ゾマリ「第7十刃(セプティマ・エスパーダ)ズブリ・アアッーと申します」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:30:33.89 ID:iOGtD8hu0
第7十刃の宮
白哉「……何?」
ゾマリ「聞こえませんでしたか? 第7十刃ズブリ・アアッー、それが私の名です」
ゾマリ「さあ、かかってきなさい隊長格」
白哉「……」ヒュン!
ゾマリ「瞬歩ですか、しかし残念」ビュン!
白哉「!?」
ゾマリ「私の響転(ソニード♂)は十刃中最速でして……」ガシッ
白哉「くっ…!」
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
白哉「アアッーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」ビクンビクン
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:34:05.07 ID:iOGtD8hu0
白哉「」ガクガク
ゾマリ「さようなら名も知らぬ隊長よ、貴方の敗因は自らの急所(♂)を晒したその驕りだ」
白哉「驕っているのは貴様だ十刃」スッ
ゾマリ「!?」
白哉「卍解千本桜景厳!!!」ズブリ!
ゾマリ「アアッーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!?」ビクンビクン
ゾマリ「と言うとでも思いましたか?」
白哉「!!?」
ゾマリ「双児響転(ヘメロス・ソニード)、貴方が挿した私の臀部はただの分身だったということ……」
ゾマリ「隙だらけです!!!」ズブリ!
白哉「アアッーーーーーーーーー!!!!!!!!!?」ビクンビクン!
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:35:13.31 ID:iOGtD8hu0
白哉「」ガクガク
ゾマリ「隊長格といえど所詮はこの程度、さて、トドメ(♂)とイきましょうか」
花太郎「朽木隊長!」
ゾマリ「……ほう、新手が来たようですね」
花太郎(あれ、なんで二人とも下半身丸出しなんだろう……)チラッ
ゾマリ「どこを見ているのです?」ビュン!
花太郎「!?」
ゾマリ「そんなに欲しいのならば、貴方にも私の『愛(アモール♂)』を差し上げましょう」ガシッ
花太郎「えっ、あの、ちょっと待……」
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
花太郎「アアッーーーーーーーーーーー!!!!!」ビクンビクン
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:37:13.37 ID:iOGtD8hu0
白哉「」ガクガク
花太郎「」ガクガク
ゾマリ「さて、今度こそトドメ(♂)とイきましょうか」
ルキア「ま、待てっ……!」フラッ
ゾマリ「おや、やはりまだ息があったようですね、アーロニーロの詰めの甘さにはほとほと呆れさせられる」
ルキア「その者たちを離せっ……!」
ゾマリ「やめておきなさい、その深手で十刃である私を相手取ろうとは少々驕りが過ぎます」
ゾマリ「少年といえど、向かってくるならば容赦はしませんよ」
ルキア「なん…だと…? そもそも私は少年では……」
ゾマリ「隙だらけです!!!!!!!!!!」ズブリ!
ルキア「アアッーーーーーーーーーー!?!?!?!?」ビクンビクン
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:38:08.38 ID:iOGtD8hu0
白哉「」ガクガク
花太郎「」ガクガク
ルキア「」ガクガク
ゾマリ「ふう」ツヤツヤ
ウルキオラ「どうやら侵入者は始末し終えたようだな」
ゾマリ「ウルキオラですか、私の宮に訪れるとは珍しい」ペロリ
ウルキオラ「……」
ゾマリ「気付いたようですね、しかし逃げられませんよ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:39:38.40 ID:iOGtD8hu0
ウルキオラ「……」ビュン!
ゾマリ「……」ビュン!
ウルキオラ「ちっ…」
ゾマリ「残念ですが貴方の響転よりも私の響転の方が速度は上、逃亡は諦めてください」
ウルキオラ「愚論だな、俺がお前に劣るなど……」
ゾマリ「どこに向かって話しかけているのです!貴方が見ているそれは私の分身ですよ!!」ビュン!
ウルキオラ「!?」ビュン!
ゾマリ「遅い!!」ガシッ
ウルキオラ(しまった、双児響転か――――)
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
ウルキオラ「アアッーーーーーーーーーーーーー!!!!!!?」ビクンビクン
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:42:32.79 ID:iOGtD8hu0
ウルキオラ「」ガクガク
ゾマリ「終わりましたね」
ゾマリ「しかしこの程度では私の霊力は満たされない、次の獲物(♂)を探しに行くとしましょうか」
白哉「終景・白帝剣!!!!」ズブリ!
ゾマリ「アアッーーーーーーーーー!?!?!?!?!?」ビクンビクン
白哉「快楽が視野を狭めたな、十刃最速の名が泣く」
ゾマリ「その驕りこそが油断を生む、視野を狭めているのは貴方の方です!!!」スブリ!
白哉「アアッーーーーーーーーー!?!?!?!?」ビクンビクン
ゾマリ「残念、双児響転をお忘れのようで」
白哉「残念なのは兄(♂)のほうだ、貴様の今の一撃は私を捉えてなどいない」
ゾマリ「!?」
白哉「隠密歩法“四楓”の参『空蝉』! 貴様は私の虚像を挿したに過ぎない! 千本桜景厳!!!」ズブリ!
ゾマリ「アアッーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」ビクンビクン
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:44:10.24 ID:iOGtD8hu0
白哉「まだだ、吭景・千本桜景厳!!!!」ギュルルルル!
ゾマリ「アアッーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?」ビクビクン!
白哉「刃の咽に呑まれて消えろ」
ゾマリ「私と分身の二体の臀部を捉えて勝ちを得たつもりですか」
白哉「!!?」
ゾマリ「双児響転の分身数は二体までではありませんよ!ふんっ!!!」ズブリッ!
白哉「アアッーーーーーーーーーーー!?!?!?!?」ビクンビクン
ゾマリ「ふんっふんっふんっ!!!!!」ズブリ!ズブリ!ズブリッ!
白哉「アアアアアアアアアアッーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」ビクビクビクン!
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:46:39.18 ID:iOGtD8hu0
白哉(済まぬ――)
白哉(護廷十三隊隊長として、尸魂界に仇なす卑劣な輩を倒す事もできず――)
白哉(多くの隊士達を死(♂)に至らしめ、妹やその同僚をも護るに至らず――)
白哉(挙句無様に敗北し死(♂)することを心より恥じ――)
ゾマリ「トドメ(♂)です!!!」ズブリ!
白哉「ああっ///」ビクンッ!
ゾマリ「さて、今度こそ次の獲物(♂)を探しに行くとしましょう」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:47:42.93 ID:iOGtD8hu0
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
一護「アアッーーーーーー!!!!!!!!」ビクンビクン
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
石田「アアッーーーーーー!!!!!!!!」ビクンビクン
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
恋次「アアッーーーーーー!!!!!!!!」ビクンビクン
ゾマリ「ふぅんッッッ!!!」ズブリアアッ―!
チャド「アオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!」ビックーン!
ゾマリ「……」シナッ
織姫「?」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:48:38.20 ID:iOGtD8hu0
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
アーロニーロ「アアッーーーーーー!!!!!!!!」ビクンビクン
ゾマリ「貴方は妙な部分に孔がありますね!」ズブリアアッ―!
ザエルアポロ「んほおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」ビクビクンッ!
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
グリムジョー「アアッーーーーーー!!!!!!!!」ビクンビクン
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
ノイトラ「アアッーーーーーー!!!!!!!!」ビクンビクン
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
東仙「アアッーーーーーー!!!!!!!!」ビクンビクン
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
ギン「アアッーーーーーー!!!!!!!!」ビクンビクン
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:49:45.18 ID:iOGtD8hu0
虚夜宮・玉座の間
ゾマリ「藍染様」ザッ
藍染「とうとう私の下にたどり着いたか」
ゾマリ「……」
藍染「さて一つ訊こうゾマリ・ルルー。本当に君はゾマリ・ルルーなのかい?」
ゾマリ「どういう意味です?」
藍染「今の君からは全く霊圧を感じない、霊圧を抑えていたとしても全く感じない事などあり得ない」
ゾマリ「……」
藍染「だが私は理解しているよ、君から霊圧を感じない理由を」
藍染「どういう術を使ったのかは知らないが、君は全ての霊圧を自身の霊体の膂力(りょりょく)に変えた」
藍染「それは腕力であり、脚力であり、握力であり、投力であり、走力」
藍染「君は身体能力の全てを飛躍的に上昇させる代償として霊圧を“棄てた”のだ」
藍染「私の臀部を掘る(♂)ために」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:50:40.69 ID:iOGtD8hu0
藍染「だが絶望するがいい」
藍染「教えよう、頼みの綱の膂力ですらこの私のそれには遠く及ばないという事を」
ゾマリ「ふんっ!!!」ズブリ!
藍染「アアッーーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?」ビクンビクン
藍染(馬鹿な――!?)
藍染(破面ごときが取ったとでもいうのか―― この私の背後を――――!?)プルプル
藍染「思い上がるなよ十刃!! 今のは君の脚力が一時的に私を上回っただけに過ぎん!!」
ゾマリ「藍染様ばんざああああああああい!!!!」ズブリアアッ―!
藍染「ンああああああああああああああああああッッ!!!!!」ビクンッ///
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:51:57.05 ID:iOGtD8hu0
ゾマリ「終わりです」
藍染「終わり、か。その物言いは些か滑稽に映るぞ」
ゾマリ「!?」
藍染「砕けろ『鏡花水月』」パリィン
藍染「さて、いま君が挿しているのは本当に私の急所(♂)なのかい?」
ゾマリ「!!」ハッ
雛森「」ビクンビクン
ゾマリ「これはッ……!?」
藍染「これまでだ! 破道の九十『黒棺(♂)』!!!」ズブリッッッ!!!!
ゾマリ「アアアアアアアアアアアッーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?!?」ビクビクッ!
藍染「破道の九十九『五龍(♂)転滅』!!!!」ギュルルルル!!!!
ゾマリ「んほおおおおおおおおおおおォォォォォッ!?!?!?!?!?!?」ビクンビクンッ!
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:53:39.81 ID:iOGtD8hu0
藍染「私を掘ったと思ったか?甘いな」
ゾマリ「」ガクガク
藍染「掘られたのは君のほうだよゾマリ。ほら、こうして少しでも私の斬魄刀(♂)を奥に突き挿せば今にも君の心臓に届きそうだ」
ゾマリ「甘いのは貴方ですよ藍染様」
藍染「!?」
ゾマリ「藍染様は私にズブリしたつもりでしょうが違います、私が貴方にズブリさせたのです」
藍染(挿した斬魄刀(♂)が動かない――!?)
ゾマリ「鏡花水月の能力は強大です、その術を見破りそこから逃れることは難しいでしょう」
ゾマリ「しかし幾ら鏡花水月の術中か否かの判別が困難であるとはいえ、身体に挿さった斬魄刀(♂)の霊圧を読み違う事などない」
ゾマリ「私の名は第7十刃ズブリ・アアッー、藍染様がお挿しになられた斬魄刀(♂)の力は『愛』の力にて吸収させていただくとします」
ゾマリ「ふんっ!」ミチミチッ!
藍染「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?!?!?!?!?」ビクビクビクンッ!!!!
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:55:30.36 ID:iOGtD8hu0
~数日後~ 虚夜宮・玉座の間
藍染「十刃諸君、紅茶(♂)は行き届いたかな?」
スターク(第1十刃)「zzz……」スヤスヤ
バラガン(第2十刃)「……」
エドラド(第3十刃)(どうして俺が十刃に抜擢されたんだ……?)
チャド(第4十刃)(俺はここにいていいのだろうか)ズズッ
クールホーン(第5十刃)(まっず! なんか変なニオイするしナニ入ってんのよコレ!!!)
アビラマ(第6十刃)(クールホーンより序列が下ってのが気に喰わねえが、十刃に選ばれたってのは陛下の元従属官として冥利に尽きるぜ)
ズブリ(ゾマリ)「ふむ、いい味です」ズズッ
ドルドーニ(第8十刃)(十刃に返り咲いたはいいものの、なんというか妙に男臭すぎやしないかね?)
ガンテンバイン(第9十刃)(不味い、いや美味い? 何とも言えねえ味だ)ズズッ
ヤミー(第10十刃)「ちっ」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 18:57:44.45 ID:iOGtD8hu0
ゾマリ(藍染様に勝利したことにより、私は虚夜宮を影から支配する虚圏の王となりました)
ゾマリ(また藍染様の斬魄刀(♂)から霊力(意味深)を吸収(愛)した際に崩玉の力も吸収してしまい、望まずながらも不死の肉体を得ました)
ゾマリ(そして十刃は私好みの人員を招集、序列を制定)
ゾマリ(こうして私の『愛』の帝国が完成したのです)
ゾマリ「で、貴方たちは先程からそこで何をしているのです?」
ロリ&メノリ「!?」ビクッ
ゾマリ「十刃の会議を覗くとは不届きな♂(アモール)たちだ」ムラッ
ロリ「は?」
メノリ「待って、あたしたちは違――!」
ゾマリ「ふんっ!!!!!」ズブリッ!
ロリ&メノリ「「アアッーーーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?」」ビクンビクン!
完
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 20:00:08.23 ID:/vfyqkb6o
頭おかC(褒め言葉)
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/30(金) 20:16:11.70 ID:53oM39LVo
こっちでいいのかこれ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475227833/
Entry ⇒ 2017.02.07 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
ウルキオラ「どう考えても十刃で一番強いのって俺だよなwww」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 12:51:04.47 ID:Pa06e+4/O
続きの続き
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:12:54.47 ID:i5tvWHEF0
前作前々作と多少の繋がりがあります
第4十刃の宮
ウルキオラ「んがぁ…… んがぁ……」
ウルキオラ「むにゃ…… 織姫ちゃん…… うひょ……」
ドンドン!!
ウルキオラ「んおっ!?」ガバッ
ウルキオラ(んんwwwびっくりしたwww何だ今の音wwwwww)
ウルキオラ(どこの誰だか知らんが俺の快眠を邪魔しおってwwwめっちゃいい夢見てたのにwww)
ウルキオラ(もう許さんよwwwこの十刃最強との呼び声高いウルキオラ・シファーの機嫌を損ねるとどうなるか思い知らせてやろうwwwwww)
ウルキオラ(びゃああああああああああああwwwwwwwwwwwww)
ウルキオラ(あwwwその前にwww織姫ちゃんの様子を見ておこうwwwケガとかしてたら大変だからねwww)
第4十刃の宮
ウルキオラ「んがぁ…… んがぁ……」
ウルキオラ「むにゃ…… 織姫ちゃん…… うひょ……」
ドンドン!!
ウルキオラ「んおっ!?」ガバッ
ウルキオラ(んんwwwびっくりしたwww何だ今の音wwwwww)
ウルキオラ(どこの誰だか知らんが俺の快眠を邪魔しおってwwwめっちゃいい夢見てたのにwww)
ウルキオラ(もう許さんよwwwこの十刃最強との呼び声高いウルキオラ・シファーの機嫌を損ねるとどうなるか思い知らせてやろうwwwwww)
ウルキオラ(びゃああああああああああああwwwwwwwwwwwww)
ウルキオラ(あwwwその前にwww織姫ちゃんの様子を見ておこうwwwケガとかしてたら大変だからねwww)
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:15:46.13 ID:i5tvWHEF0
第4十刃の宮・隔離部屋
織姫「出して! ここから出して! 出してください! ここから……」ドンドン!
ウルキオラ「随分と騒がしいと思えば お前の仕業か 女」
織姫「!!」
ウルキオラ「仲間を失って乱心か だがお前がいくら泣き叫ぼうが無駄なことだ いずれにしろお前の仲間は程なく全滅……」
織姫「死んでない! 死んでないよ…… 朽木さんも茶渡くんも……」
ウルキオラ「朽木ルキアは第9十刃と交戦 十刃相手に一太刀もあびせることなく命を落とした」
ウルキオラ「茶渡泰虎は十刃落ちであるドルドーニ チルッチ ガンテンバインに加え 第5十刃の従属官までをも打ち倒したが その第5十刃当人の帰刃の前に敗れ死んだ」
織姫「違う!」
ウルキオラ「しつこいぞ すべては報告にあった通り これが事実だ」ザッ
織姫「待っ……!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:18:24.63 ID:i5tvWHEF0
虚夜宮・回廊
ウルキオラ(んんんんんんんんんwwwまさか俺の安眠を妨害したのが織姫ちゃんだったとはwwwwww)スタスタ
ウルキオラ(でもこれはつまりwww織姫ちゃんの発した音がこの俺を眠りから呼び覚ましたということwwwwww)スタスタ
ウルキオラ(びゃああああああああwwwwwwそれってなんかwwwとってもロマンチックwwwwwwとってもwwwロマンwwwティィィィィックwwwwww)クルクル
ウルキオラ(うひょおおおおおおおおwwwwwwwwwwww)ピョンピョン!
ルドボーン「ウルキオラ様」ザッ
ウルキオラ「どうした」キリッ
ルドボーン「先程の報告の訂正と新たな報告です」
ウルキオラ「話せ」キリッ
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:22:20.11 ID:i5tvWHEF0
ルドボーン「――以上です」
ウルキオラ「そうか 残る侵入者は黒崎一護のみということか」
ウルキオラ「下がれ」
ルドボーン「はっ」ザッ
ウルキオラ(つまりwwwまとめると朽木ルキアはアーロニーロに敗北したものの実は命を取り留めてて今は第7十刃の宮に送還され幽閉状態にあるとwwwwww)
ウルキオラ(そしてチャドも実はやられなくて帰刃形態のノイトラをぶっ倒した後すぐさま第3十刃の宮を急襲www三バカ従属官を一蹴するもハリベルに敗れてこいつも幽閉されたとwwwwww)
ウルキオラ(んで石田雨竜と阿散井恋次はザエルアポロと戦ってそのまま消息不明wwwwww)
ウルキオラ(んんwwwwww報告内容がさっきと全然違うじゃねええええええええええええかwwwwwwwww)
ウルキオラ(チャドも女のほうも死んでないしwwwwwwwwww)
ウルキオラ(さっきさも涼しげな顔して織姫ちゃんに「命をおとした」キリッ だの「敗れて死んだ」キリッ だのドヤってた俺の立場考えろやwwwwww赤っ恥じゃねえかwwwwww)
ウルキオラ(それもこれもアーロニーロが認識同期でそれっぽい情報送ってきたのが原因よwwwなんかムカついてきたwwwwwwあのギリアンボコボコにしたろwwwwww)ビューン!
※認識同期:第9十刃アーロニーロの能力。自分が戦った敵の情報を瞬時に仲間に伝えることができる。
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:26:29.21 ID:i5tvWHEF0
第9十刃の宮
ウルキオラ「……」ザッ
アーロニーロ「ウルキオラか 何しに来た」「侵入者ナラ僕タチガトウノ昔ニ討伐シタヨ」ゴシゴシ
ウルキオラ「侵入者を討ち倒した割には随分と不機嫌そうだな」
アーロニーロ「どっかの馬鹿がオレ達の顔を霊圧の糊でコーティングしやがったみたいでな」「シカモ僕タチガ寝テル間ニネ ホント性質ノ悪イイタズラダヨ」ゴシゴシ
アーロニーロ「おかげであの侵入者の女を殺す算段が狂っちまった」「僕タチノ擬態能力デモット絶望ヲ味ワワセテ殺シテヤルツモリダッタノニ」ゴシゴシ
アーロニーロ「腹立ってたし面倒くせえから帰刃してさっさと仕留めてやったよ」「呆気ナクテ拍子抜ケダッタネ」ゴシゴシ
ウルキオラ「そうか」
アーロニーロ「ったく困ったもんだぜ こんなことするのはスタークんトコのガキ辺りか」「第1十刃ノ従属官ダカラッテイイ気ナモンダヨ」ゴシゴシ
ウルキオラ(んんwwwwwwwwwww)
ウルキオラ(すまんなwwwwwwお前の顔面(試験管)にそれ塗りたくったの俺なんすよwwwwww)
ウルキオラ(なにせやることなくて暇だったからwwwザエルアポロに宮の補修をしたいって名目でその糊作らせたんだよねwwwwwwまあいいかwwwこの罪はあの幼女になすりつけたままにしておこうwwwwww)
ウルキオラ(まwww気が変わったしwww今日のところはお前をボコボコにすんのは勘弁してやるよwwwwwwんじゃwwwあーばよwwwwww)スタスタ
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:29:29.17 ID:i5tvWHEF0
第8十刃の宮
ザエルアポロ「随分と遅い到着だ 待ちくたびれたよ」
ザエルアポロ「いや 僕の解析能力が君の想定を遥かに上回っただけの話か やはり僕は……」
ウルキオラ「講釈はいらん 例のものは完成したのか」
ザエルアポロ「そう焦らないでくれるかい 何もかも君の要望通りに制作しておいたよ 貴重な戦闘記録を残してくれたヤミーに感謝するといい」
ザエルアポロ「戦闘記録にあった死神の言葉を借りれば この完成品は“携帯型義骸”とでも呼ぶべきだろうね」
ウルキオラ「意外だな」
ザエルアポロ「意外? 何がだい? 理論や発明の第一人者は敬ってしかるべきさ たとえそれが死神であろうと人間であろうとね」
ウルキオラ「……」
ザエルアポロ「クク 冗談だ 死神が考案した低劣な発明品を模倣して改良しただけのゴミに僕がわざわざ名をつけるなんておこがましいことだ そうは思わないか?」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:30:51.20 ID:i5tvWHEF0
ウルキオラ(んんんんんんんんんんんwwwwww)
ウルキオラ(ほんと面倒くさいなこのインテリメガネはwwwいちいち話が長いwwwwww)
ウルキオラ(はやくその完成した携帯型義骸(織姫ちゃんver)をよこせやwwwwww)
ザエルアポロ「まあ 模倣品とはいえ機能面は完璧に仕上げておいたから安心してほしい」
ザエルアポロ「その球体に一定量の霊圧を注ぎ込めば井上織姫の形状に変化する機構になっている 質感 重量 サイズ 霊圧 何もかもがオリジナルに等しい」
ザエルアポロ「それに加えて君が要求した機能も……」
ウルキオラ(うひょおおおおおおおおおおおおwwwwwwこれさえ手に入ればもうお前には何の用もなしwwwwww)
ザエルアポロ「さらに…… 別の面白い…… それが僕からの……」
ウルキオラ(んんwwwなんか言ってるけどwwwお前のなっがああああああい話を聞く気はないんでwwwwww)
ウルキオラ(んじゃwww俺はこいつをヤミーに見せびらかしにいくからwwwwwwあーばよwwwwww)スタコラ
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:33:31.30 ID:i5tvWHEF0
第0十刃の宮
ウルキオラ「おーっすwwwwwwお邪魔すっぞヤミーwwwwww」
ヤミー(ホントテンション高えなぁコイツは)
ウルキオラ「うひょおおおおおおおおおおwwwwwwついにwww手に入れてしまったwwwwww」ジタバタ
ウルキオラ「びゃあああああああああああああああwwwwwwwwwwww」ゴロゴロ
クッカプーロ「アン! アン!」フリフリ
ウルキオラ「んほおおおおおおおおおおおwwwwww俺も一緒にwwwワンwwwwwwワンwwwwww」ピョン! ピョン!
クッカプーロ「アン!」ピョン!
ウルキオラ「うひょおおおおおおおおおおwwwwwwwwうひょおおおおおおおおおおwwwwwwww」ピョーン! ピョーン!
ヤミー「オイうるせえぞ あんま暴れんな」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:35:28.64 ID:i5tvWHEF0
数分後
ウルキオラ「というわけだヤミー 事情は理解したな」キリッ
ウルキオラ「とりあえずお前にはこの球体に霊圧を注ぐ役を頼みたい」キリッ
ヤミー「あ? 何で俺なんだよ お前が自分でやりゃあいいだろうが」
ウルキオラ「バカwww俺がやったらあれだろwww球体に直接霊圧を注ぐってことはwwwつまりだなwww俺が球体に触れたままになるだろwwwwww」
ヤミー「?」
ウルキオラ「つまりさwwwその玉が織姫ちゃん(義骸)に変化した瞬間はさwww俺が必然的に織姫ちゃん(義骸)に触った状態になってるってことじゃんwwwwwwwwwww」
ヤミー「??」
ウルキオラ「だからwwwもし触りどころが悪かった場合さwww織姫ちゃん(義骸)が具現化した瞬間にもしかしたらさwww俺と織姫ちゃんがさwwwててててて手をつないだ状態とかになってるかもしれないじゃんwwwwwwwwwwwwwwwww」
ヤミー「おう」←理解するのを諦めた
ウルキオラ「義骸とはいえさwww姿かたちは織姫ちゃんなワケだしwwwwwwこう肌と肌が触れるってのはwwwちょっとねwwwwwwまだ今はねwwwwwwその段階ではないというかwwwwww」
ウルキオラ「別に照れくさいってわけじゃないけどなwwwwww決してそんなことはないんでwwwwww」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:40:07.79 ID:i5tvWHEF0
ヤミー「あー とりあえず俺がこの小せえ玉に霊圧ぶちこめばいいんだろ?」
ウルキオラ「待って待ってwwwwww俺あっち向くからwwwwww俺がいいって言ったらよろしく頼むわwwwwww」
ヤミー「へいへい」
ウルキオラ(びゃあああああああああwwwwww楽しみいいいいいいいいwwwwwwこんなイイもの作ってくれたことに感謝wwwスエルテwwwこれからはあのインテリメガネにも少し丁寧に接してやるかwwwwww)
ウルキオラ「それじゃwww頼むぞヤミーwwwwww」
ヤミー「……」レイアツチュウニュウ
ボンッ!!
ヤミー「うおっ」
バラガン(義骸)「……」
ヤミー「あん?」
ウルキオラ「どうよヤミーwwwwww出来たか?wwwwww出来たか?wwwwww」ウズウズ
ヤミー「待ってろ まだこっち向くな」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:42:29.01 ID:i5tvWHEF0
ヤミー(オイオイどうなってんだァこりゃ ウルキオラのハナシじゃコイツはあの人間の女の姿になるハズだろ なんでジジイの姿になってんだ)
ヤミー(ああ? なんだこの紙クズ)ヒョイ
『まずはスエルテと言っておこうか この義骸は1/1000の確率で十刃の内一人の姿を形取るように作られている 僕からのささやかな贈り物だよ 楽しんでもらえると嬉しいね』
ヤミー「……」
ウルキオラ「もういいよなヤミーwwwwww俺もう覚悟の扉開いちゃったからwwwwww所詮は義骸よwwwwwwさっきはああ言ったけどwwwwww手をつないでちゅっちゅすることに決めたんでwwwwww」
ヤミー「待てって とりあえず目ぇ開けろ」
ウルキオラ「いやwwwそれはちょっとwww照れくさいしwwwwww目は瞑ったまままでwwwwww」ソーッ
ウルキオラ「ん?wwwこれはwww織姫ちゃん(義骸)の手かwwwwwwうひょおおおおおおおおおおwwwwwwwww」ニギニギ
ウルキオラ(少しゴツい気がするけど気のせいだよなwwwwww)ニギニギ
ヤミー「あー…… わりぃなウルキオラ 俺ァ少し外に出てるからよ」
クッカプーロ「アン!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:45:26.19 ID:i5tvWHEF0
ウルキオラ(びゃああああああああああwwwwwwついにこうして織姫ちゃんに触れることができる日が来るとはwwwwww)ニギニギ
ウルキオラ(俺www感激wwwwwwうひょおおおおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwww)ニギニギ
ウルキオラ(これはwww二の腕かwwwwwwなんかめっちゃ太い気がするんだけど気のせいだよなwwwwww)ニギニギ
ウルキオラ(そしてそしてwwwここが顔wwwwwwなんかめっちゃザラザラしてんだけど気のせいだよなwwwwww)サワサワ
ウルキオラ(んんwwwいざちゅっちゅするとなるとwww緊張してきたwwwだが俺の司る死の形は虚無wwwwww心を無にしてwwwwwwいきますよwwwwww)
ウルキオラ「ちゅーっwwwwwwww」ブッチュー!
ウルキオラ(うひょおおおおおおおおおwwwwwwついにwwwやってしまったwwwwww織姫ちゃん(義骸)にwwwwwwちゅっちゅしてしまったwwwwww)ジタバタ
ウルキオラ(だがまだ喜ぶのは早いwwwwwwザエルアポロに頼んだ最強の機能wwwwww)
ウルキオラ(ちゅっちゅしてから最初に投げかけた言葉を認識して復唱してくれるという素晴らしい機能wwwwwwそれを今www起動するwwwwww)
ウルキオラ「……ウルキオラきゅんだいしゅき」ボソッ
ウルキオラ(んああああああああああああああwwwwww言ってしまったwww言ってしまったwwwうひょおおおおおおおおおおおwwwwww)
ウルキオラ(そんじゃ目を瞑るのもこの辺にしてwwwwww織姫ちゃん(義骸)の姿をwwwとくと目に焼き付けるとしますかwwwwwwwwwww)パチッ
バラガン(義骸)「……」
ウルキオラ「」
ウルキオラ「」
ウルキオラ「」
バラガン(義骸)「……ウルキオラきゅんだいしゅき」
ウルキオラ「」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:47:35.55 ID:i5tvWHEF0
ウルキオラ「オエエエエエエエエエエエエエエエエッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ゲロゲロ
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 13:49:42.46 ID:i5tvWHEF0
第1十刃の宮
ヤミー「おいスターク! どこにいやがる!」ドスドス
スターク「なんだよ騒がしいな……」
ヤミー「マズいことになりやがった ウルキオラの野郎“また”暴れるぜ」
スターク「なに?」
ヤミー「とにかく急がねえとヤベェんだ! また俺たちが藍染さんの長い説教を受けるハメに……」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!
スターク「!?」
リリネット「ちょっと! 今の音なに!?」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 17:48:15.30 ID:i5tvWHEF0
第8十刃の宮・崩壊後
ザエルアポロ「はぁっ…… はあっ…… なんのつもりだお前…… 僕の宮を壊しやがって……!」
ザエルアポロ「第4十刃以上の刀剣解放に王虚の閃光の使用……! どちらも規律違反だ……! この件は藍染様の耳にもしかと……」
ウルキオラ「黒虚閃」スッ
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオンwwwwwwwwwww
ウルキオラ(んんwwwwwww聴こえんなあwwwwwwww)
ウルキオラ(俺の純情を弄んだ罪wwwwww断じて許さんよwwwwww死して償ってもらおうかwwwwww)
ウルキオラ(よりにもよってあのクソジジイの義骸をよこすとはwwwwww思いっきりちゅっちゅしちゃったしwwwwww怒りの沸点オーバーフローwwwwwwブチギレマックスハートですわwwwwwwwwww)
ザエルアポロ「ぶはぁッ!!」
ウルキオラ「頑丈だな いや躱したのか」
ザエルアポロ「ククッ ハハハ! 躱しただと? 見当違いも甚だしいな! 今のはお前の攻撃を解析し ただ受けきっただけのこと!」
ウルキオラ「なに?」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 17:50:02.91 ID:i5tvWHEF0
ザエルアポロ「最初は予測以上の出力に驚いたが もう慣れた! 元々お前ら十刃の能力と霊圧は解析済みなんだよ!」
ザエルアポロ「残りの誤差を今の戦闘で調整し たった今お前の完全なる戦闘データを手に入れた……」
ザエルアポロ「理解しているか!? つまり! 今後一切お前の能力は全て! 僕には通用しないということだ!!」
ザエルアポロ「ククッ 絶望したか? 格下だと思っていた相手にいいようにあしらわれる今の気分はどうだ?」
ウルキオラ「……」
ウルキオラ(なああああああああああああに言ってんだコイツはwwwwwwまだ俺との力の差を理解しとらんのかwwwwww)
ウルキオラ(第8十刃のくせして調子こきおってwwwwwww)
ザエルアポロ「さて 鑑賞会の始まりだ これから君に元第0十刃の力を見せてあげよう」スッ
ザエルアポロ「啜れ 邪淫妃(フォルニカラス)……!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 18:18:29.70 ID:i5tvWHEF0
第1十刃の宮
スターク「はぁ どうしてあいつはこうも毎回面倒事の中心に居座るんだか……」
リリネット「ため息ついてる場合じゃないってばスターク!」
ヤミー「おい! なにチンタラしてやがんだてめえら! 早くしろ!」
スターク「はいはいわーったよ んじゃリリネット お前は爺さんとハリベルのトコ行って今の状況を伝えてくれ」
リリネット「わかった!」
スターク「ヤミーの話を聞いた限りじゃウルキオラの標的はザエルアポロと爺さんのハズだ 二人にとっちゃ災難もいいとこだがな」
スターク「さっきの爆発音はザエルアポロの宮の方面からだ とりあえずはそっちに向かう 行こうぜヤミー」
ヤミー「ちっ 仕切ってんじゃねえよ」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 18:19:30.33 ID:i5tvWHEF0
第8十刃の宮・崩壊後
ザエルアポロ「」ピクピク
ウルキオラ(んんんんんんんwwwwww瞬wwwwww殺wwwwwwwwwww)
ウルキオラ(ちょっと第二解放見せたらピヨってくだばりおったわwwwwwwwwww)
ウルキオラ(なああああああああああにが元第0十刃じゃwwwwww普通の帰刃となんも変わらねえじゃねえええええかwwwwww)
ウルキオラ(これだから別の世界線の話をするヤツは信用ならんwwwwww所詮は妄言よwwwwww)
ウルキオラ(さてwwwwww俺の復讐はまだ終わらんよwwwwwwこいつが研究材料保管してる部屋もズタズタにしたるwwwwww)
ウルキオラ(えーっとwwwwww)キョロキョロ
ウルキオラ(ふひひwww見~つけたwwwwwww)ガシッ
ギギギッ…!
ウルキオラ(保管庫wwwwww御開帳wwwwwwwwwwwwwww)
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 18:20:46.17 ID:i5tvWHEF0
第8十刃の宮・実験材料保管庫
石田『』プカー
恋次『』プカー
ウルキオラ(なんだこのデカい瓶wwwwww中になんか入ってるしwwwwww)
ザエルアポロ「や… やめろ…… それは僕が手に入れた戦利品だ……! ソレに手を出したら……」
ウルキオラ「石田雨竜に阿散井恋次 両名とも報告には行方不明とあったが……」
ウルキオラ「虚偽申告に侵入者の隠蔽 どちらも重大な規律違反だ」
ザエルアポロ「ま 待て……! お前本当に……!」
ウルキオラ(んん~wwwwwwぶっ壊すに決まってんだろwwwwww)
ウルキオラ(この俺をコケにしたという大罪はそう簡単にはチャラにならんよwwwwww悪く思うなかれwwwwww)
ウルキオラ「虚閃」スッ
ドッwwwwwwwww
石田『』
恋次『』
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 18:22:33.76 ID:i5tvWHEF0
数分後
ヤミー「ちっ 遅かったか…… ザエルアポロの野郎泡吹いてぶっ倒れてやがる」グイッ
ザエルアポロ「」プラーン
ヤミー「おい起きろ!! ウルキオラのヤツはどこいった!!」ブンブン
ザエルアポロ「」ガクガク
ヤミー「くそっ 全然起きやがらねえぞコイツ!」
ゾマリ「ウルキオラなら西の方角へ飛んで行きましたよ」
ヤミー「!」
ヤミー「ゾマリか こんなトコで何してやがんだてめえ」
ゾマリ「藍染様より霊圧反応の途絶えた侵入者両名の捜索命令を受けたまでです」
ゾマリ「とはいえ ここに訪れた時点で私の任務は既に完了してしまったようですが」チラッ
石田「」ピクピク
恋次「」ピクピク
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 18:24:24.46 ID:i5tvWHEF0
ゾマリ「そういえばここにたどり着く直前 貴方と共にスタークの霊圧も感じ取ったのですが 彼は今どこに?」
ヤミー「さっきまで一緒だったんだがな あの野郎やることがあるとか言って途中でどっかいっちまった」
ヤミー「早くアイツを止めなきゃなんねえってのによ」
ゾマリ「止める? まさか……」
ヤミー「てめえの考えてるとおりだ またウルキオラの野郎が暴れ出しやがってな」
ゾマリ「成程 またですか 彼の奇行にはほとほと呆れたものだ」
ゾマリ「何にせよ 彼を放っておけば虚夜宮にも被害が及ぶ 私も微力ながら力を貸しましょう」
ゾマリ「葬討部隊(エクセキアス)!」
ルドボーン「はっ」ザッ
ゾマリ「そこに倒れている侵入者二名を私の宮へ運びなさい そして藍染様に任務完了の報告を」
ルドボーン「承知しました」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:06:31.03 ID:i5tvWHEF0
虚夜宮・上空
ウルキオラ(びゃあああああああああああああwwwwwwwwwwww)ビューン!
ウルキオラ(あのクソジジイの宮までwww全www速www力wwwwww)ビューン!
ウルキオラ(あのインテリメガネとグルになってこの俺をハメるとはwwwwwwこの恨み絶対に忘れんよwwwギタギタにしたるwwwwww)ビューン!
ウルキオラ(ん?www)チラッ
一護「チャド 石田 ルキア 恋次……!」
一護「くそっ……!」
ウルキオラ(アイツは確かwwwwww黒崎一護wwwwww侵入者最後の一人wwwwww頑張って走り回っとるわwwwwww)
ウルキオラ(暇つぶしにちょっかいかけてやりたいとこだけどwww今はお前なんぞに構ってる暇はないんでwwwwwwあーばよwwwwww)
一護「井上……!」
ウルキオラ(www)ピクッ
ウルキオラ(あああああああああああああああああああwwwwww思いだしたwwwwwwwwwwww)
ウルキオラ(そういや織姫ちゃんがたまーに黒崎くん黒崎くんつぶやいとったわwwwwwwなんのことかと思ってたけどもしやあいつのことかwwwwww)
ウルキオラ(ってことはつまりアイツは織姫ちゃんのカキタレwwwwwwこれは許されませんなあwwwwww予定変更あの小僧ボッコボコにするわwwwwww)ビューン!
ウルキオラ(あwwwついでに解放状態解除しとこwwwいきなり解放してるとカッコつかないからねwww)カイホウカイジョ
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:07:54.85 ID:i5tvWHEF0
ウルキオラ「……」ザッ
一護「てめえは……!」
ウルキオラ「久しぶりだな 死神」
一護「ウルキオラ……!」
ウルキオラ「俺の名を憶えているのか お前に名乗った憶えはないんだがな」
ウルキオラ(うひょおおおおおおおおおおおwwwクールな受け答えwww俺wwwかっけええええええええええwwwwwwww)
ウルキオラ「まあいい お前の仲間は……」
ドドドド……!
一護「!?」ピクッ
一護(な なんだこのデカい霊圧……! 何か近づいてきやがる……! 十刃か……!?)
バラガン(義骸)「ウルキオラきゅんだいしゅき ウルキオラきゅんだいしゅき」ドドドド!
ウルキオラ「」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:09:17.73 ID:i5tvWHEF0
ウルキオラ(んあああああああああああwwwwwwなんでクソジジイ(義骸)がこっち向かって走ってきてんのwwwwwwもう顔も見たくないんだがwwwwww)
ウルキオラ(あwwwそういやwww所有者を自動追尾して寄り添う機能をつけてくれって頼んだんだっけかwwwwww)
ウルキオラ(んんんんんんwwwwww融通のきかない機能つけやがってwwwwwwふっざけんなやwwwwww)
バラガン(義骸)「ウルキオラきゅんだいしゅき」ムギュッ
ウルキオラ「」
ザエルアポロ『君の要求通り 一定確率で所有者を抱擁する機能をつけておいたよ』
一護(何がなんだか知らねえが…… 今がチャンスじゃねえか……?)
一護「月牙――」ズッ
ウルキオラ「!」
一護「――天衝!!!」
ドッ!!!!!!!!!!!!!!
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:10:05.73 ID:i5tvWHEF0
ウルキオラ(うひょおおおおおおおwwwあっぶねwwwwww不意打ちとかセコすぎwwwwwwまあこんな攻撃直撃してもノーダメだけどwwwwww)
一護「月牙――」
ウルキオラ(んんwwwwwwこのまま畳み掛けようってかwwwwww甘いよんwwwwww)
ウルキオラ「虚閃」スッ
一護「!!」
ドオオオオンwwwwwwww
一護「ぐっ……」
ウルキオラ「今 防御の瞬間に仮面を出したな それが虚化か」
一護「……! よく知ってんじゃねえか……!」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:10:54.48 ID:i5tvWHEF0
ウルキオラ「もう一度仮面を出せ」
一護「なんだと?」
ウルキオラ「仮面をつけた状態で撃つ月牙がお前の最強の技 ならばその最強の技を俺に撃って見せろ」
ウルキオラ「力の差を教えてやる」
ウルキオラ(んんんんんんんんwwwこのクソガキには屈辱を味わわせて完膚なきまでに叩きのめさねば気が済まんwwwwwwこの十刃最強のウルキオラ・シファーに挑んだことを後悔させてやるわwwwwww)
一護「いわれなくてもそのつも……り……!?」
織姫「……」
一護「い 井上……? お前なんでこんなトコに……」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:12:43.54 ID:i5tvWHEF0
ウルキオラ(ん?wwwあれwwwなんで織姫ちゃんがここにいんのwwwwww)
ウルキオラ(ちょいちょいちょいwww待って待ってwww何がどうなってんのwwwwww)
ウルキオラ(あwwwもしかしてwwwさっきこのクソガキの月牙(笑)が義骸に当たったから新しく霊圧が注ぎ直されてジジイから織姫ちゃんの姿になったってこと?wwwwww)
ウルキオラ(いやいやワケわからんわwwwなんでさっきまでクソジイイだったのが織姫ちゃんの姿になんのよwwwwwwあのインテリメガネwwwwww欠陥品よこしやがってwwwwww)
一護「井上 だいじょうぶか? ケガとかしてねえか」
織姫(義骸)「……」
一護「おい井上……」
織姫(義骸)「……」ギュッ
一護「!?」
ウルキオラ「」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:13:57.79 ID:i5tvWHEF0
ウルキオラ(びゃああああああああああああwwwwwwこのクソガキwwwwwwこともあろうにこの俺の目の前で織姫ちゃん(義骸)とイチャコラするとはwwwwww)
ウルキオラ(とうとう俺を本気で怒らせちゃったねwwwwwwもう謝っても許さんよwwwwww)
ウルキオラ(wwwwwwwww)
ウルキオラ(wwwwwwwww)
ウルキオラ(んん ごめんよ織姫(義骸)ちゃん やっぱ俺には本物の織姫ちゃんじゃないとダメっぽいんでね 勝手な俺を許してほしい)
ウルキオラ(www)
ウルキオラ(www)
ウルキオラ(つうううううううううううわけで黒崎一護wwwwww義骸と共に消し飛びたまえwwwwww)
ウルキオラ「虚閃」スッ
ドッwwwwwwwww
一護「!!」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:15:22.53 ID:i5tvWHEF0
一護「ぐっ…… くそっ……」
一護「はぁっ…… はぁっ…… 井上……? どこだ……」
ウルキオラ「女は死んだ」
一護「!?」
ウルキオラ「何を驚く? 既に理解しているはずだ あの女は俺の虚閃により全身を焼き尽くされ塵となって消えた」
一護「嘘だ……」
ウルキオラ「事実だ それもこれも己の力量も理解せずこの虚夜宮に乗りこんだ貴様らの実力不足が招いたこと」
ウルキオラ「人間の死の先などに興味はないが 今頃はあの女も貴様らの無様な姿を視てその愚昧に怒っているだろうな」
一護「俺が――」
一護「オレが――」
ウルキオラ(ん?www)
一護「オレガ―― タス―― タスケ――」
一護「オレガ―― タスケル――――」
ウルキオラ(あれwwwwwwなんかヤバい感じがするんだけどwwwwww豆腐メンタル相手に精神攻撃はマズかったかもしれんwwwwww)
一護「ア゛ア゛ア゛ア゛アアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
ウルキオラ(びゃああああああああああああああwwwwwwwwwwwwww)
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:31:02.73 ID:i5tvWHEF0
第4十刃の宮
織姫「!」ピクッ
織姫「黒崎くん……?」
スターク「邪魔するよ」
スターク「突然で悪いんだけどちょっとついて来てくれるかい あんたの力を借りたい」
織姫「……」
スターク(傷心か まいったねどうも……)
スターク「俺にとっちゃどうでもいいハナシだしこうやって話すのも面倒くせえけど あんたの仲間は全員生きてるよ」
織姫「え……」
スターク「今んトコはな」
スターク「これからあんたを黒崎一護ってヤツのトコに連れていく ついて来てくれるかい?」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:32:05.13 ID:i5tvWHEF0
完全虚化一護「……」
ウルキオラ「なんだその姿は」
完全虚化一護「……」
ウルキオラ「返答はなしか」
ウルキオラ(あwwwこれ結構ヤバイやつですわwwwwwwめっちゃ強そうwwwwww)
ウルキオラ(つっても解放すれば俺のが強いけどwwwwwwwwほれwwwwwwww)
ウルキオラ「鎖せ 黒翼大魔(ムルシエラゴ)」
ウルキオラ(まwww今回は特別サービスwwwwww一気に第二階層まで見せたるわwwwwww別に普通の帰刃じゃ負けそうとかそういうのじゃないんでwwwwww決してそういうのじゃないんでwwwwww)
ウルキオラ(刀www剣www解www放www第www二www階www層wwwwwwびゃああああああああああwwwwwwwwwww)セグンダエターパ!
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:34:35.63 ID:i5tvWHEF0
虚夜宮・天蓋の上
ウルキオラ「終わりだ 黒崎一護」
一護「くそっ……」
ウルキオラ「先程の姿が何だったのかは知らないが 所詮は人間の範疇だ この十刃最強であるウルキオラ・シファーを倒すことなど永劫ない」
一護「ちくしょう…… やっぱ十刃で一番強いウルキオラには敵わねえのかよ……!」
ウルキオラ「そうだ 歴代十刃最高最強の強さを持つこの俺に挑んだことがそもそもの過ちだったのだ」
ウルキオラ「虚閃」スッ
ドオオオオオオオオン!!!!!!!
ウルキオラ(うひょおおおおおおおおおおおおおwwwwwwwwww俺つえええええええええええええwwwwwww)
ウルキオラ(所詮は人間wwwどんだけ姿かたちが変わろうと俺には敵わんよwwwwww)
ウルキオラ(びゃあああああああああああああwwwwwwww)
――――――――――
―――――――
―――――
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:46:14.86 ID:i5tvWHEF0
虚夜宮・天蓋の上
完全虚化一護「オオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」
ウルキオラ「……」
ウルキオラ(違う 今のはまやかしだ)
ウルキオラ(今ここにある俺の姿こそが現実であり事実だ)
ウルキオラ(右半身を吹き飛ばされ 黒虚閃もかき消された 雷霆の槍(ランサ・デル・レランパーゴ)も通じない)
ウルキオラ(こいつは何だ この姿はまるで――)
完全虚化一護「アアアアアアアアアアアア!!!!!!!」キィィ…!
ウルキオラ(虚閃か もう俺にはこいつの力に対抗する術はない)
ウルキオラ(ここまでか――)
ヤミー「オラァ!!!!!!」ブンッ
ドガッ!!!!!
完全虚化一護「!!?」メキメキ
ドゴォン!!!!!
ウルキオラ「!」
ヤミー「バカが 死にかけてんじゃねえかウルキオラぁ」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:51:15.20 ID:i5tvWHEF0
完全虚化一護「ウウウウウ――」スッ
ヤミー「あん? もう動けるのかこのガキ たったいま柱に叩きつけてやったばっかだってのによ」
ウルキオラ「んんwwwヤミーwww誰がお前に助けにこいとwww言ったwwwwwwそもそもまだ力の1割しか出してないしwwwというか手加減してたしwww死にかけてないしwww」プルプル
ヤミー「何言ってやがる 解放状態とけてんぞ」
ウルキオラ「うるせーwwwこんなやつwww解放しなくても倒せるんでwww」プルプル
ウルキオラ(んあああああああああwww何カッコつけて登場してきとんじゃヤミーwww)
ウルキオラ(おいしいトコだけ持っていきおってwwwしかもちゃっかり解放までしてるしwwwいつもはプリメーラ()に並ぶ面倒くさがりやだってのにwww)
ウルキオラ(いかんwwwクラクラしてきたwwwこっからが十刃最強と名高いウルキオラ・シファーの力の見せどころだというのにwww)
ウルキオラ(んんwww)
ウルキオラ(ヤバいwwwマジで眩暈がwww)フラフラ
ウルキオラ(www)
ウルキオラ(www)
ウルキオラ(………)
ウルキオラ(………)
ウルキオラ(――あとは頼んだ がんばれヤミー)
――――――――
―――――
――――
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 20:56:35.42 ID:i5tvWHEF0
ヤミー「クソ虫がァ!!」ブンッ
完全虚化一護「オオオオオオオオオオオ!!!!!!」
ヤミー「チョロチョロしやがってよお! イラつかせやがるぜ!」
ゾマリ「“愛(アモール)”」ズッ
完全虚化一護「!?」ググッ
ゾマリ「抵抗は無駄です 貴方の手足は既に私のものになりました」
ハリベル「断瀑(カスケーダ)」
ドドドドドドドド!!!!!!!!!!!
完全虚化一護「ウオオオオオオオオオ!!!!!!!」
ヤミー「クソっ! てめえら手ェ出すんじゃねえよ!」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 21:00:15.20 ID:i5tvWHEF0
ウルキオラ「……」
ウルキオラ(びゃああああああwwwさっき一瞬意識が吹っ飛んだけどwwwもう回復www俺の能力の最たるものは再生wwwwww)プルプル
ウルキオラ(だがしかしwwwwww)プルプル
ウルキオラ(んんwwwなに仲良く戦っとんじゃコイツらwww十刃同士で共闘とかwwwマジ滑稽wwwwww滑稽wwwwww)プルプル
ウルキオラ(俺だけ蚊帳の外とかwwwいとあはれwwwんんwwwwww)プルプル
ウルキオラ(俺より弱い連中が必死こいて戦ってんのにwww俺だけゆっくりお休みとかwwwノットエサクタwwwwww)
ウルキオラ(しかし意識戻っても身体が動かんのだがwww織姫ちゃんのカキタレごときにここまでボコボコにされるとかマジ屈辱wwwwww)プルプル
織姫「ウルキオラくん!」
ウルキオラ(あwww今なんか虚圏の空に透き通り陰鬱とした闇に虹をかけ海は澄み渡り世界に平和をもたらすような天使の声が聞こえたwww幻聴とかヤバすぎwwwwwwww)
織姫「いま治すから……!」
ウルキオラ(あれwwwもしかして本物の織姫ちゃんwwwwwwうひょおおおおおおおおおおおおwwwwww)
ウルキオラ(あwwwでもこんなとこに織姫ちゃんがいるワケないしwwwもしやこれも夢かwwwwww最近は変な夢見ることが多くて困るwwwwwwまあ俺の夢に織姫ちゃんが出てくるだけで嬉しいけどwwwwww)
ウルキオラ(んんwwwまたクラクラしてきたwww夢の中なのにwwwwww)プルプル
ウルキオラ(wwwwww)
ウルキオラ(びゃああwwwwwww……)ガクッ
――――――――
―――――
――――
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 21:07:29.70 ID:i5tvWHEF0
数日後 第1十刃の宮
ゾマリ「その後ウルキオラの様子は」
ヤミー「知ってて言ってんのか? アイツ目ぇ覚ましたとたんいきなり虚閃ぶっぱなしやがってよ」
ヤミー「『黒崎一護wwwあのカキタレ野郎許すまじwww』とか言って宮をとび出ていきやがった ったく世話のやける野郎だ」
ゾマリ「黒崎一護に敗北したことが余程堪えたと見るべきでしょうか」
ヤミー「俺が知るかよ」
ハリベル「黒崎一護は現在捕虜扱いとなっているが ウルキオラの奴はどうするつもりだろうか」
バラガン「捕虜であるあの男が藍ぜ… ボスの管轄にある以上はウルキオラも下手に手出しはせんじゃろう」
バラガン「突如出現した新たな障害によって死神共との戦争も休戦となった」
バラガン「結果的に 数多の時を跨いで殺し合いを続けてきた虚と死神が実質的な同盟を組むハメになろうとは皮肉なモンじゃがな」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 21:12:40.36 ID:i5tvWHEF0
ヤミー「しっかしよお てめえら俺があんだけ戦いに手ぇ出すなっつったのにヒョイヒョイ手出ししてきやがってよ」
ハリベル「必要以上の犠牲を強いないためだ あの男の実力が推し量れなかった以上あの場では多対一になろうと早期決着が最善の策だった」
ヤミー「けっ 別に俺一人で足りてたってんだ」
リリネット「その割にはケッコー苦戦してたみたいだけどね」
ヤミー「ああ!? うるせえぞクソガキ!」
スターク「あーあーケンカすんなって とにかく無事に終わったんだからそれでいいだろ」
ゾマリ「今後我々は新たな勢力と事を構えることになる 藍染様の命を忠実にこなすためにはこれまでのような個人主義ではいずれ限界が訪れるでしょう」
ゾマリ「敵の力量を見誤り下手に逸れば 貴方もノイトラと同じ轍を踏むことになりますよ ヤミー」
ヤミー「ちっ……」
リリネット「なんかすごい深刻そうにいってるけどノイトラ生きてるからね? 重傷らしいけど」
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 21:16:09.07 ID:i5tvWHEF0
虚圏・荒野
ウルキオラ「……」
ウルキオラ(んんwwwwwwヤミーに助けてもらったのが照れくさくてつい宮をとび出てきてしまったwwwwww)
ウルキオラ(十刃の連中が黒崎一護と戦ってたのが夢かホントかは知らんけどwwwwwwヤミーが俺を助けてくれたってのは事実wwwwwwやっぱ持つべきものはマブダチだよねwwwwww)
ウルキオラ(一言お礼言いたかったけどwwwそういうのは俺のキャラじゃないしwww俺はクールなウルキオラなんでねwwwwww)
ウルキオラ(つってもさwwwつってもさwwwヤミーがあのカキタレ小僧に勝てたのもwwwwww俺が小僧を弱らせておいたのが大きいよねやっぱwwwwww)
ウルキオラ(つまり実質的にあのクソガキを倒したのは俺ってことwwwwww)
ウルキオラ(びゃあああああああああああああwwwwwwwwwww)
ウルキオラ(ってことはwwwwww)
ウルキオラ(ってことはさwwwwwww)
ウルキオラ(まあwwwいろいろ言いたいこともあるけどさwwwwww)
ウルキオラ(どう考えても十刃で一番強いのって俺だよなwww)
終わり
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 21:23:25.61 ID:Xk9zZByFO
ウルキオラさんが楽しそうで何よりです
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/28(日) 21:24:13.28 ID:mvNsJnkcO
騎士団には霊王のパーツ二人いるけど、どないすんねん藍染
乙乙
乙乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472010664/
Entry ⇒ 2016.09.01 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
一護「強くてニューゲーム…だと…」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 01:40:53.54 ID:sW2EvMw40
・藍染封印後、力を失った後あたりの時系列
・一護の力は市丸ギンと戦ったあたりの強さ
・設定ミスは見逃してください
・一護の力は市丸ギンと戦ったあたりの強さ
・設定ミスは見逃してください
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 01:44:44.20 ID:sW2EvMw40
藍染討伐より数ヵ月後
~黒崎家・一護の部屋~
一護「…あー、よく寝た。外が暗いな、そんなに寝てなかったのか?」
一護「今は夜の七時か」
一護「そういや俺こんな服着て寝てたっけ?代行証は…あるな」
一護「さてと、晩飯食ってさっさと寝なおすか。明日はうなぎ屋でバイトだしなー」ザザザ
一護「!?…この感覚は…死神の霊圧…だと…」
一護「どうなってやがる!?俺は死神の力をなくしたはずじゃねえのかよ!?」
ルキア「…」カベカラソローリ
ルキア「…近い」
一護「近い…じゃねえよ!」ドガッ!
