上条恭介「ブルマが廃止!?」
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 10:58:23.68 ID:RgLapGZJ0
「全国区でのブルマ廃止」今でもあの日のことは鮮明に覚えている。
僕がまだ中学在学時だったので「せめて卒業までは待ってくれ」と思ったこともあった。
見目麗しい少女達のその姿に僕達はお世話になり続けた。
だけどあの日少年たちは夢を諦めて大人になった。
僕も一番の夢を諦め大人になった。
あの事故の後遺症・・・「左手」はまだ治ってない。
プロバイオリニストになる夢を諦めた僕「上条恭介」は作曲家として活動している。
あれから15年近く経ち今は家庭を持っている。
来月には二人目が生まれる予定だ。
もうすぐ「お姉ちゃん」になる娘が僕に尋ねてきた。
何故おうちでお仕事をしているはずなのに外出が多いのかと、そして私と遊んでくれないのと
「もう姉になるんだから寂しがってばかりいては駄目だよ」と諭すつもりだったがいい機会だと思った。
あの日の事を娘に話そう。
そして僕のもう一つの「顔」の事も
僕がまだ中学在学時だったので「せめて卒業までは待ってくれ」と思ったこともあった。
見目麗しい少女達のその姿に僕達はお世話になり続けた。
だけどあの日少年たちは夢を諦めて大人になった。
僕も一番の夢を諦め大人になった。
あの事故の後遺症・・・「左手」はまだ治ってない。
プロバイオリニストになる夢を諦めた僕「上条恭介」は作曲家として活動している。
あれから15年近く経ち今は家庭を持っている。
来月には二人目が生まれる予定だ。
もうすぐ「お姉ちゃん」になる娘が僕に尋ねてきた。
何故おうちでお仕事をしているはずなのに外出が多いのかと、そして私と遊んでくれないのと
「もう姉になるんだから寂しがってばかりいては駄目だよ」と諭すつもりだったがいい機会だと思った。
あの日の事を娘に話そう。
そして僕のもう一つの「顔」の事も
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 11:13:30.67 ID:RgLapGZJ0
まどか☆マギカの二次創作です。
某映画を昨日(公開初日)見に行ったので勢いで書きます。
まど☆マギ+その「某映画」のパロディが主な流れです。
作品名は出しません。ネタバレになるので。
上条恭介のキャラがぶっ壊れてるかもしれません。
「ひだまりスケッチ」からも物語に関わってくるゲストキャラがいますが
「キャラを壊して」登場させるか「キャラを保ちつつ」登場させるか実際に書いてみてから決めます。
「キャラを壊して」登場させる場合はちゃんと最後で
「何故性格が違うのか」説明しますので気長にお待ちください。
以上の事に納得していただいた方のみ読んで頂くことをお勧めします。
「あのキャラとあのキャラがくっつくのはおかしい、許せない!」という方にもお勧めしません。
某映画を昨日(公開初日)見に行ったので勢いで書きます。
まど☆マギ+その「某映画」のパロディが主な流れです。
作品名は出しません。ネタバレになるので。
上条恭介のキャラがぶっ壊れてるかもしれません。
「ひだまりスケッチ」からも物語に関わってくるゲストキャラがいますが
「キャラを壊して」登場させるか「キャラを保ちつつ」登場させるか実際に書いてみてから決めます。
「キャラを壊して」登場させる場合はちゃんと最後で
「何故性格が違うのか」説明しますので気長にお待ちください。
以上の事に納得していただいた方のみ読んで頂くことをお勧めします。
「あのキャラとあのキャラがくっつくのはおかしい、許せない!」という方にもお勧めしません。
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 11:18:31.03 ID:RgLapGZJ0
第一話「僕の腕は二度と動かない」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 11:34:51.66 ID:RgLapGZJ0
ある日僕達の街「見滝原」を襲った巨大竜巻は存在そのものがまるで無かったかのように消え去った
通り過ぎたんじゃない。消え去った。
局地に被害を留めたそれは次第に人々から忘れられ、普段の暮らしに戻っていく。
学校も再開したらしいが、僕はまだ病院から抜け出せずにいた。
相変わらず動かない左腕
あの頃と違うのは僕がその現実を受け入れつつあるという所だけだ
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 12:09:34.32 ID:RgLapGZJ0
~見滝原中学二年教室~
ほむら「・・・」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「まどか・・・私のほっぺたつねってみて」
まどか「ええええ!?また!?」
ぎゅううううう
ほむら「痛い!痛い!痛い!」
まどか「ご・・・ごめん」
ほむらから手を離すまどか
ほむら「夢じゃないのね・・・」
ほむら「まどかが未契約のままワルプルギスの夜を倒し・・・仲間の魔法少女の誰一人欠ける事無く・・・」
ほむら「今・・・まどかと一緒に学園生活を過ごせる「今」は・・・夢じゃないのね」
ほむら「うれしいわまどか・・・あぁ・・・まどか暖かい」ぎゅっ
まどか「ほむらちゃんってば・・・大袈裟なんだから。ほむらちゃんのおかげなのに、こうしてわたし達が平和に暮らせるのは」
男子生徒「暁美さん、学校再開してから毎日鹿目さんに抱きついてるよな」
男子生徒「そっちの趣味持ちだったかーあー残念だったなーひそかに狙ってたのに・・・」
ほむら「でも不安なの・・・この幸せな夢がいつか覚めてしまうんじゃないかって」
まどか「大丈夫だよほむらちゃん・・・わたしはちゃんとここにいるよ」
ほむら「だからね・・・まどか」
ほむら「私の事・・・踏んでくれないかしら」
まどか「え・・・ええええええええええええええええええええええええええ!?」
ほむら「・・・」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「まどか・・・私のほっぺたつねってみて」
まどか「ええええ!?また!?」
ぎゅううううう
ほむら「痛い!痛い!痛い!」
まどか「ご・・・ごめん」
ほむらから手を離すまどか
ほむら「夢じゃないのね・・・」
ほむら「まどかが未契約のままワルプルギスの夜を倒し・・・仲間の魔法少女の誰一人欠ける事無く・・・」
ほむら「今・・・まどかと一緒に学園生活を過ごせる「今」は・・・夢じゃないのね」
ほむら「うれしいわまどか・・・あぁ・・・まどか暖かい」ぎゅっ
まどか「ほむらちゃんってば・・・大袈裟なんだから。ほむらちゃんのおかげなのに、こうしてわたし達が平和に暮らせるのは」
男子生徒「暁美さん、学校再開してから毎日鹿目さんに抱きついてるよな」
男子生徒「そっちの趣味持ちだったかーあー残念だったなーひそかに狙ってたのに・・・」
ほむら「でも不安なの・・・この幸せな夢がいつか覚めてしまうんじゃないかって」
まどか「大丈夫だよほむらちゃん・・・わたしはちゃんとここにいるよ」
ほむら「だからね・・・まどか」
ほむら「私の事・・・踏んでくれないかしら」
まどか「え・・・ええええええええええええええええええええええええええ!?」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/15(日) 18:47:40.37 ID:RgLapGZJ0
ほむら「頬をつねるなんて生ぬるいわ。踏んでくれないと納得できないの」
男子生徒「ざわ・・・ざわ・・・」
女子生徒「あ・・・暁美さんってかなりぶっ飛んだ子だったのね・・・」
ほむら「さぁ踏むのよまどか!今の状況が夢かどうか確かめさせて」
まどか「そんな・・・困るよほむらちゃん、こんな所で」
ほむら「いいわ、私からひざまずくから」
まどか「ほ・・・ほむらちゃん!?」
さやか「まどかから離れろ変態いいいいいいいいいいいい!!」
バットスィング
ほむら「!!」
バキッ
とっさに身を翻すほむら
まどか「さ・・・さやかちゃん!」
さやか「まどか怖がってるじゃんかよほむら!もっとTPOをわきまえろっての!」
ほむら「この時間軸でもう一つ信じられない事象があったわ」
ほむら「美樹さやか・・・いつもは勝手に契約して自滅するあなたが未契約のままワルプルギスを越せた」
ほむら「しかも、上条恭介との仲も良好そのもの・・・最近はどうせ毎日寄るのだからと
病室に学校の用意一式を放置する始末」
ほむら「学校内ではお泊りしてるんじゃないかと噂になっているわ」
さやか「そ・・・そんな事してないってーの!勉強道具とか着替えとか置きっぱなしにしてるのは認めるけど!!」
ざわざわ・・・
男子生徒「き・・・着替え・・・だと・・・」
仁美「・・・」(白目)
ほむら「あなたは今TPOをわきまえなさいと言ったわね・・・それはすなわち
あなたと上条恭介は人の迷惑のかからないところでもっと過激なプレイをしているという解釈でいいかしら?」
さやか「ななななな!?なんでそうなんのよ!!」
仁美「う・・・うふふふふふふふふ」ドサッ
まどか「仁美ちゃん!?」
男子生徒「ざわ・・・ざわ・・・」
女子生徒「あ・・・暁美さんってかなりぶっ飛んだ子だったのね・・・」
ほむら「さぁ踏むのよまどか!今の状況が夢かどうか確かめさせて」
まどか「そんな・・・困るよほむらちゃん、こんな所で」
ほむら「いいわ、私からひざまずくから」
まどか「ほ・・・ほむらちゃん!?」
さやか「まどかから離れろ変態いいいいいいいいいいいい!!」
バットスィング
ほむら「!!」
バキッ
とっさに身を翻すほむら
まどか「さ・・・さやかちゃん!」
さやか「まどか怖がってるじゃんかよほむら!もっとTPOをわきまえろっての!」
ほむら「この時間軸でもう一つ信じられない事象があったわ」
ほむら「美樹さやか・・・いつもは勝手に契約して自滅するあなたが未契約のままワルプルギスを越せた」
ほむら「しかも、上条恭介との仲も良好そのもの・・・最近はどうせ毎日寄るのだからと
病室に学校の用意一式を放置する始末」
ほむら「学校内ではお泊りしてるんじゃないかと噂になっているわ」
さやか「そ・・・そんな事してないってーの!勉強道具とか着替えとか置きっぱなしにしてるのは認めるけど!!」
ざわざわ・・・
男子生徒「き・・・着替え・・・だと・・・」
仁美「・・・」(白目)
ほむら「あなたは今TPOをわきまえなさいと言ったわね・・・それはすなわち
あなたと上条恭介は人の迷惑のかからないところでもっと過激なプレイをしているという解釈でいいかしら?」
さやか「ななななな!?なんでそうなんのよ!!」
仁美「う・・・うふふふふふふふふ」ドサッ
まどか「仁美ちゃん!?」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/16(月) 00:14:50.79 ID:qTPA5xbr0
さやか「それじゃああたし、恭介の所行くから」
ほむら「今の会話のやりとりの後恥ずかしげも無くそう言えるのは流石だわ」
さやか「だーかーらー!そんなんじゃないってーの!」
ほむら(この時間軸の美樹さやかは本来より少しだけ自分の願望に素直だった)
ほむら(そして上条恭介も、そんな美樹さやかの気持ちに応えるように次第に心を開いていった)
ほむら(彼は現実を受け止め、新しい道へと歩み始めたのだ)
まどか「さやかちゃんとほむらちゃん、本当に仲が良いね」
ほむらさやか「「ど・こ・が!!」」
杏子「あたしらは街中の見回りだ。行くぞほむら」
ほむら「ほむっ!?ま・・・まどかとの楽しい下校時間は・・・?」
杏子「マミとなぎさが昨日当番だったからな、あたしらだけサボるわけにはいかないだろ」
ほむら「そんな・・・いやっ!まどか!」
まどか「ほむらちゃん、行ってらっしゃい」
杏子「・・・ったく・・・ワルプルギスを倒しても魔女自体が消えるわけじゃねーんだからな・・・
しっかりしてくれよ。ワルプルギス前夜までのあの凛々しいほむらはどこに行っちまったんだよ」
~病室~
ガチャッ
恭介「さやか!」
中沢「残念、俺でした!」
恭介「・・・」
中沢「俺が現れるまですっげー嬉しそうな顔してだぞ」
恭介「してない」
中沢「俺の顔見てからすっげーがっかりした顔した」
恭介「それは認める」
中沢「・・・」
ほむら「今の会話のやりとりの後恥ずかしげも無くそう言えるのは流石だわ」
さやか「だーかーらー!そんなんじゃないってーの!」
ほむら(この時間軸の美樹さやかは本来より少しだけ自分の願望に素直だった)
ほむら(そして上条恭介も、そんな美樹さやかの気持ちに応えるように次第に心を開いていった)
ほむら(彼は現実を受け止め、新しい道へと歩み始めたのだ)
まどか「さやかちゃんとほむらちゃん、本当に仲が良いね」
ほむらさやか「「ど・こ・が!!」」
杏子「あたしらは街中の見回りだ。行くぞほむら」
ほむら「ほむっ!?ま・・・まどかとの楽しい下校時間は・・・?」
杏子「マミとなぎさが昨日当番だったからな、あたしらだけサボるわけにはいかないだろ」
ほむら「そんな・・・いやっ!まどか!」
まどか「ほむらちゃん、行ってらっしゃい」
杏子「・・・ったく・・・ワルプルギスを倒しても魔女自体が消えるわけじゃねーんだからな・・・
しっかりしてくれよ。ワルプルギス前夜までのあの凛々しいほむらはどこに行っちまったんだよ」
~病室~
ガチャッ
恭介「さやか!」
中沢「残念、俺でした!」
恭介「・・・」
中沢「俺が現れるまですっげー嬉しそうな顔してだぞ」
恭介「してない」
中沢「俺の顔見てからすっげーがっかりした顔した」
恭介「それは認める」
中沢「・・・」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/16(月) 11:36:03.51 ID:qTPA5xbr0
中沢「・・・」
あたりを見渡す中沢。
美樹さやかの教科書や着替えが入っている専用のタンスまで置いてある
中沢「やっぱりお前・・・美樹と同棲してるの?」
恭介「ぶはっ!ななな、何を言い出すんだいきなり!」
中沢「だって・・・あまりにも私物が多すぎるだろ」
恭介「さやかは毎日僕のお世話をしてくれているからね」
恭介「家、学校、病室と行き来してる間に少しずつ私物を置いてくうちに気がつけばこうなっていたんだ」
中沢「お・・・お世話だと・・・!?」ゴクリ
恭介「多分、君が考えてるそのお世話とは違うよ」
中沢「嘘だろ!?美樹のエロい体を好きに出来る立場でありながら」
恭介「君は・・・さやかをどんな目で見ているんだ」
中沢「俺だけじゃないぞ、クラスの男子の想像中で美樹は毎晩」
恭介「う・・・嘘だろ!?」
中沢「平均以上の胸、それでいてくびれた腰、元気な赤ちゃん産めそうなむっちり下半身」
中沢「自分が可愛いと自覚してないおバカワ思考、だからやらかしちゃう無意識のサービス」
中沢「ふとももやおパンツ、おへそ程度のチラチラは時々やらかしちゃってるし」
中沢「そんな美樹のお世話にならない中学生男子なんていない!みんなお前を羨ましがっていたぞ」
恭介「お、おパンツだって!?」
恭介「さやかは学校でどれだけ無防備なんだ!答えろ中沢!見たのか!?さやかのぱんつを見たのか!?」
中沢「その動揺は彼女の恥ずかしい姿を他の男には見せたくない彼氏の気持ちと捉えて良いのか」
恭介「・・・!!」
恭介「娘だ」
中沢「は?」
恭介「彼女じゃない、娘だ・・・
僕は長い間さやかと一緒にいたから家族の一員としてそういう感情を持っているといっても過言じゃない」
恭介「娘の恥ずかしい姿を赤の他人に見せるわけにはいかないからね。今日さやかに会ったらきっちり注意しなきゃ」
中沢「娘さんを僕に」
恭介「やらん」
あたりを見渡す中沢。
美樹さやかの教科書や着替えが入っている専用のタンスまで置いてある
中沢「やっぱりお前・・・美樹と同棲してるの?」
恭介「ぶはっ!ななな、何を言い出すんだいきなり!」
中沢「だって・・・あまりにも私物が多すぎるだろ」
恭介「さやかは毎日僕のお世話をしてくれているからね」
恭介「家、学校、病室と行き来してる間に少しずつ私物を置いてくうちに気がつけばこうなっていたんだ」
中沢「お・・・お世話だと・・・!?」ゴクリ
恭介「多分、君が考えてるそのお世話とは違うよ」
中沢「嘘だろ!?美樹のエロい体を好きに出来る立場でありながら」
恭介「君は・・・さやかをどんな目で見ているんだ」
中沢「俺だけじゃないぞ、クラスの男子の想像中で美樹は毎晩」
恭介「う・・・嘘だろ!?」
中沢「平均以上の胸、それでいてくびれた腰、元気な赤ちゃん産めそうなむっちり下半身」
中沢「自分が可愛いと自覚してないおバカワ思考、だからやらかしちゃう無意識のサービス」
中沢「ふとももやおパンツ、おへそ程度のチラチラは時々やらかしちゃってるし」
中沢「そんな美樹のお世話にならない中学生男子なんていない!みんなお前を羨ましがっていたぞ」
恭介「お、おパンツだって!?」
恭介「さやかは学校でどれだけ無防備なんだ!答えろ中沢!見たのか!?さやかのぱんつを見たのか!?」
中沢「その動揺は彼女の恥ずかしい姿を他の男には見せたくない彼氏の気持ちと捉えて良いのか」
恭介「・・・!!」
恭介「娘だ」
中沢「は?」
恭介「彼女じゃない、娘だ・・・
僕は長い間さやかと一緒にいたから家族の一員としてそういう感情を持っているといっても過言じゃない」
恭介「娘の恥ずかしい姿を赤の他人に見せるわけにはいかないからね。今日さやかに会ったらきっちり注意しなきゃ」
中沢「娘さんを僕に」
恭介「やらん」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/16(月) 16:41:49.89 ID:qTPA5xbr0
中沢「クラス内ではお前が美樹にあんな事やこんな事を求めてるんじゃないかって噂がだな」
恭介「流したのはお前だろ」
中沢「美樹はそういう欲求を全部かなえちゃうんだろうなって」
恭介「本当に僕とさやかはそういうのじゃ無いんだよ」
中沢「そして羨ましがるだけの俺達一般男子生徒」
恭介「わかったわかった。さやかが実はモテる子だって事だけは肝に銘じておく」
恭介「そしてそんな子に看護してもらえる自分は幸せだと感謝しつつ、無防備な所を諌める必要がある事もね」
中沢「勝ち誇っているな上条!しかし!俺達登校組が看護組のお前に一つだけ勝っている所がある!」
中沢「それは・・・美樹のブルマ姿を拝めるという点でだ!!」じゃーん
恭介「な・・・なんだと!?」
中沢「美樹だけではない!!暁美さん、鹿目さん、佐倉さん、志筑さん、その他大勢の見目麗しいふともも達!」
中沢「現役女子中学生のブルマ姿を見られるのは学校に行っている俺達一般男子なのだ!!」
中沢「さあ悔しいか上条!ブルマの女子を正々堂々と眺められる俺達登校組が!」
恭介「く、悔しい!入院前は当然の権利だったからありがたみが無かったけど・・・
しょ・・・正直今の僕にとっては羨ましいかも」
恭介「ハッ!ぼ・・・僕は一体ナニを口走って・・・!?」
恭介「僕も所詮は健全な男子中学生だったと言う事なのか!?」
中沢「なら美樹に着てもらえばいいじゃん」
恭介「え!?」
中沢「そして認めるんだ上条!自分が美樹を異性として求めてることに」
恭介「ち・・・違う!僕はただ娘の発育を確認する意味で興味があると・・・」
恭介「ハッ!こ、これじゃあ父親としても変態じゃないか!」
中沢「まぁ今日はこの辺で許してやる。見舞いの品、持ってきてやったぞ」
恭介「話の流れ的にエロ本とか入ってそうなんだけど」
中沢「世界バイオリン図鑑」
恭介「僕にとっては十分すぎる」
中沢「マジかよ・・・」
恭介「流したのはお前だろ」
中沢「美樹はそういう欲求を全部かなえちゃうんだろうなって」
恭介「本当に僕とさやかはそういうのじゃ無いんだよ」
中沢「そして羨ましがるだけの俺達一般男子生徒」
恭介「わかったわかった。さやかが実はモテる子だって事だけは肝に銘じておく」
恭介「そしてそんな子に看護してもらえる自分は幸せだと感謝しつつ、無防備な所を諌める必要がある事もね」
中沢「勝ち誇っているな上条!しかし!俺達登校組が看護組のお前に一つだけ勝っている所がある!」
中沢「それは・・・美樹のブルマ姿を拝めるという点でだ!!」じゃーん
恭介「な・・・なんだと!?」
中沢「美樹だけではない!!暁美さん、鹿目さん、佐倉さん、志筑さん、その他大勢の見目麗しいふともも達!」
中沢「現役女子中学生のブルマ姿を見られるのは学校に行っている俺達一般男子なのだ!!」
中沢「さあ悔しいか上条!ブルマの女子を正々堂々と眺められる俺達登校組が!」
恭介「く、悔しい!入院前は当然の権利だったからありがたみが無かったけど・・・
しょ・・・正直今の僕にとっては羨ましいかも」
恭介「ハッ!ぼ・・・僕は一体ナニを口走って・・・!?」
恭介「僕も所詮は健全な男子中学生だったと言う事なのか!?」
中沢「なら美樹に着てもらえばいいじゃん」
恭介「え!?」
中沢「そして認めるんだ上条!自分が美樹を異性として求めてることに」
恭介「ち・・・違う!僕はただ娘の発育を確認する意味で興味があると・・・」
恭介「ハッ!こ、これじゃあ父親としても変態じゃないか!」
中沢「まぁ今日はこの辺で許してやる。見舞いの品、持ってきてやったぞ」
恭介「話の流れ的にエロ本とか入ってそうなんだけど」
中沢「世界バイオリン図鑑」
恭介「僕にとっては十分すぎる」
中沢「マジかよ・・・」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/16(月) 17:32:14.80 ID:qTPA5xbr0
恭介「結局君は何しに来たんだい」
中沢「男子代表として美樹に毎日看病されてる羨ましいお前にちょっかいかけにきた」
中沢「おっと、そろそろ美樹が来るな。邪魔者の俺は窓から退散するぜ」
恭介「ここ何階だと思ってるんだ・・・死ぬぞ」
~~~
ガチャ
恭介「さやか」
さやか「ただいまー・・・じゃなかったー!昨日ぶりー、恭介」
さやか「毎日来てるから家と間違っちゃったよーなんつって」
恭介「おかえりさやか」
さやか「あ・・・うん///」
さやか「中沢とすれ違ったんだけど」
恭介「見舞いに来てくれたんだよ」
さやか「あたしHR終わってすぐ来たのに中沢の方が早いなんて・・・
ん?あいつHR出席してたっけ?」
恭介(サボリか・・・)
恭介(後日早乙女先生にたっぷり搾られるだろうな・・・まぁあいつは先生と仲良くしてればいいから)
恭介(・・・!?)
恭介(な・・・なんだこの思考は!?
まるで今から僕がさやかと仲良くイチャイチャするみたいな言い方じゃないか!)
恭介(中沢の奴・・・とんでもない考え方を僕に植え付けてくれたな・・・変にさやかの事を意識しちゃうじゃないか・・・)
恭介(確かにさやかは可愛いし、スタイルいいし、面倒見がいいし・・・って完璧美人!?)
恭介(あ・・・抜けてるところがあるけど・・・これはもう可愛い要素に含まれちゃうよね)
さやか「りんごを剥いてあげよう!あたし上手くなったんだよ」
カラン
さやか「あれ?ベッドの下にナイフ落としちゃった」
さやか「ちょっとごめんね恭介、ベッドの下、手入れるね」
恭介「な・・・!?」
恭介(床に落ちたものを拾うため奥に手を伸ばそうとするさやかの姿勢・・・こ、これエロすぎ無いか!?)
中沢「男子代表として美樹に毎日看病されてる羨ましいお前にちょっかいかけにきた」
中沢「おっと、そろそろ美樹が来るな。邪魔者の俺は窓から退散するぜ」
恭介「ここ何階だと思ってるんだ・・・死ぬぞ」
~~~
ガチャ
恭介「さやか」
さやか「ただいまー・・・じゃなかったー!昨日ぶりー、恭介」
さやか「毎日来てるから家と間違っちゃったよーなんつって」
恭介「おかえりさやか」
さやか「あ・・・うん///」
さやか「中沢とすれ違ったんだけど」
恭介「見舞いに来てくれたんだよ」
さやか「あたしHR終わってすぐ来たのに中沢の方が早いなんて・・・
ん?あいつHR出席してたっけ?」
恭介(サボリか・・・)
恭介(後日早乙女先生にたっぷり搾られるだろうな・・・まぁあいつは先生と仲良くしてればいいから)
恭介(・・・!?)
恭介(な・・・なんだこの思考は!?
まるで今から僕がさやかと仲良くイチャイチャするみたいな言い方じゃないか!)
恭介(中沢の奴・・・とんでもない考え方を僕に植え付けてくれたな・・・変にさやかの事を意識しちゃうじゃないか・・・)
恭介(確かにさやかは可愛いし、スタイルいいし、面倒見がいいし・・・って完璧美人!?)
恭介(あ・・・抜けてるところがあるけど・・・これはもう可愛い要素に含まれちゃうよね)
さやか「りんごを剥いてあげよう!あたし上手くなったんだよ」
カラン
さやか「あれ?ベッドの下にナイフ落としちゃった」
さやか「ちょっとごめんね恭介、ベッドの下、手入れるね」
恭介「な・・・!?」
恭介(床に落ちたものを拾うため奥に手を伸ばそうとするさやかの姿勢・・・こ、これエロすぎ無いか!?)
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/16(月) 21:53:57.11 ID:qTPA5xbr0
恭介(ひざはついたままお尻を突き出して・・・猫のようにベッドの下に手を伸ばすさやか)
恭介(引き締まったくびれがさやかのむちむちお尻を強調させて)
恭介(ああ・・・出きることなら小人になってさやかのお尻をすべり台に)
恭介(って変態じゃないか!そうじゃなくて)
さやか「あった!」
さやか「ちょっと待っててね恭介。今洗ってくるから」
恭介「さやか」
さやか「・・・?どうしたの?怖い顔して」
恭介「さやかは・・・学校でもそんなに無防備なのかい?」
さやか「へ?」
恭介「まずスカートが短すぎるんだよね太ももチラチラさせて」
さやか「規定の長さだよ!これで短いなら校則がおかしいんだよ!」
恭介「さやかはむちむちしてるからもっと長めに面積をとるべきじゃないか」
さやか「ひ、ひっどーい!あたしが太ってるって言いたいの!?」
恭介(無自覚すぎる・・・)
恭介「今のナイフを拾う姿勢にしたってそうだよ!
僕が怪我人だったから良いけど、周りの男子がちょっと屈むだけで見えちゃう状況だよ!」
恭介「後、胸元も!ピッタリサイズの制服じゃなくて大きめのを着るべきだよ!」
恭介「強調したいのかい?見せびらかしたいのかい?僕はさやかをそんな子に育てた覚えは無いよ!」
さやか「そ・・・育て!?なんで急に怒るのよ!恭介の言ってる事全然分からないよ!」
恭介「さやかは性的だから男の目をもっと気にしてよって言ってるんだよ!」
さやか「え!?」
さやか「えええええええええええええええええええええ!?」
さやか「なななな・・・ナニ言い出してんのよ恭介!あたしが・・・その・・・えええええ!?」
恭介「ふぅ・・・やっぱり自覚してなかったんだね」
恭介(引き締まったくびれがさやかのむちむちお尻を強調させて)
恭介(ああ・・・出きることなら小人になってさやかのお尻をすべり台に)
恭介(って変態じゃないか!そうじゃなくて)
さやか「あった!」
さやか「ちょっと待っててね恭介。今洗ってくるから」
恭介「さやか」
さやか「・・・?どうしたの?怖い顔して」
恭介「さやかは・・・学校でもそんなに無防備なのかい?」
さやか「へ?」
恭介「まずスカートが短すぎるんだよね太ももチラチラさせて」
さやか「規定の長さだよ!これで短いなら校則がおかしいんだよ!」
恭介「さやかはむちむちしてるからもっと長めに面積をとるべきじゃないか」
さやか「ひ、ひっどーい!あたしが太ってるって言いたいの!?」
恭介(無自覚すぎる・・・)
恭介「今のナイフを拾う姿勢にしたってそうだよ!
僕が怪我人だったから良いけど、周りの男子がちょっと屈むだけで見えちゃう状況だよ!」
恭介「後、胸元も!ピッタリサイズの制服じゃなくて大きめのを着るべきだよ!」
恭介「強調したいのかい?見せびらかしたいのかい?僕はさやかをそんな子に育てた覚えは無いよ!」
さやか「そ・・・育て!?なんで急に怒るのよ!恭介の言ってる事全然分からないよ!」
恭介「さやかは性的だから男の目をもっと気にしてよって言ってるんだよ!」
さやか「え!?」
さやか「えええええええええええええええええええええ!?」
さやか「なななな・・・ナニ言い出してんのよ恭介!あたしが・・・その・・・えええええ!?」
恭介「ふぅ・・・やっぱり自覚してなかったんだね」
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/19(木) 21:39:24.73 ID:ei47kcIz0
恭介「はしたない格好や無防備な姿勢はやめてくれ。男子が注目する」
さやか「あ、あたしが!?なわけ無いじゃん!男子がいつもチラチラ見てるのは仁美やほむらだよ!」
恭介「「僕」が目のやり場に困るんだよ」
さやか「え・・・ええええええええええええ!?」
恭介「僕だってその・・・一般男子中学生なんだから」
恭介「頼むからねさやか。幼馴染である前に男と女なんだから」
恭介「無自覚な誘惑はやめてくれないかな・・・」
さやか「あ・・・う、うん、ごめん・・・・」
恭介「・・・」
さやか「・・・」
さやか(黙っちゃったよ・・・ああああどうしようあたし!)
さやか(別に恭介になら見られても良いって言っちゃえば・・・ってそれほとんど告白と一緒だし)
さやか(ううう・・・恭介があたしの身体に興味を持ってくれるのは恥ずかしいけどなんか嬉しくて・・・
顔や身体が熱くなって・・・あ、あたしえっちな子だよお)
さやか(話題を変えないと・・・)
さやか「恭介、その本は?」
恭介「こっこれは、ち・・・違うんだ!!」
さやか(え、何このエロ本を親に見つかったときのリアクション)
さやか「怒らないから見せて」
さやか「なんだ・・・バイオリン図鑑か」
恭介(・・・良かった・・・この本の使い方はバレてない)
さやか「ってこれ・・・中沢が持ってきたの?」
さやか「あいつ・・・今度注意しないと」
さやか(バイオリンが弾けなくなった恭介に・・・こんなモノ見せるなんて)
恭介「さやか・・・?」
恭介「さやかは優しいね・・・でももう・・・気を使わなくていいから」
さやか「え?」
さやか「あ、あたしが!?なわけ無いじゃん!男子がいつもチラチラ見てるのは仁美やほむらだよ!」
恭介「「僕」が目のやり場に困るんだよ」
さやか「え・・・ええええええええええええ!?」
恭介「僕だってその・・・一般男子中学生なんだから」
恭介「頼むからねさやか。幼馴染である前に男と女なんだから」
恭介「無自覚な誘惑はやめてくれないかな・・・」
さやか「あ・・・う、うん、ごめん・・・・」
恭介「・・・」
さやか「・・・」
さやか(黙っちゃったよ・・・ああああどうしようあたし!)
さやか(別に恭介になら見られても良いって言っちゃえば・・・ってそれほとんど告白と一緒だし)
さやか(ううう・・・恭介があたしの身体に興味を持ってくれるのは恥ずかしいけどなんか嬉しくて・・・
顔や身体が熱くなって・・・あ、あたしえっちな子だよお)
さやか(話題を変えないと・・・)
さやか「恭介、その本は?」
恭介「こっこれは、ち・・・違うんだ!!」
さやか(え、何このエロ本を親に見つかったときのリアクション)
さやか「怒らないから見せて」
さやか「なんだ・・・バイオリン図鑑か」
恭介(・・・良かった・・・この本の使い方はバレてない)
さやか「ってこれ・・・中沢が持ってきたの?」
さやか「あいつ・・・今度注意しないと」
さやか(バイオリンが弾けなくなった恭介に・・・こんなモノ見せるなんて)
恭介「さやか・・・?」
恭介「さやかは優しいね・・・でももう・・・気を使わなくていいから」
さやか「え?」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/20(金) 02:27:39.98 ID:cKQRUWbP0
恭介「二度とバイオリンを弾けないと宣告されたあの日、さやかに迷惑かけたね」
恭介「僕の腕は二度と動かない」
恭介「でももう大丈夫だから・・・僕は少しずつ現実と向き合っていくからね」
恭介「僕からバイオリンを遠ざけたりしなくていい。気を使わなくても大丈夫なんだよ」
さやか「恭介?無理してない?」
恭介「だからこっちに来てよさやか、また二人で音楽を聴こうよ」
さやか「え///」
さやか「じゃ、じゃあ隣に座らないとね・・・」
恭介(本当に無防備だなあ・・・)
~~~
さやか「じゃあね恭介。また明日来てあげるから」
恭介「明日の時間割またここで準備するのかい?」
さやか「うん。明日の授業で使わないから、今日使った体操服置いていくね」
恭介(・・・!!)
恭介(さやかの・・・使用済み体操服だと・・・!?)
さやか「あ、でもどうしよっか・・・一度洗ったほうが良いかな」
恭介「いいや大丈夫だ!置いておこう!ま、まだ綺麗じゃないか!洗濯するのはもう一日使ってからでも!」
さやか「恭介?」
恭介(・・・!?ぼ、僕は何故こんなに必死になっているんだ!?)
さやか「面倒くさいし良っか、ここ置かせてもらうね。恭介」
恭介(・・・!?)
(僕のベッドの横・・・僕がすぐに手を伸ばせば届く位置・・・だと!?)
恭介(次に体育があるのは・・・あさって・・・つまり丸一日はさやかの体操着を・・・)
恭介(な、なんだこの思考は!?落ち着け恭介!それじゃあただの・・・)
恭介「僕の腕は二度と動かない」
恭介「でももう大丈夫だから・・・僕は少しずつ現実と向き合っていくからね」
恭介「僕からバイオリンを遠ざけたりしなくていい。気を使わなくても大丈夫なんだよ」
さやか「恭介?無理してない?」
恭介「だからこっちに来てよさやか、また二人で音楽を聴こうよ」
さやか「え///」
さやか「じゃ、じゃあ隣に座らないとね・・・」
恭介(本当に無防備だなあ・・・)
~~~
さやか「じゃあね恭介。また明日来てあげるから」
恭介「明日の時間割またここで準備するのかい?」
さやか「うん。明日の授業で使わないから、今日使った体操服置いていくね」
恭介(・・・!!)
恭介(さやかの・・・使用済み体操服だと・・・!?)
さやか「あ、でもどうしよっか・・・一度洗ったほうが良いかな」
恭介「いいや大丈夫だ!置いておこう!ま、まだ綺麗じゃないか!洗濯するのはもう一日使ってからでも!」
さやか「恭介?」
恭介(・・・!?ぼ、僕は何故こんなに必死になっているんだ!?)
さやか「面倒くさいし良っか、ここ置かせてもらうね。恭介」
恭介(・・・!?)
(僕のベッドの横・・・僕がすぐに手を伸ばせば届く位置・・・だと!?)
恭介(次に体育があるのは・・・あさって・・・つまり丸一日はさやかの体操着を・・・)
恭介(な、なんだこの思考は!?落ち着け恭介!それじゃあただの・・・)
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/21(土) 11:11:51.08 ID:k+O4gDEg0
翌日
中沢「おはよ、美樹」
さやか「ひっ!?お、おはよう!」ビクッ
男子生徒(金持ちナルシスト)「美樹さん、おはようございます」
さやか「は、はいっ」
まどか「なんだかさやかちゃんが愉快な動きをしているよ」
ほむら「発情期かしら、いつもの事ね」
さやか「まどか、ちょっと聞きたいんだけど」
さやか「あたしみたいな子は仁美やまどかと違うから気のせいだと思うんだけど・・・」
さやか「・・・結構男子に見られてたり・・・する?」
まどか「・・・」
ほむら「・・・」
さやか「あれ?なに言ってるのこの子みたいなリアクション?やっぱり気のせいかー」
まどか「さやかちゃんはよく見られてるよ」
さやか「え」
ほむら「だってあなたエロいもの」
さやか「えええええええ!?」ガタッ
まどか「さやかちゃん!そういう動作もパンツ見えそうになってる原因だよ!」
杏子「こっちが恥ずかしくなるくらいいつもふとももとパンティスレスレでチラチラしてるぞ、お前」
仁美「その度に注目を集めてしまう私達の身にもなって欲しいですわ」
さやか「嘘!?あ、あたしてっきり仁美やまどかが見られてるものだと」
杏子「エロいもん」
仁美「破廉恥ですわ」
ほむら「エロエロよ」
さやか「可愛いって言葉は無いんかい!ま、まどかなら」
まどか「うーん・・・」
まどか「さやかちゃんはどっちかって言えば・・・やっぱりエロいかな」
さやか「まどかああああああああああ!?」
中沢「おはよ、美樹」
さやか「ひっ!?お、おはよう!」ビクッ
男子生徒(金持ちナルシスト)「美樹さん、おはようございます」
さやか「は、はいっ」
まどか「なんだかさやかちゃんが愉快な動きをしているよ」
ほむら「発情期かしら、いつもの事ね」
さやか「まどか、ちょっと聞きたいんだけど」
さやか「あたしみたいな子は仁美やまどかと違うから気のせいだと思うんだけど・・・」
さやか「・・・結構男子に見られてたり・・・する?」
まどか「・・・」
ほむら「・・・」
さやか「あれ?なに言ってるのこの子みたいなリアクション?やっぱり気のせいかー」
まどか「さやかちゃんはよく見られてるよ」
さやか「え」
ほむら「だってあなたエロいもの」
さやか「えええええええ!?」ガタッ
まどか「さやかちゃん!そういう動作もパンツ見えそうになってる原因だよ!」
杏子「こっちが恥ずかしくなるくらいいつもふとももとパンティスレスレでチラチラしてるぞ、お前」
仁美「その度に注目を集めてしまう私達の身にもなって欲しいですわ」
さやか「嘘!?あ、あたしてっきり仁美やまどかが見られてるものだと」
杏子「エロいもん」
仁美「破廉恥ですわ」
ほむら「エロエロよ」
さやか「可愛いって言葉は無いんかい!ま、まどかなら」
まどか「うーん・・・」
まどか「さやかちゃんはどっちかって言えば・・・やっぱりエロいかな」
さやか「まどかああああああああああ!?」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/22(日) 20:23:26.49 ID:AN+qB4r30
さやか「マ、マミさんの方がエロいし!」
ほむら「胸の大きさだけがエロさじゃないわ」
まどか「それでもクラスで一番大きいんじゃないの?将来はマミさんみたいになるかもよ」
仁美(あれを毎日見ている上条君を私は落とせるのでしょうか)
ほむら「魔法少女服もエロいわ。色々な所を強調、露出していて上条恭介に見て欲しいって感情がモロに出てたわ」
さやか「契約してねーし!」
ほむら「私は見たことあるのよ」
さやか「うう・・・複雑な気分だよぉ・・・注目集めてたなんて知らなかったよ・・・もう一歩も動けないかも」
まどか(胸を隠してその場にしゃがむさやかちゃんって新鮮)
仁美「でもさやかさん、どうして今になってそんな話を」
さやか「いやー恭介がさー」
仁美「・・・」ピクッ
ほむら(修羅場ね・・・)
ほむら「胸の大きさだけがエロさじゃないわ」
まどか「それでもクラスで一番大きいんじゃないの?将来はマミさんみたいになるかもよ」
仁美(あれを毎日見ている上条君を私は落とせるのでしょうか)
ほむら「魔法少女服もエロいわ。色々な所を強調、露出していて上条恭介に見て欲しいって感情がモロに出てたわ」
さやか「契約してねーし!」
ほむら「私は見たことあるのよ」
さやか「うう・・・複雑な気分だよぉ・・・注目集めてたなんて知らなかったよ・・・もう一歩も動けないかも」
まどか(胸を隠してその場にしゃがむさやかちゃんって新鮮)
仁美「でもさやかさん、どうして今になってそんな話を」
さやか「いやー恭介がさー」
仁美「・・・」ピクッ
ほむら(修羅場ね・・・)
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/22(日) 21:14:05.10 ID:AN+qB4r30
さやか「あたしみたいな可愛くてスタイル良くて性格の良い子が傍に居ると僕も男だから我慢できなくなっちゃうかもよ
みたいな事言ってきちゃってさー」
まどか「さやかちゃん・・・」
杏子(盛ったな)
ほむら(盛ったわね)
仁美「うふふさやかさんったら」ゴゴゴ
さやか「あたしの胸とかふとももとかを僕だけのものにしたいから他の男に見せるなってー!まいっちゃうよねー!」
まどか「もういい・・・もういいんだよさやかちゃん」
杏子「なんだ、ただのノロケ話か」
ほむら「杏子、今日の見回りの打ち合わせをしましょう」
さやか「ちょっとー!!」
まどか「さやかちゃんは構ってあげるとすぐ調子にのりだすからね。しょうがないね」
ほむら「まぁ一つだけ褒めてあげるとすれば・・・あなたはよくやったと思うわ」
さやか「え?」
ほむら「バイオリンが弾けなくなって自暴自棄になり、自殺まで考えていた彼をよく立ち直らせたという意味ではね」
さやか「どうしてそれを・・・やっぱり・・・あの時恭介を助けてくれたのは」
杏子「あたしも手伝ったけどな。
上条恭介を助けるためにさやかが契約してさやかを助けるためにまどかが契約してって悪循環を断ち切りたいって」
ほむら「たったの一回よ。本当に自殺を決行したあの時助けただけ」
ほむら「あなたも上条恭介の事を茶化されてもごまかさなくなった」
ほむら「他人の前で彼が好きという気持ちを堂々と出せるのは成長だと思う。だから
今彼の気持ちがあなたに傾いているならそれはあなたが日々積み重ねた成果よ」
ほむら「堂々と幸せを掴めばいいわ。あなたは頑張ったのだから」
さやか「お、おぅ・・・」
まどか「やっぱりほむらちゃん・・・さやかちゃんの事好きすぎるよね」
ほむら「ほむっ!?」
さやか「えー!?まいったなー!モテ期きちゃったかー?ほむらの本命はまどかじゃなくってあ・た・し?」
ほむら「ち、違うのよまどか」
さやか「ごめんなさい好きな人が居ます」
杏子「知ってる」
まどか「クラス中が知ってる」
みたいな事言ってきちゃってさー」
まどか「さやかちゃん・・・」
杏子(盛ったな)
ほむら(盛ったわね)
仁美「うふふさやかさんったら」ゴゴゴ
さやか「あたしの胸とかふとももとかを僕だけのものにしたいから他の男に見せるなってー!まいっちゃうよねー!」
まどか「もういい・・・もういいんだよさやかちゃん」
杏子「なんだ、ただのノロケ話か」
ほむら「杏子、今日の見回りの打ち合わせをしましょう」
さやか「ちょっとー!!」
まどか「さやかちゃんは構ってあげるとすぐ調子にのりだすからね。しょうがないね」
ほむら「まぁ一つだけ褒めてあげるとすれば・・・あなたはよくやったと思うわ」
さやか「え?」
ほむら「バイオリンが弾けなくなって自暴自棄になり、自殺まで考えていた彼をよく立ち直らせたという意味ではね」
さやか「どうしてそれを・・・やっぱり・・・あの時恭介を助けてくれたのは」
杏子「あたしも手伝ったけどな。
上条恭介を助けるためにさやかが契約してさやかを助けるためにまどかが契約してって悪循環を断ち切りたいって」
ほむら「たったの一回よ。本当に自殺を決行したあの時助けただけ」
ほむら「あなたも上条恭介の事を茶化されてもごまかさなくなった」
ほむら「他人の前で彼が好きという気持ちを堂々と出せるのは成長だと思う。だから
今彼の気持ちがあなたに傾いているならそれはあなたが日々積み重ねた成果よ」
ほむら「堂々と幸せを掴めばいいわ。あなたは頑張ったのだから」
さやか「お、おぅ・・・」
まどか「やっぱりほむらちゃん・・・さやかちゃんの事好きすぎるよね」
ほむら「ほむっ!?」
さやか「えー!?まいったなー!モテ期きちゃったかー?ほむらの本命はまどかじゃなくってあ・た・し?」
ほむら「ち、違うのよまどか」
さやか「ごめんなさい好きな人が居ます」
杏子「知ってる」
まどか「クラス中が知ってる」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/22(日) 21:44:09.36 ID:AN+qB4r30
ほむら(確かに良い結末を迎えられた訳だけど・・・疎外感を感じている子もいるわね)
仁美「・・・」
ほむら(彼女にもケアが必要ね。また魔女に魅入られたりしたら大変だもの)
ほむら「そして忠告が一つよ。上条恭介が女性に興味を持ち始めたのは構わないけどエサを与えすぎないことね」
さやか「エ、エサ!?」
ほむら「ただしい手順でちゃんとした性教育をあなたが手取り足取り教えるのよ。
じゃないと歪んだ趣味が目覚めちゃうかもしれないから」
さやか「恭介に遅れた勉強を教えてあげろって話?あたし恭介に勝てるの保健体育くらいだよ」
まどか(手取り足取りをスルーしちゃったよ)
杏子(変なところは純情なんだな)
ほむら「特にあなたの匂いが染み付いた衣服を放置している現状は危険だわ」
ほむら「ちょっとした好奇心で歪んだ趣味に目覚めてしまうかも」
さやか「いやー一般男子並みにえっちな子になる事はあってもそれは無いでしょ、恭介に限って」
さやか「体操服とか置きっぱなしにしてるけど、そんな間違いは今まで無かったし」
ほむら「体操服!?」ほむっ
まどか「さやかちゃん・・・」
ほむら「手遅れね。彼」
杏子「すごい説得力だな」
ほむら「説得力など帯びてないわ」
まどか「最近下着が良く無くなるんだよね」
ほむら「ほむ!?私じゃないわ!」
仁美「・・・」
ほむら(彼女にもケアが必要ね。また魔女に魅入られたりしたら大変だもの)
ほむら「そして忠告が一つよ。上条恭介が女性に興味を持ち始めたのは構わないけどエサを与えすぎないことね」
さやか「エ、エサ!?」
ほむら「ただしい手順でちゃんとした性教育をあなたが手取り足取り教えるのよ。
じゃないと歪んだ趣味が目覚めちゃうかもしれないから」
さやか「恭介に遅れた勉強を教えてあげろって話?あたし恭介に勝てるの保健体育くらいだよ」
まどか(手取り足取りをスルーしちゃったよ)
杏子(変なところは純情なんだな)
ほむら「特にあなたの匂いが染み付いた衣服を放置している現状は危険だわ」
ほむら「ちょっとした好奇心で歪んだ趣味に目覚めてしまうかも」
さやか「いやー一般男子並みにえっちな子になる事はあってもそれは無いでしょ、恭介に限って」
さやか「体操服とか置きっぱなしにしてるけど、そんな間違いは今まで無かったし」
ほむら「体操服!?」ほむっ
まどか「さやかちゃん・・・」
ほむら「手遅れね。彼」
杏子「すごい説得力だな」
ほむら「説得力など帯びてないわ」
まどか「最近下着が良く無くなるんだよね」
ほむら「ほむ!?私じゃないわ!」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/23(月) 23:28:04.49 ID:HvMX/C6+0
病室
恭介「昨日はバイオリンとバイオリン図鑑とさやかの体操服を単独で楽しみました」
恭介「今日はトリプルに挑戦してみたいと思う」
恭介「どういう事かと説明すれば」
恭介「バイオリンを抱えながらさやかのブルマを頭に被り、バイオリン図鑑を眺める」
恭介「まさに一人の時間の究極系だ。素晴らしい」
恭介「今日さやかが訪れる夕刻までに実行しなければ」
恭介「明日はさやかが授業で体操服を持ち出してしまうからね」
すちゃっ(ブルマ)
ぎゅっ(バイオリン)
くぱぁ(バイオリン図鑑)
恭介「すばらしい」
恭介「今回はバイオリンの比率が高いから、日によっては開くのは
幼い頃のさやかの写真とかでもいいかもね」
ピクッ
恭介「な・・・なんだ!?動かなくなったはずの左手が・・・!?」
恭介「感覚が戻っている・・・!?一体どうして!?」
恭介「だ・・・駄目だ・・・頭に被ってるだけじゃ物足りない・・・
ほ、本能がさやかのブルマを顔に被るように誘ってくる・・・」
恭介「さやかのブルマを鼻に直に触れられる・・・この位置・・・!!」
恭介「フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
しゅうう・・・
恭介「な・・・なんだこの充実感は・・・!?」
恭介「左手が・・・事故で動かなくなった左手が・・・う、動くぞ!!」
恭介「バイオリン・・・今なら弾けるかも!?」
恭介「昨日はバイオリンとバイオリン図鑑とさやかの体操服を単独で楽しみました」
恭介「今日はトリプルに挑戦してみたいと思う」
恭介「どういう事かと説明すれば」
恭介「バイオリンを抱えながらさやかのブルマを頭に被り、バイオリン図鑑を眺める」
恭介「まさに一人の時間の究極系だ。素晴らしい」
恭介「今日さやかが訪れる夕刻までに実行しなければ」
恭介「明日はさやかが授業で体操服を持ち出してしまうからね」
すちゃっ(ブルマ)
ぎゅっ(バイオリン)
くぱぁ(バイオリン図鑑)
恭介「すばらしい」
恭介「今回はバイオリンの比率が高いから、日によっては開くのは
幼い頃のさやかの写真とかでもいいかもね」
ピクッ
恭介「な・・・なんだ!?動かなくなったはずの左手が・・・!?」
恭介「感覚が戻っている・・・!?一体どうして!?」
恭介「だ・・・駄目だ・・・頭に被ってるだけじゃ物足りない・・・
ほ、本能がさやかのブルマを顔に被るように誘ってくる・・・」
恭介「さやかのブルマを鼻に直に触れられる・・・この位置・・・!!」
恭介「フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
しゅうう・・・
恭介「な・・・なんだこの充実感は・・・!?」
恭介「左手が・・・事故で動かなくなった左手が・・・う、動くぞ!!」
恭介「バイオリン・・・今なら弾けるかも!?」
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/25(水) 20:25:15.09 ID:enS2atwx0
♪~♪~♪
恭介「弾ける・・・弾けるぞ!」
恭介「不思議だ・・・さやかのブルマを被ってるだけなのに・・・」
さやか「あれ・・・?病室からバイオリンの音が」
コンコン
さやか「恭介ー?いるの?」
恭介「さ、さやか!?」ササッ
さやか「恭介・・・?今のバイオリンの音は?CD?」
恭介「弾ける・・・弾けるんだよさやか」
さやか「え」
恭介「バイオリンが弾けるようになったんだよ!」
さやか「恭介、お、落ち着いて」
恭介「今聞かせてあげるよ、ちょっと待ってて」
ガタンッ
恭介「あれ・・・?落としちゃった・・・おかしいな・・・」
さやか「恭介・・・」
恭介「もう少し待ってて・・・確かに今弾けたんだ」
さやか(恭介・・・やっぱりバイオリンに未練が・・・)
恭介(なんで・・・なんで弾けなくなってるんだ)
恭介(ブルマを被ってる間しか・・・左手は動かないのか・・・!?)
恭介(でも限定的とは言え弾けるんだ!これからは存分に練習できる!)
恭介「弾けるんださやか・・・君のおかげで」
さやか「恭介・・・もういいよ」
ぎゅっ
恭介「ささ・・・さやか!?」
さやか「ごめんね恭介・・・あたしにはどうにも出来なくて・・・」
恭介「弾ける・・・弾けるぞ!」
恭介「不思議だ・・・さやかのブルマを被ってるだけなのに・・・」
さやか「あれ・・・?病室からバイオリンの音が」
コンコン
さやか「恭介ー?いるの?」
恭介「さ、さやか!?」ササッ
さやか「恭介・・・?今のバイオリンの音は?CD?」
恭介「弾ける・・・弾けるんだよさやか」
さやか「え」
恭介「バイオリンが弾けるようになったんだよ!」
さやか「恭介、お、落ち着いて」
恭介「今聞かせてあげるよ、ちょっと待ってて」
ガタンッ
恭介「あれ・・・?落としちゃった・・・おかしいな・・・」
さやか「恭介・・・」
恭介「もう少し待ってて・・・確かに今弾けたんだ」
さやか(恭介・・・やっぱりバイオリンに未練が・・・)
恭介(なんで・・・なんで弾けなくなってるんだ)
恭介(ブルマを被ってる間しか・・・左手は動かないのか・・・!?)
恭介(でも限定的とは言え弾けるんだ!これからは存分に練習できる!)
恭介「弾けるんださやか・・・君のおかげで」
さやか「恭介・・・もういいよ」
ぎゅっ
恭介「ささ・・・さやか!?」
さやか「ごめんね恭介・・・あたしにはどうにも出来なくて・・・」
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 14:06:34.88 ID:UaiPCg5B0
さやか「あたしに聞かせようとしてくれたんだよね・・・ありがとう」
さやか「でもね・・・例えバイオリンが弾けなくても恭介は恭介だから」
さやか「あたしは恭介を嫌いになんてならないから・・・ゆっくりでいいんだよ」
恭介(な・・・なんか勘違いされてる!?あ、でもおっぱい当たって気持ちいい)
恭介(ああああもう!甘い匂いもするし献身的だし・・・なんだかもうわけわからなくて)
恭介「結婚してください」
さやか「え」
恭介「なななななな!?なんだこれ!?い、今僕は何って口走ったんだ!?」
さやか「きょきょきょ恭介!?え、えええええええええええ!?」
恭介「困惑してる、当然だよね。ぼぼぼぼぼ僕自身も自分がわからないよ」
恭介「ま、まずはその・・・えっとこ、交際から始めなきゃだよね」
恭介「上手くいえないけど・・・はっきりした事が一つだけ」
恭介「僕は・・・さやかが好きだ・・・今やっと気づけた」
恭介「好きになるしか無いじゃないか・・・
毎日毎日、可愛くて尽くしてくれて、いい匂いさせて・・・無防備で・・・エロくて(小声)」
恭介「さやかが・・・僕をこうさせたんだ」
恭介「・・・自分がもう・・・わからないよ」
恭介「・・・」
さやか「・・・」
ぎゅうううううううう
恭介「さ・・・さや・・・」
さやか「えへへ・・・あたしの勝ちー!きゃああああ言わせちゃったー!やったー!」
さやか「でもね・・・例えバイオリンが弾けなくても恭介は恭介だから」
さやか「あたしは恭介を嫌いになんてならないから・・・ゆっくりでいいんだよ」
恭介(な・・・なんか勘違いされてる!?あ、でもおっぱい当たって気持ちいい)
恭介(ああああもう!甘い匂いもするし献身的だし・・・なんだかもうわけわからなくて)
恭介「結婚してください」
さやか「え」
恭介「なななななな!?なんだこれ!?い、今僕は何って口走ったんだ!?」
さやか「きょきょきょ恭介!?え、えええええええええええ!?」
恭介「困惑してる、当然だよね。ぼぼぼぼぼ僕自身も自分がわからないよ」
恭介「ま、まずはその・・・えっとこ、交際から始めなきゃだよね」
恭介「上手くいえないけど・・・はっきりした事が一つだけ」
恭介「僕は・・・さやかが好きだ・・・今やっと気づけた」
恭介「好きになるしか無いじゃないか・・・
毎日毎日、可愛くて尽くしてくれて、いい匂いさせて・・・無防備で・・・エロくて(小声)」
恭介「さやかが・・・僕をこうさせたんだ」
恭介「・・・自分がもう・・・わからないよ」
恭介「・・・」
さやか「・・・」
ぎゅうううううううう
恭介「さ・・・さや・・・」
さやか「えへへ・・・あたしの勝ちー!きゃああああ言わせちゃったー!やったー!」
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 21:06:11.89 ID:UaiPCg5B0
恭介「え?え?」
さやか「好きでも無い人にここまで尽くさないもん・・・無防備にならないもん」
恭介「じゃ、じゃあ」
さやか「えへへ・・・これが返事だよー」
さやか「いつかあたしが言わなきゃ駄目かなって思ってたから・・・恭介から言われるのって凄い嬉しい」
さやか「えへへ・・・さやかちゃん粘り勝ちー!きょうすけきょうすけえ、うーん、あたしも好きー!」スリスリ
恭介「これからその・・・早目に退院して・・・」
恭介「さやかとまた・・・学生生活を送りたいな」
恭介「デートにも連れて行きたい」
さやか「あたし、水族館がいいなー・・・子供の頃一緒に行ったあそこー!」
恭介「僕はやっぱり・・・オーケストラコンサートかな」
さやか「コンサート・・・」ピクッ
恭介「さやか」
恭介「本当に・・・僕は大丈夫だから・・・気を使わなくてもいい」
恭介「バイオリンの話も・・・音楽の話も・・・大丈夫だから」
恭介「チケット予約するよ。だから一緒に」
さやか「あ、明日の時間割しなきゃ!」
恭介(・・・顔が真っ赤じゃないか・・・OKって答えが隠しきれてないよさやか)
さやか「・・・」
恭介「・・・」
さやか「帰りたくないよぉ」
恭介「え!?あ、えええっと・・・」
さやか(泊まっていく?って言ってくれればそうするのに・・・まぁそこも恭介の良い所でもあるんだけど・・・)
恭介(バイオリンが弾けるって考えたらまた余計な欲が出てきたかも・・・早くさやかを帰して練習したい・・・)
さやか「好きでも無い人にここまで尽くさないもん・・・無防備にならないもん」
恭介「じゃ、じゃあ」
さやか「えへへ・・・これが返事だよー」
さやか「いつかあたしが言わなきゃ駄目かなって思ってたから・・・恭介から言われるのって凄い嬉しい」
さやか「えへへ・・・さやかちゃん粘り勝ちー!きょうすけきょうすけえ、うーん、あたしも好きー!」スリスリ
恭介「これからその・・・早目に退院して・・・」
恭介「さやかとまた・・・学生生活を送りたいな」
恭介「デートにも連れて行きたい」
さやか「あたし、水族館がいいなー・・・子供の頃一緒に行ったあそこー!」
恭介「僕はやっぱり・・・オーケストラコンサートかな」
さやか「コンサート・・・」ピクッ
恭介「さやか」
恭介「本当に・・・僕は大丈夫だから・・・気を使わなくてもいい」
恭介「バイオリンの話も・・・音楽の話も・・・大丈夫だから」
恭介「チケット予約するよ。だから一緒に」
さやか「あ、明日の時間割しなきゃ!」
恭介(・・・顔が真っ赤じゃないか・・・OKって答えが隠しきれてないよさやか)
さやか「・・・」
恭介「・・・」
さやか「帰りたくないよぉ」
恭介「え!?あ、えええっと・・・」
さやか(泊まっていく?って言ってくれればそうするのに・・・まぁそこも恭介の良い所でもあるんだけど・・・)
恭介(バイオリンが弾けるって考えたらまた余計な欲が出てきたかも・・・早くさやかを帰して練習したい・・・)
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/27(金) 11:05:44.14 ID:o4Eja/Ce0
翌日
さやか「・・・」
まどか「さやかちゃん?」
さやか「まどか・・・あたしを思いっきりつねってみて」
まどか「えええええ!?ほむらちゃんに続いてさやかちゃんも!?」
ほむら「目覚めてしまったのね」
ぎゅうううううう
さやか「えへへ・・・痛くない・・・幸せになれば痛みなんて完全に消せちゃうんだぁ」
さやか「痛くないけど夢じゃないのーきょうすけーえへへー」
まどか「さやかちゃんいつもにも増して可愛い(ウザい)ね」
ほむら「ウザいわね」
仁美「さやかさん・・・もしかして」
さやか「恭介からーOKもらっちゃったーえへへ」
仁美「・・・」ズキッ
ほむら(無意識に抉っている・・・志筑仁美の気持ちは気づいてないのかしら)
仁美「おめでとうございます」
さやか「ありがとー」
ほむら「志筑さん、ちょっと来てもらえるかしら」
杏子「浮かれて足元救われるんじゃねーぞ、一現目の体育は期待してるからな」
さやか「そっか、バスケのクラス対抗試合だっけ」
さやか「・・・!?」
まどか「どうしたの、さやかちゃん?」
さやか「ブルマが・・・ブルマが無い!!」
杏子「な、なんだって!?」
さやか「・・・」
まどか「さやかちゃん?」
さやか「まどか・・・あたしを思いっきりつねってみて」
まどか「えええええ!?ほむらちゃんに続いてさやかちゃんも!?」
ほむら「目覚めてしまったのね」
ぎゅうううううう
さやか「えへへ・・・痛くない・・・幸せになれば痛みなんて完全に消せちゃうんだぁ」
さやか「痛くないけど夢じゃないのーきょうすけーえへへー」
まどか「さやかちゃんいつもにも増して可愛い(ウザい)ね」
ほむら「ウザいわね」
仁美「さやかさん・・・もしかして」
さやか「恭介からーOKもらっちゃったーえへへ」
仁美「・・・」ズキッ
ほむら(無意識に抉っている・・・志筑仁美の気持ちは気づいてないのかしら)
仁美「おめでとうございます」
さやか「ありがとー」
ほむら「志筑さん、ちょっと来てもらえるかしら」
杏子「浮かれて足元救われるんじゃねーぞ、一現目の体育は期待してるからな」
さやか「そっか、バスケのクラス対抗試合だっけ」
さやか「・・・!?」
まどか「どうしたの、さやかちゃん?」
さやか「ブルマが・・・ブルマが無い!!」
杏子「な、なんだって!?」
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/27(金) 13:22:02.75 ID:o4Eja/Ce0
病室
恭介「さやかのブルマ握りっぱなしだった・・・今日体育あるって言ってなかったっけ」
教室
さやか「体操服用バッグに入れてたはずなのに・・・」
まどか「もしかして盗まれたんじゃ・・・」
杏子「最後に見たのいつだよ」
さやか「授業終わってからまとめて恭介の病室に置いたと思ったのに・・・
もしかして家に置いたのかな・・・あたしの勘違いかな」
まどか「盗まれてるね」
杏子「盗まれてるな」
さやか「一体誰が!?」
中沢「いや・・・状況的に上条しかいないだろ」
さやか「恭介は変態じゃないいいい!」
生徒会「クラス対抗試合運営委員会です、バスケット選択者は至急体育館に集合するように」
さやか「あたし・・・欠場!?い、いや!誰かに借りれば」
杏子「さやかはけつもデカいからな。サイズが同じヤツいたっけ?」
生徒会「出来ません」
さやか「え!?な、なにがよ!?」
生徒会「対抗試合では第三者のブルマを借りることは許可されてません。
ブルマがその参加生徒の身分証明書を兼ねているのです」
生徒会「残念ですが美樹さやかさんは出場権無しと判断され欠場となります」
さやか「そ・・・そんな」
生徒会「ただし、試合途中で美樹さんのブルマが戻ってきた場合はこの限りではありません」
さやか「と、途中からでも・・・ブ・・・ブルマを取り戻さなきゃ」
生徒会「と、言うかこれぜんぶ規約に書いてますよ。もう一枚差し上げますのでちゃんと目を通してくださいよ」
さやか「ご・・・ごめんなさい」
恭介「さやかのブルマ握りっぱなしだった・・・今日体育あるって言ってなかったっけ」
教室
さやか「体操服用バッグに入れてたはずなのに・・・」
まどか「もしかして盗まれたんじゃ・・・」
杏子「最後に見たのいつだよ」
さやか「授業終わってからまとめて恭介の病室に置いたと思ったのに・・・
もしかして家に置いたのかな・・・あたしの勘違いかな」
まどか「盗まれてるね」
杏子「盗まれてるな」
さやか「一体誰が!?」
中沢「いや・・・状況的に上条しかいないだろ」
さやか「恭介は変態じゃないいいい!」
生徒会「クラス対抗試合運営委員会です、バスケット選択者は至急体育館に集合するように」
さやか「あたし・・・欠場!?い、いや!誰かに借りれば」
杏子「さやかはけつもデカいからな。サイズが同じヤツいたっけ?」
生徒会「出来ません」
さやか「え!?な、なにがよ!?」
生徒会「対抗試合では第三者のブルマを借りることは許可されてません。
ブルマがその参加生徒の身分証明書を兼ねているのです」
生徒会「残念ですが美樹さやかさんは出場権無しと判断され欠場となります」
さやか「そ・・・そんな」
生徒会「ただし、試合途中で美樹さんのブルマが戻ってきた場合はこの限りではありません」
さやか「と、途中からでも・・・ブ・・・ブルマを取り戻さなきゃ」
生徒会「と、言うかこれぜんぶ規約に書いてますよ。もう一枚差し上げますのでちゃんと目を通してくださいよ」
さやか「ご・・・ごめんなさい」
48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/27(金) 22:11:34.48 ID:o4Eja/Ce0
種目別クラス対抗球技大会概要(女子の部)
①本大会は何日にも渡って開催される。
故に保健体育の授業枠を使い試合は消化されるものとする
②女子の部においては参加登録生徒の身分をブルマにおいて証明するものとする
③ここでいうブルマとは参加登録時に所持していた物と同一である必要性がある。
不意の紛失、破損した場合、試合日の2日前までに新しいブルマを購入、再登録しなければならない物とする
(故にさやかが今すぐブルマを新しく購入しても参加権は無い※このテキストは本紙には書かれていない)
④試合当日に登録時のブルマを所持していない場合、欠場となる。
ただし試合時間がまだ残っている場合かつ登録時のブルマを用意できる場合はこの限りではない
⑤総合成績一位のクラスには年間行事の他にもう一度二泊三日の修学旅行の権利が与えられる
選択種目 男子:サッカーまたはバスケットボール 女子:バレーまたはバスケットボール
①本大会は何日にも渡って開催される。
故に保健体育の授業枠を使い試合は消化されるものとする
②女子の部においては参加登録生徒の身分をブルマにおいて証明するものとする
③ここでいうブルマとは参加登録時に所持していた物と同一である必要性がある。
不意の紛失、破損した場合、試合日の2日前までに新しいブルマを購入、再登録しなければならない物とする
(故にさやかが今すぐブルマを新しく購入しても参加権は無い※このテキストは本紙には書かれていない)
④試合当日に登録時のブルマを所持していない場合、欠場となる。
ただし試合時間がまだ残っている場合かつ登録時のブルマを用意できる場合はこの限りではない
⑤総合成績一位のクラスには年間行事の他にもう一度二泊三日の修学旅行の権利が与えられる
選択種目 男子:サッカーまたはバスケットボール 女子:バレーまたはバスケットボール
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/27(金) 22:35:11.85 ID:o4Eja/Ce0
さやか「⑤が魅力的過ぎるってそれ一番言われてるから」
さやか「あ、あたしが唯一クラスに貢献できる機会なのにいいい修学旅行行きたいよおおおおお」
さやか(こ、恋人同士になった恭介と・・・はじめてのりょ・こ・うえ、えへへへへ・・・)
杏子「下心隠しきれてないぞ」
まどか「さやかちゃんのえっち」
杏子「総合成績だから一試合くらい落としてもって油断が負けに繋がるからな」
まどか「優勝のご褒美がご褒美だから他のクラスも全力を出してくるんだよね」
まどか「そういえばほむらちゃんと仁美ちゃんは?」
杏子「・・・!?」
杏子「さやかだけでなく・・・あいつらまで欠場なのか!?」
杏子「バスケには自信があるけど・・・さすがにあたし一人じゃどうにもなんねーぞ!」
さやか「あ、あたし家に戻る!ブルマを見つけて絶対試合に間に合わせる!」ダッ
病室
恭介「さやか・・・困ってるだろうな・・・」
恭介「やっぱりバイオリンは諦めよう・・・一時の夢だったんだ・・・」
恭介「僕にはさやかがいつも傍にいてくれる。それで十分じゃないか」
恭介「今からでもさやかにブルマを返しに行こう」
恭介「・・・」チラッチラッ
恭介「最後に・・・一回だけ・・・」
恭介「フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
恭介「待っててよさやか!今僕がブルマを届けてあげるからね!!」
さやか「あ、あたしが唯一クラスに貢献できる機会なのにいいい修学旅行行きたいよおおおおお」
さやか(こ、恋人同士になった恭介と・・・はじめてのりょ・こ・うえ、えへへへへ・・・)
杏子「下心隠しきれてないぞ」
まどか「さやかちゃんのえっち」
杏子「総合成績だから一試合くらい落としてもって油断が負けに繋がるからな」
まどか「優勝のご褒美がご褒美だから他のクラスも全力を出してくるんだよね」
まどか「そういえばほむらちゃんと仁美ちゃんは?」
杏子「・・・!?」
杏子「さやかだけでなく・・・あいつらまで欠場なのか!?」
杏子「バスケには自信があるけど・・・さすがにあたし一人じゃどうにもなんねーぞ!」
さやか「あ、あたし家に戻る!ブルマを見つけて絶対試合に間に合わせる!」ダッ
病室
恭介「さやか・・・困ってるだろうな・・・」
恭介「やっぱりバイオリンは諦めよう・・・一時の夢だったんだ・・・」
恭介「僕にはさやかがいつも傍にいてくれる。それで十分じゃないか」
恭介「今からでもさやかにブルマを返しに行こう」
恭介「・・・」チラッチラッ
恭介「最後に・・・一回だけ・・・」
恭介「フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
恭介「待っててよさやか!今僕がブルマを届けてあげるからね!!」
51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/27(金) 22:53:22.66 ID:o4Eja/Ce0
恭介「でもブルマを被っているのが僕だとバレたくない・・・この服装じゃすぐ判っちゃうだろうな・・・」
恭介「そうだ!脱いでしまえばいいんだ!」
恭介「ふぅ・・・これでなんの問題も無いね」
学校
廊下を駆けるさやか
さやか「あれだけ頑張って練習したのに・・・まどかもすごい早さで上達したのに・・・」
さやか「これであたしが出場できなくて負けたら・・・きっと一生後悔する」
さやか「どこにあるの!?あたしのブルマは!?」
勢いあまって転ぶさやか
さやか「きゃあっ!」ドサッ
さやか「痛て・・・」
さやか「ごめんね・・・皆・・・あたしが注意深くないばっかりに・・・」ポロポロ
♪~♪~♪~♪
さやか「・・・!?」
さやか「バイオリンの音色・・・?こ・・・この曲は」
さやか「アニメ版スラムダンクのOP!?」
恭介「今・・・この曲名と同じ気持ちを君に対して抱いている」
さやか「恭介・・・?恭介なの!?」
恭介「試合に出たいんだねさやか」
さやか「バスケが・・・バスケがしたいです!」振り向き
さやか「!?」
さやか(きょ・・・恭介じゃない!?ああああ、あたしのブルマを顔に被った・・・パンツ一丁の男!?)
恭介「バスケットボールではない」
恭介「それは・・・私のゴールデンボールだ」
続く
恭介「そうだ!脱いでしまえばいいんだ!」
恭介「ふぅ・・・これでなんの問題も無いね」
学校
廊下を駆けるさやか
さやか「あれだけ頑張って練習したのに・・・まどかもすごい早さで上達したのに・・・」
さやか「これであたしが出場できなくて負けたら・・・きっと一生後悔する」
さやか「どこにあるの!?あたしのブルマは!?」
勢いあまって転ぶさやか
さやか「きゃあっ!」ドサッ
さやか「痛て・・・」
さやか「ごめんね・・・皆・・・あたしが注意深くないばっかりに・・・」ポロポロ
♪~♪~♪~♪
さやか「・・・!?」
さやか「バイオリンの音色・・・?こ・・・この曲は」
さやか「アニメ版スラムダンクのOP!?」
恭介「今・・・この曲名と同じ気持ちを君に対して抱いている」
さやか「恭介・・・?恭介なの!?」
恭介「試合に出たいんだねさやか」
さやか「バスケが・・・バスケがしたいです!」振り向き
さやか「!?」
さやか(きょ・・・恭介じゃない!?ああああ、あたしのブルマを顔に被った・・・パンツ一丁の男!?)
恭介「バスケットボールではない」
恭介「それは・・・私のゴールデンボールだ」
続く
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/27(金) 23:28:14.60 ID:o4Eja/Ce0
あとがき
初めましての方は初めまして。知っていると言う方は「またこの設定か」と思われるかもしれません
前の話が「魔女退治」に仮面を被った恭介君が絡んでくる話に対して
今回は「学校行事」や「日常イベント」に重点を置いた話になるので差別化は出来ると思います
変態仮面の新作映画を公開初日に見に行ったのでその勢いで思いついた話です
筆者はバスケ経験者ですが試合描写に活かせるかどうかはわかりません。
気まぐれに更新するので「今日はここまで」宣言は出来ないと思います
初めましての方は初めまして。知っていると言う方は「またこの設定か」と思われるかもしれません
前の話が「魔女退治」に仮面を被った恭介君が絡んでくる話に対して
今回は「学校行事」や「日常イベント」に重点を置いた話になるので差別化は出来ると思います
変態仮面の新作映画を公開初日に見に行ったのでその勢いで思いついた話です
筆者はバスケ経験者ですが試合描写に活かせるかどうかはわかりません。
気まぐれに更新するので「今日はここまで」宣言は出来ないと思います
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/29(日) 09:15:01.40 ID:d8w0O/TG0
第二話「まるで時が止まったかのように」
ほむら「志筑さん・・・ごめんなさいね。大切な試合中に呼び出して」
仁美「ご用件は?」
ほむら「美樹さやかと上条恭介との新しい関係・・・あなたは受け入れられるの?」
仁美「気づいてらしたんですね・・・私が上条君の事をお慕いしてる事・・・」
仁美「本当に不思議なお方ですわ暁美さんは・・・」
仁美「上条君本人がさやかさんを選んだというのならもう何も言いません」
仁美「一番駄目なのは・・・
私が告白して「ただなんとなく」で上条君がOKしてしまう展開だと思いますから・・・」
ほむら「強いわね貴方」
ほむら(今まで何度もその展開を私は見てきたのよ)
ほむら(そして・・・美樹さやかも上条恭介も貴方も・・・全員が傷つく所を見てきた)
ほむら「首筋を見せてもらえるかしら」
仁美「あ・・・暁美さん!?///」
ほむら(魔女の口付けはないわね・・・)
仁美(あ・・・暁美さんの顔がこんな近くに・・・長くて綺麗な髪が・・・///)
ほむら(こういう時・・・十中八九この子は魔女か何かを引き寄せるのだけれど・・・)
ほむら(4人も魔法少女がいるこの街の治安体制のおかげで魔女は人間に大きな被害を出していない)
ほむら(新たな敵が現れるとしたら・・・魔女でも魔法少女でも無いナニかかしら・・・)
ほむら(考えすぎよほむら・・・今の平和を疑うのではなく・・・満喫しなさい)
ほむら「行きましょう志筑さん。まどか達が待っているわ」
仁美「は・・はい///心配してくださり・・・その・・・ありがとうございます」
「ギャアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああ!!!」
二人「「い・・・今の声は!?」」
ほむら「志筑さん・・・ごめんなさいね。大切な試合中に呼び出して」
仁美「ご用件は?」
ほむら「美樹さやかと上条恭介との新しい関係・・・あなたは受け入れられるの?」
仁美「気づいてらしたんですね・・・私が上条君の事をお慕いしてる事・・・」
仁美「本当に不思議なお方ですわ暁美さんは・・・」
仁美「上条君本人がさやかさんを選んだというのならもう何も言いません」
仁美「一番駄目なのは・・・
私が告白して「ただなんとなく」で上条君がOKしてしまう展開だと思いますから・・・」
ほむら「強いわね貴方」
ほむら(今まで何度もその展開を私は見てきたのよ)
ほむら(そして・・・美樹さやかも上条恭介も貴方も・・・全員が傷つく所を見てきた)
ほむら「首筋を見せてもらえるかしら」
仁美「あ・・・暁美さん!?///」
ほむら(魔女の口付けはないわね・・・)
仁美(あ・・・暁美さんの顔がこんな近くに・・・長くて綺麗な髪が・・・///)
ほむら(こういう時・・・十中八九この子は魔女か何かを引き寄せるのだけれど・・・)
ほむら(4人も魔法少女がいるこの街の治安体制のおかげで魔女は人間に大きな被害を出していない)
ほむら(新たな敵が現れるとしたら・・・魔女でも魔法少女でも無いナニかかしら・・・)
ほむら(考えすぎよほむら・・・今の平和を疑うのではなく・・・満喫しなさい)
ほむら「行きましょう志筑さん。まどか達が待っているわ」
仁美「は・・はい///心配してくださり・・・その・・・ありがとうございます」
「ギャアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああ!!!」
二人「「い・・・今の声は!?」」
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/29(日) 09:33:04.36 ID:d8w0O/TG0
さやか「そ、それあたしのブルマ!あ、アンタそんなもん被ってナニしてんのよ!!」
恭介「ブルマを届けに来たのだ」
さやか「ってことは・・・アンタがブルマを盗んだ犯人!?ど・・・どこの誰なのよ!変態!変態!!変態!!!」
恭介「はうっ・・・」ビクンッ
さやか「は?」
恭介「あ・・・ありがとう!!」
さやか「誰かああああああああああああああああああ!!助けてえええええええええええええええええええ!!!!」
恭介(バイオリン仮面とでも・・・名乗っておくか)
バイオリン仮面「私の名前はバイオリン仮面!青春を一生懸命駆け抜けるうら若き乙女達の味方!」
バイオリン仮面「主な任務は乙女達を元気付けるためバイオリンの音色を届けること!」
バイオリン仮面「元気が出たかい?さやか」
さやか「殺意しか沸いてこないわよ!!か・・・顔にぴったりブルマ貼り付けて・・・!!
も・・・もう履けないじゃない!!」
バイオリン仮面「しかし君は履くしかない。試合に出るために」
バイオリン仮面「さあ!私の顔からブルマを剥ぎ取るのだ!
そして私の顔に先ほどまで張り付いていたブルマを恥らいながら履くのだ!!」
さやか「だ・・・誰がするか!!」
さやか「・・・って言えないよお・・・し、試合にどうしても出なきゃいけないのに・・・」
バイオリン仮面「さあ!さあ!」
恭介(さ・・・さやかに変態だとバレるのも悪くないな・・・)
恭介(いっそ全部バラして罵詈雑言の嵐を浴びせられるのも・・・良い!)
仁美「さやかさん?」
ほむら「美樹さやか・・・」
バイオリン仮面「!?」
恭介「ブルマを届けに来たのだ」
さやか「ってことは・・・アンタがブルマを盗んだ犯人!?ど・・・どこの誰なのよ!変態!変態!!変態!!!」
恭介「はうっ・・・」ビクンッ
さやか「は?」
恭介「あ・・・ありがとう!!」
さやか「誰かああああああああああああああああああ!!助けてえええええええええええええええええええ!!!!」
恭介(バイオリン仮面とでも・・・名乗っておくか)
バイオリン仮面「私の名前はバイオリン仮面!青春を一生懸命駆け抜けるうら若き乙女達の味方!」
バイオリン仮面「主な任務は乙女達を元気付けるためバイオリンの音色を届けること!」
バイオリン仮面「元気が出たかい?さやか」
さやか「殺意しか沸いてこないわよ!!か・・・顔にぴったりブルマ貼り付けて・・・!!
も・・・もう履けないじゃない!!」
バイオリン仮面「しかし君は履くしかない。試合に出るために」
バイオリン仮面「さあ!私の顔からブルマを剥ぎ取るのだ!
そして私の顔に先ほどまで張り付いていたブルマを恥らいながら履くのだ!!」
さやか「だ・・・誰がするか!!」
さやか「・・・って言えないよお・・・し、試合にどうしても出なきゃいけないのに・・・」
バイオリン仮面「さあ!さあ!」
恭介(さ・・・さやかに変態だとバレるのも悪くないな・・・)
恭介(いっそ全部バラして罵詈雑言の嵐を浴びせられるのも・・・良い!)
仁美「さやかさん?」
ほむら「美樹さやか・・・」
バイオリン仮面「!?」
59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/29(日) 09:54:36.33 ID:d8w0O/TG0
さやか「あっ!男子トイレに逃げた!!」
ほむら「美樹さやか・・・今の半裸の男は誰なの?」
さやか「あたしのブルマを盗んだ犯人だよ!!」
仁美「バイオリンを抱えてましたけど・・・か、上条君では?」
さやか「ありえないよ!!恭介があたしのブルマ被りながら服を脱ぐ必要性が無いよ!」
さやか「それに・・・恭介の腕はもう・・・あ、あいつはバイオリンを弾けてたし・・・」
男子トイレ個室前
さやか「出て来い!バイオリン仮面!!」ドンドン
さやか「なんで急に逃げ出したのよ」
バイオリン仮面「4Pは私の主義じゃない」
さやか「は!?」
仁美「バスケを観戦している生徒から連絡が来てますわ」
仁美「私達のクラス・・・0得点・・・敵チーム38点」
さやか「・・・」
さやか「あたしのブルマ・・・返してよ」
さやか「もうなりふり構ってられないわよ!アンタが顔に被ったそのブルマを返してって言ってるのよ!」
バイオリン仮面「・・・!」
バイオリン仮面「は・・・履いてくれるのかい?」ドキドキ
バイオリン仮面「君が履いた後・・・つまり試合終了後また私に返してくれるかい?」
さやか「な・・・なんでそんな事しなくちゃいけないのよ!!」
バイオリン仮面「ブルマは私の原動力なんだ」
バイオリン仮面「君が運動してより匂いを帯びたそれを私が被る」
バイオリン仮面「そうする事でより長く・・・またバイオリンを弾ける身体になれる」
ほむら「・・・!」
さやか「だ・・・誰が渡すもんか!!い、一回返してもらったらもう二度と渡さないわよ!」
バイオリン仮面「君は・・・約束を破るような子じゃないよね」
さやか「な・・・!?」
バイオリン仮面「約束してくれるかい?私にまたブルマを渡してくれると」
さやか「・・・」
ほむら「美樹さやか・・・今の半裸の男は誰なの?」
さやか「あたしのブルマを盗んだ犯人だよ!!」
仁美「バイオリンを抱えてましたけど・・・か、上条君では?」
さやか「ありえないよ!!恭介があたしのブルマ被りながら服を脱ぐ必要性が無いよ!」
さやか「それに・・・恭介の腕はもう・・・あ、あいつはバイオリンを弾けてたし・・・」
男子トイレ個室前
さやか「出て来い!バイオリン仮面!!」ドンドン
さやか「なんで急に逃げ出したのよ」
バイオリン仮面「4Pは私の主義じゃない」
さやか「は!?」
仁美「バスケを観戦している生徒から連絡が来てますわ」
仁美「私達のクラス・・・0得点・・・敵チーム38点」
さやか「・・・」
さやか「あたしのブルマ・・・返してよ」
さやか「もうなりふり構ってられないわよ!アンタが顔に被ったそのブルマを返してって言ってるのよ!」
バイオリン仮面「・・・!」
バイオリン仮面「は・・・履いてくれるのかい?」ドキドキ
バイオリン仮面「君が履いた後・・・つまり試合終了後また私に返してくれるかい?」
さやか「な・・・なんでそんな事しなくちゃいけないのよ!!」
バイオリン仮面「ブルマは私の原動力なんだ」
バイオリン仮面「君が運動してより匂いを帯びたそれを私が被る」
バイオリン仮面「そうする事でより長く・・・またバイオリンを弾ける身体になれる」
ほむら「・・・!」
さやか「だ・・・誰が渡すもんか!!い、一回返してもらったらもう二度と渡さないわよ!」
バイオリン仮面「君は・・・約束を破るような子じゃないよね」
さやか「な・・・!?」
バイオリン仮面「約束してくれるかい?私にまたブルマを渡してくれると」
さやか「・・・」
62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/30(月) 20:35:04.95 ID:21wZH1fv0
PG…まどか
SG…控え選手
SF…杏子
PF…控え
C…控え
敵チーム
PG…上手い人
SG…強い人
SF…出来る人
PF…向上心がある人
C…基礎から積み上げてきた人
ポジション簡易解説
PG…ポイントガード
ボール運び、パス回しなどチームの司令塔
ドリブルが上手い人が選ばれる
背が低い人がこの素質を持ってる場合が多いが必ずしもこの限りでは無い
SG…シューティングガード
外からのシュートを任される
SF…スモールフォワード
万能選手
PF…パワーフォワード
リバウンド(外したシュートボールを拾う事)して
パス、または自分でインサイドプレイ
C…センター
チームの大黒柱、ゴール下での競り合いに勝てる選手
杏子(初戦相手が優勝候補のクラスだからとはいえ・・・
こ、こんなに点差が開くとはな・・・)
杏子(現役女子バスケ部員5人に・・・女子バスケ部顧問が担任って・・・もう球技大会のためだけのクラスだろ)
女子バス顧問(やはり素人集団・・・初戦は軽く勝たせてもらうわよ)
まどか「はぁはぁ・・・」ドリブル中
顧問(あのPGは背の低さだけで選ばれた生徒ね・・・)
顧問(少ない日数でドリブルだけを
きっちり仕込んでボール回しの役割だけに特化させた事は認めるけど・・・本当にそれだけ)
杏子(やはり・・・読まれてる)
敵PG「・・・」
杏子(敵がまどかとの距離をつめてこない・・・
まどかが遠い位置からのシュートが入らない事を)
まどか「杏子ちゃん!」
顧問「-だけを抑えれば問題ない」
杏子(ま・・・まただ!アタシに4人マーク!こっちのまともな得点源がアタシだけだってバレてる!)
顧問「仕方なくおチビちゃんがシュートを放つ」
まどか「ウェッ」シュート
顧問「もちろんリバウンドは取らせてもらう」
SG…控え選手
SF…杏子
PF…控え
C…控え
敵チーム
PG…上手い人
SG…強い人
SF…出来る人
PF…向上心がある人
C…基礎から積み上げてきた人
ポジション簡易解説
PG…ポイントガード
ボール運び、パス回しなどチームの司令塔
ドリブルが上手い人が選ばれる
背が低い人がこの素質を持ってる場合が多いが必ずしもこの限りでは無い
SG…シューティングガード
外からのシュートを任される
SF…スモールフォワード
万能選手
PF…パワーフォワード
リバウンド(外したシュートボールを拾う事)して
パス、または自分でインサイドプレイ
C…センター
チームの大黒柱、ゴール下での競り合いに勝てる選手
杏子(初戦相手が優勝候補のクラスだからとはいえ・・・
こ、こんなに点差が開くとはな・・・)
杏子(現役女子バスケ部員5人に・・・女子バスケ部顧問が担任って・・・もう球技大会のためだけのクラスだろ)
女子バス顧問(やはり素人集団・・・初戦は軽く勝たせてもらうわよ)
まどか「はぁはぁ・・・」ドリブル中
顧問(あのPGは背の低さだけで選ばれた生徒ね・・・)
顧問(少ない日数でドリブルだけを
きっちり仕込んでボール回しの役割だけに特化させた事は認めるけど・・・本当にそれだけ)
杏子(やはり・・・読まれてる)
敵PG「・・・」
杏子(敵がまどかとの距離をつめてこない・・・
まどかが遠い位置からのシュートが入らない事を)
まどか「杏子ちゃん!」
顧問「-だけを抑えれば問題ない」
杏子(ま・・・まただ!アタシに4人マーク!こっちのまともな得点源がアタシだけだってバレてる!)
顧問「仕方なくおチビちゃんがシュートを放つ」
まどか「ウェッ」シュート
顧問「もちろんリバウンドは取らせてもらう」
63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/30(月) 21:06:32.93 ID:21wZH1fv0
ガンッ!
杏子「外した!」
パシッ(敵チームリバウンド)
敵チーム、一直線に自陣プレイヤーにパス
杏子「ちっ!」
杏子、敵プレイヤーに全速力
敵チームレイアップシュート同時に飛び上がる杏子
ピィッ!(審判の笛)
杏子「なに!?」
マミ(審判)「ディフェンスチャージング!」
スパアッ
杏子(し、しかもシュートを決めやがった!)
マミ「バスケットカウント!ワンスロー!」
マミ「5ファウルよ佐倉さん・・・残念だけど退場ね」
杏子「い、今のがどこがファウルだよマミ!アンタは誰の味方なんだよ!?」
マミ「どちらの味方でも無いわ」
マミ「今の私は厳正なジャッジ。たとえ仲間や可愛い後輩でもファウルは見逃さないわ」ドヤ
3年生徒「見て、巴さんが輝いてる」
三年生徒「こんな適正があったのね」
マミ(う・・・うふふふ)キラキラ
杏子(マミが審判じゃあ魔法を使ってズルもできねー・・・さやかに怒られるから元々やるつもり無かったけど・・・)
マミ「さあ、控えの選手を出して」
杏子「・・・今の5人が全員だ」
マミ「えっ」
なぎさ(副審)「控えの選手が居なければフリースロー打つまでも無くまどか達の負けなのです」
まどか「そ・・・そんな」
外野「おい、女子小学生が紛れ込んでるぞ」
杏子「外した!」
パシッ(敵チームリバウンド)
敵チーム、一直線に自陣プレイヤーにパス
杏子「ちっ!」
杏子、敵プレイヤーに全速力
敵チームレイアップシュート同時に飛び上がる杏子
ピィッ!(審判の笛)
杏子「なに!?」
マミ(審判)「ディフェンスチャージング!」
スパアッ
杏子(し、しかもシュートを決めやがった!)
マミ「バスケットカウント!ワンスロー!」
マミ「5ファウルよ佐倉さん・・・残念だけど退場ね」
杏子「い、今のがどこがファウルだよマミ!アンタは誰の味方なんだよ!?」
マミ「どちらの味方でも無いわ」
マミ「今の私は厳正なジャッジ。たとえ仲間や可愛い後輩でもファウルは見逃さないわ」ドヤ
3年生徒「見て、巴さんが輝いてる」
三年生徒「こんな適正があったのね」
マミ(う・・・うふふふ)キラキラ
杏子(マミが審判じゃあ魔法を使ってズルもできねー・・・さやかに怒られるから元々やるつもり無かったけど・・・)
マミ「さあ、控えの選手を出して」
杏子「・・・今の5人が全員だ」
マミ「えっ」
なぎさ(副審)「控えの選手が居なければフリースロー打つまでも無くまどか達の負けなのです」
まどか「そ・・・そんな」
外野「おい、女子小学生が紛れ込んでるぞ」
64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/30(月) 21:24:51.63 ID:21wZH1fv0
杏子「ここまでなのか・・・」
マミ「参加可能選手不足により佐倉さんチームの負―」
さやか「マミさん!待って!!」
敵チーム「・・・!?」
ほむら「控えならここにいるわ」
仁美「皆さんお待たせして申し訳ありませんでした」
まどか「さやかちゃん、そのブルマ・・・」
さやか「正真正銘あたし本人のブルマよ!これで文句無いでしょ!」
さやか「杏子お疲れ、無理させてごめんね。後はあたし達に任せて!」
杏子「ちっ・・・遅えよ・・・バカ」
杏子「奴ら強いぞ」
顧問(流れが一瞬揺らいだ!?いや・・・この点差は覆らない、流れは変わらない!)
PG:鹿目まどか
SG:暁美ほむら
SF:佐倉杏子(退場)→美樹さやか
PF:モブ
C:志筑仁美
得点差
0-40
相手フリースローからスタート
さやか「まどか、リバウンド取ったらすぐパス出すから立ち直りしっかりね」
まどか「む・・・無理だよさやかちゃん・・・相手は今までフリースローを確実に決めてるんだよ」
ガコンッ
まどか「うぇ!?外した!?」
さやか「リバンッ!」
ほむら「任せて」パシッ
敵生徒「オッケー!切り替えていこう!一本止めるわよ!」
マミ「参加可能選手不足により佐倉さんチームの負―」
さやか「マミさん!待って!!」
敵チーム「・・・!?」
ほむら「控えならここにいるわ」
仁美「皆さんお待たせして申し訳ありませんでした」
まどか「さやかちゃん、そのブルマ・・・」
さやか「正真正銘あたし本人のブルマよ!これで文句無いでしょ!」
さやか「杏子お疲れ、無理させてごめんね。後はあたし達に任せて!」
杏子「ちっ・・・遅えよ・・・バカ」
杏子「奴ら強いぞ」
顧問(流れが一瞬揺らいだ!?いや・・・この点差は覆らない、流れは変わらない!)
PG:鹿目まどか
SG:暁美ほむら
SF:佐倉杏子(退場)→美樹さやか
PF:モブ
C:志筑仁美
得点差
0-40
相手フリースローからスタート
さやか「まどか、リバウンド取ったらすぐパス出すから立ち直りしっかりね」
まどか「む・・・無理だよさやかちゃん・・・相手は今までフリースローを確実に決めてるんだよ」
ガコンッ
まどか「うぇ!?外した!?」
さやか「リバンッ!」
ほむら「任せて」パシッ
敵生徒「オッケー!切り替えていこう!一本止めるわよ!」
66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/30(月) 21:45:47.27 ID:21wZH1fv0
ほむら「あなた・・・集中力が切れてるわね」
敵生徒「え?」
ほむら「点数にしてみれば・・・たったの一点だと思って油断したわね」
ほむら「今のは決めなくてはいけなかった一点よ・・・本当に流れがあなた達に残っているのなら
決まって然るべき一投だったわ」
ほむら「もうこの点差が覆らないと思っているのなら・・・あなた達」
ほむら「すでに負けてるわ」
ほむら、まどかにパス、
まどか、自陣までボールを運ぶ
ほむら、右3pラインへ走行
ほむら「まどか!」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむらへパスが通る
サッ
敵生徒「・・・!!シュートモーションが速い!」
シュッ(3Pシュート)
スパッ
顧問「・・・!な、なんだと!?」
ワアアアッ
マミ「3P!」
マミ(パスからシュートまで・・・恐ろしく早い切り替えだったけど・・・魔法は使ってないみたいね)
敵生徒「ま、まぐれよ!今更3点返したからってなんなのよ!」
顧問(いや、あの子は上手い・・・それにうちの子が気づいてないのなら・・・マズいわね・・・)
まどか「ほむらちゃん、やったあ!」
ほむら「まどかのパスが良かったのよ」
敵生徒「え?」
ほむら「点数にしてみれば・・・たったの一点だと思って油断したわね」
ほむら「今のは決めなくてはいけなかった一点よ・・・本当に流れがあなた達に残っているのなら
決まって然るべき一投だったわ」
ほむら「もうこの点差が覆らないと思っているのなら・・・あなた達」
ほむら「すでに負けてるわ」
ほむら、まどかにパス、
まどか、自陣までボールを運ぶ
ほむら、右3pラインへ走行
ほむら「まどか!」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむらへパスが通る
サッ
敵生徒「・・・!!シュートモーションが速い!」
シュッ(3Pシュート)
スパッ
顧問「・・・!な、なんだと!?」
ワアアアッ
マミ「3P!」
マミ(パスからシュートまで・・・恐ろしく早い切り替えだったけど・・・魔法は使ってないみたいね)
敵生徒「ま、まぐれよ!今更3点返したからってなんなのよ!」
顧問(いや、あの子は上手い・・・それにうちの子が気づいてないのなら・・・マズいわね・・・)
まどか「ほむらちゃん、やったあ!」
ほむら「まどかのパスが良かったのよ」
67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/30(月) 22:22:50.94 ID:21wZH1fv0
敵生徒「控え選手は今の子だけが得点源よ!さっきみたいに複数で付けば問題ない!」
さやか「それはどうかな?」
さやか「まどか!次はあたしに!」
パシッ
さやか「コート上の人魚姫さやかちゃん参上!」
さやか、自分でインサイドに入ってシュートを決める
顧問「・・・!!」
顧問(あの子も上手い・・・!)
まどか「さやかちゃん!」
さやか「やっとあたしらしさが出てきた感じ?ほむらにパスが通しづらい場合はあたしに任せてね!」
ほむら「ちなみに美樹さやか」
ほむら「人魚姫は水中競技で活躍できる選手の比喩よ。地上競技のそれじゃない」
さやか「いやいや、美しさの比喩だよ」
ほむら「ならなおさら無縁ね」
さやか「な、なんだとー!!」
顧問(・・・)
顧問(ハマってしまったわね・・・沼に)
敵生徒、今度は二人ずつさやかとほむらに付く
顧問(すると・・・センターががら空きになる)
まどか「仁美ちゃん!」
仁美「はい!」パシッ
敵チーム、ゴール下へと戻る
顧問(うちのチームの戻りが一手遅れる)
顧問(素人相手ならそれでもセンター同士の競り合いに勝てるが・・・おそらくあの子も・・・)
さやか「それはどうかな?」
さやか「まどか!次はあたしに!」
パシッ
さやか「コート上の人魚姫さやかちゃん参上!」
さやか、自分でインサイドに入ってシュートを決める
顧問「・・・!!」
顧問(あの子も上手い・・・!)
まどか「さやかちゃん!」
さやか「やっとあたしらしさが出てきた感じ?ほむらにパスが通しづらい場合はあたしに任せてね!」
ほむら「ちなみに美樹さやか」
ほむら「人魚姫は水中競技で活躍できる選手の比喩よ。地上競技のそれじゃない」
さやか「いやいや、美しさの比喩だよ」
ほむら「ならなおさら無縁ね」
さやか「な、なんだとー!!」
顧問(・・・)
顧問(ハマってしまったわね・・・沼に)
敵生徒、今度は二人ずつさやかとほむらに付く
顧問(すると・・・センターががら空きになる)
まどか「仁美ちゃん!」
仁美「はい!」パシッ
敵チーム、ゴール下へと戻る
顧問(うちのチームの戻りが一手遅れる)
顧問(素人相手ならそれでもセンター同士の競り合いに勝てるが・・・おそらくあの子も・・・)
69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/30(月) 22:55:54.79 ID:21wZH1fv0
仁美「それっ」
パスッ
仁美、相手センターの体制が整う前にゴール下シュートを確実に決める
敵生徒「な・・・!?」
仁美「部活に所属していないだけで私、有名所の球技は一通り基礎を叩き込まれてますのよ」
顧問(やはり・・・普通以上に上手い生徒だったか・・・)
もちろん敵チームにもオフェンスは回ってくる。しかし集中力が途切れているのか
大差をつけることは叶わなかった。
ディフェンスが偏れば3人の得点源のさやか、ほむら、仁美のいずれかがフリーになる。
敵チームに得点を許しながらもその点差は次第に縮まっていった
第3クォーター終了。
27-敵チーム46
さやか「こ・・・このペースなら勝てる!逆転も夢じゃないよ!」
ほむら「やはりあの1点差が効いたわね・・・20点差と19点差じゃぜんぜん違うわ。精神的に」
顧問「皆、お疲れ。集中力が途切れた事には咎めないわ。あの点差じゃ気が緩むのも当然だもの」
顧問「これが最終クォーターでなくて良かった。流れを持っていかれて一気に逆転していたかもしれないから」
顧問「だから最終クォーターでは集中力のリセットを計ると同時に徹底的なマンツーマンディフェンスに切り替える」
顧問「彼女達を初心者と思わないほうが良い。全国大会決勝のつもりで挑みなさい」
敵チーム「「はい!!」」
顧問「点差がまだあるという事はこちらから攻め無くても守れば勝てるという事」
顧問「残りは全て防御だけに」
顧問「オフェンスは時間いっぱい使ってボールを持つのよ。確実に勝ちたいなら」
ブザー音が鳴り響き、第4クォーター開始
ジャンプボールは仁美が制し、まどかのボールに
さやか「な・・・!?」
ほむら「こ・・・これは!?」
オールコートマンツーマンディフェンス!?
パスッ
仁美、相手センターの体制が整う前にゴール下シュートを確実に決める
敵生徒「な・・・!?」
仁美「部活に所属していないだけで私、有名所の球技は一通り基礎を叩き込まれてますのよ」
顧問(やはり・・・普通以上に上手い生徒だったか・・・)
もちろん敵チームにもオフェンスは回ってくる。しかし集中力が途切れているのか
大差をつけることは叶わなかった。
ディフェンスが偏れば3人の得点源のさやか、ほむら、仁美のいずれかがフリーになる。
敵チームに得点を許しながらもその点差は次第に縮まっていった
第3クォーター終了。
27-敵チーム46
さやか「こ・・・このペースなら勝てる!逆転も夢じゃないよ!」
ほむら「やはりあの1点差が効いたわね・・・20点差と19点差じゃぜんぜん違うわ。精神的に」
顧問「皆、お疲れ。集中力が途切れた事には咎めないわ。あの点差じゃ気が緩むのも当然だもの」
顧問「これが最終クォーターでなくて良かった。流れを持っていかれて一気に逆転していたかもしれないから」
顧問「だから最終クォーターでは集中力のリセットを計ると同時に徹底的なマンツーマンディフェンスに切り替える」
顧問「彼女達を初心者と思わないほうが良い。全国大会決勝のつもりで挑みなさい」
敵チーム「「はい!!」」
顧問「点差がまだあるという事はこちらから攻め無くても守れば勝てるという事」
顧問「残りは全て防御だけに」
顧問「オフェンスは時間いっぱい使ってボールを持つのよ。確実に勝ちたいなら」
ブザー音が鳴り響き、第4クォーター開始
ジャンプボールは仁美が制し、まどかのボールに
さやか「な・・・!?」
ほむら「こ・・・これは!?」
オールコートマンツーマンディフェンス!?
70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/30(月) 23:26:42.74 ID:21wZH1fv0
杏子「まずいな・・・」
なぎさ(審判に飽きて普通に応援席へ)「なにがマズいのです、杏子?」
杏子「あいつら・・・こっちの攻め手が数人居る事を理解してディフェンスを偏らせる事を放棄した」
杏子「あれだけ一人一人に密着しているとフリーになる選手がでにくい」
杏子「なにより・・・ボール運び役のまどかが・・・」
まどか「ひ、一人一人に敵チームがぴったり張り付いてる・・・これじゃあ誰にパスを出せばいいかわからないよお」
ほむら「私に任せて」
さやか「まどか!こっちよ!」
仁美「私が、ゴール下で勝負いたしますわ!」
杏子「本来ポイントガードはこういう時の判断力が試されるポジションなんだ」
杏子「さっきまではフリーになったメンバーにパスを回せばいいだけだった。でも今は違う」
杏子「本当なら運動神経もあって度胸もあるさやかかあたしがやるべきポジションだけど・・・
まどかがやる気になってたからあたし達は得点源としてフォワードを選んだ。控えが薄かったからってのもあるけど」
杏子「まどかにはドリブルの基礎をきっちり仕込みはしたけど・・・こういう時の判断力を鍛える練習は出来なかった。
まぁこれが初めての実践だから無理もないんだけどな」
さやか(まどかが・・・誰にパスを回せばいいかわからなくて震えてる・・・)
さやか(ま・・・まずい!このままじゃまどかにプレッシャーがかかって・・・!)
パシッ
相手にドリブル中のボールをスティールされるまどか
まどか「きゃっ!」
さやか「まどか!!」
すぐさまシュートに向かう敵生徒、追いかけるさやか
さやか「この!」パシン!
さやか、敵の手の平をはじく勢いの激しいスティールでボールを奪い返す
外野「ファ・・・ファウルだ!!」
マミ「・・・」
外野「笛は鳴らない!?ノーファウルだ!!」
71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/30(月) 23:51:00.86 ID:21wZH1fv0
さやか「ふぅ・・・」
まどか「さ、さやかちゃんありがとう」
さやか「オッケーまどか、落ち着いていこう!」
さやか(だけど・・・どうすればいいの?こ・・・これじゃあシュートにいけない・・・)
さやか「あ・・・あんっ!」ピクッ
杏子「え」
さやか(な・・・なに!?今・・・ブルマが震えた!?)
バイオリン仮面「困っているようだね・・・さやか」
さやか(こ・・・この声・・・バイオリン仮面!?い、一体どこから話しかけてんのよ!!)
バイオリン仮面「君のブルマからさ」
さやか(は、はああああああああああああ!?)
バイオリン仮面「そのブルマはもう私の一部・・・一心同体も同然」
バイオリン仮面「したがってそれを履いている君とも一心同体という事になり、私と通話できるという事になるのだ!」
さやか(い・・・意味わかんないんですけど!!なんでもいいけど話しかけないで!大事なところなのよ!!)
さやか(そ・・・それにそんな所から話しかけられると・・・プライベートな所に音が響いて・・・)
バイオリン仮面「アドバイスさせてくれ。今鹿目さんは判断力を求められて平静さを失いつつある」
バイオリン仮面「判断力を身につけることは一朝一夕で出来ることじゃない・・・だから君が
鹿目さんの思考の役割を補佐するんだ」
バイオリン仮面「私の言う通り・・・攻めパターンを変えてみてはくれないか?」
さやか「・・・」
まどか「さ、さやかちゃんありがとう」
さやか「オッケーまどか、落ち着いていこう!」
さやか(だけど・・・どうすればいいの?こ・・・これじゃあシュートにいけない・・・)
さやか「あ・・・あんっ!」ピクッ
杏子「え」
さやか(な・・・なに!?今・・・ブルマが震えた!?)
バイオリン仮面「困っているようだね・・・さやか」
さやか(こ・・・この声・・・バイオリン仮面!?い、一体どこから話しかけてんのよ!!)
バイオリン仮面「君のブルマからさ」
さやか(は、はああああああああああああ!?)
バイオリン仮面「そのブルマはもう私の一部・・・一心同体も同然」
バイオリン仮面「したがってそれを履いている君とも一心同体という事になり、私と通話できるという事になるのだ!」
さやか(い・・・意味わかんないんですけど!!なんでもいいけど話しかけないで!大事なところなのよ!!)
さやか(そ・・・それにそんな所から話しかけられると・・・プライベートな所に音が響いて・・・)
バイオリン仮面「アドバイスさせてくれ。今鹿目さんは判断力を求められて平静さを失いつつある」
バイオリン仮面「判断力を身につけることは一朝一夕で出来ることじゃない・・・だから君が
鹿目さんの思考の役割を補佐するんだ」
バイオリン仮面「私の言う通り・・・攻めパターンを変えてみてはくれないか?」
さやか「・・・」
72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/31(火) 00:43:57.13 ID:KtsmcK4b0
さやか「まどか!」
まどか「さやかちゃん!」パスッ
バイオリン仮面「鹿目さんから最初にパスをもらうのはさやか、君だ」
バイオリン仮面「パスをもらったら君はゴールを狙って中に入っていく」
バイオリン仮面「君が上手いことを相手は知っている。当然中をふさいでくる」
バイオリン仮面「相手が甘く見てふさぎに来ないのなら自分で勝負すればいい」
バイオリン仮面「君を塞ごうと相手が中に寄ってくる時、暁美さんか志筑さんがフリーになる」
さやか「仁美!」
パスッ
仁美「任せてください」
シュパッ
さやか「やったああああ!仁美、ナイス!」
バイオリン仮面「鹿目さんからパスをもらった相手が即シュートで無く、もう一度パスを回すパターンもあると相手に思い込ませる」
バイオリン仮面「そうすれば前者のパターンも付け入る隙が生まれる」
ほむら「・・・」ほむっ
シュパァッ
ワアアアアアアッ
外野「また決めたーっ!!3Pだ!!」
バイオリン仮面「君が判断するんだ。誰で得点を狙いに行くかを」
まどか「もしかして・・・わたしいらない子じゃ・・・」
さやか「違うよまどか!まどかには役割があるんだ」
敵生徒「あ、あの子が実質的な司令塔よ!美樹さやかを抑えて!!」
バイオリン仮面「君に警戒が集まると今度は鹿目さんがフリーになる」
さやか「まどか!今度は自分で行って!」
パスッ
まどか「うぇ!?」
まどか、慣れない手つきでレイアップを狙う
敵生徒「入らない!その子は初心者だ!基本的なレイアップシュートさえ入るものか!!」
ほむら「まどかが入れる必要は無いわ」
まどか「さやかちゃん!」パスッ
バイオリン仮面「鹿目さんから最初にパスをもらうのはさやか、君だ」
バイオリン仮面「パスをもらったら君はゴールを狙って中に入っていく」
バイオリン仮面「君が上手いことを相手は知っている。当然中をふさいでくる」
バイオリン仮面「相手が甘く見てふさぎに来ないのなら自分で勝負すればいい」
バイオリン仮面「君を塞ごうと相手が中に寄ってくる時、暁美さんか志筑さんがフリーになる」
さやか「仁美!」
パスッ
仁美「任せてください」
シュパッ
さやか「やったああああ!仁美、ナイス!」
バイオリン仮面「鹿目さんからパスをもらった相手が即シュートで無く、もう一度パスを回すパターンもあると相手に思い込ませる」
バイオリン仮面「そうすれば前者のパターンも付け入る隙が生まれる」
ほむら「・・・」ほむっ
シュパァッ
ワアアアアアアッ
外野「また決めたーっ!!3Pだ!!」
バイオリン仮面「君が判断するんだ。誰で得点を狙いに行くかを」
まどか「もしかして・・・わたしいらない子じゃ・・・」
さやか「違うよまどか!まどかには役割があるんだ」
敵生徒「あ、あの子が実質的な司令塔よ!美樹さやかを抑えて!!」
バイオリン仮面「君に警戒が集まると今度は鹿目さんがフリーになる」
さやか「まどか!今度は自分で行って!」
パスッ
まどか「うぇ!?」
まどか、慣れない手つきでレイアップを狙う
敵生徒「入らない!その子は初心者だ!基本的なレイアップシュートさえ入るものか!!」
ほむら「まどかが入れる必要は無いわ」
73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/31(火) 01:03:53.00 ID:KtsmcK4b0
ガコッ
ほむら「まどかのプレイを無駄にさせない。そのために私がいるもの」
ほむら、まどかが外したボールをタップしてリングに押し戻す
シュパッ
ワアアアアアアッ!!
まどか「ほ・・・ほむらちゃん」
ほむら「まどか、あなたもゴールを狙ってかまわないわ」
ほむら「外したボールは全て私が修整する・・・あなたは放り投げるだけでいいのよ」
バイオリン仮面「ボール運び、パスだけでなく自分もシュートを打っていい。
そう信頼される事で鹿目さんは平静さを取り戻させる」
バイオリン仮面「今度は緊張せずにプレイできる。そして本来のポイントガードとしての役割を全うできる」
バイオリン仮面「自分のポジションに集中できるようになった君が外からも積極的に狙う」
ガコンッ
さやか「外した!」
仁美「任せて!!」
パシッ(仁美リバウンド)
仁美「さやかさん!もう一度!!」
さやか「うん!」
シュパッ
さやか「やった!入った!!」
バイオリン仮面「リバウンドは志筑さんに任せて構わない。身長もあるし、おそらく彼女はバスケ部より上手い」
敵生徒「なんでよ・・・」
敵生徒「相手がいくら上手いっていっても・・・あの3人だけじゃない!
こっちは全員がバスケ部・・・実質5対3に近い状況でなんで追い詰められてるのよ!」
顧問(それはおそらくチームワーク・・・)
顧問(もちろんうちのチームにもそれはある。だけど彼女達はナニかを共有している!?)
顧問(それが・・・うちよりも強いチームワークの根源となっているとしたら)
ほむら(それがあるとすれば・・・ワルプルギスの夜を共に越えた仲だから・・・とでも言えるのかしら・・・)
ほむら(このメンバーで一つの目標に向かって努力するのは・・・悪く無いとさえ思っている)
ほむら「まどかのプレイを無駄にさせない。そのために私がいるもの」
ほむら、まどかが外したボールをタップしてリングに押し戻す
シュパッ
ワアアアアアアッ!!
まどか「ほ・・・ほむらちゃん」
ほむら「まどか、あなたもゴールを狙ってかまわないわ」
ほむら「外したボールは全て私が修整する・・・あなたは放り投げるだけでいいのよ」
バイオリン仮面「ボール運び、パスだけでなく自分もシュートを打っていい。
そう信頼される事で鹿目さんは平静さを取り戻させる」
バイオリン仮面「今度は緊張せずにプレイできる。そして本来のポイントガードとしての役割を全うできる」
バイオリン仮面「自分のポジションに集中できるようになった君が外からも積極的に狙う」
ガコンッ
さやか「外した!」
仁美「任せて!!」
パシッ(仁美リバウンド)
仁美「さやかさん!もう一度!!」
さやか「うん!」
シュパッ
さやか「やった!入った!!」
バイオリン仮面「リバウンドは志筑さんに任せて構わない。身長もあるし、おそらく彼女はバスケ部より上手い」
敵生徒「なんでよ・・・」
敵生徒「相手がいくら上手いっていっても・・・あの3人だけじゃない!
こっちは全員がバスケ部・・・実質5対3に近い状況でなんで追い詰められてるのよ!」
顧問(それはおそらくチームワーク・・・)
顧問(もちろんうちのチームにもそれはある。だけど彼女達はナニかを共有している!?)
顧問(それが・・・うちよりも強いチームワークの根源となっているとしたら)
ほむら(それがあるとすれば・・・ワルプルギスの夜を共に越えた仲だから・・・とでも言えるのかしら・・・)
ほむら(このメンバーで一つの目標に向かって努力するのは・・・悪く無いとさえ思っている)
74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/31(火) 01:19:03.42 ID:KtsmcK4b0
試合残り時間:4秒
点差 55-敵57
仁美「暁美さん!お願いします!!」
ほむら「・・・」パスッ
ほむら(私がシューターを立候補したのは・・・まどか以外の人間に触れられる可能性があるインサイドプレイを避けたかったから)
ほむら(不正があるとすれば・・・私だけ時間を止めて人一倍練習したという所かしらね)
ほむら(3Pシュート・・・ほぼノータイムで打てるようになったわ)
シュッ
顧問(・・・)
その瞬間、すでに相手チームの監督は負けを確信していたと後に語る
顧問(まるで時が止まったかのようにその一瞬静かになった気がした)
顧問「なんて綺麗なフォームなの・・・」
シュパッ
外野「・・・」
ほむら「・・・」
さやか「・・・」
仁美「・・・」
まどか「・・・」
マミ「・・・」
マミ、3本の指を下に下ろす
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
外野「き・・・決まったあああああああああああああああああああああ!!!」
外野「3P!!ぎゃ・・・逆転だああああああああああああああああ」
58-敵57
(試合終了ブザー音)
「ありがとうございました!!」
点差 55-敵57
仁美「暁美さん!お願いします!!」
ほむら「・・・」パスッ
ほむら(私がシューターを立候補したのは・・・まどか以外の人間に触れられる可能性があるインサイドプレイを避けたかったから)
ほむら(不正があるとすれば・・・私だけ時間を止めて人一倍練習したという所かしらね)
ほむら(3Pシュート・・・ほぼノータイムで打てるようになったわ)
シュッ
顧問(・・・)
その瞬間、すでに相手チームの監督は負けを確信していたと後に語る
顧問(まるで時が止まったかのようにその一瞬静かになった気がした)
顧問「なんて綺麗なフォームなの・・・」
シュパッ
外野「・・・」
ほむら「・・・」
さやか「・・・」
仁美「・・・」
まどか「・・・」
マミ「・・・」
マミ、3本の指を下に下ろす
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
外野「き・・・決まったあああああああああああああああああああああ!!!」
外野「3P!!ぎゃ・・・逆転だああああああああああああああああ」
58-敵57
(試合終了ブザー音)
「ありがとうございました!!」
75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/31(火) 01:37:24.04 ID:KtsmcK4b0
さやか「やった・・・やったああああああああああ!!」
仁美「勝ったんですわよね・・・私達・・・優勝候補のあのクラスに・・・」
トイレの個室、歓声を遠くから聞き、微笑む恭介(パンツ一丁)
恭介「おめでとう、さやか」
~~~
再び男子トイレ前に集まるさやか、ほむら、仁美
さやか「その・・・試合勝てたよ・・・複雑だけど・・・あんたのおかげかも・・・」
さやか「ありがとう」
恭介「君たちが頑張った結果だよ」
恭介「さぁ・・・そろそろブルマを返して欲しいんだけど・・・」
さやか「う・・・確かに約束したもんね・・・」
さやか「あのさ・・・」
さやか「このブルマがあるから・・・アンタとあたしは通話できたんだよね・・・?」
恭介「さやか?」
さやか「ブルマ渡しちゃうと・・・お話出来なくなるんだよね・・・」
仁美「え」
ほむら「美樹さやか・・・まさかあなた」
さやか「良かったら、ブルマじゃなくて・・・ちゃんと連絡先交換しない?」
恭介「な!?」
さやか「駄目かな?アンタは変態だけどその・・・友達になれそうな気がするんだけど・・・」
さやか「改めてお礼とかしたいし・・・」
恭介「いやその・・・あの・・・」
恭介(まずいよ!!僕の電話番号はもちろんさやかは知ってる!)
恭介(ぼ・・・僕がバイオリン仮面と同一人物だってバレちゃうじゃないか!)
恭介「ならばこうしよう。今私が履いているパンツと、今日君が履いたそのブルマを交換するのだ」
さやか「は?」
仁美「勝ったんですわよね・・・私達・・・優勝候補のあのクラスに・・・」
トイレの個室、歓声を遠くから聞き、微笑む恭介(パンツ一丁)
恭介「おめでとう、さやか」
~~~
再び男子トイレ前に集まるさやか、ほむら、仁美
さやか「その・・・試合勝てたよ・・・複雑だけど・・・あんたのおかげかも・・・」
さやか「ありがとう」
恭介「君たちが頑張った結果だよ」
恭介「さぁ・・・そろそろブルマを返して欲しいんだけど・・・」
さやか「う・・・確かに約束したもんね・・・」
さやか「あのさ・・・」
さやか「このブルマがあるから・・・アンタとあたしは通話できたんだよね・・・?」
恭介「さやか?」
さやか「ブルマ渡しちゃうと・・・お話出来なくなるんだよね・・・」
仁美「え」
ほむら「美樹さやか・・・まさかあなた」
さやか「良かったら、ブルマじゃなくて・・・ちゃんと連絡先交換しない?」
恭介「な!?」
さやか「駄目かな?アンタは変態だけどその・・・友達になれそうな気がするんだけど・・・」
さやか「改めてお礼とかしたいし・・・」
恭介「いやその・・・あの・・・」
恭介(まずいよ!!僕の電話番号はもちろんさやかは知ってる!)
恭介(ぼ・・・僕がバイオリン仮面と同一人物だってバレちゃうじゃないか!)
恭介「ならばこうしよう。今私が履いているパンツと、今日君が履いたそのブルマを交換するのだ」
さやか「は?」
76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/31(火) 02:01:49.78 ID:KtsmcK4b0
恭介「ブルマを通じて電話できたということは私のぱんつでも問題ないはずなんだ」
恭介「君が私のぱんつに話かければブルマの時と同じように、通話が可能なはずなんだ」
さやか「いやいやいやいや!意味わかんない!!男の下着に話しかけるとか!!あ、あたしまるっきり変態じゃん!!」
恭介「申し訳ないが私にはこれしか連絡手段が無いのだ」
さやか「ううう・・・」
ほむら「気にすることないわ美樹さやか・・・何もこんな男にお礼する必要ないもの」
さやか「わ・・・わかったよ」
ほむら「ほむっ!?」
仁美「さやかさん!?」
さやか「あんたのぱんつ・・・受け取るわよ」
さやか「お礼しないって訳にはいかないよ・・・だって助けてもらったのも事実だし」
さやか「こいつのアドバイスが無かったら・・・5人が万全な状態でも負けてたかもしれない。それほど強い相手だったんだから」
恭介(本当に良い子だなぁさやかは・・・)
さやか「その代わり、ちゃんと電話でてよね。本当にあたし感謝してるからさ」
さやか「恩返ししないと・・・気がすまないから」
~交換終了~
(トイレの隙間からお互いの顔は見せずに現物交換)
さやか「ふぅ・・・ものすごい奇妙な光景だけど付き合わせてごめんね仁美、ほむら。
さ、教室に戻ろ」
仁美「まさか最初にぱんつを脱がす相手が上条君じゃない男性でしたとはね」
さやか「そうそう、あたしがぱんつを脱がせる相手は恭介だけ・・・
っておーい!仁美のえっちー!!」
さやか「まぁ気にしないよ!このぱんつは恭介のぱんつのつもりで大切に保管しとくよ」
ほむら「・・・」
さやか「どうしたの?ほむら」
ほむら「先に帰ってなさい。私もこの男に興味を持ったわ」
ほむら「もう少しお話をさせてもらいたいの」
恭介「え」
さやか「へー、そうなんだ。じゃ行こうか、仁美」
恭介「君が私のぱんつに話かければブルマの時と同じように、通話が可能なはずなんだ」
さやか「いやいやいやいや!意味わかんない!!男の下着に話しかけるとか!!あ、あたしまるっきり変態じゃん!!」
恭介「申し訳ないが私にはこれしか連絡手段が無いのだ」
さやか「ううう・・・」
ほむら「気にすることないわ美樹さやか・・・何もこんな男にお礼する必要ないもの」
さやか「わ・・・わかったよ」
ほむら「ほむっ!?」
仁美「さやかさん!?」
さやか「あんたのぱんつ・・・受け取るわよ」
さやか「お礼しないって訳にはいかないよ・・・だって助けてもらったのも事実だし」
さやか「こいつのアドバイスが無かったら・・・5人が万全な状態でも負けてたかもしれない。それほど強い相手だったんだから」
恭介(本当に良い子だなぁさやかは・・・)
さやか「その代わり、ちゃんと電話でてよね。本当にあたし感謝してるからさ」
さやか「恩返ししないと・・・気がすまないから」
~交換終了~
(トイレの隙間からお互いの顔は見せずに現物交換)
さやか「ふぅ・・・ものすごい奇妙な光景だけど付き合わせてごめんね仁美、ほむら。
さ、教室に戻ろ」
仁美「まさか最初にぱんつを脱がす相手が上条君じゃない男性でしたとはね」
さやか「そうそう、あたしがぱんつを脱がせる相手は恭介だけ・・・
っておーい!仁美のえっちー!!」
さやか「まぁ気にしないよ!このぱんつは恭介のぱんつのつもりで大切に保管しとくよ」
ほむら「・・・」
さやか「どうしたの?ほむら」
ほむら「先に帰ってなさい。私もこの男に興味を持ったわ」
ほむら「もう少しお話をさせてもらいたいの」
恭介「え」
さやか「へー、そうなんだ。じゃ行こうか、仁美」
78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/31(火) 02:19:30.12 ID:KtsmcK4b0
ほむら「・・・」
恭介「・・・」
ほむら「下半身丸出しのまま・・・病室に戻るつもりかしら?上条恭介君」
恭介「え?えええええええええええええええええええええええええええ!?」
恭介「な・・・何故バレたんだ!?ぼ、僕の変装は完璧だったはずだ!!」
ほむら「バイオリン仮面「そうする事でより長く・・・またバイオリンを弾ける身体になれる」 このセリフよ」
ほむら「「また」バイオリンを弾けるようになる・・・つまり弾けない身体である誰かの事」
ほむら「美樹さやかの周辺でそんな人物・・・あなただけだもの」
恭介「うう・・・完全に見破られた・・・」
ほむら(本当はバイオリンの時点で確定なんだけど・・・
イケメンの上条恭介のイメージしか持っていないあの二人は否定するでしょうね)
ほむら「大丈夫よ上条君。好きな子の衣服を被りたいと思うことは正常な欲求だから」
恭介「す・・・すごい説得力だ!!」
ほむら「説得力など帯びてない」
恭介「さやかのブルマを被ったとき奇跡が起きたんだ」
恭介「動かないはずの僕の左手が動いた・・・またバイオリンが弾けるようになったんだ」
ほむら(誰かが契約で願いをかなえたわけでは無いのね・・・)
ほむら「本題に戻るわ。あなた・・・その格好で病室まで戻るつもりなの?」
恭介「ここにくるまでパンツ一丁だったし・・・あまり変わらないかと」
ほむら「全裸とパンツ一丁じゃ全然違うわ」
ほむら「こちらの事情でね・・・あなたと美樹さやかがいつまでもラブラブで無いと何かと不都合なのよ」
ほむら(じゃないとあの子・・・あなたがらみの問題で契約しかねないし)
ほむら「変態だとあの子にバレるのは嫌でしょう?正体隠しに協力してあげるわ」
恭介「ほ・・・本当ですか!?」
ほむら「ついでに・・・そこから出られるように服も用意してあげる」
恭介「あ・・・ありがとうございます!!」
恭介「・・・」
ほむら「下半身丸出しのまま・・・病室に戻るつもりかしら?上条恭介君」
恭介「え?えええええええええええええええええええええええええええ!?」
恭介「な・・・何故バレたんだ!?ぼ、僕の変装は完璧だったはずだ!!」
ほむら「バイオリン仮面「そうする事でより長く・・・またバイオリンを弾ける身体になれる」 このセリフよ」
ほむら「「また」バイオリンを弾けるようになる・・・つまり弾けない身体である誰かの事」
ほむら「美樹さやかの周辺でそんな人物・・・あなただけだもの」
恭介「うう・・・完全に見破られた・・・」
ほむら(本当はバイオリンの時点で確定なんだけど・・・
イケメンの上条恭介のイメージしか持っていないあの二人は否定するでしょうね)
ほむら「大丈夫よ上条君。好きな子の衣服を被りたいと思うことは正常な欲求だから」
恭介「す・・・すごい説得力だ!!」
ほむら「説得力など帯びてない」
恭介「さやかのブルマを被ったとき奇跡が起きたんだ」
恭介「動かないはずの僕の左手が動いた・・・またバイオリンが弾けるようになったんだ」
ほむら(誰かが契約で願いをかなえたわけでは無いのね・・・)
ほむら「本題に戻るわ。あなた・・・その格好で病室まで戻るつもりなの?」
恭介「ここにくるまでパンツ一丁だったし・・・あまり変わらないかと」
ほむら「全裸とパンツ一丁じゃ全然違うわ」
ほむら「こちらの事情でね・・・あなたと美樹さやかがいつまでもラブラブで無いと何かと不都合なのよ」
ほむら(じゃないとあの子・・・あなたがらみの問題で契約しかねないし)
ほむら「変態だとあの子にバレるのは嫌でしょう?正体隠しに協力してあげるわ」
恭介「ほ・・・本当ですか!?」
ほむら「ついでに・・・そこから出られるように服も用意してあげる」
恭介「あ・・・ありがとうございます!!」
79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/31(火) 02:43:36.50 ID:KtsmcK4b0
恭介「ってこれ、女子の制服じゃないか!!ご丁寧にウィッグまで用意して!!」
ほむら「なぜ完全武装するまで気づかなかったのかしら」
パシャッ パシャッ パシャッ
恭介「なぜ写真をとるんだい?」
ほむら「何かあったときにあなたの協力を得たいからよ」
ほむら「この写真をネタに私のために働いてもらうわ」
恭介「脅すつもりか!?」
ほむら「上条恭介、暁美ほむらの制服を奪って女装」
ほむら「あの子が知ったらどうなるでしょうね」
恭介「えええ!?これ、暁美さんの制服なの!?」
ほむら「(う、嬉しそう?)・・・だからといって・・・匂いはかがないで頂戴ね」
ほむら「予備の制服があるからそれは貴方にあげる」
ほむら「その代わり・・・いつか私のために働いてもらう時が来るかも」
恭介「しゅ・・・主従関係・・・」ゴクリ
ほむら「・・・」目線下
ほむら「何故テントが張ってるのかしら」
恭介「こ・・・これは!?ち・・・ちがっ」
ほむら「こうしてみると・・・あの二人が何故あなたに興味を持ったかわかる気がしてきたわ」
恭介「え」
ほむら「可愛い・・・」
恭介「ええええええええええええええええええええええええええ!?」
ほむら「女子でないのが残念なくらい似合ってるわよ・・・」
恭介「ちょ・・・暁美さん!?」
恭介「そ・・・それじゃあ僕はこれで!!服のお礼は改めて!!」
バタン!
