後輩「先輩を捕まえました。」〈R-18〉
1 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/21(水) 22:07:27.06
スレ建て初めてなので、気付かぬ所で作法に違うようでしたら一言注意いただけるとありがたいです。
注意:この作品には「エロ」「グロ」「狂気」が含まれます。
耐性の無い人はお引き取りお願いします。(グロ前には警告を再度入れます)
非常に読みにくいので読みにくさについては目をつむってください。
それでは、お願いします。
注意:この作品には「エロ」「グロ」「狂気」が含まれます。
耐性の無い人はお引き取りお願いします。(グロ前には警告を再度入れます)
非常に読みにくいので読みにくさについては目をつむってください。
それでは、お願いします。
2 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/21(水) 22:10:57.03
今日、勉強を教えてもらうという事で先輩を私の部屋にお招きしました。
家に入る時は少し緊張した様子でしたが、少しお茶をしてから勉強に移る頃には緊張はある程度とけているようでした。
先輩はとても頭が良くて、勉強を教えるのも上手です。
先輩は先輩の通う塾全体での模試でランキング上位に入っていると先輩が話した時、普段は自信なさげな先輩が少し誇らしげに語っていたのが印象的でした。
先輩は肉付きは細めで、時々遠くを見る様がとても儚げで、その様子を見ていると、私の中のーーー何かが刺激されるのを感じます。
家に入る時は少し緊張した様子でしたが、少しお茶をしてから勉強に移る頃には緊張はある程度とけているようでした。
先輩はとても頭が良くて、勉強を教えるのも上手です。
先輩は先輩の通う塾全体での模試でランキング上位に入っていると先輩が話した時、普段は自信なさげな先輩が少し誇らしげに語っていたのが印象的でした。
先輩は肉付きは細めで、時々遠くを見る様がとても儚げで、その様子を見ていると、私の中のーーー何かが刺激されるのを感じます。
4 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/21(水) 22:18:39.69
しばらく勉強を進めて、先輩が休憩に入ろうと言います。
どうやら緊張してあまり集中できないそうです。
申し訳なさそうに、集中できないから今日はこれでお開きにしてほしい、と提案してきました。
私はその提案に、それでは最後にお茶に付き合っていただけませんか、とお願いしました。
先輩は、それ位ならよろこんで、と微苦笑を浮かべながら応えていただきました。
私はお茶を用意します。
先程、先輩は一口目に少し渋そうな顔をしましたが、出された物は残さないので、後は顔にも出さず全部飲んでくれました。
今度は渋くならないように、お砂糖を沢山入れてあげます。
お茶請けに私の作ったクッキーも持っていきます。
お茶とお茶請けを盆に載せて持っていきます。
どうやら緊張してあまり集中できないそうです。
申し訳なさそうに、集中できないから今日はこれでお開きにしてほしい、と提案してきました。
私はその提案に、それでは最後にお茶に付き合っていただけませんか、とお願いしました。
先輩は、それ位ならよろこんで、と微苦笑を浮かべながら応えていただきました。
私はお茶を用意します。
先程、先輩は一口目に少し渋そうな顔をしましたが、出された物は残さないので、後は顔にも出さず全部飲んでくれました。
今度は渋くならないように、お砂糖を沢山入れてあげます。
お茶請けに私の作ったクッキーも持っていきます。
お茶とお茶請けを盆に載せて持っていきます。
5 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/21(水) 22:19:42.64
先輩と私はあまり口数が多い方ではありません。
お茶を少し口にして、ほぅ、と一息入れて、しばしの沈黙。
時々先輩の顔を覗くと、どうしたの?といったように、微笑を浮かべて私の顔を見返してくださいます。
先輩はとてもやさしいのです。
だからーーーー
お茶を少し口にして、ほぅ、と一息入れて、しばしの沈黙。
時々先輩の顔を覗くと、どうしたの?といったように、微笑を浮かべて私の顔を見返してくださいます。
先輩はとてもやさしいのです。
だからーーーー
6 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/21(水) 22:20:30.01
先輩のまばたきが多くなってきました。
私はお手洗いに、と席を立ち、用意していたーーーーーを後ろ手に隠し、静かに部屋に戻ります。
先輩は少し俯き加減に座っていました。
私はその側にそっと座り、先輩が私に気づいて、ああ、戻ってきてたんだ、と言いかけた時に、
ーーーーー私は『それ(スタンガン)』を彼の横腹に、そっと、押し付けました。
軽くバチンとした音と衝撃に驚いたように、先輩の体が跳ねてから硬直しました。
私は素早く部屋の目に付きにくい場所に隠していたロープで先輩の腕を後ろ手に縛ります。
先輩は少し抵抗しましたが、お茶とお茶請けに混ぜた『病院でもらったお薬(睡眠薬)』と『あれ(スタンガン)』の影響か、ほとんど力が入っていませんでした。
ほどけないようにしっかりと縛った後で、口にロープで猿ぐつわをします。
私はお手洗いに、と席を立ち、用意していたーーーーーを後ろ手に隠し、静かに部屋に戻ります。
先輩は少し俯き加減に座っていました。
私はその側にそっと座り、先輩が私に気づいて、ああ、戻ってきてたんだ、と言いかけた時に、
ーーーーー私は『それ(スタンガン)』を彼の横腹に、そっと、押し付けました。
軽くバチンとした音と衝撃に驚いたように、先輩の体が跳ねてから硬直しました。
私は素早く部屋の目に付きにくい場所に隠していたロープで先輩の腕を後ろ手に縛ります。
先輩は少し抵抗しましたが、お茶とお茶請けに混ぜた『病院でもらったお薬(睡眠薬)』と『あれ(スタンガン)』の影響か、ほとんど力が入っていませんでした。
ほどけないようにしっかりと縛った後で、口にロープで猿ぐつわをします。
7 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/21(水) 22:32:48.93
拘束の全てが終わった後、
彼の頬に手を当てて、猿ぐつわで開きかけの唇に、そっと口づけをします。
彼は、悲しそうな顔で私を見つめていました。
無造作に床に転がったままの彼をベットの上に持ち上げます。
肉付きの細めな彼でも女子の私には少々重たく、運び終わるまでに何度か彼を取り落してしまいそうになりました。
運び終わって彼の顔を見ると、軽く目をつむり、疲れたように眉が下げられています。
彼のこういった表情を見ていると、どうしようもなく、私の中の何かが刺激されます。
私はたまらず、彼の唇を貪るように私の唇を重ねます。
猿ぐつわが邪魔で上手く口づけができないので、上唇を唇で挟み舌で上唇とその裏を舐め上げます。
彼の頬に手を当てて、猿ぐつわで開きかけの唇に、そっと口づけをします。
彼は、悲しそうな顔で私を見つめていました。
無造作に床に転がったままの彼をベットの上に持ち上げます。
肉付きの細めな彼でも女子の私には少々重たく、運び終わるまでに何度か彼を取り落してしまいそうになりました。
運び終わって彼の顔を見ると、軽く目をつむり、疲れたように眉が下げられています。
彼のこういった表情を見ていると、どうしようもなく、私の中の何かが刺激されます。
私はたまらず、彼の唇を貪るように私の唇を重ねます。
猿ぐつわが邪魔で上手く口づけができないので、上唇を唇で挟み舌で上唇とその裏を舐め上げます。
8 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/21(水) 22:34:30.53
身動きできない先輩の体に私の体を絡ませます。
どうしようもなく昂ぶった私の体の熱を伝えるように、右手を後ろ手に縛られた先輩の腕の腋に通し抱きしめ、左手を先輩の頬に添え、女性器を彼の左腿に押し付け
るようにして彼の左足を両足で挟みます。
彼は辛そうに瞼を強く閉じていますが、彼の男性器は制服越しでも分かる位に張りつめていました。
私は彼のズボンのベルトを緩めてから、ブレザーとワイシャツのボタンをはずして上着をはだけさせます。
彼の体は本当に細くて、白くて、折れてしまいそうな、消えてしまいそうな儚さを持っていました。
はだけた彼の上半身の腹部に跨り、股を密着させながら、私も上着を脱ぎます。
股から伝わる彼の地肌の温かさと、彼に跨っているという状況から、私の身体の熱が上がっていくのを感じます。
流石の彼も目を見開き、私の体の見つめていました。
上半身の服を脱ぎ終わった私は、彼の胸と私の胸を合わせるように覆いかぶさります。
身体をゆっくり擦り付けるようにしながら、左の腕を彼の左腋に通し、右手を彼のズボンのファスナーにかけ、ゆっくりと下げていきます。
どうしようもなく昂ぶった私の体の熱を伝えるように、右手を後ろ手に縛られた先輩の腕の腋に通し抱きしめ、左手を先輩の頬に添え、女性器を彼の左腿に押し付け
るようにして彼の左足を両足で挟みます。
彼は辛そうに瞼を強く閉じていますが、彼の男性器は制服越しでも分かる位に張りつめていました。
私は彼のズボンのベルトを緩めてから、ブレザーとワイシャツのボタンをはずして上着をはだけさせます。
彼の体は本当に細くて、白くて、折れてしまいそうな、消えてしまいそうな儚さを持っていました。
はだけた彼の上半身の腹部に跨り、股を密着させながら、私も上着を脱ぎます。
股から伝わる彼の地肌の温かさと、彼に跨っているという状況から、私の身体の熱が上がっていくのを感じます。
流石の彼も目を見開き、私の体の見つめていました。
上半身の服を脱ぎ終わった私は、彼の胸と私の胸を合わせるように覆いかぶさります。
身体をゆっくり擦り付けるようにしながら、左の腕を彼の左腋に通し、右手を彼のズボンのファスナーにかけ、ゆっくりと下げていきます。
9 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/21(水) 22:38:15.46
彼の荒くなった吐息が耳にかかります。
彼の早くなった鼓動が胸を伝わって届きます。
私は彼の下唇に口づけをしながら、彼の怒張したそれを股で挟み込みます。
彼の一番熱い部分と、私の一番熱いところが、布一枚を通して触れ合うのを感じます。
少しの間体を擦り付けあった後、私は彼にもたれかかった状態のまま、少し腰を上げて下着を脱いでいきます。
腰を上げた事で上体に体重がかかり、私の大きくは無い胸が彼の胸に押し当てられます。
彼の吐息がより近くで感じられます。
顔の位置を下げて彼の首筋を甘噛みします。
下着を脱ぎ終わった手で彼の怒張に触れると、鼓動に合わせて大きく跳ね回っています。
彼の早くなった鼓動が胸を伝わって届きます。
私は彼の下唇に口づけをしながら、彼の怒張したそれを股で挟み込みます。
彼の一番熱い部分と、私の一番熱いところが、布一枚を通して触れ合うのを感じます。
少しの間体を擦り付けあった後、私は彼にもたれかかった状態のまま、少し腰を上げて下着を脱いでいきます。
腰を上げた事で上体に体重がかかり、私の大きくは無い胸が彼の胸に押し当てられます。
彼の吐息がより近くで感じられます。
顔の位置を下げて彼の首筋を甘噛みします。
下着を脱ぎ終わった手で彼の怒張に触れると、鼓動に合わせて大きく跳ね回っています。
10 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/21(水) 22:39:51.84
彼の顔は目を見開き、興奮しながらも、どこか辛そうでした。
私はそのまま一息に腰を落とします。
股の方に激しい痛みを感じます。
同時に腹部に棒状の異物感を感じます。
鼓動と共に律動するそれが、私の中で暴れまわっています。
しばらく腹部で彼の熱が私の中に溶けていくのを感じていると、彼の腰が荒々しく跳ね始めました。
私は怒張が抜けないように位置をなおします。
股の部分の激しい痛みと腹部の内部で怒張の擦れるのを感じます。
私はそのまま一息に腰を落とします。
股の方に激しい痛みを感じます。
同時に腹部に棒状の異物感を感じます。
鼓動と共に律動するそれが、私の中で暴れまわっています。
しばらく腹部で彼の熱が私の中に溶けていくのを感じていると、彼の腰が荒々しく跳ね始めました。
私は怒張が抜けないように位置をなおします。
股の部分の激しい痛みと腹部の内部で怒張の擦れるのを感じます。
11 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/21(水) 22:40:52.31
しばらくは上体を起こして彼の抽挿を受け入れていましたが、辛くなってきたので彼にしなだれかかるように上体を倒します。
腹部の抽挿と同時に乳頭部の擦れる感覚が伝わってきます。
彼の抽挿がいっそう早くなり、私も腹部から下腹部の内部が引き攣っていくのを感じていました。
彼が深く腰を突出し、彼の激しく痙攣する怒張から熱い液体が腹部内に叩きつけられるのを感じます。
私も身体全体を痙攣させながら、下腹部が律動し、下腹部から腹部へ上がるように筋肉が収縮を繰り返すような感覚がありました。
彼の怒張の痙攣が落ち着いた後で、私はゆっくりと腰を上げ、彼のそれを引き抜きました。
まだ股は痛いですが、腹部に残る彼の熱が痛みを上回る充足感と安心感を与えてくれます。
改めて彼の顔を見るととても苦しそうな顔をしていました。
私は彼の頬に右手を添え、左頬の下部に口づけをしました。
腹部の抽挿と同時に乳頭部の擦れる感覚が伝わってきます。
彼の抽挿がいっそう早くなり、私も腹部から下腹部の内部が引き攣っていくのを感じていました。
彼が深く腰を突出し、彼の激しく痙攣する怒張から熱い液体が腹部内に叩きつけられるのを感じます。
私も身体全体を痙攣させながら、下腹部が律動し、下腹部から腹部へ上がるように筋肉が収縮を繰り返すような感覚がありました。
彼の怒張の痙攣が落ち着いた後で、私はゆっくりと腰を上げ、彼のそれを引き抜きました。
まだ股は痛いですが、腹部に残る彼の熱が痛みを上回る充足感と安心感を与えてくれます。
改めて彼の顔を見るととても苦しそうな顔をしていました。
私は彼の頬に右手を添え、左頬の下部に口づけをしました。
21 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:44:50.08
こんばんは。
思ったよりも読んでレスくれる方が多くて驚きました。
嬉しくなったので(決してこれから投下する量が少なくてプレッシャーを受けた訳では無い)レスにあった彼の感情部分を表現してみようと思い、彼の視点の方も書いてみました。
同じことの繰り返しなので読む必要はあまり無いかもしれませんが、後輩視点の時よりも少し読みやすく書けたと思います。
それでは、本日もなにとぞよろしくお願いします。
ちなみに、本日はグロ描写から入りますので、彼の描写を待っている人はしばしお待ちください。
グロは内臓表現は無い程度のグロです。
思ったよりも読んでレスくれる方が多くて驚きました。
嬉しくなったので(決してこれから投下する量が少なくてプレッシャーを受けた訳では無い)レスにあった彼の感情部分を表現してみようと思い、彼の視点の方も書いてみました。
同じことの繰り返しなので読む必要はあまり無いかもしれませんが、後輩視点の時よりも少し読みやすく書けたと思います。
それでは、本日もなにとぞよろしくお願いします。
ちなみに、本日はグロ描写から入りますので、彼の描写を待っている人はしばしお待ちください。
グロは内臓表現は無い程度のグロです。
22 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:45:22.80
目を覚ましてみると部屋はすっかり暗くなっていました。
レースのカーテン越しに移る景色は家の前に一つだけある街灯の明かりだけ。
目の前の彼は静かに寝息を立てています。
私は体の位置をずらして彼の左胸に耳を当てます。
彼の鼓動が聞こえます。
彼の身体中を巡る血液を一度に押し流すポンプの鼓動。
彼の源泉。
レースのカーテン越しに移る景色は家の前に一つだけある街灯の明かりだけ。
目の前の彼は静かに寝息を立てています。
私は体の位置をずらして彼の左胸に耳を当てます。
彼の鼓動が聞こえます。
彼の身体中を巡る血液を一度に押し流すポンプの鼓動。
彼の源泉。
23 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:45:54.92
儚く見える彼の中で力強く脈打つ、温かい彼のーーーーーーーーーー
気付けば、私は彼の胸にーーーーーーーーー
24 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:46:24.73
見開かれる彼の目
猿ぐつわ越しのくぐもった絶叫
私は彼の胸に刺さった『それ』を引き抜く
一度だけ大きく温かいものが吹き出し、それから鼓動と共に流れ出るそれを私は身体を擦り付けるように塗り付けていく
ああ、あたたかい、
性交渉とは違う彼の温かさ
彼の流れ出るそれを指ですくい、口に運ぶ
かれのあじがした
猿ぐつわ越しのくぐもった絶叫
私は彼の胸に刺さった『それ』を引き抜く
一度だけ大きく温かいものが吹き出し、それから鼓動と共に流れ出るそれを私は身体を擦り付けるように塗り付けていく
ああ、あたたかい、
性交渉とは違う彼の温かさ
彼の流れ出るそれを指ですくい、口に運ぶ
かれのあじがした
25 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:47:04.57
彼の鼓動が弱くなっていくのを感じる
彼の瞳が虚ろになっていく
彼の縄を彼の体液が滴るそれで切ってほどく
彼と口づけをする
少し冷たくなった彼の唇
私は右手に持ったそれで私の胸を突き刺した
滴り落ちる私の体液が彼の体液と混ざりあい、私の熱が彼に溶けていく
熱を分けるように身体をすりあわせ、手で体液をかきまぜていく
そしてわたしはーーーーーーーーーー
彼の瞳が虚ろになっていく
彼の縄を彼の体液が滴るそれで切ってほどく
彼と口づけをする
少し冷たくなった彼の唇
私は右手に持ったそれで私の胸を突き刺した
滴り落ちる私の体液が彼の体液と混ざりあい、私の熱が彼に溶けていく
熱を分けるように身体をすりあわせ、手で体液をかきまぜていく
そしてわたしはーーーーーーーーーー
26 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:47:52.01
これにて彼女の視点はおしまいです。
グロは少し蛇足になりましたが、ああいう背景が無いと納得いかない行動が多いのでご容赦を。
それでは、彼の視点に移ろうと思います。
グロは少し蛇足になりましたが、ああいう背景が無いと納得いかない行動が多いのでご容赦を。
それでは、彼の視点に移ろうと思います。
27 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:49:54.55
後輩の家にお呼ばれした。
勉強を教えるという名目ではあるが、僕が女性の部屋にお呼ばれするのは初めてなので少し緊張する。
後輩はいい子だ。素直で勤勉で、とても純粋な子だ。
そして容姿も可愛い。艶のある黒髪を肩下位まで伸ばしていて、やや小柄な感じの体は、大和撫子の言葉がぴったりとあてはまる。
すっとした小さな顔はどこか人形然としていて、近寄りがたい雰囲気を出している。
だからだろうか?あまり浮いた話を聞かないし、周りからも噂される事は少なく感じる。
勉強を教えるという名目ではあるが、僕が女性の部屋にお呼ばれするのは初めてなので少し緊張する。
後輩はいい子だ。素直で勤勉で、とても純粋な子だ。
そして容姿も可愛い。艶のある黒髪を肩下位まで伸ばしていて、やや小柄な感じの体は、大和撫子の言葉がぴったりとあてはまる。
すっとした小さな顔はどこか人形然としていて、近寄りがたい雰囲気を出している。
だからだろうか?あまり浮いた話を聞かないし、周りからも噂される事は少なく感じる。
28 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:50:44.21
彼女の家に到着する。
招かれた彼女の部屋はそこそこに物は有るのだが、勝手なイメージではあるが、女の子らしくはない部屋だった。
女の子らしいと言えばドレッサー位だろうか、カーテンやベッドの色は凄く薄い水色の単色で、ドレッサーが無ければひと目には女の子の部屋とは分からないだろう。
一息入れてから勉強をしよう、とのことでお茶をいただく事にする。
彼女の淹れてくれたお茶は少し薬臭くて少し顔を顰めてしまったが、そういうお茶なのだろう。
なんとなく市販で飲んだことのある色んな薬草から抽出したお茶を思い起こした。
招かれた彼女の部屋はそこそこに物は有るのだが、勝手なイメージではあるが、女の子らしくはない部屋だった。
女の子らしいと言えばドレッサー位だろうか、カーテンやベッドの色は凄く薄い水色の単色で、ドレッサーが無ければひと目には女の子の部屋とは分からないだろう。
一息入れてから勉強をしよう、とのことでお茶をいただく事にする。
彼女の淹れてくれたお茶は少し薬臭くて少し顔を顰めてしまったが、そういうお茶なのだろう。
なんとなく市販で飲んだことのある色んな薬草から抽出したお茶を思い起こした。
29 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:52:11.15
十分休んだところで勉強を開始する。
彼女は勤勉で、話を聞くのも上手くて、理解も早い。
生徒としたら理想の生徒だろう。
勉強もつつがなく進んでしばらくしたとき、なんだかいつもより頭が重い気がした。
おそらく慣れない環境に緊張している中で集中したから普段より早く疲れが来たんだろう。
こういう時に勉強しても効率が悪い。
教えるにもクリアな頭で無くては話をまとめるなんてのは無理だ。
彼女に集中力が切れたので今日の勉強を切り上げて欲しい旨を伝える。
彼女は了解してくれて、それならば後の時間はお茶にしましょう、と言った。
僕はその提案に頷く。
彼女は勤勉で、話を聞くのも上手くて、理解も早い。
生徒としたら理想の生徒だろう。
勉強もつつがなく進んでしばらくしたとき、なんだかいつもより頭が重い気がした。
おそらく慣れない環境に緊張している中で集中したから普段より早く疲れが来たんだろう。
こういう時に勉強しても効率が悪い。
教えるにもクリアな頭で無くては話をまとめるなんてのは無理だ。
彼女に集中力が切れたので今日の勉強を切り上げて欲しい旨を伝える。
彼女は了解してくれて、それならば後の時間はお茶にしましょう、と言った。
僕はその提案に頷く。
30 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:53:16.19
彼女はお茶とお茶請けを取りに部屋を出て行った。
大分疲れているのか横になりたい気持ちが強い。
だけど人の家、ましてや女の子の部屋で寝るなんて言語道断だ。
暫くすると彼女が部屋に戻ってきた。
盆に載せているのはお茶とクッキーだ。
僕はお茶に口をつける。
薬臭さは抜けないけど、さっきより甘くなっていた。
勉強の後という事で気遣ってくれてのだろうか?とりあえず彼女の心遣いに心の中で感謝をする。
時折一言二言言葉を交わしつつ、静かにお茶を飲む。
大分疲れているのか横になりたい気持ちが強い。
だけど人の家、ましてや女の子の部屋で寝るなんて言語道断だ。
暫くすると彼女が部屋に戻ってきた。
盆に載せているのはお茶とクッキーだ。
僕はお茶に口をつける。
薬臭さは抜けないけど、さっきより甘くなっていた。
勉強の後という事で気遣ってくれてのだろうか?とりあえず彼女の心遣いに心の中で感謝をする。
時折一言二言言葉を交わしつつ、静かにお茶を飲む。
31 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:54:14.03
彼女とのこういった静かな時間は貴重だ。
学校で勉強して、塾で勉強して、家で勉強する。
絶え間なく続く勉強という作業に、最初は苦しかったのも覚えてはいるが、いつしか僕は何も感じなくなっていた。
だけどたまに、どうしようもなく手が付かなくなる時がある。
何故勉強を続けるのか、世界の真理やら、異文化言語やら、太古の日本語やら、知る意味は有ったとしても苦しんでまで知る意味は本当にあるのか?
そんな答えの無い問に何かに当たり散らしたくもなる時がある。
そんな時、彼女と過ごす静かな時間はとてもありがたかった。
誰かと一緒に居る為には話さなくてはならない。
話しかけられ、答えを考え、答えを返す。
鬱屈としている時はそんな問題集を解いてる錯覚に陥る。
だから、誰かと一緒に居たいのに話したくない時に、彼女との静かな時間は僕を救ってくれる感じがした。
学校で勉強して、塾で勉強して、家で勉強する。
絶え間なく続く勉強という作業に、最初は苦しかったのも覚えてはいるが、いつしか僕は何も感じなくなっていた。
だけどたまに、どうしようもなく手が付かなくなる時がある。
何故勉強を続けるのか、世界の真理やら、異文化言語やら、太古の日本語やら、知る意味は有ったとしても苦しんでまで知る意味は本当にあるのか?
そんな答えの無い問に何かに当たり散らしたくもなる時がある。
そんな時、彼女と過ごす静かな時間はとてもありがたかった。
誰かと一緒に居る為には話さなくてはならない。
話しかけられ、答えを考え、答えを返す。
鬱屈としている時はそんな問題集を解いてる錯覚に陥る。
だから、誰かと一緒に居たいのに話したくない時に、彼女との静かな時間は僕を救ってくれる感じがした。
32 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:54:40.76
緊張が切れたのか大部眠たくなってきた。
そろそろ御暇しようかな、と考えていると、彼女がお手洗いに席を立った。
一つ伸びをして、首を鳴らす。
すぐ戻ってくるだろうと、少し俯き目をつむる。
少し時間が経ったのだろうか、気づけば彼女が隣に座っていた。
その距離感に少し驚きつつ、彼女に、ああ、戻ってきてたんだ、と声をかけーーーーーーー
そろそろ御暇しようかな、と考えていると、彼女がお手洗いに席を立った。
一つ伸びをして、首を鳴らす。
すぐ戻ってくるだろうと、少し俯き目をつむる。
少し時間が経ったのだろうか、気づけば彼女が隣に座っていた。
その距離感に少し驚きつつ、彼女に、ああ、戻ってきてたんだ、と声をかけーーーーーーー
33 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:55:23.72
ーーーーーーようとして、息が詰まった。
軽いバチンという音と同時に激しい衝撃が体を襲った。
何が起こった分からなかった。
完全に気を抜いていた。
彼女が何かしらで腕を縛っているのを感じる。
それに気が付いて急いで振りほどこうとするも、体が痺れている様に思うように動かない。
気付けば猿ぐつわを噛まされ、床に転がっていた。
何故彼女はこんな事をしたのだろう、何か追い詰められていたのだろうか?
そう思うと僕は少し悲しくなった。
軽いバチンという音と同時に激しい衝撃が体を襲った。
何が起こった分からなかった。
完全に気を抜いていた。
彼女が何かしらで腕を縛っているのを感じる。
それに気が付いて急いで振りほどこうとするも、体が痺れている様に思うように動かない。
気付けば猿ぐつわを噛まされ、床に転がっていた。
何故彼女はこんな事をしたのだろう、何か追い詰められていたのだろうか?
そう思うと僕は少し悲しくなった。
34 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:55:59.89
彼女が僕を持ち上げベッドへ運ぼうとしている。
下手に暴れても彼女が僕を取り落して自分の体を痛めつけるだけなのでやめておく。
彼女が僕をベッドに運び終わる頃には身体の痺れは大体消えていた。
一方で、先程疲れで重いと思っていた頭が激しく痛む。
目をつむり痛みが引くのを待っていると、体に彼女が乗っかって来るのを感じた。
唇に何かが触れるのを感じて目を開くと、目をつむった彼女の姿があった。
彼女はそのまま猿ぐつわをされたままの僕の唇を舐め上げる。
上気した頬に身体の熱、熱い吐息を感じると、僕の男の象徴たる部分に血が集まっていくのを感じる。
下手に暴れても彼女が僕を取り落して自分の体を痛めつけるだけなのでやめておく。
彼女が僕をベッドに運び終わる頃には身体の痺れは大体消えていた。
一方で、先程疲れで重いと思っていた頭が激しく痛む。
目をつむり痛みが引くのを待っていると、体に彼女が乗っかって来るのを感じた。
唇に何かが触れるのを感じて目を開くと、目をつむった彼女の姿があった。
彼女はそのまま猿ぐつわをされたままの僕の唇を舐め上げる。
上気した頬に身体の熱、熱い吐息を感じると、僕の男の象徴たる部分に血が集まっていくのを感じる。
35 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:56:31.25
誰が言ったか、産めよ増やせよとはよく言った物だと思う。
こんな異質な状況においても、生殖行動が可能な存在が居て、行為が可能な状況であれば、その本能を発現させる。
まるで呪いのようだ、と思った。
人は人である限り抗えない、この呪いの様な現象を本能と言ったのだろう。
頭の痛みが激しさを増す。
もうこの状況が何が何だか分からなくなってきている。
彼女が上体を起こしていた。
彼女が上着を脱ぐ。
目が離せない。
白磁の様な肌。
慎ましく形の良い双丘。
華奢だが美しいラインを描く、首筋から肩のシルエット。
その一つ一つを意識するたびに頭と股に血が集まるのを感じ、心臓がもっと血を送れとばかりに鼓動を早くする。
こんな異質な状況においても、生殖行動が可能な存在が居て、行為が可能な状況であれば、その本能を発現させる。
まるで呪いのようだ、と思った。
人は人である限り抗えない、この呪いの様な現象を本能と言ったのだろう。
頭の痛みが激しさを増す。
もうこの状況が何が何だか分からなくなってきている。
彼女が上体を起こしていた。
彼女が上着を脱ぐ。
目が離せない。
白磁の様な肌。
慎ましく形の良い双丘。
華奢だが美しいラインを描く、首筋から肩のシルエット。
その一つ一つを意識するたびに頭と股に血が集まるのを感じ、心臓がもっと血を送れとばかりに鼓動を早くする。
36 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:58:32.18
彼女がしなだれかかってくる。
彼女の双丘と僕の胸が合わさる。
気付かないうちに僕も上着をはだけていたようだ。
起立した彼女の乳頭の感触を感じる。
血がはち切れんばかりに集まる。
頭が痛い。
普段はこんな痛みは感じない、不自然な痛みだ。
彼女がファスナーに手をかける。
その動作がとてももどかしく感じる。
彼女の双丘と僕の胸が合わさる。
気付かないうちに僕も上着をはだけていたようだ。
起立した彼女の乳頭の感触を感じる。
血がはち切れんばかりに集まる。
頭が痛い。
普段はこんな痛みは感じない、不自然な痛みだ。
彼女がファスナーに手をかける。
その動作がとてももどかしく感じる。
37 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:59:18.17
陰部が外気にさらされるのを感じた。
彼女が体の位置をずらす。
陰部が同じくらいの熱を持った物に包まれる。
痛い、今すぐ動きたい、動いてこのやり場のない熱を解放したい。
ふと僕の胸を圧迫する彼女の胸の圧力が増した。
潰れる乳房に硬い感触を残す乳頭が興奮を誘う。
胸に気を取られていたが、彼女はどうやら下着を脱いでいるようだ。
付きだしたお尻が不規則にゆれる。
ずれたスカートから覗くお尻は白く、美しい丸みを帯びていて、背徳感を呼び起こす。
彼女が首筋に甘噛みする。
適度な刺激が心地よい。
彼女が体の位置をずらす。
陰部が同じくらいの熱を持った物に包まれる。
痛い、今すぐ動きたい、動いてこのやり場のない熱を解放したい。
ふと僕の胸を圧迫する彼女の胸の圧力が増した。
潰れる乳房に硬い感触を残す乳頭が興奮を誘う。
胸に気を取られていたが、彼女はどうやら下着を脱いでいるようだ。
付きだしたお尻が不規則にゆれる。
ずれたスカートから覗くお尻は白く、美しい丸みを帯びていて、背徳感を呼び起こす。
彼女が首筋に甘噛みする。
適度な刺激が心地よい。
38 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 21:59:56.82
どうやら彼女は下着を脱ぎ終わったようで上体を起こしてお互いの陰部を触れ合せている。
熱く濡れそぼっていて、やわらかい。
本能が貫けと叫ぶ。
不意に彼女が腰を落とす。
彼女の顔が苦痛に歪む。
僕の性器はその役目を果たさんと律動し、彼女の中で暴れまわる。
彼女の内部もそれに応えるように蠕動する。
さらに頭痛が激しくなる。まるで己を抑える理由など無く、本能に従う事は悪ではないというように。
僕はたまらず腰を突き出した。
彼女の嬌声が耳に付く。
もう一度腰を引き、突き出す。
彼女の内壁を擦る。
彼女が腰の上で跳ねる。
全てのたがを押し流す程の快楽。理性への冒涜であった。
それと同時にこれこそが人の営みだという事を感じた。
熱く濡れそぼっていて、やわらかい。
本能が貫けと叫ぶ。
不意に彼女が腰を落とす。
彼女の顔が苦痛に歪む。
僕の性器はその役目を果たさんと律動し、彼女の中で暴れまわる。
彼女の内部もそれに応えるように蠕動する。
さらに頭痛が激しくなる。まるで己を抑える理由など無く、本能に従う事は悪ではないというように。
僕はたまらず腰を突き出した。
彼女の嬌声が耳に付く。
もう一度腰を引き、突き出す。
彼女の内壁を擦る。
彼女が腰の上で跳ねる。
全てのたがを押し流す程の快楽。理性への冒涜であった。
それと同時にこれこそが人の営みだという事を感じた。
39 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 22:00:47.54
彼女がしなだれかかる。
起立した乳頭の感触と彼女の熱が、僕の鼓動を加速させていく。
決壊する。
僕は大きく腰を突き出して彼女の中に僕の熱を送り込む。
痙攣する陰茎に合わせるように律動する内壁。
しなだれかかっている彼女が小さな引き攣りを繰り返す。
より深く突き刺すように可能な限り前かがみになるような体制になる。
痙攣が収まり、虚脱感が襲う。
同時に忘れかけていた頭痛がぶり返す。
痛い。
僕は寄り添う彼女の熱を感じながら意識を手放した。
起立した乳頭の感触と彼女の熱が、僕の鼓動を加速させていく。
決壊する。
僕は大きく腰を突き出して彼女の中に僕の熱を送り込む。
痙攣する陰茎に合わせるように律動する内壁。
しなだれかかっている彼女が小さな引き攣りを繰り返す。
より深く突き刺すように可能な限り前かがみになるような体制になる。
痙攣が収まり、虚脱感が襲う。
同時に忘れかけていた頭痛がぶり返す。
痛い。
僕は寄り添う彼女の熱を感じながら意識を手放した。
40 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 22:01:16.21
激しい痛みに目を覚ました
その壮絶な痛みに思わず絶叫をあげる
彼女が目の前にいる
痛みを覚える箇所を見下ろせば、胸、正確にはみぞおち辺り、にナイフが刺さっていた
彼女がナイフを引き抜く
引き抜くと同時に一度血が噴き出る
血が流れる
頭と手足から血の気が無くなっていくのを感じる
彼女が裸体を擦り付けてくる
彼女の目の焦点は合っていないように見える
その壮絶な痛みに思わず絶叫をあげる
彼女が目の前にいる
痛みを覚える箇所を見下ろせば、胸、正確にはみぞおち辺り、にナイフが刺さっていた
彼女がナイフを引き抜く
引き抜くと同時に一度血が噴き出る
血が流れる
頭と手足から血の気が無くなっていくのを感じる
彼女が裸体を擦り付けてくる
彼女の目の焦点は合っていないように見える
41 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 22:01:43.10
寒い
痛い
とても寒い
とても痛い
そんな中で彼女の温かさを感じる
彼女が僕の血を滴らせた手を口に運ぶ
恍惚とした表情
目の焦点が合わなくなってきている
彼女の表情が霞む
ふとほとんど感覚の無い腕の自由が利くようになった気がする
腕を彼女に伸ばそうとするが、もう体は動かない
猿ぐつわがほどける
唇に温かさを感じる
彼女の温かさが僕に溶けていく
そしてぼくはーーーーーーーーーーーー
42 : ◆Fcpupl1Vnc :2014/05/22(木) 22:04:55.49
これにて全編終了です。おつかれさまです。
以下はあとがきの様なものです。興味のある方はどうぞ。
最近、若くして私のチェリーなマイサンの元気が無いのです。
興奮するネタが少なくなってきたので、自分で書いてみました。
はじめてですがなかなか興奮しました。言葉にすることでイメージがより強く形を持つのです。
ですがなかなか時間を食います。
どなたかネタをください。こいつがエロいだの、俺が書いたんだぜでもいいんで。
短い間ですがお付き合いありがとうございました。それでは、またいつか、どこかで。
最後にひとこと
ヤンデルっていいですよね(空想に限る)
※このスレは暫く残しておきます。また気が向いたら筆を取ったり、雑談したりするかもしれません。期日としては一週間くらいを目途にHTML依頼を出す予定です。
もっと早くHTML化した方が良いとかありましたら追って連絡ください。
以下はあとがきの様なものです。興味のある方はどうぞ。
最近、若くして私のチェリーなマイサンの元気が無いのです。
興奮するネタが少なくなってきたので、自分で書いてみました。
はじめてですがなかなか興奮しました。言葉にすることでイメージがより強く形を持つのです。
ですがなかなか時間を食います。
どなたかネタをください。こいつがエロいだの、俺が書いたんだぜでもいいんで。
短い間ですがお付き合いありがとうございました。それでは、またいつか、どこかで。
最後にひとこと
ヤンデルっていいですよね(空想に限る)
※このスレは暫く残しておきます。また気が向いたら筆を取ったり、雑談したりするかもしれません。期日としては一週間くらいを目途にHTML依頼を出す予定です。
もっと早くHTML化した方が良いとかありましたら追って連絡ください。
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/22(木) 22:28:58.81
素晴らしい乙
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/05/23(金) 00:12:52.15
とりあえずヤンデレでもう一つどうぞ
Entry ⇒ 2014.05.31 | Category ⇒ オリジナル | Comments (0)
モバP「俺は二宮飛鳥を殺す」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/30(金) 23:59:20.19
タイトル通りのそんなおはなし、ちょろっと長めになるかもですが、もとよろしければおつきあいくださると幸いです
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:14:10.41
俺はプロデューサーという職についてから実はそれほど長くの時間を過ごしていないが、けれど世間では凄腕のプロデューサーであるらしい。
自分の事を『あるらしい』なんて他人事のように言ってしまうのも少しおかしな話だが、事実なのでしかたがないのだ。
就職活動に玉砕した俺は一人の男に拾われた、なんでも芸能プロダクションの社長なのだという彼が言うには、俺はプロデューサーになる素質があるのだという。
二つ返事だった。もともと物事を深く考えるほど利口なたちでもなかったし、上京してきた手前親元に泣きながら帰ることなんてできなかったからだ。
そして俺は次の週には『新米プロデューサー』になっていた。
数人の担当アイドルを押し付けられる形で任されて、そして驚くべきことに才能ある彼女たちはちょこっとサポートしてやるだけであっという間にアイドルとして成功したと言って差し支えないレベルにまでこの世界の階段を駆け上がっていった。
あれよあれよという間に、俺は『凄腕』という肩書を得ていた。
担当アイドルの三人をトップに昇らせた期待の超新星、凄腕。どうにも大層な肩書である。そんな呼ばれ方してしまったら、誰だって調子に乗る、俺なんてもうノリノリングだ。
『とはいえ、世の中には13人のアイドルを同時にトップアイドルにした伝説のプロデューサーもいるらしいので、慢心もほどほどにね』
とは社長の言。正直そんな化物と比べられても困るのではあるが、慢心することは良い事ではないのは確かなのでしっかりと飲み込んだ。
今日はそんなノリノリングがノリノリくらいになった俺は、今日も今日とて事務所へと顔をだすのであった。
自分の事を『あるらしい』なんて他人事のように言ってしまうのも少しおかしな話だが、事実なのでしかたがないのだ。
就職活動に玉砕した俺は一人の男に拾われた、なんでも芸能プロダクションの社長なのだという彼が言うには、俺はプロデューサーになる素質があるのだという。
二つ返事だった。もともと物事を深く考えるほど利口なたちでもなかったし、上京してきた手前親元に泣きながら帰ることなんてできなかったからだ。
そして俺は次の週には『新米プロデューサー』になっていた。
数人の担当アイドルを押し付けられる形で任されて、そして驚くべきことに才能ある彼女たちはちょこっとサポートしてやるだけであっという間にアイドルとして成功したと言って差し支えないレベルにまでこの世界の階段を駆け上がっていった。
あれよあれよという間に、俺は『凄腕』という肩書を得ていた。
担当アイドルの三人をトップに昇らせた期待の超新星、凄腕。どうにも大層な肩書である。そんな呼ばれ方してしまったら、誰だって調子に乗る、俺なんてもうノリノリングだ。
『とはいえ、世の中には13人のアイドルを同時にトップアイドルにした伝説のプロデューサーもいるらしいので、慢心もほどほどにね』
とは社長の言。正直そんな化物と比べられても困るのではあるが、慢心することは良い事ではないのは確かなのでしっかりと飲み込んだ。
今日はそんなノリノリングがノリノリくらいになった俺は、今日も今日とて事務所へと顔をだすのであった。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:17:26.79
言ってしまえば俺の人生は流される人生であったのだな、と思う。
義務教育を受け、周りに流され高校を受験して、その流れのままに大学生活を過ごした。
そんな流れだけで生きていた俺は、当然ながら自己を推すことに本質のある就職活動に失敗、挙句の果てにまた流されることで職を得て、流されて凄腕にされている。
なんとも数奇で、情けなくて、ちょっぴりわくわくする人生だ。
さて、どうして俺は事務所のソファで自分の人生を振り返ってセンチメンタルに浸っているのか問われれば、それを説明するには目の前の特徴的な髪型の少女を紹介しなければならないだろう。
我がプロダクション期待の新人アイドルであり、俺の担当アイドルである二宮飛鳥その人である。オレンジ色の髪に青いエクステでとても独特なヘアアレンジをする彼女は澄ました顔で珈琲をすすっている。
事の発端は彼女の『人生とは』という果てしないテーマの持論を聞いていたことに起因するのだった。
アイドルというのは『自己』をしっかりと持っている者が多い、よく言えば個性的であり、悪く言えばどこかおかしい人が多いのだ。
もちろん全員がそうであるとは言い切れないのだが、少なくともうちに所属するアイドルの半数以上はその例に漏れることがない。目の前の彼女もまた、一人の『おかしなシンデレラ』である。
そんな彼女の自己、つまりアイドルとしての特徴は『痛々しさ』であるらしい、自己紹介の際にそう自称されたので間違いないはずだ。
なにより、事実、彼女はつい先ほどからとっても痛い持論を広げていた。
「――つまり、人生っていうのは人が持つ一つのイメージであるだけなのさ、だからボクは思うんだ、そもそもそんな言葉を遣ってしまうことそのものがナンセンスだってね。だってそうだろう? 人生の指し示すところは結局自分の生きた軌跡であるのだから、なら今を生きる事の出来るボク達がその言葉を遣ってしまう事には些かの違和感を覚えてしまうというものじゃないかな?」
14歳である彼女は自他ともに認める中二病であった。
年不相応な落ち着いた――というより達観した雰囲気とその冷たさを感じほどに凜とした容姿であって補って余りあるほどの痛々しさを滲ませながらに、彼女はくすりと俺に笑いかける。
義務教育を受け、周りに流され高校を受験して、その流れのままに大学生活を過ごした。
そんな流れだけで生きていた俺は、当然ながら自己を推すことに本質のある就職活動に失敗、挙句の果てにまた流されることで職を得て、流されて凄腕にされている。
なんとも数奇で、情けなくて、ちょっぴりわくわくする人生だ。
さて、どうして俺は事務所のソファで自分の人生を振り返ってセンチメンタルに浸っているのか問われれば、それを説明するには目の前の特徴的な髪型の少女を紹介しなければならないだろう。
我がプロダクション期待の新人アイドルであり、俺の担当アイドルである二宮飛鳥その人である。オレンジ色の髪に青いエクステでとても独特なヘアアレンジをする彼女は澄ました顔で珈琲をすすっている。
事の発端は彼女の『人生とは』という果てしないテーマの持論を聞いていたことに起因するのだった。
アイドルというのは『自己』をしっかりと持っている者が多い、よく言えば個性的であり、悪く言えばどこかおかしい人が多いのだ。
もちろん全員がそうであるとは言い切れないのだが、少なくともうちに所属するアイドルの半数以上はその例に漏れることがない。目の前の彼女もまた、一人の『おかしなシンデレラ』である。
そんな彼女の自己、つまりアイドルとしての特徴は『痛々しさ』であるらしい、自己紹介の際にそう自称されたので間違いないはずだ。
なにより、事実、彼女はつい先ほどからとっても痛い持論を広げていた。
「――つまり、人生っていうのは人が持つ一つのイメージであるだけなのさ、だからボクは思うんだ、そもそもそんな言葉を遣ってしまうことそのものがナンセンスだってね。だってそうだろう? 人生の指し示すところは結局自分の生きた軌跡であるのだから、なら今を生きる事の出来るボク達がその言葉を遣ってしまう事には些かの違和感を覚えてしまうというものじゃないかな?」
14歳である彼女は自他ともに認める中二病であった。
年不相応な落ち着いた――というより達観した雰囲気とその冷たさを感じほどに凜とした容姿であって補って余りあるほどの痛々しさを滲ませながらに、彼女はくすりと俺に笑いかける。
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 01:45:03.56
「どうかな、理解ってもらえたかい?」
「うんうん、よくわかった」
「へぇ……やっぱりキミはボクの見込んだ通りのオトナだったみたいだね、ふふ、どうやらキミも痛いヤツみたいで、とても嬉しいよ」
「うんうん、よーくわかったぜ。本当に――二宮は実はブラックの珈琲は飲めないってことがさ」
「な!? そ、そんなことはないさ、何を言っているんだい、まったく」
じゃあ、その埃の浮かんだすっかり冷めた珈琲はなんなんだ、さっきからすごいチビチビ飲んでるじゃないか。
そういうと少し頬を赤らめてぷいと顔をそむけられてしまった。
飲めもしないブラックコーヒーを飲むという行為自体には、実は俺も身に覚えがあった、というか、思春期の時にやっていた時期があった。周囲から見ればこんなにも滑稽な姿だったんだなと悶えたくなりつつ、なんとなくシンパシーを感じてフォローしてやることにする。
「なぁ二宮、俺ちょうどブラックが飲みたい気分なんだけど……」
「……だからなにさ」
「なんと手元には甘いココアしかないんだ、さっき入れるときに間違えてしまってな。よければ交換してくれないか?」
「これ、ぬるいよ、もう」
「猫舌なんだ、俺」
「……優しさが痛い、という言葉をボクは今日初めて実感した気がするよ」
「はっはっは」
笑いながらカップを交換する。大人になった今でも決してブラックコーヒーが好きであるわけではないけれど、とりあえず交換を迫った手前ぐびっと大きく一口流し込んだ。
広がる苦味に若干顔をしかめていると、彼女が言う。
「思春期のハートは繊細なんだ。理解ってほしいとは言わないけど、許容する余地くらいはほしいものだね」
「まずはブラックの苦みが許容できるようになってからだ、お前は」
「む、少し腹が立つ笑顔だね、それは……悔しいからボクが歪めてあげよう」
「やれるもんならやってみな、俺ももういい大人だ、そうそう中学生に――」
「関節キス」
「――ゴッフォッ」
――盛大にむせ返った俺の苦しそうな表情を見て、彼女はしたり顔でまたも俺に笑いかけるのだった。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 18:12:58.01
二宮飛鳥はとても可愛い。
それはファンの共通認識といって差し支えないはずだ。
格好いいだとか、凛々しいだとか、そういったベクトルの違いはあれど少なくとも彼女をよく思っていなければファンにはならないだろうから、当然と言える。
では、その認識はいったいどの程度この業界に、つまるところのポップカルチャー界に浸透しているのかと考えると、俺はあまり良い表情を作ることができない。
彼女は魅力的だ。それは間違いない、自覚はないにしろトップアイドルを生み出し凄腕であるところの俺がそういうのだからきっと、おそらく、たぶん、間違いないはずである。
恐ろしく曖昧なニュアンスであるが、一目見て『あ、イケる娘だ』という感覚があった。社長風に言うなればティンと来たのだ。
だから彼女も、以前俺が担当していたアイドル達のようにトントン拍子でこの業界を駆け上がって行くものだとばかり思っていたのだが、現実は鳴かず飛ばずで数ヶ月を過ごすという結果にあいなっている。しまっている。
事務所のデスクで頭を抱えていると、ふいに声を投げられた。
新人アイドルなんてみんなそんなもの、だから別に危機感を覚えるほどのことじゃない。
我が事務所きっての凄腕事務員こと千川ちひろさんは俺にそういって笑いかける。
無言で差し出されたドリンク。ポケットから小銭を差し出すと、緑の淑女はとても幸せそうな笑顔でそれを受け取った。
この人は本当に、なんて呟きながら受け取ったドリンクを一口。
「んー、そんなもんですかねぇ……俺はなんだか二宮のことを腐らせてしまっている気がして、気が気じゃないんですけれど」
「そんなものですよ――と言ってしまうとちょっとアイドルのみんなに失礼かもしれませんけどね。でもきっと大丈夫ですよ、飛鳥ちゃんはとっても魅力的ですから」
「そうですよね、すっごい可愛いんですよアイツ。だからこそ人気が出ないのにぐぬぬってなるんです」
「良いことじゃないですか、がんばってくださいね、凄腕プロデューサーさん。 私も応援しちゃいますから」
グッとガッツポーズを作る彼女に、はははと渇いた笑を返す。
「んー、あの性格からのあの人懐っこさとか、絶対みんなに受けると思うんだけどなぁ。ギャップ萌えってやつっすかね」
「人懐っこい? 私はどちらかというと群れない感じのツンした雰囲気なイメージですけれど……」
「そうですか? よく膝に乗って来るところとか、肩に凭れて眠られたりとか、からかうとちょっぴり染まる頬とか、とっても可愛い一面もあると思うんですけれど……」
「へぇ、見たことないですね。でも、ふふふ、なんだか想像したら可愛らしいですね」
「そうでしょう? あの可愛さは、まるで――」
――その一言は、本当になんとなしに口にした一言で。
そこには別に、なにか大きな意味は込めてなんていなくて、文字通り大したことない言葉ーーだったはずだった。
けれどその言葉は後に俺にとてつもない行動を起こさせるきっかけになってしまった。
今にして思えば、ことの始まりはもっと前であったけれど、俺の殺意の源流はここであったのかもしれない。
「恋する乙女みたいな」
――その言葉が、俺の殺人の動機とひどく歪に絡まるのだから。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 18:23:04.45
お疲れ様、ほらスポーツドリンク。
ん、いつもありがとう、感謝してるよ。
それが俺達のいつもの掛け合いだった。
アイドルというと、画面の向こうやステージの上で華やかに歌って踊っているわけだが、そんな彼女達には当然ながらそこに至るまでのプロセスがある。
血の滲むようなレッスンも、またその一つだ。
トレーナーさんに会釈を一つくれて、担当アイドルに労いの言葉をかければ、二宮もまたやつれ気味の笑顔で言葉を返してくれる。
「肩で息しちゃってまぁ、今日も相当しごかれたな?」
「は、はは、うん今日も今日とてトレーナさんにじっくりとね。でも不思議だね」
「なにがだ?」
「こんなにひどく身体をいじめているのに、不思議と苦痛だとは思わないんだ」
あ、言っておくけれどボクにマゾヒストの気はないからね。そう言って彼女は続ける。
「まだたったの一度だけど、あの日のライブが忘れられないんだ、そしてあの高揚感がさ。あの非日常のためだったなら、きっとボクはどんな辛いレッスンでも苦痛だとは思わないんじゃないかな」
数ヶ月前にやった、小さな小さな、それも決してメインではなかったライブ。彼女はそれをこれほどまでに強く心に刻んでいる。
だというのに、未だに次のライブを用意してやれない自分がとっても歯がゆかった。
向けられた笑顔は眩しくて、なんだか少し言葉に詰まった俺は、気がつくと彼女の頭を撫でていた。
それが場を繋ぐための行為であったのか、はたまた特に意味のない無意識の所作であったのかは定かではないが、目の前で嬉しそうに目を細める二宮は、やっぱり可愛かった。
一瞬でも早く彼女を輝かしい舞台へ、そう強く思った。
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 19:36:00.40
休憩があけて再びトレーナーさんの元に向かう飛鳥に手を振って、トレーニングルームを出ると、そこにはレッスン用のウェアを身にまとった可愛らしい少女がいた。
いた、と言うか、鉢合わせをした。
「あ、プロデューサーさん! お久しぶりですね!」
「と言っても、二日ぶりだけどな」
「えへへ、そうでしたね」
目の前で可愛らしく笑う彼女こそ、トップアイドルの名前を冠する我がプロダクションのエース、島村卯月その人であり、俺の元担当アイドルである。
「あとあれな、元プロデューサーさんな。今の担当が可哀想だろ、その呼び方してると」
「でもでも、やっぱり私にとってはプロデューサーさんですし!」
今アイドルやれてるのプロデューサーさんのお陰ですし!なんて笑う彼女だが、彼女に関してに限れば俺は本当の意味で『なにもしていない』。
3人の担当アイドルのうち、他の二人には微々たるものながらそれなりに手を尽くしたと胸を張れるのだが、しかしながら彼女、島村卯月に関してはその限りではない。
一時伸び悩んでいる時期もあるにはあったが、それについても俺が何かのアクションを起こす前に、なにやら自分で解決して吹っ切れていた。
ただひたむきに頑張る彼女の姿に惹かれた人々が、そしてそんな彼女が上げた成果に魅せられた人々が彼女をトップアイドルにしたのである。
と、何度説明しても結局律儀にお礼を言うそんな彼女は、とっても彼女らしかった。
そんなあざといまでの可愛さがあざとく見えない、純粋無垢な正統派アイドルこそが島村卯月であった。
「これからレッスンか?」
「はい! 最近はお仕事で忙しくってなかなかレッスンの時間が取れなかったので、いつもよりもっとがんばりますよ!」
「いいねいいね、昔っから変わらないその前向きで直向きな島村のスタンス、俺は好きだよ」
「――ッ ……もー、なんだかそこはかとなくバカにしてませんか?」
そんな調子で談笑するのこと数分、彼女はトレーニングルームへ入って行った。
彼女の持つ独特の雰囲気は、不思議と周囲の物事をいい方向へ引っ張るきらいがある、願わくば二宮にも良い影響があればいいな、そんなことを思った。
と、同時に俺は彼女について少しばかり不安要素を抱いている。
いや、不安といってしまうには少しばかり漠然としすぎているのかもしれない。
ただ、ごく稀に、思う時があるのだ。
彼女の笑顔には、影が差す時がある、と。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 20:19:39.63
伸び悩む、という言葉がしっくりときた。
ただ、ただただ、不思議だった。
二宮飛鳥というアイドルは、あれからまた数ヶ月の時を経て、未だに飛ぶことのできない鳥であったことが、信じられなかった。
そしてなにより、その事を一切嘆かない彼女のことも、また、わからなくなりかけていた。
いや、違う、そんなことを考えてはいけない。
きっと彼女は島村卯月のように直向きなのだ、きっとそうだ、だから彼女を理解できないなんてそんな悲しいことを担当プロデューサーである俺が考えるべきではない。
…………はたして本当にそうか?
