着ける場所は見つけられそう?」
アスカ「そんなの、分かるわけないわよ……」
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:49:00.53 ID:v0LpbnKNo
アスカ「別に、エコヒイキにシンジを譲ろうなんて思ってない!」
アスカ「ただ、3号機の起動実験であいつの食事計画が全部パーになるのはあんまりだと思っただけで!」
惣流「ふーん」ジトメ
アスカ「何よ」
惣流「いや、シンジへの好意を否定しないのね、あんた」
アスカ「なっ!」////
惣流「ほんと、あんたってあたしと違うわ」
惣流「あんた、素直な良い子ね」
アスカ「ただ、3号機の起動実験であいつの食事計画が全部パーになるのはあんまりだと思っただけで!」
惣流「ふーん」ジトメ
アスカ「何よ」
惣流「いや、シンジへの好意を否定しないのね、あんた」
アスカ「なっ!」////
惣流「ほんと、あんたってあたしと違うわ」
惣流「あんた、素直な良い子ね」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:50:13.50 ID:v0LpbnKNo
惣流「まあでも、そんなあんたの気持ちを踏みにじるのが碇シンジっていうバカなんだけ、どっ」ヨット
アスカ「?」
惣流「今、外。大変なことになってるわよ?」
惣流「覚醒した初号機と、使徒からサルベージされた綾波レイの融合」
惣流「セカンドインパクトの続き、サードインパクトが始まったのよ」
アスカ「?」
惣流「今、外。大変なことになってるわよ?」
惣流「覚醒した初号機と、使徒からサルベージされた綾波レイの融合」
惣流「セカンドインパクトの続き、サードインパクトが始まったのよ」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:51:38.35 ID:v0LpbnKNo
アスカ「サードインパクト!? 何で急にそんな」
惣流「もともと、エヴァ初号機にはそれだけの力があった」
惣流「ただ、覚醒のトリガーに碇シンジが選んだのが、式波アスカじゃなくて綾波レイだったって事よ」
アスカ「シンジがエコヒイキを選んだ……」
惣流「そ。そして古の生命が滅んだ後に再構築される新世界の、種とその苗床でもあるわ」
惣流「あんたは、初号機という方舟に乗り損なった哀れな女なのよ」
惣流「もともと、エヴァ初号機にはそれだけの力があった」
惣流「ただ、覚醒のトリガーに碇シンジが選んだのが、式波アスカじゃなくて綾波レイだったって事よ」
アスカ「シンジがエコヒイキを選んだ……」
惣流「そ。そして古の生命が滅んだ後に再構築される新世界の、種とその苗床でもあるわ」
惣流「あんたは、初号機という方舟に乗り損なった哀れな女なのよ」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:54:42.52 ID:v0LpbnKNo
アスカ「……この際、バカシンジとエコヒイキのことはいいわ」
アスカ「そういうあんたは、こうなるのが分かってたわけ?」
惣流「まあね。ただこのインパクトはあたしの本意じゃない」
アスカ「……いい加減、あんたの正体教えなさいよ」
惣流「あんたの可能性の一人」
惣流「別の世界から精神だけやってきて、使徒と入れ替わった、あんたのそっくりさん。それがあたし」
惣流「“パーフェクトインパクト”の阻止の為にね」
アスカ「そういうあんたは、こうなるのが分かってたわけ?」
惣流「まあね。ただこのインパクトはあたしの本意じゃない」
アスカ「……いい加減、あんたの正体教えなさいよ」
惣流「あんたの可能性の一人」
惣流「別の世界から精神だけやってきて、使徒と入れ替わった、あんたのそっくりさん。それがあたし」
惣流「“パーフェクトインパクト”の阻止の為にね」
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 21:57:56.52 ID:v0LpbnKNo
惣流「サードなりフォースなり、インパクトの種類はいくつかあるわ」
惣流「ただ、“パーフェクトインパクト”別名、“多元世界補完計画”は少々やっかいで多元宇宙(パラレルワールド)に影響を及ぼす」
惣流「“あたし達”はそれを監視し、時には介入する。それが、グレゴ―ル『見張るもの』としての役目」
アスカ「(あたし達?)」
アスカ「で? 今回バカシンジが起こしたサードはそれじゃないわけ?」
惣流「そ、“パーフェクトインパクト”に至るには“筋が悪い”し“数が揃ってない”」
惣流「ただ、これからどうなるかは分からないけどね」
惣流「ただ、“パーフェクトインパクト”別名、“多元世界補完計画”は少々やっかいで多元宇宙(パラレルワールド)に影響を及ぼす」
惣流「“あたし達”はそれを監視し、時には介入する。それが、グレゴ―ル『見張るもの』としての役目」
アスカ「(あたし達?)」
アスカ「で? 今回バカシンジが起こしたサードはそれじゃないわけ?」
惣流「そ、“パーフェクトインパクト”に至るには“筋が悪い”し“数が揃ってない”」
惣流「ただ、これからどうなるかは分からないけどね」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:00:13.11 ID:v0LpbnKNo
アスカ「じゃああんたはあたしの味方なわけ?」
惣流「あたしは飾り駒」
惣流「それを抜きにすれば……まぁ、あんたの味方よ」
アスカ「イマイチ信用出来ないわね」
惣流「期間限定で派遣されてきた社外アドバイザーみたいなもんよ」
惣流「アテにされ過ぎても困るし、あんたはあたしじゃないんだから」
アスカ「……そんなの当たり前じゃない、使徒モドキ」
惣流「ふふっ。ただね、脅すようで悪いけどさ」
惣流「あんたの現実はあんたの予想の、更に上をいくわよ」
惣流「あたしは飾り駒」
惣流「それを抜きにすれば……まぁ、あんたの味方よ」
アスカ「イマイチ信用出来ないわね」
惣流「期間限定で派遣されてきた社外アドバイザーみたいなもんよ」
惣流「アテにされ過ぎても困るし、あんたはあたしじゃないんだから」
アスカ「……そんなの当たり前じゃない、使徒モドキ」
惣流「ふふっ。ただね、脅すようで悪いけどさ」
惣流「あんたの現実はあんたの予想の、更に上をいくわよ」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:01:31.54 ID:v0LpbnKNo
―――ネルフ本部 隔離室
マヤ「第二の少女、意識レベル上昇、覚醒します」
リツコ「さて、彼女に使徒の影響が出ていなければいいのだけれど」
ミサト「……私達は生き残ってしまった。それなら何が何でも生き抜くだけよ」
ミサト「アスカ、彼女もまた生きてるんですもの」
アスカ『ミサト……?』
マヤ「パターン青は検出されません! アスカ、良かった!」
アスカ『どうなってるの?』
ミサト「聞きたいことは山ほどあるでしょうけど、簡潔に言うわ」
ミサト「エヴァに、もう一度……乗って頂戴」
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:03:11.80 ID:v0LpbnKNo
―――第二発令所
マヤ「封印された2号機とはいえ、良く乗る気になってくれましたね、アスカ」
リツコ「予想以上に現状を素早く飲み込んでくれたしね。正直有難いわ」
ミサト「碇司令、副司令は共に行方不明」
ミサト「更に、初号機によるインパクトは不完全な物理的な衝撃破のみとはいえ、第3新東京市は完全に崩壊」
青葉「初号機が現在、我々の観測下にあるのは幸いですね」
リツコ「ただ、加持君からの情報で、ゼーレが建造したエヴァンゲリオンMark.6が現在本部に接近中」
加持「ゼーレの狙いは、真のエヴァンゲリオンであるMark.6とリリスの融合によるサードインパクトの完遂だろうからな」
日向「今更バチカン条約がどうこうなんて、言ってられませんよ」
ミサト「Mark.6を止める。それが私達の使命。失敗は許されないわ」
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:05:23.28 ID:v0LpbnKNo
惣流「(ナルシストサイコホモやネコムスメの、インパクトへの介入は無し)」
惣流「(そのせいで、2号機は最強の拒絶タイプとの使徒戦に投入されず、バチカン条約で封印されたまま)」
惣流「(初号機はカシウスの槍で刺されず、そのまま上昇)」
惣流「(現在エネルギー切れを起こして、衛星軌道上を飛行中か)」
惣流「(シンジの願いは“綾波レイを助ける”っていう漠然としたものだった)」
惣流「(すべてやり直すなんて大それた事は考えず、衝撃波で街が崩れただけで怖気ついたか)」
惣流「(あいつらしいといえばそうだけど。ま、“あたしのシンジ”じゃないからそれはどうでもいい)」
惣流「(碇司令や副司令が雲隠れしたのが気になるけど、まずは降りかかる火の粉は払わないとね)」
惣流「(そのせいで、2号機は最強の拒絶タイプとの使徒戦に投入されず、バチカン条約で封印されたまま)」
惣流「(初号機はカシウスの槍で刺されず、そのまま上昇)」
惣流「(現在エネルギー切れを起こして、衛星軌道上を飛行中か)」
惣流「(シンジの願いは“綾波レイを助ける”っていう漠然としたものだった)」
惣流「(すべてやり直すなんて大それた事は考えず、衝撃波で街が崩れただけで怖気ついたか)」
惣流「(あいつらしいといえばそうだけど。ま、“あたしのシンジ”じゃないからそれはどうでもいい)」
惣流「(碇司令や副司令が雲隠れしたのが気になるけど、まずは降りかかる火の粉は払わないとね)」
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:07:41.07 ID:v0LpbnKNo
マヤ「エントリースタート」
加持「それにしても痛々しいな。顔には眼帯、体には包帯か」
リツコ「エヴァのシンクロに肉体のダメージは殆ど影響はないわ。痛みも本人は感じてないようだし」
ミサト「すまないわね、アスカ」
アスカ『別にいいわよ。それに今踏ん張らないでどこでやれってんのよ』
ミサト「世界の命運はあなたに掛かってると言っても過言ではないわ。頼むわね」
アスカ『辛気臭い顔をしちゃってさ』
アスカ『あたしにはやらないといけない事があるのよ』
アスカ『だから、絶対に負けないわ』
加持「それにしても痛々しいな。顔には眼帯、体には包帯か」
リツコ「エヴァのシンクロに肉体のダメージは殆ど影響はないわ。痛みも本人は感じてないようだし」
ミサト「すまないわね、アスカ」
アスカ『別にいいわよ。それに今踏ん張らないでどこでやれってんのよ』
