フレイア「次のライブが、最後だと思うんよ」ミラージュ「!!!」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:35:58.57 ID:srajLETtO
ミラージュ「ウィンダミアとの戦いが終わって早一年。色んなことがありました」
ミラージュ「停戦協定が結ばれた後、件のウィンダミアでもワルキューレのライブを行うことが出来たり、銀河中に知れ渡ったことで球状星団以外でもツアーが決まったり」
ミラージュ「それに――ハヤテとフレイアが、結婚したり」
ミラージュ「……悔しくなんてありません、ええ!友人として、二人が大好きな友人として思いっきり祝福させてもらいましたとも!」
ミラージュ「……フレイア、きれいだったなあ。それに、式の時だけじゃなくて。彼女はどんどんきれいになっていく気がします」
ミラージュ「元気ではつらつなのは変わりませんが、落ち着いた雰囲気も出てきて……あれからワルキューレの女子寮に移った美雲さんの影響もあるのでしょうか。ほとんど一緒ですし。なんならハヤテより一緒です」
ミラージュ「フレイア、なんだか最近美雲さんと同じようなゆったりしたラインの私服を好むようになってますし……」
ミラージュ「このツアーが終わって落ち着いたらハヤテとフレイアは二人で住む話をしてましたけど、美雲さんもしれっとその中に納まっていそうで怖いです」
ミラージュ「停戦協定が結ばれた後、件のウィンダミアでもワルキューレのライブを行うことが出来たり、銀河中に知れ渡ったことで球状星団以外でもツアーが決まったり」
ミラージュ「それに――ハヤテとフレイアが、結婚したり」
ミラージュ「……悔しくなんてありません、ええ!友人として、二人が大好きな友人として思いっきり祝福させてもらいましたとも!」
ミラージュ「……フレイア、きれいだったなあ。それに、式の時だけじゃなくて。彼女はどんどんきれいになっていく気がします」
ミラージュ「元気ではつらつなのは変わりませんが、落ち着いた雰囲気も出てきて……あれからワルキューレの女子寮に移った美雲さんの影響もあるのでしょうか。ほとんど一緒ですし。なんならハヤテより一緒です」
ミラージュ「フレイア、なんだか最近美雲さんと同じようなゆったりしたラインの私服を好むようになってますし……」
ミラージュ「このツアーが終わって落ち着いたらハヤテとフレイアは二人で住む話をしてましたけど、美雲さんもしれっとその中に納まっていそうで怖いです」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:37:49.48 ID:srajLETtO
ミラージュ「――と、物思いに耽ってる暇はないんでした。最近長距離フォールドやら慣れない土地での公演で疲れてるようですね、いけないいけない!」
ミラージュ「ミーティングルームに現れないそのハヤテとフレイアを探していたのに!まったくもう、二人はどこに……あぁ、携帯端末を壊してしまったのは不覚です」
ミラージュ「マキナさんに修理をお願いしたら早いかと思ったら」
マキナ『ミラミラ何世代前の使ってるの!?え、このまま使いたい!?……オッケー、最新機種も真っ青なマ改造しちゃうね!きゃわっ!なスペックをおったのしみにー☆』
ミラージュ「って没収されちゃいましたし……いいじゃないですか、気に入ってるんですから」
ミラージュ「……気に入ってるといえば、もしかして」
アイテール 甲板上
ミラージュ「――やっぱりここでしたか。何かあれば風に当たりにここに来るんですから、ハヤテは……VF-31の影に隠れていますけど、フレイアも一緒のようですね」
ミラージュ「いつかのように飛び回っていないだけよしとしましょう……さて、二人を引っ張ってミーティングに戻らないと」
ミラージュ「ハヤテ!フレ――」
ハヤテ「――そうか。お前もう、身体が」
フレイア「――うん。次のライブが、最後だと思うんよ」
ミラージュ「!!!!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:39:18.74 ID:srajLETtO
ミラージュ「ど、どういうことですか!」
ハヤテ「うわ!? み、ミラージュ!お前……聞いてたのかよ」
ミラージュ「す、すみません。盗み聞きするつもりはなかったんです、その、二人を探しに。フレイア……今の、本当なんですか」
フレイア「……うん。前々からね、だましだましやっとったんやけど……もう限界っぽいんよ」
ミラージュ「そんな……どうして今まで教えてくれなかったんですか!」
フレイア「どうして、って……うーん」
ハヤテ「そりゃ、そんなこと……き、気まずいだろ、なんか」
ミラージュ「気まずいってなんですか!私と、あなたたちの仲でしょう!?」
ハヤテ「いや、俺たちの仲だからこそっていうか……」
フレイア「まだ一年もたってないのに、って、なんか……」
ミラージュ「はぁ……!?」
ハヤテ「うわ!? み、ミラージュ!お前……聞いてたのかよ」
ミラージュ「す、すみません。盗み聞きするつもりはなかったんです、その、二人を探しに。フレイア……今の、本当なんですか」
フレイア「……うん。前々からね、だましだましやっとったんやけど……もう限界っぽいんよ」
ミラージュ「そんな……どうして今まで教えてくれなかったんですか!」
フレイア「どうして、って……うーん」
ハヤテ「そりゃ、そんなこと……き、気まずいだろ、なんか」
ミラージュ「気まずいってなんですか!私と、あなたたちの仲でしょう!?」
ハヤテ「いや、俺たちの仲だからこそっていうか……」
フレイア「まだ一年もたってないのに、って、なんか……」
ミラージュ「はぁ……!?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:42:12.74 ID:srajLETtO
ミラージュ「それは、それは…こんなことになるなんて、私も、もっと、ずっと、思っていたよりずっと、早かったです、けど……!一番に私に話してくれれば、何か、協力を……!」
ハヤテ「俺どれだけ鬼畜だよやめろよ」
ミラージュ「何も知らされないほうがよっぽど酷いに決まってるじゃないですか!」
フレイア「み、ミラージュさん、あんがと。あんね。カナメさんには教えてるんよ?あと美雲さんも知っとるね」
ミラージュ「カナメさんはワルキューレのリーダーですから、そうでしょうね。でも……美雲さん?」
フレイア「うん。病院行くときに『興味あるわ』ってついて来てくれたから」
ハヤテ「俺もいるのにな。ほんと、デリカシーってもんがない」
ミラージュ「デリカシーとかそういう問題じゃないでしょう!なんですかそれは、不謹慎です!後でお説教ですあの人は!」
ハヤテ「不謹慎……かあ?」
フレイア「わ、私は嬉しかったんよ?美雲さん、本読んでお腹に歌ったりしてくれたし。いひひ」
ミラージュ「う、うれしい……そうか、フレイアも不安だったんですね。そうですよね……お腹に、歌……そういえばヴァジュラ戦役の資料で読んだ記憶が……なんとかがお腹で歌うようにするとどうとか、なるほど、さすが美雲さん……」
ハヤテ「おーい、大丈夫か?」
ミラージュ「フレイアが歌えなくなるのは美雲さんにとってもショックでしょうに、それでも……いいえ、もう決めているのかもしれませんね。こんな話をしてるのに塞ぎ込んだりしていない二人と一緒で……最後まで、と」
フレイア「ミラージュさーん?」
ハヤテ「俺どれだけ鬼畜だよやめろよ」
ミラージュ「何も知らされないほうがよっぽど酷いに決まってるじゃないですか!」
フレイア「み、ミラージュさん、あんがと。あんね。カナメさんには教えてるんよ?あと美雲さんも知っとるね」
ミラージュ「カナメさんはワルキューレのリーダーですから、そうでしょうね。でも……美雲さん?」
フレイア「うん。病院行くときに『興味あるわ』ってついて来てくれたから」
ハヤテ「俺もいるのにな。ほんと、デリカシーってもんがない」
ミラージュ「デリカシーとかそういう問題じゃないでしょう!なんですかそれは、不謹慎です!後でお説教ですあの人は!」
ハヤテ「不謹慎……かあ?」
フレイア「わ、私は嬉しかったんよ?美雲さん、本読んでお腹に歌ったりしてくれたし。いひひ」
ミラージュ「う、うれしい……そうか、フレイアも不安だったんですね。そうですよね……お腹に、歌……そういえばヴァジュラ戦役の資料で読んだ記憶が……なんとかがお腹で歌うようにするとどうとか、なるほど、さすが美雲さん……」
ハヤテ「おーい、大丈夫か?」
ミラージュ「フレイアが歌えなくなるのは美雲さんにとってもショックでしょうに、それでも……いいえ、もう決めているのかもしれませんね。こんな話をしてるのに塞ぎ込んだりしていない二人と一緒で……最後まで、と」
フレイア「ミラージュさーん?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:49:20.84 ID:srajLETtO
フレイア「ミラージュさーん?どうしたんね?」
ミラージュ「フレイアさん!!!!」
フレイア「ひゃ!?は、はい!」
ミラージュ「次のライブ、絶対、絶対成功させましょう!私に出来ることなら何でも言って下さい!なんだってやってみせます!」
フレイア「……あんがと、ミラージュさん。いひひ」
ハヤテ「……ありがとな、ミラージュ。そういうわけで、ちょっとフレイアを医者に診て貰いに行って来るからさ。俺たちは欠席だって伝えてくれ」
ミラージュ「はい、気をつけて。フレイアさん、改めて……あなたは一人じゃありません。ハヤテはもちろん、私たちがついてます。大丈夫です」
フレイア「ミラージュさん……本当に、あんがと。次は、一番に教えるかんね!」
ミラージュ「はい!……はい?」
ハヤテ「つ、次って、おい」
フレイア「ん?……はわっ!ち、ちが、そういう意味とちが、ううん、そんでも、ち、ちがうんよーーーー!!!」
ハヤテ「あ、こら、あんまり走るな!あー、ミラージュ、ありがとな!それじゃ!」
ミラージュ「は、はい! 次って、どういう意味でしょうか……病状が進行したら、って、こと、かな」
ミラージュ「……彼女の友人として。しっかり、支えてあげなければ」
ミラージュ「さて、ミーティング……あれ?美雲さん?いたんですか……どうしたんですか、しゃがんでお腹を抱えて、わ、笑ってるんですか?珍しい」
美雲「ふっ、ふふっ、なんでも、なんでもないの。ほんっと、あなたってからかいがいがあるわよね」
ミラージュ「……?」
ミラージュ「フレイアさん!!!!」
フレイア「ひゃ!?は、はい!」
ミラージュ「次のライブ、絶対、絶対成功させましょう!私に出来ることなら何でも言って下さい!なんだってやってみせます!」
フレイア「……あんがと、ミラージュさん。いひひ」
ハヤテ「……ありがとな、ミラージュ。そういうわけで、ちょっとフレイアを医者に診て貰いに行って来るからさ。俺たちは欠席だって伝えてくれ」
ミラージュ「はい、気をつけて。フレイアさん、改めて……あなたは一人じゃありません。ハヤテはもちろん、私たちがついてます。大丈夫です」
フレイア「ミラージュさん……本当に、あんがと。次は、一番に教えるかんね!」
ミラージュ「はい!……はい?」
ハヤテ「つ、次って、おい」
フレイア「ん?……はわっ!ち、ちが、そういう意味とちが、ううん、そんでも、ち、ちがうんよーーーー!!!」
ハヤテ「あ、こら、あんまり走るな!あー、ミラージュ、ありがとな!それじゃ!」
ミラージュ「は、はい! 次って、どういう意味でしょうか……病状が進行したら、って、こと、かな」
ミラージュ「……彼女の友人として。しっかり、支えてあげなければ」
ミラージュ「さて、ミーティング……あれ?美雲さん?いたんですか……どうしたんですか、しゃがんでお腹を抱えて、わ、笑ってるんですか?珍しい」
美雲「ふっ、ふふっ、なんでも、なんでもないの。ほんっと、あなたってからかいがいがあるわよね」
ミラージュ「……?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:52:52.35 ID:srajLETtO
翌日 ミーティングルーム
カナメ「――ってことで、フレイアは次の公演が最後になります」
フレイア「な、なります!」
ミラージュ「軽くありませんか!?フレイア、カナメさん!これ重大発表ですよね!?」
