小林「融合個体との接触を試みたい」落合「は?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:30:50.95 ID:fYsTCt+60
小林「融合個体白羽衣つむぎとの接触を試みたいと言っている」
落合「い、いえ、それはわかりますが。なぜ、艦長が?」
小林「……艦長たるもの、シドニアの戦力の性能と本質を理解しておくに越したことは無いと思うのだが」
落合「い、いえ、それはわかりますが。なぜ、艦長が?」
小林「……艦長たるもの、シドニアの戦力の性能と本質を理解しておくに越したことは無いと思うのだが」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:31:20.24 ID:fYsTCt+60
落合「……は、それもごもっともです。至急岐神開発に艦長の査察を」
小林「そんな仰々しいものでなくて良い。私が行くことを伝えておいてくれれば、後はこちらで処理する」
落合「しかし艦長」
小林「聞こえなかったのか?」
落合「はっ、岐神開発にそう伝えておきます……護衛も、不要ということで?」
小林「無論だ」
落合「……はっ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:32:23.17 ID:fYsTCt+60
小林「……」ピッ
つむぎ『谷風さん!』キュッ♪
小林「……」ピッ
つむぎ『谷風さん!』キュッ♪
小林「……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:33:12.00 ID:fYsTCt+60
小林「なんだこれは、めっちゃかわいいではないか」
小林「キュッ♪って、キュッ♪ってなんだ!可愛いだろう?!何だあれは、本当に落合の研究結果である融合個体か?!」
小林「エナ星白を使ったにしても、あの可愛さはおかしい。めっちゃかわいい」
小林「私も『艦長さん!』キュッ♪ってされたい!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:33:48.12 ID:fYsTCt+60
落合「艦長、先ほどお伝えし忘れていましたg……」
小林「……」
落合「……」
小林「……」スチャッ
落合「仮面をつけて……どうされるおつもりです?」
小林「どうした?」キリッ
落合(なかったコトにするつもりだ!?)
小林「どうした」
落合「いえ……あとで資料を送りしますので、ご確認ください。失礼しました」
小林「わかった、目を通しておく」
落合「……キュッ」
小林「有機転換炉に放り込まれたいか」
落合「な、なんでもありません、失礼しました!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:34:16.29 ID:fYsTCt+60
小林「……ふ、ふふっ……待っていろ、つむぎ」
谷風の家
つむぎ「……」
長道「つむぎ?どうかしたの?なんだか顔色が悪いみたいだけど」
つむぎ「え?!あ、いえ、なんでもないんです、ちょっと寒気が」
イザナ「ちょっと、大丈夫?」
つむぎ「平気です。多分気のせいですから」
ピンポーン
長道「……誰だろう」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:35:06.78 ID:fYsTCt+60
イザナ「纈じゃない?」
つむぎ「私が出ましょうか?」
長道「いや、俺が出るよ」
ピンポーンピンポーン
長道「はいはーい、いま出ますよ―」ガチャ
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:37:11.31 ID:fYsTCt+60
小林「……」
長道「……」
小林「……」
長道「……」
バタンッ
イザナ「誰?」
長道「……俺の勘違いかもしれないけど……多分、あれは」
ピンポーンピンポーンピンポピンポピンポーン
ドンドンドン
『谷風、なぜ閉めた。早く開けろ』
イザナ「……艦長だ!?なんで?!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:39:06.38 ID:fYsTCt+60
長道「わからないよ!?と、とりあえずイザナ、落ち着こう、まずは深呼吸だ」
イザナ「違うでしょ!つむぎ、配管の中に戻って!」
つむぎ「は、はい!」シュルルルスポンッ♪
イザナ「ほら、長道」
長道「開けなきゃ、ダメかな」
イザナ「……ダメでしょ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:39:50.38 ID:fYsTCt+60
ガチャッ
小林「……」
長道「……」
イザナ「よ、ようこそ、いらっしゃいました」
長道「ほ、本日はお日柄もよく」
小林「……私は、融合個体に会いに来たのだが」
イザナ「ど、どうするのさ長道、バレてるじゃない!」ヒソヒソ
長道「い、いやそれよりもなんで艦長が自分でここに」ヒソヒソ
小林「全部聞こえているぞ。私に隠し事は無駄だ……出てこい。融合個体白羽衣つむぎ」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:41:22.61 ID:fYsTCt+60
つむぎ「……は、はい」シュルルルスポンッ♪
小林「カワイイ」
つむぎ「えっ?」
小林「……何か」
つむぎ「い、いえ!なんでもありません!」
長道「あ、あの!つむぎは悪くないんです!俺が全部やったことで、その、旧配管ならつむぎが通れるって言って、その」
小林「……その件については後日改めて話しをしよう。私は、ここへ融合個体白羽衣つむぎに会いに来たのだ」
イザナ「……艦長が……つむぎに?」
長道「何で……」
小林「艦の戦力の何たるかを把握しておくことは艦長の責務だ。何か問題が?」
長道「い、いえ」
イザナ「ご、ごもっともです」
小林「カワイイ」
つむぎ「えっ?」
小林「……何か」
つむぎ「い、いえ!なんでもありません!」
長道「あ、あの!つむぎは悪くないんです!俺が全部やったことで、その、旧配管ならつむぎが通れるって言って、その」
小林「……その件については後日改めて話しをしよう。私は、ここへ融合個体白羽衣つむぎに会いに来たのだ」
イザナ「……艦長が……つむぎに?」
長道「何で……」
小林「艦の戦力の何たるかを把握しておくことは艦長の責務だ。何か問題が?」
長道「い、いえ」
イザナ「ご、ごもっともです」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:41:56.52 ID:fYsTCt+60
つむぎ「あ、あの」
小林「……科戸瀬イザナ。茶を出してはくれないか、あと、茶を入れたら谷風と科戸瀬はこの場を外せ、いいな」
長道「あ、はぁ、それはまた何で」
小林「これは私の命令だ」
長道「は、はい!」
イザナ「ど、どうぞ」コポポポポ
小林「すまんな」
長道「で、では、ごゆっくり……」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:43:03.97 ID:fYsTCt+60
つむぎ「あ、た、谷風さん!イザナさん!」キュッ
小林「……」
つむぎ「……」ギュムムム
小林「……」
つむぎ「あ……あの、私に、ご用件があるということで……」
小林「カワイイ」
つむぎ「はい?」
小林「なんでもない、ところで、その、どうだ。不調はないか」
つむぎ「は、はい。皆さん本当に良くしてくれていますから」
小林「そうか」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:43:43.04 ID:fYsTCt+60
つむぎ「……」
小林「……」
つむぎ「あ、あの……」
小林「……谷風と科戸瀬と暮らしているそうだな」
つむぎ「あ、はい……あの、やはり、私が居住区に入るのは」
小林「……私は公式には私室で光合成をしている。だからここで融合個体と話しているという事実はない」
小林「……」
つむぎ「あ、あの……」
小林「……谷風と科戸瀬と暮らしているそうだな」
つむぎ「あ、はい……あの、やはり、私が居住区に入るのは」
小林「……私は公式には私室で光合成をしている。だからここで融合個体と話しているという事実はない」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:44:17.07 ID:fYsTCt+60
小林(ええい違うぞ小林!何をしに来たのか忘れたか!)