ミサト「世界の命運はあなたに掛かってると言っても過言ではないわ。頼むわね」
アスカ『辛気臭い顔をしちゃってさ』
アスカ『あたしにはやらないといけない事があるのよ』
アスカ『だから、絶対に負けないわ』
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:08:56.85 ID:v0LpbnKNo
ミサト「答えたくないなら答えなくてもいいわ。その理由は何?」
アスカ『空に飛んでったバカシンジをシバくのよ』
アスカ『エコヒイキの願いは、あのバカを二度とエヴァに乗らないようにする事だったでしょ』
アスカ『それなのにあいつはエヴァに乗った』
アスカ『―――それって本末転倒じゃない。エコヒイキの真心が分かってない!』
アスカ『だからあの二ブチンの根性を叩き直すのよ!』
アスカ『そして、エコヒイキの願いをあたしが代わりに叶える』
アスカ『あたしが、エヴァを必要としない世の中を作るわ!』
アスカ『空に飛んでったバカシンジをシバくのよ』
アスカ『エコヒイキの願いは、あのバカを二度とエヴァに乗らないようにする事だったでしょ』
アスカ『それなのにあいつはエヴァに乗った』
アスカ『―――それって本末転倒じゃない。エコヒイキの真心が分かってない!』
アスカ『だからあの二ブチンの根性を叩き直すのよ!』
アスカ『そして、エコヒイキの願いをあたしが代わりに叶える』
アスカ『あたしが、エヴァを必要としない世の中を作るわ!』
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:09:54.21 ID:v0LpbnKNo
ミサト「……アスカ、貴方は真っ直ぐね。立派だわ」
アスカ『やめてよ、ミサト』
アスカ『それに、エコヒイキもシンジも元々民間人じゃない』
アスカ『あたしはずっと軍属、式波アスカ大尉よ?』
アスカ『あたしにとって、エヴァに乗ることは日常の一部だった。感謝されるいわれはないわ』
アスカ『……だってこれがあたしが選んだ使命なんだもの』
アスカ『やめてよ、ミサト』
アスカ『それに、エコヒイキもシンジも元々民間人じゃない』
アスカ『あたしはずっと軍属、式波アスカ大尉よ?』
アスカ『あたしにとって、エヴァに乗ることは日常の一部だった。感謝されるいわれはないわ』
アスカ『……だってこれがあたしが選んだ使命なんだもの』
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:13:01.04 ID:v0LpbnKNo
惣流「(あんた、強いのね)」
アスカ「(強い? 女の意地よ。だって悔しいじゃない)」
アスカ「(エコヒイキは全部見透かしてた)」
アスカ「(あたしにはエヴァ以外で生きる道を示して、シンジにはエヴァに乗らなくていいように、特攻までして使徒を倒そうとした)」
アスカ「(あいつから見て、あたしやシンジは、エヴァのパイロットには向いてなかったのかもしれない)」
アスカ「(あいつから見て、あたしやシンジは、何気ない日常を送るのが本分だと思ったのかもしれない)」
アスカ「(でも、その日常の傍らにエコヒイキは居ないのよ? それって凄く残酷で歪じゃない)」
惣流「(……そうね。その通りだわ)」
アスカ「(強い? 女の意地よ。だって悔しいじゃない)」
アスカ「(エコヒイキは全部見透かしてた)」
アスカ「(あたしにはエヴァ以外で生きる道を示して、シンジにはエヴァに乗らなくていいように、特攻までして使徒を倒そうとした)」
アスカ「(あいつから見て、あたしやシンジは、エヴァのパイロットには向いてなかったのかもしれない)」
アスカ「(あいつから見て、あたしやシンジは、何気ない日常を送るのが本分だと思ったのかもしれない)」
アスカ「(でも、その日常の傍らにエコヒイキは居ないのよ? それって凄く残酷で歪じゃない)」
惣流「(……そうね。その通りだわ)」
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:14:07.15 ID:v0LpbnKNo
惣流「(それでも、これからの戦い)」
惣流「(一時的に勝利を収めたとしても、長く、辛い戦いになるわ)」
惣流「(戦士として生きる事に後悔はないのね?)」
アスカ「(エコヒイキの願い。バカシンジとの思い出)」
アスカ「(それだけでも、あたしは戦える)」
アスカ「(God helps those who help themselves.)」
アスカ「(幸せは自らの手で掴むものよ。どんな時でもね)」
惣流「(そっか)」
惣流「(一時的に勝利を収めたとしても、長く、辛い戦いになるわ)」
惣流「(戦士として生きる事に後悔はないのね?)」
アスカ「(エコヒイキの願い。バカシンジとの思い出)」
アスカ「(それだけでも、あたしは戦える)」
アスカ「(God helps those who help themselves.)」
アスカ「(幸せは自らの手で掴むものよ。どんな時でもね)」
惣流「(そっか)」
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:15:09.53 ID:v0LpbnKNo
―――ゼーレ・モノリスの間
キール「エヴァンゲリオン初号機と碇の息子。そして第一の少女によるインパクトは到底看破できるものではない」
モノリス04「左様。第3新東京市崩壊で事が収まったのはある意味幸いだったよ」
モノリス02「だからといって我々のスケジュールに支障をきたした事実は変わらない」
モノリス06「碇ゲンドウ。奴のしでかした罪はあまりにも重い」
モノリス05「その碇だが、ネルフ本部より姿をくらましたようだ」
モノリス02「日本政府の手引かね」
モノリス03「断定は出来ないが、彼らが日本ネルフ本部と関係を密にしていたのは紛れも無い事実だよ」
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 22:16:06.04 ID:v0LpbnKNo
モノリス04「だが、我らの願いとともに真のエヴァンゲリオンであるMark.6は既にネルフ本部直上に向かっている」
モノリス07「どちらにしても真の補完は彼の地で行われるということか」
モノリス05「渚カヲル。いや、タブリス。奴は信用に値するかね」
モノリス02「我らの願いを成就させるにはアダムスの記憶。この世界の理を知った者が必要だ」
キール「タブリス、分かっているな?」
カヲル「―――分かっているよ。奇跡は起こるさ。希望がそこにあるのだから」
モノリス07「どちらにしても真の補完は彼の地で行われるということか」
モノリス05「渚カヲル。いや、タブリス。奴は信用に値するかね」
モノリス02「我らの願いを成就させるにはアダムスの記憶。この世界の理を知った者が必要だ」
キール「タブリス、分かっているな?」
カヲル「―――分かっているよ。奇跡は起こるさ。希望がそこにあるのだから」
49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 22:12:30.57 ID:dRDiWBtbo
―――ジオフロント
ミサト『―――お出でなすったわね』
アスカ「あれが、真のエヴァンゲリオン、Mark.6!」
カヲル『……本来であれば君たちを無視して、すぐにでもシンジ君を迎えに行きたいところなんだけどね』
カヲル『ただ、それは出来ない。僕はリリスの下に行く必要があるんだ』
カヲル『そこをどいてくれ、式波・アスカ・ラングレーさん』
50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 22:14:43.87 ID:dRDiWBtbo
惣流「(へぇ、ダミープラグかと思えば、この世界のオリジナルじゃない)」
惣流「(しかも、多元宇宙(パラレルワールド)の別の渚カヲルとの記憶の共有化もしてるってわけ?)」
カヲル『……君はどうやら体の中に別の君を飼っているようだね』
カヲル『あまりオススメは出来ないな。君の中のそれは、獣だよ』
アスカ「ご忠告どうも。だけど、あたしの中のあたしは間違いなくあたし自身なのよ」
ミサト『アスカ? 何を言ってるの?』
アスカ「別に。ただ、相手の疑問に答えてあげただけよ」
惣流「(しかも、多元宇宙(パラレルワールド)の別の渚カヲルとの記憶の共有化もしてるってわけ?)」
カヲル『……君はどうやら体の中に別の君を飼っているようだね』
カヲル『あまりオススメは出来ないな。君の中のそれは、獣だよ』
アスカ「ご忠告どうも。だけど、あたしの中のあたしは間違いなくあたし自身なのよ」
ミサト『アスカ? 何を言ってるの?』
アスカ「別に。ただ、相手の疑問に答えてあげただけよ」
51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 22:19:26.83 ID:dRDiWBtbo
リツコ『渚カヲル、マルドゥック機関を通さずゼーレが直接選んだ第四の少年』
ミサト『アスカ……』
アスカ「いけるわ。人でも使徒でも立ちはだかるモノは倒すだけよ」
カヲル『そうかい。ただ、君たちが望まざるとも終局の時は近づいてるけどね』
アスカ「何を言って」
マヤ『!!! 先輩! これは……』
リツコ『どうしたの、マヤ?』
マヤ『ネルフ全ての外部端末からデータ進入、MAGIへのハッキングを目指しています!』
ミサト『アスカ……』
アスカ「いけるわ。人でも使徒でも立ちはだかるモノは倒すだけよ」
カヲル『そうかい。ただ、君たちが望まざるとも終局の時は近づいてるけどね』
アスカ「何を言って」
マヤ『!!! 先輩! これは……』
リツコ『どうしたの、マヤ?』
マヤ『ネルフ全ての外部端末からデータ進入、MAGIへのハッキングを目指しています!』
52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 22:25:07.43 ID:dRDiWBtbo
リツコ「マヤ! MAGIの自立防御プログラムを立ち上げて!」
カヲル『無駄さ』
マヤ「第666プロテクト展開できません! そんな!」
ミサト「Mark.6! あの少年がMAGIに攻撃しているのね」
カヲル『リリスの下に行くにはそれが一番手っ取り早いからね』
カヲル『ヘブンズドア周辺にある爆弾も無効化させてもらった』
カヲル『無駄さ』
マヤ「第666プロテクト展開できません! そんな!」
ミサト「Mark.6! あの少年がMAGIに攻撃しているのね」
カヲル『リリスの下に行くにはそれが一番手っ取り早いからね』
カヲル『ヘブンズドア周辺にある爆弾も無効化させてもらった』