マキナ「うわビックリした! えー、ミラミラ。だって昨日散々話題になってたからー、正直予想できてたんだよねー。だからカナカナもこんなに端折ってサクっと説明したんだし。ね、レイレイ?」
レイナ「ん。ミラージュ、情報戦線に置いてかれてる」
ミラージュ「わ、話題……?」
ハヤテ「あー……俺たち慌ててたからさ。変装するのも忘れてて……フレイアと病院に入るところ、写真に撮られちまったんだ」
美雲「迂闊ね、ハヤテ。私が付き添いする時はばっちり髪色まで変えてあげたのに」
カナメ「それはそれでケイオスの装備勝手に持ち出したから問題になるのよ、って一応もう一回言っておくからね美雲」
美雲「ふふっ。だって私」
カナメ「三歳なのは関係ありません、まったくもう」
カナメ「――ってことで、フレイアは次の公演が最後になります」
フレイア「な、なります!」
ミラージュ「軽くありませんか!?フレイア、カナメさん!これ重大発表ですよね!?」
マキナ「うわビックリした! えー、ミラミラ。だって昨日散々話題になってたからー、正直予想できてたんだよねー。だからカナカナもこんなに端折ってサクっと説明したんだし。ね、レイレイ?」
レイナ「ん。ミラージュ、情報戦線に置いてかれてる」
ミラージュ「わ、話題……?」
ハヤテ「あー……俺たち慌ててたからさ。変装するのも忘れてて……フレイアと病院に入るところ、写真に撮られちまったんだ」
美雲「迂闊ね、ハヤテ。私が付き添いする時はばっちり髪色まで変えてあげたのに」
カナメ「それはそれでケイオスの装備勝手に持ち出したから問題になるのよ、って一応もう一回言っておくからね美雲」
美雲「ふふっ。だって私」
カナメ「三歳なのは関係ありません、まったくもう」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:57:54.18 ID:srajLETtO
ミラージュ「そ、それで、広まってるんですか!?フレイアのことが……くっ。端末は手元になかったですし、昨日は帰ってテレビも観ずにいたことがこんなところで……」
マキナ「フレフレとー、ハヤハヤのことかなー。そりゃもうバズっちゃったよー。レイレイが大元の呟きは消したけど」
レイナ「私は仕事の出来る女……でも、人の口に戸は立てられない」
ミラージュ「そう、なんですか……悪し様に、面白おかしく書いているのでしょうね!よく分かりますよ、そういう人たちからの文句で広報がどれだけ!!!」
マキナ「んー、フレフレにはおめでとー!!って声の方が大きかったような」
ミラージュ「ほら見たことか!!!!!やっぱりそうじゃないですか!!!!!なんですかおめでとーって!!!不謹慎な!!!!!!!!」
マキナ「へ?あ、うん……?あー、ハヤハヤにはそれこそ爆発しろーとかは言われてるけどー」
美雲「まったくよね」
ハヤテ「美雲さんさっきからフレイアと俺の間に入って俺の足思いっきり踏むのやめてくんね?」」
マキナ「フレフレとー、ハヤハヤのことかなー。そりゃもうバズっちゃったよー。レイレイが大元の呟きは消したけど」
レイナ「私は仕事の出来る女……でも、人の口に戸は立てられない」
ミラージュ「そう、なんですか……悪し様に、面白おかしく書いているのでしょうね!よく分かりますよ、そういう人たちからの文句で広報がどれだけ!!!」
マキナ「んー、フレフレにはおめでとー!!って声の方が大きかったような」
ミラージュ「ほら見たことか!!!!!やっぱりそうじゃないですか!!!!!なんですかおめでとーって!!!不謹慎な!!!!!!!!」
マキナ「へ?あ、うん……?あー、ハヤハヤにはそれこそ爆発しろーとかは言われてるけどー」
美雲「まったくよね」
ハヤテ「美雲さんさっきからフレイアと俺の間に入って俺の足思いっきり踏むのやめてくんね?」」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:10:01.36 ID:srajLETtO
ミラージュ「ほら見たことか!なんでそこでハヤテがそんな言い方をされなきゃならないんですか!!!」
マキナ「えー?まあ、だって、ねえ?」
レイナ「ねえ?」
ミラージュ「ハヤテが何をしたって言うんですか!!!!!」
マキナ「ぶふっ、っ、ミラミラ、どうしたの、うん、確かにハヤハヤが、そうそう、ナニしたんだもんねー」
レイナ「っ、っふ、ハヤテは手がハヤ――」
ハヤテ「やめろ!!それチャックに散々言われた!!おいミラージュ、勘弁してくれよほんとに……」
ミラージュ「す、すいません。考えたら少し興奮してしまいました」
ハヤテ「えっ、いや……うん」
マキナ「えー?まあ、だって、ねえ?」
レイナ「ねえ?」
ミラージュ「ハヤテが何をしたって言うんですか!!!!!」
マキナ「ぶふっ、っ、ミラミラ、どうしたの、うん、確かにハヤハヤが、そうそう、ナニしたんだもんねー」
レイナ「っ、っふ、ハヤテは手がハヤ――」
ハヤテ「やめろ!!それチャックに散々言われた!!おいミラージュ、勘弁してくれよほんとに……」
ミラージュ「す、すいません。考えたら少し興奮してしまいました」
ハヤテ「えっ、いや……うん」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:20:02.94 ID:srajLETtO
レイナ「……なにかがおかしい気がする」
マキナ「うーん……クモクモ今日ご機嫌だけど、何か知ってる?」
美雲「ルダルダがジャルジャルなの」
マキナ「ふんふん、ロムロムでマヤマヤってこと……っふふ、なにそれミラミラ面白い」
レイナ「さすが銀河を又に駆けたお節介女、今日も空回ってる」
カナメ「ミラージュ……そっとしておきましょう。ま、まあ、色々と思うことはあるだろうけど。フレイアのために最高のライブに、ってことでいいかしら」
ミラージュ「それはもちろんです……なんですかみなさん、こんな時なのにやけに笑っていますけど」
美雲「っ、ふーっ。なんでも。私たちがやることは変わらないもの。フレイア、最後であろうと、いいえ。最後だからこそ、しっかりやりなさい。身体にかまけて手を抜いたら、早々に居場所がなくなるわよ」
フレイア「っ、はい!美雲さん!」
ミラージュ「美雲さん、そんな言い方……いいえ、違いますね。みんなも、いつも通り……そうですよね。皆さんは私よりずっとフレイアと過ごしてきてる……きっと、もう覚悟してたんだ……ハヤテ、私たちも支えましょう」
ハヤテ「お、おう。気合は嬉しいけどさ、なんかお前と話が合ってない気がするんだよな、なんなんだろうな」
フレイア「いひひっ。ミラージュさん、私のこと想ってくれとるんやなーってのは分かるんよ。ルンがポワーッとなっとるもん!」
ハヤテ「お前のだろそれ。ルンピッカピカだなー」
マキナ「うーん……クモクモ今日ご機嫌だけど、何か知ってる?」
美雲「ルダルダがジャルジャルなの」
マキナ「ふんふん、ロムロムでマヤマヤってこと……っふふ、なにそれミラミラ面白い」
レイナ「さすが銀河を又に駆けたお節介女、今日も空回ってる」
カナメ「ミラージュ……そっとしておきましょう。ま、まあ、色々と思うことはあるだろうけど。フレイアのために最高のライブに、ってことでいいかしら」
ミラージュ「それはもちろんです……なんですかみなさん、こんな時なのにやけに笑っていますけど」
美雲「っ、ふーっ。なんでも。私たちがやることは変わらないもの。フレイア、最後であろうと、いいえ。最後だからこそ、しっかりやりなさい。身体にかまけて手を抜いたら、早々に居場所がなくなるわよ」
フレイア「っ、はい!美雲さん!」
ミラージュ「美雲さん、そんな言い方……いいえ、違いますね。みんなも、いつも通り……そうですよね。皆さんは私よりずっとフレイアと過ごしてきてる……きっと、もう覚悟してたんだ……ハヤテ、私たちも支えましょう」
ハヤテ「お、おう。気合は嬉しいけどさ、なんかお前と話が合ってない気がするんだよな、なんなんだろうな」
フレイア「いひひっ。ミラージュさん、私のこと想ってくれとるんやなーってのは分かるんよ。ルンがポワーッとなっとるもん!」
ハヤテ「お前のだろそれ。ルンピッカピカだなー」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:40:13.24 ID:srajLETtO
カナメ「今度のライブでやってみたいことって何かある?」
美雲「はい」
カナメ「はい美雲」
美雲「感極まったフレイアを私が抱きしめてあげる流れを」
カナメ「それこないだのウィンダミア公演の山場でしょ」
マキナ「あれは凄かったね。会場が揺れたよ」
レイナ「マキナの山場もね」
カナメ「なんか最前列で変なメガネとマスクつけたお客さんからは『マキナとレイナも続けー!おのれー!!』とか聴こえたけど……そういうのはその場の流れでやることで今決めることじゃないのよ、美雲」
美雲「じゃあ宣言だけしておくわ。フレイア、いいわね」
フレイア「ほいな!」
カナメ「仲が良いってことでよろしい。他には……はい、美雲。こういうので発言してくれるようになって嬉しいけどさっきみたいなのは無しね」
美雲「今度は真面目よ……ミラージュ?次の公演、あなたのおじい様とおばあ様が来るそうね?」
ミラージュ「えっ、あ、はい……滅多にない球状星団外での公演ってことで、観に来てくれるそうです。あ、おじいちゃんが今度こそは直接美雲さんからサインをもらいたいと言ってました。いやハンドサインじゃなくて」
美雲「あなた、歌いなさい」
ミラージュ「…………はい?」
美雲「はい」
カナメ「はい美雲」
美雲「感極まったフレイアを私が抱きしめてあげる流れを」
カナメ「それこないだのウィンダミア公演の山場でしょ」
マキナ「あれは凄かったね。会場が揺れたよ」
レイナ「マキナの山場もね」
カナメ「なんか最前列で変なメガネとマスクつけたお客さんからは『マキナとレイナも続けー!おのれー!!』とか聴こえたけど……そういうのはその場の流れでやることで今決めることじゃないのよ、美雲」
美雲「じゃあ宣言だけしておくわ。フレイア、いいわね」
フレイア「ほいな!」
カナメ「仲が良いってことでよろしい。他には……はい、美雲。こういうので発言してくれるようになって嬉しいけどさっきみたいなのは無しね」
美雲「今度は真面目よ……ミラージュ?次の公演、あなたのおじい様とおばあ様が来るそうね?」
ミラージュ「えっ、あ、はい……滅多にない球状星団外での公演ってことで、観に来てくれるそうです。あ、おじいちゃんが今度こそは直接美雲さんからサインをもらいたいと言ってました。いやハンドサインじゃなくて」
美雲「あなた、歌いなさい」
ミラージュ「…………はい?」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:52:31.70 ID:srajLETtO
美雲「せっかく遥々来たのにあなたはバルキリーで飛び回ってるだけじゃつまらないじゃない?顔も見れないもの」
ミラージュ「い、いや、あの二人なら普通に視認できるかと……いや、いやいやいやいや!!!」
マキナ「それ、いい!!いいよ、クモクモ!ナイスアイディア!!」
レイナ「うん、ミラージュの晴れ舞台」
ミラージュ「どうしてそうなるんですか!?私が出ても誰が喜ぶと……ま、まあ、おじいちゃんは飛び上がって喜ぶでしょうし、おばあちゃんも今以上にお見合いゴリ押ししてくるかもしれませんけど……カナメさんもそう思いますよね!?」
カナメ「うん、良いと思うわ」
ミラージュ「カナメさん!?」
カナメ「ミラージュ、あなたは気づいてないのかもしれないけど、ワルキューレファンの間じゃあなたは有名よ……というか、うん。あなた凄く有名じゃない、忘れたの?ほら、その……全銀河中継の告白と玉砕とお節介」
ミラージュ「……あー……うわぁ」
ハヤテ「……なんかすまん」
ミラージュ「謝らないでください余計に惨めです」
ミラージュ「い、いや、あの二人なら普通に視認できるかと……いや、いやいやいやいや!!!」
マキナ「それ、いい!!いいよ、クモクモ!ナイスアイディア!!」
レイナ「うん、ミラージュの晴れ舞台」
ミラージュ「どうしてそうなるんですか!?私が出ても誰が喜ぶと……ま、まあ、おじいちゃんは飛び上がって喜ぶでしょうし、おばあちゃんも今以上にお見合いゴリ押ししてくるかもしれませんけど……カナメさんもそう思いますよね!?」
カナメ「うん、良いと思うわ」
ミラージュ「カナメさん!?」