ほむら「ほむ・・・冗談だったのに」
ほむら「なぜ完全武装するまで気づかなかったのかしら」
パシャッ パシャッ パシャッ
恭介「なぜ写真をとるんだい?」
ほむら「何かあったときにあなたの協力を得たいからよ」
ほむら「この写真をネタに私のために働いてもらうわ」
恭介「脅すつもりか!?」
ほむら「上条恭介、暁美ほむらの制服を奪って女装」
ほむら「あの子が知ったらどうなるでしょうね」
恭介「えええ!?これ、暁美さんの制服なの!?」
ほむら「(う、嬉しそう?)・・・だからといって・・・匂いはかがないで頂戴ね」
ほむら「予備の制服があるからそれは貴方にあげる」
ほむら「その代わり・・・いつか私のために働いてもらう時が来るかも」
恭介「しゅ・・・主従関係・・・」ゴクリ
ほむら「・・・」目線下
ほむら「何故テントが張ってるのかしら」
恭介「こ・・・これは!?ち・・・ちがっ」
ほむら「こうしてみると・・・あの二人が何故あなたに興味を持ったかわかる気がしてきたわ」
恭介「え」
ほむら「可愛い・・・」
恭介「ええええええええええええええええええええええええええ!?」
ほむら「女子でないのが残念なくらい似合ってるわよ・・・」
恭介「ちょ・・・暁美さん!?」
恭介「そ・・・それじゃあ僕はこれで!!服のお礼は改めて!!」
バタン!
ほむら「ほむ・・・冗談だったのに」
89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/22(水) 23:01:42.31 ID:4rCETOsK0
下校中
仁美「さやかさん、病室に行ったら上条君を隅々までチェックすることです」
さやか「え」(エッチな意味で?)
仁美「さっきのブルマを被った彼・・・どう考えても上条君な気がしてならないのです」
さやか「は?ちょっと仁美!?何言ってるの!?」
仁美「私はまどかさんにも声をかけて後で伺います。どうぞごゆっくり」
さやか「もう、変なこと言っちゃって」
病室
恭介(さやかが戻ってくる・・・!!早く着替えないと)
さやか「恭介ー来たよー」
恭介「や、やあ。いらっしゃい」
さやか「恭介聞いて!球技大会、優勝候補のクラスに勝てたよ!」
さやか「男子も勝ったし、この調子で行けば総合優勝はウチのクラスで間違いなしだよ」
さやか「だから恭介・・・それまでに復学しようね・・・恭介と修学旅行・・・楽しみたいから」
恭介(可愛い)
さやか「それとね恭介・・・」
さやか「ちょっと下脱いでくれるかな?」
恭介「な・・・!?」
さやか(もしも恭介がバイオリン仮面なら・・・あたしにトランクスを渡した今はノーパンのはず)
恭介(さやかは僕を疑っている!?だけど)
恭介「いいよさやか。思う存分見ればいい」
さやか(あれ?その場合はえっと・・・今恭介の下半身は・・・)
さやか「ちょ・・・ちょっとまった恭介!!今のなし!今のなし!こ、心の準備がああ」
仁美「さやかさん、病室に行ったら上条君を隅々までチェックすることです」
さやか「え」(エッチな意味で?)
仁美「さっきのブルマを被った彼・・・どう考えても上条君な気がしてならないのです」
さやか「は?ちょっと仁美!?何言ってるの!?」
仁美「私はまどかさんにも声をかけて後で伺います。どうぞごゆっくり」
さやか「もう、変なこと言っちゃって」
病室
恭介(さやかが戻ってくる・・・!!早く着替えないと)
さやか「恭介ー来たよー」
恭介「や、やあ。いらっしゃい」
さやか「恭介聞いて!球技大会、優勝候補のクラスに勝てたよ!」
さやか「男子も勝ったし、この調子で行けば総合優勝はウチのクラスで間違いなしだよ」
さやか「だから恭介・・・それまでに復学しようね・・・恭介と修学旅行・・・楽しみたいから」
恭介(可愛い)
さやか「それとね恭介・・・」
さやか「ちょっと下脱いでくれるかな?」
恭介「な・・・!?」
さやか(もしも恭介がバイオリン仮面なら・・・あたしにトランクスを渡した今はノーパンのはず)
恭介(さやかは僕を疑っている!?だけど)
恭介「いいよさやか。思う存分見ればいい」
さやか(あれ?その場合はえっと・・・今恭介の下半身は・・・)
さやか「ちょ・・・ちょっとまった恭介!!今のなし!今のなし!こ、心の準備がああ」
90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/22(水) 23:02:07.45 ID:4rCETOsK0
ポロン
さやか「あ・・・普通に履いてた」
さやか(がっかりしたかも・・・いや、でもこれはこれで・・・)ジロジロ
恭介(女装から着替えるとき念のため新しいパンツを履いておいてよかった・・・)
仁美・まどか「上条君、お邪魔しまーす」
さやか・恭介「あ」
仁美・まどか「あ」
まどか「ウェ!?ウェエエエエエエエエエエエエエエエ!?」
まどか(かかっか上条君がパンツ一丁で・・・さやかちゃんがそれをしゃがんで凝視している!?)
仁美(こ・・・この体勢は・・・!!)
さやか「あ・・・普通に履いてた」
さやか(がっかりしたかも・・・いや、でもこれはこれで・・・)ジロジロ
恭介(女装から着替えるとき念のため新しいパンツを履いておいてよかった・・・)
仁美・まどか「上条君、お邪魔しまーす」
さやか・恭介「あ」
仁美・まどか「あ」
まどか「ウェ!?ウェエエエエエエエエエエエエエエエ!?」
まどか(かかっか上条君がパンツ一丁で・・・さやかちゃんがそれをしゃがんで凝視している!?)
仁美(こ・・・この体勢は・・・!!)
91: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/23(木) 10:57:23.95 ID:euV8MibF0
まどか「おおおお、お邪魔しましたあああああああああ」
仁美「お、お二人がそこまで親密なご関係になっていたなんて・・・」
仁美「もう私が入り込む余地なんて無いのですわね~」
さやか「ま、待ってよ二人とも!!こ、これは違うの!!」
さやか「誤解したまま行っちゃった・・・」
恭介「・・・明日にでも説明しよう」
恭介「明日から・・・僕も学校に行くよ」
さやか「きょ、恭介?」
恭介「僕の時間は・・・再び動き始めるんだよ」
恭介「コンサートや水族館・・・さやかとデートだってしたいからね」
さやか「はぁぅ・・・///」
~~~
仁美「わかってはいましたわ・・・さやかさんって・・・性的にすごく魅力的な方ですから」
仁美「上条君と付き合うと聞いたときから・・・早い段階であの二人ならこうなるでしょうと・・・」
仁美「ですけど・・・目の前で見せ付けられると流石にショックです・・・」
仁美「志筑仁美、14歳の初恋と失恋・・・ほろ苦いですわね・・・」
???「あなたも「ひとみ」って名前なの?奇遇だね」
仁美「え!?ど、どなた!?」
仁美「・・・!?」
ぼよよ~ん
仁美(三年の巴さんよりも・・・圧倒的なバストサイズ!?
Gカップ以上あるのでは!?こ、この大人の淑女は一体!?)
???「嫌なことは全部、脱いで忘れちゃいましょう!」
仁美「え・・・!?」
仁美「い、いやああああああああああああああああああああ!!」
仁美「お、お二人がそこまで親密なご関係になっていたなんて・・・」
仁美「もう私が入り込む余地なんて無いのですわね~」
さやか「ま、待ってよ二人とも!!こ、これは違うの!!」
さやか「誤解したまま行っちゃった・・・」
恭介「・・・明日にでも説明しよう」
恭介「明日から・・・僕も学校に行くよ」
さやか「きょ、恭介?」
恭介「僕の時間は・・・再び動き始めるんだよ」
恭介「コンサートや水族館・・・さやかとデートだってしたいからね」
さやか「はぁぅ・・・///」
~~~
仁美「わかってはいましたわ・・・さやかさんって・・・性的にすごく魅力的な方ですから」
仁美「上条君と付き合うと聞いたときから・・・早い段階であの二人ならこうなるでしょうと・・・」
仁美「ですけど・・・目の前で見せ付けられると流石にショックです・・・」
仁美「志筑仁美、14歳の初恋と失恋・・・ほろ苦いですわね・・・」
???「あなたも「ひとみ」って名前なの?奇遇だね」
仁美「え!?ど、どなた!?」
仁美「・・・!?」
ぼよよ~ん
仁美(三年の巴さんよりも・・・圧倒的なバストサイズ!?
Gカップ以上あるのでは!?こ、この大人の淑女は一体!?)
???「嫌なことは全部、脱いで忘れちゃいましょう!」
仁美「え・・・!?」
仁美「い、いやああああああああああああああああああああ!!」
92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/23(木) 11:27:53.00 ID:euV8MibF0
ほむら「・・・!!」
杏子「・・・!!」
マミ「・・・!!」
なぎさ「・・・!!」
ほむら「こ・・・この反応・・・魔女!?」
杏子「い、いや・・・魔力を伴ってるが魔女とはまた感じが違う!」
マミ「あそこよ!男性ばかりのひとだかりが!!」
なぎさ「みんな・・・魔女の口付けを受けているのですか!?
中心に女の人が踊っています!!あれが・・・魔女!?」
ほむら「あ・・・あれは!!」
杏子「志筑仁美!?」
マミ「周りの男性は魔女の口付けをうけていない!?
あの娘が自分で引き寄せたの!?」
なぎさ「志筑仁美が・・・ブルマ姿で・・・ポールダンスしているのです!!」
仁美「さあ見にいらっしゃい。志筑仁美プレゼンツ、失恋ストリップショーですわ」
男ども「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
仁美「そろそろ上着を脱いでしまおうかしら」
男ども「ま、待ってました!!」
ほむら「!!」
ほむら「巴さん!全員をリボンで繋いで!!」
マミ「え、ええ!!」
キュルキュル!!
ほむら「時間停止!!」カチッ
ほむら「みんな!周りの男達を別の場所に捨てなさい!スマホも壊して写真を消去するのよ!!」
杏子「・・・!!」
マミ「・・・!!」
なぎさ「・・・!!」
ほむら「こ・・・この反応・・・魔女!?」
杏子「い、いや・・・魔力を伴ってるが魔女とはまた感じが違う!」
マミ「あそこよ!男性ばかりのひとだかりが!!」
なぎさ「みんな・・・魔女の口付けを受けているのですか!?
中心に女の人が踊っています!!あれが・・・魔女!?」
ほむら「あ・・・あれは!!」
杏子「志筑仁美!?」
マミ「周りの男性は魔女の口付けをうけていない!?
あの娘が自分で引き寄せたの!?」
なぎさ「志筑仁美が・・・ブルマ姿で・・・ポールダンスしているのです!!」
仁美「さあ見にいらっしゃい。志筑仁美プレゼンツ、失恋ストリップショーですわ」
男ども「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
仁美「そろそろ上着を脱いでしまおうかしら」
男ども「ま、待ってました!!」
ほむら「!!」
ほむら「巴さん!全員をリボンで繋いで!!」
マミ「え、ええ!!」
キュルキュル!!
ほむら「時間停止!!」カチッ
ほむら「みんな!周りの男達を別の場所に捨てなさい!スマホも壊して写真を消去するのよ!!」
93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/23(木) 11:48:13.94 ID:euV8MibF0
マミと杏子の拘束魔法で簀巻きにされる男ども、
それをなぎさのシャボン玉が囲い、別の場所へと移動させる
杏子「ひ、仁美の首筋に魔女の口付けが!?」
マミ「いいえ違うわ・・・これは・・・」
ほむら「本物の・・・女性の口付け跡!?」
ほむら「魔法の効力が切れる!みんな!志筑さんから離れて!」
カチッ
仁美「あら、みなさん・・・可愛らしい服を着ておでましですわね」
仁美「でも・・・少し露出が少ない気がしますわ。許せませんわ」
杏子「な、何を言ってるんだ仁美!?」
仁美「まぁそれもいいですわ・・・私が一枚一枚ゆっくり・・・」
仁美「剥いで差し上げますから・・・」ピカッ
仁美から発せられた魔力が4人の魔法少女を覆い、
「結界」に閉じ込める
なぎさ「魔女結界!?」
マミ「そ・・・そんな・・・志筑さんが魔女になってしまったって言うの!?」
杏子「い、いや違う!?仁美の形はとどめている・・・な、なんだあれは!?」
Seetang(魔女文字) デェン!
ほむら「緑色の紐レオタード・・・そ、そして後ろ髪が異常に伸びたこの姿・・・
し、志筑仁美に一体何が起きたというの!?」
ほむら「しかも・・・バストサイズが更に大きくなって・・・
ソウルジェムに酷似した宝石を谷間に挟んでいる!?エ・・・エロすぎるわ!!」
Seetang(仁美変身形態)「拘束プレイはいかがですか♪」
シュルシュルシュル!
仁美から伸びた髪が4人に絡みつく!
それをなぎさのシャボン玉が囲い、別の場所へと移動させる
杏子「ひ、仁美の首筋に魔女の口付けが!?」
マミ「いいえ違うわ・・・これは・・・」
ほむら「本物の・・・女性の口付け跡!?」
ほむら「魔法の効力が切れる!みんな!志筑さんから離れて!」
カチッ
仁美「あら、みなさん・・・可愛らしい服を着ておでましですわね」
仁美「でも・・・少し露出が少ない気がしますわ。許せませんわ」
杏子「な、何を言ってるんだ仁美!?」
仁美「まぁそれもいいですわ・・・私が一枚一枚ゆっくり・・・」
仁美「剥いで差し上げますから・・・」ピカッ
仁美から発せられた魔力が4人の魔法少女を覆い、
「結界」に閉じ込める
なぎさ「魔女結界!?」
マミ「そ・・・そんな・・・志筑さんが魔女になってしまったって言うの!?」
杏子「い、いや違う!?仁美の形はとどめている・・・な、なんだあれは!?」
Seetang(魔女文字) デェン!
ほむら「緑色の紐レオタード・・・そ、そして後ろ髪が異常に伸びたこの姿・・・
し、志筑仁美に一体何が起きたというの!?」
ほむら「しかも・・・バストサイズが更に大きくなって・・・
ソウルジェムに酷似した宝石を谷間に挟んでいる!?エ・・・エロすぎるわ!!」
Seetang(仁美変身形態)「拘束プレイはいかがですか♪」
シュルシュルシュル!
仁美から伸びた髪が4人に絡みつく!
94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/23(木) 12:04:06.10 ID:euV8MibF0
ほむら「くっ・・・!!」
杏子「ど、どうすりゃいいんだ!?捕まっちまったぞ!」
マミ「志筑さんが魔女に・・・た、倒すしか無いの!?」
なぎさ「仁美はたまにお菓子くれるいい人なのです!そんなの嫌なのです!!」
Seetang「一枚ずつ・・・剥がして・・・」
Seetang「私と同じ・・・淑女にしてさしあげますわ」
その時、結界の一部が裂けて
1人の魔法少女のが乱入する
魔法少女「こいつら「痴女」の弱点は、胸のソウルジェムだよ!!」
魔法少女「谷間に挟まってるソウルジェムと本体を離せば、痴女化した女の子は元に戻せる!」
杏子「だ・・・誰だ!?」
ほむら「あ・・・あの魔法少女服と剣は・・・まさか!」
魔法少女「峰打ち、スパーク・エッジ!!」
ドシャアッ!!
突然現れた魔法少女の一撃は仁美の乳に挟まっていた宝石を衝撃で本体と突き離す
仁美「きゃあああああああああああ!?」
「痴女化」が解けた瞳は元のブルマ姿になってその場に倒れる。
ほむら「ま、間違いない・・・!!美樹さやか・・・あ、あなた契約してしまったの!?」
杏子「さ、さやかなのか!?アレは!?」
マミ「青い髪・・・ま、間違いなく美樹さんの特徴・・・!」
なぎさ「違います!よく見るのです!似てるけど違う女の子なのです!」
ほむら「な、なんですって!?」
杏子「ど、どうすりゃいいんだ!?捕まっちまったぞ!」
マミ「志筑さんが魔女に・・・た、倒すしか無いの!?」
なぎさ「仁美はたまにお菓子くれるいい人なのです!そんなの嫌なのです!!」
Seetang「一枚ずつ・・・剥がして・・・」
Seetang「私と同じ・・・淑女にしてさしあげますわ」
その時、結界の一部が裂けて
1人の魔法少女のが乱入する
魔法少女「こいつら「痴女」の弱点は、胸のソウルジェムだよ!!」
魔法少女「谷間に挟まってるソウルジェムと本体を離せば、痴女化した女の子は元に戻せる!」
杏子「だ・・・誰だ!?」
ほむら「あ・・・あの魔法少女服と剣は・・・まさか!」
魔法少女「峰打ち、スパーク・エッジ!!」
ドシャアッ!!
突然現れた魔法少女の一撃は仁美の乳に挟まっていた宝石を衝撃で本体と突き離す
仁美「きゃあああああああああああ!?」
「痴女化」が解けた瞳は元のブルマ姿になってその場に倒れる。
ほむら「ま、間違いない・・・!!美樹さやか・・・あ、あなた契約してしまったの!?」
杏子「さ、さやかなのか!?アレは!?」
マミ「青い髪・・・ま、間違いなく美樹さんの特徴・・・!」
なぎさ「違います!よく見るのです!似てるけど違う女の子なのです!」
ほむら「な、なんですって!?」
95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/23(木) 12:30:17.48 ID:euV8MibF0
その魔法少女が仁美から切り離された宝石を拾う。
魔法少女「こいつは魔女じゃなくて「痴女」の仕業だよ」
魔法少女「元々やまぶき高校周辺で多発していた現象だけどね・・・
ここ見滝原に被害が移動したから・・・あたしもそれを追ってきたんだ」
魔法少女「あっ、ごめんねタメ口で。でも君達中学生だよね?
あたし高校生だからこういう感じで話をさせてもらうね」
ほむら(この露出度が高いアシンメトリーな衣装・・・
そしてその剣・・・青い髪・・・)
ほむら(私が平行世界で幾度も見てきた美樹さやかの魔法少女姿そのもの・・・
でも美樹さやかでは無い!?)
ほむら(年齢の分だけわずかに美樹さやかよりバストが大きい!!
それでいて尻肉は美樹さやかにしてはスリム・・・)
ほむら「あ、あなたは一体何者なの!?」
乃莉「やまぶき高校二年、美術科の乃莉」
乃莉「あたしの町から逃げ出した「痴女」を倒すために
あなた達見滝原の魔法少女の皆に協力して欲しいの」
続く
魔法少女「こいつは魔女じゃなくて「痴女」の仕業だよ」
魔法少女「元々やまぶき高校周辺で多発していた現象だけどね・・・
ここ見滝原に被害が移動したから・・・あたしもそれを追ってきたんだ」
魔法少女「あっ、ごめんねタメ口で。でも君達中学生だよね?
あたし高校生だからこういう感じで話をさせてもらうね」
ほむら(この露出度が高いアシンメトリーな衣装・・・
そしてその剣・・・青い髪・・・)
ほむら(私が平行世界で幾度も見てきた美樹さやかの魔法少女姿そのもの・・・
でも美樹さやかでは無い!?)
ほむら(年齢の分だけわずかに美樹さやかよりバストが大きい!!
それでいて尻肉は美樹さやかにしてはスリム・・・)
ほむら「あ、あなたは一体何者なの!?」
乃莉「やまぶき高校二年、美術科の乃莉」
乃莉「あたしの町から逃げ出した「痴女」を倒すために
あなた達見滝原の魔法少女の皆に協力して欲しいの」
続く
98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/25(土) 11:18:50.31 ID:/s0GFIii0
第3話「コンサートに行こう!」
ほむら「痴女ですって・・・!?そ、そんな敵聞いたこと無いわ」
ほむら(正確には・・・どんな時間軸にもそんな敵は存在しなかった)
ほむら(この乃莉と名乗る魔法少女(先輩)が美樹さやかと同一の衣装を着ているのも気になる)
ほむら(美樹さやかが契約しなかった世界故に・・・その欠けた部分を修整しようとして彼女が存在しているの?)
杏子「お、おい「ちじょ」って何だよ?魔女とは違うのか!?」
キュゥべえ「いい年をして魔法少女を続ける淑女・・・それらを統括して「痴女」と呼ぶのさ」
マミ「キュゥべえ?」
なぎさ「すっごい久しぶりに感じるのです」
ほむら「インキュベーター・・・どういう事か説明しなさい」
キュゥべえ「君達に聞かれなかったから言わなかったけどね・・・
実は魔法少女って20歳を超えるといつ引退していいって仕組みなんだ」
ほむら「え」
杏子「なん・・・だと・・・」
キュゥべえ「引退を望む魔法少女は身体を元に戻してあげてもいいし」
ほむら「し・・・知らなかった・・・」
ほむら「痴女ですって・・・!?そ、そんな敵聞いたこと無いわ」
ほむら(正確には・・・どんな時間軸にもそんな敵は存在しなかった)
ほむら(この乃莉と名乗る魔法少女(先輩)が美樹さやかと同一の衣装を着ているのも気になる)
ほむら(美樹さやかが契約しなかった世界故に・・・その欠けた部分を修整しようとして彼女が存在しているの?)
杏子「お、おい「ちじょ」って何だよ?魔女とは違うのか!?」
キュゥべえ「いい年をして魔法少女を続ける淑女・・・それらを統括して「痴女」と呼ぶのさ」
マミ「キュゥべえ?」
なぎさ「すっごい久しぶりに感じるのです」
ほむら「インキュベーター・・・どういう事か説明しなさい」
キュゥべえ「君達に聞かれなかったから言わなかったけどね・・・
実は魔法少女って20歳を超えるといつ引退していいって仕組みなんだ」
ほむら「え」
杏子「なん・・・だと・・・」
キュゥべえ「引退を望む魔法少女は身体を元に戻してあげてもいいし」
ほむら「し・・・知らなかった・・・」
99: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/25(土) 11:19:41.01 ID:/s0GFIii0
ほむら(そんな簡単に解決できることで・・・私達・・・特に美樹さやかは振り回されてきたと言うの!?)
キュゥべえ「それはあくまで前提条件だ。ここからが本題になる」
キュゥべえ「「痴女」とは引退適齢期を過ぎても魔力を使って好き勝手する元魔法少女の大人の女性を指す」
キュゥべえ「もちろんとっくに「魔女」として孵化するだけの穢れは溜め込んでいるけど・・・
その「穢れ」を思春期の少女特有の「こんなの私じゃない」と反発することで生まれるのが「魔女」だとすれば
「痴女」はその「穢れ」を「これが私なのよ。文句ある!?」と開き直ることで生まれる新たな形態だ」
キュゥべえ「とはいっても・・・ボク自身もこの異なる進化を発見できたのはつい最近になってからなんだけどね」
キュゥべえ「僕が作り出したシステムにこんな不備があるなんて・・・予測もできなかった」
キュゥべえ「「痴女」と化した魔法少女は「魔女」と似た能力を得る事が出来る。
口付けをした人間を操り、同じく「痴女」へと変えることが出来る」
杏子「よくわかんねーけど・・・要するにいい年こいた大人の魔法少女が悪さをしていて・・・
そいつが仁美をこんな目に合わせたって事でいいんだな!?」
ほむら「どこのどいつなの?その「痴女」とやらは」
乃莉「原田。あたしはヤツをそう呼んでいる」
なぎさ「原田・・・どこでも聞くような苗字なのです」
乃莉「裸の痴女・・・その性質は「脱衣」」
乃莉「女性の癖に女性の胸やお尻や太ももを触るのが好きな最悪の「痴女」です。
あたしと同じひだまり荘の住人も被害を受けちゃって・・・」
乃莉「一通りあたしの町の女の子を物色した後ここ見滝原に潜伏して・・・
最初の獲物に仁美ちゃんが手にかけられちゃったみたい・・・あたしが来るのがもう少し遅れてたらって思うと怖いよね」
キュゥべえ「それはあくまで前提条件だ。ここからが本題になる」
キュゥべえ「「痴女」とは引退適齢期を過ぎても魔力を使って好き勝手する元魔法少女の大人の女性を指す」
キュゥべえ「もちろんとっくに「魔女」として孵化するだけの穢れは溜め込んでいるけど・・・
その「穢れ」を思春期の少女特有の「こんなの私じゃない」と反発することで生まれるのが「魔女」だとすれば
「痴女」はその「穢れ」を「これが私なのよ。文句ある!?」と開き直ることで生まれる新たな形態だ」
キュゥべえ「とはいっても・・・ボク自身もこの異なる進化を発見できたのはつい最近になってからなんだけどね」
キュゥべえ「僕が作り出したシステムにこんな不備があるなんて・・・予測もできなかった」
キュゥべえ「「痴女」と化した魔法少女は「魔女」と似た能力を得る事が出来る。
口付けをした人間を操り、同じく「痴女」へと変えることが出来る」
杏子「よくわかんねーけど・・・要するにいい年こいた大人の魔法少女が悪さをしていて・・・
そいつが仁美をこんな目に合わせたって事でいいんだな!?」
ほむら「どこのどいつなの?その「痴女」とやらは」
乃莉「原田。あたしはヤツをそう呼んでいる」
なぎさ「原田・・・どこでも聞くような苗字なのです」
乃莉「裸の痴女・・・その性質は「脱衣」」
乃莉「女性の癖に女性の胸やお尻や太ももを触るのが好きな最悪の「痴女」です。
あたしと同じひだまり荘の住人も被害を受けちゃって・・・」
乃莉「一通りあたしの町の女の子を物色した後ここ見滝原に潜伏して・・・
最初の獲物に仁美ちゃんが手にかけられちゃったみたい・・・あたしが来るのがもう少し遅れてたらって思うと怖いよね」
101: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/26(日) 00:44:22.90 ID:HsaRV8e10
乃莉「痴女「原田」を倒すまであたしもこの町にいるから。よろしくね。後輩ちゃんたち」
お互い軽い自己紹介を交わして乃莉は見滝原のどこかに宿泊先があるのか、徒歩で帰路につく。
ほむら(新たな敵「痴女」と新しい仲間・・・乃莉・・・)
ほむら(これから一体どうなるのか解らない・・・ここから先は繰り返していない時間・・・)
ほむら(ワルプルギスのときの緊張感が戻ってきたわ・・・)
そして翌日。恭介が復学する
中沢「上条、もう腕はいいのかよ」
恭介「バイオリンを弾けるほどは動かないよ。だけど、日常生活には問題ないって言われたから」
中沢「ところでお前・・・その・・・美樹と一緒に登校していたみたいだけど・・・」
恭介「言わないでくれ・・・注目を集めると恥ずかしいから」
中沢「やっぱり・・・付き合い始めたのか!?こ、この野郎!」
女子生徒「さやか、やっぱり上条君と付き合ってたんだね」
さやか「OKもらえたのは最近だよ。それまでは本当に友達だったんだから」
女子生徒「えー、嘘だー、もっと前から付き合ってるみたいに見えたよ」
仁美「・・・」
仁美「何故でしょう。むしょうに服を脱ぎたい気分になってくるのは」
ほむら「・・・!?治ってない!?」
杏子「ただたんに服を脱がせるだけの能力なら、
って思ったけど・・・もしかしたらずっと深刻な問題かもしれねーな・・・」
ほむら「痴女「原田」・・・一体何が目的なのかしら・・・」
さやか「そうだ、次の球技大会に備えて新しいブルマを買って、登録申請しとかないと」
~購買部~
おばちゃん「この時期にブルマを買うのかい?また買い直すハメになるかもしれないよ」
さやか「どういう事?」
おばちゃん「まだ世間には公表されてないけどね・・・あと3ヶ月以内にブルマは・・・」
お互い軽い自己紹介を交わして乃莉は見滝原のどこかに宿泊先があるのか、徒歩で帰路につく。
ほむら(新たな敵「痴女」と新しい仲間・・・乃莉・・・)
ほむら(これから一体どうなるのか解らない・・・ここから先は繰り返していない時間・・・)
ほむら(ワルプルギスのときの緊張感が戻ってきたわ・・・)
そして翌日。恭介が復学する
中沢「上条、もう腕はいいのかよ」
恭介「バイオリンを弾けるほどは動かないよ。だけど、日常生活には問題ないって言われたから」
中沢「ところでお前・・・その・・・美樹と一緒に登校していたみたいだけど・・・」
恭介「言わないでくれ・・・注目を集めると恥ずかしいから」
中沢「やっぱり・・・付き合い始めたのか!?こ、この野郎!」
女子生徒「さやか、やっぱり上条君と付き合ってたんだね」
さやか「OKもらえたのは最近だよ。それまでは本当に友達だったんだから」
女子生徒「えー、嘘だー、もっと前から付き合ってるみたいに見えたよ」
仁美「・・・」
仁美「何故でしょう。むしょうに服を脱ぎたい気分になってくるのは」
ほむら「・・・!?治ってない!?」
杏子「ただたんに服を脱がせるだけの能力なら、
って思ったけど・・・もしかしたらずっと深刻な問題かもしれねーな・・・」
ほむら「痴女「原田」・・・一体何が目的なのかしら・・・」
さやか「そうだ、次の球技大会に備えて新しいブルマを買って、登録申請しとかないと」
~購買部~
おばちゃん「この時期にブルマを買うのかい?また買い直すハメになるかもしれないよ」
さやか「どういう事?」
おばちゃん「まだ世間には公表されてないけどね・・・あと3ヶ月以内にブルマは・・・」
102: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/26(日) 17:57:40.14 ID:HsaRV8e10
恭介「さやか、次の休みにコンサートに行こう」
さやか「そ・・・それってつまり・・・」
恭介「もちろん、デートの誘いだよ。変なことじゃないだろ」
さやか「はぁう・・・」
さやか「改めて実感すると・・・嬉しいような恥ずかしいような・・・///」
仁美「脱ぎます」
まどか「仁美ちゃん!?」
杏子「おいまずいぞ!ほむら!仁美を抑えろ!」
~~~
裸の痴女「原田」のアジト
原田「仁美ちゃん・・・可愛かったなー・・・」
原田「他にもこの町の魔法少女は可愛い子ばかり・・・えへへへ・・・」
原田「あんなに可愛い子達のブルマ姿がもうすぐ見られなくなるなんて・・・
はやく「行動」にでないといけないよね・・・」
原田「やまぶき高校がブルマじゃなかったからちょっと物足りなかったんだよね・・・
今でもブルマを履いてくれる見滝原みたいな学校をもっと大事にして欲しいよね」
~~~
デート前日
さやか「うわあああ///すっごい緊張する!」
さやか「何を着て行こうかな・・・デートの内容も大胆に行くべきか、恭介にリードしてもらうのが良いのか迷っちゃう~」
さやか「まどかか仁美に相談しようかな~・・・いや、ここは」
~上条家~
プルルルル・・・
恭介「電話・・・?タンスから聞こえてくる」
恭介「・・・!?さやかのブルマが・・・鳴っている!?」
恭介「という事はさやかが僕のトランクスからコールしている!?
冗談半分だったのに本当に受信できるなんて・・・」
さやか「そ・・・それってつまり・・・」
恭介「もちろん、デートの誘いだよ。変なことじゃないだろ」
さやか「はぁう・・・」
さやか「改めて実感すると・・・嬉しいような恥ずかしいような・・・///」
仁美「脱ぎます」
まどか「仁美ちゃん!?」
杏子「おいまずいぞ!ほむら!仁美を抑えろ!」
~~~
裸の痴女「原田」のアジト
原田「仁美ちゃん・・・可愛かったなー・・・」
原田「他にもこの町の魔法少女は可愛い子ばかり・・・えへへへ・・・」
原田「あんなに可愛い子達のブルマ姿がもうすぐ見られなくなるなんて・・・
はやく「行動」にでないといけないよね・・・」
原田「やまぶき高校がブルマじゃなかったからちょっと物足りなかったんだよね・・・
今でもブルマを履いてくれる見滝原みたいな学校をもっと大事にして欲しいよね」
~~~
デート前日
さやか「うわあああ///すっごい緊張する!」
さやか「何を着て行こうかな・・・デートの内容も大胆に行くべきか、恭介にリードしてもらうのが良いのか迷っちゃう~」
さやか「まどかか仁美に相談しようかな~・・・いや、ここは」
~上条家~
プルルルル・・・
恭介「電話・・・?タンスから聞こえてくる」
恭介「・・・!?さやかのブルマが・・・鳴っている!?」
恭介「という事はさやかが僕のトランクスからコールしている!?
冗談半分だったのに本当に受信できるなんて・・・」
103: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/27(月) 20:43:31.87 ID:AIQmBpcs0
恭介「これは・・・さやかが上条恭介じゃなくバイオリン仮面と通話したがってるって事だよね」
恭介(声色)「も、もしもし」
さやか「あ、本当に繋がった・・・バイオリン仮面で良いんだよね?」
さやか「下着を通じて電話してるってなんだか変な感じ」
恭介「美樹さん?なんの用だい?」
さやか「えっとね・・・あたし明日彼氏と初めてのデートに行くんだけど・・・」
恭介「それはおめでとう(本人だよ・・・)」
さやか「もう何もかも初めてだからさ~どういう服着ていくべきかとかどう接したらいいかとか緊張しちゃって・・・」
さやか「男子目線で彼女がデートでどんな事してくれたら喜ぶかとか教えて欲しいんだけど」
恭介(本人に聞いちゃったよ・・・健気だなぁ)
恭介「いつもの美樹さんらしくしてればいいと思うよ」
恭介「恋人以前に幼馴染なんだから、長い付き合いだろう?その彼もいつもの美樹さんが好きだと思うよ」
恭介(うん、これは本当の気持ちだから)
さやか「そ、そうかな・・・」
恭介「美樹さんはもっと自信を持つべきだよ。可愛いって自覚が無いというか」
恭介(そこがさやかの可愛いところでもあるんだけどね)
さやか「かッ!?かわいい!?」
恭介「少なくとも僕は初対面でそう思いました(と、いう事にしておこう)」
さやか「へ・・・へぇ~///」
恭介「あまり気負わずに友達だった頃みたいに接していれば問題ないと思うよ」
さやか「あ、ありがとう・・・デートがうまくいったら・・・あらためてお礼するね」
ガチャ
恭介「さやかは頑張りすぎて空回りすることがあるからな・・・」
恭介「明日は変に意識してくれないほうが僕としても良いんだけど・・・」
さやか「明日はがんばるぞおおおおお!!あたしらしさ爆発するぞー!!」
さやか「ん・・・!?あたしらしさってなんだっけー!?」
恭介(声色)「も、もしもし」
さやか「あ、本当に繋がった・・・バイオリン仮面で良いんだよね?」
さやか「下着を通じて電話してるってなんだか変な感じ」
恭介「美樹さん?なんの用だい?」
さやか「えっとね・・・あたし明日彼氏と初めてのデートに行くんだけど・・・」
恭介「それはおめでとう(本人だよ・・・)」
さやか「もう何もかも初めてだからさ~どういう服着ていくべきかとかどう接したらいいかとか緊張しちゃって・・・」
さやか「男子目線で彼女がデートでどんな事してくれたら喜ぶかとか教えて欲しいんだけど」
恭介(本人に聞いちゃったよ・・・健気だなぁ)
恭介「いつもの美樹さんらしくしてればいいと思うよ」
恭介「恋人以前に幼馴染なんだから、長い付き合いだろう?その彼もいつもの美樹さんが好きだと思うよ」
恭介(うん、これは本当の気持ちだから)
さやか「そ、そうかな・・・」
恭介「美樹さんはもっと自信を持つべきだよ。可愛いって自覚が無いというか」
恭介(そこがさやかの可愛いところでもあるんだけどね)
さやか「かッ!?かわいい!?」
恭介「少なくとも僕は初対面でそう思いました(と、いう事にしておこう)」
さやか「へ・・・へぇ~///」
恭介「あまり気負わずに友達だった頃みたいに接していれば問題ないと思うよ」
さやか「あ、ありがとう・・・デートがうまくいったら・・・あらためてお礼するね」
ガチャ
恭介「さやかは頑張りすぎて空回りすることがあるからな・・・」
恭介「明日は変に意識してくれないほうが僕としても良いんだけど・・・」
さやか「明日はがんばるぞおおおおお!!あたしらしさ爆発するぞー!!」
さやか「ん・・・!?あたしらしさってなんだっけー!?」
105: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/28(火) 00:58:41.79 ID:uuEHe3000
~待ち合わせ場所~
恭介「僕の予想では今日のさやかの私服はスカート系かな」
恭介「さやかは自分をボーイッシュキャラたと思ってるけど
意外と私服はスカート系が多いからね」
さやか「恭介お待たせー、さやかちゃんですよー」
恭介「やあ、おはようさやか」
恭介(パンツルック?そうきたか)
さやか(あたしらしさっていったら、これじゃない!?下手に女の子らしく振舞うよりって思うし)
恭介(さやかは自分のふとももの魅力に気づいていないのか!?
ジーンズじゃ肝心のふとももチラチラが見えないじゃないか)
ぴちぴち
恭介(・・・と思ったけど・・・ピッタリのジーンズにさやかの尻肉が強調されて・・・
これはこれで・・・良い!!)
さやか(良かった・・・なんか喜んでるみたい)
コンサート会場
さやか(あたしらしさって何だっけ?)
さやか(もしこれが仮にあたしとまどかのデートだったら・・・)
さやか「さやかちゃんに任せなさい!」
まどか「わぁ!さやかちゃん素敵!」
さやか(みたいな流れになるけどなー・・・)
さやか(それとも恭介相手だとあたふたしちゃうのがあたしらしさ!?)
恭介「夕食はどうする?さやかが特にいきたい場所が無ければ僕が決めた店に」
さやか「さやかちゃんに任せなさい!」ドヤッ
恭介「え、さやかの手作りって事?それもいいなぁ」
さやか「あ」
さやか「ちょ、ま、待って恭介!い、今のはちが・・!」
さやか(れ、練習もしてないのにいいいいい、いきなり手料理とか無理だよぉ!!)
恭介(力入りまくってるなぁ・・・さやか・・・)
恭介「僕の予想では今日のさやかの私服はスカート系かな」
恭介「さやかは自分をボーイッシュキャラたと思ってるけど
意外と私服はスカート系が多いからね」
さやか「恭介お待たせー、さやかちゃんですよー」
恭介「やあ、おはようさやか」
恭介(パンツルック?そうきたか)
さやか(あたしらしさっていったら、これじゃない!?下手に女の子らしく振舞うよりって思うし)
恭介(さやかは自分のふとももの魅力に気づいていないのか!?
ジーンズじゃ肝心のふとももチラチラが見えないじゃないか)
ぴちぴち
恭介(・・・と思ったけど・・・ピッタリのジーンズにさやかの尻肉が強調されて・・・
これはこれで・・・良い!!)
さやか(良かった・・・なんか喜んでるみたい)
コンサート会場
さやか(あたしらしさって何だっけ?)
さやか(もしこれが仮にあたしとまどかのデートだったら・・・)
さやか「さやかちゃんに任せなさい!」
まどか「わぁ!さやかちゃん素敵!」
さやか(みたいな流れになるけどなー・・・)
さやか(それとも恭介相手だとあたふたしちゃうのがあたしらしさ!?)
恭介「夕食はどうする?さやかが特にいきたい場所が無ければ僕が決めた店に」
さやか「さやかちゃんに任せなさい!」ドヤッ
恭介「え、さやかの手作りって事?それもいいなぁ」
さやか「あ」
さやか「ちょ、ま、待って恭介!い、今のはちが・・!」
さやか(れ、練習もしてないのにいいいいい、いきなり手料理とか無理だよぉ!!)
恭介(力入りまくってるなぁ・・・さやか・・・)
106: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/28(火) 17:17:56.39 ID:uuEHe3000
コンサート会場
恭介「開演前に昔お世話になった奏者に挨拶したいんだけど、いいかな?」
さやか「あ、あたしもいっしょに?いいのかな・・・」
恭介「お久しぶりです」
先輩「お、上条。来てくれたんだな」
先輩「そっちの女の子は・・・ひょっとして」
さやか「あっはい!き、恭介の彼女させてもらってる、美樹さやかです!」
先輩「ちっきしょおおおおおおお!!上条!中学生の癖に!このやろおおお!!」
ガタン!!
「!!」
奏者「うわああああああ!!ぼ、僕の腕があああああああ」
スタッフ「事故だ!!大道具が奏者さんの腕に!!」
先輩「お、おい!大丈夫か!?」
先輩「・・・二度と動かないって怪我じゃない・・・だけど今日はもう弾けないな・・・・」
奏者「そんな!」
恭介「先輩、彼のパートは?」
先輩「バイオリン・・・そうか!その手があった!」
先輩「上条!お前が代わりに出てくれ!」
恭介「えっ」
さやか「ちょ、ちょっと待って!恭介の腕はもう・・・」
恭介「代わりの奏者に心当たりがあります・・・開演までに間に合わせますから・・・
僕を信じて待っててくれますか?」
さやか「きょ・・・恭介!?」
さやか「い、行っちゃった・・・代わりのバイオリン奏者って一体・・・」
恭介「開演前に昔お世話になった奏者に挨拶したいんだけど、いいかな?」
さやか「あ、あたしもいっしょに?いいのかな・・・」
恭介「お久しぶりです」
先輩「お、上条。来てくれたんだな」
先輩「そっちの女の子は・・・ひょっとして」
さやか「あっはい!き、恭介の彼女させてもらってる、美樹さやかです!」
先輩「ちっきしょおおおおおおお!!上条!中学生の癖に!このやろおおお!!」
ガタン!!
「!!」
奏者「うわああああああ!!ぼ、僕の腕があああああああ」
スタッフ「事故だ!!大道具が奏者さんの腕に!!」
先輩「お、おい!大丈夫か!?」
先輩「・・・二度と動かないって怪我じゃない・・・だけど今日はもう弾けないな・・・・」
奏者「そんな!」
恭介「先輩、彼のパートは?」
先輩「バイオリン・・・そうか!その手があった!」
先輩「上条!お前が代わりに出てくれ!」
恭介「えっ」
さやか「ちょ、ちょっと待って!恭介の腕はもう・・・」
恭介「代わりの奏者に心当たりがあります・・・開演までに間に合わせますから・・・
僕を信じて待っててくれますか?」
さやか「きょ・・・恭介!?」
さやか「い、行っちゃった・・・代わりのバイオリン奏者って一体・・・」
109: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/28(火) 19:57:06.65 ID:uuEHe3000
恭介「さやかのブルマ・・・!家まで取りに帰らないと!」
恭介「そのまま会場に戻ったら服装でバレる!またパン一にならないと!!」
~~~
さやか「恭介どこまで行ったんだろう・・・戻ってこない」
奏者「もう待てません!無理にでも弾きます!」
先輩「落ち着け!その手で無理に弾いたら怪我が悪化するぞ!」
奏者「君、僕のバイオリンを」
むにゅっ
奏者「な、なんだこのバイオリン・・・妙にやわらかいぞ」
バイオリン仮面「じきに硬くなる♂」
奏者「うわあああああああああああ!?」
バイオリン仮面「それは・・・私のバイオリンだ」
さやか「バ、バイオリン仮面!?」
奏者「ぼ、僕にナニを握らせたああああああああああ!?」
バイオリン仮面「待たせたな。さやかちゃん・・・君と恭介とのデートは必ず成功させる」
先輩「だ・・・誰だお前は!?ほぼ全裸じゃねーか!?」
バイオリン仮面「私もバイオリンには自信がある。私を代わりに出してはくれないか?」
先輩「服を着てくれえええ!」
先輩「もう開場だって!?き、着替えてる時間が無い!し、仕方ない、来い!!」
そして幕が上がる
ざわざわざわ・・・
「な、なんだあの半裸の男は!?」
「どこの誰だ!?顔にブルマを被ってるじゃねーか!!」
先輩(失敗したらこいつのせいだ!!下手な演奏したらどうしてくれよう・・・)
さやか(開演はできたけど・・・恭介どこ行っちゃったのよ・・・)
恭介「そのまま会場に戻ったら服装でバレる!またパン一にならないと!!」
~~~
さやか「恭介どこまで行ったんだろう・・・戻ってこない」
奏者「もう待てません!無理にでも弾きます!」
先輩「落ち着け!その手で無理に弾いたら怪我が悪化するぞ!」
奏者「君、僕のバイオリンを」
むにゅっ
奏者「な、なんだこのバイオリン・・・妙にやわらかいぞ」
バイオリン仮面「じきに硬くなる♂」
奏者「うわあああああああああああ!?」
バイオリン仮面「それは・・・私のバイオリンだ」
さやか「バ、バイオリン仮面!?」
奏者「ぼ、僕にナニを握らせたああああああああああ!?」
バイオリン仮面「待たせたな。さやかちゃん・・・君と恭介とのデートは必ず成功させる」
先輩「だ・・・誰だお前は!?ほぼ全裸じゃねーか!?」
バイオリン仮面「私もバイオリンには自信がある。私を代わりに出してはくれないか?」
先輩「服を着てくれえええ!」
先輩「もう開場だって!?き、着替えてる時間が無い!し、仕方ない、来い!!」
そして幕が上がる
ざわざわざわ・・・
「な、なんだあの半裸の男は!?」
「どこの誰だ!?顔にブルマを被ってるじゃねーか!!」
先輩(失敗したらこいつのせいだ!!下手な演奏したらどうしてくれよう・・・)
さやか(開演はできたけど・・・恭介どこ行っちゃったのよ・・・)
110: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/29(水) 09:47:10.59 ID:Uc/cwW7L0
♪~♪~♪
先輩(な・・・なんだと!?こいつ上手いぞ!)
バイオリン仮面(これでコンサートは無事成功する)
バイオリン仮面(恭介とさやかも、素晴らしい演奏に包まれて二人の距離が更に縮まる)
バイオリン仮面(・・・?何か忘れている?)
バイオリン仮面(しまった!上条恭介は僕じゃないか!)
バイオリン仮面(せっかく演奏が成功したのに・・・さやかの隣に僕がいない!)
さやか(恭介のバカ・・・)
観客「格好は変態だけど・・・なんて素晴らしい演奏なんだ」
観客「あのブルマの良い匂いがこっちにまで伝わってくるような演奏だ」
大物音楽プロデューサー「・・・」
大物音楽プロデューサー「彼、いいんじゃない?」
コンサート終了
恭介「さやか!落ち着いてよ!」
さやか「コンサート終了まであたしを放っぽりだしてどこ行ってたのよ!!」
恭介「代わりの演奏者を・・・」
さやか「それはわかってる!バイオリン仮面と恭介が知り合いだったってのは驚いたけど・・・」
さやか「なんでバイオリン仮面は開場に間に合ったのに恭介は来れなかったのって聞いてるの!」
恭介「それは・・・」
さやか「言えないんだね・・・じゃあもういい!」
さやか「今日誘ってくれたこと・・・すごく嬉しかったんだよ・・・」
さやか「演奏一緒に聞いて・・・あそこが凄かったねとか・・・いっぱいおしゃべりしたかったんだよ・・・」
ポロポロ
恭介(な・・・涙!?)
さやか「恭介のバカ・・・」
先輩(な・・・なんだと!?こいつ上手いぞ!)
バイオリン仮面(これでコンサートは無事成功する)
バイオリン仮面(恭介とさやかも、素晴らしい演奏に包まれて二人の距離が更に縮まる)
バイオリン仮面(・・・?何か忘れている?)
バイオリン仮面(しまった!上条恭介は僕じゃないか!)
バイオリン仮面(せっかく演奏が成功したのに・・・さやかの隣に僕がいない!)
さやか(恭介のバカ・・・)
観客「格好は変態だけど・・・なんて素晴らしい演奏なんだ」
観客「あのブルマの良い匂いがこっちにまで伝わってくるような演奏だ」
大物音楽プロデューサー「・・・」
大物音楽プロデューサー「彼、いいんじゃない?」
コンサート終了
恭介「さやか!落ち着いてよ!」
さやか「コンサート終了まであたしを放っぽりだしてどこ行ってたのよ!!」
恭介「代わりの演奏者を・・・」
さやか「それはわかってる!バイオリン仮面と恭介が知り合いだったってのは驚いたけど・・・」
さやか「なんでバイオリン仮面は開場に間に合ったのに恭介は来れなかったのって聞いてるの!」
恭介「それは・・・」
さやか「言えないんだね・・・じゃあもういい!」
さやか「今日誘ってくれたこと・・・すごく嬉しかったんだよ・・・」
さやか「演奏一緒に聞いて・・・あそこが凄かったねとか・・・いっぱいおしゃべりしたかったんだよ・・・」
ポロポロ
恭介(な・・・涙!?)
さやか「恭介のバカ・・・」
111: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/29(水) 10:16:33.08 ID:Uc/cwW7L0
恭介「・・・」
恭介「これが僕の罪滅ぼしだ」
さやか「恭介!?」
ギギギギ・・・
恭介はバイオリンを動かない左手を固定させて弾こうとする
恭介(やっぱり・・・ブルマを被っていないと動かない・・・か)
さやか「ナニやってるの恭介!?」
恭介「決まっているだろ?」
恭介「ここから先は僕の演奏会だ。観客はさやかだけの・・・」
ギギギギィッ
恭介「待っててねさやか・・・もう一度・・・あのオーケストラコンサートを再現してあげるから・・・」
ガタンッ
さやか「恭介・・・もうやめて・・・」
さやか「恭介自身が一番辛いはずだよ・・・弾けないってわかってて・・・こんな事して・・・」
恭介「さやか・・・僕が戻って来れなかった理由・・・今は聞かないで欲しい」
恭介「だけど・・・僕にとってのさやかは・・・さやかが傍にいるだけで・・・僕は」
恭介「バイオリンが弾けなくなった事なんて・・・ちっとも怖くないって思えるほど大事な存在だから」
恭介「さやかがいてくれれば・・・夢を失うことなんて怖くない」
恭介「だからさやかだけは・・・僕の味方でいて欲しいんだ」
恭介「今は事情は話せない・・・これからもバイオリン仮面を呼び出すとき・・・
僕がさやかの傍にいてあげられない事もある」
恭介「それでも・・・さやかには僕の味方でいて欲しいんだ・・・
勝手なこと言ってるっていうのはわかってるけど・・・」
さやか「・・・」
さやか「あたしも・・・恭介に言えてない事・・・あるかもしれない」
さやか(魔法少女関係の話題・・・恭介には話してないし・・・)
恭介「これが僕の罪滅ぼしだ」
さやか「恭介!?」
ギギギギ・・・
恭介はバイオリンを動かない左手を固定させて弾こうとする
恭介(やっぱり・・・ブルマを被っていないと動かない・・・か)
さやか「ナニやってるの恭介!?」
恭介「決まっているだろ?」
恭介「ここから先は僕の演奏会だ。観客はさやかだけの・・・」
ギギギギィッ
恭介「待っててねさやか・・・もう一度・・・あのオーケストラコンサートを再現してあげるから・・・」
ガタンッ
さやか「恭介・・・もうやめて・・・」
さやか「恭介自身が一番辛いはずだよ・・・弾けないってわかってて・・・こんな事して・・・」
恭介「さやか・・・僕が戻って来れなかった理由・・・今は聞かないで欲しい」
恭介「だけど・・・僕にとってのさやかは・・・さやかが傍にいるだけで・・・僕は」
恭介「バイオリンが弾けなくなった事なんて・・・ちっとも怖くないって思えるほど大事な存在だから」
恭介「さやかがいてくれれば・・・夢を失うことなんて怖くない」
恭介「だからさやかだけは・・・僕の味方でいて欲しいんだ」
恭介「今は事情は話せない・・・これからもバイオリン仮面を呼び出すとき・・・
僕がさやかの傍にいてあげられない事もある」
恭介「それでも・・・さやかには僕の味方でいて欲しいんだ・・・
勝手なこと言ってるっていうのはわかってるけど・・・」
さやか「・・・」
さやか「あたしも・・・恭介に言えてない事・・・あるかもしれない」
さやか(魔法少女関係の話題・・・恭介には話してないし・・・)
113: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/30(木) 17:03:36.39 ID:+Cfal4jJ0
さやか(一番考えられるのは恭介とバイオリン仮面が同一人物って事だけど・・・
恭介がバイオリンを弾けない以上それはありえない)
さやか(あれだけバイオリンを弾きたがってたんだもん・・・
弾けるようになってるとして、弾けない演技をする必要が無いもん)
さやか(よっぽど複雑な事情があるんだよね恭介・・・信じるよ)
さやか「しょうがないなぁ・・・もう」
恭介「許してくれるのかい?」
さやか「許すも何も・・・今回のチケット代は恭介持ちだもん・・・あたしがそこまでわがまま言えないよ」
さやか「約束一つしてもらっていいかな」
恭介「約束?」
さやか「いつ使うかわからないけど・・・恭介があたしの言う事なんでも聞く権利」
恭介「構わないよ!それで許されるならなんだってするよ!」
さやか「なんでもするって言ったよね?それじゃあ約束成立だね」
恭介「それじゃあこの後は」
さやか「帰る」
恭介「え」
さやか「もう怒ってないけど・・・ちょっとは恭介に反省してもらいたいからね」
さやか「ちなみに順調にデートを進めてたら恭介の頑張り次第で
さやかちゃんの家で手作り夕食とお泊りイベントがあったかもねー。残念でした!」
恭介「お・・・お泊り!?」ガタッ
さやか「どう悔しい?だったら今度のデートはちゃんと傍に居てよね」
恭介「いい感じに砕けてきたねさやか」
さやか「え」
恭介「僕はさやかを悲しませる駄目な男だから、扱いなんて雑でいいんだよ」
恭介「今後はそれくらい肩の力を抜いて欲しいかな」
さやか「あ、そうだ・・・恭介がバイオリン仮面と知り合いって事は・・・本名知ってるよね」
さやか「彼の名前・・・なんて言うの?」
恭介「・・・「氷室」」
恭介がバイオリンを弾けない以上それはありえない)
さやか(あれだけバイオリンを弾きたがってたんだもん・・・
弾けるようになってるとして、弾けない演技をする必要が無いもん)
さやか(よっぽど複雑な事情があるんだよね恭介・・・信じるよ)
さやか「しょうがないなぁ・・・もう」
恭介「許してくれるのかい?」
さやか「許すも何も・・・今回のチケット代は恭介持ちだもん・・・あたしがそこまでわがまま言えないよ」
さやか「約束一つしてもらっていいかな」
恭介「約束?」
さやか「いつ使うかわからないけど・・・恭介があたしの言う事なんでも聞く権利」
恭介「構わないよ!それで許されるならなんだってするよ!」
さやか「なんでもするって言ったよね?それじゃあ約束成立だね」
恭介「それじゃあこの後は」
さやか「帰る」
恭介「え」
さやか「もう怒ってないけど・・・ちょっとは恭介に反省してもらいたいからね」
さやか「ちなみに順調にデートを進めてたら恭介の頑張り次第で
さやかちゃんの家で手作り夕食とお泊りイベントがあったかもねー。残念でした!」
恭介「お・・・お泊り!?」ガタッ
さやか「どう悔しい?だったら今度のデートはちゃんと傍に居てよね」
恭介「いい感じに砕けてきたねさやか」
さやか「え」
恭介「僕はさやかを悲しませる駄目な男だから、扱いなんて雑でいいんだよ」
恭介「今後はそれくらい肩の力を抜いて欲しいかな」
さやか「あ、そうだ・・・恭介がバイオリン仮面と知り合いって事は・・・本名知ってるよね」
さやか「彼の名前・・・なんて言うの?」
恭介「・・・「氷室」」
114: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/06/30(木) 17:52:31.67 ID:+Cfal4jJ0
~上条家~
プルルル・・・
恭介「電話だ」
恭介「・・・!?ブルマが鳴っている!?またさやかがバイオリン仮面・・・「氷室」と話をしたがっている!?」
恭介(声色)「もしもし」
さやか「えっと・・・バイオリン仮面?・・・氷室君で良いんだよね?」
恭介(もしかして、氷室と話たいから今日のデートを切り上げたのか?)
さやか「とりあえず・・・今日はありがとう」
恭介「え?なんの事?」
さやか「コンサートの事。おかげで欠員出さずに最後まで演奏できたから」
さやか「氷室君はかなり目立ってたけどね・・・観ていた人が終わった後ずっと話題に出していたし」
さやか「それとなんだけど・・・うちの彼氏・・・恭介と知り合いなんだよね?」
恭介「あ、うん。上条の事はよく知ってる」
さやか「恭介が代わりに演奏してくれって頼みに来たと思うんだけど」
さやか「氷室君は開場に間に合ったのに恭介が遅れた訳を知ってたら教えて欲しいかな」
恭介「・・・」
恭介「君のブルマを被るとすさまじい力があふれてくるんだ(本音)」
恭介「走る速度も電車のそれをはるかにしのぐようになる(本当)」
恭介「僕の住んでいるところは上条とは遠くてね。電車を何本もまたぐ(大嘘)」
恭介「僕は美樹さんのブルマの力で会場まで走って追いつけたけど・・・(本音)
上条はそのまま電車で帰るしかなかったからその差なんじゃないかな?(大嘘)」
さやか「それにしても遅すぎると思うんだけどー!」
恭介(や、やっぱりまだ怒ってるじゃないか)
さやか「なんで恭介は電話で氷室君に伝えなかったの!?恭介がわざわざ氷室君を訪ねなくてもそれでいいじゃん!」
恭介「僕が携帯を持たない主義だから(大嘘)」
恭介「「氷室」としての僕とやりとりしてるのは美樹さんだけだよ(これは本当)」
さやか「あ・・・あたしだけ!?な、なによそれ///」
プルルル・・・
恭介「電話だ」
恭介「・・・!?ブルマが鳴っている!?またさやかがバイオリン仮面・・・「氷室」と話をしたがっている!?」
恭介(声色)「もしもし」
さやか「えっと・・・バイオリン仮面?・・・氷室君で良いんだよね?」
恭介(もしかして、氷室と話たいから今日のデートを切り上げたのか?)
さやか「とりあえず・・・今日はありがとう」
恭介「え?なんの事?」
さやか「コンサートの事。おかげで欠員出さずに最後まで演奏できたから」
さやか「氷室君はかなり目立ってたけどね・・・観ていた人が終わった後ずっと話題に出していたし」
さやか「それとなんだけど・・・うちの彼氏・・・恭介と知り合いなんだよね?」
恭介「あ、うん。上条の事はよく知ってる」
さやか「恭介が代わりに演奏してくれって頼みに来たと思うんだけど」
さやか「氷室君は開場に間に合ったのに恭介が遅れた訳を知ってたら教えて欲しいかな」
恭介「・・・」
恭介「君のブルマを被るとすさまじい力があふれてくるんだ(本音)」
恭介「走る速度も電車のそれをはるかにしのぐようになる(本当)」
恭介「僕の住んでいるところは上条とは遠くてね。電車を何本もまたぐ(大嘘)」
恭介「僕は美樹さんのブルマの力で会場まで走って追いつけたけど・・・(本音)
上条はそのまま電車で帰るしかなかったからその差なんじゃないかな?(大嘘)」
さやか「それにしても遅すぎると思うんだけどー!」
恭介(や、やっぱりまだ怒ってるじゃないか)
さやか「なんで恭介は電話で氷室君に伝えなかったの!?恭介がわざわざ氷室君を訪ねなくてもそれでいいじゃん!」
恭介「僕が携帯を持たない主義だから(大嘘)」
恭介「「氷室」としての僕とやりとりしてるのは美樹さんだけだよ(これは本当)」
さやか「あ・・・あたしだけ!?な、なによそれ///」
116: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/01(金) 21:15:43.15 ID:bLTIaZHD0
さやか「そもそも恭介とはどういう経緯で友達になったの?」
恭介「バイオリン仲間ってだけだよ(大嘘)」
さやか「ふーん、まいっか」
さやか「それとなんだけど、今通話でも使ってるあたしのブルマだけど」
さやか「返してもらうつもりだったけど・・・もういいや」
恭介「え、どうして?」
さやか「ちょうど今日になるかな。あたしは事前に購買のおばちゃんから噂を聞いたけど」
さやか「TVつけてみれば判るよ。会見やってると思うから」
ピッ
レポーター「ブルマが性的興奮を刺激し、性犯罪を助長させる恐れがあると長年の指摘を受け
政府は全国区の小・中・高でのブルマの廃止を発表しました」
恭介「な・・・!?」
レポーター「ハーフパンツ、またはジャージの着用が義務化されます」
レポーター「エロゲにありがちな高校卒業してから通うのに中・高の雰囲気そのままの
○○学園(18歳以上にするための苦肉の策)のような謎の学校法人なら勝手にブルマを取り入れても合法です」
レポーター「でもまぁ、基本的にそんな奇妙な学園な実在しないので「無し」と断言してもいいでしょうね」
恭介「せめてレギンスにしてくれよおおおおおおおお!!!!」(血の涙)
さやか「氷室君!?」
さやか「と、いうわけでブルマが必要な球技大会以降は学校指定のハーフパンツ買うから・・・それはもういらないかな」
恭介「そ、それはちゃんと太ももが露出するタイプかい!?」
さやか「しないよー。ハーフパンツってのはヒザまで覆うやつだよ」
恭介「お尻の肉は」
さやか「輪郭は全然浮き上がらないよ」
恭介「嘘・・・だろ!?」
恭介「バイオリン仲間ってだけだよ(大嘘)」
さやか「ふーん、まいっか」
さやか「それとなんだけど、今通話でも使ってるあたしのブルマだけど」
さやか「返してもらうつもりだったけど・・・もういいや」
恭介「え、どうして?」
さやか「ちょうど今日になるかな。あたしは事前に購買のおばちゃんから噂を聞いたけど」
さやか「TVつけてみれば判るよ。会見やってると思うから」
ピッ
レポーター「ブルマが性的興奮を刺激し、性犯罪を助長させる恐れがあると長年の指摘を受け
政府は全国区の小・中・高でのブルマの廃止を発表しました」
恭介「な・・・!?」
レポーター「ハーフパンツ、またはジャージの着用が義務化されます」
レポーター「エロゲにありがちな高校卒業してから通うのに中・高の雰囲気そのままの
○○学園(18歳以上にするための苦肉の策)のような謎の学校法人なら勝手にブルマを取り入れても合法です」
レポーター「でもまぁ、基本的にそんな奇妙な学園な実在しないので「無し」と断言してもいいでしょうね」
恭介「せめてレギンスにしてくれよおおおおおおおお!!!!」(血の涙)
さやか「氷室君!?」
さやか「と、いうわけでブルマが必要な球技大会以降は学校指定のハーフパンツ買うから・・・それはもういらないかな」
恭介「そ、それはちゃんと太ももが露出するタイプかい!?」
さやか「しないよー。ハーフパンツってのはヒザまで覆うやつだよ」
恭介「お尻の肉は」
さやか「輪郭は全然浮き上がらないよ」
恭介「嘘・・・だろ!?」
117: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/01(金) 21:48:11.35 ID:bLTIaZHD0
恭介(せっかく復学したのに・・・もうすぐブルマ姿のさやかが見れなくなる・・・!?)
恭介(いや・・・問題はそれだけじゃない)
恭介(僕の動かない腕に「力」を与えてくれたさやかのブルマも・・・僕が装着し続けるうちに
僕自身の匂いが移って「恭介のブルマ」になる)
恭介(そうなってしまった時に・・・僕は再びバイオリン仮面に変身できるのだろうか!?
さやかが身に着けた物なら他の衣服でも代用できるのだろうか・・・)
恭介(もしもその他のボトムスで代用できなかったとき・・・僕は再びバイオリンを弾けない身体に・・・)
恭介(そもそも新しいブルマをさやかから貰うのも困難な話だけど・・・
ブルマが廃止されてしまったら・・・さやかを説得するしないの問題にすらたどり着けない!)
アナウンサー「猶予は3ヵ月。それまでにこの国から完全にブルマが消滅するみたいです」
そして、日本全土に「ブルマの廃止」が発表されたその夜・・・
国会がある東京では無くなぜか見滝原の市役所でクーデターが起こった
クーデターの内容は
「ブルマを廃止にするなら脱いじゃうぞ!」と叫びながら
女性達が衣服を脱いでいくという物。
警備員に取り押さえられた女性達は取り調べに対して
自分達が起こした行動に「記憶が無い」と応えるばかりだった。
「ブルマ廃止反対派組織の中でも過激派が
催眠術かなにかで集団幻覚を見せた」と警察は結論を出す。
しかし、その騒動が何者によって扇動されたかを理解している者もいた。
ほむら「これは・・・痴女の手口・・・!?」
杏子「テレビに映ってた女共に口付けがあったぜ」
ほむら「やられた・・・これが痴女「原田」の目的というわけね・・・」
ほむら「私だってまどかのブルマ姿が見られなくなるのは嫌だわ・・・
幸い、個人的に着て欲しいって頼む手段があるけど」
ほむら「乃莉から聞いた原田の性格・・・女の子は分け隔てなく好きという性質なら・・・」
ほむら「この国からブルマを履く学校がなくなるとなったら・・・
クーデターを起こしてでも可決を覆そうとする・・・!!」
恭介(いや・・・問題はそれだけじゃない)
恭介(僕の動かない腕に「力」を与えてくれたさやかのブルマも・・・僕が装着し続けるうちに
僕自身の匂いが移って「恭介のブルマ」になる)
恭介(そうなってしまった時に・・・僕は再びバイオリン仮面に変身できるのだろうか!?
さやかが身に着けた物なら他の衣服でも代用できるのだろうか・・・)
恭介(もしもその他のボトムスで代用できなかったとき・・・僕は再びバイオリンを弾けない身体に・・・)
恭介(そもそも新しいブルマをさやかから貰うのも困難な話だけど・・・
ブルマが廃止されてしまったら・・・さやかを説得するしないの問題にすらたどり着けない!)
アナウンサー「猶予は3ヵ月。それまでにこの国から完全にブルマが消滅するみたいです」
そして、日本全土に「ブルマの廃止」が発表されたその夜・・・
国会がある東京では無くなぜか見滝原の市役所でクーデターが起こった
クーデターの内容は
「ブルマを廃止にするなら脱いじゃうぞ!」と叫びながら
女性達が衣服を脱いでいくという物。
警備員に取り押さえられた女性達は取り調べに対して
自分達が起こした行動に「記憶が無い」と応えるばかりだった。
「ブルマ廃止反対派組織の中でも過激派が
催眠術かなにかで集団幻覚を見せた」と警察は結論を出す。
しかし、その騒動が何者によって扇動されたかを理解している者もいた。
ほむら「これは・・・痴女の手口・・・!?」
杏子「テレビに映ってた女共に口付けがあったぜ」
ほむら「やられた・・・これが痴女「原田」の目的というわけね・・・」
ほむら「私だってまどかのブルマ姿が見られなくなるのは嫌だわ・・・
幸い、個人的に着て欲しいって頼む手段があるけど」
ほむら「乃莉から聞いた原田の性格・・・女の子は分け隔てなく好きという性質なら・・・」
ほむら「この国からブルマを履く学校がなくなるとなったら・・・
クーデターを起こしてでも可決を覆そうとする・・・!!」
118: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 12:26:10.72 ID:1k1gZfzB0
×クーデター ○デモ
~球技大会全日程終了~
恭介(結局僕はなんの役にも立てなかったな)
恭介(医者に激しい運動はしばらく様子見って言われているからね・・・
まぁブルマを被れば身体を動かせるけど)
恭介(その場合上条恭介じゃなくなるから、どっちにしろ球技大会には参加できないけどね)
さやか「やったよ恭介!あたし達のクラスが総合優勝だよ!」
恭介「おめでとう。さやか」
和子先生「さて、早速ですが優勝賞品の旅行権ですけど、どこに行きたいか意見を出してくださいね」
さやか「温泉地がいいなー」
女子生徒「えー、絶対男子覗きにくるじゃん、やだよー」
中沢「むしろ美樹は上条に見せることを目的としてないか」
恭介「ぶはっ」
和子「・・・」イライラ
仁美「ありですわね・・・私が脱げば・・・上条君の気を向けることができるかもしれないですし」
ほむら「すっかり脱ぎ癖がついてしまったわね」
和子「それと、昨日もニュースでやってましたが、三ヵ月後に訪れるブルマの廃止。皆さんは確認していますね?」
女子生徒「これでやっと見滝原もブルマ卒業かってカンジよね」
女子生徒「今思えばなんであんなエロい格好してたんだろうって。恥ずかしいよね」
中沢「ちきしょおお!!」
女子生徒「!?だ、男子達が血の涙を!?」
和子「今まで女性を支えてくれたブルマに敬意を込めて、これから三ヶ月間ブルマを身分証明書代わりに提示すれば
何割引きかで買い物できるようになるみたいです」
和子「すでにお誘いを頂いた各所旅館も対応店です。ブルマを持っていけば安くおみやげを買えるかもしれません」
和子「もちろん私も学生時代のブルマを持参するつもりです。皆さんも当日はブルマを忘れずに持ってきてください」
恭介「え、和子先生も!?」
~球技大会全日程終了~
恭介(結局僕はなんの役にも立てなかったな)
恭介(医者に激しい運動はしばらく様子見って言われているからね・・・
まぁブルマを被れば身体を動かせるけど)
恭介(その場合上条恭介じゃなくなるから、どっちにしろ球技大会には参加できないけどね)
さやか「やったよ恭介!あたし達のクラスが総合優勝だよ!」
恭介「おめでとう。さやか」
和子先生「さて、早速ですが優勝賞品の旅行権ですけど、どこに行きたいか意見を出してくださいね」
さやか「温泉地がいいなー」
女子生徒「えー、絶対男子覗きにくるじゃん、やだよー」
中沢「むしろ美樹は上条に見せることを目的としてないか」
恭介「ぶはっ」
和子「・・・」イライラ
仁美「ありですわね・・・私が脱げば・・・上条君の気を向けることができるかもしれないですし」
ほむら「すっかり脱ぎ癖がついてしまったわね」
和子「それと、昨日もニュースでやってましたが、三ヵ月後に訪れるブルマの廃止。皆さんは確認していますね?」
女子生徒「これでやっと見滝原もブルマ卒業かってカンジよね」
女子生徒「今思えばなんであんなエロい格好してたんだろうって。恥ずかしいよね」
中沢「ちきしょおお!!」
女子生徒「!?だ、男子達が血の涙を!?」
和子「今まで女性を支えてくれたブルマに敬意を込めて、これから三ヶ月間ブルマを身分証明書代わりに提示すれば
何割引きかで買い物できるようになるみたいです」
和子「すでにお誘いを頂いた各所旅館も対応店です。ブルマを持っていけば安くおみやげを買えるかもしれません」
和子「もちろん私も学生時代のブルマを持参するつもりです。皆さんも当日はブルマを忘れずに持ってきてください」
恭介「え、和子先生も!?」
120: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/02(土) 20:49:58.35 ID:1k1gZfzB0
~なんだかんだで温泉地に決まりました~
海もあるから泳げるよ!
女子「男子ー覗くんじゃないぞー」
男子「まるで覗いて欲しいような言い方だな」
女子「このー^」
和子「・・・」イライラ
ほむら(先生があたしだって彼氏とそんな会話したいのにー!って顔してるわ)
さやか「みんな、修学旅行の準備の買い物いこう」
~ショッピングモール~
さやか「恭介、この水着どうかな?」
恭介「露出が高すぎないか?見てみたいけど中沢達に見せちゃうのはちょっと・・・」
さやか「じゃあこっちは恭介の前だけで着る用にするー♪」
杏子「なんだこれ・・・めっちゃウゼえ」
ほむら「見せ付けるためだけに私達を誘ったようなものね」
まどか「さやかちゃんだもん」
乃莉「あれ?もしかしてほむらちゃんと杏子ちゃん?」
ほむら「乃莉さん」
まどか「え?ほむらちゃん?こちらは?」
杏子「魔法少女の先輩だ」
杏子「やまぶき市からこの町に助っ人に来てもらってるんだ」
※ひだまりスケッチ本編のやまぶき高校は東京都内だがここでは改変する
乃莉「見慣れない子が3人いるね」
まどか「鹿目まどかです」
さやか「美樹さやかです。んでこっちは彼氏の恭介!」
乃莉「な・・・!?」
乃莉「ちゅ、中学生ですでに・・・彼氏持ち!?」 ガクッ↓
海もあるから泳げるよ!
女子「男子ー覗くんじゃないぞー」
男子「まるで覗いて欲しいような言い方だな」
女子「このー^」
和子「・・・」イライラ
ほむら(先生があたしだって彼氏とそんな会話したいのにー!って顔してるわ)
さやか「みんな、修学旅行の準備の買い物いこう」
~ショッピングモール~
さやか「恭介、この水着どうかな?」
恭介「露出が高すぎないか?見てみたいけど中沢達に見せちゃうのはちょっと・・・」
さやか「じゃあこっちは恭介の前だけで着る用にするー♪」
杏子「なんだこれ・・・めっちゃウゼえ」
ほむら「見せ付けるためだけに私達を誘ったようなものね」
まどか「さやかちゃんだもん」
乃莉「あれ?もしかしてほむらちゃんと杏子ちゃん?」
ほむら「乃莉さん」
まどか「え?ほむらちゃん?こちらは?」
杏子「魔法少女の先輩だ」
杏子「やまぶき市からこの町に助っ人に来てもらってるんだ」
※ひだまりスケッチ本編のやまぶき高校は東京都内だがここでは改変する
乃莉「見慣れない子が3人いるね」
まどか「鹿目まどかです」
さやか「美樹さやかです。んでこっちは彼氏の恭介!」
乃莉「な・・・!?」
乃莉「ちゅ、中学生ですでに・・・彼氏持ち!?」 ガクッ↓
121: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/04(月) 10:07:28.57 ID:SWVoZySU0
さやか「乃莉さん!?」
乃莉「上条君!さ、さやかちゃんの身体を・・・毎日触っているの!?
あんなにまぶしい太ももを毎日毎日撫で回しているというの!?」
ぐいぐい
恭介「え?えっと・・・」
さやか「落ち着いて乃莉さん!あたしたち健全な仲だよ!」
乃莉「あ・・・」
乃莉「ごめん・・・取り乱しちゃった」
ほむら(なにかしら・・・他人が乗り移ったかのようなキャラ崩壊だわ)
ほむら(そして今気づいたけど・・・魔法少女の服装じゃなければ美樹さやかと見紛うことはないわね・・・
乃莉さんは乃莉さんで特徴的な髪型だし・・・ちゃんと区別できるわ)
乃莉「皆は何を買い物していたの?」
まどか「修学旅行の準備です」
乃莉「え?この時期に?珍しいねー」
さやか「球技大会総合優勝のクラスだけもう一度旅行に行けるんです」
さやか「温泉街に行こうかなって」
乃莉「温泉街か・・・いいねー」
乃莉「女の子同士の裸のお付き合い・・・楽しいだろうなー・・・」
さやか「乃莉さん?」
乃莉「あっ、いやなんでもない。こっちの話」
乃莉「じゃあね、見滝原中の皆さん。温泉楽しんできてねー」
ほむら「・・・」
杏子「どうした?ほむら?」
ほむら「私達は普通に学校に通っているのに・・・乃莉さんは自分の高校に戻らなくていいのかしら?」
ほむら「それにどこで寝泊りしているかも謎だわ・・・」
杏子「あたしに言わせりゃ魔法少女が寝所を確保する手段なんていくらでもあると思うけどな」
ほむら「・・・乃莉さんは不良少女じゃないのよ」
乃莉「上条君!さ、さやかちゃんの身体を・・・毎日触っているの!?
あんなにまぶしい太ももを毎日毎日撫で回しているというの!?」
ぐいぐい
恭介「え?えっと・・・」
さやか「落ち着いて乃莉さん!あたしたち健全な仲だよ!」
乃莉「あ・・・」
乃莉「ごめん・・・取り乱しちゃった」
ほむら(なにかしら・・・他人が乗り移ったかのようなキャラ崩壊だわ)
ほむら(そして今気づいたけど・・・魔法少女の服装じゃなければ美樹さやかと見紛うことはないわね・・・
乃莉さんは乃莉さんで特徴的な髪型だし・・・ちゃんと区別できるわ)
乃莉「皆は何を買い物していたの?」
まどか「修学旅行の準備です」
乃莉「え?この時期に?珍しいねー」
さやか「球技大会総合優勝のクラスだけもう一度旅行に行けるんです」
さやか「温泉街に行こうかなって」
乃莉「温泉街か・・・いいねー」
乃莉「女の子同士の裸のお付き合い・・・楽しいだろうなー・・・」
さやか「乃莉さん?」
乃莉「あっ、いやなんでもない。こっちの話」
乃莉「じゃあね、見滝原中の皆さん。温泉楽しんできてねー」
ほむら「・・・」
杏子「どうした?ほむら?」
ほむら「私達は普通に学校に通っているのに・・・乃莉さんは自分の高校に戻らなくていいのかしら?」
ほむら「それにどこで寝泊りしているかも謎だわ・・・」
杏子「あたしに言わせりゃ魔法少女が寝所を確保する手段なんていくらでもあると思うけどな」
ほむら「・・・乃莉さんは不良少女じゃないのよ」
122: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/04(月) 10:31:40.16 ID:SWVoZySU0
そしてあっと言う間に旅行当日になり、温泉街到着後バスに乗る恭介達
「バスガイドを勤めさせていただきます巴です」
男子生徒「うっひょー!巨乳の大人のお姉さん!!」
男子生徒「待ってましたー!!」
さやか「マミさん!?あんた何やってんすか!?」
マミ「早乙女先生が・・・突発的な旅行だから1人だけじゃ引率は不安だって言ってきて・・・」
マミ「公欠になるし、タダで温泉に行けるからって言われて」
マミ「最近肩こりを覚えるようになってきたから・・・無料という事もあってちょうどいいかなって」
さやか「お姉さんもお母さんも通り越しておばちゃんの発想だよ!!」
ほむら「貴方が肩こりの原因は・・・」
ほむら「いいわ・・・自分で言ってて空しくなるから教えてあげない」
中沢「しつもーん!今彼氏いますかー?」
男子生徒「初体験はいつですかー?」
男子生徒「もしかしてもう結婚して子供がいたりするんですか?」
さやか「無茶振りはやめてあげてええええええええええ!!その人一歳しか違わないのよォ!」
マミ「初体験はその・・・二年生の夏休みに・・・」
さやか「背伸びしなくていいから!!」
なぎさ「みんな失礼なのです!マミは正真正銘女子中学生なのです!なぎさが保証しますよ!」ひょこっ
男子生徒「や、やっぱり子持ちじゃないか!!」
和子「なぎさちゃんは先生の子供よ。隠していたけど実は結婚してたの」
さやか「和子先生も見栄はらないで!!」
和子「今回私達が泊まる旅館は一般客の方もたくさんいます。くれぐれも迷惑をかけないように」
生徒たち「「はーい」」
「バスガイドを勤めさせていただきます巴です」
男子生徒「うっひょー!巨乳の大人のお姉さん!!」
男子生徒「待ってましたー!!」
さやか「マミさん!?あんた何やってんすか!?」
マミ「早乙女先生が・・・突発的な旅行だから1人だけじゃ引率は不安だって言ってきて・・・」
マミ「公欠になるし、タダで温泉に行けるからって言われて」
マミ「最近肩こりを覚えるようになってきたから・・・無料という事もあってちょうどいいかなって」
さやか「お姉さんもお母さんも通り越しておばちゃんの発想だよ!!」
ほむら「貴方が肩こりの原因は・・・」
ほむら「いいわ・・・自分で言ってて空しくなるから教えてあげない」
中沢「しつもーん!今彼氏いますかー?」
男子生徒「初体験はいつですかー?」
男子生徒「もしかしてもう結婚して子供がいたりするんですか?」
さやか「無茶振りはやめてあげてええええええええええ!!その人一歳しか違わないのよォ!」
マミ「初体験はその・・・二年生の夏休みに・・・」
さやか「背伸びしなくていいから!!」
なぎさ「みんな失礼なのです!マミは正真正銘女子中学生なのです!なぎさが保証しますよ!」ひょこっ
男子生徒「や、やっぱり子持ちじゃないか!!」
和子「なぎさちゃんは先生の子供よ。隠していたけど実は結婚してたの」
さやか「和子先生も見栄はらないで!!」
和子「今回私達が泊まる旅館は一般客の方もたくさんいます。くれぐれも迷惑をかけないように」
生徒たち「「はーい」」
123: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/04(月) 14:56:52.73 ID:SWVoZySU0
乃莉「あ」
さやか「の・・・乃莉さん!?」
杏子「なんでアンタがここに!?」
乃莉「奇遇だね」
ほむら「一般客も利用すると聞いたでしょう。私達以外の利用者もいても不思議じゃないわ」
ほむら(問題は・・・明らかに私達がどこに行くのか聞いた上で宿泊先で待ち伏せしていたことだけど・・・)
さやか「乃莉さん、世間は今平日ですよ!?高校行かなくて大丈夫なんですか!?」
乃莉「あ・・・高校ね・・・美術科は今夏休みでー・・・」
まどか「乃莉さんは一人旅ですか?」
乃莉「え、えっとね・・・」
乃莉「かっ・・・彼氏と来ちゃいました!!」
さやか「乃莉さん・・・良いんだよ強がらなくて」
乃莉「あちゃぁ・・・バレた?」
乃莉「みんな、温泉行こうよ」
カポーン
乃莉「マ、マミちゃんのおっぱいすごい・・・宮子さんを思い出すよ」
マミ「宮子さん?」
乃莉「あたしの先輩。声もなんかマミちゃんと似てるんだよね」
乃莉「触っていい?」
マミ「え・・・ちょ・・・」
乃莉「すっごい・・・ぽよんぽよん」
さやか「先輩権限って怖いなー・・・」
124: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/05(火) 11:01:45.76 ID:3pxhMp4E0
そして、おみやげ屋に訪れるさやか達
さやか「ブルマを見せれば割引になるって本当なの?」
乃莉「本当だよ。ただし使い込んだ年期によるけどね」
さやか「年期・・・」
売店のおばちゃん「あー、このブルマは比較的新しい物だね。
割り引きは効かないよ」
さやか「そ、そんな・・・」
さやか「違うクラスの子からもおみやげ頼まれてたのに・・・」
恭介「さやか・・・」
恭介(僕と違って社交的なさやか。他のクラスにもいっぱい友達が居る)
恭介(僕がさやかのブルマを奪ってしまったせいで
さやかは安価でおみやげを手に入れることが出来なくなっている)
まどか「さやかちゃん後でお金渡してくれれば大丈夫だから、
わたしか仁美ちゃんのブルマで買っておこうよ」
さやか「ありがとうまどか、でもそれはルール違反な気がするからやらないよ」
恭介「さやか・・・買う予定のおみやげリストは作っているかい?」
さやか「恭介・・・?」
恭介「これだね」
パサッ
恭介「自分の部屋でまっててくれないかさやか。すぐにでも全部揃えてあげるよ」
さやか「きょ・・・恭介!?無茶だよ!!」
さやか「原価で買ったらどれくらいの値段になるかわからないのに・・・恭介!?」
恭介「暁美さんからもらった変装用の女子制服・・・もしものために持ってきておいて良かった」
ササッ
恭子「できた!上条恭子スタイル!」
恭子「そして今手に持っているのは年期が入っているほうのさやかのブルマ!
これで僕は女子生徒として堂々と割引を使っておみやげが買える!!」
さやか「ブルマを見せれば割引になるって本当なの?」
乃莉「本当だよ。ただし使い込んだ年期によるけどね」
さやか「年期・・・」
売店のおばちゃん「あー、このブルマは比較的新しい物だね。
割り引きは効かないよ」
さやか「そ、そんな・・・」
さやか「違うクラスの子からもおみやげ頼まれてたのに・・・」
恭介「さやか・・・」
恭介(僕と違って社交的なさやか。他のクラスにもいっぱい友達が居る)
恭介(僕がさやかのブルマを奪ってしまったせいで
さやかは安価でおみやげを手に入れることが出来なくなっている)
まどか「さやかちゃん後でお金渡してくれれば大丈夫だから、
わたしか仁美ちゃんのブルマで買っておこうよ」
さやか「ありがとうまどか、でもそれはルール違反な気がするからやらないよ」
恭介「さやか・・・買う予定のおみやげリストは作っているかい?」
さやか「恭介・・・?」
恭介「これだね」
パサッ
恭介「自分の部屋でまっててくれないかさやか。すぐにでも全部揃えてあげるよ」
さやか「きょ・・・恭介!?無茶だよ!!」
さやか「原価で買ったらどれくらいの値段になるかわからないのに・・・恭介!?」
恭介「暁美さんからもらった変装用の女子制服・・・もしものために持ってきておいて良かった」
ササッ
恭子「できた!上条恭子スタイル!」
恭子「そして今手に持っているのは年期が入っているほうのさやかのブルマ!
これで僕は女子生徒として堂々と割引を使っておみやげが買える!!」
125: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/05(火) 15:17:09.66 ID:3pxhMp4E0
旅館内。廊下
横一列にならんで談話している男子生徒
恭子(げ・・・)
恭子(バ・・・バレないよな・・・)
恭子「し、失礼。通してくださるかしら」
中沢「あ・・・うん」
男子生徒「うちのクラスにあんな子いたっけ?」
男子生徒「修学旅行で制服は珍しい」
中沢「・・・」
男子生徒「中沢?」
中沢「か・・・可愛い」
再びおみやげコーナーへと赴く恭介(恭子)
ドサッ
おばちゃん「こんなに買うのかい?ブルマ割引使わないと厳しいよ」
恭子「こ・・・これでお願いします」
スッ(さやかのブルマ)
おばちゃん「・・・」
おばちゃん「これは・・・かなり長い間使い込まれたブルマだね」
おばちゃん「よっしゃ、全部半額だよ。ブルマ割引使う場合はここにサインしておくれ」
恭子「えっと・・・」
恭子(確かこのブルマ・・・さやかの名前が書いてあったよな・・・)
恭子(だったらサインもさやかの名前で書かないと・・・なのか!?)
おばちゃん「美樹さやかちゃんね。毎度。こんなに買ってくれて嬉しいよ」
乃莉「・・・?あの子は?」
乃莉「おばちゃん!名簿みせて!・・・え!?美樹さやか!?」
乃莉「た、大変!さやかちゃんの偽者だ!」
横一列にならんで談話している男子生徒
恭子(げ・・・)
恭子(バ・・・バレないよな・・・)
恭子「し、失礼。通してくださるかしら」
中沢「あ・・・うん」
男子生徒「うちのクラスにあんな子いたっけ?」
男子生徒「修学旅行で制服は珍しい」
中沢「・・・」
男子生徒「中沢?」
中沢「か・・・可愛い」
再びおみやげコーナーへと赴く恭介(恭子)
ドサッ
おばちゃん「こんなに買うのかい?ブルマ割引使わないと厳しいよ」
恭子「こ・・・これでお願いします」
スッ(さやかのブルマ)
おばちゃん「・・・」
おばちゃん「これは・・・かなり長い間使い込まれたブルマだね」
おばちゃん「よっしゃ、全部半額だよ。ブルマ割引使う場合はここにサインしておくれ」
恭子「えっと・・・」
恭子(確かこのブルマ・・・さやかの名前が書いてあったよな・・・)
恭子(だったらサインもさやかの名前で書かないと・・・なのか!?)
おばちゃん「美樹さやかちゃんね。毎度。こんなに買ってくれて嬉しいよ」
乃莉「・・・?あの子は?」
乃莉「おばちゃん!名簿みせて!・・・え!?美樹さやか!?」
乃莉「た、大変!さやかちゃんの偽者だ!」
126: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/05(火) 16:25:27.94 ID:3pxhMp4E0
恭子「後は変装を解いてこのおみやげをさやかの部屋に持っていくだけだな」
乃莉「まちなさい!」
恭子「え・・・(乃莉さん!?)」
乃莉「君・・・美樹さやかちゃんじゃないよね?」
乃莉「でも、今・・・さやかちゃんのブルマで買い物したよね?」
恭子「な・・・」
乃莉「どこでさやかちゃんのブルマを手に入れたの!?そして何者なの!?」
乃莉「正体を現しなさい!!」
恭子に飛び掛る乃莉
恭子「ちょ・・・落ち着いて乃莉さん!」
乃莉「なんでアタシの名前まで知ってるの!?ますます正体を暴きたくなったわ!」
恭子(そ、そうか・・・この格好だと僕だってわからないんだ!)
中沢「・・・!?」
中沢「謎の美人女子生徒が・・・襲われている!?」
中沢「助けなきゃ!お、俺の初恋を!」
がばっ
後ろから乃莉を押さえ込む中沢
中沢「名も知らない少女!逃げてくれ!!」
恭子「な・・・中沢!?」
乃莉「ちょ・・・どこ触ってるのよ!このスケベ!!」
恭子「中沢・・・ありがとう!!」
ダッ
乃莉「コラ待てえー!!」
中沢「む、むこうは俺の名前を知っていたのか!?嬉しいな・・・」
乃莉「まちなさい!」
恭子「え・・・(乃莉さん!?)」
乃莉「君・・・美樹さやかちゃんじゃないよね?」
乃莉「でも、今・・・さやかちゃんのブルマで買い物したよね?」
恭子「な・・・」
乃莉「どこでさやかちゃんのブルマを手に入れたの!?そして何者なの!?」
乃莉「正体を現しなさい!!」
恭子に飛び掛る乃莉
恭子「ちょ・・・落ち着いて乃莉さん!」
乃莉「なんでアタシの名前まで知ってるの!?ますます正体を暴きたくなったわ!」
恭子(そ、そうか・・・この格好だと僕だってわからないんだ!)
中沢「・・・!?」
中沢「謎の美人女子生徒が・・・襲われている!?」
中沢「助けなきゃ!お、俺の初恋を!」
がばっ
後ろから乃莉を押さえ込む中沢
中沢「名も知らない少女!逃げてくれ!!」
恭子「な・・・中沢!?」
乃莉「ちょ・・・どこ触ってるのよ!このスケベ!!」
恭子「中沢・・・ありがとう!!」
ダッ
乃莉「コラ待てえー!!」
中沢「む、むこうは俺の名前を知っていたのか!?嬉しいな・・・」
127: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/05(火) 16:38:46.05 ID:3pxhMp4E0
乃莉「君・・・あの子の何なの!?」
中沢「俺にとってのあの子は運命の人だ」
乃莉「へー・・・君の彼女なんだ・・・」
中沢「そ、そういうわけでは・・・」
乃莉「とりあえず君を縛らせてもらうね。あの子をおびき出すために」
中沢「え」
ボカッ
気絶させられる中沢。そして
~まどか、さやか、仁美、杏子、ほむらがいる部屋~
ガラッ
さやか「乃莉さん!?いったいどうしたの!?そっちの男子は・・・な、中沢!?」
乃莉「不審者を見つけたの。さやかちゃんのブルマを持っていてさやかちゃんの名を騙る偽者が」
さやか「え」
仁美「乃莉さんとさやかさんだけでなく三人目のソックリさんという意味ですか?」
乃莉「その子はどうやらコイツの彼女みたい」
全員「えええええええええええええええ!?」
さやか「な・・・中沢の彼女!?」
ほむら「和子先生以外に候補が居たのね・・・」
乃莉「その子をおびきよせるためにちょっとここにコイツを置いておくから」
さやか「ちょ・・・乃莉さん!?ここ女子部屋ですよ!?」
恭子(マ・・・マズイ事になった・・・)
恭子「僕を逃がすために・・・中沢が人質に取られてしまうなんて・・・」
恭子「助けにいく・・・?この格好でか?」
恭子「そうか!この手があった!!」ガバッ
中沢「俺にとってのあの子は運命の人だ」
乃莉「へー・・・君の彼女なんだ・・・」
中沢「そ、そういうわけでは・・・」
乃莉「とりあえず君を縛らせてもらうね。あの子をおびき出すために」
中沢「え」
ボカッ
気絶させられる中沢。そして
~まどか、さやか、仁美、杏子、ほむらがいる部屋~
ガラッ
さやか「乃莉さん!?いったいどうしたの!?そっちの男子は・・・な、中沢!?」
乃莉「不審者を見つけたの。さやかちゃんのブルマを持っていてさやかちゃんの名を騙る偽者が」
さやか「え」
仁美「乃莉さんとさやかさんだけでなく三人目のソックリさんという意味ですか?」
乃莉「その子はどうやらコイツの彼女みたい」
全員「えええええええええええええええ!?」
さやか「な・・・中沢の彼女!?」
ほむら「和子先生以外に候補が居たのね・・・」
乃莉「その子をおびきよせるためにちょっとここにコイツを置いておくから」
さやか「ちょ・・・乃莉さん!?ここ女子部屋ですよ!?」
恭子(マ・・・マズイ事になった・・・)
恭子「僕を逃がすために・・・中沢が人質に取られてしまうなんて・・・」
恭子「助けにいく・・・?この格好でか?」
恭子「そうか!この手があった!!」ガバッ
128: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/05(火) 16:49:33.74 ID:3pxhMp4E0
バイオリン仮面「フォオオオオオオオオオ!!」
バイオリン仮面「クロスアウツ!!」
バッ
バイオリン仮面「ふしゅうう・・・・また服を脱いでしまった・・・」
バイオリン仮面「でも仕方ないじゃないか・・・自分の部屋まで戻るにはさやか達がいる部屋を通り過ぎなきゃいけないし・・・」
バイオリン仮面「中沢を救い出すには・・・この姿に変身するしかないのだ!」
~さやか達の部屋~
さやか「落ち着いてよ乃莉さん。あたし別に自分のなりすましが居ても気にしないから」
さやか「ほら、これ一つ食べなよ。温泉まんじゅう。おいしいよ」
乃莉「あ、ありがとう。ちょっと冷静になったかな・・・」
ふにゅ♪
乃莉「・・・!?何このおまんじゅう・・・妙にナマ暖かい・・・」
バイオリン仮面「それは・・・私の黄金まんじゅうだ」
乃莉「ぎゃ、ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!?」
さやか「バ、バイオリン仮面!?」
バイオリン仮面「初めまして乃莉さん。私はバイオリン仮面」
乃莉「さ・・・さやかちゃんのブルマ!?な、なにを被っているのよ!!」
バイオリン仮面「君と一対一で話がしたい。中沢を離してやってくれないか?」
乃莉「駄目よ、この旅館に不審者がいるの。ソイツをおびきよせる大事な人質なの」
さやか「乃莉さんズレてる!目の前のそいつが一番の不審者だよ!!」
バイオリン仮面「仕方ないな・・・」スッ
乃莉「股間からバイオリンが!?」
バイオリン仮面「クロスアウツ!!」
バッ
バイオリン仮面「ふしゅうう・・・・また服を脱いでしまった・・・」
バイオリン仮面「でも仕方ないじゃないか・・・自分の部屋まで戻るにはさやか達がいる部屋を通り過ぎなきゃいけないし・・・」
バイオリン仮面「中沢を救い出すには・・・この姿に変身するしかないのだ!」
~さやか達の部屋~
さやか「落ち着いてよ乃莉さん。あたし別に自分のなりすましが居ても気にしないから」
さやか「ほら、これ一つ食べなよ。温泉まんじゅう。おいしいよ」
乃莉「あ、ありがとう。ちょっと冷静になったかな・・・」
ふにゅ♪
乃莉「・・・!?何このおまんじゅう・・・妙にナマ暖かい・・・」
バイオリン仮面「それは・・・私の黄金まんじゅうだ」
乃莉「ぎゃ、ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!?」
さやか「バ、バイオリン仮面!?」
バイオリン仮面「初めまして乃莉さん。私はバイオリン仮面」
乃莉「さ・・・さやかちゃんのブルマ!?な、なにを被っているのよ!!」
バイオリン仮面「君と一対一で話がしたい。中沢を離してやってくれないか?」
乃莉「駄目よ、この旅館に不審者がいるの。ソイツをおびきよせる大事な人質なの」
さやか「乃莉さんズレてる!目の前のそいつが一番の不審者だよ!!」
バイオリン仮面「仕方ないな・・・」スッ
乃莉「股間からバイオリンが!?」
129: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/06(水) 02:06:55.42 ID:1h4cYO+K0
♪~♪~♪
乃莉「・・・か、身体が動かない!?」
乃莉「なにをするつもりなの!?ま、まさかエロ同人みたいに・・・」
バイオリン仮面「さぁ中沢君、逃げるのだ」
中沢「あ、ありがとうございます」
乃莉「この力・・・魔法なの!?」
シュイン!(乃莉変身)
さやか「乃莉さん!?」
乃莉「わかったわバイオリン仮面。一対一でお話しましょう」
乃莉「スパークエッジ!!」
~井上ワープで周りに誰も居ない場所へ~
※井上ワープ
戦闘が開始されるといつのまにか戦いやすい場所にワープしている現象
特撮作品にて井上敏樹氏の脚本で多用されることが多いためこう呼ばれる
乃莉「正体を見せなさい!」
バイオリン仮面「ま、待ってくれ乃莉さん!僕はあなたと戦う気は・・・」
ドスッ
乃莉の攻撃の衝撃でブルマがはがれる
恭介「あ・・・」
乃莉「か・・・上条君!?」
乃莉「ええええ!?は、半裸の上条君が・・・さやかちゃんのブルマを被って・・・」
乃莉「って事は・・・さっきの女子生徒も上条君なの!?じょ・・・女装趣味まで兼ね備えてるなんて・・・」
恭介「ち・・・違うんだ!こ、コレに訳が・・・」
乃莉「素敵・・・///」
恭介「え・・・?」
乃莉「・・・か、身体が動かない!?」
乃莉「なにをするつもりなの!?ま、まさかエロ同人みたいに・・・」
バイオリン仮面「さぁ中沢君、逃げるのだ」
中沢「あ、ありがとうございます」
乃莉「この力・・・魔法なの!?」
シュイン!(乃莉変身)
さやか「乃莉さん!?」
乃莉「わかったわバイオリン仮面。一対一でお話しましょう」
乃莉「スパークエッジ!!」
~井上ワープで周りに誰も居ない場所へ~
※井上ワープ
戦闘が開始されるといつのまにか戦いやすい場所にワープしている現象
特撮作品にて井上敏樹氏の脚本で多用されることが多いためこう呼ばれる
乃莉「正体を見せなさい!」
バイオリン仮面「ま、待ってくれ乃莉さん!僕はあなたと戦う気は・・・」
ドスッ
乃莉の攻撃の衝撃でブルマがはがれる
恭介「あ・・・」
乃莉「か・・・上条君!?」
乃莉「ええええ!?は、半裸の上条君が・・・さやかちゃんのブルマを被って・・・」
乃莉「って事は・・・さっきの女子生徒も上条君なの!?じょ・・・女装趣味まで兼ね備えてるなんて・・・」
恭介「ち・・・違うんだ!こ、コレに訳が・・・」
乃莉「素敵・・・///」
恭介「え・・・?」
131: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/06(水) 08:29:14.98 ID:1h4cYO+K0
乃莉「あたし、脱ぎ癖があるちょっと変態っぽい男子が彼氏の理想像なんだよね」
恭介「そ・・・それは変わったご趣味で」
恭介(何かおかしい・・・?乃莉さんってこういうキャラなのか?)
乃莉「上条君はまさに理想の人なんだけどなー・・・おしいなー・・・
さやかちゃんの彼氏じゃしょうがないよね」
乃莉「さやかちゃんも上条君のそんな所に惚れたの?」
恭介「ち、違います!さやかにはこの姿の僕は上条とは認識されて無くて-」
恭介はブルマを被るようになってからバイオリンが弾けるようになった経緯を乃莉に話す
乃莉「へー、ふーんすごい興味深い話だね」
乃莉「魔法少女以外にも奇跡を起こせる存在がいたんだね・・・」
恭介「魔法少女?」
乃莉「簡単にいっちゃえば
あたしのこんな感じの格好して悪いやつと戦う正義のヒーローの事だよ」
乃莉「戦いに運命を投じる代わりに願い事を一つだけかなえられるんだ」
乃莉「君のクラスにもすでに魔法少女である子が何人かいるけど」
恭介「ま・・・まさかさやかも!?」
恭介「僕の腕が動くようになったのは・・・さやかが魔法少女になったからじゃ・・・」
乃莉「ああ、それは違うよ。資質はあるけど、未契約だよ彼女」
乃莉「自分の腕のためとはいえさやかちゃんが犠牲になるのは嫌なんだ?」
恭介「あたりまえじゃないか!」
乃莉「根はマジメでいい子なんだ・・・いえ、マジメに変態と言い換えたほうがいいかな」
乃莉「ますます先輩好みなんだけどなー・・・
この事バラされたくなかったら付き合ってって言っちゃおうかなー」
恭介「そ、それだけはご勘弁を・・・」
さやか「乃莉さん?氷室くん?ここにいるの?」
乃莉「さやかちゃんが来るよ、はやくブルマ被りなよ」
恭介「あっ、はい」
恭介「そ・・・それは変わったご趣味で」
恭介(何かおかしい・・・?乃莉さんってこういうキャラなのか?)
乃莉「上条君はまさに理想の人なんだけどなー・・・おしいなー・・・
さやかちゃんの彼氏じゃしょうがないよね」
乃莉「さやかちゃんも上条君のそんな所に惚れたの?」
恭介「ち、違います!さやかにはこの姿の僕は上条とは認識されて無くて-」
恭介はブルマを被るようになってからバイオリンが弾けるようになった経緯を乃莉に話す
乃莉「へー、ふーんすごい興味深い話だね」
乃莉「魔法少女以外にも奇跡を起こせる存在がいたんだね・・・」
恭介「魔法少女?」
乃莉「簡単にいっちゃえば
あたしのこんな感じの格好して悪いやつと戦う正義のヒーローの事だよ」
乃莉「戦いに運命を投じる代わりに願い事を一つだけかなえられるんだ」
乃莉「君のクラスにもすでに魔法少女である子が何人かいるけど」
恭介「ま・・・まさかさやかも!?」
恭介「僕の腕が動くようになったのは・・・さやかが魔法少女になったからじゃ・・・」
乃莉「ああ、それは違うよ。資質はあるけど、未契約だよ彼女」
乃莉「自分の腕のためとはいえさやかちゃんが犠牲になるのは嫌なんだ?」
恭介「あたりまえじゃないか!」
乃莉「根はマジメでいい子なんだ・・・いえ、マジメに変態と言い換えたほうがいいかな」
乃莉「ますます先輩好みなんだけどなー・・・
この事バラされたくなかったら付き合ってって言っちゃおうかなー」
恭介「そ、それだけはご勘弁を・・・」
さやか「乃莉さん?氷室くん?ここにいるの?」
乃莉「さやかちゃんが来るよ、はやくブルマ被りなよ」
恭介「あっ、はい」
132: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/06(水) 08:49:20.32 ID:1h4cYO+K0
さやか「あっいたいた」
さやか「二人とも、何を話してたの?」
バイオリン仮面「え・・・えっとね」
乃莉「へー・・・バイオリン仮面の本名は氷室君って言うんだ(すっとぼけ)」
乃莉「さやかちゃん、えっとねあたし・・・」
乃莉「氷室君と付き合うことになりましたー♪」
バイオリン仮面「な・・・!?」
さやか「えええええええ!?」
バイオリン仮面「ちょっと乃莉さん!どういう事ですか!!」(小声)
乃莉「もちろん、上条君には手を出してないよ」(小声)
乃莉「あたしが好きになったのは氷室君の方なんだから・・・
その格好してる時だけあたしの限定的な彼氏になってよ、
それがさやかちゃんにバラさない条件」(小声)
バイオリン仮面「そ・・・そんな無茶苦茶な・・・」
さやか「へー・・・」ゴゴゴ・・・
バイオリン仮面(さ・・・さやか!?なんで怒ってるんだ!?)
さやか「あたしの事可愛いって言った男がもう新しい女の子に目をつけるんだー・・・」
バイオリン仮面「さやか!?」
乃莉「あれ?さやかちゃんももしかして氷室君に気があったの?
でも彼氏いるよねー?」
さやか「あたしが言いたいのは!あたしのブルマまで被ってハァハァしてる変態のくせして
あっさり他の子を好きになる氷室君の軽薄さがどうかなーって思うの」
乃莉「それ好きって事じゃない?」
さやか「違うよ・・・友達だもん。最近電話で色々相談に乗ってもらってたもん」
さやか「なんか急すぎる気もするなー・・・乃莉さんの事好きになったのなら
あたしに一言相談してくれても良かったのになーとか・・・」
さやか「しょうがないかな・・・あたしは氷室君の彼女にはなれないし・・・
おめでとうって言うべきなのかな・・・」
バイオリン仮面(本当にどうしちゃったんださやか・・・?まさか君まで氷室に・・・!?)
さやか「二人とも、何を話してたの?」
バイオリン仮面「え・・・えっとね」
乃莉「へー・・・バイオリン仮面の本名は氷室君って言うんだ(すっとぼけ)」
乃莉「さやかちゃん、えっとねあたし・・・」
乃莉「氷室君と付き合うことになりましたー♪」
バイオリン仮面「な・・・!?」
さやか「えええええええ!?」
バイオリン仮面「ちょっと乃莉さん!どういう事ですか!!」(小声)
乃莉「もちろん、上条君には手を出してないよ」(小声)
乃莉「あたしが好きになったのは氷室君の方なんだから・・・
その格好してる時だけあたしの限定的な彼氏になってよ、
それがさやかちゃんにバラさない条件」(小声)
バイオリン仮面「そ・・・そんな無茶苦茶な・・・」
さやか「へー・・・」ゴゴゴ・・・
バイオリン仮面(さ・・・さやか!?なんで怒ってるんだ!?)
さやか「あたしの事可愛いって言った男がもう新しい女の子に目をつけるんだー・・・」
バイオリン仮面「さやか!?」
乃莉「あれ?さやかちゃんももしかして氷室君に気があったの?
でも彼氏いるよねー?」
さやか「あたしが言いたいのは!あたしのブルマまで被ってハァハァしてる変態のくせして
あっさり他の子を好きになる氷室君の軽薄さがどうかなーって思うの」
乃莉「それ好きって事じゃない?」
さやか「違うよ・・・友達だもん。最近電話で色々相談に乗ってもらってたもん」
さやか「なんか急すぎる気もするなー・・・乃莉さんの事好きになったのなら
あたしに一言相談してくれても良かったのになーとか・・・」
さやか「しょうがないかな・・・あたしは氷室君の彼女にはなれないし・・・
おめでとうって言うべきなのかな・・・」
バイオリン仮面(本当にどうしちゃったんださやか・・・?まさか君まで氷室に・・・!?)
133: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/06(水) 09:09:22.61 ID:1h4cYO+K0
旅館に戻る一同
さやか「まさか、氷室君がこの旅館を訪れたのって」
乃莉「あたしを追ってきたんですって!きゃああ、愛されてますね、あたし!」
ほむら(カオスだわ・・・)
ほむら(この旅館には3組のカップルが存在する)
ほむら(美樹さやかと上条恭介・・・中沢君と恭子ちゃん・・・乃莉さんと氷室君)
ほむら(しかし・・・この3組のお相手3人はいずれも同一人物・・・)
ほむら(二組目のカップルにいたっては性別まで同一)
ほむら(男女ともに二人ずつだから乃莉さんと中沢君がくっつけば丸く収まるんだけど・・・)
ほむら(それをここまでややこしくこじらせるなんて・・・天性のジゴロね)
乃莉「はい♪氷室君、あーん♪」
さやか「・・・」イライライラ
さやか(恭介のバカッ!!またいなくなっちゃって・・・どうしたのよもう)
バイオリン仮面「ブ・・・ブルマを顔に被ってるんだから・・・そんな無茶な・・・」
さやか「彼女の前くらい顔隠すのやめなさいよ、氷室君」
バイオリン仮面「え」
さやか「前から氷室君の素顔に興味あったんだよね・・・外して見せてよ」
乃莉「さ、さやかちゃん!あ、あたしはこのままで良いって思ってるから!落ちついて!」
さやか「何言ってるの?そんなの駄目だよ乃莉さん」
さやか「付き合う相手の顔も見ないって絶対おかしいでしょ、ほら、脱いで氷室君」
バイオリン仮面「さ、さやか待って・・・」
「きゃああああああああああああああああああああああ!!!!」
さやか「え?何?今の声・・・」
さやか「まさか、氷室君がこの旅館を訪れたのって」
乃莉「あたしを追ってきたんですって!きゃああ、愛されてますね、あたし!」
ほむら(カオスだわ・・・)
ほむら(この旅館には3組のカップルが存在する)
ほむら(美樹さやかと上条恭介・・・中沢君と恭子ちゃん・・・乃莉さんと氷室君)
ほむら(しかし・・・この3組のお相手3人はいずれも同一人物・・・)
ほむら(二組目のカップルにいたっては性別まで同一)
ほむら(男女ともに二人ずつだから乃莉さんと中沢君がくっつけば丸く収まるんだけど・・・)
ほむら(それをここまでややこしくこじらせるなんて・・・天性のジゴロね)
乃莉「はい♪氷室君、あーん♪」
さやか「・・・」イライライラ
さやか(恭介のバカッ!!またいなくなっちゃって・・・どうしたのよもう)
バイオリン仮面「ブ・・・ブルマを顔に被ってるんだから・・・そんな無茶な・・・」
さやか「彼女の前くらい顔隠すのやめなさいよ、氷室君」
バイオリン仮面「え」
さやか「前から氷室君の素顔に興味あったんだよね・・・外して見せてよ」
乃莉「さ、さやかちゃん!あ、あたしはこのままで良いって思ってるから!落ちついて!」
さやか「何言ってるの?そんなの駄目だよ乃莉さん」
さやか「付き合う相手の顔も見ないって絶対おかしいでしょ、ほら、脱いで氷室君」
バイオリン仮面「さ、さやか待って・・・」
「きゃああああああああああああああああああああああ!!!!」
さやか「え?何?今の声・・・」
134: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 08:58:34.66 ID:BY2DKJ9S0
~男子の部屋その①~
さやか「これは・・・」
男子生徒たちが鼻血を噴出して倒れている
女子生徒「あたし仲がいい男子がいるから・・・この部屋に遊びに来たら・・・こんな事になってて・・・」
男子生徒「う・・・う・・・」
ほむら「まだ意識がある生徒がいるわ」
さやか「どうしたの?何があったの?」
男子生徒「和子先生・・・まだまだ若いって思ったよ」
さやか「は?」
男子生徒「まさか和子先生の裸で鼻血が出るとは思わなかった」
さやか「え?え?」
男子生徒「この部屋にやってきて・・・いきなり素っ裸を僕達に見せ付けて・・・」がくっ
まどかさやか「「ええええええええええ!?」」
杏子「乃莉、ほむら・・・これって・・・」
ほむら「明らかに「痴女」の症状だわ」
乃莉「和子先生って・・・担任の先生?」
ほむら「どうやら・・・浴衣の下に何も履かずに徘徊しているみたいね・・・」
ほむら「あなた、なにか変わったことは起こらなかった?」
女子生徒「変わったこと?」
ほむら「身の回りの変化よ」
女子生徒「えっと・・・修学旅行の浮かれ気分で・・・なんか男子との距離が縮まった気がして・・・」
女子生徒「すでにクラス内で何組かカップルが」
ほむら杏子「「それだあああああああああ!!」」
さやか「これは・・・」
男子生徒たちが鼻血を噴出して倒れている
女子生徒「あたし仲がいい男子がいるから・・・この部屋に遊びに来たら・・・こんな事になってて・・・」
男子生徒「う・・・う・・・」
ほむら「まだ意識がある生徒がいるわ」
さやか「どうしたの?何があったの?」
男子生徒「和子先生・・・まだまだ若いって思ったよ」
さやか「は?」
男子生徒「まさか和子先生の裸で鼻血が出るとは思わなかった」
さやか「え?え?」
男子生徒「この部屋にやってきて・・・いきなり素っ裸を僕達に見せ付けて・・・」がくっ
まどかさやか「「ええええええええええ!?」」
杏子「乃莉、ほむら・・・これって・・・」
ほむら「明らかに「痴女」の症状だわ」
乃莉「和子先生って・・・担任の先生?」
ほむら「どうやら・・・浴衣の下に何も履かずに徘徊しているみたいね・・・」
ほむら「あなた、なにか変わったことは起こらなかった?」
女子生徒「変わったこと?」
ほむら「身の回りの変化よ」
女子生徒「えっと・・・修学旅行の浮かれ気分で・・・なんか男子との距離が縮まった気がして・・・」
女子生徒「すでにクラス内で何組かカップルが」
ほむら杏子「「それだあああああああああ!!」」
135: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 09:18:06.24 ID:BY2DKJ9S0
ほむら「自分を差し置いてカップル成立する教え子達・・・痴女として覚醒するストレスにはうってつけね・・・」
杏子「でもおかしい・・・原田って痴女は見滝原にいるはずだろ?
わざわざあたし達を尾けてこの温泉街にやってきたのか!?」
乃莉「原田は・・・間違いなく近くにいるよ」
乃莉「あたしは感じるよ。原田の魔力を」
ほむら「はやく和子先生の徘徊を止めないと大変なことになるわ!
社会的に存在が脅かされてしまう!」
さやか「その痴女ってのがよくわかんないんだけど・・・もう男子の前で全裸になった時点で駄目なんじゃ・・・」
ほむら「そんなのは男子がいきすぎた妄想で和子先生の裸を思い浮かべて自滅したという事にすればいい」
ほむら「問題は女子部屋で同じ行動をとった場合・・・その事実はごまかせない」
ほむら「基本的に女性を好きな女性はいないから・・・「実は妄想でした」という言い訳は通用しないわ」
さやか「説得力に欠けるんですがそれは」
「ぎゃああああああああああ!!」
バイオリン仮面「もう一つの男子の部屋からだ!」
バーン!
同じく広がる地獄絵図。
鼻血まみれの男子がそのまま気絶している
バイオリン仮面「・・・!中沢!?中沢は無事だぞ!」
バイオリン仮面「中沢!聞こえるか!?先生はどっちに行った!?」
中沢「うあああああ!見てません見てません!先生の裸なんて見てません!」
中沢「俺には初恋の銀髪美少女がいるんだ!先生の気持ちには応えられないんだ!」
バイオリン仮面「銀髪美少女・・・!?誰の事だ!?いや、それより先生は!?」
中沢「自分の部屋だよ・・・と、巴さんとなぎさちゃんもいる・・・引率係の宿泊部屋へ・・・」
杏子「でもおかしい・・・原田って痴女は見滝原にいるはずだろ?
わざわざあたし達を尾けてこの温泉街にやってきたのか!?」
乃莉「原田は・・・間違いなく近くにいるよ」
乃莉「あたしは感じるよ。原田の魔力を」
ほむら「はやく和子先生の徘徊を止めないと大変なことになるわ!
社会的に存在が脅かされてしまう!」
さやか「その痴女ってのがよくわかんないんだけど・・・もう男子の前で全裸になった時点で駄目なんじゃ・・・」
ほむら「そんなのは男子がいきすぎた妄想で和子先生の裸を思い浮かべて自滅したという事にすればいい」
ほむら「問題は女子部屋で同じ行動をとった場合・・・その事実はごまかせない」
ほむら「基本的に女性を好きな女性はいないから・・・「実は妄想でした」という言い訳は通用しないわ」
さやか「説得力に欠けるんですがそれは」
「ぎゃああああああああああ!!」
バイオリン仮面「もう一つの男子の部屋からだ!」
バーン!
同じく広がる地獄絵図。
鼻血まみれの男子がそのまま気絶している
バイオリン仮面「・・・!中沢!?中沢は無事だぞ!」
バイオリン仮面「中沢!聞こえるか!?先生はどっちに行った!?」
中沢「うあああああ!見てません見てません!先生の裸なんて見てません!」
中沢「俺には初恋の銀髪美少女がいるんだ!先生の気持ちには応えられないんだ!」
バイオリン仮面「銀髪美少女・・・!?誰の事だ!?いや、それより先生は!?」
中沢「自分の部屋だよ・・・と、巴さんとなぎさちゃんもいる・・・引率係の宿泊部屋へ・・・」
136: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 19:15:37.95 ID:BY2DKJ9S0
和子「・・・」
ガラッ
マミ「あ、和子先生、見回りお疲れ様です」
和子「・・・」
マミ「先生?」
はらっ
マミ「な・・・!?ちょっと和子先生!?何してるんですか!?」
なぎさ「おっぱいにソウルジェムが挟まってるのです!」
乃莉「和子先生!目を覚まして!」
乃莉「う・・・」
ゴゴゴ・・・
マミ「え・・・え・・!?なんなのこれは・・・」
カッ!!
ほむら「これは・・・」
杏子「い・・・いつの間にか魔女結界・・・いや、痴女結界に閉じ込められている!?」
ドサッ
気絶した乃莉、マミ、なぎさが振ってくる
さやか「乃莉さん!マミさん!なぎさ!」
まどか「和子先生の後ろに・・・誰か居るよ!」
原田「初めまして・・・見滝原の魔法少女達・・・やっと顔見せできたね」
ほむら「「裸の痴女」・・・原田!!」
さやか「マミさんよりも二周り以上も大きい胸!?ま、間違いない!!」
ガラッ
マミ「あ、和子先生、見回りお疲れ様です」
和子「・・・」
マミ「先生?」
はらっ
マミ「な・・・!?ちょっと和子先生!?何してるんですか!?」
なぎさ「おっぱいにソウルジェムが挟まってるのです!」
乃莉「和子先生!目を覚まして!」
乃莉「う・・・」
ゴゴゴ・・・
マミ「え・・・え・・!?なんなのこれは・・・」
カッ!!
ほむら「これは・・・」
杏子「い・・・いつの間にか魔女結界・・・いや、痴女結界に閉じ込められている!?」
ドサッ
気絶した乃莉、マミ、なぎさが振ってくる
さやか「乃莉さん!マミさん!なぎさ!」
まどか「和子先生の後ろに・・・誰か居るよ!」
原田「初めまして・・・見滝原の魔法少女達・・・やっと顔見せできたね」
ほむら「「裸の痴女」・・・原田!!」
さやか「マミさんよりも二周り以上も大きい胸!?ま、間違いない!!」
138: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/09(土) 16:39:32.89 ID:NvI7tBVg0
原田「乃莉ちゃんから聞いてるかな?痴女と呼ばれる者の正体を」
ほむら「魔法少女だったモノ」
杏子「あんたも昔は魔法少女だったんだろ?」
原田「世界中の女の子に可愛い衣装を着せたい。それがあたしの最初の願い」
原田「魔法少女時代からの固有の能力に「対象者に好きな服を着せる」という物があるの」
杏子「よくそんな魔法で魔女と戦えたな・・・」
原田「意外と小回りが利くよ?魔法少女同士の縄張り争いでは
裸エプロンとか着せてあげると恥ずかしがって何も出来ずに降伏するし」
原田「20歳をすぎて魔法少女引退を考えていたある日気づいてしまったの」
原田「あたしは可愛い衣装を着た女の子だけじゃ飽き足らない!
脱衣とか服が破れるところもちゃんとカメラに収めなきゃって」
原田「気づいたときには最初の願いとは
正反対の「脱衣」の性質を持つ痴女になっていた」
原田「そして今・・・!!尻肉と太もも両方を魅せる素敵衣装ブルマが・・・
世界から消え去ろうとしている・・・許せるだろうか?」
杏子「こいつさっきから何言ってるんだ?」
原田「教師という立場の人間が裸のデモ行進を行えば
政府はブルマ廃止を見送るかもしれない・・・だから和子先生を追ってここまで来た」
ほむら「そんな事しても廃案は可決されるし、和子先生が社会的に死んでしまうからやめてもらえるかしら」
原田「でもあなた達が勘付いてしまったから予定変更。あなた達を含めたこの旅館の
女子全員を「脱衣」させて政府に訴える」
さやか「ごめん、日本語でお願いします」
原田「和子先生を止めないとこの旅館全員の女性が痴女になるって事!
さあ、やっておしまい!」
和子先生「ふぉおおおお!」ピカッ
痴女名:レーディヒ:ledig
ほむら「魔法少女だったモノ」
杏子「あんたも昔は魔法少女だったんだろ?」
原田「世界中の女の子に可愛い衣装を着せたい。それがあたしの最初の願い」
原田「魔法少女時代からの固有の能力に「対象者に好きな服を着せる」という物があるの」
杏子「よくそんな魔法で魔女と戦えたな・・・」
原田「意外と小回りが利くよ?魔法少女同士の縄張り争いでは
裸エプロンとか着せてあげると恥ずかしがって何も出来ずに降伏するし」
原田「20歳をすぎて魔法少女引退を考えていたある日気づいてしまったの」
原田「あたしは可愛い衣装を着た女の子だけじゃ飽き足らない!
脱衣とか服が破れるところもちゃんとカメラに収めなきゃって」
原田「気づいたときには最初の願いとは
正反対の「脱衣」の性質を持つ痴女になっていた」
原田「そして今・・・!!尻肉と太もも両方を魅せる素敵衣装ブルマが・・・
世界から消え去ろうとしている・・・許せるだろうか?」
杏子「こいつさっきから何言ってるんだ?」
原田「教師という立場の人間が裸のデモ行進を行えば
政府はブルマ廃止を見送るかもしれない・・・だから和子先生を追ってここまで来た」
ほむら「そんな事しても廃案は可決されるし、和子先生が社会的に死んでしまうからやめてもらえるかしら」
原田「でもあなた達が勘付いてしまったから予定変更。あなた達を含めたこの旅館の
女子全員を「脱衣」させて政府に訴える」
さやか「ごめん、日本語でお願いします」
原田「和子先生を止めないとこの旅館全員の女性が痴女になるって事!
さあ、やっておしまい!」
和子先生「ふぉおおおお!」ピカッ
痴女名:レーディヒ:ledig
140: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/12(火) 09:12:02.65 ID:lgD7zpCV0
さやか「和子先生が痴女に!?」
和子の痴女姿:
ピッチピチのミニスカ女教師衣装。
谷間もパンツも丸見え
杏子「痴女補正があるとはいえ・・・でかい!」
ほむら「和子先生をフってきた男の数だけ揉まれたからね」
さやか「生生しい話はやめて!!」
杏子「でも仁美の時で退治方法は予習済みだぜ!
乳で挟まれているソウルジェムを本体と切り離せば!!」
ズズズ・・・
さやか「え・・・!?」
ほむら「ソウルジェムが・・・胸の谷間に埋まっていく!?」
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杏子「お、おい!完全に胸に埋もれてソウルジェムが見えなくなったぞ!」
原田「大人のおっぱいにはこんな活用方法もあるの」
原田「完全に埋もれちゃうとエロさが足りないけどね・・・
さきっぽだけソウルジェムが見えてるとアレが挟まれてるみたいで興奮するよね?」
さやか「な・・・ナニいってるのあんた!?女の子でしょ!?」
さやか「氷室君、男の子ならこういうエロシズムとか同感できるの!?」
バイオリン仮面「くやしいほど同感できるし・・・今話しかけないでくれ」
バイオリン仮面「私は・・・起ち上がってるせいで立ち上がれない!!」
さやか「おなかを抱えて・・・あっ」
ほむら「和子先生の半裸で・・・バイオリン仮面は再起不能というわけね・・・本当は絶好調だけど・・・」
杏子「な、なんだ!?何が起こってるんだ!?おいお前、おなかさすって欲しいのか!?」
バイオリン仮面「お願いだから構わないでえええ!!」
和子の痴女姿:
ピッチピチのミニスカ女教師衣装。
谷間もパンツも丸見え
杏子「痴女補正があるとはいえ・・・でかい!」
ほむら「和子先生をフってきた男の数だけ揉まれたからね」
さやか「生生しい話はやめて!!」
杏子「でも仁美の時で退治方法は予習済みだぜ!