53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 22:27:34.15 ID:dRDiWBtbo
アスカ「MAGIにハッキング? あたしを忘れてんじゃないわよ!!」ダッダッダ
カヲル『忘れてはいないさ。ただ、Mark.6の脅威じゃない』ヒラリ
アスカ「こんのッ!」
カヲル『そのボウガンの様なもので僕を倒せるとでも思っているのかい?』
アスカ「知るか! あんたはあたしが倒す。そう決めてんのよ!!」
カヲル『その決意は素晴らしいものだね。意志は時として、本来、届かないものをたぐり寄せる力がある」
カヲル『だけど、その腕は僕には届かない』
カヲル『―――アンチATフィールド、展開』
カヲル『忘れてはいないさ。ただ、Mark.6の脅威じゃない』ヒラリ
アスカ「こんのッ!」
カヲル『そのボウガンの様なもので僕を倒せるとでも思っているのかい?』
アスカ「知るか! あんたはあたしが倒す。そう決めてんのよ!!」
カヲル『その決意は素晴らしいものだね。意志は時として、本来、届かないものをたぐり寄せる力がある」
カヲル『だけど、その腕は僕には届かない』
カヲル『―――アンチATフィールド、展開』
54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 22:33:35.70 ID:dRDiWBtbo
惣流「(マズイ、アンチATフィールド!)」
アスカ「ATフィールドの出力が落ちて……きゃっ」ドサッ
惣流「(チッ、ATフィールドが張れない以上、2号機には12000枚の特殊装甲の鎧しかない)」
アスカ「(コンチクショー! なんか秘策はないの!?)」
惣流「(アンチATフィールドはあいつにとっても諸刃の剣)」
惣流「(その性質上、あいつのATフィールドも個体生命の形を維持する程度の強度しかないわ)」
アスカ「(つまり)」
惣流「(お互い、ノーガードの殴り合いになるわ。だけど……)」
アスカ「ATフィールドの出力が落ちて……きゃっ」ドサッ
惣流「(チッ、ATフィールドが張れない以上、2号機には12000枚の特殊装甲の鎧しかない)」
アスカ「(コンチクショー! なんか秘策はないの!?)」
惣流「(アンチATフィールドはあいつにとっても諸刃の剣)」
惣流「(その性質上、あいつのATフィールドも個体生命の形を維持する程度の強度しかないわ)」
アスカ「(つまり)」
惣流「(お互い、ノーガードの殴り合いになるわ。だけど……)」
55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 22:39:59.81 ID:dRDiWBtbo
カヲル『戦いにすらならないさ』
カヲル『Mark.6がアンチATフィールドを最大出力で展開すれば、周囲20kmの生命体を即座に生命のスープに還元させることが出来るからね』
リツコ「つまり、その宣言は最後通牒ということね」
カヲル『話が早い人は好きですよ。赤木リツコ博士』
ミサト「リツコッ!」
リツコ「彼の言う事に嘘、偽りはないわ」
リツコ「MAGIの陥落は本部が占領された事と同義」
リツコ「おまけに、ドグマの爆弾も無効化させられたとなると、Mark.6を道連れにすることも適わない」
リツコ「私たちの負けね」
カヲル『Mark.6がアンチATフィールドを最大出力で展開すれば、周囲20kmの生命体を即座に生命のスープに還元させることが出来るからね』
リツコ「つまり、その宣言は最後通牒ということね」
カヲル『話が早い人は好きですよ。赤木リツコ博士』
ミサト「リツコッ!」
リツコ「彼の言う事に嘘、偽りはないわ」
リツコ「MAGIの陥落は本部が占領された事と同義」
リツコ「おまけに、ドグマの爆弾も無効化させられたとなると、Mark.6を道連れにすることも適わない」
リツコ「私たちの負けね」
59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 19:31:42.96 ID:9hekZ02co
―――新横須賀
国連軍兵士「じゃあ、この便が最後で良いんだな?」
女性オペ『はい。そちらの便でネルフ本部関係者の移送は完了になります』
国連軍兵士「了解。ふんっ、国連の予算の大半を分捕ってきた組織があっけないものだな」
国連軍兵士「世間じゃ、ネルフが秘密裏に世界壊滅を企てていたって話だぜ」
国連軍兵士「殺されずに、幽閉されるだけで済んだことを有難いと思ってほしいもんだな」
アスカ「……」
国連軍兵士「ダンマリかい……いいか? 俺の後に搭乗するように。VTOLは初めてじゃないな?」
アスカ「……」
国連軍兵士「たく……何で“上”はこんな無愛想なガキ一人の為に便を一つ増やしたかね」
女性オペ『軍曹。無駄話はそこまで。彼女はVIPなんだから丁寧に扱って』
国連軍兵士「へいへい、じゃあ行きますか? お姫様。あんたのお仲間が待っている夢の豪華客船」
国連軍兵士「国連軍太平洋艦隊旗艦、空母オーバー・ザ・レインボーに」
60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 19:34:31.38 ID:9hekZ02co
―――オーバー・ザ・レインボウ フライトデッキ
ミサト「あたし達の後にアスカ一人でだなんてどういう事よ!」
国連軍兵士「Miss、何度も説明しましたが私には答える権限がありません」
ミサト「堅物どもめ! 彼女はまだ、14歳の女の子なのよ!?」
国連軍兵士「ですが、同時にユーロ空軍のエース。式波・アスカ・ラングレー大尉でもあります」
ミサト「だから、それは大人の都合でしょうが!」
日向「まあまあ」
日向「(葛城さん、奴ら、アスカの事を悪いようには扱いませんよ)」
日向「(彼女の原隊はユーロです。政治的な理由も考えて、自分たちと別便だったのでは?)」
葛城「(……あいつらがそんな甘ちょろい奴らならいいでしょうけどね)」
葛城「(太平洋艦隊の裏に居るのは間違いなくゼーレよ。拷問でもして口を割らせることぐらい躊躇しないわ)」
61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 19:36:25.10 ID:9hekZ02co
―――ゼーレ・モノリスの間
キール「では、査問委員会を始める」
モノリス02「加持主席監察官、司会進行を求める」
加持「ご指名に応えまして……。今回の事件、エヴァンゲリオン初号機と使徒よりサルベージされた第一の少女によるニア・サードインパクト」
加持「並びに、第二の少女への使徒からの接触。この二件について重要参考人を呼んでおります」
加持「一人は赤木リツコ、E計画担当・エヴァンゲリオン開発総責任者」
加持「そして、エヴァンゲリオン2号機専属操縦者、第二の少女、式波・アスカ・ラングレー大尉です」
64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 19:42:29.99 ID:9hekZ02co
モノリス04「赤木リツコ博士に質問しよう」
モノリス04「ニア・サードインパクトは偶発的なものなのか、それとも、ネルフ首脳部による意図的なものなのか、どちらなのか?」
リツコ「偶発的なものであると断言できます」
モノリス07「ほう……それは何故かね」
リツコ「お言葉ですが、私たち技術部としてはエヴァにあのような機能があるというのは承知していませんでした」
リツコ「そもそもヒトの域に留めておいたエヴァが、何故あのような力を発揮したのか……その説明を求めます」
キール「君たちの質問に答える必要性はない」
モノリス05「困るな赤木博士。これは君たちへの査問だぞ」
モノリス04「ニア・サードインパクトは偶発的なものなのか、それとも、ネルフ首脳部による意図的なものなのか、どちらなのか?」
リツコ「偶発的なものであると断言できます」
モノリス07「ほう……それは何故かね」
リツコ「お言葉ですが、私たち技術部としてはエヴァにあのような機能があるというのは承知していませんでした」
リツコ「そもそもヒトの域に留めておいたエヴァが、何故あのような力を発揮したのか……その説明を求めます」
キール「君たちの質問に答える必要性はない」
モノリス05「困るな赤木博士。これは君たちへの査問だぞ」
65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 19:47:08.07 ID:9hekZ02co
キール「まあいい。その件については回収したエヴァ初号機に残されたログを洗い出せば済むことだ」
リツコ「(軌道上の初号機をゼーレは既に回収済みか……)」
加持「重要なのはもう一つの件ですね。使徒からの第二の少女への接触。この件ですが……」
???「加持主席監察官」
???「その件に関しては僕が彼女の尋問しよう」
アスカ「あんた……!」
カヲル「やあ、一日と四時間ぶりかな?」
カヲル「改めて自己紹介をしようか、僕は渚カヲル」
カヲル「第四の少年、エヴァンゲリオンMark.6専属パイロットであり、ゼーレ査察官でもある」
リツコ「(軌道上の初号機をゼーレは既に回収済みか……)」
加持「重要なのはもう一つの件ですね。使徒からの第二の少女への接触。この件ですが……」
???「加持主席監察官」
???「その件に関しては僕が彼女の尋問しよう」
アスカ「あんた……!」
カヲル「やあ、一日と四時間ぶりかな?」
カヲル「改めて自己紹介をしようか、僕は渚カヲル」
カヲル「第四の少年、エヴァンゲリオンMark.6専属パイロットであり、ゼーレ査察官でもある」
66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 19:48:15.53 ID:9hekZ02co
リツコ「ゼーレ査察官? その歳で凄いわね。リョウちゃんとは大違い」
加持「俺はあくまでネルフ内部の自己チェックの為の人間だからな」
加持「彼は、上位機関であるゼーレがネルフをチェックする為に存在する」
加持「確かに、ある意味、彼のほうが色々な裏事情を知ってそうだ」
カヲル「……その辺にしておきましょうか。僕の興味はあくまでここに居る、式波・アスカ・ラングレーにある」
アスカ「あたしはあんたなんかに興味は無いんだけど?」
カヲル「訂正しよう。正確には君の左目に潜んでいるもう一人の君に聞きたいことがある」
カヲル「その左目の眼帯、取ってくれるかな」
加持「俺はあくまでネルフ内部の自己チェックの為の人間だからな」
加持「彼は、上位機関であるゼーレがネルフをチェックする為に存在する」
加持「確かに、ある意味、彼のほうが色々な裏事情を知ってそうだ」