カナメ「ミラージュ、あなたは気づいてないのかもしれないけど、ワルキューレファンの間じゃあなたは有名よ……というか、うん。あなた凄く有名じゃない、忘れたの?ほら、その……全銀河中継の告白と玉砕とお節介」
ミラージュ「……あー……うわぁ」
ハヤテ「……なんかすまん」
ミラージュ「謝らないでください余計に惨めです」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:02:33.60 ID:srajLETtO
美雲「決まりね」
ミラージュ「決まりません!わ、私、そんな、人前で!歌なんか!!」
ハヤテ「いいじゃねえか。お前、声は良いと思うけどな」
ミラージュ「えっ、そうですか……違います!そういう話じゃなくて!!」
美雲「いいじゃない。ねえ、フレイア?あなたも歌ってみたいわよね、ミラージュと」
フレイア「ミラージュさんが嫌じゃなければやけど、そうなったらゴリゴリでルンピカやねえ」
ミラージュ「……フレイアが、歌って欲しいんですか?私に?」
フレイア「うん!あ、でも、ほんまに嫌やったら……」
ミラージュ「……やります」
フレイア「ふぇ?」
ミラージュ「……出ます、ライブ!い、一曲だけ!!ですが!!だって、私……フレイアのためになんだってするって、約束しましたもんね」
フレイア「ミラージュさん……!」
美雲「……」
ハヤテ「悪ぃ顔だな」
美雲「失礼ね、フレイアの笑顔を作ってあげてるのに」
ハヤテ「だったら足踏むのもやめろってんだよだから」
ミラージュ「決まりません!わ、私、そんな、人前で!歌なんか!!」
ハヤテ「いいじゃねえか。お前、声は良いと思うけどな」
ミラージュ「えっ、そうですか……違います!そういう話じゃなくて!!」
美雲「いいじゃない。ねえ、フレイア?あなたも歌ってみたいわよね、ミラージュと」
フレイア「ミラージュさんが嫌じゃなければやけど、そうなったらゴリゴリでルンピカやねえ」
ミラージュ「……フレイアが、歌って欲しいんですか?私に?」
フレイア「うん!あ、でも、ほんまに嫌やったら……」
ミラージュ「……やります」
フレイア「ふぇ?」
ミラージュ「……出ます、ライブ!い、一曲だけ!!ですが!!だって、私……フレイアのためになんだってするって、約束しましたもんね」
フレイア「ミラージュさん……!」
美雲「……」
ハヤテ「悪ぃ顔だな」
美雲「失礼ね、フレイアの笑顔を作ってあげてるのに」
ハヤテ「だったら足踏むのもやめろってんだよだから」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:20:40.65 ID:srajLETtO
ミラージュ「それからライブまでの間、歌とダンスを必死に練習しました」
ミラージュ「流石にメインでなんて歌えませんし、ダンスは……少し苦手ですから、主にコーラスと、動きの少ない曲を、ということで」
ミラージュ「曲目の最後にフレイアさんが選んだ……『God Bless You』で」
ミラージュ「……一応祖父母に連絡したら、次の日にライブ衣装が銀河速達便で届きました」
ミラージュ「金と権限に物を言わせたそうですが……ワルキューレの衣装ってホログラムなんですけど……まあ、私は一曲だけなのでこれでいいかもしれません」
ミラージュ「……頑張りましょう、フレイアさんのために」
ミラージュ「フレイアさんの……最後の、ために!」
ミラージュ「さあ、美雲さん!最終チェックお願いします!美雲さん、聞いてますか?最近ほんとよく笑ってますね、みんな嬉しそうですけど……なんなんですか、もう」
ミラージュ「流石にメインでなんて歌えませんし、ダンスは……少し苦手ですから、主にコーラスと、動きの少ない曲を、ということで」
ミラージュ「曲目の最後にフレイアさんが選んだ……『God Bless You』で」
ミラージュ「……一応祖父母に連絡したら、次の日にライブ衣装が銀河速達便で届きました」
ミラージュ「金と権限に物を言わせたそうですが……ワルキューレの衣装ってホログラムなんですけど……まあ、私は一曲だけなのでこれでいいかもしれません」
ミラージュ「……頑張りましょう、フレイアさんのために」
ミラージュ「フレイアさんの……最後の、ために!」
ミラージュ「さあ、美雲さん!最終チェックお願いします!美雲さん、聞いてますか?最近ほんとよく笑ってますね、みんな嬉しそうですけど……なんなんですか、もう」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:32:13.49 ID:srajLETtO
当日
ライブ会場
ワーーーーーーワーーーーーーーー!!!!
ワルキューレーーーーーー!!! おのれーーーーーーー!!
シェルダウン!!!シェルダウン!!!!!
フレイア「みんなーーー!!アンコールあんがとーーー!!!あんがとござまーーーーす!!!」
ワーーーーーーー!!
フレイアちゃーーーーーーーん!!!
フレイア「いひひっ、あんがとーーーー!!!たっくさん歌って、たっくさんルンピカできて、ぶっちゃ嬉しいんやけど、次が最後の曲です」
えーーーーーーー!!!
やだーーーーーーーーーーーー!!!!
フレイア「あんがと、あんがとーーー!そんで、この星での公演が決まって、色んな人にお祝いされて……この会場にも来てもらっとるんやけど」
フレイア「今日は!このステージに!ぶっっちゃスペシャルでゴリゴリな!!ゲストが来てくれとるんよ!!!!」
フレイア「わたしのだいっっすきな!!!ワルキューレみんなが大好きな!!!!この人です!!!!」
ミラージュ「み、ミラージュ・ファリーナ・ジーナスです!!!く、苦情は広報まで!!!!!!」
ワーーーーーーーーー!!!!
ワーーーーーーーーーーー!!!!!
ミラージュちゃーーーーーーーん!!!!!!!!!
モニターから目を離すな!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライブ会場
ワーーーーーーワーーーーーーーー!!!!
ワルキューレーーーーーー!!! おのれーーーーーーー!!
シェルダウン!!!シェルダウン!!!!!
フレイア「みんなーーー!!アンコールあんがとーーー!!!あんがとござまーーーーす!!!」
ワーーーーーーー!!
フレイアちゃーーーーーーーん!!!
フレイア「いひひっ、あんがとーーーー!!!たっくさん歌って、たっくさんルンピカできて、ぶっちゃ嬉しいんやけど、次が最後の曲です」
えーーーーーーー!!!
やだーーーーーーーーーーーー!!!!
フレイア「あんがと、あんがとーーー!そんで、この星での公演が決まって、色んな人にお祝いされて……この会場にも来てもらっとるんやけど」
フレイア「今日は!このステージに!ぶっっちゃスペシャルでゴリゴリな!!ゲストが来てくれとるんよ!!!!」
フレイア「わたしのだいっっすきな!!!ワルキューレみんなが大好きな!!!!この人です!!!!」
ミラージュ「み、ミラージュ・ファリーナ・ジーナスです!!!く、苦情は広報まで!!!!!!」
ワーーーーーーーーー!!!!
ワーーーーーーーーーーー!!!!!
ミラージュちゃーーーーーーーん!!!!!!!!!
モニターから目を離すな!!!!!!!!!!!!!!!!!!
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:49:01.70 ID:srajLETtO
~~~~~♪
フレイア「~~~~~~~~♪」
ミラージュ「~~~♪(フレイア……すごい)」
フレイア「~~~~~~~~~~~♪」
ミラージュ「~~~♪(もちろん今までのライブで聴いているし、練習でもすぐ近くで何度も聞いてます、けど)」
ミラージュ「~~~♪(今日の、フレイアは……フレイアの歌……感情が、すごくこもってて)」
ミラージュ「~~~♪(この歌ですし、ハヤテのことを想ってるんでしょうか……すごく、きれい)」
ミラージュ「~~~♪(この歌ですし……ハヤテのことを想ってるんでしょうか)」
ミラージュ「~~~♪(やっぱり、ちょっと……ちょっとだけ、羨ましいな)」
ミラージュ「~~~♪(いつかは、私も……二人のような……)」
フレイア「~~~~~~~~♪」
ミラージュ「~~~♪(フレイア……すごい)」
フレイア「~~~~~~~~~~~♪」
ミラージュ「~~~♪(もちろん今までのライブで聴いているし、練習でもすぐ近くで何度も聞いてます、けど)」
ミラージュ「~~~♪(今日の、フレイアは……フレイアの歌……感情が、すごくこもってて)」
ミラージュ「~~~♪(この歌ですし、ハヤテのことを想ってるんでしょうか……すごく、きれい)」
ミラージュ「~~~♪(この歌ですし……ハヤテのことを想ってるんでしょうか)」
ミラージュ「~~~♪(やっぱり、ちょっと……ちょっとだけ、羨ましいな)」
ミラージュ「~~~♪(いつかは、私も……二人のような……)」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 00:09:43.68 ID:6UqmE6FSO
フレイアちゃーーーーーーーーーーーん!!!
ミラーーーージュ!!!ミラーーーージューーーーーー!!!
フレイア「あんがと、あんがとーーーー!みんな、あんがとーーーー!!ミラージュさんも!!!」
マキナ「みんな、ミラミラの歌、聞いてくれたーーー!?すっごく綺麗だったよね、レイレイ!」
レイナ「ん。次も期待してる」
ミラージュ「あ、ありがとう、ございます……次はありませんから!今日だけですから!」
カナメ「勿体無いわ、楽しかったのに。ね、美雲?」
美雲「……」
カナメ「えぇ、そうね。楽しそうで何より。フレイア、あなたもおもいっきり楽しめた?」
フレイア「ほいな!!ミラージュさん、ほんま、ありがとう!ぶっちゃ嬉しかった……あんね、みんな!ミラージュさん、ほんまはこういうの苦手なんやけど、私がお願いして出てもらったんよ……どうしても、ここで。すぐ近くで、最後の歌を、聞いて欲しかったから」
ミラージュ「……」
フレイア「あんね。今だから言うんやけど『God Bless You』は……いつもは、ある人の事を想って歌ってます。ファンのみんなにこんなこと言っちゃいけんと思うんやけど、そういう気持ちを込めて歌っとるんよ」
フレイア「でも、今日は……今日の、最後の『God Bless You』は……ここにいるみんなのことを想って歌いました。この場にいるみんなに、ワルキューレとミラージュさんに、感謝と。お礼を、伝えたくて……」
ミラージュ「あっ……」
カナメ「やっぱり。いつもは空を見上げてるのに……今日は目が合うな、と思ったわ」
マキナ「ねーっ。例の人に歌うよりもピカッてたんじゃないかなー!」
レイナ「ん。私たち、罪作りな女」
美雲「――それは、どうしてなのかしら。フレイア?」
フレイア「……美雲さん」
美雲「あなたは何故?なんのために、私たちに歌ったの?」
ミラージュ「……っ」
フレイア「それは……みんな、ファンのみんな、あんね……みんな、ちょっと気づいとるのかもしれんけど。でも、私、自分の口から言わんといけん、って、思ってて……カナメさんには、ライブまで発表を待ってもらってました。あんね、みんな……あんね……!!」
ザワザワザワザワ
フレイアちゃーーーん!!!
ミラージュ「フレイア……」
ポンッ
ミラージュ「っ……美雲さん?」
美雲「今回はあなたに譲ってあげるわ、ミラージュ」
ミラージュ「譲る、って……なにを?」
美雲「感極まったフレイアを、ね。ほら……あなたに祝われるのが一番嬉しいと思うもの、ほら」
ミラージュ「あ、ありがとうございます……祝う?」
フレイア「私、私……あんね!!!!!あの!!!!!この公演を最後に!!!!!」
ミラージュ「っ、フレ――」
フレイア「一旦ライブツアーをお休みして、その!!!!!!!!さ、産休に、入りましゅ!!!!!!!!!」
ズザァァァァァァァ!!!!
カナメ「み、ミラージュがズッコケて顔面スライディングを!?」
マキナ「あちゃー……本当に本当に今日まで気づかなかったんだ」
レイナ「流石、まっすぐ娘」
美雲「ふ、っっふふっ、ふふふっ」
ミラージュ「――はあああぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!????????
ミラーーーージュ!!!ミラーーーージューーーーーー!!!