ルキア「痛っ!?な、お前今私を叩いたな!?ていうか見え…」
一護「叩いたなじゃねえよ!勝手に部屋に入んなって前にも言っただろ」
一護「それよりもどうなってんだよ?なんでルキアの姿が見えてんだよ!?」
ルキア「!?貴様…なぜ私の名前を知っている?」
一護「んなもん当たり前だろ、そんな簡単に忘れてたまるか」
一護「まさか俺に記憶置換使ってたとかねーよな」
ルキア「記憶置換…そんなことも知っているだと、貴様何者だ!?」ザンパクトウヌク
一護「待て待て何言ってんだよ、俺だよ、黒崎一護だ。元死神代行の。ほれ使えないけど代行証」ペカー
ルキア「代行証?そんなもの見たことないぞ!」
一護(こいつはいつ証明証として役に立つんだよ。イモ山さんとリアクションいっしょじゃねえか)
代行証「ホローウホローウ!!!」
一護「うおおおおおおおう!?!?代行証が反応した!?」
ルキア「なっ!?いきなりなんだ!?…っ!?これは虚の霊圧!?」
一護「虚の霊圧まで感じるぞ。もしかして死神の力が…。だったら!」ゴッ!
一護「代行証が使えた!これ死神の姿じゃねえか!力が戻ったぞ!」
ルキア「普通の人間が死神化するだとっ!それにこの霊圧…、隊長格と同等かさらに上…」
一護「なんだか知らねえけどまずは虚だ!先行くぜルキア!」バッ
ルキア「くっ、待つのだ人間!」
~黒崎家・一護の部屋~
一護「…あー、よく寝た。外が暗いな、そんなに寝てなかったのか?」
一護「今は夜の七時か」
一護「そういや俺こんな服着て寝てたっけ?代行証は…あるな」
一護「さてと、晩飯食ってさっさと寝なおすか。明日はうなぎ屋でバイトだしなー」ザザザ
一護「!?…この感覚は…死神の霊圧…だと…」
一護「どうなってやがる!?俺は死神の力をなくしたはずじゃねえのかよ!?」
ルキア「…」カベカラソローリ
ルキア「…近い」
一護「近い…じゃねえよ!」ドガッ!
ルキア「痛っ!?な、お前今私を叩いたな!?ていうか見え…」
一護「叩いたなじゃねえよ!勝手に部屋に入んなって前にも言っただろ」
一護「それよりもどうなってんだよ?なんでルキアの姿が見えてんだよ!?」
ルキア「!?貴様…なぜ私の名前を知っている?」
一護「んなもん当たり前だろ、そんな簡単に忘れてたまるか」
一護「まさか俺に記憶置換使ってたとかねーよな」
ルキア「記憶置換…そんなことも知っているだと、貴様何者だ!?」ザンパクトウヌク
一護「待て待て何言ってんだよ、俺だよ、黒崎一護だ。元死神代行の。ほれ使えないけど代行証」ペカー
ルキア「代行証?そんなもの見たことないぞ!」
一護(こいつはいつ証明証として役に立つんだよ。イモ山さんとリアクションいっしょじゃねえか)
代行証「ホローウホローウ!!!」
一護「うおおおおおおおう!?!?代行証が反応した!?」
ルキア「なっ!?いきなりなんだ!?…っ!?これは虚の霊圧!?」
一護「虚の霊圧まで感じるぞ。もしかして死神の力が…。だったら!」ゴッ!
一護「代行証が使えた!これ死神の姿じゃねえか!力が戻ったぞ!」
ルキア「普通の人間が死神化するだとっ!それにこの霊圧…、隊長格と同等かさらに上…」
一護「なんだか知らねえけどまずは虚だ!先行くぜルキア!」バッ
ルキア「くっ、待つのだ人間!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 01:49:25.87 ID:sW2EvMw40
〜家の外〜
虚「オオオー!!!」
一護「こいつ…最初に俺が戦った…フィッシュボーンだっけか…」
虚「オオオーー!!!!」バッ
一護「しまっ…!」ガキイイン!
ルキア「たわけ!何を呆けておるか!」
一護「ルキア…」
ルキア「貴様への質問攻めはあとにしてやる、まずはこの虚を…」
虚「オオオオオオオー!!!」バッ!
ルキア「なっ…」ガシッ!
一護「油断すんなよ、ルキア」
ルキア「指で…受け止めた…だと…」
一護「なんで昔倒した虚がいるのかわかんねえけど、もう一度倒されてもらうぜ!」ズバッ!
一護「よしっ!片付いたな!」
ルキア「あの強さ、いったい…」
一護「大丈夫かルキア?」スッ
ルキア「貴様の手など借りん。自分で立てる」スク
ルキア「人間、貴様何者だ?」
一護「今更何だよ…、わかったわかった、名乗ればいいんだろ」
一護「俺は黒崎一護、死神代行だ」
虚「オオオー!!!」
一護「こいつ…最初に俺が戦った…フィッシュボーンだっけか…」
虚「オオオーー!!!!」バッ
一護「しまっ…!」ガキイイン!
ルキア「たわけ!何を呆けておるか!」
一護「ルキア…」
ルキア「貴様への質問攻めはあとにしてやる、まずはこの虚を…」
虚「オオオオオオオー!!!」バッ!
ルキア「なっ…」ガシッ!
一護「油断すんなよ、ルキア」
ルキア「指で…受け止めた…だと…」
一護「なんで昔倒した虚がいるのかわかんねえけど、もう一度倒されてもらうぜ!」ズバッ!
一護「よしっ!片付いたな!」
ルキア「あの強さ、いったい…」
一護「大丈夫かルキア?」スッ
ルキア「貴様の手など借りん。自分で立てる」スク
ルキア「人間、貴様何者だ?」
一護「今更何だよ…、わかったわかった、名乗ればいいんだろ」
一護「俺は黒崎一護、死神代行だ」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 01:50:55.91 ID:sW2EvMw40
〜尸魂界・技術開発局〜
???「局長!この反応…」
???「フム、代行証が使用された反応だネ。元死神代行・銀城空吾が出現したのかネ?」
???「いえ…それが、この代行証は銀城空吾の物とは別物です!」
???「ホウ…、面白いネ」
???「代行証から感知される霊圧が隊長格以上のレベルに相当しています!」
???「その程度なら代行証でまだ制御できるはずだヨ。…フム、この代行証の近くに居る死神は…」
???「朽木ルキアか。できればまだ尸魂界に知られたくはないネ」
???「局長!この反応…」
???「フム、代行証が使用された反応だネ。元死神代行・銀城空吾が出現したのかネ?」
???「いえ…それが、この代行証は銀城空吾の物とは別物です!」
???「ホウ…、面白いネ」
???「代行証から感知される霊圧が隊長格以上のレベルに相当しています!」
???「その程度なら代行証でまだ制御できるはずだヨ。…フム、この代行証の近くに居る死神は…」
???「朽木ルキアか。できればまだ尸魂界に知られたくはないネ」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 01:52:06.19 ID:sW2EvMw40
〜黒崎家〜
???「!?」ピクッ
???「この感じ…、もしかして死神の力が…。それに外の死神の霊圧はまさか…」
???「とりあえず浦原商店に行くか」
???「一護…、一体どうなってやがる…」
???「!?」ピクッ
???「この感じ…、もしかして死神の力が…。それに外の死神の霊圧はまさか…」
???「とりあえず浦原商店に行くか」
???「一護…、一体どうなってやがる…」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 01:52:43.95 ID:sW2EvMw40
〜尸魂界・とある研究室〜
???「首尾はどうだい?」
???「それが…」
???「作戦通りなんわええけど、どうも様子がおかしいわ」
???「検体、黒崎一護の霊圧の大きさが予想をはるかに超えています」
???「…どういうことか、少し経過を見守る必要がでてきたようだね」
???「最悪、双極を使用しての崩玉回収を少々変更しないといけないかもしれない」
???「ギン、要、黒崎一護の霊圧がなぜここまで高いのか、調べておいてくれるかい」
???「他の死神に黒崎一護の存在をできる限り感づかれないようにする必要もあるみたいだ」
???「首尾はどうだい?」
???「それが…」
???「作戦通りなんわええけど、どうも様子がおかしいわ」
???「検体、黒崎一護の霊圧の大きさが予想をはるかに超えています」
???「…どういうことか、少し経過を見守る必要がでてきたようだね」
???「最悪、双極を使用しての崩玉回収を少々変更しないといけないかもしれない」
???「ギン、要、黒崎一護の霊圧がなぜここまで高いのか、調べておいてくれるかい」
???「他の死神に黒崎一護の存在をできる限り感づかれないようにする必要もあるみたいだ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 01:55:58.33 ID:sW2EvMw40
〜翌朝 浦原商店〜
一護(昨日、虚を倒して色々と確認してみると、日付がルキアと出会って死神になった日と同じだった。いつのまにか過去に戻った、しかも死神の力と代行証付きで)
一護(死神の力はたぶん最後の月牙天衝を覚えるよりも前…、市丸と戦った時ぐらいってとこか)
一護(あと念のため、チャドと井上、あと啓吾に水色に電話してみたけど死神のことは知らねえみたいだった。ルキアに関しても俺の事は本当に知らないらしい)
一護(今、ルキアは尸魂界と通信できず四苦八苦してるからその隙に浦原商店にきたのはいいが…)
一護「…留守かよ」
一護「ん?なんだこれ、店の前に段ボール?」
一護「粗悪品か、中は…義魂丸じゃねえか。それにこれルキアが最初に俺に渡したやつじゃ」
一護「ってことはこの中の義魂丸は…」
一護「使いたくねえな。ま、しゃーねーか」ゴクッ!
一護「お、ちゃんと死神になれたな。体の方は…」
一護(体)「はじめまして、私の名前は黒崎一護。好きな言葉は早寝早起きです!」
一護「懐かしいなー。最初はマシだったんだよな最初は。あ、もう演技やめていいぞ」
一護(体)「は…?」
一護「どうした、別に無理しなくても…ゴッ!?」キーン!
一護(体)「ばれたんじゃしょうがねえよな、そんじゃ…ごゆっくり」バッ!
一護「っ!待て!コンの野郎いきなり股間蹴りやがって!!ぶっ潰す!!」
一護(昨日、虚を倒して色々と確認してみると、日付がルキアと出会って死神になった日と同じだった。いつのまにか過去に戻った、しかも死神の力と代行証付きで)
一護(死神の力はたぶん最後の月牙天衝を覚えるよりも前…、市丸と戦った時ぐらいってとこか)
一護(あと念のため、チャドと井上、あと啓吾に水色に電話してみたけど死神のことは知らねえみたいだった。ルキアに関しても俺の事は本当に知らないらしい)
一護(今、ルキアは尸魂界と通信できず四苦八苦してるからその隙に浦原商店にきたのはいいが…)
一護「…留守かよ」
一護「ん?なんだこれ、店の前に段ボール?」
一護「粗悪品か、中は…義魂丸じゃねえか。それにこれルキアが最初に俺に渡したやつじゃ」
一護「ってことはこの中の義魂丸は…」
一護「使いたくねえな。ま、しゃーねーか」ゴクッ!
一護「お、ちゃんと死神になれたな。体の方は…」
一護(体)「はじめまして、私の名前は黒崎一護。好きな言葉は早寝早起きです!」
一護「懐かしいなー。最初はマシだったんだよな最初は。あ、もう演技やめていいぞ」
一護(体)「は…?」
一護「どうした、別に無理しなくても…ゴッ!?」キーン!
一護(体)「ばれたんじゃしょうがねえよな、そんじゃ…ごゆっくり」バッ!
一護「っ!待て!コンの野郎いきなり股間蹴りやがって!!ぶっ潰す!!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 01:59:22.44 ID:sW2EvMw40
〜浦原商店〜
浦原「間違いないっスね、一心サン。死神の力が全部戻ってるっス」
一心「俺が虚の霊圧を抑えきれなくなったってことか。ってことは一護の中の虚が!」
浦原「今息子サンがちょうど商店の前に来てたんで、鉄斎サンに霊圧の測定をお願いしてます。…どうやら終わったようっスね」ピピピ
一心「結果は?」
浦原「息子サン…一護サンの霊圧は非常に安定しています。通常の内在闘争後以上にでス」
一心「一体何が起こってるんだ?」
浦原「わかりません。ただワタシ達にできることは今のところ経過観察だけっスね」
一心「あのルキアって死神はどうする?」
浦原「心配ないっスね。どうやら誰かが朽木サンと尸魂界の通信を妨害してるみたいっスから」
一心「すぐに尸魂界にばれる心配はないか」
浦原「…妨害している死神以外はね」
一心「そいつは恐らく…」
浦原「ええ、藍染惣右介でしょう」
浦原「間違いないっスね、一心サン。死神の力が全部戻ってるっス」
一心「俺が虚の霊圧を抑えきれなくなったってことか。ってことは一護の中の虚が!」
浦原「今息子サンがちょうど商店の前に来てたんで、鉄斎サンに霊圧の測定をお願いしてます。…どうやら終わったようっスね」ピピピ
一心「結果は?」
浦原「息子サン…一護サンの霊圧は非常に安定しています。通常の内在闘争後以上にでス」
一心「一体何が起こってるんだ?」
浦原「わかりません。ただワタシ達にできることは今のところ経過観察だけっスね」
一心「あのルキアって死神はどうする?」
浦原「心配ないっスね。どうやら誰かが朽木サンと尸魂界の通信を妨害してるみたいっスから」
一心「すぐに尸魂界にばれる心配はないか」
浦原「…妨害している死神以外はね」
一心「そいつは恐らく…」
浦原「ええ、藍染惣右介でしょう」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 02:04:04.05 ID:sW2EvMw40
〜黒崎家〜
一護「…とまあなんやかんやで、無事でよかったなコン」
コン「略してんじゃねえ!これから俺様の活躍が始まるはずだったんだぞ!なんで略されてんだ!」
一護「あーうるせえ、どうせあってもなくてもどうでもいいじゃねえか。あと活躍してねえだろ、虚に殺されかけてただけじゃねえか」
コン「どうでもいいってなんだよ!活躍虚しくやられそうになっただけだ!」
コン「せっかくネエさんと俺の感動の名場面が…」
一護「さて、遅刻になっちまったけど学校行くか」
コン「無視かよ!」
一護「…とまあなんやかんやで、無事でよかったなコン」
コン「略してんじゃねえ!これから俺様の活躍が始まるはずだったんだぞ!なんで略されてんだ!」
一護「あーうるせえ、どうせあってもなくてもどうでもいいじゃねえか。あと活躍してねえだろ、虚に殺されかけてただけじゃねえか」
コン「どうでもいいってなんだよ!活躍虚しくやられそうになっただけだ!」
コン「せっかくネエさんと俺の感動の名場面が…」
一護「さて、遅刻になっちまったけど学校行くか」
コン「無視かよ!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 02:57:41.18 ID:sW2EvMw40
〜数週間後〜
コン「おい一護、ネエさんはまだ帰って来ないのか?」
一護「学校で女子と飯食いに行くってよ、猫かぶったまんまでな」ホローウホローウ!!
一護「ちっ、虚か。ちょっと斬ってくる!」
コン「へいへい、帰ってこなくていいぜー」
〜空座町上空〜
一護「うっし、一丁上がりだな、帰るか」
一護(しかしどうなってるんだ、俺が経験した過去と今は大きく違うままだ)
一護(まずルキアの死神の力がなくなっていない事)
一護(それからチャドや井上に力が備わらなかった事、これは俺が廃ビルの霊を前もって魂葬した事やチャドよりも早くシバタを見つけて魂葬出来たことが原因だ)
一護(それにこうすりればあの二人が自身の無力さを呪う事はねえ)
一護(だが井上の兄貴と戦った時、死神の姿で井上の近くに近づいちまった)
一護(止めたはずのルキアまで来たってことは…崩玉に井上を近づけたってことになる)
一護(ルキアによれば井上は少しずつ霊力が上がってるらしい。もしかすれば何かのきっかけで盾舜六花が備わるかもしれねえ)
一護(そうなれば藍染に目を付けられちまう)
一護(そして問題は尸魂界にルキアが連れてかれちまった時か…)
一護(まあこの世界でルキアがいきなり処刑されるって事はたぶんねえと思う。力の譲渡をしてねえんだからな)
一護(それでもルキアの中には崩玉がある。それを恐らく藍染も知っている)
一護(そもそもあいつは俺を生まれた時から知っていると言っていた、ってことは今も監視されていてこっちの状態が筒抜けでもおかしくはねえ)
一護(あと違うのは親父に死神の力が戻っている事)
一護(浦原さんや親父には俺が未来から来た事、これから起こる事を覚えている範囲で伝えておいた)
一護(親父はともかく浦原さんならまずい時はなんとかしてくれるだろう)
一護(最後にこの代行証。ここが過去の世界だとしたらどうして代行証がある?)
一護(いくらなんでも都合が良過ぎる。まるで誰かの造ったレールの上を走ってる気分だ)
コン「おい一護、ネエさんはまだ帰って来ないのか?」
一護「学校で女子と飯食いに行くってよ、猫かぶったまんまでな」ホローウホローウ!!
一護「ちっ、虚か。ちょっと斬ってくる!」
コン「へいへい、帰ってこなくていいぜー」
〜空座町上空〜
一護「うっし、一丁上がりだな、帰るか」
一護(しかしどうなってるんだ、俺が経験した過去と今は大きく違うままだ)
一護(まずルキアの死神の力がなくなっていない事)
一護(それからチャドや井上に力が備わらなかった事、これは俺が廃ビルの霊を前もって魂葬した事やチャドよりも早くシバタを見つけて魂葬出来たことが原因だ)
一護(それにこうすりればあの二人が自身の無力さを呪う事はねえ)
一護(だが井上の兄貴と戦った時、死神の姿で井上の近くに近づいちまった)
一護(止めたはずのルキアまで来たってことは…崩玉に井上を近づけたってことになる)
一護(ルキアによれば井上は少しずつ霊力が上がってるらしい。もしかすれば何かのきっかけで盾舜六花が備わるかもしれねえ)
一護(そうなれば藍染に目を付けられちまう)
一護(そして問題は尸魂界にルキアが連れてかれちまった時か…)
一護(まあこの世界でルキアがいきなり処刑されるって事はたぶんねえと思う。力の譲渡をしてねえんだからな)
一護(それでもルキアの中には崩玉がある。それを恐らく藍染も知っている)
一護(そもそもあいつは俺を生まれた時から知っていると言っていた、ってことは今も監視されていてこっちの状態が筒抜けでもおかしくはねえ)
一護(あと違うのは親父に死神の力が戻っている事)
一護(浦原さんや親父には俺が未来から来た事、これから起こる事を覚えている範囲で伝えておいた)
一護(親父はともかく浦原さんならまずい時はなんとかしてくれるだろう)
一護(最後にこの代行証。ここが過去の世界だとしたらどうして代行証がある?)
一護(いくらなんでも都合が良過ぎる。まるで誰かの造ったレールの上を走ってる気分だ)
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 21:46:25.37 ID:sW2EvMw40
〜6月17日 真咲のお墓参り〜
コン「にしても一護の奴、何考えてんだ?」
コン「俺が戦っている虚に手を出すなって。そんなに虚を斬りてえのか?なあネエさん」
ルキア「…」
ルキア(一護のあの時の目…あれは誇りを護るための…)
コン「ネエさん無視しないでくださいよー」
………
……
…
一心「手を出すな…か。一護…」
………
……
…
一護「よう、見つけたぜ。グランドフィッシャー」
グランドフィッシャー(以下GF)「なんじゃ死神かの。こそこそせぬとは余程わしに喰われたいようじゃのお」
一護「…俺を覚えてねえか?6年前、お前は俺のお袋を殺しやがった」
GF「ふむ…仇討ちか。そんな昔の事は覚えておらんな」
GF「ひひひ…、まあそんなことはよい。そのわしが食った女の息子が死した挙句に死神になってまでわしの前に来るとは…。愉快じゃのお」
一護「そうかよ。今度は逃がさねえぜ!グランドフィッシャー!!!」ゴオオオオオオオオオオオオオ!!
GF「こ、この霊圧、小僧何者じゃ!馬鹿な!このような霊圧が!?」
一護「ここじゃ戦いずれえ。場所を移すぜ」ガシッ ドン!
GF「顔を掴っ!?離せ!!」
コン「にしても一護の奴、何考えてんだ?」
コン「俺が戦っている虚に手を出すなって。そんなに虚を斬りてえのか?なあネエさん」
ルキア「…」
ルキア(一護のあの時の目…あれは誇りを護るための…)
コン「ネエさん無視しないでくださいよー」
………
……
…
一心「手を出すな…か。一護…」
………
……
…
一護「よう、見つけたぜ。グランドフィッシャー」
グランドフィッシャー(以下GF)「なんじゃ死神かの。こそこそせぬとは余程わしに喰われたいようじゃのお」
一護「…俺を覚えてねえか?6年前、お前は俺のお袋を殺しやがった」
GF「ふむ…仇討ちか。そんな昔の事は覚えておらんな」
GF「ひひひ…、まあそんなことはよい。そのわしが食った女の息子が死した挙句に死神になってまでわしの前に来るとは…。愉快じゃのお」
一護「そうかよ。今度は逃がさねえぜ!グランドフィッシャー!!!」ゴオオオオオオオオオオオオオ!!
GF「こ、この霊圧、小僧何者じゃ!馬鹿な!このような霊圧が!?」
一護「ここじゃ戦いずれえ。場所を移すぜ」ガシッ ドン!
GF「顔を掴っ!?離せ!!」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 21:47:55.84 ID:sW2EvMw40
〜無人の山奥〜
一護「おおお!」ブン!
GF「ゴハァ!!」ガシャァァン!
一護「ここなら誰もいねえ。今度は一瞬で終わらせてやる」
GF「おのれ!」ビュンビュン
一護「遅ぇ」ガシッ
GF「わしの腕を素手で掴んだじゃと!」
一護「ハァ!!」ブン! ズシャァ!
GF「ギッ!?アアアアアア!!わしの足がああああ!!」
GF「ばはー、ばはー…ハァ…ハァ…ゴフッ」
一護「終わりだ」スッ
GF「まだじゃ!!油断したな小僧!」バシュバシュ
GF(わしの触手で小僧の記憶から斬れないものになれば逃げられるやもしれん!)
一護「誰が油断なんてするかよ」ガキッ
GF「そんな…わしの爪が刺さらぬ…」
一護「そういや、お前の能力は記憶を探ることだったな。相手の斬れない姿になるためにな」
GF「なぜ…それを…」
一護「おおお!」ブン!
GF「ゴハァ!!」ガシャァァン!
一護「ここなら誰もいねえ。今度は一瞬で終わらせてやる」
GF「おのれ!」ビュンビュン
一護「遅ぇ」ガシッ
GF「わしの腕を素手で掴んだじゃと!」
一護「ハァ!!」ブン! ズシャァ!
GF「ギッ!?アアアアアア!!わしの足がああああ!!」
GF「ばはー、ばはー…ハァ…ハァ…ゴフッ」
一護「終わりだ」スッ
GF「まだじゃ!!油断したな小僧!」バシュバシュ
GF(わしの触手で小僧の記憶から斬れないものになれば逃げられるやもしれん!)
一護「誰が油断なんてするかよ」ガキッ
GF「そんな…わしの爪が刺さらぬ…」
一護「そういや、お前の能力は記憶を探ることだったな。相手の斬れない姿になるためにな」
GF「なぜ…それを…」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 21:50:41.70 ID:sW2EvMw40
一護「今度はこっちの番だぜ。お前相手に容赦はしねえ!卍解!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
一護「天鎖斬月」
GF「卍解じゃと!?そんな馬鹿な!!!ひっ…来るでない!」
GF(霊圧だけで体中が焼け焦げてしまいそうじゃ…こんなことが!?)
GF「た、助けてくれ!そうじゃ、わしが喰った小僧の母親を生き返らせてやろう!」
一護「…」ギロ
GF「ひぃっ!わ、わしの仲間に死神や虚の魂魄について研究しておる奴がいる!そいつに頼めば…」
一護「嘘…つくなよ。お袋がもう蘇らねえことなんか知ってる。昔似た事を言ってた虚がいたからな」
GF「ま、待て!」
一護「最後に面白いものを見せてやるよ」ズアッ
GF「なんじゃそれは!?虚の仮面じゃと!?」
GF(この霊圧に姿…まさかこれがアイスリンガーが研究しておった…)
一護(虚化)「じゃあな。塵も残さねえ、月牙…」
GF「ひいいいあああああ!!!」
一護(虚化)「天衝オオオオオ!!!!」ゴガガガガガガガガ!!!!
GF「ギィアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」シュウウウウ・・・
一護(虚化)「終わったよ…お袋…」ズアッ
ルキア「見つけたぞ一護!さっきの虚の霊圧は一体なんだというのだ!?それにその姿に霊圧…卍解…なのか?」
一護「後で説明する…。今は1人にしてくれ…」
コン「おい!一護!お前その言い草はなんだ!せっっっかくネエさんが心配してくれてるっていうのによ!」
ルキア「…わかった。私達は妹達の近くに戻っておく。雨が降る前に戻ってこい」シュン
一護「…ありがとな、ルキア」
一護「天鎖斬月」
GF「卍解じゃと!?そんな馬鹿な!!!ひっ…来るでない!」
GF(霊圧だけで体中が焼け焦げてしまいそうじゃ…こんなことが!?)
GF「た、助けてくれ!そうじゃ、わしが喰った小僧の母親を生き返らせてやろう!」
一護「…」ギロ
GF「ひぃっ!わ、わしの仲間に死神や虚の魂魄について研究しておる奴がいる!そいつに頼めば…」
一護「嘘…つくなよ。お袋がもう蘇らねえことなんか知ってる。昔似た事を言ってた虚がいたからな」
GF「ま、待て!」
一護「最後に面白いものを見せてやるよ」ズアッ
GF「なんじゃそれは!?虚の仮面じゃと!?」
GF(この霊圧に姿…まさかこれがアイスリンガーが研究しておった…)
一護(虚化)「じゃあな。塵も残さねえ、月牙…」
GF「ひいいいあああああ!!!」
一護(虚化)「天衝オオオオオ!!!!」ゴガガガガガガガガ!!!!
GF「ギィアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」シュウウウウ・・・
一護(虚化)「終わったよ…お袋…」ズアッ
ルキア「見つけたぞ一護!さっきの虚の霊圧は一体なんだというのだ!?それにその姿に霊圧…卍解…なのか?」
一護「後で説明する…。今は1人にしてくれ…」
コン「おい!一護!お前その言い草はなんだ!せっっっかくネエさんが心配してくれてるっていうのによ!」
ルキア「…わかった。私達は妹達の近くに戻っておく。雨が降る前に戻ってこい」シュン
一護「…ありがとな、ルキア」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 21:51:37.59 ID:sW2EvMw40
〜???〜
藍染「まさかここまでとは」
東仙「虚化を使いこなしているだと…馬鹿な…」
市丸「これは巨大虚どころかギリアンでも相手にもなりませんで。藍染隊長、どないします?」
藍染「あれを使い試してみよう。どの道崩玉が完成した後の十刃に不要な者だ。要」
東仙「はっ、虚圏より連れて参ります」
市丸「なるほど、相変わらず容赦ないなぁ」
藍染「まさかここまでとは」
東仙「虚化を使いこなしているだと…馬鹿な…」
市丸「これは巨大虚どころかギリアンでも相手にもなりませんで。藍染隊長、どないします?」
藍染「あれを使い試してみよう。どの道崩玉が完成した後の十刃に不要な者だ。要」
東仙「はっ、虚圏より連れて参ります」
市丸「なるほど、相変わらず容赦ないなぁ」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 23:20:21.15 ID:sW2EvMw40
数週間後
〜空座町〜
一護「おおおお!!」ズバッ
虚「ギャアアアアアアア」シュウウウウ
ルキア「はあ!」ズバッ
虚「ギイイイイ…」シュウウウウ
ルキア「これでこの辺りの虚は全て倒したぞ」
一護「くそっ、石田の野郎、結局こうなるのかよ!」
一護(藍染の動向を探るためにわざと石田の勝負に乗っちまったが…前よりも数が多いじゃねえか!)
………
……
…
一心「よっと!」ズバッ
ナムシャンデリア「キャアアアアアア…」シュウウウウ
一心「よし、こんなもんか」
一心(茶渡君と織姫ちゃんの周りの虚はこれで終わりだな。まさか一護に頼まれて虚退治することになるなんて思わなかった)
一心「それにしても一護の奴、あんなに高い霊圧を持ってるってのに周囲に垂れ流してる。霊圧の操作が下手過ぎるだろ」
一心「代行証があるとは言え虚がどんどん引き寄せられていっちまうぞ」
〜空座町〜
一護「おおおお!!」ズバッ
虚「ギャアアアアアアア」シュウウウウ
ルキア「はあ!」ズバッ
虚「ギイイイイ…」シュウウウウ
ルキア「これでこの辺りの虚は全て倒したぞ」
一護「くそっ、石田の野郎、結局こうなるのかよ!」
一護(藍染の動向を探るためにわざと石田の勝負に乗っちまったが…前よりも数が多いじゃねえか!)
………
……
…
一心「よっと!」ズバッ
ナムシャンデリア「キャアアアアアア…」シュウウウウ
一心「よし、こんなもんか」
一心(茶渡君と織姫ちゃんの周りの虚はこれで終わりだな。まさか一護に頼まれて虚退治することになるなんて思わなかった)
一心「それにしても一護の奴、あんなに高い霊圧を持ってるってのに周囲に垂れ流してる。霊圧の操作が下手過ぎるだろ」
一心「代行証があるとは言え虚がどんどん引き寄せられていっちまうぞ」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 23:33:39.07 ID:sW2EvMw40
数時間後
〜空き地〜
一護「見つけたぜ石田!」
石田「黒崎か…まさか君の霊圧がそんなに大きいとはね。驚いたよ」
石田「だが霊圧が高いだけで僕に勝てるとは限らない」
一護「相変わらずだなお前はよ」
虚「「「「「「「オオオオオオオオオオオ」」」」」」」
石田「囲まれた!」
一護「仕方ねえ、石田!共同戦線といこうじゃねえか!後ろは頼むぜ!」
石田「っ!勝手に決めるな!」
メキメキパキパキ ゴオオオオオオオオオオオオオ
石田「空にヒビ…なんだあれは!」
一護(藍染の野郎、仕掛けてきやがったな!)
〜空き地〜
一護「見つけたぜ石田!」
石田「黒崎か…まさか君の霊圧がそんなに大きいとはね。驚いたよ」
石田「だが霊圧が高いだけで僕に勝てるとは限らない」
一護「相変わらずだなお前はよ」
虚「「「「「「「オオオオオオオオオオオ」」」」」」」
石田「囲まれた!」
一護「仕方ねえ、石田!共同戦線といこうじゃねえか!後ろは頼むぜ!」
石田「っ!勝手に決めるな!」
メキメキパキパキ ゴオオオオオオオオオオオオオ
石田「空にヒビ…なんだあれは!」
一護(藍染の野郎、仕掛けてきやがったな!)
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/16(火) 00:44:45.56 ID:QXEHQzT90
フーラー「…」ノッソノッソ
一護「なんだ…あれは。メノスじゃねえのかよ」
一護「いや…あいつのあの目、あれはソウルソサエティで藍染が虚圏に逃げた時の…」
??「お久しぶりでス、黒崎サン」
一護「浦原さん…、あれは一体なんなんだ?」
浦原「私にもわかりませんがギリアンよりも強力な虚のはずです」
浦原「本来でしたらわざわざ黒崎サンが藍染に力を見せる必要はありません。私が出ましょう」
浦原「ではここはよろしくお願いしまス」シュン
一護「ちょっ、浦原さん!」
一護(…くそっ、藍染に見られてるのを忘れてグランドフィッシャー相手に卍解に虚化までしたんだよな…)
石田「おい!黒崎!さっきの人は誰だ!?あんな巨大な相手に1人で大丈夫なのか!?」
一護「あの人なら心配ねえよ。とにかくまわりの虚を倒すぞ石田!」
石田「!ああ、それが優先のようだ」バシュッ
虚「ギャイイイイアアアア!!」シュウウウウウ・・・
一護「よし、俺も行くぜ!…!?」ズズズズズズ・・・
一護「これは…黒腔だと!まさか上の奴は囮であくまでも狙いはこっちかよ!」
石田「おい黒崎!それは上の奴が出て来た時のと同じヒビだ!あのでかいのがもう一体出てくるぞ!」
一護「わかってる!下がってろ石田!」
一護「なんだ…あれは。メノスじゃねえのかよ」
一護「いや…あいつのあの目、あれはソウルソサエティで藍染が虚圏に逃げた時の…」
??「お久しぶりでス、黒崎サン」
一護「浦原さん…、あれは一体なんなんだ?」
浦原「私にもわかりませんがギリアンよりも強力な虚のはずです」
浦原「本来でしたらわざわざ黒崎サンが藍染に力を見せる必要はありません。私が出ましょう」
浦原「ではここはよろしくお願いしまス」シュン
一護「ちょっ、浦原さん!」
一護(…くそっ、藍染に見られてるのを忘れてグランドフィッシャー相手に卍解に虚化までしたんだよな…)
石田「おい!黒崎!さっきの人は誰だ!?あんな巨大な相手に1人で大丈夫なのか!?」
一護「あの人なら心配ねえよ。とにかくまわりの虚を倒すぞ石田!」
石田「!ああ、それが優先のようだ」バシュッ
虚「ギャイイイイアアアア!!」シュウウウウウ・・・
一護「よし、俺も行くぜ!…!?」ズズズズズズ・・・
一護「これは…黒腔だと!まさか上の奴は囮であくまでも狙いはこっちかよ!」
石田「おい黒崎!それは上の奴が出て来た時のと同じヒビだ!あのでかいのがもう一体出てくるぞ!」
一護「わかってる!下がってろ石田!」
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/16(火) 20:54:32.91 ID:QXEHQzT90
???「見つけたぞニーニョ」
石田(上に現われた虚とは違うのか!?)
一護「テメェは…ドンパニーニ!?」
ドルドーニ「ドルドーニだ!なんだその美味しそうな名前は!」
ドルドーニ「ていうか何故吾輩の名前…のようなのを知っている!?」
一護「…悪いな、教えられねえよ。ドンパニーニ」
ドルドーニ「名前を覚える気がないのかニーニョ!…なるほど、吾輩を甘く見ているようだな」
一護「まあそこまで甘く見てるわけじゃねえけどよ」ダラ〜
ドルドーニ「完全に舐めておるではないか!弱いかどうか試してみるがいいわ!」ドン!
一護「うおっ!?」ガキィン
ドルドーニ「なに?」
一護「甘くみてねえって言ったはずだぜ。月牙…」ズアッ
ドルドーニ(この霊圧はまずい!)
ドルドーニ「旋れ 暴風男爵!」
一護「天衝!!」ドゴォ
ドルドーニ「ふっ!ごおおあああああ!!!!」ドガガガガガガガ
ドルドーニ「はあ…はあ…ぐふっ!解放状態ですら止められない技を始解で出すだと…」
ドルドーニ(このままでは崩玉が手に入った後、吾輩は確実に十刃から落とされてしまう)
ドルドーニ「…この程度では諦められぬのだ!ニーニョ!!虚閃!!」シュバババババ ギュオオオオオオオ
一護「ぐっ!うおおおおお!!!」バギィン!
ドルドーニ「解放状態の吾輩の虚閃を真っ二つとは!こんなことが!?」
一護「月牙天衝!!!」ドゴオオオオオオオオオ!!!
ドルドーニ「ぬう!ぐおお…」ガガガガガガ! ドゴォォン!
一護「終わりだ、ドンパニーニ」
ドルドーニ「はっ…はっ…やるな…ニーニョ…」ドサッ
石田(上に現われた虚とは違うのか!?)
一護「テメェは…ドンパニーニ!?」
ドルドーニ「ドルドーニだ!なんだその美味しそうな名前は!」
ドルドーニ「ていうか何故吾輩の名前…のようなのを知っている!?」
一護「…悪いな、教えられねえよ。ドンパニーニ」
ドルドーニ「名前を覚える気がないのかニーニョ!…なるほど、吾輩を甘く見ているようだな」
一護「まあそこまで甘く見てるわけじゃねえけどよ」ダラ〜
ドルドーニ「完全に舐めておるではないか!弱いかどうか試してみるがいいわ!」ドン!
一護「うおっ!?」ガキィン
ドルドーニ「なに?」
一護「甘くみてねえって言ったはずだぜ。月牙…」ズアッ
ドルドーニ(この霊圧はまずい!)
ドルドーニ「旋れ 暴風男爵!」
一護「天衝!!」ドゴォ
ドルドーニ「ふっ!ごおおあああああ!!!!」ドガガガガガガガ
ドルドーニ「はあ…はあ…ぐふっ!解放状態ですら止められない技を始解で出すだと…」
ドルドーニ(このままでは崩玉が手に入った後、吾輩は確実に十刃から落とされてしまう)
ドルドーニ「…この程度では諦められぬのだ!ニーニョ!!虚閃!!」シュバババババ ギュオオオオオオオ
一護「ぐっ!うおおおおお!!!」バギィン!
ドルドーニ「解放状態の吾輩の虚閃を真っ二つとは!こんなことが!?」
一護「月牙天衝!!!」ドゴオオオオオオオオオ!!!
ドルドーニ「ぬう!ぐおお…」ガガガガガガ! ドゴォォン!
一護「終わりだ、ドンパニーニ」
ドルドーニ「はっ…はっ…やるな…ニーニョ…」ドサッ
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/16(火) 20:56:04.23 ID:QXEHQzT90
一護(前に虚夜城で闘った時は始解じゃ手も足も出なかったはずだ。グリムジョーやウルキオラと戦った後の霊圧なら互角以上に闘えるってことなのか)
一護「おい、大丈夫か?」
ドルドーニ「…敵の心配とは…まるでショコラテの様に甘いなニーニョ」
ドルドーニ「どうやら…完敗の様だ…。強いなニー…ゴアッ!?」ドン! バシャァァァ!
一護「!?体が爆発しただと!?おい!ドンパニーニ!」
一護「…くそっ!血だまりしか残ってねえ」
一護(藍染の野郎、俺の力とギリアンじゃ見合わねえと判断して破面を送り込んできやがった)
一護(やっぱり俺の事を監視してやがるのかよ)
………
……
…
浦原「近くまで来ると厭な匂いっスねぇ」
フーラー「…」ゲボォォォ ドチャァ!
浦原「あれは…全てギリアンか。成る程、どうやら手を抜いて勝てる相手ではないってことでスか」
浦原「起きろ 紅姫」パキパキパキ
一護「おい、大丈夫か?」
ドルドーニ「…敵の心配とは…まるでショコラテの様に甘いなニーニョ」
ドルドーニ「どうやら…完敗の様だ…。強いなニー…ゴアッ!?」ドン! バシャァァァ!
一護「!?体が爆発しただと!?おい!ドンパニーニ!」
一護「…くそっ!血だまりしか残ってねえ」
一護(藍染の野郎、俺の力とギリアンじゃ見合わねえと判断して破面を送り込んできやがった)
一護(やっぱり俺の事を監視してやがるのかよ)
………
……
…
浦原「近くまで来ると厭な匂いっスねぇ」
フーラー「…」ゲボォォォ ドチャァ!
浦原「あれは…全てギリアンか。成る程、どうやら手を抜いて勝てる相手ではないってことでスか」
浦原「起きろ 紅姫」パキパキパキ
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/16(火) 22:08:40.84 ID:QXEHQzT90
ギリアン「「「「「「…」」」」」」キュイイイイイイイイ・・・
浦原(虚閃の一斉掃射!?)
ギュオオオオオオオオオオオオオオ!
浦原「血霞の盾!」ゴガガガガガガガガガガガッガガガ!
浦原「一気に仕留めまスよ!切り裂き紅姫!」シュバババババ!
ギリアン「「「「「「「」」」」」」」ボトボトボトボト
浦原「啼け 紅姫!」キュオン!
フーラー「」ドバン! パラパラパラ
浦原「ふう、剃刀紅姫一発で終わり。割と見掛け倒しってとこでスね」
浦原「どうやら黒崎サンの方も終わったようだ」
浦原(しかし下から感じた霊圧…あれは虚と死神の霊圧だった。私の崩玉無しで作った破面ということでスか)
浦原(虚閃の一斉掃射!?)
ギュオオオオオオオオオオオオオオ!
浦原「血霞の盾!」ゴガガガガガガガガガガガッガガガ!
浦原「一気に仕留めまスよ!切り裂き紅姫!」シュバババババ!
ギリアン「「「「「「「」」」」」」」ボトボトボトボト
浦原「啼け 紅姫!」キュオン!
フーラー「」ドバン! パラパラパラ
浦原「ふう、剃刀紅姫一発で終わり。割と見掛け倒しってとこでスね」
浦原「どうやら黒崎サンの方も終わったようだ」
浦原(しかし下から感じた霊圧…あれは虚と死神の霊圧だった。私の崩玉無しで作った破面ということでスか)
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/16(火) 22:10:19.00 ID:QXEHQzT90
〜???〜
市丸「ドルドーニが始解で負けてしまうとはなあ。一応十刃やったんやけど…」
藍染「成る程、普通の隊長格よりも霊圧・戦闘力共に相当高い様だ」
東仙「これでは朽木ルキアの捕縛は困難を極めます。如何致しましょう」
藍染「難しく考える必要はないよ要」
藍染「崩玉の奪取に何ら問題無い」
市丸「ドルドーニが始解で負けてしまうとはなあ。一応十刃やったんやけど…」
藍染「成る程、普通の隊長格よりも霊圧・戦闘力共に相当高い様だ」
東仙「これでは朽木ルキアの捕縛は困難を極めます。如何致しましょう」
藍染「難しく考える必要はないよ要」
藍染「崩玉の奪取に何ら問題無い」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/16(火) 22:18:08.59 ID:QXEHQzT90
〜数日後 空座町〜
一護「ふう、虚は倒したし家に戻るか。コンの野郎の近くで体をほったらかしにしてると何するかわからねえしな」
???「黒崎!」
一護「げっ、石田…」
石田「なんだその嫌そうな顔は?」
一護「そりゃあいきなり勝負吹っかけてきた相手だからな」
石田「それについては僕が悪かった。まさかあそこまで強力な虚が出現するとは想像していなった」
一護(そういや藍染が言ってたな…、過去の『あの時』のギリアンは私が仕向けたって)
一護(藍染の野郎、ドルドーニを送ってきたのはこっちの戦力を測りにきてるのか、それとも俺の成長ってのが目的なのか?)
一護(成長させるのが目的ならもっと強力な破面が来るはず。ってなると戦力の測定が目的か)
一護(いや、藍染はまだルキアの中の崩玉を手に入れてねえ。ってことはグリムジョーやウルキオラみたいな破面は作れないはずだ)
一護「ま、倒したんだから別にいいじゃねえか、くよくよすんな気持ち悪い」
石田「喧嘩を売っているのか」ピキピキ
一護「売ってねーよ「おい、黒崎!」
一護「うおっ!?何だよ急に!」
石田「気付かないのか!?隣町の霊圧に!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
一護「!!これは…この霊圧は…」
石田「こんな霊圧、間違いなく化け物のレベルだ!この前君が相手にした奴なんて比にならない!」
一護「石田!お前は浦原商店ってとこに行って浦原さんにこの事を伝えてきてくれ!
石田「浦原…あの時来てくれた人か」
一護「ああ、そうだ。あと俺は隣町へ行く」
石田「馬鹿か君は!あんな霊圧のところに単身で突っ込むなんて死にたいのか!」
一護「いいから石田は浦原さんに伝えてくれ!場所はあの辺りの駄菓子屋だ!じゃあな!」シュン!
石田「おい待て!?あの辺りって雑すぎるだろ!!」
石田「くそっ……死ぬなよ黒崎……」ダッ
一護「ふう、虚は倒したし家に戻るか。コンの野郎の近くで体をほったらかしにしてると何するかわからねえしな」
???「黒崎!」
一護「げっ、石田…」
石田「なんだその嫌そうな顔は?」
一護「そりゃあいきなり勝負吹っかけてきた相手だからな」
石田「それについては僕が悪かった。まさかあそこまで強力な虚が出現するとは想像していなった」
一護(そういや藍染が言ってたな…、過去の『あの時』のギリアンは私が仕向けたって)
一護(藍染の野郎、ドルドーニを送ってきたのはこっちの戦力を測りにきてるのか、それとも俺の成長ってのが目的なのか?)
一護(成長させるのが目的ならもっと強力な破面が来るはず。ってなると戦力の測定が目的か)
一護(いや、藍染はまだルキアの中の崩玉を手に入れてねえ。ってことはグリムジョーやウルキオラみたいな破面は作れないはずだ)
一護「ま、倒したんだから別にいいじゃねえか、くよくよすんな気持ち悪い」
石田「喧嘩を売っているのか」ピキピキ
一護「売ってねーよ「おい、黒崎!」
一護「うおっ!?何だよ急に!」
石田「気付かないのか!?隣町の霊圧に!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
一護「!!これは…この霊圧は…」
石田「こんな霊圧、間違いなく化け物のレベルだ!この前君が相手にした奴なんて比にならない!」
一護「石田!お前は浦原商店ってとこに行って浦原さんにこの事を伝えてきてくれ!
石田「浦原…あの時来てくれた人か」
一護「ああ、そうだ。あと俺は隣町へ行く」
石田「馬鹿か君は!あんな霊圧のところに単身で突っ込むなんて死にたいのか!」
一護「いいから石田は浦原さんに伝えてくれ!場所はあの辺りの駄菓子屋だ!じゃあな!」シュン!
石田「おい待て!?あの辺りって雑すぎるだろ!!」
石田「くそっ……死ぬなよ黒崎……」ダッ
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/16(火) 22:20:14.24 ID:QXEHQzT90
~空座町隣町~
一護「なんだよ…なんなんだよこれは!死神とここの住人達の死体だらけじゃねえか!」
???「一護!」
一護「ルキア!どうなってんだよこれ!?」
ルキア「静かにしろたわけ!敵に見つかりたいのか!?」
一護「…悪い、そうだルキア、ソウルソサエティに連絡は?」
ルキア「駄目だ、まだ通信ができない。この霊圧相手に応援で駆けつけていた死神達もこの状態だ。私達で敵を倒すしかないだろう」
一護「そうか…、ルキア、お前はここにいろ、俺一人で行く」
ルキア「なっ、たわけ!敵の力は隊長格…いやそれ以上だぞ!」
一護「っておい、静かにしろって言ったのは誰だよ。ルキアは生きてる死神を探して治療してくれ」
ルキア「…わかった。どの道私の力ではこの霊圧のレベル相手に歯が立つまい。任せたぞ一護!」
一護「ああ、頼んだぜルキア!」シュン!
ルキア(瞬歩!?なんて速さだ、もしかすれば兄様よりも…)
一護「なんだよ…なんなんだよこれは!死神とここの住人達の死体だらけじゃねえか!」
???「一護!」
一護「ルキア!どうなってんだよこれ!?」
ルキア「静かにしろたわけ!敵に見つかりたいのか!?」
一護「…悪い、そうだルキア、ソウルソサエティに連絡は?」
ルキア「駄目だ、まだ通信ができない。この霊圧相手に応援で駆けつけていた死神達もこの状態だ。私達で敵を倒すしかないだろう」
一護「そうか…、ルキア、お前はここにいろ、俺一人で行く」
ルキア「なっ、たわけ!敵の力は隊長格…いやそれ以上だぞ!」
一護「っておい、静かにしろって言ったのは誰だよ。ルキアは生きてる死神を探して治療してくれ」
ルキア「…わかった。どの道私の力ではこの霊圧のレベル相手に歯が立つまい。任せたぞ一護!」
一護「ああ、頼んだぜルキア!」シュン!
ルキア(瞬歩!?なんて速さだ、もしかすれば兄様よりも…)
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/16(火) 22:21:19.25 ID:QXEHQzT90
~浦原商店~
浦原「確かに1つの大きな霊圧、それと複数の死神の霊圧が感知されてるっス」
浦原「複数の死神サンの方は恐らく巨大な霊圧の調査に来たのでしょう」
石田「早く黒崎を助けにいかないと」
一心「ああ、さすが院長の息子だ、助かった。あいつに貸しができちまったな」
石田(あいつ…?)
浦原「では急ぎましょう!」
???「やあ、僕も混ぜてよ」ブン!
浦原「なっ!?」ザシュッ!
浦原「確かに1つの大きな霊圧、それと複数の死神の霊圧が感知されてるっス」
浦原「複数の死神サンの方は恐らく巨大な霊圧の調査に来たのでしょう」
石田「早く黒崎を助けにいかないと」
一心「ああ、さすが院長の息子だ、助かった。あいつに貸しができちまったな」
石田(あいつ…?)
浦原「では急ぎましょう!」
???「やあ、僕も混ぜてよ」ブン!
浦原「なっ!?」ザシュッ!
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/16(火) 22:22:57.01 ID:QXEHQzT90
~隣町中心部~
一護「卍解! 天鎖斬月」ゴオオオオオオ
一護「よし、霊圧の発生源はこのあたりだな…」キョロキョロ
一護「なっ!あいつは…」
藍染「来たか、黒崎一護」
一護「藍染…だと…」
一護「卍解! 天鎖斬月」ゴオオオオオオ
一護「よし、霊圧の発生源はこのあたりだな…」キョロキョロ
一護「なっ!あいつは…」
藍染「来たか、黒崎一護」
一護「藍染…だと…」
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/16(火) 22:24:46.01 ID:QXEHQzT90
~隣町周辺~
ルキア「ふう、これで喋れるほどには回復したはずだ」
ルキア「おい、これをやったのは誰かわかるか?」
隊士「な…ああ、助けてくれ…」
ルキア「心配するな、大きな傷は塞いだ。もともと敵は殺すつもりはなかったようだ。ほとんどの隊士は命に別状はない」
ルキア「大丈夫か?話せないなら無理はするな」
隊士「な、なんで…?」
ルキア「どうしたというのだ?」
隊士「う、うああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ルキア「なっ!?くっ!?刀を振り回すなたわけ!私は敵ではない!」
隊士「ふ、ざけるなああ!お前が…お前が俺の仲間を殺したんだろうがあああああ!!!!!!」
ルキア「なっ、そんな馬鹿な!?ちっ!」ドガッ!