カヲル「……その辺にしておきましょうか。僕の興味はあくまでここに居る、式波・アスカ・ラングレーにある」
アスカ「あたしはあんたなんかに興味は無いんだけど?」
カヲル「訂正しよう。正確には君の左目に潜んでいるもう一人の君に聞きたいことがある」
カヲル「その左目の眼帯、取ってくれるかな」
67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 19:51:37.97 ID:9hekZ02co
惣流「(悪いけど、あんたの口、借りるわよ)」
アスカ「(仕方がないわね……)」
惣流「これでどうかしら」ポイッ
リツコ「2号機に乗る前は、ものもらいのように腫れていただけなのに……虹彩が変化してる?」
カヲル「鮮やかな薄紫色……ヘリオトロープか」
加持「ギリシャ語で“太陽に向く”か。しかも初号機のパーソナルカラーに近い」
カヲル「元々ロイヤルブルーだった瞳に、使徒と接触したことで朱が入ったんだね」
惣流「左目の事はいいわ。渚カヲル、あんたがあたしに聞きたいことは何なの?」
アスカ「(仕方がないわね……)」
惣流「これでどうかしら」ポイッ
リツコ「2号機に乗る前は、ものもらいのように腫れていただけなのに……虹彩が変化してる?」
カヲル「鮮やかな薄紫色……ヘリオトロープか」
加持「ギリシャ語で“太陽に向く”か。しかも初号機のパーソナルカラーに近い」
カヲル「元々ロイヤルブルーだった瞳に、使徒と接触したことで朱が入ったんだね」
惣流「左目の事はいいわ。渚カヲル、あんたがあたしに聞きたいことは何なの?」
68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 19:54:36.45 ID:9hekZ02co
カヲル「簡単さ。君がアダムスかどうか……その確認だよ」
惣流「アダムス……第一使徒アダムが複数いるということ?」
キール「そうではない。アダムスとはセカンド・インパクトの時に観測された、多元宇宙(平行世界)で生まれた、外来の人工的な神々のことだ」
キール「パーフェクト・インパクト……全てのエヴァが揃った状態で、全ての条件をクリアした時に生まれる至高の存在、我らの悲願」
キール「それが達成された世界もまた、存在するのだ」
惣流「アダムス……第一使徒アダムが複数いるということ?」
キール「そうではない。アダムスとはセカンド・インパクトの時に観測された、多元宇宙(平行世界)で生まれた、外来の人工的な神々のことだ」
キール「パーフェクト・インパクト……全てのエヴァが揃った状態で、全ての条件をクリアした時に生まれる至高の存在、我らの悲願」
キール「それが達成された世界もまた、存在するのだ」
70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 19:59:27.26 ID:9hekZ02co
カヲル「アダムスの正体は分かっているんだ」
カヲル「アダムスを産み出す為の儀式の依代……これはつまりエヴァパイロットの事だからね」
リツコ「まさか……!」
カヲル「そう。アダムスとは別の世界の僕たちだったモノだ。だからチルドレン。自分という存在の同位体は僕たちが観測できる数だけ無数に存在するんだ」
惣流「観測……つまり、綾波シリーズの数だけ存在する、いえ、あたしたちが認識できるのね」
カヲル「知っていたのかい。そうだよ。綾波シリーズには他の世界の情報因子が混ざっている」
カヲル「いわば、他の世界を見通せる井戸のようなものだからね」
カヲル「だからこそ君という存在に対する疑問は深まるんだ」
カヲル「シンジくんに対するその執着心。君は式波ではなく、惣流だね」
惣流「ご名答、その通りよ」
73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/14(日) 21:35:32.04 ID:bGJtVjFIo
リツコ「惣流? アスカ、何を言ってるの」
惣流「惣流・アスカ・ラングレー。セカンドチルドレン、弐号機専属パイロット」
惣流「この世界風に言うと第二の少女ってところかしらね」
加持「俺達が知っているアスカに君がとり憑いた……そういうことかい?」
惣流「ええ、加持さん。このホモの言うとおり、あたしはこことは違う世界から精神だけ飛んできた」
惣流「本来なら、肉体の主導権も完全にあたしが式波アスカから奪うつもりだったけど」
カヲル「式波アスカは惣流アスカと違っていた。そういうことだね」
惣流「そう。この娘はあたしと違って優しすぎる。憎たらしいほどにね」トントン
惣流「惣流・アスカ・ラングレー。セカンドチルドレン、弐号機専属パイロット」
惣流「この世界風に言うと第二の少女ってところかしらね」
加持「俺達が知っているアスカに君がとり憑いた……そういうことかい?」
惣流「ええ、加持さん。このホモの言うとおり、あたしはこことは違う世界から精神だけ飛んできた」
惣流「本来なら、肉体の主導権も完全にあたしが式波アスカから奪うつもりだったけど」
カヲル「式波アスカは惣流アスカと違っていた。そういうことだね」
惣流「そう。この娘はあたしと違って優しすぎる。憎たらしいほどにね」トントン
74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/14(日) 21:41:51.73 ID:bGJtVjFIo
カヲル「正直に言おう。君とは異なる惣流・アスカ・ラングレーが存在する世界もまた僕たちは観測しているんだ」
カヲル「シンジくん以外を望まない君と、君のことをそこまで思っていないシンジくんの二人ぼっちの世界だけどね」
惣流「……ふーん。綾波シリーズがあるって事は渚シリーズも存在する、か」
惣流「赤木博士は知っていたんでしょ、綾波シリーズの事」
加持「……」
リツコ「(リョウちゃんは既に察知していたようね……)」
リツコ「綾波シリーズ。初号機から碇ユイをサルページさせる計画で産み出された副産物」
リツコ「その実態は、生体並列コンピュータ。ある意味、MAGIの姉妹にあたる存在」
カヲル「シンジくん以外を望まない君と、君のことをそこまで思っていないシンジくんの二人ぼっちの世界だけどね」
惣流「……ふーん。綾波シリーズがあるって事は渚シリーズも存在する、か」
惣流「赤木博士は知っていたんでしょ、綾波シリーズの事」
加持「……」
リツコ「(リョウちゃんは既に察知していたようね……)」
リツコ「綾波シリーズ。初号機から碇ユイをサルページさせる計画で産み出された副産物」
リツコ「その実態は、生体並列コンピュータ。ある意味、MAGIの姉妹にあたる存在」
75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/14(日) 21:48:58.13 ID:bGJtVjFIo
惣流「六角形の入れ物に無造作に入れられた綾波レイの頭。加持さんも見たことあるでしょ」
加持「ああ……。あれはてっきりダミープラグのシステムに必要なものだと思っていたんだけどな」
惣流「綾波レイの正体は使徒リリス。神様とも言える存在。そして神様は別の世界とも繋がっている。そうよね、渚カヲル」
カヲル「君は些か知りすぎているようだね……本当に何者なんだい?」
惣流「あたしというキャラクターの幸せを、本分を全う出来たあたし自身よ」
惣流「シンジと共に、使徒が存在しない何気ない日常を得た世界……それがあたしの世界」
惣流「その代償は大きかったけどね。あたし自身も含めて」
カヲル「だからこそ、君はその日常を壊すものを決して許さないのか」
惣流「そうよ。“あたし達の日常”それが最優先事項だもの」
加持「ああ……。あれはてっきりダミープラグのシステムに必要なものだと思っていたんだけどな」
惣流「綾波レイの正体は使徒リリス。神様とも言える存在。そして神様は別の世界とも繋がっている。そうよね、渚カヲル」
カヲル「君は些か知りすぎているようだね……本当に何者なんだい?」
惣流「あたしというキャラクターの幸せを、本分を全う出来たあたし自身よ」
惣流「シンジと共に、使徒が存在しない何気ない日常を得た世界……それがあたしの世界」
惣流「その代償は大きかったけどね。あたし自身も含めて」
カヲル「だからこそ、君はその日常を壊すものを決して許さないのか」
惣流「そうよ。“あたし達の日常”それが最優先事項だもの」
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/14(日) 21:55:44.10 ID:bGJtVjFIo
加持「その“あたし達”の中に、君の本来の体の持ち主と彼女の世界は含まれているのか」チャキ
惣流「あたしに銃を向けるんだ、加持さん。引き金を引けるのかしら?」
加持「返答次第では」
キール「撃ちたまえ。加持主席監察官。2号機パイロットは危険分子だ」
加持「……」
惣流「答えを言うわ……“あたしの知ったこっちゃない”」
加持「……」
パーーーーーーン
惣流「あたしに銃を向けるんだ、加持さん。引き金を引けるのかしら?」
加持「返答次第では」
キール「撃ちたまえ。加持主席監察官。2号機パイロットは危険分子だ」
加持「……」
惣流「答えを言うわ……“あたしの知ったこっちゃない”」
加持「……」
パーーーーーーン
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/14(日) 22:19:32.48 ID:bGJtVjFIo
カキーーーーーン
リツコ「ATフィールド……!」
惣流「言っておくけど、これはあたしの魂が発現させたもの。式波アスカにそんな力はないわ」
惣流「それと、渚カヲル。あたしはアダムスじゃない。あたしはエヴァそのものよ」
カヲル「君が福音だとでも言うのかい……。やっぱり、君はただの獣だよ」
惣流「ハンっ! 自分の顔を鏡を見てから言いなさいよ」
惣流「あんた、あたしが自分の世界でシンジを手に入れたって言った時から顔が醜く歪んでるのよ」
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/14(日) 22:25:47.61 ID:bGJtVjFIo
惣流「あんたも分かってるはずよねぇ。観測できるどの世界でも“渚カヲルは碇シンジを手に入れることはできない”って」
カヲル「だまれ……!」
惣流「断言するわ。こいつはこの状況を利用することしか考えてない」
惣流「如何にして碇シンジを手に入れるかをね」
惣流「老人たちもネルフも考えることね、どうすべきかを。勿論、式波アスカ、あんたもね」
リツコ「あなたはどうするつもり」
惣流「あたしは眠ることにする。現状でこの世界ではパーフェクト・インパクトは起こらないから」
惣流「それじゃ、Bis dann!」
