里帰りのため、一時更新がお休みになります
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7月24日~31日までの間となります。
再開は8月1日からとなりますので、よろしくお願い申し上げます。
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Entry ⇒ 2014.07.24 | Category ⇒ お知らせ | Comments (0)
海未「同性合体!ゴー、アクエリオンiPS!」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 06:13:51.89
園田家
海未「えっ!私がエレメント候補生ですか!?」
園田母「ええ、園田家は代々エレメントを輩出するエリート家系。先月の能力検査で貴方のエレメント能力が確認されたのよ」
園田父「よくやった!海未」
海未「私にエレメント能力が……」ワナワナ
園田母「園田家の代表として誇りを持って行ってらっしゃい。もう転入手続きはしてあるから」
こうして海未はエレメント候補生として聖音ノ木坂学園に転入する事が決まったのだった
海未「えっ!私がエレメント候補生ですか!?」
園田母「ええ、園田家は代々エレメントを輩出するエリート家系。先月の能力検査で貴方のエレメント能力が確認されたのよ」
園田父「よくやった!海未」
海未「私にエレメント能力が……」ワナワナ
園田母「園田家の代表として誇りを持って行ってらっしゃい。もう転入手続きはしてあるから」
こうして海未はエレメント候補生として聖音ノ木坂学園に転入する事が決まったのだった
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 06:27:29.71
--------------------
----------
-----
海未「ここが今日から私が転入する事になった聖音ノ木坂学園」
ネオ・ディーバが設立したエレメント育成学校。下部組織としてエレメントの養成所が世界各地にある
海未「他のエレメント候補生と仲良くなれるでしょうか……。少し不安ですね」
海未「寮に入る事になりますし……。気の合う方が同室だといいのですが」
海未「……」ソワソワ
海未「うじうじ考えてても仕方ないですね。少し街を探索でもして来ますか」
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海未「ここが今日から私が転入する事になった聖音ノ木坂学園」
ネオ・ディーバが設立したエレメント育成学校。下部組織としてエレメントの養成所が世界各地にある
海未「他のエレメント候補生と仲良くなれるでしょうか……。少し不安ですね」
海未「寮に入る事になりますし……。気の合う方が同室だといいのですが」
海未「……」ソワソワ
海未「うじうじ考えてても仕方ないですね。少し街を探索でもして来ますか」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 06:38:27.91
海未「なるほどなるほど、だいだい街の構造はわかりました」テクテク
海未「おや?あれは……」
海未は街を探索して行く中で古ぼけた映画館を見つける
海未「映画館ですよね?」
穂乃果「あの~、良かったら映画でも見て行きませんか?」
海未「ッッ!?」ドキッ
海未(このオレンジ髪の女の子、ものすごく可愛いです!)
穂乃果「今ならお客さんも少なくて足を伸ばしてゆっくりと映画見れますよ~」
海未「おや?あれは……」
海未は街を探索して行く中で古ぼけた映画館を見つける
海未「映画館ですよね?」
穂乃果「あの~、良かったら映画でも見て行きませんか?」
海未「ッッ!?」ドキッ
海未(このオレンジ髪の女の子、ものすごく可愛いです!)
穂乃果「今ならお客さんも少なくて足を伸ばしてゆっくりと映画見れますよ~」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 06:51:59.41
海未「は、はひぃ!今とっても暇なので見ます!」
穂乃果「ありがとうございます。本日の映画は【劇場版 魔法少女まどか☆マギカ叛逆の物語】を上映してます」
(・8・)----------海未ちゃん映画鑑賞中----------(・8・)
海未「愛ですね」ホロリ
穂乃果「お客さん、お気に召しましたか?あっハンカチどうぞ」スッ
海未「とっても……。ありがとうございます」チーン
穂乃果「私もこの映画好きなんですよ。もうかなり古い映画なんですけどね」
海未「こんないい映画があるとは知りませんでした」
穂乃果「ありがとうございます。本日の映画は【劇場版 魔法少女まどか☆マギカ叛逆の物語】を上映してます」
(・8・)----------海未ちゃん映画鑑賞中----------(・8・)
海未「愛ですね」ホロリ
穂乃果「お客さん、お気に召しましたか?あっハンカチどうぞ」スッ
海未「とっても……。ありがとうございます」チーン
穂乃果「私もこの映画好きなんですよ。もうかなり古い映画なんですけどね」
海未「こんないい映画があるとは知りませんでした」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 07:04:23.40
穂乃果「そう言って貰えると映写技師として嬉しいよ」
海未「映写技師?見た所、私と年もたいして変わらないように見えますが」
穂乃果「あぁ……ええっと……学校とかは通ってません。映写技師としてこの映画館に住み込みで働かせて貰ってるよ」
海未「そうですか……あのっ、お名前とか教えて頂けませんか?」
穂乃果「私?高坂穂乃果っていいます」
海未「高坂穂乃果」ジーン
穂乃果「お客さんは何て名前なんですか?」
海未「園田海未です」
穂乃果「園田海未か。じゃあ海未ちゃんだね!」ニコッ
海未「はううぅぅぅぅぅぅ///」ズキューーーーーン
海未「映写技師?見た所、私と年もたいして変わらないように見えますが」
穂乃果「あぁ……ええっと……学校とかは通ってません。映写技師としてこの映画館に住み込みで働かせて貰ってるよ」
海未「そうですか……あのっ、お名前とか教えて頂けませんか?」
穂乃果「私?高坂穂乃果っていいます」
海未「高坂穂乃果」ジーン
穂乃果「お客さんは何て名前なんですか?」
海未「園田海未です」
穂乃果「園田海未か。じゃあ海未ちゃんだね!」ニコッ
海未「はううぅぅぅぅぅぅ///」ズキューーーーーン
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 07:22:44.78
海未(なんでしょうか、この穂乃果……さんの笑顔を見てると心臓がドキドキします)
穂乃果「同い年みたいだし敬語は無しにしようか?」
海未「私の話し方は癖みたいなもので、穂乃果さんは好きにして下さい」
穂乃果「穂乃果さんとか呼ばれるのは慣れて無くて何だかこそばゆいから穂乃果って呼んでよ~」
海未「ほ、穂乃果///」
キュピーン
その時、海未のエレメント能力絶望予知が発動した
海未「うっ……頭が」ズキッ
穂乃果「わっ!海未ちゃん、顔色悪いよ!」
海未「大丈夫です。少し目を瞑って楽にしてれば治まりますから……」
目を瞑って予知の内容を見る海未
穂乃果「同い年みたいだし敬語は無しにしようか?」
海未「私の話し方は癖みたいなもので、穂乃果さんは好きにして下さい」
穂乃果「穂乃果さんとか呼ばれるのは慣れて無くて何だかこそばゆいから穂乃果って呼んでよ~」
海未「ほ、穂乃果///」
キュピーン
その時、海未のエレメント能力絶望予知が発動した
海未「うっ……頭が」ズキッ
穂乃果「わっ!海未ちゃん、顔色悪いよ!」
海未「大丈夫です。少し目を瞑って楽にしてれば治まりますから……」
目を瞑って予知の内容を見る海未
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 07:35:23.36
~予知の内容~
海未(ここは丘の上……教会)
カーン!カーン!
海未(教会の鐘が鳴り響きます)
穂乃果「……」
?「ふふふっ……」
海未(黒いウェディングドレスを着た穂乃果と、顔がよく見えない誰か……。結婚式でしょうか?)
穂乃果「ううっ……」ドヨーン
?「きいぃぃぃぃみは誰とキスをするうぅぅぅぅぅ、わたしぃそれともわぁたしいぃぃぃぃぃ♪」
海未(穂乃果は結婚式なのになぜ悲しそうな顔をしてるのでしょうか?)
穂乃果「海未ちゃん!」
?「およ?」
海未(穂乃果が私の名前を!あの顔が見えない方の結婚相手は私ですね!?)
ことり「穂乃果ちゃん、他の女の名前を出しちゃ嫌だよ」ガシッ
穂乃果の顔を掴んで無理矢理キスをすることり
海未(私じゃない!?)
海未(ここは丘の上……教会)
カーン!カーン!
海未(教会の鐘が鳴り響きます)
穂乃果「……」
?「ふふふっ……」
海未(黒いウェディングドレスを着た穂乃果と、顔がよく見えない誰か……。結婚式でしょうか?)
穂乃果「ううっ……」ドヨーン
?「きいぃぃぃぃみは誰とキスをするうぅぅぅぅぅ、わたしぃそれともわぁたしいぃぃぃぃぃ♪」
海未(穂乃果は結婚式なのになぜ悲しそうな顔をしてるのでしょうか?)
穂乃果「海未ちゃん!」
?「およ?」
海未(穂乃果が私の名前を!あの顔が見えない方の結婚相手は私ですね!?)
ことり「穂乃果ちゃん、他の女の名前を出しちゃ嫌だよ」ガシッ
穂乃果の顔を掴んで無理矢理キスをすることり
海未(私じゃない!?)
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 07:47:53.06
海未「うわああああああああああああ!?!?!??!!?」
海未「はぁはぁ……なんて悪夢……」
穂乃果「ホントに大丈夫?すっごく顔色悪いよ!」
海未「だ、大丈夫です」カタカタ
ドガ――――ン!ゴゴゴゴ……
突如映画館が揺れる
海未「地震ですか!?」
穂乃果「違うよ!アイツらがまた来たんだ!」
海未「アイツらとは?」
穂乃果「人類の敵、レズダクターだよ!」
海未「はぁはぁ……なんて悪夢……」
穂乃果「ホントに大丈夫?すっごく顔色悪いよ!」
海未「だ、大丈夫です」カタカタ
ドガ――――ン!ゴゴゴゴ……
突如映画館が揺れる
海未「地震ですか!?」
穂乃果「違うよ!アイツらがまた来たんだ!」
海未「アイツらとは?」
穂乃果「人類の敵、レズダクターだよ!」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/11(水) 00:27:17.24
聖音ノ木坂学園内にあるネオ・エリーチカの司令室
ドタドタ
絵里「敵が現れたのね!?」
オペレーター「はい、次元ゲートから黒い機体と偵察機数体を確認しました!」
絵里「レズダクターが動き出したって言うから急いで希との旅を中断して帰って来たけど……」
希「えりちの初仕事やね。聖音ノ木坂学園の総責任者も兼任するネオ・エリーチカの司令官としての」
絵里「わかってる!今、出撃出来るエレメントのリストを見せて」
オペレーター「わかりました。○○××△△……」
絵里「ふむ……なるほど……」パラッ
ドタドタ
絵里「敵が現れたのね!?」
オペレーター「はい、次元ゲートから黒い機体と偵察機数体を確認しました!」
絵里「レズダクターが動き出したって言うから急いで希との旅を中断して帰って来たけど……」
希「えりちの初仕事やね。聖音ノ木坂学園の総責任者も兼任するネオ・エリーチカの司令官としての」
絵里「わかってる!今、出撃出来るエレメントのリストを見せて」
オペレーター「わかりました。○○××△△……」
絵里「ふむ……なるほど……」パラッ
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/11(水) 00:50:37.95
希(禁じられた恋愛。その最後の一線を越えたとき、アクエリオンの放つ波動はすべての時空をも超え、壊す)
絵里「エレメント!にこ……いえ、矢澤さんを中心としたメンバーで行くわ。バックアップは鈴木君と川崎君」
オペレーター「了解しました。矢澤、鈴木、川崎の三名は格納庫にてベクターマシンに搭乗して下さい」
格納庫
にこ「はいはい、了解了解。ヘッドは私よ!わかってるあんた達?」
鈴木(♂)「僕自身ベクターイクスに乗る喜びはあった」
川崎(♂)「最強の補欠になるんで大丈夫っすよー」
にこ「よし!合体を成功させてネオ・エリーチカを守るわよ」
こうして三機のベクターマシンは戦場である市街地へと向かった
絵里「エレメント!にこ……いえ、矢澤さんを中心としたメンバーで行くわ。バックアップは鈴木君と川崎君」
オペレーター「了解しました。矢澤、鈴木、川崎の三名は格納庫にてベクターマシンに搭乗して下さい」
格納庫
にこ「はいはい、了解了解。ヘッドは私よ!わかってるあんた達?」
鈴木(♂)「僕自身ベクターイクスに乗る喜びはあった」
川崎(♂)「最強の補欠になるんで大丈夫っすよー」
にこ「よし!合体を成功させてネオ・エリーチカを守るわよ」
こうして三機のベクターマシンは戦場である市街地へと向かった
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/11(水) 01:08:45.29
市街地ではレズダクターの黒い機体が好き勝手暴れていた
にこ「ちっ、好き勝手やってくれちゃって……。あの黒いのが親玉ってわけね」
鈴木「偵察機は軍が引き受けてくれるそうです」
にこ「私達はあの黒い機体を叩くわよ。あれが敵の親玉に間違いない」
川崎「女の人と合体とか経験ないっす」
鈴木「自分も実戦は初めてです」
にこ「あーもー!男のくせに情けないッッ!この聖音ノ木坂学園で一番可愛い矢澤にこと合体できるとか光栄に思いなさいよね」
川崎「いや別に……」
鈴木「……」
にこ「にこにこ合体!ゴー、アクエリア!」
ガシャ―――ン
三機のベクターマシンは「ネオ・エリーチカ」の所有する伝説の機械天使「アクエリア」へと合体を遂げた
にこ「ちっ、好き勝手やってくれちゃって……。あの黒いのが親玉ってわけね」
鈴木「偵察機は軍が引き受けてくれるそうです」
にこ「私達はあの黒い機体を叩くわよ。あれが敵の親玉に間違いない」
川崎「女の人と合体とか経験ないっす」
鈴木「自分も実戦は初めてです」
にこ「あーもー!男のくせに情けないッッ!この聖音ノ木坂学園で一番可愛い矢澤にこと合体できるとか光栄に思いなさいよね」
川崎「いや別に……」
鈴木「……」
にこ「にこにこ合体!ゴー、アクエリア!」
ガシャ―――ン
三機のベクターマシンは「ネオ・エリーチカ」の所有する伝説の機械天使「アクエリア」へと合体を遂げた
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/11(水) 01:25:18.16
ことり「飛行機が合体しちゃったよ~、カッコいいなぁ~」
にこ「そこの黒い機体!あんた達は何者?あんた達の目的は何?大人しく武装解除してコクピットから降りて来なさい!」
ことり「そんなにいっぺんに聞かれても困るよ~、ん~とねぇ、私達はレズダクターと呼ばれてるらしいね?こっちの世界では」
にこ「……そうね。なぞの侵略者レズダクター」
ことり「私達はアルテア界と呼ばれる異世界から次元ゲートを通ってやって来たよ」
にこ「何のためによ!」
ことり「そして私の名前は南ことり、この機体はシズラー黒。私の事はことりちゃんって呼んで欲しいな」ニコッ
にこ「あんたの名前なんかどうでもいいッッ!何の目的でこの世界に来たのよ!」
ことり「お母さんからはね~、男の人をさらって来いって」
にこ「男性の拉致が目的なの?」
にこ「そこの黒い機体!あんた達は何者?あんた達の目的は何?大人しく武装解除してコクピットから降りて来なさい!」
ことり「そんなにいっぺんに聞かれても困るよ~、ん~とねぇ、私達はレズダクターと呼ばれてるらしいね?こっちの世界では」
にこ「……そうね。なぞの侵略者レズダクター」
ことり「私達はアルテア界と呼ばれる異世界から次元ゲートを通ってやって来たよ」
にこ「何のためによ!」
ことり「そして私の名前は南ことり、この機体はシズラー黒。私の事はことりちゃんって呼んで欲しいな」ニコッ
にこ「あんたの名前なんかどうでもいいッッ!何の目的でこの世界に来たのよ!」
ことり「お母さんからはね~、男の人をさらって来いって」
にこ「男性の拉致が目的なの?」
20 :>>19はミス :2014/06/11(水) 01:43:20.02
ことり「そうだね。私達の世界ではアダムの呪いと呼ばれる現象によって男性が生まれなくなり、絶滅の危機に瀕してるよ」
にこ「へぇ……男性が生まれないのね」
ことり「実は何人かの男の人をこっそり拉致してアルテアに連れて帰った事があるけど数ヵ月も経たない内に女の子になっちゃったの!」
にこ「男が女に変化した?」
ことり「そうそう、アダムの呪いのせいだと思う。だからねっ!私達は、私達の世界の種の存続のために男の人を攫うよ」
にこ「なるほどね」
ことり「ちなみにね、レア・ホモダーと呼ばれるアルテアの生物学的環境への適応力・耐性を有する男性が居るらしくて……」
ピーピー!
ことり達の通信に割り込んで入って来る緊急通信
にこ「へぇ……男性が生まれないのね」
ことり「実は何人かの男の人をこっそり拉致してアルテアに連れて帰った事があるけど数ヵ月も経たない内に女の子になっちゃったの!」
にこ「男が女に変化した?」
ことり「そうそう、アダムの呪いのせいだと思う。だからねっ!私達は、私達の世界の種の存続のために男の人を攫うよ」
にこ「なるほどね」
ことり「ちなみにね、レア・ホモダーと呼ばれるアルテアの生物学的環境への適応力・耐性を有する男性が居るらしくて……」
ピーピー!
ことり達の通信に割り込んで入って来る緊急通信
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/11(水) 01:54:52.55
理事長『ことり!さっきから喋り過ぎです!』
ことり「お、お母さん!」ビクッ
にこ(大人の女性の声、これが敵の大将なの?)
理事長『ことり、あの人型ロボットに乗っている二人の男性がレア・ホモダーの可能性が高いと判明しました』
ことり「今、目の前に居るロボットだね?」
理事長『そうです。そのロボットをアルテアに連れて来なさい。なお女性も乗っているそうですが、女性の方の生死は問いません』
ことり「わかった。あのロボットを戦闘不能にすればいいんだね」
理事長『頼みましたよ、私の可愛い娘』ピッ
通信を切る理事長
ことり「ふふっ、ことりのおやつにしちゃうよおおおぉぉぉぉぉ」
ギュ―――――ン!
にこ「えっ!」
ガキ――――ン
ことりの乗るシズラー黒が持つ槍で腹部を突かれるアクエリア
にこ「きゃああああああああああ!??!?!?!??!」
ことり「お、お母さん!」ビクッ
にこ(大人の女性の声、これが敵の大将なの?)
理事長『ことり、あの人型ロボットに乗っている二人の男性がレア・ホモダーの可能性が高いと判明しました』
ことり「今、目の前に居るロボットだね?」
理事長『そうです。そのロボットをアルテアに連れて来なさい。なお女性も乗っているそうですが、女性の方の生死は問いません』
ことり「わかった。あのロボットを戦闘不能にすればいいんだね」
理事長『頼みましたよ、私の可愛い娘』ピッ
通信を切る理事長
ことり「ふふっ、ことりのおやつにしちゃうよおおおぉぉぉぉぉ」
ギュ―――――ン!
にこ「えっ!」
ガキ――――ン
ことりの乗るシズラー黒が持つ槍で腹部を突かれるアクエリア
にこ「きゃああああああああああ!??!?!?!??!」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/11(水) 02:03:37.00
ことり「そら!そら!そら!ジャコビニ流星アタック!」
不意を突かれ超高速の連続突きに対応出来ないにこ
鈴木「矢澤さん!一旦態勢を整えましょう」
川崎「分離すればあの槍の攻撃を躱せます!」
にこ「ええ、一度分離して三手に分かれるわ。すばしっこさならベクターマシンの方が上よ!」
パキーン!
分離して三体のベクターマシンに戻るアクエリア
ことり「むっ……、シズラーミサイル!」カチッ
ボンッ!ボンッ!
ことりは三機の内、二機に的を絞って指先からミサイルを放ち、そして当てた
不意を突かれ超高速の連続突きに対応出来ないにこ
鈴木「矢澤さん!一旦態勢を整えましょう」
川崎「分離すればあの槍の攻撃を躱せます!」
にこ「ええ、一度分離して三手に分かれるわ。すばしっこさならベクターマシンの方が上よ!」
パキーン!
分離して三体のベクターマシンに戻るアクエリア
ことり「むっ……、シズラーミサイル!」カチッ
ボンッ!ボンッ!
ことりは三機の内、二機に的を絞って指先からミサイルを放ち、そして当てた
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/11(水) 02:14:18.00
にこ「しまった!鈴木と川崎を狙われたああぁぁぁぁぁ!」
すでに遥か上空に離脱しているにこ
ことり「よし、後は捕まえるだけだね。クンクン……あれ……この臭いは」
にこ「鈴木と川崎が落ちて行った方向は映画館があったような。民間人巻き込んでなきゃいいけど……」
映画館
海未「穂乃果!上から戦闘機が落ちて来ます!」
穂乃果「わーどうしよう!この世の終わりだあぁぁぁぁぁ!」
海未「逃げますよ!?」
穂乃果「短い人生だった……恋もした事もないうら若き乙女が親より先に先立つ不幸をお許しください……」ブツブツ
海未「穂乃果!諦めてはいけませんよ!私の絶望予知で私達が死ぬ未来は見えなかった」
穂乃果「ホント?」
海未「とにかく走るのみです!って、もう目の前に戦闘機が」モミッ
穂乃果「海未ちゃんのえっちいいぃぃぃぃぃぃ」ピカッーーー
ドガ――――――――ン!
すでに遥か上空に離脱しているにこ
ことり「よし、後は捕まえるだけだね。クンクン……あれ……この臭いは」
にこ「鈴木と川崎が落ちて行った方向は映画館があったような。民間人巻き込んでなきゃいいけど……」
映画館
海未「穂乃果!上から戦闘機が落ちて来ます!」
穂乃果「わーどうしよう!この世の終わりだあぁぁぁぁぁ!」
海未「逃げますよ!?」
穂乃果「短い人生だった……恋もした事もないうら若き乙女が親より先に先立つ不幸をお許しください……」ブツブツ
海未「穂乃果!諦めてはいけませんよ!私の絶望予知で私達が死ぬ未来は見えなかった」
穂乃果「ホント?」
海未「とにかく走るのみです!って、もう目の前に戦闘機が」モミッ
穂乃果「海未ちゃんのえっちいいぃぃぃぃぃぃ」ピカッーーー
ドガ――――――――ン!
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:06:11.44
海未「ひぃ……、あれ?」フワッ
海未は落ちて来る戦闘機を避けられないと思い、目を閉じ死を覚悟したが目を開けたら穂乃果の腕の中だった
海未「穂乃果?私達、生きてるのですか?」
穂乃果「そ、そうだよ……お、重い」プルプル
海未「失礼な!同年代の女子の平均体重より軽いのですよ、私」
穂乃果「そ、そうかもしれないけど……、もう限界!いったん、降りるね」
海未「これはエレメント能力?穂乃果もエレメント候補生でしたか」
穂乃果「違うよ。私、学校に通ってないもん。でも昔から不思議な力があって興奮したり気持ちが高ぶると空を飛べるの」
海未「浮翌遊能力ですか。いい能力ですね」
戦闘機が激突する前に海未に胸を触られた穂乃果が空に舞い上がり、激突を回避した
海未は落ちて来る戦闘機を避けられないと思い、目を閉じ死を覚悟したが目を開けたら穂乃果の腕の中だった
海未「穂乃果?私達、生きてるのですか?」
穂乃果「そ、そうだよ……お、重い」プルプル
海未「失礼な!同年代の女子の平均体重より軽いのですよ、私」
穂乃果「そ、そうかもしれないけど……、もう限界!いったん、降りるね」
海未「これはエレメント能力?穂乃果もエレメント候補生でしたか」
穂乃果「違うよ。私、学校に通ってないもん。でも昔から不思議な力があって興奮したり気持ちが高ぶると空を飛べるの」
海未「浮翌遊能力ですか。いい能力ですね」
戦闘機が激突する前に海未に胸を触られた穂乃果が空に舞い上がり、激突を回避した
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:21:01.33
ネオ・エリーチカの司令室
オペレーター「ベクターマシン二機が映画館に墜落した模様です」
絵里「民間人の被害は?」
オペレーター「死者は居ないようです……、映像出します」ポチッ
海未を抱きかかえながら浮いてる穂乃果が映し出される
絵里「これはエレメント能力!?」
希「ほぅ……、役者が揃ったな」
希「エレメントチェンジ!鈴木、川崎に代えて園田海未、高坂穂乃果にチェンジ!」
絵里「はぁ?二人とも民間人なのよ!希、貴方何を考えてるの!?」
希「これでええんや。神話が今、始まる」
絵里「それににこを含めて女の子三人で合体?出来るわけないじゃないの!あの事故を忘れたとは言わせないわよ!」
オペレーター「ベクターマシン二機が映画館に墜落した模様です」
絵里「民間人の被害は?」
オペレーター「死者は居ないようです……、映像出します」ポチッ
海未を抱きかかえながら浮いてる穂乃果が映し出される
絵里「これはエレメント能力!?」
希「ほぅ……、役者が揃ったな」
希「エレメントチェンジ!鈴木、川崎に代えて園田海未、高坂穂乃果にチェンジ!」
絵里「はぁ?二人とも民間人なのよ!希、貴方何を考えてるの!?」
希「これでええんや。神話が今、始まる」
絵里「それににこを含めて女の子三人で合体?出来るわけないじゃないの!あの事故を忘れたとは言わせないわよ!」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:34:31.67
希「A-RISE三人での同性合体での事故、あれは不幸な事故だった」
絵里「ええそうよ!あの事故以来、同性での合体を禁じて来た。あの民間人二人をパイロットにすると同性で合体する事になる」
希「同性合体する事によってアクエリアはアクエリオンへと進化する」
絵里「まさか神話の中のおとぎ話のアクエリオン!?」
希「せや。アクエリオンが持つ圧倒的パワーを持ってすればあの黒い機体を退ける事など容易い事」
絵里「しかし危険過ぎるわよ!エレメントで男の子はもう残ってないの?」
オペレーター「エレメント候補生の男性は鈴木と川崎のみです。後は、女性ばかりで。鈴木と川崎も負傷により身動きが取れません」
絵里「くっ……合体出来ない」
希「カードが告げてるんや。同性合体が必ず上手く行くと」
絵里「信じていいのね?」
希「もちろん。アクエリオンの胸の高鳴り、それは青春の鼓動」
絵里「ええそうよ!あの事故以来、同性での合体を禁じて来た。あの民間人二人をパイロットにすると同性で合体する事になる」
希「同性合体する事によってアクエリアはアクエリオンへと進化する」
絵里「まさか神話の中のおとぎ話のアクエリオン!?」
希「せや。アクエリオンが持つ圧倒的パワーを持ってすればあの黒い機体を退ける事など容易い事」
絵里「しかし危険過ぎるわよ!エレメントで男の子はもう残ってないの?」
オペレーター「エレメント候補生の男性は鈴木と川崎のみです。後は、女性ばかりで。鈴木と川崎も負傷により身動きが取れません」
絵里「くっ……合体出来ない」
希「カードが告げてるんや。同性合体が必ず上手く行くと」
絵里「信じていいのね?」
希「もちろん。アクエリオンの胸の高鳴り、それは青春の鼓動」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:48:19.79
キンクリするちゅん(・8・)
ことり「いやあああああぁぁぁぁぁぁ」ズシャアアアアアア
ことりの機体、シズラー黒が地面に叩きつけられる
にこ「同性同士での合体がこんなに気持ちいいなんて知らなかった!この力があればどんな敵だろうと私達の敵じゃないわね」
穂乃果「今ってチャンスなんじゃないかな?」
にこ「ええ、二度と私達の世界に来ようと思わないくらいコテンパンにしてやる!」
海未「うっ……頭が……、今に何か頭に必殺技が浮かびました」
穂乃果「いっけえええぇぇぇぇぇぇ!海未ちゃん!」
にこ「ぶちかませええぇぇぇぇぇぇ!」
海未「やってみます!」
海未「無限愛弓拳(むげんラブアローパンチ)!」
バキィィィィィ!
アクエリオンのパンチがことりの機体を遥か彼方まで吹き飛ばした
ことり「いやあああああぁぁぁぁぁぁ」ズシャアアアアアア
ことりの機体、シズラー黒が地面に叩きつけられる
にこ「同性同士での合体がこんなに気持ちいいなんて知らなかった!この力があればどんな敵だろうと私達の敵じゃないわね」
穂乃果「今ってチャンスなんじゃないかな?」
にこ「ええ、二度と私達の世界に来ようと思わないくらいコテンパンにしてやる!」
海未「うっ……頭が……、今に何か頭に必殺技が浮かびました」
穂乃果「いっけえええぇぇぇぇぇぇ!海未ちゃん!」
にこ「ぶちかませええぇぇぇぇぇぇ!」
海未「やってみます!」
海未「無限愛弓拳(むげんラブアローパンチ)!」
バキィィィィィ!
アクエリオンのパンチがことりの機体を遥か彼方まで吹き飛ばした
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:01:56.80
アルテア界
ことり「ううっ……」ボロッ
理事長「あらっ、随分派手にやられてきたわね」
ことり「シズラー黒、壊しちゃった……」
理事長「そう……、優秀な機体だけど……、敵は思ったより手強いみたいね」
ことり「任務は成功したよ。おい!」
部下「ははっ~、エレメントの男性二名を捕獲しました」
理事長「レア・ホモダーだといいけどね。早速、アルテアの兵士の妊活に当てなさい。女性化する瞬間まで毎日強制射精させるのよ」
部下「かしこまりました」
ことり「ううっ……」ボロッ
理事長「あらっ、随分派手にやられてきたわね」
ことり「シズラー黒、壊しちゃった……」
理事長「そう……、優秀な機体だけど……、敵は思ったより手強いみたいね」
ことり「任務は成功したよ。おい!」
部下「ははっ~、エレメントの男性二名を捕獲しました」
理事長「レア・ホモダーだといいけどね。早速、アルテアの兵士の妊活に当てなさい。女性化する瞬間まで毎日強制射精させるのよ」
部下「かしこまりました」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:12:59.33
ことり「お母さん!私にもっと強力な機体をちょうだい!」
理事長「地獄の特訓をする事になるわよ。覚悟はあるのかしら?」
ことり「もちろんだよ!あのプンプン臭うクソ女をこの手で殺してやるちゅん!そのためならどんな特訓だって耐えてみせる」
理事長「……わかったわ。ことりがそこまで本気なら私も出ないわけには行かないみたいね」
ことり「お母さんが前線に出るの?最高司令官なのに?」
理事長「あの機体は私でないと真の力を発揮出来ないからね。それに……いや何でもないわ」
ドサッ
理事長はことりに向かって体操服とブルマを投げつけた
理事長「ことり、今日から私の事をお母さんではなくコーチと呼びなさい」
ことり「コーチ?」
理事長「そうね。特訓の間はお母さんと呼ぶ事を禁止します。それと今すぐその体操服とブルマに着替えなさい」
ことり「わかったちゅん」
理事長「地獄の特訓をする事になるわよ。覚悟はあるのかしら?」
ことり「もちろんだよ!あのプンプン臭うクソ女をこの手で殺してやるちゅん!そのためならどんな特訓だって耐えてみせる」
理事長「……わかったわ。ことりがそこまで本気なら私も出ないわけには行かないみたいね」
ことり「お母さんが前線に出るの?最高司令官なのに?」
理事長「あの機体は私でないと真の力を発揮出来ないからね。それに……いや何でもないわ」
ドサッ
理事長はことりに向かって体操服とブルマを投げつけた
理事長「ことり、今日から私の事をお母さんではなくコーチと呼びなさい」
ことり「コーチ?」
理事長「そうね。特訓の間はお母さんと呼ぶ事を禁止します。それと今すぐその体操服とブルマに着替えなさい」
ことり「わかったちゅん」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:21:34.42
ことり「ところで私が乗る機体って何?」
理事長「バスターマシン2号よ」
ことり「人型じゃないんだ……。それにしてもこの機体大きいなぁ」
理事長「1人乗りの宇宙戦艦だからね。そして私が乗るのがバスターマシン1号」
理事長「炎となったガンバスターは無敵よ。ことり、このバスターマシンは合体する事が出来るの」
ことり「!?」
理事長「バスターマシン2号よ」
ことり「人型じゃないんだ……。それにしてもこの機体大きいなぁ」
理事長「1人乗りの宇宙戦艦だからね。そして私が乗るのがバスターマシン1号」
理事長「炎となったガンバスターは無敵よ。ことり、このバスターマシンは合体する事が出来るの」
ことり「!?」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:28:28.98
--------------------
----------
-----
西木野家
ことり「なーんて変な夢見ちゃった♪」
真姫「変な夢ねぇ。間違いなくアクエリオンEVOLに影響されてるじゃない!」
ことり「面白かったよ~。あっ、DVDありがとう。返すね」ススッ
真姫「面白かった?ホントに?」
ことり「うんうん、面白かったよー。mixちゃんが男の子になったりした所とかドキドキしちゃった」
真姫「本当に面白かったの?私の目を見て宣言しなさい」
ことり「お、おもしろかったよ。途中まで(小声)」メヲソラス
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西木野家
ことり「なーんて変な夢見ちゃった♪」
真姫「変な夢ねぇ。間違いなくアクエリオンEVOLに影響されてるじゃない!」
ことり「面白かったよ~。あっ、DVDありがとう。返すね」ススッ
真姫「面白かった?ホントに?」
ことり「うんうん、面白かったよー。mixちゃんが男の子になったりした所とかドキドキしちゃった」
真姫「本当に面白かったの?私の目を見て宣言しなさい」
ことり「お、おもしろかったよ。途中まで(小声)」メヲソラス
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:35:53.21
ことり「そ、そんな事より次のアニメのDVDを貸して欲しいなっ」
真姫「んーとねぇ、真ゲッターロボ『世界最後の日』とか……」
ことり「あっ!これすごく面白そう!エウレカセブンの続きだって!」
真姫「それは……、辞めといた方がいいわね」
ことり「エウレカセブンAO!もうタイトルだけでワクワクが止まらないよぉ」
真姫「キャラもメカもデザインはいいんだけどね……」
ことり「これにする!」
真姫「まぁ……、ことりがいいって言うならいっか」
終わる
真姫「んーとねぇ、真ゲッターロボ『世界最後の日』とか……」
ことり「あっ!これすごく面白そう!エウレカセブンの続きだって!」
真姫「それは……、辞めといた方がいいわね」
ことり「エウレカセブンAO!もうタイトルだけでワクワクが止まらないよぉ」
真姫「キャラもメカもデザインはいいんだけどね……」
ことり「これにする!」
真姫「まぁ……、ことりがいいって言うならいっか」
終わる
Entry ⇒ 2014.07.23 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
モバP「アイドルに感謝する!」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 17:49:17.52
・Pがアイドル達に日頃の感謝を伝えます。
・恋愛関係には発展しません。
・ちひろさんはいい人。
・前スレ
モバP「アイドルを喜ばせる!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400432496/
・恋愛関係には発展しません。
・ちひろさんはいい人。
・前スレ
モバP「アイドルを喜ばせる!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400432496/
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 17:50:21.78
P「相変わらず忙しいですねー」タタタタタタタタ
ちひろ「嬉しい悲鳴というには、ちょっと量が多すぎますよね」カタカタ
P「いい加減、人増やしましょうよ」タタッ タタタタタタタタ
ちひろ「増えてますよ? 広報に販促に衣装部、写真室も」
P「総務! 事務方! おかしいでしょう、この広い広い部屋にちひろさんと俺だけって!」タタタタタタ
ちひろ「んー。採用は随時募集を掛けてますし、面接は何度もしてるんですけどねぇ」カタカタ
P「そうなんです? でも、その割にたった1人も入ってこないってのは……」カリカリカリカリ タタタタタタタタ
ちひろ「それがですね……面接を通っても、研修の段階に進むと皆さん辞退されてしまって」
P「全員? マジですか」タタタタタタッ タタタタタタ
ちひろ「マジです。困るんですよねぇ、色々手続き済みなのに」
P「……ちなみに、研修ってどんなプログラムなんです?」タタタタタタタタ
ちひろ「Pさん1時間あたりの仕事量の、約4分の1を同じ時間で」
ちひろ「嬉しい悲鳴というには、ちょっと量が多すぎますよね」カタカタ
P「いい加減、人増やしましょうよ」タタッ タタタタタタタタ
ちひろ「増えてますよ? 広報に販促に衣装部、写真室も」
P「総務! 事務方! おかしいでしょう、この広い広い部屋にちひろさんと俺だけって!」タタタタタタ
ちひろ「んー。採用は随時募集を掛けてますし、面接は何度もしてるんですけどねぇ」カタカタ
P「そうなんです? でも、その割にたった1人も入ってこないってのは……」カリカリカリカリ タタタタタタタタ
ちひろ「それがですね……面接を通っても、研修の段階に進むと皆さん辞退されてしまって」
P「全員? マジですか」タタタタタタッ タタタタタタ
ちひろ「マジです。困るんですよねぇ、色々手続き済みなのに」
P「……ちなみに、研修ってどんなプログラムなんです?」タタタタタタタタ
ちひろ「Pさん1時間あたりの仕事量の、約4分の1を同じ時間で」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 17:51:31.06
ダラララララララララララッ
P「何やらせてんだアンタ!」
ちひろ「おお。キー叩く音がガトリングみたいになりましたね」
P「やかましい!」
P「はぁ……あのですね、普通の人ができる訳ないでしょう、こんな馬鹿みたいな量」タタタタタタタ
ちひろ「あ、普通の人類じゃないって自覚はあったんですね」
P「そうじゃなくて! こっちはプロなんですから、4分の1とはいえ初心者がこなせる仕事じゃないでしょうって事です!」タタタタタタタタ
ちひろ「いやあ。Pさんの仕事量は、事務のプロでも難しいと思いますよ」
P「そう思うんなら研修の参考にしないで下さいよ、まったく……」カリカリカリ
ちひろ(だって事務だけなら、ぶっちゃけPさん一人で回りますし)
P「なんか不穏なこと考えてませんか」タタタタタタタ
ちひろ(……二人だけでお仕事できますし)
P「さっきから手、止まってますよー」タタタタタタタタ
ちひろ「っ!? は、はーい」カタカタ…
* * *
P「何やらせてんだアンタ!」
ちひろ「おお。キー叩く音がガトリングみたいになりましたね」
P「やかましい!」
P「はぁ……あのですね、普通の人ができる訳ないでしょう、こんな馬鹿みたいな量」タタタタタタタ
ちひろ「あ、普通の人類じゃないって自覚はあったんですね」
P「そうじゃなくて! こっちはプロなんですから、4分の1とはいえ初心者がこなせる仕事じゃないでしょうって事です!」タタタタタタタタ
ちひろ「いやあ。Pさんの仕事量は、事務のプロでも難しいと思いますよ」
P「そう思うんなら研修の参考にしないで下さいよ、まったく……」カリカリカリ
ちひろ(だって事務だけなら、ぶっちゃけPさん一人で回りますし)
P「なんか不穏なこと考えてませんか」タタタタタタタ
ちひろ(……二人だけでお仕事できますし)
P「さっきから手、止まってますよー」タタタタタタタタ
ちひろ「っ!? は、はーい」カタカタ…
* * *
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 17:52:40.69
ちひろ「仕事増えた割に、終業時刻は少しずつ縮まってる気がするんですが」
P「為せば成る」
ちひろ「……。社長がですね」
P「?」
ちひろ「最近、社内メールにも「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」って」
P「やめて」
ちひろ「気心の知れた取引先での口癖が、「うちのPに任せろー」って」
P「やめて!」
P「……まあ、冗談はともかく」
ちひろ(冗談じゃないんですよねぇ……)
P「今日ある程度片をつけたんで、明日は久々に休めそうですよ」
ちひろ「ええ、是非休んで下さい。働きすぎですよ」
P「為せば成る」
ちひろ「……。社長がですね」
P「?」
ちひろ「最近、社内メールにも「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」って」
P「やめて」
ちひろ「気心の知れた取引先での口癖が、「うちのPに任せろー」って」
P「やめて!」
P「……まあ、冗談はともかく」
ちひろ(冗談じゃないんですよねぇ……)
P「今日ある程度片をつけたんで、明日は久々に休めそうですよ」
ちひろ「ええ、是非休んで下さい。働きすぎですよ」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 17:54:21.97
ちひろ「本当は1日と言わず、1週間くらいお休みして欲しいんですけれどね」
P「まさか。ちひろさんにそんな迷惑掛けられませんよ」
ちひろ「お気遣いはすごく嬉しいですけど、有休も少しは消化してもらわないと……」
P「そう思ってもらえるなら、無茶な研修なんかしないでちゃんと事務要員を増やして下さい」
ちひろ「……ぜ、善処します」
P「よろしい」
ちひろ「むう……ところで、明日は何かご予定が? Pさんが自分から休暇申請なんて、珍しいですよね」
P「ああ、予定というか……最近、また忙しくて皆とロクに話せてないんで」
ちひろ「……まさか」
P「休みを1日使ってコミュニケーションの時間を作ろうと」
ちひろ「はぁ……何というか。休みの日までプロデュース一筋、ですか」
P「俺の生き甲斐ですから」ニコッ
ちひろ「……///」
P「? どうしたんですか?」
P「まさか。ちひろさんにそんな迷惑掛けられませんよ」
ちひろ「お気遣いはすごく嬉しいですけど、有休も少しは消化してもらわないと……」
P「そう思ってもらえるなら、無茶な研修なんかしないでちゃんと事務要員を増やして下さい」
ちひろ「……ぜ、善処します」
P「よろしい」
ちひろ「むう……ところで、明日は何かご予定が? Pさんが自分から休暇申請なんて、珍しいですよね」
P「ああ、予定というか……最近、また忙しくて皆とロクに話せてないんで」
ちひろ「……まさか」
P「休みを1日使ってコミュニケーションの時間を作ろうと」
ちひろ「はぁ……何というか。休みの日までプロデュース一筋、ですか」
P「俺の生き甲斐ですから」ニコッ
ちひろ「……///」
P「? どうしたんですか?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 17:55:51.79
ちひろ「い、いや……そこは“キリッ”とか“ドヤァ”とか付けて下さいよ……」
ちひろ「こっちが恥ずかしくなるくらいのいい笑顔で言うんですもん、生き甲斐とか」
P「何をわけの分からない事を……。生き甲斐は生き甲斐ですよ」
ちひろ「わ、分かりましたから! ……コホン。それで、今回はどの子を?」
P「最初はありすに会おうと思ってます。なので、朝は事務所に寄らせてもらいますよ」
ちひろ「休みの日に嬉々として職場に来る社員って」
P「アイドルの為なら何処へでも」
ちひろ「はいはい。……それにしてもありすちゃんですか。どんな泣かせ方をするやら」
P「泣かす前提で話さないで下さいよ……涙はもう勘弁願いたいです」
ちひろ「ふふっ、どうでしょうねぇ? Pさんには私も泣かされちゃいましたし」
P「……あの時は大変でしたからねえ。しばらく落ち着いてくれなくて」
ちひろ「Pさんが感動させるからいけないんですもーん」
P「普通に気持ちを伝えただけなんですけどね」
ちひろ「……サラッとああいう台詞を言っちゃうところが……です、ね」
P「いやまあ、確かに改まった感じではありましたが……あれ、ちひろさん?」
ちひろ「……っ、ごめんなさい、ちょっと……思い出し、泣き……」ポロポロ
P「どんだけですか貴女」
* * *
ちひろ「こっちが恥ずかしくなるくらいのいい笑顔で言うんですもん、生き甲斐とか」
P「何をわけの分からない事を……。生き甲斐は生き甲斐ですよ」
ちひろ「わ、分かりましたから! ……コホン。それで、今回はどの子を?」
P「最初はありすに会おうと思ってます。なので、朝は事務所に寄らせてもらいますよ」
ちひろ「休みの日に嬉々として職場に来る社員って」
P「アイドルの為なら何処へでも」
ちひろ「はいはい。……それにしてもありすちゃんですか。どんな泣かせ方をするやら」
P「泣かす前提で話さないで下さいよ……涙はもう勘弁願いたいです」
ちひろ「ふふっ、どうでしょうねぇ? Pさんには私も泣かされちゃいましたし」
P「……あの時は大変でしたからねえ。しばらく落ち着いてくれなくて」
ちひろ「Pさんが感動させるからいけないんですもーん」
P「普通に気持ちを伝えただけなんですけどね」
ちひろ「……サラッとああいう台詞を言っちゃうところが……です、ね」
P「いやまあ、確かに改まった感じではありましたが……あれ、ちひろさん?」
ちひろ「……っ、ごめんなさい、ちょっと……思い出し、泣き……」ポロポロ
P「どんだけですか貴女」
* * *
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 17:56:55.85
* * *
ガチャ
P「あ。おはようございますちひろさん。早いですねー」
ちひろ「…………。おはよう、ございます」
P「? なんか元気なさそうですけど、大丈夫ですか?」
ちひろ「休み取ってる人間が自分より早く出社してたら、そりゃこうなりますよ……」
P「出社じゃないですって。朝、寄らせてもらうって言ったじゃないですか」
ちひろ「こんなに早いとは思わないですよ、普通」
P「ははは。ちょっと仕込みというか、準備がありましてね」
P「大方終わったので、コーヒーでも飲もうかと。ちひろさんは?」
ちひろ「あ、いただきます。……それにしても、何をするつもりやら」
P「秘密、秘密。はい、どうぞ」
ちひろ「むう……どうも」
ガチャ
P「あ。おはようございますちひろさん。早いですねー」
ちひろ「…………。おはよう、ございます」
P「? なんか元気なさそうですけど、大丈夫ですか?」
ちひろ「休み取ってる人間が自分より早く出社してたら、そりゃこうなりますよ……」
P「出社じゃないですって。朝、寄らせてもらうって言ったじゃないですか」
ちひろ「こんなに早いとは思わないですよ、普通」
P「ははは。ちょっと仕込みというか、準備がありましてね」
P「大方終わったので、コーヒーでも飲もうかと。ちひろさんは?」
ちひろ「あ、いただきます。……それにしても、何をするつもりやら」
P「秘密、秘密。はい、どうぞ」
ちひろ「むう……どうも」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 17:59:22.97
P「……さて、それじゃありすが来るまで仕事でも」
ちひろ「言うと思った。……ダメです。休暇中の人にデスクワークなんてさせられますか」
P「いや、ただ居るってのも落ち着かないですし、ちょっと手伝うくらいで」
ちひろ「だーめーでーすっ! カフェか仮眠室へでも行ってて下さい!」グイグイ
P「おぉ……」
* * *
ありす「おはようございます」
ちひろ「おはよう、ありすちゃん。あ、ちょっと待っててね。今……」
P「――お? よかった、ちょうど来たとこでしたか」
ありす「あれ……? Pさ、…プロデューサー?」
P「ん。おはよう、ありす」
ありす「あ、はい。おはようございます。……プロデューサー、どうしたんですか? きょうはお休みなんじゃ……」
P「ああ、ちょっとありすに用事があってさ。仕事前に悪いけど、少し食堂の方へ来れるか?」
ありす「食堂へ……? まあ、少しなら……あ、いえ。割と余裕がありますから、大丈夫です」
P「そうか? 忙しいようなら、また後にするけれども」
ありす「っ! だ、だから割と大丈夫ですってば。……この時間がもったいないですから、早く行きましょう」ギュッ
P「っとと。おい、引っ張るなよ」
ちひろ「んー……6分、かなあ。泣くまで」
ちひろ「言うと思った。……ダメです。休暇中の人にデスクワークなんてさせられますか」
P「いや、ただ居るってのも落ち着かないですし、ちょっと手伝うくらいで」
ちひろ「だーめーでーすっ! カフェか仮眠室へでも行ってて下さい!」グイグイ
P「おぉ……」
* * *
ありす「おはようございます」
ちひろ「おはよう、ありすちゃん。あ、ちょっと待っててね。今……」
P「――お? よかった、ちょうど来たとこでしたか」
ありす「あれ……? Pさ、…プロデューサー?」
P「ん。おはよう、ありす」
ありす「あ、はい。おはようございます。……プロデューサー、どうしたんですか? きょうはお休みなんじゃ……」
P「ああ、ちょっとありすに用事があってさ。仕事前に悪いけど、少し食堂の方へ来れるか?」
ありす「食堂へ……? まあ、少しなら……あ、いえ。割と余裕がありますから、大丈夫です」
P「そうか? 忙しいようなら、また後にするけれども」
ありす「っ! だ、だから割と大丈夫ですってば。……この時間がもったいないですから、早く行きましょう」ギュッ
P「っとと。おい、引っ張るなよ」
ちひろ「んー……6分、かなあ。泣くまで」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:01:27.53
* * *
ありす「それでPさん、私に用事って……?」
P「うん。……その前にさ。前にも言ったけど、別に事務所でも名前呼びで構わないんだぞ?」
ありす「嫌です。前にも答えましたけど、公私の区別くらい付けさせてください」
P「それを言ったら、今も別にプライベートではないんだけどな」
ありす「今は……Pさんと私の、2人きりですから」
P「ふーん。そんなもんか」
ありす「……Pさんはプロデューサーなのに、相変わらず乙女心が分からないんですね」プイッ
P「む。それは、まあ。否定はできないが」
P「ありすの事は、ちゃんと一人の女性として扱ってるつもりだよ」ナデナデ
ありす「……また、そうやって頭を撫でて。子ども扱いじゃないですか」
P「んな事ないって。撫でられるのは嫌か?」
ありす「嫌とは言ってないです。続けて構いません」
P「ご随意に」ナデナデ
ありす(……えへへ)
ありす「それでPさん、私に用事って……?」
P「うん。……その前にさ。前にも言ったけど、別に事務所でも名前呼びで構わないんだぞ?」
ありす「嫌です。前にも答えましたけど、公私の区別くらい付けさせてください」
P「それを言ったら、今も別にプライベートではないんだけどな」
ありす「今は……Pさんと私の、2人きりですから」
P「ふーん。そんなもんか」
ありす「……Pさんはプロデューサーなのに、相変わらず乙女心が分からないんですね」プイッ
P「む。それは、まあ。否定はできないが」
P「ありすの事は、ちゃんと一人の女性として扱ってるつもりだよ」ナデナデ
ありす「……また、そうやって頭を撫でて。子ども扱いじゃないですか」
P「んな事ないって。撫でられるのは嫌か?」
ありす「嫌とは言ってないです。続けて構いません」
P「ご随意に」ナデナデ
ありす(……えへへ)
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:03:23.87
ありす「えっと。話を戻しますけど、こんな所でいったい何の用事なんですか?」
P「んー……確かに、なあ。社員食堂なんかで申し訳ないんだが」
ありす「いえ、そういう意味じゃなくて……食堂で何のお話なんだろう、って」
P「あ、そっちか。いや、話自体は応接室とかカフェの方が良かったんだけどさ」
P「ちょっと、ここじゃないと出来ない事があったんだよ」
ありす「食堂じゃないと駄目な事、ですか……?」
P「うん。カフェは厨房のスペースが狭いからダメって言われてなー」
ありす「……?」
P「ま、今から見せるから。待ってて」
ありす(プロデューサーさんが厨房の方へ……入っていったけど、いいのかな)
ありす(冷蔵庫から何か出してる……? ここからじゃ、よく見えないや)
ありす(何してるんだろ……あ、戻ってきた)
ありす(蓋のついた銀のトレーを持って、ニコニコしてる)
ありす(……すごく、嬉しそう)
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:05:27.71
P「――お待たせしました、お嬢様」コトッ
ありす「似合わないですね」
P「おい、傷つくぞ」
ありす「ふふっ……それで、開けていいんですか、この蓋?」
P「ん。開ける前に、少しだけ話させてもらえるかな」スッ
ありす(あ……隣……)
ありす(ち、近い……顔、赤くなってないかな)
P「ありす?」
ありす「っ! ……ど、どうぞ」
P「どうも。さて……」
P「最近、あまり構ってやれなくて悪かったな」
ありす「構ってって……そんな子供みたいに」
P「はは、言い方が悪かったな。コミュニケーション不足って言うべきだった」
ありす「別に気にしてませんけど。子供じゃないですし……、ぁ」
P「ん?」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:06:42.04
ありす「いえ……子供ですよね。言い方ひとつにこだわって」
ありす「子供なのに、子供じゃないって言い張って……おかしいですね、私ってば」
P「いいだろ、別に。そういうのも子供らしさなんだから」
ありす「自分で言っておいてなんですけど……やっぱり子供扱いですか」
P「違う違う。意地を張る子供らしさもあれば」ポン
ありす「あぅ」
P「後でそれを反省できる大人らしさもある」ナデナデ
ありす「ぅー」
P「そのどちらも、ありすだろ? だから、俺は子供扱いも大人扱いもしないよ」
P「一人の女性として扱うってのは、そういうこと」
ありす「なんか、上手く丸め込まれたような気がしますけど」
ありす「……でも、ありがとうございます」
P「どういたしまして。……話が逸れたけど、最近はあまり構、コミュニケーションを取ってなかったろ?」
P「現場について行ったり、送り迎えも少なくなったし、当然話す機会もすごく減った」
ありす「子供なのに、子供じゃないって言い張って……おかしいですね、私ってば」
P「いいだろ、別に。そういうのも子供らしさなんだから」
ありす「自分で言っておいてなんですけど……やっぱり子供扱いですか」
P「違う違う。意地を張る子供らしさもあれば」ポン
ありす「あぅ」
P「後でそれを反省できる大人らしさもある」ナデナデ
ありす「ぅー」
P「そのどちらも、ありすだろ? だから、俺は子供扱いも大人扱いもしないよ」
P「一人の女性として扱うってのは、そういうこと」
ありす「なんか、上手く丸め込まれたような気がしますけど」
ありす「……でも、ありがとうございます」
P「どういたしまして。……話が逸れたけど、最近はあまり構、コミュニケーションを取ってなかったろ?」
P「現場について行ったり、送り迎えも少なくなったし、当然話す機会もすごく減った」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:07:55.67
ありす「それは、……仕方ないです。お仕事も前よりずっと増えてますし」
P「仕方ないと言えば、それまでだけどさ。でも、それってなんか寂しいだろ」
ありす「べ、別に……」
P「俺は寂しいぞ」
ありす「え……?」
ありす「……」
ありす「……はい。寂しい……です」
P「うん、ごめんな」
P「だからさ、せめて今日、今だけでもきちんと話したいと思って」
ありす「Pさん……」
P「……ありすは、さ。いつも勉強熱心だよな」
P「仕方ないと言えば、それまでだけどさ。でも、それってなんか寂しいだろ」
ありす「べ、別に……」
P「俺は寂しいぞ」
ありす「え……?」
ありす「……」
ありす「……はい。寂しい……です」
P「うん、ごめんな」
P「だからさ、せめて今日、今だけでもきちんと話したいと思って」
ありす「Pさん……」
P「……ありすは、さ。いつも勉強熱心だよな」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:11:44.68
P「仕事と学校との両立だけでも大変なのに、成績はいつもトップなんだろう?」
P「その上で、次の仕事についても自主的に調べて勉強してる」
P「そして仕事の合間に、もっといい方法はないか、間違ってないかってまた調べ物。すごい事だよ」
ありす「……当然の事です」
P「仮にそうでも、実際に出来る人間なんてそうはいない。素直にすごい事だと思う」
ありす「……」
P「どんな事でも逃げずに向き合って、頑張って。本当によくやってくれてる」
P「改めて、言葉にするよ。ありがとう、ありす」
ありす「……わたし、は」
P「そして……勿体つけて悪かったな。これが、感謝の形」
P「――召し上がれ、お嬢様」スッ
ありす「え……?」
P「その上で、次の仕事についても自主的に調べて勉強してる」
P「そして仕事の合間に、もっといい方法はないか、間違ってないかってまた調べ物。すごい事だよ」
ありす「……当然の事です」
P「仮にそうでも、実際に出来る人間なんてそうはいない。素直にすごい事だと思う」
ありす「……」
P「どんな事でも逃げずに向き合って、頑張って。本当によくやってくれてる」
P「改めて、言葉にするよ。ありがとう、ありす」
ありす「……わたし、は」
P「そして……勿体つけて悪かったな。これが、感謝の形」
P「――召し上がれ、お嬢様」スッ
ありす「え……?」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:15:20.19
ありす「ぁ……ふわぁ……!」
ありす(タルト、ムース、ゼリー……イチゴのプチフール、いっぱい……!)