時間にして半年以上が経過している今、はたして本当に、直向きであるなどという簡素な言葉で片付けられるものなのか?
彼女は、二宮飛鳥は間違いなくアイドルとして一定水準レベルに達している。
容姿だけではない、ダンス、歌唱力、肉体的にも精神的にも、間違いなくトップアイドルクラスの者に引けを取らないほどだ。
メディア的な露出だって、きっちりしているはずだ。誰かの目に止まって人気を博すに十分であるはずだ。
じゃあ、なぜ?
原因は俺にあるのか、だがちひろさん曰く俺は凄腕で、問題なく、むしろ良くやれているのだという。
その言葉を信じるならば、では二宮には――アイドルとして活動する意思が――いや、それこそあり得ない。
俺の目から見ても、二宮はこれ以上ないほどに意欲的だ。あんなに楽しそうにアイドル活動する女の子なんてそれこそ島村くらいのものだ。
では――――
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 20:29:58.25
決して多くいとは言えないテレビ出演の仕事を終えて、二宮は控え室前でまつ俺の元へ帰ってきた。
最近ではTVなんかにもそこそこ出演することができるようになってきている、けれどそれは決してアイドルとしての大成を意味するものではなく、俺の所属するプロダクションのコネ、つまり売り出したいアイドルを出演させる枠を使っているだけだ。
まったく人気が無いわけではなく、けれど大人気とは呼べない半端なポジション。
俺の目の前の魅力的な少女は、なぜか実力に対してそんなところで燻ってしまっている、とても歯がゆい限りだ。
「おかえり、二宮。今日も良かったぞー。この調子でがんばって行こうな!」
事実、彼女はそれだけの賞賛に値する仕事ぶりを見せていた。そのことを考えると、やはり原因は俺にあるのだろうか。
「ふふ、ありがとう。ボクとしてもキミに喜んでもらえて嬉しいよ。さぁ、事務所に帰ろうか、今日も運転をお願いするよ」
「おう、車回してくるからちょっと待ってろよ。あ、携帯にメールするから見てから来てくれな」
そう言って二宮と別れる。着替えとかもあるし、少し時間に余裕を見ながら車を回してくるとしよう。
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 20:31:37.86
そういえば、プロデューサーが送迎するというのも変な話だが、ウチの方針であるのだから仕方がないよな。なんてそんなことを考えていたら、販売機の前で飲み物を飲む明るい印象の少女が目についた。
目についた、というか、鉢合わせした。
「おお、元プロデューサーさんじゃん! お久しぶり! 元気してたー?」
「とはいえ一週間ぶりだけどな、元気だよ。収録かなにかか?」
「うん収録。そっか元気か、そりゃあよかった」
元担当アイドル2号こと、本田未央その人であった。
あったので――
「それじゃあな」
「え!? ちょっとちょっと! それはちょっとばかし寂しぎるんじゃないかねーキミー」
肩を掴まれた、さすがアイドルだ、ダンスで鍛えた瞬発力だろうか。
「いや、ごめん。急いでんだよ、俺は」
「むー、アイドルに声をかけられてその態度は少しバチ当たりだと思うなぁ、男として」
「他のアイドルに現を抜かして担当アイドルを待たせるのはどうかと思うんだ、プロデューサーとして」
「なるほど、ならしょーがない、今度デート一回で許してしんぜよう」
「いや、アイドルとデートとかそれこそダメだろ」
「じゃあなんか奢ってよ! パフェがいい!」
「本性が出た!?」
目についた、というか、鉢合わせした。
「おお、元プロデューサーさんじゃん! お久しぶり! 元気してたー?」
「とはいえ一週間ぶりだけどな、元気だよ。収録かなにかか?」
「うん収録。そっか元気か、そりゃあよかった」
元担当アイドル2号こと、本田未央その人であった。
あったので――
「それじゃあな」
「え!? ちょっとちょっと! それはちょっとばかし寂しぎるんじゃないかねーキミー」
肩を掴まれた、さすがアイドルだ、ダンスで鍛えた瞬発力だろうか。
「いや、ごめん。急いでんだよ、俺は」
「むー、アイドルに声をかけられてその態度は少しバチ当たりだと思うなぁ、男として」
「他のアイドルに現を抜かして担当アイドルを待たせるのはどうかと思うんだ、プロデューサーとして」
「なるほど、ならしょーがない、今度デート一回で許してしんぜよう」
「いや、アイドルとデートとかそれこそダメだろ」
「じゃあなんか奢ってよ! パフェがいい!」
「本性が出た!?」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 20:32:50.08
いい意味でサバサバしていている。明るく、ノリがよく、一緒にいて自然と笑顔になれる、どころか眺めているだけでも元気になってさえしまう。そんな素敵で活発な少女、それがアイドル本田未央である。
彼女は俺が担当していた当時から本当になにも変わってない。
空気を読まず、空気を変えることのできるその天真爛漫さを武器にトップアイドルとして名を馳せる彼女は、指を顎において、そう言えば、ときりだした。
「元プロデューサーって今担当してる娘となんかあったりした?」
「え、なんでだ?」
「んー、なんにもないならいいんだけどさ」
「なんだよ気になるな、教えてくれよ」
「いや、実は私もよくわかんないんだけど、しぶりんがなんかそんなこと言ってたんだよねー」
しぶりん、とは3人目の元担当アイドルである渋谷凛へと呼称だったと記憶していた。
渋谷がなにか言ってた?
「あ、そういや俺、最近全然渋谷に会えてないかも……」
「え? そうなの?」
「うん、具体的には2ヶ月くらい」
「2ヶ月!? なんで!?」
「いや、本当にたまたまだよ、仕事とかの関係で事務所で鉢合わせってことがなかったんだ。アイツも俺も忙しいし」
そう考えると必ず2日とあかずに再開できている島村とは何かの縁があるのもしれない。
担当を外れてからも、不思議と彼女とはよく顔を合わせている気がする。
これはいい機会だし、今度タイミングを見つけて会いに行こう。そういうと本田もそれがいいと頷いていた。
――と、ポケットから振動。取り出せば携帯にメールが入っていた。
『まだかい?』
「あ、やばい」
「担当の娘?」
「おう、それじゃあな!」
「あ、ちょっと! こんど奢りだからねー!? パフェだからねー!」
廊下を走り去る俺の背中にぶつけられる少女特有のソプラノボイス。
わざと聞こえないふりをしたのは、ここだけの内緒である。
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 22:01:36.95
『わるいな二宮、今ちょうど車を回したよ』
『キミが時間にルーズになるのは珍しいね、どうしたんだい? なにかあった?』
『いや、ちょっと以前担当だったアイドルと話しこんじゃってな』
『……ふーん、ボクより大切なんだね、その娘が』
なんだか変な言い回しだ。もしかしたら二宮も最近の自分の状況に思うところがあるのかもしれない、フォローを入れておこう。
『大切っていうか……まぁ、これはこっちに落ち度があるよな、すまん。でも俺はなにより担当アイドルであるお前を大切に思っているよ』
『そうでなくちゃ困るさ、ボクはそのために頑張ってるんだから』
そうだ、二宮もトップアイドルになるために頑張っているんだ。必ずその頂に立たせてやろう。本当に、絶対に。
開いていた携帯を閉じて、視線を上げると二宮がガラス製の自動ドアの向こう側に見えた。手を振りながら歩いてくる彼女に不思議な違和感を覚えた俺は、はたしていったいどうしたのだろうか。
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 22:04:18.80
渋谷凜という少女は、俺が担当していた三人のアイドルの中で一番手を焼いたアイドルであった。
とはいえ、俺が手を焼かれたのは本当に最初だけの話。
才能を秘めた原石でありながら、それを磨くことにあまり積極的ではなかった彼女は、だがほかの二人と触れ、アイドルというものを明確に目指すようになるにつれて本来もっていたポテンシャルを十全に発揮し、文字通りのトップアイドルへと上り詰めた。
とどのつまり、俺の出る幕なんてないくらいに、彼女達三人の絆は偉大で強大であったのだった。
買い被る節のある島村卯月、軽んじる傾向にある本田美央に対して、渋谷凜はしっかりと物事を見据えている。上に見るでも下に見るでもなく、確かに其処を見据えることができる。
だからこそだろうか、俺は渋谷の事がちょっぴり苦手である。流されて、だらりだらりと生きてきた俺は渋谷のまっすぐで鋭く凛々しい瞳に見つめられると、なんだか自分が酷くしょうもないものにでもなったかのような気持ちになってしまうのだった。
まぁ、全部ただの被害妄想なんだけれども。
「久しぶりだな、渋谷」
「久しぶり」
事務所近くの人気の少ないこの喫茶店は、たまにアイドルとプロデューサーが今後についての方針について話すときなんかに使われることがあるのだが、今回は決してそんなにお堅い話が目的ではない。
しばらく会っていなかったから、たまにはお茶でもどうだ。そう声をかければ、渋谷は快く誘いを受けてくれた。
いつもツンと澄ました表情でいるから勘違いされがちではあるが、彼女はとても優しい少女であるのだった。
待たせてしまったことに一言だけ詫びを入れて、アイスティーを注文。渋谷はもともと飲み物は頼んでいたようで、追加でケーキを注文していた。
「もちろん奢りだよね?」
しっかりしてやがる。
とはいえ、相手は高校生だ、大人の立場もあるので笑顔で了承することにした。
「いいさ、好きなだけ食え」
「ありがと」
にこり、と笑う。
少しばかり歯が浮くセリフだが、今の表情を見るためのケーキ代(820円)ならばきっと安いはずだ。アイドルの微笑みとかきっとその筋の人ならもっとお金を積むだろうし。
「アイドルってすげぇ……」
「いきなりどうしたの」
「あ、いやいや、ごめんなんでもない。――と、そうだ今日会おうって言ったのには理由があってさ」
「なに?」
「実は本田から聞いたんだけど――――」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/31(土) 22:05:47.19
「ああ、その話?」
なんだか気だるげ調子で、渋谷はそういった。さっきまで笑顔だったのに、なんだか気持ちムスっとしている気がしないでもない。
「うん、その話。俺と二宮になにがあったんだ?」
「その質問の仕方はどうなの?」
「なるほど、一理ある」
からん、とアイスティーの氷が音を立てた。
「んー、いや、どうしようか……私から言っていい事なのかどうか……」
「らしくなく歯切れが悪いな、なんか問題があるのか?」
「んー、下手に話すと人間として最低の屑になっちゃうかもしれないし」
「え!? まってまって、俺そんなすごい事要求してるか?」
「馬に蹴られて死ぬのもやだしなぁ」
「命まで!?」
俺の戦慄をどこ吹く風と言った様子で眺めながら、渋谷は先ほど届いたショートケーキをはむりと口に運んでいた。おいしかったようで表情が少しばかり綻ぶのを確認できた。
「まぁ、冗談もほどほどにして」
「あ、冗談だったのか」
「半分ね」
半分なのか……いったいどこからどこまでなんだ? と、そんな風に言葉を吐こうとして、俺はその言葉を飲み込んだ。
理由としては至極簡単で分かりやすいものがあった。
目の前の少女、渋谷凜の表情が先ほどまでとは明確に違い真剣なものになっていたからである。アイドルとして活動している時とはまた違って真剣さが容易に見て取れるほどに、その瞳には力が籠っていた。
いったいなにがそれを生んだのかは定かではないが、とにかく空気を察した俺は黙ることくらいはすることにする。
「元プロデューサーさ、卯月について、気がついてる?」
「……まて、言葉が足りなすぎやしないか?」
「はぁ……」
いや、溜息を吐かれても困る。
「そうか、やっぱりそうだよね。卯月はまだ話してないか、じゃあ私から話しちゃうのもちょっと問題があるかも」
「いや、ごめん、本当にわからないから、頼むから意地悪しないで教えてくれないか?」
そういうと、渋谷はその場でむむむと腕を組んで唸りだした。相当悩んでいるらしく、そのまま一〇数秒唸った後、溜息とともに口を開く。
「ごめんねプロデューサー、私もプロデューサーには感謝しているけれどこればっかりは言えないや」
「……そうか」
「でも一つだけ、忠告というか――ううん、ちょっとした意地悪」
「意地悪? ひどいな、悲しくなっちゃうぞ」
「いい気味だよ、私の友達を散々苦しているバツ」
苦しめてる? 俺がか? いったいどういうことだ、それは。
心当たりがない、もし万が一誰かを意識せずに傷つけていたとして、けれど渋谷の言い方ではつい最近の事ではない様子だ。それに未だ継続的に苦しめているような物言いも気になる。
「ちょっとまて、いったいなんの――」
「言えないよ。残念だけど私はそれ以上は言わない。私が言えるのはこれから言う意地悪な言葉だけ」
そういう、目の前の少女は、本当に意地の悪い笑みを浮かべて言った。
「このままだったら、二宮飛鳥は殺されるよ、間違いなく、必ずね」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 15:22:49.04
おまたせしました、今からぼちぼち書いていきたいと思います。
ラストは既に書き終わっていますので、そこまでのつなぎの部分を執筆していきたいと思います。
いましばらくお待ちいただければ幸いです。
ラストは既に書き終わっていますので、そこまでのつなぎの部分を執筆していきたいと思います。
いましばらくお待ちいただければ幸いです。
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 15:41:55.18
頭の中をスプーンで抉り出されて、泡だて器でぐちゃぐちゃにされたような感覚。
そんな、奇妙で吐き気だって覚えそうな感覚。一瞬めまいだってした、意味が理解できなくて、ただただ交錯する思考の中でやっとの思いで吐き出した言葉は――
「な、なんだって……?」
そんな、現状を再度確認するための甘えた言葉だった。
「だから、殺されるんだって、あの娘」
「……おどろいたな、渋谷はそういう冗談は言わないタイプだと思ってたんだが――」
「冗談でも、嘘でもないよ、本当のこと」
「――ッ」
言葉を失う――その表情が、本当に一切笑ってなんていなかったから、なにより悲しい事にその表情は彼女がトップアイドルになると俺に宣言した、あの時とまったく同じものだったから――それが真実であると、いやでも理解ってしまったから。
「渋谷……よくわからないよ、まったく意味が解らない。悪い冗談じゃなくて、それで殺すとか死ぬとか、そういう話がでてくるような世界じゃないぞ、ここは。少なくとも俺はそういう世界を生きてるはずだ」
「……まるで、元プロデューサーが一度も人を殺してないみたいな言い方だね」
静かな怒り、そんななにか。
その呟きには確かにそれが含まれていた。
「は!? まてまてまて、追いつかない、全然考えが……俺が人殺し? するわけないだろう! そんなこと!」
混乱、錯乱、掻き乱される。
目の前でそれを言う人物が、いっそ知らない人間であったならば、気でも狂ったのかと一笑にふして帰ることができただろう、けれど今目の前にいるのは、俺という人間一定以上の信頼関係を築いた事を自覚している渋谷凜という少女である。
だから、彼女のいう事が正しい事と、俺の考えもまた正しい事がわかる。
俺は人を殺すような度胸もなければ、馬鹿でもない。人生二〇年も生きていれば人に殺意を覚えたことはあるにしろ、それを行動に起こしたことは一度もないのだ。
――じゃあ、なんだっていうんだ。
混乱してただ立ち尽くす俺を現実に引き戻したのは、その元凶である少女だった。
「酷い顔してるよ、元プロデューサー」
ぽん、と肩に手を置かれる。
その表情はとても優しくて――ああ、そうか、やっぱり冗談だったんだな、よくわからないことを言って俺を困らせたかったんだな、まったく――
「いい気味だね」
そう言い残して、彼女は――渋谷はケーキも食べかけで喫茶店を出て行った。
全身の力が抜ける感覚、危ないと思った時には俺は盛大に椅子に尻をぶつけていた。
からん。とけた氷が音を鳴らす。
テーブルに残ったアイスティーと、上品に食べていたのだろう綺麗に削られているケーキが、なんだか今の俺の心情を表している気がして、思わず乾いた笑みが漏れる。
――置いていかれた、二重の意味で。
だというのに質が悪い事に、なにか重大であるという漠然とした危機感だけは、しっかりと楔の様に打ち込まれていた。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 17:34:28.97
「プ、プロデューサー?」
物言いたげに俺を呼ぶ二宮、窓から差し込む夕焼けのせいなのか、はたまた羞恥からなのかその頬は朱色にうっすら染まっていた。
「なんだ?」
「いや、なんだじゃあなくてさ、なんでさっきからボクのことをずーっと見ているのかな?」
「見てない見てない」
「嘘を吐いたって無駄だよ、ずっと見ているじゃないか。仕事中もこうして事務所でソファに座っていたって、ずーっと」
「気のせいだって」
「セクハラかい?」
「酷い言われ様だ。プロデューサーとして信じてもらえてないなんて悲しいな」
「信用することと、盲信する事は別さ。物事を受け入れる事しかしない人間が行き着くのは、総じて破滅なんだから、ボクはしっかり信頼を元に疑心を捨てはしないことにしてるんだ」
「つまり?」
「キミが中学生に欲情する変態である可能性がたった今浮上したってことさ」
そういうと、二宮はソファから立ち上がった。
「さて、そろそろボクは仕事があるわけだけれど、確か今日は――」
「ああ、場所が近いからお前一人で向かって欲しいって話だったんだが……」
「なにを不安がっているんだい、これでもそれなりに長くアイドルをやってきているし心配は無用だよ、それじゃあ行ってくるからね。 キミの期待に応えられるように、がんばってくるさ。」
二宮は事務所を出て行った。
一瞬、後を追おうかとも考えたが、思いとどまる。本当に変態扱いを受けても困るし、なにより本当に二宮が殺されるなんて、そんなこととてもじゃないが信じ切れていないからだ。
あの一件から早三日、目の届く範囲で二宮をずっと見守ってみたが、時折こちらの視線にもじもじとする以外は至って平常であった。
アイドルという存在は、嫌でも目立つ。最近ではそこそこのメディア的露出をしている二宮もその例には漏れない、ならばトチ狂った考えの輩がそういった行動に出ないとも限らないと言えばそうであるが、だがそれではそれを渋谷が知っている道理がない、そしてそれを良しとするとも思えなかった。
ともあれ、どうあれ、この件はこのままでは終わらせることはできないのは明白だ。当然、俺は次の行動を起こしている。
少なくとも明日、なにか進展があるはずだ。
「ちひろさん、今日は二宮のヤツ直帰ですし、俺も仕事もうないんで帰りますねー」
「わぁ、明るいうちにあがりなんて羨ましいですね」
「はっはっは、そうでしょう」
脱いでいたせびろを羽織って鞄を持つと、俺は携帯を手に事務所の扉に手をかける。
登録されている電話番号から、目当てのものを見つけると同時にコール、明るい声の受け答えを期待しつつ、オレンジ色の世界を歩きだした。
この際御法度なんて知ったことか、俺は彼女と――本田未央とデートをする。
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 17:49:11.33
ちょこっとだけお高めの家賃のアパート、その201号室が俺の家。
スタンドライトだけが灯る薄暗い室内、就寝前のベットの上で考えるのは、つい数時間前に聞いた本田の言葉。
『しぶりんが話したのは意外だったけど、やっぱり私はなんにも言わないことにするよ、でもしぶりんにならってちょこっと意地悪しちゃう』
『実際、私も少しだけやるせないしね。八つ当たりだっていうのは本人か一番わかってそうだけど』
『一週間、きっとあとそれぐらいだよ。それ以上はきっと我慢できないと思うよあの娘』
結果から言えば、デートの結果は財布を軽くした対価として可愛い女の子とパフェを食べて、その後にまた楔を打ち込まれるだけに終わった。
「ああ、くそっ!」
大人げなく壁なんて殴ってみても、右手の痛み以外は何も得られない。
渋谷だけでなく本田まで、それもまたあの表情で、至極真剣な表情で、俺の担当アイドルが殺されるなんて馬鹿げたことを言い出した。
――いや、真に問題であるのは、それが馬鹿げたことであると切り捨てられないこの状況である。
もしも、過程の話だが、本当に二宮が殺されるのだとすれば――それは絶対に阻止しなければならない。
提示されたリミットは一週間、それも最長でというニュアンスでの言葉を吐いた。
「なんだってんだ……どういうことなんだ……」
例えば、二宮飛鳥を付け狙う殺人鬼がいたとして――ではなぜあの二人がそれを知っているのか、そして協力的であるのか、そういう疑問が浮かび上がる。だからこの線は薄い。
あの二人がなんの正当性もない悪事を許容するような性格ではなことを俺はよく知っている。
なにもわからない――ッ
「着信……? いや、メールか」
枕元の携帯電話が振動している、バイブレーションの短さからいって、メールだろうと判断して、緩慢な動作で手を伸ばして開く。
『事務所で待ちます。会いたいです。』
そう二言だけ。
そのメールには、その二言だけが書いてあった。絵文字もなければ顔文字もなく、件名は無記名のとても簡素な物。
驚いて体を起こすと、時計を確認する、時刻は午後の23時を過ぎていた。
構うものか。『アイツ』にはこちらにだって用がある、このタイミングでの誘いはむしろ望むところ。
就寝する気でいたために着ていたジャージを適当な洋服に着替えて念のためにとちひろさんから渡されていた鍵と、財布と携帯電話をポケットに詰める。
車を飛ばせばほんの十数分でつく、今すぐに向かうとメールを手短に打ち返して俺は家を後にする。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 17:54:56.57
もとより、わかりきっていたことだった。
あの二人の共通の友達であり、俺の知人。
認めたくないことだったが、けれど認めざるを得ない。
――島村卯月。俺を呼び出した彼女が、きっと全てを知っているのだろう。
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 18:29:51.28
今日は月が出ていないんだな。
そんなことを思ったのは事務所の扉の前に来た時になってからだった。今まで車を運転してきていたというのに、そんな事にも気がつかないほどに俺は動転していたようだ。
動転していたと言えば、そもそもどうした島村は俺を事務所に呼んだのだろうか。
もし話をするだけなら別にもっとたくさんいいところはあっただろう。
――いや、それ以前に、なぜ島村は事務所に入れるのだろうか――あっ
「ってことは、鍵はいらなかったってことか?」
案の定、鍵を差し込むまでもなく事務所のドアは開いた。仲に島村がいるのだからそれもまた当然と言えば当然である。
ちひろさんも、よくアイドル一人で事務所に残ることを許したな、こんどあったらその辺じっくり問い詰めよう。
「ん、なんだ真っ暗じゃないか」
開けっ放しで事務所を出ていくとは考えにくいし、中にいるのは確かだと信じたいが、一切の明かりのない事務所には、それはそれはで違和感を覚える。
人を待つのに明かりを断つ必要なんてないはずなのだから。
「島村ー? あれ、マジでどうなってんだ……ん、またメールか」
ポケットでまたも振動する携帯電話、真っ暗な事務所で俺は電気もつけずに携帯電話を確認した。
そんなことを思ったのは事務所の扉の前に来た時になってからだった。今まで車を運転してきていたというのに、そんな事にも気がつかないほどに俺は動転していたようだ。
動転していたと言えば、そもそもどうした島村は俺を事務所に呼んだのだろうか。
もし話をするだけなら別にもっとたくさんいいところはあっただろう。
――いや、それ以前に、なぜ島村は事務所に入れるのだろうか――あっ
「ってことは、鍵はいらなかったってことか?」
案の定、鍵を差し込むまでもなく事務所のドアは開いた。仲に島村がいるのだからそれもまた当然と言えば当然である。
ちひろさんも、よくアイドル一人で事務所に残ることを許したな、こんどあったらその辺じっくり問い詰めよう。
「ん、なんだ真っ暗じゃないか」
開けっ放しで事務所を出ていくとは考えにくいし、中にいるのは確かだと信じたいが、一切の明かりのない事務所には、それはそれはで違和感を覚える。
人を待つのに明かりを断つ必要なんてないはずなのだから。
「島村ー? あれ、マジでどうなってんだ……ん、またメールか」
ポケットでまたも振動する携帯電話、真っ暗な事務所で俺は電気もつけずに携帯電話を確認した。
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 18:30:41.77
『ごめんなさい』
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 18:33:05.14
記された文面はまたもたったの一言、件名の無いメールは島村がいつも送ってくる可愛らしいメールとは似ても似つかない。
先ほども感じていた違和感、それを考察する時間すらも与えられずに、俺は背後から感じた衝撃に俯せに倒れた。
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 20:28:55.56
「――ッ な、なん!?」
例えば、一撃で気を失わせるような打撃じゃなくて、相手を突き飛ばすことが目的であるかのような、そんな衝撃。
俯せに倒れた俺の視界は当然ながら床のタイルで埋まっている、状況を把握できていない。
ただ一つだけわかっているのは、ナニカがいるということ、そしてそれが島村卯月であるはずだということ。
パタン、と、ドアが閉められる音がする。慌てて転がって仰向けになってみてもやはりそこに外のが見える長方形はない――閉じ込められたという事だろうか。
もしも、暗闇にいるのが島村であったとして、ではなぜそんなことをする必要があるのだろうか。
真っ暗な事務所、その空間は未だ暗闇に目の慣れない俺の恐怖を、ただただ増幅させる。
殺す、殺される、死ぬ。
そんな非日常的な単語を、ここ最近よく耳にしたことを嫌でも思い出してしまう。
――つまり、そういうことなのか?
ひたり、ひたり、と音がする。
足音だ、間違いない、それがこちらに近づいてきている――
「し、島村……な、なんだよな? おい、これはいったいなんの……」
ぶぶぶ、と。暗闇の中でバイブレーションの音を聞いた。先ほど倒れた時に投げ出してしまったようで、ギリギリ手の届かない距離に落ちている携帯電話、メール画面を開きっぱなしにしているそれに、メールの着信を意味する文字が映し出されていた。
差出人は、島村卯月である。
「メールでってことか?」
うっすらと、携帯端末の光が暗闇に浮かび上がる、宙に浮いているようなそれはきっと、島村がもっている携帯の者だろう。その光が頷くように縦に振られた。
――いったいどういう事なんだ。けれどとにかく、俺は自分の携帯電話を這って取りに行く。
『すいません、痛かったですよね』
一見して敵意のない文面だった。一安心――と言いたいところが、むしろそれが不気味さを煽っていた。
未だに目は慣れない、たぶんあと数分はかかるだろう。ただ一つ分かったのは、島村の名を語る誰かによる襲撃や、島村を巻き込んだ襲撃ではないということだ。それだけで、いくばくか状況は好転した気がした。
「なぁ、島村……ちょっと説明するには長くなるんだけど、俺は今ちょっと動転してるんだ……だからこんなことされるとなんというか、とても怖いんだよ。ちょっとした茶目っ気からくるイタズラとかなら、今すぐにやめて欲しいんだけど、駄目かな」
沈黙が数秒、忙しなく動く携帯の光からきっとメールを打っているのだろうと思われた、つまりそれは回答を聞くまでもなくそういうことなのだろう。
『すいません、それはできません』
例えば、一撃で気を失わせるような打撃じゃなくて、相手を突き飛ばすことが目的であるかのような、そんな衝撃。
俯せに倒れた俺の視界は当然ながら床のタイルで埋まっている、状況を把握できていない。
ただ一つだけわかっているのは、ナニカがいるということ、そしてそれが島村卯月であるはずだということ。
パタン、と、ドアが閉められる音がする。慌てて転がって仰向けになってみてもやはりそこに外のが見える長方形はない――閉じ込められたという事だろうか。
もしも、暗闇にいるのが島村であったとして、ではなぜそんなことをする必要があるのだろうか。
真っ暗な事務所、その空間は未だ暗闇に目の慣れない俺の恐怖を、ただただ増幅させる。
殺す、殺される、死ぬ。
そんな非日常的な単語を、ここ最近よく耳にしたことを嫌でも思い出してしまう。
――つまり、そういうことなのか?
ひたり、ひたり、と音がする。
足音だ、間違いない、それがこちらに近づいてきている――
「し、島村……な、なんだよな? おい、これはいったいなんの……」
ぶぶぶ、と。暗闇の中でバイブレーションの音を聞いた。先ほど倒れた時に投げ出してしまったようで、ギリギリ手の届かない距離に落ちている携帯電話、メール画面を開きっぱなしにしているそれに、メールの着信を意味する文字が映し出されていた。
差出人は、島村卯月である。
「メールでってことか?」
うっすらと、携帯端末の光が暗闇に浮かび上がる、宙に浮いているようなそれはきっと、島村がもっている携帯の者だろう。その光が頷くように縦に振られた。
――いったいどういう事なんだ。けれどとにかく、俺は自分の携帯電話を這って取りに行く。
『すいません、痛かったですよね』
一見して敵意のない文面だった。一安心――と言いたいところが、むしろそれが不気味さを煽っていた。
未だに目は慣れない、たぶんあと数分はかかるだろう。ただ一つ分かったのは、島村の名を語る誰かによる襲撃や、島村を巻き込んだ襲撃ではないということだ。それだけで、いくばくか状況は好転した気がした。
「なぁ、島村……ちょっと説明するには長くなるんだけど、俺は今ちょっと動転してるんだ……だからこんなことされるとなんというか、とても怖いんだよ。ちょっとした茶目っ気からくるイタズラとかなら、今すぐにやめて欲しいんだけど、駄目かな」
沈黙が数秒、忙しなく動く携帯の光からきっとメールを打っているのだろうと思われた、つまりそれは回答を聞くまでもなくそういうことなのだろう。
『すいません、それはできません』
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 20:30:10.47
「そうか――」
考える。
考えたくないが、それでも無理矢理に考えてみる。
目の前の卯月がどういった事情を抱えているかはわからないが、けれど一つだけはっきりしているのは、いつもの俺の知る『島村卯月』とは少しばかり違ってしまっているということだ。
ただでさえ物騒な言葉を散々聞かされているのだ、ここで相手の思惑通りに動くのはよろしくなく思える。
いいや、違う、取り繕うのはやめよう。単純に、今の俺は理解できないことが多すぎることに対する恐怖で疑心暗鬼気味になっているのだ、そしてそれは、そうであると理解できたからと言ってどうにかなるものでもない。
幸い、島村の位置は携帯の光でわかっているのだ。まだ目は慣れていないが――相手が少女であるならば捕まえて、安全を確保したうえで会話をすることだってできる。
「悪く思うなよ島村……」
一気に立ち上がり、床を踏み込む。最近運動不足気味であったが、なんとか体は動いてくれた。
あくまで捕まえるだけ、けがをさせることはしてはならない、だからそれなりに配慮して卯月の体があると思われる辺りに手を伸ばす。
「キャッ」
柔らかな感触、少女の体のそれだろうことはすぐにわかった。加えて、可愛らしい悲鳴も聞くことができた。間違いはないだろう、と同時に成りすましているという可能性は完全に消えた。
後でなにを言われるかは分かったものじゃないが、背に腹は代えられない、そのまま両手で抱きこむようにして島村を拘束する。これならけがをさせてしまうことも無いと思ったからだ。
「悪いな、本当にごめんな、でも俺も気が気じゃないんだ」
もぞもぞと手の中でもがく島村に、そう言い聞かせるようにそういう。
一度落ち着かせたら電気をつけて、この行動を謝って、許してもらえたならソファでゆっくり話を聞かせてもらおう。
混乱気味の頭で精いっぱい今後のプランを考えた。
考えていたが、けれどそれは直後白紙になることとなった。
「プロデューサーさん……」
声が聴けた。
けれどそれに対する安堵よりも先に、また俺を混乱が襲う。
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 20:31:25.83
唇に、なにかが触れた。
湿った何かが、触れたのだ。
それは紛れもなく、島村の――
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 21:10:21.90
一瞬、本当になにも考えられなかった。
驚きで力が緩む、その際にまたも押し倒されてしまった。後頭部を床に打ち付けた痛みで、やっと我に返る。
「し、島村お前、な、なにを……」
「……メですか? …………たら」
聞き取れなかった声は、それでもとても震えているということだけが聞いて取れた。
間違いじゃない、気のせいでもない、今俺は島村に――キスをされたのだ。
理解が追いつかない事が多すぎて、この数日は本当に――それこそ吐き気だって覚えたりした、でもそれと比べても今の状況はあまりにも予想外過ぎる。
それだけではない、今俺は押し倒される形に、つまり島村に馬乗りにされている。先程までの思考に基けば、一刻も早く脱さなければならない状況であるというのに、動転を通り越して停止してしまっている今の俺の思考ではそれすらも考え付かない。
いや、事実今そう思えているのだから考えることはできている、けれど体が動かない。
「ダメですか? 私がキスしたら」
暗闇に目が慣れ始めていた。
はっきりとわかった、今俺の上で涙を流す少女がだれであるかが、けれどそれだけだ。そこにいる少女は、俺の知るトップアイドル『島村卯月』ではない、なにかがずれた、俺の知らない島村卯月がそこにはいた。
「だ、駄目に決まってるだろ! お前はアイドルなんだか――」
「わかってますよ!」
「がふっ」
怒声と共に首を絞められた――息ができない、苦しい。
まずい――これはまずい。
幾度となく考えてしまっていた可能性が頭の中に映像として思い浮かぶ、このまま窒息してしまう自分の姿が想像できた。
「ねぇ、プロデューサーさん、私ね、私……」
「――人を殺したことがあるんですよ」
驚きで力が緩む、その際にまたも押し倒されてしまった。後頭部を床に打ち付けた痛みで、やっと我に返る。
「し、島村お前、な、なにを……」
「……メですか? …………たら」
聞き取れなかった声は、それでもとても震えているということだけが聞いて取れた。
間違いじゃない、気のせいでもない、今俺は島村に――キスをされたのだ。
理解が追いつかない事が多すぎて、この数日は本当に――それこそ吐き気だって覚えたりした、でもそれと比べても今の状況はあまりにも予想外過ぎる。
それだけではない、今俺は押し倒される形に、つまり島村に馬乗りにされている。先程までの思考に基けば、一刻も早く脱さなければならない状況であるというのに、動転を通り越して停止してしまっている今の俺の思考ではそれすらも考え付かない。
いや、事実今そう思えているのだから考えることはできている、けれど体が動かない。
「ダメですか? 私がキスしたら」
暗闇に目が慣れ始めていた。
はっきりとわかった、今俺の上で涙を流す少女がだれであるかが、けれどそれだけだ。そこにいる少女は、俺の知るトップアイドル『島村卯月』ではない、なにかがずれた、俺の知らない島村卯月がそこにはいた。
「だ、駄目に決まってるだろ! お前はアイドルなんだか――」
「わかってますよ!」
「がふっ」
怒声と共に首を絞められた――息ができない、苦しい。
まずい――これはまずい。
幾度となく考えてしまっていた可能性が頭の中に映像として思い浮かぶ、このまま窒息してしまう自分の姿が想像できた。
「ねぇ、プロデューサーさん、私ね、私……」
「――人を殺したことがあるんですよ」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 21:15:18.98
意識が薄れていく、このままではまずい。
「ぐ、うが」
「苦しそうですねプロデューサー、手、どけますね」
首に食い込んでいた細い指がどかされる。涙目になりながら咳き込むと心配そうに島村が語りかけてきた。
「大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫に見えるか?」
皮肉と同時にキッと睨みつける、未だ信じられないが、今たしかにコイツは自分から自分が人殺しであると告白した。どういった経緯があるのかは知らないし、わからないが、とにかく今最優先するべきなのは、俺が殺されないことと、二宮が殺さないことである。
だからまずは――そこまで考えて、また一つ、おかしな点に思い当たった。
「おい、お前なんで――」
暗闇に目が完全になれたからこそ分かった。
「――そんなに、悲しそうな、苦しそうな顔してるんだよ……」
島村卯月の、今にも死んでしまいそうなその表情が、しっかりと見えた。
「なんでだと思いますか?」
「わかるわけないだろ、だから聞いてるんだ! くそ! なんだってこうも俺に解らない事ばかり……でもな島村、お前が抱えてる事情は知らないけれど、俺はお前のためになることならなんだって協力してやれるぞ、なんたって元プロデューサーだからな、だからもしもこんなことしたのになにか理由があるならきっちりと話せ、な、頼むから聞かせてくれ」
「なんだってですか? じゃあプロデューサーさん……一つだけ、お願いしてもいいですか」
そういうなり、島村はゆっくりと俺の体に自分の体を絡めるようにして抱きついた。その行動の意味は理解できないが、目的はなんとなく察することができた。
とても自惚れた考えだが、でも、つまりこれは――
息がかかるほどの距離、ちょっとでも動いてしまったら鼻先が当たってしまうような距離に、少女の顔がある。島村のとても可愛らしい顔がそこにある。心なしか良い香りまでするものだから、俺はもうどうしていいのかが解らなくなっていた。
頬に島村の長い髪が触れる。
「プロデューサーさん、私ね、殺したんですよ」
「…………なぁ、それって――むッ!」
唇を、塞がれた。
唇で、塞がれた。
「――はぁ、お願いです、一度、全部話させてください。その後に、全部答えますから」
耳元で囁かれる。背筋がぞくりと震えた。それは決して恐怖からくるものではなく、妙に熱っぽい声で囁かれたことに対するむず痒さからである。
もぞもぞと島村の体が動くたび、こんな状況で、柔らかな感触を心地よく思う自分が酷く醜く思えた。
「私は、プロデューサーさんが――」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 21:17:02.67
その日、その夜、その場所で、俺が聞かされた事実はとんでもないものだった。
話の最後に、島村は俺に言った。
すべてを話した後で、俺がすべてを理解した後で、確かに俺に、そう言ったのだった。
「だから、だからプロデューサーさん……二宮飛鳥を殺してください」
そしてその頼みを、俺は――
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 22:09:24.45
『二宮飛鳥』というアイドルは、『それなり』の人気を持つアイドルである。
プロデューサーである俺の目からすれば、その評価は不当なものであると思う、彼女の持つ魅力と技術は既にトップアイドルと比べても劣らない物であると、そう思っている。贔屓目なしにだ。
いつもライブ中の彼女はこれ以上ないほどに輝いていた。見てくれている人に対する彼女の気持ちが全面に出されているかのような、そんな素敵なパフォーマンス。技術的にも申し分ないそれはキラキラと輝いているのだった。
彼女は本来、もっと上にいるべきアイドルであると、俺は思っている。
そんな彼女のライブに、俺は今日来ていた。
いつもならば控室側から覗いているライブも、観客席から一般客に混ざってみるとなると、とても新鮮な物に感じられた。思えば二宮の事をこちら側から眺めたことなんて一度もなかったからなおさらである。
そして、それこそが俺のもっとも大きな過ちであったのだと、島村は言った。
――アナウンスが流れる、ライブの開始を合図する。ファンの皆が完成を上げ、スポットライトに照らされた彼女が壇上に上がった。
嗚呼、なるほど。
確かに俺は過っていた。
これは違う、これではおかしい、これでは『二宮飛鳥』は――――
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 22:10:34.10
ライブ会場から出た俺を待っていたのは、島村卯月その人だった。
あの夜の時とは明らかに違う顔つきの彼女。それが本来あるべき姿であり、それは本来彼女の望むものではないものだったはずだった。
「どうでしたか?」
「ああ、俺が間違ってたよ、島村の言うとおりだった。なんで俺はこんなことにも気がつけなかったんだろうな」
「大丈夫ですよ、気を落とさないでください! まだ間に合いますって! 頑張っていきましょう『元』プロデューサー!」
「ああ、そうだな、まだ間に合う」
空を見上げる。月が出ていた。綺麗な月だった。あの日は月が出ていなかった、だからつまり俺はそれだけの時間をあの日から過ごしたことになるんだろう。
確信を得るのが怖くて、わざわざライブを見るまで引き延ばしていたのだ。
17歳の少女がたった一人でやってのけた事、俺はそれをするにもこんなにも勇気を振り絞らなければならない、まったく何が凄腕だ、笑ってしまう。
けれど、だからこそきっちりと、俺の手で終わらせる。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 22:11:39.83
「――俺は二宮飛鳥を殺す」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:06:15.83
「お疲れ様二宮、どうだった今日のライブは」
二宮に一度事務所へ返ってくるようにと伝えておいた俺は、彼女が帰ってきて開口一番にそう聞いた。
「しっかり成功させてきたよ」
どこか不機嫌そうに彼女は言う、いつもならば俺がそう聞けばこれ以上ないほどに瞳を輝かせて感想を述べてくれるのに、俺に笑顔を向けてくれるのに、なのに今日に限ってこんなにもそっけない。
「なんだ、なんだか不機嫌だな、なんかミスでもしたのか」
――理由は知っていた。
「まさか、ボクがプロデューサーと一緒に頑張ってきた結果を、そんな風に台無しになんてするもんか。しっかりとボクという個性を、皆に響かせてきたよ――って、どうしたのさ、なんで鍵なんて閉めているんだい?」
ドアの鍵を閉める、誰も入ってこれないように――誰も出れないように。
「いや、ちょっとな。なぁ、二宮……これから俺はすごい気持ち悪い事を言うけれど、いいか」
「なんだい? 痛いことを言うのはお互い様だろう? ましてボクが、ボクをこの世界に――非日常に連れ出してくれたキミの事を今更言葉なんかで嫌悪したりはしないよ」
「そうか、じゃあ安心だ。安心して――殺せる」
「――え?」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:53:27.90
島村卯月は、普通の少女であった。
17歳の彼女は、普通の女の子らしく、普通にアイドルに憧れて、普通にアイドルになりたいと思った。少しだけ普通じゃなかったのは、そこから先の覚悟。憧れでは終わらせなかった強さ。
彼女はアイドルになるための行動を起こした。そして、彼女は俺――プロデューサーと出会った。
活動を始めたばかりの彼女は、最初こそ人気はなかったが、彼女は普通に頑張って、普通に苦労して、だからこそ普通に、当たり前に、たくさんのファンの支持を得た。
そうして誕生し、育ってきた『アイドル島村卯月』は、けれどある日気がついてしまった、彼女の中にはアイドルとして決してあってはならない自分がいたことに。
『恋する少女である島村卯月』が、そこにいた。
恋心の矛先は担当プロデューサー――つまり、俺であったのだという。
思えば年頃の少女が年上の男に憧れにも似た恋心を抱くことは、大して珍しくことではないのかもしれない。実際彼女がどの程度深く俺に好意を向けていたのかは定かではないのだが。
彼女はその自分をイケナイものだと理解していた、けれど感情に蓋をすることなんてできはしない、一緒になってアイドル活動をするうちに、ふと彼女は気がついたのだと言っていた。
目的が変わってしまっていることに、気がついたのだと言った。
純粋にアイドルを目指していた彼女、アイドルとしてファンの皆に幸せを届けたいと願っていた彼女、そんな目的がいつのまにか『プロデューサーの期待に応える』ことへ、そして『ファンのため』が『プロデューサーのため』にすげ変っていたのだという。
恋する少女は盲目とは、なかなかどうして言い得て妙である。
今にして思えば、一度『私、プロデューサーのためならなんだってできます!』なんて言われたことがあったが、まさかそんなにも深刻な問題であったとはつゆ知らず、俺はただ信頼関係が築けたのだとばかり思っていた。
彼女が伸び悩んでいた時期、それこそが、これにあたったのだろう。きっと俺が力になってやらなければならなかったのだろう。だが俺は、結局何もしてやれなかった。
だが、それでも、彼女は強かった。
感情に蓋をできない事を悟ると、彼女は昔からの夢であるアイドルと自分の大切な恋心を天秤にかけて――恋する少女であるところの『島村卯月』を――殺したのだ。
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:54:13.69
――ここで本当に殺せていれば、きっと、彼女は苦しむことも無かったのだろう。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:01:50.68
『私は殺しきれなかったんです、結局私は弱かった……だから中途半端に生き残っていた私はプロデューサーが担当を外れた後も、気がつくと顔をのぞかせていました』
彼女とは、なぜか二日おきに出会っている、そんなことをなんとなしに思った記憶があった。けれどそれはタネを明かせば簡単なことで、彼女が俺と会えるような時間をなんとなくはかっていただけのことだったのだ。
あの夜、俺はそれを打ち明けられて、心の底から自分に嫌気がさした。担当アイドルの心情一つ察することができず、まして俺は特に何も考えずに思わせぶりなことを口にしたことだってあった。ただの話のタネ、冗談の一つであったその言葉は、しかし彼女にとっては一つ一つが傷を抉りだす凶器であったに違いない。
事実、俺がとった拘束としての抱擁が、諦めようと必死に抵抗していたアイドルとしての島村卯月を壊しかけてしまった。
もともと暗闇は相手の顔をみないように、そして全てを打ち明けた時に涙を流す自分を見られないように、メールでの会話は、震える声色を聞かせないために、そういう彼女なりの考え会ってのものだったのだ、それを俺は勝手に作り出した恐怖に負けて――ああ、最低だ。
それでも強かった彼女は、強かったが故に、それをひた隠して生きた。アイドルとしての活動は夢だったから、だから苦しみよりもその充実した生活が勝っていたからだ。
そんな中で、彼女は二宮飛鳥という自分と似た境遇のアイドルを見かけたのだ。恋心とアイドルを天秤にかけており、そしてまだそれを選択することのできない、自分よりちょっぴり弱いアイドルを、見つけてしまったのだ。
それをどうにか救おうとするうち、彼女は自分の傷を開き、そして白旗をふって俺にすべてを打ち明け、相談しようとしたのだ。
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:19:31.42
俺が殺した少女であり、それが八つ当たりであると理解していると言っていた二人。つまりはそういうことだったのだ。
未央の言った限界とは、島村の限界であり、また二宮の限界でもあった。
これ以上アイドルと恋する少女を引きずれば、アイドルとしての『二宮飛鳥』も少女としての『二宮飛鳥』もダメになってしまう。14歳である二宮にはまだ自分を殺すような強さはなかった、だからそのまま放置していれば、両方の二宮が両方を殺すと、そういうことだったのだ。
危うく俺は、また同じ過ちを来る返すところだった。
「二宮、聞いてくれ」
だからこそ。
「な、どういうことだい? ボクを殺す? 冗談にしてはまったく笑えないよ、それ」
「いいから聞け!」
ここで、必ず正す。俺の解決法が正しいという保証も、確証もないが、でもそれが俺のプロデュースだ。
『二宮飛鳥』というアイドルを俺は選択する、彼女と約束した通り、トップアイドルに必ずしてみせる。
だから俺は、少女である『二宮飛鳥』を殺す。
「少し厳しい事を言うが、今日のライブを見て、俺はお前に失望したんだ、アイドルとして、お前は終わっていたと、そう思えたほどに」
「な!? まってよ! それはいったいどういうことさ!?」
「お前のライブはアイドルのライブじゃないんだ、いや、ライブに限ったことじゃない、全部が、全部が間違っているんだよ」
我ながら、最低なことを言っている自覚はある、けれどまずは出来上がった前提を多少力任せであっても壊さなければならない。
「な、な、え、まってよ……どういうこと? 本当に、いったいどうしたんだい……? ボクの事をいつもプロデューサーは褒めていてくれたじゃないか!」
「違うんだ……俺が間違ってたんだよ、それじゃあダメなんだ」
「なにが――」
「お前はさ、俺のためにアイドルをやっているわけじゃないだろ?」
「――――ッ!?」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:20:47.48
「聞いたよ、それで気がついたんだ……。お前さ、俺の事好いてくれてんだってな」
「な! ちょっと自意識過剰なんじゃないかな?」
逃げ出さないように鍵まで閉めたんだ、腹を括れ、俺。
「ああ、いいんだ。自分でもかなり気持ち悪い事を言ってる自覚はあるから、もし違うなら聞き流してくれて構わないんだ。でも言わせてもらう、それが俺がお前のためにしてやれる最後のプロデュースだと思うから」
「さい……ご? 最後ってなにさ……なんでそんなこと言うんだ……」
言葉を吐き続けろ、どの道俺には一度止まったらまた動き出す強さなんてないんだから。ここだけは、この一点だけは流されちゃダメなんだ。
「アイドルっていうのは、なによりもファンがあってこそなんだ、だから、だから気持ちを向けるべきはファンのみんなだし、活動そのものに対してなんだよ。今日俺はライブを観客として観戦してたんだ」
「…………」
「正直、酷いと思ったよ。それでも技術力で人を惹きつけてはいるけれど、あれじゃまるで人形じゃないか、気持ちのない人形だ……今まで輝いて見えていたのは、つまりそういうことだったってことなんだなって、やっとわかったよ」
つまり、あの気持ちは、心は、俺にだけ向けられていた。だから俺からは彼女が非の打ちどころがなく見えた。その実で、彼女にはアイドルとして最も大切なものが欠落していた。
想い。それが足りなかった。
だから彼女は、伸び悩んでいた。
「……はは、ははは、まいったな。これじゃあボクはまるで道化じゃないか。ピエロもいいところだ……告白もしないで一方的にフラれちゃって、嫌われちゃって、それにボクがいままでやってきたこともみんな――」
「――無駄じゃないさ!」
それは、言うまでもなく、声を大にして言うべき事実だ。
「無駄なんかじゃあない、二宮が身に着けた技術は本物だ、想いなくしてこれだけの人気を得られているのがなによりの証拠だろ。それに俺にとってはお前はトップアイドルにだって負けないアイドルだったんだ、つまりこれから想いを込めさえすれば、お前はあっという間に駆け上がっていくだろうさ、この世界を!」
「でも……でもそんなことできると思うのかい? キミは知らないかもしれないけれど、ボクにとってキミは――いや、やめておこうか、嫌われてしまった今、何を言ったってボクは……」
「……あのな二宮、別に嫌っちゃいないさ。今でもお前を大切に思っているよ、俺は。でなくちゃこんな恥ずかしいセリフ、いい大人が言えるもんか、お前じゃあるまいし」
「……ひどい言われようだな、まったく」
「それにな、考えてみてくれ、お前が初めに求めていたのはなんだった?」
「ボクが、求めていたもの?」
「ああ、そうだよ、お前は俺に言ったろ? 居場所が欲しいって、非日常が欲しいって、そう言ったろ。トップアイドルだぞ? 今やポップカルチャーの頂点であるアイドル、その更に頂点、その頂を居場所にして、そこから見える風景ってのはまさしくお前の求めていた世界なんじゃないのか?」
沈黙が広がった。顔を伏せている二宮の表情はまったく読み取れない。
ただただ不安が広がっていく、もしも失敗してしまえば、それこそ二宮飛鳥はもう持たないだろう。もとより保てていたバランスは今俺の放った言葉で崩れてしまっているのだから。
つばをのむことすらもできない緊張感の中で、壁に立てかけられた時計の秒針の音だけが妙に大きく聞こえた。
やがて、二宮はゆっくりと、顔を上げる。
その表情は、最初に出会った当時のそれだった。
アイドルとして上を目指そうとしていた、紛い物ではなく、混じり物もない、純粋な彼女の表情だった。
「……そうか、そうかもしれないね。ふふ、ああいいよ、わかった。なんだかオトナの得意な口車に乗せられている気がするけれど、けれどあえてそれに乗ってあげることにする。ボクは目指すよ、トップアイドルをさ。そしてボクの放つ音を掻き鳴らして、皆にこの個性を押し付けるんだ。その時はもちろん、キミにもだよプロデューサー」
――心底、安堵した。
「ああ、楽しみにしてるよ」
「……ねえ、プロデューサー、でもさ。ボクはこれから新しく目指していくけれどさ。でもちょっとだけ、ちょっとだけならさ――」
「――ああ、いいぞ。胸くらいなら貸してやるから、たまには中学生らしく斜め構えずに泣いとけ」
緊張の糸が溶けて、泣きたいのはこっちであったけれど、ちょっとくらい格好つけたいと思ってしまうのもまた、彼女風に言うところのオトナの仮面というやつなのかもしれない。
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:30:05.32
やっぱり月の綺麗な夜だな、とそう思った。
ちょっと散歩に付き合ってくれ、そう言われて、俺は彼女についていった。公園に付き添った。
風に揺られるブランコ、寂しげに佇むすべり台、月明かりに照らされたジャングルジムは影と重なってなんだか化物のように見えた。見慣れた事務所近くの公園も、夜になれば受ける印象が違った。
とっても、非日常だろう。
彼女が言った。なんだか臭い言い回しにくすりと笑うと、おいおいと咎められた。
「キミはきっと理解ってくれると思ったのにね、残念だ」
ぷいと顔をそむけたその仕草がとても可愛らしくて、なんだかまた笑がこぼれてしまった。
こちらの事情を知らない彼女はちょっとだけ頬を膨らませると、俺の隣からすたすたと早足でジャングルジムへ向かっていくと、ひょいひょいと軽やかに上りきってしまった。
流石現役のアイドルといったところか。
化物に上った彼女が振り返る。
月を背にするその姿は、なんだか小説や漫画のワンシーンのようで、思わず見とれてしまう。
「ねぇ、キミはさ」
ぽつり、と。そんな言葉がしっくりくるような調子で彼女は続けた。
「キミにはもう届かないけれどさ」
少女はこれ以上ないくらいに素敵な笑顔で、それこそ大人の俺が、まだ『子供の二宮飛鳥』に一瞬ドキリとしてしまうほどに魅力的に笑って言った。