カヲル「だまれ……!」
惣流「断言するわ。こいつはこの状況を利用することしか考えてない」
惣流「如何にして碇シンジを手に入れるかをね」
惣流「老人たちもネルフも考えることね、どうすべきかを。勿論、式波アスカ、あんたもね」
リツコ「あなたはどうするつもり」
惣流「あたしは眠ることにする。現状でこの世界ではパーフェクト・インパクトは起こらないから」
惣流「それじゃ、Bis dann!」
81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/14(日) 22:40:43.35 ID:bGJtVjFIo
アスカ「あぁ……ッ…」バタン
リツコ「アスカ、しっかりなさい!」
カヲル「加持主席監察官、彼女を医務室へ」
加持「ああ……」
加持「(これ以上、俺に聞かれたらまずい。そういう事か)」
加持「アスカ、立てるかい」
アスカ「……いいわ。自分の足で歩ける」
加持「無理はするなよ」
リツコ「アスカ、しっかりなさい!」
カヲル「加持主席監察官、彼女を医務室へ」
加持「ああ……」
加持「(これ以上、俺に聞かれたらまずい。そういう事か)」
加持「アスカ、立てるかい」
アスカ「……いいわ。自分の足で歩ける」
加持「無理はするなよ」
82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/14(日) 22:57:52.75 ID:bGJtVjFIo
キール「では赤木博士、込み入った話をしよう」
リツコ「(リョウちゃんとアスカが居なくなったという事は、話の話題はネルフの暗部の事かしらね)」
モノリス04「君たちに汚名返上の機会を与えると言ったら、どうするかね?」
リツコ「……仰る意味が分かりません」
カヲル「あなた達に碇司令や副司令に対抗する盾と矛としての役割を担って欲しい……という事ですよ」
モノリス02「碇、冬月両名とも消息は不明だが我らの知らぬどこかで力を蓄えるはず」
モノリス06「特務機関ネルフという組織は崩壊したが、その構成員が失われたわけではない」
リツコ「(リョウちゃんとアスカが居なくなったという事は、話の話題はネルフの暗部の事かしらね)」
モノリス04「君たちに汚名返上の機会を与えると言ったら、どうするかね?」
リツコ「……仰る意味が分かりません」
カヲル「あなた達に碇司令や副司令に対抗する盾と矛としての役割を担って欲しい……という事ですよ」
モノリス02「碇、冬月両名とも消息は不明だが我らの知らぬどこかで力を蓄えるはず」
モノリス06「特務機関ネルフという組織は崩壊したが、その構成員が失われたわけではない」
83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/14(日) 23:12:07.19 ID:bGJtVjFIo
リツコ「……そのまま、新組織に人員を割り当てると」
キール「全ての責任を碇たちにとってもらう、悪い話ではあるまい」
モノリス04「君たちにこれ以上の陵辱、つらい思いはさせたくないのだ」
リツコ「(もとより、私達が取れる選択は少ない)」
リツコ「(老人たち、碇司令、いったい何を考えているの?)」
キール「新組織には我々も秘密裏に最大限の援助をしよう。勿論、結果的に君たちの名誉の回復も行われる」
カヲル「ただし、この事は赤木博士、貴方の心の中に留めておいて下さいね」
カヲル「あくまで、旧ネルフ構成員によるレジスタンスである。そこが重要なので」
リツコ「……」
キール「全ての責任を碇たちにとってもらう、悪い話ではあるまい」
モノリス04「君たちにこれ以上の陵辱、つらい思いはさせたくないのだ」
リツコ「(もとより、私達が取れる選択は少ない)」
リツコ「(老人たち、碇司令、いったい何を考えているの?)」
キール「新組織には我々も秘密裏に最大限の援助をしよう。勿論、結果的に君たちの名誉の回復も行われる」
カヲル「ただし、この事は赤木博士、貴方の心の中に留めておいて下さいね」
カヲル「あくまで、旧ネルフ構成員によるレジスタンスである。そこが重要なので」
リツコ「……」
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 21:19:57.64 ID:u5q63vbeo
―――医務室
リツコ『―――分かりました。そのお話、お受けいたしますわ』
アスカ「盗聴とは趣味が悪いわね、おじさん」
加持「はは、おじさんとは手厳しいな。俺は加持リョウジ。一度、自己紹介はしたはずだぞ」
アスカ「あたし、どうでもいい事は覚えない主義なのよ」
アスカ「……でもこれからは、そうは言ってられないようね」
加持「―――心苦しいが、君と2号機は新しい組織の力の証明になるだろう」
アスカ「で? それって、今までのあたしのライフワークとなにか、変わりがあるの?」
加持「……少し、子供扱いが過ぎたかな?」
アスカ「何かを失って、覚悟を決めるってのが大人なら、あたしはもう一人前の大人よ」
アスカ「それに、これからもやる事は同じ」
アスカ「エヴァに乗る。敵を倒す。やることは変わらないじゃない」
93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 21:21:45.65 ID:u5q63vbeo
アスカ「正直、惰性でここまで来たってのは……あるわ」
アスカ「何も考えず何となくエヴァに乗って、何となく日本に来て、使徒と戦って」
加持「変わった理由は……シンジ君かい?」
アスカ「初めて、人と一緒に居て心地良いと思ったのよ」
アスカ「冴えない、バカなガキ。そう思ってた筈なんだけどね」
アスカ「何も考えず何となくエヴァに乗って、何となく日本に来て、使徒と戦って」
加持「変わった理由は……シンジ君かい?」
アスカ「初めて、人と一緒に居て心地良いと思ったのよ」
アスカ「冴えない、バカなガキ。そう思ってた筈なんだけどね」
94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 21:25:15.97 ID:u5q63vbeo
アスカ「何だろ、今のあたし、変に饒舌ね」
加持「もう一人の君の影響だと思うかい?」
アスカ「分かんない。あたしもあいつがあたしに何をさせたいのか、あいつが本心では何を考えているのか」
アスカ「全然、分かんないのよ」
加持「君はもう一人の君が嫌いかい?」
アスカ「何かその言い方は気持ち悪い。まるであたしがナルシストみたいじゃない」
アスカ「でも……そうね。嫌いなわけないじゃない」
アスカ「だって、あの娘はあの娘で一生懸命に生きてる……そう感じるのよ」
加持「もう一人の君の影響だと思うかい?」
アスカ「分かんない。あたしもあいつがあたしに何をさせたいのか、あいつが本心では何を考えているのか」
アスカ「全然、分かんないのよ」
加持「君はもう一人の君が嫌いかい?」
アスカ「何かその言い方は気持ち悪い。まるであたしがナルシストみたいじゃない」
アスカ「でも……そうね。嫌いなわけないじゃない」
アスカ「だって、あの娘はあの娘で一生懸命に生きてる……そう感じるのよ」
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 21:27:44.98 ID:u5q63vbeo
―――衛星軌道上 SSTO
冬月「初号機から発せられた強力なATフィールドがいい目眩ましになったな」
ゲンドウ「ああ……。我々が移動する時間は十分に稼げた」
冬月「ゼーレは初号機の確保を優先したか」
ゲンドウ「“アレ”はトロイの木馬だというのに……老人たちめ、気付薬にしては劇物だよ」
冬月「だからこそだろう。ああ見えて現在の初号機は安定しているよ」
冬月「むしろ問題はパイロットだろう。アダムスもしくは、使徒。どちらに肉体を乗っ取られても頭が痛い」
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 21:31:40.10 ID:u5q63vbeo
ゲンドウ「第二の少女はどうなった」
冬月「彼女にとり憑いたのは三番目の可能性。“観測者”だったようだ」
ゲンドウ「そうか」
冬月「興味は無いか……なら、君はどう思うかね? 真希波君?」
マリ「問題ないよ。式波・アスカの中の惣流・アスカは休眠状態になったようだし」
マリ「それより、二人共そろそろ教えなよ」
マリ「綾波シリーズでどこまでこの世界の行く末を見通せたのかを、さ」
冬月「彼女にとり憑いたのは三番目の可能性。“観測者”だったようだ」
ゲンドウ「そうか」
冬月「興味は無いか……なら、君はどう思うかね? 真希波君?」
マリ「問題ないよ。式波・アスカの中の惣流・アスカは休眠状態になったようだし」
マリ「それより、二人共そろそろ教えなよ」
マリ「綾波シリーズでどこまでこの世界の行く末を見通せたのかを、さ」
97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 21:45:40.70 ID:u5q63vbeo
冬月「……君たちユーロには感謝している。一度はゼーレに与した我々をこうして拾ってくれたのだからね」
マリ「冬月先生たちがゼーレとは違う思惑で行動しているのは分かっていたからね」
ゲンドウ「それを踏まえて話そう……ユイの、古い友人である君に」
ゲンドウ「綾波シリーズはそれ自体が一種の死海文書……預言書として機能するのは分かるな?」
マリ「彼女らの中にある情報が別の世界の綾波シリーズからもたらされているからでしょ」
ゲンドウ「そうだ。そして、綾波シリーズから情報を引き出す度に覗き見た世界から因果が流入する」
マリ「それは……初耳だにゃ」
ゲンドウ「この世界は闇の中を照らす光が一斉に瞬いているようなものだよ」
ゲンドウ「……我々はその光の中から適切な光を見つけなければならない」
ゲンドウ「だが、正直に言おう」
ゲンドウ「―――既に預言書をもとにしたシナリオは破綻している」
ゲンドウ「我々の、老人たちの、そしてユイが書いた別々のシナリオ……その全てがな」
マリ「冬月先生たちがゼーレとは違う思惑で行動しているのは分かっていたからね」
ゲンドウ「それを踏まえて話そう……ユイの、古い友人である君に」
ゲンドウ「綾波シリーズはそれ自体が一種の死海文書……預言書として機能するのは分かるな?」
マリ「彼女らの中にある情報が別の世界の綾波シリーズからもたらされているからでしょ」
ゲンドウ「そうだ。そして、綾波シリーズから情報を引き出す度に覗き見た世界から因果が流入する」
マリ「それは……初耳だにゃ」
ゲンドウ「この世界は闇の中を照らす光が一斉に瞬いているようなものだよ」