ありす「これ、全部Pさんが……?」
P「そ。頑張ったんだぞ」
P「前にありすが、感謝の気持ちにってイチゴのパスタをくれたろう?」
ありす「あ、あれは……今度は、もっと美味しく作れるはずですから……」
P「ん、期待してるよ。それで、その時のありすの気持ちが嬉しかったからさ」
P「同じように、俺も感謝を形にしたいと思ったんだ」
ありす「それで、どれもイチゴなんですね」
P「うん、折角だからな。ありすの好きなものをって」
P「まあ……普段は男料理ばっかりだから、見栄えは勘弁してくれ」
ありす「……あ、本当だ。ところどころ歪んでますね」
P「だから見た目は許してくれって」
ありす「でも、……嬉しいです。本当に嬉しいです……えへへ」
P「喜んでもらえて何よりだ。さ、好きなものからどうぞ」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:16:54.63
ありす「はいっ。……あ、でも」
P「ああ、そろそろ現場へ向かう時間か?」
ありす「残念ですけど……」
P「大丈夫。先方には前々に話を通して、時間調整してあるから」
P「あと30分くらいは余裕があるぞ」
ありす「……そんな事まで」
P「向こうさんには以前、でっかい貸しを作ってあるからな。これくらいは聞いてもらわないと」
P「とはいえ……勝手にありすのスケジュールずらして、すまない」
ありす「いえ、私のためにしてくれた事ですし。……ありがとうございます」
ありす「では。えっ、と……タルトから。いただきます!」パク
ありす「――!」
ありす「っ……美味しい! 美味しいですPさん!」パァァ
P「おー、それは良かった。どうだ、見栄えは悪いが味はまあまあだろ?」
ありす「まあまあじゃないです、すっごく美味しくて……っ、ムースも美味しい!」
ありす(Pさんの手作りお菓子……それもイチゴの……あぁ、幸せです)
P「ああ、そろそろ現場へ向かう時間か?」
ありす「残念ですけど……」
P「大丈夫。先方には前々に話を通して、時間調整してあるから」
P「あと30分くらいは余裕があるぞ」
ありす「……そんな事まで」
P「向こうさんには以前、でっかい貸しを作ってあるからな。これくらいは聞いてもらわないと」
P「とはいえ……勝手にありすのスケジュールずらして、すまない」
ありす「いえ、私のためにしてくれた事ですし。……ありがとうございます」
ありす「では。えっ、と……タルトから。いただきます!」パク
ありす「――!」
ありす「っ……美味しい! 美味しいですPさん!」パァァ
P「おー、それは良かった。どうだ、見栄えは悪いが味はまあまあだろ?」
ありす「まあまあじゃないです、すっごく美味しくて……っ、ムースも美味しい!」
ありす(Pさんの手作りお菓子……それもイチゴの……あぁ、幸せです)
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:19:02.34
ありす(……でも、男性であるPさんにこれだけ美味しいものを作られては)
ありす(それもイチゴの……)パク
ありす「…♪」キラキラ
ありす(……むー、困ります。立場というものが……)パク
ありす「……♪」キラキラ
ありす(……美味しいから、今はいいや。うん)
P「……」
ありす「……? Pさん、何ですか? こっちをじっと見て」
P「ん? ああ、いや……」
ありす「?」パク
P「ありすは、やっぱり可愛いなあって」
ありす「――っ!? ん、ぐっ!」
ありす「~~~っ!」ドンドン
P「だ、大丈夫か!? 待ってろ、水持ってくるから!」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:21:51.59
ありす「……ふぅ」
P「落ち着いたか?」
ありす「なんとか……。食べている最中に、あんな事言わないで下さい」
P「すまんすまん。表情がクルクル変わるんで、可愛くてついな」
ありす「ま、また……もう///」
ありす「……。Pさん」
P「ん?」
ありす「私も、言葉にしたい事があります」
P「……うん。聞くよ」
ありす「……頑固だった私に、ずっと向き合ってくれてありがとうございました」
ありす「バカみたいな意地を張っても、受け止めてくれてありがとうございました」
ありす「Pさんが呼んでくれるから、自分の名前を大好きになって」
ありす「Pさんが見ててくれるから、私は笑顔になれたんです」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:25:44.82
ありす「私を、アイドルにしてくれて。……ありがとうございました」ギュッ
P「ありす……」
ありす「……ひとつだけ、聞きたい事があります」
P「ああ、いいよ。なんでも聞いてくれ」
ありす「――待てますか、Pさん」
P「……」
ありす「選んで欲しいって言いません……今は」
ありす「だから、これだけ聞かせて下さい」
ありす「……待っていて、くれますか」
P「――待つよ。必ず待つ」
ありす「……!」
P「ありすの望んだ答えを渡せるか、今は何も言えない」
P「でも、きちんと向き合って答えるから」
P「その時まで待っている。約束するよ」
ありす「……ありがとうございます。最高の、お返事です」
ありす「信じてますね、Pさん!」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:26:57.07
* * *
ちひろ「それでそれで? どのくらいで泣かせちゃいましたか?」
P「だから泣かした前提で話さないで下さいって」
P「泣くどころか、いい笑顔をもらいましたよ」
P「……ありすは、本当にいいアイドルになりました」
ちひろ「……大成功、でしたか?」
P「はい。予想以上の」
ちひろ「良かったです。Pさんも、いい笑顔で」
P「あ……はは。笑っちゃってましたか」ポリポリ
ちひろ「ふふっ……」
ちひろ「それでそれで? どのくらいで泣かせちゃいましたか?」
P「だから泣かした前提で話さないで下さいって」
P「泣くどころか、いい笑顔をもらいましたよ」
P「……ありすは、本当にいいアイドルになりました」
ちひろ「……大成功、でしたか?」
P「はい。予想以上の」
ちひろ「良かったです。Pさんも、いい笑顔で」
P「あ……はは。笑っちゃってましたか」ポリポリ
ちひろ「ふふっ……」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:28:48.43
ちひろ「それにしても、ありすちゃんは絶対ボロボロ泣くと思ったんですけどねぇ」
P「その言葉、ものすごい性格悪そうに聞こえますよ」
ちひろ「あ、いえいえ! そんなつもりは決して……!」
P「分かってますって。さて、次は……」
ちひろ「仁奈ちゃんですよね?」
P「あれ? 言ってましたっけ……」
ちひろ「いえ? でも、資料室に行った時にですね」
P「あー……そりゃ気づきますよねぇ。アイドル達に気づかれてないといいけど」
ちひろ「大丈夫ですよ、みんなが立ち入るような所じゃないですし」
ちひろ「……それにしても、片方はずいぶん大きかったですね」
P「ああ、そりゃ……いや、見てもらった方がいいか」
ちひろ「?」
P「と。そろそろ仁奈が来る時間ですね。準備してきます」
ちひろ「あ、はーい」
ちひろ(……今度は何するのかしら)
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:38:27.62
* * *
仁奈「おはようごぜーます!」
ちひろ「おはよう、仁奈ちゃん。もうすぐお昼だけど、ご飯は?」
仁奈「お弁当があるですよ。ちひろさんも一緒に食べやがりますか?」
ちひろ「ありがとう。でも、もう少しお仕事があるから。気にしないで食べていてね」
仁奈「では、お先にいただくのでごぜーます」
ちひろ「何か飲み物はいる?」
仁奈「モグモグ……んっ。お茶をくだせー」
ちひろ「お茶ね。冷たいのでいい?」
仁奈「はいです。ありがとうごぜーます」
ちひろ「どういたしまして。ちょっと待っててね」
ちひろ「はい、どうぞ。……それにしてもPさん、遅いわね」
仁奈「P? Pなら今日はおやすみでごぜーますよ?」
ちひろ「へ? あ、ああ! そうだったわね、忘れちゃってたわ」
ちひろ(いけないいけない……一応、サプライズだものね)
仁奈「おはようごぜーます!」
ちひろ「おはよう、仁奈ちゃん。もうすぐお昼だけど、ご飯は?」
仁奈「お弁当があるですよ。ちひろさんも一緒に食べやがりますか?」
ちひろ「ありがとう。でも、もう少しお仕事があるから。気にしないで食べていてね」
仁奈「では、お先にいただくのでごぜーます」
ちひろ「何か飲み物はいる?」
仁奈「モグモグ……んっ。お茶をくだせー」
ちひろ「お茶ね。冷たいのでいい?」
仁奈「はいです。ありがとうごぜーます」
ちひろ「どういたしまして。ちょっと待っててね」
ちひろ「はい、どうぞ。……それにしてもPさん、遅いわね」
仁奈「P? Pなら今日はおやすみでごぜーますよ?」
ちひろ「へ? あ、ああ! そうだったわね、忘れちゃってたわ」
ちひろ(いけないいけない……一応、サプライズだものね)
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:41:10.37
??「やー、遅くなっちゃって……。仁奈、もう来てます?」
仁奈「P? いたので――」
ちひろ「……!?」
P(※キグルミ)「おはよう、仁奈」モッフー
P「午年だからな。ペガサスの気持ちになってみたぞ」モフモフ
仁奈「わー! わー! でっけーキグルミでごぜーます! Pがキグルミモフモフしやがってます!」
ちひろ(PさんがPガサスさんに……なるほど、大きい着ぐるみはこの為だったのね)
P「もちろん仁奈にも用意してあるぞ」
P「向こうに置いてあるから、ご飯を食べたら着てみてくれ」
仁奈「ホントでごぜーますか!? こうしちゃいられねーです!」カカカッ モグモグモグモグ…
P「こらこら、よく噛んで食べないとダメだぞー」
ちひろ「もうちょっと早く登場すれば良かったですねぇ」
P「……その予定だったんですが、思ったよりこれ着づらくて」
ちひろ「言っていただければ手伝ったのに」
P「いや、でもこの下、シャツとトランクスだけですし」
ちひろ「え……あ、そ、そうですよね! 着ぐるみですもんね!///」
P「ブカブカだと思ってたんですが、意外とフィットする作りになってて」
ちひろ(……フィット、って)ドキドキ
仁奈「P? いたので――」
ちひろ「……!?」
P(※キグルミ)「おはよう、仁奈」モッフー
P「午年だからな。ペガサスの気持ちになってみたぞ」モフモフ
仁奈「わー! わー! でっけーキグルミでごぜーます! Pがキグルミモフモフしやがってます!」
ちひろ(PさんがPガサスさんに……なるほど、大きい着ぐるみはこの為だったのね)
P「もちろん仁奈にも用意してあるぞ」
P「向こうに置いてあるから、ご飯を食べたら着てみてくれ」
仁奈「ホントでごぜーますか!? こうしちゃいられねーです!」カカカッ モグモグモグモグ…
P「こらこら、よく噛んで食べないとダメだぞー」
ちひろ「もうちょっと早く登場すれば良かったですねぇ」
P「……その予定だったんですが、思ったよりこれ着づらくて」
ちひろ「言っていただければ手伝ったのに」
P「いや、でもこの下、シャツとトランクスだけですし」
ちひろ「え……あ、そ、そうですよね! 着ぐるみですもんね!///」
P「ブカブカだと思ってたんですが、意外とフィットする作りになってて」
ちひろ(……フィット、って)ドキドキ
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:42:51.12
仁奈「食べ終わったですよ、P!」
ちひろ「っ!」ビクッ
P「早いなあ。ちゃんとよく噛んだかー?」
仁奈「問題ねーです! さあさあ、早く仁奈にも着せやがるでごぜーますよ!」
P「服の上から着るのか?」
仁奈「上とスカートは脱ぐのですよ」
P「……じゃあ着せるのはダメ。渡すから、更衣室で着替えてくれ」
仁奈「分かったから、早く渡しやがってくだせー!」
P「はいはい。それじゃ、ついといで」
仁奈「やーです。ペガサスの背中に乗っていくでごぜーますよ!」モフッ
P「おっと。……じゃ、行くぞー」
仁奈「おー!」モッフモッフモッフ
ちひろ「……」
ちひろ(……が、学生じゃあるまいし、こんな……///)
ちひろ「……はっ。いけない、仕事仕事っ」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:45:16.35
* * *
仁奈「ペガサスの気持ちになるですよー!」モフモフ
P「おお。よく似合うぞ」モフモフ
仁奈「Pとおそろいでごぜーます」
P「前にお揃いを着たがってたからな。どうだ、気に入ったか?」
仁奈「フワフワのモフモフで幸せになったですよー!」
P「喜んでもらえて何よりだ」モフモフ
仁奈「んー♪」
P「仁奈、いつも仕事頑張ってくれてありがとうな」
P「仁奈が楽しそうにしてくれてるから、周りの雰囲気も自然と良くなる」
P「俺もスタッフの皆も、現場の人たちもすごく助かってるよ」モフモフ
仁奈「キグルミがあれば、仁奈はいつでも楽しいですよ」
P「うん。仁奈も楽しいならもっといいよな」
仁奈「キグルミもPも一緒にいるのが一番楽しいです!」
P「そっかそっか」モフモフ
仁奈「ペガサスの気持ちになるですよー!」モフモフ
P「おお。よく似合うぞ」モフモフ
仁奈「Pとおそろいでごぜーます」
P「前にお揃いを着たがってたからな。どうだ、気に入ったか?」
仁奈「フワフワのモフモフで幸せになったですよー!」
P「喜んでもらえて何よりだ」モフモフ
仁奈「んー♪」
P「仁奈、いつも仕事頑張ってくれてありがとうな」
P「仁奈が楽しそうにしてくれてるから、周りの雰囲気も自然と良くなる」
P「俺もスタッフの皆も、現場の人たちもすごく助かってるよ」モフモフ
仁奈「キグルミがあれば、仁奈はいつでも楽しいですよ」
P「うん。仁奈も楽しいならもっといいよな」
仁奈「キグルミもPも一緒にいるのが一番楽しいです!」
P「そっかそっか」モフモフ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:48:41.32
仁奈「……でもP、近頃は忙しそうで……さみしーでごぜーます」
P「仁奈……」
仁奈「Pはみんなのためにお仕事を頑張ってやがります」
仁奈「でも、Pがちっともおやすみできないのはやーでごぜーますよ……」
仁奈「今日はおやすみじゃねーのでごぜーますか? ……お仕事しねーでくだせー」
仁奈「Pがもっと忙しくなったら、仁奈はもっとさみしーのですよ……」
P「……そんな心配させちゃってたのか」
P「ごめんな仁奈。でも、大丈夫だ。今日はちゃんとお休みだぞ」
仁奈「お仕事はねーのですか?」
P「ああ。……仁奈にも言われたけど、ここのところはずっと忙しかったからな」
P「お休みを使って、皆に会いに来たんだ」
P「仁奈、心配かけてごめん。……それと改めて、いつもありがとうな」
P「そのペガサスは、俺からの感謝の気持ちだ」
P「衣装じゃないぞ。俺から仁奈へのプレゼント」
仁奈「これ、仁奈がもらっていーのです!? やったー!」
P「ああ、存分に着てくれ。それと、これもな」クイクイ
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:49:53.64
仁奈「これ?」
P「俺のいま着てるやつ。あとでクリーニングして、丁寧にしまっておくからさ」
P「仁奈が大きくなって、まだ着ぐるみが大好きだったら。その時にまた渡してあげるよ」
仁奈「そのペガサスもくれやがるのですか!?」
仁奈「仁奈はいつまでもキグルミ大好きでごぜーます!」
仁奈「でっけーキグルミと同じくらいでっけー仁奈になったら、Pからいただくですよー!」
P「ああ、その時にはまたお揃いにしてやるぞ」
仁奈「わーい♪ 約束でごぜーますよ、P!」モフッ
P(……あと7年か、8年後くらいかな。それまで、ずっとこんな風に笑いあって)
P(着ぐるみに興味がなくなってたとしても、仁奈の大事な思い出にできたらいいな)
P(いや。……きっと、大事な思い出にしよう)モフモフ
P「俺のいま着てるやつ。あとでクリーニングして、丁寧にしまっておくからさ」
P「仁奈が大きくなって、まだ着ぐるみが大好きだったら。その時にまた渡してあげるよ」
仁奈「そのペガサスもくれやがるのですか!?」
仁奈「仁奈はいつまでもキグルミ大好きでごぜーます!」
仁奈「でっけーキグルミと同じくらいでっけー仁奈になったら、Pからいただくですよー!」
P「ああ、その時にはまたお揃いにしてやるぞ」
仁奈「わーい♪ 約束でごぜーますよ、P!」モフッ
P(……あと7年か、8年後くらいかな。それまで、ずっとこんな風に笑いあって)
P(着ぐるみに興味がなくなってたとしても、仁奈の大事な思い出にできたらいいな)
P(いや。……きっと、大事な思い出にしよう)モフモフ
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:51:48.71
仁奈「Pペガサス、仁奈ペガサスを飛ばしやがってくだせー」
P「よしきた」ヒョイッ
P「そー……れっ!」ブンブンブンブン
仁奈「わー! すげーです、飛び回ってるですよ!」
P「まだまだ行くぞー!」ブンブーン
仁奈「はえーです! Pも一緒に飛びやがってくだせー!」
P「よっしゃあ!」ダダダダッ
仁奈「行くでごぜーますよー!」
P「おうとも!」
ダダダダダッ…
??「――きゃっ!?」
P「うおっ!? ……っと!!」キキーッ
仁奈「わーっ!」
P「す、すみません! お怪我はなかったです……あれ」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:54:16.71
美優「……ええ。大丈夫で……あ、あら? Pさん? それに仁奈ちゃん」
P「美優さんでしたか。改めてすみません、驚かせてしまって……」
仁奈「美優おねーさん、ビックリしやがったですか? 申し訳ねーですよ……」
美優「ううん、いいのよ。仁奈ちゃんこそ大丈夫?」
仁奈「……うー。そーいえば、頭がクラクラでごぜーます」
P「ああ、仁奈も急ブレーキかけてごめんな」
仁奈「……ちょっとお腹も気持ち悪いですよ」ケプッ
P「そういや急いで昼飯食べてたしな……振り回しすぎたか、ごめん」
P「ちょっと仮眠室で横になるか?」
仁奈「なるでごぜーます……」
P「よし、それじゃ抱えて連れてくからな」ヒョイモフ
仁奈「んー」モフッ
美優「……仁奈ちゃんと、遊んでいたんですか?」
P「ええ。ちょっと興が乗りすぎまして」
美優「ふふっ……廊下を曲がったら白馬が走ってくるんですもの。ビックリしました」
仁奈「馬じゃねーですよ。ペガサスです」
美優「あ、本当。可愛らしい羽根がついてる」モフモフ
仁奈「Pがいればどこまでも飛べるのでごぜーます」
美優「ふふ、楽しそうでいいわね。……でも、あまりはしゃいじゃ駄目よ?」
美優「Pさんも。あんなに廊下を走ったら、危ないですよ」
P「……いや、どうも。お騒がせしまして……申し訳ないです」ポリポリ
美優「意外と子供っぽい所があるんですね」クスッ
P「ははは……」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:56:46.86
* * *
P「ほれ、着いたぞー……っと」コロン
仁奈「んー。ありがとうごぜーます」
P「どういたしまして。少し経ったら起こすから、ゆっくり休んでるといいぞ」
仁奈「Pも仁奈と一緒に寝やがるでごぜーます」
P「え? いや、俺は……まあ、休みではあるんだが」
美優「いいじゃないですか。寝ちゃってたら、私が起こしてあげます」
仁奈「美優おねーさんもこっちに来てくだせー」ポンポン
美優「あら、私も座るの……? あ、膝枕ね。でも、寝づらくないかしら?」
仁奈「問題ねーです!」
仁奈「Pはこっち側に来やがるです」
P「いや……この状況、すごく横になりづらいんだが」
P(美優さんがベッドに腰掛けながら、仁奈に膝枕……その横に寝るとなると、必然的に)
美優「え、えっと……仁奈ちゃん。私も、それは恥ずかしい……かな」
仁奈「むー。それじゃ、Pはこっちに座ってくだせー」
P「ん……まあ、それならまだ」
仁奈「早くしやがるですよー!」ポムポム
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:58:28.86
P「分かった、分かったよ……っ、と」
仁奈「わーい! モフモフで気持ちいーですよー!」モフッ
P「そりゃよござんした」モッフモッフ
美優「ふふっ……」
仁奈「……むにゃ……すぅ…すぅ……」
P「寝るの早いなー。まあ、食事後だしなあ」
美優「ふふ……かわいい」モフモフ
P「美優さん、さりげなく俺も撫でないで下さい」
美優「あ、あら……つい……」モフモフ
P「まあ、分かりますけど。これ触り心地いいですから」モフモフ
美優「ええ。ふかふかで手触りがいいので、思わず……」
美優(……それだけじゃ、ないですけれどね)
美優「それにしてもPさん、今日はお休みなのにわざわざ?」
P「ええ。最近はどうにも忙しくて、皆とのコミュニケーションもなくなりがちだったんで」
P「だったら休みの日を使って、と思いましてね」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:59:46.72
美優「……そんな。普段忙しいんですから、お休みくらいゆっくり……」
P「いいんですよ。どうせ家にいたって寝てるか、翌日の仕事の事を考えてるかなんですから」
P「だったら、少しでもアイドルの皆に当てたほうがよっぽど充実できます」
美優「なにか趣味とか、そういうものは?」
P「趣味……うーん。もうこの仕事が趣味みたいなものですかねえ」
美優「……本当に、プロデューサーの鑑というか」
P「アイドルから言われるなんて、恐悦至極です」
P「……でも、仁奈に言われちゃいました。最近俺が忙しそうで寂しいって」
美優「私たちにも目に見えるくらい、お仕事が増えましたものね……」
P「遊んでもらえない事より、俺が忙しそうにしてるのが寂しいって心配されましたよ」
P「駄目ですねえ、どうも」
美優「……いい子ですね、仁奈ちゃん」
P「ええ。本当に……仁奈だけじゃない、うちのアイドルは皆そうです」
P「だから、少しでも感謝の気持ちを伝えようと。こうして、ね」モフッ
美優「くすっ……」
P「もちろん、美優さんにもそのつもりでしたよ」
美優「……え? 私にも……その、着ぐるみを……?」
P「あー、違います違います。美優さんにはきちんと、別のを考えてますから」
P「それとも、着ぐるみの方が良かったです? 虎とか」
美優「も、もうっ! Pさん!」
P「ははは。それじゃちょっと待ってて下さいね。着替えてきます」
P「いいんですよ。どうせ家にいたって寝てるか、翌日の仕事の事を考えてるかなんですから」
P「だったら、少しでもアイドルの皆に当てたほうがよっぽど充実できます」
美優「なにか趣味とか、そういうものは?」
P「趣味……うーん。もうこの仕事が趣味みたいなものですかねえ」
美優「……本当に、プロデューサーの鑑というか」
P「アイドルから言われるなんて、恐悦至極です」
P「……でも、仁奈に言われちゃいました。最近俺が忙しそうで寂しいって」
美優「私たちにも目に見えるくらい、お仕事が増えましたものね……」
P「遊んでもらえない事より、俺が忙しそうにしてるのが寂しいって心配されましたよ」
P「駄目ですねえ、どうも」
美優「……いい子ですね、仁奈ちゃん」
P「ええ。本当に……仁奈だけじゃない、うちのアイドルは皆そうです」
P「だから、少しでも感謝の気持ちを伝えようと。こうして、ね」モフッ
美優「くすっ……」
P「もちろん、美優さんにもそのつもりでしたよ」
美優「……え? 私にも……その、着ぐるみを……?」
P「あー、違います違います。美優さんにはきちんと、別のを考えてますから」
P「それとも、着ぐるみの方が良かったです? 虎とか」
美優「も、もうっ! Pさん!」
P「ははは。それじゃちょっと待ってて下さいね。着替えてきます」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:01:27.30
* * *
P「お待たせしました。ちょっと横、失礼しますね」
美優「……は、はい。どうぞ」
美優(仁奈ちゃんを乗せてて動けないから、肩が触れそう……///)
P(仁奈を避けて座ってるから、肩が当たっちゃいそうだな……気をつけないと)
P「それでは、これを美優さんに。俺からの、日頃の感謝の気持ちです」
美優「なんだか申し訳ないですね……。私なんて、なにも」
P「ストップ。謙遜とか、遠慮はナシで」
P「素直に受け取ってください。ね?」
美優「……はい。ありがとうございます、Pさん」
美優「今、開けても?」
P「もちろん」
美優「それでは……」ペリッ カサカサ…
P(すごく丁寧に開けるなぁ、美優さん)
美優「わ。素敵なアロマポット……! これ、花を挿せるんですね」
P「ええ。ちょっと珍しいでしょ?」
美優「ふふ……ありがとうございます。今日、さっそく飾りますね」
美優「帰りにお花を買って帰らないと……」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:02:38.25
P「喜んで頂けて、こちらも嬉しいですよ」
美優「でも……やっぱり、少し困ってしまいます」
P「と、いうと?」
美優「いつもお世話になってばかりなのに、こんな素敵なものまで頂いて」
美優「本当に嬉しいけれど、身に余る……というか。そんな気分です」
P「はは……美優さんらしいと言えば、らしいですけれどね」
P「美優さんはいつも俺を助けてくれていますよ。美優さんが思ってるよりずっと」
美優「……そんな」
P「ですから、美優さん自身が思うよりずっと、です」
美優「……」
P「知ってますか? うちの年少組が、美優さんにすごく懐いてるのを」
P「何か困った事とか、辛い事があって。それは俺の目の届かない部分とか、あるいは俺に言いにくいこ
とで……」
P「そういう事があると、いつも美優さんが助けてくれる。それも、ごく自然に」
P「いつでも優しくて、笑顔で。……だから、みんな美優さんに懐いてるんです」
美優「あの子たちが、そんな風に……」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:04:20.13
P「年少組だけじゃないですよ。難しい年頃のやつ、斜に構えるタイプ、距離を開ける子」
P「一癖も二癖もあるアイドルが、美優さんには心を開いてます」
P「美優さんがいつも、誰かの為を思っているからですよ。そして、笑顔でいるから」
P「優しさが伝わるんです、皆に。……俺にも」
美優「え……Pさん?」
P「朝がどんなに早くても、収録が押して深夜になっても、慌しい移動時間でも」
P「美優さんはいつでも笑顔で、俺に話しかけてくれますよね」
P「自分がどれほど疲れていても、まずは俺を気遣ってくれて……」
美優「それは、だって……私より、Pさんの方がずっと大変そうだから」
P「ほら、今も」
美優「……」
P「……俺も現場が立て込んでピリピリしたり、上手くいかなくてイラつく事があります」
P「もちろん、表には絶対に出さないですけれどね」
P「でも美優さんといると、そういう隠してる部分……焦りとか苛立ち自体が、消えてしまうんですよ」
P「美優さんに優しい笑顔を向けられると、自然とこっちも優しい気分になる」
美優「Pさん……」
P「そんな風にね、いつでも俺は貴女に支えられているんです」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:06:13.23
P「……だからどうか、謙遜や遠慮はしないで受け取ってください」
P「いつも本当にありがとうございます、美優さん」
美優「……はい。嬉しい、です」
美優「でも、ね……Pさん。最初に笑顔をくれたのは、あなたなんですよ」
美優「笑うことなんて忘れていた私に、あなたが優しく笑いかけてくれて」
美優「目を伏せてばかりいた私を、あなたがステージへ立たせてくれて」
美優「……今のわたしが笑顔でいられるのは、Pさんがいたから」
P「いや、俺は……」
美優「――ダメです」スッ
P「……ッ」
美優「遠慮も謙遜もなし……そうでしょう?」
P(美優さんの指が、唇に当てられて……)
美優「……ふふ。こんな事、以前の私なら想像もできなかった」
美優「あなたが、変えてくれたんです。あなたが、私を笑顔にしてくれたの」
美優「だからPさん。素直に聞いて下さい」
美優「いつも、心から貴方に感謝しています。本当に……」
美優「本当に、ありがとう」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:08:16.48
P「……みふゅふゃん」
美優「!?」
P(あ。指当てられてるの忘れてた)
美優「ぁ……ご、ごめんなさい。ゆび、ずっと……」
P「いや、まあ。別に、その……」
美優「……」
P「……」
P「……ぷっ」
美優「……ふふっ」
P「……改めて。いつも感謝しています、美優さん。今後ともどうぞ宜しくお願いします」
美優「こちらこそ、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね、Pさん」
美優「それでは、仁奈ちゃんはもう少し寝かせてあげたら起こしますね」
P「すみません、美優さんも仕事の後なのに」
美優「それを言ったらPさんなんて、今日はお休みじゃないですか」
P「まあ、そうなんですけれども」
美優「いいんですよ。こうしてると落ち着きますし」モフモフ
美優「ちょうどいい休憩です」モフモフ…
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:09:52.36
P(……ふむ)
P「……美優さん。今度、仁奈含めた何人かで、それ系の仕事してみませんか?」
美優「それ系……って。こ、これですか?」モフッ
P「ええ。動物園といい、ライブユニットの時といい、大好評でしたから」
美優「あ、あの衣装は、ちょっと恥ずかしいです……」
P「ほんとに好評なんだけどなあ」
美優「……そう言って頂けるのは嬉しいです、けど」
P「いっそ、次はもう少しセクシー路線でも、とか思ってて」
美優「セクッ……ちょ、ちょっとPさん!」
P「ははは。まあ、企画はおいおいという事で。……それじゃ、すみませんが仁奈を頼みますね」
美優「も、もう……!」
美優「……Pさんったら……」
美優「……」
美優「……が…がおー……」
仁奈「…ふにゅ……がおー……?」
美優「っ!?」
仁奈「…くー……」zzz
美優「……」
美優「……///」モフモフ…
* * *
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:12:00.85
* * *
P「さて次は、と」
P「……お。やってるやってる」
ベテ「……、……、…、む。今のステップ、2人ともバラついたぞ」パン、パン
マス「どうした! 疲れた時こそ集中だ、爪先に力を入れろ!」
周子「うぇ……キッツイよー……」
トレ「ほら周子ちゃん、もう少しですから! ファイト!」
周子「なんで……今日に、限って…こんななん……?」
トレ「あはは……ちょっと、姉さんたちがはりきっちゃって」
文香「……っ、はぁ…はぁっ……!」
ルキ「文香ちゃん……大丈夫?」
文香「……は、っ…」コクコク
ルキ「ほ、ほんとに?」
ベテ「負荷の掛けすぎも良くないからな。そろそろ切り上げにしようか」
文香「……!」フルフル
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:14:32.01
マス「ふむ、ここらで減速をとも思ったが……いい気迫だ。それでは、もう少しだけ続けようか」
周子「えぇー……減速でいこ……? まったり、まったり……」
マス「……塩見。キミはもう一段階ブースト出来そうだな」
ベテ「ほう、素晴らしい。もっと激しい動きを加えてみるか?」
周子「ややや、もう限界だってば……」
ルキ「それじゃ2人とも、ラスト頑張ってー!」
文香「っ、お願い……します……」
周子「ひーん」
ガチャ
P「お邪魔しまーす。レッスン中、失礼」
トレ「あ、Pさん!」
P「皆さん、気合入ってますねえ。おはようございます。周子と文香も、おはよう」
ルキ「はい、おはようございます!」
文香「おはよう……ござい、ます……」
マス「おはよう、P殿。まずまずの仕上がりだぞ」
P「ですか。それは良かった」
周子「Pさーん! 助けてよー!」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:17:12.34
ベテ「やれやれ……。まあ、そろそろいい時間だ。今日はこれで終了にしようか」
文香「いえ、まだ……やれます……」
トレ「文香ちゃん。気合いは大事だけど、休む時には休むのもレッスンのうちですよ?」
マス「その通り。加速と減速の使い分けが肝要だぞ」
文香「……ですが……」
マス「なに、焦る事はない。今日のプログラムは、私とベテが組んだスペシャルコースだからな」
マス「多少のミスは出て当然だ。最初から完璧にこなされては、私達の立つ瀬がないよ」
ルキ「そうだよ! 逆にここまで出来て、ビックリしちゃった位だよ?」
P「へぇ……すごいじゃないか。よく頑張ったな」ナデナデ
文香「あ……そ、その……レッスン、ですから……///」
周子「PさんPさん、あたしも頑張ったんだけどなぁ?」
P「そうなんですか、ベテさん?」
周子「ひどっ!」
P「冗談、冗談。周子は態度こそ軽く見せてるけど、こういう事はきっちり頑張るもんな」ナデナデ
周子「ん……あ、うん。まあ、ね」
ベテ「流石はP。よくアイドルの事を分かっているな」
文香「いえ、まだ……やれます……」
トレ「文香ちゃん。気合いは大事だけど、休む時には休むのもレッスンのうちですよ?」
マス「その通り。加速と減速の使い分けが肝要だぞ」
文香「……ですが……」
マス「なに、焦る事はない。今日のプログラムは、私とベテが組んだスペシャルコースだからな」
マス「多少のミスは出て当然だ。最初から完璧にこなされては、私達の立つ瀬がないよ」
ルキ「そうだよ! 逆にここまで出来て、ビックリしちゃった位だよ?」
P「へぇ……すごいじゃないか。よく頑張ったな」ナデナデ
文香「あ……そ、その……レッスン、ですから……///」
周子「PさんPさん、あたしも頑張ったんだけどなぁ?」
P「そうなんですか、ベテさん?」
周子「ひどっ!」
P「冗談、冗談。周子は態度こそ軽く見せてるけど、こういう事はきっちり頑張るもんな」ナデナデ
周子「ん……あ、うん。まあ、ね」
ベテ「流石はP。よくアイドルの事を分かっているな」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:20:37.81
ベテ「キミの言う通りだ。今日のレッスン、塩見は軽口やら弱音やらを叩き通しだった……」
ベテ「が。レッスンそのものは、ただの一瞬たりとも怠けていなかった」
ルキ「もちろん文香ちゃんもですよ! どんなに疲れても、絶対根負けしなかったんですから」
ベテ「ああ。劣った体力は渾身の気迫でカバーしていた。ふふ……どちらも、キミへの信頼の成せる業かな」
文香「……///」
周子「あ、あー……あっつーい! あっついし、汗かいたからシャワー浴びてくるー!」グイッ
文香「きゃっ……え、え?」
周子「文香ちゃんもほら、行くよー」
文香「あ……わ、私は……その、ひ、一人で……」
周子「気にしなーい、聞こえなーい♪」
文香「あー……」ズルズル… ガチャ
P「あーるー晴れた、ひーるー下がり」
ベテ「いーちーばーへ……助けないのか、P」
P(意外とノリいいんだよな、ベテさん……)
P「ああ、大丈夫ですよ。周子はあんな感じですけど、相手との距離感をちゃんと分かってます」
P「文香が本気で嫌がる事はしないですから」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:24:17.50
マス「……ふむ」
P「照れ隠しに、この場から脱出する口実をお互いに作ったって事でしょう」
マス「いや、先程ベテも言ったが……流石はP殿だ」
マス「無責任な信頼関係ではなく、アイドルの事をしっかりと見ているのだな」
P「俺はただ、プロデューサーとして当たり前の事をやってるまでで……」
トレ「それを当たり前に言ってしまうのが、Pさんの凄い所なんですよ」
ルキ「そうそう。だからアイドルの皆も、Pさんを信じられるんだって思います」
P「トレさん、ルキちゃんまで……参ったな、どうも」
ベテ「フフ。アイドル同様、私達からの信頼も勝ち得ていると言う事だよ」
ベテ「……ところでP? 朝方にちひろさんから伺ったが、今日は休日だそうじゃないか」
ルキ「え? そうなんですか、Pさん?」
P「うん。久々に申請取ってね」
マス「その久々の休日に、自分の仕事場へか……。まったく頭の下がる思いだが、少しは自分の事にも気を遣いたまえよ」
トレ「そうですよ! 休む時には休む! これはレッスンもお仕事も一緒です!」
P「いや、まあ……うん」
ベテ「わざわざ私と姉を加えての特別プログラムを組むくらいだ。あの二人を気に掛けているのは分かるが……」
P「あ、違います違います。お願いした理由は確かにそれなんですが、今日ここに来たのは別件で」
ベテ「別件……? 何だ、他にも対象のアイドルがいるのか?」
P「いや、仕事のことじゃなくて。これを……っと」コトッ
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:25:48.09
トレ「あ。その大きい包み、気になってたんですよね」
ルキ「わたしも。Pさん、それ何が入ってるんですか?」
P「この中身が今日の用件。……というか、ルキちゃん達に対してなんだけど」
マス「……? 要領を得ないな。P殿らしくもない」
P「あ、すみません。遠回しに言うつもりは無いんですが、つい改まってしまって」
ベテ「……」
P「えっと、それでは」
ベテ「――待て、P。分かったぞ、キミの用件とやら」
P「え?」
ベテ「これも朝方にちひろさんから聞いたんだがね」
ベテ「……P、キミは先日から、何やら陰で動き回っているらしいな」
ベテ「といっても悪企みではなく、むしろその逆……アイドル達に、日頃の感謝を伝え回っているのだとか」
マス「ほう。それはそれは……」
ベテ「言葉で感謝を尽くすのは勿論、相手が何をすれば喜ぶのかを考え、プレゼントも行っているのだそうだ」
ルキ「わぁ……! Pさん、素敵っ!」
トレ「本当に、Pさんって……。アイドルの皆も、幸せですね」
P「ちひろさん、そんな詳細まで……お喋りだなあ、あの人も」
ベテ「彼女にとってもキミの行動が予想外だった。そういう事だよ」
マス「……成程。私にも察しがついた」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:27:52.44
マス「つまり、キミは私達トレーナー陣営にも、アイドルと同じ事をしてくれようという訳だな」
マス「そしてその大きな包みは、その為のものと」
P「……サプライズのつもりだったんですけどねえ。……まあ、そういう事で」
ベテ「ああ、その……ふいにしてしまって申し訳ない」
P「いえいえ。いいんですよ、メインはこっちなんですし」
トレ「え? ちょ、ちょっと――」
ルキ「わたし達はそんな――」
ベテ「っと、待て。話がややこしくなる」スッ
ベテ「4人とも意見は同じようだし、代表して姉さんに伝えてもらうとしよう。……良いかな?」
マス「ああ。貧乏くじだが……これは仕方ないな」
P「?」
マス「あー……」コホン
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:29:16.79
マス「P殿。厚意は大変にありがたい。……上辺でなく、本当だぞ?」
マス「だが、我々は報酬に対する労働として、当然の仕事をしているまでだ」
マス「アイドル達のように私生活を犠牲にしている訳でもなく、キミのような一騎当千の働きをしている訳でもない」
マス「……故に。申し訳ないが、アイドル達と同じ事をしてもらう事は出来ないよ」
P「……」
マス「どうか容赦してくれ。……P殿の気持ちは確かに頂いた。それだけでも、私達には十二分に過ぎる」
トレ「あの……ごめんなさい! 本当にごめんなさい!」
ベテ「心遣いは本当に嬉しいんだ。けれど、だからこそ受け取るわけにはいかない、っていうか……」
ルキ「お姉ちゃんも言いましたけど、Pさんのお気持ちだけで本当に十二分なくらい、嬉しいですから!」
P「……」
マス「……重ねて済まない。礼を失するのは百も承知だが、どうか……」
P「……よっと。ここでいいかな」コトッ
マス「!?」
マス「……お、おい。P殿。話は聞いていたのだろう?」
P「ええ、もちろん」シュルシュル
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:30:43.33
マス「だったら何故普通に私達の中央に持ってくる!? そして何故普通に開封する!?」
P「いや、だってほら。これが贈り物ですし」コトッ コトッ
ベテ「言いながら並べるんじゃないのっ!」
P「ベテさん、喋り方喋り方」
ベテ「…っ、キ…キミなぁ! いい加減に……うん?」
トレ「これって、お弁当箱……?」
P「その通り」カパッ
ルキ「サンドイッチがいっぱい……」
P「うん。んで、こっちがおかず」パッ
ベテ「……これは、キミが手作りで?」
P「ええ。男料理なんで、見栄えも中身も大味ですけどね」
マス「なに、謙遜するな。その卵焼きなど実に……はっ。で、ではなく!」
マス「……どういうつもりだ、P殿」
P「どういうつもりも何も、こうなるだろうなって思ってたんで」
マス「……何?」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:32:00.04
P「4人とも生真面目ですからね。形に残るものだと、絶対に遠慮するだろうなって」
P「仮に受け取ってもらえても、モヤモヤしたまま終わりそうじゃないですか?」
P「折角普段できない事をする機会なのに、そんなのは絶対ゴメンなんで」
ベテ「……P」
P「そこで、これ」トントン
P「食べるものなら、まさか突っ返す訳にはいかないでしょう?」
P「そして、残るのは味わった思い出と栄養だけ。形に残らない分、余計な事も考えにくいってワケですよ」
マス「……やれやれ。キミの掌の上だな」
P「そんな言い方しないで下さいよ。俺は皆さんに……」
マス「分かっている。この上で更に意地を張るほどの子供でもないさ」
マス「先程の非礼を詫びさせてくれ。その上で、素直にP殿の厚意に甘えよう」
トレ「わ、私も……改めて、ごめんなさい!」
ベテ「私は二度詫びないとな……準備をふいにした事、厚意を無碍にした事。本当に済まなかった」
ルキ「……すみませんでした、Pさん」
P「あー、やめましょうやめましょう。素直に受け取ってもらえれば、それが一番ですから!」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:33:56.81
P「っとそうだ。ついでにマスさん」
マス「……ん? 何だ?」
P「断る時に言ってた“当然の仕事をしているだけだから”っていうの。あれ、ナシの方向で」
マス「な、無し……とは?」
P「無しは無しです。当然の仕事って、そりゃ皆そうですよ。アイドルだって俺だってそうです」
P「ベテさん、トレさん、ルキちゃんも。事務所の皆同じように、報酬をもらって仕事をしてるんだから」
ベテ「いや、しかしだ……キミやアイドルに比べたら、やはり」
トレ「そうですよ。私達なんて」
P「それ! そういうのがナシって言ってるんです!」
マス「そうは言うがな……」
ルキ「だって……」
P「あー、もう」
P「……それじゃ聞きますけど、俺やアイドルの仕事とどんな所が違うって言うんですか?」
ルキ「……アイドルの皆は、自分の生活を犠牲にして頑張ってますし……ほら、学校とか」
P「確かに。でも、それはアイドルをやるって決めた時に皆が考えて、そして納得済みの事だ」
P「プラス、事務所として最大限のサポートもしている。……第一、それを言ったらルキちゃん自身がそうじゃないか」
ルキ「そ、そうですけど……」
P「あと、今のだと学生に限った話になっちゃうよね? 大人のアイドル達はどうなの」
マス「……ん? 何だ?」
P「断る時に言ってた“当然の仕事をしているだけだから”っていうの。あれ、ナシの方向で」
マス「な、無し……とは?」
P「無しは無しです。当然の仕事って、そりゃ皆そうですよ。アイドルだって俺だってそうです」
P「ベテさん、トレさん、ルキちゃんも。事務所の皆同じように、報酬をもらって仕事をしてるんだから」
ベテ「いや、しかしだ……キミやアイドルに比べたら、やはり」
トレ「そうですよ。私達なんて」
P「それ! そういうのがナシって言ってるんです!」
マス「そうは言うがな……」
ルキ「だって……」
P「あー、もう」
P「……それじゃ聞きますけど、俺やアイドルの仕事とどんな所が違うって言うんですか?」
ルキ「……アイドルの皆は、自分の生活を犠牲にして頑張ってますし……ほら、学校とか」
P「確かに。でも、それはアイドルをやるって決めた時に皆が考えて、そして納得済みの事だ」
P「プラス、事務所として最大限のサポートもしている。……第一、それを言ったらルキちゃん自身がそうじゃないか」
ルキ「そ、そうですけど……」
P「あと、今のだと学生に限った話になっちゃうよね? 大人のアイドル達はどうなの」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:35:10.95
ルキ「え、えーと……それは、その……」チラッ
トレ(え? わ、私……?)
