凛「プロデューサーの様子がおかしい…」
1 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 13:10:01.73
卯月「いきなりどうしたの、凛ちゃん?」
凛「2人はさ最近プロデューサーの様子がいつもと違ってるって思わない?」
未央「様子~?ンムム………あぁ~確かになんか変かも…」
凛「でしょ?」
卯月「そうかな~?」
凛「例えばこの間なんて…」
凛「2人はさ最近プロデューサーの様子がいつもと違ってるって思わない?」
未央「様子~?ンムム………あぁ~確かになんか変かも…」
凛「でしょ?」
卯月「そうかな~?」
凛「例えばこの間なんて…」
2 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 13:13:49.20
P『ふぁぁ~~ぁ、肩いてぇ…』
P『少しはしゃぎすぎたかなぁ…』
凛『どうしたの、プロデューサー?』
P『うお!いたのか、凛!?』
凛『さっき来たばかりだけど…肩凝ってるの?』
P『ん、まぁ少しな…』
凛『ふーん、そっか。良かったら肩揉むよ?』
P『んーいや、いいよ。凝ってるの右肩だけだし』
凛『右肩だけ?』
P『あ…いやいや、なんでもない!全然なんでもない!』
P『あ、そうだ(唐突)、俺営業行ってくるから!』ヒュー
P『少しはしゃぎすぎたかなぁ…』
凛『どうしたの、プロデューサー?』
P『うお!いたのか、凛!?』
凛『さっき来たばかりだけど…肩凝ってるの?』
P『ん、まぁ少しな…』
凛『ふーん、そっか。良かったら肩揉むよ?』
P『んーいや、いいよ。凝ってるの右肩だけだし』
凛『右肩だけ?』
P『あ…いやいや、なんでもない!全然なんでもない!』
P『あ、そうだ(唐突)、俺営業行ってくるから!』ヒュー
3 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 13:21:48.99
凛「ってことがあったんだけど…」
未央「う~ん確かに普段のプロデューサーなら「じゃあよろしく頼むわ」とか言いそうなのに」
卯月「肩を揉まれるのが嫌だったのかな?」
凛「そうだとしてもその後にそそくさと逃げるのはおかしいよ」
卯月「そうだよねぇ…」
凛「未央は何か心当たりない?」
未央「そうだなぁ、あたしが見たのは…」
未央「う~ん確かに普段のプロデューサーなら「じゃあよろしく頼むわ」とか言いそうなのに」
卯月「肩を揉まれるのが嫌だったのかな?」
凛「そうだとしてもその後にそそくさと逃げるのはおかしいよ」
卯月「そうだよねぇ…」
凛「未央は何か心当たりない?」
未央「そうだなぁ、あたしが見たのは…」
4 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 13:27:56.28
未央『おはっよーございまーす!』
未央『…てあれ?誰もいない?』
P『フンフンフンフーンフフーン…』
未央『って、なんだプロデューサーいるじゃん』
未央『イヤホンなんかして何聞いてるんだろ?』
未央『プ・ロ・デュー・サー!かわいい未央ちゃんがやってきたぞー!』
P『!!!お、おお、なんだ未央か!お、おはよう…いつもより早いじゃないか…』
未央『…てあれ?誰もいない?』
P『フンフンフンフーンフフーン…』
未央『って、なんだプロデューサーいるじゃん』
未央『イヤホンなんかして何聞いてるんだろ?』
未央『プ・ロ・デュー・サー!かわいい未央ちゃんがやってきたぞー!』
P『!!!お、おお、なんだ未央か!お、おはよう…いつもより早いじゃないか…』
5 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 13:32:29.28
未央『なんか早起きしちゃってさ~ところでプロデューサーは何聞いてたのさ』
P『えっ!?べべべべ別に、大したものは聞いてないけど!』
未央『ん?』
P『そうだ、最近の動向を知るために他のアイドルの曲を聞いてたんだよ!』
未央『いやいや、そんなあからさまな嘘つかなくても…』
P『別に嘘じゃねーし(目逸らし』
P『あ、朝も早かったしコーヒーでも飲むか!?よし、ちょっと淹れて来るわ!』
P『えっ!?べべべべ別に、大したものは聞いてないけど!』
未央『ん?』
P『そうだ、最近の動向を知るために他のアイドルの曲を聞いてたんだよ!』
未央『いやいや、そんなあからさまな嘘つかなくても…』
P『別に嘘じゃねーし(目逸らし』
P『あ、朝も早かったしコーヒーでも飲むか!?よし、ちょっと淹れて来るわ!』
6 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 13:41:49.41
未央「といったが最後、その後プロデューサーの姿を見た者はいなかった…」
卯月「えぇ~!?」
凛「嘘に決まってるでしょ、卯月も簡単に騙されないでよ」
未央「ははっばれた?」
凛「バレバレ、それで?その後どうなったの?」
未央「別に何も、まるでさっきのことが無かったかのように話しかけてきたよ」
凛「増々あやしい…」
卯月「話を聞く限りだとプロデューサーさんは何か隠してるみたいですね」
卯月「あっ!そういえばこんなことがあったんだけど…」
卯月「えぇ~!?」
凛「嘘に決まってるでしょ、卯月も簡単に騙されないでよ」
未央「ははっばれた?」
凛「バレバレ、それで?その後どうなったの?」
未央「別に何も、まるでさっきのことが無かったかのように話しかけてきたよ」
凛「増々あやしい…」
卯月「話を聞く限りだとプロデューサーさんは何か隠してるみたいですね」
卯月「あっ!そういえばこんなことがあったんだけど…」
7 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 13:45:10.48
卯月『はぁっはぁっ…お財布探してたら遅くなっちゃいましたっ…』
卯月『やっぱり少しぐらいは部屋の中掃除しようかなぁ…』
P『………大丈夫だって!準備はばっちりだから!』
卯月(プロデューサーさん、電話中?)
P『事務所からも連絡が入らないように頼んであるし…』
P『それじゃあ今度の日曜、昼飯食ってからカラオケしに○○に行くかな』
P『うん……うん、OK!楽しみにしてるよ』
P『じゃあまたな』ピッ
P『ふぅ…』
卯月『やっぱり少しぐらいは部屋の中掃除しようかなぁ…』
P『………大丈夫だって!準備はばっちりだから!』
卯月(プロデューサーさん、電話中?)
P『事務所からも連絡が入らないように頼んであるし…』
P『それじゃあ今度の日曜、昼飯食ってからカラオケしに○○に行くかな』
P『うん……うん、OK!楽しみにしてるよ』
P『じゃあまたな』ピッ
P『ふぅ…』
8 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 13:47:42.37
卯月『プロデューサーさん、あの…』
P『ッ!お、卯月…すまんな、電話がかかってきてて…』
卯月『いえ、遅れてしまってすいませんでした!』
P『いや、全然気にしてないよ………ところで、さっきの話聞いてた?』
卯月『さっきの?』
P『あ~いやなんでもないよ、それじゃあ行こうか』
P『ッ!お、卯月…すまんな、電話がかかってきてて…』
卯月『いえ、遅れてしまってすいませんでした!』
P『いや、全然気にしてないよ………ところで、さっきの話聞いてた?』
卯月『さっきの?』
P『あ~いやなんでもないよ、それじゃあ行こうか』
9 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 13:51:43.26
卯月「ということがあったんだけどよく考えるとこれもそうだったのかなぁ?」
凛・未央「「どう考えてもそうじゃん!」」
卯月「あはは…やっぱり」
未央「というかそれって彼女じゃ…ハッ」
凛「……………………」ゴゴゴゴゴゴ
未央(しまった!しぶりんの前でこんなこと言っちゃったら…)
凛「よし、尾行しよう」
卯月「え、えぇ~!尾行ですか!」
未央(やっぱりこうなったかっ!)
凛・未央「「どう考えてもそうじゃん!」」
卯月「あはは…やっぱり」
未央「というかそれって彼女じゃ…ハッ」
凛「……………………」ゴゴゴゴゴゴ
未央(しまった!しぶりんの前でこんなこと言っちゃったら…)
凛「よし、尾行しよう」
卯月「え、えぇ~!尾行ですか!」
未央(やっぱりこうなったかっ!)
10 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 13:56:29.74
卯月「でも凛ちゃん、尾行なんて駄目だよ!」
凛「なんで?」
卯月「それは…プロデューサーさんにもプライバシーがあるし…」
凛「卯月、いい?」
凛「プロデューサーは私たちをトップアイドルにしてくれるって約束したよね」
凛「彼女ができたらそっちにつきっきりになってその約束も果たせなくなるかもしれないんだよ」
卯月「え、そんなことないんじゃ…」
凛「それにプロデューサーも私たちに彼氏作るなとか言ってくるんだから」
凛「私たちがプロデューサーに彼女作るなって言ってもいいに決まってるよ、お互い様だよ」
卯月「う?う~ん?そう、なのかなぁ…?」
未央(それはスキャンダル対策なんだから仕方ないんじゃ…なんて今のしぶりんには口が裂けても言えない…)
凛「なんで?」
卯月「それは…プロデューサーさんにもプライバシーがあるし…」
凛「卯月、いい?」
凛「プロデューサーは私たちをトップアイドルにしてくれるって約束したよね」
凛「彼女ができたらそっちにつきっきりになってその約束も果たせなくなるかもしれないんだよ」
卯月「え、そんなことないんじゃ…」
凛「それにプロデューサーも私たちに彼氏作るなとか言ってくるんだから」
凛「私たちがプロデューサーに彼女作るなって言ってもいいに決まってるよ、お互い様だよ」
卯月「う?う~ん?そう、なのかなぁ…?」
未央(それはスキャンダル対策なんだから仕方ないんじゃ…なんて今のしぶりんには口が裂けても言えない…)
11 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:01:18.59
凛「それじゃあ日曜○○ね」
卯月「う~ん?」
未央「えー!普通に遊べばいいじゃーん!」
凛「未央?」
未央「はい!不肖本田未央、プロデューサーの尾行に全力を注ぎたいと思います」
凛「よろしい」
卯月「う~ん?」
未央「えー!普通に遊べばいいじゃーん!」
凛「未央?」
未央「はい!不肖本田未央、プロデューサーの尾行に全力を注ぎたいと思います」
凛「よろしい」
12 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:06:53.55
―日曜14時―
未央「来ない」
卯月「来ないね~」
凛「お昼ご飯食べてからだから来るって言ってたのに…」
未央「ね~しぶりん、もうさ普通にカラオケして帰ろうよー」
卯月「そうだよ~それによく考えてみたんだけど」
卯月「私たちがプロデューサーさんの彼女についてどうこう言うのって筋違いなんじゃ…」
未央「!よく言った!しまむー!」
凛「う~ん(けど本当に来てないみたいだし…)………っ隠れて!」ガシ
卯月「きゃっ!」
未央「うおっと!」
未央「来ない」
卯月「来ないね~」
凛「お昼ご飯食べてからだから来るって言ってたのに…」
未央「ね~しぶりん、もうさ普通にカラオケして帰ろうよー」
卯月「そうだよ~それによく考えてみたんだけど」
卯月「私たちがプロデューサーさんの彼女についてどうこう言うのって筋違いなんじゃ…」
未央「!よく言った!しまむー!」
凛「う~ん(けど本当に来てないみたいだし…)………っ隠れて!」ガシ
卯月「きゃっ!」
未央「うおっと!」
14 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:15:32.60
凛「プロデューサーが…来た」
卯月「えっ本当に!?」
凛「嘘言ってどうするの、プロデューサーの隣に誰がいるのか、確か、めて………」
未央「しぶりん、どったの」
凛「」パクパク
卯月「プロデューサーさんがどうした………え゛っ」
未央「ん~どうしたどうした?…うわっ」
卯月・未央「「プロデューサー(さん)が男の人と肩組んですごい楽しそうに歩いて来てる!!」」
卯月「えっ本当に!?」
凛「嘘言ってどうするの、プロデューサーの隣に誰がいるのか、確か、めて………」
未央「しぶりん、どったの」
凛「」パクパク
卯月「プロデューサーさんがどうした………え゛っ」
未央「ん~どうしたどうした?…うわっ」
卯月・未央「「プロデューサー(さん)が男の人と肩組んですごい楽しそうに歩いて来てる!!」」
15 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:19:37.73
P「カラオケ!カラオケ!」
「おぅ準備できてるか~?」
P「大丈夫ですよ、バッチェ準備できてますよ」
「今日はいっぱい歌うゾ~」
未央「えっ何あれは?」
卯月「プ、プロデューサーさん…っていうか凛ちゃん!」
凛だったもの「」
未央「しぶりんが放心してる…」
卯月「凛ちゃん!しっかりしてよ~」
「おぅ準備できてるか~?」
P「大丈夫ですよ、バッチェ準備できてますよ」
「今日はいっぱい歌うゾ~」
未央「えっ何あれは?」
卯月「プ、プロデューサーさん…っていうか凛ちゃん!」
凛だったもの「」
未央「しぶりんが放心してる…」
卯月「凛ちゃん!しっかりしてよ~」
18 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:24:45.68
―30分後―
凛「はっ!私は何を…」
卯月「や、やっと戻ってこれたね、凛ちゃん」
未央「心配かけすぎだぞ、しぶりん」
凛「うん、ごめん…じゃなくてプロデューサーは!?」
卯月「中に入ってまだ出てきてないよ」
凛「よし追おう!」
未央「おし!プロデューサーにもしそっちの気があるなら…」
凛「私たちが矯正しなきゃね」
凛「はっ!私は何を…」
卯月「や、やっと戻ってこれたね、凛ちゃん」
未央「心配かけすぎだぞ、しぶりん」
凛「うん、ごめん…じゃなくてプロデューサーは!?」
卯月「中に入ってまだ出てきてないよ」
凛「よし追おう!」
未央「おし!プロデューサーにもしそっちの気があるなら…」
凛「私たちが矯正しなきゃね」
20 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:26:53.84
―店内―
凛「プロデューサーはどこっ…!」タタタ
未央「鬼気迫る勢いってやつだね」タタタ
卯月「………」
未央「どったのさ、しまむー」
卯月「よくよく思えば凛ちゃんが話してた右肩が痛いって話…」
卯月「あれってその///…あの男の人と2人で右腕を酷使するようなことをやってたんだよね///」
未央「ん~……ッ!こ、こんな時に何考えてんのさ、しまむー///」
凛(っ!プロデューサー待ってて、今あたしが助けに行くから!)
凛「いた!」
凛「プロデューサーはどこっ…!」タタタ
未央「鬼気迫る勢いってやつだね」タタタ
卯月「………」
未央「どったのさ、しまむー」
卯月「よくよく思えば凛ちゃんが話してた右肩が痛いって話…」
卯月「あれってその///…あの男の人と2人で右腕を酷使するようなことをやってたんだよね///」
未央「ん~……ッ!こ、こんな時に何考えてんのさ、しまむー///」
凛(っ!プロデューサー待ってて、今あたしが助けに行くから!)
凛「いた!」
22 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:30:16.71
「~♪」
P「~♪」
未央「歌ってるね」ヒョコ
卯月「歌ってますね」ヒョコ
凛「行くよ」ヒョコ
未央「ちょっと待ってって、まずは様子を伺おうよ」
凛「そんなことしてたらプロデューサーがあの男の人の毒牙に!」
卯月「あれ?この歌って?」
P「~♪」
未央「歌ってるね」ヒョコ
卯月「歌ってますね」ヒョコ
凛「行くよ」ヒョコ
未央「ちょっと待ってって、まずは様子を伺おうよ」
凛「そんなことしてたらプロデューサーがあの男の人の毒牙に!」
卯月「あれ?この歌って?」
23 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:34:03.79
https://www.youtube.com/watch?v=ZdgJ8k88vGI
グリP「キラキラキュートきめちゃって!」
モバP「進めHAPPY!」
グリP「ダイスキリンク繋げちゃおうよ!」
モバP「照れてないで!」
グリP「ハートでもっと抱きしめて!」
モバP「もっともっと!」
グリP「ぎゅぎゅっと恋して鳴らそっ!キュキュキュン!」
モバP「鳴らそっ!キュキュキュン!」
グリP「キラキラキュートきめちゃって!」
モバP「進めHAPPY!」
グリP「ダイスキリンク繋げちゃおうよ!」
モバP「照れてないで!」
グリP「ハートでもっと抱きしめて!」
モバP「もっともっと!」
グリP「ぎゅぎゅっと恋して鳴らそっ!キュキュキュン!」
モバP「鳴らそっ!キュキュキュン!」
24 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:37:28.60
卯月「やっぱりこの歌、6月7日と8日に開催される」
卯月「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 1stLIVE HAPPY☆PERFORMANCE!!に参加する望月杏奈ちゃんの曲ですよ」
未央「そう言われれば、あっちの男の人もみたことがある」
未央「話を聞かない文章も読めない、けど超有能で有名な765のグリPさんだ」
卯月「もしかしてプロデューサーさんの様子がおかしかったのはコールの練習をしてたから?」
凛「………」ダッ
卯月「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 1stLIVE HAPPY☆PERFORMANCE!!に参加する望月杏奈ちゃんの曲ですよ」
未央「そう言われれば、あっちの男の人もみたことがある」
未央「話を聞かない文章も読めない、けど超有能で有名な765のグリPさんだ」
卯月「もしかしてプロデューサーさんの様子がおかしかったのはコールの練習をしてたから?」
凛「………」ダッ
25 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:40:26.27
グリP「いつでも笑顔でHAPPY!」
モバP「HAPPY!」
グリP「一緒にいれたら最高!」
モバP「最高!」
グリP「ふぅ…百点だ、モバP!」
モバP「ありがとうございます!」
グリP「難しいことで有名なハピダリのコールをここまで完璧にこなすとはな」
モバP「今日まで練習してきたからな!」
グリP「よ~し、それじゃあ次は美奈子のスマイルいちばん、行くぞ!」
モバP「バッチこーい!」
モバP「HAPPY!」
グリP「一緒にいれたら最高!」
モバP「最高!」
グリP「ふぅ…百点だ、モバP!」
モバP「ありがとうございます!」
グリP「難しいことで有名なハピダリのコールをここまで完璧にこなすとはな」
モバP「今日まで練習してきたからな!」
グリP「よ~し、それじゃあ次は美奈子のスマイルいちばん、行くぞ!」
モバP「バッチこーい!」
26 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:46:07.18
バァァァーーーーン
モバP・グリP「「!?」」
凛「プロデューサー…」
未央「や、やほ~」
卯月「アハハ…」
モバP「なっ!お前らなんでここに!?」
凛「プロデューサーも私たちに秘密にしてたことあるでしょ、それの説明してよ」
モバP「なんでそれが…」
未央「プロデューサー…」
卯月「プロデューサーさん…」
モバP「う、実は…」
モバP・グリP「「!?」」
凛「プロデューサー…」
未央「や、やほ~」
卯月「アハハ…」
モバP「なっ!お前らなんでここに!?」
凛「プロデューサーも私たちに秘密にしてたことあるでしょ、それの説明してよ」
モバP「なんでそれが…」
未央「プロデューサー…」
卯月「プロデューサーさん…」
モバP「う、実は…」
27 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:49:13.78
モバモバグリグリ…
凛「つまり他の事務所のアイドルのライブに参加するっていうのが知られたら嫌われると思ってたってこと?」
卯月「右肩が痛かったのはテンション上げて折っちゃったサイリウムの振りすぎで…」
未央「聞いてた音楽はコールの練習のためだったわけだね」
モバP「はい…」
凛「はぁーっ…プロデューサー、私たちそんなことで嫌いになったりしないよ」
卯月「そうですよ!私たちみんなプロデューサーさんのこと大好きですから!」
未央「そうだそうだ!もっと私たちを信頼しろー!」
モバP「ううぅ…お前ら…」
凛「つまり他の事務所のアイドルのライブに参加するっていうのが知られたら嫌われると思ってたってこと?」
卯月「右肩が痛かったのはテンション上げて折っちゃったサイリウムの振りすぎで…」
未央「聞いてた音楽はコールの練習のためだったわけだね」
モバP「はい…」
凛「はぁーっ…プロデューサー、私たちそんなことで嫌いになったりしないよ」
卯月「そうですよ!私たちみんなプロデューサーさんのこと大好きですから!」
未央「そうだそうだ!もっと私たちを信頼しろー!」
モバP「ううぅ…お前ら…」
28 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:52:40.61
凛「けど私たちに心配かけたことは許してないよ」
モバP「えっ!?」
未央「そうだよね~それに私なんて暴走したしぶりんに何度手を焼いたことか…」
卯月「それプロデューサーさん関係ないんじゃ…」
未央「シャラープ!そもそもの原因はプロデューサーにあるんだから我々は補填を要求する!」
モバP「そ、そんな…グ、グリP!お前からも何か…っていねえ!」
凛「プロデューサー」
卯月「プロデューサーさん」
未央「プロデューサー!」
3人「覚悟してよね!」
この後滅茶苦茶おごらされた
終わり
モバP「えっ!?」
未央「そうだよね~それに私なんて暴走したしぶりんに何度手を焼いたことか…」
卯月「それプロデューサーさん関係ないんじゃ…」
未央「シャラープ!そもそもの原因はプロデューサーにあるんだから我々は補填を要求する!」
モバP「そ、そんな…グ、グリP!お前からも何か…っていねえ!」
凛「プロデューサー」
卯月「プロデューサーさん」
未央「プロデューサー!」
3人「覚悟してよね!」
この後滅茶苦茶おごらされた
終わり
29 : ◆n8DwDQHYyo :2014/06/07(土) 14:59:19.00
以上で投下終了です
自分はLVですけど、今日明日のライブ行く人は思いっきり楽しみましょう
依頼だしてきます
自分はLVですけど、今日明日のライブ行く人は思いっきり楽しみましょう
依頼だしてきます
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 15:10:55.42
乙倉ちゃん
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 15:24:54.81
乙
自分もライブビューイングだが楽しみ
自分もライブビューイングだが楽しみ
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 16:32:22.98
乙
じゃけん夜行きましょうね~
じゃけん夜行きましょうね~
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 16:47:09.13
乙
ハピダリ気合い入れてく
ハピダリ気合い入れてく
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 07:54:08.15
乙
しかしまるでモバPが話も聞けて文字も読めるような言い草ですね
しかしまるでモバPが話も聞けて文字も読めるような言い草ですね
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 00:18:52.55
おつー
Entry ⇒ 2014.06.30 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
小鷹「星奈!リモコンバイブデートしようぜ!!」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 21:36:06.55
それは部活中に起きた。
小鷹「あー、みんな聞いてくれ。この中にリモコンバイブに興味のある奴はいるか?」
星奈「ぶっ…!!」
夜空「ぶはっ…」
飲んでいたお茶を噴出してしまった夜空。
星奈はゲームを中断して小鷹を凝視した。
小鷹「遠隔操作できるバイブのことだよ。誰も興味ないのか?」
幸村「あ、あにき。なぜいきなりそのようなことを?」
小鷹「あ? 昨日通販で取り寄せたんだよ。どうせなら誰かに使ってやろうかと思って」
理科「先輩ったら、理科との本番の為にそんなものを……」
小鷹「あー、みんな聞いてくれ。この中にリモコンバイブに興味のある奴はいるか?」
星奈「ぶっ…!!」
夜空「ぶはっ…」
飲んでいたお茶を噴出してしまった夜空。
星奈はゲームを中断して小鷹を凝視した。
小鷹「遠隔操作できるバイブのことだよ。誰も興味ないのか?」
幸村「あ、あにき。なぜいきなりそのようなことを?」
小鷹「あ? 昨日通販で取り寄せたんだよ。どうせなら誰かに使ってやろうかと思って」
理科「先輩ったら、理科との本番の為にそんなものを……」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 21:40:13.45
小鷹「うーん、理科に使ってもいいんだけど。
なんかものたりないんだよなぁ」
理科「それってどういう意味ですか!?」
小鷹「色気的な意味かな? どちらかというと
もっとふくよかな人に試してみたいんだよな」
小鷹は星奈をチラ見した。星奈はその視線に気づいたようだ。
星奈「こ、小鷹、なんであたしを見るのよ」
小鷹「別に意味はないさ。綺麗な金髪だなって思って」
星奈「ふん、あたしの髪が綺麗なのはあたりまえでしょ。
一般人は全てがパーフェクトなあたしにひざまつけばいいのよ」
小鷹「……」ビキビキ…
小鷹は静かに切れていた。
なんかものたりないんだよなぁ」
理科「それってどういう意味ですか!?」
小鷹「色気的な意味かな? どちらかというと
もっとふくよかな人に試してみたいんだよな」
小鷹は星奈をチラ見した。星奈はその視線に気づいたようだ。
星奈「こ、小鷹、なんであたしを見るのよ」
小鷹「別に意味はないさ。綺麗な金髪だなって思って」
星奈「ふん、あたしの髪が綺麗なのはあたりまえでしょ。
一般人は全てがパーフェクトなあたしにひざまつけばいいのよ」
小鷹「……」ビキビキ…
小鷹は静かに切れていた。
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 21:43:59.10
小鷹「星奈よ。俺は今までいろんな学校を転向して回ったが、
おまえほど生意気な女は見たことがない」
星奈「な、なによ……」
夜空「そうだぞこの肉、まったく貴様という奴は実に口の悪い腐肉だな」
星奈「うるさいわね。あんただって口が悪いでしょうが。人のこと言えんの?」
幸村「以前から思ってましたが。星奈のあねごは、いっぺん死んだ方がよろしいかと」
理科「ぶっ……!!」
耐え切れず、理科は紅茶をふいてしまった。
小鷹「さて、話を戻すが」
おまえほど生意気な女は見たことがない」
星奈「な、なによ……」
夜空「そうだぞこの肉、まったく貴様という奴は実に口の悪い腐肉だな」
星奈「うるさいわね。あんただって口が悪いでしょうが。人のこと言えんの?」
幸村「以前から思ってましたが。星奈のあねごは、いっぺん死んだ方がよろしいかと」
理科「ぶっ……!!」
耐え切れず、理科は紅茶をふいてしまった。
小鷹「さて、話を戻すが」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 21:49:43.31
小鷹「実はあのバイブな、もう試してあるんだよ」
夜空「なに?」
小鷹「俺の妹の小鳩にな」
理科「なんと…!!」
小鷹「初めて使ったのは昨日の深夜だ。まず、小鳩をイスに縛りつけ、
目隠しした。泣きながら許しをこうあいつをおもしろく思いながら、
三十分間、耐久バイブレースを敢行した。ちょうど参考映像が
あるんだけど、見たいか?」
小鷹はださい柄の携帯を取り出し、ムービーを見せる。
合成ではない。本物の小鳩が画面の中で大変なことになっていた。
携帯の超小型スピーカーからは小鳩の喘ぎ声と泣き声が聞こえてくる。
小鷹「これはまだ序章に過ぎない」
小鷹は唖然としてる皆に言う。
小鷹「次の映像を見てもらう。小鳩が近所のコンビニに入るシーンだ」
画面はコンビニへ移った。
夜空「なに?」
小鷹「俺の妹の小鳩にな」
理科「なんと…!!」
小鷹「初めて使ったのは昨日の深夜だ。まず、小鳩をイスに縛りつけ、
目隠しした。泣きながら許しをこうあいつをおもしろく思いながら、
三十分間、耐久バイブレースを敢行した。ちょうど参考映像が
あるんだけど、見たいか?」
小鷹はださい柄の携帯を取り出し、ムービーを見せる。
合成ではない。本物の小鳩が画面の中で大変なことになっていた。
携帯の超小型スピーカーからは小鳩の喘ぎ声と泣き声が聞こえてくる。
小鷹「これはまだ序章に過ぎない」
小鷹は唖然としてる皆に言う。
小鷹「次の映像を見てもらう。小鳩が近所のコンビニに入るシーンだ」
画面はコンビニへ移った。
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 21:55:01.51
あきらかに挙動不審な小鳩はいつものゴスロリ服ではない。
無難な私服を着ていた。時刻は深夜。どう見ても小学生にしか
見えない女の子の来訪に定員は驚いていた。
小鳩「あ、あの、これくださ…」
レジで会計を済まそうとした小鳩に異変が起きる。
力が抜けたようにその場に倒れそうになるが、必死で耐えている。
太ももの辺りを押さえながら小刻みに震えており、
何らかの刺激に敏感になってるようだ。
店員「ど、どうしましたか?」
小鳩「なんでも……ないけ……早くこれ、会計して///」
店員「…ぶ……ぶひ……」
店員は恍惚とした表情で仕事を済ませ、すぐトイレに駆け込んだのだった。
映像はここで止まってる。
無難な私服を着ていた。時刻は深夜。どう見ても小学生にしか
見えない女の子の来訪に定員は驚いていた。
小鳩「あ、あの、これくださ…」
レジで会計を済まそうとした小鳩に異変が起きる。
力が抜けたようにその場に倒れそうになるが、必死で耐えている。
太ももの辺りを押さえながら小刻みに震えており、
何らかの刺激に敏感になってるようだ。
店員「ど、どうしましたか?」
小鳩「なんでも……ないけ……早くこれ、会計して///」
店員「…ぶ……ぶひ……」
店員は恍惚とした表情で仕事を済ませ、すぐトイレに駆け込んだのだった。
映像はここで止まってる。
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 21:58:38.86
小鷹「リモコンバイブの性能は確かだった。レジで震えてる小鳩の様子を見ただろ?
最高に興奮したね。値段は決行したけどまあ元は取れそうだよ」
ここで小鷹は星奈をチラ見した。本日二度目だ。
星奈「なんでさっきから見てくるのよ」
小鷹「別に」
小鷹は大きく息を吸った。
小鷹「みんな、誤解しないでくれ!! 俺は鬼畜じゃないぞ!!
昨日小鳩にバイブ羞恥プレイをしたのは、みせしめのためだ!!
小鳩はわがままだからな、たまにはお仕置きが必要だと思ったんだよ!!」
プリン頭の演説が始まった。
最高に興奮したね。値段は決行したけどまあ元は取れそうだよ」
ここで小鷹は星奈をチラ見した。本日二度目だ。
星奈「なんでさっきから見てくるのよ」
小鷹「別に」
小鷹は大きく息を吸った。
小鷹「みんな、誤解しないでくれ!! 俺は鬼畜じゃないぞ!!
昨日小鳩にバイブ羞恥プレイをしたのは、みせしめのためだ!!
小鳩はわがままだからな、たまにはお仕置きが必要だと思ったんだよ!!」
プリン頭の演説が始まった。
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:04:14.06
小鷹「そもそもこの部は隣人部などと名乗っているが、友達が
出来た奴はひとりもいない!! はっきりいってボッチの
集会場と貸してるだけだ!! 学校側からすれば極めて無意味な集団だ!!」
小鷹「少し前にケイト先生からなにか活動はしてるかって聞かれてさ、
何も答えられない自分に気づいたとき、俺はくやしかった!!
思わずズボンを脱ぎそうになったが思いとどまり、近所の
カラオケに行ってレミオロメンの粉雪を熱唱してしまった!!」
内容は極めて意味不明であるが、一同はまじめに聞いていた。
小鷹「俺たちに友達が出来ない理由は何だ!! それは俺たちに社会性や常識が
欠けているせいだと思う!! 間違いは正さないといけない。これも教育の一環だ!!
だから俺は……」
――小鳩にバイブを使っちまった。
男は寂しそうにそう続けた。
出来た奴はひとりもいない!! はっきりいってボッチの
集会場と貸してるだけだ!! 学校側からすれば極めて無意味な集団だ!!」
小鷹「少し前にケイト先生からなにか活動はしてるかって聞かれてさ、
何も答えられない自分に気づいたとき、俺はくやしかった!!
思わずズボンを脱ぎそうになったが思いとどまり、近所の
カラオケに行ってレミオロメンの粉雪を熱唱してしまった!!」
内容は極めて意味不明であるが、一同はまじめに聞いていた。
小鷹「俺たちに友達が出来ない理由は何だ!! それは俺たちに社会性や常識が
欠けているせいだと思う!! 間違いは正さないといけない。これも教育の一環だ!!
だから俺は……」
――小鳩にバイブを使っちまった。
男は寂しそうにそう続けた。
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:07:27.77
小鷹「夜空、おまえなら俺の気持ちがわかってくれるか?」
夜空「え?」
小鷹「単刀直入に言おう。俺は星奈を犯したい。いや、星奈にバイブを使いたい」
夜空「な……んだと……なぜ肉なのだ。小鷹はそんなに肉のことが…?」
小鷹「ん? 星奈で不満ならおまえでためそうか?」
夜空「ふむ。肉にお仕置きをしよう」
理科「いいですね」
幸村「わくわくしてきました」
星奈「ちょ……あんたたち!?」
夜空「え?」
小鷹「単刀直入に言おう。俺は星奈を犯したい。いや、星奈にバイブを使いたい」
夜空「な……んだと……なぜ肉なのだ。小鷹はそんなに肉のことが…?」
小鷹「ん? 星奈で不満ならおまえでためそうか?」
夜空「ふむ。肉にお仕置きをしよう」
理科「いいですね」
幸村「わくわくしてきました」
星奈「ちょ……あんたたち!?」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:12:16.60
数分後、星奈はイスに縛られてしまった。
一応抵抗したが、多勢に無勢だったのだ。
小鷹「さて、星奈。これからおまえを犯すわけだが、
なにか言い残したこととかあるか?」
星奈「いい加減いして!! なんであたしが犯されなきゃなんないのよ!!」
小鷹「容姿が小鳩と似てるからなのと、あと生意気だから」
夜空「生意気なのは確かだろうな。肉はクラスの男子達を下僕扱いしてるし、
女王様気取りしてるクズだ。たまにはお灸をすえるのもいいだろう」
理科「星奈先輩が屈服する姿を想像するだけで…理科、おかしくなっちゃいそうです」
理科はよだれをたらしながら変な目つきをしてる。異変が起きたのはそのときだった。
小鷹「うううああああああ!!」
一同「…!!」
一応抵抗したが、多勢に無勢だったのだ。
小鷹「さて、星奈。これからおまえを犯すわけだが、
なにか言い残したこととかあるか?」
星奈「いい加減いして!! なんであたしが犯されなきゃなんないのよ!!」
小鷹「容姿が小鳩と似てるからなのと、あと生意気だから」
夜空「生意気なのは確かだろうな。肉はクラスの男子達を下僕扱いしてるし、
女王様気取りしてるクズだ。たまにはお灸をすえるのもいいだろう」
理科「星奈先輩が屈服する姿を想像するだけで…理科、おかしくなっちゃいそうです」
理科はよだれをたらしながら変な目つきをしてる。異変が起きたのはそのときだった。
小鷹「うううああああああ!!」
一同「…!!」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:15:38.94
いきなり大声を発した小鷹に驚愕する一同。
小鷹は頭を抱えながら三秒ほどうずくまり、衝撃的な事実を口にするのだった。
小鷹「バイブを……忘れた!!」
理科「はい?」
小鷹「バイブを家に忘れてきちゃったんだよ!!
てか小鳩に挿入したままだった!!」
理科「ということは小鳩さんは今現在も自宅でバイブ責めを
されてるということですね?」
小鷹「ああ……」
重い空気に包まれる部室。
小鷹は頭を抱えながら三秒ほどうずくまり、衝撃的な事実を口にするのだった。
小鷹「バイブを……忘れた!!」
理科「はい?」
小鷹「バイブを家に忘れてきちゃったんだよ!!
てか小鳩に挿入したままだった!!」
理科「ということは小鳩さんは今現在も自宅でバイブ責めを
されてるということですね?」
小鷹「ああ……」
重い空気に包まれる部室。
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:18:48.82
小鷹「星奈、手荒なまねをしてしまってすまないな。
バイブを家に置き忘れてしまった。今日は
お仕置きは中止にさせてもらうよ」
飼育員にエサを与えられなかったシマウマのような顔をした小鷹が言う。
星奈「え? なに? あたし開放されるの?」
理科「……」
夜空「……」
小鷹「わるいな星奈」
星奈「え?」
小鷹「実は嘘なんだ」
星奈「なん……ですって……」
バイブを家に置き忘れてしまった。今日は
お仕置きは中止にさせてもらうよ」
飼育員にエサを与えられなかったシマウマのような顔をした小鷹が言う。
星奈「え? なに? あたし開放されるの?」
理科「……」
夜空「……」
小鷹「わるいな星奈」
星奈「え?」
小鷹「実は嘘なんだ」
星奈「なん……ですって……」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:24:54.88
小鷹「バイブならここにある。見てくれ」
カバンから取り出したのはまぎれもないリモコンバイブだった。
希望から、絶望に染まるように、星奈の顔が一瞬で青ざめていく。
小鷹「みんな聞いてくれ!! 星奈が犯されるという運命は変わらない!!
だが普通にいじめるだけじゃつまらないと思わないか!!
高度なセックスには余興が必要だ!! ちなみに俺は強姦を嫌う!!
星奈を羞恥させ、アソコが濡れ濡れになるくらい準備万端に
するためにはどうすればいいか、昨日寝ずに考えたんだ!!」
――その答えはシンプル。夜空に星奈を罵倒してもらうことだ
夜空「つまり…」
小鷹「そうだ。星奈は夜空に惚れてる」
夜空「き、気持ち悪いこと言うなよ」
小鷹「だが事実だ。星奈のバカは夜空にどんな酷い目に合わされても
絶対に夜空を嫌いにないだろう? こいつの入部目的は女の友達を
作ること、そして具体的には夜空と友達になりたいと思ってるんだよ」
カバンから取り出したのはまぎれもないリモコンバイブだった。
希望から、絶望に染まるように、星奈の顔が一瞬で青ざめていく。
小鷹「みんな聞いてくれ!! 星奈が犯されるという運命は変わらない!!
だが普通にいじめるだけじゃつまらないと思わないか!!
高度なセックスには余興が必要だ!! ちなみに俺は強姦を嫌う!!
星奈を羞恥させ、アソコが濡れ濡れになるくらい準備万端に
するためにはどうすればいいか、昨日寝ずに考えたんだ!!」
――その答えはシンプル。夜空に星奈を罵倒してもらうことだ
夜空「つまり…」
小鷹「そうだ。星奈は夜空に惚れてる」
夜空「き、気持ち悪いこと言うなよ」
小鷹「だが事実だ。星奈のバカは夜空にどんな酷い目に合わされても
絶対に夜空を嫌いにないだろう? こいつの入部目的は女の友達を
作ること、そして具体的には夜空と友達になりたいと思ってるんだよ」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:28:12.87
理科「たしかに星奈先輩の夜空先輩を見る目は異常でしたね。
友達を見る目と意よりはご主人様を見る目というか。
まさにメス豚ですね」
星奈「……くっ///」
夜空「肉よ。貴様は本当に気持ち悪い奴だな。ちなみに言っておくが、
私は貴様のことなどみじんも想ってないからな」
星奈「そ、そんな……」
小鷹「なにこの世の終わりのような顔してんだよ星奈。
ちなみにこの動画に見覚えあるか?」
小鷹が携帯で示したムービー、その内容とは…
友達を見る目と意よりはご主人様を見る目というか。
まさにメス豚ですね」
星奈「……くっ///」
夜空「肉よ。貴様は本当に気持ち悪い奴だな。ちなみに言っておくが、
私は貴様のことなどみじんも想ってないからな」
星奈「そ、そんな……」
小鷹「なにこの世の終わりのような顔してんだよ星奈。
ちなみにこの動画に見覚えあるか?」
小鷹が携帯で示したムービー、その内容とは…
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:33:10.80
星奈『はぁはぁ……よぞらっ……よぞらぁああ!!』
夜空の匂いが染み付いた水着や馬のかぶりものを手にしながら
自家発電にいそしむ星奈嬢の姿だった。
天蓋月の豪華の別途の上で喘ぐ姿はまさに淫乱。吐く息は荒く、
くせのついた金色の髪は枕元で乱れている。夜空の匂いをかぎ、
巨大な乳房や秘所をいじくりまわし、1人きりの熱い夜を過ごしているのだった。
星奈「」
小鷹「おい、この世の終わりのような顔してるところ悪いな星奈。
調査は十分にすんでる。最低でもおまえは夜空で四十七回は
オナニーしてるな」
星奈「」
理科「星奈先輩が反応しませんね。仕方ありません、これなら…!!」 パイタッチ!!
星奈「きゃっ!!」
夜空の匂いが染み付いた水着や馬のかぶりものを手にしながら
自家発電にいそしむ星奈嬢の姿だった。
天蓋月の豪華の別途の上で喘ぐ姿はまさに淫乱。吐く息は荒く、
くせのついた金色の髪は枕元で乱れている。夜空の匂いをかぎ、
巨大な乳房や秘所をいじくりまわし、1人きりの熱い夜を過ごしているのだった。
星奈「」
小鷹「おい、この世の終わりのような顔してるところ悪いな星奈。
調査は十分にすんでる。最低でもおまえは夜空で四十七回は
オナニーしてるな」
星奈「」
理科「星奈先輩が反応しませんね。仕方ありません、これなら…!!」 パイタッチ!!