ゲンドウ「……我々はその光の中から適切な光を見つけなければならない」
ゲンドウ「だが、正直に言おう」
ゲンドウ「―――既に預言書をもとにしたシナリオは破綻している」
ゲンドウ「我々の、老人たちの、そしてユイが書いた別々のシナリオ……その全てがな」
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 21:58:31.22 ID:u5q63vbeo
マリ「この世界では可能性が多すぎて、それを選びとるのが難しかったから?」
冬月「それだけではないんだよ。因果の糸は絡まり、ある時には大きな塊となり、より大きな因果を作り出す事にもなる」
マリ「何それ、ほんと、この世界はシッチャカメッチャカだね」
ゲンドウ「だが、カオスの中でのみ作り出す事ができるものも存在する」
ゲンドウ「我々の狙いはそこだよ。カオスの中に枠組みを作り、その入れ物にカオスを注ぐ」
マリ「何とか、形としての体裁は整う?」
ゲンドウ「その為に必要なのがネブカドネザルの鍵と、今シャトルが向かっている場所に眠るシロモノだよ」
マリ「煩悩と苦の均衡を図る……ミラレパの綿衣(わたぎぬ)か」
冬月「それだけではないんだよ。因果の糸は絡まり、ある時には大きな塊となり、より大きな因果を作り出す事にもなる」
マリ「何それ、ほんと、この世界はシッチャカメッチャカだね」
ゲンドウ「だが、カオスの中でのみ作り出す事ができるものも存在する」
ゲンドウ「我々の狙いはそこだよ。カオスの中に枠組みを作り、その入れ物にカオスを注ぐ」
マリ「何とか、形としての体裁は整う?」
ゲンドウ「その為に必要なのがネブカドネザルの鍵と、今シャトルが向かっている場所に眠るシロモノだよ」
マリ「煩悩と苦の均衡を図る……ミラレパの綿衣(わたぎぬ)か」
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 22:03:14.09 ID:u5q63vbeo
―――ゼーレモノリスの間
カヲル「内と外の心のバランスこそ、ネブカドネザルの鍵で開放される人類(リリン)が真に必要としているものなんだね?」
キール「そうだ。アダムスとは……内なる自分たちに打ち勝った者達だよ」
キール「彼らは全ての人類と文字通り心を接続した……儀式の依代になった事でな」
キール「人の心に巣食う功罪、それを一瞬で五感で覚え、それでもなお、他人に絶望せず、他人に寄り添うことを良しとした者達だ」
カヲル「心の均衡を保つ為に足りないものを注ぎ足す……それが貴方達が目指す補完なのかい?」
キール「この世界(カオス)にはどちらかに偏った者があまりにも多い」
キール「このままでは、予測される災害に我々は対処できないだろう」
カヲル「災害……第一始祖民族、いや……反螺旋属(アンチスパイラル)によるこの世界への本格的な介入か」
キール「そうだ。反螺旋属の末裔であり、尚且つ、アダムスの記憶を持つ者よ」
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 22:15:13.20 ID:u5q63vbeo
カヲル「だけど、“この世界の僕”はタブリス(自由意志の使徒)としての役割を与えられている」
カヲル「忘れてはいないだろうね、リリンの老王」
キール「お前の意志は尊重する。それが、我らの契約。違いはしまい」
カヲル「なら、何故僕をリリスの下にそのまま向かわせず、惣流・アスカ・ラングレーと会わせた」
カヲル「アダムスでは無い彼女の影響力はそんなに無い筈だろう?」
カヲル「……まさか、初号機を僕に対する人質にしているんじゃないだろうね」
カヲル「忘れてはいないだろうね、リリンの老王」
キール「お前の意志は尊重する。それが、我らの契約。違いはしまい」
カヲル「なら、何故僕をリリスの下にそのまま向かわせず、惣流・アスカ・ラングレーと会わせた」
カヲル「アダムスでは無い彼女の影響力はそんなに無い筈だろう?」
カヲル「……まさか、初号機を僕に対する人質にしているんじゃないだろうね」
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 22:29:50.74 ID:u5q63vbeo
キール「お前とて感じているのだろう」
キール「“あの初号機”が紛い物であるということを」
カヲル「……分かっているさ。だけど、あの中には間違いなく碇シンジ君は存在するんだ」
カヲル「たとえ、紛い物であっても良い。そこにあるモノにシンジ君の名と魂の欠片が含まれているのなら」
キール「……最早、何も言うまい。タブリス、お前の心にも平穏があらんことを」
カヲル「ありがとう。キール・ローレンツ」
カヲル「―――さあ行くよ。おいで、アダムスの器。そして初号機のしもべ」
キール「“あの初号機”が紛い物であるということを」
カヲル「……分かっているさ。だけど、あの中には間違いなく碇シンジ君は存在するんだ」
カヲル「たとえ、紛い物であっても良い。そこにあるモノにシンジ君の名と魂の欠片が含まれているのなら」
キール「……最早、何も言うまい。タブリス、お前の心にも平穏があらんことを」
カヲル「ありがとう。キール・ローレンツ」
カヲル「―――さあ行くよ。おいで、アダムスの器。そして初号機のしもべ」
106: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 20:36:14.02 ID:QCnwWTt6o
―――オーバー・ザ・レインボウ艦橋
副長「!!! 艦長! ネルフ本部方面から信号をキャッチ、パターンは青です!!」
艦長「なんだとッ!」
ミサト「何ですって!」ドンガラシャーン
艦長「葛城君! 君はまた艦内をうろついて……君を艦橋に招待した覚えはない!」
ミサト「ですが! パターン青が検出されたということは第3新東京市に最後の使徒が現れたということです!」
加持「そういう事です。ゼーレの少年が乗ったエヴァンゲリオンMark.6。奴が最後の使徒ですよ」
ミサト「加持!」
艦長「ううむ」
加持「只今より特務機関ネルフは解体、そしてその人員は新しく組織された機関に移行されます。予定通りにね」
107: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 20:39:32.04 ID:QCnwWTt6o
ミサト「何よそれ……聞いてないわよ!」
加持「後からゼーレより正式な辞令がくるさ。リッちゃんは既に作業を始めてる」
加持「惚ける時間はないぞ葛城、これからMark.6を今度こそ止めるんだからな」
ミサト「……いいわ、覚悟を決める。艦長!」
艦長「ヴィレ(VILLE)か……分かった、君の指揮下に入ろう」
艦長「加持リョウジ司令長官殿」
加持「後からゼーレより正式な辞令がくるさ。リッちゃんは既に作業を始めてる」
加持「惚ける時間はないぞ葛城、これからMark.6を今度こそ止めるんだからな」
ミサト「……いいわ、覚悟を決める。艦長!」
艦長「ヴィレ(VILLE)か……分かった、君の指揮下に入ろう」
艦長「加持リョウジ司令長官殿」
108: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 20:41:19.33 ID:QCnwWTt6o
―――太平洋艦隊 2号機専用洋上エヴァ簡易ドック
リツコ「2号機応急処置とチューニングは済ませたわ」
アスカ『ありがとう。赤木博士』
リツコ「ふふっ……私はやるべき事をやっただけよ」
リツコ「よろしくて? このドックはホバークラフトの能力を持っています」
リツコ「ドックの側面に取り付けられた巡航ミサイルを改造したブースターが六機」
リツコ「これで加速して、ここから新横須賀を通って一気に、第3新東京市で会敵」
リツコ「私達が準備してあげられるのはそこまで。ごめんなさい」
アスカ『上等じゃない。あいつがアンチATフィールドを展開する前に瞬殺してやるわよ』
109: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 20:46:14.94 ID:QCnwWTt6o
アスカ「(渚カヲル……ゼーレに選ばれたあたし達と同じ仕組まれた子供)」
アスカ「(もう一人のあたしは言ってた。あいつは、老人たちに完全に従ってる訳じゃないって)」
アスカ「(なら、あいつは何の為にリリスの下に行こうとしているの)」
アスカ「(Mark.6の使徒としてと衝動? サード・インパクトを完遂させるため?)」
アスカ「(違う。そうじゃない)」
アスカ「(シンジを……手に入れる為? それなら、何で初号機じゃなくて、リリスなの?)」
アスカ「(一体、リリスに何があるっていうのよ)」
アスカ「(もう一人のあたしは言ってた。あいつは、老人たちに完全に従ってる訳じゃないって)」
アスカ「(なら、あいつは何の為にリリスの下に行こうとしているの)」
アスカ「(Mark.6の使徒としてと衝動? サード・インパクトを完遂させるため?)」
アスカ「(違う。そうじゃない)」
アスカ「(シンジを……手に入れる為? それなら、何で初号機じゃなくて、リリスなの?)」
アスカ「(一体、リリスに何があるっていうのよ)」
110: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 20:48:10.73 ID:QCnwWTt6o
―――セントラルドグマ
カヲル「エヴァンゲリオンMark.6、第12使徒」
カヲル「エヴァとして建造されながら、急遽予定を繰り上げるために使徒にされた、“本物のエヴァ初号機”のコピー」
カヲル「因果なものだね。君こそ、一番この世界で生まれる次世代のアダムスの器に近い機体だったというのに」
カヲル「だけど、安心していいよ。この世界では死海文書の契約の改定は出来ない」
カヲル「間違いなく、君は最後の使徒であり、最初の使徒である僕と共にある資格があるのだから」
カヲル「君も見ていくといい、式波・アスカ・ラングレーさん。君も知りたいだろう……この物語の結末に何があるのかを」
111: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 20:54:12.91 ID:QCnwWTt6o
―――ヘブンズ・ドア前
カヲル『遅かったじゃないか。待っていたよ』
アスカ「渚カヲル……あんた、何がしたいのよ。ここにはシンジは居ないのよ?」
カヲル『……ふふっ、いい事を教えてあげるよ』
カヲル『碇司令や、副司令がネルフの全ての人間を欺いてきた嘘の正体』
カヲル『それが、これだよ』
ゴゴゴゴゴゴ
アスカ「ヘブンズ・ドアが開く……」
アスカ「どうして……何であんたがそこにいんのよ!」