トレ「あー……あ、ほら! アイドルは恋愛禁止じゃないですか! そういう部分で不自由かとっ」
P「ん、別に禁止じゃないよ?」
トレ「えっ」
ルキ「えっ」
ベテ「えっ」
P「なんですか、ベテさんまで……だから、別に禁止してませんよ」
ベテ「い、いや……しかしアイドルという性質上、恋愛沙汰はご法度ではないのか」
P「それは当然、スキャンダルは致命傷につながりますから。注意は耳にタコが出来るほど促しますよ」
ベテ「だろう? そうだろう?」
P「でも、逆に十全の注意さえ払ってもらえれば問題はないわけで」
P「噛み砕いて言えば、“絶対バレなきゃオッケー”ってスタンスです」
ベテ「いいのか、それで……」
P「気持ちの部分までは縛れませんからね」
トレ「で、でもそれだけ注意しないといけないって、やっぱり不自由でかわいそうじゃないですか……?」
P「うーん……トレさん、質問で返してしまうんだけど。この事務所に、社内恋愛禁止の課っていくつあると思う?」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:37:03.00
トレ「え? えっ……と」
P「正解はね、8つ。どこの部署とかは言わないよ? どうしても色眼鏡で見ちゃうだろうから」
P「ただ、人数にしておよそ60人がこの影響を受ける」
トレ「そんなに……」
P「もちろん、問答無用で全面禁止って訳でもないし、それぞれ合理的な理由もあるよ。法務にもチェック通し済み」
P「……けど、当の本人達からすればどんな道理だろうが、不自由極まりないよね。恋愛の選択肢を勝手に狭められてしまうんだから」
P「それも、会社の同僚なんて可能性の高い選択肢を、さ」
ルキ「……」
トレ「……」
ベテ「……」
マス(……ほう)
P「……という事で、アイドルも俺も皆さんも。仕事である以上、違いなんて有って無いも同然なんです。分かってもらえましたか?」
マス「ああ。さっきの言葉は全面的に撤回しよう。……まったく、敵わないな」
P「素直で良いです。……そもそも、そんな事をいえば俺の方こそマスさん達には助けられてばかりなんですから」
マス「効果的なプログラムを組み、それを実践するのが私達の役割だ。それこそ当然の……」
P「もちろん、そこは大変助かってます。でも、それ以外にも」
マス「?」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:38:13.27
P「例えばマスさん。アイドルの皆がマスさんの事を俺に言うんですよ。あの人は全然怖い人じゃないって」
マス「……ど、どういう事だ?」
P「ははは。“地獄の特訓”なんて名前のプログラムを組んだから、誤解されると思ったんですかね」
P「レッスン中は声も表情もずっと険しいけど、終わると一番に優しい顔で褒めてくれるって」
P「レッスンの時以外でも、例えば大仕事の前で緊張してると、自分の経験談を話してくれたり」
P「疲れた様子だと手作りのドリンクを差し入れてくれたり、困った時にはすごく優しくしてくれて」
P「だからどんなに厳しくされても、マスさんを信じてついていけるんだって。そう言うんです」
マス「……そんな事を、あの子達が」
P「ベテさんは、すごく丁寧に丁寧に教えてくれるって」
ベテ「わ、私にもあるのか」
P「言葉こそ厳しいけど、体力が無い子がいると一段階ペースを落としてくれたり」
P「どこをどうしたらいいとか、ここをこうすれば良くなるとか、親切に教えてくれて」
P「一人ひとりをちゃんと見てくれてるから、上達が実感できて嬉しいって言ってます」
P「ベテさんのお陰で、みんなすごく前向きにレッスンしてくれてますよ」
ベテ「何というか。……これは、照れるな」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:39:39.38
P「トレさんは、最初の頃からずっとお世話になってますね」
トレ「あ、いえ。こちらこそっ!」
P「アイドルにとっては、それこそ駆け出しの前、その前から一緒にやってきた仲間です」
P「大人組にとっては戦友のようなもので、学生や年少組にすれば姉のような存在で」
P「皆から話を聞いていると、本当に信頼されているんだなって伝わってきます」
P「正直、プロデューサーとしてはちょっと妬けてしまうくらいですよ」
トレ「そんなこと……」
P「ルキちゃんは、いつも友達みたいにアイドルと接してくれているね」
ルキ「あ、あはは。お姉ちゃん達からは自覚が足りてない、って言われちゃいますけど」
P「んー……マスさん達の立場から見れば、そうなのかもね」
P「でもアイドル達にとっては、ルキちゃんの接し方はすごく助かる事なんだ」
P「俺や他の年上にはできない、あるいはする程でもないけど、誰かに頼りたい相談」
P「そんな時、ルキちゃんが友達のように話しかけてあげる事で、みんなは――特に、年少組は安心して話ができる」
P「レッスンの合間合間にルキちゃんがそうしてあげる事で、みんながもっと頑張れるんだよ」
ルキ「……わたしが、皆を……」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:42:14.14
P「アイドルの皆と話す度に思いますよ。あの人達が、あの子らが、皆さん4人をどれほど信頼しているか」
P「機械的にプログラムを組んで、レッスンを消化しているだけではこうなりません」
P「皆さんがそれぞれの方法で、心からアイドルのために指導してくれているから……」
P「だから、アイドルが更に高いステージを目指せるんです」
P「……俺のプロデュースだけでは、到底できなかった事ですよ」
P「なのでこの機会に、改めて言葉にさせて下さい」
P「――マスさん、ベテさん、トレさん、ルキちゃん」
P「いつも、本当にありがとうございます」
P「皆さん4人だから、俺は安心してアイドルを預けることができるんです」
P「これからも、どうぞよろしくお願いします」
P「……そして改めて、この食事は俺のせめてもの気持ちです。受け取って下さい」
マス「……キミというやつは、本当に」
ルキ「っ……! う、っく……あり、がとう……ござ……」ポロポロ
トレ「あー……ほらルキ、泣かないの……っ。……な、なんか、私も……」ポロポロ
ベテ「仕方のない……けれど、これは……私も、な」グスッ
P「機械的にプログラムを組んで、レッスンを消化しているだけではこうなりません」
P「皆さんがそれぞれの方法で、心からアイドルのために指導してくれているから……」
P「だから、アイドルが更に高いステージを目指せるんです」
P「……俺のプロデュースだけでは、到底できなかった事ですよ」
P「なのでこの機会に、改めて言葉にさせて下さい」
P「――マスさん、ベテさん、トレさん、ルキちゃん」
P「いつも、本当にありがとうございます」
P「皆さん4人だから、俺は安心してアイドルを預けることができるんです」
P「これからも、どうぞよろしくお願いします」
P「……そして改めて、この食事は俺のせめてもの気持ちです。受け取って下さい」
マス「……キミというやつは、本当に」
ルキ「っ……! う、っく……あり、がとう……ござ……」ポロポロ
トレ「あー……ほらルキ、泣かないの……っ。……な、なんか、私も……」ポロポロ
ベテ「仕方のない……けれど、これは……私も、な」グスッ
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:44:03.41
ベテ「……P。キミがあれほどアイドルから慕われている理由が、今日改めて分かったよ」
ベテ「キミはこちらの信頼にそれ以上の信義で応え、そして掛け値なしの好意を向けてくれるのだな」
ベテ「通り一遍の義理や友誼でなく、心底から相手のことを想って行動する。それがキミなのだろう」
ベテ「だからこそ誰もがPを慕うんだ。アイドルも、そして私達も」
P「……そう手放しで褒められると困りますよ。俺は別に……」
マス「おっと、それは認めんぞP殿。私達にそうした以上、キミにも素直に聞いてもらう義務がある」
P「マ、マスさん……」
ルキ「ぐすっ……そ、そうです! Pさんばかりズルいですよ!」
P「ずるいって」
トレ「……さっきのPさんの言葉を返すみたいですけど。私達のレッスンだって、Pさんがいるから上手くいくと思うんです」
トレ「姉さん達がどんなに効果的なプログラムを組んでも、私達がどれだけ親身に接しても……」
トレ「もし、それを受ける子自身が諦めていたら、レッスンではどうにもなりません」
トレ「実際、他の事務所に行っている子から愚痴を聞いた事もあるんです。言うことを聞いてくれないとか、返事をしてくれないとか」
トレ「酷いとレッスン中に物を投げられたり、次の日から来なくなってしまったりって話も」
P「それは辛いなあ……」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:45:16.93
トレ「ええ。でも、ここのアイドルの子達はみんないい子で。……少しはすれ違いもあったりしますけどね?」
トレ「でも、話をして分かり合えなかった事は一度もないです」
トレ「それはきっと、皆がPさんを信じているから」
トレ「どんな地味で辛いレッスンでも、きっと自分の力に……トップアイドルへの一歩になるって、あなたが信じさせてくれたからです」
ルキ「……うん。わたしも、本当にそう思う」
ルキ「お話する時ってみんな、本当に楽しそうに笑うんですよ。レッスンで疲れてるのに」
ルキ「それで、みんなが一番楽しそうな顔をする話題が、Pさんの事」
P「俺の……なんだろう?」
ルキ「何の、っていうことでもないんです。色々な話の流れで、そういえばっていう感じの」
ルキ「でも、どんなお話の時でもみんな楽しそうにするんです。なんか、宝物を自慢する子供みたいに」
ルキ「それを見て、いつも思います。Pさんは本当にみんなのPさんなんだなぁ……って」
P「なんか……恥ずかしいな、それは」
マス「ふふっ。先程からの私達の気分が分かったかな」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:47:09.55
マス「すっかり妹達に台詞を取られてしまったがね。まあ、そういう事だ」
マス「信頼には信頼で、好意には好意で応えるものさ。キミが私達にしてくれたようにな」
マス「P殿。我々はより一層力を尽くし、キミの助けとなろう。今後とも二人三脚で……いや、この場では五人六脚、か」
マス「力を合わせ、ともに歩いてゆこう」ガシッ
P「マスさん……はい。よろしくお願いします」グッ
トレ「わ、私もよろしくお願いします!」ガッ
ルキ「わたしも、今後ともよろしくお願いします!」ガシッ
ベテ「改めて、これからも一緒に頑張ろう」ギュッ
マス「っつ……! お前達、上から一斉に手を握るんじゃない!」
P「って、いてて……。……はははっ」
マス「……ふふ」
マス「さて、では折角P殿が心を尽くして用意してくれた食事だ。ありがたく頂戴しよう」
P「はい。冷めないうちにどうぞ……ってもまあ、冷めてるんですけどね」
ルキ「えへへ、美味しそう! 何から食べようかなっ」
P「……何度も言うけど、所詮は男独り身の料理だから。味はあんまり期待しないでよ?」
トレ「そんな事ないです、きっと美味しいですよ!」
ベテ「うむ。普段からあれだけ気遣いができるキミだ。料理もきっとよい出来だろう」
P「ハードル上げないで、ベテさん……」
マス・ベテ「では、頂きます」
トレ・ルキ「いただきまーす!」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:00:41.19
モグモグ...
マス「うん。やはり美味い卵焼きだな。少々固いが、出汁のきいた良い味つけだ」
ベテ「こっちの肉巻きもなかなか。塩もタレも薄味だけれど、私にはこれが丁度いい」
トレ「ちょっとマスタードが効きすぎだけど、サンドイッチもすごく美味しいです!」
ルキ「ウインナー、タコさんにしてるんですね。こういうとこマメだなぁ……あ。半分くっついてて可愛い」
P「……ダメ出しされてるんだか、褒められてるんだか」
ベテ「もちろん褒めているとも。こうして口が軽くなるのも、P殿への信頼の形というものさ」
トレ「見てないでPさんも食べて下さいよ! 本当に、すっごく美味しいですから!」
P「いや、俺は自分で味見したって」
マス「それでは勿体無かろう。余計な一言を添えておいてなんだが、どれも絶品だぞ?」
P「……まあ、丁度昼も食べてなかったし、それじゃ少しだけ。頂きまーす」
ルキ「Pさん、どれから食べてみます? どれも美味しいですよー」
P「いやだからルキちゃん、味は知ってるからね」
* * *
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:02:19.05
ルキ・トレ・ベテ・マス「ご馳走様でした」
P「はい、お粗末様でした。気持ちよく食べて頂けて嬉しいです」
トレ「はい、美味しかったですから!」
マス「食後に一喫のお茶まで持参。それも狭山の銘茶とは恐れ入る」ズズー
P「うわ。マスさん、分かるんですか」
マス「なにせ趣味が趣味だからな。……実に細やかな心遣いだ。ありがとう、P殿」
ルキ「……」スンスン
ルキ「……」チビッ
ルキ(…わ、わからない……)
P「……ルキちゃん、俺もそういうの疎いから大丈夫」
ベテ「……しかし男料理とは言うが、どれも大したものだったぞ」
P「そう言ってもらえるのは嬉しいですけど、別に凝ったものも出してないですし……」
ベテ「フフ、そう謙遜するな。飾らないものを上手く作れてこそ料理だよ」
ベテ「だが、これではPに嫁ぐ女性は大変だな。胃袋を掴むにも一苦労で……」
トレ「――!」
ルキ「……!」
ベテ「……む」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:03:40.85
P「?」
マス(これは……)
ルキ「……きょ、今日の夕食はわたしが作ろうかなっ!」
トレ「ル、ルキは勉強もあるだろうし、私が作ってあげるよ。ね?」
ベテ「待て待て、2人とも本来の当番ではないだろう。ここは私が」
ルキ・トレ「「お姉ちゃん(姉さん)も違うじゃない」」
ベテ「ぐっ」
マス(……やれやれ)
マス「なあ、P殿――」
ガチャ
周子「わわっわ忘れっ物~♪ ……およ?」
P「ん? なんだ周子、てっきり帰ってると思ったのに」
周子「んー? や、文香ちゃんのセクシーバディを拝謁した後、ラウンジでまったりしてたんだけど」
周子「あの子がマッサージチェアの上でこー、眉間にシワ寄せて台本読んでたからさ」
P「文香はそんな前衛的な座り方はしないけどな……んで?」
周子「うん。そんで、どしたん? って聞いたら、今やってるドラマの役作りで悩んでるんだって」
周子「だからしゅーこちゃんが一肌脱いで、お相手役で練習してきたのよ。さっきまで」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:06:07.88
周子「まあ一肌って言っても、実際先に何肌か脱いだ後なんだけどねー」
P「ね? ベテさん。心配いらなかったでしょう?」
周子「ちょお。Pさん、スルーは傷つくわー」
ベテ「……ああ、キミの言う通り。まだまだ未熟だな、私も」
周子「Pさんてばぁ」
P「んな返しづらいネタに絡めるか。……何なら楓さんにでも言ってあげろ、いいツボに入ってくれるから」
周子「……楓さんはノーガードすぎてちょっと」
P「まあ、分かる」
周子「んで、Pさん達はここで打ち合わせかなんか?」
P「いや、ちょっとゆっくりめにランチをな」
トレ「頂いてました」
周子「ここで座って? なんか部活っぽくていいねー、それ。楽しそ」
周子「でも意外。マスさんとベテさんも、そういうのやるんだ」
マス「うん? ああ、まあ……普段なら遠慮するところだろうが、な」
ベテ「Pの手作りだからね。厚意を無碍には出来ないさ」
周子「え……えぇ!? 何それ、Pさんがお弁当? マスさん達に?」
P「あー……まあその、日頃の感謝を込めてって事で」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:09:16.89
周子「ずるーい! ひどーい! あたしも呼んでよー!」
P「お前シャワー行ってただろうが」
ルキ「ご、ごめんね? 分かってたら少し残して置いたんだけど……」
周子「あ、ううん。いいって全然! Pさんが悪いんだし」
P「おい」
周子「だってー。……ねえ、なにも残ってないのー?」
P「すまん。ここにあったので全部」
周子「なしかー……マジかー…… ……でもでもでもー?」
P「ないって」
周子「かーらーのー?」
P「お茶もない」
周子「……いけずやなぁー……」
P「悪かったって」
周子「むー。お腹すいたーん」
P「分ーかった、分かったよ。好きなとこ連れてってやるから」
周子「やたっ! Pさんおっとこまえー♪」ギュッ
P「っとと……! 抱きつくな抱きつくな!」
周子「んー? ふふー♪」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:10:58.00
P「ったく……それじゃ皆さん、今日はこれで。……っと、いけない」
マス「ああ、弁当箱なら洗って返すから、置いたままで構わないぞ」
P「いや、悪いですよそんな……」
マス「何を言う。これくらいの返礼はさせてくれたまえ」
マス「それに、塩見と食事にゆくのだろう? 空腹の女子を待たせておくなど、P殿の男を下げるぞ」
P「う。それは……」
周子「マスさん、さっすが分かってるー!」
マス「ふふ……褒めてもレッスンの手は緩めてやらんよ」
P「……すみません。お言葉に甘えます」
マス「うむ。では2人とも、気をつけてな」
周子「いってきまーす♪」
P「……あ。そういえばマスさん、さっき何か言おうとしてませんでした?」
マス「ん? ああ、いや……何気ない雑談というヤツだ。大した用じゃない」
P「そうなんです? 何かあるなら……」
マス「忘れるような内容だ、気にするな。それよりもほら」
周子「はーやーくー」
P「あー、はいはい。……それじゃ、また明日に。失礼します」
ガチャ
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:12:20.11
マス「……さて」
マス「――強敵出現、か?」
ベテ・トレ・ルキ「!」
マス「我が妹ながら、なんと読み易い……。そもそも、既に百は下らん相手がひしめいているだろうに」
マス「同族で相争っている内、あっさりと奪い取られても知らんぞ?」
マス「私はいいがね。惚れた腫れた、切った張ったには飽いている」
ルキ「……それって」
マス「だから、いいんだよ。その上で話しているんだ」
ベテ・トレ「……」
マス「それよりも。敵は近場ばかりとも限らないぞ? 業界きっての辣腕、加えてあの人当たりの良さだ」
マス「知己の女性からすれば、放っておく方が珍しいだろうよ」
ベテ・トレ・ルキ「……!」
ルキ「……お姉ちゃん達」
ベテ「トレ、ルキ」
トレ「うん、分かってる」
ベテ・トレ・ルキ「――ひとまず休戦。同盟を組もう」
マス(やれやれ。……こう考えるのも何度目か)
マス「……罪作りな男だな、アレも」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:13:36.63
* * *
ちひろ「それで、トレーナーの皆さんのところへも行ってきたと……」
P「ええ、無事召し上がってもらえて何よりです」
P「それよりちひろさん、ベテさんに詳しく話しすぎ。サプライズが台無しじゃないですか」
ちひろ「だって、まさかトレーナーさん達にとは思わないですし」
ちひろ「……まあ、私にまで用意して頂けた時点で、想像すべきでしたけれどね」
P「近しい方々には全員するつもりですよ。もちろん後日、社長にも」
ちひろ「社長に……」
ちひろ「……」
P「……今、“社長が泣くとこ見ッてェェ~~”とか思ったでしょう」
ちひろ「なっ……何でそんなゲスっぽい言い方なんですか! ……そりゃ、ちょっとは思いましたけど」
P「泣かすこと前提にしないで下さいってのに」
ちひろ「でもでも、さっきルキちゃんは絶対泣いたでしょ?」
P「……トレさんと、あとベテさんも少し」
ちひろ「ベ、ベテさんも!? うわ、それ見たかった……!」
P「悪い顔になってる、わーるい顔になってる」
ちひろ「っ! さ、さぁ仕事、仕事っ」プイッ
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:15:23.70
周子「お着替えと変装おわったよー」
P「おう。……サングラスしただけじゃないか」
周子「だーって、あんまり野暮なカッコしたくないもん。せっかくPさんとデートなのにさ」
P「お洒落は分かるが、気をつけてくれよ。……あと、デートじゃなくてランチな」
周子「ぷー」
P「……ほら、これ」ヒョイ
周子「ん? なに、これ? ……あ、プレゼント?」
P「それ以外だとしたら、相当面白い行動だな」
周子「んー……タイミング外してくるなぁ。……でもいっか。何だろねー」ガサガサ
周子「おおー! キャスケット! めっちゃ可愛い♪」
P「前に、色素が薄い分日光がつらい、みたいな事を言ってたからな」
P「それなら普段使いしやすいかと思って。今日の服にも丁度合わせやすいだろ」
周子「そんな事、覚えててくれたんだ。……やっぱPさんってさ、地味に嬉しいことしてくれるよねー。そういうとこあたし好きだな♪」
P「地味にってお前」
周子「褒めてるんだよー。なかなか出来ないって」
P「そりゃどうも」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:16:59.50
P「……しかし、周子相手だと順番が狂ってばかりだなあ」
P「本当は後で……というかランチじゃなくディナーで、その時に渡す筈だったんだが」
周子「へ……? もしかしなくても、Pさんからデートのお誘い予定だったん!? ……うわー、しまったなぁ」
P「だからデートじゃなくディナーな」
周子「ぷー」
P「ぷー」
周子「マネせんでー。……へへ。Pさん、ありがとね♪」
P「ん。こちらこそ、日頃の感謝を込めて。さて、そろそろ出ようか」
周子「お腹すいたーん」
P「二度目。……それじゃちひろさん、行ってきます」
周子「いってきまーす」
ちひろ「あ、はい。2人とも気をつけて」
ガチャ
ちひろ(……いいなぁ)
ちひろ(そういえば、2人で飲みになんてしばらく行ってないや)
ちひろ「……今度、仕事終わりに誘ってみようかな」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:19:07.66
* * *
周子「おいしかったー♪ さすがPさん、色んなお店知ってるねー!」
P「ま、仕事柄な。デザートも頼むか?」
周子「んーん、お腹いっぱい。ごちそーさまです」
P「はい、どういたしまして」
周子「……お休みなのにありがとね、Pさん」
P「いいんだよ、その為に休み取ったんだから。最近、忙しいばかりでちゃんと会話もできてなかったからな」
周子「Pさん、見てて心配になるくらいだったもん。聞いても平気平気、しか言わないしさ」
P「実際俺自身は問題ないぞ? ただ、皆とまともにコミュニケーションも取れてないのがな」
周子「それよりちゃんと休んでよー」
P「ほどほどに休んでるって」
周子「んー……。……ぅあー」ペタン
P「……何だよ。どうしたよ、急に」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:20:55.01
周子「あかん。ちょっと自己嫌悪ー。……ワガママ言って連れ出したのあたしじゃん、って」
P「そんな事か……だから、もともと周子は食事に誘うつもりだったんだって。今じゃなく夜だけど」
周子「それもさぁ。あたしがなんも言わなかったら予定通りのお誘いだったし」
周子「プレゼントも先に取っちゃうし。なんか、Pさん振り回してばっかりーって」
周子「Pさん以外にも、そういうとこあるなーって……」ペター
P「あー、広がるな広がるなテーブルに」
P「……あのなあ。振り回されてるのは間違いないが、俺が一回でも文句言ったか?」
周子「そりゃー、Pさんは優しいし」
P「そんな事ないって」
P「……楽しいんだよ、お前といると」
周子「え……?」
P「最近、気づいたんだけどな」
P「どうも周子と話してる時、普段よりだいぶ砕けた口調になってるっぽいんだ、俺」
周子「……そうなん?」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:23:06.44
P「俺を困らせてばかりのヤツとか、手の掛かるヤツとか、そういうの相手にする時とはまた別でさ」
P「自然体っていうのかな? とにかく、周子とは気兼ねなく会話できる」
P「で、それはきっと俺だけじゃないと思うぞ」
P「今日の文香にしたってそう。いつかの紗枝にしてもそう」
P「周子はごく自然に相手と距離を近づけることができる。それも、不快に感じないように」
周子「そう、かな」
P「ああ。……周子はさっき俺を優しいって言ったけどさ。俺は周子の方こそ、とても優しい子だと思う」
P「周りが沈んだ気分になってたり疲れてたりすると、必ず何とかして空気を変えようとしてるだろ?」
P「からかって怒らせてみたり、過剰にスキンシップしてみたり。……それでいつの間にか、周子のペースになってる」
P「俺が仕事を抱え込んでるときなんかも、ちょいちょい手を出してくるよな」
周子「あ、うん。ごめん……」
P「ははは、怒る流れじゃないって。……ああいう時って俺、たぶん難しい顔してるんだろうな」
P「そこへ周子が来て、何だかんだ言い合ってく。そうするとさ、いい具合に肩の力が抜けるんだ」
P「俺が根詰めてるのが心配で、ああしてちょっかい出してくるんだろ? ……ありがとな」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:24:22.39
P「俺も周りのアイドルも、きっとお前に自然と元気にしてもらってるんだよ」
P「改めてありがとう、周子」
P「……だからこれからも、気にせず振り回してくれていいぞ」
P「時間の取れる限りは、こうして喜んで振り回されてやるから、さ」
周子「……」
P「おい、そろそろ突っ伏すのやめろってば」
周子「……無理」ペター
P「無理って」
周子「だってそんなん言われたら、顔上げれんやん……恥ずかしい」
周子「……だから、このまま聞いてー」
P「何だかなぁ……いいよ、聞くよ」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:25:51.74
周子「……あのね、Pさん」
周子「ほんとに、ありがとう」
周子「あたし、ここに来てよかった。アイドルやってよかった。改めて、そう思うんだ」
P「……そっか」
周子「周りはみんないい子で。Pさんもほんとに、ほんとにいい人でさ」
周子「おかげであたし、毎日すごく楽しいよ」
周子「だから皆のためなら……Pさんのためなら、あたし何だって頑張れるから、ね」
P「うん。……ありがとう」
周子「……」
周子「……おしまいっ! もー、やめてよねー」ノビー
P「やっと起きた。いいじゃないか、なかなか無い機会なんだから」
周子「そうだけどさー……あ」
P「どした?」
周子「テーブルに押し付けてたから、痕になってるかも。ここ」
P「バカ、だから言ったのに……どこだ?」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:27:06.04
周子「頬のこのへんー」
P「どこだよ? 別に……」
周子「だからここの――えい」チュッ
P「なっ……!?」
周子「ふふっ、ほっぺたもーらいっ♪」
P「お、お前なぁ……! いくら個室の店だからって……」
周子「唇はハズしたからいーじゃん」
P「……そっちにしたらマジで怒るからな」
周子「分かってるってば。だからこっちに、ね?」チョン
P「ったく……こんな手に騙されるとは」
周子「こんな手で騙すのが狐よん。コンコーン♪」
P「このあやかし京娘が……」
周子「こーん♪」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:28:43.03
周子「PさんPさん」
P「何だよ、もう」
周子「……ありがとね。これからも、よろしゅう」
P「……」
P「ああ。こちらこそ」
おしまい
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:30:00.47
もうちょっと続くんじゃ。
二度目の投稿となりますが、もう少し早く書きたいもので。
前回の終わりに文香、岡崎先輩、瑞樹さん、ユッコ、楓さん等の
リクエストを頂きましたので、次はそちらを。
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。
皆様が少しでも穏やかな気持ちになれたなら幸いです。
HTML化依頼を出してきます。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:32:35.78
乙です。
このタイトルで未だに会長を連想して開いたとは言えない……。
このタイトルで未だに会長を連想して開いたとは言えない……。
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:35:17.60
おっつおっつ
前回の時にリクエスト出しておけば…
前回の時にリクエスト出しておけば…
Entry ⇒ 2014.07.22 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
京太郎「安価で悪戯をする」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 00:31:17.28
京太郎「インターハイに付いてきたは良いものの、買出しタコス荷物持ち買出しタコス荷物の繰り返し……」
京太郎「それはまぁ別に良いんだけども、だからと言ってストレスが溜まらない訳じゃないしな」
京太郎「おまけに宿舎は別だが、基本的には女子と一緒。更に右を向いても女子、左を向いても女子――」
京太郎「これでムラムラしない男がいない訳ないっつーの!」
京太郎「……正直限界です」
京太郎「なのでちょっと悪戯してみようと思う」
京太郎「しかし、やり過ぎたり他の人に見つかったりすると、最悪出場停止になる恐れがあるから気をつけないと……」
京太郎「だが俺は止まらない!」
京太郎「最初のターゲットはそうだな……>>3にしよう」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 00:32:53.16
姫子
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 00:39:19.70
姫子「~~♪」
京太郎「あれは……」ペラッペラッ
京太郎「俺が作ったインターハイ出場校美少女目録によると、新道寺女子の大将で2年生の鶴田姫子選手!」
京太郎「なんでも副将の白水哩選手とはリザベーションとか何とかで繋がってるとか……よく分からんが」
京太郎「だが可愛ければ何でも良し!」
京太郎「幸運にも今は一人のようだし、仕掛けるなら今しかないな」
京太郎「鶴田さんには>>6しよう」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 00:41:07.18
誰もいない体育館倉庫に言葉巧みに連れ込む
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 00:51:01.75
京太郎「確かこの近くには使われてない体育倉庫があったはず……」
京太郎「まずはそこに連れ込もう」
京太郎「あのー……鶴田姫子さんですよね?」
姫子「ん?せやけど……あんた誰と?」ジトーッ
京太郎「あーいやその……えっと>>9です」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 00:52:16.81
ファン
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 00:58:24.61
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:00:03.85
哩が大変な目に遭ってる
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:06:08.91
京太郎「実は貴方の大切な白水哩さんが大変な目に遭ってまして……」
京太郎「貴方にすぐに来て欲しいと」
姫子「ぶ、部長が!?なして!?」
京太郎「それはちょっとここでは……」
京太郎「俺に付いてきてください」
姫子「わ、分かった!!」
【体育倉庫】
姫子「ここに部長がおると?……何だか薄暗くてよく見えんばってん」
京太郎「ちょっと待ってくださいね……」
京太郎(一応予定通りここまで連れて来たのは良いけれど……)
京太郎(さてここからどうする?)
>>15
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 01:08:22.90
クロロホルムで不意打ちで眠らせる
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:14:38.08
京太郎(ここに有りますのはクロロホルム)ジャーン
京太郎(……どうしてこんなものを持っているのは秘密だ、うん)
京太郎(これをハンカチに染みこませて、後ろからそーっと――)
姫子「なぁ、部長はほんなこてここにおるん?」
>>21のコンマが30以下で成功。70以上なら失敗。それ以外だと僅かに嗅がせる事に成功して継続
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 01:15:18.81
らぁ!
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:22:08.79
姫子「っ!」サッ
京太郎「くっ!」
姫子「あんた今何ばしたん!?」キッ
姫子「……もしかして部長がここにおるゆうんも嘘やなかと!?」
京太郎(ちっ。不意打ちは失敗したか……)
京太郎(だがまだ相手は混乱してるし、ここは使われてない倉庫。大声さえ出されなければ、大丈夫)
京太郎(次の一手は――>>29だ!)
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:23:11.49
雀卓さえなければ所詮はただの女、腹パンラッシュで黙らせる
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:27:39.80
京太郎(所詮相手は女の子。力では適わないはず)
京太郎(ならば、まずはその華奢で柔らかそうな腹に一発――!!)
>>33のコンマが70以下で成功。90以上ならカウンターで気絶させられる。それ以外なら一発はあてるものの逃げられる
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 01:28:28.87
今度こそ!