隊士「ぐっ…」ドサ
ルキア「どいうことだ、私はそのようなこと…」
???「あーあ、君がそないなことしてもうたなんて、僕悲しいて仕方ないわ」
ルキア「お前は…」
???「それにしてもこの外套、相変わらず便利やわ。作ってくれた人に感謝せんとなあ」
ルキア「市丸…ギン…」
ギン「違うでルキアちゃん、市丸『隊長』や。兄様に叱られるで」
ルキア「ふう、これで喋れるほどには回復したはずだ」
ルキア「おい、これをやったのは誰かわかるか?」
隊士「な…ああ、助けてくれ…」
ルキア「心配するな、大きな傷は塞いだ。もともと敵は殺すつもりはなかったようだ。ほとんどの隊士は命に別状はない」
ルキア「大丈夫か?話せないなら無理はするな」
隊士「な、なんで…?」
ルキア「どうしたというのだ?」
隊士「う、うああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ルキア「なっ!?くっ!?刀を振り回すなたわけ!私は敵ではない!」
隊士「ふ、ざけるなああ!お前が…お前が俺の仲間を殺したんだろうがあああああ!!!!!!」
ルキア「なっ、そんな馬鹿な!?ちっ!」ドガッ!
隊士「ぐっ…」ドサ
ルキア「どいうことだ、私はそのようなこと…」
???「あーあ、君がそないなことしてもうたなんて、僕悲しいて仕方ないわ」
ルキア「お前は…」
???「それにしてもこの外套、相変わらず便利やわ。作ってくれた人に感謝せんとなあ」
ルキア「市丸…ギン…」
ギン「違うでルキアちゃん、市丸『隊長』や。兄様に叱られるで」
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 01:02:50.08 ID:ghH+shNA0
~隣町中心部~
一護「なんでてめえがここにいる!?藍染!?」
藍染「なるほど、私を知っているのか。浦原喜助から聞いたのか?」
一護「そんなことはどうでもいい!なんでてめえがっ!?」キン!
藍染「よく私の刀を受け止めた、まさか数週間前まで普通の人間だった君がここまで実力をつけるとは思わなかったよ」
一護(こいつはまだ本気を出してねえ。油断している隙に倒す!)
一護「まだだ!」サッ
一護「オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」ズアッ
藍染「虚化か」
一護(虚化)(卯ノ花さんが言っていた。藍染の能力は刀を見たら終わる。こいつの能力が発動する前に一撃で決める!)
一護(虚化)「終わりだ藍染!月牙…」ゴオオオオオオ!!!
藍染(虚化)「ああ、終わりだ黒崎一護」シュン!
一護(虚化)「なっ!消えた!?いや…上か!」
藍染「ここまでだ黒崎一護」
一護(虚化)(あれは穿界門、逃げる気か!)
藍染「さらばだ黒崎一護、君は実に面白かった」
一護(虚化)「くそっ!」ズァッ
一護「なんでてめえがここにいる!?藍染!?」
藍染「なるほど、私を知っているのか。浦原喜助から聞いたのか?」
一護「そんなことはどうでもいい!なんでてめえがっ!?」キン!
藍染「よく私の刀を受け止めた、まさか数週間前まで普通の人間だった君がここまで実力をつけるとは思わなかったよ」
一護(こいつはまだ本気を出してねえ。油断している隙に倒す!)
一護「まだだ!」サッ
一護「オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」ズアッ
藍染「虚化か」
一護(虚化)(卯ノ花さんが言っていた。藍染の能力は刀を見たら終わる。こいつの能力が発動する前に一撃で決める!)
一護(虚化)「終わりだ藍染!月牙…」ゴオオオオオオ!!!
藍染(虚化)「ああ、終わりだ黒崎一護」シュン!
一護(虚化)「なっ!消えた!?いや…上か!」
藍染「ここまでだ黒崎一護」
一護(虚化)(あれは穿界門、逃げる気か!)
藍染「さらばだ黒崎一護、君は実に面白かった」
一護(虚化)「くそっ!」ズァッ
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 01:06:08.67 ID:ghH+shNA0
一心「一護!無事か!?」
一護「親父!それに浦原さんに石田まで」
浦原「ご無事で何よりです黒崎サン」
石田「どうやら目立った怪我もなさそうだ。まったく、今度からはもう少し考えてから行動してくれないか」
一心「それにしても結局敵は誰だったんだ。いったい何が目的でこんな…」
一護「藍染…惣右助…、あいつがやったんだ」
浦原「…まさか直接動き始めるとはおもわなかったっスね」
一心「それほどあっちも焦っているか」
浦原「もしくは急に方針を変えらざるをえない事が起こったか」
浦原(急に方針を変えたと、考えるなら黒崎サンが原因と考えるのが妥当っスね)
一護(藍染はルキアを処刑して崩玉を奪取するつもりだ。それがどうしてこんな手を…)
一護「そういえばルキアもここに来てるはずなんだ」
浦原「朽木サンが…」
一心「おい…まさか…」
浦原「やられました。恐らく敵の狙いは最初から朽木サンだったようでスね」
一護「親父!それに浦原さんに石田まで」
浦原「ご無事で何よりです黒崎サン」
石田「どうやら目立った怪我もなさそうだ。まったく、今度からはもう少し考えてから行動してくれないか」
一心「それにしても結局敵は誰だったんだ。いったい何が目的でこんな…」
一護「藍染…惣右助…、あいつがやったんだ」
浦原「…まさか直接動き始めるとはおもわなかったっスね」
一心「それほどあっちも焦っているか」
浦原「もしくは急に方針を変えらざるをえない事が起こったか」
浦原(急に方針を変えたと、考えるなら黒崎サンが原因と考えるのが妥当っスね)
一護(藍染はルキアを処刑して崩玉を奪取するつもりだ。それがどうしてこんな手を…)
一護「そういえばルキアもここに来てるはずなんだ」
浦原「朽木サンが…」
一心「おい…まさか…」
浦原「やられました。恐らく敵の狙いは最初から朽木サンだったようでスね」
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 01:06:39.53 ID:ghH+shNA0
~瀞霊廷 とある研究室~
ギン「えらい遅かったやないですか、藍染隊長。てっきりやられてしもたんかと思いましたよ」
藍染「黒崎一護の霊圧を確かめていた。今迄の測定通り人間だった頃とはもはや別人だ」
ギン「まさか隊長自ら出向くとはなあ。東仙隊長にでも任せてまえばええのに」
藍染「私自身も彼に興味があったからね。それに万が一の事を考えた結果だよ。要だと負けていたかもしれない」
藍染「それよりもギン、朽木ルキアは捕縛したのかい」
ギン「ええ、さっき隠密機動に引き渡したとこですわ」
藍染「どうやら上手くいったようだ」
ギン「隊長の鏡花水月の能力で自分自身を朽木ルキアと誤認させて人間を殺して回る」
ギン「それを察知した死神達を殺しまわり…」
ギン「そんでもって朽木ルキアに罪をなすりつけて処刑台送り…」
ギン「相変わらずえげつないなあ藍染隊長は」
ギン「えらい遅かったやないですか、藍染隊長。てっきりやられてしもたんかと思いましたよ」
藍染「黒崎一護の霊圧を確かめていた。今迄の測定通り人間だった頃とはもはや別人だ」
ギン「まさか隊長自ら出向くとはなあ。東仙隊長にでも任せてまえばええのに」
藍染「私自身も彼に興味があったからね。それに万が一の事を考えた結果だよ。要だと負けていたかもしれない」
藍染「それよりもギン、朽木ルキアは捕縛したのかい」
ギン「ええ、さっき隠密機動に引き渡したとこですわ」
藍染「どうやら上手くいったようだ」
ギン「隊長の鏡花水月の能力で自分自身を朽木ルキアと誤認させて人間を殺して回る」
ギン「それを察知した死神達を殺しまわり…」
ギン「そんでもって朽木ルキアに罪をなすりつけて処刑台送り…」
ギン「相変わらずえげつないなあ藍染隊長は」
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 01:09:44.40 ID:ghH+shNA0
~浦原商店~
一護「ちくしょう!敵の狙いはルキアだってことがわかっていながら!」ドン!
一護「…また…護れなかった…」
一護(チャドや井上の未来を変えることはできたってのに!…どうなってやがる…、そもそも未来を本当に変えることはできるのか?)
一護(このままチャドと井上の能力も生まれて、井上が藍染に…)
石田「おい、黒崎。またってどういうことだ」
一護「……」
浦原「その話はまた今度ということで。とにかく後悔するのはあとっス、これからどうしますか」
一護(俺は俺の経験した過去を…未来を変える。ならやることはひとつじゃねえか!)
一護「俺は…ルキアを助ける。浦原さん、穿界門の準備を頼めるか?」
浦原「ええ、すでに鉄斎サンが準備中っス」
一護「ありがとな浦原さん」
浦原「ただ穿界門の完成には1週間かかるっス。ソウルソサエティが囚人を処刑するまで通常30日」
浦原「まだまだ時間に余裕はある…と言いたいところですが、黒崎サンの話ですと正直なところはどうなるかわかりません」
浦原「とにかく門の完成までの間、黒崎サンは一心サンに鍛えてもらってください。場所は一昼夜で完成させます」
一護「親父と鍛えるか…。確かに死神との戦闘は久し振りだからな、慣らしておくべきってことこか」
一護「ちくしょう!敵の狙いはルキアだってことがわかっていながら!」ドン!
一護「…また…護れなかった…」
一護(チャドや井上の未来を変えることはできたってのに!…どうなってやがる…、そもそも未来を本当に変えることはできるのか?)
一護(このままチャドと井上の能力も生まれて、井上が藍染に…)
石田「おい、黒崎。またってどういうことだ」
一護「……」
浦原「その話はまた今度ということで。とにかく後悔するのはあとっス、これからどうしますか」
一護(俺は俺の経験した過去を…未来を変える。ならやることはひとつじゃねえか!)
一護「俺は…ルキアを助ける。浦原さん、穿界門の準備を頼めるか?」
浦原「ええ、すでに鉄斎サンが準備中っス」
一護「ありがとな浦原さん」
浦原「ただ穿界門の完成には1週間かかるっス。ソウルソサエティが囚人を処刑するまで通常30日」
浦原「まだまだ時間に余裕はある…と言いたいところですが、黒崎サンの話ですと正直なところはどうなるかわかりません」
浦原「とにかく門の完成までの間、黒崎サンは一心サンに鍛えてもらってください。場所は一昼夜で完成させます」
一護「親父と鍛えるか…。確かに死神との戦闘は久し振りだからな、慣らしておくべきってことこか」
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 01:11:38.59 ID:ghH+shNA0
浦原「あ、その前に一旦家に戻って修行する支度でもしてきて下サイ」
浦原「石田サンはどうします?」
石田「僕は…」
石田(あの霊圧の相手に僕は何ができる…。対抗するとすれば…)
一護「無理すんなよ石田。何も強制ってわけじゃねえ。別に俺一人でも」
石田「悪いが黒崎、僕も一緒に行く。その前に黒崎の父親と話をさせてほしい」
一護「親父と…?」
石田「ああ、君の父さんは恐らく竜弦と知り合いのようだからね」
石田(それに僕には師から貰ったあれがある)
浦原「…なるほど、なんでしたら私が病院への抜け穴でも作りましょうか」
石田「そうしてくれると手間が省ける」
浦原「ちなみに尸魂界に行くのは黒崎サンと石田サンだけじゃないッス」
浦原「鉄斎サンと一緒に作業している一心サンと夜一サン」
浦原「あとお二人もよく知っている一人の五人が尸魂界にいきまス」
一護「…おい、ちょっと待ってくれ。その一人ってのは誰の事だ?」
浦原「おや、黒崎サンも何度も助けてもらったらしいじゃないでスか」
一護「俺が…」
一護(…なんだ、この嫌な予感)
浦原「石田サンはどうします?」
石田「僕は…」
石田(あの霊圧の相手に僕は何ができる…。対抗するとすれば…)
一護「無理すんなよ石田。何も強制ってわけじゃねえ。別に俺一人でも」
石田「悪いが黒崎、僕も一緒に行く。その前に黒崎の父親と話をさせてほしい」
一護「親父と…?」
石田「ああ、君の父さんは恐らく竜弦と知り合いのようだからね」
石田(それに僕には師から貰ったあれがある)
浦原「…なるほど、なんでしたら私が病院への抜け穴でも作りましょうか」
石田「そうしてくれると手間が省ける」
浦原「ちなみに尸魂界に行くのは黒崎サンと石田サンだけじゃないッス」
浦原「鉄斎サンと一緒に作業している一心サンと夜一サン」
浦原「あとお二人もよく知っている一人の五人が尸魂界にいきまス」
一護「…おい、ちょっと待ってくれ。その一人ってのは誰の事だ?」
浦原「おや、黒崎サンも何度も助けてもらったらしいじゃないでスか」
一護「俺が…」
一護(…なんだ、この嫌な予感)
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 01:12:28.19 ID:ghH+shNA0
浦原「彼はそのための準備で市外に出てるッス」
一護「だからその人ってのは一体…」
石田「そういえば黒崎は人の名前を覚えるのは苦手だったな」
一護「ほっとけ、今はそんな話してる場合じゃねえよ」
石田「はあ、仕方ない。その人っていうのは…」
石田「『月島さん』に決まっているだろ」
一護「は?おいちょっと待て。誰だよそいつ」
石田「君こそ何を言ってるんだ。あれだけ助けてもらっておいて」
一護「いや、だから知らねえって」
浦原「……」
一護「…あーもうわかったよ!とにかくそいつも来るってことだな」
石田「絶対わかってないだろ…」
一護「だからその人ってのは一体…」
石田「そういえば黒崎は人の名前を覚えるのは苦手だったな」
一護「ほっとけ、今はそんな話してる場合じゃねえよ」
石田「はあ、仕方ない。その人っていうのは…」
石田「『月島さん』に決まっているだろ」
一護「は?おいちょっと待て。誰だよそいつ」
石田「君こそ何を言ってるんだ。あれだけ助けてもらっておいて」
一護「いや、だから知らねえって」
浦原「……」
一護「…あーもうわかったよ!とにかくそいつも来るってことだな」
石田「絶対わかってないだろ…」
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 01:14:58.33 ID:ghH+shNA0
~???~
月島「本当に尸魂界へ行くのかい銀城?」
銀城「ああ、こんなチャンスは二度とねえ。ようやく死神どもに復讐できる」
銀城「それに元二番隊・十番隊隊長の二人に虚の霊圧を持つ化物じみた死神が行くんだぜ」
銀城「リルカやジャッキー達を鍛えてもあのレベルには到底達しねえだろうよ」
銀城「そんな奴らが一斉に尸魂界を攻めるときた。これに乗らない手はねえ」
月島「まあ僕が斬ったのは浦原喜助と黒崎一心と石田雨竜だけだけど」
銀城「まあいいさ。むしろ十分なぐらいだ。夜一に関しちゃどうせお前じゃスピードについていけずに斬れねえよ」
月島「そうかい、銀城がそれでいいならいいさ」
月島「あとはあの死神の少年を斬るだけだね」
銀城「ああ、あいつは挿んでおかねえとやっかいだ。黒崎一心と浦原に挿んだ過去とも矛盾する」
月島「彼らに挿んだ『過去』は彼が死神になった後からだからね。そういう意味では夜一は何とか誤魔化せそうだよ」
月島「それにしても銀城」
銀城「ああ?」
月島「どうしてこうなることがわかったんだい。彼らが尸魂界に攻める事や、挿む過去の場所をさ」
銀城「…それなんだがな、数日くらい前か。俺の携帯に連絡があったんだよ」
銀城「死神からな」
月島「へえ、伝令神機でこちらの携帯にアクセスなんてできるんだね」
銀城「それに関しちゃ俺も驚いたぜ。普通の電話から俺へ連絡を取るには相当手間がかかるはずなんだかがな」
銀城「にしてもだ。尸魂界は一枚岩じゃないらしいぜ月島」
月島「本当に尸魂界へ行くのかい銀城?」
銀城「ああ、こんなチャンスは二度とねえ。ようやく死神どもに復讐できる」
銀城「それに元二番隊・十番隊隊長の二人に虚の霊圧を持つ化物じみた死神が行くんだぜ」
銀城「リルカやジャッキー達を鍛えてもあのレベルには到底達しねえだろうよ」
銀城「そんな奴らが一斉に尸魂界を攻めるときた。これに乗らない手はねえ」
月島「まあ僕が斬ったのは浦原喜助と黒崎一心と石田雨竜だけだけど」
銀城「まあいいさ。むしろ十分なぐらいだ。夜一に関しちゃどうせお前じゃスピードについていけずに斬れねえよ」
月島「そうかい、銀城がそれでいいならいいさ」
月島「あとはあの死神の少年を斬るだけだね」
銀城「ああ、あいつは挿んでおかねえとやっかいだ。黒崎一心と浦原に挿んだ過去とも矛盾する」
月島「彼らに挿んだ『過去』は彼が死神になった後からだからね。そういう意味では夜一は何とか誤魔化せそうだよ」
月島「それにしても銀城」
銀城「ああ?」
月島「どうしてこうなることがわかったんだい。彼らが尸魂界に攻める事や、挿む過去の場所をさ」
銀城「…それなんだがな、数日くらい前か。俺の携帯に連絡があったんだよ」
銀城「死神からな」
月島「へえ、伝令神機でこちらの携帯にアクセスなんてできるんだね」
銀城「それに関しちゃ俺も驚いたぜ。普通の電話から俺へ連絡を取るには相当手間がかかるはずなんだかがな」
銀城「にしてもだ。尸魂界は一枚岩じゃないらしいぜ月島」
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 01:17:42.00 ID:ghH+shNA0
今回はここまでで、書きだめできたら投下していきます
月島さんはなんとなく出してみました
銀城の目的とかはよくわからなかったのでとりあえずソウルソサエティへの復讐ということにしときました
本編よりも設定がぐちゃぐちゃになりそう…
月島さんはなんとなく出してみました
銀城の目的とかはよくわからなかったのでとりあえずソウルソサエティへの復讐ということにしときました
本編よりも設定がぐちゃぐちゃになりそう…
81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 01:28:51.71 ID:ghH+shNA0
翌日
~空座町~
一護(親父との修行の前に一旦準備しに家に帰れって言われてもなあ)
一護(準備っつっても遊子と夏梨にしばらく親父の仕事関連で帰らねえってこと伝えるくらいしかねーな)
一護(親父は地下で門を作ってるし、石田と浦原さんも出掛けたしあっちでやる事は特に無さそうだからちょうどいいか)
一護(にしても一昼夜で地下の勉強部屋を作るなんて変わってねえな浦原さん)
一護(とりあえず寝泊まりの準備して戻るか。あとコンの野郎はぶっとばす)
一護(浦原さんが家から持ってきてくれた俺の体が落書きだらけだったじゃねえか!あの野郎)
一護(…なんだあいつ、俺の家の前で何やってやがる)
一護「おい、悪いなあんた、今日は休診日だぜ」
???「ああ、どうやらそうみたいだね。君はこの家の…」
一護「ああ、そこの診療所の医者の息子だ」
???「父親は今はいないのかい?」
一護「だから休診なんだよ」
???「…なるほど、それはよかったよ」ゴオオオオオオオオ
一護「てめえ!?その霊圧!!」
月島「ブックオブジエンド…」
一護「なんだよそれ、斬魄刀かよ!?」
月島「さあね、斬られればわかるんじゃないかな?」バッ
一護(来るのかよ!くそっ、代行証を使わねえと!)バシュッ
一護「おおおおおお!!!」ギィィン!!
月島「くっ!?…へえ、すごい霊圧だね。勝てる気がしないよ」ギィン!
一護「だったら向かって来るんじゃねぇよ…!?」
一護(この霊圧…虚の!?)
一護「こいつの後ろから…虚閃だと!?」ガガガガガガガガガガ!!!
一護(くそっ!最初から2人組だったってわけか!)
一護(始解じゃ防ぎきれねぇ。卍解する隙もないなら虚化で…!?)ギィン!
一護「虚閃の中から攻撃してくるだと!?あいつ玉砕覚悟のつもりか!?」
一護「とにかく一人は自滅した。今だ、卍…」
月島「甘かったね…」
一護「か!?…なん…だと?」ズドッ!
月島「さすがにこっちまでは対応できなかったみたいだ」
一護(後ろに3人目!?しまった、斬られ…)
銀城「おらよ!!」バキッ
一護「ごっ!?」ドサッ
月島「今度は味方としてよろしく頼むよ」
銀城「上手くいったな月島。俺の姿も見られてねぇようだし。これで用意は万全だ」
月島「浦原から作っておいてもらって正解だったよ。この僕のケータイ用義骸」
銀城「扱いが難しいって聞いてたけどな」
月島「ああ、そうだったね。僕のブックオブジエンドで『長期間扱いを練習してきた過去』を挿みこまないと使いこなせなかったよ」
月島「それにしても自分の人形が君の虚閃で吹っ飛ばされるのを見るのは複雑な気分だよ」
銀城「虚閃の瞬間上手く入れ替わってなければお前自身がそうなってたんだ。とにかく無駄話は後だ、さっさとずらかるぞ」シュン!
月島「まったく、聞いてきたのは銀城の方からじゃないか」シュン!
~空座町~
一護(親父との修行の前に一旦準備しに家に帰れって言われてもなあ)
一護(準備っつっても遊子と夏梨にしばらく親父の仕事関連で帰らねえってこと伝えるくらいしかねーな)
一護(親父は地下で門を作ってるし、石田と浦原さんも出掛けたしあっちでやる事は特に無さそうだからちょうどいいか)
一護(にしても一昼夜で地下の勉強部屋を作るなんて変わってねえな浦原さん)
一護(とりあえず寝泊まりの準備して戻るか。あとコンの野郎はぶっとばす)
一護(浦原さんが家から持ってきてくれた俺の体が落書きだらけだったじゃねえか!あの野郎)
一護(…なんだあいつ、俺の家の前で何やってやがる)
一護「おい、悪いなあんた、今日は休診日だぜ」
???「ああ、どうやらそうみたいだね。君はこの家の…」
一護「ああ、そこの診療所の医者の息子だ」
???「父親は今はいないのかい?」
一護「だから休診なんだよ」
???「…なるほど、それはよかったよ」ゴオオオオオオオオ
一護「てめえ!?その霊圧!!」
月島「ブックオブジエンド…」
一護「なんだよそれ、斬魄刀かよ!?」
月島「さあね、斬られればわかるんじゃないかな?」バッ
一護(来るのかよ!くそっ、代行証を使わねえと!)バシュッ
一護「おおおおおお!!!」ギィィン!!
月島「くっ!?…へえ、すごい霊圧だね。勝てる気がしないよ」ギィン!
一護「だったら向かって来るんじゃねぇよ…!?」
一護(この霊圧…虚の!?)
一護「こいつの後ろから…虚閃だと!?」ガガガガガガガガガガ!!!
一護(くそっ!最初から2人組だったってわけか!)
一護(始解じゃ防ぎきれねぇ。卍解する隙もないなら虚化で…!?)ギィン!
一護「虚閃の中から攻撃してくるだと!?あいつ玉砕覚悟のつもりか!?」
一護「とにかく一人は自滅した。今だ、卍…」
月島「甘かったね…」
一護「か!?…なん…だと?」ズドッ!
月島「さすがにこっちまでは対応できなかったみたいだ」
一護(後ろに3人目!?しまった、斬られ…)
銀城「おらよ!!」バキッ
一護「ごっ!?」ドサッ
月島「今度は味方としてよろしく頼むよ」
銀城「上手くいったな月島。俺の姿も見られてねぇようだし。これで用意は万全だ」
月島「浦原から作っておいてもらって正解だったよ。この僕のケータイ用義骸」
銀城「扱いが難しいって聞いてたけどな」
月島「ああ、そうだったね。僕のブックオブジエンドで『長期間扱いを練習してきた過去』を挿みこまないと使いこなせなかったよ」
月島「それにしても自分の人形が君の虚閃で吹っ飛ばされるのを見るのは複雑な気分だよ」
銀城「虚閃の瞬間上手く入れ替わってなければお前自身がそうなってたんだ。とにかく無駄話は後だ、さっさとずらかるぞ」シュン!
月島「まったく、聞いてきたのは銀城の方からじゃないか」シュン!
97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 22:54:42.85 ID:ghH+shNA0
~数日後 浦原商店勉強部屋~
浦原「皆サン、準備できたようっスね」
一心「おい一護、ちゃんと遊子と夏梨に家任せておいただろうな」
一護「ちゃんと言ってきたっての。つーかそもそもほとんど家の事遊子に任せっきりじゃねえか」
一護「生活費も渡しておいたから問題ねえよ」
一心「…そうだな」
石田「お前は妹に家事を丸ごと任せてるのか、少しは手伝ってやれ」
一護「うるせえよ、口出しすんな」
夜一「みな揃ったようじゃの」
石田「猫が喋った!?な…ななななな何なんだ一体!?」
浦原「そういうもんスよ。早く慣れてください。一緒に尸魂界に行く仲間なんスから」
浦原「皆サン、準備できたようっスね」
一心「おい一護、ちゃんと遊子と夏梨に家任せておいただろうな」
一護「ちゃんと言ってきたっての。つーかそもそもほとんど家の事遊子に任せっきりじゃねえか」
一護「生活費も渡しておいたから問題ねえよ」
一心「…そうだな」
石田「お前は妹に家事を丸ごと任せてるのか、少しは手伝ってやれ」
一護「うるせえよ、口出しすんな」
夜一「みな揃ったようじゃの」
石田「猫が喋った!?な…ななななな何なんだ一体!?」
浦原「そういうもんスよ。早く慣れてください。一緒に尸魂界に行く仲間なんスから」
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 22:55:45.32 ID:ghH+shNA0
夜一「適応力の無い奴じゃのお」ニャーン
石田「あ、ああそうだな。よよよろしく夜一…さん?」
一護(まあかるくトラウマになってもおかしくはねえかもな。にしても石田の野郎情けねえ」
石田「途中から口に出てるぞ黒崎。だいたいお前はこの猫の事を知っていたのか?」
一護「ああ、まあな…」
浦原「それについては私が説明しましょう。黒崎サンの未来の話も含めてね」
~説明中~
石田「…未来から来た…か…」
浦原「信じられないと思いますけど、冗談ではないでス。黒崎さんから聞いた話はどれも嘘とは思えないものばかりでス」
石田「なるほど。そういうことだったのか」
一護「なんだったらお前の未来でも教えてやるぜ」
石田「…いや、遠慮しておくよ。あまり知りたくもないしね」
石田「でも過去の通り茶渡君や井上さんに力を与えなかったのはなぜだ?」
一護「チャドはともかく井上の能力が藍染にまた狙われるのは危険だと思ったからな」
一護(チャドにはむしろ悪いことしちまったかもな…)
夜一「話はすんだか?そろそろ本題に移るぞ」
???「僕を忘れないでもらえるかい」ザッ
石田「あ、ああそうだな。よよよろしく夜一…さん?」
一護(まあかるくトラウマになってもおかしくはねえかもな。にしても石田の野郎情けねえ」
石田「途中から口に出てるぞ黒崎。だいたいお前はこの猫の事を知っていたのか?」
一護「ああ、まあな…」
浦原「それについては私が説明しましょう。黒崎サンの未来の話も含めてね」
~説明中~
石田「…未来から来た…か…」
浦原「信じられないと思いますけど、冗談ではないでス。黒崎さんから聞いた話はどれも嘘とは思えないものばかりでス」
石田「なるほど。そういうことだったのか」
一護「なんだったらお前の未来でも教えてやるぜ」
石田「…いや、遠慮しておくよ。あまり知りたくもないしね」
石田「でも過去の通り茶渡君や井上さんに力を与えなかったのはなぜだ?」
一護「チャドはともかく井上の能力が藍染にまた狙われるのは危険だと思ったからな」
一護(チャドにはむしろ悪いことしちまったかもな…)
夜一「話はすんだか?そろそろ本題に移るぞ」
???「僕を忘れないでもらえるかい」ザッ
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 22:57:56.90 ID:ghH+shNA0
一護「月島さん、遅かったな」
月島「久しぶりだね一護」
夜一「待て喜助。こ奴は何者じゃ?」
浦原「そういえば夜一サンは初めて会うんでしたね」
浦原「この方は完現術士の月島サンです。月島サンが虚に襲われているのを黒崎サンが助けたそうです」
月島「あの時は助かったよ」
一護「別に大したことはしてねえよ。月島さん一人でも問題はなかっただろ」
夜一「なるほど、それでルキアとも知り合ったというわけじゃの」
浦原「ええ、そして今回の救出に力を貸していただけるということになったっス」
夜一「なるほど。月島といったかの、よろしく頼むぞ」
月島「猫に握手(?)する日が来るとは思わなかったよ。よろしく夜一さん」
夜一「ところでそもそも完現術とは何なのじゃ?」
月島「ああ、それは…
~能力説明~
夜一「ふむ、なるほどの。お主の能力はその何でも切れる剣ということじゃな」
月島「斬れないものもあるけどね。殺気石なんかはたぶん無理だよ」
夜一「仮に斬れたとしても遮魂膜があるからの。霊子となる儂等では通り抜けれぬじゃろう」
浦原「さあ、話はここまでっス。門の準備も出来ました」
一心「いよいよ…か」
夜一「一護、儂はまだお主が未来の記憶を保持しているのを完全に信じてはおらぬ」
夜一「だがお主自身は信用しておる。だから最初は空鶴大砲を使わぬ方法で瀞霊廷に突入する」
夜一「あれを使えば侵入はすぐにバレるからの。使わぬに越したことはないが…」
一護「ああ、任せてくれ。あとあいつの相手は俺がする」
一護(あいつには聞きたいことがあるからな)
夜一「うむ、頼んだぞ」
鉄斎「店長の合図で穿界門を開けます。ご武運を」
浦原「私達が尸魂界まで門をつないでいられるのは約1分、その間に断界を抜けてくだサイ」
浦原「いきまス!」ゴッ!
月島「久しぶりだね一護」
夜一「待て喜助。こ奴は何者じゃ?」
浦原「そういえば夜一サンは初めて会うんでしたね」
浦原「この方は完現術士の月島サンです。月島サンが虚に襲われているのを黒崎サンが助けたそうです」
月島「あの時は助かったよ」
一護「別に大したことはしてねえよ。月島さん一人でも問題はなかっただろ」
夜一「なるほど、それでルキアとも知り合ったというわけじゃの」
浦原「ええ、そして今回の救出に力を貸していただけるということになったっス」
夜一「なるほど。月島といったかの、よろしく頼むぞ」
月島「猫に握手(?)する日が来るとは思わなかったよ。よろしく夜一さん」
夜一「ところでそもそも完現術とは何なのじゃ?」
月島「ああ、それは…
~能力説明~
夜一「ふむ、なるほどの。お主の能力はその何でも切れる剣ということじゃな」
月島「斬れないものもあるけどね。殺気石なんかはたぶん無理だよ」
夜一「仮に斬れたとしても遮魂膜があるからの。霊子となる儂等では通り抜けれぬじゃろう」
浦原「さあ、話はここまでっス。門の準備も出来ました」
一心「いよいよ…か」
夜一「一護、儂はまだお主が未来の記憶を保持しているのを完全に信じてはおらぬ」
夜一「だがお主自身は信用しておる。だから最初は空鶴大砲を使わぬ方法で瀞霊廷に突入する」
夜一「あれを使えば侵入はすぐにバレるからの。使わぬに越したことはないが…」
一護「ああ、任せてくれ。あとあいつの相手は俺がする」
一護(あいつには聞きたいことがあるからな)
夜一「うむ、頼んだぞ」
鉄斎「店長の合図で穿界門を開けます。ご武運を」
浦原「私達が尸魂界まで門をつないでいられるのは約1分、その間に断界を抜けてくだサイ」
浦原「いきまス!」ゴッ!
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 22:58:41.08 ID:ghH+shNA0
〜断界〜
石田「ここが断界…」
一護「ボサっとしてんじゃねえよ。行くぞ!」
一心「石田、月島、周りの拘流には気をつけろ。霊体を絡め取られちまうぞ」
夜一「可能性は少ないが拘突が通る時もある。早く進むのじゃ!」
石田「ここが断界…」
一護「ボサっとしてんじゃねえよ。行くぞ!」
一心「石田、月島、周りの拘流には気をつけろ。霊体を絡め取られちまうぞ」
夜一「可能性は少ないが拘突が通る時もある。早く進むのじゃ!」
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 23:09:34.06 ID:ghH+shNA0
〜勉強部屋〜
浦原「お願いしまスよ…黒崎サン…」
???「インヴェイダーズ・マスト・ダイ」
鉄斎「店長!」
浦原「なっ!?ぐっ!」ズズズズズ・・・
鉄斎「店長!破道の五十七 大地転踊!」ガガゴゴゴ
雪緒「へえ、周囲の岩石を飛ばすんだね。さっさとなんとかしてよジャッキー」
ジャッキー「言われなくても!なんとかするよ!」バキッバキッ
鉄斎「くっ…店長は…」
雪緒「あのレベルだと閉じ込めるには容量は足りないけど、少しの間だけなら入れることができるよ」
雪緒「ギリコの完現術を使えばだけど」
鉄斎「ほう、ではあなたを倒せば店長は戻って来られるようですな」
???「雪緒を倒すか、それはできねぇな!」ズバッ
鉄斎「ぐおっ!?」ガクッ
銀城「じゃあな、この穿界門を使わせてもらう」バッ
鉄斎「ごふっ、待っ…」
ジャッキー「悪いね、邪魔しないでいてもらうよ!」バキィッ!
鉄斎「がっ!?…店…」ドサッ
鉄斎(せめて…門の維持のための霊力だけでも…門…に…)
ギリコ「案外あっさりといったようですね」
リルカ「それでなによりよ。さ、銀城も行ったみたいだしそのおっさんが起きる前にさっさと帰るわよ」
雪緒「浦原もいつ出てくるかわからないし、今回だけはリルカに賛成」
リルカ「今回だけはって何よ!」
浦原「お願いしまスよ…黒崎サン…」
???「インヴェイダーズ・マスト・ダイ」
鉄斎「店長!」
浦原「なっ!?ぐっ!」ズズズズズ・・・
鉄斎「店長!破道の五十七 大地転踊!」ガガゴゴゴ
雪緒「へえ、周囲の岩石を飛ばすんだね。さっさとなんとかしてよジャッキー」
ジャッキー「言われなくても!なんとかするよ!」バキッバキッ
鉄斎「くっ…店長は…」
雪緒「あのレベルだと閉じ込めるには容量は足りないけど、少しの間だけなら入れることができるよ」
雪緒「ギリコの完現術を使えばだけど」
鉄斎「ほう、ではあなたを倒せば店長は戻って来られるようですな」
???「雪緒を倒すか、それはできねぇな!」ズバッ
鉄斎「ぐおっ!?」ガクッ
銀城「じゃあな、この穿界門を使わせてもらう」バッ
鉄斎「ごふっ、待っ…」
ジャッキー「悪いね、邪魔しないでいてもらうよ!」バキィッ!
鉄斎「がっ!?…店…」ドサッ
鉄斎(せめて…門の維持のための霊力だけでも…門…に…)
ギリコ「案外あっさりといったようですね」
リルカ「それでなによりよ。さ、銀城も行ったみたいだしそのおっさんが起きる前にさっさと帰るわよ」
雪緒「浦原もいつ出てくるかわからないし、今回だけはリルカに賛成」
リルカ「今回だけはって何よ!」
102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 23:10:28.62 ID:ghH+shNA0
〜尸魂界〜
石田「着いた…ってなんで上空なんだ!?」
月島「まさかここで全滅なんてことはないよね」
一心「ああ、任しとけ。縛道の三十七 吊星!」バンッ!
月島「ふう、助かったよ」
夜一「喜助め、相変わらずじゃの」
石田「ここが尸魂界か。なんというか思ってた雰囲気とは違うな」
石田「ん?向こうの方の建物はこっちと全然違うぞ」
一護「あっちが瀞霊廷、ルキアはその奥の殲罪宮にいる」
一護「でもあっちに近づけば壁と門、それに門番が来ちまう。ここは俺に任せてくれ」
夜一「ああ、わかっておる。兕丹坊は任せたぞ」
………
……
…
銀城「ようやく来やがったか」
銀城(まさか断界の中で拘突に追われて、しかも無理矢理門を抜けたせいで時軸が1日ズレてやがった)
銀城(さすがに昨日月島達がいなかったのは焦ったぜ)
銀城「…さあ、とっとと俺を瀞霊廷に入れろよ黒崎」
石田「着いた…ってなんで上空なんだ!?」
月島「まさかここで全滅なんてことはないよね」
一心「ああ、任しとけ。縛道の三十七 吊星!」バンッ!
月島「ふう、助かったよ」
夜一「喜助め、相変わらずじゃの」
石田「ここが尸魂界か。なんというか思ってた雰囲気とは違うな」
石田「ん?向こうの方の建物はこっちと全然違うぞ」
一護「あっちが瀞霊廷、ルキアはその奥の殲罪宮にいる」
一護「でもあっちに近づけば壁と門、それに門番が来ちまう。ここは俺に任せてくれ」
夜一「ああ、わかっておる。兕丹坊は任せたぞ」
………
……
…
銀城「ようやく来やがったか」
銀城(まさか断界の中で拘突に追われて、しかも無理矢理門を抜けたせいで時軸が1日ズレてやがった)
銀城(さすがに昨日月島達がいなかったのは焦ったぜ)
銀城「…さあ、とっとと俺を瀞霊廷に入れろよ黒崎」
103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 23:11:50.40 ID:ghH+shNA0
………
……
…
兕丹坊「完敗だべ〜!」
一護(やっぱ前と同じ展開になるのか。わかっててやる分心が痛いなおい…)
兕丹坊「ちょっと下がっとくべ。この門を開けてやる」
一心「これもお前の過去にあったことなのか?」
一護「ああ、まあな」
一心「こうなるって知ってて武器を壊したのか。心が汚れちまったなあ。真咲に何て言えばいいんだ…」
一護「うるせぇ」
兕丹坊「う、おおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」ガガゴゴゴゴゴゴ!!!
???「あら、門番が門を開けてどないすんの」
兕丹坊「あ、ああ…、3番隊隊長…市丸ギン…」
夜一「市丸に何人かの死神か。恐らく市丸と藍染と東仙の3、5、9番隊の連中じゃな。」
夜一(ほとんど一護の話通りじゃの…)
一心「奴ら、一護の話じゃ各門に散ってるはずだが、どうやらこの白道門から入る事に賭けたってことか」
市丸「しゃあないなあ。門を開けてまうような門番の腕なんていらんよなあ」
夜一「一護!!!」
……
…
兕丹坊「完敗だべ〜!」
一護(やっぱ前と同じ展開になるのか。わかっててやる分心が痛いなおい…)
兕丹坊「ちょっと下がっとくべ。この門を開けてやる」
一心「これもお前の過去にあったことなのか?」
一護「ああ、まあな」
一心「こうなるって知ってて武器を壊したのか。心が汚れちまったなあ。真咲に何て言えばいいんだ…」
一護「うるせぇ」
兕丹坊「う、おおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」ガガゴゴゴゴゴゴ!!!
???「あら、門番が門を開けてどないすんの」
兕丹坊「あ、ああ…、3番隊隊長…市丸ギン…」
夜一「市丸に何人かの死神か。恐らく市丸と藍染と東仙の3、5、9番隊の連中じゃな。」
夜一(ほとんど一護の話通りじゃの…)
一心「奴ら、一護の話じゃ各門に散ってるはずだが、どうやらこの白道門から入る事に賭けたってことか」
市丸「しゃあないなあ。門を開けてまうような門番の腕なんていらんよなあ」
夜一「一護!!!」
104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 23:14:02.58 ID:ghH+shNA0
一護「はあああああ!!!」ギィン!!
市丸「おっと…君が例の死神やな。まさかいきなり突っ込んで来るとは思わんかったわ」
イズル「市丸隊長!」
一護「場所移すぜ、月牙天衝!!!」ガガガガガ!
市丸「うわっ!?」
一護「おおおおおお!!!」ブン!
市丸「!?」ドガアアアア!
檜佐木「なんて霊圧だ!」
雛森「ま、まるで隊長、いえ…それ以上です!」
夜一「市丸を吹っ飛ばしたじゃと!?」
一護「ここは頼んだ!」バッ
一心「待て!一護、そこまで深追いは…、くそっ、行っちまいやがった」
石田「黒崎の奴!僕達も早く行かないと…」
月島「追いつく前にまずはこの死神達をなんとかしないとね」
檜佐木「市丸隊長への援護は他の旅禍を倒した後だ!油断するなよ!」
イズル•雛森「「はっ!」」バッ
檜佐木「他の護廷隊士は各隊に旅禍の侵入を伝えろ!」
夜一「なるほどのぉ。で、他に動ける隊士がいるかの」ゼンラ
檜佐木「なん…だと…。他の護廷隊士が全滅…。おのれ!ブフゥ!?」
夜一「心配するでない。白打で気絶させただけじゃ。ん?何じゃお主、鼻血が出る程驚いたのかの?」ゼンラ
一心「…いや、自分の姿を見ればわかると思うぞ」
月島「…とりあえず服を着てくれないかい?」
夜一「ああ、そうじゃったの。服を着るなど久しくなかったもんじゃから忘れておった」ゼンラ
檜佐木「ブファッ!」ハナヂダラー
市丸「おっと…君が例の死神やな。まさかいきなり突っ込んで来るとは思わんかったわ」
イズル「市丸隊長!」
一護「場所移すぜ、月牙天衝!!!」ガガガガガ!
市丸「うわっ!?」
一護「おおおおおお!!!」ブン!
市丸「!?」ドガアアアア!
檜佐木「なんて霊圧だ!」
雛森「ま、まるで隊長、いえ…それ以上です!」
夜一「市丸を吹っ飛ばしたじゃと!?」
一護「ここは頼んだ!」バッ
一心「待て!一護、そこまで深追いは…、くそっ、行っちまいやがった」
石田「黒崎の奴!僕達も早く行かないと…」
月島「追いつく前にまずはこの死神達をなんとかしないとね」
檜佐木「市丸隊長への援護は他の旅禍を倒した後だ!油断するなよ!」
イズル•雛森「「はっ!」」バッ
檜佐木「他の護廷隊士は各隊に旅禍の侵入を伝えろ!」
夜一「なるほどのぉ。で、他に動ける隊士がいるかの」ゼンラ
檜佐木「なん…だと…。他の護廷隊士が全滅…。おのれ!ブフゥ!?」
夜一「心配するでない。白打で気絶させただけじゃ。ん?何じゃお主、鼻血が出る程驚いたのかの?」ゼンラ
一心「…いや、自分の姿を見ればわかると思うぞ」
月島「…とりあえず服を着てくれないかい?」
夜一「ああ、そうじゃったの。服を着るなど久しくなかったもんじゃから忘れておった」ゼンラ
檜佐木「ブファッ!」ハナヂダラー
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/17(水) 23:15:22.39 ID:ghH+shNA0
夜一「お主、初心じゃのお。おなごの体を見たことがないのか?」
イズル(ブフッ…あの様子だとなさそうだ…)ハナヂダラー
雛森(胸大きい…)
夜一「まあよい、これでは勝負にならん、そうそうに気絶させてやろう」
イズル「面を上げろ 侘助!」ブン
夜一「むっ」スッ
イズル「檜佐木さん、こいつは僕が相手をします」ハナヂダラー
檜佐木「す、すまん吉良、あとこのことは乱菊さんには内緒にしてくれ」ハナヂダラー
イヅル「今度の飲み代は檜佐木さんのおごりでしたら」ハナヂダラー
夜一「儂を前にして雑談とは余裕じゃのぉ。油断していると一瞬で倒れるぞ」
………
……
…
雛森「檜佐木先輩!大丈夫ですか!?」
一心「おっと、悪いなお嬢ちゃん、あんたには俺の相手をしてもらおうか」
雛森「…あなたは…どこかで見たような…」
一心「ん?そりゃナンパか?悪いなお嬢ちゃん。俺は妻子持ちなんでね」
雛森「そんなわけないじゃないですか!!」
………
……
…
月島「じゃあ僕の相手は君にしようかな」
檜佐木「いいだろう、相手をしてやる」ハナヂダラー
月島「鼻血、拭いなよ」
月島(霊圧はまあまあか。とりあえず最初はこいつにしておこう)
檜佐木「舐めるな!刈れ 風死」
イズル(ブフッ…あの様子だとなさそうだ…)ハナヂダラー
雛森(胸大きい…)
夜一「まあよい、これでは勝負にならん、そうそうに気絶させてやろう」
イズル「面を上げろ 侘助!」ブン
夜一「むっ」スッ
イズル「檜佐木さん、こいつは僕が相手をします」ハナヂダラー
檜佐木「す、すまん吉良、あとこのことは乱菊さんには内緒にしてくれ」ハナヂダラー
イヅル「今度の飲み代は檜佐木さんのおごりでしたら」ハナヂダラー
夜一「儂を前にして雑談とは余裕じゃのぉ。油断していると一瞬で倒れるぞ」
………
……
…
雛森「檜佐木先輩!大丈夫ですか!?」
一心「おっと、悪いなお嬢ちゃん、あんたには俺の相手をしてもらおうか」
雛森「…あなたは…どこかで見たような…」
一心「ん?そりゃナンパか?悪いなお嬢ちゃん。俺は妻子持ちなんでね」
雛森「そんなわけないじゃないですか!!」
………
……
…
月島「じゃあ僕の相手は君にしようかな」
檜佐木「いいだろう、相手をしてやる」ハナヂダラー
月島「鼻血、拭いなよ」
月島(霊圧はまあまあか。とりあえず最初はこいつにしておこう)
檜佐木「舐めるな!刈れ 風死」
126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/18(木) 22:51:39.81 ID:lyiUYd9W0
月島「それが君の始解かい?面白い形をしているね」
檜佐木「面白いと思っていられるのも今のうちだ。ハァ!」ブン!
月島(投げた、けど除けるのは簡単…ぐっ!?)ザシュ
檜佐木「読めねえだろ?こいつの動きが」ブン!
月島「っ!甘いね」シュン!
檜佐木(消えた!?瞬歩か、いやあの足元の光はなんだ?)
檜佐木「ふっ!」ギィン!!
檜佐木「遠距離が不利と見て近距離戦にする気か?」
月島「やっぱりばれてたみたいだね」
檜佐木「甘い。縛道の六十二 百歩欄干!!」バババババ!
月島「!?」シュン
檜佐木「ギリギリ避けたか。だがこれでまた距離は空いた」ブン!
檜佐木「これで終わりだ!」グィ!
月島「…」キィン!
檜佐木(一撃目は弾いたか、だが…)
檜佐木「無駄だ!」ブン!
月島「無駄だよ」キン!
檜佐木「なに!?風死の動きを読んだのか!?」
月島「『何度も』その斬魄刀の動きを見てきたからね。手に取るようにわかるよ」
檜佐木(馬鹿な!たった数回で風死の動きを…)
月島「さて、まずは1人目…」シュン ザシュ!
檜佐木「馬鹿なっ…」
月島(他にも倒れている死神から霊圧の高いのを何人か挿んでこうか)
月島(ああ、その前に銀城が後で瀞霊廷に入れるようにしておこう)
檜佐木「面白いと思っていられるのも今のうちだ。ハァ!」ブン!
月島(投げた、けど除けるのは簡単…ぐっ!?)ザシュ
檜佐木「読めねえだろ?こいつの動きが」ブン!
月島「っ!甘いね」シュン!
檜佐木(消えた!?瞬歩か、いやあの足元の光はなんだ?)
檜佐木「ふっ!」ギィン!!
檜佐木「遠距離が不利と見て近距離戦にする気か?」
月島「やっぱりばれてたみたいだね」
檜佐木「甘い。縛道の六十二 百歩欄干!!」バババババ!
月島「!?」シュン
檜佐木「ギリギリ避けたか。だがこれでまた距離は空いた」ブン!
檜佐木「これで終わりだ!」グィ!
月島「…」キィン!
檜佐木(一撃目は弾いたか、だが…)
檜佐木「無駄だ!」ブン!
月島「無駄だよ」キン!
檜佐木「なに!?風死の動きを読んだのか!?」
月島「『何度も』その斬魄刀の動きを見てきたからね。手に取るようにわかるよ」
檜佐木(馬鹿な!たった数回で風死の動きを…)
月島「さて、まずは1人目…」シュン ザシュ!
檜佐木「馬鹿なっ…」
月島(他にも倒れている死神から霊圧の高いのを何人か挿んでこうか)
月島(ああ、その前に銀城が後で瀞霊廷に入れるようにしておこう)
127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/18(木) 22:53:00.31 ID:lyiUYd9W0
………
……
…
イヅル「ハァ!」ブン!
一夜「ふむ、さすがの太刀筋じゃ。副隊長レベルじゃの」キィンギン!ギィン!
イヅル「その余裕もここまでだ」
一夜「ほお、一体なにを…なに!?」ズン!!!
イヅル「その短剣、僕の剣を何回受けた?」
イヅル「僕の斬魄刀、侘助は斬った物の重さを倍にする」
イヅル「1度斬れば倍、2度斬ればそのまた倍に…。その短剣、もはや片手で振り回せる重さじゃない」
夜一「そうか、なら捨てればよい」ポイ
イヅル「…え?」
夜一「どうやらこの暗剣を儂の斬魄刀と思ってるようじゃの」
夜一「儂の剣はこの拳じゃ。残念じゃったな!」ゴガァッ!!!
イヅル「げがっ!?な…に…」ドサッ ハナヂダラー
夜一「斬魄刀かどうかなど霊圧をよく察知すればわかるじゃろうに。儂の体もまだまだ捨てたもんじゃないの」ゼンラ
……
…
イヅル「ハァ!」ブン!
一夜「ふむ、さすがの太刀筋じゃ。副隊長レベルじゃの」キィンギン!ギィン!
イヅル「その余裕もここまでだ」
一夜「ほお、一体なにを…なに!?」ズン!!!
イヅル「その短剣、僕の剣を何回受けた?」
イヅル「僕の斬魄刀、侘助は斬った物の重さを倍にする」
イヅル「1度斬れば倍、2度斬ればそのまた倍に…。その短剣、もはや片手で振り回せる重さじゃない」
夜一「そうか、なら捨てればよい」ポイ
イヅル「…え?」
夜一「どうやらこの暗剣を儂の斬魄刀と思ってるようじゃの」
夜一「儂の剣はこの拳じゃ。残念じゃったな!」ゴガァッ!!!
イヅル「げがっ!?な…に…」ドサッ ハナヂダラー
夜一「斬魄刀かどうかなど霊圧をよく察知すればわかるじゃろうに。儂の体もまだまだ捨てたもんじゃないの」ゼンラ
128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/18(木) 22:56:39.49 ID:lyiUYd9W0
………
……
…
石田「まったく、黒崎はどこに行ったんだ」
石田「確かこっちの方に行ったはず…、あの建物、大きい穴が空いている…?」
バンカイ カミシニノヤリ
ナッ!?テメェ!
石田「!?穴から何かが飛んでくる!」
ズガアアアアアアアアアアアアン!!!
石田「何かが落ちて来たのか?」
一護「ンノヤロォ!いきなり卍解かよ!」
石田「黒崎!?なにをしてるんだ!?」
一護「後ろだ石田!クソッ!」バッ!
市丸「神死槍 舞踏」グオッ
一護「ぐっ!」ガガガガガガ
一護(始解じゃ防ぎ切れねぇ!卍解する余裕もない。だったら!)
一護「オオオオオオオ!!!」ズアッ
石田「止めた!それにこれは虚の霊圧。黒崎の奴何を…」
市丸(虚化か。藍染隊長の言うとった通りや)
一護(虚化)「月牙天衝!」ギィィィィィィン!!!