アスカ「シンジぃぃィイイ!!!」
112: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 20:57:43.13 ID:QCnwWTt6o
アスカ「嘘よ……だって、シンジはエコヒイキと初号機の中に」
カヲル『理屈は簡単さ。初号機はリリスのコピー。だけど、ただのコピーじゃない』
カヲル『リリスにとって初号機はまさに半身。内部では繋がってるんだ。そして同じようにリリスの半身として存在する者がいた。綾波レイだよ』
カヲル『綾波レイはリリスの魂。だけど、その魂は初号機に定着してしまったんだ』
カヲル『だから、リリスは綾波レイと一緒に初号機に取り込まれたもう一つの魂を自分の魂と認識して、その大部分を初号機から奪った』
アスカ「それじゃ、シンジは……」
カヲル『第二使徒リリス。それが現在のシンジくんの名前だよ』
カヲル『理屈は簡単さ。初号機はリリスのコピー。だけど、ただのコピーじゃない』
カヲル『リリスにとって初号機はまさに半身。内部では繋がってるんだ。そして同じようにリリスの半身として存在する者がいた。綾波レイだよ』
カヲル『綾波レイはリリスの魂。だけど、その魂は初号機に定着してしまったんだ』
カヲル『だから、リリスは綾波レイと一緒に初号機に取り込まれたもう一つの魂を自分の魂と認識して、その大部分を初号機から奪った』
アスカ「それじゃ、シンジは……」
カヲル『第二使徒リリス。それが現在のシンジくんの名前だよ』
113: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 20:59:42.65 ID:QCnwWTt6o
カヲル『シンジくんに綾波レイの役割をさせる。これが、碇司令の狙いだったのさ』
アスカ「どうして、そんな事を」
カヲル『これ以上の綾波シリーズからの因果の流入を阻止するため』
カヲル『そして、この世界唯一のアダムスの記憶を持つ僕からシンジくんを守るための退避手段』
アスカ「……渚、あんたシンジをどうするつもりだったのよ」
カヲル『シンジくんをこの牢獄から開放するのが目的だった』
カヲル『碇ユイが作り出した、この“多元太陽系迷宮”からね』
アスカ「どうして、そんな事を」
カヲル『これ以上の綾波シリーズからの因果の流入を阻止するため』
カヲル『そして、この世界唯一のアダムスの記憶を持つ僕からシンジくんを守るための退避手段』
アスカ「……渚、あんたシンジをどうするつもりだったのよ」
カヲル『シンジくんをこの牢獄から開放するのが目的だった』
カヲル『碇ユイが作り出した、この“多元太陽系迷宮”からね』
114: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 21:01:28.70 ID:QCnwWTt6o
カヲル『この太陽系は外の世界と乖離しているんだ。君は“本物の初号機”がどこにあるのか、知っているかい?』
アスカ「そんなの、ゼーレが回収して……」
カヲル『それは偽りの初号機、紛い物、ダミーだよ。このMark.6と同じように世界に矛盾が生じないように碇ユイと本物の初号機が作り出した人形さ』
カヲル『いま、2号機に本物の初号機の座標を送った。確認してみるといい』ピッ
アスカ「何よ…これって……初号機が」
アスカ「ヘリオポーズ(太陽圏境界)にいるってーの!?」
アスカ「そんなの、ゼーレが回収して……」
カヲル『それは偽りの初号機、紛い物、ダミーだよ。このMark.6と同じように世界に矛盾が生じないように碇ユイと本物の初号機が作り出した人形さ』
カヲル『いま、2号機に本物の初号機の座標を送った。確認してみるといい』ピッ
アスカ「何よ…これって……初号機が」
アスカ「ヘリオポーズ(太陽圏境界)にいるってーの!?」
117: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 21:04:59.83 ID:QCnwWTt6o
カヲル『オーバー・ザ・レインボウ号で僕が惣流・アスカ・ラングレーに言った言葉を覚えているかい』
カヲル『「―――君とは異なる惣流・アスカ・ラングレーが存在する世界もまた僕たちは観測しているんだ」ってね』
カヲル『これは確認だったんだ。彼女が“この世界”を正しく認識しているかをね』
118: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 21:07:49.71 ID:QCnwWTt6o
アスカ「教えなさい、渚カヲル。あたし達の世界、一体どうなってるの」
カヲル『色々な見方が出来るだろうね。碇ユイから見ればこの世界は、《自分の胎内》』
カヲル『シンジくんから見ればこの世界は《贖罪の場》』
カヲル『そして、他の子供達(チルドレン)から見れば、ここは《希望》』
カヲル『当然、僕にとってもこの世界……いや、“この周回”は《希望》だった。条件は整っていたからね』
カヲル『この世界は初号機が作り出した“多元太陽系迷宮”の中……』
カヲル『この世界ではまるで時間がループしているように、仕向けられているんだよ』
カヲル『色々な見方が出来るだろうね。碇ユイから見ればこの世界は、《自分の胎内》』
カヲル『シンジくんから見ればこの世界は《贖罪の場》』
カヲル『そして、他の子供達(チルドレン)から見れば、ここは《希望》』
カヲル『当然、僕にとってもこの世界……いや、“この周回”は《希望》だった。条件は整っていたからね』
カヲル『この世界は初号機が作り出した“多元太陽系迷宮”の中……』
カヲル『この世界ではまるで時間がループしているように、仕向けられているんだよ』
119: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 21:36:56.76 ID:QCnwWTt6o
カヲル「最後だから言おう、僕は、碇ユイが作り出した“多元太陽系迷宮”に矛盾を生じさせることで、シンジくんを開放するつもりだった」
カヲル「僕が、順番を繰り上げる事によって、僕自身と綾波レイの役割を入れ替える」
カヲル「本来であれば“シンジくんを含めたリリン”の母はリリスだ。アダムである僕じゃない」
アスカ「それが矛盾だっていうの?」
カヲル「リリンが還るべきガフの門をアダムの門にすることによって、輪廻はねじ曲がる」
カヲル「“多元太陽系迷宮”はリリスのガフの門を活用しているからね」
カヲル「僕が、順番を繰り上げる事によって、僕自身と綾波レイの役割を入れ替える」
カヲル「本来であれば“シンジくんを含めたリリン”の母はリリスだ。アダムである僕じゃない」
アスカ「それが矛盾だっていうの?」
カヲル「リリンが還るべきガフの門をアダムの門にすることによって、輪廻はねじ曲がる」
カヲル「“多元太陽系迷宮”はリリスのガフの門を活用しているからね」
120: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 21:40:18.21 ID:QCnwWTt6o
アスカ「でも……それって! あんたにシンジを縛り付けることじゃない! そんなの!」
カヲル『これしかなかったんだ!』
カヲル『リリスからアダムのガフの門に切り替わっても、“多元太陽系迷宮”の、“リリンの螺旋力の増大を封じ込める”という本質は機能する!!』
カヲル『そうしなければ、この星の生命体は絶滅してしまうんだ! 反螺旋属(アンチスパイラル)によって!!』
カヲル『だが、僕の計画は破綻してしまった。不完全とはいえ、偽りの初号機によりガフの門は開き、シンジくんはリリスになってしまった』
カヲル『これしかなかったんだ!』
カヲル『リリスからアダムのガフの門に切り替わっても、“多元太陽系迷宮”の、“リリンの螺旋力の増大を封じ込める”という本質は機能する!!』
カヲル『そうしなければ、この星の生命体は絶滅してしまうんだ! 反螺旋属(アンチスパイラル)によって!!』
カヲル『だが、僕の計画は破綻してしまった。不完全とはいえ、偽りの初号機によりガフの門は開き、シンジくんはリリスになってしまった』
121: ◆e9x0226TnM 2014/12/28(日) 21:41:56.37 ID:QCnwWTt6o
カヲル『……逃げた方がいい、式波・アスカ・ラングレー。リリスには既にネブカドネザルの鍵が埋め込まれた』
カヲル『ガフの門より、リリンの魂は開放され、リリン達は暴走を始めるだろう』
カヲル『自分がより高度な螺旋力を持った存在になる為……インフィニティになる為に!』
カヲル『リリスを、シンジくんを喰らう為に変異が始める、行くんだ! シンジくんが帰るべき場所を守るために!』
カヲル『ガフの門より、リリンの魂は開放され、リリン達は暴走を始めるだろう』
カヲル『自分がより高度な螺旋力を持った存在になる為……インフィニティになる為に!』
カヲル『リリスを、シンジくんを喰らう為に変異が始める、行くんだ! シンジくんが帰るべき場所を守るために!』
128: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 20:40:42.50 ID:cR/ViGIjo
アスカ「渚! あんたは!?」
カヲル『僕は、ここに残る』
カヲル『このカシウスの槍で、リリスを殺す。そうすればシンジくんの魂は初号機に戻る』
アスカ「……」
カヲル『大丈夫。僕を信用してくれ』
アスカ「……わかった。あんたを信じる」
アスカ「よく分からないけど、あんたがシンジを思う気持ちは本物だと思うから」
カヲル『ありがとう』
カヲル『僕は、ここに残る』
カヲル『このカシウスの槍で、リリスを殺す。そうすればシンジくんの魂は初号機に戻る』
アスカ「……」
カヲル『大丈夫。僕を信用してくれ』
アスカ「……わかった。あんたを信じる」
アスカ「よく分からないけど、あんたがシンジを思う気持ちは本物だと思うから」
カヲル『ありがとう』
129: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 20:41:40.53 ID:cR/ViGIjo
【 坂本竜一 - BELIEVE : ttp://y2u.be/TmG9uDoGztw】
カヲル「思えば、僕は幸福だ」
カヲル「何度も、何度も違う形で君との出会いと別れを祝うことが出来る」
カヲル「姿形や役割を変えようとも、君と僕の縁が切れることは無いということだね」
リリス・シンジ「……」
カヲル「……いいんだ。君は君のままでいてくれれば、それでいい」
カヲル「僕の使命は君を助けることだ。それに不満を持ったことはなかった……」
カヲル「むしろ、僕は君に何度も救われているんだ。ありがたいことにね」
ズシャッ!