フレイア「あんがと、あんがとーーーー!みんな、あんがとーーーー!!ミラージュさんも!!!」
マキナ「みんな、ミラミラの歌、聞いてくれたーーー!?すっごく綺麗だったよね、レイレイ!」
レイナ「ん。次も期待してる」
ミラージュ「あ、ありがとう、ございます……次はありませんから!今日だけですから!」
カナメ「勿体無いわ、楽しかったのに。ね、美雲?」
美雲「……」
カナメ「えぇ、そうね。楽しそうで何より。フレイア、あなたもおもいっきり楽しめた?」
フレイア「ほいな!!ミラージュさん、ほんま、ありがとう!ぶっちゃ嬉しかった……あんね、みんな!ミラージュさん、ほんまはこういうの苦手なんやけど、私がお願いして出てもらったんよ……どうしても、ここで。すぐ近くで、最後の歌を、聞いて欲しかったから」
ミラージュ「……」
フレイア「あんね。今だから言うんやけど『God Bless You』は……いつもは、ある人の事を想って歌ってます。ファンのみんなにこんなこと言っちゃいけんと思うんやけど、そういう気持ちを込めて歌っとるんよ」
フレイア「でも、今日は……今日の、最後の『God Bless You』は……ここにいるみんなのことを想って歌いました。この場にいるみんなに、ワルキューレとミラージュさんに、感謝と。お礼を、伝えたくて……」
ミラージュ「あっ……」
カナメ「やっぱり。いつもは空を見上げてるのに……今日は目が合うな、と思ったわ」
マキナ「ねーっ。例の人に歌うよりもピカッてたんじゃないかなー!」
レイナ「ん。私たち、罪作りな女」
美雲「――それは、どうしてなのかしら。フレイア?」
フレイア「……美雲さん」
美雲「あなたは何故?なんのために、私たちに歌ったの?」
ミラージュ「……っ」
フレイア「それは……みんな、ファンのみんな、あんね……みんな、ちょっと気づいとるのかもしれんけど。でも、私、自分の口から言わんといけん、って、思ってて……カナメさんには、ライブまで発表を待ってもらってました。あんね、みんな……あんね……!!」
ザワザワザワザワ
フレイアちゃーーーん!!!
ミラージュ「フレイア……」
ポンッ
ミラージュ「っ……美雲さん?」
美雲「今回はあなたに譲ってあげるわ、ミラージュ」
ミラージュ「譲る、って……なにを?」
美雲「感極まったフレイアを、ね。ほら……あなたに祝われるのが一番嬉しいと思うもの、ほら」
ミラージュ「あ、ありがとうございます……祝う?」
フレイア「私、私……あんね!!!!!あの!!!!!この公演を最後に!!!!!」
ミラージュ「っ、フレ――」
フレイア「一旦ライブツアーをお休みして、その!!!!!!!!さ、産休に、入りましゅ!!!!!!!!!」
ズザァァァァァァァ!!!!
カナメ「み、ミラージュがズッコケて顔面スライディングを!?」
マキナ「あちゃー……本当に本当に今日まで気づかなかったんだ」
レイナ「流石、まっすぐ娘」
美雲「ふ、っっふふっ、ふふふっ」
ミラージュ「――はあああぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!????????
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 00:30:09.86 ID:6UqmE6FSO
ワーーーーーーーーーー!!!
知ってたーーーーー!!
おめでとーーーーーー!!フレイアちゃんおめでとーーーーーー!!!
フレイア「あんがと、みん、ぐすっ、みんなあんがとーーーーー!!!れ、ミラージュさん、顔赤いけど、だ、大丈夫なんね」
ミラージュ「打ち付けたりだとかで羞恥に赤くなってるのが隠れて助かってます、えぇ、そんなことどうでもよくて!!!!フレイアさん!!!さ、さささ、産休!?!?さん、えぇ!?!?!?」
フレイア「あ、改めて言わんでも、そ、そうです!!あの、もうすぐこ、子供が、生まれます!!!!」
ワーーーーーー!!!ワーーーーーーー!!!
おのれーーーーーーーー!!!
ミラージュ「さん、きゅう……でも、あの、最後、って」
フレイア「うん。今回のツアーはまだ続くけど私が参加できるのは、次が最後やねー、って。カナメさんとも、長距離フォールドが多い今回の公演に連れて行けるのはここまでやから、って話しとって」
ミラージュ「……じゃあ、あの……戻って、こられるんですね?」
フレイア「ほいな! まだまだゴリゴリに歌いたいんよ!!!ちょっとお休みして、復活公演はラグナで!あ、言ってよかったんかねこれ!?み、みんな!!!ラグナでまた会うんよーーーー!!!}
ワーーーーーーー!!!!ワーーーーーーーー!!!
ミラージュ「……お別れじゃ、ないんですね?」
フレイア「うん!!あ、ミラージュさん、もしかして私が引退やと思っとった!?ごめ――」
ギュウウウウウウウウウ
フレイア「はわっ!?はわわわっ、み、ミラージュさん!?!?!?」
ミラージュ「よかった……よかったよお……!!!フレイア、よかった、よがったぁーーーーーー!!!」
フレイア「ふぇぇ!?なんで泣いとるん!?!?!?ご、ごめんね、ミラージュさん!?ミラージュさーーーん!?」
ミラージュ「ぐすっ、フレイア……おめでとう、本当におめでとう。祝福させてください、心から……あと、美雲さん」
美雲「ふふっ、なあに?」
ミラージュ「この役目今後譲りませんから!」
美雲「あら、フレイアは私のよ」
ミラージュ「私のです!!!」
ハヤテ「……俺のだよ!!!!!!!」
ワーーーーー!!!!
引っ込めハヤテマーーーン
ハヤテ「ハヤテマンやめろ!!!!!!!!!!!!」
完
チャック「んで、なんで俺謹慎なんですか、隊長」
アラド「ひがみと冗談で二人の写真撮ったのがお前だからだろ」
チャック「ちくしょう、ちくしょう、なんだあれ。ハヤテ爆発しろ……!」
今度こそ、完
知ってたーーーーー!!
おめでとーーーーーー!!フレイアちゃんおめでとーーーーーー!!!
フレイア「あんがと、みん、ぐすっ、みんなあんがとーーーーー!!!れ、ミラージュさん、顔赤いけど、だ、大丈夫なんね」
ミラージュ「打ち付けたりだとかで羞恥に赤くなってるのが隠れて助かってます、えぇ、そんなことどうでもよくて!!!!フレイアさん!!!さ、さささ、産休!?!?さん、えぇ!?!?!?」
フレイア「あ、改めて言わんでも、そ、そうです!!あの、もうすぐこ、子供が、生まれます!!!!」
ワーーーーーー!!!ワーーーーーーー!!!
おのれーーーーーーーー!!!
ミラージュ「さん、きゅう……でも、あの、最後、って」
フレイア「うん。今回のツアーはまだ続くけど私が参加できるのは、次が最後やねー、って。カナメさんとも、長距離フォールドが多い今回の公演に連れて行けるのはここまでやから、って話しとって」
ミラージュ「……じゃあ、あの……戻って、こられるんですね?」
フレイア「ほいな! まだまだゴリゴリに歌いたいんよ!!!ちょっとお休みして、復活公演はラグナで!あ、言ってよかったんかねこれ!?み、みんな!!!ラグナでまた会うんよーーーー!!!}
ワーーーーーーー!!!!ワーーーーーーーー!!!
ミラージュ「……お別れじゃ、ないんですね?」
フレイア「うん!!あ、ミラージュさん、もしかして私が引退やと思っとった!?ごめ――」
ギュウウウウウウウウウ
フレイア「はわっ!?はわわわっ、み、ミラージュさん!?!?!?」
ミラージュ「よかった……よかったよお……!!!フレイア、よかった、よがったぁーーーーーー!!!」
フレイア「ふぇぇ!?なんで泣いとるん!?!?!?ご、ごめんね、ミラージュさん!?ミラージュさーーーん!?」
ミラージュ「ぐすっ、フレイア……おめでとう、本当におめでとう。祝福させてください、心から……あと、美雲さん」
美雲「ふふっ、なあに?」
ミラージュ「この役目今後譲りませんから!」
美雲「あら、フレイアは私のよ」
ミラージュ「私のです!!!」
ハヤテ「……俺のだよ!!!!!!!」
ワーーーーー!!!!
引っ込めハヤテマーーーン
ハヤテ「ハヤテマンやめろ!!!!!!!!!!!!」
完
チャック「んで、なんで俺謹慎なんですか、隊長」
アラド「ひがみと冗談で二人の写真撮ったのがお前だからだろ」
チャック「ちくしょう、ちくしょう、なんだあれ。ハヤテ爆発しろ……!」
今度こそ、完
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 00:30:44.88 ID:6UqmE6FSO
美雲さんは俺の
じゃあの!
じゃあの!
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 00:45:53.84 ID:djIfGoJ10
さんさいじ可愛い
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 08:32:51.15 ID:ISEU54Ero
かわいい
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 14:31:26.76 ID:2YK3nJ+M0
本編さえもう少しまともだったらこう言うのもっと読めたのにな…
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496579758/
Entry ⇒ 2017.07.28 | Category ⇒ マクロスΔ | Comments (0)
フレイア「私、ハヤテとの子供が欲しい……」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 22:38:46.03 ID:/rwwpBZlO
ワルキューレ女子寮
ハヤテ「ブッ!? は、はぁ!?フレイア、お前急に何言って……」
フレイア「急じゃ、ないんよ……ずっと考えとったんやけど……ハヤテに好きって言ってもらえてから、ずっと」
ハヤテ「……」
フレイア「でも、もう私15歳やし……自分の子供が同じ歳になる頃、もう生きてないんだなあ、って思って」
ハヤテ「……それは、そうだけどよ。あのな……フレイア、なんで」
フレイア「ん、で。ぶっちゃ、考えて……」
美雲「私を養子にすればいいんじゃないかしら、って」
ハヤテ「帰れ」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 22:40:52.99 ID:/rwwpBZlO
ハヤテ「こんな話するのに美雲さんがいるからおかしいと思ったんだ……なんなんだよ一体!何の冗談だこれ」
美雲「冗談じゃないわ。忘れたの?私、三歳なんだもの。フレイアの子供でも何も問題ないじゃない?」
ハヤテ「大有りだろ……おいフレイア、なんでそんな話になったんだ?分かるように説明してくれ」
フレイア「あんね!私が悩んどったら美雲さんが話聞いてくれて、そしたら美雲さんも今度研究所から出るから行くとこさがしてるんよ、って!」
ハヤテ「そりゃ丁度いいや、養子にしよう。ってなるかよ。わけわかんねーよ」
美雲「冗談じゃないわ。忘れたの?私、三歳なんだもの。フレイアの子供でも何も問題ないじゃない?」
ハヤテ「大有りだろ……おいフレイア、なんでそんな話になったんだ?分かるように説明してくれ」
フレイア「あんね!私が悩んどったら美雲さんが話聞いてくれて、そしたら美雲さんも今度研究所から出るから行くとこさがしてるんよ、って!」
ハヤテ「そりゃ丁度いいや、養子にしよう。ってなるかよ。わけわかんねーよ」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 22:42:31.27 ID:/rwwpBZlO
美雲「私、考えたのよ。フレイアに聞かれてからずっと、私は何故、何のために歌うのかって」
ハヤテ「はぁ」
フレイア「うんうん!」
美雲「私にとっての歌ってなにかしら……私は何?私は 何の為に生まれて、何のために生きているの?」
ハヤテ「……はぁ」
フレイア「うんうん、うん!」
美雲「分からないまま、終わる。そんなのは嫌よ」
ハヤテ「……」
フレイア「うん、うん……!ハヤテ、聞いた!?美雲さん、こんなに悩んどったんよ!ね!?」
ハヤテ「ね?じゃねーよ。こいつ大昔の地球の幼児向けアニメ観ただけだ、昔親父に観せてもらったから知ってる」
美雲「ふふっ。だって私、三歳なんだもの」
ハヤテ「最近それ言えば許されると思ってるだろ。カナメさん困ってたぞ」
ハヤテ「はぁ」
フレイア「うんうん!」
美雲「私にとっての歌ってなにかしら……私は何?私は 何の為に生まれて、何のために生きているの?」
ハヤテ「……はぁ」
フレイア「うんうん、うん!」
美雲「分からないまま、終わる。そんなのは嫌よ」
ハヤテ「……」
フレイア「うん、うん……!ハヤテ、聞いた!?美雲さん、こんなに悩んどったんよ!ね!?」
ハヤテ「ね?じゃねーよ。こいつ大昔の地球の幼児向けアニメ観ただけだ、昔親父に観せてもらったから知ってる」
美雲「ふふっ。だって私、三歳なんだもの」