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:34:34.26
京太郎「うらぁっ!」ボコォッ
姫子「うぐっ!?」
姫子(あ、あかん。こんままやと殺さるっ!)ガタガタ
姫子(に、逃げんと!)ダッ
京太郎(しまっ!?ここまでして逃げられたら終わりだ。何としても捕まえないと!!)
>>39のコンマが70以下なら逃走失敗。90以上なら逃走成功。それ以外なら騒ぎを聞いた誰かがやってくる
44 :失敗率が高いのはクロロホルム+腹パン食らってる為です。そうじゃなければもっと低いです :2014/06/15(日) 01:39:39.33
京太郎「つーかーまーえーたー」ガシッ
姫子「ひぃっ!?」
姫子「こ、殺さんといて!!」ガタガタ
京太郎(何か俺殺人魔か何かと勘違いされてるっぽい……)
京太郎(――ってここまでの行動はそうだもんなぁ)
京太郎(で、ここまでしておいてどうしよう?)
>>46
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:40:09.81
やはりクロロホルム
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:46:43.53
京太郎(とりあえずしっかりとクロロホルム嗅がせておこう)サッ
姫子「うっ……」パタッ
京太郎(ようやく大人しくなったけど……)
京太郎(既にこの時点で犯罪じゃないだろうか)
姫子「……すぅすぅ」
京太郎(……しかしやっぱり可愛いよなぁ)
京太郎(さてどうする?これ以上やったら下手すると本当に捕まるかもしれねーぞ)
京太郎(今ならまだ名前名乗ってないし言いくるめば、全部夢って事にしも出来るかもしれない)
京太郎(進むも引くも俺次第だが……どうするよ?)
>>54
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 01:46:56.90
服を全部脱がして倉庫の隅に隠す
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:58:54.47
京太郎(可愛い子が目の前にいてやる事は一つじゃねーか!)
京太郎(……まずは制服を脱がしてと)イソイソ
京太郎(ネクタイはえっとこうして――)シュルシュル
京太郎(……女の子のネクタイを外すのってなんかエロさがあるよな)
京太郎(次はいよいよ上のボタンを外して……)プチプチ
京太郎(……)ゴクッ
京太郎(いよいよご開帳!)ファサッ
京太郎(………………)
京太郎「OH……ビューティフォー」
京太郎(ちょっと華奢で胸も僅かに有る程度だけど、バランスが良くて美しい)
京太郎(さらにそこはかとなく感じるエロス……)
京太郎(正直、女性は胸なんて考えてましたけどバランスも大事だね!)
京太郎(とりあえずこの服は隅に隠しておこう)コソコソ
京太郎(さて……とうとう性犯罪者になってしまった訳だが、ここからどうしよう)
>>57
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 01:59:51.48
縛って逃げられないようにする
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:05:25.30
京太郎「何故かここに有りますはロープ」
京太郎「これで縛ってと……」
姫子「ん……あんっ!」
京太郎「!」ビクッ
京太郎「お、起きてないよな?」
姫子「……すぅ」
京太郎「ほっ」
京太郎「手と足を縛ったから起きてもすぐには逃げられないだろう、うん」
京太郎「しかしこれで、暴行監禁ってガチで犯罪だよなぁ……」
京太郎「ここまでしたけど、次はどうする?」
>>62
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:07:20.48
写真撮ってから、起こす
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:21:08.40
京太郎「とりあえず写真とっておくか」カシャカシャ
京太郎「……正直これだけでしばらくオカズに困らないぞ」
京太郎「で、起こすと」
京太郎「おーい!起きてくださーい」ペチペチ
姫子「う……う~ん……」パチパチ
姫子「ここは?確かファンやちゅう男に連れ込まれて……!」ハッ
姫子「なっ!?なんでこないな格好!?///」
姫子「おまけにロープば縛って!どがんつもりや!!」グッ
京太郎「……どういうつもり何でしょうね本当」
姫子「馬鹿にしとると!?」キッ
京太郎「いやそう言うつもりじゃ……無かったはずなんですけどね。何処で間違ったのやら」
京太郎「まぁそれは置いておいてですね……>>73しようかと」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:22:12.66
首絞めファック
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:31:57.12
京太郎「首締めファックしようかと」
姫子「ひぃっ!?」ガタガタ
姫子「く、首絞めは分かるけど、ファックって何たい?」
京太郎「ファック、つまりセックスですね」
京太郎「この場合、最早レイプですけど」
姫子「レ、レイプ!?」
姫子「た、助けてー!!誰かー!!」
京太郎「やべっ!?大声出されて誰か来てこの状況を見られると一発でアウトだぞ!?」
京太郎「ど、どうする!?」
>>79 さらにコンマが30以下なら誰も来ない。70以上なら警備員が来て終わり それ以外なら他のキャラに見つかる
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 02:32:41.08
ほい
85 :こんなん考慮しとらんよ :2014/06/15(日) 02:42:58.65
京太郎「口を封じて……っと」
姫子「むー!むー!」
京太郎「……大人しくしないと本当にピーしちゃいますよ?」ボソッ
姫子「んっ!?」ビクッ
姫子「……」
京太郎「よろしい」
京太郎「……」
京太郎「…………ふぅ。どうやら誰も気付かなかったらしい」
京太郎「それじゃヤっちゃいますね」
姫子「んー!!」
京太郎「大丈夫ですよ。最初は苦しいかもしれませんが、すぐに気持ちよくなる……はずですし」
京太郎「……あ、でも処女だとちょっと痛いかも」
姫子「んー!?」
京太郎「その様子だと処女みたいですね。じゃあちょっと痛いかもしれませんが、我慢してください」ヌギッ
姫子「んー!!んー!!」
京太郎「それじゃあいただきます」ズブッ
姫子「んんんんんんんんんん!!(いやぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!)」
――――――
――――
――
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 02:49:29.20
【数十分後……】
姫子「…………」ボーッ
京太郎「……ふぅ」
京太郎「なんか勢いで脱童貞した上に初体験が首絞めながらとか、最早どこから突っ込んで――いやもう突っ込んだ後なんだけど」
京太郎「しかしまぁこれはもう悪戯とかそんなレベルじゃねーよ」
京太郎「……強姦だもんなぁ」
京太郎「3年以上20年以下の懲役だっけ」
京太郎「……どうしよう。ってか鶴田さんは大丈夫か?」
姫子はどうなった?
>>89
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/15(日) 02:50:23.64
京太郎の下僕に。心は屈しておらず写真で脅迫されてる感じ。
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/15(日) 03:09:16.12
京太郎「あのー鶴田さん?」
姫子「!」キッ
姫子「さいてーの男やね!女をこげんところに連れ込んで無理矢理ヤるとか」
姫子「絶対に訴えるやけん!!」
京太郎「……あーそれは困りましたね」
京太郎「でもね。俺にもこんな物が有るんですよ」ヒョイ
京太郎「分かります?スマホで撮ったものですけど」
姫子「!」
京太郎「もし鶴田さんが俺を訴えたり、警察に行ったらこれネットに流れちゃうかもしれませんね」
姫子「……」ギリギリ
姫子「…………私にどがんしろと?」
京太郎「物分りが良いですね」
京太郎「そうだな……下僕にでもなって貰おうかな?」
姫子「なっ!?」
京太郎「ほら、言ってみて下さいよ。私はあなたの下僕ですって」
姫子「くっ!」
姫子「……わ、私は」
京太郎「声が小さいですよ」
姫子「わ、私は!あんたの!下僕です!」
京太郎「よろしい」ナデナデ
姫子「くっ……」ギリギリ
京太郎「それじゃ携帯の番号とメルアド登録しておいたんで、俺の呼び出しにはすぐに来てくださいね」
京太郎「どうせ福岡に帰るまでの数日の間ですからお互い楽しみましょうよ?ね?」
姫子「……どがん口で言うとうね」キッ
京太郎「おおこえーこえー。それじゃ俺はこの辺で」
京太郎「あ、服は一応綺麗に折り畳んで隅に置いておいたんで安心して下さい」
京太郎「それじゃ――また」ニコッ
姫子「…………」ヒック
姫子「……うわぁぁぁぁあああああああああああああん!!」エグエグ
【鶴田姫子編終了】
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:18:48.66
京太郎「いやーまさか状況に流されたとは言え、あんな事やっちまうとは……」
京太郎「とりあえずこっちにデータがある限りは捕まる事は無いだろうけど」
京太郎「ま、あっちも大会中に表沙汰にしたくはないだろうし大丈夫だろ」
京太郎「……こうなりゃどんどんやっちゃうぞー」
京太郎「次のターゲットは>>125にしよう」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:20:25.48
咲
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:23:20.25
京太郎「次は身近なところで咲にするか」
京太郎「なんか何をやっても悪戯が成功しそうな気がするけど……」
京太郎「とは言え、逆に身近だからこそ出来る悪戯も有るしな」
京太郎「つー訳で咲には>>130してやろう!」
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:25:37.72
告白
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:32:28.42
京太郎「さて身近だからこそ出来る悪戯と言えば……ズバリ偽告白!」
京太郎「ちょっと近い距離の異性の友人から告白される驚きとドキドキ感、そしてそれが嘘だと分かった時の絶望感」
京太郎「そして下手すると全てを失いかねないリスクが大きいが、それに比例するこのワクワク感」
京太郎「咲がどんな顔するか楽しみだぜ!」
京太郎「……しかしこれには一つだけ前提が有るんだよなぁ」
京太郎「ズバリ!咲が俺を少しでも意識している事だ」
京太郎「正直、今までの事から振り返ると脈は有ると思うが、最近は麻雀にのめり込んでるからな……」
京太郎「ま、とりあえずやってみるか」
告白の方法
>>134
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:33:08.84
デートに誘って、最期に告白
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:43:01.37
京太郎「まずは告白と言えばと言う事でデートに誘ってみるか」
京太郎「幸い次の試合までは間が有るし、ちょっと息抜きがてら外に出ると言う名目なら大丈夫だろ」
京太郎「そうと決まればまずは咲を――」
咲「あうあう……ここどこ?」プルプル
京太郎「――探す必要も無く見つかったし」
京太郎「ほんとよく迷うよなアイツ……」ハァ
京太郎「ま、好都合だ。おーい!咲ー!」
咲「?」キョロキョロ
咲「あ、京ちゃん!」パァァァァァッ
京太郎「ったく。また迷ってたのかよ」
咲「あうっ……だってここ広いんだもん」
京太郎「だとしてもちょっと目を離すとすぐにいなくなるんだから、最早才能だな」
咲「ううっ……返す言葉も有りません」
京太郎「ま、丁度良いや。咲、デートしようぜ!」
>>137のコンマが70以下なら成功。70以上なら失敗。更に90以上なら姫子に刺される
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:44:02.68
姫子とデートしたかったぜ
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:51:25.51
咲「なななななな、何言ってるの京ちゃん!///」
咲「デ、デートなんていきなりそんな……///」カァーッ
京太郎「良いじゃんデート。次の試合まで時間有るし、折角東京に来たんだしさ」
咲「で、でもそれなら和ちゃんや優希ちゃんを誘った方が……」
京太郎「……あのなぁ誘ったとして和は――」
和『須賀君何言ってるんですか。死にますか?』ジトッ
京太郎「――とか言われるのがオチだし」
咲「そうかなぁ?」
京太郎「優希なんて散々奢らされるのが目に見えてる」
京太郎「それに――」
京太郎「俺はお前が良いんだ。お前じゃなきゃ駄目なんだ」ニコッ
咲「あ、あうっ///」プシューッ
咲「わ、分かったよ。京ちゃんがそこまで言うなら付き合ってあげる///」
京太郎(ふっ。チョロいな)
京太郎「ありがとな。それじゃ早く行こうぜ!」ギュッ
咲「う、うん///」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:57:30.41
【なんやかんや有ってデートの終わり】
京太郎「いやー楽しかったな!」
咲「う、うん。皆には悪いけど……」
京太郎「まぁまぁ。もし怒られたら俺も謝ってやるからさ」
咲「ありがと……って京ちゃんが原因じゃん!」
京太郎「あはは。ばれたか」
咲「もう!京ちゃんってホント調子良いんだから……」
京太郎「悪い悪い」
京太郎「で、悪いついでなんだが――」
京太郎「俺、お前の事が好きだ」
咲「……え?」
>>141のコンマが80未満なら本気にされる。80以上なら失敗。さらにぞろ目なら姫子に刺される
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 00:58:35.61
ほい
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 01:05:25.26
咲「ほ、ホントに?」
京太郎「ああ」
京太郎(友人としてだけど)
咲「……」
京太郎「咲?」
咲「……嬉しい」ポロポロ
咲「だって京ちゃん、和ちゃんにデレデレしてたし優希ちゃんとは仲良かったし、私の事なんて友人の一人としか思ってないと思ってたから……」
京太郎(今もそう思ってますが)
咲「だから京ちゃんも私の事好きだなんて、そんな夢みたいな事無いと思ってた!」
京太郎「……と言う事は咲も?」
咲「うん!私もその……京ちゃんが好きです///」モジモジ
京太郎「そっか……」
京太郎(さて、ここまでは予定通り)ニヤリ
京太郎(問題は何処でこれが悪戯だと明かすかどうかだが……)
どうする?
>>147
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 01:07:07.70
全国優勝できたらばらす
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 01:13:17.24
京太郎(ふむ。折角だから全国優勝した後に明かすか)
咲「えへへ。京ちゃんと恋人同士だ♪」ギュッ
京太郎(……全国優勝と言う最大の目標が達成された最高の歓喜の場面で、嘘だと明かされたときのコイツがどうなるか楽しみだな)
京太郎(一瞬で絶望に叩き落された時のその落差、ゾクソクするぜ!)
京太郎(幸せそうなその顔がどんな風になるんだろうな?)ニヤニヤ
インターハイの結果
>>151
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 01:15:09.63
優勝
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 01:24:07.78
咲「嶺上――ツモ」
淡「!!」
咲「……嶺上清一色三槓子三暗刻トイトイドラ12数え役満です」
恒子『決まったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
恒子『宮永選手、必殺の嶺上開花で王者白糸台をかわして大逆転勝利ぃぃぃぃぃ!!』
恒子『優勝はなんと!全くの無名のダークホース、長野代表清澄高校だぁぁぁぁぁぁ!!』
ワァァァァァァァァァ!!
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 01:37:32.10
京太郎「やったな!咲!」
咲「うん!全部京ちゃんのおかげだよ!」
京太郎「俺は何もしてないぞ?」
咲「ううん。京ちゃんが側に居てくれたから安心できたし、普段以上の力を出せた気がするの……」
咲「もし負けて何もかも無くなったとしても、京ちゃんだけは絶対居なくならないって思えたから」
京太郎「咲……」
京太郎(それは重い)
咲「でも優勝できて、お姉ちゃんとも仲直りできたし本当に良かった!」
京太郎「そっか……」
京太郎「なあ咲、今幸せか?」
咲「うん!最高!」
咲「今まで生きてきて今が一番幸せだよっ!」ニコッ
京太郎「……それは良かった」ニヤリ
京太郎「じゃあ、そんな幸せなお前に俺は言わなければいけない事があるんだ」ニコッ
咲「なぁに?」
京太郎「実は――>>160なんだ」
※>>160のコンマがぞろ目なら強制的にDEADEND
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 01:39:41.36
さあこい
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 01:45:58.64
京太郎「さあこい!」
咲「えっと……抱きついてこいって事?京ちゃんったら///」ギュッ
咲「ふふっ。あったかいよ」
京太郎「咲。あのさ」
咲「もう!何?///」
京太郎「改めて言うが――>>166なんだ」ボソッ
注意
※166のコンマがぞろ目偶数なら発言に関わらず強制的にDEADEND
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 01:49:50.79
実は俺、女なんだ
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 02:03:05.53
京太郎「実は俺、女なんだ」
咲「…………………………えっ?」
京太郎「今まで黙っててすまなかった」
咲「う、嘘だよね?」
京太郎「本当だ。その証拠にホラ」ヌギッ
咲「きゃっ!?きょ、京ちゃん何をして――///」バッ
咲「――あれ?無い」
京太郎「……こう言う事なんだ」
咲「じゃ、じゃあ今まで私を騙してたの!?」
京太郎「……すまない」
咲「全部嘘だったの!?」
京太郎「……」
咲「私を好きだって言ってくれた事も!」
咲「麻雀をしてる私も好きだって言ってくれた事も!」
咲「一生大事にしてくれるって言ってくれた事も!」
京太郎(それは言ってない)
咲「……そんな。お願いだから嘘だと言ってよ京ちゃん」ポロポロ
京太郎「……咲」
>>172のコンマが50未満なら京子ちゃん。51以上なら嘘
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 02:04:17.78
にょき
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 02:06:22.13
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 02:07:28.68
女
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 02:11:48.14
京太郎「お、女だってところからだよ」
京太郎(アレは股に挟んで隠してたしな!)
咲「…………本当に?」ジィーッ
京太郎「あ、ああもちろん!」
京太郎(そう言わないと殺されそうだし……)
咲「……そっか」
咲「しょうがないなぁ京ちゃんは。こんな時にそんな変な嘘付くなんて」ニコッ
京太郎「……」ホッ
咲「でも――」
咲「――次は無いから」
京太郎「ひぃっ!?」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 02:28:19.56
……こうして俺は咲に、告白した事が嘘だと言うことを言いそびれてしまいそのまま付き合うこととなった
あれから咲は俺の些細な冗談や嘘にも過敏に反応するので、心休まる時が無い
おまけに少しでも他の女性と話したり、交流しようとしたら殺さんばかりの圧力をかけてくる
鶴田さんはあれからどうなったのかは知らない。と言うより、咲に見られてはいけないと思いデータは消した
もしかしたらまだばら撒かれる心配をしてるのかもしれないが、俺にはどうする事もできないだろう
この間咲に――
咲『赤ちゃん、出来ちゃった♪』
――と言われた。だが、俺は咲とヤる時は必ず避妊していたはずである
部長には笑われ、染谷先輩には呆れられ、和には軽蔑され、優希には泣かれた。後、照さんには殴られた(コークスクリューで)
来月には親しい人達のみで結婚式を挙げる予定だ。そして高校を卒業したら働く事になってる
本来なら喜ばしい事なのかもしれない
……だが、俺はずっとこの事だけを考えている
京太郎「――悪戯ってなんだっけ」
【カン?】
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 02:29:45.54
乙最後の一言ワロタ
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/16(月) 02:32:31.05
乙
さあ次行こう
さあ次行こう
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 02:33:10.83
もしかして僕のせいですか
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 02:35:07.85
遅くまでお付き合いありがとうございました。無事完結できました
……リハビリにしてはハードでしたが
このスレはHTML化依頼しましたのでこれで終わりです
また気が向いたら立てるかもしれませんが、その時はお手柔らかに
……リハビリにしてはハードでしたが
このスレはHTML化依頼しましたのでこれで終わりです
また気が向いたら立てるかもしれませんが、その時はお手柔らかに
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 02:36:14.15
乙
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/16(月) 02:36:34.24
乙~
Entry ⇒ 2014.07.22 | Category ⇒ 咲-Saki- | Comments (0)
【リトバス】理樹「体が透明になった……」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 21:37:46.26
理樹部屋
昼
理樹(特に何もないし暇だなぁ……あれっ?)スッ
理樹「何だこれ……マッスルエクササイザーmk.3?『いつも遊んでくれてありがとな!これ良かったら飲んでくれ』?」
理樹(そのまま何処かに捨てるのもいいけどせっかく真人が作ってくれたんだし少しだけ飲もうかな…)ゴクッ
ドクン
理樹「うっ!?」
シュゥゥ
昼
理樹(特に何もないし暇だなぁ……あれっ?)スッ
理樹「何だこれ……マッスルエクササイザーmk.3?『いつも遊んでくれてありがとな!これ良かったら飲んでくれ』?」
理樹(そのまま何処かに捨てるのもいいけどせっかく真人が作ってくれたんだし少しだけ飲もうかな…)ゴクッ
ドクン
理樹「うっ!?」
シュゥゥ
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 21:40:01.06
理樹「な、何だこれ!?僕の手が見えないっ!?」
ダダダッ
鏡前
理樹「そんな……」
理樹(僕の体は漫画でよくある様に透明人間と化していた)
理樹「真人は飛んでもない物を残していったよ……元に戻る方法はあるのかな?とりあえず>>5」
ダダダッ
鏡前
理樹「そんな……」
理樹(僕の体は漫画でよくある様に透明人間と化していた)
理樹「真人は飛んでもない物を残していったよ……元に戻る方法はあるのかな?とりあえず>>5」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 21:46:36.36
クドの(中の人が着てた)着ぐるみを着る
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 21:54:40.65
廊下
ザワザワ
着ぐるみ「……」トコトコ
モブ「おい何だよあれ…」
モブ2「く、クマか?」
佳奈多「そこで止まりなさい!」ビシッ
着ぐるみ「……」クルッ
佳奈多「貴方どうして着ぐるみで廊下をうろついてるの!?厳重処罰を下します、とにかく顔をお見せなさいっ!」カポッ
理樹「……」
佳奈多「なっ…く、首が無い…!?」
バタリ
ザワザワ
モブ「あの着ぐるみの手品も不思議だが風紀委員長が倒れたぞ!!誰か運……!?」
着ぐるみ(首無し)「……」ガシッ
トコトコ
モブ2「行ってしまった……」
ザワザワ
着ぐるみ「……」トコトコ
モブ「おい何だよあれ…」
モブ2「く、クマか?」
佳奈多「そこで止まりなさい!」ビシッ
着ぐるみ「……」クルッ
佳奈多「貴方どうして着ぐるみで廊下をうろついてるの!?厳重処罰を下します、とにかく顔をお見せなさいっ!」カポッ
理樹「……」
佳奈多「なっ…く、首が無い…!?」
バタリ
ザワザワ
モブ「あの着ぐるみの手品も不思議だが風紀委員長が倒れたぞ!!誰か運……!?」
着ぐるみ(首無し)「……」ガシッ
トコトコ
モブ2「行ってしまった……」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 21:56:57.23
クド、佳奈多部屋
佳奈多「……うう」ムクッ
キョロキョロ
佳奈多「私のベッド……気を失ってたのね」ズーン
理樹(流れで部屋に居座っていたけどどうしよう?)
安価下
佳奈多「……うう」ムクッ
キョロキョロ
佳奈多「私のベッド……気を失ってたのね」ズーン
理樹(流れで部屋に居座っていたけどどうしよう?)
安価下
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 21:57:59.54
着ぐるみを着てぬいぐるみのふり
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:01:29.97
理樹(また暴れたりされたら困るから別の着ぐるみの中に入ろう…おっ、丁度良い所に)
佳奈多「最近直枝の事もあってか風紀委員長の威厳が落ちてる気がするわ……」スタスタ
着ぐるみ(ちょっ、こっちに来る!?)
佳奈多「>>10」
佳奈多「最近直枝の事もあってか風紀委員長の威厳が落ちてる気がするわ……」スタスタ
着ぐるみ(ちょっ、こっちに来る!?)
佳奈多「>>10」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:02:45.49
何これ、私そっくりのマネキンかしら?
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:05:48.79
着ぐるみ(どう見ても違うよ!)
佳奈多「はぁ…」ポフッ
着ぐるみ(うっ、動いたら殺されるっ!)
佳奈多「上手くいかない時はどうすればいいのかしら?」
着ぐるみ(熱いシャワーを浴びてジンジャエールでも飲めば?こんな状況じゃなきゃそう言ってたよ)
佳奈多「ねえ、相談があるんだけど」
着ぐるみ(……?)
佳奈多「>>12」
佳奈多「はぁ…」ポフッ
着ぐるみ(うっ、動いたら殺されるっ!)
佳奈多「上手くいかない時はどうすればいいのかしら?」
着ぐるみ(熱いシャワーを浴びてジンジャエールでも飲めば?こんな状況じゃなきゃそう言ってたよ)
佳奈多「ねえ、相談があるんだけど」
着ぐるみ(……?)
佳奈多「>>12」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:06:38.92
素直に自分の気持ちを伝えるにはどうしたらいいのかしら?
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:13:25.43
佳奈多「なんて…」フッ
着ぐるみ(素直に……か。)
佳奈多「縫いぐるみに話しかけるなんて神北さんじゃ無いんだからどうかしてたわ」スタスタ
コロン
佳奈多「何か落ちた?……!」
佳奈多「髪留めか…葉留佳は今何してるかしら?もうちょっとぐらいメールしてもいいわよね…」
着ぐるみ(力になれた様で良かった)
一時間後
理樹(ふう…ようやく抜け出せた、着ぐるみを着ているとまた見つかるからここに置いておこう)
裏庭
>>14「……」トコトコ
理樹(あれは…)
着ぐるみ(素直に……か。)
佳奈多「縫いぐるみに話しかけるなんて神北さんじゃ無いんだからどうかしてたわ」スタスタ
コロン
佳奈多「何か落ちた?……!」
佳奈多「髪留めか…葉留佳は今何してるかしら?もうちょっとぐらいメールしてもいいわよね…」
着ぐるみ(力になれた様で良かった)
一時間後
理樹(ふう…ようやく抜け出せた、着ぐるみを着ているとまた見つかるからここに置いておこう)
裏庭
>>14「……」トコトコ
理樹(あれは…)
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:13:46.80
小鞠
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:17:06.93
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:17:35.50
頭を撫でる
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:21:29.43
クシャクシャ
小毬「うぇぇ~!?」アタフタ
理樹(小毬さんのリボンってそういえば鈴に片方あげたんだっけ?)
小毬「どどど、どうなってるの~!」
理樹(一旦止めてみよう)
小毬「あれ…?誰もいないよっ?」
クシャクシャ
小毬「ほぁぁ~!」
小毬「???」クラクラ
理樹(小毬さんの頭から星が回っているようだ。次は何をしようかな?)
小毬「うぇぇ~!?」アタフタ
理樹(小毬さんのリボンってそういえば鈴に片方あげたんだっけ?)
小毬「どどど、どうなってるの~!」
理樹(一旦止めてみよう)
小毬「あれ…?誰もいないよっ?」
クシャクシャ
小毬「ほぁぁ~!」
小毬「???」クラクラ
理樹(小毬さんの頭から星が回っているようだ。次は何をしようかな?)
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:22:33.96
ホッペもみもみ
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:25:34.08
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:26:45.52
私は神様です、優しいあなたにご褒美をあげたいのですが、なにかお願い事はありませんか?
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:31:08.79
小毬「ほぇ?神様だったのですか」
理樹「そうです、神様です」
小毬「じゃあさっきのは何だったんですか?」
理樹「えっ…ぎっ儀式的な?そ、それはともかく何かお願いごとを言ってご覧なされ!」
小毬「うーんと…じゃあリトルバスターズの皆が幸せになれます様に」
理樹「流石優しい子だ!でも君自身の願いは何か無いのですか?」
小毬「私のお願い?うーんと…>>23」
理樹「そうです、神様です」
小毬「じゃあさっきのは何だったんですか?」
理樹「えっ…ぎっ儀式的な?そ、それはともかく何かお願いごとを言ってご覧なされ!」
小毬「うーんと…じゃあリトルバスターズの皆が幸せになれます様に」
理樹「流石優しい子だ!でも君自身の願いは何か無いのですか?」
小毬「私のお願い?うーんと…>>23」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:31:36.64
お兄ちゃんを…
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:36:43.74
理樹「それ以上言ってはいけない」
小毬「何で……」
理樹「僕も出来る限り叶えてあげたいけどそれは出来ないんだ…信じてくれるかな?」
小毬「お兄ちゃんの事を知ってるなら信じるよ。ちょっと贅沢なお願いだったかな……」ショボン
理樹(うう…何とかして元気を取り戻させてあげたい!)
理樹「小毬さんのお兄さんの事はダメだけど>>26」
小毬「何で……」
理樹「僕も出来る限り叶えてあげたいけどそれは出来ないんだ…信じてくれるかな?」
小毬「お兄ちゃんの事を知ってるなら信じるよ。ちょっと贅沢なお願いだったかな……」ショボン
理樹(うう…何とかして元気を取り戻させてあげたい!)
理樹「小毬さんのお兄さんの事はダメだけど>>26」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:37:19.83
かわいいものをプレゼントしよう
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:40:15.12
小毬「可愛い物?」
スッ
五十六「ニャー!」
小毬「わぁ猫さんだ!やっぱり浮いてるっ」
理樹(鈴から許可は貰ってないけど多分いいだろう)
小毬「にゃーにゃー♪」クリクリ
フニャ…
理樹「それではこれで……」スタスタ
スッ
五十六「ニャー!」
小毬「わぁ猫さんだ!やっぱり浮いてるっ」
理樹(鈴から許可は貰ってないけど多分いいだろう)
小毬「にゃーにゃー♪」クリクリ
フニャ…
理樹「それではこれで……」スタスタ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:45:21.85
部室
鈴「何ィ!?それは本当か!」
葉留佳「もー鈴ちゃん知らなかったんですカ?」
理樹(部室から声が聞こえてくる……)
ガチャ
葉留佳「男の人は大っきい方が良いんですヨ!」
鈴「うりゅ…」サワサワ
理樹「失礼しました!」
葉留佳「へっ?」
ピタッ
理樹(そうだ、別に透明だから見えやしないのか…でもこのまま眺めてるのも良心が痛い、ここは>>29だけして帰ろう)
鈴「何ィ!?それは本当か!」
葉留佳「もー鈴ちゃん知らなかったんですカ?」
理樹(部室から声が聞こえてくる……)
ガチャ
葉留佳「男の人は大っきい方が良いんですヨ!」
鈴「うりゅ…」サワサワ
理樹「失礼しました!」
葉留佳「へっ?」
ピタッ
理樹(そうだ、別に透明だから見えやしないのか…でもこのまま眺めてるのも良心が痛い、ここは>>29だけして帰ろう)
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:47:01.51
筋肉革命(無声)
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:51:30.66
理樹(うおー!筋肉イェイイェイ!筋肉イェイイェイ!)ブンブン
葉留佳「気のせいでしょうか?」
鈴「何かあったのか?」
理樹(やはり声に出さないと思いも届かないか……)ブンブン
ドカッ
葉留佳「痛!?」
理樹(しまった……)
ガシッ
葉留佳「つっ、捕まえたー!」
理樹(捕まえられた!)
鈴「パントマイムか?」
葉留佳「不思議な事にちゃんと居ますヨ!何でしょうかこれ……」ツンツン
理樹「……!!」
葉留佳「とりあえず>>31」
葉留佳「気のせいでしょうか?」
鈴「何かあったのか?」
理樹(やはり声に出さないと思いも届かないか……)ブンブン
ドカッ
葉留佳「痛!?」
理樹(しまった……)
ガシッ
葉留佳「つっ、捕まえたー!」
理樹(捕まえられた!)
鈴「パントマイムか?」
葉留佳「不思議な事にちゃんと居ますヨ!何でしょうかこれ……」ツンツン
理樹「……!!」
葉留佳「とりあえず>>31」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:52:08.71
全身まさぐる
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 22:58:09.70
理樹(ぜ、全裸だから!)
ワサワサ
理樹「…ひぇ…ッ!」
葉留佳「おや?今何か……」
理樹(危ない!隙を作って逃げ出さないとっ!)
鈴「これは人か?身長は来ヶ谷と変わらんな」
葉留佳「うおっ…凄い所を触っちゃったかも……」
理樹(このままでは人間としての尊厳が!!)
理樹「>>35」
ワサワサ
理樹「…ひぇ…ッ!」
葉留佳「おや?今何か……」
理樹(危ない!隙を作って逃げ出さないとっ!)
鈴「これは人か?身長は来ヶ谷と変わらんな」
葉留佳「うおっ…凄い所を触っちゃったかも……」
理樹(このままでは人間としての尊厳が!!)
理樹「>>35」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/18(水) 23:00:21.54
まさぐり返す
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:04:28.89
コショコショ
葉留佳「くふっ!ふっ…あはは!」サワサワ
鈴「どうした?」
葉留佳「ひゃっ!ふはは!もうやめてー!」ジタバタ
理樹(今だっ!)
バタンッ
鈴「逃げた!?」
理樹「やれやれたまったものじゃ無いよ…次はどうしようかな?」
>>40
葉留佳「くふっ!ふっ…あはは!」サワサワ
鈴「どうした?」
葉留佳「ひゃっ!ふはは!もうやめてー!」ジタバタ
理樹(今だっ!)
バタンッ
鈴「逃げた!?」
理樹「やれやれたまったものじゃ無いよ…次はどうしようかな?」
>>40
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:04:49.97
姉御の部屋で待機。
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:11:01.23
来ヶ谷部屋
ガチャ
理樹(居ない…よね?来ヶ谷さんも不用心だ)キョロキョロ
夕方
ガチャ
来ヶ谷「む?」
理樹(来ヶ谷さんがドアの下をじっと見てる?)
来ヶ谷「ドアに挟んで置いた紙が無い……誰かここに来たな?」
理樹(何故わざわざ罠めいた事をするんだ!?)
来ヶ谷「どれ…」
シーン
来ヶ谷「呼吸は聞こえない…ならば心臓音は?」ピタッ
理樹(何だって!?)
来ヶ谷「なんてな!シャワーでも浴びてくるか」
理樹(来ヶ谷さんがやると冗談に聞こえないよ!しかし来ヶ谷さんが出てくるまでに何をしようかな?)
ガチャ
理樹(居ない…よね?来ヶ谷さんも不用心だ)キョロキョロ
夕方
ガチャ
来ヶ谷「む?」
理樹(来ヶ谷さんがドアの下をじっと見てる?)
来ヶ谷「ドアに挟んで置いた紙が無い……誰かここに来たな?」
理樹(何故わざわざ罠めいた事をするんだ!?)
来ヶ谷「どれ…」
シーン
来ヶ谷「呼吸は聞こえない…ならば心臓音は?」ピタッ
理樹(何だって!?)
来ヶ谷「なんてな!シャワーでも浴びてくるか」
理樹(来ヶ谷さんがやると冗談に聞こえないよ!しかし来ヶ谷さんが出てくるまでに何をしようかな?)
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:15:41.23
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:17:20.87
ルイズコピペ全力で朗読中
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:21:45.43
来ヶ谷「はぁんルイズ!(棒)」
理樹「ッ!?」ガタッ
理樹(あっ、しまっ…!)
来ヶ谷「やはりそこに誰か居るな!?」バンッ
シーン
来ヶ谷「……?」クルッ
理樹(さっきのは動揺を誘ったのか!といくかその…は、裸…!)ピクピク
来ヶ谷「今確かに音がしたはずなんだがな。ここは>>47」
理樹「ッ!?」ガタッ
理樹(あっ、しまっ…!)
来ヶ谷「やはりそこに誰か居るな!?」バンッ
シーン
来ヶ谷「……?」クルッ
理樹(さっきのは動揺を誘ったのか!といくかその…は、裸…!)ピクピク
来ヶ谷「今確かに音がしたはずなんだがな。ここは>>47」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:22:07.79
騎士甲冑を着て備えよう
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:25:43.05
ガシャン
騎士「……」
理樹(ド、ドアの前に立ってる…これじゃあ帰れないよ!)
騎士「ここの何処かに隠れているのは分かっているぞ、今出てくれば悪い様にはしない」
理樹(嘘だ……この悪党め!)
理樹(しかし出れないのも事実、どうすればいいのだろう?)
>>49
騎士「……」
理樹(ド、ドアの前に立ってる…これじゃあ帰れないよ!)
騎士「ここの何処かに隠れているのは分かっているぞ、今出てくれば悪い様にはしない」
理樹(嘘だ……この悪党め!)
理樹(しかし出れないのも事実、どうすればいいのだろう?)
>>49
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:26:18.60
抱く
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:31:52.20
理樹(えいっ!)ダキッ
騎士「何っ?」ガシャーン
理樹(視覚外からの攻撃だと流石の来ヶ谷さんも遅れを取った!今の内に…!)
ダダダッ
騎士「姿が見えなかった、だがしかし掛かったな!」
廊下
ベタベタ
理樹「何か足がベタついてる…ハッ!」
理樹(僕が走ってきたルートにくっきりオレンジ色の足跡が付いていた!部屋の前にあらかじめ塗っていたのだろうか!?)
ガシャンガシャン
騎士「正体が気になるが場所は分かるぞ透明人間!」ガシャンガシャン
理樹(ヤバいっ!)ダダダッ
次のレスコンマ偶数で逃げ切れる
騎士「何っ?」ガシャーン
理樹(視覚外からの攻撃だと流石の来ヶ谷さんも遅れを取った!今の内に…!)
ダダダッ
騎士「姿が見えなかった、だがしかし掛かったな!」
廊下
ベタベタ
理樹「何か足がベタついてる…ハッ!」
理樹(僕が走ってきたルートにくっきりオレンジ色の足跡が付いていた!部屋の前にあらかじめ塗っていたのだろうか!?)
ガシャンガシャン
騎士「正体が気になるが場所は分かるぞ透明人間!」ガシャンガシャン
理樹(ヤバいっ!)ダダダッ
次のレスコンマ偶数で逃げ切れる
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:32:19.61
あ
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:39:42.56
ガシッ
騎士「フハハ!大人しくするのだなっ!」グググ
理樹(どうする!?助けを呼ぶなら正体がバレる…しかしこのまま捕まってもいずれ同じ事ッ!)
理樹「だっ、誰かー!!」
次のレスコンマ
01~10恭介
11~20真人
21~30謙吾
31~40沙耶
41~50さささ
51~60クド
61~70西園
71~99誰も来ない
00理樹覚醒
騎士「フハハ!大人しくするのだなっ!」グググ
理樹(どうする!?助けを呼ぶなら正体がバレる…しかしこのまま捕まってもいずれ同じ事ッ!)
理樹「だっ、誰かー!!」
次のレスコンマ
01~10恭介
11~20真人
21~30謙吾
31~40沙耶
41~50さささ
51~60クド
61~70西園
71~99誰も来ない
00理樹覚醒
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:39:58.21
あ
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:52:38.96
ダ‥カー
謙吾「……む?」トコトコ
ダレカー!
謙吾「理樹の声か!?」ダダダッ
騎士「少年だったのか!これはますます事情を聞かなくてはな」ニヤリ
謙吾「待てぇー!」ハァハァ
騎士「女子寮はもうすぐ出入り禁止の時間だぞ?」
理樹「謙吾!」
謙吾「どっ、どういう状況なのか分からないがとにかくそこに居るんだな理樹!?」
騎士「言っておくが渡さんぞ?」
謙吾「理樹は誰のものでも無い!お前とは争いたくなかったんだがな…」チャキ
騎士「竹刀が模造刀に勝てるか!」タタッ
ガキーンッ
理樹(とにかく今の内に…!)
大浴場
ジャー
理樹(とにかくペンキを落とそう…)
モブ「蛇口が勝手に!?」
ピキーン
理樹(今、僕はこの状態でとてつもなく悪い事を閃いた…)
理樹(>>58)
謙吾「……む?」トコトコ
ダレカー!
謙吾「理樹の声か!?」ダダダッ
騎士「少年だったのか!これはますます事情を聞かなくてはな」ニヤリ
謙吾「待てぇー!」ハァハァ
騎士「女子寮はもうすぐ出入り禁止の時間だぞ?」
理樹「謙吾!」
謙吾「どっ、どういう状況なのか分からないがとにかくそこに居るんだな理樹!?」
騎士「言っておくが渡さんぞ?」
謙吾「理樹は誰のものでも無い!お前とは争いたくなかったんだがな…」チャキ
騎士「竹刀が模造刀に勝てるか!」タタッ
ガキーンッ
理樹(とにかく今の内に…!)
大浴場
ジャー
理樹(とにかくペンキを落とそう…)
モブ「蛇口が勝手に!?」
ピキーン
理樹(今、僕はこの状態でとてつもなく悪い事を閃いた…)
理樹(>>58)
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 21:57:54.75
甲冑を脱がして胸を揉む
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 22:06:21.15
来ヶ谷部屋
来ヶ谷「まったく手こずらせた物だ……」グイ
バサッ
来ヶ谷「ふぅ、このまま今日は寝るか…」
モミッ
来ヶ谷「!?」
ガシッ
理樹「なっ!」
来ヶ谷「はあ!」ブンッ
バタンッ
理樹「うっ…」
1時間後
理樹「ううっ…頭が痛い」
来ヶ谷「目覚めたかな?」
理樹「く、来ヶ谷さん……」
来ヶ谷「やれやれせっかく謙吾少年が必死の時間稼ぎをしてくれたというのに一瞬の願望に目が眩んだな」
理樹「くっ…解けない!」グイグイ
来ヶ谷「さっきはよくもその…なんだ、触ってくれたな?私はこれからどうすると思う?」
理樹「どうするのさ…」
来ヶ谷「>>62」
来ヶ谷「まったく手こずらせた物だ……」グイ
バサッ
来ヶ谷「ふぅ、このまま今日は寝るか…」
モミッ
来ヶ谷「!?」
ガシッ
理樹「なっ!」
来ヶ谷「はあ!」ブンッ
バタンッ
理樹「うっ…」
1時間後
理樹「ううっ…頭が痛い」
来ヶ谷「目覚めたかな?」
理樹「く、来ヶ谷さん……」
来ヶ谷「やれやれせっかく謙吾少年が必死の時間稼ぎをしてくれたというのに一瞬の願望に目が眩んだな」
理樹「くっ…解けない!」グイグイ
来ヶ谷「さっきはよくもその…なんだ、触ってくれたな?私はこれからどうすると思う?」
理樹「どうするのさ…」
来ヶ谷「>>62」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 22:07:42.36
君を私の奴隷にするよ、この脱げない鎧を着せてね
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 22:13:13.84
理樹「脱げないってそれどういう…」ガンッ
理樹(そこからまた一時間程度気を失いました)
騎士「これは…」
来ヶ谷「全くよく眠るな、例の病は克服したのだろう?」
騎士「……っ!」グイグイ
来ヶ谷「言ったはずだ脱げないとな、一度でいいことを二度言わなきゃならないのはソイツが馬鹿だって事さ。……三度目は言わせるなよ?」
騎士「……もうこんな時間だ、恭介達ががそろそろ感ずく頃合いだよ」
来ヶ谷「ふっ、奴等に渡す物か!こんなに私の可愛い奴隷をな…?」
騎士「ひっ…」ゾクッ
理樹(そこからまた一時間程度気を失いました)
騎士「これは…」
来ヶ谷「全くよく眠るな、例の病は克服したのだろう?」
騎士「……っ!」グイグイ
来ヶ谷「言ったはずだ脱げないとな、一度でいいことを二度言わなきゃならないのはソイツが馬鹿だって事さ。……三度目は言わせるなよ?」
騎士「……もうこんな時間だ、恭介達ががそろそろ感ずく頃合いだよ」
来ヶ谷「ふっ、奴等に渡す物か!こんなに私の可愛い奴隷をな…?」
騎士「ひっ…」ゾクッ
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 22:18:43.47
夜
恭介「で、そこから理樹は行方不明って訳か」
鈴「あーあれは理樹だったのか」
恭介「会ったのか?」
鈴「着替えてる途中で入ってきて葉留佳の身体をまさぐった」
恭介「!?」ガタッ
真人「この灰色の脳裁縫で考えてみたんだがよォ…やっぱり来ヶ谷があやしいんじゃねえのか?」
謙吾「お前の脳は裁縫で出来たのか、納得した」
恭介「やはりそうだな…多分今理樹はこうしている間にも色々されてるに違いない!よしお前らこれから理樹を奪還する!作戦名オペレーション>>65!!」
恭介「で、そこから理樹は行方不明って訳か」
鈴「あーあれは理樹だったのか」
恭介「会ったのか?」
鈴「着替えてる途中で入ってきて葉留佳の身体をまさぐった」
恭介「!?」ガタッ
真人「この灰色の脳裁縫で考えてみたんだがよォ…やっぱり来ヶ谷があやしいんじゃねえのか?」
謙吾「お前の脳は裁縫で出来たのか、納得した」
恭介「やはりそうだな…多分今理樹はこうしている間にも色々されてるに違いない!よしお前らこれから理樹を奪還する!作戦名オペレーション>>65!!」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 22:20:35.74
奴隷開放
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 22:53:08.76
恭介「奴隷解放宣言の日は終わったな…しかしここにも奴隷と同じく虐げられている奴がいる」
真人「お前そういう発言ってギリギリじゃねぇか?」
恭介「構うもんか、行くぞ!真人、謙吾、反省文なんか気にするなっ!」
来ヶ谷部屋
恭介「大丈夫か!?」バンッ
どうなっていた?>>67
真人「お前そういう発言ってギリギリじゃねぇか?」
恭介「構うもんか、行くぞ!真人、謙吾、反省文なんか気にするなっ!」
来ヶ谷部屋
恭介「大丈夫か!?」バンッ
どうなっていた?>>67
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/19(木) 22:59:55.32
せっくす
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:22:17.44
ギシッギシッ
来ヶ谷「ふっ…ぁん!」ビクビク
恭介「」
バタン
恭介「帰るぞ……見るなお前ら……」トボトボ
謙吾「お前は一体何を見…うぉ!?」ガチャ
バタン
謙吾「か、帰るぞ…」ガシッ
鈴「私も気になる!」グググ
恭介「見たら汚れるんだぞ鈴、見たら汚れるんだ……」
朝
チュンチュン
騎士「ううん……」ゴシゴシ
ジャラジャラ
騎士「そ、そうだった!」
来ヶ谷「……」スヤスヤ
騎士(ベッドで僕は手足を拘束されている…オマケに脱げない趣味の悪い甲冑と来たもんだ…さてどうする……?)