小林(ただ一言、艦長(キュッ♪)か小林さん(キュッ♪)と呼んでみてくれと言うだけではないか!)
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:45:29.88 ID:fYsTCt+60
イザナ「ね、ねえ長道、何話してるか聞こえる?」
長道「いや、なんにも……」
イザナ「ちょっ、長道、変なとこ押し付けないでよ!」
長道「あ、い、いやこれは、わざとじゃなくて!」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:46:13.75 ID:fYsTCt+60
小林「……騒がしいな」
つむぎ「はい。いつもああなんですよ。ほんんと、仲良しですよね」
小林「……」
ピピピピッ
小林「……すまない、呼び出しが入った。戻らねばならん」
つむぎ「あ、はい、あの……艦長!」キュッ♪
小林「!」
つむぎ「また、いらしてください」
小林「……その機会があれば、な」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:47:13.67 ID:fYsTCt+60
バタンッ
長道「つ、つむぎ!大丈夫か?!」
イザナ「なんか変なコト言われなかった?!」
つむぎ「はい。艦長、私のことをすごく気にかけてくれてました」
長道「そ、そう……それなら」
イザナ「でも、何だったんだろうね、突然……」
長道「さあ……」
つむぎ「……艦長」キュッ♪
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:47:48.10 ID:fYsTCt+60
艦長室
ユレ「重力子放射線射出装置の開発状況ですが……珍しいですね、仮面も付けずに。おまけに嬉しそうですよ?」
小林「?!……」スチャッ
小林「なんでもない、続けてくれ」
ユレ「はい、現在重力子放射線射出装置の改良状況は――――」
小林(今度はなにかおみやげを持って行こう)
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 08:48:25.62 ID:fYsTCt+60
谷風の家
長道「……」
イザナ「……」
つむぎ「お二人共どうかしましたか?顔色が悪いですよ?」
イザナ「……なんだろう、頭が」
長道「……俺も」
つむぎ「……?」キュッ♪
おわり
長道「……」
イザナ「……」
つむぎ「お二人共どうかしましたか?顔色が悪いですよ?」
イザナ「……なんだろう、頭が」
長道「……俺も」
つむぎ「……?」キュッ♪
おわり
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 11:33:18.33 ID:Qd4OasxOo
乙
シドニアSSとは珍しい
シドニアSSとは珍しい
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 11:55:40.57 ID:i34O/bJlO
乙。
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 12:01:59.10 ID:a100D1LN0
乙です
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433028640/
Entry ⇒ 2015.06.07 | Category ⇒ シドニアの騎士 | Comments (0)
白羽衣つむぎ「谷風さん日記」科戸瀬イザナ「1週間分だね」
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 15:35:41.37 ID:eMDHLN3s0
アニメ2期のネタバレあり
時系列は原作10巻48~49話の間
時系列は原作10巻48~49話の間
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 15:37:06.96 ID:eMDHLN3s0
~谷風家~
つむぎ「私思ったんですよ」
纈「…何を?つむぎ」
つむぎ「そういえばこの家、誰も日記をつけている人がいないなあ…なんて」
纈「そういえばそう・・・いやあ、だけど」
纈(日記とプラモどっちにかける時間が大事かって言われたら…プラモだし)
つむぎ「というわけでです、私が日記を書こうと思うんですよ」
纈「おー、いいんじゃないかなそれ」
つむぎ「谷風さんの日記を!」
纈「え゛?」
つむぎ「私思ったんですよ」
纈「…何を?つむぎ」
つむぎ「そういえばこの家、誰も日記をつけている人がいないなあ…なんて」
纈「そういえばそう・・・いやあ、だけど」
纈(日記とプラモどっちにかける時間が大事かって言われたら…プラモだし)
つむぎ「というわけでです、私が日記を書こうと思うんですよ」
纈「おー、いいんじゃないかなそれ」
つむぎ「谷風さんの日記を!」
纈「え゛?」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 15:38:31.94 ID:eMDHLN3s0
纈「え、ちょ、それってどういう…?」
つむぎ「谷風さんの行動ってけっこう謎に包まれてないですか?」
纈(そういえば休みにはけっこうふらっとどこかに消えていたりする…)
纈(私たちに呼ばれなければ、の話ではあるけど、確かにどこに行ってるんだろう)
つむぎ「だからですね、谷風さんのその日ごとの行動をまとめた日記を私が書こうと思うんです!」ウネウネ
纈(それってストーカーまがいじゃ!?いやでも、谷風さんのプライベートか…)
纈(…知りたい!!)
纈「あなたに一任するわ、つむぎ」キリッ
つむぎ「はいっ!まかされました!」
つむぎ「…でもわたし、ここから基本的には出ちゃダメでした」
纈「許可するわ、これは最重要の極秘任務なのだから」キリッ
つむぎ(ええ…)
つむぎ「谷風さんの行動ってけっこう謎に包まれてないですか?」
纈(そういえば休みにはけっこうふらっとどこかに消えていたりする…)
纈(私たちに呼ばれなければ、の話ではあるけど、確かにどこに行ってるんだろう)
つむぎ「だからですね、谷風さんのその日ごとの行動をまとめた日記を私が書こうと思うんです!」ウネウネ
纈(それってストーカーまがいじゃ!?いやでも、谷風さんのプライベートか…)
纈(…知りたい!!)
纈「あなたに一任するわ、つむぎ」キリッ
つむぎ「はいっ!まかされました!」
つむぎ「…でもわたし、ここから基本的には出ちゃダメでした」
纈「許可するわ、これは最重要の極秘任務なのだから」キリッ
つむぎ(ええ…)
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 15:39:42.51 ID:eMDHLN3s0
イザナ(な…なんだってえ!)
イザナ(黙って聞いていればそんな…そんなすごいこと、いいの!?)
イザナ(こうなれば僕だって混ざりに…)スッ
長道「イザナ?何してるの」
イザナ「いやいやいやなななんでもないよ」
長道(変なイザナ…)バコッ…パキ、ズズーッ
長道(んまいなあ、重力麺)ズルズル
イザナ(ダメだあ!やっぱり真っ向から僕も混ぜろなんて言いにいけないよ!)
イザナ(…隠し場所をこっそり聞いて盗み見てみよう、申し訳ないんだけどそうしよう)
イザナ(黙って聞いていればそんな…そんなすごいこと、いいの!?)
イザナ(こうなれば僕だって混ざりに…)スッ
長道「イザナ?何してるの」
イザナ「いやいやいやなななんでもないよ」
長道(変なイザナ…)バコッ…パキ、ズズーッ
長道(んまいなあ、重力麺)ズルズル
イザナ(ダメだあ!やっぱり真っ向から僕も混ぜろなんて言いにいけないよ!)