乳で挟まれているソウルジェムを本体と切り離せば!!」
ズズズ・・・
さやか「え・・・!?」
ほむら「ソウルジェムが・・・胸の谷間に埋まっていく!?」
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杏子「お、おい!完全に胸に埋もれてソウルジェムが見えなくなったぞ!」
原田「大人のおっぱいにはこんな活用方法もあるの」
原田「完全に埋もれちゃうとエロさが足りないけどね・・・
さきっぽだけソウルジェムが見えてるとアレが挟まれてるみたいで興奮するよね?」
さやか「な・・・ナニいってるのあんた!?女の子でしょ!?」
さやか「氷室君、男の子ならこういうエロシズムとか同感できるの!?」
バイオリン仮面「くやしいほど同感できるし・・・今話しかけないでくれ」
バイオリン仮面「私は・・・起ち上がってるせいで立ち上がれない!!」
さやか「おなかを抱えて・・・あっ」
ほむら「和子先生の半裸で・・・バイオリン仮面は再起不能というわけね・・・本当は絶好調だけど・・・」
杏子「な、なんだ!?何が起こってるんだ!?おいお前、おなかさすって欲しいのか!?」
バイオリン仮面「お願いだから構わないでえええ!!」
144: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/13(水) 09:42:16.07 ID:FOVh0Tew0
ほむら「とにかく、谷間のソウルジェムを取り出さなくては」
杏子「どうすりゃいいんだよ!?和子先生のおっぱいを切り落とすのか!?」
和子「毒針(ポイズンニードル)!」
ズバババ!!
プスッ
杏子「!?な、なんだこれ!?」
フラッ
杏子「ど・・・毒だ!くそったれ!」
ほむら「時間停止・・・」
和子「読心(マインドリーディング)」
ガスッ
ほむら「行動が・・・先読みされている!?
歯車に毒針を噛ませて時間停止自体を不能にした!?」
ほむら「杏子に注入された毒が・・・
こ、こんな時に回復役の魔法少女がいれば・・・!!」
ほむら(この時間軸で美樹さやかの役割を担う乃莉さんはどうなの?
美樹さやか同様に回復魔法が使えるのかしら!?)
ほむら(どっちみち気絶しているからあてには出来ないけど・・・
申し訳程度の回復魔法を使える巴マミもダウンしてる・・・)
さやか「・・・」
バイオリン仮面「さやか・・・変なことは考えないでよ」
さやか「氷室君!?」
バイオリン仮面「君が契約すればこの状況を打破できるかもしれない・・・
だけど・・・彼氏の事も考えるんだ」
バイオリン仮面「きっと上条は・・・君のいつまでも元気な姿を望んでいる。戦う姿よりも」
さやか「だけどこのままじゃ、ほむらと杏子が!!」
バイオリン仮面(和子先生の胸に埋もれた宝石・・・あれが先生を操ってるとしたら・・・)
バイオリン仮面(先生のおっぱいが邪魔で宝石を取り出せない・・・他に手は無いのか!?)
バイオリン仮面(手・・・!?そうか!灯台下暗しとはこの事だ!その手があったか!!)
杏子「どうすりゃいいんだよ!?和子先生のおっぱいを切り落とすのか!?」
和子「毒針(ポイズンニードル)!」
ズバババ!!
プスッ
杏子「!?な、なんだこれ!?」
フラッ
杏子「ど・・・毒だ!くそったれ!」
ほむら「時間停止・・・」
和子「読心(マインドリーディング)」
ガスッ
ほむら「行動が・・・先読みされている!?
歯車に毒針を噛ませて時間停止自体を不能にした!?」
ほむら「杏子に注入された毒が・・・
こ、こんな時に回復役の魔法少女がいれば・・・!!」
ほむら(この時間軸で美樹さやかの役割を担う乃莉さんはどうなの?
美樹さやか同様に回復魔法が使えるのかしら!?)
ほむら(どっちみち気絶しているからあてには出来ないけど・・・
申し訳程度の回復魔法を使える巴マミもダウンしてる・・・)
さやか「・・・」
バイオリン仮面「さやか・・・変なことは考えないでよ」
さやか「氷室君!?」
バイオリン仮面「君が契約すればこの状況を打破できるかもしれない・・・
だけど・・・彼氏の事も考えるんだ」
バイオリン仮面「きっと上条は・・・君のいつまでも元気な姿を望んでいる。戦う姿よりも」
さやか「だけどこのままじゃ、ほむらと杏子が!!」
バイオリン仮面(和子先生の胸に埋もれた宝石・・・あれが先生を操ってるとしたら・・・)
バイオリン仮面(先生のおっぱいが邪魔で宝石を取り出せない・・・他に手は無いのか!?)
バイオリン仮面(手・・・!?そうか!灯台下暗しとはこの事だ!その手があったか!!)
145: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/13(水) 10:08:27.07 ID:FOVh0Tew0
バイオリン仮面「さやか・・・どうか僕の戦う姿を・・・見ないで欲しい」
さやか「・・・!!」
もっこり
さやか「て・・・天狗様!?」
バイオリン仮面「それは・・・私のフルートだ」
ほむら「!?」
ほむら(上条恭介が仁王立ち!?しかも二重の意味で)
杏子「腹痛は治ったのか!?でもその膨らみは一体!?」
バイオリン仮面「演奏!G線上のアリア!」
♪~♪~♪
和子「・・・」ピクッ
まどか「スクールデイズの曲!?」
さやか「いや、それは差し替えられた一回きりだから」
さやか「悲しいときや癒されたいとき聞く曲の定番だよ」
ほむら「和子先生の動きが・・・鈍くなった!?」
バイオリン仮面(恭介・・・君はさやかのおっぱいを恋しいと思うか?)
恭介(な・・・なんだ急に!?)
バイオリン仮面(男として当然あるはずだ。触りたい欲求)
バイオリン仮面(しかしそういうムードになった時に限って緊張してヘタれてしまう事もありうる)
バイオリン仮面(未来(さやぱい)を掴みたくは今、和子先生に失礼をするのだ!!
この状況でおっぱいにビビってしまうヤツはさやかのおっぱいを触る資格は無いと思え!!)
バイオリン仮面「和子先生・・・失礼します!!」
ズポッ
一同「「!!」」
ほむら「胸の谷間に直に手を突っ込んだ・・・そんな単純な方法に気付きもしなかったなんて・・・」
さやか「・・・!!」
もっこり
さやか「て・・・天狗様!?」
バイオリン仮面「それは・・・私のフルートだ」
ほむら「!?」
ほむら(上条恭介が仁王立ち!?しかも二重の意味で)
杏子「腹痛は治ったのか!?でもその膨らみは一体!?」
バイオリン仮面「演奏!G線上のアリア!」
♪~♪~♪
和子「・・・」ピクッ
まどか「スクールデイズの曲!?」
さやか「いや、それは差し替えられた一回きりだから」
さやか「悲しいときや癒されたいとき聞く曲の定番だよ」
ほむら「和子先生の動きが・・・鈍くなった!?」
バイオリン仮面(恭介・・・君はさやかのおっぱいを恋しいと思うか?)
恭介(な・・・なんだ急に!?)
バイオリン仮面(男として当然あるはずだ。触りたい欲求)
バイオリン仮面(しかしそういうムードになった時に限って緊張してヘタれてしまう事もありうる)
バイオリン仮面(未来(さやぱい)を掴みたくは今、和子先生に失礼をするのだ!!
この状況でおっぱいにビビってしまうヤツはさやかのおっぱいを触る資格は無いと思え!!)
バイオリン仮面「和子先生・・・失礼します!!」
ズポッ
一同「「!!」」
ほむら「胸の谷間に直に手を突っ込んだ・・・そんな単純な方法に気付きもしなかったなんて・・・」
146: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/13(水) 10:23:31.15 ID:FOVh0Tew0
さやか(ひ・・・左手!何度も確認するけど・・・彼は恭介じゃない)
和子「あ・・・んっ」
バイオリン仮面「フォォオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
バイオリン仮面「教師と生徒の禁断の・・・」
バイオリン仮面「エクスタシィィィイイイイイイイイイイイッ!!」
スポン♪
さやか「ソウルジェムが!本体と離れた!」
しゅうう・・・
ほむら「和子先生の服が元戻っていく・・・回りの空間も・・・杏子の毒も消えていくわ」
しおしおしお
ほむら(そして・・・露出度が減った事により上条恭介の「フルート」も落ち着いたようね)
杏子「な、なんだこの現象!?股間のふくらみがしぼんでいくぞ!?
そこに使い魔でも飼ってるのか!?」
原田「あーあ・・・また邪魔されちゃったか・・・」
バイオリン仮面「彼氏と別れたばかりの
傷心の和子先生が他人におっぱいを触られざるを得ない状況に追い込むとは、許さん!」
さやか「その割になんか嬉しそうなんですけど」
原田「あたしを悪いやつみたいに捕らえてるけど・・・君の格好・・・変態そのものだよね」
※さやかのブルマにパンツ一丁
バイオリン仮面「一緒にするな!」
原田「一緒だよ。君はあたしの同志だよ」
原田「その力だってブルマから得ているモノでしょ?だったらブルマ廃案を止めなきゃ」
原田「バイオリン仮面・・・覚えておくよ。いずれあたしと君は同じ目的の下力を合わせることになるはずだから・・・」
和子「あ・・・んっ」
バイオリン仮面「フォォオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
バイオリン仮面「教師と生徒の禁断の・・・」
バイオリン仮面「エクスタシィィィイイイイイイイイイイイッ!!」
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さやか「ソウルジェムが!本体と離れた!」
しゅうう・・・
ほむら「和子先生の服が元戻っていく・・・回りの空間も・・・杏子の毒も消えていくわ」
しおしおしお
ほむら(そして・・・露出度が減った事により上条恭介の「フルート」も落ち着いたようね)
杏子「な、なんだこの現象!?股間のふくらみがしぼんでいくぞ!?
そこに使い魔でも飼ってるのか!?」
原田「あーあ・・・また邪魔されちゃったか・・・」
バイオリン仮面「彼氏と別れたばかりの
傷心の和子先生が他人におっぱいを触られざるを得ない状況に追い込むとは、許さん!」
さやか「その割になんか嬉しそうなんですけど」
原田「あたしを悪いやつみたいに捕らえてるけど・・・君の格好・・・変態そのものだよね」
※さやかのブルマにパンツ一丁
バイオリン仮面「一緒にするな!」
原田「一緒だよ。君はあたしの同志だよ」
原田「その力だってブルマから得ているモノでしょ?だったらブルマ廃案を止めなきゃ」
原田「バイオリン仮面・・・覚えておくよ。いずれあたしと君は同じ目的の下力を合わせることになるはずだから・・・」
149: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/15(金) 09:35:58.45 ID:aXP4HtM40
原田が退散する。
同時に乃莉が目を覚ます
杏子「・・・」
その様子を不振そうに杏子が見つめる
乃莉「原田は!?」
ほむら「撤退したわ。和子先生も助けられた・・・バイオリン仮面の機転でね」
男子生徒「俺たち相当思春期だったらしいな」
男子生徒「まさか欲求不満すぎて全員が同じ幻覚・・・
それも和子先生の裸を思い浮かべて卒倒するなんて・・・」
男子生徒「妄想の中の和子先生、エロかったな・・・」
男子生徒「あの身体で彼氏が逃げるのはおかしいよな」
男子生徒「明日から献立が一品増えるな」
女子生徒「ほんと男子ってバカばっかり!!」
部屋で恭介の帰りを待つさやか
恭介「さやか?」
さやか「もう知らない、どこ行ってたのよバカ!」
恭介「おみやげ、フルコンプ出来たよ」
さやか「え」
さやか「きょ恭介!?なにやってるの、こんなに買い込んで」
恭介「心配しなくていいよ。うまく立回って割引を使えたから」
さやか「あああもう!あたしが頼まれたおみやげなんてもうどうでも良かったのに!」
さやか「恭介のバカ・・・おみやげよりあたしが欲しいのは恭介だけだもん」ぎゅっ
ほむら「付き合ってられないわ。ほっときましょうまどか」
同時に乃莉が目を覚ます
杏子「・・・」
その様子を不振そうに杏子が見つめる
乃莉「原田は!?」
ほむら「撤退したわ。和子先生も助けられた・・・バイオリン仮面の機転でね」
男子生徒「俺たち相当思春期だったらしいな」
男子生徒「まさか欲求不満すぎて全員が同じ幻覚・・・
それも和子先生の裸を思い浮かべて卒倒するなんて・・・」
男子生徒「妄想の中の和子先生、エロかったな・・・」
男子生徒「あの身体で彼氏が逃げるのはおかしいよな」
男子生徒「明日から献立が一品増えるな」
女子生徒「ほんと男子ってバカばっかり!!」
部屋で恭介の帰りを待つさやか
恭介「さやか?」
さやか「もう知らない、どこ行ってたのよバカ!」
恭介「おみやげ、フルコンプ出来たよ」
さやか「え」
さやか「きょ恭介!?なにやってるの、こんなに買い込んで」
恭介「心配しなくていいよ。うまく立回って割引を使えたから」
さやか「あああもう!あたしが頼まれたおみやげなんてもうどうでも良かったのに!」
さやか「恭介のバカ・・・おみやげよりあたしが欲しいのは恭介だけだもん」ぎゅっ
ほむら「付き合ってられないわ。ほっときましょうまどか」
153: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/18(月) 10:23:28.82 ID:4VFHGX5/0
数日後
ほむら「やまぶき市に行くですって?」
杏子「ああ、乃莉の事を探りにな」
杏子「どうも話が出来すぎてるんだよな・・・
美術高校だからって普通科より休みが多いなんて聞いた事ないし」
杏子「あいつが傍に居るときに限って痴女は現れる。
あいつ自身が原田と通じている気がしてな」
杏子「乃莉に会ったらてきとうにごまかしといてくれ。じゃあな」
~~夜の公園~~
恭介「原田の言う通り・・・僕の演奏はさやかのブルマを被っているとき限定のモノ」
恭介「さやかのブルマに僕の匂いが染み付いてしまった時ヴァイオリニスト生命は終わる」
恭介「ならば今の僕に出来ることは・・・」
恭介「また弾けなくなる前にひたすら弾き続ける事だ!」
恭介「装着!」
ピカッ
恭介「フォォォオオオオッ!!」
バイオリン仮面「クロスアウト!!」バッ
バイオリン仮面「さぁ前回の復習だ。G線上のアリア」
♪~♪~♪
パチパチパチパチ
バイオリン仮面「拍手!?だ、誰だ!?」
大物音楽プロデューサー「やっと見つけたよ!実にいい演奏をしてるよ君ィ!」
ほむら「やまぶき市に行くですって?」
杏子「ああ、乃莉の事を探りにな」
杏子「どうも話が出来すぎてるんだよな・・・
美術高校だからって普通科より休みが多いなんて聞いた事ないし」
杏子「あいつが傍に居るときに限って痴女は現れる。
あいつ自身が原田と通じている気がしてな」
杏子「乃莉に会ったらてきとうにごまかしといてくれ。じゃあな」
~~夜の公園~~
恭介「原田の言う通り・・・僕の演奏はさやかのブルマを被っているとき限定のモノ」
恭介「さやかのブルマに僕の匂いが染み付いてしまった時ヴァイオリニスト生命は終わる」
恭介「ならば今の僕に出来ることは・・・」
恭介「また弾けなくなる前にひたすら弾き続ける事だ!」
恭介「装着!」
ピカッ
恭介「フォォォオオオオッ!!」
バイオリン仮面「クロスアウト!!」バッ
バイオリン仮面「さぁ前回の復習だ。G線上のアリア」
♪~♪~♪
パチパチパチパチ
バイオリン仮面「拍手!?だ、誰だ!?」
大物音楽プロデューサー「やっと見つけたよ!実にいい演奏をしてるよ君ィ!」
154: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/18(月) 11:05:09.73 ID:4VFHGX5/0
ジャニー北側「私の名はジャニー北側」
ジャニー北側「YOU、やっちゃいなYO!」
バイオリン仮面「は?」
ジャニー北側「YOUの演奏、YOUのキャラ、今の世に必要だYO!」
ジャニー北側「実は君がたった一度代理で出たあのコンサートすごく評判良くてね」
ジャニー北側「口コミやツイッターで君の正体が噂されてるYO、
もう一度演奏を聴きたいって言ってる人たちもいるYO!」
ジャニー北側「本音を言うとビジネスの話なんだけどね・・・
僕に君をプロデュースさせてくれれば、すぐにでもソロデビューさせてあげる」
バイオリン仮面「ぼ・・・僕単独の・・・ソロコンサート!?」
バイオリン仮面(ど・・・どうする恭介!?これはまたとないチャンスだぞ)
ジャニー北側「ただし・・・演奏中はその格好でステージにあがってもらう」
バイオリン仮面「な・・・!?」
バイオリン仮面「そ、それじゃあ僕の演奏じゃなくてキャラクターで売り出してるような物じゃないか!」
ジャニー北側「それでもコンサートであることには変わりないよ」
ジャニー北側「君が本当の実力者ならきっかけはどうであれ本物の演奏者になれるはずさ」
ジャニー北側「そうでなければ一瞬だけ流行ってすぐに廃れる。どちらにせよ
こっちは費用を回収できるがね」
バイオリン仮面「な・・・なんてリスクの低い賭けなんだ・・・大人ってずるい!」
ジャニー北側「どうする?利用されるか利用するか・・・チャンスを物にできるのは自分自身だぞ」
バイオリン仮面「僕は・・・」
続く
ジャニー北側「YOU、やっちゃいなYO!」
バイオリン仮面「は?」
ジャニー北側「YOUの演奏、YOUのキャラ、今の世に必要だYO!」
ジャニー北側「実は君がたった一度代理で出たあのコンサートすごく評判良くてね」
ジャニー北側「口コミやツイッターで君の正体が噂されてるYO、
もう一度演奏を聴きたいって言ってる人たちもいるYO!」
ジャニー北側「本音を言うとビジネスの話なんだけどね・・・
僕に君をプロデュースさせてくれれば、すぐにでもソロデビューさせてあげる」
バイオリン仮面「ぼ・・・僕単独の・・・ソロコンサート!?」
バイオリン仮面(ど・・・どうする恭介!?これはまたとないチャンスだぞ)
ジャニー北側「ただし・・・演奏中はその格好でステージにあがってもらう」
バイオリン仮面「な・・・!?」
バイオリン仮面「そ、それじゃあ僕の演奏じゃなくてキャラクターで売り出してるような物じゃないか!」
ジャニー北側「それでもコンサートであることには変わりないよ」
ジャニー北側「君が本当の実力者ならきっかけはどうであれ本物の演奏者になれるはずさ」
ジャニー北側「そうでなければ一瞬だけ流行ってすぐに廃れる。どちらにせよ
こっちは費用を回収できるがね」
バイオリン仮面「な・・・なんてリスクの低い賭けなんだ・・・大人ってずるい!」
ジャニー北側「どうする?利用されるか利用するか・・・チャンスを物にできるのは自分自身だぞ」
バイオリン仮面「僕は・・・」
続く
156: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/23(土) 09:08:47.51 ID:nm7d7lJB0
第4話
離れる心
離れる心
157: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/23(土) 09:53:44.33 ID:nm7d7lJB0
数日後、顔にブルマを被ったバイオリニスト
「バイオリン仮面」は大人気アーティストとして世間の注目を集める
「音楽を仕事にする」
上条恭介にとってそれは「夢」だったはずだった
しかし若干14にしてその夢を叶えた彼の心は多少の曇りがあった
世間から認められるほどに
美樹さやかとの心が離れていったのだ
バイオリン仮面デビュー前
さやか「マネージャー?」
恭介「人付き合いが苦手な
氷室の代わりに僕がスケジュールを組んであげたいんだ」
恭介(上条恭介をバイオリン仮面氷室のマネージャーとして指名する。
その条件をジャニー北側は了承した)
恭介(これで氷室が演奏しているときに僕が居ないことの不自然さが紛れる)
さやか「なんでそこまで氷室君に尽くすのよ・・・」
恭介「一心同体も同然だからね」
さやか「!?」
恭介「彼のバイオリンは僕のバイオリンも同然なんだ」
さやか(なななな!?なによソレ!?ナニかの隠語!?)
恭介「僕の代わりに僕の夢を叶えてくれた氷室をサポートしたいんだ」
さやか「そ、そうなんだ・・・」
そして現在~
さやか「・・・」
仁美「上条君、今日も学校に来てませんね・・・お仕事ですか?」
上条恭介の一人二役の音楽活動は特例として学校側も認めてしまったのだ
さやか「恭介も氷室君も・・・なんであたしを置いていくのよ・・・バカ・・・」
「バイオリン仮面」は大人気アーティストとして世間の注目を集める
「音楽を仕事にする」
上条恭介にとってそれは「夢」だったはずだった
しかし若干14にしてその夢を叶えた彼の心は多少の曇りがあった
世間から認められるほどに
美樹さやかとの心が離れていったのだ
バイオリン仮面デビュー前
さやか「マネージャー?」
恭介「人付き合いが苦手な
氷室の代わりに僕がスケジュールを組んであげたいんだ」
恭介(上条恭介をバイオリン仮面氷室のマネージャーとして指名する。
その条件をジャニー北側は了承した)
恭介(これで氷室が演奏しているときに僕が居ないことの不自然さが紛れる)
さやか「なんでそこまで氷室君に尽くすのよ・・・」
恭介「一心同体も同然だからね」
さやか「!?」
恭介「彼のバイオリンは僕のバイオリンも同然なんだ」
さやか(なななな!?なによソレ!?ナニかの隠語!?)
恭介「僕の代わりに僕の夢を叶えてくれた氷室をサポートしたいんだ」
さやか「そ、そうなんだ・・・」
そして現在~
さやか「・・・」
仁美「上条君、今日も学校に来てませんね・・・お仕事ですか?」
上条恭介の一人二役の音楽活動は特例として学校側も認めてしまったのだ
さやか「恭介も氷室君も・・・なんであたしを置いていくのよ・・・バカ・・・」
161: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/27(水) 05:17:32.44 ID:0wu+KKY40
世間の評価
「俺は邪道だと思うね。あんな格好して演奏してれば嫌でも一時的に注目を集めるし」(作業員)
「いや、彼は純粋に演奏の腕もすごい。なぜあんなコミックバンド的な売り方をしているのかは知らないが」(音楽関係者)
「バイオリン仮面様の素顔!絶対イケメンです!あたしもブルマを送ってあげたい!」(女子高生)
~音楽番組控え室~
「バイオリン仮面さん、そろそろ出番です」
恭介「・・・」
恭介「僕が思い描いたクラシック奏者はもっと厳かなイメージがあったけど・・・」
恭介「これでいいのか本当に・・・?若い子に人気の華やかな歌手達と同じイメージで・・・」
「今週の第一位は期待の新星、性別以外は全て謎!バイオリン仮面デビュー曲
「Bulma」!!」
バイオリン仮面「フォォオオオオオオオオオッ!!皆、待たせたな!!」
女性ファン「きゃあああああああああああああああああああっ!」
恭介「バイオリン仮面を演じている自分にもすっかり慣れちゃった・・・」
ジャニー北側「イメージアップのために一番重要な戦略は何か分かるかね?」
バイオリン仮面「世界平和のために演奏するっていう大義名分ですかね」
恭介(世界のため・・・?違う、僕はただ・・・)
ジャニー北側「近いが惜しい。今この国日本で一番の社会問題は例の「ブルマ廃止法案」だ」
ジャニー北側「その可決を巡って「穏健派」と「過激派」の対立が激化している」
ジャニー北側「反対意見の過激派は催眠術を使って町の女性を脱衣させるデモを行っている」
バイオリン仮面(原田の事か・・・)
ジャニー北側「私達はブルマ廃止を静かに見送る「穏健派」の代表としてこの国に呼びかけるのだ」
ジャニー北側「その時君はブルマを脱ぎ捨てて素顔でデビューすればいい。
本物の演奏者ならキャラクターで売り出さなくても生き残れるはずだ」
「俺は邪道だと思うね。あんな格好して演奏してれば嫌でも一時的に注目を集めるし」(作業員)
「いや、彼は純粋に演奏の腕もすごい。なぜあんなコミックバンド的な売り方をしているのかは知らないが」(音楽関係者)
「バイオリン仮面様の素顔!絶対イケメンです!あたしもブルマを送ってあげたい!」(女子高生)
~音楽番組控え室~
「バイオリン仮面さん、そろそろ出番です」
恭介「・・・」
恭介「僕が思い描いたクラシック奏者はもっと厳かなイメージがあったけど・・・」
恭介「これでいいのか本当に・・・?若い子に人気の華やかな歌手達と同じイメージで・・・」
「今週の第一位は期待の新星、性別以外は全て謎!バイオリン仮面デビュー曲
「Bulma」!!」
バイオリン仮面「フォォオオオオオオオオオッ!!皆、待たせたな!!」
女性ファン「きゃあああああああああああああああああああっ!」
恭介「バイオリン仮面を演じている自分にもすっかり慣れちゃった・・・」
ジャニー北側「イメージアップのために一番重要な戦略は何か分かるかね?」
バイオリン仮面「世界平和のために演奏するっていう大義名分ですかね」
恭介(世界のため・・・?違う、僕はただ・・・)
ジャニー北側「近いが惜しい。今この国日本で一番の社会問題は例の「ブルマ廃止法案」だ」
ジャニー北側「その可決を巡って「穏健派」と「過激派」の対立が激化している」
ジャニー北側「反対意見の過激派は催眠術を使って町の女性を脱衣させるデモを行っている」
バイオリン仮面(原田の事か・・・)
ジャニー北側「私達はブルマ廃止を静かに見送る「穏健派」の代表としてこの国に呼びかけるのだ」
ジャニー北側「その時君はブルマを脱ぎ捨てて素顔でデビューすればいい。
本物の演奏者ならキャラクターで売り出さなくても生き残れるはずだ」
165: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/31(日) 12:14:11.38 ID:fFCcypbL0
いつも通りタクシーでTV局に向かう恭介
大勢の女の子が局の前で出待ちしている
その女の子の中には
恭介「さ・・・さやか!?」
さやか「・・・」
恭介「なんか顔合わせ辛いな・・・変身して外に出よう」
ガバッ
バイオリン仮面「フォオオオオオオオオオッ!!」
ガチャ(タクシーのドア)
女子ファン達「きゃあああああああああああああ!バイオリン仮面様あああああ」
警備員「離れてください!」
バイオリン仮面「悪いね君たち。コンサートで会えるからそれまで待っててね」
乃莉「氷室君!」
バイオリン仮面「の・・・乃莉さん!?」
乃莉(「氷室」でいるときはあたしの彼氏っていう約束だよね)
そう言いたげな乃莉の視線が恭介に刺さる
乃莉「はい、手編みのマフラー。お仕事頑張ってね」
フワッ
バイオリン仮面「え」
女性ファンA「ちょ、ちょっとナニよあの女!?」
女性ファンB「バイオリン仮面様も悪いわ!私達のプレゼントは受け取らないのになんでその子だけ!?」
バイオリン仮面「いやその・・・これは・・・」
乃莉「もう公表しちゃおうよーあたし達が付き合ってるって事ー」
女性ファン達「「な・・・!?」」
さやか「ちょっとその発言待ったー!!」
大勢の女の子が局の前で出待ちしている
その女の子の中には
恭介「さ・・・さやか!?」
さやか「・・・」
恭介「なんか顔合わせ辛いな・・・変身して外に出よう」
ガバッ
バイオリン仮面「フォオオオオオオオオオッ!!」
ガチャ(タクシーのドア)
女子ファン達「きゃあああああああああああああ!バイオリン仮面様あああああ」
警備員「離れてください!」
バイオリン仮面「悪いね君たち。コンサートで会えるからそれまで待っててね」
乃莉「氷室君!」
バイオリン仮面「の・・・乃莉さん!?」
乃莉(「氷室」でいるときはあたしの彼氏っていう約束だよね)
そう言いたげな乃莉の視線が恭介に刺さる
乃莉「はい、手編みのマフラー。お仕事頑張ってね」
フワッ
バイオリン仮面「え」
女性ファンA「ちょ、ちょっとナニよあの女!?」
女性ファンB「バイオリン仮面様も悪いわ!私達のプレゼントは受け取らないのになんでその子だけ!?」
バイオリン仮面「いやその・・・これは・・・」
乃莉「もう公表しちゃおうよーあたし達が付き合ってるって事ー」
女性ファン達「「な・・・!?」」
さやか「ちょっとその発言待ったー!!」
166: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/31(日) 12:40:45.02 ID:fFCcypbL0
バイオリン仮面「さ・・・さやか!?」
さやか「女性ファンの人たち安心して。乃莉さんはバイオリン仮面の彼女じゃないわ」
乃莉「ちょ、ちょっとさやかちゃん何言ってるの!?修学旅行の時付き合うって宣言したでしょ」
さやか「正確にはバイオリン仮面側がまだ揺らいでいるって状況ね」
女性ファンC「あんたが本当の彼女だって言うつもりじゃないでしょうね」
さやか「ちょっと近いかな・・・バイオリン仮面が被っているブルマ・・・誰のだと思う?」
女性ファンD「まさか」
さやか「乃莉さんに告白されたにも関わらずにあたしのブルマを被り続けてるって事・・・
それはつまり、あたしの事がまだ好きっていう感情!」
バイオリン仮面「な!?」
さやか「バイオリン仮面は乃莉さんとあたしとの間で揺れ動いてる・・・
だから乃莉さんが彼女とはいえない状況にあるのよ!!」
女性ファンA「それ、彼女候補が二人になっただけじゃ」
さやか「ああ・・・うん」
さやか「だから・・・えっと・・・なんというか・・・」
さやか「バイオリン仮面がたまたまあたしからはブルマを、
乃莉さんからはマフラーをプレゼントとして気まぐれに受け取ったってだけの状況だから」
さやか「い、一般の女性ファンにもまだチャンスはあるって事だよ!」
女性ファンB「・・・少し腑に落ちないけど・・・
ようするにあんた達青いの二人はどっちも彼女じゃないって事で安心していいのね?」
乃莉「さやかちゃんいい加減にしてよ!あたしはバイオリン仮面様の彼女なの!!」
さやか「だったら氷室君・・・あたしのじゃなくて乃莉さんのブルマを被って見せてよ」
バイオリン仮面「う・・・」
乃莉「氷室君!?」
恭介(僕はさやかのブルマを偶然被った事によりバイオリンを再び演奏出来るようになった・・・)
恭介(それは奇跡としか疑いように無い力だった・・・)
恭介(乃莉さんのブルマで同じことが起きるとは限らない・・・というか精神的にさやかのモノよりグッと来れないだろう・・・)
恭介(何故ならさやかの言うとおり・・・僕はまださやかの事が好きだから・・・)
さやか「女性ファンの人たち安心して。乃莉さんはバイオリン仮面の彼女じゃないわ」
乃莉「ちょ、ちょっとさやかちゃん何言ってるの!?修学旅行の時付き合うって宣言したでしょ」
さやか「正確にはバイオリン仮面側がまだ揺らいでいるって状況ね」
女性ファンC「あんたが本当の彼女だって言うつもりじゃないでしょうね」
さやか「ちょっと近いかな・・・バイオリン仮面が被っているブルマ・・・誰のだと思う?」
女性ファンD「まさか」
さやか「乃莉さんに告白されたにも関わらずにあたしのブルマを被り続けてるって事・・・
それはつまり、あたしの事がまだ好きっていう感情!」
バイオリン仮面「な!?」
さやか「バイオリン仮面は乃莉さんとあたしとの間で揺れ動いてる・・・
だから乃莉さんが彼女とはいえない状況にあるのよ!!」
女性ファンA「それ、彼女候補が二人になっただけじゃ」
さやか「ああ・・・うん」
さやか「だから・・・えっと・・・なんというか・・・」
さやか「バイオリン仮面がたまたまあたしからはブルマを、
乃莉さんからはマフラーをプレゼントとして気まぐれに受け取ったってだけの状況だから」
さやか「い、一般の女性ファンにもまだチャンスはあるって事だよ!」
女性ファンB「・・・少し腑に落ちないけど・・・
ようするにあんた達青いの二人はどっちも彼女じゃないって事で安心していいのね?」
乃莉「さやかちゃんいい加減にしてよ!あたしはバイオリン仮面様の彼女なの!!」
さやか「だったら氷室君・・・あたしのじゃなくて乃莉さんのブルマを被って見せてよ」
バイオリン仮面「う・・・」
乃莉「氷室君!?」
恭介(僕はさやかのブルマを偶然被った事によりバイオリンを再び演奏出来るようになった・・・)
恭介(それは奇跡としか疑いように無い力だった・・・)
恭介(乃莉さんのブルマで同じことが起きるとは限らない・・・というか精神的にさやかのモノよりグッと来れないだろう・・・)
恭介(何故ならさやかの言うとおり・・・僕はまださやかの事が好きだから・・・)
167: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/31(日) 13:13:13.64 ID:fFCcypbL0
さやか「まぁ、好きって言っても漠然とバイオリン仮面は「青い髪の子が好み」ってだけの話だから」
さやか「乃莉さんやあたしに心揺らぐことがあっても彼女になることは無いから」
女性ファン達「なーんだ。安心した」
女性ファン達「私達も髪を青く染めればバイオリン仮面様にプレゼントを受け取ってもらえるのね!」
安心した女性ファンはもう乃莉の事など気にしていない様子だった
乃莉「うう・・・さやかちゃんのバカ!!」
その場を立ち去る乃莉
さやか「うまくごまかせたみたいね、氷室君大丈夫?」(小声)
バイオリン仮面「あ、ありがとうさやか助かったよ」
バイオリン仮面「ジャニーさんからウチのタレントとしてやっていくなら彼女はNGって言われてたからね」
バイオリン仮面「収録後もう一度会えないかな?なんなら僕がさやかを観覧者としてスタジオに招くから」
さやか「ええっ!?」
番組収録中
バイオリン仮面「早くもセカンドシングルを皆の届けるよ!「simapan」!」
♪~♪~♪
他の女子観覧者「きゃあああああああああああああ!!!」
さやか(・・・)
さやか(悔しいけど・・・バイオリン弾いてる姿はパン一ブルマでもカッコいいんだよね・・・)
さやか(恭介よりも・・・なのかな・・・よくわからないや・・・)
収録後ツイッターを確認するさやか
さやか「安心して氷室君、さっきの件は炎上してないみたい。青い髪の子が好みって噂だけ流れてるよ」
バイオリン仮面「ほっ・・・」
さやか「乃莉さんやあたしに心揺らぐことがあっても彼女になることは無いから」
女性ファン達「なーんだ。安心した」
女性ファン達「私達も髪を青く染めればバイオリン仮面様にプレゼントを受け取ってもらえるのね!」
安心した女性ファンはもう乃莉の事など気にしていない様子だった
乃莉「うう・・・さやかちゃんのバカ!!」
その場を立ち去る乃莉
さやか「うまくごまかせたみたいね、氷室君大丈夫?」(小声)
バイオリン仮面「あ、ありがとうさやか助かったよ」
バイオリン仮面「ジャニーさんからウチのタレントとしてやっていくなら彼女はNGって言われてたからね」
バイオリン仮面「収録後もう一度会えないかな?なんなら僕がさやかを観覧者としてスタジオに招くから」
さやか「ええっ!?」
番組収録中
バイオリン仮面「早くもセカンドシングルを皆の届けるよ!「simapan」!」
♪~♪~♪
他の女子観覧者「きゃあああああああああああああ!!!」
さやか(・・・)
さやか(悔しいけど・・・バイオリン弾いてる姿はパン一ブルマでもカッコいいんだよね・・・)
さやか(恭介よりも・・・なのかな・・・よくわからないや・・・)
収録後ツイッターを確認するさやか
さやか「安心して氷室君、さっきの件は炎上してないみたい。青い髪の子が好みって噂だけ流れてるよ」
バイオリン仮面「ほっ・・・」
169: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/01(月) 07:25:15.23 ID:vOdkhG810
※現状は控え室で二人きりです
さやか「・・・」
バイオリン仮面「・・・」
さやか「恭介は・・・どこかな?」
バイオリン仮面「今日は・・・いない」
さやか「そっか・・・」ドキドキ
バイオリン仮面(な・・・なんだこの背徳感!?)ドキドキ
バイオリン仮面(僕が上条恭介本人なのに・・・彼氏に内緒で密会している様な・・・)
バイオリン仮面(い、いやそれとも恭介視点から「自分の彼女が寝取られるかもしれない」という
事態に興奮しているのか・・・!?)
さやか「あーもおおおおおおおおおおおお!!」
突然さやかが叫び声をあげる
バイオリン仮面「さ・・・さやか!?」
さやか「恭介のバカアアアアアアアア!!
マネージャーの仕事休むならたまにはあたしと会ってくれてもいいのにいいい!!」
さやか「氷室君!この後予定は!?」
バイオリン仮面「きょ、今日はこれ一本だけで後はオフだけど」
さやか「憂さ晴らしに付き合ってもらうわよ!恭介をあたしから奪った罰として!」
バイオリン仮面「ええええええええ!?」
~遊園地的な所~
申し訳程度に服を着る氷室。しかし顔はブルマのまま
さやか「お待たせ氷室君」
バイオリン仮面「あ・・・うん」
バイオリン仮面(こ、今回はスカートなのか・・・前はパンツだったから新鮮だ・・・)
他の客「なあ、アレバイオリン仮面本人じゃね?」
他の客「まさか、コスプレだろ。真似するヤツが増えたよな」
バイオリン仮面(これ・・・完全にデートだよね・・・)ドキドキ
さやか「・・・」
バイオリン仮面「・・・」
さやか「恭介は・・・どこかな?」
バイオリン仮面「今日は・・・いない」
さやか「そっか・・・」ドキドキ
バイオリン仮面(な・・・なんだこの背徳感!?)ドキドキ
バイオリン仮面(僕が上条恭介本人なのに・・・彼氏に内緒で密会している様な・・・)
バイオリン仮面(い、いやそれとも恭介視点から「自分の彼女が寝取られるかもしれない」という
事態に興奮しているのか・・・!?)
さやか「あーもおおおおおおおおおおおお!!」
突然さやかが叫び声をあげる
バイオリン仮面「さ・・・さやか!?」
さやか「恭介のバカアアアアアアアア!!
マネージャーの仕事休むならたまにはあたしと会ってくれてもいいのにいいい!!」
さやか「氷室君!この後予定は!?」
バイオリン仮面「きょ、今日はこれ一本だけで後はオフだけど」
さやか「憂さ晴らしに付き合ってもらうわよ!恭介をあたしから奪った罰として!」
バイオリン仮面「ええええええええ!?」
~遊園地的な所~
申し訳程度に服を着る氷室。しかし顔はブルマのまま
さやか「お待たせ氷室君」
バイオリン仮面「あ・・・うん」
バイオリン仮面(こ、今回はスカートなのか・・・前はパンツだったから新鮮だ・・・)
他の客「なあ、アレバイオリン仮面本人じゃね?」
他の客「まさか、コスプレだろ。真似するヤツが増えたよな」
バイオリン仮面(これ・・・完全にデートだよね・・・)ドキドキ
170: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/02(火) 06:36:31.91 ID:OyLAHuPw0
さやか「あれ乗ろう氷室君!」
バイオリン仮面「ジェットコースター!?」
さやか「なによ、ビビってるの?」
バイオリン仮面「そうじゃなくて・・・」
バイオリン仮面(ブルマが吹っ飛ばないか心配だな)
さやか「きゃあああああああああああああああああ!!」
バイオリン仮面「フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
さやか「あーおもしろかった」
バイオリン仮面「はぁはぁ・・・」
さやか「氷室君!?ほんと大丈夫!?」
バイオリン仮面「う、うん」
バイオリン仮面(ブルマに気を使いながらだから・・・酔っちゃったかな)
さやか「ちょっとベンチで休もうか」
ふにっ
バイオリン仮面「フォッ!?」
さやか「えへへ」
バイオリン仮面(ひ・・・膝枕!?)
バイオリン仮面(こんなの・・・僕本人、上条恭介でさえしてもらった事無いのに!)
さやか「次はあそこのシューティングやろうよ」
持ち前の運動神経で敵をほとんど打ち落としていくさやか
一方氷室は・・・
バイオリン仮面「あれ?視界のせいかな?うまく当たらないや」
さやか「下手くそなだけだよ~」
バイオリン仮面「ジェットコースター!?」
さやか「なによ、ビビってるの?」
バイオリン仮面「そうじゃなくて・・・」
バイオリン仮面(ブルマが吹っ飛ばないか心配だな)
さやか「きゃあああああああああああああああああ!!」
バイオリン仮面「フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
さやか「あーおもしろかった」
バイオリン仮面「はぁはぁ・・・」
さやか「氷室君!?ほんと大丈夫!?」
バイオリン仮面「う、うん」
バイオリン仮面(ブルマに気を使いながらだから・・・酔っちゃったかな)
さやか「ちょっとベンチで休もうか」
ふにっ
バイオリン仮面「フォッ!?」
さやか「えへへ」
バイオリン仮面(ひ・・・膝枕!?)
バイオリン仮面(こんなの・・・僕本人、上条恭介でさえしてもらった事無いのに!)
さやか「次はあそこのシューティングやろうよ」
持ち前の運動神経で敵をほとんど打ち落としていくさやか
一方氷室は・・・
バイオリン仮面「あれ?視界のせいかな?うまく当たらないや」
さやか「下手くそなだけだよ~」
172: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/02(火) 17:58:21.76 ID:onzwzg1P0
さやか「ああー面白かった!」
バイオリン仮面「楽しんでもらえたみたいだね」
恭介(上条恭介としてはふがいない彼氏でごめんよって謝りたいんだけどね・・・)
夕暮れ時
人が少ない公園でゆっくり歩く二人
さやか「氷室君といると楽しいんだよね・・・最近気付いた」
バイオリン仮面「え」
さやか「恭介と居るときとはまた違った楽しさかな」
バイオリン仮面(本人なんですけど)
さやか「恭介とは長い付き合いだけどさ・・・気持ちが憧れとか恋心に変わっていくにつれて
ちょっと踏み出せなくなっていったんだよね」
さやか「もっと昔だったら今日氷室君にしたみたいに、散々振り回したりとかしてたんだけどね・・・」
バイオリン仮面(確かに僕も今日は互いに意識してなかった頃のさやかと遊んでたみたいな感覚で楽しかった)
バイオリン仮面(上条恭介としてさやかとデートしたときよりも・・・かもしれない)
さやか「最初は氷室君の事なんだこの変態!?って思ってたけどさ・・・」
さやか「恭介の事とか相談していくうちに氷室君と話してると落ち着く自分に気付いた」
バイオリン仮面「さやか・・・?」
さやか「幼馴染の男の子に惚れるのも王道だけど・・・
最初は悪印象だったヤツに少しずつ惹かれていくのも王道だよね・・・」
コン、と音を立てて頭を氷室に寄せるさやか
バイオリン仮面「!?」
さやか「あたし・・・駄目な子なのかな・・・?」
さやか「恭介の事・・・今も好きだけど・・・氷室君の事も好き」
さやか「どっちがより好きかとか・・・考えられない。もう自分がわかんなくなっちゃった・・・」
さやか「氷室君が有名になる前から・・・多分、修学旅行で乃莉さんが交際宣言した時すでに嫉妬してたんだと思う」
バイオリン仮面(君は悪くないよさやか・・・どっちも上条恭介なんだから・・・)
バイオリン仮面「楽しんでもらえたみたいだね」
恭介(上条恭介としてはふがいない彼氏でごめんよって謝りたいんだけどね・・・)
夕暮れ時
人が少ない公園でゆっくり歩く二人
さやか「氷室君といると楽しいんだよね・・・最近気付いた」
バイオリン仮面「え」
さやか「恭介と居るときとはまた違った楽しさかな」
バイオリン仮面(本人なんですけど)
さやか「恭介とは長い付き合いだけどさ・・・気持ちが憧れとか恋心に変わっていくにつれて
ちょっと踏み出せなくなっていったんだよね」
さやか「もっと昔だったら今日氷室君にしたみたいに、散々振り回したりとかしてたんだけどね・・・」
バイオリン仮面(確かに僕も今日は互いに意識してなかった頃のさやかと遊んでたみたいな感覚で楽しかった)
バイオリン仮面(上条恭介としてさやかとデートしたときよりも・・・かもしれない)
さやか「最初は氷室君の事なんだこの変態!?って思ってたけどさ・・・」
さやか「恭介の事とか相談していくうちに氷室君と話してると落ち着く自分に気付いた」
バイオリン仮面「さやか・・・?」
さやか「幼馴染の男の子に惚れるのも王道だけど・・・
最初は悪印象だったヤツに少しずつ惹かれていくのも王道だよね・・・」
コン、と音を立てて頭を氷室に寄せるさやか
バイオリン仮面「!?」
さやか「あたし・・・駄目な子なのかな・・・?」
さやか「恭介の事・・・今も好きだけど・・・氷室君の事も好き」
さやか「どっちがより好きかとか・・・考えられない。もう自分がわかんなくなっちゃった・・・」
さやか「氷室君が有名になる前から・・・多分、修学旅行で乃莉さんが交際宣言した時すでに嫉妬してたんだと思う」
バイオリン仮面(君は悪くないよさやか・・・どっちも上条恭介なんだから・・・)
173: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/04(木) 12:12:57.31 ID:4PbAgnLj0
氷室に抱きついて目を瞑るさやか
バイオリン仮面(な・・・!?)
バイオリン仮面(こ、これは・・・キスを求めてる!?)
バイオリン仮面「フゴッ」
バイオリン仮面(ブルマが邪魔だ!)
バイオリン仮面(しかし・・・これを脱ぐという事は上条恭介であるとバラす事・・・)
バイオリン仮面(いや・・・さやかが目を瞑っているから関係無いか・・・?)
バイオリン仮面(そ・・・それも駄目だ!バレなかったらバレなかったで上条恭介としてじゃなく
バイオリン仮面氷室として口付けを交わしたことになってしまう!)
さやかの肩を掴んで自分から離す氷室
バイオリン仮面「もうずいぶん暗くなったね。早く帰ろう」
さやか「・・・」
恭介(僕は臆病者だ・・・)
恭介(さやかにキスできないことがじゃない、全部素直に話してさやかに謝ることが出来ないでいる事が、だ)
恭介(形はどうであれバイオリンが弾けて世間に認められている今を手放したくない・・・)
恭介(さやかのブルマを脱ぐことが・・・ただ怖いんだ)
バイオリン仮面「ブルマが完全廃止されるその日、今までお世話になったブルマに感謝を込めて
僕が主演の大規模なチャリティーコンサートが開かれる」
バイオリン仮面「もちろん、さやか達にもチケットを送る。その日にまた会おう」
~その頃、やまぶき市に偵察に行った杏子は~
杏子「どういう事だおい・・・この街全体が・・・痴女空間と同じ力で覆われてるぞ」
杏子(そのせいでこの街に突入するまで数日間異空間をさまよい続けた・・・)
杏子「街の住民は普通に生活している・・・おそらくこの街を外部から遮断するためだけの力か・・・」
バイオリン仮面(な・・・!?)
バイオリン仮面(こ、これは・・・キスを求めてる!?)
バイオリン仮面「フゴッ」
バイオリン仮面(ブルマが邪魔だ!)
バイオリン仮面(しかし・・・これを脱ぐという事は上条恭介であるとバラす事・・・)
バイオリン仮面(いや・・・さやかが目を瞑っているから関係無いか・・・?)
バイオリン仮面(そ・・・それも駄目だ!バレなかったらバレなかったで上条恭介としてじゃなく
バイオリン仮面氷室として口付けを交わしたことになってしまう!)
さやかの肩を掴んで自分から離す氷室
バイオリン仮面「もうずいぶん暗くなったね。早く帰ろう」
さやか「・・・」
恭介(僕は臆病者だ・・・)
恭介(さやかにキスできないことがじゃない、全部素直に話してさやかに謝ることが出来ないでいる事が、だ)
恭介(形はどうであれバイオリンが弾けて世間に認められている今を手放したくない・・・)
恭介(さやかのブルマを脱ぐことが・・・ただ怖いんだ)
バイオリン仮面「ブルマが完全廃止されるその日、今までお世話になったブルマに感謝を込めて
僕が主演の大規模なチャリティーコンサートが開かれる」
バイオリン仮面「もちろん、さやか達にもチケットを送る。その日にまた会おう」
~その頃、やまぶき市に偵察に行った杏子は~
杏子「どういう事だおい・・・この街全体が・・・痴女空間と同じ力で覆われてるぞ」
杏子(そのせいでこの街に突入するまで数日間異空間をさまよい続けた・・・)
杏子「街の住民は普通に生活している・・・おそらくこの街を外部から遮断するためだけの力か・・・」
174: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/04(木) 18:14:02.45 ID:5E6/jbu20
杏子「たしか乃莉はやまぶき高校の美術科とか言ってたな」
杏子「あれがやまぶき高校・・・そしてひだまり荘か」
???「友達を探してまーす、お願いします」
突然金髪の少女にビラを渡される杏子
杏子「な・・・!?」
そこに書かれていたのは
「乃莉ちゃんを探してます。見かけた人はやまぶき高校までご一報お願いします」
杏子「どういう事だおい!乃莉のやつ、行方不明なのか!?」
???「あ、あなた乃莉ちゃんに会ったの!?」
金髪の少女の隣から背の低い少女が顔を出す
ゆの「あ、ごめんなさいわたしゆのって言います。こっちは宮子ちゃん」
宮子「学校にも来てないし・・・ひだまり荘にも実家にも帰ってないんだよね」
杏子「あいつは見滝原にいる・・・美術科は休みが長いとか嘘ついてたぞ」
杏子「あたしの知ってる乃莉と同じヤツかどうか確かめたい。あいつの事教えてくれないか?」
杏子は二人から乃莉の性格や過去の言動を聞く
杏子「び、微妙にキャラがズレているな・・・同じなのは名前と外見だけか・・・」
杏子(あたしは乃莉があたしの幻覚魔法と同じ要領で作り出された原田の仮の姿だと思ってた)
杏子(だけどそれは違った・・・乃莉という人間は実在する)
杏子(だとすれば・・・原田が乃莉の意識を乗っ取って操っている・・・?こちら側を油断させるために・・・?)
杏子「あんた達は乃莉が魔法少女になった事を知ってるのか?」
ゆの「魔法少女?」
宮子「なにそれ?」
杏子「キュゥべえ!ちょっと来い!」
杏子「あれがやまぶき高校・・・そしてひだまり荘か」
???「友達を探してまーす、お願いします」
突然金髪の少女にビラを渡される杏子
杏子「な・・・!?」
そこに書かれていたのは
「乃莉ちゃんを探してます。見かけた人はやまぶき高校までご一報お願いします」
杏子「どういう事だおい!乃莉のやつ、行方不明なのか!?」
???「あ、あなた乃莉ちゃんに会ったの!?」
金髪の少女の隣から背の低い少女が顔を出す
ゆの「あ、ごめんなさいわたしゆのって言います。こっちは宮子ちゃん」
宮子「学校にも来てないし・・・ひだまり荘にも実家にも帰ってないんだよね」
杏子「あいつは見滝原にいる・・・美術科は休みが長いとか嘘ついてたぞ」
杏子「あたしの知ってる乃莉と同じヤツかどうか確かめたい。あいつの事教えてくれないか?」
杏子は二人から乃莉の性格や過去の言動を聞く
杏子「び、微妙にキャラがズレているな・・・同じなのは名前と外見だけか・・・」
杏子(あたしは乃莉があたしの幻覚魔法と同じ要領で作り出された原田の仮の姿だと思ってた)
杏子(だけどそれは違った・・・乃莉という人間は実在する)
杏子(だとすれば・・・原田が乃莉の意識を乗っ取って操っている・・・?こちら側を油断させるために・・・?)
杏子「あんた達は乃莉が魔法少女になった事を知ってるのか?」
ゆの「魔法少女?」
宮子「なにそれ?」
杏子「キュゥべえ!ちょっと来い!」
176: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/05(金) 09:33:48.27 ID:hSL3L3aA0
キュゥべえ「呼んだかい?」
杏子「今あたしの肩に乗っかってるこいつが見えてるか?」
ゆの「なんにも見えないよ」
宮子「そこに質量はあるんだろうね。でも私達には見えない」
宮子は立体科目選択特有の観察眼でそこに「何かしらの重さがある」とだけ見抜く
杏子「おいキュゥべえ・・・まさか・・・」
キュゥべえ「この子達はもちろん、乃莉にも魔法少女の資質は無いよ」
キュゥべえ「聞かれなかったから答えなかっただけさ、僕自身乃莉という少女と契約した覚えは無い」
キュゥべえ「原田とは15年くらい前に契約した記憶はあるけどね」
杏子「原田が自分で話した自分の固有能力・・・「女子の衣装を自在に変える」・・・」
杏子「まさか「魔法少女乃莉」という人物は・・・」
???「ネズミが嗅ぎまわってるみたいだね」
???「杏子ちゃんはどっちかっていうと犬っぽいかな?」
杏子「!?」
ゆの「の・・・乃莉ちゃん!?」
宮子「杏子ちゃん!後ろ!!」
ドスッ
杏子「し・・・しま・・・っ」
乃莉「ゆのさんと宮子さんも」
乃莉がすばやくゆのと宮子の背後に回り、剣で峰打ちを入れる
ゆの「の・・・乃莉ちゃん・・・」
宮子「どうして・・・」
ドサッ(倒れる3人)
杏子「今あたしの肩に乗っかってるこいつが見えてるか?」
ゆの「なんにも見えないよ」
宮子「そこに質量はあるんだろうね。でも私達には見えない」
宮子は立体科目選択特有の観察眼でそこに「何かしらの重さがある」とだけ見抜く
杏子「おいキュゥべえ・・・まさか・・・」
キュゥべえ「この子達はもちろん、乃莉にも魔法少女の資質は無いよ」
キュゥべえ「聞かれなかったから答えなかっただけさ、僕自身乃莉という少女と契約した覚えは無い」
キュゥべえ「原田とは15年くらい前に契約した記憶はあるけどね」
杏子「原田が自分で話した自分の固有能力・・・「女子の衣装を自在に変える」・・・」
杏子「まさか「魔法少女乃莉」という人物は・・・」
???「ネズミが嗅ぎまわってるみたいだね」
???「杏子ちゃんはどっちかっていうと犬っぽいかな?」
杏子「!?」
ゆの「の・・・乃莉ちゃん!?」
宮子「杏子ちゃん!後ろ!!」
ドスッ
杏子「し・・・しま・・・っ」
乃莉「ゆのさんと宮子さんも」
乃莉がすばやくゆのと宮子の背後に回り、剣で峰打ちを入れる
ゆの「の・・・乃莉ちゃん・・・」
宮子「どうして・・・」
ドサッ(倒れる3人)
177: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/06(土) 15:06:51.29 ID:Dfxzmps70
乃莉「これで役者はそろったかな?」
乃莉「後は決戦当日を待つばかりだね・・・」
乃莉「待っててね私の王子様、バイオリン仮面♪この国からブルマを消させやしないから」
そして時は流れバイオリン仮面のコンサート当日
この日をもってブルマは完全廃止される
見滝原で一番大きいホールで開演の時を待つ出演者、観客達
アナウンサー「音楽界が今、一番注目している男「バイオリン仮面」の最大規模コンサートがまもなく開演します」
アナウンサー「彼はこの日を最後にブルマを脱いで引退するのでは!?という噂も騒がれています」
アナウンサー「このコンサートの目的はブルマ廃止を反対する一部の過激派への呼びかけも含まれています」
アナウンサー「彼の今までの活動の成果からか今日この日まで過激派の活動は休止。穏やかな日々が続いておりました」
アナウンサー「果たしてこのコンサートは無事成功してこの国はブルマから卒業できるのでしょうか?」
アナウンサー「政界も見守る緊張の一瞬が今から始まろうとしています」
招待客用の控え室、ここには見滝原中学の関係者が集まっている
まどか「結局杏子ちゃんはやまぶき市から戻ってこなかったね」
ほむら「本当に乃莉さんが敵で・・・捕まえられた可能性もあるわね」
さやか「・・・」
仁美「さやかさん、久しぶりに上条君に会える日だというのに浮かない顔ですわね」
さやか「えっ!?そ、そんな事ないよ!」
恭介「やあ皆、久しぶり」ガチャ
恭介「今日は氷室のために集まってくれてありがとう」
さやか「恭介・・・」
乃莉「後は決戦当日を待つばかりだね・・・」
乃莉「待っててね私の王子様、バイオリン仮面♪この国からブルマを消させやしないから」
そして時は流れバイオリン仮面のコンサート当日
この日をもってブルマは完全廃止される
見滝原で一番大きいホールで開演の時を待つ出演者、観客達
アナウンサー「音楽界が今、一番注目している男「バイオリン仮面」の最大規模コンサートがまもなく開演します」
アナウンサー「彼はこの日を最後にブルマを脱いで引退するのでは!?という噂も騒がれています」
アナウンサー「このコンサートの目的はブルマ廃止を反対する一部の過激派への呼びかけも含まれています」
アナウンサー「彼の今までの活動の成果からか今日この日まで過激派の活動は休止。穏やかな日々が続いておりました」
アナウンサー「果たしてこのコンサートは無事成功してこの国はブルマから卒業できるのでしょうか?」
アナウンサー「政界も見守る緊張の一瞬が今から始まろうとしています」
招待客用の控え室、ここには見滝原中学の関係者が集まっている
まどか「結局杏子ちゃんはやまぶき市から戻ってこなかったね」
ほむら「本当に乃莉さんが敵で・・・捕まえられた可能性もあるわね」
さやか「・・・」
仁美「さやかさん、久しぶりに上条君に会える日だというのに浮かない顔ですわね」
さやか「えっ!?そ、そんな事ないよ!」
恭介「やあ皆、久しぶり」ガチャ
恭介「今日は氷室のために集まってくれてありがとう」
さやか「恭介・・・」
178: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/08(月) 17:55:36.13 ID:1vFe0Wq00
さやか「・・・」そわそわ
恭介「僕よりも氷室の方が心配みたいだねさやか」
さやか「えっ!?」
恭介「僕の事はいいから氷室に会いにいってあげなよ」
恭介「そっちの方があいつも喜ぶからさ」
恭介「こんなに大規模なコンサートは氷室も初めてだし、緊張してるだろうから」
さやか「ごめんね恭介・・・ちょっと行ってくる」
仁美「さやか・・・さん?」
仁美「上条君・・・どういう事か説明していただけますか?」
恭介「さやかは氷室に惹かれつつあるんだ」
恭介「4歳の頃初めてのバイオリンの発表会で僕とさやかは知り合ったんだ」
恭介「それから音楽を通じて仲良くなって・・・その過程と似た経緯を氷室とさやかは歩んでいる」
恭介「同じ条件ならバイオリンが弾けなくなった僕よりも氷室に惹かれるには当然だからね」
仁美「上条君・・・本当にそれでいいんですか?」
恭介(良い訳無いけど・・・どうしようもない)
恭介(僕自身・・・バイオリン仮面の姿でいるほうがさやかと楽しく話せるし)
恭介(つくづく駄目な男だな・・・僕は・・・)
恭介「準備があるからここで失礼するよ。皆、今日は楽しんでいってね」
仁美「・・・」
ほむら(志筑仁美が怒っているわ・・・)
ほむら(無理も無いわね・・・自分が身を引いた恋を本人達が向き合わないから)
ほむら(上条恭介・・・あなたはどうするつもりなのかしら)
恭介「僕よりも氷室の方が心配みたいだねさやか」
さやか「えっ!?」
恭介「僕の事はいいから氷室に会いにいってあげなよ」
恭介「そっちの方があいつも喜ぶからさ」
恭介「こんなに大規模なコンサートは氷室も初めてだし、緊張してるだろうから」
さやか「ごめんね恭介・・・ちょっと行ってくる」
仁美「さやか・・・さん?」
仁美「上条君・・・どういう事か説明していただけますか?」
恭介「さやかは氷室に惹かれつつあるんだ」
恭介「4歳の頃初めてのバイオリンの発表会で僕とさやかは知り合ったんだ」
恭介「それから音楽を通じて仲良くなって・・・その過程と似た経緯を氷室とさやかは歩んでいる」
恭介「同じ条件ならバイオリンが弾けなくなった僕よりも氷室に惹かれるには当然だからね」
仁美「上条君・・・本当にそれでいいんですか?」
恭介(良い訳無いけど・・・どうしようもない)
恭介(僕自身・・・バイオリン仮面の姿でいるほうがさやかと楽しく話せるし)
恭介(つくづく駄目な男だな・・・僕は・・・)
恭介「準備があるからここで失礼するよ。皆、今日は楽しんでいってね」
仁美「・・・」
ほむら(志筑仁美が怒っているわ・・・)
ほむら(無理も無いわね・・・自分が身を引いた恋を本人達が向き合わないから)
ほむら(上条恭介・・・あなたはどうするつもりなのかしら)
179: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/10(水) 19:22:37.05 ID:ODJL8q0h0
~バイオリン仮面控え室~
当然変身して先回りしている恭介
さやか「氷室君こんにちは」ガチャ
バイオリン仮面「やあさやか、来てくれたんだね」
控え室のモニターには観客で埋まったホールがざわついてる様子が映し出されている
さやか「すごい量の人達だね・・・あたしの存在なんで霞んじゃいそうだよ」
バイオリン仮面「大勢の観客よりもさやか1人の応援の方が嬉しいよ」
さやか「も、もう!何言ってるのよ!」
恭介(今の言葉に嘘偽りは無い)
恭介(何故かバイオリン仮面でいる時は素直になれるんだ)
「バイオリン仮面さん、そろそろお願いします」
バイオリン仮面「それじゃあさやか達も来賓席で待っていてくれ。最高のコンサートを届けるから」
さやか「うん!」
さやか「あ・・・」
さやか「・・・」
恭介(上条恭介の僕と話しているときより嬉しそうだ)
恭介(そしてさやか自身もそんな自分に戸惑っている)
いよいよステージの幕が上がる
女性ファン「きゃあああああああああ!!バイオリン仮面様ああああああ!!」
さやか「騒がしいなあもう!クラシックコンサートっつーのは静かに見るものだってーの!」
ざわざわ・・・
女性ファン「ステージに立っているのは・・・バイオリン仮面様じゃ無い!?」
男性客「ま、前説か何かだろ?誰だあの巨乳淑女は」
当然変身して先回りしている恭介
さやか「氷室君こんにちは」ガチャ
バイオリン仮面「やあさやか、来てくれたんだね」
控え室のモニターには観客で埋まったホールがざわついてる様子が映し出されている
さやか「すごい量の人達だね・・・あたしの存在なんで霞んじゃいそうだよ」
バイオリン仮面「大勢の観客よりもさやか1人の応援の方が嬉しいよ」
さやか「も、もう!何言ってるのよ!」
恭介(今の言葉に嘘偽りは無い)
恭介(何故かバイオリン仮面でいる時は素直になれるんだ)
「バイオリン仮面さん、そろそろお願いします」
バイオリン仮面「それじゃあさやか達も来賓席で待っていてくれ。最高のコンサートを届けるから」
さやか「うん!」
さやか「あ・・・」
さやか「・・・」
恭介(上条恭介の僕と話しているときより嬉しそうだ)
恭介(そしてさやか自身もそんな自分に戸惑っている)
いよいよステージの幕が上がる
女性ファン「きゃあああああああああ!!バイオリン仮面様ああああああ!!」
さやか「騒がしいなあもう!クラシックコンサートっつーのは静かに見るものだってーの!」
ざわざわ・・・
女性ファン「ステージに立っているのは・・・バイオリン仮面様じゃ無い!?」
男性客「ま、前説か何かだろ?誰だあの巨乳淑女は」
180: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/10(水) 19:32:36.79 ID:ODJL8q0h0
ほむら「あ・・・あれは・・・原田!?」
原田「日本国民の皆様・・・今日がブルマ廃止法案成立前の猶予最終日です」
原田「本当にこれで良いのですか?女子校生がブルマを履かなくなればえっちなお店でしかお目にかかれなくなりますよ?」
原田「えっちなお店に勤めてる人はもちろん18歳以上です」
原田「中には30歳近い人や超えてる人も居ます」
さやか「やたら詳しいなおい!」
原田「年齢的にブルマはキツいという理由もありますが・・・一番「違う」と感じるのは」
原田「えっちなお店の女性はブルマが「えっちな物」と自覚した上で履いているという事です」
原田「いまいちそそられない理由がソレです。尻肉やふとももが強調されたブルマを
純真な女子校生達が無自覚のまま身に着ける。それが良いんじゃないですか!!」
スタッフ「お、おい誰だ君は!!警備員!つまみだせ!!」
原田「だからこちらも戦力を最終日に全力投入すると決めました」
パチン!
原田が指を鳴らすと
スポットライトが背後に待機していた人物達を映し出す
その中には
杏子「・・・」
さやか「杏子!?」
ゆの「・・・」
宮子「・・・」
沙英「・・・」
ヒロ「・・・」
なずな「・・・」
ひだまり荘の5人+杏子がおもむろに服を脱ぎだす
原田「日本国民の皆様・・・今日がブルマ廃止法案成立前の猶予最終日です」
原田「本当にこれで良いのですか?女子校生がブルマを履かなくなればえっちなお店でしかお目にかかれなくなりますよ?」
原田「えっちなお店に勤めてる人はもちろん18歳以上です」
原田「中には30歳近い人や超えてる人も居ます」
さやか「やたら詳しいなおい!」
原田「年齢的にブルマはキツいという理由もありますが・・・一番「違う」と感じるのは」
原田「えっちなお店の女性はブルマが「えっちな物」と自覚した上で履いているという事です」
原田「いまいちそそられない理由がソレです。尻肉やふとももが強調されたブルマを
純真な女子校生達が無自覚のまま身に着ける。それが良いんじゃないですか!!」
スタッフ「お、おい誰だ君は!!警備員!つまみだせ!!」
原田「だからこちらも戦力を最終日に全力投入すると決めました」
パチン!
原田が指を鳴らすと
スポットライトが背後に待機していた人物達を映し出す
その中には
杏子「・・・」
さやか「杏子!?」
ゆの「・・・」
宮子「・・・」
沙英「・・・」
ヒロ「・・・」
なずな「・・・」
ひだまり荘の5人+杏子がおもむろに服を脱ぎだす
182: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/14(日) 07:39:54.94 ID:9IlzSnCy0
女性客「きゃああああ!?」
男性客「うおおおおおおおおおおおお!?」
男性客「ス・・・ストリップショーが始まったぞ!!し、しかも皆若いじゃないか!!」
男性客「ってアレ?なんだ・・・普通の体操服姿か」
さやか「見・・・見滝原の旧体操服・・・!?シャツとブルマと組み合わせ!?」
原田「露出度が高い衣装もいいけど・・・今日という日はやっぱりブルマだよね」
ブルマには原田のソウルジェムが組み込まれている
ほむら「・・・!!だ、壇上の6人はすでに・・・「痴女」にされている!!」
原田「この会場の人間全てを人質にする」
原田「この国に再び呼びかける・・・ブルマを廃止にさせないために!!」
原田「そして私がバイオリン仮面様と結ばれて・・・」
ステージ上の6人の痴女が観客達に襲いかかろうとする
マミ「暁美さん!なぎさちゃん!行くわよ!!」
マミとなぎさとほむらが変身して壇上の6人に応戦する
ほむら「まどか、さやか!皆を非難させて!!」
客「うわあああああああ!!」
さやか「み、みんな落ち着いて!!出口はこっちだよ!!」
客「・・・!?で、出口が開かない!?」
原田「無駄だよ・・・私がこのホールそのものを痴女空間で覆ったから」
バイオリン仮面「・・・」
バイオリン仮面「何が起きたんだ・・・これは・・・」
男性客「うおおおおおおおおおおおお!?」
男性客「ス・・・ストリップショーが始まったぞ!!し、しかも皆若いじゃないか!!」
男性客「ってアレ?なんだ・・・普通の体操服姿か」
さやか「見・・・見滝原の旧体操服・・・!?シャツとブルマと組み合わせ!?」
原田「露出度が高い衣装もいいけど・・・今日という日はやっぱりブルマだよね」
ブルマには原田のソウルジェムが組み込まれている
ほむら「・・・!!だ、壇上の6人はすでに・・・「痴女」にされている!!」
原田「この会場の人間全てを人質にする」
原田「この国に再び呼びかける・・・ブルマを廃止にさせないために!!」
原田「そして私がバイオリン仮面様と結ばれて・・・」
ステージ上の6人の痴女が観客達に襲いかかろうとする
マミ「暁美さん!なぎさちゃん!行くわよ!!」
マミとなぎさとほむらが変身して壇上の6人に応戦する
ほむら「まどか、さやか!皆を非難させて!!」
客「うわあああああああ!!」
さやか「み、みんな落ち着いて!!出口はこっちだよ!!」
客「・・・!?で、出口が開かない!?」
原田「無駄だよ・・・私がこのホールそのものを痴女空間で覆ったから」
バイオリン仮面「・・・」
バイオリン仮面「何が起きたんだ・・・これは・・・」
183: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/14(日) 20:58:39.33 ID:1t8L/Arg0
原田「あ、バイオリン仮面様♪」
バイオリン仮面「今すぐ暴動を止めさせるんだ!」
原田「あなたのためを思ってやったことでもあるんだけどな・・・」
バイオリン仮面「なに・・・?」
原田「私知ってるよ。君がどこの誰かっていうのを」
原田「君がバイオリンを弾けるのはさやかちゃんのブルマありきだよね」
原田「こんなに大きなホールで演奏できるのも・・・今までさやかちゃんのブルマがあったからこそ」
原田「結論から言うと・・・一度「さやかちゃんのブルマ」を被ったあなたは
「さやかちゃんのブルマ」でしか変身できなくなってしまったのよ」
原田「もしも最初に被ったモノが「さやかちゃんのパンティー」だったらそれでも変身できたけどね」
バイオリン仮面「原田・・・君は僕の何を知っているというのだ!?
僕が今この能力を手に入れた「訳」を知っているのか?」
原田「私達「痴女」が魔女とは異なる進化形態だとすれば
それに対抗する勢力として「魔力を持った男子」が自然発生するの・・・これも最近発見された法則だけどね」
原田「それを「魔法使い」とか「魔法少年」と定義するらしいけど・・・」
原田「私に言わせれば「痴漢」っていう呼び方がしっくり来るかな?」
バイオリン仮面「もっと言い様があるだろ!」
原田「「痴女」に対抗する勢力だからこの呼び方で良いんだよ」
原田「キュゥべえを介さず「資質」を持った者が「使い古された女性の衣服を被る」ことでそれは発現する」
バイオリン仮面「し・・・資質?」
原田「ハッキリ言ってしまえば私たち「痴女」と同じ「変態的欲求」だよね」
原田「ねっこの所で「痴女」と「痴漢」は同じ存在から生まれたと言っていいのよ」
バイオリン仮面「い、いっしょにされた!?」
バイオリン仮面「今すぐ暴動を止めさせるんだ!」
原田「あなたのためを思ってやったことでもあるんだけどな・・・」
バイオリン仮面「なに・・・?」
原田「私知ってるよ。君がどこの誰かっていうのを」
原田「君がバイオリンを弾けるのはさやかちゃんのブルマありきだよね」
原田「こんなに大きなホールで演奏できるのも・・・今までさやかちゃんのブルマがあったからこそ」
原田「結論から言うと・・・一度「さやかちゃんのブルマ」を被ったあなたは
「さやかちゃんのブルマ」でしか変身できなくなってしまったのよ」
原田「もしも最初に被ったモノが「さやかちゃんのパンティー」だったらそれでも変身できたけどね」
バイオリン仮面「原田・・・君は僕の何を知っているというのだ!?
僕が今この能力を手に入れた「訳」を知っているのか?」
原田「私達「痴女」が魔女とは異なる進化形態だとすれば
それに対抗する勢力として「魔力を持った男子」が自然発生するの・・・これも最近発見された法則だけどね」
原田「それを「魔法使い」とか「魔法少年」と定義するらしいけど・・・」
原田「私に言わせれば「痴漢」っていう呼び方がしっくり来るかな?」
バイオリン仮面「もっと言い様があるだろ!」
原田「「痴女」に対抗する勢力だからこの呼び方で良いんだよ」
原田「キュゥべえを介さず「資質」を持った者が「使い古された女性の衣服を被る」ことでそれは発現する」
バイオリン仮面「し・・・資質?」
原田「ハッキリ言ってしまえば私たち「痴女」と同じ「変態的欲求」だよね」
原田「ねっこの所で「痴女」と「痴漢」は同じ存在から生まれたと言っていいのよ」
バイオリン仮面「い、いっしょにされた!?」
187: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/18(木) 12:05:53.70 ID:TmzDpcls0
原田「話を戻すよ・・・あなたが「さやかちゃんのブルマ」でしか変身できない現状でそれを自ら手放そうとしている」
原田「この国からブルマが消えてしまったらあなたは一体どうやってバイオリンを弾き続けるというの?」
バイオリン仮面「それは・・・」
原田「バイオリン仮面、あなたは「こっち側」の人間なのよ」
原田「私とあなたが組めばブルマによって培われて来たこの国の基盤の崩壊を防げる」
バイオリン仮面「ブルマはこの国独自の文化じゃないけどね・・・」
バイオリン仮面「アニメやゲームの世界に限定するならブルマはいてるだけで「あっ日本の学生だ」って一目でわかるけど」
原田「ラーメンやハンバーグやカレーみたいなモノよ」
原田「出自は日本じゃなくてもこの国に取り込まれた時点で独自の進化をたどる」
原田「そういう意味で魔女の別形態である「痴女」と「ブルマ」、「アニメ」なんかも同じものであるといえるね」
原田「さあバイオリン仮面様、私の手を取って」
原田「この国の文化を守るために力を合わせましょう」
バイオリン仮面「僕は・・・」
さやか「だまされないで氷室君!」
バイオリン仮面「さ・・・さやか!?」
さやか「原田がブルマを廃止を反対してるのは私利私欲のためだけだし、
氷室君を仲間にしたがってるのは単純に若い男の子を囲いたいだけなのよ!!」
原田「否定はしないかな~・・・お姉さんバイオリン仮面の事好きになっちゃったみたい」
原田「私とオネショタな関係になればこのG級おっぱいを好きに出来るのよ?」
バイオリン仮面「ぼ・・・僕を揺さぶるつもりか!?胸だけに!!」
原田がその胸の谷間を強調させてバイオリン仮面に詰め寄る
バイオリン仮面「し・・・しまった!理性とは裏腹にぼ、僕のバイオリンが!!」
その場に腹を抑えながら倒れこむ氷室
原田「この国からブルマが消えてしまったらあなたは一体どうやってバイオリンを弾き続けるというの?」
バイオリン仮面「それは・・・」
原田「バイオリン仮面、あなたは「こっち側」の人間なのよ」
原田「私とあなたが組めばブルマによって培われて来たこの国の基盤の崩壊を防げる」
バイオリン仮面「ブルマはこの国独自の文化じゃないけどね・・・」
バイオリン仮面「アニメやゲームの世界に限定するならブルマはいてるだけで「あっ日本の学生だ」って一目でわかるけど」
原田「ラーメンやハンバーグやカレーみたいなモノよ」
原田「出自は日本じゃなくてもこの国に取り込まれた時点で独自の進化をたどる」
原田「そういう意味で魔女の別形態である「痴女」と「ブルマ」、「アニメ」なんかも同じものであるといえるね」
原田「さあバイオリン仮面様、私の手を取って」
原田「この国の文化を守るために力を合わせましょう」
バイオリン仮面「僕は・・・」
さやか「だまされないで氷室君!」
バイオリン仮面「さ・・・さやか!?」
さやか「原田がブルマを廃止を反対してるのは私利私欲のためだけだし、
氷室君を仲間にしたがってるのは単純に若い男の子を囲いたいだけなのよ!!」
原田「否定はしないかな~・・・お姉さんバイオリン仮面の事好きになっちゃったみたい」
原田「私とオネショタな関係になればこのG級おっぱいを好きに出来るのよ?」
バイオリン仮面「ぼ・・・僕を揺さぶるつもりか!?胸だけに!!」
原田がその胸の谷間を強調させてバイオリン仮面に詰め寄る
バイオリン仮面「し・・・しまった!理性とは裏腹にぼ、僕のバイオリンが!!」
その場に腹を抑えながら倒れこむ氷室
189: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/19(金) 17:32:39.76 ID:etMdxf1P0
さやか「お・・・大人の色気に氷室君が陥落されちゃう!」
さやか「大人・・・そっか!」
さやか「原田!あんた、氷室君をつまみ食いしようとしてるけど・・・」
さやか「一体どれだけ年の差があると思ってるのよー!!」ズバーン
原田「な・・・!?」
ピクッ
ほむら「原田に操られてる杏子達の動きも・・・止まった!?」
さやか「氷室君は恭介と同年代、ってことはあたしと同じ14歳」
さやか「原田・・・あんたの歳は?キュゥべえ、言ってあげな」
キュゥべえ「僕が原田と契約したのは14歳の頃」
キュゥべえ「それからどれだけの年月が流れたかって言うと・・・」
原田「わああああああああ!!わああああああああああああ!!!」
原田「さやかちゃん・・・あなたどこまでもあたしとバイオリン仮面様との間を邪魔したいみたいね・・・」
原田「許さない!さやかちゃんには後でものすっごい恥ずかしくてセクシーな服を着せちゃうから・・・!!」
ピカッ
原田に操られている6人の少女の目が光る
マミ「来るわ!鹿目さん、美樹さん、さがってて!!」
なぎさ「この人たちは操られてるだけの一般人なのです!一体どうすれば・・・」
さやか「大人・・・そっか!」
さやか「原田!あんた、氷室君をつまみ食いしようとしてるけど・・・」
さやか「一体どれだけ年の差があると思ってるのよー!!」ズバーン
原田「な・・・!?」
ピクッ
ほむら「原田に操られてる杏子達の動きも・・・止まった!?」
さやか「氷室君は恭介と同年代、ってことはあたしと同じ14歳」
さやか「原田・・・あんたの歳は?キュゥべえ、言ってあげな」
キュゥべえ「僕が原田と契約したのは14歳の頃」
キュゥべえ「それからどれだけの年月が流れたかって言うと・・・」
原田「わああああああああ!!わああああああああああああ!!!」
原田「さやかちゃん・・・あなたどこまでもあたしとバイオリン仮面様との間を邪魔したいみたいね・・・」
原田「許さない!さやかちゃんには後でものすっごい恥ずかしくてセクシーな服を着せちゃうから・・・!!」
ピカッ
原田に操られている6人の少女の目が光る
マミ「来るわ!鹿目さん、美樹さん、さがってて!!」
なぎさ「この人たちは操られてるだけの一般人なのです!一体どうすれば・・・」
190: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/24(水) 15:30:30.13 ID:rH6PQI/B0
ほむら「原田が生み出したソウルジェムと少女達を離せば・・・」
マミ「ブルマにがっちり張り付いているから・・・ブルマを脱がせるって事!?」
マミは逃げ遅れた観客達に目をやる。もちろん、いい年した男性も多数居る
マミ「で、出来ないわ!大勢の目線が集中している!ブルマだけ剥がせて佐倉さんたちを辱めることなんてできない!」
ほむら「これが原田の狙いだったのね・・・男性の目を注目させて・・・ソウルジェムを壊させないようにする」
ほむら「時間停止させてから男共を外に捨ててくるには数が多すぎるし・・・」
原田「さらに絶望的な事実を聞かせてあげようかな?」
原田「この子達・・・実はブルマの下は・・・」
原田「何も履いてないのよ」
ほむら「な」
マミ「え」
なぎさ「お」
バイオリン仮面「な・・・なんだって!?」ガタッ
さやか「なんでちょっと嬉しそうなのよ」
バイオリン仮面「だ、だって直にブルマを履くって事はその・・・」
バイオリン仮面「温もりが違うし、香りもざっと考えて数十倍の」
さやか「もおおおお!ホントに氷室君の変態!変態!変態!!」
ほむら(正体隠してもイチャついてられるこのバカップルは放っておいて・・・)
ほむら「ハッタリ・・・なのかしらそれは」
原田「そう思うのなら試しに脱がしてみれば?」
原田「最悪おぱんつなら「大勢に見られてたとしても洗脳解除が第一」だと割り切れるけど・・・」
原田「彼女達がノーパンならどうなるでしょうね・・・ソウルジェムと一緒にブルマを破壊してしまえばこの観客の目線が「そこ」に・・・」
マミ「暁美さん、早まらないで!原田の今までの言動から考えると本当にノーパンである可能性が高いわ!!」
マミ「ブルマにがっちり張り付いているから・・・ブルマを脱がせるって事!?」
マミは逃げ遅れた観客達に目をやる。もちろん、いい年した男性も多数居る
マミ「で、出来ないわ!大勢の目線が集中している!ブルマだけ剥がせて佐倉さんたちを辱めることなんてできない!」
ほむら「これが原田の狙いだったのね・・・男性の目を注目させて・・・ソウルジェムを壊させないようにする」
ほむら「時間停止させてから男共を外に捨ててくるには数が多すぎるし・・・」
原田「さらに絶望的な事実を聞かせてあげようかな?」
原田「この子達・・・実はブルマの下は・・・」
原田「何も履いてないのよ」
ほむら「な」
マミ「え」
なぎさ「お」
バイオリン仮面「な・・・なんだって!?」ガタッ
さやか「なんでちょっと嬉しそうなのよ」
バイオリン仮面「だ、だって直にブルマを履くって事はその・・・」
バイオリン仮面「温もりが違うし、香りもざっと考えて数十倍の」
さやか「もおおおお!ホントに氷室君の変態!変態!変態!!」
ほむら(正体隠してもイチャついてられるこのバカップルは放っておいて・・・)
ほむら「ハッタリ・・・なのかしらそれは」
原田「そう思うのなら試しに脱がしてみれば?」
原田「最悪おぱんつなら「大勢に見られてたとしても洗脳解除が第一」だと割り切れるけど・・・」
原田「彼女達がノーパンならどうなるでしょうね・・・ソウルジェムと一緒にブルマを破壊してしまえばこの観客の目線が「そこ」に・・・」
マミ「暁美さん、早まらないで!原田の今までの言動から考えると本当にノーパンである可能性が高いわ!!」
193: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/25(木) 18:54:31.90 ID:RXtRNFDg0
杏子「オラッ!!」
杏子が槍を振りかざす
マミがその攻撃をかわして反撃に転じようとする、が
ぽよん♪
不意にマミの腕が宮子の胸に触れる
マミ「あっ・・・ご、ごめんなさい!!」
宮子「え?いいよ、気にしないでー」
宮子「なんならもっと触ってく?後輩にも心地いいって評判なんだよね」
マミ「えっ」
マミ(確かにすっごい大きいし・・・さわり心地も良さそう・・・)ジロジロ
マミ(今までは私がジロジロ見られたり触られたり(主に美樹さんに)してたから・・・
他人のおっぱいは新鮮に見えるわ)
マミ「それじゃあ、ちょっとだけ・・・」
むにゅ
マミ「すっごい、ぽよんぽよん・・・」
宮子「そういうマミちゃんだって」
むにゅっ
マミ「きゃっ!」
マミ「ちょ・・・ゃぁん、止めてください」
宮子「マミちゃんも私の胸離してくれてないよー?」
マミ「宮子さんのおっぱい、気持ちよすぎて・・・手が離せない!!」
ほむら「・・・!!と、巴マミが陥落した・・・」
ほむら「何かおかしい・・・この少女達には純粋な力以外の何かが・・・」
マミが宮子に陥落されてる時、なぎさはゆのと対峙する
杏子が槍を振りかざす
マミがその攻撃をかわして反撃に転じようとする、が
ぽよん♪
不意にマミの腕が宮子の胸に触れる
マミ「あっ・・・ご、ごめんなさい!!」
宮子「え?いいよ、気にしないでー」
宮子「なんならもっと触ってく?後輩にも心地いいって評判なんだよね」
マミ「えっ」
マミ(確かにすっごい大きいし・・・さわり心地も良さそう・・・)ジロジロ
マミ(今までは私がジロジロ見られたり触られたり(主に美樹さんに)してたから・・・
他人のおっぱいは新鮮に見えるわ)
マミ「それじゃあ、ちょっとだけ・・・」
むにゅ
マミ「すっごい、ぽよんぽよん・・・」
宮子「そういうマミちゃんだって」
むにゅっ
マミ「きゃっ!」
マミ「ちょ・・・ゃぁん、止めてください」
宮子「マミちゃんも私の胸離してくれてないよー?」
マミ「宮子さんのおっぱい、気持ちよすぎて・・・手が離せない!!」
ほむら「・・・!!と、巴マミが陥落した・・・」
ほむら「何かおかしい・・・この少女達には純粋な力以外の何かが・・・」
マミが宮子に陥落されてる時、なぎさはゆのと対峙する
196: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/30(火) 23:00:58.60 ID:EWiq0Cf/0
なぎさ(可愛い感じのお姉さんなのです)
ゆの「ばってんブーメラン!!」シュッ
なぎさ「ヘアアクセがブーメランに!?」
くるくるくるくるくる
ぱしっ
一瞬気が緩んでいたなぎさはゆののブーメランを身体に受けてしまう
そのばってんがなぎさの身体に溶け込んでいき、そして消滅する
なぎさ「・・・?痛くもかゆくも無いのです」
ゆの「なぎさちゃんがそう思うのならそうなんでしょ」
ゆの「なぎさちゃんの中ではね」
なぎさ「・・・?なんかひっかかる言い方なのです、可愛い声して腹黒いセリフなのです!」
なぎさ「なぎさの魔法ならお姉さん達を傷つけずにシャボン玉に封じ込めることができるのです!」
なぎさ「ボッラ・ガッビアータ!!」(シャボン玉の檻)
なぎさの固有武器、シャボン砲に息を吹き込みシャボン玉を生成しようとするなぎさ
しかし
なぎさ「・・・シャボン玉が・・・出ないのです!!」
ゆの「そうそう、わたしのバッテンには秘密があってね」
ゆの「わたしのブーメランを受けるたびに相手の能力を一つ消しちゃんだよね」
なぎさ「え!?」
ゆの「さぁてなぎさちゃん、次は何の能力が消えちゃう佳奈?」シュッ
なぎさ「・・・!!はずしたはずのアクセが復活している!漫画みたいな無限生成能力を持っているのです!」
ほむら(なぎさも苦戦している・・・戦況は厳しいわね・・・)
ゆの「ばってんブーメラン!!」シュッ
なぎさ「ヘアアクセがブーメランに!?」
くるくるくるくるくる
ぱしっ
一瞬気が緩んでいたなぎさはゆののブーメランを身体に受けてしまう
そのばってんがなぎさの身体に溶け込んでいき、そして消滅する
なぎさ「・・・?痛くもかゆくも無いのです」
ゆの「なぎさちゃんがそう思うのならそうなんでしょ」
ゆの「なぎさちゃんの中ではね」
なぎさ「・・・?なんかひっかかる言い方なのです、可愛い声して腹黒いセリフなのです!」
なぎさ「なぎさの魔法ならお姉さん達を傷つけずにシャボン玉に封じ込めることができるのです!」
なぎさ「ボッラ・ガッビアータ!!」(シャボン玉の檻)
なぎさの固有武器、シャボン砲に息を吹き込みシャボン玉を生成しようとするなぎさ
しかし
なぎさ「・・・シャボン玉が・・・出ないのです!!」
ゆの「そうそう、わたしのバッテンには秘密があってね」
ゆの「わたしのブーメランを受けるたびに相手の能力を一つ消しちゃんだよね」
なぎさ「え!?」
ゆの「さぁてなぎさちゃん、次は何の能力が消えちゃう佳奈?」シュッ
なぎさ「・・・!!はずしたはずのアクセが復活している!漫画みたいな無限生成能力を持っているのです!」
ほむら(なぎさも苦戦している・・・戦況は厳しいわね・・・)
197: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/30(火) 23:43:41.13 ID:EWiq0Cf/0
さやか「ほむら!」
仁美「暁美さん!」
まどか「ほむらちゃん!」
避難したはずの非魔法少女の3人が壇上に上がる
ほむら「まどか!?何しにきたの!?」
まどか「わたし達も戦う!」
さやか「敵の数が多いからね」
仁美「あそこの普通っぽい方なら私でも戦えそうです」
沙英「普通って言うなー!」
仁美「なのでまどかさんとさやかさんはあちらのおとなしそうな人を」
なずな「わ、わたしがこの子達と戦うんですか?」
ほむら「仕方がないわね・・・私の相手は」
ほむら「残った者同士・・・あなたとぶつかるってことになるわね」
ヒロ「の、のこった!?ぶ、ぶつかり稽古!?」
ほむら「・・・?」
ヒロ「じ・・・自分がスレンダーな体系だからって自慢して・・・も、もう許さないから!!」
ほむら「なんなのこの人!?勝手に恨みを買われてるのだけれど!?」
それぞれの戦闘相手の図式
マミVS杏子&宮子
なぎさVSゆの
仁美VS沙英
まどか&さやかVSなずな
ほむらVSヒロ
原田「はからずともまた二人きりになれたわね、バイオリン仮面様♪」
バイオリン仮面「い、一体お前の目的はなんなんだ原田!」
原田「目的?何度も話してるじゃない」
バイオリン仮面「ジェンダー的な意味で、だ!」
仁美「暁美さん!」
まどか「ほむらちゃん!」
避難したはずの非魔法少女の3人が壇上に上がる
ほむら「まどか!?何しにきたの!?」
まどか「わたし達も戦う!」
さやか「敵の数が多いからね」
仁美「あそこの普通っぽい方なら私でも戦えそうです」
沙英「普通って言うなー!」
仁美「なのでまどかさんとさやかさんはあちらのおとなしそうな人を」
なずな「わ、わたしがこの子達と戦うんですか?」
ほむら「仕方がないわね・・・私の相手は」
ほむら「残った者同士・・・あなたとぶつかるってことになるわね」
ヒロ「の、のこった!?ぶ、ぶつかり稽古!?」
ほむら「・・・?」
ヒロ「じ・・・自分がスレンダーな体系だからって自慢して・・・も、もう許さないから!!」
ほむら「なんなのこの人!?勝手に恨みを買われてるのだけれど!?」
それぞれの戦闘相手の図式
マミVS杏子&宮子
なぎさVSゆの
仁美VS沙英
まどか&さやかVSなずな
ほむらVSヒロ
原田「はからずともまた二人きりになれたわね、バイオリン仮面様♪」
バイオリン仮面「い、一体お前の目的はなんなんだ原田!」
原田「目的?何度も話してるじゃない」
バイオリン仮面「ジェンダー的な意味で、だ!」
198: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/31(水) 00:12:12.05 ID:SAqv/mFw0
バイオリン仮面「健康的かつエロい格好をした女の子が好き、だからお前はブルマ廃止に立ち向かうと言った」
バイオリン仮面「それでいながら、お前は僕を大人の色気で陥落しようとしている・・・
女性が好きな女性は僕の周りで前例があるからそんなに驚きは無いけど」
ほむら「ほむ・・・誰のことかしら」
バイオリン仮面「一体お前は、ノンケなのか、百合なのか」
原田「上条君は・・・最近島風コスの同人誌を書かれたりするけど、ノンケだよね」
バイオリン仮面「当たり前だ!」
原田「ノンケの男の子がBLゲームアニメの男の子に惚れるって事は稀だけど、
その逆は珍しくないんだよね」
原田「ノンケだけど可愛い女の子のエッチシーンに興奮するって淑女は」
原田「竹達彩奈ちゃんとかもそうだし」
バイオリン仮面「それじゃあお前は・・・本気で僕を」
原田「好きになっちゃった♪」
原田「脱ぎ癖があるちょっぴり変態な彼氏をゲットした上で
この国の文化「HENTAI」にふさわしいエロ可愛い衣装を身にまとった女子達をはべらせる」
原田「それが魔法少女を引退して2○歳になった私の夢・・・人生の終着点と決めたの」
原田「初めて君に出会ったときビビっと来たの・・・もうこの人しかいない!って思ったの」
原田「君ならきっと私の理想を解ってくれる・・・
ブルマが滅びようとしているこの国を一緒に救ってくれるってそう思ったの」
原田「だって貴方は・・・愛する女性のブルマを顔に被って興奮しちゃうまさしくジャパニーズ・HENTAIにふさわしい男だから」
原田「さあ私の手をとってバイオリン仮面・・・私達が交わすのは拳じゃなく、心と言葉と身体」
バイオリン仮面「3つとは欲張りな」
原田「あなたが奏でるのは役目を終えたブルマへのレクイエムじゃない・・・本当の意味で始まる「新しい日本」の生誕歌よ」
原田「この国の文化を・・・この国特有のエロ衣装たちを守りたいのなら・・・さあ」
さやか「ひ、氷室君!ソイツのいう事に耳を貸しちゃ駄目!」
バイオリン仮面「それでいながら、お前は僕を大人の色気で陥落しようとしている・・・
女性が好きな女性は僕の周りで前例があるからそんなに驚きは無いけど」
ほむら「ほむ・・・誰のことかしら」
バイオリン仮面「一体お前は、ノンケなのか、百合なのか」
原田「上条君は・・・最近島風コスの同人誌を書かれたりするけど、ノンケだよね」
バイオリン仮面「当たり前だ!」
原田「ノンケの男の子がBLゲームアニメの男の子に惚れるって事は稀だけど、
その逆は珍しくないんだよね」
原田「ノンケだけど可愛い女の子のエッチシーンに興奮するって淑女は」
原田「竹達彩奈ちゃんとかもそうだし」
バイオリン仮面「それじゃあお前は・・・本気で僕を」
原田「好きになっちゃった♪」
原田「脱ぎ癖があるちょっぴり変態な彼氏をゲットした上で
この国の文化「HENTAI」にふさわしいエロ可愛い衣装を身にまとった女子達をはべらせる」
原田「それが魔法少女を引退して2○歳になった私の夢・・・人生の終着点と決めたの」
原田「初めて君に出会ったときビビっと来たの・・・もうこの人しかいない!って思ったの」
原田「君ならきっと私の理想を解ってくれる・・・
ブルマが滅びようとしているこの国を一緒に救ってくれるってそう思ったの」
原田「だって貴方は・・・愛する女性のブルマを顔に被って興奮しちゃうまさしくジャパニーズ・HENTAIにふさわしい男だから」
原田「さあ私の手をとってバイオリン仮面・・・私達が交わすのは拳じゃなく、心と言葉と身体」
バイオリン仮面「3つとは欲張りな」
原田「あなたが奏でるのは役目を終えたブルマへのレクイエムじゃない・・・本当の意味で始まる「新しい日本」の生誕歌よ」
原田「この国の文化を・・・この国特有のエロ衣装たちを守りたいのなら・・・さあ」
さやか「ひ、氷室君!ソイツのいう事に耳を貸しちゃ駄目!」
199: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/31(水) 00:52:25.78 ID:SAqv/mFw0
バイオリン仮面「・・・」
バイオリン仮面「お前が言ってる事も・・・なんとなくわかる・・・男だからね・・・」
バイオリン仮面「今日のブルマ廃止がきっかけになってどんどん規制が厳しくなって
女の子がエッチな衣装を着てくれなくなる・・・それはとても恐ろしいことかもしれない」
バイオリン仮面「さやかのブルマ姿が二度と見れなくなる・・・それも嫌だ」
原田「なら♪」
バイオリン仮面「でもね原田・・・」
バイオリン仮面「さやかを女子中学生の姿のまま留めておくのもいいかもしれないけど・・・
それ以上に僕は大人になったさやかを見てみたいんだ」
バイオリン仮面「体操服を着るには少し痛いけど・・・今以上に大人の女性の身体に成長したさやかを見たいんだ」
バイオリン仮面「きっと・・・胸が零れ落ちそうなバニーガールとかすごい似合うと思うんだ」
バイオリン仮面「それ以上に見て見たいのはさやかのウェディングドレスだ」
バイオリン仮面「その相手が仮に僕じゃ無かったとしても、その姿を見届けられるだけで僕は幸せを感じることが出来るんだ」
バイオリン仮面「さやかと一緒に・・・大人になりたいんだ」(直球)
バイオリン仮面「何より誰より・・・」
バイオリン仮面「僕が一番好きなのは・・・さやかだ」
原田「む」
さやか「ひ・・・氷室君!?///」
ほむら(・・・)
ほむら(上条恭介・・・今バイオリン仮面であることをすっかり忘れているわね・・・)
バイオリン仮面「あなたの理想がどうのこうのの問題じゃない。
僕はさやかが好きだ。だからあなたの手は握らない」
バイオリン仮面「原田さん、気持ちは嬉しいけどごめんなさい」
原田「・・・!」パリーン
ほむら(フられた・・・完璧に・・・)
バイオリン仮面「お前が言ってる事も・・・なんとなくわかる・・・男だからね・・・」
バイオリン仮面「今日のブルマ廃止がきっかけになってどんどん規制が厳しくなって
女の子がエッチな衣装を着てくれなくなる・・・それはとても恐ろしいことかもしれない」
バイオリン仮面「さやかのブルマ姿が二度と見れなくなる・・・それも嫌だ」
原田「なら♪」
バイオリン仮面「でもね原田・・・」
バイオリン仮面「さやかを女子中学生の姿のまま留めておくのもいいかもしれないけど・・・
それ以上に僕は大人になったさやかを見てみたいんだ」
バイオリン仮面「体操服を着るには少し痛いけど・・・今以上に大人の女性の身体に成長したさやかを見たいんだ」
バイオリン仮面「きっと・・・胸が零れ落ちそうなバニーガールとかすごい似合うと思うんだ」
バイオリン仮面「それ以上に見て見たいのはさやかのウェディングドレスだ」
バイオリン仮面「その相手が仮に僕じゃ無かったとしても、その姿を見届けられるだけで僕は幸せを感じることが出来るんだ」
バイオリン仮面「さやかと一緒に・・・大人になりたいんだ」(直球)
バイオリン仮面「何より誰より・・・」
バイオリン仮面「僕が一番好きなのは・・・さやかだ」
原田「む」
さやか「ひ・・・氷室君!?///」
ほむら(・・・)
ほむら(上条恭介・・・今バイオリン仮面であることをすっかり忘れているわね・・・)
バイオリン仮面「あなたの理想がどうのこうのの問題じゃない。
僕はさやかが好きだ。だからあなたの手は握らない」
バイオリン仮面「原田さん、気持ちは嬉しいけどごめんなさい」
原田「・・・!」パリーン
ほむら(フられた・・・完璧に・・・)
203: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/02(金) 19:18:14.58 ID:3890AeVl0
第五話
「体力を消耗させてから・・・」
バイオリン仮面「あなたとは付き合えません、ごめんなさい」
原田「ぎゃあああ!!」パリーン
ピクッ
ほむら(まただわ・・・!本体の原田の精神が傷ついたとき、一瞬だけ操られてる6人の動きが止まる!)
ほむら(原田の正体は・・・)
ヒロ「ほむらさんちゃんとご飯食べてる?細すぎると思うんだけど」
ヒロ「うらやましいくらいに・・・」
ほむら「ほむっ!?」
ほむら(なんなのかしらこの人!?世話焼き通り越してなれなれしいわ)
ヒロ「分けてあげるわ」
ほむら「何を!?」
ヒロ「体格交換魔法、度寸去移(ドスコイ)!」
ヒロが手をかざすとほむらの肉付きがだんだん良くなってくる
ほむら「こ、これは・・・!?」
逆にヒロはどんどん細くなっていく
ヒロはスレンダー長身な体系に、ほむらはムチムチお母さん体系に変化する
ほむら「ま・・・まさか・・・お互いの身体を入れ替えたというの!?」
ヒロ「正確にはお肉をね」
ヒロ「きゃああああ!やったあああああ!細い細い!!一度体験してみたかったのよこういう体系を!」
ほむら「こ、この魔法に何の意味があるというの!?ただ体系を入れ替えただけじゃない」
ヒロ「ほむらさん・・・わかってないわね・・・」
「体力を消耗させてから・・・」
バイオリン仮面「あなたとは付き合えません、ごめんなさい」
原田「ぎゃあああ!!」パリーン
ピクッ
ほむら(まただわ・・・!本体の原田の精神が傷ついたとき、一瞬だけ操られてる6人の動きが止まる!)
ほむら(原田の正体は・・・)
ヒロ「ほむらさんちゃんとご飯食べてる?細すぎると思うんだけど」
ヒロ「うらやましいくらいに・・・」
ほむら「ほむっ!?」
ほむら(なんなのかしらこの人!?世話焼き通り越してなれなれしいわ)
ヒロ「分けてあげるわ」
ほむら「何を!?」
ヒロ「体格交換魔法、度寸去移(ドスコイ)!」
ヒロが手をかざすとほむらの肉付きがだんだん良くなってくる
ほむら「こ、これは・・・!?」
逆にヒロはどんどん細くなっていく
ヒロはスレンダー長身な体系に、ほむらはムチムチお母さん体系に変化する
ほむら「ま・・・まさか・・・お互いの身体を入れ替えたというの!?」
ヒロ「正確にはお肉をね」
ヒロ「きゃああああ!やったあああああ!細い細い!!一度体験してみたかったのよこういう体系を!」
ほむら「こ、この魔法に何の意味があるというの!?ただ体系を入れ替えただけじゃない」
ヒロ「ほむらさん・・・わかってないわね・・・」
204: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/02(金) 21:03:54.20 ID:3890AeVl0
ヒロ「私は普段からその身体で慣らしているのよ」
ヒロ「それがあなたのこの軽い身体を手に入れた・・・ちょっと胸の辺りが寂しいけど、それは一長一短よね」
ヒロ「すばやく動こうと思えばここまでになるのよッ!」
ヒュッ
ほむら「は、速い!?」
ドスッ
ほむらのおなかにヒロの掌が突き刺さる
ほむら「ぐはっ」
ほむら「は・・・張り手!?」
ヒロ「掌底って言ってよもう~」
パパパパパパン!!
掌底の連打を繰り返すヒロ、肉付きの良くなったほむらの胸がいきおい良く揺れる
ほむら「胸が重い!こ、こんなにも重さを感じる物なの!?」
ほむら「無理だわ胸が重くて避けきれないわ、ほんとうに胸って邪魔なだけだわー」
まどか「ほむらちゃん、なんだか嬉しそう」
ほむら(ハッ!いけない!)
ほむら(不本意ながら念願の普通以上の豊乳を手に入れて私・・・浮かれている)
ほむら(もうこのまま身体を交換した状態でも構わないと思い始めている・・・だけど
それが原田に操られた6人の能力!)
ほむら(精神的に篭絡して戦意を奪う・・・そして私達にもソウルジェムを植え付けて「痴女」に引き込む)
ほむら(それでは駄目だわ!原田の能力が解りつつあるのに私がしっかりしないと・・・)
掌底の連打を全て受けてしまうほむら、その場に腹を押さえながらうつぶせになる
ヒロ「そのまま眠っていてくれるかしら?」
ヒロ「それがあなたのこの軽い身体を手に入れた・・・ちょっと胸の辺りが寂しいけど、それは一長一短よね」
ヒロ「すばやく動こうと思えばここまでになるのよッ!」
ヒュッ
ほむら「は、速い!?」
ドスッ
ほむらのおなかにヒロの掌が突き刺さる
ほむら「ぐはっ」
ほむら「は・・・張り手!?」
ヒロ「掌底って言ってよもう~」
パパパパパパン!!
掌底の連打を繰り返すヒロ、肉付きの良くなったほむらの胸がいきおい良く揺れる
ほむら「胸が重い!こ、こんなにも重さを感じる物なの!?」
ほむら「無理だわ胸が重くて避けきれないわ、ほんとうに胸って邪魔なだけだわー」
まどか「ほむらちゃん、なんだか嬉しそう」
ほむら(ハッ!いけない!)
ほむら(不本意ながら念願の普通以上の豊乳を手に入れて私・・・浮かれている)
ほむら(もうこのまま身体を交換した状態でも構わないと思い始めている・・・だけど
それが原田に操られた6人の能力!)
ほむら(精神的に篭絡して戦意を奪う・・・そして私達にもソウルジェムを植え付けて「痴女」に引き込む)
ほむら(それでは駄目だわ!原田の能力が解りつつあるのに私がしっかりしないと・・・)
掌底の連打を全て受けてしまうほむら、その場に腹を押さえながらうつぶせになる
ヒロ「そのまま眠っていてくれるかしら?」
209: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/10(土) 19:22:10.27 ID:pqCTAzU00
ほむら「ふぅ」
ヒロ「え・・・!?効いてないの!?」
ほむら「4つ・・・あなたの誤算を指摘させてもらうわ」
ほむら「まずあなたは自分の能力の選択を間違ってる」
ヒロ「ま、間違い!?現にあなたに対して有利に立っているのに!?」
ほむら「普段の戦闘スタイルがふくよかな肉から繰り出される張り手」
ヒロ「掌底よ!」
ほむら「―というのなら私と体格を入れ替えたのは悪手でしかない」
ほむら「私の細い身体ではその威力は何分の一にも下がってしまうわ。誤算その①ね」
ヒロ「それでも細くなったって事は速くなったって事だから・・・数多く打ち込めば」
ほむら「誤算その2、ふくよかな身体を手に入れた私は防御力が上がる」
ヒロ「ハッ!」
ほむら「先ほどの張り手はほとんどお肉が衝撃をやわらげてくれた」
ほむら「ダメージを受けたのは確かだけど動けないほどじゃない」
ほむら「そして誤算その3、あなたが細い体に憧れてるのと同じように私も肉付きのいい身体に憧れている」
ほむら「将来的に巨乳の身体が手に入った時の攻撃方法くらい毎日考えてるのよ」
まどか「ほむらちゃん・・・」
さやか「まどか・・・そっとしてあげて」
ヒロ「攻撃方法?あなたの盾はここにあるのに何を攻撃できるというのかしら?」
ヒロは先ほどの攻撃のスキに盗んだほむらの盾を見せる
ほむら「いつの間に!?」
ほむら「―と言ってあげたいけど想定内だわ」
ほむら「貴方が張り手のラッシュを打ち込んでいたその時にもう準備は整ったのよ」
ヒロ「え・・・!?効いてないの!?」
ほむら「4つ・・・あなたの誤算を指摘させてもらうわ」
ほむら「まずあなたは自分の能力の選択を間違ってる」
ヒロ「ま、間違い!?現にあなたに対して有利に立っているのに!?」
ほむら「普段の戦闘スタイルがふくよかな肉から繰り出される張り手」
ヒロ「掌底よ!」
ほむら「―というのなら私と体格を入れ替えたのは悪手でしかない」
ほむら「私の細い身体ではその威力は何分の一にも下がってしまうわ。誤算その①ね」
ヒロ「それでも細くなったって事は速くなったって事だから・・・数多く打ち込めば」
ほむら「誤算その2、ふくよかな身体を手に入れた私は防御力が上がる」
ヒロ「ハッ!」
ほむら「先ほどの張り手はほとんどお肉が衝撃をやわらげてくれた」
ほむら「ダメージを受けたのは確かだけど動けないほどじゃない」
ほむら「そして誤算その3、あなたが細い体に憧れてるのと同じように私も肉付きのいい身体に憧れている」
ほむら「将来的に巨乳の身体が手に入った時の攻撃方法くらい毎日考えてるのよ」
まどか「ほむらちゃん・・・」
さやか「まどか・・・そっとしてあげて」
ヒロ「攻撃方法?あなたの盾はここにあるのに何を攻撃できるというのかしら?」
ヒロは先ほどの攻撃のスキに盗んだほむらの盾を見せる
ほむら「いつの間に!?」
ほむら「―と言ってあげたいけど想定内だわ」
ほむら「貴方が張り手のラッシュを打ち込んでいたその時にもう準備は整ったのよ」
210: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/10(土) 19:45:34.67 ID:pqCTAzU00
ヒロ「ハッタリね」
ほむら「そうあなたが決め付けることが誤算その4だとしたら?」
ヒロ「・・・」
ほむら「一発一発の威力は低くても攻撃を受けすぎたことは確かだわ」フラフラ
ほむら「あともう一度張り手の弾幕を受けてしまったら私は倒れる」
ヒロ「・・・」
ほむら「じっくり考えなさい、盾には私の武器が全て収納されている・・・そして盾が無ければ時間停止も使えない」
ほむら「他に武器の隠しようが無いこの状況であなたはとどめを刺すことに何の迷いがあるのかしら?」
ヒロ「考える時間なんていらないわ・・・次の連打であなたは倒れるのよ!」
バッ
ほむらに突進していくヒロ
ヒロ(盾はこちらで抑えた・・・絶対にもう武器は無いはず)
ヒロ(トランプするとき宮ちゃんのブラフに何度も何度も騙されてたし)
ヒロ「相手の手の内を全て潰した上で勝負しなかったら・・・またゲームに負けちゃうじゃない!」
ほむら「それが猛進の理由なら・・・やはりあなたはまたトランプで負けるわ」
ほむら「この距離・・・攻撃のチャンスは・・・今!」
むにゅぅ
ほむらが豊かになったその谷間に手を突っ込む
ヒロ「・・・!?」
ヒロ「そ、そんな所に武器を隠していたというの!?でもこの距離なら銃より掌底の方が・・・!」
にゅぽん♪
ほむらが谷間から取り出したのは
ヒロ「サングラスと・・・手榴弾!?」
ほむら「閃光弾よ」
ほむら「そうあなたが決め付けることが誤算その4だとしたら?」
ヒロ「・・・」
ほむら「一発一発の威力は低くても攻撃を受けすぎたことは確かだわ」フラフラ
ほむら「あともう一度張り手の弾幕を受けてしまったら私は倒れる」
ヒロ「・・・」
ほむら「じっくり考えなさい、盾には私の武器が全て収納されている・・・そして盾が無ければ時間停止も使えない」
ほむら「他に武器の隠しようが無いこの状況であなたはとどめを刺すことに何の迷いがあるのかしら?」
ヒロ「考える時間なんていらないわ・・・次の連打であなたは倒れるのよ!」
バッ
ほむらに突進していくヒロ
ヒロ(盾はこちらで抑えた・・・絶対にもう武器は無いはず)
ヒロ(トランプするとき宮ちゃんのブラフに何度も何度も騙されてたし)
ヒロ「相手の手の内を全て潰した上で勝負しなかったら・・・またゲームに負けちゃうじゃない!」
ほむら「それが猛進の理由なら・・・やはりあなたはまたトランプで負けるわ」
ほむら「この距離・・・攻撃のチャンスは・・・今!」
むにゅぅ
ほむらが豊かになったその谷間に手を突っ込む
ヒロ「・・・!?」
ヒロ「そ、そんな所に武器を隠していたというの!?でもこの距離なら銃より掌底の方が・・・!」
にゅぽん♪
ほむらが谷間から取り出したのは
ヒロ「サングラスと・・・手榴弾!?」
ほむら「閃光弾よ」
213: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/14(水) 16:21:38.78 ID:01c2QJqp0
ピカッ
ヒロ「きゃあああああ!」
ほむら「人体に影響が出ない程度に光の量は抑えてあるわ」
ほむら「ただししばらくは沈黙してもらうけど」
強烈な光を浴びたことでその場に丸まるヒロ
しゅうう・・・
ほむら「胸がしぼんでいく・・・どうやら敵の能力を解除できたようね」
ほむら「・・・」
まどか「ほむらちゃん悲しそう」
さやか「そっとしてあげようよ」
ほむら「私の理想ではこれで段上の敵全てと男性客の視界を奪うことだけど・・・」
至近距離で閃光を食らったヒロ以外の敵は影響は無い
そして客席の男性達(表向きは逃げ遅れたと言い訳している)も最前列近くの者たちは
閃光弾で狼狽しているが影響の少なかった者達はポロリを期待していまだに段上に目線を集中している
ほむら「やはり閃光弾一発だけでは無理だったようね・・・」
ドサッ
まどか「ほむらちゃん!」
張り手のダメージの蓄積でほむらもまた戦闘不能に陥る
マミ「あ、暁美さん!」
マミ(後輩が頑張ってるのに・・・私がしっかりしないと)
お互いに乳をもみ合っていたマミと宮子、しかしマミの手が止まる
宮子「あれ?もう止めちゃうの?」
マミ「宮子さん・・・私とあなたの決定的な違いってなんだと思う?」
ヒロ「きゃあああああ!」
ほむら「人体に影響が出ない程度に光の量は抑えてあるわ」
ほむら「ただししばらくは沈黙してもらうけど」
強烈な光を浴びたことでその場に丸まるヒロ
しゅうう・・・
ほむら「胸がしぼんでいく・・・どうやら敵の能力を解除できたようね」
ほむら「・・・」
まどか「ほむらちゃん悲しそう」
さやか「そっとしてあげようよ」
ほむら「私の理想ではこれで段上の敵全てと男性客の視界を奪うことだけど・・・」
至近距離で閃光を食らったヒロ以外の敵は影響は無い
そして客席の男性達(表向きは逃げ遅れたと言い訳している)も最前列近くの者たちは
閃光弾で狼狽しているが影響の少なかった者達はポロリを期待していまだに段上に目線を集中している
ほむら「やはり閃光弾一発だけでは無理だったようね・・・」
ドサッ
まどか「ほむらちゃん!」
張り手のダメージの蓄積でほむらもまた戦闘不能に陥る
マミ「あ、暁美さん!」
マミ(後輩が頑張ってるのに・・・私がしっかりしないと)
お互いに乳をもみ合っていたマミと宮子、しかしマミの手が止まる
宮子「あれ?もう止めちゃうの?」
マミ「宮子さん・・・私とあなたの決定的な違いってなんだと思う?」
215: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/16(金) 03:16:35.38 ID:5WRYlXZ70
宮子「違い?」
マミ「私も後輩とお風呂に入ったとき決まって胸を触られるわ」
マミ「しかも、宮子さんみたいに許可を聞かれたりしないで唐突に(主に美樹さんに)」
宮子「マミっちがそれだけ無防備って事かな?」
マミ「じゃなくて・・・美樹さんがそれだけ遠慮が無いだけで」
マミ「答えを言うと「恥じらい」よ」
宮子「え」
マミ「あなたは後輩に堂々と胸を触らせるけど私は一応拒否してるわ」
マミ「それでも美樹さんは強引に感じさせようとするから抵抗できなくなるんだけど」
さやか「あたしがテクニシャンみたいな言い方はやめて!」
マミ「確かに私とあなたは似ているわ。髪の色とか胸とか声とか」
マミ「でも私には恥じらいがある・・・こんな男性の目が多い場所で乳繰り合っている事自体恥ずかしいのよ」
マミ「恥じらいがあるから、痴女にはならないわ」
マミ「あなたの仲間にはならない」
宮子「そっかー、残念だなー・・・マミちゃんとは友達になれそうだったのにー」
マミ「と・・・友達・・・」フラッ
さやか「ちょ、何揺らめいているんですか!?」
原田「新しい友達じゃあマミちゃんは陥落できないようね・・・」
原田「それじゃあ次の手段は・・・師弟愛かな?杏子ちゃん、任せたよ」
杏子「仕方ねーな・・・恥ずかしいけど今のあたしは「痴女」だからな・・・やるしかないか・・・」
杏子「マミ・・・じゃなくて・・・えっとその・・・」
マミ「私も後輩とお風呂に入ったとき決まって胸を触られるわ」
マミ「しかも、宮子さんみたいに許可を聞かれたりしないで唐突に(主に美樹さんに)」
宮子「マミっちがそれだけ無防備って事かな?」
マミ「じゃなくて・・・美樹さんがそれだけ遠慮が無いだけで」
マミ「答えを言うと「恥じらい」よ」
宮子「え」
マミ「あなたは後輩に堂々と胸を触らせるけど私は一応拒否してるわ」
マミ「それでも美樹さんは強引に感じさせようとするから抵抗できなくなるんだけど」
さやか「あたしがテクニシャンみたいな言い方はやめて!」
マミ「確かに私とあなたは似ているわ。髪の色とか胸とか声とか」
マミ「でも私には恥じらいがある・・・こんな男性の目が多い場所で乳繰り合っている事自体恥ずかしいのよ」
マミ「恥じらいがあるから、痴女にはならないわ」
マミ「あなたの仲間にはならない」
宮子「そっかー、残念だなー・・・マミちゃんとは友達になれそうだったのにー」
マミ「と・・・友達・・・」フラッ
さやか「ちょ、何揺らめいているんですか!?」
原田「新しい友達じゃあマミちゃんは陥落できないようね・・・」
原田「それじゃあ次の手段は・・・師弟愛かな?杏子ちゃん、任せたよ」
杏子「仕方ねーな・・・恥ずかしいけど今のあたしは「痴女」だからな・・・やるしかないか・・・」
杏子「マミ・・・じゃなくて・・・えっとその・・・」
219: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/22(木) 16:28:38.54 ID:zTb7dCoL0
杏子「マミ・・・さん」
マミ「んっ」キューン
マミ「その呼び方は・・・師弟時代の・・・」
さやか「マミさああああん!?」
さやか「誰かなんとかしてええええ!ウチらの先輩チョロすぎるんですけどおおお!!」
杏子「はいコレ、マミさんの分のブルマだよ」
杏子「それを履いてあたし達の仲間になってね!」
マミ「佐倉さん・・・」スッ
さやか「受け取るんかい!」
杏子「これからはずっと一緒だよマミさん」
さやか「そ、そうか!マミさんがチョロいだけじゃなくてこれは幻惑の魔法効果でもあるんだ!」
さやか「は、はやくなんとかしないとマミさんが痴女側に引き込まれちゃう!」
ほむら「か・・・かみじょ、いえ氷室君」フラッ
バイオリン仮面「暁美さん!?」
ほむら「私の盾の中に・・・巴マミを収める秘蔵のアイテムがあるわ」
バイオリン仮面「なんだって!?」ササッ
バイオリン仮面「こ・・・これは!?」
バイオリン仮面「騙されちゃいけないよ巴さん!」
マミ「えっ」
杏子「な、なんだ!?」
バイオリン仮面「佐倉さん、結構いろんな女の子に同じ事言ってるよね?」
パサッ
マミ「写真?」
マミ「んっ」キューン
マミ「その呼び方は・・・師弟時代の・・・」
さやか「マミさああああん!?」
さやか「誰かなんとかしてええええ!ウチらの先輩チョロすぎるんですけどおおお!!」
杏子「はいコレ、マミさんの分のブルマだよ」
杏子「それを履いてあたし達の仲間になってね!」
マミ「佐倉さん・・・」スッ
さやか「受け取るんかい!」
杏子「これからはずっと一緒だよマミさん」
さやか「そ、そうか!マミさんがチョロいだけじゃなくてこれは幻惑の魔法効果でもあるんだ!」
さやか「は、はやくなんとかしないとマミさんが痴女側に引き込まれちゃう!」
ほむら「か・・・かみじょ、いえ氷室君」フラッ
バイオリン仮面「暁美さん!?」
ほむら「私の盾の中に・・・巴マミを収める秘蔵のアイテムがあるわ」
バイオリン仮面「なんだって!?」ササッ
バイオリン仮面「こ・・・これは!?」
バイオリン仮面「騙されちゃいけないよ巴さん!」
マミ「えっ」
杏子「な、なんだ!?」
バイオリン仮面「佐倉さん、結構いろんな女の子に同じ事言ってるよね?」
パサッ
マミ「写真?」
220: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/28(水) 20:12:52.42 ID:mjPK0Xhe0
杏子「こ、これは!?」
写真には佐倉杏子が他の女の子(メインキャラはもちろんモブキャラとも)
たちと二人きりで楽しそうにしている瞬間が撮られている
マミ「さ、佐倉さん!?これはどういう事!?」
杏子「し、知るか!!半分くらいは覚えがねー写真だぞ!」
マミ「半分・・・?半分は本当なの?」
杏子「あ」
ほむら(保管しておいて良かったわ・・・他の平行世界の物も含めた佐倉杏子天然ジゴロ写真)
ほむら(私もちょっと押されかけた事もあるから・・・これは罰よ)
さやか「圧倒的にあたしとの絡みが多いねー。あたしも覚えが無い写真があるけど、この数枚の写真は本当の出来事だよね」
杏子「さやかあああああああああああ!?」
バイオリン仮面(これで巴さんが佐倉さんに篭絡される心配はなくなったけど・・・)
バイオリン仮面「なぎさちゃん!」
なぎさ「手出し無用なのです!これくらいのピンチは1人で乗り越えてみせるのです!」
ゆののばってんブーメランを何回か被弾してほとんどの能力を封印されてしまったなぎさ
ゆの「ばってんブーメラン!!」シュッ
なぎさ「またあの攻撃なのです!でも今度こそ!」
なぎさを追尾するブーメラン、なぎさはゆのにブーメランを誘導しようとする
ゆの「また?私のブーメランの操作精度はギリギリで避けても問題なく追いかけるよ!」
ゆのの目の前までブーメランを誘導して上空に高くジャンプするなぎさ。しかし
キュン!
なぎさ「軌道が・・・直角に曲がった!?」
写真には佐倉杏子が他の女の子(メインキャラはもちろんモブキャラとも)
たちと二人きりで楽しそうにしている瞬間が撮られている
マミ「さ、佐倉さん!?これはどういう事!?」
杏子「し、知るか!!半分くらいは覚えがねー写真だぞ!」
マミ「半分・・・?半分は本当なの?」
杏子「あ」
ほむら(保管しておいて良かったわ・・・他の平行世界の物も含めた佐倉杏子天然ジゴロ写真)
ほむら(私もちょっと押されかけた事もあるから・・・これは罰よ)
さやか「圧倒的にあたしとの絡みが多いねー。あたしも覚えが無い写真があるけど、この数枚の写真は本当の出来事だよね」
杏子「さやかあああああああああああ!?」
バイオリン仮面(これで巴さんが佐倉さんに篭絡される心配はなくなったけど・・・)
バイオリン仮面「なぎさちゃん!」
なぎさ「手出し無用なのです!これくらいのピンチは1人で乗り越えてみせるのです!」
ゆののばってんブーメランを何回か被弾してほとんどの能力を封印されてしまったなぎさ
ゆの「ばってんブーメラン!!」シュッ
なぎさ「またあの攻撃なのです!でも今度こそ!」
なぎさを追尾するブーメラン、なぎさはゆのにブーメランを誘導しようとする
ゆの「また?私のブーメランの操作精度はギリギリで避けても問題なく追いかけるよ!」
ゆのの目の前までブーメランを誘導して上空に高くジャンプするなぎさ。しかし
キュン!
なぎさ「軌道が・・・直角に曲がった!?」
222: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/28(水) 20:53:30.35 ID:mjPK0Xhe0
シュパッ
またもやなぎさに被弾するばってんブーメラン
ゆの「今のブーメランでその跳躍力を奪ったよ」
ゆの「もう二度と今みたいな小細工は出来ないねぇ」
なぎさ「・・・」
ゆの「さあ!どんどんなぎさちゃんの能力を奪っちゃうよ!今度は歩けなくしちゃおっか?」サッ
また両手にブーメランを構えるゆの、その様子を疑問に思いながら見つめるなぎさ
なぎさ(何かがおかしいのです・・・)
なぎさ(確かにまだ身体は動かせるけど・・・魔法を封じられた今のなぎさの能力をこれ以上封じる必要があるのですか?)
なぎさ(この人は一貫してブーメランしか使ってこないのです・・・)
なぎさ(もしかしたら・・・)
なぎさ(このお姉さん自身に・・・なぎさにとどめをさせる力は無い・・・!?)
そう判断したなぎさ、ゆのに一直線に突進する
原田「・・・!気付かれた!」
原田「だ、誰か!ゆのさんのフォローに回って!!」
なぎさ「もう襲いのです!」
ゆの「ばってんブーメラン!!」
なぎさはとっさにブーメランを足で受ける
なぎさ「跳べない足でも使い道はあるのです!」
なぎさ「そっちがばってんブーメランなら・・・なぎさはクロスチョップなのです!」
またもやなぎさに被弾するばってんブーメラン
ゆの「今のブーメランでその跳躍力を奪ったよ」
ゆの「もう二度と今みたいな小細工は出来ないねぇ」
なぎさ「・・・」
ゆの「さあ!どんどんなぎさちゃんの能力を奪っちゃうよ!今度は歩けなくしちゃおっか?」サッ
また両手にブーメランを構えるゆの、その様子を疑問に思いながら見つめるなぎさ
なぎさ(何かがおかしいのです・・・)
なぎさ(確かにまだ身体は動かせるけど・・・魔法を封じられた今のなぎさの能力をこれ以上封じる必要があるのですか?)
なぎさ(この人は一貫してブーメランしか使ってこないのです・・・)
なぎさ(もしかしたら・・・)
なぎさ(このお姉さん自身に・・・なぎさにとどめをさせる力は無い・・・!?)