市丸「あーあ、まさか僕の卍解が始解に弾かれるなんて…」
市丸「ほんま、悪い冗談や」
一護(虚化)(始解に虚化じゃ、あいつの卍解相手に刀を弾くぐらいはできるみたいだな…)
石田「動くな、動けば即座に矢を放つ」バッ
市丸「2対1か、怪我せんうちに退散させてもらうわ。縛道の二十一 赤煙遁」バシュウウウウ
石田「くそっ、煙幕か!」
市丸「ほなさいなら」シュン
石田「…逃げたのか。大丈夫か、黒崎」
一護(虚化)「なんとかな。咄嗟に虚化しなかったらやられてた」
一護「卍解でなんとか止められるレベルの技を始解相手に使いやがって」ズァッ
一心「一護!!無事か!?」
一護「みんなも怪我はないようだなブフッ!?」
石田「みんなも追いつてきたようだブフッ!?」
一護「なんでまた裸になってんだよ!?」
石田「いつの間にか痴女が仲間になってる!?」
一心(『また』ってどういうことだ…一護…)
一心(いや、未来で同じようなことがあっただけかもしれん。いや…でも…まさか…一護がいつの間にか大人の階段を…)
夜一「ああ、そうじゃったな。お主には言っておらなんだか」
夜一「儂が夜一じゃ」
石田「あ、あの猫が…、まさか人間になれるなんて…。だから裸なのか」
夜一「そもそも人語話す猫などおるわけなかろう。少し考えればわかるじゃろうに」
石田「いるわけないような猫だったから軽くトラウマになりかけたんだが…」
夜一「しかたないのぉ…。少し待っておれ。適当な服を持ってくる」
一護「持って来なくていいから着て来てくれ」
……
…
石田「まったく、黒崎はどこに行ったんだ」
石田「確かこっちの方に行ったはず…、あの建物、大きい穴が空いている…?」
バンカイ カミシニノヤリ
ナッ!?テメェ!
石田「!?穴から何かが飛んでくる!」
ズガアアアアアアアアアアアアン!!!
石田「何かが落ちて来たのか?」
一護「ンノヤロォ!いきなり卍解かよ!」
石田「黒崎!?なにをしてるんだ!?」
一護「後ろだ石田!クソッ!」バッ!
市丸「神死槍 舞踏」グオッ
一護「ぐっ!」ガガガガガガ
一護(始解じゃ防ぎ切れねぇ!卍解する余裕もない。だったら!)
一護「オオオオオオオ!!!」ズアッ
石田「止めた!それにこれは虚の霊圧。黒崎の奴何を…」
市丸(虚化か。藍染隊長の言うとった通りや)
一護(虚化)「月牙天衝!」ギィィィィィィン!!!
市丸「あーあ、まさか僕の卍解が始解に弾かれるなんて…」
市丸「ほんま、悪い冗談や」
一護(虚化)(始解に虚化じゃ、あいつの卍解相手に刀を弾くぐらいはできるみたいだな…)
石田「動くな、動けば即座に矢を放つ」バッ
市丸「2対1か、怪我せんうちに退散させてもらうわ。縛道の二十一 赤煙遁」バシュウウウウ
石田「くそっ、煙幕か!」
市丸「ほなさいなら」シュン
石田「…逃げたのか。大丈夫か、黒崎」
一護(虚化)「なんとかな。咄嗟に虚化しなかったらやられてた」
一護「卍解でなんとか止められるレベルの技を始解相手に使いやがって」ズァッ
一心「一護!!無事か!?」
一護「みんなも怪我はないようだなブフッ!?」
石田「みんなも追いつてきたようだブフッ!?」
一護「なんでまた裸になってんだよ!?」
石田「いつの間にか痴女が仲間になってる!?」
一心(『また』ってどういうことだ…一護…)
一心(いや、未来で同じようなことがあっただけかもしれん。いや…でも…まさか…一護がいつの間にか大人の階段を…)
夜一「ああ、そうじゃったな。お主には言っておらなんだか」
夜一「儂が夜一じゃ」
石田「あ、あの猫が…、まさか人間になれるなんて…。だから裸なのか」
夜一「そもそも人語話す猫などおるわけなかろう。少し考えればわかるじゃろうに」
石田「いるわけないような猫だったから軽くトラウマになりかけたんだが…」
夜一「しかたないのぉ…。少し待っておれ。適当な服を持ってくる」
一護「持って来なくていいから着て来てくれ」
129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/18(木) 22:57:44.05 ID:lyiUYd9W0
………
……
…
夜一「待たせたの」シュン
月島「死神の衣装だね。なるほど、この瀞霊廷で動くには1番理に叶ってるよ」
夜一「月島と石田の分もある。着替えておくのじゃ」
夜一「死覇装はさっきの護廷隊士から貰っておいた」
一心「剥いできたの間違いだろ」
夜一「そういえばお主の相手はどうしたのじゃ?」
一心「あの嬢ちゃんならデコピンで吹っ飛ばしておいた。そんなに霊圧は込めてねえから数時間で目を覚ますだろうよ」
夜一「ならよい。ではこれからは二手に分かれてそれぞれルキアが囚われているであろう懺罪宮を目指すのじゃ」
一心「手筈通り、俺と一護に石田、夜一は月島とだな」
一護「親父と一緒にか…マジかよ…」
一心「ふんっ!」ゴツン!
一護「痛ってえええ!!何しやがる!!」
一心「不意打ちも避けられないガキは親の後ろにくっついとくんだな。あと無責任な行動は絶対にするな」
一護「前半はまだわかるけど後半はどういうことだよ」ピキピキ
石田「黒崎、さっきの虚の霊圧、進みながら説明してもらうぞ」
一護「ああ…」
月島「それじゃ、よろしくお願いするよ。夜一さん」
夜一「…うむ」
夜一(月島…、こやつ喜助の紹介と言えど得体が知れぬ)
夜一(目を光らせておくに越したことはない)
………
……
…
???「おんもしろいの見ーつけた!早く剣ちゃんを呼んで来ないと!」ヒュン
……
…
夜一「待たせたの」シュン
月島「死神の衣装だね。なるほど、この瀞霊廷で動くには1番理に叶ってるよ」
夜一「月島と石田の分もある。着替えておくのじゃ」
夜一「死覇装はさっきの護廷隊士から貰っておいた」
一心「剥いできたの間違いだろ」
夜一「そういえばお主の相手はどうしたのじゃ?」
一心「あの嬢ちゃんならデコピンで吹っ飛ばしておいた。そんなに霊圧は込めてねえから数時間で目を覚ますだろうよ」
夜一「ならよい。ではこれからは二手に分かれてそれぞれルキアが囚われているであろう懺罪宮を目指すのじゃ」
一心「手筈通り、俺と一護に石田、夜一は月島とだな」
一護「親父と一緒にか…マジかよ…」
一心「ふんっ!」ゴツン!
一護「痛ってえええ!!何しやがる!!」
一心「不意打ちも避けられないガキは親の後ろにくっついとくんだな。あと無責任な行動は絶対にするな」
一護「前半はまだわかるけど後半はどういうことだよ」ピキピキ
石田「黒崎、さっきの虚の霊圧、進みながら説明してもらうぞ」
一護「ああ…」
月島「それじゃ、よろしくお願いするよ。夜一さん」
夜一「…うむ」
夜一(月島…、こやつ喜助の紹介と言えど得体が知れぬ)
夜一(目を光らせておくに越したことはない)
………
……
…
???「おんもしろいの見ーつけた!早く剣ちゃんを呼んで来ないと!」ヒュン
130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/18(木) 22:59:31.22 ID:lyiUYd9W0
〜流魂街〜
銀城「…そろそろあいつらが突入して30分弱ってところか」
銀城「頃合いだ。月島の奴が上手くやっていればいいが」
………
……
…
銀城「でかいな。テメェがこの門の門番か?」
兕丹坊「おめぇも旅禍だべ?今日は客が多いだ」
銀城「俺は月島の仲間だ。月島から聞いてるはずだぜ。銀城って奴が後から門に来るから入れてやれってよ」
兕丹坊「そういえばそうだべ〜。おだも月島さんにお世話になったべよ」
兕丹坊「月島さんのお願いなら職責も賭けて中に入れてやるべ!」
銀城「ああ、よろしく頼む」
銀城(ちゃんと隙を見て門番に挿んで俺のことを伝えていたか。あとは月島の携帯に仕込んだ発信器を追うだけか)
銀城(しかしあの伝令神機の言う通りに上手くいくってのが納得いかねぇ。ご丁寧にこっちでも使える発信器を送ってくるときたもんだ)
銀城(…こいつの狙いはなんなんだ。どうも無理やり黒崎共に近づかされた気分だ)
銀城「…そろそろあいつらが突入して30分弱ってところか」
銀城「頃合いだ。月島の奴が上手くやっていればいいが」
………
……
…
銀城「でかいな。テメェがこの門の門番か?」
兕丹坊「おめぇも旅禍だべ?今日は客が多いだ」
銀城「俺は月島の仲間だ。月島から聞いてるはずだぜ。銀城って奴が後から門に来るから入れてやれってよ」
兕丹坊「そういえばそうだべ〜。おだも月島さんにお世話になったべよ」
兕丹坊「月島さんのお願いなら職責も賭けて中に入れてやるべ!」
銀城「ああ、よろしく頼む」
銀城(ちゃんと隙を見て門番に挿んで俺のことを伝えていたか。あとは月島の携帯に仕込んだ発信器を追うだけか)
銀城(しかしあの伝令神機の言う通りに上手くいくってのが納得いかねぇ。ご丁寧にこっちでも使える発信器を送ってくるときたもんだ)
銀城(…こいつの狙いはなんなんだ。どうも無理やり黒崎共に近づかされた気分だ)
131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/18(木) 23:00:40.62 ID:lyiUYd9W0
〜瀞霊廷〜
夜一「ついて来ておるか、月島」
月島「なんとかね。浦原から聞いていたけど瞬神って言われるわけだよ」
月島「気を抜いたら置いて行かれそうだ…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
月島「…へぇ、なんだいこの化物じみた霊圧は?まるで喉元に刀を押し付けられてる気分だ」
夜一「ぐっ!?この霊圧は…」
剣八「よお、テメェラが旅禍みてえだなァ」
夜一「更木…剣八じゃと!よりにもよってお前が来るか!」
月島「どうして僕達が旅禍だってわかったんだい?一応変装したつもりなんだったんだけどね」
やちる「はいはーい!私だよ!門の近くで偶然戦ってるの見つけたから剣ちゃん呼んできたんだよ」
剣八「おいやちる、市丸の野郎と戦ってたのはどっちだ?」
やちる「んー、いないよ。二手に分かれちゃったみたい」
剣八「ちっ!仕方ねぇ。ならテメェラをとっとと斬って追いかけるぞ」
剣八「せめて準備運動程度にはなってくれよ、なあ旅禍ァ」スラァ
夜一「…仕方ない、ここでこやつを倒す。手を貸せ月島!」
月島「そうするしかないみたいだね」
剣八「ほう、まあまあの霊圧じゃねえか、悪くねえ。だがその男はまだ俺と差があるな」
剣八「なんなら先に切らせてやろうか?」
月島「願ってもない、遠慮はしないよ」ズバッ!
夜一「ついて来ておるか、月島」
月島「なんとかね。浦原から聞いていたけど瞬神って言われるわけだよ」
月島「気を抜いたら置いて行かれそうだ…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
月島「…へぇ、なんだいこの化物じみた霊圧は?まるで喉元に刀を押し付けられてる気分だ」
夜一「ぐっ!?この霊圧は…」
剣八「よお、テメェラが旅禍みてえだなァ」
夜一「更木…剣八じゃと!よりにもよってお前が来るか!」
月島「どうして僕達が旅禍だってわかったんだい?一応変装したつもりなんだったんだけどね」
やちる「はいはーい!私だよ!門の近くで偶然戦ってるの見つけたから剣ちゃん呼んできたんだよ」
剣八「おいやちる、市丸の野郎と戦ってたのはどっちだ?」
やちる「んー、いないよ。二手に分かれちゃったみたい」
剣八「ちっ!仕方ねぇ。ならテメェラをとっとと斬って追いかけるぞ」
剣八「せめて準備運動程度にはなってくれよ、なあ旅禍ァ」スラァ
夜一「…仕方ない、ここでこやつを倒す。手を貸せ月島!」
月島「そうするしかないみたいだね」
剣八「ほう、まあまあの霊圧じゃねえか、悪くねえ。だがその男はまだ俺と差があるな」
剣八「なんなら先に切らせてやろうか?」
月島「願ってもない、遠慮はしないよ」ズバッ!
132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/18(木) 23:02:17.64 ID:lyiUYd9W0
………
……
…
一護「なんとか他の死神にバレずに先に進めてるな」
一心「油断はするな。さっきの白道門の騒ぎがそろそろ瀞霊廷全体に広まる頃合いだ」
石田「僕と黒崎さんは目立たないが、黒崎のオレンジ頭はさっきから目立ってしょうがない」
一心「この機会にいっそ坊主にしてやろうか?」
一護「…さすがに勘弁してくれ。あと俺と親父の呼び分けはなんとかならねえのか?」
石田「それにしても殲罪宮は遠いな。まだかなり距離がある」
一心「焦るな、それでも慎重に行くぞ…!!」ドドドドドド!!
石田「あれは…死神の大群か!?」
一護「こっちに来るぞ!仕方ねぇ、ここは俺が…」
一心「待て、あいつら俺たちを見つけても刀に手をかけようともしねえ。このまま端によってろ」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
一護「…ふう、なんとかやり過ごしたな」
石田「白道門の方へ向かっているようだ。恐らく門の周りの警戒や索敵人員だろう」
石田「隊長格はともかく一般の死神にはまだ僕達の情報は回ってはいないようだ」
一護「そうみたいだな。…おい、石田、親父は?」
石田「そういえばいない、どこへ…」
一心「うおおおおおおおお、お前ら押すんじゃねえええええ!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
石田「巻き込まれてるぞ…」
一護「…このまま放っていこうぜ」
???「おい、お前ら」
……
…
一護「なんとか他の死神にバレずに先に進めてるな」
一心「油断はするな。さっきの白道門の騒ぎがそろそろ瀞霊廷全体に広まる頃合いだ」
石田「僕と黒崎さんは目立たないが、黒崎のオレンジ頭はさっきから目立ってしょうがない」
一心「この機会にいっそ坊主にしてやろうか?」
一護「…さすがに勘弁してくれ。あと俺と親父の呼び分けはなんとかならねえのか?」
石田「それにしても殲罪宮は遠いな。まだかなり距離がある」
一心「焦るな、それでも慎重に行くぞ…!!」ドドドドドド!!
石田「あれは…死神の大群か!?」
一護「こっちに来るぞ!仕方ねぇ、ここは俺が…」
一心「待て、あいつら俺たちを見つけても刀に手をかけようともしねえ。このまま端によってろ」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
一護「…ふう、なんとかやり過ごしたな」
石田「白道門の方へ向かっているようだ。恐らく門の周りの警戒や索敵人員だろう」
石田「隊長格はともかく一般の死神にはまだ僕達の情報は回ってはいないようだ」
一護「そうみたいだな。…おい、石田、親父は?」
石田「そういえばいない、どこへ…」
一心「うおおおおおおおお、お前ら押すんじゃねえええええ!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
石田「巻き込まれてるぞ…」
一護「…このまま放っていこうぜ」
???「おい、お前ら」
134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/18(木) 23:06:23.48 ID:lyiUYd9W0
一護「なっ!馬鹿かよ!あいつは隊長だぞ!」
石田「心配するな黒崎、僕にはいくつかとっておきもある」
一護「石田…その手袋は…」
一護(浦原さんから聞いたことがある。あれは確か散霊手套。こいつまさかまた力を失う覚悟で…!!)
石田「その顔、最終形態の事を知っていたのか。とにかく黒崎は先に行け。力を失う覚悟ならとっくにしている」
一護「石田…」
氷番谷「おしゃべりは終わったようだな。ならいくぜ…、霜天に挫せ…」
???「始解はちょっと待ってもらうぜ。氷輪丸を使えば付近にいる隊士も危ねえだろ」ガシッ
氷番谷「腕を!?誰だ…!!」
石田「心配するな黒崎、僕にはいくつかとっておきもある」
一護「石田…その手袋は…」
一護(浦原さんから聞いたことがある。あれは確か散霊手套。こいつまさかまた力を失う覚悟で…!!)
石田「その顔、最終形態の事を知っていたのか。とにかく黒崎は先に行け。力を失う覚悟ならとっくにしている」
一護「石田…」
氷番谷「おしゃべりは終わったようだな。ならいくぜ…、霜天に挫せ…」
???「始解はちょっと待ってもらうぜ。氷輪丸を使えば付近にいる隊士も危ねえだろ」ガシッ
氷番谷「腕を!?誰だ…!!」
141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/19(金) 00:49:18.09 ID:SX7U9seO0
一心「よお、2、30年ぶりってとこか冬獅郎」
氷番谷「志波…隊長…、なんでここに…」
一心「一護、石田、お前らは先に行け。冬獅郎…その羽織を着てるってことは隊長になったのか」
氷番谷「…質問に答えろよ」
一心「そういや乱菊はどうした?あいつは俺と違ってサボリ魔だからな。もしあいつが副隊長ならお前も苦労「質問に答えろォ!!!」ギィン!
一心「…」
氷番谷「俺達を放っていきなり失踪した挙句、突然戻って来て瀞霊廷を攻撃して…なにが目的だ!?」
一心「すまねえな…。俺だってお前らと離れるとは未練タラタラだったさ」
一心「でも悪いな。ここに来た理由は答えられねえ」
氷番谷「そうかよ…。なら力尽くで喋らせてやる!」
氷番谷「氷輪丸!!」ブオオオオ!
一心「解号も無しに始解か。途中だった卍解の修行は完了したみたいだな」
氷番谷「黙れ!水氷鱗!」ガキュッ!!!
一心「…やるしかないか、燃えろ 剡月!」ゴオオオオオオオオオ
一心「月牙天衝!!」
氷番谷「志波…隊長…、なんでここに…」
一心「一護、石田、お前らは先に行け。冬獅郎…その羽織を着てるってことは隊長になったのか」
氷番谷「…質問に答えろよ」
一心「そういや乱菊はどうした?あいつは俺と違ってサボリ魔だからな。もしあいつが副隊長ならお前も苦労「質問に答えろォ!!!」ギィン!
一心「…」
氷番谷「俺達を放っていきなり失踪した挙句、突然戻って来て瀞霊廷を攻撃して…なにが目的だ!?」
一心「すまねえな…。俺だってお前らと離れるとは未練タラタラだったさ」
一心「でも悪いな。ここに来た理由は答えられねえ」
氷番谷「そうかよ…。なら力尽くで喋らせてやる!」
氷番谷「氷輪丸!!」ブオオオオ!
一心「解号も無しに始解か。途中だった卍解の修行は完了したみたいだな」
氷番谷「黙れ!水氷鱗!」ガキュッ!!!
一心「…やるしかないか、燃えろ 剡月!」ゴオオオオオオオオオ
一心「月牙天衝!!」
142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/19(金) 00:50:10.07 ID:SX7U9seO0
………
……
…
石田「これが隊長格の霊圧…何て高さだ。…なにぼうっとしている!早く助けに入るぞ黒崎!」
一護「…いや、俺たちは先に行くぞ。たぶん親父と冬獅郎の間には何かがある」
一護「俺達が割って入れば到底解決しねえ何かがな…。ほら、さっさと行くぞ石田」
石田「そんな理由で、って待て黒崎!」
……
…
石田「これが隊長格の霊圧…何て高さだ。…なにぼうっとしている!早く助けに入るぞ黒崎!」
一護「…いや、俺たちは先に行くぞ。たぶん親父と冬獅郎の間には何かがある」
一護「俺達が割って入れば到底解決しねえ何かがな…。ほら、さっさと行くぞ石田」
石田「そんな理由で、って待て黒崎!」
143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/19(金) 00:57:45.42 ID:SX7U9seO0
………
……
…
剣八「ははっ!ははははははは!!!」ギィンギンキィン!!!
月島「ぐっ!僕は君の恩人のはずだ!その僕と戦って心は痛まないのかい?」
剣八「何言ってやがる月島ァ!俺を最高に愉しませてくれるテメェと戦える、それ以上に優先するもんなんざねェだろうがよ!!!」
剣八「さあ!この戦いを楽しもうぜ!!オイ!!」ギィィン!!
月島(挿んで分かった。更木剣八に僕の能力は相性が悪過ぎる)
月島(更木剣八にとっての恩人は戦いの愉しさを教えた人。ここまでの戦闘狂に挿んだ経験がなかったのが失敗だったようだ)
月島(自分から斬らせてくれる相手と、あの巨大な霊圧で思考が鈍ってしまったか)
月島(彼にとって『最高の恩人の僕』をとっさに挿んだ結果がこれとはね…)
月島(もし全力の力を出されれば、…『何年も一緒にいて彼の全てを知っている僕』でも対抗する手段はない)
夜一(月島…あやつは何を言っている。なぜあやつは剣八と知り合いのような会話をしている)
夜一(なぜ剣八は月島の名を最初から呼ばなかった…)
剣八『ほう、まあまあの霊圧じゃねえか、悪くねえ。だがその男はまだ俺と差があるな』
夜一(その男と呼んでいたのが変わったのはいつじゃ…。月島は何かを剣八に行ったと考えるのが妥当じゃろう)
夜一(恐らくそれは月島が無防備の剣八を斬ったとき…。まさかあやつの能力は…!)
夜一(恐らく儂以外の全員が月島に騙されていると見て間違いない。奴の能力は斬った相手の過去の改竄じゃ!)
夜一(月島め、恐らく剣八の過去を変え自身の仲間にしようとしたか。だが剣八の戦いの優先度を自身が越えられなかったようじゃの)
夜一(さてどうする。このまま月島を放っておくか…。いや更木剣八は厄介な上、狙いは一護じゃ。ここは月島に助太刀してでも奴を行動不能にすべきじゃろう!)ザッ!
やちる「剣ちゃんの邪魔しちゃダメだよー!」
夜一「悪いの、そこを通してもらうぞ」
一角「そりゃ無理な話だ。隊長の邪魔させられねぇなぁ」
弓親「君はまずこちらの相手をしてもらうよ」
夜一「増援か…仕方ないようじゃの」
一角「はっ!元二番隊隊長と戦えるなんざツイてるぜ!延びろ!鬼灯丸!」
一角「悪いな弓親、俺が先にいくぜ!」
……
…
剣八「ははっ!ははははははは!!!」ギィンギンキィン!!!
月島「ぐっ!僕は君の恩人のはずだ!その僕と戦って心は痛まないのかい?」
剣八「何言ってやがる月島ァ!俺を最高に愉しませてくれるテメェと戦える、それ以上に優先するもんなんざねェだろうがよ!!!」
剣八「さあ!この戦いを楽しもうぜ!!オイ!!」ギィィン!!
月島(挿んで分かった。更木剣八に僕の能力は相性が悪過ぎる)
月島(更木剣八にとっての恩人は戦いの愉しさを教えた人。ここまでの戦闘狂に挿んだ経験がなかったのが失敗だったようだ)
月島(自分から斬らせてくれる相手と、あの巨大な霊圧で思考が鈍ってしまったか)
月島(彼にとって『最高の恩人の僕』をとっさに挿んだ結果がこれとはね…)
月島(もし全力の力を出されれば、…『何年も一緒にいて彼の全てを知っている僕』でも対抗する手段はない)
夜一(月島…あやつは何を言っている。なぜあやつは剣八と知り合いのような会話をしている)
夜一(なぜ剣八は月島の名を最初から呼ばなかった…)
剣八『ほう、まあまあの霊圧じゃねえか、悪くねえ。だがその男はまだ俺と差があるな』
夜一(その男と呼んでいたのが変わったのはいつじゃ…。月島は何かを剣八に行ったと考えるのが妥当じゃろう)
夜一(恐らくそれは月島が無防備の剣八を斬ったとき…。まさかあやつの能力は…!)
夜一(恐らく儂以外の全員が月島に騙されていると見て間違いない。奴の能力は斬った相手の過去の改竄じゃ!)
夜一(月島め、恐らく剣八の過去を変え自身の仲間にしようとしたか。だが剣八の戦いの優先度を自身が越えられなかったようじゃの)
夜一(さてどうする。このまま月島を放っておくか…。いや更木剣八は厄介な上、狙いは一護じゃ。ここは月島に助太刀してでも奴を行動不能にすべきじゃろう!)ザッ!
やちる「剣ちゃんの邪魔しちゃダメだよー!」
夜一「悪いの、そこを通してもらうぞ」
一角「そりゃ無理な話だ。隊長の邪魔させられねぇなぁ」
弓親「君はまずこちらの相手をしてもらうよ」
夜一「増援か…仕方ないようじゃの」
一角「はっ!元二番隊隊長と戦えるなんざツイてるぜ!延びろ!鬼灯丸!」
一角「悪いな弓親、俺が先にいくぜ!」
144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/19(金) 01:01:42.26 ID:SX7U9seO0
夜一「1対1か、十一番隊らしいの。じゃが儂を相手に何秒もつ…!?これは…」ゴオオオオ!
弓親「虚の霊圧!?馬鹿な!ここは瀞霊廷だぞ!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
一角「あれは虚閃か!?更木隊長!」
剣八「ああ?ごがっ!?」ゴオオオオオオオオオオ!!!
一角「隊長!!!」
やちる「剣ちゃん!!」バッ!
???「よお、間に合ったみてえだな月島ァ」
月島「思ったよりも遅かったね銀城」
夜一「あれは…初代死神代行銀城空吾!?馬鹿な!なぜあやつがここに!?」
銀城「尸魂界に来たのは久しぶりだから仕方ねえだろ。そら、さっさとずらかずぞ」
一角「逃がすかァ!!!」
弓親「咲け 藤孔雀!!」
銀城「うるせぇーんだよ!!三下がァ!!」ズバッ!
一角「ごあっ!?」
月島「遅いよ」ズバッ!
弓親「グッ…くそっ…」
銀城「卍解してりゃこんなもんか。席官程度じゃ話にならねえな」
銀城「おい月島、そいつには挿まねえのか?」
月島「更木剣八に挿んでも意味がないどころか逆効果だったからね。更木に関係のある死神には挿まないよ」
月島「何が起こるかわからないからね」
銀城「そうかい。さて、面倒臭ェ連中が出張って来る前に移動するぞ」
夜一「ほう、お主ら、瞬神と言われた儂の前で逃げる算段とは肝が座っとるの」
銀城「夜一か。確かに逃げるのは難しいが…倒すだけなら問題ねえよ」
月島「あの小さい女の死神は更木のとこに行ったから2対1。それに僕達は別に朽木ルキアの奪還を阻止する気なんてないよ」
月島「ここは見逃してくれてもいいんじゃないかな?」
夜一「そうやすやすと信じられると思うかの」
銀城「仕方ねぇな…。てめえらはなるべく殺したくはなかったんだけどよ」
銀城「じゃあな!!」キイイイイン!!
夜一「虚閃か!?」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
夜一(なんとか掠っただけですんだが…、このまま2対1ではきついの)
夜一(奴らの目的がルキア救出の阻害ではないらしい…だがあの初代死神代行なら尸魂界で何をしでかすかわからぬ)
夜一(銀城の狙いは恐らく尸魂界への復讐じゃろうからの。月島はその駒と言ったところか)
夜一(とにかく奴らをここで倒さねばならぬか。他の隊長格が来るかもしれぬが仕方ないの)
夜一(虚閃による土埃が消える前に瞬閧で倒すしかあるまい…!?これは!?)ヒュン!
夜一(鎌か!?なに!?)ズバッ
夜一「ぐっ!なんじゃ、今の軌道は…、貴様は…」
弓親「虚の霊圧!?馬鹿な!ここは瀞霊廷だぞ!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
一角「あれは虚閃か!?更木隊長!」
剣八「ああ?ごがっ!?」ゴオオオオオオオオオオ!!!
一角「隊長!!!」
やちる「剣ちゃん!!」バッ!
???「よお、間に合ったみてえだな月島ァ」
月島「思ったよりも遅かったね銀城」
夜一「あれは…初代死神代行銀城空吾!?馬鹿な!なぜあやつがここに!?」
銀城「尸魂界に来たのは久しぶりだから仕方ねえだろ。そら、さっさとずらかずぞ」
一角「逃がすかァ!!!」
弓親「咲け 藤孔雀!!」
銀城「うるせぇーんだよ!!三下がァ!!」ズバッ!
一角「ごあっ!?」
月島「遅いよ」ズバッ!
弓親「グッ…くそっ…」
銀城「卍解してりゃこんなもんか。席官程度じゃ話にならねえな」
銀城「おい月島、そいつには挿まねえのか?」
月島「更木剣八に挿んでも意味がないどころか逆効果だったからね。更木に関係のある死神には挿まないよ」
月島「何が起こるかわからないからね」
銀城「そうかい。さて、面倒臭ェ連中が出張って来る前に移動するぞ」
夜一「ほう、お主ら、瞬神と言われた儂の前で逃げる算段とは肝が座っとるの」
銀城「夜一か。確かに逃げるのは難しいが…倒すだけなら問題ねえよ」
月島「あの小さい女の死神は更木のとこに行ったから2対1。それに僕達は別に朽木ルキアの奪還を阻止する気なんてないよ」
月島「ここは見逃してくれてもいいんじゃないかな?」
夜一「そうやすやすと信じられると思うかの」
銀城「仕方ねぇな…。てめえらはなるべく殺したくはなかったんだけどよ」
銀城「じゃあな!!」キイイイイン!!
夜一「虚閃か!?」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
夜一(なんとか掠っただけですんだが…、このまま2対1ではきついの)
夜一(奴らの目的がルキア救出の阻害ではないらしい…だがあの初代死神代行なら尸魂界で何をしでかすかわからぬ)
夜一(銀城の狙いは恐らく尸魂界への復讐じゃろうからの。月島はその駒と言ったところか)
夜一(とにかく奴らをここで倒さねばならぬか。他の隊長格が来るかもしれぬが仕方ないの)
夜一(虚閃による土埃が消える前に瞬閧で倒すしかあるまい…!?これは!?)ヒュン!
夜一(鎌か!?なに!?)ズバッ
夜一「ぐっ!なんじゃ、今の軌道は…、貴様は…」
145: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/19(金) 01:03:11.53 ID:SX7U9seO0
檜佐木「月島さんの邪魔はさせん」
夜一「門でおった席官じゃと。そうか月島め、こやつの過去に何かしたようじゃの」
月島「へえ、僕の能力がわかったようだね。そう、僕のブックオブジエンドは斬った相手の過去に僕という存在を挟み込むのさ」
夜一「なん…じゃと…」
月島「今の彼にとって僕は命の恩人だよ」
月島「じゃあここは任せたよ修兵。いくよ銀城」
夜一「逃がさん!瞬閧!!」
バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!
………
……
…
夜一「…浦原の言っておった携帯用義骸か。本物は逃げたようじゃの。倒せたのは操られた席官のみか」
檜佐木「」
夜一「剣八の霊圧もない…か。恐らくあの小さい死神が連れて行ったようじゃの」
夜一「まさかここまで早く1人になるとは…。これからどうするか…」
夜一「門でおった席官じゃと。そうか月島め、こやつの過去に何かしたようじゃの」
月島「へえ、僕の能力がわかったようだね。そう、僕のブックオブジエンドは斬った相手の過去に僕という存在を挟み込むのさ」
夜一「なん…じゃと…」
月島「今の彼にとって僕は命の恩人だよ」
月島「じゃあここは任せたよ修兵。いくよ銀城」
夜一「逃がさん!瞬閧!!」
バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!
………
……
…
夜一「…浦原の言っておった携帯用義骸か。本物は逃げたようじゃの。倒せたのは操られた席官のみか」
檜佐木「」
夜一「剣八の霊圧もない…か。恐らくあの小さい死神が連れて行ったようじゃの」
夜一「まさかここまで早く1人になるとは…。これからどうするか…」
146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/19(金) 01:05:32.40 ID:SX7U9seO0
………
……
…
銀城「追って来ねえか。なんとか逃げ切れたな」
月島「これからどうするんだい、銀城」
銀城「そろそろ旅禍の侵入が瀞霊廷中に広がる頃合いだ。今暴れれば面倒なことになる」
銀城「別の場所で騒ぎが大きくなるまで身を隠す。黒崎達が朽木とやらを助けるために動き出した頃合で俺たちも動くぞ」
月島「じゃあ誰かに見つかる前に早く隠れ場所を見つけないとね」
銀城「そういうことだ。どこか倉庫あたりでも使うか」
銀城「ああ、道中死神がいれば脅すか挿むかで朽木ルキアの処刑時間を調べとかねえとな」ザッ!
………
……
…
???「…」ズズズズズ・・・
???「2つ目の代行証を持つ巨大な霊圧の死神に興味をそそられていたが…」
???「初代死神代行に斬った相手の過去の改竄できる人間とは随分と面白い能力だネ」
???「実に興味が湧いたヨ…」
……
…
銀城「追って来ねえか。なんとか逃げ切れたな」
月島「これからどうするんだい、銀城」
銀城「そろそろ旅禍の侵入が瀞霊廷中に広がる頃合いだ。今暴れれば面倒なことになる」
銀城「別の場所で騒ぎが大きくなるまで身を隠す。黒崎達が朽木とやらを助けるために動き出した頃合で俺たちも動くぞ」
月島「じゃあ誰かに見つかる前に早く隠れ場所を見つけないとね」
銀城「そういうことだ。どこか倉庫あたりでも使うか」
銀城「ああ、道中死神がいれば脅すか挿むかで朽木ルキアの処刑時間を調べとかねえとな」ザッ!
………
……
…
???「…」ズズズズズ・・・
???「2つ目の代行証を持つ巨大な霊圧の死神に興味をそそられていたが…」
???「初代死神代行に斬った相手の過去の改竄できる人間とは随分と面白い能力だネ」
???「実に興味が湧いたヨ…」
188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/20(土) 21:10:23.09 ID:FVKYR5lR0
………
……
…
一心「うおっ!?」パキパキ
一心「ぬん!!」バキン
一心「俺の剡月を凍らせるなんざ、強くなったな冬獅郎」
日番谷「日番谷隊長だ。一振りで氷を振り払っておいてよく言うじゃねえか」
日番谷「なめてかかるのもここまでだ」ゴオオオオオオオ!!!
一心「俺がいた頃よりも霊圧の桁が違うな」
日番谷「…とっとと終わりにして、てめえらの計画を全て話してもらうぜ」
一心(これ以上時間をかければ他の隊士が集まってくるか。仕方ねえか)
一心「わかった冬獅郎、話してやるからちょっと待て」
日番谷「だから日番谷隊長だ。…どういう心変わりだ?」
一心「お前になら話してみる価値があると思っただけだ。2度は言わねえからちゃんと聞いてろよ」
………
……
…
一護「くそっ、コソコソしながらじゃなかなか進めねえ。なんとかならねえのかよ」
一護「…無視かよ石田…って石田!?おい!あの野郎どこ行きやがった!」
一護「この瀞霊廷で迷子かよ!聞きたいこともあったのに冗談じゃねえ!」
隊士「おい!旅禍を見つけたぞ!こっちだ!!」
一護「やべっ!もう一般隊士に情報が広まってたのかよ!」
一護「とにかく一旦逃げねえと!石田を探すのは後回しだ!」シュン
……
…
一心「うおっ!?」パキパキ
一心「ぬん!!」バキン
一心「俺の剡月を凍らせるなんざ、強くなったな冬獅郎」
日番谷「日番谷隊長だ。一振りで氷を振り払っておいてよく言うじゃねえか」
日番谷「なめてかかるのもここまでだ」ゴオオオオオオオ!!!
一心「俺がいた頃よりも霊圧の桁が違うな」
日番谷「…とっとと終わりにして、てめえらの計画を全て話してもらうぜ」
一心(これ以上時間をかければ他の隊士が集まってくるか。仕方ねえか)
一心「わかった冬獅郎、話してやるからちょっと待て」
日番谷「だから日番谷隊長だ。…どういう心変わりだ?」
一心「お前になら話してみる価値があると思っただけだ。2度は言わねえからちゃんと聞いてろよ」
………
……
…
一護「くそっ、コソコソしながらじゃなかなか進めねえ。なんとかならねえのかよ」
一護「…無視かよ石田…って石田!?おい!あの野郎どこ行きやがった!」
一護「この瀞霊廷で迷子かよ!聞きたいこともあったのに冗談じゃねえ!」
隊士「おい!旅禍を見つけたぞ!こっちだ!!」
一護「やべっ!もう一般隊士に情報が広まってたのかよ!」
一護「とにかく一旦逃げねえと!石田を探すのは後回しだ!」シュン
189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/20(土) 21:12:53.26 ID:FVKYR5lR0
………
……
…
一心「つーわけだ。俺達は藍染がルキアを殺して崩玉を手に入れるのを阻止するためにここに来た」
日番谷「あの藍染がだと…、涅や市丸ならまだ納得だが藍染が俺達を騙してた…だと…」
一心「そのうち裏廷隊がルキアの処刑を早めることを伝えに来る。そうなりゃ少しは俺の言うことも信じる気になる」
裏廷隊「日番谷隊長、伝令です」
一心「お、いいタイミングに来たな」
日番谷「…朽木ルキアの処刑を早めることか?」
裏廷隊「すでに伝令済みですか。失礼「待て!」
日番谷「今すぐ伝令神機でこの伝令を回している全ての裏廷隊士の生存を確認しろ!」
裏廷隊「は…はっ!」
一心「そこまで信用ねえのか俺は。別にそいつらを襲って情報を得たわけじゃねえよ」
裏廷隊「ぜ、全員無事です」
日番谷「…そうか。もう下がっていいぞ。あとここで俺がこいつと話していたことは誰にも言うな」
裏廷隊「それは…」
日番谷「わかったか」ゴオオオオオオ
裏廷隊「ひっ!?は、はっ!」シュン
一心「冬獅郎、お前…」
日番谷「勘違いするな。まだ話の全てを納得したわけじゃねえ」
日番谷「そもそも俺もこの事件に納得してるわけじゃねえからな。取り調べの無さや罪歴の無い朽木ルキアが犯人だってことのような不可解な点が多過ぎる」
日番谷「それにあんたが消えたことだって許したわけじゃねえ。まだその理由は話してもらってないからな」
一心「それも後で話すさ。さあ早くここから…ぐっ!?肩が!?」グサグサ
日番谷「これは…」
東仙「清虫二式・紅飛蝗」ヒュンヒュン!!
一心「ちっ!東仙か、藍染の野郎、早速手を出して来やがったか」キィンギン!
日番谷「東仙、これは俺の戦いだ。手を出すんじゃねえ!」
東仙「私には刀を納めたように見えていたが」
日番谷「っ!…まさか本当にお前も」
東仙「…」
日番谷「答えろ、東仙!!」
東仙「志波元隊長から話を聞いたとなれば計画の邪魔になるか…」
東仙「藍染様のために消すもやむなし」
日番谷「嘘…だろ…」
一心「1人で俺達の相手をするつもりか。随分と舐めてくれるな東仙」
東仙「1人で相手をするなどと誰が言った?」
ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!
日番谷「この霊圧…まさか!」
……
…
一心「つーわけだ。俺達は藍染がルキアを殺して崩玉を手に入れるのを阻止するためにここに来た」
日番谷「あの藍染がだと…、涅や市丸ならまだ納得だが藍染が俺達を騙してた…だと…」
一心「そのうち裏廷隊がルキアの処刑を早めることを伝えに来る。そうなりゃ少しは俺の言うことも信じる気になる」
裏廷隊「日番谷隊長、伝令です」
一心「お、いいタイミングに来たな」
日番谷「…朽木ルキアの処刑を早めることか?」
裏廷隊「すでに伝令済みですか。失礼「待て!」
日番谷「今すぐ伝令神機でこの伝令を回している全ての裏廷隊士の生存を確認しろ!」
裏廷隊「は…はっ!」
一心「そこまで信用ねえのか俺は。別にそいつらを襲って情報を得たわけじゃねえよ」
裏廷隊「ぜ、全員無事です」
日番谷「…そうか。もう下がっていいぞ。あとここで俺がこいつと話していたことは誰にも言うな」
裏廷隊「それは…」
日番谷「わかったか」ゴオオオオオオ
裏廷隊「ひっ!?は、はっ!」シュン
一心「冬獅郎、お前…」
日番谷「勘違いするな。まだ話の全てを納得したわけじゃねえ」
日番谷「そもそも俺もこの事件に納得してるわけじゃねえからな。取り調べの無さや罪歴の無い朽木ルキアが犯人だってことのような不可解な点が多過ぎる」
日番谷「それにあんたが消えたことだって許したわけじゃねえ。まだその理由は話してもらってないからな」
一心「それも後で話すさ。さあ早くここから…ぐっ!?肩が!?」グサグサ
日番谷「これは…」
東仙「清虫二式・紅飛蝗」ヒュンヒュン!!
一心「ちっ!東仙か、藍染の野郎、早速手を出して来やがったか」キィンギン!
日番谷「東仙、これは俺の戦いだ。手を出すんじゃねえ!」
東仙「私には刀を納めたように見えていたが」
日番谷「っ!…まさか本当にお前も」
東仙「…」
日番谷「答えろ、東仙!!」
東仙「志波元隊長から話を聞いたとなれば計画の邪魔になるか…」
東仙「藍染様のために消すもやむなし」
日番谷「嘘…だろ…」
一心「1人で俺達の相手をするつもりか。随分と舐めてくれるな東仙」
東仙「1人で相手をするなどと誰が言った?」
ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!
日番谷「この霊圧…まさか!」
190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/20(土) 21:15:27.52 ID:FVKYR5lR0
狛枝「見つけたぞ旅禍!」
伊場「あの旅禍の羽織は…隊長羽織じゃけぇ!?」
日番谷「七番隊…くそっ」
狛村「貴様…まさか志波隊長が旅禍に成り果てるとは」
一心「相変わらず素顔は隠したままか狛村隊長」
東仙「おしゃべりはここまでだ。旅禍の進撃を止めるぞ、狛村」
狛村「ああ。いくぞ、志波。天遣!!」ゴッ!!
日番谷「氷輪丸!!」ガキィン!
狛枝「血迷ったか!?日番谷隊長!」
日番谷「悪いな、しばらく隊を離れるぜ」
一心「おおおお!!!」ブン!
東仙「ふっ!?軽い剣だ」キィン
一心「そりゃそうだろうよ。こっちに力使ったんだからな」ポイ
東仙(刀を放り投げた!?)
一心「破道の八十九 飛竜撃賊震天雷砲!!!」ガガガガガガガガガガ!!!
東仙「ごっ!?っく!詠唱破棄でこの威力!さすがは元隊長か!」
一心「はっ!ありがとよ!月牙…」パシッ
伊場「東仙隊長、助太刀させてもらいやす!」ブン!
一心「くそっ!」キィン
東仙「終わりだ、志波一心。卍…」
???「光の雨<リヒト・レーゲン>」
東仙「なにっ!?」ババババババババババ!!!
一心「この霊圧は…」
伊場「あの旅禍の羽織は…隊長羽織じゃけぇ!?」
日番谷「七番隊…くそっ」
狛村「貴様…まさか志波隊長が旅禍に成り果てるとは」
一心「相変わらず素顔は隠したままか狛村隊長」
東仙「おしゃべりはここまでだ。旅禍の進撃を止めるぞ、狛村」
狛村「ああ。いくぞ、志波。天遣!!」ゴッ!!
日番谷「氷輪丸!!」ガキィン!
狛枝「血迷ったか!?日番谷隊長!」
日番谷「悪いな、しばらく隊を離れるぜ」
一心「おおおお!!!」ブン!
東仙「ふっ!?軽い剣だ」キィン
一心「そりゃそうだろうよ。こっちに力使ったんだからな」ポイ
東仙(刀を放り投げた!?)
一心「破道の八十九 飛竜撃賊震天雷砲!!!」ガガガガガガガガガガ!!!
東仙「ごっ!?っく!詠唱破棄でこの威力!さすがは元隊長か!」
一心「はっ!ありがとよ!月牙…」パシッ
伊場「東仙隊長、助太刀させてもらいやす!」ブン!
一心「くそっ!」キィン
東仙「終わりだ、志波一心。卍…」
???「光の雨<リヒト・レーゲン>」
東仙「なにっ!?」ババババババババババ!!!
一心「この霊圧は…」
191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/20(土) 21:17:46.95 ID:FVKYR5lR0
狛村が別のキャラになってったんだ投下しなおします
192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/20(土) 21:18:23.47 ID:FVKYR5lR0
狛村「見つけたぞ旅禍!」
伊場「あの旅禍の羽織は…隊長羽織じゃけぇ!?」
日番谷「七番隊…くそっ」
狛村「貴様…まさか志波隊長が旅禍に成り果てるとは」
一心「相変わらず素顔は隠したままか狛村隊長」
東仙「おしゃべりはここまでだ。旅禍の進撃を止めるぞ、狛村」
狛村「ああ。いくぞ、志波。天遣!!」ゴッ!!
日番谷「氷輪丸!!」ガキィン!
狛村「血迷ったか!?日番谷隊長!」
日番谷「悪いな、しばらく隊を離れるぜ」
一心「おおおお!!!」ブン!
東仙「ふっ!?軽い剣だ」キィン
一心「そりゃそうだろうよ。こっちに力使ったんだからな」ポイ
東仙(刀を放り投げた!?)
一心「破道の八十九 飛竜撃賊震天雷砲!!!」ガガガガガガガガガガ!!!
東仙「ごっ!?っく!詠唱破棄でこの威力!さすがは元隊長か…」
一心「はっ!ありがとよ!月牙…」パシッ
伊場「東仙隊長、助太刀させてもらいやす!」ブン!
一心「くそっ!」キィン
東仙「終わりだ、志波一心。卍…」
???「光の雨<リヒト・レーゲン>」
東仙「なにっ!?」ババババババババババ!!!
一心「この霊圧は…」
伊場「あの旅禍の羽織は…隊長羽織じゃけぇ!?」
日番谷「七番隊…くそっ」
狛村「貴様…まさか志波隊長が旅禍に成り果てるとは」
一心「相変わらず素顔は隠したままか狛村隊長」
東仙「おしゃべりはここまでだ。旅禍の進撃を止めるぞ、狛村」
狛村「ああ。いくぞ、志波。天遣!!」ゴッ!!
日番谷「氷輪丸!!」ガキィン!
狛村「血迷ったか!?日番谷隊長!」
日番谷「悪いな、しばらく隊を離れるぜ」
一心「おおおお!!!」ブン!
東仙「ふっ!?軽い剣だ」キィン
一心「そりゃそうだろうよ。こっちに力使ったんだからな」ポイ
東仙(刀を放り投げた!?)
一心「破道の八十九 飛竜撃賊震天雷砲!!!」ガガガガガガガガガガ!!!
東仙「ごっ!?っく!詠唱破棄でこの威力!さすがは元隊長か…」
一心「はっ!ありがとよ!月牙…」パシッ
伊場「東仙隊長、助太刀させてもらいやす!」ブン!
一心「くそっ!」キィン
東仙「終わりだ、志波一心。卍…」
???「光の雨<リヒト・レーゲン>」
東仙「なにっ!?」ババババババババババ!!!
一心「この霊圧は…」
194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/20(土) 21:19:18.99 ID:FVKYR5lR0
石田「不用意に霊圧を上げていたな。隊長格が4人も集まればいやでも遠くまで霊圧を察知できる」
石田「わざわざ戻ってきて正解だったようだ」
東仙「滅却師!…ホワイトの時といい滅却師は何度も邪魔をしてくれる」
一心「ありがとよ石田。…気をつけろ、又聞きの情報だが浦原によると東仙の卍解は触覚以外の五感の喪失だ」
一心「卍解する前に倒すぞ」
石田「あいつが東仙か。わかった、なら僕がもう1人の方をなんとかする」
伊場「卍解を封じるじゃと。ならワシが時間を稼ぐけぇ、その隙に卍解してくだせぇ」
石田「銀鞭下りて五手石床に堕つ 五架縛<ツィエルトクリーク・フォン・キーツ・ハルト・フィエルト グリッツ>!!」
伊場「なんじゃあこれは!?閉じ込められるじゃと!?」
石田「本当は使うつもりはなかったが、役に立ったようだ」
一心「さすがはあいつの息子だ!!」
東仙「くっ!清虫!」リィン
石田(まずい!)シュン!
東仙「逃がしたか。破道の…」
一心「石田に気を取られすぎだ。縛道の六十三!鎖条鎖縛!」
東仙「こんなもの!清「月牙天衝!!!」ズバアッ!!!
東仙「ごはっ!?が…」ドサッ
一心「悪いな、藍染に良い知らせは届けられねえよ」
伊場「おおおお!!!東仙隊長、ご無事で…なっ、東仙隊長!?」バキィン!
伊場「おのれらァ!!」
一心「悪いな、恨まないでくれよ」バキッ
伊場「ぐおっ!?」ビューン
石田「飛んでいった!?霊圧を込めたデコピンでこの威力…。滅茶苦茶だ…」
石田「わざわざ戻ってきて正解だったようだ」
東仙「滅却師!…ホワイトの時といい滅却師は何度も邪魔をしてくれる」
一心「ありがとよ石田。…気をつけろ、又聞きの情報だが浦原によると東仙の卍解は触覚以外の五感の喪失だ」
一心「卍解する前に倒すぞ」
石田「あいつが東仙か。わかった、なら僕がもう1人の方をなんとかする」
伊場「卍解を封じるじゃと。ならワシが時間を稼ぐけぇ、その隙に卍解してくだせぇ」
石田「銀鞭下りて五手石床に堕つ 五架縛<ツィエルトクリーク・フォン・キーツ・ハルト・フィエルト グリッツ>!!」
伊場「なんじゃあこれは!?閉じ込められるじゃと!?」
石田「本当は使うつもりはなかったが、役に立ったようだ」
一心「さすがはあいつの息子だ!!」
東仙「くっ!清虫!」リィン
石田(まずい!)シュン!
東仙「逃がしたか。破道の…」
一心「石田に気を取られすぎだ。縛道の六十三!鎖条鎖縛!」
東仙「こんなもの!清「月牙天衝!!!」ズバアッ!!!
東仙「ごはっ!?が…」ドサッ
一心「悪いな、藍染に良い知らせは届けられねえよ」
伊場「おおおお!!!東仙隊長、ご無事で…なっ、東仙隊長!?」バキィン!
伊場「おのれらァ!!」
一心「悪いな、恨まないでくれよ」バキッ
伊場「ぐおっ!?」ビューン
石田「飛んでいった!?霊圧を込めたデコピンでこの威力…。滅茶苦茶だ…」
195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/20(土) 21:22:55.31 ID:FVKYR5lR0
………
……
…
狛村「貴公の氷では儂の天遣を止めることはできぬ。今ならまだ間に合う、こちらへ戻れ!」
日番谷「断る。別にあいつが元上司たがら刀を引いたわけじゃねえ。あいつの言うことの方が正しいと考えただけだ」
狛村「どういうことだ?」
日番谷「通常、死神に刑を執行するのは拘留後30日前後ってとこだ。だが今回は現世であれだけの破壊行為や死神を虐殺した点を考慮しても早すぎる」
日番谷「それどころか執行日がどんどん早まってやがる」
日番谷「それに前代未聞の事件の割りに殲罪宮で取り調べもほとんどされてねえ」
日番谷「つまり裏で手を回して朽木ルキアに罪を被せて殺そうとしている奴がいる。それが藍染や東仙ってことらしい。犯人に関しては半信半疑だがな」
狛村「ふっ、何を言う。藍染隊長や東仙がそんなことをするわけがないだろう」
狛村「だがワシも今回の事件について全てを納得しているわけてわはない。だが元柳斎殿が是と言った」
狛村「ならワシが疑問を挿む余地などない!ゆくぞ…卍解!!!黒縄天遣明王!!!」
日番谷「聞く耳持たずってことか。総隊長への恩はもはや崇拝か。仕方ねえ、卍解 大紅蓮氷輪丸!!!」
日番谷「郡鳥氷柱!!」
狛村「無駄だ、明王にその程度の攻撃は効くまい」
日番谷「竜霰架!!!」ゴオッ!
狛村「ぐっ!?おおおおおおお!!!」バキィン!!
日番谷「ぐあっ!?」ガシャァン!!
日番谷(竜霰架を腕で無理やり叩き落とされた…だと…。だが狛村の胸の傷、あの卍解を竜霰架で刺した場所だ)
日番谷「なるほどな。この卍解の弱点は卍解の傷が使用者とリンクすることか」
……
…
狛村「貴公の氷では儂の天遣を止めることはできぬ。今ならまだ間に合う、こちらへ戻れ!」
日番谷「断る。別にあいつが元上司たがら刀を引いたわけじゃねえ。あいつの言うことの方が正しいと考えただけだ」
狛村「どういうことだ?」
日番谷「通常、死神に刑を執行するのは拘留後30日前後ってとこだ。だが今回は現世であれだけの破壊行為や死神を虐殺した点を考慮しても早すぎる」
日番谷「それどころか執行日がどんどん早まってやがる」
日番谷「それに前代未聞の事件の割りに殲罪宮で取り調べもほとんどされてねえ」
日番谷「つまり裏で手を回して朽木ルキアに罪を被せて殺そうとしている奴がいる。それが藍染や東仙ってことらしい。犯人に関しては半信半疑だがな」
狛村「ふっ、何を言う。藍染隊長や東仙がそんなことをするわけがないだろう」
狛村「だがワシも今回の事件について全てを納得しているわけてわはない。だが元柳斎殿が是と言った」
狛村「ならワシが疑問を挿む余地などない!ゆくぞ…卍解!!!黒縄天遣明王!!!」
日番谷「聞く耳持たずってことか。総隊長への恩はもはや崇拝か。仕方ねえ、卍解 大紅蓮氷輪丸!!!」
日番谷「郡鳥氷柱!!」
狛村「無駄だ、明王にその程度の攻撃は効くまい」
日番谷「竜霰架!!!」ゴオッ!