ハヤテ「最近それ言えば許されると思ってるだろ。カナメさん困ってたぞ」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 22:46:28.74 ID:/rwwpBZlO
美雲「分からず屋ねえ。何をそんなに怒っているの、ハヤテマン?」
ハヤテ「怒るって言うかよ……あとハヤテマンやめろ。引っ張られてんじゃねーよ考えも呼び方も幼児アニメによ」
フレイア「っぶふ、はや、ハヤテマン、っふふ、いひ、いひひひひ」
ハヤテ「お前も笑ってんなよ……ルンピッカピカだなー」
美雲「ふふっ。誰かさんと一緒の時は大体そうみたいだけど?」
ハヤテ「まあ今はあんたがいるから台無しだけどな」
美雲「あら、お邪魔だったかしら」
ハヤテ「今更かよ」
ハヤテ「怒るって言うかよ……あとハヤテマンやめろ。引っ張られてんじゃねーよ考えも呼び方も幼児アニメによ」
フレイア「っぶふ、はや、ハヤテマン、っふふ、いひ、いひひひひ」
ハヤテ「お前も笑ってんなよ……ルンピッカピカだなー」
美雲「ふふっ。誰かさんと一緒の時は大体そうみたいだけど?」
ハヤテ「まあ今はあんたがいるから台無しだけどな」
美雲「あら、お邪魔だったかしら」
ハヤテ「今更かよ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 22:52:04.81 ID:/rwwpBZlO
ハヤテ「あのな、俺とフレイアが付き合ってるのは知ってるよな」
美雲「ええ、全銀河が」
ハヤテ「言い方」
フレイア「ハヤテ、あんなみんなの前で『好き』って言って来るんやもん。私、恥ずかしくて……いひひ」
ハヤテ「あの言い淀んでたのそこかよ畜生……ルンピッカピカだなー」
美雲「あら、お邪魔かしら」
ハヤテ「今更かよって言ってんだよ……そう、それで、今日のデートの話をする時に、今みたいに角光らせて、こいつが何て言ったか分かるか?」
美雲「『あんね、ハヤテ……その、明日……私の部屋、来ん?』」
ハヤテ「その通りだけどどっから出てきた今のフレイアそのものの声」
美雲「レイナって有能よね」
ハヤテ「あいつ」
美雲「それで、意識したからこそあなた、今日いつもよりダサさ控えめの気合の入った服装なのね」
フレイア「えっ、あ、ほ、ほんとやね。なんか、今日のハヤテかっこいい……ううん!いつもカッコいいんよ!でもね、うーんと、なんて言うか、ちゃ、ちゃんとしてる!」
ハヤテ「やめろ、触れるなそれに。服買いに行ったら女の店員に『フレイアちゃんとのデートにそれはあり得ない』って全否定されたんだよ」
美雲「ふふっ。さっすが、宇宙に、いいえ、銀河に飛び出す系有名カップルってとこかしら」
ハヤテ「やめろってんだよ」
美雲「ええ、全銀河が」
ハヤテ「言い方」
フレイア「ハヤテ、あんなみんなの前で『好き』って言って来るんやもん。私、恥ずかしくて……いひひ」
ハヤテ「あの言い淀んでたのそこかよ畜生……ルンピッカピカだなー」
美雲「あら、お邪魔かしら」
ハヤテ「今更かよって言ってんだよ……そう、それで、今日のデートの話をする時に、今みたいに角光らせて、こいつが何て言ったか分かるか?」
美雲「『あんね、ハヤテ……その、明日……私の部屋、来ん?』」
ハヤテ「その通りだけどどっから出てきた今のフレイアそのものの声」
美雲「レイナって有能よね」
ハヤテ「あいつ」
美雲「それで、意識したからこそあなた、今日いつもよりダサさ控えめの気合の入った服装なのね」
フレイア「えっ、あ、ほ、ほんとやね。なんか、今日のハヤテかっこいい……ううん!いつもカッコいいんよ!でもね、うーんと、なんて言うか、ちゃ、ちゃんとしてる!」
ハヤテ「やめろ、触れるなそれに。服買いに行ったら女の店員に『フレイアちゃんとのデートにそれはあり得ない』って全否定されたんだよ」
美雲「ふふっ。さっすが、宇宙に、いいえ、銀河に飛び出す系有名カップルってとこかしら」
ハヤテ「やめろってんだよ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 22:54:28.22 ID:/rwwpBZlO
ハヤテ「……俺の気持ち分かるか?自分の恋人が恥ずかしそうに部屋に呼んでくれて、こっちも割とその、緊張しながらノコノコやって来たらよ」
美雲「えぇ」
ハヤテ「本人より先に美雲さんに出迎えられた俺の気持ち」
美雲「なんて出来た子だ。娘にしたいな、って?」
フレイア「やった!」
ハヤテ「そろそろ言っていいか?お前ら馬鹿じゃねーの?」
美雲「えぇ」
ハヤテ「本人より先に美雲さんに出迎えられた俺の気持ち」
美雲「なんて出来た子だ。娘にしたいな、って?」
フレイア「やった!」
ハヤテ「そろそろ言っていいか?お前ら馬鹿じゃねーの?」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 22:57:57.33 ID:/rwwpBZlO
美雲「考えてもみなさい。フレイアが私の母親だとどんなに良いことがあるか」
ハヤテ「良い事……?」
美雲「とりあえず、ファンが喜ぶわ」
ハヤテ「真っ当に喜ばせろよ」
美雲「それに私も喜ぶ」
フレイア「はいっ!はいっ!私も喜びます、美雲さん!」
ハヤテ「お前ら付き合えばいいんじゃねーの」
美雲「それは取り敢えずあなたに譲ってあげるわ。でも、ふふっ。フレイア?ハヤテが嫌になったら、いつでも私のところに戻ってきなさい?」
フレイア「ほ、ほいな!いひ、いひひひひひ」
ハヤテ「まんざらでもないどころかこいつら……ルンピッカピカだなー」
ハヤテ「良い事……?」
美雲「とりあえず、ファンが喜ぶわ」
ハヤテ「真っ当に喜ばせろよ」
美雲「それに私も喜ぶ」
フレイア「はいっ!はいっ!私も喜びます、美雲さん!」
ハヤテ「お前ら付き合えばいいんじゃねーの」
美雲「それは取り敢えずあなたに譲ってあげるわ。でも、ふふっ。フレイア?ハヤテが嫌になったら、いつでも私のところに戻ってきなさい?」
フレイア「ほ、ほいな!いひ、いひひひひひ」
ハヤテ「まんざらでもないどころかこいつら……ルンピッカピカだなー」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:02:40.77 ID:/rwwpBZlO
美雲「それだけじゃないわ……そうね、実際にシミュレーションして見せれば早いかしら」
ハヤテ「シミュレーション?」
美雲「フレイア?私ちょっと迷子になるから、あなた、私を探してみてもらえれるかしら」
フレイア「ほいな!」
ハヤテ「お前らコンビ組めばいんじゃねーの。それでもファン喜ぶぞ多分」
美雲「――あぁ、困ったわね。こんな見知らぬ路地裏で一人になってしまうなんて」
ハヤテ「単独行動するからだろ、直せよそれミラージュ困ってるぞ」
美雲「このままじゃ私、最強歌姫ミステリアスビーナスを付狙う鬼畜ファッションモンスターメガネに襲われてしまうわ」
ハヤテ「自分で言うなよ最強とか……ロイド散っただろ銀河に」
フレイア「――あー、美雲さんどうしたんかねー。どこ行ったんやろ」
ハヤテ「スッと入るなお前も。ワルキューレって演技稽古もしてんの?」
ハヤテ「シミュレーション?」
美雲「フレイア?私ちょっと迷子になるから、あなた、私を探してみてもらえれるかしら」
フレイア「ほいな!」
ハヤテ「お前らコンビ組めばいんじゃねーの。それでもファン喜ぶぞ多分」
美雲「――あぁ、困ったわね。こんな見知らぬ路地裏で一人になってしまうなんて」
ハヤテ「単独行動するからだろ、直せよそれミラージュ困ってるぞ」
美雲「このままじゃ私、最強歌姫ミステリアスビーナスを付狙う鬼畜ファッションモンスターメガネに襲われてしまうわ」
ハヤテ「自分で言うなよ最強とか……ロイド散っただろ銀河に」
フレイア「――あー、美雲さんどうしたんかねー。どこ行ったんやろ」
ハヤテ「スッと入るなお前も。ワルキューレって演技稽古もしてんの?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:06:12.10 ID:/rwwpBZlO
フレイア「今日は一緒に浜辺でクラゲむさぼり食う約束だったんに」
ハヤテ「仮にもアイドルが何の予定立ててんだよ。メッサーだったらどうすんだそのクラゲ」
美雲「愛しい人の色も意味も失ってしまったけれど、なら味はどうかしら?って話よ」
ハヤテ「聞いてねーよ、お前迷子設定どうした」
フレイア「あ!カナメさん誘うの忘れとった!」
ハヤテ「やめてやれ、これ以上カナメさんの頭痛の種を増やすな。あとメッサークラゲの件まで話したらお前らぶん殴られるぞ多分」
ハヤテ「仮にもアイドルが何の予定立ててんだよ。メッサーだったらどうすんだそのクラゲ」
美雲「愛しい人の色も意味も失ってしまったけれど、なら味はどうかしら?って話よ」
ハヤテ「聞いてねーよ、お前迷子設定どうした」
フレイア「あ!カナメさん誘うの忘れとった!」
ハヤテ「やめてやれ、これ以上カナメさんの頭痛の種を増やすな。あとメッサークラゲの件まで話したらお前らぶん殴られるぞ多分」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:11:19.34 ID:/rwwpBZlO
美雲「困ったわね……そうだわ、こんな時は……歌は、神秘!」
~~~~♪
ハヤテ「……歌いだしたな」
フレイア「美雲さん、どこに……あ!この歌……星の色!美雲さんの、歌!」
ハヤテ「……」
美雲「~~~~~~♪」
フレイア「美雲さん……困っとる!路地裏で、一人で……寂しい、会いたい、って!」
ハヤテ「……」
フレイア「こっち……ううん、こっちから……あ!美雲さん!」
美雲「~~~~♪……!フレイア!」
フレイア「美雲さん!」
ギュッ!
美雲「信じてたわ、フレイア……あなたなら、私をここから連れ出してくれるって」
フレイア「いひひひ……美雲さんの、歌が。歌が、教えてくれたんよ……歌は、元気!」
美雲「フレイア……!」
フレイア「美雲さん……!」
美雲「――みたいなね」
ハヤテ「ケータイ使え」
~~~~♪
ハヤテ「……歌いだしたな」
フレイア「美雲さん、どこに……あ!この歌……星の色!美雲さんの、歌!」
ハヤテ「……」
美雲「~~~~~~♪」
フレイア「美雲さん……困っとる!路地裏で、一人で……寂しい、会いたい、って!」
ハヤテ「……」
フレイア「こっち……ううん、こっちから……あ!美雲さん!」
美雲「~~~~♪……!フレイア!」
フレイア「美雲さん!」
ギュッ!
美雲「信じてたわ、フレイア……あなたなら、私をここから連れ出してくれるって」
フレイア「いひひひ……美雲さんの、歌が。歌が、教えてくれたんよ……歌は、元気!」
美雲「フレイア……!」
フレイア「美雲さん……!」
美雲「――みたいなね」
ハヤテ「ケータイ使え」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:15:48.84 ID:/rwwpBZlO
美雲「強情ね。ふーっ。仕方がない……これだけは、使いたくなかったんだけど」
ハヤテ「な、なんだよ。実力行使やめろよな、ウィンダミア人一方的にボコれる奴に勝てる自信ないぞ俺」
美雲「そんな無粋なことはしないわ」
ハヤテ「人のデートに乱入した奴の台詞とは思えねーよ」
美雲「……コホン」
美雲「……ルダンジャール・ロム・マヤン!」
ハヤテ「……」
美雲「フレイア、あなたも一緒に!ルダンジャール・ロム・マヤン!」
フレイア「ほいな!ルダンジャール・ロム・マヤン!」
ハヤテ「…………」
美雲・フレイア「「ルダンジャール・ロム・マヤン!!!!」
ハヤテ「それで言うこと聞くようになるのお前だけだからな」
ハヤテ「な、なんだよ。実力行使やめろよな、ウィンダミア人一方的にボコれる奴に勝てる自信ないぞ俺」
美雲「そんな無粋なことはしないわ」
ハヤテ「人のデートに乱入した奴の台詞とは思えねーよ」
美雲「……コホン」
美雲「……ルダンジャール・ロム・マヤン!」
ハヤテ「……」
美雲「フレイア、あなたも一緒に!ルダンジャール・ロム・マヤン!」
フレイア「ほいな!ルダンジャール・ロム・マヤン!」
ハヤテ「…………」
美雲・フレイア「「ルダンジャール・ロム・マヤン!!!!」
ハヤテ「それで言うこと聞くようになるのお前だけだからな」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:19:08.77 ID:/rwwpBZlO
美雲「これでも分からない?」
ハヤテ「分かってたまるか。あとさっきからずっと抱きしめあうのやめてから話続けてくれないか」
フレイア「いひ、いひひひ。美雲さん柔らかい、良い匂い……」
ハヤテ「フレイアやめろ堪能すんな……お前が母親って話じゃなかったっけ」
フレイア「!ハヤテ、認めてくれるんね!?」
ハヤテ「違う。むしろ断固反対したくなってきた。確実にお前取られるわ美雲さん招き入れたら」
美雲「暗にフレイアは俺のだぞ、って言いたいのね」
ハヤテ「……」
ハヤテ「暗にじゃねーよ、俺のだよ」
フレイア「いひひ……ふぇ!?は、ハヤテ!?」
グイッ!