星奈「きゃっ!!」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:37:32.96
理科「いやあああああああん!!」
理科は艶っぽい声を発しながらのけぞってしまった。
小鷹「どうした理科!!」
理科「星奈先輩の胸があまりに凄まじい弾力だったので思わず驚いていました。
どうして人間ってこんなに不平等なんでしょうね」
理科は自分の小ぶりな胸を触りながら嘆いた。
夜空「ふん、胸がなんだと言うのだ。女の乳などただの脂肪だろうが」
小鷹「たしかに、その通りだな」
幸村「あにき、アソコをびんびんにしながら言っても説得力ないです」
小鷹「おう、てか幸村久しぶりにしゃべったな」
幸村「しょせん、わたくしは空気ということでしょうか」
小鷹「そうだな。なんか皆にも存在自体忘れれてそうだしな。
もう家帰るか?」
理科は艶っぽい声を発しながらのけぞってしまった。
小鷹「どうした理科!!」
理科「星奈先輩の胸があまりに凄まじい弾力だったので思わず驚いていました。
どうして人間ってこんなに不平等なんでしょうね」
理科は自分の小ぶりな胸を触りながら嘆いた。
夜空「ふん、胸がなんだと言うのだ。女の乳などただの脂肪だろうが」
小鷹「たしかに、その通りだな」
幸村「あにき、アソコをびんびんにしながら言っても説得力ないです」
小鷹「おう、てか幸村久しぶりにしゃべったな」
幸村「しょせん、わたくしは空気ということでしょうか」
小鷹「そうだな。なんか皆にも存在自体忘れれてそうだしな。
もう家帰るか?」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:41:28.91
幸村「い、いやです!! どうしてあにきはわたくしをいじめるような
ことを言うのですか? わたくしはあにきにとってそんなに…」
小鷹「冗談だよ」
幸村「え?」
小鷹「あはは。涙目になってる幸村も可愛かったぞ。俺が幸村のことを
嫌いになるとでも思ったか?」
小鷹は幸村をナデナデした。
幸村「あ、あにき……」
小鷹「ふふ…」
調子に乗った小鷹は幸村を抱きしめてしまった。乗り気の幸村も
それを受け止め、互いの唇を至近距離まで接近させようとしたが…
夜空「小鷹、さっきからナニをしてる?」
小鷹「すまん」
ことを言うのですか? わたくしはあにきにとってそんなに…」
小鷹「冗談だよ」
幸村「え?」
小鷹「あはは。涙目になってる幸村も可愛かったぞ。俺が幸村のことを
嫌いになるとでも思ったか?」
小鷹は幸村をナデナデした。
幸村「あ、あにき……」
小鷹「ふふ…」
調子に乗った小鷹は幸村を抱きしめてしまった。乗り気の幸村も
それを受け止め、互いの唇を至近距離まで接近させようとしたが…
夜空「小鷹、さっきからナニをしてる?」
小鷹「すまん」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:45:00.20
夜空に注意され、本来の目的(星奈にお仕置き☆)を思い出した小鷹。
小鷹は実はこの時点であることに気づいていた。彼とてバカではない。
何の意味もなしに幸村を抱きしめたわけではない。
あることを確かめたかったのだ。疑問は一つ。
――なんだか幸村の背が小さくなってるような
そう。
先程から小鷹の隣でにこにこしてる幸村。
いつもと違って表情が柔らかい。
そして抱擁の際、気づいてしまった。
幸村の背中にファスナーと思わしきものがついてることに。
小鷹「おまえ、正体を見せろ!!」
幸村「ばれましたか。しかたありませんね」
小鷹は実はこの時点であることに気づいていた。彼とてバカではない。
何の意味もなしに幸村を抱きしめたわけではない。
あることを確かめたかったのだ。疑問は一つ。
――なんだか幸村の背が小さくなってるような
そう。
先程から小鷹の隣でにこにこしてる幸村。
いつもと違って表情が柔らかい。
そして抱擁の際、気づいてしまった。
幸村の背中にファスナーと思わしきものがついてることに。
小鷹「おまえ、正体を見せろ!!」
幸村「ばれましたか。しかたありませんね」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:49:40.90
幸村→小鳩「あんちゃん、だますような真似をしてごめんなさい」
上の矢印が示すとおり、幸村の招待は妹気味の小鳩だった。
小鳩「変装しないとまたあんちゃんにお仕置きされると思ったから……」
小鷹「そうか。まあどの道俺を騙した罪は重いぞ? 太平洋の海の底より深く、
重いんだ。家に帰ったら昨日よりおもしろいことしような☆」
小鳩「あ、あんちゃん///」
股間の辺りを押さえ、赤くなる小鳩。
昨日のお仕置きがよほど刺激的だったのだろう。
お仕置きを嫌がるどころか、むしろ望んでるあたりが意味不明である。
まあ細かいことは気にせず読んで欲しい。
夜空「最近の中学生は変装できるのか。大したものだ」
理科「まあ、小鳩さんに変身グッズを与えたのは理科なんですけどね」
上の矢印が示すとおり、幸村の招待は妹気味の小鳩だった。
小鳩「変装しないとまたあんちゃんにお仕置きされると思ったから……」
小鷹「そうか。まあどの道俺を騙した罪は重いぞ? 太平洋の海の底より深く、
重いんだ。家に帰ったら昨日よりおもしろいことしような☆」
小鳩「あ、あんちゃん///」
股間の辺りを押さえ、赤くなる小鳩。
昨日のお仕置きがよほど刺激的だったのだろう。
お仕置きを嫌がるどころか、むしろ望んでるあたりが意味不明である。
まあ細かいことは気にせず読んで欲しい。
夜空「最近の中学生は変装できるのか。大したものだ」
理科「まあ、小鳩さんに変身グッズを与えたのは理科なんですけどね」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:54:03.23
理科「そういえば突っ込むのを忘れてましたけど、
小鷹先輩は妹さんを犯してるんですね」
小鷹「まあな」ドヤ
理科「近親相姦は劣等遺伝子を生み出しますよ」
小鷹「挿入はしてないから大丈夫だよ」
夜空「なるほど。突っ込みどころは満載だな。
次から次へと異常事態が起きてくるので
頭がパンクしそうだ」
小鳩「ねえ、どうしてあの女が縛られてるの?」
アニキの後ろに隠れながら、縛られてる金髪メス豚を恐る恐る
眺めてる小鳩。相手はとっくに自由を奪われてて害はないのにこの態度。
よほど星奈のことを恐れてる証拠だ。
小鷹先輩は妹さんを犯してるんですね」
小鷹「まあな」ドヤ
理科「近親相姦は劣等遺伝子を生み出しますよ」
小鷹「挿入はしてないから大丈夫だよ」
夜空「なるほど。突っ込みどころは満載だな。
次から次へと異常事態が起きてくるので
頭がパンクしそうだ」
小鳩「ねえ、どうしてあの女が縛られてるの?」
アニキの後ろに隠れながら、縛られてる金髪メス豚を恐る恐る
眺めてる小鳩。相手はとっくに自由を奪われてて害はないのにこの態度。
よほど星奈のことを恐れてる証拠だ。
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 22:58:44.03
星奈「小鳩ちゃあああん!!
お姉さんを助けてええええ!!!」
小鳩「嫌じゃああ!! おまえなんか、あんちゃんにお仕置きされればええんじゃ!!」
星奈「そんな……つれないこと言わないでよぉ」
小鳩に本気で拒否されたせいか、本気でしょぼくれてる星奈。
というかここまでくるのに展開が長すぎる。
夜空「さて、役者がそろったところで、これからどうする小鷹?」
小鷹「そうだなぁ。まずは星奈を置いて帰るか!!」
星奈「え?」
お姉さんを助けてええええ!!!」
小鳩「嫌じゃああ!! おまえなんか、あんちゃんにお仕置きされればええんじゃ!!」
星奈「そんな……つれないこと言わないでよぉ」
小鳩に本気で拒否されたせいか、本気でしょぼくれてる星奈。
というかここまでくるのに展開が長すぎる。
夜空「さて、役者がそろったところで、これからどうする小鷹?」
小鷹「そうだなぁ。まずは星奈を置いて帰るか!!」
星奈「え?」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 23:03:18.99
夜空「そうだな。今日は新刊の発売日だし、遅くならない内に帰りたいと思ってたんだ」
理科「おつかれさまでしたー」
小鷹「星奈、最後に電気は消してけよ? いいな」
小鳩「あんちゃん、待ってー」
ぞろぞろと、動物の群れのように部室を出て行く一同。
小鷹は最後に、星奈に媚薬を飲ませていったのだった。
星奈「んぐうううううう!!」
星奈はさらに口に布を巻かれ、しゃべれないようにされてしまった。
あとはひたすら放置プレイの時間である。
理科「おつかれさまでしたー」
小鷹「星奈、最後に電気は消してけよ? いいな」
小鳩「あんちゃん、待ってー」
ぞろぞろと、動物の群れのように部室を出て行く一同。
小鷹は最後に、星奈に媚薬を飲ませていったのだった。
星奈「んぐうううううう!!」
星奈はさらに口に布を巻かれ、しゃべれないようにされてしまった。
あとはひたすら放置プレイの時間である。
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 23:07:26.63
星奈「んんんn~~~~~!!」
叫けぼうにも叫べない。
両手はイスの後ろにきつく回され、動けない。
部室の明かりはついたまま。時計の時刻は六時を回っており、
もし見回りの先生にでも見つかったら大変だ。
星奈「よひょららああ!!」
愛しの夜空の名前を呼ぶが返ってくる返事などない。
次第に媚薬の効果で身体が火照ってきた。
湧き上がる情熱が身体を包み、性の欲求が加速度的に増していく。
星奈「んんnああああああああ!!」
星奈に出来るのは、耐えることだけだった。
叫けぼうにも叫べない。
両手はイスの後ろにきつく回され、動けない。
部室の明かりはついたまま。時計の時刻は六時を回っており、
もし見回りの先生にでも見つかったら大変だ。
星奈「よひょららああ!!」
愛しの夜空の名前を呼ぶが返ってくる返事などない。
次第に媚薬の効果で身体が火照ってきた。
湧き上がる情熱が身体を包み、性の欲求が加速度的に増していく。
星奈「んんnああああああああ!!」
星奈に出来るのは、耐えることだけだった。
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 23:50:39.24
現在の星奈の心境を例えるなら、死刑執行を待つ囚人のそれだろうか。
繰り返すが、部室の電気はつけたまま。文化部の生徒らはとうに帰宅している。
星奈「ふぐうっぐぐ……」
(お願い、誰か助けて…)
そう願いたいところだが、すでに下半身は濡れてしまっている。
媚薬は十分な効果があった。口上とは裏腹にM属性の星奈は、
放置プレイされてる現状が妙に快感に思えてしまったらしく、
(く、くやしいけど……この状況……びくんびくん…)
などという状況に陥ってしまっているのだ。まだイってないけどね。
助けて欲しい一方で、誰にも見られたくないという気持ちもある。
ようは複雑なのだ。
小鷹「よお、星奈。心配だから様子見にきちまったよ」
星奈「んんん!! ほひゃらあ!!」
繰り返すが、部室の電気はつけたまま。文化部の生徒らはとうに帰宅している。
星奈「ふぐうっぐぐ……」
(お願い、誰か助けて…)
そう願いたいところだが、すでに下半身は濡れてしまっている。
媚薬は十分な効果があった。口上とは裏腹にM属性の星奈は、
放置プレイされてる現状が妙に快感に思えてしまったらしく、
(く、くやしいけど……この状況……びくんびくん…)
などという状況に陥ってしまっているのだ。まだイってないけどね。
助けて欲しい一方で、誰にも見られたくないという気持ちもある。
ようは複雑なのだ。
小鷹「よお、星奈。心配だから様子見にきちまったよ」
星奈「んんん!! ほひゃらあ!!」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 23:54:05.81
小鷹の顔を見てぱっと表情を明るくする星奈。
よほど不安だったのだろう。
小鷹「ふーん、やっぱりおまえって淫乱なんだな」
星奈「…!!」
小鷹は星奈のスカートをめくり、中を確認した。
びしょびしょのショーツ。太ももの内側も液体で濡れてる。
むわっと匂ってくる女の匂い。星奈の涙目の上目遣い。
小鷹「……っ!!」
高校生の小鷹には刺激が強すぎたが、なんとか理性が勝った。
はっきり言ってしまえば犯してしまいたかった。本来の予定の
バイブなどそっちのけで、獣のように襲い掛かってしまいたかった。
だが小鷹はそこまで愚かではないのだ。
よほど不安だったのだろう。
小鷹「ふーん、やっぱりおまえって淫乱なんだな」
星奈「…!!」
小鷹は星奈のスカートをめくり、中を確認した。
びしょびしょのショーツ。太ももの内側も液体で濡れてる。
むわっと匂ってくる女の匂い。星奈の涙目の上目遣い。
小鷹「……っ!!」
高校生の小鷹には刺激が強すぎたが、なんとか理性が勝った。
はっきり言ってしまえば犯してしまいたかった。本来の予定の
バイブなどそっちのけで、獣のように襲い掛かってしまいたかった。
だが小鷹はそこまで愚かではないのだ。
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/14(土) 23:59:25.50
小鷹「星奈。おまえにこれをプレゼントするからな」
小鷹が掲げたそれは、まごうことなきリモコンバイブ。
星奈の愛液で一杯になったパンツをゆっくりと脱がせ、
足を開かせる。濡れそぼった秘所を押し開くように、
バイブの先端が挿入されていくのだった。
星奈「ひゃああ……」
目をぎゅっと閉じ、びくんと身体を反応させる星奈。
彼女とて小鷹に気がないわけではない。
少しはこの状況を楽しむ余裕があるのだろうか。
それともただの淫乱か。
小鷹「置くまで入ったぞ。よく抵抗しなかったな。偉いぞ星奈」
星奈「んん~~~!! ひゃうううう…!!」
星奈は頭をなでられてるのに、身体を揺らし続けてる。
なぜならすでにリモコンのスイッチが押されており、
星奈のアソコで微細な振動が発生しているからだ。
小鷹が掲げたそれは、まごうことなきリモコンバイブ。
星奈の愛液で一杯になったパンツをゆっくりと脱がせ、
足を開かせる。濡れそぼった秘所を押し開くように、
バイブの先端が挿入されていくのだった。
星奈「ひゃああ……」
目をぎゅっと閉じ、びくんと身体を反応させる星奈。
彼女とて小鷹に気がないわけではない。
少しはこの状況を楽しむ余裕があるのだろうか。
それともただの淫乱か。
小鷹「置くまで入ったぞ。よく抵抗しなかったな。偉いぞ星奈」
星奈「んん~~~!! ひゃうううう…!!」
星奈は頭をなでられてるのに、身体を揺らし続けてる。
なぜならすでにリモコンのスイッチが押されており、
星奈のアソコで微細な振動が発生しているからだ。
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:02:35.08
星奈「ん~~~ん~~~~~~!!」
感じてるのか、星奈の揺れが大きくなる。
肉つきのいい身体を揺ら揺らさせるものだから、
小鷹の視線は自然と巨大な胸にいってしまうわけで…
小鷹「…」ゴクリ
小鷹は無造作に手を伸ばし、星奈の胸に触れた。
星奈「んっ!!」
新しい刺激に敏感に反応する星奈。
刺激といっても、わずかに触れた程度なのだが、
男の子に触られたことで意識してしまってるのだろう。
小鷹は微笑み、リモコンのスイッチを切った。
感じてるのか、星奈の揺れが大きくなる。
肉つきのいい身体を揺ら揺らさせるものだから、
小鷹の視線は自然と巨大な胸にいってしまうわけで…
小鷹「…」ゴクリ
小鷹は無造作に手を伸ばし、星奈の胸に触れた。
星奈「んっ!!」
新しい刺激に敏感に反応する星奈。
刺激といっても、わずかに触れた程度なのだが、
男の子に触られたことで意識してしまってるのだろう。
小鷹は微笑み、リモコンのスイッチを切った。
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:06:57.92
小鷹「ははは、星奈は本当にいい子だな。
小鳩のときより反応がいいよ。
いじめがあって愉しいぜ」
星奈「……///」
責めは中断してる。星奈は乱れた自分の姿を新めて確認し、
赤面してしまった。これでは夜空に馬鹿にされるのが
目に見えてる。はたして夜空たちが本当に帰って
しまったのかは分からないが。
コツコツコツ……
人の足音が廊下から聞こえてきた。
(まずい…!!)
星奈は直感した。見回りの先生が来てるのだと。
外はとっくに真っ暗になってる。
時間から考えて見回りが来てもおかしくなかった。
小鳩のときより反応がいいよ。
いじめがあって愉しいぜ」
星奈「……///」
責めは中断してる。星奈は乱れた自分の姿を新めて確認し、
赤面してしまった。これでは夜空に馬鹿にされるのが
目に見えてる。はたして夜空たちが本当に帰って
しまったのかは分からないが。
コツコツコツ……
人の足音が廊下から聞こえてきた。
(まずい…!!)
星奈は直感した。見回りの先生が来てるのだと。
外はとっくに真っ暗になってる。
時間から考えて見回りが来てもおかしくなかった。
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:15:03.65
小鷹「星奈。先生が来たみたいだから俺先に帰ってるわ。じゃあな」
星奈「…!!」
信じられないことに、小鷹は星奈において部屋を出て行ってしまったのだ。
さらに最悪なことに、星奈に止めといわんばかりに目隠しをしてしまった。
これで星奈は視界を奪われたことになり、
今後誰がこの部屋を訪れても視認することができないのだ。
???「誰かまだ残ってる人がいるんですか?
下校時刻はとっくに過ぎてますよ」
現実は非情である。
見回りの教師は隣人部の扉を開いてしまったのだ。
なお、ここの部屋は談話室4である。
星奈「…!!」
信じられないことに、小鷹は星奈において部屋を出て行ってしまったのだ。
さらに最悪なことに、星奈に止めといわんばかりに目隠しをしてしまった。
これで星奈は視界を奪われたことになり、
今後誰がこの部屋を訪れても視認することができないのだ。
???「誰かまだ残ってる人がいるんですか?
下校時刻はとっくに過ぎてますよ」
現実は非情である。
見回りの教師は隣人部の扉を開いてしまったのだ。
なお、ここの部屋は談話室4である。
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:19:55.16
???「……まあ、いけない生徒さんですね」
教師と思わしき人物は星奈に近寄り、あろうことか胸をもみ始めた。
星奈「~~~~~~~~??」
叱られたりするのかと覚悟してただけに、
仰天して言葉すら出ない星奈。
なんともいやらしい手つきで胸を愛撫されている。
ぴんと張った乳首の先端を指でつまみ、細かく刺激を与えてきた。
星奈「ひゃ…あっ…う!!」
???「苦しそうですね。口を自由にしてあげましょう」
口に巻かれていた邪魔なものを外された星奈。
教師と思わしき人物は星奈に近寄り、あろうことか胸をもみ始めた。
星奈「~~~~~~~~??」
叱られたりするのかと覚悟してただけに、
仰天して言葉すら出ない星奈。
なんともいやらしい手つきで胸を愛撫されている。
ぴんと張った乳首の先端を指でつまみ、細かく刺激を与えてきた。
星奈「ひゃ…あっ…う!!」
???「苦しそうですね。口を自由にしてあげましょう」
口に巻かれていた邪魔なものを外された星奈。
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:23:37.88
星奈「ちょっと待ちなさい!! いったい……誰なのよあんたはぁ……!!」
少し途切れ途切れな言い方で怒鳴る星奈。
星奈が怒ってる間も胸は揉まれ続けてる。
???「さあ、誰でしょうねぇ」
星奈「そ、その声は……」
理科「お察しの通り、変態です」
理科は器用に星奈の上着をはだけさせ、乳房を露出させた。
大きすぎる胸に最初は顔をしかめたが、予定通り洗濯場バサミで
乳首をはさんでやった。
星奈「いたっ!!」
理科「痛いのは最初だけですよ」
少し途切れ途切れな言い方で怒鳴る星奈。
星奈が怒ってる間も胸は揉まれ続けてる。
???「さあ、誰でしょうねぇ」
星奈「そ、その声は……」
理科「お察しの通り、変態です」
理科は器用に星奈の上着をはだけさせ、乳房を露出させた。
大きすぎる胸に最初は顔をしかめたが、予定通り洗濯場バサミで
乳首をはさんでやった。
星奈「いたっ!!」
理科「痛いのは最初だけですよ」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:29:23.98
星奈「んん!! 外してよこれえええ!!」
痛そうに表情をゆがめる星奈だが、理科は許してくれない。
星奈「ひどいわ!! どうしてこんないじわるするのよ!!」
理科「ん~。そうですねぇ。愉しいからじゃないですか?
やっぱりいじめるのって愉しいですよ。理屈じゃなく」
年下の女の子に好き勝手されるのはくやしかったが、
今は下手に出るしかなかった。
星奈「お願いだからもう許してよ」
理科「駄目です。星奈先輩にはたっぷり反省してもらわないと」
理科は淡々と言う。とことんまで厳しかった。
痛そうに表情をゆがめる星奈だが、理科は許してくれない。
星奈「ひどいわ!! どうしてこんないじわるするのよ!!」
理科「ん~。そうですねぇ。愉しいからじゃないですか?
やっぱりいじめるのって愉しいですよ。理屈じゃなく」
年下の女の子に好き勝手されるのはくやしかったが、
今は下手に出るしかなかった。
星奈「お願いだからもう許してよ」
理科「駄目です。星奈先輩にはたっぷり反省してもらわないと」
理科は淡々と言う。とことんまで厳しかった。
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:32:47.17
理科「さて。もう夜遅いですし、もう帰りますね。
戸締りは任せましたよ星奈先輩」
星奈「え…? うそ、でしょ……」
理科「さーて、今日は家かえってナニ見ようかな~」
星奈「おねがいだから置いていかないでよ!! 理科!! 理科あああ!!」
すたすたすた
聞こえてくるのは理科の遠ざかっていく足音だけ。
星奈がどれだけ泣き叫んでも、返ってくる答えはない。
目隠しが余計に不安をあおる。星奈は子供のように泣き続けた。
戸締りは任せましたよ星奈先輩」
星奈「え…? うそ、でしょ……」
理科「さーて、今日は家かえってナニ見ようかな~」
星奈「おねがいだから置いていかないでよ!! 理科!! 理科あああ!!」
すたすたすた
聞こえてくるのは理科の遠ざかっていく足音だけ。
星奈がどれだけ泣き叫んでも、返ってくる答えはない。
目隠しが余計に不安をあおる。星奈は子供のように泣き続けた。
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:37:16.89
星奈「こんなの嘘よ……どうしてみんなあたしを置いて帰っちゃうの……」
惨めに涙を流し続ける星奈に異変が起きる。
星奈「……ん……ひゃあああ!!」
ビイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
バイブの振動音だった。不意に発生した強烈な振動。
さっきよりも強い。
――小鷹たちは帰ったはずなのにどうして
星奈にその答えは分からない。
今はただ、押し寄せる快楽の波に身を任せることしか出来なかった。
星奈「んああああああ!! いやああああああああああ!!」
惨めに涙を流し続ける星奈に異変が起きる。
星奈「……ん……ひゃあああ!!」
ビイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
バイブの振動音だった。不意に発生した強烈な振動。
さっきよりも強い。
――小鷹たちは帰ったはずなのにどうして
星奈にその答えは分からない。
今はただ、押し寄せる快楽の波に身を任せることしか出来なかった。
星奈「んああああああ!! いやああああああああああ!!」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:41:59.51
機械の振動というのは手による愛撫とは違う。
永遠に刺激を与え続けるものだから、星奈が
嫌がっても叫んでも決して止まってはくれない。
自らを慰めるオナニーに慣れていた星奈にとって、
長時間耐えられるものではなかった。
星奈「あっ……あんっ……」
何度か、身体を大きく上下させるように揺らし、
ついに達してしまった星奈。目隠しの下の頬は
りんごのように真っ赤に染まっており、ピンク色の
唇からはだらしなくよだれが垂れていた。
両手の縄はきつく縛られてる。
愛液で濡れてしまった足の間をぬぐうことすら許されていない。
永遠に刺激を与え続けるものだから、星奈が
嫌がっても叫んでも決して止まってはくれない。
自らを慰めるオナニーに慣れていた星奈にとって、
長時間耐えられるものではなかった。
星奈「あっ……あんっ……」
何度か、身体を大きく上下させるように揺らし、
ついに達してしまった星奈。目隠しの下の頬は
りんごのように真っ赤に染まっており、ピンク色の
唇からはだらしなくよだれが垂れていた。
両手の縄はきつく縛られてる。
愛液で濡れてしまった足の間をぬぐうことすら許されていない。
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:46:52.34
星奈がイったのにあわせるように、バイブの振動はぴたりと止まった。
小鷹「どうだ? 気持ちよかっただろう?」
星奈「え? なんで小鷹がいるの?」
小鷹「目隠し取ってやるよ。ついでにネタバレだ」
星奈の視界が開ける。そこには見慣れた隣人部のメンバーがいた。
夜空「まったく、なんで私が肉が発情してるシーンを眺めなきゃならないんだ」
理科「ぐへへへへ。星奈先輩のイってることろはしっかりとカメラに
収めましたからね」
小鳩「こやつは真性の変態じゃ」
幸村(本物)「わたくしにも出番があってよかったです」
つまり、最初から全員部室にいたのだ。最初から最後まで(幸村以外)
小鷹「どうだ? 気持ちよかっただろう?」
星奈「え? なんで小鷹がいるの?」
小鷹「目隠し取ってやるよ。ついでにネタバレだ」
星奈の視界が開ける。そこには見慣れた隣人部のメンバーがいた。
夜空「まったく、なんで私が肉が発情してるシーンを眺めなきゃならないんだ」
理科「ぐへへへへ。星奈先輩のイってることろはしっかりとカメラに
収めましたからね」
小鳩「こやつは真性の変態じゃ」
幸村(本物)「わたくしにも出番があってよかったです」
つまり、最初から全員部室にいたのだ。最初から最後まで(幸村以外)
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 00:51:53.33
(うそ…全部、見られてたの……?)
星奈は混乱し、羞恥のあまり発狂しそうになった。
小鷹「星奈は単純だから騙すのが簡単だったよ。
分かってると思うが、おまえが乱れる姿を
全員で観察してたからな」
星奈「……」
小鷹「どうだい、今の心境は?」
星奈「最低よ……」
小鷹「そうか。俺は最高に気持ちよかったよ。
俺の手は一切汚さず、星奈を乱れさせることが出来たからな」
小鷹は満面の笑みでそう言った。罪悪感とかは一切ないらしい。たいした鬼畜である。
星奈は混乱し、羞恥のあまり発狂しそうになった。
小鷹「星奈は単純だから騙すのが簡単だったよ。
分かってると思うが、おまえが乱れる姿を
全員で観察してたからな」
星奈「……」
小鷹「どうだい、今の心境は?」
星奈「最低よ……」
小鷹「そうか。俺は最高に気持ちよかったよ。
俺の手は一切汚さず、星奈を乱れさせることが出来たからな」
小鷹は満面の笑みでそう言った。罪悪感とかは一切ないらしい。たいした鬼畜である。
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 01:29:33.99
書きたい人がいたらすぐ変わるから申し出てくれ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日から星奈は嘘のように大人しくなり、以前のような
高飛車な感じは消えていった。彼女の手下の男子生徒たちは
さみしそうだったが、やがてそんな星奈にもあきれてしまったのが、
誰も星奈のことを女王様呼ばわりすることはなくなっていった。
これはすなわち、小鷹によるお仕置きが一定の成果を上げたことに他ならない。
小鷹「次は理科かな」
小鷹はそう言う。
理科をなぜ犯す必要があるのかと疑問に思う人はいるだろう。
だが考えてみて欲しい。彼女は常軌を逸した変態だ。
現在こそ理科室登校などとふざけた状態で学生生活を
送っているものの、実社会に出た際、社交性という点では不安がある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日から星奈は嘘のように大人しくなり、以前のような
高飛車な感じは消えていった。彼女の手下の男子生徒たちは
さみしそうだったが、やがてそんな星奈にもあきれてしまったのが、
誰も星奈のことを女王様呼ばわりすることはなくなっていった。
これはすなわち、小鷹によるお仕置きが一定の成果を上げたことに他ならない。
小鷹「次は理科かな」
小鷹はそう言う。
理科をなぜ犯す必要があるのかと疑問に思う人はいるだろう。
だが考えてみて欲しい。彼女は常軌を逸した変態だ。
現在こそ理科室登校などとふざけた状態で学生生活を
送っているものの、実社会に出た際、社交性という点では不安がある。
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 01:31:50.45
ぐだぐだ述べたが、本音を言えばただ理科とやりたいだけだ。
上に書いた文章は一切不要である。
小鷹は単刀直入に理科に申し出ることにした。
小鷹「理科、おまえを犯したい」
理科「WOW」
小鷹「いいか?」
理科「はい。もちr…」
夜空「ちょっと待て小鷹!!」
夜空があせって会話に紛れ込んできた。
ちなみにここは隣人部の部室だ。今日は小鳩も幸村も含め、
全員がそろってる。特にナニをしていたわけでもなく、それぞれが
本を読んだりゲームをしたりと好きなことをしていた。
小鷹はそんな和んだ雰囲気の中で理科を犯したいとはっきりと言ったのだ。
上に書いた文章は一切不要である。
小鷹は単刀直入に理科に申し出ることにした。
小鷹「理科、おまえを犯したい」
理科「WOW」
小鷹「いいか?」
理科「はい。もちr…」
夜空「ちょっと待て小鷹!!」
夜空があせって会話に紛れ込んできた。
ちなみにここは隣人部の部室だ。今日は小鳩も幸村も含め、
全員がそろってる。特にナニをしていたわけでもなく、それぞれが
本を読んだりゲームをしたりと好きなことをしていた。
小鷹はそんな和んだ雰囲気の中で理科を犯したいとはっきりと言ったのだ。
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 01:36:58.61
夜空「小鷹は肉を犯したじゃないか。まだ物足りなかったのか?」
ここで夜空の心理を考えよう。
彼女は小鷹が好きだ。はっきり言ってその愛は深い。
なにせ幼少期から彼を思い続けてるのだから。
小鷹が肉を犯すといったときは相当な衝撃を受けただろう。
普通ならとめるべきだ。好きな男の子が自分以外の女とセックスするのだから。
ではなぜ小鷹に好きに犯させたのか。理由は単純であり、
夜空は肉のことを家畜か何かと考えていたからだ。
小鷹「むしろ味を占めたってかんじかな。あのバイブけっこう高かったし、
星奈と小鳩に使っただけじゃまだ足りないかな」
――だったら私を犯してくれれば
その一言が言えないのが夜空の悪いことろであり、
萌えポイントでもある。彼女は極めて臆病で弱虫だ。
ここで夜空の心理を考えよう。
彼女は小鷹が好きだ。はっきり言ってその愛は深い。
なにせ幼少期から彼を思い続けてるのだから。
小鷹が肉を犯すといったときは相当な衝撃を受けただろう。
普通ならとめるべきだ。好きな男の子が自分以外の女とセックスするのだから。
ではなぜ小鷹に好きに犯させたのか。理由は単純であり、
夜空は肉のことを家畜か何かと考えていたからだ。
小鷹「むしろ味を占めたってかんじかな。あのバイブけっこう高かったし、
星奈と小鳩に使っただけじゃまだ足りないかな」
――だったら私を犯してくれれば
その一言が言えないのが夜空の悪いことろであり、
萌えポイントでもある。彼女は極めて臆病で弱虫だ。
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 01:41:14.55
小鷹「夜空、黙ってるけどどうした?
何か考え事でもしてるのか?」
夜空「いや、別にそんなんじゃ……」
仮に夜空が小鷹に肉体的に迫れば、オーケーしてくれるだろう。
なのにあと一歩を踏み出せないのは、夜空のポリシーのせいだ。
筆者が質疑応答を始める。
Q 三日月さんに質問します。セックスフレンドについてどう思いますか?
夜空「破廉恥だ!! 愛のないセックスなど認めないぞ!!」
Q 恋愛の末にセックスがあるべきだと考えますか?
夜空「もちろんだ。だから私もまずは恋人として小鷹と付き合ってから…その…」
Q 最後に、柏崎さんについてどう思いますか?
夜空「駄肉だな。それ以上でもそれ以下でもない」
何か考え事でもしてるのか?」
夜空「いや、別にそんなんじゃ……」
仮に夜空が小鷹に肉体的に迫れば、オーケーしてくれるだろう。
なのにあと一歩を踏み出せないのは、夜空のポリシーのせいだ。
筆者が質疑応答を始める。
Q 三日月さんに質問します。セックスフレンドについてどう思いますか?
夜空「破廉恥だ!! 愛のないセックスなど認めないぞ!!」
Q 恋愛の末にセックスがあるべきだと考えますか?
夜空「もちろんだ。だから私もまずは恋人として小鷹と付き合ってから…その…」
Q 最後に、柏崎さんについてどう思いますか?
夜空「駄肉だな。それ以上でもそれ以下でもない」
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 01:44:45.80
以上の質疑から分かるとおり、夜空はまず小鷹と付き合いたいと思ってる。
そして星奈(家畜)以外の女とのセックスは全力で阻止したいと思ってる。
だから理科と小鷹の性交渉を止めにかかったのだ。
さて、説明が長すぎた。
理科「夜空せんぱーい。そんなに理科と小鷹先輩がエッチするのが
嫌なんですかぁ?」
夜空「とうぜんだろ!! タカは私のものだからだ!!」
小鷹「え」
小鳩「え」
幸村「え」
星奈「え」
夜空「はっ……しまっ…」
そして星奈(家畜)以外の女とのセックスは全力で阻止したいと思ってる。
だから理科と小鷹の性交渉を止めにかかったのだ。
さて、説明が長すぎた。
理科「夜空せんぱーい。そんなに理科と小鷹先輩がエッチするのが
嫌なんですかぁ?」
夜空「とうぜんだろ!! タカは私のものだからだ!!」
小鷹「え」
小鳩「え」
幸村「え」
星奈「え」
夜空「はっ……しまっ…」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 01:48:41.02
夜空はつい口を滑らしてしまったことを後悔していた。
だが遅すぎる。なにより昔のあだ名を言ってしまったのがなんとも…
小鷹「ははっ……タカって呼ばれるとなんだか照れるな///」
夜空「す、すまん」
小鷹「いいんだよ。俺とおまえはソラとタカだ。あの時約束したもんな」
夜空「ああ……///」
なんと、二人は腐ったラブコメを始めてしまったではないか!!
小鳩「あんちゃんは、うちのあんちゃんなんじゃ!!」
小鷹「おい、小鳩…」
小鳩は兄の腕にしがみついた。
その動作は、まるで大切なものを外敵から守るかのようだ。
事実、彼女にとって兄以上に大切な存在などいない。
だが遅すぎる。なにより昔のあだ名を言ってしまったのがなんとも…
小鷹「ははっ……タカって呼ばれるとなんだか照れるな///」
夜空「す、すまん」
小鷹「いいんだよ。俺とおまえはソラとタカだ。あの時約束したもんな」
夜空「ああ……///」
なんと、二人は腐ったラブコメを始めてしまったではないか!!
小鳩「あんちゃんは、うちのあんちゃんなんじゃ!!」
小鷹「おい、小鳩…」
小鳩は兄の腕にしがみついた。
その動作は、まるで大切なものを外敵から守るかのようだ。
事実、彼女にとって兄以上に大切な存在などいない。
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 01:53:05.44
幸村「あの、わたくしが空気すぎませんk」
星奈「何言ってるのよ。小鷹にはあたしがいるじゃない!!」
小鷹「な、なんだよいきなり」
星奈「小鷹、前回あたしをあんだけ滅茶苦茶にしたんだから、
ちゃんと責任取りなさいよね」
小鷹「せきにん……だと……?」
星奈「そうよ。もともとあんたはあたしの婚約者なんだから///」
小鷹(そういえばすっかり忘れてたなその設定)
星奈の親父殿である、学園理事長殿公認の仲である。
今考えれば、小鷹はとんでもない少女を犯してしまったのかもしれない。
星奈「何言ってるのよ。小鷹にはあたしがいるじゃない!!」
小鷹「な、なんだよいきなり」
星奈「小鷹、前回あたしをあんだけ滅茶苦茶にしたんだから、
ちゃんと責任取りなさいよね」
小鷹「せきにん……だと……?」
星奈「そうよ。もともとあんたはあたしの婚約者なんだから///」
小鷹(そういえばすっかり忘れてたなその設定)
星奈の親父殿である、学園理事長殿公認の仲である。
今考えれば、小鷹はとんでもない少女を犯してしまったのかもしれない。
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 01:56:14.23
小鷹「そっかぁ。責任、取らないといけないのかなぁ」
小鷹は窓から夕焼け空を見上げながらつぶやいた。
せつなそうな顔である。
星奈「大好きよ小鷹」ぎゅ
腕にしがみつき、胸を押し当てていた。
(この、爆乳。悪くない)
小鷹が鼻血を出しそうになってる。
理科「あの~。理科のことはどうでもいいんですか?」
小鷹「まあ落ち着いてくれ。少し状況を整理したいんだ。
星奈、俺のこと好きなのは分かったけど、夜空が
凄まじい形相でこっちを見てるぞ?」
小鷹は窓から夕焼け空を見上げながらつぶやいた。
せつなそうな顔である。
星奈「大好きよ小鷹」ぎゅ
腕にしがみつき、胸を押し当てていた。
(この、爆乳。悪くない)
小鷹が鼻血を出しそうになってる。
理科「あの~。理科のことはどうでもいいんですか?」
小鷹「まあ落ち着いてくれ。少し状況を整理したいんだ。
星奈、俺のこと好きなのは分かったけど、夜空が
凄まじい形相でこっちを見てるぞ?」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 02:00:56.75
夜空は親の敵を見るような目で小鷹を睨んでいた。
小鷹「ふぅ。怖いな。星奈は夜空のことが好きだと思ってたんだけどな」
星奈「あのバイブ責めで色々と目覚めちゃったのよ。
今のあたしには小鷹以外は考えられないわ」
小鳩「おまえ~~~!! うちのあんちゃんから離れろ~~~!!」
星奈「はいはい。小鳩ちゃんとはあとで遊んであげるからね」
小鷹「小鳩、あまり星奈の機嫌を損ねるなよ?
仮にも学園の理事長の娘だぞ?」
小鳩「ぐぬぬ……」
くやしそうに引き下がる小鳩。金髪のツインテールとオッドアイが特徴だ。
小鷹「ふぅ。怖いな。星奈は夜空のことが好きだと思ってたんだけどな」
星奈「あのバイブ責めで色々と目覚めちゃったのよ。
今のあたしには小鷹以外は考えられないわ」
小鳩「おまえ~~~!! うちのあんちゃんから離れろ~~~!!」
星奈「はいはい。小鳩ちゃんとはあとで遊んであげるからね」
小鷹「小鳩、あまり星奈の機嫌を損ねるなよ?
仮にも学園の理事長の娘だぞ?」
小鳩「ぐぬぬ……」
くやしそうに引き下がる小鳩。金髪のツインテールとオッドアイが特徴だ。
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 02:05:10.47
~ちょいと一息~
星奈「今日はあたしがスレタイに入ってるから、
あたし中心の物語の方がいいのかしら?」
小鷹「どうだろうな。最近の流行ってのもよくわからないしな」
夜空「とりあえずエロをいれておけばいのではないか?」
理科「でもエロ描写だけを淡々と書き続けるのもつまらなくないですか?」
幸村「かといってほのぼのした物語を書くのは極めて苦手です」
小鳩「それよりキャラが崩壊しすぎて読みにくいんじゃなかろうか」
筆者「つまり何を書けばいいのか分からんが、適当に書いていく」
星奈「今日はあたしがスレタイに入ってるから、
あたし中心の物語の方がいいのかしら?」
小鷹「どうだろうな。最近の流行ってのもよくわからないしな」
夜空「とりあえずエロをいれておけばいのではないか?」
理科「でもエロ描写だけを淡々と書き続けるのもつまらなくないですか?」
幸村「かといってほのぼのした物語を書くのは極めて苦手です」
小鳩「それよりキャラが崩壊しすぎて読みにくいんじゃなかろうか」
筆者「つまり何を書けばいいのか分からんが、適当に書いていく」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 02:09:06.02
星奈「あんた、変わったわよね」
小鷹「どこがだ?」
星奈「あんたって草食系男子なのかと思ってたわ。
隣人部の女の子がフラグ立てようとしても
聞こえない振りしてフラグへしおるし」
小鷹「聞こえない振りしてるのばれてたのか」
星奈「あたりまえでしょ。理科が教えてくれたわ」
理科「小鷹先輩はあまのじゃくですからね」
小鷹「そうなのかなぁ。俺はただ今までの関係を崩したくなかっただけだよ」
理科「気持ちは分からなくもないですけど、酷い話ですよね。
ほぼ全員から好意をもたれてるのに気づいてるのに無視するなんて」
小鷹「どこがだ?」
星奈「あんたって草食系男子なのかと思ってたわ。
隣人部の女の子がフラグ立てようとしても
聞こえない振りしてフラグへしおるし」
小鷹「聞こえない振りしてるのばれてたのか」
星奈「あたりまえでしょ。理科が教えてくれたわ」
理科「小鷹先輩はあまのじゃくですからね」
小鷹「そうなのかなぁ。俺はただ今までの関係を崩したくなかっただけだよ」
理科「気持ちは分からなくもないですけど、酷い話ですよね。
ほぼ全員から好意をもたれてるのに気づいてるのに無視するなんて」
114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 02:13:13.49
夜空「こ、小鷹はいつから私の気持ちに気づいてたのだ?」
小鷹「そうだなぁ。たぶん部活を作って間もない頃だな」
夜空「そ、そんなに早くから…?」
小鷹「おう。いまどきそこまで鈍感な奴なんていないだろ」
幸村「わたくしたちはこれからどうすればいいのでしょう?」
小鷹「ん?」
幸村「友達作りを目的にこの部を結成したはずです。
今の我々の状況はどうでしょう?」
小鷹「そうだなぁ。俺が誰かと付き合う流れになるのかな?」
小鷹「そうだなぁ。たぶん部活を作って間もない頃だな」
夜空「そ、そんなに早くから…?」
小鷹「おう。いまどきそこまで鈍感な奴なんていないだろ」
幸村「わたくしたちはこれからどうすればいいのでしょう?」
小鷹「ん?」
幸村「友達作りを目的にこの部を結成したはずです。
今の我々の状況はどうでしょう?」
小鷹「そうだなぁ。俺が誰かと付き合う流れになるのかな?」
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 02:17:21.18
理科「いっそハーレムなんてどうでしょうか。
みんながハッピーになれそうですよね」
夜空「しかし、そんなただれた関係は…」
星奈「いいじゃない。今はセフレみたいな関係だって珍しくない時代なのよ?
どうせ小鷹を奪い合ったって誰かが傷つくことになるんだから、
いっそのこと全員で付き合っちゃえばいいのよ」
幸村「わたくしも賛成です」
マリア「私もおにいちゃんの恋人になる!!」
小鳩「協会の手下め、いつからそこに…」
理科「小鷹先輩はどう思いますか?」
みんながハッピーになれそうですよね」
夜空「しかし、そんなただれた関係は…」
星奈「いいじゃない。今はセフレみたいな関係だって珍しくない時代なのよ?