狛村「ぐっ!?おおおおおおお!!!」バキィン!!
日番谷「ぐあっ!?」ガシャァン!!
日番谷(竜霰架を腕で無理やり叩き落とされた…だと…。だが狛村の胸の傷、あの卍解を竜霰架で刺した場所だ)
日番谷「なるほどな。この卍解の弱点は卍解の傷が使用者とリンクすることか」
199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/20(土) 21:37:20.42 ID:FVKYR5lR0
狛村「さっきの一撃で見破ったか。大したものだ…が、この巨大な明王相手にその矮小な卍解でどこまでくらいつけると…」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
狛村「なんだ…空が、雲に吞まれていく…。なにをした?」
日番谷「天相従臨、俺の氷輪丸の基本能力だ。悪いが、一瞬で終わらせる。これを卍解の状態で試すのは初めてだからな」
狛村「一瞬で終わらせるだと。笑わせる」ゴッ!
日番谷「氷天百華葬」グオッ パラパラパラパラ
狛村「なんだ…雪が降って…なに!?明王に氷の花が咲いただと!」
狛村「振り払っても次々と…おのれ!」
日番谷「百輪の氷の華が咲き終える頃には…お前の命は消えている」
狛村「ぐ…体が…凍えて…動かない…」ギギギ
日番谷「卍解を氷漬けにしたんだ。そのダメージがそのまま自分にきてるようだな」
一心「終わったようだな。それにしてもでかい卍解だ」
石田「これが…卍解…」
一心「殺したのか?」
日番谷「心配するな。俺達がここを離れる前に技を解く。これだけ目立つ技を使ったんだ、早く身を隠すぞ」
ガシャァァァァァァァァン!!!!!
一心「なにが起こった!?」
日番谷「狛村の卍解が解けて纏っていた氷が崩れただけだ。おい、すぐに行「日番谷ァァァ!!!」ガバッ!
日番谷「なに!?まだ動けただと!?」
狛村「なんだ…空が、雲に吞まれていく…。なにをした?」
日番谷「天相従臨、俺の氷輪丸の基本能力だ。悪いが、一瞬で終わらせる。これを卍解の状態で試すのは初めてだからな」
狛村「一瞬で終わらせるだと。笑わせる」ゴッ!
日番谷「氷天百華葬」グオッ パラパラパラパラ
狛村「なんだ…雪が降って…なに!?明王に氷の花が咲いただと!」
狛村「振り払っても次々と…おのれ!」
日番谷「百輪の氷の華が咲き終える頃には…お前の命は消えている」
狛村「ぐ…体が…凍えて…動かない…」ギギギ
日番谷「卍解を氷漬けにしたんだ。そのダメージがそのまま自分にきてるようだな」
一心「終わったようだな。それにしてもでかい卍解だ」
石田「これが…卍解…」
一心「殺したのか?」
日番谷「心配するな。俺達がここを離れる前に技を解く。これだけ目立つ技を使ったんだ、早く身を隠すぞ」
ガシャァァァァァァァァン!!!!!
一心「なにが起こった!?」
日番谷「狛村の卍解が解けて纏っていた氷が崩れただけだ。おい、すぐに行「日番谷ァァァ!!!」ガバッ!
日番谷「なに!?まだ動けただと!?」
200: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/20(土) 21:42:44.87 ID:FVKYR5lR0
狛村「貴公だけでもォ!」ブン!
日番谷(くそっ!間に合わねえ!)
石田「光の風<リヒト・ヴィント>!」ガガガガガガ!
狛村「ぐっ!?貴様!がァ!!」バキィン!
石田「何て奴だ…全て腕で防いだのか!?くっ!」バッ! ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!
狛村「なんだ今のは…さっきの矢ではないな」
狛村「だが全て外したか。これで終わりだ!!…なに!?」ガクン
狛村「ぐ…体が動かぬ…。地面に印だと…」
石田「さっき外したのは矢じゃない。魂を切り裂くもの<ゼーレシュナイダー>、竜弦の隠し倉庫から拝借した品物だ」
狛村「なん…だと…」
一心(お前の息子…少し素行が悪くなってねえか…)
石田「さあ、終わりだよ」ポトッ
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
狛村「ぐっ…ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ドサッ
一心「こりゃやりすぎだろ…」
日番谷「なんて威力だ…。お前何者だ?」
石田「僕は滅却師、石田雨竜だ。君こそどうしてこちら側に…」
日番谷「滅却師か、霊術院で聞いたことがあるな。とにかく詳しいことは後で話す。今はさっさとずらかるぞ」
一心「誰かさんが卍解なんぞ使うからわんさか死神が寄ってきちまいそうだからな」
日番谷「…あんたとは一回決着をつける必要があるみたいだな」ピクピク
一心「ほう、実力がついた分少し生意気になったな。ま、それ以外は変わらねえけどな」
日番谷「ああ!?背が伸びただろうが!!」
石田(こんなので大丈夫なのか…)
日番谷(くそっ!間に合わねえ!)
石田「光の風<リヒト・ヴィント>!」ガガガガガガ!
狛村「ぐっ!?貴様!がァ!!」バキィン!
石田「何て奴だ…全て腕で防いだのか!?くっ!」バッ! ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!
狛村「なんだ今のは…さっきの矢ではないな」
狛村「だが全て外したか。これで終わりだ!!…なに!?」ガクン
狛村「ぐ…体が動かぬ…。地面に印だと…」
石田「さっき外したのは矢じゃない。魂を切り裂くもの<ゼーレシュナイダー>、竜弦の隠し倉庫から拝借した品物だ」
狛村「なん…だと…」
一心(お前の息子…少し素行が悪くなってねえか…)
石田「さあ、終わりだよ」ポトッ
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
狛村「ぐっ…ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ドサッ
一心「こりゃやりすぎだろ…」
日番谷「なんて威力だ…。お前何者だ?」
石田「僕は滅却師、石田雨竜だ。君こそどうしてこちら側に…」
日番谷「滅却師か、霊術院で聞いたことがあるな。とにかく詳しいことは後で話す。今はさっさとずらかるぞ」
一心「誰かさんが卍解なんぞ使うからわんさか死神が寄ってきちまいそうだからな」
日番谷「…あんたとは一回決着をつける必要があるみたいだな」ピクピク
一心「ほう、実力がついた分少し生意気になったな。ま、それ以外は変わらねえけどな」
日番谷「ああ!?背が伸びただろうが!!」
石田(こんなので大丈夫なのか…)
205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 00:02:56.29 ID:GupXuMqQ0
………
……
…
銀城「くそっ、厄介な奴に見つかっちまったもんだ。月島ァ、さっさと挿んで終わらせろ!」
月島「もうやってるけど。痛っ!やってくれるね」バキィ!
ネム「くっ…」ドサッ!
月島(この副隊長にも僕の能力が通じないのか。挿んで得たのは知識だけだ)
マユリ「ネムの過去を変えても無駄だよ。ネムの中では私の命令が1番の優先になるように造ってあるからネ」
マユリ「例え私よりも優先するべき者がいたとしてもネ」
月島「ここに来てから僕の能力の意味が無い相手が多過ぎて心が砕けそうだよ」
マユリ「余所見してると終わるヨ?」ギィン!
銀城「危ねえ月島!くそっ!」キィン!
銀城(奴の斬魄刀、なんだあの形状は…。迂闊に近づけねえ)
月島「涅マユリの能力は斬った相手の四肢を動けなくする。掠ればそれで終わりだよ」
銀城「刀まで悪趣味な野郎だ」
マユリ「ネムに能力を使用して知ったようだネ。まったくよく喋る被検体共だヨ」
銀城「そう何度も使うもんじゃねえが仕方ねえな、卍 解!」ゴオオオオオオオオ!!!
マユリ「ほう、それが君の卍解か。なにやら虚の力も混ざっているようだネ」
マユリ「ククッ、これは研究のし甲斐がありそうだヨ!」
銀城「そう易々と捕まえられるとでも思ってんのかよ」
マユリ「思っているから言えるのだヨ。ま、欲を言えばできる限り無傷で捕まってほしいネ。そうすれば研究時の対応を変えてやってもいいが」
銀城「チッ、こんな奴まで隊長かよ。相変わらず死神ってのは腐った組織だぜ」
マユリ「君の考えなどどうでもいいヨ。さあ、そろそろ終わらせるとしよう」
マユリ「卍解の使える個体をぐちゃぐちゃになるまで研究し尽くすのは立場上難しくてねェ」
マユリ「否が応でもその肉体を披検体として捧げてもらうヨ」
……
…
銀城「くそっ、厄介な奴に見つかっちまったもんだ。月島ァ、さっさと挿んで終わらせろ!」
月島「もうやってるけど。痛っ!やってくれるね」バキィ!
ネム「くっ…」ドサッ!
月島(この副隊長にも僕の能力が通じないのか。挿んで得たのは知識だけだ)
マユリ「ネムの過去を変えても無駄だよ。ネムの中では私の命令が1番の優先になるように造ってあるからネ」
マユリ「例え私よりも優先するべき者がいたとしてもネ」
月島「ここに来てから僕の能力の意味が無い相手が多過ぎて心が砕けそうだよ」
マユリ「余所見してると終わるヨ?」ギィン!
銀城「危ねえ月島!くそっ!」キィン!
銀城(奴の斬魄刀、なんだあの形状は…。迂闊に近づけねえ)
月島「涅マユリの能力は斬った相手の四肢を動けなくする。掠ればそれで終わりだよ」
銀城「刀まで悪趣味な野郎だ」
マユリ「ネムに能力を使用して知ったようだネ。まったくよく喋る被検体共だヨ」
銀城「そう何度も使うもんじゃねえが仕方ねえな、卍 解!」ゴオオオオオオオオ!!!
マユリ「ほう、それが君の卍解か。なにやら虚の力も混ざっているようだネ」
マユリ「ククッ、これは研究のし甲斐がありそうだヨ!」
銀城「そう易々と捕まえられるとでも思ってんのかよ」
マユリ「思っているから言えるのだヨ。ま、欲を言えばできる限り無傷で捕まってほしいネ。そうすれば研究時の対応を変えてやってもいいが」
銀城「チッ、こんな奴まで隊長かよ。相変わらず死神ってのは腐った組織だぜ」
マユリ「君の考えなどどうでもいいヨ。さあ、そろそろ終わらせるとしよう」
マユリ「卍解の使える個体をぐちゃぐちゃになるまで研究し尽くすのは立場上難しくてねェ」
マユリ「否が応でもその肉体を披検体として捧げてもらうヨ」
206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 00:04:28.00 ID:GupXuMqQ0
月島「喋り過ぎだよ」ズバッ
マユリ「なっ!?」
銀城「お前が見てた月島は浦原の携帯用義骸だ。俺の卍解の隙に本物はお前の後ろに周ってたのさ」
月島「さあ、僕はこれで君の命の恩人だ。刀を引いて協力してくれないかい?」
マユリ「…そうだネ。確かに君は私の命の恩人だ」
月島(どうやら今回は上手くいったようだ。…いや、僕が副隊長を斬った時、僕の能力を知っていた)
月島(涅マユリの恩人である僕ならわかる。相手の能力を知った上で来るなら涅マユリは何か対策をしているはずだ)
マユリ「…どうしたのかネ?」グルン
月島「!?」シュン
銀城「どうした月島?挿んだのになぜ距離を取る?」
マユリ「ふん、まったくばれてしまったようだネ」
月島「どういうことかな?」
マユリ「どうということはないよ。私の研究室には自身の記憶のバックアップ装置があるんだヨ」
マユリ「ここに来る前に私の記憶をバックアップしておいて常に同期するようにしておいただけだヨ」
マユリ「同期する期間は君達を見つけた時から過去に設定しておいた」
月島「…それより過去に『僕を』挿んでもさらに上書きされるということか」
マユリ「理解が速いネ。いいヨ、実にいい」
月島「でも僕は君の恩人になったはずだ。その僕がその装置の存在を知らないとはね。それどころか君の情報は副隊長に挿んだ時に得たものが大部分だ」
マユリ「命の恩人『程度』に私が研究内容をペラペラしゃべると思うのかネ?」
マユリ「むしろ本当に君が恩人だったとしてもその場で披検体になってもらっているだろう」
マユリ「そういった意味では君の能力は私にとって対策が必要なものでもなかったかもしれないネ」
銀城「こいつ…狂ってやがる」
マユリ「なっ!?」
銀城「お前が見てた月島は浦原の携帯用義骸だ。俺の卍解の隙に本物はお前の後ろに周ってたのさ」
月島「さあ、僕はこれで君の命の恩人だ。刀を引いて協力してくれないかい?」
マユリ「…そうだネ。確かに君は私の命の恩人だ」
月島(どうやら今回は上手くいったようだ。…いや、僕が副隊長を斬った時、僕の能力を知っていた)
月島(涅マユリの恩人である僕ならわかる。相手の能力を知った上で来るなら涅マユリは何か対策をしているはずだ)
マユリ「…どうしたのかネ?」グルン
月島「!?」シュン
銀城「どうした月島?挿んだのになぜ距離を取る?」
マユリ「ふん、まったくばれてしまったようだネ」
月島「どういうことかな?」
マユリ「どうということはないよ。私の研究室には自身の記憶のバックアップ装置があるんだヨ」
マユリ「ここに来る前に私の記憶をバックアップしておいて常に同期するようにしておいただけだヨ」
マユリ「同期する期間は君達を見つけた時から過去に設定しておいた」
月島「…それより過去に『僕を』挿んでもさらに上書きされるということか」
マユリ「理解が速いネ。いいヨ、実にいい」
月島「でも僕は君の恩人になったはずだ。その僕がその装置の存在を知らないとはね。それどころか君の情報は副隊長に挿んだ時に得たものが大部分だ」
マユリ「命の恩人『程度』に私が研究内容をペラペラしゃべると思うのかネ?」
マユリ「むしろ本当に君が恩人だったとしてもその場で披検体になってもらっているだろう」
マユリ「そういった意味では君の能力は私にとって対策が必要なものでもなかったかもしれないネ」
銀城「こいつ…狂ってやがる」
214: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:35:27.13 ID:GupXuMqQ0
マユリ「さあまだ何か見せていない能力があるなら見せるといい。別に躊躇する必要はないヨ」
月島「はは、僕の能力は斬った相手に自分という存在を挿みこむだけさ」
マユリ「成るほど、それが本当かどうかは実験室の中で教えてもら…ゴハッ!?」グサグサグサ
月島「油断しすぎだ。これで二度目だよ」
マユリ「なんだ…お前達…」
片倉「申し訳ございません、涅隊長」
戸隠「月島に仇をなすなら例えあなたといえど…」
吾里「悪いな…あんたに恨みはねえが月島さんにはでかい借りがある」
マユリ「貴様…こいつらにも能力を使っていたな!?」
銀城(そういや門で何人かに挿んでおいたって言ってたな。それがこいつらか)
月島「別に不思議なことじゃないだろう?さあこれで終わりにしようか」
マユリ「ぐ…舐めるなヨ!被検体ごときが!!!卍 解!!」
マユリ「金色疋殺地蔵!!!」
吾里「これは…卍解!」バッ
月島「なっ…なんだこの卍解は…副隊長からも聞いてない!」
マユリ「これで終わりだヨ。私の卍解は周囲100間に私の血から造った致死毒を撒き散らす」
マユリ「生きたまま被検体に出来ないのは残念だがネ!」ゴゴゴゴゴゴ!
銀城「くそっ!毒を撒き散らす上突進までするのかよ!」
???「おおおおおおおお!!!」グシャアアアア!!!
マユリ「ゴブッ…ぐ…卍解ごと潰…」グシャァ
ネム「マユリ様!」バッ
月島「しばらく寝ておいてくれないかい?」ズバッ
ネム「あっ…」ドサッ
銀城「なに!?空から落ちてきただと!?お前は…」
月島「はは、僕の能力は斬った相手に自分という存在を挿みこむだけさ」
マユリ「成るほど、それが本当かどうかは実験室の中で教えてもら…ゴハッ!?」グサグサグサ
月島「油断しすぎだ。これで二度目だよ」
マユリ「なんだ…お前達…」
片倉「申し訳ございません、涅隊長」
戸隠「月島に仇をなすなら例えあなたといえど…」
吾里「悪いな…あんたに恨みはねえが月島さんにはでかい借りがある」
マユリ「貴様…こいつらにも能力を使っていたな!?」
銀城(そういや門で何人かに挿んでおいたって言ってたな。それがこいつらか)
月島「別に不思議なことじゃないだろう?さあこれで終わりにしようか」
マユリ「ぐ…舐めるなヨ!被検体ごときが!!!卍 解!!」
マユリ「金色疋殺地蔵!!!」
吾里「これは…卍解!」バッ
月島「なっ…なんだこの卍解は…副隊長からも聞いてない!」
マユリ「これで終わりだヨ。私の卍解は周囲100間に私の血から造った致死毒を撒き散らす」
マユリ「生きたまま被検体に出来ないのは残念だがネ!」ゴゴゴゴゴゴ!
銀城「くそっ!毒を撒き散らす上突進までするのかよ!」
???「おおおおおおおお!!!」グシャアアアア!!!
マユリ「ゴブッ…ぐ…卍解ごと潰…」グシャァ
ネム「マユリ様!」バッ
月島「しばらく寝ておいてくれないかい?」ズバッ
ネム「あっ…」ドサッ
銀城「なに!?空から落ちてきただと!?お前は…」
215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:39:14.36 ID:GupXuMqQ0
兕丹坊「ふう、なんとか追いついたべ、月島さん」
月島「いいタイミングだよ兕丹坊。まさか君に助けられるなんて考えてなかったよ」
銀城「それよりもヤバイぞ。体が重くなってきてやがる。毒の周りが早い」
月島「解毒薬の場所なら過去で教えてもらうよ」ズバッ ズバッ
銀城(副隊長にもう一度挿み直したのか)
月島「銀城、解毒薬は副官が持っているようだ。そもそも『この解毒薬を副隊長と一緒に作ったのは僕だからね』」
銀城「なるぼどなァ。…お、あったぜ月島」
月島「ふう、どうやら副隊長には記憶のバックアップはないようだ」
月島「それにこの副隊長が解毒薬の作成に関わってくれていて助かったよ」
銀城「解毒薬は1人か2人分くらいってとこか」
月島「そうか。じゃあ…君達とはここまでだよ」バシュッ
兕丹坊「あがっ!?月島…さん…何を…」ドシャッ
吾里「な、何を…しやがギッ!?」ズバッ
片倉「あぎっ!?」ザシュッ
戸隠「ぐっ…あ…」ブシャア
銀城「こんなとこか。悪いなお前ら、用済みなんだよ」
銀城「片付けは終わった。さっさと逃げるぞ月島」シュン
月島「いいタイミングだよ兕丹坊。まさか君に助けられるなんて考えてなかったよ」
銀城「それよりもヤバイぞ。体が重くなってきてやがる。毒の周りが早い」
月島「解毒薬の場所なら過去で教えてもらうよ」ズバッ ズバッ
銀城(副隊長にもう一度挿み直したのか)
月島「銀城、解毒薬は副官が持っているようだ。そもそも『この解毒薬を副隊長と一緒に作ったのは僕だからね』」
銀城「なるぼどなァ。…お、あったぜ月島」
月島「ふう、どうやら副隊長には記憶のバックアップはないようだ」
月島「それにこの副隊長が解毒薬の作成に関わってくれていて助かったよ」
銀城「解毒薬は1人か2人分くらいってとこか」
月島「そうか。じゃあ…君達とはここまでだよ」バシュッ
兕丹坊「あがっ!?月島…さん…何を…」ドシャッ
吾里「な、何を…しやがギッ!?」ズバッ
片倉「あぎっ!?」ザシュッ
戸隠「ぐっ…あ…」ブシャア
銀城「こんなとこか。悪いなお前ら、用済みなんだよ」
銀城「片付けは終わった。さっさと逃げるぞ月島」シュン
216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:39:59.13 ID:GupXuMqQ0
………
……
…
マユリ「…甘いんだヨ、旅禍」
マユリ「表面状は潰れて死んでるように見えていただろうが、潰される寸前に体を液体にすれば死ぬことはおろか怪我すらしないのだヨ」
マユリ「フム、瀕死のネムだけでは奴らを捕まえるのは無理だネ。使えない木偶め」
???「…」ザッ ズバッ
マユリ「貴様は!?ガッ!?」
マユリ「液体の状態の私に攻撃を…馬鹿な!?ガハッ!」ザシュッ!
マユリ「貴様…まさか…」
???「…」グサッ
マユリ「ぐ…おのれ…」ドシャッ
……
…
マユリ「…甘いんだヨ、旅禍」
マユリ「表面状は潰れて死んでるように見えていただろうが、潰される寸前に体を液体にすれば死ぬことはおろか怪我すらしないのだヨ」
マユリ「フム、瀕死のネムだけでは奴らを捕まえるのは無理だネ。使えない木偶め」
???「…」ザッ ズバッ
マユリ「貴様は!?ガッ!?」
マユリ「液体の状態の私に攻撃を…馬鹿な!?ガハッ!」ザシュッ!
マユリ「貴様…まさか…」
???「…」グサッ
マユリ「ぐ…おのれ…」ドシャッ
217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:41:26.41 ID:GupXuMqQ0
………
……
…
一護(ふぅ…ようやく殲罪宮の前まで来たぜ)
一護(あの階段を登ればすぐだ。ここは一気に行くぜ)ダッ
???「ん?」
一護「なっ!?」
ゴッツン!!!!!!!
???「ごはぁ!?!?」ドサッ
一護「がっ!?」ズザザザザ
???「いきなり曲がり角から飛び出して来やがって!テメェ!」
一護「ふざけんな!お前が先に飛び出して来たんだろうが!って…恋次!!!」
恋次「アァ?テメェなんで俺の事を知ってやがる?ていうかそのオレンジ頭…旅禍だな?」
一護「くそっ!またここでお前と戦わなきゃなんねえのかよ!」
恋次「チッ!こっちはテメェなんぞと戦ってる暇ねえってのによ!」
一護(そうだ、こいつなら…)
一護「待て!恋次!」
恋次「な!?なんで俺の名前を知ってやがる!?」
一護「そんなことどうてもいいだろ!とにかく恋次、手を貸してくれ!」
恋次「馴れ馴れしく名前で呼びやがって。どういうことだ?」
一護「俺もルキアを助けるためにここに来たんだ」
恋次「なん…だと…。説明しろ旅禍」
………
……
…
恋次「あいつの中にそんなものが…、しかもそれを藍染隊長が狙っているだと…」
恋次「涅隊長ならまだわかる…だがあの藍染隊長はありえねえだろ!」
……
…
一護(ふぅ…ようやく殲罪宮の前まで来たぜ)
一護(あの階段を登ればすぐだ。ここは一気に行くぜ)ダッ
???「ん?」
一護「なっ!?」
ゴッツン!!!!!!!
???「ごはぁ!?!?」ドサッ
一護「がっ!?」ズザザザザ
???「いきなり曲がり角から飛び出して来やがって!テメェ!」
一護「ふざけんな!お前が先に飛び出して来たんだろうが!って…恋次!!!」
恋次「アァ?テメェなんで俺の事を知ってやがる?ていうかそのオレンジ頭…旅禍だな?」
一護「くそっ!またここでお前と戦わなきゃなんねえのかよ!」
恋次「チッ!こっちはテメェなんぞと戦ってる暇ねえってのによ!」
一護(そうだ、こいつなら…)
一護「待て!恋次!」
恋次「な!?なんで俺の名前を知ってやがる!?」
一護「そんなことどうてもいいだろ!とにかく恋次、手を貸してくれ!」
恋次「馴れ馴れしく名前で呼びやがって。どういうことだ?」
一護「俺もルキアを助けるためにここに来たんだ」
恋次「なん…だと…。説明しろ旅禍」
………
……
…
恋次「あいつの中にそんなものが…、しかもそれを藍染隊長が狙っているだと…」
恋次「涅隊長ならまだわかる…だがあの藍染隊長はありえねえだろ!」
218: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:42:47.46 ID:GupXuMqQ0
恋次「そもそもそんな荒唐無稽な話、信じるわけねえだろうが!」
一護「だったらなんでルキアは処刑されなきゃなんねえんだよ!あいつが人間や死神を殺して回るような奴かよ!」
一護「昔ずっと一緒にいたお前があいつの事を1番知ってるはずだ!」
恋次「なんで…その事を…」
恋次「くそっ、旅禍の話なんぞ信じるわけにはいかねえ…」
一護「…」
恋次「だがなぁ…テメェが嘘をついてねえってのはわかる。俺の勘だがな」
一護「恋次…お前…」
恋次「勘違いするな。俺はルキアを助けるためにテメェと組むだけだ。とにかく俺はこれから四十六室に行ってルキアの減刑を嘆願するつもりだ」
一護「四十六室は無理だ…。もうみんな死んでる」
恋次「なっ!?馬鹿なこと言ってんじゃねえぞ。だったら今出ている四十六室からの指令は誰が…」
恋次「そもそも四十六室が全滅すれば誰も気づかないわけがない」
一護「鏡花水月…藍染の斬魄刀。それなら出来る」
一護「俺は直接能力を見たわけじゃねえ。ただその完全催眠の能力なら四十六室ってのが生きている状態に錯覚させることは出来る」
恋次「だが…鏡花水月の能力は流水系で相手を翻弄する能力じゃ…。俺だって実際にこの目で…!!」
恋次「まさかあれが催眠の儀式だってのか…。いやそもそも藍染隊長が俺たちを裏切っている証拠なんてねえ。…くそっ、俺はなにを信じればいい」
恋次「そもそもなんで旅禍のテメェが俺や藍染隊長の事を知ってやがる?」
一護「卯ノ花さんや浦原さん…元十二番隊隊長から聞いたんだ。とにかく今はルキアを助けに行かねえと」
???「久方振りに名を聞いても癪に障る男だ」
恋次「!!」
一護「だったらなんでルキアは処刑されなきゃなんねえんだよ!あいつが人間や死神を殺して回るような奴かよ!」
一護「昔ずっと一緒にいたお前があいつの事を1番知ってるはずだ!」
恋次「なんで…その事を…」
恋次「くそっ、旅禍の話なんぞ信じるわけにはいかねえ…」
一護「…」
恋次「だがなぁ…テメェが嘘をついてねえってのはわかる。俺の勘だがな」
一護「恋次…お前…」
恋次「勘違いするな。俺はルキアを助けるためにテメェと組むだけだ。とにかく俺はこれから四十六室に行ってルキアの減刑を嘆願するつもりだ」
一護「四十六室は無理だ…。もうみんな死んでる」
恋次「なっ!?馬鹿なこと言ってんじゃねえぞ。だったら今出ている四十六室からの指令は誰が…」
恋次「そもそも四十六室が全滅すれば誰も気づかないわけがない」
一護「鏡花水月…藍染の斬魄刀。それなら出来る」
一護「俺は直接能力を見たわけじゃねえ。ただその完全催眠の能力なら四十六室ってのが生きている状態に錯覚させることは出来る」
恋次「だが…鏡花水月の能力は流水系で相手を翻弄する能力じゃ…。俺だって実際にこの目で…!!」
恋次「まさかあれが催眠の儀式だってのか…。いやそもそも藍染隊長が俺たちを裏切っている証拠なんてねえ。…くそっ、俺はなにを信じればいい」
恋次「そもそもなんで旅禍のテメェが俺や藍染隊長の事を知ってやがる?」
一護「卯ノ花さんや浦原さん…元十二番隊隊長から聞いたんだ。とにかく今はルキアを助けに行かねえと」
???「久方振りに名を聞いても癪に障る男だ」
恋次「!!」
219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:44:11.10 ID:GupXuMqQ0
一護「!?砕雀…」
砕雀「ほう、私の名を知っているのか。なるほどあの男から聞いたか」
砕雀「うっとおしい奴だ」シュン!
一護(消えた!)
砕雀「遅い!っ!?」ギィン!
砕雀(私の瞬歩についてくるだと!?)
一護(危ねえ、なんとか反応できても始解で次は防げるかわからねえ)
一護(だったら…)
一護「卍 解!!」ゴオオオオオ!!!
砕雀「馬鹿な!?旅禍が卍解するだと!?」
恋次「ぐお!?なんだこの霊圧は!?」
一護「天鎖斬月。うおおおお!!」シュン!
砕雀「くっ!?」キィン!
砕雀「チッ!」シュン!
一護「おおおおおお!」バッ!
砕雀「何!?くっ!?」ザッ!
恋次(旅禍の野郎…砕雀隊長の動きに完全についていってやがるだと!?いや…あれはむしろ旅禍の方が…)
???「ぶっ潰せ 五形頭!」ドォォ!
砕雀「ほう、私の名を知っているのか。なるほどあの男から聞いたか」
砕雀「うっとおしい奴だ」シュン!
一護(消えた!)
砕雀「遅い!っ!?」ギィン!
砕雀(私の瞬歩についてくるだと!?)
一護(危ねえ、なんとか反応できても始解で次は防げるかわからねえ)
一護(だったら…)
一護「卍 解!!」ゴオオオオオ!!!
砕雀「馬鹿な!?旅禍が卍解するだと!?」
恋次「ぐお!?なんだこの霊圧は!?」
一護「天鎖斬月。うおおおお!!」シュン!
砕雀「くっ!?」キィン!
砕雀「チッ!」シュン!
一護「おおおおおお!」バッ!
砕雀「何!?くっ!?」ザッ!
恋次(旅禍の野郎…砕雀隊長の動きに完全についていってやがるだと!?いや…あれはむしろ旅禍の方が…)
???「ぶっ潰せ 五形頭!」ドォォ!
220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:45:19.34 ID:GupXuMqQ0
一護「うおっ!」ピン!
大前田「指で弾きやがった!?化け物かよあいつ」
砕雀「遅かったな大前田。大方私がこのままやられれば次は自分が1人であの旅禍と戦うことになると思い来たのだろうが」
大前田「そ、そんなことないですって隊長」
砕雀「まあいい、行くぞ大前田。お前は阿散井と組んで私を援護しろ」
砕雀「旅禍を相手に癪だが奴は私の速さと変わらない能力を持っている。貴様ごときが奴の不意をつけると思わないことだ」
大前田「そういことだ、やるぞ阿散井!」シュン!
恋次「お…俺は…俺は…」
砕雀「なんだ阿散井。旅禍の肩を持つつもりか?」ゴオオオオオオ
恋次(ぐっ!?なんて霊圧だ…。話し合う気もないってことかよ)
恋次「くそっ!」チャキ
一護「待ってくれ恋次!」
恋次「はあ!!」ギィン!
大前田「うおっ!阿散井!?」ギギギ
砕雀「貴様…。この裏切り者が。やれ!大前田!」
大前田「何のつもりか知らねえが刑軍送りにしてやるぜ!五形頭!!」ドォォン!
恋次「戦うしかねえかよ!」バッ!
大前田「阿散井、テメェなに旅禍の肩を持とうとしてるんだ。まさかそいつらを瀞霊廷に招き入れたってわけじゃねえよな?」
砕雀「うるさいぞ。さっさとそいつを捕らえ…!?」ゴオオオオオオオオオ
砕雀「この霊圧…馬鹿な!?まさか…」
一護「うおおお!?俺達ごとかよ!捕まれ恋次!!!」バリバリバリバリ!!!!
恋次「うおわあああ!!」
大前田「ぐああああああああ!!!」ドシャ
砕雀「大前田!隠密機動の恥め!あの程度も避けられんのか!」
???「久方振りじゃが悪いの砕雀」ガシッ キィィィン
大前田「指で弾きやがった!?化け物かよあいつ」
砕雀「遅かったな大前田。大方私がこのままやられれば次は自分が1人であの旅禍と戦うことになると思い来たのだろうが」
大前田「そ、そんなことないですって隊長」
砕雀「まあいい、行くぞ大前田。お前は阿散井と組んで私を援護しろ」
砕雀「旅禍を相手に癪だが奴は私の速さと変わらない能力を持っている。貴様ごときが奴の不意をつけると思わないことだ」
大前田「そういことだ、やるぞ阿散井!」シュン!
恋次「お…俺は…俺は…」
砕雀「なんだ阿散井。旅禍の肩を持つつもりか?」ゴオオオオオオ
恋次(ぐっ!?なんて霊圧だ…。話し合う気もないってことかよ)
恋次「くそっ!」チャキ
一護「待ってくれ恋次!」
恋次「はあ!!」ギィン!
大前田「うおっ!阿散井!?」ギギギ
砕雀「貴様…。この裏切り者が。やれ!大前田!」
大前田「何のつもりか知らねえが刑軍送りにしてやるぜ!五形頭!!」ドォォン!
恋次「戦うしかねえかよ!」バッ!
大前田「阿散井、テメェなに旅禍の肩を持とうとしてるんだ。まさかそいつらを瀞霊廷に招き入れたってわけじゃねえよな?」
砕雀「うるさいぞ。さっさとそいつを捕らえ…!?」ゴオオオオオオオオオ
砕雀「この霊圧…馬鹿な!?まさか…」
一護「うおおお!?俺達ごとかよ!捕まれ恋次!!!」バリバリバリバリ!!!!
恋次「うおわあああ!!」
大前田「ぐああああああああ!!!」ドシャ
砕雀「大前田!隠密機動の恥め!あの程度も避けられんのか!」
???「久方振りじゃが悪いの砕雀」ガシッ キィィィン
221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:45:51.17 ID:GupXuMqQ0
砕雀「貴様夜一!離せっ!」
夜一「はあ!!!」バリバリバリバリ!
夜一「何をしておる一護!早く逃げるぞ!」
一護「俺達ごと撃っといてそれは無視かよ!」
恋次(し、死ぬかと思った…)
夜一「助けてやったのじゃからピーピー文句を言うな!とにかく今はこの場から離脱じゃ!」
夜一(砕雀め、随分と腕を上げたようじゃ。瞬閧を寸前で躱すとはの)
一護「わーったよ!行くぞ恋次!」
恋次「だから名前で呼ぶんじゃねえよ!」ダッ
夜一「はあ!!!」バリバリバリバリ!
夜一「何をしておる一護!早く逃げるぞ!」
一護「俺達ごと撃っといてそれは無視かよ!」
恋次(し、死ぬかと思った…)
夜一「助けてやったのじゃからピーピー文句を言うな!とにかく今はこの場から離脱じゃ!」
夜一(砕雀め、随分と腕を上げたようじゃ。瞬閧を寸前で躱すとはの)
一護「わーったよ!行くぞ恋次!」
恋次「だから名前で呼ぶんじゃねえよ!」ダッ
222: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:48:30.89 ID:GupXuMqQ0
夜
〜浦原と夜一の訓練場所〜
一護「親父と連絡って言ったって伝令神機は持ってねえぞ」
夜一「仮にそれがあったとしても使いはせん。護廷十三隊には涅マユリがおる。奴なら盗聴することは容易じゃろう」
夜一「まあ見ておけ。縛道の七十七 天挺空羅」
夜一「捕捉完了じゃ」
………
……
…
夜一「さて、現状と明日についてはこんなもんじゃろう。」
一護「冬獅郎が味方についてくれたのは驚いたな」
夜一「図らずとも戦力アップしたのは吉報じゃが、月島が抜けたのはちと痛いの」
一護「…正直、今だに信じられねえよ。月島さんが俺達を記憶ごと騙してたなんて…」
夜一「そもそも喜助が知っていて儂だけが知らんという状態からおかしかったのじゃ」
夜一「月島に銀城…奴らの目的はわからぬ。銀城が言うにはルキア奪還の邪魔はしない、さらには儂らを殺したくはないと言っておった」
夜一「恐らくじゃが儂らは奴らにとっての陽動のようなものじゃろう」
夜一「奴らが言っておった事が本当なら…の話じゃが…」
〜浦原と夜一の訓練場所〜
一護「親父と連絡って言ったって伝令神機は持ってねえぞ」
夜一「仮にそれがあったとしても使いはせん。護廷十三隊には涅マユリがおる。奴なら盗聴することは容易じゃろう」
夜一「まあ見ておけ。縛道の七十七 天挺空羅」
夜一「捕捉完了じゃ」
………
……
…
夜一「さて、現状と明日についてはこんなもんじゃろう。」
一護「冬獅郎が味方についてくれたのは驚いたな」
夜一「図らずとも戦力アップしたのは吉報じゃが、月島が抜けたのはちと痛いの」
一護「…正直、今だに信じられねえよ。月島さんが俺達を記憶ごと騙してたなんて…」
夜一「そもそも喜助が知っていて儂だけが知らんという状態からおかしかったのじゃ」
夜一「月島に銀城…奴らの目的はわからぬ。銀城が言うにはルキア奪還の邪魔はしない、さらには儂らを殺したくはないと言っておった」
夜一「恐らくじゃが儂らは奴らにとっての陽動のようなものじゃろう」
夜一「奴らが言っておった事が本当なら…の話じゃが…」
223: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:50:02.66 ID:GupXuMqQ0
砕蜂の漢字間違ってました
ちょっと投下しなおします
ちょっと投下しなおします
224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:50:51.13 ID:GupXuMqQ0
一護「!?砕蜂…」
砕蜂「ほう、私の名を知っているのか。なるほどあの男から聞いたか」
砕蜂「うっとおしい奴だ」シュン!
一護(消えた!)
砕蜂「遅い!っ!?」ギィン!
砕蜂(私の瞬歩についてくるだと!?)
一護(危ねえ、なんとか反応できても始解で次は防げるかわからねえ)
一護(だったら…)
一護「卍解!!」ゴオオオオオ!!!
砕蜂「馬鹿な!?旅禍が卍解するだと!?」
恋次「ぐお!?なんだこの霊圧は!?」
一護「天鎖斬月。うおおおお!!」シュン!
砕蜂「くっ!?」キィン!
砕蜂「チッ!」シュン!
一護「おおおおおお!」バッ!
砕蜂「何!?くっ!?」ザッ!
恋次(旅禍の野郎…砕蜂隊長の動きに完全についていってやがるだと!?いや…あれはむしろ旅禍の方が…)
???「ぶっ潰せ 五形頭!」ドォォン!
一護「うおっ!」ピン!
大前田「指で弾きやがった!?化け物かよあいつ」
砕蜂「遅かったな大前田。大方私がこのままやられれば次は自分が1人であの旅禍と戦うことになると思い来たのだろうが」
大前田「そ、そんなことないですって隊長」
砕蜂「まあいい、行くぞ大前田。お前は阿散井と組んで私を援護しろ」
砕蜂「旅禍を相手に癪だが奴は私の速さと変わらない能力を持っている。貴様ごときが奴の不意をつけると思わないことだ」
大前田「そういことだ、やるぞ阿散井!」シュン!
恋次「お…俺は…俺は…」
砕蜂「なんだ阿散井。旅禍の肩を持つつもりか?」ゴオオオオオオ
恋次(ぐっ!?なんて霊圧だ…。話し合う気もないってことかよ)
恋次「くそっ!」チャキ
一護「待ってくれ恋次!」
砕蜂「ほう、私の名を知っているのか。なるほどあの男から聞いたか」
砕蜂「うっとおしい奴だ」シュン!
一護(消えた!)
砕蜂「遅い!っ!?」ギィン!
砕蜂(私の瞬歩についてくるだと!?)
一護(危ねえ、なんとか反応できても始解で次は防げるかわからねえ)
一護(だったら…)
一護「卍解!!」ゴオオオオオ!!!
砕蜂「馬鹿な!?旅禍が卍解するだと!?」
恋次「ぐお!?なんだこの霊圧は!?」
一護「天鎖斬月。うおおおお!!」シュン!
砕蜂「くっ!?」キィン!
砕蜂「チッ!」シュン!
一護「おおおおおお!」バッ!
砕蜂「何!?くっ!?」ザッ!
恋次(旅禍の野郎…砕蜂隊長の動きに完全についていってやがるだと!?いや…あれはむしろ旅禍の方が…)
???「ぶっ潰せ 五形頭!」ドォォン!
一護「うおっ!」ピン!
大前田「指で弾きやがった!?化け物かよあいつ」
砕蜂「遅かったな大前田。大方私がこのままやられれば次は自分が1人であの旅禍と戦うことになると思い来たのだろうが」
大前田「そ、そんなことないですって隊長」
砕蜂「まあいい、行くぞ大前田。お前は阿散井と組んで私を援護しろ」
砕蜂「旅禍を相手に癪だが奴は私の速さと変わらない能力を持っている。貴様ごときが奴の不意をつけると思わないことだ」
大前田「そういことだ、やるぞ阿散井!」シュン!
恋次「お…俺は…俺は…」
砕蜂「なんだ阿散井。旅禍の肩を持つつもりか?」ゴオオオオオオ
恋次(ぐっ!?なんて霊圧だ…。話し合う気もないってことかよ)
恋次「くそっ!」チャキ
一護「待ってくれ恋次!」
225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:51:20.81 ID:GupXuMqQ0
恋次「はあ!!」ギィン!
大前田「うおっ!阿散井!?」ギギギ
砕蜂「貴様…。この裏切り者が。やれ!大前田!」
大前田「何のつもりか知らねえが刑軍送りにしてやるぜ!五形頭!!」ドォォン!
恋次「戦うしかねえかよ!」バッ!
大前田「阿散井、テメェなに旅禍の肩を持とうとしてるんだ。まさかそいつらを瀞霊廷に招き入れたってわけじゃねえよな?」
砕蜂「うるさいぞ。さっさとそいつを捕らえ…!?」ゴオオオオオオオオオ
砕蜂「この霊圧…馬鹿な!?まさか…」
一護「うおおお!?俺達ごとかよ!捕まれ恋次!!!」バリバリバリバリ!!!!
恋次「うおわあああ!!」
大前田「ぐああああああああ!!!」ドシャ
砕蜂「大前田!隠密機動の恥め!あの程度も避けられんのか!」
???「久方振りじゃが悪いの砕蜂」ガシッ キィィィン
砕蜂「貴様夜一!離せっ!」
夜一「はあ!!!」バリバリバリバリ!
夜一「何をしておる一護!早く逃げるぞ!」
一護「俺達ごと撃っといてそれは無視かよ!」
恋次(し、死ぬかと思った…)
夜一「助けてやったのじゃからピーピー文句を言うな!とにかく今はこの場から離脱じゃ!」
夜一(砕蜂め、随分と腕を上げたようじゃ。瞬閧を寸前で躱すとはの)
一護「わーったよ!行くぞ恋次!」
恋次「だから名前で呼ぶんじゃねえよ!」ダッ
大前田「うおっ!阿散井!?」ギギギ
砕蜂「貴様…。この裏切り者が。やれ!大前田!」
大前田「何のつもりか知らねえが刑軍送りにしてやるぜ!五形頭!!」ドォォン!
恋次「戦うしかねえかよ!」バッ!
大前田「阿散井、テメェなに旅禍の肩を持とうとしてるんだ。まさかそいつらを瀞霊廷に招き入れたってわけじゃねえよな?」
砕蜂「うるさいぞ。さっさとそいつを捕らえ…!?」ゴオオオオオオオオオ
砕蜂「この霊圧…馬鹿な!?まさか…」
一護「うおおお!?俺達ごとかよ!捕まれ恋次!!!」バリバリバリバリ!!!!
恋次「うおわあああ!!」
大前田「ぐああああああああ!!!」ドシャ
砕蜂「大前田!隠密機動の恥め!あの程度も避けられんのか!」
???「久方振りじゃが悪いの砕蜂」ガシッ キィィィン
砕蜂「貴様夜一!離せっ!」
夜一「はあ!!!」バリバリバリバリ!
夜一「何をしておる一護!早く逃げるぞ!」
一護「俺達ごと撃っといてそれは無視かよ!」
恋次(し、死ぬかと思った…)
夜一「助けてやったのじゃからピーピー文句を言うな!とにかく今はこの場から離脱じゃ!」
夜一(砕蜂め、随分と腕を上げたようじゃ。瞬閧を寸前で躱すとはの)
一護「わーったよ!行くぞ恋次!」
恋次「だから名前で呼ぶんじゃねえよ!」ダッ
226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:52:29.90 ID:GupXuMqQ0
夜
〜浦原と夜一訓練場所〜
一護「親父と連絡って言ったって伝令神機は持ってねえぞ」
夜一「仮にそれがあったとしても使いはせん。護廷十三隊には涅マユリがおる。奴なら盗聴することは容易じゃろう」
夜一「まあ見ておけ。縛道の七十七 天挺空羅」
夜一「捕捉完了じゃ」
………
……
…
夜一「さて、現状と明日についてはこんなもんじゃろう。」
一護「冬獅郎が味方についてくれたのは驚いたな」
夜一「図らずとも戦力アップしたのは吉報じゃが、月島が抜けたのはちと痛いの」
一護「…正直、今だに信じられねえよ。月島さんが俺達を記憶ごと騙してたなんて…」
夜一「そもそも喜助が知っていて儂だけが知らんという状態からおかしかったのじゃ」
夜一「月島に銀城…奴らの目的はわからぬ。銀城が言うにはルキア奪還の邪魔はしない、さらには儂らを殺したくはないと言っておった」
夜一「恐らくじゃが儂らは奴らにとっての陽動のようなものじゃろう」
夜一「奴らが言っておった事が本当なら…の話じゃが…」
〜浦原と夜一訓練場所〜
一護「親父と連絡って言ったって伝令神機は持ってねえぞ」
夜一「仮にそれがあったとしても使いはせん。護廷十三隊には涅マユリがおる。奴なら盗聴することは容易じゃろう」
夜一「まあ見ておけ。縛道の七十七 天挺空羅」
夜一「捕捉完了じゃ」
………
……
…
夜一「さて、現状と明日についてはこんなもんじゃろう。」
一護「冬獅郎が味方についてくれたのは驚いたな」
夜一「図らずとも戦力アップしたのは吉報じゃが、月島が抜けたのはちと痛いの」
一護「…正直、今だに信じられねえよ。月島さんが俺達を記憶ごと騙してたなんて…」
夜一「そもそも喜助が知っていて儂だけが知らんという状態からおかしかったのじゃ」
夜一「月島に銀城…奴らの目的はわからぬ。銀城が言うにはルキア奪還の邪魔はしない、さらには儂らを殺したくはないと言っておった」
夜一「恐らくじゃが儂らは奴らにとっての陽動のようなものじゃろう」
夜一「奴らが言っておった事が本当なら…の話じゃが…」
227: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:57:52.34 ID:GupXuMqQ0
一護「あいつらの目的…か…。月島さんと銀城の目的…」
一護(なんだ…何か頭が…)
一護「銀…城…」
一護(なんだ…何かが頭に流れ込んできやがる!)
「ラーメン…食うか?」
「わかんなくていーの!どうせすぐ見せるから!」
「代行証だ!!」
「お前…本当に俺の味方なのかよ…!?」
「…ようこそ、XCUTIONへ」
「謝れ」
「その想いは最初からなかった事になるから」
「貰うぜ、お前の完現術」
「胸を張って受け取れ」
「聞くな黒崎!!」
「現世に持って帰って埋めてやりてえ」
一護(なんだよこれ…記憶が。『思い出してる』んじゃねえ…これはどこからから記憶だけが『流れ込んで』くる…」
一護(俺はこんな経験してねえのに!頭に無理矢理入ってきやがる!銀城なんて俺は…俺は…)ガタガタガタ
夜一「一護…落ち着け一護!」
一護(月島…銀城…、俺…は…)ガタガタガタ
夜一「チィッ!」バキィ!
一護「がっ!?」ドシャァ
夜一「どういうことじゃ。一護と銀城との間に何がある…」
恋次「おい!何があった!?」
夜一「恋次か。一護の様子がおかしくての。少し寝かせただけだ」
恋次「…ルキアの処刑日は明日だ。大丈夫なのかよ」
夜一「今は自分の心配をしておけ。明日までに卍解を習得せねばなるんからの」
恋次「ああ、…まさかこいつが俺が具象化まで習得済みってことまで知ってるとはな」
恋次「こいつが言うには、俺は6日程度で卍解を習得したらしい」
恋次「だったらそれを1日で終わらせりゃいいだけの話だ。行くぜ蛇尾丸!!」バッ
夜一(…こちらの戦力は6人。護廷十三隊は狛村隊長に射場副隊長、東仙と3,5,9の副隊長を除いた全員)
夜一(日番谷隊長の話では副隊長の松本乱菊は今回の隊長の行動について尋問のため拘留されている可能性が高いようじゃ)
夜一(追加の戦力としては期待出来そうにない…)
夜一(そして月島と銀城、藍染と市丸がどう動くかはわからぬ)
夜一「万事上手くいくとは思えぬの」
夜一「最悪、何人かが死ぬことになるじゃろう…」
一護(なんだ…何か頭が…)
一護「銀…城…」
一護(なんだ…何かが頭に流れ込んできやがる!)
「ラーメン…食うか?」
「わかんなくていーの!どうせすぐ見せるから!」
「代行証だ!!」
「お前…本当に俺の味方なのかよ…!?」
「…ようこそ、XCUTIONへ」
「謝れ」
「その想いは最初からなかった事になるから」
「貰うぜ、お前の完現術」
「胸を張って受け取れ」
「聞くな黒崎!!」
「現世に持って帰って埋めてやりてえ」
一護(なんだよこれ…記憶が。『思い出してる』んじゃねえ…これはどこからから記憶だけが『流れ込んで』くる…」
一護(俺はこんな経験してねえのに!頭に無理矢理入ってきやがる!銀城なんて俺は…俺は…)ガタガタガタ
夜一「一護…落ち着け一護!」
一護(月島…銀城…、俺…は…)ガタガタガタ
夜一「チィッ!」バキィ!
一護「がっ!?」ドシャァ
夜一「どういうことじゃ。一護と銀城との間に何がある…」
恋次「おい!何があった!?」
夜一「恋次か。一護の様子がおかしくての。少し寝かせただけだ」
恋次「…ルキアの処刑日は明日だ。大丈夫なのかよ」
夜一「今は自分の心配をしておけ。明日までに卍解を習得せねばなるんからの」
恋次「ああ、…まさかこいつが俺が具象化まで習得済みってことまで知ってるとはな」
恋次「こいつが言うには、俺は6日程度で卍解を習得したらしい」
恋次「だったらそれを1日で終わらせりゃいいだけの話だ。行くぜ蛇尾丸!!」バッ
夜一(…こちらの戦力は6人。護廷十三隊は狛村隊長に射場副隊長、東仙と3,5,9の副隊長を除いた全員)
夜一(日番谷隊長の話では副隊長の松本乱菊は今回の隊長の行動について尋問のため拘留されている可能性が高いようじゃ)
夜一(追加の戦力としては期待出来そうにない…)
夜一(そして月島と銀城、藍染と市丸がどう動くかはわからぬ)
夜一「万事上手くいくとは思えぬの」
夜一「最悪、何人かが死ぬことになるじゃろう…」
228: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:58:39.44 ID:GupXuMqQ0
〜???〜
???「黒崎一護…少し混線したようだ…」
???「混ざった部分は消しておこう」
???「黒崎一護…少し混線したようだ…」
???「混ざった部分は消しておこう」
229: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:59:10.82 ID:GupXuMqQ0
深夜
〜大霊書回廊〜
藍染(魂魄に内蔵された物質を取り出す方法…)
藍染(双極による処刑が阻止された場合に備えるつもりだったがそう簡単に見つかるものではないか…!?)
藍染「これは…馬鹿な!そんなことが!!」
〜大霊書回廊〜
藍染(魂魄に内蔵された物質を取り出す方法…)
藍染(双極による処刑が阻止された場合に備えるつもりだったがそう簡単に見つかるものではないか…!?)