「大好きだよ、あの時からずっと、あの時よりもっと」
嗚呼――。
きっと今俺は、この世界で一番、誰よりもずっと、幸せなんだろうな。
だってそうだ、トップアイドルとトップアイドル有力候補、そんな二人の少女に好意を寄せられていたなんて、これでまだなにかを望もうなんて、それこそ嘘だ。
そんな静かな確信をもって、そしてもう一つの確信をもって俺は少女に背を向ける。
応えることはしない、きっと少女もそれは望んでいない。
『恋する少女二宮飛鳥』は、今この場をもって俺が殺した。俺に笑顔を向けてくれた格好良くて可憐で、なによりも可愛い彼女は、もういない。
きっと少女はトップアイドルへ。
それが俺の、もう一つ。
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:37:01.26
これにて一応終了です。
すいません日をまたいでしまいました、昨日中に終わらせると言いながらこのていたらく、反省します。
正直担当アイドル飛鳥じゃなくてもいいんじゃないかって言われそうで怖いですけれど、私なりの拘り()ということで見逃してください。
一応お話としてこれで終わりなのですけれど、卯月とのその後をちょこっとだけおまけに書こうか迷っています。
それではいままでお付き合いいただけた方々、待っていて下さった方々に感謝を。
ありがとうございました。
すいません日をまたいでしまいました、昨日中に終わらせると言いながらこのていたらく、反省します。
正直担当アイドル飛鳥じゃなくてもいいんじゃないかって言われそうで怖いですけれど、私なりの拘り()ということで見逃してください。
一応お話としてこれで終わりなのですけれど、卯月とのその後をちょこっとだけおまけに書こうか迷っています。
それではいままでお付き合いいただけた方々、待っていて下さった方々に感謝を。
ありがとうございました。
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:14:40.73
できあがったので、おまけ投下します。
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:15:47.50
島村卯月がそこにいた。
俺の家の前で、立っていた。
「おい、アイドルが男の家の前にいるのよな」
「しっかり変装しているから大丈夫ですよ、元プロデューサー」
にこりと微笑む、純粋に可愛いと、そう思った。
「それに、元プロデューサー、アイドルと夜にパフェ食べたりデートしたりしたって聞きましたよ? 不公平です」
「そりゃお前、緊急時だったし、俺も背に腹変えられなかったし……」
「言い訳をする大人は最低です」
「その通りです」
ははは、と二人で笑いあう。なんだかそんなやり取りも久しぶりな気がした。
「……ちょっと散歩でもするか?」
彼女は、ちょっと考え込んでから、また眩しいくらいの笑顔で笑う。
「喜んで」
俺の家の前で、立っていた。
「おい、アイドルが男の家の前にいるのよな」
「しっかり変装しているから大丈夫ですよ、元プロデューサー」
にこりと微笑む、純粋に可愛いと、そう思った。
「それに、元プロデューサー、アイドルと夜にパフェ食べたりデートしたりしたって聞きましたよ? 不公平です」
「そりゃお前、緊急時だったし、俺も背に腹変えられなかったし……」
「言い訳をする大人は最低です」
「その通りです」
ははは、と二人で笑いあう。なんだかそんなやり取りも久しぶりな気がした。
「……ちょっと散歩でもするか?」
彼女は、ちょっと考え込んでから、また眩しいくらいの笑顔で笑う。
「喜んで」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:16:47.24
「飛鳥ちゃん、どうでした?」
「なんとかなった……と思うよ」
「なんだか歯切れが悪いですね」
「そりゃあそうだ、そう簡単な問題じゃないだろう、これって」
「そうですよ、乙女の恋の話ですもん! 私もすっごく苦しかったんですらね」
「……本当にごめんな」
「謝らないで下さいよ」
「でもほら、やっぱり俺が力になりなかったってのはさ……」
「やめてくださいって、優しくされるとまたうっかりってことになりかねないですよ」
「それはまずい」
「うわ、ひどいですね」
「なにそれ、どっちとっても困るじゃん、俺」
「ずっと困っててください、私はもっと苦しみました」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:17:44.43
「根に持つな」
「女の子ですからね」
「そのわりには結構気丈だしな。そして大胆だったりする」
「あ、あの夜の事はお互い忘れるって話したじゃないですか!」
「はっはっは、いやぁ、ファーストキスを奪われたからなぁ、しばらく根に持つぞ」
「……わ、私だって初めてでしたもん」
「…………ちょ、やめようぜ、今度は俺が殺される番になりかねない」
「そういうところが! 原因の一端です!」
「痛い痛い、脛を蹴るな、アイドルだろうが」
「ふん」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:23:31.36
「俺さ、困ると空を見上げる癖があるんだよね」
「じゃあ今困っているんですか?」
「うん、わりとね。今日一日で何回『月がキレイだなー』って思えばいいんだろって、そんなこと考えてる」
「ふふ、変な人。ほらがんばってください! 元プロデューサーさん!」
「自分から誘った散歩だしな、じゃあ少し頑張っちゃおうかな」
ちょっとだけ、マジメになろうかな。なんてな。
俺は、二宮を殺した時と同様、あの時、あの場所で、俺は島村の生き残っていた部分を殺している。
抱きつかれて、口づけをされて、それで行くところまで行こうとした彼女を、俺は止めて、それで殺した。
きっと流されてはいけない場所だと、彼女のためにもならないと、彼女の辛そうな表情を見てそう思ったから、俺はそうした――そうしたのだけれど、じゃあもしあの時受け入れていたらと、そう考えないわけでもない。
俺も人間だ、そこまで清い心は持っていない。
例えば目の前の、とびきり可愛い少女とお付き合いだってできたかもしれない。
少し意味合いは変わってくるが、彼女は来年で18歳だ、つまりそういう事も可能であったわけだ。
でもきっと、たぶんきっと。
「俺はさ島村、俺が言っていい言葉なのかはちょっとわからないけれど、これが一番良かったと思うんだ」
隣を歩く少女は、歩みを止める。俺は振り返らずに数歩先をゆっくり行きながら続けた。
「この仕事、流されるままに始めたけれどさ、でもやっぱり俺、アイドルが好きだよ。特に、担当アイドルが大好き。凜に未央に飛鳥、それで卯月、みんな大好きだ」
「い、今、名前を……!」
「ははは、実はこの苗字呼びな、自分なりにアイドルとの線引きをしているつもりだったんだよ、俺とお前らは仕事の付き合いであって、それ以上の何かではないぞーってさ。最初はそんな考え方してたんだよ」
でも違った。気がついたらそんな考え方できなくなっていた。
みんな魅力的で、こいつらのことをもっともっと周囲に広めたいと、そう思うようになっていった。
「だから、変な話さ、アイドルへの好きが、ライクからラブにならないように、俺が俺自身に作った線引きにいつの間にかなってたんだ。でもまぁ、こんな事になっちゃったけれどさ」
でもまぁ、なんていうか。
「お前らがアイドルやっててくれなきゃ、俺悲しいし。すごい勝手な話だけど、卯月が今こうして、自分を殺してまでアイドルやっててくれてすっごく嬉しいんだ」
「……それ、何気に酷いこと言ってるのわかってますか?」
「自覚はあるよ、ごめんな。でも俺は幸せ」
自然とこぼれた笑い声。我ながら酷い大人だ。
「ほら、あれだ、この手のお話にありがちなさ、アイドル引退してもまだ俺が好きだったら、そしたら――」
話の途中で、肩を叩かれた。
というか、卯月が俺を追い越しざまに叩いていったようだ。
俺からそれなりに距離を取った卯月は、くるりと回ってこちらに向く。視線があった。
「お断りしますよーだ!! 私はもっといい人を見つけますから!」
嗚呼、なるほど、やっぱりそうだ。
「はっはっは、まいったな、そりゃ――」
――幸せだ。
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:25:35.65
今度こそおしまいです。
なんだか作中意地の悪いキャラクターをしていた娘もいますが、基本的に皆根はいい子ですってことで補完してね。
実際みんな可愛い。
特に飛鳥が可愛い。
それでは読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
おやすみなさい。
なんだか作中意地の悪いキャラクターをしていた娘もいますが、基本的に皆根はいい子ですってことで補完してね。
実際みんな可愛い。
特に飛鳥が可愛い。
それでは読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
おやすみなさい。
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:36:33.79
乙。やはり少女の失恋にはえも言われぬ良さがあるなあ…熱帯夜に起きてた価値があったってもんだ
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 09:30:37.74
乙、面白かったよ。
Entry ⇒ 2014.05.30 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
照「私に妹はいません。…お姉ちゃんならいますけど」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:29:04.68
「カン」
TV画面越しにそう言い放った彼女の手がゆっくりと王牌へと伸び、牌が手元で心地よく跳ねた。
「――ツモ。嶺上開花・断幺九・赤1…4000オールです」
『決まったあああああぁっ!白糸台女子、大将の宮永照の満貫ツモ上がりで2年連続の全国制覇を
成し遂げました!』
『…恐ろしい高校生がいたもんだな。…レベルが違う』
『と、仰られますと?』
『そもそも槓材の2sでツモ上がっている。上家が切った5sもスルーしている』
失意の中呆然としている対戦相手の三人を尻目にすると、彼女は一礼してその場を後にした。
『…大将戦開始時の得点と現在の得点を比べてみろ』
『はい。えー…どれどれ… …こっ、これは…!?』
「宮永選手!ご優勝おめでとうございます!!」
「得点の移動が多かった戦いになりましたが、終わってみれば如何でしたか?」
彼女は自分に向けられたカメラとマイクに向かって若干オドオドしながら応対する。
「ええ…っと…得点を!先輩や菫ちゃんが稼いでくれた得点を私は引き継いだだけです!」
『全校……±0…』
『…化物だ』
――彼女こそ高校2年生において高校生最強とされる、宮永照
私、宮永咲の姉であり、妹である――
TV画面越しにそう言い放った彼女の手がゆっくりと王牌へと伸び、牌が手元で心地よく跳ねた。
「――ツモ。嶺上開花・断幺九・赤1…4000オールです」
『決まったあああああぁっ!白糸台女子、大将の宮永照の満貫ツモ上がりで2年連続の全国制覇を
成し遂げました!』
『…恐ろしい高校生がいたもんだな。…レベルが違う』
『と、仰られますと?』
『そもそも槓材の2sでツモ上がっている。上家が切った5sもスルーしている』
失意の中呆然としている対戦相手の三人を尻目にすると、彼女は一礼してその場を後にした。
『…大将戦開始時の得点と現在の得点を比べてみろ』
『はい。えー…どれどれ… …こっ、これは…!?』
「宮永選手!ご優勝おめでとうございます!!」
「得点の移動が多かった戦いになりましたが、終わってみれば如何でしたか?」
彼女は自分に向けられたカメラとマイクに向かって若干オドオドしながら応対する。
「ええ…っと…得点を!先輩や菫ちゃんが稼いでくれた得点を私は引き継いだだけです!」
『全校……±0…』
『…化物だ』
――彼女こそ高校2年生において高校生最強とされる、宮永照
私、宮永咲の姉であり、妹である――
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:30:13.26
記者『…では、改まして、白糸台の2年連続のご優勝おめでとうございます!』
選手一同『ありがとうございます。』
記者『宮永選手!二年連続の大将という大役を見事果たしきりましたが、今のお気持ちは?』
照『ええっと…』
菫『すみません、こいつは相変わらず口下手なもので…』
記者『あっ、そうでしたね』
照『ごめんなさい…。どうにも、注目されることは苦手で…。…そうですね、応援してくださった方々、部員のみんな、お姉ちゃん、お父さん、お母さん、お姉ちゃん…沢山の方々に感謝したいです』
記者『あれ?宮永選手、お姉さんがいらっしゃったんですか?それは初耳ですね』
菫(アホ!)ボソボソ
照『あああぅ、すみません!妹です!』
選手一同『ありがとうございます。』
記者『宮永選手!二年連続の大将という大役を見事果たしきりましたが、今のお気持ちは?』
照『ええっと…』
菫『すみません、こいつは相変わらず口下手なもので…』
記者『あっ、そうでしたね』
照『ごめんなさい…。どうにも、注目されることは苦手で…。…そうですね、応援してくださった方々、部員のみんな、お姉ちゃん、お父さん、お母さん、お姉ちゃん…沢山の方々に感謝したいです』
記者『あれ?宮永選手、お姉さんがいらっしゃったんですか?それは初耳ですね』
菫(アホ!)ボソボソ
照『あああぅ、すみません!妹です!』
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:31:06.01
界「はっはっは。菫ちゃんはいつもフォローしてくれてるな」
咲「…そうだね」
界「何処行くんだー?これから決勝戦のハイライトやるんだぞー?」
咲「本人に聞くからいい」
界「かぁーっ!相変わらず仲のいい姉妹だねぇ」
『宮永監督!最後に来年の白糸台について一言!』
『当然、三年連続の優勝を狙います。照、菫は勿論のこと、来年2年生の子にも優秀な子がいますので』
界「………」
咲「…そうだね」
界「何処行くんだー?これから決勝戦のハイライトやるんだぞー?」
咲「本人に聞くからいい」
界「かぁーっ!相変わらず仲のいい姉妹だねぇ」
『宮永監督!最後に来年の白糸台について一言!』
『当然、三年連続の優勝を狙います。照、菫は勿論のこと、来年2年生の子にも優秀な子がいますので』
界「………」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:32:07.02
PLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
照『はい、宮永照です』
咲『な・に・や・っ・て・る・の?』
照『…はわぁっ!お姉ちゃん!』
咲『…私と二人きりの時以外そう呼ぶのは禁止って言わなかった?見たよ、決勝戦とインタビュー。姉って…』
照『いや…うん……ごめんなさい』
咲『いい加減その癖を直したほうが良いよ、咲。咲は今や全国で一番有名な高校生なんだから。下手な対応して変な勘ぐり入れられるとまずいよ』
照『うん…そうだね…お姉ちゃんにも迷惑かけちゃうもんね…ごめんね?』
咲『…………キ』
照『…え?』
咲『今度咲が私のためにおいしいショートケーキを作ってきてくれたら許してあげる♪』
照『出たー!お姉ちゃんのショートケーキ好きー!』
咲『咲だって好きなくせにー!』
照『はい、宮永照です』
咲『な・に・や・っ・て・る・の?』
照『…はわぁっ!お姉ちゃん!』
咲『…私と二人きりの時以外そう呼ぶのは禁止って言わなかった?見たよ、決勝戦とインタビュー。姉って…』
照『いや…うん……ごめんなさい』
咲『いい加減その癖を直したほうが良いよ、咲。咲は今や全国で一番有名な高校生なんだから。下手な対応して変な勘ぐり入れられるとまずいよ』
照『うん…そうだね…お姉ちゃんにも迷惑かけちゃうもんね…ごめんね?』
咲『…………キ』
照『…え?』
咲『今度咲が私のためにおいしいショートケーキを作ってきてくれたら許してあげる♪』
照『出たー!お姉ちゃんのショートケーキ好きー!』
咲『咲だって好きなくせにー!』
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:36:39.91
照『じゃあ、そろそろ電話切るね?』
咲『…咲』
照『ん、どうしたのお姉ちゃん』
照『ははーん、さてはショートケーキだけじゃ足りないからチョコレートケーキも…』
咲『ちゃんと、麻雀楽しんでる?』
照『………え?』
咲『…麻雀、辛くない?望まない打牌を強いられてない?』
照『な、何の事かな?』
咲『あんな麻雀、咲らしくない…』
照『そ、そんなことないよ?』
咲『………咲がそういうなら良いけど。何かあったら私に相談してね?』
照『……うん。ありがとう、お姉ちゃん。じゃあ、またね』
咲「…」
咲「…嘘ばっかり」
咲『…咲』
照『ん、どうしたのお姉ちゃん』
照『ははーん、さてはショートケーキだけじゃ足りないからチョコレートケーキも…』
咲『ちゃんと、麻雀楽しんでる?』
照『………え?』
咲『…麻雀、辛くない?望まない打牌を強いられてない?』
照『な、何の事かな?』
咲『あんな麻雀、咲らしくない…』
照『そ、そんなことないよ?』
咲『………咲がそういうなら良いけど。何かあったら私に相談してね?』
照『……うん。ありがとう、お姉ちゃん。じゃあ、またね』
咲「…」
咲「…嘘ばっかり」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:40:07.54
照「…」
菫「電話、終わったのか」
照「菫ちゃん」
照「……どうやらお姉ちゃんにはバレちゃってるかもしれない」
菫「…」
照「……それでも、私は…」
菫「…分かってるよ。フォローは私に任せろ」
菫「電話、終わったのか」
照「菫ちゃん」
照「……どうやらお姉ちゃんにはバレちゃってるかもしれない」
菫「…」
照「……それでも、私は…」
菫「…分かってるよ。フォローは私に任せろ」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:43:47.27
――事の発端は、幼少期、私の8歳の誕生日に、実家が火事によって全焼してしまったことがきっかけである。
当時二個下の妹・咲と私は、容姿・癖・特徴がとてつもなく似通っていた。
入れ替わろうと思えば、例え両親たちですら私たち二人を区別するのは困難に近い。
そんな中起きた火事による全焼。私たち二人は無事救出されたが、パニックのあまりずっと混乱状態に陥っていたらしく、母親の「照はどっちなの!?」という問にも答えられなかった。
それまで家族間で年中行事として行ってきた麻雀の成績からして、強い方が照だろうという母親の
強い主張の元、混乱状態の中私たち姉妹は麻雀をやらされたらしい。なんて親だ。
結果は咲が圧勝だった。
その後咲はその場で刺青を入れられ、宮永照として以後人生を歩むこととなってしまう。
そして私もまた、宮永咲としての人生を歩むことを余儀なくされる。
当初はとにかく二人で両親に詰め寄った。
――どうして信じてくれないの、私が咲/照なのに。
だが頑なに母親の返事は決まって、
――あなたが照で、あなたが咲。間違いないわ。麻雀で分かったんだもの。
主張が通らないとなれば、自分たちがその場に適応するしかない。
幸いなことに、咲と私は幼少期から今日に至るまで、とても仲が良い姉妹で、二人共がお互いの事をとにかく大好きであると断言できる。
自分が大好きな姉/妹になれるのであれば、それで良いかと二人共が納得してしまった。
こうして、姉なのに妹、妹なのに姉、といった奇妙な姉妹関係が成立。私は宮永咲として、清澄高校に門戸を叩くこととなる――
当時二個下の妹・咲と私は、容姿・癖・特徴がとてつもなく似通っていた。
入れ替わろうと思えば、例え両親たちですら私たち二人を区別するのは困難に近い。
そんな中起きた火事による全焼。私たち二人は無事救出されたが、パニックのあまりずっと混乱状態に陥っていたらしく、母親の「照はどっちなの!?」という問にも答えられなかった。
それまで家族間で年中行事として行ってきた麻雀の成績からして、強い方が照だろうという母親の
強い主張の元、混乱状態の中私たち姉妹は麻雀をやらされたらしい。なんて親だ。
結果は咲が圧勝だった。
その後咲はその場で刺青を入れられ、宮永照として以後人生を歩むこととなってしまう。
そして私もまた、宮永咲としての人生を歩むことを余儀なくされる。
当初はとにかく二人で両親に詰め寄った。
――どうして信じてくれないの、私が咲/照なのに。
だが頑なに母親の返事は決まって、
――あなたが照で、あなたが咲。間違いないわ。麻雀で分かったんだもの。
主張が通らないとなれば、自分たちがその場に適応するしかない。
幸いなことに、咲と私は幼少期から今日に至るまで、とても仲が良い姉妹で、二人共がお互いの事をとにかく大好きであると断言できる。
自分が大好きな姉/妹になれるのであれば、それで良いかと二人共が納得してしまった。
こうして、姉なのに妹、妹なのに姉、といった奇妙な姉妹関係が成立。私は宮永咲として、清澄高校に門戸を叩くこととなる――
11 :冷やかしモブの名前が思い出せない :2014/06/01(日) 23:47:18.34
京太郎「おーい、咲~」
咲「おやその声は京ちゃん」
須賀京太郎。中学校からの男友達。ちょくちょく私の貴重な昼休みの読書タイムに乱入してくる。
京太郎「レディースランチ食べたいからまた前みたいに頼むわ!」
咲「まーたー?」
モブ「おー京太郎、また咲ちゃんに世話してもらってるのか。よっ!ご両人!」
咲「嫁さん違うかなー…さ、京ちゃんさっさと行くなら行くよ」
咲「おやその声は京ちゃん」
須賀京太郎。中学校からの男友達。ちょくちょく私の貴重な昼休みの読書タイムに乱入してくる。
京太郎「レディースランチ食べたいからまた前みたいに頼むわ!」
咲「まーたー?」
モブ「おー京太郎、また咲ちゃんに世話してもらってるのか。よっ!ご両人!」
咲「嫁さん違うかなー…さ、京ちゃんさっさと行くなら行くよ」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:51:01.11
京太郎「……」
咲「京ちゃん。ゲームをしながら食事はしないように」
京太郎「ったく相変わらずお節介焼きだなぁ咲は。それにゲームじゃねーよ。麻雀だよ、麻雀」
咲「…麻雀、やるの?」
京太郎「おう。部活にも所属してるんだぜ?まだ所属したてだけどな…っと、カン!」
咲「…え?」
京太郎「リンシャン…ならず!…ーってリンシャンの牌で打ち込んだー!くそがあああああああ」
咲「京ちゃん」
京太郎「なんだよ咲、今良いところなんだかr」
咲「京ちゃん」ガシッ
京太郎「………はい、なんでしょう咲さん」
咲「あのさ、何でそこでカンするの?面前を崩した挙句リンシャンで打ち込みとか咲が見たら泣くよ?」
京太郎「んん?(咲ってお前だろ?)」
咲「この局面でカンして嶺上開花出来るのは咲くらいだから。咲に百回謝って」
京太郎「は、はい…ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさ」
咲「大体からしてカンって言うのはあんな可愛い咲だからやって許されることで………」
咲「京ちゃん。ゲームをしながら食事はしないように」
京太郎「ったく相変わらずお節介焼きだなぁ咲は。それにゲームじゃねーよ。麻雀だよ、麻雀」
咲「…麻雀、やるの?」
京太郎「おう。部活にも所属してるんだぜ?まだ所属したてだけどな…っと、カン!」
咲「…え?」
京太郎「リンシャン…ならず!…ーってリンシャンの牌で打ち込んだー!くそがあああああああ」
咲「京ちゃん」
京太郎「なんだよ咲、今良いところなんだかr」
咲「京ちゃん」ガシッ
京太郎「………はい、なんでしょう咲さん」
咲「あのさ、何でそこでカンするの?面前を崩した挙句リンシャンで打ち込みとか咲が見たら泣くよ?」
京太郎「んん?(咲ってお前だろ?)」
咲「この局面でカンして嶺上開花出来るのは咲くらいだから。咲に百回謝って」
京太郎「は、はい…ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさ」
咲「大体からしてカンって言うのはあんな可愛い咲だからやって許されることで………」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:55:14.80
咲「分かった?」
京太郎「はい…(こいつってこんな自分のこと推しまくるタイプだったっけ)」
京太郎「それにしても、咲がこんだけ麻雀に詳しいとは思わなかったぜ」
咲「…まぁ、ね」
京太郎「放課後、一緒に麻雀部に行ってみないか?たまーに集まり悪いと面子足りなくてよー」
咲「んー…」
正直な話、この高校に麻雀部があるというのが眉唾物である。去年の長野の県大会のデータは見たが、清澄は無参加だったはず。
そもそも長野において麻雀で全国目指すなら風越に行ってる。
そして私は今年に限って言えば例え入部したとしても全国を目指す気は今のところはない。来年からならいいけど。
咲(…まぁ、一般高校生のレベルというものも知っておきたい)
咲「良いよ、行ってあげる」
京太郎「おお、流石咲!俺以上に食べる大食漢のくせに、昼飯も食わずにあんだけ嶺上開花について深く講釈垂れただけあるぜ!」
咲「…私は女だからね?京ちゃんがお望みとあらば、もっともっと話してあげようか?」
京太郎「もう勘弁してください」
京太郎「はい…(こいつってこんな自分のこと推しまくるタイプだったっけ)」
京太郎「それにしても、咲がこんだけ麻雀に詳しいとは思わなかったぜ」
咲「…まぁ、ね」
京太郎「放課後、一緒に麻雀部に行ってみないか?たまーに集まり悪いと面子足りなくてよー」
咲「んー…」
正直な話、この高校に麻雀部があるというのが眉唾物である。去年の長野の県大会のデータは見たが、清澄は無参加だったはず。
そもそも長野において麻雀で全国目指すなら風越に行ってる。
そして私は今年に限って言えば例え入部したとしても全国を目指す気は今のところはない。来年からならいいけど。
咲(…まぁ、一般高校生のレベルというものも知っておきたい)
咲「良いよ、行ってあげる」
京太郎「おお、流石咲!俺以上に食べる大食漢のくせに、昼飯も食わずにあんだけ嶺上開花について深く講釈垂れただけあるぜ!」
咲「…私は女だからね?京ちゃんがお望みとあらば、もっともっと話してあげようか?」
京太郎「もう勘弁してください」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:59:53.90
――――放課後
京太郎「ようこそ、お姫様。我が部活へ」
咲「………ふ~ん」
咲「もっと狭いかと思った」
優希「部長が生徒会長なだけあって、色々手回しがされてるんだじぇ!」
タコスを片手に私の独り言に陽気に突っ込んできた。この娘が部員の一人か。
優希「自己紹介が遅れたじぇ!片岡優希!人呼んでタコスの化身!以後宜しくだじぇ!」
京太郎「誰が呼んでんだよ」
優希「何だと!この犬!」
咲「宜しくね、片岡さん。私は宮永咲です」
優希「咲ちゃんか!良い名前だじぇ!」
咲「!!…そこに気付くとは…やはり天才か…」
京太郎「ようこそ、お姫様。我が部活へ」
咲「………ふ~ん」
咲「もっと狭いかと思った」
優希「部長が生徒会長なだけあって、色々手回しがされてるんだじぇ!」
タコスを片手に私の独り言に陽気に突っ込んできた。この娘が部員の一人か。
優希「自己紹介が遅れたじぇ!片岡優希!人呼んでタコスの化身!以後宜しくだじぇ!」
京太郎「誰が呼んでんだよ」
優希「何だと!この犬!」
咲「宜しくね、片岡さん。私は宮永咲です」
優希「咲ちゃんか!良い名前だじぇ!」
咲「!!…そこに気付くとは…やはり天才か…」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:05:27.51
和「すみませんね、騒がしい面々で」
咲「どうもこんにち…は…?」
おかしい部位がある娘が話し掛けてきた。認めん。何だそのおもちは。
和「原村和です。宜しくお願いします」
優希「和ちゃんは凄いんだじぇ!インターハイミドルの優勝者なんだじぇ!」
和「たまたまですよ、優希」
咲「へぇ~(インハイ王者の方が凄いけどね)」
京太郎「何はともあれ、面子も4人いるし早速やりますか!」
咲「どうもこんにち…は…?」
おかしい部位がある娘が話し掛けてきた。認めん。何だそのおもちは。
和「原村和です。宜しくお願いします」
優希「和ちゃんは凄いんだじぇ!インターハイミドルの優勝者なんだじぇ!」
和「たまたまですよ、優希」
咲「へぇ~(インハイ王者の方が凄いけどね)」
京太郎「何はともあれ、面子も4人いるし早速やりますか!」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:09:19.16
東1局 親:優希
和「宮永さんは普段は麻雀をされてるんですか?」
咲「いえ。いも…姉が帰省する時にたまーに打つくらいですね」
京太郎「お、何だ。あんだけ語っといてその程度か?」
咲「安心して、京ちゃんより間違いなく打てるから」
優希「お喋りはそこまでだじぇ!リーチ!」
咲「…」タン
和「…」タン
京太郎「はえーよ!5巡目じゃねーか!」タン
優希「ロン!リーチ一発七対子!9600!」
京太郎「ぐああ交通事故おおおおおお」
咲「そうでもない」
和「え?」
咲「片岡さんの中張牌連打からのリーチに一発で場0の北を打った京ちゃんが悪い」
京太郎「シビアすぎるー!」
和「宮永さんは普段は麻雀をされてるんですか?」
咲「いえ。いも…姉が帰省する時にたまーに打つくらいですね」
京太郎「お、何だ。あんだけ語っといてその程度か?」
咲「安心して、京ちゃんより間違いなく打てるから」
優希「お喋りはそこまでだじぇ!リーチ!」
咲「…」タン
和「…」タン
京太郎「はえーよ!5巡目じゃねーか!」タン
優希「ロン!リーチ一発七対子!9600!」
京太郎「ぐああ交通事故おおおおおお」
咲「そうでもない」
和「え?」
咲「片岡さんの中張牌連打からのリーチに一発で場0の北を打った京ちゃんが悪い」
京太郎「シビアすぎるー!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:14:52.08
東1局1本場 親:優希
優希「流石私。リーチ!」
京太郎「また5巡目かい!」
和「優希は東場は強いんですよね。たまたまなんでしょうけど」
咲(…たまたま、ねぇ)
優希「ツモ!メンタンピンツモ赤!4100オール!」
京太郎「ぐあああつええええ飛ぶと焼き鳥で終わるうううう」
和「まだ始まったばかりですよ」
咲「…焼き鳥!?」
優希「流石私。リーチ!」
京太郎「また5巡目かい!」
和「優希は東場は強いんですよね。たまたまなんでしょうけど」
咲(…たまたま、ねぇ)
優希「ツモ!メンタンピンツモ赤!4100オール!」
京太郎「ぐあああつええええ飛ぶと焼き鳥で終わるうううう」
和「まだ始まったばかりですよ」
咲「…焼き鳥!?」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:17:43.23
京太郎「結局優希の東場で稼いだ点を誰も上回れずかー」4着
和「席順で3着ですか…こういうこともあります」3着
咲「はらみ…」2着
優希「公式戦が東風なら私の独壇場だじぇ!」
京太郎「場変えはどうする?」
和「せっかくだしやりましょうか」
和「席順で3着ですか…こういうこともあります」3着
咲「はらみ…」2着
優希「公式戦が東風なら私の独壇場だじぇ!」
京太郎「場変えはどうする?」
和「せっかくだしやりましょうか」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:20:59.38
東1局 親:和
優希「東場は私の時代!リーチっ!」
和「通しません。11600です」
優希「だじぇええ」
京太郎「とにかくまずは上がりたい…」
咲「ハツもほしいね」
京太郎「特急券だからな…」
優希「東場は私の時代!リーチっ!」
和「通しません。11600です」
優希「だじぇええ」
京太郎「とにかくまずは上がりたい…」
咲「ハツもほしいね」
京太郎「特急券だからな…」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:24:14.19
京太郎「またラス…」4着
優希「南入すると力が入らないじぇ…」3着
咲「かわがいいなぁ」2着
和「割と河に萬子が安い局が多かったですからね」
優希「南入すると力が入らないじぇ…」3着
咲「かわがいいなぁ」2着
和「割と河に萬子が安い局が多かったですからね」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:27:39.90
久「んーよく寝た、ってあら。知らない娘」
咲「おたふく…ムーミン…って生徒会長!?」
優希「部長が生徒会長って、さっき説明したじょ…」
咲(咲っていい名前だねしか覚えてない)
久「今どんな感じなの?」
和「現在オーラス、優希が微差でトップ目ですが須賀君以外は目ありです」
京太郎「はっきり言ってくれるぜ…」タン
久(あら、無警戒の須賀君から宮永咲…っていうのね。宮永さんのトップ確の上がり牌だわ」
咲「ねぎま…」
久(スルー!?)
咲「おたふく…ムーミン…って生徒会長!?」
優希「部長が生徒会長って、さっき説明したじょ…」
咲(咲っていい名前だねしか覚えてない)
久「今どんな感じなの?」
和「現在オーラス、優希が微差でトップ目ですが須賀君以外は目ありです」
京太郎「はっきり言ってくれるぜ…」タン
久(あら、無警戒の須賀君から宮永咲…っていうのね。宮永さんのトップ確の上がり牌だわ」
咲「ねぎま…」
久(スルー!?)
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:32:27.65
和「…ツモ。2000・4000。これでマクリですね」
京太郎「ふええ…もうどうにでもしてください…」4着
優希「満貫親っ被りで3着だじぇー」3着
咲「てばさき…」2着
久(この娘…)
咲「…それじゃ、生徒会長が起きて面子が足りたみたいですし今日はこのへんで…」
京太郎「おーう、またなー!」
優希「咲ちゃんまた打とうなー!」
バタン
京太郎「ふええ…もうどうにでもしてください…」4着
優希「満貫親っ被りで3着だじぇー」3着
咲「てばさき…」2着
久(この娘…)
咲「…それじゃ、生徒会長が起きて面子が足りたみたいですし今日はこのへんで…」
京太郎「おーう、またなー!」
優希「咲ちゃんまた打とうなー!」
バタン
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:37:30.79
久「あんたたち…舐められてるわよ?」
和「はい?」
久「さっき彼女はトップ確定の上がり牌を見逃しているわ」
京太郎「どれどれ…ってマジだ」
優希「でもそれが事実だとして、見逃す理由はなんだじぇ?」
京太郎「たまたまじゃねーの?」
和「いえ…須賀君が優希に9600を打ち込んだ時の指摘や点棒と牌の扱いからして彼女は麻雀に打ち慣れている…そんなオカルトありえません」
優希「結構甘い牌を鳴かせてくれたけど…」
久「打ち込みはあったの?」
京太郎「咲が振り込んだのは…」
和「なかったような…」
久「…上がりは?」
優希「なかったと思う…」
久「じゃあ何?上がりも振り込みもない焼き鳥状態で2着*3ってこと?」
京太郎「焼き鳥…あっ!」
和「はい?」
久「さっき彼女はトップ確定の上がり牌を見逃しているわ」
京太郎「どれどれ…ってマジだ」
優希「でもそれが事実だとして、見逃す理由はなんだじぇ?」
京太郎「たまたまじゃねーの?」
和「いえ…須賀君が優希に9600を打ち込んだ時の指摘や点棒と牌の扱いからして彼女は麻雀に打ち慣れている…そんなオカルトありえません」
優希「結構甘い牌を鳴かせてくれたけど…」
久「打ち込みはあったの?」
京太郎「咲が振り込んだのは…」
和「なかったような…」
久「…上がりは?」
優希「なかったと思う…」
久「じゃあ何?上がりも振り込みもない焼き鳥状態で2着*3ってこと?」
京太郎「焼き鳥…あっ!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:41:56.19
咲「はらみ」
咲「ハツ」
咲「かわ」
咲「おたふく」
咲「ねぎま」
咲「てばさき」
店員「6点の品がお二つずつで1200円になります」
咲「はーい」
咲「ハツ」
咲「かわ」
咲「おたふく」
咲「ねぎま」
咲「てばさき」
店員「6点の品がお二つずつで1200円になります」
咲「はーい」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:46:05.70
京太郎「…ということだと思います、多分」
優希・和・久「…………」
久「つまり、たくさん食べる子である宮永さんは昼食を抜いてしまっていて」
優希「空腹が限界を越えている状況で犬の『焼き鳥』という言葉に反応」
和「それ以降はずっと焼き鳥のことだけを考えて麻雀していたと…」
四人「…………」
優希「そういえば初めの東1局以外誰とも咲ちゃんと会話してないじぇ…」
和「かわとハツって…そっちの…」ガクッ
京太郎「昼飯食べてない状態で俺が焼き鳥なんてことを言ったから…」
久「どんだけお腹すいてたのよ…焼き鳥のことしか考えてないって…」
久「ていうかそんな極限状態?で打ってやきと…ノーホーラで全部2着ってどういうことなの!」
和「SOASOASOASOASOASOASOASOASOA」
優希「和ちゃんが壊れたー!」
久「須賀君!明日も宮永さん連れて来なさい!ちゃんとお昼食べさせて!」
京太郎「はいいいいいい」
優希・和・久「…………」
久「つまり、たくさん食べる子である宮永さんは昼食を抜いてしまっていて」
優希「空腹が限界を越えている状況で犬の『焼き鳥』という言葉に反応」
和「それ以降はずっと焼き鳥のことだけを考えて麻雀していたと…」
四人「…………」
優希「そういえば初めの東1局以外誰とも咲ちゃんと会話してないじぇ…」
和「かわとハツって…そっちの…」ガクッ
京太郎「昼飯食べてない状態で俺が焼き鳥なんてことを言ったから…」
久「どんだけお腹すいてたのよ…焼き鳥のことしか考えてないって…」
久「ていうかそんな極限状態?で打ってやきと…ノーホーラで全部2着ってどういうことなの!」
和「SOASOASOASOASOASOASOASOASOA」
優希「和ちゃんが壊れたー!」
久「須賀君!明日も宮永さん連れて来なさい!ちゃんとお昼食べさせて!」
京太郎「はいいいいいい」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:50:59.68
咲「ただいまー」
咲「遅くなってごめんね。おかずは焼き鳥5種類買ってきたよ」
咲「…お父さん?いないの?」
ガタッ
咲「なんだ、いるんならちゃんと返事してね?」
咲「まったく、電気もつけずに何してるんだか…」
宮永母「…久しぶりね、照」
咲「………お母さん!?」
咲「遅くなってごめんね。おかずは焼き鳥5種類買ってきたよ」
咲「…お父さん?いないの?」
ガタッ
咲「なんだ、いるんならちゃんと返事してね?」
咲「まったく、電気もつけずに何してるんだか…」
宮永母「…久しぶりね、照」
咲「………お母さん!?」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:16:16.06
咲「………どうしてここに。…いや、それよりも今、私のことを…」
宮永母「お父さんと咲なら食事に行かせたわ。私がわざわざ長野まで来たのは、家族団欒をするためじゃない。あなたに話があって、わざわざ来たのよ」
咲「咲のことも…。…やっぱりお母さん、私たちのことを…」
宮永母「初めから知ってたわよ。当たり前じゃない。」
咲「どうして!?」
咲「どうして知ってたなら、私たちの話を聞いてくれなかったの!?」
宮永母「………うるさい子ねぇ。やっぱり、咲が照で良かったわ」
咲「………っ…!」
宮永母「理由は簡単。あなたより、咲が、圧倒的に強かった。たったそれだけよ」
宮永母「お父さんと咲なら食事に行かせたわ。私がわざわざ長野まで来たのは、家族団欒をするためじゃない。あなたに話があって、わざわざ来たのよ」
咲「咲のことも…。…やっぱりお母さん、私たちのことを…」
宮永母「初めから知ってたわよ。当たり前じゃない。」
咲「どうして!?」
咲「どうして知ってたなら、私たちの話を聞いてくれなかったの!?」
宮永母「………うるさい子ねぇ。やっぱり、咲が照で良かったわ」
咲「………っ…!」
宮永母「理由は簡単。あなたより、咲が、圧倒的に強かった。たったそれだけよ」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:21:36.41
咲「…たった、それだけの理由で?」
咲「それだけの理由で!今!咲が!!」
咲「打ちたくもない強要された麻雀を打たされていると言うの!?」
宮永母「…あらあら、涙まで流しちゃって。」
咲「……答えて!」
宮永母「伊達に仲が良い姉妹じゃないわね。妹のことを思ってかしら?泣けるわね~」
咲「……っ、このっ…!」
宮永母「ええ、そうよ。この前の全国大会の打ち方の指示は、当然監督である私の指示」
宮永母「『対戦相手が今後二度と白糸台に歯向かう気力を持たないように、全校の点棒移動を±0にして大将戦を締め括る』」
宮永母「ただ単に戦って点棒を削るなんて、今の咲の実力からしたら当たり前すぎてつまらないでしょう?」
宮永母「だからそう指示した。そしてそれだけの力を、咲は持っている」
咲「…………」
咲「それだけの理由で!今!咲が!!」
咲「打ちたくもない強要された麻雀を打たされていると言うの!?」
宮永母「…あらあら、涙まで流しちゃって。」
咲「……答えて!」
宮永母「伊達に仲が良い姉妹じゃないわね。妹のことを思ってかしら?泣けるわね~」
咲「……っ、このっ…!」
宮永母「ええ、そうよ。この前の全国大会の打ち方の指示は、当然監督である私の指示」
宮永母「『対戦相手が今後二度と白糸台に歯向かう気力を持たないように、全校の点棒移動を±0にして大将戦を締め括る』」
宮永母「ただ単に戦って点棒を削るなんて、今の咲の実力からしたら当たり前すぎてつまらないでしょう?」
宮永母「だからそう指示した。そしてそれだけの力を、咲は持っている」
咲「…………」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:26:52.45
宮永母「そんな怖い目で睨まないでよ。実の娘とは言え、今にも殴りかかってきそうで怖いわ」
咲「…………」
宮永母「私だって、あの火事の日までは、…照。あなたの方が咲よりもずっと強いと思っていたのよ?」
宮永母「だから、どちらが照なのか麻雀で確かめるつもりだった。それが確実だと思ってた」
宮永母「でも―――」
咲「……咲の方が実際は圧倒的に強かった、でしょう?」
宮永母「そういうことよ。知らなかったわ。咲があそこまで強いなんて」
咲「………咲の性格からして考えれば、私や元プロのお母さんの体裁を保つために手を抜くのは分かりきってる」
宮永母「そうね。…あれほど麻雀には本気で取り掛かれと言ったのにね」
宮永母「でも、これは私にとっては好都合だった」
宮永母「極限状態においての麻雀に手加減も何もない。ただ一つの意志で打牌するだけ。あの時の咲は、一刻も早くこの対局を終わらせたい。ただそれだけの意志で麻雀をしていた。そしてその極限状態の麻雀で、私は確信した」
宮永母「『この子はいずれ世界を奪える。私が、届き得なかった高みに』」
宮永母「だから、あの子を照にした。代わりに、あなたが咲になった。たったそれだけのことよ」
咲「…………」
宮永母「私だって、あの火事の日までは、…照。あなたの方が咲よりもずっと強いと思っていたのよ?」
宮永母「だから、どちらが照なのか麻雀で確かめるつもりだった。それが確実だと思ってた」
宮永母「でも―――」
咲「……咲の方が実際は圧倒的に強かった、でしょう?」
宮永母「そういうことよ。知らなかったわ。咲があそこまで強いなんて」
咲「………咲の性格からして考えれば、私や元プロのお母さんの体裁を保つために手を抜くのは分かりきってる」
宮永母「そうね。…あれほど麻雀には本気で取り掛かれと言ったのにね」
宮永母「でも、これは私にとっては好都合だった」
宮永母「極限状態においての麻雀に手加減も何もない。ただ一つの意志で打牌するだけ。あの時の咲は、一刻も早くこの対局を終わらせたい。ただそれだけの意志で麻雀をしていた。そしてその極限状態の麻雀で、私は確信した」
宮永母「『この子はいずれ世界を奪える。私が、届き得なかった高みに』」
宮永母「だから、あの子を照にした。代わりに、あなたが咲になった。たったそれだけのことよ」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:31:58.46
咲「…………」
宮永母「…まだ何か言いたそうね?けれど、私の説明はこれで御終い。本題に入らせてもらうわ」
咲「………これ以上の話があるというの?」
宮永母「ええ、重要よ。…照。今からでも良いわ。今すぐ白糸台に転校しなさい」
咲「………………は…!?」
宮永母「あれだけ大見得を張ったけどねぇ。やっぱり三年生のレギュラーが二人なのはキツいわ。戦力不足は否めない。そこで考えたのが照、あなたよ」
宮永母「あなたが今空いてる1枠に入れば、咲には及ばないまでも、良い戦力補強にはなるわ」
咲「…………」
宮永母「白糸台の宮永姉妹として全国大会で名を残せれば、私の名も上がるし、あなたたちもプロ球団に入ってからが色々と楽よ?」
宮永母「あなただって咲と毎日会えるし、こんな長野で燻っていても仕方ないでしょう?さ、ここに編入の手続きの紙もそこに用意してあるから、後はあなたが名前を書くだけ」
宮永母「…まだ何か言いたそうね?けれど、私の説明はこれで御終い。本題に入らせてもらうわ」
咲「………これ以上の話があるというの?」
宮永母「ええ、重要よ。…照。今からでも良いわ。今すぐ白糸台に転校しなさい」
咲「………………は…!?」
宮永母「あれだけ大見得を張ったけどねぇ。やっぱり三年生のレギュラーが二人なのはキツいわ。戦力不足は否めない。そこで考えたのが照、あなたよ」
宮永母「あなたが今空いてる1枠に入れば、咲には及ばないまでも、良い戦力補強にはなるわ」
咲「…………」
宮永母「白糸台の宮永姉妹として全国大会で名を残せれば、私の名も上がるし、あなたたちもプロ球団に入ってからが色々と楽よ?」
宮永母「あなただって咲と毎日会えるし、こんな長野で燻っていても仕方ないでしょう?さ、ここに編入の手続きの紙もそこに用意してあるから、後はあなたが名前を書くだけ」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:36:30.45
私は無言でテーブルに添えてあった、白糸台高校部の編入届けに手を伸ばす。
咲「…………」
宮永母「あら、決断が早くて助かるわ。もっと説得には時間がかかると…」
ビリビリビリビリッ
母の言葉を遮ったのは、勢いよく破られ宙に舞う、その編入届けだったモノだった。
咲「私はあなたの道具じゃない」
咲「…………」
宮永母「あら、決断が早くて助かるわ。もっと説得には時間がかかると…」
ビリビリビリビリッ
母の言葉を遮ったのは、勢いよく破られ宙に舞う、その編入届けだったモノだった。
咲「私はあなたの道具じゃない」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:41:44.68
咲「良くわかった」
咲「お母さんが私や、咲のことをどう思っているのか」
咲「………お母さんは、私と咲を、自分の願いを叶えるための道具にしか考えていないんだね」
咲「そして、何故咲が何も言わないのか」
咲(…私が、考えている以上に)
咲(……咲は、照になってしまっていたんだ)
咲(………長女である自分が母の言うことを聞かないのはまずい)
咲(だって、その火の粉を自分で食い止めなければ)
咲(……その火の粉は妹である私に降りかかってしまう)
咲(………ずっと、ずっと。…私は助けられてきたんだ。咲に)
咲(…今度は、私が咲を助ける番)
咲「……お母さんが強要するようなそんな不自由な麻雀、絶対に間違っている」
咲「笑顔が世界一可愛い咲が、顔を曇らせながら苦痛な麻雀を打つなんて、見たくない」
咲「だから私はここであなたに宣戦布告する」
咲「私が、必ず――」
「白糸台を倒し、咲を救う」
咲「お母さんが私や、咲のことをどう思っているのか」
咲「………お母さんは、私と咲を、自分の願いを叶えるための道具にしか考えていないんだね」
咲「そして、何故咲が何も言わないのか」
咲(…私が、考えている以上に)
咲(……咲は、照になってしまっていたんだ)
咲(………長女である自分が母の言うことを聞かないのはまずい)
咲(だって、その火の粉を自分で食い止めなければ)
咲(……その火の粉は妹である私に降りかかってしまう)
咲(………ずっと、ずっと。…私は助けられてきたんだ。咲に)
咲(…今度は、私が咲を助ける番)
咲「……お母さんが強要するようなそんな不自由な麻雀、絶対に間違っている」
咲「笑顔が世界一可愛い咲が、顔を曇らせながら苦痛な麻雀を打つなんて、見たくない」
咲「だから私はここであなたに宣戦布告する」
咲「私が、必ず――」
「白糸台を倒し、咲を救う」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:45:57.75
宮永母「……ここまで馬鹿だったとは思わなかったわ」
宮永母「良かったわ。こんな馬鹿を白糸台のレギュラーに推薦することなんて出来ない」
咲「バカで結構。私がバカな妹だったから、咲が今まで苦しんできたことに気付かなかった」
咲「でもそんなバカな妹だからこそ、こんな無茶が出来る」
宮永母「…もう話をするのも疲れたわ。つくづく咲が照で良かったと思うわよ」
宮永母「それに万一白糸台を倒したとして、それが咲のための何になるの?」
宮永母「高校時代の不敗の成績に傷こそ付き、良い事なんて何も――」
咲「咲にとって何がいいことなのか。それを決めるのはあなたじゃない」
宮永母「……これ以上何を喋っていても無駄なようね」
宮永母「良いわ、見せてもらうじゃない。あなたが白糸台を倒すところとやらを」
宮永母「じゃあね。あ、咲の電話番号は変更させるわ。馬鹿なハエにたかられると迷惑だから」
宮永母「良かったわ。こんな馬鹿を白糸台のレギュラーに推薦することなんて出来ない」
咲「バカで結構。私がバカな妹だったから、咲が今まで苦しんできたことに気付かなかった」
咲「でもそんなバカな妹だからこそ、こんな無茶が出来る」
宮永母「…もう話をするのも疲れたわ。つくづく咲が照で良かったと思うわよ」
宮永母「それに万一白糸台を倒したとして、それが咲のための何になるの?」
宮永母「高校時代の不敗の成績に傷こそ付き、良い事なんて何も――」
咲「咲にとって何がいいことなのか。それを決めるのはあなたじゃない」
宮永母「……これ以上何を喋っていても無駄なようね」
宮永母「良いわ、見せてもらうじゃない。あなたが白糸台を倒すところとやらを」
宮永母「じゃあね。あ、咲の電話番号は変更させるわ。馬鹿なハエにたかられると迷惑だから」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:50:31.87
母が玄関の扉を開けて出ていくのを確認すると、すぐさま携帯電話を取り出しから電話する。
もちろん、電話する相手は決まっている―
『……はい、もしもし。お姉ちゃん?』
『…ごめんね』
『………え?』
『…咲が苦しんでるのを、今の今まで気付かなった』
『……そっか、バレたか。…良いよ、お姉ちゃん。だって、私もお姉ちゃんなんだから…』
『私は白糸台には編入しない』
『…だろうね。だって』
『『バカな妹だから』』
『『……プッ、アハハッ』』
『…待ってるよ、お姉ちゃん』
『…うん……またね』
もちろん、電話する相手は決まっている―
『……はい、もしもし。お姉ちゃん?』
『…ごめんね』
『………え?』
『…咲が苦しんでるのを、今の今まで気付かなった』
『……そっか、バレたか。…良いよ、お姉ちゃん。だって、私もお姉ちゃんなんだから…』
『私は白糸台には編入しない』
『…だろうね。だって』
『『バカな妹だから』』
『『……プッ、アハハッ』』
『…待ってるよ、お姉ちゃん』
『…うん……またね』
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:55:31.36
――――翌日、放課後
久「あら、宮永さん。丁度良かったわ。もう一度きちんと麻雀を見せて欲しいと思うんだけど」
咲「そのつもりで来た。面子は?」
和「宮永さんで丁度4人目です。こちらの方が2年生の染谷まこさん」
まこ「ふーん…あなたが噂の宮永さんか。よろしくな」
咲「やる前に一言だけ」
咲「私は今色んな感情が頭の中をグルグル回ってるせいで困っている」
和「…だから、満足な麻雀を打てないということですか?」
咲「違う。全く逆」
咲「この憂さ晴らしに巻き込んでしまって申し訳ない」ゴッ
久「あら、宮永さん。丁度良かったわ。もう一度きちんと麻雀を見せて欲しいと思うんだけど」
咲「そのつもりで来た。面子は?」
和「宮永さんで丁度4人目です。こちらの方が2年生の染谷まこさん」
まこ「ふーん…あなたが噂の宮永さんか。よろしくな」
咲「やる前に一言だけ」
咲「私は今色んな感情が頭の中をグルグル回ってるせいで困っている」
和「…だから、満足な麻雀を打てないということですか?」
咲「違う。全く逆」
咲「この憂さ晴らしに巻き込んでしまって申し訳ない」ゴッ
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:00:47.35
記者「すみません、麻雀WEEKLYの記者のものですが、照さんにご質問宜しいですか?」
照「はい、構いませんよ」
記者「以前、全国大会の終了後のインタビューで、照さんがお姉さんの話をしたと思うのですが…」
菫(…もう嗅ぎ付けてきたか…全国ネットでの発言だし仕方ないが…)
菫「すみません、その話はこいつの勘違…」
照「良いよ、菫ちゃん」
菫「……そうか。なら私は何も言うまい」
記者「そうですか、では妹か、姉、どちらにしても血の繋がった姉妹がいらっしゃるということですね?」
照「私に妹はいません。…お姉ちゃんならいますけど」
照「はい、構いませんよ」
記者「以前、全国大会の終了後のインタビューで、照さんがお姉さんの話をしたと思うのですが…」
菫(…もう嗅ぎ付けてきたか…全国ネットでの発言だし仕方ないが…)
菫「すみません、その話はこいつの勘違…」
照「良いよ、菫ちゃん」
菫「……そうか。なら私は何も言うまい」
記者「そうですか、では妹か、姉、どちらにしても血の繋がった姉妹がいらっしゃるということですね?」
照「私に妹はいません。…お姉ちゃんならいますけど」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:04:36.60
久「……5半荘連続トップ…」
まこ「……こりゃぁ、規格外の1年生じゃのう…」
和「」
優希(遅れてきて良かったじぇ…)
京太郎(咲の奴、こんなに麻雀強かったのか…)
咲「…お願いがある」
咲「世界で一番大事な人の笑顔を救うために、私を清澄高校麻雀部に…入部させてほしい」
to be continued...
まこ「……こりゃぁ、規格外の1年生じゃのう…」
和「」
優希(遅れてきて良かったじぇ…)
京太郎(咲の奴、こんなに麻雀強かったのか…)
咲「…お願いがある」
咲「世界で一番大事な人の笑顔を救うために、私を清澄高校麻雀部に…入部させてほしい」
to be continued...