イザナ(…隠し場所をこっそり聞いて盗み見てみよう、申し訳ないんだけどそうしよう)
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/08/02(土) 15:41:23.90 ID:eMDHLN3s0
~1週間後の夜~
イザナ(話じゃこの箱だったはず…うわ、電子ロックまでされてる!)
イザナ(しょうがない、侵入してちょちょっといじって…どうだ)シュルル…ピッ、ピペッ
イザナ(開いたあ、これがそうなんだ!)パカ…ガサッ
イザナ(ごめんね纈とつむぎ、どれどれ…)ペラッ
イザナ(話じゃこの箱だったはず…うわ、電子ロックまでされてる!)
イザナ(しょうがない、侵入してちょちょっといじって…どうだ)シュルル…ピッ、ピペッ
イザナ(開いたあ、これがそうなんだ!)パカ…ガサッ
イザナ(ごめんね纈とつむぎ、どれどれ…)ペラッ
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/08/02(土) 15:42:33.15 ID:eMDHLN3s0
~1日目~
つむぎ「今日は谷風さんが一番早起きでした」
纈「谷風さん!朝からそんなもの食べて、よくないですから」
長道「えっ、よくないの!」ズルズル
纈「そういうものです、重力麺って!おにぎり作りますから、そっちにしましょうよ」
イザナ「もうできてるよ、ほら」コト
纈「あっ、いただきますね」スッ
長道「ありがとイザナ」スッ…モグモグ
長道(・・・あんなにおいしいのに?信じられないなあ)
つむぎ「谷風さんはとにかくよく食べます、その中でも最近は重力麺がお気に入りみたいです・・・朝から買いに行くぐらい」
つむぎ「今日は谷風さんが一番早起きでした」
纈「谷風さん!朝からそんなもの食べて、よくないですから」
長道「えっ、よくないの!」ズルズル
纈「そういうものです、重力麺って!おにぎり作りますから、そっちにしましょうよ」
イザナ「もうできてるよ、ほら」コト
纈「あっ、いただきますね」スッ
長道「ありがとイザナ」スッ…モグモグ
長道(・・・あんなにおいしいのに?信じられないなあ)
つむぎ「谷風さんはとにかくよく食べます、その中でも最近は重力麺がお気に入りみたいです・・・朝から買いに行くぐらい」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/08/02(土) 15:53:45.79 ID:eMDHLN3s0
つむぎ「朝ごはんが終わって少し暇な時間は自分のベッドの上で本を読んでます」
つむぎ「私も見たことない本だったので詳しく聞いてみました」
つむぎ「谷風さん、そのクワガタの表紙の本って?」
長道「これ?昆虫図鑑だよ、ボロボロだけどさ」
つむぎ「そんなにどうしてボロボロに…けっこう古いみたいですし新しいものを買えばいいんじゃないですか?」
長道「いいんだ、これがいいんだって」
長道「ずっと大事に持っていたものだから、これでいいんだよ、つむぎ」
長道「こういうのは思い出って言うんだ」
つむぎ「なるほど…」
つむぎ「詳しくは聞けませんでしたけど、谷風さんにとってはとても大事なものみたいです」
つむぎ「お許しが出るならわたしも読んでみたいなあ」
つむぎ「私も見たことない本だったので詳しく聞いてみました」
つむぎ「谷風さん、そのクワガタの表紙の本って?」
長道「これ?昆虫図鑑だよ、ボロボロだけどさ」
つむぎ「そんなにどうしてボロボロに…けっこう古いみたいですし新しいものを買えばいいんじゃないですか?」
長道「いいんだ、これがいいんだって」
長道「ずっと大事に持っていたものだから、これでいいんだよ、つむぎ」
長道「こういうのは思い出って言うんだ」
つむぎ「なるほど…」
つむぎ「詳しくは聞けませんでしたけど、谷風さんにとってはとても大事なものみたいです」
つむぎ「お許しが出るならわたしも読んでみたいなあ」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 15:55:23.50 ID:eMDHLN3s0
つむぎ「お昼の船体修復作業が終わって、夕方に帰るとイザナさんと纈さんで晩ごはんを作りはじめます」
つむぎ「私もあんな風に料理できるようになりたいな…それはそうと、谷風さんは」
薫「あれ?谷風さん昨日も買ってったじゃないですか」
長道「うん、まあね」
薫「毎日食べるぐらいなら箱買いしたらいいじゃないんですか?ちょうどそこらへんなら安く…」
長道「できるの!?場所を教えてくれないか!」
薫「え、いやいいんですけど…」
つむぎ「また重力麺でした、ほんとに好きみたいですね」
つむぎ「私もあんな風に料理できるようになりたいな…それはそうと、谷風さんは」
薫「あれ?谷風さん昨日も買ってったじゃないですか」
長道「うん、まあね」
薫「毎日食べるぐらいなら箱買いしたらいいじゃないんですか?ちょうどそこらへんなら安く…」
長道「できるの!?場所を教えてくれないか!」
薫「え、いやいいんですけど…」
つむぎ「また重力麺でした、ほんとに好きみたいですね」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 15:56:27.54 ID:eMDHLN3s0
つむぎ「その後は特に変わったこともなく、晩ごはんを食べてお風呂に入って、電気を消してすぐに寝ました」
つむぎ「おやすみ、谷風さん」
イザナ(その本僕もちょっと読んでみたい)ペラッ
つむぎ「おやすみ、谷風さん」
イザナ(その本僕もちょっと読んでみたい)ペラッ
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 15:57:11.32 ID:eMDHLN3s0
~2日目~
つむぎ「今日は朝から船体修復のお仕事でした」
つむぎ「早く上がって昼からはどうやら谷風さんはサマリさんたちにお呼ばれしたらしく…」
ピンポーン
長道(?サマリさんたちだ)ガタ
つむぎ「はーい」スルスル
イザナ「つむぎはダメだって!」ガシッ!
つむぎ「いたたたたたたた!」ギリギリギリ
イザナ「あっごめん!」
長道「俺が出るよ、奥に行ってて」ガチャ
つむぎ(融合個体でも痛いものは痛いんです!)ヒソヒソ
イザナ(ごめん、つむぎ…)ヒソヒソ
つむぎ「今日は朝から船体修復のお仕事でした」
つむぎ「早く上がって昼からはどうやら谷風さんはサマリさんたちにお呼ばれしたらしく…」
ピンポーン
長道(?サマリさんたちだ)ガタ
つむぎ「はーい」スルスル
イザナ「つむぎはダメだって!」ガシッ!