そう判断したなぎさ、ゆのに一直線に突進する
原田「・・・!気付かれた!」
原田「だ、誰か!ゆのさんのフォローに回って!!」
なぎさ「もう襲いのです!」
ゆの「ばってんブーメラン!!」
なぎさはとっさにブーメランを足で受ける
なぎさ「跳べない足でも使い道はあるのです!」
なぎさ「そっちがばってんブーメランなら・・・なぎさはクロスチョップなのです!」
223: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/30(金) 09:29:07.46 ID:hRoYp5l50
足にばってんブーメランを受けているなぎさは腕をばってんの形に据え
最低限の跳躍力でゆのの首に倒れこむ
ゆの「ぐえっ」
ドサッ
原田「Wノックアウト!?」
なぎさがゆのと共倒れになった時
すでに原田が洗脳したほかの少女達も倒されていた
(バトル内容が思いつかなったので割愛させていただく)
原田「全・・・敗」
ほむら「残る痴女は貴方だけのようね」
原田「それでもあなた達はこの子達を止められないよ」
フラフラ
体力が無い状態のまま操られた6人が立ちあがる
「え?」
原田「言ったはずだよ。ブルマを脱がさない限り彼女達の痴女化は解けないって」
原田「でもブルマはがせばノーパン姿を公衆の面前にさらけ出してしまう、さぁどうする?」
逃げ遅れた観客(男)たちの期待の視線が段上へと集中している
男性客「ついにポロリがくるのか!?」
さやか「こいつら・・・女子中学生のあたし達が戦ってるんだから逃げるか手伝うかしろよ!」
さやか「おなか抱えてうずくまって・・・一体なんなのよ!!」
バイオリン仮面「たっちゃってるから立ち上がれないって状態だよそれ」
バイオリン仮面「まてよこの状況・・・どこかで・・・」
バイオリン仮面「小学校の頃・・・!お、思いついた!!」
バイオリン仮面「あの方法なら・・・彼女達に辱めを受けさせずにブルマを脱がすことが出来るかも!」
最低限の跳躍力でゆのの首に倒れこむ
ゆの「ぐえっ」
ドサッ
原田「Wノックアウト!?」
なぎさがゆのと共倒れになった時
すでに原田が洗脳したほかの少女達も倒されていた
(バトル内容が思いつかなったので割愛させていただく)
原田「全・・・敗」
ほむら「残る痴女は貴方だけのようね」
原田「それでもあなた達はこの子達を止められないよ」
フラフラ
体力が無い状態のまま操られた6人が立ちあがる
「え?」
原田「言ったはずだよ。ブルマを脱がさない限り彼女達の痴女化は解けないって」
原田「でもブルマはがせばノーパン姿を公衆の面前にさらけ出してしまう、さぁどうする?」
逃げ遅れた観客(男)たちの期待の視線が段上へと集中している
男性客「ついにポロリがくるのか!?」
さやか「こいつら・・・女子中学生のあたし達が戦ってるんだから逃げるか手伝うかしろよ!」
さやか「おなか抱えてうずくまって・・・一体なんなのよ!!」
バイオリン仮面「たっちゃってるから立ち上がれないって状態だよそれ」
バイオリン仮面「まてよこの状況・・・どこかで・・・」
バイオリン仮面「小学校の頃・・・!お、思いついた!!」
バイオリン仮面「あの方法なら・・・彼女達に辱めを受けさせずにブルマを脱がすことが出来るかも!」
224: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/30(金) 09:51:18.59 ID:hRoYp5l50
~小学5年生頃~
男子生徒「いよいよ水泳の授業か~去年の夏から楽しみだったんだよな~」
男子生徒「よ~し、さっさと着替えちゃうぞ~」ポポイ
女子生徒「ちょっと男子~、女子が全員退室してから着替えてよね~」
さやか「せーのっ」ガバッ
まどか「さ・・・さやかちゃん!?」
男子生徒「な・・・!?」
恭介「さやか!?」
まどか「な、なに脱ぎだしてるのさやかちゃん!?お、男の子も教室にいるのに!」
恭介「さやかの事だ、どうせ下に着てきてるんでしょ?」
さやか「んー?着てないよー」
恭介「え」
男子生徒「美樹!?」
さやか「移動教室めんどくさいし、さやかちゃん流奥義見せない着替え方を使ってるのさ」
まどか「スカートならできるって聞いたことあるけど、さやかちゃん今日ホットパンツじゃ」
さやか「えーできるよーこうやってー」
スルスル
さやか「下からまず水着をはいて・・・こうして隙間からパンティを脱いで」
恭介「さやか!確かに見えてないけどやめてくれ!!ハラハラする!!」
さやか「上にひっぱると同時に上着も全部脱ぐ!はい!出来た!」
まどか「さやかちゃん!」
男子生徒「・・・お、おなか痛い・・・」
男子生徒「見えてないのに・・・いや、だからこそか・・・美樹の着替え姿が目に焼きついて・・・」
男子生徒「もう俺今日水泳休む・・・収まりそうに無い」
男子生徒「いよいよ水泳の授業か~去年の夏から楽しみだったんだよな~」
男子生徒「よ~し、さっさと着替えちゃうぞ~」ポポイ
女子生徒「ちょっと男子~、女子が全員退室してから着替えてよね~」
さやか「せーのっ」ガバッ
まどか「さ・・・さやかちゃん!?」
男子生徒「な・・・!?」
恭介「さやか!?」
まどか「な、なに脱ぎだしてるのさやかちゃん!?お、男の子も教室にいるのに!」
恭介「さやかの事だ、どうせ下に着てきてるんでしょ?」
さやか「んー?着てないよー」
恭介「え」
男子生徒「美樹!?」
さやか「移動教室めんどくさいし、さやかちゃん流奥義見せない着替え方を使ってるのさ」
まどか「スカートならできるって聞いたことあるけど、さやかちゃん今日ホットパンツじゃ」
さやか「えーできるよーこうやってー」
スルスル
さやか「下からまず水着をはいて・・・こうして隙間からパンティを脱いで」
恭介「さやか!確かに見えてないけどやめてくれ!!ハラハラする!!」
さやか「上にひっぱると同時に上着も全部脱ぐ!はい!出来た!」
まどか「さやかちゃん!」
男子生徒「・・・お、おなか痛い・・・」
男子生徒「見えてないのに・・・いや、だからこそか・・・美樹の着替え姿が目に焼きついて・・・」
男子生徒「もう俺今日水泳休む・・・収まりそうに無い」
225: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/30(金) 10:58:58.66 ID:hRoYp5l50
バイオリン仮面「あの時の男子生徒たちも皆・・・【たっちゃって立ち上がれない】状態だった・・・」
バイオリン仮面「もちろん後でさやかには説教したけどね・・・その歳まで僕とお風呂に入ろうとする件も含めて」
バイオリン仮面「あの頃の状況を再現すれば・・・彼女達を「見せず」にブルマを着替えさせることも・・・」
バイオリン仮面「暁美さん、スクール水着とか盾の中に入ってない!?」
ほむら「なによ唐突に・・・確かにコレクションしてるけど・・・全部まどか用のサイズよ」
バイオリン仮面「一部の人は装甲が持たないかもしれないが・・・無いよりマシだ」
まどか「それどういう事かな氷室君?それとほむらちゃん、なんでわたしのサイズの水着だけ大量に抱えてるのかな?」
バイオリン仮面「後は教師役だ・・・一応早乙女先生にも招待状を送ったけど・・・会場に残ってるかな?」
バイオリン仮面「お客様の中に教師の人はいませんかー?協力して欲しいんです!」
吉野屋「は、はい!私教師です!」
吉野屋「仕事からやっと解放されたと思ってライブ会場に来たら・・・ウチの生徒が巻き込まれてるじゃないですか」
吉野屋「私に協力できることならなんでもします!脱ぎましょうか?それとも脱がせますか?」
バイオリン仮面「い、いえ・・・いつも通り教師の仕事をしてもらいます」
バイオリン仮面(なんだこの人・・・この人も痴女化してるのか?)
バイオリン仮面「さやか・・・この作戦の成功のカギは君だ」
さやか「えっ?」
バイオリン仮面「君たちとの戦闘で弱らせてからなら・・・僕の演奏でイメージを彼女達の脳内に流し込む事が可能だ」
バイオリン仮面「君が小学生の頃あみだした見せないスクール水着着衣方法を今ここで使うんだ」
さやか「ど、どうして氷室君がその事を!?」
バイオリン仮面「シチュエーションは水泳前の休み時間、さぁ演奏(はじ)めるよ!」
キーンコーンカーンコーン(バイオリン音)
吉野屋「はい、授業はここまで、次は水泳ですね」
バイオリン仮面「もちろん後でさやかには説教したけどね・・・その歳まで僕とお風呂に入ろうとする件も含めて」
バイオリン仮面「あの頃の状況を再現すれば・・・彼女達を「見せず」にブルマを着替えさせることも・・・」
バイオリン仮面「暁美さん、スクール水着とか盾の中に入ってない!?」
ほむら「なによ唐突に・・・確かにコレクションしてるけど・・・全部まどか用のサイズよ」
バイオリン仮面「一部の人は装甲が持たないかもしれないが・・・無いよりマシだ」
まどか「それどういう事かな氷室君?それとほむらちゃん、なんでわたしのサイズの水着だけ大量に抱えてるのかな?」
バイオリン仮面「後は教師役だ・・・一応早乙女先生にも招待状を送ったけど・・・会場に残ってるかな?」
バイオリン仮面「お客様の中に教師の人はいませんかー?協力して欲しいんです!」
吉野屋「は、はい!私教師です!」
吉野屋「仕事からやっと解放されたと思ってライブ会場に来たら・・・ウチの生徒が巻き込まれてるじゃないですか」
吉野屋「私に協力できることならなんでもします!脱ぎましょうか?それとも脱がせますか?」
バイオリン仮面「い、いえ・・・いつも通り教師の仕事をしてもらいます」
バイオリン仮面(なんだこの人・・・この人も痴女化してるのか?)
バイオリン仮面「さやか・・・この作戦の成功のカギは君だ」
さやか「えっ?」
バイオリン仮面「君たちとの戦闘で弱らせてからなら・・・僕の演奏でイメージを彼女達の脳内に流し込む事が可能だ」
バイオリン仮面「君が小学生の頃あみだした見せないスクール水着着衣方法を今ここで使うんだ」
さやか「ど、どうして氷室君がその事を!?」
バイオリン仮面「シチュエーションは水泳前の休み時間、さぁ演奏(はじ)めるよ!」
キーンコーンカーンコーン(バイオリン音)
吉野屋「はい、授業はここまで、次は水泳ですね」
226: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/30(金) 11:24:29.89 ID:hRoYp5l50
宮子「やったー!水泳だー!早速着替えるぞー」
マミ「宮子さん、教室移動しないと・・・男子もいますし」
吉野屋「その事なんですけど・・・着替えのための教室が使えなくなりまして・・・」
「え」
吉野屋「女子も男子もこの場で着替えてもらいます」
「えええええ~!?」
男子生徒たち「や、やったあ!!」
※男子生徒達は氷室の演奏で学校内の登場人物になったと思い込まされている会場内の男性客です
ヒロ「き、着替えれるわけ無いじゃない!」
ゆの「そうですよ吉野屋先生!こんな幼い子までいるのに!」
なぎさ「ん?」
さやか(年齢がバラバラなのに一つの教室にまとめられてる事にたいする疑問は無いのか・・・
これが氷室君の演奏の力・・・)
吉野屋「素肌を見せられる異性がいるだけでありがたいと思いなさい!!」ガタッ
女子達「ええ・・・」(困惑)
吉野屋「先生には・・・先生にはそういう機会が無かったんですよ!」
吉野屋「気になる異性の前で素肌をさらけ出すドキドキシチュエーションなんて・・・私には・・・
ふぅええええええええん!!」
バイオリン仮面(本当になんなんだこの人・・・シラフで痴女なのか!?)
バイオリン仮面「さやか、ここで君の出番だ」
さやか「え」
バイオリン仮面「彼女達は互いを自分を水泳の授業前のクラスメイトだと思い込んでいる。そして会場の男性客も」
バイオリン仮面「君があの脱ぎ方を実践して彼女達に教えるのだ。そうすれば自然な話の流れで
原田のソウルジェムごと彼女たちのブルマを脱がすことができる」
さやか「そ、そっか!そのためだけにここまで手の込んだイメージ映像を演奏していたのね!」
マミ「宮子さん、教室移動しないと・・・男子もいますし」
吉野屋「その事なんですけど・・・着替えのための教室が使えなくなりまして・・・」
「え」
吉野屋「女子も男子もこの場で着替えてもらいます」
「えええええ~!?」
男子生徒たち「や、やったあ!!」
※男子生徒達は氷室の演奏で学校内の登場人物になったと思い込まされている会場内の男性客です
ヒロ「き、着替えれるわけ無いじゃない!」
ゆの「そうですよ吉野屋先生!こんな幼い子までいるのに!」
なぎさ「ん?」
さやか(年齢がバラバラなのに一つの教室にまとめられてる事にたいする疑問は無いのか・・・
これが氷室君の演奏の力・・・)
吉野屋「素肌を見せられる異性がいるだけでありがたいと思いなさい!!」ガタッ
女子達「ええ・・・」(困惑)
吉野屋「先生には・・・先生にはそういう機会が無かったんですよ!」
吉野屋「気になる異性の前で素肌をさらけ出すドキドキシチュエーションなんて・・・私には・・・
ふぅええええええええん!!」
バイオリン仮面(本当になんなんだこの人・・・シラフで痴女なのか!?)
バイオリン仮面「さやか、ここで君の出番だ」
さやか「え」
バイオリン仮面「彼女達は互いを自分を水泳の授業前のクラスメイトだと思い込んでいる。そして会場の男性客も」
バイオリン仮面「君があの脱ぎ方を実践して彼女達に教えるのだ。そうすれば自然な話の流れで
原田のソウルジェムごと彼女たちのブルマを脱がすことができる」
さやか「そ、そっか!そのためだけにここまで手の込んだイメージ映像を演奏していたのね!」
231: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/02(日) 21:31:31.88 ID:C1+nFB9r0
さやか「みんな、安心して!あたしが男子に見せない脱ぎ方を教えるから!」
さやか「まずタオルを巻いて・・・下から履いて・・・こうするするっと下着を脱いで・・・」
男子生徒「な・・・なんだと!?」
男子生徒「ま・・・まったくみえん!!し、しかしおっぱいは見逃さないぞ!!」
さやか「はい残念でした!もう上着脱ぐと同時に水着を胸元までたくしあげたもんね」
男子生徒「ちっきしょおおおおおおお!!」
男子生徒「スロー再生したら見えるのか!?くそっ!なんで俺の目は高性能スローカメラじゃないんだ!?」
ピチピチ・・・
さやか(うわ・・・まどかの水着・・・色々きっつい!)
さやか「さあみんなでやってみよう!いまいちわからない人はさやかちゃんが手伝うよ!」
操られている6人を含めて全員が着替える
と同時に原田から与えられたブルマを脱ぐ
ゆの「あれ?」
宮子「わたし達・・・一体こんな所でなにしてるんだろ?ってか水着キツッ!」
男子生徒「け、結局見えなかった・・・」
男子生徒「い、いや・・・女子中学生、高校生+幼女の生着替えが見れただけでも喜ぶべきなのか・・・?」
男子生徒「みんな、希望を捨てるな!アレを見ろ!」
ピチピチ・・・
一部の発育がいい女子が着ているまどかの水着が裂け始める
サイズがあってる、または余ってる人達
まどか ほむら ゆの なぎさ 沙英 なずな
ちょっとキツイ人 杏子
だいぶキツイ人達
宮子 マミ さやか ヒロ 仁美
男子生徒「総員待機!衝撃(おっぱいポロリ)に備えろ!」
男子生徒「く、くそっ!なぎさちゃんのポロリは無いのか!」
ほむら「こ・・・この変態共・・・!!」サッ(閃光弾)
さやか「まずタオルを巻いて・・・下から履いて・・・こうするするっと下着を脱いで・・・」
男子生徒「な・・・なんだと!?」
男子生徒「ま・・・まったくみえん!!し、しかしおっぱいは見逃さないぞ!!」
さやか「はい残念でした!もう上着脱ぐと同時に水着を胸元までたくしあげたもんね」
男子生徒「ちっきしょおおおおおおお!!」
男子生徒「スロー再生したら見えるのか!?くそっ!なんで俺の目は高性能スローカメラじゃないんだ!?」
ピチピチ・・・
さやか(うわ・・・まどかの水着・・・色々きっつい!)
さやか「さあみんなでやってみよう!いまいちわからない人はさやかちゃんが手伝うよ!」
操られている6人を含めて全員が着替える
と同時に原田から与えられたブルマを脱ぐ
ゆの「あれ?」
宮子「わたし達・・・一体こんな所でなにしてるんだろ?ってか水着キツッ!」
男子生徒「け、結局見えなかった・・・」
男子生徒「い、いや・・・女子中学生、高校生+幼女の生着替えが見れただけでも喜ぶべきなのか・・・?」
男子生徒「みんな、希望を捨てるな!アレを見ろ!」
ピチピチ・・・
一部の発育がいい女子が着ているまどかの水着が裂け始める
サイズがあってる、または余ってる人達
まどか ほむら ゆの なぎさ 沙英 なずな
ちょっとキツイ人 杏子
だいぶキツイ人達
宮子 マミ さやか ヒロ 仁美
男子生徒「総員待機!衝撃(おっぱいポロリ)に備えろ!」
男子生徒「く、くそっ!なぎさちゃんのポロリは無いのか!」
ほむら「こ・・・この変態共・・・!!」サッ(閃光弾)
232: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/03(月) 10:22:33.78 ID:HMwsrTc60
ピカッ
男子生徒「ぎゃああああああああああ!!」
ビリビリビリーッ
閃光が目をくらませると同時に裂けるスクール水着
ほむら「みんな、自分の服に着替えて!自分の服を持ってきてないひだまり荘の人たちと杏子はひとまず氷室の控え室に!」
閃光の中避難作業が進められる
次に男性達が目を開けたとき、そこには「ちゃんと服を着た」状態で女子達が段上にいた
男性客「ち、ちきしょおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
さやか「これで今度こそ・・・残る痴女はあんただけよ、原田!」
原田「そんなフラフラな状態で私に勝てると思ってるの?」
戦闘の疲労、生着替えによる精神力の消耗、ひだまり勢を控え室まで運んだ筋肉痛、
見滝原の少女達はすでに限界を通り越していた
ほむら「今動けるのは・・・バイオリン仮面だけ・・・」
ほむら「氷室君、あなたが原田にとどめをさすのよ!」
バイオリン仮面「えっ・・・!?僕の能力に殺傷能力は無いのに?」
ほむら「いい氷室君・・・これから私が解析した原田の秘密を教えるわ」
ほむら「私の仮説が正しければ・・・原田本人に攻撃能力は無い・・・そして・・・」
ほむら「言う通りにするのよ・・・おそらく原田にダメージを与えられるのは・・・あなたしかいない!」
ほむらから耳打ちで原田の弱点を聞くバイオリン仮面
バイオリン仮面「・・・!そ、それは本当かい!?」
バイオリン仮面「確かに・・・僕にしか彼女を倒せないかもしれない!」
原田「・・・!!」ビクッ
男子生徒「ぎゃああああああああああ!!」
ビリビリビリーッ
閃光が目をくらませると同時に裂けるスクール水着
ほむら「みんな、自分の服に着替えて!自分の服を持ってきてないひだまり荘の人たちと杏子はひとまず氷室の控え室に!」
閃光の中避難作業が進められる
次に男性達が目を開けたとき、そこには「ちゃんと服を着た」状態で女子達が段上にいた
男性客「ち、ちきしょおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
さやか「これで今度こそ・・・残る痴女はあんただけよ、原田!」
原田「そんなフラフラな状態で私に勝てると思ってるの?」
戦闘の疲労、生着替えによる精神力の消耗、ひだまり勢を控え室まで運んだ筋肉痛、
見滝原の少女達はすでに限界を通り越していた
ほむら「今動けるのは・・・バイオリン仮面だけ・・・」
ほむら「氷室君、あなたが原田にとどめをさすのよ!」
バイオリン仮面「えっ・・・!?僕の能力に殺傷能力は無いのに?」
ほむら「いい氷室君・・・これから私が解析した原田の秘密を教えるわ」
ほむら「私の仮説が正しければ・・・原田本人に攻撃能力は無い・・・そして・・・」
ほむら「言う通りにするのよ・・・おそらく原田にダメージを与えられるのは・・・あなたしかいない!」
ほむらから耳打ちで原田の弱点を聞くバイオリン仮面
バイオリン仮面「・・・!そ、それは本当かい!?」
バイオリン仮面「確かに・・・僕にしか彼女を倒せないかもしれない!」
原田「・・・!!」ビクッ
235: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/03(月) 19:48:15.10 ID:HMwsrTc60
バイオリン仮面が原田ににじり寄る
原田「そっちから来られるとわ、私・・・」
ほむら「原田の能力は本来一つであるはずのソウルジェムを自己生成、それを身に着けた女性を操る
文字通り「他者に魂を分け与える能力」」
ほむら「同時に6人洗脳できるほどの精度・・・攻撃面に能力を割ける余裕なんて無いはず」
ほむら「そしてここからが原田最大の弱点」
ほむら「「男性であるあなたにしか」できない事なの」
さやか「氷室君?何を?」
バイオリン仮面がいやらしく手をにぎにぎさせる
バイオリン仮面「原田・・・僕にそのG級おっぱいを好きにしていいと言ったよね?」
むにゅうっ
さやか「!!」
原田「きゃああああああああああああああああああああああああ!!!」
もみもみ・・・
ほむら「原田はいままで数え切れないくらい女子にセクハラしてきた・・・それはなんとなく判るの」
ほむら「だけど・・・彼女はあくまで「攻め」の痴女でしかない」
ほむら「自分が攻められることに関して言えば・・・彼女はただの乙女!」
ほむら「強引に乳を揉まれるだけであっさりその羞恥心は限界を突破する」
原田「自分が攻められるのは恥ずかしすぎるよおおお!!」
原田「頭がフットーして!爆発しちゃうよおおおおお!」
ピカッ
ほむら「ま、魔力の光!?ほ、本当に感情エネルギーを爆発させる気!?」
原田「そっちから来られるとわ、私・・・」
ほむら「原田の能力は本来一つであるはずのソウルジェムを自己生成、それを身に着けた女性を操る
文字通り「他者に魂を分け与える能力」」
ほむら「同時に6人洗脳できるほどの精度・・・攻撃面に能力を割ける余裕なんて無いはず」
ほむら「そしてここからが原田最大の弱点」
ほむら「「男性であるあなたにしか」できない事なの」
さやか「氷室君?何を?」
バイオリン仮面がいやらしく手をにぎにぎさせる
バイオリン仮面「原田・・・僕にそのG級おっぱいを好きにしていいと言ったよね?」
むにゅうっ
さやか「!!」
原田「きゃああああああああああああああああああああああああ!!!」
もみもみ・・・
ほむら「原田はいままで数え切れないくらい女子にセクハラしてきた・・・それはなんとなく判るの」
ほむら「だけど・・・彼女はあくまで「攻め」の痴女でしかない」
ほむら「自分が攻められることに関して言えば・・・彼女はただの乙女!」
ほむら「強引に乳を揉まれるだけであっさりその羞恥心は限界を突破する」
原田「自分が攻められるのは恥ずかしすぎるよおおお!!」
原田「頭がフットーして!爆発しちゃうよおおおおお!」
ピカッ
ほむら「ま、魔力の光!?ほ、本当に感情エネルギーを爆発させる気!?」
236: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/03(月) 20:06:40.28 ID:HMwsrTc60
ほむら「氷室君、逃げて!」
ドガァァァァン
羞恥心のエネルギーが限界を超えた原田はその場で魔力爆発を起こす
ホールは形をとどめているが段上が粉々のなる
さやか「ゲホッケホッ!み、みんな!!」
さやか「け、煙で何も見えない・・・!!」
乃莉「さやかちゃん!」
さやか「の、乃莉さん!?」
乃莉「ごめんね、駆けつけるのが遅くなって・・・でももう大丈夫」
乃莉「「恥」を知った原田は自爆して完全消滅したよ」
乃莉「後の処理はあたしに任せてさやかちゃんたちはゆっくり休むといいよ」
さやか「そ、そうだ・・・恭介!」
さやか「恭介を探さなきゃ!さっき氷室君の控え室にひだまり荘の人たちを運んだ時はいなかったの!」
乃莉「・・・わかった、あたしも手伝うよ。肩につかまって」
乃莉に肩を借りながら煙に消えていくさやか
その時
ほむら「ゲホッゲホッ」
杏子「ほむら!」
スクール水着のまま杏子がまた段上の魔法少女達に駆けつける
ほむら「杏子?」
杏子「さやかはどこだ!」
煙が退いたそこに美樹さやかの姿は無かった
杏子「あたしも伝えなきゃいけない事があるんだ・・・あ、あいつの・・・原田と乃莉の関係は・・・」
ドガァァァァン
羞恥心のエネルギーが限界を超えた原田はその場で魔力爆発を起こす
ホールは形をとどめているが段上が粉々のなる
さやか「ゲホッケホッ!み、みんな!!」
さやか「け、煙で何も見えない・・・!!」
乃莉「さやかちゃん!」
さやか「の、乃莉さん!?」
乃莉「ごめんね、駆けつけるのが遅くなって・・・でももう大丈夫」
乃莉「「恥」を知った原田は自爆して完全消滅したよ」
乃莉「後の処理はあたしに任せてさやかちゃんたちはゆっくり休むといいよ」
さやか「そ、そうだ・・・恭介!」
さやか「恭介を探さなきゃ!さっき氷室君の控え室にひだまり荘の人たちを運んだ時はいなかったの!」
乃莉「・・・わかった、あたしも手伝うよ。肩につかまって」
乃莉に肩を借りながら煙に消えていくさやか
その時
ほむら「ゲホッゲホッ」
杏子「ほむら!」
スクール水着のまま杏子がまた段上の魔法少女達に駆けつける
ほむら「杏子?」
杏子「さやかはどこだ!」
煙が退いたそこに美樹さやかの姿は無かった
杏子「あたしも伝えなきゃいけない事があるんだ・・・あ、あいつの・・・原田と乃莉の関係は・・・」
237: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/03(月) 20:51:58.65 ID:HMwsrTc60
乃莉「「中の人」(キャラクターボイス)・・・それが痴女原田の全力の能力名・・・!」
「!!」
さやか「ん・・・離して!」
さやかが乃莉に捕らえられている。そして口にソウルジェムを押し込まれそうになっている
ほむら「の・・・乃莉さん!?」
杏子「やっぱり・・・お前の正体は原田だったのか!」
乃莉「分割ソウルジェムを使って他人を操る場合は「洗脳」でしか無いけど・・・
魔法少女契約時に受け取った本体ソウルジェムを植えつけた女子は「中に潜んで」自由に操る事ができる」
乃莉「本来魔法少女の素質が無い乃莉ちゃんが「痴女化」してその上から原田の能力である
「衣装を作る」能力で架空の魔法少女を作り上げた・・・これが真相」
乃莉「あたし原田は今、乃莉ちゃんの「中の人」になっている状態なの」
乃莉「もちろん、あなた達と最初に会った時から・・・乃莉ちゃん本人の意識は中の人の「原田」のモノだったけどね」
乃莉「この子には「痴女」の素質がある・・・今から乃莉ちゃんからさやかちゃんに「中の人」を移動させる」
乃莉「同じ「痴女化」させるなら一般人である乃莉ちゃんより魔法少女の素質があるさやかちゃんの方が
強い「痴女」になるのよ」
杏子「なぜさやかにこだわる!乗っ取るならアタシにしやがれ!!」
乃莉「杏子ちゃんの中の人か・・・それも良かったかもね・・・」
乃莉「オーディション・・・落ちちゃったんだよね」
ほむら「は?」
乃莉「乃莉ちゃんの中の人やってるから、キャラデザつながりでまどマギもオーディション受けたんだけどね・・・」
乃莉「ちょい役でもいいからまどマギ出たかったなぁ・・・それはTVシリーズでは落とされた阿澄さんも悔しさは同じかもしれないけど」
マミ「話が見えない・・・何の事を話をしているの!?」
乃莉「少し世界線がズレてれば・・・美樹さやかcv:原田ひとみもありえたと思います!」
さやか「原田ちゃん、ちょっと表に出ようか」
杏子「さやか!そのソウルジェム噛み砕け!それで原田を倒せる!」
乃莉「させなーい♪」チュッ(口移しでソウルジェムを口に押し込む乃莉)
「!!」
さやか「ん・・・離して!」
さやかが乃莉に捕らえられている。そして口にソウルジェムを押し込まれそうになっている
ほむら「の・・・乃莉さん!?」
杏子「やっぱり・・・お前の正体は原田だったのか!」
乃莉「分割ソウルジェムを使って他人を操る場合は「洗脳」でしか無いけど・・・
魔法少女契約時に受け取った本体ソウルジェムを植えつけた女子は「中に潜んで」自由に操る事ができる」
乃莉「本来魔法少女の素質が無い乃莉ちゃんが「痴女化」してその上から原田の能力である
「衣装を作る」能力で架空の魔法少女を作り上げた・・・これが真相」
乃莉「あたし原田は今、乃莉ちゃんの「中の人」になっている状態なの」
乃莉「もちろん、あなた達と最初に会った時から・・・乃莉ちゃん本人の意識は中の人の「原田」のモノだったけどね」
乃莉「この子には「痴女」の素質がある・・・今から乃莉ちゃんからさやかちゃんに「中の人」を移動させる」
乃莉「同じ「痴女化」させるなら一般人である乃莉ちゃんより魔法少女の素質があるさやかちゃんの方が
強い「痴女」になるのよ」
杏子「なぜさやかにこだわる!乗っ取るならアタシにしやがれ!!」
乃莉「杏子ちゃんの中の人か・・・それも良かったかもね・・・」
乃莉「オーディション・・・落ちちゃったんだよね」
ほむら「は?」
乃莉「乃莉ちゃんの中の人やってるから、キャラデザつながりでまどマギもオーディション受けたんだけどね・・・」
乃莉「ちょい役でもいいからまどマギ出たかったなぁ・・・それはTVシリーズでは落とされた阿澄さんも悔しさは同じかもしれないけど」
マミ「話が見えない・・・何の事を話をしているの!?」
乃莉「少し世界線がズレてれば・・・美樹さやかcv:原田ひとみもありえたと思います!」
さやか「原田ちゃん、ちょっと表に出ようか」
杏子「さやか!そのソウルジェム噛み砕け!それで原田を倒せる!」
乃莉「させなーい♪」チュッ(口移しでソウルジェムを口に押し込む乃莉)
240: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/07(金) 16:27:58.03 ID:N58rnp6H0
さやか「んっ・・・ちょ・・・」
コロン
さやか「飲んじゃった・・・」
ドサッ
瞬間、乃莉の意識から原田が離れる
さやか「きゃあああああああああ!」
ピカッ
さやかが光に包まれてその服が破れる
ほむら「こ・・・これは」
マミ「昔の魔法少女アニメの変身時の服の破れ方!?」
杏子「さやかが・・・「痴女」に変化する!」
しゅううう・・・
変化した美樹さやかの姿は・・・
まどか「人魚・・・?」
仁美「髪も胸にかかるくらい伸びていますわ」
なぎさ「思ったよりエロくないのです」
バイオリン仮面「バカ!さやかの胸元を良く見てみろ!」
ほむら「・・・!!ノ、ノーブラ!?」
マミ「長い髪で辛うじて先端が隠れているだけだわ!」
バイオリン仮面「下半身も魚化しているだけで今さやかは・・・全裸だ!」
杏子「な・・・」
コロン
さやか「飲んじゃった・・・」
ドサッ
瞬間、乃莉の意識から原田が離れる
さやか「きゃあああああああああ!」
ピカッ
さやかが光に包まれてその服が破れる
ほむら「こ・・・これは」
マミ「昔の魔法少女アニメの変身時の服の破れ方!?」
杏子「さやかが・・・「痴女」に変化する!」
しゅううう・・・
変化した美樹さやかの姿は・・・
まどか「人魚・・・?」
仁美「髪も胸にかかるくらい伸びていますわ」
なぎさ「思ったよりエロくないのです」
バイオリン仮面「バカ!さやかの胸元を良く見てみろ!」
ほむら「・・・!!ノ、ノーブラ!?」
マミ「長い髪で辛うじて先端が隠れているだけだわ!」
バイオリン仮面「下半身も魚化しているだけで今さやかは・・・全裸だ!」
杏子「な・・・」
242: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/07(金) 19:34:26.03 ID:N58rnp6H0
バイオリン仮面「人魚って恋する乙女的なイメージで思われがちでだからこそ
人間の文化への理解と恥じらいを持っていて「ちゃんとブラしてる」かもしれないけど・・・」
バイオリン仮面「さやかの今の姿・・・これがある意味伝承通りの「人魚」・・・
「本当は怖い」方の人魚だ」
バイオリン仮面「歌声で船を沈めたり漁師を誘惑して海に引きずり込むほうの人魚・・・
人間に危害を加える側の人魚だから人間の文化に歩み寄らない・・・ゆえにノーブラ!」
バイオリン仮面「大人の男性を誘惑するのに足りうるエロさを持っている・・・
誰だってあの髪の毛をはらいのけてさやかのおっぱいを見ようとするもん!」
バイオリン仮面「だけど・・・さやかを全裸の人魚にすることは諸刃の剣でもある」
ほむら「え、あなたの1人語りはまだ続くわけ?」
バイオリン仮面「それは・・・下半身が見えない事!」
バイオリン仮面「さやかの魅力はおっぱいだけじゃない!いや、むしろ下半身に集約されているといっても過言では無い!」
バイオリン仮面「お尻、太もも、生足!これらが魚化してしまえばさやかの魅力が半分以上も隠れてしまうじゃないか!」
バイオリン仮面「「おっぱい丸出しの人魚」は男のロマンだけど・・・さやかにソレは当てはまらない!」
ほむら「公式で人魚の魔女なのだけど・・・全否定ということかしら・・・」
バイオリン仮面「隠してどうするんだ!お尻と太ももと生足を!故に「最強の痴女」としては中途半端!!」
バイオリン仮面「原田は最後の最後で衣装の選択を誤った!この程度のエロはありふれた物だ!」
バイオリン仮面「原田はさやかの魅力を50パーセントも引き出せていない!!」
さやか「もちろん・・・そんな事わかっているわよ氷室君・・・」
まどか「さ・・・さやかちゃん!?」
杏子「そ・・・その声・・・!」
なぎさ「さやかの声が・・・ダチャンになってるのです!」
さやか「さやかちゃんの「中の人」が完全に原田になりつつある経過よ」
さやか「私だってさやかちゃんの下半身のむちむちな魅力は理解している・・・だったらこんな腐らせ方をさせるわけないじゃない」
さやか「童話「人魚姫」で人魚姫は「声」とひきかえに人間の足を手に入れる薬を飲む・・・だったよね」
人魚と化したさやかが胸の谷間から瓶をとりだす
バイオリン仮面「ま・・・まさか!?」
人間の文化への理解と恥じらいを持っていて「ちゃんとブラしてる」かもしれないけど・・・」
バイオリン仮面「さやかの今の姿・・・これがある意味伝承通りの「人魚」・・・
「本当は怖い」方の人魚だ」
バイオリン仮面「歌声で船を沈めたり漁師を誘惑して海に引きずり込むほうの人魚・・・
人間に危害を加える側の人魚だから人間の文化に歩み寄らない・・・ゆえにノーブラ!」
バイオリン仮面「大人の男性を誘惑するのに足りうるエロさを持っている・・・
誰だってあの髪の毛をはらいのけてさやかのおっぱいを見ようとするもん!」
バイオリン仮面「だけど・・・さやかを全裸の人魚にすることは諸刃の剣でもある」
ほむら「え、あなたの1人語りはまだ続くわけ?」
バイオリン仮面「それは・・・下半身が見えない事!」
バイオリン仮面「さやかの魅力はおっぱいだけじゃない!いや、むしろ下半身に集約されているといっても過言では無い!」
バイオリン仮面「お尻、太もも、生足!これらが魚化してしまえばさやかの魅力が半分以上も隠れてしまうじゃないか!」
バイオリン仮面「「おっぱい丸出しの人魚」は男のロマンだけど・・・さやかにソレは当てはまらない!」
ほむら「公式で人魚の魔女なのだけど・・・全否定ということかしら・・・」
バイオリン仮面「隠してどうするんだ!お尻と太ももと生足を!故に「最強の痴女」としては中途半端!!」
バイオリン仮面「原田は最後の最後で衣装の選択を誤った!この程度のエロはありふれた物だ!」
バイオリン仮面「原田はさやかの魅力を50パーセントも引き出せていない!!」
さやか「もちろん・・・そんな事わかっているわよ氷室君・・・」
まどか「さ・・・さやかちゃん!?」
杏子「そ・・・その声・・・!」
なぎさ「さやかの声が・・・ダチャンになってるのです!」
さやか「さやかちゃんの「中の人」が完全に原田になりつつある経過よ」
さやか「私だってさやかちゃんの下半身のむちむちな魅力は理解している・・・だったらこんな腐らせ方をさせるわけないじゃない」
さやか「童話「人魚姫」で人魚姫は「声」とひきかえに人間の足を手に入れる薬を飲む・・・だったよね」
人魚と化したさやかが胸の谷間から瓶をとりだす
バイオリン仮面「ま・・・まさか!?」
243: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/07(金) 20:09:28.36 ID:N58rnp6H0
クイッ
原田に乗っ取られたさやかが瓶の液体を飲み干す
さやか「はい、飲み干しちゃいました♪」
さやか「見て、あたしの足を」
しゅううう・・・
バイオリン仮面「・・・!?す、すこしずつ人間の足に戻りつつある!?」
パサッ
まどか「見て!髪の毛も少しずつ短くなってる!」
さやか「さやかちゃんを人魚姫に喩えると薬を飲んでしまって「本当の声」(cv:キタエリ)を失いつつある状態だね」
さやか「そして完全に下半身が出来上がったとき・・・髪型も元に戻って
ノーブラノーパンの完全裸の最強の「痴女」が誕生する」
バイオリン仮面「さやかの・・・本物のさやかの意識はどうなる!?」
さやか「あの物語の結末を知っているなら・・・わかるんじゃないかな?」
さやか「原田の意識という大海に・・・溺れて溶け込んでしまうのよ」
バイオリン仮面「原田アアアアアアアアアアアアア!!」
初めて本気で怒ったバイオリン仮面、攻撃能力を持たないのでバイオリンで全力で殴ろうとする・・・が
ピタッ
バイオリン仮面「・・・」
さやか「殴れるわけ無いよね?見た目はさやかちゃんなんだから」
さやか「君のせいでもあるんだよ・・・さやかちゃんが「痴女」に囚われたのは」
バイオリン仮面「え・・・?」
さやか「君がさやかちゃんの目の前に現れたから・・・
上条君の事だけを一途に好きだったさやかちゃんに「迷い」が生じた」
さやか「その心の隙間は・・・私が「中の人」としてもぐりこむのには十分すぎる隙間だった」
さやか「そしてなによりも・・・」
原田に乗っ取られたさやかが瓶の液体を飲み干す
さやか「はい、飲み干しちゃいました♪」
さやか「見て、あたしの足を」
しゅううう・・・
バイオリン仮面「・・・!?す、すこしずつ人間の足に戻りつつある!?」
パサッ
まどか「見て!髪の毛も少しずつ短くなってる!」
さやか「さやかちゃんを人魚姫に喩えると薬を飲んでしまって「本当の声」(cv:キタエリ)を失いつつある状態だね」
さやか「そして完全に下半身が出来上がったとき・・・髪型も元に戻って
ノーブラノーパンの完全裸の最強の「痴女」が誕生する」
バイオリン仮面「さやかの・・・本物のさやかの意識はどうなる!?」
さやか「あの物語の結末を知っているなら・・・わかるんじゃないかな?」
さやか「原田の意識という大海に・・・溺れて溶け込んでしまうのよ」
バイオリン仮面「原田アアアアアアアアアアアアア!!」
初めて本気で怒ったバイオリン仮面、攻撃能力を持たないのでバイオリンで全力で殴ろうとする・・・が
ピタッ
バイオリン仮面「・・・」
さやか「殴れるわけ無いよね?見た目はさやかちゃんなんだから」
さやか「君のせいでもあるんだよ・・・さやかちゃんが「痴女」に囚われたのは」
バイオリン仮面「え・・・?」
さやか「君がさやかちゃんの目の前に現れたから・・・
上条君の事だけを一途に好きだったさやかちゃんに「迷い」が生じた」
さやか「その心の隙間は・・・私が「中の人」としてもぐりこむのには十分すぎる隙間だった」
さやか「そしてなによりも・・・」
244: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/13(木) 00:08:19.46 ID:duNrgt7I0
さやか「君が私のモノにならないから・・・私がさやかちゃんの中の人になるしかないじゃないの」
さやか「さやかちゃんとして君が私を愛するようになるまで・・・」
バイオリン仮面「だとすればその行動は無駄だ」
バイオリン仮面「僕がさやかの声を忘れるわけ無いからね」
しゅううう・・・
徐々に下半身が人間に戻りつつあるさやか(cv原田ひとみ)
その様子を見てさっきまでしおれていた男性客も立ち上がる(文字通り)
男性客「や、やったああああ!!」
男性客「さやかちゃんの生足とおっぱいがもうすぐ見えるぞ!」
バイオリン仮面「そもそもコイツらどこから沸いて出たんだ!?」
バイオリン仮面「TVタレントとしてのバイオリン仮面の客層は主に女性!」
バイオリン仮面「女性の付き添いで来ていたのならその女性がこの状況を許すはずが無いし・・・
実に不可解!エロがあるところに男は自然発生するものなのか!?」
ほむら「無駄口を叩いてる暇はないわよ氷室。さやかが人間に完全変態するって事は・・・全裸をあの男性客たちにさらけ出すことと同意義」
ほむら「その前になんとしてでも・・・さやかの中から原田を引きずり出さないと・・・」
いつのまにか天井の一部が破損していつの間にか降り出した大雨が屋内へ侵入する
さやか「そうれっ」
大雨から大量の氷の剣を生成し、魔法少女達を襲う
シュパッ
マミ「え!?」
杏子「な、なんだコイツ・・・!?強いぞ!?」
さやか「さやかちゃんが潜在的に秘めている魔法少女としての資質・・・および「魔女」としての資質を引き出しているからね・・・」
さやか「ただし・・・さやかちゃんの属性は「水」であるのに対して痴女化したさやかちゃんは「氷」・・・この違いが判るかな?」
さやか「さやかちゃんとして君が私を愛するようになるまで・・・」
バイオリン仮面「だとすればその行動は無駄だ」
バイオリン仮面「僕がさやかの声を忘れるわけ無いからね」
しゅううう・・・
徐々に下半身が人間に戻りつつあるさやか(cv原田ひとみ)
その様子を見てさっきまでしおれていた男性客も立ち上がる(文字通り)
男性客「や、やったああああ!!」
男性客「さやかちゃんの生足とおっぱいがもうすぐ見えるぞ!」
バイオリン仮面「そもそもコイツらどこから沸いて出たんだ!?」
バイオリン仮面「TVタレントとしてのバイオリン仮面の客層は主に女性!」
バイオリン仮面「女性の付き添いで来ていたのならその女性がこの状況を許すはずが無いし・・・
実に不可解!エロがあるところに男は自然発生するものなのか!?」
ほむら「無駄口を叩いてる暇はないわよ氷室。さやかが人間に完全変態するって事は・・・全裸をあの男性客たちにさらけ出すことと同意義」
ほむら「その前になんとしてでも・・・さやかの中から原田を引きずり出さないと・・・」
いつのまにか天井の一部が破損していつの間にか降り出した大雨が屋内へ侵入する
さやか「そうれっ」
大雨から大量の氷の剣を生成し、魔法少女達を襲う
シュパッ
マミ「え!?」
杏子「な、なんだコイツ・・・!?強いぞ!?」
さやか「さやかちゃんが潜在的に秘めている魔法少女としての資質・・・および「魔女」としての資質を引き出しているからね・・・」
さやか「ただし・・・さやかちゃんの属性は「水」であるのに対して痴女化したさやかちゃんは「氷」・・・この違いが判るかな?」
247: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/17(月) 19:46:52.45 ID:WjDJCz8l0
さやか「上条君との関係が冷えてしまったこと・・・そして氷室君に惹かれてしまったことへの申し訳なさ」
さやか「伝承通りの「寒い海に人を引きずりこむ」怖い人魚・・・それが今のあたし」
さやか「この心を溶かすのはまず無理と思っていいわね」
バイオリン仮面(原田を追い出すには・・・さやかの心をまず救わなくちゃいけないって事か・・・)
男性客「さ・・・寒い・・・」
男性客「凍え死にそうだ」
女性客は女の子同士で肌を寄せ合って寒さをしのいでいる
男性客「俺たちもやるしかないぞ」
男性客「男の子♂の一番暖かいところは・・・」
バイオリン仮面「ナニをするつもりだやめろおおおおお!そんなもの見たくないいいいいい!」
さやか「人魚の痴女:Meerjungfrau・・・その性質は「氷海への招待」」
さやか「ゆのちゃんに与えた能力である「敵の能力の封印」を応用してこういう事もできるのよ」
ヒュオォオオオ・・・(吹雪)
ほむら「・・・!!盾の歯車が・・・」
ほむらの盾に霜が張り、歯車が回せなくなる=時間停止不可
なぎさ「この環境下じゃなぎさのシャボン玉も凍るだけなのです」
マミ「リボンがあっというまに乾燥して・・・束が練れない・・・!!」
杏子「あたしの幻覚も使えなくなってる」
男性客「ヒマつぶしに持ってきたまどポがフリーズした!!」
バイオリン仮面(上条恭介のふがいなさが・・・さやかを人魚の痴女にさせたのか・・・・)
恭介(だとすれば・・・僕はどうすれば・・・)
続く
さやか「伝承通りの「寒い海に人を引きずりこむ」怖い人魚・・・それが今のあたし」
さやか「この心を溶かすのはまず無理と思っていいわね」
バイオリン仮面(原田を追い出すには・・・さやかの心をまず救わなくちゃいけないって事か・・・)
男性客「さ・・・寒い・・・」
男性客「凍え死にそうだ」
女性客は女の子同士で肌を寄せ合って寒さをしのいでいる
男性客「俺たちもやるしかないぞ」
男性客「男の子♂の一番暖かいところは・・・」
バイオリン仮面「ナニをするつもりだやめろおおおおお!そんなもの見たくないいいいいい!」
さやか「人魚の痴女:Meerjungfrau・・・その性質は「氷海への招待」」
さやか「ゆのちゃんに与えた能力である「敵の能力の封印」を応用してこういう事もできるのよ」
ヒュオォオオオ・・・(吹雪)
ほむら「・・・!!盾の歯車が・・・」
ほむらの盾に霜が張り、歯車が回せなくなる=時間停止不可
なぎさ「この環境下じゃなぎさのシャボン玉も凍るだけなのです」
マミ「リボンがあっというまに乾燥して・・・束が練れない・・・!!」
杏子「あたしの幻覚も使えなくなってる」
男性客「ヒマつぶしに持ってきたまどポがフリーズした!!」
バイオリン仮面(上条恭介のふがいなさが・・・さやかを人魚の痴女にさせたのか・・・・)
恭介(だとすれば・・・僕はどうすれば・・・)
続く
248: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/17(月) 20:49:49.45 ID:WjDJCz8l0
少し早いあとがき、および補足説明と言い訳
また体調管理が甘くなって休みが多くなってしまいました。すみません
まだ完結したわけではありませんが少しだけネタ晴らしというか言い訳
このSSの元ネタは実写版「変態仮面」1と2と原作版、「魔法少女まどか☆マギカ」「ひだまりスケッチ」
自作二次創作である「バイオリン仮面」および
「変態仮面公式ツイッターから「パンティを下さい」と言われて乙女の恥じらいをみせつつ
「変態仮面様になら・・・」とまんざらでもない返信をした原田ひとみ氏」で構成されています
「現実の原田ひとみはガチ百合だから上条恭介には惚れない」と考える人もいるとは思いますが
本人が「女の子は大好きだけどノンケである」と断言した事と上記のエピソードから「変態仮面みたいな男性となら付き合うかもしれない」
という考えに至り
「美樹さやかのブルマを被ってハッスルする上条恭介になら惚れるかもしれない」という「やや」苦しいキャラ改変で構成されております
現実の原田ひとみ氏とこの物語における痴女「原田」との乖離問題が発生している事実を真摯に受け止め
今後より良い作品作り及び更新ペースを早める努力を一層させていただきます
今回の話でそれが明らかになったのは「美樹さやかの身体を乗っ取った」辺りです
それまではまだ「笑える」範囲の悪行を重ねていた「原田」でしたが
「自分より力や立場の弱い人間を利用して自分の欲望を満たそうとする」
「非情の悪役」の側面が目立ってしまい
(他に意識を乗っ取られた人間とちがって「原田」は完全に美樹さやかとの同化を図っている)
私が当初思い描いていた完全ギャグストーリー的な大団円
(悪役も含めて全員がハッピーエンド)とはズレが生じている事を認めざるを得なくなりました
今回こういう展開に陥ったのは「原田ひとみ」氏本人ではなくあくまで痴女「原田」が「悪役」として我を貫いた結果だと真摯に受け止めております
展開的に不自然と感じた場合、当初の予定とは違った
シリアスエンド等になる可能性もあるという事です
修正可能ならばギャグ方向エンドに戻るかもしれません
本来ならば最終回を執筆してから書くべきだとは思いますがこの場を借りて
「原田ひとみ氏と「原田」は別人である」事
「現実の原田ひとみ氏は美樹さやかの身体を乗っ取ったり、喜多村英梨氏の担当役を強奪するような人間では無い」事を明記させて頂きます
(しかしながら目の前にさやかちゃんやキタエリがいた場合、パイタッチやふとももスリスリ等は行う人間ではあるかもしれません)
これだけははっきりと真実を伝えたかった
声優原田ひとみ様への微粒子レベルの風評被害の可能性も考えた上でここにお詫び申し上げます
(※長いよという方「原田ひとみ氏は女子にセクハラする人物ではあるが危害を加える人物ではない」とだけ受け止めてください)
また体調管理が甘くなって休みが多くなってしまいました。すみません
まだ完結したわけではありませんが少しだけネタ晴らしというか言い訳
このSSの元ネタは実写版「変態仮面」1と2と原作版、「魔法少女まどか☆マギカ」「ひだまりスケッチ」
自作二次創作である「バイオリン仮面」および
「変態仮面公式ツイッターから「パンティを下さい」と言われて乙女の恥じらいをみせつつ
「変態仮面様になら・・・」とまんざらでもない返信をした原田ひとみ氏」で構成されています
「現実の原田ひとみはガチ百合だから上条恭介には惚れない」と考える人もいるとは思いますが
本人が「女の子は大好きだけどノンケである」と断言した事と上記のエピソードから「変態仮面みたいな男性となら付き合うかもしれない」
という考えに至り
「美樹さやかのブルマを被ってハッスルする上条恭介になら惚れるかもしれない」という「やや」苦しいキャラ改変で構成されております
現実の原田ひとみ氏とこの物語における痴女「原田」との乖離問題が発生している事実を真摯に受け止め
今後より良い作品作り及び更新ペースを早める努力を一層させていただきます
今回の話でそれが明らかになったのは「美樹さやかの身体を乗っ取った」辺りです
それまではまだ「笑える」範囲の悪行を重ねていた「原田」でしたが
「自分より力や立場の弱い人間を利用して自分の欲望を満たそうとする」
「非情の悪役」の側面が目立ってしまい
(他に意識を乗っ取られた人間とちがって「原田」は完全に美樹さやかとの同化を図っている)
私が当初思い描いていた完全ギャグストーリー的な大団円
(悪役も含めて全員がハッピーエンド)とはズレが生じている事を認めざるを得なくなりました
今回こういう展開に陥ったのは「原田ひとみ」氏本人ではなくあくまで痴女「原田」が「悪役」として我を貫いた結果だと真摯に受け止めております
展開的に不自然と感じた場合、当初の予定とは違った
シリアスエンド等になる可能性もあるという事です
修正可能ならばギャグ方向エンドに戻るかもしれません
本来ならば最終回を執筆してから書くべきだとは思いますがこの場を借りて
「原田ひとみ氏と「原田」は別人である」事
「現実の原田ひとみ氏は美樹さやかの身体を乗っ取ったり、喜多村英梨氏の担当役を強奪するような人間では無い」事を明記させて頂きます
(しかしながら目の前にさやかちゃんやキタエリがいた場合、パイタッチやふとももスリスリ等は行う人間ではあるかもしれません)
これだけははっきりと真実を伝えたかった
声優原田ひとみ様への微粒子レベルの風評被害の可能性も考えた上でここにお詫び申し上げます
(※長いよという方「原田ひとみ氏は女子にセクハラする人物ではあるが危害を加える人物ではない」とだけ受け止めてください)
250: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/19(水) 19:18:43.94 ID:jwnbgbUu0
第6話
ほむら「原田の氷系の能力で私達は魔力を封じられた状態・・・」
ほむら「火器を用いてこの氷を溶かそうにも盾の収納口まで凍らされた」
ほむら「まともに戦えるのは・・・氷室だけ・・・お願い、弾いて!」
バイオリン仮面「僕の演奏でさやかの心を取り戻す・・・!」
♪~♪~♪
さやか「させないよ」
むにゅ
バイオリン仮面「谷間から・・・マイクが!?」
さやか「歌います」
♪~♪~♪
バイオリン仮面「う・・・上手い!」
ぐにゃああ・・・
バイオリン仮面「僕がバイオリンで作り出したイメージ空間が・・・原田の歌に上書きされている!?」
さやか「人魚の歌声っていうのは本来船を沈めるとても怖いモノなのよ」
さやか「あなた達はこれからイメージの氷海に飲み込まれる」
さやか「あたしが歌うのは・・・ブルマが規制されなかった日常・・・
美樹さやかのCVが原田ひとみとしてバイオリン仮面の傍にいる理想の風景」
バイオリン仮面「イメージに・・・飲み込まれ・・・」
~~~
恭介「ハッ!?」
恭介「ここは・・・僕の部屋・・・?なんだかすごい長い夢を見ていたような・・・」
さやか(CV:原田ひとみ)「恭介、おっはよー!」
ほむら「原田の氷系の能力で私達は魔力を封じられた状態・・・」
ほむら「火器を用いてこの氷を溶かそうにも盾の収納口まで凍らされた」
ほむら「まともに戦えるのは・・・氷室だけ・・・お願い、弾いて!」
バイオリン仮面「僕の演奏でさやかの心を取り戻す・・・!」
♪~♪~♪
さやか「させないよ」
むにゅ
バイオリン仮面「谷間から・・・マイクが!?」
さやか「歌います」
♪~♪~♪
バイオリン仮面「う・・・上手い!」
ぐにゃああ・・・
バイオリン仮面「僕がバイオリンで作り出したイメージ空間が・・・原田の歌に上書きされている!?」
さやか「人魚の歌声っていうのは本来船を沈めるとても怖いモノなのよ」
さやか「あなた達はこれからイメージの氷海に飲み込まれる」
さやか「あたしが歌うのは・・・ブルマが規制されなかった日常・・・
美樹さやかのCVが原田ひとみとしてバイオリン仮面の傍にいる理想の風景」
バイオリン仮面「イメージに・・・飲み込まれ・・・」
~~~
恭介「ハッ!?」
恭介「ここは・・・僕の部屋・・・?なんだかすごい長い夢を見ていたような・・・」
さやか(CV:原田ひとみ)「恭介、おっはよー!」
251: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/19(水) 19:58:47.87 ID:jwnbgbUu0
恭介「さやか・・・?」
さやか「どうしたの恭介?早くしないと学校遅れちゃうよ」
通学路
恭介「何かが・・・変な感じがする」
さやか「何が?」
仁美「あら、上条君にさやかさん」
まどか「さやかちゃんたちも今登校なんだ」
杏子「最近あたし達と付き合いが悪くなったと思ったら・・・そういう事か」
さやか「ち、違うよ!あたしは今でも皆をお嫁さんにしたいと思ってるし!」
まどか「え何ソレ」
がばっ
杏子「ちょ・・・さやか!?」
仁美「そ、そんな・・・3人同時に!?」
さやか「みんなあたしの嫁になるのだー!!」
もみもみもみ
恭介「今日はいつにも増して元気だね」
さやか「そう?あたし昔から女子にはこんな感じだよ」
和子先生「今日は転校生を紹介します」
ほむら(メガネ)「暁美ほむらです・・・よろしくお願いします」
さやか「メガネっ娘キタァアアアアアア!!」
ぎゅっ
ほむら「きゃっ!?ちょっとやめて・・・何いきなり抱きついてるんですか!?」
さやか「あたしの嫁コレに加わってよ~マンション来ない?ウチの」
杏子「誘い方がオッサンの上司のソレだな」
さやか「どうしたの恭介?早くしないと学校遅れちゃうよ」
通学路
恭介「何かが・・・変な感じがする」
さやか「何が?」
仁美「あら、上条君にさやかさん」
まどか「さやかちゃんたちも今登校なんだ」
杏子「最近あたし達と付き合いが悪くなったと思ったら・・・そういう事か」
さやか「ち、違うよ!あたしは今でも皆をお嫁さんにしたいと思ってるし!」
まどか「え何ソレ」
がばっ
杏子「ちょ・・・さやか!?」
仁美「そ、そんな・・・3人同時に!?」
さやか「みんなあたしの嫁になるのだー!!」
もみもみもみ
恭介「今日はいつにも増して元気だね」
さやか「そう?あたし昔から女子にはこんな感じだよ」
和子先生「今日は転校生を紹介します」
ほむら(メガネ)「暁美ほむらです・・・よろしくお願いします」
さやか「メガネっ娘キタァアアアアアア!!」
ぎゅっ
ほむら「きゃっ!?ちょっとやめて・・・何いきなり抱きついてるんですか!?」
さやか「あたしの嫁コレに加わってよ~マンション来ない?ウチの」
杏子「誘い方がオッサンの上司のソレだな」
254: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/21(金) 19:57:07.10 ID:ryzFJ5pt0
和子「それともう一つ、今日から全国の女子中、高で
いつでも私服の着用が許可されました」
和子「どんな恥ずかしい衣装をどんな時と場合に着ようが女子ならセーフという法律です」
さやか「キタアアアアア!!」
バサッ
あっというまに脱衣してバニーに着替えるさやか
さやか「ほむらはコレで・・・まどかはコレ、杏子と仁美はコレで」
恭介「何をしているんだい」
さやか「みんなの衣装もあたしが作ってきたからね」
杏子「な・・・!?これを着ろっていうのか!?」
仁美「ろ・・・露出度が高すぎますわ!」
さやか「あとこの裸リボンはマミさん向けだな~・・・
そういえばマミさんのクラスは今日一時間目体育だったような・・・」
教室の窓から校庭に向けてカメラをセットするさやか
恭介「なにをしているんだいさやか」
さやか「あ、マミさん出てきた、うはwすごい乳揺れwちゃんとバッチリ収めますからね!」
恭介「普通に犯罪だと思う」
さやか「いけない、興奮したらパイポジが・・・」
ごそごそ
恭介「本当になにをしているんだ君は」
~下校中~
なぎさ「あ、いつもの変なお姉さん今日はいつにも増して変な格好」
さやか「はあ~いなぎさちゃん、下校時間?今日も可愛いねぇ」
パシャパシャパシャッ
恭介「実刑判決下ると思う」
いつでも私服の着用が許可されました」
和子「どんな恥ずかしい衣装をどんな時と場合に着ようが女子ならセーフという法律です」
さやか「キタアアアアア!!」
バサッ
あっというまに脱衣してバニーに着替えるさやか
さやか「ほむらはコレで・・・まどかはコレ、杏子と仁美はコレで」
恭介「何をしているんだい」
さやか「みんなの衣装もあたしが作ってきたからね」
杏子「な・・・!?これを着ろっていうのか!?」
仁美「ろ・・・露出度が高すぎますわ!」
さやか「あとこの裸リボンはマミさん向けだな~・・・
そういえばマミさんのクラスは今日一時間目体育だったような・・・」
教室の窓から校庭に向けてカメラをセットするさやか
恭介「なにをしているんだいさやか」
さやか「あ、マミさん出てきた、うはwすごい乳揺れwちゃんとバッチリ収めますからね!」
恭介「普通に犯罪だと思う」
さやか「いけない、興奮したらパイポジが・・・」
ごそごそ
恭介「本当になにをしているんだ君は」
~下校中~
なぎさ「あ、いつもの変なお姉さん今日はいつにも増して変な格好」
さやか「はあ~いなぎさちゃん、下校時間?今日も可愛いねぇ」
パシャパシャパシャッ
恭介「実刑判決下ると思う」
257: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/22(土) 20:50:29.34 ID:uKrvKyoc0
恭介「さやかは本当に女の子が好きなんだね」
さやか「でも、あたしノンケだよ」
さやか「その証拠に・・・はいこれ!」
サッ
恭介「これは・・・ブルマ?」
さやか「恭介に・・・受け取って欲しいなって思って・・・」
さやか「あたし美樹さやかは・・・上条恭介君が好きなのです///」
恭介「・・・」
恭介「僕は・・・さやかが好きだ」
さやか「やったー!両想いだね!」
恭介「違うよ・・・「さやか」が好きなんだ」
恭介「君は一体誰だ?」
さやか「え!?なに言ってるの恭介?」
さやか「さやかだよぅ、上条恭介が愛すべき美樹さやかだよぅ」
さやか(流石に・・・はしゃぎすぎた?いや・・・あたしの洗脳は完璧なはず!)
恭介「君の行動がどうのこうのの話じゃないんだ」
恭介「僕の記憶を一から改ざんしようが「違和感」が頭から離れなかったんだ」
恭介「だけどそのおかげで気づいたこともある・・・」
恭介「僕はさやかの・・・「声」からまず好きになっていったんだ ってね」
恭介「バイオリンの他にも・・・僕の心にもう一つ心を安らげる音色があったんだ」
恭介「初めてさやか1人だけに弾いてあげた曲・・・それはこれだ」
♪~♪~♪
さやか「や・・・やめて!」
さやか「でも、あたしノンケだよ」
さやか「その証拠に・・・はいこれ!」
サッ
恭介「これは・・・ブルマ?」
さやか「恭介に・・・受け取って欲しいなって思って・・・」
さやか「あたし美樹さやかは・・・上条恭介君が好きなのです///」
恭介「・・・」
恭介「僕は・・・さやかが好きだ」
さやか「やったー!両想いだね!」
恭介「違うよ・・・「さやか」が好きなんだ」
恭介「君は一体誰だ?」
さやか「え!?なに言ってるの恭介?」
さやか「さやかだよぅ、上条恭介が愛すべき美樹さやかだよぅ」
さやか(流石に・・・はしゃぎすぎた?いや・・・あたしの洗脳は完璧なはず!)
恭介「君の行動がどうのこうのの話じゃないんだ」
恭介「僕の記憶を一から改ざんしようが「違和感」が頭から離れなかったんだ」
恭介「だけどそのおかげで気づいたこともある・・・」
恭介「僕はさやかの・・・「声」からまず好きになっていったんだ ってね」
恭介「バイオリンの他にも・・・僕の心にもう一つ心を安らげる音色があったんだ」
恭介「初めてさやか1人だけに弾いてあげた曲・・・それはこれだ」
♪~♪~♪
さやか「や・・・やめて!」
259: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/23(日) 13:04:14.25 ID:3SfGMdYx0
さやかの痴女名は「ローレライ」の方が良かったかな
と今更人魚の伝記をググって考えました
本編↓
上条恭介4歳 美樹さやか4歳
さやか「このきょくはなに?」
恭介「アレクサンダー・ツェムリンスキーの交響詩「人魚姫」のバイオリンパートだよ」
恭介「もう一度最初から弾いてみるね」
♪~♪~♪
さやか「♪~♪~♪」
恭介「え」
さやか「あっごめん・・・恭介くんのえんそうを聞いてたらつい歌が出ちゃった」
さやか「じゃましちゃったね。ごめんね」
恭介「い、いや・・・構わないよ」
恭介「それからもさやかは歌い続けた」
恭介「人魚姫の物語の結末も知らず健気に歌うさやか」
恭介「あの声を聞いたとき僕は誰よりも穏やかな気持ちになれたんだ」
恭介「君の声やキャラクターを否定するわけじゃない」
恭介「だけど僕が好きになったのは・・・あのさやかなんだ」
恭介「頼むから・・・さやかにCVを返してやってくれ」
パリィーン
瞬間、原田の歌で作り出した仮想空間が消える
バイオリン仮面「さやか・・・君の声を思い出せたおかげで戻ってこれたよ」
バイオリン仮面「今度は僕が・・・君を取り戻す番だ」
と今更人魚の伝記をググって考えました
本編↓
上条恭介4歳 美樹さやか4歳
さやか「このきょくはなに?」
恭介「アレクサンダー・ツェムリンスキーの交響詩「人魚姫」のバイオリンパートだよ」
恭介「もう一度最初から弾いてみるね」
♪~♪~♪
さやか「♪~♪~♪」
恭介「え」
さやか「あっごめん・・・恭介くんのえんそうを聞いてたらつい歌が出ちゃった」
さやか「じゃましちゃったね。ごめんね」
恭介「い、いや・・・構わないよ」
恭介「それからもさやかは歌い続けた」
恭介「人魚姫の物語の結末も知らず健気に歌うさやか」
恭介「あの声を聞いたとき僕は誰よりも穏やかな気持ちになれたんだ」
恭介「君の声やキャラクターを否定するわけじゃない」
恭介「だけど僕が好きになったのは・・・あのさやかなんだ」
恭介「頼むから・・・さやかにCVを返してやってくれ」
パリィーン
瞬間、原田の歌で作り出した仮想空間が消える
バイオリン仮面「さやか・・・君の声を思い出せたおかげで戻ってこれたよ」
バイオリン仮面「今度は僕が・・・君を取り戻す番だ」
262: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/25(火) 13:19:10.49 ID:0y7vOXSy0
さやか「それだけは無理よ・・・さやかちゃんの心は奥深くに沈めてしまったから」
さやか「氷室君・・・あなたにあたしのブルマを着せる事は叶わなかったけど・・・
さやかちゃんとの同化だけは成し遂げる」
バイオリン仮面「さやか・・・君が氷室を好きになった事で上条恭介を裏切ってしまったと思っているのなら」
バイオリン仮面「そんな事で君が心を痛める必要は無い・・・なぜなら僕も」
バイオリンを手離して自分の仮面(ブルマ)に手をかける氷室
ほむら「・・・!?」
ほむら「ま、まさかあなた・・・」
パサッ
恭介「君に嘘をついていたからね」
なぎさ「え!?」
杏子「な!?」
マミ「あええ!?」
まどか「バ・・・バイオリン仮面の正体が・・・上条君!?」
恭介「やっぱり・・・動かなくなっちゃったな・・・左手」
恭介「聞こえているかいさやか・・・氷室は僕だ」
恭介「だから君が傷つくことは何一つ無いんだよ」
恭介「これからはバイオリン仮面としてじゃなくて・・・上条恭介としてあらゆる現実と向き合う」
さやか「本気で言ってるの・・・!?このホールでの大演奏だって・・・
君の演奏が無ければできなかったことだよ」
さやか「自分の夢を諦めるっていうの・・・!?さやかちゃんのブルマを手放しちゃったら・・・君は」
恭介「言ったはずだよ原田・・・君のおかげで気付けたって」
恭介「さやかの声を聞くと落ち着くんだ・・・バイオリンだけじゃない・・・僕はあの音色が好きなんだって」
恭介「さやかの声が二度と聞けなくなるくらいなら僕は」
恭介「二度とバイオリンが弾けなくなっても・・・構わない!」
さやか「氷室君・・・あなたにあたしのブルマを着せる事は叶わなかったけど・・・
さやかちゃんとの同化だけは成し遂げる」
バイオリン仮面「さやか・・・君が氷室を好きになった事で上条恭介を裏切ってしまったと思っているのなら」
バイオリン仮面「そんな事で君が心を痛める必要は無い・・・なぜなら僕も」
バイオリンを手離して自分の仮面(ブルマ)に手をかける氷室
ほむら「・・・!?」
ほむら「ま、まさかあなた・・・」
パサッ
恭介「君に嘘をついていたからね」
なぎさ「え!?」
杏子「な!?」
マミ「あええ!?」
まどか「バ・・・バイオリン仮面の正体が・・・上条君!?」
恭介「やっぱり・・・動かなくなっちゃったな・・・左手」
恭介「聞こえているかいさやか・・・氷室は僕だ」
恭介「だから君が傷つくことは何一つ無いんだよ」
恭介「これからはバイオリン仮面としてじゃなくて・・・上条恭介としてあらゆる現実と向き合う」
さやか「本気で言ってるの・・・!?このホールでの大演奏だって・・・
君の演奏が無ければできなかったことだよ」
さやか「自分の夢を諦めるっていうの・・・!?さやかちゃんのブルマを手放しちゃったら・・・君は」
恭介「言ったはずだよ原田・・・君のおかげで気付けたって」
恭介「さやかの声を聞くと落ち着くんだ・・・バイオリンだけじゃない・・・僕はあの音色が好きなんだって」
恭介「さやかの声が二度と聞けなくなるくらいなら僕は」
恭介「二度とバイオリンが弾けなくなっても・・・構わない!」
266: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/27(木) 19:52:38.58 ID:rSUEw9/00
さやかの足はもうほとんどが人間に戻っている(鱗がビキニ状に辛うじて隠している)
そして乳首を隠していた髪の毛も
パサッ
男性客「やったああああああ!!!」
男性客「さやかちゃんのおっぱいだああああああああああ!!」
男性客「寒い中がんばったかいがあったぜ!!」
しかし
ガバッ
恭介がさやかを壁はしに追いやる
いわゆる「壁ドン」の体制でさやかの裸を覆って観客から隠す
男性客「な・・・!?」
男性客「どいてくれええええ!!これだけ耐えたのにおっぱいすらも見れないのかよおおおお!!(血の涙)」
ほむら「恭介の位置からはさやかのおっぱいが丸まる見えているのに・・・鼻血を出さないというの!?」
まどか「完全に集中しているんだよ、さやかちゃんを取り戻すことだけに!」
恭介「さやか・・・」
恭介「一度バイオリン仮面として君とデートした時・・・勇気が足らずに出来なかった事を今!」
さやか「むぐっ」
強引にさやかの唇を奪う恭介、そして
しゅううう・・・
杏子「さやかの身体から・・・原田の魔力が消えていく!?」
マミ「見て!上条君の口元を!」
なぎさ「原田のソウルジェム!原田のソウルジェムを咥えているのです!」
仁美「さやかさんの心が満たされたことで原田を追い出せたのですわ!」
そして乳首を隠していた髪の毛も
パサッ
男性客「やったああああああ!!!」
男性客「さやかちゃんのおっぱいだああああああああああ!!」
男性客「寒い中がんばったかいがあったぜ!!」
しかし
ガバッ
恭介がさやかを壁はしに追いやる
いわゆる「壁ドン」の体制でさやかの裸を覆って観客から隠す
男性客「な・・・!?」
男性客「どいてくれええええ!!これだけ耐えたのにおっぱいすらも見れないのかよおおおお!!(血の涙)」
ほむら「恭介の位置からはさやかのおっぱいが丸まる見えているのに・・・鼻血を出さないというの!?」
まどか「完全に集中しているんだよ、さやかちゃんを取り戻すことだけに!」
恭介「さやか・・・」
恭介「一度バイオリン仮面として君とデートした時・・・勇気が足らずに出来なかった事を今!」
さやか「むぐっ」
強引にさやかの唇を奪う恭介、そして
しゅううう・・・
杏子「さやかの身体から・・・原田の魔力が消えていく!?」
マミ「見て!上条君の口元を!」
なぎさ「原田のソウルジェム!原田のソウルジェムを咥えているのです!」
仁美「さやかさんの心が満たされたことで原田を追い出せたのですわ!」
267: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:29:28.58 ID:rSUEw9/00
キュポン!
原田のソウルジェムを咥えてさやかの口元から取り出す恭介
杏子「よっしゃ恭介!そのまま噛み砕け!!」
ほむら「いえ!すぐに捨てなさい!!」
ゴワゴワ・・・
ソウルジェムが突如形を変え始める
「ペッ!!」
ドシャッ
床に転がるソウルジェム
ソウルジェムから収容されていた原田の本来の肉体が出現する
原田「どうして・・・どうしてなのおおお!?」
原田「日本からブルマが無くなっちゃうんだよ!もう二度と君は・・・
バイオリン仮面に変身できなくなるんだよ!」
原田「どうしてさやかちゃんなのよぉ!あたしと上条君は同じ志をもった仲間のはずだよ!」
恭介「ブルマが無ければパンツを被れば良い」
原田「え」
恭介「バイオリン仮面にはもう未練は無い・・・僕が仮面を被るとしたらそれは純粋な下心」
恭介「本物の原田ならそういう代替案を考え付いただろうね・・・僕たちの勝利の決め手は・・・」
恭介「あなたがバイオリン仮面を好きになってしまった事・・・仲間に引き込もうと固執したこと」
恭介「あなたは女子好きキャラを貫くべきだったんだ・・・もしそうなら僕達は負けていた」
原田「・・・」ガクッ
ヒザから崩れ落ちる原田
恭介「あなたの魔力はもう尽きている・・・残っていたとしてもあなたの固有能力自身に攻撃力は無い」
原田のソウルジェムを咥えてさやかの口元から取り出す恭介
杏子「よっしゃ恭介!そのまま噛み砕け!!」
ほむら「いえ!すぐに捨てなさい!!」
ゴワゴワ・・・
ソウルジェムが突如形を変え始める
「ペッ!!」
ドシャッ
床に転がるソウルジェム
ソウルジェムから収容されていた原田の本来の肉体が出現する
原田「どうして・・・どうしてなのおおお!?」
原田「日本からブルマが無くなっちゃうんだよ!もう二度と君は・・・
バイオリン仮面に変身できなくなるんだよ!」
原田「どうしてさやかちゃんなのよぉ!あたしと上条君は同じ志をもった仲間のはずだよ!」
恭介「ブルマが無ければパンツを被れば良い」
原田「え」
恭介「バイオリン仮面にはもう未練は無い・・・僕が仮面を被るとしたらそれは純粋な下心」
恭介「本物の原田ならそういう代替案を考え付いただろうね・・・僕たちの勝利の決め手は・・・」
恭介「あなたがバイオリン仮面を好きになってしまった事・・・仲間に引き込もうと固執したこと」
恭介「あなたは女子好きキャラを貫くべきだったんだ・・・もしそうなら僕達は負けていた」
原田「・・・」ガクッ
ヒザから崩れ落ちる原田
恭介「あなたの魔力はもう尽きている・・・残っていたとしてもあなたの固有能力自身に攻撃力は無い」
268: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:40:21.26 ID:rSUEw9/00
ほむら「つまり貴方が仕留めそこなった魔法少女4人に勝てる術は無いという事よ」
ほむら、杏子、なぎさ、マミが原田を取り囲む
杏子「これ以上抵抗するなら・・・マジでソウルジェムぶっ壊さなきゃいけなくなるぞ」
原田「いいえ・・・」
原田「わたしの負けよ・・・大人しく投降するわ」
自衛隊、警察が現場に到着する
原田は警察に連行され逃げ遅れた客の避難が始まる
まどか「さやかちゃんが目を覚ましたよ!」
さやか「う・・・ん・・・」
恭介「さやか!!」
さやか「恭介・・・?」
さやかが立ち上がって恭介に近づこうとする
しかし
恭介「ぶはぁっ」(鼻血)
さやか「恭介!?一体どうしたの!?」
まどか「さやかちゃん・・・今全裸だよぅ・・」
さやか「え」
さやか「きゃああああああああああああああ!!!」
ほむら、杏子、なぎさ、マミが原田を取り囲む
杏子「これ以上抵抗するなら・・・マジでソウルジェムぶっ壊さなきゃいけなくなるぞ」
原田「いいえ・・・」
原田「わたしの負けよ・・・大人しく投降するわ」
自衛隊、警察が現場に到着する
原田は警察に連行され逃げ遅れた客の避難が始まる
まどか「さやかちゃんが目を覚ましたよ!」
さやか「う・・・ん・・・」
恭介「さやか!!」
さやか「恭介・・・?」
さやかが立ち上がって恭介に近づこうとする
しかし
恭介「ぶはぁっ」(鼻血)
さやか「恭介!?一体どうしたの!?」
まどか「さやかちゃん・・・今全裸だよぅ・・」
さやか「え」
さやか「きゃああああああああああああああ!!!」
269: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:55:49.76 ID:rSUEw9/00
さやか「どうしてなのおおおお!?なんでええ!?」
さやか「お、思い出した!あ、あたし原田に身体を乗っ取られて・・・」
さやか「きょ・・・恭介が助けてくれたんだよね・・・」
恭介「さやか!あっち向いてるからは、早く何か羽織ってくれ!」
さやか「大丈夫だよ恭介!あ、あたし恭介に裸を見られない最善の方法を思いついたから!!」
がばっ
恭介「さや・・・」
マミ「きゃああああああああ///」
仁美「さ・・・さやかさん!?それは大胆すぎるのでは!?」
さやか「こ、こうやって恭介と密着してれば・・・恭介からはあたしのおっぱいは見えない!ど、どう?凄い考えでしょ!」
恭介「裸より大事になってるよさやかぁ・・・」
さやか「だって・・・」
さやか「すごい嬉しいんだもん・・・」
さやか「今あたしが裸だからとか関係無いもん・・・恭介とこうしていたいの・・・」
恭介「さやか・・・」
ほむら「家でやりなさい。このバカップル」
ぐいっ
さやかと恭介を引き剥がすほむら
さやか「あぁん!ほむらのいじわるぅ!」
まどか「さやかちゃんも調子が戻ってきたみたいだね」
ほむら「氷が解けて盾も使える様になったわ。まどかのサイズしか服が無いけどこれで代用しなさい」
ほむら「あなたには少しキツいかもしれないけど・・・」
まどか「ほむらちゃん・・・後でちょっとお話しようか」
さやか「お、思い出した!あ、あたし原田に身体を乗っ取られて・・・」
さやか「きょ・・・恭介が助けてくれたんだよね・・・」
恭介「さやか!あっち向いてるからは、早く何か羽織ってくれ!」
さやか「大丈夫だよ恭介!あ、あたし恭介に裸を見られない最善の方法を思いついたから!!」
がばっ
恭介「さや・・・」
マミ「きゃああああああああ///」
仁美「さ・・・さやかさん!?それは大胆すぎるのでは!?」
さやか「こ、こうやって恭介と密着してれば・・・恭介からはあたしのおっぱいは見えない!ど、どう?凄い考えでしょ!」
恭介「裸より大事になってるよさやかぁ・・・」
さやか「だって・・・」
さやか「すごい嬉しいんだもん・・・」
さやか「今あたしが裸だからとか関係無いもん・・・恭介とこうしていたいの・・・」
恭介「さやか・・・」
ほむら「家でやりなさい。このバカップル」
ぐいっ
さやかと恭介を引き剥がすほむら
さやか「あぁん!ほむらのいじわるぅ!」
まどか「さやかちゃんも調子が戻ってきたみたいだね」
ほむら「氷が解けて盾も使える様になったわ。まどかのサイズしか服が無いけどこれで代用しなさい」
ほむら「あなたには少しキツいかもしれないけど・・・」
まどか「ほむらちゃん・・・後でちょっとお話しようか」
270: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:15:48.01 ID:rSUEw9/00
ジャニー北側「恭介・・・YOUは・・・」
恭介「ジャニーさんごめんなさい・・・バイオリン仮面は今日で廃業です」
恭介「まだ音楽よりさやかの方が大事だって言い切れないし・・・音楽に未練が全く無いっていったら嘘になりますけど」
恭介「それでも・・・少なくとも音楽と同じくらい大切な事が何かはわかったから・・・」
恭介「だから今度はバイオリン仮面みたいなキャラクター商法じゃなくて・・・本当の実力でここに戻ってきます」
恭介「バイオリンが弾けないってだけで・・・僕は音楽を諦めたりはしないから」
ジャニー北側「OK、YOUはクビだ」
ジャニー北側「女性関係のスキャンダルはNGだって言ったのに・・・さやかちゃんとの仲をここまで見せ付けるんだもんな」
ジャニー北側「バイオリンが弾けなくても楽曲提供くらいは出来るだろう?何か書けたら使ってやるかもYO」
ジャニー北側「ミーはまた、新しいアイドルを発掘するまでだ。そいつのファーストシングルにでもな」
さやか「クビじゃないじゃん・・・恭介やったね!」
さやか「バイオリン仮面としてじゃなくて、恭介としての音楽の仕事だよ!」
恭介「うん・・・ありがとうさやか・・・」
仁美「完全敗北ですわ・・・さやかさん」
まどか「仁美ちゃん・・・?」
仁美「いえ・・・なんでもありません」
翌日の新聞、ニュースの見出しに載ったのはバイオリン仮面の引退とブルマ廃止法案の可決だった
そして上条恭介達も男子中学生としての日常へと戻る
体育の授業、男子、女子ともにバスケットをしていた
恭介「ジャニーさんごめんなさい・・・バイオリン仮面は今日で廃業です」
恭介「まだ音楽よりさやかの方が大事だって言い切れないし・・・音楽に未練が全く無いっていったら嘘になりますけど」
恭介「それでも・・・少なくとも音楽と同じくらい大切な事が何かはわかったから・・・」
恭介「だから今度はバイオリン仮面みたいなキャラクター商法じゃなくて・・・本当の実力でここに戻ってきます」
恭介「バイオリンが弾けないってだけで・・・僕は音楽を諦めたりはしないから」
ジャニー北側「OK、YOUはクビだ」
ジャニー北側「女性関係のスキャンダルはNGだって言ったのに・・・さやかちゃんとの仲をここまで見せ付けるんだもんな」
ジャニー北側「バイオリンが弾けなくても楽曲提供くらいは出来るだろう?何か書けたら使ってやるかもYO」
ジャニー北側「ミーはまた、新しいアイドルを発掘するまでだ。そいつのファーストシングルにでもな」
さやか「クビじゃないじゃん・・・恭介やったね!」
さやか「バイオリン仮面としてじゃなくて、恭介としての音楽の仕事だよ!」
恭介「うん・・・ありがとうさやか・・・」
仁美「完全敗北ですわ・・・さやかさん」
まどか「仁美ちゃん・・・?」
仁美「いえ・・・なんでもありません」
翌日の新聞、ニュースの見出しに載ったのはバイオリン仮面の引退とブルマ廃止法案の可決だった
そして上条恭介達も男子中学生としての日常へと戻る
体育の授業、男子、女子ともにバスケットをしていた
271: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/27(木) 21:28:56.90 ID:rSUEw9/00
中沢「バイオリン仮面かー・・・好きだったのに引退しちゃったのかー」
恭介「君はラストライブに来なかったじゃないか」
中沢「足止めを食っていたんだよ・・・早乙女先生に」
中沢「好きにな子がいるって恋愛相談したら・・・つきっきりで指導を受けて」
恭介(だからあの時先生はいなかったのか・・・)
恭介(そして中沢が自分の下から離れる危機感を覚えて囲おうとして・・・)
恭介「中沢もやっぱりブルマ廃止には反対だったのかい?」
恭介「お尻のラインが見えなくなっちゃうからね」
中沢「いや、美樹にはまだ胸がある」
恭介「え」
中沢「ほらみろ上条!シュートを打つときすごい揺れるぞ!!」
さやか「そうれっ」
シュパッ
ぷるぷる
中沢「ほら見ただろ!あれがある限りブルマが廃止されても俺達は戦える!」
恭介「・・・」
中沢「上条?どうした?」
恭介「Tシャツも廃止すべきだ!あ・・・あんなにくっきり胸のラインを出すなんて!」
恭介「さやかがいやらしい目で見られている!!」
そして意外にも連絡が途絶えてしまったのはひだまり荘の人たちだった
さやかの性格なら友達になれそうだったのに
あのコンサートの後意識を取り戻した乃莉さんは
さやか「乃莉さん!よ、よかった・・・目を覚ましてくれて・・・」
乃莉「えっと・・・あなた達・・・誰ですか?」
恭介「君はラストライブに来なかったじゃないか」
中沢「足止めを食っていたんだよ・・・早乙女先生に」
中沢「好きにな子がいるって恋愛相談したら・・・つきっきりで指導を受けて」
恭介(だからあの時先生はいなかったのか・・・)
恭介(そして中沢が自分の下から離れる危機感を覚えて囲おうとして・・・)
恭介「中沢もやっぱりブルマ廃止には反対だったのかい?」
恭介「お尻のラインが見えなくなっちゃうからね」
中沢「いや、美樹にはまだ胸がある」
恭介「え」
中沢「ほらみろ上条!シュートを打つときすごい揺れるぞ!!」
さやか「そうれっ」
シュパッ
ぷるぷる
中沢「ほら見ただろ!あれがある限りブルマが廃止されても俺達は戦える!」
恭介「・・・」
中沢「上条?どうした?」
恭介「Tシャツも廃止すべきだ!あ・・・あんなにくっきり胸のラインを出すなんて!」
恭介「さやかがいやらしい目で見られている!!」
そして意外にも連絡が途絶えてしまったのはひだまり荘の人たちだった
さやかの性格なら友達になれそうだったのに
あのコンサートの後意識を取り戻した乃莉さんは
さやか「乃莉さん!よ、よかった・・・目を覚ましてくれて・・・」
乃莉「えっと・・・あなた達・・・誰ですか?」
272: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/10/29(土) 20:29:29.81 ID:ibxv6U5l0
ゆの「乃莉ちゃん」
宮子「乃莉っぺ!」
ヒロ「乃莉ちゃん!」
沙英「乃莉!」
なずな「乃莉ちゃん」
ゆの「心配したんだよ・・・何日も行方不明で・・・」
ヒロ「どこ行ってたのよもう・・・」
乃莉「ごめんなさい・・・全く覚えてないみたいなんです」
沙英「そういや私達もなんでこんな所にいるんだろうね」
宮子「ここやまぶきじゃないよね」
なずな「見滝原市みたいですよ」
吉野屋「皆さん、やまぶき市に帰りましょう」
恭介「どうやら操られてた時の記憶が無いみたいだね」
さやか「そっか・・・ちょっと残念だな・・・」
恭介「彼女達は違う世界の住人なんだよ多分」
恭介「こちらが奇跡や魔法の世界に巻き込んじゃいけない・・・そんな気がする」
恭介「例えキャラクターやボイスが被っていたとしてもね」
以来僕達は彼女達に会うことは無かった
原田に操られていた時に得た乃莉さんの電話番号等も消した
恭介「さやか・・・改めてごめん」
さやか「何が?」
恭介「氷室という偽名で音楽活動をしていた事、君を傷つけてしまったことだよ」
さやか「あ・・・うん」
さやか「あたしは・・・声が同じなのに恭介が氷室君だと見抜けなかったから・・・」
さやか「でも恭介は見つけてくれたよね・・・原田に書き換えられた世界の中でもあたしの「声」を」
さやか「だから許す」
宮子「乃莉っぺ!」
ヒロ「乃莉ちゃん!」
沙英「乃莉!」
なずな「乃莉ちゃん」
ゆの「心配したんだよ・・・何日も行方不明で・・・」
ヒロ「どこ行ってたのよもう・・・」
乃莉「ごめんなさい・・・全く覚えてないみたいなんです」
沙英「そういや私達もなんでこんな所にいるんだろうね」
宮子「ここやまぶきじゃないよね」
なずな「見滝原市みたいですよ」
吉野屋「皆さん、やまぶき市に帰りましょう」
恭介「どうやら操られてた時の記憶が無いみたいだね」
さやか「そっか・・・ちょっと残念だな・・・」
恭介「彼女達は違う世界の住人なんだよ多分」
恭介「こちらが奇跡や魔法の世界に巻き込んじゃいけない・・・そんな気がする」
恭介「例えキャラクターやボイスが被っていたとしてもね」
以来僕達は彼女達に会うことは無かった
原田に操られていた時に得た乃莉さんの電話番号等も消した
恭介「さやか・・・改めてごめん」
さやか「何が?」
恭介「氷室という偽名で音楽活動をしていた事、君を傷つけてしまったことだよ」
さやか「あ・・・うん」
さやか「あたしは・・・声が同じなのに恭介が氷室君だと見抜けなかったから・・・」
さやか「でも恭介は見つけてくれたよね・・・原田に書き換えられた世界の中でもあたしの「声」を」
さやか「だから許す」
277: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/11/01(火) 17:37:26.31 ID:XApQ4bmX0
僕(恭介)はジャニーさんがプロデュースしたアイドルの曲を書きつつ
勉強を続けて音大も出させてもらった
作曲家として名が売れていたのでそのままの流れで
僕は音楽の世界にプロ入りする
結婚して娘も授かり、二人目ももうじき生まれる
気づけばあれから15年もの歳月が流れていたのだ
医学が発達して現役のバイオリニスト程ではないが
僕の左手もある程度動かせるようにはなった
だからこれはコンサートの名を借りたトークショーの様な物だ
15年前バイオリン仮面がラストライブを行ったホール
に僕は再び立っている
完全に動くわけではないので曲の簡単な一部分だけを演奏して
その後その曲が生まれた背景やその曲を使ってくれた
アニメ、ゲーム、ドラマ、映画、歌手等のコンテンツの裏話などをトークする
簡単な曲とはいえ15年ぶりに大勢の前で演奏する
左手が完治していない事を言い訳にしたくない
自分ができる限りの全力を出したいと思ったのだ
~控室~
恭介「恭歌(きょうか)、パパにとって大事な日だからね・・・
練習でしばらく家に帰れなくてごめんよ」
恭歌「むー・・・久しぶりにパパに会えたのにーまた遠くから眺めてなくちゃいけないの!?」
「はいはーい、恭歌はお母さんと一緒に席でおとなしく見てようね」
恭歌「ママのふともも!きょうかの指定席!」
「おなかの赤ちゃんがいるでしょ、膝の上は無理」
「お姉ちゃんなんだから、一人で座れるようになりなさい」
恭歌「それはわかってるけどー・・・パパもママもきょうかよりも赤ちゃんの方が大事になっちゃったの!?」
恭介「それは違うよ恭歌」
恭介「君が生まれてきたとき・・・その「声」を聞いたときすごく嬉しかったんだ」
恭介「間違いなく僕たち2人の子だってね」
勉強を続けて音大も出させてもらった
作曲家として名が売れていたのでそのままの流れで
僕は音楽の世界にプロ入りする
結婚して娘も授かり、二人目ももうじき生まれる
気づけばあれから15年もの歳月が流れていたのだ
医学が発達して現役のバイオリニスト程ではないが
僕の左手もある程度動かせるようにはなった
だからこれはコンサートの名を借りたトークショーの様な物だ
15年前バイオリン仮面がラストライブを行ったホール
に僕は再び立っている
完全に動くわけではないので曲の簡単な一部分だけを演奏して
その後その曲が生まれた背景やその曲を使ってくれた
アニメ、ゲーム、ドラマ、映画、歌手等のコンテンツの裏話などをトークする
簡単な曲とはいえ15年ぶりに大勢の前で演奏する
左手が完治していない事を言い訳にしたくない
自分ができる限りの全力を出したいと思ったのだ
~控室~
恭介「恭歌(きょうか)、パパにとって大事な日だからね・・・
練習でしばらく家に帰れなくてごめんよ」
恭歌「むー・・・久しぶりにパパに会えたのにーまた遠くから眺めてなくちゃいけないの!?」
「はいはーい、恭歌はお母さんと一緒に席でおとなしく見てようね」
恭歌「ママのふともも!きょうかの指定席!」
「おなかの赤ちゃんがいるでしょ、膝の上は無理」
「お姉ちゃんなんだから、一人で座れるようになりなさい」
恭歌「それはわかってるけどー・・・パパもママもきょうかよりも赤ちゃんの方が大事になっちゃったの!?」
恭介「それは違うよ恭歌」
恭介「君が生まれてきたとき・・・その「声」を聞いたときすごく嬉しかったんだ」
恭介「間違いなく僕たち2人の子だってね」
279: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/11/02(水) 18:27:59.95 ID:d1f4HjI20
恭介「恭歌の声は若いころのママそっくりだからね」
恭介「僕が安らぎを覚えたあの声、僕たちの娘なんだなって」
恭歌「じゃあきょうかがママの太ももが大好きなのも?」
恭介「・・・間違いなく僕の子供だ」
恭介「昔、「ブルマ」っていうほぼ下着そのものなボトムスがあったんだ」
恭介「学校の体操服に指定されていた時代があった・・・
僕はそこからむき出しになったママの太ももに心奪われたんだよ」
「なに子供に変なこと教えてるのよ!ホラ!さっさと準備して!」
妻に叱られ気を引き締めなおす
杏子「さやか!」
まどか「さやかちゃん」
ほむら「さやか」
なぎさ「さーやーかー!」
仁美「さやかさん」
マミ「美樹さん、じゃなかったわね・・・」
マミ「上条さやかさんでいいかしら、久しぶりね」
妻の中学時代の友人たちが控室を訪れる
さやか「本当に久しぶりだね!来てくれてありがとー!!」
友人に駆け寄る妻はあの時の笑顔と変わらないままで
杏子「だいぶ大きくなったな、お腹」
さやか「恭歌の時もみたでしょアンタ」
仁美「本当にお幸せそうでうらやましいですわ」
仁美「きっとさやかさん達の事ですから、三人目もお作りになるのでしょうね」
さやか「ちょ、ちょっと仁美!?何いってんのよバカバカ!」
さやか「恭介ー、和子先生には招待状送ったの?」
恭介「一応ね、来てくれるといいんだけど」
恭介「先生はちゃんと結婚できたのかな・・・」
恭介「僕が安らぎを覚えたあの声、僕たちの娘なんだなって」
恭歌「じゃあきょうかがママの太ももが大好きなのも?」
恭介「・・・間違いなく僕の子供だ」
恭介「昔、「ブルマ」っていうほぼ下着そのものなボトムスがあったんだ」
恭介「学校の体操服に指定されていた時代があった・・・
僕はそこからむき出しになったママの太ももに心奪われたんだよ」
「なに子供に変なこと教えてるのよ!ホラ!さっさと準備して!」
妻に叱られ気を引き締めなおす
杏子「さやか!」
まどか「さやかちゃん」
ほむら「さやか」
なぎさ「さーやーかー!」
仁美「さやかさん」
マミ「美樹さん、じゃなかったわね・・・」
マミ「上条さやかさんでいいかしら、久しぶりね」
妻の中学時代の友人たちが控室を訪れる
さやか「本当に久しぶりだね!来てくれてありがとー!!」
友人に駆け寄る妻はあの時の笑顔と変わらないままで
杏子「だいぶ大きくなったな、お腹」
さやか「恭歌の時もみたでしょアンタ」
仁美「本当にお幸せそうでうらやましいですわ」
仁美「きっとさやかさん達の事ですから、三人目もお作りになるのでしょうね」
さやか「ちょ、ちょっと仁美!?何いってんのよバカバカ!」
さやか「恭介ー、和子先生には招待状送ったの?」
恭介「一応ね、来てくれるといいんだけど」
恭介「先生はちゃんと結婚できたのかな・・・」
283: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/11/04(金) 15:43:24.24 ID:5zkXqhLE0
パチパチパチ
プログラムに書かれていた曲を全て終了する
恭介「ここで皆さんに発表があります」
恭介「15年ほど前・・・
バイオリン仮面という奏者がいたことを覚えているでしょうか」
ざわざわ・・・
報道関係者「ま、まさか・・・」
報道関係者「同一人物説はささやかれていたけど本当に!?」
恭介「僕は過去に交通事故で左手に後遺症を負いバイオリンを弾けない体になりました」
恭介「医学が発達した現在でも完治とまではいきません」
恭介「あの時僕は導かれるままに彼女のブルマを顔に被りました」
恭介「するとどうでしょう、麻痺した左手が動き始めたのです」
観客「いきなり何を言い出してるんだこいつは!?」
観客「か、上条恭介のまじめなイメージが・・・」
恭介「その時の彼女が今の妻です」
恭介「二人目がもうすぐ生まれて・・・」
観客「イライラするな・・・いい歳してノロケかよ!」
恭介「あの日日本から消えたブルマを個人ルートで手に入れ、妻に数日着用してもらいました」
恭介「今夜、一曲限りバイオリン仮面が復活します」ガバッ(ブルマ)
恭介「フォオオオオオオオオオオオッ!!」
しゅうう・・・
バイオリン仮面「15年間・・・待たせたなみんな!」
恭歌「パパ・・・」
恭歌「かっこいい!」
さやか「え」
~完~
プログラムに書かれていた曲を全て終了する
恭介「ここで皆さんに発表があります」
恭介「15年ほど前・・・
バイオリン仮面という奏者がいたことを覚えているでしょうか」
ざわざわ・・・
報道関係者「ま、まさか・・・」
報道関係者「同一人物説はささやかれていたけど本当に!?」
恭介「僕は過去に交通事故で左手に後遺症を負いバイオリンを弾けない体になりました」
恭介「医学が発達した現在でも完治とまではいきません」
恭介「あの時僕は導かれるままに彼女のブルマを顔に被りました」
恭介「するとどうでしょう、麻痺した左手が動き始めたのです」
観客「いきなり何を言い出してるんだこいつは!?」
観客「か、上条恭介のまじめなイメージが・・・」
恭介「その時の彼女が今の妻です」
恭介「二人目がもうすぐ生まれて・・・」
観客「イライラするな・・・いい歳してノロケかよ!」
恭介「あの日日本から消えたブルマを個人ルートで手に入れ、妻に数日着用してもらいました」
恭介「今夜、一曲限りバイオリン仮面が復活します」ガバッ(ブルマ)
恭介「フォオオオオオオオオオオオッ!!」
しゅうう・・・
バイオリン仮面「15年間・・・待たせたなみんな!」
恭歌「パパ・・・」
恭歌「かっこいい!」
さやか「え」
~完~
284: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/11/04(金) 16:20:18.70 ID:5zkXqhLE0
あとがき
ご愛読ありがとうございました
一度長文を書いたのですが間違って消してしまったので
(もう二度と同じ文章は打ちたくない)
簡潔にあとがきをいたします
「変態仮面二作目を見た勢いで」このSSを書いたのですが
三か月で書き上げる予定を半年かかってしまい誠にお詫び申し上げます
付き合ってくださった読者様には感謝しかありません
途中で脱落してしまった方、更新が遅くて申し訳ございませんでした
「外部サイトでも小説を書いてる」「現実でやらなければいけない宿題が増えた」
など言い訳すればきりがありません
その外部サイトでも「他で書いている小説を完結させました」旨は書きますので
特定してみるのも暇つぶしになって良いかもしれません
ジャンルはまどマギとも変態仮面とも関係ないモノとなっております
またきっかけがあれば何か書くかもしれませんので
その時はお目に留まることがあればお付き合いいただけるとありがたいです
最終話は話を広げられなかったので短めですが
突き詰めれば5話で完結できたかなと思っております
声優原田ひとみ様、ネタにしてしまい大変申し訳ございませんでした
あなた様の今後の活躍にますます期待しております
それでは二度目になりますが
ご愛読ありがとうございました
また会える日を楽しみにしております
ご愛読ありがとうございました
一度長文を書いたのですが間違って消してしまったので
(もう二度と同じ文章は打ちたくない)
簡潔にあとがきをいたします
「変態仮面二作目を見た勢いで」このSSを書いたのですが
三か月で書き上げる予定を半年かかってしまい誠にお詫び申し上げます
付き合ってくださった読者様には感謝しかありません
途中で脱落してしまった方、更新が遅くて申し訳ございませんでした
「外部サイトでも小説を書いてる」「現実でやらなければいけない宿題が増えた」
など言い訳すればきりがありません
その外部サイトでも「他で書いている小説を完結させました」旨は書きますので
特定してみるのも暇つぶしになって良いかもしれません
ジャンルはまどマギとも変態仮面とも関係ないモノとなっております
またきっかけがあれば何か書くかもしれませんので
その時はお目に留まることがあればお付き合いいただけるとありがたいです
最終話は話を広げられなかったので短めですが
突き詰めれば5話で完結できたかなと思っております
声優原田ひとみ様、ネタにしてしまい大変申し訳ございませんでした
あなた様の今後の活躍にますます期待しております
それでは二度目になりますが
ご愛読ありがとうございました
また会える日を楽しみにしております
285: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/11/04(金) 16:26:32.08 ID:MTBXd6GB0
乙!楽しかったぜ
締めの着地も綺麗だ
締めの着地も綺麗だ
286: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/11/04(金) 16:51:02.59 ID:WUlml3jZO
乙
287: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/11/04(金) 20:35:54.72 ID:nyPkHoq60
乙 今まで有難う
このssを通して変態のかっこよさについて学べました(原田並感)
このssを通して変態のかっこよさについて学べました(原田並感)
Entry ⇒ 2018.03.25 | Category ⇒ 魔法少女まどか☆マギカ | Comments (0)
まどか「さやかちゃんごめん!ぅぇぃっ」さやか「まどか!?あんたなんてことを」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 14:07:05.22 ID:RyOZxf3s0
さやかのソウルジェム「ガッ」
さやか「いてっ」
まどか「ん?」
車「ブッブー」
まどか「あ」ガシャガシャッ パリン パキパキ
まどか「さやかちゃんのソウルジェムが粉々になっちゃった……」
まどか「ごめんね、さやかちゃん……」
まどか「……」
まどか「死んでる……」
さやか「いてっ」
まどか「ん?」
車「ブッブー」
まどか「あ」ガシャガシャッ パリン パキパキ
まどか「さやかちゃんのソウルジェムが粉々になっちゃった……」
まどか「ごめんね、さやかちゃん……」
まどか「……」
まどか「死んでる……」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 14:13:49.68 ID:RyOZxf3s0
まどか「え?ギャグ?」
まどか「ね?さやかちゃん?起きて……ねぇ、ねぇちょっと、嫌だよこんなの、さやかちゃん!!」
QB「さやかは砕け散って死んだよ。ソウルジェムが本体だし」
杏子「なんだって!?」
杏子「それじゃあさやかは、まどかに殺されたようなもんじゃねーか!!」
まどか「え?」
杏子「うわー!うわー!あたし知ーらないっと」ピューン
まどか「ね?さやかちゃん?起きて……ねぇ、ねぇちょっと、嫌だよこんなの、さやかちゃん!!」
QB「さやかは砕け散って死んだよ。ソウルジェムが本体だし」
杏子「なんだって!?」
杏子「それじゃあさやかは、まどかに殺されたようなもんじゃねーか!!」
まどか「え?」
杏子「うわー!うわー!あたし知ーらないっと」ピューン
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 14:20:38.54 ID:RyOZxf3s0
まどか「私……さやかちゃん殺しちゃったの……?」
まどか「どどど、どうしよう!このままじゃ私捕まっちゃうよ!」
QB「僕と契約してさやかを生き返らせたらいいんじゃないの」
まどか「え……でも、そんなことの為に契約するのは……」
まどか「どどど、どうしよう!このままじゃ私捕まっちゃうよ!」
QB「僕と契約してさやかを生き返らせたらいいんじゃないの」
まどか「え……でも、そんなことの為に契約するのは……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 14:27:02.29 ID:RyOZxf3s0
ほむら「その通りよまどか。そんなことしなくても大丈夫」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「殺人の立証は不可能だわ」
ほむら「普通の人は魔法少女のことを知らないんだから、原因不明の怪死でカタがつくはずよ」
まどか「ほ、本当!?よかった……」
QB「チェッ」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「殺人の立証は不可能だわ」
ほむら「普通の人は魔法少女のことを知らないんだから、原因不明の怪死でカタがつくはずよ」
まどか「ほ、本当!?よかった……」
QB「チェッ」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 14:35:57.11 ID:RyOZxf3s0
まどか「あ。でもマミさん失踪の件もあるし、これでさやかちゃんまで死んだら、私皆から死神扱いされるかも」
まどか「どうしよう……スクールカースト最下層に転落しちゃうよ……!」
ほむら「大丈夫。私はあなたのことを見捨てないわ」キュッ
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「お互いに相手のことだけを大切にしていれば、他人なんかどうでもいいじゃないですか鹿目さん」
まどか「うう、ありがとうほむらちゃん。ほむらちゃんは私の最高の友達だったんだね」ホロリ
ほむら「まどか……」
まどか「……」
まどか「まてよ……。ほむらちゃんが連続時止めして少しずつさやかちゃんを動かせば……」
ほむら「え?」
まどか「どうしよう……スクールカースト最下層に転落しちゃうよ……!」
ほむら「大丈夫。私はあなたのことを見捨てないわ」キュッ
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「お互いに相手のことだけを大切にしていれば、他人なんかどうでもいいじゃないですか鹿目さん」
まどか「うう、ありがとうほむらちゃん。ほむらちゃんは私の最高の友達だったんだね」ホロリ
ほむら「まどか……」
まどか「……」
まどか「まてよ……。ほむらちゃんが連続時止めして少しずつさやかちゃんを動かせば……」
ほむら「え?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 14:43:18.17 ID:RyOZxf3s0
翌日
まどか「人間が知覚できる光の点滅周期は1秒間に55回以下」
まどか「さやかちゃんにマスク着けとけばしゃべらなくても問題ない」
まどか「魔力を注ぎ続ければ死体の腐敗や硬直を防ぐことができる」
まどか「このままほむらちゃんが一人二役でさやかちゃんを操作してくれれば私も平穏な青春を送ることが」
まどか「……ほむらちゃん、なんか小汚くなってない?」
まどか「人間が知覚できる光の点滅周期は1秒間に55回以下」
まどか「さやかちゃんにマスク着けとけばしゃべらなくても問題ない」
まどか「魔力を注ぎ続ければ死体の腐敗や硬直を防ぐことができる」
まどか「このままほむらちゃんが一人二役でさやかちゃんを操作してくれれば私も平穏な青春を送ることが」
まどか「……ほむらちゃん、なんか小汚くなってない?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 14:52:06.12 ID:RyOZxf3s0
QB「今日のほむらは殆どの時間を時止めで過ごしたからね」
QB「時止め中でもほむらの中の時間は進み続ける」
QB「相対的に、常人の数百倍の速さで成長したのさ」
QB「つーか無理があるだろどう考えても」
ほむら「うう……早くお風呂入りたい」
まどか「ヤバい……このまま急成長したほむらちゃんと一緒に行動してたら私まで奇異の目で……」
QB「時止め中でもほむらの中の時間は進み続ける」
QB「相対的に、常人の数百倍の速さで成長したのさ」
QB「つーか無理があるだろどう考えても」
ほむら「うう……早くお風呂入りたい」
まどか「ヤバい……このまま急成長したほむらちゃんと一緒に行動してたら私まで奇異の目で……」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 16:58:44.96 ID:RyOZxf3s0
まどか「杏子ちゃん」
杏子「な、なんの用だ!?あたしは悪くないぞ!あたしはちょいと脅かすだけのつもりで」
まどか「わかってる。あれは私が殺し合いを止めようとした結果起こってしまった不幸な事故。杏子ちゃんは悪くないよ」
杏子「う……」
まどか「でも、結果としてさやかちゃんは死んだ。そしてそのことで悲しむ人達がいる」
杏子「……さやかの家族か」
杏子「な、なんの用だ!?あたしは悪くないぞ!あたしはちょいと脅かすだけのつもりで」
まどか「わかってる。あれは私が殺し合いを止めようとした結果起こってしまった不幸な事故。杏子ちゃんは悪くないよ」
杏子「う……」
まどか「でも、結果としてさやかちゃんは死んだ。そしてそのことで悲しむ人達がいる」
杏子「……さやかの家族か」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 16:59:57.96 ID:RyOZxf3s0
まどか「今はほむらちゃんが連続時止めでさやかちゃんを動かしてるけど、長くは持たない」
まどか「常人の数百倍の速さで歳を取ってるし……このままじゃそう遠くないうちに寿命がくる」
まどか「だから、杏子ちゃんに、さやかちゃんとして生きて欲しいの」
杏子「……あたしの幻惑魔法でか」
杏子「……その魔法のせいで、あたしの家族は、親父は、傷ついて、死んだんだぞ」
まどか「常人の数百倍の速さで歳を取ってるし……このままじゃそう遠くないうちに寿命がくる」
まどか「だから、杏子ちゃんに、さやかちゃんとして生きて欲しいの」
杏子「……あたしの幻惑魔法でか」
杏子「……その魔法のせいで、あたしの家族は、親父は、傷ついて、死んだんだぞ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 17:00:36.41 ID:RyOZxf3s0
まどか「でも、これは杏子ちゃんにしか出来ないこと」
まどか「杏子ちゃんが協力してくれれば、さやかちゃんは生き続ける」
まどか「さやかちゃんだって、自分の家族や大切な人達を悲しませたくないって思ってるよ」
杏子「……」
まどか「それは杏子ちゃんに対しても」
杏子「え?」
まどか「杏子ちゃんが協力してくれれば、さやかちゃんは生き続ける」
まどか「さやかちゃんだって、自分の家族や大切な人達を悲しませたくないって思ってるよ」
杏子「……」
まどか「それは杏子ちゃんに対しても」
杏子「え?」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 17:03:31.93 ID:RyOZxf3s0
まどか「さやかちゃんは、杏子ちゃんのこと凄く心配してた」
まどか「自分の代わりに、家族の暖かさを感じて欲しいって。さやかちゃんなら言うと思う」
杏子「まどか……」
杏子「……」
杏子(お父様……お母様……モモ……)
杏子(さやか……)
まどか「自分の代わりに、家族の暖かさを感じて欲しいって。さやかちゃんなら言うと思う」
杏子「まどか……」
杏子「……」
杏子(お父様……お母様……モモ……)
杏子(さやか……)
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 17:04:12.69 ID:RyOZxf3s0
さやか「行ってきますお父様!お母様!」
さやパパ「おう行ってらっしゃい!」
さやパパ「まるで別人みたいに明るくなったな」
さやママ「失恋を契機にあの子は生まれ変わろうとしているのよ」
さやママ「でも、まだ無理してる。見守ってあげましょ」
さやか「行こうまどか!」
まどか「うん!」
さやパパ「おう行ってらっしゃい!」
さやパパ「まるで別人みたいに明るくなったな」
さやママ「失恋を契機にあの子は生まれ変わろうとしているのよ」
さやママ「でも、まだ無理してる。見守ってあげましょ」
さやか「行こうまどか!」
まどか「うん!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 17:04:40.21 ID:RyOZxf3s0
さやか「おはよう仁美!恭介!」
恭介「おはようさやか」
仁美「……あの、さやかさん。私……」
さやか「いいんだよ仁美」
仁美「さやかさん……!」
恭介「おはようさやか」
仁美「……あの、さやかさん。私……」
さやか「いいんだよ仁美」
仁美「さやかさん……!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 17:06:11.60 ID:RyOZxf3s0
まどか「杏子ちゃん……。さやかちゃんとして生きるの……辛い?」
さやか「あたしはさやかだっての」
さやか「……」
さやか「まあ……全く辛くない……って言ったら嘘になるね」
さやか「あの人達を騙してるっていう罪悪感は今でもある」
さやか「あたしはさやかだっての」
さやか「……」
さやか「まあ……全く辛くない……って言ったら嘘になるね」
さやか「あの人達を騙してるっていう罪悪感は今でもある」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 17:07:41.64 ID:RyOZxf3s0
さやか「でも、あの人達の笑顔を守りたいって気持ちは本当だ」
さやか「その為にも、ワルプルギスの夜は必ず倒す」
まどか「杏子ちゃん……」
さやか「こらこら、まどか。あたしはさやかちゃんだよ?」
まどか「……うん!」
ほむら「ねえ、本当?本当にワルプルギスの夜を倒せなさそうな時は見滝原捨てて一緒に逃げてくれる?」
まどか「言っとくけど、手抜くのはなしだからね」
さやか「その為にも、ワルプルギスの夜は必ず倒す」
まどか「杏子ちゃん……」
さやか「こらこら、まどか。あたしはさやかちゃんだよ?」
まどか「……うん!」
ほむら「ねえ、本当?本当にワルプルギスの夜を倒せなさそうな時は見滝原捨てて一緒に逃げてくれる?」
まどか「言っとくけど、手抜くのはなしだからね」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 17:08:46.15 ID:RyOZxf3s0
杏子(お父様。お母様。モモ。さやか。あたしは元気でやってるよ)
杏子(あたしはまたこの力を使ってる)
杏子(勿論あたしの罪は消えない。でも、あたしのせいで悲しむ人をこれ以上増やしたくないんだ)
杏子(だから、どうか見守っていてください)
杏子(みんなが笑顔でいられるように――)
魔法少女さや杏☆マギカ 終
杏子(あたしはまたこの力を使ってる)
杏子(勿論あたしの罪は消えない。でも、あたしのせいで悲しむ人をこれ以上増やしたくないんだ)
杏子(だから、どうか見守っていてください)
杏子(みんなが笑顔でいられるように――)
魔法少女さや杏☆マギカ 終
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 23:04:52.92 ID:AuTpTdi3o
イイハナシカナー?
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 04:44:27.43 ID:YA4CECzQ0
クラスのみんなには内緒だよ☆
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516943224/
Entry ⇒ 2018.02.01 | Category ⇒ 魔法少女まどか☆マギカ | Comments (0)
ほむら「私のまどかがマジメ過ぎるしょびっちな件」
1: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 19:13:44.91 ID:Ci5OXEMZo
繰り返す……私は何度でも……
パチクリ
ほむら(……あら? 今回のループは病室のベッドからスタートじゃないのかしら?)キョロキョロ
<見滝原中学 教室>
まどか「わ、私なんかで良かったら……」テレッ
ほむら(目の前にまどか。ということは、転校してきた後ね)
まどか「成績優秀、スポーツ万能のほむらちゃんに見合う"彼女"になれるように、私、頑張るね!」
ほむら(……ん!?)
まどか「とりあえず48手を全て暗記するね! ほむらちゃん!」ニコ
ほむら「」
※下ネタ注意、非エロ
2: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 19:15:08.50 ID:Ci5OXEMZo
まどか「えっと、御所車、筏茶臼、窓の月―――」
ほむら「ま、ま、ま、まどかァ!?!? あ、あなた、何をいいい言っているのかしら!?」
ほむら(どういうこと!? この時間軸では、私とまどかが"既に"付き合っているの!?)
ほむら(…………)
ほむら(……アリ、なのかしら?)ホムッ
まどか「あのね、ほむらちゃん! お付き合いをするためにね、ほむらちゃんのこと、もっともっと知りたいなって」モジモジ
ほむら「ええ! なんでも聞いて!」キュン
まどか「ほむらちゃんって、どういう性癖持ってるの?」
ほむら「」
3: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 19:15:57.30 ID:Ci5OXEMZo
ほむら「ご、ごめんなさい、まどか……やっぱり、女の子同士なんて気持ち悪いわよね……」ガクッ
まどか「ち、違うの! さやかちゃんからね、彼氏の性事情を理解できない彼女には不満が溜まるって聞いて」
ほむら(あの色ボケ青魚っ!)
ほむら「だ、大丈夫よ、まどか。私は女だし、それにまあ……人並みよ」
まどか「人並み? それじゃ、よくわかんないなぁ……」
まどか「ねぇキュゥべえ。私、魔法少女になるからほむらちゃんの性癖教えて?」
ほむら「スタァーーーーーーップ!!!!!」
4: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 19:17:04.10 ID:Ci5OXEMZo
ほむら(まさか"現在"がキュゥべえや巴マミとの邂逅を果たした後のタイミングだったなんて)ハァハァ
キュゥべえ「また魔法少女になりたくなったらいつでも呼んでね」ピョコッ
ほむら「二度と来なくていいわ、このケダモノ」シッシッ
まどか「…………」ジッ
ほむら「……ど、どうしたのかしら? そんなに私のことを見つめて」
まどか「ご、ご主人様、卑しい私めをどうかお導きください、わんっ!」ウルッ
ほむら「!?」
5: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 19:18:00.74 ID:Ci5OXEMZo
ほむら(もしかして私、キュゥべえの扱いのせいでSだと思われてる……?)ガーン
ほむら「み、導くって、どこへかしら?」プルプル
まどか「マミさんの『魔法少女体験ツアー』に……あっ! 私のようなモノがご主人様に失礼な口を! お許しください、ほむら様!」
中沢「ほむら様……?」
ザワザワ…
ほむら(その口調やめて!! これじゃ公開処刑よ!!)カァァ
ほむら「つ、連れて行くわ! 今すぐに! ええ、一緒に行きましょう!」ギュッ
まどか「それはとっても嬉しいなって! わん、わんっ」カァァ
6: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 19:22:23.40 ID:Ci5OXEMZo
改装中のビル
マミ「鹿目さん! 来てくれたの……ね……?」
ほむら「…………」
まどか「わん、わん!」ハッハッ
さやか「なるほど、そういう関係に落ち着きましたかー」ウンウン
マミ(何が!?)
7: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 19:23:09.65 ID:Ci5OXEMZo
ほむら「あのね、まどか。犬の真似をするまどかはとっても可愛いのだけれど、今はやめましょう?」
まどか「二人だけの特別な時間だけでのプレイにしようってことだね、ほむらちゃん!」
ほむら「あぁもう、それでいいわ」ホムッ
マミ「な……」プルプル
マミ(私の大事な後輩が、いつの間にかイレギュラー魔法少女のワンちゃんに!?)ガーン
マミ「……貴女、どういうつもり?」ジッ
ほむら「フッ」←勝ち誇った顔
マミ「ついてこようなんて思わないで。さもないと私と、戦うはめになるわよ」ジャキッ
ほむら「根比べなら、負けないわ」ジャキッ
さやか「劇場版はやめろぉー!!!!」
8: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 19:23:47.30 ID:Ci5OXEMZo
まどか「魔法少女同士で戦うなんて、そんなの絶対おかしいよ!」
さやか「そうですよ、マミさん! 転校生も!」
マミ「とにかく! 素性のわからないうちは一緒に行動できません! したくありません!」
ほむら「こっちから願い下げよ」フンッ
さやか「あぁ、ちょっと! 二人とも!」
マミ「ほら! 暁美さんなんか放っておいて、私と行くわよ、鹿目さん!」
まどか「ほむらちゃん! 待って!」ヒシッ
ほむら「うっ……」
まどか「NTRが趣味なの?」
ほむら(まだ性癖の話引きずってた!?)
9: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 19:25:51.34 ID:Ci5OXEMZo
まどか「ほむらちゃん、帰っちゃった……」
さやか「彼女を置いてっちゃうとは、彼女失格だよなー転校生」
マミ「暁美さんって、少し変わってるわよね」
まどか「は、はい。確かに、みんなと違って、容姿端麗、スポーツ万能、成績優秀で……」
まどか「そのせいで周りと壁を作っちゃってるっていうか、ひとりぼっちは寂しいなって……」
まどか「でも、頑張り屋さんで良い娘なんだって、私、そう思うんです」ウェヒヒ
物陰┃ほむら(まどかァー!!!! ま、まどかァー!!!!)ウルウル
10: >>1 2017/10/23(月) 19:28:46.86 ID:Ci5OXEMZo
勢いで書き始めた声優ネタだけどオチが思いつかない\(^o^)/
11: >>1 2017/10/23(月) 21:45:59.31 ID:Ci5OXEMZo
思い付きました
12: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 21:57:28.03 ID:Ci5OXEMZo
翌日 見滝原中学 教室
さやか「ハァ……あたしも恭介と両想いになれたらなぁ……」
まどか「キュゥべえにお願いするか、M字開脚の二択だね!」
さやか(私ってその二択しか無いの!?)
さやか「そういうまどかは彼女さんと上手くいってんの?」ニシシ
まどか「うんとね、今の私はマミさんっていう素敵な先輩に心が奪われて――――」
ほむら(!?!?)
まどか「―――るっていう設定なの」ウェヒヒ
さやか「じらしプレイとは、青春を楽しんでますなー!」
ほむら(心臓に悪いわ……!!)ドキドキ
13: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 22:00:24.58 ID:Ci5OXEMZo
ほむら(なんだか不安でまどかたちのあとをつけてしまったわ。いつもは武器調達をしているところだけれど)ヒョコ
見滝原総合病院
キュゥべえ「グリーフシードが孵化しかかってる!」
さやか「あたしがここに残るから、まどかは転校生とマミさんを呼んできて!」
まどか「わ、わかったよ、さやかちゃん!」クルッ タッ
まどか(怖いよ……魔女が孵っちゃったら、どうなるの……!?)タッ タッ
まどか「ほむらちゃん……助けて……!」
ほむら「―――わかったわ、まどか!」
まどか「ほ、ほむらちゃんっ!! やっぱりほむらちゃんが大好―――」
まどか「でもマミさんに憧れてる設定の方がほむらちゃん喜ぶはず……」グスッ
ほむら「!?」
14: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 22:01:04.78 ID:Ci5OXEMZo
ほむら「あのね、まどか。私にNTR属性はないわ」
まどか「ホ、ホント!? じゃぁ、ほむらちゃんに助けを求めてもいいの!?」ウルッ
ほむら「構わないわ」ファサッ
まどか「ほむらちゃん!」ダキッ
ほむら「」ホムッ
まどか「あ、でも一応マミさん呼んで、ほむらちゃんのリアクションを勉強するね」ピポパ
ほむら(勉強熱心なのは良いことなのだけれど……)
15: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 22:01:47.62 ID:Ci5OXEMZo
お菓子の魔女 シャルロッテ戦
マミ「もう何も怖くな―――」
ほむら「下がって!!」
ドォォォォン…
ほむら「……魔女は退治したわ」
マミ(あ、あれ? もしかして私、死ぬところだった?)
さやか「す、すごい。何が起こってるのか、全く見えなかった……」
まどか「ほむらちゃん! かっこいいよ! 素敵だよ!」
ほむら「…………」ホムッ
さやか「今日の仲直りプレイは超気持ちいいだろうね!」
まどか「うん、楽しみ!」ウェヒヒ
ほむら(!?!?!?)ボムッ
16: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 22:02:27.80 ID:Ci5OXEMZo
近くの公園
キュゥべえ「危なかったね、マミィ。ほむらに助けられなければソウルジェムを砕かれていたところだったよ」
マミ「そうみたいね、キュゥちゃん……。暁美さん、私、あなたのことを勘違いしていたわ」
ほむら「別に構わないわ」ファサッ
マミ(かっこいい……)ポーッ
さやか「そう言えば、まどかとほむらはあだ名で呼び合ったりしないの?」
まどか「確かにその方がちゃんとした彼女らしいね!」
ほむら「今のままでもいいのだけれど。まどかがしたいようにすればいいわ」
まどか「ほむらちゃんがキュンとしそうな呼び方は……」ウーン
ほむら(まどかが私のために……!)ウルッ
まどか「うん、決めた!」
まどか「焔の君<ロードオブフレイム>で!」
ほむら(まさかの厨二!?)
17: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/23(月) 22:03:34.50 ID:Ci5OXEMZo
まどか「焔の君様っていつもクールだから、こういうのが好きなのかなって」
マミ「焔の君……とっても良いと思うわ!」ニッコリ
ほむら(はたから見たら巴マミと同族なのね、私……)ガクッ
ほむら「よく観察してくれて嬉しいわ、まどか。でも、できれば今まで通りに呼んでほしい」
まどか「わかったよ、ほむらちゃん!」ウェヒヒ
ほむら(あぁ、かわいい……幸せだわ、こんな時間がずっと続けばいいのに)ホムホム
ほむら(…………)
ほむら(きっとさやかが魔女になって、マミが絶望して、杏子が心中……)
ほむら(この時間軸、絶対に守り切るわ……!!!)グッ
21: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/25(水) 21:55:56.43 ID:Al+BmkZzo
翌日
マミ「あ~けみさんっ!」ダキッ
ほむら「」イラッ
まどか「マ、マミさん? どうしたんですか、ここ二年生の教室ですよ?」
マミ「昨日ね、思い出したの。私たちは夢の中で出会っていたのよ!」フンス
ほむら「……は?」
まどか「…………」
マミ「あの日のこと、忘れたの? 魔法少女になって間もないあなたをトレーニングしてあげたのは誰?」スリスリ
ほむら「ッ!? そ、そんな昔のことは忘れたわ!!」
まどか「ほむら、ちゃん……?」
22: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/25(水) 21:57:47.04 ID:Al+BmkZzo
まどか「どういう、こと? 夢の中で逢ったような……?」
ほむら「マ、マミの妄想よ!」
まどか「でもほむらちゃん、さっき『そんな昔のこと』って言ってたよね……?」
ほむら「しまっ!?」
マミ「思い出すまで離してあげないわよ? 私の大切な後輩なんだもの」ウフフ
ほむら(なぜ都合よくピンポイントでそこだけ思い出してるのよ……! しかも腕が外れないわ!)グググ
ほむら(こうなったら、巴マミが飽きるまで根比べ……を……?)チラッ
まどか「……本当に仲が、良いんだね……」ゴゴゴ
ほむら「ま、まどか!?」ビクッ
まどか「私のことは気にしないで? 二人で楽しく、ね」ニコ グスッ
ほむら(この時間軸、終わったわ……)グニャァ
23: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/25(水) 21:59:09.68 ID:Al+BmkZzo
マミ「な~んて、冗談よ。鹿目さんも暁美さんも、どっちも大事な後輩に決まってるでしょ?」ダキッ
まどか「はわわ! マ、マミさん!?」
ほむら(殺す……)
マミ「二人が健全なお付き合いをするのを認めます。頑張ってね♪」
ほむら「はぁ、ようやく解放され―――」
マミ「ちなみに暁美さんは眼鏡をかけるとM属性になるわ!」
まどか「ほむらちゃん!? どうして逃げるの!?」ハァハァ タッ タッ
ほむら「その手に持った眼鏡をどこかへ置いてきなさい、まどか!」ダッ!
24: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/25(水) 22:00:30.08 ID:Al+BmkZzo
屋上
まどか「ほむらちゃん! 一緒にお昼食べよ!」ニコ
ほむら「ええ、いいわよ。そのお弁当、もしかして……」
まどか「ウェヒヒ。パパに教えてもらって、作ってみたんだー」
ほむら(まどかの手作り弁当……!!)ゴクリ
キュゥべえ「契約し―――」パァン! ビチャビチャ!
ほむら「これで邪魔者は居ないわ。それで、何を作ったのかしら?」ホムホム
まどか「えっとね、ウィンナーの皮の先っちょを少し切って」
ほむら(ん?)