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:14:14.93
以上が、照が清澄高校麻雀部に入部するまでの触りです。読んで頂き、ありがとうございます。
長野大会決勝までを書き上がったら別スレで書こうかと思います。
基本的には、咲⇔照なのと白糸台の監督が宮永家の母であること以外は原作に準拠した内容になっております。
ただし、咲さんの雀力がとんでもないことになってしまってます。
これこそ咲が、照に被害を飛び火しないために被ってきたあれこれの一つです。
ちょっとしたらおまけの体験談を投下していきます。そちらもお暇でしたらどうぞ。
焼き鳥は塩皮
長野大会決勝までを書き上がったら別スレで書こうかと思います。
基本的には、咲⇔照なのと白糸台の監督が宮永家の母であること以外は原作に準拠した内容になっております。
ただし、咲さんの雀力がとんでもないことになってしまってます。
これこそ咲が、照に被害を飛び火しないために被ってきたあれこれの一つです。
ちょっとしたらおまけの体験談を投下していきます。そちらもお暇でしたらどうぞ。
焼き鳥は塩皮
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:30:58.45
おまけパート ※実体験談
咲「私はパチンコはやらない。…でも咲がなるなら打たないわけにはいかないな」
咲「何でも咲がパチンコ化したらしい」
咲「パチンコは生涯、友人に唆された海物語2000円しかやったことがないが」
咲「新規作画や新曲やらあるなんて…打つしかないかな?かな?」
咲「麻雀部の皆は私がゴッ倒したせいで」
久「」
和「」
優希「」
まこ「」
咲「この死屍累々」
咲「帰りに見に行ってみよう」
咲「私はパチンコはやらない。…でも咲がなるなら打たないわけにはいかないな」
咲「何でも咲がパチンコ化したらしい」
咲「パチンコは生涯、友人に唆された海物語2000円しかやったことがないが」
咲「新規作画や新曲やらあるなんて…打つしかないかな?かな?」
咲「麻雀部の皆は私がゴッ倒したせいで」
久「」
和「」
優希「」
まこ「」
咲「この死屍累々」
咲「帰りに見に行ってみよう」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:34:59.06
咲「む、この無駄に馬鹿でかく騒音を撒き散らしてるのがパチンコ屋さんか」
(※個人の意見です)
咲「それじゃ入ってみるか」
店員「すみませんお客様…」
咲「はい?」
店員「18歳未満の高校生の方ですよね?ご退店願えますか?」
咲「高校生1年生だけどもうすぐ18歳になりますよ?」
店員「いや…そういうことでなくて…」
咲「追い出されてしまった」ガックリ
(※個人の意見です)
咲「それじゃ入ってみるか」
店員「すみませんお客様…」
咲「はい?」
店員「18歳未満の高校生の方ですよね?ご退店願えますか?」
咲「高校生1年生だけどもうすぐ18歳になりますよ?」
店員「いや…そういうことでなくて…」
咲「追い出されてしまった」ガックリ
58 :※作者は成人してます :2014/06/02(月) 02:37:40.44
咲「どうやら制服がまずかったらしい」
咲「私服なら大丈夫なのかな?」
店員「イラッシャイマセー」
咲「余裕だった」
咲「いいのかそれで」
咲「私服なら大丈夫なのかな?」
店員「イラッシャイマセー」
咲「余裕だった」
咲「いいのかそれで」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:40:20.32
咲「しかし…このタバコ臭さは…」
咲「雀荘行ってるから慣れてるとかじゃなくてきつい」
咲「おっ、これかな?」
咲(新台導入コーナーとかで3台中2台が埋まっている)
咲「えーと…お金はここに入れれば良いのかな?」
咲「雀荘行ってるから慣れてるとかじゃなくてきつい」
咲「おっ、これかな?」
咲(新台導入コーナーとかで3台中2台が埋まっている)
咲「えーと…お金はここに入れれば良いのかな?」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:43:48.24
大沼「お嬢ちゃん」
咲「はっ、はい(隣の人に話し掛けられた)」
大沼「座って左側の方にお金は入れるもの。それだとワシの台に球が出てしまうよ」
咲「あ、そうなんですか。ありがとうございます」
咲「おー。球が出てきた」
咲「これをハンドルで動かすと…」
咲「おおー。球が跳ね飛ばされていく」
咲「はっ、はい(隣の人に話し掛けられた)」
大沼「座って左側の方にお金は入れるもの。それだとワシの台に球が出てしまうよ」
咲「あ、そうなんですか。ありがとうございます」
咲「おー。球が出てきた」
咲「これをハンドルで動かすと…」
咲「おおー。球が跳ね飛ばされていく」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:47:09.49
咲『右打ちしないでね』
咲「おお!咲が!喋った!!」
咲「…で右打ちって何?」
大沼「盤面の右半分には指示がないと打っちゃいけないんじゃよ」
咲「なるほど」
咲「おお!咲が!喋った!!」
咲「…で右打ちって何?」
大沼「盤面の右半分には指示がないと打っちゃいけないんじゃよ」
咲「なるほど」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:49:23.40
咲「何となくわかってきた」
咲「上皿?にある球がなくなったら貸出ボタン。それで球が出てくる」
咲「後は当たるまでぼんやりハンドルを握りながら液晶を見てればいい」
咲「…しかし」
咲「この台全然音が聞こえないんだけど」
咲「上皿?にある球がなくなったら貸出ボタン。それで球が出てくる」
咲「後は当たるまでぼんやりハンドルを握りながら液晶を見てればいい」
咲「…しかし」
咲「この台全然音が聞こえないんだけど」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:52:41.28
咲「右隣のお爺ちゃんと一向に目線を合わせようとしない左隣の台の音は聞こえるんだけど」
咲「ん、何か海底ボーナスとかいうのが当たった」
咲「なるほどこれで右打ちとかいうのを使っていいのか」
咲「全然音が聞こえてこないけど」
咲『下皿がいっぱいだよ』
咲「え?」
咲『下皿がいっぱいだよ』
咲「ちょ、咲。お姉ちゃん頭の処理が追いつかないのに同じセリフ言うのやめて」
咲「ん、何か海底ボーナスとかいうのが当たった」
咲「なるほどこれで右打ちとかいうのを使っていいのか」
咲「全然音が聞こえてこないけど」
咲『下皿がいっぱいだよ』
咲「え?」
咲『下皿がいっぱいだよ』
咲「ちょ、咲。お姉ちゃん頭の処理が追いつかないのに同じセリフ言うのやめて」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:55:37.52
大沼「そこのボタンを押してやると出てきて下皿に溜まってる球が出せるんじゃよ」
咲「ふんふむ」
咲「サクッと終わってしまった」
咲「隣のおじいちゃんの台が当たってGlossyが聞こえる」
咲「一向に音が聞こえない…」
咲「この球がなくなったら帰ろうかな」
咲「ふんふむ」
咲「サクッと終わってしまった」
咲「隣のおじいちゃんの台が当たってGlossyが聞こえる」
咲「一向に音が聞こえない…」
咲「この球がなくなったら帰ろうかな」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:58:03.81
咲「ん、生徒会長からのリーチとやらで当たった」
咲「隣もほぼ同時に当たった」
咲「つまり3台中3台共が当たっていることになる」
咲「しかし」
咲「私の台は全く音が出ない」
咲「悲しい」
咲「隣もほぼ同時に当たった」
咲「つまり3台中3台共が当たっていることになる」
咲「しかし」
咲「私の台は全く音が出ない」
咲「悲しい」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:59:51.90
咲『下皿がいっぱいだよ』
咲「え?」
咲『下皿がいっぱいだよ』
咲「下皿0で上皿が溢れんばかりに詰まってるんだけど…」
咲「え、これどうすれば良いの?」
咲「店員さーん」
咲「え?」
咲『下皿がいっぱいだよ』
咲「下皿0で上皿が溢れんばかりに詰まってるんだけど…」
咲「え、これどうすれば良いの?」
咲「店員さーん」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:02:44.46
店員「はいだし!」
咲「何か言われてるんですけど…」
店員「少々お待ちくださいだし!」
咲(良く分からないが何かをしていることだけはわかる)
店員「治りましたし!後、箱に球が一杯になったら呼んでくださいだし!新しいのと取り替えますし!」
咲「ありがとうございます(この人すごく良い人)」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:07:10.21
咲「この台大当たり中に咲が無双しすぎてる」
咲「味方側がツモれば大当たり継続とかなんとか言ってるけど」
咲「味方のターンに『ここは私に任せて』といって乱入するのは勿論」
咲「相手のターンにも乱入して牌をツモっていく…」
咲「咲…ツモ順くらい守ろう…」
咲「あと何か私が今週の助っ人キャラとかで出てくるけど」
咲「咲と私のタッグとか無敵すぎる」
咲「そして全く、相変わらず歌が聞こえない」
咲「味方側がツモれば大当たり継続とかなんとか言ってるけど」
咲「味方のターンに『ここは私に任せて』といって乱入するのは勿論」
咲「相手のターンにも乱入して牌をツモっていく…」
咲「咲…ツモ順くらい守ろう…」
咲「あと何か私が今週の助っ人キャラとかで出てくるけど」
咲「咲と私のタッグとか無敵すぎる」
咲「そして全く、相変わらず歌が聞こえない」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:12:05.14
咲「結局4連で終わっちゃった」
咲「でもたくさん出たから満足」
咲「お腹も空いたしお菓子に替えて帰ろう」
咲「音が全く聞こえなかったのだけが残念」
(※大当たり中は音量いじれないらしい)
「……行ったか、非常に危ないところだった」
界(なんでパチンコ屋で娘と遭遇しかねにゃならんのだ…)
咲(…バレてるよ、お父さん)
カン!
咲「でもたくさん出たから満足」
咲「お腹も空いたしお菓子に替えて帰ろう」
咲「音が全く聞こえなかったのだけが残念」
(※大当たり中は音量いじれないらしい)
「……行ったか、非常に危ないところだった」
界(なんでパチンコ屋で娘と遭遇しかねにゃならんのだ…)
咲(…バレてるよ、お父さん)
カン!
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 03:16:36.86
部活仲間をゴッ倒して年齢詐称して父親と並んでパチンコ(実体験)…おまわりさんこの人です……
焼き鳥はせせり
焼き鳥はせせり
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:20:50.11
終わりです。雀荘フリーデビューした時の100倍緊張しました
こんなきちんと説明してくれるわけじゃなく、隣の人はジェスチャーでしか教えてくれませんでした
もうなんか当たっててもあたふたあたふた
咲さんに怒られてあたふた
隣は当たったと思ったら単発で怒ってらっしゃってあたふた
二度とやりたくない(断言)
読み直したらHTML化?依頼してみます。遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。
こんなきちんと説明してくれるわけじゃなく、隣の人はジェスチャーでしか教えてくれませんでした
もうなんか当たっててもあたふたあたふた
咲さんに怒られてあたふた
隣は当たったと思ったら単発で怒ってらっしゃってあたふた
二度とやりたくない(断言)
読み直したらHTML化?依頼してみます。遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 03:34:04.16
乙
ノノノノもそうだが
さよならドビュッシーを思い出した
ノノノノもそうだが
さよならドビュッシーを思い出した
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 03:37:24.51
パチンコはパチンカスを生み出す兵器みたいなもんだからやらんほうがいいよ…
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 03:39:13.54
乙
面白かったよ、ただ名前はそのままの方が分かりやすかったかもね
面白かったよ、ただ名前はそのままの方が分かりやすかったかもね
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 06:22:17.67
スレタイで最初咲照姉妹が逆になって咲が姉になって照が妹で最強姉咲を照が倒す話かと思ったがある意味そうだった
入れ替わり、刺青、親さえも気づかない瓜二つの容姿…うん、完全に園崎姉妹やな…
ただ母親が魔法少女なのは無印のプレシアで再生されるな
入れ替わり、刺青、親さえも気づかない瓜二つの容姿…うん、完全に園崎姉妹やな…
ただ母親が魔法少女なのは無印のプレシアで再生されるな
Entry ⇒ 2014.05.30 | Category ⇒ 咲-Saki- | Comments (0)
千川ちひろ「告白されるとしたら」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 21:57:23.35
ちひろ「あのー、凛ちゃん。ちょっといいですか?」
凛「うん、どうしたの」
ちひろ「いきなりなんですけど……愛の告白されるとしたら、どんな風にされたいですか?」
凛「本当にいきなりだね……」
ちひろ「さっき恋愛ドラマ見てたんです。なんだか気になっちゃって」
凛「まあ、たまに考えるよね。そういうこと」
ちひろ「ですよねっ! というわけで、教えてください!」
凛「うーん……」
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 22:02:03.43
凛「まあ、告白なんてあっけないものだよ、たぶん。夢見すぎてもいけないと思う」
ちひろ「えぇー。凛ちゃん理想が低いです」
凛「だって告白するされる間柄なら言葉なんて、そう要らないんじゃない?」
ちひろ「言葉って大切ですよ? 以心伝心なんて当てになりません!」
凛「確かにテレパシーでスタドリは売れないと思うけど……」
凛(……言葉か)ポワポワ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:06:54.82
『なあ、凛。俺と一緒になってくれないか?』
『……そんな簡単に頷くんだな』
『もうちょっと、よく考えた方が良いんじゃないかな?』
『だって、さり気なくとんでもないお願いするかもしれないだろ』
『例えば……お嫁さんになってください、とかさ』
『一度頷いちゃったら、取り返しはきかないけど……それでもいいよな?』
凛(……大事かも)ポワワ
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:13:00.19
凛「……なるほど。言葉って大事だね」
ちひろ「ですよね。大切な告白なんですし、大胆なのがいいですよ!」
凛「だ、大胆!? あんまりとんでもないのはダメ!」
ちひろ「それじゃつまらなくないですかー?」
凛「それくらいでいいってば……!」
ちひろ「凛ちゃんはもっと夢持ってもいいと思いますよ?」
凛「戻れなくなるよ!」
ちひろ「どこから!?」
凛(一度夢見たら絶対覚めなくなる……)
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:18:07.72
ちひろ「有香ちゃんって結構モテそうですよね?」
有香「私がですか? いえ、そんなことありませんよ」
ちひろ「またまた、こんなに可愛いのに」
有香「もう、おだてないでください。そうだとしても、Pさんのおかげですから」
ちひろ「ああ、女の子は男の子のために綺麗になりますもんね!」
有香「そ、そんなことありません!?」
ちひろ「あんまり有香ちゃんがモテると、プロデューサーさんもうかうかできませんねー」
有香(うかうかできない……?)ポワポワ
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:24:16.29
『すまん有香……もう、お前を可愛くしていくことが出来ない……』
『今まで以上に可愛いお前を、他のやつに見せたくないんだ』
『可愛い有香を、俺だけのものにしたい。俺のためだけに可愛くなってくれ!』
『有香のこと、俺のものにしたいんだ。わかってくれるよな……?』
有香(はわわっ……!?)ポワワ
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:28:40.21
有香「技ありっ!?」
ちひろ「ひええっ!? 突然受身とってどうしたんですか!?」
有香「耐えました! 一本は取らせませんでしたよ!」
ちひろ「何と闘ってるんです……?」
有香「負けません! 押忍っ!」
ちひろ「有香ちゃんは無敵かも知れませんけど……でもやっぱり、プロデューサーさんには勝てませんよね?」
有香「むっ、どういうことですか?」
ちひろ「有香ちゃんが大好きな気持ちは、あの人が一番ですからね♪」
有香「はうっ!! 一本!!」
ちひろ「何が決まったんですか!?」
有香(独り占め……!!)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:34:43.16
ちひろ「紗南ちゃんは、プロデューサーさんとよくゲームするんですか?」
紗南「ん? まーね。Pさんも中々ゲーマーだし」
ちひろ「仲睦まじいですねー」
紗南「ふふーん。あたしとPさんなら、攻略できないものはないよ!」
ちひろ「クレーンゲームとかどうなんですか?」
紗南「Pさんなら取り放題も夢じゃないかな?」
ちひろ「へえ、アクションゲームは?」
紗南「Pさんのコンボは手強いよ!」
ちひろ「じゃあ恋愛ゲームは?」
紗南「Pさんに落とせないヒロインはいない!」
ちひろ「紗南ちゃんも落とすんですかねー?」
紗南(そりゃPさんが全力で落としに……えっ?)ポワポワ
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:39:29.59
『さて、そろそろ紗南のことも攻略しないとな。完全攻略が目標だし』
『紗南のルートに入るのには苦労したけど、おかげでコンプリートできそうだよ』
『あ、抵抗しても無駄だぞ? 紗南がどれだけ頑張っても俺が必ず攻略しちゃうからね』
『どんなエンディングでも、俺と紗南なら幸せになれる、いや、してやるからな……』
紗南(堕ちた……)ポワワ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:46:17.83
紗南「ち、チート禁止ー!」
ちひろ「えー」
紗南「あたしモブだから! 攻略できないの!」
ちひろ「Pさんなら力ずくでしそうですけどね」
紗南「っていうか、それならあたしの方が先に攻略してやるんだから!」
ちひろ「わ、攻略合戦ですね」
紗南「ゲームなら負けないし! 絶対負けない!」
ちひろ「その意気ですよ紗南ちゃん!」
紗南(……あれ? これって結局Pさんと……)
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:54:55.99
ちひろ「聖ちゃんは結構ロマンチストっぽいですね」
聖「ロマンチスト……?」
ちひろ「例えば、聖ちゃんが告白されるとしたら、どんな風にされたいですか?」
聖「こ、告白、ですか……!?」
ちひろ「いや聖ちゃん美人じゃないですか。もうモテモテですよ?」
聖「そんな、こと……少し、困ります」
ちひろ「恋もロマンチックなんでしょうねー」
聖(ロマンチック……)ポワポワ
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:02:23.58
『そろそろ聖の返事も聴きたいな。俺は聖が好きだって伝えたぞ?』
『聖なら、きっと愛情たっぷりに歌って返事してくれるよな』
『ああ、返事を聴くまで聖のこと帰さないからな。こうやって、ぎゅーってし続けるぞ』
『もちろん歌い終わりそうになったら、その唇を塞いであげるからな……?』
聖(歌えません……っ!)ポワワ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:07:06.00
聖「ぜ、全然ロマンチックじゃないです……!」
ちひろ「あれー。聖ちゃん達らしいと思うんですけど……」
聖「Pさんはそ、そんな人じゃ……」
ちひろ「あらあらー? 私はPさんが相手だなんて言ってませんよー……へー?」
聖「あっ、ちが……その、なんとなくで……!」
ちひろ「なんとなく……愛しちゃってます?」
聖「愛しっ……まだ、そういうのは早くて……!」
ちひろ「ふふ。まだ……?」
聖「あう……」
ちひろ「大丈夫です! Pさんなら絶対、聖ちゃんと添い遂げてくれますよ!」
聖(そんなの……毎日聖夜になっちゃう……っ)
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:13:09.28
ちひろ「加奈ちゃんは、告白とか夢見てそうですよね」
加奈「ええっ!? 私にはまだ恋バナは早いですよぉ!」
ちひろ「照れちゃって可愛いですねー。お相手はどんな人がいいですか?」
加奈「そ、それはもちろん……優しくてかっこよくて、いつも私のこと見ててくれる……えへへ」
ちひろ「プロデューサーさーん! 加奈ちゃんが呼んでますよー!」
加奈「わー、わー!? やめてくださいーっ!」
ちひろ「うふふふ、そのメモ帳見られたら、何か困ることがあるんですかー?」
加奈(はうっ……)ポワポワ
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:29:01.48
『おっと加奈、そのメモ帳には何が書いてあるのかなー』
『もしかして、俺と恋人同士になるための必勝法とか?』
『まったく加奈は心配性だな。そこまで俺と一緒になりたかったのかな?』
『大丈夫だぞ、そんなことメモしなくても。俺が直接、何度でも教え込んであげるから』
『メモするまでもなく永遠に忘れられないくらい、ふたりでラブラブになってみようか……?』
加奈(ラブラブ……っ!)ポワワ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:37:18.88
加奈「め、メモどころじゃなくなっちゃいます!?」
ちひろ「あらあら、加奈ちゃんもおませさんですね!」
加奈「そ、そそそんなこと……ないこともないような、あるような……?」
ちひろ「うふふ……プロデューサーさんも、色々と教えがいがありそうです」
加奈「うう……これ以上は覚えきれませんよぉ……」
ちひろ「いざという時はやっぱり、身体で覚えないとですね!」
加奈「か、カラダでですか!?」
ちひろ「ええ、アイドルは歌って踊るのがメインですし……あれ、加奈ちゃん?」
加奈(プロデューサー専用のメモ帳にされちゃう……っ!)
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:42:58.60
ちひろ「あ、美嘉ちゃんと莉嘉ちゃん」
美嘉「ちひろさん、おはよっ」
莉嘉「おはよー! Pくんどこー?」
ちひろ「残念だけど、プロデューサーさんはおでかけ中です」
莉嘉「ぶぅ。つまんなーい!」
ちひろ「まあまあ、私とお話でもして待ちましょう」
美嘉「それがいいかもね。ヨユー持つのがオトナってやつ★」
莉嘉「おおー。お姉ちゃんおっとなー!」
ちひろ「じゃあ、オトナなお話……告白されるとしたら、どんな風にされたいですか?」
莉嘉「はいはーい! 靴箱にラブレター入ってて、呼び出されたあと……って感じ!」
美嘉「あはは、莉嘉古いよそれ! やっぱ夜景デートが定番っしょ!」
ちひろ「ふふ、じゃあ……それより刺激的でオトナな告白、されてみたくないですか……?」
莉嘉(刺激的で……)ポワポワ
美嘉(オトナ……)ポワポワ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:47:43.81
『莉嘉はまだまだお子様だな……そういう所も可愛いけど、早くオトナになりたいのか?』
『しょうがないな。じゃあ俺とオトナの階段、ひとつひとつ上ってみるか』
『心配はいらないよ。一段ずつ、俺がきちんとエスコートしてあげるからさ』
『いっぱいオトナのこと教えてあげるから、ひとつも忘れちゃダメだぞ?』
『オトナになったら、一緒にお姉ちゃんに自慢しちゃおうか……?』
莉嘉(オトナってすごい……☆)ポワポワ
『美嘉はもう十分大人だしな。子どもみたいにいちゃいちゃしなくても、いいよな』
『なんたってお姉ちゃんだし、まさか甘えちゃったりしてこないよな』
『もちろん甘えてもいいけど……子ども扱いしちゃうぞ?』
『もし美嘉がまだまだ子どもだったら、厳しい教育が必要だよな』
『ああ、安心していいぞ。美嘉が大人になれるまで、俺が手取り足取り、肌身離さず付いていてあげるから』
『それで大人になったら、ちゃんと妹に報告しないとな。大人になった美嘉の姿を、な……?』
美嘉(大人ってすご……★)ポワポワ
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:49:57.15
美嘉「うわわ、無し無しそういうの! 莉嘉にはまだ早いって!」
莉嘉「なんでー!? お姉ちゃんだけズルイー!」
美嘉「あ、アタシも遠慮しとこうかなぁ……?」
ちひろ「まぁまぁ、プロデューサーさんも、二人の成長を楽しみにしてることですし」
莉嘉「やたーっ! Pくんが言うなら仕方ないよね☆」
美嘉「だ、だだだめー! 莉嘉がするならアタシだってするもんっ!」
莉嘉「じゃあ、莉嘉とお姉ちゃんとで一緒にしちゃうー?」
美嘉「そ、それは……ぷ、プロデューサーの意見も必要じゃないかな!?」
ちひろ「あ、プロデューサーさんおかえりなさーい」
美嘉「わー! まだ心の準備がー!」
莉嘉「お姉ちゃんどこ行くのー!?」
ちひろ「ふふ……お二人にはまだ早かったですかね?」
美嘉(もうちょっと待ってプロデューサー……!)
莉嘉(お姉ちゃんと一緒に早くオトナになってー……えへへ☆)
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 23:59:14.72
ちひろ「あら、この眼鏡……誰のかしら?」
春菜「すみませーん、この辺りに私の眼鏡を忘れてませんでしたか?」
ちひろ「あ、春菜ちゃんのだったんですね。はい、どうぞ」
春菜「ありがとうございますちひろさん! お礼に今度、ちひろさんに似合いそうな眼鏡差し上げますね!」
ちひろ「あはは、楽しみにしておきます。春菜ちゃんは、ほんとに眼鏡が好きなんですねー」
春菜「ええそれはもう。眼鏡と一心同体ですからね!」
ちひろ「でもたまには、眼鏡を着けてない春菜ちゃんも見てみたいです」
春菜「うーん、多分一生着けたままでいるんじゃないかと思いますけど……」
ちひろ「プロデューサーさんも見たいって言ってましたよ?」
春菜(Pさんが……)ポワポワ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:07:22.77
『せっかく二人きりになれたのに……まだ眼鏡着けるんだ?』
『いいや、似合ってるよ。その眼鏡、とても可愛いと思う』
『でもね。俺といるときは、可愛い眼鏡を外していて欲しいんだ』
『もしかすると、春菜が眼鏡にヤキモチ妬くかもしれないだろ?』
『俺が好きなのは春菜だよ。眼鏡をかけなくても、はっきり見えるくらい近くにいて欲しいな……』
春菜(ア、アリかもですね……っ!)ポワワ
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:16:08.78
春菜「だ、だからって眼鏡は外せませんけどっ!」
ちひろ「ちぇー。残念です」
春菜「期待してもダメですよ! 眼鏡は私にとって体の一部みたいなものですから!」
ちひろ「隠された部分が見たいです!」
春菜「見せません!」
ちひろ「うう……見れるのはプロデューサーさんだけなんですね……」
春菜「や、Pさんにも見せませんよ!?」
ちひろ「ぶー。けちー」
春菜(でも寝てる間にこっそり、なんて……!?)
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:19:43.25
ちひろ「美優さん、そのドレス似合ってますね!」
美優「そうですか……? ふふ、嬉しいです」
ちひろ「でも美優さんほど綺麗な人が、未だに独身だなんて信じられません……」
美優「もう。おだてても何も出ませんよ」
ちひろ「いやいや、ほんとです! 私がプロデューサーだったら放っておきませんし!」
美優「ありがとうございます……でも、お断りしなくちゃ」
ちひろ「あ、もう心に決めた人がいらっしゃると?」
美優「い、いえ……そういうわけではっ。あの、アイドルだから……」
ちひろ「あら? プロデューサーさんが、美優さんといると楽しいな、って言ってましたよ?」
美優「えっ!」
ちひろ「プロデューサーさんと一緒なら、毎日がドキドキハラハラだと思うんですけどね……」
美優(毎日が……?)ポワポワ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:22:52.01
『美優さん、いよいよこの日が来ましたね』
『今日という日を待ち焦がれてたんです。あなたと出会ったその日から、ずっとね』
『今から美優さんは、永遠に俺と離れることができなくなりますからね。心の準備はできてますか?』
『愛の契りを交わしたその瞬間から……俺と美優さんの、運命が一つになるんです』
『ふたりの愛の結晶、一緒に育んでいきましょうね?』
美優(ドキドキ孕孕……!?)
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 00:28:19.94
美優「そんなのダメです……身体がもちませんっ!」
ちひろ「そ、そんなに嫌なんですか?」
美優「あの、嫌ではないんですよっ? でも私の身体がもつかどうか……!」
ちひろ(ああ……プロデューサーさんとのデートは大変ですからね)
ちひろ「プロデューサーさんなら一日中もありえますねー」
美優「一日中……!? Pさんと、一日中……!?」
ちひろ「多分、プロデューサーさんならそうでしょう! なんたって美優さんですし」
美優「うう……ち、ちなみに、あの、何人くらい欲しがってるんでしょう……?」
ちひろ(何人? ああ、新しいアイドルの数かな?)
ちひろ「たしかこの前、あと20人は欲しいって言ってましたよ?」
美優「に、20人……が、頑張ります!!」
ちひろ「卯月ちゃんのマネですか? 可愛いですよ♪」
美優「この調子で夜も頑張らないと……!」
ちひろ「いいなあ、結婚……」
美優(栄養つけて、健康にも気を配って……いつでも万全にしなきゃっ)
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:37:08.63
ちひろ「泉ちゃんはほんとクールですねー……」
泉「……? ちひろさん、よく分からないよそれ」
ちひろ「いえいえ。褒めてるんですよ、いつでもクールだなって!」
泉「そうかな。無愛想って言われるだけだと思うのだけど……」
ちひろ「無愛想だなんて、とんでもないです! 泉ちゃんは実は感情豊かな娘ですよ?」
泉「いまいち実感がないけど……どうして?」
ちひろ「だって、プロデューサーさんがよく話してくれますからね!」
泉「Pが……?」
ちひろ「はい! 泉ちゃんのこと、知り尽くしてる人ですよ!」
泉(私が……知り尽くされて……?)ポワポワ
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:40:51.20
『フフ……好きな娘のことで知らないことが、俺にあるとでも思ってたのかな?』
『残念だけど、泉の全ては俺の手の中だよ。好き嫌いも得手不得手も、ね』
『つまり……今、泉が俺に望んでいることも、ぜんぶ分かってるんだ』
『でも、もしかしたら間違ってるかもしれないな……それだと面白くないよな?』
『皆まで言わなくても、泉なら察してくれるだろ? 可愛いおねだり、泉の口から聴きたいな……?』
泉(はっきんぐされるぅ……っ!)
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:45:34.75
泉「私の心を弄ぶのはダメ!」
ちひろ「ぷ、プロデューサーさんはそんなことしませんよ!?」
泉「わからないよ。Pは、簡単に心のセキュリティを破ってくるから」
ちひろ「おや、経験談ですか? ちょっと詳しく聞きたいです!」
泉「や、私は大丈夫。理性がある限り負けないよ」
ちひろ「あちゃ、やっぱり泉ちゃんはクールですねー」
泉(理性を無くしたことがないとは言ってないけど……ね)
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:48:19.73
ちひろ「暑いですね……茜ちゃん……」
茜「そうですか? 今日は涼しくていい天気だと思います!!」
ちひろ「だって最高気温が、今月最高らしいじゃないですか……」
茜「太陽も元気です!! 負けてられませんよ、ちひろさんっ!!」
ちひろ「熱い……やっぱり、茜ちゃんがされる告白も、相当熱いんですかね?」
茜「告白? なんのですか?」
ちひろ「それはもちろん、愛の、ですよ」
茜(あ……愛!?)ポワポワ
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:03:06.73
『茜ーーー!! 茜、聞こえるか? 茜!! 返事はしなくてもいい……ただ聞いていてくれればいい……』
『俺の理性は逝ってしまったよ・・・全て自分が悪かった、って言い残してね。でも、そんな事はもういいんだ……』
『……いいんだよ。それとも、その事で俺がお前を責めるって思ってるのか?』
『なぁ、俺達はこの一年間、一体何をしてきたんだ? 俺達のこの一年間は一体何だったんだ……?』
『まだ何も答えなんて出てないじゃないか……』
『……憶えてるか? あの時、事務所で初めて出会った俺達は、ちひろさんに無理やりプロデュースを押し付けられて……』
『何もわからないまま、芸能界というリングに放り出された……』
『俺は、無我夢中で闘った!! でも終わってみれば、周りは素知らぬ顔で後のことしか考えちゃいない』
『でもそれで、俺達のプロデュースが終わってしまっていい訳がないだろ……?』
『確かに、俺達はLIVEに勝った。でもそれは全て、お前がいつも一緒に居てくれたお陰なんだ』
『そうだよ……お前と俺とで闘ってきた勝利なんだ。だから、これからも一緒じゃなくちゃ意味が無くなるんだ』
『なぁ茜、総選挙の朝、俺は言ったよな?CDデビューしたら、お前に聞いて欲しいことがあるって』
『俺はプロデュースすることしか出来ない不器用な男だ。だから、こんな風にしか言えない……』
『俺は……お前が……お前が…………』
『お前が好きだぁ!!!! お前が欲しいーーー!!!!』
『茜ーーーッ!!!!』
茜(プロデューサーーーっっ……!!!!)ポワワ
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:15:58.71
茜「そ、そんなの恥ずかしすぎます!!」
ちひろ「わ、珍しく茜ちゃんが照れてます」
茜「な、なんなんですかプロデューサーは!! 私、許せません!!」
ちひろ「うわー……茜ちゃんが怒ってます……!」
茜「罰として、その……今度ふたりでお出かけします!!」
ちひろ「かわいい」
茜「私に相応しいプロデューサーになれるよう、一から鍛えなおしですから!!」
ちひろ「あ、プロデューサーさんと休み合わせときますねー」
茜「ありがとうございます!!」
ちひろ「いやー、プロデューサーさんも幸せ者ですね! こんなに愛してもらえるなんて!」
茜「あ、あいっ……!? と、とととりあえず走ってきまーーーーすっ!!!」
ちひろ「え、こんな暑いのに!?」
茜(熱々カップルになっちゃうじゃないですかーーー……!!!)
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:36:19.96
ちひろ「皆、もうちょっと夢があればいいんですけどねえ……」
ちひろ「せっかくの愛の告白くらい、夢見てもいいですよね」
ちひろ「プロデューサーさんとか、絶対大胆な告白してきそうです!」
ちひろ『もうお前しか見えない……お前のためなら世界を敵に回してもいい!』
ちひろ「とか……」
ちひろ『ちひろのためなら死ねる!』
ちひろ「なーんて言われたりしてっ!」
まゆ「それいいですねぇ」
ちひろ「そう思いますよねっ!」
まゆ「まゆもPさんにそう言われたいです」
ちひろ「やっと共感してくれる人に出会えましたよー!」
まゆ「ウェディングドレスまで着せて……うふふ」
ちひろ「捗りますね! ところでさっきから姿が見えませんけどどこに」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:40:39.34
P「っくちゅん」
凛「どうしたの? 風邪?」
卯月「風邪は饅頭の元ですよ、プロデューサーさん!」
未央「いやしまむー、万病だから!」
P「いやな……誰かが噂してるのかもな」
凛「ふーん……ところでさ」
P「うん?」
凛「えっと……何か……言うことない?」
未央「ごめんしぶりん! この前しぶりんのロケ弁から、から揚げ一個貰っちゃった!」
卯月「ええっ!? 私の分の減りが早かったのも、未央ちゃんのせいだったんですか!?」
未央「それ、しまむーが食いしん坊なだけだし!」
P「今日はオフだぞ?」
凛「そうじゃなくて……やっぱなんでもない。っていうか未央それ初耳」
未央「えへへ」
P「変な凛」
凛「はいはい」
卯月「?」
未央「?」
凛(やっぱり言葉がなくても……ね)
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 01:43:18.51
おしまい
茜がやりたかっただけ
茜がやりたかっただけ
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:53:11.03
この手のでひじりんが出てくるのはレアで幸せ
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:54:33.08
石破ラブラブ乙驚拳
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/02(月) 02:03:25.30
乙倉ちゃん
茜ちゃんのだけ何かノリノリで凄くて笑ったわwwww
茜ちゃんのだけ何かノリノリで凄くて笑ったわwwww
Entry ⇒ 2014.05.30 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
時子「犬耳?」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:03:53.66
モバP「えぇ犬耳ですって痛い痛い痛い痛い!耳引っ張るのやめてください!」
時子「どうも躾が足りないみたいね、もう一度調教してあげるわ、感謝しなさい」
モバP「ありがたくないですしそもそも調教された覚えはありません!痛いから耳を離してください!」
時子「その手に持って離さない犬耳を捨てたら離すわよ」
モバP「これは今度の番組でどうしても時子さんにつけてもらいたいって!」
時子「その番組のタイトルを教えなさい、そこの番組ディレクターを躾てくるから」
モバP「それは事務所的にもまずいからやめてください!」
時子「どうも躾が足りないみたいね、もう一度調教してあげるわ、感謝しなさい」
モバP「ありがたくないですしそもそも調教された覚えはありません!痛いから耳を離してください!」
時子「その手に持って離さない犬耳を捨てたら離すわよ」
モバP「これは今度の番組でどうしても時子さんにつけてもらいたいって!」
時子「その番組のタイトルを教えなさい、そこの番組ディレクターを躾てくるから」
モバP「それは事務所的にもまずいからやめてください!」
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:05:29.02
時子「まったく……なに考えてるのよあなた。
モバP「どうしたら犬耳つけてくれるか考えてます」
時子「ふーん。なら貴方がそれをつけて三回回って「私は駄犬でございます」といったら考えてあげるわ」
モバP「」スチャ
モバP「」ギュルギュルギュル
モバP「私は駄犬でございます!」
時子「熱意はよく伝わったわ。でも普通やらないわよ、いくら飼い主のいうことでも」
モバP「これでつけてくれるんですよね?!」ズイ
時子「顔が近い!」ペシーン!
モバP「痛い!」
モバP「どうしたら犬耳つけてくれるか考えてます」
時子「ふーん。なら貴方がそれをつけて三回回って「私は駄犬でございます」といったら考えてあげるわ」
モバP「」スチャ
モバP「」ギュルギュルギュル
モバP「私は駄犬でございます!」
時子「熱意はよく伝わったわ。でも普通やらないわよ、いくら飼い主のいうことでも」
モバP「これでつけてくれるんですよね?!」ズイ
時子「顔が近い!」ペシーン!
モバP「痛い!」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:06:10.86
時子「大体なんで私なの?適役なら他にいるじゃない。聖來とか優とか」
モバP「聖來さんは一度ウサミミをやりましたし、優さんはあまりそういうイメージじゃ……」
時子「イメージの問題なら私こそイメージにあってないと思うんだけど」
モバP「あ、それは僕も思ったんですけどディレクターさんが「いつも強気な時子ちゃんが悔しげな表情を浮かべながら顔を真っ赤にして犬耳をつけるところとか見たくない?」と言われて納得しました」
時子「局の番号を教えなさい、ディレクターを躾てくるから」
モバP「やめてください!」
時子「3日もあれば犬耳全裸ダブルピースのディレクターの写真を送ってあげれるわ。楽しみにしてなさい」
モバP「その頃には僕も時子さんもこの業界にいられなくなります!」
モバP「聖來さんは一度ウサミミをやりましたし、優さんはあまりそういうイメージじゃ……」
時子「イメージの問題なら私こそイメージにあってないと思うんだけど」
モバP「あ、それは僕も思ったんですけどディレクターさんが「いつも強気な時子ちゃんが悔しげな表情を浮かべながら顔を真っ赤にして犬耳をつけるところとか見たくない?」と言われて納得しました」
時子「局の番号を教えなさい、ディレクターを躾てくるから」
モバP「やめてください!」
時子「3日もあれば犬耳全裸ダブルピースのディレクターの写真を送ってあげれるわ。楽しみにしてなさい」
モバP「その頃には僕も時子さんもこの業界にいられなくなります!」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:06:53.29
時子「というかあなた」ガシッ
モバP「痛たたまた耳を引っ張らないでください!」
時子「ディレクターの言葉に納得したといったわね。ということはあなた私が屈辱に顔を歪ませる様を見たいと?」
モバP「そんな滅相もない!僕は時子さんの新たな可能性を開拓したいと」
時子「あなたのマゾ性を開拓したくなったわ」ギリギリギリ
モバP「ほっへほひひほほうひひへへふほははへへふははひ!」(ほっぺと耳を同時に攻めるのはやめてください!)
モバP「痛たたまた耳を引っ張らないでください!」
時子「ディレクターの言葉に納得したといったわね。ということはあなた私が屈辱に顔を歪ませる様を見たいと?」
モバP「そんな滅相もない!僕は時子さんの新たな可能性を開拓したいと」
時子「あなたのマゾ性を開拓したくなったわ」ギリギリギリ
モバP「ほっへほひひほほうひひへへふほははへへふははひ!」(ほっぺと耳を同時に攻めるのはやめてください!)
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:07:36.85
時子「あなたの腐った耳や頬なんてそのままちぎれてしまえばいいのよ」
モバP「ひゃー!はふへへふははひ!」(ぎゃー!助けてください!)
時子「助けてほしければ犬耳は諦めることね!」
悠貴「……あ、あの。おはようございます」
モバP「は、ふふひ。ほはほふ」(あ、悠貴。おはよう)
悠貴「おはようございます……」(朝から時子さんに耳とほっぺを引っ張られて何をしているんだろう)
時子「あら悠貴、おはよう。この駄犬もおはようっていってるわ」
悠貴「おはようございます…」(なんで時子さんには通じるんだろ)
モバP「ひゃー!はふへへふははひ!」(ぎゃー!助けてください!)
時子「助けてほしければ犬耳は諦めることね!」
悠貴「……あ、あの。おはようございます」
モバP「は、ふふひ。ほはほふ」(あ、悠貴。おはよう)
悠貴「おはようございます……」(朝から時子さんに耳とほっぺを引っ張られて何をしているんだろう)
時子「あら悠貴、おはよう。この駄犬もおはようっていってるわ」
悠貴「おはようございます…」(なんで時子さんには通じるんだろ)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:08:24.24
悠貴「あの……プロデューサーさんを離してあげてくれませんか?何があったかはわからないですけど、可哀想です……」
時子「アァン?……チッ!悠貴に感謝することね」パッ
モバP「ありがとう悠貴……」
悠貴「どういたしまして……」(ほっぺと耳が赤を通り越して紫色になってる……どれだけ強い力で引っ張ったんだろ)
モバP「いてて……あ、ときに悠貴。実は悠貴に仕事が入ったんだ」
悠貴「え、本当ですか!?」
モバP「あぁ本当だ!」
時子「あら駄犬にしてはよくやったじゃない。おめでとう悠貴。デビューしてすぐにテレビ出演なんて凄いじゃない」
悠貴「ありがとうございます!時子さん!」
モバP「……なんだか僕の時と随分態度が違いますね」
時子「悠貴はあなたと違って駄犬じゃないもの」
時子「アァン?……チッ!悠貴に感謝することね」パッ
モバP「ありがとう悠貴……」
悠貴「どういたしまして……」(ほっぺと耳が赤を通り越して紫色になってる……どれだけ強い力で引っ張ったんだろ)
モバP「いてて……あ、ときに悠貴。実は悠貴に仕事が入ったんだ」
悠貴「え、本当ですか!?」
モバP「あぁ本当だ!」
時子「あら駄犬にしてはよくやったじゃない。おめでとう悠貴。デビューしてすぐにテレビ出演なんて凄いじゃない」
悠貴「ありがとうございます!時子さん!」
モバP「……なんだか僕の時と随分態度が違いますね」
時子「悠貴はあなたと違って駄犬じゃないもの」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:09:34.75
モバP「そんな手厳しい……」
悠貴「あ、あの。私の仕事ってなんなんですか?」
モバP「あ、そうだな。実は時子さんと一緒に同じ番組に出演することになってるんだけど」
時子「ちょっと待ちなさい駄犬」
モバP「あ痛たたたたた!なぜまた耳を引っ張るんですか!」
時子「あなたまさか悠貴に妙な耳をつけさせるつもりじゃないわよね?」
悠貴「妙な耳?」
時子「この駄犬は私に犬耳なんてつけさせようとしたのよ」
悠貴「犬耳、ですか?」
モバP「あぁそうだ、犬耳だ!時子さんには似合うと思うんだが、悠貴。お前はどう思う?」
悠貴「え?えぇと、多分似合うと思いますよ?」
悠貴「あ、あの。私の仕事ってなんなんですか?」
モバP「あ、そうだな。実は時子さんと一緒に同じ番組に出演することになってるんだけど」
時子「ちょっと待ちなさい駄犬」
モバP「あ痛たたたたた!なぜまた耳を引っ張るんですか!」
時子「あなたまさか悠貴に妙な耳をつけさせるつもりじゃないわよね?」
悠貴「妙な耳?」
時子「この駄犬は私に犬耳なんてつけさせようとしたのよ」
悠貴「犬耳、ですか?」
モバP「あぁそうだ、犬耳だ!時子さんには似合うと思うんだが、悠貴。お前はどう思う?」
悠貴「え?えぇと、多分似合うと思いますよ?」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:10:15.19
時子「あらそう?」
悠貴「そうですよ!」
モバP「そうに決まってます!」
時子「あなたは黙ってなさい」ギュー
モバP「ははほっへほ!」(またほっぺを!)
悠貴「でも冗談抜きに似合うと思いますよ。時子さん綺麗ですし」
時子「綺麗だから犬耳が似合うとは限らないと思うのだけど……」
モバP「ほひほはん」(時子さん)
時子「なによ駄犬」
悠貴「そうですよ!」
モバP「そうに決まってます!」
時子「あなたは黙ってなさい」ギュー
モバP「ははほっへほ!」(またほっぺを!)
悠貴「でも冗談抜きに似合うと思いますよ。時子さん綺麗ですし」
時子「綺麗だから犬耳が似合うとは限らないと思うのだけど……」
モバP「ほひほはん」(時子さん)
時子「なによ駄犬」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:11:14.72
モバP「ほんはひほはんふひほひへふはーはんはふふひほひっほははひほはへはひほひっへひはひは」(今回の番組のディレクターさんは悠貴と一緒じゃないと出せないと言っていました)
モバP「ふーひほはへほほほっへひほははふひへひははへはへんはへ……」(悠貴のためと思って人肌脱いでいただけませんかね……)
悠貴(プロデューサーさんは何を言っているんだろう)
時子「………解ったわよ」
悠貴(通じてたの?!)
時子「ほら、その犬耳を貸しなさい」スチャ
犬耳時子「……………どう?」
悠貴「似合ってますよ、時子さん!ね、プロデューサーさん」
モバP「うん、似合ってますよ」ヒリヒリ
犬耳時子「………そう、ありがとう」
モバP(思ったより恥じてない)
モバP(まぁそこがいいっていうファンも多いんだけど)
モバP「ふーひほはへほほほっへひほははふひへひははへはへんはへ……」(悠貴のためと思って人肌脱いでいただけませんかね……)
悠貴(プロデューサーさんは何を言っているんだろう)
時子「………解ったわよ」
悠貴(通じてたの?!)
時子「ほら、その犬耳を貸しなさい」スチャ
犬耳時子「……………どう?」
悠貴「似合ってますよ、時子さん!ね、プロデューサーさん」
モバP「うん、似合ってますよ」ヒリヒリ
犬耳時子「………そう、ありがとう」
モバP(思ったより恥じてない)
モバP(まぁそこがいいっていうファンも多いんだけど)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:11:49.47
悠貴「あ、そうだ。プロデューサーさん、私もなにかつけるんですか?」
モバP「あぁ、勿論。これだ!」
つ猫耳&メイド服&リード付き首輪
悠貴「…………………」
時子「…………………」
モバP「これを着た悠貴と時子さんで「従順な私はあなたの専属メイド☆」という番組に出てもらいます。あ、時子さんにもメイドの衣装はありますよ」
モバP「あぁ、勿論。これだ!」
つ猫耳&メイド服&リード付き首輪
悠貴「…………………」
時子「…………………」
モバP「これを着た悠貴と時子さんで「従順な私はあなたの専属メイド☆」という番組に出てもらいます。あ、時子さんにもメイドの衣装はありますよ」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:12:59.91
悠貴「…………」
時子「…………」
悠貴「番組には出ます。折角のチャンスを無駄にしたくないですから」
時子「同じく出るわ」
モバP「おぉ!二人とも引き受けてくれるなんて!」
悠貴「でも引っ張らせてください」ミギミミホッペツカミ
モバP「へ?」
時子「私は反対を担当するわ」ヒダリミミホッペツカミ
悠貴時子「「せーの!」」
モバP「ひゃーーーー!!」(ぎゃーーーー!)
翌日、テレビには時子がご主人様を椅子にして座り仲良く悠貴と談笑する姿が流れたという。
モバPの耳とほっぺは辛うじて残ってます。
時子「…………」
悠貴「番組には出ます。折角のチャンスを無駄にしたくないですから」
時子「同じく出るわ」
モバP「おぉ!二人とも引き受けてくれるなんて!」
悠貴「でも引っ張らせてください」ミギミミホッペツカミ
モバP「へ?」
時子「私は反対を担当するわ」ヒダリミミホッペツカミ
悠貴時子「「せーの!」」
モバP「ひゃーーーー!!」(ぎゃーーーー!)