>>70
来ヶ谷「ふっ…ぁん!」ビクビク
恭介「」
バタン
恭介「帰るぞ……見るなお前ら……」トボトボ
謙吾「お前は一体何を見…うぉ!?」ガチャ
バタン
謙吾「か、帰るぞ…」ガシッ
鈴「私も気になる!」グググ
恭介「見たら汚れるんだぞ鈴、見たら汚れるんだ……」
朝
チュンチュン
騎士「ううん……」ゴシゴシ
ジャラジャラ
騎士「そ、そうだった!」
来ヶ谷「……」スヤスヤ
騎士(ベッドで僕は手足を拘束されている…オマケに脱げない趣味の悪い甲冑と来たもんだ…さてどうする……?)
>>70
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:22:55.07
姉御を口説く
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:32:41.83
ガチャガチャ
来ヶ谷「うるさい、音を鳴らさず起きろ」
理樹「僕はゆいこさんに起きてほしくて鳴らしてるんだよ」
来ヶ谷「……は?」ダラ
理樹「さあ起きるんだゆいこさん、このまま寝坊ぐせを付けて将来の僕に家事までさせる気?」
来ヶ谷「ま、待て!その名で呼ぶな!!」
理樹「いいじゃないか僕らの愛の印だよ」
来ヶ谷「だっ、誰が愛などと…!」
理樹「夜を共にしたのにこういう所はやはりまだウブなんだね」ニコッ
来ヶ谷「うっ……」カァァ
理樹「さあこの鎧と鎖を外してよ、朝ご飯を食べよう」
来ヶ谷「……分かった」カチャリ
ニヤリ
来ヶ谷「?」
理樹「ただし食べるのは一緒じゃないけどね!」ダダダッ
来ヶ谷「えっ……」
朝
理樹「ひゅう…何とか切り抜けた!次は>>72」
来ヶ谷「うるさい、音を鳴らさず起きろ」
理樹「僕はゆいこさんに起きてほしくて鳴らしてるんだよ」
来ヶ谷「……は?」ダラ
理樹「さあ起きるんだゆいこさん、このまま寝坊ぐせを付けて将来の僕に家事までさせる気?」
来ヶ谷「ま、待て!その名で呼ぶな!!」
理樹「いいじゃないか僕らの愛の印だよ」
来ヶ谷「だっ、誰が愛などと…!」
理樹「夜を共にしたのにこういう所はやはりまだウブなんだね」ニコッ
来ヶ谷「うっ……」カァァ
理樹「さあこの鎧と鎖を外してよ、朝ご飯を食べよう」
来ヶ谷「……分かった」カチャリ
ニヤリ
来ヶ谷「?」
理樹「ただし食べるのは一緒じゃないけどね!」ダダダッ
来ヶ谷「えっ……」
朝
理樹「ひゅう…何とか切り抜けた!次は>>72」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:34:17.81
姉御に告白
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:42:22.26
来ヶ谷部屋
来ヶ谷「……」クスン
ガチャ
トコトコ
来ヶ谷「理樹君か……?」ゴシゴシ
理樹「うん…」
来ヶ谷「帰ってくれ裸の変態」
理樹「確かにそうだけど……それでも言いたい事があるんだ」
来ヶ谷「どうでもいい早く…」
理樹「僕と付き合って下さい!!」
来ヶ谷「っ!?」
理樹「僕はさっきあんな事言ったのに結局傷付けてしまっただけではなく君を利用してしまった、こんな事で埋まる様な溝では無いだろうけど謝罪と償いでそうするべきだと感じたんだ……どうかな?」
来ヶ谷「>>74」
来ヶ谷「……」クスン
ガチャ
トコトコ
来ヶ谷「理樹君か……?」ゴシゴシ
理樹「うん…」
来ヶ谷「帰ってくれ裸の変態」
理樹「確かにそうだけど……それでも言いたい事があるんだ」
来ヶ谷「どうでもいい早く…」
理樹「僕と付き合って下さい!!」
来ヶ谷「っ!?」
理樹「僕はさっきあんな事言ったのに結局傷付けてしまっただけではなく君を利用してしまった、こんな事で埋まる様な溝では無いだろうけど謝罪と償いでそうするべきだと感じたんだ……どうかな?」
来ヶ谷「>>74」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 21:45:12.37
君がそういうのなら私に拒む理由は無いな、こちらこそよろしく頼むよ
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 22:27:00.95
理樹(こうして僕らは付き合った、ヒビが合った関係になっていたがそれは愛で埋め尽くした。どうやら来ヶ谷さんの家族計画では僕は主夫らしい、それはともかく最初に片付けなければいけないのはどうやって透明な身体を元に戻すかだ)
終わり
終わり
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 04:53:02.98
めんどくさくなってんじゃねーよ!
Entry ⇒ 2014.07.22 | Category ⇒ リトルバスターズ! | Comments (0)
【艦これ】提督「翔鶴が小さくなっただと?」【響】
1 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 20:10:46.12
ぼくです
今日は翔鶴や、リクエストのあったビスマルクが
小さくなるっていうお話です
最近翔鶴さんの美しさも気づいてきたこの頃
は?響のほうが好きだから…
ゆっくり書いていきます 投下中にレスしてくれると
やる気が出ます やる気が出ると投下スピードがあがります
今日は翔鶴や、リクエストのあったビスマルクが
小さくなるっていうお話です
最近翔鶴さんの美しさも気づいてきたこの頃
は?響のほうが好きだから…
ゆっくり書いていきます 投下中にレスしてくれると
やる気が出ます やる気が出ると投下スピードがあがります
8 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 21:05:06.72
提督「また書類が上から渡されたんだ、響手伝ってくれ…あと、翔鶴も呼ぶか」
響「了解、呼びに行って来たらどうだい?」
提督「そうだな」
提督「翔鶴の部屋は…ここか おーい翔鶴ー」コンコン
提督「翔鶴ー?入るぞ―」ガチャ
翔鶴?「…」スヤスヤ
提督「え、なにこの翔鶴みたいな子…」
提督(いや、いつもの翔鶴の服装を着てる…ぶかぶかだけど)
提督(え、でもなんで!?というよりかわいい!?)
響「司令官、遅いよ」
響「司令官、この子は…」
提督「わからん…」
翔鶴?「…ん」
提督「あ、起きた」
翔鶴?「あれ、提督、なんで部屋に…」
提督「え、お前、翔鶴だよな…?」
翔鶴「はい、そうですけどどうかしましたか?」
提督「お前、身体が小さくなって…」
翔鶴「へ…」
翔鶴「…」ペタペタ
翔鶴「ええええ!?」
響「了解、呼びに行って来たらどうだい?」
提督「そうだな」
提督「翔鶴の部屋は…ここか おーい翔鶴ー」コンコン
提督「翔鶴ー?入るぞ―」ガチャ
翔鶴?「…」スヤスヤ
提督「え、なにこの翔鶴みたいな子…」
提督(いや、いつもの翔鶴の服装を着てる…ぶかぶかだけど)
提督(え、でもなんで!?というよりかわいい!?)
響「司令官、遅いよ」
響「司令官、この子は…」
提督「わからん…」
翔鶴?「…ん」
提督「あ、起きた」
翔鶴?「あれ、提督、なんで部屋に…」
提督「え、お前、翔鶴だよな…?」
翔鶴「はい、そうですけどどうかしましたか?」
提督「お前、身体が小さくなって…」
翔鶴「へ…」
翔鶴「…」ペタペタ
翔鶴「ええええ!?」
10 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 21:08:19.40
翔鶴「あっ、ちょ、服が…//」
提督「え、ああ、やtぅぱり縮んだの…か?」
翔鶴「そ、そうみたいです、て、提督、その一旦出てもらえませんか…」
提督「あ、ああすまんな…」
響「…でもなんで?」
翔鶴「えーと、心当たりはあるんですけど…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
翔鶴「あ、妖精さん、提督に艦載機の新しい開発をしてこいと言われたのですが…」
妖精「ん、おお!翔鶴さん1ちょうど良い所に!」
翔鶴「え?」
妖精「ささ、まあとりあえずお茶どうぞ」スス
翔鶴「あ、ありがとうございます」
翔鶴「変わった味ですね、なんというお茶ですか?」
妖精「ああ、なんか置いてあったやつだからよくわかんないんだよね」
翔鶴「そ、そうですか…では艦載機の開発を」
妖精「はい、いいですよ!こちらにどうぞ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
翔鶴「と、いうわけなんです、おそらく、あのお茶が原因だと思うんですけど」
提督(ドア越し)「また妖精か…身長が実質軽巡くらいにはなってるな…」
翔鶴「はい…飛行甲板も持てないです…」
提督(ドア越し)「主力なのに困るな…」
提督「え、ああ、やtぅぱり縮んだの…か?」
翔鶴「そ、そうみたいです、て、提督、その一旦出てもらえませんか…」
提督「あ、ああすまんな…」
響「…でもなんで?」
翔鶴「えーと、心当たりはあるんですけど…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
翔鶴「あ、妖精さん、提督に艦載機の新しい開発をしてこいと言われたのですが…」
妖精「ん、おお!翔鶴さん1ちょうど良い所に!」
翔鶴「え?」
妖精「ささ、まあとりあえずお茶どうぞ」スス
翔鶴「あ、ありがとうございます」
翔鶴「変わった味ですね、なんというお茶ですか?」
妖精「ああ、なんか置いてあったやつだからよくわかんないんだよね」
翔鶴「そ、そうですか…では艦載機の開発を」
妖精「はい、いいですよ!こちらにどうぞ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
翔鶴「と、いうわけなんです、おそらく、あのお茶が原因だと思うんですけど」
提督(ドア越し)「また妖精か…身長が実質軽巡くらいにはなってるな…」
翔鶴「はい…飛行甲板も持てないです…」
提督(ドア越し)「主力なのに困るな…」
12 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 21:12:45.57
やっぱ安価少し入れます
翔鶴「ふ、服はどうしましょう…」
響「そこそこ体格は変わってないから、いつもの服を縛ればなんとか…」
翔鶴「そうですね…」
モゾモゾ…あ、響さんちょっと…
肌が綺麗だなと思って…
ちょっ…、くすぐったいです
提督(入りてぇ…)
翔鶴「お、お待たせしました…」
提督「スカートがでかく見えるな…やっぱり誰かのを借りたほうがいいんじゃ」
翔鶴「そ、そうですか? 誰の服を借りましょう…」
提督「↓3とかいいんじゃないか」
翔鶴「ふ、服はどうしましょう…」
響「そこそこ体格は変わってないから、いつもの服を縛ればなんとか…」
翔鶴「そうですね…」
モゾモゾ…あ、響さんちょっと…
肌が綺麗だなと思って…
ちょっ…、くすぐったいです
提督(入りてぇ…)
翔鶴「お、お待たせしました…」
提督「スカートがでかく見えるな…やっぱり誰かのを借りたほうがいいんじゃ」
翔鶴「そ、そうですか? 誰の服を借りましょう…」
提督「↓3とかいいんじゃないか」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 21:16:38.90
大鳳
17 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 21:26:48.09
提督「大鳳辺りの服装ならいけるんじゃないか?その、胴体についてる飛行甲板的にも…チラッ」
翔鶴「も、もう!そこは言わないでください…」
提督「まあいい、借りてきたら戻ってこい」
翔鶴「も、戻りました…」
響「戻ったよ すこし大きいけど問題ないみたいだよ」
提督(やっぱり美しいな…)
提督「ああ、じゃあ書類片してくれ 量はおおいけどあっさりしたものが多いみたいだから」
翔鶴「はい… よいしょ…」
響「よっと」
提督「いつもの高さじゃ少し大きかったか」
翔鶴「ええ、イスを登るなんて初めてです」
響「私なんかほぼ毎回だけどね」
提督「うーん・・・」
翔鶴「提督、どうかしましたか?」
提督「翔鶴!おれの膝の上に来い!」
翔鶴「えっ、な、なんでまた//」
提督「翔鶴膝の上に乗っけてみたかったんだ、来い!提督命令だ!」
翔鶴「わ、わかりました、行きます…」
響「たらし」
提督「響なんかいった?」
響「何も言ってないよ」
なんかZガンダムの艦隊戦のBGM聞きながら翔鶴旗艦にしてレシピ回したら瑞鶴一発ででた…
翔鶴「も、もう!そこは言わないでください…」
提督「まあいい、借りてきたら戻ってこい」
翔鶴「も、戻りました…」
響「戻ったよ すこし大きいけど問題ないみたいだよ」
提督(やっぱり美しいな…)
提督「ああ、じゃあ書類片してくれ 量はおおいけどあっさりしたものが多いみたいだから」
翔鶴「はい… よいしょ…」
響「よっと」
提督「いつもの高さじゃ少し大きかったか」
翔鶴「ええ、イスを登るなんて初めてです」
響「私なんかほぼ毎回だけどね」
提督「うーん・・・」
翔鶴「提督、どうかしましたか?」
提督「翔鶴!おれの膝の上に来い!」
翔鶴「えっ、な、なんでまた//」
提督「翔鶴膝の上に乗っけてみたかったんだ、来い!提督命令だ!」
翔鶴「わ、わかりました、行きます…」
響「たらし」
提督「響なんかいった?」
響「何も言ってないよ」
なんかZガンダムの艦隊戦のBGM聞きながら翔鶴旗艦にしてレシピ回したら瑞鶴一発ででた…
19 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 21:38:32.76
提督「ばっちこい」
翔鶴「し、失礼します」ギシ…
提督「おおうこれは…」ズイッ
翔鶴「な、なんですか」
提督「なんでもねえwwwwてかいい匂いするwwwwww」
翔鶴「や、やめてください提督、恥ずかしいです」
提督「一仕事終わったら妖精のところ行くか」
提督「こういう時だけ身長高くて良かったって思うわ…」
翔鶴「す、すいません…」
響「軽巡というよりは少し小さいような…身長が低ければ駆逐艦の服でも着れたんじゃないかな」
提督「元から身長高い美人だからな」
翔鶴「や、やめてください提督…」
響(たらしだ…)
提督「俺はたらしじゃない」
響「え…」
翔鶴「し、失礼します」ギシ…
提督「おおうこれは…」ズイッ
翔鶴「な、なんですか」
提督「なんでもねえwwwwてかいい匂いするwwwwww」
翔鶴「や、やめてください提督、恥ずかしいです」
提督「一仕事終わったら妖精のところ行くか」
提督「こういう時だけ身長高くて良かったって思うわ…」
翔鶴「す、すいません…」
響「軽巡というよりは少し小さいような…身長が低ければ駆逐艦の服でも着れたんじゃないかな」
提督「元から身長高い美人だからな」
翔鶴「や、やめてください提督…」
響(たらしだ…)
提督「俺はたらしじゃない」
響「え…」
22 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 21:52:59.98
提督「さて、妖精のところ行くぞ」
提督「あ、降りてくれ」
翔鶴「あ、はい すいません」
響「ところで、その妖精はやっぱり前私にもあった…」
翔鶴「はい、多分前回カレーをくばってたリーダーだと思います」
響「やっぱりか…」
提督「オラァ妖精!!」
妖精「はいなんでしょう!」
提督「はいなんでしょうじゃねえ!解ってるんだろうな!翔鶴を見ろ!」
ビシッ _人人人人_
二ア > 翔鶴 <
 ̄Y^Y^Y ̄
提督「なんか翔鶴に飲ませただろ!」
妖精「あ、はい!実験でこんどは小さくなる薬を!」
提督「うちの艦娘に盛るな!!」
妖精「私達には効能がないんですよ、なぜか」
提督「じゃあせめて許可を出せ!!」
妖精「次からそうします!!」
翔鶴「次もあるんですか…」
提督「あ、降りてくれ」
翔鶴「あ、はい すいません」
響「ところで、その妖精はやっぱり前私にもあった…」
翔鶴「はい、多分前回カレーをくばってたリーダーだと思います」
響「やっぱりか…」
提督「オラァ妖精!!」
妖精「はいなんでしょう!」
提督「はいなんでしょうじゃねえ!解ってるんだろうな!翔鶴を見ろ!」
ビシッ _人人人人_
二ア > 翔鶴 <
 ̄Y^Y^Y ̄
提督「なんか翔鶴に飲ませただろ!」
妖精「あ、はい!実験でこんどは小さくなる薬を!」
提督「うちの艦娘に盛るな!!」
妖精「私達には効能がないんですよ、なぜか」
提督「じゃあせめて許可を出せ!!」
妖精「次からそうします!!」
翔鶴「次もあるんですか…」
23 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 22:13:09.09
提督「はあ…それで、時間は!?」
妖精「はい!さきほど300/230/530/430を回して6時間だったので、おそらく翔鶴さんか瑞鶴さんの強化セットが出ますよ!」
提督「ちげーよ!!翔鶴に盛った薬の話だ!」
妖精「あ、それは一日です!」
提督「はあ、一日ならまだいいか…」
妖精「次はもっと延ばせるように頑張ります!」
提督「頼んでねえよ!!」
響「この二人でコンビ組めるんじゃないかな」
翔鶴「破天荒ですね…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「まったく…困ったもんだぜ」ガチャ
レーベ「あ、提督 実は困ったことがあって」
提督「珍しいな、どうかしたか」
翔鶴「あ、どうも」ペコ
レーベ「え、この人は?」
響「翔鶴さんだよ、色々あって縮んだのさ」
レーベ「あ、同じ…実は、ビスマルクもこんな状態になったんだ!」
提督「え、ビスマルクもかよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ビスマルク「提督、これはどういうことだ」
提督「どうもこうも…お前工廠に行ったか?」
ビスマルク「ああ、行ったぞ、新しい装備が欲しくてね で、それとこの状態になった関係はあるの?」
提督「お茶みたいなの飲んだか?」
ビスマルク「…飲んだわ ここの妖精とやらに進められてね」
提督「ああ…それだわ」
ビスマルク「そんなことよりこいつをどうにかしてくれ!コレじゃ出撃が出来んぞ!」
提督「それは一日で切れるらしい あと今日は出撃しない」
ビスマルク「!?提督、それはこの私が力不足だとでも…?」
提督「そうじゃない!お前はもちろん頼りにしてるぞ!つよいし!」
ビスマルク「そうね、当然じゃない、もっと褒めていいのよ」
提督「いやな、実は翔鶴もこんなお前みたいな状態なんだ…」
ビスマルク「ああ、同じ第一艦隊にいる空母ね、彼女もなの?」
提督「ああ、同じく飲まされたみたいだ」
ビスマルク「ここの鎮守府の妖精達は成ってないようね…私が一喝しましょうか」
提督「あ、いいわ別に 言っても治らないからあいつら」
ビスマルク「…」
レーベ「…一日、待てばいいんだよね」
妖精「はい!さきほど300/230/530/430を回して6時間だったので、おそらく翔鶴さんか瑞鶴さんの強化セットが出ますよ!」
提督「ちげーよ!!翔鶴に盛った薬の話だ!」
妖精「あ、それは一日です!」
提督「はあ、一日ならまだいいか…」
妖精「次はもっと延ばせるように頑張ります!」
提督「頼んでねえよ!!」
響「この二人でコンビ組めるんじゃないかな」
翔鶴「破天荒ですね…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「まったく…困ったもんだぜ」ガチャ
レーベ「あ、提督 実は困ったことがあって」
提督「珍しいな、どうかしたか」
翔鶴「あ、どうも」ペコ
レーベ「え、この人は?」
響「翔鶴さんだよ、色々あって縮んだのさ」
レーベ「あ、同じ…実は、ビスマルクもこんな状態になったんだ!」
提督「え、ビスマルクもかよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ビスマルク「提督、これはどういうことだ」
提督「どうもこうも…お前工廠に行ったか?」
ビスマルク「ああ、行ったぞ、新しい装備が欲しくてね で、それとこの状態になった関係はあるの?」
提督「お茶みたいなの飲んだか?」
ビスマルク「…飲んだわ ここの妖精とやらに進められてね」
提督「ああ…それだわ」
ビスマルク「そんなことよりこいつをどうにかしてくれ!コレじゃ出撃が出来んぞ!」
提督「それは一日で切れるらしい あと今日は出撃しない」
ビスマルク「!?提督、それはこの私が力不足だとでも…?」
提督「そうじゃない!お前はもちろん頼りにしてるぞ!つよいし!」
ビスマルク「そうね、当然じゃない、もっと褒めていいのよ」
提督「いやな、実は翔鶴もこんなお前みたいな状態なんだ…」
ビスマルク「ああ、同じ第一艦隊にいる空母ね、彼女もなの?」
提督「ああ、同じく飲まされたみたいだ」
ビスマルク「ここの鎮守府の妖精達は成ってないようね…私が一喝しましょうか」
提督「あ、いいわ別に 言っても治らないからあいつら」
ビスマルク「…」
レーベ「…一日、待てばいいんだよね」
25 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 22:33:18.36
提督「戻ったぞ」
翔鶴「あ、おかえりなさい」
響「おかえり」
提督「ビスマルクのやつ、活発で生意気な女の子って感じだったぞ」
翔鶴「元から強気な性格ですし…」
響「しょうがないね」
提督「俺からしたらパーフェクトなんだがな」
翔鶴「あ、提督、その、それは?」
響「聞いたらいけないことだ…翔鶴さん」
翔鶴「えーと…ろりこん…って言うのでしたっけ」アセアセ
提督「」
響「…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「ふう、疲れた」
翔鶴「お茶でも淹れましょうか?」
提督「ああ、たのむ」
翔鶴「よいしょ…」ガタン
スタスタ
翔鶴「えーと、お茶はここに…」ガサガサ
翔鶴「あ、あった、今淹れます…きゃっ」カクッ
バタン!
提督「!? おい翔鶴大丈夫か」
翔鶴「あ、はい…ちょっとなんだか身体に慣れなくて…」ヨイショ
響「お茶を淹れる前でよかったね」
翔鶴「あ、おかえりなさい」
響「おかえり」
提督「ビスマルクのやつ、活発で生意気な女の子って感じだったぞ」
翔鶴「元から強気な性格ですし…」
響「しょうがないね」
提督「俺からしたらパーフェクトなんだがな」
翔鶴「あ、提督、その、それは?」
響「聞いたらいけないことだ…翔鶴さん」
翔鶴「えーと…ろりこん…って言うのでしたっけ」アセアセ
提督「」
響「…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「ふう、疲れた」
翔鶴「お茶でも淹れましょうか?」
提督「ああ、たのむ」
翔鶴「よいしょ…」ガタン
スタスタ
翔鶴「えーと、お茶はここに…」ガサガサ
翔鶴「あ、あった、今淹れます…きゃっ」カクッ
バタン!
提督「!? おい翔鶴大丈夫か」
翔鶴「あ、はい…ちょっとなんだか身体に慣れなくて…」ヨイショ
響「お茶を淹れる前でよかったね」
29 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 22:53:08.19
提督「にしても、翔鶴っていろいろ縮んだよな」
翔鶴「いろいろ…ですか?」
提督「胸とか」
翔鶴「そ、それは…もう!いいじゃないですか…」
響「司令官、セクハラで憲兵に突き出せるよ」
提督「響嫉妬するなよwwwwwwww」
響「…」ガチャ ピ…ピピッピッ
提督「電話かけないで!!!!」
翔鶴「そろそろ寝る時間ですね…」
提督「若干遊んでたけど付きあわせて悪かったな」
翔鶴「いえ、これくらいの仕事ならいつでも呼んでください」
響「眠いから先に寝るよ…おやすみ、司令官、翔鶴さん」
翔鶴「はい、おやすみなさい」
提督「はぁ…俺も寝るかな…」ゴロン
翔鶴「寝るかなって、いま寝るんですか…」
提督「ここで寝るか」ポンポン
翔鶴「ね、寝ませんよ!」
提督(提督命令で居させることもできそうだがどうしよう…↓3)
翔鶴「いろいろ…ですか?」
提督「胸とか」
翔鶴「そ、それは…もう!いいじゃないですか…」
響「司令官、セクハラで憲兵に突き出せるよ」
提督「響嫉妬するなよwwwwwwww」
響「…」ガチャ ピ…ピピッピッ
提督「電話かけないで!!!!」
翔鶴「そろそろ寝る時間ですね…」
提督「若干遊んでたけど付きあわせて悪かったな」
翔鶴「いえ、これくらいの仕事ならいつでも呼んでください」
響「眠いから先に寝るよ…おやすみ、司令官、翔鶴さん」
翔鶴「はい、おやすみなさい」
提督「はぁ…俺も寝るかな…」ゴロン
翔鶴「寝るかなって、いま寝るんですか…」
提督「ここで寝るか」ポンポン
翔鶴「ね、寝ませんよ!」
提督(提督命令で居させることもできそうだがどうしよう…↓3)
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 22:54:59.49
一緒に寝ようや
35 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 23:11:34.57
提督「翔鶴」
翔鶴「なんですか?」
提督「一緒に寝ようや」
翔鶴「い、嫌ですって1」
提督「じゃあ提督命令っていったらどうする」
翔鶴「……て、提督が…そこまでいうなら…」ボソッ
提督「え、なに?」
翔鶴「なんでもないです!今回だけですからね!」
提督「ベッド小せえけどいまの翔鶴なら大丈夫だろ」
翔鶴「朝どうなってるかわかりませんよ?」
提督「あー寒いからもっと寄ってくれよ」(棒)
翔鶴「い、今はもう初夏の頃じゃないですか‥」
提督「寄れよ…」(イケボ)
翔鶴「…! は、はい…」
提督(至福…)
提督(あ、やべ眠い…)
提督「…」
翔鶴「も、もう寝たんですか…」
朝
青葉「失礼します!今日の出撃について取材というかメモを!!」
提督「…んあ 朝か…」
翔鶴「あ…そうだ、私提督のところで…」
青葉「あ、あ、ああ、あ、翔鶴さん、ふ、服が…」
翔鶴「え… ってきゃっ!?」
提督「え、うわあああああ 元に戻って服が破けたのか!?」
青葉「あ、青葉み、見ちゃいましたぁあああああ」ダダダダダ
提督「まて青葉誤解だあああ!!!!」
翔鶴「…い、行っちゃいましたね…」
提督「ああ、どうしよう知れ渡ったら…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
食堂
提督「ふう…」ガチャ
響「昨夜はお楽しみだったようで」イラッ
雷「し、司令官ほ、本当なの!?」
金剛「そんな…no…提督と寝るのは、わ、私…デース…」
鈴谷「提督…たらしなだけあるわ」
北上「まあこんな女がいっぱいいる中じゃガマンもできなくなるって…」
提督「▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああ」
翔鶴「なんですか?」
提督「一緒に寝ようや」
翔鶴「い、嫌ですって1」
提督「じゃあ提督命令っていったらどうする」
翔鶴「……て、提督が…そこまでいうなら…」ボソッ
提督「え、なに?」
翔鶴「なんでもないです!今回だけですからね!」
提督「ベッド小せえけどいまの翔鶴なら大丈夫だろ」
翔鶴「朝どうなってるかわかりませんよ?」
提督「あー寒いからもっと寄ってくれよ」(棒)
翔鶴「い、今はもう初夏の頃じゃないですか‥」
提督「寄れよ…」(イケボ)
翔鶴「…! は、はい…」
提督(至福…)
提督(あ、やべ眠い…)
提督「…」
翔鶴「も、もう寝たんですか…」
朝
青葉「失礼します!今日の出撃について取材というかメモを!!」
提督「…んあ 朝か…」
翔鶴「あ…そうだ、私提督のところで…」
青葉「あ、あ、ああ、あ、翔鶴さん、ふ、服が…」
翔鶴「え… ってきゃっ!?」
提督「え、うわあああああ 元に戻って服が破けたのか!?」
青葉「あ、青葉み、見ちゃいましたぁあああああ」ダダダダダ
提督「まて青葉誤解だあああ!!!!」
翔鶴「…い、行っちゃいましたね…」
提督「ああ、どうしよう知れ渡ったら…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
食堂
提督「ふう…」ガチャ
響「昨夜はお楽しみだったようで」イラッ
雷「し、司令官ほ、本当なの!?」
金剛「そんな…no…提督と寝るのは、わ、私…デース…」
鈴谷「提督…たらしなだけあるわ」
北上「まあこんな女がいっぱいいる中じゃガマンもできなくなるって…」
提督「▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああ」
36 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 23:14:05.58
ビスマルク「ふ…朝か…そうだ身体は…」
ビスマルク「あれ…服がない…?」
おわり
ビスマルク「あれ…服がない…?」
おわり
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/21(土) 23:15:50.48
おつん
38 :1 ◆Ew3/imucfM :2014/06/21(土) 23:16:37.49
おわりです 無理やりまとめたかんじがあってすいませんww
最近翔鶴さんが最近少しお気に入りでしてww
あ、一番は響ですよ?もちろん
はやくヴェールヌイにしたいなぁ…
ネタが減ってきましたが、ぼくは元気です
では、見てくれた方ありがとうございます
アドバイスくれた方もありがとうございます
最近翔鶴さんが最近少しお気に入りでしてww
あ、一番は響ですよ?もちろん
はやくヴェールヌイにしたいなぁ…
ネタが減ってきましたが、ぼくは元気です
では、見てくれた方ありがとうございます
アドバイスくれた方もありがとうございます
Entry ⇒ 2014.07.22 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
雪歩「響ちゃんには沖縄感が足りない!」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:14:22.73
響「……はえ?」
美希「雪歩、どうしたの?」
雪歩「響ちゃんは沖縄っぽくないよ!」ビシッ
美希「いや、だから」
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:15:23.90
響「自分、本当に沖縄出身だし……『ぽくない』とか言われてもどうしようもないぞ」
雪歩「なんか、東京の人が無理してるみたいな感じがするんだ」
美希「そ、そんなことないの……だよね?」
響「そんなことないよ!」
雪歩「それじゃあ、響ちゃん。美希ちゃんも思い出して」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:15:54.84
美希「え?」
雪歩「響ちゃんのお家に招かれて、この部屋に入った時のこと」
――
ガチャッ
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:16:23.32
響「お、雪歩と美希! いらっしゃい、あがってよ」
美希「こんにちは、響」
雪歩「お菓子買ってきたよ」
響「お、ありがと雪歩!」
美希「お邪魔しますなのー」
――
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:16:49.73
雪歩「ね!?」
響「い、いや……ねって言われても」
美希「沖縄感が足りないって、どういうことなの?」
雪歩「だって、響ちゃん『いらっしゃい』って! 普通に部屋に入れてくれたんだよ!」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:17:19.89
美希「いけなかったの……?」
響「もしかして、『はいさーい』とか言わないから?」
雪歩「そうだよ! それに、響ちゃんが出してくれた冷たいさんぴん茶だって……!」
美希「おいしいよね」
雪歩「このペットボトル、思いっきり『ジャスミンティー』って書いてあるし!」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:17:50.32
響「名前が違うだけだぞ、中身は同じだよ」
雪歩「違うんだよ響ちゃん……っ! もっとうちなーな感じで行こうよ!」
響「いや、ここ東京だもんな」
雪歩「でもっ!! せめてウミンチュのTシャツを着ることぐらいっ……!!」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:18:21.28
美希「響、どんなTシャツ着てるの?」
響「ん、こんなんだぞ」クルッ
美希「と、『TOKYO PRIDE』……」
雪歩「東京のプライドなんか持っちゃダメだよぉ!」バンッ
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:18:57.95
響「だって好きだからしょうがないぞ、このTシャツ」
雪歩「似合ってるけど……」
美希「ちょ、ちょっとストップ! ねぇ雪歩、どうしてそんなに興奮気味なの?」
雪歩「えーと、ちょっと待って……あった。これを読んだんだ」スッ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:19:28.68
美希「『今日から始める沖縄生活』……?」
響「表紙の写真、これ多分福岡だぞ」
美希「えっ、めちゃくちゃ怪しいの」
雪歩「これを見たけど、響ちゃんは沖縄の人の特徴に当てはまらないんだよ」
響「特徴?」パラッ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:20:03.21
響「えーと、『常にゴーヤを持っている』」
美希「いやいやいや」
響「『ソーキそば以外の麺類を食べる人は敵』?」
美希「貴音は響の敵だったんだね……」
響「違うって! こんなのあり得ないぞ」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:20:47.33
雪歩「響ちゃん、いまゴーヤ持ってないよね」
響「持ってるわけ無いでしょ!」
雪歩「もしかしてサーターアンダギーは持ってる?」
響「持ち運びはしないなぁ、冷蔵庫に入ってるけど」
雪歩「ソーキそばは?」
響「簡単に持てるようなモノじゃないぞ」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:21:15.67
美希「ねえ、雪歩」
雪歩「うん?」
美希「そんなに響から沖縄感がしないなら、雪歩がプロデュースしてみると良いの」
響「ばっ」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:21:45.86
雪歩「それ良いね!」
美希「どんな感じだと沖縄人なのか、響も知りたいでしょ?」
響「み、美希ぃ」
雪歩「それじゃあ響ちゃん、ちょっと来て。美希ちゃんはここで待っててね」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:22:20.03
美希「りょうかいなのー」
バタン
美希「……悪いことしたなぁ。許してなの、響!」
――
――――
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:23:02.30
雪歩「おまたせ」
美希「……そのサングラスかけて、アロハシャツ着て、楽器持ってるのが響?」
雪歩「三線だよ」
美希「よく持ってたね……」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:23:30.21
響「でーじ、なまら、はいさーい」パッ
美希「北海道混ざってるの!」
響「自分、うちなーだから海大好きさー、シーサー」
美希「サムすぎるし、目が死んでるの……」
雪歩「うふふ、どうかな?」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:23:58.24
美希「ど、どうかなって、これは……」
響「美希」
美希「えっ?」
響「首里城!」ビシッ
美希「何が!?」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:24:28.27
雪歩「沖縄っぽいでしょ」
美希「雪歩、沖縄を何だと思ってるの……?」
雪歩「行ったことないから分からないけど、だいたいこんな感じかな、って思って」
美希「想像なの!?」
響「かなさんどだべ」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:25:08.77
美希「東北だよね……?」
雪歩「どう?」
美希「いや、どうって聞かれても」
響「自分、こんなんじゃなきゃいけないのかな……」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:25:37.58
美希「そんなことないと思うけど……」
響「沖縄に帰りたくなってきたぞ……あれ、何が本物の沖縄なんだ?」
雪歩「まだまだ精進が足りないね、響ちゃん」
美希「雪歩、いつもの響を返して欲しいの!!」
おわり
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:26:14.81
沖縄行ったらハイサイおばさんって土産屋があったので。お疲れ様でした。
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/22(日) 03:27:31.57
乙です
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 03:27:34.96
乙。もうわけわかんねぇよ……
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/22(日) 08:43:02.73
乙!
なんにせよ響かわいい
なんにせよ響かわいい
Entry ⇒ 2014.07.21 | Category ⇒ アイドルマスター | Comments (0)
【ミリマス】P「アイドルの衣装チェック」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 00:21:28.04
P「遂にこの日が来たな…」
P「夏に向けての…水着衣装チェックだやっほおおおおおおおい!」
亜利沙「むひょおおおお!こ、興奮してきましたよ!アイドルちゃん達のあられもない姿が拝めるんですね!」
P「今日はお前もチェックされるんだよよ!さっさと着替えてこーい!」
亜利沙「あーれー」
P「夏に向けての…水着衣装チェックだやっほおおおおおおおい!」
亜利沙「むひょおおおお!こ、興奮してきましたよ!アイドルちゃん達のあられもない姿が拝めるんですね!」
P「今日はお前もチェックされるんだよよ!さっさと着替えてこーい!」
亜利沙「あーれー」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 00:36:18.83
杏奈「プロデューサーさん…杏奈、着替え終わったよ…」
P「お、ご苦労様。どれどれ…」
ジー
P(うひー!ふひー!たまらん!杏奈の生足!お尻!可愛いおっぱい!おっぱい!よく見ると腰に履いてたスカートの跡が残ってていいぞー!ペロペロしたいよ杏奈ペロペロペロペロ!)
P「…うん!いいね!バッチリだ!」
杏奈「うん…杏奈、プロデューサーさんに、褒められて嬉しい…です。」
P「お、ご苦労様。どれどれ…」
ジー
P(うひー!ふひー!たまらん!杏奈の生足!お尻!可愛いおっぱい!おっぱい!よく見ると腰に履いてたスカートの跡が残ってていいぞー!ペロペロしたいよ杏奈ペロペロペロペロ!)
P「…うん!いいね!バッチリだ!」
杏奈「うん…杏奈、プロデューサーさんに、褒められて嬉しい…です。」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 00:48:55.35
P「杏奈、ちょっと目をつぶっててくれないか?」
杏奈「…いいけど?なんで?」
P「目をつぶったときにどれだけ可愛いか確認するのだ!」
杏奈「よくわかんないけど…わかった。こう?」
P「OKそのままで!ゼッタイ目を開けちゃだめだかんね!」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P(う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!)
杏奈「…いいけど?なんで?」
P「目をつぶったときにどれだけ可愛いか確認するのだ!」
杏奈「よくわかんないけど…わかった。こう?」
P「OKそのままで!ゼッタイ目を開けちゃだめだかんね!」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P(う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!)
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 00:53:30.37
杏奈「…プロデューサーさん?」
P「だ!駄目だ!まだ動いちゃだめだ!」
杏奈「は、はい」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P(あ、ああああああ!わあああああああああ!で、でりゅうううううう!)
ドピュドピュ
シュッ
フキフキ
P「ふう…もういいよ」
杏奈「どうだった?杏奈可愛いかった?」
P「ああ、かわいいかわいい…もう行っていいよ。」
杏奈「あ、はい…失礼します」
P「だ!駄目だ!まだ動いちゃだめだ!」
杏奈「は、はい」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P(あ、ああああああ!わあああああああああ!で、でりゅうううううう!)
ドピュドピュ
シュッ
フキフキ
P「ふう…もういいよ」
杏奈「どうだった?杏奈可愛いかった?」
P「ああ、かわいいかわいい…もう行っていいよ。」
杏奈「あ、はい…失礼します」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 00:57:57.93
翼「プロデューサーさん!おまたせ!」
P「お!次は翼か!さっそくチェックするぞ~」
翼「よろしくお願いします!この水着ならモテモテかな?」
P(モテモテどころかモミモミしてーよ!)
翼「どう?」
P「うん、これならモテモテ間違いナシだ!」
翼「ヤッター!」
P「んじゃ、目を閉じてくれ」
翼「りょーかい!」
P「お!次は翼か!さっそくチェックするぞ~」
翼「よろしくお願いします!この水着ならモテモテかな?」
P(モテモテどころかモミモミしてーよ!)
翼「どう?」
P「うん、これならモテモテ間違いナシだ!」
翼「ヤッター!」
P「んじゃ、目を閉じてくれ」
翼「りょーかい!」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 01:05:54.96
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P(翼!翼!可愛いよ翼!この間は屋外だったから、シコシコ出来なかったけど今度は室内、事務所!全力でシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコしてやるぜぇ!)
翼「プロデューサーさん…なんか変な音がするけど?」
P「目は開けるなよ…これは空中から空気振動でマッサージしてるんだ。だんだん効いてこないか?目は開けるなよ」
翼「うーん、そういえばそうかも…」
P「うっ」ドピュドピュ!!
翼「え?な、何?」
P「い、いや、何でもないから何でもないから!目は開けるなよ!まだ開けるなよ!」フキフキフキフキフキフキフキフキ
P「よし、おしまい、お疲れさん、またね」
翼「え?あの?」
P「あ?何?俺忙しいんだけど?」
翼「う、な、なんでも無い」
P(翼!翼!可愛いよ翼!この間は屋外だったから、シコシコ出来なかったけど今度は室内、事務所!全力でシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコしてやるぜぇ!)
翼「プロデューサーさん…なんか変な音がするけど?」
P「目は開けるなよ…これは空中から空気振動でマッサージしてるんだ。だんだん効いてこないか?目は開けるなよ」
翼「うーん、そういえばそうかも…」
P「うっ」ドピュドピュ!!
翼「え?な、何?」
P「い、いや、何でもないから何でもないから!目は開けるなよ!まだ開けるなよ!」フキフキフキフキフキフキフキフキ
P「よし、おしまい、お疲れさん、またね」
翼「え?あの?」
P「あ?何?俺忙しいんだけど?」
翼「う、な、なんでも無い」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 01:21:44.58
エレナ「オマタセだヨ!プロデューサー!」
P「目を閉じて!」
エレナ「エ?」
P「早く!我慢出来ないから!」
エレナ「ワ、ワカッタョ」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P(これだから!これだから、エレナはたまらんのじゃい!フェロモンがスゲーよ!)
エレナ(…ナンナンダロ?あ、ワカッタ)
P「目を閉じて!」
エレナ「エ?」
P「早く!我慢出来ないから!」
エレナ「ワ、ワカッタョ」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P(これだから!これだから、エレナはたまらんのじゃい!フェロモンがスゲーよ!)
エレナ(…ナンナンダロ?あ、ワカッタ)
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 01:25:53.18
エレナ「プロデューサー!」
P「なんだよ、俺は今忙しい…」
エレナ「こんなポーズ、どうカナ?」
P「うおおおおおおお!そ、そのポーズは!」
エレナ「それともコッチ?」
P「うひょおおおお!そのまま!そのままだ!目は開けるなよ」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P「うっ」ドピュ!!ドピュ!!ドピュ!!ドピュ!!
エレナ(ヤレヤレ、プロデューサーもタイヘンだネ!)
P「なんだよ、俺は今忙しい…」
エレナ「こんなポーズ、どうカナ?」
P「うおおおおおおお!そ、そのポーズは!」
エレナ「それともコッチ?」
P「うひょおおおお!そのまま!そのままだ!目は開けるなよ」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P「うっ」ドピュ!!ドピュ!!ドピュ!!ドピュ!!
エレナ(ヤレヤレ、プロデューサーもタイヘンだネ!)