つむぎ「いたたたたたたた!」ギリギリギリ
イザナ「あっごめん!」
長道「俺が出るよ、奥に行ってて」ガチャ
つむぎ(融合個体でも痛いものは痛いんです!)ヒソヒソ
イザナ(ごめん、つむぎ…)ヒソヒソ
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 15:58:00.54 ID:eMDHLN3s0
長道「はい」キィ…
弦打「よお!引っ越したって聞いたがマジだったのか」
勢威(外周壁とはいいところに引っ越したものだ…)キョロキョロ
長道「それで、今日はどうしたんですか?」
サマリ「作業の時間帯が一緒だったからだ、私たちもヒマでな」
弦打「それでなんだが、俺たちとうまいもんでも食いに行こうぜって話なんだが…」
長道「行きます!今準備するので待っててください」バタン
勢威「即答…食うとなると相変わらずだな」
弦打「まあまあ、それが谷風の操縦の原動力ってヤツじゃねえの?」
弦打「そういやあいつ光合成しないんだってな、どおりでよく食うはずだぜ」
サマリ(じゃあそもそも光合成に誘っても意味がないのか…)ガク
弦打「よお!引っ越したって聞いたがマジだったのか」
勢威(外周壁とはいいところに引っ越したものだ…)キョロキョロ
長道「それで、今日はどうしたんですか?」
サマリ「作業の時間帯が一緒だったからだ、私たちもヒマでな」
弦打「それでなんだが、俺たちとうまいもんでも食いに行こうぜって話なんだが…」
長道「行きます!今準備するので待っててください」バタン
勢威「即答…食うとなると相変わらずだな」
弦打「まあまあ、それが谷風の操縦の原動力ってヤツじゃねえの?」
弦打「そういやあいつ光合成しないんだってな、どおりでよく食うはずだぜ」
サマリ(じゃあそもそも光合成に誘っても意味がないのか…)ガク
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 15:58:44.57 ID:eMDHLN3s0
長道「――というわけなんだけど、行ってきていいかな」
纈「いいも何もないですよ、谷風さんの事情ですから」
長道「ありがとう!それじゃあ」タタタタ
纈「しかしここの家、だいぶ認知されてきましたね…」
イザナ「前に仄たちが来てからだよね、僕たち以外に人が来るようになったの」
纈(つむぎ、しっかり頼むわよ)ヒソヒソ
つむぎ(まかせてください)ヒソヒソ
イザナ「………」ムッ
つむぎ「というわけで、2日目にして谷風さんのプライベートを本格的に覗き始めることになりました
纈「いいも何もないですよ、谷風さんの事情ですから」
長道「ありがとう!それじゃあ」タタタタ
纈「しかしここの家、だいぶ認知されてきましたね…」
イザナ「前に仄たちが来てからだよね、僕たち以外に人が来るようになったの」
纈(つむぎ、しっかり頼むわよ)ヒソヒソ
つむぎ(まかせてください)ヒソヒソ
イザナ「………」ムッ
つむぎ「というわけで、2日目にして谷風さんのプライベートを本格的に覗き始めることになりました
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 15:59:47.52 ID:eMDHLN3s0
つむぎ「はじめは心太というものを食べにいったようです、前に食べそびれたと言って喜んでいました」
つむぎ「その後焼き鳥、そばなどと色々行きましたが…やっぱりというか一番食べているのは」
弦打(どれだけ食うんだよ谷風…)
長道「…!…!!」ズルズルゴクゴク
サマリ「…何を飲んでいる」
長道「つゆです!」
勢威(普通そばつゆは飲むものではない)
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 16:00:39.47 ID:eMDHLN3s0
つむぎ「また途中の居酒屋ではこんなことにも…」
弦打「お前もたまには一杯いけって、ほら」グイグイ
勢威「しかし緊急時には…」
弦打「カタいんだよお前は!そら」グイッ
勢威「あ!やめっ、ゲホッ」ゴクゴク
勢威「んぐ…くっ!」ガシッ・・・ゴクゴクゴク
弦打「ちょ、ちょい待て!飲みすぎだ」
サマリ「弦打!勢威に酒を飲ますとどうなるか覚えてないのか!?」
弦打「あ」
長道「え?」
弦打「お前もたまには一杯いけって、ほら」グイグイ
勢威「しかし緊急時には…」
弦打「カタいんだよお前は!そら」グイッ
勢威「あ!やめっ、ゲホッ」ゴクゴク
勢威「んぐ…くっ!」ガシッ・・・ゴクゴクゴク
弦打「ちょ、ちょい待て!飲みすぎだ」
サマリ「弦打!勢威に酒を飲ますとどうなるか覚えてないのか!?」
弦打「あ」
長道「え?」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 16:02:08.82 ID:eMDHLN3s0
勢威「くそ!俺だってなあ、気にしていないわけないだろう!」
勢威「奇居子が出現してから艦長に無理無茶を押し付けられるし、谷風!」
長道「はいっ!?」
勢威「お前はたびたび命令違反をするし!あげくの果てには仕方ないとはいえ司令補を降ろされ…」
勢威「いい子だとはわかってる!しかし、あんな年の娘にとってかわられるなどと!」ガンガン
長道(纈のことだ…)
勢威「くそ…」グスグス
弦打「な、泣くなよ…お前衛人操縦士の中じゃトップクラスだろ?」
勢威「くそおおおお」ブワッ
サマリ(苦労してるんだな…)
勢威「奇居子が出現してから艦長に無理無茶を押し付けられるし、谷風!」
長道「はいっ!?」
勢威「お前はたびたび命令違反をするし!あげくの果てには仕方ないとはいえ司令補を降ろされ…」
勢威「いい子だとはわかってる!しかし、あんな年の娘にとってかわられるなどと!」ガンガン
長道(纈のことだ…)
勢威「くそ…」グスグス
弦打「な、泣くなよ…お前衛人操縦士の中じゃトップクラスだろ?」
勢威「くそおおおお」ブワッ
サマリ(苦労してるんだな…)
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/02(土) 16:02:54.25 ID:eMDHLN3s0
つむぎ「谷風さんもさすがにまいったようで元気のないようすで帰ってきました」
つむぎ「勢威さん、これからも頑張ってください…」
イザナ(そんなに苦労してたんだ…)ペラッ
つむぎ「勢威さん、これからも頑張ってください…」
イザナ(そんなに苦労してたんだ…)ペラッ
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/08/03(日) 18:25:51.37 ID:Q4KB3wOI0
~3日目~
つむぎ「今日は1日目と変わらないような普通の日でした」
つむぎ「…そして日記を書くうちに気付いたんです」
つむぎ「こういう日が続いてしまうと、書くことがなくなっていくんですね」
イザナ(あ、これありがちなやつだ)
つむぎ「今日は1日目と変わらないような普通の日でした」
つむぎ「…そして日記を書くうちに気付いたんです」
つむぎ「こういう日が続いてしまうと、書くことがなくなっていくんですね」
イザナ(あ、これありがちなやつだ)
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 18:26:38.83 ID:Q4KB3wOI0
つむぎ「代わりに今日はすこし気づいたことでも書き連ねていくことにします」
つむぎ「実はこの3日間で私は谷風さんには法則性が存在する行動が1つあることに気付きました」
つむぎ「注意深く見ているとお昼ご飯のときにはいつも1度は端末をいじっているのです」
つむぎ「そっと近づいて下から見ていると…どうやら外生研との通信履歴を確認しているようでした」
イザナ(それってもしかして…)
イザナ(長道、あのエナがいたころのことを無意識に?)