まどか「それを三角に切ったパン生地の真ん中に勃てて……はいっ! ペニパ―――」
ほむら「まどかァー!!!!」
25: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/25(水) 22:01:32.94 ID:Al+BmkZzo
まどか「こっちは私の卵焼き。ほむらちゃん、あーんっ」
ほむら(とはいえ、ここで食べない手は無いわ)ホムッ
ほむら「あ、あーん……んぐっ!!!!」
ほむら(な、なにこの味……鉄かなにかね)ゴフッ
まどか「おいしくなかったかな!? ごめん、ごめんね、ほむらちゃん!!」グスッ
ほむら「あ、あなたは自分を責めすぎているわ、鹿目まどか」
ほむら「あなたを非難できる者なんていない。居たら私が許さない」
まどか「やっぱりおいしくないよね、"私の卵"焼きなんて……」
ほむら「えっ?」
まどか「これなら男はイチコロってママは言ってたけど、ほむらちゃんには評判良くなかった……と」メモメモ
ほむら「ねえまどか? いったい何を入れたのかしら?」プルプル
26: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/25(水) 22:05:22.87 ID:Al+BmkZzo
ハコの魔女 エリー戦
仁美「素晴らしい世界へ行くのですわ~」フラフラ
まどか(ど、どうしよう! ひとみちゃんに魔女の口づけが! こんな時は、私のほむらちゃん!)ピポパ
ほむら「ん? まどかからメールだわ」
件名:早くキて♪
本文:
廃工場 集団 アブない液体 天国イキ
ほむら「まどかッ!?」
27: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/25(水) 22:06:25.49 ID:Al+BmkZzo
エリー「ギャァァァァァ…」
ほむら「すぐに私を呼んでくれて感謝するわ、まどか」
まどか「ほむらちゃんかっこいー! 抱いてー!」ダキッ
ほむら「」ホムッ
仁美「あ、あれ? わたくしは、一体……」
ほむら「もう大丈夫よ、志筑仁美。悪は去ったわ」ファサッ
仁美「暁美さん、お美しい……ここが素晴らしい世界?」キュン
仁美「―――わたくし、暁美さんの愛人になりますわ!」キラキラ
まどか「ひとみちゃん!?」
ほむら(えぇ……)
29: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/26(木) 21:04:11.19 ID:C8vnZnFWo
さやか「あ、あれ? もう魔女、倒しちゃった?」シュタッ
ほむら「遅かったわね、美樹さやか。あなたはどこまで愚かなの」
さやか「そんな事務作業みたいにけなさなくても」
まどか「さやかちゃんも魔法少女に!?」
さやか「へへーん! 正義の魔法少女さやかちゃん、参上!」
まどか「さやかちゃんはどんな願いで魔法少女になったの?」
さやか「えっとねー」
さやか「恭介があたしの性奴隷になりますように! って」
まどか「奇跡も魔法もあるんだね!」キャイキャイ
ほむら(まどかがアレなのもこいつのせいなのかしら)
30: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/26(木) 21:04:52.13 ID:C8vnZnFWo
さやか「なんかついでに腕も治っちゃったって。恭介の超絶技巧<ヴィルトゥオーソ>テク、楽しみだなぁー」
仁美「ということは、上条くんと恋人に?」
さやか「あ、もしかして仁美も狙ってた? ごめんごめーん!」テヘペロ
仁美「いいえ、いいのです。わたくしは男女の恋より、女同士の方が素晴らしいと理解しましたから」ニコ
まどか「本当の気持ちと向き合えたんだね」ウェヒヒ
ほむら(また面倒くさいのが増えたわね……)
仁美「ほむらさん! わたくしに、あなたの全てを教えてください!」
仁美「上条くんじゃ満足できませんの!!」
病室
上条(性奴隷)「……ハックショイ!」
31: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/26(木) 21:06:13.59 ID:C8vnZnFWo
まどか「ダ、ダメだよ、ひとみちゃん!」
ほむら「そうよ。私はまどかのもの―――」
まどか「人のことを聞くときは、まず自分のことを教えなきゃ」
ほむら(そういう話?)
仁美「これは失礼しましたわ! では僭越ながら、わたくしの趣味は―――」
仁美「毛だらけのオスと戯れることですわ」ポッ
ほむら(何言ってんのこの娘!?)
32: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/26(木) 21:07:37.41 ID:C8vnZnFWo
仁美「ちなみにラブラドールですわ! 名前はバターとマーガリン」
ほむら「ああ、飼い犬ね……(ひどい名前)」
まどか「それだと勘違いしちゃうから、少し言い方を変えた方がいいよ、ひとみちゃん」
まどか「趣味は体中を舐め回されること、って言わなきゃ!」ウェヒヒ
仁美「今後はそう致しますわ!」
ほむら(まどかは何を勘違いしそうになったのかしら)
33: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/26(木) 21:09:14.64 ID:C8vnZnFWo
仁美「暁美さん、どうかお側においてくださいまし!」ヒシッ
ほむら「えぇ……」
まどか「そんな誘惑は無駄だよ!」ヒシッ
ほむら(そうそう。言ってあげて、まどか)ホムッ
まどか「ほむらちゃんは鹿目まどか以外の生物を生命体として認識できない上に、まどパンくんかくんかでしか興奮できない超ド変態なんだよ!」
ほむら「ホムゥ!?!?」
まどか「……って言えば他の女は寄り付かないってマミさんが」ウェヒッ
ほむら(今度会ったら頭のクルクルをもぎとってやるわ……!)
34: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/26(木) 21:10:40.32 ID:C8vnZnFWo
翌日 教室
仁美「今度はタマが二つですわ! 棒を激しくスライドして……」
さやか「プレイは初めて?」
仁美「お母様が許してくれないのですわ」
ほむら「あなたたち何をやっているの!?」
さやか「なにって、ブロック崩しだけど」
仁美「レトロゲーというのだそうですわ!」
ほむら「あぁ……そう」
さやか「他にやりたいものはある?」
仁美「わたくし! 松葉崩しがやりたいですわ!」
まどか「それは違うよ!?」
ほむら(まどかがちゃんと48手を暗記してる……)
35: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/26(木) 21:11:29.78 ID:C8vnZnFWo
マミ「こんにちは。あら、あなたは?」
仁美「わたくし、暁美さんの愛人になるべく勉強中の志筑仁美ですわ!」
マミ「ふーん。それなら、暁美さんに三つ編みをしてあげると従順になるわよ」
ほむら「はぁっ!?」
仁美「暁美さん、少しジッとしててくださいまし」ガシッ
ほむら「ちょ!? や、やめて! やめなさ、い……!」ウルッ
まどか「涙目ほむらちゃんもかわいい……ハッ! このままじゃ、ほむらちゃんの魅力にクラスの男子たちが虜になっちゃう!?」ガビーン
中沢「あれ? 暁美さんが泣かされてる……?」ザワザワ
まどか「違うよ! ほむらちゃんは鹿目まどか以外の生物を生命体として認識できない上に、まどパンくんかくんかでしか興奮できない超ド変態だよ!」
ほむら(もう誰にも頼らない)シクシク
36: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/26(木) 21:12:21.45 ID:C8vnZnFWo
放課後 街はずれ
杏子「うぅ……腹、減った……」バタッ
杏子(なぜかグリーフシードが風見野で手に入らなくなったから見滝原に来たが、こっちでも手に入らねぇ)
杏子(いつも魔法で万引きしてたツケが回って来やがった……クソ、普段から魔法なんかに頼らず万引きしていれば……)
ほむら「佐倉杏子? こんなところで寝ていると通行の邪魔よ」
杏子「誰だテメェ……なんであたしの名前を知ってやがる……いや、そんなことどうでもいい……!」
杏子「(八百屋を)襲ってこい! じゃなきゃ(飯を)喰わせろ!!!!」
ほむら「あなただけは信じていたのに……!」ガクッ
37: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/26(木) 21:13:42.23 ID:C8vnZnFWo
ほむホーム
ほむら「インスタントしかないけれど―――」
杏子「ハフハフッ! ハムッ! ガツガツ!」
ほむら(私としたことがとんでもない勘違いをしてしまったわ……まどか達のせいね)
ほむら「お詫びとしていくらでもご飯を食べさせてあげるわ。なんならここに住み込んでもいい」
ほむら(今のうちに囲っておきましょう。共闘できれば御の字ね)
杏子「女神か、聖女か!? あんたすげぇよ、最高だよ!」ムシャムシャ
ほむら「せめてあなただけは穢れ無きままで居て……」
杏子「ずっと一緒に居てやるよ、暁美ほむら……」モグモグ
まどか「……ホムラ……チャン?」
ほむら「」
40: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:38:57.04 ID:Zs7jxETCo
ほむら「いいい、いつからそこに!? というか、どうして私の部屋に!?」
まどか「その子、誰……?」ゴゴゴ
ほむら「こっ! この子は、私の親戚の佐倉杏子! そう! 親戚なの!」アセッ
杏子「そうだったのか!? 確かに父なる神の子はみな兄弟……」
まどか「そうなんだ! 私、鹿目まどか!」ホッ
杏子「おう、よろしくな」
まどか「それで、二人で何してたの?」ニコ
杏子「オカズを分けてもらってたんだよ」
まどか「親族で共有!?」
ほむら「一応言っておくわ。晩御飯のことよ」
41: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:39:23.69 ID:Zs7jxETCo
まどか「ほむらちゃんのお部屋、とっても綺麗だね」
ほむら「そう?」
まどか「うん。オシャレだし、物が少ないし。お掃除好きなの?」
ほむら「そうね、要らないものはすぐ捨てるわ」
まどか「えっ……」
まどか(私も、要らなくなったら捨てられちゃうのかな……)プルプル
ほむら「いま私の手の届くところにあるものは、全て私に必要なものよ」ナデナデ
まどか「これからも必要としてね、ほむらちゃん……」ギュッ
ほむら(そんなに私の部屋を気に入ったのかしら……?)
42: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:40:34.88 ID:Zs7jxETCo
ほむら「というか、なぜまどかは私の家に? 玄関の鍵を開けっ放しにしていたとはいえ」
まどか「こっそりほむらちゃんのオナネタを調査しようと思って」ウェヒヒ
ほむら(ホントに勉強熱心ね……)
杏子「おう、オナネタってなんだ? あたしも食べてみてぇなぁ!」
まどか「三人同時はちょっと恥ずかしいよ///」ウェヒヒィ
ほむら「しないわよ!?!?」
43: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:41:40.53 ID:Zs7jxETCo
まどか「そ、そうだよね! 近親相姦に発展しちゃうかもだもんね!」
ほむら「しないわよ!?」
杏子「きん……し……? それもウマそうだな! 味見しようぜ!」
ほむら「しないわよ!!!!!」
44: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:42:15.92 ID:Zs7jxETCo
まどか「ちょっとお手洗いお借りするね」トコトコ
ほむら(別にいかがわしいものは何も置いて無いわ。チェックされても大丈夫)ドヤッ
杏子「ほむら、デザートはねぇのか?」
ほむら「まだ食べるのね……えっと、棒アイスがあったわ」スッ
杏子「うおっ、なんだこれデケぇな」
ほむら(しばらくそれで口をふさいでいなさい)
杏子「ほむらぁ……おっきくて、くちに、入りきらなひ……」ジュポジュポ トロォ
まどか「……ホムラ……チャン?」
ほむら(どちらにせよダメだったわ)
45: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:42:42.06 ID:Zs7jxETCo
影の魔女 エルザマリア戦
ほむら(ついてきたいと言うからまどかを連れてきてしまったわ)
エルザマリア「ウニョウニョ」
まどか「うわぁ、髪の毛が動いてる!」
さやか「うわぁ、すっごい触手プ―――」
ほむら「時間停止」カチッ
46: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:43:11.02 ID:Zs7jxETCo
まどか「わっ! さやかちゃんとほむらちゃんがテレポートした!」
ほむら「危険を感じたのよ(別の意味で)」
さやか「大きなお世話よ! そんな余計な事!」
杏子「もうすっこんでなよ。あたしが手本を見せてやる」
さやか「邪魔しないで!!!!! 一人でやれるわ!!!!!」
杏子(なんだこいつの気迫!?)
キンッ! キンッ! ズシャァ! ヌチョヌチョ!
さやか「アハハ……ホントだ。その気になれば痛みなんて、快楽に変えられるんだ!!」ハァハァ
まどか「ハードだよ……こんなの、ハードすぎるよ……!」
ほむら「見てはダメよ、まどか。美樹さやかは、もう……」クッ
47: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:43:40.15 ID:Zs7jxETCo
さやか「気分いいわー。あたしって、ホントマゾ」ポワポワ
ほむら「美樹さやかは魔女になってしまったわ……性欲の魔女に」
マミ「魔法少女が魔女を産むなら―――」
ほむら「比喩よ!? (どこから湧いたの!?)」
マミ「というか、佐倉さん! 貴女、暁美さんと一つ屋根の下で暮らしてるんですって!?」
杏子「え? ああ、まぁな」
マミ「私のリボンを使う時が来たら誘ってね♪」
ほむら(師弟関係が壊れた理由はこれね)
48: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:44:56.57 ID:Zs7jxETCo
杏子「いや、拘束系の魔法はあたしも一応使えるし……」
まどか「拘束!? 見せて見せて!」キャイキャイ
杏子「ああ、いいぜ。おいしょっと!」ジャキーン!
ほむら「これが杏子の結界魔法ね」
マミ「佐倉さんへの入り口……破りたくなるわね」ジュルリ
まどか「きょうこちゃんの(槍)って、太くて長くて、先端がとがってて、硬そうだね」
杏子「へへーん、そうだろそうだろ」ドヤッ
さやか「―――杏子がフタナリだって!?!?!?」
ほむら「今すぐ殺してあげるわ、美樹さやか」ジャキッ
49: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:46:22.46 ID:Zs7jxETCo
翌日 鹿目家
知久「君がほむらちゃんだね。ようこそ、いらっしゃい」ガチャ
ほむら「お、お邪魔します……」
まどか「ほむらちゃん! どうぞ上がっ―――」
まどか「あっ! ごめんね、彼女として失敗しちゃった! もう一回ちゃんとやり直させて!」
ほむら「え? ええ、どうぞ」
ほむら(本当にこの子は、一生懸命で良い子ね)ホムホム
まどか「ほむらちゃん、早く、中に、入って……奥へ、どうぞ……んっ……」
ほむら「忘れないで。その優しさが、もっと大きな悲しみを呼び寄せることもあるのよ」バタン
50: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:47:16.77 ID:Zs7jxETCo
まどか「遊びに来てくれてありがと!」ギュッ
ほむら「ちょっ、まどか! お父様の前で……」
知久「お熱いね、妬けちゃうな」ハハ
ほむら(寛容なお父様で良かったわ)ホッ
知久「テレビでも見るかい?」ピッ
キャスター「市立見滝原中学校2年生の美樹さやかさんが、本日未明、市内のラブホテルで重体で発見されました」
キャスター「原因は性ホルモンの過剰分泌、俗に言うテクノブレイクで、現場に居た交際相手の上条恭介くんは、記憶に無い。僕の左手が勝手にやった、などと意味不明な――――」ピッ
知久「…………」
まどか「そっか! バイオリニストは右手じゃなくて左手―――」
ほむら「それは偏見よ!?」
51: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:47:44.92 ID:Zs7jxETCo
ほむら「身内の恥ね。穴があったら入りたいわ」
まどか「パパはママに穴を掘られるのが得意だよね」
知久「」
52: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:48:19.62 ID:Zs7jxETCo
知久「ア、アルバムでも見るかい? まどかの小さい時の写真とか」アセッ
ほむら「見ます」キリッ
まどか「は、恥ずかしいよぉ」
知久「これなんか懐かしいね。まどかがまだ赤ちゃんの頃のだ」ピラッ
ほむら「まどかはお絵かきが好きだったのね」
まどか「私、たっくんと同じだったんだ」
たつや「まろか! まろか!」
ほむら「弟さん?」
まどか「うん!」
まどか「次は妹が欲しいなぁ」☞��
ほむら「お父様に向かってそのハンドサインはやめなさい」
53: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/27(金) 21:49:07.87 ID:Zs7jxETCo
十数年前 鹿目家
まどか「だぁ!」グリグリ
詢子「まどかはお絵かきがお上手でちゅね~」
知久「でも、そんなに紙をこすったら破けてしまうよ?」
ビリッ
まどか「っ!?」ウルッ
知久「ほら」
まどか「ふぇ……」グスッ
詢子「紙が破れたくらいで泣いてはダメよ、まどか」
知久(おっ。さすがは詢子さん)
詢子「膜が破れる時はもっと泣きたくなるのよ?」
知久「やめなさい」
55: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 10:49:04.16 ID:1zi4cCJuo
現在 まどかの部屋
まどか「それで、二人っきりでシたいんだったよね。いいよ、ほむらちゃんなら……」ドキドキ
ほむら「"話を"、ね。話をしたかったの」
ほむら「……私ね」
ほむら(この時間軸はなんとしても守る)
ほむら「―――未来から来たんだよ?」
ほむら(まどかを、魔女になんかさせない)
まどか「えっと、テレビのお話? それともお芝居、かな」
ほむら「いいえ、本当のことよ。今から話す事すべてが、魔法少女の真実―――」
56: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 10:49:30.95 ID:1zi4cCJuo
まどか「―――ずっと気づけなくてごめんね。私、彼女失格だね」グスッ
ほむら「あなたを救う。それが私の最初の気持ち」
ほむら「今となっては…たった一つだけ最後に残った道しるべ」
まどか「ほむらちゃんはずっと戦ってたんだね。わかってあげられなくて、ごめんね……」
ほむら「わからなくてもいい。何も伝わらなくてもいい。それでもどうか、お願いだから、あなたを私に守らせて」
まどか「バージンも?」
ほむら(え? この流れでもぶっこんでくるの?)
57: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 10:51:01.73 ID:1zi4cCJuo
まどか「でもでも! ほむらちゃんは色んな時間軸で私とお友達になってたんだね!」ウェヒ!
ほむら「お付き合いする関係になったのは今回が初めてだったわ」
まどか「オツキア―――」スッ
ほむら「交際のことよ。引き出しから何かを取り出そうとしなくてもいいわ」
まどか「まどかの初めて、奪われちゃったね」ウェヒッ
ほむら「否定はしないけれど(一人称かわいい)」
まどか「今までの私はみんな処女のままだったんだよね……大人になれないまま」シュン
ほむら「否定はしないけれど……」
知久「二人とも、おやつ持ってきた―――」ガチャ
ほむら「今までの子たちは皆、私が女性としての喜びを奪ってしまったのね……」
知久(中学二年にして複雑な交際履歴……!?)
58: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 10:51:47.95 ID:1zi4cCJuo
まどか「もちろん私はほむらちゃんと子どもを育てたいな!」
知久(人生ゲームでもしていたのだろう)ウンウン
ほむら「そう言うと思っていたわ。あれでしょ、確かiPS―――」
知久「養子でもとるのかい?」
まどか「私たちが恵まれない子供たちの育ての親になれたら、それはとっても嬉しいなって!」ウェヒヒ
ほむら「…………」※なんとなく反省
59: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 10:52:26.71 ID:1zi4cCJuo
知久「それじゃ、ごゆっくり」バタン
まどか「でも、キュゥべえって酷いんだね」
ほむら「奴らに人間の価値観なんてわかりっこないわ」
まどか「―――決めた」
ほむら「えっ?」
まどか「私、やっとわかったの。叶えたい願いごと見つけたの」
まどか「私、ほむらちゃんの彼女として、キュゥべえにもほむらちゃんの世界一のかわいさをわからせてあげる!」
まどか「ほ~むりん! ほいっ! ほ~むりん! ほいっ!」
ほむら「やめて!!」
60: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 10:54:19.23 ID:1zi4cCJuo
まどか「これまでずっと、ずっとずっと、ほむらちゃんにバージンを守られて、望まれてきたから、今の私があるんだと思う」
ほむら(たった一単語が余計よ、まどか……)
まどか「そんな私が、やっと見つけ出した答えなの。信じて」
まどか「絶対に、今日までのほむらちゃんを無駄にしたりしないから」 ニコ
ほむら「まどか……」
キュゥべえ「さあ、鹿目まどか―――その魂を代価にして、君は何を願う?」 ヒョコ
まどか「……ゴクリ」
まどか「ほむらちゃんは宇宙一エロエロでテラカワユスなアルティメット的存在だって皆に教えてあげて!」
ほむら「まどかァー!!!!!」
61: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 10:55:56.52 ID:1zi4cCJuo
ほむら「……ハッ。てっきり私が女神か悪魔にでも変身するのかと身構えてしまったわ」ドキドキ
ほむら(胸は……大きくはなってないわね)ペタペタ
キュゥべえ「その祈りは――そんな祈りが叶うなんて―――」
キュゥべえ「…………」
ほむら(急に動きが止まった?)
まどか「キュゥべえ、どうしたの?」
キュゥべえ「……ら……様……」プルプル
ほむら「えっ?」
キュゥべえ「ほむら様ーッ! ほむら様ーッ!!!!!」
ほむら(!?!?!?)
62: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 10:56:51.46 ID:1zi4cCJuo
ほむら(そ、そうか! わかったわ! こいつらの価値判断の基準は"宇宙"!)
ほむら(その究極に私という存在が君臨したから、原始からのインキュベーターの行動目的が変わって、因果が書き換えられて―――)
ドドドド…
まどか「窓の外から轟音が!?」
ガララッ
キュゥべえ2「ほむら様ーッ!」
キュゥべえ3「ほむら様ーッ!」
キュゥべえ4「ほむら様ーッ!」
キュゥべえs「「「「ほむら様ーッ!」」」」
ほむら「うっぎゃああああああああああ!!!!!!!」ゾワワァ
まどか「獣姦はまずいよ、ほむらちゃん!」スッ
ほむら「なぜノートとペンを取り出しているの!?」
63: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:00:36.25 ID:1zi4cCJuo
まどか「部屋いっぱいにぎゅうぎゅうのキュゥべえ……」
ワチャワチャ
キュゥべえ「暁美ほむら様。君はこの大宇宙が成立している根幹であり原初だ」
キュゥべえ2「僕たちの母星では、君のことを"神"と呼んでいる」
キュゥべえ3「合理性からしても、君という存在を維持保全することが全宇宙の生命体の義務だ」
キュゥべえ4「君という存在が消滅した時、宇宙もまた滅びる。そうならないように、君という概念を永遠に存続させる必要がある」
キュゥべえ「だから僕らは地球の日本という国まで飛来して、究極に、そして通常の一兆倍は性的で可愛らしい君を研究することにした」
まどか「私も一緒に研究するね!」ウェヒヒ
ほむら(これが勉強熱心なまどかの願いなのね……)
64: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:01:13.02 ID:1zi4cCJuo
まどか「でも、ほむらちゃんは渡さないよ! 渡さないよっ!」ヒシッ
ほむら「」ホムッ
キュゥべえ「僕らは人類ではないから、ほむら様に性的に魅惑されることはないよ。安心して」
ほむら「ちょ、ちょっと待って。それはいいのだけれど、いやよくないのだけれど、どうしてまどかは魔法少女になっていないの?」
キュゥべえ「"魔法少女"? 創作物以外では聞いたことが無いね」
ほむら「……えっ?」
まどか「あなたはほむらちゃん親衛隊002ね。あなたは003で、あなたは004!」
キュゥべえs「「「はーい」」」
65: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:02:35.26 ID:1zi4cCJuo
ほむら「そ、それじゃ、ワルプルギスの夜は……? ソウルジェムは!? エントロピーは!?」
キュゥべえ「何の話だい?」
ほむら(そんな……!? ホントだわ、魔法少女に変身ができなくなってる……これって……!)
ほむら「……インキュ、いえ、キュゥべえ。ひとつだけ教えて」
キュゥべえ「神に叛逆する愚かな生命体はこの宇宙に存在しないよ。なんでも聞いて」
ほむら「私の魂、どこにある?」
キュゥべえ「……それが人生哲学的な問いで無いならば、間違いなく君の魂は君の精神と肉体に宿っているだろうね」
キュゥべえ「何故なら、君は基本的には通常の人間なのだから」
キュゥべえ2「前言撤回を要求するよ。"通常の一兆倍はエロ可愛らしい人類"とすべきだ」
キュゥべえ3「いや、"通常の一兆倍はセクシャルで可愛らしい第二次性徴期の少女"と呼ぶべきじゃないかな」
まどか「"通常の一兆倍プリティでエロエロな焔の君<ロードオブフレイム>"ってのはどうかな?」
キュゥべえ4「隊長殿がそのようにおっしゃるのでしたら」
ほむら「ちょっと静かにしてくれる?」
66: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:03:20.99 ID:1zi4cCJuo
まどか「もしかしてほむらちゃん、魔法少女から普通の女の子に戻ったってこと?」
ほむら「落ち着きなさい。相手はあのインキュベーター、どこかに穴があるに違いないわ」
まどか「ちょっと見せて」
キュゥべえ4「隊長殿! どうぞ見てください!」( * )
ほむら(確かに宇宙の寿命が縮むというリスクは発生した。けれど、そんなことは人間の尺度ではどうでもいいこと)
キュゥべえ4「アーッ!」ブスリ
ほむら(こんな簡単にハッピーエンドを迎えてしまっていいの……?)プルプル
まどか「キュゥべえにも穴があったよ、ほむらちゃん! 私が埋めておいた!」ウェヒヒ
ほむら「……キュゥべえ。その、私が究極に、か、かわいい、存在になったことで」テレッ
まどか「照れてるほむらちゃんカワイー↑」ウェヒヒ
ほむら「そ、その、私にとって何か問題は発生するのかしら?」
キュゥべえ「そうならないようにするのが僕たちの努めさ。今にわかるよ」
ほむら「え?」
67: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:03:57.17 ID:1zi4cCJuo
バァン!!!
まどか「ドア!?」
マミ「暁美さぁーーーん!!!!!」ドドド
仁美「暁美さぁぁーーーーーんっ!!!!!!」ドドド
ほむら「!?」
まどか「マミさんにひとみちゃん!? ここ私の部屋だよ!?」
キュゥべえ「さぁみんな、仕事だ」
キュゥべえs「「「きゅっぷい」」」ピョン ピョン ピョン ピョン ピョン
マミ「ちょっ!? キュゥべえ!? 邪魔しないで! 私は暁美さんと一緒にティータイムをっ!」
仁美「なんですの、この白い淫獣は!? わたくしは暁美さんの愛人としてお側でしっぽりするのですわ!!」
キュゥべえ「理解できたかい?」
ほむら「」
68: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:04:43.03 ID:1zi4cCJuo
ズガァン!!!
まどか「わ、私のドアがぁー!!!」
ほむら「今度は何!?」
さやか「後悔なんてあるわけない! でおなじみ! さやかちゃん、登場!」ハァハァ
ほむら「出たわね、性欲ゾンビ……ま、まさか!?」ビクッ
さやか「さぁさぁ、転校生……そのちっぱいをあたしの両手でもみしだかれるのだぁー!」ワキワキ ガバッ
ほむら(ピストルは何故か所持しているけれど、さすがに使うわけには……!)グッ
まどか「直接的な性描写はマズイよ、さやかちゃん!」
ほむら(もっと他の所を心配してほしかったわ!)
69: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:05:37.99 ID:1zi4cCJuo
ガチャーン!!!
まどか「今度は窓ガラスが!?」
ほむら(さっきキュゥべえたちが開けたのにわざわざ割るなんて)
杏子「ちょっとちょっと。何やってんのさ、アンタたち」
ほむら「聖女杏子! 加勢に来てくれたのね」ホッ
さやか「邪魔を、するなああああああっ!!!!!!!!」ガシッ ワキワキ
杏子「何なんだよ、テメェ一体何なんだ!?」
ほむら「かつて美樹さやかだった者よ」
杏子「つか胸を触るんじゃねえ!/// 殺すぞ!///」バシッ!
さやか「杏子のちっぱいも捨てがたいッ!」ブベラッ! バタッ
杏子「おい、三人でこの魔窟から逃げるぞ!」グイッ
まどか「待って、杏子ちゃん!!」
杏子「どうした!!」
まどか「愛の逃避行をするのは来年の予定だから、あと一年待って!」
ほむら(どんな人生計画なの、まどか!!)
70: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:06:28.18 ID:1zi4cCJuo
どこかの家の屋根の上
杏子「足元に気をつけろ! 後ろを振り返るな! ヤツラが追ってくる!」タッ タッ
ほむら「ええ! わかったわ!」タッ タッ
まどか「……杏子ちゃんはほむらちゃんのこと宇宙一かわいいって思ってないの?」
ほむら「―――ホムッ!?」
杏子「……ほら、私って色気より食い気って感じだろ? だから―――」
まどか「だから私の魔法でさえ無効化できるの? この宇宙の過去から未来までが書き換わったのに?」
ほむら「……きょ、杏子? 少しで良いから、その手を放してもらえるかしら?」プルプル
杏子「……そんなの、あたしが許さない」
ほむら「えっ?」
杏子「―――暁美ほむらを食べさせろーっ!!!!!!」ガバッ
まどか「もちろん性的な意味で!」
ほむら「その解説は要らなかったわ、まどか!」ダッ
71: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:07:34.81 ID:1zi4cCJuo
キュゥべえ「キュゥべえタックル!」
杏子「ぐふっ!」
キュゥべえ2「さあ、今のうちに逃げるんだ」
ほむら「た、助かったわ、キュゥべえ!」
まどか「行くよ、ほむらちゃん! 私の手につかまって!」ギュッ
ほむら「あっ―――」
『じゃあ案内してあげる。私、保健係なんだー』
『何かさ、燃え上がれーって感じでカッコいいと思うなぁ』
『―――キュゥべえに騙される前のバカな私を、助けてあげてくれないかな?』
ほむら(今の私は、誰かに助けられる私に戻ってる……まどかに助けられてる……)
ほむら「―――私、"まどか"との約束、守れたのね」ポロポロ
まどか「私のバージンはまだほむらちゃんに奪われてないよ?」
ほむら「ごめんなさい、そっちの約束のことじゃないわ」
72: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:08:07.40 ID:1zi4cCJuo
ほむホーム
ほむら「はぁ、はぁ……なんとかここまで来たけれど、魔法が使えないと、とっても不便ね……」ゲッソリ
まどか「ほむらちゃん、大丈夫? 重い日?」
ほむら「そう言えば言ってなかったわね、まどか。私、実は心臓病に侵されているのよ」
まどか「え……ええっ!?!?」
まどか「侵されてって……開通済みってこと!?」
ほむら「私の活舌が悪かったのかしら」
73: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:10:17.93 ID:1zi4cCJuo
ほむら「魔法で生命維持もできなくなったから、長くは持たないでしょうね」
まどか「そんな! 保健係の私がなんとかしなきゃ……でも、どうすれば……!?」オロオロ
キュゥべえ「その心配は不要だよ。僕たちが全力で暁美ほむら様の健康寿命を引き延ばすからね」
ほむら「そ、そうなの?」
キュゥべえ2「この星では"魔法"と呼ばれるような技術も、僕たちの母星では立派な科学技術だ」
キュゥべえ3「それを人類に提供することで、ほむら様の誕生を太古から支えてきた」
ほむら(地球の歴史がとんでもないことになっていたわ)
まどか「世界はほむらちゃんを中心に回ってるんだね」ニコ
ほむら「……わ、私はまどかさえ側に居てくれれば、それでいいわ」テレッ
まどか「ホムラチャン……」キュン
ほむら「マドカ……」トクン
キュップイ プーン~…
まどか「んもう! 獣臭くないところで、やり直し!」プンスコ
ほむら「消えなさい」バァン!
キュゥべえ4「ほむら様バンザ―――」パァン! ビチャビチャ!
74: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:11:53.68 ID:1zi4cCJuo
キュゥべえ「女神ほむら様に引導を渡されるなんて、キュゥべえ4のヤツ、なんて羨ましいんだろう!」
ほむら(やっぱりこいつらが一番ヤバイ奴だったわ)ブルッ
まどか「もう時間を巻き戻してまで魔女と戦わなくていいんだね」
ほむら「……これからのことを想うと、魔女と戦う日々よりはマシだけれど、結構大変そうね」クスッ
まどか(ほむらちゃんが笑った!)パァァ
まどか「私、もっともっとほむらちゃんの彼女としてふさわしい子になれるよう、がんばるね!」
ほむら「ええ、まどか。私の彼女として、宜しくね」ニコ
まどか「で、でも、ほむらちゃんのその、黒光りして太くておっきいそれは、"私の"にはまだハードルが高いかなって」モジモジ
ほむら「拳銃ね! フロイト先生ごめんなさい!」
75: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:17:55.99 ID:1zi4cCJuo
キュゥべえ2「そろそろほむら様の病気が根治する医療技術を人類が獲得する頃合いだ」
キュゥべえ3「それを日本国で認可できるように政治的な介入も水面下で進行中さ」
まどか「キュゥべえってなんでもできるんだね」
キュゥべえ「隊長殿の存在もまたほむら様の生命維持に必要不可欠なのは宇宙の理。もし願い事があれば、可能な範囲で実現してあげるよ」
ほむら「代価は?」
キュゥべえ「しいて言うなら隊長殿がほむら様と仲睦まじくしてもらうこと、かな」
まどか「ホント? それじゃあ―――」
まどか「ほむらちゃんの性癖を教えて?」ニコ
ほむら(それか……)※複雑な顔
76: ◆EFQF/mxR0k 2017/10/28(土) 11:18:30.48 ID:1zi4cCJuo
キュゥべえ「ほむら様の性癖は、お――――」パァン! ビチャビチャ!
ほむら「……そのうち、私の口から直接教えるわ」
まどか「直接、口で教えてくれるの!?」ドキドキ ハァハァ
ほむら(逆に何で教えるのかしら。筆談?)
まどか「ウェヒヒ、嬉しいなぁ。ありがと、ほむらちゃん!」ニコ
まどか「―――私の、最高の彼女!」ダキッ
ほむら「……私のまどかがマジメ過ぎる処女ビッチ<しょびっち>な件」ハァ
おわり
77: >>1 2017/10/28(土) 12:23:27.64 ID:1zi4cCJuo
この前自分の書いたSSの数を数えたら35個になってました
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 14:46:28.10 ID:Fi41bdrG0
乙
いいテンポだった
いいテンポだった
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 17:51:48.12 ID:2gT9fJTl0
乙
すげえ良かった。また書いてくれな
すげえ良かった。また書いてくれな
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 21:38:37.24 ID:GPSFnH0+o
面白かったわw
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508753624/
Entry ⇒ 2017.12.22 | Category ⇒ 魔法少女まどか☆マギカ | Comments (0)
マミ「私の、最高の友達」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:22:23.34 ID:LIjH7qpN0
本編10話ぐらいまでの記憶で読み進めてください
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:24:06.81 ID:LIjH7qpN0
~1~
???「全く嫌になるね。感情を持った個体だからってこの扱い」
???「辺境の地に飛ばされて宇宙のエネルギーをなんとかしろって言われても、どうしろって言うんだ! いや、頑張るけどさ。仕事だし…」
???「この星は……地球というらしいね。原住民もいるはずなんだけど……」
この僕…インキュベーターは宇宙人だ
今日も宇宙の延命の為、宇宙中を回って解決策を探していた
最も僕はインキュベーターの中でも異例の感情を持った個体であり、他の個体からは精神疾患を持った腫物扱い
この地球の近くに飛ばされた仲間も似たようなものだ
ちなみにこの当時の僕はほぼ人間と同様の形をしていた
少々特徴的な耳と尻尾をしているが……それ以外は助けようとしている少女と大差ない
感情のない個体は見た目が全て小動物の形をしていたが、それぞれ別の肉体を持つことが感情を持つ個体としての僕達の拘りだ
???「全く嫌になるね。感情を持った個体だからってこの扱い」
???「辺境の地に飛ばされて宇宙のエネルギーをなんとかしろって言われても、どうしろって言うんだ! いや、頑張るけどさ。仕事だし…」
???「この星は……地球というらしいね。原住民もいるはずなんだけど……」
この僕…インキュベーターは宇宙人だ
今日も宇宙の延命の為、宇宙中を回って解決策を探していた
最も僕はインキュベーターの中でも異例の感情を持った個体であり、他の個体からは精神疾患を持った腫物扱い
この地球の近くに飛ばされた仲間も似たようなものだ
ちなみにこの当時の僕はほぼ人間と同様の形をしていた
少々特徴的な耳と尻尾をしているが……それ以外は助けようとしている少女と大差ない
感情のない個体は見た目が全て小動物の形をしていたが、それぞれ別の肉体を持つことが感情を持つ個体としての僕達の拘りだ
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:25:50.24 ID:LIjH7qpN0
QB「ん。あれは……何かに追われているようだね」
少女「!!! !!!」
QB「あれは、助けを求めているのか…。まぁこの星の話も聞きたいし、助けておくのも悪くないだろう」
そう考えた僕は光線銃で少女を追いかけている何者かを威嚇射撃した
何者かもしれぬ存在はその攻撃に驚いたのか、すぐに逃げ出した
……まぁ、最悪の事態は避けられた。少女を助けるという行為そのものが、この星の住民にとってどういう影響を与えるのかわからない
相手を殺さずにすんだのは行幸だろう
少女「!?」
QB「怪我はないかい?」
少女「*!WDFS」
あぁ、そうか。翻訳機能を使って……
少女「助けてくれてありがとうございます!」
QB「別に構わないよ」
僕だって何の打算もなく助けたわけではない
QB「出来れば君の家に案内して貰えないか? いろいろ聞きたい事があるんだ」
少女「はい!」
少女は完全に僕を信じ切っているようだ
QB「これを、食べるかい?」
そう言って僕は宇宙食を少女に与えた
少女「……変な味ぃ……」
QB「うん。ごめんね。どんな反応をするのか知りたかったんだ」
確信した。味に対して明確な感情を示している
彼女も僕と同じように感情があるんだ
少女「!!! !!!」
QB「あれは、助けを求めているのか…。まぁこの星の話も聞きたいし、助けておくのも悪くないだろう」
そう考えた僕は光線銃で少女を追いかけている何者かを威嚇射撃した
何者かもしれぬ存在はその攻撃に驚いたのか、すぐに逃げ出した
……まぁ、最悪の事態は避けられた。少女を助けるという行為そのものが、この星の住民にとってどういう影響を与えるのかわからない
相手を殺さずにすんだのは行幸だろう
少女「!?」
QB「怪我はないかい?」
少女「*!WDFS」
あぁ、そうか。翻訳機能を使って……
少女「助けてくれてありがとうございます!」
QB「別に構わないよ」
僕だって何の打算もなく助けたわけではない
QB「出来れば君の家に案内して貰えないか? いろいろ聞きたい事があるんだ」
少女「はい!」
少女は完全に僕を信じ切っているようだ
QB「これを、食べるかい?」
そう言って僕は宇宙食を少女に与えた
少女「……変な味ぃ……」
QB「うん。ごめんね。どんな反応をするのか知りたかったんだ」
確信した。味に対して明確な感情を示している
彼女も僕と同じように感情があるんだ
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:27:12.41 ID:LIjH7qpN0
僕は洞穴へと連れていかれた
そこには少女と同じような感情のある人間が沢山いた
信じられない事に感情のある人間たちが群れを成して生活していたのだ
僕たちの今までの星の調査からいってもこれは異例のことと言っていいだろう
男性「お前! あれだけ勝手に外に出るなといっただろう!」
少女「お父さん! この子すごいんだよ。ビーってでる武器で魔獣をあっというまに追い払っちゃった!」
QB「……魔獣?」
男性「……えぇ、と。あなたは?」
QB「僕はインキュベーター。宇宙人さ」
男性「この子を助けてくれて本当にありがとうございます。何とお礼をいったらいいか……」
QB「僕としては成り行きで助けたようなものだし……気にしなくていいよ」
男性「それにしても……宇宙人? それは一体?」
QB「あー……君たちとは違う世界からやってきたという認識でいいよ」
男性「ビーって出る武器とは……?」
QB「これの事かい?」
僕は光線銃を取り出し、地面に向けて放った。
それを見た男性……と周りの人間達が驚きおののいた
まぁ見たところ精々武器が木の棒といった文明レベルだ
驚くのも無理はない
ある者は神といい、ある者は救世主といい……兎に角すごいもち上げようだった
ただ、僕はこの時別の事に驚いていた。
この人たちは僕が来るまで魔獣の恐怖におびえ絶望していた
それが僕が魔獣をこの光線銃で追い払ったと知って希望へと変わったのだろう
盲点だった
それらのエネルギー…所謂感情エネルギーといったものが予想外に高い事が僕の測定器によって算出されていたのである
絶望から希望への転移。感情を持った生物ならではのものが宇宙を救うエネルギー足りうる……?
QB「……」
男性「ど、どうしました?」
QB「いや、何でもない」
このエネルギー。うまく使えば宇宙の延命に使えるかもしれない
僕はそう思ったのだ。これが全ての悲劇の始まりになるとも知らずに
そこには少女と同じような感情のある人間が沢山いた
信じられない事に感情のある人間たちが群れを成して生活していたのだ
僕たちの今までの星の調査からいってもこれは異例のことと言っていいだろう
男性「お前! あれだけ勝手に外に出るなといっただろう!」
少女「お父さん! この子すごいんだよ。ビーってでる武器で魔獣をあっというまに追い払っちゃった!」
QB「……魔獣?」
男性「……えぇ、と。あなたは?」
QB「僕はインキュベーター。宇宙人さ」
男性「この子を助けてくれて本当にありがとうございます。何とお礼をいったらいいか……」
QB「僕としては成り行きで助けたようなものだし……気にしなくていいよ」
男性「それにしても……宇宙人? それは一体?」
QB「あー……君たちとは違う世界からやってきたという認識でいいよ」
男性「ビーって出る武器とは……?」
QB「これの事かい?」
僕は光線銃を取り出し、地面に向けて放った。
それを見た男性……と周りの人間達が驚きおののいた
まぁ見たところ精々武器が木の棒といった文明レベルだ
驚くのも無理はない
ある者は神といい、ある者は救世主といい……兎に角すごいもち上げようだった
ただ、僕はこの時別の事に驚いていた。
この人たちは僕が来るまで魔獣の恐怖におびえ絶望していた
それが僕が魔獣をこの光線銃で追い払ったと知って希望へと変わったのだろう
盲点だった
それらのエネルギー…所謂感情エネルギーといったものが予想外に高い事が僕の測定器によって算出されていたのである
絶望から希望への転移。感情を持った生物ならではのものが宇宙を救うエネルギー足りうる……?
QB「……」
男性「ど、どうしました?」
QB「いや、何でもない」
このエネルギー。うまく使えば宇宙の延命に使えるかもしれない
僕はそう思ったのだ。これが全ての悲劇の始まりになるとも知らずに
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:28:23.61 ID:LIjH7qpN0
~2~
絶望から希望へのエネルギー
これをどうやって宇宙のエネルギーへと変換するか
それが目下の課題であった
それも、人類が魔獣達に滅ぼされる前にだ
仮に地球にいる僕たちを総動員したとしても、この星の魔獣の数には敵わない事がわかった
最も何の理由もなくそんな事をする事を母星の連中が許すとは思えないが
魔獣……謎の存在だが、その正体自体はどうでもいい
問題は2つ
絶望から希望のエネルギーへの変換方法
魔獣への対抗
これらを一度に解決させるものが、僕たちの考えだした『魔法少女システム』だった
ターゲットは思春期の少女。理由は単純に彼女たちがエネルギー効率が一番良かった事によるものである
願いを一つ叶える変わりに魔法少女へと変化させ、魔獣に対抗しうる手段を確保する
希望への転移のエネルギーは個人差があるとはいえ、少女達の願いによるエネルギー消費を大きく上回る事が判明した
魔獣の撃破と宇宙の延命手段。両方を同時に解決する画期的な方法かに思えた
幸い母星には得られるエネルギーの予想データを見せる事で許可が下り、地球の周りにいた僕たちと共同で魔法少女システムの運用を開始した
僕たちと魔法少女達は共同で魔獣の征伐にあたった
僕たちの中にも魔法少女となり、戦いに参加したものもいた
結果として魔獣の数は大きく減少
人類の未来は守られたのだった
絶望から希望へのエネルギー
これをどうやって宇宙のエネルギーへと変換するか
それが目下の課題であった
それも、人類が魔獣達に滅ぼされる前にだ
仮に地球にいる僕たちを総動員したとしても、この星の魔獣の数には敵わない事がわかった
最も何の理由もなくそんな事をする事を母星の連中が許すとは思えないが
魔獣……謎の存在だが、その正体自体はどうでもいい
問題は2つ
絶望から希望のエネルギーへの変換方法
魔獣への対抗
これらを一度に解決させるものが、僕たちの考えだした『魔法少女システム』だった
ターゲットは思春期の少女。理由は単純に彼女たちがエネルギー効率が一番良かった事によるものである
願いを一つ叶える変わりに魔法少女へと変化させ、魔獣に対抗しうる手段を確保する
希望への転移のエネルギーは個人差があるとはいえ、少女達の願いによるエネルギー消費を大きく上回る事が判明した
魔獣の撃破と宇宙の延命手段。両方を同時に解決する画期的な方法かに思えた
幸い母星には得られるエネルギーの予想データを見せる事で許可が下り、地球の周りにいた僕たちと共同で魔法少女システムの運用を開始した
僕たちと魔法少女達は共同で魔獣の征伐にあたった
僕たちの中にも魔法少女となり、戦いに参加したものもいた
結果として魔獣の数は大きく減少
人類の未来は守られたのだった
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:29:07.85 ID:LIjH7qpN0
QB「……これで僕たちも母星に栄転かな」
少女「キュゥべえ!」
QB「……僕の名前はインキュベーターだよ」
少女「インキュベーターだからキュゥべえ! いい名前じゃない?」
QB「……別にいいけれども」
ただ、この星は母星と比べてとても居心地が良かった
感情のある者達で過ごす日々のなんと素晴らしいことか
もし、母星から戻るように命令があってもそれを蹴ってここにいたい。いつしか僕はそう思うようになった
そう、そこまではうまくいっていたのだ
魔女という存在が現れ始めるまでは
少女「キュゥべえ!」
QB「……僕の名前はインキュベーターだよ」
少女「インキュベーターだからキュゥべえ! いい名前じゃない?」
QB「……別にいいけれども」
ただ、この星は母星と比べてとても居心地が良かった
感情のある者達で過ごす日々のなんと素晴らしいことか
もし、母星から戻るように命令があってもそれを蹴ってここにいたい。いつしか僕はそう思うようになった
そう、そこまではうまくいっていたのだ
魔女という存在が現れ始めるまでは
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:29:57.67 ID:LIjH7qpN0
~3~
魔女という存在が現れ始めたのは魔獣が絶滅寸前までいっての事だった
その出現理由は不明。最初は魔獣が進化したものだという推論をしていた
だが、それと同時に魔法少女に人数の減少が起こり始めた。僕は嫌な予感がしていた
もしかしてこの魔法少女システム、致命的なバグがあったのではないか?
そしてその予感は的中する
少女「あ…アァアアアアアア!!!!!」
QB「ど、どうしたんだい!?」
一番最初に魔法少女になった少女
あの時魔獣から助けた少女
それが、少女の姿から異形のものへと姿を変えた
QB「こ、これは……一体……!?」
魔法少女システムは魔獣からグリーフキューブというものを魔法少女が吸収し魔力に変え、吸収し終えたものを僕たちが処分する
そうする事で成り立っていたシステムだった
では魔獣がいなくなったらどうなるか?
僕たちはこの事について楽観視しすぎていた
魔法少女達の魔力がなくなったらどうなるか?
僕たちはそれを普通の少女に戻るぐらいにしか考えていなかったのだ
魔女という存在が現れ始めたのは魔獣が絶滅寸前までいっての事だった
その出現理由は不明。最初は魔獣が進化したものだという推論をしていた
だが、それと同時に魔法少女に人数の減少が起こり始めた。僕は嫌な予感がしていた
もしかしてこの魔法少女システム、致命的なバグがあったのではないか?
そしてその予感は的中する
少女「あ…アァアアアアアア!!!!!」
QB「ど、どうしたんだい!?」
一番最初に魔法少女になった少女
あの時魔獣から助けた少女
それが、少女の姿から異形のものへと姿を変えた
QB「こ、これは……一体……!?」
魔法少女システムは魔獣からグリーフキューブというものを魔法少女が吸収し魔力に変え、吸収し終えたものを僕たちが処分する
そうする事で成り立っていたシステムだった
では魔獣がいなくなったらどうなるか?
僕たちはこの事について楽観視しすぎていた
魔法少女達の魔力がなくなったらどうなるか?
僕たちはそれを普通の少女に戻るぐらいにしか考えていなかったのだ
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:30:53.61 ID:LIjH7qpN0
とにかく対策は打たなくてはならない
僕たちはソウルジェムシステムを考案した
今の現状では魔法少女が魔女となった際肉体が破壊されてしまい修復が不可能になってしまう
魔女から魔法少女へと戻らせるためにはまず肉体が存在している事が重要だ
また、以前から問題視されていた魔法少女へのダメージの直接的影響の軽減
それを考慮し、魂を肉体から引き離すソウルジェムを魔法少女システムに導入した
無論これは魔女から魔法少女への復元への暫定処置にすぎない
だが、ここで、想定外な事が起こった
魔法少女が魔女になった時に得られる希望から絶望の相転移
その圧倒的なエネルギーは願いをかなえた際に発生する希望エネルギーを遥かに凌駕するというものだった
そして母星から、指令が来た
「魔法少女システムについては現状のまま運用せよ」と
魔女を魔法少女に戻す研究については、それに対するコストがかかりすぎる事と未知の事態の想定の為中止となった
そして僕たちの悪夢が始まった
僕たちはソウルジェムシステムを考案した
今の現状では魔法少女が魔女となった際肉体が破壊されてしまい修復が不可能になってしまう
魔女から魔法少女へと戻らせるためにはまず肉体が存在している事が重要だ
また、以前から問題視されていた魔法少女へのダメージの直接的影響の軽減
それを考慮し、魂を肉体から引き離すソウルジェムを魔法少女システムに導入した
無論これは魔女から魔法少女への復元への暫定処置にすぎない
だが、ここで、想定外な事が起こった
魔法少女が魔女になった時に得られる希望から絶望の相転移
その圧倒的なエネルギーは願いをかなえた際に発生する希望エネルギーを遥かに凌駕するというものだった
そして母星から、指令が来た
「魔法少女システムについては現状のまま運用せよ」と
魔女を魔法少女に戻す研究については、それに対するコストがかかりすぎる事と未知の事態の想定の為中止となった
そして僕たちの悪夢が始まった
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:32:00.27 ID:LIjH7qpN0
~4~
言えなかった。魔法少女が魔女になるなんて
だが、そうだとしても、気づく魔法少女がいずれ出てくる
僕たちは悪魔と罵られた
悪魔と罵られる事自体は構わなかった。ただ、魔法少女が魔女になってしまう。その事がただただ悲しかった
そしてそれは僕たちにも変異をもたらす
魔法少女として戦っていたインキュベーター。彼女らもまた魔女になったのだ。
QB「こんなことって……」
しかも僕たちの魔女はインキュベーター同士の繋がりからか、魔女同士で結合を始めた
いつしかそれは巨大な魔女となり、魔法少女の手にもおえないものとなっていた
もう猶予はない
これ以上奴を大きくする前に、僕たちの魔女化する原因を断ち切る必要があった
……これ以上現状に耐えられなかったという事もあった
ある仲間がインキュベーターに願った
QB「僕たちインキュベーターから感情を消してくれ」
かくして僕たちは感情を持たない魔法少女となった
もっとも姿形は母星の連中と変わらないもの。実質もう似たような存在だ
こうなってみると今まで何を悩んでいたのかがわからなくなった
魔法少女から魔女になった際の希望から絶望の相転移の力を宇宙の延命に使う
それの何が悪いというのか
そう、僕たちはそれを思考する能力さえ失ってしまったのだ
僕たちの魔女の集合体はワルプルギスの夜と呼ばれ、しばしば現れては魔法少女達を苦しめるようになったという
言えなかった。魔法少女が魔女になるなんて
だが、そうだとしても、気づく魔法少女がいずれ出てくる
僕たちは悪魔と罵られた
悪魔と罵られる事自体は構わなかった。ただ、魔法少女が魔女になってしまう。その事がただただ悲しかった
そしてそれは僕たちにも変異をもたらす
魔法少女として戦っていたインキュベーター。彼女らもまた魔女になったのだ。
QB「こんなことって……」
しかも僕たちの魔女はインキュベーター同士の繋がりからか、魔女同士で結合を始めた
いつしかそれは巨大な魔女となり、魔法少女の手にもおえないものとなっていた
もう猶予はない
これ以上奴を大きくする前に、僕たちの魔女化する原因を断ち切る必要があった
……これ以上現状に耐えられなかったという事もあった
ある仲間がインキュベーターに願った
QB「僕たちインキュベーターから感情を消してくれ」
かくして僕たちは感情を持たない魔法少女となった
もっとも姿形は母星の連中と変わらないもの。実質もう似たような存在だ
こうなってみると今まで何を悩んでいたのかがわからなくなった
魔法少女から魔女になった際の希望から絶望の相転移の力を宇宙の延命に使う
それの何が悪いというのか
そう、僕たちはそれを思考する能力さえ失ってしまったのだ
僕たちの魔女の集合体はワルプルギスの夜と呼ばれ、しばしば現れては魔法少女達を苦しめるようになったという
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:32:55.61 ID:LIjH7qpN0
~5~
僕は潜んでいた
幸か不幸かかつてキュゥべえと名前を付けられた事によって、インキュベーターという括りの願いから逃れられていたのだ
必死に生き延び、そして巴マミという魔法少女に会う
彼女は最初こそひ弱だったが、その素質は莫大なものだった
彼女の力と、彼女を生かせるだけの力が揃えばワルプルギスの夜に勝てる
魔女を魔法少女に戻す方法。それはいまだにわからない
でも、出来るとすればもうそれは僕だけだ。巴マミは立派に成長した
佐倉杏子、…そして僕を襲った暁美ほむら。彼女らが手を結べばワルプルギスの夜の打倒は夢ではない
望みは薄い。でも僕は
かつて諦めた完全なる魔法少女システムの実現。それを決して諦めない
僕は潜んでいた
幸か不幸かかつてキュゥべえと名前を付けられた事によって、インキュベーターという括りの願いから逃れられていたのだ
必死に生き延び、そして巴マミという魔法少女に会う
彼女は最初こそひ弱だったが、その素質は莫大なものだった
彼女の力と、彼女を生かせるだけの力が揃えばワルプルギスの夜に勝てる
魔女を魔法少女に戻す方法。それはいまだにわからない
でも、出来るとすればもうそれは僕だけだ。巴マミは立派に成長した
佐倉杏子、…そして僕を襲った暁美ほむら。彼女らが手を結べばワルプルギスの夜の打倒は夢ではない
望みは薄い。でも僕は
かつて諦めた完全なる魔法少女システムの実現。それを決して諦めない
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 00:33:26.96 ID:LIjH7qpN0
以上、プロローグでした。次回から本編です
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 15:55:00.77 ID:LIjH7qpN0
泣き声が聞こえる
白い耳と尻尾が生えたその少女はただ闇の中で泣き続けていた
「こんなはずではなかった」
「あの時僕がもっと注意をはらっていれば」
「ごめんね……」
「マミ」
白い耳と尻尾が生えたその少女はただ闇の中で泣き続けていた
「こんなはずではなかった」
「あの時僕がもっと注意をはらっていれば」
「ごめんね……」
「マミ」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 15:56:14.51 ID:LIjH7qpN0
マミ「!?」
目を覚ました
ここは……私の部屋?
QB「目を覚ましたようだね」
マミ「キュゥべえ? 何で? 私はあの時確かに魔女に食べられて」
死んだはずなのに
QB「砕けたソウルジェムを結合して、破損した肉体を再生させたんだ。時間がかかってしまったけどね」
そう……時間がかかりすぎた
マミ「……巨大な魔力を感じる。これはどういう事?」
QB「そうだね。君にはすべてを知る権利がある」
キュゥべえから全てを聞いた。
あの時私がやられた後、美樹さんが契約したこと
そしてその美樹さんが魔女になったこと
そして……佐倉さんが美樹さんと運命を共にしたこと
暁美さんが時間遡行者であること
ワルプルギスの夜が現れ、暁美さんが一人で戦おうとしていること
マミ「そう……キュゥべえ。ずっとあなたは私たちを騙していたのね」
QB「そうだよ」
キュゥべえは否定しなかった。
今まで私に魔法少女システムについて何の説明もしなかったこと
まるで……その事が自分だけの責任であるかのように
QB「たとえ、君と暁美ほむらの二人で戦ってもワルプルギスの夜は倒せない。逃げる事をお勧めするよ。今ならまだ間に合う」
マミ「……そうね」
目を覚ました
ここは……私の部屋?
QB「目を覚ましたようだね」
マミ「キュゥべえ? 何で? 私はあの時確かに魔女に食べられて」
死んだはずなのに
QB「砕けたソウルジェムを結合して、破損した肉体を再生させたんだ。時間がかかってしまったけどね」
そう……時間がかかりすぎた
マミ「……巨大な魔力を感じる。これはどういう事?」
QB「そうだね。君にはすべてを知る権利がある」
キュゥべえから全てを聞いた。
あの時私がやられた後、美樹さんが契約したこと
そしてその美樹さんが魔女になったこと
そして……佐倉さんが美樹さんと運命を共にしたこと
暁美さんが時間遡行者であること
ワルプルギスの夜が現れ、暁美さんが一人で戦おうとしていること
マミ「そう……キュゥべえ。ずっとあなたは私たちを騙していたのね」
QB「そうだよ」
キュゥべえは否定しなかった。
今まで私に魔法少女システムについて何の説明もしなかったこと
まるで……その事が自分だけの責任であるかのように
QB「たとえ、君と暁美ほむらの二人で戦ってもワルプルギスの夜は倒せない。逃げる事をお勧めするよ。今ならまだ間に合う」
マミ「……そうね」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 15:58:54.50 ID:LIjH7qpN0
マミ「体は……充分に動く。まだ戦える」
QB「何を考えているんだい? マミ」
マミ「ワルプルギスの夜と戦う」
QB「正気かい? 勝ち目はないと説明したばっかりじゃないか。無駄な事に力を割く必要はない」
マミ「私をよみがえらせたのは無駄な事じゃないの?」
QB「……どうしてだい? 君たち人間の考える事はわけがわからないよ。それに……」
QB「全てを説明されてそれでも、ワルプルギスの夜と戦う選択をする。そこまで君は強くはなかったはずじゃないか」
マミ「……キュゥべえはお見通しね」
マミ「そうね……あの子の泣き声を聞いたから、かしら」
QB「あの子?」
QB「何を考えているんだい? マミ」
マミ「ワルプルギスの夜と戦う」
QB「正気かい? 勝ち目はないと説明したばっかりじゃないか。無駄な事に力を割く必要はない」
マミ「私をよみがえらせたのは無駄な事じゃないの?」
QB「……どうしてだい? 君たち人間の考える事はわけがわからないよ。それに……」
QB「全てを説明されてそれでも、ワルプルギスの夜と戦う選択をする。そこまで君は強くはなかったはずじゃないか」
マミ「……キュゥべえはお見通しね」
マミ「そうね……あの子の泣き声を聞いたから、かしら」
QB「あの子?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 15:59:44.23 ID:LIjH7qpN0
マミ「あの子はもうすべてを諦めている。だからね、それに抗いたくなったの。それに」
マミ「暁美さんも諦めずに戦っているんでしょ? なら、私だけ逃げるなんて事はできない」
あの時、彼女の警告も聞かず、単身魔女に挑んでやられてしまった。その借りは返さないと
QB「もう一度言う。勝ち目はないよ」
マミ「わかってる。……ねぇ、聞いてもいい?」
QB「何だい?」
マミ「あの子の正体……それはあなたなんじゃないの?」
QB「……わけがわからないよ」
マミ「……そう」
マミ「暁美さんも諦めずに戦っているんでしょ? なら、私だけ逃げるなんて事はできない」
あの時、彼女の警告も聞かず、単身魔女に挑んでやられてしまった。その借りは返さないと
QB「もう一度言う。勝ち目はないよ」
マミ「わかってる。……ねぇ、聞いてもいい?」
QB「何だい?」
マミ「あの子の正体……それはあなたなんじゃないの?」
QB「……わけがわからないよ」
マミ「……そう」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 16:01:35.06 ID:LIjH7qpN0
状況は絶望的だった。
足が瓦礫に挟まれ、時間停止の能力も使えなくなった。
私は……
ほむら「どうして? ……どうしてなの?何度やっても、アイツに勝てない!」
こうなったらもう一回時間遡行をして……
ほむら「……繰り返せば……それだけまどかの因果が増える。私のやってきたことは、結局……」
マミ「諦めてはダメよ!」
ほむら「!? その声は!?」
マミ「ティロ・ボレー!」
マミのマスケット銃は私の足を挟んでいた瓦礫を破壊した
マミ「ごめんなさい。遅くなったわね」
ほむら「巴マミ……!? 生きていたの……!?」
足が瓦礫に挟まれ、時間停止の能力も使えなくなった。
私は……
ほむら「どうして? ……どうしてなの?何度やっても、アイツに勝てない!」
こうなったらもう一回時間遡行をして……
ほむら「……繰り返せば……それだけまどかの因果が増える。私のやってきたことは、結局……」
マミ「諦めてはダメよ!」
ほむら「!? その声は!?」
マミ「ティロ・ボレー!」
マミのマスケット銃は私の足を挟んでいた瓦礫を破壊した
マミ「ごめんなさい。遅くなったわね」
ほむら「巴マミ……!? 生きていたの……!?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 16:02:10.80 ID:LIjH7qpN0
マミ「説明は後。今はあいつを倒さないと」
ほむら「……そうね」
巴マミは死んでいなかった
どういう理由であの状況から生き残ったのかわからないけれど……それならまだ、望みはある!
マミ「さて、かわいい後輩をいじめてくれた事……後悔させてあげないとね!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
マミの全力の攻撃がワルプルギスの夜にぶつかる。だが、ワルプルギスの夜はそれを物ともしない
マミ「成程……確かに、これは苦戦しそうね」
ほむら「……そうね」
巴マミは死んでいなかった
どういう理由であの状況から生き残ったのかわからないけれど……それならまだ、望みはある!
マミ「さて、かわいい後輩をいじめてくれた事……後悔させてあげないとね!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
マミの全力の攻撃がワルプルギスの夜にぶつかる。だが、ワルプルギスの夜はそれを物ともしない
マミ「成程……確かに、これは苦戦しそうね」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 16:03:13.00 ID:LIjH7qpN0
マミ「私には応急処置程度しかできないけれど……もう動ける?」
ほむら「心配無用よ。巴マミ。……もう避難所が近い。一刻も早く決着をつけなければ」
マミ「そうね。私が前線に立つ。あなたは後方から援護して」
ほむら「わかったわ!」
使い魔たちを薙ぎ払いながら、巴マミはワルプルギスの夜に近づいていく
ほむら「……本当に、流石ね」
せめて、私にも自力でここまで戦える能力があれば……考えても仕方のないことだけれど
銃弾は残り少ない
無駄弾は使わず、巴マミのとらえきれなかった使い魔達のみを倒す事に専念する
そして……
マミ「遠距離から通用しなかったけど……近距離からならどうかしらね」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ワルプルギスの夜にマミの渾身の一撃が命中する。だが……
マミ「……そんな」
ワルプルギスの夜は、それすらも意味がないかのように、あざ笑うかのように
ほむら「マミ! 危ない!」
マミ「く!」
ワルプルギスの夜から突風が吹き荒れる
巴マミは弾き飛ばされた
ほむら「心配無用よ。巴マミ。……もう避難所が近い。一刻も早く決着をつけなければ」
マミ「そうね。私が前線に立つ。あなたは後方から援護して」
ほむら「わかったわ!」
使い魔たちを薙ぎ払いながら、巴マミはワルプルギスの夜に近づいていく
ほむら「……本当に、流石ね」
せめて、私にも自力でここまで戦える能力があれば……考えても仕方のないことだけれど
銃弾は残り少ない
無駄弾は使わず、巴マミのとらえきれなかった使い魔達のみを倒す事に専念する
そして……
マミ「遠距離から通用しなかったけど……近距離からならどうかしらね」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ワルプルギスの夜にマミの渾身の一撃が命中する。だが……
マミ「……そんな」
ワルプルギスの夜は、それすらも意味がないかのように、あざ笑うかのように
ほむら「マミ! 危ない!」
マミ「く!」
ワルプルギスの夜から突風が吹き荒れる
巴マミは弾き飛ばされた
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 16:04:04.45 ID:LIjH7qpN0
QB「いっただろう。勝ち目はないって」
ほむら「……インキュベーター!!」
マミ「暁美さん待って! その子は……違うの!」
QB「……君たちの最後を見届けにきた。予想通りだ。君たちの力だけではワルプルギスの夜に勝てない」
マミ「まだ。終わってないわ。最後まで諦めない」
QB「無駄だよ」
マミ「無駄じゃない!!」
マミ「暁美さん。もう一度やるわよ! ワルプルギスの夜が倒せるまで、何度でも!」
ほむら「……でも、もう避難所がすぐ近くに」
マミ「暁美さん!」
???「なら、遠くに弾き飛ばせばいいだろ」
マミ・ほむら・QB「え?」
???「どりゃあああああああ!!!!」
短髪の、剣と槍を持った魔法少女
一気にワルプルギスの夜に接近した彼女は、ワルプルギスの夜に突撃した
ワルプルギスの夜「!?」
ワルプルギスの夜が遥か遠方に飛ばされる。凄い……これほどの力を持った魔法少女がこの街に……? いや、でも彼女は、そんな。いるはずのない彼女は
ほむら「美樹さやか……なの?」
さやか「二人で楽しそうにやってんじゃねぇよ。……あたし達も混ぜろや!」
ほむら「……インキュベーター!!」
マミ「暁美さん待って! その子は……違うの!」
QB「……君たちの最後を見届けにきた。予想通りだ。君たちの力だけではワルプルギスの夜に勝てない」
マミ「まだ。終わってないわ。最後まで諦めない」
QB「無駄だよ」
マミ「無駄じゃない!!」
マミ「暁美さん。もう一度やるわよ! ワルプルギスの夜が倒せるまで、何度でも!」
ほむら「……でも、もう避難所がすぐ近くに」
マミ「暁美さん!」
???「なら、遠くに弾き飛ばせばいいだろ」
マミ・ほむら・QB「え?」
???「どりゃあああああああ!!!!」
短髪の、剣と槍を持った魔法少女
一気にワルプルギスの夜に接近した彼女は、ワルプルギスの夜に突撃した
ワルプルギスの夜「!?」
ワルプルギスの夜が遥か遠方に飛ばされる。凄い……これほどの力を持った魔法少女がこの街に……? いや、でも彼女は、そんな。いるはずのない彼女は
ほむら「美樹さやか……なの?」
さやか「二人で楽しそうにやってんじゃねぇよ。……あたし達も混ぜろや!」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 20:14:30.19 ID:LIjH7qpN0
さやか「ちょっと。あんただけ勝手に喋ってるんじゃないわよ! あたしもいるんだから!」
さやか「いいだろ別に。……たく、肉体が一緒なだけに面倒だな」
QB「これは、一体…どういうことだい!?」
さやか「ん? どうもこうもねぇよ。あの時、さやかを助けたい一心でありったけの魔力をさやかの魔女にぶつけたんだ。そしたら……こうなった」
さやかはソウルジェムを見せた。そのソウルジェムは赤と青が混ざり合っている
QB「そんな…!? さやかのグリーフシードがソウルジェムへと変化し、杏子のソウルジェムと混ざり合ってるとでもいうのかい!? そんな事が起こるはずが……」
さやか(杏子)「そうはいっても……起きたんだからしょうがないだろ」
さやか「いいだろ別に。……たく、肉体が一緒なだけに面倒だな」
QB「これは、一体…どういうことだい!?」
さやか「ん? どうもこうもねぇよ。あの時、さやかを助けたい一心でありったけの魔力をさやかの魔女にぶつけたんだ。そしたら……こうなった」
さやかはソウルジェムを見せた。そのソウルジェムは赤と青が混ざり合っている
QB「そんな…!? さやかのグリーフシードがソウルジェムへと変化し、杏子のソウルジェムと混ざり合ってるとでもいうのかい!? そんな事が起こるはずが……」
さやか(杏子)「そうはいっても……起きたんだからしょうがないだろ」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 20:16:07.67 ID:LIjH7qpN0
さやか(さやか)「あの時、あたしは闇の中にいて……。そしたら、杏子が突然現れて手を出してきたの。そしてその手を取ったら……こうなってた」
さやか(杏子)「あたしの肉体は爆発で吹っ飛んじまったからさやかの肉体を使ってるけどな。今のあたし達は二人で一人……ってやつみたいだな」
QB「……」
杏子の希望の力がさやかのグリーフシードに呼応し、絶望から希望への相転移を引き起こしソウルジェムを復活させたということか…!?
QB「嘘だ。そんな事起こりえるはずがない。魔女から魔法少女へは不可逆のはずだ。少なくとも魔法少女の力でそんな事ができるわけがない!」
さやか(杏子)「あんた言ったよな。『魔法少女は条理を覆す存在だ。君たちがどれ程の不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しない』って。……そういう事なんじゃないのか?」
さやか(杏子)「……いや、あんたのお仲間が言ったのかもしれないけどさ」
QB「……」
もし、そんな事が可能だったとするならば……それは……
QB「……本当の、奇跡だ」
さやか(さやか)「さて、さやかちゃんたちも加わったことですし、マミさん、転校生、逆転するよ!」
マミ「えぇ!」
ほむら「そうね。あなた達まで戦いに参加してくれるなら……ひょっとしたらいけるかもしれない!」
さやか(杏子)「あたしの肉体は爆発で吹っ飛んじまったからさやかの肉体を使ってるけどな。今のあたし達は二人で一人……ってやつみたいだな」
QB「……」
杏子の希望の力がさやかのグリーフシードに呼応し、絶望から希望への相転移を引き起こしソウルジェムを復活させたということか…!?
QB「嘘だ。そんな事起こりえるはずがない。魔女から魔法少女へは不可逆のはずだ。少なくとも魔法少女の力でそんな事ができるわけがない!」
さやか(杏子)「あんた言ったよな。『魔法少女は条理を覆す存在だ。君たちがどれ程の不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しない』って。……そういう事なんじゃないのか?」
さやか(杏子)「……いや、あんたのお仲間が言ったのかもしれないけどさ」
QB「……」
もし、そんな事が可能だったとするならば……それは……
QB「……本当の、奇跡だ」
さやか(さやか)「さて、さやかちゃんたちも加わったことですし、マミさん、転校生、逆転するよ!」
マミ「えぇ!」
ほむら「そうね。あなた達まで戦いに参加してくれるなら……ひょっとしたらいけるかもしれない!」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 20:17:07.82 ID:LIjH7qpN0
QB「待ってくれ!」
マミ・ほむら・さやか「?」
QB「佐倉杏子。美樹さやか。君たちの起こした事は確かに奇跡だった。でもね」
QB「一度起こした奇跡はもう奇跡ではない。他のインキュベーターたちの視認した情報からデータを取った。……ここから先は僕に任せてくれないかい?」
マミ「……どうするつもり?」
QB「絶望から希望への相転移……それを、ワルプルギスの夜にも起こさせる」
ほむら「魔法少女でもないあなたがどうやって」
QB「魔法少女だよ」
そういうと、キュゥべえは人型へと変貌した。特徴的な耳と尻尾。幼さを残した少女
マミ「あなたは……! やっぱり……!」
マミ・ほむら・さやか「?」
QB「佐倉杏子。美樹さやか。君たちの起こした事は確かに奇跡だった。でもね」
QB「一度起こした奇跡はもう奇跡ではない。他のインキュベーターたちの視認した情報からデータを取った。……ここから先は僕に任せてくれないかい?」
マミ「……どうするつもり?」
QB「絶望から希望への相転移……それを、ワルプルギスの夜にも起こさせる」
ほむら「魔法少女でもないあなたがどうやって」
QB「魔法少女だよ」
そういうと、キュゥべえは人型へと変貌した。特徴的な耳と尻尾。幼さを残した少女
マミ「あなたは……! やっぱり……!」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 20:19:23.88 ID:LIjH7qpN0
闇
闇の中にいる
悲しい。辛い。苦しい
そういった感情が渦巻いている
QB「これが魔女の中の世界か」
(キュゥべえ! 頑張って!)
QB「……聞こえているよ。マミ」
やがて僕は無数の僕たちの場所にたどり着いた
QB「みんな。今まで苦しかっただろ? もう終わりにしよう。その為のエネルギーを今日まで、ずっと溜めてきた」
QB「魔法少女システムを……完成させる!」
闇の中にいる
悲しい。辛い。苦しい
そういった感情が渦巻いている
QB「これが魔女の中の世界か」
(キュゥべえ! 頑張って!)
QB「……聞こえているよ。マミ」
やがて僕は無数の僕たちの場所にたどり着いた
QB「みんな。今まで苦しかっただろ? もう終わりにしよう。その為のエネルギーを今日まで、ずっと溜めてきた」
QB「魔法少女システムを……完成させる!」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 20:19:51.83 ID:LIjH7qpN0
つづくよ!
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 21:17:37.02 ID:LIjH7qpN0
ほむら「……何が、起こったの?」
さやか「杏子! あんたの体!」
杏子「お、戻ってるじゃん! やりー!」
さやか「やりーってあんた……」
杏子「まぁ、前のまんまでもそれほど不自由は……」
さやか「きょーうーこー!?」
杏子「冗談だよ冗談」
マミ「……キュゥべえ? キュゥべえはどこ?」
『どうやら成功したみたいだ』
ほむら・さやか・杏子・マミ「キュゥべえ!」
さやか「杏子! あんたの体!」
杏子「お、戻ってるじゃん! やりー!」
さやか「やりーってあんた……」
杏子「まぁ、前のまんまでもそれほど不自由は……」
さやか「きょーうーこー!?」
杏子「冗談だよ冗談」
マミ「……キュゥべえ? キュゥべえはどこ?」
『どうやら成功したみたいだ』
ほむら・さやか・杏子・マミ「キュゥべえ!」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 21:18:55.85 ID:LIjH7qpN0
『杏子。君の肉体については再生しておいた。さやかと一緒では何分不自由だろうしね』
『そして、君たちを管理している魔法少女システム……それに大幅な修正を加えた』
マミ「大幅な修正?」
『一つは魔女になるというバグを取り除くことだ。もう、魔法少女はソウルジェムが濁りきっても魔女になる事はない。ただ、魔法は使えなくなるから戦い続けるなら魔力は重要になるけどね』
『それと、現在魔女になっている魔法少女。使い魔から産まれたものについてはどうしようもないが、魔法少女からなったものについては魔法少女に変換した。これについては佐倉杏子。美樹さやか。君たちのお手柄だよ。君たちのおかげでこのシステムの導入に踏み切れた』
『そして、魔法少女から普通の人間に戻る事も出来るようになった。それを選択するかどうかは本人の自由だ。まぁ君たちの判断に任せるよ』
ほむら「……なら、もうまどかが魔法少女にならぬよう、守る理由もなくなったって事?」
杏子「いい事づくめで結構な事だ。……胡散臭いぐらいに」
さやか「……杏子?」
『そして、君たちを管理している魔法少女システム……それに大幅な修正を加えた』
マミ「大幅な修正?」
『一つは魔女になるというバグを取り除くことだ。もう、魔法少女はソウルジェムが濁りきっても魔女になる事はない。ただ、魔法は使えなくなるから戦い続けるなら魔力は重要になるけどね』
『それと、現在魔女になっている魔法少女。使い魔から産まれたものについてはどうしようもないが、魔法少女からなったものについては魔法少女に変換した。これについては佐倉杏子。美樹さやか。君たちのお手柄だよ。君たちのおかげでこのシステムの導入に踏み切れた』
『そして、魔法少女から普通の人間に戻る事も出来るようになった。それを選択するかどうかは本人の自由だ。まぁ君たちの判断に任せるよ』
ほむら「……なら、もうまどかが魔法少女にならぬよう、守る理由もなくなったって事?」
杏子「いい事づくめで結構な事だ。……胡散臭いぐらいに」
さやか「……杏子?」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 21:19:50.49 ID:LIjH7qpN0
『さて、僕は制裁を受けなければならないからね。これで失礼するよ』
マミ「制裁!? どういう事!?」
『僕の独断で勝手に魔法少女システムを変更したんだ。しかも宇宙の延命に使うはずだったエネルギーまですべて使って。多分僕は処分されるだろうね』
マミ「処分って……そんな……」
『マミ。君と過ごした日々。本当に楽しかった。……元気でね』
マミ「キュゥべえ!!!!」
マミ「制裁!? どういう事!?」
『僕の独断で勝手に魔法少女システムを変更したんだ。しかも宇宙の延命に使うはずだったエネルギーまですべて使って。多分僕は処分されるだろうね』
マミ「処分って……そんな……」
『マミ。君と過ごした日々。本当に楽しかった。……元気でね』
マミ「キュゥべえ!!!!」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 21:21:36.63 ID:LIjH7qpN0
杏子「なんだそりゃ……あいつが全ての責任を負ったって事かよ」
さやか「そんなの……いや、確かにあいつらにはひどい目にあわされたけど……これは流石に……」
ほむら「……」
マミ「どうする事も……できないの?」
???「その件であなた達に相談があります」
ほむら「!? ……今更ご登場? 随分なご身分ね」
織莉子「初めまして。もっとも初めましてではない方もいるようですが……私の名前は美国織莉子。魔法少女です。あなたたちに力を貸していただきたい」
さやか「そんなの……いや、確かにあいつらにはひどい目にあわされたけど……これは流石に……」
ほむら「……」
マミ「どうする事も……できないの?」
???「その件であなた達に相談があります」
ほむら「!? ……今更ご登場? 随分なご身分ね」
織莉子「初めまして。もっとも初めましてではない方もいるようですが……私の名前は美国織莉子。魔法少女です。あなたたちに力を貸していただきたい」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 22:53:47.34 ID:LIjH7qpN0
--QB母星--
裁判長QB「……以上の罪で、インキュベーターNo.27736を処分する」
QB「僕には納得できないね。元々魔法少女システムは希望のエネルギーを宇宙の延命のエネルギーに使うものだったじゃないか。僕はその魔法少女システムを完成させたにすぎない。それに……」
QB「僕の名前はキュゥべえ。No.27736じゃない」
裁判長QB「言いたい事はそれだけか」
QB「……」
裁判長QB「……連れて行け」
裁判長QB「……以上の罪で、インキュベーターNo.27736を処分する」
QB「僕には納得できないね。元々魔法少女システムは希望のエネルギーを宇宙の延命のエネルギーに使うものだったじゃないか。僕はその魔法少女システムを完成させたにすぎない。それに……」
QB「僕の名前はキュゥべえ。No.27736じゃない」
裁判長QB「言いたい事はそれだけか」
QB「……」
裁判長QB「……連れて行け」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 22:54:29.14 ID:LIjH7qpN0
QB「あー……明日処分かぁ……まぁ、そうなるよね」
QB「でも、何でわざわざ時間を与えたんだろう。意味が分からないよ」
QB「……しかし、この食事はまずいなぁ。マミの家ではもっと美味しいものが食べられたのに……」
QB「……マミ……」
QB「……また、マミの作ったケーキ……食べたかったな……」
QB「マミ……会いたいよ……」
QB「でも、何でわざわざ時間を与えたんだろう。意味が分からないよ」
QB「……しかし、この食事はまずいなぁ。マミの家ではもっと美味しいものが食べられたのに……」
QB「……マミ……」
QB「……また、マミの作ったケーキ……食べたかったな……」
QB「マミ……会いたいよ……」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 22:55:22.91 ID:LIjH7qpN0
兵士QB1「本当に何故、いちいち処分に時間を与えたんだろう」
兵士QB2「何でも感情を持った個体には、そうする事がより大きな罰になるらしいよ」
兵士QB1「そうなんだ。まったく感情というものは理解できないね」
???「そう、なら少しは理解できるようにしてあげようかしら」
兵士QB1・2「誰だい!?」
???「ティロ・フィナーレ!!」
兵士QB2「何でも感情を持った個体には、そうする事がより大きな罰になるらしいよ」
兵士QB1「そうなんだ。まったく感情というものは理解できないね」
???「そう、なら少しは理解できるようにしてあげようかしら」
兵士QB1・2「誰だい!?」
???「ティロ・フィナーレ!!」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 22:56:26.80 ID:LIjH7qpN0
QB「マミ……!? どうやってここに……!?」
マミ「肉体の一部から本体付近に瞬間転移が使える魔法少女がいたのよ。それでうちに転がっていたキュゥべえの毛からこうやって飛んできたの」
マミ「私だけじゃないわ。地球の大部分の魔法少女がこうやって飛んできてる」
マミ「肉体の一部から本体付近に瞬間転移が使える魔法少女がいたのよ。それでうちに転がっていたキュゥべえの毛からこうやって飛んできたの」
マミ「私だけじゃないわ。地球の大部分の魔法少女がこうやって飛んできてる」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 22:57:19.90 ID:LIjH7qpN0
???「ヴァンパイアファング!」
???「炎扇斬舞!」
???「インフィニットポセイドン!」
???「ストラーダ・フトゥーロ!」
???「リーミティ・エステールニ!」
???「キラ盛りビーム!」
???「ナイトリゾルブ!」
………
……
…
???「炎扇斬舞!」
???「インフィニットポセイドン!」
???「ストラーダ・フトゥーロ!」
???「リーミティ・エステールニ!」
???「キラ盛りビーム!」
???「ナイトリゾルブ!」
………
……
…
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 22:58:00.07 ID:LIjH7qpN0
QB「マミ……また会えて嬉しいよ。僕は……僕は……!!」
マミ「ずっと一人で抱えこんできたのね」
QB「……マミィィィィ!」
マミ「あなたはよくやったわ。あなたは私にとって最高の友達だったのね。だから……後は私たちに任せて」
マミ「ずっと一人で抱えこんできたのね」
QB「……マミィィィィ!」
マミ「あなたはよくやったわ。あなたは私にとって最高の友達だったのね。だから……後は私たちに任せて」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 22:59:02.63 ID:LIjH7qpN0
QB「……でもどうやって彼女たちを集めたんだい? 僕なんて恨んでいる魔法少女も多かっただろうに」
マミ「そ、それはね。なんというか……」
マミ「……これだけ地球で好き放題やっておいて一人で母星に帰って解決なんて結末納得できるかという人たちが……」
QB「あぁ……うん。成程、わかった」
マミ「と、兎に角、一緒に行くわよ」
QB「どこに?」
マミ「もちろん地球まで。ついでにこの星に徹底的に打撃を与えた後でね!」
マミ「そ、それはね。なんというか……」
マミ「……これだけ地球で好き放題やっておいて一人で母星に帰って解決なんて結末納得できるかという人たちが……」
QB「あぁ……うん。成程、わかった」
マミ「と、兎に角、一緒に行くわよ」
QB「どこに?」
マミ「もちろん地球まで。ついでにこの星に徹底的に打撃を与えた後でね!」
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 22:59:53.35 ID:LIjH7qpN0
魔法少女
僕たちが生み出した無限の可能性
彼女たちと僕の物語はまだ終わりではないようだ
--おしまい--
僕たちが生み出した無限の可能性
彼女たちと僕の物語はまだ終わりではないようだ
--おしまい--
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/01(金) 23:01:44.15 ID:LIjH7qpN0
何かそんなに長くならなかったので今日中に完結させました!
いろいろ加筆修正してピクシブあたりに上げるかもしれませんが、取り合えず終了ということで
ありがとうございました!
いろいろ加筆修正してピクシブあたりに上げるかもしれませんが、取り合えず終了ということで
ありがとうございました!
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512055343/
Entry ⇒ 2017.12.04 | Category ⇒ 魔法少女まどか☆マギカ | Comments (0)
まどか「WHOSE SIDE ARE YOU ON?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:10:11.53 ID:CMWQuyPx0
まどか・エヴァ・ギアス・その他いろいろのクロスSSです
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:10:48.77 ID:CMWQuyPxo
まどか「ダメ! 全然こたえてないよ!」
マミ「今日はやけに手強いわね!」
魔女「キシャアアア!!」
まどか「ほむらちゃん! そっちへ行くよ!」
ほむら「ひっ…!」
カチッ
カレン「吹っ飛べぇぇ!!」
マミ「紅蓮弐式!」
ほむら「カレンさん!」
マミ「今日はやけに手強いわね!」
魔女「キシャアアア!!」
まどか「ほむらちゃん! そっちへ行くよ!」
ほむら「ひっ…!」
カチッ
カレン「吹っ飛べぇぇ!!」
マミ「紅蓮弐式!」
ほむら「カレンさん!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:11:27.50 ID:CMWQuyPxo
玉城「待たせたな! 黒の騎士団、参上だぜ!」
カレン「魔女はもうたおしたから、グリーフシードを探してみて」
まどか「来てくれたんだ…」
ゼロ「君たちには返しきれない借りがあるからな」
まどか「……あのね、いつも言ってるけど」
マミ「私たちは日本解放に協力してるわけじゃないのよ」
カレン「そこはわかってる。でも、魔女を放っておいたら困るのは私たちも一緒なの」
カレン「魔女はもうたおしたから、グリーフシードを探してみて」
まどか「来てくれたんだ…」
ゼロ「君たちには返しきれない借りがあるからな」
まどか「……あのね、いつも言ってるけど」
マミ「私たちは日本解放に協力してるわけじゃないのよ」
カレン「そこはわかってる。でも、魔女を放っておいたら困るのは私たちも一緒なの」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:12:48.84 ID:CMWQuyPxo
杏子『マミ! 聞こえるか!?』
マミ「こっちは今終わったところよ」
ゼロ「テレパシーか」
杏子『早く来てくれ! さやかが大変なんだ!』
玉城「さやかは近頃どうしたんだい? 無茶しすぎなきゃいいけどなぁ」
まどか「してるんだよね、それが……」
ほむら「私たちが止めなきゃいけないのに…」
マミ「こっちは今終わったところよ」
ゼロ「テレパシーか」
杏子『早く来てくれ! さやかが大変なんだ!』
玉城「さやかは近頃どうしたんだい? 無茶しすぎなきゃいいけどなぁ」
まどか「してるんだよね、それが……」
ほむら「私たちが止めなきゃいけないのに…」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:14:38.53 ID:CMWQuyPxo
——杏子たちの結界——
アスカ「何よこれ… そこの魔女! さやかをどうしたっての!」
オクタヴィア「」ブォン!
シンジ「アスカ! 迂闊に近寄らないで!」
アスカ「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
アスカ「この三号機が使徒に取り憑かれた時、さやかが止めてくれなければ、たぶん殺されてた…」
オクタヴィア「!!!!」
杏子「だからってアツくなるな! 応援がくるまで足止めするよ!」
アスカ「何よこれ… そこの魔女! さやかをどうしたっての!」
オクタヴィア「」ブォン!
シンジ「アスカ! 迂闊に近寄らないで!」
アスカ「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
アスカ「この三号機が使徒に取り憑かれた時、さやかが止めてくれなければ、たぶん殺されてた…」
オクタヴィア「!!!!」
杏子「だからってアツくなるな! 応援がくるまで足止めするよ!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:16:04.57 ID:CMWQuyPxo
まどか「お待たせ!」
ゼロ「ここにも魔女が現れたか」
杏子「違うんだよ… あれ、さやかだ…」
アスカ「そんなわけないったら!」
マリ「でもさぁ、さやかのソウルジェムからあれが出てくるとこ、見ちゃってるんだよね」
ゼロ「魔法少女が魔女に変身した……?」
まどか「さやかちゃん! どうしてそんなこと!」
ゼロ「ここにも魔女が現れたか」
杏子「違うんだよ… あれ、さやかだ…」
アスカ「そんなわけないったら!」
マリ「でもさぁ、さやかのソウルジェムからあれが出てくるとこ、見ちゃってるんだよね」
ゼロ「魔法少女が魔女に変身した……?」
まどか「さやかちゃん! どうしてそんなこと!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:19:57.50 ID:CMWQuyPxo
オクタヴィア「……!!」
マミ「いけない、結界の外へ出る気だわ!」
ゼロ「そうはさせん。全員、攻撃開始だ! 逃がすな!」
まどか「待ってよ! あれがさやかちゃんなら」
シンジ「元には戻せないのか……?」
玉城「おい、さやか! 聞こえてるんだろ!? おとなしく」
オクタヴィア「!!」ドガッ!!
シンジ「玉城さん!」
マリ「相変わらず脱出うまいねぇ~」
マミ「いけない、結界の外へ出る気だわ!」
ゼロ「そうはさせん。全員、攻撃開始だ! 逃がすな!」
まどか「待ってよ! あれがさやかちゃんなら」
シンジ「元には戻せないのか……?」
玉城「おい、さやか! 聞こえてるんだろ!? おとなしく」
オクタヴィア「!!」ドガッ!!
シンジ「玉城さん!」
マリ「相変わらず脱出うまいねぇ~」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:23:22.62 ID:CMWQuyPxo
——政庁——
コーネリア「魔法少女が魔女に変化する? そういうこともあるのか」
ギルフォード「これは使えます」
ユフィ「ではお姉さま、以前から検討していた…」
ギルフォード「遅すぎたくらいです。なにしろこのエリアには敵が多すぎます」
コーネリア「魔女や使徒の対処は正規軍では厄介とはいえ、ヤツらに対抗する戦力は管理されなくてはな」
ユフィ「今回の件で超人たちの信頼が損なわれる事を防ぐためにも」
コーネリア「その通り。彼らの多くは純粋にこのエリアの安定を願っている。そこは我々と一緒だ」
コーネリア「しかし、この話が広まってしまうとな……」
コーネリア「魔法少女が魔女に変化する? そういうこともあるのか」
ギルフォード「これは使えます」
ユフィ「ではお姉さま、以前から検討していた…」
ギルフォード「遅すぎたくらいです。なにしろこのエリアには敵が多すぎます」
コーネリア「魔女や使徒の対処は正規軍では厄介とはいえ、ヤツらに対抗する戦力は管理されなくてはな」
ユフィ「今回の件で超人たちの信頼が損なわれる事を防ぐためにも」
コーネリア「その通り。彼らの多くは純粋にこのエリアの安定を願っている。そこは我々と一緒だ」
コーネリア「しかし、この話が広まってしまうとな……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:25:27.73 ID:CMWQuyPxo
・
・
・
イレブンA「聞いたかよ、魔法少女が魔女の原因だったんだってよ」
イレブンB「とっくに知ってるよ。このところ、ニュースでその話ばっかりだ」
イレブンC「平和を守る魔法少女でございってツラして、正体バレちまったな」
イレブンA「それだけじゃねぇよ。ブリキに燃料投下しちまった」
イレブンD「あんまり亡くなった人のこと悪く言うもんじゃないだろ、その辺にしとけよ」
イレブンA「何だお前? あの魔法少女の肩持つのか?」
イレブンB「副総督のフルネームも言えないような子だったっていうぜ」
イレブンC「今までそんなのに任せっきりだったんだよなぁ」
・
・
イレブンA「聞いたかよ、魔法少女が魔女の原因だったんだってよ」
イレブンB「とっくに知ってるよ。このところ、ニュースでその話ばっかりだ」
イレブンC「平和を守る魔法少女でございってツラして、正体バレちまったな」
イレブンA「それだけじゃねぇよ。ブリキに燃料投下しちまった」
イレブンD「あんまり亡くなった人のこと悪く言うもんじゃないだろ、その辺にしとけよ」
イレブンA「何だお前? あの魔法少女の肩持つのか?」
イレブンB「副総督のフルネームも言えないような子だったっていうぜ」
イレブンC「今までそんなのに任せっきりだったんだよなぁ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:33:05.45 ID:CMWQuyPxo
——秋葉原——
凪沙「超人登録法……?」
智恵理「私たちも『超人』っていう扱いなんですか?」
楚方「キン肉マンみたい!」
ツバサ「正義超人も含め、日本で活動している超人たちをブリタニアの指揮下におさめて管理する法案ね」
彼方「それって、ブリタニアの兵隊になれって言ってるようなものじゃないですか」
ツバサ「名目上は、今まで法的に曖昧だったエリア11で活動する超人たちの立場を明確にして」
ツバサ「社会的な地位と信頼を得るためということになっているわね」
鈴子「ブリタニアが私たちの活動を認めるかどうか……」
ツバサ「正規軍の指導で適切な訓練を受けられるとも言っているわ」
智恵理「きららエフェクトの研究を禁止して、いつも私たちの邪魔ばかりするのに」
ツバサ「誰と戦い、誰に歌を届けるのか。それをペンドラゴンが決めるような事態は避けるために」
ツバサ「私たちは政治とは無関係でいなければならない」
凪沙「超人登録法……?」
智恵理「私たちも『超人』っていう扱いなんですか?」
楚方「キン肉マンみたい!」
ツバサ「正義超人も含め、日本で活動している超人たちをブリタニアの指揮下におさめて管理する法案ね」
彼方「それって、ブリタニアの兵隊になれって言ってるようなものじゃないですか」
ツバサ「名目上は、今まで法的に曖昧だったエリア11で活動する超人たちの立場を明確にして」
ツバサ「社会的な地位と信頼を得るためということになっているわね」
鈴子「ブリタニアが私たちの活動を認めるかどうか……」
ツバサ「正規軍の指導で適切な訓練を受けられるとも言っているわ」
智恵理「きららエフェクトの研究を禁止して、いつも私たちの邪魔ばかりするのに」
ツバサ「誰と戦い、誰に歌を届けるのか。それをペンドラゴンが決めるような事態は避けるために」
ツバサ「私たちは政治とは無関係でいなければならない」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:37:03.85 ID:CMWQuyPxo
——見滝原——
詢子「魔女と魔法少女っていうのは聞いた事あるよ。薄々わかってたけどさ……」
ミサト「驚かれるのも無理はありません」
詢子「驚くのと悔しいのと、その他よくわからないものが山ほど混ざり合ってる…」
詢子「娘がそんな危ない目に遭ってるのに、気がつかないでいたなんて」
詢子「魔女に教われて助かった人のニュースは、私だって何度も見てた… あれはあの子たちだったんだ……」
ミサト「我々ネルフも、何度か彼女達に助けられています」
詢子「登録法が施行されたら、おたくのエヴァンゲリオンとも一緒に戦うことになるんだね」
詢子「魔女と魔法少女っていうのは聞いた事あるよ。薄々わかってたけどさ……」
ミサト「驚かれるのも無理はありません」
詢子「驚くのと悔しいのと、その他よくわからないものが山ほど混ざり合ってる…」
詢子「娘がそんな危ない目に遭ってるのに、気がつかないでいたなんて」
詢子「魔女に教われて助かった人のニュースは、私だって何度も見てた… あれはあの子たちだったんだ……」
ミサト「我々ネルフも、何度か彼女達に助けられています」
詢子「登録法が施行されたら、おたくのエヴァンゲリオンとも一緒に戦うことになるんだね」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:39:34.76 ID:CMWQuyPxo
ミサト「まどかさんは、魔法少女として登録されるのですか」
詢子「よく話し合ったよ。旦那も入れて、何時間もその話ばっかりだった」
詢子「あの子は登録しないと私たちが捕まるからって、かばってくれてるんだよ……」
ミサト「おそらく、施行後最初の任務で、未登録の超人達を捕獲することになるでしょう」
詢子「誰が反対しそうなんだい」
ミサト「今の所、AKB0048は既に反対を表明しています」
詢子「まどかをあの子たちのコンサートに連れてったことがあるんだ。その時、もう友達だったんだよね」
ミサト「研究生お披露目公演の前からと言っていました」
詢子「子供を戦争に行かせるんだな… しかも友達同士で……」
詢子「よく話し合ったよ。旦那も入れて、何時間もその話ばっかりだった」
詢子「あの子は登録しないと私たちが捕まるからって、かばってくれてるんだよ……」
ミサト「おそらく、施行後最初の任務で、未登録の超人達を捕獲することになるでしょう」
詢子「誰が反対しそうなんだい」
ミサト「今の所、AKB0048は既に反対を表明しています」
詢子「まどかをあの子たちのコンサートに連れてったことがあるんだ。その時、もう友達だったんだよね」
ミサト「研究生お披露目公演の前からと言っていました」
詢子「子供を戦争に行かせるんだな… しかも友達同士で……」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:46:04.69 ID:CMWQuyPxo
アスカ「あんたは来ないんだね」
杏子「兵隊なんてやってたら息が詰まっちゃうよ」
ほむら「佐倉さん… いつでもこっちに来てね」
杏子「ありがとう。でもマミを置いて行けないよ」
アスカ「マミも反対なんだ」
杏子「兵隊になれば、マミはブリタニアの命令だって聞くと思う」
杏子「でもそれがいけないんだ… 純真すぎる子だからさ……」
ほむら「巴さん、このところ平気なフリしてたけど、だいぶ思い詰めてたみたいだし…」
杏子「魔法少女のリーダー役を頑張らせちゃってたんだよな。そこへさやかの事もあったし」
アスカ「けっこうか細いところあるのよね」
杏子「兵隊なんてやってたら息が詰まっちゃうよ」
ほむら「佐倉さん… いつでもこっちに来てね」
杏子「ありがとう。でもマミを置いて行けないよ」
アスカ「マミも反対なんだ」
杏子「兵隊になれば、マミはブリタニアの命令だって聞くと思う」
杏子「でもそれがいけないんだ… 純真すぎる子だからさ……」
ほむら「巴さん、このところ平気なフリしてたけど、だいぶ思い詰めてたみたいだし…」
杏子「魔法少女のリーダー役を頑張らせちゃってたんだよな。そこへさやかの事もあったし」
アスカ「けっこうか細いところあるのよね」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:51:14.32 ID:CMWQuyPxo
杏子「アスカやシンジもそういうの気にしそうだと思ってたのにな」
アスカ「ウチはパイロットに選ぶ権利ないしね。でもどっちかっていうと、ネルフが日陰者になったら、そりゃ困るわよ」
ほむら「日陰者だなんて、そんな…」
アスカ「私だって、みんなで使徒を倒して人類を守るヒーローって立場に、ちょっとは愛着を持ってる」
アスカ「初めてなんだ、こんな風に思えたの…… 魔法少女や、AKB0048と一緒に戦うこともあって…」
杏子「まぁ、気持ちはわかるよ」
アスカ「三号機が暴走した時、さやかに助けてもらった恩もあるし、あんたたちとは戦いたくない」
ほむら「そうだよ… エヴァンゲリオンだって、友達同士で戦うためにいるんじゃないんだから」
杏子「ありがとう。でもこれからは友達同士なんて思わないでいい… 辛いだけだろ」
アスカ「ま、手加減なしでいくけど、悪く思わないでね」
アスカ「ウチはパイロットに選ぶ権利ないしね。でもどっちかっていうと、ネルフが日陰者になったら、そりゃ困るわよ」
ほむら「日陰者だなんて、そんな…」
アスカ「私だって、みんなで使徒を倒して人類を守るヒーローって立場に、ちょっとは愛着を持ってる」
アスカ「初めてなんだ、こんな風に思えたの…… 魔法少女や、AKB0048と一緒に戦うこともあって…」
杏子「まぁ、気持ちはわかるよ」
アスカ「三号機が暴走した時、さやかに助けてもらった恩もあるし、あんたたちとは戦いたくない」
ほむら「そうだよ… エヴァンゲリオンだって、友達同士で戦うためにいるんじゃないんだから」
杏子「ありがとう。でもこれからは友達同士なんて思わないでいい… 辛いだけだろ」
アスカ「ま、手加減なしでいくけど、悪く思わないでね」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:55:04.06 ID:CMWQuyPxo
——伊豆大島——
カレン「か、かわいい……」ナデナデ
C.C「エリア11防衛隊のマスコットキャラか? よくできているな」
一色博士「……あ、あのな嬢ちゃん……」
玉城「お、喋った!」
カレン「『嬢ちゃん』だって! かわいい顔して!」フニフニ
扇「お、おいお前ら……」
カレン「か、かわいい……」ナデナデ
C.C「エリア11防衛隊のマスコットキャラか? よくできているな」
一色博士「……あ、あのな嬢ちゃん……」
玉城「お、喋った!」
カレン「『嬢ちゃん』だって! かわいい顔して!」フニフニ
扇「お、おいお前ら……」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 19:58:28.77 ID:CMWQuyPxo
ゼロ「遅れてすまない」
玉城「おうゼロ、一色博士もまだ来てないぞ」
ゼロ「……いや、そのぬいぐるみの姿をしているのが一色博士だ」
玉城「マジで!?」
一色「うむ、ワケあって今はこのぬいぐるみを利用しておる」
カレン「も、申し訳ございません! まさかぬいぐるみが…」
一色「気にせんでもええ。もうすっかり慣れたわ」
ゼロ「C.C、お前は知っていたな?」
C.C「当然だ」
玉城「おうゼロ、一色博士もまだ来てないぞ」
ゼロ「……いや、そのぬいぐるみの姿をしているのが一色博士だ」
玉城「マジで!?」
一色「うむ、ワケあって今はこのぬいぐるみを利用しておる」
カレン「も、申し訳ございません! まさかぬいぐるみが…」
一色「気にせんでもええ。もうすっかり慣れたわ」
ゼロ「C.C、お前は知っていたな?」
C.C「当然だ」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:02:56.51 ID:CMWQuyPxo
あかね「大島に黒の騎士団が来てるんだって!」
あおい「ゼロが? やっぱり、超人登録法の話で来たのかな」
ひまわり「示現エンジンがあるから、そうそう荒っぽい事はできないと思うけど」
あかね「ちゃんと話し合えればいいね……」
あおい「私たちも超人として登録することになるのかな」
わかば「神根島にいるブリタニアの部隊にアローン退治を手伝ってもらう事もあるし、あんまり戦いたくないね」
あかね「でもおじいちゃんが賛成するかな…」
ひまわり「ブリタニア軍に編入されたら、神根島の遺跡とか見せてくれるかな」
わかば「ああいうのにも興味あったの……?」
ひまわり「あそこ、ただの遺跡じゃないみたいだから」
あおい「ゼロが? やっぱり、超人登録法の話で来たのかな」
ひまわり「示現エンジンがあるから、そうそう荒っぽい事はできないと思うけど」
あかね「ちゃんと話し合えればいいね……」
あおい「私たちも超人として登録することになるのかな」
わかば「神根島にいるブリタニアの部隊にアローン退治を手伝ってもらう事もあるし、あんまり戦いたくないね」
あかね「でもおじいちゃんが賛成するかな…」
ひまわり「ブリタニア軍に編入されたら、神根島の遺跡とか見せてくれるかな」
わかば「ああいうのにも興味あったの……?」
ひまわり「あそこ、ただの遺跡じゃないみたいだから」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:05:11.12 ID:CMWQuyPxo
——後日 政庁——
コーネリア「鹿目まどかに暁美ほむら。よく来てくれたね。歓迎しよう」
まどか「お招きいただき、ありがとうございます」
ユーフェミア「今日は超人登録法に賛同してくださったあなたたちのための晩餐会ですもの。楽しんでくださいね」
ロイド「魔法少女ッ! いいねぇ~ 君たちのソウルジェム、一度調べさせてくれないかなぁ」
まどか「やだなぁ…… 人に渡すの」
コーネリア「よせ。イレブンにはな、刀は武士の魂という言葉もあるくらいだ。不用意に求めるものではないぞ」
ロイド「そりゃ困った。魂の話となると、僕の専門外ですから」
ユーフェミア「ロイド伯爵にも思い留まるということがあるのですね」
コーネリア「鹿目まどかに暁美ほむら。よく来てくれたね。歓迎しよう」
まどか「お招きいただき、ありがとうございます」
ユーフェミア「今日は超人登録法に賛同してくださったあなたたちのための晩餐会ですもの。楽しんでくださいね」
ロイド「魔法少女ッ! いいねぇ~ 君たちのソウルジェム、一度調べさせてくれないかなぁ」
まどか「やだなぁ…… 人に渡すの」
コーネリア「よせ。イレブンにはな、刀は武士の魂という言葉もあるくらいだ。不用意に求めるものではないぞ」
ロイド「そりゃ困った。魂の話となると、僕の専門外ですから」
ユーフェミア「ロイド伯爵にも思い留まるということがあるのですね」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:07:39.79 ID:CMWQuyPxo
コーネリア「どうした? 誰か探しているのかい?」
ほむら「えっ… あの、他の人たちは来てないのかなって」
ギルバート「ネルフの子たちも来ているよ。君たちの友人だろう」
マリ「よぉ~ まどっち! 姫にも聞いてたけど、やっぱコッチになったんだ」
まどか「マリさん! こうして会うのも久しぶりだね。シンジくんは?」
アスカ「アイツなら、さっきそこで大島の子たちと遊んでたわよ」
ほむら「あかねちゃんたちも来てるんだね」
まどか「セプター4の人たちは? セプター4は来てないの?」キョロキョロ
アスカ「知り合いだったの?」
まどか「あんまり会った事ないけど、あそこの隊長さんカッコいいんだよ。メガネが似合ってて」
マリ&ほむら「メガネなら誰でもいいの!?」
まどか「そうは言ってないでしょ!」
ほむら「えっ… あの、他の人たちは来てないのかなって」
ギルバート「ネルフの子たちも来ているよ。君たちの友人だろう」
マリ「よぉ~ まどっち! 姫にも聞いてたけど、やっぱコッチになったんだ」
まどか「マリさん! こうして会うのも久しぶりだね。シンジくんは?」
アスカ「アイツなら、さっきそこで大島の子たちと遊んでたわよ」
ほむら「あかねちゃんたちも来てるんだね」
まどか「セプター4の人たちは? セプター4は来てないの?」キョロキョロ
アスカ「知り合いだったの?」
まどか「あんまり会った事ないけど、あそこの隊長さんカッコいいんだよ。メガネが似合ってて」
マリ&ほむら「メガネなら誰でもいいの!?」
まどか「そうは言ってないでしょ!」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:15:01.00 ID:CMWQuyPxo
あかね「ネルフにまどかちゃんたちに私たち… だけ?」
シンジ「このメンバーで、黒の騎士団やAKB0048と戦うのかな」
あおい「そんなことにならないといいけど……」
玉城「心配すんなって、俺たちもこっちだからよ」
あかね「玉城さん!」
シンジ「黒の騎士団から脱けられたんですか?」
玉城「んなワケねーだろ! 俺『たち』も登録法に賛成すんだよ」
あかね「あ、ホントだ」
わかば「ゼロが来てる……!?」
シンジ「このメンバーで、黒の騎士団やAKB0048と戦うのかな」
あおい「そんなことにならないといいけど……」
玉城「心配すんなって、俺たちもこっちだからよ」
あかね「玉城さん!」
シンジ「黒の騎士団から脱けられたんですか?」
玉城「んなワケねーだろ! 俺『たち』も登録法に賛成すんだよ」
あかね「あ、ホントだ」
わかば「ゼロが来てる……!?」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:19:23.70 ID:CMWQuyPxo
コーネリア「遅かったじゃないか。だがこの場で会えて嬉しいぞ… ゼロよ」
ゼロ「超人登録法の趣旨は理解している。我々も超人として指定された以上、応じないわけにもいかない」
まどか「この間も言ったけど、黒の騎士団の手伝いをするわけじゃないからね」
ゼロ「無論だ。この国の平和を守る超人たちのためにこそ、我々も賛同したのだから」
コーネリア(AKB0048は従わず、正義超人は行方不明)
コーネリア(イレブンの支持を得るためとはいえ、ゼロめ… 足元を見おって)
ゼロ(まずは譲歩を引き出せたが、いずれは武装解除を求めてくるに違いない…)
ゼロ(だがヤツらがネルフとビビットチームの力を無闇に使えば、超人同士で無駄な争いをすることになる)
カレン(ゼロならうまく調整してくれるはず…)
ゼロ「超人登録法の趣旨は理解している。我々も超人として指定された以上、応じないわけにもいかない」
まどか「この間も言ったけど、黒の騎士団の手伝いをするわけじゃないからね」
ゼロ「無論だ。この国の平和を守る超人たちのためにこそ、我々も賛同したのだから」
コーネリア(AKB0048は従わず、正義超人は行方不明)
コーネリア(イレブンの支持を得るためとはいえ、ゼロめ… 足元を見おって)
ゼロ(まずは譲歩を引き出せたが、いずれは武装解除を求めてくるに違いない…)
ゼロ(だがヤツらがネルフとビビットチームの力を無闇に使えば、超人同士で無駄な争いをすることになる)
カレン(ゼロならうまく調整してくれるはず…)
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:22:17.41 ID:CMWQuyPxo
スザク「反逆者を招き入れるなんて…」
ユフィ「良いではありませんか。ブリタニアと黒の騎士団が歩み寄ったのですから」
マリ「まぁ、表向きはついてきてても、黒の騎士団の秘密は教えてくれないんでしょ?」
ユフィ「心中は複雑とはいえ、大きな一歩です」
スザク「そうなれば良いのですが…」
玉城「まぁどーにかなるって! 今日は飲もうぜ!」
あかね「玉城さん、もう酔ってる~」
ユフィ「良いではありませんか。ブリタニアと黒の騎士団が歩み寄ったのですから」
マリ「まぁ、表向きはついてきてても、黒の騎士団の秘密は教えてくれないんでしょ?」
ユフィ「心中は複雑とはいえ、大きな一歩です」
スザク「そうなれば良いのですが…」
玉城「まぁどーにかなるって! 今日は飲もうぜ!」
あかね「玉城さん、もう酔ってる~」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:26:56.73 ID:CMWQuyPxo
スザク「君たちは大島のビビットチームだね」
わかば「はい。この間はお世話になりました!」
スザク「とんでもない。お礼を言うのは僕たちの方だよ。君たちのおかげで助かったんだから」
あかね「スザクさんも運が悪かったよね。たまたま神根島に来た時に黒の騎士団と鉢合わせしちゃうんだから」
スザク「その彼らと共闘することになるなんて、まだ慣れるのに時間がかかりそうだな」
あおい「共同で戦うとなると、やっぱり……」
スザク「残念だけど、彼女たちのことをよく知ってる君たちを、あてにさせてもらう」
ひまわり「捕まえるだけで済めばいいなぁ…」
わかば「はい。この間はお世話になりました!」
スザク「とんでもない。お礼を言うのは僕たちの方だよ。君たちのおかげで助かったんだから」
あかね「スザクさんも運が悪かったよね。たまたま神根島に来た時に黒の騎士団と鉢合わせしちゃうんだから」
スザク「その彼らと共闘することになるなんて、まだ慣れるのに時間がかかりそうだな」
あおい「共同で戦うとなると、やっぱり……」
スザク「残念だけど、彼女たちのことをよく知ってる君たちを、あてにさせてもらう」
ひまわり「捕まえるだけで済めばいいなぁ…」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:56:55.45 ID:CMWQuyPxo
このSSの元ネタは、アメコミヒーローが超人登録法を巡って戦う「シビル ウォー」です
アメコミは日本の漫画と出版形態が少し違っていて
日本の漫画雑誌は一冊に複数の作品を収録しています
ジャンプを買えばワンピースもブリーチも銀玉も読めるといった具合に
一方アメコミは各ヒーローごとに専門誌があります
月刊アイアンマンとか、月刊ハルクとか、そんな感じです
シビルウォーのような大型クロスオーバーイベントの場合は、これまた専門誌を創刊します
さしずめ月刊シビルウォーですね
ではその間、参戦している各ヒーローの専門誌は何をしてるのかというと
タイインといって、彼らを主軸にした外伝作品を連載してたりします
これからしばらく、この戦いに参戦していない二人のタイインを進めていきます
時間が前後したりして分かりにくい部分もあると思いますが
本編と同様、どうかお付き合いください
アメコミは日本の漫画と出版形態が少し違っていて
日本の漫画雑誌は一冊に複数の作品を収録しています
ジャンプを買えばワンピースもブリーチも銀玉も読めるといった具合に
一方アメコミは各ヒーローごとに専門誌があります
月刊アイアンマンとか、月刊ハルクとか、そんな感じです
シビルウォーのような大型クロスオーバーイベントの場合は、これまた専門誌を創刊します
さしずめ月刊シビルウォーですね
ではその間、参戦している各ヒーローの専門誌は何をしてるのかというと
タイインといって、彼らを主軸にした外伝作品を連載してたりします
これからしばらく、この戦いに参戦していない二人のタイインを進めていきます
時間が前後したりして分かりにくい部分もあると思いますが
本編と同様、どうかお付き合いください
26: タイイン 矢澤にこ編 2014/12/31(水) 21:59:00.62 ID:CMWQuyPxo
——アイドル研究部 部室——
ガラッ
にこ「あ、来てたんだ」
部員A「どうだったんですか…?」
にこ「うん… ごめん、引き止めようとしたけど、やっぱりダメだったよ……」
部員B「…寂しくなりますね……」
にこ「落ちこんでる場合じゃないよ! この三人で頑張ろうね!」
部員A「え… あ、はい……」
部員B「そういう部長も辛いでしょう。今日は休んで、リフレッシュしましょうよ」
ガラッ
にこ「あ、来てたんだ」
部員A「どうだったんですか…?」
にこ「うん… ごめん、引き止めようとしたけど、やっぱりダメだったよ……」
部員B「…寂しくなりますね……」
にこ「落ちこんでる場合じゃないよ! この三人で頑張ろうね!」
部員A「え… あ、はい……」
部員B「そういう部長も辛いでしょう。今日は休んで、リフレッシュしましょうよ」
27: にこ編 2014/12/31(水) 22:07:21.06 ID:CMWQuyPxo
・
・
・
にこ(なんでだろう…… みんなあんなにスクールアイドルが好きだったのに)
にこ(一人また一人と減って行って、もう三人しか残ってない)
にこ(言われて気付いたけど、私もけっこうショック受けてるよね…)
絵里「これからどうするつもり? まだ続けるんでしょう」
にこ「この人数だと来年度は廃部ね。どうにかしないと」
絵里「廃部になるのって、やる気が無くて自然に解散していくクラブがほとんどなのよ」
絵里「やる気がありすぎてこうなるなんて珍しいから、力になってあげたいけど」
にこ「そこは気にしないで。ひいきするわけにもいかないでしょ」
にこ「だから自力で人を集めてみるわよ。でも、それも厳しそうだね…」
絵里「魔女騒ぎの後、しかも超人登録法でAKB0048が逃げ回ってる今、風当たりは強いかもしれないわ」
にこ「今回やめてった子、それもあるみたい…… 崖っぷちだなぁもう」
絵里「似合わない顔しないの」
・
・
にこ(なんでだろう…… みんなあんなにスクールアイドルが好きだったのに)
にこ(一人また一人と減って行って、もう三人しか残ってない)
にこ(言われて気付いたけど、私もけっこうショック受けてるよね…)
絵里「これからどうするつもり? まだ続けるんでしょう」
にこ「この人数だと来年度は廃部ね。どうにかしないと」
絵里「廃部になるのって、やる気が無くて自然に解散していくクラブがほとんどなのよ」
絵里「やる気がありすぎてこうなるなんて珍しいから、力になってあげたいけど」
にこ「そこは気にしないで。ひいきするわけにもいかないでしょ」
にこ「だから自力で人を集めてみるわよ。でも、それも厳しそうだね…」
絵里「魔女騒ぎの後、しかも超人登録法でAKB0048が逃げ回ってる今、風当たりは強いかもしれないわ」
にこ「今回やめてった子、それもあるみたい…… 崖っぷちだなぁもう」
絵里「似合わない顔しないの」
28: にこ編 2014/12/31(水) 22:11:43.47 ID:CMWQuyPxo
——別の日——
にこ(そう、ヘコんでる場合じゃない)
にこ(バッチリ目立って、新しい人に興味を持ってもらうんだから!)
ガチャッ
にこ「あれ、二人とも早かったのね」
部員B「二人で話しておくことがあったんです」
部員A「ちょっと…」
にこ「え… 話すことって」
部員B「なんだ。心配しちゃいましたよ」
部員A「やめなよ、そういうの……」
部員B「もうわかってたんじゃないですか」
にこ(そう、ヘコんでる場合じゃない)
にこ(バッチリ目立って、新しい人に興味を持ってもらうんだから!)
ガチャッ
にこ「あれ、二人とも早かったのね」
部員B「二人で話しておくことがあったんです」
部員A「ちょっと…」
にこ「え… 話すことって」
部員B「なんだ。心配しちゃいましたよ」
部員A「やめなよ、そういうの……」
部員B「もうわかってたんじゃないですか」
29: にこ編 2014/12/31(水) 22:17:19.38 ID:CMWQuyPxo
♪『人は生まれて 人は死んでいく 肉体は滅びても』
♪『灰の中から蘇るものが情熱 次の世代へ』
にこ(……一人で練習してても乗れないや…)
声『死んだ人は生き返らないよ』
にこ(そうだね。今聴くとイヤな歌…)
声『蘇る前に、みんないなくなっちゃったね』
にこ(まだなんとかなる、って思いたかったんだけどね)
声『ひとりぼっちで練習してても寂しいでしょう』
にこ(うん…… この部室もずいぶん広くなっちゃったよ)
声『それならさ、私が一緒にいてもいい?』
にこ(……あなた、誰なの? そうだ、いつから声が聞こえてたんだろう……)
♪『灰の中から蘇るものが情熱 次の世代へ』
にこ(……一人で練習してても乗れないや…)
声『死んだ人は生き返らないよ』
にこ(そうだね。今聴くとイヤな歌…)
声『蘇る前に、みんないなくなっちゃったね』
にこ(まだなんとかなる、って思いたかったんだけどね)
声『ひとりぼっちで練習してても寂しいでしょう』
にこ(うん…… この部室もずいぶん広くなっちゃったよ)
声『それならさ、私が一緒にいてもいい?』
にこ(……あなた、誰なの? そうだ、いつから声が聞こえてたんだろう……)
30: にこ編 2014/12/31(水) 22:23:05.20 ID:CMWQuyPxo
声『ちょっと待ってね』
グニャー
にこ「ここは? え、部室じゃないの!?」
声『ここは私の結界。こうすれば見えるよね』
にこ「誰!? 私に声を送ってた人なの…?」
声『人間じゃないよ。私は魔女… 魔女オクタヴィア…… 扉をあけて、こっちへおいで』
にこ「扉って、これ…?」
ギイィ……
オクタヴィア「この結界に隠れながら、時々出かけるの。そしたら学校であなたの歌を聴いた」
オクタヴィア「また聴きに来てもいい? ここで練習してるんだよね?」
にこ「いいけど… あなた本当に魔女なの?」
オクタヴィア「ごめんね、私が怖い? でも大丈夫だよ」
オクタヴィア「にこの歌が好きなんだもの」
グニャー
にこ「ここは? え、部室じゃないの!?」
声『ここは私の結界。こうすれば見えるよね』
にこ「誰!? 私に声を送ってた人なの…?」
声『人間じゃないよ。私は魔女… 魔女オクタヴィア…… 扉をあけて、こっちへおいで』
にこ「扉って、これ…?」
ギイィ……
オクタヴィア「この結界に隠れながら、時々出かけるの。そしたら学校であなたの歌を聴いた」
オクタヴィア「また聴きに来てもいい? ここで練習してるんだよね?」
にこ「いいけど… あなた本当に魔女なの?」
オクタヴィア「ごめんね、私が怖い? でも大丈夫だよ」
オクタヴィア「にこの歌が好きなんだもの」
31: にこ編 2014/12/31(水) 22:31:09.86 ID:CMWQuyPxo
にこ(どういうわけだか魔女の友達ができた)
にこ(あれから毎日のように練習場に来てる)
にこ(……わりと本気で、どういうわけなのよ!? とりあえず私を食べちゃう気はないみたいだけど)
にこ「あなたもアイドルが好きなの?」
オクタヴィア「よくわからない。魔女になって日が浅いもの」
にこ「…少し前までは違ったの?」
オクタヴィア「私はたぶん、魔法少女だったと思う。でもよく覚えてないの」
にこ(魔法少女が魔女になるって聞いたことある。噂だと思ってたけど……)
にこ「魔法少女だったら、0048ともよく一緒にいて、こういう歌に馴染みがあるのかもね」
オクタヴィア「そうかもしれないね… 温かくて、なんとなく懐かしい感じがするよ…」
にこ(あれから毎日のように練習場に来てる)
にこ(……わりと本気で、どういうわけなのよ!? とりあえず私を食べちゃう気はないみたいだけど)
にこ「あなたもアイドルが好きなの?」
オクタヴィア「よくわからない。魔女になって日が浅いもの」
にこ「…少し前までは違ったの?」
オクタヴィア「私はたぶん、魔法少女だったと思う。でもよく覚えてないの」
にこ(魔法少女が魔女になるって聞いたことある。噂だと思ってたけど……)
にこ「魔法少女だったら、0048ともよく一緒にいて、こういう歌に馴染みがあるのかもね」
オクタヴィア「そうかもしれないね… 温かくて、なんとなく懐かしい感じがするよ…」
32: にこ編 2014/12/31(水) 22:54:38.28 ID:CMWQuyPxo
・
・
・
にこ「よっし、今日はこのくらいにしておこうかな」
オクタヴィア「もう終わり?」
にこ「他のクラブもそろそろ終わる時間だよ。校門閉められちゃう」
オクタヴィア「また、明日聞きに来てもいい?」
にこ「いいよ! 私の歌、そんなに気に入ってくれたんだ」
オクタヴィア「それもあるし……」
オクタヴィア「…帰りたくないな」
にこ「あんた、いつもどっから来てるの? というかどこかに住んでるの?」
オクタヴィア「嫌な所だよ…… でも外にいたら、魔法少女に見つかっちゃう」
にこ「あんたは人を襲わないのに」
オクタヴィア「襲わないけど、人を怖がらせる仕事をしている……」
・
・
にこ「よっし、今日はこのくらいにしておこうかな」
オクタヴィア「もう終わり?」
にこ「他のクラブもそろそろ終わる時間だよ。校門閉められちゃう」
オクタヴィア「また、明日聞きに来てもいい?」
にこ「いいよ! 私の歌、そんなに気に入ってくれたんだ」
オクタヴィア「それもあるし……」
オクタヴィア「…帰りたくないな」
にこ「あんた、いつもどっから来てるの? というかどこかに住んでるの?」
オクタヴィア「嫌な所だよ…… でも外にいたら、魔法少女に見つかっちゃう」
にこ「あんたは人を襲わないのに」
オクタヴィア「襲わないけど、人を怖がらせる仕事をしている……」
33: にこ編 2014/12/31(水) 23:01:59.33 ID:CMWQuyPxo
にこ「そうなの? どんなことを?」
オクタヴィア「捕まえられた人たちが外に逃げ出さないように、私が結界に閉じ込めておくの」
にこ「その人たちは、なんで捕まえられたの? 悪い人なの?」
オクタヴィア「逃げ出したら困る、らしいの… でも、私に少しだけ残った人間の理性が、この仕事を止めさせようとする」
オクタヴィア「そうなると、もしかしたら悪いのは私なのかもしれない…」
にこ「そうとも限らないよ。誰にでも、嫌々やることくらいあるって」
オクタヴィア「だから希望が必要なのかな」
にこ「理性ってさ、人を怖がらせるのが嫌だな、とか思うんでしょ? それさえ持ってれば充分よ」
にこ「それに私の歌を好きだと言ってくれたでしょう。少なくとも私には、あんたがそこまで悪い子には見えないね」
オクタヴィア「…ありがとう」
オクタヴィア「捕まえられた人たちが外に逃げ出さないように、私が結界に閉じ込めておくの」
にこ「その人たちは、なんで捕まえられたの? 悪い人なの?」
オクタヴィア「逃げ出したら困る、らしいの… でも、私に少しだけ残った人間の理性が、この仕事を止めさせようとする」
オクタヴィア「そうなると、もしかしたら悪いのは私なのかもしれない…」
にこ「そうとも限らないよ。誰にでも、嫌々やることくらいあるって」
オクタヴィア「だから希望が必要なのかな」
にこ「理性ってさ、人を怖がらせるのが嫌だな、とか思うんでしょ? それさえ持ってれば充分よ」
にこ「それに私の歌を好きだと言ってくれたでしょう。少なくとも私には、あんたがそこまで悪い子には見えないね」
オクタヴィア「…ありがとう」
34: にこ編 2014/12/31(水) 23:09:23.65 ID:CMWQuyPxo
——それから数日——
「矢澤さん、まだ一人でアイドル部やってるんだって?」ヒソヒソ
「シッ 聞こえるよ」
「平気だって、ほら。今もなんだかぼ~っとしてる」
「ほんとだ…」
オクタヴィア『今日も行っていい?』
にこ『いいよ。どうせ誰もいないしね』
オクタヴィア『お湯はある? お土産にお茶持って行くね。おいしい紅茶があるの』
にこ『ありがとう。待ってるよ』
にこ(…テレパシーってやつ、なんで私にも使えるんだろう……?)
「このところよくあんな風になってるのよ」ヒソヒソ
「矢澤さん、まだ一人でアイドル部やってるんだって?」ヒソヒソ
「シッ 聞こえるよ」
「平気だって、ほら。今もなんだかぼ~っとしてる」
「ほんとだ…」
オクタヴィア『今日も行っていい?』
にこ『いいよ。どうせ誰もいないしね』
オクタヴィア『お湯はある? お土産にお茶持って行くね。おいしい紅茶があるの』
にこ『ありがとう。待ってるよ』
にこ(…テレパシーってやつ、なんで私にも使えるんだろう……?)