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 02:50:38.00
美也「プロデューサーさ~ん、着替えてきました~」
P「宮尾さん、水着から胸が出てますよ…」
シマイシマイ
P「これでよし!」
美也「プロデューサーさん、わざわざありがとうございます~」
P「ではお願いします」
美也「あ、いつものやつですね~」
(>_<)
美也「はい、どうぞ~」
P「目、開けないでくださいね…」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P「口開けてください!」
美也「いつものドリンクですね~」
P「ウッ!」ドピュッドピュッ
美也「うーん、なんだか前より薄い味です~」
P「宮尾さん、水着から胸が出てますよ…」
シマイシマイ
P「これでよし!」
美也「プロデューサーさん、わざわざありがとうございます~」
P「ではお願いします」
美也「あ、いつものやつですね~」
(>_<)
美也「はい、どうぞ~」
P「目、開けないでくださいね…」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
P「口開けてください!」
美也「いつものドリンクですね~」
P「ウッ!」ドピュッドピュッ
美也「うーん、なんだか前より薄い味です~」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 02:57:47.08
志保「プロデューサーさん、衣装の着替え終わりました」
P「ああ、ご苦労様。んじゃ、チェックするから」
志保(最近、プロデューサーさん、加齢臭が強くなったみたい…まあ、私は別にいいけど…)
P「目を閉じてポージング練習しようか。そのほうがイメージわきやすいハズだ」
志保「あ、はい。わかりました。」
志保「どうですか?」
P「うーん、もうちょっと男を挑発するようにしてみようか」
志保「な、プロデューサーさん!ち、近い!」
P「目を開けるなよ…そういうトレーニングなんだから」
志保「で、でも」
志保(ヤダ…プロデューサーさんの匂い…むせかえりそうなほどクラクラする!)
P「ああ、ご苦労様。んじゃ、チェックするから」
志保(最近、プロデューサーさん、加齢臭が強くなったみたい…まあ、私は別にいいけど…)
P「目を閉じてポージング練習しようか。そのほうがイメージわきやすいハズだ」
志保「あ、はい。わかりました。」
志保「どうですか?」
P「うーん、もうちょっと男を挑発するようにしてみようか」
志保「な、プロデューサーさん!ち、近い!」
P「目を開けるなよ…そういうトレーニングなんだから」
志保「で、でも」
志保(ヤダ…プロデューサーさんの匂い…むせかえりそうなほどクラクラする!)
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 03:07:14.39
P「目はまだ開けるな。そのままだ」
ポロン
志保「は、はい…」
志保(な、なに?匂いが強く、あっやだ、私…変な気分に…)
P「身体をくねらせてるのか?いいね…男にはそのしぐさ、たまんないよね」
志保(ち、ちがうぅ…身体が勝手に…)
P(ウヒヒヒヒヒ!ええのう!ええのう!)
P「水着が寄れてるな…直すから動かないでよ」
志保「あ!い、イヤ!今触らないで!や、あ!ああ!ひゃあん!」ビクゥッ
P「どうかしたの?」
志保「…な……なんでも…ない…れす」
P(ヒヒヒ、ろれつ回ってないやん。)ドピュッ
ポロン
志保「は、はい…」
志保(な、なに?匂いが強く、あっやだ、私…変な気分に…)
P「身体をくねらせてるのか?いいね…男にはそのしぐさ、たまんないよね」
志保(ち、ちがうぅ…身体が勝手に…)
P(ウヒヒヒヒヒ!ええのう!ええのう!)
P「水着が寄れてるな…直すから動かないでよ」
志保「あ!い、イヤ!今触らないで!や、あ!ああ!ひゃあん!」ビクゥッ
P「どうかしたの?」
志保「…な……なんでも…ない…れす」
P(ヒヒヒ、ろれつ回ってないやん。)ドピュッ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 03:12:56.77
風花「プロデューサーさん。お待たせです!今日はどんなセクハラにも負けないぞ!」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
風花「へ?え?エエエエエエエエエエ?」
ドピュッドピュッ
風花「や、あ!か、顔に…」
P「風花…これが俺の答えだ!」
風花「えええええええええ?」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
風花「へ?え?エエエエエエエエエエ?」
ドピュッドピュッ
風花「や、あ!か、顔に…」
P「風花…これが俺の答えだ!」
風花「えええええええええ?」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 03:21:00.11
莉緒「おまたせー!プロデューサーくーん、まったー?」
P「もう!莉緒さん遅いですよ!」
莉緒「ごめんごめん!じゃあセクシーポーズ!…どう?」
P「今日はちくわを咥えてみましょうか…」
莉緒「この間の食べれないちくわのやつ?」
P「まあ、作り物なんで…舐めてもいいですよ」
莉緒「作り物なのに味がするのよね…一度かじりたい…」
P「ダメです…はい、目隠しもつけて」
莉緒「プロデューサーくーんが見えなくなるから、嫌なんだけどな…これ」
P「もう!莉緒さん遅いですよ!」
莉緒「ごめんごめん!じゃあセクシーポーズ!…どう?」
P「今日はちくわを咥えてみましょうか…」
莉緒「この間の食べれないちくわのやつ?」
P「まあ、作り物なんで…舐めてもいいですよ」
莉緒「作り物なのに味がするのよね…一度かじりたい…」
P「ダメです…はい、目隠しもつけて」
莉緒「プロデューサーくーんが見えなくなるから、嫌なんだけどな…これ」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 03:26:00.50
ジュポジュポジュポジュポジュポジュポ
P「うぅ…莉緒さん、いいですよ。セクシーです。」
莉緒「ぷはぁ、なんだか疲れる…でも今日のちくわ、なんだか美味しい…」ジュポジュポジュポジュポジュポジュポジュポ
P「うあああ、莉緒さん、それ以上されたら」
莉緒「食べたい!食べたい!食べたいのぉ!これぇ!」
P「で、でるぅ!」ドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッ
莉緒「…ゴクン。…なんか出てきた。」
莉緒「美味しい…」
P(ふ、ふあああ、今日はもう限界だな…)
P「うぅ…莉緒さん、いいですよ。セクシーです。」
莉緒「ぷはぁ、なんだか疲れる…でも今日のちくわ、なんだか美味しい…」ジュポジュポジュポジュポジュポジュポジュポ
P「うあああ、莉緒さん、それ以上されたら」
莉緒「食べたい!食べたい!食べたいのぉ!これぇ!」
P「で、でるぅ!」ドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッ
莉緒「…ゴクン。…なんか出てきた。」
莉緒「美味しい…」
P(ふ、ふあああ、今日はもう限界だな…)
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 03:33:44.80
亜利沙「じゃじゃーん!お待たせしました!松田亜利沙只今参上!」
P「あー…いいんじゃない?うん、いいね、よし、おしまい。ごくろーさん」
亜利沙「だああああ!なんで亜利沙だけぞんざいなんですか!他のアイドルちゃん達はクンクンペロペロしたくせにぃ~!」
P「散々したからもう今日は打ち止めなんだよ…」
亜利沙「なんなんですか!偶には亜利沙もクンクンペロペロしてくださいよ!」
P「え~めんどい」
亜利沙「がああああああ!なんででしゅかああああ!ちきしょおおおお!」
P(亜利沙では出勤前に十分ヌいてきたからな)
おしまい
P「あー…いいんじゃない?うん、いいね、よし、おしまい。ごくろーさん」
亜利沙「だああああ!なんで亜利沙だけぞんざいなんですか!他のアイドルちゃん達はクンクンペロペロしたくせにぃ~!」
P「散々したからもう今日は打ち止めなんだよ…」
亜利沙「なんなんですか!偶には亜利沙もクンクンペロペロしてくださいよ!」
P「え~めんどい」
亜利沙「がああああああ!なんででしゅかああああ!ちきしょおおおお!」
P(亜利沙では出勤前に十分ヌいてきたからな)
おしまい
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 09:32:57.33
ありさナースは実際滾るものがある
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 17:23:01.41
風花さんにはちかたないよね
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 17:40:55.60
莉緒が純粋過ぎる……
Entry ⇒ 2014.07.21 | Category ⇒ ミリマス | Comments (0)
【ラブライブ!】海未「ある日のμ's、ある日のことり」
1 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:14:03.03
ラブライブ!のSSです。
過去作の、
【ラブライブ!】ことり「わぁー!懐かしいっ♪」
の続きとなります。
ことうみ、ほのえりが成立している。
と思って頂ければ過去作を見なくてもわかる内容です。
短い話を思いつく度に投稿して行きます。
過去作の、
【ラブライブ!】ことり「わぁー!懐かしいっ♪」
の続きとなります。
ことうみ、ほのえりが成立している。
と思って頂ければ過去作を見なくてもわかる内容です。
短い話を思いつく度に投稿して行きます。
2 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:14:55.09
その1「穂乃果が冷たい」
絵里「…はい、うみみ。コーヒーちか」
海未「ええ、ありがとうございます」
絵里「…ふぅ…美味しいちか」
海未「…あの、それで相談って…」
絵里「驚かずに聞いて欲しいちか」
海未「はい」
絵里「えりちかね。穂乃果に嫌われたみたいなの」
海未「…それはないと思いますよ?」
絵里「急なことでうみみも混乱してるのはわかるけど、事実ちか」
絵里「…はい、うみみ。コーヒーちか」
海未「ええ、ありがとうございます」
絵里「…ふぅ…美味しいちか」
海未「…あの、それで相談って…」
絵里「驚かずに聞いて欲しいちか」
海未「はい」
絵里「えりちかね。穂乃果に嫌われたみたいなの」
海未「…それはないと思いますよ?」
絵里「急なことでうみみも混乱してるのはわかるけど、事実ちか」
3 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:20:58.63
海未「とかなんとか言って、ふふっ♪いつもの冗談なんでしょう?」
絵里「ちがうちか!冗談なんかじゃないちか!ホントちか!ちかちか!」
海未「さっきからなんなんですか?ちかちかちかちか…ふざけているのですか?」
絵里「ちがうちか!お願いっ!ちゃんと話聞いてほしいちか…」
海未「…とりあえず、いつもの喋り方に戻って貰ってもいいですか?なんだかイライラします…」
絵里「わかったちか」
海未(イラッ)
絵里「ちがうちか!冗談なんかじゃないちか!ホントちか!ちかちか!」
海未「さっきからなんなんですか?ちかちかちかちか…ふざけているのですか?」
絵里「ちがうちか!お願いっ!ちゃんと話聞いてほしいちか…」
海未「…とりあえず、いつもの喋り方に戻って貰ってもいいですか?なんだかイライラします…」
絵里「わかったちか」
海未(イラッ)
4 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:21:37.41
海未「…それで?どういう…」
「絵里ちゃーん!お待たせー♪」
絵里「ことり!遅いちかぁ!」
海未「ことり!?」
ことり「ごめん、ごめーん!あれ!?海未ちゃんも呼ばれてたの?」
海未「絵里、どういうことですか?」
「絵里ちゃーん!お待たせー♪」
絵里「ことり!遅いちかぁ!」
海未「ことり!?」
ことり「ごめん、ごめーん!あれ!?海未ちゃんも呼ばれてたの?」
海未「絵里、どういうことですか?」
5 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:22:22.57
絵里「ことりも呼んでおいたちか!いまの状況をなんとかするには2人に力が必要ちかちかぁ!」
海未「ことりはなんて言って呼び出されたのですか?」
ことり「美味しいお菓子をあげるよって♪」
絵里「にこにこっ♪」
海未「…絵里、ことりを騙しましたね!?
絵里「まだ騙してないもーん!」
海未「このっ!」
ことり「えぇ!?海未ちゃんダメだよ暴力は!」
海未「ことり!止めないで下さい!今日は引っ叩くだけじゃすましません!」
絵里(や、やばいちか!ガチ切れちか!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「ことりはなんて言って呼び出されたのですか?」
ことり「美味しいお菓子をあげるよって♪」
絵里「にこにこっ♪」
海未「…絵里、ことりを騙しましたね!?
絵里「まだ騙してないもーん!」
海未「このっ!」
ことり「えぇ!?海未ちゃんダメだよ暴力は!」
海未「ことり!止めないで下さい!今日は引っ叩くだけじゃすましません!」
絵里(や、やばいちか!ガチ切れちか!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
6 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:23:02.25
絵里「えと、せっかく家にきてくれたのだし、美味しいお茶を入れてくるわね」
海未「その前に先ほど私とした約束を復唱しなさい」
ことり「海未ちゃん…」
絵里「私、絢瀬絵里は2度と南ことりさんを騙すことはしないと誓います」
海未「よろしい。今後は悪ふざけはほどほどにしてくださいね?」
絵里「はい」
ことり(ふえーん、海未ちゃんこわいよぉ…)
海未「その前に先ほど私とした約束を復唱しなさい」
ことり「海未ちゃん…」
絵里「私、絢瀬絵里は2度と南ことりさんを騙すことはしないと誓います」
海未「よろしい。今後は悪ふざけはほどほどにしてくださいね?」
絵里「はい」
ことり(ふえーん、海未ちゃんこわいよぉ…)
7 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:26:26.83
海未「では、今からはいつも通りに接しますのでよろしくお願いします」
絵里「わかったわ!まずはお茶を入れてくるわね!お茶菓子も!」
海未「はい、ありがとうございます」
ガチャッ!
ことり「海未ちゃん、少しこわかったよ?」
海未「当然です!ことりが優しくてかわいいからといって、それをいいことにほの会議に巻き込もうとするなど…」
ことり「きっと、ホントにお菓子くれるつもりだったんだよ!」
海未「だとしても!ちゃんと言ってくれれば話くらい聞きますよ…私もことりも。友達、なんですから///」
ことり「そう、だね。ふふっ♪」
海未「な、なんですか?」
ことり「ううん、なーんでもない!」
ことり(なんだかんだ言っても、2人は仲良しってこと、だねっ♪)
ガチャッ!
絵里「2人ともお待たせー!」
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絵里「わかったわ!まずはお茶を入れてくるわね!お茶菓子も!」
海未「はい、ありがとうございます」
ガチャッ!
ことり「海未ちゃん、少しこわかったよ?」
海未「当然です!ことりが優しくてかわいいからといって、それをいいことにほの会議に巻き込もうとするなど…」
ことり「きっと、ホントにお菓子くれるつもりだったんだよ!」
海未「だとしても!ちゃんと言ってくれれば話くらい聞きますよ…私もことりも。友達、なんですから///」
ことり「そう、だね。ふふっ♪」
海未「な、なんですか?」
ことり「ううん、なーんでもない!」
ことり(なんだかんだ言っても、2人は仲良しってこと、だねっ♪)
ガチャッ!
絵里「2人ともお待たせー!」
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8 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:37:52.78
ことり「うわぁー、絵里ちゃんこのお菓子すっごく美味しいよ!」
海未「ホントですね!お茶にもよく合います♪」
絵里「ふふふっ。良かったわ」
絵里(言ったでしょう?美味しいお菓子があると!)
海未「それで?穂乃果がどうしたのです?」
ことり「穂乃果ちゃん?」
絵里「ええ、なんだか私…嫌われてしまったみたいで」
ことり「…それはないと思うなぁ」
海未「そうですよねぇ」
ことり「だって、今日だって朝からずーっと、ずーっと!絵里ちゃんの話してたよ!ことりは海未ちゃんの話したかったのに、ずーっと穂乃果ちゃん喋ってたよ」
絵里「ほんとちか!?」
海未「ホントですね!お茶にもよく合います♪」
絵里「ふふふっ。良かったわ」
絵里(言ったでしょう?美味しいお菓子があると!)
海未「それで?穂乃果がどうしたのです?」
ことり「穂乃果ちゃん?」
絵里「ええ、なんだか私…嫌われてしまったみたいで」
ことり「…それはないと思うなぁ」
海未「そうですよねぇ」
ことり「だって、今日だって朝からずーっと、ずーっと!絵里ちゃんの話してたよ!ことりは海未ちゃんの話したかったのに、ずーっと穂乃果ちゃん喋ってたよ」
絵里「ほんとちか!?」
9 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:39:14.66
海未「ええ。その状況で嫌われてるって…無いと思うのですが」
ことり「絵里ちゃんはどうして嫌われてると思ったの?」
絵里「最近、穂乃果の態度が冷たい気がするの」
海未「いつ頃からですか?」
絵里「この間2人で街に繰り出した時以来かしら」
海未「最近じゃないですか…」
ことり「海未ちゃん、そういえばさ。穂乃果ちゃんこんなこと言ってなかった?」
『絵里ちゃんったら、ファンの子にサインねだられてさ!デレッデレしてたんだよー!』
絵里「ちか!?」
海未「ことり!こうも言ってました!」
『…絵里ちゃん、最近穂乃果のこと構ってくれない気がする…』
ことり「うん!言ってたね!」
絵里「つまりどういうことちか!」
ことり「穂乃果ちゃんへの愛が足りないんだよ!」
絵里「そんな!?」
海未「最近、μ'sの活動やらなんやらで穂乃果と甘々な日々を過ごせてないのでは!?」
絵里「たしかに!」
ことり「絵里ちゃんはどうして嫌われてると思ったの?」
絵里「最近、穂乃果の態度が冷たい気がするの」
海未「いつ頃からですか?」
絵里「この間2人で街に繰り出した時以来かしら」
海未「最近じゃないですか…」
ことり「海未ちゃん、そういえばさ。穂乃果ちゃんこんなこと言ってなかった?」
『絵里ちゃんったら、ファンの子にサインねだられてさ!デレッデレしてたんだよー!』
絵里「ちか!?」
海未「ことり!こうも言ってました!」
『…絵里ちゃん、最近穂乃果のこと構ってくれない気がする…』
ことり「うん!言ってたね!」
絵里「つまりどういうことちか!」
ことり「穂乃果ちゃんへの愛が足りないんだよ!」
絵里「そんな!?」
海未「最近、μ'sの活動やらなんやらで穂乃果と甘々な日々を過ごせてないのでは!?」
絵里「たしかに!」
10 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:44:20.26
海未「明日は2人でお昼を食べて見るのはどうでしょう?」
ことり「海未ちゃん、はらしょー」
絵里「海未、はらしょー」
ことり「帰りは穂乃果ちゃんが好きなクレープ屋さんでも自宅で夕食でも好きにするといいよ!」
海未「やんやんしてください!」
ことり「海未ちゃんそれことりの!」
絵里「2人とも…ありがとう!えりちか頑張るちか!早速お昼に誘うちか!」
海未「ふふっ♪うまくいくといいですね」
ことり「行くといいねっ♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「海未ちゃん、はらしょー」
絵里「海未、はらしょー」
ことり「帰りは穂乃果ちゃんが好きなクレープ屋さんでも自宅で夕食でも好きにするといいよ!」
海未「やんやんしてください!」
ことり「海未ちゃんそれことりの!」
絵里「2人とも…ありがとう!えりちか頑張るちか!早速お昼に誘うちか!」
海未「ふふっ♪うまくいくといいですね」
ことり「行くといいねっ♪」
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11 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 22:58:35.58
絵里(…授業がおわった瞬間ダッシュで屋上にきたわ)
絵里(だれもえりちかには追いつけない…)
絵里(KKSEになってもおかしくないスピードだったちか!)
絵里(Sはもちろん素早いのSちか)
ガチャッ!
穂乃果「えーっと…あ!いたいたー!おーい!絵里ちゃーん!」
絵里「穂乃果!早いじゃない」
穂乃果「そうかな?待たせてない?」
絵里「全然待ってないわよ」
絵里(さすが穂乃果ちか。驚きのスピード…そこに痺れる憧れるちか)
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絵里(だれもえりちかには追いつけない…)
絵里(KKSEになってもおかしくないスピードだったちか!)
絵里(Sはもちろん素早いのSちか)
ガチャッ!
穂乃果「えーっと…あ!いたいたー!おーい!絵里ちゃーん!」
絵里「穂乃果!早いじゃない」
穂乃果「そうかな?待たせてない?」
絵里「全然待ってないわよ」
絵里(さすが穂乃果ちか。驚きのスピード…そこに痺れる憧れるちか)
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12 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:03:51.55
絵里「じゃーんっ♪」
穂乃果「わぁー!すごいすごーい!これ全部絵里ちゃんが!?」
絵里「当然よ。ちゃんと穂乃果への愛がこもってるんだから、しっかり食べてね!」
穂乃果「いっただっきまーす!…んー!おいしーっ♪」
絵里「穂乃果、これもどうぞ。はい、あーんっ♪」
穂乃果「あーんっ♪」
絵里「ふふふっ。あなたったら、ホントに犬みたいね」
穂乃果「えー!なにそれー!」
絵里「いい意味で言ってるのよ?」
穂乃果「そうかなぁ…?」
穂乃果(むむむ…なんだか、言われっぱなしは悔しい!)
穂乃果「わぁー!すごいすごーい!これ全部絵里ちゃんが!?」
絵里「当然よ。ちゃんと穂乃果への愛がこもってるんだから、しっかり食べてね!」
穂乃果「いっただっきまーす!…んー!おいしーっ♪」
絵里「穂乃果、これもどうぞ。はい、あーんっ♪」
穂乃果「あーんっ♪」
絵里「ふふふっ。あなたったら、ホントに犬みたいね」
穂乃果「えー!なにそれー!」
絵里「いい意味で言ってるのよ?」
穂乃果「そうかなぁ…?」
穂乃果(むむむ…なんだか、言われっぱなしは悔しい!)
13 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:05:51.82
穂乃果「そ、そういえばこの間希ちゃんがね!絵里ちゃんは意外と抜けてることがあるって教えてくれたよ!」
絵里「えー!そうかしら?ほら、私って生徒会長だし、なんでもキチッとやってる感じがするでしょ?だからちょっと失敗しただけでみんなそうやって…」
穂乃果「わっ!しょっぱい~」
絵里「あら?砂糖と塩、間違えたかしら…」
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絵里「えー!そうかしら?ほら、私って生徒会長だし、なんでもキチッとやってる感じがするでしょ?だからちょっと失敗しただけでみんなそうやって…」
穂乃果「わっ!しょっぱい~」
絵里「あら?砂糖と塩、間違えたかしら…」
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14 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:09:30.61
穂乃果「ごちそうさまでした!」
絵里「お粗末様でした」
穂乃果「なんか、久しぶりだね、こういうの!」
絵里「ええ」
穂乃果「うーん!風が気持ちいい…」
絵里「ねぇ穂乃果?今日の練習が終わったら、クレープでも食べに行かない?」
穂乃果「え…いい、けど」
絵里「…けど、なに?」
穂乃果「えと、その…いいの?」
絵里「いいに決まってるでしょう?私は穂乃果と行きたいのだから」
穂乃果「じゃなくて!」
絵里「ほ、穂乃果?」
絵里「お粗末様でした」
穂乃果「なんか、久しぶりだね、こういうの!」
絵里「ええ」
穂乃果「うーん!風が気持ちいい…」
絵里「ねぇ穂乃果?今日の練習が終わったら、クレープでも食べに行かない?」
穂乃果「え…いい、けど」
絵里「…けど、なに?」
穂乃果「えと、その…いいの?」
絵里「いいに決まってるでしょう?私は穂乃果と行きたいのだから」
穂乃果「じゃなくて!」
絵里「ほ、穂乃果?」
15 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:15:14.93
穂乃果「そう、じゃなくて」
絵里「穂乃果どうしたの?最近なんだか変よ?」
穂乃果「…ごめん」
絵里「なにかあった?」
穂乃果「……穂乃果、邪魔しちゃいけないと思って…」
絵里「邪魔?邪魔って」
穂乃果「……うぅーっ!…絵里ちゃんっ!」
もぎゅっ!
絵里「ちょ、穂乃果!?」
穂乃果「だって、絵里ちゃん受験だから…穂乃果と遊んで邪魔しちゃいけないと思って…」
絵里「穂乃果どうしたの?最近なんだか変よ?」
穂乃果「…ごめん」
絵里「なにかあった?」
穂乃果「……穂乃果、邪魔しちゃいけないと思って…」
絵里「邪魔?邪魔って」
穂乃果「……うぅーっ!…絵里ちゃんっ!」
もぎゅっ!
絵里「ちょ、穂乃果!?」
穂乃果「だって、絵里ちゃん受験だから…穂乃果と遊んで邪魔しちゃいけないと思って…」
16 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:17:31.21
穂乃果「そう、じゃなくて」
絵里「穂乃果どうしたの?最近なんだか変よ?」
穂乃果「…ごめん」
絵里「なにかあった?」
穂乃果「……穂乃果、邪魔しちゃいけないと思って…」
絵里「邪魔?邪魔って」
穂乃果「……うぅーっ!…絵里ちゃんっ!」
もぎゅっ!
絵里「ちょ、穂乃果!?」
穂乃果「だって、絵里ちゃん受験だから…穂乃果と遊んで邪魔しちゃいけないと思って…」
絵里「穂乃果どうしたの?最近なんだか変よ?」
穂乃果「…ごめん」
絵里「なにかあった?」
穂乃果「……穂乃果、邪魔しちゃいけないと思って…」
絵里「邪魔?邪魔って」
穂乃果「……うぅーっ!…絵里ちゃんっ!」
もぎゅっ!
絵里「ちょ、穂乃果!?」
穂乃果「だって、絵里ちゃん受験だから…穂乃果と遊んで邪魔しちゃいけないと思って…」
17 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:18:38.15
被った。
ごめんなさい。
絵里「そ、そんなこと!」
穂乃果「μ'sのことだってあるし…生徒会の引継ぎだって!穂乃果嫌だよ…。穂乃果のために絵里ちゃんの大切な時間を使わないで欲しいよ!」
絵里「…そう、なの?」
穂乃果「穂乃果、我慢するから。絵里ちゃんの時間は絵里ちゃんの未来のために使って!」
絵里「……私と穂乃果の時間、でしょ?」
穂乃果「え?」
絵里「私ね、残された時間を精一杯楽しみたいなって思ってる。μ'sもそう、生徒会もそう…。もちろん穂乃果と一緒にいる時間も」
穂乃果「絵里、ちゃん?」
ごめんなさい。
絵里「そ、そんなこと!」
穂乃果「μ'sのことだってあるし…生徒会の引継ぎだって!穂乃果嫌だよ…。穂乃果のために絵里ちゃんの大切な時間を使わないで欲しいよ!」
絵里「…そう、なの?」
穂乃果「穂乃果、我慢するから。絵里ちゃんの時間は絵里ちゃんの未来のために使って!」
絵里「……私と穂乃果の時間、でしょ?」
穂乃果「え?」
絵里「私ね、残された時間を精一杯楽しみたいなって思ってる。μ'sもそう、生徒会もそう…。もちろん穂乃果と一緒にいる時間も」
穂乃果「絵里、ちゃん?」
18 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:19:57.69
絵里「ふふっ♪変よね…。全部、穂乃果が関わってるのよ?受験は自分のため、かもしれないけど…。私の未来が穂乃果の未来でもあったら素敵じゃない?」
穂乃果「へ!?」
絵里「あらやだ、変なこと言っちゃったかしら。とにかくね、なにも遠慮しなくていいのよ?逆に穂乃果がいなかったら、受験落ちちゃうかも?」
穂乃果「そ、それはやだ!」
絵里「だったら、穂乃果は穂乃果らしく今を全力で楽しんで欲しいわ!」
穂乃果「ぶぅー。絵里ちゃんなんかずるーい!」
絵里「ふふっ♪そうかしら?」
穂乃果「そうだよぉ!ばかばかー!」
絵里「それで?クレープ、行く?」
穂乃果「うぅー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「へ!?」
絵里「あらやだ、変なこと言っちゃったかしら。とにかくね、なにも遠慮しなくていいのよ?逆に穂乃果がいなかったら、受験落ちちゃうかも?」
穂乃果「そ、それはやだ!」
絵里「だったら、穂乃果は穂乃果らしく今を全力で楽しんで欲しいわ!」
穂乃果「ぶぅー。絵里ちゃんなんかずるーい!」
絵里「ふふっ♪そうかしら?」
穂乃果「そうだよぉ!ばかばかー!」
絵里「それで?クレープ、行く?」
穂乃果「うぅー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
19 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:25:12.85
海未「絵里…うまくいっているでしょうか?もぐもぐ」
ことり「大丈夫じゃないかなぁ?はぐっ。うーん!おいしー♪」
海未「そうですよね。プロポーズでもしてたりして!」
ことり「絵里ちゃんならありそう!」
ことうみ『あはははっ♪』
ことり「でもさ、海未ちゃん?」
『…絵里ちゃん、最近穂乃果のこと構ってくれない気がする…』
ことり「穂乃果ちゃん、こんなこと言ってたっけ?」
ことり「大丈夫じゃないかなぁ?はぐっ。うーん!おいしー♪」
海未「そうですよね。プロポーズでもしてたりして!」
ことり「絵里ちゃんならありそう!」
ことうみ『あはははっ♪』
ことり「でもさ、海未ちゃん?」
『…絵里ちゃん、最近穂乃果のこと構ってくれない気がする…』
ことり「穂乃果ちゃん、こんなこと言ってたっけ?」
20 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:29:36.72
海未「ああ、言ってたじゃないですか。…心の中で」
ことり「ああ、ふふっ♪そういえば、そうだね」
海未「そういうことにしておきましょう?」
ことり「なるほどぉ!海未ちゃん、やっさしー♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「…いく!」
絵里「ふふっ。そうこなくっちゃ!」
穂乃果「けどね絵里ちゃん!これだけは教えて!」
絵里「なにかしら?」
穂乃果「…さっきのって、プロポーズ?///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その1「穂乃果が冷たい」
おしまい
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「ああ、ふふっ♪そういえば、そうだね」
海未「そういうことにしておきましょう?」
ことり「なるほどぉ!海未ちゃん、やっさしー♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「…いく!」
絵里「ふふっ。そうこなくっちゃ!」
穂乃果「けどね絵里ちゃん!これだけは教えて!」
絵里「なにかしら?」
穂乃果「…さっきのって、プロポーズ?///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その1「穂乃果が冷たい」
おしまい
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
21 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:35:51.05
その2「にこちゃんが憎い」
凛「にこちゃんが憎い」
花陽「凛ちゃん!?」
凛「見てよかよちん!休み時間だっていうのに、ああやって廊下で真姫ちゃんとだべって…!」
花陽「曲の事じゃないかな?」
凛「いや!凛にはわかるにゃ!ああやって真姫ちゃんとイチャイチャイチャイチャイチャイチャして!それだけにゃ!」
花陽「えぇ!?そんなことはないと思うけど…」
凛「なにが『にこまき』だよ…。凛はかよちんもと2人も楽しいけど真姫ちゃんも一緒がいいにゃ!『まきりんぱな』が1番にゃ!」
花陽「凛ちゃん…花陽もそう思うけど…」
凛「ちょっと物申してくるにゃ!」
花陽「え!?ちょっと凛ちゃん!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「にこちゃんが憎い」
花陽「凛ちゃん!?」
凛「見てよかよちん!休み時間だっていうのに、ああやって廊下で真姫ちゃんとだべって…!」
花陽「曲の事じゃないかな?」
凛「いや!凛にはわかるにゃ!ああやって真姫ちゃんとイチャイチャイチャイチャイチャイチャして!それだけにゃ!」
花陽「えぇ!?そんなことはないと思うけど…」
凛「なにが『にこまき』だよ…。凛はかよちんもと2人も楽しいけど真姫ちゃんも一緒がいいにゃ!『まきりんぱな』が1番にゃ!」
花陽「凛ちゃん…花陽もそう思うけど…」
凛「ちょっと物申してくるにゃ!」
花陽「え!?ちょっと凛ちゃん!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
22 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:38:18.46
真姫「…なるほど、ありがとうにこちゃん。次の曲の参考にするわ」
にこ「それはいいんだけど…大丈夫なの?休み時間までこんな…」
凛「にぃぃぃぃこちゃん!」
真姫「り、凛!?」
にこ「あ、あんた、どうしたのよ?凄い勢いね…」
凛「真姫ちゃんは渡さないにゃ!にこちゃん、凛と勝負にゃ!」
真姫「え?」
にこ「は?」
花陽「ショウブナノォ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「それはいいんだけど…大丈夫なの?休み時間までこんな…」
凛「にぃぃぃぃこちゃん!」
真姫「り、凛!?」
にこ「あ、あんた、どうしたのよ?凄い勢いね…」
凛「真姫ちゃんは渡さないにゃ!にこちゃん、凛と勝負にゃ!」
真姫「え?」
にこ「は?」
花陽「ショウブナノォ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
23 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:39:01.68
にこ「んで?なんなの?」
凛「凛と勝負にゃ!ダンスの点数とカラオケの点数で勝負するにゃ!」
にこ「それ、こないだやったじゃない。ていうか、純粋にダンスの勝負とか凛に勝てる気しないんだけど…」
花陽「凛ちゃんこんなのやめようよぉ…」
真姫「ていうかなんなの?どういうことなの?」
凛「真姫ちゃんがいけないんだよ!」
真姫「私!?」
凛「凛と勝負にゃ!ダンスの点数とカラオケの点数で勝負するにゃ!」
にこ「それ、こないだやったじゃない。ていうか、純粋にダンスの勝負とか凛に勝てる気しないんだけど…」
花陽「凛ちゃんこんなのやめようよぉ…」
真姫「ていうかなんなの?どういうことなの?」
凛「真姫ちゃんがいけないんだよ!」
真姫「私!?」
24 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:40:33.10
凛「1年生組で仲良くしたいのに…!にこちゃんとばっっっっかり仲良くして!凛は悲しいにゃ!」
にこ「…えと、真姫ちゃんが悪いのならにこはもういい?」
凛「にこちゃんはだめにゃ!真姫ちゃんとばっっっっかり仲良くして!希ちゃんと絵里ちゃんとも仲良くしないとダメにゃ!」
にこまきかよ((…え?))
凛「凛は学年での仲良し度を意識してるにゃ!にこちゃんはズルいにゃ!きっと凛たちより真姫ちゃんと仲良しにゃ!」
にこまきかよ((えー?))
にこ「あ、あのさ。それだったらさ、あんたたち3人で出掛けるなりなんなりして親睦を深めてくればいいじゃない?」
凛「え?」
花陽「そう、だよね。にこちゃんがどうこうじゃないよね…」
にこ「…えと、真姫ちゃんが悪いのならにこはもういい?」
凛「にこちゃんはだめにゃ!真姫ちゃんとばっっっっかり仲良くして!希ちゃんと絵里ちゃんとも仲良くしないとダメにゃ!」
にこまきかよ((…え?))
凛「凛は学年での仲良し度を意識してるにゃ!にこちゃんはズルいにゃ!きっと凛たちより真姫ちゃんと仲良しにゃ!」
にこまきかよ((えー?))
にこ「あ、あのさ。それだったらさ、あんたたち3人で出掛けるなりなんなりして親睦を深めてくればいいじゃない?」
凛「え?」
花陽「そう、だよね。にこちゃんがどうこうじゃないよね…」
25 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:41:20.10
凛「だ、だって!真姫ちゃんを誘うなんて…難しいよ!」
花陽「なんで!?」
真姫(…私と遊んでもつまんないからかしら…)
凛「だって、真姫ちゃんのこと大好きなのがばれちゃうにゃー///」
にこ「……えと…」
花陽「…凛ちゃん…」
真姫(そ、そうだったの?なんだか恥ずかしいわ…///)
にこ「花陽?にこ、希のこと待たせてるから教室戻るわね。あとお願い」
凛「え!?にこちゃん!待つにゃ…」
花陽「…凛ちゃん?」
凛「ひっ!か、かよちん?なんか怖いにゃ…」
花陽「凛ちゃんは私達と、ラーメンでも食べにいこうね?もちろん真姫ちゃんも一緒に…」
凛「え、でも勝負…」
花陽「なんで!?」
真姫(…私と遊んでもつまんないからかしら…)
凛「だって、真姫ちゃんのこと大好きなのがばれちゃうにゃー///」
にこ「……えと…」
花陽「…凛ちゃん…」
真姫(そ、そうだったの?なんだか恥ずかしいわ…///)
にこ「花陽?にこ、希のこと待たせてるから教室戻るわね。あとお願い」
凛「え!?にこちゃん!待つにゃ…」
花陽「…凛ちゃん?」
凛「ひっ!か、かよちん?なんか怖いにゃ…」
花陽「凛ちゃんは私達と、ラーメンでも食べにいこうね?もちろん真姫ちゃんも一緒に…」
凛「え、でも勝負…」
26 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:42:14.96
花陽「それはもういいから!1年生は1年生同士で遊びに行きましょう?」
真姫(友達とラーメンかぁ///なんだか緊張するわね///)
凛「で、でもー!」
花陽「でもじゃないの!」
真姫「ね、ねえ2人とも?ラーメン屋さんって入りにくいから…私行ったことないんだけど、大丈夫かな?」
凛(この後ラーメン屋さんに行くまでにかよちんに色々怒られたにゃ…。でも、凛は真姫ちゃんとラーメンに行けたから満足にゃ!もっともーっと!真姫ちゃんと仲良くなりたいっ♪これからも1年生組で頑張るにゃー!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
真姫(友達とラーメンかぁ///なんだか緊張するわね///)
凛「で、でもー!」
花陽「でもじゃないの!」
真姫「ね、ねえ2人とも?ラーメン屋さんって入りにくいから…私行ったことないんだけど、大丈夫かな?」
凛(この後ラーメン屋さんに行くまでにかよちんに色々怒られたにゃ…。でも、凛は真姫ちゃんとラーメンに行けたから満足にゃ!もっともーっと!真姫ちゃんと仲良くなりたいっ♪これからも1年生組で頑張るにゃー!)
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27 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/14(土) 23:42:48.79
にこ「希ー、お待たせ」
希「にこっちー♪野暮用は済んだん?」
にこ「まぁね」
希「ふふふっ。手のかかる後輩やね?」
にこ「そうね…。あの子たち、にこがいないとダメダメなんだから!」
希「にこっち嬉しそー♪」
にこ「どこが!?ほら、さっさと勉強教えてよ!」
希「恥ずかしがらんでもええのにー♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その2「にこちゃんが憎い」
おしまい
希「にこっちー♪野暮用は済んだん?」
にこ「まぁね」
希「ふふふっ。手のかかる後輩やね?」
にこ「そうね…。あの子たち、にこがいないとダメダメなんだから!」
希「にこっち嬉しそー♪」
にこ「どこが!?ほら、さっさと勉強教えてよ!」
希「恥ずかしがらんでもええのにー♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その2「にこちゃんが憎い」
おしまい
32 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:20:00.10
その3「ことちゃんと呼ばれたい」
ことり「うーみちゃん!」
ぎゅぎゅぎゅっ!
海未「わっ!どうしたの///」
ことり「海未ちゃん好き好きー///だーいすき///」
海未「あらあら///まった甘えん坊だなぁ、ことちゃんは」
ことり「だってだってー!」
海未「ふふっ♪いいこいいこー」
ことり「ふにゃーん///なでなで気持ちいぃ~///」
海未「今日のことちゃんはどうしたかしら…甘さに輪を掛けて甘い…甘甘々ね!」
ことり「ねぇ、海未ちゃん!ことりのこと好き!?」
海未「そんなの当たり前じゃない!この世界の誰よりも!ことちゃん、大好き///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「うーみちゃん!」
ぎゅぎゅぎゅっ!
海未「わっ!どうしたの///」
ことり「海未ちゃん好き好きー///だーいすき///」
海未「あらあら///まった甘えん坊だなぁ、ことちゃんは」
ことり「だってだってー!」
海未「ふふっ♪いいこいいこー」
ことり「ふにゃーん///なでなで気持ちいぃ~///」
海未「今日のことちゃんはどうしたかしら…甘さに輪を掛けて甘い…甘甘々ね!」
ことり「ねぇ、海未ちゃん!ことりのこと好き!?」
海未「そんなの当たり前じゃない!この世界の誰よりも!ことちゃん、大好き///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
33 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:21:30.95
ピピピピッ!
ピピピピッ!
ことり「…うぅーん……ふぁーあ…」
ことり「…夢かぁ」
『ことちゃん、大好き』
ことり「………『ことちゃん』…いい…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ピピピピッ!
ことり「…うぅーん……ふぁーあ…」
ことり「…夢かぁ」
『ことちゃん、大好き』
ことり「………『ことちゃん』…いい…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
34 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:22:48.24
ことり(というわけで、ことりは海未ちゃんに『ことちゃん』と呼ばれたいと思います)
ことり(しかし、出会ってからいままで『ことり』と呼ばれてきているこの現状…どうしたら…)
海未「…ことり?どうしました?」
ことり「今ね、ことりは歴史を動かそうとしてるんだよ」
穂乃果「歴史…?」
海未「なんのことですか?」
ことり「へ!?あ、違うの!は、はやく学校いこっ!」
ほのうみ「……?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり(しかし、出会ってからいままで『ことり』と呼ばれてきているこの現状…どうしたら…)
海未「…ことり?どうしました?」
ことり「今ね、ことりは歴史を動かそうとしてるんだよ」
穂乃果「歴史…?」
海未「なんのことですか?」
ことり「へ!?あ、違うの!は、はやく学校いこっ!」
ほのうみ「……?」
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35 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:24:17.06
穂乃果(あー!授業つまんないなぁ!はやく絵里ちゃんに会いたいなぁー!)
穂乃果(ん?手紙だ…ことりちゃん?)
『次の休み時間からね、穂乃果ちゃんのことほのちゃんって呼ぶから!ことりのことはことちゃんってよんでね!ちゅんちゅん♪』
穂乃果(んー?どういうことだろう…チラッ)
ことり(さっすが穂乃果ちゃん!あの顔は『大体理解したよことりちゃん!胸中察します。ことりちゃんも大変だよね…』って顔!)
穂乃果(うーん、親指立てられてもなぁ…。よくわかんないけど『ことちゃん』って呼べばいっか!)
海未(…穂乃果もことりも…なにをしてるのでしょうか?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果(ん?手紙だ…ことりちゃん?)
『次の休み時間からね、穂乃果ちゃんのことほのちゃんって呼ぶから!ことりのことはことちゃんってよんでね!ちゅんちゅん♪』
穂乃果(んー?どういうことだろう…チラッ)
ことり(さっすが穂乃果ちゃん!あの顔は『大体理解したよことりちゃん!胸中察します。ことりちゃんも大変だよね…』って顔!)
穂乃果(うーん、親指立てられてもなぁ…。よくわかんないけど『ことちゃん』って呼べばいっか!)