どうせ小鷹を奪い合ったって誰かが傷つくことになるんだから、
いっそのこと全員で付き合っちゃえばいいのよ」
幸村「わたくしも賛成です」
マリア「私もおにいちゃんの恋人になる!!」
小鳩「協会の手下め、いつからそこに…」
理科「小鷹先輩はどう思いますか?」
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 02:23:13.56
――まあ、悪くないんじゃないか
小鷹は悟りを開いた男の顔でそう言った。
その一言が決め手になり、全員小鷹のセフレになることが決定。
この隣人部という、わけの分からない部活は、実質的には
愛人部と言ってもいいくらいただれた部活となってしまった。
小鷹は日替わりで別々の女の子と交わることになり、
いつしかこんな毎日も悪くないと思えるようになってきた。
友達は出来ても、ハーレムを築ける男はそういない。
ある種の特権階級なわけだ。
後に小鷹は、自分達の活動を振り返ってみてこういったという。
『僕はセフレが多い』
終わり
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
恥ずかしいほどの駄文だったが、読んでくれてありがとう
小鷹は悟りを開いた男の顔でそう言った。
その一言が決め手になり、全員小鷹のセフレになることが決定。
この隣人部という、わけの分からない部活は、実質的には
愛人部と言ってもいいくらいただれた部活となってしまった。
小鷹は日替わりで別々の女の子と交わることになり、
いつしかこんな毎日も悪くないと思えるようになってきた。
友達は出来ても、ハーレムを築ける男はそういない。
ある種の特権階級なわけだ。
後に小鷹は、自分達の活動を振り返ってみてこういったという。
『僕はセフレが多い』
終わり
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
恥ずかしいほどの駄文だったが、読んでくれてありがとう
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 02:24:37.41
せめて幸村との交わりをお願いします
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/01/15(日) 02:25:50.26
おちんちん付いてない幸村は産廃以下の価値しか無い
Entry ⇒ 2014.06.30 | Category ⇒ 僕は友達が少ない | Comments (0)
希「さいこうの、おくりもの」
1 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:30:18.24
・のんたん生誕SS
・SID風味
・SID風味
2 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:30:59.08
「ただいまーっと」
誰もいない部屋にいつものようにご挨拶。
普段はちょっぴり寂しくもなったりするけど、今日はとっても嬉しい気分。
「ふふ……嬉しかったなあ」
誰もいない部屋にいつものようにご挨拶。
普段はちょっぴり寂しくもなったりするけど、今日はとっても嬉しい気分。
「ふふ……嬉しかったなあ」
3 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:31:46.64
この両手いっぱいのプレゼント。
放課後、いつもみたいに部室に行ったらいつの間にかパーティの用意がしてあって。
μ’sのみんなからぎょーさんプレゼントもらっちゃって。
プレゼントはもちろん嬉しかったけど、それ以上に。
大切な、うちにとっての奇跡の仲間であるみんなから祝ってもらえたこと。
それが何より嬉しかったんよ。
放課後、いつもみたいに部室に行ったらいつの間にかパーティの用意がしてあって。
μ’sのみんなからぎょーさんプレゼントもらっちゃって。
プレゼントはもちろん嬉しかったけど、それ以上に。
大切な、うちにとっての奇跡の仲間であるみんなから祝ってもらえたこと。
それが何より嬉しかったんよ。
4 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:32:19.77
もう、泣いてしまいそうなくらい。
みんなの前では必死に我慢したけど、それくらい嬉しかったよ。
「ホント、ちょっと前までは考えられんくらいやんな」
テーブルの上に並べたたくさんのプレゼントを見てると、自然に顔が綻んじゃうね。
そんな風ににやにやしてると。
みんなの前では必死に我慢したけど、それくらい嬉しかったよ。
「ホント、ちょっと前までは考えられんくらいやんな」
テーブルの上に並べたたくさんのプレゼントを見てると、自然に顔が綻んじゃうね。
そんな風ににやにやしてると。
5 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:32:45.73
ぴんぽーん。
誰やろ、お客さんなんて珍しい。
「はーい、どちら様?」
『私よ、絵里よー』
「えりち?待っててな、今開けるー」
どうしたんやろ?忘れ物でもあったかな?
誰やろ、お客さんなんて珍しい。
「はーい、どちら様?」
『私よ、絵里よー』
「えりち?待っててな、今開けるー」
どうしたんやろ?忘れ物でもあったかな?
6 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:33:15.69
「お邪魔するわね」
「どうぞどうぞ」
えりちは何度かこの部屋には招いてて。
「紅茶でいい?」
「おかまいなくー」
なんとなく、落ち着くペース。
「どうぞどうぞ」
えりちは何度かこの部屋には招いてて。
「紅茶でいい?」
「おかまいなくー」
なんとなく、落ち着くペース。
7 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:33:41.79
1番付き合い長いからかな。えりちといるとやっぱり落ち着く。
紅茶を淹れて、適当なお茶菓子を用意して。
「どうしたん?急に来るなんて珍しいやん」
「あら、用事がなきゃ来ちゃダメかしら?」
いたずらっぽくえりちは笑って。
えりちも変わったなあ。
紅茶を淹れて、適当なお茶菓子を用意して。
「どうしたん?急に来るなんて珍しいやん」
「あら、用事がなきゃ来ちゃダメかしら?」
いたずらっぽくえりちは笑って。
えりちも変わったなあ。
8 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:34:37.43
「たまには、2人で話すのもいいでしょ?」
「うん、そやね」
そういえば、最近はμ’sとして行動することが多くなって。
えりちとこうしてゆっくり話すのも久々やね。
「ねえ希、今日のパーティはお気に召した?」
「当たり前やん。すっっごい嬉しかったよ」
「うん、そやね」
そういえば、最近はμ’sとして行動することが多くなって。
えりちとこうしてゆっくり話すのも久々やね。
「ねえ希、今日のパーティはお気に召した?」
「当たり前やん。すっっごい嬉しかったよ」
9 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:35:06.94
思い出すだけで顔がにやけちゃうくらいには。
「ふふ、いい顔してる」
「そ、そう?」
「でも、そんなに気に入ってくれたなら良かったわ」
紅茶を少し飲みながら、えりちは笑って。
「ふふ、いい顔してる」
「そ、そう?」
「でも、そんなに気に入ってくれたなら良かったわ」
紅茶を少し飲みながら、えりちは笑って。
10 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:35:35.56
「今来たのはね、希に改めておめでとうってことと……お礼を、言いたくて」
なんだかちょっぴり恥ずかしそうに。
「お礼? うちはなんもしとらんよ?」
「ううん、今日だけの話じゃなくてね」
首を軽く横に振って、えりちはゆっくりと話しだす。
なんだかちょっぴり恥ずかしそうに。
「お礼? うちはなんもしとらんよ?」
「ううん、今日だけの話じゃなくてね」
首を軽く横に振って、えりちはゆっくりと話しだす。
11 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:36:04.98
「まずは、頑なだった私に話しかけてくれて」
「生徒会副会長としても支えてくれて」
「μ’sに、出会わせてくれて」
「ずっと、友達でいてくれて」
「本当にありがとう。感謝してる。」
「誕生日おめでとう。生まれてきてくれて、ありがとう」
「生徒会副会長としても支えてくれて」
「μ’sに、出会わせてくれて」
「ずっと、友達でいてくれて」
「本当にありがとう。感謝してる。」
「誕生日おめでとう。生まれてきてくれて、ありがとう」
12 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:36:32.78
顔を赤くしながら、えりちはそんなこと言ってくれて。
なんなんよ、急にそんなこと……。
嬉しくて、泣けてきてしまうやん。
「急にそんなこと言うなんてずるいよ、えりち……」
「もう、希は泣き虫ね」
えりちは困った顔で撫でてくれる。
なんなんよ、急にそんなこと……。
嬉しくて、泣けてきてしまうやん。
「急にそんなこと言うなんてずるいよ、えりち……」
「もう、希は泣き虫ね」
えりちは困った顔で撫でてくれる。
13 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:36:59.26
「えりち……ありがとうは、うちのセリフ」
「こんなうちと、友達になってくれてありがとうな」
そんな風に言うのが精一杯で。
その先はなんだか言葉にならなくて。
「こんなうちと、友達になってくれてありがとうな」
そんな風に言うのが精一杯で。
その先はなんだか言葉にならなくて。
14 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:37:29.16
「こんな、なんて言わないの。希は、私の親友よ」
「えりち……」
「辛いことがあったらなんでも言って?できることならなんだって力になるわ」
こんなこと言ってくれる友達、初めてで。
すっごくすっごく嬉しくて。
「えりち……」
「辛いことがあったらなんでも言って?できることならなんだって力になるわ」
こんなこと言ってくれる友達、初めてで。
すっごくすっごく嬉しくて。
15 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:38:27.12
「えりちぃ……」
「あらあら、甘えん坊さんね」
「いいやん、たまには泣かせてよ」
「そうね、誕生日だものね」
ふふって2人で笑い合う。
「あらあら、甘えん坊さんね」
「いいやん、たまには泣かせてよ」
「そうね、誕生日だものね」
ふふって2人で笑い合う。
16 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:38:53.74
ゆっくり静かな時間が流れて。
泣き止んだ後はたくさんおしゃべり。
とっても楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていくもので。
「あ、もうこんな時間なのね……」
「そうやね、えりちもそろそろ帰らんと」
「そうね、亜里沙も待ってるし……」
泣き止んだ後はたくさんおしゃべり。
とっても楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていくもので。
「あ、もうこんな時間なのね……」
「そうやね、えりちもそろそろ帰らんと」
「そうね、亜里沙も待ってるし……」
17 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:39:19.95
帰り支度をして、えりちが玄関を出るとき。
「ねえ、希」
「ん?」
「今年の誕生日は、どうだった?」
そんなの決まっとるやん。
「もう、人生最高の誕生日やったよ」
「ねえ、希」
「ん?」
「今年の誕生日は、どうだった?」
そんなの決まっとるやん。
「もう、人生最高の誕生日やったよ」
18 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:39:46.35
うちは胸を張って言えるよ。
最高の仲間達に囲まれた誕生日。
初めてできた親友に、たくさんの気持ちを貰った誕生日。
こんなに幸せでいいのかってくらい、たくさんのモノを貰ったから。
今度はうちが、みんなのために何かできたらいいなと思う。
ありがとうな、みんな。
こんなうちやけど……これからも、よろしくね。
最高の仲間達に囲まれた誕生日。
初めてできた親友に、たくさんの気持ちを貰った誕生日。
こんなに幸せでいいのかってくらい、たくさんのモノを貰ったから。
今度はうちが、みんなのために何かできたらいいなと思う。
ありがとうな、みんな。
こんなうちやけど……これからも、よろしくね。
19 : ◆PNFDLOCdao :2014/06/09(月) 01:40:36.81
短いですが、終わりです。
のんたん、誕生日おめでとう!
のんたん、誕生日おめでとう!
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 01:48:25.65
おつ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 01:50:07.10
乙
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 01:55:43.12
乙
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 01:56:39.53
乙
素晴らしいです
素晴らしいです
Entry ⇒ 2014.06.29 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
鈴「頭が挟まって抜けない……」【ISSS】
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 19:09:06.40
鈴(学園の窓の柵に頭が挟まってうごけない…………)
シャル「あ、鈴おはよ………ってどうしたの!!?」
鈴「げっ!その声は……」
シャル「だいじょうぶ!?今救けを呼ぶから!」
シャル(うわぁさすが中国人頭を挟むなんて僕にはマネできないよ)
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 19:16:59.62
鈴「ちょ…ちょっと待って!!そんなの恥ずかしい!」
シャル「ダメだよ!早くしないと!」
シャル「このままだと危険だよ!」
鈴「シャルロット……」
シャル(笑いがこらえられなくて)プルプル
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 19:31:28.71
一夏「ようシャル、鈴、何して遊んでんだ?」
鈴「げっ!一夏!?…………//」
シャル「ちがうよ一夏、鈴は頭か挟まってうごけないんだよ!」
一夏「あっはっは!やっぱり中国人は面白いなぁ!」
シャル「だめだよ一夏、そんなこと言っちゃ」
鈴「…」
一夏「あぁわるいわるい、中国人全員がそうとは限らないもんな」
一夏「にしても……ププッ…………傑作だな………ププッ………これ……」
シャル(ヤバイつられる)プルプル
鈴「」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 19:41:38.40
セシリア「まぁどうしたんですの!?鈴さん?」
鈴「セシリア……ちょっとね…いまうごけないんだ」
シャル「うーん、しっかり挟まってるからこれは抜けそうにないね」
セシリア「そうですの……では皆さんで協力して救けましょう!」
鈴「ありがとう……セシリア…」
一夏「でもどうやって救けるか…」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 19:45:36.51
シャル「そういえば抜けなくなった指輪はセッケンでこするといいっていうよね」
一夏「その手があったか!セシリア!シャンプーを持ってくるんだ!」
セシリア「わかりましたわ!」
鈴「?」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 19:53:14.23
一夏「セシリア、鈴の頭を洗ってやるんだ!」
シャル「なるほどそれで滑りやすくしようって作戦だね!さすが一夏」
一夏「いやぁシャルのヒントのおかげだよ、サンキューな!」
シャル(作戦成功!これで僕の株が上がった)
セシリア「で、では鈴さんいきますわよ……//」ドキドキ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 19:59:59.52
セシリア(こ、このわたくしが鈴さんの頭を洗っている……………//)
セシリア(こんな近くに鈴さんのお顔が………//)
セシリア(泡が入らないよう必死に目をつぶってる鈴さん…………//)
セシリア(可愛いすぎですわ!//)
鈴(なにか妙なものを感じる………)
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 20:07:12.15
一夏「ダメだったなシャンプー作戦……」
シャル「一夏が落ち込むことないよ!」
一夏「すまんなシャル」
ラウラ「どうしたのだ嫁?」
一夏「ラウラか…実はな………カクカクシカジカ」
ラウラ「そうか、なら簡単な方法があるじゃないか」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 20:25:46.82
ラウラ「ISで周りの柵をふっとばせばいいだろう」IS展開
鈴「え!!?ちょちょちょっと?」
一夏「そんなのダメだラウラ!!」
鈴(一夏!…)
一夏「柵を壊したら千冬姉に怒られる!!」
鈴(そこですか)
ラウラ「それは困るな……では鈴だけ狙うとしよう」カチャ
鈴「え?」
鈴は爆発した
その爆風に一夏とセシリアが巻き込まれた
シャル「あぶなかったー」
完
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 20:32:47.78
ISのssは投げなきゃいけないとかいう
法律でもあるのだろうか
法律でもあるのだろうか
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 20:48:19.50
安定の爆発オチ
Entry ⇒ 2014.06.29 | Category ⇒ インフィニット・ストラトス | Comments (1)
和「レズノート?」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 23:57:25.08
和「……………」
咲「お姉ちゃ~ん♪」
照「咲~♪」
優希「犬!タコス切れたから買ってこい!いや作れ!」
京太郎「もう食べたのか!」
久「美穂子、週末の風越との練習試合なんだけど…」
美穂子「はい♪腕によりをかけて料理作ってきますね」
まこ「平和じゃのう」
咲「お姉ちゃ~ん♪」
照「咲~♪」
優希「犬!タコス切れたから買ってこい!いや作れ!」
京太郎「もう食べたのか!」
久「美穂子、週末の風越との練習試合なんだけど…」
美穂子「はい♪腕によりをかけて料理作ってきますね」
まこ「平和じゃのう」
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:00:54.65
和「…はぁ」
和(清澄高校は部員全員の頑張りもあって、全国大会で見事優勝を飾ることが出来ました)
和(それにより私の頑張りも父に伝わったのか、清澄に留まることを許してくれました)
和(これにより私と咲さんとのバラ色の高校生活3年間が約束され)
和(咲さんとの距離は徹底的射程距離圏内、今後より一層の身近なお付き合いも約束されていた…は
ずでした)
和「…」チラッ
咲「お姉ちゃん今日の夜は何がいい~?」
照「咲の作るものなら何でもいい」
咲「それじゃ分かんないよ~」
和(この人が来なければ)
和(清澄高校は部員全員の頑張りもあって、全国大会で見事優勝を飾ることが出来ました)
和(それにより私の頑張りも父に伝わったのか、清澄に留まることを許してくれました)
和(これにより私と咲さんとのバラ色の高校生活3年間が約束され)
和(咲さんとの距離は徹底的射程距離圏内、今後より一層の身近なお付き合いも約束されていた…は
ずでした)
和「…」チラッ
咲「お姉ちゃん今日の夜は何がいい~?」
照「咲の作るものなら何でもいい」
咲「それじゃ分かんないよ~」
和(この人が来なければ)
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:04:45.03
和(咲さんがお姉さんとの仲直りを原動力に全国で大活躍したのは当然分かっています)
和(全国大会での決勝の上がりの数々は、改めて惚れ直すほどのカッコ可愛さでしたし)
和(結果、咲さんはお姉さんとの関係修復に成功。その結果が)
照「じゃあプリンがいい。でっかいの」
咲「またプリン?お姉ちゃんせっかく可愛いのに太るよー?」
照「その時は咲も道連れにする」
和(姉妹同居)
和(全国大会での決勝の上がりの数々は、改めて惚れ直すほどのカッコ可愛さでしたし)
和(結果、咲さんはお姉さんとの関係修復に成功。その結果が)
照「じゃあプリンがいい。でっかいの」
咲「またプリン?お姉ちゃんせっかく可愛いのに太るよー?」
照「その時は咲も道連れにする」
和(姉妹同居)
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:07:53.57
和(何でも全国大会をきっかけに咲さんのご両親の夫婦仲も一気に良くなったとか…)
和(長野で夢にまで見た家族団欒が出来たと、咲さんは嬉しそうでした)
和(しかし残り半年弱で卒業というのに、お姉さんは清澄に編入してきました。予想外です)
和(私のプランではお姉さんが不在のはずの半年以内に咲さんを攻略するはずだったのに…)
和(まぁそれだけ咲さんと一緒にいたいということなんでしょうけどね。その気持ちは分かります)
和(三日会わなかったら発狂する自信があります。ええ)
和(しかしそれ以外にも…)
久「どうせやるなら総当たり戦にする?私も美穂子も照も入る感じで」
美穂子「みんながそれで自信をなくさなければ良いけれど…」
まこ「二人が仕切ってくれてるおかげでわしゃー何もしとらんな」
和(何で貴方は毎日のようにこの部活に来てるんですか?)
和(長野で夢にまで見た家族団欒が出来たと、咲さんは嬉しそうでした)
和(しかし残り半年弱で卒業というのに、お姉さんは清澄に編入してきました。予想外です)
和(私のプランではお姉さんが不在のはずの半年以内に咲さんを攻略するはずだったのに…)
和(まぁそれだけ咲さんと一緒にいたいということなんでしょうけどね。その気持ちは分かります)
和(三日会わなかったら発狂する自信があります。ええ)
和(しかしそれ以外にも…)
久「どうせやるなら総当たり戦にする?私も美穂子も照も入る感じで」
美穂子「みんながそれで自信をなくさなければ良いけれど…」
まこ「二人が仕切ってくれてるおかげでわしゃー何もしとらんな」
和(何で貴方は毎日のようにこの部活に来てるんですか?)
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:11:09.53
和(風越の部活にいかずにうちで毎日部長とだべってるだけじゃないですか…)
和(それと)
京太郎「ーったく。じゃあ手伝え」
優希「あらアナタったら。これが初めての共同作業…?」
京太郎「誰がアナタだ。どアホ」
和(何だか目に見えてイチャつくことが多くなってきた優希と須賀君)
和(ちょっとは勉強したらどうなんですか?未だに符の計算出来てないじゃないですか)
和「…………」
和(何が悲しくて部室で他人のイチャコラを見てなければいけないんですか…)
和「…帰ります」
和(それと)
京太郎「ーったく。じゃあ手伝え」
優希「あらアナタったら。これが初めての共同作業…?」
京太郎「誰がアナタだ。どアホ」
和(何だか目に見えてイチャつくことが多くなってきた優希と須賀君)
和(ちょっとは勉強したらどうなんですか?未だに符の計算出来てないじゃないですか)
和「…………」
和(何が悲しくて部室で他人のイチャコラを見てなければいけないんですか…)
和「…帰ります」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:15:37.95
和(…結局今日も咲さんとはまともに会話出来ませんでした…)
和(やっぱり私と咲さんとの関係は友人止まりなんでしょうか…)
和「……ん?」
和「何ですかこのピンクのノートは」
和「レズノート?」
和(やっぱり私と咲さんとの関係は友人止まりなんでしょうか…)
和「……ん?」
和「何ですかこのピンクのノートは」
和「レズノート?」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:20:10.00
和「レズノート?」
和「…普通の大学ノートみたいですが、それにしても表紙のピンク色が目立ちますね…」
和「……しかし、何故だか見過ごしてはいけない気がします。家で見てみますか」
――――原村家――――
和「レズノート…レズのノート…ということでしょうか」ペラッ
和「How To Use It…使い方…全部英語ですか…面倒ですね…」
和「…なになに、『このノートに名前を書かれた人間は…』」
和「『レズになる』」
和「」ガタッ
宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲
宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲
宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲
和「……はっ」
和「…何をやってるんですか、私は。そんなオカルトがありえるわけが…」
レズ神「気に入ってるようだな」
和「…!?きゃああああっ!」
和「…普通の大学ノートみたいですが、それにしても表紙のピンク色が目立ちますね…」
和「……しかし、何故だか見過ごしてはいけない気がします。家で見てみますか」
――――原村家――――
和「レズノート…レズのノート…ということでしょうか」ペラッ
和「How To Use It…使い方…全部英語ですか…面倒ですね…」
和「…なになに、『このノートに名前を書かれた人間は…』」
和「『レズになる』」
和「」ガタッ
宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲
宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲
宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲宮永咲
和「……はっ」
和「…何をやってるんですか、私は。そんなオカルトがありえるわけが…」
レズ神「気に入ってるようだな」
和「…!?きゃああああっ!」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:25:14.87
レズ神「私はレズ神。そのノートの本来の持ち主だ」
和「」
レズ神「そのノートを拾った人間にとり憑く」
和「…そんなオカルトありえません!」
レズ神「オカルトも何も…今お前たくさん名前書いてただろう?見せてみろ、ノート」
和「書きましたけど…」
レズ神「…どれどれ。…こりゃ凄いな」
和「…何か?」
レズ神「…お前ちゃんとHow to Use It全部読んでから使った?」
和「…恥ずかしながら、最初の一文を読んでからは体が勝手に動いてしまいまして…」
レズ神「ここ読んでみろ」
『同一人物の顔を思い浮かべ、4度名前を書き間違えると、その人間にレズノートは効かなくなる』
和「私が咲さんの名前を書き間違えるなんてことはありえません」
レズ神「そうだけどちゃんと全文読んでから使えよ…」
和「」
レズ神「そのノートを拾った人間にとり憑く」
和「…そんなオカルトありえません!」
レズ神「オカルトも何も…今お前たくさん名前書いてただろう?見せてみろ、ノート」
和「書きましたけど…」
レズ神「…どれどれ。…こりゃ凄いな」
和「…何か?」
レズ神「…お前ちゃんとHow to Use It全部読んでから使った?」
和「…恥ずかしながら、最初の一文を読んでからは体が勝手に動いてしまいまして…」
レズ神「ここ読んでみろ」
『同一人物の顔を思い浮かべ、4度名前を書き間違えると、その人間にレズノートは効かなくなる』
和「私が咲さんの名前を書き間違えるなんてことはありえません」
レズ神「そうだけどちゃんと全文読んでから使えよ…」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:30:16.74
和「…ですが、いまいち信じられませんね。…そりゃ、咲さんがレズになるのならそれは素晴らしいことなのですが」
レズ神「なら今すぐに確認できるようなやつに対して使ってみろ」
和「今すぐ…ですか」ポチッ
恒子『さあ生放送でお送りしているプロアマ対抗戦!対局も熾烈を極めてきたよ!』
健夜『なかなかいい試合を見せていますね…』
和「それじゃこの人たちで確認してみますか」
福与 恒子
和「これでよし…ですね」
レズ神「効果が出てくるのは名前を書き終わってから40秒後だ」
レズ神(これもちゃんと使い方に書いてあるんだけどな…)
レズ神「なら今すぐに確認できるようなやつに対して使ってみろ」
和「今すぐ…ですか」ポチッ
恒子『さあ生放送でお送りしているプロアマ対抗戦!対局も熾烈を極めてきたよ!』
健夜『なかなかいい試合を見せていますね…』
和「それじゃこの人たちで確認してみますか」
福与 恒子
和「これでよし…ですね」
レズ神「効果が出てくるのは名前を書き終わってから40秒後だ」
レズ神(これもちゃんと使い方に書いてあるんだけどな…)
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:34:59.43
和「40秒です」
レズ神「どうなるか楽しみだな」
恒子『いやーでも勢いがあるとすご…』
健夜『?どうされました?』
恒子『結婚して!』
健夜『勢いが凄いとかいうレベルじゃない!?』
―しばらくお待ちください―
和「………」
レズ神「こんな具合だ」
レズ神「どうなるか楽しみだな」
恒子『いやーでも勢いがあるとすご…』
健夜『?どうされました?』
恒子『結婚して!』
健夜『勢いが凄いとかいうレベルじゃない!?』
―しばらくお待ちください―
和「………」
レズ神「こんな具合だ」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:39:45.33
和「…まだ信じられません。たまたま公共の電波で告白なんてロマンチックなことをやろうと突然思
っただけかもしれませんし」
レズ神「信用ないな」
和「あ、画面が復帰しましたよ」
レズ神「実況も解説もいない打牌だけの音ってのもシュールだな」
竜華「」タン
憧「」タン
靖子「」タン
大沼「」タン
和「それでは、もう一度試してみます」
レズ神「言っとくけど男には…」
和「そんなことぐらいわかってますよ…」
清水谷竜華
新子憧
和「書きました」
レズ神「じゃあ40秒だ」
っただけかもしれませんし」
レズ神「信用ないな」
和「あ、画面が復帰しましたよ」
レズ神「実況も解説もいない打牌だけの音ってのもシュールだな」
竜華「」タン
憧「」タン
靖子「」タン
大沼「」タン
和「それでは、もう一度試してみます」
レズ神「言っとくけど男には…」
和「そんなことぐらいわかってますよ…」
清水谷竜華
新子憧
和「書きました」
レズ神「じゃあ40秒だ」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:43:43.59
和「…」
レズ神「…」
竜華「」タン
憧「」タン
靖子「」タン
大沼「」タン
和「…何も起こりませんけど」
レズ神「何も起こっていないように見えるが、レズノートに書かれたことは絶対だ」
和「胡散臭いですねぇ…」
レズ神「…」
竜華「」タン
憧「」タン
靖子「」タン
大沼「」タン
和「…何も起こりませんけど」
レズ神「何も起こっていないように見えるが、レズノートに書かれたことは絶対だ」
和「胡散臭いですねぇ…」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:49:23.97
レズ神「レズノートに単に名前を書かれると、その人物と親しい人物・もしくはそうありたいと思う人物に対して、恋愛感情が可能な限り自然なように発生する」
レズ神「つまりこいつらに対してノートが効いていないのではなくて、その自然な恋愛感情をぶつける相手が今ここにいないということだろう」
和「なるほど…それなら…まぁギリギリ納得はいきます。この人たちなら」
レズ神(まぁもう一つ可能性はあるが)
和「ん?」
和「…今『単に名前を書かれると』って言いました?」
レズ神「ああ、言ったぞ?」
レズ神「名前を書いてから6分40秒以内という制限付きだが、その恋愛感情の行き先・具合等詳しい内容を追記すればその通りになる」
和「」
レズ神「だから最初に書いた奴の恋愛感情はもういじれないぞ。時間切れだ。最も自然に発生する恋愛感情しか起こりえない」
和「…そ、それを…もっと早く…」
レズ神「おっと。殴ろうとしても無駄だぞ。私に手を出すことはできないし、そもそもお前が使い方をきちんと呼んでいれば…」
和「うるさいですっ!」
BAKCOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOON
レズ神「ぐっはあああああああああああああ」
和「手を出せないとかそんなオカルトありえません」
レズ神「つまりこいつらに対してノートが効いていないのではなくて、その自然な恋愛感情をぶつける相手が今ここにいないということだろう」
和「なるほど…それなら…まぁギリギリ納得はいきます。この人たちなら」
レズ神(まぁもう一つ可能性はあるが)
和「ん?」
和「…今『単に名前を書かれると』って言いました?」
レズ神「ああ、言ったぞ?」
レズ神「名前を書いてから6分40秒以内という制限付きだが、その恋愛感情の行き先・具合等詳しい内容を追記すればその通りになる」
和「」
レズ神「だから最初に書いた奴の恋愛感情はもういじれないぞ。時間切れだ。最も自然に発生する恋愛感情しか起こりえない」
和「…そ、それを…もっと早く…」
レズ神「おっと。殴ろうとしても無駄だぞ。私に手を出すことはできないし、そもそもお前が使い方をきちんと呼んでいれば…」
和「うるさいですっ!」
BAKCOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOON
レズ神「ぐっはあああああああああああああ」
和「手を出せないとかそんなオカルトありえません」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 00:54:47.06
和(落ち着け…落ち着きなさい私…)
和(レズノートに書かれたことは絶対)
和(つまり咲さんがレズになったのは間違いありません)
和(そして咲さんの交友関係の中で、最も自然な恋愛感情のベクトルの行き先が向けられる人物といえば)
和(どう考えても私しかいません。つまり、もう既にその追記を書く必要はなかった)
和(イージーミスですが全く問題はありません…明日すぐにそれが分かります…)
咲「お姉ちゃ~ん♪」
照「咲~♪」
和「何も変わってないじゃないですかああああああああ」
和「姉妹百合とかそんなオカルトありえませえええええええええん」
和(レズノートに書かれたことは絶対)
和(つまり咲さんがレズになったのは間違いありません)
和(そして咲さんの交友関係の中で、最も自然な恋愛感情のベクトルの行き先が向けられる人物といえば)
和(どう考えても私しかいません。つまり、もう既にその追記を書く必要はなかった)
和(イージーミスですが全く問題はありません…明日すぐにそれが分かります…)
咲「お姉ちゃ~ん♪」
照「咲~♪」
和「何も変わってないじゃないですかああああああああ」
和「姉妹百合とかそんなオカルトありえませえええええええええん」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/10(火) 00:55:02.69
レズ神のビジュアルはオールバックロングヘアーの爆乳長身で神の舌を持つ某K・Kみたいな感じかな、俺の中では
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:00:08.38
和「………」
レズ神「…まぁ何だ、お疲れ。でも使い方をきちんと読まなかったお前にも責任が…」
和「…また殴られたいんですか?」
レズ神「勘弁してください。…どうする?お前が望むならレズノートさえ返却してくれれば、レズノートを使った記憶を消してやることが出来る」
和「馬鹿言わないでください。こんな便利なノート、絶対に返しません」
レズ神「ほう」
和(咲さんの恋愛感情のベクトルはどうやら「今は」お姉さんに向いてしまった…これはもう一つの事実)
和(ならば私ができることといえば、世界中をレズ一色に染め上げることだけ)
和(その内世界中が気付くでしょう。女性をレズに代えている者がいるということに)
和(そして世界中がレズ一色になったところで)
~和の妄想中
和『咲さん、実はこの世界をレズ一色にしたのは私の功績なんですよ』
咲『わぁ!麻雀の役として新しく出来たほどの世界中のレズ一色っぷりは和ちゃんのおかげだったんだ!』
咲『素敵!抱いて!』
和『その言葉が聞きたかった』
妄想終了~
レズ神「…まぁ何だ、お疲れ。でも使い方をきちんと読まなかったお前にも責任が…」
和「…また殴られたいんですか?」
レズ神「勘弁してください。…どうする?お前が望むならレズノートさえ返却してくれれば、レズノートを使った記憶を消してやることが出来る」
和「馬鹿言わないでください。こんな便利なノート、絶対に返しません」
レズ神「ほう」
和(咲さんの恋愛感情のベクトルはどうやら「今は」お姉さんに向いてしまった…これはもう一つの事実)
和(ならば私ができることといえば、世界中をレズ一色に染め上げることだけ)
和(その内世界中が気付くでしょう。女性をレズに代えている者がいるということに)
和(そして世界中がレズ一色になったところで)
~和の妄想中
和『咲さん、実はこの世界をレズ一色にしたのは私の功績なんですよ』
咲『わぁ!麻雀の役として新しく出来たほどの世界中のレズ一色っぷりは和ちゃんのおかげだったんだ!』
咲『素敵!抱いて!』
和『その言葉が聞きたかった』
妄想終了~
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:05:15.52
和「…完璧です」
和「私はこの世界をレズ一色に染め上げてみせます」
和「私以外にできるか?いや、出来るはずがない!私にしかできないんです!」
和「レズノートで、世界を変えてみせます!」
和「…そして私は」
和「咲さんの女神になる!!」
レズ神(はた迷惑な野郎…いや女にとり憑いちゃったな…)
和「私はこの世界をレズ一色に染め上げてみせます」
和「私以外にできるか?いや、出来るはずがない!私にしかできないんです!」
和「レズノートで、世界を変えてみせます!」
和「…そして私は」
和「咲さんの女神になる!!」
レズ神(はた迷惑な野郎…いや女にとり憑いちゃったな…)
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:09:50.48
「…この一週間で分かっているだけで52人の女性」
「その全てがレズビアンと化しております」
「確認が取れていないだけでレズ化している女性たちも沢山いるでしょうな」
「…となると軽く100人以上…でしょうか」
「しかし別にレズビアンだろうと何だろうと構わないのでは?」
「馬鹿者!そうなれば男女間での交際にも影響し、ひいては少子化の大きな問題になりかねん!」
「…こうなったらまた、Kに解決して貰うしかありませんな」
塞「…何ですか?Kって」
憩「あぁ、塞さんは知らんのだっけ?」
憩「Kというのは、居場所も名前も顔すら誰も知らない…」
憩「しかし、こういった何だかアホらしい事件性の事だけに興味を示す謎の探偵…」
「その全てがレズビアンと化しております」
「確認が取れていないだけでレズ化している女性たちも沢山いるでしょうな」
「…となると軽く100人以上…でしょうか」
「しかし別にレズビアンだろうと何だろうと構わないのでは?」
「馬鹿者!そうなれば男女間での交際にも影響し、ひいては少子化の大きな問題になりかねん!」
「…こうなったらまた、Kに解決して貰うしかありませんな」
塞「…何ですか?Kって」
憩「あぁ、塞さんは知らんのだっけ?」
憩「Kというのは、居場所も名前も顔すら誰も知らない…」
憩「しかし、こういった何だかアホらしい事件性の事だけに興味を示す謎の探偵…」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:14:38.15
「しかしKは、自分が動きたい事件にしか動かない傲慢な人物だというじゃないか!」
「その通りだ!それに、我々からはコンタクトが取れない!」
ワタリ「Kは既に動いています」
「ワタリ…!」
塞「ワタリ?」
憩「Kと唯一コンタクトを取れる人や。もっとも、ワタリの正体も誰も知らんけど…」
ワタリ「お静かにお願いします。Kの声を今お聞かせします」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:20:01.11
和「…しかし人の名前を書くというのは疲れますね」
レズ神「書いた人物の顔も思い浮かべないと意味がないからな」
和「なんかネットでは私のことを『レズっち』とか言ってるみたいですし…」
レズ神「それだけお前の存在を知っている人が増えたということだろう?」
和「まぁそれはそうなんですけれども…」
和「誰ですか命名したの…というか何でそれが普及してるんですか…」
和「なんかもう疲れましたしテレビでも見ますか…」
レズ神「麻雀してるな」
和「そりゃ麻雀の対局を流しておけば視聴率が取れるのだから、流すでしょう」
『番組の途中ですが、全世界同時生中継をお送りします』
レズ神「ん?」
和「全世界同時生中継?」
健夜『私が全世界の警察やら、えーっと…とにかくそういうのを動かすことが出来る唯一の人間』
健夜『通称Kです』
和「へぇ~。麻雀プロ八冠ともなると警察も動かせるんですね」
レズ神(絶対違うと思うんだが…)
レズ神「書いた人物の顔も思い浮かべないと意味がないからな」
和「なんかネットでは私のことを『レズっち』とか言ってるみたいですし…」
レズ神「それだけお前の存在を知っている人が増えたということだろう?」
和「まぁそれはそうなんですけれども…」
和「誰ですか命名したの…というか何でそれが普及してるんですか…」
和「なんかもう疲れましたしテレビでも見ますか…」
レズ神「麻雀してるな」
和「そりゃ麻雀の対局を流しておけば視聴率が取れるのだから、流すでしょう」
『番組の途中ですが、全世界同時生中継をお送りします』
レズ神「ん?」
和「全世界同時生中継?」
健夜『私が全世界の警察やら、えーっと…とにかくそういうのを動かすことが出来る唯一の人間』
健夜『通称Kです』
和「へぇ~。麻雀プロ八冠ともなると警察も動かせるんですね」
レズ神(絶対違うと思うんだが…)
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:25:07.87
健夜『相次ぐ女性たちをレズに変えていく奇妙な事件』
健夜『これは絶対に許してはおけない、史上最悪の犯罪です。…確かに』
健夜『よって私はこの犯罪の首謀者、俗に言われる「レズっち」を必ず捕まえる』
レズ神「必ず捕まえるだって」
和「いや、無理ですよ。レズノート差し押さえない限り証拠とか出ないですし」
健夜『レズっち。お前がどのような考えでこのような行動をしているのか、大体は想像はつく』
健夜『…しかし、お前のやっていることは』
健夜『ただのレズだ』
和「そうですけど」
レズ神「開き直った」
健夜『これは絶対に許してはおけない、史上最悪の犯罪です。…確かに』
健夜『よって私はこの犯罪の首謀者、俗に言われる「レズっち」を必ず捕まえる』
レズ神「必ず捕まえるだって」
和「いや、無理ですよ。レズノート差し押さえない限り証拠とか出ないですし」
健夜『レズっち。お前がどのような考えでこのような行動をしているのか、大体は想像はつく』
健夜『…しかし、お前のやっていることは』
健夜『ただのレズだ』
和「そうですけど」
レズ神「開き直った」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:30:39.59
和「なんかまだぎゃーぎゃー言ってますが…煩いんで彼女もレズにしてあげましょう」
小鍛治 健夜
和「はい40秒」
健夜『うっ…があっ…!』
健夜『あ…』
健夜『赤土さあああああああああああああああん』
レズ神「会場から消えていったぞ」
和(ごめんなさい、赤土さん)
K『…信じられない』パッ
和「!?」
小鍛治 健夜
和「はい40秒」
健夜『うっ…があっ…!』
健夜『あ…』
健夜『赤土さあああああああああああああああん』
レズ神「会場から消えていったぞ」
和(ごめんなさい、赤土さん)
K『…信じられない』パッ
和「!?」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:36:37.12
K『もしやと思って試してみたが…まさかこんなことが…』
K『レズっち…お前は直接手を下さず人をレズに出来るのか…』
K『よく聞けレズっち…もしお前がTVに映っていた小鍛治 健夜をレズにしたのなら』
K『それは単に私の代わりにTVに出て原稿を呼んでくれれば、婚活の世話をしてやると言ってホイホイ引き受けた女だ。私ではない』
K『だがKという私は存在する』
K『さあ!私をレズにしてみろ!』
和「こ…こいつ…」
レズ神「痛い痛い!私に暴力振るうのやめて!」
K『レズっち…お前は直接手を下さず人をレズに出来るのか…』
K『よく聞けレズっち…もしお前がTVに映っていた小鍛治 健夜をレズにしたのなら』
K『それは単に私の代わりにTVに出て原稿を呼んでくれれば、婚活の世話をしてやると言ってホイホイ引き受けた女だ。私ではない』
K『だがKという私は存在する』
K『さあ!私をレズにしてみろ!』
和「こ…こいつ…」
レズ神「痛い痛い!私に暴力振るうのやめて!」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:42:03.07
K『…どうやら、私はレズに出来ないようだな』
K『レズに出来ない人間もいる。…良いヒントを貰った』
K『お返しと言ってはなんだが、もう一つ良い事を教えてやろう』
K『この中継は、全世界同時中継と銘打ったが』
K『実は日本の長野と奈良と大阪の一部でしか放送されていない』
和「!」
K『時間差で各地区に流す予定だったが、もうその必要もなくなった』
K『お前は今、日本の長野か奈良か大阪に居る』
レズ神(ピンポイントなようでアバウトだなぁ)
K『レズに出来ない人間もいる。…良いヒントを貰った』
K『お返しと言ってはなんだが、もう一つ良い事を教えてやろう』
K『この中継は、全世界同時中継と銘打ったが』
K『実は日本の長野と奈良と大阪の一部でしか放送されていない』
和「!」
K『時間差で各地区に流す予定だったが、もうその必要もなくなった』
K『お前は今、日本の長野か奈良か大阪に居る』
レズ神(ピンポイントなようでアバウトだなぁ)
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:48:07.20
K『レズっち、お前がどのような方法で人をレズにしているのかはすごく興味がある』
K『だがお前を捕まえてノンケにしてしまえばそんな問題はどうでもいい』
K『ではまた会おう、レズっち』ブツッ
和「…なかなかコケにされましたね」
和「私をノンケにするって…?」
和「ありえません。そんなオカルトありえません」
和「正直こんなKとかいう探偵どうでもいいですが…」
和「私と咲さんとのレズ道を阻もうと言うのなら話は別です」
和「面白い。受けてたとうじゃないですか」
和「レズが!」
K「ノンケが!」
「正義だ!」
レズ神(憑く奴間違えたなぁ…)
カン!
K『だがお前を捕まえてノンケにしてしまえばそんな問題はどうでもいい』
K『ではまた会おう、レズっち』ブツッ
和「…なかなかコケにされましたね」
和「私をノンケにするって…?」
和「ありえません。そんなオカルトありえません」
和「正直こんなKとかいう探偵どうでもいいですが…」
和「私と咲さんとのレズ道を阻もうと言うのなら話は別です」
和「面白い。受けてたとうじゃないですか」
和「レズが!」
K「ノンケが!」
「正義だ!」
レズ神(憑く奴間違えたなぁ…)
カン!
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/10(火) 01:51:13.50
え?
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 01:59:50.68
Thus concludes this story of the LESBIAN NOTE.
続きは後日建てる新スレで。灼だけ出てないのとか咲→照がバレバレで冷や冷やでした。
BJ先生の台詞を間違えたのがショック。読んで頂いた方、ありがとうございました。
続きは後日建てる新スレで。灼だけ出てないのとか咲→照がバレバレで冷や冷やでした。
BJ先生の台詞を間違えたのがショック。読んで頂いた方、ありがとうございました。
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/10(火) 02:09:32.26
乙
Entry ⇒ 2014.06.29 | Category ⇒ 咲-Saki- | Comments (0)
理樹「朝起きたらトンデモ無いことになっていた」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 21:28:19.11
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 21:29:17.54
西園
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 21:31:36.07
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 21:32:11.36
乱交
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 21:41:19.50
理樹(今日主催の王様ゲームをやったんだった、その命令で真人がお酒を学校から脱出して持ってきて……そこからは記憶が無い)
理樹「もしかして行為に及んで……」チラッ
理樹(それは考えずらかった、例えば僕が獣のように豹変したとしてその後律儀にパジャマを着るだろうか?)
理樹「謎は深まるばかりだ……」
西園「……>…>」
理樹(寝言?)