藍染「これは…馬鹿な!そんなことが!!」
230: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 03:59:58.10 ID:GupXuMqQ0
深夜
〜???〜
京楽「封印は解けそうかい?」
浮竹「…まだ時間がかかりそうだ。明日の処刑時刻までにはなんとしてでも解くさ」
京楽「そうかい。なら僕はもう一度四十六室で処刑の取り止めを嘆願してみるよ」
浮竹「…京楽…気づいているか?」
京楽「…ああ、この処刑騒動、明らかに手引きしている誰かがいるねえ。捕縛から処刑までの短さが明らかにおかしい」
京楽「そもそも浮竹の話だとそのルキアちゃんて子が現世で殺戮行為をするようには思えない」
京楽「それにこのタイミングで現世から旅禍が瀞霊廷に侵入…」
京楽「単純に助けに来たのか、それとも旅禍にとってルキアちゃんが殺される前にしないといけない何かがあるのか…」
京楽「単純に処刑を止めただけで全てが解決する問題じゃなさそうだ」
浮竹「…恐らく瀞霊廷全てを巻き込む騒動になるだろう。旅禍の事もある。僕達も気をつけておいた方がいい」
浮竹「僕達が倒れれば…誰も朽木を助けられない」
〜???〜
京楽「封印は解けそうかい?」
浮竹「…まだ時間がかかりそうだ。明日の処刑時刻までにはなんとしてでも解くさ」
京楽「そうかい。なら僕はもう一度四十六室で処刑の取り止めを嘆願してみるよ」
浮竹「…京楽…気づいているか?」
京楽「…ああ、この処刑騒動、明らかに手引きしている誰かがいるねえ。捕縛から処刑までの短さが明らかにおかしい」
京楽「そもそも浮竹の話だとそのルキアちゃんて子が現世で殺戮行為をするようには思えない」
京楽「それにこのタイミングで現世から旅禍が瀞霊廷に侵入…」
京楽「単純に助けに来たのか、それとも旅禍にとってルキアちゃんが殺される前にしないといけない何かがあるのか…」
京楽「単純に処刑を止めただけで全てが解決する問題じゃなさそうだ」
浮竹「…恐らく瀞霊廷全てを巻き込む騒動になるだろう。旅禍の事もある。僕達も気をつけておいた方がいい」
浮竹「僕達が倒れれば…誰も朽木を助けられない」
231: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 04:00:46.55 ID:GupXuMqQ0
明朝
〜 十一番隊隊舎〜
やちる「剣ちゃんもう平気なの?」
剣八「まあな。…行くぜやちる」
剣八「奴を叩っ斬りによォ!」
やちる「なんだか前よりも調子が良いね!剣ちゃん!」
〜 十一番隊隊舎〜
やちる「剣ちゃんもう平気なの?」
剣八「まあな。…行くぜやちる」
剣八「奴を叩っ斬りによォ!」
やちる「なんだか前よりも調子が良いね!剣ちゃん!」
232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 04:01:15.85 ID:GupXuMqQ0
〜???〜
月島「夜が明けてきたよ」
銀城「逸るなよ月島。昨日そこらの席官の奴に挿んだ時に聞いた情報だと処刑時間はまだ先だ」
銀城「さあ…せいぜいでかい花火を上げろよ黒崎ィ」
月島「夜が明けてきたよ」
銀城「逸るなよ月島。昨日そこらの席官の奴に挿んだ時に聞いた情報だと処刑時間はまだ先だ」
銀城「さあ…せいぜいでかい花火を上げろよ黒崎ィ」
233: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 04:01:42.54 ID:GupXuMqQ0
処刑数時間前
〜朽木邸〜
白哉「行ってくる…緋真…」バタン
白哉(私は…どうすればいい…)
〜朽木邸〜
白哉「行ってくる…緋真…」バタン
白哉(私は…どうすればいい…)
234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 04:03:39.21 ID:GupXuMqQ0
〜救護詰所〜
四番隊士「もう大丈夫ですか?雛森副隊長?」
雛森「うん、おかげでだいぶ動けるようになったよ」
四番隊士「でもまだ動かない方が…」
雛森「これ以上入院したら藍染隊長に心配かけちゃうよ。だからもう行くね」
雛森(藍染隊長…入院してる間何も連絡が無かったなあ。何かあったのかな?)
雛森(まずは藍染隊長を探さないと!)
………
……
…
四番隊士「山田七席!」
花太郎「うわあ!?な、なんですか急に!」
四番隊士「斑目三席と綾瀬川五席が部屋から消えました!」
花太郎「えええええええ!?!?」
四番隊士「部屋の状況から見て自分達で抜け出したと思われます」
花太郎「わ、わかりました。隊長と副隊長には僕から伝えておきます」
花太郎「今は重症の狛村隊長と射場副隊長の治療に専念してください」
四番隊士「はいっ!」スタスタ・・・
花太郎(まさか抜け出すなんて…。昨日の夜あの二人に脅されて瓠丸を使った時にちゃんと入院しておくように言ったのに…)
四番隊士「もう大丈夫ですか?雛森副隊長?」
雛森「うん、おかげでだいぶ動けるようになったよ」
四番隊士「でもまだ動かない方が…」
雛森「これ以上入院したら藍染隊長に心配かけちゃうよ。だからもう行くね」
雛森(藍染隊長…入院してる間何も連絡が無かったなあ。何かあったのかな?)
雛森(まずは藍染隊長を探さないと!)
………
……
…
四番隊士「山田七席!」
花太郎「うわあ!?な、なんですか急に!」
四番隊士「斑目三席と綾瀬川五席が部屋から消えました!」
花太郎「えええええええ!?!?」
四番隊士「部屋の状況から見て自分達で抜け出したと思われます」
花太郎「わ、わかりました。隊長と副隊長には僕から伝えておきます」
花太郎「今は重症の狛村隊長と射場副隊長の治療に専念してください」
四番隊士「はいっ!」スタスタ・・・
花太郎(まさか抜け出すなんて…。昨日の夜あの二人に脅されて瓠丸を使った時にちゃんと入院しておくように言ったのに…)
244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 21:36:46.67 ID:GupXuMqQ0
〜双極の丘〜
卯ノ花「…集まりが悪いようですね、勇音」
勇音「七番隊と十二番隊は仕方ないですけど、他の方々はあまり来られてないようですね」
卯ノ花「集まっているのは一番隊と二番隊隊長、三番隊隊長のみですね」
勇音「十一番隊はともかく他の隊長格の方々はどうなされたのでしょう……!」
白哉「…」ザッ
卯ノ花(遅かったですね朽木隊長。妹の刑の執行、心の整理はついたのでしょうか)
砕蜂「…」
砕蜂(早く来るがいい、夜一。貴様の目的は昨日旅禍から聞かせてもらった)
砕蜂(私の尊敬と信頼を裏切った貴様を…私は…)
市丸(さあこの処刑…どないなるやろなあ)
卯ノ花「…集まりが悪いようですね、勇音」
勇音「七番隊と十二番隊は仕方ないですけど、他の方々はあまり来られてないようですね」
卯ノ花「集まっているのは一番隊と二番隊隊長、三番隊隊長のみですね」
勇音「十一番隊はともかく他の隊長格の方々はどうなされたのでしょう……!」
白哉「…」ザッ
卯ノ花(遅かったですね朽木隊長。妹の刑の執行、心の整理はついたのでしょうか)
砕蜂「…」
砕蜂(早く来るがいい、夜一。貴様の目的は昨日旅禍から聞かせてもらった)
砕蜂(私の尊敬と信頼を裏切った貴様を…私は…)
市丸(さあこの処刑…どないなるやろなあ)
245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 21:38:46.15 ID:GupXuMqQ0
………
……
…
砕蜂(来たか。さあどこから攻めて来る夜一)
ルキア「…」ザッ
白哉「…」フッ
ルキア(兄様…)
元柳斎「何か遺す言葉はあるかの?」
ルキア「…」
元柳斎「無いようじゃの。…双極を解放する」スッ
???「ううおおおおおおおおおおお!!!」
砕蜂「虚の霊圧!?空からだと!?」
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオオオ!!!
市丸「ひゃあ、派手やなあ。解放前に双極壊されてもうたやん」
白哉「この霊圧の高さ…まさか卍解、いやさらに上…」
元柳斎「何奴」
一護「よお、助けに来たぜ。ルキア」ズァ
ルキア「なっ!一護…、なぜここに「歯を食いしばれよルキア!」ブン!!
ルキア「キャアアアアアアアアア!!」ビューン!!
夜一「よくやった一護!」ガシッ
砕蜂「しまった!上に気を取られ過ぎた!夜一ィ!」
夜一「ではの砕蜂!ルキアは貰って行くぞ」シュン!
砕蜂「おのれ!逃がさん!」
一護「それはこっちのセリフだぜ」ガシッ
砕蜂「貴様旅禍!邪魔を…!」
一護「おおおお!!!」ブン!
砕蜂「投げただと!?」
一護「場所を移すぜ、月牙天衝!」ゴオオオオオ!!
……
…
砕蜂(来たか。さあどこから攻めて来る夜一)
ルキア「…」ザッ
白哉「…」フッ
ルキア(兄様…)
元柳斎「何か遺す言葉はあるかの?」
ルキア「…」
元柳斎「無いようじゃの。…双極を解放する」スッ
???「ううおおおおおおおおおおお!!!」
砕蜂「虚の霊圧!?空からだと!?」
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオオオ!!!
市丸「ひゃあ、派手やなあ。解放前に双極壊されてもうたやん」
白哉「この霊圧の高さ…まさか卍解、いやさらに上…」
元柳斎「何奴」
一護「よお、助けに来たぜ。ルキア」ズァ
ルキア「なっ!一護…、なぜここに「歯を食いしばれよルキア!」ブン!!
ルキア「キャアアアアアアアアア!!」ビューン!!
夜一「よくやった一護!」ガシッ
砕蜂「しまった!上に気を取られ過ぎた!夜一ィ!」
夜一「ではの砕蜂!ルキアは貰って行くぞ」シュン!
砕蜂「おのれ!逃がさん!」
一護「それはこっちのセリフだぜ」ガシッ
砕蜂「貴様旅禍!邪魔を…!」
一護「おおおお!!!」ブン!
砕蜂「投げただと!?」
一護「場所を移すぜ、月牙天衝!」ゴオオオオオ!!
246: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 21:39:21.57 ID:GupXuMqQ0
………
……
…
白哉「…」ザッ!
冬獅郎「行かせねえよ朽木」
白哉「日番谷隊長…、解せぬ。兄程の者が旅禍についたというのか?」
冬獅郎「そういうわけじゃねえ。俺は自分の考えで処刑を止めに来ただけだ」
白哉「そうか。では遠慮はせぬ。散れ 千本桜」
………
……
…
市丸「日番谷隊長があっち側につくとはなあ」
一心「おいおい、俺を目の前にしてよそ見とは余裕だな」
市丸「僕は別に何かしようなんて思てないで。まあゆっくりしよ」
市丸「どう転んでも藍染隊長の掌の上なんやからさ」
一心「はっ、そうかい。とにかくお前がどう言おうとこっちは信用する気はねえんだ」
市丸「…できれば戦いたくないんやけど、しゃあないなあ」
……
…
白哉「…」ザッ!
冬獅郎「行かせねえよ朽木」
白哉「日番谷隊長…、解せぬ。兄程の者が旅禍についたというのか?」
冬獅郎「そういうわけじゃねえ。俺は自分の考えで処刑を止めに来ただけだ」
白哉「そうか。では遠慮はせぬ。散れ 千本桜」
………
……
…
市丸「日番谷隊長があっち側につくとはなあ」
一心「おいおい、俺を目の前にしてよそ見とは余裕だな」
市丸「僕は別に何かしようなんて思てないで。まあゆっくりしよ」
市丸「どう転んでも藍染隊長の掌の上なんやからさ」
一心「はっ、そうかい。とにかくお前がどう言おうとこっちは信用する気はねえんだ」
市丸「…できれば戦いたくないんやけど、しゃあないなあ」
247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 21:40:01.20 ID:GupXuMqQ0
………
……
…
石田「動くな、他の戦いの助太刀へは行かせない」
卯ノ花「ご心配なく。私達に戦う意思はありません」
勇音「卯ノ花隊長!?」
卯ノ花「勇音、そして旅禍の滅却師、少し話をしたいと思います」
石田「…どういうつもりだ?朽木を連れ戻す気はないということか?」
卯ノ花「今回の処刑、私も納得したわけではございません。そこで貴方がたのお話を聞く必要があると判断しました」
勇音「し、しかし卯ノ花隊長!それでは…」
卯ノ花「勇音…、貴方も来ていただけますね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
勇音「は、はい…」
卯ノ花「そうと決まればここから離れて、落ち着いて話せるところに向かいましょう」
卯ノ花「貴方もいいですね?」
石田「待て!僕はそんな手には…!」
卯ノ花「いいですね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
石田「は、はい…」
卯ノ花「では着いて来てください」ザッ
石田「どうしてこんなことに…」
卯ノ花「…」スタスタ
卯ノ花「…クク」ニヤァ
……
…
石田「動くな、他の戦いの助太刀へは行かせない」
卯ノ花「ご心配なく。私達に戦う意思はありません」
勇音「卯ノ花隊長!?」
卯ノ花「勇音、そして旅禍の滅却師、少し話をしたいと思います」
石田「…どういうつもりだ?朽木を連れ戻す気はないということか?」
卯ノ花「今回の処刑、私も納得したわけではございません。そこで貴方がたのお話を聞く必要があると判断しました」
勇音「し、しかし卯ノ花隊長!それでは…」
卯ノ花「勇音…、貴方も来ていただけますね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
勇音「は、はい…」
卯ノ花「そうと決まればここから離れて、落ち着いて話せるところに向かいましょう」
卯ノ花「貴方もいいですね?」
石田「待て!僕はそんな手には…!」
卯ノ花「いいですね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
石田「は、はい…」
卯ノ花「では着いて来てください」ザッ
石田「どうしてこんなことに…」
卯ノ花「…」スタスタ
卯ノ花「…クク」ニヤァ
248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 21:40:40.88 ID:GupXuMqQ0
………
……
…
元柳斎「…」
雀部「…」ザッ!
日番谷「朽木を追うつもりか!待て雀部!」
白哉「破道の三十二 蒼火墜」ドン!
日番谷「くそっ!止められねえ!」
………
……
…
夜一「…この霊圧、隊長格の誰かが儂等を追いかけて来ておるの」
夜一「一気に瞬歩で引き離すかの…!ほう、あやつめ、どうやら間に合ったようじゃの」
ルキア「この霊圧…まさか!」
???「よう、雀部副隊長。ここから先は通せねえな」ザッ!
雀部「この霊圧、阿散井恋次か。何のつもりだ?」
恋次「さっき言ったはずだ。ここは通さねえってよ!咆えろ 蛇尾丸!」
雀部「謀反か。穿て 厳霊丸」
ルキア「恋次…お前がどうして…」
恋次「悪ィが話は後だ。さっさと逃げろよ。すぐに追いついてやらあ!」ダッ!
夜一「頼んだぞ恋次!!」シュン!
雀部「…阿散井、元柳斎殿の命に背くとは愚かな。容赦はせぬ。濡らせ…厳霊丸」ゴゴゴゴゴゴ
恋次「空が…雲に覆われていくだと」
雀部「天候を操るのが日番谷隊長だけだと思わぬ方がいい」
恋次「そうかよ。ならこっちからも言わせてもらうぜ」
恋次「卍解できるのは隊長だけだと思うなよ!」
雀部「!?まさか…」
恋次「卍 解!!」ゴオオオオオオオ!!!
……
…
元柳斎「…」
雀部「…」ザッ!
日番谷「朽木を追うつもりか!待て雀部!」
白哉「破道の三十二 蒼火墜」ドン!
日番谷「くそっ!止められねえ!」
………
……
…
夜一「…この霊圧、隊長格の誰かが儂等を追いかけて来ておるの」
夜一「一気に瞬歩で引き離すかの…!ほう、あやつめ、どうやら間に合ったようじゃの」
ルキア「この霊圧…まさか!」
???「よう、雀部副隊長。ここから先は通せねえな」ザッ!
雀部「この霊圧、阿散井恋次か。何のつもりだ?」
恋次「さっき言ったはずだ。ここは通さねえってよ!咆えろ 蛇尾丸!」
雀部「謀反か。穿て 厳霊丸」
ルキア「恋次…お前がどうして…」
恋次「悪ィが話は後だ。さっさと逃げろよ。すぐに追いついてやらあ!」ダッ!
夜一「頼んだぞ恋次!!」シュン!
雀部「…阿散井、元柳斎殿の命に背くとは愚かな。容赦はせぬ。濡らせ…厳霊丸」ゴゴゴゴゴゴ
恋次「空が…雲に覆われていくだと」
雀部「天候を操るのが日番谷隊長だけだと思わぬ方がいい」
恋次「そうかよ。ならこっちからも言わせてもらうぜ」
恋次「卍解できるのは隊長だけだと思うなよ!」
雀部「!?まさか…」
恋次「卍 解!!」ゴオオオオオオオ!!!
249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 21:41:57.82 ID:GupXuMqQ0
〜十三番隊隊舎〜
浮竹「ふう…、なんとか間に合った。あとは京楽が戻るのを待つだけか」ガチャ
浮竹「処刑時間まではあと少し…か」
浮竹「とにかく一度外に出てみるか……これは!!」
清音「…」
仙太郎「…」
浮竹「清音!仙太郎!一体何があ「よお、浮竹ェ」
浮竹「お前は!ぐぅ!?」ズバッ ボトボト
銀城「久しぶりだなァ、浮竹よォ!」
浮竹「銀…城…」
月島「いきなり両手首を斬り落とすなんて容赦ないね」
銀城「悪ィな浮竹、テメェには容赦なんざしねえよ。なにしろ俺を裏切ってくれたんだからなァ!」
銀城「まさか信じた奴らに首輪を着けられると思わなかったよ」
浮竹「違う…、俺はそんなつもりで代行証を渡したわけでは…」
銀城「監視と制御、逆らえば抹殺するつもりだろうがよ!今更なに言ってんだァ?」
銀城「とにかくテメェはここで終わりだ」
浮竹「ぐ…待ってくれ…、清音と仙太郎だけでも…」
銀城「ああ、そこの死神か。もう死んでんだよ。それもこれもテメェのせいだがなァ!」
銀城「言い遺すことがあるなら言っとけ」
浮竹「…俺はまだやることが…ある…。頼む、俺の代わりに朽「じゃあなァ浮竹!!」ズバッ! ゴロン・・・
銀城「悪ィな、最後まで聞いてやるなんて言ってねえよ」
月島「断頭…トドメは必要なさそうだ」
銀城「じゃあな浮竹、裏切ってくれたツケは返し「浮竹ええええエエエエエエエ!!!!!」バッ
銀城「京楽か!?浮竹の霊圧が消えたのを察知して来やがったかよ!」ギィィン
月島「一足遅かったね。浮竹はもう死んだよ」
京楽「……」ギンィンキンギン!!!
銀城「頭に血が上って言葉も出ねえかよ!」
月島「そんな状態で僕達を斬ろうだなんて笑わせる」ブン!
京楽「…」ギン!
月島「…へえ、二刀使いか。斬魄刀が2本なんて初めて見たよ」
銀城「仕方ねぇ、テメェも浮竹と同じ末路にしてやるよォ!」
京楽「銀城オオオオオオオオオ!!!!!」
銀城「卍 解!!」ゴオオオオオオオ!
浮竹「ふう…、なんとか間に合った。あとは京楽が戻るのを待つだけか」ガチャ
浮竹「処刑時間まではあと少し…か」
浮竹「とにかく一度外に出てみるか……これは!!」
清音「…」
仙太郎「…」
浮竹「清音!仙太郎!一体何があ「よお、浮竹ェ」
浮竹「お前は!ぐぅ!?」ズバッ ボトボト
銀城「久しぶりだなァ、浮竹よォ!」
浮竹「銀…城…」
月島「いきなり両手首を斬り落とすなんて容赦ないね」
銀城「悪ィな浮竹、テメェには容赦なんざしねえよ。なにしろ俺を裏切ってくれたんだからなァ!」
銀城「まさか信じた奴らに首輪を着けられると思わなかったよ」
浮竹「違う…、俺はそんなつもりで代行証を渡したわけでは…」
銀城「監視と制御、逆らえば抹殺するつもりだろうがよ!今更なに言ってんだァ?」
銀城「とにかくテメェはここで終わりだ」
浮竹「ぐ…待ってくれ…、清音と仙太郎だけでも…」
銀城「ああ、そこの死神か。もう死んでんだよ。それもこれもテメェのせいだがなァ!」
銀城「言い遺すことがあるなら言っとけ」
浮竹「…俺はまだやることが…ある…。頼む、俺の代わりに朽「じゃあなァ浮竹!!」ズバッ! ゴロン・・・
銀城「悪ィな、最後まで聞いてやるなんて言ってねえよ」
月島「断頭…トドメは必要なさそうだ」
銀城「じゃあな浮竹、裏切ってくれたツケは返し「浮竹ええええエエエエエエエ!!!!!」バッ
銀城「京楽か!?浮竹の霊圧が消えたのを察知して来やがったかよ!」ギィィン
月島「一足遅かったね。浮竹はもう死んだよ」
京楽「……」ギンィンキンギン!!!
銀城「頭に血が上って言葉も出ねえかよ!」
月島「そんな状態で僕達を斬ろうだなんて笑わせる」ブン!
京楽「…」ギン!
月島「…へえ、二刀使いか。斬魄刀が2本なんて初めて見たよ」
銀城「仕方ねぇ、テメェも浮竹と同じ末路にしてやるよォ!」
京楽「銀城オオオオオオオオオ!!!!!」
銀城「卍 解!!」ゴオオオオオオオ!
250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 21:46:58.50 ID:GupXuMqQ0
〜双極の丘〜
元柳斎「…!これは…」ピクッ
元柳斎「…十四郎の霊圧が消えたじゃと…」
元柳斎「おのれ!逃がさん!」シュン!
………
……
…
一心「!!…総隊長自ら動きやがった!くそっ、夜一を追うつもりか!」
市丸「射殺せ 神槍」スッ
一心「チッ!やっぱあいつをなんとかしねえとどうしようもねえか」ガキイン!
市丸「余所見してたらあかんで。さっき自分で言うてたのになあ」
市丸「そんなに他が気になるんやったら、さっさと終わらせよか」
一心「そりゃこっちのセリフだ」
市丸「…ええこと教えといたるわ。僕の神槍、始解で伸びるのは刀百本分なんや」
一心「んなもん知ってるよ。だからどうした」
市丸「へえ、何で知ってるんやろね。志波“隊長”に話した覚えはないんやけどなあ」
一心(くそっ、口が滑っちまった。悪いな一護)
市丸「なるほど…あの子か、それとも乱菊あたりから聞いたんかな。まあええわ。ちなみに百本分伸びるいうのはこういう使い方もできるんやで」グサッ
一心(刀を地面に刺した…こいつ何をするつもりだ。いや、それよりもさっきの言葉…『あの子』だと?どういうことだ)
元柳斎「…!これは…」ピクッ
元柳斎「…十四郎の霊圧が消えたじゃと…」
元柳斎「おのれ!逃がさん!」シュン!
………
……
…
一心「!!…総隊長自ら動きやがった!くそっ、夜一を追うつもりか!」
市丸「射殺せ 神槍」スッ
一心「チッ!やっぱあいつをなんとかしねえとどうしようもねえか」ガキイン!
市丸「余所見してたらあかんで。さっき自分で言うてたのになあ」
市丸「そんなに他が気になるんやったら、さっさと終わらせよか」
一心「そりゃこっちのセリフだ」
市丸「…ええこと教えといたるわ。僕の神槍、始解で伸びるのは刀百本分なんや」
一心「んなもん知ってるよ。だからどうした」
市丸「へえ、何で知ってるんやろね。志波“隊長”に話した覚えはないんやけどなあ」
一心(くそっ、口が滑っちまった。悪いな一護)
市丸「なるほど…あの子か、それとも乱菊あたりから聞いたんかな。まあええわ。ちなみに百本分伸びるいうのはこういう使い方もできるんやで」グサッ
一心(刀を地面に刺した…こいつ何をするつもりだ。いや、それよりもさっきの言葉…『あの子』だと?どういうことだ)
251: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 21:47:51.48 ID:GupXuMqQ0
市丸「ぼーっとしてたらあかんで。そぉら…射殺せ 神槍」ズサズサズサズサズサズサズサ!
一心「地面から刀が無数にだと!?枝分かれできるってことか!」バッ
市丸「飛んで避けても無駄や。卍 解 神殺槍」
一心「てめえ…!破道の三十二 黄火閃! 」ドウッ
市丸「無駄や…舞踏」シュッ!
一心「ごふっ!?」グサッ ドサッ
市丸「空中じゃ上手いこと避けるんわ無理やったみたいやなあ」
市丸「終わりみたいやね。その状態であんま動かん方がええよ」
一心「く…そ…」
市丸「ほなバイバーイ」シュン
一心「おい…どういうつもり…だ…」
一心(あの野郎、なんでトドメを刺さねえ。その時間すら惜しいってことなのか?)
一心「地面から刀が無数にだと!?枝分かれできるってことか!」バッ
市丸「飛んで避けても無駄や。卍 解 神殺槍」
一心「てめえ…!破道の三十二 黄火閃! 」ドウッ
市丸「無駄や…舞踏」シュッ!
一心「ごふっ!?」グサッ ドサッ
市丸「空中じゃ上手いこと避けるんわ無理やったみたいやなあ」
市丸「終わりみたいやね。その状態であんま動かん方がええよ」
一心「く…そ…」
市丸「ほなバイバーイ」シュン
一心「おい…どういうつもり…だ…」
一心(あの野郎、なんでトドメを刺さねえ。その時間すら惜しいってことなのか?)
252: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 21:48:28.39 ID:GupXuMqQ0
また書きだめできれば投下していきます
市丸の技はヒートザソウルの技を参考にしています
市丸の技はヒートザソウルの技を参考にしています
253: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 21:50:58.71 ID:GupXuMqQ0
市丸「ぼーっとしてたらあかんで。そぉら…射殺せ 神槍」ズサズサズサズサズサズサズサ!
一心「地面から刀が無数にだと!?枝分かれできるってことか!」バッ
市丸「飛んで避けても無駄や。卍 解 神殺槍」
一心「てめえ…!破道の三十二 黄火閃! 」ドウッ
市丸「無駄や…無踏」シュッ!
一心「ごふっ!?」グサッ ドサッ
市丸「空中じゃ上手いこと避けるんわ無理やったみたいやなあ」
市丸「終わりみたいやね。その状態であんま動かん方がええよ」
一心「く…そ…」
市丸「ほなバイバーイ」シュン
一心「おい…どういうつもり…だ…」
一心(あの野郎、なんでトドメを刺さねえ。その時間すら惜しいってことなのか?)
一心「地面から刀が無数にだと!?枝分かれできるってことか!」バッ
市丸「飛んで避けても無駄や。卍 解 神殺槍」
一心「てめえ…!破道の三十二 黄火閃! 」ドウッ
市丸「無駄や…無踏」シュッ!
一心「ごふっ!?」グサッ ドサッ
市丸「空中じゃ上手いこと避けるんわ無理やったみたいやなあ」
市丸「終わりみたいやね。その状態であんま動かん方がええよ」
一心「く…そ…」
市丸「ほなバイバーイ」シュン
一心「おい…どういうつもり…だ…」
一心(あの野郎、なんでトドメを刺さねえ。その時間すら惜しいってことなのか?)
262: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 00:40:02.71 ID:AXOXOFns0
………
……
…
日番谷「志波がやられたか。くそっ、市丸が追って行きやがったか」
日番谷「…悠長にやってる場合じゃねえ。 卍 解 大紅蓮氷輪丸!!!」
白哉「…卍 解 千本桜景厳」ズラァ
日番谷「なにっ!?刃の量が始解の比じゃねえ!氷竜旋尾!!」ゴオッ!
白哉「鈍い」ガガガガガ!
日番谷「群鳥氷柱!!」ドンドンドン!!
白哉「防いだ刃が凍ったか。だがこの程度では私に届くことはない」
日番谷「それでも凍らせれば刃は動かせねえようだな」
白哉「…ほう、たかが数千の刃を凍らせただけでよほど気分がいいと見える」バッ
日番谷「刃の速さが一気に上がっただと!?」ザザザザザザ
日番谷「四方を囲まれた…!!くっ!」ザザザザザザザザザザ
白哉「手掌で操れば千本桜景厳の速度は2倍。ここまでだ、吭景・千本桜景厳」グシャァッ
白哉「刃の喉に呑まれて消えろ」
白哉「終わったか…!?」パギィ!!
白哉「なんだと、吭景が全て凍るなど…」
日番谷「詰めが甘かったな朽木」
白哉「生きていたのか、日番谷隊長」
日番谷「残氷人形…こんな騙し討ち1度しか使えねえ。あの量の刃をちまちま凍らせるのは無理でも1箇所に固まった瞬間なら全て凍らせることはできないことじゃねえ」
朽木「おのれ…」
日番谷「終わりだ朽木」ドンドンドンドンドン!!!
朽木「地面から氷の柱、いつの間に」
日番谷「仕込む時間は一晩あった。朽木の武器が億の刃なら…俺の武器はこの大気にある全ての水だ」
日番谷「千年 氷牢」ガシャン パキィッ!
日番谷「悪いな、テメェの妹は殺させてやれねえ」
……
…
日番谷「志波がやられたか。くそっ、市丸が追って行きやがったか」
日番谷「…悠長にやってる場合じゃねえ。 卍 解 大紅蓮氷輪丸!!!」
白哉「…卍 解 千本桜景厳」ズラァ
日番谷「なにっ!?刃の量が始解の比じゃねえ!氷竜旋尾!!」ゴオッ!
白哉「鈍い」ガガガガガ!
日番谷「群鳥氷柱!!」ドンドンドン!!
白哉「防いだ刃が凍ったか。だがこの程度では私に届くことはない」
日番谷「それでも凍らせれば刃は動かせねえようだな」
白哉「…ほう、たかが数千の刃を凍らせただけでよほど気分がいいと見える」バッ
日番谷「刃の速さが一気に上がっただと!?」ザザザザザザ
日番谷「四方を囲まれた…!!くっ!」ザザザザザザザザザザ
白哉「手掌で操れば千本桜景厳の速度は2倍。ここまでだ、吭景・千本桜景厳」グシャァッ
白哉「刃の喉に呑まれて消えろ」
白哉「終わったか…!?」パギィ!!
白哉「なんだと、吭景が全て凍るなど…」
日番谷「詰めが甘かったな朽木」
白哉「生きていたのか、日番谷隊長」
日番谷「残氷人形…こんな騙し討ち1度しか使えねえ。あの量の刃をちまちま凍らせるのは無理でも1箇所に固まった瞬間なら全て凍らせることはできないことじゃねえ」
朽木「おのれ…」
日番谷「終わりだ朽木」ドンドンドンドンドン!!!
朽木「地面から氷の柱、いつの間に」
日番谷「仕込む時間は一晩あった。朽木の武器が億の刃なら…俺の武器はこの大気にある全ての水だ」
日番谷「千年 氷牢」ガシャン パキィッ!
日番谷「悪いな、テメェの妹は殺させてやれねえ」
263: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 00:40:42.80 ID:AXOXOFns0
〜十三番隊隊舎〜
京楽「ごふっ…」ドサッ
月島「終わったみたいだね」
銀城「馬鹿が。1人で突っ込んでくるなんざいい的だ」
月島「さて、これからどうするんだい銀城?」
銀城「そうだな、じゃあ…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
月島「この喉元に刀を突き付けられてるような感覚…まさかね」
銀城「この霊圧は…、よりにもよってこのタイミングかよ」
やちる「いたよ剣ちゃん!!」
剣八「よお、月島ァ。テメェを叩っ斬りに来たぜ」
月島「隊長格と三連戦か。ついてないね」
銀城「こいつ…この前に感じた時よりも霊圧が跳ね上がってやがる」
銀城「…今の消耗した俺達じゃ勝ち目はねぇ…くそっ」
月島「…まだだよ、銀城。『この』更木剣八ならたった1つだけ倒す方法がある」
京楽「ごふっ…」ドサッ
月島「終わったみたいだね」
銀城「馬鹿が。1人で突っ込んでくるなんざいい的だ」
月島「さて、これからどうするんだい銀城?」
銀城「そうだな、じゃあ…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
月島「この喉元に刀を突き付けられてるような感覚…まさかね」
銀城「この霊圧は…、よりにもよってこのタイミングかよ」
やちる「いたよ剣ちゃん!!」
剣八「よお、月島ァ。テメェを叩っ斬りに来たぜ」
月島「隊長格と三連戦か。ついてないね」
銀城「こいつ…この前に感じた時よりも霊圧が跳ね上がってやがる」
銀城「…今の消耗した俺達じゃ勝ち目はねぇ…くそっ」
月島「…まだだよ、銀城。『この』更木剣八ならたった1つだけ倒す方法がある」
264: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 00:41:49.62 ID:AXOXOFns0
………
……
…
伊勢「京楽隊長!この霊圧一体何が…!!京楽隊長!?!?」ダッ
伊勢「隊長!しっかりしてください!隊長…」ブゥン・・・
伊勢「そんな…魄動がない…死んでいる…」
伊勢「この遺体に残った霊圧…あの更木隊長と戦っている人が!!」バッ!
やちる「ダメだよ!剣ちゃんの邪魔しちゃ!」
伊勢「どいてください!京楽隊長の仇を私は!」
やちる「…邪魔しないで」ゴオオオオオオオ!
伊勢「…退く気がないなら無理矢理にでもどいてもらいます!!」
やちる「そっかぁ…。今は剣ちゃんあっちに夢中だから私が倒しちゃっても怒らないよね」スラァ
……
…
伊勢「京楽隊長!この霊圧一体何が…!!京楽隊長!?!?」ダッ
伊勢「隊長!しっかりしてください!隊長…」ブゥン・・・
伊勢「そんな…魄動がない…死んでいる…」
伊勢「この遺体に残った霊圧…あの更木隊長と戦っている人が!!」バッ!
やちる「ダメだよ!剣ちゃんの邪魔しちゃ!」
伊勢「どいてください!京楽隊長の仇を私は!」
やちる「…邪魔しないで」ゴオオオオオオオ!
伊勢「…退く気がないなら無理矢理にでもどいてもらいます!!」
やちる「そっかぁ…。今は剣ちゃんあっちに夢中だから私が倒しちゃっても怒らないよね」スラァ
265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 00:44:19.35 ID:AXOXOFns0
〜双極の丘の下の森〜
砕蜂(奴の卍解…あの小さい刀に卍解の霊圧を凝縮することで超速戦闘を可能にしている…と見るべきだろう)
砕蜂(旅禍が卍解か。卍解も安くなったものだ)
砕蜂「…刑軍では足止めにもならぬか。使えぬ奴らだ」
砕蜂「夜一を追うためには私自身が貴様を倒すしかないようだな」
一護「そうかよ。こっちもさっさとあんたを片付けなきゃなんねえんだ」
砕蜂「過ぎた口をきくな旅禍!尽敵螫殺 雀蜂!」
砕蜂「昨日の始末を付けてやろう!」シュン!
砕蜂「はあ!!」ゴッ!
一護(速い!)バッ!
一護「くそっ!掠っちまったか!」
砕蜂「初動が遅かったな。雀蜂の能力は同じ箇所に二度攻撃すれば相手を即死させる弍撃決殺!」
一護(初動が遅いか、あいつにも同じことを言われてたな)
砕蜂「せいぜい弍撃目を喰らわぬよう気をつけろ」シュン!
一護「消え…」
砕蜂「そら!弍撃目だ!」バッ
一護「ふっ!」シュン!
砕蜂「後ろか」シュン!
一護「うおっ!」
砕蜂「避けたか。…なるほど、先程の刑軍との戦闘は全速力ではなかったということか」
一護(隙を見て月牙を撃つつもりだったが…昨日以上に速えな)
一護(あまり時間もかけてられねえ。こうなったら…)スッ
砕蜂(手で顔を覆った…)
砕蜂「何をするつもりかは知らぬがこれで…」シュン!
砕蜂「終わりだ」ザッ
一護(虚化)「おおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
砕蜂「ぐっ!?この霊圧は双極の丘の時のか!?さっきまでの比ではない!」バッ
一護(虚化)「悪いな、こっちも本気でいくぜ」
砕蜂(奴の卍解…あの小さい刀に卍解の霊圧を凝縮することで超速戦闘を可能にしている…と見るべきだろう)
砕蜂(旅禍が卍解か。卍解も安くなったものだ)
砕蜂「…刑軍では足止めにもならぬか。使えぬ奴らだ」
砕蜂「夜一を追うためには私自身が貴様を倒すしかないようだな」
一護「そうかよ。こっちもさっさとあんたを片付けなきゃなんねえんだ」
砕蜂「過ぎた口をきくな旅禍!尽敵螫殺 雀蜂!」
砕蜂「昨日の始末を付けてやろう!」シュン!
砕蜂「はあ!!」ゴッ!
一護(速い!)バッ!
一護「くそっ!掠っちまったか!」
砕蜂「初動が遅かったな。雀蜂の能力は同じ箇所に二度攻撃すれば相手を即死させる弍撃決殺!」
一護(初動が遅いか、あいつにも同じことを言われてたな)
砕蜂「せいぜい弍撃目を喰らわぬよう気をつけろ」シュン!
一護「消え…」
砕蜂「そら!弍撃目だ!」バッ
一護「ふっ!」シュン!
砕蜂「後ろか」シュン!
一護「うおっ!」
砕蜂「避けたか。…なるほど、先程の刑軍との戦闘は全速力ではなかったということか」
一護(隙を見て月牙を撃つつもりだったが…昨日以上に速えな)
一護(あまり時間もかけてられねえ。こうなったら…)スッ
砕蜂(手で顔を覆った…)
砕蜂「何をするつもりかは知らぬがこれで…」シュン!
砕蜂「終わりだ」ザッ
一護(虚化)「おおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
砕蜂「ぐっ!?この霊圧は双極の丘の時のか!?さっきまでの比ではない!」バッ
一護(虚化)「悪いな、こっちも本気でいくぜ」
279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 21:45:27.06 ID:AXOXOFns0
〜双極の丘への道〜
雀部「ぐおっ!?」ゴガァ!
恋次「これで終わりだ!」ブン!
雀部「甘い!破道の三十二 黄火閃!!」カッ!
恋次「目くらましかよ!破道の三十一 赤火砲!」ゴオオオオ!
恋次「くらえ!!」ブン!!
雀部「鈍い」バリバリバリバリ!!
恋次「なん…だと…、俺の卍解を雷で弾きやがった」
恋次「それに霊圧が上がってるだと、一体何をした!?」
雀部「阿散井、貴様の敗因は卍解が自分にしか使えないという驕りを持ったことだ」ゴオオオオオオオ!
雀部「卍解 黄煌厳霊離宮」
恋次「嘘だろ…卍解できたのかよ」
雀部「私が何年元柳斎殿の副隊長を務めていると思っている。この程度ができぬ輩に一番隊の…元柳斎殿の副隊長が務まるわけがあるまい」
雀部「そこを退け。貴様では私に敵わぬ。それがわからぬわけではないだろう」
恋次「はっ!そう言われて安安と退くわけにはいかねえんだよ!狒骨大砲!!!」カアアアアア ドオオオオン!!!
雀部「無駄だ」バリバリバリ
恋次「まだだ!」ブン!
雀部「狒骨大砲とやらの死角から卍解の突進か…、無駄だと言ったはずだ」バリバリバリバリ!!
恋次「蛇尾丸の頭を潰されちまったかよ!!」
雀部「終わりだ、阿散井」
恋次「くっ!破道の三十二 黄火閃!!」カッ!
雀部「私に目くらましなど意味は無い!」
恋次「おおおおおおおおお!!!」ブン!
雀部「卍解をバラバラにして飛ばしての物量攻撃か。己の武器を捨てるとは判断を焦ったな阿散井」ギィンバキ!ガキィン!
阿散井「判断を間違えたのはそっちだ雀部」ガシッ!
雀部「なに!?後ろから…くっ、飛ばした卍解と共に飛んできていたのか!?」
阿散井「あんたの卍解は強え。だがな、こうしてくっついちまえば使えねえだろ。俺ごと感電しちまうからな」
雀部「だからと言ってここからどうするつもりだ」
阿散井「…どうやら俺はここまでみてえだ。それなら…あんたも道連れだ!」ザクッ
雀部(卍解の柄を足で地面に刺した…なにをするつもりだ)
阿散井「救護詰所で話し相手ぐらいにはなってやるよ!狒牙絶咬!」ギュン!!
雀部「なんだと。バラバラになった卍解が…、まさか自分ごと!?」
雀部「ごあっ!?」グサグサグサグサグサ!!
恋次「ぐおっ!?あ…が…」グサグサグサグサグサ!!
雀部「申し訳…ありません…元柳斎殿…」ドシャ
恋次(後は頼んだぜ…)ドサッ
雀部「ぐおっ!?」ゴガァ!
恋次「これで終わりだ!」ブン!
雀部「甘い!破道の三十二 黄火閃!!」カッ!
恋次「目くらましかよ!破道の三十一 赤火砲!」ゴオオオオ!
恋次「くらえ!!」ブン!!
雀部「鈍い」バリバリバリバリ!!
恋次「なん…だと…、俺の卍解を雷で弾きやがった」
恋次「それに霊圧が上がってるだと、一体何をした!?」
雀部「阿散井、貴様の敗因は卍解が自分にしか使えないという驕りを持ったことだ」ゴオオオオオオオ!
雀部「卍解 黄煌厳霊離宮」
恋次「嘘だろ…卍解できたのかよ」
雀部「私が何年元柳斎殿の副隊長を務めていると思っている。この程度ができぬ輩に一番隊の…元柳斎殿の副隊長が務まるわけがあるまい」
雀部「そこを退け。貴様では私に敵わぬ。それがわからぬわけではないだろう」
恋次「はっ!そう言われて安安と退くわけにはいかねえんだよ!狒骨大砲!!!」カアアアアア ドオオオオン!!!
雀部「無駄だ」バリバリバリ
恋次「まだだ!」ブン!
雀部「狒骨大砲とやらの死角から卍解の突進か…、無駄だと言ったはずだ」バリバリバリバリ!!
恋次「蛇尾丸の頭を潰されちまったかよ!!」
雀部「終わりだ、阿散井」
恋次「くっ!破道の三十二 黄火閃!!」カッ!
雀部「私に目くらましなど意味は無い!」
恋次「おおおおおおおおお!!!」ブン!
雀部「卍解をバラバラにして飛ばしての物量攻撃か。己の武器を捨てるとは判断を焦ったな阿散井」ギィンバキ!ガキィン!
阿散井「判断を間違えたのはそっちだ雀部」ガシッ!
雀部「なに!?後ろから…くっ、飛ばした卍解と共に飛んできていたのか!?」
阿散井「あんたの卍解は強え。だがな、こうしてくっついちまえば使えねえだろ。俺ごと感電しちまうからな」
雀部「だからと言ってここからどうするつもりだ」
阿散井「…どうやら俺はここまでみてえだ。それなら…あんたも道連れだ!」ザクッ
雀部(卍解の柄を足で地面に刺した…なにをするつもりだ)
阿散井「救護詰所で話し相手ぐらいにはなってやるよ!狒牙絶咬!」ギュン!!
雀部「なんだと。バラバラになった卍解が…、まさか自分ごと!?」
雀部「ごあっ!?」グサグサグサグサグサ!!
恋次「ぐおっ!?あ…が…」グサグサグサグサグサ!!
雀部「申し訳…ありません…元柳斎殿…」ドシャ
恋次(後は頼んだぜ…)ドサッ
280: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 21:46:22.25 ID:AXOXOFns0
〜十三番隊隊舎〜
月島「更木剣八、何か過去に疑問はないかい?」
剣八「…何言ってやがる?」
月島「君にその顔の傷を負わせたのは誰だい?」
剣八「ああ?そんなもん決まってんだろうが。そいつは…」
月島「それは僕だったよね?」
剣八「あ?何を…ぐっ!?お…」ガクガク
銀城「なるほどな。後から過去を捻じ込んで壊しちまう気か」
剣八「…ははっ」
月島「何を笑っているんだい?」
剣八「そんな細けえ事なんざ知るかよ!今はこの戦いを楽しもうぜ!!」ギィン!ガガガガガガ!
月島「ぐっ…。過去の矛盾の苦しみよりも戦いの愉しさが上ってことか…ガッ!?」ギギギギギ
月島(僕のブックオブジエンドにヒビを!?馬鹿な!!)
剣八「ははははははは!!!」ザシュッ!
月島「ゴッ!?あ…」ドシャ
銀城「月島ァ!クソッ!!」ザッ!
剣八「どういうことだ?こいつを斬った瞬間に頭が冴えた気がするぜ」
剣八「もう1人の旅禍は…チッ、逃げやがった」
月島「更木剣八、何か過去に疑問はないかい?」
剣八「…何言ってやがる?」
月島「君にその顔の傷を負わせたのは誰だい?」
剣八「ああ?そんなもん決まってんだろうが。そいつは…」
月島「それは僕だったよね?」
剣八「あ?何を…ぐっ!?お…」ガクガク
銀城「なるほどな。後から過去を捻じ込んで壊しちまう気か」
剣八「…ははっ」
月島「何を笑っているんだい?」
剣八「そんな細けえ事なんざ知るかよ!今はこの戦いを楽しもうぜ!!」ギィン!ガガガガガガ!
月島「ぐっ…。過去の矛盾の苦しみよりも戦いの愉しさが上ってことか…ガッ!?」ギギギギギ
月島(僕のブックオブジエンドにヒビを!?馬鹿な!!)
剣八「ははははははは!!!」ザシュッ!
月島「ゴッ!?あ…」ドシャ
銀城「月島ァ!クソッ!!」ザッ!
剣八「どういうことだ?こいつを斬った瞬間に頭が冴えた気がするぜ」
剣八「もう1人の旅禍は…チッ、逃げやがった」
281: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/22(月) 21:46:55.56 ID:AXOXOFns0
………
……
…
やちる「へい!」
やちる「へい!」
やちる「へーい!」パチン!
モコモコ&ホネホネ「「…」」パチン!
剣八「おい、やちる!終わったぞ!」
やちる「あ!剣ちゃん!」
伊勢「はぁ…はぁ…痛っ」ガクッ
剣八「何やってんだお前ら?」
やちる「剣ちゃんの邪魔になりそうだったから私が斬ったの!」カタニノボル
モコモコ&ホネホネ「「…」」カタニノボル
剣八「刀解放したまんま肩に乗るな。そいつら2人も引っ付くだろうが」
伊勢「早く…隊長を斬った旅禍を追わないと…」
剣八「あんま動くんじゃねえよ。内臓がこぼれちまうぞ」
剣八「仕方ねえ奴だ。やちる、そいつ担いで救護詰所へ運んでこい」
やちる「はーい!」ガバッ シュン!
剣八「…やる事なくなっちまったな。隊舎で昼寝でもするか……!?!?」ゴオオオオオオオオオオ
剣八「この霊圧は…」
ガシャァァァン!!!!!
???「お主は…」
……
…
やちる「へい!」
やちる「へい!」
やちる「へーい!」パチン!
モコモコ&ホネホネ「「…」」パチン!
剣八「おい、やちる!終わったぞ!」
やちる「あ!剣ちゃん!」
伊勢「はぁ…はぁ…痛っ」ガクッ
剣八「何やってんだお前ら?」
やちる「剣ちゃんの邪魔になりそうだったから私が斬ったの!」カタニノボル
モコモコ&ホネホネ「「…」」カタニノボル
剣八「刀解放したまんま肩に乗るな。そいつら2人も引っ付くだろうが」
伊勢「早く…隊長を斬った旅禍を追わないと…」
剣八「あんま動くんじゃねえよ。内臓がこぼれちまうぞ」
剣八「仕方ねえ奴だ。やちる、そいつ担いで救護詰所へ運んでこい」
やちる「はーい!」ガバッ シュン!
剣八「…やる事なくなっちまったな。隊舎で昼寝でもするか……!?!?」ゴオオオオオオオオオオ
剣八「この霊圧は…」
ガシャァァァン!!!!!
???「お主は…」
285: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 00:12:42.89 ID:PdhYq18M0
剣八「面白え!最高の霊圧じゃねえかよじじい!」
元柳斎「…更木か。お主がこやつを斬ったのか?」
月島「」
剣八「ああ、もう1人は逃げちまったけどな」
元柳斎(春水の体に残る霊圧はこやつのではない。この霊圧は銀城空吾…あやつめ)
元柳斎「春水、十四郎、待っておれ。儂があやつを叩っ斬る」
剣八「待てよじじい。今は調子が良くてよ。じじいの霊圧に当てられてるとこっちの霊圧も研ぎ澄まされていきやがる」スッ
元柳斎「…何のつもりじゃ?」
剣八「はっ、はははははははははははははは!!!」ガキィン!!!
元柳斎「ぬっ!?更木お主!?」ガガガガガ
剣八「じじいとは1度本気で殺りたかったんだ!!!」
元柳斎「おのれ!流刃若火!!」
剣八「最初から始解か!はははは、最高だぜ!行くぜじじい!!」ギインギン!
元柳斎「…更木か。お主がこやつを斬ったのか?」
月島「」
剣八「ああ、もう1人は逃げちまったけどな」
元柳斎(春水の体に残る霊圧はこやつのではない。この霊圧は銀城空吾…あやつめ)
元柳斎「春水、十四郎、待っておれ。儂があやつを叩っ斬る」
剣八「待てよじじい。今は調子が良くてよ。じじいの霊圧に当てられてるとこっちの霊圧も研ぎ澄まされていきやがる」スッ
元柳斎「…何のつもりじゃ?」
剣八「はっ、はははははははははははははは!!!」ガキィン!!!
元柳斎「ぬっ!?更木お主!?」ガガガガガ
剣八「じじいとは1度本気で殺りたかったんだ!!!」
元柳斎「おのれ!流刃若火!!」
剣八「最初から始解か!はははは、最高だぜ!行くぜじじい!!」ギインギン!
286: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 00:16:38.82 ID:PdhYq18M0
元柳斎「くっ!」ガガガガガ
剣八「おらよっ!」ガァァァン!
元柳斎「緩いわ!!」バキィ!
剣八「最高だ!もっと楽しもうぜじじい!!」バッ
元柳斎(更木め…この霊圧の高さは以前とは比べ物にならぬ。それに剣を交えるごと霊圧が上がってきておる)
元柳斎(更木…もしや…、じゃが今は!)
元柳斎「お主と剣を交えておる暇などないわ!城郭炎上!」ブオオオオ ゴオオオオ!
剣八「ああ?炎の壁だと?」
元柳斎「その炎の中で頭を冷やしておれ」シュン!
剣八「…チッ、逃げやがったかじじい。この中で頭冷やせるわけねえだろうが」
剣八「仕方ねえ。まずは外に出るか…。地面を掘れば外側に出れそうか」
剣八「やめだ、ちまちま面倒臭え。燃えてる地面ごと剣圧と霊圧で粉々にする方が早え!」ガガガガガガガガガガガガ!!!!
剣八「…外には出れたが戦う相手がいねえ。追いつくのは難しいだろうがじじいを追いかけ……!?ははっ、面白え霊圧だ」
剣八「じじいが消えた方とは反対の方か!」シュン!
剣八「おらよっ!」ガァァァン!
元柳斎「緩いわ!!」バキィ!
剣八「最高だ!もっと楽しもうぜじじい!!」バッ
元柳斎(更木め…この霊圧の高さは以前とは比べ物にならぬ。それに剣を交えるごと霊圧が上がってきておる)
元柳斎(更木…もしや…、じゃが今は!)
元柳斎「お主と剣を交えておる暇などないわ!城郭炎上!」ブオオオオ ゴオオオオ!
剣八「ああ?炎の壁だと?」
元柳斎「その炎の中で頭を冷やしておれ」シュン!
剣八「…チッ、逃げやがったかじじい。この中で頭冷やせるわけねえだろうが」
剣八「仕方ねえ。まずは外に出るか…。地面を掘れば外側に出れそうか」
剣八「やめだ、ちまちま面倒臭え。燃えてる地面ごと剣圧と霊圧で粉々にする方が早え!」ガガガガガガガガガガガガ!!!!
剣八「…外には出れたが戦う相手がいねえ。追いつくのは難しいだろうがじじいを追いかけ……!?ははっ、面白え霊圧だ」
剣八「じじいが消えた方とは反対の方か!」シュン!
287: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 00:18:25.26 ID:PdhYq18M0
〜双極の丘の下の森〜
砕蜂「おのれ!旅禍風情が!分身までも使うだと!?」
砕蜂「くっ!?はっ!」ブン!
一護(虚化)「ふっ!」シュン!
砕蜂(完全に見切られた!?)
一護(虚化)「おおお!!!」ガン!
砕蜂「あがっ!?」
砕蜂(はぁ…はぁ…なんだこの旅禍は!私のスピードをさらに上回るなど!)
砕蜂(おのれ!!!)ダダダダ!
砕蜂「はあ!!」バッ
一護(虚化)(正面から突っ込んでくるだと。どういうことだ?くそっ、迎撃しねえと!)
砕蜂「がっ!?ぐっ…はあ!」ザシュッ!
一護(虚化)「避けずに…何のつもりだ?」
砕蜂「…屈辱だが、貴様に勝つにはもはやこの手しかないようだ」ガシッ
一護(虚化)「うおっ!?放せ!」
砕蜂「卍解 雀蜂雷公鞭!」
一護(虚化)(この近距離で卍解だと!あの形状…砕蜂の斬魄刀の能力からして近接戦闘用の卍解なのか!?)バッ!