ハヤテ「フレイアは俺のだ!」
フレイア「ふぇええええ!?は、ハヤテ!?なんね!?急に、抱き寄せ、は、ハヤテ良い匂い、腕太い……いやいやいや!!み、美雲さんが!!美雲さんが見とるからあ!」
ハヤテ「俺が見てる前でその美雲さんとルンピカさせてたのお前だろ!」
美雲「……ふふっ」
ハヤテ「分かってたまるか。あとさっきからずっと抱きしめあうのやめてから話続けてくれないか」
フレイア「いひ、いひひひ。美雲さん柔らかい、良い匂い……」
ハヤテ「フレイアやめろ堪能すんな……お前が母親って話じゃなかったっけ」
フレイア「!ハヤテ、認めてくれるんね!?」
ハヤテ「違う。むしろ断固反対したくなってきた。確実にお前取られるわ美雲さん招き入れたら」
美雲「暗にフレイアは俺のだぞ、って言いたいのね」
ハヤテ「……」
ハヤテ「暗にじゃねーよ、俺のだよ」
フレイア「いひひ……ふぇ!?は、ハヤテ!?」
グイッ!
ハヤテ「フレイアは俺のだ!」
フレイア「ふぇええええ!?は、ハヤテ!?なんね!?急に、抱き寄せ、は、ハヤテ良い匂い、腕太い……いやいやいや!!み、美雲さんが!!美雲さんが見とるからあ!」
ハヤテ「俺が見てる前でその美雲さんとルンピカさせてたのお前だろ!」
美雲「……ふふっ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:30:21.12 ID:/rwwpBZlO
美雲「やっとお目覚め?ってところかしら。負けたわ、ハヤテマン」
ハヤテ「ハヤテマンやめろ……はぁ?負けたってなんだよ」
美雲「フレイアを狙う男性は多いわ。告白して満足したまま、前のようにふらふらしていると……誰かにとられてしまうわよ。今のように、態度で示してあげないとね」
ハヤテ「……お前」
フレイア「ハヤテ、ごめん……私、ちょっと。ちょっとだけ、不安だったんよ……ハヤテが今忙しいの分かっとる。ハインツ陛下との停戦協定とか、こっちのウィンダミア軍との話し合いとか……それで、悩んでて、そん時、美雲さんが」
ハヤテ「……悩み聞いた、ってのは本当だったわけだな。ったく、それならこんな、回りくどいことしなくても」
美雲「ふふっ。だってその方が面白いじゃない? 一応言っておくけど養子の件は割と本気よ」
ハヤテ「勘弁しろよ」
美雲「ふふふっ。さっ、邪魔者はお暇するわ。お二人で、ごゆっくり」
フレイア「えっ、美雲さん、そんな。まだおっても……」
美雲「そこまで空気を読めないつもりじゃないわ。じゃあね」
バタンッ
ハヤテ「……」
フレイア「……」
ハヤテ「ハヤテマンやめろ……はぁ?負けたってなんだよ」
美雲「フレイアを狙う男性は多いわ。告白して満足したまま、前のようにふらふらしていると……誰かにとられてしまうわよ。今のように、態度で示してあげないとね」
ハヤテ「……お前」
フレイア「ハヤテ、ごめん……私、ちょっと。ちょっとだけ、不安だったんよ……ハヤテが今忙しいの分かっとる。ハインツ陛下との停戦協定とか、こっちのウィンダミア軍との話し合いとか……それで、悩んでて、そん時、美雲さんが」
ハヤテ「……悩み聞いた、ってのは本当だったわけだな。ったく、それならこんな、回りくどいことしなくても」
美雲「ふふっ。だってその方が面白いじゃない? 一応言っておくけど養子の件は割と本気よ」
ハヤテ「勘弁しろよ」
美雲「ふふふっ。さっ、邪魔者はお暇するわ。お二人で、ごゆっくり」
フレイア「えっ、美雲さん、そんな。まだおっても……」
美雲「そこまで空気を読めないつもりじゃないわ。じゃあね」
バタンッ
ハヤテ「……」
フレイア「……」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:37:29.37 ID:/rwwpBZlO
フレイア「…………」
ハヤテ「…………」
フレイア「…………ハヤテ、あの」
ハヤテ「…………お、おう」
フレイア「……きょ、今日、ほんま、カッコいいね」
ハヤテ「お、おう……店員イチおしのそっくりそのまま買ったからな……今思えばあれワルキューレの混ぜたら危険組だったんじゃ」
フレイア「ううん、それでも……ハヤテ、かっこいい」
ハヤテ「……お前も、ルンピカピカだな」
フレイア「……さっきの、もっかい」
ハヤテ「さっきの?」
フレイア「とぼけんの」
ハヤテ「……あー……フレイア。お前は……俺の……」
バタンッ!
美雲「邪魔するわ!」
ハヤテ「ほんっっっっとにな!!!!!!」
フレイア「み、みみみ美雲さん!?!?!?」
ハヤテ「…………」
フレイア「…………ハヤテ、あの」
ハヤテ「…………お、おう」
フレイア「……きょ、今日、ほんま、カッコいいね」
ハヤテ「お、おう……店員イチおしのそっくりそのまま買ったからな……今思えばあれワルキューレの混ぜたら危険組だったんじゃ」
フレイア「ううん、それでも……ハヤテ、かっこいい」
ハヤテ「……お前も、ルンピカピカだな」
フレイア「……さっきの、もっかい」
ハヤテ「さっきの?」
フレイア「とぼけんの」
ハヤテ「……あー……フレイア。お前は……俺の……」
バタンッ!
美雲「邪魔するわ!」
ハヤテ「ほんっっっっとにな!!!!!!」
フレイア「み、みみみ美雲さん!?!?!?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:42:28.12 ID:/rwwpBZlO
美雲「考えたのよ、私。養子がダメなのはいいわ……でもね、ハヤテ?私、あなたのお父様が採取したDNAサンプルから作られたじゃない?」
ハヤテ「なんだよ!!!どうしても今言わなきゃダメか!?ダメなのかそれ!!!」
美雲「つまり、ライトマンは私の……父親のようなもの!」
ハヤテ「ライトマンやめろ!はあ?何言って……」
美雲「そう、つまり……ハヤテ!!私はあなたの妹よ!!!!」
フレイア「な、なんやってーーーー!?」
ハヤテ「帰れ!!!!!!!!!!!!!!」
完
マキナ「――あーあ、くもくも可愛いけどそこは引かなきゃだめだよー。もー」
レイナ「――せっかく仕掛けた盗聴デバイスが台無し。あとでお説教」
カナメ「……そこで何してるのかの内容によってはお説教はこっちの台詞よ、マキナ。レイナ」
今度こそ、完
ハヤテ「なんだよ!!!どうしても今言わなきゃダメか!?ダメなのかそれ!!!」
美雲「つまり、ライトマンは私の……父親のようなもの!」
ハヤテ「ライトマンやめろ!はあ?何言って……」
美雲「そう、つまり……ハヤテ!!私はあなたの妹よ!!!!」
フレイア「な、なんやってーーーー!?」
ハヤテ「帰れ!!!!!!!!!!!!!!」
完
マキナ「――あーあ、くもくも可愛いけどそこは引かなきゃだめだよー。もー」
レイナ「――せっかく仕掛けた盗聴デバイスが台無し。あとでお説教」
カナメ「……そこで何してるのかの内容によってはお説教はこっちの台詞よ、マキナ。レイナ」
今度こそ、完
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:43:11.18 ID:/rwwpBZlO
フレイアはハヤテの嫁。美雲さんは俺の嫁
じゃあの!
じゃあの!
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:45:42.40 ID:JG9dNzj0O
乙
珍しいデルタSSに覗いたら良SSだった
面白かったぜ
珍しいデルタSSに覗いたら良SSだった
面白かったぜ
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/03(月) 23:49:25.38 ID:yeMOWNx/O
乙!面白かった!
じゃあカナメさんは俺がもらっていきますね
じゃあカナメさんは俺がもらっていきますね
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/04(火) 10:32:44.99 ID:j78W5cVco
おつおっつ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491226726/
Entry ⇒ 2017.06.13 | Category ⇒ マクロスΔ | Comments (0)
【マクロスΔ】メッサー「カナメさんが酔っ払った」
1: ◆ollzcoOSHk 2016/12/15(木) 22:59:49.54 ID:lw9UtBU60
メッサー・イーレフェルト(以下メッサー)「どうしてこうなったんだ…」
フレイア・ヴィオン(以下フレイア)「うぅ…カナメさん……ゴリゴリぃ…」ピクピク
レイナ・プラウラー(以下レイナ)「もうダメ……クラゲになっちゃう……」ピクピク
マキナ・中島(以下マキナ)「きゃわわな星が見える…あれは彗星かな…?いや…違うな。…彗星はもっとパァーって………」コテン
ミラージュ・F・ジーナス(以下ミラージュ)「くじょーはぁ…こーほーまでぇ…おねがいしますぅぅ………」グデー
メッサー「(ワルキューレの面々とミラージュが倒れ、他にも多くのケイオス職員たちが死体のように寝ている、はっきり言って異常だ、こんな時に隊長はどこにいる?)」
フレイア・ヴィオン(以下フレイア)「うぅ…カナメさん……ゴリゴリぃ…」ピクピク
レイナ・プラウラー(以下レイナ)「もうダメ……クラゲになっちゃう……」ピクピク
マキナ・中島(以下マキナ)「きゃわわな星が見える…あれは彗星かな…?いや…違うな。…彗星はもっとパァーって………」コテン
ミラージュ・F・ジーナス(以下ミラージュ)「くじょーはぁ…こーほーまでぇ…おねがいしますぅぅ………」グデー
メッサー「(ワルキューレの面々とミラージュが倒れ、他にも多くのケイオス職員たちが死体のように寝ている、はっきり言って異常だ、こんな時に隊長はどこにいる?)」
2: ◆ollzcoOSHk 2016/12/15(木) 23:00:49.84 ID:lw9UtBU60
【注意】
・キャラ崩壊注意
・ウィンダミア訛りが微妙
・口調、呼称に違和感があるかも
・キャラ崩壊注意
・ウィンダミア訛りが微妙
・口調、呼称に違和感があるかも
3: ◆ollzcoOSHk 2016/12/15(木) 23:02:33.30 ID:lw9UtBU60
(二時間前)
アーネスト・ジョンソン(以下ジョンソン)「えーーーーー、挨拶の文章を考えていなかったので手短に終わらせる。皆、今年も一年ご苦労だった!このフロアの3つのホールは全てウチの貸し切りだ!今日は飲んで食って騒いで楽しんでくれ、以上!乾杯!」
一同「かんぱーい!」
メッサー「(今回ばかりは流石に周りに合わせてグラスを手に取る、ここまではまだよかったはずだ)」
ハヤテ・インメルマン(以下ハヤテ)「おーう、メッサー!飲んでるかー?」
メッサー「息が臭いぞお前、未成年飲酒とはいい度胸だ」
ハヤテ「酒ぇ?いーや、違うねぇ!これは銀河麦ジュースだ!そうだろ?チャック?」
チャック・マスタング(以下チャック)「んー?ああ、これは(ラグナ人の感覚的には)ただのジュースだな(アルコールも10%程度だし)、うん、間違いなくジュースだ」
メッサー「妙な間があったが?」
ハヤテ「うぉーい!整備長~飲んでるか~?」フラフラフラ~ッ
メッサー「ハヤテがすでに千鳥足だが?」
アーネスト・ジョンソン(以下ジョンソン)「えーーーーー、挨拶の文章を考えていなかったので手短に終わらせる。皆、今年も一年ご苦労だった!このフロアの3つのホールは全てウチの貸し切りだ!今日は飲んで食って騒いで楽しんでくれ、以上!乾杯!」
一同「かんぱーい!」