海未(…穂乃果もことりも…なにをしてるのでしょうか?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
36 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:35:57.40
穂乃果「…んーっ…!終わった終わったー!」
海未「穂乃果?授業ちゃんと聞いてましたか?」
穂乃果「うん!バッチリだよ!」
海未「穂乃果がしっかりしてくれないと私が絵里にくどくど言われてしまうのですから…お願いしますね?」
穂乃果「なにそれ!?初耳なんだけど!」
ことり「なになにー?なんの話?」
穂乃果「ことりちゃんさっきの…」
海未「さっきの?それよりことり?ちゃんと授業は聞いていたのですか?」
ことり「う、うん!大丈夫だよ!それより次は体育でしょ?用意しなきゃ!ほのちゃんもはやくね!」
海未「………ほの、ちゃん?」
穂乃果「う、うん!わかったよ…こ、ことちゃん!」
海未「………ことちゃん?」
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海未「穂乃果?授業ちゃんと聞いてましたか?」
穂乃果「うん!バッチリだよ!」
海未「穂乃果がしっかりしてくれないと私が絵里にくどくど言われてしまうのですから…お願いしますね?」
穂乃果「なにそれ!?初耳なんだけど!」
ことり「なになにー?なんの話?」
穂乃果「ことりちゃんさっきの…」
海未「さっきの?それよりことり?ちゃんと授業は聞いていたのですか?」
ことり「う、うん!大丈夫だよ!それより次は体育でしょ?用意しなきゃ!ほのちゃんもはやくね!」
海未「………ほの、ちゃん?」
穂乃果「う、うん!わかったよ…こ、ことちゃん!」
海未「………ことちゃん?」
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37 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:36:36.64
先生「じゃあ、柔軟するからペアになってー」
ことり「ほのちゃんやろー!」
穂乃果「うん!」
海未「……じーっ」
ミカ「ど、どうしたの?柔軟しよ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「ほのちゃんやろー!」
穂乃果「うん!」
海未「……じーっ」
ミカ「ど、どうしたの?柔軟しよ?」
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38 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:40:11.85
ことり「んしょんしょ…」
穂乃果「ほっほっ…」
ことり「ほのちゃん体柔らかくなったよね」
穂乃果「絵里ちゃんがμ'sに入ってくれたおかげかなぁ」
ことり「基礎、しっかりやってるもんね。ほのちゃんごめんね急に」
穂乃果「呼び方のこと?何かあったの?ほっほっ…」
ことり「ことり、どうしても海未ちゃんにことちゃんって呼ばれたくて…愛称みたいにし定着させたら海未ちゃんも呼んでくれるかなって」
穂乃果「いつもみたいにお願いするんじゃだめなの?」
ことり「一日頑張ってダメだったらそうします…」
穂乃果「あははっ♪ていうか、なんで急に?」
ことり「…それはね……」
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穂乃果「ほっほっ…」
ことり「ほのちゃん体柔らかくなったよね」
穂乃果「絵里ちゃんがμ'sに入ってくれたおかげかなぁ」
ことり「基礎、しっかりやってるもんね。ほのちゃんごめんね急に」
穂乃果「呼び方のこと?何かあったの?ほっほっ…」
ことり「ことり、どうしても海未ちゃんにことちゃんって呼ばれたくて…愛称みたいにし定着させたら海未ちゃんも呼んでくれるかなって」
穂乃果「いつもみたいにお願いするんじゃだめなの?」
ことり「一日頑張ってダメだったらそうします…」
穂乃果「あははっ♪ていうか、なんで急に?」
ことり「…それはね……」
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39 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:43:04.68
ことり「ほのちゃん、海未ちゃんお昼いこー」
穂乃果「ことちゃん!いこーいこー!もー穂乃果お腹空いちゃった!」
海未「ええ、行きましょう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「ことちゃん!いこーいこー!もー穂乃果お腹空いちゃった!」
海未「ええ、行きましょう」
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40 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:46:23.04
穂乃果「いやー、今日もパンがうまい!」
海未「またパンですか?どうです?たまには自分で作ってみるとか」
ことり「ほのちゃん朝起きるの大変になっちゃうね!」
海未「………?」
ことり(ああ、考えてる。海未ちゃんが考えてる!可愛い…!)
海未「…あの、一ついいですか?」
ことり(きたっ!)
ことり「うん、なぁに!?どうしたの海未ちゃん!?なにか疑問!?」
海未「またパンですか?どうです?たまには自分で作ってみるとか」
ことり「ほのちゃん朝起きるの大変になっちゃうね!」
海未「………?」
ことり(ああ、考えてる。海未ちゃんが考えてる!可愛い…!)
海未「…あの、一ついいですか?」
ことり(きたっ!)
ことり「うん、なぁに!?どうしたの海未ちゃん!?なにか疑問!?」
41 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:49:56.22
穂乃果(ことりちゃん…必死さが溢れ出てる…)
海未「その、どうして急に呼び方が…」
ことり「これはね!新しい愛称だよ!」
海未「愛称…?」
ことり「そう!愛称なんだよ!だから海未ちゃんも遠慮なく呼んで!さあ、ことちゃんって呼んで!早く!」
穂乃果(どうしてこの2人はお互いのことになるとちょっとおかしくなっちゃうんだろう…)
海未「そう、なんですか…」
海未「その、どうして急に呼び方が…」
ことり「これはね!新しい愛称だよ!」
海未「愛称…?」
ことり「そう!愛称なんだよ!だから海未ちゃんも遠慮なく呼んで!さあ、ことちゃんって呼んで!早く!」
穂乃果(どうしてこの2人はお互いのことになるとちょっとおかしくなっちゃうんだろう…)
海未「そう、なんですか…」
42 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 22:54:43.10
ことり「うん!そうなの!なにも不自然なことなんかないんだよ!さっ!海未ちゃんも!ね!?」
海未「は、はい…」
穂乃果(海未ちゃん?なんだか悲しそう…?)
ことり「ワクワク」
海未「…ぱくぱく」
ことり「ワクワク」
海未「ぱくぱく」
ことり(あ、あれ?)
海未「ぱくぱく」
穂乃果(なに?この空気。すっごい気まずい…)
海未「は、はい…」
穂乃果(海未ちゃん?なんだか悲しそう…?)
ことり「ワクワク」
海未「…ぱくぱく」
ことり「ワクワク」
海未「ぱくぱく」
ことり(あ、あれ?)
海未「ぱくぱく」
穂乃果(なに?この空気。すっごい気まずい…)
43 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:01:04.36
海未「ご馳走様でした」
ことり「ちゅん?」
海未「…次の授業の予習があるので先に戻りますね」
ことり「へ!?海未ちゃ…」
ガチャンッ!
穂乃果「う、海未ちゃん!?…行っちゃったね…」
ことり「…ど、どうしたんだろう!なんか、寂しそうだったし…」
穂乃果「ことちゃん…」
ことり「怒らせちゃった、かなぁ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「ちゅん?」
海未「…次の授業の予習があるので先に戻りますね」
ことり「へ!?海未ちゃ…」
ガチャンッ!
穂乃果「う、海未ちゃん!?…行っちゃったね…」
ことり「…ど、どうしたんだろう!なんか、寂しそうだったし…」
穂乃果「ことちゃん…」
ことり「怒らせちゃった、かなぁ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
44 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:05:05.76
絵里「はいじゃあ、今日はここまで!」
『ありがとうございました!』
ことり「あの、海未ちゃん…」
海未「なんですか?」
ことり「一緒に帰ろう?」
海未「…穂乃果と帰ればいいじゃないですか」
ことり「え…」
真姫(え…怖…まきちかお家帰ろ…)
にこ(え…怖…にこにーもすぐにドロンするわ…)
花陽(え…お米券残り少なっ…)
希(ユニット練習の時には見せたことない顔や…)
海未「…それに、はやく終わったので弓道部に顔を出して行きますので。それでは…」
ことり「あ…」
凛(海未ちゃんどうしたんだろう…)
絵里(うみみ怖い…)
穂乃果「…ことりちゃん?」
ことり「…うわーん!ほのがぢゃーん!」
ギュッ!
穂乃果「よしよし…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ありがとうございました!』
ことり「あの、海未ちゃん…」
海未「なんですか?」
ことり「一緒に帰ろう?」
海未「…穂乃果と帰ればいいじゃないですか」
ことり「え…」
真姫(え…怖…まきちかお家帰ろ…)
にこ(え…怖…にこにーもすぐにドロンするわ…)
花陽(え…お米券残り少なっ…)
希(ユニット練習の時には見せたことない顔や…)
海未「…それに、はやく終わったので弓道部に顔を出して行きますので。それでは…」
ことり「あ…」
凛(海未ちゃんどうしたんだろう…)
絵里(うみみ怖い…)
穂乃果「…ことりちゃん?」
ことり「…うわーん!ほのがぢゃーん!」
ギュッ!
穂乃果「よしよし…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
45 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:10:34.91
海未「………っ!」
ひゅっ!ぱん!
『ほのちゃん!』
海未「………っ!」
ひゅっ!ぱん!
海未(弓を握ったら少しは落ち着くかと思いましたが…)
海未「………っ!」
ひゅっ!ぱん!
海未(全っ然ダメですね…)
穂乃果「……うーみちゃん!」
海未「え……穂乃果?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひゅっ!ぱん!
『ほのちゃん!』
海未「………っ!」
ひゅっ!ぱん!
海未(弓を握ったら少しは落ち着くかと思いましたが…)
海未「………っ!」
ひゅっ!ぱん!
海未(全っ然ダメですね…)
穂乃果「……うーみちゃん!」
海未「え……穂乃果?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
46 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:11:40.25
ことり(はぁ、ことりやっちゃったなぁ。海未ちゃん怒らせちゃって…)
ことり(…なにか、気に入らなかったのかな?)
ことり(…お気に入りの枕を抱き締めてるだけじゃ解決にならないよぉ…)
ことり(海未ちゃん…仲直りしたいなぁ…)
ことり(…ことりが悪いんだったことりから謝らないと…。よぉーし!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり(…なにか、気に入らなかったのかな?)
ことり(…お気に入りの枕を抱き締めてるだけじゃ解決にならないよぉ…)
ことり(海未ちゃん…仲直りしたいなぁ…)
ことり(…ことりが悪いんだったことりから謝らないと…。よぉーし!)
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47 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:12:57.37
穂乃果「お疲れ様ー!結構失敗してたね?」
海未「…穂乃果、待ってなくても良かったのですよ」
穂乃果「どうしたのかなって思って」
海未「どうって…」
穂乃果「だって、珍しいでしょ?海未ちゃんがそんな風になっちゃうの」
海未「むー…。そんな風にってなんですか?私は別に…」
穂乃果「ことりちゃん、体育の時言ってたよ?」
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
海未「…穂乃果、待ってなくても良かったのですよ」
穂乃果「どうしたのかなって思って」
海未「どうって…」
穂乃果「だって、珍しいでしょ?海未ちゃんがそんな風になっちゃうの」
海未「むー…。そんな風にってなんですか?私は別に…」
穂乃果「ことりちゃん、体育の時言ってたよ?」
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48 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:14:06.53
ことり「それはね…特別だと思うから」
穂乃果「特別?」
ことり「海未ちゃんって普段はそういう呼び方しないから…たまには特別な呼び方して欲しいなって!」
穂乃果「確かにそうだね。けど、昔からそうだから。すぐには変えられないと思うよ?」
ことり「それでも…」
穂乃果「うん?」
ことり「それでもことりは、少しでも海未ちゃんにとって『特別』だって感じたいな♪」
穂乃果「ことりちゃん…」
ことり「それに夢で見たから!」
穂乃果「夢?」
ことり「うん!ことちゃんって呼んでくれる海未ちゃん!すっごい可愛いかったんだぁ♪」
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
穂乃果「特別?」
ことり「海未ちゃんって普段はそういう呼び方しないから…たまには特別な呼び方して欲しいなって!」
穂乃果「確かにそうだね。けど、昔からそうだから。すぐには変えられないと思うよ?」
ことり「それでも…」
穂乃果「うん?」
ことり「それでもことりは、少しでも海未ちゃんにとって『特別』だって感じたいな♪」
穂乃果「ことりちゃん…」
ことり「それに夢で見たから!」
穂乃果「夢?」
ことり「うん!ことちゃんって呼んでくれる海未ちゃん!すっごい可愛いかったんだぁ♪」
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49 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:14:48.28
海未「ことりがそんなことを…」
穂乃果「どうしても愛称で呼ばれたかったみたい」
海未「そう、ですか…」
穂乃果「…とりあえず、今日は帰ろうか」
海未「…先に帰って下さい。少し頭を冷やします」
穂乃果「…そっか、わかった!今日は先に帰る!」
海未「ありがとう、ございました…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「どうしても愛称で呼ばれたかったみたい」
海未「そう、ですか…」
穂乃果「…とりあえず、今日は帰ろうか」
海未「…先に帰って下さい。少し頭を冷やします」
穂乃果「…そっか、わかった!今日は先に帰る!」
海未「ありがとう、ございました…」
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50 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:15:28.05
海未(一人で帰るの、久しぶりですね)
ポツ。
ポツポツ。
パラパラパラパラッ。
海未(はぁ…雨が降って来ましたか。折り畳みは、と…)
海未(…ことり、言ってくれなきゃわからないですよ。どの道恥ずかしくて言えないかもですが…)
海未(私も下らない理由で腹を立ててしまいましたし…)
海未(…なんだか、結構冷えますね…雨のせいでしょうか?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ポツ。
ポツポツ。
パラパラパラパラッ。
海未(はぁ…雨が降って来ましたか。折り畳みは、と…)
海未(…ことり、言ってくれなきゃわからないですよ。どの道恥ずかしくて言えないかもですが…)
海未(私も下らない理由で腹を立ててしまいましたし…)
海未(…なんだか、結構冷えますね…雨のせいでしょうか?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
51 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:16:07.24
海未(そろそろ自宅ですね…おや?あれは…)
海未「………ことり?」
ことり「あ!海未ちゃんおかえりー。遅かったね」
海未「おかえりじゃないですよ!傘もささずになにしてるんですか!?とりあえず中に…」
ギュッ。
ことり「あの、渡したいものが…あ、海未ちゃんの手あったかい…」
海未「とにかく一度温まって下さい!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「………ことり?」
ことり「あ!海未ちゃんおかえりー。遅かったね」
海未「おかえりじゃないですよ!傘もささずになにしてるんですか!?とりあえず中に…」
ギュッ。
ことり「あの、渡したいものが…あ、海未ちゃんの手あったかい…」
海未「とにかく一度温まって下さい!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
52 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:17:02.49
ことり(あっという間にお風呂に入れられてしまいました…)
海未『ことり、湯加減はどうですか?』
ことり「う、うーん!ちょうどいいよー!」
海未『そうですか…』
ことり「あの!お風呂から出たら…ことりのお話聞いてくれる?」
海未『…は、はい。では、出たら私の部屋へ…。タオルここに置いておきますね』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未『ことり、湯加減はどうですか?』
ことり「う、うーん!ちょうどいいよー!」
海未『そうですか…』
ことり「あの!お風呂から出たら…ことりのお話聞いてくれる?」
海未『…は、はい。では、出たら私の部屋へ…。タオルここに置いておきますね』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
53 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:19:15.45
海未「それで、どうしたのですか?」
ことり「あのね、ことり海未ちゃんのこと怒らせちゃったから、仲直りしようと思ってね、うんと…これ!クッキー焼いたの!」
海未(ハートのクッキー…)
ことり「海未ちゃんごめんなさい!」
海未「穂乃果から大体のことは聞いています…。次からはちゃんと話して下さいね」
ことり「うん…」
海未「…それから、私の方こそごめんなさい」
ことり「え!?」
海未「恥ずかしい話なのですが私、ただいじけてただけなんです…」
ことり「いじけてた?」
海未「はい。なんといいますか仲間外れにされたような気がして」
ことり「仲間外れ?」
ことり「あのね、ことり海未ちゃんのこと怒らせちゃったから、仲直りしようと思ってね、うんと…これ!クッキー焼いたの!」
海未(ハートのクッキー…)
ことり「海未ちゃんごめんなさい!」
海未「穂乃果から大体のことは聞いています…。次からはちゃんと話して下さいね」
ことり「うん…」
海未「…それから、私の方こそごめんなさい」
ことり「え!?」
海未「恥ずかしい話なのですが私、ただいじけてただけなんです…」
ことり「いじけてた?」
海未「はい。なんといいますか仲間外れにされたような気がして」
ことり「仲間外れ?」
54 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:21:41.92
海未「…名前。私だけ二文字なので…」
ことり「うん」
海未「だから私だけ2人みたいな愛称には出来ないから…」
ことり「……」
海未「……」
ことり「…ふふっ♪」
海未「笑わないで下さい///」
ことり「ごめんね。ふふっ」
海未「もー!ことりぃ///…ぷっ、ふふっ」
ことり「あははっ♪」
海未「うふふっ♪なんだか、安心したのか小腹が空いて来ました。お茶、入れて来ますね」
ことり「うん、ありがとう!」
海未「それから、外は雨が降ってますから今日は泊まって行って下さい///」
ことり(雨が降ってるから、なの?なんて意地悪なことはいいません)
ことり(きっと、海未ちゃんもことりとおんなじ気持ちなんだと思うから…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「うん」
海未「だから私だけ2人みたいな愛称には出来ないから…」
ことり「……」
海未「……」
ことり「…ふふっ♪」
海未「笑わないで下さい///」
ことり「ごめんね。ふふっ」
海未「もー!ことりぃ///…ぷっ、ふふっ」
ことり「あははっ♪」
海未「うふふっ♪なんだか、安心したのか小腹が空いて来ました。お茶、入れて来ますね」
ことり「うん、ありがとう!」
海未「それから、外は雨が降ってますから今日は泊まって行って下さい///」
ことり(雨が降ってるから、なの?なんて意地悪なことはいいません)
ことり(きっと、海未ちゃんもことりとおんなじ気持ちなんだと思うから…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
55 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:22:53.07
海未「……ことり、起きてますか?」
ことり「…ふにゃ~ん…もふもふ~……すぅー…」
海未「ふふっ♪」
ことり「…こと、ちゃんって………よん…むにゃ…」
海未「…ことちゃんだーいすきっ///おやすみなさい…」
ことり「…うーん…うみちゃ……すぅー…」
海未「えへへっ///」
海未(なんだか私、少し子供になったみたい…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「…ふにゃ~ん…もふもふ~……すぅー…」
海未「ふふっ♪」
ことり「…こと、ちゃんって………よん…むにゃ…」
海未「…ことちゃんだーいすきっ///おやすみなさい…」
ことり「…うーん…うみちゃ……すぅー…」
海未「えへへっ///」
海未(なんだか私、少し子供になったみたい…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
56 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:24:00.73
ことり「えへへっ///海未ちゃん怒ってても大好き///」
海未「もー!ことちゃんったらまた?仕方ないなぁ///」
ことり「海未ちゃん、なでなでしてー///」
海未「こうかな?ことちゃんの髪はやわらかいね。とても気持ちがいいよ///」
ことり「そんなに褒めないでよー///ねえ、海未ちゃん!」
海未「なぁに?」
ことり「ずっと一緒だよ!ことりは海未ちゃんとずっと一緒にいたいよ///」
海未「うん!ことちゃんとずっと…ずーっと………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「もー!ことちゃんったらまた?仕方ないなぁ///」
ことり「海未ちゃん、なでなでしてー///」
海未「こうかな?ことちゃんの髪はやわらかいね。とても気持ちがいいよ///」
ことり「そんなに褒めないでよー///ねえ、海未ちゃん!」
海未「なぁに?」
ことり「ずっと一緒だよ!ことりは海未ちゃんとずっと一緒にいたいよ///」
海未「うん!ことちゃんとずっと…ずーっと………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
57 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/16(月) 23:24:35.64
ことり「……ずっと……あれ?」
ちゅんちゅん。
ことり「…んー、また夢ぇ?」
海未「………い…しょ…こと…すぅー……」
ことり「……やっぱり…『ことちゃん』と呼ばれたい…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その3「ことちゃんと呼ばれたい」
おしまい
ちゅんちゅん。
ことり「…んー、また夢ぇ?」
海未「………い…しょ…こと…すぅー……」
ことり「……やっぱり…『ことちゃん』と呼ばれたい…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その3「ことちゃんと呼ばれたい」
おしまい
63 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 22:55:11.80
その4「にこっちが好きすぎる」
希「にこっちー、柔軟組もう?」
希「にこっちー、教科書忘れたん?うちの見せてあげるよ」
希「にこっちー、今日はお昼どうする?」
希「にこっちさっきのとこわかった?うちが教えてあげるよ」
希「にこっちー、一緒に帰ろう?」
希「にこっちー、柔軟組もう?」
希「にこっちー、教科書忘れたん?うちの見せてあげるよ」
希「にこっちー、今日はお昼どうする?」
希「にこっちさっきのとこわかった?うちが教えてあげるよ」
希「にこっちー、一緒に帰ろう?」
64 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 22:55:58.07
希「にこっちー、ちょっと生徒会の手伝いがあるから先に部室に…あー、でも、うちもにこっちと部室に行きたいなぁ…生徒会はいっか!」
絵里「ちょっと待ちなさい」
希「えりち?なぁに?」
絵里「手伝いなさい」
希「なにを?」
絵里「生徒会でしょ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「ちょっと待ちなさい」
希「えりち?なぁに?」
絵里「手伝いなさい」
希「なにを?」
絵里「生徒会でしょ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
65 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 22:57:17.52
絵里「うーん、あとはこの書類を…」
希「それでな、その時にこっちが言ったんよ『歌詞は全員のためにある。ファンはもちろんだけど、μ'sにとっても、自分自身にとっても』ってね」
絵里「あ、ここはこうしといたほうが穂乃果たちがわかりやすいかしら…」
希「それを聞いた凛ちゃんがな、最近調子いいんよ」
絵里「各会議のこともわかりやすくしたほうがいいわね…」
希「で、その後のにこっちがすごかったのが…えりち聞いてる?」
絵里「聞いてないわよ!」
希「なんで聞いてくれへんの?うちめっちゃ悲しいやん」
希「それでな、その時にこっちが言ったんよ『歌詞は全員のためにある。ファンはもちろんだけど、μ'sにとっても、自分自身にとっても』ってね」
絵里「あ、ここはこうしといたほうが穂乃果たちがわかりやすいかしら…」
希「それを聞いた凛ちゃんがな、最近調子いいんよ」
絵里「各会議のこともわかりやすくしたほうがいいわね…」
希「で、その後のにこっちがすごかったのが…えりち聞いてる?」
絵里「聞いてないわよ!」
希「なんで聞いてくれへんの?うちめっちゃ悲しいやん」
66 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 22:57:56.91
絵里「逆になんで希は聞いてもらえると思ったの?仕事手伝う気がないの?」
希「めっちゃあるよ!失礼やんなぁ!」
絵里「はぁ…。希は本当ににこが好きね」
希「えりち?何言ってるの?にこっちがうちのこと好きなんだよ」
絵里「あっれー?希ってこんな子だったっけー?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
希「めっちゃあるよ!失礼やんなぁ!」
絵里「はぁ…。希は本当ににこが好きね」
希「えりち?何言ってるの?にこっちがうちのこと好きなんだよ」
絵里「あっれー?希ってこんな子だったっけー?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
67 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 22:58:30.36
希「にこっちー、柔軟…あ……」
「矢澤さん、一緒にやろうよ」
にこ「……チラッ」
にこ(希は、絵里と組めそうね…)
にこ「いいわよー♪」
希「……ぶー…」
絵里「希、たまには一緒にやりましょうか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
希「にこっちー、お昼ー…」
にこ「ごめん!花陽に誘われてて…」
希「えー」
絵里「希、屋上いきましょうか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「矢澤さん、一緒にやろうよ」
にこ「……チラッ」
にこ(希は、絵里と組めそうね…)
にこ「いいわよー♪」
希「……ぶー…」
絵里「希、たまには一緒にやりましょうか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
希「にこっちー、お昼ー…」
にこ「ごめん!花陽に誘われてて…」
希「えー」
絵里「希、屋上いきましょうか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
68 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 22:59:09.89
希「なんか今日はにこっちと絡めないなぁ。つまらんなぁ…」
絵里「え、ええ」
希「にこっちのおかずもらったり、あげたり…食後にワシワシしたり…欠かせない時間やん…」
絵里「ねえ、やっぱり希ってにこのこと好きすぎよね?」
希「そう?そんなことないと思うけど」
絵里「そ、そうかしら」
希「よっしゃ!行こうえりち!」
絵里「え!?行くってどこに?」
希「部室に決まってるやん!」
絵里(にこを見に行くのね…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「え、ええ」
希「にこっちのおかずもらったり、あげたり…食後にワシワシしたり…欠かせない時間やん…」
絵里「ねえ、やっぱり希ってにこのこと好きすぎよね?」
希「そう?そんなことないと思うけど」
絵里「そ、そうかしら」
希「よっしゃ!行こうえりち!」
絵里「え!?行くってどこに?」
希「部室に決まってるやん!」
絵里(にこを見に行くのね…)
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69 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 23:00:10.11
希「じーっ…」
絵里「どう?」
希「花陽ちゃんと話してる…」
絵里「アイドルの話かしら?」
希「なんかポーズの練習してるよ」
海未「2人ともそんなところでなにをしてるのです?」
希「海未ちゃん?いま取り込み中ー」
絵里「海未がいるってことは穂乃果もいるわね。どこ?どこにいるの?隠すとロクなことにならないわよ?」
海未「私一人ですよ。真姫に新しい歌詞を見て頂こうと思いまして…希?部室に入りたいのですが?」
希「あっち側から入ってもらってもいい?今いいところやねん」
絵里「どう?」
希「花陽ちゃんと話してる…」
絵里「アイドルの話かしら?」
希「なんかポーズの練習してるよ」
海未「2人ともそんなところでなにをしてるのです?」
希「海未ちゃん?いま取り込み中ー」
絵里「海未がいるってことは穂乃果もいるわね。どこ?どこにいるの?隠すとロクなことにならないわよ?」
海未「私一人ですよ。真姫に新しい歌詞を見て頂こうと思いまして…希?部室に入りたいのですが?」
希「あっち側から入ってもらってもいい?今いいところやねん」
70 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 23:00:51.18
絵里「どれどれ?わっ!にこが花陽の手を握ってるわ!」
希「新キメポーズは合体ポーズなんやね!2人ともめっちゃかわいいやん!」
海未「はぁ…今となっては真姫が1番の常識人かもしれませんね…」
絵里「はらしょーだわ!あの2人がセンターなのもいいわね!…あれ?」
希「うーん。にこぱなかぁ、新しい…。にこまきにはないもの…ん?どうしたん?」
絵里「えと、にこが花陽と手を繋いでるわ」
希「うん」
絵里「いいの?」
希「眼福やん?」
絵里「ヤキモチとか…」
希「なんで?」
絵里「いや、えとなんて言ったら…」
希「変なえりちやな。そろそろ教室もどろかー」
絵里(希のことがよくわからないわ…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
希「新キメポーズは合体ポーズなんやね!2人ともめっちゃかわいいやん!」
海未「はぁ…今となっては真姫が1番の常識人かもしれませんね…」
絵里「はらしょーだわ!あの2人がセンターなのもいいわね!…あれ?」
希「うーん。にこぱなかぁ、新しい…。にこまきにはないもの…ん?どうしたん?」
絵里「えと、にこが花陽と手を繋いでるわ」
希「うん」
絵里「いいの?」
希「眼福やん?」
絵里「ヤキモチとか…」
希「なんで?」
絵里「いや、えとなんて言ったら…」
希「変なえりちやな。そろそろ教室もどろかー」
絵里(希のことがよくわからないわ…)
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71 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 23:01:56.39
にこ「戻ったわー」
希「にこっち♪どうだった?」
にこ「花陽とアイドルの話してたら気が付いたら時間で…」
希「ふむふむそかそか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
希「にこっちー、部室いこー」
絵里「今日もしっかり基礎練よ」
にこ「うん!すぐ用意するわね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
希「にこっち♪どうだった?」
にこ「花陽とアイドルの話してたら気が付いたら時間で…」
希「ふむふむそかそか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
希「にこっちー、部室いこー」
絵里「今日もしっかり基礎練よ」
にこ「うん!すぐ用意するわね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
72 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 23:02:36.89
絵里「じゃあ、柔軟からやりましょう」
『はーい』
希「にこっちー、一緒にやろうよ」
にこ「いいわよ。だけど、こないだみたいにいきなりワシワシはやめてよね」
希「うひひひっ♪」
絵里(ヤル気ちか)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「んーっ!」
希「にこっち体硬いなー」
にこ「うるっさいわねー。これでも絵里のおかげでかなり柔らかくなったのよ?」
希「ほー?」
にこ「………今日、さ」
希「なに?」
にこ「一緒に柔軟出来なくて、ごめん」
希「……!」
にこ「……///」
希「………」
にこ「………?」
希「………///」
にこ「……なんか言いなさいよ!///」
希「…いやー、なんか恥ずかしくなってしまって///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『はーい』
希「にこっちー、一緒にやろうよ」
にこ「いいわよ。だけど、こないだみたいにいきなりワシワシはやめてよね」
希「うひひひっ♪」
絵里(ヤル気ちか)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「んーっ!」
希「にこっち体硬いなー」
にこ「うるっさいわねー。これでも絵里のおかげでかなり柔らかくなったのよ?」
希「ほー?」
にこ「………今日、さ」
希「なに?」
にこ「一緒に柔軟出来なくて、ごめん」
希「……!」
にこ「……///」
希「………」
にこ「………?」
希「………///」
にこ「……なんか言いなさいよ!///」
希「…いやー、なんか恥ずかしくなってしまって///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
73 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/17(火) 23:03:43.51
絵里「はい、今日はここまで!」
『お疲れ様でした!』
希「にこっちー、一緒にかえろー?」
にこ「うん、すぐに用意するわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
希「なぁ、にこっちー」
にこ「なによ」
希「今日えりちにな、うちがにこっちのことを好きすぎるって言われたんよー」
にこ「は、はぁーなによそれ///」
希「うち恥ずかしくなってな。思わず、にこっちがうちのことを好きなんよって返しちゃった。てへっ♪」
にこ「えー!ちょっと!なに勝手なこといってんのよ///」
希「ホントのことやん?」
にこ「うぅー…///」
希「ふひひひっ♪かわいいなぁ///」
にこ「…///帰る!」
希「…帰っとるやん?」
にこ「別れ道でしょ///」
希「にこっちのいけず~」
にこ「…希」
希「なぁに?」
にこ「明日は一緒にお昼食べましょ?///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その4「にこっちが好きすぎる」
おしまい
『お疲れ様でした!』
希「にこっちー、一緒にかえろー?」
にこ「うん、すぐに用意するわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
希「なぁ、にこっちー」
にこ「なによ」
希「今日えりちにな、うちがにこっちのことを好きすぎるって言われたんよー」
にこ「は、はぁーなによそれ///」
希「うち恥ずかしくなってな。思わず、にこっちがうちのことを好きなんよって返しちゃった。てへっ♪」
にこ「えー!ちょっと!なに勝手なこといってんのよ///」
希「ホントのことやん?」
にこ「うぅー…///」
希「ふひひひっ♪かわいいなぁ///」
にこ「…///帰る!」
希「…帰っとるやん?」
にこ「別れ道でしょ///」
希「にこっちのいけず~」
にこ「…希」
希「なぁに?」
にこ「明日は一緒にお昼食べましょ?///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その4「にこっちが好きすぎる」
おしまい
79 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:25:31.05
その5「ラブレター(?)が入ってた」
穂乃果「朝学校に来たらね、机の中にこんなのがはいってて…」
海未「これは…っ!」
ことり「ラブレターじゃない!?」
穂乃果「そうなの?放課後屋上に来てくださいとしか書いてないんだけど」
絵里「どういうことちか!えりちかブチ切れそう!」
ことり「え!?」
海未「え?」
絵里「え?」
穂乃果「えーりちゃんっ♪」
もぎゅっ!
穂乃果「朝学校に来たらね、机の中にこんなのがはいってて…」
海未「これは…っ!」
ことり「ラブレターじゃない!?」
穂乃果「そうなの?放課後屋上に来てくださいとしか書いてないんだけど」
絵里「どういうことちか!えりちかブチ切れそう!」
ことり「え!?」
海未「え?」
絵里「え?」
穂乃果「えーりちゃんっ♪」
もぎゅっ!
80 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:26:28.58
ことり「あれ?ことりたち三人でご飯食べてなかったっけ?なんで絵里ちゃんがいるんだろ?」
海未「ことりは間違っていませんよ…。絵里が急に湧いて出たのです…」
穂乃果「ごろごろー♪」
絵里「あらあら。ふふっ♪」
海未「それで差し出し人の方は…?」
穂乃果「名前も書いてないんだよねー」
絵里「怪しいちか。そんな誘い乗る必要がないちか。えりちかが断ってくるちか」
穂乃果「うーん…」
海未「ことりは間違っていませんよ…。絵里が急に湧いて出たのです…」
穂乃果「ごろごろー♪」
絵里「あらあら。ふふっ♪」
海未「それで差し出し人の方は…?」
穂乃果「名前も書いてないんだよねー」
絵里「怪しいちか。そんな誘い乗る必要がないちか。えりちかが断ってくるちか」
穂乃果「うーん…」
81 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:27:01.63
海未「断るなら断るで穂乃果が直接いったほうがいいと思いますけど」
ことり「そうだよ!きっと勇気を出して手紙を出してくれたんだと思うし…」
穂乃果「そう…だよね。ごめんね絵里ちゃん。穂乃果自分でいってくるよ!」
絵里「さすが穂乃果ちか。優しさの塊ちか。そんなところも大好きちか」
穂乃果「もー///絵里ちゃんったら///」
ことうみ((…ほっ…))
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「そうだよ!きっと勇気を出して手紙を出してくれたんだと思うし…」
穂乃果「そう…だよね。ごめんね絵里ちゃん。穂乃果自分でいってくるよ!」
絵里「さすが穂乃果ちか。優しさの塊ちか。そんなところも大好きちか」
穂乃果「もー///絵里ちゃんったら///」
ことうみ((…ほっ…))
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82 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:27:28.00
穂乃果(うーん、いつもの階段が長い気がする)
穂乃果「よっ、ほっ…ふぅ」
穂乃果(この扉を開けたら手紙の主さんが…どんな人なのかな?緊張するなぁ)
ガチャッ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「よっ、ほっ…ふぅ」
穂乃果(この扉を開けたら手紙の主さんが…どんな人なのかな?緊張するなぁ)
ガチャッ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
83 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:28:19.67
凛「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「凛ちゃん?こんなところでなにしてるの?」
凛「穂乃果ちゃんのこと待ってたんだよ!」
穂乃果「穂乃果のこと?」
凛「そうだよ!手紙入ってたでしょ?」
穂乃果「え!?手紙の主さんは凛ちゃんだったの!?」
絵里「穂乃果のことを狙う輩は凛だったの?どういうことかしら?」
穂乃果「絵里ちゃん!」
もぎゅっ!
絵里「あらあら。うふふっ♪」
凛(本当にどこからともなく現れたにゃ。怖いにゃ)
穂乃果「凛ちゃん?こんなところでなにしてるの?」
凛「穂乃果ちゃんのこと待ってたんだよ!」
穂乃果「穂乃果のこと?」
凛「そうだよ!手紙入ってたでしょ?」
穂乃果「え!?手紙の主さんは凛ちゃんだったの!?」
絵里「穂乃果のことを狙う輩は凛だったの?どういうことかしら?」
穂乃果「絵里ちゃん!」
もぎゅっ!
絵里「あらあら。うふふっ♪」
凛(本当にどこからともなく現れたにゃ。怖いにゃ)
84 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:28:50.08
絵里「それで、どういうこと?愛の告白ちかか?穂乃果のこと取られたらえりちか泣いちゃうちか」
穂乃果「絵里ちゃん…」
凛「ちがうよー!そういうのじゃないにゃっ♪凛は穂乃果ちゃんと少しお話がしたかっただけだよ」
絵里「ほんとちか?えりちかが油断してる間にワシワシしたりしない?」
穂乃果「希ちゃんじゃないんだから…」
凛「もー!絵里ちゃん心配しすぎにゃー!」
絵里「ちかぁ…」
穂乃果「で、ホントはなんで呼んだの?」
凛「それは…」
ピピピピピッ♪
ピピピピピッ♪
穂乃果「絵里ちゃん…」
凛「ちがうよー!そういうのじゃないにゃっ♪凛は穂乃果ちゃんと少しお話がしたかっただけだよ」
絵里「ほんとちか?えりちかが油断してる間にワシワシしたりしない?」
穂乃果「希ちゃんじゃないんだから…」
凛「もー!絵里ちゃん心配しすぎにゃー!」
絵里「ちかぁ…」
穂乃果「で、ホントはなんで呼んだの?」
凛「それは…」
ピピピピピッ♪
ピピピピピッ♪
85 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:29:18.22
凛「ちょっとまってね!凛だよー。うん、うん。絵里ちゃんも一緒にゃー♪…わかったにゃー」
ピッ!
凛「2人とも、一緒に来て欲しいにゃ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「ここは?」
絵里「空き教室…ね」
凛「さー、入って入って!」
穂乃果「う、うん」
ガラガラッ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ピッ!
凛「2人とも、一緒に来て欲しいにゃ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「ここは?」
絵里「空き教室…ね」
凛「さー、入って入って!」
穂乃果「う、うん」
ガラガラッ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
86 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:29:54.57
「さー、入って入って!」
海未「きますよ!」
ことり「穂乃果ちゃんが入ってきたせーのでいくよっ♪」
ガラガラッ。
海未「せーのっ!」
パンッパンッ!
穂乃果「わっ!クラッカー?」
『高坂穂乃果さん、生徒会長就任おめでとうっ!』
絵里「みんな…!?」
海未「きますよ!」
ことり「穂乃果ちゃんが入ってきたせーのでいくよっ♪」
ガラガラッ。
海未「せーのっ!」
パンッパンッ!
穂乃果「わっ!クラッカー?」
『高坂穂乃果さん、生徒会長就任おめでとうっ!』
絵里「みんな…!?」
87 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:30:25.88
希「穂乃果ちゃんこっち座ってー」
真姫「穂乃果、飲み物はどうする?」
花陽「花陽はお握りを作りました!」
にこ「ほら、ぼーっと突っ立ってないで!」
穂乃果「えと…これは?」
海未「ふふっ♪内緒にしててごめんなさい」
ことり「今日は穂乃果ちゃんの生徒会長就任のお祝いだよっ!ことり、お菓子作ってきたんだっ♪」
凛「海未ちゃーん!凛、頑張って2人を足止めしたよ!」
海未「凛、偉いですよ」
真姫「穂乃果、飲み物はどうする?」
花陽「花陽はお握りを作りました!」
にこ「ほら、ぼーっと突っ立ってないで!」
穂乃果「えと…これは?」
海未「ふふっ♪内緒にしててごめんなさい」
ことり「今日は穂乃果ちゃんの生徒会長就任のお祝いだよっ!ことり、お菓子作ってきたんだっ♪」
凛「海未ちゃーん!凛、頑張って2人を足止めしたよ!」
海未「凛、偉いですよ」
88 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:30:53.10
希「ま、生徒会長就任と新生徒会発足記念にパッーとやろ!ね、えりち?」
絵里「希!えりちかこんなのきいてないわよ!」
ことり「だって絵里ちゃん、穂乃果ちゃんにうっかり喋っちゃいそうなんだもん」
絵里「認められないわ…」
穂乃果「あ、あはは…。でも、ビックリしたー。みんな、ありがとね!」
海未「さ、みんなの好意に甘えて、今日は楽しみましょう?」
穂乃果「うん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「希!えりちかこんなのきいてないわよ!」
ことり「だって絵里ちゃん、穂乃果ちゃんにうっかり喋っちゃいそうなんだもん」
絵里「認められないわ…」
穂乃果「あ、あはは…。でも、ビックリしたー。みんな、ありがとね!」
海未「さ、みんなの好意に甘えて、今日は楽しみましょう?」
穂乃果「うん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
89 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:31:20.23
花陽「うーん、ことりお姉様が作った卵焼き…海未ちゃんが作った唐揚げ…花陽が作ったお握りにピッタリ!」
にこ「ホントね…チビ達に作ってあげたら喜びそう」
真姫「私も、2人にお料理習おうかしら…」
凛「希ちゃん、このお菓子ふわふわですっごく美味しいよ!食べてみて!」
希「どれどれー。おー、美味しい!さっすがことりちゃん、えりちも一つどう?」
絵里「ことりの手作りなのね。私もこういうの作れたら亜里沙が喜ぶかしら?」
にこ「ホントね…チビ達に作ってあげたら喜びそう」
真姫「私も、2人にお料理習おうかしら…」
凛「希ちゃん、このお菓子ふわふわですっごく美味しいよ!食べてみて!」
希「どれどれー。おー、美味しい!さっすがことりちゃん、えりちも一つどう?」
絵里「ことりの手作りなのね。私もこういうの作れたら亜里沙が喜ぶかしら?」
90 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:32:00.85
海未「ふふっ。みんな楽しそうですね」
ことり「穂乃果ちゃん、ことりの作ったお菓子どうかな?」
穂乃果「美味しいにきまってるよ!」
ことり「えへへっ、ありがとうっ♪」
穂乃果「…2人とも、ありがとね」
海未「な、なんですか?改まって」
ことり「どうしたの?」
穂乃果「…2人がいるからなんだよ。2人がいるから安心出来て。無茶も出来る。新しいことをはじめる。ホント言うとね、アイドルも最初はね…すこーーーしだけ、戸惑いがあったんだ!」
海未「穂乃果…」
穂乃果「大丈夫、絶対なんとかなる。そう言い聞かせられたのもね、2人がいてくれるからなんだ」
ことり「穂乃果ちゃん…」
穂乃果「だから、いつも穂乃果のこと支えてくれてありがとう。生徒会、頑張ろうね!3人でなら、絶対上手く行くって信じてるよ!」
海未「…はいっ!」
ことり「うんっ♪」
ことり「穂乃果ちゃん、ことりの作ったお菓子どうかな?」
穂乃果「美味しいにきまってるよ!」
ことり「えへへっ、ありがとうっ♪」
穂乃果「…2人とも、ありがとね」
海未「な、なんですか?改まって」
ことり「どうしたの?」
穂乃果「…2人がいるからなんだよ。2人がいるから安心出来て。無茶も出来る。新しいことをはじめる。ホント言うとね、アイドルも最初はね…すこーーーしだけ、戸惑いがあったんだ!」
海未「穂乃果…」
穂乃果「大丈夫、絶対なんとかなる。そう言い聞かせられたのもね、2人がいてくれるからなんだ」
ことり「穂乃果ちゃん…」
穂乃果「だから、いつも穂乃果のこと支えてくれてありがとう。生徒会、頑張ろうね!3人でなら、絶対上手く行くって信じてるよ!」
海未「…はいっ!」
ことり「うんっ♪」
91 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:32:30.98
絵里「………じーっ」
希「…心配?」
絵里「当たり前でしょ?」
希「でも、あの3人なら、任せられるやん?」
絵里「そうじゃなくて」
希「うん?」
絵里「海未とことりがいたら、穂乃果が私を頼ることがあんまりなさそうだなって。えりちかそんなのさみしいちか」
希「そっちかい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その5「ラブレター(?)が入ってた」
おしまい
希「…心配?」
絵里「当たり前でしょ?」
希「でも、あの3人なら、任せられるやん?」
絵里「そうじゃなくて」
希「うん?」
絵里「海未とことりがいたら、穂乃果が私を頼ることがあんまりなさそうだなって。えりちかそんなのさみしいちか」
希「そっちかい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その5「ラブレター(?)が入ってた」
おしまい
92 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/19(木) 23:33:46.79
終わりです。
見て下さった方ありがとうございました。
明日HTML 依頼かけます。
また次回もあれば、お願いします。
見て下さった方ありがとうございました。
明日HTML 依頼かけます。
また次回もあれば、お願いします。
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/19(木) 23:53:07.15
乙
今回も楽しかったよ
次も待ってるぜ
今回も楽しかったよ
次も待ってるぜ
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 01:00:55.67
おつ
どれも面白かった
どれも面白かった
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 05:17:08.83
そっちかいワロタ
ほのぼのほのえりまたお願いします、乙
ほのぼのほのえりまたお願いします、乙
96 : ◆TJ9qoWuqvA :2014/06/20(金) 06:58:01.49
コメントありがとうございます。
シリアス、ほのぼの、交互に出来たらと思います。
お目に止まることがあれば、付き合って頂ければ嬉しいです!
シリアス、ほのぼの、交互に出来たらと思います。
お目に止まることがあれば、付き合って頂ければ嬉しいです!