「このところよくあんな風になってるのよ」ヒソヒソ
35: にこ編 2014/12/31(水) 23:14:46.99 ID:CMWQuyPxo
♪『好きならば 好きだと言おう』
♪『誤摩化さず 素直になろう』
にこ「…案外うまいのね」
オクタヴィア「ちょっと練習したから」
にこ「それにこの結界っていうの? いい音響するよね」
オクタヴィア「ありがとう。見よう見まねだけど、にこみたいな真面目に練習してる人に褒められると、嬉しいよ」
にこ「……」
オクタヴィア「魔女になる前、この歌をよく聴いていたように思うの。私にできないことを感じていた…」
にこ「その頃のことを引きずってるのかな」
オクタヴィア「うん。この歌だけじゃない。私が魔法少女になったことと、魔女になったこと」
オクタヴィア「音楽がきっかけの一つにあったと思うよ…… だからホールの結界ができるんだね」
にこ「好きな人とか、いたの?」
オクタヴィア「にこにはいるの?」
にこ「アイドルは恋愛禁止なの。0048だって同じでしょ」
オクタヴィア「そうだったっけ…?」
♪『誤摩化さず 素直になろう』
にこ「…案外うまいのね」
オクタヴィア「ちょっと練習したから」
にこ「それにこの結界っていうの? いい音響するよね」
オクタヴィア「ありがとう。見よう見まねだけど、にこみたいな真面目に練習してる人に褒められると、嬉しいよ」
にこ「……」
オクタヴィア「魔女になる前、この歌をよく聴いていたように思うの。私にできないことを感じていた…」
にこ「その頃のことを引きずってるのかな」
オクタヴィア「うん。この歌だけじゃない。私が魔法少女になったことと、魔女になったこと」
オクタヴィア「音楽がきっかけの一つにあったと思うよ…… だからホールの結界ができるんだね」
にこ「好きな人とか、いたの?」
オクタヴィア「にこにはいるの?」
にこ「アイドルは恋愛禁止なの。0048だって同じでしょ」
オクタヴィア「そうだったっけ…?」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 23:18:43.86 ID:CMWQuyPxo
——秋葉原 街頭ディスプレイ——
レポーター『AKB0048がライブを行うと予告した会場近くに来ております』
レポーター『付近で上空をLAS、AKB0048の保有するロボットが通過したという目撃情報も入っています』
にこ「もう何日も、こんなのばっかり」
絵里「どちらになるにせよ、早く解決してほしいわね」
穂乃果「あの… これ、何やってるんですか?」
にこ「え、私たちに? ていうかあんたニュース見てないの? 内戦だよ!」
あおい『投降しないなら、いくよ!』
わかば『ネイキッド・ブレード!』
マミ『近づかせないわ…!』
杏子『マミ! まだ寝てなきゃダメだろ!』
穂乃果「あんまりよく知らなくて…… なんで戦ってるのかとか」
絵里「超人を登録制にしようとしてるの。AKB0048や魔法少女の何人かが反対してるのよ」
穂乃果「へぇ~ じゃ0048って悪者になっちゃったんですか」
にこ「そんなわけないでしょ!」
穂乃果「えっ あの、すいません… でも、どうして登録制になったんですか?」
レポーター『AKB0048がライブを行うと予告した会場近くに来ております』
レポーター『付近で上空をLAS、AKB0048の保有するロボットが通過したという目撃情報も入っています』
にこ「もう何日も、こんなのばっかり」
絵里「どちらになるにせよ、早く解決してほしいわね」
穂乃果「あの… これ、何やってるんですか?」
にこ「え、私たちに? ていうかあんたニュース見てないの? 内戦だよ!」
あおい『投降しないなら、いくよ!』
わかば『ネイキッド・ブレード!』
マミ『近づかせないわ…!』
杏子『マミ! まだ寝てなきゃダメだろ!』
穂乃果「あんまりよく知らなくて…… なんで戦ってるのかとか」
絵里「超人を登録制にしようとしてるの。AKB0048や魔法少女の何人かが反対してるのよ」
穂乃果「へぇ~ じゃ0048って悪者になっちゃったんですか」
にこ「そんなわけないでしょ!」
穂乃果「えっ あの、すいません… でも、どうして登録制になったんですか?」
37: にこ編 2014/12/31(水) 23:23:46.60 ID:CMWQuyPxo
絵里「魔女は知ってる? あれの発生原因の一つが、魔法少女だとわかったのよ」
穂乃果「魔女って確か、落ち込んだ人をそそのかして死なせたりするヤツですよね」
にこ「……」
穂乃果「魔女と戦ってた魔法少女が魔女になっちゃうんですか? それじゃなんだか…」
絵里「そうね。スーパーヒーローに対する疑念が増えてきたから、身元をハッキリさせる必要ができてきたのよ」
絵里「魔法少女や大島のビビットチームの子たちって、今までニュースでも名前出てなかったでしょう」
穂乃果「そうでしたっけ……? 言われてみれば、そうだったかも」
にこ「ゼロは登録法賛成派なのに本名出てないわね」
絵里「ゼロは黒の騎士団の象徴で、特定の人格ではない、と主張しているわね」
穂乃果「中の人はいないことになってるんですね」
にこ「それが認められるってひいきじゃない……?」
穂乃果「魔女って確か、落ち込んだ人をそそのかして死なせたりするヤツですよね」
にこ「……」
穂乃果「魔女と戦ってた魔法少女が魔女になっちゃうんですか? それじゃなんだか…」
絵里「そうね。スーパーヒーローに対する疑念が増えてきたから、身元をハッキリさせる必要ができてきたのよ」
絵里「魔法少女や大島のビビットチームの子たちって、今までニュースでも名前出てなかったでしょう」
穂乃果「そうでしたっけ……? 言われてみれば、そうだったかも」
にこ「ゼロは登録法賛成派なのに本名出てないわね」
絵里「ゼロは黒の騎士団の象徴で、特定の人格ではない、と主張しているわね」
穂乃果「中の人はいないことになってるんですね」
にこ「それが認められるってひいきじゃない……?」
38: にこ編 2014/12/31(水) 23:32:09.25 ID:CMWQuyPxo
にこ(わかっていることはいくつかある)
にこ(超人登録法に賛成して、名前が公開された魔法少女は、鹿目まどかと暁美ほむら)
にこ(『魔法少女が何かのきっかけで魔女になる』とわかったことから、この内戦が始まった)
にこ(もう一つ、オクタヴィアはまだ魔女になって日が浅いと言ってた)
にこ(私は、内戦のきっかけになった魔女と一緒にいるのかもしれない……)
オクタヴィア「ねぇにこ、また歌を聴かせてよ」
にこ「うん… その前に、ちょっと気になることがあるんだけど、訊いてもいいかな」
オクタヴィア「なに?」
にこ「この間言ってたよね。あの歌が好きだった頃、魔女になったきっかけがあったって」
にこ「魔法少女は、どうしたら魔女になるの?」
にこ(超人登録法に賛成して、名前が公開された魔法少女は、鹿目まどかと暁美ほむら)
にこ(『魔法少女が何かのきっかけで魔女になる』とわかったことから、この内戦が始まった)
にこ(もう一つ、オクタヴィアはまだ魔女になって日が浅いと言ってた)
にこ(私は、内戦のきっかけになった魔女と一緒にいるのかもしれない……)
オクタヴィア「ねぇにこ、また歌を聴かせてよ」
にこ「うん… その前に、ちょっと気になることがあるんだけど、訊いてもいいかな」
オクタヴィア「なに?」
にこ「この間言ってたよね。あの歌が好きだった頃、魔女になったきっかけがあったって」
にこ「魔法少女は、どうしたら魔女になるの?」
39: にこ編 2014/12/31(水) 23:39:43.54 ID:CMWQuyPxo
オクタヴィア「私は魔女。絶望を振りまいて、人の魂を食い破る魔女……」
にこ「それでも、歌を聴きに来てくれるじゃない」
オクタヴィア「私はにこが好き。一人になっても、くじけないで歌ったにこが」
オクタヴィア「どうしようもなく好きになるのは、私がもう失くしたから……」
にこ「それが無いと、魔女になるの?」
オクタヴィア「魔法少女が持っていたもの。魔女の絶望が生まれた場所」
オクタヴィア「にこ、アイドルは人を笑顔にするものって教えてくれたでしょう」
にこ「それがアイドル研究部のスローガンだったのよ」
オクタヴィア「魔法少女と一緒だよ。私にもあったもの」
オクタヴィア「『誰かを幸せにできるかもしれない』という希望が」
にこ「それでも、歌を聴きに来てくれるじゃない」
オクタヴィア「私はにこが好き。一人になっても、くじけないで歌ったにこが」
オクタヴィア「どうしようもなく好きになるのは、私がもう失くしたから……」
にこ「それが無いと、魔女になるの?」
オクタヴィア「魔法少女が持っていたもの。魔女の絶望が生まれた場所」
オクタヴィア「にこ、アイドルは人を笑顔にするものって教えてくれたでしょう」
にこ「それがアイドル研究部のスローガンだったのよ」
オクタヴィア「魔法少女と一緒だよ。私にもあったもの」
オクタヴィア「『誰かを幸せにできるかもしれない』という希望が」
40: にこ編 2015/01/01(木) 00:02:17.72 ID:HdQ4BMsjo
にこ「……私は歌で絶望なんて生み出さない」
オクタヴィア「だから好きになった。希望と絶望。二つで一つのパワーが、あなたには片方しかない」
にこ「希望のパワー、か…」
にこ(私に希望なんてあるとしたら、今更言っても遅いし、後悔しても仕方ないけど……)
にこ(オクタヴィアに『褒められて嬉しい』って言われた時、ちょっとドキッと来た)
にこ(あの子たちにも、もうちょっと優しくしてたら、少しは私のことを好きになってもらえたかもしれない)
にこ(私のこと、じゃないな。私と一緒にアイドル研究部を続けていくことが)
にこ「私の歌に『希望』を感じたならさ、オクタヴィア……」
にこ「希望を取り戻して行けば、魔法少女に戻れるの?」
にこ(魔法少女に戻っても、友達でいてくれるの……?)
オクタヴィア「だから好きになった。希望と絶望。二つで一つのパワーが、あなたには片方しかない」
にこ「希望のパワー、か…」
にこ(私に希望なんてあるとしたら、今更言っても遅いし、後悔しても仕方ないけど……)
にこ(オクタヴィアに『褒められて嬉しい』って言われた時、ちょっとドキッと来た)
にこ(あの子たちにも、もうちょっと優しくしてたら、少しは私のことを好きになってもらえたかもしれない)
にこ(私のこと、じゃないな。私と一緒にアイドル研究部を続けていくことが)
にこ「私の歌に『希望』を感じたならさ、オクタヴィア……」
にこ「希望を取り戻して行けば、魔法少女に戻れるの?」
にこ(魔法少女に戻っても、友達でいてくれるの……?)
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 00:10:25.16 ID:HdQ4BMsjo
以下のメンツで本編再開します
エリア11 超人登録法
賛成派
・黒の騎士団
・ネルフ
・ビビットチーム
・セプター4
・鹿目まどか
・暁美ほむら
反対派
・AKB0048
・巴マミ
・佐倉杏子
その他
・矢澤にこ
・オクタヴィア
エリア11 超人登録法
賛成派
・黒の騎士団
・ネルフ
・ビビットチーム
・セプター4
・鹿目まどか
・暁美ほむら
反対派
・AKB0048
・巴マミ
・佐倉杏子
その他
・矢澤にこ
・オクタヴィア
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 00:17:59.03 ID:HdQ4BMsjo
—— フライングゲット(AKB0048 母艦)——
楚方「マミ、まだ具合悪いの?」
杏子「思ったより悪くなってる。超人登録法が始まってからずっと働き詰めで、堪えてるみたいなんだ」
智恵理「私たちは追われる身になっても、前とあまり変わらないけど」
杏子「人から感謝されないことには慣れてるわりに、叩かれると弱いんだ… めんどうなヤツだよ」
彼方「あんたは平気そうだね」
杏子「逃げ回ることに慣れてるからさ……」
彼方「…無茶しないでよ」
杏子「あたしら魔法少女のリーダーだったから、あんまり馴れ馴れしくできなかったみたいだけどさ」
杏子「マミはけっこうゼロのこと気に入ってたんだ。こうなる前からさ」
鈴子「前に秘密ノートを見せてもらった時、ゼロのテーマソングまで書いてありました」
杏子「だから黒の騎士団と戦うのがなおさら苦痛だったんだな」
杏子「…おいちょっと待て。その秘密ノート、あたしも見せてもらったことないぞ!」
鈴子「『お仲間』だけの、秘密の森と湖ですから」
楚方「マミ、まだ具合悪いの?」
杏子「思ったより悪くなってる。超人登録法が始まってからずっと働き詰めで、堪えてるみたいなんだ」
智恵理「私たちは追われる身になっても、前とあまり変わらないけど」
杏子「人から感謝されないことには慣れてるわりに、叩かれると弱いんだ… めんどうなヤツだよ」
彼方「あんたは平気そうだね」
杏子「逃げ回ることに慣れてるからさ……」
彼方「…無茶しないでよ」
杏子「あたしら魔法少女のリーダーだったから、あんまり馴れ馴れしくできなかったみたいだけどさ」
杏子「マミはけっこうゼロのこと気に入ってたんだ。こうなる前からさ」
鈴子「前に秘密ノートを見せてもらった時、ゼロのテーマソングまで書いてありました」
杏子「だから黒の騎士団と戦うのがなおさら苦痛だったんだな」
杏子「…おいちょっと待て。その秘密ノート、あたしも見せてもらったことないぞ!」
鈴子「『お仲間』だけの、秘密の森と湖ですから」
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 00:21:48.80 ID:HdQ4BMsjo
フィフィフィフィ フィフィフィフィ…!!
ツバサ『ライブ会場周辺にブリタニア軍の舞台が展開しているわ』
ツバサ『現地のWOTAと交戦中だけど、そう長くは持ちそうにない』
たかみな「ウチらの出番ね。行くよみんな!」
彼方「研究生も突撃服に着替えて待機。LASに乗れるメンバーは発進準備を」
杏子「手伝うよ」
たかみな「グリーフシードはまだあるの?」
杏子「多少はね。それに、ここでかくまってもらってる分は働きますよ」
ツバサ『ライブ会場周辺にブリタニア軍の舞台が展開しているわ』
ツバサ『現地のWOTAと交戦中だけど、そう長くは持ちそうにない』
たかみな「ウチらの出番ね。行くよみんな!」
彼方「研究生も突撃服に着替えて待機。LASに乗れるメンバーは発進準備を」
杏子「手伝うよ」
たかみな「グリーフシードはまだあるの?」
杏子「多少はね。それに、ここでかくまってもらってる分は働きますよ」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 00:25:08.41 ID:HdQ4BMsjo
ツバサ「敵機の反応が消えた?」
ゆきりん「LAS隊の発信直後に全てのレーダー・センサから完全にロストしました」
WOTA『こっちでは戦闘なんて起こっていませんよ。どうしたんです?』
牛山「私たちをおびき出した… しかもここまで手のこんだおとりまで使って」
ゆきりん「このやり方って、まさか」
ツバサ「黒の騎士団!」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 00:32:39.44 ID:HdQ4BMsjo
たかみな「罠だったってわけね」
ゼロ「そうでもなければ、君たちと話し合うこともできないからな」
ゆうこ「話したければ握手会に並んでくれる?」
まどか「杏子ちゃんも意地はってないで、早くコッチ来なよ」
杏子「行かないって言ったろ。ブリタニアの手下になんてなるかよ!」
あかね「そうは言っても、私たちが協力しないと、誰の為にもならないんだよ」
凪沙「あかね! ビビッドチームって、合体する時にお互いの気持ちが通じ合うんでしょう?」
彼方「四人のうち、誰もこんなことに疑問を抱いていないの?」
あかね「ないよ! 示現エンジンを守ることが私たちの役目なんだから」
ひまわり「代わりになるエネルギー源がない以上、あれを守る事は世界の平和につながってるんだよ」
ゼロ「そうでもなければ、君たちと話し合うこともできないからな」
ゆうこ「話したければ握手会に並んでくれる?」
まどか「杏子ちゃんも意地はってないで、早くコッチ来なよ」
杏子「行かないって言ったろ。ブリタニアの手下になんてなるかよ!」
あかね「そうは言っても、私たちが協力しないと、誰の為にもならないんだよ」
凪沙「あかね! ビビッドチームって、合体する時にお互いの気持ちが通じ合うんでしょう?」
彼方「四人のうち、誰もこんなことに疑問を抱いていないの?」
あかね「ないよ! 示現エンジンを守ることが私たちの役目なんだから」
ひまわり「代わりになるエネルギー源がない以上、あれを守る事は世界の平和につながってるんだよ」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 00:36:37.66 ID:HdQ4BMsjo
あかね「証拠を見せてあげるよ! あおいちゃん!」
あおい「うん!」
『ビビットブルー・オペレーション!』
智恵理「合体した!?」
ゼロ「何をしている! まだ攻撃命令は出していないぞ」
ゆうこ「どの道、ここでライブをやれば、あんたらは止めに入るワケだよね?」
ゼロ「そうさせないために我々がここへ来たのだ」
ゆうこ「私たちを従わせるために?」
ゼロ「登録しても0048の活動が完全にできなくなるわけではない。現に我々は黒の騎士団として……」
ゆうこ「ゼロ、あんた一体どうしたのさ? あんなにあっさりブリタニアに加担するなんてさ」
あおい「うん!」
『ビビットブルー・オペレーション!』
智恵理「合体した!?」
ゼロ「何をしている! まだ攻撃命令は出していないぞ」
ゆうこ「どの道、ここでライブをやれば、あんたらは止めに入るワケだよね?」
ゼロ「そうさせないために我々がここへ来たのだ」
ゆうこ「私たちを従わせるために?」
ゼロ「登録しても0048の活動が完全にできなくなるわけではない。現に我々は黒の騎士団として……」
ゆうこ「ゼロ、あんた一体どうしたのさ? あんなにあっさりブリタニアに加担するなんてさ」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 00:44:05.17 ID:HdQ4BMsjo
—— 少し離れた場所で ——
シンジ「むこうはどうなってるのかな……」
マリ「ゼロがうまく収めてくれるいいけど」
アスカ「あの仮面の人、肝心なところでけっこうミスってない?」
シンジ「そうかな…」
アスカ「で、後になって『元からこうするつもりだったんだ!』って感じだし。あんまり信用できないなぁ」
ミサト『アスカの予感が的中したようね。待機状態の三機は地上に出て、ライブ会場へむかって!』
アスカ「交渉決裂したの!?」
シンジ「そんな…… どっちが先に始めたんだろう…」
ミサト『起こってしまった以上、そんなこと関係なくなるわ。でもあなたたちが参戦すればまだ抑え込める』
シンジ「むこうはどうなってるのかな……」
マリ「ゼロがうまく収めてくれるいいけど」
アスカ「あの仮面の人、肝心なところでけっこうミスってない?」
シンジ「そうかな…」
アスカ「で、後になって『元からこうするつもりだったんだ!』って感じだし。あんまり信用できないなぁ」
ミサト『アスカの予感が的中したようね。待機状態の三機は地上に出て、ライブ会場へむかって!』
アスカ「交渉決裂したの!?」
シンジ「そんな…… どっちが先に始めたんだろう…」
ミサト『起こってしまった以上、そんなこと関係なくなるわ。でもあなたたちが参戦すればまだ抑え込める』
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 00:54:40.41 ID:HdQ4BMsjo
杏子「みんな、気をつけろ! まどかの新型スーツは手強いぞ!」
鈴子「タイタスパーツ。パレットスーツに匹敵するパワーに、磁気旋光システム…!」
ほむら「シグルブレイドの説明を忘れてるわよ!」ザシュッ!
鈴子「くっ!!」
杏子(どうする? 戦力的にこっちが不利だぞ……)
ツバサ『気をつけて! エヴァンゲリオンが来るわ!』
杏子「あいつらまで!」
鈴子「タイタスパーツ。パレットスーツに匹敵するパワーに、磁気旋光システム…!」
ほむら「シグルブレイドの説明を忘れてるわよ!」ザシュッ!
鈴子「くっ!!」
杏子(どうする? 戦力的にこっちが不利だぞ……)
ツバサ『気をつけて! エヴァンゲリオンが来るわ!』
杏子「あいつらまで!」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:01:29.33 ID:HdQ4BMsjo
彼方「鈴子、フライングゲットまで飛べそう?」
鈴子「はい!」
彼方「なら今のうちに撤退しな。その機体で戦ってたらいずれ捕まる」
あかね「上空に逃げようったってそうはいかないよ!」
ゼロ「ハーケンであのLASを捕獲しろ!」
カレン「誰の機体か知らないけど、ごめんね!」シュルッ
ブチッ
カレン「ワイヤーが切れた!」
キン肉マン「逃げる敵を後ろから襲うなんて、クリーンじゃないな」
テリーマン「遅れてすまない。AKB0048を援護するぞ!」
鈴子「あ… ありがとうございます!」
楚方「キン肉マンだ!」
鈴子「はい!」
彼方「なら今のうちに撤退しな。その機体で戦ってたらいずれ捕まる」
あかね「上空に逃げようったってそうはいかないよ!」
ゼロ「ハーケンであのLASを捕獲しろ!」
カレン「誰の機体か知らないけど、ごめんね!」シュルッ
ブチッ
カレン「ワイヤーが切れた!」
キン肉マン「逃げる敵を後ろから襲うなんて、クリーンじゃないな」
テリーマン「遅れてすまない。AKB0048を援護するぞ!」
鈴子「あ… ありがとうございます!」
楚方「キン肉マンだ!」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:07:28.80 ID:HdQ4BMsjo
アスカ「なによあれ… 杏子たちと0048だけじゃないの?」
ゼロ「いいところに来た。敵は撤退を始めようとしている。その隙を与えるな!」
シンジ「敵って、あれは… キン肉マンじゃないか……」
キン肉マン「彼らの相手は我々がするしかないようだな。行くぞ、テリー、ジェシー!」
テリーマン「巨大化だな!」
ジェシー・メイビア「日本デビュー戦の相手が噂に聞くエヴァンゲリオンとはな!」
彼方「75期と77期! キン肉マンGoFight!」
ゼロ「いいところに来た。敵は撤退を始めようとしている。その隙を与えるな!」
シンジ「敵って、あれは… キン肉マンじゃないか……」
キン肉マン「彼らの相手は我々がするしかないようだな。行くぞ、テリー、ジェシー!」
テリーマン「巨大化だな!」
ジェシー・メイビア「日本デビュー戦の相手が噂に聞くエヴァンゲリオンとはな!」
彼方「75期と77期! キン肉マンGoFight!」
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:23:00.04 ID:HdQ4BMsjo
♪『リングに 稲妻走り』
玉城「ゼロ! いくら何でも正気じゃないぜ! キン肉マンを撃てなんてよぉ!!」
ゼロ「だが正義超人はAKB0048を支援している。我らの敵だ」
カレン「だからって…」
♪『蹴散らす 超人レスラー』
マリ「日本人にとっては特別なんでしょ? ならさがってなよ。私が相手するから!」
キン肉マン「イギリス超人にはこれだ!」
キン肉マン「見よう見まねだが、タワーブリッジ!」GAKI!!
玉城「ゼロ! いくら何でも正気じゃないぜ! キン肉マンを撃てなんてよぉ!!」
ゼロ「だが正義超人はAKB0048を支援している。我らの敵だ」
カレン「だからって…」
♪『蹴散らす 超人レスラー』
マリ「日本人にとっては特別なんでしょ? ならさがってなよ。私が相手するから!」
キン肉マン「イギリス超人にはこれだ!」
キン肉マン「見よう見まねだが、タワーブリッジ!」GAKI!!
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:23:47.22 ID:HdQ4BMsjo
♪『飛び散れ キン肉ビーム』
シンジ「やらなきゃ… 相手が正義超人だからって!」
テリーマン「ヘイ、ボーイ!」
アスカ「あの技は…」
♪『勝利に向かって』
楚方「カーフ・ブランディング(仔牛の焼印押し)!」
テリーマン「おとなをからかっちゃいけないよ!」グワッシャ!
杏子(すごい… エヴァンゲリオンと張り合ってる…)
シンジ「やらなきゃ… 相手が正義超人だからって!」
テリーマン「ヘイ、ボーイ!」
アスカ「あの技は…」
♪『勝利に向かって』
楚方「カーフ・ブランディング(仔牛の焼印押し)!」
テリーマン「おとなをからかっちゃいけないよ!」グワッシャ!
杏子(すごい… エヴァンゲリオンと張り合ってる…)
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:27:46.23 ID:HdQ4BMsjo
♪『わたしは(ドジで) 強い(つもり) キン肉マン』
ゆうこ「ゼロ!」グワッ!
ゼロ「こいつ、LASもなしに近づいてくるか!」
ゆうこ「悪いけどそのナイトメアは破壊する!」
ゼロ「わたしが心から納得して登録したわけではないことくらい、わかっているだろう!」
ゆうこ「話は後でゆっくりきかせてもらうよ!」
♪『走る(すべる) 見事に(転ぶ)』
ゼロ「ぐわぁっ!」
スザク「ランスロットでゼロを守ることになるとはな」ザシュゥッ!
ゆうこ「ちぃっ!」
ゆうこ「ゼロ!」グワッ!
ゼロ「こいつ、LASもなしに近づいてくるか!」
ゆうこ「悪いけどそのナイトメアは破壊する!」
ゼロ「わたしが心から納得して登録したわけではないことくらい、わかっているだろう!」
ゆうこ「話は後でゆっくりきかせてもらうよ!」
♪『走る(すべる) 見事に(転ぶ)』
ゼロ「ぐわぁっ!」
スザク「ランスロットでゼロを守ることになるとはな」ザシュゥッ!
ゆうこ「ちぃっ!」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:34:05.32 ID:HdQ4BMsjo
ゼロ「両脚切断か…」
C.C「まだ飛べるぞ。後退するか?」
ゼロ「なぜだ… ここまで理解されないとは」
C.C「安心しろ。私はわかっている。それにビビッドチームやまどかもだ」
♪『ああ 心に 愛がなければ』
ゼロ「やめろ…… そんな歌……!」
♪『スーパーヒーローじゃ ないのさ』
ゼロ「やめてくれ…」
ゼロ「こんなスーパーヒーローがいるものか……!」
C.C「まだ飛べるぞ。後退するか?」
ゼロ「なぜだ… ここまで理解されないとは」
C.C「安心しろ。私はわかっている。それにビビッドチームやまどかもだ」
♪『ああ 心に 愛がなければ』
ゼロ「やめろ…… そんな歌……!」
♪『スーパーヒーローじゃ ないのさ』
ゼロ「やめてくれ…」
ゼロ「こんなスーパーヒーローがいるものか……!」
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:42:01.37 ID:HdQ4BMsjo
——ネルフ 第一発令所——
ゲンドウ「どうした、ゼロよ。何故撃たない」
ゼロ『正義超人の出現に日本人メンバーが動揺しているな。このままでは巻き返される』
ゲンドウ「それでは反対派の超人どもを捕獲できんぞ」
ディートハルト『彼らの感情がそれを阻むのです。そうとなれば』
ゲンドウ「他に方法はあるまい」
ゼロ『碇司令…! 待て、早まるな!』
ゲンドウ「どうした、ゼロよ。何故撃たない」
ゼロ『正義超人の出現に日本人メンバーが動揺しているな。このままでは巻き返される』
ゲンドウ「それでは反対派の超人どもを捕獲できんぞ」
ディートハルト『彼らの感情がそれを阻むのです。そうとなれば』
ゲンドウ「他に方法はあるまい」
ゼロ『碇司令…! 待て、早まるな!』
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:48:50.87 ID:HdQ4BMsjo
杏子「初号機の動きが止まったぞ」
凪沙「バッテリー切れだね!」
彼方「油断しないで! まだ二体いるんだから!」
ゼロ『この戦場にいる両軍に告ぐ!』
智恵理「ゼロから通信?」
杏子「テレパシーにも中継されてる」
ゼロ『今すぐエヴァンゲリオン初号機に攻撃を集中しろ!』
ゼロ『ダミーシステムだ!』
凪沙「バッテリー切れだね!」
彼方「油断しないで! まだ二体いるんだから!」
ゼロ『この戦場にいる両軍に告ぐ!』
智恵理「ゼロから通信?」
杏子「テレパシーにも中継されてる」
ゼロ『今すぐエヴァンゲリオン初号機に攻撃を集中しろ!』
ゼロ『ダミーシステムだ!』
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:51:46.91 ID:HdQ4BMsjo
アスカ「また… あれを使うの……?」
まどか「前はさやかちゃんが三号機の使徒を剥がしてくれたから良かったけど」
ほむら「今度は初号機を止めるしかないようね!」
ひまわり「あれがダミーシステム…」
初号機「ウオオオオオオオ!!!!!!」
あかね「シンジくん、どうしちゃったの!?」
ジェシー「まるで獣ではないか……」
たかみな「今は説明している場合じゃない! 初号機を攻撃するよ!」
智恵理「攻撃なんかしなくたって!」
凪沙「智恵理! 一人じゃ危ないよ!」
智恵理「あの時とは違う! こっちにだって、センターノヴァの力があるんだから!」
まどか「前はさやかちゃんが三号機の使徒を剥がしてくれたから良かったけど」
ほむら「今度は初号機を止めるしかないようね!」
ひまわり「あれがダミーシステム…」
初号機「ウオオオオオオオ!!!!!!」
あかね「シンジくん、どうしちゃったの!?」
ジェシー「まるで獣ではないか……」
たかみな「今は説明している場合じゃない! 初号機を攻撃するよ!」
智恵理「攻撃なんかしなくたって!」
凪沙「智恵理! 一人じゃ危ないよ!」
智恵理「あの時とは違う! こっちにだって、センターノヴァの力があるんだから!」
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 02:00:03.24 ID:HdQ4BMsjo
——コクピット内——
智恵理「シンジくん! お邪魔するわよ」
シンジ「智恵理さん? どこから来たの!?」
智恵理「説明は後よ。エヴァンゲリオンの神経接続にセンターノヴァ能力で干渉するわ!」
シンジ「これを止められるの?」
智恵理「待ってて、もう少し…… きゃあっ!」
グシャッ
智恵理「しまった… 本体をやられて……!」フッ
シンジ「消えた? 今の手応え、きっとLASだよな… 本体って」
シンジ「クソッ! 止まれ! 止まれよ!」ガチッガチッ
シンジ「止まれええええええ!!!!!!!」
智恵理「シンジくん! お邪魔するわよ」
シンジ「智恵理さん? どこから来たの!?」
智恵理「説明は後よ。エヴァンゲリオンの神経接続にセンターノヴァ能力で干渉するわ!」
シンジ「これを止められるの?」
智恵理「待ってて、もう少し…… きゃあっ!」
グシャッ
智恵理「しまった… 本体をやられて……!」フッ
シンジ「消えた? 今の手応え、きっとLASだよな… 本体って」
シンジ「クソッ! 止まれ! 止まれよ!」ガチッガチッ
シンジ「止まれええええええ!!!!!!!」
61: にこ編 2015/01/01(木) 16:12:57.34 ID:HdQ4BMsjo
——見滝原市 高速バスターミナル——
にこ「う~ん…! やっぱバスで二時間は遠いわね」
オクタヴィア『いつもこんなに出かけないもんね』
にこ『あんたこそよくついて来られたじゃない。こんな遠くに来てていいの?』
オクタヴィア『平気だよ。今日はみんな大仕事の準備で忙しいみたいだから、抜けてきちゃった』
にこ『魔法少女に遭わないといいね』
オクタヴィア『もしいたら結界に隠れるから、その間に説得しておいてね』
にこ『難しそうね… それにしても、本当に魔法少女の街なんだ。売店がグッズだらけだわ』
「新商品のスパローケーキいかがですか~」
オクタヴィア『私がいた頃はこんなにお土産とか売ってなかったような…… たぶん……』
にこ『超人登録法であの二人については堂々と使えるようになったからかしら』
「スパローケーキのご試食いかがですか?」
にこ「いただきます」
にこ「…あ、おいしい」
にこ「う~ん…! やっぱバスで二時間は遠いわね」
オクタヴィア『いつもこんなに出かけないもんね』
にこ『あんたこそよくついて来られたじゃない。こんな遠くに来てていいの?』
オクタヴィア『平気だよ。今日はみんな大仕事の準備で忙しいみたいだから、抜けてきちゃった』
にこ『魔法少女に遭わないといいね』
オクタヴィア『もしいたら結界に隠れるから、その間に説得しておいてね』
にこ『難しそうね… それにしても、本当に魔法少女の街なんだ。売店がグッズだらけだわ』
「新商品のスパローケーキいかがですか~」
オクタヴィア『私がいた頃はこんなにお土産とか売ってなかったような…… たぶん……』
にこ『超人登録法であの二人については堂々と使えるようになったからかしら』
「スパローケーキのご試食いかがですか?」
にこ「いただきます」
にこ「…あ、おいしい」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 16:22:16.74 ID:HdQ4BMsjo
にこ(魔女がどうやったら人間に戻れるかは本人も知らないらしいから、二人で頭抱えてて)
にこ(きっかけのあった場所を訪れれば手がかりを掴めるかも、というわけで来てみたはいいけど)
にこ(きっかけって、希望が絶望に変わる瞬間っていうくらいだから、聞きづらい事情がありそうだし)
にこ(実はオクタヴィア本人が戻りたいのかどうかさえも、ハッキリとはわからない)
にこ(……友達ってどのくらい踏み込んでいいんだろう…… 案外、距離感が掴みづらいのよね)
オクタヴィア『こっちにはどのくらいいられるの?』
にこ『バスは夜まであるけど、夕方くらいにはこっちを出たいわね。半日あればいいかしら』
にこ『それで、まずはどこに行けばいいの?』
オクタヴィア『どうしようかな』
にこ『…あんたまさか、勢いで行くって言っちゃったけど、細かいこと覚えてないとか?』
オクタヴィア『……あんまり』
にこ(きっかけのあった場所を訪れれば手がかりを掴めるかも、というわけで来てみたはいいけど)
にこ(きっかけって、希望が絶望に変わる瞬間っていうくらいだから、聞きづらい事情がありそうだし)
にこ(実はオクタヴィア本人が戻りたいのかどうかさえも、ハッキリとはわからない)
にこ(……友達ってどのくらい踏み込んでいいんだろう…… 案外、距離感が掴みづらいのよね)
オクタヴィア『こっちにはどのくらいいられるの?』
にこ『バスは夜まであるけど、夕方くらいにはこっちを出たいわね。半日あればいいかしら』
にこ『それで、まずはどこに行けばいいの?』
オクタヴィア『どうしようかな』
にこ『…あんたまさか、勢いで行くって言っちゃったけど、細かいこと覚えてないとか?』
オクタヴィア『……あんまり』
63: にこ編 2015/01/01(木) 16:31:30.42 ID:HdQ4BMsjo
にこ『まぁいいわ。時間あるんだし、ブラブラしてるうちに思い出すでしょ』
オクタヴィア『ごめんね』
にこ『音楽ホール探してみる? 歌がきっかけの一つって言ってたよね』
・
・
・
にこ「今日の公演は無しか。入っていいのかな」
オクタヴィア『でもあんまり関係なさそうだよ』
にこ『わかるの?』
オクタヴィア『この場所に来た記憶はいくつかあるみたいだけど』
オクタヴィア『魔女として感じるものはあまりないね……』
にこ『簡単には見つからないものね』
オクタヴィア『ごめんね』
オクタヴィア『ごめんね』
にこ『音楽ホール探してみる? 歌がきっかけの一つって言ってたよね』
・
・
・
にこ「今日の公演は無しか。入っていいのかな」
オクタヴィア『でもあんまり関係なさそうだよ』
にこ『わかるの?』
オクタヴィア『この場所に来た記憶はいくつかあるみたいだけど』
オクタヴィア『魔女として感じるものはあまりないね……』
にこ『簡単には見つからないものね』
オクタヴィア『ごめんね』
64: にこ編 2015/01/01(木) 16:41:47.29 ID:HdQ4BMsjo
にこ『まだ時間あるし、いろいろまわってみようよ。女の子の行きそうな所はある?』
オクタヴィア『たくさんあると思うな』
にこ『広い街だからね。せっかく来るんだったら、ガイドブックでも買ってくればよかった』
にこ『ほら、向こうの高層ビルとか、展望台あったら眺め良さそ…… ん?』
オクタヴィア『ああ、行ったことあるかも』
にこ『そっちじゃなくて、手前のビル… 屋上に誰かいるよ』
オクタヴィア『魔女の気配だ! 急ごう!』
オクタヴィア『たくさんあると思うな』
にこ『広い街だからね。せっかく来るんだったら、ガイドブックでも買ってくればよかった』
にこ『ほら、向こうの高層ビルとか、展望台あったら眺め良さそ…… ん?』
オクタヴィア『ああ、行ったことあるかも』
にこ『そっちじゃなくて、手前のビル… 屋上に誰かいるよ』
オクタヴィア『魔女の気配だ! 急ごう!』
65: にこ編 2015/01/01(木) 16:51:46.09 ID:HdQ4BMsjo
——ビルの中——
オクタヴィア『やっぱり結界がある。私以外の魔女って初めて見たけど』
にこ『戦える?』
オクタヴィア『たぶん。なんだかヒーローみたいだね!』
にこ『じゃあお願い。その間に私はこっちを!』
バンッ
にこ「いた! ちょっと待ったぁ!」
女「……あなたは」
にこ「早まらないで! ここに住んでる魔女にそそのかされてるのよ!」
女「そうだと思ったわ」
にこ「わかっていたんですか」
女「人間より、魔女の方がまだ優しいもの」
オクタヴィア『やっぱり結界がある。私以外の魔女って初めて見たけど』
にこ『戦える?』
オクタヴィア『たぶん。なんだかヒーローみたいだね!』
にこ『じゃあお願い。その間に私はこっちを!』
バンッ
にこ「いた! ちょっと待ったぁ!」
女「……あなたは」
にこ「早まらないで! ここに住んでる魔女にそそのかされてるのよ!」
女「そうだと思ったわ」
にこ「わかっていたんですか」
女「人間より、魔女の方がまだ優しいもの」
66: にこ編 2015/01/01(木) 17:02:59.42 ID:HdQ4BMsjo
にこ「確かにそういう魔女もいるけど… いや、とにかくダメですよ! 今助けますから!」
女「来ないで! …私ね、そろそろラクになりたくてここへ来たの。好きにさせて」
にこ(マジだわこれ…… どう言えば)
女「この辛さから解き放たれるためだもの。魔女の言うことくらい喜んで聞くわ」
女「だって、あの日からずっと耐えてきたのよ」
にこ「…とりあえず、歌でも聴いてからにしませんか」
女「……?」
♪『うぶ毛の小鳥たちも いつか空に羽ばたく』
女「あなた、一体何を……」
♪『大きな強い翼で 飛ぶ』
女「来ないで! …私ね、そろそろラクになりたくてここへ来たの。好きにさせて」
にこ(マジだわこれ…… どう言えば)
女「この辛さから解き放たれるためだもの。魔女の言うことくらい喜んで聞くわ」
女「だって、あの日からずっと耐えてきたのよ」
にこ「…とりあえず、歌でも聴いてからにしませんか」
女「……?」
♪『うぶ毛の小鳥たちも いつか空に羽ばたく』
女「あなた、一体何を……」
♪『大きな強い翼で 飛ぶ』
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 17:08:21.42 ID:HdQ4BMsjo
——ビルの中——
オクタヴィア「このっ!」
魔女『!!!』
オクタヴィア「意外と当たらないな…」
♪『諦めちゃダメなんだ その日は絶対来る』
オクタヴィア(にこの歌…? 学校で聴かせてもらったことある)
♪『君も感じてるよね 始まりの鼓動』
オクタヴィア(いいぞ… 力が湧いてくる……!)
オクタヴィア(『希望』のパワーで戦う魔女なんて、魔法少女みたいだけどね)
オクタヴィア「このっ!」
魔女『!!!』
オクタヴィア「意外と当たらないな…」
♪『諦めちゃダメなんだ その日は絶対来る』
オクタヴィア(にこの歌…? 学校で聴かせてもらったことある)
♪『君も感じてるよね 始まりの鼓動』
オクタヴィア(いいぞ… 力が湧いてくる……!)
オクタヴィア(『希望』のパワーで戦う魔女なんて、魔法少女みたいだけどね)
68: にこ編 2015/01/01(木) 17:20:21.61 ID:HdQ4BMsjo
——屋上——
♪『明日よ変われ! 希望に変われ!』
女「変わってくれたら、ここへなんて来ることなかった……」
♪『まぶしい光に 照らされて変われ START!!』
女「光がさすことも、もうないのに…」
♪『悲しみに閉ざされて 泣くだけの君じゃない』
女「娘もきっと、あの子にそう言ったの……」
♪『熱い胸 きっと未来を 切り拓くはずさ!』
女「だから魔法少女になんてなったのよ!」
にこ「……あの、今なんて?」
バタンッ
オクタヴィア『あ、にこ。たぶんその人』
オクタヴィア『お母さんだ』
♪『明日よ変われ! 希望に変われ!』
女「変わってくれたら、ここへなんて来ることなかった……」
♪『まぶしい光に 照らされて変われ START!!』
女「光がさすことも、もうないのに…」
♪『悲しみに閉ざされて 泣くだけの君じゃない』
女「娘もきっと、あの子にそう言ったの……」
♪『熱い胸 きっと未来を 切り拓くはずさ!』
女「だから魔法少女になんてなったのよ!」
にこ「……あの、今なんて?」
バタンッ
オクタヴィア『あ、にこ。たぶんその人』
オクタヴィア『お母さんだ』
69: 本編に戻ります 2015/01/01(木) 19:25:15.45 ID:HdQ4BMsjo
——ダミーシステム使用してから一夜明けて——
コーネリア「いい報せだぞ。……この歌は?」
あかね「提督、おはようございます」
ユーフェミア「ビビッドチームのテーマソングですって」
わかば「私たちとコラボしてこれを売り出したいっていう人がいるんです」
・
・
・
コーネリア「ふむ。君たちらしい、元気そうでいい歌じゃないか」
あかね「あ、ありがとうございます……」
コーネリア「…すまない、昨日のことが引っかかっているようだね」
コーネリア「いい報せだぞ。……この歌は?」
あかね「提督、おはようございます」
ユーフェミア「ビビッドチームのテーマソングですって」
わかば「私たちとコラボしてこれを売り出したいっていう人がいるんです」
・
・
・
コーネリア「ふむ。君たちらしい、元気そうでいい歌じゃないか」
あかね「あ、ありがとうございます……」
コーネリア「…すまない、昨日のことが引っかかっているようだね」
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 19:27:10.30 ID:HdQ4BMsjo
あかね「いいんです。私たちこそ、しっかりしないと…」
わかば「でもよかったのかな… これで……」
♪『今日だって最高の 未来に変わってく』
あおい「ダミーシステムが動いた時、エヴァンゲリオンの声を聞いたの…」
わかば「怖かったよね… 味方なのに、これと一緒に戦うんだってね……」
♪『昨日の涙さえ 誇れる場所にいるから!』
カレン(あかねちゃんたちも歌詞の通りになれたらいいけど)
ゼロ(これもダミーシステムの爪痕か… 碇ゲンドウめ、勝手な事を)
わかば「でもよかったのかな… これで……」
♪『今日だって最高の 未来に変わってく』
あおい「ダミーシステムが動いた時、エヴァンゲリオンの声を聞いたの…」
わかば「怖かったよね… 味方なのに、これと一緒に戦うんだってね……」
♪『昨日の涙さえ 誇れる場所にいるから!』
カレン(あかねちゃんたちも歌詞の通りになれたらいいけど)
ゼロ(これもダミーシステムの爪痕か… 碇ゲンドウめ、勝手な事を)
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 19:39:15.86 ID:HdQ4BMsjo
あおい「あの時やられたの、智恵理ちゃんのLASだよね? 無事だったのかな」
コーネリア「AKB0048と正義超人は雲隠れ。現在行方を調査中だ」
ゼロ「しかし彼女たちもいずれは登録法に賛同し、我らの味方となってもらう」
ひまわり「それしかないからね…… 私たちの活動が認められないと、困る人が大勢出てくるもの」
コーネリア「これからも頼むぞ。それでよい報せというのはだな」
コーネリア「エヴァンゲリオン初号機パイロットが目を覚ましたようだ」
あかね「よかったぁ…」
ゼロ「代わりにネルフ本部は半壊か。高くついたな」
カレン「前に使った時はさやかが止めに来てくれたから、まだおさまりがついたけど」
カレン「あんなものを二度も使われたんだもの。怒る気持ちはわかるよ」
コーネリア「AKB0048と正義超人は雲隠れ。現在行方を調査中だ」
ゼロ「しかし彼女たちもいずれは登録法に賛同し、我らの味方となってもらう」
ひまわり「それしかないからね…… 私たちの活動が認められないと、困る人が大勢出てくるもの」
コーネリア「これからも頼むぞ。それでよい報せというのはだな」
コーネリア「エヴァンゲリオン初号機パイロットが目を覚ましたようだ」
あかね「よかったぁ…」
ゼロ「代わりにネルフ本部は半壊か。高くついたな」
カレン「前に使った時はさやかが止めに来てくれたから、まだおさまりがついたけど」
カレン「あんなものを二度も使われたんだもの。怒る気持ちはわかるよ」
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 19:50:43.01 ID:HdQ4BMsjo
・
・
・
コーネリア「あの子たちの前では話しづらかったろうが、率直に聞かせてほしい」
ゼロ「彼女たちは裏切るようなマネはしない」
ロイド「特にリーダーの子は示現エンジンを作った一色博士のお孫さんでしょう」
ロイド「守るものが目に見えているものなら、そう簡単に覆らないよ」
ゼロ「総督も少々過敏になってはいませんかな」
コーネリア「思い過ごしだといいが… 紅月カレンよ、それからユフィも」
コーネリア「彼女たちに何かあったら、相談相手になってくれ。年が違い分話しやすいだろう」
カレン「エヴァンゲリオンの一件以外にも、人間同士で戦うのに抵抗はありそうですからね」
・
・
コーネリア「あの子たちの前では話しづらかったろうが、率直に聞かせてほしい」
ゼロ「彼女たちは裏切るようなマネはしない」
ロイド「特にリーダーの子は示現エンジンを作った一色博士のお孫さんでしょう」
ロイド「守るものが目に見えているものなら、そう簡単に覆らないよ」
ゼロ「総督も少々過敏になってはいませんかな」
コーネリア「思い過ごしだといいが… 紅月カレンよ、それからユフィも」
コーネリア「彼女たちに何かあったら、相談相手になってくれ。年が違い分話しやすいだろう」
カレン「エヴァンゲリオンの一件以外にも、人間同士で戦うのに抵抗はありそうですからね」
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:00:31.00 ID:HdQ4BMsjo
——数日後 政庁——
ダールトン「赤のクラン、八田美咲と鎌本力夫か。よく来てくれた」
八田「よろしくッス」
ダールトン「青のクランは別件に釘付けで呼び出しにも応じない。赤のクランの他のメンバーはまだ来ないのか?」
八田「じきに合流しますよ。あの戦闘を見てりゃあ、こっちにつきたくなりますって」
鎌本「エヴァンゲリオンに追いかけ回されちゃたまらんスからねぇ」
八田(お目当てはアンナの占いに出た『王の力』。そいつを探し出さねぇとな)
鎌本(どいつだ…? こっち側にいやがることは確かだ)
ダールトン「来て早々だが、君たちの初仕事だ。見滝原総合病院へ行ってもらう」
鎌本「病院? 超人の医者でもいるんスか」
ダールトン「いや、そこで入院中の子供たちを対象に開催されるイベントがあってだな…」
ダールトン「『ほむらちゃん握手会&にがお絵コンテスト』の会場警備だ」
八田「……いきなりハードっすね」
ダールトン「赤のクラン、八田美咲と鎌本力夫か。よく来てくれた」
八田「よろしくッス」
ダールトン「青のクランは別件に釘付けで呼び出しにも応じない。赤のクランの他のメンバーはまだ来ないのか?」
八田「じきに合流しますよ。あの戦闘を見てりゃあ、こっちにつきたくなりますって」
鎌本「エヴァンゲリオンに追いかけ回されちゃたまらんスからねぇ」
八田(お目当てはアンナの占いに出た『王の力』。そいつを探し出さねぇとな)
鎌本(どいつだ…? こっち側にいやがることは確かだ)
ダールトン「来て早々だが、君たちの初仕事だ。見滝原総合病院へ行ってもらう」
鎌本「病院? 超人の医者でもいるんスか」
ダールトン「いや、そこで入院中の子供たちを対象に開催されるイベントがあってだな…」
ダールトン「『ほむらちゃん握手会&にがお絵コンテスト』の会場警備だ」
八田「……いきなりハードっすね」
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:10:55.60 ID:HdQ4BMsjo
突然ですが、かつ今更ですが、参戦作品をちょっと紹介
AKB0048
芸能活動が禁止された世界を宇宙戦艦と亜音速飛行可能なロボット(LAS)で飛び回り、
ファンに歌を届けに行くアイドルグループ
戦闘の際には降りてビームサーベルで戦うこともある
きららという宇宙生物がアイドルたちにパワーを与えているという設定が
一応はあるものの、あまり触れられてなかった気がする
宇宙戦ならたぶん全参戦作品中最強
主な登場人物:凪沙 智恵理 彼方 ゆうこ たかみな ツバサ
AKB0048
芸能活動が禁止された世界を宇宙戦艦と亜音速飛行可能なロボット(LAS)で飛び回り、
ファンに歌を届けに行くアイドルグループ
戦闘の際には降りてビームサーベルで戦うこともある
きららという宇宙生物がアイドルたちにパワーを与えているという設定が
一応はあるものの、あまり触れられてなかった気がする
宇宙戦ならたぶん全参戦作品中最強
主な登場人物:凪沙 智恵理 彼方 ゆうこ たかみな ツバサ
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:12:03.40 ID:HdQ4BMsjo
ビビットチーム(ビビッドレッドオペレーションより)
伊豆諸島にできた示現エンジンのおかげで全世界のエネルギー問題が解決した。
しかし突然現れた巨大怪獣(のようなもの)アローンの襲来に、ビビットチームが立ち上がる!
変身ヒーローものにしては珍しく合体して強くなるのと、無尽蔵のエネルギー源とされる
示現エンジンを利用しているため、おそらく空中戦では全参戦作品中最強
主な登場人物:あかね あおい わかば ひまわり 一色
セプター4(K より)
対能力者用の治安維持組織
「青のクラン」とも呼ばれ、Kの世界には他に緑や金など、全部で七つのクランがあり
各クランの王に認められてメンバーになると、色に応じたパワーを手に入れる仕組み
戦闘時にはサーベルを使う。ただし使用許可が必要らしい
主な登場人物:宗像 淡島 伏見
吠舞羅(K より)
赤のクラン。セプター4と違って普段はただのチンピラ集団なので、彼らと敵対する事も多い
原作では力の使い過ぎでダモクレスダウンという大惨事を起こす瀬戸際だったものの
この話は本編以前のことなのでその心配はいらない
主な登場人物:八田 鎌本 尊
伊豆諸島にできた示現エンジンのおかげで全世界のエネルギー問題が解決した。
しかし突然現れた巨大怪獣(のようなもの)アローンの襲来に、ビビットチームが立ち上がる!
変身ヒーローものにしては珍しく合体して強くなるのと、無尽蔵のエネルギー源とされる
示現エンジンを利用しているため、おそらく空中戦では全参戦作品中最強
主な登場人物:あかね あおい わかば ひまわり 一色
セプター4(K より)
対能力者用の治安維持組織
「青のクラン」とも呼ばれ、Kの世界には他に緑や金など、全部で七つのクランがあり
各クランの王に認められてメンバーになると、色に応じたパワーを手に入れる仕組み
戦闘時にはサーベルを使う。ただし使用許可が必要らしい
主な登場人物:宗像 淡島 伏見
吠舞羅(K より)
赤のクラン。セプター4と違って普段はただのチンピラ集団なので、彼らと敵対する事も多い
原作では力の使い過ぎでダモクレスダウンという大惨事を起こす瀬戸際だったものの
この話は本編以前のことなのでその心配はいらない
主な登場人物:八田 鎌本 尊
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:21:17.24 ID:HdQ4BMsjo
その他よくSSで見かける作品について
まどか☆マギカ
設定上、見滝原と風見野以外にも魔法少女はいそうだけど、今回は登場しません
AKB0048やビビットチームのメンバーとも仲が良いようです
エヴァンゲリオン
三号機が乗っ取れたものの、美樹さやかの活躍で事なきを得たということで、
アスカが三号機、真希波マリが二号機に乗ってます
ラブライブ!
これもKと同じくアニメ版開始前の話にあたります
まどか☆マギカ
設定上、見滝原と風見野以外にも魔法少女はいそうだけど、今回は登場しません
AKB0048やビビットチームのメンバーとも仲が良いようです
エヴァンゲリオン
三号機が乗っ取れたものの、美樹さやかの活躍で事なきを得たということで、
アスカが三号機、真希波マリが二号機に乗ってます
ラブライブ!
これもKと同じくアニメ版開始前の話にあたります
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:23:15.04 ID:HdQ4BMsjo
——病院——
鎌本「おい」
ほむら「は、はいっ!?」
鎌本「おめぇが暁美ほむらか」
ほむら「…えと……」カタカタ
まどか「」ビキビキ
鎌本「ったく、何が会場警備だよ。ガキのカバン持ちじゃ…」
八田「バッカやろおおお!!!!」ゴキッ
ほむら「ひっ…!」
鎌本「いってぇえ!! 何するんスか八田さん!」
八田「テメェこの二人が誰だかわかってんのか!? 相手を見てものを言えってんだ!」
鎌本「おい」
ほむら「は、はいっ!?」
鎌本「おめぇが暁美ほむらか」
ほむら「…えと……」カタカタ
まどか「」ビキビキ
鎌本「ったく、何が会場警備だよ。ガキのカバン持ちじゃ…」
八田「バッカやろおおお!!!!」ゴキッ
ほむら「ひっ…!」
鎌本「いってぇえ!! 何するんスか八田さん!」
八田「テメェこの二人が誰だかわかってんのか!? 相手を見てものを言えってんだ!」
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:27:00.77 ID:HdQ4BMsjo
鎌本「今日護衛する魔法少女でしょ? 俺達新入りが舐められないようにって」
八田「いいか… こいつらガチで戦ったら俺らより数段強いんだぞ」
鎌本「マジすか?」
まどか「…なんなら試してみる?」
八田「すまねぇ、許してやってくれって! ほら、俺達も『ほむら』ってんだしさぁ、ここはどうか」
ほむら「…赤のクランじゃないの?」
八田「そうとも言うけど、普段は吠舞羅ってチーム名なんだ。みんなそう呼んでるよ」
八田「いいか… こいつらガチで戦ったら俺らより数段強いんだぞ」
鎌本「マジすか?」
まどか「…なんなら試してみる?」
八田「すまねぇ、許してやってくれって! ほら、俺達も『ほむら』ってんだしさぁ、ここはどうか」
ほむら「…赤のクランじゃないの?」
八田「そうとも言うけど、普段は吠舞羅ってチーム名なんだ。みんなそう呼んでるよ」
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:34:00.73 ID:HdQ4BMsjo
ほむら「先生、お久しぶりです」
医師「ほむらちゃん、登録法ができてから忙しいでしょう。今日は来てくれてありがとう」
ほむら「いいえ。小さい子と遊ぶのも、ヒーローの役目ですから」
医師「みんな君が来るのを待っているよ」
看護師「いつも『今日ほむらちゃん来るの?』って聞かれるのよ」
八田「さすが有名人なんだなぁ」
ほむら「私はここの病院に入院してたんですよ」
医師「あの時はおとなしかった子が、魔法少女だもんなぁ。初めて知った時は驚いたよ」
まどか「ほむらちゃんは今でもおとなしくて可愛いですよ~」
医師「ほむらちゃん、登録法ができてから忙しいでしょう。今日は来てくれてありがとう」
ほむら「いいえ。小さい子と遊ぶのも、ヒーローの役目ですから」
医師「みんな君が来るのを待っているよ」
看護師「いつも『今日ほむらちゃん来るの?』って聞かれるのよ」
八田「さすが有名人なんだなぁ」
ほむら「私はここの病院に入院してたんですよ」
医師「あの時はおとなしかった子が、魔法少女だもんなぁ。初めて知った時は驚いたよ」
まどか「ほむらちゃんは今でもおとなしくて可愛いですよ~」
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:37:29.92 ID:HdQ4BMsjo
男の子A「ほむらちゃん! ホントに来てくれたんだ!」
ほむら「楽しみにしててくれたんだってね。ありがとうね」
女の子「ほむらちゃん…」
ほむら(手をケガしてるのね)
ほむら「応援してくれてありがとう」ナデナデ
女の子「わたしも魔法少女になったら、手なおるかな」
ほむら「…ダメだよ。魔女と戦うのは危ないもの」
女の子「じゃあ魔女の戦い見たい!」
男の子B「ぼくも見たい!」
ほむら「それもダメだよ……」
まどか「連れて行ってあげられないけど、お話聞かせてあげようね」
ほむら「楽しみにしててくれたんだってね。ありがとうね」
女の子「ほむらちゃん…」
ほむら(手をケガしてるのね)
ほむら「応援してくれてありがとう」ナデナデ
女の子「わたしも魔法少女になったら、手なおるかな」
ほむら「…ダメだよ。魔女と戦うのは危ないもの」
女の子「じゃあ魔女の戦い見たい!」
男の子B「ぼくも見たい!」
ほむら「それもダメだよ……」
まどか「連れて行ってあげられないけど、お話聞かせてあげようね」
81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:38:53.75 ID:HdQ4BMsjo
男の子C「ねぇ、兄ちゃんたちも超人なの?」
鎌本「そうだぞ」
男の子C「スケボーするの? 見せてよ!」
八田「しょうがねぇな。すいません看護婦さん、庭で走ってみていいすか?」
鎌本「ちょっと八田さん…」
八田「子供たちに顔を売ってくるぜ。俺達新入りを行かせたのも、そういうことだろ」
鎌本「そうだぞ」
男の子C「スケボーするの? 見せてよ!」
八田「しょうがねぇな。すいません看護婦さん、庭で走ってみていいすか?」
鎌本「ちょっと八田さん…」
八田「子供たちに顔を売ってくるぜ。俺達新入りを行かせたのも、そういうことだろ」
82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:54:22.60 ID:HdQ4BMsjo
・
・
・
八田「ほらよっと! どうだ、見てたかい?」
男の子C「すごい、すご~い!」パチパチ
子供たち「もう一回やって! もう一回!」
鎌本「ギャラリーがどんどん増えるな… おい登るなって、危ないから! 肩車ならちゃんと並んで!」
八田「よし、それじゃ今度はもうちょっと難しいヤツな!」
子供たち「キャアアアアア!!!」
まどか「八田さんたち、ちっちゃい子にモテモテだね」
ほむら「みんな楽しそうで良かったね」
子供「ねぇ、どうやったら兄ちゃんみたいにスケボーうまくなるの!?」
・
・
八田「ほらよっと! どうだ、見てたかい?」
男の子C「すごい、すご~い!」パチパチ
子供たち「もう一回やって! もう一回!」
鎌本「ギャラリーがどんどん増えるな… おい登るなって、危ないから! 肩車ならちゃんと並んで!」
八田「よし、それじゃ今度はもうちょっと難しいヤツな!」
子供たち「キャアアアアア!!!」
まどか「八田さんたち、ちっちゃい子にモテモテだね」
ほむら「みんな楽しそうで良かったね」
子供「ねぇ、どうやったら兄ちゃんみたいにスケボーうまくなるの!?」
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:55:34.88 ID:HdQ4BMsjo
八田「まずは元気にならないとな。野菜も残さず食べたらできるよ」
母親「ありがとうございます、あの、もう一声お願いできますか」
八田「難しい技をキメるなら頭も良くないとな。だから学校の勉強もちゃんとやるのが大事だぞ」
子供「は~い!」
八田「それから…… !」ハッ
男「お… おれはAKB0048の一番のファンだああ!!!」
ほむら「!!」
男「おれはAKB0048の一番のファンなんだ! それなのにお前らは裏切ったな! もう許さん!」
八田「くらえ!」グシャアア!!!
男「ぎゃああああ!!! 手が! おれの手が…!」
鎌本「おっと、動くんじゃねぇぜ!」ガバッ
母親「ありがとうございます、あの、もう一声お願いできますか」
八田「難しい技をキメるなら頭も良くないとな。だから学校の勉強もちゃんとやるのが大事だぞ」
子供「は~い!」
八田「それから…… !」ハッ
男「お… おれはAKB0048の一番のファンだああ!!!」
ほむら「!!」
男「おれはAKB0048の一番のファンなんだ! それなのにお前らは裏切ったな! もう許さん!」
八田「くらえ!」グシャアア!!!
男「ぎゃああああ!!! 手が! おれの手が…!」
鎌本「おっと、動くんじゃねぇぜ!」ガバッ
84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 21:00:39.01 ID:HdQ4BMsjo
まどか「八田さん… その人……」
八田「ああ、銃を持ってやがった。あと一歩遅れてたら、間に合わなかった…」
八田(まどかが魔法でコイツをブッ[ピーーー]のにな)
まどか「そうだね…… よかった……」フゥ
八田(ったく、ブチキレたら何しでかすかわかんねぇヤツだ…)
八田(普段からこうなのか? それともこの間のことで気が立ってやがんのか)
男「おい放せ! お前らも賛成派の仲間なのか!?」
看護師「動かないでください。応急手当をしますから」
男「放せと言ったろ! 0048だけじゃねぇ! キン骨マンはともかく、オカマラスやナチグロンまで連れて行きやがって!」
八田「ここで治療を受けたら、お前もそのお仲間だぜ。塀の中で仲良くやりな」
男「超人をつないでおける牢屋があるか!」
まどか(そうだ…… 捕まえた人たちが逃げないように、ゼロなら絶対に何か考えてあるはず)ゾクッ
八田「話はそこまでだ。言い訳ならセプター4にしな」
まどか(でもどうやって……?)
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 21:19:12.92 ID:HdQ4BMsjo
——夜 政庁——
ゼロ「昼間は大変だったようだな。早く帰って休むといい」
まどか「自分でもわかるよ。少し疲れてるみたいって。このところいろいろあったからね」
ほむら「やっぱり帰ろうよ…」
まどか「寝る前に気になる事があってさ。ゼロ、キン骨マンを捕まえたって本当?」
ゼロ「ああ。別働隊がね。登録法反対のAKB0048メンバーの一部も確保したよ」
まどか「その人たち、今どこにいるの?」
ゼロ「……」
ロイド「いいんじゃないですか。そのうち技術的に行き詰まったら、彼女達にも協力してもらうんだから」
ゼロ「それに何より、君たちに隠しておくことではないな。ついてきなさい」
ほむら(ねぇ帰ろうよ……)
ゼロ「昼間は大変だったようだな。早く帰って休むといい」
まどか「自分でもわかるよ。少し疲れてるみたいって。このところいろいろあったからね」
ほむら「やっぱり帰ろうよ…」
まどか「寝る前に気になる事があってさ。ゼロ、キン骨マンを捕まえたって本当?」
ゼロ「ああ。別働隊がね。登録法反対のAKB0048メンバーの一部も確保したよ」
まどか「その人たち、今どこにいるの?」
ゼロ「……」
ロイド「いいんじゃないですか。そのうち技術的に行き詰まったら、彼女達にも協力してもらうんだから」
ゼロ「それに何より、君たちに隠しておくことではないな。ついてきなさい」
ほむら(ねぇ帰ろうよ……)
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 21:51:41.30 ID:HdQ4BMsjo
——地下——
ほむら「これって…?」
ゼロ「君たちには説明するまでもないだろう。見ての通りだ」
まどか「魔女の結界……」
キン骨マン「おお、魔法少女だわさ!」
ナチグロン「早くこんな所から出してくださいよぉ~!」
まどか(あの黒い人、キン肉マンと一緒にいるの見た事ある!)
まどか「……これ、ゼロとロイドさんが作ったの?」
ゼロ「普通の刑務所に入れておくわけにはいかないからな」
まどか「へぇ… すごいね、魔女の結界にこんな使い道があったなんて、気付かなかったよ!」
キン骨マン「あいつら、魔法少女なのに結界を壊してくれねぇだわさ!」
ほむら「これって…?」
ゼロ「君たちには説明するまでもないだろう。見ての通りだ」
まどか「魔女の結界……」
キン骨マン「おお、魔法少女だわさ!」
ナチグロン「早くこんな所から出してくださいよぉ~!」
まどか(あの黒い人、キン肉マンと一緒にいるの見た事ある!)
まどか「……これ、ゼロとロイドさんが作ったの?」
ゼロ「普通の刑務所に入れておくわけにはいかないからな」
まどか「へぇ… すごいね、魔女の結界にこんな使い道があったなんて、気付かなかったよ!」
キン骨マン「あいつら、魔法少女なのに結界を壊してくれねぇだわさ!」
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 21:54:27.88 ID:HdQ4BMsjo
ほむら(鹿目さん……)
まどか(テレパシーも使わない方がいい。この様子だと、もしかしたら盗聴されてるかも)
まどか「でもいつまで入れておくの?」
ゼロ「彼らが登録法に従えばいつでも出す」
まどか「…これだけの結界を維持していくには魔翌力がいるよね」
ロイド「だから死刑制度を改正してあんの。正規ルートで燃料が手に入って助かったよ」
まどか「さすが用意がいいねぇ!」
ほむら「……」
まどか「捕まえた超人が逃げちゃったら危ないなって、二人でちょっと心配してたんだ」
まどか「でもこれなら安心だよね?」
ほむら「うん……」
まどか(テレパシーも使わない方がいい。この様子だと、もしかしたら盗聴されてるかも)
まどか「でもいつまで入れておくの?」
ゼロ「彼らが登録法に従えばいつでも出す」
まどか「…これだけの結界を維持していくには魔翌力がいるよね」
ロイド「だから死刑制度を改正してあんの。正規ルートで燃料が手に入って助かったよ」
まどか「さすが用意がいいねぇ!」
ほむら「……」
まどか「捕まえた超人が逃げちゃったら危ないなって、二人でちょっと心配してたんだ」
まどか「でもこれなら安心だよね?」
ほむら「うん……」
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 22:02:25.82 ID:HdQ4BMsjo
——見滝原総合病院——
医師「今日は忙しい一日だな」
杏子「すみません。無理を言って。でもいつまでたっても良くならないんです」
医師「検査の結果、体にはどこも異常はなかったよ。君たちは魔法少女だね?」
杏子「見る人が見ればわかりますか… ソウルジェムの穢れを除いてもきりがない」
医師「グリーフシードというのについて、話を聞いた事はある」
医師「しかし今、わかっていると思うけど、彼女に必要なのは休息だよ。ストレスはあらゆる病気の源になる」
杏子「休ませる場所… こんな生活から切り離しておくには……」
医師「もう一つ、考えないといけないことがある」
医師「もしも穢れの進行が止まらなければ、あの美樹さやかのようになってしまうのだろう」
杏子「そうなったら、身内の不始末は同じ魔法少女が片付けますよ。でもそうはさせない」
医師「今日は忙しい一日だな」
杏子「すみません。無理を言って。でもいつまでたっても良くならないんです」
医師「検査の結果、体にはどこも異常はなかったよ。君たちは魔法少女だね?」
杏子「見る人が見ればわかりますか… ソウルジェムの穢れを除いてもきりがない」
医師「グリーフシードというのについて、話を聞いた事はある」
医師「しかし今、わかっていると思うけど、彼女に必要なのは休息だよ。ストレスはあらゆる病気の源になる」
杏子「休ませる場所… こんな生活から切り離しておくには……」
医師「もう一つ、考えないといけないことがある」
医師「もしも穢れの進行が止まらなければ、あの美樹さやかのようになってしまうのだろう」
杏子「そうなったら、身内の不始末は同じ魔法少女が片付けますよ。でもそうはさせない」
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 22:08:29.38 ID:HdQ4BMsjo
医師「残された時間の使い道を考えなくてはいけない時がくるんだ」
杏子「悪いけど、そんなことしてはいられません。残された可能性を探す方に賭けます」
医師「魔法少女は条理を覆す存在、か」
杏子「私にもそう信じてたことが…… え? それをどこで!?」
医師「おじが使徒との戦いに巻き込まれた事があってね」
医師「その時助けてくれた魔法少女が残した言葉だそうだよ」
杏子「……私はまだ中学生だけど、大人たちを見て『もしかしたら』って考えてることがある」
杏子「世の中、条理にピッタリ従ってる事なんて、実は一つもないんじゃないかって」
医師「私もできる限り逆らってみるよ。しかしいつまでも巴マミを匿えるわけではない」
医師「行く道が決まったなら、急ぎなさい」
杏子「ありがとうございます。行ってきます!」
杏子「悪いけど、そんなことしてはいられません。残された可能性を探す方に賭けます」
医師「魔法少女は条理を覆す存在、か」
杏子「私にもそう信じてたことが…… え? それをどこで!?」
医師「おじが使徒との戦いに巻き込まれた事があってね」
医師「その時助けてくれた魔法少女が残した言葉だそうだよ」
杏子「……私はまだ中学生だけど、大人たちを見て『もしかしたら』って考えてることがある」
杏子「世の中、条理にピッタリ従ってる事なんて、実は一つもないんじゃないかって」
医師「私もできる限り逆らってみるよ。しかしいつまでも巴マミを匿えるわけではない」
医師「行く道が決まったなら、急ぎなさい」
杏子「ありがとうございます。行ってきます!」
90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 22:16:31.19 ID:HdQ4BMsjo
——翌朝——
まどか「ただいま~!」
知久「おかえり! 昨日のニュースは見たよ。ケガはなかったのかい?」
まどか「うん。でもあの後大変だったんだよ~ 取り調べとか何とかいろいろあって」
知久「そりゃあそうだよね。ママもずっと心配してたよ」
まどか「しかも用事があって政庁へ行ったら遅くなっちゃったから、ほむらちゃんの実家に泊めてもらったの」
知久「昨夜電話で言ってたね。何があったんだい」
まどか「……」
まどか「ママはいる?」
知久「会社に行ってるよ。でも、今日は早く帰ると思うね」
まどか「…じゃあ、ママ帰ってきたら話そうか」
まどか「ただいま~!」
知久「おかえり! 昨日のニュースは見たよ。ケガはなかったのかい?」
まどか「うん。でもあの後大変だったんだよ~ 取り調べとか何とかいろいろあって」
知久「そりゃあそうだよね。ママもずっと心配してたよ」
まどか「しかも用事があって政庁へ行ったら遅くなっちゃったから、ほむらちゃんの実家に泊めてもらったの」
知久「昨夜電話で言ってたね。何があったんだい」
まどか「……」
まどか「ママはいる?」
知久「会社に行ってるよ。でも、今日は早く帰ると思うね」
まどか「…じゃあ、ママ帰ってきたら話そうか」
91: にこ編 2015/01/01(木) 22:27:26.78 ID:HdQ4BMsjo
『魔女の棲家』
『街から出ていけ』
『さやカス』
にこ(酷い落書き…… と、その向こうに)
シャッコシャッコシャッコシャッコ
少年「一時期よりおとなしくなりましたね」
男「こういうのはほっとくと増えるんだ。一度全部消しちまえば、やりづらくなるもんよ」
少年「ショウさん慣れてますね」
男「昔はよくこういうの消したからなぁ…… おや、奥さん。お客さんですか」
美樹母「いつもありがとうね」
美樹母「東京から来てくださったのよ。さやかの話をきかせてもらうの」
にこ「あ、どうも…」
『街から出ていけ』
『さやカス』
にこ(酷い落書き…… と、その向こうに)
シャッコシャッコシャッコシャッコ
少年「一時期よりおとなしくなりましたね」
男「こういうのはほっとくと増えるんだ。一度全部消しちまえば、やりづらくなるもんよ」
少年「ショウさん慣れてますね」
男「昔はよくこういうの消したからなぁ…… おや、奥さん。お客さんですか」
美樹母「いつもありがとうね」
美樹母「東京から来てくださったのよ。さやかの話をきかせてもらうの」
にこ「あ、どうも…」
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 22:33:36.38 ID:HdQ4BMsjo
美樹母「どうぞ。何も無いけど、ゆっくりしてね。今お茶を淹れるわ」
にこ「あ、おかまいなく。それとさっきの人たちは……?」
美樹母「男の子は娘の… さやかの友達。もう片方の人はね、見ているのよ」
美樹母「魔女になる前の、さやかの最後の姿を」
にこ(美樹さやか… それがオクタヴィアの本名……)
美樹母「荒んでいたようよ。でもさやかを見てから心を入れ替えて、うちの面倒を見に来てくれるの」
にこ(この辺りの人は大体事情を知ってる。となると、落書きだけじゃ済まなかったんだろうなぁ…)
美樹母「にこちゃんは魔女になってからのさやかを見た、と言っていたわね」
にこ「はい。魔女としての名前はオクタヴィアっていいいます。本名は今日初めて知りました」
美樹母「……どうやって助かったの?」
にこ「助かったも何も…」
美樹母「魔女になったら人間を食べてしまうんでしょう。そんなの、あの子が耐えられるわけないわ」
美樹母「助かる方法があるなら、それをみんなに知らせないと」
にこ「あ、おかまいなく。それとさっきの人たちは……?」
美樹母「男の子は娘の… さやかの友達。もう片方の人はね、見ているのよ」
美樹母「魔女になる前の、さやかの最後の姿を」
にこ(美樹さやか… それがオクタヴィアの本名……)
美樹母「荒んでいたようよ。でもさやかを見てから心を入れ替えて、うちの面倒を見に来てくれるの」
にこ(この辺りの人は大体事情を知ってる。となると、落書きだけじゃ済まなかったんだろうなぁ…)
美樹母「にこちゃんは魔女になってからのさやかを見た、と言っていたわね」
にこ「はい。魔女としての名前はオクタヴィアっていいいます。本名は今日初めて知りました」
美樹母「……どうやって助かったの?」
にこ「助かったも何も…」
美樹母「魔女になったら人間を食べてしまうんでしょう。そんなの、あの子が耐えられるわけないわ」
美樹母「助かる方法があるなら、それをみんなに知らせないと」
93: にこ編 2015/01/01(木) 22:34:58.84 ID:HdQ4BMsjo
にこ「オクタヴィアは悪い魔女じゃありません! …いつも私の歌を聴きに来てくれるんです」
美樹母「歌が好きなの…? そう… 貴方の歌、うまかったものね」
にこ「オクタヴィアは今でも希望を求めているんです。だから私のところへ来たと言っていました」
にこ「魔女が希望を求めているなら、絶望に打ち克って魔法少女に戻れるかもしれない」
美樹母「そんなこと、できるの……?」
にこ「可能性は未知数… というより、私が勝手にできると思ってるだけですから、今の段階ではただの気休めです」
にこ「でも、戻れると思ったから、手がかりを探してこの街に来ました」
美樹母「さやかは… オクタヴィアはどこに…?」
にこ「実は…」
オクタヴィア『待って、にこ! この人がお母さんなのは確かみたい』
オクタヴィア『私が見えないのに近くにいるって知ったら、悲しくなるでしょう』
にこ『そうだね。めどが立たないうちに話すのも良くないね』
にこ「…すみません、魔女になった姿を、知ってる人に見られるのは気が引けるって」
美樹母「そう……」
美樹母「歌が好きなの…? そう… 貴方の歌、うまかったものね」
にこ「オクタヴィアは今でも希望を求めているんです。だから私のところへ来たと言っていました」
にこ「魔女が希望を求めているなら、絶望に打ち克って魔法少女に戻れるかもしれない」
美樹母「そんなこと、できるの……?」
にこ「可能性は未知数… というより、私が勝手にできると思ってるだけですから、今の段階ではただの気休めです」
にこ「でも、戻れると思ったから、手がかりを探してこの街に来ました」
美樹母「さやかは… オクタヴィアはどこに…?」
にこ「実は…」
オクタヴィア『待って、にこ! この人がお母さんなのは確かみたい』
オクタヴィア『私が見えないのに近くにいるって知ったら、悲しくなるでしょう』
にこ『そうだね。めどが立たないうちに話すのも良くないね』
にこ「…すみません、魔女になった姿を、知ってる人に見られるのは気が引けるって」
美樹母「そう……」
95: にこ編 2015/01/01(木) 22:38:48.45 ID:HdQ4BMsjo
美樹母「もう少し聞かせてもらえませんか。オクタヴィアのことを」
にこ「いいですよ。と言っても、私が練習しているのを見に来てるだけなんですけどね」
美樹母「あの… 魔女になった時のことについては」
にこ「すみません。その辺りのことは私もちょっと聞きづらくて」
オクタヴィア『にこ、遠慮してたの?』
にこ『そりゃするよ!』
美樹母「ブリタニア軍からは、黒の騎士団とエヴァンゲリオンが対処したと聞いています」
美樹母「どっちもあの子が好きだったものですから……」
にこ「一緒に戦ったこともあるんでしょうね…」
美樹母「前に、あの子がエヴァンゲリオンのプラモデルを買ってきたことがあるんです」
美樹母「お父さん、作り方教えてって。あの時は楽しそうだったのに…… もう魔法少女になっていたのよ」
にこ「いいですよ。と言っても、私が練習しているのを見に来てるだけなんですけどね」
美樹母「あの… 魔女になった時のことについては」
にこ「すみません。その辺りのことは私もちょっと聞きづらくて」
オクタヴィア『にこ、遠慮してたの?』
にこ『そりゃするよ!』
美樹母「ブリタニア軍からは、黒の騎士団とエヴァンゲリオンが対処したと聞いています」
美樹母「どっちもあの子が好きだったものですから……」
にこ「一緒に戦ったこともあるんでしょうね…」
美樹母「前に、あの子がエヴァンゲリオンのプラモデルを買ってきたことがあるんです」
美樹母「お父さん、作り方教えてって。あの時は楽しそうだったのに…… もう魔法少女になっていたのよ」
96: にこ編 2015/01/01(木) 22:41:36.36 ID:HdQ4BMsjo
にこ「さやかさんが、どうして魔法少女になったかはご存知ですか? 願いは叶ったんでしょうか」
美樹母「オクタヴィアから聞いたことは?」
にこ「それが…」
オクタヴィア『魔女に残されたのは絶望に堕ちたという事実だけ』
オクタヴィア『希望があった頃の記憶なんて、砂のようにこぼれ落ちていくもの……』
にこ「やっぱりその辺りのことも、よく覚えてないみたいなんです」
オクタヴィア『身もフタもない言い方だなぁ…』
にこ『いや実際そうでしょ』
美樹母「さやかと小さい頃から仲の良かった友達がいるんです。親同士が良かったから、子供たちも」
にこ「幼馴染みってやつですね」
美樹母「オクタヴィアから聞いたことは?」
にこ「それが…」
オクタヴィア『魔女に残されたのは絶望に堕ちたという事実だけ』
オクタヴィア『希望があった頃の記憶なんて、砂のようにこぼれ落ちていくもの……』
にこ「やっぱりその辺りのことも、よく覚えてないみたいなんです」
オクタヴィア『身もフタもない言い方だなぁ…』
にこ『いや実際そうでしょ』
美樹母「さやかと小さい頃から仲の良かった友達がいるんです。親同士が良かったから、子供たちも」
にこ「幼馴染みってやつですね」
97: にこ編 2015/01/01(木) 22:45:51.05 ID:HdQ4BMsjo
・
・
・
にこ(オクタヴィアは魔女といっても、そんな悪いヤツには見えない)
にこ(さやかもきっとその幼馴染みの子に、もう一度希望を与えたかっただけなんだ……)
にこ(他の魔女も同じようなものだったのかもね)
美樹母「その子だって辛いでしょうに、今もよく来てくれるのよ」
にこ「バイオリンの練習と両立してるなんて偉い子じゃないですか」
ピンポーン
少年「おばさん、掃除終わりましたよ~」
美樹母「ありがとう。上がっていって、お茶でもどうぞ」
美樹母「出てくるわね。頂いたケーキがあるの。にこさんも一緒に食べましょう」
にこ「え、はい…… でもその幼馴染みの子って」
上条「こんにちは。もしかして、さやかのお友達ですか?」
にこ「男の子だったの?」
オクタヴィア『…見覚えあると思ったよ……』
・
・
にこ(オクタヴィアは魔女といっても、そんな悪いヤツには見えない)
にこ(さやかもきっとその幼馴染みの子に、もう一度希望を与えたかっただけなんだ……)
にこ(他の魔女も同じようなものだったのかもね)
美樹母「その子だって辛いでしょうに、今もよく来てくれるのよ」
にこ「バイオリンの練習と両立してるなんて偉い子じゃないですか」
ピンポーン
少年「おばさん、掃除終わりましたよ~」
美樹母「ありがとう。上がっていって、お茶でもどうぞ」
美樹母「出てくるわね。頂いたケーキがあるの。にこさんも一緒に食べましょう」
にこ「え、はい…… でもその幼馴染みの子って」
上条「こんにちは。もしかして、さやかのお友達ですか?」
にこ「男の子だったの?」
オクタヴィア『…見覚えあると思ったよ……』
98: にこ編 2015/01/01(木) 22:53:48.73 ID:HdQ4BMsjo
上条「今日、東京へ帰るんですか?」
にこ「そうよ。帰りのバスの時間も調べてあるわ」
上条「バス出てるのかな… ニュース見ました?」
にこ「こっちに来てから、ずっと歩き回ってたからね。何かあったの?」
美樹母「テレビでもつけましょうか」
『超人登録法反対派の撤退が完了し、現在は警戒態勢へ移行しています』
『エヴァンゲリオン初号機は制御下にあるとの報告が入りました』
にこ「どういうことよ、制御って……」
上条「さっきラジオでニュース聞いた時は暴走状態で、AKB0048のロボットがやられたって」
にこ「LASが!? 誰の?」
上条「そこまではわかりません。でも、今はもうビビットチームとタイタスがおさえたみたいですね」
美樹母「まどかちゃんが……」
にこ「さやかさんの友達だったんですか」
上条「僕とさやかと、小学校からずっと一緒だったんです。もうずいぶん遠くに行ってしまった……」
にこ「そうよ。帰りのバスの時間も調べてあるわ」
上条「バス出てるのかな… ニュース見ました?」
にこ「こっちに来てから、ずっと歩き回ってたからね。何かあったの?」
美樹母「テレビでもつけましょうか」
『超人登録法反対派の撤退が完了し、現在は警戒態勢へ移行しています』
『エヴァンゲリオン初号機は制御下にあるとの報告が入りました』
にこ「どういうことよ、制御って……」
上条「さっきラジオでニュース聞いた時は暴走状態で、AKB0048のロボットがやられたって」
にこ「LASが!? 誰の?」
上条「そこまではわかりません。でも、今はもうビビットチームとタイタスがおさえたみたいですね」
美樹母「まどかちゃんが……」
にこ「さやかさんの友達だったんですか」
上条「僕とさやかと、小学校からずっと一緒だったんです。もうずいぶん遠くに行ってしまった……」
99: にこ編 2015/01/01(木) 23:01:17.45 ID:HdQ4BMsjo
美樹母「にこさん、今日は泊まって行ったらどうかしら。こんな日の夜じゃ帰り道も怖いでしょう」
にこ「でも…」『どうする?』
美樹母「さやかの部屋を使っていいわ」
上条「警戒態勢って言ってましたよ。また戦闘が再開したら、巻き込まれるかも」
オクタヴィア『ここは甘えちゃっていいんじゃないのかな』
にこ「それなら、お礼に晩ご飯は私が作りますよ! 上条くん、あなたもどう?」
上条「いいんですか? 手伝いますよ」
美樹母「今日のお夕飯は楽しくなるわね」
上条「じゃあ買い出しに行ってきますよ。何作るんですか?」
にこ「私も行くよ。替えの靴下とか歯ブラシとかも買いたいからね」
にこ(美樹さやかの願いを受けて『希望』を取り戻した子)
にこ(オクタヴィアも気になるかもしれないし、正直なところ、私も少し……)
にこ(…いや、そんな変な意味じゃなくてね)
にこ「でも…」『どうする?』
美樹母「さやかの部屋を使っていいわ」
上条「警戒態勢って言ってましたよ。また戦闘が再開したら、巻き込まれるかも」
オクタヴィア『ここは甘えちゃっていいんじゃないのかな』
にこ「それなら、お礼に晩ご飯は私が作りますよ! 上条くん、あなたもどう?」
上条「いいんですか? 手伝いますよ」
美樹母「今日のお夕飯は楽しくなるわね」
上条「じゃあ買い出しに行ってきますよ。何作るんですか?」
にこ「私も行くよ。替えの靴下とか歯ブラシとかも買いたいからね」
にこ(美樹さやかの願いを受けて『希望』を取り戻した子)
にこ(オクタヴィアも気になるかもしれないし、正直なところ、私も少し……)
にこ(…いや、そんな変な意味じゃなくてね)
100: にこ編 2015/01/01(木) 23:07:08.70 ID:HdQ4BMsjo
——夜 さやかの部屋——
オクタヴィア『ただいま。もう寝るの?』
にこ『あんまり夜更かししてもおばさんに気を遣わせそうだからね。あんたこそ、もういいの?』
オクタヴィア『うん。結局家まで見送って来ちゃったよ。向こうは見えてないだろうけどね』
にこ『何か感じた? 魔女として』
オクタヴィア『美樹さやかの願いは届いたんだね…… それがわかったよ』
にこ『……上条くんは、希望を取り戻せたのかな』
オクタヴィア『代わりにお父さんとお母さんから娘を奪い、上条くんからは大事な友達を奪い』
オクタヴィア『それとたぶん、上条くんのことを好きな人から、青春を奪った』
オクタヴィア『全部私がやったこと…… 一つの希望のために、あまりにも大事なものを壊しすぎた……』
オクタヴィア『ただいま。もう寝るの?』
にこ『あんまり夜更かししてもおばさんに気を遣わせそうだからね。あんたこそ、もういいの?』
オクタヴィア『うん。結局家まで見送って来ちゃったよ。向こうは見えてないだろうけどね』
にこ『何か感じた? 魔女として』
オクタヴィア『美樹さやかの願いは届いたんだね…… それがわかったよ』
にこ『……上条くんは、希望を取り戻せたのかな』
オクタヴィア『代わりにお父さんとお母さんから娘を奪い、上条くんからは大事な友達を奪い』
オクタヴィア『それとたぶん、上条くんのことを好きな人から、青春を奪った』
オクタヴィア『全部私がやったこと…… 一つの希望のために、あまりにも大事なものを壊しすぎた……』
101: にこ編 2015/01/01(木) 23:08:24.69 ID:HdQ4BMsjo
オクタヴィア『私なんかじゃ、にこみたいにはいかないんだね』
にこ『どうしてそこで私が出るのよ』
オクタヴィア『今日は歌でお母さんを助けたし、私も魔女と戦ってる時に助かったんだから』
オクタヴィア『私は魔法少女になったせいで、いろんな人に傷を負わせているのに……』
にこ『私だって、偉そうに『歌で希望を』とか言ってるけど、結果は散々よ』
にこ『誰もついてきてくれなかった…… 最初はみんなで楽しくやってた… と思うんだけど』
オクタヴィア『孤独はいけないね……』
オクタヴィア『何もかもを失っていって、にこに会うまで私はひとりぼっちだった気がするよ』
にこ『あなたが来てくれたから、どうにか私はひとりぼっちにならずに済んだよ』
オクタヴィア『ねぇにこ。私たち、友達にならない?』
にこ『…もうなってるでしょうが』
にこ『どうしてそこで私が出るのよ』
オクタヴィア『今日は歌でお母さんを助けたし、私も魔女と戦ってる時に助かったんだから』
オクタヴィア『私は魔法少女になったせいで、いろんな人に傷を負わせているのに……』
にこ『私だって、偉そうに『歌で希望を』とか言ってるけど、結果は散々よ』
にこ『誰もついてきてくれなかった…… 最初はみんなで楽しくやってた… と思うんだけど』
オクタヴィア『孤独はいけないね……』
オクタヴィア『何もかもを失っていって、にこに会うまで私はひとりぼっちだった気がするよ』
にこ『あなたが来てくれたから、どうにか私はひとりぼっちにならずに済んだよ』
オクタヴィア『ねぇにこ。私たち、友達にならない?』
にこ『…もうなってるでしょうが』
102: にこ編 2015/01/01(木) 23:14:57.70 ID:HdQ4BMsjo
オクタヴィア『違うな。仲間とか、そういうやつ』
にこ『どう違うのよ』
オクタヴィア『私、戦いたい。他の魔女と』
オクタヴィア『いろんなものを失って残った力だもの。人の役に立つことに使いたいよ』
にこ『人間に戻れなくてもいいの?』
オクタヴィア『そっちはそっちでできたらいいけど、今は戦いたいな』
にこ『魔法少女もヒーローたちの内輪もめで忙しそうだもんね。けっこう需要あるかも』
オクタヴィア『それも私が魔女になったから始まったことなんだよね…』
にこ『きっかけはそうかもしれないけど、今更止めようがないよ。あんなの』
オクタヴィア『にこ、応援してくれる? 今日みたいに』
にこ『いいわよ。あんな歌で良ければ、いくらだって』
にこ『どう違うのよ』
オクタヴィア『私、戦いたい。他の魔女と』
オクタヴィア『いろんなものを失って残った力だもの。人の役に立つことに使いたいよ』
にこ『人間に戻れなくてもいいの?』
オクタヴィア『そっちはそっちでできたらいいけど、今は戦いたいな』
にこ『魔法少女もヒーローたちの内輪もめで忙しそうだもんね。けっこう需要あるかも』
オクタヴィア『それも私が魔女になったから始まったことなんだよね…』
にこ『きっかけはそうかもしれないけど、今更止めようがないよ。あんなの』
オクタヴィア『にこ、応援してくれる? 今日みたいに』
にこ『いいわよ。あんな歌で良ければ、いくらだって』
103: にこ編 2015/01/01(木) 23:20:26.36 ID:HdQ4BMsjo
美樹父「ただいま。誰か泊まりに来てるの? 玄関に知らない靴があったよ」
美樹母「ええ、東京から。帰りが心配で、泊まってもらったの」
美樹父「今日は無事に帰れないかもしれないからなぁ」
美樹母「矢澤にこさんっていうの。とっても可愛くて、元気な女の子よ」
美樹母「さやかのパジャマを貸してあげたの。よく似合ってたわ」
美樹父「そうかい…… いい子なんだね」
美樹母「晩ご飯食べる? その子が作ってくれたの」
美樹母「私と恭介くんが手伝ってね。楽しかったわ… 本当にねぇ……」
美樹父「そうかい」
美樹父「それならもう、泣くのはよしなさいよ」
美樹母「いけないね…… いつまで経ってもこんなことじゃ、いけないねぇ……」
美樹母「ええ、東京から。帰りが心配で、泊まってもらったの」
美樹父「今日は無事に帰れないかもしれないからなぁ」
美樹母「矢澤にこさんっていうの。とっても可愛くて、元気な女の子よ」
美樹母「さやかのパジャマを貸してあげたの。よく似合ってたわ」
美樹父「そうかい…… いい子なんだね」
美樹母「晩ご飯食べる? その子が作ってくれたの」
美樹母「私と恭介くんが手伝ってね。楽しかったわ… 本当にねぇ……」
美樹父「そうかい」
美樹父「それならもう、泣くのはよしなさいよ」
美樹母「いけないね…… いつまで経ってもこんなことじゃ、いけないねぇ……」
104: にこ編 2015/01/01(木) 23:25:04.88 ID:HdQ4BMsjo
にこ(……)
にこ『ごめん、ちょっと電話してもいい?』
オクタヴィア『また散歩してくるよ。今日は魔法少女もいなくて平和だもんね』
にこ『ありがとう』
ポチポチ
トゥルルルル トゥルルルル……
ガチャ
にこ「」フゥ
にこ「もしもし? まだ起きてた?」
にこ「……お姉ちゃんだよ」
にこ『ごめん、ちょっと電話してもいい?』
オクタヴィア『また散歩してくるよ。今日は魔法少女もいなくて平和だもんね』
にこ『ありがとう』
ポチポチ
トゥルルルル トゥルルルル……
ガチャ
にこ「」フゥ
にこ「もしもし? まだ起きてた?」
にこ「……お姉ちゃんだよ」
105: にこ編 2015/01/01(木) 23:26:08.58 ID:HdQ4BMsjo
にこ「お父さんと仲良くしてる? うん、なら良かったよ」
にこ「今日ね、見滝原から来た友達… そう、魔法少女の街ね。家に遊びに来てるの」
にこ「そのつもりなかったんだけど、泊めてもらっちゃった」
にこ「うん、平気だよ。お姉ちゃんもう高校生だからね」
にこ「……」
にこ「…楽しいよ。高校入ってから、たくさん友達もできたんだから!」
にこ「……そう、頑張ったじゃない! お姉ちゃんだって負けてないからね」
にこ「じゃあもう遅いから切るよ。夜更かししちゃうもんね」
にこ「うん… ちょっと声聞きたくてさ」
にこ「今度また会いに行くからね。じゃあまたね。おやすみ」
にこ「今日ね、見滝原から来た友達… そう、魔法少女の街ね。家に遊びに来てるの」
にこ「そのつもりなかったんだけど、泊めてもらっちゃった」
にこ「うん、平気だよ。お姉ちゃんもう高校生だからね」
にこ「……」
にこ「…楽しいよ。高校入ってから、たくさん友達もできたんだから!」
にこ「……そう、頑張ったじゃない! お姉ちゃんだって負けてないからね」
にこ「じゃあもう遅いから切るよ。夜更かししちゃうもんね」
にこ「うん… ちょっと声聞きたくてさ」
にこ「今度また会いに行くからね。じゃあまたね。おやすみ」
106: 本編に戻ります 今度は>>90からの続き 2015/01/02(金) 09:44:09.97 ID:L1yw2zPEo
——夜 コーネリア自室——
コーネリア「自分たちの立場をわかった上でここに忍び込んだのか」
杏子「ずっと他の道もないか探してみたよ。でもここよりいい場所は思いつかなかった」
コーネリア「巴マミの隠し場所を探して私の所へたどり着いたのは何故だ? それを聞きたい」
杏子「あんたには隠し通せるだけの権力があるはずだからさ」
コーネリア「他にも何かあるはずだ。私を信用する理由が。正直に話し合おうじゃないか」
コーネリア「では私から言おうか。わけを聞かせてもらえれば、君たちと交渉する糸口を掴めると思っている」
杏子「……あんたさ、副総督のユーフェミアが好きかい?」
コーネリア「当然だろう。実の妹なんだ」
杏子「だったらこの気持ちをわかってくれると思った」
コーネリア「自分たちの立場をわかった上でここに忍び込んだのか」
杏子「ずっと他の道もないか探してみたよ。でもここよりいい場所は思いつかなかった」
コーネリア「巴マミの隠し場所を探して私の所へたどり着いたのは何故だ? それを聞きたい」
杏子「あんたには隠し通せるだけの権力があるはずだからさ」
コーネリア「他にも何かあるはずだ。私を信用する理由が。正直に話し合おうじゃないか」
コーネリア「では私から言おうか。わけを聞かせてもらえれば、君たちと交渉する糸口を掴めると思っている」
杏子「……あんたさ、副総督のユーフェミアが好きかい?」
コーネリア「当然だろう。実の妹なんだ」
杏子「だったらこの気持ちをわかってくれると思った」
107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 09:51:02.86 ID:L1yw2zPEo
杏子「マミは長いこと一人で魔法少女をやってた。だから最初は戦い方を教えてもらうつもりだったんだ」
杏子「魔法少女の友達ができたって喜んでたよ。でもこっちはマミを友達って思ったこと、あんまりないんだよね」
杏子「本当のお姉さんみたいに…… あたしが魔法少女になったせいで、うちの家族はみんな死んでるからさ、なおさらね」
コーネリア「そうか。私も兄の他に実は弟と妹を亡くしている」
杏子「ごめん、前の総督のことしか知らなかった。あと二人もいたんだな」
コーネリア「二人ともまだ小さかったよ。妹は生きていれば君たちと同じくらいの年頃だった」
コーネリア「だから君の、巴マミを守りたい気持ちはよくわかるよ」
杏子「そこに漬け込んで図々しいことを頼む。マミが良くなるまで、負担をかけないようにしてほしい」
コーネリア「もし快方にむかっても、いつ魔女との戦いで命を落とすかわからないぞ」
杏子「それは魔法少女ならいつかあることさ。でも今回は違う」
杏子「魔法少女の友達ができたって喜んでたよ。でもこっちはマミを友達って思ったこと、あんまりないんだよね」
杏子「本当のお姉さんみたいに…… あたしが魔法少女になったせいで、うちの家族はみんな死んでるからさ、なおさらね」
コーネリア「そうか。私も兄の他に実は弟と妹を亡くしている」
杏子「ごめん、前の総督のことしか知らなかった。あと二人もいたんだな」
コーネリア「二人ともまだ小さかったよ。妹は生きていれば君たちと同じくらいの年頃だった」
コーネリア「だから君の、巴マミを守りたい気持ちはよくわかるよ」
杏子「そこに漬け込んで図々しいことを頼む。マミが良くなるまで、負担をかけないようにしてほしい」
コーネリア「もし快方にむかっても、いつ魔女との戦いで命を落とすかわからないぞ」
杏子「それは魔法少女ならいつかあることさ。でも今回は違う」
108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 10:00:21.37 ID:L1yw2zPEo
杏子「マミは優しかったよ… それなのに、あたしは反対派へ連れ込んで、こんな目に遭わせてしまってる」
コーネリア「戦いで敗れたわけではない、か」
杏子「マミを助けてくれるかい?」
コーネリア「彼女を保護することで、我々も君たちと敵対することが目的ではないと理解してくれるならな」
杏子「わかったよ。ありがとう」
コーネリア「礼には及ばない。超人登録法はあくまで君たち、ひいてはイレブンたちを守るためのものだ」
杏子「だとしてもさ。おかげでマミが……」
カッ!!
ゴオオォォォ……
杏子「! おい、むこうで何か光ったぞ!
コーネリア「敵襲か!?」
杏子「違う… あれ、魔法少女の攻撃だよ! まどかとほむらは、あんたらの仲間じゃないのか!?」
コーネリア「戦いで敗れたわけではない、か」
杏子「マミを助けてくれるかい?」
コーネリア「彼女を保護することで、我々も君たちと敵対することが目的ではないと理解してくれるならな」
杏子「わかったよ。ありがとう」
コーネリア「礼には及ばない。超人登録法はあくまで君たち、ひいてはイレブンたちを守るためのものだ」
杏子「だとしてもさ。おかげでマミが……」
カッ!!
ゴオオォォォ……
杏子「! おい、むこうで何か光ったぞ!
コーネリア「敵襲か!?」
杏子「違う… あれ、魔法少女の攻撃だよ! まどかとほむらは、あんたらの仲間じゃないのか!?」
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 10:10:20.76 ID:L1yw2zPEo
——数分前——
ゼロ「君は黄金バットを知っているかな」
まどか「名前は聞いた事あるよ」
ほむら「おじいちゃんが子供の頃にいたって」
ゼロ「日本中で愛された無敵で不死身のスーパーヒーロー」
ゼロ「彼が活躍していた頃、日本と軍事的緊張の高まっていたブリタニアは、デマ情報を流した」
ゼロ「黄金バットの正体はブリタニア皇族の血を引いた人物である、と」
まどか「でもそんなこと、誰も信じてなかったって聞いたよ」
ゼロ「肝心なのは、それをブリタニア人という異民族が日本人の気力を削ぐ方法の一つと考えたことだ」
ゼロ「彼らも決して冗談のつもりでしたことではない。黄金バットの影響力はそれほど大きかった」
ゼロ「悪と戦うだけがスーパーヒーローの役目ではない」
ゼロ「人間を越えた力を戦いに使って悪を破り、人々の善き模範となることもまた重要なのだ」
ゼロ「君は黄金バットを知っているかな」
まどか「名前は聞いた事あるよ」
ほむら「おじいちゃんが子供の頃にいたって」
ゼロ「日本中で愛された無敵で不死身のスーパーヒーロー」
ゼロ「彼が活躍していた頃、日本と軍事的緊張の高まっていたブリタニアは、デマ情報を流した」
ゼロ「黄金バットの正体はブリタニア皇族の血を引いた人物である、と」
まどか「でもそんなこと、誰も信じてなかったって聞いたよ」
ゼロ「肝心なのは、それをブリタニア人という異民族が日本人の気力を削ぐ方法の一つと考えたことだ」
ゼロ「彼らも決して冗談のつもりでしたことではない。黄金バットの影響力はそれほど大きかった」
ゼロ「悪と戦うだけがスーパーヒーローの役目ではない」
ゼロ「人間を越えた力を戦いに使って悪を破り、人々の善き模範となることもまた重要なのだ」
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 10:19:04.21 ID:L1yw2zPEo
まどか「わたしたち魔法少女は、ちょっと前まで誰にも知られずに戦ってきたよ」
ゼロ「スーパーヒーローを愛し、憧れを抱く事は、人々にあらゆる困難と立ち向かう勇敢な精神を育てる」
ゼロ「それは将来、独立を果たした日本を世界で最も偉大な国家へ押し上げる理想となりうるものだ」
ゼロ「この国が誇るべき気高さを損なっては、我々黒の騎士団が目指す日本解放はなし得ない」
まどか「だったらなおさら、こんなのやめようよ!」
ゼロ「君はこの超人登録法の対案を知っているかな。ネルフを中心にしたプランだ」
ゼロ「超人の脳に非常停止用の抑制装置を埋め込む。従わなければ無数の量産型エヴァンゲリオンで殲滅するのだ」
まどか「それよりマシだからって言うの? ダミーシステムや、魔女の結界まで使って」
ゼロ「超人登録法で手打ちにする以外に、スーパーヒーローを存続させる方法は無い」
ほむら「…一緒に反対派へ行こうよ」
ゼロ「私が退けば、あの男が… 碇ゲンドウが超人軍団の指揮をとることになるぞ」
まどか「黒の騎士団が来てくれれば、エヴァンゲリオンとだって戦えるよ!」
まどか「いつもみたいにさ、すごい作戦でやっつけられるんでしょ!?」
ゼロ「スーパーヒーローを愛し、憧れを抱く事は、人々にあらゆる困難と立ち向かう勇敢な精神を育てる」
ゼロ「それは将来、独立を果たした日本を世界で最も偉大な国家へ押し上げる理想となりうるものだ」
ゼロ「この国が誇るべき気高さを損なっては、我々黒の騎士団が目指す日本解放はなし得ない」
まどか「だったらなおさら、こんなのやめようよ!」
ゼロ「君はこの超人登録法の対案を知っているかな。ネルフを中心にしたプランだ」
ゼロ「超人の脳に非常停止用の抑制装置を埋め込む。従わなければ無数の量産型エヴァンゲリオンで殲滅するのだ」
まどか「それよりマシだからって言うの? ダミーシステムや、魔女の結界まで使って」
ゼロ「超人登録法で手打ちにする以外に、スーパーヒーローを存続させる方法は無い」
ほむら「…一緒に反対派へ行こうよ」
ゼロ「私が退けば、あの男が… 碇ゲンドウが超人軍団の指揮をとることになるぞ」
まどか「黒の騎士団が来てくれれば、エヴァンゲリオンとだって戦えるよ!」
まどか「いつもみたいにさ、すごい作戦でやっつけられるんでしょ!?」
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 10:40:55.63 ID:L1yw2zPEo
ゼロ「悪者と戦って勝てばいい。それだけの問題ではないのだと、なぜわからないんだ」
まどか「どうしても来てくれないなら、その仮面を手みやげにもらっていくよ!」
ゼロ「変身したな。交渉決裂か… スザク!」
スザク(……)スタッ
ほむら(ずっと天井に隠れてたの!?)
まどか「やめてよ、スザクさん! 人間が魔法少女に勝てるわけないのに」
スザク「そうとわかっていても、君たちを止めなくてはいけない」
八田「俺たちもいるぜ!」
まどか「赤のクラン…!」
鎌本「裏切り者の始末はつけなきゃならねぇ」
八田「どうしちまったんだよ、二人とも? ゼロを裏切るのか?」
まどか「…元々、ゼロの後についてコッチに来たんじゃないからね」
スザク「僕たちだってそうだ。ゼロのためじゃない、皆を守るための超人登録法なんだ」
ゼロ「逆らえば君たちの家族を人質にするくらい、コーネリアや碇ゲンドウはやりかねないぞ」
まどか「どうしても来てくれないなら、その仮面を手みやげにもらっていくよ!」
ゼロ「変身したな。交渉決裂か… スザク!」
スザク(……)スタッ
ほむら(ずっと天井に隠れてたの!?)
まどか「やめてよ、スザクさん! 人間が魔法少女に勝てるわけないのに」
スザク「そうとわかっていても、君たちを止めなくてはいけない」
八田「俺たちもいるぜ!」
まどか「赤のクラン…!」
鎌本「裏切り者の始末はつけなきゃならねぇ」
八田「どうしちまったんだよ、二人とも? ゼロを裏切るのか?」
まどか「…元々、ゼロの後についてコッチに来たんじゃないからね」
スザク「僕たちだってそうだ。ゼロのためじゃない、皆を守るための超人登録法なんだ」
ゼロ「逆らえば君たちの家族を人質にするくらい、コーネリアや碇ゲンドウはやりかねないぞ」
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 10:57:51.47 ID:L1yw2zPEo
まどか「五人とも遠くに逃げてもらったよ。でも、そんなことする人たちとは一緒に戦えないね!」
ゼロ「だからといって、このまま離反を許すわけにはいかない。三人とも! 殺さずに捕らえろ」
八田「仕方ねぇのか… 行くぜ!」
ドガッ!!
まどか「やめてよ! ……わたしね、今とんでもなく怒ってるんだ…」
まどか「ゼロやブリタニアに味方した事に… こうなるって、わからなかったことに!」グシャアッ!!
八田「ぐおおおおっ!!」
ほむら「鹿目さん! そんな風に戦ってちゃいけないよ! 早く逃げよう!」
スザク「そうはさせない!」ガシッ
ほむら「くっ…!」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「…やれるよ」
ゼロ「油断するな、ソウルジェムを抑えろ!」
まどか&ほむら「IT'S GAGEING TIME!!!」
ゼロ「だからといって、このまま離反を許すわけにはいかない。三人とも! 殺さずに捕らえろ」
八田「仕方ねぇのか… 行くぜ!」
ドガッ!!
まどか「やめてよ! ……わたしね、今とんでもなく怒ってるんだ…」
まどか「ゼロやブリタニアに味方した事に… こうなるって、わからなかったことに!」グシャアッ!!
八田「ぐおおおおっ!!」
ほむら「鹿目さん! そんな風に戦ってちゃいけないよ! 早く逃げよう!」
スザク「そうはさせない!」ガシッ
ほむら「くっ…!」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「…やれるよ」
ゼロ「油断するな、ソウルジェムを抑えろ!」
まどか&ほむら「IT'S GAGEING TIME!!!」
114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 19:49:29.13 ID:L1yw2zPEo
・
・
・
キン肉マン「ジェシーが東京は初めてだって言うから、案内していたのさ」
ジェシー「ここから見渡すトーキョーは美しいね。大都会の暮らしに慣れていないと、壮観だよ」
キン肉マン「わたしも昔から、ダメ超人と叩かれて落ち込んだ時はよくここへ来たもんじゃ」
テリーマン「君たちも一緒に来た事があったね」
まどか「…どこに逃げようか考えてたら、ここに来ちゃった」
ほむら「赤のクランに親衛隊まで出て来て、抜け出すのも一苦労だったわ」
ジェシー「やはりあの騒ぎは君たちか。ブリタニア政庁で挑戦状を叩き付けるなんて、いい度胸だ」
キン肉マン「二人とも、どうするんだい?」
まどか「どうすればいいんだろうね。もうゼロとは一緒に戦えないよ」
ほむら「でも、ゼロが言っていた事は…」
まどか「そうなんだよね…… あの人はいつもそうだよ。なんだか一理あるような……」
・
・
キン肉マン「ジェシーが東京は初めてだって言うから、案内していたのさ」
ジェシー「ここから見渡すトーキョーは美しいね。大都会の暮らしに慣れていないと、壮観だよ」
キン肉マン「わたしも昔から、ダメ超人と叩かれて落ち込んだ時はよくここへ来たもんじゃ」
テリーマン「君たちも一緒に来た事があったね」
まどか「…どこに逃げようか考えてたら、ここに来ちゃった」
ほむら「赤のクランに親衛隊まで出て来て、抜け出すのも一苦労だったわ」
ジェシー「やはりあの騒ぎは君たちか。ブリタニア政庁で挑戦状を叩き付けるなんて、いい度胸だ」
キン肉マン「二人とも、どうするんだい?」
まどか「どうすればいいんだろうね。もうゼロとは一緒に戦えないよ」
ほむら「でも、ゼロが言っていた事は…」
まどか「そうなんだよね…… あの人はいつもそうだよ。なんだか一理あるような……」
115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 19:58:56.95 ID:L1yw2zPEo
まどか「キン肉マンたちはどうして反対派にいるの? テリーマンやジェシーさんはブリタニア人なのに」
テリーマン「ミーはダメ超人キン肉マンの代わりにエリア11防衛超人として雇われたのだ。ここは第二の故郷だよ」
ジェシー「わたしはハワイ人であり、ハワイと日本は親戚みたいなものさ。助けに来るのに理由は必要ない」
ジェシー「それに長らくショービジネスをしていたからな。たまには正義の超人らしいことをしたくなってね」
まどか「正義… それが何かも考えないで、わたしはゼロの味方をしていたよ……」
キン肉マン「パパとママを守るためでもあったんだろう。悔やむことはないよ」
まどか「それが間違いだった… キン肉マン、わたしたちもこれからは反対派として戦うよ!」
キン肉マン「……なぜわたしたちが反対派についているか、君は訊いていたね」
テリーマン「ミーはダメ超人キン肉マンの代わりにエリア11防衛超人として雇われたのだ。ここは第二の故郷だよ」
ジェシー「わたしはハワイ人であり、ハワイと日本は親戚みたいなものさ。助けに来るのに理由は必要ない」
ジェシー「それに長らくショービジネスをしていたからな。たまには正義の超人らしいことをしたくなってね」
まどか「正義… それが何かも考えないで、わたしはゼロの味方をしていたよ……」
キン肉マン「パパとママを守るためでもあったんだろう。悔やむことはないよ」
まどか「それが間違いだった… キン肉マン、わたしたちもこれからは反対派として戦うよ!」
キン肉マン「……なぜわたしたちが反対派についているか、君は訊いていたね」
116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 20:19:18.23 ID:L1yw2zPEo
キン肉マン「わたしは日本防衛超人だが、防衛軍の一員ではない」
キン肉マン「スーパーヒーローは政治と無関係であるべき、というAKB0048とは同じ見解なんだ」
ほむら「そうやって逆らい続ければ、いずれはあの対案が実行される……」
まどか「かといって従えば、何をさせられるかわからない」
まどか「こんな時に正義超人は、スーパーヒーローたちの王は、これから先どう戦うの?」
キン肉マン「ただ戦うだけがスーパーヒーローの役目ではない」
まどか「ゼロも同じ事を言ってた……」
キン肉マン「特に今回は、正義と悪のぶつかり合いではなく、むこうにも言い分がある」
テリーマン「そして、相手を滅ぼせばそれで良し、という類いの話でもない」
ほむら「魔女や使徒相手の戦いとは違うところね」
キン肉マン「そんな時に我々がするべきことは、両軍に恨みを残さないよう、クリーンな戦いへ導く事だ」
まどか「戦うだけじゃダメ… それも役目、かぁ……」
キン肉マン「君もこれから戦うつもりなら、あまりゼロを責めないでやってくれ」
キン肉マン「スーパーヒーローは政治と無関係であるべき、というAKB0048とは同じ見解なんだ」
ほむら「そうやって逆らい続ければ、いずれはあの対案が実行される……」
まどか「かといって従えば、何をさせられるかわからない」
まどか「こんな時に正義超人は、スーパーヒーローたちの王は、これから先どう戦うの?」
キン肉マン「ただ戦うだけがスーパーヒーローの役目ではない」
まどか「ゼロも同じ事を言ってた……」
キン肉マン「特に今回は、正義と悪のぶつかり合いではなく、むこうにも言い分がある」
テリーマン「そして、相手を滅ぼせばそれで良し、という類いの話でもない」
ほむら「魔女や使徒相手の戦いとは違うところね」
キン肉マン「そんな時に我々がするべきことは、両軍に恨みを残さないよう、クリーンな戦いへ導く事だ」
まどか「戦うだけじゃダメ… それも役目、かぁ……」
キン肉マン「君もこれから戦うつもりなら、あまりゼロを責めないでやってくれ」
117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 20:32:14.11 ID:L1yw2zPEo
テリーマン「我々よりも遥かに聡明で度胸もあり、このエリアでブリタニア最大の敵と言われた男だ」
ジェシー「その彼があっさりブリタニアの味方をしている。大方油断させて落とし穴の準備でもしているんだろう」
キン肉マン「君たちにとって、彼らを責めるなといわれても、受け止めがたいことかもしれない」
キン肉マン「しかし相手も彼らなりの正義を持った人間だということを、忘れないでほしい」
まどか「そうだね… 確かに難しそうだけど、忘れないよ」
ほむら「これが人間同士の戦い…」
フワッ
たかみな「わかってくれたなら、あんたたちも反対派の仲間として歓迎するよ!」
まどか「来てたんですか!? AKB0048も」
彼方「政庁で爆発騒ぎがあった時、LASで緊急発進してきたの。そしたら案の定この騒ぎだよ」
凪沙「機体は自動操縦で待機させてるよ。今呼んでるから、合流したら行こう!」
まどか「ちょっと寄り道してっていい? 超人登録法反対派の鹿目まどかと」
ほむら「暁美ほむらのお披露目公演にね!」
たかみな「何言ってんの。こっちだって、もうそのつもりでフライングゲット呼んじゃったよ!」
ジェシー「大事なショーだ。必ず成功させるぞ!」
ジェシー「その彼があっさりブリタニアの味方をしている。大方油断させて落とし穴の準備でもしているんだろう」
キン肉マン「君たちにとって、彼らを責めるなといわれても、受け止めがたいことかもしれない」
キン肉マン「しかし相手も彼らなりの正義を持った人間だということを、忘れないでほしい」
まどか「そうだね… 確かに難しそうだけど、忘れないよ」
ほむら「これが人間同士の戦い…」
フワッ
たかみな「わかってくれたなら、あんたたちも反対派の仲間として歓迎するよ!」
まどか「来てたんですか!? AKB0048も」
彼方「政庁で爆発騒ぎがあった時、LASで緊急発進してきたの。そしたら案の定この騒ぎだよ」
凪沙「機体は自動操縦で待機させてるよ。今呼んでるから、合流したら行こう!」
まどか「ちょっと寄り道してっていい? 超人登録法反対派の鹿目まどかと」
ほむら「暁美ほむらのお披露目公演にね!」
たかみな「何言ってんの。こっちだって、もうそのつもりでフライングゲット呼んじゃったよ!」
ジェシー「大事なショーだ。必ず成功させるぞ!」
118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 20:40:31.96 ID:L1yw2zPEo
——テレビ局——
キャスター「さて次は天気予報だ。明日もシッカリ晴れるといいねぇ。どうだい?」
予報士「残念だけど、僕は傘を持って行くね」
キャスター「いいねぇ、雨も好きなんだ。傘をささずに濡れた方が気持ちいいタチなんでね」
予報士「ほどほどにしておけよ。またカゼを…」
キャスター「! おい、後ろ後ろ!!」
ディレクター「こりゃあウチにも運が巡ってきたな」
まどか「そう思ってもらえたら嬉しいね」
ほむら「お邪魔します」
キャスター「さて次は天気予報だ。明日もシッカリ晴れるといいねぇ。どうだい?」
予報士「残念だけど、僕は傘を持って行くね」
キャスター「いいねぇ、雨も好きなんだ。傘をささずに濡れた方が気持ちいいタチなんでね」
予報士「ほどほどにしておけよ。またカゼを…」
キャスター「! おい、後ろ後ろ!!」
ディレクター「こりゃあウチにも運が巡ってきたな」
まどか「そう思ってもらえたら嬉しいね」
ほむら「お邪魔します」
119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 20:46:58.84 ID:L1yw2zPEo
まどか「みなさん、こんばんは。魔法少女の鹿目まどかと、暁美ほむらです」
まどか「私たちは重大な過ちを犯しました。そのことを謝りたくて来たんです」
キャスター「そういうワケで今から緊急会見だ!」
予報士「天気予報の続きが気になったら、リモコンの『d』ボタンを押してくれよな!」
キャスター「ハイそれではどうぞ、タイタスから行ってみようか!」
まどか「…わたしは今まで、超人登録法賛成派の一員として、ネルフや黒の騎士団と一緒に戦ってきました」
まどか「私たちは重大な過ちを犯しました。そのことを謝りたくて来たんです」
キャスター「そういうワケで今から緊急会見だ!」
予報士「天気予報の続きが気になったら、リモコンの『d』ボタンを押してくれよな!」
キャスター「ハイそれではどうぞ、タイタスから行ってみようか!」
まどか「…わたしは今まで、超人登録法賛成派の一員として、ネルフや黒の騎士団と一緒に戦ってきました」
120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 20:57:59.39 ID:L1yw2zPEo
——政庁——
まどか『そうして捕まえた反対派の超人たちは、政庁にある魔女の結界に閉じ込められているんです』
まどか『魔女の結界というのは、ええと…… みなさん、小さい頃に見た、一番怖い夢を思い出してください』
ほむら『絶望をまき散らす魔女たちが、そこへ人間をおびき寄せて食べるために使うんです』
コーネリア「放送を止めさせろ!」
ゼロ(止めさせる『だけ』なら簡単なこと。だが奥の手は温存しておかねば……)
ゼロ「黒の騎士団もむかわせているが、AKB0048のLAS隊にナイトメアの戦力が分散させられている」
C.C「放送局までたどり着いても、施設をなるべく残す方針なら、ナイトメアは投入しづらいな」
ゼロ「セプター4、青のクランが別件の捜索で付近に展開しているはずだ」
コーネリア「使えるものは使おう。鹿目まどかを止めることが最優先だ。ビビットチームは?」
ゼロ「鹿目まどかと話していた時既に呼んでおいた」
まどか『そうして捕まえた反対派の超人たちは、政庁にある魔女の結界に閉じ込められているんです』
まどか『魔女の結界というのは、ええと…… みなさん、小さい頃に見た、一番怖い夢を思い出してください』
ほむら『絶望をまき散らす魔女たちが、そこへ人間をおびき寄せて食べるために使うんです』
コーネリア「放送を止めさせろ!」
ゼロ(止めさせる『だけ』なら簡単なこと。だが奥の手は温存しておかねば……)
ゼロ「黒の騎士団もむかわせているが、AKB0048のLAS隊にナイトメアの戦力が分散させられている」
C.C「放送局までたどり着いても、施設をなるべく残す方針なら、ナイトメアは投入しづらいな」
ゼロ「セプター4、青のクランが別件の捜索で付近に展開しているはずだ」
コーネリア「使えるものは使おう。鹿目まどかを止めることが最優先だ。ビビットチームは?」
ゼロ「鹿目まどかと話していた時既に呼んでおいた」
121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 21:04:05.28 ID:L1yw2zPEo
——輸送機内——
ほむら『他にも超人の捕獲にダミーシステムというのが使われたこともあります』
ほむら『エヴァンゲリオンのパイロットから、コントロールを奪って暴走させてしまう、恐ろしいものです』
あかね「…そりゃ、私たちだってあんなことするのは良くないと思うけど……」
ひまわり「だからって勝手に抜けて行ったら、アローンから示現エンジンを守る人がいなくなっちゃう」
わかば「気に入った法だけを選んで従うというわけにはいかないのね」
一色「だが忘れてはいかんぞ。パレットスーツは人間同士で戦うためのものではないのじゃ」
あかね「みんなわかってるよ。私たちはアローンからみんなを守るためにいるんだから」
わかば「まずはこの戦いを乗り切らないとね」
ほむら『他にも超人の捕獲にダミーシステムというのが使われたこともあります』
ほむら『エヴァンゲリオンのパイロットから、コントロールを奪って暴走させてしまう、恐ろしいものです』
あかね「…そりゃ、私たちだってあんなことするのは良くないと思うけど……」
ひまわり「だからって勝手に抜けて行ったら、アローンから示現エンジンを守る人がいなくなっちゃう」
わかば「気に入った法だけを選んで従うというわけにはいかないのね」
一色「だが忘れてはいかんぞ。パレットスーツは人間同士で戦うためのものではないのじゃ」
あかね「みんなわかってるよ。私たちはアローンからみんなを守るためにいるんだから」
わかば「まずはこの戦いを乗り切らないとね」
122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 21:20:09.72 ID:L1yw2zPEo
——セプター4指揮通信車——
まどか『本当なら人間が持つはずのないパワーを好き勝手に使わせてはいけない、というのはその通りです』
まどか『だとしても、魔法少女としての良心に従えば、わたしは今の登録法を支持できません』
ほむら『スーパーヒーローがそんなものに手を染めて、高潔な人々を育てる理想を失えば、あまりにも大きな損失です』
伏見「おい、見てるかミサキィ~…… 放送局に向かえってよ」
八田『うるせぇな、今目の前にいるんだよ! だけどコイツら、意外とやる!』
鎌元『お前も来い! 正義超人と手合わせできるぜ』
伏見「こっちも向かってるよ。もうじき到着す… うおおおっ!!」
八田『なんだよ、そんなんでココまでたどり着けんのか!?』
伏見「危ねぇ… 親衛隊のナイトメアが飛び出てきやがった。LASを追ってたんだな」
伏見「ここからなら跳んで行った方が早い、か…… 伏見、抜刀! 突入班に合流する!」ダッ!
キン肉マン「ムッ セプター4の新手か!? だが屁のツッパリはいらんですよ!」
たかみな「ねぇ、あれどういう意味……?」
才加「よくわからないけど、自信はあるみたいね!」
まどか『本当なら人間が持つはずのないパワーを好き勝手に使わせてはいけない、というのはその通りです』
まどか『だとしても、魔法少女としての良心に従えば、わたしは今の登録法を支持できません』
ほむら『スーパーヒーローがそんなものに手を染めて、高潔な人々を育てる理想を失えば、あまりにも大きな損失です』
伏見「おい、見てるかミサキィ~…… 放送局に向かえってよ」
八田『うるせぇな、今目の前にいるんだよ! だけどコイツら、意外とやる!』
鎌元『お前も来い! 正義超人と手合わせできるぜ』
伏見「こっちも向かってるよ。もうじき到着す… うおおおっ!!」
八田『なんだよ、そんなんでココまでたどり着けんのか!?』
伏見「危ねぇ… 親衛隊のナイトメアが飛び出てきやがった。LASを追ってたんだな」
伏見「ここからなら跳んで行った方が早い、か…… 伏見、抜刀! 突入班に合流する!」ダッ!
キン肉マン「ムッ セプター4の新手か!? だが屁のツッパリはいらんですよ!」
たかみな「ねぇ、あれどういう意味……?」
才加「よくわからないけど、自信はあるみたいね!」
123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 21:31:35.07 ID:L1yw2zPEo
キャスター「もういいのかい?」
まどか「はい。放送時間をお借りしてすみません」
予報士「もうしばらくいてくれたらいいのに。そうだ、他のスタジオにコメンテーターの先生方が」
ほむら「外の戦闘も激しくなっているようね。長居はしていられないわ」
予報士「そこら中にAKB0048のロボットが飛び回ってるな」
バンッ
凪沙「この部屋なの、まどか!? 早く逃げて!」
まどか「下で何かあったの?」
凪沙「誰だか知らないけど、増援ですごい超人が来たんだよ。もう時間がないよ」
ほむら「ビビットチームじゃないの?」
凪沙「セプター4の隊長さんと、もう片方は見た事ない人だよ。彼方さんがLASで外から窓を破るって。早く!」
まどか「はい。放送時間をお借りしてすみません」
予報士「もうしばらくいてくれたらいいのに。そうだ、他のスタジオにコメンテーターの先生方が」
ほむら「外の戦闘も激しくなっているようね。長居はしていられないわ」
予報士「そこら中にAKB0048のロボットが飛び回ってるな」
バンッ
凪沙「この部屋なの、まどか!? 早く逃げて!」
まどか「下で何かあったの?」
凪沙「誰だか知らないけど、増援ですごい超人が来たんだよ。もう時間がないよ」
ほむら「ビビットチームじゃないの?」
凪沙「セプター4の隊長さんと、もう片方は見た事ない人だよ。彼方さんがLASで外から窓を破るって。早く!」
124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 21:37:54.66 ID:L1yw2zPEo
——放送局 正門前——
「上の方で爆発したぞ!」
「さっき入ってた二人、すごかったからなぁ…」
「バカ野郎! タイタスがあんなのにやられるかよ!」
「テメェ、反対派を応援すんのかよ!」
八田「いいからいいから、とっとと帰りな! もう見せ物は終わったんだよ!」
鎌本「なんで俺たちが避難誘導なんか……」
淡島「正義超人は逃したが、代わりに0048の一部メンバーを捕らえた。お手柄だったな」
八田「お手柄ったってなぁ」
「おい行こうぜ。フライングゲットが来てるってさ」
「まこっちを置いて行けるかよ! 俺は残るぜ!」
「サイリウムいかがっすか~! サイリウムあるよ~!」
「緑四本くれ!」「こっちはランカスターセットで頼む」
鎌本「おい商売すんな! もう行けって言ってんだろ!」
「兄さん、賛成派の超人だろ? ビビットチーム応援セット安くしとくよ」
八田「いい加減に ! 危ない!!」
ドゴオオォッ!!