翌日、テレビには時子がご主人様を椅子にして座り仲良く悠貴と談笑する姿が流れたという。
モバPの耳とほっぺは辛うじて残ってます。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 01:13:41.22
なんか思ったよりも短い。寝る
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 02:50:39.70
悠貴ちゃんの名前がまだ頭に染み付いてなくて誰かと思った
乙
乙
Entry ⇒ 2014.05.29 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
芳乃「ほー…運が悪いですかー」ほたる「…はい」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:14:51.54
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:18:53.39
ほたる「昔からいろいろと運がなくて」
芳乃「ほー」
ほたる「私なんかのせいで、いろんな人たちに迷惑をかけてしまって」
芳乃「はー」
ほたる「…聞いてくれてますか?」
芳乃「聞いてますよー」
芳乃「ほー」
ほたる「私なんかのせいで、いろんな人たちに迷惑をかけてしまって」
芳乃「はー」
ほたる「…聞いてくれてますか?」
芳乃「聞いてますよー」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:23:06.60
ほたる「それでもPさんにアイドルにしてもらったときは、凄く嬉しくて、友達もできで」
芳乃「ほーほー」
ほたる「…でも、このままじゃ皆さんにまた迷惑をかけてしまいそうで」
芳乃「それでー、わたくしにーお願いしたのですねー」
ほたる「…はい」
芳乃「ほーほー」
ほたる「…でも、このままじゃ皆さんにまた迷惑をかけてしまいそうで」
芳乃「それでー、わたくしにーお願いしたのですねー」
ほたる「…はい」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:29:06.19
ほたる「私、疫病神なのかもしれませんね」
芳乃「ええーそんなところでしてー」
ほたる「…えっ」
芳乃「生まれ持った厄が原因ですねー」
ほたる「」
芳乃「ええーそんなところでしてー」
ほたる「…えっ」
芳乃「生まれ持った厄が原因ですねー」
ほたる「」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:31:06.79
ほたる「そんな…」
芳乃「此はーどうしようもないのでしてー」
ほたる「…」
芳乃「良いことではありませんかー」
ほたる「…え?」
芳乃「此はーどうしようもないのでしてー」
ほたる「…」
芳乃「良いことではありませんかー」
ほたる「…え?」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:37:05.65
芳乃「厄にはー良い厄とー悪い厄がありましてー」
ほたる「はい」
芳乃「不幸だと感じるのはー偶然悪い厄のほうがー降りかかったのでしょう」
ほたる「…それで」
芳乃「禍福はーあざなえるー縄の如しー」
ほたる「…?」
ほたる「はい」
芳乃「不幸だと感じるのはー偶然悪い厄のほうがー降りかかったのでしょう」
ほたる「…それで」
芳乃「禍福はーあざなえるー縄の如しー」
ほたる「…?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:40:36.15
芳乃「不幸と幸福はー密接にー繋がってるのですー」
芳乃「きっとあなたにはーこれまでもーこれからもー」
芳乃「良いことがー続きますー」
ほたる「…で、でも私は、Pさんに、みんなに迷惑を…」
芳乃「…おやー誰か来たようですよー」
芳乃「きっとあなたにはーこれまでもーこれからもー」
芳乃「良いことがー続きますー」
ほたる「…で、でも私は、Pさんに、みんなに迷惑を…」
芳乃「…おやー誰か来たようですよー」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:44:30.07
ガチャッ
P「おっすみんなーただいまー」
巴「おうほたる、元気にしとったか」
ほたる「あっ…Pさん、それに巴ちゃんも…」
芳乃「おかえりなさいー」
P「おっ、ほたる居るのか!丁度いい、ほたる、新しい仕事が入ったぞ!」
P「おっすみんなーただいまー」
巴「おうほたる、元気にしとったか」
ほたる「あっ…Pさん、それに巴ちゃんも…」
芳乃「おかえりなさいー」
P「おっ、ほたる居るのか!丁度いい、ほたる、新しい仕事が入ったぞ!」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:47:40.71
ほたる「えっ!?本当ですか?」
P「ああ本当だ!しかも向こうから是非とも、ときたもんだ!やったなほたる!」
P「それじゃあ早速、打ち合わせをしたいんだが…」
ほたる「え…あの、Pさん…私なんかが…」
巴「なんじゃほたる、くよくよしおって」
P「ああ本当だ!しかも向こうから是非とも、ときたもんだ!やったなほたる!」
P「それじゃあ早速、打ち合わせをしたいんだが…」
ほたる「え…あの、Pさん…私なんかが…」
巴「なんじゃほたる、くよくよしおって」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:58:21.96
ほたる「と、巴ちゃん…でも…」
巴「ほたる、しゃんとせんかい。自信を持って、堂々とすればよか」
巴「不幸が心配なら、ウチが守ったる」
ほたる「巴ちゃん…ありがとう」
巴「ほたる、しゃんとせんかい。自信を持って、堂々とすればよか」
巴「不幸が心配なら、ウチが守ったる」
ほたる「巴ちゃん…ありがとう」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:03:26.47
芳乃「よきかなーよきかなー」
ほたる「あっ、あの…芳乃さん」
芳乃「なんですかー?」
ほたる「あ、ありがとうございました」
芳乃「わたくしはー何もしていませんよー」
芳乃「…ただひとつー言えることはー」
芳乃「よき仕事ー、よき友に恵まれー」
芳乃「これをー…幸せと呼ばずしてー何と呼ぶでしょうかー」
ほたる「あっ、あの…芳乃さん」
芳乃「なんですかー?」
ほたる「あ、ありがとうございました」
芳乃「わたくしはー何もしていませんよー」
芳乃「…ただひとつー言えることはー」
芳乃「よき仕事ー、よき友に恵まれー」
芳乃「これをー…幸せと呼ばずしてー何と呼ぶでしょうかー」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:08:43.36
芳乃「貴方は今ーまごうことなく幸せでしょうー」
ほたる「はっ、はい!」
P「ほたる、そろそろ打ち合わせ」
ほたる「あっ、わかりました!」
タッタッタッ
芳乃「…今日も平和でーよきかなーよきかなー」
END
ほたる「はっ、はい!」
P「ほたる、そろそろ打ち合わせ」
ほたる「あっ、わかりました!」
タッタッタッ
芳乃「…今日も平和でーよきかなーよきかなー」
END
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:10:59.40
是非とも芳乃とほたるの絡みが欲しかったのでこんなことに…
口調が難しいですね…誠に申し訳ない
ありがとうございました
口調が難しいですね…誠に申し訳ない
ありがとうございました
Entry ⇒ 2014.05.29 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
穂乃果「えーりーちゃんっ♪」絵里「ほーのーかっ♪」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/22(土) 23:35:01.47
穂乃果「えへへーデートだよー♪」
絵里「待って…ナチュラルにノってしまったわ……」
穂乃果「えーりーちゃんっ♪」
絵里「もうしないわ」
穂乃果「えー!せっかくのデートだよー?」
絵里「迂闊だったわ……人目のある場所であそこまでイチャついてしまうなんて……」
穂乃果「ぶー…もー遅いよー」
絵里「確かにここまで寄り添いながら歩いていたらそうかもしれないわね」
穂乃果「ねー♪」
絵里「待って…ナチュラルにノってしまったわ……」
穂乃果「えーりーちゃんっ♪」
絵里「もうしないわ」
穂乃果「えー!せっかくのデートだよー?」
絵里「迂闊だったわ……人目のある場所であそこまでイチャついてしまうなんて……」
穂乃果「ぶー…もー遅いよー」
絵里「確かにここまで寄り添いながら歩いていたらそうかもしれないわね」
穂乃果「ねー♪」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/22(土) 23:39:18.84
絵里「ところで穂乃果、次はどこに行くんだったかしら?」
穂乃果「んー?大体用事は済んだかなー?」
絵里「そう?だったら少し休憩しない?歩きっぱなしで疲れちゃったわ」
穂乃果「そうだねー」
絵里「確かこの辺に喫茶店が」
穂乃果「……」クンクン
絵里「……?どうしたの、穂乃果?」
穂乃果「絵里ちゃん!こっち!!」
絵里「ちょっ……!どこ行くの!?」
穂乃果「とにかくついてきて!!」
絵里「そんなこと言われてもガッツリ手を繋いでるから離れられないわよっ!」
穂乃果「んー?大体用事は済んだかなー?」
絵里「そう?だったら少し休憩しない?歩きっぱなしで疲れちゃったわ」
穂乃果「そうだねー」
絵里「確かこの辺に喫茶店が」
穂乃果「……」クンクン
絵里「……?どうしたの、穂乃果?」
穂乃果「絵里ちゃん!こっち!!」
絵里「ちょっ……!どこ行くの!?」
穂乃果「とにかくついてきて!!」
絵里「そんなこと言われてもガッツリ手を繋いでるから離れられないわよっ!」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/22(土) 23:41:23.30
絵里「穂乃果?」
穂乃果「私の鼻は正確ですっ!」
絵里「そうね…お肉に対する素晴らしい執着心を持つ立派なお鼻だわ」
穂乃果「絵里ちゃん!お腹空いたよねっ!?」
絵里「それで?このコロッケ屋さんでコロッケ休憩ということかしら?」
穂乃果「食べさせ合いっこしよー♪」
絵里「……はぁ…いいわよ。そうしましょう」
穂乃果「わーいっ♪」
穂乃果「私の鼻は正確ですっ!」
絵里「そうね…お肉に対する素晴らしい執着心を持つ立派なお鼻だわ」
穂乃果「絵里ちゃん!お腹空いたよねっ!?」
絵里「それで?このコロッケ屋さんでコロッケ休憩ということかしら?」
穂乃果「食べさせ合いっこしよー♪」
絵里「……はぁ…いいわよ。そうしましょう」
穂乃果「わーいっ♪」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/22(土) 23:43:17.90
穂乃果「はいっ、絵里ちゃん。あーんっ♪」
絵里「あーん……」
絵里「あっつ!?」
穂乃果「もー!!絵里ちゃんは私のコロッケが食べられないっていうのっ!?」
絵里「……穂乃果、あーん」
穂乃果「あーん♪」
穂乃果「はふっ!?はふいおっ!?」
絵里「あらぁ?穂乃果は私のコロッケが食べられないのかしら?」
穂乃果「はっ……はふっ!はふっ!!」
絵里「はい、穂乃果。水よ」
穂乃果「んくっ……んくっ…!」
絵里「大丈夫?」
穂乃果「大丈夫ですっ!」
絵里「あーん……」
絵里「あっつ!?」
穂乃果「もー!!絵里ちゃんは私のコロッケが食べられないっていうのっ!?」
絵里「……穂乃果、あーん」
穂乃果「あーん♪」
穂乃果「はふっ!?はふいおっ!?」
絵里「あらぁ?穂乃果は私のコロッケが食べられないのかしら?」
穂乃果「はっ……はふっ!はふっ!!」
絵里「はい、穂乃果。水よ」
穂乃果「んくっ……んくっ…!」
絵里「大丈夫?」
穂乃果「大丈夫ですっ!」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/22(土) 23:48:13.32
絵里「ふーこうして仲良くデートも出来てフリートーク様様ね」
穂乃果「そーだねー♪」
絵里「というか希とにこに感謝しないとね」
穂乃果「希ちゃんとにこちゃんに?」
絵里「なんでもないわ」ポンポン
穂乃果「ねぇ?絵里ちゃん」
絵里「どうしたの、穂乃果?」
穂乃果「明日もおやすみだよ?」
絵里「日曜日だものね」
穂乃果「今日も泊まる?」コテン
絵里「……穂乃果」
穂乃果「…?」
絵里「……」ギュッ
穂乃果「ふわぁ……あー絵里ちゃんのにおーい///」
穂乃果「そーだねー♪」
絵里「というか希とにこに感謝しないとね」
穂乃果「希ちゃんとにこちゃんに?」
絵里「なんでもないわ」ポンポン
穂乃果「ねぇ?絵里ちゃん」
絵里「どうしたの、穂乃果?」
穂乃果「明日もおやすみだよ?」
絵里「日曜日だものね」
穂乃果「今日も泊まる?」コテン
絵里「……穂乃果」
穂乃果「…?」
絵里「……」ギュッ
穂乃果「ふわぁ……あー絵里ちゃんのにおーい///」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/22(土) 23:50:42.57
絵里「今日も泊まっていいの?穂乃果」
穂乃果「当たり前じゃないっ!そして明日も絵里ちゃんと遊ぶのっ!!」
絵里「ふふふっ…じゃあお言葉に甘えようかしら?」
穂乃果「たまには私が絵里ちゃんを甘えさせてあげる役になりますっ!」
絵里「そうね…いつも穂乃果を甘やかせてばかりだものね」ナデナデ
穂乃果「あー!今日はほのかがナデナデするのっ!!」
絵里「そう?でもひとまずここじゃなんだから穂乃果の家に行きましょう?」
絵里「あっ…その前に私の家に寄ってもいいかしら?」
穂乃果「いいよー」
穂乃果「当たり前じゃないっ!そして明日も絵里ちゃんと遊ぶのっ!!」
絵里「ふふふっ…じゃあお言葉に甘えようかしら?」
穂乃果「たまには私が絵里ちゃんを甘えさせてあげる役になりますっ!」
絵里「そうね…いつも穂乃果を甘やかせてばかりだものね」ナデナデ
穂乃果「あー!今日はほのかがナデナデするのっ!!」
絵里「そう?でもひとまずここじゃなんだから穂乃果の家に行きましょう?」
絵里「あっ…その前に私の家に寄ってもいいかしら?」
穂乃果「いいよー」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/22(土) 23:53:35.01
絵里「さて…荷物も取って穂乃果の家に着いたのだけど」
穂乃果「……むにゃむにゃ………」zzz
絵里「またこの子は寝ちゃって…」ナデナデ
穂乃果「んふふー……」zzz
絵里「もう…今日は穂乃果がナデナデしてくれるんじゃなかったの?」
穂乃果「えーりーちゃーん……」zzz
絵里「仕方ない娘ね……」ムニムニ
穂乃果「……んっ…」zzz
絵里「ほらっ穂乃果。もうご飯出来たみたいよ?」ツンツン
穂乃果「んー……?」
絵里「起きて穂乃果」
穂乃果「ご飯ー……?」
絵里「えぇ。さぁ行きましょう?」
穂乃果「……むにゃむにゃ………」zzz
絵里「またこの子は寝ちゃって…」ナデナデ
穂乃果「んふふー……」zzz
絵里「もう…今日は穂乃果がナデナデしてくれるんじゃなかったの?」
穂乃果「えーりーちゃーん……」zzz
絵里「仕方ない娘ね……」ムニムニ
穂乃果「……んっ…」zzz
絵里「ほらっ穂乃果。もうご飯出来たみたいよ?」ツンツン
穂乃果「んー……?」
絵里「起きて穂乃果」
穂乃果「ご飯ー……?」
絵里「えぇ。さぁ行きましょう?」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/22(土) 23:57:36.66
穂乃果「絵里ちゃんお風呂っ!!」
絵里「ご飯を食べたら急に元気になったわね、穂乃果」
穂乃果「ほのかはいつも元気だYO!!」
絵里「そうね…そうだったわ」
穂乃果「今日は雪穂が絵里ちゃんのお家に泊まっているから長風呂しても怒られませんっ!」
絵里「穂乃果…雪穂ちゃんにも怒られてるの?」
穂乃果「私は怒られる専門ですっ!!」
絵里「まぁいいわ…行きましょうか、穂乃果」
穂乃果「一緒にお風呂っ!」
絵里「ご飯を食べたら急に元気になったわね、穂乃果」
穂乃果「ほのかはいつも元気だYO!!」
絵里「そうね…そうだったわ」
穂乃果「今日は雪穂が絵里ちゃんのお家に泊まっているから長風呂しても怒られませんっ!」
絵里「穂乃果…雪穂ちゃんにも怒られてるの?」
穂乃果「私は怒られる専門ですっ!!」
絵里「まぁいいわ…行きましょうか、穂乃果」
穂乃果「一緒にお風呂っ!」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/22(土) 23:58:53.94
カポーン
穂乃果「はわわ……///」
絵里「何よ、穂乃果?」
穂乃果「あ…改めて絵里ちゃんの身体を見てすごいなーって……///」
絵里「……おじさんみたいよ?」チャプッ
穂乃果「ほのかおじさんですっ!!」ガバッ
絵里「!?ちょっと!?穂乃果!!?」
穂乃果「お肌すべすべー///」
絵里「穂乃果だってまるで卵みたいな肌じゃない……///」
穂乃果「えぇー……そーおぉ?」
絵里「そうよー」プニプニ
穂乃果「ひゃっ……!くすぐったいよー、絵里ちゃん」
穂乃果「はわわ……///」
絵里「何よ、穂乃果?」
穂乃果「あ…改めて絵里ちゃんの身体を見てすごいなーって……///」
絵里「……おじさんみたいよ?」チャプッ
穂乃果「ほのかおじさんですっ!!」ガバッ
絵里「!?ちょっと!?穂乃果!!?」
穂乃果「お肌すべすべー///」
絵里「穂乃果だってまるで卵みたいな肌じゃない……///」
穂乃果「えぇー……そーおぉ?」
絵里「そうよー」プニプニ
穂乃果「ひゃっ……!くすぐったいよー、絵里ちゃん」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:00:38.88
カポーン
絵里「………」
穂乃果「………」
絵里「ねぇ穂乃果?」
穂乃果「なぁに…えいちゃん?」
絵里「あんまり浸かってるとのぼせちゃうわ」
穂乃果「わたしにぃ?」
絵里「もう…あまり呂律回ってないじゃない……上がるわよ」
穂乃果「はぁい……」
絵里「………」
穂乃果「………」
絵里「ねぇ穂乃果?」
穂乃果「なぁに…えいちゃん?」
絵里「あんまり浸かってるとのぼせちゃうわ」
穂乃果「わたしにぃ?」
絵里「もう…あまり呂律回ってないじゃない……上がるわよ」
穂乃果「はぁい……」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:03:37.77
絵里「ほら、穂乃果。万歳して」
穂乃果「ばんざーい…」
絵里「よしよしいい子ねー」ゴシゴシ
穂乃果「ごめんねーえりちゃん…」
絵里「いいわよこれくらい…いつも穂乃果は手のかかる大きな子どもみたいなものなのだから」ゴシゴシ
穂乃果「…絵里ちゃん?」
絵里「何?」
穂乃果「面倒じゃない……?」
絵里「何言ってるのよ……」ハァ
穂乃果「ばんざーい…」
絵里「よしよしいい子ねー」ゴシゴシ
穂乃果「ごめんねーえりちゃん…」
絵里「いいわよこれくらい…いつも穂乃果は手のかかる大きな子どもみたいなものなのだから」ゴシゴシ
穂乃果「…絵里ちゃん?」
絵里「何?」
穂乃果「面倒じゃない……?」
絵里「何言ってるのよ……」ハァ
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:06:32.69
絵里「穂乃果…」
絵里「前にも言ったけど私は穂乃果のことが大好きなの」
絵里「好きなところを挙げきれない程にね」
絵里「確かに……面倒なところもあるわ」
絵里「でもそれも含めて穂乃果でしょ?」
絵里「私はそんな穂乃果が好き」
穂乃果「絵里ちゃん…」
絵里「よしっ終わったわっ!」
穂乃果「……んっ」チュッ
絵里「んっ!?……ん…」
絵里「前にも言ったけど私は穂乃果のことが大好きなの」
絵里「好きなところを挙げきれない程にね」
絵里「確かに……面倒なところもあるわ」
絵里「でもそれも含めて穂乃果でしょ?」
絵里「私はそんな穂乃果が好き」
穂乃果「絵里ちゃん…」
絵里「よしっ終わったわっ!」
穂乃果「……んっ」チュッ
絵里「んっ!?……ん…」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:08:36.79
絵里「ほ……穂乃果…」
穂乃果「私も絵里ちゃんが好き……」
穂乃果「頼りになるところ」
穂乃果「かっこいいところ」
穂乃果「なんでも出来るところ」
穂乃果「たまに見せる可愛いところ」
穂乃果「まだまだたくさんある」
穂乃果「私も絵里ちゃんの好きなところは全部挙げられない……」
穂乃果「それくらい……好き…///」
絵里「……穂乃果…」
穂乃果「えへへ……///」
穂乃果「私も絵里ちゃんが好き……」
穂乃果「頼りになるところ」
穂乃果「かっこいいところ」
穂乃果「なんでも出来るところ」
穂乃果「たまに見せる可愛いところ」
穂乃果「まだまだたくさんある」
穂乃果「私も絵里ちゃんの好きなところは全部挙げられない……」
穂乃果「それくらい……好き…///」
絵里「……穂乃果…」
穂乃果「えへへ……///」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:11:01.65
絵里「やっと穂乃果からキスしてくれたわね…」
穂乃果「えー?絵里ちゃんより先にチューしたよー?」
絵里「あれは頬っぺただったでしょ?」
穂乃果「……うむ…言われてみれば……」
絵里「さぁ早くパジャマに着替えましょ?」
穂乃果「そして私の部屋でもっと遊ぼっ♪」
絵里「その前にドライヤーで髪を乾かさなくちゃ」
穂乃果「私も絵里ちゃんにドライヤーしたげるねー」
絵里「ふふっ…ありがとう、穂乃果」
おわる
穂乃果「えー?絵里ちゃんより先にチューしたよー?」
絵里「あれは頬っぺただったでしょ?」
穂乃果「……うむ…言われてみれば……」
絵里「さぁ早くパジャマに着替えましょ?」
穂乃果「そして私の部屋でもっと遊ぼっ♪」
絵里「その前にドライヤーで髪を乾かさなくちゃ」
穂乃果「私も絵里ちゃんにドライヤーしたげるねー」
絵里「ふふっ…ありがとう、穂乃果」
おわる
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:18:00.48
にこ「にっこ☆にっこにー」
にこ「本日もやってまいりました♪μ'sによるフリートーク番組!」
にこ「お相手は『にこ』こと矢澤にこにーとっ!」
真姫「西木野真姫です」
にこ「ちょっと真姫ちゃん!やる気あるのっ!?」
真姫「何よ?にこちゃん何か問題でも?」
にこ「そこはお得意のまきまきまーするとこでしょ!」
真姫「何がお得意よっ!あんなこともう二度としないわっ!!」
にこ「あれあれー?そんなこと言っていいのー、真姫ちゃん?」
にこ「本日もやってまいりました♪μ'sによるフリートーク番組!」
にこ「お相手は『にこ』こと矢澤にこにーとっ!」
真姫「西木野真姫です」
にこ「ちょっと真姫ちゃん!やる気あるのっ!?」
真姫「何よ?にこちゃん何か問題でも?」
にこ「そこはお得意のまきまきまーするとこでしょ!」
真姫「何がお得意よっ!あんなこともう二度としないわっ!!」
にこ「あれあれー?そんなこと言っていいのー、真姫ちゃん?」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:19:56.09
にこ「そんなこという真姫ちゃんにはこうにこっ!!」
カチッ
『まっきまっきまー♪』
『あなたのハートにまきまきまー♪』
『笑顔届ける西木野真姫まき~♪』
『まきちゃんーって覚えてラブまき~♪』
『出来たわ……』
『やった…!やったわ……!』
『まきまきまーの完成よ………っ!!』
『……ふふんっ…あのにこちゃんに出来て完璧な真姫ちゃんが出来ないはずがないのよ…』
真姫「ななな……」
にこ「にっこ☆にっこにー」
にこ「にこに出来て真姫ちゃんに出来ないことなんてないにこっ!」
にこ「それとも真姫ちゃんは嘘つきだったのかなー?」
真姫「………」プルプル
カチッ
『まっきまっきまー♪』
『あなたのハートにまきまきまー♪』
『笑顔届ける西木野真姫まき~♪』
『まきちゃんーって覚えてラブまき~♪』
『出来たわ……』
『やった…!やったわ……!』
『まきまきまーの完成よ………っ!!』
『……ふふんっ…あのにこちゃんに出来て完璧な真姫ちゃんが出来ないはずがないのよ…』
真姫「ななな……」
にこ「にっこ☆にっこにー」
にこ「にこに出来て真姫ちゃんに出来ないことなんてないにこっ!」
にこ「それとも真姫ちゃんは嘘つきだったのかなー?」
真姫「………」プルプル
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:21:43.81
真姫「……いいわっ!!?やってやろうじゃないまきまきまーっ!!」
真姫「あまりの可愛さにのたうち回ることになっても知らないんだからねっ!?」
真姫「……いくわよ…」
真姫「ま……まっきまっき」
にこ「ダメよ」
真姫「なっ!?邪魔しないでにこちゃん!!」
にこ「躊躇いのあるまきまきまーなんて真のまきまーじゃないわっ!!」
真姫「なっ……!?」
にこ「躊躇わずに行ってこそ真のまきまーは完成する……違う?」
真姫「そっ!その通りよっ!!やってやるわっ!!」
にこ(うわぁ…相変わらず真姫ちゃんマジ真姫ちゃん)
真姫「あまりの可愛さにのたうち回ることになっても知らないんだからねっ!?」
真姫「……いくわよ…」
真姫「ま……まっきまっき」
にこ「ダメよ」
真姫「なっ!?邪魔しないでにこちゃん!!」
にこ「躊躇いのあるまきまきまーなんて真のまきまーじゃないわっ!!」
真姫「なっ……!?」
にこ「躊躇わずに行ってこそ真のまきまーは完成する……違う?」
真姫「そっ!その通りよっ!!やってやるわっ!!」
にこ(うわぁ…相変わらず真姫ちゃんマジ真姫ちゃん)
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:23:42.26
真姫「まっき★まっきまー♪」
真姫「あなたのハートにまきまきまー♪」
真姫「笑顔届ける西木野真姫まき~♪」
真姫「まきちゃんーって覚えてラブまき~♪」
にこ(やりおったでぇ…この小娘……)
真姫「ふふんっ私にかかればこの通りよっ…!」
にこ「さっすが真姫ちゃんにこっ!!」
真姫「さ…さぁ!お便り読もうじゃないっ!!」ゴソゴソ
にこ「この番組では送られたお便りを読んでフリートークしていくにこっ♪」
にこ「それでは真姫ちゃん!はじめのお便りはっ!?」
真姫「>>36よ」
真姫「あなたのハートにまきまきまー♪」
真姫「笑顔届ける西木野真姫まき~♪」
真姫「まきちゃんーって覚えてラブまき~♪」
にこ(やりおったでぇ…この小娘……)
真姫「ふふんっ私にかかればこの通りよっ…!」
にこ「さっすが真姫ちゃんにこっ!!」
真姫「さ…さぁ!お便り読もうじゃないっ!!」ゴソゴソ
にこ「この番組では送られたお便りを読んでフリートークしていくにこっ♪」
にこ「それでは真姫ちゃん!はじめのお便りはっ!?」
真姫「>>36よ」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:24:26.89
二人はあれから仲直り出来たんですか?
別れてほしくないです
別れてほしくないです
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:30:46.67
真姫「どれどれ?」
にこ「記念すべき初お便りにこっ♪」
『二人はあれから仲直り出来たんですか?
別れてほしくないです』
真姫「///」ボスッ
にこ「仲直りも何もにこたちは喧嘩しても長引かないにこっ♪」
にこ「どちらからということもなく自然と寄り添ってイチャイチャする!!」
にこ「それがにこと真姫ちゃんの絆にこっ♪」
真姫「///」カーッ
にこ「こうして真っ赤になってる真姫ちゃんはいろいろなことを思い出してる証拠にこっ♪」
にこ「もちろん言い合いの後のイチャイチャはいつもより数倍イチャイチャしてるにこっ!」
にこ「真姫ちゃんはそれを思い出してゆでダコ状態♪かぁわいー♪」
にこ「記念すべき初お便りにこっ♪」
『二人はあれから仲直り出来たんですか?
別れてほしくないです』
真姫「///」ボスッ
にこ「仲直りも何もにこたちは喧嘩しても長引かないにこっ♪」
にこ「どちらからということもなく自然と寄り添ってイチャイチャする!!」
にこ「それがにこと真姫ちゃんの絆にこっ♪」
真姫「///」カーッ
にこ「こうして真っ赤になってる真姫ちゃんはいろいろなことを思い出してる証拠にこっ♪」
にこ「もちろん言い合いの後のイチャイチャはいつもより数倍イチャイチャしてるにこっ!」
にこ「真姫ちゃんはそれを思い出してゆでダコ状態♪かぁわいー♪」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:35:05.14
にこ「ねぇねぇ真姫ちゃんっ?」
真姫「ひゃっ///なななによ!にこちゃんっ!?」
にこ「あのときのこと思い出してたにこ?」
真姫「///」ボスッ
にこ(純情真姫ちゃんマジ真姫ちゃん)
真姫「さっ!!さぁ次に行くわよっ!///」ゴソゴソ
にこ(逃げたにこー)
真姫「>>40ねっ!!///」
真姫「ひゃっ///なななによ!にこちゃんっ!?」
にこ「あのときのこと思い出してたにこ?」
真姫「///」ボスッ
にこ(純情真姫ちゃんマジ真姫ちゃん)
真姫「さっ!!さぁ次に行くわよっ!///」ゴソゴソ
にこ(逃げたにこー)
真姫「>>40ねっ!!///」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:38:48.28
もうヤったんですか?
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:46:12.75
真姫「つつつ次のお便りよっ!!」
にこ(焦る真姫ちゃんマジ真姫ちゃん)
『もうヤったんですか?』
真姫「///」ボンッ
にこ「にっこ☆にっこにー」
にこ「真姫ちゃんが機能停止しちゃったにこー…」
にこ「それよりにこ達はまだ高校生にこっ♪」
にこ「真姫ちゃんとは健全なお付き合いをしてるにこっ♪」
真姫「……///」
にこ「ほらっ真姫ちゃんもタコちゃんになってないで何か言うにこっ!!」
真姫「わわわ私たちはチューしかしてないわっ!!///」
にこ「なななななっ!!?」
真姫「首筋にチューまでよっ!!///」
にこ「ままま真姫ちゃんっ!!焦りすぎ!!落ち着いてっ!!」
にこ(焦る真姫ちゃんマジ真姫ちゃん)
『もうヤったんですか?』
真姫「///」ボンッ
にこ「にっこ☆にっこにー」
にこ「真姫ちゃんが機能停止しちゃったにこー…」
にこ「それよりにこ達はまだ高校生にこっ♪」
にこ「真姫ちゃんとは健全なお付き合いをしてるにこっ♪」
真姫「……///」
にこ「ほらっ真姫ちゃんもタコちゃんになってないで何か言うにこっ!!」
真姫「わわわ私たちはチューしかしてないわっ!!///」
にこ「なななななっ!!?」
真姫「首筋にチューまでよっ!!///」
にこ「ままま真姫ちゃんっ!!焦りすぎ!!落ち着いてっ!!」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:49:45.23
真姫「はっ!?え?にこちゃん私…何を……?」
にこ「さっきのはなんでもないにこっ!!」
にこ「放送事故よっ!!忘れなさいっ!!」
真姫「にこちゃん……私…」
にこ「そして真姫ちゃんは一度深呼吸!!」
真姫「!分かったわ……!」
真姫「すぅ………はぁー………」
にこ「さて真姫ちゃんが息を整えてる間に次に行くにこっ」ゴソゴソ
にこ「お次は>>47にこっ!」
にこ「さっきのはなんでもないにこっ!!」
にこ「放送事故よっ!!忘れなさいっ!!」
真姫「にこちゃん……私…」
にこ「そして真姫ちゃんは一度深呼吸!!」
真姫「!分かったわ……!」
真姫「すぅ………はぁー………」
にこ「さて真姫ちゃんが息を整えてる間に次に行くにこっ」ゴソゴソ
にこ「お次は>>47にこっ!」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 00:54:19.32
凛ちゃんと花陽がゲスト登場
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:01:54.77
真姫「すぅ……はぁー……」
にこ「さて真姫ちゃんは深呼吸してますが次のお便り!」
『凛ちゃんと花陽がゲスト登場』
にこ「?凛ちゃんとかよちん?何?ゲストに来てるの?」
真姫「……はぁー…」
にこ「真姫ちゃんはいつまで深呼吸してるのよー」
真姫「もう大丈夫よっ!さぁドンと来なさいっ!!」
にこ「真姫ちゃんのやる気は置いといて凛ちゃんとかよちんがゲストみたい」
真姫「凛と花陽が?」
にこ「さて真姫ちゃんは深呼吸してますが次のお便り!」
『凛ちゃんと花陽がゲスト登場』
にこ「?凛ちゃんとかよちん?何?ゲストに来てるの?」
真姫「……はぁー…」
にこ「真姫ちゃんはいつまで深呼吸してるのよー」
真姫「もう大丈夫よっ!さぁドンと来なさいっ!!」
にこ「真姫ちゃんのやる気は置いといて凛ちゃんとかよちんがゲストみたい」
真姫「凛と花陽が?」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:07:56.74
にこ「それではどーぞー!!」
凛「にゃー!!」
花陽「ど……どーもー」
真姫「なんか急に大勢になったわね……」
凛「あれー?真姫ちゃん顔赤くないかにゃー?」
真姫「ななんでもないわっ!!」
にこ「いーからあんたたち自己紹介しなさい」
凛「にゃんにゃこにゃー♪」
凛「星空凛にゃー♪」
花陽「か…かよちんって呼ばれてますっ!」
花陽「小泉花陽ですっ!!」
凛「にゃー!!」
花陽「ど……どーもー」
真姫「なんか急に大勢になったわね……」
凛「あれー?真姫ちゃん顔赤くないかにゃー?」
真姫「ななんでもないわっ!!」
にこ「いーからあんたたち自己紹介しなさい」
凛「にゃんにゃこにゃー♪」
凛「星空凛にゃー♪」
花陽「か…かよちんって呼ばれてますっ!」
花陽「小泉花陽ですっ!!」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:13:28.90
真姫「凛は一度出たことがあったのよね?」
凛「そうにゃー♪穂乃果ちゃんと絵里ちゃんのときにゲストにお呼ばれされたにゃー」
にこ「かよちんは初めて?」
花陽「ここに来るのは初めてだよ。でも一度凛ちゃんを迎えに来たことは」
真姫「あぁ……凛と穂乃果が沈黙したときね」
凛「あれには参ったにゃー」
花陽「今日はそうならないように気を付けます!」
にこ「じゃあ早速お便りを引いてもらいましょー」
花陽「はいっ!!」ゴソゴソ
凛「>>56にゃー♪」
凛「そうにゃー♪穂乃果ちゃんと絵里ちゃんのときにゲストにお呼ばれされたにゃー」
にこ「かよちんは初めて?」
花陽「ここに来るのは初めてだよ。でも一度凛ちゃんを迎えに来たことは」
真姫「あぁ……凛と穂乃果が沈黙したときね」
凛「あれには参ったにゃー」
花陽「今日はそうならないように気を付けます!」
にこ「じゃあ早速お便りを引いてもらいましょー」
花陽「はいっ!!」ゴソゴソ
凛「>>56にゃー♪」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:17:30.43
スタジオにいる4人はプライベートでも仲がいいんですか?
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:19:51.72
凛「さてっ読みます!!」
『スタジオにいる4人はプライベートでも仲がいいんですか?』
にこ「本当にプライベートなことをズバズバ聞いてくる番組ねー」
真姫「そうね」
花陽「そうなの、凛ちゃん?」
凛「そうだったかにゃー?」
『スタジオにいる4人はプライベートでも仲がいいんですか?』
にこ「本当にプライベートなことをズバズバ聞いてくる番組ねー」
真姫「そうね」
花陽「そうなの、凛ちゃん?」
凛「そうだったかにゃー?」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:22:41.79
にこ「あんたたちは一年生だし仲良いわよねー」
凛「でもにこちゃんと真姫ちゃんの仲の良さほどじゃないにゃー」
真姫「そっそうでもないんじゃないっ?」
花陽「そうだよー」
にこ「はいはーいそれ以上やるとまたまた真姫ちゃんが暴走しちゃうにこー」
凛「でもにこちゃんと真姫ちゃんの仲の良さほどじゃないにゃー」
真姫「そっそうでもないんじゃないっ?」
花陽「そうだよー」
にこ「はいはーいそれ以上やるとまたまた真姫ちゃんが暴走しちゃうにこー」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:26:57.69
にこ「私は三年生だからっ!あまりプライベートでは接していないものねっ!」
凛「そうかにゃー?」
花陽「真姫ちゃんとにこちゃんはセットだよねー?」
真姫「ななななにななに!!」
凛「にゃにゃにゃにゃーっ!!」
にこ「大概あんたたちも仲良いわよ」
凛「にゃー♪」
にこ「にこっ♪」
凛「にゃんにゃこっ」
にこ「にゃー♪」
花陽「割りとみんな仲良しです」
凛「そうかにゃー?」
花陽「真姫ちゃんとにこちゃんはセットだよねー?」
真姫「ななななにななに!!」
凛「にゃにゃにゃにゃーっ!!」
にこ「大概あんたたちも仲良いわよ」
凛「にゃー♪」
にこ「にこっ♪」
凛「にゃんにゃこっ」
にこ「にゃー♪」
花陽「割りとみんな仲良しです」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:29:38.64
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:31:38.22
にこっちと真姫ちゃんと凛ちゃんと花陽ちゃんの四人でダブルデートするならど こ行きたいん?
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:39:10.19
凛「次はどんなお便りにゃー?」
花陽「えーとねー…」
『にこっちと真姫ちゃんと凛ちゃんと花陽ちゃんの四人でダブルデートするならどこ行きたいん?』
にこ「希……」
真姫「デ、デデートって何よこれっ!」
にこ「真姫ちゃん、たかがデートで狼狽えすぎ」
花陽「デートだってー、凛ちゃん」
凛「デートって何するのかにゃー?」
花陽「んー?お買い物かな?」
凛「真姫ちゃんに聞いてみるにゃー」
真姫「デートってのはねっ!!」
にこ「っ!?真姫ちゃん!!」
真姫「何よっにこちゃん!?」
にこ「深呼吸しなさい!」
花陽「えーとねー…」
『にこっちと真姫ちゃんと凛ちゃんと花陽ちゃんの四人でダブルデートするならどこ行きたいん?』
にこ「希……」
真姫「デ、デデートって何よこれっ!」
にこ「真姫ちゃん、たかがデートで狼狽えすぎ」
花陽「デートだってー、凛ちゃん」
凛「デートって何するのかにゃー?」
花陽「んー?お買い物かな?」
凛「真姫ちゃんに聞いてみるにゃー」
真姫「デートってのはねっ!!」
にこ「っ!?真姫ちゃん!!」
真姫「何よっにこちゃん!?」
にこ「深呼吸しなさい!」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:43:40.67
真姫「すぅ……はぁー………」
にこ(あれで暴走したらまた何を言い出すか分かったもんじゃないわ)
花陽「じゃあ今度みんなでどこかに行く?」
凛「みんなでおでかけにゃー♪」
にこ「それもいいかもねー」
真姫「……すぅ………はぁー…」
にこ「ほら真姫ちゃんお便り引いて?」
真姫「わわかったわ」ゴソゴソ
真姫「>>74よ」
にこ(あれで暴走したらまた何を言い出すか分かったもんじゃないわ)
花陽「じゃあ今度みんなでどこかに行く?」
凛「みんなでおでかけにゃー♪」
にこ「それもいいかもねー」
真姫「……すぅ………はぁー…」
にこ「ほら真姫ちゃんお便り引いて?」
真姫「わわかったわ」ゴソゴソ
真姫「>>74よ」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:46:57.91
765プロはご存知ですか?
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 01:54:40.35
真姫「これよっ!」
『765プロはご存知ですか?』
花陽「765プロといえば今最も乗りに乗っているアイドル達が所属する事務所…」
花陽「天海春香、菊地真、高槻やよい、如月千早、三浦あずさ、水瀬伊織、萩原雪歩、双海亜美・ 双海真美、星井美希、我那覇響、四条貴音…」
花陽「……」ブツブツ
にこ「そういうわけにこっ♪」
凛「かよちんがすごいことになったにゃー」
真姫「……次行く?」
凛「そうするにゃー♪」ゴソゴソ
凛「>>81にゃー♪」
『765プロはご存知ですか?』
花陽「765プロといえば今最も乗りに乗っているアイドル達が所属する事務所…」
花陽「天海春香、菊地真、高槻やよい、如月千早、三浦あずさ、水瀬伊織、萩原雪歩、双海亜美・ 双海真美、星井美希、我那覇響、四条貴音…」
花陽「……」ブツブツ
にこ「そういうわけにこっ♪」
凛「かよちんがすごいことになったにゃー」
真姫「……次行く?」
凛「そうするにゃー♪」ゴソゴソ
凛「>>81にゃー♪」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 02:01:39.60
スタジオ組とリポート組に分かれてグルメリポートをして下さい!
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 02:11:54.87
凛「どうやらこれは新しい番組の企画の提案みたいにゃー」
『スタジオ組とリポート組に分かれてグルメリポートをして下さい!』
真姫「本当に企画じゃない……」
にこ「うーん……」
真姫「どうしたの、真姫ちゃん?」
にこ「今から適当に電話してみたら誰かご飯食べてないかなーって」
凛「やってみる価値はあるにゃー♪」
真姫「でも誰にかけるのよ?」
にこ「それは」
『スタジオ組とリポート組に分かれてグルメリポートをして下さい!』
真姫「本当に企画じゃない……」
にこ「うーん……」
真姫「どうしたの、真姫ちゃん?」
にこ「今から適当に電話してみたら誰かご飯食べてないかなーって」
凛「やってみる価値はあるにゃー♪」
真姫「でも誰にかけるのよ?」
にこ「それは」
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 02:24:23.89
にこ「とりあえず海未ちゃんにかけてみるにこっ♪」
真姫「海未に?またどうして?」
にこ「……?なんとなく?」
凛「よぉし膳は急げにゃー!!」
花陽「……」ブツブツ
にこ「…よぉし」
プルルルル…
『はい、もしもし』
にこ「あっ海未ちゃん?」
『どうしたのですか、にこ?』
『確か今の時間は収録中ではなかったでしょうか?』
にこ「その件で電話したにこっ」
『はぁ……?』
真姫「海未に?またどうして?」
にこ「……?なんとなく?」
凛「よぉし膳は急げにゃー!!」
花陽「……」ブツブツ
にこ「…よぉし」
プルルルル…
『はい、もしもし』
にこ「あっ海未ちゃん?」
『どうしたのですか、にこ?』
『確か今の時間は収録中ではなかったでしょうか?』
にこ「その件で電話したにこっ」
『はぁ……?』
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 02:34:54.69
にこ「海未ちゃん今何か食べてるにこ?」
『え?いえ…何も食べていませんが……』
にこ「じゃあ今日は何を食べたにこ?」
『食べたものですか?今日は朝御飯はご飯と』
花陽「ご飯っ!?」
『っ!?花陽もいるのですか?』
にこ「ゲストにねー。ひとまずかよちんはこっちで抑えとくから続きをー」
『ご飯と味噌汁を食べてきました。お昼は穂乃果とことりと一緒にパンを』
にこ「そのパンは何パンだったにこ?」
『あんパンでした』
にこ「こし餡?つぶ餡?」
『こし餡ですね……それもフリートークなのですか?』
にこ「なんかにこも分かんなくなってきたにこっ♪」
『え?いえ…何も食べていませんが……』
にこ「じゃあ今日は何を食べたにこ?」
『食べたものですか?今日は朝御飯はご飯と』
花陽「ご飯っ!?」
『っ!?花陽もいるのですか?』
にこ「ゲストにねー。ひとまずかよちんはこっちで抑えとくから続きをー」
『ご飯と味噌汁を食べてきました。お昼は穂乃果とことりと一緒にパンを』
にこ「そのパンは何パンだったにこ?」
『あんパンでした』
にこ「こし餡?つぶ餡?」
『こし餡ですね……それもフリートークなのですか?』
にこ「なんかにこも分かんなくなってきたにこっ♪」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 02:37:59.71
『はぁ…まぁにこ、この間のようなことはもうしないように気を付けてくださいよ?』
にこ「わ…分かってるにこー」
『それでは収録頑張ってください』
にこ「にー♪」ピッ
にこ「……それで何で海未ちゃんに電話したんだっけ?」
真姫「初めから期待はしてなかったわ」
凛「この企画は改めて始動にゃー」
花陽「?」
真姫「次に行きましょう」
にこ「そうにこっ」ゴソゴソ
にこ「>>106ねっ!」
にこ「わ…分かってるにこー」
『それでは収録頑張ってください』
にこ「にー♪」ピッ
にこ「……それで何で海未ちゃんに電話したんだっけ?」
真姫「初めから期待はしてなかったわ」
凛「この企画は改めて始動にゃー」
花陽「?」
真姫「次に行きましょう」
にこ「そうにこっ」ゴソゴソ
にこ「>>106ねっ!」
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 02:41:12.81
オナニーしてますか?
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 02:45:10.19
にこ「次のお便りはこれにこっ」
『オナニーしてますか?』
真姫「ちょ!!ちょっと!にこちゃん!!」
にこ「なぁにー真姫ちゃーん?」
真姫「何てもの読んでるのよっ///」
にこ「えー?にこ、わかんなぁい?」
真姫「なっ!!///」
にこ「真姫ちゃんの口から説明してほしいにこー?」
真姫「何いってるのっ!!?///」
凛「あわわ///」
花陽「?」キョトン
にこ(凛ちゃんが機能停止にこー)
『オナニーしてますか?』
真姫「ちょ!!ちょっと!にこちゃん!!」
にこ「なぁにー真姫ちゃーん?」
真姫「何てもの読んでるのよっ///」
にこ「えー?にこ、わかんなぁい?」
真姫「なっ!!///」
にこ「真姫ちゃんの口から説明してほしいにこー?」
真姫「何いってるのっ!!?///」
凛「あわわ///」
花陽「?」キョトン
にこ(凛ちゃんが機能停止にこー)
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 02:50:14.03
にこ「かよちん」
花陽「何、にこちゃん?」
にこ「恐らく凛ちゃんはこれ以上は仕事が出来ないにこっ」
にこ「二人ともゲストさんだから今日はそろそろお開きでいいにこよ?」
花陽「そう?凛ちゃんもこんなだしお言葉に甘えて」
花陽「それでは皆さん、これで花陽と凛ちゃんはおいとまさせていただきます」
凛「にゃー……///」
花陽「凛ちゃん大丈夫?」
凛「にゃー……」
バタン
にこ「さてっ真姫ちゃん!!教えてくれるのかしらっ!?」
真姫「なっ!?///」
花陽「何、にこちゃん?」
にこ「恐らく凛ちゃんはこれ以上は仕事が出来ないにこっ」
にこ「二人ともゲストさんだから今日はそろそろお開きでいいにこよ?」
花陽「そう?凛ちゃんもこんなだしお言葉に甘えて」
花陽「それでは皆さん、これで花陽と凛ちゃんはおいとまさせていただきます」
凛「にゃー……///」
花陽「凛ちゃん大丈夫?」
凛「にゃー……」
バタン
にこ「さてっ真姫ちゃん!!教えてくれるのかしらっ!?」
真姫「なっ!?///」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 02:53:58.37
真姫「言うわけないじゃないっ!!///」
にこ「あれれー?真姫ちゃんまたお顔が真っ赤にこー?」
真姫「///」
にこ「なんでなのかにゃー?」
真姫「さぁ!次にいきます!!」ゴソゴソ
にこ「にっこにっこにー♪」
真姫「>>113よ!!」
にこ「あれれー?真姫ちゃんまたお顔が真っ赤にこー?」
真姫「///」
にこ「なんでなのかにゃー?」
真姫「さぁ!次にいきます!!」ゴソゴソ
にこ「にっこにっこにー♪」
真姫「>>113よ!!」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 02:56:21.10
真姫ちゃんはオナニーするときはローター派?バイブ派?
それともハンド派?
それともハンド派?
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 03:01:02.61
真姫「なななななっ!!////」
にこ(あの慌てよう…またその手のお便り?)
真姫「これは違うわっ!!///」
にこ「貸すにこっ!!」バッ
真姫「あっ!?ちょっとにこちゃん!返しなさいっ!!」
にこ「どれどれー?」
『真姫ちゃんはオナニーするときはローター派?バイブ派?
それともハンド派?』
真姫「////」プシュー…
にこ「おーい…真姫ちゃーん?」
真姫「」
にこ(そんなににこの口から聞いたのが堪えたのかな?)
にこ(さすがにこのお便りを読むのはにこも恥ずかしかったにこー)
にこ(あの慌てよう…またその手のお便り?)
真姫「これは違うわっ!!///」
にこ「貸すにこっ!!」バッ
真姫「あっ!?ちょっとにこちゃん!返しなさいっ!!」
にこ「どれどれー?」
『真姫ちゃんはオナニーするときはローター派?バイブ派?
それともハンド派?』
真姫「////」プシュー…
にこ「おーい…真姫ちゃーん?」
真姫「」
にこ(そんなににこの口から聞いたのが堪えたのかな?)
にこ(さすがにこのお便りを読むのはにこも恥ずかしかったにこー)
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 03:05:25.02
にこ「おーい」
真姫「」
にこ「ダメにこ」
にこ「こーいうときはお姫様のキスにこっ♪」
にこ「では…失礼して……」チュッ
真姫「!!?にににこちゃんっ!?」
にこ「再起動完了にこっ♪」
真姫「いいいま!!キスを!?」
にこ「頬っぺたにこ?」
真姫「……///」
真姫「」
にこ「ダメにこ」
にこ「こーいうときはお姫様のキスにこっ♪」
にこ「では…失礼して……」チュッ
真姫「!!?にににこちゃんっ!?」
にこ「再起動完了にこっ♪」
真姫「いいいま!!キスを!?」
にこ「頬っぺたにこ?」
真姫「……///」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 03:12:34.96
にこ(これ以上やるとまた絵里達に怒られちゃうにこ)
にこ「さて……真姫ちゃーん」
真姫「な、なによ?///」
にこ「いじわるして悪かったにこぉ」
真姫「エリーにチクるわよ?///」
にこ「許して欲しいにこぉ?」
真姫「……///」
にこ「真姫ちゃぁん」ピトッ
真姫「なによ?」
にこ「……今日、真姫ちゃん家に泊まってもいい?」スリスリ
真姫「///」ボッ
にこ「さて……真姫ちゃーん」
真姫「な、なによ?///」
にこ「いじわるして悪かったにこぉ」
真姫「エリーにチクるわよ?///」
にこ「許して欲しいにこぉ?」
真姫「……///」
にこ「真姫ちゃぁん」ピトッ
真姫「なによ?」
にこ「……今日、真姫ちゃん家に泊まってもいい?」スリスリ
真姫「///」ボッ
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 03:19:10.21
にこ(真姫ちゃんマジ真姫ちゃん)
真姫「いいわよ……///」
にこ「ありがとう真姫ちゃん!……んっ」チュッ
真姫「んっ……///」
にこ「んふっ…真姫ちゃーん」スリスリ
真姫「にこちゃん……///」
にこ「というわけで機嫌直して欲しいにこっ」
真姫「……いいわよっ、気にしてないわっ///」
真姫「いいわよ……///」
にこ「ありがとう真姫ちゃん!……んっ」チュッ
真姫「んっ……///」
にこ「んふっ…真姫ちゃーん」スリスリ
真姫「にこちゃん……///」
にこ「というわけで機嫌直して欲しいにこっ」
真姫「……いいわよっ、気にしてないわっ///」
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 03:28:48.26
にこ(……不安になるチョロさにこ…)
真姫「さ…さぁにこちゃん……お便りは?///」
にこ「真姫ちゃん完全復活にこー」
真姫「そうよ!///」
にこ「でもにこ、疲れっちゃったにこー」
真姫「そこまで言うならお開きにしてもいいわよっ!」
にこ「にっこ☆にっこにー」
おわろう
真姫「さ…さぁにこちゃん……お便りは?///」
にこ「真姫ちゃん完全復活にこー」
真姫「そうよ!///」
にこ「でもにこ、疲れっちゃったにこー」
真姫「そこまで言うならお開きにしてもいいわよっ!」
にこ「にっこ☆にっこにー」
おわろう
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 03:29:01.77
これは支援
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 03:31:03.07
おわろう?