つむぎ「実はこの3日間で私は谷風さんには法則性が存在する行動が1つあることに気付きました」
つむぎ「注意深く見ているとお昼ご飯のときにはいつも1度は端末をいじっているのです」
つむぎ「そっと近づいて下から見ていると…どうやら外生研との通信履歴を確認しているようでした」
イザナ(それってもしかして…)
イザナ(長道、あのエナがいたころのことを無意識に?)
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 18:27:20.76 ID:Q4KB3wOI0
つむぎ「谷風さんが外生研に何か用事があるとは思えません、どちらかというと技術班の人達に呼び出されますし」
つむぎ「過去に何かあったのでしょうか…」
イザナ(あのエナ標本はつむぎの母体になって…)
イザナ(長道、つむぎ…こんなに変な縁ってないよ)
イザナ(つむぎはよく知らないみたいだけど、そのことを知ったら…)
イザナ(…ただ日記を覗くはずなのになんでこんなにしんみりしてるんだ、次だよ次)ペラッ
つむぎ「過去に何かあったのでしょうか…」
イザナ(あのエナ標本はつむぎの母体になって…)
イザナ(長道、つむぎ…こんなに変な縁ってないよ)
イザナ(つむぎはよく知らないみたいだけど、そのことを知ったら…)
イザナ(…ただ日記を覗くはずなのになんでこんなにしんみりしてるんだ、次だよ次)ペラッ
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 18:28:05.28 ID:Q4KB3wOI0
~4日目~
つむぎ「今日は朝から纈さんが大騒ぎです」
つむぎ「プラモデル用のパーツをなくしたと言っていました」
纈「谷風さん!らしきもの、ほんとにどこにもないんですか!?」
長道「ない…いったいどこにあるんだろ」
イザナ「そもそもそれでなきゃダメなの?新しく買いなおせば…」
纈「ダメに決まっているでしょう!フルスクラッチなんですよあれは」
イザナ「何それ?」
纈「完全自作ってことです、あああなんで組み上げ前に全部作ったのか…私がこんなミスするなんて!」
つむぎ「今日は朝から纈さんが大騒ぎです」
つむぎ「プラモデル用のパーツをなくしたと言っていました」
纈「谷風さん!らしきもの、ほんとにどこにもないんですか!?」
長道「ない…いったいどこにあるんだろ」
イザナ「そもそもそれでなきゃダメなの?新しく買いなおせば…」
纈「ダメに決まっているでしょう!フルスクラッチなんですよあれは」
イザナ「何それ?」
纈「完全自作ってことです、あああなんで組み上げ前に全部作ったのか…私がこんなミスするなんて!」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 18:29:19.47 ID:Q4KB3wOI0
つむぎ(…あれ?管の中に何かひっかかってる)ゴソゴソ・・・ニョロン
つむぎ「コレですか?」スッ
纈「それ…!やったああああつむぎーっ!」ダキッ
つむぎ「ええっ!?」
長道「よかったね纈」
イザナ「じゃあご飯にしようよ、なんだか朝からどっと疲れた…」ハァ
纈「つむぎ!お礼と言ってはなんだけど…」
纈「…壊さないんであれば、また私の部屋に来てもいいからね」
つむぎ「え…はいっ!」
つむぎ(やった、許してもらえたんだ…♪)
つむぎ「コレですか?」スッ
纈「それ…!やったああああつむぎーっ!」ダキッ
つむぎ「ええっ!?」
長道「よかったね纈」
イザナ「じゃあご飯にしようよ、なんだか朝からどっと疲れた…」ハァ
纈「つむぎ!お礼と言ってはなんだけど…」
纈「…壊さないんであれば、また私の部屋に来てもいいからね」
つむぎ「え…はいっ!」
つむぎ(やった、許してもらえたんだ…♪)
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 18:30:05.93 ID:Q4KB3wOI0
つむぎ「谷風さんとは関係ないですが、嬉しかったので書いちゃいました♪」
イザナ(かわいいなあつむぎ)ペラッ
イザナ(かわいいなあつむぎ)ペラッ
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 18:30:41.80 ID:Q4KB3wOI0
~5日目~
つむぎ「とうとう来ました、谷風さんとスケジュールの合う休みの日です」
イザナ(来た…!)
つむぎ「朝ごはんを終えた谷風さんは何やら大きめのバッグや釣竿などいろいろなモノを用意し始めました」
つむぎ「まるでキャンプにでも行くみたいです…」
つむぎ「そうして私以外の目が離れたころに谷風さんはこっそり家を出て行きました」
つむぎ「どこへ行くのかといろんな旧管を通って追いかけていくと…」
つむぎ「なんとあの誰も入り込んでいかないはずの、あの旧転換炉管の間に入っていったんです!」
イザナ(そんな所に入って行ったら絶対に帰ってこれないはずなのに…!)
つむぎ「とうとう来ました、谷風さんとスケジュールの合う休みの日です」
イザナ(来た…!)
つむぎ「朝ごはんを終えた谷風さんは何やら大きめのバッグや釣竿などいろいろなモノを用意し始めました」
つむぎ「まるでキャンプにでも行くみたいです…」
つむぎ「そうして私以外の目が離れたころに谷風さんはこっそり家を出て行きました」
つむぎ「どこへ行くのかといろんな旧管を通って追いかけていくと…」
つむぎ「なんとあの誰も入り込んでいかないはずの、あの旧転換炉管の間に入っていったんです!」
イザナ(そんな所に入って行ったら絶対に帰ってこれないはずなのに…!)