西園「>>13……」スヤスヤ
理樹「もしかして行為に及んで……」チラッ
理樹(それは考えずらかった、例えば僕が獣のように豹変したとしてその後律儀にパジャマを着るだろうか?)
理樹「謎は深まるばかりだ……」
西園「……>…>」
理樹(寝言?)
西園「>>13……」スヤスヤ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 21:41:55.74
親父
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 21:46:02.19
西園「おやじ……」
理樹「親父!?」
西園「…おまんら許さんぜよ…」
理樹(一体西園さんはどんな夢を見てるんだろう…)
理樹「というか真人が居ないな…」キョロキョロ
理樹(謙吾の部屋に行ったのだろうか?とにかく真人が今帰ってこられたらまずい…どうしよう?)
>>18
理樹「親父!?」
西園「…おまんら許さんぜよ…」
理樹(一体西園さんはどんな夢を見てるんだろう…)
理樹「というか真人が居ないな…」キョロキョロ
理樹(謙吾の部屋に行ったのだろうか?とにかく真人が今帰ってこられたらまずい…どうしよう?)
>>18
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 21:48:34.45
隣を見たらなんか誰かの入っている鎧が転がってる
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 21:52:45.73
理樹「何だ……これ?」
鎧「……」
理樹(見ると西園さんがすっぽり入りそうな鎧が転がっていた、昔主人公の弟が鎧だった漫画を彷彿させた)
理樹「よっと……取り敢えずここに入れよう」カァァ
理樹(西園さんの裸体を見ずに収納するのは中々難しい)
理樹「さて、とにかく何があったのか他のメンバーに聞きたい。ここは>>21の所へ行こう」
鎧「……」
理樹(見ると西園さんがすっぽり入りそうな鎧が転がっていた、昔主人公の弟が鎧だった漫画を彷彿させた)
理樹「よっと……取り敢えずここに入れよう」カァァ
理樹(西園さんの裸体を見ずに収納するのは中々難しい)
理樹「さて、とにかく何があったのか他のメンバーに聞きたい。ここは>>21の所へ行こう」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/08(日) 21:53:40.82
真人
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 21:57:55.10
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/08(日) 21:58:17.54
理樹
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 22:08:29.19
理樹(?)「……」トコトコ
理樹「!?」
理樹(一体どういうことだ!あそこに居るのはドッペルゲンガーか!?)
理樹「ちょっと!」ガシッ
モブ「はい?」クルッ
理樹「あっ、いや人違いでした……」
理樹(びっくりしたよ、自分自身の人間違いがあるなんて)
来ヶ谷「やあ理樹君」
理樹「くっ、来ヶ谷さん!」
来ヶ谷「どうしたんだね?まずは落ち着け」
放送室
コポポポ
理樹「昨日のことなんだけどさ…」
来ヶ谷「……」ピタ
理樹(来ヶ谷さんの手が急に止まった)
来ヶ谷「昨日の事はもう二度と口にするな」ギロ
理樹「ええっ!?でも僕記憶が…」
来ヶ谷「帰ってくれ!」
理樹「……!」ビクッ
理樹「!?」
理樹(一体どういうことだ!あそこに居るのはドッペルゲンガーか!?)
理樹「ちょっと!」ガシッ
モブ「はい?」クルッ
理樹「あっ、いや人違いでした……」
理樹(びっくりしたよ、自分自身の人間違いがあるなんて)
来ヶ谷「やあ理樹君」
理樹「くっ、来ヶ谷さん!」
来ヶ谷「どうしたんだね?まずは落ち着け」
放送室
コポポポ
理樹「昨日のことなんだけどさ…」
来ヶ谷「……」ピタ
理樹(来ヶ谷さんの手が急に止まった)
来ヶ谷「昨日の事はもう二度と口にするな」ギロ
理樹「ええっ!?でも僕記憶が…」
来ヶ谷「帰ってくれ!」
理樹「……!」ビクッ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 22:11:35.95
裏庭
理樹「昨日なにがあったんだろう……」
ガコン
葉留佳「ぷへー!」
理樹「あっ」
葉留佳「げっ、理樹君!」
ダダッ
理樹「に、逃げた!?」
理樹(あの様子だと機能の事を覚えているハズ、早く捕まえようっ!)
次のレスコンマ偶数で追いつく、奇数で逃げられる
理樹「昨日なにがあったんだろう……」
ガコン
葉留佳「ぷへー!」
理樹「あっ」
葉留佳「げっ、理樹君!」
ダダッ
理樹「に、逃げた!?」
理樹(あの様子だと機能の事を覚えているハズ、早く捕まえようっ!)
次のレスコンマ偶数で追いつく、奇数で逃げられる
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 22:11:50.75
a
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 22:19:00.40
ガシッ
葉留佳「は、離して!」グイグイ
理樹「本当は乱暴なマネはしたくないけど仕方が無いんだ…」
理樹(いくら活発な葉留佳さんも所詮女の子、この腕は必ず離さない)
理樹「単刀直入に言うけど昨日何があったの?」
葉留佳「や、やだナー理樹君!昨日は王様ゲームしたじゃないですかっ」
理樹「とぼけないで!皆でお酒を飲んだ後の事だよっ!」
葉留佳「う……」
理樹「言わないと>>31」
葉留佳「は、離して!」グイグイ
理樹「本当は乱暴なマネはしたくないけど仕方が無いんだ…」
理樹(いくら活発な葉留佳さんも所詮女の子、この腕は必ず離さない)
理樹「単刀直入に言うけど昨日何があったの?」
葉留佳「や、やだナー理樹君!昨日は王様ゲームしたじゃないですかっ」
理樹「とぼけないで!皆でお酒を飲んだ後の事だよっ!」
葉留佳「う……」
理樹「言わないと>>31」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 22:20:55.97
謙吾と真人に投げてもらう
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 22:45:41.34
理樹「かつての鈴の様にね」
葉留佳「いや知りませんヨ……あっ!!」ビシッ
理樹「えっ?」クルッ
葉留佳「今だっ!」スタコラサッサー
理樹「しまった!?」
葉留佳「へへーん!理樹君アデューっ!!」ピュー
理樹(もうあんな遠くに…。なんて古典的な罠にかかったんだ!)
昼
理樹「仕方が無い、次は>>37を当たろう」
葉留佳「いや知りませんヨ……あっ!!」ビシッ
理樹「えっ?」クルッ
葉留佳「今だっ!」スタコラサッサー
理樹「しまった!?」
葉留佳「へへーん!理樹君アデューっ!!」ピュー
理樹(もうあんな遠くに…。なんて古典的な罠にかかったんだ!)
昼
理樹「仕方が無い、次は>>37を当たろう」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 22:46:30.86
鎧を気に入った西園さん
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/08(日) 22:52:37.40
理樹部屋
理樹(何だかんだで放置していたけど大丈夫かな…?)
鎧「……」
コンコン
理樹「えーと…起きてるー?」
鎧「……」
理樹「仕方ないなぁ」カパッ
理樹「……!!」
理樹「そんなまさか…西園さんが居ない…」
理樹(そして今気付いたことに昼になっても昨日一緒に居たであろうメンバーと会話らしい会話が出来ていない。僕の身に一体何が起こったんだ…そして真人や謙吾、それに西園さんはどこへ!?)
理樹(何だかんだで放置していたけど大丈夫かな…?)
鎧「……」
コンコン
理樹「えーと…起きてるー?」
鎧「……」
理樹「仕方ないなぁ」カパッ
理樹「……!!」
理樹「そんなまさか…西園さんが居ない…」
理樹(そして今気付いたことに昼になっても昨日一緒に居たであろうメンバーと会話らしい会話が出来ていない。僕の身に一体何が起こったんだ…そして真人や謙吾、それに西園さんはどこへ!?)
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 21:11:57.53
同時刻
恭介部屋
『そんなまさか…西園さんが居ない…』
恭介「やっぱり理樹に仕掛けて正解だったな!」
謙吾「やれやれ…」
葉留佳「あっ、危なかったー!」
真人「まったくお前のせいでバレる所だったじゃねーか!」
葉留佳「いやー面目無い!それにしても姉御の演技凄かったッス!」
小毬「見ててちょっと怖かったよぉ~」
来ヶ谷「ふっ将来は女優を目指してもいいかもしれないな」
クド「それにしても西園さんは身体を張りましたねっ!」
西園「どうせ直枝さんなら見られても構いませんよ」
鈴「アイツはスケベだから駄目だと言ったのに…。それでこのドッキリはもう終わりか?」
恭介「いや、仕上げに>>43で終わりだ」
恭介部屋
『そんなまさか…西園さんが居ない…』
恭介「やっぱり理樹に仕掛けて正解だったな!」
謙吾「やれやれ…」
葉留佳「あっ、危なかったー!」
真人「まったくお前のせいでバレる所だったじゃねーか!」
葉留佳「いやー面目無い!それにしても姉御の演技凄かったッス!」
小毬「見ててちょっと怖かったよぉ~」
来ヶ谷「ふっ将来は女優を目指してもいいかもしれないな」
クド「それにしても西園さんは身体を張りましたねっ!」
西園「どうせ直枝さんなら見られても構いませんよ」
鈴「アイツはスケベだから駄目だと言ったのに…。それでこのドッキリはもう終わりか?」
恭介「いや、仕上げに>>43で終わりだ」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 21:13:06.81
みんなで女装か男装して追いかける
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 21:23:24.29
理樹「駄目だ…手がかりが掴めない…っ!」ブツブツ
オーイ…
理樹「ええっ?」
皆「おーーい!!」ドドドド
理樹「なっ!?」
理樹(後ろを向くとリトルバスターズの男子が女装をし女子が男装をして僕に全速力で迫ってきてもう何のこっちゃ!?)
ガバッ
理樹「うわっ!!」ドテン
来ヶ谷「はっはっは!どうだったね少年?私達のドッキリは」クシャクシャ
理樹「ドッキリ!?」
恭介「そうだ、いつも理樹はモテモテだからな。たまには孤独を味わってもらおうと考えた訳だっ!」
葉留佳「ちょっと考えたのは私ですヨ!」クルッ
理樹「な、なんだ…そうだったのか」ゴロン
理樹(いつも周りにいて時には窮屈に感じられる皆だけど逆に居ない悲しさは想像を絶するものだった。恭介はいつもそういう「何か」の大切さをこうやって教えてくれたんだ)
恭介「よっしゃお前ら!早速練習始めるぞっ!!」
終わりんこ
オーイ…
理樹「ええっ?」
皆「おーーい!!」ドドドド
理樹「なっ!?」
理樹(後ろを向くとリトルバスターズの男子が女装をし女子が男装をして僕に全速力で迫ってきてもう何のこっちゃ!?)
ガバッ
理樹「うわっ!!」ドテン
来ヶ谷「はっはっは!どうだったね少年?私達のドッキリは」クシャクシャ
理樹「ドッキリ!?」
恭介「そうだ、いつも理樹はモテモテだからな。たまには孤独を味わってもらおうと考えた訳だっ!」
葉留佳「ちょっと考えたのは私ですヨ!」クルッ
理樹「な、なんだ…そうだったのか」ゴロン
理樹(いつも周りにいて時には窮屈に感じられる皆だけど逆に居ない悲しさは想像を絶するものだった。恭介はいつもそういう「何か」の大切さをこうやって教えてくれたんだ)
恭介「よっしゃお前ら!早速練習始めるぞっ!!」
終わりんこ
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/09(月) 23:49:20.94
乙です!
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/10(火) 03:25:10.75
乙
イイハナシダナー( ;∀;)
イイハナシダナー( ;∀;)
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/10(火) 15:17:44.42
乙
最近リトバスSSが増えてうれしい
最近リトバスSSが増えてうれしい
Entry ⇒ 2014.06.29 | Category ⇒ リトルバスターズ! | Comments (0)
真姫「ずるい人」
1 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:16:15.00
それは今よりもずっと先のお話
凛「うぅ~寒いにゃ~」
花陽「ほら凛ちゃん、もう少しで学校だから」
凛「かよち~ん」
真姫「全く……少しは我慢しなさいよ」
凛「と言いつつ真姫ちゃんも完全防備にゃ!」
真姫「そ、それは!」
真姫「寒いものは寒いんだから仕方ないじゃない……」
凛「なら皆でくっついて温まるにゃ!」
花陽「わわっ」
真姫「ちょっ、急に引っ張らないで!」
凛「えへへ~」
凛「うぅ~寒いにゃ~」
花陽「ほら凛ちゃん、もう少しで学校だから」
凛「かよち~ん」
真姫「全く……少しは我慢しなさいよ」
凛「と言いつつ真姫ちゃんも完全防備にゃ!」
真姫「そ、それは!」
真姫「寒いものは寒いんだから仕方ないじゃない……」
凛「なら皆でくっついて温まるにゃ!」
花陽「わわっ」
真姫「ちょっ、急に引っ張らないで!」
凛「えへへ~」
2 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:18:06.91
花陽「でもあと少しで3月。春はすぐそこだよ?」
凛「全然そんな感じはしないにゃ」
花陽「う、う~ん、それはそうだけど」
真姫「もうすぐ3月、か……」
花陽「真姫ちゃん?」
凛「どうかしたの?」
真姫「次の春を迎える頃には私たち最上級生なんだなって」
花陽「なんだか早いよね」
凛「でも、凛たちが最上級生になるってことは……」
花陽「うん……」
凛「全然そんな感じはしないにゃ」
花陽「う、う~ん、それはそうだけど」
真姫「もうすぐ3月、か……」
花陽「真姫ちゃん?」
凛「どうかしたの?」
真姫「次の春を迎える頃には私たち最上級生なんだなって」
花陽「なんだか早いよね」
凛「でも、凛たちが最上級生になるってことは……」
花陽「うん……」
3 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:20:11.68
顔を見合わせる私たち
次の言葉を言うのは簡単だ
でも、誰も言おうとはしない
現実から目を背けるように
ただ、その“現実”は音を立てて近づいてくる
次の言葉を言うのは簡単だ
でも、誰も言おうとはしない
現実から目を背けるように
ただ、その“現実”は音を立てて近づいてくる
4 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:21:29.01
教師A「西木野さん、送辞の方はどうかしら?」
真姫「すいません、もう少し待って下さい」
教師A「急かしてるわけじゃないんだけど、先生も確認したいからね」
真姫「はい、分かっています」
教師A「来週いっぱいを目処に完成させて持ってきてくれると助かるわ」
真姫「分かりました……」
真姫「すいません、もう少し待って下さい」
教師A「急かしてるわけじゃないんだけど、先生も確認したいからね」
真姫「はい、分かっています」
教師A「来週いっぱいを目処に完成させて持ってきてくれると助かるわ」
真姫「分かりました……」
5 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:23:10.25
教師B「在校生代表として、卒業記念品を渡す担当、どっちがやるか決めてくれた?」
花陽「え、えぇっと……」
凛「実はまだで……」
教師B「もーう、そんなに難しいことじゃないし早めに決めてほしいのだけども」
花陽「も、もう少し考えさせてください」
教師B「分かったわ。でも早めにね」
凛「ごめんなさい……」
教師B「お世話になった3年生の門出ですものね。じっくり考えたくなるのも分かるわ」
花陽「はい……」
花陽「え、えぇっと……」
凛「実はまだで……」
教師B「もーう、そんなに難しいことじゃないし早めに決めてほしいのだけども」
花陽「も、もう少し考えさせてください」
教師B「分かったわ。でも早めにね」
凛「ごめんなさい……」
教師B「お世話になった3年生の門出ですものね。じっくり考えたくなるのも分かるわ」
花陽「はい……」
6 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:24:02.79
・生徒会室
凛「はぁ~」
花陽「う~ん」
真姫「どうしたの?2人揃ってため息なんてついて」
凛「真姫ちゃ~ん」
花陽「実はね……」
凛「はぁ~」
花陽「う~ん」
真姫「どうしたの?2人揃ってため息なんてついて」
凛「真姫ちゃ~ん」
花陽「実はね……」
7 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:25:34.35
真姫「そう、あなた達も」
花陽「ということは真姫ちゃんも?」
真姫「えぇ、送辞の件で催促されたわ」
凛「真姫ちゃんも大変にゃ」
花陽「1番負担が大きいもんね。手伝ったほうが良い?」
真姫「いえ、大丈夫よ。というか送辞はほぼ出来上がってるの」
花陽「そうなの?」
真姫「えぇ、9割くらいは」
凛「なら早く完成させた方が良いんじゃないかにゃ?」
真姫「うん。そうなんだけどね……」
りんぱな「?」
花陽「ということは真姫ちゃんも?」
真姫「えぇ、送辞の件で催促されたわ」
凛「真姫ちゃんも大変にゃ」
花陽「1番負担が大きいもんね。手伝ったほうが良い?」
真姫「いえ、大丈夫よ。というか送辞はほぼ出来上がってるの」
花陽「そうなの?」
真姫「えぇ、9割くらいは」
凛「なら早く完成させた方が良いんじゃないかにゃ?」
真姫「うん。そうなんだけどね……」
りんぱな「?」
8 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:30:01.22
そう、これは覚悟の問題
別に送辞なんて特別何かの意味を持っているわけではない
でも、これを完成させるということは、
3年生が卒業するという事実を受け入れてしまう
私にはその覚悟がなかった
きっと、言葉にはしないだけで凛も花陽も同じ
だからいつまで経っても在校生代表として壇上に立つなんて
一見簡単なことを決められないんだと思う
別に送辞なんて特別何かの意味を持っているわけではない
でも、これを完成させるということは、
3年生が卒業するという事実を受け入れてしまう
私にはその覚悟がなかった
きっと、言葉にはしないだけで凛も花陽も同じ
だからいつまで経っても在校生代表として壇上に立つなんて
一見簡単なことを決められないんだと思う
9 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:30:56.84
真姫「ふぅ。ちょっと、席外すわね」
花陽「あ、真姫ちゃん」
凛「どこ行くの?」
真姫「……音楽室」
真姫「今日はもう、戻ってこないから、先に帰っても良いわよ」
パタン
花陽「最近真姫ちゃん、ずっと音楽室だね」
凛「うん……」
花陽「あ、真姫ちゃん」
凛「どこ行くの?」
真姫「……音楽室」
真姫「今日はもう、戻ってこないから、先に帰っても良いわよ」
パタン
花陽「最近真姫ちゃん、ずっと音楽室だね」
凛「うん……」
10 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:33:20.69
・音楽室
ガランとした音楽室に鎮座するピアノに私は腰を下ろした
ここから見える景色が私は好き
私がピアノを弾いて、皆が歌を歌って
そんな時間が私は好きだった
いつしか9人は6人になって、それでもこのピアノの周りには……
私の周りにはかけがえのない仲間が居てくれた
そんな仲間を、私の居場所を作ってくれた人達が、
もうすぐここを巣立っていく
最近はずっとそんな事実を考えないようにと、音楽室に居た
ピアノを弾けば気が紛れるから
ガランとした音楽室に鎮座するピアノに私は腰を下ろした
ここから見える景色が私は好き
私がピアノを弾いて、皆が歌を歌って
そんな時間が私は好きだった
いつしか9人は6人になって、それでもこのピアノの周りには……
私の周りにはかけがえのない仲間が居てくれた
そんな仲間を、私の居場所を作ってくれた人達が、
もうすぐここを巣立っていく
最近はずっとそんな事実を考えないようにと、音楽室に居た
ピアノを弾けば気が紛れるから
11 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:34:37.28
でも、今日は変だな
少し感傷的になりすぎたかしら
登校中に凛と花陽とそんな話をして、
先生にも送辞の催促をされて、
考えないようにしてた事実とまた向き合うことになったから
だから、一通のメールを送った
と言っても、向こうは忙しいだろうしメールを見てもらえるかは分からないけど
見てもらえたところで、このメールに返信が来るかも分からない
でも、メールを送ったことで少し心が軽くなった
少し感傷的になりすぎたかしら
登校中に凛と花陽とそんな話をして、
先生にも送辞の催促をされて、
考えないようにしてた事実とまた向き合うことになったから
だから、一通のメールを送った
と言っても、向こうは忙しいだろうしメールを見てもらえるかは分からないけど
見てもらえたところで、このメールに返信が来るかも分からない
でも、メールを送ったことで少し心が軽くなった
12 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:35:50.65
真姫「ピアノ、弾こう」
一心不乱に、今まで自分が作った曲を
嬉しい時も悲しい時も、一緒に歩んできた曲を
弾き終わると、携帯が光っているのが見えた
新着メール:1件
ハッと息を呑みそのメールを見たのと、その声が聞こえたのは同時だった
一心不乱に、今まで自分が作った曲を
嬉しい時も悲しい時も、一緒に歩んできた曲を
弾き終わると、携帯が光っているのが見えた
新着メール:1件
ハッと息を呑みそのメールを見たのと、その声が聞こえたのは同時だった
14 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:37:37.24
???「やはり、あなたのピアノは素晴らしいですね」
真姫「何よ、来るなら来るって言ってよ」
???「メール、送ったではありませんか」
真姫「私は今見たのよ」
???「全く、自分から送っておいて」
真姫「良いじゃない。それよりも、久しぶりね、海未」
海未「はい。真姫も変わらないようで」
真姫「何よ、来るなら来るって言ってよ」
???「メール、送ったではありませんか」
真姫「私は今見たのよ」
???「全く、自分から送っておいて」
真姫「良いじゃない。それよりも、久しぶりね、海未」
海未「はい。真姫も変わらないようで」
15 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:39:26.97
海未「それにしても、突然メールが来たので驚きました」
海未「しかも、『今日、暇?』なんて」
真姫「悪かったわね」
海未「いえ、良いんです。ちょうど学校にも用があったので」
真姫「用?」
海未「はい。進路決定の報告を」
真姫「あっ……」
海未「真姫にも報告しておきますね。無事に大学合格しました」
真姫「そ、そう。それはおめでとう」
海未「ありがとうございます」
真姫「まぁあなたが大学に落ちるなんて想像も出来ないけども」
海未「これでも受験勉強頑張ったんですよ?」クスクス
真姫「大学は、都内?」
海未「はい。ここから通える範囲です」
真姫「そう」
海未「しかも、『今日、暇?』なんて」
真姫「悪かったわね」
海未「いえ、良いんです。ちょうど学校にも用があったので」
真姫「用?」
海未「はい。進路決定の報告を」
真姫「あっ……」
海未「真姫にも報告しておきますね。無事に大学合格しました」
真姫「そ、そう。それはおめでとう」
海未「ありがとうございます」
真姫「まぁあなたが大学に落ちるなんて想像も出来ないけども」
海未「これでも受験勉強頑張ったんですよ?」クスクス
真姫「大学は、都内?」
海未「はい。ここから通える範囲です」
真姫「そう」
16 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:41:13.72
海未「真姫は、何か悩み事があるのではないですか?」
真姫「えっ?」
海未「だからメールを送ったのではありませんか?」
真姫「そ、そういうわけじゃ……」
海未「ここに来る途中、凛と花陽にも会いました」
海未「真姫が苦しんでいるから助けてあげて、と」
海未「私からすれば凛と花陽も、助けを求めている顔だったんですけどね」
海未「ただ、こうやって真姫の顔を見てよく分かりました」
海未「1番助けを欲しているのは真姫だと」
真姫「えっ?」
海未「だからメールを送ったのではありませんか?」
真姫「そ、そういうわけじゃ……」
海未「ここに来る途中、凛と花陽にも会いました」
海未「真姫が苦しんでいるから助けてあげて、と」
海未「私からすれば凛と花陽も、助けを求めている顔だったんですけどね」
海未「ただ、こうやって真姫の顔を見てよく分かりました」
海未「1番助けを欲しているのは真姫だと」
17 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:42:06.57
あぁ、ずるいなぁ
この人はいつもずるい
私が求めているものをいつも分かってくれる
だけど、私が1番欲しかったものだけは与えてくれない
だから、ずるい
この人はいつもずるい
私が求めているものをいつも分かってくれる
だけど、私が1番欲しかったものだけは与えてくれない
だから、ずるい
18 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:43:46.84
真姫「35日」
海未「はい?」
真姫「私と海未の誕生日の差」
海未「あぁ、そうですね。私は3月生まれで真姫は4月生まれですものね」
真姫「そうよ。不思議よね、1ヶ月しか生まれは変わらないのよ」
真姫「なのに海未はいつも私の先を行く」
真姫「凛と花陽は誕生日離れてるけど同じ学年……」
真姫「ねぇ、なんで」ギュッ
海未「あ、あの……?」
真姫「なんで1ヶ月しか離れてない人と……」
真姫「1番近い人とは一緒になれないの?」ポロポロ
海未「ま、真姫……?」
真姫「なんで1番一緒に居たかった人とは一緒になれないの!?」
海未「はい?」
真姫「私と海未の誕生日の差」
海未「あぁ、そうですね。私は3月生まれで真姫は4月生まれですものね」
真姫「そうよ。不思議よね、1ヶ月しか生まれは変わらないのよ」
真姫「なのに海未はいつも私の先を行く」
真姫「凛と花陽は誕生日離れてるけど同じ学年……」
真姫「ねぇ、なんで」ギュッ
海未「あ、あの……?」
真姫「なんで1ヶ月しか離れてない人と……」
真姫「1番近い人とは一緒になれないの?」ポロポロ
海未「ま、真姫……?」
真姫「なんで1番一緒に居たかった人とは一緒になれないの!?」
19 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:46:38.52
海未「お、落ち着いて」
真姫「わ、私は!」
真姫「私は海未と一緒のクラスで勉強したかったし!」
真姫「海未と一緒に行事に参加したかった!」
真姫「海未と一緒に修学旅行も行きたかった!」
真姫「分かる?一緒に行きたかった人に置いてけぼりにされた気持ちを!」
真姫「一緒に行きたかった人を置いていかなきゃならなかった気持ちを!」
真姫「穂乃果やことりに嫉妬したことさえあった!」
真姫「それでも仕方ないことなんだって自分に言い聞かせた……」
真姫「なのに……なのに……!」
真姫「わ、私は!」
真姫「私は海未と一緒のクラスで勉強したかったし!」
真姫「海未と一緒に行事に参加したかった!」
真姫「海未と一緒に修学旅行も行きたかった!」
真姫「分かる?一緒に行きたかった人に置いてけぼりにされた気持ちを!」
真姫「一緒に行きたかった人を置いていかなきゃならなかった気持ちを!」
真姫「穂乃果やことりに嫉妬したことさえあった!」
真姫「それでも仕方ないことなんだって自分に言い聞かせた……」
真姫「なのに……なのに……!」
20 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:49:10.93
真姫「また海未は私の先を行ってしまう……!」
真姫「私も海未と一緒に卒業したかった……」
真姫「何で1ヶ月しか違わないのに、こんな思いをしなきゃならないの!」
真姫「いつも、いつも海未はずるい……ひっく」
真姫「うわああああああああん!」
海未「真姫……」
真姫「私も海未と一緒に卒業したかった……」
真姫「何で1ヶ月しか違わないのに、こんな思いをしなきゃならないの!」
真姫「いつも、いつも海未はずるい……ひっく」
真姫「うわああああああああん!」
海未「真姫……」
21 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:51:41.40
ひとしきり泣いた後、私は海未に介抱されていた
海未「落ち着きました?」
真姫「うん……」
今まで我慢してきた、貯めこんでた想いを爆発させてしまった私は
恥ずかしすぎて海未の顔を見ることが出来なかった
それでも海未は、私が泣き止むまでずっと私を抱きしめてくれて
泣き止んだ後もぎゅっと手を握ったまま、私が落ち着くのを待ってくれた
この優しさに、私は何度も救われてきた
その優しさに、もっともっと甘えたくなる
だからこんなことを言ってしまったのだろう
海未「落ち着きました?」
真姫「うん……」
今まで我慢してきた、貯めこんでた想いを爆発させてしまった私は
恥ずかしすぎて海未の顔を見ることが出来なかった
それでも海未は、私が泣き止むまでずっと私を抱きしめてくれて
泣き止んだ後もぎゅっと手を握ったまま、私が落ち着くのを待ってくれた
この優しさに、私は何度も救われてきた
その優しさに、もっともっと甘えたくなる
だからこんなことを言ってしまったのだろう
22 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:52:25.76
真姫「ねぇ、海未」
海未「なんですか?」
真姫「1人に、なりたくないの……」
真姫「今日はずっと、海未と一緒に居たい……」
そう言うと、海未は優しい笑顔でこう言った
海未「なら、私の家に行きましょうか」
海未「なんですか?」
真姫「1人に、なりたくないの……」
真姫「今日はずっと、海未と一緒に居たい……」
そう言うと、海未は優しい笑顔でこう言った
海未「なら、私の家に行きましょうか」
23 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:54:56.60
・園田家
海未「どうぞ」
真姫「お邪魔します」
海未「今日は両親が留守にしているので気を使わなくても良いですよ」
真姫「そう……」
真姫(そういえば、海未の部屋に入るのって初めてかも)
海未「どうぞ」
真姫「お邪魔します」
海未「今日は両親が留守にしているので気を使わなくても良いですよ」
真姫「そう……」
真姫(そういえば、海未の部屋に入るのって初めてかも)
24 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:56:28.14
海未「すいません、急な話だったので部屋を掃除していなくて」
真姫「構わないわよ。私が押しかけているようなものだし」
海未「お茶、淹れてきますね」
真姫「えぇ」
真姫「構わないわよ。私が押しかけているようなものだし」
海未「お茶、淹れてきますね」
真姫「えぇ」
25 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:57:48.94
真姫「参考書だらけ」
合格発表の直後なんだし当然よね
受験勉強頑張ってるって言ってたし
そうやって机の上にある参考書の山を見てたら、
1冊の赤本を見つけてしまった
真姫「えっ、この大学って」
ガチャ
真姫「!?」
合格発表の直後なんだし当然よね
受験勉強頑張ってるって言ってたし
そうやって机の上にある参考書の山を見てたら、
1冊の赤本を見つけてしまった
真姫「えっ、この大学って」
ガチャ
真姫「!?」
26 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:58:33.30
海未「お待たせしました。お茶請け探すのに手間取ってしまって」
真姫「あ、ううん。全然待ってなかったわ」
海未「?」
海未「あ、すいません。全然片付けてなくて」
海未「試験自体はとっくに終わってたんですけどね」
海未「どうも燃え尽き症候群というか」
真姫「海未でもそうなるのね」
海未「えぇ」
真姫「あ、ううん。全然待ってなかったわ」
海未「?」
海未「あ、すいません。全然片付けてなくて」
海未「試験自体はとっくに終わってたんですけどね」
海未「どうも燃え尽き症候群というか」
真姫「海未でもそうなるのね」
海未「えぇ」
27 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 01:59:37.69
どうしよう、聞くべきか
いや、別に合格したんだし聞いても問題ないのだけど
ただ、海未の真意を測りかねているから……
だって……だってあの大学って……
そう逡巡しているうちに海未が口を開いた
いや、別に合格したんだし聞いても問題ないのだけど
ただ、海未の真意を測りかねているから……
だって……だってあの大学って……
そう逡巡しているうちに海未が口を開いた
28 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:00:08.48
海未「そうだ、ご飯なんですけど」
真姫「へ?あ、ああ。何でも良いわよ」
海未「実は両親から夕飯代を頂いているので店屋物を頼もうかと」
真姫「あ、うん分かったわ」
結局、海未に何も聞けないまま時間だけが過ぎていった
真姫「へ?あ、ああ。何でも良いわよ」
海未「実は両親から夕飯代を頂いているので店屋物を頼もうかと」
真姫「あ、うん分かったわ」
結局、海未に何も聞けないまま時間だけが過ぎていった
29 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:00:39.17
海未「時間も遅いので寝ましょうか」
真姫「そうね」
真姫「……ねぇ、一緒に寝て良い?」
海未「ふふ、今日の真姫は甘えん坊さんですね」
真姫「なっ、良いじゃない別に!」
海未「はい、どうぞ」ポンポン
真姫「ん……」
真姫「そうね」
真姫「……ねぇ、一緒に寝て良い?」
海未「ふふ、今日の真姫は甘えん坊さんですね」
真姫「なっ、良いじゃない別に!」
海未「はい、どうぞ」ポンポン
真姫「ん……」
30 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:04:07.29
海未「こうやって真姫と一緒に寝ることになるなんて」
海未「オトノキに入った頃には想像もしてませんでした」
真姫「そりゃ私と海未が出会ったのは私が入学してからなんだから当たり前じゃない」
海未「それもそうですね」
真姫「……ねぇ、海未」
海未「はい?」
真姫「私ね、卒業式で送辞を読むことになってるんだけど」
海未「はい」
真姫「完成させられないの」
真姫「ううん。本当はほとんど出来てる。最後の一文くらいだし、何を書くかも決まってるの」
海未「では何故?」
海未「オトノキに入った頃には想像もしてませんでした」
真姫「そりゃ私と海未が出会ったのは私が入学してからなんだから当たり前じゃない」
海未「それもそうですね」
真姫「……ねぇ、海未」
海未「はい?」
真姫「私ね、卒業式で送辞を読むことになってるんだけど」
海未「はい」
真姫「完成させられないの」
真姫「ううん。本当はほとんど出来てる。最後の一文くらいだし、何を書くかも決まってるの」
海未「では何故?」
31 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:06:07.84
真姫「覚悟が決まってないから。これを完成させたら3年生は卒業しちゃうって」
真姫「もし私が送辞を完成させなかったら卒業式は中止になるのかな?って考えたこともあったわ」
真姫「普通は代役を立てるだけなのにね。おかしな話よ」
真姫「それに……大好きな3年生の門出なのに、中止を願う自分が凄い嫌だった」
真姫「海未だって、大学合格して他にも穂乃果やことりも」
真姫「皆次のスタートが待ってるのに、そんなの邪魔出来るわけないじゃない……!」
真姫「自分でもどうしたら良いのか全然分からなくて……」
真姫「もがいて、苦しんで、全てを忘れる為に音楽室に篭った」
真姫「でも結局答えは見つからなくて」
真姫「もし私が送辞を完成させなかったら卒業式は中止になるのかな?って考えたこともあったわ」
真姫「普通は代役を立てるだけなのにね。おかしな話よ」
真姫「それに……大好きな3年生の門出なのに、中止を願う自分が凄い嫌だった」
真姫「海未だって、大学合格して他にも穂乃果やことりも」
真姫「皆次のスタートが待ってるのに、そんなの邪魔出来るわけないじゃない……!」
真姫「自分でもどうしたら良いのか全然分からなくて……」
真姫「もがいて、苦しんで、全てを忘れる為に音楽室に篭った」
真姫「でも結局答えは見つからなくて」
32 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:06:53.48
海未「それで、私にメールを送ったんですね」
真姫「うん……」
真姫「海未の顔見たら吹っ切れるんじゃないかって」
真姫「でも逆だった」
真姫「海未の顔見たら、我慢出来なくて……」
真姫「ねぇ、私どうしたら良いの?」ポロポロ
海未「真姫……」
真姫「ごめん、今は少しだけ泣かせて」
海未「私の胸ならいつでも貸しますよ」
真姫「うん、ありがと……」
真姫「うん……」
真姫「海未の顔見たら吹っ切れるんじゃないかって」
真姫「でも逆だった」
真姫「海未の顔見たら、我慢出来なくて……」
真姫「ねぇ、私どうしたら良いの?」ポロポロ
海未「真姫……」
真姫「ごめん、今は少しだけ泣かせて」
海未「私の胸ならいつでも貸しますよ」
真姫「うん、ありがと……」
33 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:13:29.59
【Side UMI】
真姫「すぅ……」
海未「泣き疲れて寝てしまいましたね」
海未「しかし、そうですか」
海未「真姫はそんなことを……」
海未「こればかりは数学のように解があるというわけではないので難しいです」
真姫「すぅ……」
海未「泣き疲れて寝てしまいましたね」
海未「しかし、そうですか」
海未「真姫はそんなことを……」
海未「こればかりは数学のように解があるというわけではないので難しいです」
34 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:16:29.52
海未「ふむ……」
海未「こういう時はやはり、頼るべきですかね、年長者を」
prrrrrr
海未「あっ、もしもし、夜分遅くにすいません」
海未「今大丈夫ですか?少し相談事がありまして」
海未「はい。こういう時頼りになるのはやはりあなたかと――絵里」
海未「こういう時はやはり、頼るべきですかね、年長者を」
prrrrrr
海未「あっ、もしもし、夜分遅くにすいません」
海未「今大丈夫ですか?少し相談事がありまして」
海未「はい。こういう時頼りになるのはやはりあなたかと――絵里」
35 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:23:25.15
絵里「やだ、久しぶりに電話してきたと思ったらどうしたの?」
海未『はい、実は』
絵里「あ、そうそう。受験の方はどう?上手くいった?」
海未『え?あぁ、はいお陰様で無事に合格しました』
絵里「本当!?おめでとう、海未」
海未『あ、ありがとうございます』
海未『はい、実は』
絵里「あ、そうそう。受験の方はどう?上手くいった?」
海未『え?あぁ、はいお陰様で無事に合格しました』
絵里「本当!?おめでとう、海未」
海未『あ、ありがとうございます』
36 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:24:17.87
絵里「これはお祝いパーティーしなきゃね!」
海未『え、えぇ。それはありがたいですが……』
海未『ってちょっとこちらの話を聞いて下さい!』
絵里「あーごめんごめん。久しぶりに海未の声を聞いたら嬉しくなっちゃって」
海未『もう……』
絵里「それで、相談事って?」
海未『実は……』
海未『え、えぇ。それはありがたいですが……』
海未『ってちょっとこちらの話を聞いて下さい!』
絵里「あーごめんごめん。久しぶりに海未の声を聞いたら嬉しくなっちゃって」
海未『もう……』
絵里「それで、相談事って?」
海未『実は……』
37 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:25:51.98
絵里「なるほどね」
海未『はい。こればかりは本人の気の持ちような所もあるので』
絵里「んーそんなに難しく考える必要はないと思うけどなぁ」
海未『そうですか?』
絵里「ほら、真姫って結構さみしがりやなとこあるし」
海未『でも、絵里たちが卒業する時の真姫はここまで酷くは』
絵里「うーんとね、真姫が1番嫌なのは自分の先輩が卒業することじゃなくて」
絵里「海未が居なくなることだと思うのよ」
海未『はい。こればかりは本人の気の持ちような所もあるので』
絵里「んーそんなに難しく考える必要はないと思うけどなぁ」
海未『そうですか?』
絵里「ほら、真姫って結構さみしがりやなとこあるし」
海未『でも、絵里たちが卒業する時の真姫はここまで酷くは』
絵里「うーんとね、真姫が1番嫌なのは自分の先輩が卒業することじゃなくて」
絵里「海未が居なくなることだと思うのよ」
38 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:27:09.30
海未『私が、ですか?』
絵里「そ。私たちが卒業した時はまだ海未は卒業しないわけだし」
絵里「それに、なんやかんや真姫はいつも海未のことばかり気にしてたしね」
海未『そ、そんなこと!』
絵里「あら、気付いてなかったの?」
絵里「どう見たって真姫の海未を見てる眼は他の子を見るそれとは違ってたわよ」
海未『うぅ……』
絵里「それに、薄々気付いてたからこそあんな“志望校”にしたと思ったんだけど?」
海未『それは……そうですけど』
絵里「あなたの気持ちを伝えなさい。真姫は、あなたを求めてるのだから」
絵里「そ。私たちが卒業した時はまだ海未は卒業しないわけだし」
絵里「それに、なんやかんや真姫はいつも海未のことばかり気にしてたしね」
海未『そ、そんなこと!』
絵里「あら、気付いてなかったの?」
絵里「どう見たって真姫の海未を見てる眼は他の子を見るそれとは違ってたわよ」
海未『うぅ……』
絵里「それに、薄々気付いてたからこそあんな“志望校”にしたと思ったんだけど?」
海未『それは……そうですけど』
絵里「あなたの気持ちを伝えなさい。真姫は、あなたを求めてるのだから」
39 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:27:53.64
海未『そう、ですね。決心がつきました』
絵里「ふふ、それでこそ海未よ」
海未『ありがとうございます、絵里。ちなみに』
絵里「ん?」
海未『絵里には、卒業する時に別れを惜しむような、離れたくないと思った人って居たんですか?』
絵里「ふふ、それでこそ海未よ」
海未『ありがとうございます、絵里。ちなみに』
絵里「ん?」
海未『絵里には、卒業する時に別れを惜しむような、離れたくないと思った人って居たんですか?』
40 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:29:26.79
絵里「あーそれ私に聞いちゃう?」
海未『はい?』
絵里「いやー、そうかー気付いてなかったかー。そうよね、海未って鈍感だものね」
海未『あの、絵里?』
絵里「いいのいいのー。まぁそうなんだろうなとは思ってたし」
絵里「でもきっぱり諦めたのに1年経った今頃になってトドメ刺しに来るとか海未って案外Sね?」
海未『な、何の話ですか!?』
絵里「ニブチンの海未には教えてあげませ~ん」
海未『ちょっ、絵里!?』
絵里「それよりも真姫のこと、頼んだわよ?」
海未『あ、はい、それは』
絵里「卒業しても、私の可愛い後輩であることには変わりないんだから」
海未『絵里……』
海未『はい?』
絵里「いやー、そうかー気付いてなかったかー。そうよね、海未って鈍感だものね」
海未『あの、絵里?』
絵里「いいのいいのー。まぁそうなんだろうなとは思ってたし」
絵里「でもきっぱり諦めたのに1年経った今頃になってトドメ刺しに来るとか海未って案外Sね?」
海未『な、何の話ですか!?』
絵里「ニブチンの海未には教えてあげませ~ん」
海未『ちょっ、絵里!?』
絵里「それよりも真姫のこと、頼んだわよ?」
海未『あ、はい、それは』
絵里「卒業しても、私の可愛い後輩であることには変わりないんだから」
海未『絵里……』
41 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:30:18.13
絵里「あ、そうそう。卒業式の日、皆予定空いてるから集まれそうよ」
海未『本当ですか!?』
絵里「えぇ。詳しいことはまたこっちから連絡するから」
海未『はい、分かりました。それでは絵里、今日はありがとうございました』
絵里「えぇ、頑張ってね」
海未『はい。おやすみなさい』
絵里「おやすみ、海未」
海未『本当ですか!?』
絵里「えぇ。詳しいことはまたこっちから連絡するから」
海未『はい、分かりました。それでは絵里、今日はありがとうございました』
絵里「えぇ、頑張ってね」
海未『はい。おやすみなさい』
絵里「おやすみ、海未」
42 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:31:29.48
ピッ
絵里「ほんと、世話の焼ける後輩なんだから」
希「お~い、絵里ち~、どしたん?」
絵里「希。なんでもないわよ」
希「ふうん?その割には眼が赤いみたいやけど?」
絵里「ちょっとコンタクトがね」
希(いや、絵里ちコンタクトつけてないやん)
絵里「それよりもう時間じゃない?」
希「おぉ!そやった!早くしないとにこっちのオールナイトイベント始まってまう!」
絵里「ほら、急ぎましょ」
希「あぁ~絵里ち待って~」
絵里「ほんと、世話の焼ける後輩なんだから」
希「お~い、絵里ち~、どしたん?」
絵里「希。なんでもないわよ」
希「ふうん?その割には眼が赤いみたいやけど?」
絵里「ちょっとコンタクトがね」
希(いや、絵里ちコンタクトつけてないやん)
絵里「それよりもう時間じゃない?」
希「おぉ!そやった!早くしないとにこっちのオールナイトイベント始まってまう!」
絵里「ほら、急ぎましょ」
希「あぁ~絵里ち待って~」
43 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:32:12.98
【Side UMI】 End
44 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:34:27.58
物音がして私は目が覚めた。
目を開けるとそこには電話片手に窓の外をぼんやり見ている海未の姿が。
真姫「んっ……海未?」
海未「真姫、起こしてしまいましたか?」
真姫「ううん、大丈夫」
真姫「電話してたの?」
海未「えぇ。人生の先輩にアドバイスを貰いに」
真姫「?」
海未「真姫、少し聞いてもらいたいことがあるんです」
真姫「どうしたの?急に改まって」
海未「先ほど音楽室で、大学はここから通える範囲と言いましたが」
海未「あれは嘘なんです」
目を開けるとそこには電話片手に窓の外をぼんやり見ている海未の姿が。
真姫「んっ……海未?」
海未「真姫、起こしてしまいましたか?」
真姫「ううん、大丈夫」
真姫「電話してたの?」
海未「えぇ。人生の先輩にアドバイスを貰いに」
真姫「?」
海未「真姫、少し聞いてもらいたいことがあるんです」
真姫「どうしたの?急に改まって」
海未「先ほど音楽室で、大学はここから通える範囲と言いましたが」
海未「あれは嘘なんです」
45 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:36:20.65
真姫「えっ?」
海未「ここから通えないこともないのですが、いつまでも親元で甘えるわけにもいかないと」
真姫「そんな、じゃあ……」
海未「地元を離れるのは辛いですが、幸いオトノキも私たちの活動によって軌道に乗りましたし」
海未「春からは一人暮らしを始めようと思うのです」
真姫「そ、そう。でも、仕方ないわよね。うん、仕方ない」
海未「……」
海未「それで、1つ提案なのですが」
真姫「提案?」
海未「その、なんと言いましょうか……」
海未「~~っ」
海未「ここから通えないこともないのですが、いつまでも親元で甘えるわけにもいかないと」
真姫「そんな、じゃあ……」
海未「地元を離れるのは辛いですが、幸いオトノキも私たちの活動によって軌道に乗りましたし」
海未「春からは一人暮らしを始めようと思うのです」
真姫「そ、そう。でも、仕方ないわよね。うん、仕方ない」
海未「……」
海未「それで、1つ提案なのですが」
真姫「提案?」
海未「その、なんと言いましょうか……」
海未「~~っ」
46 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:37:45.82
海未「ま、真姫が卒業したらで構いませんので、い、いっしょに暮らしませんか?」
真姫「……」
真姫「はい!?」
真っ赤な顔の海未のカミングアウトに私は思考が追いつかなかった。
海未「だ、駄目ですか!?」
真姫「いやいやいや、ちょっと待って。え?い、一緒に暮らす?」
海未「わ、私も真姫と同じで一緒の時間を過ごしたいんです」
海未「その、一緒に朝ごはんを食べて、一緒の大学に行って、一緒に帰ってくる」
海未「そんな生活をできたらなと思いまして」
海未「両親も説得しました」
真姫「そ、そう」
うちの両親説得しないと意味ないじゃない……。
ん、あれ?