まどか「いたたた…… あ、八田さんまた会ったね」
「上の方で爆発したぞ!」
「さっき入ってた二人、すごかったからなぁ…」
「バカ野郎! タイタスがあんなのにやられるかよ!」
「テメェ、反対派を応援すんのかよ!」
八田「いいからいいから、とっとと帰りな! もう見せ物は終わったんだよ!」
鎌本「なんで俺たちが避難誘導なんか……」
淡島「正義超人は逃したが、代わりに0048の一部メンバーを捕らえた。お手柄だったな」
八田「お手柄ったってなぁ」
「おい行こうぜ。フライングゲットが来てるってさ」
「まこっちを置いて行けるかよ! 俺は残るぜ!」
「サイリウムいかがっすか~! サイリウムあるよ~!」
「緑四本くれ!」「こっちはランカスターセットで頼む」
鎌本「おい商売すんな! もう行けって言ってんだろ!」
「兄さん、賛成派の超人だろ? ビビットチーム応援セット安くしとくよ」
八田「いい加減に ! 危ない!!」
ドゴオオォッ!!
まどか「いたたた…… あ、八田さんまた会ったね」
125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 21:41:29.91 ID:L1yw2zPEo
淡島「鹿目まどか、いい所に落ちてきたな。君を連行する」
まどか「ついて行ってあげたいんだけど…… うわ、来た!」
スタッ
尊「…今度は外さねぇ」
八田「尊さん! 上までたどり着けたんスね」
尊「ああ。宗像がもう片方の魔法少女を追ってる。セプター4はむこうを援護してやれ」
淡島「わかりました。行くわよ、伏見くん」
尊「八田、鎌本。お前らはこっちだ」
まどか(…そう簡単には振り切れそうにないね……)
まどか(ほむらちゃんともはぐれちゃったし、早く迎えに行かないと)
八田「まどか… お前に恨みはないけど、仕方ねぇ」
まどか「三人まとめて来ちゃう? ケガしても知らないからね!」
まどか「ついて行ってあげたいんだけど…… うわ、来た!」
スタッ
尊「…今度は外さねぇ」
八田「尊さん! 上までたどり着けたんスね」
尊「ああ。宗像がもう片方の魔法少女を追ってる。セプター4はむこうを援護してやれ」
淡島「わかりました。行くわよ、伏見くん」
尊「八田、鎌本。お前らはこっちだ」
まどか(…そう簡単には振り切れそうにないね……)
まどか(ほむらちゃんともはぐれちゃったし、早く迎えに行かないと)
八田「まどか… お前に恨みはないけど、仕方ねぇ」
まどか「三人まとめて来ちゃう? ケガしても知らないからね!」
126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 21:46:32.87 ID:L1yw2zPEo
ほむら(まどかとははぐれるし、この人…)
宗像「早く投降しなさい。我々も余計な手間をかけている時間はないのですから」
バシュッ
ほむら「なんのっ!」キィンッ!
ほむら(さすがは青のクランの王… 他のクランズマンとは違う!)
キィィィン……!
彼方「ほむら! フライングゲットまで連れて行くよ!」
ほむら「彼方さん、来ないで!」
宗像「我々は有人機でも容赦はしませんよ!」
彼方「ッ!! …でもこの程度なら、まだ飛べる!」
ほむら「彼方さんに手は出させないっ!」
宗像「そう来るのを待ってました」ドガッ!
ほむら「ぐっ… ああぁっ!!」
宗像「早く投降しなさい。我々も余計な手間をかけている時間はないのですから」
バシュッ
ほむら「なんのっ!」キィンッ!
ほむら(さすがは青のクランの王… 他のクランズマンとは違う!)
キィィィン……!
彼方「ほむら! フライングゲットまで連れて行くよ!」
ほむら「彼方さん、来ないで!」
宗像「我々は有人機でも容赦はしませんよ!」
彼方「ッ!! …でもこの程度なら、まだ飛べる!」
ほむら「彼方さんに手は出させないっ!」
宗像「そう来るのを待ってました」ドガッ!
ほむら「ぐっ… ああぁっ!!」
127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 21:52:32.54 ID:L1yw2zPEo
「むこうに行った仲間が実況してる。スパロー押されてるらしいぞ」
「あいつらゼロを裏切る気なんだろ!? 捕まっちまえよ!」
「お前らどっちの味方なんだよ!」
「この戦いを観られるならどっちでもいいよ」
「正直、それはある」
「タイタスもあれじゃあ助けに行けないな…」
まどか(ハッタリ言っちゃったけど……)
尊「もうわかったろ。魔法少女で赤の王には敵わねぇ」
まどか「まだ切り札があるんだから! 磁気旋光システム、リミッター解除!」
尊「面白いのを残してたな。来い!」
まどか「うおあああああ!!!!」
「あいつらゼロを裏切る気なんだろ!? 捕まっちまえよ!」
「お前らどっちの味方なんだよ!」
「この戦いを観られるならどっちでもいいよ」
「正直、それはある」
「タイタスもあれじゃあ助けに行けないな…」
まどか(ハッタリ言っちゃったけど……)
尊「もうわかったろ。魔法少女で赤の王には敵わねぇ」
まどか「まだ切り札があるんだから! 磁気旋光システム、リミッター解除!」
尊「面白いのを残してたな。来い!」
まどか「うおあああああ!!!!」
128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 21:54:05.97 ID:L1yw2zPEo
ゆうこ「こっちは何人やられた?」
ツバサ『放送局前は凪沙以外全員。他にも親衛隊に撃墜されたLASが四機、全員脱出しているわ』
牛山『放送局を襲ったのは赤と青の王よ。まどかたちを助けないと』
ゆきりん『でも、それで彼方がやられてますね』
彼方『このままだとほむら追い詰められます。かといって迂闊に助けにも行けないし』
三型まゆゆ「政庁へ行ったキン肉マンたちの援護もある」
ゆうこ「ほむらとまどかのピックアップを優先。そっちを片付けてからキン肉マンたちの脱出を援護するよ」
ツバサ『たかみなと真琴を迎えにいく余裕はなさそうね』
ゆうこ「ないね。親衛隊も、こいつはたぶんゼロが直接指揮してる」
ゾワッ
三型まゆゆ「センサーに反応! 増援が来るよ… ビビットチーム!」
ゆうこ「まずいな。空中戦であれに敵う戦力はないぞ」
ツバサ『放送局前は凪沙以外全員。他にも親衛隊に撃墜されたLASが四機、全員脱出しているわ』
牛山『放送局を襲ったのは赤と青の王よ。まどかたちを助けないと』
ゆきりん『でも、それで彼方がやられてますね』
彼方『このままだとほむら追い詰められます。かといって迂闊に助けにも行けないし』
三型まゆゆ「政庁へ行ったキン肉マンたちの援護もある」
ゆうこ「ほむらとまどかのピックアップを優先。そっちを片付けてからキン肉マンたちの脱出を援護するよ」
ツバサ『たかみなと真琴を迎えにいく余裕はなさそうね』
ゆうこ「ないね。親衛隊も、こいつはたぶんゼロが直接指揮してる」
ゾワッ
三型まゆゆ「センサーに反応! 増援が来るよ… ビビットチーム!」
ゆうこ「まずいな。空中戦であれに敵う戦力はないぞ」
129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 22:26:50.52 ID:L1yw2zPEo
——政庁——
あかね「フライングゲットを撃ち落とすの?」
ゼロ「航行不能にするだけでいい。あのバリアを突破して直接乗り込むには、君たちの協力がいる」
あおい「じゃあまたバリアに穴を開けて」
ひまわり「コライダーで塞がれないようにおさえておけばいいんだね」
ゼロ「空中戦に対応しているナイトメアはガウェインとランスロットだけだ」
コーネリア「正規軍の戦力はLASに割いている。やつらの母艦へ乗り込む役目は任せたぞ」
あかね「必ずゼロを連れてってあげるからね」
あおい(よかった…… 撃沈じゃなくて)
杏子「そうはさせるか!」
ゼロ「佐倉杏子か!? なぜここに!」
あかね「フライングゲットを撃ち落とすの?」
ゼロ「航行不能にするだけでいい。あのバリアを突破して直接乗り込むには、君たちの協力がいる」
あおい「じゃあまたバリアに穴を開けて」
ひまわり「コライダーで塞がれないようにおさえておけばいいんだね」
ゼロ「空中戦に対応しているナイトメアはガウェインとランスロットだけだ」
コーネリア「正規軍の戦力はLASに割いている。やつらの母艦へ乗り込む役目は任せたぞ」
あかね「必ずゼロを連れてってあげるからね」
あおい(よかった…… 撃沈じゃなくて)
杏子「そうはさせるか!」
ゼロ「佐倉杏子か!? なぜここに!」
130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 22:33:24.36 ID:L1yw2zPEo
杏子「あれに居候してるからね。帰れなくなると困るんだよ」
コーネリア「よせ杏子! ゼロを戦いに行かせるのではないのだぞ」
あかね「提督、危ない!」
ひまわり「ゼロもさがって!」
杏子「その二人はいい。でもビビットチームは大人しくしててもらう!」ヒュッ
ガキィン!!
わかば「白兵戦なら、好きにはさせない!」
杏子「ちっ… やるな!」
あかね「杏子ちゃん! ゼロがフライングゲットへ話し合いにいけば、この戦いも終わるんだよ!」
杏子「…誰と喋ってんの?」
あかね「え… 後ろに…!?」
ドゴッ
あかね「っ!!」
杏子「これでよし。あんたら、あかねがいないと合体できないんだよな?」
杏子(分身のことが知られてないおかげで助かったか。切り札って隠しておくもんだな)
コーネリア「よせ杏子! ゼロを戦いに行かせるのではないのだぞ」
あかね「提督、危ない!」
ひまわり「ゼロもさがって!」
杏子「その二人はいい。でもビビットチームは大人しくしててもらう!」ヒュッ
ガキィン!!
わかば「白兵戦なら、好きにはさせない!」
杏子「ちっ… やるな!」
あかね「杏子ちゃん! ゼロがフライングゲットへ話し合いにいけば、この戦いも終わるんだよ!」
杏子「…誰と喋ってんの?」
あかね「え… 後ろに…!?」
ドゴッ
あかね「っ!!」
杏子「これでよし。あんたら、あかねがいないと合体できないんだよな?」
杏子(分身のことが知られてないおかげで助かったか。切り札って隠しておくもんだな)
131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 22:46:21.45 ID:L1yw2zPEo
おい「あかねちゃん! しっかりして!」
杏子「無理だよ。この傷だとパレットスーツも修理がいるはず」
杏子「じゃ、あかねがのびてる間においとまするよ」
コーネリア「待ってくれ! まだ話が…」
杏子「そうだ、あたしからも言っとくことがあるんだ。さっきここで魔女の気配を見つけてさ」
ゼロ「まさか…」
杏子「調べてみたら結界を見つけたから、壊しといたよ」
わかば「こんなところまで魔女が来てたの?」
杏子「魔女本体は見つからなかったから、どっかに逃げたんじゃない? 怖いことがあるもんだねぇ」
ジェシー「杏子! ここにいたのか。結界に捕まっていた仲間たちは助け出したぞ」
杏子「よっし、脱出するぞ!」
キン骨マン「杏子さま~! あたしも連れてってくださいわさ!」
キン肉マン「お前たちはまだ入っていろ!」
杏子「無理だよ。この傷だとパレットスーツも修理がいるはず」
杏子「じゃ、あかねがのびてる間においとまするよ」
コーネリア「待ってくれ! まだ話が…」
杏子「そうだ、あたしからも言っとくことがあるんだ。さっきここで魔女の気配を見つけてさ」
ゼロ「まさか…」
杏子「調べてみたら結界を見つけたから、壊しといたよ」
わかば「こんなところまで魔女が来てたの?」
杏子「魔女本体は見つからなかったから、どっかに逃げたんじゃない? 怖いことがあるもんだねぇ」
ジェシー「杏子! ここにいたのか。結界に捕まっていた仲間たちは助け出したぞ」
杏子「よっし、脱出するぞ!」
キン骨マン「杏子さま~! あたしも連れてってくださいわさ!」
キン肉マン「お前たちはまだ入っていろ!」
132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 23:01:00.16 ID:L1yw2zPEo
宗像「そろそろ諦めませんか」
ほむら「私たちは魔法少女… 諦めれば、魔女に…」ガタッ
伏見「いい根性してるじゃねーか。でもなぁ、ここを突破しても、周り中ナイトメアだらけだぜ」
ほむら「だとしてもっ!!」ダッ
宗像「聞き分けのない子ですね」ザシュッ!
ほむら「くっ…!」
ガキンッ!
ほむら「!?」
宗像「…ようやくお出ましですか。姿を現しなさい、異星人め!」
男「アムネジア・リマインド!」
ほむら「…人が出てきた……? セプター4の敵みたいだけど… 助かった…」
ほむら「私たちは魔法少女… 諦めれば、魔女に…」ガタッ
伏見「いい根性してるじゃねーか。でもなぁ、ここを突破しても、周り中ナイトメアだらけだぜ」
ほむら「だとしてもっ!!」ダッ
宗像「聞き分けのない子ですね」ザシュッ!
ほむら「くっ…!」
ガキンッ!
ほむら「!?」
宗像「…ようやくお出ましですか。姿を現しなさい、異星人め!」
男「アムネジア・リマインド!」
ほむら「…人が出てきた……? セプター4の敵みたいだけど… 助かった…」
133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 23:08:23.58 ID:L1yw2zPEo
——一方、まどかたちの所でも——
尊「…テメェ、宗像が追ってた宇宙人だな? 引っ込んでろ。これは地球人同士の問題だ」
男「そう言うなよ。俺も火の扱いは得意なんでな! バーニングハンマー!!」
尊「ぐおっ!」
鎌本「よくも尊さんを!」
八田「おい、その女を放せ!」
男「このまま君の仲間たちと合流する。いいな?」
まどか「うん… あ、待って!」
男「心配するな。我々も超人登録法反対派だ」
まどか「違うの。おぶってもらってて悪いけど、ちょっと寄り道してほしいの」
尊「…テメェ、宗像が追ってた宇宙人だな? 引っ込んでろ。これは地球人同士の問題だ」
男「そう言うなよ。俺も火の扱いは得意なんでな! バーニングハンマー!!」
尊「ぐおっ!」
鎌本「よくも尊さんを!」
八田「おい、その女を放せ!」
男「このまま君の仲間たちと合流する。いいな?」
まどか「うん… あ、待って!」
男「心配するな。我々も超人登録法反対派だ」
まどか「違うの。おぶってもらってて悪いけど、ちょっと寄り道してほしいの」
134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 23:09:24.20 ID:L1yw2zPEo
ゼロ「フライングゲットが反転している。ガウェインで追いつけるか?」
C.C「敵の護衛も数は減ってるだろ。それに彼女たちもいる」
あおい「先行して食い止めます」ダッ!
キイィィィン!!
あおい「ネイキッド・インパクト!」
ドシュッ!!
あおい「!! タイミングがズレた…」
わかば「あおいちゃん! 下から!」
ひまわり「弓矢の攻撃だよ!」
まどか「これで… 最後の一発…… 狙いもおぼつかないけど… これで少しは……」
男「いい根性してるじゃねーか」
まどか「ありがとう、もういいや… 戻って…」クタッ
男(このまま魔女にならねぇだろうな……)
ゆうこ『フライングゲットの護衛は私たちに任せて!』
まどか「…ありがと… ゆうこさん……」
C.C「敵の護衛も数は減ってるだろ。それに彼女たちもいる」
あおい「先行して食い止めます」ダッ!
キイィィィン!!
あおい「ネイキッド・インパクト!」
ドシュッ!!
あおい「!! タイミングがズレた…」
わかば「あおいちゃん! 下から!」
ひまわり「弓矢の攻撃だよ!」
まどか「これで… 最後の一発…… 狙いもおぼつかないけど… これで少しは……」
男「いい根性してるじゃねーか」
まどか「ありがとう、もういいや… 戻って…」クタッ
男(このまま魔女にならねぇだろうな……)
ゆうこ『フライングゲットの護衛は私たちに任せて!』
まどか「…ありがと… ゆうこさん……」
135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 22:35:30.28 ID:Wr7pPSE3o
前回までの戦闘結果
・まどか&ほむら
ゲイジングパーツ大破。超人登録法反対派へ
・マミさん
一時退場。ブリタニア政庁で休養中
・ナチグロンとその他捕虜になっていた超人
杏子とキン肉マンたちの手引きにより脱走
・キン骨マン
ついでに脱走
・その他
まどほむを助けた二人も反対派の仲間らしい
これまでセプター4が追っていて、彼らは異星人と思っているようだ
反対派の仲間が増えたところから再開します
・まどか&ほむら
ゲイジングパーツ大破。超人登録法反対派へ
・マミさん
一時退場。ブリタニア政庁で休養中
・ナチグロンとその他捕虜になっていた超人
杏子とキン肉マンたちの手引きにより脱走
・キン骨マン
ついでに脱走
・その他
まどほむを助けた二人も反対派の仲間らしい
これまでセプター4が追っていて、彼らは異星人と思っているようだ
反対派の仲間が増えたところから再開します
136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 22:48:28.22 ID:Wr7pPSE3o
——立川CAGE——
ツバサ「AKB0048総支配人の片桐ツバサです。フライングゲットまで受け入れていただき、ご厚意に感謝します」
O.D「いいのよ。ここも施設が立派な割に、最近は大した仕事がなかったから」
清音「我々の敵は、主にセプター4でしたからね」
まどか「ああ、だから青の隊長さんが追ってた宇宙人って」
はじめ「ここにいるメンバーはだいたい地球人っすよ!」
ツバサ「ガッチャマンも登録法に反対派なのですか?」
O.D「登録法に反対というか… 地球人同士のもめ事には参戦しないつもりだったんだけどね」
パイマン「地球人が手に余る力を使うことには反対なのだ」
楚方「パンダちゃんだ! パンダちゃん!」モフモフ
凪沙「ビビットチームの一色博士みたいなのが他にもいるんだね」
O.D「彼はそういう宇宙人なの。ここのリーダーなのよ」
牛山(あのオカマがリーダーじゃなかったのね…)
ツバサ「AKB0048総支配人の片桐ツバサです。フライングゲットまで受け入れていただき、ご厚意に感謝します」
O.D「いいのよ。ここも施設が立派な割に、最近は大した仕事がなかったから」
清音「我々の敵は、主にセプター4でしたからね」
まどか「ああ、だから青の隊長さんが追ってた宇宙人って」
はじめ「ここにいるメンバーはだいたい地球人っすよ!」
ツバサ「ガッチャマンも登録法に反対派なのですか?」
O.D「登録法に反対というか… 地球人同士のもめ事には参戦しないつもりだったんだけどね」
パイマン「地球人が手に余る力を使うことには反対なのだ」
楚方「パンダちゃんだ! パンダちゃん!」モフモフ
凪沙「ビビットチームの一色博士みたいなのが他にもいるんだね」
O.D「彼はそういう宇宙人なの。ここのリーダーなのよ」
牛山(あのオカマがリーダーじゃなかったのね…)
137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 23:09:56.11 ID:Wr7pPSE3o
パイマン「彼らはエヴァンゲリオンの使徒としての能力に、魔女の力まで利用しようとしている」
パイマン「どちらも本来はまだ地球人が扱いきれる代物ではない。どこかで歯止めをかけなくては」
キン肉マン「なんということだ…… もしかしてわたしの火事場のクソ力も許されないのか…」
鈴子「それを取ったら何も残らなくなってしまいます」
ミートくん「安心してください、王子。それでも僕たちはあなたについて行きますから」
楚方「そなたも応援してるよ!」
ジェシー「いい仲間に恵まれたなぁ、キン肉マンよ……」
パイマン「冗談はともかく、正直に言うと魔法少女やきららエフェクトもあまり使ってほしくない力なのだ」
キン肉マン「れ、冗談のつもりじゃなかったんだけど」
ミートくん「違ったんですか!?」
まどか「魔法少女も、やっぱりダメなんですね」
杏子「その気になれば魔法使ってやりたい放題だからなぁ」
パイマン「どちらも本来はまだ地球人が扱いきれる代物ではない。どこかで歯止めをかけなくては」
キン肉マン「なんということだ…… もしかしてわたしの火事場のクソ力も許されないのか…」
鈴子「それを取ったら何も残らなくなってしまいます」
ミートくん「安心してください、王子。それでも僕たちはあなたについて行きますから」
楚方「そなたも応援してるよ!」
ジェシー「いい仲間に恵まれたなぁ、キン肉マンよ……」
パイマン「冗談はともかく、正直に言うと魔法少女やきららエフェクトもあまり使ってほしくない力なのだ」
キン肉マン「れ、冗談のつもりじゃなかったんだけど」
ミートくん「違ったんですか!?」
まどか「魔法少女も、やっぱりダメなんですね」
杏子「その気になれば魔法使ってやりたい放題だからなぁ」
138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 23:10:34.33 ID:Wr7pPSE3o
凪沙「私たちのきららエフェクトもなんですか?」
O.D「使い方次第よ。他所の星では、その手の力が制御を失って星ごと消し飛んだ例もあるし」
清音「きららエフェクトの力を君たちが悪用するなら、その時は我々が潰しにかかることになる」
はじめ「ま、見たとこ心配いらなそうッスけどね!」
パイマン「そういうことだ。安心してここを拠点に使ってくれ」
楚方「パンダちゃん、ありがとう!」ナデナデ
パイマン「…それから、わたしをパンダ扱いするな」
はじめ「ちゃんとパイパイって呼んであげなきゃ怒られるッスよ」
パイマン「妙なことを吹き込むな!」
O.D「使い方次第よ。他所の星では、その手の力が制御を失って星ごと消し飛んだ例もあるし」
清音「きららエフェクトの力を君たちが悪用するなら、その時は我々が潰しにかかることになる」
はじめ「ま、見たとこ心配いらなそうッスけどね!」
パイマン「そういうことだ。安心してここを拠点に使ってくれ」
楚方「パンダちゃん、ありがとう!」ナデナデ
パイマン「…それから、わたしをパンダ扱いするな」
はじめ「ちゃんとパイパイって呼んであげなきゃ怒られるッスよ」
パイマン「妙なことを吹き込むな!」
139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 23:43:25.34 ID:Wr7pPSE3o
キン肉マン「ともかく、住む所を確保できて安心したらハラが減ったのう」
ミートくん「王子はまたそれだよ」
はじめ「んじゃ晩ご飯食べに行きましょうよ! この辺はいいお店たくさんあるッスよ!」
ほむら「出かけていいのかな……」
O.D「変装して行けばいいんじゃない? メイク得意そうなのが多いんだし」
真琴「また男装かぁ…」
キン肉マン「またシャネルマンか」
テリーマン「あれは変装と言えるのか?」
はじめ「テリーさんはワッペンアレンジしてあげるッスよ」
杏子「あたしたちは魔法で何とかなるかな」フワッ
キン骨マン「あっしらはごまかしようながいんで、我慢しますわさ」
杏子「いや、その前についてこなくて良かったんだけど…」
まどか「出かける前に医務室へよってもいい?」
ミートくん「王子はまたそれだよ」
はじめ「んじゃ晩ご飯食べに行きましょうよ! この辺はいいお店たくさんあるッスよ!」
ほむら「出かけていいのかな……」
O.D「変装して行けばいいんじゃない? メイク得意そうなのが多いんだし」
真琴「また男装かぁ…」
キン肉マン「またシャネルマンか」
テリーマン「あれは変装と言えるのか?」
はじめ「テリーさんはワッペンアレンジしてあげるッスよ」
杏子「あたしたちは魔法で何とかなるかな」フワッ
キン骨マン「あっしらはごまかしようながいんで、我慢しますわさ」
杏子「いや、その前についてこなくて良かったんだけど…」
まどか「出かける前に医務室へよってもいい?」
140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 23:45:59.87 ID:Wr7pPSE3o
——医務室——
まどか「よかった…… あの後どうなったのか、心配してたよ」
智恵理「いつまでも寝てられないもの。今日の戦いは中継で見てたわ」
まどか「もう大変だったよ。いろいろ考えすぎて頭が痺れてきちゃった」
智恵理「それにしても、『私が間違ってました』なんて難しい言葉をよく言えたわね」
まどか「一番難しいのは『私の他に好きな人がいるの?』でしょ。イヤな答えしか返ってこないもんね」
ほむら「言ったことあるの!?」
楚方「まどかオトナだ~!」
まどか「しょ、小学校の頃だからね! 今その話しなくていいよね!?」
智恵理「フフッ そのうちじっくり聞かせてもらおうかな。ともかく今は来てくれて良かったよ」
まどか「こっちも受け入れてもらえて嬉しいよ」
ほむら「反対派にも来られなかったら、行くあてなかったもんね」
まどか「よかった…… あの後どうなったのか、心配してたよ」
智恵理「いつまでも寝てられないもの。今日の戦いは中継で見てたわ」
まどか「もう大変だったよ。いろいろ考えすぎて頭が痺れてきちゃった」
智恵理「それにしても、『私が間違ってました』なんて難しい言葉をよく言えたわね」
まどか「一番難しいのは『私の他に好きな人がいるの?』でしょ。イヤな答えしか返ってこないもんね」
ほむら「言ったことあるの!?」
楚方「まどかオトナだ~!」
まどか「しょ、小学校の頃だからね! 今その話しなくていいよね!?」
智恵理「フフッ そのうちじっくり聞かせてもらおうかな。ともかく今は来てくれて良かったよ」
まどか「こっちも受け入れてもらえて嬉しいよ」
ほむら「反対派にも来られなかったら、行くあてなかったもんね」
141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 23:53:43.81 ID:Wr7pPSE3o
凪沙「この街は人が多いわりに穏やかだね。今日の戦いなんてなかったみたい」
ほむら「ゲイジングパーツ、せっかく作ってもらったのに壊れちゃったね…」
まどか「うん、今度フリットさんに会ったら謝ろうね」
鈴子「でもお二人とも、元のコスチュームの方が可愛いですよ」
まどか「ありがとう。 ……こんな風に元に戻れたらいいのになぁ」
キン肉マン「戻れるさ。戦いが終われば手を取り合うのが正義超人の伝統なんだ」
まどか「そう信じてる… はぁ、キン肉マンじゃないけど、落ち着いたらお腹が空いちゃったな」
ほむら「疲れが一気に出てきた感じだね」
キン肉マン「二人とも今日は頑張ったからな。牛丼おごってやるぞ」
まどか「ホントに? でもはじめさんが、この辺りにおいしいトンカツ屋さんがあるって…」
ほむら「ここみたいね。看板にブタちゃんの絵が描いてある」
キン肉マン「なんだか見覚えのあるブタだのう… まぁいい、入ってみるか」
ガラッツ
キング・トーン「これは王子さま! 無事だったんですね」
凪沙「知り合い?」
キン肉マン「ううむ… 独立していたとは」
ほむら「ゲイジングパーツ、せっかく作ってもらったのに壊れちゃったね…」
まどか「うん、今度フリットさんに会ったら謝ろうね」
鈴子「でもお二人とも、元のコスチュームの方が可愛いですよ」
まどか「ありがとう。 ……こんな風に元に戻れたらいいのになぁ」
キン肉マン「戻れるさ。戦いが終われば手を取り合うのが正義超人の伝統なんだ」
まどか「そう信じてる… はぁ、キン肉マンじゃないけど、落ち着いたらお腹が空いちゃったな」
ほむら「疲れが一気に出てきた感じだね」
キン肉マン「二人とも今日は頑張ったからな。牛丼おごってやるぞ」
まどか「ホントに? でもはじめさんが、この辺りにおいしいトンカツ屋さんがあるって…」
ほむら「ここみたいね。看板にブタちゃんの絵が描いてある」
キン肉マン「なんだか見覚えのあるブタだのう… まぁいい、入ってみるか」
ガラッツ
キング・トーン「これは王子さま! 無事だったんですね」
凪沙「知り合い?」
キン肉マン「ううむ… 独立していたとは」
142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 00:01:50.69 ID:TS/bUT4uo
——政庁——
ゼロ「牢が破壊され、逃亡した超人はガッチャマンに匿われといると見られる」
ゼロ(オクタヴィアのことが知られなかったのは不幸中の幸いか)
あおい「ガッチャマンっていうのも超人なんですか? しかも反対派の」
宗像「厄介な連中ですよ。我々が以前から手を焼かされています」
あかね「それでセプター4は今まで合流できなかったんだね」
淡島「ヤツらが反対派として参戦するなら我々も共に戦う事になる。よろしくな」
ゼロ「君たちには逃亡した超人の捜索に取りかかってもらう」
八田「逃げ出したのは反対派の下っ端だろ? ロクでもない怪人とかさ」
鎌本「0048も、何人か捕まえたって焼け石に水だからな」
わかば「だからといって、油断はならないわ」
八田「そうじゃねぇよ。反対派には捕まってた超人なんかよりも、もっと大物がいるってことだ」
ゼロ「ガッチャマンも彼らについた。これからの戦いにはより気を引き締めて臨んでほしい」
ゼロ「そんな時に、君だけでも残ってくれていてよかったよ」
シンジ「……僕はもう賛成派としても戦う気はありませんよ」
ゼロ「牢が破壊され、逃亡した超人はガッチャマンに匿われといると見られる」
ゼロ(オクタヴィアのことが知られなかったのは不幸中の幸いか)
あおい「ガッチャマンっていうのも超人なんですか? しかも反対派の」
宗像「厄介な連中ですよ。我々が以前から手を焼かされています」
あかね「それでセプター4は今まで合流できなかったんだね」
淡島「ヤツらが反対派として参戦するなら我々も共に戦う事になる。よろしくな」
ゼロ「君たちには逃亡した超人の捜索に取りかかってもらう」
八田「逃げ出したのは反対派の下っ端だろ? ロクでもない怪人とかさ」
鎌本「0048も、何人か捕まえたって焼け石に水だからな」
わかば「だからといって、油断はならないわ」
八田「そうじゃねぇよ。反対派には捕まってた超人なんかよりも、もっと大物がいるってことだ」
ゼロ「ガッチャマンも彼らについた。これからの戦いにはより気を引き締めて臨んでほしい」
ゼロ「そんな時に、君だけでも残ってくれていてよかったよ」
シンジ「……僕はもう賛成派としても戦う気はありませんよ」
143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 00:05:25.56 ID:TS/bUT4uo
玉城「でもよ、牢が破壊されても脱走しないで留まったんだろ? 普通なかなかそうはいかねぇよ」
シンジ「反対派についたってまた戦わされるでしょう」
マリ「ワンコくん、こういう時ホントに意地っ張りだよねぇ」
一色「ダミーシステムのことか。わしも開発を手伝いたいところだが、パレットスーツの修理をしなくては」
あかね「おじいちゃんもあんなのを作るの?」
一色「制御のきく無人操縦システムは必要なんじゃ。シンジくんのような子が、戦いに行かずに済むなら越したことはないわ」
アスカ「そうなったら、私たちは役目を奪われちゃうな」
マリ「困ったね」
ゼロ「パレットスーツの修理はどれくらいかかりそうですか」
一色「時間をくれ。正確に急所を突いた攻撃だった」
ひまわり「杏子、超人登録法ができる前から、私たちと戦うことも想定してたのかな」
一色「それも考えられるな。魔法少女の中でもあの子は特に、辛い経験をしているからのぅ……」
シンジ「反対派についたってまた戦わされるでしょう」
マリ「ワンコくん、こういう時ホントに意地っ張りだよねぇ」
一色「ダミーシステムのことか。わしも開発を手伝いたいところだが、パレットスーツの修理をしなくては」
あかね「おじいちゃんもあんなのを作るの?」
一色「制御のきく無人操縦システムは必要なんじゃ。シンジくんのような子が、戦いに行かずに済むなら越したことはないわ」
アスカ「そうなったら、私たちは役目を奪われちゃうな」
マリ「困ったね」
ゼロ「パレットスーツの修理はどれくらいかかりそうですか」
一色「時間をくれ。正確に急所を突いた攻撃だった」
ひまわり「杏子、超人登録法ができる前から、私たちと戦うことも想定してたのかな」
一色「それも考えられるな。魔法少女の中でもあの子は特に、辛い経験をしているからのぅ……」
144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 00:14:50.88 ID:TS/bUT4uo
C.C「当面、大規模な作戦はできそうにないな」
ゼロ「その間にガッチャマンを居場所を突き止めよう。資料を提供してもらえるな?」
宗像「無論です。セプター4は全面的に協力いたしましょう」
一色「ガッチャマンのアムネジア・エフェクト。0048の母艦まで隠すとは、とんでもないものを持っているな」
尊「占いまで遮断しやがる。手のかかるヤツらだ」
C.C「お前、占いなんて信じるクチだったのか」
尊「まぁな」
八田「あれだよ、ゲンかつぎってものが日本にはあんだよ」
一色「しかしセプター4がこれまで収集したデータがあれば、解除させることもできるかもしれん」
ゼロ「では一色博士、ダミーシステムよりアムネジア・エフェクト対策を優先してもらえますか」
一色「そうしよう」
淡島「では話が一段落した所で、お茶にしましょうか」
マリ「おっ いいねぇ!」
宗像&伏見「……我々は提出する資料を整理するので、これにて失礼します」
ゼロ「その間にガッチャマンを居場所を突き止めよう。資料を提供してもらえるな?」
宗像「無論です。セプター4は全面的に協力いたしましょう」
一色「ガッチャマンのアムネジア・エフェクト。0048の母艦まで隠すとは、とんでもないものを持っているな」
尊「占いまで遮断しやがる。手のかかるヤツらだ」
C.C「お前、占いなんて信じるクチだったのか」
尊「まぁな」
八田「あれだよ、ゲンかつぎってものが日本にはあんだよ」
一色「しかしセプター4がこれまで収集したデータがあれば、解除させることもできるかもしれん」
ゼロ「では一色博士、ダミーシステムよりアムネジア・エフェクト対策を優先してもらえますか」
一色「そうしよう」
淡島「では話が一段落した所で、お茶にしましょうか」
マリ「おっ いいねぇ!」
宗像&伏見「……我々は提出する資料を整理するので、これにて失礼します」
145: にこ編 2015/01/04(日) 18:17:03.34 ID:TS/bUT4uo
にこ「にっこにっこに~! ディスプレイの前のみんな! 今日のタイインはブリタニア政庁から」
ドッゴォォオオ!!
にこ「ひぎゃあああ!!」
にこ「ふざけてる場合じゃないわね。急がないと…!」
キィィーーゥウ カパッ
カレン「そこの制服の子! どうして民間人がこんなところにいるのよ!」
玉城「敵の超人か!? …いや、そうは見えねぇな」
にこ(見つかった! これ、黒の騎士団のナイトメアよね?)
にこ「あの… 避難してたら、変な所に入っちゃって… ここどこなんですか?」
カレン「迷子だったの? えっと… ごめんね。おどかしちゃったね」
玉城「もう安心だからな。怖がらなくていいんだぞ~」
にこ(完全に子供だと思ってるわね…)
カレン「とりあえずこの奥に避難してればまだ…… まずい、隠れて!」
にこ「て、どこに!? ここしかない!」サッ
ドッゴォォオオ!!
にこ「ひぎゃあああ!!」
にこ「ふざけてる場合じゃないわね。急がないと…!」
キィィーーゥウ カパッ
カレン「そこの制服の子! どうして民間人がこんなところにいるのよ!」
玉城「敵の超人か!? …いや、そうは見えねぇな」
にこ(見つかった! これ、黒の騎士団のナイトメアよね?)
にこ「あの… 避難してたら、変な所に入っちゃって… ここどこなんですか?」
カレン「迷子だったの? えっと… ごめんね。おどかしちゃったね」
玉城「もう安心だからな。怖がらなくていいんだぞ~」
にこ(完全に子供だと思ってるわね…)
カレン「とりあえずこの奥に避難してればまだ…… まずい、隠れて!」
にこ「て、どこに!? ここしかない!」サッ
146: にこ編 2015/01/04(日) 19:00:02.68 ID:TS/bUT4uo
テリーマン「とうとう追い詰めたぞ、紅蓮弐式!」
キン肉マン「この中途半端に巨大化するの、意外とやりづらいのう」
ジェシー「巨大化は怪獣退治用の形態だものな。だがナイトメアを相手にするにはこのサイズが適切だ」
玉城「政庁に侵入するとはいい度胸だぜ! だがここから先は通さねぇ!」キュイィィ!!
カレン「迂闊に近づいたら…!」
ジェシー「この国ではわたしもまだ知られていないようだな」ガキィ
玉城「うおおおおっ!!?」
キン肉マン「いつ見ても見事なもんじゃ。ジェシーの返し技は」
テリーマン「ジェシー、あの赤い機体の右腕には気をつけるんだ!」
カレン(避難民もいる。輻射波動は危なくて使えないけど、ナイフで仕留めれば!)
にこ(どうなっちゃうのよ、これ……!)
ヌォォオオオ……
カレン&超人三人「!!?」
キン肉マン「なんじゃ、ここは!」
テリーマン「聞いたことがあるぞ。魔女の結界じゃないのか?」
オクタヴィア『にこ! 今のうちに逃げて!』
にこ『ありがとう!』
キン肉マン「この中途半端に巨大化するの、意外とやりづらいのう」
ジェシー「巨大化は怪獣退治用の形態だものな。だがナイトメアを相手にするにはこのサイズが適切だ」
玉城「政庁に侵入するとはいい度胸だぜ! だがここから先は通さねぇ!」キュイィィ!!
カレン「迂闊に近づいたら…!」
ジェシー「この国ではわたしもまだ知られていないようだな」ガキィ
玉城「うおおおおっ!!?」
キン肉マン「いつ見ても見事なもんじゃ。ジェシーの返し技は」
テリーマン「ジェシー、あの赤い機体の右腕には気をつけるんだ!」
カレン(避難民もいる。輻射波動は危なくて使えないけど、ナイフで仕留めれば!)
にこ(どうなっちゃうのよ、これ……!)
ヌォォオオオ……
カレン&超人三人「!!?」
キン肉マン「なんじゃ、ここは!」
テリーマン「聞いたことがあるぞ。魔女の結界じゃないのか?」
オクタヴィア『にこ! 今のうちに逃げて!』
にこ『ありがとう!』
147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 19:20:50.46 ID:TS/bUT4uo
にこ「ふぅ~…… 危なかった」
オクタヴィア『ごめんね。入っても大丈夫かなと思ったのに、こんなことになるなんて』
にこ『いいのよ。私があんたの所に行ってみたいって言ったんだもの』
オクタヴィア『まさかこんな日に攻めてこなくてもいいのに』
オクタヴィア『とにかく、このまま安全な場所まで送っていくよ。でも、どこがいいかな……?』
・
・
・
オクタヴィア『出てきていいよ。ここなら安全で、きっと誰も入って来ないから』
にこ『この部屋は……?』
——コーネリアの自室——
にこ『そんなところに入っていいの!?』
オクタヴィア『わたしは魔女だもん。その気になれば、人間用のセキュリティくらい簡単だよ』
にこ『いや、絶対そういう問題じゃないわよね?』
にこ『でもまぁ、騒ぎが収まるまでここにいるしかなさそうね……』
オクタヴィア『タイタスはここにも来るのかな…』
オクタヴィア『ごめんね。入っても大丈夫かなと思ったのに、こんなことになるなんて』
にこ『いいのよ。私があんたの所に行ってみたいって言ったんだもの』
オクタヴィア『まさかこんな日に攻めてこなくてもいいのに』
オクタヴィア『とにかく、このまま安全な場所まで送っていくよ。でも、どこがいいかな……?』
・
・
・
オクタヴィア『出てきていいよ。ここなら安全で、きっと誰も入って来ないから』
にこ『この部屋は……?』
——コーネリアの自室——
にこ『そんなところに入っていいの!?』
オクタヴィア『わたしは魔女だもん。その気になれば、人間用のセキュリティくらい簡単だよ』
にこ『いや、絶対そういう問題じゃないわよね?』
にこ『でもまぁ、騒ぎが収まるまでここにいるしかなさそうね……』
オクタヴィア『タイタスはここにも来るのかな…』
148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 19:29:31.99 ID:TS/bUT4uo
にこ『あの娘の言ってたこと、本当なの? 魔女の結界を牢屋代わりにしてるって』
オクタヴィア『そうみたいだね。私の結界に閉じ込めてたの、捕まえた超人だったんだ』
にこ『う~ん… 私は普段のあんたしか知らないから、そんな酷いことにも思えないんだけど……』
オクタヴィア『ありがとう。でもタイタスたちは魔法少女だもんね。きっと魔女の恐さをよく知ってるんだよ』
少女「…魔女が…… いるのね……」ズルッ
にこ「ひぃやああっ!! ご、ごめんなさい! 誰かいるの!?」
少女「魔女は……」ズルズルズル
少女「…殺さなきゃ」
にこ「服が変わった!? まさかこの子…」
オクタヴィア『魔法少女だ!』
オクタヴィア『そうみたいだね。私の結界に閉じ込めてたの、捕まえた超人だったんだ』
にこ『う~ん… 私は普段のあんたしか知らないから、そんな酷いことにも思えないんだけど……』
オクタヴィア『ありがとう。でもタイタスたちは魔法少女だもんね。きっと魔女の恐さをよく知ってるんだよ』
少女「…魔女が…… いるのね……」ズルッ
にこ「ひぃやああっ!! ご、ごめんなさい! 誰かいるの!?」
少女「魔女は……」ズルズルズル
少女「…殺さなきゃ」
にこ「服が変わった!? まさかこの子…」
オクタヴィア『魔法少女だ!』
149: にこ編 2015/01/04(日) 19:31:55.33 ID:TS/bUT4uo
マミ「また… 遭えたわね…… 美樹さん……!」ヨロッ
にこ「どこか悪いの? 立っちゃダメよ」
マミ「あなたは普通の人…? でも、そこにいれば安心よ…」
マミ「魔女には手を出させないから…!」
オクタヴィア『私は戦いに来たんじゃないよ』
マミ「さぁ、覚悟しなさい!」
にこ「ちょっと待って! いくら魔女だからって、相手は悪いヤツじゃないのよ」
オクタヴィア『……』
マミ「その子をてなづけて放さないつもりね… でもそうはさせないわ!」
ザッ
にこ「待ってって言ってるでしょ! ほら、そんな銃なんてしまって!」
マミ「放して… これで戦うんだから……」
にこ「もう全然力入ってないじゃない! 戦うなんて無茶よ!」
マミ「だけど私は… まだ魔法少女なのよ…!」
にこ「どこか悪いの? 立っちゃダメよ」
マミ「あなたは普通の人…? でも、そこにいれば安心よ…」
マミ「魔女には手を出させないから…!」
オクタヴィア『私は戦いに来たんじゃないよ』
マミ「さぁ、覚悟しなさい!」
にこ「ちょっと待って! いくら魔女だからって、相手は悪いヤツじゃないのよ」
オクタヴィア『……』
マミ「その子をてなづけて放さないつもりね… でもそうはさせないわ!」
ザッ
にこ「待ってって言ってるでしょ! ほら、そんな銃なんてしまって!」
マミ「放して… これで戦うんだから……」
にこ「もう全然力入ってないじゃない! 戦うなんて無茶よ!」
マミ「だけど私は… まだ魔法少女なのよ…!」
150: にこ編 2015/01/04(日) 19:35:23.20 ID:TS/bUT4uo
マミ「あの子も… ずっと一緒に戦おうって…… それが魔女に……」
にこ「美樹さやかのこと、知ってるの?」
マミ「…辛いでしょう、呪いをふりまくなんて……」
オクタヴィア『私はもう、誰かを呪ったりなんてしない』
マミ「だから殺さなきゃ… その辛さをわかってあげられるのも、わたしたちだけなのよ!」ドゥッ!
キュインッ!
にこ(魔法も弱ってるんだ…… 全然効いてないみたい)
オクタヴィア『にこと一緒なら、ヒーローにだってなれるんだから!』ブオン!!
にこ「待って! 相手はもうロクに戦えないのよ!」
マミ「!!」キュッ
マミ「……? 来ない… 寸止め?」
オクタヴィア『それとオマケ』
シュルルル……
マミ「ソウルジェムが、浄化されていく… 治してくれたの?」
オクタヴィア『これで私が戦うつもりじゃないってこと、わかってくれた?』
にこ「美樹さやかのこと、知ってるの?」
マミ「…辛いでしょう、呪いをふりまくなんて……」
オクタヴィア『私はもう、誰かを呪ったりなんてしない』
マミ「だから殺さなきゃ… その辛さをわかってあげられるのも、わたしたちだけなのよ!」ドゥッ!
キュインッ!
にこ(魔法も弱ってるんだ…… 全然効いてないみたい)
オクタヴィア『にこと一緒なら、ヒーローにだってなれるんだから!』ブオン!!
にこ「待って! 相手はもうロクに戦えないのよ!」
マミ「!!」キュッ
マミ「……? 来ない… 寸止め?」
オクタヴィア『それとオマケ』
シュルルル……
マミ「ソウルジェムが、浄化されていく… 治してくれたの?」
オクタヴィア『これで私が戦うつもりじゃないってこと、わかってくれた?』
151: にこ編 2015/01/04(日) 19:41:48.08 ID:TS/bUT4uo
マミ「ありがとう、ラクになったわ。ああでも、今思えば私なんてことを…」
オクタヴィア『あんまり気にするとまた濁っちゃうよ。にこをここへ匿ってあげたいの』
マミ「協力するわ」
にこ「あなたはどうしてこんな部屋にいたの?」
マミ「ずっと具合が悪くて、お友達に連れて来てもらったの。ここなら戦いから離れられるからって」
オクタヴィア『そこへ魔女が来たから、慌てちゃったんだね』
マミ「あなたは本当に魔女なの? だって、ソウルジェムの汚れを吸い取ってくれるなんて」
オクタヴィア『魔女が落としていくグリーフシードって、そうやって使うんでしょ? なら私にもできると思って』
マミ「ただ浄化しただけじゃないわ。さっきまであんなに悪かったのに、今はもうすっかり良くなったみたい」
マミ「きっと美樹さんの力を受け継いでるのね」
オクタヴィア『魔女として生まれた頃からにこの歌の聴いてきたの。だから特別になったんじゃないかな』
にこ「そこで私に振る!?」
マミ「きららエフェクトのようなものかしら……?」
オクタヴィア『あんまり気にするとまた濁っちゃうよ。にこをここへ匿ってあげたいの』
マミ「協力するわ」
にこ「あなたはどうしてこんな部屋にいたの?」
マミ「ずっと具合が悪くて、お友達に連れて来てもらったの。ここなら戦いから離れられるからって」
オクタヴィア『そこへ魔女が来たから、慌てちゃったんだね』
マミ「あなたは本当に魔女なの? だって、ソウルジェムの汚れを吸い取ってくれるなんて」
オクタヴィア『魔女が落としていくグリーフシードって、そうやって使うんでしょ? なら私にもできると思って』
マミ「ただ浄化しただけじゃないわ。さっきまであんなに悪かったのに、今はもうすっかり良くなったみたい」
マミ「きっと美樹さんの力を受け継いでるのね」
オクタヴィア『魔女として生まれた頃からにこの歌の聴いてきたの。だから特別になったんじゃないかな』
にこ「そこで私に振る!?」
マミ「きららエフェクトのようなものかしら……?」
152: にこ編 2015/01/04(日) 19:52:57.31 ID:TS/bUT4uo
オクタヴィア『それで普段は私たちが魔女と戦ってるんだよ』
マミ「そんな危ないことを?」
にこ「内戦で忙しい魔法少女の代わりにやってるだけ。それに戦うのはオクタヴィアだからね」
マミ「そこまでやるなら、あなたたちも超人登録しないと追われる立場になってしまうわ」
にこ「……タイタスの話を聞いた後だと、登録したくなくなるわね」
オクタヴィア『私も… そんなことに結界を使わせたくないな』
マミ「それなら私と一緒ね。私も登録法に反対してるの」
にこ「反対派なのに、こんな部屋に住んでいるの?」
マミ「ここにいさせてもらってる間は、まだ具合の悪いフリをしていた方が良さそうね」
オクタヴィア『他にもあなたの仲間はいる? もしかして、ここの地下に捕まってる超人も?』
マミ「一部は仲間と言えるわね。戦闘が落ち着いたら様子を見てきましょう」
オクタヴィア『そういうことなら私が行くよ。隠れるの得意だもんね』
マミ「そんな危ないことを?」
にこ「内戦で忙しい魔法少女の代わりにやってるだけ。それに戦うのはオクタヴィアだからね」
マミ「そこまでやるなら、あなたたちも超人登録しないと追われる立場になってしまうわ」
にこ「……タイタスの話を聞いた後だと、登録したくなくなるわね」
オクタヴィア『私も… そんなことに結界を使わせたくないな』
マミ「それなら私と一緒ね。私も登録法に反対してるの」
にこ「反対派なのに、こんな部屋に住んでいるの?」
マミ「ここにいさせてもらってる間は、まだ具合の悪いフリをしていた方が良さそうね」
オクタヴィア『他にもあなたの仲間はいる? もしかして、ここの地下に捕まってる超人も?』
マミ「一部は仲間と言えるわね。戦闘が落ち着いたら様子を見てきましょう」
オクタヴィア『そういうことなら私が行くよ。隠れるの得意だもんね』
153: にこ編 2015/01/04(日) 20:07:32.82 ID:TS/bUT4uo
・
・
・
マミ「いらっしゃい」
にこ「一人だけ?」
オクタヴィア『うん。他はもうみんな逃げちゃったみたい。この子だけ残ってたの』
シンジ「登録法反対派の味方をするつもりもなかったから……」
マミ「それなら私たちの仲間にならない?」
にこ「エヴァンゲリオンが無くても歓迎するわよ」
シンジ「仲間って…… この魔女も!?」
マミ「ええ。彼女も我々プエラ・マギ・ホーリー・カルテットのメンバーなのよ」ビシッ
にこ(酷いチーム名ね……)
シンジ(ぼくもそこに入るの……?)
オクタヴィア『ありがとう。仲間はずれにしないでくれて』
・
・
マミ「いらっしゃい」
にこ「一人だけ?」
オクタヴィア『うん。他はもうみんな逃げちゃったみたい。この子だけ残ってたの』
シンジ「登録法反対派の味方をするつもりもなかったから……」
マミ「それなら私たちの仲間にならない?」
にこ「エヴァンゲリオンが無くても歓迎するわよ」
シンジ「仲間って…… この魔女も!?」
マミ「ええ。彼女も我々プエラ・マギ・ホーリー・カルテットのメンバーなのよ」ビシッ
にこ(酷いチーム名ね……)
シンジ(ぼくもそこに入るの……?)
オクタヴィア『ありがとう。仲間はずれにしないでくれて』
154: にこ編 2015/01/04(日) 21:01:19.92 ID:TS/bUT4uo
マミ「でもにこさん、あなたたちもヒーローとして活動するなら、登録しないと追われる身になるわよ」
にこ「それこそ何とかカルテットのリーダーとしてはどうするつもりなの?」
マミ「登録するというのがどういうことか、鹿目さんが教えてくれたでしょう」
マミ「私は今も登録して、ゼロの指揮下に入るつもりはないわ」
にこ「そうなのよねぇ。しかも私は、登録してヒーロー活動から手を引けなくなると困るし」
マミ「私たちにはない問題だけど、深刻ね。シンジくんは登録してるいし、すると」
にこ「あんたはどうするつもりなの?」
オクタヴィア『私と美樹さやかがきっかけでこの内戦が始まった以上、私に関係ないことじゃないんだよね』
オクタヴィア『壊してしまったヒーローたちの信頼を取り戻すという点で、超人登録法みたいなのは必要だと思う』
マミ「鹿目さんたちも超人登録法そのものがいらないという考えではないようね」
オクタヴィア『私たちは賛成派にはつかない。反対派に行っても受け入れてくれるかどうかはわからない』
にこ「そんな私たちが、普段の魔女狩りとは別にこの内戦に参戦するなら」
にこ「それこそ何とかカルテットのリーダーとしてはどうするつもりなの?」
マミ「登録するというのがどういうことか、鹿目さんが教えてくれたでしょう」
マミ「私は今も登録して、ゼロの指揮下に入るつもりはないわ」
にこ「そうなのよねぇ。しかも私は、登録してヒーロー活動から手を引けなくなると困るし」
マミ「私たちにはない問題だけど、深刻ね。シンジくんは登録してるいし、すると」
にこ「あんたはどうするつもりなの?」
オクタヴィア『私と美樹さやかがきっかけでこの内戦が始まった以上、私に関係ないことじゃないんだよね』
オクタヴィア『壊してしまったヒーローたちの信頼を取り戻すという点で、超人登録法みたいなのは必要だと思う』
マミ「鹿目さんたちも超人登録法そのものがいらないという考えではないようね」
オクタヴィア『私たちは賛成派にはつかない。反対派に行っても受け入れてくれるかどうかはわからない』
にこ「そんな私たちが、普段の魔女狩りとは別にこの内戦に参戦するなら」
155: にこ編 2015/01/04(日) 21:18:07.10 ID:TS/bUT4uo
オクタヴィア「私は魔女だけどヒーローになりたかった。きっと美樹さやかも同じ気持ちだと思う」
オクタヴィア「超人登録法賛成派も反対派も関係ない。人々からスーパーヒーローの精神を奪うのなら、誰だって成敗する」
シンジ「どっちとも戦うことになるかもしれないんだ……」
オクタヴィア「ごめんね。辛い戦いになるかもしれないけど、それが内戦のきっかけを作った私の役目だと思う」
マミ「私は賛成だわ。どっちの陣営も、本来の目的はスーパーヒーローを絶やさないようにすることなんだもの」
にこ「私はヒーローのことはわからないけど、オクタヴィアの信じることなら信じられる」
オクタヴィア「ありがとう……」
にこ「私たち、もう一人ぼっちじゃないんだもんね」
オクタヴィア「超人登録法賛成派も反対派も関係ない。人々からスーパーヒーローの精神を奪うのなら、誰だって成敗する」
シンジ「どっちとも戦うことになるかもしれないんだ……」
オクタヴィア「ごめんね。辛い戦いになるかもしれないけど、それが内戦のきっかけを作った私の役目だと思う」
マミ「私は賛成だわ。どっちの陣営も、本来の目的はスーパーヒーローを絶やさないようにすることなんだもの」
にこ「私はヒーローのことはわからないけど、オクタヴィアの信じることなら信じられる」
オクタヴィア「ありがとう……」
にこ「私たち、もう一人ぼっちじゃないんだもんね」
156: タイイン 碇シンジ編 2015/01/04(日) 21:50:39.94 ID:TS/bUT4uo
——結界——
マミ「シンジくん! 魔女がそっちへ!」
オクタヴィア「すばしっこいね!」
シンジ「来たな…!」ドゥッ! ドゥッ!
シンジ「単発式の銃じゃダメか…… でもこれなら!」
マミ「何してるの、やめなさい! 私たちがひきつけるから!」
シンジ「うおおおおおおおお!!!!」ギィィィイイ!!
魔女「ギャアアアアア!!!」
にこ「……やったの…?」
シンジ「ナイフの扱いなら訓練してるからね」
マミ「もう。接近戦は避けるようにって言ったじゃない」
シンジ「ナイフに魔翌力をかけてもらったおかげで助かったよ」
マミ「シンジくん! 魔女がそっちへ!」
オクタヴィア「すばしっこいね!」
シンジ「来たな…!」ドゥッ! ドゥッ!
シンジ「単発式の銃じゃダメか…… でもこれなら!」
マミ「何してるの、やめなさい! 私たちがひきつけるから!」
シンジ「うおおおおおおおお!!!!」ギィィィイイ!!
魔女「ギャアアアアア!!!」
にこ「……やったの…?」
シンジ「ナイフの扱いなら訓練してるからね」
マミ「もう。接近戦は避けるようにって言ったじゃない」
シンジ「ナイフに魔翌力をかけてもらったおかげで助かったよ」
161: シンジ編 2015/01/04(日) 21:59:32.62 ID:TS/bUT4uo
マミ「今日もお疲れさま。このくらいにして帰りましょうか」
にこ「じゃあまた明日の夜にね」
マミ「おやすみなさい。オクタヴィア、帰りもお願いね」
オクタヴィア「任せて!」
シンジ(それぞれ、昼は学校に行ったり、仮病を使ったり、おとなしく捕まっていたり)
シンジ(オクタヴィアもゼロの仲間のフリしてるけど、夜になるとセキュリティの隙をついてくれる)
マミ「今日はちょっと無茶しすぎよ。魔法で少しは治せるといったって」
シンジ「ごめん。でも何だか、気分がよくなって」
マミ「私の銃と同じのを持たせてたのに、ナイフも欲しいと言った時から薄々そんな気はしていたわ」
シンジ「このところ、超人登録法もネルフのことも関係なしに、ただ街の平和を守るために戦ってるからかな」
オクタヴィア「シンジくんも根っこはヒーローなんだね」
マミ「男の子ってそういうものなのかしら……」
にこ「じゃあまた明日の夜にね」
マミ「おやすみなさい。オクタヴィア、帰りもお願いね」
オクタヴィア「任せて!」
シンジ(それぞれ、昼は学校に行ったり、仮病を使ったり、おとなしく捕まっていたり)
シンジ(オクタヴィアもゼロの仲間のフリしてるけど、夜になるとセキュリティの隙をついてくれる)
マミ「今日はちょっと無茶しすぎよ。魔法で少しは治せるといったって」
シンジ「ごめん。でも何だか、気分がよくなって」
マミ「私の銃と同じのを持たせてたのに、ナイフも欲しいと言った時から薄々そんな気はしていたわ」
シンジ「このところ、超人登録法もネルフのことも関係なしに、ただ街の平和を守るために戦ってるからかな」
オクタヴィア「シンジくんも根っこはヒーローなんだね」
マミ「男の子ってそういうものなのかしら……」
164: シンジ編 2015/01/04(日) 23:46:46.24 ID:TS/bUT4uo
シンジ(根っこはヒーローなんだね、だって)
シンジ(でも、僕のいるネルフは超人登録法賛成派……)
アスカ「あんたも意地張ってないで、さっさと出てくりゃいいのに」
マリ「シャバの空気はうんめぇにゃぁ~」
アスカ「それに、出たらエヴァチームでCMとか撮る仕事がたくさんあるわよ」
シンジ「なんだよ、CMって」
あかね「私たちがやってるの。超人登録法への理解を広めるっていうやつ」
シンジ「そんなの作ってたんだ…」
アスカ「使徒やアローンと戦う片手間で、広報活動も大事なのよ。特に今は」
マリ「反対派もキン肉マンとAKB0048使ってるからね。こりゃ手強いよ」
シンジ(マミさんたちはどっちにも属さないで戦っている)
シンジ(いつかネルフとしてこの内戦に復帰するなら、僕はあの人たちを裏切ることになる)
シンジ(そしてその『いつか』はいつまでも避けていられない所にあるのかもしれない……)
シンジ(でも、僕のいるネルフは超人登録法賛成派……)
アスカ「あんたも意地張ってないで、さっさと出てくりゃいいのに」
マリ「シャバの空気はうんめぇにゃぁ~」
アスカ「それに、出たらエヴァチームでCMとか撮る仕事がたくさんあるわよ」
シンジ「なんだよ、CMって」
あかね「私たちがやってるの。超人登録法への理解を広めるっていうやつ」
シンジ「そんなの作ってたんだ…」
アスカ「使徒やアローンと戦う片手間で、広報活動も大事なのよ。特に今は」
マリ「反対派もキン肉マンとAKB0048使ってるからね。こりゃ手強いよ」
シンジ(マミさんたちはどっちにも属さないで戦っている)
シンジ(いつかネルフとしてこの内戦に復帰するなら、僕はあの人たちを裏切ることになる)
シンジ(そしてその『いつか』はいつまでも避けていられない所にあるのかもしれない……)
165: 番外編 まどか VS セプター4 2015/01/05(月) 00:02:41.71 ID:JccIV/3Jo
まどか「超人登録法賛成派のパーティねぇ。服とか持ってないし、緊張しちゃうよ」
ほむら「私も、人が多い所って苦手で…」
あかね「でも政庁でやるんでしょ? きっとおいしいもの食べ放題だよ!」
モモ「いいな~ 私も行ってみたい! …でも、いいのかな」
一色「まぁケチなことは言わんだろう。ワシも行くぞ」
まどか「うちのママも政庁見物したいってさ。でもね~……」
ほむら「0048の子たちは来ないんだよね。超人登録法に反対って言ってたから」
まどか「あの子たちよそ行きの服とか慣れてそうでしょ。来ちゃったら余計にわたしたち浮いちゃうよ」
一色「他のヒーローはネルフとおそらくキン肉マンたち正義超人と、あとセプター4というのが来るな」
まどか「!!」ガタッ
あかね「聞いたことあるけど、会ったことないね。どんな人たちなんだろ」
まどか「メガネの似合うイケメン隊長がいるチームだよ! セプター4が来るなら出ようよほむらちゃん!」
ほむら「ええぇ~……」
まどか「どどどうしよう!? プレゼント用意しなきゃ! 手作りメガネケースとかでいいかな!?」ワクワクワク
まどっち出席決定
ほむら「私も、人が多い所って苦手で…」
あかね「でも政庁でやるんでしょ? きっとおいしいもの食べ放題だよ!」
モモ「いいな~ 私も行ってみたい! …でも、いいのかな」
一色「まぁケチなことは言わんだろう。ワシも行くぞ」
まどか「うちのママも政庁見物したいってさ。でもね~……」
ほむら「0048の子たちは来ないんだよね。超人登録法に反対って言ってたから」
まどか「あの子たちよそ行きの服とか慣れてそうでしょ。来ちゃったら余計にわたしたち浮いちゃうよ」
一色「他のヒーローはネルフとおそらくキン肉マンたち正義超人と、あとセプター4というのが来るな」
まどか「!!」ガタッ
あかね「聞いたことあるけど、会ったことないね。どんな人たちなんだろ」
まどか「メガネの似合うイケメン隊長がいるチームだよ! セプター4が来るなら出ようよほむらちゃん!」
ほむら「ええぇ~……」
まどか「どどどうしよう!? プレゼント用意しなきゃ! 手作りメガネケースとかでいいかな!?」ワクワクワク
まどっち出席決定
166: 番街編 まどか VS セプター4 2015/01/05(月) 00:10:39.00 ID:JccIV/3Jo
『では次のニュースです。先日の超人登録法閣議決定を受け』
詢子「まどか、超人登録法のニュースやってるぞ」
『これまでその存在が公にされて来なかったセプター4の一部メンバーが素顔と名前を公表しました』
まどか「隊長出るかな!?」
知久「……」
詢子「お、出た出た! コイツかぁ、まどかが追っかけてるヤツは!」
まどか「え~ 追っかけてないよ~」
まどか「でもね、今度パーティで会うからプレゼント作ってるの!」
詢子「いいねいいねぇ。アツいねぇ!」
知久「……」←気が気でないけど冷静なフリ
詢子「でもまぁ、いくらイケメンでもパパの若い頃には敵わないかな!」
知久「そ… そうかい…?」
まどか「パパすご~い!」
超人登録法が鹿目家を少しだけ明るくした
詢子「まどか、超人登録法のニュースやってるぞ」
『これまでその存在が公にされて来なかったセプター4の一部メンバーが素顔と名前を公表しました』
まどか「隊長出るかな!?」
知久「……」
詢子「お、出た出た! コイツかぁ、まどかが追っかけてるヤツは!」
まどか「え~ 追っかけてないよ~」
まどか「でもね、今度パーティで会うからプレゼント作ってるの!」
詢子「いいねいいねぇ。アツいねぇ!」
知久「……」←気が気でないけど冷静なフリ
詢子「でもまぁ、いくらイケメンでもパパの若い頃には敵わないかな!」
知久「そ… そうかい…?」
まどか「パパすご~い!」
超人登録法が鹿目家を少しだけ明るくした
167: 番外編 まどか VS セプター4 2015/01/05(月) 00:19:15.70 ID:JccIV/3Jo
まどか「あ、あのっ! セプター4の方ですか? 作戦会議の後… ちょっとお話したいことが…」
淡島「君は魔法少女の鹿目まどかだね。今日の会議は一時間くらいで終わるから、その頃ロビーで待ち合わせしよう」
まどか「ありがとうございます!」
まどか(すごい美人さんだったね…… 隊長のそばにいるのって、ああいう人が合うんだろうなぁ……)
・
・
・
淡島「それで、話というのは何かな」
まどか「こ、これを! …この間のパーティの時、隊長さんに渡したくて」
淡島「隊長…?」
まどか「メガネケース作ったんです! でも、なかなか会う機会なくって」
淡島「プレゼントだね。わかった、私からでよければ室長に渡しておこう」
まどか「『室』長……?」
淡島「東京法務局 第四分室だからね」
まどか「そう… だったんですか…… すみません、そんなことも知らなくって…」
淡島「えっ…… ああ、まぁ、そんなに落ち込むことは… よく間違われるんだ……」
淡島「君は魔法少女の鹿目まどかだね。今日の会議は一時間くらいで終わるから、その頃ロビーで待ち合わせしよう」
まどか「ありがとうございます!」
まどか(すごい美人さんだったね…… 隊長のそばにいるのって、ああいう人が合うんだろうなぁ……)
・
・
・
淡島「それで、話というのは何かな」
まどか「こ、これを! …この間のパーティの時、隊長さんに渡したくて」
淡島「隊長…?」
まどか「メガネケース作ったんです! でも、なかなか会う機会なくって」
淡島「プレゼントだね。わかった、私からでよければ室長に渡しておこう」
まどか「『室』長……?」
淡島「東京法務局 第四分室だからね」
まどか「そう… だったんですか…… すみません、そんなことも知らなくって…」
淡島「えっ…… ああ、まぁ、そんなに落ち込むことは… よく間違われるんだ……」
168: 本編 >>144から数日後 2015/01/05(月) 00:24:40.51 ID:JccIV/3Jo
智恵理「アムネジア・エフェクトって便利なものね」
凪沙「おかげでライブの後もCAGEへ帰って来られるんだもんね」
杏子「でも、いつまでこんな生活が続くんだろうな」
楚方「マミのこと心配だね…」
杏子「ありがとう。それもあるし、ラチがあかないとわかってて、こうしてるのがね」
彼方「それは誰もが感じてることだと思うよ。このままでいいのかってさ」
鈴子「近頃は登録法賛成派の活動もおとなしめですから、今のうちに対策を立てておきたいですね」
楚方「なんでおとなしくしてんのかな」
凪沙「むこうのセプター4が今までガッチャマンを探してたけど、手がかりをつかめなかったんでしょ」
凪沙「やっぱり、探すのに時間かかるんじゃない?」
杏子「ゼロはこっちを見つけても、確実に勝てるようになるまでは気付かなかったフリをする」
彼方「この間の政庁での戦いには来なかったけど、次は間違いなく送って来るよね」
智恵理「エヴァンゲリオンを……」
凪沙「おかげでライブの後もCAGEへ帰って来られるんだもんね」
杏子「でも、いつまでこんな生活が続くんだろうな」
楚方「マミのこと心配だね…」
杏子「ありがとう。それもあるし、ラチがあかないとわかってて、こうしてるのがね」
彼方「それは誰もが感じてることだと思うよ。このままでいいのかってさ」
鈴子「近頃は登録法賛成派の活動もおとなしめですから、今のうちに対策を立てておきたいですね」
楚方「なんでおとなしくしてんのかな」
凪沙「むこうのセプター4が今までガッチャマンを探してたけど、手がかりをつかめなかったんでしょ」
凪沙「やっぱり、探すのに時間かかるんじゃない?」
杏子「ゼロはこっちを見つけても、確実に勝てるようになるまでは気付かなかったフリをする」
彼方「この間の政庁での戦いには来なかったけど、次は間違いなく送って来るよね」
智恵理「エヴァンゲリオンを……」
169: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 00:31:17.53 ID:JccIV/3Jo
尊「これが無人操縦のエヴァンゲリオンか」
八田「でもプラグは入れないといけないんスね」
マリ「パイロットがいるよ~って、エヴァを騙しとくんだって」
伏見「いいのかよ、そんな仕組みで……」
一色「しかし処理能力は現状で必要最低限の戦闘行動をとれるくらいじゃ」
カレン「本格的に戦うとなると、やっぱりアスカやマリの出番なんですね」
アスカ「これはまだ未完成。私の三号機なら、一度に何体か襲ってきたって相手にできるくらいだわ」
あかね「やっぱり無人機じゃ本物には敵わないんだね」
アスカ「たとえば、友情も何も無いロボットにパレットスーツを着せても、大して強くなさそうでしょ?」
あかね「まぁ、そうだよね」
一色「エヴァンゲリオンの無人操縦は『暴走させない』ことが優先事項なんじゃ」
マリ「ちょっと頼りないけど、おとなしくなってくれりゃそれでいいのよ」
八田「でもプラグは入れないといけないんスね」
マリ「パイロットがいるよ~って、エヴァを騙しとくんだって」
伏見「いいのかよ、そんな仕組みで……」
一色「しかし処理能力は現状で必要最低限の戦闘行動をとれるくらいじゃ」
カレン「本格的に戦うとなると、やっぱりアスカやマリの出番なんですね」
アスカ「これはまだ未完成。私の三号機なら、一度に何体か襲ってきたって相手にできるくらいだわ」
あかね「やっぱり無人機じゃ本物には敵わないんだね」
アスカ「たとえば、友情も何も無いロボットにパレットスーツを着せても、大して強くなさそうでしょ?」
あかね「まぁ、そうだよね」
一色「エヴァンゲリオンの無人操縦は『暴走させない』ことが優先事項なんじゃ」
マリ「ちょっと頼りないけど、おとなしくなってくれりゃそれでいいのよ」
170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 20:23:43.25 ID:JccIV/3Jo
——立川 昭和記念公園——
まどか「結界を解くよ~」
シュルルルル……
まどか「はい、今日もみんなお疲れ様!」
智恵理「大型目標相手の訓練も堂々とできるなんていいわね」
彼方「まどかとほむらのゲイジングパーツがあったら、また違う戦法とかも試せたのかな」
ほむら「あれを使う時は、単騎で戦うことも想定してるからね」
彼方「なまじ単独行動でうまくいっちゃうから、こうして連携とるとかえってやりづらいかもね」
凪沙「ほむらの場合はそれだけじゃなくて、パーツ付けると変な風になるっていうのもあるんじゃない?」
ほむら「そうかな…」
彼方「…え、あれ自覚してないの?」
まどか「確かに、あれ使うとガシガシ戦えて変に気分いいんだよね~」
まどか「あと、いつもと違うほむらちゃんも見られるし」
ほむら「そこなの!?」
鈴子「あのパーツ無い方がかわいいのに……」
まどか「結界を解くよ~」
シュルルルル……
まどか「はい、今日もみんなお疲れ様!」
智恵理「大型目標相手の訓練も堂々とできるなんていいわね」
彼方「まどかとほむらのゲイジングパーツがあったら、また違う戦法とかも試せたのかな」
ほむら「あれを使う時は、単騎で戦うことも想定してるからね」
彼方「なまじ単独行動でうまくいっちゃうから、こうして連携とるとかえってやりづらいかもね」
凪沙「ほむらの場合はそれだけじゃなくて、パーツ付けると変な風になるっていうのもあるんじゃない?」
ほむら「そうかな…」
彼方「…え、あれ自覚してないの?」
まどか「確かに、あれ使うとガシガシ戦えて変に気分いいんだよね~」
まどか「あと、いつもと違うほむらちゃんも見られるし」
ほむら「そこなの!?」
鈴子「あのパーツ無い方がかわいいのに……」
171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 20:35:51.32 ID:JccIV/3Jo
凪沙「ゲイジングパーツといえば、フリットさんたちはどうしてるかな」
智恵理「火星での地質調査が落ちついたらまた地球に戻って来るって言ってたわね。いつ頃なのかな」
まどか「火星かぁ。宇宙ってどんな所なんだろう…?」
ほむら「私たち行ったことないから、ちょっと想像つかないなぁ」
まどか「火星なんて時期によっては眼で見える所にあるのにね」
杏子「ホントに? 意外と近いんだな」
まどか「そうらしいよ。前に地球に近づいた時は、東の空だからこの方向に…… あれ?」
杏子「見える?」
まどか「星じゃないけど、あそこに何か飛んで……」
智恵理「火星での地質調査が落ちついたらまた地球に戻って来るって言ってたわね。いつ頃なのかな」
まどか「火星かぁ。宇宙ってどんな所なんだろう…?」
ほむら「私たち行ったことないから、ちょっと想像つかないなぁ」
まどか「火星なんて時期によっては眼で見える所にあるのにね」
杏子「ホントに? 意外と近いんだな」
まどか「そうらしいよ。前に地球に近づいた時は、東の空だからこの方向に…… あれ?」
杏子「見える?」
まどか「星じゃないけど、あそこに何か飛んで……」
172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 20:44:08.28 ID:JccIV/3Jo
フィフィフィフィフィ フィフィフィフィフィ…!
彼方「ツバサさんからだ。ちょっと出るね」
彼方「もしもし? …凪沙と智恵理に鈴子、あと魔法少女の三人も一緒です」
彼方「はい。一旦戻ります」ピッ
凪沙「ツバサさんは何て?」
彼方「みんな聞いて。ガッチャマンのJ.Jから連絡があって、アムネジア・エフェクトが解除されたらしいの」
まどか「ああ、だから…」
杏子「飛べるタイプのナイトメアが近くに来てる! 0048は基地に戻ってLASに乗りな」
まどか「ここがバレてるのなら、私たちはこのまま戦うよ!」
彼方「ありがとう。じゃあ行って来る!」
彼方「ツバサさんからだ。ちょっと出るね」
彼方「もしもし? …凪沙と智恵理に鈴子、あと魔法少女の三人も一緒です」
彼方「はい。一旦戻ります」ピッ
凪沙「ツバサさんは何て?」
彼方「みんな聞いて。ガッチャマンのJ.Jから連絡があって、アムネジア・エフェクトが解除されたらしいの」
まどか「ああ、だから…」
杏子「飛べるタイプのナイトメアが近くに来てる! 0048は基地に戻ってLASに乗りな」
まどか「ここがバレてるのなら、私たちはこのまま戦うよ!」
彼方「ありがとう。じゃあ行って来る!」
173: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 21:02:18.22 ID:JccIV/3Jo
ほむら「この辺りに見当つけてるのかな。どこ探してるんだろう… あれ、ナイトメアなの?」
杏子「見た事ないタイプだから新型かね。いや、ナイトメアにしちゃデカすぎる!」
まどか「ひょっとして、ゼロが言ってた量産型エヴァンゲリオン… 完成していたの……?」
杏子「もしエヴァンゲリオンを連れて来たなら、ゼロはここを見つけるのも時間の問題と思ってるんだろうな」
ほむら「従わないヒーローを、あれで殲滅するって言ってた……」
杏子「キン肉マンたちにも招集がかかってるはずだ。いざとなったら、あたしらだけで時間を稼ぐよ」
まどか「あの人たち、携帯とか持ってるのかな」
ほむら「そういえばアドレス聞いてないね」
杏子「…あれ? もしかしてないの?」
杏子「見た事ないタイプだから新型かね。いや、ナイトメアにしちゃデカすぎる!」
まどか「ひょっとして、ゼロが言ってた量産型エヴァンゲリオン… 完成していたの……?」
杏子「もしエヴァンゲリオンを連れて来たなら、ゼロはここを見つけるのも時間の問題と思ってるんだろうな」
ほむら「従わないヒーローを、あれで殲滅するって言ってた……」
杏子「キン肉マンたちにも招集がかかってるはずだ。いざとなったら、あたしらだけで時間を稼ぐよ」
まどか「あの人たち、携帯とか持ってるのかな」
ほむら「そういえばアドレス聞いてないね」
杏子「…あれ? もしかしてないの?」
174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 21:07:21.82 ID:JccIV/3Jo
淡島「先遣隊がガッチャマンの秘密基地の入り口らしいものを発見した」
伏見「ようやくか、手間かけさせやがって……」
淡島「現場上空では既にネルフの部隊が待機しているが、基地は地下にあるようだ」
八田「俺たちはそいつらを引っ張り出してくればいいわけだな?」
鎌本「せっかく白いエヴァンゲリオンを連れてったのに、狭い所じゃ使えねぇな」
伏見「……そもそもなんであいつらがいるんですかね」
八田「そりゃあ、ネルフもケリを付ける気だからだろ」
伏見「ガッチャマンの基地に攻め込むなら、市街戦になるってことはあらかた予想がついてたはずだ」
淡島「慣らし運転のつもりだろ。本格運用はまだ先の話だ」
伏見(それだけですかね……)
淡島「作戦についてはゼロから説明がある。おそらく我々が突入の戦陣を切ることになるだろう」
淡島「頼むぞ。君たちの得意分野だろう」
八田「任せときな! ビビットチームにだって遅れはとらないぜ!」
伏見「ようやくか、手間かけさせやがって……」
淡島「現場上空では既にネルフの部隊が待機しているが、基地は地下にあるようだ」
八田「俺たちはそいつらを引っ張り出してくればいいわけだな?」
鎌本「せっかく白いエヴァンゲリオンを連れてったのに、狭い所じゃ使えねぇな」
伏見「……そもそもなんであいつらがいるんですかね」
八田「そりゃあ、ネルフもケリを付ける気だからだろ」
伏見「ガッチャマンの基地に攻め込むなら、市街戦になるってことはあらかた予想がついてたはずだ」
淡島「慣らし運転のつもりだろ。本格運用はまだ先の話だ」
伏見(それだけですかね……)
淡島「作戦についてはゼロから説明がある。おそらく我々が突入の戦陣を切ることになるだろう」
淡島「頼むぞ。君たちの得意分野だろう」
八田「任せときな! ビビットチームにだって遅れはとらないぜ!」
175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 21:11:34.90 ID:JccIV/3Jo
あかね「おかえり、ゼロ! どうなったの!?」
ゼロ「すまない。交渉は決裂した。ネルフはエヴァンゲリオンを投入するつもりだ」
カレン「私たちだけでできるのに……」
あおい「ガッチャマンの基地がある立川って、第三新東京市と違って普通の街なんですよね?」
一色「あのデカブツが暴れ回ったら大変なことになるぞ」
ゼロ「突入から制圧完了までを手短に済ませられれば、周辺への被害を抑えられる」
ゼロ「ビビットチームは敵基地への侵入を最優先だ。我々はエヴァンゲリオン投入までの時間を稼ぐ」
わかば「そこまでして、ネルフはどうしてエヴァンゲリオンを連れてきたの?」
ひまわり「新型機のテスト以外に何か急ぐ理由があるとすれば…」
一色「反対派の持っているSクアドラプルかもしれんな」
ゼロ「すまない。交渉は決裂した。ネルフはエヴァンゲリオンを投入するつもりだ」
カレン「私たちだけでできるのに……」
あおい「ガッチャマンの基地がある立川って、第三新東京市と違って普通の街なんですよね?」
一色「あのデカブツが暴れ回ったら大変なことになるぞ」
ゼロ「突入から制圧完了までを手短に済ませられれば、周辺への被害を抑えられる」
ゼロ「ビビットチームは敵基地への侵入を最優先だ。我々はエヴァンゲリオン投入までの時間を稼ぐ」
わかば「そこまでして、ネルフはどうしてエヴァンゲリオンを連れてきたの?」
ひまわり「新型機のテスト以外に何か急ぐ理由があるとすれば…」
一色「反対派の持っているSクアドラプルかもしれんな」
176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 21:23:15.62 ID:JccIV/3Jo
——立川——
セプター4隊員「こ… この程度で…!」
清音「トドメだ!」ザシュッ!
清音「また1人片付けたか。なんだか今日は戦いやすいな」
はじめ「確かにそんな気するッスね」
たかみな「何か違うの?」
清音「俺たちは何度かセプター4と戦ってきたが、いつもより動きが単調になっている」
はじめ「きっとみんな焦ってるんスよ」
たかみな「基地の入り口には気付いてそうだけどね。焦るワケといえば、やっぱあれ?」
恵「さっきから上空を行ったり来たりしてますね」
はじめ「あれ、白いのは初めて見るッス」
たかみな「二号機と三号機、それと久々に初号機もいるな。エヴァンゲリオン全員揃ってる」
清音「まさか督戦隊というやつなのか…?」
はじめ「何スかそれ?」
たかみな「味方がちゃんと戦うように見張るんだよ」
セプター4隊員「こ… この程度で…!」
清音「トドメだ!」ザシュッ!
清音「また1人片付けたか。なんだか今日は戦いやすいな」
はじめ「確かにそんな気するッスね」
たかみな「何か違うの?」
清音「俺たちは何度かセプター4と戦ってきたが、いつもより動きが単調になっている」
はじめ「きっとみんな焦ってるんスよ」
たかみな「基地の入り口には気付いてそうだけどね。焦るワケといえば、やっぱあれ?」
恵「さっきから上空を行ったり来たりしてますね」
はじめ「あれ、白いのは初めて見るッス」
たかみな「二号機と三号機、それと久々に初号機もいるな。エヴァンゲリオン全員揃ってる」
清音「まさか督戦隊というやつなのか…?」
はじめ「何スかそれ?」
たかみな「味方がちゃんと戦うように見張るんだよ」
177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 21:31:47.36 ID:JccIV/3Jo
杏子「あたしたちも手分けするかい? まだまだ序の口だけど、本気で来られたら押し切られる」
まどか「そうだね。これからナイトメアも増えそうだもんね」
ほむら「じゃあ何かあったら合流して…」
杏子「いやちょっと待った! ビビットチームが来る!」
ほむら「どこ!?」
まどか「あそこだね!」ドシュッ
——上空——
あかね「ぉわあっ! 危なかった…」
わかば「弓矢の攻撃!? まどかね!」
あかね「見つかっちゃったか」
ひまわり「突っ切って行こう。弓矢だけなら振り切れる」
あおい「待って!」
まどか「そうだね。これからナイトメアも増えそうだもんね」
ほむら「じゃあ何かあったら合流して…」
杏子「いやちょっと待った! ビビットチームが来る!」
ほむら「どこ!?」
まどか「あそこだね!」ドシュッ
——上空——
あかね「ぉわあっ! 危なかった…」
わかば「弓矢の攻撃!? まどかね!」
あかね「見つかっちゃったか」
ひまわり「突っ切って行こう。弓矢だけなら振り切れる」
あおい「待って!」
178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 21:41:21.21 ID:JccIV/3Jo
まどか「言いたいことはわかるけど……」
わかば「エヴァンゲリオンを止めたいのは私たちだって一緒なの」
あかね「お願い。協力して!」
杏子「スーパーヒーローとは何か」
杏子「あたしにそれを教えてくれたマミは、登録法と戦ってボロボロになったよ。今は安全な所にいる」
杏子「あたしにそれを思い出させてくれたさやかは、魔女になって死んだよ」
わかば「そう言って私たちが戦っているところへ、使徒やアローンが攻めて来たらひとたまりもないのよ」
杏子「お、気が合うねぇ! あたしもこんな内戦はとっととケリをつけたかったんだ!」
あかね「二人はどうなの? 最初は登録法に賛成してくれでしょ!?」
まどか「賛成派を裏切ってキン肉マンと会った時、気分が良かったよ」
ほむら「私たちもこれでようやく正しい方につけたってね」
杏子「今更、しかもこんなヤツが言っても締まらないけどさ、あたしたちは魔法少女なんだ」
まどか「スーパーヒーローとして恥じない道を選ばなきゃいけないんだよ」
ザッ
マミ「その通りよ!」
わかば「エヴァンゲリオンを止めたいのは私たちだって一緒なの」
あかね「お願い。協力して!」
杏子「スーパーヒーローとは何か」
杏子「あたしにそれを教えてくれたマミは、登録法と戦ってボロボロになったよ。今は安全な所にいる」
杏子「あたしにそれを思い出させてくれたさやかは、魔女になって死んだよ」
わかば「そう言って私たちが戦っているところへ、使徒やアローンが攻めて来たらひとたまりもないのよ」
杏子「お、気が合うねぇ! あたしもこんな内戦はとっととケリをつけたかったんだ!」
あかね「二人はどうなの? 最初は登録法に賛成してくれでしょ!?」
まどか「賛成派を裏切ってキン肉マンと会った時、気分が良かったよ」
ほむら「私たちもこれでようやく正しい方につけたってね」
杏子「今更、しかもこんなヤツが言っても締まらないけどさ、あたしたちは魔法少女なんだ」
まどか「スーパーヒーローとして恥じない道を選ばなきゃいけないんだよ」
ザッ
マミ「その通りよ!」
179: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 23:00:21.87 ID:JccIV/3Jo
まどか「マミさん!?」
杏子「出てくるなって!」
マミ「もう平気よ。それに今は一刻を争う時」
グニャアア……
まどか「! 魔女の気配が!」
あかね「こんな時に!?」
マミ「いいの。あれは味方よ」
ほむら「味方っていうか… あれ……」
オクタヴィア「よかった! まだ始まってないね」
杏子「さやかかよ! 生きてたの!? さやかぁ~!!」
杏子「出てくるなって!」
マミ「もう平気よ。それに今は一刻を争う時」
グニャアア……
まどか「! 魔女の気配が!」
あかね「こんな時に!?」
マミ「いいの。あれは味方よ」
ほむら「味方っていうか… あれ……」
オクタヴィア「よかった! まだ始まってないね」
杏子「さやかかよ! 生きてたの!? さやかぁ~!!」
180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 23:10:20.70 ID:JccIV/3Jo
——AKB0048 母艦——
牛山「データにあった魔女オクタヴィアと見事に一致してるわ」
ゆきりん「ネルフか、黒の騎士団かわからないけど、あんな隠し球を持っていたんですね」
ツバサ「厄介なのが増えたわね。魔法少女の三人は魔女の対処を優先して」
—— ネルフ本部 ——
アスカ『ミサト、見てる!? さやかが来たわ!』
ミサト「こちらに魔法少女はいない。ビビットチームは先行している。そうなると」
ゲンドウ「初号機のダミーシステムを起動。全機降下して魔女を殲滅しろ」
アスカ『待って、さやかの相手は私がします!』
マリ『それもいいけど、もう一人大事なのがいるんじゃない? 映像送るよ~』
ミサト「あれって…!」
ゲンドウ「シンジか!?」ガタッ
牛山「データにあった魔女オクタヴィアと見事に一致してるわ」
ゆきりん「ネルフか、黒の騎士団かわからないけど、あんな隠し球を持っていたんですね」
ツバサ「厄介なのが増えたわね。魔法少女の三人は魔女の対処を優先して」
—— ネルフ本部 ——
アスカ『ミサト、見てる!? さやかが来たわ!』
ミサト「こちらに魔法少女はいない。ビビットチームは先行している。そうなると」
ゲンドウ「初号機のダミーシステムを起動。全機降下して魔女を殲滅しろ」
アスカ『待って、さやかの相手は私がします!』
マリ『それもいいけど、もう一人大事なのがいるんじゃない? 映像送るよ~』
ミサト「あれって…!」
ゲンドウ「シンジか!?」ガタッ
181: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 23:22:12.96 ID:JccIV/3Jo
杏子「さやかは生きてるわ、マミはピンピンしてるわ! おまけにシンジがいるとなると、あの初号機は!?」
シンジ「ダミーシステムだよ。白いやつも」
まどか「降りてくるよ!」
オクタヴィア「……もしかして、私たちが来たから?」
にこ「そ、そうみたいね…」
ひまわり「あかね、こうしてる場合じゃない! 行こうよ!」
あかね「そうだね。私たちは私たちの方法であれを止めるよ!」
マミ「あ、待って! あなたたちも一緒に…」
杏子「いや、いいよ。本部の守りはガッチャマンに任せて、あたしらはエヴァンゲリオンを叩く! いいな!」
まどか&ほむら「了解!」
マミ「……あなたたち、微妙に立場が変わったわね」
まどか「ここ何日かでわかったの。杏子ちゃん、甘える相手がいないと冴えるんだよ」
ほむら「あ、それ私も思ってた!」
杏子「ほっとけよ!」
シンジ「ダミーシステムだよ。白いやつも」
まどか「降りてくるよ!」
オクタヴィア「……もしかして、私たちが来たから?」
にこ「そ、そうみたいね…」
ひまわり「あかね、こうしてる場合じゃない! 行こうよ!」
あかね「そうだね。私たちは私たちの方法であれを止めるよ!」
マミ「あ、待って! あなたたちも一緒に…」
杏子「いや、いいよ。本部の守りはガッチャマンに任せて、あたしらはエヴァンゲリオンを叩く! いいな!」
まどか&ほむら「了解!」
マミ「……あなたたち、微妙に立場が変わったわね」
まどか「ここ何日かでわかったの。杏子ちゃん、甘える相手がいないと冴えるんだよ」
ほむら「あ、それ私も思ってた!」
杏子「ほっとけよ!」
182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 23:31:59.58 ID:JccIV/3Jo
——昭和記念公園 森の家——
尊「ん……? チョウチョ捕まえたのか」
アンナ「うん」
十束「へぇ~ きれいだねぇ。写真撮っとこう」パシャッ
尊「ほら」
アンナ「…?」
十束「ラムネだよ。飲み方知ってる? こうしてビー玉を」
草薙「いい加減働けやお前ら! この状況がわかっとんのか!?」
尊「まぁな……」
十束「なんとかなるって。反対派の魔法少女もこの場に来てるんでしょ?」
草薙「魔女の出現が、エヴァを出撃させる口実になった。今更たおしたって碇司令が引き下がるかどうか」
尊「つまり反対派を全員抑えるしかねぇな」
尊「ん……? チョウチョ捕まえたのか」
アンナ「うん」
十束「へぇ~ きれいだねぇ。写真撮っとこう」パシャッ
尊「ほら」
アンナ「…?」
十束「ラムネだよ。飲み方知ってる? こうしてビー玉を」
草薙「いい加減働けやお前ら! この状況がわかっとんのか!?」
尊「まぁな……」
十束「なんとかなるって。反対派の魔法少女もこの場に来てるんでしょ?」
草薙「魔女の出現が、エヴァを出撃させる口実になった。今更たおしたって碇司令が引き下がるかどうか」
尊「つまり反対派を全員抑えるしかねぇな」
183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 19:43:39.51 ID:Eak2rGejo
伏見「見えます? 魔女の足元に誰かいますよ」
宗像「魔女に飲み込まれた!? いや、合体したのか」
伏見「データにない超人ですかね。あるいは、魔女のエサかもしれません」
マミ「彼女の名前は矢澤にこ。私たちの仲間よ!」ドゥッ!!
伏見「巴マミ! 魔法少女が魔女と手を組むだと?」
淡島「伏見くん、今は魔法少女と戦っている場合ではないわ」
杏子「シンジを取り返そうってんだろ? そうはいかないよ! あいつも仲間なんだからな!」
まどか「室長、久しぶり! メガネケース使ってくれてる?」
宗像「もちろんですとも。しかし手加減はしません!」ザッ
清音「セプター4! お前たちの相手は俺だ!」ガキィィン!!
はじめ「ガッチャマン参上ッス!」
淡島「室長! 援護を…!」
杏子「おっと!」
まどか「恩をアダで返すようだけど、お邪魔しますよ!」
シンジ(…みんな戦ってる時に……!)
宗像「魔女に飲み込まれた!? いや、合体したのか」
伏見「データにない超人ですかね。あるいは、魔女のエサかもしれません」
マミ「彼女の名前は矢澤にこ。私たちの仲間よ!」ドゥッ!!
伏見「巴マミ! 魔法少女が魔女と手を組むだと?」
淡島「伏見くん、今は魔法少女と戦っている場合ではないわ」
杏子「シンジを取り返そうってんだろ? そうはいかないよ! あいつも仲間なんだからな!」
まどか「室長、久しぶり! メガネケース使ってくれてる?」
宗像「もちろんですとも。しかし手加減はしません!」ザッ
清音「セプター4! お前たちの相手は俺だ!」ガキィィン!!
はじめ「ガッチャマン参上ッス!」
淡島「室長! 援護を…!」
杏子「おっと!」
まどか「恩をアダで返すようだけど、お邪魔しますよ!」
シンジ(…みんな戦ってる時に……!)
184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 19:54:15.92 ID:Eak2rGejo
マミ「シンジくん! あなたはコッチよ!」
杏子「とっとと行きな! すぐに迎えも来る」
オクタヴィア「私たちはなるべく広い場所へエヴァンゲリオンを引きつけるよ」
にこ「シンジくん! 二号機と三号機は私たちに任せて、そっちもしっかりね!」
伏見「このまま逃がすか! 碇シンジだけでも!」
ドドドドドッ!!
伏見「チッ 上空からの攻撃… 0048か!」
凪沙「LASのライフルは、クランズマンだって当たれば無事じゃ済まないんだからね!」
フシュー
智恵理「シンジくん、狭いけどコクピットに乗って! 連れて行くわ!」
シンジ「智恵理さん… 良かった、生きてたんだ……」
彼方「感激してる場合じゃないよ! あいつ、まだ追っかけて来てる!」
スザク「空中での機動性は遅れをとっても、地上戦なら勝機があるぞ!」
マミ「スザクさん! 近頃ゼロと仲良いみたいで羨ましいわね!」ドッ!!
杏子「とっとと行きな! すぐに迎えも来る」
オクタヴィア「私たちはなるべく広い場所へエヴァンゲリオンを引きつけるよ」
にこ「シンジくん! 二号機と三号機は私たちに任せて、そっちもしっかりね!」
伏見「このまま逃がすか! 碇シンジだけでも!」
ドドドドドッ!!
伏見「チッ 上空からの攻撃… 0048か!」
凪沙「LASのライフルは、クランズマンだって当たれば無事じゃ済まないんだからね!」
フシュー
智恵理「シンジくん、狭いけどコクピットに乗って! 連れて行くわ!」
シンジ「智恵理さん… 良かった、生きてたんだ……」
彼方「感激してる場合じゃないよ! あいつ、まだ追っかけて来てる!」
スザク「空中での機動性は遅れをとっても、地上戦なら勝機があるぞ!」
マミ「スザクさん! 近頃ゼロと仲良いみたいで羨ましいわね!」ドッ!!
185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 20:08:13.05 ID:Eak2rGejo
にこ「マミたちの所はすごい騒ぎになってるね…」
オクタヴィア「私たちもそろそろ逃げ切れないかな」
アスカ「始める前に一応警告しとくよ。おとなしく超人登録をすれば、魔女でもヒーロー活動は認められる」
マリ「諦めてさっさと降参しちゃいなよ~ 二対一じゃ気が引けるし」
オクタヴィア「にこ、準備はいいよね?」
にこ「勿論よ。テレパシーを中継して」
オクタヴィア「どこまで届くかわからないけど、できるだけ遠くまでね!」
アスカ「…返事がないなら、こっちから行くしかないようね」
マリ「姫、アイツと戦えそう?」
アスカ「…もしさやかがいたら、超人登録法に反対してた。戦う事になる相手なのよ」
アスカ「それにさやかだったら、今の私たちに容赦しないと思う。ならこっちも本気で相手しないと」
マリ「それなら二人がかりで片付けるとしますか!」
アスカ「バッテリーが切れる前にケリをつけるわよ!」
オクタヴィア「私たちもそろそろ逃げ切れないかな」
アスカ「始める前に一応警告しとくよ。おとなしく超人登録をすれば、魔女でもヒーロー活動は認められる」
マリ「諦めてさっさと降参しちゃいなよ~ 二対一じゃ気が引けるし」
オクタヴィア「にこ、準備はいいよね?」
にこ「勿論よ。テレパシーを中継して」
オクタヴィア「どこまで届くかわからないけど、できるだけ遠くまでね!」
アスカ「…返事がないなら、こっちから行くしかないようね」
マリ「姫、アイツと戦えそう?」
アスカ「…もしさやかがいたら、超人登録法に反対してた。戦う事になる相手なのよ」
アスカ「それにさやかだったら、今の私たちに容赦しないと思う。ならこっちも本気で相手しないと」
マリ「それなら二人がかりで片付けるとしますか!」
アスカ「バッテリーが切れる前にケリをつけるわよ!」
186: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 20:15:05.21 ID:Eak2rGejo
にこ『みなさん、初めまして! 私は新しいヒーローチーム、プエラ・マギ・ホーリー・カルテットの矢澤にこ!』
にこ『ここ立川の昭和記念公園から、テレパシーで皆さんにお送りしています!』
にこ『その中継をしてくれているのは、なんとこの魔女オクタヴィア!』
にこ『みなさんもご存知かもしれません。今回の内戦のきっかけになった魔女です』
にこ『彼女は今、私と一緒に二機のエヴァンゲリオンと戦っていて、どうやら押され気味のようです』
にこ『それでも私はこのオクタヴィアを応援するために歌います』
にこ『だって彼女は私の友達なんです。どん底に落ち込んでいた私の傍にいて、褒めてくれた…』
にこ『みなさん、超人登録法について思う所はあるでしょう。賛成から反対まで意見もバラバラでしょう』
にこ『どちらにしても、彼女の気持ちには通じるものを感じられるはずです』
にこ『魔法少女から魔女へ生まれ変わっても、本当のスーパーヒーローになりたいという気持ちを忘れなかった純真さに』
にこ『そんな彼女のために作った歌です。聞いてください』
にこ『misterioso』
にこ『ここ立川の昭和記念公園から、テレパシーで皆さんにお送りしています!』
にこ『その中継をしてくれているのは、なんとこの魔女オクタヴィア!』
にこ『みなさんもご存知かもしれません。今回の内戦のきっかけになった魔女です』
にこ『彼女は今、私と一緒に二機のエヴァンゲリオンと戦っていて、どうやら押され気味のようです』
にこ『それでも私はこのオクタヴィアを応援するために歌います』
にこ『だって彼女は私の友達なんです。どん底に落ち込んでいた私の傍にいて、褒めてくれた…』
にこ『みなさん、超人登録法について思う所はあるでしょう。賛成から反対まで意見もバラバラでしょう』
にこ『どちらにしても、彼女の気持ちには通じるものを感じられるはずです』
にこ『魔法少女から魔女へ生まれ変わっても、本当のスーパーヒーローになりたいという気持ちを忘れなかった純真さに』
にこ『そんな彼女のために作った歌です。聞いてください』
にこ『misterioso』
187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 20:43:53.56 ID:Eak2rGejo
♪『彼方へ 君の手を取り 心だけが知ってる場所へ』
オクタヴィア「行こうか、にこ!!」グワッ
アスカ「おとなしくやられなさいっての!」
オクタヴィア「ここで終わるには早いんだよね!」ブンッ!
アスカ「ちぃっ! でもこの程度なら!」ガシッ
マリ「姫、そのまま捕まえてなよ! プログナイフで!」キィィィィ!!
♪『misterioso 舞い上がるよ』
オクタヴィア「絶望をまき散らす魔女が、希望のパワーを使いこなせば」ググググッ
アスカ「…こいつ、強くなっていってる!?」
オクタヴィア「二つの感情の相転移がエヴァンゲリオンと戦う勇気をくれる。そう、まるで…!」
♪『この星が見た 夢のように』
オクタヴィア「ぬおおお!!」ブォンッ!!
アスカ&マリ「ぐゎああっ!!」
オクタヴィア「行こうか、にこ!!」グワッ
アスカ「おとなしくやられなさいっての!」
オクタヴィア「ここで終わるには早いんだよね!」ブンッ!
アスカ「ちぃっ! でもこの程度なら!」ガシッ
マリ「姫、そのまま捕まえてなよ! プログナイフで!」キィィィィ!!
♪『misterioso 舞い上がるよ』
オクタヴィア「絶望をまき散らす魔女が、希望のパワーを使いこなせば」ググググッ
アスカ「…こいつ、強くなっていってる!?」
オクタヴィア「二つの感情の相転移がエヴァンゲリオンと戦う勇気をくれる。そう、まるで…!」
♪『この星が見た 夢のように』
オクタヴィア「ぬおおお!!」ブォンッ!!
アスカ&マリ「ぐゎああっ!!」
188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 20:47:19.16 ID:Eak2rGejo
——数ヶ月前——
智恵理「じゃあ、さやかはあの男の子を治すために魔法少女になったんだ」
さやか「またあの演奏を聴きたくてさ。魔女と戦える人が他にもいた方が、マミさんもラクになるしね」
アスカ「シンジ、何か言いたそうじゃない?」
智恵理「アスカとは大違いって思ってそうな顔ね」
シンジ「そ、そんなこと思ってないよ!」
さやか「エヴァンゲリオンのパイロットってどうやって決まるの? 志願とかするの?」
アスカ「どっちかっていうとスカウトね。素質がある子以外が乗ってもエヴァは動かないの」
さやか「じゃあアスカも皆のために素質を活かしてるわけか」
アスカ「私の才能を世に知らしめる! ってね」
シンジ「アスカらしいや」
アスカ「うっさいわね! あんたこそどうなのよ!? 碇司令に褒めてもらいたかっただけじゃない!」
智恵理「碇司令って、お父さん?」
智恵理「じゃあ、さやかはあの男の子を治すために魔法少女になったんだ」
さやか「またあの演奏を聴きたくてさ。魔女と戦える人が他にもいた方が、マミさんもラクになるしね」
アスカ「シンジ、何か言いたそうじゃない?」
智恵理「アスカとは大違いって思ってそうな顔ね」
シンジ「そ、そんなこと思ってないよ!」
さやか「エヴァンゲリオンのパイロットってどうやって決まるの? 志願とかするの?」
アスカ「どっちかっていうとスカウトね。素質がある子以外が乗ってもエヴァは動かないの」
さやか「じゃあアスカも皆のために素質を活かしてるわけか」
アスカ「私の才能を世に知らしめる! ってね」
シンジ「アスカらしいや」
アスカ「うっさいわね! あんたこそどうなのよ!? 碇司令に褒めてもらいたかっただけじゃない!」
智恵理「碇司令って、お父さん?」
189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 20:51:27.26 ID:Eak2rGejo
マミ「あら、今日も来たのね」
アスカ「魔法少女の動きが、エヴァで戦う時の参考になるかもってね」
さやか「本当は魔法少女さやかちゃんに憧れちゃった?」
アスカ「なワケないでしょ! さっさと行くわよ!」
さやか「おおせの通りに」
・
・
・
アスカ「見事なものね」
さやか「練習用の剣も作れるから、何なら直接教えようか? その方がよくわかるでしょ」
アスカ「いいの?」
さやか「ファンサービスもヒーローの役目だからね」
アスカ「誰がファンですってぇ!?」
マミ「またそうやって……」
まどか「いいんだよ、あれで」
アスカ「魔法少女の動きが、エヴァで戦う時の参考になるかもってね」
さやか「本当は魔法少女さやかちゃんに憧れちゃった?」
アスカ「なワケないでしょ! さっさと行くわよ!」
さやか「おおせの通りに」
・
・
・
アスカ「見事なものね」
さやか「練習用の剣も作れるから、何なら直接教えようか? その方がよくわかるでしょ」
アスカ「いいの?」
さやか「ファンサービスもヒーローの役目だからね」
アスカ「誰がファンですってぇ!?」
マミ「またそうやって……」
まどか「いいんだよ、あれで」
190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 20:54:01.33 ID:Eak2rGejo
——現在——
オクタヴィア「てゃああっ!!」
アスカ「この剣さばき…!」
アスカ「同じね… さやかの魂が……」
♪『遠くで 呼んでる』
アスカ「あの頃と変わらずに、まだあの魔女の中にくすぶってる…」
ドシュッ ガギイイイィィィイ!!!
♪『憧れの遺した 木霊(エコー)』
アスカ「スーパーヒーローになりたくて、でも自分の願いのために戦ってるって、認めたくなくて」
アスカ「挙げ句の果てに魔女になって… ホント、生まれ変わっても鬱陶しいヤツね!」
オクタヴィア「美樹さやかも、このオクタヴィアも!」
♪『哀しみ たなびかせて』
アスカ「…さやかの魂に気付けるのは、私一人になっちゃったよ……」
オクタヴィア「目指す果ては見えてる!」
♪『道のない未来へと急ぐよ』
オクタヴィア「てゃああっ!!」
アスカ「この剣さばき…!」
アスカ「同じね… さやかの魂が……」
♪『遠くで 呼んでる』
アスカ「あの頃と変わらずに、まだあの魔女の中にくすぶってる…」
ドシュッ ガギイイイィィィイ!!!
♪『憧れの遺した 木霊(エコー)』
アスカ「スーパーヒーローになりたくて、でも自分の願いのために戦ってるって、認めたくなくて」
アスカ「挙げ句の果てに魔女になって… ホント、生まれ変わっても鬱陶しいヤツね!」
オクタヴィア「美樹さやかも、このオクタヴィアも!」
♪『哀しみ たなびかせて』
アスカ「…さやかの魂に気付けるのは、私一人になっちゃったよ……」
オクタヴィア「目指す果ては見えてる!」
♪『道のない未来へと急ぐよ』
191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 20:57:04.02 ID:Eak2rGejo
—— 一方、シンジと智恵理たちは ——
智恵理「あそこよ! キン肉マンたちが白いエヴァンゲリオンの相手してるけど、初号機は抑えきれないわ」
凪沙「シンジくん! ダミーシステムって、エントリープラグと同じところに入ってるんでしょ?」
シンジ「たぶんそうだと思う。そこを破壊すれば…」
凪沙「だったら私の出番だね。脱出するよ!」ボシュゥゥ
シンジ「ちょ、ちょっと待ってよ! 外へ出て戦うなんて危ないよ!」
凪沙「私は104.5期訓練兵! 立体機動で初号機のうなじを削ぐ!」
シンジ「なんだよそれ!?」
智恵理「直接攻撃は凪沙に任せて、シンジくんにはダミーシステムへの干渉を手伝ってもらうわ」
シンジ「干渉って、歌うの!?」
彼方『凪沙以外の研究生と臨時メンバーのシンジくん! 用意はいいね?』
シンジ「用意って、無理だよ… 歌なんて……」
智恵理「恥ずかしがることないわ。ハートをぶつければ何でもいいのよ! だから一緒に歌おう!」
彼方『いくよ! 『奇跡の戦士エヴァンゲリオン!』』
智恵理「あそこよ! キン肉マンたちが白いエヴァンゲリオンの相手してるけど、初号機は抑えきれないわ」
凪沙「シンジくん! ダミーシステムって、エントリープラグと同じところに入ってるんでしょ?」
シンジ「たぶんそうだと思う。そこを破壊すれば…」
凪沙「だったら私の出番だね。脱出するよ!」ボシュゥゥ
シンジ「ちょ、ちょっと待ってよ! 外へ出て戦うなんて危ないよ!」
凪沙「私は104.5期訓練兵! 立体機動で初号機のうなじを削ぐ!」
シンジ「なんだよそれ!?」
智恵理「直接攻撃は凪沙に任せて、シンジくんにはダミーシステムへの干渉を手伝ってもらうわ」
シンジ「干渉って、歌うの!?」
彼方『凪沙以外の研究生と臨時メンバーのシンジくん! 用意はいいね?』
シンジ「用意って、無理だよ… 歌なんて……」
智恵理「恥ずかしがることないわ。ハートをぶつければ何でもいいのよ! だから一緒に歌おう!」
彼方『いくよ! 『奇跡の戦士エヴァンゲリオン!』』
192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:00:32.24 ID:Eak2rGejo
ゼロ「戻って来た所へ早速だが、敵は初号機のコントロールを奪うつもりだ。ネルフ回収班の援護を!」
あかね「上からの攻撃はビビットチームに任せて!」
♪『一つになった命 染まってゆくヴァイオレット』
初号機「!!?」
スザク「その歌をやめろぉっ!!」
ゆうこ「止めさせないよ!」シュバッ
カレン「危ない!」バシッ
スザク「すまない、助かった!」
♪『あたえる勇気 希望にかえて』
あかね「上からの攻撃はビビットチームに任せて!」
♪『一つになった命 染まってゆくヴァイオレット』
初号機「!!?」
スザク「その歌をやめろぉっ!!」
ゆうこ「止めさせないよ!」シュバッ
カレン「危ない!」バシッ
スザク「すまない、助かった!」
♪『あたえる勇気 希望にかえて』
193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:03:48.58 ID:Eak2rGejo
キン肉マン「この白いエヴァンゲリオン、一体ずつは大したこともないが、キリがないぞ」
テリーマン「正義超人として見習いたいガッツだな。だが動きを封じれば」
初号機「ウオオオオ!!!」ドガッ
テリーマン「うおっ!? 初号機はまだ止められないのか!」
エヴァ量産機A「ウグェェア……」バサッ
ジェシー「一機飛び立っていくぞ!」
バシュッ
まどか「お待たせ! 応援に来たよ!」
マミ「高射攻撃でビビットチームとあのエヴァンゲリオンを牽制すればいいのね!?」
杏子「行かせるかよ! …おわぁっ!」
エヴァ量産機B「グェェエア!」
キン肉マン「やつらも仲間同士息が合うようになってきたな。しかし元祖友情パワーを見せてやるわ!」
あかね「それなら私たちも使ってるんだよね!」
テリーマン「正義超人として見習いたいガッツだな。だが動きを封じれば」
初号機「ウオオオオ!!!」ドガッ
テリーマン「うおっ!? 初号機はまだ止められないのか!」
エヴァ量産機A「ウグェェア……」バサッ
ジェシー「一機飛び立っていくぞ!」
バシュッ
まどか「お待たせ! 応援に来たよ!」
マミ「高射攻撃でビビットチームとあのエヴァンゲリオンを牽制すればいいのね!?」
杏子「行かせるかよ! …おわぁっ!」
エヴァ量産機B「グェェエア!」
キン肉マン「やつらも仲間同士息が合うようになってきたな。しかし元祖友情パワーを見せてやるわ!」
あかね「それなら私たちも使ってるんだよね!」
194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:05:12.90 ID:Eak2rGejo
シンジ(早くしないと、ネルフに初号機が持って行かれる!)
♪『リフト・オフ! もう後には ひけないさだめ』
シンジ(そうだよ! ここまで来て、戦わずに帰れないんだよ!)
♪『プログナイフ! 握りしめ 倒せ敵を 守れ夢を 未来を!』
シンジ(エヴァで使徒と戦うんだ。こんな内戦なんかやってる場合じゃない!)
初号機「グッ… コオオオオ…!」
♪『愛の力で進め 奇跡の戦士』
シンジ(心に愛が無ければスーパーヒーローじゃないんだ。だからそこをどけ、ダミーシステム!)
♪『その名は エヴァン エヴァン』
初号機「オウォオオオオオ!!!!!」プシッ
マミ「プラグが露出してるわ! 凪沙さん、チャンスよ!」
シンジ(そして僕に力を貸してよ!)
凪沙「人類の力を…」ゴオオオオッ
シンジ『♪エヴァンゲリオン!!!』
凪沙「思い知れッ!!」ドォ!!
♪『リフト・オフ! もう後には ひけないさだめ』
シンジ(そうだよ! ここまで来て、戦わずに帰れないんだよ!)
♪『プログナイフ! 握りしめ 倒せ敵を 守れ夢を 未来を!』
シンジ(エヴァで使徒と戦うんだ。こんな内戦なんかやってる場合じゃない!)
初号機「グッ… コオオオオ…!」
♪『愛の力で進め 奇跡の戦士』
シンジ(心に愛が無ければスーパーヒーローじゃないんだ。だからそこをどけ、ダミーシステム!)
♪『その名は エヴァン エヴァン』
初号機「オウォオオオオオ!!!!!」プシッ
マミ「プラグが露出してるわ! 凪沙さん、チャンスよ!」
シンジ(そして僕に力を貸してよ!)
凪沙「人類の力を…」ゴオオオオッ
シンジ『♪エヴァンゲリオン!!!』
凪沙「思い知れッ!!」ドォ!!
195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:08:42.15 ID:Eak2rGejo
ゼロ「エヴァンゲリオン二号機、応答しろ!」
マリ「どした!? こっちも忙しいんだけど」
ゼロ「初号機の回収は失敗だ。二号機で食い止めろ!」
マリ「白いヤツじゃ初号機の相手は無理か… 姫、悪いけど行ってくるよ!」
マリ「…というわけで、姫置いて来ちゃったけど」
凪沙「ごめん、シンジくん! 中の汁っぽいもの出ちゃったけど乗れる?」
シンジ「どうにかね。魔法のナイフでダミーシステムも外したし、これで!」
マリ「せめてこっちは! 間に合えぇぇ!!」ドゴオォ!!
シンジ「なんのぉー!!」ガキャアアン!!
ゼロ「抵抗はよせ! 超人登録法にこの国の命運がかかっていると、なぜわからないんだ!」
まどか「……それなら、『一国の女王』くらいの因果が集まってるかな」
ほむら「ないよ…」
まどか「今ならできるかも! やるよ、ほむらちゃん!」
マリ「どした!? こっちも忙しいんだけど」
ゼロ「初号機の回収は失敗だ。二号機で食い止めろ!」
マリ「白いヤツじゃ初号機の相手は無理か… 姫、悪いけど行ってくるよ!」
マリ「…というわけで、姫置いて来ちゃったけど」
凪沙「ごめん、シンジくん! 中の汁っぽいもの出ちゃったけど乗れる?」
シンジ「どうにかね。魔法のナイフでダミーシステムも外したし、これで!」
マリ「せめてこっちは! 間に合えぇぇ!!」ドゴオォ!!
シンジ「なんのぉー!!」ガキャアアン!!
ゼロ「抵抗はよせ! 超人登録法にこの国の命運がかかっていると、なぜわからないんだ!」
まどか「……それなら、『一国の女王』くらいの因果が集まってるかな」
ほむら「ないよ…」
まどか「今ならできるかも! やるよ、ほむらちゃん!」
196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:09:33.14 ID:Eak2rGejo
——秋葉原 街頭ディスプレイ前——
「エヴァンゲリオンが押されてるじゃねーか!」 「相手はホントに魔女なのか?」
「やっちまえよおおお!!」 「観戦のお供にドネルケバブいかがですか~? おいしいよ~!」
「魔女でも何でもいい! ネルフなんてブッ潰せ!」 「登録法はどうなるんだよ!」
「おいゼロを映せってんだろ!」 「二号機はドコ行ったんだよ!!」
絵里「あなた、うちの学校の生徒? …っていうか、もしかしてアイドル部の?」
元部員A「生徒会長!? この戦い、見てたんですか?」
絵里「テレパシーが聞こえて外に出てみたら、これだもの。すごい騒ぎね」
元部員B「部長があんなのに乗って戦ってたなんて、知らなかったんですよ……」
♪『新しい頁を開き』
絵里「私もよ。でも、目指しているものは変わっていないようね」
♪『世界は君を待ってる』
元部員A「私たち、この人についていけなかったんだよね……」
穂乃果「ついていけたら、あんな風になれたのかな」
♪『明るい心で 全ての時をゆけるなら』
穂乃果「私たちも……」
♪『どこかへ続いてると信じて』
「エヴァンゲリオンが押されてるじゃねーか!」 「相手はホントに魔女なのか?」
「やっちまえよおおお!!」 「観戦のお供にドネルケバブいかがですか~? おいしいよ~!」
「魔女でも何でもいい! ネルフなんてブッ潰せ!」 「登録法はどうなるんだよ!」
「おいゼロを映せってんだろ!」 「二号機はドコ行ったんだよ!!」
絵里「あなた、うちの学校の生徒? …っていうか、もしかしてアイドル部の?」
元部員A「生徒会長!? この戦い、見てたんですか?」
絵里「テレパシーが聞こえて外に出てみたら、これだもの。すごい騒ぎね」
元部員B「部長があんなのに乗って戦ってたなんて、知らなかったんですよ……」
♪『新しい頁を開き』
絵里「私もよ。でも、目指しているものは変わっていないようね」
♪『世界は君を待ってる』
元部員A「私たち、この人についていけなかったんだよね……」
穂乃果「ついていけたら、あんな風になれたのかな」
♪『明るい心で 全ての時をゆけるなら』
穂乃果「私たちも……」
♪『どこかへ続いてると信じて』
197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:11:54.21 ID:Eak2rGejo
♪『空は青く高く 幼い風が光り』
オクタヴィア「赤いヤツがいなくていいなんて、油断してない!?」
アスカ「腕の数は減っていない!」ドシュドシュッツ
オクタヴィア「何これ… うっ!」
アスカ「三号機の機能は使いこないしてる」
♪『小さな鈴のように』
アスカ「魔女にだって首があるなら、弱点のはず!」
オクタヴィア「苦しいの? 剣も抑えられて、手出しできない… でもテレパシーがまだある!」
♪『まだ見ぬ』
オクタヴィア「赤いヤツがいなくていいなんて、油断してない!?」
アスカ「腕の数は減っていない!」ドシュドシュッツ
オクタヴィア「何これ… うっ!」
アスカ「三号機の機能は使いこないしてる」
♪『小さな鈴のように』
アスカ「魔女にだって首があるなら、弱点のはず!」
オクタヴィア「苦しいの? 剣も抑えられて、手出しできない… でもテレパシーがまだある!」
♪『まだ見ぬ』
198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:15:31.47 ID:Eak2rGejo
——美樹家——
母「不思議の歌が… 歌が聴こえる……」
父「そんなのどこにも」
父「テレビでもつけようか。今日はもう休んでなさいよ」
母「ちょうどいいわね。ニュースをやってるでしょう」
父(なかなか良くならないものだな…)
♪『長過ぎた 夜の果てに』
母「見て見て! さやかが出てくるわ!」
父「これは…!」
母「不思議の歌が… 歌が聴こえる……」
父「そんなのどこにも」
父「テレビでもつけようか。今日はもう休んでなさいよ」
母「ちょうどいいわね。ニュースをやってるでしょう」
父(なかなか良くならないものだな…)
♪『長過ぎた 夜の果てに』
母「見て見て! さやかが出てくるわ!」
父「これは…!」
199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:17:32.32 ID:Eak2rGejo
——上条家——
仁美「映っているのはさやかさんで、歌はにこさんの…」
上条「さやかは生まれ変わってもスーパーヒーローになれるって信じてくれた、矢澤にこさんだよ!」
♪『夜明けを呼び覚ますコーラス』
仁美「超人登録法は、これほどまでにいけないことでしょうか」
上条「どっちが悪いとか、誰のせいっていうことじゃないんだよ。みんな守りたいものは一緒なんだからね」
仁美「それなら私たちは、さやかさんを応援できますわね!」
上条「僕たちにもテレパシーは送れるかもしれないな」
♪『どんなに 儚くても』
仁美「ええ。魔法少女の物語は、まだ終わってはいませんから」
♪『始まりの時を告げて』
仁美「映っているのはさやかさんで、歌はにこさんの…」
上条「さやかは生まれ変わってもスーパーヒーローになれるって信じてくれた、矢澤にこさんだよ!」
♪『夜明けを呼び覚ますコーラス』
仁美「超人登録法は、これほどまでにいけないことでしょうか」
上条「どっちが悪いとか、誰のせいっていうことじゃないんだよ。みんな守りたいものは一緒なんだからね」
仁美「それなら私たちは、さやかさんを応援できますわね!」
上条「僕たちにもテレパシーは送れるかもしれないな」
♪『どんなに 儚くても』
仁美「ええ。魔法少女の物語は、まだ終わってはいませんから」
♪『始まりの時を告げて』
200: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:20:09.44 ID:Eak2rGejo
♪『世界はまだ 君のため 喜びを隠しているから』
オクタヴィア「来るぞ… テレパシーが、エリア11のNoNameから……!」
アスカ「押し返される!? 時間もないってのに!」
オクタヴィア「これは私の力じゃない!」パッ
♪『misterioso 舞い上がるよ』
オクタヴィア「絶望から生まれた魔女の私にも、今希望のパワーが起こしている現象の正体はわかる!」
オクタヴィア「来るぞ… テレパシーが、エリア11のNoNameから……!」
アスカ「押し返される!? 時間もないってのに!」
オクタヴィア「これは私の力じゃない!」パッ
♪『misterioso 舞い上がるよ』
オクタヴィア「絶望から生まれた魔女の私にも、今希望のパワーが起こしている現象の正体はわかる!」
201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:23:01.24 ID:Eak2rGejo
ビスッ
アスカ「いてっ! さやかめ!」ハッ
アスカ「…本当にさやかなの……?」
♪『追いすがる 涙のむこうへ』
オクタヴィア「さやかの魂! 違ってたら教えて。剣の使い方はこうでいいのね?」
アスカ「まだ来る!」
♪『眩しい』
オクタヴィア&さやか「スパークエッジを受けてもらう!」
アスカ「これしき… グッ ギャアアアアアア!!!!」
♪『明日へ!』
オクタヴィア「力尽きたなら、レールで!」
ヒュルッ
オクタヴィア「あなた、さやかの友達だったんでしょう? バッテリー切れまでおとなしくしててね」
202: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:29:10.22 ID:Eak2rGejo
マリ「初号機は奪われて、姫もやられた! これってまさかの大ピンチ!?」
あかね「シンジくん! 初号機を返しなよ!」
シンジ「うわっ!? ビビッドチーム、邪魔をしないで!」
マリ「…いやまだ大丈夫か……?」
まどか「わたしたちでどうにかするんだよ!」
ほむら「でも… あのコスチューム、恥ずかしいよ……」
まどか「あれはあれで似合うからいいの! やるよ!」
ゼロ「セプター4と赤のクランは鹿目まどかを抑えろ。ゲイジングパーツが来るぞ!」
まどか「因果の糸で二度目の変身!」
あかね「シンジくん! 初号機を返しなよ!」
シンジ「うわっ!? ビビッドチーム、邪魔をしないで!」
マリ「…いやまだ大丈夫か……?」
まどか「わたしたちでどうにかするんだよ!」
ほむら「でも… あのコスチューム、恥ずかしいよ……」
まどか「あれはあれで似合うからいいの! やるよ!」
ゼロ「セプター4と赤のクランは鹿目まどかを抑えろ。ゲイジングパーツが来るぞ!」
まどか「因果の糸で二度目の変身!」
203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 21:30:39.81 ID:Eak2rGejo
まどか「アルティメットまどか!」
ほむら「デ、デビルほむ…!」
凪沙「まどか? どうしたのそのコスチューム!」
友歌「魔法少女って、みんなあれができるの……?」
杏子「いや初めて見たぞ」
まどか「さぁ! シャイニングマミとバーニング杏子も早く!」
ほむら「一度やってしまえば、貴女も気に入るはずよ」ファサッ
楚方「ねえ、呼んでるよ…」
マミ「なによそのネーミングは!?」
杏子「と、とりあえずやるだけやってみるか!」
ほむら「デ、デビルほむ…!」
凪沙「まどか? どうしたのそのコスチューム!」
友歌「魔法少女って、みんなあれができるの……?」
杏子「いや初めて見たぞ」
まどか「さぁ! シャイニングマミとバーニング杏子も早く!」
ほむら「一度やってしまえば、貴女も気に入るはずよ」ファサッ
楚方「ねえ、呼んでるよ…」
マミ「なによそのネーミングは!?」
杏子「と、とりあえずやるだけやってみるか!」
204: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 22:16:38.66 ID:Eak2rGejo
ビビッドイエロー「ファイナル・オペレーション!」
キン肉マン「なんの、肉のカーテン!」
ビビッドイエロー「なんであれで防げるのよ!?」
わかば「交代して!」
あおい「むこうでも何かあったみたいだよ!」
ゼロ「魔法少女の四人が変身したようだ」
C.C.「魔翌力が高まっているとなると、ゲイジングパーツとは違うぞ。ビビットチームも増援に回した方がいい」
ゼロ「行ってくれるな?」
玉城「正義超人の相手は俺たちが引き受けたぜ!」
カレン「ケガさせたくはないけど…」プシッ キュイィィ…
キン肉マン「立体機動で来る!?」
カレン「カーテンの向こうへ届けぇ!」カチッ
キン肉マン「なんの、肉のカーテン!」
ビビッドイエロー「なんであれで防げるのよ!?」
わかば「交代して!」
あおい「むこうでも何かあったみたいだよ!」
ゼロ「魔法少女の四人が変身したようだ」
C.C.「魔翌力が高まっているとなると、ゲイジングパーツとは違うぞ。ビビットチームも増援に回した方がいい」
ゼロ「行ってくれるな?」
玉城「正義超人の相手は俺たちが引き受けたぜ!」
カレン「ケガさせたくはないけど…」プシッ キュイィィ…
キン肉マン「立体機動で来る!?」
カレン「カーテンの向こうへ届けぇ!」カチッ
205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 22:23:56.95 ID:Eak2rGejo
マリ(正義超人の相手はエヴァシリーズと黒の騎士団じゃ心もとないか…? 0048もいるし)
マリ(セプター4に赤のクランは魔法少女の四人にかかりっきり。あかねたちが加勢すればどうだろ)
マリ(いや、あの四人がどこまで強くなったかはまだハッキリしない…… するとどうしても)
シンジ「二号機は僕が止める!」
マリ「やっぱワンコくんの面倒は私が見ないとねぇ!」
シンジ「武器があるはず… ああもう、これだ!」グォッ
マリ「オラアァァ!!」ガッ!!
テリーマン「クロスカウンター!」
アルまど「え、今のどっちが勝ってるの?」
デビほむ「見てないで戦いに集中しなさい!」
マリ「ここでエヴァ同士消耗してたら、使徒と戦えなくなるんだよ!」
シンジ「白いヤツも使徒も! 僕がたおせばいいんだろぉ!!」
マリ「コイツは本気だねぇ…… こっちも本気で行くよ! いいよね、ゼロ?」
ゼロ「この戦いに勝たなければ登録法に未来はない。だがあまり羽目を外すなよ」
マリ「どう言われようがやるしかないんだけどね! モード反転、ザ・ビースト!」
マリ(セプター4に赤のクランは魔法少女の四人にかかりっきり。あかねたちが加勢すればどうだろ)
マリ(いや、あの四人がどこまで強くなったかはまだハッキリしない…… するとどうしても)
シンジ「二号機は僕が止める!」
マリ「やっぱワンコくんの面倒は私が見ないとねぇ!」
シンジ「武器があるはず… ああもう、これだ!」グォッ
マリ「オラアァァ!!」ガッ!!