130: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 20:43:08.81 ID:cR/ViGIjo
カヲル「せめて、君と同じ時に逝きたいと思ったのは我儘かな」
カヲル「……君ごと、Mark.6をカシウスの槍で貫いた」
カヲル「これで、使徒も全て撃破したことになる。アダムスの生き残りも一つ減った」
カヲル「……後の事は心配ないさ。目覚めるであろう“二人目の僕”と式波アスカがどうにかするだろう」
カヲル「君の躯(むくろ)にリリン達が辿り着くのは難しくなっただけでも価値はあるさ」
リリス・シンジ「アリガトウ」
カヲル「……ふふっ、幻聴でもいいさ。こちらこそ」
カヲル「――ありがとう。シンジくん」
カヲル「……君ごと、Mark.6をカシウスの槍で貫いた」
カヲル「これで、使徒も全て撃破したことになる。アダムスの生き残りも一つ減った」
カヲル「……後の事は心配ないさ。目覚めるであろう“二人目の僕”と式波アスカがどうにかするだろう」
カヲル「君の躯(むくろ)にリリン達が辿り着くのは難しくなっただけでも価値はあるさ」
リリス・シンジ「アリガトウ」
カヲル「……ふふっ、幻聴でもいいさ。こちらこそ」
カヲル「――ありがとう。シンジくん」
131: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 20:45:52.17 ID:cR/ViGIjo
―――ジオフロント
アスカ「ちっ、エヴァ専用のエレベーターから出てきたと思ったら何なのこいつ等!」ズシャッ
アスカ「これが、渚の言ってた、インフィニティの成り損ない……」
アスカ「あたし達と同じ人間の末路だって言うの!?」
ミサト『アスカ! そこから離脱して!!』
アスカ「分かってるわよ! だけどね……」
赤い巨人の群れ「……」
アスカ「活動時間は後、3分。こいつ等を振りきるってのは難しそうね」
132: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 20:46:35.58 ID:cR/ViGIjo
―――オーバー・ザ・レインボウ号 艦橋
日向「葛城さん! パターン青、消滅しました!」
マヤ「同時に、謎の巨人の出現も打ち止めです」
ミサト「巨人の出現範囲は」
マヤ「関東地方、東海地方の半数です。全ての巨人がネルフ本部に向かっています!」
加持「インフィニティ。ゼーレの死海文書・掟の章に記された、我々人類(リリン)の変異した姿か」
加持「まさに、獣だな」
133: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 20:47:27.98 ID:cR/ViGIjo
リツコ「ミサト、2号機はどんな形になっても、技術部が死力を尽くして直します。だから」
ミサト「ええ。2号機の脱出できる時間を作る。脱出ポイントの策定、急いで!」
青葉「今、やってます。……葛城さん! 緊急連絡!! この回線は……!」
ミサト「どうしたの」
青葉「すみません。繋ぎます。相手は戦略自衛隊技術総主任、時田シロウ技術一佐です!」
リツコ「時田ですって!?」
ミサト「ええ。2号機の脱出できる時間を作る。脱出ポイントの策定、急いで!」
青葉「今、やってます。……葛城さん! 緊急連絡!! この回線は……!」
ミサト「どうしたの」
青葉「すみません。繋ぎます。相手は戦略自衛隊技術総主任、時田シロウ技術一佐です!」
リツコ「時田ですって!?」
134: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 21:03:32.82 ID:cR/ViGIjo
時田「久し振りだね、ネルフの……いや、今はヴィレだったかな」
リツコ「時田、あなた……」
時田「状況は戦自でも把握している。要はあのお嬢ちゃんが脱出する時間を稼げばいいんだろう」
ミサト「まさか、ネルフからの技術協力要請があったアレ、完成させたの!?」
時田「計画では移動用、N2リアクターだったんだがね。関係各所を説き伏せるのに苦労したよ」
時田「――ジェット・アローンはATフィールドが微弱なあれとも戦闘も可能だし、エヴァ2号機への給電もできる」
時田「既に、ジオフロント上空にジェット・アローンを搭載した輸送機が待機している」
時田「こいつは俺の息子同然だ。上手く使ってくれよ」
リツコ「時田、あなた……」
時田「状況は戦自でも把握している。要はあのお嬢ちゃんが脱出する時間を稼げばいいんだろう」
ミサト「まさか、ネルフからの技術協力要請があったアレ、完成させたの!?」
時田「計画では移動用、N2リアクターだったんだがね。関係各所を説き伏せるのに苦労したよ」
時田「――ジェット・アローンはATフィールドが微弱なあれとも戦闘も可能だし、エヴァ2号機への給電もできる」
時田「既に、ジオフロント上空にジェット・アローンを搭載した輸送機が待機している」
時田「こいつは俺の息子同然だ。上手く使ってくれよ」
135: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 21:08:35.86 ID:cR/ViGIjo
―――ジオフロント
アスカ「まずはあの不格好なロボットが着地できる場所を作る!」
アスカ「でもって電気!」
時田『先行して、プラグをケーブルごと降下させた。新開発の急速充電装置だ』
アスカ「よっこらしょっと、あんがと、オジサン。このロボット、なるべく壊されないように守りながら戦ってあげるわ」ガチャン
時田『ありがとう。だが、お嬢ちゃんの命が最優先だ。無理はしないでくれたまえよ』
アスカ「分かってる!」
136: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 21:50:56.83 ID:cR/ViGIjo
アスカ「ミサト、ジオフロントから脱出できる、生きてるエレベータは!?」
ミサト『今、そっちにデータを送ったわ』
アスカ「サンキュー。何とかなりそうね……」
時田『……残念だが、JAはここまでだ』
時田『機体の冷却材が底をついた。もともと冷却用水の取り込み用のパーツをオミットしているから、ここでお別れだ』
アスカ「そう……。あんたのお陰で生き永らえたわ」
アスカ「ありがとう。JA」
ミサト『今、そっちにデータを送ったわ』
アスカ「サンキュー。何とかなりそうね……」
時田『……残念だが、JAはここまでだ』
時田『機体の冷却材が底をついた。もともと冷却用水の取り込み用のパーツをオミットしているから、ここでお別れだ』
アスカ「そう……。あんたのお陰で生き永らえたわ」
アスカ「ありがとう。JA」
137: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 22:05:25.44 ID:cR/ViGIjo
―――オーバー・ザ・レインボウ号 艦橋
日向「何とか、なりましたね」
」
加持「では、時田大佐からの提案通り、JAのN2リアフターを暴走させてターミナルドグマへ続く道を封印する」
加持「各地に出現した赤い巨人は戦略自衛隊が対処しているが、じきに突破してリリスに向かうだろう」
加持「だが、エヴァンゲリオンMark.6の撃破と最後との使徒の殲滅という目標は達成できた」
加持「アスカと2号機を回収後、旧ネルフ各支部との衛星会議だな」フゥ
ミサト「戦いはこれからよ」
ミサト「人類の巨人化がどこまで進行するか。それに潜伏した碇司令」
ミサト「私達がこれから経験するのは、より人類の存亡を賭けた戦い」
リツコ「下手をすれば……いえ、間違いなく人類同士の戦いになるわね」
138: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 22:22:00.38 ID:cR/ViGIjo
ミサト「目聡い奴らはもう次に向けて準備をしているわ」
ミサト「それを踏まえて、私達は一人でも多くの協力者を獲得していかなくてはいけない」
ミサト「次の時代に、私達の命と願いを託すために」
ミサト「(アスカ。あなたのエヴァを必要としない世の中を作るっていう願いを成就させてあげる為に)」
ミサト「それが、私達の希望なのだから」
ミサト「それを踏まえて、私達は一人でも多くの協力者を獲得していかなくてはいけない」
ミサト「次の時代に、私達の命と願いを託すために」
ミサト「(アスカ。あなたのエヴァを必要としない世の中を作るっていう願いを成就させてあげる為に)」
ミサト「それが、私達の希望なのだから」
139: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 22:32:56.10 ID:cR/ViGIjo
―――ゼーレ 研究所
キール「タブリス。やはり、リリスと共に逝ったか」
キール「これで、この世界のアダム。そしてリリスも失われた」
キール「これで、次のループの器となりえるのは仮初めの初号機のみ」
キール「だが」
カヲル「一人目の僕の思い、確かに僕にも届いた」
カヲル「僕はアダムスの記憶を持っていないけれど……今度こそ、シンジくんを幸せにしてみせるよ」
キール「カヲル。私の希望よ。お前が碇の計画を乗っ取り、次の世界へ我々を導くのだ」
キール「そして、いつの日か人類がシンの補完を達成した時、エヴァンゲリオン初号機の呪縛から離れた時、対決するのだ」
キール「我らの始祖たる存在。全宇宙とな」
終わり
140: ◆e9x0226TnM 2014/12/31(水) 22:34:31.61 ID:cR/ViGIjo
次回予告
エヴァQ世界の自分に乗り移ったメタ世界の碇シンジ
だが、既にこの世界は死の淵に立たされていた
死んだ筈の友人との再開
不審な行動をする猫娘にとった彼の意外な行動とは
次回「真希波・マリ・イラストリアス解体新書withサクラ」
今度こそ、シン・エヴァが終わったら公開
エヴァQ世界の自分に乗り移ったメタ世界の碇シンジ
だが、既にこの世界は死の淵に立たされていた
死んだ筈の友人との再開
不審な行動をする猫娘にとった彼の意外な行動とは
次回「真希波・マリ・イラストリアス解体新書withサクラ」
今度こそ、シン・エヴァが終わったら公開
141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 23:17:49.48 ID:AxBzxIfSO
乙乙
次回は何年後になるのやら…
次回は何年後になるのやら…
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416137832/
Entry ⇒ 2015.01.31 | Category ⇒ 新世紀エヴァンゲリオン | Comments (0)
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