聞こえない
聞こえない
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 03:31:04.65
乙にこっ☆
実に良いにこまきだったにこっ☆
実に良いにこまきだったにこっ☆
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/23(日) 03:32:13.10
終わってただと・・・乙やで
Entry ⇒ 2014.05.28 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
莉嘉「おそらに輝く☆」智香「お星さまっ☆」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 17:56:36.58
城ヶ崎莉嘉(12)
ttp://i.imgur.com/UkEAHav.jpg
若林智香(17)
ttp://i.imgur.com/3Mx0Asz.jpg
莉嘉「ねぇねぇ、智香ちゃんっ☆」
智香「どうしたのかな、莉嘉ちゃんっ☆」
莉嘉「アタシね、晶葉ちゃんに面白いもの借りちゃった!」
智香「面白いもの?」
莉嘉「うん! あのね、えーっと……これ! じゃじゃんっ!」
智香「むむむっ!」
莉嘉「これはね、なんと!」
智香「うんうんっ☆」
莉嘉「なんとぉー……」
智香「どきどきっ☆」
莉嘉「……なんだっけ?」
智香「ズコーッ☆」
ttp://i.imgur.com/UkEAHav.jpg
若林智香(17)
ttp://i.imgur.com/3Mx0Asz.jpg
莉嘉「ねぇねぇ、智香ちゃんっ☆」
智香「どうしたのかな、莉嘉ちゃんっ☆」
莉嘉「アタシね、晶葉ちゃんに面白いもの借りちゃった!」
智香「面白いもの?」
莉嘉「うん! あのね、えーっと……これ! じゃじゃんっ!」
智香「むむむっ!」
莉嘉「これはね、なんと!」
智香「うんうんっ☆」
莉嘉「なんとぉー……」
智香「どきどきっ☆」
莉嘉「……なんだっけ?」
智香「ズコーッ☆」
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 18:01:19.69
智香「忘れちゃったの?」
莉嘉「なんかすっごーく難しいお話されたから、使い方しか覚えてないや☆」
智香「思い出せるように、アタシ応援してみようか?」
莉嘉「あっ、じゃあお願いっ!」
智香「よーしっ……それでは、いっきまーすっ☆」
莉嘉「むー」
智香「フレーッ☆ フレーッ☆」
莉嘉「むむー」
智香「がんばれー☆ ガンバレー☆」
莉嘉「むむむー」
智香「ファイトー☆ ファイトー☆」
莉嘉「あっ!」
智香「思い出したのっ?」
莉嘉「ううん、使ってみればわかるよね!」
智香「なるほどっ☆」
莉嘉「なんかすっごーく難しいお話されたから、使い方しか覚えてないや☆」
智香「思い出せるように、アタシ応援してみようか?」
莉嘉「あっ、じゃあお願いっ!」
智香「よーしっ……それでは、いっきまーすっ☆」
莉嘉「むー」
智香「フレーッ☆ フレーッ☆」
莉嘉「むむー」
智香「がんばれー☆ ガンバレー☆」
莉嘉「むむむー」
智香「ファイトー☆ ファイトー☆」
莉嘉「あっ!」
智香「思い出したのっ?」
莉嘉「ううん、使ってみればわかるよね!」
智香「なるほどっ☆」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 18:06:42.85
莉嘉「それじゃあ……」
智香「ドキドキ☆」
莉嘉「えいっ!」ポチッ
智香「わくわく♪」
莉嘉「……」
智香「……?」
莉嘉「……あれっ?」
智香「どうしたの?」
莉嘉「うーん、何も起きないね……智香ちゃんは?」
智香「アタシも何も変じゃないかなっ♪」
莉嘉「そっかー。ふっしぎー♪」
智香「故障かなっ♪」
莉嘉「えぇーっ! アタシ、晶葉ちゃんに怒られちゃうのっ!?」
智香「ドキドキ☆」
莉嘉「えいっ!」ポチッ
智香「わくわく♪」
莉嘉「……」
智香「……?」
莉嘉「……あれっ?」
智香「どうしたの?」
莉嘉「うーん、何も起きないね……智香ちゃんは?」
智香「アタシも何も変じゃないかなっ♪」
莉嘉「そっかー。ふっしぎー♪」
智香「故障かなっ♪」
莉嘉「えぇーっ! アタシ、晶葉ちゃんに怒られちゃうのっ!?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 18:21:33.20
智香「でも、なんだか楽しい気分だねっ♪」
莉嘉「あっ、じゃあそれが効果なのかもっ♪」
智香「そうかなっ♪」
莉嘉「そうだよっ♪」
ガッチャーンッ♪
きらり「にゃっほーい♪ きらりだにぃー♪」
莉嘉「あっ、きらりちゃん♪」
智香「おはようございますっ♪」
きらり「あっ、智香ちゃん、莉嘉ちゃん! おっすおっす♪ ばっちし♪」
莉嘉「きらりちゃんもなんだか楽しそうっ♪」
きらり「あっ、わかゆ? わかっちゃうー? なんだか、とぉーってもたのすぃーの♪」
智香「ウキウキなんだねっ♪」
きらり「はぴはぴだにぃ♪」
諸星きらり(17)
ttp://i.imgur.com/nJ2Jy4m.jpg
莉嘉「あっ、じゃあそれが効果なのかもっ♪」
智香「そうかなっ♪」
莉嘉「そうだよっ♪」
ガッチャーンッ♪
きらり「にゃっほーい♪ きらりだにぃー♪」
莉嘉「あっ、きらりちゃん♪」
智香「おはようございますっ♪」
きらり「あっ、智香ちゃん、莉嘉ちゃん! おっすおっす♪ ばっちし♪」
莉嘉「きらりちゃんもなんだか楽しそうっ♪」
きらり「あっ、わかゆ? わかっちゃうー? なんだか、とぉーってもたのすぃーの♪」
智香「ウキウキなんだねっ♪」
きらり「はぴはぴだにぃ♪」
諸星きらり(17)
ttp://i.imgur.com/nJ2Jy4m.jpg
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 18:27:05.30
きらり「今ならきらりんぱわーも200ぱーせんと! まぁーっくすっ♪ って感じだにぃ♪」
莉嘉「わぁ、すっごーい! 流石きらりちゃんっ♪」
智香「にひゃくぱーせんとっ♪ 限界突破なんてうらやましいですっ♪」
きらり「うぇへへー、てれゆー♪ でもでもぉー♪」
ぎゅーっ♪
莉嘉「わわっ!?」
智香「ふわぁっ!?」
きらり「これであわせて600ぱーせんとっ♪ いつもよりももっともっともぉーっと元気になったゆ♪」
莉嘉「きらりちゃん……!」
智香「……て、てれちゃうかもっ♪」
きらり「そこにいつもの3倍の回転を加えたら1800ぱーせーんと!」
莉嘉「きらりちゃん!」
智香「!!」
莉嘉「わぁ、すっごーい! 流石きらりちゃんっ♪」
智香「にひゃくぱーせんとっ♪ 限界突破なんてうらやましいですっ♪」
きらり「うぇへへー、てれゆー♪ でもでもぉー♪」
ぎゅーっ♪
莉嘉「わわっ!?」
智香「ふわぁっ!?」
きらり「これであわせて600ぱーせんとっ♪ いつもよりももっともっともぉーっと元気になったゆ♪」
莉嘉「きらりちゃん……!」
智香「……て、てれちゃうかもっ♪」
きらり「そこにいつもの3倍の回転を加えたら1800ぱーせーんと!」
莉嘉「きらりちゃん!」
智香「!!」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 18:34:04.62
きらり「うきゃー……しっぱいしっぱい♪」
莉嘉「あうぅ……めがグルグルするぅ……♪」
智香「だけどなんだか楽しかった……かもっ♪」
きらり「あっ!」
莉嘉「どうしたの?」
きらり「ヤッバーい♪ 忘れ物しちゃったにぃ♪」
智香「忘れ物って?」
きらり「それはぁー……」
智香「それはっ……♪」
きらり「おとめのヒ・ミ・ツ♪ にゃはっ♪」
莉嘉「ずこーっ♪」
莉嘉「あうぅ……めがグルグルするぅ……♪」
智香「だけどなんだか楽しかった……かもっ♪」
きらり「あっ!」
莉嘉「どうしたの?」
きらり「ヤッバーい♪ 忘れ物しちゃったにぃ♪」
智香「忘れ物って?」
きらり「それはぁー……」
智香「それはっ……♪」
きらり「おとめのヒ・ミ・ツ♪ にゃはっ♪」
莉嘉「ずこーっ♪」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 18:46:12.60
智香「きらりちゃん、いっちゃったねっ♪」
莉嘉「そうだねー♪」
智香「でも、この機械……なんだろう?」
莉嘉「もう一回押してみようかなっ♪」
智香「もう一回?」
莉嘉「うんっ♪」
智香「じゃあ……おねがいっ♪」
莉嘉「いっくよー♪」
智香「わくわく♪」
莉嘉「えいっ!」ポチッ
智香「どきどき……」
莉嘉「……あれっ……」
智香「……?」
莉嘉「そうだねー♪」
智香「でも、この機械……なんだろう?」
莉嘉「もう一回押してみようかなっ♪」
智香「もう一回?」
莉嘉「うんっ♪」
智香「じゃあ……おねがいっ♪」
莉嘉「いっくよー♪」
智香「わくわく♪」
莉嘉「えいっ!」ポチッ
智香「どきどき……」
莉嘉「……あれっ……」
智香「……?」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 18:49:02.58
莉嘉「おかしいなー……」
智香「どうしたの……」
莉嘉「さっきまでより元気がでなくなっちゃった……」
智香「むむっ、たしかに……」
莉嘉「なんでだろー……」
智香「うーん……それは……」
ガチャッ……
瑛梨華「O……MA……TA……SE……」
莉嘉「瑛梨華ちゃんっ……!?」
智香「どうしたんですかっ……!?」
赤西瑛梨華(18)
ttp://i.imgur.com/dSYtApc.jpg
智香「どうしたの……」
莉嘉「さっきまでより元気がでなくなっちゃった……」
智香「むむっ、たしかに……」
莉嘉「なんでだろー……」
智香「うーん……それは……」
ガチャッ……
瑛梨華「O……MA……TA……SE……」
莉嘉「瑛梨華ちゃんっ……!?」
智香「どうしたんですかっ……!?」
赤西瑛梨華(18)
ttp://i.imgur.com/dSYtApc.jpg
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 18:56:09.70
瑛梨華「よくわからないけど、急に体に力が入らなくなっちゃった……」
莉嘉「そ、そんなっ……」
智香「いったいどうしてっ……」
瑛梨華「これはまさに……持病のSHA……KU……」
莉嘉「瑛梨華ちゃん!」
智香「決めようとしたタイミングでまたっ!?」
瑛梨華「顔が濡れて……力が出ないよっ……」
莉嘉「瑛梨華ちゃーんっ!!」
智香「が、がんばれーっ……がんばれーっ……うぅっ!? 応援までっ!」
瑛梨華「HA……KA……NA……Ⅰ……ねっ……」ガクッ
智香「瑛梨華さぁぁぁああああん!!!」
瑛梨華「わおっ!」ビクッ
莉嘉「あっ、起きた!?」
莉嘉「そ、そんなっ……」
智香「いったいどうしてっ……」
瑛梨華「これはまさに……持病のSHA……KU……」
莉嘉「瑛梨華ちゃん!」
智香「決めようとしたタイミングでまたっ!?」
瑛梨華「顔が濡れて……力が出ないよっ……」
莉嘉「瑛梨華ちゃーんっ!!」
智香「が、がんばれーっ……がんばれーっ……うぅっ!? 応援までっ!」
瑛梨華「HA……KA……NA……Ⅰ……ねっ……」ガクッ
智香「瑛梨華さぁぁぁああああん!!!」
瑛梨華「わおっ!」ビクッ
莉嘉「あっ、起きた!?」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 19:00:00.85
瑛梨華「いやぁ、実際は元気BA……KU……HA……TSU……んんー」
瑛梨華「HA……TSU……RA……TSU……ううっ、もうっ! うまく言えないだけで、元気だぞっ……」
智香「本当に? 無理はしてないですかっ!?」
瑛梨華「だから瑛梨華ちんはDA……Ⅰ……JO……BU……」
莉嘉「瑛梨華ちゃん!?」
瑛梨華「んもうっ!」
智香「これは……まさかっ!」
莉嘉「えっ、何か気づいたのっ……」
智香「うんっ! きっとこの機械だよっ……」
瑛梨華「機械っ・・・! これがっ・・・! 原因っ・・・・・・!?」
莉嘉「瑛梨華ちゃんが持ちネタみたいにしちゃってるっ!」
瑛梨華「HA……TSU……RA……TSU……ううっ、もうっ! うまく言えないだけで、元気だぞっ……」
智香「本当に? 無理はしてないですかっ!?」
瑛梨華「だから瑛梨華ちんはDA……Ⅰ……JO……BU……」
莉嘉「瑛梨華ちゃん!?」
瑛梨華「んもうっ!」
智香「これは……まさかっ!」
莉嘉「えっ、何か気づいたのっ……」
智香「うんっ! きっとこの機械だよっ……」
瑛梨華「機械っ・・・! これがっ・・・! 原因っ・・・・・・!?」
莉嘉「瑛梨華ちゃんが持ちネタみたいにしちゃってるっ!」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 19:02:41.06
智香「それじゃあ、もう一回押したら!」
瑛梨華「このボタンを押すの?」
莉嘉「そうだよっ……」
瑛梨華「ならばここはおまかせあれ! いっくぞー……ポチっとな……」ポチッ
智香「これでっ!」
莉嘉「大丈夫かなっ!」
瑛梨華「HO!N!TO!DA!!」
智香「あぁっ!? 何か違うっ!!」
莉嘉「ちょっとパッションすぎるよー!!」
瑛梨華「ファイアーッ!!」
瑛梨華「このボタンを押すの?」
莉嘉「そうだよっ……」
瑛梨華「ならばここはおまかせあれ! いっくぞー……ポチっとな……」ポチッ
智香「これでっ!」
莉嘉「大丈夫かなっ!」
瑛梨華「HO!N!TO!DA!!」
智香「あぁっ!? 何か違うっ!!」
莉嘉「ちょっとパッションすぎるよー!!」
瑛梨華「ファイアーッ!!」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 19:09:39.72
瑛梨華「ハァハァ……ふうっ! 落ち着いたかなっ!」
智香「瑛梨華ちゃんがいつもより元気いっぱいで応援しがいがありましたっ!」
莉嘉「ふ、ふたりとも茜ちゃんみたいになってたよーっ!」
瑛梨華「今ならどんなロケでもCOME! ON! DA! YO! NE!」
莉嘉「大丈夫なのっ!?」
瑛梨華「MA! KA! SE! TE!!」
智香「す、すっごーいっ……! 燃えてきたよっ!! アタシもっ!!」
莉嘉「お、お仕事とか!」
瑛梨華「ハッ!!」
莉嘉「えっ!?」
瑛梨華「お……O! SHI! GO! TO……!」
莉嘉「う、うん。お仕事……!」
瑛梨華「これは……遅刻かもっ!」
智香「!!」
智香「瑛梨華ちゃんがいつもより元気いっぱいで応援しがいがありましたっ!」
莉嘉「ふ、ふたりとも茜ちゃんみたいになってたよーっ!」
瑛梨華「今ならどんなロケでもCOME! ON! DA! YO! NE!」
莉嘉「大丈夫なのっ!?」
瑛梨華「MA! KA! SE! TE!!」
智香「す、すっごーいっ……! 燃えてきたよっ!! アタシもっ!!」
莉嘉「お、お仕事とか!」
瑛梨華「ハッ!!」
莉嘉「えっ!?」
瑛梨華「お……O! SHI! GO! TO……!」
莉嘉「う、うん。お仕事……!」
瑛梨華「これは……遅刻かもっ!」
智香「!!」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 19:14:56.37
智香「応援しますっ!」
瑛梨華「おぉっ、ありがとうっ! ちょっぴり早足でいかなきゃ!」
智香「フレーッ!! フレーッ!!」
ガチャッ!! バダダダダダ……
莉嘉「……ふたりともいっちゃった!」
莉嘉「うーん、でもどうしようかなっ!」
莉嘉「これ、元気が出てるけど変な感じだしっ!」
美嘉「おっはよー?」
莉嘉「あっ、お姉ちゃんだっ!」
美嘉「あれー、なんか莉嘉、元気だねっ?」
莉嘉「そうなんだ、この晶葉ちゃんにもらった機械のスイッチ押したらこうなっちゃった!」
美嘉「ふーん? 機械かぁー?」
城ヶ崎美嘉(17)
ttp://i.imgur.com/gT7CpWM.jpg
瑛梨華「おぉっ、ありがとうっ! ちょっぴり早足でいかなきゃ!」
智香「フレーッ!! フレーッ!!」
ガチャッ!! バダダダダダ……
莉嘉「……ふたりともいっちゃった!」
莉嘉「うーん、でもどうしようかなっ!」
莉嘉「これ、元気が出てるけど変な感じだしっ!」
美嘉「おっはよー?」
莉嘉「あっ、お姉ちゃんだっ!」
美嘉「あれー、なんか莉嘉、元気だねっ?」
莉嘉「そうなんだ、この晶葉ちゃんにもらった機械のスイッチ押したらこうなっちゃった!」
美嘉「ふーん? 機械かぁー?」
城ヶ崎美嘉(17)
ttp://i.imgur.com/gT7CpWM.jpg
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 19:26:36.55
美嘉「変な機械だねっ?」
莉嘉「だけどすっごいんだよっ!」
美嘉「すごいって、どんな風に?」
莉嘉「えっと……よくわかんないっ!」
美嘉「アハハ……なにそれ、変なの?」
莉嘉「……?」
美嘉「どうしたの、莉嘉?」
莉嘉「なんか、お姉ちゃんもヘン……かもっ!」
美嘉「えっ、アタシどこかおかしいかな?」
莉嘉「だけどすっごいんだよっ!」
美嘉「すごいって、どんな風に?」
莉嘉「えっと……よくわかんないっ!」
美嘉「アハハ……なにそれ、変なの?」
莉嘉「……?」
美嘉「どうしたの、莉嘉?」
莉嘉「なんか、お姉ちゃんもヘン……かもっ!」
美嘉「えっ、アタシどこかおかしいかな?」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 19:29:58.89
莉嘉「うん、ちょっとだけヘンだよー!」
美嘉「ど、どこどこ? どこがヘン?」
莉嘉「そこっ!」
美嘉「どこっ?」
莉嘉「んんーっ……わかんないけど、ヘンなの!」
美嘉「わかんないじゃわかんないってば! もうっ?」
莉嘉「うー、うまく説明できない……」
ガチャーンッ!
智香「送って来ましたー! ただいまっ!!」
莉嘉「智香ちゃんっ!」
美嘉「あっ、智香。おはよー?」
美嘉「ど、どこどこ? どこがヘン?」
莉嘉「そこっ!」
美嘉「どこっ?」
莉嘉「んんーっ……わかんないけど、ヘンなの!」
美嘉「わかんないじゃわかんないってば! もうっ?」
莉嘉「うー、うまく説明できない……」
ガチャーンッ!
智香「送って来ましたー! ただいまっ!!」
莉嘉「智香ちゃんっ!」
美嘉「あっ、智香。おはよー?」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 19:44:51.83
智香「あっ、美嘉ちゃん! おはようございますっ!」
美嘉「アハハ……あー。確かにちょっと元気だね?」
莉嘉「ねぇねぇ智香ちゃん。お姉ちゃんなんかヘンだよねっ!」
智香「美嘉ちゃんが……?」
美嘉「ヘンじゃないよね?」
智香「むむっ……」
美嘉「……」
智香「……!」
美嘉「……?」
美嘉「……!!」
美嘉「……??」
智香「ちょっとおかしいかもっ!」
美嘉「えぇー?」
美嘉「アハハ……あー。確かにちょっと元気だね?」
莉嘉「ねぇねぇ智香ちゃん。お姉ちゃんなんかヘンだよねっ!」
智香「美嘉ちゃんが……?」
美嘉「ヘンじゃないよね?」
智香「むむっ……」
美嘉「……」
智香「……!」
美嘉「……?」
美嘉「……!!」
美嘉「……??」
智香「ちょっとおかしいかもっ!」
美嘉「えぇー?」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 19:50:25.72
美嘉「んー、そういわれても自分ではイマイチ……?」
莉嘉「じゃあ、ボタンをもう一回押そうっ!」
智香「あっ、そうしたら直るかもっ!」
美嘉「それならアタシが……」
莉嘉「よーしっ!!」
美嘉「えいっ」ポチッ
莉嘉「どうかなっ♡」
智香「えーっと♡」
美嘉「あれっ……なんか、余計ヘン……♥」
莉嘉「じゃあ、ボタンをもう一回押そうっ!」
智香「あっ、そうしたら直るかもっ!」
美嘉「それならアタシが……」
莉嘉「よーしっ!!」
美嘉「えいっ」ポチッ
莉嘉「どうかなっ♡」
智香「えーっと♡」
美嘉「あれっ……なんか、余計ヘン……♥」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 19:54:18.90
智香「なんでかなっ♡」
莉嘉「わかんないけど……ちょっと、色っぽいかも♡」
美嘉「いやいや、なんか……違う気がするんだけどっ♥」
ガチャッ♡
そら「へろー♡ みんなっ♡ げんきぱわーはあるかなっ♡」
莉嘉「あっ♡」
智香「おはようございますっ♡」
美嘉「あっ、なんかこれダメな気がするっ……♥」
莉嘉「わかんないけど……ちょっと、色っぽいかも♡」
美嘉「いやいや、なんか……違う気がするんだけどっ♥」
ガチャッ♡
そら「へろー♡ みんなっ♡ げんきぱわーはあるかなっ♡」
莉嘉「あっ♡」
智香「おはようございますっ♡」
美嘉「あっ、なんかこれダメな気がするっ……♥」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 20:01:13.62
野々村そら(15)
ttp://i.imgur.com/xncTKFu.jpg
そら「へいへいっ、どーしたの♡ えぶりわんっ♡」
美嘉「な、なんか……そら……?」
そら「うんっ♡ 今日はとってもさんしゃいんしてるねっ♡」
美嘉(エロい気がする……♥)
智香「うんっ! いい天気だねっ♡」
莉嘉「そーだねっ♡」
美嘉「い、いやいや! わかんない、この感じっ♥」
そら「この感じ?」
ttp://i.imgur.com/xncTKFu.jpg
そら「へいへいっ、どーしたの♡ えぶりわんっ♡」
美嘉「な、なんか……そら……?」
そら「うんっ♡ 今日はとってもさんしゃいんしてるねっ♡」
美嘉(エロい気がする……♥)
智香「うんっ! いい天気だねっ♡」
莉嘉「そーだねっ♡」
美嘉「い、いやいや! わかんない、この感じっ♥」
そら「この感じ?」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:24:29.86
美嘉「いや、なんかこう……エロくない?」
そら「せくしゃる♡ な感じをふぃーる♡ してるって?」
美嘉「ほらそれぇっ!」
莉嘉「あっ、言われてみたら……そうかも?」
そら「あうちっ♡ そんなこと言われたのははじめてかもっ♡」
智香「アタシ、応援してみます! そうしたら直るかもっ♡」
美嘉「いやいや、智香も――」
智香「ふれーっ♡ ふれーっ♡」
美嘉「ほらぁぁ! もぉーっ!!」
そら「せくしゃる♡ な感じをふぃーる♡ してるって?」
美嘉「ほらそれぇっ!」
莉嘉「あっ、言われてみたら……そうかも?」
そら「あうちっ♡ そんなこと言われたのははじめてかもっ♡」
智香「アタシ、応援してみます! そうしたら直るかもっ♡」
美嘉「いやいや、智香も――」
智香「ふれーっ♡ ふれーっ♡」
美嘉「ほらぁぁ! もぉーっ!!」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:29:48.99
智香「えっ?」
美嘉「だから、それがエロいんだってば!」
莉嘉「お姉ちゃん、落ち着いてよっ♡」
美嘉「莉嘉までっ! あぁ、どうすればいいのかわかんないよ……♥」
莉嘉「あっ♡」
美嘉「えっ?」
智香「美嘉ちゃんのは……アタシたちとは違う気がするっ♡」
美嘉「いや、そんなこと言われても知らないってばぁ! もうっ、怒るよ♥」
そら「へいへーいっ♡ すとっぷ♡ えんど♥ しーんくっ♡」
美嘉「そらが一番だめだからっ!」
そら「そんなとーくはなっしんぐ……♡」
美嘉「もうっ、あぁ、莉嘉! その機械貸して! もう一回押したら直るでしょ!」
莉嘉「えーっ、でも……」
美嘉「いいからっ!」
美嘉「だから、それがエロいんだってば!」
莉嘉「お姉ちゃん、落ち着いてよっ♡」
美嘉「莉嘉までっ! あぁ、どうすればいいのかわかんないよ……♥」
莉嘉「あっ♡」
美嘉「えっ?」
智香「美嘉ちゃんのは……アタシたちとは違う気がするっ♡」
美嘉「いや、そんなこと言われても知らないってばぁ! もうっ、怒るよ♥」
そら「へいへーいっ♡ すとっぷ♡ えんど♥ しーんくっ♡」
美嘉「そらが一番だめだからっ!」
そら「そんなとーくはなっしんぐ……♡」
美嘉「もうっ、あぁ、莉嘉! その機械貸して! もう一回押したら直るでしょ!」
莉嘉「えーっ、でも……」
美嘉「いいからっ!」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:35:02.63
美嘉「……えいっ!」ポチッ
そら「いったいなにがどぅーだったのかなっ▽」
莉嘉「なんか、ちょっとカワイイかもって思ったのにー▽」
智香「今度は……なんだろうっ▽」
美嘉「げ、ゲームっぽい……▼」
莉嘉「……んー、ボタンを押してください▽」
莉嘉「みたいな感じだねっ▽」
智香「紗南ちゃんが喜びそうだねっ▽」
そら「むむっ……うーん、はっぴー△」
美嘉「えっ、なにそれ!?」
そら「そらちんふぁいとではっぴー△にできたよっ▽ らいくあ△すたー△」
美嘉「な、なんかわかんないけど不安になるっ……▼」
そら「いったいなにがどぅーだったのかなっ▽」
莉嘉「なんか、ちょっとカワイイかもって思ったのにー▽」
智香「今度は……なんだろうっ▽」
美嘉「げ、ゲームっぽい……▼」
莉嘉「……んー、ボタンを押してください▽」
莉嘉「みたいな感じだねっ▽」
智香「紗南ちゃんが喜びそうだねっ▽」
そら「むむっ……うーん、はっぴー△」
美嘉「えっ、なにそれ!?」
そら「そらちんふぁいとではっぴー△にできたよっ▽ らいくあ△すたー△」
美嘉「な、なんかわかんないけど不安になるっ……▼」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:49:21.76
美嘉「ええいっ、もう一回!」ポチッ
莉嘉「どうかなっ□」
智香「こ、これは……□」
ガチャッ□
泉「全角スペースは使わないでって言ったでしょっ!」
美嘉「えっ■」
泉「……あれ? ごめん、間違えたみたい」
莉嘉「……□」
智香「えっと……気にしないでねっ□」
泉「!!」
莉嘉「どうかなっ□」
智香「こ、これは……□」
ガチャッ□
泉「全角スペースは使わないでって言ったでしょっ!」
美嘉「えっ■」
泉「……あれ? ごめん、間違えたみたい」
莉嘉「……□」
智香「えっと……気にしないでねっ□」
泉「!!」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:52:17.19
莉嘉「すっごくショック受けてたみたいだけど……□」
美嘉「なんでだろうね……?」
そら「あっ、るっくあっとみー□」
智香「どうしたのっ□」
そら「はっぴー◇」
美嘉「!?」
そら「ちょっぴりはっぴーぽいんと◇ もあっぷあっぷ◇ かなっ◇」
智香「す、すごいっ! アタシも……えいっ◇」
莉嘉「いいなーっ、お姉ちゃんできる?」
美嘉「えっ? いや、アタシは……■」
莉嘉「むー……えいっ□」
そら「のんのん◇ さらにはっぴーをかまげーんっ◇」
美嘉「かまげーんって……◆」
莉嘉「あっ、できてる!」
美嘉「えっ?」
美嘉「なんでだろうね……?」
そら「あっ、るっくあっとみー□」
智香「どうしたのっ□」
そら「はっぴー◇」
美嘉「!?」
そら「ちょっぴりはっぴーぽいんと◇ もあっぷあっぷ◇ かなっ◇」
智香「す、すごいっ! アタシも……えいっ◇」
莉嘉「いいなーっ、お姉ちゃんできる?」
美嘉「えっ? いや、アタシは……■」
莉嘉「むー……えいっ□」
そら「のんのん◇ さらにはっぴーをかまげーんっ◇」
美嘉「かまげーんって……◆」
莉嘉「あっ、できてる!」
美嘉「えっ?」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:57:20.74
莉嘉「お姉ちゃんズルーい!」
美嘉「いや、アタシもわかんないってば◆」
そら「それならぷっしゅみー◇」
莉嘉「うんっ! えい!」ポチッ
美嘉「あっ、こら●」
智香「これは○いですねっ○」
そら「そらちんにじゅうまるっ◎」
美嘉「智香のそれどうなってるの!?」
莉嘉「○○って感じが○○ってなるのっ○」
美嘉「莉嘉ぁ!」
莉嘉「これはアタシ使えるかも!」
美嘉「いや、アタシもわかんないってば◆」
そら「それならぷっしゅみー◇」
莉嘉「うんっ! えい!」ポチッ
美嘉「あっ、こら●」
智香「これは○いですねっ○」
そら「そらちんにじゅうまるっ◎」
美嘉「智香のそれどうなってるの!?」
莉嘉「○○って感じが○○ってなるのっ○」
美嘉「莉嘉ぁ!」
莉嘉「これはアタシ使えるかも!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:58:16.68
美嘉「お姉ちゃん許しませんっ!」ポチッ
莉嘉「あーっ$」
智香「なんだか変な感じがさらにっ$」
ガチャッ$
亜子「ゼニのにおいやー!! って、あれ?」
美嘉「あ、亜子……ちょっと……」
智香「亜子ちゃん、おはようございますっ$」
そら「へい、おいでやすー$」
亜子「!?」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:05:23.33
美嘉「よくわからないけどこれはダメだと思うよ、アタシ¥」
莉嘉「亜子ちゃんもショックを受けて帰っちゃったし……$」
そら「こうなれば、おしてだめならぁー$」
智香「もっとおせっ$$」ポチポチポチッ
美嘉「あぁっ# そんな/// なにやってるのっ※」
莉嘉「お姉ちゃん& なんか/// おもしろーいっ*」
智香「なんだか照れちゃいますねっ///」
そら「こんふゅーじょんっ #そんなはずはない」
美嘉「そらだけ使い方が違うっ!?」
そら「あうちっ≪我求ム更ナル輝キ≫」
莉嘉「そらちゃんかっこいー///」
智香「こういう時は、応援しか……!」
美嘉「あああああー、もうっ×× なんとか……あっ><」
智香「ふれーっ§ ふれーっ÷」
美嘉「ここ、リセットボタンが……押すよっ!」
莉嘉「えぇー、でももうちょっと――いいかもなんて――」
そら「そんな風に――おもうのもありかもね――」
美嘉「そらがクールになっちゃってるからぁっ!」
莉嘉「亜子ちゃんもショックを受けて帰っちゃったし……$」
そら「こうなれば、おしてだめならぁー$」
智香「もっとおせっ$$」ポチポチポチッ
美嘉「あぁっ# そんな/// なにやってるのっ※」
莉嘉「お姉ちゃん& なんか/// おもしろーいっ*」
智香「なんだか照れちゃいますねっ///」
そら「こんふゅーじょんっ #そんなはずはない」
美嘉「そらだけ使い方が違うっ!?」
そら「あうちっ≪我求ム更ナル輝キ≫」
莉嘉「そらちゃんかっこいー///」
智香「こういう時は、応援しか……!」
美嘉「あああああー、もうっ×× なんとか……あっ><」
智香「ふれーっ§ ふれーっ÷」
美嘉「ここ、リセットボタンが……押すよっ!」
莉嘉「えぇー、でももうちょっと――いいかもなんて――」
そら「そんな風に――おもうのもありかもね――」
美嘉「そらがクールになっちゃってるからぁっ!」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:11:30.82
☆☆☆☆☆ドッカーンッ☆☆☆☆☆
美嘉「はぁ……はぁ……」
莉嘉「こ、壊れちゃった……」
そら「だいじょうぶっ?」
智香「は、はいっ★」
莉嘉「……あれっ★」
そら「うんー? あれあれ、まだまだはぷにんぐ・なう?」
美嘉「ちょっと違和感はあるけど……さっきよりはマシかな……☆」
莉嘉「晶葉ちゃんにお願いしてなおしてもらおーっ……壊しちゃってごめんねって言わなきゃ★」
美嘉「うん。アタシも一緒に謝ってあげるからね☆」
そら「へい、しすたー★ あたしもいっしょにいくよっ★」
智香「楽しかったのも本当だし、それも言わなきゃだよねっ★」
莉嘉「……うんっ。ありがとう、みんなっ」
美嘉「ふふっ、いい友達もったよね、莉嘉……☆」
おわり……?
美嘉「はぁ……はぁ……」
莉嘉「こ、壊れちゃった……」
そら「だいじょうぶっ?」
智香「は、はいっ★」
莉嘉「……あれっ★」
そら「うんー? あれあれ、まだまだはぷにんぐ・なう?」
美嘉「ちょっと違和感はあるけど……さっきよりはマシかな……☆」
莉嘉「晶葉ちゃんにお願いしてなおしてもらおーっ……壊しちゃってごめんねって言わなきゃ★」
美嘉「うん。アタシも一緒に謝ってあげるからね☆」
そら「へい、しすたー★ あたしもいっしょにいくよっ★」
智香「楽しかったのも本当だし、それも言わなきゃだよねっ★」
莉嘉「……うんっ。ありがとう、みんなっ」
美嘉「ふふっ、いい友達もったよね、莉嘉……☆」
おわり……?
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:15:45.43
@おまけ
雪美「……P……」
P「はっはっは、雪美は可愛いなぁ」
雪美「…………♪」
P「ハッハッハッハ……」
雪美「!」ビクンッ
P「?」
雪美「☆☆☆☆P☆☆☆☆」
P「」
雪美「私☆あなた☆☆魂☆☆☆繋がってる☆」
P「ち、ちひろさぁん! ちひろさん! 雪美の魂がフィーバーしてる!ちひろさんってば!!」
智絵里「あ☆☆プロデューサーさん☆☆ わたし☆がんばりましたっ☆」
P「」
小梅「いっしょに☆映画☆みたいな☆」
P「」
のあ「P☆ 星を見ましょう☆」
P「」
おわれ
雪美「……P……」
P「はっはっは、雪美は可愛いなぁ」
雪美「…………♪」
P「ハッハッハッハ……」
雪美「!」ビクンッ
P「?」
雪美「☆☆☆☆P☆☆☆☆」
P「」
雪美「私☆あなた☆☆魂☆☆☆繋がってる☆」
P「ち、ちひろさぁん! ちひろさん! 雪美の魂がフィーバーしてる!ちひろさんってば!!」
智絵里「あ☆☆プロデューサーさん☆☆ わたし☆がんばりましたっ☆」
P「」
小梅「いっしょに☆映画☆みたいな☆」
P「」
のあ「P☆ 星を見ましょう☆」
P「」
おわれ
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:16:19.12
以上、お粗末……なんだこれ☆
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:27:16.29
乙☆
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 02:05:45.52
乙シャス☆
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 05:29:16.50
素晴らしい……乙でしたっ☆
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/05(木) 12:59:55.13
いいssだった☆かけ値なしに
Entry ⇒ 2014.05.28 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
モバP「ロリコンですが、何か?」
1 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:15:20.11
ロリコン紳士なプロデューサーとロリアイドル達との会話を短編式で綴っていきます。
#chapter15
モバP「……」カタカタ
ちひろ「…」カリカリ カタカタ
ガチャ
氏家むつみ「おはようございまーす…」
モバP「おう、おはよ…どうした?何かあったのか?」
ちひろ(何で挨拶しただけで分かるのでしょうか)
むつみ「いえ、そんなに大した事では無いんですけど…」
#chapter15
モバP「……」カタカタ
ちひろ「…」カリカリ カタカタ
ガチャ
氏家むつみ「おはようございまーす…」
モバP「おう、おはよ…どうした?何かあったのか?」
ちひろ(何で挨拶しただけで分かるのでしょうか)
むつみ「いえ、そんなに大した事では無いんですけど…」
2 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:15:48.47
モバP「好きな小説家が…亡くなった?」
むつみ「はい、素敵な物語を書く方で、今もシリーズ物を書いてる途中だったのに……はぁ…」
モバP「それは…残念だなぁ…俺の好きな画家も、先月階段から落ちて死んじゃったんだよなぁ…」
むつみ「画家?」
モバP「あぁ、あんまり詮索しない方が良い。どうしても知りたければ小梅に聞け。アイツ俺が貸した画集気に入って持ち歩いてるから」
むつみ「はい…なんだか好奇心をそそる言い方ですね」
モバP「そうか?」
むつみ「はい」
むつみ「はい、素敵な物語を書く方で、今もシリーズ物を書いてる途中だったのに……はぁ…」
モバP「それは…残念だなぁ…俺の好きな画家も、先月階段から落ちて死んじゃったんだよなぁ…」
むつみ「画家?」
モバP「あぁ、あんまり詮索しない方が良い。どうしても知りたければ小梅に聞け。アイツ俺が貸した画集気に入って持ち歩いてるから」
むつみ「はい…なんだか好奇心をそそる言い方ですね」
モバP「そうか?」
むつみ「はい」
3 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:16:15.05
~~~
モバP「…」
むつみ「……はぁ…」
モバP「……むつみ」
むつみ「え?あ、はい、何でしょう?」ニコ
モバP「ちょっとデートしようぜ」
ちひろ「おい」
むつみ「で、デート…ですか?」
モバP「おう。先週クルマ買ったんだ。独身の特権ってヤツよ」
むつみ「はい…?」
モバP「ちょっとドライブでもしよう。気分も晴れる」
むつみ「…そういう事でしたら」
モバP「…」
むつみ「……はぁ…」
モバP「……むつみ」
むつみ「え?あ、はい、何でしょう?」ニコ
モバP「ちょっとデートしようぜ」
ちひろ「おい」
むつみ「で、デート…ですか?」
モバP「おう。先週クルマ買ったんだ。独身の特権ってヤツよ」
むつみ「はい…?」
モバP「ちょっとドライブでもしよう。気分も晴れる」
むつみ「…そういう事でしたら」
4 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:16:41.35
~~~
むつみ「小さくて可愛い車ですね」
モバP「だろ?いつか買おうと思ってたら、なんかニューモデルが出てさぁ、思わず買っちまった」
むつみ「ふふ…」
モバP「……お、着いた着いた」
むつみ「え?」
モバP「ほら、アレ見てみろよ」
むつみ「ん…?…わぁっ大きい本屋さんですね!」
モバP「文香に1回連れてこられてさ」
むつみ「へぇ…?」
むつみ「小さくて可愛い車ですね」
モバP「だろ?いつか買おうと思ってたら、なんかニューモデルが出てさぁ、思わず買っちまった」
むつみ「ふふ…」
モバP「……お、着いた着いた」
むつみ「え?」
モバP「ほら、アレ見てみろよ」
むつみ「ん…?…わぁっ大きい本屋さんですね!」
モバP「文香に1回連れてこられてさ」
むつみ「へぇ…?」
5 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:17:12.71
むつみ「うわぁ、すごい…」
モバP「えーと…」キョロキョロ
むつみ「どうしたんですか?プロデューサーさん」
モバP「お、あった。あれだな多分」
むつみ「?…あっ」
モバP「むつみが言ってた本、コレだろ?」
むつみ「はい…でも何で…」
モバP「病気は悪かったようだけど、最後の一冊だけはって書き上げてあったんだと。そんで編集部が追悼の意を込めて、最終巻を今日発売に持ってきたんだって(さっき急いで調べたんだけど)」
むつみ「………」スッ
モバP「……」
「…あ、コレ最終巻出てるんだー」
「面白いの?」
「面白いよー。うわー嬉しいなー買お買お」
むつみ「……っ」ポロポロ
モバP「…それ、買って帰ろうな」
むつみ「…はい…」ポロポロ
モバP「えーと…」キョロキョロ
むつみ「どうしたんですか?プロデューサーさん」
モバP「お、あった。あれだな多分」
むつみ「?…あっ」
モバP「むつみが言ってた本、コレだろ?」
むつみ「はい…でも何で…」
モバP「病気は悪かったようだけど、最後の一冊だけはって書き上げてあったんだと。そんで編集部が追悼の意を込めて、最終巻を今日発売に持ってきたんだって(さっき急いで調べたんだけど)」
むつみ「………」スッ
モバP「……」
「…あ、コレ最終巻出てるんだー」
「面白いの?」
「面白いよー。うわー嬉しいなー買お買お」
むつみ「……っ」ポロポロ
モバP「…それ、買って帰ろうな」
むつみ「…はい…」ポロポロ
6 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:17:39.07
ブロロロロロ…
モバP「…」
むつみ「……あの、プロデューサー」
モバP「んー?」
むつみ「これ、買ってくれて、ありがとうございます」
モバP「おう。相当好きなんだなその人。まさか泣いちゃうなんて」
むつみ「…もうっ」
モバP「ははは、良いじゃないか良いじゃないか」
むつみ「…ふふ」
モバP「あんま気ぃ落とすなよ?言っちゃ悪いが、人なんかいつか死ぬモンだよ」
むつみ「はい、そうですよね…もう、大丈夫です」
モバP「…俺さ、普段はあんまり物語とか読まないんだけど…」
むつみ「?」
モバP「そのシリーズ、良かったら貸してくれないか?」
むつみ「…はいっ、もちろんですっ」
モバP「難しくない?」
むつみ「はい!この物語はですね、とっても強いのに泣き虫な主人公が…」
#chapter15
『何かが生まれて
何かが死んで
そして何かが はじまっていく』
モバP「…」
むつみ「……あの、プロデューサー」
モバP「んー?」
むつみ「これ、買ってくれて、ありがとうございます」
モバP「おう。相当好きなんだなその人。まさか泣いちゃうなんて」
むつみ「…もうっ」
モバP「ははは、良いじゃないか良いじゃないか」
むつみ「…ふふ」
モバP「あんま気ぃ落とすなよ?言っちゃ悪いが、人なんかいつか死ぬモンだよ」
むつみ「はい、そうですよね…もう、大丈夫です」
モバP「…俺さ、普段はあんまり物語とか読まないんだけど…」
むつみ「?」
モバP「そのシリーズ、良かったら貸してくれないか?」
むつみ「…はいっ、もちろんですっ」
モバP「難しくない?」
むつみ「はい!この物語はですね、とっても強いのに泣き虫な主人公が…」
#chapter15
『何かが生まれて
何かが死んで
そして何かが はじまっていく』
7 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:18:06.38
#chapter16
モバP「だー畜生!さぁもっと早く動け俺のニュー ミニクーパー!」
モバP(まさか梨沙の迎えの時間を間違えるなんて…!)
モバP「これじゃロリコン失格…だっ!」キキーッ
モバP「梨沙!」
的場梨沙「…遅かったわね」
モバP「スマン!言い訳はせん!許してくれとも言わん!ただ謝らせてくれ!本当にスマン!!」
梨沙「別に怒ってないし」
モバP「…えっ?」
梨沙「別に遅れる事くらい誰でもあるわよ。あとアンタは、遅れる事はあっても来なかった事は一度も無いでしょ」
モバP「あ、あぁ…」
梨沙「…つ、つまり、それなりに信頼はしてやってる……って、コト」
モバP「………っ!」キュン!!!
梨沙「パパは遅刻もしないけどね」
モバP「っ………スマン」シュン
モバP「だー畜生!さぁもっと早く動け俺のニュー ミニクーパー!」
モバP(まさか梨沙の迎えの時間を間違えるなんて…!)
モバP「これじゃロリコン失格…だっ!」キキーッ
モバP「梨沙!」
的場梨沙「…遅かったわね」
モバP「スマン!言い訳はせん!許してくれとも言わん!ただ謝らせてくれ!本当にスマン!!」
梨沙「別に怒ってないし」
モバP「…えっ?」
梨沙「別に遅れる事くらい誰でもあるわよ。あとアンタは、遅れる事はあっても来なかった事は一度も無いでしょ」
モバP「あ、あぁ…」
梨沙「…つ、つまり、それなりに信頼はしてやってる……って、コト」
モバP「………っ!」キュン!!!
梨沙「パパは遅刻もしないけどね」
モバP「っ………スマン」シュン
11 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:19:19.34
梨沙「うーん…」
モバP「どうした?」
梨沙「さっきはそんなに考えずに言ってみたけど…アンタってホントに約束とか破らないわよね」
モバP「当たり前だろう。幼女の頼みとあらば何でも叶えてやる」
梨沙「あそこのワゴンで売ってるアイス食べたい」
モバP「承知」キキッ
梨沙「ちょ、冗談だって」
9 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:18:33.00
梨沙「…そのパパも、アンタには一目置いてるのよね」
モバP「あぁ、的場さんは話の分かるロリコンだ」
梨沙「一度ちゃんとお話したいって」
モバP「あぁ、今度事務所でロリコンの会合を催すつもりだ」
梨沙「…ちひろさんに何言われても知らないわよ」
モバP「なんとかするさ」
モバP「あぁ、的場さんは話の分かるロリコンだ」
梨沙「一度ちゃんとお話したいって」
モバP「あぁ、今度事務所でロリコンの会合を催すつもりだ」
梨沙「…ちひろさんに何言われても知らないわよ」
モバP「なんとかするさ」
12 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:19:47.81
梨沙「ホントに買ってもらったし…ありがと」ペロペロ
モバP「ふむ…」パクパク
梨沙「…?」ペロペロ
モバP「まるでデートみたいだな」
梨沙「みたいじゃなくてデートのつもりだけど」
モバP「!!」
梨沙「ロリコンの扱いには慣れてるのよ」ニヤニヤ
モバP「…負けたぜ嬢ちゃん。そのアイスは俺の奢りだ」
梨沙「最初からそうだったじゃない」
モバP「ふむ…」パクパク
梨沙「…?」ペロペロ
モバP「まるでデートみたいだな」
梨沙「みたいじゃなくてデートのつもりだけど」
モバP「!!」
梨沙「ロリコンの扱いには慣れてるのよ」ニヤニヤ
モバP「…負けたぜ嬢ちゃん。そのアイスは俺の奢りだ」
梨沙「最初からそうだったじゃない」
13 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:20:14.46
梨沙「…あのさ」
モバP「ん?」
梨沙「約束、しようよ」
モバP「何をだ?」
梨沙「私を…トップアイドルの景色まで連れてって」
モバP「…」
梨沙「私、頑張るから…」
モバP「…もちろんだ」
梨沙「本当?絶対よ?」
モバP「あぁ、絶対連れてってやる」
梨沙「…へへ、なんか安心した」ニヘ
モバP「…お前は本当にロリコンのツボをおさえてくるよな」
#chapter16『“絶対”って、あるんだと思う』
モバP「ん?」
梨沙「約束、しようよ」
モバP「何をだ?」
梨沙「私を…トップアイドルの景色まで連れてって」
モバP「…」
梨沙「私、頑張るから…」
モバP「…もちろんだ」
梨沙「本当?絶対よ?」
モバP「あぁ、絶対連れてってやる」
梨沙「…へへ、なんか安心した」ニヘ
モバP「…お前は本当にロリコンのツボをおさえてくるよな」
#chapter16『“絶対”って、あるんだと思う』
16 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:20:41.20
#chapter17
ちひろ「…」ボーッ
モバP「…」ボヘー
ちひろ「…ねぇプロデューサーさん」
モバP「なんでしょう」
ちひろ「何で私の仕事まで全部やっちゃったんですか?」
モバP「チッヒが仕事しろって言うから…」
ちひろ「自分の仕事をしろって意味だったんですけど」
モバP「自分のはもう終わりましたし」
ちひろ「…」ボーッ
モバP「…どっか遊びに行こうかなー」
ちひろ「え…どこ行きます?」
モバP「晶葉ん家行ってきます」
ちひろ「…イッテラッシャーイ」
モバP「なんで超棒読みなんですか?」
ちひろ「イッテラッシャーイ」
モバP「同じ言葉しか言わないの、ゲームの村人みたいですよ」
ちひろ「イッテラッシャーイ」
ちひろ「…」ボーッ
モバP「…」ボヘー
ちひろ「…ねぇプロデューサーさん」
モバP「なんでしょう」
ちひろ「何で私の仕事まで全部やっちゃったんですか?」
モバP「チッヒが仕事しろって言うから…」
ちひろ「自分の仕事をしろって意味だったんですけど」
モバP「自分のはもう終わりましたし」
ちひろ「…」ボーッ
モバP「…どっか遊びに行こうかなー」
ちひろ「え…どこ行きます?」
モバP「晶葉ん家行ってきます」
ちひろ「…イッテラッシャーイ」
モバP「なんで超棒読みなんですか?」
ちひろ「イッテラッシャーイ」
モバP「同じ言葉しか言わないの、ゲームの村人みたいですよ」
ちひろ「イッテラッシャーイ」
17 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:21:11.52
~~~
モバP「さて…研究所に着いた訳だが…」
ピンポーン
モバP「……」
モバP「こんな時の為に鍵を貰ってたりする」ガチャン
ガチッ ウィーン…
カチッカチッカチッ
ビーッ!!!
バシュウ…
モバP「鍵開けただけなのに何が起こったんだこの家は」
モバP「さて…研究所に着いた訳だが…」
ピンポーン
モバP「……」
モバP「こんな時の為に鍵を貰ってたりする」ガチャン
ガチッ ウィーン…
カチッカチッカチッ
ビーッ!!!
バシュウ…
モバP「鍵開けただけなのに何が起こったんだこの家は」
18 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:21:37.80
モバP「おーい、昌葉~?生きてるかー?」
池袋晶葉「スゥ……スゥ…… 」
モバP「やっぱり寝てたか。」
昌葉「スゥ………」
モバP「……」ゴソゴソ
モバP「以前藍子と一緒に買ったトイカメラ、今では一日で容量いっぱいになっちゃいます」カシャ カシャ
池袋晶葉「スゥ……スゥ…… 」
モバP「やっぱり寝てたか。」
昌葉「スゥ………」
モバP「……」ゴソゴソ
モバP「以前藍子と一緒に買ったトイカメラ、今では一日で容量いっぱいになっちゃいます」カシャ カシャ
19 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:22:04.13
昌葉「………んむ…」
モバP「よう」カシャ
昌葉「…助手か…何故ここに?」
モバP「遊びに来たぜ」
昌葉「……」プイッ
モバP「何だよまた寝るのか?作業台で突っ伏してると首痛めるぞ?」ヒョイッ
昌葉「な!?何してるんだ!?」
モバP「オフトゥンまで運ぼうと思って」
昌葉「起きる!起きた!起きたから離せ!!」バタバタ
モバP「よう」カシャ
昌葉「…助手か…何故ここに?」
モバP「遊びに来たぜ」
昌葉「……」プイッ
モバP「何だよまた寝るのか?作業台で突っ伏してると首痛めるぞ?」ヒョイッ
昌葉「な!?何してるんだ!?」
モバP「オフトゥンまで運ぼうと思って」
昌葉「起きる!起きた!起きたから離せ!!」バタバタ
20 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:22:30.21
昌葉「…何しに来た?」
モバP「お腹すいてる?」
昌葉「日本語が通じないのか」
モバP「なんか食べたい物とかある?」ナデナデ
昌葉「はぁ…いい加減子供を甘やかす癖を直そうとは思わないのか」ペシッ
モバP「思わんな」
昌葉「そうか…なら、普通の朝ごはんが食べたい」
モバP「え、作れって事?」
昌葉「うん」コクコク
モバP「マジかよ…料理はそこまで得意じゃないんだが…」ガサガサ
昌葉「そう言いつつ買い物袋から卵とか味噌とか取り出してるのには恐怖すら感じるな」
モバP「だってアッキーほっといたら食生活とかグダりそうなんだもの」ガサガサ
昌葉「どこぞの犬みたいな呼び方はやめないか」
モバP「お腹すいてる?」
昌葉「日本語が通じないのか」
モバP「なんか食べたい物とかある?」ナデナデ
昌葉「はぁ…いい加減子供を甘やかす癖を直そうとは思わないのか」ペシッ
モバP「思わんな」
昌葉「そうか…なら、普通の朝ごはんが食べたい」
モバP「え、作れって事?」
昌葉「うん」コクコク
モバP「マジかよ…料理はそこまで得意じゃないんだが…」ガサガサ
昌葉「そう言いつつ買い物袋から卵とか味噌とか取り出してるのには恐怖すら感じるな」
モバP「だってアッキーほっといたら食生活とかグダりそうなんだもの」ガサガサ
昌葉「どこぞの犬みたいな呼び方はやめないか」
22 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:22:56.60
~~~
モバP「はい、召し上がれ」
昌葉「味噌汁、卵焼き、焼き鮭、野沢菜、納豆…とても料理が苦手な人間が三十分で作った物には見えないんだが…」
モバP「まぁまぁお食べ」スッ
昌葉「カメラを構えるのはよせ。食事中は卑怯だ」
モバP「えー」
昌葉「…いただきます」ペチッ
モバP「はい、召し上がれ」
昌葉「味噌汁、卵焼き、焼き鮭、野沢菜、納豆…とても料理が苦手な人間が三十分で作った物には見えないんだが…」
モバP「まぁまぁお食べ」スッ
昌葉「カメラを構えるのはよせ。食事中は卑怯だ」
モバP「えー」
昌葉「…いただきます」ペチッ
23 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:23:24.19
昌葉「…」モグモグ
モバP「…」ジーッ
昌葉「…あまり見るな」
モバP「昌葉は何してても絵になるな」
昌葉「はいはい…」パクッ
モバP「…」
昌葉「…おいしいな」ニヘ
モバP「!」カシャカシャカシャ
昌葉「あ!きさま!」
#chapter17『あなたは芸術である』
モバP「…」ジーッ
昌葉「…あまり見るな」
モバP「昌葉は何してても絵になるな」
昌葉「はいはい…」パクッ
モバP「…」
昌葉「…おいしいな」ニヘ
モバP「!」カシャカシャカシャ
昌葉「あ!きさま!」
#chapter17『あなたは芸術である』
24 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:23:50.43
#chapter18
星輝子「…」ボーッ
森久保乃々「お天気…悪くなってきたんですけど…」
輝子「うん…雨、降るかも…」
乃々「雨ですか…もりくぼは静かなのが好きなので、雷は苦手ですけど…」
輝子「わ、私も……フヒ、でも、雨は最近好きになった…」
乃々「最近?どうしてですか?」
輝子「フヒ…秘密…」
乃々「そこまで言っといて秘密ですか…いぢめですか?」
輝子「ヒーミーツー…フヒヒ…」
乃々「…あ、プロデューサー、傘持って行ってないんですけど…」
星輝子「…」ボーッ
森久保乃々「お天気…悪くなってきたんですけど…」
輝子「うん…雨、降るかも…」
乃々「雨ですか…もりくぼは静かなのが好きなので、雷は苦手ですけど…」
輝子「わ、私も……フヒ、でも、雨は最近好きになった…」
乃々「最近?どうしてですか?」
輝子「フヒ…秘密…」
乃々「そこまで言っといて秘密ですか…いぢめですか?」
輝子「ヒーミーツー…フヒヒ…」
乃々「…あ、プロデューサー、傘持って行ってないんですけど…」
25 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:24:17.08
~~~
モバP「…」テクテク
白菊ほたる「あ…っ…プロデューサーさん…」
モバP「あれ?ほたる、帰ってきちゃったの?今から迎えに行こうと思ってたのに」
ほたる「あ…ごめんなさい、でも、歩いてこられる距離だったので…」
モバP「だからこそ心配なんだよ。ちゃんと待っててくれなきゃ」
ほたる「ご、ごめんなさい…」
モバP「あ、あ、別に責めてる訳じゃないぞ?」オロオロ
ほたる「…ふふ」
モバP「…」テクテク
白菊ほたる「あ…っ…プロデューサーさん…」
モバP「あれ?ほたる、帰ってきちゃったの?今から迎えに行こうと思ってたのに」
ほたる「あ…ごめんなさい、でも、歩いてこられる距離だったので…」
モバP「だからこそ心配なんだよ。ちゃんと待っててくれなきゃ」
ほたる「ご、ごめんなさい…」
モバP「あ、あ、別に責めてる訳じゃないぞ?」オロオロ
ほたる「…ふふ」
26 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:25:03.26
モバP「ほたる、最近どうだ?」
ほたる「…アイドルはとても楽しいですけど、やっぱり私、不幸体質で…」
モバP「またそんな事言って…いいか?ほたる」
ほたる「はい…?」
モバP「お前がアイドルとして頑張ってるのを見て、少なくとも俺は幸せだぞ?」
ほたる「…」
モバP「ほたるを不幸なんて呼ぶヤツなんかウチの事務所にはいない。違うか?」
ほたる「はい…」
ほたる「…アイドルはとても楽しいですけど、やっぱり私、不幸体質で…」
モバP「またそんな事言って…いいか?ほたる」
ほたる「はい…?」
モバP「お前がアイドルとして頑張ってるのを見て、少なくとも俺は幸せだぞ?」
ほたる「…」
モバP「ほたるを不幸なんて呼ぶヤツなんかウチの事務所にはいない。違うか?」
ほたる「はい…」
27 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:25:40.31
ポツ ポツ
ほたる「あ…」
サァァ…
モバP「…雨降ってきたな」
ほたる「あの…ご、ごめんなさい」
モバP「はは、ほたるの所為じゃないって」
ほたる「でも…わぷっ」バサッ
モバP「傘、忘れちゃったからさ。俺のスーツ被っとけ」
ザァァァァ…
モバP「ほたるに罪悪感を抱かせやがって…雨は好きだが、この雨は許さん!」
ほたる「ふふ…」パサッ
モバP「あれ、スーツ脱いじゃうの?」
ほたる「私も…雨に、負けたくないですから」ニコ
モバP「…ははっ、そうか。なら2人で濡れて帰ろうか」
ほたる「はいっ」
#chapter18『天から雨、地には花』
28 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:26:07.12
#chapter19
ガタン…ガタタン…ガタタン…
モバP「…ファックス!!」
乙倉悠貴「!?ど、どうしたんですかプロデューサーさんっ?」
モバP「え?あぁ、くしゃみだよ」ズズッ
悠貴「体調が悪いんですか?」
モバP「昨日雨の中歩いて帰ってさー。今また水浸しになったら、もれなく風邪引けるな」
悠貴「だ、駄目ですよっ?今プロデューサーさんがいなくなったら、私どうしたら良いか…」
モバP「はは、頑張るよ」
ガタン…ガタタン…ガタタン…
モバP「…ファックス!!」
乙倉悠貴「!?ど、どうしたんですかプロデューサーさんっ?」
モバP「え?あぁ、くしゃみだよ」ズズッ
悠貴「体調が悪いんですか?」
モバP「昨日雨の中歩いて帰ってさー。今また水浸しになったら、もれなく風邪引けるな」
悠貴「だ、駄目ですよっ?今プロデューサーさんがいなくなったら、私どうしたら良いか…」
モバP「はは、頑張るよ」
29 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:26:40.21
悠貴「わー、すごいっ窓の外見てくださいプロデューサーさんっ。山ばっかりですよっ」
モバP「ホントだなー。さっきまで地元と一緒みたいな風景だったのになぁ」
悠貴「早いんですねー…新幹線…」
モバP「それにしても、新しく入ったアイドルの初仕事が田舎で農業体験だなんてなー」
悠貴「私は楽しみですよっ?」
モバP「そう?」
悠貴「はいっ」
モバP「ホントだなー。さっきまで地元と一緒みたいな風景だったのになぁ」
悠貴「早いんですねー…新幹線…」
モバP「それにしても、新しく入ったアイドルの初仕事が田舎で農業体験だなんてなー」
悠貴「私は楽しみですよっ?」
モバP「そう?」
悠貴「はいっ」
30 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:27:06.91
モバP「あ、お菓子食べる?」
悠貴「はいっ!ふふっ、なんだか遠足みたいですねっ」
モバP「後ろの二人にも分けてあげよう」
悠貴「はいっ…あらっ?」ヒョコッ
赤城みりあ「スー…スー…」
福山舞「ん…クー…スー…」
悠貴「眠っちゃってますねっ」ボソボソ
モバP「……」カシャ カシャ
悠貴「あっ、プロデューサーさんっ、こないだ凛さんとかに寝顔撮影禁止って言われてたじゃないですかっ」
モバP「悠貴、声大きい」ボソボソ
悠貴「あ、ごめんなさい」ボソボソ
悠貴「はいっ!ふふっ、なんだか遠足みたいですねっ」
モバP「後ろの二人にも分けてあげよう」
悠貴「はいっ…あらっ?」ヒョコッ
赤城みりあ「スー…スー…」
福山舞「ん…クー…スー…」
悠貴「眠っちゃってますねっ」ボソボソ
モバP「……」カシャ カシャ
悠貴「あっ、プロデューサーさんっ、こないだ凛さんとかに寝顔撮影禁止って言われてたじゃないですかっ」
モバP「悠貴、声大きい」ボソボソ
悠貴「あ、ごめんなさい」ボソボソ
31 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:27:32.88
悠貴「くぁ…なんだか私も眠くなってきました…」
モバP「まだまだ時間あるから、寝てても良いぞ?」
悠貴「えー、でもそれじゃ、景色見られない…」グシグシ
モバP「後でいっぱい見られるから心配すんな。外国に行くわけでも無いし、ずっとこんな景色だよ」
悠貴「ふぁ…そういうことなら…あ、寝顔撮るのはナシですよ…」
モバP「はいはい 」
悠貴「…スー…」
モバP「…」カシャカシャカシャ
#chapter19『どこまでいっても、日本でした』
モバP「まだまだ時間あるから、寝てても良いぞ?」
悠貴「えー、でもそれじゃ、景色見られない…」グシグシ
モバP「後でいっぱい見られるから心配すんな。外国に行くわけでも無いし、ずっとこんな景色だよ」
悠貴「ふぁ…そういうことなら…あ、寝顔撮るのはナシですよ…」
モバP「はいはい 」
悠貴「…スー…」
モバP「…」カシャカシャカシャ
#chapter19『どこまでいっても、日本でした』
32 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:27:59.12
#chapter20
スタッフ1「うお…あのプロデューサーか…」
スタッフ2「CGプロのモバPさんかー、相変わらずスゲェ良いガタイしてるよな…」
スタッフ1「温厚ないい人 だけど、アイドルの危険とか関わると鬼みたいだからな…」
スタッフ3「企画確認しとこ。あと4回くらい確認しとこ」
モバP「今日はよろしくお願いします」ペコ
監督「おぉ!モバP君!」
モバP「おや監督、おはようございます」
監督「元気にやっとるかね!」バシバシ
モバP「はい。お陰様でアイドル共々健康です」
スタッフ2(なんであんなに監督に気に入られてんの…?)