“一緒の大学”って……
真姫「……」
真姫「はい!?」
真っ赤な顔の海未のカミングアウトに私は思考が追いつかなかった。
海未「だ、駄目ですか!?」
真姫「いやいやいや、ちょっと待って。え?い、一緒に暮らす?」
海未「わ、私も真姫と同じで一緒の時間を過ごしたいんです」
海未「その、一緒に朝ごはんを食べて、一緒の大学に行って、一緒に帰ってくる」
海未「そんな生活をできたらなと思いまして」
海未「両親も説得しました」
真姫「そ、そう」
うちの両親説得しないと意味ないじゃない……。
ん、あれ?
“一緒の大学”って……
47 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:39:01.93
真姫「えっと、海未。今一緒の大学って言わなかった……?」
海未「はい」
真姫「ということはつまりあの大学受けたのって」
海未「あ、もしかして机の赤本見てしまいましたか?」
真姫「うん、ごめん」
海未「その、良かったら真姫と一緒の大学に行けたらなって」
海未「でも真姫は将来お医者様になる目標があるから大学も医学部のあるとこかなと」
真姫「それで、あの大学を受けたと?」
海未「はい。聞いたところによりますと、あそこの医学部は凄い有名らしくて……」
真姫「いや、有名なんてもんじゃないわよ」
真姫「まっとうな医者の道進みたければ皆あそこ目指すわよ」
海未「あ、私は当然医学部ではなくて普通に文学部なんですけどね」
真姫「あそこ文系学部でも相当な倍率だったと思うんだけど……」
海未「頑張りましたから」エッヘン
海未「はい」
真姫「ということはつまりあの大学受けたのって」
海未「あ、もしかして机の赤本見てしまいましたか?」
真姫「うん、ごめん」
海未「その、良かったら真姫と一緒の大学に行けたらなって」
海未「でも真姫は将来お医者様になる目標があるから大学も医学部のあるとこかなと」
真姫「それで、あの大学を受けたと?」
海未「はい。聞いたところによりますと、あそこの医学部は凄い有名らしくて……」
真姫「いや、有名なんてもんじゃないわよ」
真姫「まっとうな医者の道進みたければ皆あそこ目指すわよ」
海未「あ、私は当然医学部ではなくて普通に文学部なんですけどね」
真姫「あそこ文系学部でも相当な倍率だったと思うんだけど……」
海未「頑張りましたから」エッヘン
48 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:40:24.75
真姫「もう、呆れるわ」
海未「えぇっ、何でですか?」
真姫「そんな大事な話、何で私に相談もなく1人で進めちゃうのよ」
真姫「ましてや進路なんて」
海未「あまり期待させて駄目だった時のことも考えると……」
真姫「あなたって人はほんと……」
真姫「えいっ」モッギュー
海未「わわっ」
真姫「海未。私、頑張るわ」
真姫「海未の居ない1年間、頑張るわ」
海未「真姫……」
海未「えぇっ、何でですか?」
真姫「そんな大事な話、何で私に相談もなく1人で進めちゃうのよ」
真姫「ましてや進路なんて」
海未「あまり期待させて駄目だった時のことも考えると……」
真姫「あなたって人はほんと……」
真姫「えいっ」モッギュー
海未「わわっ」
真姫「海未。私、頑張るわ」
真姫「海未の居ない1年間、頑張るわ」
海未「真姫……」
49 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:41:16.58
真姫「それで海未と一緒の大学行って、一緒に暮らすの」
海未「はい、待ってます」
真姫「ふふふ、何か目標が出来たら凄いやる気が出てきたわ」
海未「その前に先ずは送辞を完成させましょう」
真姫「ふふ、そうね」
真姫「ねぇ、海未」
海未「なんですか?」
真姫「ありがと。大好きよ」チュッ
海未「……っ///」
海未「私も、大好きですよ///」チュッ
海未「はい、待ってます」
真姫「ふふふ、何か目標が出来たら凄いやる気が出てきたわ」
海未「その前に先ずは送辞を完成させましょう」
真姫「ふふ、そうね」
真姫「ねぇ、海未」
海未「なんですか?」
真姫「ありがと。大好きよ」チュッ
海未「……っ///」
海未「私も、大好きですよ///」チュッ
50 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:42:22.03
それから1年間、私は残された高校生活を一生懸命楽しんだ
海未の居ない高校生活はそれでもどこかポッカリ穴の空いた感じはしたけど
凛「まーきちゃん!」
花陽「真姫ちゃ~ん!」
凛と花陽の2人が居てくれたから、充実した時を過ごすことが出来た
勿論、受験勉強も頑張ったわよ
私の実力的に大丈夫なはずだったけど、それでももしものことがあったら
海未に顔向け出来ないし……
海未の居ない高校生活はそれでもどこかポッカリ穴の空いた感じはしたけど
凛「まーきちゃん!」
花陽「真姫ちゃ~ん!」
凛と花陽の2人が居てくれたから、充実した時を過ごすことが出来た
勿論、受験勉強も頑張ったわよ
私の実力的に大丈夫なはずだったけど、それでももしものことがあったら
海未に顔向け出来ないし……
51 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:43:14.55
後は両親の説得……と意気込んで話してみたは良いものの
流石地元の名家の跡取り娘だけあって、私のパパとママも妙に信頼度が高くて
園田さんのとこの娘さんなら心配はいらない!
だって
むしろ私の方が心配されたわ
海未に負担かけないようにって
失礼しちゃうわね!
やがて季節は巡り、秋から冬、そして次の春へ――
流石地元の名家の跡取り娘だけあって、私のパパとママも妙に信頼度が高くて
園田さんのとこの娘さんなら心配はいらない!
だって
むしろ私の方が心配されたわ
海未に負担かけないようにって
失礼しちゃうわね!
やがて季節は巡り、秋から冬、そして次の春へ――
52 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:44:21.64
・◯×大学 キャンパス
私は1人、キャンパスを歩いていた
新入生のオリエンテーションがあるわけでもなく、
ただこれから自分の通う場所を見ておきたかったから
でも、やっぱり1人は寂しい
なので、メールを送る
と言っても、向こうは忙しいだろうしメールを見てもらえるかは分からないけど
見てもらえたところで、このメールに返信が来るかも分からない
なんて――
そう思ってたらすぐに返信が来た
私は1人、キャンパスを歩いていた
新入生のオリエンテーションがあるわけでもなく、
ただこれから自分の通う場所を見ておきたかったから
でも、やっぱり1人は寂しい
なので、メールを送る
と言っても、向こうは忙しいだろうしメールを見てもらえるかは分からないけど
見てもらえたところで、このメールに返信が来るかも分からない
なんて――
そう思ってたらすぐに返信が来た
53 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:45:38.85
???「今日は、音楽室じゃないのですね」
真姫「だって私音楽室の場所分からないもの。そもそもこの大学にあるの?」
???「実は私にも分かりません」
真姫「何よそれ」
???「広いキャンパスですからね。私にも分からないものはあります」
すぐ後ろから聞こえる愛してやまない人の声
ずっと、この声が聞きたくて、私は頑張ってきた
真姫「海未……」
海未「はい、お久しぶりです、真姫」
真姫「海未!」ダキッ
海未「よしよし」ナデナデ
真姫「だって私音楽室の場所分からないもの。そもそもこの大学にあるの?」
???「実は私にも分かりません」
真姫「何よそれ」
???「広いキャンパスですからね。私にも分からないものはあります」
すぐ後ろから聞こえる愛してやまない人の声
ずっと、この声が聞きたくて、私は頑張ってきた
真姫「海未……」
海未「はい、お久しぶりです、真姫」
真姫「海未!」ダキッ
海未「よしよし」ナデナデ
54 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:46:38.50
振り返るとそこには少し大人っぽくなっている海未が居た
でも根本は変わらない
優しくて、お節介で、恥ずかしがり屋で、不器用で、
いつも私の先を行く、ずるい人
そんな海未のことが、私は大好きです
終わり
でも根本は変わらない
優しくて、お節介で、恥ずかしがり屋で、不器用で、
いつも私の先を行く、ずるい人
そんな海未のことが、私は大好きです
終わり
55 : ◆ZUqyEdi/0.S5 :2014/06/07(土) 02:47:41.94
以上です
大学は医学部と文学部が同じキャンパスという
トンデモ設定な架空の大学ということで
大学は医学部と文学部が同じキャンパスという
トンデモ設定な架空の大学ということで
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 02:53:16.85
乙乙
海未ちゃんイケメンだなと思ってたところにかわいらしい一面を出してくるとな
海未ちゃんイケメンだなと思ってたところにかわいらしい一面を出してくるとな
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 02:57:30.42
乙
よかったで
しかし真姫はちょろいな
よかったで
しかし真姫はちょろいな
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 03:01:39.80
乙
なんかうみまきが増えてきた気がしてきて俺得
なんかうみまきが増えてきた気がしてきて俺得
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/07(土) 03:02:40.43
乙
最近は所謂マイナーカプが押されてる感じでいいな
最近は所謂マイナーカプが押されてる感じでいいな
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 07:57:55.97
乙です
うみまきいいよー。最高です!
うみまきいいよー。最高です!
Entry ⇒ 2014.06.29 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
千早「眠り姫殺人事件?」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:10:49.99
美希「千早さん!」ダキッ
千早「きゃ?どうしたの美希?」
美希「えへへ千早さんと久しぶりにお仕事できてうれしいの」
千早「そうね海外のレコーディングもあったし2週間ぶりくらいかしら」
美希「だからね今まで千早さんがいなかった分いっぱいお話したいな」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402042249
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/06(金) 17:11:36.22
春香「ちょっとぉ美希ぃ。私もいるんだけど」
美希「春香はいつも生っすかで一緒だったから別にいいの」
春香「なんですってーこのー」ダキッ
美希「きゃーなのー」
P「おいおい狭い車なんだ危ないからおとなしくしてろよ」
3人「はーーい」
美希「春香はいつも生っすかで一緒だったから別にいいの」
春香「なんですってーこのー」ダキッ
美希「きゃーなのー」
P「おいおい狭い車なんだ危ないからおとなしくしてろよ」
3人「はーーい」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:12:33.16
私たち3人は特番収録のためロケ地に向かっています
カーブの多い山道を車で走ること4時間
見えてきたのは古風のお屋敷
庭園にはすでに何人かのスタッフが集まっていました
カーブの多い山道を車で走ること4時間
見えてきたのは古風のお屋敷
庭園にはすでに何人かのスタッフが集まっていました
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:13:20.78
春香「何してるんですか?」
スタッフA「あ、天海さん」
スタッフB「ちょっと珍しいものがあって」
千早「ポスト?こんなところに?」
A「はい、ここって携帯が通じないんですよ」
スタッフA「あ、天海さん」
スタッフB「ちょっと珍しいものがあって」
千早「ポスト?こんなところに?」
A「はい、ここって携帯が通じないんですよ」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:13:56.18
A「はい、ここって携帯が通じないんですよ」
美希「ホントだ。圏外になってるの」
B「だからここの管理人さんが外部との連絡が取れるようにって設置したんですって」
千早「ふーんじゃあここは本当に陸の孤島なのね」
A「いえ固定電話はあるそうなので緊急時には連絡できるそうですよ」
B「でもほとんどの人はこのポストに手紙を入れてるって話です」
千早「まあもともとここは人目につかずゆっくりしたいって人たちのためにつくられたみたいなので積極的に誰かと連絡とることはないと思います
美希「でもおもしろそうなの」
A「ですよね。私たちも後で投函しようと思ってたんです」
B「よかったら星井さんもどうですか?はがきとかけっこう余っちゃったんですよ」
美希「いいの?ありがとうなの」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:15:18.72
P「おーいそろそろ行くぞ!」
美希「はーいなのー」
春香「それじゃ今日はよろしくおねがいしますね」
AB「はいこちらこそよろしくお願いします」
P「もうあいさつは済ませたか?」
千早「ええさきほどスタッフさんに」
春香「でも監督さんはまだだよね?」
美希「あの監督さんおもしろいからミキけっこう好きかも」
美希「はーいなのー」
春香「それじゃ今日はよろしくおねがいしますね」
AB「はいこちらこそよろしくお願いします」
P「もうあいさつは済ませたか?」
千早「ええさきほどスタッフさんに」
春香「でも監督さんはまだだよね?」
美希「あの監督さんおもしろいからミキけっこう好きかも」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:16:59.25
監督「おっ嬉しいこといってくれるじゃない」
春香「あっ監督さん」
P「すみませんあいさつが遅れてしまって」
監督「気にしない気にしない俺たちも今到着したばかりなんよ」
3人「監督さん今日はよろしくお願いします」
監督「元気いーねよろしく頼むよ」
監督「ん?」
P「どうかしましたか?」
監督「同じ香水つけるたぁ765プロは仲いいんだなあ」
監督「そこが他の事務所にはないお前らのいいとこだからな。仲間は大切にしろよ」
スタッフ「監督すいません来てください」
監督「おうじゃあまたな」
千早「ねえ春香?香水つけてるの?」
春香「ううん今日は何もつけてないよ」
P「でも柑橘系のいいにおいがするぞ」
春香「ちょプロデューサーさんそんな近くで嗅がないで」
春香「あっ監督さん」
P「すみませんあいさつが遅れてしまって」
監督「気にしない気にしない俺たちも今到着したばかりなんよ」
3人「監督さん今日はよろしくお願いします」
監督「元気いーねよろしく頼むよ」
監督「ん?」
P「どうかしましたか?」
監督「同じ香水つけるたぁ765プロは仲いいんだなあ」
監督「そこが他の事務所にはないお前らのいいとこだからな。仲間は大切にしろよ」
スタッフ「監督すいません来てください」
監督「おうじゃあまたな」
千早「ねえ春香?香水つけてるの?」
春香「ううん今日は何もつけてないよ」
P「でも柑橘系のいいにおいがするぞ」
春香「ちょプロデューサーさんそんな近くで嗅がないで」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:17:54.26
美希「もしかしてミキの香水かも」
千早「美希の?」
美希「うん今日おろしたての新品でミキにぴったりと思ったの」
春香「うんすごい美希らしくてキラキラしてて惹きつけられるよ」
美希「あは♪ありがとうなの
スタッフ「765プロさん衣装の用意ができました」
P「よしそれじゃあ綺麗にしてもらってこい」
春香・千早「わかりました」
美希「うんと綺麗になってくるからちゃんと見ててよねハニー
千早「美希の?」
美希「うん今日おろしたての新品でミキにぴったりと思ったの」
春香「うんすごい美希らしくてキラキラしてて惹きつけられるよ」
美希「あは♪ありがとうなの
スタッフ「765プロさん衣装の用意ができました」
P「よしそれじゃあ綺麗にしてもらってこい」
春香・千早「わかりました」
美希「うんと綺麗になってくるからちゃんと見ててよねハニー
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:19:50.47
P「千早」サワッ
千早「きゃ!」
千早「ってプロデューサー急にお尻触るのやめてもらえます?」
P「事前に言えば触ってもいいのか」
千早「そういうことじゃなくて」
P「はは悪い悪い」
P「で何か問題があったのか?」
千早「実は美希が…」
美希「だーかーらーミキ的にはメイクはこうしたほうがいいって思うな」
メイク「素人にはわからないだろうけどここはこうしたほうが見栄えがいいのよ」
美希「ふーんミキは素人でお姉さんはプロってわけね」
メイク「当たり前じゃない」
メイク「何年この仕事やってると思うの?」
美希「だったらお仕事中なのにどうしてそんなに眠そうな顔しているの?」
メイク「なっ!?」
美希「そんな眠そうに仕事されちゃったらてきとーにお化粧されてる気がしてイヤ」
千早「きゃ!」
千早「ってプロデューサー急にお尻触るのやめてもらえます?」
P「事前に言えば触ってもいいのか」
千早「そういうことじゃなくて」
P「はは悪い悪い」
P「で何か問題があったのか?」
千早「実は美希が…」
美希「だーかーらーミキ的にはメイクはこうしたほうがいいって思うな」
メイク「素人にはわからないだろうけどここはこうしたほうが見栄えがいいのよ」
美希「ふーんミキは素人でお姉さんはプロってわけね」
メイク「当たり前じゃない」
メイク「何年この仕事やってると思うの?」
美希「だったらお仕事中なのにどうしてそんなに眠そうな顔しているの?」
メイク「なっ!?」
美希「そんな眠そうに仕事されちゃったらてきとーにお化粧されてる気がしてイヤ」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/06(金) 17:21:21.57
メイク「仕方ないじゃない!こっちは仕事のストレスで眠れないんだから!」
美希「うーんストレスで寝れないってのは良くわかんないけどミキもうつらうつらして眠いときはいっぱいあるよ」
美希「でもお仕事になったらきっちり起きるの」
美希「お姉さんはプロ失格なんじゃないかな」
春香「美希ちょっと言いすぎっ」
メイク「だったら好きにすればいいじゃない!!」
千早「あっ」
春香「こら美希」
美希「ふん。お仕事の途中で帰るなんてやっぱりプロじゃないの」
P「すいません俺ちょっと謝ってきます」
春香「メイクさんすごい怒ってたね」
千早「ええ。荷物も放りっぱなしで出て行くなんてよっぽどね」
春香「美希もあとで謝りなさいよ」
美希「ふんなの」
美希「うーんストレスで寝れないってのは良くわかんないけどミキもうつらうつらして眠いときはいっぱいあるよ」
美希「でもお仕事になったらきっちり起きるの」
美希「お姉さんはプロ失格なんじゃないかな」
春香「美希ちょっと言いすぎっ」
メイク「だったら好きにすればいいじゃない!!」
千早「あっ」
春香「こら美希」
美希「ふん。お仕事の途中で帰るなんてやっぱりプロじゃないの」
P「すいません俺ちょっと謝ってきます」
春香「メイクさんすごい怒ってたね」
千早「ええ。荷物も放りっぱなしで出て行くなんてよっぽどね」
春香「美希もあとで謝りなさいよ」
美希「ふんなの」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:21:56.23
スタッフ「すいません収録はじめまーす
春香「あわわ時間だ。私たちのメイクどうしよう
千早「そうね女性のスタッフさんも多いから誰かできないか聞いてみましょうか
美希「あっそれなら任せてなの
美希「この前別のメイクさんにお化粧ちょっと習ったからみんなとってもかわいくしてあげるの
春香「あわわ時間だ。私たちのメイクどうしよう
千早「そうね女性のスタッフさんも多いから誰かできないか聞いてみましょうか
美希「あっそれなら任せてなの
美希「この前別のメイクさんにお化粧ちょっと習ったからみんなとってもかわいくしてあげるの
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:23:28.99
監督「カーットォ」
AD「今日の収録はこれで終わりです!お疲れ様っした」
P「おつかれさまですー」
春香「プロデューサーさん」
P「おっどうした3人とも?」
春香「実はプレゼントがありまして」
美希「とにかく食堂に来てなの」
千早「よかったら監督さんやスタッフの皆様もどうぞ」
「おっなんだ?」
「春香ちゃんたちが手料理振舞ってくれるってよ」
「まじか」
「アイドルの手料理とか最高じゃん」
春香「じゃーんどうぞ皆さん席についてください」
P「んんーいいにおいカレーライスか」
千早「はい。3人分担して収録の合間に作ってみました」
美希「ハ、じゃなくてプロデューサーはミキの隣なの」
春香「あっずるいプロデューサーさんはこっちですよこっち」
AD「今日の収録はこれで終わりです!お疲れ様っした」
P「おつかれさまですー」
春香「プロデューサーさん」
P「おっどうした3人とも?」
春香「実はプレゼントがありまして」
美希「とにかく食堂に来てなの」
千早「よかったら監督さんやスタッフの皆様もどうぞ」
「おっなんだ?」
「春香ちゃんたちが手料理振舞ってくれるってよ」
「まじか」
「アイドルの手料理とか最高じゃん」
春香「じゃーんどうぞ皆さん席についてください」
P「んんーいいにおいカレーライスか」
千早「はい。3人分担して収録の合間に作ってみました」
美希「ハ、じゃなくてプロデューサーはミキの隣なの」
春香「あっずるいプロデューサーさんはこっちですよこっち」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:25:12.66
P「ははじゃあ2人の真ん中で」
美希「はいプロデューサーあーん」
春香「ぱくっ。ううんおいしいー」
美希「春香ちょっと行儀悪いの」
春香「ほらほらプロデューサーさんこっちのカレーもおいしいですよ」
P「いや一人で食べるから良いよ」
春香「ちぇー」
美希「どう?プロデューサーお野菜はミキが切ったんだよ」
P「うん、なんていうか独特の形してるな」
美希「しょうがないの。果物ナイフしかなかったから切りにくかったの」
P「いやいや。食べ応えがあってなかなかいいぞ。それに一番重要な味も完璧だ」
春香「えへへ味付けは私と千早ちゃんとでがんばりました」
P「そうかさすが春香だな。千早も料理上達してるじゃないか」
千早「はい。ありがとうございます」
春香「あのプロデューサーさん。ほめてくれるのはうれしいんですけど」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:27:21.17
P「なんだ?」
春香「その、太ももを撫でられるのはちょっと」
P「そうか?でも美希はよろこぶぞ」
美希「いやん。ハニーったらえっちなの」
春香「こら美希っ」
美希「ぷ、ぷろでゅーさーはえっちなの」
千早「ハニー呼びを怒ったんじゃないと思うけど?」
春香「とにかくプロデューサーさんも自重してくださいね」
P「努力はするよ」
監督「いやーまいったまいった」
千早「監督さん」
監督「メイクの奴まだ部屋に閉じこもってるもんだから声かけたんだが」
P「やっぱりだめでしたか?」
監督「ああ。全く監督の俺がわざわざ行ってやってるのに無視と着たもんだ」
P「すみません。うちの美希が」
監督「いやいや気にスンナ。別に初めてなわけじゃないんだ」
春香「そうなんですか?」
監督「世界的なコンクールで優勝したとかで天狗になってるのさ」
監督「で気に食わないことがあるとすぐに拗ねる」
監督「すまないな美希ちゃんあとできつく言っておくよ」
美希「ううんミキもちょっと言い過ぎたかも」
千早「美希?」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:28:49.45
美希「カッとなって美希は全然悪くないって思ってたけど」
美希「落ち着いて考えてみればプロ失格だなんて言っちゃいけない言葉だったの」
美希「そのせいで春香にも千早さんにも迷惑かけちゃったし」
監督「いやそう言ってくれて助かるよ」
監督「あいつも美希ちゃんみたいに大人になってくれれば良いんだが」
美希「ううん。ミキはまだ子供だよ」
美希「だからちょっと遅くなったけどきちんとごめんなさいって言ってくるね」
千早「美希すごい成長してるわね」
春香「うん初めて会ったころなんかマイペースで寝てるばかりだったもんね」
春香「でも今はきちんとアイドルとしてプロとしてしっかりしてる」
春香「私たちも見習わなきゃだよね」
千早「ふふそうね」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:30:38.02
美希「ふーおなかいっぱいなの」
千早「ええこんなに食べたの久しぶりだわ」
春香「スタッフのみんなも喜んでくれてよかったね」
??「美希ちゃん!」
美希「はあ、またなの?」
千早「美希この人は?」
美希「新人スタッフの小道具さん」
小道具「おっ覚えててくれたんだ嬉しいねえ」
小道具「でやっとデートしてくれる気になった?」
美希「ミキは今、お仕事しているからデートとか遊びの話はしたくないの」
小道具「でも収録終わったじゃん?今の時間ってオフだよ」
美希「しつこいのはキライなの」
小道具「いいじゃん友達もつれてくるしみんなで遊ぼうよ」
春香「分かりました。いいですよ」
美希「ちょっと春香」
千早「ええこんなに食べたの久しぶりだわ」
春香「スタッフのみんなも喜んでくれてよかったね」
??「美希ちゃん!」
美希「はあ、またなの?」
千早「美希この人は?」
美希「新人スタッフの小道具さん」
小道具「おっ覚えててくれたんだ嬉しいねえ」
小道具「でやっとデートしてくれる気になった?」
美希「ミキは今、お仕事しているからデートとか遊びの話はしたくないの」
小道具「でも収録終わったじゃん?今の時間ってオフだよ」
美希「しつこいのはキライなの」
小道具「いいじゃん友達もつれてくるしみんなで遊ぼうよ」
春香「分かりました。いいですよ」
美希「ちょっと春香」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:34:29.71
春香「でも私ってあなたのことよく知らないから自己紹介してほしいです」
小道具「おっ春香ちゃんは話がわかるねえ。俺は○△美術の小道具だぜよろしく」
千早「○△美術ってあの有名な大手企業じゃなかったかしら?」
小道具「さすが千早ちゃんそのとおり!」
小道具「結構倍率高かったけど親戚の口利きでいれてもらったぜ」
小道具「やっぱり大手だと女の子にもてるし、765プロみたいなかわいいアイドルともお近づきになれるし良いことづくめだわ」
春香「なるほど○△美術ですね。ではこのことは正式に抗議しますね」
美希千早「えっ?」
小道具「は?」
春香「それから監督さんにもお伝えするので明日の朝には帰ってください」
小道具「はあああ?ふざけるのもいいかげん…」
春香「帰ってください」
小道具「………」
春香「………」
小道具「…ちっ このブス共が!」
春香「………」
美希「春香すごいの。ミキが言ってもしつこかったのに」
千早「ええすごい気迫だったわ」
春香「千早ちゃん美希・・・
千早「どうしたの?春香
春香「こ…
美希「こ?
春香「怖かったああ!
千早「ちょっ鼻水と涙で顔がすごいことになってる」フキフキ
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:37:39.14
春香「だってだって年上の男の人だよ怖いにきまってんじゃん!そりゃ泣くよ」
美希「でもさっきのって?」
春香「演技だよぉ。足なんてがくがく震えそうなの我慢してたんだから」
千早「そういえば春香って最近ドラマの仕事多いわね。それで演技力が上達したのかしら」
美希「演技でもすごい気迫だったの」
P「最近は演技のレッスンを重点的にいれてるからな」
P「ドラマ以外にも役立ってよかったよ」
千早「ってプロデューサーいつからそこに」
P「いやあすまん。美希が絡まれてるから助けに行こうとしたんだが春香にお株をとられたなあ」
美希「もうハニーってばなさけないの」
P「ははそういうなって。監督や○△美術には話しつけてくるから大目に見てくれ」
P「春香もありがとな」
春香「いえ私なんてたまたまですよ」
千早「ところでプロデューサーはなぜここに?」
P「美希がメイクさんに謝るって言ってただろ?」
P「早めのほうが良いと思って呼びにきたんだ」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:39:25.37
美希「ハニーも一緒に来てくれるの?」
P「美希一人だったら心配だからな」
美希「美希のこと心配してくれるの?ありがとうハニー」
春香「また喧嘩になることを心配してるんじゃないのかな」
P「あっはっは。気のせいだ」
美希「ハニーがいたら百人力なの」
P「おいおいそんなに引っ張るなよ」
春香「こら美希腕組まないの!」
千早「ふふ二人とも行っちゃたしどうしようか?」
春香「千早ちゃんとの部屋でおはなししたいな」
春香「ずっと海外行っててメールばっかりで直接お話できなかったし」
春香「やっと帰ってきたと思ったら美希にとられるし」
春香「春香さんはとてもさびしかったんですよ」
千早「春香…わかったわ。今日は朝はまで語りつくしましょう」
春香「いや朝までって言うのはちょっと。てか明日も収録だし」
千早「遠慮は無用よ」
春香「どうしよう。千早ちゃん今日一番の笑顔だ」
ごめんなさい春香
そうね確かに海外から帰ってからゆっくり話してなかったわね
大切な親友のためスタドリを飲んでがんばるわ
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:41:25.72
まどろみの中でさわやかな柑橘の香りがしました
徐々に覚醒していく意識で次に感じたのは寝苦しさです
何かにまとわり付いて身動きができない
まだ眠足りないと訴える重いまぶたを開けて眼を凝らすと
誰かが抱きついているようでした
美希かと思ったけど違うみたい
あのふくよかな胸の感触はないし………くっ
何より頭には可愛らしいリボンがついていました
千早「春香?」
春香「んんーおはよー千早ちゃん」
千早「何で春香がここに?」
春香「あふ。別々の部屋はいやだから一緒に寝ようって覚えてない?」
千早「覚えてるけど確か春香は床にふとんをしいてたような」
春香「でも千早ちゃん寂しいかなと思ってベッドにもぐりこみましたあ」
春香「って朝早いじゃん私二度寝するから千早ちゃんも一緒に寝よ?」
千早「うーん?私はいいから春香はゆっくり寝てて」
春香「何か用事?」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:43:20.61
千早「用事ってほどでもないけど歌の練習とか」
春香「練習…?わたしも行く」」
千早「すごい眠そうだけど大丈夫なの?」
春香「だいじょーぶれす」
春香「そうだ美希も呼んじゃおう」
千早「美希はまだ寝てると思うけど」
春香「でも仲間外れるにするとすねるよ」
千早「すねる、かしら?」
春香「最近の美希の千早ちゃん好きはすごいから」
春香「千早ちゃんを見習ってレッスンもがんばってるよ」
千早「そうなんだ。何だか照れるわね」
春香「それに寝起きドッキリってのしてみたかったんだ」
千早「………」
春香「あれっ何であきれ顔してるの?」
千早「はあ、まあいいわ美希のとこに行きましょう」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:47:17.72
春香「というわけで美希の部屋の前に来ました」
千早「ねえ春香?」
春香「ではさっそく忍び込んでみたいと思います」
千早「春香ってば」
春香「どしたの千早ちゃん?今良いところだからあとでね」
千早「すっごいノリノリのところ悪いんだけど部屋の鍵持ってるの?」
春香「………」
千早「………」
春香「てへっ」
千早「………さすが春香ね」
春香「あー!今の絶対ほめてないでしょ!?」
千早「扉たたいて美希を起こす?」
春香「朝からご近所迷惑だよ」
春香「美希のことだからきっと鍵を閉め忘れてたりして」
千早「そんな無用心なことしないと思うわ」
ガチャ
春香「あっ」
千早「…開いたわね」
春香「お邪魔しマース」
千早「起こしたらちゃんと鍵かけるように言わないと」
春香「ふふ。よく眠ってるみたい」
千早「なんでベッドに花びらまいてるのかしら?」
春香「ほらよくドラマとかでロマンチックを演出ためにしてるよ」
春香「美希もそれをまねしたんじゃないのかな?」
千早「うーん?美希ってそんな趣味があったかしら?」
春香「ほらほら美希ー朝ですよ」
千早「でも眠り姫って感じで素敵ね」
千早「美希にぴったりかも」
春香「ち、ち、千早ちゃん」
千早「どうしたの?」
春香「美希、死んでる」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:49:29.10
泣きじゃくる春香をなだめている間にプロデューサーがいろいろ動いてくれているみたいです
私たち出演者やスタッフは全員食堂で待つようにいわれて待機しています
春香の背中をさすり、なんとか落ち着いてきたのですが今度はスタッフ同士でいい争いが始まりました
メイク「あんたが殺したんでしょ」
小道具「なんで俺が殺さなきゃならないんだ」
メイク「聞いたわよ。あんた星井美希にこっぴどくふられたって」
メイク「その腹いせに殺したんじゃないの?」
小道具「だったらお前だってメイクにけちつけられてプライドが傷ついたんだろ」
小道具「仕事を放り出すくらい怒ったんならお前のほうが怪しいだろ」
監督「いいかげん落ち着け!!」
小道具「監督っ」
監督「今はそれどころじゃないだろ」
P「たった今警察に連絡したが来るのは昼過ぎになるらしい」
P「だからそれまで美希の部屋には入らないこと」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:51:12.10
監督「あとこの屋敷から出ないようにって警察からの伝言だ」
スタッフA「だったら部屋で待っててもいいですか?」
メイク「私は反対よ。この中に犯人がいるのは間違いわ。一人になったら殺されるもの」
小道具「自分で殺したくせによく言うよ」
メイク「何ですって!!もういっぺん言ってみなさいよ」
小道具「何回も言ってやるよ!!犯人はお前だ!こいつを一人にしたらまた誰かを[ピーーー]ぞ」
小道具「ここで皆で監視したほうが良いに決まってる」
監督「こいつらもうだめだな。頭きてて周りが見えなてないわ」
スタッフB「いいんですか?」
監督「ほっといたら喋り疲れるだろ。すまんがそれまで我慢しててくれ」
スタッフA「いえ。私たちは大丈夫です」
スタッフA「でも………」チラ
監督「ああすまんな、千早ちゃん。情けない大人ばっかりで」
千早「いえ大丈夫です。春香も何とか落ち着いたみたいだし」
スタッフA「如月さんは大人ね。何かあったら私たちに頼ってもいいのよ」
千早「ありがとうございます」
千早「…さっそくで申し訳ないんですけど春香を見ててもらっていいですか?」
春香「千早ちゃん?」
千早「大丈夫よ。ちょっと外の空気を吸ってくるだけだから」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 17:59:26.77
美希が死んだ部屋
あの部屋には気になることがたくさんありました
でもすぐプロデューサーに追い出されたので詳しく調べることができませんでした
どうして美希は殺されたのか
私に何ができるかわかりませんが、それでも真相が知りたかったのです
美希の部屋に向かっている途中で後ろから私を呼ぶ声がして振り向きました
春香「千早ちゃん待って!」
千早「春香?」
春香「あんなぎすぎすした空気の中、私を置いて行っちゃうなんてひどいよ」
千早「ごめんなさい」
春香「美希のとこに行くの?」
千早「ばれてたのね」
千早「ちょっと確かめたいことがあって」
春香「私も行く」
千早「大丈夫なの?」
春香「たぶん。でも本当に美希が死んだかきちんと確かめたい」
千早「………わかったわ。一緒に行きましょう。
あの部屋には気になることがたくさんありました
でもすぐプロデューサーに追い出されたので詳しく調べることができませんでした
どうして美希は殺されたのか
私に何ができるかわかりませんが、それでも真相が知りたかったのです
美希の部屋に向かっている途中で後ろから私を呼ぶ声がして振り向きました
春香「千早ちゃん待って!」
千早「春香?」
春香「あんなぎすぎすした空気の中、私を置いて行っちゃうなんてひどいよ」
千早「ごめんなさい」
春香「美希のとこに行くの?」
千早「ばれてたのね」
千早「ちょっと確かめたいことがあって」
春香「私も行く」
千早「大丈夫なの?」
春香「たぶん。でも本当に美希が死んだかきちんと確かめたい」
千早「………わかったわ。一緒に行きましょう。
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:01:35.38
やっぱり美希は死んでいました
呼吸も止まってるし触れてみても体温なんて感じられません
花びらの散らばるベッドで眠るように死んでいる美希はまるで物語りに出てくるお姫様のようでとても
千早「きれい」
春香「えっ?」
千早「あ。ごめんなさい。不謹慎だったわ」
春香「ううん。そんなことないよ」
春香「とってもきれいで美希すごくきらきらしてる」
千早「一体、犯人はどうしてベッドにきれいに寝かせるような手の込んだことしたのかしら?」
千早「花びらまで用意して。普通なら誰にも見られないようにすぐににげるはずよね」
春香「美希のおっかけさんかな?」
春香「ずっときれいでいてほしいって思ったのかも」
千早「こんな山奥までさすがに来れないわよ。外部の人間が犯人ってことはないわ」
千早「………あら?
春香「どうしたの?
千早「この花びら造花だわ。小道具のひとつにあったわよね」
春香「うん。確かロケの終盤でバーーっと降らせるって監督さんが言ってたよ」
千早「管理してるのは小道具さんだったかしら。あとで凶器もないか確認してみましょう」
春香「凶器?」
千早「美希の首筋に何か見えない?」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:03:32.96
春香「えっと何かラインが引いてあるみたいにちょっと周りと肌の色が違うかな?」
千早「たぶん縛られた跡」
春香「えっ、じゃあ首を絞められて殺されたの?」
千早「ええ。で、その跡って紐よりも太い線だからベルトみたいなもので縛られてんだと思う」
千早「でも何重にも首に巻いてるみたいだからベルトよりやわらかくてて薄いもの」
千早「もしかしたらそんなものが小道具の中に混じってるかなって思っただけよ」
春香「すっごい千早ちゃん!探偵みたい」
春香「じゃあ凶器が見つかってこの跡にぴったり合えば」
千早「持ち主、あるいは使った人が犯人ってことね」
春香「じゃあさっそく行ってk」
千早「まだ待って。他にも………」
千早「っと。これがさっきから気になってたわ」
春香「机の上?………瓶?」
千早「中身は…」
春香「錠剤がたくさん。これって?」
千早「睡眠剤ね。ラベルに書いてあるわ」
春香「え?美希ってそんなお薬使ってないよね」
千早「ええ。きっと犯人が美希に飲ませたのね」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:04:32.77
春香「じゃあ犯人って」
千早「まだ決まったわけじゃないわ。とにかく凶器を探しに行きましょう」
春香「うん。そうだね」
春香「美希騒がしくしてごめんね。ゆっくり眠ってね」
春香が美希の耳元でそうつぶやきました
いつもは喧嘩している二人だけどやっぱり大事な仲間なんだ
私も春香に習って美希のそばで必ず犯人をみつけるから安心してねとつぶやきます
それに答えるように美希のさわやかなあの香水が鼻腔をくすぐったのでした
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:07:05.14
春香「よーし。それじゃあ犯人探しにいきますよ」
千早「………」
春香「千早ちゃん?」
千早「………」
春香「ど、どしたの千早ちゃん!?顔色真っ青だよ」
千早「は、春香っ」
春香「何でしょう!?」
千早「犯人がわかったかもしれない」
春香「えっ。凶器は?」
千早「すぐに見つかるわ。だから皆を食堂に集めて」
春香「わ、わかった。千早ちゃん無理しちゃだめだよ」
千早「ええ。大丈夫よ」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:08:46.02
みんなの視線がつきささります
こんな小娘になにができるという雰囲気です
気づくと手のひらにじんわり汗がにじんでいました
意識していなかったのですがライブより緊張してるみたいです
それでも私は!