Entry ⇒ 2014.07.21 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
阿良々木暦「きらりホッパー」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:19:19.59
・化物語×アイドルマスターシンデレラガールズのクロスです
・化物語の設定は終物語(下)まで
・ネタバレ含まれます。気になる方はご注意を
・終物語(下)より約五年後、という設定です
関連作品
阿良々木暦「ちひろスパロウ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400676913/
阿良々木暦「ののウィーズル」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400679090/
阿良々木暦「あんずアント」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400679090/
阿良々木暦「ふみかワーム」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401359079/
阿良々木暦「になショウ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401960709/
・化物語の設定は終物語(下)まで
・ネタバレ含まれます。気になる方はご注意を
・終物語(下)より約五年後、という設定です
関連作品
阿良々木暦「ちひろスパロウ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400676913/
阿良々木暦「ののウィーズル」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400679090/
阿良々木暦「あんずアント」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400679090/
阿良々木暦「ふみかワーム」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401359079/
阿良々木暦「になショウ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401960709/
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:29:39.84
001
冒頭から突然かつ唐突な展開なのだが、僕は絶望に打ちひしがれていた。
森久保との一件でノノウイルスが感染したのか、最近、自然と物事を後ろ向きに考えることが多くなったのだ。
絶望、というその言葉自体を明らかにするのは簡単だ。
表記通り、望みの絶たれた状態。
絶望に冒された者は世の中に存在意義を失くし、自殺すら考えるという。
僕は流石に自殺を考えることはないが、それでも酷い鬱と倦怠感に襲われ、眠れない夜もあったことは確かだ。
「ク……クククククク……ハハハハハハハハハハ!!」
身に余る負の感情に身体が拒絶反応を起こし、自らを嘲るかのように笑いが堰を切って溢れ出す。
傍から見たら、自棄になって気が触れてしまった人間に見えることだろう。
僕の絶望の根源は、あまりにも理不尽な事実からだ。
何故、こんな理不尽な事がこの世に起こり得るのだろうか。
神がいるとしたら、あまりにも非情じゃあないか。
僕は、何のために今まで人として生を受け生きてきたというんだ。
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:31:21.62
「ク、クククク……終わりだ……もう何もかもおしまいだ……ッ!」
事務所において、額に手首を当て、部屋の隅に崩れ落ちるようにもたれかかり、ずるずると腰を降ろし耽美系堕落を表現してみる。
厨二病丸出しな僕の行動を渋谷が物凄く可哀想なものを見る目で見ているが、こういうのは気にしたら負けだ。
更に涙を流して完璧な装い。
これなら神崎にも五分で勝てる。
「暦ちゃん大丈夫? ぽんぽん痛いの?」
そんな僕を膝折りしゃがみ込み、顔を覗き込んでくる一人の少女がいた。
しゃがみ込んでなお通常の女の子とは思えないタッパを持った彼女の名前は諸星きらり。
その身長、なんと約186cm。
僕としては一寸法師になった気分だ。
「諸星……」
「うゅ?」
というか、僕がこんなにも絶望しているのは、元を正せば諸星のせいなのだ。
僕の身長は実に中途半端だ。
高すぎでもなく低すぎでもない。
軒並み上昇傾向にある最近の平均身長を考えたら、男としては小さい方にカテゴライズされるだろう。
何しろひたぎに微差で負けている。
僕が今いちひたぎに逆らえないのには身長差という要素も少なからずあるのだ。
そんなことを考えていたら、事務所内を初期OPのガハラさんのように歩く諸星を見て絶望の谷に突き落とされた、という経緯だ。
なんだよ女の子なのに185cm越えって。
エアマスターより高いって君。
僕は立ち位置的に屋敷俊あたりだろうか。
いや……ルチャマスターだな。
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:33:34.58
「諸星……お前(の身長)が欲しい」
「にょわ!?」
「あー、プロデューサーが担当アイドルナンパしてるー」
双葉がお気に入りのウサギ人形を引きずってだるそうにやって来た。
この二人は同い年で入った時期も近いためか仲が良いのだ。
まぁ、傍から見たら嫌がっている双葉に諸星が懐いているようにしか見えないが。
「いっけないんだー、ちひろさんにチクってやろ」
チクられたくなければ飴を寄越せ、と脅迫してくる双葉。
脅迫内容はともかく、双葉の口に御用達のフルーツ飴を放り込む。餌付け餌付け。
「んー♪」
「何を馬鹿な。僕はただ諸星に身長を分けて欲しいだけだ」
「ああ……確かにプロデューサー、男の人にしたら小さいもんね」
「小さいって言うな! 小さいって言うな! あと世界中の誰よりもお前だけには言われたくないよ!」
双葉は怠惰のあまり成長期をどこかに置いてきてしまった哀れな少女だ。
初対面の時なんか小学生かと思ったが、実年齢十七と聞いてビックリしすぎて鳩胸になるかと思った位だ。
「プロデューサー、なんか失礼なこと考えてない?」
「んー、あげられたらあげたいんだけどにぃ……」
「是非ともくれ。10cmくらいいいだろう」
10cm。素晴らしい響きだ。
ひたぎも見下ろせるようになるじゃないか。
「っていうか何食ったらそんなにでかくなるんだよ」
「ごはんだよ!」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:35:36.76
「むう……成長期にあまり食べなかったのが失策だったのか……?」
成長期をとっくに終えた僕にはもうこれ以上の成長は望めない。
いや、望めないも何も、半吸血鬼化した時点で成長は止まっているわけだから望むべくもないと言った方が正しいが。
なお、諸星は今も現在進行形で成長期らしく、出会った時には182cmだったのが遠い昔の出来事のようだ。
これからもまだ土筆のように伸びるのかと思うと恐ろしいことこの上ない。
「身長はあげられないけど、代わりにきらりん☆ぱわーあげちゃうにぃ!」
「きらりん☆ぱわー……?」
疑問符を浮かべる僕に対し、諸星は胸元でハートマークを作って溜めを作る。
何をするのかと身構えていると、その手を僕の胸辺りに突き出してきた。
「ほわあああぁぁぁ……にょっこいしょー!」
「ふぐうっ!?」
予想以上かつ予想外の衝撃に、思わず神経毒持ちの魚類を連想させる変な声が出てしまった。
諸星は軽く押したつもりだったのだろうが、その身長差と僕が壁を背にしていたことから思いの外ダメージを受ける。
イメージとしては肺を握られて空気が飛び出した感じだ。
「暦ちゃん元気でた?」
「あ、あぁ……バッチリだ諸星」
「うきゃー☆ 暦ちゃんも元気でハピハピだね!」
諸星きらりはアイドルだ。
ただ、出ている杭を打つよりも先に没個性が沈んでいく芸能界において、アイドルに必要不可欠な『キャラ作り』を素で完成させている、ある意味アイドルをやるために生まれてきたとも言える少女である。
初見では確実について行けないミラクルハイテンションに、その性格にそぐわない男性だとしても高すぎる身長。
加えて周囲の環境にまるで揺れないダイヤモンドの心を持った、非常に稀有なアイドルだ。
個性的な面子が多いシンデレラプロの中でも一際異彩を放っている。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:37:09.08
ともかく、諸星と対等に付き合うにはそれ相応の精神力を要する。
諸星について行けるテンションと体力が必要なのだ。
そしてそれは僕の得意分野だ! 任せろ!
「ようし諸星、きらりん☆ぱわーも注入したことだし、仕事へ行こう! 今日は双葉とデュオライブだ! 気合入れて行くぞ!」
「いぇーい☆ きらり、最近バリ絶好調だからがんばるゆー☆」
「えぇー……めんどいよ……休む」
「諸星! 双葉と合体だ!」
「にょわっ! 了解であります!」
ビシッと敬礼をして常時倦怠期の双葉を持ち上げる諸星。
ガチョーン☆、と間の抜けた効果音と共に双葉を抱っこする。
「やめろ! 杏は働きたくないんだ!」
「さぁ出撃だ諸星!」
「れっつらごー☆」
「おろせえええぇぇぇ!」
双葉の叫び声が残響となり谺する中、僕を含めた三人は事務所を後にするのであった。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:38:54.75
002
「にょわー♪ にょーにょわー♪」
仕事帰り。
本日の予定を消化し切った僕と諸星は、散歩も兼ねて夕暮れの中を歩いていた。
本来ならばアイドルに歩かせることはあまりしないのだが、諸星がどうしても、と言うので現在の状況に至る。
にょんにょわソング(命名・僕)を口ずさみながら両手両足を大きく振って歩く諸星の後方を、少し離れた場所から追う。
ちなみに双葉はライブの最中にダンスで力尽きて寝転びながら歌っていた。
それが許される辺りが彼女のキャラの恩恵と言うべきだが。
その後は一歩も動きたくない、との事だったので置いてきた。
双葉は星になったのだ。
犠牲になった彼女のためにも僕はプロデュースを続けなければならない。
……いや、ちゃんとタクシー呼んだよ。
「あっ、見て見て暦ちゃん! あの子とってもかわうぃー!」
「……ん?」
青空に双葉の幻影を見ていると、諸星が片腕を風車の如くぶんぶん回しながら遥か前方を指差している。
かなりの距離を空けて、小さな人影が見える。
視力いいな諸星……。
眼を細めて人影を注視する。
吸血鬼の視力により、豆粒大の人影が望遠鏡のように鮮明に見えてゆく。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:41:12.93
「あれは……」
歩く度に上下に揺れるツインテール。
小さな身体にそぐわない大きなリュックサック。
「八九寺じゃないか」
僕が八九寺を見間違える訳がない。
「かわゆいよね! 暦ちゃんスカウトすゅ?」
「いや、あの子供は危険だ。下がっていろ諸星」
諸星を制して足を止める。
はぁ。
うーん、どうしようかな。
正直なところ、八九寺を見つけたらダッシュで近付いて色々する、というのが僕の恒例みたいになっちゃっているからなぁ。
お笑いの世界で天丼は必要だが、やり過ぎても鬱陶しいだけなんだよね。
それに僕ももう二十歳を過ぎた大人だ。
そりゃあ高校生の頃は若気の至りもあって法に触れるギリギリのこともしたさ。
ああ、しましたよ。認めましょう。
けれど人間は否が応でも成長する生物だ。
確かに何割かは人間ではない僕だけれど、万物の霊長を名乗る程の種族の枝先である僕が五年間、一切成長していないだなんてことがあってはならない。
ただでさえ八九寺はもう身体的にも成長できない、人に非ぬ神という存在だ。
そこに時間の経過と共に差が出来てしまうのは残酷に思えるが致し方ないことだろう。
それに今だからこそ言うけど、八九寺との絡みは半ば義務みたいなところがあったからね。
例えどんなに嫌いな相手でも、カメラや他人の前では仲良く。
それが社会人でありプロの心得。
芸能界に限らず、人間社会ではよくあることだ。
そういう意味では僕はニーズに応えていただけであり、別に八九寺のことなんて好きでも何でもないんだよね。
そりゃあ嫌いじゃないよ?
年齢の割には口が達者で会話の内容も飽きないし、友人としては好きな部類に入るさ。
けれども、そんな毎回抱き付いてキスをして、ってお前どれだけ八九寺が好きなんだよ、って話になるだろう?
あり得ないあり得ない。
働き者の双葉、ボランティアに行く貝木くらいあり得ない。
ここは常識人溢れる大人の対応として、軽く肩を叩いて『よう八九寺、久し振りだな』とでも声を掛けよう。
さて、と。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:43:37.59
「はちくじいいいいいいいい!」
「暦ちゃんまってー!」
腹の底から叫ぶと共に、全力で駆け出した。
100メートル走で十秒を切るんじゃないかと思われる速度で八九寺に向かう。
なぜか諸星も一緒だ。
近づくにつれ流石に八九寺も気付いたらしく、こちらを見て驚愕の表情を浮かべ僕の進行と同方向に走り出した。
「待て八九寺! なんで逃げるんだ!」
「ご自分の胸に聞いてくださいよ!」
八九寺の胸に直接耳を当てて聞いてみたいところだったが、走りながら思索を走らせる。
なるほど、これはあれだ。
お花畑とかでよくやる『捕まえてごらんなさい』的な追いかけっこだな。
「このやろう、そんなに僕に会えたことが嬉しいのか! ういやつめ!」
「どこをどう考えればそんなに前向きになれるんですか!」
「あはは、あはははは、まてまてぇー、こいつぅー」
「いやぁ――――――っ!!」
八九寺は八九寺で必死だ。
トレードマークのひとつであるリュックサックを放り出してまで逃走に全力を傾けている。
だが所詮は成人男性と女子小学生。
歩幅の違いだけはどうしようもない。
その距離は目に見える形で徐々に近付いていた。
「ほらほら、捕まえちゃうぞー」
「だれかっ、たっ、たすけっ、たすけてくださーい! 変なお兄さんが追いかけてきますー!」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:46:06.01
「おいやめろ八九寺! 誤解を招くだろうが!」
誤解も何も見たままなのだが、このご時世にそんな事を街中で叫ばれては両手が後ろに回ってしまう。
ならば僕が捕まらない為にも早々に口を塞ぐしかない!
「キャッチアンドノーリリース!」
総合格闘技のタックルを思わせる動きで八九寺の下半身を捉える。後は攻略するだけだ!
「しまりましたっ!!」
「ああもう可愛いなあ柔らかいなあいい匂いだなあ!」
「ぎにゃ――――――――――――――――――――っ!!」
八九寺を地面に押し倒す。
マウントポジションを取り、頬ずりをし匂いを嗅いで胸を揉んで脇をくすぐりお腹をつまんでスカートに顔を埋めてお尻を撫でて髪をくんかくんかしてキスをする。
どこからどう見ても変質者と襲われる少女の図だった。
当然のごとく殴る蹴る噛むと身体全体を駆使して逃れようとする八九寺だが、どれだけスピリットとハートが強かろうと体格差だけは変えようがない。
範馬勇次郎も超銀河グレンラガンには勝てないのだ。
「ぎゃ――――っ! ふんぎゃ――――――っ!」
「うおっ!?」
が、そこは流石八九寺というべきか、僕の身体が拳を突き入れることで一瞬浮いたのを見逃さず、するりとマウントから抜け出す。
「おっ、お姉さん助けてください! この変態さんがわたしを!」
リュックサックを回収し追い付いて来た諸星に泣きつく八九寺だった。
いつものように余裕がないところを見ると、余程堪えたのだろうか。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:48:00.90
「大丈夫だよ! 悪い人はきらりおねーちゃんがこてんぱんにやっつけてあげるからにぃ!」
「えっ?」
「えーい☆」
諸星のげんこつが僕の脳天に落ちる。
全くもって痛くはなかったが、思わず呆気に取られてしまった。
「もー、めっ、だよ暦ちゃん! 女の子には優しくしないとめっ、なんだから!」
「そーです! 女の子は綿菓子的なやわらかーくてあまーい何かで出来ているから優しくするべきなんですよ! 阿良々木さんの変態凡人!」
諸星の影に隠れて避難轟々、好き勝手に僕を罵る八九寺。
後で覚えてろ。
「阿良々木さんの魔手から助けていただいてありがとうございます、私は八九寺真宵と言います。えーと……」
「きらりは諸星きらりっていうんだにぃ☆ うっきゃー☆ 真宵ちゃん超きゃわわー! 激きゅんきゅんすゆぅー☆」
「ひいっ!?」
僕の猛攻から逃れたのも束の間、今度は諸星に捕まって頬ずりされていた。
双葉と初めて会った時もあんな感じだったし、諸星は小さくて可愛いものが好きなようだ。
「ちっちゃーい☆ かわゆーい☆ ヤバーい☆」
「のぁ――――――っ!?」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:49:06.27
一通り諸星に愛でられた後、ようやく解放された八九寺は見るからに憔悴していた。
「こ、こんなところにも裏々木さんの弊害が……」
「僕を日本の教育形態問題の原因みたいに表現するな。あとそんな暗黒面の僕みたいな名前で呼ぶな、何度も言うが僕の名前は阿良々木だ!」
「失礼、噛みました」
「違う、わざとだ……」
「噛みまみた」
「わざとじゃないっ!?」
「我は得た――――」
「闇の力を!?」
そんなダッシュなんか使うとやたら格好良く見えるから表記って不思議だよね。
「そうなんですよね、文章の最後にダッシュを使うと何でも深刻に見えたり、奥が深く感じますよね」
「そうだよな、こればかりは日本語に限らないな。あと僕の心を読むんじゃない」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:50:17.01
こいつ、次元越えすぎじゃないのか。
神様だからって何でも許されるわけじゃないぞ……って神様になる前から八九寺はこんなんだっけ。
話を戻すが、ダッシュを使用すると台詞が格好良く見える、そう思うのは日本人特有の感性なのかも知れない。
英語でも使われることはたまに見るけれど、外国の人が同じように感じるとは限らない。
実際はどうなのだろうか。
今度鷺沢に聞いてみよう。
「でもなぁ、さすがに限度ってものがあるだろう」
「そうですか? では試してみましょうか?」
「ああ、やってみろ八九寺。もし僕が負けたらアイスを奢ってやろう。五年前の勇気戦争では僕が負けたが、言葉の深さを舐めるんじゃない。毎回上手くは行かないぞ」
「あれ戦争だったんですね……ではザギンでピエールマルコリーニでもいただきましょうか!」
「ザギンって言い方はどうかと思うが、望むところだ!」
こほん、と咳払いをする八九寺。
さあ、お前の語彙力を見せてみろ!
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:51:24.79
「話し掛けないでください。貴方のことが嫌いです――――」
「ぐおっ!?」
い、いきなりボディブローで内臓をえぐられた気分だ……。
八九寺のあの名台詞の、言いたくて言っているわけじゃない悲壮感がアップしている!
語尾にダッシュをつけただけなのに、だ。
「阿良々木さん、ちょっとそこにある醤油を取って下さい――――」
「ま、まだまだ……!」
言っていることは単純に手の届かない場所にある醤油を取って欲しいだけ、という日常的な会話なのに、まるで今から何か痛ましい悲劇が起こりそうな予感を湧き出させている。
教えてくれ八九寺、その後お前の身に何が起こるんだ!
「阿良々木さん、お小遣いをくださいよ――――」
「な、中々やるじゃないか八九寺……!」
言っていることは小遣いをねだっているだけなのに、もし金を渡さなければどうなるかわかっているのだろうな、的な脅迫に近い迫力を、女子小学生である八九寺からでさえ感じる。
単に語尾にダッシュをつけただけなのに。
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:54:22.90
「スクール水着って、萌えるよな――――」
「ば、馬鹿な……!?」
あまりの衝撃に歯の根が合わなくなってくる。
ただ単にスクール水着が好きなだけの変わった性的嗜好を持つ男の言葉が、あたかも今からたった一人で強大な敵との戦いに向かう時に、友人に心配を掛けないためにふざけているように聞こえる!
語尾にダッシュをつけただけで!
「失礼、噛みました――――」
「や、やめてくれ八九寺……!」
それが、彼女の最後の言葉だった。
そんな一節が頭に浮かぶ。
毎回のように繰り返される僕と八九寺のやり取りが、もうこの先二度と行われなくなるかのような錯覚を覚える。
ダッシュを使用しただけで――――。
「勘違いしないでよね、別に貴方の為なんかじゃないんだから――――」
「くそっ、もう限界だ……!」
本当は好きなんだけど素直になれないツンデレの魅力がダッシュをつけただけで全面的に増幅している!
しかも言われる方もそれをわかっていて敢えて何も言わない、もしくは叶わない恋だと知った上で言っている、そんな奥ゆかしさ、健気さをそこはかとなく演出しているなんて!
「きらりん☆ぱわー――――だょ」
「卑怯だぞ諸星!! 僕の負けだ!!」
二人がかりの猛攻に、遂に膝が折れた。
まるで諸星のきらりん☆ぱわーが核兵器と同等の威力を持つ超能力のようじゃないか!
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:55:27.93
「ふふん、私たちの勝ちですね。ではアイスを奢ってもらいましょうか」
「やったー☆」
いつの間に諸星が八九寺サイドについたのか不明だが、まあアイスクリームくらいいいだろう。
「では行きましょう。この辺りは変質者が出るらしいですからね!」
「何だと、それは許せんな」
いたいけな少女を襲うとは男の風上にも置けない輩だ。
見付けたら僕が退治してやる。
「いいだろう。アイスを奢る程度、幾らでもしてやろう――――」
勝負に負けてアイスクリームを奢るだけの言葉が、その時だけは裏で莫大な金を動かし、さも今から八九寺と諸星にアイスを奢り油断させ利用しようとしている巨悪になった気分になれたのであった。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:57:48.24
003
「むむ、さすがは高級です。素晴らしい風味ですね! 」
「おいしいー!」
「…………」
確かにそのチョコレートアイスの味は未だかつて味わったことのない、筆舌に尽くし難いものではあった。
が、アイスクリームひとつ七百円。
飲み物も含め三人で四千円。
コンビニやスーパーで売っている百円アイスの七倍美味かと問われると首を傾げざるを得ない。
まあ、ワインとかも天文学的な値段がついたりするし、こういうものってブランドとか雰囲気で高くなるのは仕方ないとは思うのだけれど……。
ああ、貧乏舌が恨めしい。
「ところで滅星さん、でしたっけ?」
「にょわ!?」
「そんな世界征服出来そうな悪意のある間違え方をするな! 彼女の名前は諸星だ!」
「失礼、噛みました」
「違う、わざとだ……」
「噛みまみた」
「わざとじゃないっ!?」
「I have made the mistake in saying(噛みました)」
「絶対わざとだ!」
「真宵ちゃんはかしこいねー」
しかも滑舌いいから二倍憎らしい!
「阿良々木さんと同行しているということはアイドルのお方ですよね?」
「そうだよ!」
「いやあ、さすがはアイドルの方は纏うオーラが違うと申しますか、まさに貫禄を感じますね。阿良々木さんとは違って」
「うぇへへー、ありがにょわー☆」
「当たり前だ、諸星は僕の自慢のアイドルだからな」
諸星は身内であることを差し引いてもとてもいい子だ。
初対面ではその体格と規格外のテンションに気圧されがちだが、慣れてくると色々なことが分かってくる。
意外と他人を気遣っていたり、その持ち前の明るさでその場の暗い雰囲気を強制的に塗り替えるなどの力業もやってのける。
アイドルをやっている理由も、みんなに笑っていて欲しい、とただそれだけ。
要するに、誰よりも純粋なのだ。
純粋であること以上に強いものはない。
だがその反面、純粋ほど脆いものもない。
一度崩れてしまえばそれまで、という危うさも持ち合わせている。
その辺りも考慮に入れて管理するのが僕の仕事なのだが。
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 18:59:16.50
「しかし本当に大きな方ですね、諸星さん……諸星さんに比べたら阿良々木さんなんて月とミジンコくらいですね」
「さっきからその比較に悪意を感じるのは僕の気のせいじゃなくていいんだな?」
「真宵ちゃんも大きくなったらきらりくらい大きくなるよ!」
八九寺が諸星レベルで大きくなったらそれこそ恐怖どころの話じゃない。
でも未来の八九寺を見る限り僕より大きかったんだよな……。
「…………」
「どうした諸星?」
如何にして今からどうにかして背を伸ばす方法はないものかと思案に耽っていると、ふと視線を伏せる諸星が視界に入った。
「う、ううん、なんでもないょ!」
話し掛けられて引き戻されたのか、はっとしたように手をぶんぶんと振って否定する諸星。
「暦ちゃん、きらりおトイレ行ってくるね」
「あ、ああ」
席を立ち軽快なステップで手洗いに向かう姿はいつもの諸星なのだが……。
なんだろう、どこか諸星らしくない。
「阿良々木さん、阿良々木さん」
「ん?」
「わたくしずっとスルーしており
ましたが、阿良々木さんはおかしいと思わないんですか?」
「おかしい……って、何が?」
「彼女……諸星さんはアイドルなんですよね?」
「そうだってさっき言っただろ」
「それならば何故諸星さんは私のことが見えているのですか?」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:01:05.72
「…………!」
戦慄が全身を駆け巡る。
そう言われてみればそうだ。
なんで諸星は八九寺が見えているんだ?
八九寺は人に非ざる存在、怪異だ。
僕も吸血鬼の末端であるがゆえに常時八九寺が見えている。
神であり怪異である八九寺が見えるということは、諸星が怪異そのものか、諸星に怪異関連の何かが起こっていることに他ならない。
「まったく、自分の身長ばかり気にして担当アイドルも気遣えないとは最低ですね阿良々木さん」
「ぐぅ……」
ぐうの音は出たが八九寺の言う通りだ。
でも身長のことしか考えていないようなその物言いはやめてくれ。
僕だって流石に他のことも考えてるよ。
「にょわ――――――――っ!?」
「!?」
突然店内に響いた諸星の悲鳴(?)に身体が反応する。
急いで手洗いに向かうと、幸運にも諸星は女子トイレの入口の洗面所で顔を真っ青にしていた。
「諸星!!」
「こ、暦ちゃん……」
こんな表情の諸星は初めて見る。
いつもが常時天真爛漫な彼女だけあって、その深刻さも容易に読み取れた。
「あ、あれ……?」
何か、違和感がある。
いや、いつも感じているものが、更に増幅されているような……。
そう、『いつも見上げている諸星の目線が、更に上にある気がする』。
馬鹿な、数分の間に目に見える程背が伸びたとでも言うのか。
いや、いくら成長期の諸星であってもそれこそあり得ない。
「暦ちゃん、こ、これ……」
諸星が足元を指す。
「……!!」
諸星は、浮いていた。
足の裏から地面まで、目算で凡そ5cm程だろうか、比喩でも揶揄でもなく、重力法則を無視し中空に浮かんでいたのだ。
諸星きらり、十七歳。
彼女は、螽?に浮かされた。
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:05:45.46
004
「砌螽斯。みぎりぎす、と読む。キリギリスの怪異だ。蟻とキリギリスは知っているだろう?」
蟻とキリギリス。
日本ではかなりメジャーな物語のひとつだ。
働き者の蟻と怠け者のキリギリス。
夏にせっせと働き貯蓄をした蟻は無事冬を越すことができ、何もせず遊んでいたキリギリスは冬になり餓えと寒さに耐え切れず死んでしまう。
労働の大切さを説き刹那的な生き方を良しとしない、日本人らしい童話と言えよう。
「砌螽斯は言ってしまえば常夏の蟻とキリギリスだ。砌とは軒下を指す。自分の身長の数百倍も跳躍すると言われているキリギリスだが、砌螽斯は軒下に住み跳ばずに浮くキリギリスと言われている。砌螽斯に取り憑かれた者は、文字通り常時熱に浮かされたようにテンションが上がる。それは次第に本当に宙へ浮くようになり、羽化と浮く、が掛かっていて、完全に取り憑かれる、すなわち羽化すると、それこそ本当に何処までも浮き続け、空に呑まれ人ではない存在にまで昇華されてしまう」
最近、諸星が妙に調子がいいと言っていたのはそのせいだろう。
「人ではない存在に、ですか……」
「うー…………」
あの後、急いで会計を済ませタクシーで飛ぶように近くのカラオケボックスまで移動した。
何故カラオケなのかと言うと、まず人気がないことと、天井のある場所でないと諸星が浮いて空へ呑み込まれてしまうからである。
一度浮き始めると早いと聞く。
その証拠に先程までは5cm程度だった高さも、十分ほどで数10cmにまで浮いている。
元々の諸星の身長もあいまって、今にも天井に頭が付きそうだ。
「諸星……いきなりこんなことになってしまったけれど……僕を信じて、任せてくれるか」
「う、うん……」
流石の諸星も恐怖を感じているのか、中空に浮きながら不安を隠し切れない様子でスカートを押さえていた。
ひょっとしたらこの事態より僕にスカートを覗かれる事を危惧しているんじゃあないだろうな。
「阿良々木さんは、諸星さんを助ける術をご存知なんですか?」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:07:36.98
「……ああ」
助ける術はある。
あることにはあるが、それは難しいと言わざるを得ない。
砌螽斯は、距離感が掴めない人間に取り憑くと言われている。
距離感が掴めないが故に、やがて上空へと昇るのだ、と古い手記にはあった。
砌螽斯の縛りを解くには、その距離を外部から明確にする。
すなわち距離感が掴めない他人に、自分との関係を明言されることが条件となる。
人と人との距離感。
それは誰もが持ち得る感覚だろう。
家族の中ですらそれは存在する。
僕が両親に対しての対応と火憐ちゃん月火ちゃんに対しての対応が違うのと同じだ。
恋人、友人、同僚、上司、赤の他人……友人を取ってみても親しさに差分があるように、それこそ関係の数だけ距離は産まれる。
誰に対しても対等な距離で接することの出来る人間など居はしまい。
諸星は例え誰が相手でもそのスタンスを崩すことは僕の見る限りなかったが、やはり何処かで線を引いていたということになる。
諸星……お前は誰と、何を測りかねているんだ?
「諸星、僕の質問に答えてくれ。最近気になる人とか出来たか?」
「歯に衣着せぬにも程がありますよ阿良々木さん……」
八九寺の言う通りあまりにもストレートすぎるが仕方あるまい。
諸星の年齢で複雑な人間関係を疑うのなら、真っ先に挙がるのが色恋沙汰だ。
諸星だってあんな性格ではあるが正真正銘、箸が転げても面白い年頃の女の子だしな。
「気になる……? きらりはみんな好きだよ?」
「いや、そういうことじゃなくて」
「うーん……じゃあ、暦ちゃんかな?」
「僕!?」
衝撃の事実!
諸星が僕のことをそんな風に思っていたなんて!
アイドルとプロデューサー禁断の恋!
「いやあ、もてる男は辛いなあ、なあ八九寺?」
「うわ、うざっ……」
「よく会う男の人、暦ちゃんだけだしねー」
喜色満面で八九寺に同意を求めるも、ものすごい表情で一刀のもと両断された。
わかってるよそんなこと。
ちょっとくらい夢を見せてくれたっていいじゃないか。
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:09:20.51
と、
「きゃ……!」
「諸星!」
突然、先程まで天井近くを浮いていた諸星が、天井に倒れ伏す、という奇異極まりない挙動を見せる。
かなり辛そうなところを見ると、上方に向かう力が急激に強くなってきているのか……!
「こ、暦ちゃん……!!」
くそ、どうすればいい……!?
「そんなのだから阿々々々さんは異性と交流する機会があってももてないんですよ」
「……僕をファミコン時代のRPGの主人公につけたような感情移入のできない適当な名前で呼ぶな。僕の名前は阿良々木だ」
当然だがいつもの返しにも力が入らない。
が、八九寺は構わず続ける。
「阿良々木さん、諸星さんは、ああ見えましても十代の女の子ですよ?」
「…………」
「ここまで言ってわからないのなら、情けない阿良々木さんに代わりまして、私が超絶ゴイスーな神様の権限を駆使して不逞のキリギリスを退治いたします」
「そんなこと出来るの!?」
「いや、できませんけどね」
「じゃあ何故言った!?」
「明確には斧乃木さんを召喚して退治してもらいます」
仲良いんですよ私たち、と付け足す八九寺。
そんな召喚獣みたいな言い方ないだろう。
しかし斧乃木ちゃんか……物理攻撃至上主義の斧乃木ちゃんならこのカラオケボックスごと粉微塵にしそうだし、それは避けたいところだ。
「……ありがとう八九寺。後でキスしてやるよ」
「謹んでお断りします!」
人と人との関係を因とする怪異。
それは何も本人だけに起因するものではない。
委細を掘り起こすのであれば、必ず周囲の人間にも因子が存在するのだ。
そう。
ある意味取り憑かれていたのは、僕でもあるということ。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:11:58.76
「諸星」
いつだって笑顔で、周りの雰囲気を強制的に、と表現していい程に変えてしまう底抜けの明るさ。
誰の影響も受けず、誰の言葉にも躓かずひたすら我が道を行く強い少女。
それが諸星きらりだと――勝手に、思っていた。
「そんな訳、ないよな」
八九寺の言葉はあまりにも正鵠を射ている。
十七歳の少女が、そんなに強い訳がない。
諸星は、あの限界突破の性格と笑顔の裏で、いつだって誰かに助けを求めていたのだ。
「ごめん、諸星。僕はお前に謝らなくちゃいけない。僕は実際のところ、お前の何も見ちゃいなかった」
「暦……ちゃん……」
「聞かせてくれ、お前の言葉を」
天井にうつ伏せになっていた諸星は、身を起こし身体を反転させる。
天井に磔になったかのような格好で、諸星は口を開いた。
「……きらりね、みんなに笑ってほしくてアイドルになったの。きらりがアイドルやって、みんなハピハピできたらいいな、って」
それは出会って間もない頃に聞かされたのを覚えている。
自分よりも何よりも先に他人が優先されているその思想に、多少なりとも苦笑いが漏れたことも今では懐かしい。
「でもね、その代わりにきらりはおっきくて、元気なアイドル……みんな、そういう風にしか見てくれなくなったの」
人間の歴史において数百、数千の人間ために一人の人間が犠牲になることは度々あった。
それを一般的に尊い犠牲、または正義と呼ぶ。
諸星の純粋な想いの集大成を犠牲と呼ぶのには抵抗があるが、強引にまとめてしまえばそういうことになってしまう。
諸星はアイドルとして成功した瞬間、諸星きらりという人間は、個人ではなく公の人となってしまった。
その結果が、これだ。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:14:33.24
「誰も、諸星きらりっていう私を見てくれなくなった……!」
万人に知られるということは、裏を返せば人間関係の希釈をしていることに他ならない。
多くの人に知られれば知られるほど、その人間の色付けは大衆の手に委ねられる。
いくら個人の意志が強かろうと、それは有名になる上で逃れ得ない関門だ。
どんな強者だろうと、風聞や噂というカテゴリにおいて大多数には絶対に勝てない。
ただでさえ正否も曖昧な情報で溢れ返る電子の時代だ。
そしてそれは、遠からず近しい人間にも波及することだろう。
自分は本当にこんな性格だったのか?
ひょっとしたら、作られたものなのではないのか?
諸星のような強烈と表しても違和感がないアイドルにとってみたら、本当の自分と世論の自分、『どっちが本来の自分なのかわからなくなる』。
それこそ数百万を越す、無意識も含む他人の評価を受けてなお自我を保っていられるほど、諸星は歳を食っちゃいない。
恐らくはそれが、諸星の掴み兼ねている距離だ。
人の一方的な評価ほど恐ろしいものはない。
それこそ、一人の人間を潰してしまえるほどに、だ。
過去の偉人が良い例だ。
ろくに資料が残っていないこと、本人が既に死亡しているのをいいことに風の噂や憶測が偽りの人格を形成し、あたかも化物や超人のような扱いを受ける偉人は少なくない。
そしてそれは、情報過多とまで言われる現世においても例外ではないのだ。
有名は、人を殺す。
勿論、僕だって偉そうに人のことは言えない。
縁あってアイドルのプロデューサーなんて仕事に就いていなければ、一生こんな考えにも至らなかった筈だ。
だけれど。
「諸星、お前は凄いやつだ。輝きを放つアイドルの中でも、一際眩しい光を纏っている」
「う……ぅ……っ!!」
「けれど、その分だけ孤独だ。お前自身は違うと感じているだろうが、心の何処かで自分の異質に疑問を持っている……それが、砌螽斯に取り憑かれた原因だ」
みしりと天井が悲鳴を上げる。
自分だけ他の人間とは違う。
そんなことを自慢したがるのは中学生だけでいい。
「だけどな、諸星。お前は他の女の子と何ら変わりのない、普通の女の子でしかないんだ。波乱万丈なんて言葉じゃ語りきれない程の高校三年生の一年間を過ごした僕が保証してやる。もしそれでも納得いかないって言うのなら……!」
テーブルに乗り、天井に仰向けに倒れる諸星に手を伸ばす。
が、身長が足りない。
ちくしょう、格好つかねえ!
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:17:06.22
「八九寺!」
「はい!」
「肩車してくれ!」
「物理的にもムリですし精神的にも嫌です!」
「ええい、役に立たんやつめ!」
「手のひら返すの早すぎです!」
さすがは阿良々木さんです! と八九寺から訳の分からない誉れを受けた僕は両脚に力を込め、目標を視界へ。
力の限り諸星に向かって垂直跳びをする。
「こ……暦……ちゃん!」
「僕だけはお前という人間を、等身大の諸星きらりを、見続けると約束してやる!」
精一杯伸ばされた諸星の両腕を引っ張り、身体ごと抱き締める。
「捕まえたぞ、諸星」
それは、異様な光景に映っただろう。
何せ何も支えのない天井に張り付く二人だ。
監視カメラを見た店員が来たら、手品の練習だと言い張ろう。
「え……うぇへへへ……」
諸星も緊張の糸が切れたのか、いつもよりは弱々しかったが、ようやくその顔に笑顔を浮かべてくれた。
瞬間、
「うわああああ!?」
「にょわ――――――!?」
従来の重力方式に従い、僕と諸星は落下した。
無論、僕が下だ。
とてつもない鈍痛と共に視界に星が飛ぶ。
「いってえええええ!?」
「うわ、すっごい音……」
二メートル半近い中空からガラス製のテーブルへ真っ逆さまだ。
死にはしないとは言え、痛い。痛すぎる。
文字通り頭が割れそうだ。
ガラスが割れなかっただけが不幸中の幸いと言えよう。
僕の上に覆いかぶさるように共に落ちた諸星が、ゆっくりと身を起こす。
「ごめんね、暦ちゃん……ありがとう」
違うんだ、諸星。
僕の方こそ、ごめん。
いつか羽川と交わした言葉を思い出した。
特別であることは、違うという事。
けれどそれは、決して人より優れている、という事にはならない。
僕の存在のように、いつかの羽川のように、普通よりも劣る『特別』がある。
けれど、それでも、僕らは可哀想なんかじゃない――そう、虚勢に近い想いを持ち続けていたけれど。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:19:04.98
「結局僕は、どこかでお前に嫉妬していたんだな、諸星……」
誰よりも純粋で、眩しくて、その名前に負けない程に綺麗に光る諸星きらりに。
……それに、身長にも。
ああ、でも。
今はとても気持ちがいい。
いつまでもお前に照らされていたいと思える。
僕だけじゃない。僕だけなんかじゃ勿体無い。
世界中の人間を照らしてしまえ、諸星きらり。
それだけの光を、お前は持っているんだから。
「ね、暦ちゃん」
「なんだ?」
「ぎゅーしていい?」
「へ?」
「ぎゅ――――――――――☆」
「んぐぅっ!?」
突然抱き起こされたかと思うと、僕の返事も待たずに物凄い力で抱き締められた。
女の子とは言えご存知の通り諸星はあの体格だ。
ボクシングになぜ階級が存在するかというと、体格差はそれこそ勝負を大きく左右するからである。
実際はそんなことないのだろうが、骨が軋んでいる気さえする。
折角の諸星の感触もこれでは半減だ。
「ギブ! ギブギブ!」
「ギブアップの略なんでしょうけど、阿良々木さんが言うともっとやってくれ、って言ってるみたいですね」
確かにアイドルに抱擁されるなんて一生に一回あるかどうかも怪しいレベルの幸福だけれど!
ああ、柔らかいしいい匂いがする!
女の子って不思議!
もっとやってくれ!
このまま死んでもいいと僕が思い始めた頃、諸星はようやくその拘束を解いてくれた。
「うぇへへ……もいっかいありがと、暦ちゃん!」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:20:43.04
005
後日談というか、今回のオチ。
歌い疲れて眠ってしまった八九寺をおんぶしながら、僕と諸星は帰途に就いていた。
あと一刻もすれば沈むであろう橙の太陽光を受けて、影が長く伸びていた。
あの後、カラオケ大会に発展した僕らはライブ中の星もかくやというテンションではしゃぎまくり今に至る。
「楽しかったね!」
「ああ、カラオケなんてまともに行ったのがいつかも思い出せないくらいだったからな、新鮮だったよ」
僕にカラオケに行く友達がいないとか言ってはいけない。
現役アイドルの諸星の歌声の素晴らしさはもちろんだが、しかし意外なのは八九寺だった。
小学生らしく、流行りのポップスでも歌うのかと思ったら演歌だった。
しかもかなりの美声。
「あ、阿良々木さん……パンツをそんなところに仕舞わないでください……!」
「どんな寝言だよ!」
そんなところってどこなんだよ。
僕の背中で八九寺がむずがるように身をよじる。
時折、体勢を立て直すと見せかけてお尻を触るのも忘れない。
僕の前で無防備にも寝てしまう八九寺が悪いのだ。
今回のことは、僕も考えを改めなければならない。
諸星だけに限らず、人には人の数だけの距離があって然るべしだ。
それに、時々忘れてしまうことではあるが、彼女たちはアイドルであると同時に、何処にでもいる女の子であること。
それだけは、僕だけでも必ず心に留めておくべき事項だ。
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:22:06.81
と、伸びきった影から忍が現れた。
そろそろ目覚める時間なのだろうが、なんか不機嫌そうだ。
「よ、よう忍……どうしたんだ?」
「のうお前様よ……何故か頭が痛いのじゃが」
ああ、カラオケボックスで打った時のか。
「悪かったな、ちょっと一悶着あって……」
「うっきゃ――――――――――☆」
「!?」
間髪入れずに忍に飛びつく諸星。
忍もあまりに早い諸星の行動に反応し切れず硬直していた。
「この子すっっっっっごいかわゆーい! 髪さらさらー!」
忍の頭ごと抱えて思う存分頬ずりをする。僕が口を挟む余地すらない。
「何じゃこの特大のおなごは! ええい離さんか暑苦しい!」
「ね、ね! この子暦ちゃんの子供!?」
「なんで僕の子供なんだよ……その子は忍、僕の家族みたいなものだ」
「にゃっほーい☆ よろしくね忍ちゃん、きらりはきらりっていうんだよ!」
「な、なんなのじゃこやつは……側におるだけで体力を奪われて行く気がするぞ……」
まあ、諸星と忍じゃ性格も有り様もそのまんま太陽と影のようなものだしな。
忍としては常時太陽の側にいる気分だろう。
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:23:29.41
「いい加減離さんか! ぬしとおると安らかに成仏してしまう気がするわ!」
「んもー、しょーがないにょわー」
「お、おおお!?」
にょっこいしょー、と忍を肩車する諸星。
対して忍は多少戸惑ってはいたものの高い場所が気に入ったらしく、
「かかっ、中々良い眺めだぞ特大のおなごよ。主様を見下ろす景色も絶景じゃ。苦しゅうないぞ!」
しかし、今の僕らは他人の目には果たしてどんな集団に映っているのだろうか……。
なんだか保父さんになった気分だ。
「ね、暦ちゃん、こっちこっち!」
「ん?」
と、忍を乗せたままこいこいと手招きをする諸星。
見たところ何もない場所だが、招かれては行かざるを得まい。
「ここ、乗って!」
川沿いの段差を指す諸星。
エスカレーターの一段ぶん程の高さである段差に、言われるがままに登る。
諸星と視線が平行に交差した。
「えへへ、これでおんなじだね☆」
とびっきりの笑顔で僕の手を握る諸星。
なるほど、諸星と同じ目線というのも新鮮な気分だ。
否が応にも周囲から浮いてしまう個性を持った少女は、同性の友人とは別で、同じ目線で接してくれる人間を何処かで求めていたのだ。
僕がそれになれるというのなら、これほど名誉なことはない。
「行こうか、諸星」
「うんっ!」
僕は諸星の手を握り返す。
きらりホッパー END
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:25:49.98
拙文失礼いたしました。
さやかと言う名の納期に追われておりました。
今はルパンに追われております。
次は恐らくかな子の予定です。
ありがとうございました。
さやかと言う名の納期に追われておりました。
今はルパンに追われております。
次は恐らくかな子の予定です。
ありがとうございました。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/20(金) 19:47:52.26
乙!次も楽しみにしてますよ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 21:43:26.41
乙!
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/20(金) 22:59:06.13
乙でした
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/21(土) 09:01:39.93
きらりホッパーがきっくホッパーに見えたのは俺だけでいい。
Entry ⇒ 2014.07.21 | Category ⇒ 化物語 | Comments (0)
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