一護(虚化)(ここは一度距離を…)
砕蜂「私の前に離れたか…、失策だったな旅禍!いけ、雀蜂雷公鞭!」バシュッ!
一護(虚化)「卍解を飛ばしやがった!この方向だと避けられねえ!」
???「よお」バキィ!
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!
一護「うおおおおおお!?!?!?」パリィン!
一護(爆風で仮面が砕けた!?あの卍解…を受けてほぼ無傷で済んでるだと…いったい何が)
砕蜂「…なん…だと?私の卍解を素手で逸らしただと!?馬鹿な!?!?」
砕蜂「おのれ!旅禍風情が!分身までも使うだと!?」
砕蜂「くっ!?はっ!」ブン!
一護(虚化)「ふっ!」シュン!
砕蜂(完全に見切られた!?)
一護(虚化)「おおお!!!」ガン!
砕蜂「あがっ!?」
砕蜂(はぁ…はぁ…なんだこの旅禍は!私のスピードをさらに上回るなど!)
砕蜂(おのれ!!!)ダダダダ!
砕蜂「はあ!!」バッ
一護(虚化)(正面から突っ込んでくるだと。どういうことだ?くそっ、迎撃しねえと!)
砕蜂「がっ!?ぐっ…はあ!」ザシュッ!
一護(虚化)「避けずに…何のつもりだ?」
砕蜂「…屈辱だが、貴様に勝つにはもはやこの手しかないようだ」ガシッ
一護(虚化)「うおっ!?放せ!」
砕蜂「卍解 雀蜂雷公鞭!」
一護(虚化)(この近距離で卍解だと!あの形状…砕蜂の斬魄刀の能力からして近接戦闘用の卍解なのか!?)バッ!
一護(虚化)(ここは一度距離を…)
砕蜂「私の前に離れたか…、失策だったな旅禍!いけ、雀蜂雷公鞭!」バシュッ!
一護(虚化)「卍解を飛ばしやがった!この方向だと避けられねえ!」
???「よお」バキィ!
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!
一護「うおおおおおお!?!?!?」パリィン!
一護(爆風で仮面が砕けた!?あの卍解…を受けてほぼ無傷で済んでるだと…いったい何が)
砕蜂「…なん…だと?私の卍解を素手で逸らしただと!?馬鹿な!?!?」
288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 00:20:33.41 ID:PdhYq18M0
一護「お前は…」
剣八「この霊圧の高さ…やっと見つけたぜ。テメェが市丸と斬り合った奴だな」
一護「剣八!?お前がさっきの卍解を…」
砕蜂「更木!何をしている!旅禍の肩を持つ気か!?貴様!雀蜂!」ドシュ!
剣八「邪魔だ…失せろォ!」バキィィィン!!!
砕蜂「ギッ!?」ガガガガガガ!
砕蜂「…おの…れ…。夜一…私は…お前を…」ドサッ
一護「嘘だろ…砕蜂を殴っただけで倒しやがった…」
剣八「いい霊圧だ。虚の霊圧が混ざってるのが何故かはわかんねえがな」
剣八「どうやらテメェとなら全力で戦ってもよさそうだ!!!」バリ!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
一護「眼帯をいきなり外しやがった!?…この霊圧、虚圏の時よりも上じゃねえか…」
剣八「これで邪魔は消えた。さあ!心置き無く殺し合おうぜ!なあ!!」ブン!
剣八「この霊圧の高さ…やっと見つけたぜ。テメェが市丸と斬り合った奴だな」
一護「剣八!?お前がさっきの卍解を…」
砕蜂「更木!何をしている!旅禍の肩を持つ気か!?貴様!雀蜂!」ドシュ!
剣八「邪魔だ…失せろォ!」バキィィィン!!!
砕蜂「ギッ!?」ガガガガガガ!
砕蜂「…おの…れ…。夜一…私は…お前を…」ドサッ
一護「嘘だろ…砕蜂を殴っただけで倒しやがった…」
剣八「いい霊圧だ。虚の霊圧が混ざってるのが何故かはわかんねえがな」
剣八「どうやらテメェとなら全力で戦ってもよさそうだ!!!」バリ!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
一護「眼帯をいきなり外しやがった!?…この霊圧、虚圏の時よりも上じゃねえか…」
剣八「これで邪魔は消えた。さあ!心置き無く殺し合おうぜ!なあ!!」ブン!
289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 00:21:06.02 ID:PdhYq18M0
一護「やべえ!!」ズオ!
一護(虚化)「う…おおおおおおおおおお!!!」ギィン ギギギギギ
一護(虚化)「ぐっ…う…お…」ギギギギギ
一護(虚化してなかったら…今の一撃で刀を折られて斬られてた。なんて霊圧だ!くそっ!)
一護(虚化)「おおおおおおおお!!!」ギィン!
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオ!!
剣八「弾いたかよ!オラァ!!」ブン!
一護(虚化)「っ!?」シュン!
一護(虚化)「はあ!!」ザン!
剣八「チッ!ちょろちょろ動き回りやがって!」
一護(虚化)「おおお!!!」ザシュッ
剣八「…」ニヤ ガシッ
一護(虚化)「てめっ!?しまった!?足を掴まれ…」
剣八「オラヨォ!!」ゴシャァ!
一護(虚化)(がっ!?地面に叩きつけられたのか!?)
剣八「ははははははは!!!」ブン!
一護(虚化)(地面ごと叩き割る気かよ!?)
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオオ!!
剣八「甘ええんだよ!旅禍ァ!!」ゴシャァ!
一護(虚化)「うおっ!?…はあ…はあ…」
剣八「避けやがったか」
一護(虚化)(どんだけ斬っても倒れねえ…だと…。花太郎の言ってたこと思い出したぜ)
一護(虚化)(しかも剣を交わす毎に霊圧が上がっていきやがる…、どうなってんだよ!)
剣八「どうした、そんなもんかよ」
一護(虚化)(仮面が割れてきやがった…。昨日と今日で虚化を使い過ぎたか)パキッ
剣八「限界かよ。つまんねえな…、じゃあなァ旅禍!!」ダッ
一護(虚化)(虚化した状態で撃てる月牙はあと一撃…、俺にできることは全ての霊圧を刀に込めることだけだ)
一護(虚化)「…いくぜ、剣八!!!」ゴオオオオオオオオオオ!!!!!
剣八「…ほう、まだ霊圧が上がるのか!!いくぜ!!!」ゴオオオオオオオオオオ!!!
一護(虚化)「月牙天衝オオオオオオオオオオオオ!!!!」ガガガガガガガガガガガガ!!!
剣八「刀に霊圧を纏ったまま斬る気か!ははははははははははは!!!面白ェ!!!」
剣八「さあ殺し合おうぜ!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
一護(虚化)「う…おおおおおおおおおお!!!」ギィン ギギギギギ
一護(虚化)「ぐっ…う…お…」ギギギギギ
一護(虚化してなかったら…今の一撃で刀を折られて斬られてた。なんて霊圧だ!くそっ!)
一護(虚化)「おおおおおおおお!!!」ギィン!
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオ!!
剣八「弾いたかよ!オラァ!!」ブン!
一護(虚化)「っ!?」シュン!
一護(虚化)「はあ!!」ザン!
剣八「チッ!ちょろちょろ動き回りやがって!」
一護(虚化)「おおお!!!」ザシュッ
剣八「…」ニヤ ガシッ
一護(虚化)「てめっ!?しまった!?足を掴まれ…」
剣八「オラヨォ!!」ゴシャァ!
一護(虚化)(がっ!?地面に叩きつけられたのか!?)
剣八「ははははははは!!!」ブン!
一護(虚化)(地面ごと叩き割る気かよ!?)
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオオ!!
剣八「甘ええんだよ!旅禍ァ!!」ゴシャァ!
一護(虚化)「うおっ!?…はあ…はあ…」
剣八「避けやがったか」
一護(虚化)(どんだけ斬っても倒れねえ…だと…。花太郎の言ってたこと思い出したぜ)
一護(虚化)(しかも剣を交わす毎に霊圧が上がっていきやがる…、どうなってんだよ!)
剣八「どうした、そんなもんかよ」
一護(虚化)(仮面が割れてきやがった…。昨日と今日で虚化を使い過ぎたか)パキッ
剣八「限界かよ。つまんねえな…、じゃあなァ旅禍!!」ダッ
一護(虚化)(虚化した状態で撃てる月牙はあと一撃…、俺にできることは全ての霊圧を刀に込めることだけだ)
一護(虚化)「…いくぜ、剣八!!!」ゴオオオオオオオオオオ!!!!!
剣八「…ほう、まだ霊圧が上がるのか!!いくぜ!!!」ゴオオオオオオオオオオ!!!
一護(虚化)「月牙天衝オオオオオオオオオオオオ!!!!」ガガガガガガガガガガガガ!!!
剣八「刀に霊圧を纏ったまま斬る気か!ははははははははははは!!!面白ェ!!!」
剣八「さあ殺し合おうぜ!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
290: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 00:22:32.16 ID:PdhYq18M0
………
……
…
一護「…はあ…はあ…ぐおっ!?」ボトッ
一護(左腕が…斬り落とされた…か…)
剣八「よう…やるじゃねえか…旅禍ァ」
一護「…はは、悪いみんな」
剣八「寝ぼけたこと言ってんじゃねえよ。よく見てみろ」スッ
一護(…!?剣八の刀が…折れて…)
剣八「テメエの勝ちだ、馬鹿野郎」ブシャァァ ドサッ
一護「…勝った…のか、俺が…痛っ。くそ、とにかくルキアと夜一さんを追わねえと」ブシュッ
一護「血が止まらねえ、ここまでか…」
???「あー!やっと見つけた!!」ユビサシ
一護「お前は…」
やちる「元の場所に戻っても剣ちゃんいないと思ってたらこんなとこで戦ってたんだね!」
やちる「剣ちゃんと遊んでくれてありがとう!これあげるね!」スッ
やちる「私の副官証、それについてる紐で腕を縛った方がいいよ。あと左腕は4番隊に持ってってあげる!」
やちる「いつでもくっつけられるようにしてもらうね!かわりにまた剣ちゃんと遊んであげて!」シュン!
一護「お、おう…」
一護「って呆然としてる場合じゃねえ。とにかく傷口縛って早く追わねえと!痛っ、あぐっ…」ギュウウウウウウ
一護「よし、出血はだいぶ治まった。さっさと夜一さんを追いかけねえと!」シュン
……
…
一護「…はあ…はあ…ぐおっ!?」ボトッ
一護(左腕が…斬り落とされた…か…)
剣八「よう…やるじゃねえか…旅禍ァ」
一護「…はは、悪いみんな」
剣八「寝ぼけたこと言ってんじゃねえよ。よく見てみろ」スッ
一護(…!?剣八の刀が…折れて…)
剣八「テメエの勝ちだ、馬鹿野郎」ブシャァァ ドサッ
一護「…勝った…のか、俺が…痛っ。くそ、とにかくルキアと夜一さんを追わねえと」ブシュッ
一護「血が止まらねえ、ここまでか…」
???「あー!やっと見つけた!!」ユビサシ
一護「お前は…」
やちる「元の場所に戻っても剣ちゃんいないと思ってたらこんなとこで戦ってたんだね!」
やちる「剣ちゃんと遊んでくれてありがとう!これあげるね!」スッ
やちる「私の副官証、それについてる紐で腕を縛った方がいいよ。あと左腕は4番隊に持ってってあげる!」
やちる「いつでもくっつけられるようにしてもらうね!かわりにまた剣ちゃんと遊んであげて!」シュン!
一護「お、おう…」
一護「って呆然としてる場合じゃねえ。とにかく傷口縛って早く追わねえと!痛っ、あぐっ…」ギュウウウウウウ
一護「よし、出血はだいぶ治まった。さっさと夜一さんを追いかけねえと!」シュン
291: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 00:23:30.62 ID:PdhYq18M0
〜瀞霊廷〜
夜一「ふう、殲罪宮からは大分離れたの。しかしたかだか数百の連続の瞬歩で息が上がるとは衰えたものじゃ」
ルキア「」グテー
夜一「何を伸びておる、しっかりするのじゃルキア」
ルキア「…ここまでずっと後ろ向きに担がれて瞬歩で揺らされていればこうなるに決まっているだ…うう…」
夜一「情けないのお、ほれ、もうすぐの辛抱じゃ」
ルキア「せめて前向きに担いでく……!?!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ルキア「あぐっ!?…こ、この霊圧…」
夜一「これはまさか!?ここから離れるぞ!」
???「鈍い」
夜一「ふう、殲罪宮からは大分離れたの。しかしたかだか数百の連続の瞬歩で息が上がるとは衰えたものじゃ」
ルキア「」グテー
夜一「何を伸びておる、しっかりするのじゃルキア」
ルキア「…ここまでずっと後ろ向きに担がれて瞬歩で揺らされていればこうなるに決まっているだ…うう…」
夜一「情けないのお、ほれ、もうすぐの辛抱じゃ」
ルキア「せめて前向きに担いでく……!?!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ルキア「あぐっ!?…こ、この霊圧…」
夜一「これはまさか!?ここから離れるぞ!」
???「鈍い」
292: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/23(火) 00:24:04.53 ID:PdhYq18M0
夜一「なに!?」ボトッ
夜一「ぎっ!?わ、儂の腕を気づかれずに落とすじゃと…」
???「昔から逃げる童子にすぐ追いつけておったが…時間がかかってしもうたのう」
ルキア「あ…ああ…はあ…はあ…」ガクガクガク
夜一「山本…総隊長…。まさか総隊長殿が始解までして前線に出るとはの。予想しておらんかった」
元柳斎「儂のことはどうでもよい。仲間の銀城空吾はどこにおる?」
夜一「知らぬな。あやつとは元々仲間でもない」
元柳斎「…仕方ないの。ではお主を消し飛ばして朽木ルキアを人質にすれば現れるかの」
夜一「無駄じゃ。銀城の目的は朽木ルキアの処刑阻止ではないぞ」
元柳斎「ならばここで処刑するまで」
夜一「そう簡単にできると思うか?」フラ
夜一(片腕が落ちたせいで重心が上手くとれん。それに総隊長が相手では分が悪すぎる。ここまでか…、すまぬよ喜助)
元柳斎「ぬん!」ブワッ ゴオオオオオオオオオオオ
………
……
…
夜一「…どういうことじゃ。あの炎を受けて無傷じゃと?」
???「久しいな、四楓院夜一」
夜一「貴様…どういつつもりじゃ!?」
夜一「ぎっ!?わ、儂の腕を気づかれずに落とすじゃと…」
???「昔から逃げる童子にすぐ追いつけておったが…時間がかかってしもうたのう」
ルキア「あ…ああ…はあ…はあ…」ガクガクガク
夜一「山本…総隊長…。まさか総隊長殿が始解までして前線に出るとはの。予想しておらんかった」
元柳斎「儂のことはどうでもよい。仲間の銀城空吾はどこにおる?」
夜一「知らぬな。あやつとは元々仲間でもない」
元柳斎「…仕方ないの。ではお主を消し飛ばして朽木ルキアを人質にすれば現れるかの」
夜一「無駄じゃ。銀城の目的は朽木ルキアの処刑阻止ではないぞ」
元柳斎「ならばここで処刑するまで」
夜一「そう簡単にできると思うか?」フラ
夜一(片腕が落ちたせいで重心が上手くとれん。それに総隊長が相手では分が悪すぎる。ここまでか…、すまぬよ喜助)
元柳斎「ぬん!」ブワッ ゴオオオオオオオオオオオ
………
……
…
夜一「…どういうことじゃ。あの炎を受けて無傷じゃと?」
???「久しいな、四楓院夜一」
夜一「貴様…どういつつもりじゃ!?」
314: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:02:48.94 ID:hSWQpyjy0
元柳斎「何のつもりじゃ、藍染」
藍染「ここで朽木ルキアを君に殺されると私の計画に支障をきたしてしまう」
元柳斎「計画…、何を考えている藍染」
藍染「君に話す義理はない。夜一、朽木ルキアを連れて行け」
夜一「…まさか貴様に助けられるとはの」
藍染「助けたつもりはない。恩を感じているのなら後で私に朽木ルキアを差し出すことだ」
夜一「ふん、貴様が私に追いつけたならじゃがの。行くぞルキア」バッ シュン!
元柳斎「100年前浦原喜助と同時期に四楓院夜一が消えた事から考えて、今回四楓院夜一や旅禍を寄越したのは浦原喜助で間違いなかろう」
元柳斎「あやつの拠点は西流魂街。夜一を白道門で待ち伏せればよい。後でゆるりと捕らえよう」
藍染「君にそれが出来ると思うかい?破道の九十 黒棺」ガガガガガガガガ
元柳斎「九十番台の詠唱破棄か。撫斬」ズバッ ガシャァァァァン!
藍染「刀の一振りで黒棺がバラバラか。さすがは総隊長殿だ」
元柳斎「貴様程度が儂を足止め出来ると思うたか?」
藍染「足止めと言った覚えはない。君にはここで死んでもらう」
元柳斎「ほう、儂を殺すか…、大きくでたな藍染惣右助!」ゴオオ!
藍染「ここで朽木ルキアを君に殺されると私の計画に支障をきたしてしまう」
元柳斎「計画…、何を考えている藍染」
藍染「君に話す義理はない。夜一、朽木ルキアを連れて行け」
夜一「…まさか貴様に助けられるとはの」
藍染「助けたつもりはない。恩を感じているのなら後で私に朽木ルキアを差し出すことだ」
夜一「ふん、貴様が私に追いつけたならじゃがの。行くぞルキア」バッ シュン!
元柳斎「100年前浦原喜助と同時期に四楓院夜一が消えた事から考えて、今回四楓院夜一や旅禍を寄越したのは浦原喜助で間違いなかろう」
元柳斎「あやつの拠点は西流魂街。夜一を白道門で待ち伏せればよい。後でゆるりと捕らえよう」
藍染「君にそれが出来ると思うかい?破道の九十 黒棺」ガガガガガガガガ
元柳斎「九十番台の詠唱破棄か。撫斬」ズバッ ガシャァァァァン!
藍染「刀の一振りで黒棺がバラバラか。さすがは総隊長殿だ」
元柳斎「貴様程度が儂を足止め出来ると思うたか?」
藍染「足止めと言った覚えはない。君にはここで死んでもらう」
元柳斎「ほう、儂を殺すか…、大きくでたな藍染惣右助!」ゴオオ!
315: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:03:18.46 ID:hSWQpyjy0
元柳斎「松明!」ブオオオオオオ!!
藍染「…どうした山本元柳斎、届いていない…!なるほど、私の視界を遮るのが目的か。甘い」
元柳斎「鬼火!」ボンボンボン!!!
藍染「…やはりか。この程度で私を倒せると思うとは。総隊長の名が泣く」バッ
元柳斎「甘いわ!」ドシュッ!
藍染「ぐっ!?後ろからか…く…おのれ…」
元柳斎「終わりじゃ、藍染」
藍染「ああ、終わりだ山本元柳斎」ドシュッ
元柳斎「ぎっ!?貴様!」ドシュッ
藍染「ごふっ、…咄嗟に後ろを刺すとは。さすがは千年以上死神をしていただけはあるか…」
元柳斎「なるほど。この斬魄刀の本当の能力は催眠か。最初から皆を騙していたようじゃのお」
藍染「1度見ただけで完全催眠に気づくとはね。なら君が今刺している私は本当に私かい?」
元柳斎「腹に刺さった斬魄刀の霊圧を読み違えることなどない。終わりじゃ藍染」
???「へえ、さすがは総隊長やなあ」ガシッ
藍染「…どうした山本元柳斎、届いていない…!なるほど、私の視界を遮るのが目的か。甘い」
元柳斎「鬼火!」ボンボンボン!!!
藍染「…やはりか。この程度で私を倒せると思うとは。総隊長の名が泣く」バッ
元柳斎「甘いわ!」ドシュッ!
藍染「ぐっ!?後ろからか…く…おのれ…」
元柳斎「終わりじゃ、藍染」
藍染「ああ、終わりだ山本元柳斎」ドシュッ
元柳斎「ぎっ!?貴様!」ドシュッ
藍染「ごふっ、…咄嗟に後ろを刺すとは。さすがは千年以上死神をしていただけはあるか…」
元柳斎「なるほど。この斬魄刀の本当の能力は催眠か。最初から皆を騙していたようじゃのお」
藍染「1度見ただけで完全催眠に気づくとはね。なら君が今刺している私は本当に私かい?」
元柳斎「腹に刺さった斬魄刀の霊圧を読み違えることなどない。終わりじゃ藍染」
???「へえ、さすがは総隊長やなあ」ガシッ
316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:03:54.24 ID:hSWQpyjy0
元柳斎(儂を貫いた藍染の刃を掴んだじゃと)
元柳斎「市丸ギン、何をしに来た」
藍染「ギン何を…」
市丸「堪忍してや、総隊長」ズシャズシャ
元柳斎「ぐっ…おのれ…」
藍染「がっ!…総隊長ごと私を貫いたのか…。ギン、裏切ったか」
市丸「一死をもって大悪を誅す。総隊長のお言葉通りにさせてもらうわ。死ろせ 神死槍」ブワッ
元柳斎「なにっ!?体が…」ドサッ
藍染「馬鹿な!?なんだこの能力は!…ゴハッ」ドサッ
市丸「僕の卍解、伸び縮みする時一瞬だけ塵になるんですわ。そんで刃の中には細胞を溶かし尽くす猛毒があるんや」
藍染「市…丸…」
市丸「さっき2人を刺した時刃の一欠片を体に入れたままにすればこの通りや」
市丸「ま、能力の説明したところでもう二人とも聞いてないやろうけどな」
元柳斎「市丸ギン、何をしに来た」
藍染「ギン何を…」
市丸「堪忍してや、総隊長」ズシャズシャ
元柳斎「ぐっ…おのれ…」
藍染「がっ!…総隊長ごと私を貫いたのか…。ギン、裏切ったか」
市丸「一死をもって大悪を誅す。総隊長のお言葉通りにさせてもらうわ。死ろせ 神死槍」ブワッ
元柳斎「なにっ!?体が…」ドサッ
藍染「馬鹿な!?なんだこの能力は!…ゴハッ」ドサッ
市丸「僕の卍解、伸び縮みする時一瞬だけ塵になるんですわ。そんで刃の中には細胞を溶かし尽くす猛毒があるんや」
藍染「市…丸…」
市丸「さっき2人を刺した時刃の一欠片を体に入れたままにすればこの通りや」
市丸「ま、能力の説明したところでもう二人とも聞いてないやろうけどな」
317: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:04:47.84 ID:hSWQpyjy0
藍染「」
市丸「っ!?」ゾクッ
市丸(なんや今の悪寒は…、藍染隊長は確かに死んだ。そもそも胴体の8割が溶けた状態で生きてるわけない)スッ
市丸(鏡花水月を触りながら確かめても魄動は止まってる。藍染隊長は『間違いなく死んだ』んや)
市丸(…それでも妙や。なんで藍染隊長は総隊長に真っ向から戦ったんや)
市丸(戦闘力なら総隊長の方が確実に上や。それに朽木ルキアをかばったのもおかしい)
市丸(流刃若火なら双極と同じようにして超高度の熱で魂魄を蒸発させることも可能かもしれん)
市丸(ならどうして藍染隊長は庇っても損しかない朽木ルキアを助け、総隊長と勝ち目の少ない戦いをしたんや)
市丸(…まるで目的そのものが『自分自身の死』みたいや)
市丸「あかん、色々考えるのは止めや。…とにかくこれで終わったんや、これで。藍染隊長の崩玉は隊長自身が持っとるはずや」
市丸「それさえ手に入れば…」
???「藍染…隊長…」
市丸「!?誰や!」クルッ
市丸「っ!?」ゾクッ
市丸(なんや今の悪寒は…、藍染隊長は確かに死んだ。そもそも胴体の8割が溶けた状態で生きてるわけない)スッ
市丸(鏡花水月を触りながら確かめても魄動は止まってる。藍染隊長は『間違いなく死んだ』んや)
市丸(…それでも妙や。なんで藍染隊長は総隊長に真っ向から戦ったんや)
市丸(戦闘力なら総隊長の方が確実に上や。それに朽木ルキアをかばったのもおかしい)
市丸(流刃若火なら双極と同じようにして超高度の熱で魂魄を蒸発させることも可能かもしれん)
市丸(ならどうして藍染隊長は庇っても損しかない朽木ルキアを助け、総隊長と勝ち目の少ない戦いをしたんや)
市丸(…まるで目的そのものが『自分自身の死』みたいや)
市丸「あかん、色々考えるのは止めや。…とにかくこれで終わったんや、これで。藍染隊長の崩玉は隊長自身が持っとるはずや」
市丸「それさえ手に入れば…」
???「藍染…隊長…」
市丸「!?誰や!」クルッ
318: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:05:32.87 ID:hSWQpyjy0
雛森「そんな…藍染隊長が…」
市丸「…雛森ちゃんか。また面倒なタイミングで来よったなあ」
市丸(騒がれると面倒や。ここは白伏で気絶しといてもらおか)スッ
雛森「藍染隊長!!」シュン
市丸「なっ…」
市丸(いつの間に藍染隊長の傍に!?)
雛森「そんな…魄動が無い…藍染隊長が…」
雛森「…」ブツブツブツ
市丸(目の前で敬愛してた隊長が死んでもうて気が触れたんか。とにかくさっさと何とかせんと)
市丸「ごめんなぁ雛「縛道の七十九 九曜縛!!」バチィ!
市丸「ぐっ!?さっきブツブツ言うてたんわ鬼道の詠唱やったんか!?」
雛森「よくも藍染隊長を!!!!」スッ
市丸「待っ「破道の九十一 千手皎天汰炮!」ドドドドドドド!
市丸(二重詠唱やったんか!?副隊長の鬼道でも九十番台をゼロ距離で喰ろたらあかん!)
市丸「がっ!?無踏連刃!!」ババババババ!
市丸「…雛森ちゃんか。また面倒なタイミングで来よったなあ」
市丸(騒がれると面倒や。ここは白伏で気絶しといてもらおか)スッ
雛森「藍染隊長!!」シュン
市丸「なっ…」
市丸(いつの間に藍染隊長の傍に!?)
雛森「そんな…魄動が無い…藍染隊長が…」
雛森「…」ブツブツブツ
市丸(目の前で敬愛してた隊長が死んでもうて気が触れたんか。とにかくさっさと何とかせんと)
市丸「ごめんなぁ雛「縛道の七十九 九曜縛!!」バチィ!
市丸「ぐっ!?さっきブツブツ言うてたんわ鬼道の詠唱やったんか!?」
雛森「よくも藍染隊長を!!!!」スッ
市丸「待っ「破道の九十一 千手皎天汰炮!」ドドドドドドド!
市丸(二重詠唱やったんか!?副隊長の鬼道でも九十番台をゼロ距離で喰ろたらあかん!)
市丸「がっ!?無踏連刃!!」ババババババ!
319: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:06:04.68 ID:hSWQpyjy0
市丸「…ふう、危ないなあ」
雛森「破道の六十三 雷吼炮!」バリバリバリ!
市丸「縛道の八十一 断空」ガガガガガ
雛森「っ!弾け 飛梅!!」ボンボン!
市丸「まだまだ甘いで。舞踏」シュッ グサッ
雛森「あっ…」ドサッ
市丸「刃の欠片は残してへんから安心しい」
雛森「…藍染隊長」グググ
市丸「仕方ないなあ」スッ
雛森「あ…う…」ゴト
市丸「白伏や。急所は外してあるけどこれ以上動いたら血がなくなってまう」
市丸「これで邪魔は…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
市丸「この霊圧…ほんま…ついてへんなぁ」
???「雛…森…」
雛森「破道の六十三 雷吼炮!」バリバリバリ!
市丸「縛道の八十一 断空」ガガガガガ
雛森「っ!弾け 飛梅!!」ボンボン!
市丸「まだまだ甘いで。舞踏」シュッ グサッ
雛森「あっ…」ドサッ
市丸「刃の欠片は残してへんから安心しい」
雛森「…藍染隊長」グググ
市丸「仕方ないなあ」スッ
雛森「あ…う…」ゴト
市丸「白伏や。急所は外してあるけどこれ以上動いたら血がなくなってまう」
市丸「これで邪魔は…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
市丸「この霊圧…ほんま…ついてへんなぁ」
???「雛…森…」
320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:06:56.31 ID:hSWQpyjy0
市丸「なあ、日番谷隊長」
日番谷「卍解 大紅蓮氷輪丸!!!」
市丸(いきなり卍解か。これは話したところでどないしようもないな)
日番谷「おおおおおおおおおおお!!!!」ギュン!
市丸(速い!)
市丸「無踏」シュン!
日番谷「うおっ!?ぐおおおおおおお!!!!」ガガガガガガ
市丸(刀で受けおった!?刀が凍らせれてまうか。縮めんと!)ピキピキ
日番谷「…なるほどな、刀を交えてわかったぜ。この霊圧…市丸、てめえ卍解してるようだな」
日番谷「それに今の伸縮速度、それが卍解の能力ってとこか」
市丸「へえ、案外冷静なんやな。まあ能力を知ったところで勝ち目はないで…ごふっ!?!?」グサッ
日番谷「なっ…」
市丸「な…なん…や…」
雛森「…藍染隊長の…敵…」
市丸(僕の白伏をこの短時間で破ったんか)
市丸「…まあええわ…目的は達したしなあ…」ドサッ
日番谷「卍解 大紅蓮氷輪丸!!!」
市丸(いきなり卍解か。これは話したところでどないしようもないな)
日番谷「おおおおおおおおおおお!!!!」ギュン!
市丸(速い!)
市丸「無踏」シュン!
日番谷「うおっ!?ぐおおおおおおお!!!!」ガガガガガガ
市丸(刀で受けおった!?刀が凍らせれてまうか。縮めんと!)ピキピキ
日番谷「…なるほどな、刀を交えてわかったぜ。この霊圧…市丸、てめえ卍解してるようだな」
日番谷「それに今の伸縮速度、それが卍解の能力ってとこか」
市丸「へえ、案外冷静なんやな。まあ能力を知ったところで勝ち目はないで…ごふっ!?!?」グサッ
日番谷「なっ…」
市丸「な…なん…や…」
雛森「…藍染隊長の…敵…」
市丸(僕の白伏をこの短時間で破ったんか)
市丸「…まあええわ…目的は達したしなあ…」ドサッ
321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:07:58.54 ID:hSWQpyjy0
〜昨日 白道門付近〜
市丸「痛いなあ。僕相手に1人で突っ込んで来るなんて自分の力過信しすぎやで」
市丸「いくら一対一でもな」
一護「俺はあんたに話があってわざわざここまで吹っ飛ばしたんだ」
市丸「ほんま舐められたもんやな。聞かれた事素直に答えると思わん方がええで」
一護「音速の200倍で攻撃出来る相手に舐めてかかるわけねよ」
市丸「…へえ、僕、その事ほとんど誰にも話してないんやけど。どっから聞いたんかな」
市丸(まあ嘘なんやけど)
一護「時間が無え、それは話を聞けばわかる。あんたに聞きたいことはあんたの目的だ」
市丸「僕の目的…ね。そんなん分かりきったことやと思うけど」
一護「あんたは本当に藍染の仲間なのか?」
市丸「…なんや藍染隊長から聞いてた話以上に君悪い子やね、君」
市丸「ちょっと詳しく聞こか」
………
……
…
市丸「僕が藍染隊長に殺される…なるほどおもろい話や。それに未来から来たから僕の卍解を知ってたって事か」
一護「そういうことだ。とにかく藍染に殺される前から何かおかしかった。特に俺と戦った後の藍染との会話だ」
一護「藍染は俺を食らうって言ってた。でもあんたは俺を逃がそうとしたり殺そうとした」
一護「藍染の命令を真っ向から無視してな」
市丸「なるほどなぁ。つまり君は僕が藍染を裏切るつもりなら今協力して欲しいいうことやね?」
一護「ああ、俺達も藍染からルキアを護る。目的は同じのはずだ」
市丸「…さっきから君、僕が藍染隊長を裏切る前提で話してるけどほんまにそう思ってるん?」
市丸「君が言うてるだけで僕は一言も裏切るなんて言うてないで」
一護「…!待て!」
市丸「卍 解 神死槍」
一護「なっ!?テメェ!?」
ズガアアアアアアアアアアアアン!!!
石田「何かが落ちて来たのか?」
一護「ンノヤロー!?いきなり卍解かよ!」
市丸「痛いなあ。僕相手に1人で突っ込んで来るなんて自分の力過信しすぎやで」
市丸「いくら一対一でもな」
一護「俺はあんたに話があってわざわざここまで吹っ飛ばしたんだ」
市丸「ほんま舐められたもんやな。聞かれた事素直に答えると思わん方がええで」
一護「音速の200倍で攻撃出来る相手に舐めてかかるわけねよ」
市丸「…へえ、僕、その事ほとんど誰にも話してないんやけど。どっから聞いたんかな」
市丸(まあ嘘なんやけど)
一護「時間が無え、それは話を聞けばわかる。あんたに聞きたいことはあんたの目的だ」
市丸「僕の目的…ね。そんなん分かりきったことやと思うけど」
一護「あんたは本当に藍染の仲間なのか?」
市丸「…なんや藍染隊長から聞いてた話以上に君悪い子やね、君」
市丸「ちょっと詳しく聞こか」
………
……
…
市丸「僕が藍染隊長に殺される…なるほどおもろい話や。それに未来から来たから僕の卍解を知ってたって事か」
一護「そういうことだ。とにかく藍染に殺される前から何かおかしかった。特に俺と戦った後の藍染との会話だ」
一護「藍染は俺を食らうって言ってた。でもあんたは俺を逃がそうとしたり殺そうとした」
一護「藍染の命令を真っ向から無視してな」
市丸「なるほどなぁ。つまり君は僕が藍染を裏切るつもりなら今協力して欲しいいうことやね?」
一護「ああ、俺達も藍染からルキアを護る。目的は同じのはずだ」
市丸「…さっきから君、僕が藍染隊長を裏切る前提で話してるけどほんまにそう思ってるん?」
市丸「君が言うてるだけで僕は一言も裏切るなんて言うてないで」
一護「…!待て!」
市丸「卍 解 神死槍」
一護「なっ!?テメェ!?」
ズガアアアアアアアアアアアアン!!!
石田「何かが落ちて来たのか?」
一護「ンノヤロー!?いきなり卍解かよ!」
322: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:08:31.37 ID:hSWQpyjy0
〜現在〜
市丸(わざわざ志波隊長にトドメ刺さへんかったんや…。崩玉の事は頼むで…)
市丸(乱菊…ごめんな…。やっぱり先に謝っとけば…)
雛森「やっ…た…」ドシャッ
日番谷「雛森!今すぐ救護詰所に連れて行くぞ!」
日番谷(…悪いな、俺が協力できるのはここまでだ。朽木は任せるぞ)シュン!
市丸(わざわざ志波隊長にトドメ刺さへんかったんや…。崩玉の事は頼むで…)
市丸(乱菊…ごめんな…。やっぱり先に謝っとけば…)
雛森「やっ…た…」ドシャッ
日番谷「雛森!今すぐ救護詰所に連れて行くぞ!」
日番谷(…悪いな、俺が協力できるのはここまでだ。朽木は任せるぞ)シュン!
323: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:11:16.73 ID:hSWQpyjy0
〜旧市街地跡〜
勇音「ここは…旧市街地跡ですか?」
卯ノ花「ええ、ここなら誰も来ません。じっくりと旅禍の方の話を聞けます」
石田「話をするのは構わない。だが話が終わった後僕は朽木さんを追う」
卯ノ花「ええ、構いませんよ」
卯ノ花「あなたがその時生きていればですけど」ドス
勇音「え?…ガフッ!た、隊長…なん…で…」ドシャ
石田「なに!?自分の部下を…切り捨てただと!?」
卯ノ花「さあ、邪魔は消えました。これで思う存分あなたと戦えます」
石田「…全て嘘だったということか」
卯ノ花「自身の浅慮を棚に上げるべきではありません。私は話したい、話す必要があると言いましたが、話し合いを行うとは一言も言ってはいません」
石田「なるほど、となると最初から僕が狙いだったのか」
卯ノ花「そこまでわかっているのなら早く武器を構えないと…」シュン
石田「消え…」
卯ノ花「簡単に首が落ちますよ」
石田(目の前に!?まずい!)
石田「くっ!?」バッ
卯ノ花「その程度の距離を取っただけでひと呼吸おけると思うとは」シュン!
卯ノ花「甘い」バッ
石田「…!」ゾクッ
勇音「ここは…旧市街地跡ですか?」
卯ノ花「ええ、ここなら誰も来ません。じっくりと旅禍の方の話を聞けます」
石田「話をするのは構わない。だが話が終わった後僕は朽木さんを追う」
卯ノ花「ええ、構いませんよ」
卯ノ花「あなたがその時生きていればですけど」ドス
勇音「え?…ガフッ!た、隊長…なん…で…」ドシャ
石田「なに!?自分の部下を…切り捨てただと!?」
卯ノ花「さあ、邪魔は消えました。これで思う存分あなたと戦えます」
石田「…全て嘘だったということか」
卯ノ花「自身の浅慮を棚に上げるべきではありません。私は話したい、話す必要があると言いましたが、話し合いを行うとは一言も言ってはいません」
石田「なるほど、となると最初から僕が狙いだったのか」
卯ノ花「そこまでわかっているのなら早く武器を構えないと…」シュン
石田「消え…」
卯ノ花「簡単に首が落ちますよ」
石田(目の前に!?まずい!)
石田「くっ!?」バッ
卯ノ花「その程度の距離を取っただけでひと呼吸おけると思うとは」シュン!
卯ノ花「甘い」バッ
石田「…!」ゾクッ
325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:13:25.03 ID:hSWQpyjy0
石田「銀嶺弧雀!」バババババババ!
卯ノ花「…」バババババババ
石田「なん…だと、その場から1歩も動かずに銀嶺弧雀の連射を避けきった…」
石田「ゼーレシュナイダー!<魂を切り裂く者>」
卯ノ花「…」ガシッ
石田(素手で掴んだ!?霊子のチェーンソーだぞ!)
卯ノ花「この程度の玩具で私を殺すことなどできません」
石田(このままだと僕は間違いなくこの場で殺される。なら…)スッ・・・
卯ノ花「使うのですね。完聖体を」
石田「完聖体?なんだそれは」
卯ノ花「…おや、そういえばあなたのそれは別の名前でしたね」
石田(最終形態の事を知っているのか!?それでもここで使わないと!)ゴオオオオオオオオオオオオオオオ
石田「これで終わりだ」バシュ!
卯ノ花「ぐう!?」ガガガガガガガ
石田「やったか!?」
卯ノ花「…卍 解 皆尽」グシャァ!
石田「なんだ…あの刀は…それに最終形態の矢を潰しただと!?」
卯ノ花「そうして呆けていては勝ち目はありません」シュン!
石田(加減した矢だと効かない。指が壊れるがこの一撃に賭けるしかない!)
石田「はあああ!!!」バシュッ!!!
卯ノ花(疾い!が…私の力には届かない)ゴシャッ!
卯ノ花「さあ、此れにてお仕舞い」シュン!
石田「矢を潰し…ガフッ!くそっ…ここまでか…」ドシャ
卯ノ花「惜しかったですね、滅却師…石田雨竜」
石田(なんで…僕の名前を…それに僕でも聞いたことのない完聖体…。まさかこいつも黒崎と同じ…未来か…ら)
卯ノ花「…」バババババババ
石田「なん…だと、その場から1歩も動かずに銀嶺弧雀の連射を避けきった…」
石田「ゼーレシュナイダー!<魂を切り裂く者>」
卯ノ花「…」ガシッ
石田(素手で掴んだ!?霊子のチェーンソーだぞ!)
卯ノ花「この程度の玩具で私を殺すことなどできません」
石田(このままだと僕は間違いなくこの場で殺される。なら…)スッ・・・
卯ノ花「使うのですね。完聖体を」
石田「完聖体?なんだそれは」
卯ノ花「…おや、そういえばあなたのそれは別の名前でしたね」
石田(最終形態の事を知っているのか!?それでもここで使わないと!)ゴオオオオオオオオオオオオオオオ
石田「これで終わりだ」バシュ!
卯ノ花「ぐう!?」ガガガガガガガ
石田「やったか!?」
卯ノ花「…卍 解 皆尽」グシャァ!
石田「なんだ…あの刀は…それに最終形態の矢を潰しただと!?」
卯ノ花「そうして呆けていては勝ち目はありません」シュン!
石田(加減した矢だと効かない。指が壊れるがこの一撃に賭けるしかない!)
石田「はあああ!!!」バシュッ!!!
卯ノ花(疾い!が…私の力には届かない)ゴシャッ!
卯ノ花「さあ、此れにてお仕舞い」シュン!
石田「矢を潰し…ガフッ!くそっ…ここまでか…」ドシャ
卯ノ花「惜しかったですね、滅却師…石田雨竜」
石田(なんで…僕の名前を…それに僕でも聞いたことのない完聖体…。まさかこいつも黒崎と同じ…未来か…ら)
327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:15:53.85 ID:hSWQpyjy0
〜瀞霊廷 白道門付近〜
銀城「…追ってこねえか、月島は犠牲になったが仕方ねえ。さっさとここからずらからねえと」
???「ようやく見つけたぜ!今日も俺はツイてるみてえだ」
???「そうみたいだね一角。他の2人はいないみたいだけど」
銀城「誰だ!?」
班目「人の戦いに水差しやがったんだ。そのまま帰られると思うなよ!」
弓親「同感だね。ここで昨日の決着をつけさせてもらうよ」
銀城「はっ、なんだと思えば昨日の雑魚共じゃねえか」
銀城(こいつら程度なら霊圧を消費した今でもなんとかなりそうだ)
班目「弓親!先に俺が行くぜ!」ザッ
銀城「2人がかりじゃなくていいのか?昨日のことを忘れちまったみてえだな」
班目「そんなもん忘れちまったなァ!!感謝してやるぜ、テメェが人目を避けて逃げてきてくれたことによォ!!」
班目「いくぜ…万に1つもねえだろうが、こいつことは誰にも言うじゃねえぞ!」
班目「卍解ィ!!!」ゴオオオオオオオ!!!
銀城「なん…だと!?」
班目「龍紋鬼灯丸!!!!」
銀城「…追ってこねえか、月島は犠牲になったが仕方ねえ。さっさとここからずらからねえと」
???「ようやく見つけたぜ!今日も俺はツイてるみてえだ」
???「そうみたいだね一角。他の2人はいないみたいだけど」
銀城「誰だ!?」
班目「人の戦いに水差しやがったんだ。そのまま帰られると思うなよ!」
弓親「同感だね。ここで昨日の決着をつけさせてもらうよ」
銀城「はっ、なんだと思えば昨日の雑魚共じゃねえか」
銀城(こいつら程度なら霊圧を消費した今でもなんとかなりそうだ)
班目「弓親!先に俺が行くぜ!」ザッ
銀城「2人がかりじゃなくていいのか?昨日のことを忘れちまったみてえだな」
班目「そんなもん忘れちまったなァ!!感謝してやるぜ、テメェが人目を避けて逃げてきてくれたことによォ!!」
班目「いくぜ…万に1つもねえだろうが、こいつことは誰にも言うじゃねえぞ!」
班目「卍解ィ!!!」ゴオオオオオオオ!!!
銀城「なん…だと!?」
班目「龍紋鬼灯丸!!!!」
328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:16:38.82 ID:hSWQpyjy0
銀城(こいつが卍解だと?この程度の霊圧なら問題ねえ)ニヤ
班目「余裕じゃねえか、まあ今の状態なら仕方ねえ」
銀城「今は…か、だったらこのまま潰してやるよ!」
班目「オラァ!」ブン!
銀城「ぐっ!!がァ!!」ギン!
班目「1本防いだぐらいで油断してんじゃねえぞ!」ブン
銀城「くそっ!」ギギギギ!
銀城「ああああああああ!!!」バギィン!
銀城「ふぅ…これで…!」
銀城(さっきより霊圧が上がってるだと。この禿…なにしやがった)
班目「刃を少し砕いたぐらいでいい気になってんじゃねえ!!」ブンブンブンブン!!!
銀城「でけえもん振り回しやがって!おおおおおおおお!!!」ガキィン!!!! ズバッ!
班目「うおっ!?片方の鎖を切り落としやがるか!」グラッ
班目「余裕じゃねえか、まあ今の状態なら仕方ねえ」
銀城「今は…か、だったらこのまま潰してやるよ!」
班目「オラァ!」ブン!
銀城「ぐっ!!がァ!!」ギン!
班目「1本防いだぐらいで油断してんじゃねえぞ!」ブン
銀城「くそっ!」ギギギギ!
銀城「ああああああああ!!!」バギィン!
銀城「ふぅ…これで…!」
銀城(さっきより霊圧が上がってるだと。この禿…なにしやがった)
班目「刃を少し砕いたぐらいでいい気になってんじゃねえ!!」ブンブンブンブン!!!
銀城「でけえもん振り回しやがって!おおおおおおおお!!!」ガキィン!!!! ズバッ!
班目「うおっ!?片方の鎖を切り落としやがるか!」グラッ
329: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:17:43.52 ID:hSWQpyjy0
銀城「はっ!」ヒュン! ギィン!
班目「ぐらついた程度で喰らうかよ!」
銀城(!…刃の紋様が赤くなっていきやがる…。これが霊圧が上がっている事を表してやがるのか!)
班目「…わかったみてえだな。俺の龍紋鬼灯丸は叩いて殴ってやらねえと目を覚まさねえ」
班目「敵に何度も斬りかかってかかられてでもしねえと本調子が出せねえんだよ。さあ、締めにしようじゃねえか!!!」ブン
銀城「ぐっ!?クソが!!」ザッ
銀城(撤退だ!他の死神にバレる心配してる場合じゃねえ!あの霊圧相手じゃ今の俺は勝てねえ!)
班目「ここまで来といて逃がすかよ!!!」ビュン!
銀城(野郎!俺が切断した方の刃を投げやがっ)ズン!
銀城「ただ…と…あ…」ドサッ ドチャッ
班目「綺麗に真っ二つか」
班目「ツイてなかったな旅禍。やっぱり俺は護廷十三隊一ツイてる男みてえだ」
班目「弓親!さっさと次の奴を探しに行くぞ!」
班目「…おい、弓親どこにいやが!?」ギュオ!! ガシャアアアアアン!!
弓親「ぐ…ふ…」ドサッ
班目「弓親!クソッ、新手か!」
班目「ぐらついた程度で喰らうかよ!」
銀城(!…刃の紋様が赤くなっていきやがる…。これが霊圧が上がっている事を表してやがるのか!)
班目「…わかったみてえだな。俺の龍紋鬼灯丸は叩いて殴ってやらねえと目を覚まさねえ」
班目「敵に何度も斬りかかってかかられてでもしねえと本調子が出せねえんだよ。さあ、締めにしようじゃねえか!!!」ブン
銀城「ぐっ!?クソが!!」ザッ
銀城(撤退だ!他の死神にバレる心配してる場合じゃねえ!あの霊圧相手じゃ今の俺は勝てねえ!)
班目「ここまで来といて逃がすかよ!!!」ビュン!
銀城(野郎!俺が切断した方の刃を投げやがっ)ズン!
銀城「ただ…と…あ…」ドサッ ドチャッ
班目「綺麗に真っ二つか」
班目「ツイてなかったな旅禍。やっぱり俺は護廷十三隊一ツイてる男みてえだ」
班目「弓親!さっさと次の奴を探しに行くぞ!」
班目「…おい、弓親どこにいやが!?」ギュオ!! ガシャアアアアアン!!
弓親「ぐ…ふ…」ドサッ
班目「弓親!クソッ、新手か!」
330: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:18:25.82 ID:hSWQpyjy0
???「すみませんねえ、邪魔されるわけにはいきませんので」
???「少し眠っていてもらいまス」
班目「ガッ!?テメェ…まさか…」ドサッ
???「おや、ようやく到着したみたいっスね、夜一さん」
夜一「喜助!お主なぜここにおるのじゃ!?永久追放になったはずじゃろに」
ルキア「なっ!?この悪徳商人!なぜここにいる!?何の用だ!?」
浦原「助けに来たに決まってるじゃないっスか。ま、来ようと思えばいつでも来れるんスよ」
浦原「どうやら朽木サンの救出に無事成功したみたいでスね」
夜一「まあの、とにかく早く瀞霊廷から脱出じゃ。お主のことじゃ、現世に戻る方法も用意しておるのじゃろ」
浦原「もちろんス!まあちょっと向こう向いててくだサイ。その間に準備は終わってるっス」
浦原「現世に戻ったらまずはその腕の治療からでスね」
夜一「そうじゃ……のう!!!」ゴッ!!!
浦原「うわっ!!いきなり何するんでスか!」
夜一「化ける相手を間違うたの、浦原がこちらに来れるわけなかろう」
夜一「のう、藍染」
浦原「ちょっと待ってくだサイ!誤解でス!…って戦う気満々か…仕方ないっスね…、起きろ 紅姫」
夜一「ほう、まさかここまで誤認させられるとはの!瞬閧!!」バリバリ!
浦原「啼け 紅姫!」ギュン!
夜一「っ!弾いたじゃと!」
浦原「さて、行っちゃいますよ!」シュン!
浦原「こんなのはどうでス…よっと!剃刀紅姫!」ギュン!
夜一「ふっ!甘いの喜助!」バシュ!
浦原「瞬閧状態だと片手で払われちゃいまスか」
浦原「でもこれでわかってくれたでしょ、本物っスよ。ほんと酷いなあ夜一サンは」
???「少し眠っていてもらいまス」
班目「ガッ!?テメェ…まさか…」ドサッ
???「おや、ようやく到着したみたいっスね、夜一さん」
夜一「喜助!お主なぜここにおるのじゃ!?永久追放になったはずじゃろに」
ルキア「なっ!?この悪徳商人!なぜここにいる!?何の用だ!?」
浦原「助けに来たに決まってるじゃないっスか。ま、来ようと思えばいつでも来れるんスよ」
浦原「どうやら朽木サンの救出に無事成功したみたいでスね」
夜一「まあの、とにかく早く瀞霊廷から脱出じゃ。お主のことじゃ、現世に戻る方法も用意しておるのじゃろ」
浦原「もちろんス!まあちょっと向こう向いててくだサイ。その間に準備は終わってるっス」
浦原「現世に戻ったらまずはその腕の治療からでスね」
夜一「そうじゃ……のう!!!」ゴッ!!!
浦原「うわっ!!いきなり何するんでスか!」
夜一「化ける相手を間違うたの、浦原がこちらに来れるわけなかろう」
夜一「のう、藍染」
浦原「ちょっと待ってくだサイ!誤解でス!…って戦う気満々か…仕方ないっスね…、起きろ 紅姫」
夜一「ほう、まさかここまで誤認させられるとはの!瞬閧!!」バリバリ!
浦原「啼け 紅姫!」ギュン!
夜一「っ!弾いたじゃと!」
浦原「さて、行っちゃいますよ!」シュン!
浦原「こんなのはどうでス…よっと!剃刀紅姫!」ギュン!
夜一「ふっ!甘いの喜助!」バシュ!
浦原「瞬閧状態だと片手で払われちゃいまスか」
浦原「でもこれでわかってくれたでしょ、本物っスよ。ほんと酷いなあ夜一サンは」
331: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:18:57.81 ID:hSWQpyjy0
浦原「今度からうちの店ペット禁止にしまスよ?」
夜一(藍染の鏡花水月は姿形に質量、霊感までも誤認させる。じゃが動きや仕草まではそうはいかないはずじゃ)
夜一(それにわざと手に受けた先の一撃…、いくら誤認させるとはいえ何度もあの洞窟での修行時に何度も受けたそれと同じじゃ。もちろん細かい仕草や動きまでも)
夜一(どうやら儂の思い過ごしだったようじゃの)
夜一「この戦い方に、実際に手に受けた霊圧…、あの洞窟で互いに腕を上げていた頃と変わらぬな喜助」
浦原「ここまでしてようやく信じてもらえて嬉しいような悲しいような…。ま、それはともかく、追手が来ないとも限りません」
浦原「黒崎サン達も心配でスけどまずは朽木サンをここから逃がしましょう。念のため夜一サンも着いて行きまス?」
浦原「一応地下の勉強部屋で鉄斎サン達が待っていまスけど」
夜一「なら儂はここに残るとするかの。元大鬼道長に任せておけば安心じゃ」
浦原「さ、それじゃあ行きましょうか…」スッ
夜一(藍染の鏡花水月は姿形に質量、霊感までも誤認させる。じゃが動きや仕草まではそうはいかないはずじゃ)
夜一(それにわざと手に受けた先の一撃…、いくら誤認させるとはいえ何度もあの洞窟での修行時に何度も受けたそれと同じじゃ。もちろん細かい仕草や動きまでも)
夜一(どうやら儂の思い過ごしだったようじゃの)
夜一「この戦い方に、実際に手に受けた霊圧…、あの洞窟で互いに腕を上げていた頃と変わらぬな喜助」
浦原「ここまでしてようやく信じてもらえて嬉しいような悲しいような…。ま、それはともかく、追手が来ないとも限りません」
浦原「黒崎サン達も心配でスけどまずは朽木サンをここから逃がしましょう。念のため夜一サンも着いて行きまス?」
浦原「一応地下の勉強部屋で鉄斎サン達が待っていまスけど」
夜一「なら儂はここに残るとするかの。元大鬼道長に任せておけば安心じゃ」
浦原「さ、それじゃあ行きましょうか…」スッ
332: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:19:51.98 ID:hSWQpyjy0
〜白道門付近〜
一護「はあ…はあ…」ダッ
一護(体が重くなってきてやがる…、早く夜一さん達と合流しねえと)
一護「うおっ!」グラッ
一護(片腕がない分バランスが取れねえ)
大前田「見つけたぜ旅禍!昨日の恨みは忘れねえぞ!」ザッ
一護「くそっ!こんな時に!はあ!」ブン!