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/08/03(日) 18:39:57.85 ID:Q4KB3wOI0
イザナ(…いやでも、長道って地下育ちじゃないか)
イザナ(もしかして)ペラッ
つむぎ「普通の人ならどこともわからず迷ってしまうような場所と聞いていたんですが」
つむぎ「谷風さんはまるで全部知っているかのように迷いなく奥へ奥へと歩きます」
つむぎ「暗闇のなかでもなぜか配電盤の位置がわかっているみたいで、すぐに灯りを付けてまた奥へと進んで」
つむぎ「気づけばどんどん下へ下へと進んでいきます」
イザナ(やっぱり、長道は地下の事はなんでもわかるんだ)ペラッ
つむぎ「お昼時になると釣竿を構えました、辺りは水のある場所で」
つむぎ「しばらくして白い大うなぎを釣り上げると、そのまま火を起こして食べてしまいました」
つむぎ「釣竿は昼ごはんのためだったみたいです…」
イザナ(あれおいしいの?)ペラッ
イザナ(もしかして)ペラッ
つむぎ「普通の人ならどこともわからず迷ってしまうような場所と聞いていたんですが」
つむぎ「谷風さんはまるで全部知っているかのように迷いなく奥へ奥へと歩きます」
つむぎ「暗闇のなかでもなぜか配電盤の位置がわかっているみたいで、すぐに灯りを付けてまた奥へと進んで」
つむぎ「気づけばどんどん下へ下へと進んでいきます」
イザナ(やっぱり、長道は地下の事はなんでもわかるんだ)ペラッ
つむぎ「お昼時になると釣竿を構えました、辺りは水のある場所で」
つむぎ「しばらくして白い大うなぎを釣り上げると、そのまま火を起こして食べてしまいました」
つむぎ「釣竿は昼ごはんのためだったみたいです…」
イザナ(あれおいしいの?)ペラッ
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/08/03(日) 18:47:59.72 ID:Q4KB3wOI0
つむぎ「そうしてようやく谷風さんは少し広い空間に出ました」
つむぎ「そこで私が見たものは…」
長道「ただいま」ガチャ
「」
長道「………」
長道「この日のために上からここに来れる道をちゃんと調べておいたんだ」
長道「いろいろ持って帰りたいものもあるし」
長道「ちゃんと報告もしておきたかったからさ」
長道「じいさん」
つむぎ「そこで私が見たものは…」
長道「ただいま」ガチャ
「」
長道「………」
長道「この日のために上からここに来れる道をちゃんと調べておいたんだ」
長道「いろいろ持って帰りたいものもあるし」
長道「ちゃんと報告もしておきたかったからさ」
長道「じいさん」
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 18:51:55.65 ID:Q4KB3wOI0
「」
長道「最近少しだけ落ち着いてきたんだ」
長道「じいさんがもし生きてて上に行ったら変わりようにびっくりすると思う」
「」
長道「俺、衛人操縦士になれたよ」
長道「仲間もたくさんできた、たくさん勉強して、うまいものもたくさん知った」
長道「好きな人も…できた」
長道「………」ググッ
長道「俺、がんばってると思う」
長道「最近少しだけ落ち着いてきたんだ」
長道「じいさんがもし生きてて上に行ったら変わりようにびっくりすると思う」
「」
長道「俺、衛人操縦士になれたよ」
長道「仲間もたくさんできた、たくさん勉強して、うまいものもたくさん知った」
長道「好きな人も…できた」
長道「………」ググッ
長道「俺、がんばってると思う」
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 18:55:53.40 ID:Q4KB3wOI0
長道「じいさんの斎藤ヒロキって名前も調べた」
長道「昔のシドニアの英雄だったんだってね…すごいな」
長道「俺も今はそう呼ばれるよ」
「」
長道「ありがとう、じいさん」
長道「俺、一人で戦える」
長道「…持ってきたいもの持って、帰るよ」スタスタ
つむぎ「…何も言えません」
つむぎ「私がこうして覗いていいものではなかったんです」
イザナ「長道…」
長道「昔のシドニアの英雄だったんだってね…すごいな」
長道「俺も今はそう呼ばれるよ」
「」
長道「ありがとう、じいさん」
長道「俺、一人で戦える」
長道「…持ってきたいもの持って、帰るよ」スタスタ
つむぎ「…何も言えません」
つむぎ「私がこうして覗いていいものではなかったんです」
イザナ「長道…」
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 18:59:43.20 ID:Q4KB3wOI0
つむぎ「纈さんには悪いのですが、日記は今日でおしまいにします」
つむぎ「もともと人をつけてまわるのはいいこととは言えないものでしたし」
つむぎ「…触れちゃいけない部分があることもわかりました」
つむぎ「最後に斎藤ヒロキさんに」
つむぎ「谷風さんは強い人です、きっと大丈夫です」
つむぎ「私たちも一生懸命守ります、だから…安らかに眠っていてください」
イザナ(………)パタン
イザナ(見なかったことに、するべきだよね)スッ…ガチャガチャ
つむぎ「もともと人をつけてまわるのはいいこととは言えないものでしたし」
つむぎ「…触れちゃいけない部分があることもわかりました」
つむぎ「最後に斎藤ヒロキさんに」
つむぎ「谷風さんは強い人です、きっと大丈夫です」
つむぎ「私たちも一生懸命守ります、だから…安らかに眠っていてください」
イザナ(………)パタン
イザナ(見なかったことに、するべきだよね)スッ…ガチャガチャ
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/08/03(日) 19:13:30.71 ID:Q4KB3wOI0
―
―――
―――――
長道「仮象訓練装置も久々だな」
長道(じいさん、俺、シドニアを守り抜きます)
長道(今の俺は、シドニアの騎士ですから)グッ
タ ビ ハ
ツ ヅ ク
―――
―――――
長道「仮象訓練装置も久々だな」
長道(じいさん、俺、シドニアを守り抜きます)
長道(今の俺は、シドニアの騎士ですから)グッ
タ ビ ハ
ツ ヅ ク
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 19:15:24.14 ID:Q4KB3wOI0
終わりです
長道はこんなこと言わないと思いましたがそのまま書きました
HTML化してきます
長道はこんなこと言わないと思いましたがそのまま書きました
HTML化してきます
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/03(日) 19:32:55.68 ID:un9QhAutO
乙
シドニアSSは初めてだがうまくまとまってたよ
1週間(大嘘)だったけど
シドニアSSは初めてだがうまくまとまってたよ
1週間(大嘘)だったけど
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406961331/
Entry ⇒ 2014.10.22 | Category ⇒ シドニアの騎士 | Comments (0)
シドニアSS集
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/27(水) 00:32:43.48 ID:xd2YbryD0