メッサー「(今回ばかりは流石に周りに合わせてグラスを手に取る、ここまではまだよかったはずだ)」
ハヤテ・インメルマン(以下ハヤテ)「おーう、メッサー!飲んでるかー?」
メッサー「息が臭いぞお前、未成年飲酒とはいい度胸だ」
ハヤテ「酒ぇ?いーや、違うねぇ!これは銀河麦ジュースだ!そうだろ?チャック?」
チャック・マスタング(以下チャック)「んー?ああ、これは(ラグナ人の感覚的には)ただのジュースだな(アルコールも10%程度だし)、うん、間違いなくジュースだ」
メッサー「妙な間があったが?」
ハヤテ「うぉーい!整備長~飲んでるか~?」フラフラフラ~ッ
メッサー「ハヤテがすでに千鳥足だが?」
4: ◆ollzcoOSHk 2016/12/15(木) 23:03:11.20 ID:lw9UtBU60
チャック「気にするなって!ほら、飲め飲め!」グイグイ
メッサー「俺は飲まな…」
チャック「俺のさk…麦ジュースが飲めないってのかー?」グリグリ
グリグリグリグリグリグリ
メッサー「……いい加減にしろ」グビッ
チャック「ヒューッ!一気に行ったー!」
メッサー「?ジュースだと言ったのはお前だろ?」トクトクトクトク
チャック「あ、あはは…それより、だ。マキナから聞いたんだが、お前、カナメさんにサシで飲みに誘われたのに断ったそうじゃねえか?」
メッサー「ブッフォァッ!」
チャック「きったねーwww何してんだよwww」トクトクトク
メッサー「あ、ああ、すまない」カタカタカタカタ
チャック「グラス持つ手が震えてるじゃねえか!」
メッサー「ぬっ!こ、これは!…あれだ!ヴァール化の予兆だ!」
メッサー「俺は飲まな…」
チャック「俺のさk…麦ジュースが飲めないってのかー?」グリグリ
グリグリグリグリグリグリ
メッサー「……いい加減にしろ」グビッ
チャック「ヒューッ!一気に行ったー!」
メッサー「?ジュースだと言ったのはお前だろ?」トクトクトクトク
チャック「あ、あはは…それより、だ。マキナから聞いたんだが、お前、カナメさんにサシで飲みに誘われたのに断ったそうじゃねえか?」
メッサー「ブッフォァッ!」
チャック「きったねーwww何してんだよwww」トクトクトク
メッサー「あ、ああ、すまない」カタカタカタカタ
チャック「グラス持つ手が震えてるじゃねえか!」
メッサー「ぬっ!こ、これは!…あれだ!ヴァール化の予兆だ!」
6: ◆ollzcoOSHk 2016/12/15(木) 23:24:41.57 ID:lw9UtBU60
チャック「見え見えの嘘をつくなよwww」
メッサー「あ、いやそれはだな…」
チャック「マジな話さ、お前、カナメさんとどこまで進んだんだよ?」
メッサー「……黙秘権を行使する」
チャック「認めねえからな、おら吐けよ、吐いちまえよ~」グイグイグイグイ
メッサー「分った、白状しよう。俺はカナメさんと手を…」
チャック「手を…?」ゴクリンコ
メッサー「あ、いやそれはだな…」
チャック「マジな話さ、お前、カナメさんとどこまで進んだんだよ?」
メッサー「……黙秘権を行使する」
チャック「認めねえからな、おら吐けよ、吐いちまえよ~」グイグイグイグイ
メッサー「分った、白状しよう。俺はカナメさんと手を…」
チャック「手を…?」ゴクリンコ
7: ◆ollzcoOSHk 2016/12/15(木) 23:29:31.51 ID:lw9UtBU60
メッサー「繋ぐ間柄だ!」キリッ
チャック「出したんじゃねえのかよ!」
メッサー「?何を言っている?」
チャック「ああもう!小学生かお前は!」
メッサー「お前は何を言っている俺がカナメさんに手など出せるわけないだろう!」
チャック「おいおい、ひっでえ男だな~まさか魅力が無い、なんていうんじゃないだろうな?」
メッサー「馬鹿を言うな!魅力的だからこそだ、魅力的すぎるんだ!いいか?彼女は人間を通り越している、天使だ、いや女神だ!世界を作ったのはカナメさんだと言われれば俺は信じる」
チャック「真顔で何を言ってるんだお前はwww」
メッサー「つまり、だ。手を出すなど畏れ多すぎて俺にはできない…」
チャック「散々理屈こねくり回してただのヘタレ宣言じゃねえか!」
メッサー「ヘタっ…何だと?」
チャック「出したんじゃねえのかよ!」
メッサー「?何を言っている?」
チャック「ああもう!小学生かお前は!」
メッサー「お前は何を言っている俺がカナメさんに手など出せるわけないだろう!」
チャック「おいおい、ひっでえ男だな~まさか魅力が無い、なんていうんじゃないだろうな?」
メッサー「馬鹿を言うな!魅力的だからこそだ、魅力的すぎるんだ!いいか?彼女は人間を通り越している、天使だ、いや女神だ!世界を作ったのはカナメさんだと言われれば俺は信じる」
チャック「真顔で何を言ってるんだお前はwww」
メッサー「つまり、だ。手を出すなど畏れ多すぎて俺にはできない…」
チャック「散々理屈こねくり回してただのヘタレ宣言じゃねえか!」
メッサー「ヘタっ…何だと?」
8: ◆ollzcoOSHk 2016/12/15(木) 23:35:58.08 ID:lw9UtBU60
チャック「お前は当事者だから却って分からないかもしれないが、カナメさんのことよく見てみろ?お前に話しかけるときだけ、やたら嬉しそうだぞ?」
メッサー「何だって!?」
チャック「それになぁ…たまに袖とか掴まれるだろ?」
メッサー「あ、あぁ」
チャック「お前だけにしかやってねえんだよ!」
メッサー「何…だと!?」
チャック「つまりな!カナメさんはお前に向けて散々好き好きビーム撃ってるのにな、肝心のお前はそれに気づきもしない!」
メッサー「お、俺は…」
チャック「理屈はもう要らねえ!お前の素直な気持ち、ぶつけてこい」
メッサー「チャック…感謝する!」
チャック「バーカ、俺に頭下げる暇があるならさっさと行ってこい!」
メッサー「ああ!」
タッタッタッタッタッ
チャック「さてと、俺も飲みなおすとしますか、隊長と艦長はどこにいるのかな~~~っと」
メッサー「何だって!?」
チャック「それになぁ…たまに袖とか掴まれるだろ?」
メッサー「あ、あぁ」
チャック「お前だけにしかやってねえんだよ!」
メッサー「何…だと!?」
チャック「つまりな!カナメさんはお前に向けて散々好き好きビーム撃ってるのにな、肝心のお前はそれに気づきもしない!」
メッサー「お、俺は…」
チャック「理屈はもう要らねえ!お前の素直な気持ち、ぶつけてこい」
メッサー「チャック…感謝する!」
チャック「バーカ、俺に頭下げる暇があるならさっさと行ってこい!」
メッサー「ああ!」
タッタッタッタッタッ
チャック「さてと、俺も飲みなおすとしますか、隊長と艦長はどこにいるのかな~~~っと」
9: ◆ollzcoOSHk 2016/12/15(木) 23:48:36.44 ID:lw9UtBU60
(同じころ 別のホール)
カナメ・バッカニア(以下カナメ)「かんぱーい!って言ってもほぼいつも通りのメンバーね」
マキナ「クモクモはすぐにどこかいっちゃったし」
レイナ「代わりにミラージュ」
ミラージュ「あの…私が本当にお呼ばれしてもいいのでしょうか?」
フレイア「もちろん!みんなと一緒なら楽しいかんね!」
マキナ「そうそう、たまには一緒に、ね?」
ミラージュ「そう言っていただけると幸いです」
フレイア「カナメさん、はい、銀河麦ジュース」
カナメ「ありがとう、フレイアは気が利くわね」トクトクトクトク
フレイア「にしししし~いや~それほどでも~」
マキナ「フレフレ嬉しそう~」
レイナ「ガチデレ来てるね」
カナメ・バッカニア(以下カナメ)「かんぱーい!って言ってもほぼいつも通りのメンバーね」
マキナ「クモクモはすぐにどこかいっちゃったし」
レイナ「代わりにミラージュ」
ミラージュ「あの…私が本当にお呼ばれしてもいいのでしょうか?」
フレイア「もちろん!みんなと一緒なら楽しいかんね!」
マキナ「そうそう、たまには一緒に、ね?」
ミラージュ「そう言っていただけると幸いです」
フレイア「カナメさん、はい、銀河麦ジュース」
カナメ「ありがとう、フレイアは気が利くわね」トクトクトクトク
フレイア「にしししし~いや~それほどでも~」
マキナ「フレフレ嬉しそう~」
レイナ「ガチデレ来てるね」
10: ◆ollzcoOSHk 2016/12/15(木) 23:52:45.71 ID:lw9UtBU60
ミラージュ「最近しっかりしてきましたね、ハヤテもフレイアも」
カナメ「…………これおいしい……」トローン
フフッ、ホントウニカワイイワネ、フレイア… エ?チョット?カナメサン?
マキナ「でも待って?今渡したのって」
ハヤテクンッタラ、ツミツクリナンダカラ
レイナ「銀河麦ジュースだね」
エ?チョット、メガコワイ…
マキナ「一ついいかな?カナカナの酒癖って?」
ソンナハヤテクンヨリサキニ
レイナ「君のような勘の良いガキは嫌いだよ」
イタダキマス
フレイア「ひゃあああああああ!?カナメさん!?」
カナメ「ん~?いいじゃないの~スキンシップよ~」スリスリスリスリスリスリスリ
フレイア「ハァハァ…か、カナメさん…!?」
カナメ「ほら、力抜いて…んっ………」
フレイア「えっ?女の子同士で!?」
カナメ「そんなの問題じゃないわよー」チュゥゥゥゥゥゥン
(1分後)
フレイア「ンッ!?……ぶはぁっ! ミラージュさん、逃げ…」バタンッ
カナメ「…………これおいしい……」トローン
フフッ、ホントウニカワイイワネ、フレイア… エ?チョット?カナメサン?
マキナ「でも待って?今渡したのって」
ハヤテクンッタラ、ツミツクリナンダカラ
レイナ「銀河麦ジュースだね」
エ?チョット、メガコワイ…
マキナ「一ついいかな?カナカナの酒癖って?」
ソンナハヤテクンヨリサキニ
レイナ「君のような勘の良いガキは嫌いだよ」
イタダキマス
フレイア「ひゃあああああああ!?カナメさん!?」
カナメ「ん~?いいじゃないの~スキンシップよ~」スリスリスリスリスリスリスリ
フレイア「ハァハァ…か、カナメさん…!?」
カナメ「ほら、力抜いて…んっ………」
フレイア「えっ?女の子同士で!?」
カナメ「そんなの問題じゃないわよー」チュゥゥゥゥゥゥン
(1分後)
フレイア「ンッ!?……ぶはぁっ! ミラージュさん、逃げ…」バタンッ
11: ◆ollzcoOSHk 2016/12/15(木) 23:59:47.26 ID:lw9UtBU60
ミラージュ「フレイア!?」
カナメ「ミラージュぅ…ちょっといらっしゃい…」
ミラージュ「ひっ!?」
マキナ「ここまで見ればもうお分かり」
ムー…イアシシテルワネ サワッ
レイナ「カナメの酒癖、もとい、銀河麦ジュース癖は…そう!」
キヌノヨウナサワリゴコチ…マサニビキャク カ、カナメサン…
マキナ「キス魔に変貌!」
デモチョットコッテル…ホグシテアゲル!
ミラージュ「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
レイナ「新しい性癖!?」
キンニクノツキスギネーパイロットダカラッテヤリスギハデメヨー? キ、キヲツケマス
マキナ「抵抗しようにもできないミラミラきゃわわ!」
ハァーハヤテクン、ドッチヲエラブノカシラ… ハ、ハヤテハ!?ヒァァァァァンッ!?
(3分後)
ミラージュ「そんなことまでできるなんて……苦情は…広ほ…」バタン
カナメ「ミラージュぅ…ちょっといらっしゃい…」
ミラージュ「ひっ!?」
マキナ「ここまで見ればもうお分かり」
ムー…イアシシテルワネ サワッ
レイナ「カナメの酒癖、もとい、銀河麦ジュース癖は…そう!」
キヌノヨウナサワリゴコチ…マサニビキャク カ、カナメサン…
マキナ「キス魔に変貌!」
デモチョットコッテル…ホグシテアゲル!