テリーマン「クロスカウンター!」
アルまど「え、今のどっちが勝ってるの?」
デビほむ「見てないで戦いに集中しなさい!」
マリ「ここでエヴァ同士消耗してたら、使徒と戦えなくなるんだよ!」
シンジ「白いヤツも使徒も! 僕がたおせばいいんだろぉ!!」
マリ「コイツは本気だねぇ…… こっちも本気で行くよ! いいよね、ゼロ?」
ゼロ「この戦いに勝たなければ登録法に未来はない。だがあまり羽目を外すなよ」
マリ「どう言われようがやるしかないんだけどね! モード反転、ザ・ビースト!」
206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 22:31:34.92 ID:Eak2rGejo
伏見「なんだ、あれは… エヴァンゲリオンが変身している…!」
智恵理「二号機にもダミーシステムがあったの!?」
ジェシー「こうなるのを待っていたぞ! シンジくん、タッチだ!」
シンジ「へっ? あ、はい!」パシッ
マリ「まずはハワイチャンピオンから行くかぁ!!」ゴオゥッ!!
ジェシー「そうはいかないぞ!」スルリッ
マリ「えっ……」
グワッシャ!!!
ジェシー「獰猛な獣の本性を目覚めさせる暴走ファイトなど、我々正義超人には通用しないぞ!」
テリーマン「白い奴もいい練習相手になってくれたからな。本当にそれが二号機の切り札なら、早く諦めることだ」
マリ「そんなの……!」
智恵理「二号機にもダミーシステムがあったの!?」
ジェシー「こうなるのを待っていたぞ! シンジくん、タッチだ!」
シンジ「へっ? あ、はい!」パシッ
マリ「まずはハワイチャンピオンから行くかぁ!!」ゴオゥッ!!
ジェシー「そうはいかないぞ!」スルリッ
マリ「えっ……」
グワッシャ!!!
ジェシー「獰猛な獣の本性を目覚めさせる暴走ファイトなど、我々正義超人には通用しないぞ!」
テリーマン「白い奴もいい練習相手になってくれたからな。本当にそれが二号機の切り札なら、早く諦めることだ」
マリ「そんなの……!」
207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 22:48:08.43 ID:Eak2rGejo
尊「弓矢の攻撃は上出来だが、接近戦には向いてねぇようだな」
まどか(ついていくのがやっとだよ……! これが王の力…)
ほむら「デビル忍法、乱れ吹雪!!」
尊「ちっ こいつがいたか」
伏見「だがここまで来れば、俺たちの距離だ!」
清音「近づかせるかよ!」
スザク「ガッチャマンのスーツはどこまで耐えられるんだ…」
智恵理「上空を警戒してないから!」ドドドドッ
C.C.「空中戦でいつまでも好きにできると思うなぁ!!」
マミ「向こうも助けに行きたいけど」
ビビットグリーン「二号機を助けに行きたいけど…!」
杏子「でもこいつらがいるんじゃ…」
ひまわり「あの二人だけでも、抑えとかないと!」
まどか(ついていくのがやっとだよ……! これが王の力…)
ほむら「デビル忍法、乱れ吹雪!!」
尊「ちっ こいつがいたか」
伏見「だがここまで来れば、俺たちの距離だ!」
清音「近づかせるかよ!」
スザク「ガッチャマンのスーツはどこまで耐えられるんだ…」
智恵理「上空を警戒してないから!」ドドドドッ
C.C.「空中戦でいつまでも好きにできると思うなぁ!!」
マミ「向こうも助けに行きたいけど」
ビビットグリーン「二号機を助けに行きたいけど…!」
杏子「でもこいつらがいるんじゃ…」
ひまわり「あの二人だけでも、抑えとかないと!」
208: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/06(火) 22:53:44.92 ID:Eak2rGejo
マリ「獣化第二形態がここまでいいようにやられるってさぁ……」
キン肉マン「テリーの言う通りじゃ。もう勝敗はついたろう」
マリ「ならコッチでやってみるしかないじゃん!」
キン肉マン「さぁ、おとなしく… おわっ!?」
クァッ!!
マリ「愛の力で進むのは、自分たちだけと思うなああ!!!」
テリーマン「パワーアップか、いや…」
ゼロ「暴走状態には見えないな。ファイトスタイルヤツらに合わせたのか」
マリ「登録法なんてどうでもいい! でもその機体は置いてけぇええ!!!!」ガッ
シンジ「ぐわぁああっ!!」
キン肉マン「今助けるぞ! しかしこいつは」
ジェシー「テクニックは荒削りだが、気迫が違う! うおおっ…!?」
マリ「あと三人!!」
キン肉マン「テリーの言う通りじゃ。もう勝敗はついたろう」
マリ「ならコッチでやってみるしかないじゃん!」
キン肉マン「さぁ、おとなしく… おわっ!?」
クァッ!!
マリ「愛の力で進むのは、自分たちだけと思うなああ!!!」
テリーマン「パワーアップか、いや…」
ゼロ「暴走状態には見えないな。ファイトスタイルヤツらに合わせたのか」
マリ「登録法なんてどうでもいい! でもその機体は置いてけぇええ!!!!」ガッ
シンジ「ぐわぁああっ!!」
キン肉マン「今助けるぞ! しかしこいつは」
ジェシー「テクニックは荒削りだが、気迫が違う! うおおっ…!?」
マリ「あと三人!!」
209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 19:27:56.71 ID:KFeDE1vqo
杏子「あかねさえ何とかすれば… バーニングスラッシュ!」
ひまわり「コライダーがあるうちは行かせない」
ジョー「バーニングってのはなぁ、こうするんだよ! 見てろ!」
ひまわり「セプター4が手を焼いてたガッチャマン…!」クラッ
ジョー「ビビットチームを一人やったぞ。回収頼む」
マミ「これは負けてられないわね!」
ビビットグリーン「チェンジ・ビビットブルー! 二人まとめて!」
杏子「チャージの時間があると…」
ザシュッ!
わかば「稼いでみせる!」
ジョー「次はお前かぁ!? バーニング・レイン!」ドドドドッ
杏子「ありがとう、ジョーさん!」
ひまわり「コライダーがあるうちは行かせない」
ジョー「バーニングってのはなぁ、こうするんだよ! 見てろ!」
ひまわり「セプター4が手を焼いてたガッチャマン…!」クラッ
ジョー「ビビットチームを一人やったぞ。回収頼む」
マミ「これは負けてられないわね!」
ビビットグリーン「チェンジ・ビビットブルー! 二人まとめて!」
杏子「チャージの時間があると…」
ザシュッ!
わかば「稼いでみせる!」
ジョー「次はお前かぁ!? バーニング・レイン!」ドドドドッ
杏子「ありがとう、ジョーさん!」
210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 19:53:36.88 ID:KFeDE1vqo
ビビットブルー「ビビットインパクト、セーフティ解除!」
マミ「佐倉さん、私たちも!」
ビビットブルー「エンジン出力、120%… 140%…」
杏子「ばぁぁぁぁくねつ!! バァァニング!!」
あかね「あの二人も何かする気だよ!」
一色『心配するな。パレットスーツなら正面からぶつかり合えば』
マミ「シャァァァァイニング!!」
一色『友情パワーを解さぬ宇宙人の作ったものになど、負けはせんぞ! 目に物見せてやれ!!』
ビビットブルー「臨界突破! ファイナル・オペレーション!」
マミ&杏子「フィンガァァァーー!!!!」
カッ!!
マミ「佐倉さん、私たちも!」
ビビットブルー「エンジン出力、120%… 140%…」
杏子「ばぁぁぁぁくねつ!! バァァニング!!」
あかね「あの二人も何かする気だよ!」
一色『心配するな。パレットスーツなら正面からぶつかり合えば』
マミ「シャァァァァイニング!!」
一色『友情パワーを解さぬ宇宙人の作ったものになど、負けはせんぞ! 目に物見せてやれ!!』
ビビットブルー「臨界突破! ファイナル・オペレーション!」
マミ&杏子「フィンガァァァーー!!!!」
カッ!!
211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 20:01:26.24 ID:KFeDE1vqo
ゴォォォ……!!
まどか「マミさんたちの所から!?」
八田「どうやったらこうなるんだよぉっ!」
淡島「視界が利かない! 同士討ちに注意しろ!」
彼方「77期! 地上の仲間を連れてこの煙から脱出するよ!」
智恵理「シンジくんたちは…」
マリ「この程度の爆風に怯んでる時間は…! うっ!」
シンジ「うおおおおお!!!」ドゴォッ
シンジ「キン肉マン! フィニッシュホールドだ!」
キン肉マン「いくぜっ エヴァンゲリオン二号機!」
まどか「マミさんたちの所から!?」
八田「どうやったらこうなるんだよぉっ!」
淡島「視界が利かない! 同士討ちに注意しろ!」
彼方「77期! 地上の仲間を連れてこの煙から脱出するよ!」
智恵理「シンジくんたちは…」
マリ「この程度の爆風に怯んでる時間は…! うっ!」
シンジ「うおおおおお!!!」ドゴォッ
シンジ「キン肉マン! フィニッシュホールドだ!」
キン肉マン「いくぜっ エヴァンゲリオン二号機!」
212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 20:06:25.31 ID:KFeDE1vqo
ガキィ
マリ「捕まった!? でも獣化第二形態の超人強度なら、こんなもの!」
伏見「バスター返しか!」
鎌本「いいぞ! 食らわせてやれぇ!!」
キュミミミミィ……
まどか「光るものがキン肉マンへ集まって行く…! あれって、もしかして!?」
鈴子「きららの群れです! アイドルのオーラに反応するきららが!」
智恵理「アイドル超人に力を貸しているの?」
ゆうこ「マジかよ、おい……!」
キュミミミミィ!!
キン肉マン「注魂、きららエフェクト! キン肉バスターーッ!!」
マリ「ううっ… ほ、ほどけない!」
キン肉マン「長かった内戦よ、さらば!!」ズガガァ!!
マリ「捕まった!? でも獣化第二形態の超人強度なら、こんなもの!」
伏見「バスター返しか!」
鎌本「いいぞ! 食らわせてやれぇ!!」
キュミミミミィ……
まどか「光るものがキン肉マンへ集まって行く…! あれって、もしかして!?」
鈴子「きららの群れです! アイドルのオーラに反応するきららが!」
智恵理「アイドル超人に力を貸しているの?」
ゆうこ「マジかよ、おい……!」
キュミミミミィ!!
キン肉マン「注魂、きららエフェクト! キン肉バスターーッ!!」
マリ「ううっ… ほ、ほどけない!」
キン肉マン「長かった内戦よ、さらば!!」ズガガァ!!
213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 20:17:29.00 ID:KFeDE1vqo
まどか「三号機に、二号機までやっつけたの……」
キン肉マン「ゼロ、降りて来てくれ! 話がある」
ゼロ「今更なんだ? 停戦交渉か?」スッ
伏見「まずいな。今なら向こうが有利だぞ」
キン肉マン「そうだ。超人登録法反対派の全軍に告ぐ。戦闘は中止だ! わたしは投降するぞ」
八田「マジか!? …え、マジでかよ!?」
ほむら「どうして!? もう一押しで勝てるのよ!」
キン肉マン「もう充分だ」
キン肉マン「超人たちも、この放送を見たみんなも頭を冷やせば思い出すだろう。我々が本来誰のために戦うべきかを」
ゼロ「あまりにも無駄な戦いに没頭してしまったな……」
キン肉マン「だがそれもこれまでだ。オクタヴィア、エヴァンゲリオン三号機を放してやってくれ」
オクタヴィア「正義超人の王子様がそう言うなら、いいよ」シュルッ
まどか「……わたしたちも、とりあえず元に戻ろうか?」
ほむ「その時が来たようね」
キン肉マン「ゼロ、降りて来てくれ! 話がある」
ゼロ「今更なんだ? 停戦交渉か?」スッ
伏見「まずいな。今なら向こうが有利だぞ」
キン肉マン「そうだ。超人登録法反対派の全軍に告ぐ。戦闘は中止だ! わたしは投降するぞ」
八田「マジか!? …え、マジでかよ!?」
ほむら「どうして!? もう一押しで勝てるのよ!」
キン肉マン「もう充分だ」
キン肉マン「超人たちも、この放送を見たみんなも頭を冷やせば思い出すだろう。我々が本来誰のために戦うべきかを」
ゼロ「あまりにも無駄な戦いに没頭してしまったな……」
キン肉マン「だがそれもこれまでだ。オクタヴィア、エヴァンゲリオン三号機を放してやってくれ」
オクタヴィア「正義超人の王子様がそう言うなら、いいよ」シュルッ
まどか「……わたしたちも、とりあえず元に戻ろうか?」
ほむ「その時が来たようね」
214: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 20:26:32.26 ID:KFeDE1vqo
・
・ その後
・
ラクシャータ「紅蓮の新型ゲフィオンネット、調子はどう?」
カレン「いいですよ。これならすぐにでも使えそうですね。って、何見てるんですか?」
カレン『最初のお便りはトーキョー租界の東野さんからいただきました!』
カレン「ちょ、ちょっと! こんなの見ないでくださいよ!///」
ラクシャータ「カレンの復興カレンダー、評判いいみたいじゃない?」
ラクシャータ「うちのスタッフも録画して見たっていうから、借りて来ちゃった」
カレン「…だからこんな番組に出るのやだって言ったのに……」
ラクシャータ「それにしちゃあ、可愛く撮れてるみたいだけどね。ほら」
カレン「あの内戦で傷ついた街の復興も、私たち黒の騎士団の役目なんですから」
ラクシャータ「内戦は終わっても、これからがまだまだ長そうね」
カレン「……いつかあの子たちも戻って来てくれますよ」
・ その後
・
ラクシャータ「紅蓮の新型ゲフィオンネット、調子はどう?」
カレン「いいですよ。これならすぐにでも使えそうですね。って、何見てるんですか?」
カレン『最初のお便りはトーキョー租界の東野さんからいただきました!』
カレン「ちょ、ちょっと! こんなの見ないでくださいよ!///」
ラクシャータ「カレンの復興カレンダー、評判いいみたいじゃない?」
ラクシャータ「うちのスタッフも録画して見たっていうから、借りて来ちゃった」
カレン「…だからこんな番組に出るのやだって言ったのに……」
ラクシャータ「それにしちゃあ、可愛く撮れてるみたいだけどね。ほら」
カレン「あの内戦で傷ついた街の復興も、私たち黒の騎士団の役目なんですから」
ラクシャータ「内戦は終わっても、これからがまだまだ長そうね」
カレン「……いつかあの子たちも戻って来てくれますよ」
215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 20:29:36.68 ID:KFeDE1vqo
♪『主なきその声 聴こえるよ』
♪『この空の ほら どこからか』
カレン(キン肉マンが投降してから、反対派は息を潜めている)
カレン(アローンや魔女との戦いや、内戦の混乱に乗じて旗揚げしたゲリラの後始末)
カレン(でもきっと… 魔法少女やガッチャマンたちが本来していたように)
カレン(私たちの知らない所で、あの子たちはエリア11の平和を守るために戦っている)
♪『この空の ほら どこからか』
カレン(キン肉マンが投降してから、反対派は息を潜めている)
カレン(アローンや魔女との戦いや、内戦の混乱に乗じて旗揚げしたゲリラの後始末)
カレン(でもきっと… 魔法少女やガッチャマンたちが本来していたように)
カレン(私たちの知らない所で、あの子たちはエリア11の平和を守るために戦っている)
216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 20:56:22.58 ID:KFeDE1vqo
♪『心折れそうな 長い坂の前』
♪『未来があるなら 背を向けられない』
まどか「バレないように戦うのって、けっこう難しかったんだね…」
マミ「前はこんなに大変だったのかしら…」
ほむら「お母さんたちも心配だね。捕まらないかな……」
智恵理「ゾディアックが協力してるうちは平気よ」
まどか「ごめんね。あの時匿えるのっていったらそこくらいしか思い浮かばなかったの」
智恵理「いいのよ。二度と頼ることなんてないと思ってたけど、こうなったら使わない手は無いわ」
O.D「気になるならウチのCAGEに引っ越してもいいわよ。アムネジア・エフェクトでしっかり守ってあげるから」
まどか「ありがとう。…早く匿わなくてもいいようにしたいね」
清音「今はいずれそうなると信じよう」
♪『未来があるなら 背を向けられない』
まどか「バレないように戦うのって、けっこう難しかったんだね…」
マミ「前はこんなに大変だったのかしら…」
ほむら「お母さんたちも心配だね。捕まらないかな……」
智恵理「ゾディアックが協力してるうちは平気よ」
まどか「ごめんね。あの時匿えるのっていったらそこくらいしか思い浮かばなかったの」
智恵理「いいのよ。二度と頼ることなんてないと思ってたけど、こうなったら使わない手は無いわ」
O.D「気になるならウチのCAGEに引っ越してもいいわよ。アムネジア・エフェクトでしっかり守ってあげるから」
まどか「ありがとう。…早く匿わなくてもいいようにしたいね」
清音「今はいずれそうなると信じよう」
217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:05:21.02 ID:KFeDE1vqo
にこ「……あの二年生、まだ来てるんだけど」
絵里「それは御愁傷様。絶対諦めないわよ」
にこ「せっかく超人指定から外してもらえたってのに、下手に目立ったらまた元の木阿弥よ……」
絵里「でも、やってみたい気持ちはあるんじゃない?」
にこ「……まぁね……」
絵里「最後のmisterioso、みんなで聴いてたのよ。だから二年生の子たちにも希望が芽生えて来たの」
にこ「学校を守るのもまたスーパーヒーローの精神、か…… 何にせよ、今日はこの後用事があるから付き合ってられないわよ」
絵里「また超人関係?」
にこ「……あんまり大きい声で言えないけど、そうなのよ」
にこ(今日こそ成功させるって言ってた。でも、元に戻ったら、魔女だった頃のこと忘れちゃうかな…)
♪『友よ覚えているかい』
にこ(…覚えてるよね)
♪『あの日誓い合ったこの場所 季節の花が咲く』
にこ(たとえ生まれ変わっても、また返り咲いてくれるはずよ!)
絵里「それは御愁傷様。絶対諦めないわよ」
にこ「せっかく超人指定から外してもらえたってのに、下手に目立ったらまた元の木阿弥よ……」
絵里「でも、やってみたい気持ちはあるんじゃない?」
にこ「……まぁね……」
絵里「最後のmisterioso、みんなで聴いてたのよ。だから二年生の子たちにも希望が芽生えて来たの」
にこ「学校を守るのもまたスーパーヒーローの精神、か…… 何にせよ、今日はこの後用事があるから付き合ってられないわよ」
絵里「また超人関係?」
にこ「……あんまり大きい声で言えないけど、そうなのよ」
にこ(今日こそ成功させるって言ってた。でも、元に戻ったら、魔女だった頃のこと忘れちゃうかな…)
♪『友よ覚えているかい』
にこ(…覚えてるよね)
♪『あの日誓い合ったこの場所 季節の花が咲く』
にこ(たとえ生まれ変わっても、また返り咲いてくれるはずよ!)
218: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:11:28.82 ID:KFeDE1vqo
♪『主無きその声 聴こえるよ』
予報士「そろそろ天気の話をしていいかい? もうエヴァンゲリオンはその辺にしておきなよ」
キャスター「新型の改二号機がアローン退治に駆けつけたんだぜ! もうちょっとくらいいだろう」
予報士「まぁ僕も好きだからわかるよ。でも近頃初号機が出て来ないのは物足りないね」
キャスター「昭和記念公園の戦いの後、封印されてるからね。まぁいつかは解けるって」
予報士「登録法に反対しているヒーローたちもかい? タイタスとか… ああ、今は違うんだったな」
♪『太陽が ほら 少しずつ』
キャスター「うちのカミさんもジェシー・メイビアの大ファンなんだ」
予報士「では予報しよう。彼らが戻って来てくれる日が近いうちに訪れる」
♪『辺りのその闇を 剥がしてくれるだろう』
キャスター「確率は?」
予報士「そんなの決まってるだろ? 100%だよ!」
予報士「そろそろ天気の話をしていいかい? もうエヴァンゲリオンはその辺にしておきなよ」
キャスター「新型の改二号機がアローン退治に駆けつけたんだぜ! もうちょっとくらいいだろう」
予報士「まぁ僕も好きだからわかるよ。でも近頃初号機が出て来ないのは物足りないね」
キャスター「昭和記念公園の戦いの後、封印されてるからね。まぁいつかは解けるって」
予報士「登録法に反対しているヒーローたちもかい? タイタスとか… ああ、今は違うんだったな」
♪『太陽が ほら 少しずつ』
キャスター「うちのカミさんもジェシー・メイビアの大ファンなんだ」
予報士「では予報しよう。彼らが戻って来てくれる日が近いうちに訪れる」
♪『辺りのその闇を 剥がしてくれるだろう』
キャスター「確率は?」
予報士「そんなの決まってるだろ? 100%だよ!」
219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:18:51.37 ID:KFeDE1vqo
♪『人影無くても 目を閉じればわかる』
♪『目指しているのは 一人じゃないんだ』
コーネリア「いいのか? こんな所に来て」
杏子「マミのこと、お礼言っておきたくてさ… ありがとう。もうすっかり元気になったよ」
コーネリア「例には及ばない。ここにいた期間は短かったからな」
杏子「だとしてもさ、キン肉マンのこともだよ。登録したらマスクを剥ぐもんだと心配してたよ」
コーネリア「キン肉族が素顔を見られたら死ぬ、というのは本当らしい」
コーネリア「全イレブンの善き友人を処刑するわけにはいかないだろう」
杏子「だからって、執行猶予千年だって? ありゃあ基地で0048の皆と見て笑っちゃったよ」
コーネリア「甘かったかな…… いや、最後のキン肉バスターを、君も見たろう」
杏子「見てたよ。半分くらい意識無かったけどね」
コーネリア「彼らも、求める物は我々と同じだ。それは信じられる」
♪『目指しているのは 一人じゃないんだ』
コーネリア「いいのか? こんな所に来て」
杏子「マミのこと、お礼言っておきたくてさ… ありがとう。もうすっかり元気になったよ」
コーネリア「例には及ばない。ここにいた期間は短かったからな」
杏子「だとしてもさ、キン肉マンのこともだよ。登録したらマスクを剥ぐもんだと心配してたよ」
コーネリア「キン肉族が素顔を見られたら死ぬ、というのは本当らしい」
コーネリア「全イレブンの善き友人を処刑するわけにはいかないだろう」
杏子「だからって、執行猶予千年だって? ありゃあ基地で0048の皆と見て笑っちゃったよ」
コーネリア「甘かったかな…… いや、最後のキン肉バスターを、君も見たろう」
杏子「見てたよ。半分くらい意識無かったけどね」
コーネリア「彼らも、求める物は我々と同じだ。それは信じられる」
220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:26:28.10 ID:KFeDE1vqo
C.C「そのDISKというのを使えば、結界の代わりになるわけか」
ゼロ「エリア11でも採用するつもりだ。運用開始を記念して式典を行う」
C.C「結界に閉じ込めておくよりは幾分良心的だな。その式典でキン肉マンを封印するか?」
ゼロ「あれ以降捕虜にした、0048のメンバーもだ。これはイレブンたちにも受け入れられるだろう」
C.C「彼らに反対派のヒーローを恐れる気持ちがあるなら、な…… しかしヤツらが放っておくはずはないぞ」
ゼロ「式典の情報をリークする。必ず捕虜の奪還に来るだろう」
C.C「そこまでするほど、昔の友人が恋しいものか…?」
♪『友よ答えておくれよ』
ゼロ(鹿目まどか… 君たちはどこにいるんだ)
♪『君も傷付き 赤い血を流し』
ゼロ(……私を止めに来てくれ)
♪『それでも 生きてると』
ゼロ「エリア11でも採用するつもりだ。運用開始を記念して式典を行う」
C.C「結界に閉じ込めておくよりは幾分良心的だな。その式典でキン肉マンを封印するか?」
ゼロ「あれ以降捕虜にした、0048のメンバーもだ。これはイレブンたちにも受け入れられるだろう」
C.C「彼らに反対派のヒーローを恐れる気持ちがあるなら、な…… しかしヤツらが放っておくはずはないぞ」
ゼロ「式典の情報をリークする。必ず捕虜の奪還に来るだろう」
C.C「そこまでするほど、昔の友人が恋しいものか…?」
♪『友よ答えておくれよ』
ゼロ(鹿目まどか… 君たちはどこにいるんだ)
♪『君も傷付き 赤い血を流し』
ゼロ(……私を止めに来てくれ)
♪『それでも 生きてると』
221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:29:56.83 ID:KFeDE1vqo
終わりです
ごおめんな、誰もいないのにずっとやってて……
ごおめんな、誰もいないのにずっとやってて……
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420020611
Entry ⇒ 2017.11.23 | Category ⇒ 魔法少女まどか☆マギカ | Comments (0)
まどか「私、魔法少女になるからバナナほしいバナナ!」ほむら「アホかっ!」
1: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:14:15.83 ID:tvkqtE4eo
まどか「ねぇねぇ! ほむらちゃん! ほむらちゃん!」
ほむら「なに?」
まどか「実力テスト、全部0点だったぁ!」
ほむら「アホね」
まどか「キュゥべえにテレパシーで答え確認したのに! すごくない!?」
ほむら「キュゥべえに誰の答案をカンニングさせたの?」
まどか「マミさん」
ほむら「……すごく、アホね」
ほむら(学年が違うわよ、まどか)
2: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:15:41.04 ID:tvkqtE4eo
これは、私が数えるのを諦めるほどに繰り返した時の牢獄の中で、すぐに犠牲にしようと決意した世界の物語。
ほむら「鹿目まどか。貴女は自分の人生が、貴いと思う? 家族や友達を大切にしてる?」
まどか「バナナうめぇ」モキュモキュ
ほむら「度を越したアホさは甘さに繋がるし、蛮勇は油断になる」
まどか「あぁ……バナナ、うめぇ!」キラキラ
ほむら「貴女が破滅していく姿を私は見たくない。いっそ私がこの手で今すぐ殺してあげるわ……」
まどか「えぇ!? 私、死ぬの!?」
まどか「な……なら、死ぬ前に、せめて……」ウルウル
まどか「せめてもう一本バナナ食べたい!!」ブワッ
ほむら「ホントアホね」
3: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:16:57.67 ID:tvkqtE4eo
キーンコーンカーンコーン
ほむら(早くワルプルギス来ないかしら)ハァ
さやか「転校生っ! これからまどかとCDショップ行くけど、一緒に行かない?」
ほむら「貴女から誘ってくるなんて珍しい……もしかして私にアレの"お守"をさせる気?」
まどか「先生ッ! やっぱり目玉焼きにはマヨネーズだと思います!」
早乙女「鹿目さん、授業中ずっと寝てたでしょう!? 今すぐ職員室に来なさいっ!」
さやか「あはは~、気付いちゃいましたか~」
ほむら「まぁ、放っておいて問題が増えると厄介だし……仕方ないわね」
4: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:19:58.36 ID:tvkqtE4eo
CDショップ
まどか「さやかちゃん! 駅前のバナナ屋に行くっていう約束は嘘だったの!?」ガシッ
さやか「後で行くから、ね? ちょっとだけあたしの用事に付き合って! お願い!」
まどか「ひどいよ……こんなの、あんまりだよ……っ」ポロポロ
ほむら「ほ、ほら、まどか。バナナをあげるから泣き止んで?」スッ
まどか「ほむらちゃん……! 私の、最高の友だち……!」ズビーッ
ほむら「私の制服で洟をかまないで……」
5: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:20:47.66 ID:tvkqtE4eo
まどか「お礼になんでもしてあげる! ほむらちゃんの夢と希望を叶えてあげる!」キラキラ
ほむら「い、いいわよ……早くバナナ食べちゃいなさい」
まどか「あ! もしかして、エッチなこと!? いいよ、ほむらちゃんなら……」ドキドキ
ほむら「ちょっ!? ここ、店内!!」オロオロ
ほむら(で、でも、中身はアレでもこの子はまどか……!)ドキドキ
ほむら(い、いえ! だからこそダメよ、まどかは、まどかはぁ……!)ドキドキ
まどか「お礼にパンツ見せてあげるーっ!」バサッ!
さやか「やめろぉ!」ガシッ
6: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:22:09.14 ID:tvkqtE4eo
ほむら「た、助かったわ、さやか……」ハァハァ
さやか「いやもう、慣れてるからね……」
まどか「何するのさやかちゃん! 希望を抱くのが間違いだなんて言われたら、私、そんなのは違うって、何度でもそう言い返せます!」
ほむら「別にまどかのお子様パンツに希望なんて抱いていないわ……」
まどか「えぇっ!? だってほむらちゃん、私のこと大好きなんじゃないの!?」
ほむら「っ!?」ホムッ
まどか「だからバナナくれたんじゃないのぉっ!?」ヒシッ
ほむら「…………」
さやか「まどか。良い子だから、このヘッドホンしてて」スッ
7: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:22:49.48 ID:tvkqtE4eo
まどか「ふんふん♪」ズンチャカズンチャカ
さやか「いや~、まどかはすっかり転校生に懐いちゃったねぇ」
ほむら「私が偶然バナナを持ち歩いていたせいね」
ほむら(初対面で開口一番にバナナが欲しいと言われ、こっそり時間を止めてバナナを持ってきてしまったわ)
ほむら(まさか中身がこんなことになっているとは知らずに……)
まどか「きた~のぉ~! 酒場通りにはぁ~!」ズンチャカズンチャカ
さやか「ちょ、ちょっとまどか! 試聴コーナーで歌っちゃダメでしょ!」ガシッ
まどか「あーっ! さやかちゃんのいじわるーっ!」
ズンチャカズンチャカ
ほむら「これ、流れてる曲、細川たかしじゃなくて五木ひろしだわ……!」
8: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:23:59.45 ID:tvkqtE4eo
ケテ…
タスケテ、マドカ…
まどか「あーっ! 今何か聞こえた! 助けにいくよ、さやかちゃん! ほむらちゃん!」ガシッ
さやか「うわっとぉ!? またまどかが変な電波を受信したぁ!」
ほむら(いや、これは……)
キュゥべえ「助けてまどか! 魔女に襲われているんだ!」ボロッ
まどか「うっぎゃーっ! なにこれなにこれ、なにこれぇー!?」
さやか「変な生き物がいっぱい!? もしかして、まどかのアホな妄想が具現化した!?」
キュゥべえ「今すぐ魔法少女に変身して―――」
まどか「きゃーっ! いやーっ! うわーっ! あはーっ!」
キュゥべえ「ちょ、あの、話を……」
ほむら(そう言えば前にもこんなことがあったわね。たしかあの時は……なら、私の出る幕じゃ無いかしら)
マミ「貴女たち、下がってなさい!」
9: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:26:05.71 ID:tvkqtE4eo
キュゥべえ「助かったよマミ」
マミ「それで、貴女たちは?」
まどか「見滝原中学校、2年B組鹿目まどかです!」ビシッ
さやか「お、おなじく美樹さやか」
まどか「そして! 私の最高の友だち、暁美ほむらちゃんですどうぞー!」パチパチ
ほむら「!?」ホムッ
マミ「貴女……もしかして、魔法少女?」
ほむら「……ええ、そうよ」
マミ「どうしてさっきの魔女との戦いに参加しなかったの?」ジロ
ほむら「あの子から目が離せなかったから」
まどか「あーっ! 私のパンツにおしっこついてるー!」バサッ
さやか「だぁぁ!? あとで着替えようね!?」ガシッ
マミ「なるほど」
10: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:26:50.63 ID:tvkqtE4eo
さやか「魔法少女!? 二人とも!?」
まどか「すげーっ! 魔法少女すげーっ!」クンクン
マミ「そう。これがソウルジェ……って、鹿目さん? 私、何か匂うかしら?」
まどか「マミさん、バナナの匂いがする! 黄色いし!」
ほむら「っ!!」
マミ「えっ? あ、さっきバナナシフォンケーキを食べてしまったからかしら。恥ずかしいわね」ウフフ
まどか「私も食べたい食べたい食べたーい!」ゴロゴロ
さやか「こら、まどか!」
マミ「ええ、いいわよ。ここじゃなんだし、お話ついでに私の家に来る?」
まどか「バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ!」
11: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:28:39.88 ID:tvkqtE4eo
マミホーム
まどか「ケーキうめぇ……!」キラキラ
ほむら(なぜか悔しいわ)グッ
ほむら(……こんなまどかでも、幸せで居て欲しいでほしいと思ってしまうのは私のエゴかしら)
キュゥべえ「君達には素質がある。それに、魔女と対面してなお自らの食欲を優先させる豪胆さまで兼ね備えているようだ」
さやか「いや、まどかがアホなだけだから」
キュゥべえ「僕は君たちの願い事をなんでも一つ叶えてあげる。何だってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」
さやか「マジ!?」
まどか「えーっ!? だったら、だったら!」
ほむら「っ!? 待って、まど―――」
まどか「バナナケーキのおかわり欲しい!!」
マミ「ウフフ。その願い事は私が叶えちゃうわね」ニコ
ほむら(……まどかがアホで助かったわ)
12: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:29:12.34 ID:tvkqtE4eo
キュゥべえ「他には何かないかい?」
まどか「じゃあ、願い事を三つにして! 我ながらなんて頭がいいんだ!」ウェヒヒ
さやか「あはは、まどかはアホだなぁ」
キュゥべえ「願い事は一つと言ったはずだよ」
まどか「だーかーらー、その一つの願い事で願い事を三つにしてって言ってるの!」
さやか「あ、あれ? これってどうなるんだ……?」
ほむら「どうせ"願い事を三つ"にしただけで魔法少女にさせられてタダ働きよ」
まどか「えぇーっ!? やーだー! 願い事を三つ叶えてくれなきゃやーだー!」ゴロゴロ
13: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:31:02.15 ID:tvkqtE4eo
マミ「キュゥべえ、どうしてもダメなの?」
キュゥべえ「前例は無いね。ただ、絶対に不可能というわけでもない」
ほむら(これは、授業よりも小難しい説明が始まってしまう? ……そんなの、まどかが耐えられない!)シュイン
マミ「暁美さん? どうしたの、急に変身して」
ほむら「ねえ、まどか。この紙を見て」
まどか「あ、ほむらちゃんの字で『ねがいごと』って書いてある」
ほむら「よく見ててね。3、2、1……はいっ」
まどか「ああーっ!? 『ねがいごと』って字が三行に増えたぁーっ!」
ほむら「これで貴女の願い事は叶った。ね?」
さやか「えっと、魔法で文字を増やしたの? いくらまどかでもそれは―――」
まどか「わーい! わーい! 私の願い事叶ったー! ほむらちゃん大好きーっ!」
ほむら「ふぅ」ホムッ
キュゥべえ「えぇ……」
14: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:40:25.53 ID:tvkqtE4eo
まどか「んごぉ……ぐがっ……」ポリポリ
ほむら「お腹がいっぱいになったのか、寝ちゃったわね」
マミ「ちなみに美樹さんの願い事は?」
さやか「まどかのアホを治すこと」
キュゥべえ「残念だけど、美樹さやかの素質ではその願い事は叶えられないみたいだ」
ほむら(腕一本より重症なのね、まどか……)
15: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:41:10.41 ID:tvkqtE4eo
マミ「候補の子が現れたら魔法少女見学ツアーにでも連れて行ってあげようと思っていたけど」
さやか「本当に申し訳ないです、巴さん」
ほむら「この子をそんな危険な目に遭わせられないわ。わりと本気で」
マミ「ええ、わかってるわよ。キュゥべえももう勧誘はやめてね?」
キュゥべえ「それは僕が決めることじゃないよ」
まどか「バナナがいっぱい……うぇひひ……」ムニャムニャ
キュゥべえ(やっぱり諦めようかな)
16: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:41:46.31 ID:tvkqtE4eo
別の日
早乙女「はい。ここまででわからないところはありますか?」
まどか「はいっ! 全部わかりませんっ!」
17: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:42:52.76 ID:tvkqtE4eo
病院
上条「テストも近いのに、わざわざお見舞いに来てくれてありがとう。暁美さん」
ほむら「構わないわ」
さやか「あたしひとりじゃまどかの面倒見切れないからね」
ほむら「今までどうしていたの?」
上条「僕がフォローしてたんだけど、入院しちゃってからはさやかにまかせっきりでね」
上条「それはそうと、その鹿目さんは?」
ほむら「えっ」
まどか「ぎゃー! 水かと思ったらアルコール消毒液だったー!」オエーッ!
さやか「アホだなぁ」
上条「テストも近いのに、わざわざお見舞いに来てくれてありがとう。暁美さん」
ほむら「構わないわ」
さやか「あたしひとりじゃまどかの面倒見切れないからね」
ほむら「今までどうしていたの?」
上条「僕がフォローしてたんだけど、入院しちゃってからはさやかにまかせっきりでね」
上条「それはそうと、その鹿目さんは?」
ほむら「えっ」
まどか「ぎゃー! 水かと思ったらアルコール消毒液だったー!」オエーッ!
さやか「アホだなぁ」
18: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:44:22.76 ID:tvkqtE4eo
まどか「さやかちゃーん! 今日もかわいいねー!」
ほむら「貴女、ここまで3人で一緒に来たでしょう?」
まどか「バッカほむらちゃんバッカ! 上条君の気を引くためだよっ!」ヒソヒソ
ほむら(アホくさ)
さやか「そ、そう? ふふん、さやかちゃんの可愛さの前にはどんな男子も逆らえないのだ!」
ほむら「アホは1人で十分。それと、貴女よりまどかの方が美少女よ」
さやか「ひどぉっ!?」
まどか「ええ、それ本当ぉ!? 世界一!? 宇宙一!?」ドキドキ
ほむら「え、ええ。だから、鼻水拭いて。チーンして」
上条「あんまり鹿目さんを調子に乗せたらダメだよ。それに、さやかの方がかわいいよ」
さやか「えっ」キュン
上条「少なくとも鹿目さんよりは」
さやか「あ、うん」
19: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:45:26.06 ID:tvkqtE4eo
まどか「でも上条君はいいなー。毎日学校休んでも怒られないんだもん」
上条「いや、それはこうして事故で怪我しちゃって――」
まどか「バイオリン上手ければ勉強しなくても怒られないんだよね! あーっ!!」
上条(うるさ……)
まどか「いいこと思い付いた! 私も特技を見つければ勉強しなくていいんだぁ!」パァァ
さやか「いやいや、そんなわけないでしょ。そもそもあたしらは特技なんて無いし」
まどか「もっと自分に自信を持って、さやかちゃん! 大丈夫。さやかちゃんだって、頑張れば人の役に立てるんだよ!」
さやか「お、おう……てか、まどかの特技って?」
まどか「魔法少女だよ、さやかちゃん!」
キュゥべえ「呼んだかい?」
ほむら「っ!?」ガタッ
20: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:46:00.07 ID:tvkqtE4eo
まどか「ちょうどいいところに! キュゥべえ、私を魔法少女にして!」
ほむら「まっ―――」
キュゥべえ「わかった。願い事は?」
まどか「願い事?」ポカン
ほむら(あ、これ大丈夫なやつだわ)ホッ
上条「鹿目さんは窓に向かって何を?」
さやか「ああ、恭介は気にしないでいいよ」
上条「うん、そうする」
21: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:46:56.71 ID:tvkqtE4eo
まどか「だから、魔法少女になるのが願い事だってば」
キュゥべえ「いや、魔法少女になるには願い事が必要なんだ。その願いの種類や大きさで―――」
まどか「もうっ! 私は特技が魔法少女になりたいの! 全国優勝するの!」
さやか「どういうこっちゃ」
ほむら「まどか。魔法少女の私が貴女の特技になってあげるわ」
まどか「ホント!? ありがと、ほむらちゃん! これで私も上条君みたいに学校を休めるよ!」
ほむら「い、いえ、それはできないのだけれど」
まどか「ええーっ!!??」ガーン
ほむら「……バナナ毎日あげるから学校に行きましょう?」
まどか「わーい! やったー!」キャッキャッ
上条「今日も空が綺麗だなぁ」
22: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:48:14.78 ID:tvkqtE4eo
帰り際
まどか「今度グラビア写真集にさやかちゃんの顔をコラって上条君にあげよう」
さやか「やめて!?」
まどか「えー? さやかちゃん、上条君に好きになってほしいんでしょー?」
さやか「い、いや、だから、それはもっと別の方法で……あーっ! あそこ!」
ほむら「……魔女の卵、グリーフシード。孵化しかかっているわ」
さやか「病院で魔女が暴れたら……転こ、ほむら! なんとかできそう!?」
ほむら「ええ。でも、そっちはなんとかできるかしら?」
まどか「さやかぁ。いつの間にこんなに胸が大きくなったんだい?」※声真似
まどか「いやーん! 上条君ったら、エッチー!」キャッキャッ
さやか「……マミさんを呼ぼう」
まどか「今度グラビア写真集にさやかちゃんの顔をコラって上条君にあげよう」
さやか「やめて!?」
まどか「えー? さやかちゃん、上条君に好きになってほしいんでしょー?」
さやか「い、いや、だから、それはもっと別の方法で……あーっ! あそこ!」
ほむら「……魔女の卵、グリーフシード。孵化しかかっているわ」
さやか「病院で魔女が暴れたら……転こ、ほむら! なんとかできそう!?」
ほむら「ええ。でも、そっちはなんとかできるかしら?」
まどか「さやかぁ。いつの間にこんなに胸が大きくなったんだい?」※声真似
まどか「いやーん! 上条君ったら、エッチー!」キャッキャッ
さやか「……マミさんを呼ぼう」
23: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:48:58.02 ID:tvkqtE4eo
ほむら「とりあえずお菓子の魔女シャルロッテはなんとかしたけれど……」
まどか「ジャーン! 私の泥団子が一番きれいー!」キャッキャッ
マミ「え、ええ。そうね、負けたわ」
さやか「ほ、ほらまどか? もう日も暮れたから帰ってテスト勉強しよう?」
ほむら「貴女たち、何をしているのかしら?」
まどか「ほむらちゃんが来た! よーし次は鬼ごっこだー!」ダッ
さやか「ま、待ってまどかぁ!」
ほむら「…………」
24: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:50:20.26 ID:tvkqtE4eo
ほむら(こんなことで魔法を使うのはどうかと思うけれど)シュイン
まどか「うほぉ!? 目の前にほむらちゃんがテレポートしてきたぁ!? 魔法すげぇ!」
ほむら「はい、捕まえた。それじゃ、帰ってテスト勉強しましょう?」
まどか「えー。余裕余裕」ヘラヘラ
マミ「はぁ、はぁ……。わ、私が勉強を見てあげてもいいわよ?」
さやか「願ってもない申し出! あたしなら金貰ってもやらない!」
ほむら「ほら、まどか。そろそろ現実を見ましょう?」
まどか「こ……これが……!」プルプル
まどか「夢も希望も失った、現代社会の子どもたちかぁーっ!!」
さやか「奇跡も魔法もあるんだよっ!?」
25: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:51:14.93 ID:tvkqtE4eo
まどか「あ、そっか。キュゥべえに頼めばテスト受けなくて済む!」キラキラ
ほむら「良い点を取るという発想は無いのね」
まどか「大丈夫、きっと大丈夫。信じようよ。だって魔法少女はさ、夢と希望を叶えるんだから……」
キュゥべえ「きゅっぷい。まどかの願い事は決まったようだね」
まどか「うんっ! 次のテストの日、私を風邪にして!」
キュゥべえ「えっ」
マミ「アホね」
さやか「アホだなぁ」
キュゥべえ「……あれ? おかしいな。まどかの持っている因果の量でも、その願いは叶えることができないみたいだ」
ほむら「……? ……ハッ!?」
ほむら「―――アホは風邪を引かない!」
まどか「ガァーン!!」
26: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:51:55.20 ID:tvkqtE4eo
さやか「"馬鹿は風邪を引かない"じゃなかった?」
ほむら「大差無いでしょう?」
まどか「もういいよっ! キュゥべえなんかなんにも叶えてくれないじゃん! 詐欺じゃん!」グスッ
まどか「これ以上私の心を弄ばないでぇ!」ピェーッ
キュゥべえ(ここで僕の信頼を失うわけにはいかない……多分)
キュゥべえ「ごめんね、まどか。それなら、今度テレパシーを使わせてあげるよ」
まどか「てれぱしー?」
キュゥべえ「頭の良さそうな人の答案を僕が覗いて、答えを教えてあげる」ヒソヒソ
まどか「……クラスのみんなには、ナイショダヨ」ニヤリ
ほむら(あの顔、またよからぬことを……)ハァ
27: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:53:47.17 ID:tvkqtE4eo
ほむら「それで結局0点だったのね」
マミ『私のせいで鹿目さんが0点……! 私、なんてことを……!』※テレパシー
ほむら『貴女のせいではないけれど、そのまましばらく落ち込んで居てくれると助かるわ』※テレパシー
まどか「あんの耳毛……今度会ったらむしりとってやる……」ブツブツ
ほむら「安心して、まどか。貴女より100倍のアホが居たみたいだから」
まどか「ええっ!? 100倍ってことは、えっと、いち、に、さん……100倍!?」
さやか「な、何よ。あたしが魔法少女になったことがそんなにいけなかった?」
ほむら「アホと呼ぶのはまどかが可哀想だから、愚か者と呼んであげるわ。美樹さやか」
さやか「はぁっ!? 喧嘩売ってんのか転校生! あたしが魔法少女になってなかったら仁美もまどかも危なかったんだからね!?」
さやか「今日もこれからマミさんに代わって使い魔を狩りに行くんだ! 邪魔しないでよ!」
ほむら「……ふん。行きましょ、まどか。……まどか?」キョロキョロ
まどか「この消火器持って帰ってもいいかな!? いいよね! ふんっ! 重っ!」
ほむら「…………」
28: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:54:28.63 ID:tvkqtE4eo
ほむら「もうさやかと関わってはダメよ、まどか」
ほむら(いずれさやかは魔女になる。そんな姿をまどかに見せられない)
まどか「……ほむらちゃんはやさしいね」
ほむら「えっ?」
まどか「テストで0点取ったのに、私のこと怒らないでいてくれて」
ほむら「あぁ、そっち……」
まどか「でもね? さやかちゃんと喧嘩するのは、ダメ」
まどか「私、これからもみんなで一緒に遊びたいもん」ニコ
ほむら「……もしかして貴女、その消火器で使い魔と戦うつもり!?」ハッ
ほむら「ダメよ、まどか! いくらアホだからって、その身を危険に晒すようなことは―――」
まどか「え? ううん、これは家宝にするの」
ほむら「そ、そう」ホッ
29: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:57:16.74 ID:tvkqtE4eo
ほむら「いつまで消火器を持ってるの。私が盾の中に預かっててあげるわ」シュイン
まどか「わーい! ありがとうほむらちゃん、大好き!」
ほむら(これ、ワルプルギスに効くかしら?)スッ
??「へぇ。一般人のくせに使い魔と戦うアホかと思ったら、案外脳みそあるみたいじゃん」
ほむら「貴女は……」
まどか「誰!? あーっ! ポッチー食べてる! いいなー! いいなー!」
杏子「あたしは佐倉杏子……って、寄るな! 触るな! わかったよ、一本やるから!」
まどか「わーいわーい! ポリポリポリポリ」
杏子「なんだこいつ……」
ほむら「ごめんね、アホで……」
30: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 06:59:06.35 ID:tvkqtE4eo
まどか「ほむらちゃんの友だち?」
ほむら「そんなところよ。それで、どうして見滝原に来たの? 佐倉杏子」
杏子「へぇ、それがあんたの魔法か。ま、キュゥべえがイレギュラーイレギュラーうるさくてな」
ほむら「私の牽制ということ」
杏子「それだけじゃねぇ。そっちの、鹿目まどかもだ」
まどか「もう一本頂戴! ギブミーポッチー! ポッチミー!」
杏子「……ほら、全部やるよ」
まどか「バンザーイ! バンザーイ!」
杏子「なるほど。中身はアレだがすげぇ素質を持ってるみてぇだな」
ほむら「中身はアレだけどそこは信じていいわ。中身はアレだけど」
31: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 07:00:13.45 ID:tvkqtE4eo
まどか「ポッチーの借りはいつか返すよ! 杏子ちゃん!」
杏子「い、いいって。どうせ盗んだやつだし」
まどか「え、えええっ!? 私、盗んだもの食べちゃったの!?」ガーン
まどか「ダメだよそんなの! ちゃんとお金払わなきゃ!」
ほむら(さっき消火器を盗んだのはどこの誰だったかしら)
まどか「ポッチーがひと箱200円で、10本中8本私が食べたから、えっと、えっと……?」
ほむら(指で数えてるけどわかってないわよねアレ)
杏子「おいおい、そんな簡単な計算もできねぇのかよ? 200×10÷8で210円だ210円」
まどか「おおーっ! 杏子ちゃんすごーい! 頭良いっ!」
ほむら「杏子も間違えてるわよ」
32: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 07:02:41.78 ID:tvkqtE4eo
まどか「ええっ!? 杏子ちゃんもアホなの!?」キラキラ
杏子「はぁっ!? テメ、ほむら、テキトーこいてんじゃねぇ!」
ほむら「安心しなさい。まどかよりは全然マシよ」ニコ
杏子「嬉しくねーよ!」
まどか「まぁまぁ。同じアホ同士仲良くしようよぉ」ニヤニヤ
杏子「一緒にすんな! あたしは中学通ってねぇから仕方ねぇだろ!
まどか「君はいい加減認めるべきだ。そう、アホは死んでも治らない!」ドヤッ!
杏子「やんのかコラ!」ガシッ
ほむら「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵。貴女はどっちなの? 佐倉杏子」ジャキッ
杏子「ば、馬鹿って言うな。わかったから銃しまえって」
まどか「アッホなっかま! アッホなっかま!」
杏子「うるせぇ!」
33: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 07:03:22.16 ID:tvkqtE4eo
まどか「一緒にアホライフを楽しもうよ、杏子ちゃん!」
杏子「んなポジティブに言われてもな……」
ほむら「安心しなさい。たとえ貴女たちがアホでも、ワルプルギスの夜が来るまでは私が面倒見てあげるわ」
杏子「誰がアホだ! って、ワルプルギスの夜だと!?」
ほむら「キュゥべえに何をそそのかされたかは知らないけど、貴女は私と共闘すべきだわ」
杏子「へぇ……手の内を明かさない相手の情報を信じろってのか? あんたも相当アホだな」ケッ
まどか「ほむらちゃんはすごいんだよ! なにもない場所からバナナを取り出せるんだよ!」
ほむら「ほら、まどか。バナナの時間よ」ポイッ
まどか「わふんっ!」パクッ
杏子「テ、テメェらと一緒に居たら頭がおかしくなる! うわあああっ!」ダッ
34: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 07:04:02.43 ID:tvkqtE4eo
杏子「はぁ、はぁ……全く、とんでもねぇアホだった」ハァ
さやか「あれ? あんた、その格好……魔法少女?」
杏子「あ? なるほど、あんたか。キュゥべえが言ってた新米魔法少女の美樹さやかってのは」
杏子「何でも、一人で使い魔狩りをしてるんだって? 巴マミの真似事か?」ケラケラ
さやか「はぁ? 何、喧嘩売ってんの?」
杏子「……なぁ、ひとつ聞いていいか」
さやか「ん?」
杏子「……アホってさ、一生治らねぇのかな?」ウルッ
さやか「あー……」
さやか「そんなことない! きっと、アホも、治る!」
杏子「……一緒に居てやるよ、美樹さやか。ひとりぼっちは寂しいもんな」グスッ
35: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 07:04:30.37 ID:tvkqtE4eo
まどか家
ほむら「こんにちは」
詢子「ひやあ!? 何この普通に良い子そうな子はっ!?」ビクッ
まどか「私の最高の友達の、ほむらちゃん!」ウェヒヒ
詢子(このにやけ顔……まさか、まどかにそっちのケが!?)
詢子(いや、全然ありえるわ……だってこの子、アホだもの!)
詢子(それにあのほむらとかいう娘……まんざらでも無さそうな顔……!)
詢子(マズイ、このままだと孫ができない! 私の老後が……!!)
36: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 07:06:45.36 ID:tvkqtE4eo
詢子「ちょっと! ほむらちゃん!? パンツ見せなさい!」ガシッ
ほむら「は、はあっ!? ちょ、あの、やめっ!」///
詢子「もし、貴女がお子様パンツでないのなら、それはまどかに見られることを意識していることになる!」グググ
ほむら「ま、まどか! お母様を止めて! やめさせて!」グググ
まどか「おほー。いいよー、いいよー。燃え上がってきたよー!」ウェヒヒ
ほむら(しまった! この子、アホだったわ!)
詢子「其れ即ち、まどかを欲しがっているという証拠ォ!」グググ
ほむら「そ、それの何が、問題なんです!?」グググ
詢子「あの子にはさやかちゃんに近づいて、こっそり上条君の隣を横取りしてもらって玉の輿に乗る使命があるのよっ!」
まどか「上条君なら仁美ちゃんと付き合ってるよ?」
詢子「なにぃぃぃっ!!??」ガーン
ほむら(この世界が狂った元凶はこの人か……!)
39: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:20:33.86 ID:tvkqtE4eo
詢子「そんなぁ……わたしの、老後がぁ……」ガクッ
ほむら「お、落ち着きましたか?」
詢子「いいえ、まだよ! まだ上条君を諦めるには早すぎる! まどか、今から寝取ってきな!」
まどか「サーイエッサー!」ビシッ
ほむら「やめなさいまどか! お母様もやめてください!」
詢子「悔しいけどね、正しいことだけ積み上げていけばハッピーエンドが手に入るってわけじゃない」
詢子「まどか、アンタは良い子に育った。でもね、いっそ思い切って間違えちゃうのも手なんだよ」フフフ
ほむら(な、なんという悪人面!)
40: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:22:17.65 ID:tvkqtE4eo
まどかの部屋
ほむら「なんとかあの母親の前から逃げ出せたわ」ハァ
まどか「ほむらちゃん! 見て見て! これ、私のバナナ置き!」ンフー!
ほむら「ええ、可愛いわ。それでね、まどかによく聞いてほしいことがあるの」
まどか「なになに? もしかして、新しい遊び!?」
ほむら「……そう。これはちょっとした遊びよ」
まどか「わーい! わーい! ほむらちゃんと遊べるー!」
ほむら「明日一日、私に見つかってはダメ。ううん、私だけじゃない。さやかにも、マミにも、杏子にも」
まどか「うおおっ!? レベル高ぇかくれんぼだね! 魔法少女すげぇ!」
ほむら(まどかがアレだから、私が対ワルプルギス用に重火器を用意する時間は無かった)
ほむら(その上杏子達の協力も得られなくなったこの世界では、ワルプルギスの夜を乗り越えられる可能性は限りなく低い)
ほむら(最初からわかっていた。だから、諦めていた、はずなのに……)
ほむら(なぜ、私は運命に抗おうとしているの?)
41: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:23:19.81 ID:tvkqtE4eo
キュゥべえ「人類の行動規範はわけがわからないよ。理解に苦しむね」
ほむら「やっぱり来たわね」
まどか「あっ! 勝手に入ってくんな耳毛猫! バナナはあげないよっ! あげないよっ!」ヒシッ
キュゥべえ「い、要らないし取らないから安心して、まどか。それより、一体君は何を考えているんだい?」
キュゥべえ「時間遡行者、暁美ほむら」
ほむら「……さぁ。私にもさっぱりわからないわ」
まどか「ええっ!? 自分の考えてることがわからないの? ほむらちゃん、かわいそう!」
ほむら「哀れんでくれてありがとう、まどか」
キュゥべえ「歪んでるなぁ……」
42: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:25:33.32 ID:tvkqtE4eo
キュゥべえ「この世界がおかしくなったのは鹿目詢子のせいだと思っているようだけど、それは違うよ」
キュゥべえ「それは間違いなくほむら、君が原因だ。他に変数が無いからね」
まどか「多分ママのせいだと思うなー」
ほむら「……何がいいたいの?」
キュゥべえ(時間遡行によってまどかに結びついた因果が集約された。無限回の試行の中で、まどかの素質が膨れ上がっていった)
キュゥべえ(いずれ人間本来の器を突破し、かさぶたのように修正される時が来る。それがこの周回の世界だったんだ)
キュゥべえ(おそらく次の周回の世界からは、それこそ人外レベルの素質を備えることになるんだろうね)
キュゥべえ「まどかを変質させたことで母親である詢子の因果も書き換えられた。未来が過去を変えたのさ」
まどか「……ぐぅすかぴー」zzz
キュゥべえ「まどかには難しすぎたかな」
43: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:27:21.59 ID:tvkqtE4eo
キュゥべえ「安心して。きっと次の周回のまどかは君の言うところの正常な状態に戻っているはずだ」
キュゥべえ「それが時間遡行の魔法の本質だからね」
ほむら「消えなさい、インキュベーター」ジャキッ
キュゥべえ「せいぜい無駄な努力をするといいよ、暁美ほむら」スッ…
まどか「むにゃむにゃ……ほむらちゃんの、バカぁ……」ポリポリ
ほむら「ええ、わかってるわ。私の行動が一番アホだってことくらい」
ほむら「利己的になりたいならこのまどかを無視すればいい。こんなまどかは、私の救うべきまどかじゃない」
ほむら「そう思っていた。でも……たとえアホでも、そのやさしさは、本物だったわ」
まどか「うぇひひぃ……」プゥー
ほむら(おならくっさ……)
44: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:28:53.97 ID:tvkqtE4eo
翌日
キャハハハハ…
ほむら「くっ……。やっぱり、準備不足。使い魔たちにも、太刀打ちできないわ」ハァ ハァ
キャハハ! キャハハ!
ほむら「足が動かない、のに、もう武器が……あった」プシューッ!
キャハハ!? キャハハ!?
ほむら「ここでアホの消火器が役に立つなんてね……」
ほむら「マミたちは……杏子あたりから話を聞いて、避難したのかしら」
ほむら「ええ、それが賢明よ。私みたいに、惰性でワルプルギスの夜と戦うなんて、愚か者のすることだわ」
マミ「あら? 愚か者で悪かったわね」
杏子「全く、ざまぁねぇなぁ」
さやか「正義のヒーローはここぞって時に登場しないとね!」
ほむら「あ、貴女たち……! 一体、どうして……!?」
45: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:29:34.95 ID:tvkqtE4eo
マミ「残っていた住民の避難に時間を取られてしまったわ」
さやか「どうしてって、魔法少女が悪をやっつけるのは常識でしょ?」
杏子「これ以上、まどかにアホ呼ばわりされたくないからな!」
ほむら(……そうか、この三人はまだ魔法少女の真実を知らない)
ほむら(夢と希望を持ったまま、無知のままここまで来てしまったのね)
まどか「あーーーっ!! みんな、みーっけた!!」
ほむら「えっ」
46: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:30:32.15 ID:tvkqtE4eo
まどか「もう、ひどいよぉ! 私だけ置いてけぼりにして、みんなでサーカスを楽しんでるなんて!」
ほむら「えっと、まどか? 今はかくれんぼの途中よ?」
まどか「かくれんぼ?」ポカン
ほむら(しまった! この子、アホだったわ!)
ほむら「どうして避難所から出てきてしまったの」
まどか「ママに上条君を寝取って来いって」
ほむら(あの母親……!)
さやか「ほむら! こっちは私たちに任せて! まどかはほむらに任せるから!」シュタッ
ほむら「……一番厄介なのを押し付けられたわね」
47: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:33:34.82 ID:tvkqtE4eo
カチッ
ほむら(……砂時計が溜まった。今なら、もう一度時を繰り返すことができる)
ほむら(このままあの三人が滅んでいくのを見るよりは、今ここで……でも……)
ほむら「……いえ、万に一つも希望なんて無いわ」
ほむら「どうせさやかが倒されて、自分たちが魔女になることに気付いて絶望……まるで白痴ね」
ほむら「こんな世界、何もかもメチャクチャになって、壊れてしまえばいい。そうは思わない? まどか」
まどか「ほえー。魔法ってキレーだなー。あっ! ビルの消滅マジックショーだ!」キャッキャッ
ほむら「あははっ。なんだか、アホらしくなっちゃった」
ほむら「そうだ、一番簡単な方法があるじゃない」
ほむら「私がまどかを、諦めてしまえば―――」
まどか「諦めることに慣れてはダメな大人になるぞよ!」
ほむら「っ!?」ビクッ
48: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:34:18.43 ID:tvkqtE4eo
まどか「諦めることに慣れてはダメな大人になるぞよ!」
ほむら(なぜ二回言った……)
まどか「夢を諦めるな!!」
ほむら「と、突然どうしたの?」
まどか「ほむらちゃんは途中で諦めるような人じゃない! だって、こんな私にずっとバナナをくれたんだよ!?」
ほむら(ああ、諦めるっていう単語に反応しただけなのね)
まどか「バナナの数だけ、夢と希望が叶うんだよ。ほむらちゃん!」b
ほむら「……食事と睡眠ばかりを繰り返す、救いようのないアホでも、だとしてもこの子は、かつてのあの子なんだ」
ほむら「それを、覚えてる。決して、忘れたりしない」
ほむら「だから私は、戦い続ける……!」
49: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:37:00.62 ID:tvkqtE4eo
キャハハハ…
まどか「ねえ、ほむらちゃん。あの一番おっきくて、悲しい声を出してるのが魔法サーカスの団長さん?」
ほむら「えっ? ええ、多分」
まどか「そっか……」
キャハハハ…
まどか「貴女、今までずっと誰とも遊んでもらえなくて、素直になれなくなっちゃったんだね……」
ほむら「……まどか?」
まどか「わかるよ……遊びたいのに遊べないのは、つらいよね……」
まどか「でも、大丈夫。私が、魔法少女になって一緒に遊んであげる!」
50: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:38:37.08 ID:tvkqtE4eo
まどか「キュゥべえ!」
キュゥべえ「きゅっぷい」
ほむら「まどか!?」
まどか「ほむらちゃん、ごめんね。私、魔法少女になる」
まどか「私、やっとわかったの。叶えたい願い事、見つけたの」
ほむら「わかっているの!? それは、貴女の滅亡を意味しているのよ!?」
まどか「うん。だからそのために、この命燃やすね」
キュゥべえ「鹿目まどか。君は終末に何を願う?」
グゥ~
まどか「―――私、魔法少女になるからバナナほしいバナナ!」
ほむら「アホかっ!」
51: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 16:40:46.96 ID:tvkqtE4eo
こうしてまどかは宇宙規模のバナナによってワルプルギスの夜を討ち果たした。
しかし同時に力を使い果たしたまどかはバナナの魔女となり、地球はもれなくバナナの山に埋もれた。
私は、阿呆少女の残したバナナを一口食べ、また時を繰り返す。
ほむら「バナナ、うめぇ……っ」ポロポロ
おわれ
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/19(水) 16:42:29.59 ID:Fe4w0o9+0
まどかにアホガールのよし子を重ねただけだな
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/19(水) 16:45:48.42 ID:RbQ4aqjNo
おつ
アホは強いな
アホは強いな
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/19(水) 17:13:38.72 ID:hVOq9YGdo
乙
ハッピーエンドは...無理だよなぁ
ハッピーエンドは...無理だよなぁ
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/19(水) 19:13:38.27 ID:TbM56bk/0
どう見てもアホガールのよし子じゃないか
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/19(水) 19:22:17.51 ID:6PzBmWXYO
クソワロタ
59: ◆EFQF/mxR0k 2017/07/19(水) 22:12:47.06 ID:tvkqtE4eo
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500412455/
Entry ⇒ 2017.11.19 | Category ⇒ 魔法少女まどか☆マギカ | Comments (0)
【マギレコ】いろは「やってしまった」
1: ろもぷち 2017/09/16(土) 21:01:24.91 ID:NM2oibLKO
神浜町やちよ宅
やちよ「うっ……うぅ…」シクシク
いろは「あの、あの…やちよさ…」
やちよ「みふゆともこんなことしなかったのに…」メソメソ
いろは「」
やちよ「うっ……うぅ…」シクシク
いろは「あの、あの…やちよさ…」
やちよ「みふゆともこんなことしなかったのに…」メソメソ
いろは「」
2: ろもぷち 2017/09/16(土) 21:09:05.61 ID:NM2oibLKO
突発、適当、ちまちま進行
キャラ崩壊注意
キャラ崩壊注意
3: ◆sAMUx9cqV6 2017/09/16(土) 21:19:35.85 ID:NM2oibLKO
いろは「……」
やちよ「めそめそ」
いろは「いや、あの…途中から割りと乗ってくれてましたよね…?」
やちよ「そんなことないわ。しくしく」
いろは「口で言ってますし…」
やちよ「組んだばかりの助手がこんなきちくだったなんて」
いろは「どっちかと言うと、やちよさんのおねだりする内容のが結構えげつなかったですよ!?」
やちよ「そんなことないわ。普通よ、普通」しれっ
いろは「××××は普通あんなことには使わないと思うんですけど…」
4: ◆sAMUx9cqV6 2017/09/16(土) 21:30:10.36 ID:NM2oibLKO
いろは「とりあえずフィン…これ片付けますね」
やちよ「何枚使ったかしら」
いろは「今度私買っておきますけど…」
やちよ「この助手ったらもう彼女面だわ」
いろは「えぇ……そういうわけじゃ」
やちよ「なに、人に手を出しておいて味見したら用済みって態度はどうかと思うわよ?」
いろは「どうしろと」
やちよ「責任とって夜の助手にもなってもらうわ」
いろは「ほぼほぼ変わらないのでは」
7: ◆sAMUx9cqV6 2017/09/17(日) 07:35:02.80 ID:3pgrTk50O
やちよ「今日はもう泊まっていくでしょう?」
いろは「あ、はい」
やちよ「お風呂いれてくるわね」
いろは「すみません」
やちよ「なんなら一緒に入るかしら?」
いろは「えっ……」ムラッ
やちよ「ナニを考えてるかバレバレよ。あなたも大概ウサギさん脳よね」
いろは「いやあの、す、すみません…やちよさんが色っぽいのでつい…」
やちよ「あら、エロい体つきしてるお前が悪いって言いたいのかしら」
いろは「そ、そんな事は」
いろは「……まぁちょっとはあるんですけど」ススス-
やちよ「あっ、この色ぼけ魔法少女ったらまた本性を露にしてきたわ」ペシペシ
いろは「えへへ」
10: ◆sAMUx9cqV6 2017/09/17(日) 15:59:46.76 ID:3pgrTk50O
~風呂場~
チャプン
いろは「は~…堪能しました」
やちよ「ふぅ……魔女との戦いよりこっちの経験値が豊富なんじゃない」シャンプーアワアワ
いろは「それなんですけど…」
やちよ「どれかしら」ザー…ッ
いろは「私、思い出したんです」
いろは「そういえば、ういとも結構やってたな…って」
やちよ「しんみりした空気だけどド級の爆弾発言よねそれ」
いろは「早くういに会いたいな…」
やちよ「この流れで言うとただのやりたい盛りにしか聞こえないわ」コンディショナー
いろは「そ、そんなことはないですよ」
いろは「あっ、やちよさん体洗ってあげますね」ザバ
やちよ「…さっきそう言って泡だらけのまま三回戦にもつれ込ませたのはどこの誰だったかしら」
いろは「えっと、ほら、戦闘は3waveが基本ですし」
やちよ「私魔女の手下とお風呂浸かってるの?」
チャプン
いろは「は~…堪能しました」
やちよ「ふぅ……魔女との戦いよりこっちの経験値が豊富なんじゃない」シャンプーアワアワ
いろは「それなんですけど…」
やちよ「どれかしら」ザー…ッ
いろは「私、思い出したんです」
いろは「そういえば、ういとも結構やってたな…って」
やちよ「しんみりした空気だけどド級の爆弾発言よねそれ」
いろは「早くういに会いたいな…」
やちよ「この流れで言うとただのやりたい盛りにしか聞こえないわ」コンディショナー
いろは「そ、そんなことはないですよ」
いろは「あっ、やちよさん体洗ってあげますね」ザバ
やちよ「…さっきそう言って泡だらけのまま三回戦にもつれ込ませたのはどこの誰だったかしら」
いろは「えっと、ほら、戦闘は3waveが基本ですし」
やちよ「私魔女の手下とお風呂浸かってるの?」
11: ◆sAMUx9cqV6 2017/09/17(日) 16:24:23.87 ID:3pgrTk50O
やちよ「環さん、湯船が狭いから私の膝に乗りなさい」
いろは「わかりました」ザプ
やちよ「誰が対面にしろと言ってるの。背中こっち」ペチコ
いろは「あぅ」
やちよ「まったく…」
いろは「あ、これはこれでいいですね」パチャパチャ
やちよ「……」フー…
いろは「やちよさん、あの、抱っこしてもらっていいですか…?」
やちよ「はいはい…」チャプ
やちよ「大きな赤ん坊だわ」チュ
いろは「えへへ、やちよママーv」スリスリ-
やちよ「もぅ…」
14: ◆sAMUx9cqV6 2017/09/19(火) 12:52:38.02 ID:dnmdrpId0
~部屋に戻りました~
やちよ「今来客用の布団を出すわ」
いろは「えっ、ママと一緒に寝ます」イソイソ
やちよ「近親相姦するような娘とは寝れないわね」
いろは「でも、あっ、夜の助手ですし」
やちよ「定時過ぎたわ、お疲れ様」マクラペシーン
いろは「ぐすっ……わかりました…うぅ」
やちよ「…………仕方ないわね」
いろは「わぁ、チョロイやちよさん略してやちよろさん好きです…!」
やちよ「一回肌を許すと、とことん馴れ馴れしいわこの娘」
やちよ「でも本当に今日はもうだめよ」
いろは「はい、わかってますから」ニコニコ
いろは「そういう前フリでいくんですよね任せてくださぁ痛いっ!?」ペチコーン
17: ◆sAMUx9cqV6 2017/09/21(木) 09:33:02.67 ID:k2/C64pqO
いろは「おやすみなさい、やちよさん」ギュ
やちよ「はいはい、おやすみなさい」
いろは「寝る前にちゅーして欲しいです」ウワメヅカイ-
やちよ「…それしたら本当に寝るのよ?」
いろは「流石に私も体休めないとですから」
やちよ「……」
いろは「えへへー」ニコニコ
やちよ「……おやすみ、『いろは』」チュ
いろは「ふゃ!?」
やちよ「……」プイッ
いろは「………あの、やちよさん……今のは、は、反則ですよ…/////」テレテレ
やちよ「こ、答える必要はないわね」カオマッカー
18: ◆sAMUx9cqV6 2017/09/21(木) 09:39:24.91 ID:k2/C64pqO
一回ここで閉めさせて下さいな
次があれば書き溜めてからあげる
読んでくれた人ありがとー
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/22(金) 03:49:26.40 ID:lT+j5sLi0
おつおつ
もっと読みたかったが、また書いてくれい
もっと読みたかったが、また書いてくれい
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1505563284/
Entry ⇒ 2017.11.13 | Category ⇒ 魔法少女まどか☆マギカ | Comments (0)
フェリシア「げえ!常盤ななか!」 ななか「あら」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/12(木) 21:08:30.82 ID:goNpldYG0
ななか「お久しぶりですね、フェリシアさん」
フェリシア「ぐあるるるる!」
いろは「だ、駄目だよフェリシアちゃん、そんなに歯を向きだしにしちゃ」
フェリシア「けど!こいつには色々酷い事を言われた事があるんだよ!」
いろは「ひどいこと?」
ななか「私は別に酷い事を云った記憶はありませんが、単に傭兵としての契約を継続できないと通達しただけです」
フェリシア「がるるるるるる!」
いろは「え、えっと……フェリシアちゃんが傭兵やってたというのを知ってるって事は……」
ななか「はい、私も魔法少女をさせていただいています」
ななか「環いろはさん、貴女と同じように」
フェリシア「ぐあるるるる!」
いろは「だ、駄目だよフェリシアちゃん、そんなに歯を向きだしにしちゃ」
フェリシア「けど!こいつには色々酷い事を言われた事があるんだよ!」
いろは「ひどいこと?」
ななか「私は別に酷い事を云った記憶はありませんが、単に傭兵としての契約を継続できないと通達しただけです」
フェリシア「がるるるるるる!」
いろは「え、えっと……フェリシアちゃんが傭兵やってたというのを知ってるって事は……」
ななか「はい、私も魔法少女をさせていただいています」
ななか「環いろはさん、貴女と同じように」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/12(木) 21:31:47.81 ID:goNpldYG0
いろは「……私の事を、ご存じなんですか?」
ななか「はい、古参の魔法少女である七海やちよさんの新しいパートナー」
ななか「一部の魔法少女たちの間で、話題になっていますよ」
いろは「そ、そんな、パートナーだなんて……」
フェリシア「なぁなぁ!そんなヤツ放っておいて、さっさと買い物に行こうぜー!」グイグイ
いろは「あっ、フェリシアちゃんひっぱらないで……」
ななか「ふむ、フェリシアさんは騎士同盟の皆さまと懇意にされていたと記憶していますが」
ななか「七海やちよさんの派閥とも関係を持ったのですね、良い事です」
フェリシア「うっせー!誰と組もうがオレの勝手だろ!」
いろは「もう、フェリシアちゃん、普通にお話しようよ、乱暴な事言ったりしちゃ駄目だよ」
フェリシア「う……だって……」
ななか「……」
ななか「はい、古参の魔法少女である七海やちよさんの新しいパートナー」
ななか「一部の魔法少女たちの間で、話題になっていますよ」
いろは「そ、そんな、パートナーだなんて……」
フェリシア「なぁなぁ!そんなヤツ放っておいて、さっさと買い物に行こうぜー!」グイグイ
いろは「あっ、フェリシアちゃんひっぱらないで……」
ななか「ふむ、フェリシアさんは騎士同盟の皆さまと懇意にされていたと記憶していますが」
ななか「七海やちよさんの派閥とも関係を持ったのですね、良い事です」
フェリシア「うっせー!誰と組もうがオレの勝手だろ!」
いろは「もう、フェリシアちゃん、普通にお話しようよ、乱暴な事言ったりしちゃ駄目だよ」
フェリシア「う……だって……」
ななか「……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/12(木) 21:48:43.80 ID:goNpldYG0
ななか(あの深月フェリシアが、大人しく従っている……)
ななか(環いろは、見かけは気弱そうですが、実は優秀な人間なのでしょうか)
ななか(それに……ここ暫く単独で活動していた七海やちよが突然派閥を作り上げたというのも気になります)
ななか(ここは、次の手の為に布石を打っておいた方が良いかもしれませんね)
ななか「……フェリシアさん」
フェリシア「……なんだよ」プイ
ななか「私達は、お互い行き違いがあったようです」
フェリシア「は?」
ななか「貴女は現在、二つの勢力と友好関係にあります」
ななか「つまり、貴女には他人と協力し合える下地があったという事です」
ななか「私には、それを見抜く事が出来なかった」
ななか「それが故に、貴女との契約を切ってしまった」
ななか「申し訳ありません」
フェリシア「……い、今更言っても遅いっての……」
ななか「遅いでしょうか、私としては何時かまた契約を再開したいと思っているのですが」
ななか「勿論、環さん達の事情もあるでしょうから、即座にという訳にはいかないでしょうけれど」
ななか(環いろは、見かけは気弱そうですが、実は優秀な人間なのでしょうか)
ななか(それに……ここ暫く単独で活動していた七海やちよが突然派閥を作り上げたというのも気になります)
ななか(ここは、次の手の為に布石を打っておいた方が良いかもしれませんね)
ななか「……フェリシアさん」
フェリシア「……なんだよ」プイ
ななか「私達は、お互い行き違いがあったようです」
フェリシア「は?」
ななか「貴女は現在、二つの勢力と友好関係にあります」
ななか「つまり、貴女には他人と協力し合える下地があったという事です」
ななか「私には、それを見抜く事が出来なかった」
ななか「それが故に、貴女との契約を切ってしまった」
ななか「申し訳ありません」
フェリシア「……い、今更言っても遅いっての……」
ななか「遅いでしょうか、私としては何時かまた契約を再開したいと思っているのですが」
ななか「勿論、環さん達の事情もあるでしょうから、即座にという訳にはいかないでしょうけれど」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/12(木) 22:02:01.98 ID:goNpldYG0
フェリシア「傭兵契約はもうやってないって、だっていろは達と専属契約したし……」
いろは「フェリシアちゃん、何があったか知らないけど、仲直りするのはいいことだと思うよ」
フェリシア「けど……」
いろは「それに、同じ魔法少女同士なんだし、協力出来るときは協力してあげた方がいいと思う」
フェリシア「……」
いろは「駄目かな?」
フェリシア「……いろはが、イイって言うなら、イイけどさ」
いろは「ふふふ、フェリシアちゃん偉いね」ナデナデ
フェリシア「ううう///」
ななか「まるで犬と飼い主ですね」
いろは「え?」
ななか「いえ、なんでも」
いろは「あの……常盤ななかさん」
ななか「はい」
いろは「えっと、フェリシアちゃんはちょっと乱暴な所があるんですけど、根は良い子なんです」
いろは「だから、あの、あまり酷い事を言わないであげて欲しいんです」
いろは「その約束が出来るなら、私はお二人の事を仲直りを応援したいと思っています」
ななか「ええ、勿論です、酷い事は言わないと誓います」
いろは「よかったぁ」ホッ
ななか「こちらも良かったです」ニコ
ななか(よし、これで七海やちよ勢力と繋がりができました)
ななか(頃合いを見て七海やちよ本人に接触して……可能ならば駒として使いましょう)
いろは「フェリシアちゃん、何があったか知らないけど、仲直りするのはいいことだと思うよ」
フェリシア「けど……」
いろは「それに、同じ魔法少女同士なんだし、協力出来るときは協力してあげた方がいいと思う」
フェリシア「……」
いろは「駄目かな?」
フェリシア「……いろはが、イイって言うなら、イイけどさ」
いろは「ふふふ、フェリシアちゃん偉いね」ナデナデ
フェリシア「ううう///」
ななか「まるで犬と飼い主ですね」
いろは「え?」
ななか「いえ、なんでも」
いろは「あの……常盤ななかさん」
ななか「はい」
いろは「えっと、フェリシアちゃんはちょっと乱暴な所があるんですけど、根は良い子なんです」
いろは「だから、あの、あまり酷い事を言わないであげて欲しいんです」
いろは「その約束が出来るなら、私はお二人の事を仲直りを応援したいと思っています」
ななか「ええ、勿論です、酷い事は言わないと誓います」
いろは「よかったぁ」ホッ
ななか「こちらも良かったです」ニコ
ななか(よし、これで七海やちよ勢力と繋がりができました)
ななか(頃合いを見て七海やちよ本人に接触して……可能ならば駒として使いましょう)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/12(木) 22:11:37.40 ID:goNpldYG0
いろは「じゃあ、あの、目を瞑って舌を出してもらえますか?」
ななか「え?どうしてです?」
いろは「えっと、約束のおまじない、みたいな感じのをやろうかなって」
ななか「おまじない……ですか」
ななか(指きりとか、そういうのでしょうか)
ななか(目を瞑って舌を出す、というのは聞いたことがないおまじないですけど)
ななか(まあ、その程度で友好関係が結べるのであれば、安いものです)
ななか「構いませんよ、これで宜しいでしょうか」
いろは「あ、えっと、もう少し屈んで貰えると……」
ななか「こう……ですか?」
いろは「はい、良い位置です」
ななか(良い位置?)
ななか(一体何を……)
ななか「え?どうしてです?」
いろは「えっと、約束のおまじない、みたいな感じのをやろうかなって」
ななか「おまじない……ですか」
ななか(指きりとか、そういうのでしょうか)
ななか(目を瞑って舌を出す、というのは聞いたことがないおまじないですけど)
ななか(まあ、その程度で友好関係が結べるのであれば、安いものです)
ななか「構いませんよ、これで宜しいでしょうか」
いろは「あ、えっと、もう少し屈んで貰えると……」
ななか「こう……ですか?」
いろは「はい、良い位置です」
ななか(良い位置?)
ななか(一体何を……)
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/17(火) 00:37:06.62 ID:XSxgOJpN0
ペロリ
ななか(……?)
ななか(今、何か舌の先に……)
ななか(柔らかいものが……)
ちゅぷー
ななか(……え?)
ななか(何か、何かが舌に、いえ、口に押しつけられて……)
ななか(そのまま口の中に……)
いろは「んんー……」
ななか「!?」
ドンッ
いろは「あうっ……」
ななか「な、な、な///」
いろは「ひ、ひどい、おまじないまだ終わってないのに……」
ななか「貴女は何をしやがってるんですか!?」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/17(火) 00:49:41.14 ID:XSxgOJpN0
いろは「何って……おまじないです」
ななか「お、お、お、おまじない!?人の口に舌を……あ、あんな事するのがおまじないですか!?」ハァハァ
いろは「は、はい、約束をする時のおまじないです、よ?」
ななか「くっ、キョトンとした顔で良くも……!」
ななか(しかし、しかし何故突然こんな事を!先ほどまでは普通に会話していたのに!)
ななか(……いいえ、落ち着くのです私、そう、これは恐らく環いろはの姦計)
ななか(きっと何かを企んでいて、私の冷静さを失わせ、交渉を有利に進めようという考えなのでしょう)
ななか(はじめての接吻を奪われて、少し、ほんの少し狼狽してしまったのは事実ですし)
ななか(……しかし、私には通じません)
ななか(私の『復讐する相手を見極める能力』の前には、如何なる企みも無意味)
ななか(貴女の考えを見破り、逆に利用して差し上げます!)
ななか「お、お、お、おまじない!?人の口に舌を……あ、あんな事するのがおまじないですか!?」ハァハァ
いろは「は、はい、約束をする時のおまじないです、よ?」
ななか「くっ、キョトンとした顔で良くも……!」
ななか(しかし、しかし何故突然こんな事を!先ほどまでは普通に会話していたのに!)
ななか(……いいえ、落ち着くのです私、そう、これは恐らく環いろはの姦計)
ななか(きっと何かを企んでいて、私の冷静さを失わせ、交渉を有利に進めようという考えなのでしょう)
ななか(はじめての接吻を奪われて、少し、ほんの少し狼狽してしまったのは事実ですし)
ななか(……しかし、私には通じません)
ななか(私の『復讐する相手を見極める能力』の前には、如何なる企みも無意味)
ななか(貴女の考えを見破り、逆に利用して差し上げます!)
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/17(火) 00:58:01.13 ID:XSxgOJpN0
ななか「そ、そうですか、少し珍しいおまじないだったので狼狽してしまいました」
いろは「えへへ、私も初めて知った時はびっくりしちゃいました」
いろは「それで、あの、おまじないの続きなんですけど……」
ななか「つ、続き?」
いろは「はい、これは『口寄せのおまじない』って言って」
いろは「舌が絡むくらい口を寄せあって、その状態で約束を呟く必要があるんです」
いろは「さっきは途中までで終わっちゃいましたから……」
ななか「……」
いろは「常盤さん?」
ななか(おかしいですね、私の能力がこう呟いています)
ななか(復讐すべき相手は環いろはではない、と)
ななか「……」
ななか「……あの、一つよろしいでしょうか」
いろは「はい」
ななか「その珍しいおまじないを環さんに教えたのは、どなたですか?」
いろは「やちよさんです」
いろは「えへへ、私も初めて知った時はびっくりしちゃいました」
いろは「それで、あの、おまじないの続きなんですけど……」
ななか「つ、続き?」
いろは「はい、これは『口寄せのおまじない』って言って」
いろは「舌が絡むくらい口を寄せあって、その状態で約束を呟く必要があるんです」
いろは「さっきは途中までで終わっちゃいましたから……」
ななか「……」
いろは「常盤さん?」
ななか(おかしいですね、私の能力がこう呟いています)
ななか(復讐すべき相手は環いろはではない、と)
ななか「……」
ななか「……あの、一つよろしいでしょうか」
いろは「はい」
ななか「その珍しいおまじないを環さんに教えたのは、どなたですか?」
いろは「やちよさんです」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 00:06:25.31 ID:19dRJWAO0
ななか(な、な、な、な)
ななか(何をやっているのですか七海やちよは!)
ななか(中学生にこんな如何わしいおまじないを教えるだなんて!)
ななか(はしたない!えっち!)
ななか(軽蔑します!)
いろは「あ、あの?」
ななか「……」
ななか(い、いえ、待ちましょう、もう一度冷静になりましょう)
ななか(冷静に、冷静に……)
ななか(私が知っている七海やちよは、理知的かつ合理的で他者にも自分にも厳しかったはずです)
ななか(神浜に不覚的要素が発生するのを防ぐ為ならば、同じ魔法少女に戦闘を仕掛ける事すら厭わないとも聞きます)
ななか(そんな七海やちよが、自分の欲望を優先する為にこんなエッチなおまじないを教えたとは考えにくい)
ななか(環いろはが彼女の言葉を勘違いして受け取った可能性が高いのではないでしょうか)
ななか(そうです、きっとそうで……)
いろは「ほら、フェリシアちゃんも」
フェリシア「はあ、しゃあねーな、コレやらないとやちよが怒るからなぁ」
いろは「はい、舌出して?」
フェリシア「んー」ベー
いろは「んー」チュー
ペロペロペロ
ななか(何をやっているのですか七海やちよは!)
ななか(中学生にこんな如何わしいおまじないを教えるだなんて!)
ななか(はしたない!えっち!)
ななか(軽蔑します!)
いろは「あ、あの?」
ななか「……」
ななか(い、いえ、待ちましょう、もう一度冷静になりましょう)
ななか(冷静に、冷静に……)
ななか(私が知っている七海やちよは、理知的かつ合理的で他者にも自分にも厳しかったはずです)
ななか(神浜に不覚的要素が発生するのを防ぐ為ならば、同じ魔法少女に戦闘を仕掛ける事すら厭わないとも聞きます)
ななか(そんな七海やちよが、自分の欲望を優先する為にこんなエッチなおまじないを教えたとは考えにくい)
ななか(環いろはが彼女の言葉を勘違いして受け取った可能性が高いのではないでしょうか)
ななか(そうです、きっとそうで……)
いろは「ほら、フェリシアちゃんも」
フェリシア「はあ、しゃあねーな、コレやらないとやちよが怒るからなぁ」
いろは「はい、舌出して?」
フェリシア「んー」ベー
いろは「んー」チュー
ペロペロペロ
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 00:17:57.73 ID:19dRJWAO0
ななか(はああああああああ!?)
ななか(な、何をしているのでしょうかこの二人は!?)
ななか(い、いえ、私も子供ではないのですから行為の意味は判ります!)
ななか(それに先ほどの深月フェリシアが漏らした発言から)
ななか(この行為の裏にやはり七海やちよの影がある事も判ります!)
ななか(その辺の状況は確かに、理解して、理解しています、が)
ななか(理解していますが……わわっ)
ななか(そ、そんな、2人の舌が、外からも見えるくらい絡まって……)
ななか(え、ええ?た、垂れてますよ、涎、拭かなくてもいいんですか?)
ななか(あんなに凶暴だった深月フェリシアが、あんな、あんな顔をするなんて)
ななか(それに、音が、音が)
クチャクチャペロペロ
ななか「……」
ななか「……」
ななか「……」
ななか「///」プシュウ
ななか(な、何をしているのでしょうかこの二人は!?)
ななか(い、いえ、私も子供ではないのですから行為の意味は判ります!)
ななか(それに先ほどの深月フェリシアが漏らした発言から)
ななか(この行為の裏にやはり七海やちよの影がある事も判ります!)
ななか(その辺の状況は確かに、理解して、理解しています、が)
ななか(理解していますが……わわっ)
ななか(そ、そんな、2人の舌が、外からも見えるくらい絡まって……)
ななか(え、ええ?た、垂れてますよ、涎、拭かなくてもいいんですか?)
ななか(あんなに凶暴だった深月フェリシアが、あんな、あんな顔をするなんて)
ななか(それに、音が、音が)
クチャクチャペロペロ
ななか「……」
ななか「……」
ななか「……」
ななか「///」プシュウ
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 00:29:39.27 ID:19dRJWAO0
フェリシア「ふー……やっぱりコレすると、何か身体が熱くなるなぁ……」
いろは「ふふふ、おまじないが聞いてる証拠だよね」
いろは「だからね?約束だよ?もうケンカしないでね?」
フェリシア「はぁーい」
いろは「えっと、常盤さん?」
ななか「///」
いろは「うう、どうしちゃったんだろ……」
フェリシア「コイツは性格はアレだけど、頭はいいからな、何か考え事してハマっちまってるんじゃね?」
いろは「ううん、どうしよう、私も買い物に行かないといけないんだけど……」
フェリシア「放っとこうぜ~」
いろは「駄目だよ、何だか天気も悪いし、雨が降ってきたら濡れちゃう」
いろは「フェリシアちゃん、常盤さんの家って知ってる?」
フェリシア「んー、家は知らねえけど、アジトなら知ってるぞ」
いろは「じゃあ、送って行ってあげてくれないかな?」
フェリシア「えええー!オレも買い物行きたいー!」
いろは「ごめんね、アイス買ってあげるから、お願い」
フェリシア「ホントか!?高いアイスでもいい?」
いろは「ううん、ちょっとだけ高いアイスなら……」
フェリシア「よーし!約束だぞ、いろは!」
いろは「うん、約束だね、フェリシアちゃん」
チュッチュッレロレロ
いろは「ふふふ、おまじないが聞いてる証拠だよね」
いろは「だからね?約束だよ?もうケンカしないでね?」
フェリシア「はぁーい」
いろは「えっと、常盤さん?」
ななか「///」
いろは「うう、どうしちゃったんだろ……」
フェリシア「コイツは性格はアレだけど、頭はいいからな、何か考え事してハマっちまってるんじゃね?」
いろは「ううん、どうしよう、私も買い物に行かないといけないんだけど……」
フェリシア「放っとこうぜ~」
いろは「駄目だよ、何だか天気も悪いし、雨が降ってきたら濡れちゃう」
いろは「フェリシアちゃん、常盤さんの家って知ってる?」
フェリシア「んー、家は知らねえけど、アジトなら知ってるぞ」
いろは「じゃあ、送って行ってあげてくれないかな?」
フェリシア「えええー!オレも買い物行きたいー!」
いろは「ごめんね、アイス買ってあげるから、お願い」
フェリシア「ホントか!?高いアイスでもいい?」
いろは「ううん、ちょっとだけ高いアイスなら……」
フェリシア「よーし!約束だぞ、いろは!」
いろは「うん、約束だね、フェリシアちゃん」
チュッチュッレロレロ
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 00:53:08.56 ID:19dRJWAO0
~ななかアジト~
フェリシア「おーっす、かこ、届けモノだぞー」ズルズル
かこ「あ、フェリシアちゃん……?」
美雨「契約切れの傭兵か、何のようネ」
あきら「って言うか、ななかを引きずってるじゃない!どうしたの!?」
フェリシア「知らねーよ、何か、道の真ん中で突然固まっちまったんだよ」
かこ「うわあ、ななかさん、凄く顔が真っ赤……」
あきら「と、取りあえず濡れタオル持ってくるよ!」
美雨「……傭兵、お前、契約を切られた腹いせにななかを襲ったんじゃないアルか」
フェリシア「むっかー!そんな事するかよ!」
美雨「……まあ、確かにお前ではななかを倒せるはずはないネ」
フェリシア「はぁ!?んなもんやってみないと……」
「ケンカしないでね?」
フェリシア「うっ」
美雨「どうしたネ、決斗なら受けて立つネ」
フェリシア「……やんねーよ、そんなこと」
美雨「……ほう」
かこ「あ、あの、2人とも落ち着いて……」
フェリシア「おーっす、かこ、届けモノだぞー」ズルズル
かこ「あ、フェリシアちゃん……?」
美雨「契約切れの傭兵か、何のようネ」
あきら「って言うか、ななかを引きずってるじゃない!どうしたの!?」
フェリシア「知らねーよ、何か、道の真ん中で突然固まっちまったんだよ」
かこ「うわあ、ななかさん、凄く顔が真っ赤……」
あきら「と、取りあえず濡れタオル持ってくるよ!」
美雨「……傭兵、お前、契約を切られた腹いせにななかを襲ったんじゃないアルか」
フェリシア「むっかー!そんな事するかよ!」
美雨「……まあ、確かにお前ではななかを倒せるはずはないネ」
フェリシア「はぁ!?んなもんやってみないと……」
「ケンカしないでね?」
フェリシア「うっ」
美雨「どうしたネ、決斗なら受けて立つネ」
フェリシア「……やんねーよ、そんなこと」
美雨「……ほう」
かこ「あ、あの、2人とも落ち着いて……」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 01:15:42.81 ID:19dRJWAO0
~数分後~
ななか「ふぅ……ありがとうございます、あきらさん、随分落ち着きました」
あきら「もう、一体何があったの?あんな状態になるななか何て初めて見たよ」
かこ「は、はい、真っ赤でした……」
ななか「あんな……状態……」
ななか「あんな……」
ななか「……あんな……えっちな」
あきら「ななか?」
ななか「ふぇっ!?い、いや、何でもありません!」
あきら(ん?)
かこ(今?)
美雨(ふぇって言ったアルか?)
ななか「ふぅ……ありがとうございます、あきらさん、随分落ち着きました」
あきら「もう、一体何があったの?あんな状態になるななか何て初めて見たよ」
かこ「は、はい、真っ赤でした……」
ななか「あんな……状態……」
ななか「あんな……」
ななか「……あんな……えっちな」
あきら「ななか?」
ななか「ふぇっ!?い、いや、何でもありません!」
あきら(ん?)
かこ(今?)
美雨(ふぇって言ったアルか?)
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 01:18:02.83 ID:19dRJWAO0
美雨「……そこの傭兵に何かされたんじゃないアルか」
フェリシア「だーかーらー、何もしてねーって」
ななか「……」
かこ「え、えっと、フェリシアちゃんは、上手に嘘がつけるほど器用な子じゃないですし……」
あきら「かこ、地味に酷い事言ってるね」
ななか「そ、そうですね、フェリシアさんに何かされたワケでは……ありません」
フェリシア「うん、約束したしな」
かこ「約束?」
フェリシア「ああ、オレとそいつは、喧嘩しない、酷い事も言わないって約束したんだ」
フェリシア「口寄せのおまじないまでしたんだから、ちゃんと守らないとな!」
ななか「い、いや……あれは……」
あきら「へえ、フェリシアって、おまじない好きなんだ、ちょっと意外かも」
美雨「……くだらないネ」
かこ「どんなおまじないなのかなあ」
フェリシア「えっと、まず1人目が舌を出して……」
ななか「ま、待ちなさいフェリシアさん!」
フェリシア「2人目が相手の舌に自分の舌を這わせて、絡めあった状態で約束事を唱えるんだぜ」
かこ「……」
あきら「……」
美雨「……」
ななか「……」
フェリシア「だーかーらー、何もしてねーって」
ななか「……」
かこ「え、えっと、フェリシアちゃんは、上手に嘘がつけるほど器用な子じゃないですし……」
あきら「かこ、地味に酷い事言ってるね」
ななか「そ、そうですね、フェリシアさんに何かされたワケでは……ありません」
フェリシア「うん、約束したしな」
かこ「約束?」
フェリシア「ああ、オレとそいつは、喧嘩しない、酷い事も言わないって約束したんだ」
フェリシア「口寄せのおまじないまでしたんだから、ちゃんと守らないとな!」
ななか「い、いや……あれは……」
あきら「へえ、フェリシアって、おまじない好きなんだ、ちょっと意外かも」
美雨「……くだらないネ」
かこ「どんなおまじないなのかなあ」
フェリシア「えっと、まず1人目が舌を出して……」
ななか「ま、待ちなさいフェリシアさん!」
フェリシア「2人目が相手の舌に自分の舌を這わせて、絡めあった状態で約束事を唱えるんだぜ」
かこ「……」
あきら「……」
美雨「……」
ななか「……」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/25(水) 01:24:32.95 ID:19dRJWAO0
あきら「え、ちょっと待って、え?」
美雨「ななか?」
かこ「……」
ななか「ち、違うのです、違うのです!」
あきら「そ、それって、キスって事?キスって事?」
美雨「ななか?」
かこ「……」
ななか「ち、違います!接吻ではありません!あれは事故みたいなもので!」
あきら「じ、事故って事は、キスしたんだ、やっぱりしたんだ、フェリシアと?」
フェリシア「ばっか、違うよ、いろはとだよ」
あきら「いろは?いろはって、環いろは?ななかが前に調べてた環いろは?もしかしてこの為に?」
美雨「ななか?」
かこ「……」
ななか「ち、違います!接吻する為に調べていた訳ではありません!」
美雨「ななか?」
かこ「……」
ななか「ち、違うのです、違うのです!」
あきら「そ、それって、キスって事?キスって事?」
美雨「ななか?」
かこ「……」
ななか「ち、違います!接吻ではありません!あれは事故みたいなもので!」
あきら「じ、事故って事は、キスしたんだ、やっぱりしたんだ、フェリシアと?」
フェリシア「ばっか、違うよ、いろはとだよ」
あきら「いろは?いろはって、環いろは?ななかが前に調べてた環いろは?もしかしてこの為に?」
美雨「ななか?」
かこ「……」
ななか「ち、違います!接吻する為に調べていた訳ではありません!」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/26(木) 22:48:44.79 ID:ip5FJTBo0
ななか(い、いけません、このままでは誤解が広がってしまいます)
ななか(何とか、何とか話題を逸らさないと……)
ななか「そ、そう言えば、かこさん、先日話していた本は持ってきていただけましたか?」
あきら「待ってよななか、まだこっちの話が……」
美雨「ななか?」
ななか「い、いえ、こちらの話も重要ですので!」
かこ「……」
ななか「かこさん?」
かこ「あ、あの……えっと……」モジモジ
ななか「大丈夫ですよ、かこさん、ゆっくりご自分のペースで話してください」
かこ「は、はい……」
ななか「……」
ななか(……夏目かこ)
ななか(積極的に自分の意見を言う事は少なく、戦闘でも直接戦闘より支援行動をお任せしています)
ななか(ですが、愚昧という訳ではありません、寧ろ私達とは違う視点からの意見を述べてくる事が多いです)
ななか(趣味の読書の影響で、物事を俯瞰して見る癖が付いているのかもしれません)
ななか(実際、今の状況でも周囲に流される事無く、黙考されていましたし)
ななか(きっと、きっと今の状況を打破するような意見を言って下さるはず……!)
ななか(何とか、何とか話題を逸らさないと……)
ななか「そ、そう言えば、かこさん、先日話していた本は持ってきていただけましたか?」
あきら「待ってよななか、まだこっちの話が……」
美雨「ななか?」
ななか「い、いえ、こちらの話も重要ですので!」
かこ「……」
ななか「かこさん?」
かこ「あ、あの……えっと……」モジモジ
ななか「大丈夫ですよ、かこさん、ゆっくりご自分のペースで話してください」
かこ「は、はい……」
ななか「……」
ななか(……夏目かこ)
ななか(積極的に自分の意見を言う事は少なく、戦闘でも直接戦闘より支援行動をお任せしています)
ななか(ですが、愚昧という訳ではありません、寧ろ私達とは違う視点からの意見を述べてくる事が多いです)
ななか(趣味の読書の影響で、物事を俯瞰して見る癖が付いているのかもしれません)
ななか(実際、今の状況でも周囲に流される事無く、黙考されていましたし)
ななか(きっと、きっと今の状況を打破するような意見を言って下さるはず……!)
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/26(木) 22:59:59.83 ID:ip5FJTBo0
かこ「……」ボソッ
ななか「ん?かこさんもう少し大きな声で……」
かこ「じゅう……さいです……」ボソッ
ななか「え?」
かこ「じゅうさん、さいです……」
ななか「じゅうさんさいです?」
かこ「は、はい///」
ななか「……」
ななか(ふむ、これはどういう意味でしょうか)
ななか(単純に読み取ると、13歳という意味になるのでしょうが……)
ななか「13歳……ああ、確か、かこさんは13歳でしたね」
かこ「はい、13歳なんです///」
ななか「……すみません、少し意味が」
かこ「前にななかさんが調べていたのを、私も確認していました……」
かこ「いろはさんも、13歳でした……」
ななか「ああ、そういう……」
かこ「……ななかさんが、キスしたいろはさんは、13歳なんです///」
ななか「は?」
かこ「13歳の、女の子の、舌は、どんな感触でしたか///」
ななか「え?」
かこ「私も、13歳なんです///」
かこ「ななかさんがキスをした、いろはさんと///」
かこ「同じ年齢、です///」
ななか「……」
ななか「……」
ななか「///」ボシュッ
ななか「ん?かこさんもう少し大きな声で……」
かこ「じゅう……さいです……」ボソッ
ななか「え?」
かこ「じゅうさん、さいです……」
ななか「じゅうさんさいです?」
かこ「は、はい///」
ななか「……」
ななか(ふむ、これはどういう意味でしょうか)
ななか(単純に読み取ると、13歳という意味になるのでしょうが……)
ななか「13歳……ああ、確か、かこさんは13歳でしたね」
かこ「はい、13歳なんです///」
ななか「……すみません、少し意味が」
かこ「前にななかさんが調べていたのを、私も確認していました……」
かこ「いろはさんも、13歳でした……」
ななか「ああ、そういう……」
かこ「……ななかさんが、キスしたいろはさんは、13歳なんです///」
ななか「は?」
かこ「13歳の、女の子の、舌は、どんな感触でしたか///」
ななか「え?」
かこ「私も、13歳なんです///」
かこ「ななかさんがキスをした、いろはさんと///」
かこ「同じ年齢、です///」
ななか「……」
ななか「……」
ななか「///」ボシュッ
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/26(木) 23:31:37.34 ID:ip5FJTBo0
ななか(え、えええ、何故私は赤面してるのでしょうか///)
ななか(赤面する道理はないはずです///)
ななか(ああ、けど、けど何か///)
かこ「///」
ななか(何か、かこさんの唇を見ていると、何か思い出してしまって///)
かこ「えっと///」
かこ「13歳の女の子に、舌を入れられて、どんな気分でしたか///」
かこ「13歳の女の子の、唾液は、どんな味でしたか///」
かこ「13歳の女の子の、吐息は、どんな匂いでしたか///」
かこ「私も、私も13歳なんです///」
かこ「一緒ですね///」
ななか「う、うああああ///」
ななか(赤面する道理はないはずです///)
ななか(ああ、けど、けど何か///)
かこ「///」
ななか(何か、かこさんの唇を見ていると、何か思い出してしまって///)
かこ「えっと///」
かこ「13歳の女の子に、舌を入れられて、どんな気分でしたか///」
かこ「13歳の女の子の、唾液は、どんな味でしたか///」
かこ「13歳の女の子の、吐息は、どんな匂いでしたか///」
かこ「私も、私も13歳なんです///」
かこ「一緒ですね///」
ななか「う、うああああ///」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/27(金) 00:06:38.04 ID:ZEh8bAq70
ななか「はぁ、はぁ、はぁ///」
ななか(くっ、油断しました、かこさんがこんなにもキスに興味津々だとは)
ななか(いや、コレはキスというよりも『13歳の魔法少女』という概念自体に興味津々なのでしょうか)
ななか(と、兎に角、もう一度話題を変えて……)
あきら「……あのさ」
ななか「は、はい、何でしょうかあきらさん」
あきら「ボク達って、同じ目的を果たす為に集まった同盟だよね?」
ななか「……」
ななか(……志伸あきら)
ななか(実直で頼み事をされると断れない性質、初期の頃から私の手伝いをしてくれていますが……)
ななか(流石にこの状況だと、私に対する不信感が湧いてしまったのかもしれません)
ななか(戦闘力が高い彼女に疑惑の種を植えたままにするのは得策ではないでしょう)
ななか(多少強引にでも、疑惑を払拭した方が良いのかもしれません……)
あきら「ななか?」
ななか「……はい、そうです」
ななか「神浜市の広域に影響を与えている魔女『飛蝗』を探し出し、力を合わせて討伐すると誓い合ったのが、今の私達です」
ななか「同盟の誓いに、何ら変更はありませんよ、あきらさん」
あきら「……けど」
ななか「私の事が、信用できなくなりましたか?」
あきら「ボクは、信用してるよ、けど……ななかは、してないじゃないか」
ななか「してない?」
あきら「うん」
ななか「してないって……何をです?」
あきら「だから……」
ななか(くっ、油断しました、かこさんがこんなにもキスに興味津々だとは)
ななか(いや、コレはキスというよりも『13歳の魔法少女』という概念自体に興味津々なのでしょうか)
ななか(と、兎に角、もう一度話題を変えて……)
あきら「……あのさ」
ななか「は、はい、何でしょうかあきらさん」
あきら「ボク達って、同じ目的を果たす為に集まった同盟だよね?」
ななか「……」
ななか(……志伸あきら)
ななか(実直で頼み事をされると断れない性質、初期の頃から私の手伝いをしてくれていますが……)
ななか(流石にこの状況だと、私に対する不信感が湧いてしまったのかもしれません)
ななか(戦闘力が高い彼女に疑惑の種を植えたままにするのは得策ではないでしょう)
ななか(多少強引にでも、疑惑を払拭した方が良いのかもしれません……)
あきら「ななか?」
ななか「……はい、そうです」
ななか「神浜市の広域に影響を与えている魔女『飛蝗』を探し出し、力を合わせて討伐すると誓い合ったのが、今の私達です」
ななか「同盟の誓いに、何ら変更はありませんよ、あきらさん」
あきら「……けど」
ななか「私の事が、信用できなくなりましたか?」
あきら「ボクは、信用してるよ、けど……ななかは、してないじゃないか」
ななか「してない?」
あきら「うん」
ななか「してないって……何をです?」
あきら「だから……」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/27(金) 00:07:54.33 ID:ZEh8bAq70
あきら「キスをだよ」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/27(金) 00:19:44.31 ID:ZEh8bAq70
ななか「んん?」
あきら「ななかは、誰かと約束する時にキスするんだよね?」
あきら「けど、ボクはしてないよ、キス」
あきら「同盟の誓いって、言ってみれば約束のもっと凄いやつだよね?」
あきら「もっと、もっと、もーっと凄い、命がかかるくらいのヤツだよね?」
ななか「そ、それは、確かにそうですが、キスとは関係が……」
あきら「環いろはとは約束の為にキスしたんだよね、じゃあボクとキスしないのは変なんじゃないかな」
あきら「おかしいよ、ななか、これおかしいよ」ズズズイ
ななか「え、えっと……あきらさん、顔が近いんですけど」
あきら「そもそも最初に会ったときから可愛いなーと思ってたんだよ」ブツブツ
あきら「ボクは、喋り方は男の子みたいだけど、実は可愛い物が大好きだし」ブツブツ
あきら「部屋も可愛い人形とか可愛い服とか可愛い写真とかがいっぱい飾ってあるし」ブツブツ
あきら「ななかも連れて帰って部屋に飾りたいなーと思ってたけどずっと我慢してたんだ」ブツブツ
あきら「同盟に入ったのだって半分は家族を貶めた魔女を倒す為だけど、残りの半分はななかが可愛いからだし」ブツブツ
あきら「ななか、可愛いよね、性格はちょっとアレだけど顔も服も仕草も凄く可愛い」ブツブツ
あきら「キスしたらどんな表情してくれるのかな、写真に撮りたいな」ブツブツ
ななか「ひっ」
あきら「ななかは、誰かと約束する時にキスするんだよね?」
あきら「けど、ボクはしてないよ、キス」
あきら「同盟の誓いって、言ってみれば約束のもっと凄いやつだよね?」
あきら「もっと、もっと、もーっと凄い、命がかかるくらいのヤツだよね?」
ななか「そ、それは、確かにそうですが、キスとは関係が……」
あきら「環いろはとは約束の為にキスしたんだよね、じゃあボクとキスしないのは変なんじゃないかな」
あきら「おかしいよ、ななか、これおかしいよ」ズズズイ
ななか「え、えっと……あきらさん、顔が近いんですけど」
あきら「そもそも最初に会ったときから可愛いなーと思ってたんだよ」ブツブツ
あきら「ボクは、喋り方は男の子みたいだけど、実は可愛い物が大好きだし」ブツブツ
あきら「部屋も可愛い人形とか可愛い服とか可愛い写真とかがいっぱい飾ってあるし」ブツブツ
あきら「ななかも連れて帰って部屋に飾りたいなーと思ってたけどずっと我慢してたんだ」ブツブツ
あきら「同盟に入ったのだって半分は家族を貶めた魔女を倒す為だけど、残りの半分はななかが可愛いからだし」ブツブツ
あきら「ななか、可愛いよね、性格はちょっとアレだけど顔も服も仕草も凄く可愛い」ブツブツ
あきら「キスしたらどんな表情してくれるのかな、写真に撮りたいな」ブツブツ
ななか「ひっ」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/27(金) 00:32:45.55 ID:ZEh8bAq70
ななか(あ、あきらさんの様子が何か変です!)
ななか(この状況は、この状況は想定していません!)
ななか(何か、何か策は……)
かこ「13歳……」ジリッ
あきら「キス……」ジリッ
ななか「は……」
ななか「はわわわ……」
ななか「や、やめ……」
「いい加減にするネ!」
ななか「こ、この声は!」
美雨「全く、さっきから聞いていれば片腹痛いネ」
ななか「美雨さん!」
ななか(そうです、美雨さんがいました!)
ななか(思慮深く、尚且つ狡猾な彼女は、最初の頃は私を信用してくれていませんでしたが……)
ななか(今は、仮初ではありますが絆が結ばれているはずです!)
ななか(きっと、きっと彼女なら2人を押しとどめてくれるはず……!)
ななか(この状況は、この状況は想定していません!)
ななか(何か、何か策は……)
かこ「13歳……」ジリッ
あきら「キス……」ジリッ
ななか「は……」
ななか「はわわわ……」
ななか「や、やめ……」
「いい加減にするネ!」
ななか「こ、この声は!」
美雨「全く、さっきから聞いていれば片腹痛いネ」
ななか「美雨さん!」
ななか(そうです、美雨さんがいました!)
ななか(思慮深く、尚且つ狡猾な彼女は、最初の頃は私を信用してくれていませんでしたが……)
ななか(今は、仮初ではありますが絆が結ばれているはずです!)
ななか(きっと、きっと彼女なら2人を押しとどめてくれるはず……!)
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/27(金) 00:40:39.21 ID:ZEh8bAq70
美雨「13歳?おまじない?挙句の果てにキス?」
美雨「はっ!約束の為にキスするなんて風習、聞いた事無いネ、そんなの嘘っぱちヨ!」
美雨「蒼海幇である私が言うんだから、間違いないネ」
美雨「与太話はそこまでにして、もっと実のある話を……」
ななか「そ、そうです、美雨さんの言うとおりで……」
かこ「中国に……血の契りを交わす……という風習がありますよね、お互いの血をお酒に垂らして飲みかわすって本に書いてありました……」
あきら「あ、それってお互いの体液を交換して義兄弟の契りを交わしてる訳だから、まあキスと一緒だよね」
美雨「……あ!」
ななか「美雨さん?」
美雨「本当アル!」
ななか「美雨さん?」
美雨「はっ!約束の為にキスするなんて風習、聞いた事無いネ、そんなの嘘っぱちヨ!」
美雨「蒼海幇である私が言うんだから、間違いないネ」
美雨「与太話はそこまでにして、もっと実のある話を……」
ななか「そ、そうです、美雨さんの言うとおりで……」
かこ「中国に……血の契りを交わす……という風習がありますよね、お互いの血をお酒に垂らして飲みかわすって本に書いてありました……」
あきら「あ、それってお互いの体液を交換して義兄弟の契りを交わしてる訳だから、まあキスと一緒だよね」
美雨「……あ!」
ななか「美雨さん?」
美雨「本当アル!」
ななか「美雨さん?」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/27(金) 00:56:01.23 ID:ZEh8bAq70
美雨「そう、そうアル、義兄弟の契り、いやこの場合は義姉妹の契り、何か格好いいネ!」
美雨「凄く中国っぽいヨ!」
美雨「やるべきネ!やるべきヨ!」
かこ「美雨さん、判ってくれたんですね」
あきら「あー、よかった!」
ななか「……」
美雨「じゃあ、順番はどうするネ」
かこ「あの……私が最初で、いいですか?」
かこ「聞きたいんです、13歳のいろはさんと、13歳の私で、違いがあったかどうかを」
あきら「うん、ボクは写真撮りたいから後でもいいよ」
美雨「ふっ、今回は貸しにしておいてやるネ……」
かこ「あ、ありがとうございます……」
ななか「……」
かこ「……ななか、さん?」
ななか「ひゃ、ひゃいっ……」
かこ「いいです、か?」
ななか「い、い、い……」
ななか(ま、待ちなさい、常盤ななか)
ななか(ここで、ここで「いやです」と言うのは簡単です)
ななか(しかし、コレを言ってしまうと同盟に罅が入る可能性があります)
ななか(しかも彼女達を納得させる為の策は無い状態です)
ななか(……今、この子達を手放す訳にはいきません)
ななか(そう、そうです、同盟の為、いや、私の目的の為に)
ななか(こ、この程度の事は、軽く飲み干さないと)
ななか(だから、だから……)
ななか「……」
ななか「……」
ななか「……」
ななか「い……」
ななか「い、いいです、よ?」
ななか「あ、あの、優しく、してください?」ウルッ
かこ「はい♪」
美雨「凄く中国っぽいヨ!」
美雨「やるべきネ!やるべきヨ!」
かこ「美雨さん、判ってくれたんですね」
あきら「あー、よかった!」
ななか「……」
美雨「じゃあ、順番はどうするネ」
かこ「あの……私が最初で、いいですか?」
かこ「聞きたいんです、13歳のいろはさんと、13歳の私で、違いがあったかどうかを」
あきら「うん、ボクは写真撮りたいから後でもいいよ」
美雨「ふっ、今回は貸しにしておいてやるネ……」
かこ「あ、ありがとうございます……」
ななか「……」
かこ「……ななか、さん?」
ななか「ひゃ、ひゃいっ……」
かこ「いいです、か?」
ななか「い、い、い……」
ななか(ま、待ちなさい、常盤ななか)
ななか(ここで、ここで「いやです」と言うのは簡単です)
ななか(しかし、コレを言ってしまうと同盟に罅が入る可能性があります)
ななか(しかも彼女達を納得させる為の策は無い状態です)
ななか(……今、この子達を手放す訳にはいきません)
ななか(そう、そうです、同盟の為、いや、私の目的の為に)
ななか(こ、この程度の事は、軽く飲み干さないと)
ななか(だから、だから……)
ななか「……」
ななか「……」
ななか「……」
ななか「い……」
ななか「い、いいです、よ?」
ななか「あ、あの、優しく、してください?」ウルッ
かこ「はい♪」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/27(金) 01:00:56.59 ID:ZEh8bAq70
1人目は、時間をかけて味わうようにネットリとしたキスをされた。
2人目は、自分の歯形を残そうとするかのように力強くキスをされた。
3人目は、柔らかく、舌を包み込むかのように優しくキスをされた。
頭がボーっとして、その後の会話をあまりよく覚えていない。
けど、その後、何故か2週目、3週目のキスが行われたのはボンヤリと覚えている。
2人目は、自分の歯形を残そうとするかのように力強くキスをされた。
3人目は、柔らかく、舌を包み込むかのように優しくキスをされた。
頭がボーっとして、その後の会話をあまりよく覚えていない。
けど、その後、何故か2週目、3週目のキスが行われたのはボンヤリと覚えている。
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/27(金) 01:21:50.32 ID:ZEh8bAq70
~数日後~
ななか「はぁ……何か、最近疲れます……」
ななか「アジトにいると、他の三人から何かやたらと身体を触れられますし……」
ななか「だから魔女探索を言い訳にして町に出てきた訳ですけど……」
「あー、見つけました!」
ななか「あら、貴女達は……」
明日香「もう!ずっと探してたんですよ!」
ささら「最近姿を見なかったから、ちょっと苦労したよ」
ななか「……」
ななか(竜城明日香と美凪ささら)
ななか(攻撃偏重型と、守護偏重型の魔法少女コンビ、通称、騎士同盟)
ななか(私達と協力関係にある魔法少女ですが……はて)
ななか(こんな剣幕で私を探すなんて、何かあったのでしょうか)
ななか「はぁ……何か、最近疲れます……」
ななか「アジトにいると、他の三人から何かやたらと身体を触れられますし……」
ななか「だから魔女探索を言い訳にして町に出てきた訳ですけど……」
「あー、見つけました!」
ななか「あら、貴女達は……」
明日香「もう!ずっと探してたんですよ!」
ささら「最近姿を見なかったから、ちょっと苦労したよ」
ななか「……」
ななか(竜城明日香と美凪ささら)
ななか(攻撃偏重型と、守護偏重型の魔法少女コンビ、通称、騎士同盟)
ななか(私達と協力関係にある魔法少女ですが……はて)
ななか(こんな剣幕で私を探すなんて、何かあったのでしょうか)
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 12:03:41.37 ID:FLbrBElf0
ななか「お二人とも、どうかなさいましたか?」
明日香「どうもこうもないです!ショックです!」
ななか「ショック?」
明日香「まさか、ななかさんにそう思われていたなんて!切腹したいです!」
ななか「明日香さん、落ち着いて……」
ドンッ
ななか「え……?」
ささら「……ななかさん、私もちょっと納得いかないんだけど」
ななか(あ、あれ、壁が後ろにあるから下がない)
ななか(目の前にはささらさんが居ますし、横はささらさんの腕で防がれてますし)
ななか(何か、逃げ道が無い感じが……)
ななか「え、ええと、私に何か不手際がありましたか?」
ささら「……私はななかさんの事を割りと信用してたんだけど」
ささら「ななかさんは、私たちの事をそんなに信用してなかったのかなって」
ななか(あれ、この流れ、何か既視感が……)
明日香「皆さんが噂しているのを聞きました!ななかさんは自分が信用している魔法少女に、その……」
ささら「口づけをしている、ってね」
ななか「えっ!?」
明日香「どうもこうもないです!ショックです!」
ななか「ショック?」
明日香「まさか、ななかさんにそう思われていたなんて!切腹したいです!」
ななか「明日香さん、落ち着いて……」
ドンッ
ななか「え……?」
ささら「……ななかさん、私もちょっと納得いかないんだけど」
ななか(あ、あれ、壁が後ろにあるから下がない)
ななか(目の前にはささらさんが居ますし、横はささらさんの腕で防がれてますし)
ななか(何か、逃げ道が無い感じが……)
ななか「え、ええと、私に何か不手際がありましたか?」
ささら「……私はななかさんの事を割りと信用してたんだけど」
ささら「ななかさんは、私たちの事をそんなに信用してなかったのかなって」
ななか(あれ、この流れ、何か既視感が……)
明日香「皆さんが噂しているのを聞きました!ななかさんは自分が信用している魔法少女に、その……」
ささら「口づけをしている、ってね」
ななか「えっ!?」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 12:20:51.72 ID:FLbrBElf0
ななか「ま、待ってください、そんな噂を何処から!?」
明日香「何処からでしたっけ?」
ささら「具体的な発信源はわからないけど、みんな言ってるよ」
ななか「ええと、みんなというのは、どの範囲のことでしょう」
ささら「んー、知り合いの魔法少女は全員知ってたから、多分、神浜にいる魔法少女の大半に広がってるんじゃないかな」
ななか「たいはんに……」
明日香「何処からでしたっけ?」
ささら「具体的な発信源はわからないけど、みんな言ってるよ」
ななか「ええと、みんなというのは、どの範囲のことでしょう」
ささら「んー、知り合いの魔法少女は全員知ってたから、多分、神浜にいる魔法少女の大半に広がってるんじゃないかな」
ななか「たいはんに……」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 12:21:42.00 ID:FLbrBElf0
常盤ななかは策士である。
策を練るには情報や手駒を手に入れなくてはならない。
その為に、彼女は神浜にいる複数の魔法少女グループと接触を持っている。
そして「駒」として使えそうな魔法少女と、仮初の友好関係を結んでいるのだ。
無名の魔法少女も含めると、その数、凡そ50名。
神浜に存在する魔法少女の半数は、常盤ななかと何らかの関係があるという事だ。
つまり。
策を練るには情報や手駒を手に入れなくてはならない。
その為に、彼女は神浜にいる複数の魔法少女グループと接触を持っている。
そして「駒」として使えそうな魔法少女と、仮初の友好関係を結んでいるのだ。
無名の魔法少女も含めると、その数、凡そ50名。
神浜に存在する魔法少女の半数は、常盤ななかと何らかの関係があるという事だ。
つまり。
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 12:47:59.96 ID:FLbrBElf0
ななか(このままでは今まで築き上げてきた人間関係が破綻してしまいます……)
ななか(誤った情報だと主張したい所ですが、確固たる証拠が無い以上、不信感が付きまとうでしょう)
ななか(それに、それに、アジトであきらさんが接吻の写真を撮ってらしたと思います)
ななか(あの時はボーっとしていて回収できませんでしたから)
ななか(もしアレが流出してしまったら、言い逃れが出来なくなります)
ななか(打開する為の策はありません……)
ななか(それなら、それならもう……)
ななか「……噂が禍根を生むというなら、もう皆と接吻するしかないじゃないですか……」
ななか(誤った情報だと主張したい所ですが、確固たる証拠が無い以上、不信感が付きまとうでしょう)
ななか(それに、それに、アジトであきらさんが接吻の写真を撮ってらしたと思います)
ななか(あの時はボーっとしていて回収できませんでしたから)
ななか(もしアレが流出してしまったら、言い逃れが出来なくなります)
ななか(打開する為の策はありません……)
ななか(それなら、それならもう……)
ななか「……噂が禍根を生むというなら、もう皆と接吻するしかないじゃないですか……」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 13:07:53.52 ID:FLbrBElf0
こうして、噂に引き寄せられる魔法少女達とキスをする事に決めた常盤ななかは。
毎日毎日、色んな魔法少女達の舌に弄られて。
彼女達から偏執的な程の信頼を受けて。
幸せに暮らしましたとさ。
毎日毎日、色んな魔法少女達の舌に弄られて。
彼女達から偏執的な程の信頼を受けて。
幸せに暮らしましたとさ。
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 17:56:36.29 ID:2gT9fJTl0
終わり?もっと見たいな…
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 20:20:52.87 ID:9hXrpKBnO
ななか総受けは中々
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 20:24:16.86 ID:e20gfRMQO
乙
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 22:57:06.76 ID:va1BvqRL0
葉月編はよ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507810110/
Entry ⇒ 2017.11.06 | Category ⇒ 魔法少女まどか☆マギカ | Comments (0)
ほむら「魔法少女って便利よね」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/02(月) 18:23:52.12 ID:1HIN/Jcz0
マミホーム ほむらとマミでお茶会中
ほむら「魔法少女って便利よね」
マミ「いきなり何? 暁美さん」
ほむら「ソウルジェムさえ無事なら基本的に不死身だし、無敵だし。
魂をソウルジェムにしてくれたQBには感謝しないと。銃弾をプレゼント」
マミ「えっ? 今、なんて? 」
ほむら「それに、魔女化さえしないように気をつけてグリーフシードをたくさん貯めておけば魔法だって使い放題」
マミ「無視しないでよ……。それになんかすごく重要なことを今聞いた気がするし……」
ほむら「本当、魔法少女って便利よね……。そう思わない? 巴さん」
マミ「えっ? えっ、ええ、そうね」
ほむら「この前も、こんなことがあって……」
ほむら「魔法少女って便利よね」
マミ「いきなり何? 暁美さん」
ほむら「ソウルジェムさえ無事なら基本的に不死身だし、無敵だし。
魂をソウルジェムにしてくれたQBには感謝しないと。銃弾をプレゼント」
マミ「えっ? 今、なんて? 」
ほむら「それに、魔女化さえしないように気をつけてグリーフシードをたくさん貯めておけば魔法だって使い放題」
マミ「無視しないでよ……。それになんかすごく重要なことを今聞いた気がするし……」
ほむら「本当、魔法少女って便利よね……。そう思わない? 巴さん」
マミ「えっ? えっ、ええ、そうね」
ほむら「この前も、こんなことがあって……」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/02(月) 18:37:10.69 ID:1HIN/Jcz0
ー回想ー
ほむら(今日はワルプルギスの夜によって壊されて休校になっていた見滝原中学校の最初の登校日)
ほむら(次の授業は体育ね。マラソンだわ)
ほむら(ワルプルギスの夜を全員生存状態で乗り越えた私は、もう繰り返す必要は無くなった。)
ほむら(私の望んでいた未来は叶えられた。まどかとの約束は守れた。……でも)
ほむら(私が繰り返さないことで一つ問題が起きた)
ほむら(私は一ヶ月間だけの勉強と走り高跳びぐらいしかできないのよ)
ほむら(もともと私人生の半分くらい病院で過ごしてきたし、知識
ほむら(今日はワルプルギスの夜によって壊されて休校になっていた見滝原中学校の最初の登校日)
ほむら(次の授業は体育ね。マラソンだわ)
ほむら(ワルプルギスの夜を全員生存状態で乗り越えた私は、もう繰り返す必要は無くなった。)
ほむら(私の望んでいた未来は叶えられた。まどかとの約束は守れた。……でも)
ほむら(私が繰り返さないことで一つ問題が起きた)
ほむら(私は一ヶ月間だけの勉強と走り高跳びぐらいしかできないのよ)
ほむら(もともと私人生の半分くらい病院で過ごしてきたし、知識