シドニアの騎士のSS集です。
>>1はアニメ版しか観ていません。原作未読です。
一応忠告、ネタバレあり。
>>1はアニメ版しか観ていません。原作未読です。
一応忠告、ネタバレあり。
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/27(水) 00:37:22.93 ID:xd2YbryD0
【査問会】
小林艦長「これより衞人操縦士訓練生、星白閑の査問会を開始する」
勢威「星白、君は我々の質問に正直に答えれば良い。嘘や沈黙は許されないぞ」
星白「は、はい」
科戸瀬ユレ「威かしすぎですよ。これは簡単な説明会のようなものだから、そんなに鯱張らずにリラックスして答えてくださいね」
星白「……はい」
ユレ「星白訓練生、貴女は何故この査問会に召喚されたのか解りますか?」
星白「申し訳ありません……自分が何故呼ばれたのか理解していません」
艦長「フム、確かに急すぎたからな」
ユレ「不安な思いをさせてしまいましたね」
勢威「すまなかったな星白」
星白「いえ……それで質問というのは?」
ユレ「質問は簡単なものです。貴女が谷風訓練生と共に漂流した時の報告書に不明瞭な点が見つかったので詳しく聞きたいと思ってね」
星白「……え”」
勢威「報告書には漂流11日目、『谷風は脱水症状の兆候が診られたがこれを快復』とあるな……」
星白「は、はひ!」
勢威「どうやって谷風の脱水症状を治したのか具体的に報告したまえ」
星白「」
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/27(水) 00:42:25.21 ID:xd2YbryD0
艦長「どうした星白、答えろ」
星白「み……水を飲ませました」
勢威「水か……しかし継衞の飲料水タンクは破損していたはず」
佐々木「ああ、確かに継衞の飲料水タンクに穴が空いていた。2人で11日分も持たないだろうね」
艦長「フム……」
ユレ「では、その『水』とはいったい?」
星白「」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/27(水) 00:49:31.23 ID:xd2YbryD0
艦長「どうした星白、答えろ」
星白「その……尿を」
ユレ「尿?」
佐々木「飲ませたの?」
星白「違います! ろ過して飲ませたんです!!」
勢威「うむ、サバイバル訓練が役に立ったようだな」
星白「は、はい! そうです! とても役立ちました!!」
艦長「いや待て……」
艦長「誰の尿(をろ過した水)を谷風に飲ませたのだ?」
星白「」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/27(水) 00:58:48.25 ID:xd2YbryD0
艦長「どうした星白、答えろ」
星白「…………谷風くんの……尿を……」
ユレ「それはおかしいわね。谷風訓練生のスキンスーツの生命維持装置には尿をろ過した記録が無かったわ」
星白「」
艦長「どういう事だ星白、答えろ」
ユレ「誰の尿(をろ過した水)なの?」
星白「そ、それは……」
勢威「誰の尿を谷風に飲ませたんだ?」
星白「……ワタシノニョウデス///」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/27(水) 01:04:23.10 ID:xd2YbryD0
艦長「なんだ? 聞こえないぞ。誰由来の水を谷風に飲ませたんだ?」
星白「あの……」
ユレ「誰由来の水なの?」
星白「その……」
勢威「星白、誰の尿なんだ?」
星白「わ……私の……デス」
艦長「誰由来の水か!? 大きな声で!!」
星白「私由来の水を飲ませました!///」
艦長「もう1回、もっと大きな声で!」
星白「私由来の水を谷風くんに飲ませました!!」
艦長「貴様の絞りたての尿由来の水を谷風に飲ませたのだな!?」
星白「絞りたての私の尿由来の水を谷風くんに飲ませました!!!」
ユレ「……やはり」
勢威「そうか、星白自らの尿を谷風に……」
艦長「『星白由来の水を谷風に飲ませた』……謎は解決したな。これにて星白閑の査問会を終了とする」
星白「ひ、酷い……」ガクッ
佐々木(えげつねぇ……)
【査問会】 完
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 21:17:21.23 ID:qyi/D5YX0
【斜め加速の悲劇】
接近する奇居子(ガウナ)との衝突とシドニア内侵入を避けるため、シドニア艦長小林は無謀とも云える艦操作を指示した。
2つの噴射孔の時間差大出力……これによりシドニア内部では居住区を中心に甚大な重力異常被害が発生したのであった。
ガウナとの接触は避けたものの大多数の死傷者が出たこの出来事は後に《斜め加速の悲劇》と呼ばれる。
そして、ここにもまた斜め加速の被害者が……
纈(ゆはた)「わ、私のプラモがあァァーーッ!!!?」
緑川 纈
――趣味プラモデル作り。コレクションの1/144スケール衞人シリーズ…………全滅。
【斜め加速の悲劇】 完
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/31(日) 21:22:13.00 ID:qyi/D5YX0
【アンタッチャブル】
煉「焔のわからず屋!」
焔「わからず屋はどっちよ!?」
イザナ「仄姉妹が喧嘩なんて珍しいね」
谷風「大変だ、止めないと!」タッ
纈「あっ、谷風さん」
焔「『たけのこの里』の方が美味しいに決まっているでしょ!?」
煉「焔は間違っている。『きのこの山』こそが至高のお菓子よ!」
谷風「やめろよ二人とも、どっちも旨いお菓子じゃないか!」
イザナ「あ、長道ヤバい」
焔「……おい、谷風いまなんつった?」
煉「きのことたけのこを一緒にしないでほしいわ」
谷風「……え?」
ドガッバキッゴスッ・・
纈「触れてはならない話題ってありますよね……」
イザナ「……うん」
【アンタッチャブル】 完
―おまけ―
小林「たけのこ派など対話不能の異物だ! この宇宙から全てをたけのこの里を駆逐しなくては我々は安心して眠る日を迎える事は無いだろう……」
小林「殲滅せよ!!」
勢威(たけのこ派)「か、艦長……?」ガクブル
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 00:08:39.53 ID:9Eq7ndiV0
【ギャルゲ】
??『……ゃん、お兄ちゃん!』
誰かが俺の体を揺すっている……
ナガテ『……ん、うぅん』
ララァ『起きてよ、お兄ちゃん!』
目を覚ますと妹のララァがいた。どうやら俺を起こしに来たらしい。
ナガテ『う……もう朝か。おはようララァ』
ララァ『おはよ。もう朝ごはん出来てるよ』
ナガテ『うん、すぐに着替えていくよ』
『早くしてね』と、言い残してララァは部屋から出ていく。
ナガテ『よし、今日も頑張ろう』
俺は制服に着替え終わり、顔を洗いに洗面所へ向かった。
エン『あっ、お兄ちゃんオハヨ』
ナガテ『おはようエン』
洗面所にはエンがいた。エンも俺のかわいい妹の一人だ。
エン『すぐに空けるね』
ナガテ『急がなくていいよ。女の子は身だしなみが大変なんだろ?』
コウ『エン、まだー……ってお兄ちゃんもいるの?』
ナガテ『コウ、おはよう』
レン オハヨウオニイチャン
ナガテ オハヨウレン
ロ ,,,オハヨウ
ナガテ オハヨウ,ネグセツイテルゾ
ヨウ オニイチャンオハヨー
ナガテ オハヨウ,イイアサダナ
バク アニキオハヨ!