P「大丈夫か千早?顔色が悪いようだが」
千早「プロデューサー…はい大丈夫です」
メイク「犯人がわかったって何?探偵ごっこでもするの?」
千早「すみません、私のわがままに付き合ってもらって」
千早「すぐにすみますから」
春香「で千早ちゃん犯人は誰なの?」
千早「お話しする前にひとつ聞きたいことがあります」
千早「小道具さん。この花びらに見覚えは?」
小道具「そ、それはロケで使う花びらだ。もしかしてそれって美希ちゃんの周りにあった花?」
千早「そうです」
メイク「やっぱりあんたが犯人じゃない!」
小道具「ちがう!俺じゃない!」
小道具「確かに俺が道具の管理担当だったが誰でも勝手に持ち出せるんだ。他のやつだ」
メイク「そんなの嘘よ。いいわけはやめて白状したらどうなの?」
千早「落ち着いてください。メイクさん」
千早「彼が犯人の可能性は低いです」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:10:23.02
春香「どういうこと千早ちゃん?」
千早「春香。あなた夜中に今日あったばかり男の人を部屋に入れる?」
春香「ええ?そんな無用心なことしないよ」
春香「………あっ」
千早「そう。プロデューサーならともかくスタッフを招き入れるとは思えない」
千早「犯人は女性の可能性が高いわ」
メイク「だったらそのプロデューサーはどうなのよ」
メイク「たったそれだけの理由で女が犯人って決め付けないで」
千早「確かにプロデューサーが犯人の可能性もあります」
千早「でもその前にメイクさん。この睡眠剤に見覚えは?」
メイク「………!!?」
千早「どうやら見覚えがあるようですね」
千早「美希の机の上に置いてありました」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:11:52.66
P「美希が睡眠薬を飲んだのか?」
千早「正確には飲ませされたのでしょう」
千早「美希はいつでもどこでも眠れる子でしたから。自分で飲むとは考えにくいです」
P「犯人は美希を眠らせた上で殺したと?」
千早「はい。美希は首を絞められて殺されていました」
千早「それでは意識がなくなるまで時間がかかりその間、激しい抵抗があります」
千早「犯人はそれを嫌って無抵抗の状態で殺したんだと思います」
小道具「だったらお前が犯人か。いつも眠れないと言ってたから自分用の睡眠薬なんだろ
メイク「それは私の薬よ。間違いないわ」
メイク「でも彼女を殺してなんかいない。信じて!
千早「ええ信じます」
P「千早?
千早「昨日の美希との言い争いでメイクさん、かばん忘れて出て行きましたね」
千早「もしかしてそのかばんの中に…」
メイク「ええ。その薬を入れていたわ」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:14:36.05
P「つまりこの睡眠薬は誰でも手にできる?」
千早「そうです。もし彼女が犯人なら使った薬ビンは疑われないよう持ちかえるはずです」
千早「持ち物検査されたとしても自分のものだから不自然じゃない」
千早「もちろん裏をかいてあえて薬を置き去りにした可能性もありますけどね」
P「千早、さっきから可能性の話ばかりだがいいかげん犯人を教えてくれないか」
P「まさかまだ犯人の断定ができてないのか?」
千早「すみませんプロデューサー。ここからは可能性ではなく確実な証拠の話です」
千早「さきほど美希の様子を見に行ったとき柑橘系の香水の香りがしました」
千早「監督さん昨日のこと覚えてますか?」
監督「柑橘系の香水?」
監督「ああ、お前たち3人そろってつけてたやつか?」
千早「そうです」
千早「ただ訂正するならつけていたのは美希だけで、春香と私はそのとき香水をつけてませんでした」
千早「きっと車の中でじゃれあったときに香りが移ったんだと思います」
P「それで香水がどうしたんだ?」
千早「犯人は美希の首を絞めて殺しています。そのときどうしても体が密着します」
千早「ん?今顔色が変わりましたね」
千早「そうです。あの香水は触れている人に移りやすい」
千早「そしてやっかいなことに自分ではその香りに気づかない」
千早「今、美希の香水と同じ香りのする人が犯人です」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:16:02.76
千早「春香あなたのことよ」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:17:35.32
P「春香が?そんなまさか」
春香「や、やだなあ千早ちゃん。冗談きついよ」
千早「春香ごめんなさい。冗談じゃないわ」
春香「そ、そうだ凶器は?」
春香「首を絞めたときの凶器!あれさえ見つかれば私が犯人じゃないって分かるよ」
千早「ねえ春香、今日は私と一緒に寝てたわね」
春香「?うん。そうだけど」
千早「私が起きるまで春香はずっと寝てたのかしら?」
春香「もちろんですよ!ぐっすりですよぐっすり眠ってました」
千早「リボンをつけたままで?」
春香「!!」
千早「いつも寝る前に外してたリボン。今日だけつけたままなのはどうしてかしら?」
春香「………」
P「春香まさかお前が」
春香「ふふ」
千早「春香?」
春香「あっはっはっはっは!すごいよ千早ちゃん本当に名探偵みたいだ」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:19:42.58
千早「やっぱりあなたが」
春香「そうだよ。星井美希はわたしが殺した」
春香「千早ちゃんが寝静まったころこっそり抜け出して」
春香「美希に睡眠薬をいれたお茶を飲ませて抵抗できないようにしてリボンで首を絞めて殺した」
春香「まったく間違いないわ」
千早「どうしてそんなことを?美希は大切な仲間じゃないの?」
春香「一日中プロデューサーさんといちゃいちゃして腹が立ったから殺した」
千早「そんなことで…?」
春香「そんなこと?」
春香「千早ちゃんは誰かを好きになったことはないの?」
春香「そんな好きな人を年下の女が見せびらかすようにいちゃいちゃされてて平常心を保っていられるの?」
千早「それは…」
P「春香そんなに俺のことが」
春香「ええ。好きよ大好き」
春香「トップアイドル目指すのも最初は私の夢だったけど、いつのまにかプロデューサーさんが喜んでくれるからがんばるようになってきた」
春香「私のためじゃなくプロデューサーさんのため」
春香「でももうお終い」
春香「殺人犯がアイドルになんてなれないよね。ごめんなさいプロデューサーさん」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:21:34.14
P「春香………」
春香「ふう。ちょっとごめんね」
千早「春香どこに行くの?」
春香「疲れたから部屋で休むね。大丈夫。警察が着たらきちんと自首するから」カラン
千早「ん?春香何か落としたわよ」
千早「………これって果物ナイフの鞘?」
P「待ってくれ春香」
千早「!!プロデューサー危ないっ!!」
春香「ふふ。最後まで気にかけてくれてありがとうございます」
春香「プロデューサーさん。一生私のものになってくださいね」
笑いながらプロデューサーの腹部を果物ナイフで何度も何度も刺す異様な光景
隙を突いた監督さんによって春香は押さえつけられました。
他のスタッフさんがプロデューサーの傷口をハンカチで押さえて必死に止血しています
けどプロデューサーがもう助からないのは誰が見ても明白です
部屋に充満する血の匂いで美希の香りはいつのまにか完全に消えていました
春香「ふう。ちょっとごめんね」
千早「春香どこに行くの?」
春香「疲れたから部屋で休むね。大丈夫。警察が着たらきちんと自首するから」カラン
千早「ん?春香何か落としたわよ」
千早「………これって果物ナイフの鞘?」
P「待ってくれ春香」
千早「!!プロデューサー危ないっ!!」
春香「ふふ。最後まで気にかけてくれてありがとうございます」
春香「プロデューサーさん。一生私のものになってくださいね」
笑いながらプロデューサーの腹部を果物ナイフで何度も何度も刺す異様な光景
隙を突いた監督さんによって春香は押さえつけられました。
他のスタッフさんがプロデューサーの傷口をハンカチで押さえて必死に止血しています
けどプロデューサーがもう助からないのは誰が見ても明白です
部屋に充満する血の匂いで美希の香りはいつのまにか完全に消えていました
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:23:24.76
あれから三日たちました。
美希とプロデューサーはロケ中の事故に巻き込まれて死亡。
私と春香はショックで仕事を休んでいるということになっています。
本当のことを知っているのは現場にいたスタッフさんたちと高木社長を含め、一部の偉い人たちだけです。
でも真実が明るみになるのも時間の問題と社長はおっしゃっていました。
どうもいろんな記者が探りをいれているようです。
人の口に戸は立てられない。
現場には多くの人がいたし、誰か口を滑らす可能性があります。
春香はまだ未成年だし、大々的なニュースになるとは思えないけど
良くない噂が流れて春香のイメージが悪くなるはずです。
春香、本当にこれでよかったの?
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:24:17.50
買い物から帰るとポストに封筒が突き刺さってるのが見えました
千早「今どき手紙なんて珍しいわね。誰からかしら?」
千早「m i k i…みき?」
千早「!!美希からだ」
はやる気持ちを抑え、封筒を丁寧に開けます
中には数枚の便せんが入っており、その文字は間違いなく美希のものでした
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:25:14.91
千早さんへ
これを読んでる頃にはミキは死んでいると思うの
ううん正確には殺されてるかな
春香はもう自首している?
きっと春香のことだから千早さんにすら本当のことを話してないと思うの
それどころか嘘をついてまで全ての罪を背負ってるかも
もしかして信じられない?
だけど思い出してみて
みんなのことに気を配り、いつでも優しくて、それから演技力の高い春香
その演技でみんなを騙してるの
だけど千早さんにだけは本当のことを知ってほしいかな
だからミキが手紙で何があったのか伝えるね
実はミキね、あの夜
死のうとしたの
プロデューサーにひどいことされて
全然きらきらしなくなったの
だから料理で使った果物ナイフでね手首切ろうとしたの
でも春香に見つかって止められちゃった
これを読んでる頃にはミキは死んでいると思うの
ううん正確には殺されてるかな
春香はもう自首している?
きっと春香のことだから千早さんにすら本当のことを話してないと思うの
それどころか嘘をついてまで全ての罪を背負ってるかも
もしかして信じられない?
だけど思い出してみて
みんなのことに気を配り、いつでも優しくて、それから演技力の高い春香
その演技でみんなを騙してるの
だけど千早さんにだけは本当のことを知ってほしいかな
だからミキが手紙で何があったのか伝えるね
実はミキね、あの夜
死のうとしたの
プロデューサーにひどいことされて
全然きらきらしなくなったの
だから料理で使った果物ナイフでね手首切ろうとしたの
でも春香に見つかって止められちゃった
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:26:50.06
春香「美希!!なにやってるの!」
美希「離して!」
春香「このっ」
美希「あ…」
春香「っとこのナイフは預かるから」
美希「………」
春香「美希…何があったの?」
春香「よかったら話してみて」
美希「………」
春香「………」
美希「ぷ………」
春香「うん………」
美希「プロデューサーに………」
春香「プロデューサーに何かされたのね」
美希「プロデューサーにむ、無理やり」
春香「うん」
美希「怖くなってやめてって言ったのにベッドに押さえつけられて」
春香「わかった。わかったからもう言わないで」
美希「春香。ミキもうだめみたい。男の人に汚されちゃって全然キラキラしない」
春香「そんなことないよ。今はダメかもしれないけどきっとキラキラした美希に戻れるよ」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:29:28.13
美希「もうアイドル続けられない。こんな汚い姿で歌ったらファンの人に悪いの」
美希「でもアイドル辞めたら今日のこと言いふらすって」
美希「だからもう………」
春香「わかった。プロデューサーさんには口外できないようにする」
美希「どうするの?」
春香「………ごめんね、美希。私がもっと気をつけてたら」
美希「えっ」
春香「プロデューサーさんのセクハラが日に日にひどくなっていたのに私は止めることができなかった」
春香「もっときつく言って、それから大人の人にも相談すればよかったんだ」
美希「もしかして春香がいつもプロデューサーにべたべたするなって言ってたのって?」
春香「………」
美希「ミキもごめん。もっと春香の言うこと聞いてればよかったの」
春香「ねえ美希。今も死にたい」
美希「………うん」
春香「考え直してくれない?」
美希「もうむりなの」
春香「………」
美希「………」
春香「それでもナイフで傷つけるのはやめて。きれいな肌がぼろぼろになっちゃうよ」
美希「もういいの」
美希「春香、もうミキにはかまわないで」
春香「美希っ」
美希「こんな汚い姿、春香に見られるのもつらい」
美希「ファンの皆にはなおさら見せられないの」
美希「だからもうほっといて」
春香「ほっとけないよ! 私、美希の力になりたい」
美希「ほんとに?」
春香「もちろん!だから死にたいなんて………」
美希「だったらミキを殺して」
春香「え?」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:31:06.97
美希「春香はミキの力になりたいんでしょ? なら早く殺してなの」
春香「………」
美希「できないくせにえらそうにいわないでほしいの」
春香「私が殺さないと美希は自分で死んじゃう?」
美希「もちろんなの」
春香「………わかった。やってみる」
美希「ホントに? 春香、殺人犯でつかまっちゃうよ」
美希「アイドルも続けられなくなるよ」
春香「美希のためだから」
美希「春香………」
春香「よし春香さんはちょっと準備してくるから。とりあえずミキはお風呂に入ってきて体をきれいにしてね」
春香「それから絶対に自分を傷つけないで。私が美希を永遠にキラキラしてるよう[ピーーー]から安心して待ってて」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 18:32:04.15
お風呂から上がっても春香はいなかったの
たぶんまだ準備が終わってないのかな
今から死ぬことになるって考えてまっさきに思いついたのは
お世話になった人たちや765プロのみんなじゃなかった
ちょっとミキ的には薄情かな
でもそれ以上に春香のことが心配なの
ミキを殺した後、春香はどうなっちゃうのってね
たぶん、春香は黙ったまま嘘をついたまま素直に警察に連れて行かれる
テレビや週刊誌にはたくさんひどい事を書かれるし、ファンの皆もきっと春香を悪者扱いにしちゃうの
それでも春香はミキのために最後まで本当のことを言わない気がする
だけどそれじゃあ春香がかわいそう
せめてたったひとりでも春香の味方がいてくれたら………
千早さん。ミキの最後のわがままをきいてください
どうか春香を軽蔑しないで
春香はきっと殺人っていうとても重い罪を犯すの
でもそれは全部ミキのため
ミキがこの先もずっとキラキラし続けるためにしたことなの
ミキの一番のライバルで親友で、そしてミキの名誉を守ってくれる恩人の春香
理解できないかもしれないし、擁護してとも言わないの
ただ、ただ最後の最後まで春香の親友でいてください
尊敬する如月千早さんへ 星井美希より
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/06(金) 20:56:15.55
なんつーところで切るんだよ…
続き期待
続き期待
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/06(金) 21:32:27.08
おしまいかな?
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/07(土) 06:57:15.65
乙!
HTML化申請されてるから完結ですな
HTML化申請されてるから完結ですな
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/07(土) 07:42:15.10
乙です!
描写がちょっと淡々としすぎかな?と思ったけど論理的な謎解きとインパクトの有るオチは良かった!
描写がちょっと淡々としすぎかな?と思ったけど論理的な謎解きとインパクトの有るオチは良かった!
Entry ⇒ 2014.06.29 | Category ⇒ アイドルマスター | Comments (0)
咲「イったらおしおきだって言ったのに……」菫「す、すまん……」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:39:59.44
中指を小さく出し入れされると次第に吐息が濃くなっていった。
菫「ッ――あっ、ああっ」
咲「ここですか?」
菫「あ、んんっ……あぁ」
咲「この辺かな?」
菫「あっく……そこ……」
咲「ここですか」
そう言って彼女は中指を鉤のように曲げた。
菫「あっーーー…………っ」ビクビク
下腹部全体に響き渡るような快感が突き抜ける。
咲「あ、またイッちゃいました?」
菫「はぁ……はぁ……はぁ」
咲「ダメじゃないですか、イクときはイクって言わないと」
菫「はぁ……はぁ……ちゅー」
咲「はい?」
菫「キス……」
咲「ああ、キスですか」
菫「んっ……ん……っ」
最初の、唇を震わせながらしたキスではなく、自然な軽いキス。
唇ごしに感じた彼女の体温はあたたかく、やわらかい。
ふと香る汗のにおい。それすらも心地よくて。
夢みたいだ……。
意識が薄れていく……。
夢の中から、もう一つの夢の世界へ墜ちていく。
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:41:34.27
菫「夢か……」
妙にリアルな夢だったな。
まるで現実だったみたいな……
咲「おはようございます」
菫「お、おはよう」
咲「あっ、おはようございますは変ですね、もう4時ですし」
菫「4時……というかここはどこだ!?」
咲「どこって……ホテルですけど」
菫「ホテ……ル?」
咲「服、畳んでおきましたよ」
菫「服? うわっ! 裸!? どうして?」
咲「どうしてって脱いだのは弘世さんじゃないですか?」
大丈夫ですか? という感じで私の顔を覗き込んでくる。
菫「私が脱いだ……?」
咲「ただ、靴下が片一方見当たらなくて。さっきから探しているんですけど」キョロキョロ
まずは、服を着ないと。
疑問を解消するのはその後だ。
咲「えっ!? そのまま着ちゃうんですか?」
菫「な、何か問題でも?」
咲「だってローションまみれですよ、体」
菫「うわっ!? 本当だ、ベタベタしてる」
咲「シャワー浴びた方がいいですよ」
菫「そ、そうだな」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:43:21.28
【浴室】
どうなっている――?
何故、体中がローションまみれなんだは?
さっきのは夢のはずだろ?
夢じゃないとしたら……
―――菫「全部舐めたい、君の体を全部」
―――菫「もっと、強く叩いてくれ」
―――菫「あっ、んんぁ……イク、イキそう!」
あれも、これも現実なのか?
どうしてこうなった?
思い出せ、今日は何をしていた?
準決勝で上手くいかなくて、決勝へは一位抜けでなかったというだけで、マスコミからい
ろいろ書かれて私はすごく気が立っていたんだ。
菫「なんだ、これは! 『白糸台陥落』だと!? これだとうちが準決勝で敗退したみたいじゃないか!」
くそっ! 勝手なこと言いやがって。
菫「はぁ~。散歩にでも行ったら気が晴れるかと思ってしてみたが」
暑いだけで、余計イライラする。
こんな真夏に公園のベンチに座っていても、余計イライラが募るだけだ。
帰るか。
そうだ、帰って自分の癖を早く見つけないと。
同じ相手に2度やられるわけにはいかない。
よし、帰ろう。ついでに照のためにお菓子を買っていってやろう。
そう思って腰を上げたとき、彼女の姿が見えた。
清澄高校の宮永咲--。
―――菫「お前、妹いたんじゃなかったっけ?」
―――照「いや、いない」
あの言葉がなぜか心に引っかかっていて――。
なんとなく、声をかけたんだ。
あいさつをして、照の事を尋ねた。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:46:34.23
咲「お姉ちゃん、私のこと何か言ってましたか?」
菫「いや、特には……」
咲「そう……ですか……」
菫「ということは、やっぱり君は照の妹なんだね?」
咲「は、はい」
菫(照のやつどうして、あんな嘘をついたんだ?)
第一印象は小さくて小動物のようなかわいらしい子、そして照にどことなく似ているということ。
咲「暑いですね~」
菫「ああ、嫌になるくらい」
咲「そうだ、麦茶のみますか? 持ってきてるんです」
水筒を取り出しながら、尋ねてくる。
菫「ありがとう」
咲「水分補給は大事ですからね」
菫「これだと君の分がなくなってしまう」
咲「大丈夫です。私はさっき飲んだばっかりなので」
菫「そうか? じゃあ、遠慮なく」
気も効くし、とても優しい子だと思った。
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:47:55.54
そのあと、お互いの身の上話をした。
菫「そんなことなら、お安い御用だ」
咲「本当ですか!!」
菫「照とは長い付き合いだしな」
咲「ありがとうございます」ギュッ
お礼を言いながらぎゅっと手を握ってこられたので少しドキッとした。
菫「ああ、まかしておけ」ドキドキ
不意打ちだったせいか少し照れる。
菫「それじゃあ、私はそろそろ戻ろうかな」
そう言って立ち上がるとクラッと立ちくらみがした。
菫「ぐっ……」
咲「大丈夫ですか!?」
菫「大丈夫……」
咲「熱中症ですかね? 近くのコンビニで冷たいものを買ってきます」
菫「いや、平気だ」
咲「でも……」オロオロ
菫「ちょっと休めばこれくらい」
咲「どこか休める場所……あっ! あそこに……」
菫「そこの日陰でいいんだが、ちょっと君!?」
彼女に肩を貸してもらってとある建物に入っていく。
肩を貸してもらっていると髪がすぐ近くにあって、彼女から漂う甘い香りが鼻腔をくすぐった。
汗とリンスの香りが混ざった甘い香り。
首筋から流れる一筋の汗が砂漠にあるオアシスのように貴重なものに思えた。
頭がぼぉーとする。頭が上手く使えない。それに体が煮えたぎっているようだ……。はじ
めてかかったが熱中症ってこういうものなのか。
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:49:31.21
【ホテル】
咲「大丈夫ですか? その……体調の方は?」
菫「ああ、だいぶましになった」
咲「飲み物! こういうときって麦茶とかじゃなくて塩分を含んだスポーツドリンクのようなものの方がいいんですよね。なにかあったかなぁ」ゴソゴソ
菫「塩分を含んだ水ならそこにあるじゃないか」
咲「へ? どこですか?」
菫「ここに……」ペロッ
咲「ひっ!!」
彼女の両手首を掴んでベッドに押し倒した。
首筋に舌を這わせて甘い水を味わう。
甘い水は理性を溶かし体温を上げていく。
咲「ちょっ、弘世さん!?」
彼女は身をよじって抵抗しようとしたが、私がそれを許さなかった。
繊細で柔らかな肌の感触を味わうたびに、痒みに似た内側からの衝動が加速されていく。
疼きが彼女を求めて増大していく。
そして、そのまま彼女を――――
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:51:02.63
コンコン、というノックの音で、ハッと我に返る。
思わずシャワーを落としてしまいそうになってしまった。
咲「あの、靴下、片一方見つかりました」
菫「あ、ああ」
咲「服と一緒にここへ置いておきますね」
菫「ありがとう」
咲「それと、約束の件。お願いしますね」
菫「約束?」
咲「はい、お願いしますね」
菫「えっと、なんだったっけ?」
バァン!!(扉を開く音)
咲「とぼける気ですか!? 約束したじゃないですか!!」
菫「うおっ」
咲「今さら反故するなんて。そんなこと――」
菫「お、落ち着いて」
咲「私、初めてだったんですよ! それなのに」
菫「は、初めてって!?」
咲「弘世さんが親友だからって、まかせろって言ったから、だから……私……」
菫「も、もちろん覚えてるよ。だけど確認、そう確認がしたいんだ」
咲「そうですか……。すみません、取り乱しちゃって」
菫(約束はした記憶はあるが、内容が思い出せん)
咲「私とお姉ちゃんを仲直りさせてくれるっていう約束……」
菫「なんだ、そんなことか」
咲「そんなことって、私にとってはなによりも大事なことなんです!」
菫「そ、そうか、悪かった」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:52:15.51
菫「忘れ物とかないか?」
咲「はい」
菫「そうだ、連絡先を渡しておこうか。これ私の携帯の番号」
咲「あ、私携帯電話を持っていなくて」
菫「そうなのか? 珍しいな、今時」
咲「すみません」
菫「じゃあ、こっちの番号だけ渡しておくから、何かあったらかけてくるといい」
咲「ありがとうございます!」
菫「ああ」
咲「弘世さんと出会えてよかったです」
菫「え?」
咲「お姉ちゃんとはもう、昔みたいに戻れないかもって思い始めていて……。だけど弘世さんが取り持ってくれるのなら……」ギュッ
菫「あ、ああ」
菫(手を握られたくらいで何をドギマギしているんだ、私は)ドキドキ
咲「それじゃ私はこれで」パッ
菫「ああ、それじゃあ……」
握られた手の部分だけが異常に熱を持っているような気がした。
体が熱くなっていくのは暑さのせいか、それとも――。
私は自分の手をじっと見つめながらその場に立ち尽くしていた。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:53:16.40
【決勝戦前日 白糸台】
菫「照」
照「菫、どうしたの? わざわざ」
菫「特に用があるって訳じゃないんだが」
照「うん」
菫「いよいよ次が最後だな」
照「まだ個人戦が残ってるよ」
菫「でもこのメンバーで戦うのは最後だ」
照「そうだね」
菫「いろいろあったな……」
照「うん……」
菫「…………」
照「…………」
菫「……やっぱりやりにくいか?」
照「なにが?」
菫「姉妹で戦うの」
照「私には妹はいない。――言わなかったっけ?」
菫「いや、だって同じ宮永だし、雰囲気も似てるし、確かお前長野――」
照「いないって言ってるでしょ!!」
菫「」ビクッ
照「…………何回も言わせないで」
菫「っ――」
照「…………いない」
菫「そ、そうか……」
照「私お風呂入ってくる」ガタッ
菫「ああ」
照「じゃあ」
菫(はぁ……思ったより大変そうだぞ、これは)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:54:40.22
「う~ん」
見つからない……。
部屋に籠もって、映像資料を何十回と見直しても癖らしい癖は見当たらなかった。
私の思い過ごしだったのだろうか?
準決勝で阿知賀にことごとく躱されたのは偶然だったのか?
いや、しかしあの躱し方は……。
自分の狙いがわかっていないとできない打ち回し……。
やっぱり癖はあるんだろう……。
もう一度見てみるか。今度は予選の映像にしてみよう。
・
・
・
・
・
やっぱり、それらしいものは見つからない。
もしかして、癖は私の体の外にあるんじゃないか?
例えば、牌の並べ方とか。
決勝は理牌せずに打ってみるか?
仮にそうだとして、どうして私の標的がわかる?
ううっ、胃が痛くなってきた……。
こうしている内に他の2校が私の癖を見つけていたら……。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:55:34.79
咲『カンっ』
菫「うわっ」
ビックリした。
どうやら、考え事をしている間に次の映像、研究用に撮ってあった清澄の映像へ移っていたみたいだ。
咲『ツモっ。嶺上開花』
……………………。
こんな清純そうな顔してるのに……あのときはあんなに……。
私だけが彼女の別の顔を知っている。
彼女の喘ぐ声を私だけが知っている。
彼女の柔らかさを私だけが知っている。
彼女の馥郁たる香りを私だけが嗅いだ。
黒い優越感が菫私の中で震える。
昨日のことを思い出すと体がカッと熱くなる。
自然と手が股へと伸びていった。
既に下着は微かに湿っているのがわかる。
強く目を閉じ、指を動かす。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:56:49.28
「――っ、んん」
ぴりぴりとした弱い電流が手足の指先まで流れた。
あのときの行為思い出しながらショーツの上を指でひっかくようになぞる。
「こんなことやっている場合じゃないのに……」
しかしその焦りすら下腹部から昇る炎を煽る結果にしかならなかった。
くちゅくちゅという音が耳に届くたびに、興奮が更なる興奮への呼び水となって加速していく。
彼女の発する甘ったるい匂いが、甘酸っぱい息が、鼻にかかった甘い声が克明に思い出される。
頭の中に白い靄がかかっていき、理性をトロトロに溶かしていく。
湿った摩擦音が部屋に響く。
ショーツの中へ手を進めていく。濡れた襞に指先を触れさせる。
「うっ……んっ……」
息を詰めて小さく呻いた。
その流れで性器の上の方、コリッとした粒に触れる。
触れた瞬間、背筋が固く伸びた。脳髄に快感が突き上がっていく。
粒は次第に固くなり、ふくらみを増していった。
「んっ……んうっ……あっ!」
荒い息と殺しそびれた喘ぎ声。そして粘ついた水の音が部屋に小さく響く。
昂ぶりが頂点を目指し、這い上がっていく。
うねりにも似た奔流が全身を飲み込もうとしたその時、
コンコン。
部屋をノックする音が聞こえた。
「は、はい!」
心臓が飛び跳ねる。
とっさのことだったので、私は思わず返事をしてしまっていた。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:57:46.64
照「菫……」ガチャ
菫「て、照!?」
菫(聞かれたか――?)
照「さっきは――」
菫「ちょっと待ってくれ!」
照「えっ……?
菫(匂いとかで気づかれたりしないよな?)
菫「その急ぎ用か?」
照「急ぎの用って訳じゃないけど……」
菫「だったら、後にしてくれないか? 今立て込んでいて」
照「さっきは、怒鳴ったりしてごめん」
菫「別に気にしてない」
照「菫? なんだか顔が赤くない? 風邪?」
菫「近づくな!!」
照「」ビクッ
思わず怒鳴ってしまう。
一瞬、照が酷く傷ついた顔をした気がした。
恐らく、見間違えではない。
胸がズキッと痛んだ。
だが、それよりも私の匂いを嗅がれることの方が恐ろしかった。
菫「今は、その……いろいろやることがあって……だから後で聞くよ」
できるだけ、穏和に言い訳をする。
照「…………うん、わかった」
照は少しうつむき加減で、部屋から出て行った。
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:59:51.88
バタン。
静かにドアの音が響く。
危ないところだった。
上手く誤魔化せただろうか?
安堵の後に暗い感情が私を責め立てる。
なにをやっているんだ、私は。
照を怒鳴ったりして……。
最低じゃないか。
しかも自分のオナニ……ぐっ……。
気づかれてはいないだろうか?
アイツ、たしか鼻よかったよな。効きシャンプーとかできるし。
気づかれていたらどうしよう……。
自分事だけで精一杯だというのに、また心の重しが一つ増えてしまった。
私はこの夏ずっとイライラしている。白糸台の部長としての重責、3連覇へのプレッシャーをずっと感じていた。
勝って当然のチームだからこそ、そのイメージを守るため手を抜ける試合など一つもない。そのイメージがまた次の勝利を産むのだから。
白糸台のレギュラーを眺めていると私だけが一人、重圧を背負っているように思えた。
私だけが常に追い込まれているように思えてならなかった。
私だけがイライラするのは不公平な気がした。
そんな風にしか考えられない自分に、また自己嫌悪して私は落ち込むのだ。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:15:51.72
咲『ツモっ。400・800です』
テレビから彼女の声が聞こえきた。
中途半端なままでお預けを食らったので腰の辺りがムズムズする。
熱が行き場を失ってムラムラと体の内部に渦を巻いている。
火照りが続きを求めて、また新たな熱を産む。
菫「会いたいなぁ……」
口から独り言がこぼれる。
そういえば、彼女といる時はこの気持ちから解放されていた。
テレビに映る彼女の指先や唇をじっと見つめる。
制服の中を私は知っている。
彼女の体温をまだ身体が覚えている。
菫「清澄の宿舎は確か……」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:16:26.01
勢いできてしまった……。
会えるかどうかもわからないのに。
そもそも私が清澄の宿舎近くをうろうろしていたらまずいんじゃないか?
明日の決勝で戦う相手の大将だぞ?
誰か関係者に見られでもしたら勝っても負けても変な疑惑を抱かれるかもしれない。
それに、これじゃまるで私はストーカーみたいじゃないか。
最近、感情の抑制が効かないような気がする。
やはり、自覚はないが疲れが出ているのだろう。
だったら、休んだ方がいい。
でも、せっかくここまで来たのだから一目見てからでもいいんじゃないか?
いや、しかし、こんな姿を誰かに見られたら……。
帰えろう。うん、そうしよう。
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:17:59.09
咲「はい。わかりました」
帰ろうとした矢先、彼女の声が聞こえてきた。
菫「や、やあ!」
思わず声をかけてしまった。
緊張から少し声がうわずっていた。
咲「弘世さん!? どうしてここに?」
菫「まあ、その……散歩だ。そしてたまたまここに」
まさか君を待ち伏せしていたとは言えまい。
咲「そうですか」
菫「いまからどこへ?」
咲「コンビニへ飲み物を買いに」
菫「そ、そうか。一緒に行ってもいいかな?」
咲「えっ……はい、構いませんけど……」
菫「…………」テクテク
咲「…………」テクテク
菫「…………」テクテク
咲「…………」テクテク
菫(しゃべることが思いつかん。何か話題は――)
菫「照より少し小さいんだな」
咲「そうですね。お姉ちゃんより5cmくらい低いと思います」
菫「そうか……。ん? 虫刺され?」
咲「へっ? あっ、これは昨日の――」
菫「昨日の?」
昨日の――私がつけたキスマークか!?
一瞬で血液が沸騰したように熱くなる。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:19:21.83
菫「今、時間あるかな?」
咲「え?」
菫「話があるんだ」
咲「今ですか……」
菫「照についての話なんだが」
咲「お姉ちゃんの!!」
菫「あ、ああ」
咲「わかりました」
とっさにでた嘘だった。
こめかみに一筋、汗が流れ落ちた。
情欲のために私は嘘をついた。
菫「ここでは少し話しにくいな」
咲「はぁ」
菫「き、昨日のホテルなんてどうだろう?」
咲「え!?」
菫「いや、ほら誰かに見られるとまずいじゃないか」
菫「ここだといろいろとあれじゃないか」
咲「大事な話なんですか?」
菫「ああ、もちろん」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:20:12.24
【ホテル】
扉を閉めると同時に唇を奪う。
「んっ……んん」
啄むような軽い口づけ。ただそれだけで胸が締め付けられるような愛おしさでいっぱいになる。
もっと……、もっとたくさん……とぐつぐつに煮えた頭が私に命令をする。
「あぷっ……あ、あの、お話……」
「後でな」
話をさえぎって再び唇へ。固く結った口に舌をねじ込む。
息をするのも忘れて貪るように彼女の口内を弄った。
彼女の唾液を全て吸い出すかのように。
「うっ……」
彼女から苦しそうなうめき声が聞こえるが気遣う余裕は既になかった。
触れた肌は柔らかく、少し汗ばんだ感触だった。
頬を撫でまわし、何度も顔の角度を変えて少しでも深く舌を押し付ける。
ガツガツと貪るように唇を動かし、舌で彼女の口内を隅々まで舐めまわしていく。
もっと舌が長ければいいのに……、人生で初めてそんなことを思った。
「ぷはっ、……はぁ、はぁ……」
酸素を取り込むためだけに口を離す。
ぬめっと光る唇が、糸を引き端からこぼれる。どちらのものかわからない唾液が妙に艶めかしい。
「あの、できればもっとゆっくり……」
「ああ、そうだな」
時間はあるんだ、ゆっくりと……。
首筋に軽く唇で触れながら、彼女の服のボタンをはずしていく。
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:21:16.09
「シャワーを浴びさせてください!」
「だめだ」
「でも汗かいちゃいましたし、すぐ済ましますから」
却下。
そんなもの待てるはずがない。
無視して腋の下に顔を埋める。
汗ばんだ腋に下を這わす。
彼女の汗の匂いが私の鼻腔を満たしていった。
その甘ったるい体臭を嗅ぐたびに身体の芯が熱くなっていく。
「ちょっと、だめですって」
彼女が身をよじって抵抗の意思を表す。
しかし、その抵抗の力は弱く本気ではないように思えた。
腋から脇腹へと舐め下がり、中央に戻ってへそも舐める。
形のよいへそを舐めて、張のある腹部に顔を押し付ける。
心地のいい弾力が感じられて、顔から蕩け落ちるような錯覚にみまわれる。
舌でへそのくぼみを軽く突っつく。
「あうっ」
聞こえるか聞こえないかくらいの小さな喘ぎ声。その声を聞くたびにゾクゾクする満足感が下半身に満ちる。
「弘世さん、もうその辺で」
いい子だからと幼子をなだめるように私に言う。
私の体は収まりのつかないほど熱を帯びており、頭は茹で上がり、まともな思考は不可能だった。
通常なら脳がストップをかける言葉であっても、今だと何の抵抗もなく口にすることができた。
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:22:15.39
「踏んでくれないか」
「え!?」
「顔を……」
彼女の顔に一瞬、驚きと軽蔑の色がさす。
「でも……それは……」
その声はか細く、困惑しているのがわかった。
私は黙って彼女を見つめる。
戸惑ってはいるものの彼女は私の願いなら何でも聞いてくれるという確信があった。
照との仲直りするためには私の協力が必要不可欠であることを、私を介さなければ照は話しすら聞いてもらえないことを私は知っている。
靴下をゆっくりと脱ぐ彼女。その動作の遅さから乗り気でないことがわかる。
靴下を半分脱ぎ掛けたところで手が止まった。
「やっばり、踏むとかそういうのはやめにしませんか?」
「そんな、今更」
「やっぱり、踏んだりするのは少し抵抗があるっていうか……」
「踏むだけだから、君は痛い思いなどしないぞ」
「そうじゃなくて、人の顔を踏むこと自体が……」
ここからやっぱりなしなんて出来るわけがないじゃないか!
「わ、私の気が変わるかもしれないぞ、照との仲直りの件」
自分の意思を介さずに口からこぼれ出た。
かすかに残った理性がやめろ! と大声を張っている。
「君も困るんじゃないか? 私の協力がなくなると」
彼女の顔をまともに見られなくて、ベッドの脚を見つめながらつぶやくように言った。
沈黙の時間。
私にとっては後悔の時間。先ほどの軽蔑を含んだ彼女の表情がフラッシュバックして、顔を上げることができない。
数秒の間だったが恐ろしく長い時間のように思えた。
耐えきれず少し顔を上げ、彼女の表情を盗み見る。
口角が少し上がり笑っているように見えた。
だがそれも一瞬のことで私の見間違いだったかもしれない。
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:36:31.88
「わかりました」
観念したかのように、少しため息交じりで彼女は靴下を脱いでいった。
私はベッドの上で横になり、彼女は壁に手をつき身体を支えながら片足を浮かせて顔のうえまで持ってくる。
「じゃあ、いきますね」
「ああ」
興奮からか声がかすれてしまった。
彼女はほとんど体重を掛けてこない。踏むというより乗せているという感じで足の裏が顔に触れる。
生温かい湿り気を顔で感じながら、土踏まずのあたりに舌を伸ばした。
「ひゃっ!」
甲高い悲鳴を上げ、足をどかす彼女。
「舐めるなんて聞いてませんよ」
「でも……舐めたい」
今更だが、自分の口から舐めたいと発言するのはかなり恥ずかしい。
頬が赤くなった。耳まで火照っている。
彼女が軽蔑をした目で私を見下ろしていた。
いや、見下ろされているから、そう見えるだけかもしれないが……。
「くすぐったいんですけど」
「我慢してくれ」
さあ、早くと目で彼女に訴えかける。
「はぁ……」
あからさまな溜息をついて、再び足を下ろしてくる。
「んぐっ」
さっき比べて少し体重が乗っているような気がする。
私は構わずかかとに舌を這わせる。
次に、土踏まず、足の指先へと移動していく。
「あっ…やっ……」
足の指と指の間に舌を入れる。
ときどき聞こえる「うっ」とか「ひっ」とか漏れる切なげな声を聞きながら、舐めまわす。
アブノーマルな行為をしている。照の妹に、明日決勝で戦う相手に。
そんな事実も消火剤にはならず、むしろ油となってどんどん燃え盛っていく。
もはや、今の私に理性はなく欲望だけで言葉を発していた。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:36:58.84
「ツバを――その、顔にかけてくれないか?」
彼女の顔が驚きと嫌悪に歪む。
背筋にゾクゾクと冷たいものが駆け上がる。
期待と不安を胸に彼女の返事を待つ。
「ツバ――ですか……」
思案顔で独り言をつぶやき私の顔を見つめてくる。
「いきますね」
ためらいがちに形のよい唇をすぼめてツバを垂らしてくる。
「そうじゃなくて、こう……ペッって感じで」
「…………」
彼女の沈黙は言葉以上に雄弁に今の気持ちを表している。
そのジト目すら、興奮の煽る結果にしかならない。
ペッと吐いたツバが私の左の頬にかかる。
かかった個所だけ妙に熱く、彼女の体温を感じる。拭わずにじっとしていると顎まで垂れ
落ちてきた。
「ありがとう……」
お礼を言うのもなんだかおかしいが、言葉が見つからないので仕方ない
「……楽しいですか?」
「まあ……」
そう聞かれると恥ずかしい。
しかし、ここまでいってしまえばなんでも頼める。
彼女の前では弘世菫という鎧は必要がないのだから……。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:38:27.62
咲「もうこんなになってますよ? そんなに私にされたかったんですか?」クチュクチュ
菫「ああ、されたかった」
咲「なんだかガッカリです。弘世さんがこんな人だったなんて」グチュグチュ
菫「んむっ……あっ、あっ」ビクン
咲「こんな、ヘンタイだったなんて」クスクス
菫「あっ、ん……っあ―」
咲「今の姿を白糸台の人たちに見せたら、みんなどう思いますかね?」グチュグチュ
菫「あっ、そんなっ、だめっ」
咲「憧れていた先輩が実はこんなヘンタイだったなんて、後輩の方たちに同情しますよ」
菫「は……はぁん……んふっ」
咲「動画にとって、みんなに見てもらいましょうか?」
菫「だめっ、そんなことしたら……あっ」
咲「お姉ちゃんも大変だ。こんなヘンタイが近くにいて」
菫「あっ……やっ、くふっ」
咲「あんまりお姉ちゃんに迷惑かけないでくださいね」
菫「あんっ……迷惑かけない! 頑張るから……」
咲「頑張るから?」
菫「もうちょっと激しく動かしてくれ。イけそうなんだ」
咲「え~、どうしようかな~」
菫「お願いし。あッ、んくぅ」
咲「う~ん。……やーめた」
菫「え? そんな……」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 02:38:59.73
咲「だって右手が弘世さんの汁でぐちょぐちょになっちゃいましたから」
菫「は?」
咲「舐めて綺麗にしてください」
菫「ええ!?」
咲「自分で出したものなんですら、自分で綺麗にしないと」
菫「あ、ああ」
咲「うわっ、本当に舐めるんですね。冗談で言ったのに」クスクス
菫「んぷ……んちゅ……」チュパチュパ
咲「どうですか? おいしいですか、自分の汁は?」
菫「――」フルフル
咲「じゃあ、私の指は? おいしいですか?」
菫「――」コクン
咲「ふふふっ。かわいいですね。弘世さん」
菫(かわいい――!?)ビクッ
咲「どうしました?」
菫(かわいいって言われた――)ドキドキ
咲「???」
菫(あっ、舐めなきゃ)
28 : ◆IClzeUGWus :2014/05/31(土) 02:44:05.29
咲「ふふ、綺麗になりましたね」
菫「じゃあ、続きを」
咲「もう、いいじゃないですか。右手も疲れちゃいましたし」
菫「そんなぁ」
咲「おあずけってことで」
菫「頼む、もう限界なんだ」
咲「しょうがないな~。早くしてくださいね。イク時はイクって言うんですよ?」
菫「言う! 必ず言うから」
咲「必死ですね」クチュ
菫「ああ、……んふっ」
咲「あれ? さっきより濡れてませんか?」クチュクチュ
菫「あくっ、言わないで、んっ」
咲「自分の汁を舐めて興奮しちゃたんですか?」グチュグチュ
菫「んあっ、はっ、は……げしっ」
咲「自給自足のヘンタイですね」
菫「んんっ、んくっ」
咲「今……すごく締まった……。さっきからヘンタイって言うとすごく締め付けてきますよね? ほら、今も!」
菫「ふぁ、あぁっ……」
咲「好きなんですか? ヘンタイっていわれるの?」
菫「あッ、んんっ」コクリ
咲「ふふっ、好きなだけ言ってあげますよ」
菫「あっ、あむっ、あっ!」
咲「ヘンターイ、ヘンタイ、ヘンタイ、ヘンタイ」
29 : ◆IClzeUGWus :2014/05/31(土) 02:44:39.21
菫「――っ、くぅっ」
咲「ほら、ヘンタイって言うたびに、ぎゅーって」
菫「あっ、……あああっ、イキそう……」
咲「イキそうなんですか?」
菫「ああ、イク」
咲「だーめ」
菫「……え?」
咲「イっちゃ、だめです」
菫「そんな……」
咲「イッたらおしおきですよ?」
菫「だったら、手、止め、あっ、ふあッ」
咲「聞こえなーい」クスクス
菫「う、あっ ああぁぁぁ…………ッ」ビクンビクン!!