ミラージュ「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
レイナ「新しい性癖!?」
キンニクノツキスギネーパイロットダカラッテヤリスギハデメヨー? キ、キヲツケマス
マキナ「抵抗しようにもできないミラミラきゃわわ!」
ハァーハヤテクン、ドッチヲエラブノカシラ… ハ、ハヤテハ!?ヒァァァァァンッ!?
(3分後)
ミラージュ「そんなことまでできるなんて……苦情は…広ほ…」バタン
12: ◆ollzcoOSHk 2016/12/16(金) 00:07:43.48 ID:XJunym5h0
マキナ「ミラミラー!」
レイナ「最後の砦ー!」
カナメ「グスッ 二人ともぉ…聞゛い゛て゛ぇ!メッサーくんがね、メッサーくんがひどい゛の゛ぉ゛!」
マキナ「よしよしヾ(・ω・`)」
レイナ「今度は泣き上戸」ナデナデ
カナメ「エグッ わらひねぇ、メ゛ッサ゛ーく゛ん゛のことぉ、らい、らい、らーーーーーいすきらのにねぇ!ちっとも気づいてくれないのぉ!」
マキナ「ムッツリだからねー」ナデナデ
レイナ「良い子良い子」ナデナデ
カナメ「こ゛の゛前もね゛ぇ!二人で飲みに行こ゛うと゛思った゛の゛に゛!…ヒグッどうしてら゛め゛な゛の゛よ゛ぉぉぉぉおっ!」
マキナ「わー、涙目爆発音してるー」
レイナ「最後の砦ー!」
カナメ「グスッ 二人ともぉ…聞゛い゛て゛ぇ!メッサーくんがね、メッサーくんがひどい゛の゛ぉ゛!」
マキナ「よしよしヾ(・ω・`)」
レイナ「今度は泣き上戸」ナデナデ
カナメ「エグッ わらひねぇ、メ゛ッサ゛ーく゛ん゛のことぉ、らい、らい、らーーーーーいすきらのにねぇ!ちっとも気づいてくれないのぉ!」
マキナ「ムッツリだからねー」ナデナデ
レイナ「良い子良い子」ナデナデ
カナメ「こ゛の゛前もね゛ぇ!二人で飲みに行こ゛うと゛思った゛の゛に゛!…ヒグッどうしてら゛め゛な゛の゛よ゛ぉぉぉぉおっ!」
マキナ「わー、涙目爆発音してるー」
13: ◆ollzcoOSHk 2016/12/16(金) 00:14:41.40 ID:XJunym5h0
カナメ「もひかひれ………マキナァ゛!そのスイカ寄越しな゛さ゛ぁぁぁあ゛い゛!!」
レイナ「グッドラック」
マキナ「助けて―!レイレーイ!」
カナメ「どうしてこんなに大きいの!?どうやったのよぉ!」
サワサワ モミモミモミィ
マキナ「カ、カナカナ?」
カナメ「ヴぇへへへー良いではないかー良いではないかー!」
モミモミモミモミ
マキナ「あーーれーーーー」
レイナ「セクハラ親父…」
(2分後)
マキナ「ヒィィン、もう…限界ぃ…」バタン
レイナ「グッドラック」
マキナ「助けて―!レイレーイ!」
カナメ「どうしてこんなに大きいの!?どうやったのよぉ!」
サワサワ モミモミモミィ
マキナ「カ、カナカナ?」
カナメ「ヴぇへへへー良いではないかー良いではないかー!」
モミモミモミモミ
マキナ「あーーれーーーー」
レイナ「セクハラ親父…」
(2分後)
マキナ「ヒィィン、もう…限界ぃ…」バタン
14: ◆ollzcoOSHk 2016/12/16(金) 00:19:46.35 ID:XJunym5h0
カナメ「レイナも…逃がさないからねぇ…」
レイナ「\(^o^)/オワタ」
カナメ「この時期でもへそ出し…サービス精神旺盛ねぇ…そーれ!」
コチョコチョコチョコチョコチョ
レイナ「!?ヒイヒヒッヒッヒヒヒwwwwwwあはははwwwwダメだってwwww無理wwww」
カナメ「んー?ここがいいの?ここが感じるの?」
コチョコチョコチョ
レイナ「うぇひひひひwwww壊れちゃうーwwwwキャラがwwww壊れちゃうwwwww」
カナメ「口ではそう言っても体は正直ねぇ」
コチョコチョコチョコチョコチョ
レイナ「たwww助けwwwwwwww呼吸がwwwwwww……www…w」
(30秒後)
レイナ「ふふふっひひひ……www」ピクピク
レイナ「\(^o^)/オワタ」
カナメ「この時期でもへそ出し…サービス精神旺盛ねぇ…そーれ!」
コチョコチョコチョコチョコチョ
レイナ「!?ヒイヒヒッヒッヒヒヒwwwwwwあはははwwwwダメだってwwww無理wwww」
カナメ「んー?ここがいいの?ここが感じるの?」
コチョコチョコチョ
レイナ「うぇひひひひwwww壊れちゃうーwwwwキャラがwwww壊れちゃうwwwww」
カナメ「口ではそう言っても体は正直ねぇ」
コチョコチョコチョコチョコチョ
レイナ「たwww助けwwwwwwww呼吸がwwwwwww……www…w」
(30秒後)
レイナ「ふふふっひひひ……www」ピクピク
15: ◆ollzcoOSHk 2016/12/16(金) 00:33:22.60 ID:XJunym5h0
ガチャ!バーン!
メッサー「カナメさん!」
カナメ「あ~メッサーくんだぁ~あれれ~4人いる~」
メッサー「正気に戻ってくれ!俺は一人だ」
カナメ「む~…メッサーくんはそんなこといわないもん!」
メッサー「俺は本物だ!」
カナメ「じゃあだきしめて」
メッサー「…………(もしや、こっちがカナメさんの本音…何故気づけなかった、大馬鹿者か、俺は)!!」
ギュッ
カナメ「…?」
メッサー「カナメさん、俺は自分の気持ちに気づいた。そして貴女の気持ちにも気づいた。アルコールの力で言うのは卑怯かもしれないが言わせてくれ……。俺はカナメさんのことが好きだ!愛してる!」
カナメ「メッサーくん…?」スーーーッ(酔いが一気に醒める音)
メッサー「その素敵な笑顔が好きだ、透き通るような歌声が好きだ、何をとっても最高だ!俺は一生!あなたを守り抜く!」
カナメ「//////////」カオマッカ
メッサー「…カナメ…さん?」
ヒューヒュー!ヤルネェ!カッコイイゾーチュウイー!カナメサーン!オシアワセニー!ニュウセキハイツデスカー?
メッサー「……とりあえず出ましょうか」
カナメ「/////」コクリ
メッサー「カナメさん!」
カナメ「あ~メッサーくんだぁ~あれれ~4人いる~」
メッサー「正気に戻ってくれ!俺は一人だ」
カナメ「む~…メッサーくんはそんなこといわないもん!」
メッサー「俺は本物だ!」
カナメ「じゃあだきしめて」
メッサー「…………(もしや、こっちがカナメさんの本音…何故気づけなかった、大馬鹿者か、俺は)!!」
ギュッ
カナメ「…?」
メッサー「カナメさん、俺は自分の気持ちに気づいた。そして貴女の気持ちにも気づいた。アルコールの力で言うのは卑怯かもしれないが言わせてくれ……。俺はカナメさんのことが好きだ!愛してる!」
カナメ「メッサーくん…?」スーーーッ(酔いが一気に醒める音)
メッサー「その素敵な笑顔が好きだ、透き通るような歌声が好きだ、何をとっても最高だ!俺は一生!あなたを守り抜く!」
カナメ「//////////」カオマッカ
メッサー「…カナメ…さん?」
ヒューヒュー!ヤルネェ!カッコイイゾーチュウイー!カナメサーン!オシアワセニー!ニュウセキハイツデスカー?
メッサー「……とりあえず出ましょうか」
カナメ「/////」コクリ
16: ◆ollzcoOSHk 2016/12/16(金) 00:44:34.79 ID:XJunym5h0
(近所の公園 噴水広場)
カナメ「正直、驚いた…メッサーくんにあんなこと言ってもらえるなんて」
メッサー「いきなりですみません、ですがあれは本当の俺の気持ちです」
カナメ「分ってるよ。だから…こんなにうれしいんだよね…」
メッサー「カナメさん…」
カナメ「それに私も 」 ザバァァァァァァッァン
メッサー「午前0時にも噴き出すんだな…えっと、今何と?」
カナメ「ううん、なんでもない…これからも守ってくれるよね?私のナイト様?」
メッサー「勿論です、命を懸けて守り通します」
カナメ「これからもよろしくね、それと…誕生日おめでとう、メッサーくん」
カナメ「正直、驚いた…メッサーくんにあんなこと言ってもらえるなんて」
メッサー「いきなりですみません、ですがあれは本当の俺の気持ちです」
カナメ「分ってるよ。だから…こんなにうれしいんだよね…」
メッサー「カナメさん…」
カナメ「それに私も 」 ザバァァァァァァッァン
メッサー「午前0時にも噴き出すんだな…えっと、今何と?」
カナメ「ううん、なんでもない…これからも守ってくれるよね?私のナイト様?」
メッサー「勿論です、命を懸けて守り通します」
カナメ「これからもよろしくね、それと…誕生日おめでとう、メッサーくん」
17: ◆ollzcoOSHk 2016/12/16(金) 00:52:13.82 ID:XJunym5h0
おまけ
(割と静かなホール)
アラド「おう美雲、他のメンバーのところにはいなくていいのか?」
美雲「ええ、私はこれでいいの」
ジョンソン「こんなオッサン共しかいない場所でもか?」
美雲「当然…」
アラド「(こりゃあ間違いなくカナメさんの酒癖の悪さ知ってるな)」
ジョンソン「(ワルキューレに加入したての頃の歓迎会の件か…)」
アラド「(そりゃあいきなりリーダーがキス魔になって新人に這い寄るんだからな…)」
ジョンソン「(トラウマだろうよ)」
美雲「(聞こえてるわよ?)」
アラド「心の声を拾うな、だが悪いな、陰口みたいな形になって」
美雲「そのことはいい、そしてここにいる理由もご明察よ……カナメとの酒の席だけは今後も遠慮するわ………(遠い目)」
当該居酒屋でケイオス関係者が出禁になったということしか資料が残っていないワルキューレ美雲歓迎会事件。真相は当人らと神のみぞ知る
fin.
(割と静かなホール)
アラド「おう美雲、他のメンバーのところにはいなくていいのか?」
美雲「ええ、私はこれでいいの」
ジョンソン「こんなオッサン共しかいない場所でもか?」
美雲「当然…」
アラド「(こりゃあ間違いなくカナメさんの酒癖の悪さ知ってるな)」
ジョンソン「(ワルキューレに加入したての頃の歓迎会の件か…)」
アラド「(そりゃあいきなりリーダーがキス魔になって新人に這い寄るんだからな…)」
ジョンソン「(トラウマだろうよ)」
美雲「(聞こえてるわよ?)」
アラド「心の声を拾うな、だが悪いな、陰口みたいな形になって」
美雲「そのことはいい、そしてここにいる理由もご明察よ……カナメとの酒の席だけは今後も遠慮するわ………(遠い目)」
当該居酒屋でケイオス関係者が出禁になったということしか資料が残っていないワルキューレ美雲歓迎会事件。真相は当人らと神のみぞ知る
fin.
18: ◆ollzcoOSHk 2016/12/16(金) 00:55:16.24 ID:XJunym5h0
書き溜めていたワードのデータが投下途中で吹っ飛ぶという大惨事に見舞われつつも完結です。
メッサー中尉誕生日おめでとうございます(盛大な遅刻)
メサカナ流行れ(本音)
メッサー中尉誕生日おめでとうございます(盛大な遅刻)
メサカナ流行れ(本音)
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/16(金) 01:14:02.16 ID:vqFKDF4zO
三雲さん3歳児だから飲み会に出るわけにはいかないよね乙
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/16(金) 01:36:31.27 ID:DyJJR83Eo
隊長との三角関係のせいでここら辺こじれ過ぎ
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/16(金) 03:08:57.26 ID:Xd0yBdBOO
いやでも最後まで見た感じ隊長は片想いされてる方で応える気はなく
カナメさんも振られた訳でもなく自分から吹っ切った訳だから
誰も失恋とかしてないからセーフセーフ(震え)
カナメさんも振られた訳でもなく自分から吹っ切った訳だから
誰も失恋とかしてないからセーフセーフ(震え)
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481810389/
Entry ⇒ 2016.12.19 | Category ⇒ マクロスΔ | Comments (0)
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