ナガテ オハヨウ,バクハイツモゲンキダナ
・
・
妹達との挨拶を済ませてキッチンへ行くと良い匂いが漂ってきた。
コバヤシ『おはようお兄ちゃん、今用意するね』
ナガテ『おはよう、今日の朝飯はコバヤシが作ったのか。コバヤシのご飯は美味しいから楽しみだな』
コバヤシ『もう、お世辞を言ってもご飯しか出せないよ』
谷風「東亜重工が開発したテレビゲームらしいけど……」
纈「妹多すぎません? それにリアル妹キャラの私が出てないですけど!?」
イザナ「いや、それよりもさ……」
【ギャルゲ】 完
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/01(月) 23:54:27.23 ID:EsniAqPf0
【幼き日の……】
ヒ山「あら、懐かしい……」
焔「ヒ山さん……どうしたんですか?」
ヒ山「端末に古いデータが残っていてね」
煉「……写真?」
燿「女の子と……熊(のヌイグルミ?)」
燈「可愛い……もしかしてヒ山さんの子供の頃ので写真ですか?」
ヒ山「なんだか照れるわ……私にもこんな頃があったのね」
煉「一緒に写っている子(女の子)はお友達ですか?」
ヒ山「そうよ、あの頃はいつもこの子(熊のヌイグルミ)と一緒だったの」
燈「ヒ山さん、子供の頃から全然変わってないです」
ヒ山「やーね、もうすっかりオバサンよ」ホホホ
焔(……やっぱり熊なんだ)
煉(遺伝子操作で人間並みの知能を持った熊って噂は本当だったんだ)
【幼き日の……】 完
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 00:00:43.10 ID:/SRo4Ndy0
【ヒロキ、ディスる】
ヒロキ「成人するまでこんな所に入れておくつもりか!? そんな人間が使い物になるか!!」
仄姉妹(※クローン人間)「「「!!!!??」」」
【ヒロキ、ディスる】 完
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/02(火) 22:40:24.24 ID:pepWdbSb0
【どS艦長】
―おろしの儀―
落合「なあ小林……もう許してくれないか?」
小林「駄目だな。お前にはまだまだ役立ってもらう」
小林「ユレ、次は『風呂場の鏡の頑固な汚れの効果的な落とし方』だ」
ユレ「はい、落合の補助脳から知識を吸いだします」
シュイーン・・バチバチィッ!
落合「んぎぃィぃーーーッ!!!」
落合「はぁ……はぁはぁ……い、いい加減しょうもない事でいちいち俺を苦しめないでくれ……」シュゥゥ
小林「しょうもないとはなんだ。これも皆シドニア存続のため……次、緑川纈からのリクエスト『接着剤を使わないでも組み立てられるプラモデルの技術』だ」
ユレ「はい」
落合「ちょ……待」
シュイーン・・バチバチバチィッ!!
落合「ん"ほぉぉォーーッ!!!」
【どS艦長】 完
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/04(木) 23:41:28.09 ID:9JSWhOT/0
【海苔夫の罠】
海苔夫「合図で同時に起爆するぞ。各員タイミングをずらすな!」
「「了解!!」」
海苔夫「…………」ピッ←谷風機限定通信
海苔夫「谷風…………好きだ」
谷風「え!?」カチッ
ドーンドド・・
星白「谷風くん!?」
焔「同時起爆じゃなかったの!?」
オペレーター「同時炸裂失敗!」
勢威「何をやっている、谷風!!」
谷風「え、だって……俺……///」
海苔夫「フッ」ニヤリ
【海苔夫の罠】 完
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/06(土) 22:03:36.29 ID:09O5RuAw0
【掌―show―】
焔「~♪♪」
谷風「仄だ」
イザナ「何か聴いているみたいだね」
煉「エンディングの曲だよ。焔が最近はまっているみたい」
纈「エンディングって……」
焔「お、あんた達も聴いてよ。とっても良い曲だよ!」
・・・
谷風「へえ……良い曲だね」
焔「でしょ!?」
纈「……そうですか?」
イザナ「長き道(長道)誘う(イザナ)って所が特に良いね」
纈「そうですかねぇ?」
焔「フルバージョンだと焔と仄って2つも入ってるんだ」
谷風「よく聴くと『衞るべき』『継ぐ』……継衞も入っている」
纈「偶然じゃないですか?」
星白「素敵な曲ね」
海苔夫「認めざるおえないな」
纈「ぐ・う・ぜ・んです!!」
【掌―show―】 完
―おまけ―
つむぎ「『紡ぎ(つむぎ)』って入ってますよ♪」
テルル「ぐ……偶然よ」
小林「……『小林』が入っていないようだな」
落合「無茶言いますね」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 13:01:47.02 ID:Lynzge/y0
【エナ白の実験】
エナ白「うー……あー……」フヨフヨ
ヌミ(このエナには明らかに知能がある……いったいどれ程のものかしら)
|
◎ | ///←バナナ
|
◎はエナ白
エナ白「あー……?」
ヌミ「壁の向こうにあるバナナに気付いたようね」
エナ白「……?うー?」コンコン
ヌミ「バナナに興味をもったみたいね……棒を投入するわ」カチッ
カシャン
! |
◎ | ///←バナナ
_____ |
↑
棒
エナ白「……??」チョンチョン
ヌミ「よしよし、棒に気付いた……それじゃ壁に棒が通るくらいの穴をあけると」カチッ
壁「」ウイーン
エナ白「!?」
ヌミ「さあその棒を使ってバナナを取れるかしら?」
エナ白「……あー」シュルッ
シュバッ はしっ←胞手でバナナを掴んだ
ヌミ「あ……」
ヌミ(わ、私の方が馬鹿みたい///)カァァ
エナ白「……?」
【エナ白の実験】 完
解りづらくてすまぬ
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/04(土) 13:54:10.20 ID:Lynzge/y0
【○○レンジャー】
赤井「俺たちの班に新人を勧誘しようかと思うんだ」
百瀬「え?」
緑川「急にどうしたんだ?」
赤井「俺たちには足りないものがある」
百瀬「そんな!? 赤井くん私たち今までうまくやってきたじゃない!」
赤井「先日訓練生がガウナに遭遇したのは知っているだろう?」
青木「……なるほど、例の訓練生に声をかけるのか」
そして学校
星白「谷風くん大丈夫?」
谷風「あ、ありがとう星白」
赤井「やあ、ちょっといいかな」
谷風「え?」
星白(シドニア最強……赤井班の人たち!?)
赤井「俺は赤井……(以下略)」
赤井「実はキミを俺たちの班にスカウトしに来たんだ…………星白閑!」
星白「え?」
百瀬青木緑川「「そっちかよ!?」」
赤井「今日からキミは『シドホワイト』だ! 俺たちと一緒にシドニアを守ろう!」
星白「え……え!?」
【○○レンジャー】 完
赤井「俺たちの班に新人を勧誘しようかと思うんだ」
百瀬「え?」
緑川「急にどうしたんだ?」
赤井「俺たちには足りないものがある」
百瀬「そんな!? 赤井くん私たち今までうまくやってきたじゃない!」
赤井「先日訓練生がガウナに遭遇したのは知っているだろう?」
青木「……なるほど、例の訓練生に声をかけるのか」
そして学校
星白「谷風くん大丈夫?」
谷風「あ、ありがとう星白」
赤井「やあ、ちょっといいかな」
谷風「え?」
星白(シドニア最強……赤井班の人たち!?)
赤井「俺は赤井……(以下略)」
赤井「実はキミを俺たちの班にスカウトしに来たんだ…………星白閑!」
星白「え?」
百瀬青木緑川「「そっちかよ!?」」
赤井「今日からキミは『シドホワイト』だ! 俺たちと一緒にシドニアを守ろう!」
星白「え……え!?」
【○○レンジャー】 完
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/05(日) 01:00:10.82 ID:O7Dh4Zeso
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409067153/
Entry ⇒ 2014.10.19 | Category ⇒ シドニアの騎士 | Comments (0)
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