咲「あーあ。イっちゃった……」
菫「は――、はぁ――……はぁ――……」
咲「イったらおしおきだって言ったのに……」
菫「す、すまん……」
咲「それで、おしおきは痛いのと焦らされるのどっちがいいですか?」ニコッ
菫「――」ゾクゾク
47 : ◆IClzeUGWus :2014/06/11(水) 23:10:18.96
あんなことをした後だというのに、彼女はことが終わるとすぐに元の、宮永咲に戻っていた。
さっきまでのは、私がみた白昼夢だったのではないかと思うくらい、妖しい眼光は影をひそめ、やわらかな顔になって
いた。
その表情は小動物を連想させる。うさぎとか、たぬきとか。
彼女がベッドの上で私に聞いてきたことは、ほとんど照についてだった。
本当に些細な、普段の照について。
「お姉ちゃんは寝る時はパジャマなんですか?」
「お姉ちゃんは普段どんな本を読んでいるんですか?」
質問はいつも「お姉ちゃんは~」で始まり、私が答えると「そうなんですか」とこぼれるような笑顔で満足そうにつ
ぶやいた。
「君は本当に照のことが――」
束の間の躊躇。"好きなんだね"と言いかけて、とっさに別の言葉に言い換える。
「気になるんだね」
それでも、自分の言葉が自分の心臓に刺さったのを感じた。
彼女はそんなことは、気にもとめない様子で「はい」と答えた。
48 : ◆IClzeUGWus :2014/06/11(水) 23:11:23.77
その後も、「お姉ちゃんは~」と彼女が話すだびに、それ以外のことなどどうでもいい、と言われているような気が
して、私の心はどんどん沈んでいった。
「お姉ちゃんは体育のとき――」
私が目の前にいるのに、彼女の目には照が写っている。
「お姉ちゃんが一年生のときは――」
焦げついた気持ちがじんじんと軋み、照のことを話すのが苦痛になっていった。
「…………」
私が沈黙したことによって彼女もバツの悪さからか、いつの間にか聞くのをやめてしまっていた。
たぶん私は今、ひどい顔をしている。
いわく形容しがたい空気が場を覆った。
音のない閉じた時間が私たち二人の間に流れる。
「私、シャワー浴びてきますね」
私のまぶたにそっと触れて、ひそひそ話をするように、耳元でささやいた。
子供のように拗ねてしまった自分の心を見透かされたようで、ぐっと息が詰まり返事もせず、ただ小さくうなずくし
かできなかった。
彼女の体が離れていく。
もう少しだけ、彼女の体温を、彼女の心音を感じていたかった。
離れた瞬間から、渇きを覚える。
彼女の体は私の体に本当に、さらっと自然に沁みていたことに気づかされた。
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:12:49.81
ベッドの脇に脱ぎ捨てられた彼女の服を手にとり、そっと鼻にあてる。
彼女の匂いを嗅ぎながら、心の奥底に沈んでいた欲望のひとつが明るみに出てしまった羞恥と、それを受け入れても
らえた喜びを反芻する。
さっきまでの情事をもう一度、頭の中で再生する。脳に焼き付けるように何度も、繰り返して。
数分すると彼女はバスタオルを胸に巻いて浴室から出てきた。
咲「次、どうぞ」
菫「ああ」
咲「あっ、弘世さん」
菫「?」
咲「このシャンプー使ってください」
菫「持ってきていたのか?」
咲「はい、ここのシャンプーっていまいちじゃないですか?」
菫「そうかな」
この前ここへ来た時は、気が動転していたのでシャンプーのことなど、まったく覚えていない。
咲「どうぞ。コンディショナーもありますよ」
そう言って、旅行用のミニボトルを手渡してくる。
菫「ありがとう」
彼女のなにげない気遣いが、とても嬉しかった。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:13:43.56
ホテルから出ると私は彼女を清澄の宿舎まで送っていった。
彼女は遠慮していたが、私が押し切る形で送ることにした。
少しでも長く時間を彼女の時間を独占したかったのだ。
咲「この辺りで結構です」
菫「そうか」
咲「それでは」
菫「ちょっと待って」
言ってから、頭の中に話すべきことがなにもないことに気づいた。
咲「はい。なんでしょう」
菫「えっと……」
脳をフル稼働して話題を探す。
菫「そうだ、コンビニは? 確かコンビニに用があるんじゃ……」
咲「……ああ、そういえば」
菫「だったらすぐそこだし一緒に」
咲「用なら、もう済みました」
菫「そうか……」
自分の声色が思った以上に気落ちしていた。
咲「それでは」
菫「ああ、また……」
別れの言葉は、寂しさだけを残し霧散していった。
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:14:55.37
【白糸台】
照「おかえり」
菫「ただいま」
照「なにしてたの?」
菫「散歩だよ」
照「そう。プールにでも行ってきたのかと思った」
菫「なんで、プール?」
照「髪……ほんの少しだけ濡れてるから」
菫「なっ……」
照「夕立、すごかったものね。それで濡れちゃったんだね」
菫「えっ……ああ、急に降るもんだからな。驚いたよ」
照「………………そう」
菫「洗濯物とか大丈夫かな? 取り込んだか?」
照「平気だよ。こっちは一滴も降らなかったから」
菫「……ん?」
照「お風呂、入った方がいいよ。雨で濡れちゃったんでしょ?」
菫「……」
照「私のシャンプー貸してあげるね」
菫「自分のがあるし」
照「貸してあげる」
菫「いや、だから」
照「貸してあげるから、その匂い早く落とした方がいいよ」
菫「匂い?」
照「うん」
菫「? じゃあ、お風呂に行ってくる」
バタン(ドアを閉める音)
照「……………………」
照「……菫には似合わないよ、その匂い」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:18:29.76
大会が終わると、当然だが彼女は長野に帰って行ってしまった。
大会中だって満足に会えたわけではないが、外に行けばもしかしたら会えるかもしれない、そんな期待がまだあった。
たが、東京と長野ではその可能性は皆無だ。
大会が終われば私は諸々のプレッシャーから解放されて、のびのびと残り少ない夏休みを満喫できる――はずだった。
しかし、今はプレッシャーとは違う別の悩みに心が支配されていた。
「会いたいな」
まるで熱にうなされているかのように、部屋で一人つぶやく。
この気持ちは大会後、発作のように不定期に訪れ彼女のことしか考えられなくなる症状がでる。
ちょっとした指の仕草、息遣い、声の響き。
それならどんなニュアンスでも正確によみがえらせることができた。
しかし、全部つなぎ合わせると途端に輪郭がぼやけるのだ。
そういえば彼女のことを、私はなにも知らない。
どんな時間が好きで、どんなものが嫌いなのか、なにに感動して、なにが彼女を構成していったのか。
なんにも、知らない。
「私は好き……なのかもな」
口に出した瞬間、ぼっと顔が火照り出した。
胸が、とくん、と高鳴る。
好きという言葉が何かのスイッチみたいに鼓動が急速に高まっていく。
好き。そうだ、好きなんだ。
形のない感情に形を与えられると、その感情図がずっしりと私の心を占拠していることに気がついた。
言葉にして、自覚してしまうと自分でも制御できなくなるほどの激しい興奮が心を震わせる。
風景が急に鮮やかな色となり、世界が賑やかに息をしはじめたような気がした。
居ても立っても居られなくて、部屋の中をぐるぐると歩き回り続けた。
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:19:31.26
会いたい。触れていたい。
せめて声だけでもいいから聞きたい。
菫「声! 電話だ!」
菫「ああ、そうだあの子携帯持ってないんだった……」
しかし、今時、携帯を持っていない女子高校生なんて本当にいるか?
あれはやんわりと拒絶されたんじゃないか?
向こうは会いたくないんじゃ……。
気持ちが強ければ強いほど、不安がどんどんと大きくなっていく。
たが、この気持ちはこのままにはできない。
放置していたら狂ってしまいそうだ。
菫「家の電話なら……。流石にそれならあるよな」
菫「照なら知っているはずだ……。照なら……」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:20:26.11
菫「照! 探したぞ。ここにいたのか」
照「声、大きい。ここ図書室だよ」
菫「ああ、すまん」
照「なに?」
菫「ん?」
照「何か用があって探していたんじゃないの?」
菫「家の電話番号教えてくれないか?」
照「家の?」
菫「き、緊急連絡先として」
照「?」
菫「もし、おまえが倒れたりした場合の連絡先だな。そういうリストを作ろうと思って」
照「ああ」
カリカリ。
照「はい」
菫(03――東京の市外局番……。そりゃ、そうか)
菫「他にないか?」
照「他? お母さんの携帯とか?」
菫「あ、ああ。他は?」
照「他!? お母さんの職場とかは帰って聞いてみないと分からないかな」
菫「……そっか」
菫(ここから長野の家の番号を聞くのは、さすがに不自然だよな)
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:21:06.83
どうすればいい?
照から聞き出すのは不可能か?
菫(だったら……)
照「話は変わるけど、菫は大学、どこか決めた?」
菫(本人から聞けばいい)
照「今の時期、オープンキャンパスやってるよね。見に行こうか。ふ、二人で」
菫(会って直接聞けばいい)
照「私、菫と同じ大学に行きたい……」
菫(そうだ、会いに行こう!)
照「ずっと一緒にいたいから」ボソッ
菫「よし、行こう!」
照「ほ、本当!?」
菫「用事ができたから、私は帰るぞ」
照「うん。じゃあ、また、連絡する」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:21:57.35
興奮気味にキーボードを叩く。
東京から長野への移動手段を探すためだ。
菫「確か18きっぷというものがあったはず」カチカチ
菫「やっぱり新幹線で行くより安いな、こっちの方が」
浮いたお金で長野にもう一泊できそうだ。
長野まで七時間近くかかるけれど、一日多く彼女と一緒にいられると思うと些細なことのように思えた。
親には友達と旅行へ行くと伝えた。
お金もかなりの金額をおろした。
準備は万全だ。
私は優等生になりたかったわけじゃない。
そんな風にしか生きられなかっただけなのだ。
しかし、今は違う。
自分でも驚くくらい大胆な行動だと思う。
そうだ、お土産も買っていこう。
食べ物じゃなくて、もっとこう――あの子に似合うものを。
なんだか、わくわくしてきたな。
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:23:48.26
【翌日 駅前】
菫「どうしても、五分後の電車に乗りたい」タッタッタッ
寝過ごした。
昨日はなかなか寝付けなくて、いつの間にか意識を失っていたと思ったら、もう出ないと予定の電車にギリギリの時
間だった。
照「菫!」
菫「照!? どうして?」
照「早いね。私も早く着き過ぎちゃったかなって思ってたんだけど、ちょうどよかったみたいだね」
菫「???」
照「かっこいいね、その服」
菫「ありがとう。おまえ、ミニスカートなんて履くんだな」
照「う、うん。変かな?」
菫「似合ってると思うぞ」
照「そ、そっか。履いてきてよかった」
菫(なんで今日こいつ、こんなにテンション高いんだ?)
照「た、楽しみだった……から」
菫「悪いが、時間がないんだ。あの電車に乗らないと予定が狂う」
照「そうなんだ」
菫「すまん」タッタッタッ
菫(照のやつ、随分とかわいらしい恰好していたな。もしかしてデートか何かか?)
菫「やった、乗れた」ハアハア
照「うん」ハアハア
菫「ほんと、よかった」ハアハア
照「全力疾走、なんて、久しぶりにした」ハアハア
菫「そうだな―――って照!?」
照「――」ハアハア
菫「どうしてここに? というより大丈夫か?」
照「――」ハアハア
菫「水飲むか? 飲みかけで悪いけど」
照「ありがとう」ゴクゴク
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:25:19.51
菫(どうして照が? 里帰りか? でも私が長野に行くことは照に言ってないし)
照「どこ行くの?」
菫「長野だけど」
照「長野の大学行くの!?」
菫「大学!?」
長野の大学か。清澄に近いならそれもアリだなぁ。
照「意外。どこ?」
菫「いや、別に大学を見に行くわけじゃ……」
照「じゃあ、なにしに行くの?」
菫「……一人旅」
照「………………そう」
菫「うん……」
照「……」
菫「……」
照「で、長野のどこ行こっか」
菫(ええ!? 一人旅って言ったのに)
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:26:14.39
携帯を見ると、照からの連絡入っていた。
昨日はやることが多すぎて携帯をチェックする暇などなかったので気づかなかった。
今日オープンキャンパスをやっている大学のリストと、10時に駅で待っているとの内容が書かれてあった。
菫(こいつ、私が返信していないのに駅で待っていたのか)
照「長野ってことは日帰りじゃないよね?」
菫「ああ、泊まるとこも予約してある」
照「どこ? 私もそこにする」
菫「いや、お前は長野に家があるだろ?」
照「どこ?」
菫「長野の家の方に――」
照「どこに泊まるの?」
菫「駅降りてすぐのホテルだけど――」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:27:18.86
菫(照のやつ、会った時とは打って変わって、突然テンションが下がりだしたな)
菫(やっぱ、怒ってるのかな?)
菫(しかし、気づかなかったことは仕方がないし、そもそも了承してないしな)
菫(謝った方がいいのか? いや、でも謝るのもなぁ)
照「次、乗り換えみたいだよ」
菫「ああ」
照「2番線だから、この階段のぼって、あっちだね」
菫「ああ」
カンカンカン(階段をのぼる)
菫「照のやつ、あんな短いスカートを履くから下着が……」
菫「ブッ!!」
菫「て、照!」
照「なに?」
菫「お、おまえなんで、履いてないんだ」ボソボソ
照「?」
菫(質問の意味がピンときてらっしゃらない!)
照「菫は好きなの? パンツとか」
菫「は? 好きと以前にだな、当たり前というか」
照「へ、へー」///
菫「なんだその顔は」
照「好きなんだ、そういうの」
菫「好きというか……もう好きって事でいいから履いてくれ」
照「ふ、ふーん。マニアックだね」
菫「んん?」
照「着エロってやつ?」
菫「んんん?」
照「まあ、菫がどうしてもって言うのなら履いてもいい……けど」
菫「ああ、是非履いてくれ」
照「う、うん。気が向いたら……。でも、あんまり期待されても困る……」
菫(なんで私がアブノーマルな要求をしているみたいになってんだ)
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:27:58.94
【長野県】
菫「やっと着いた」
照「疲れたね」
菫「ああ、想像以上にキツかったな。7時間電車を乗り継いでいくの」
照「私、チェックインしてくるね」
菫「ああ、ありがとう」
菫「…………」
照「菫、終わったよ」
菫「ああ」
照「私たちの部屋302だって」
菫「そうか」
照「……」
菫「私達!?」
照「うん。他にだれがいるの?」
菫「一緒の部屋なんだ」
照「だめ?」
菫「だめじゃないが、私が予約した部屋シングルなんだが」
照「狭いよね」
菫「シングルのベッドに二人泊まるの?」
照「そうなるね」
菫「そうなるねって……」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:28:45.45
照「菫、疲れたし、お風呂行こうよ」
菫「んん、そうだな」
照「なに見てるの?」
菫「地図。明日どこ行こうかなって思って」
照「へぇ……」
菫「ちなみに、照の住んでいた家はどこなんだ?」
照「えっと……川があって、ここに神社があるから……ここ」
菫「……へぇ……そこなのか」
照「何にもないところだよ」
菫「…………ふーん」
菫(ここが、あの子の家……)
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:30:36.59
【大浴場】
浴場は照と私の貸し切り状態だった。
湯船に浸かり、頭を洗っている照の姿をぼーと眺める。
気づいたことが2つある。
一つは、照が一緒だと彼女に会いに行けないということ。
もう一つは――照の後ろ姿が彼女に似ているということ。
いままで意識して見たことがなかったが、本当によく似ている。
やはり、姉妹だから似てしまうものなのか。
照の背中が彼女の背中とダブって見える。
彼女の体は抱きしめるとおどろくほどやわらかい。
そのやわらかさは私を不安にさせるのと同時に幸福にする。
照の肩から腰までのラインを眺めながら"あの時のこと"を反芻する。
手触りをおぼえている。
やわらかさに指が少ししずむあの感触を。今でもしっかりと。
咲「今度はちゃんとイク前に言えましたね」
彼女は楽しそうにくつくつと笑った。
菫「はぁ……はぁ……」
まるで一晩中走り続けていたかのように心臓が速く、耳の奥で血管が脈打つのが聞こえた。
来る前に整えた髪はバサバサで、頬に一筋の髪がくっついている。
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:31:20.99
咲「ご褒美、あげないといけませんね」
菫「ご……ほうび?」
咲「はい。ご褒美です」
ゴホウビ。その言葉が私の胸を期待で膨らませる。
菫「なにがあるんだ」
咲「うーん、と」
思案顔で天井を見あげる。
手は私の胸を軽く揉み、乳首を摘まむ。
菫「うくっ」
咲「あはっ、弘世さんって敏感なんですね」
菫「そんなことされたら、だれでも」
咲「だれでも? 弘世さんだけですよ」
そう言って、さらに乳首を摘まむ指に力を込める。
菫「はくっ……」
咲「やらしい」
ゾクゾクッと背筋に電気が流れる。
咲「いいなぁ気持ちよさそうで」
菫「だったら――」
咲「?」
菫「私がリードするから、その……」
もごもご。語尾がうやむやに消える。
年上としての面子なんて、さっきまでの行為で粉々に砕けたはずだ。
なのに、まだそういったものに、こだわらずにはいられない。
咲「じゃあ、それにしましょう」
菫「それ?」
咲「ご褒美のことです」
彼女は顔を近づけてきて、
咲「私を好きにしていいですよ」
彼女は耳元で聞き取れないほど小さな声でささやいた。
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:34:42.81
最後の瞬間には彼女の妖しい笑みもなりをひそめ、子供のようにしがみついてきた。
性欲とは異なった満足感を覚え、そのとき、彼女の初めて全てを理解したような気がしたし、全てが愛おしいと思え
た。
そして、私の全てが、この瞬間だけ満たされた。
照「菫」
菫「うわっ! わっわ、わ」
照「のぼせた? さっきからぼーとしてる」
菫「いや、大丈夫。考え事だ」
照「そう」
菫「……」
照「どんな」
菫「え?」
照「考え事」
菫「まあ、いろいろとだな」
照「…………そう」
菫「……」
照「私に、話さなきゃいけないことって、ある?」
菫「どうしたんだ、突然」
おかしな質問の仕方だと思った。
照「私が体洗っている時、ずっとこっちを見てたでしょ?」
菫「えっ、どうして」
わかるんだ。おまえは背中向けていただろ?
照「鏡越しに見てたから」
菫「鏡越しっておまえ」
私は、はははっと笑ったが照は外の景色を見つめたまま表情をぴくりとも動かさなかった。
今日の照はなんだか変だ。
口調や態度はいつもと変わらず穏やかなのだが、なにか――表現しにくいなにかが違う。
照の言葉と、感情と、表情が少しずつずれているような、そんな小さな違和感を覚えた。
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:36:38.24
照「部屋の電気、消すね」
菫「ああ」
照「やっぱりシングルだと、狭いね」
菫「そうだな」
私達は、背中こそくっついていないが、すぐそこに人が存在していると感じ取れる距離ほどしか離れていなかった。
菫「そうだ、寝る場所変わろうか?」
照「え?」
菫「そっちだとベッドから落ちてしまう可能性があるだろ? こっちだったら壁だ」
照「ありがとう。でも大丈夫」
菫「そうか」
照「やさしいね」
菫「普通だろ」
そう、ストレートに言われると照れてしまう。
月明かりのみの暗闇とはいえ、照れている顔を見られたくないので壁の方へと向きを変えて横になった。
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:38:35.27
…………眠れない。
旅の疲れがあるはずなのに一向に眠気が訪れない。
昨日はほとんど眠れなかったし、移動中の電車でも眠れなかった。
なのに、眠れない。
照の寝息が聞こえてくる。
彼女と出会ったことが、数々の弊害を産んだ。
例えば、今、照が隣にいるのを強く意識している。
照はいつの間にか寝返りをうっていて、私の方へと体を向けていた。
すべてのものがしんと息をひそめ、ただ静けさだけがゆっくりと渦を巻いているこの空間に照の寝息だけが耳に響く。
やっぱり、ソファで寝よう。
この部屋には、ベッドの他に小さな一人用のソファがあった。
横になることはできないが、ここよりは眠れる気がする。
光源は月明かりだけとはいえ結構明るい。照の姿がハッキリと視認できる。
寝返りをうったせいか、私が照に貸したパジャマは少しはだけて鎖骨が見えていた。
…………。
照の鎖骨を見つめていると、邪な考えが頭をよぎる。
姉妹って性感帯も一緒なんだろうか……?
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:41:46.69
知的好奇心からだろうか、おそるおそる手を伸ばす。
人差し指で鎖骨の突起部分に指を這わし、親指でくぼみに軽く触れる。
照「んっ」
ぴくっと反応がある。
調子に乗って、さっきよりもハッキリと触ってみる。
照「んん」
おお、やっぱり一緒なのかもしれない。
だったら、へそはどうなんだろうか。
ちょっとわくわく。
そう思って、手をへそに向かわしたそのとき、
照「だめっ」
菫「うわっ」
照「あっ……」
ハッキリと目が開かれ、しまったという表情を見せる。
菫「照、おまえ」
まさか、起きてた?
照「トイレ」
菫「え……?」
目をこすりながら、のそのそと起き出してトイレに行く照を唖然として見守るしかできなかった。
・
・
・
・
・
照「……菫、寝た?」
照「寝ちゃったか……」
照「…………」
照「あのね、」
照「…………」
照「さっきのダメは……言葉の綾っていうか、……そういうのだから」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:43:12.24
朝。
いつの間にか寝ていたみたいだ。
照を起こさずにそっとベッドから出る。
喉が渇いていた。
水を取り出して、一気に飲み干す。
ベッドで寝ている照を眺めて、起こそうかと思ったが起きてどこかへ行くといった予定もないし。
起こさなくてもいいか。
予定――。
そうだ、私はあの子に逢いにわざわざ長野まで来たんだった。
照が一緒だと行いにくい予定が私にはあった。
照が寝ている今、会いに行けばいいんじゃないか?
私は急いで髪を直し、服を着替えて、昨日照が言っていた昔住んでいた家まで走った。
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:45:29.18
【宮永家前】
咲「弘世さん!?」
菫「はぁ……はぁ……や、やあ」
咲「どうしてここに?」
菫「君に……はぁ……あい……」
咲「大丈夫ですか?」
菫「はぁ……はぁ……大丈夫」
咲「お水持ってきましょうか?」
菫「ありがとう」
咲「とりあえず、中へどうぞ」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:47:40.75
咲「どうぞ」
菫「すまない」ゴクゴク
咲「それで、どうしてここに?」
菫「会いに来たんだ」
咲「はあ……」
菫(あれ?)
菫「東京から会いにきたんだ」
咲「あ、はい」
想像より遙かに薄いリアクションに軽いパニックを起こす。
菫「君のことを思うと、その……ハラハラするんだ」
咲「?」
菫「チクチクして、もわもわして、ざわざわするんだ。も、もちろん、ムラムラもする」
事前に考えていた素敵な告白のセリフなど、頭の片隅にも残ってやしない。
ただただ、自分の気持ちに近い擬音を並べ続ける。
菫「ドキドキでハラハラで」
しゃべりながら混乱が深くなる。
胸がますます波立つ。
指先がぞわぞわして冷や汗が出た。
咲「??」
彼女の表情から察するにほとんど伝わっていない。
しかし、私は捲し立てるように早口で、自分の気持ちを言葉に変換し続ける。
伝えきる前に彼女に返事をされることが何よりも怖かった。
菫「つまり、君のものになりたいんだ」
咲「ええっ!?」
菫「つ、付き合って欲しい」
咲「えっ、あの、ええ?」
菫「君のためならなんだってする」
心臓が早鐘を打つ。
鼓動が耳の奥に響いた。
彼女がなにかを言おうとしたが、一瞬ためらいをみせ、またうつむく。
そして、彼女が覚悟を決めたかのように、真剣な表情で口を開こうとしたその時、
「なにしてるの」
聞き慣れた声。
声の方へ振り返ると、そこには、照が立っていた。
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:55:31.41
照は、パジャマ姿のままで私達を見下ろしていた。
「お姉ちゃん!」
彼女は驚きの表情で叫ぶ。
「帰ってきてくれたんだね」
うれしさを隠しきれない様子で照に駆け寄った。
「私、お姉ちゃんに謝りたいことがあって、それで、あの……、ごめんなさい。それから――」
捲し立てるように、彼女は一気に言葉を吐きだした。
そうでもしないと言葉が消えてしまうかのように。
照はそんな彼女を無視して、まるでそこに存在していないかのように一瞥も向けずに私の方へと歩んできた。
「菫、東京に帰ろう」
「えっ……あっ」
照の威圧感に押され言葉が上手く出てこない。
「帰ろう」
提案というより命令に近い、有無を言わさない声を発し、私に手を差しのべてくる。
「お姉ちゃん!」
彼女が私に差し伸べられた腕をとり、半ば無理矢理、照を振り向かせる。
照は、迷惑そうに少しだけ彼女の顔を見るが、すぐ私の方へ向き直って
「早くして」
と言い、私を急かす。
「お姉ちゃん、聞いて、私――」
「うるさい!!」
照が怒鳴り、腕をふりほどくと彼女はぺたんと尻餅をついた。
「お、おい、妹になんてことを」
「私に、妹はいない」
寒気がするほど、感情のこもっていない声。
背筋にぴりりと冷たいものがはしる。
彼女の顔が血を抜き取られたように、みるみるうちに真っ青になっていく。
「おい! そんな言い方――」
「行こう」
照に手首を握られて、すごい力で引っ張られる。
「待って!」
彼女の叫声は家中に響いた。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/11(水) 23:59:32.12
咲「弘世さん、さっきの、お答えしますね」
菫「?」
照「??」
咲「付き合いましょう。私も弘世さんが望むことならなんでもしてあげます」
照「なに言ってるの?」
咲「あの時は楽しかったですね。私もはまっちゃいました」
照を無視して、私にだけ語りかける。
彼女がこちらへじわりじわりと近づいてくる。
照「訳のわからないこと言わないで」
咲「あのあと、私一人でしちゃったんですよ。弘世さんもそうでしょ?」
微笑みが――私にはその意味のわからない微笑みが――彼女の唇に浮かんでいる。
照「相手にしてらんない。菫、帰ろう」
照がぐいっと腕を引っ張る。
咲「弘世さん」
名前を呼ばれただけなのに、命令をされたような錯覚に陥る。
咲「"その人"のことは放っておいて、こっちに来て下さい」
私はなにも答えられない。
咲「だって、私達は恋人同士なんですから」
咲「もう一度言ってください。私のこと好きだって」
体が震える。
空気が重く、息苦しさに襲われる。
意が締めつけられて、ねじられる。
液体のようにたゆたう形の定まらない映像が心の中で像を結んでは消える。
彼女は私の手首を掴み、「さあ」と言って軽く引っ張る。
静脈を伝わって恐怖がじわりと心臓に忍び寄る。
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:04:11.24
照「菫」
照はきつく唇を引き結び、まっすぐ私だけを見ていた。
照「今から大切なことを言うから聞いて」
額を汗が一筋伝った。
暑いからではなく恐怖の汗。
照「私、菫の事が好き」
菫「なっ」
照「他の何よりも」
しんとした空気が流れた。
照「菫になら、大切なもの全部あげてもいい。菫のためなら、大切なもの全部捨てられる」
照「だれにも渡さないから」
静寂は張りつめ、棘を持って私に突き刺さる。
頭の奥がしびれ、視界がぐるぐるとまわりだすのを感じた。
心臓が皮膚を突き破って飛び出しそうだった。
彼女も照も黙っている。
私はなにか言葉を求められているということは充分にわかっているが、なにも言えない。
頭がスローモーションで再生されているみたいに思考が鈍い。
「弘世さん」
彼女がいらだった様子で私の腕を強く引っ張る。
「菫」
照も負けじと引っ張り出す。
「痛ッ、痛い」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:07:10.24
咲「弘世さん」
照「菫」
菫「痛ッ、痛い」
菫「痛い、痛いから」
菫「痛いって」
菫「痛いって言ってるだろーが!!」
咲・照「「きゃっ」」
菫「そんなに思いっきり引っ張られたら痛いわ!」
菫「それに、こういうのって私が痛いって言ったら、どっちかが手を離すもんだろうが!」
咲・照「「だって」」
菫「だって、じゃない!」
菫「はぁ――はぁ――」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:09:04.14
菫「私のせいか? 私のせいなのか」ブツブツ
菫「私が悪ければいいのか」ブツブツ
菫「いや、私が悪くなければいけないんだ」ブツブツ
照「す、菫? どうしたの急に独り言、言い出して」
菫「そうだ、そうなんだ。私は私なんで、私だ。だから私だ。ふふっ」
咲「ひ,弘世さん」
菫「ん?」
咲「あ、あの……」
菫「嬉しいよ、君が私の気持ちに答えてくれて」
咲「は?」
菫「でも、約束はしっかりと守ってくれよ」
咲「え?」
菫「私が望むことならなんでもしてくれるんだろ?」
咲「へ?」
菫「なんでも」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:10:00.78
照「ちょっと、菫!」
菫「気づかなかったよ、照」
照「はあ?」
菫「照がそんなにも私のことを思っていてくれていたなんて」
菫「私も好きだぞ、照」
照「な、なに言って」
菫「それで、早速で悪いんだがくれるかな?」
照「な、なにを?」
菫「おまえが自分で言ったんじゃないか」
菫「照を全部だよ」
照「なっ!?」
菫「ぜーんぶ」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:14:10.06
【―照 side―】
菫がいつもとは違う。いや、いつも通りだからおかしい。
「菫、なんなの、コレ……」
私の声は情けなく震え、語尾は言葉になっていなかった。
「なにって、手錠だよ」
「そんなの、見たらわかるよ!」
私は両手を拘束している手錠をがちゃがちゃと鳴らしながら抗議の声をあげる。
「こらこら、痣になっちゃうだろ」
この異常な状況下で、いつも通りのやさしい菫であることに大きな不安を覚える。
「弘世さんこれはどういう……」
咲も同様に手錠をがちゃがちゃ鳴らしながら、細い声で尋ねる。
「好きなように生きようと思って」
穏やかな優しい声。しかし、その穏やかさがこの空間では、なによりも異質なのだ。
「どっちも大切なら、どっちかなんて選ぶ必要ないじゃないか。そうは思わないか?」
だれに語りかけているのか分からない、独り言に近い問いかけ。
だけれども、菫は満足そうにうんうんと頷いている。
「それに――」
一瞬、間があいて、
「三人で、っていうのも興味がないわけじゃないし……」
菫の照れた表情とセリフが全くもって噛み合っていなかった。
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:17:14.84
「照、全部くれるっていうことは、その……そういう解釈でいいんだよな?」
どういう解釈!? 話が勝手に菫の中で進んでいて、ついていける気がまったくしない。
「見られながら、っていうのも少し興味があって……」
菫の声は小さくなって消えた。
「じゃあ、はじめようか」
「なにを!?」
「初めてが見られながらなんて、ドキドキするな」
意味が、理解できない――。
指先が顎の線をなぞり、耳の後ろへと回る。
菫の顔が次第に近づいてきた。
私は魅入られたように身動きをとることができなかった。
唇がそっと頬に触れる。
ぞくぞくと悪寒とも快感ともつかないものが全身を這い、頭の芯がしびれた。
「ぐっ……ん……んんっ」
くぐもった声をあげる。
――本当に嫌なら本気で抵抗すればいいじゃない。
冷静な私が冷めた口調で語りかける。
――だって、拘束されているっていっても、手錠だけでしょ?
――だったら、顔を背けるなり、蹴るなりできるはずじゃない。
――どうして、しないの?
――さっきからしていることは抵抗するフリじゃない。
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:19:15.56
「照、かわいい」
菫は口を離し、瞳を見つめながらささやく。
「もっと……」
自分がしゃべったと分かるまで、少しの時間を要した。
自らの感情に裏切られ、貶められたかのような気分がした。
再び唇どうしの接触へ。
今度は、舌の裏に、菫の舌がもぐる。巻きついてくる。
新たに湧いた唾液を吸われ、代わりに吐息とあえぎの交わったかすかな声を口内の粘膜に塗りこめられる。
しびれるような快感がこめかみを突き抜ける。
生々しい水の音が脳内に響き、思考に靄をかける。
「うっく……」
新たな刺激が胸からきた。
いつの間にか、菫はパジャマのボタンをはずし、胸を触っていた。
快感の湧き出るポイントを探るように、揉み方を少しずつ変化させていく。
その触り方がじれったくて、もぞもぞと内股が動いてしまう。
乳首を摘まむ指先の力が強くなったり、弱まったりする。つん、つん、つん、と快感の点が浮かび上がっては消える。
興奮が弱い電流のように手足の先まで流れていくのがわかる。
下腹部の鈍い火照りが、さらなる強い快感を求めている。
「菫……」
「ん?」
「もっと」
「もっと?」
「強く揉んで」
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:24:56.84
「何を?」
「何を、ってわかるでしょ!?」
「わからないなぁ」
「胸……」
「おっぱいって言うべきだな。はい、もう一度」
「……おっぱい」
「単語だけじゃ伝わらないなぁ」
「……おっぱいをもっと強く揉んで……ください」
なぜか敬語になってしまった。
羞恥で顔がすごく熱くなっているのがわかる。
心臓が速く打ち、鼓動が耳に響く。
「よくできました」
その言葉と同時に、今まで感じたことのない快感が一気に押し寄せてきた。
「んっ! ひあっ……んん」
痺れていく。体が壊れてしまうのではないかというくらい。
「あっ、あぁ、あん」
噛みしめられない唇から熱っぽい喘ぎが漏れる。
狂おしい激流が体を駆け巡る。
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:26:29.93
「お姉ちゃん……」
咲の声が耳に届き、現実に引き戻される。
「見ないで!」
とっさに出た言葉。ただ、熱を帯びた快楽の色だけは消すことができなかった。
「放っておいて悪かったね」
菫が私から体を離し、咲にキスをする。
「わ、私も!」
この時、私ももっと菫とキスがしたいという意味で「私も」と言ったのだが、菫も咲もそうは受け取らなかったみた
いだ。
私も咲とキスがしたい、という意味で受け取ったようだ。
「お姉ちゃん」
潤んだ瞳をしながら、咲の体が接近してくる。
ち、違う、そうじゃなくて。
弁解するまもなく、私は咲と、妹と唇を重ねる。
「んむぅ……っ」
まるで現実感がない。
スクリーンの向こうの世界のようだ。だけど、快感だけは妙に生々しい。
「んん、あふっ……っ」
体のどこか薄暗いところに淀んでいた、古い血が波立ち躍動してくるような錯覚に襲われる。
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:27:23.20
たぎるように熱くなった血が咲を求めて暴走する。
「あひゃっ……!」
突然、おへそにぬるっとした感覚を覚える。
菫がいつの間にか私の股の間にいた。
「菫、やめ、て」
キスを中断して、菫を止めにかかる。
しかし、咲がそれを許してはくれない。
強引にキスを再開させる。
ぞわぞわと火で炙られている快感が全身を包む。
私の内股は自然にキュッとすぼまった。
菫はおへそを舐めながら、空いた手を下腹部へと伸ばす。
「あんっ……」
菫の指が触れた瞬間、体がびくっと跳ね、鼻にかかった、媚びたような甘い声を上げていた。
ドロドロとした快感が体の芯に染み込んでいく。
じゅるっ……と音が菫の指にまとわりつく。
息遣いとは別のリズムで体が上下する。
ぴちゃぴちゃと耳をふさぎたくなる、水の音。
音の源が私の体なんて認めたくない。
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:28:15.50
咲が口から耳へと舐める個所を移動させる
「ちょっと、変なとこは、だめっ」
咲に気を取られている間に、菫の口がおへそから次第に下がっていき、黒髪が内腿をくすぐる。
「やめっ……汚いから、そこは」
私の抗議もむなしく、あっさりと菫の口は私の秘所へ到達した。
「やだぁ、だめっ、だめぇ」
菫の舌が私の粒に触れる。
「固くなってる……気持ちいいんだ?」
「すみ……れ、性格わる……いっ!」
息絶え絶えに、最後の抵抗姿勢をみせる。
「いや? こんなに濡れてるのに」
「っ……」
「音、すごいね」
もうしゃべらないで! 心の中で叫ぶ。
菫が再び粒を舐める。
「ひゃあんっ」
あまりの刺激に肺が縮み上がり、息が詰まるほどだ。
「ふぁ、あああぁ、んんんっーーーー」
びくっびくっと、体が小刻みに痙攣する。
力が入らない。腰は痺れて、下半身すべての感覚が失われた。
快感がはじけ飛ぶ。
どこで受け止めていいのか、わからないような、とめどない快感だった。
「あれ? イっちゃった?」
満足げな菫の声も遠くに聞こえる。
もう……なにがなんだか、わけがわからない。
その記憶を最後に意識が遠のいていく。
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:30:41.40
【―菫 side― エピローグ】
8月某日。
私が長野に来てから1週間が経つ。
今は、宮永家で寝泊まらせてもらっている。
菫「絶対嘘だ」
照「本当だって」
菫「嘘だね、仮にそうだとしてもおまえだけだ」
照「うちの麻雀部の子達だって、大半はそうだと思うよ」
菫「ありえないね」
照「小学生の頃は、毎日だったけど、中学のときには卒業したよ」
菫「いや、こういうのに卒業とかないから」
照「だって暑いじゃない」
菫「暑いとか、寒いとかの問題じゃない!」
咲「なに騒いでるの?」
照「あっ、咲。いいところにきた」
咲「?」
照「咲はどうなの?」
咲「なにが?」
照「パンツ、履く派?」
菫「そんな派閥は存在しない!」
咲「パ、パンツって」カァ///
照「履かないよね」
菫「履くだろ?」
咲「む、昔は履いていたけど……」
菫「えええええええ」
照「ほらね」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 00:31:18.91
照「菫は締めつけられるのとか好きみたいだけど、みんながみんなそうじゃないよ」
菫「私を変態みたいに言うんじゃない!」
照「え」
咲「え」
菫「いや、まあ……それとこれとは話が別というか……」
照「だって私達3人で付き合ってるわけでしょ? だったら対等なはずでしょ?」
照「なのに、菫ばっかりじゃない。目隠しプレイがしたい、とか、言葉責めがいいとか」
菫「うっ……」
照「咲」
咲「うん」
菫「なんだ、その息ぴったりの連携プレイは!」
照「新しい世界が開けるかもよ?」
菫「これ以上開くと、まずいんだよ」
咲・照「「まあまあ」」
菫「や、やめろ!」
・
・
・
・
・
菫「すごい開放感だ」
照「でしょ?」
菫「病みつきになるな」
照「じゃあ、3人で買い物行こっか」
菫「ああ」
その時、強い風が吹いた。
咲・照「「きゃっ」」
菫「やっぱ、ないわ」
カン。
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 00:36:42.85
乙
ただスレタイどこいった
ただスレタイどこいった
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 00:37:59.35
乙 あっさり終わっちゃって淋しい
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 00:39:06.32
おつ、すばら
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 00:42:05.52
もともと三人で付き合う展開だった?