スタッフ3(ほら、二人共ロリコンだから…)
スタッフ1(あぁ…)
スタッフ1「うお…あのプロデューサーか…」
スタッフ2「CGプロのモバPさんかー、相変わらずスゲェ良いガタイしてるよな…」
スタッフ1「温厚ないい人 だけど、アイドルの危険とか関わると鬼みたいだからな…」
スタッフ3「企画確認しとこ。あと4回くらい確認しとこ」
モバP「今日はよろしくお願いします」ペコ
監督「おぉ!モバP君!」
モバP「おや監督、おはようございます」
監督「元気にやっとるかね!」バシバシ
モバP「はい。お陰様でアイドル共々健康です」
スタッフ2(なんであんなに監督に気に入られてんの…?)
スタッフ3(ほら、二人共ロリコンだから…)
スタッフ1(あぁ…)
33 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:28:25.42
みりあ「わぁーっ!すごーい!山ばっかり!」
スタッフ1「あ、あぁ赤城みりあちゃん、そんなに茂みの方に行っちゃ危ないよ…」オロオロ
福山舞「綺麗なお花ですねー」
スタッフ2「危ないですよ!刺とか炎症とか!」
悠貴「ど、どうしてここまで過保護にされてるんでしょうか…」
モバP「さぁ…?」
スタッフ1「あ、あぁ赤城みりあちゃん、そんなに茂みの方に行っちゃ危ないよ…」オロオロ
福山舞「綺麗なお花ですねー」
スタッフ2「危ないですよ!刺とか炎症とか!」
悠貴「ど、どうしてここまで過保護にされてるんでしょうか…」
モバP「さぁ…?」
34 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:29:05.04
~~~
みりあ「今日は宜しくお願いしますっ」
老婆「はい、よろしくね」ニコニコ
悠貴「コレを持っていけば良いんですね?」テキパキ
老婆「可愛くていい子だねぇ、年頃の息子か孫がいたら嫁子に欲しいよ」ニコニコ
悠貴「あはは…私まだ中学生なんですけどね…」
スタッフ2「取り敢えずは安心かな…」
スタッフ1「田んぼ入るのにそこまで危険はないよな…?」
スタッフ3「泥んことか大丈夫かな…」
スタッフ1「あー…」
みりあ「今日は宜しくお願いしますっ」
老婆「はい、よろしくね」ニコニコ
悠貴「コレを持っていけば良いんですね?」テキパキ
老婆「可愛くていい子だねぇ、年頃の息子か孫がいたら嫁子に欲しいよ」ニコニコ
悠貴「あはは…私まだ中学生なんですけどね…」
スタッフ2「取り敢えずは安心かな…」
スタッフ1「田んぼ入るのにそこまで危険はないよな…?」
スタッフ3「泥んことか大丈夫かな…」
スタッフ1「あー…」
35 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:29:34.36
悠貴「今日はこちらで溝切りという作業をお手伝いしますっ」
みりあ「田んぼに切り込みを掘って、排水口を作るんだね!」
舞「これを引っ張れば良いんですか?」
老婆「本当は機械でやるんだけどね」ニコニコ
みりあ「へー」
スタッフ3「大丈夫かな…」
スタッフ2「作業服と長靴を用意してある。きっと大丈夫だ…」
悠貴「あれっ?みりあちゃん、裸足で入るの?」
みりあ「うん!」
スタッフ1「!?」
スタッフ2「!?」
スタッフ3「!?」
みりあ「田んぼに切り込みを掘って、排水口を作るんだね!」
舞「これを引っ張れば良いんですか?」
老婆「本当は機械でやるんだけどね」ニコニコ
みりあ「へー」
スタッフ3「大丈夫かな…」
スタッフ2「作業服と長靴を用意してある。きっと大丈夫だ…」
悠貴「あれっ?みりあちゃん、裸足で入るの?」
みりあ「うん!」
スタッフ1「!?」
スタッフ2「!?」
スタッフ3「!?」
36 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:30:01.57
老婆「泥で汚れちゃうよ?綺麗な脚なのに…」
みりあ「大丈夫だよ!」
みりあ「この泥んこで美味しいご飯が食べられるんだもん!汚くなんかないよ!」パァァァァァッ
スタッフ1(天使や…!)
スタッフ2(天使がおる…!)
監督「…!…!」バシバシ
モバP「…っ!!」バシバシ
スタッフ3(無言で泣きながら肩を叩きあってる…)
#chapter21『真っ白いお米は、どろんこからできてます』
みりあ「大丈夫だよ!」
みりあ「この泥んこで美味しいご飯が食べられるんだもん!汚くなんかないよ!」パァァァァァッ
スタッフ1(天使や…!)
スタッフ2(天使がおる…!)
監督「…!…!」バシバシ
モバP「…っ!!」バシバシ
スタッフ3(無言で泣きながら肩を叩きあってる…)
#chapter21『真っ白いお米は、どろんこからできてます』
37 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:30:28.46
#chapter22
~~~
みりあ「楽しかったね~!」
舞「皆泥だらけになっちゃいましたー」ニコニコ
悠貴「舞ちゃん、最後に盛大にこけたもんね…」
モバP「カメラはここまでで、泥を落としましょうか」
スタッフ1「お風呂ですか?それだと一度山を降りなければならないのですが…」
モバP「山を?この近辺に住んでる人達は?」
スタッフ3「あ、アレです…」
舞「わぁ、ドラム缶のお風呂だー!」
モバP「…五右衛門風呂は無いでしょう。芸人じゃないんだから」
スタッフ2「だったら川に入るしか…」
モバP「川?浅瀬なら大丈夫だと思いますけど」
みりあ「川があるの!?」
悠貴「行ってみたいですっ」
モバP「おーそうか。でも気を付けろよ」
みりあ「はーい」
~~~
みりあ「楽しかったね~!」
舞「皆泥だらけになっちゃいましたー」ニコニコ
悠貴「舞ちゃん、最後に盛大にこけたもんね…」
モバP「カメラはここまでで、泥を落としましょうか」
スタッフ1「お風呂ですか?それだと一度山を降りなければならないのですが…」
モバP「山を?この近辺に住んでる人達は?」
スタッフ3「あ、アレです…」
舞「わぁ、ドラム缶のお風呂だー!」
モバP「…五右衛門風呂は無いでしょう。芸人じゃないんだから」
スタッフ2「だったら川に入るしか…」
モバP「川?浅瀬なら大丈夫だと思いますけど」
みりあ「川があるの!?」
悠貴「行ってみたいですっ」
モバP「おーそうか。でも気を付けろよ」
みりあ「はーい」
38 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:30:55.06
舞「わぁっ!綺麗!」
悠貴「プロデューサーさんもっほらっ」
モバP「え?いや、番組なんだから俺は…」
みりあ「今は撮影外だよ~ほらほら」グイグイ
モバP「な、なんですか。いぢめですか」
みりあ「乃々ちゃんのマネ?あははっ似てな~い 」
モバP「うるさいよ」
悠貴「プロデューサーさんもっほらっ」
モバP「え?いや、番組なんだから俺は…」
みりあ「今は撮影外だよ~ほらほら」グイグイ
モバP「な、なんですか。いぢめですか」
みりあ「乃々ちゃんのマネ?あははっ似てな~い 」
モバP「うるさいよ」
39 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:31:21.81
モバP「結構大きな川だな…」
悠貴「わわっ」
モバP「…」ガシッ
悠貴「あ、あ、ありがとう…ございます…っ」
監督「…」カシャ カシャ
モバP「ちょっと監督、俺のトイカメラ勝手に使わないで下さいよ」
監督「これは私のだ」
モバP「え…?お揃い…?ヒゲにサングラスのオッサンとお揃いカメラ…?」
スタッフ1「大丈夫かな…」
スタッフ2「大丈夫かな…」
舞「わぁっ!!」ザパーン!!
スタッフ3「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
スタッフ2「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」
悠貴「わわっ」
モバP「…」ガシッ
悠貴「あ、あ、ありがとう…ございます…っ」
監督「…」カシャ カシャ
モバP「ちょっと監督、俺のトイカメラ勝手に使わないで下さいよ」
監督「これは私のだ」
モバP「え…?お揃い…?ヒゲにサングラスのオッサンとお揃いカメラ…?」
スタッフ1「大丈夫かな…」
スタッフ2「大丈夫かな…」
舞「わぁっ!!」ザパーン!!
スタッフ3「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
スタッフ2「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」
40 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:31:59.79
モバP「舞!!!!!」ザプンッ!!!
悠貴「あっ、あ、プロデューサーさんっ!」オロオロ
みりあ「舞ちゃん!流されちゃってるよ!!」
モバP「舞っ!カボッ、ごふっ、舞ぃ!!!」バシャバシャ
舞「!!」ガシッ
モバP「…ブハァッ!!おい!舞!!大丈夫か!?」
舞「ケホッ、ケホッ、あはっ、あはははっ」
モバP「…何笑ってんだよ」
舞「ゴメンなさいプロデューサーさんっあははっ、なんだか、とっても楽しくって」ニコニコ
モバP「コッチはヒヤヒヤしたんだぞ全く……ブァックシ!!」
#chapter22『恐るべき世界の中で 生命は微笑み続ける』
悠貴「あっ、あ、プロデューサーさんっ!」オロオロ
みりあ「舞ちゃん!流されちゃってるよ!!」
モバP「舞っ!カボッ、ごふっ、舞ぃ!!!」バシャバシャ
舞「!!」ガシッ
モバP「…ブハァッ!!おい!舞!!大丈夫か!?」
舞「ケホッ、ケホッ、あはっ、あはははっ」
モバP「…何笑ってんだよ」
舞「ゴメンなさいプロデューサーさんっあははっ、なんだか、とっても楽しくって」ニコニコ
モバP「コッチはヒヤヒヤしたんだぞ全く……ブァックシ!!」
#chapter22『恐るべき世界の中で 生命は微笑み続ける』
41 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:32:26.25
#chapter23
モバP(まんまと風邪引きました。はい)
モバP(今日はお休みして家で寝てます)
モバP(こりゃ久しぶりに拗らせたなぁ…)
モバP「ファッキシュ!!…あー寒いのに暑い」ズルズル
ピンポーン
モバP「…」
モバP(部屋の主は仕事に行ってるよ!家には誰もいないから帰ってね!)
ピンポーン ピンポーン
「ちょっと!開けなさいよ!」ドンドン
モバP「…おや?」
モバP(まんまと風邪引きました。はい)
モバP(今日はお休みして家で寝てます)
モバP(こりゃ久しぶりに拗らせたなぁ…)
モバP「ファッキシュ!!…あー寒いのに暑い」ズルズル
ピンポーン
モバP「…」
モバP(部屋の主は仕事に行ってるよ!家には誰もいないから帰ってね!)
ピンポーン ピンポーン
「ちょっと!開けなさいよ!」ドンドン
モバP「…おや?」
42 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:32:52.30
ガチャ
小関麗奈「…ふん、酷い顔色ね」
モバP「あれ、麗奈…どうして来たんだ」
麗奈「アンタが風邪引いたって聞いたから、お見舞いに来ようとする全員をトリモチで足止めしてやったのよ」
モバP「お前それ誰が掃除するんだよ」
麗奈「さぁ?アンタが元気になってからすれば良いんじゃないの?良いから上がらせなさい。そんでアンタは布団に入る」
モバP「お、おう…」
小関麗奈「…ふん、酷い顔色ね」
モバP「あれ、麗奈…どうして来たんだ」
麗奈「アンタが風邪引いたって聞いたから、お見舞いに来ようとする全員をトリモチで足止めしてやったのよ」
モバP「お前それ誰が掃除するんだよ」
麗奈「さぁ?アンタが元気になってからすれば良いんじゃないの?良いから上がらせなさい。そんでアンタは布団に入る」
モバP「お、おう…」
43 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:33:29.16
モバP「…っていやいやちょっと待て。気持ちは嬉しいが家に上がらせる訳にはいかない」
麗奈「病人に拒否権は無いわ」
モバP「俺の風邪なんか大したことない。だから麗奈は…」
麗奈「『インフルエンザにかかれば、ロリコンだって死ぬのよ』」
モバP「!そ、それは…!」
麗奈「アンタが教典にしてる本の一節?らしいじゃない。杏から聞いたわ。本の内容は何故かはぐらかされたけど」
モバP「ぐ…」
麗奈「どうするの?せっかく来てやった見舞いをここで帰すの?」
モバP「…特別だからな」
麗奈「特別って事は、私が初めてなの?」
モバP「あんま特別と初めてを同時に使うんじゃない」
麗奈「は?何でよ」
モバP「………いや、何でもない」
モバP(この子ったら案外ピュアだわ…接し方に気を付けないと)
麗奈「病人に拒否権は無いわ」
モバP「俺の風邪なんか大したことない。だから麗奈は…」
麗奈「『インフルエンザにかかれば、ロリコンだって死ぬのよ』」
モバP「!そ、それは…!」
麗奈「アンタが教典にしてる本の一節?らしいじゃない。杏から聞いたわ。本の内容は何故かはぐらかされたけど」
モバP「ぐ…」
麗奈「どうするの?せっかく来てやった見舞いをここで帰すの?」
モバP「…特別だからな」
麗奈「特別って事は、私が初めてなの?」
モバP「あんま特別と初めてを同時に使うんじゃない」
麗奈「は?何でよ」
モバP「………いや、何でもない」
モバP(この子ったら案外ピュアだわ…接し方に気を付けないと)
44 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:34:44.28
麗奈「ほら、早くベットに戻って」
モバP「お、おう」ゴソゴソ
麗奈「熱は?…結構あるみたいね」コツン
モバP(あわわ麗奈チャンのチャーミングなおデコがあわわ)
麗奈「食欲ある?焼きプリン買ってきたけど」
モバP「いや、腹は減ったけど甘いモンは今いらないかな…」
麗奈「あっそ、キッチン借りるわよ」スクッ
モバP(え?何あれ。あ、天使?)
モバP「お、おう」ゴソゴソ
麗奈「熱は?…結構あるみたいね」コツン
モバP(あわわ麗奈チャンのチャーミングなおデコがあわわ)
麗奈「食欲ある?焼きプリン買ってきたけど」
モバP「いや、腹は減ったけど甘いモンは今いらないかな…」
麗奈「あっそ、キッチン借りるわよ」スクッ
モバP(え?何あれ。あ、天使?)
45 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:35:16.89
~~~
モバP「…ん?」パチ
麗奈「あ、起きた?」
モバP「…俺寝てたのか」
麗奈「二十分くらいね」
モバP「…なんで手ぇ握ってんの?」
麗奈「わ、私が風邪の時は親にこうしてもらったのよ」パッ
モバP「へぇ~」ニヤニヤ
麗奈「ほ、ほら、お粥作ってあげたわよ。お米じゃなくてご飯からだけど」
モバP「おぉありがてぇ」パクッ
モバP「………」
麗奈「なに?」
モバP「…激辛ってオチは?」
麗奈「流石に病人にはやらないわよ!」
モバP「…ん?」パチ
麗奈「あ、起きた?」
モバP「…俺寝てたのか」
麗奈「二十分くらいね」
モバP「…なんで手ぇ握ってんの?」
麗奈「わ、私が風邪の時は親にこうしてもらったのよ」パッ
モバP「へぇ~」ニヤニヤ
麗奈「ほ、ほら、お粥作ってあげたわよ。お米じゃなくてご飯からだけど」
モバP「おぉありがてぇ」パクッ
モバP「………」
麗奈「なに?」
モバP「…激辛ってオチは?」
麗奈「流石に病人にはやらないわよ!」
46 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:35:46.34
モバP「マジかよ…」
麗奈「マジよ。ほら」アーン
モバP「い、いや、自分で食えます」
麗奈「…」アーン
モバP「麗奈」
麗奈「何よ」
モバP「結婚してくれ」
麗奈「!?」グイッ
モバP「熱っ!!」
麗奈「マジよ。ほら」アーン
モバP「い、いや、自分で食えます」
麗奈「…」アーン
モバP「麗奈」
麗奈「何よ」
モバP「結婚してくれ」
麗奈「!?」グイッ
モバP「熱っ!!」
47 : ◆LightPenis :2014/05/31(土) 23:36:12.95
麗奈「いいいいきなり何言ってんのよアンタは!?」
モバP「献身的な麗奈にキュンときちゃったのよ」
麗奈「………わ、私が世界征服出来たら、考えてやっても良いわ」
モバP「マジで?じゃあ頑張らないと」
麗奈「その前に風邪治しなさいよ」
モバP「そうだなぁ。これじゃ仕事出来ないもんなぁ」
麗奈「…」ギュッ
モバP「何?また手ぇ握ってくれんの?結婚してくれんの?」
麗奈「…あんまりアイドルにプロポーズすんの止めなさいよね」
#chapter23『僕は生きる。君のために』
モバP「献身的な麗奈にキュンときちゃったのよ」
麗奈「………わ、私が世界征服出来たら、考えてやっても良いわ」
モバP「マジで?じゃあ頑張らないと」
麗奈「その前に風邪治しなさいよ」
モバP「そうだなぁ。これじゃ仕事出来ないもんなぁ」
麗奈「…」ギュッ
モバP「何?また手ぇ握ってくれんの?結婚してくれんの?」
麗奈「…あんまりアイドルにプロポーズすんの止めなさいよね」
#chapter23『僕は生きる。君のために』
62 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 11:59:44.26
#chapter24
神谷奈緒「……」ソワソワ
双葉杏「グー……」
奈緒「まだかな…」ボソッ
杏「プロデューサーが?」
奈緒「うわぁ!お、起きてたのか!?」
杏「まぁね」ニヤニヤ
奈緒「…他言無用」
杏「飴」
奈緒「ミルキー3個」
杏「交渉成立」
神谷奈緒「……」ソワソワ
双葉杏「グー……」
奈緒「まだかな…」ボソッ
杏「プロデューサーが?」
奈緒「うわぁ!お、起きてたのか!?」
杏「まぁね」ニヤニヤ
奈緒「…他言無用」
杏「飴」
奈緒「ミルキー3個」
杏「交渉成立」
63 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:00:10.48
姫川友紀「……」ガチャ
杏「…どしたのユッキ。酷い顔色だよ」
友紀「…すごく顔怖い人に道聞かれた」
奈緒「なんだそんな事か」
友紀「…事務所の」
奈緒「おぅ…それは…」
杏「教えたの?」
友紀「…断れなかったのぉ……多分私の事知ってて話し掛けて来たし…」ガタガタ
コン コン
友紀 杏 奈緒「!?」
杏「…どしたのユッキ。酷い顔色だよ」
友紀「…すごく顔怖い人に道聞かれた」
奈緒「なんだそんな事か」
友紀「…事務所の」
奈緒「おぅ…それは…」
杏「教えたの?」
友紀「…断れなかったのぉ……多分私の事知ってて話し掛けて来たし…」ガタガタ
コン コン
友紀 杏 奈緒「!?」
64 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:00:57.89
ちひろ「はい?」ガチャ
男「…CGプロのモバPという方にアポイントがあるのですが…」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
杏「うわぁ…若そうなのに目付き悪いオジサマだなぁ…」
友紀「…」プルプル
奈緒「うーん…」
ちひろ「申し訳ありません。モバPは昨日から病欠でして…」
男「今朝、今日の昼頃に事務所でと連絡を受けました。彼の名刺と受信メールもお見せ出来ますが…」
ちひろ「は、はぁ…そういう事でしたら応接室にお通しします…」
男「お邪魔します…」
パタン
友紀「何だろう…マフィアかなぁ…」
杏「それにしては礼儀正しかったね。強く否定出来ないのが怖いけど」
奈緒「…あ、分かった」
杏「なに?さっきから唸ってたけど」
奈緒「マスターにそっくりなんだよ。ソウルイーターノットの」
杏「あ~…リズが喧嘩売られた時のね」
奈緒「そうそう」
http://i.imgur.com/yjCIRhR.png
男「…CGプロのモバPという方にアポイントがあるのですが…」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
杏「うわぁ…若そうなのに目付き悪いオジサマだなぁ…」
友紀「…」プルプル
奈緒「うーん…」
ちひろ「申し訳ありません。モバPは昨日から病欠でして…」
男「今朝、今日の昼頃に事務所でと連絡を受けました。彼の名刺と受信メールもお見せ出来ますが…」
ちひろ「は、はぁ…そういう事でしたら応接室にお通しします…」
男「お邪魔します…」
パタン
友紀「何だろう…マフィアかなぁ…」
杏「それにしては礼儀正しかったね。強く否定出来ないのが怖いけど」
奈緒「…あ、分かった」
杏「なに?さっきから唸ってたけど」
奈緒「マスターにそっくりなんだよ。ソウルイーターノットの」
杏「あ~…リズが喧嘩売られた時のね」
奈緒「そうそう」
http://i.imgur.com/yjCIRhR.png
65 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:01:37.79
コンコン
ちひろ「今日はお客さんが多いなぁ~…」
ガチャ
ムッシュ「こんにちは。モバPさんはいらっしゃいますか?」
奈緒「なんか濃いのが来たよ」
杏「朱色のスーツ…」
友紀「チョビヒゲだよ。見て、チョビヒゲ生やしてるよあの人」
奈緒「…あ、応接室行っちゃった」
杏「さっきのマフィアのオジサマもいるのに」
友紀「マフィアと対等に戦える強いチョビヒゲさんなのかな」
ちひろ「今日はお客さんが多いなぁ~…」
ガチャ
ムッシュ「こんにちは。モバPさんはいらっしゃいますか?」
奈緒「なんか濃いのが来たよ」
杏「朱色のスーツ…」
友紀「チョビヒゲだよ。見て、チョビヒゲ生やしてるよあの人」
奈緒「…あ、応接室行っちゃった」
杏「さっきのマフィアのオジサマもいるのに」
友紀「マフィアと対等に戦える強いチョビヒゲさんなのかな」
66 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:02:09.60
ガチャ
杏「とうとうノックもせずにお客が……って…ぁ…!?」
奈緒「…!!」
友紀「ぅお…!?」
組長「…モバPはおるかのう…」
ちひろ「も、モバPとのアポイントでしたら、応接室に…」
組長「おう、邪魔するわ」
ちひろ「あ、あの…失礼ですが本日は皆様どのようなご要件でお集まりに…」
組長「…前からあの男とはいっぺん顔合わせて話せにゃならんと思うとったんじゃ」ギラギラ
パタン
杏 友紀 奈緒 ちひろ(…ええええええええ!?!?!?)
杏「いや、あれは洒落にならないよ!」
奈緒「着物…刺青…顔に傷…」
ちひろ「プロデューサー…一体なにしでかしたんですか…?」
杏「とうとうノックもせずにお客が……って…ぁ…!?」
奈緒「…!!」
友紀「ぅお…!?」
組長「…モバPはおるかのう…」
ちひろ「も、モバPとのアポイントでしたら、応接室に…」
組長「おう、邪魔するわ」
ちひろ「あ、あの…失礼ですが本日は皆様どのようなご要件でお集まりに…」
組長「…前からあの男とはいっぺん顔合わせて話せにゃならんと思うとったんじゃ」ギラギラ
パタン
杏 友紀 奈緒 ちひろ(…ええええええええ!?!?!?)
杏「いや、あれは洒落にならないよ!」
奈緒「着物…刺青…顔に傷…」
ちひろ「プロデューサー…一体なにしでかしたんですか…?」
67 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:03:01.92
モバP「おっはにゃー」
ちひろ「ぷ、プロデューサーさん!」
モバP「あぁ、ちひろさん。昨日はどうもすみませんでした」
ちひろ「仕事なんてプロデューサーさんが全部やっちゃてたから良いんですよ!そんな事より!」
奈緒「なんか、怖い男の人が三人来てるんだけど…」
モバP「そうそう、お待たせしちゃったな」
友紀「プロデューサー、大丈夫かな…」
モバP「どうもどうも、お待たせ致しました。的場さん、市原さん、村上さん」
杏「…ん?」
ちひろ「ぷ、プロデューサーさん!」
モバP「あぁ、ちひろさん。昨日はどうもすみませんでした」
ちひろ「仕事なんてプロデューサーさんが全部やっちゃてたから良いんですよ!そんな事より!」
奈緒「なんか、怖い男の人が三人来てるんだけど…」
モバP「そうそう、お待たせしちゃったな」
友紀「プロデューサー、大丈夫かな…」
モバP「どうもどうも、お待たせ致しました。的場さん、市原さん、村上さん」
杏「…ん?」
68 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:03:28.51
的場(ばりさパパ)「モバPさん、風邪を引いたと聞きました。もう大丈夫なのですか?」
モバP「えぇ、体だけは丈夫ですから」
市原(ニナパパ)「はっはっは。タフな男性は昔から女にモテるでしょう」
モバP「いえいえ、こちらのストライクゾーンがアレですから」
市原「はっはっは。違いない」
村上(巴パパ)「まぁ座れや…ってワシが言うのもおかしな話じゃけどな」
モバP「はい。失礼します」
奈緒「アイドルの…父親組?」
杏「そういえばプロデューサー、こんどロリコン会議開くって言ってたなぁ…」
奈緒「何だそれ!?」
ちひろ「あ、あら~…お父様方でしたか~…私ったらすっかり動転してしまっ…」
モバP「あ、今からこの部屋ロリコン以外入室禁止ですから」
ちひろ「はぁ!?」
的場「いい歳した男だけというのもアレですけどね」
モバP「じゃあロリコンと幼女限定なので。さよなら」パタン
ちひろ「」
杏「あぁ…固まっちゃった…」
モバP「えぇ、体だけは丈夫ですから」
市原(ニナパパ)「はっはっは。タフな男性は昔から女にモテるでしょう」
モバP「いえいえ、こちらのストライクゾーンがアレですから」
市原「はっはっは。違いない」
村上(巴パパ)「まぁ座れや…ってワシが言うのもおかしな話じゃけどな」
モバP「はい。失礼します」
奈緒「アイドルの…父親組?」
杏「そういえばプロデューサー、こんどロリコン会議開くって言ってたなぁ…」
奈緒「何だそれ!?」
ちひろ「あ、あら~…お父様方でしたか~…私ったらすっかり動転してしまっ…」
モバP「あ、今からこの部屋ロリコン以外入室禁止ですから」
ちひろ「はぁ!?」
的場「いい歳した男だけというのもアレですけどね」
モバP「じゃあロリコンと幼女限定なので。さよなら」パタン
ちひろ「」
杏「あぁ…固まっちゃった…」
69 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:03:56.61
ちひろ「な、中でいったい何が起きてるのかしら…」
杏「杏が見てくるよ」コンコン
モバP「…」ガチャ
杏「…」
モバP「アウト」
的場「セーフ」
市原「セーフ」
村上「セーフ」
モバP「…セーフで」ヒョイッ
杏「えっ?」
パタン
奈緒「…杏拉致られたけど」
友紀「アウトとかセーフって何だろう…」
奈緒「幼女判定かな」
ちひろ「っていうか杏ちゃん拉致られちゃったら中の様子分かんないじゃん!」
杏「杏が見てくるよ」コンコン
モバP「…」ガチャ
杏「…」
モバP「アウト」
的場「セーフ」
市原「セーフ」
村上「セーフ」
モバP「…セーフで」ヒョイッ
杏「えっ?」
パタン
奈緒「…杏拉致られたけど」
友紀「アウトとかセーフって何だろう…」
奈緒「幼女判定かな」
ちひろ「っていうか杏ちゃん拉致られちゃったら中の様子分かんないじゃん!」
70 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:04:22.96
奈緒「…私も行かなきゃならないのか…」
ちひろ「お願い。頑張って下さい」
奈緒「何を頑張れっていうんだよ…」コンコン
モバP「…」ガチャ
奈緒「…」
モバP「…アウト」
的場「アウト」
市原「セーフ」
村上「セーフ」
モバP「アウトで」
市原「セーフ!」
村上「セーフ!」
的場「アウト!」
友紀「あ、揉め出したよ」
ちひろ「ロリコンなりにそれぞれの価値観があるんですね…」
市原「…アウト」
村上「アウトかぁ…」
パタン
奈緒「…」
友紀「アウトで意見が纏まったみたい」
ちひろ「すごく微妙な表情で帰ってきましたね…」
ちひろ「お願い。頑張って下さい」
奈緒「何を頑張れっていうんだよ…」コンコン
モバP「…」ガチャ
奈緒「…」
モバP「…アウト」
的場「アウト」
市原「セーフ」
村上「セーフ」
モバP「アウトで」
市原「セーフ!」
村上「セーフ!」
的場「アウト!」
友紀「あ、揉め出したよ」
ちひろ「ロリコンなりにそれぞれの価値観があるんですね…」
市原「…アウト」
村上「アウトかぁ…」
パタン
奈緒「…」
友紀「アウトで意見が纏まったみたい」
ちひろ「すごく微妙な表情で帰ってきましたね…」
71 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:04:49.17
友紀「…いや、私の番みたいな顔されても」
ちひろ「…」クイッ クイッ
友紀「私二十歳だよ?奈緒ちゃんで駄目だったんならさぁ…」コンコン
モバP「セーフ」ガチャ
的場「セーフ」
市原「セーフ」
村上「セーフ」
奈緒「何でだよっ!!」
ちひろ「友紀ちゃんまでもがロリコンルームに…」
奈緒「何なんだよあの人達!意味分かんねぇよ!」
ちひろ「…」クイッ クイッ
友紀「私二十歳だよ?奈緒ちゃんで駄目だったんならさぁ…」コンコン
モバP「セーフ」ガチャ
的場「セーフ」
市原「セーフ」
村上「セーフ」
奈緒「何でだよっ!!」
ちひろ「友紀ちゃんまでもがロリコンルームに…」
奈緒「何なんだよあの人達!意味分かんねぇよ!」
72 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:05:15.67
~~~
モバP「この辺が以前のイベントの写真ですね」
的場「梨沙は…馬と写ってる写真なら切り抜いて家に置いてありますが」
市原「仁奈はたくさん写真がありますね。着ぐるみの種類も豊富な事だ…」
村上「ウチのはアカンのぅ…写真なんか出しおったら『恥ずかしいけぇやめろ』って…」
市原「はっはっは」
杏「…あ、ユッキも入れたんだ」
友紀「なんか思ったより普通の事してるね」
杏「小さな子供を預けてる身としては、どんな事やってるのか知りたいってのはあるんだと思うよ」
友紀「皆さんちゃんと考えて集まったんだね」
市原「…おや、この衣装は見た事がありませんね」
モバP「あぁ、それは別のアイドルの衣装を試しに着せてみたんです。結局本番は着ぐるみだったので、メディアにお披露目することはかないませんでしたけど」
的場「何とも可愛らしいのに…勿体無い…」
モバP「…それと、お心苦しいのですが、雑誌などに使われた写真以外は一応社内情報なので、事務所外への持ち出しは禁止とされているのです…」
村上「な、なんじゃと…!?」
的場「つ、つまり、この可愛い梨沙の写真は頂けないというのですか!?」
市原「こ、この衣装違いの仁奈も!?」
モバP「…申し訳ありませんが」
村上「そんな…嘘や言うてくれモバPはん…」ボロボロ
的場「…っ」
市原「仕方の無い事です…」ホロリ
杏「…」
友紀「外出ていいかな」
モバP「この辺が以前のイベントの写真ですね」
的場「梨沙は…馬と写ってる写真なら切り抜いて家に置いてありますが」
市原「仁奈はたくさん写真がありますね。着ぐるみの種類も豊富な事だ…」
村上「ウチのはアカンのぅ…写真なんか出しおったら『恥ずかしいけぇやめろ』って…」
市原「はっはっは」
杏「…あ、ユッキも入れたんだ」
友紀「なんか思ったより普通の事してるね」
杏「小さな子供を預けてる身としては、どんな事やってるのか知りたいってのはあるんだと思うよ」
友紀「皆さんちゃんと考えて集まったんだね」
市原「…おや、この衣装は見た事がありませんね」
モバP「あぁ、それは別のアイドルの衣装を試しに着せてみたんです。結局本番は着ぐるみだったので、メディアにお披露目することはかないませんでしたけど」
的場「何とも可愛らしいのに…勿体無い…」
モバP「…それと、お心苦しいのですが、雑誌などに使われた写真以外は一応社内情報なので、事務所外への持ち出しは禁止とされているのです…」
村上「な、なんじゃと…!?」
的場「つ、つまり、この可愛い梨沙の写真は頂けないというのですか!?」
市原「こ、この衣装違いの仁奈も!?」
モバP「…申し訳ありませんが」
村上「そんな…嘘や言うてくれモバPはん…」ボロボロ
的場「…っ」
市原「仕方の無い事です…」ホロリ
杏「…」
友紀「外出ていいかな」
73 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:05:56.71
モバP「…それで、本日はこちらを用意しました」スッ
市原「そ、それは…?」
的場「それも写真に見えますが…」
村上「止めてくれモバPはん…貰われへん写真眺めたって今は悲しいだけや…」
モバP「…これは、以前から僕が私物のトイカメラで撮影した写真をプリントアウトした物です」
的場「!」
市原「つ、つまり!」
モバP「えぇ、コレは紛うことなき僕の私物!事務所の外だろうと何だろうと関係ありません!」
村上「おぉ…!アンタ最高や!」
的場「これは…!寝顔!」
市原「天使のようだ…!」
村上「っちゅうか寝顔めっさあるやんけ!よぉ分かっとるで!」
ワーワー
~~~
ワーワー
ちひろ「なんか中が盛り上がり出しましたね」
奈緒「もう何でも良い…」
市原「そ、それは…?」
的場「それも写真に見えますが…」
村上「止めてくれモバPはん…貰われへん写真眺めたって今は悲しいだけや…」
モバP「…これは、以前から僕が私物のトイカメラで撮影した写真をプリントアウトした物です」
的場「!」
市原「つ、つまり!」
モバP「えぇ、コレは紛うことなき僕の私物!事務所の外だろうと何だろうと関係ありません!」
村上「おぉ…!アンタ最高や!」
的場「これは…!寝顔!」
市原「天使のようだ…!」
村上「っちゅうか寝顔めっさあるやんけ!よぉ分かっとるで!」
ワーワー
~~~
ワーワー
ちひろ「なんか中が盛り上がり出しましたね」
奈緒「もう何でも良い…」
74 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:06:29.87
片桐早苗「おっはよーう」
龍崎薫「おはようございまー!」
ちひろ「あ、あぁ、早苗さんに薫ちゃん…」
早苗「どうしたのちひろさん…ん?なんか応接室うるさくない?」
奈緒「ロリコン達が祭りしてる」
早苗「達?モバP君以外にもロリコンがいるの?ちょっと見てこよーっと」
ガチャ
ガッ!!!
モバP「早苗さん…!この部屋は今幼女限定ですよ…!」グググ
早苗「はぁ!?何ソレ…!良いから開けなさい…!」グググ
薫「せんせー!何してんのー!?」
モバP「おぉ薫か、おはよ」
薫「おはようございまー!」
パタン
ちひろ「え!?」
奈緒「早苗さんとドア挟んで押し合いしてたのに、薫ちゃんだけ部屋に入れた!?」
早苗「どうやったの今の!?あ、コラ開けなさい!」
75 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:06:56.60
的場「…龍崎薫ちゃん、ですよね」
村上「ワシも見たことあるわ。可愛らしいのう」
モバP「ほら、薫、ご挨拶」
薫「こんにちはっ!龍崎薫です!」
市原「かしこい子ですねぇ」
早苗『開けなさーい。この扉を開けなさーい』
モバP「一つ問おう。何故扉を開けろと言うのか?」
早苗「ロリコンが複数人たむろしていると聞いて」
的場「否定はしません!」
杏「…」
友紀「…」
モバP「早苗さん。僕たちはただ会話してるだけです」
早苗「その場に小さな女の子が何人かいる事が既に問題なのよ」
モバP「つまり貴女は、ロリコンと幼女が一緒にいたらそれだけで犯罪だと?」
早苗「そこまでは…いや、やっぱそういうことよ」
モバP「…Ya Basta!(もうたくさんだ!)」
早苗「!?」
村上「ワシも見たことあるわ。可愛らしいのう」
モバP「ほら、薫、ご挨拶」
薫「こんにちはっ!龍崎薫です!」
市原「かしこい子ですねぇ」
早苗『開けなさーい。この扉を開けなさーい』
モバP「一つ問おう。何故扉を開けろと言うのか?」
早苗「ロリコンが複数人たむろしていると聞いて」
的場「否定はしません!」
杏「…」
友紀「…」
モバP「早苗さん。僕たちはただ会話してるだけです」
早苗「その場に小さな女の子が何人かいる事が既に問題なのよ」
モバP「つまり貴女は、ロリコンと幼女が一緒にいたらそれだけで犯罪だと?」
早苗「そこまでは…いや、やっぱそういうことよ」
モバP「…Ya Basta!(もうたくさんだ!)」
早苗「!?」
76 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:07:31.60
モバP「グローバル、グローバル、グローバル!」
モバP「全世界の現実に存在する貧困や抑圧や差別を無自覚に覆い隠し、または偏ったイメージで悪役を作り出し、」
モバP「多様化と会話、理解と寛容さを否定する狂気じみた『世界統一化』に対し、我々ははここに脳内での闘争を宣言する。」
モバP「フィクション上のいかなる創造や空想や遊戯、ものすごくエッチな妄想さえも現実的手段をとらない限りにおいて」
モバP「我々は永久に、真に自由であるのだ!」
(中略)
モバP「そもそも抑圧者に対し勝利を得るとは歴史的にどういうことか ?」
モバP「脳内でしか戦わない我々の勝利は遠く、そして抑圧者は常に強者の態度で我々を痛めつけるだろう。」
モバP「しかし我々の闘争は10年20年のものではなく、100年先の勝利を確実にするため日々歴史的闘争を繰り返す。」
モバP「その100年の間には様々な問題が起こるだろうが我々は周囲の理解と共感を得ながら、孤独で確実に生きてゆく。」
モバP「そう、生きてそれを楽しむ事こそが、我々の闘争そのものなのだ!」
早苗「ここを開けなさーい」
モバP「コイツ聞いちゃねぇし」
モバP「全世界の現実に存在する貧困や抑圧や差別を無自覚に覆い隠し、または偏ったイメージで悪役を作り出し、」
モバP「多様化と会話、理解と寛容さを否定する狂気じみた『世界統一化』に対し、我々ははここに脳内での闘争を宣言する。」
モバP「フィクション上のいかなる創造や空想や遊戯、ものすごくエッチな妄想さえも現実的手段をとらない限りにおいて」
モバP「我々は永久に、真に自由であるのだ!」
(中略)
モバP「そもそも抑圧者に対し勝利を得るとは歴史的にどういうことか ?」
モバP「脳内でしか戦わない我々の勝利は遠く、そして抑圧者は常に強者の態度で我々を痛めつけるだろう。」
モバP「しかし我々の闘争は10年20年のものではなく、100年先の勝利を確実にするため日々歴史的闘争を繰り返す。」
モバP「その100年の間には様々な問題が起こるだろうが我々は周囲の理解と共感を得ながら、孤独で確実に生きてゆく。」
モバP「そう、生きてそれを楽しむ事こそが、我々の闘争そのものなのだ!」
早苗「ここを開けなさーい」
モバP「コイツ聞いちゃねぇし」
77 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:08:35.03
早苗「警察よ!」バーン
モバP「な!鍵は!」
早苗「ちひろさんに借りたわよ…さぁ観念しなさい」
市原「待って下さい片桐さん!モバPさんは法に触れる事など一切していません!」
的場「そうです。一度落ち着いて話を…」
モバP「ココでやられるくらいなら…俺は薫を連れて遠いどこかへ逃げる!」ギュッ
薫「えー!?せんせーどっか行っちゃうのー!?」
村上「なんで自分から悪い方に向かうんじゃアンタは!」
早苗「観念しなさい!」バッ
モバP「ぐあぁーっ!!」ギリギリギリ
杏(昨日の今日だから回復アピールしたかったんだろうなぁ…めんどいからそんなの誰にも教えないけど)
#chapter24『ロリコンとは夢見る幼生。死して子供と飛ぶ夢を見る』
モバP「な!鍵は!」
早苗「ちひろさんに借りたわよ…さぁ観念しなさい」
市原「待って下さい片桐さん!モバPさんは法に触れる事など一切していません!」
的場「そうです。一度落ち着いて話を…」
モバP「ココでやられるくらいなら…俺は薫を連れて遠いどこかへ逃げる!」ギュッ
薫「えー!?せんせーどっか行っちゃうのー!?」
村上「なんで自分から悪い方に向かうんじゃアンタは!」
早苗「観念しなさい!」バッ
モバP「ぐあぁーっ!!」ギリギリギリ
杏(昨日の今日だから回復アピールしたかったんだろうなぁ…めんどいからそんなの誰にも教えないけど)
#chapter24『ロリコンとは夢見る幼生。死して子供と飛ぶ夢を見る』
78 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:09:01.52
#chapter25
~~~
村上巴「洋服に『可愛い』を纏わせる」
巴「ピュアフレグランス!」新素材!
スタッフ「…はいOKでーす!」
「お疲れ様でしたー」
モバP「お疲れ様、巴」
巴「…のう、P」
モバP「どうした」
巴「己、親父にウチの写真渡したじゃろ」
モバP「あぁ、以前お会いしてな」
巴「…はぁーっ」
モバP「悪いな。頼まれたんだよ」
巴「…まぁ、恥ずかしいってだけの事じゃ…大目に見ちゃる」
モバP「そりゃあどうもありがとう」ワシワシ
巴「やめんかい」ペシッ
~~~
村上巴「洋服に『可愛い』を纏わせる」
巴「ピュアフレグランス!」新素材!
スタッフ「…はいOKでーす!」
「お疲れ様でしたー」
モバP「お疲れ様、巴」
巴「…のう、P」
モバP「どうした」
巴「己、親父にウチの写真渡したじゃろ」
モバP「あぁ、以前お会いしてな」
巴「…はぁーっ」
モバP「悪いな。頼まれたんだよ」
巴「…まぁ、恥ずかしいってだけの事じゃ…大目に見ちゃる」
モバP「そりゃあどうもありがとう」ワシワシ
巴「やめんかい」ペシッ
79 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:09:28.06
スタッフ「あのー、巴ちゃん?」
巴「あん?何じゃ」
スタッフ「あ、えっと…」
モバP「巴、口調」
巴「あぁ、スマン…何でしょうか?」
スタッフ「以外に少ないテイクで撮影終わっちゃったから、コレ良かったらどうぞ」
巴「シャボン玉?…こんなにようけもろてどないせぇ言うんじゃ…」
モバP「まぁ、余ったら事務所に置いときゃ誰か遊ぶだろ…どうもありがとうございます」
巴「あん?何じゃ」
スタッフ「あ、えっと…」
モバP「巴、口調」
巴「あぁ、スマン…何でしょうか?」
スタッフ「以外に少ないテイクで撮影終わっちゃったから、コレ良かったらどうぞ」
巴「シャボン玉?…こんなにようけもろてどないせぇ言うんじゃ…」
モバP「まぁ、余ったら事務所に置いときゃ誰か遊ぶだろ…どうもありがとうございます」
80 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:09:54.65
巴「フーッ」プワプワ
巴「おー…」
モバP(あんまり気の無い返事だった割に、ずっと遊んでらっしゃる)
巴「おっ!見てみぃ!P!デカいの出来おった!」
モバP「おー。スゲェなー」
巴「なー」
モバP(スゲェ可愛いなー)
巴「おー…」
モバP(あんまり気の無い返事だった割に、ずっと遊んでらっしゃる)
巴「おっ!見てみぃ!P!デカいの出来おった!」
モバP「おー。スゲェなー」
巴「なー」
モバP(スゲェ可愛いなー)
81 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:10:21.02
巴「P。ウチ、シャボン玉好きじゃ…」キラキラ
モバP「ほう」
巴「自分でも初めて知ったわ…」
モバP「今まで知らなかったのか」
巴「童の遊びやとばっかり思うとった」
モバP(いや子供の遊びだけどね)
モバP「ほう」
巴「自分でも初めて知ったわ…」
モバP「今まで知らなかったのか」
巴「童の遊びやとばっかり思うとった」
モバP(いや子供の遊びだけどね)
82 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:10:47.99
モバP「…新しく好きな事を見付けられるって良い事だなぁ」
巴「お?何じゃ、遠い目しおって」プワプワ
モバP「いや、なんでもありませんよ」
巴「おかしな奴じゃのう」プワプワ
モバP「あ、そうだ。巴、知ってるか?なんで液体のシャボン玉が空中で形を保ってられるか」
巴「は?…さぁ?石鹸混ぜとるからとかじゃろ?」
モバP「まぁそれも勿論なんだけどね。シャボン玉って本体が回転してる間は割れないんだってさ」
巴「へぇ~…コイツら全員回っとんのか…」クルクル
モバP(…なんで巴まで周り出してんだよ。可愛いなオイ)カシャカシャ
#chapter25『恋した僕らは泡になり、消えてゆく』
巴「お?何じゃ、遠い目しおって」プワプワ
モバP「いや、なんでもありませんよ」
巴「おかしな奴じゃのう」プワプワ
モバP「あ、そうだ。巴、知ってるか?なんで液体のシャボン玉が空中で形を保ってられるか」
巴「は?…さぁ?石鹸混ぜとるからとかじゃろ?」
モバP「まぁそれも勿論なんだけどね。シャボン玉って本体が回転してる間は割れないんだってさ」
巴「へぇ~…コイツら全員回っとんのか…」クルクル
モバP(…なんで巴まで周り出してんだよ。可愛いなオイ)カシャカシャ
#chapter25『恋した僕らは泡になり、消えてゆく』
83 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:11:15.31
#chapter26
城ヶ崎莉嘉「ねーねーPくーん!見て見てー☆」
モバP「んー?」
莉嘉「ほらほらコレーっ☆ラブレター貰っちゃったー」
モバP「ファンレターな…まぁラブレターと変わらん内容のもあるけど」
莉嘉「へっへー!良いでしょー」
モバP「良いでしょって言われてもな…」
莉嘉「だってPくんはお手紙貰えないでしょー?」
モバP「当たり前だろ。誰が俺宛にファンレター書くんだよ」
莉嘉「んー…莉嘉とか?」
モバP「それファンレターって言わないから」
莉嘉「あれー?」
城ヶ崎莉嘉「ねーねーPくーん!見て見てー☆」
モバP「んー?」
莉嘉「ほらほらコレーっ☆ラブレター貰っちゃったー」
モバP「ファンレターな…まぁラブレターと変わらん内容のもあるけど」
莉嘉「へっへー!良いでしょー」
モバP「良いでしょって言われてもな…」
莉嘉「だってPくんはお手紙貰えないでしょー?」
モバP「当たり前だろ。誰が俺宛にファンレター書くんだよ」
莉嘉「んー…莉嘉とか?」
モバP「それファンレターって言わないから」
莉嘉「あれー?」
84 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:11:41.93
莉嘉「でも不思議だよね!莉嘉もPくんも頑張ってるのに、莉嘉しかお手紙貰えないなんて。どうしてかな?」
モバP「そりゃ莉嘉が可愛くて俺が可愛くないからだろ」
莉嘉「えー?Pくん可愛くないかなー?可愛いよー?」
モバP「男に可愛いって言ったって大半の奴は嬉しくないよ」
莉嘉「こないだ爪が全部ピンク色になってた時とか可愛かったけどなー?」
モバP「…加蓮のイタズラな。思い出させないでくれ。気付かずにあのまま牛丼食って帰ってきちゃったんだぞ」
莉嘉「あははーっ」
モバP「そりゃ莉嘉が可愛くて俺が可愛くないからだろ」
莉嘉「えー?Pくん可愛くないかなー?可愛いよー?」
モバP「男に可愛いって言ったって大半の奴は嬉しくないよ」
莉嘉「こないだ爪が全部ピンク色になってた時とか可愛かったけどなー?」
モバP「…加蓮のイタズラな。思い出させないでくれ。気付かずにあのまま牛丼食って帰ってきちゃったんだぞ」
莉嘉「あははーっ」
85 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 12:12:08.17
莉嘉「Pくんはファンレター欲しいと思わないの?」
モバP「思わんなぁ」
莉嘉「なんでなんで?」
モバP「お前達への応援が、そのまま俺への応援でもあるからな」
莉嘉「へぇ~…ちひろさんはーっ?」
ちひろ「わたしも一緒の考えですよー」ニコニコ
莉嘉「そっかぁ」
モバP「そういうこと。ほら、俺への応援の為に今日も頑張ってこい」
莉嘉「はーい!いってきまーす」
#chapter26
『少女とは何か
美である
美であるから
不滅なのだ』
モバP「思わんなぁ」
莉嘉「なんでなんで?」
モバP「お前達への応援が、そのまま俺への応援でもあるからな」
莉嘉「へぇ~…ちひろさんはーっ?」
ちひろ「わたしも一緒の考えですよー」ニコニコ
莉嘉「そっかぁ」
モバP「そういうこと。ほら、俺への応援の為に今日も頑張ってこい」
莉嘉「はーい!いってきまーす」
#chapter26
『少女とは何か
美である
美であるから
不滅なのだ』
94 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:00:01.38
#chapter27
三好紗南「ふんふ~ん」ピコピコ
モバP「紗南はソファ好きだよな」
紗南「んー?いや、ソファ好きって訳じゃないよ?ただゲームすんのに楽なだけー」ピコピコ
モバP「ほう…」
三好紗南「ふんふ~ん」ピコピコ
モバP「紗南はソファ好きだよな」
紗南「んー?いや、ソファ好きって訳じゃないよ?ただゲームすんのに楽なだけー」ピコピコ
モバP「ほう…」
95 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:00:28.21
モバP「じゃあ姿勢の楽さを度外視すれば、紗南は俺の膝の上でも半日ゲーム出来る訳だな」
紗南「やだよ。やらないよ?ゲームの姿勢は大事だよー」ピコピコ
モバP「大丈夫。俺の膝座り心地良いから。学校の校長室か会議室のソファぐらい気持ちいいから」
紗南「それメッチャ座り心地良いじゃん」
モバP「おや、どこの学校でも説教ルームと呼ばれるあそこに紗南はあそこに入った事あんのか」
紗南「学校にゲーム持ってってんのバレて、何度かねー」
モバP「紗南は不良だなー」
紗南「へへー」
紗南「やだよ。やらないよ?ゲームの姿勢は大事だよー」ピコピコ
モバP「大丈夫。俺の膝座り心地良いから。学校の校長室か会議室のソファぐらい気持ちいいから」
紗南「それメッチャ座り心地良いじゃん」
モバP「おや、どこの学校でも説教ルームと呼ばれるあそこに紗南はあそこに入った事あんのか」
紗南「学校にゲーム持ってってんのバレて、何度かねー」
モバP「紗南は不良だなー」
紗南「へへー」
96 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:00:56.03
モバP「……」ペラペラ
紗南「…それいつの写真?」
モバP「これはこないだ千佳との仕事帰りに桜通りがあってな、ついでに花見した時の写真だ」
紗南「えーお花見?いいなー」バタバタ
モバP「なんだよ」
紗南「私もお花見したーい。お花見ー」バタバタ
モバP「もう桜なんかとっくに散ったっつーの……また来年な」
紗南「えー?……あ!そうだ!」
紗南「…それいつの写真?」
モバP「これはこないだ千佳との仕事帰りに桜通りがあってな、ついでに花見した時の写真だ」
紗南「えーお花見?いいなー」バタバタ
モバP「なんだよ」
紗南「私もお花見したーい。お花見ー」バタバタ
モバP「もう桜なんかとっくに散ったっつーの……また来年な」
紗南「えー?……あ!そうだ!」
97 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:01:28.37
紗南「よいしょ」ポスッ
モバP「何だよ」ナデナデ
紗南「へっへー。これこれ」
モバP「どう○つの森?」
紗南「そうそう」ポポンポポーン
モバP「花見出来ないからって俺の膝で焼けどう森?」
紗南「のんのん。お花見はしますよー…ほら!」
モバP「んー?あ、桜咲いてんじゃん。六月なのに」
紗南「ゲーム機本体の時計を四月に戻したんだよー。普段はあんまり使わないんだけどね」
モバP「それでお花見?」
紗南「うんっ!」ピコピコ
モバP「楽しいのか?それ」
紗南「うんうん」ピコピコ
モバP「…向こうにお団子あったはずだけど」
紗南「後で良いー。今はお花見するんだー」
モバP「…そうかい」ナデナデ
#chapter27『非現実のサクラは、かくも満開に咲く』
モバP「何だよ」ナデナデ
紗南「へっへー。これこれ」
モバP「どう○つの森?」
紗南「そうそう」ポポンポポーン
モバP「花見出来ないからって俺の膝で焼けどう森?」
紗南「のんのん。お花見はしますよー…ほら!」
モバP「んー?あ、桜咲いてんじゃん。六月なのに」
紗南「ゲーム機本体の時計を四月に戻したんだよー。普段はあんまり使わないんだけどね」
モバP「それでお花見?」
紗南「うんっ!」ピコピコ
モバP「楽しいのか?それ」
紗南「うんうん」ピコピコ
モバP「…向こうにお団子あったはずだけど」
紗南「後で良いー。今はお花見するんだー」
モバP「…そうかい」ナデナデ
#chapter27『非現実のサクラは、かくも満開に咲く』
98 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:01:54.94
#chapter29
龍崎薫「せんせー!」タタタッ
モバP「おー、お疲れ」
薫「ちょっと疲れちゃったー!」
モバP「とてもそうは見えんけどな」
薫「そう?」
モバP「おんぶでもしてやろうか?」
薫「んーん!一緒に歩こー!」ギュッ
モバP(かわいい)
龍崎薫「せんせー!」タタタッ
モバP「おー、お疲れ」
薫「ちょっと疲れちゃったー!」
モバP「とてもそうは見えんけどな」
薫「そう?」
モバP「おんぶでもしてやろうか?」
薫「んーん!一緒に歩こー!」ギュッ
モバP(かわいい)
99 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:02:21.54
モバP「結構暗くなっちゃったなー」
薫「まだ明るいよー?」
モバP「でももう日が斜めになってる」
薫「キレイだねー」
モバP「そうだなぁ」
薫「薫ねー、オレンジ色好きだよー」
モバP「あー、なんとなくそんな気はするな」
薫「ミカンも好きだしー………」
モバP「……」
薫「…えへへっ」
モバP「ミカンしか思い付かなかったのか」
薫「まだ明るいよー?」
モバP「でももう日が斜めになってる」
薫「キレイだねー」
モバP「そうだなぁ」
薫「薫ねー、オレンジ色好きだよー」
モバP「あー、なんとなくそんな気はするな」
薫「ミカンも好きだしー………」
モバP「……」
薫「…えへへっ」
モバP「ミカンしか思い付かなかったのか」
100 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:02:48.05
薫「あ!あ!まだあるよ!」
モバP「へぇ?何だ?」
薫「せんせー!」ビシッ
モバP「…ペイルオレンジって事か?」
薫「んーん!今ね!夕日がオレンジ色だから、せんせーも皆もオレンジ色になってるのー!」
モバP「あぁ、なるほど」
薫「だからねっ!せんせー大好きー!」ギュッ
モバP「オー!俺も大好きー!」ガシッ
薫「えへへー」
モバP「…ツッコミがいないとマジモンの犯罪者だな。さっさと帰ろう」
#chapter29『おしまいの、ちょっと前
生き物ぜんぶ ミカン色』
モバP「へぇ?何だ?」
薫「せんせー!」ビシッ
モバP「…ペイルオレンジって事か?」
薫「んーん!今ね!夕日がオレンジ色だから、せんせーも皆もオレンジ色になってるのー!」
モバP「あぁ、なるほど」
薫「だからねっ!せんせー大好きー!」ギュッ
モバP「オー!俺も大好きー!」ガシッ
薫「えへへー」
モバP「…ツッコミがいないとマジモンの犯罪者だな。さっさと帰ろう」
#chapter29『おしまいの、ちょっと前
生き物ぜんぶ ミカン色』
101 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:03:14.83
#chapter30
ブロロロロロ…
モバP「時速100キロでー飛ばしたらー」
早坂美玲「…?」
モバP「丁度良いー風が吹いてくるー」
美玲「なんだその歌」
モバP「アマチュアローカルバンド」
美玲「時速100キロは危ないぞ。ぶつかったら痛いしな」
モバP「歌ってただけだよ。ちゃんと制限速度は守るさ」
美玲「ん」
ブロロロロロ…
モバP「時速100キロでー飛ばしたらー」
早坂美玲「…?」
モバP「丁度良いー風が吹いてくるー」
美玲「なんだその歌」
モバP「アマチュアローカルバンド」
美玲「時速100キロは危ないぞ。ぶつかったら痛いしな」
モバP「歌ってただけだよ。ちゃんと制限速度は守るさ」
美玲「ん」
103 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:03:40.92
美玲「…おなかすいた」
モバP「んー?なんか食って帰る?」
美玲「なっ!なんで聞いてんだよっ!」
モバP「そりゃこのちっさい車ん中で呟かれたら聞こえるって」
美玲「がるるー!」
モバP「で、どうする?何か食べたい物ある?」
美玲「に、肉」
モバP「肉かー…確かびっくりド○キー近くにあったよなー」
美玲「ハンバーグ!」
モバP「おー大正解」
美玲「クンクン……あっち!」
モバP「全然違う」
美玲「うー」
モバP「んー?なんか食って帰る?」
美玲「なっ!なんで聞いてんだよっ!」
モバP「そりゃこのちっさい車ん中で呟かれたら聞こえるって」
美玲「がるるー!」
モバP「で、どうする?何か食べたい物ある?」
美玲「に、肉」
モバP「肉かー…確かびっくりド○キー近くにあったよなー」
美玲「ハンバーグ!」
モバP「おー大正解」
美玲「クンクン……あっち!」
モバP「全然違う」
美玲「うー」
104 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:04:28.51
美玲「どれ頼んでいいっ?」フンフン
モバP「どれでも好きなの頼めよー」
美玲「んー…」フンフン
モバP「『ぶーちゃんのおこさまランチ』でも良いぞ」
美玲「良くないし!誰だよぶーちゃん!」
「見てあの子、凄い格好してる。メッチャ可愛くない?」
「…あっ!あの子あれだよ!あのーアイドルの…」
モバP「美玲、目立ってるぞ」
美玲「うぅ…恥ずかし…」
105 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:04:57.72
店員「ご注文お伺いします」
モバP「おろしそバーグステーキセットと…」
美玲「クリスピーチキン&バーグステーキと!メリー・メリーゴーランド!」
モバP「パフェは後で頼めよ」
美玲「じゃあ時間差でおねがいしますっ!」
モバP「面倒な客だな」
店員「いえいえ」ニコニコ
モバP「おろしそバーグステーキセットと…」
美玲「クリスピーチキン&バーグステーキと!メリー・メリーゴーランド!」
モバP「パフェは後で頼めよ」
美玲「じゃあ時間差でおねがいしますっ!」
モバP「面倒な客だな」
店員「いえいえ」ニコニコ
106 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:05:23.82
~~~
美玲「いただきます!」
モバP「いただきます」
美玲「…!」ガツガツ
モバP「落ち着いて食べろよ。フードに付くぞ」
美玲「じゃあ取る!」グイッ
モバP「ハンバーグ優先かよ」
美玲「美味しいな!」ガツガツ
モバP「そんだけ喜んでもらえたら、ハンバーグの神様も嬉しいだろうな」
美玲「ハンバーグに神さまがいるのか!?」
モバP「知らないよ」
美玲「なんだ…いつものお礼言おうと思ったのに…」パクパク
モバP「…」スッ
美玲「食事中に写真撮るな!マナー違反だぞ!」
モバP「くっ……成長したな…」
美玲「撮られっぱなじゃいられないからな」
モバP「世知辛い世の中だ…」
美玲「…美味しいな」
モバP「そうだなー」
#chapter30『おいしいねって言うと、神様はちょっぴり微笑む』
美玲「いただきます!」
モバP「いただきます」
美玲「…!」ガツガツ
モバP「落ち着いて食べろよ。フードに付くぞ」
美玲「じゃあ取る!」グイッ
モバP「ハンバーグ優先かよ」
美玲「美味しいな!」ガツガツ
モバP「そんだけ喜んでもらえたら、ハンバーグの神様も嬉しいだろうな」
美玲「ハンバーグに神さまがいるのか!?」
モバP「知らないよ」
美玲「なんだ…いつものお礼言おうと思ったのに…」パクパク
モバP「…」スッ
美玲「食事中に写真撮るな!マナー違反だぞ!」
モバP「くっ……成長したな…」
美玲「撮られっぱなじゃいられないからな」
モバP「世知辛い世の中だ…」
美玲「…美味しいな」
モバP「そうだなー」
#chapter30『おいしいねって言うと、神様はちょっぴり微笑む』
108 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:05:50.95
#chapter31
椎名法子「おはようございまーす」
モバP「おお法子……なんだそのドーナツの山は」
法子「100円セールだよー。皆で食べようと思って!」
モバP「……スケジュール的に、今日はあんまり人来ないんだけどな」
法子「そんな!?」
モバP「…あ、大丈夫だ。三時にかな子が帰ってくる」
法子「その言い方はあまりに酷いと思うよ」
椎名法子「おはようございまーす」
モバP「おお法子……なんだそのドーナツの山は」
法子「100円セールだよー。皆で食べようと思って!」
モバP「……スケジュール的に、今日はあんまり人来ないんだけどな」
法子「そんな!?」
モバP「…あ、大丈夫だ。三時にかな子が帰ってくる」
法子「その言い方はあまりに酷いと思うよ」
109 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:06:27.75
モバP「俺も頂こうかな」ヒョイッ
法子「どうぞどうぞー」
モバP「やっぱダブルチョコファッションが好きだなー」モグモグ
法子「プロデューサー、結構わかってるねー!」
モバP「そりゃどうも……そういや、法子は何でドーナツが好きなんだ?」
法子「美味しいからだよ?」
モバP「…なんか思ったよりも普通の答えが帰ってきたな」
法子「そりゃまぁ他の理由もいっぱいあるけどね?」
モバP「ほう?」
法子「どうぞどうぞー」
モバP「やっぱダブルチョコファッションが好きだなー」モグモグ
法子「プロデューサー、結構わかってるねー!」
モバP「そりゃどうも……そういや、法子は何でドーナツが好きなんだ?」
法子「美味しいからだよ?」
モバP「…なんか思ったよりも普通の答えが帰ってきたな」
法子「そりゃまぁ他の理由もいっぱいあるけどね?」
モバP「ほう?」
110 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:06:54.34
法子「この円形のフォルムだよねやっぱ!」バーン
モバP「円形じゃないのもあるけどな。エンゼルクリームとかディーポップとか」
法子「今はミスドビッツだよプロデューサー。まぁ、もちろん円形じゃないのも大好きだけど、やっぱりドーナツと言えば思い浮かべるのはこの形でしょ?」
モバP「円形じゃないのもあるけどな。エンゼルクリームとかディーポップとか」
法子「今はミスドビッツだよプロデューサー。まぁ、もちろん円形じゃないのも大好きだけど、やっぱりドーナツと言えば思い浮かべるのはこの形でしょ?」
111 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:07:21.13
法子「この始まりも終わりも無い形状…自分が一口食べた瞬間こそが、ドーナツの始まりであり終わりでもあるんだよ!」
モバP「えらい哲学的な話になったな」
法子「壮大なんだよードーナツの世界は」
モバP「へーすげー」モグモグ
モバP「えらい哲学的な話になったな」
法子「壮大なんだよードーナツの世界は」
モバP「へーすげー」モグモグ
112 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:07:47.97
法子「ドーナツと結婚出来たらなー」
モバP「小学生かよ」
法子「あ~あ…」
モバP「急に項垂れたな」
法子「許されないラブストーリーなんだね…」
モバP「そうだな…辛いよな…その気持ち、分かるぜ」
法子「…例えドーナツに届かなくても、私の想いは変わらないよ…」モグモグ
モバP「そっかー…」モグモグ
#chapter32『その恋は始まらない。この愛は終わらない』
モバP「小学生かよ」
法子「あ~あ…」
モバP「急に項垂れたな」
法子「許されないラブストーリーなんだね…」
モバP「そうだな…辛いよな…その気持ち、分かるぜ」
法子「…例えドーナツに届かなくても、私の想いは変わらないよ…」モグモグ
モバP「そっかー…」モグモグ
#chapter32『その恋は始まらない。この愛は終わらない』
113 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:08:14.52
#chapter33
メアリー・コクラン「あら、P。来てたのネ。ちゃんと見てた?」
モバP「もちろんですとも」
メアリー「上手くやれてたカシラ?」
モバP「あぁ、良かったよ。」
メアリー「そう?」
モバP「あぁ…メアリーにぴったりだと思ったよ…」
モバP「『こどもののみもの』のCM…!」プルプル
メアリー「何笑ってるのヨ!」
メアリー・コクラン「あら、P。来てたのネ。ちゃんと見てた?」
モバP「もちろんですとも」
メアリー「上手くやれてたカシラ?」
モバP「あぁ、良かったよ。」
メアリー「そう?」
モバP「あぁ…メアリーにぴったりだと思ったよ…」
モバP「『こどもののみもの』のCM…!」プルプル
メアリー「何笑ってるのヨ!」
114 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:08:42.03
メアリー「ハァ…疲れちゃったワ…」
モバP「お客さん、どこまで?」
メアリー「CGプロの事務所までお願いするワ」
モバP「腹とか減ってねぇの?」
メアリー「えぇ。それより今はちょっと休みたいワ」
モバP「じゃあちょっと遠回りしながら帰るか」
モバP「お客さん、どこまで?」
メアリー「CGプロの事務所までお願いするワ」
モバP「腹とか減ってねぇの?」
メアリー「えぇ。それより今はちょっと休みたいワ」
モバP「じゃあちょっと遠回りしながら帰るか」
115 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:09:13.40
ブロロロロロ…
メアリー「……」
モバP「…また子供扱いしたって、怒ってる?」
メアリー「怒ってはないワヨ…怒ってないケド、私ってやっぱりまだ子供なのかなーって思っちゃうワ」
モバP「…まぁ、否定はしない」
メアリー「なら、早く大人になりたいわネ」
モバP「子供だから良いって事もあんのに…むしろそれがいいのに…」
メアリー「子供は子供なりに複雑なのよ」
モバP「そっかぁ」
#chapter33『どこにもない、何処かへ』
メアリー「……」
モバP「…また子供扱いしたって、怒ってる?」
メアリー「怒ってはないワヨ…怒ってないケド、私ってやっぱりまだ子供なのかなーって思っちゃうワ」
モバP「…まぁ、否定はしない」
メアリー「なら、早く大人になりたいわネ」
モバP「子供だから良いって事もあんのに…むしろそれがいいのに…」
メアリー「子供は子供なりに複雑なのよ」
モバP「そっかぁ」
#chapter33『どこにもない、何処かへ』
116 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:09:40.32
#chapter34
モバP「はぁ…憂鬱だ…」カタカタ
ちひろ「平日の9時ですからね」
モバP「子供に会えないなんて…」
ちひろ「私としてはプロデューサーさんが一番マトモに仕事する時間なんで安心しますけどね」
ガチャ
南条光「……………」
モバP「…あれっ?光?」
モバP「はぁ…憂鬱だ…」カタカタ
ちひろ「平日の9時ですからね」
モバP「子供に会えないなんて…」
ちひろ「私としてはプロデューサーさんが一番マトモに仕事する時間なんで安心しますけどね」
ガチャ
南条光「……………」
モバP「…あれっ?光?」
117 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:10:06.30
モバP「どうしたんだ光?学校は?」
光「……………お母さんと…喧嘩した……」
モバP「あー…なるほどなぁ…」
光「……」ウルッ
モバP「光、ちひろさんと一緒に給仕室行ってこい。ジュース貰っておいで」
光「うん……」テテ
ちひろ(えぇ~…なんという悪球…)
光「……………お母さんと…喧嘩した……」
モバP「あー…なるほどなぁ…」
光「……」ウルッ
モバP「光、ちひろさんと一緒に給仕室行ってこい。ジュース貰っておいで」
光「うん……」テテ
ちひろ(えぇ~…なんという悪球…)
118 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:10:33.13
光「グス………」コク コク
ちひろ「泣かないでー光ちゃん…」
ちひろ(これプロデューサーさんの方が向いてる仕事だと思うんだけど…)
ちひろ「プロデューサーさ…」タッタッタ
モバP「はい、はい。今ウチの事務所に…はい。いえいえ、こちらこそ申し訳ありません…はい、分かりました。失礼します」ピッ
ちひろ「…お母様に?」
モバP「はい。大体の事情も聞けました。今日は気の済むまでココで預かってて欲しいと」
ちひろ「えー…」
モバP「おーい、光ー」
ちひろ「泣かないでー光ちゃん…」
ちひろ(これプロデューサーさんの方が向いてる仕事だと思うんだけど…)
ちひろ「プロデューサーさ…」タッタッタ
モバP「はい、はい。今ウチの事務所に…はい。いえいえ、こちらこそ申し訳ありません…はい、分かりました。失礼します」ピッ
ちひろ「…お母様に?」
モバP「はい。大体の事情も聞けました。今日は気の済むまでココで預かってて欲しいと」
ちひろ「えー…」
モバP「おーい、光ー」
119 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:10:59.37
モバP「何があったか話してみ?」
光「うん……家にさ、お花いけてる花瓶があるんだけど…それが落ちて割れてて………私は知らないって言ったのにお母さんが、私がやったんだろって…」グスッ
モバP「あー泣くな泣くな。それはお母さんが悪いなー?」ポン ポン
光「うん……グズッ……」ポロポロ
ちひろ「あらあら…」オロオロ
持田亜里沙「おはようございまーす」ガチャ
ちひろ「亜里沙さん!」
モバP「天帝!」
亜里沙「あれぇ?」
光「うん……家にさ、お花いけてる花瓶があるんだけど…それが落ちて割れてて………私は知らないって言ったのにお母さんが、私がやったんだろって…」グスッ
モバP「あー泣くな泣くな。それはお母さんが悪いなー?」ポン ポン
光「うん……グズッ……」ポロポロ
ちひろ「あらあら…」オロオロ
持田亜里沙「おはようございまーす」ガチャ
ちひろ「亜里沙さん!」
モバP「天帝!」
亜里沙「あれぇ?」
120 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:11:25.47
~~~
ウサコちゃん『光チャン!泣いちゃダメうさ!』
亜里沙「ほーら光ちゃーん?にこーってしてみて?」
光「に、にこー」
ちひろ「亜里沙さん来てくれて、なんとかなりましたね…」
モバP「えぇ…」
ちひろ「それにしても、光ちゃんもお母さんに怒られて泣いちゃったりするんですねぇ…」
モバP「いや、違いますよ」
ちひろ「え?」
モバP「アイツが泣いたのは、アイツが悲しかったのは、母親に叱られた事じゃなくて、自分の正義が認められなかったからです」
ちひろ「……」
モバP「ほんと、そこらへんのヒーローよりもよっぽど正義感が強い子ですよ」
ウサコちゃん『光チャン!泣いちゃダメうさ!』
亜里沙「ほーら光ちゃーん?にこーってしてみて?」
光「に、にこー」
ちひろ「亜里沙さん来てくれて、なんとかなりましたね…」
モバP「えぇ…」
ちひろ「それにしても、光ちゃんもお母さんに怒られて泣いちゃったりするんですねぇ…」
モバP「いや、違いますよ」
ちひろ「え?」
モバP「アイツが泣いたのは、アイツが悲しかったのは、母親に叱られた事じゃなくて、自分の正義が認められなかったからです」
ちひろ「……」
モバP「ほんと、そこらへんのヒーローよりもよっぽど正義感が強い子ですよ」
121 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:11:52.07
亜里沙「あの、プロデューサーくん?お姉さんそろそろレッスンの時間だから…」
モバP「あ、はい。分かりました」
亜里沙「それじゃ…」
モバP「もう落ち着いたか?光」
光「うん……ゴメン、プロデューサー」
モバP「光が謝る事じゃないよ」
光「うん…」
モバP「あ、はい。分かりました」
亜里沙「それじゃ…」
モバP「もう落ち着いたか?光」
光「うん……ゴメン、プロデューサー」
モバP「光が謝る事じゃないよ」
光「うん…」
122 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:12:18.27
モバP「光、朝飯食ってきたか?」
光「ううん、食べてない」
モバP「駄目じゃないかそれじゃあ、元気出ないぞ?」
光「うん…」
モバP「ちひろさん、ちょっと出掛けてきます」
ちひろ「はーい」
光「ううん、食べてない」
モバP「駄目じゃないかそれじゃあ、元気出ないぞ?」
光「うん…」
モバP「ちひろさん、ちょっと出掛けてきます」
ちひろ「はーい」
123 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:12:44.73
ブロロロロロ…
光「…学校…サボっちゃった」
モバP「ワルだな」
光「うぅ…」
モバP「まぁ良いじゃんか。ヒーローにだって休みはあるよ」
光「そうかな…?」
モバP「おう」
光「そっか」
光「…学校…サボっちゃった」
モバP「ワルだな」
光「うぅ…」
モバP「まぁ良いじゃんか。ヒーローにだって休みはあるよ」
光「そうかな…?」
モバP「おう」
光「そっか」
124 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:13:12.22
光「…おー」
モバP「なんだお前、ファミレスが珍しいか?」
光「うん。初めて入った」キョロキョロ
モバP「マジか」
光「外でご飯食べるのって、お寿司ぐらいしかないから」
モバP「へぇ、愛されてんな」
光「そうなのか?」
モバP「まぁな。あ、でも、外食の多いご家庭に愛が少ないって言ってる訳じゃないぞ?俺だって光のこと愛してるし」
光「うぅ、そ、そうか…」
125 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:13:38.54
~~~
光「いただきます!」
モバP「いただきます」
光「P、どうもありがとう」
モバP「おう…あ、光。一つ約束してくれないか」
光「ん?」
モバP「今日は俺が一緒にいてやるけど、家に帰ったらちゃんとお母さんと仲直りするんだ。出来るか?」
光「…うん。わかった」
モバP「いい子だ」
光「へへ」
#chapter34『学校を休んだ日の 遅い朝ごはんは 別世界の味がした』
光「いただきます!」
モバP「いただきます」
光「P、どうもありがとう」
モバP「おう…あ、光。一つ約束してくれないか」
光「ん?」
モバP「今日は俺が一緒にいてやるけど、家に帰ったらちゃんとお母さんと仲直りするんだ。出来るか?」
光「…うん。わかった」
モバP「いい子だ」
光「へへ」
#chapter34『学校を休んだ日の 遅い朝ごはんは 別世界の味がした』
126 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:14:06.77
#chapter35
望月聖「♪None of us can help dreaming」
モバP「……」ペラッ
聖「♪Because a dream is
what colors our lives」
モバP「……」ペラッ
聖「♪So we wish though it never comes true」
モバP「…誰の為にでも無いのに口ずさむにしては、勿体無い歌声だよな」
聖「…そうですか…?」
望月聖「♪None of us can help dreaming」
モバP「……」ペラッ
聖「♪Because a dream is
what colors our lives」
モバP「……」ペラッ
聖「♪So we wish though it never comes true」
モバP「…誰の為にでも無いのに口ずさむにしては、勿体無い歌声だよな」
聖「…そうですか…?」
127 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:14:32.75
モバP「うん」
聖「でも…大丈夫です…」
モバP「ん?」
聖「今の歌は……Pさんの為に……歌ってましたから…」
モバP「あ、そうなの?」
聖「はい……」ニコ
聖「でも…大丈夫です…」
モバP「ん?」
聖「今の歌は……Pさんの為に……歌ってましたから…」
モバP「あ、そうなの?」
聖「はい……」ニコ
128 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:14:58.92
聖「……Pさん」
モバP「ん?」
聖「ありがとう……ございます……」
モバP「何がかな」
聖「皆に……私の歌…届けたいって願い……Pさんが……叶えてくれた…」
モバP「…俺はきっかけを渡すだけだよ。聖の歌が皆に聞いてもらえるのは聖の力だ」
聖「それでも……ありがとう」
モバP「…どういたしまして」
モバP「ん?」
聖「ありがとう……ございます……」
モバP「何がかな」
聖「皆に……私の歌…届けたいって願い……Pさんが……叶えてくれた…」
モバP「…俺はきっかけを渡すだけだよ。聖の歌が皆に聞いてもらえるのは聖の力だ」
聖「それでも……ありがとう」
モバP「…どういたしまして」
129 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:15:46.24
モバP「…この本さ」
聖「…?」
モバP「むつみから借りてるんだけど…この本の作者、先月、亡くなってるんだ」
聖「…」
モバP「でもその事で、むつみは泣いてた。その事があって、俺はこの人の存在を知った」
聖「…」
モバP「人っていうのはね、死んだらそこで終わりじゃないんだよ。その人はいなくなっても、その人の事は誰かが覚えててくれる」
聖「…はい」
モバP「心配しなくて良いよ。聖の歌声は…いや、望月聖っていう女の子の事は、俺は絶対に忘れたりしない。神様にだって、そんな事はさせない」
聖「…はい」
138 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 23:31:41.77
130 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:16:12.78
モバP「自分の存在をたくさんの誰かに伝えられるなんて、聖は凄いヤツじゃないか。少なくとも俺には出来ないよ」
聖「そう……ですか?」
モバP「少なくとも歌ではね。俺、歌苦手だから」
聖「…ふふ」
聖「そう……ですか?」
モバP「少なくとも歌ではね。俺、歌苦手だから」
聖「…ふふ」
131 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:16:40.20
聖「……Pさん……私の歌……聞いてくれますか……?」
モバP「おう、いくらでも聞いてやる。何の歌だ?」
聖「Pさんへのありがとうと……神様へのお祈り……」
モバP「……」
聖「♪ 」
#chapter35『どうか神さま、私を忘れないで』
モバP「おう、いくらでも聞いてやる。何の歌だ?」
聖「Pさんへのありがとうと……神様へのお祈り……」
モバP「……」
聖「♪ 」
#chapter35『どうか神さま、私を忘れないで』
132 : ◆LightPenis :2014/06/01(日) 22:17:37.73
お疲れ様ッス
これで幼女は全員書けたと思うけど 誰か忘れてたらゴメンなさい
またいずれ
これで幼女は全員書けたと思うけど 誰か忘れてたらゴメンなさい
またいずれ
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 22:31:53.80
乙
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:33:36.56
たまちゃんがいなくない!?
あ、お疲れさまです
あ、お疲れさまです
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/06/01(日) 22:34:57.98
またあんただったか、乙
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 22:45:00.65
乙
何かに目覚めそうになった
何かに目覚めそうになった
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/01(日) 23:17:17.22
Pの言うことに感動する
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:40:45.17
乙シャス!
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/06/02(月) 00:49:21.86
おつ
Entry ⇒ 2014.05.27 | Category ⇒ モバマス | Comments (0)
穂乃果「どーもっ!ほのかおねえさんです!!」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 21:11:17.21
海未「園田海未です」
穂乃果「ダメだよっ!海未ちゃん!!」
海未「?…でも穂乃果、台本には『ここで自己紹介を』と書かれています」
穂乃果「私がほのかおねえさんって挨拶したんだから海未ちゃんもノッてくださいっ!!」
海未「うーむ……中々難しいのですね…」
穂乃果「はいっ!それではっ!仕切り直してもう一回!!」
穂乃果「どーもっ!ほのかおねえさんです!!」
海未「…穂乃果……この場合、私はどう挨拶すればいいのでしょうか?」
穂乃果「海未ちゃーんっ!!」
海未「何を嘆いているのですか、穂乃果?」
海未「…ひとまずμ'sによるフリートーク番組、今宵もスタートです」
穂乃果「ダメだよっ!海未ちゃん!!」
海未「?…でも穂乃果、台本には『ここで自己紹介を』と書かれています」
穂乃果「私がほのかおねえさんって挨拶したんだから海未ちゃんもノッてくださいっ!!」
海未「うーむ……中々難しいのですね…」
穂乃果「はいっ!それではっ!仕切り直してもう一回!!」
穂乃果「どーもっ!ほのかおねえさんです!!」
海未「…穂乃果……この場合、私はどう挨拶すればいいのでしょうか?」
穂乃果「海未ちゃーんっ!!」
海未「何を嘆いているのですか、穂乃果?」
海未「…ひとまずμ'sによるフリートーク番組、今宵もスタートです」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 21:35:53.22
穂乃果「海未ちゃんは一体どこまでマイペースなの?」
海未「とは言われても私は私ですから」
穂乃果「…まぁいいやっ!海未ちゃんフリートークだよっ!」
海未「確か私たちが選んだお便りの内容についてお話するのでしたっけ?」
穂乃果「そうですっ!!では早速」ゴソゴソ
海未「穂乃果、もう選びました」
穂乃果「私の存在意義はっ!?」
海未「>>9です」
海未「とは言われても私は私ですから」
穂乃果「…まぁいいやっ!海未ちゃんフリートークだよっ!」
海未「確か私たちが選んだお便りの内容についてお話するのでしたっけ?」
穂乃果「そうですっ!!では早速」ゴソゴソ
海未「穂乃果、もう選びました」
穂乃果「私の存在意義はっ!?」
海未「>>9です」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 21:37:27.05
おもち
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 21:45:27.54
海未「おもちです」
穂乃果「おもちっ!」
海未「きな粉もちですね」
穂乃果「みたらし団子っ!」
海未「穂乃果、それは団子では?」
穂乃果「いちごが一番だよねー」
海未「フリーというのは自由ということなのですか?」
穂乃果「?分かんない」
海未「まぁいいのでしょう」
穂乃果「おもちっ!」
海未「きな粉もちですね」
穂乃果「みたらし団子っ!」
海未「穂乃果、それは団子では?」
穂乃果「いちごが一番だよねー」
海未「フリーというのは自由ということなのですか?」
穂乃果「?分かんない」
海未「まぁいいのでしょう」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 21:50:11.16
穂乃果「そうだっ!餅つきしよーよっ!餅つきっ!!」
海未「まだもち米の収穫時期ではありません」
穂乃果「でも売ってるよっ!」
海未「自分達で作る餅……よさそうですね」
穂乃果「ということで次のお便りはっ!!」ゴソゴソ
海未「ここにあります」
穂乃果「海未ちゃん!私にも引かせてくださいっ!!」
海未「>>17ですね」
海未「まだもち米の収穫時期ではありません」
穂乃果「でも売ってるよっ!」
海未「自分達で作る餅……よさそうですね」
穂乃果「ということで次のお便りはっ!!」ゴソゴソ
海未「ここにあります」
穂乃果「海未ちゃん!私にも引かせてくださいっ!!」
海未「>>17ですね」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 21:51:14.35
パジャマうみちゃんの感謝 が 顔射 にしか聞こえません
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 21:59:35.03
海未「どれどれ?」
『パジャマうみちゃんの感謝 が 顔射 にしか聞こえません』
穂乃果「?」
海未「?」
穂乃果「海未ちゃん、弓道って顔には射たないよね?」
海未「えぇ。そんなことはしません」
穂乃果「分かんないことは誰かに聞いてみる?」
海未「さすがに収録中に連絡は無理でしょう?」
穂乃果「まぁ最悪のときは誰かが助けにきてくれるよっ!YO!!」
海未「YO?」
穂乃果「癖になっちゃったYO!!」
海未「>>25です」
『パジャマうみちゃんの感謝 が 顔射 にしか聞こえません』
穂乃果「?」
海未「?」
穂乃果「海未ちゃん、弓道って顔には射たないよね?」
海未「えぇ。そんなことはしません」
穂乃果「分かんないことは誰かに聞いてみる?」
海未「さすがに収録中に連絡は無理でしょう?」
穂乃果「まぁ最悪のときは誰かが助けにきてくれるよっ!YO!!」
海未「YO?」
穂乃果「癖になっちゃったYO!!」
海未「>>25です」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 22:04:41.70
海未(危なかったですね……)
海未(穂乃果に危ない単語を教えたら後が怖いです)
海未(強引にでも流れを変えて正解でしょう…)
kskst
海未(穂乃果に危ない単語を教えたら後が怖いです)
海未(強引にでも流れを変えて正解でしょう…)
kskst
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 22:01:55.05
穂乃果「ちょっと海未ちゃん!?また引いちゃったのっ?」
海未「えぇ」
穂乃果「えぇ」
穂乃果「じゃないよっ!!海未ちゃん!!」
海未「何をそうかっかしているのですか?」
穂乃果「私の楽しみを奪ってるのは海未ちゃんですっ!!」
海未「楽しみなのですか?それは悪いことをしましたね」
海未「えぇ」
穂乃果「えぇ」
穂乃果「じゃないよっ!!海未ちゃん!!」
海未「何をそうかっかしているのですか?」
穂乃果「私の楽しみを奪ってるのは海未ちゃんですっ!!」
海未「楽しみなのですか?それは悪いことをしましたね」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 22:15:17.46
海未「えーとですね」
『にこ先輩と真姫ちゃんの仲のよさについて』
海未「にこと真姫ですか」
穂乃果「ちょっと待ってってねー」
海未「何をしているのですか、穂乃果?」
穂乃果「やっぱりこれをですね」
カチッ
『にこ先輩と真姫ちゃんの仲のよさについて』
海未「にこと真姫ですか」
穂乃果「ちょっと待ってってねー」
海未「何をしているのですか、穂乃果?」
穂乃果「やっぱりこれをですね」
カチッ
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 22:22:31.27
『あそこは二年もにこちゃんの私用スペースだったんだからっ!』
『ありとあらゆるものがにこのものなのっ!!』
『そんなとこで一人まきまきまーする真姫ちゃんだってにこのものなんだからっ!!』
海未「あぁ…この間の」
穂乃果「仲良しだよねぇー」
海未「確かこのあと、にこは真姫の家に泊まったのでしたっけ?」
穂乃果「真姫ちゃんの膝枕だねっ!」
『ありとあらゆるものがにこのものなのっ!!』
『そんなとこで一人まきまきまーする真姫ちゃんだってにこのものなんだからっ!!』
海未「あぁ…この間の」
穂乃果「仲良しだよねぇー」
海未「確かこのあと、にこは真姫の家に泊まったのでしたっけ?」
穂乃果「真姫ちゃんの膝枕だねっ!」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 22:29:28.11
海未「仲良しであることに異論はないのですが、いつもいつも言い合いをして懲りないのでしょうか?」
穂乃果「私なんて言い合いしないもんねー」
海未「それは絵里が大人なのです」
穂乃果「怒られるのはいつもほのかですっ!!」
海未「話が逸れていますよ」
穂乃果「そうだった!真姫ちゃん達、言い合いしてるけど仲直りとかはしてないよねー」
海未「自然と元通りになりますからね」
穂乃果「ふわー…なんかこう……夫婦だねー」
海未「長年連れ添ったかのような仲です」
穂乃果「私なんて言い合いしないもんねー」
海未「それは絵里が大人なのです」
穂乃果「怒られるのはいつもほのかですっ!!」
海未「話が逸れていますよ」
穂乃果「そうだった!真姫ちゃん達、言い合いしてるけど仲直りとかはしてないよねー」
海未「自然と元通りになりますからね」
穂乃果「ふわー…なんかこう……夫婦だねー」
海未「長年連れ添ったかのような仲です」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 22:33:06.71
穂乃果「私達もそれを目指しますっ!!」
海未「あんまりのろけてるとまた怒られますよ、穂乃果?」
穂乃果「そんなものじゃ私は止められません!!」
海未「そうですか。私は止めません」
穂乃果「今度こそ私が引きます!!」
穂乃果「>>38だ!!」
海未「あんまりのろけてるとまた怒られますよ、穂乃果?」
穂乃果「そんなものじゃ私は止められません!!」
海未「そうですか。私は止めません」
穂乃果「今度こそ私が引きます!!」
穂乃果「>>38だ!!」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 22:34:58.75
海未さんはお姉ちゃんのこと諦めちゃうんですか!
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 22:42:15.45
穂乃果「ん?なにやら海未ちゃんに関するお便りだよ?」
海未「どんなものですか?」
『海未さんはお姉ちゃんのこと諦めちゃうんですか!』
穂乃果「お姉ちゃん?」
海未「こんな漠然としたお便りもあるのですか?」
穂乃果「あと印象的なのは恋バナです!恋バナ!」
海未「……これも恋バナといえば恋バナですか…」
穂乃果「ねぇねぇ!?海未ちゃん!誰か好きな人がいるの!?」
海未(これで気付かないってどんだけですか)
海未「どんなものですか?」
『海未さんはお姉ちゃんのこと諦めちゃうんですか!』
穂乃果「お姉ちゃん?」
海未「こんな漠然としたお便りもあるのですか?」
穂乃果「あと印象的なのは恋バナです!恋バナ!」
海未「……これも恋バナといえば恋バナですか…」
穂乃果「ねぇねぇ!?海未ちゃん!誰か好きな人がいるの!?」
海未(これで気付かないってどんだけですか)
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 22:48:17.22
海未「今のところはアイドル部と弓道部で忙しいですし」
穂乃果「私はねぇ!いるよっ!」
海未「聞いていません」
穂乃果「またまたぁ!それはねぇ」
海未「次は>>46です」
穂乃果「またっ!!」
穂乃果「また引いちゃうっ!!」
穂乃果「私はねぇ!いるよっ!」
海未「聞いていません」
穂乃果「またまたぁ!それはねぇ」
海未「次は>>46です」
穂乃果「またっ!!」
穂乃果「また引いちゃうっ!!」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 22:55:45.97
お泊りの日のにこと真姫のイチャイチャと
甘い喘ぎ声を録音したテープがあるんですが 聞きますか?
甘い喘ぎ声を録音したテープがあるんですが 聞きますか?
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 23:01:10.33
穂乃果「なんだったー絵里ちゃん?」
絵里「ちょっと待ってください」
『お泊りの日のにこと真姫のイチャイチャと
甘い喘ぎ声を録音したテープがあるんですが 聞きますか?』
海未「穂乃果…家の中は盗聴していないって言っていませんでしたか?」
穂乃果「うん。途中で帰ったよー」
海未「しかし、こうしてCDも一緒に送られてきています」
穂乃果「キョーミがありますっ!!」
海未「……あとで怒られますよ?」
穂乃果「今を生きる!!それがほのかおねえさんっ!!」
海未「やれやれ…」
絵里「ちょっと待ってください」
『お泊りの日のにこと真姫のイチャイチャと
甘い喘ぎ声を録音したテープがあるんですが 聞きますか?』
海未「穂乃果…家の中は盗聴していないって言っていませんでしたか?」
穂乃果「うん。途中で帰ったよー」
海未「しかし、こうしてCDも一緒に送られてきています」
穂乃果「キョーミがありますっ!!」
海未「……あとで怒られますよ?」
穂乃果「今を生きる!!それがほのかおねえさんっ!!」
海未「やれやれ…」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 23:05:52.99
海未「それでは再生しますよー?」
穂乃果「ばっちこいです!!」
カチッ ジー…
『すぅ……すぅ…………』
『……』
『……んっ……むにゃむにゃ…』
『にこちゃん……』
『………んー……』
『本当に寝ちゃったわね…』
『……すぅ…』
『……もう…可愛い寝顔しちゃって…』ナデナデ
穂乃果「なんかドキドキするねっ!」
海未「なるべく声を落としてください、穂乃果」
穂乃果「ばっちこいです!!」
カチッ ジー…
『すぅ……すぅ…………』
『……』
『……んっ……むにゃむにゃ…』
『にこちゃん……』
『………んー……』
『本当に寝ちゃったわね…』
『……すぅ…』
『……もう…可愛い寝顔しちゃって…』ナデナデ
穂乃果「なんかドキドキするねっ!」
海未「なるべく声を落としてください、穂乃果」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 23:13:09.03
『にこちゃーん……』
『……』
『口を開かなければこんなにもラクなのに……』
『……ん…』
『……でもダメね…憎たらしい口を聞いてこそにこちゃんだわ』
『………んー』
『……』ナデナデ
『まき…ちゃ…』
『なぁにー、にこちゃーん?』
『んー………まきちゃん…』
『よしよし……』
カチッ
穂乃果「えぇ!止めちゃうのっ海未ちゃん!?」
海未「これ本当に真姫に怒られるだけですよ、穂乃果」
穂乃果「むむむー……」
『……』
『口を開かなければこんなにもラクなのに……』
『……ん…』
『……でもダメね…憎たらしい口を聞いてこそにこちゃんだわ』
『………んー』
『……』ナデナデ
『まき…ちゃ…』
『なぁにー、にこちゃーん?』
『んー………まきちゃん…』
『よしよし……』
カチッ
穂乃果「えぇ!止めちゃうのっ海未ちゃん!?」
海未「これ本当に真姫に怒られるだけですよ、穂乃果」
穂乃果「むむむー……」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 23:18:08.49
穂乃果「ほのかは平気ですっ!!」
海未「違います」
穂乃果「へっ?」
海未「にこが真姫に怒られるのですよ」
穂乃果「…はぇ?」
海未「どうせこれを送ってきたのはにこでしょう…そして真姫に恥をかかせい」
海未「それが目的ですよ」
穂乃果「ふむふむ」
海未「この先には恐らく真姫のとんでもない発言かなにかが入っています」
穂乃果「じゃあそれを聞こう!」
海未「バカ穂乃果」ピシッ
海未「違います」
穂乃果「へっ?」
海未「にこが真姫に怒られるのですよ」
穂乃果「…はぇ?」
海未「どうせこれを送ってきたのはにこでしょう…そして真姫に恥をかかせい」
海未「それが目的ですよ」
穂乃果「ふむふむ」
海未「この先には恐らく真姫のとんでもない発言かなにかが入っています」
穂乃果「じゃあそれを聞こう!」
海未「バカ穂乃果」ピシッ
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 23:22:44.22
海未「にこのことですから真姫に恥をかかせる為ならば自分の犠牲はいとわない」
海未「けどそれでもさすがに二人ともμ'sの一員です」
穂乃果「いてて…」
海未「だから被害は最小限に留めるのが正解ですよ」
穂乃果「じゃあ本番後に聴きます!!」
海未「そうしてください」
海未(恐らくそれまでに真姫が回収しにくるでしょう)
穂乃果「よぉしっ!じゃあ次は>>60だぁ!!」
海未「けどそれでもさすがに二人ともμ'sの一員です」
穂乃果「いてて…」
海未「だから被害は最小限に留めるのが正解ですよ」
穂乃果「じゃあ本番後に聴きます!!」
海未「そうしてください」
海未(恐らくそれまでに真姫が回収しにくるでしょう)
穂乃果「よぉしっ!じゃあ次は>>60だぁ!!」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 23:50:26.12
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/19(水) 23:57:07.81
メンバーの恥ずかしい秘密知ってますか?
例えば希とか希とか希とか
例えば希とか希とか希とか
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:06:22.24
穂乃果「さてそれでは次ですっ!」
『メンバーの恥ずかしい秘密知ってますか?
例えば希とか希とか希とか』
海未「恥ずかしい話ですか……」
穂乃果「うーん……海未ちゃんのとか?」
海未「何かありましたか?」
穂乃果「いやぁ…極度の恥ずかしがりやなのに目立つことを妄想してるとか」
海未「希はですね」
穂乃果「嫌な方向に話が向くと強引に話を逸らすー」
穂乃果「でも希ちゃんの恥ずかしい話ってあるかなぁ?」
海未「うーむ……どちらかというと惑わす側ですからね、希は」
『メンバーの恥ずかしい秘密知ってますか?
例えば希とか希とか希とか』
海未「恥ずかしい話ですか……」
穂乃果「うーん……海未ちゃんのとか?」
海未「何かありましたか?」
穂乃果「いやぁ…極度の恥ずかしがりやなのに目立つことを妄想してるとか」
海未「希はですね」
穂乃果「嫌な方向に話が向くと強引に話を逸らすー」
穂乃果「でも希ちゃんの恥ずかしい話ってあるかなぁ?」
海未「うーむ……どちらかというと惑わす側ですからね、希は」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:09:15.46
穂乃果「……」
海未「どうしたのですか?急に黙り込んで」
穂乃果「いやこれはにこちゃん達と協力して希ちゃんに恥ずかしい思いをさせる企画のスタートかなと」
海未「それをここで話したら意味がないのではありませんか?」
穂乃果「はっ!そうかっ!ドッキリじゃなくなっちゃう!!」
海未「まぁそれでもそれは楽しそうな企画かもしれませんね」
穂乃果「希ちゃんに恥ずかしい思いをさせようの会発足だねっ!!」
海未「どうしたのですか?急に黙り込んで」
穂乃果「いやこれはにこちゃん達と協力して希ちゃんに恥ずかしい思いをさせる企画のスタートかなと」
海未「それをここで話したら意味がないのではありませんか?」
穂乃果「はっ!そうかっ!ドッキリじゃなくなっちゃう!!」
海未「まぁそれでもそれは楽しそうな企画かもしれませんね」
穂乃果「希ちゃんに恥ずかしい思いをさせようの会発足だねっ!!」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:12:02.91
穂乃果「会長はにこちゃんで」
海未「勝手に担ぎ上げられるにこ……」
穂乃果「にこちゃんはすっごいからねっ!」
海未「まぁ私に協力出来ることならば協力しますよ」
穂乃果「大規模な予感っ!!」
海未「さて>>70いってみましょう」
海未「勝手に担ぎ上げられるにこ……」
穂乃果「にこちゃんはすっごいからねっ!」
海未「まぁ私に協力出来ることならば協力しますよ」
穂乃果「大規模な予感っ!!」
海未「さて>>70いってみましょう」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:16:22.58
ライブでの輝夜のカップリングについて
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:35:25.76
>>71
MCで
みもりん「私だけペアがいないの。練習の時もひとりでずっと練習してて…。」
うっちー「ごめんね海未ちゃん、私が穂乃果ちゃんとっちゃったから~。」
みもりん「…仕方ないですわね。」
というくだりがあった。
MCで
みもりん「私だけペアがいないの。練習の時もひとりでずっと練習してて…。」
うっちー「ごめんね海未ちゃん、私が穂乃果ちゃんとっちゃったから~。」
みもりん「…仕方ないですわね。」
というくだりがあった。
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:38:15.01
穂乃果「HOーNOーKAーだYO!!」
穂乃果「やってまいりましたっ!DJほのかです!!」
海未「DJほのかさん、お便りはどうしますか?」
穂乃果「DJほのかさんっ!?なんという扱いなのでしょうっ!!」
海未「え?何か問題がありましたか………?」
穂乃果「海未ちゃんもDJごっこする?」
海未「え!?…あっいえ………結構で穂乃果「YO!!」
穂乃果「ここでは一度DJごっこをしないと帰れない仕組みなのですっ!!」
穂乃果「やってまいりましたっ!DJほのかです!!」
海未「DJほのかさん、お便りはどうしますか?」
穂乃果「DJほのかさんっ!?なんという扱いなのでしょうっ!!」
海未「え?何か問題がありましたか………?」
穂乃果「海未ちゃんもDJごっこする?」
海未「え!?…あっいえ………結構で穂乃果「YO!!」
穂乃果「ここでは一度DJごっこをしないと帰れない仕組みなのですっ!!」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:40:57.65
穂乃果「あっ!!」
海未「その唐突な切り替えはなんとかならないのですか?」
穂乃果「真姫ちゃんがDJごっこしてないYO!!」
海未「そもそもそれはDJなのですか?」
穂乃果「そこはいいっこなしだYO!!」
海未「さて>>81で」
穂乃果「またまた海未ちゃん!!」
海未「その唐突な切り替えはなんとかならないのですか?」
穂乃果「真姫ちゃんがDJごっこしてないYO!!」
海未「そもそもそれはDJなのですか?」
穂乃果「そこはいいっこなしだYO!!」
海未「さて>>81で」
穂乃果「またまた海未ちゃん!!」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:43:49.75
・8・ おい、構えよ
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:48:00.78
海未「なにやら妙なお便りですよ」
『・8・ おい、構えよ』
穂乃果「なんか怒られちゃったねー」
海未「構えよと言われましても…このお便りを読むことで構ったことになったのではないでしょうか?」
穂乃果「その通りだね!海未ちゃんさっすが!!」
海未「もっと誉めていいのですよ、穂乃果」
穂乃果「・8・」
海未「絵里にも言われてましたが、それどう発声しているのですか?」
『・8・ おい、構えよ』
穂乃果「なんか怒られちゃったねー」
海未「構えよと言われましても…このお便りを読むことで構ったことになったのではないでしょうか?」
穂乃果「その通りだね!海未ちゃんさっすが!!」
海未「もっと誉めていいのですよ、穂乃果」
穂乃果「・8・」
海未「絵里にも言われてましたが、それどう発声しているのですか?」
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:53:37.03
穂乃果「まず口をこう、8の形にします」
海未「ひゃい」
穂乃果「そして心を無にします」
海未「………」
穂乃果「はい…チーズ」パシャッ
海未「穂乃果……?」ゴゴゴ…
穂乃果「はい!!それでは中継のにこちゃん!!」
にこ『にこっ♪』
海未「!?」
穂乃果「今撮影した海未ちゃんの変顔は届きましたかっ!?」
にこ『完璧にこっ♪穂乃果ちゃん、いい仕事するにこっ♪』
海未「………穂乃果…覚悟は出来ているのですね?」
海未「ひゃい」
穂乃果「そして心を無にします」
海未「………」
穂乃果「はい…チーズ」パシャッ
海未「穂乃果……?」ゴゴゴ…
穂乃果「はい!!それでは中継のにこちゃん!!」
にこ『にこっ♪』
海未「!?」
穂乃果「今撮影した海未ちゃんの変顔は届きましたかっ!?」
にこ『完璧にこっ♪穂乃果ちゃん、いい仕事するにこっ♪』
海未「………穂乃果…覚悟は出来ているのですね?」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 00:58:35.82
海未「あっ…もしもし絵里ですか?」
海未「えぇ……そうですか…にこの捕獲は済みましたか」
海未「はい………はい…」
海未「データは完全に消去お願いできますか?」
海未「絵里、ありがとうございます」
海未「はい……いえいえ…それでは」ピッ
穂乃果「あのぉ……もう足崩しても?」
海未「ダメです」
海未「えぇ……そうですか…にこの捕獲は済みましたか」
海未「はい………はい…」
海未「データは完全に消去お願いできますか?」
海未「絵里、ありがとうございます」
海未「はい……いえいえ…それでは」ピッ
穂乃果「あのぉ……もう足崩しても?」
海未「ダメです」
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 01:09:52.66
海未「さて…穂乃果……」
穂乃果「先程、にこがこう証言したそうです」
『真姫ちゃんを恥ずかしがらせ隊としてこのフリートーク番組で
にこをよしよしする真姫ちゃんの音声を垂れ流す計画だったにこ』
『そしてその計画にはもちろん穂乃果ちゃんも入ってたにこ』
『希も片足突っ込んでたにこ』
穂乃果「あわわわ……」
海未「さぁ?何か弁明でもありますか?」
海未「今、絵里と真姫と協力してことの操作に乗り出したところです」
穂乃果「……あ………」
海未「真姫はもう激怒しているようですよ」
海未「前回も穂乃果がにこと真姫の会話を流したんでしたよね?」
海未「今回のはやりすぎだと絵里も言っていました」
穂乃果「先程、にこがこう証言したそうです」
『真姫ちゃんを恥ずかしがらせ隊としてこのフリートーク番組で
にこをよしよしする真姫ちゃんの音声を垂れ流す計画だったにこ』
『そしてその計画にはもちろん穂乃果ちゃんも入ってたにこ』
『希も片足突っ込んでたにこ』
穂乃果「あわわわ……」
海未「さぁ?何か弁明でもありますか?」
海未「今、絵里と真姫と協力してことの操作に乗り出したところです」
穂乃果「……あ………」
海未「真姫はもう激怒しているようですよ」
海未「前回も穂乃果がにこと真姫の会話を流したんでしたよね?」
海未「今回のはやりすぎだと絵里も言っていました」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 01:18:53.41
穂乃果「でもでも絵里ちゃんだって前回は真姫ちゃんを抑えて再生するのを手伝ってくれたよ?」
海未「あれはまだ計画がスタートする前だったともにこは証言しています」
穂乃果「……」
海未「つまり、あの暴露に味を占めたあなたたちは真姫ちゃんをさらに恥ずかしがらせようとした」
海未「にこがここぞというときに真姫の家でのことを録音していたことを使って今日の番組に宛ててお便りを送る周到さ」
海未「さて…そろそろ真姫が来る頃でしょうか」
穂乃果「!?真姫ちゃんがっ!?」
海未「あれはまだ計画がスタートする前だったともにこは証言しています」
穂乃果「……」
海未「つまり、あの暴露に味を占めたあなたたちは真姫ちゃんをさらに恥ずかしがらせようとした」
海未「にこがここぞというときに真姫の家でのことを録音していたことを使って今日の番組に宛ててお便りを送る周到さ」
海未「さて…そろそろ真姫が来る頃でしょうか」
穂乃果「!?真姫ちゃんがっ!?」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 01:25:03.14
海未「希はぶっちゃけ二重スパイなのでこちら側です」
穂乃果「………うぅ…」
バタン!
穂乃果「!!?」
真姫「穂乃果っ!!」
海未「真姫…これが例のテープです」
真姫「ありがとう海未ちゃん」
真姫「エリーはあとすこしで来るはずよ…」
穂乃果「あ……ああ………」
海未「真姫と絵里のお説教楽しみにしていなさい、穂乃果」
穂乃果「ごめんなさぁあい!!」
めでたしめでたし
穂乃果「………うぅ…」
バタン!
穂乃果「!!?」
真姫「穂乃果っ!!」
海未「真姫…これが例のテープです」
真姫「ありがとう海未ちゃん」
真姫「エリーはあとすこしで来るはずよ…」
穂乃果「あ……ああ………」
海未「真姫と絵里のお説教楽しみにしていなさい、穂乃果」
穂乃果「ごめんなさぁあい!!」
めでたしめでたし
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 01:28:33.14
ほのえり成分がたりねーぞ
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/20(木) 01:29:03.70
乙
ことり はなよ 空気
ことり はなよ 空気
Entry ⇒ 2014.05.27 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
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