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 01:21:49.77
乙
良かったがしかし不完全燃焼でもある
良かったがしかし不完全燃焼でもある
Entry ⇒ 2014.06.28 | Category ⇒ 咲-Saki- | Comments (0)
【艦これ】響がいなくなった鎮守府
1 :1 :2014/06/11(水) 22:15:17.11
前スレ完結したばかりなのに建てたくなった
提督「はぁ…」
雷「司令官、どうしたのよためいきなんかついちゃって」
提督「ここんとこ毎日ため息ついてるきがする」
提督「はぁ…」
雷「司令官、どうしたのよためいきなんかついちゃって」
提督「ここんとこ毎日ため息ついてるきがする」
2 :1 :2014/06/11(水) 22:22:15.42
提督「…」
響がいなくなってもう半年になる
響は、ある諸事情により、ロシアの軍に引き取られることになった
これは仕事上仕方ないことだ
しかし、自分に空いた穴は埋まらない
提督「一緒に星見て、みんなと遊んで…思い出すだけで泣きそうだ」
雷「…響のこと?」
提督「ああ…」
雷「…大丈夫よ!響なら、必ず戻ってくるって言ってたじゃない!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー¥
提督「そんな、よりによってなぜうちなのですか?」
偉い人「もう決まったことなんだ、我慢してはくれないか」
提督「納得できません…失礼します」
提督「なぁ、響」
響「なんだい」
提督「俺たち、結婚するって約束したよな」
響「そうだね…」
提督「でも、響はロシアに行くんだよな」
響「仕方ないさ、向こうでもちゃんとやるさ」
提督「もう、会えないかな」
響「いいや、必ず戻ってくる 約束」
響がいなくなってもう半年になる
響は、ある諸事情により、ロシアの軍に引き取られることになった
これは仕事上仕方ないことだ
しかし、自分に空いた穴は埋まらない
提督「一緒に星見て、みんなと遊んで…思い出すだけで泣きそうだ」
雷「…響のこと?」
提督「ああ…」
雷「…大丈夫よ!響なら、必ず戻ってくるって言ってたじゃない!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー¥
提督「そんな、よりによってなぜうちなのですか?」
偉い人「もう決まったことなんだ、我慢してはくれないか」
提督「納得できません…失礼します」
提督「なぁ、響」
響「なんだい」
提督「俺たち、結婚するって約束したよな」
響「そうだね…」
提督「でも、響はロシアに行くんだよな」
響「仕方ないさ、向こうでもちゃんとやるさ」
提督「もう、会えないかな」
響「いいや、必ず戻ってくる 約束」
3 :1 :2014/06/11(水) 22:27:30.72
ちな前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402396739/
似たような響SSはあるが俺なりに続けるよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「そうだな、戻ってくるよな」
雷「そうよ、今になって落ち込むことでもないじゃない、ね?」
提督「そうだな…そうだよな」
コンコン
蒼龍「提督、出撃した艦隊の報告書です」
提督「ん、そこ置いておいてくれ」
わかってるのに響の名前を探す
提督「…」
蒼龍「どうかしましたか、提督」
提督「もう半年だな」
蒼龍「響ちゃんですか」
提督「やっぱ俺、寂しいわ」
蒼龍「みんなそうですよ」
蒼龍「あっ、ところで提督って誕生日はいつですか?」
提督「俺?●月●日だけどなんかあるのか」
蒼龍(知ってたけど再確認…)「いえ、何も、では失礼しますね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402396739/
似たような響SSはあるが俺なりに続けるよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「そうだな、戻ってくるよな」
雷「そうよ、今になって落ち込むことでもないじゃない、ね?」
提督「そうだな…そうだよな」
コンコン
蒼龍「提督、出撃した艦隊の報告書です」
提督「ん、そこ置いておいてくれ」
わかってるのに響の名前を探す
提督「…」
蒼龍「どうかしましたか、提督」
提督「もう半年だな」
蒼龍「響ちゃんですか」
提督「やっぱ俺、寂しいわ」
蒼龍「みんなそうですよ」
蒼龍「あっ、ところで提督って誕生日はいつですか?」
提督「俺?●月●日だけどなんかあるのか」
蒼龍(知ってたけど再確認…)「いえ、何も、では失礼しますね」
4 :1 :2014/06/11(水) 22:38:06.67
提督「そろそろ昼か‥」
提督「おい、ひb…違う 雷そろそろ昼だ、食いに出るか」
雷「えーもうそんな時間? じゃあ行くわ!」
赤城「あ、どうも提督、ごきげん如何ですか」
提督「どっかの誰かがボーキを余分に食うからすこし不機嫌」
赤城「誰でしょうかね」
提督「島風コスバラすぞ」
赤城「すいません、やめてください」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「さてと、俺はこれかな」
雷「司令官あんまり食べなくなっちゃったわね、そんなんじゃダメよ!」
提督「なんか食欲沸かなくてな、お陰で痩せ気味だ。」
提督「ういせっと。ここでいいか」
鈴谷「さり気なく何も言わずに隣に座るのやめてよ…」
提督「いいじゃん、今になって気にしてどうする」
鈴谷「提督、響いなくなってから寂しいのに、無理してるでしょ」
雷「えっ、そうなの?司令官」
提督「あー、そうかもな 割りと辛いからなぁ 無理してるわ、俺」
提督「でもいつまでもしょんぼりしててもしょうがないしさー」
熊野「そうですわよね、でも無理はよくありませんわ」
提督「あれ、いたの?」
熊野「…い、いましたわよ、さっきから」
提督「おい、ひb…違う 雷そろそろ昼だ、食いに出るか」
雷「えーもうそんな時間? じゃあ行くわ!」
赤城「あ、どうも提督、ごきげん如何ですか」
提督「どっかの誰かがボーキを余分に食うからすこし不機嫌」
赤城「誰でしょうかね」
提督「島風コスバラすぞ」
赤城「すいません、やめてください」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「さてと、俺はこれかな」
雷「司令官あんまり食べなくなっちゃったわね、そんなんじゃダメよ!」
提督「なんか食欲沸かなくてな、お陰で痩せ気味だ。」
提督「ういせっと。ここでいいか」
鈴谷「さり気なく何も言わずに隣に座るのやめてよ…」
提督「いいじゃん、今になって気にしてどうする」
鈴谷「提督、響いなくなってから寂しいのに、無理してるでしょ」
雷「えっ、そうなの?司令官」
提督「あー、そうかもな 割りと辛いからなぁ 無理してるわ、俺」
提督「でもいつまでもしょんぼりしててもしょうがないしさー」
熊野「そうですわよね、でも無理はよくありませんわ」
提督「あれ、いたの?」
熊野「…い、いましたわよ、さっきから」
6 :1 :2014/06/11(水) 22:47:13.77
誰か見てるかなぁ
提督「(∵)」
提督「(∵)」
雷「司令官!顔が点になってるわ!!」
提督「ん?ああ、すまんな、ボーっとしてた」
雷「ぼーっとしながらでも書類は片付けられてるのがいいところよね」
提督「やるのは面倒くさいけど苦手ではないからな」
雷「司令官、誕生日に何を貰ったら嬉しい?」
提督「唐突にいきなりなんだ、…そうだなぁ 皆が大好きなものとか」
雷「司令官は皆が大好きだもんね、司令官らしいわ!」
提督「…」
なんだかいつのまにか、ロシア。いや、響が居る方面、国のほうを眺めてしまう
響がいるんだろうなーとか ひたすら考えてる
提督「俺少し寝るわ」
雷「添い寝してあげましょうか」
提督「頼む」
雷「…!? わ、わかったわ」
提督「眠い…」
提督「(∵)」
提督「(∵)」
雷「司令官!顔が点になってるわ!!」
提督「ん?ああ、すまんな、ボーっとしてた」
雷「ぼーっとしながらでも書類は片付けられてるのがいいところよね」
提督「やるのは面倒くさいけど苦手ではないからな」
雷「司令官、誕生日に何を貰ったら嬉しい?」
提督「唐突にいきなりなんだ、…そうだなぁ 皆が大好きなものとか」
雷「司令官は皆が大好きだもんね、司令官らしいわ!」
提督「…」
なんだかいつのまにか、ロシア。いや、響が居る方面、国のほうを眺めてしまう
響がいるんだろうなーとか ひたすら考えてる
提督「俺少し寝るわ」
雷「添い寝してあげましょうか」
提督「頼む」
雷「…!? わ、わかったわ」
提督「眠い…」
10 :1 :2014/06/11(水) 22:55:30.04
提督「…ん」
提督「いつの間にか朝か…」
提督「あれから睡眠時間が伸びたような気がする」
提督「もしかして、鬱…!」
金剛「多分それはないデスネー」ズズズ
提督「ファッ!?」
金剛「提督おはようございマース、あ、なぜ私がここにいるかというと」
提督「お、おう」
金剛「提督の寝顔をみてたからデス」
提督「でろや」
金剛「ヒドいネー冗談よ冗談!雷ちゃんが急用で臨時の秘書官を私がやりマース」
提督「そうならそうっていってくれよな」
金剛「紅茶どうゾ」
提督「サンクス」ズズズ
金剛「提督、BreakFastはどうしマスカ?私の手作りと食べないのはどちらがいいデスカー?」
提督「食堂の選択肢はないのかよ」
金剛「今日は食堂が臨時で休みネー」
提督「え、そんなの聞いてないぞ ちょっと見てくる」
金剛「オウノーノー!!改装工事中で危ないデース!」
提督「なんだ、そうならそうって言えよな」
提督「いつの間にか朝か…」
提督「あれから睡眠時間が伸びたような気がする」
提督「もしかして、鬱…!」
金剛「多分それはないデスネー」ズズズ
提督「ファッ!?」
金剛「提督おはようございマース、あ、なぜ私がここにいるかというと」
提督「お、おう」
金剛「提督の寝顔をみてたからデス」
提督「でろや」
金剛「ヒドいネー冗談よ冗談!雷ちゃんが急用で臨時の秘書官を私がやりマース」
提督「そうならそうっていってくれよな」
金剛「紅茶どうゾ」
提督「サンクス」ズズズ
金剛「提督、BreakFastはどうしマスカ?私の手作りと食べないのはどちらがいいデスカー?」
提督「食堂の選択肢はないのかよ」
金剛「今日は食堂が臨時で休みネー」
提督「え、そんなの聞いてないぞ ちょっと見てくる」
金剛「オウノーノー!!改装工事中で危ないデース!」
提督「なんだ、そうならそうって言えよな」
12 :1 :2014/06/11(水) 23:03:09.07
提督「金剛って日本食作れるのな」モグモグ
金剛「私は帰国子女でも日本国籍デース 甘くみないで欲しいネ」
提督「せやけどなぁ…なんかいつもより静かじゃないか?」
金剛「そうデスカ?いつもどおりだと思いますケド」
提督「はいごちそうさま 今日は出撃の予定…あれ」
金剛「どうかしましたカー」
提督「おかしいな、スケジュールでは今日が出撃だったと思うんだけど」
金剛「もう、提督ったラー、響ちゃんがいなくなってからボケましたカー?」
提督「はは、そうかもな、 響のやつ、元気にしてるかな」
金剛「会いたいデスカ?」
提督「そりゃあもちろん」
金剛「フフ、また近くに会えるといいですネ!」
提督「? おう じゃあ秘書官なら秘書の仕事してもらうぞ」
提督「第2艦隊から第4艦隊を遠征へ出撃させておけ、各自の補給は怠らずに、あと~は~~で~~~~」
金剛「ちょ、ちょっと速すぎて解らないネ、もっとゆっくり喋ってほしいデース」
提督「雷でも出来たぞ?」
金剛「き、帰国子女は日本語が苦手なのデース」
提督「散歩してくるか…」
13 :1 :2014/06/11(水) 23:11:48.98
提督「海の風ってええな」
熊野「そうですわね」ブオオン
提督「うおっでたカイエン熊野」
熊野「そんな名前ではありませんわ、失礼しちゃう」
鈴谷「お、提督じゃん、ちーっす!なにしてんのぉ?」
提督「風にあたってた」
熊野「あら、風にあたるならこの熊野がドライブに連れて行ってもよろしくてよ?」
提督「しゃーないな付き合ってやるよ」
熊野「しょ、しょうがないとはなんですの!?」
鈴谷「いいじゃん、どうせだからあそこ行こうよ」
熊野「そうですわね」
どっかの丘
提督「…この丘」
熊野「どうかしまして?」
鈴谷「ここいいよね、見晴らしもいいし、人も少ないし、おまけに夜は星がいーっぱい見えるんだよ!」
提督「ああ、知ってる。響と来た」
鈴谷「お、もしかしてコクったのもここだったりぃ?」
提督「残念違うね、言わないけど」
熊野「海はいいですわね、心が洗われますわ」
提督「そうだな、どうせだから海岸沿いのドライブでも行くか」
鈴谷「お、いいねぇ、カイエン熊野、いくよー!」
熊野「その呼び方はやめなさい鈴谷!」
提督「よし、ここは俺が運転しよう」
鈴谷「え、できるの?」
提督「俺をなんだと思ってる、一応戦車も動かせるぞ」
鈴谷「マジパネェ」
熊野「マジパネェ」
熊野「そうですわね」ブオオン
提督「うおっでたカイエン熊野」
熊野「そんな名前ではありませんわ、失礼しちゃう」
鈴谷「お、提督じゃん、ちーっす!なにしてんのぉ?」
提督「風にあたってた」
熊野「あら、風にあたるならこの熊野がドライブに連れて行ってもよろしくてよ?」
提督「しゃーないな付き合ってやるよ」
熊野「しょ、しょうがないとはなんですの!?」
鈴谷「いいじゃん、どうせだからあそこ行こうよ」
熊野「そうですわね」
どっかの丘
提督「…この丘」
熊野「どうかしまして?」
鈴谷「ここいいよね、見晴らしもいいし、人も少ないし、おまけに夜は星がいーっぱい見えるんだよ!」
提督「ああ、知ってる。響と来た」
鈴谷「お、もしかしてコクったのもここだったりぃ?」
提督「残念違うね、言わないけど」
熊野「海はいいですわね、心が洗われますわ」
提督「そうだな、どうせだから海岸沿いのドライブでも行くか」
鈴谷「お、いいねぇ、カイエン熊野、いくよー!」
熊野「その呼び方はやめなさい鈴谷!」
提督「よし、ここは俺が運転しよう」
鈴谷「え、できるの?」
提督「俺をなんだと思ってる、一応戦車も動かせるぞ」
鈴谷「マジパネェ」
熊野「マジパネェ」
14 :1 :2014/06/11(水) 23:19:52.96
鈴谷「ちょっとまって飛ばし過ぎ」
提督「これくらい飛ばして当然よ」
熊野「なんだか、提督は変わりましたわね」
提督「そうか?」
熊野「全体的にフレンドリーといいますか、前より優しいですわ」
提督「元がやさしくなかったとでも?」
熊野「い、いえそういうわけではありませんわ」
提督「よし着いた」
熊野「ここは?行きつけのロシア料理の店だ、ウマいぞー」
鈴谷「響ちゃんに影響されすぎー」
提督「いいの!俺はロシア料理すきなの!!1!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「ふぅ食った食った」
熊野「全て提督にお金を任せてよかったのでしょうか」
提督「問題ないない、常連だから安くしてもらってんのよ」
鈴谷「ま、こう言ってることだし、甘えるのもいいんじゃない?」
熊野「まあ、そういうのでしたら」
提督「よーし、戻るか」
提督「これくらい飛ばして当然よ」
熊野「なんだか、提督は変わりましたわね」
提督「そうか?」
熊野「全体的にフレンドリーといいますか、前より優しいですわ」
提督「元がやさしくなかったとでも?」
熊野「い、いえそういうわけではありませんわ」
提督「よし着いた」
熊野「ここは?行きつけのロシア料理の店だ、ウマいぞー」
鈴谷「響ちゃんに影響されすぎー」
提督「いいの!俺はロシア料理すきなの!!1!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「ふぅ食った食った」
熊野「全て提督にお金を任せてよかったのでしょうか」
提督「問題ないない、常連だから安くしてもらってんのよ」
鈴谷「ま、こう言ってることだし、甘えるのもいいんじゃない?」
熊野「まあ、そういうのでしたら」
提督「よーし、戻るか」
15 :1 :2014/06/11(水) 23:29:10.15
>>熊野「ここは?行きつけのロシア料理の店だ、ウマいぞー」 ここミスったwwww
~ひと月後
提督「…」
鈴谷「元気なのもつかの間かぁ…」
提督「ん…なんか言ったか」
鈴谷「いや、なんでもない 提督、誕生日が数日後だよね」
提督「あ、ああそういえばそうだったな」
鈴谷「もう、ぼーっとしすぎ。自分の誕生日だよ?きっとなにかプレゼントがあるよ!」
提督「だといいな…」
鈴谷「ちょっと出てくるね~」
提督「ん…」
金剛「なかなか連絡がつかないネー」
霧島「それは困ります、数日後ですよ?」
金剛「それもそうデスガー」
鈴谷「おまたせ、どう?連絡はついた?」
金剛「それについて今悩んでいるところデース」
~ひと月後
提督「…」
鈴谷「元気なのもつかの間かぁ…」
提督「ん…なんか言ったか」
鈴谷「いや、なんでもない 提督、誕生日が数日後だよね」
提督「あ、ああそういえばそうだったな」
鈴谷「もう、ぼーっとしすぎ。自分の誕生日だよ?きっとなにかプレゼントがあるよ!」
提督「だといいな…」
鈴谷「ちょっと出てくるね~」
提督「ん…」
金剛「なかなか連絡がつかないネー」
霧島「それは困ります、数日後ですよ?」
金剛「それもそうデスガー」
鈴谷「おまたせ、どう?連絡はついた?」
金剛「それについて今悩んでいるところデース」
16 :1 :2014/06/11(水) 23:37:23.96
やる気と眠気とネタがない…短編完結になりそうです
提督「トイレ…」スタスタ
提督「今日は天気が良いな…」
~デスから~誕生日に~ちゃんが
ー連絡・・ないって・・なんで・・・か
提督「なんだ、騒がしいな…」
提督「今俺が気にかけることでもないか…」
響がいなくなってからしばらく経ち、無気力になっていった
人の話にも無関心になり、やる気も起きない
なにをするにもおっくうで、正直何も考えてなかった
提督「俺こんな顔だったかなぁ」
鏡に写るやつれた顔
明らかに元気が無いのが見て分かる
提督「はぁ…」
憲兵「提督さんどうも」
提督「あ、憲兵さん。どうも」
憲兵「ため息つくと幸せ逃げますよ」
提督「幸せじゃないからため息が出るんです」
憲兵「ふむ、何か有りましたか?それと…いつも一緒だった銀の髪の秘書は」
提督「今はロシアです」
憲兵「なるほど…まあ、元気をだしてください、お互いがんばりましょう」
提督「…はい」
提督「トイレ…」スタスタ
提督「今日は天気が良いな…」
~デスから~誕生日に~ちゃんが
ー連絡・・ないって・・なんで・・・か
提督「なんだ、騒がしいな…」
提督「今俺が気にかけることでもないか…」
響がいなくなってからしばらく経ち、無気力になっていった
人の話にも無関心になり、やる気も起きない
なにをするにもおっくうで、正直何も考えてなかった
提督「俺こんな顔だったかなぁ」
鏡に写るやつれた顔
明らかに元気が無いのが見て分かる
提督「はぁ…」
憲兵「提督さんどうも」
提督「あ、憲兵さん。どうも」
憲兵「ため息つくと幸せ逃げますよ」
提督「幸せじゃないからため息が出るんです」
憲兵「ふむ、何か有りましたか?それと…いつも一緒だった銀の髪の秘書は」
提督「今はロシアです」
憲兵「なるほど…まあ、元気をだしてください、お互いがんばりましょう」
提督「…はい」
17 :1 :2014/06/11(水) 23:46:18.19
誕生日当日
提督「今日が誕生日か 今日くらい明るく行かないとな」
提督「食堂にでも言って腹ごしらえだ…」
提督「ふわ~あ」ガチャッ
金剛「ハッピーバースデエエエイ!!!」
提督「▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああ」
鈴谷「誕生日おめでとー提督!」
熊野「もう、起きるのが遅いですわ!もうお昼ですわよ!」
霧島「今日はいつもより心なしか明るい顔をしていますね」
提督「まあ、今日くらいはしゃきっといくさ」
雷「司令官!誕生日おめでとう!」
電「おめでとうなのです!」
暁「おめでとうございますなのです」
提督「俺も今年で…何歳だっけ」
金剛「細かい事は気にしナーイ!」
金剛「さ、提督ココに座るネー!」
提督「おおう、なんだよ荒々しい」
霧島「提督、一つだけ悪い知らせがあるのですが…」
18 :1 :2014/06/11(水) 23:52:35.77
提督「なんだ改まって」
金剛「実は、今日が誕生日なので、響ちゃんがいるロシアを上の人を通じて連絡を取ったのデスガ」
提督「うん」
金剛「返事がないのデス…」
提督「はは、便りがないのはなんとやらって言うだろ!響も頑張ってるんだ、俺は何も気にしないさ!」
隼鷹「そうだよそうだよ、頑張ってる子を無理やり連れ戻すのも良くないよ!」
電「そうなのです、今日の主役は司令官なのです」
雷「そうよ1今日は楽しむわよ!」
暁「そうよ、みーんなで盛り上げるんだから!」
響「今日はめでたい日なんだ、皆で祝おう」
金剛「そうデスね!では、提督も、みんな一緒に乾杯デス1」
金剛「カンパーイ!!」
カンパーイ!!
提督「はは、俺のためにわざわざこそこそしてたのか、お前らってやつは」
提督「たまには響に手紙でも書こうかな…」
誰か見てるかあああ!?
金剛「実は、今日が誕生日なので、響ちゃんがいるロシアを上の人を通じて連絡を取ったのデスガ」
提督「うん」
金剛「返事がないのデス…」
提督「はは、便りがないのはなんとやらって言うだろ!響も頑張ってるんだ、俺は何も気にしないさ!」
隼鷹「そうだよそうだよ、頑張ってる子を無理やり連れ戻すのも良くないよ!」
電「そうなのです、今日の主役は司令官なのです」
雷「そうよ1今日は楽しむわよ!」
暁「そうよ、みーんなで盛り上げるんだから!」
響「今日はめでたい日なんだ、皆で祝おう」
金剛「そうデスね!では、提督も、みんな一緒に乾杯デス1」
金剛「カンパーイ!!」
カンパーイ!!
提督「はは、俺のためにわざわざこそこそしてたのか、お前らってやつは」
提督「たまには響に手紙でも書こうかな…」
誰か見てるかあああ!?
21 :1 :2014/06/12(木) 00:13:22.02
だれか登場人物に気づいて(泣き目)
霧島「提督、やっぱり寂しいですか?響ちゃんがいないだけで」
提督「あぁ…近くにいるようで居ないこの虚しさがなんとも言えないよ」
響「私も寂しかったよ司令官」
提督「あぁ、そうだな響」
金剛「え」
電「え」
雷「え」
暁「?」
鈴谷「なん…だと!?」
熊野「ひ、響…!?」
隼鷹「うぇ?みんらーどうかしたかぁあ~?」ベロンベロン
提督「なんだよみんな面白い顔しやがって」
提督「響ならいつもここにいるじゃないか、なぁひb」
響「…」
提督「…ん?」
霧島「提督、やっぱり寂しいですか?響ちゃんがいないだけで」
提督「あぁ…近くにいるようで居ないこの虚しさがなんとも言えないよ」
響「私も寂しかったよ司令官」
提督「あぁ、そうだな響」
金剛「え」
電「え」
雷「え」
暁「?」
鈴谷「なん…だと!?」
熊野「ひ、響…!?」
隼鷹「うぇ?みんらーどうかしたかぁあ~?」ベロンベロン
提督「なんだよみんな面白い顔しやがって」
提督「響ならいつもここにいるじゃないか、なぁひb」
響「…」
提督「…ん?」
25 :1 :2014/06/12(木) 00:43:41.17
響「司令官、戻ったよ」
金剛「響!?いつのま二!?」
響「司令官がここに入ってきた辺りからいたよ」
提督「でもお前どうやってここに」
響「まあ、色々あってね、ここまでやっときたってことさ」
電「響ちゃんおかえりなのです!」
暁「響…響ぃ…」ぶわっ
雷「よかったわねみんな!」
提督「は、はは…」ズルッ
提督「いままで落ち込んでいたのが拍子抜けだわ…あはは」
金剛「響ー!待ってましたヨ~!!」ダキッ
響「いたい」
提督「なにこのSS」
金剛「響!?いつのま二!?」
響「司令官がここに入ってきた辺りからいたよ」
提督「でもお前どうやってここに」
響「まあ、色々あってね、ここまでやっときたってことさ」
電「響ちゃんおかえりなのです!」
暁「響…響ぃ…」ぶわっ
雷「よかったわねみんな!」
提督「は、はは…」ズルッ
提督「いままで落ち込んでいたのが拍子抜けだわ…あはは」
金剛「響ー!待ってましたヨ~!!」ダキッ
響「いたい」
提督「なにこのSS」
38 :1 :2014/06/12(木) 17:44:04.56
翌日…
提督「さて、今日はお前に聞くことがあるんだが…」
響「なんだい」
提督「まず、どうやって戻って来たんだ?お前はロシアで活躍を…」
響「私は、司令官が思ってたような活躍はしていない…」
提督「というと?」
響「練習艦だったのさ、人員(妖精さん)を育成するためのね」
提督「なるほど、で、そこと戻って来たことの関連性は?」
響「わがままってところだね。嫌気が指したまでさ」
提督「…このままうちの鎮守府にロシアの刺客とかこないよね」
響「多分大丈夫。止められることもなかった」
提督「そうか… 響、おかえり…」
響「戻ったよ、司令官」
提督「まあ、やることは色々あるだろう、一旦部屋にもどれ、また秘書官として頑張ってもらうぞ」
響「了解、用があったらすぐ行く」
提督「フッ、俺がこのまま響をすんなり受け入れるとでも…?」
提督「たっぷりイチャイチャさせてもらおうじゃないか…フッフッフ…」
北上「うわぁ…」
提督「あ」
北上「そういうのは窓閉めてこっそりやってね…」スタスタスタ
提督「」
提督「ま、まあ気にすることなかれ、まずは響に>>41をしよう」
提督「さて、今日はお前に聞くことがあるんだが…」
響「なんだい」
提督「まず、どうやって戻って来たんだ?お前はロシアで活躍を…」
響「私は、司令官が思ってたような活躍はしていない…」
提督「というと?」
響「練習艦だったのさ、人員(妖精さん)を育成するためのね」
提督「なるほど、で、そこと戻って来たことの関連性は?」
響「わがままってところだね。嫌気が指したまでさ」
提督「…このままうちの鎮守府にロシアの刺客とかこないよね」
響「多分大丈夫。止められることもなかった」
提督「そうか… 響、おかえり…」
響「戻ったよ、司令官」
提督「まあ、やることは色々あるだろう、一旦部屋にもどれ、また秘書官として頑張ってもらうぞ」
響「了解、用があったらすぐ行く」
提督「フッ、俺がこのまま響をすんなり受け入れるとでも…?」
提督「たっぷりイチャイチャさせてもらおうじゃないか…フッフッフ…」
北上「うわぁ…」
提督「あ」
北上「そういうのは窓閉めてこっそりやってね…」スタスタスタ
提督「」
提督「ま、まあ気にすることなかれ、まずは響に>>41をしよう」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 17:54:05.72
イチャラブセックス
42 :1 :2014/06/12(木) 18:03:01.98
>>41しょっぱなからハードすぎwwwwwwエロシーン難しいよおwwww
提督「まずは響とイチャラブセ◯クスをしよう」
北上「うっわ、この鎮守府もうだめだわ…」
提督「いたのぉ!?」
北上「そのうち出よ…」
提督(何を言われてもこれはやるしかないぜ…!)
アナウンス
提督<あーあーあー 響、ちょっと俺のところに来い>
響「早速か、司令官もガマンを覚えないなぁ」
提督「イチャラブセ◯クスしよう」
響「司令官、いくら久しぶりだからって発情しすぎじゃないかい」
提督「でもしたいよ」
響「もっと順序を踏むべきだと思うんだ。」
※できれば、徐々に徐々にイチャイチャを増していく感じでお願いします!
※このイチャラブセ◯クス安価は、最後らへんに取っておきます
提督「まずは響とイチャラブセ◯クスをしよう」
北上「うっわ、この鎮守府もうだめだわ…」
提督「いたのぉ!?」
北上「そのうち出よ…」
提督(何を言われてもこれはやるしかないぜ…!)
アナウンス
提督<あーあーあー 響、ちょっと俺のところに来い>
響「早速か、司令官もガマンを覚えないなぁ」
提督「イチャラブセ◯クスしよう」
響「司令官、いくら久しぶりだからって発情しすぎじゃないかい」
提督「でもしたいよ」
響「もっと順序を踏むべきだと思うんだ。」
※できれば、徐々に徐々にイチャイチャを増していく感じでお願いします!
※このイチャラブセ◯クス安価は、最後らへんに取っておきます
44 :1 :2014/06/12(木) 18:10:43.48
常に抱きしめて離さない安価行きます
提督「まあいい…とりあえず話すことも積もってることだ、座れ」
響「わかった」ストン
提督「ああ、そっちじゃない、隣にこい」
響「司令官も仕方ないね」
提督「ん」ダキッ
響「…」
提督「…」
響「司令官、温かいね」
提督「ところで、響は俺の誕生日だと知って戻ったのか?」
響「いや、たまたまさ。誕生日は覚えてたけど、戻ろうって思った日がたまたま重なった」
提督「本当に?」
響「本当…。いや、嘘。誕生日だと知って戻った」
提督「とんだサプライズだ、嬉しいぞ」ギュウ
響「少し苦しいよ、それに、トイレに…」
提督「あぁ、行っていいぞ」ギュッ
響「行けないのだけど」
提督「このまま動けばいいじゃないか」
響「トイレまで入るつもりかい?」
提督「ダメか?」
響「怒るよ、順序を踏むって言ったじゃないか」
提督「わかったよ、行って来い」
提督「さて、抱きつくのも堪能できた。次は>>48だ」
提督「まあいい…とりあえず話すことも積もってることだ、座れ」
響「わかった」ストン
提督「ああ、そっちじゃない、隣にこい」
響「司令官も仕方ないね」
提督「ん」ダキッ
響「…」
提督「…」
響「司令官、温かいね」
提督「ところで、響は俺の誕生日だと知って戻ったのか?」
響「いや、たまたまさ。誕生日は覚えてたけど、戻ろうって思った日がたまたま重なった」
提督「本当に?」
響「本当…。いや、嘘。誕生日だと知って戻った」
提督「とんだサプライズだ、嬉しいぞ」ギュウ
響「少し苦しいよ、それに、トイレに…」
提督「あぁ、行っていいぞ」ギュッ
響「行けないのだけど」
提督「このまま動けばいいじゃないか」
響「トイレまで入るつもりかい?」
提督「ダメか?」
響「怒るよ、順序を踏むって言ったじゃないか」
提督「わかったよ、行って来い」
提督「さて、抱きつくのも堪能できた。次は>>48だ」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 18:22:49.21
ほっぺぷにぷに
49 :1 :2014/06/12(木) 18:34:13.29
提督「さて、抱きつくのも堪能できた。次はほっぺぷにぷにだ」
響「戻ったよ司令官」
提督「おかえり、早速だが俺の膝の上で仕事をしよう」ポンポン
響「しょうがないね、乗るよ」ヨイショ
提督「ふむ…」ムニムニ
響「ふぃれいかん、なんれわらひのほっへをふまんでるの」
提督「いや触りたくなって」ツンツンプニプニ
響「抱きつかれるよりはマシかな」カキカキ
提督「あぁ、そうだこの紙。また鎮守府で働くっていう書類だ、書いとけ」スリスリ
響「りょう、…くくっふふっ、くすぐったい、司令官」
提督「続けろ、これは仕事だ」グイー
響「りょうふぁい」カキカキ
提督(ふむ、柔らかいほっぺだ、いまは膝の上にいるが…そうだ>>54だな)
響「戻ったよ司令官」
提督「おかえり、早速だが俺の膝の上で仕事をしよう」ポンポン
響「しょうがないね、乗るよ」ヨイショ
提督「ふむ…」ムニムニ
響「ふぃれいかん、なんれわらひのほっへをふまんでるの」
提督「いや触りたくなって」ツンツンプニプニ
響「抱きつかれるよりはマシかな」カキカキ
提督「あぁ、そうだこの紙。また鎮守府で働くっていう書類だ、書いとけ」スリスリ
響「りょう、…くくっふふっ、くすぐったい、司令官」
提督「続けろ、これは仕事だ」グイー
響「りょうふぁい」カキカキ
提督(ふむ、柔らかいほっぺだ、いまは膝の上にいるが…そうだ>>54だな)
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 19:07:00.90
髪をクンカクンカ
55 :1 :2014/06/12(木) 19:14:12.28
提督(前にもやった記憶があるが髪の匂いを嗅ぐぜ!)ワサッ
響「どうしたんだい髪に顔をうずめて」
提督「スー…ハー…スンスンスンスン クンカクンカ」
響「髪の匂いが好き?」
提督「フガッ」
提督(甘い匂いがするッ…これが帰国子女か…)クンカクンカ
響「その、変な匂い、しないかな?」
提督「ぜんぜんむしろめっちゃいい匂い」
響「いつまでやって、ん、んっ」
提督(ヤベェェ首筋に顔うずめるのすごいのおおお)
響「ちょ、っと司令官、書類、ま、だおわってな…ふあっ」
提督(いいかんじによがってるな)
北上「誰かヨガって言った?」ガチャッ
提督「あ、言っt」
北上「提督…あぁ、ウザい…」バタン!
提督「脳に響の匂いが刷り込まれた所でつぎは>>62だぜ」
飯ってきます
響「どうしたんだい髪に顔をうずめて」
提督「スー…ハー…スンスンスンスン クンカクンカ」
響「髪の匂いが好き?」
提督「フガッ」
提督(甘い匂いがするッ…これが帰国子女か…)クンカクンカ
響「その、変な匂い、しないかな?」
提督「ぜんぜんむしろめっちゃいい匂い」
響「いつまでやって、ん、んっ」
提督(ヤベェェ首筋に顔うずめるのすごいのおおお)
響「ちょ、っと司令官、書類、ま、だおわってな…ふあっ」
提督(いいかんじによがってるな)
北上「誰かヨガって言った?」ガチャッ
提督「あ、言っt」
北上「提督…あぁ、ウザい…」バタン!
提督「脳に響の匂いが刷り込まれた所でつぎは>>62だぜ」
飯ってきます
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 19:30:11.97
耳を舐める
63 :1 :2014/06/12(木) 19:55:41.13
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 20:35:57.47
ムツゴロウばりのよしよし
69 :1 :2014/06/12(木) 21:02:10.31
提督「響…」
響「なんだい」
提督よーしよしよしよしよしwwwwwwwwwwwwwwww」ワシャシャシャシャ
響「…」グシャグシャグシャ
提督「よーしよしwwwwww響かわいいwwwwww優秀クーデレかわEwwwwwwwwww」ワシャシャシャシャ
響「…」グシャグシャグシャ
提督「ひっ、響かわいいwwwwwwwwww」
響「司令官、不機嫌な私を宥めようとしてるみたいだけど」
提督「かわいい~wwwwwwww え?」
響「別に怒っていないよ、司令官も仕事をしてほしい」
提督「あ、ああスマン…」
提督(これは並々ならぬ愛を注ぐべき思い切って>>75)
響「なんだい」
提督よーしよしよしよしよしwwwwwwwwwwwwwwww」ワシャシャシャシャ
響「…」グシャグシャグシャ
提督「よーしよしwwwwww響かわいいwwwwww優秀クーデレかわEwwwwwwwwww」ワシャシャシャシャ
響「…」グシャグシャグシャ
提督「ひっ、響かわいいwwwwwwwwww」
響「司令官、不機嫌な私を宥めようとしてるみたいだけど」
提督「かわいい~wwwwwwww え?」
響「別に怒っていないよ、司令官も仕事をしてほしい」
提督「あ、ああスマン…」
提督(これは並々ならぬ愛を注ぐべき思い切って>>75)
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 21:15:57.94
あすなろ
76 :1 :2014/06/12(木) 21:34:08.70
提督「思い切ってあすなろ抱きだ!」ガバッ
響「んっ、司令官なんだい?」
提督「あすなろ抱きしてるだけ」
響「後ろから抱きつくやつだね でも今更なんだいって感じなのだけど」
提督「それもそうだった」
提督(ん?この流れは…この流れならちゅっちゅくらいはいけるんじゃね!?)
提督(まぁまずは>>80でもしとくか…
響「んっ、司令官なんだい?」
提督「あすなろ抱きしてるだけ」
響「後ろから抱きつくやつだね でも今更なんだいって感じなのだけど」
提督「それもそうだった」
提督(ん?この流れは…この流れならちゅっちゅくらいはいけるんじゃね!?)
提督(まぁまずは>>80でもしとくか…
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 21:41:28.90
πタッチ
81 :1 :2014/06/12(木) 21:56:22.75
提督「じゃあ手始めに」ふにふに
響「ひゃっ‥」
提督「うーん…?」ふにふにふにふに
響「ちょ、っと司令官何して」
提督「ふむふむ」ふにふにふにふにふにふに
響「あっ、ふ し、司令官いつまでやって…」
提督「ある」ふに
響「え?」
提督「申し訳程度にある、うんかわいいぞ」
響「や、やめてよ、恥ずかしいじゃないか//」
提督(いい感じにデレてきた、この流れに乗って>>86だぜ!!)
響「ひゃっ‥」
提督「うーん…?」ふにふにふにふに
響「ちょ、っと司令官何して」
提督「ふむふむ」ふにふにふにふにふにふに
響「あっ、ふ し、司令官いつまでやって…」
提督「ある」ふに
響「え?」
提督「申し訳程度にある、うんかわいいぞ」
響「や、やめてよ、恥ずかしいじゃないか//」
提督(いい感じにデレてきた、この流れに乗って>>86だぜ!!)
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 22:13:46.67
後ろからキス
87 :1 :2014/06/12(木) 22:23:45.76
提督(よし、後ろからキスだ)
提督「響」
響「なんだい司令か…」
提督「ん」キスッ
響「ん…」
響「司令官、待ってたんだよ」
提督「ん、待ってたのか」
響「ああ、抱きついてくれるのも嬉しいけど、その…」
提督「いや、言わなくていい、恥ずかしくなる」
響「まだ足りない…」ズイッ
提督「お、おい…」
北上(>>91)
提督「響」
響「なんだい司令か…」
提督「ん」キスッ
響「ん…」
響「司令官、待ってたんだよ」
提督「ん、待ってたのか」
響「ああ、抱きついてくれるのも嬉しいけど、その…」
提督「いや、言わなくていい、恥ずかしくなる」
響「まだ足りない…」ズイッ
提督「お、おい…」
北上(>>91)
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/12(木) 22:31:43.88
ネズミ花火でも投げ込むか
94 :1 :2014/06/12(木) 23:14:28.08
北上「ネズミ花火でも投げ入れてやるか」シュー
ポイ
提督「え、なにこr」
響「ねずみ花火だね」ポイッ
提督「▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああ」
提督「ってあれ、投げたのか」
北上<▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああ
響「さ、続きだ司令官」
※ここで>>41を使います
提督「手慣れた手つきでベルトを外すのがちょっと悔やむ」
響「なに、これくらい外せなきゃ、司令官を、愛せない…///」カチャカチャ
提督「ォゥフwwwwww」ボロンッ
響「はぁ、む」ジュッポ
提督「うあ、響もう慣れてるな…」
響「ん、く」ジュッポジュッポ
提督「うぉ、お しばらくしてなかったからヤベェ…」
響「ぷは、司令官好き…」ギュッ
提督「言いながらしごくな…うっ、」
響「ん」チュッ
提督「ん、く」ジュルッチュパ
響「はっ、はぁ…」ツー
響「司令官、私も、そろそろ…」ツプ
提督「ッ、はぁ、来い…」
響「ん、ッあ゛あっ…!」ズンッ
提督「うっふ、響ぃ…」パンパンパン
響「あっはぁ、ん、あぁ、司、令好きぃ…」ズプズプズプ
提督「結構、久しぶりだからもう出そうだっ…」
響「あ、はぁ、来てぇ…!」
提督「>>100」
ポイ
提督「え、なにこr」
響「ねずみ花火だね」ポイッ
提督「▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああ」
提督「ってあれ、投げたのか」
北上<▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああ
響「さ、続きだ司令官」
※ここで>>41を使います
提督「手慣れた手つきでベルトを外すのがちょっと悔やむ」
響「なに、これくらい外せなきゃ、司令官を、愛せない…///」カチャカチャ
提督「ォゥフwwwwww」ボロンッ
響「はぁ、む」ジュッポ
提督「うあ、響もう慣れてるな…」
響「ん、く」ジュッポジュッポ
提督「うぉ、お しばらくしてなかったからヤベェ…」
響「ぷは、司令官好き…」ギュッ
提督「言いながらしごくな…うっ、」
響「ん」チュッ
提督「ん、く」ジュルッチュパ
響「はっ、はぁ…」ツー
響「司令官、私も、そろそろ…」ツプ
提督「ッ、はぁ、来い…」
響「ん、ッあ゛あっ…!」ズンッ
提督「うっふ、響ぃ…」パンパンパン
響「あっはぁ、ん、あぁ、司、令好きぃ…」ズプズプズプ
提督「結構、久しぶりだからもう出そうだっ…」
響「あ、はぁ、来てぇ…!」
提督「>>100」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/12(木) 23:40:32.33
孕め響ィィッ!
102 :1 :2014/06/13(金) 00:07:28.33
電の流れがコワイ(震え)
提督「孕め響ィィッ!」
響「いや、艦娘と人間は…」
提督「あっ(察し)」ドピュ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「響、よかったのか、俺で」
響「私は、初めの頃からこの鎮守府に居て、司令官を手伝ってきた」
響「嫌だって思うこともあったし、好きって感情も沸いた」
響「そんななかで、司令官を愛していた」
提督「そうか…、響、ロシアの件だが…」
響「?」
提督「もうお前をすっかり諦めたらしい、よかった」
響「所詮練習艦さ、そんなもので使われるより、ココに居たほうが楽しい」
提督「俺らに取っては唯一の響、大切な仲間さ」
響「そうだと、いいな」
提督「はいっていいぞ―」
ガチャッ
雷「はーい司令官!!」
電「いま来たのです!」
暁「司令官、いままでなにしてたのよ!」
提督「大人の事情だよ気にするな」
提督「みんなとちゃんと話せてなかっただろ、言うことがあるだろ」
響「た、ただいま…」
雷「おかえり響!」
電「おかえりなのです!」
暁「おかえり!ずっと心配してたんだから!」
ーーーーーーーーーーーーーーーvーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「と、いう夢を見たんだ」
響「壮大すぎるし欲望が溢れ出てるね」
提督「はいはい、仕事続けるぞ」
提督「孕め響ィィッ!」
響「いや、艦娘と人間は…」
提督「あっ(察し)」ドピュ
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提督「響、よかったのか、俺で」
響「私は、初めの頃からこの鎮守府に居て、司令官を手伝ってきた」
響「嫌だって思うこともあったし、好きって感情も沸いた」
響「そんななかで、司令官を愛していた」
提督「そうか…、響、ロシアの件だが…」
響「?」
提督「もうお前をすっかり諦めたらしい、よかった」
響「所詮練習艦さ、そんなもので使われるより、ココに居たほうが楽しい」
提督「俺らに取っては唯一の響、大切な仲間さ」
響「そうだと、いいな」
提督「はいっていいぞ―」
ガチャッ
雷「はーい司令官!!」
電「いま来たのです!」
暁「司令官、いままでなにしてたのよ!」
提督「大人の事情だよ気にするな」
提督「みんなとちゃんと話せてなかっただろ、言うことがあるだろ」
響「た、ただいま…」
雷「おかえり響!」
電「おかえりなのです!」
暁「おかえり!ずっと心配してたんだから!」
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提督「と、いう夢を見たんだ」
響「壮大すぎるし欲望が溢れ出てるね」
提督「はいはい、仕事続けるぞ」
103 :1 :2014/06/13(金) 00:11:10.27
おわりです(´・ω・`)
前よりはシメがさっぱりする形になったでしょうか
ついに金曜日がやってきたので
金~日にかけてSSスレを建ててみようかと思います
スレ追いかけてくれた皆さん、安価出してくれた皆さんありがとうございます
ここまで楽しくやれたのもみなさんのおかげです
梅雨なのでみなさんお体には気をつけて!
前よりはシメがさっぱりする形になったでしょうか
ついに金曜日がやってきたので
金~日にかけてSSスレを建ててみようかと思います
スレ追いかけてくれた皆さん、安価出してくれた皆さんありがとうございます
ここまで楽しくやれたのもみなさんのおかげです
梅雨なのでみなさんお体には気をつけて!
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/13(金) 00:25:35.15
オツ
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/13(金) 00:37:51.65
おつおつ
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/13(金) 10:42:10.06
乙デース
って夢オチかよッ!!
って夢オチかよッ!!
Entry ⇒ 2014.06.28 | Category ⇒ 艦隊これくしょん | Comments (0)
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