大前田「鈍ま!隠密機動の俺様がそんな程度にやられるわけねえだろ!」シュン
大前田「ぶっ潰せ!五形頭!」ゴッ!!!
大前田(五形頭を弾かれた時用の対策はしてある、さあ来やがれ!)
一護「よっ!」スッ
大前田「えっ?今度は避けブヘァ!?!?」バギィ
一護「じゃあな!」ザッ
大前田(た、隊長…やっぱり無理でした…)ガクッ
一護「はあ…はあ…」ダッ
一護(体が重くなってきてやがる…、早く夜一さん達と合流しねえと)
一護「うおっ!」グラッ
一護(片腕がない分バランスが取れねえ)
大前田「見つけたぜ旅禍!昨日の恨みは忘れねえぞ!」ザッ
一護「くそっ!こんな時に!はあ!」ブン!
大前田「鈍ま!隠密機動の俺様がそんな程度にやられるわけねえだろ!」シュン
大前田「ぶっ潰せ!五形頭!」ゴッ!!!
大前田(五形頭を弾かれた時用の対策はしてある、さあ来やがれ!)
一護「よっ!」スッ
大前田「えっ?今度は避けブヘァ!?!?」バギィ
一護「じゃあな!」ザッ
大前田(た、隊長…やっぱり無理でした…)ガクッ
333: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:20:45.95 ID:hSWQpyjy0
………
……
…
浦原「黒崎サン!こっちっス!」
一護「浦原さん!?なんでここにいるんだよ!?」
浦原「助けに来たに決まってるじゃないっスか。夜一サンと同じ事聞かないで下サイよ…」ズーン
一護「そうだ、夜一さんとルキアは!?」
浦原「落ち着いて下サイ、お二人とも無事です。朽木サンは現世に転移させました。もう安全でス」
一護「そうか…よかった…」
一護(これで俺は変えられたのか…藍染から崩玉を取られた過去から…)
浦原「それじゃ黒崎サンも一度現世に戻ってくだサイ。その腕…早く治療しないと手遅れになりまスよ」
浦原「とにかくあまり時間がありません。急ぎましょ」
一護「ああ、悪いな、浦原サン」
浦原「…少し準備するんで向こうにでも行っててくだサイ。敵が来たら迎撃を」
一護「わかった……!」
一護(なんだ…あれは、浦原さんの後ろ…向こうの曲がり角から何か…。あれは手?いや誰かが這って出てきやがる。あの人は…)
一護(夜一さん!…何だ、何か言おうとしてるけど声が出てない)
一護(あれは…)
一護(…ニ・ゲ・ロ?)
……
…
浦原「黒崎サン!こっちっス!」
一護「浦原さん!?なんでここにいるんだよ!?」
浦原「助けに来たに決まってるじゃないっスか。夜一サンと同じ事聞かないで下サイよ…」ズーン
一護「そうだ、夜一さんとルキアは!?」
浦原「落ち着いて下サイ、お二人とも無事です。朽木サンは現世に転移させました。もう安全でス」
一護「そうか…よかった…」
一護(これで俺は変えられたのか…藍染から崩玉を取られた過去から…)
浦原「それじゃ黒崎サンも一度現世に戻ってくだサイ。その腕…早く治療しないと手遅れになりまスよ」
浦原「とにかくあまり時間がありません。急ぎましょ」
一護「ああ、悪いな、浦原サン」
浦原「…少し準備するんで向こうにでも行っててくだサイ。敵が来たら迎撃を」
一護「わかった……!」
一護(なんだ…あれは、浦原さんの後ろ…向こうの曲がり角から何か…。あれは手?いや誰かが這って出てきやがる。あの人は…)
一護(夜一さん!…何だ、何か言おうとしてるけど声が出てない)
一護(あれは…)
一護(…ニ・ゲ・ロ?)
334: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:21:57.90 ID:hSWQpyjy0
一護(!!!)バッ!
浦原「すみませんねぇ黒崎サン」ザシュ!
一護「あぐっ!?ガッ!」ガクッ
一護「なんで…だよ、浦原さん」
一護「いや、まさかお前藍染なのか!?」
浦原「違いますよ、私は正真正銘浦原喜助っス」
浦原「色々聞きたい事ありまスよね?ま、あなたが覚えていれば後で教えてさしあげマス」
浦原「ここは大人しく死んでいただきマスね、黒崎サン」
夜一「っ!!」ヒュン!
浦原「おっと!」キィン
浦原「夜一さん、まだ暗剣持ってたんスね。油断も隙もない人だ」
夜一「逃げろ一護!」
浦原「まだ話す力までありましたか。この頃の夜一さんの実力を侮ってましたね」
一護「この頃って…まさか浦原さん…」
浦原「おっと…いけませんねえ、喋り過ぎました。黒崎サン、あなたの思っている事は恐らく正しいっス」
一護「!?…浦原さん、この世界はいったい…」
浦原「だから言ったじゃないでスか。時間がないって、それに機会があれば後で教えると」
浦原「今はさっさと殺されて頂きまス」
一護「っ!?」ゾク
浦原「啼け 紅姫!」シュパッ!
一護「月牙天衝!」ガガガガガ
浦原「すみませんねぇ黒崎サン」ザシュ!
一護「あぐっ!?ガッ!」ガクッ
一護「なんで…だよ、浦原さん」
一護「いや、まさかお前藍染なのか!?」
浦原「違いますよ、私は正真正銘浦原喜助っス」
浦原「色々聞きたい事ありまスよね?ま、あなたが覚えていれば後で教えてさしあげマス」
浦原「ここは大人しく死んでいただきマスね、黒崎サン」
夜一「っ!!」ヒュン!
浦原「おっと!」キィン
浦原「夜一さん、まだ暗剣持ってたんスね。油断も隙もない人だ」
夜一「逃げろ一護!」
浦原「まだ話す力までありましたか。この頃の夜一さんの実力を侮ってましたね」
一護「この頃って…まさか浦原さん…」
浦原「おっと…いけませんねえ、喋り過ぎました。黒崎サン、あなたの思っている事は恐らく正しいっス」
一護「!?…浦原さん、この世界はいったい…」
浦原「だから言ったじゃないでスか。時間がないって、それに機会があれば後で教えると」
浦原「今はさっさと殺されて頂きまス」
一護「っ!?」ゾク
浦原「啼け 紅姫!」シュパッ!
一護「月牙天衝!」ガガガガガ
335: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:22:38.54 ID:hSWQpyjy0
浦原「うわっ!血霞の盾!…最初の一撃が少し浅かったみたいでスね」
浦原「あまり手間をかけさせないで欲しいっス。全部黒崎サンのためなんスから」
一護「だから…どういうことだって聞いてんだろ!」
浦原「理由を話したところで納得していただけるとは思えません。ならさっさと終わらせちゃおうということでス」
夜一「はあ!!」ゴッ!
浦原「おっと、甘いっスよ夜一サン」ヒョイ ザン!
夜一「ぐっ…」シュン!
一護「夜一さん!…が消えた!?」
浦原(これは空蝉!)
夜一「歯を食いしばれ喜助!瞬閧!!」ゴアッ!!
浦原「だから甘いって言ったじゃないっスか」キィィィィィン
夜一(刀の先で止めた…じゃと)
浦原「夜一サンの攻撃の速度やタイミング、霊圧は全部把握してるんスよ。これらがわかれば相殺することは出来まス」
浦原「何年一緒に修行したと思ってるんスか」ザン!
夜一「がっ…喜助…なん…で…」ドサッ
浦原「ふう、さすが夜一サンでス…ねっ!!!」ガガガガガガガ!!!
一護「てめぇ!夜一さんを!」ググッ
浦原「いきなり襲いかかって来ないで欲しいっス。まあこっちに来てくれたのは有難いでスけど」
一護「…ルキアは…ルキアはどうした!?」
浦原「夜一サンが死んだすぐ後に朽木サンの心配でスか。随分と薄情っスね」
浦原「夜一サンがこんな状態で無事だと思いまスか?」
浦原「あまり手間をかけさせないで欲しいっス。全部黒崎サンのためなんスから」
一護「だから…どういうことだって聞いてんだろ!」
浦原「理由を話したところで納得していただけるとは思えません。ならさっさと終わらせちゃおうということでス」
夜一「はあ!!」ゴッ!
浦原「おっと、甘いっスよ夜一サン」ヒョイ ザン!
夜一「ぐっ…」シュン!
一護「夜一さん!…が消えた!?」
浦原(これは空蝉!)
夜一「歯を食いしばれ喜助!瞬閧!!」ゴアッ!!
浦原「だから甘いって言ったじゃないっスか」キィィィィィン
夜一(刀の先で止めた…じゃと)
浦原「夜一サンの攻撃の速度やタイミング、霊圧は全部把握してるんスよ。これらがわかれば相殺することは出来まス」
浦原「何年一緒に修行したと思ってるんスか」ザン!
夜一「がっ…喜助…なん…で…」ドサッ
浦原「ふう、さすが夜一サンでス…ねっ!!!」ガガガガガガガ!!!
一護「てめぇ!夜一さんを!」ググッ
浦原「いきなり襲いかかって来ないで欲しいっス。まあこっちに来てくれたのは有難いでスけど」
一護「…ルキアは…ルキアはどうした!?」
浦原「夜一サンが死んだすぐ後に朽木サンの心配でスか。随分と薄情っスね」
浦原「夜一サンがこんな状態で無事だと思いまスか?」
336: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 00:23:54.66 ID:hSWQpyjy0
一護「う…おおおおおおああああああああ!!!」ギィン!!!!
浦原(重い!くっ…、でもその分怒りで太刀筋が乱れきってまスよ!)ザシュッ!
一護「っあ!なん…だと…」ドサッ
一護「はぁ…はぁ…」
浦原「まだ意識がありまスか。生命力が高いっスね」
浦原「それじゃ…これでトドメっスよ!」
???「そうはさせません、浦原喜助」ガシッ
浦原「…あらら、見つかっちゃいましたか。卯ノ花隊長」
卯ノ花「この方にはまだ用があります。ここで殺されるわけにはいきませんよ」
浦原「ここは見逃していただけませんかね?」ピクッ
卯ノ花「…クク」ザン
浦原「ガッ!?」ドシャ
卯ノ花「貴方相手に油断はありません。最初から筋一本動かせば四肢の腱全て断つつもりでした」
浦原(手足を動かせない…このままじゃ黒崎サンが…)
卯ノ花「心配しなくても貴方もまだ殺しません」
浦原「それは…余計に不安になりまスね」
一護「卯ノ花さん、助けてくれたのか?」
卯ノ花「ああ、そうですね。貴方には浦原喜助は敵で私こそが味方に見えるのでしょう」
卯ノ花「本当は逆なのにも気づかずに…」
一護「どういう…ことだ」
???「それはこういうことだ」
浦原「ようやく現れましたか。黒崎サン…彼が今回の全ての元凶です」
一護「…お前は」
浦原(重い!くっ…、でもその分怒りで太刀筋が乱れきってまスよ!)ザシュッ!
一護「っあ!なん…だと…」ドサッ
一護「はぁ…はぁ…」
浦原「まだ意識がありまスか。生命力が高いっスね」
浦原「それじゃ…これでトドメっスよ!」
???「そうはさせません、浦原喜助」ガシッ
浦原「…あらら、見つかっちゃいましたか。卯ノ花隊長」
卯ノ花「この方にはまだ用があります。ここで殺されるわけにはいきませんよ」
浦原「ここは見逃していただけませんかね?」ピクッ
卯ノ花「…クク」ザン
浦原「ガッ!?」ドシャ
卯ノ花「貴方相手に油断はありません。最初から筋一本動かせば四肢の腱全て断つつもりでした」
浦原(手足を動かせない…このままじゃ黒崎サンが…)
卯ノ花「心配しなくても貴方もまだ殺しません」
浦原「それは…余計に不安になりまスね」
一護「卯ノ花さん、助けてくれたのか?」
卯ノ花「ああ、そうですね。貴方には浦原喜助は敵で私こそが味方に見えるのでしょう」
卯ノ花「本当は逆なのにも気づかずに…」
一護「どういう…ことだ」
???「それはこういうことだ」
浦原「ようやく現れましたか。黒崎サン…彼が今回の全ての元凶です」
一護「…お前は」
350: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/24(水) 23:06:24.91 ID:hSWQpyjy0
--------------------------------------------------------------------
一護:砕蜂と戦闘、剣八を腕一本と引き替えに倒す。大前田を倒した後浦原に斬られる
夜一:ルキアを助け出すもそう隊長に腕を落とされ、その後浦原に殺される
石田:狛村を撃破。卯ノ花に殺される
一心:東仙を倒す。市丸と戦い敗北し重傷
銀城:浮竹、京楽を殺すも一角の卍解に真っ二つにされる
月島:剣八に過去をさらに捻じ込むが破られて死亡
--------------------------------------------------------------------
日番谷:白哉を倒した後、重症の雛森を救うため戦線離脱
恋次:雀部と卍解同士で相討ちで互いに重傷
--------------------------------------------------------------------
東仙:一心に敗れ重症
市丸:元柳斎と藍染を殺すも雛森と日番谷の前に敗北し死亡
藍染:元柳斎と戦闘中市丸の卍解で死亡
--------------------------------------------------------------------
剣八:月島を殺し、一護と戦うも紙一重で敗れる
砕蜂:一護と戦闘中に乱入した剣八に敗れ気絶
卯ノ花:勇音を殺し、石田も殺害。その後一護と戦闘中の浦原の四肢の腱を切り裂く
???:銀城と月島と戦闘後のマユリを殺した後行方不明
--------------------------------------------------------------------
ざっと自分で読み直してこんな感じだと思います
とりあえず明日最後まで投稿できると思います、たぶん
383: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:13:01.43 ID:u1MCHPxo0
一護「涅…マユリ…」
マユリ「呼び捨てか、まあいいヨ。今は気分がとてもいいからネ」
マユリ「さて、浦原喜助。君には証人にでもなってもらおうかネ。指を咥えて見ているがいいヨ」
一護「テメェ…が黒幕なのかよ…、どういうつもりだ」
マユリ「ほう、その傷でまだそこまで声を張れるとは。折角だ、全てを明かした場合の被験体の状態を観測するのもいいネ」
マユリ「最後の実験はそれからでも遅くはない」
一護(最後…だと…)
マユリ「君は記憶を所持したまま時間移動を行ったと思っているようだがそれは違うヨ」
マユリ「ここは私が実験の為に作り上げた1つの世界なんだヨ」
一護「なん…だと…」
マユリ「クク、いい表情だネ。ああ、実際に霊子や器子で出来ているわけではないヨ」
マユリ「これはいわばシミュレーション。この世界自体が現世、尸魂界を元にして作った情報世界」
一護「そんなことが…」
マユリ「あるわけないと言いたげだネ。空座町の決戦で使用した『偽の空座町』を作ったのは私だヨ」
マユリ「シミュレーションで町を再現するなどその時点でとうに出来ていたのだヨ、黒崎一護」
一護「なら…この世界の人達は」
マユリ「情報によって構成されたただの偽物になるネ。殺したり助けたりしたところで現実には何の意味もない」
マユリ「まあこの世界の私自身は私の手で消させてもらったがネ。私の事だ、システム的に消去しても何らかの方法で残ろうとする可能性がある」
マユリ「念には念を入れて直接消えてもらったヨ。体を液体にしようと自身の斬魄刀を研究し尽くした私には意味はない」
マユリ「呼び捨てか、まあいいヨ。今は気分がとてもいいからネ」
マユリ「さて、浦原喜助。君には証人にでもなってもらおうかネ。指を咥えて見ているがいいヨ」
一護「テメェ…が黒幕なのかよ…、どういうつもりだ」
マユリ「ほう、その傷でまだそこまで声を張れるとは。折角だ、全てを明かした場合の被験体の状態を観測するのもいいネ」
マユリ「最後の実験はそれからでも遅くはない」
一護(最後…だと…)
マユリ「君は記憶を所持したまま時間移動を行ったと思っているようだがそれは違うヨ」
マユリ「ここは私が実験の為に作り上げた1つの世界なんだヨ」
一護「なん…だと…」
マユリ「クク、いい表情だネ。ああ、実際に霊子や器子で出来ているわけではないヨ」
マユリ「これはいわばシミュレーション。この世界自体が現世、尸魂界を元にして作った情報世界」
一護「そんなことが…」
マユリ「あるわけないと言いたげだネ。空座町の決戦で使用した『偽の空座町』を作ったのは私だヨ」
マユリ「シミュレーションで町を再現するなどその時点でとうに出来ていたのだヨ、黒崎一護」
一護「なら…この世界の人達は」
マユリ「情報によって構成されたただの偽物になるネ。殺したり助けたりしたところで現実には何の意味もない」
マユリ「まあこの世界の私自身は私の手で消させてもらったがネ。私の事だ、システム的に消去しても何らかの方法で残ろうとする可能性がある」
マユリ「念には念を入れて直接消えてもらったヨ。体を液体にしようと自身の斬魄刀を研究し尽くした私には意味はない」
384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:13:45.16 ID:u1MCHPxo0
一護「この世界が…シミュレーション…だと…」
マユリ「クク…この世界は情報さえあればなんでも作り出せるのだよ。王印や王鍵のような物だけじゃない!歴代剣八や斬魄刀と融合した化物、死にたくても死ねない無間の怪物!吸血鬼と呼ばれた人間!藍染が生み出した破面!貴族の暗殺部隊に今や断界に追放された亡者共!地獄送りにされた咎人連中!」
マユリ「技術開発局にそれらの一定の情報さえあれば全て私の掌の上なのだヨ。もちろんその行動や扱いまでもがネ」
マユリ「そこの卯ノ花隊長のようにだ。行動だけでなく私自身の意識を入れ込むことさえ出来るのだヨ」
マユリ「今回はそれで私自身の私怨も片付けさせてもらったがネ」
一護「だったら俺も…偽物って事かよ」
マユリ「まあ君も似たようなものだが少し違うヨ」
マユリ「他のデータ人形とは違い君だけは技術開発局の装置に繋いで直接精神をこの世界に接続しているのだヨ」
一護「直接…だと、俺の情報なんて技術開発局に…」
マユリ「まあネ。君の情報は確かにあった。だが1度死神の力を失い、再び取り戻した後のデータは無いんだヨ」
マユリ「だから今のデータの採取を技術開発局の機械に君を接続して行っている。そのついでに君の精神から『死神の力を失った数ヵ月後から先の記憶』を消した状態の精神を、藍染と最後に戦う前…市丸ギンと戦った時程度の力をつけてこの世界に接続した」
一護「なら…今の俺は精神だけ…だと?」
マユリ「今の君の最後の記憶は現実世界の今から大体2年前の時のだヨ。まあ技術開発局の装置に君を接続しながらデータを吸い出している関係でそれ以降の記憶が混ざったりしていたがネ」
一護(昨日の夜の…あの洞窟の時の記憶がはっきりしていないのはそれのせいって事かよ)
一護「な、なら…何で俺に力をつけた状態でこの世界に…ゲホッ…」
マユリ「それはある程度の力を持った旅禍が侵入した時どうなるかを調べるための『前実験』の意味も今回はあったからだヨ」
マユリ「特に石田雨竜には特にその役目を果たしてもらうために当時に比べて大幅な性能アップを施したがネ」
一護(あの銀嶺孤雀はそういうこと…かよ)
マユリ「まあ今回はこの装置の初機動だからネ、そのシミュレーション装置の『正常稼働実験』も兼ねているのだヨ」
一護「だったら…どうして俺だけ…。俺の情報がそこまで欲しいのかよ」
マユリ「この世界に君を接続した目的は3つある。1つは尸魂界の有事に備えたシミュレーションを行うため」
マユリ「藍染が無間に拘留された今尸魂界は平和のようだが、まだ尸魂界を滅ぼさんとする勢力があるからネ」
マユリ「特に今回の石田雨竜は今後考えられる滅却師の侵攻の事も考えているのだヨ」
マユリ「…まあすでにその滅却師の侵攻を許してしまったわけだが。その滅却師共のデータが完全に揃っていれば君など放っておいたのだがネ」
一護「滅却師の侵攻…だと、どういう事だ?尸魂界はどうなった」
マユリ「五月蝿いヨ、どうせ目が覚めれば嫌でも思い出して絶望する。そんな説明に時間を割く気はないヨ」
マユリ「クク…この世界は情報さえあればなんでも作り出せるのだよ。王印や王鍵のような物だけじゃない!歴代剣八や斬魄刀と融合した化物、死にたくても死ねない無間の怪物!吸血鬼と呼ばれた人間!藍染が生み出した破面!貴族の暗殺部隊に今や断界に追放された亡者共!地獄送りにされた咎人連中!」
マユリ「技術開発局にそれらの一定の情報さえあれば全て私の掌の上なのだヨ。もちろんその行動や扱いまでもがネ」
マユリ「そこの卯ノ花隊長のようにだ。行動だけでなく私自身の意識を入れ込むことさえ出来るのだヨ」
マユリ「今回はそれで私自身の私怨も片付けさせてもらったがネ」
一護「だったら俺も…偽物って事かよ」
マユリ「まあ君も似たようなものだが少し違うヨ」
マユリ「他のデータ人形とは違い君だけは技術開発局の装置に繋いで直接精神をこの世界に接続しているのだヨ」
一護「直接…だと、俺の情報なんて技術開発局に…」
マユリ「まあネ。君の情報は確かにあった。だが1度死神の力を失い、再び取り戻した後のデータは無いんだヨ」
マユリ「だから今のデータの採取を技術開発局の機械に君を接続して行っている。そのついでに君の精神から『死神の力を失った数ヵ月後から先の記憶』を消した状態の精神を、藍染と最後に戦う前…市丸ギンと戦った時程度の力をつけてこの世界に接続した」
一護「なら…今の俺は精神だけ…だと?」
マユリ「今の君の最後の記憶は現実世界の今から大体2年前の時のだヨ。まあ技術開発局の装置に君を接続しながらデータを吸い出している関係でそれ以降の記憶が混ざったりしていたがネ」
一護(昨日の夜の…あの洞窟の時の記憶がはっきりしていないのはそれのせいって事かよ)
一護「な、なら…何で俺に力をつけた状態でこの世界に…ゲホッ…」
マユリ「それはある程度の力を持った旅禍が侵入した時どうなるかを調べるための『前実験』の意味も今回はあったからだヨ」
マユリ「特に石田雨竜には特にその役目を果たしてもらうために当時に比べて大幅な性能アップを施したがネ」
一護(あの銀嶺孤雀はそういうこと…かよ)
マユリ「まあ今回はこの装置の初機動だからネ、そのシミュレーション装置の『正常稼働実験』も兼ねているのだヨ」
一護「だったら…どうして俺だけ…。俺の情報がそこまで欲しいのかよ」
マユリ「この世界に君を接続した目的は3つある。1つは尸魂界の有事に備えたシミュレーションを行うため」
マユリ「藍染が無間に拘留された今尸魂界は平和のようだが、まだ尸魂界を滅ぼさんとする勢力があるからネ」
マユリ「特に今回の石田雨竜は今後考えられる滅却師の侵攻の事も考えているのだヨ」
マユリ「…まあすでにその滅却師の侵攻を許してしまったわけだが。その滅却師共のデータが完全に揃っていれば君など放っておいたのだがネ」
一護「滅却師の侵攻…だと、どういう事だ?尸魂界はどうなった」
マユリ「五月蝿いヨ、どうせ目が覚めれば嫌でも思い出して絶望する。そんな説明に時間を割く気はないヨ」
385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:17:40.24 ID:u1MCHPxo0
マユリ「2つ目は現在の力と君の完全虚化の情報採取だヨ。記憶は無いだろうが虚夜宮の天蓋の上で1度君は完全に虚化した」
マユリ「その時の映像は石田雨竜につけた菌で録画していたが、君が石田雨竜を刺した際の刀の霊圧で映像以外の霊圧等のデータが全て吹っ飛んでいてネ」
マユリ「折角だからそのデータを取り直そうと思ったのだヨ」
マユリ「3つ目はただの私怨だネ。君が私を侮辱した罪滅ぼしを私自らさせてやろうというのだヨ」
一護「何の…ことだ」
マユリ「君が虚圏から現世に行く際に言ったことでも思い出すがいいヨ」
一護「…!そんな事のために…みんなを巻き込んだのかよ!」
マユリ「君は私の話を聞いていたのかネ?私が巻き込んだのは黒崎一護、君だけだ。そこに転がっている浦原喜助は勝手に干渉しているだけだヨ」
マユリ「ああ、今回は初代死神代行と完現術士も参加してもらったわけだが、彼らは現世で死んで尸魂界に来ているはずだ」
マユリ「また尸魂界に反旗を翻してもおかしくないから参加してもらっらヨ。それに君が彼らに裏切られた際、とても苦しんでいたかネ」
マユリ「その顔がもう一度見れればさらに良かったのだが」
一護「なんの…ことだよ」
マユリ「ふん、今の君はなしても無駄だったネ。…まあいいよ、それになかなか面白い戦闘データも取れた。あとは君の完全な虚化の情報だけだヨ」グイ
ルキア「ぐっ!離せ!」
一護「てめえ!ルキアを離せ!」
マユリ「偽物と分かっていても君にはこういうのが1番効くだろうネ。これから朽木ルキアの身を文字通り少しずつ削っていくヨ」
マユリ「現世では凌遅刑と言うらしいネ」
マユリ「ククク、どの程度原型を留めている状態で暴走するか楽しみだヨ」
一護「くそっ!!ぐっ!ゲホッ!」
マユリ「その時の映像は石田雨竜につけた菌で録画していたが、君が石田雨竜を刺した際の刀の霊圧で映像以外の霊圧等のデータが全て吹っ飛んでいてネ」
マユリ「折角だからそのデータを取り直そうと思ったのだヨ」
マユリ「3つ目はただの私怨だネ。君が私を侮辱した罪滅ぼしを私自らさせてやろうというのだヨ」
一護「何の…ことだ」
マユリ「君が虚圏から現世に行く際に言ったことでも思い出すがいいヨ」
一護「…!そんな事のために…みんなを巻き込んだのかよ!」
マユリ「君は私の話を聞いていたのかネ?私が巻き込んだのは黒崎一護、君だけだ。そこに転がっている浦原喜助は勝手に干渉しているだけだヨ」
マユリ「ああ、今回は初代死神代行と完現術士も参加してもらったわけだが、彼らは現世で死んで尸魂界に来ているはずだ」
マユリ「また尸魂界に反旗を翻してもおかしくないから参加してもらっらヨ。それに君が彼らに裏切られた際、とても苦しんでいたかネ」
マユリ「その顔がもう一度見れればさらに良かったのだが」
一護「なんの…ことだよ」
マユリ「ふん、今の君はなしても無駄だったネ。…まあいいよ、それになかなか面白い戦闘データも取れた。あとは君の完全な虚化の情報だけだヨ」グイ
ルキア「ぐっ!離せ!」
一護「てめえ!ルキアを離せ!」
マユリ「偽物と分かっていても君にはこういうのが1番効くだろうネ。これから朽木ルキアの身を文字通り少しずつ削っていくヨ」
マユリ「現世では凌遅刑と言うらしいネ」
マユリ「ククク、どの程度原型を留めている状態で暴走するか楽しみだヨ」
一護「くそっ!!ぐっ!ゲホッ!」
386: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:19:35.46 ID:u1MCHPxo0
マユリ「まずは優しく両手足の指から落としていくか胸から削ぎ落とすか。クク…抵抗するじゃないヨ!たかがデータの分際で」
ルキア「ぁ…やめてください!涅隊長!」
一護「やめろ…やめてくれ!」
浦原「啼け 紅姫!」ジュバッ!
一護(俺に向かって!?)
卯ノ花「!?…四肢の腱を削いだ上で動けるとは思いませんでした」バギィン!
浦原(防がれた!)
マユリ「君がこの程度で動きを封じれるとは最初から思っていないヨ」
浦原「ほんと…そんなに買い被らないで欲しかったっスね」
浦原「黒崎サン、この世界から切断される方法は1つ、『死ぬ』ことでス。このままこの世界で精神を磨耗すれば機械に接続されている本体にも影響がでる可能性が高いんスよ」
浦原「黒崎サンは脳と機械を直接接続しているんス。ただ貴方が死ねば一度その回路は切れるように私が遠隔変換しておきました」
浦原「ですから今は耐えてくだサイ。ここで起きることは所詮夢みたいなものでス」
マユリ「ほう、虚圏に居ながらそこまで調べているとはネ。まあ安心していいヨ、君の精神に重大な障害が残った時は私の戦闘用人形にしてあげよう」
マユリ「さて、邪魔者な不純物には消えてもらうとするヨ、浦原喜助」
マユリ「君のことだ、こちらからシステム的に消去されないようにでもしてから侵入しているのはわかっているヨ」
卯ノ花「卍 解 皆尽」ドロォ
マユリ「だから直接死んで消えてもらう事にするヨ」
浦原「卍解っスか。私程度にオーバーっスね」
マユリ「どうやってここに干渉したかは知らないが消え失せてもらうヨ。やはり私の実験中に君がいると厄介だ」
マユリ「安心していいヨ。結果は親切にレポートにまとめて提出してあげるヨ。この後黒崎一護が何をされたのかももネ!」
卯ノ花「ふっ!」ブン!
???「そこまでだ、涅マユリ」ギィン! ザシュッ!
卯ノ花「がっ!?そんな…」ドサッ
マユリ「卍解した卯ノ花を一撃…貴様っ!?どういうことだヨ!」
浦原「…これはこれは…意外な人が来たみたいでスね」
ルキア「ぁ…やめてください!涅隊長!」
一護「やめろ…やめてくれ!」
浦原「啼け 紅姫!」ジュバッ!
一護(俺に向かって!?)
卯ノ花「!?…四肢の腱を削いだ上で動けるとは思いませんでした」バギィン!
浦原(防がれた!)
マユリ「君がこの程度で動きを封じれるとは最初から思っていないヨ」
浦原「ほんと…そんなに買い被らないで欲しかったっスね」
浦原「黒崎サン、この世界から切断される方法は1つ、『死ぬ』ことでス。このままこの世界で精神を磨耗すれば機械に接続されている本体にも影響がでる可能性が高いんスよ」
浦原「黒崎サンは脳と機械を直接接続しているんス。ただ貴方が死ねば一度その回路は切れるように私が遠隔変換しておきました」
浦原「ですから今は耐えてくだサイ。ここで起きることは所詮夢みたいなものでス」
マユリ「ほう、虚圏に居ながらそこまで調べているとはネ。まあ安心していいヨ、君の精神に重大な障害が残った時は私の戦闘用人形にしてあげよう」
マユリ「さて、邪魔者な不純物には消えてもらうとするヨ、浦原喜助」
マユリ「君のことだ、こちらからシステム的に消去されないようにでもしてから侵入しているのはわかっているヨ」
卯ノ花「卍 解 皆尽」ドロォ
マユリ「だから直接死んで消えてもらう事にするヨ」
浦原「卍解っスか。私程度にオーバーっスね」
マユリ「どうやってここに干渉したかは知らないが消え失せてもらうヨ。やはり私の実験中に君がいると厄介だ」
マユリ「安心していいヨ。結果は親切にレポートにまとめて提出してあげるヨ。この後黒崎一護が何をされたのかももネ!」
卯ノ花「ふっ!」ブン!
???「そこまでだ、涅マユリ」ギィン! ザシュッ!
卯ノ花「がっ!?そんな…」ドサッ
マユリ「卍解した卯ノ花を一撃…貴様っ!?どういうことだヨ!」
浦原「…これはこれは…意外な人が来たみたいでスね」
387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:20:14.66 ID:u1MCHPxo0
一護「藍染…お前なんで…」
藍染「この世界の維持や膨大なデータの統括と運用を大霊書回廊の文献データ上で行ったのは君の間違いだ」
藍染「崩玉の奪取のために調べていたら全てを知った。この世界も本物の私の行く末も」
マユリ「だが貴様は市丸ギンに殺されたはずだヨ!私の権限無しに再構築など出来るはずがない!」
藍染「君は私に時間を与えてしまった。丸一日あればシステムを理解し自身の再構築を仕掛けておくなど不可能ではない」
マユリ「なら今度は私の人形になってもらうヨ!」バッ
マユリ「この伝令神機で貴様の設定を人形に変えてあげるヨ」ポチッ
藍染「無駄だ、涅マユリ。君も理解したはずだ、私がこの世界のシステムを把握している事を」
藍染「君が新たに下した命令は通じない。私が君の権限を使うことが叶わなかったのは流石というべきだろうが」
マユリ「端末と本体の設定を変えたということか。藍染、やはり君は最初から構成するべきではなかったヨ」
マユリ(この世界全ての死神や無間の怪物共に襲わせたいがそれをするための装置が技術開発局にしか無い)
マユリ(予備の端末をこの世界のネムを作り直して体の中に仕込んでおくべきだったヨ!データの採取に時間をかけていたツケが来るとはネ!!)
マユリ「端末や装置を使えないなら仕方ないネ。被験体すらならないデータなら塵になってもらうことにするヨ!」
マユリ「卍 解 金色疋殺地蔵 魔胎伏印症体」
浦原「なんだ…これは」
一護「これがあいつの卍解…だと」
藍染「この世界の維持や膨大なデータの統括と運用を大霊書回廊の文献データ上で行ったのは君の間違いだ」
藍染「崩玉の奪取のために調べていたら全てを知った。この世界も本物の私の行く末も」
マユリ「だが貴様は市丸ギンに殺されたはずだヨ!私の権限無しに再構築など出来るはずがない!」
藍染「君は私に時間を与えてしまった。丸一日あればシステムを理解し自身の再構築を仕掛けておくなど不可能ではない」
マユリ「なら今度は私の人形になってもらうヨ!」バッ
マユリ「この伝令神機で貴様の設定を人形に変えてあげるヨ」ポチッ
藍染「無駄だ、涅マユリ。君も理解したはずだ、私がこの世界のシステムを把握している事を」
藍染「君が新たに下した命令は通じない。私が君の権限を使うことが叶わなかったのは流石というべきだろうが」
マユリ「端末と本体の設定を変えたということか。藍染、やはり君は最初から構成するべきではなかったヨ」
マユリ(この世界全ての死神や無間の怪物共に襲わせたいがそれをするための装置が技術開発局にしか無い)
マユリ(予備の端末をこの世界のネムを作り直して体の中に仕込んでおくべきだったヨ!データの採取に時間をかけていたツケが来るとはネ!!)
マユリ「端末や装置を使えないなら仕方ないネ。被験体すらならないデータなら塵になってもらうことにするヨ!」
マユリ「卍 解 金色疋殺地蔵 魔胎伏印症体」
浦原「なんだ…これは」
一護「これがあいつの卍解…だと」
388: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:21:10.41 ID:u1MCHPxo0
マユリ「改造卍解だヨ。くく、いいヨ。浦原喜助、君の驚いている顔は随分と私の気分を良くしてくれるネ」
マユリ「この卍解は私の得た情報を基にして新たな疋殺地蔵を生み出す」
マユリ「藍染惣右介、君の情報など霊圧の一片まで採取済みだヨ。なにしろ君の拘束具を作ったのは私だからネ」
オギャアアアアアアアアアアアアアア
バリバリバリバリバリバリ
ギィアアアアアアアアアアアアアア
マユリ「この疋殺地蔵には目が無く、視覚の代わりに霊覚を大幅に上げている。特に君の霊圧が好物になるようにしていてネ」
マユリ「君の霊圧を見つけると例え肉一片だろうとどこまでも追いかけてくるヨ。ああ、主食は霊圧にしてあるから霊圧を出せば出すほど食べられて終わり」
マユリ「いくら君でもこの疋殺地蔵には敵うとは思えないネ」
藍染「…そうか、ならばこの失敗作を粉微塵にする事で君の慢心を潰すことにしよう」
藍染「破道の九十九 五龍転滅」バシュッ! ゴガガガガガガガ!!!
ギィアアアアアアアアアアアアアア!!! キュオオオオオオオオオオオオオ!!!
藍染(鬼道を吸収したのか。なるほど、先程よりも霊圧が上がっている)
マユリ「無駄だ、貴様の霊圧はただの餌。鬼道など撃てば撃つ程疋殺地蔵の力になり不利になるだけだヨ」
ギィイイイイイイイイイイイ
ゴガァァァァン!!!
藍染「くっ!」
藍染(振り下ろした腕を受けただけでこの衝撃…、私の膂力では受けきれないか)
藍染「仕方ない。これを使うのは久しぶりになる」ゴオオオオオ!
浦原(…霊圧を上げた)
藍染「卍 解!」バキィィィン
マユリ「この卍解は私の得た情報を基にして新たな疋殺地蔵を生み出す」
マユリ「藍染惣右介、君の情報など霊圧の一片まで採取済みだヨ。なにしろ君の拘束具を作ったのは私だからネ」
オギャアアアアアアアアアアアアアア
バリバリバリバリバリバリ
ギィアアアアアアアアアアアアアア
マユリ「この疋殺地蔵には目が無く、視覚の代わりに霊覚を大幅に上げている。特に君の霊圧が好物になるようにしていてネ」
マユリ「君の霊圧を見つけると例え肉一片だろうとどこまでも追いかけてくるヨ。ああ、主食は霊圧にしてあるから霊圧を出せば出すほど食べられて終わり」
マユリ「いくら君でもこの疋殺地蔵には敵うとは思えないネ」
藍染「…そうか、ならばこの失敗作を粉微塵にする事で君の慢心を潰すことにしよう」
藍染「破道の九十九 五龍転滅」バシュッ! ゴガガガガガガガ!!!
ギィアアアアアアアアアアアアアア!!! キュオオオオオオオオオオオオオ!!!
藍染(鬼道を吸収したのか。なるほど、先程よりも霊圧が上がっている)
マユリ「無駄だ、貴様の霊圧はただの餌。鬼道など撃てば撃つ程疋殺地蔵の力になり不利になるだけだヨ」
ギィイイイイイイイイイイイ
ゴガァァァァン!!!
藍染「くっ!」
藍染(振り下ろした腕を受けただけでこの衝撃…、私の膂力では受けきれないか)
藍染「仕方ない。これを使うのは久しぶりになる」ゴオオオオオ!
浦原(…霊圧を上げた)
藍染「卍 解!」バキィィィン
389: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:21:50.92 ID:u1MCHPxo0
藍染(…なに、卍解が使えないだと!?)
マユリ「おや、そういえば説明していなかったネ。その疋殺地蔵の周りでは君の卍解は使えない」
藍染「…ほう」
マユリ「驚くことでもないはずだヨ。十刃の中に同じ事をしていた科学者もどきがいたからネ。と言っても謀反を起こしたばかりの君ではその事も知らないか」
マユリ「ああ、卍解のデータは無いがさっきも言った通り君の霊圧から何まで全てデータが揃っているヨ」
マユリ「所詮あの似非科学者では卍解のデータが必要だったようだがここまで詳細なデータがあれば問題ないんだヨ」
マユリ「さて…そろそろバグと不純物には退場してもらおうかネ」
ギャアアアアアアアアアアアア!!!
藍染「涅マユリ、この私をここまで追い込んだこと…誇りに思っていいだろう。だが…」
浦原「卍 解 観音開紅姫改〆」ゴゴゴゴゴゴ
藍染「生憎…このまま消される気は毛頭ない」
マユリ「貴様等!」
浦原「まさかあなたと同じ方向を向いて戦うことになるとは思わなかったっスよ」
藍染「過去の精算なら後で付き合おう。尤もこの私に行ったところで意味があるとは思えないが」
浦原「百も承知っス。一応私重傷の身なんで今はさっさと終わらせましょ」
マユリ「この卍解…この状況を都合良く打破できると思うのかネ?」
浦原「まさか、この状況ではったりなんてするわけないじゃないでスか」
マユリ「…ほう、ならばその卍解ごと潰してあげるヨ!!!」ズズズズズズ
ギィィィィィィィィィィ!!!
浦原「紅姫!」ガシッ
マユリ「卍解を卍解で止めるつもりか、君らしくない力技わざなやり方だネ」
浦原「止めただけだと思うんスか?」
ギィィィィィィィィィ!!!
マユリ「なに?…なんだ疋殺地蔵がこちらに向かってくる!?浦原喜助!何をした!?」
浦原「そういえば涅サンは僕の卍解見たことありませんでしたね」
浦原「折角でスから教えてあげますよ。僕の卍解は…」
浦原「触れたものを作り変える能力っス」
マユリ「おや、そういえば説明していなかったネ。その疋殺地蔵の周りでは君の卍解は使えない」
藍染「…ほう」
マユリ「驚くことでもないはずだヨ。十刃の中に同じ事をしていた科学者もどきがいたからネ。と言っても謀反を起こしたばかりの君ではその事も知らないか」
マユリ「ああ、卍解のデータは無いがさっきも言った通り君の霊圧から何まで全てデータが揃っているヨ」
マユリ「所詮あの似非科学者では卍解のデータが必要だったようだがここまで詳細なデータがあれば問題ないんだヨ」
マユリ「さて…そろそろバグと不純物には退場してもらおうかネ」
ギャアアアアアアアアアアアア!!!
藍染「涅マユリ、この私をここまで追い込んだこと…誇りに思っていいだろう。だが…」
浦原「卍 解 観音開紅姫改〆」ゴゴゴゴゴゴ
藍染「生憎…このまま消される気は毛頭ない」
マユリ「貴様等!」
浦原「まさかあなたと同じ方向を向いて戦うことになるとは思わなかったっスよ」
藍染「過去の精算なら後で付き合おう。尤もこの私に行ったところで意味があるとは思えないが」
浦原「百も承知っス。一応私重傷の身なんで今はさっさと終わらせましょ」
マユリ「この卍解…この状況を都合良く打破できると思うのかネ?」
浦原「まさか、この状況ではったりなんてするわけないじゃないでスか」
マユリ「…ほう、ならばその卍解ごと潰してあげるヨ!!!」ズズズズズズ
ギィィィィィィィィィィ!!!
浦原「紅姫!」ガシッ
マユリ「卍解を卍解で止めるつもりか、君らしくない力技わざなやり方だネ」
浦原「止めただけだと思うんスか?」
ギィィィィィィィィィ!!!
マユリ「なに?…なんだ疋殺地蔵がこちらに向かってくる!?浦原喜助!何をした!?」
浦原「そういえば涅サンは僕の卍解見たことありませんでしたね」
浦原「折角でスから教えてあげますよ。僕の卍解は…」
浦原「触れたものを作り変える能力っス」
390: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:22:23.13 ID:u1MCHPxo0
マユリ「!!まさか貴様!」
浦原「さすが涅サン、理解が早くて助かりまス。この疋殺地蔵はもう藍染を目標にはしてません」
浦原「目標はアナタっス、涅サン」
ギィィィィィィィィィ!
マユリ「甘いヨ!卍解が私に牙を向けた時、自壊するように改造してあ…ぎっ!?」ブチィ!
浦原「だから言ったじゃないっスか。作り変えたって」
マユリ「貴様!?おのれ…おのれ…浦原喜助!!!」ガブゥ グチャァ
ギィィィィィィィィィ・・・
浦原「改造卍解も消えちゃいましたか」
藍染「これだけの事をしておいて無様なことだ」
浦原「自分自身の研究対象に食われたんス。研究者としてはある意味本望なんじゃないでスかね」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
藍染「成る程、創造主が死ねばこの世界自身も消え去るということか。私はデータの存在、この世界が消えれば末路は同じだ」
浦原「そうじゃないなら涅サンより先に斬ってるっスよ」
藍染「殊勝な心掛けだ、浦原喜助」
浦原「さ、それじゃ黒崎サンの精神を元の世界に戻しましょう」
浦原「涅サンも滅却師の襲来を受けた後で大きな戦力である黒崎サンを失うような事はしないはず」
浦原「…と思いまスけど」
浦原「まあ技術開発局の装置についてはここに入る前に遠隔でしらべてまス。死による脱出方法はまだ有効のはずでス」
藍染「今消えた涅マユリは恐らく現実に戻っているだろう。それを上書きしてくると思うが」
浦原「ま、その時は他にも方法ありまスけど時間がかかる」
浦原「そうなると先にこの世界自体が消えるか元の世界に戻った涅サンがさらに新たに策を講じてくるかもしれません」
藍染「そうか…」バッ!
浦原「っ!?血霞のた…ガフッ!?」ズバッ
浦原「さすが涅サン、理解が早くて助かりまス。この疋殺地蔵はもう藍染を目標にはしてません」
浦原「目標はアナタっス、涅サン」
ギィィィィィィィィィ!
マユリ「甘いヨ!卍解が私に牙を向けた時、自壊するように改造してあ…ぎっ!?」ブチィ!
浦原「だから言ったじゃないっスか。作り変えたって」
マユリ「貴様!?おのれ…おのれ…浦原喜助!!!」ガブゥ グチャァ
ギィィィィィィィィィ・・・
浦原「改造卍解も消えちゃいましたか」
藍染「これだけの事をしておいて無様なことだ」
浦原「自分自身の研究対象に食われたんス。研究者としてはある意味本望なんじゃないでスかね」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
藍染「成る程、創造主が死ねばこの世界自身も消え去るということか。私はデータの存在、この世界が消えれば末路は同じだ」
浦原「そうじゃないなら涅サンより先に斬ってるっスよ」
藍染「殊勝な心掛けだ、浦原喜助」
浦原「さ、それじゃ黒崎サンの精神を元の世界に戻しましょう」
浦原「涅サンも滅却師の襲来を受けた後で大きな戦力である黒崎サンを失うような事はしないはず」
浦原「…と思いまスけど」
浦原「まあ技術開発局の装置についてはここに入る前に遠隔でしらべてまス。死による脱出方法はまだ有効のはずでス」
藍染「今消えた涅マユリは恐らく現実に戻っているだろう。それを上書きしてくると思うが」
浦原「ま、その時は他にも方法ありまスけど時間がかかる」
浦原「そうなると先にこの世界自体が消えるか元の世界に戻った涅サンがさらに新たに策を講じてくるかもしれません」
藍染「そうか…」バッ!
浦原「っ!?血霞のた…ガフッ!?」ズバッ
391: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:22:51.57 ID:u1MCHPxo0
一護「浦原さん!くそっ」ググッ
浦原「藍…染…そうまでして…黒崎サン…を」ドシャ
藍染「さらばだ、先に現実に戻れ浦原喜助。君の事だ、最初に提示した脱出方法が最も有効なのだろう」
藍染「ならば虚圏から遠隔接続しているとしても同じ方法で戻れるように設定しているだろう」
一護「浦原…さん…ぐっ」ググ
藍染「その傷で動けば死ぬぞ、黒崎一護」
一護「だったら尚更丁度いいじゃねえか…、藍染!」ズァッ
一護(虚化)「ぐ…う、おおおおおお!」バッ
藍染「その傷に片腕では虚化しても私の相手にはならない」ガシッ
一護(虚化)「く…そ…」
藍染「ではさらばだ、黒崎一護。『次は現実で会うことになるだろう』」
一護(虚化)「なん…だと…ぐあっ!?」ズバッ
一護「藍…染…」ドシャ
藍染「涅マユリの話していた滅却師の襲来。ユーハバッハが来たか。ならば先ほど私が彼に話した事も現実に起こり得るかもしれないな…」
浦原「藍…染…そうまでして…黒崎サン…を」ドシャ
藍染「さらばだ、先に現実に戻れ浦原喜助。君の事だ、最初に提示した脱出方法が最も有効なのだろう」
藍染「ならば虚圏から遠隔接続しているとしても同じ方法で戻れるように設定しているだろう」
一護「浦原…さん…ぐっ」ググ
藍染「その傷で動けば死ぬぞ、黒崎一護」
一護「だったら尚更丁度いいじゃねえか…、藍染!」ズァッ
一護(虚化)「ぐ…う、おおおおおお!」バッ
藍染「その傷に片腕では虚化しても私の相手にはならない」ガシッ
一護(虚化)「く…そ…」
藍染「ではさらばだ、黒崎一護。『次は現実で会うことになるだろう』」
一護(虚化)「なん…だと…ぐあっ!?」ズバッ
一護「藍…染…」ドシャ
藍染「涅マユリの話していた滅却師の襲来。ユーハバッハが来たか。ならば先ほど私が彼に話した事も現実に起こり得るかもしれないな…」
392: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:24:36.28 ID:u1MCHPxo0
現実
〜技術開発局 研究室〜
マユリ「おのれ!浦原喜助!こうなれば黒崎一護が起きる前に奴の精神を地獄の底にような世界に沈めて精神を破壊してやるヨ!」
マユリ「そうなれば私の肉人形にしてやろうか!」
???「そこまでだ、涅隊長」
マユリ「!!…これはこれは浮竹隊長、体のメンテナンスなら救護詰所のはずだが」
浮竹「虚圏にいる浦原から連絡があってね。さあ、その装置から一護君を外してもらおうか」
マユリ「嫌だと言ったら?」
浮竹「もう一度蛆虫の巣に戻るつもりなのか?」
マユリ「安いデマカセだヨ。またいつ滅却師の襲撃があるかもわからない時に技術開発局局長を幽閉とは」
マユリ「新総隊長は滅却師側に堕ちたか頭のネジが無いのか」
京楽「あらあら…ひどい言われようだねぇ涅隊長」
マユリ「京楽…わざわざ総隊長から出向くとは余程暇を持て余しているようだネ」
京楽「総隊長の仕事を押してまでここに来る必要があったから来たに決まってるでしょ」
京楽「早くその装置を止めてもらえないかい。なんならこっちで壊してあげてもいいよ」
マユリ「大層な口を聞くネ。この装置を壊したところでどうなるか予想ができないわけでも無いだろう?」
一護「…っ…ごはっ!…っはぁ…はぁ…」
マユリ「…戻ってきたか。もう少し遅ければもっと楽しい経験をさせてあげられたものを」
一護「こ、ここは…技術開発局…」ムクリ
一護(そうだ…滅却師に俺は折られた天鎖斬月を治しに来て…ついでにこの装置で治療をして…)
一護(その後…何かあったはずだ…俺は…)
マユリ「ふん、体にも精神にも残念ながら異常はないようだネ」
マユリ「ほら、他の研究の邪魔だよ、とっととそこの浮竹と京楽を連れて出て行くんだネ!」
一護「お、おう」
浮竹「大丈夫か、一護君」
一護「ああ、滅却師にやられた傷なら大方治ったみたいだ」
京楽「まず『そっち』の傷を気にしてるなら問題なさそうだね」
浮竹(装置につながれている間に記憶がないようだ。それならとりあえず一安心のようだね)
〜技術開発局 研究室〜
マユリ「おのれ!浦原喜助!こうなれば黒崎一護が起きる前に奴の精神を地獄の底にような世界に沈めて精神を破壊してやるヨ!」
マユリ「そうなれば私の肉人形にしてやろうか!」
???「そこまでだ、涅隊長」
マユリ「!!…これはこれは浮竹隊長、体のメンテナンスなら救護詰所のはずだが」
浮竹「虚圏にいる浦原から連絡があってね。さあ、その装置から一護君を外してもらおうか」
マユリ「嫌だと言ったら?」
浮竹「もう一度蛆虫の巣に戻るつもりなのか?」
マユリ「安いデマカセだヨ。またいつ滅却師の襲撃があるかもわからない時に技術開発局局長を幽閉とは」
マユリ「新総隊長は滅却師側に堕ちたか頭のネジが無いのか」
京楽「あらあら…ひどい言われようだねぇ涅隊長」
マユリ「京楽…わざわざ総隊長から出向くとは余程暇を持て余しているようだネ」
京楽「総隊長の仕事を押してまでここに来る必要があったから来たに決まってるでしょ」
京楽「早くその装置を止めてもらえないかい。なんならこっちで壊してあげてもいいよ」
マユリ「大層な口を聞くネ。この装置を壊したところでどうなるか予想ができないわけでも無いだろう?」
一護「…っ…ごはっ!…っはぁ…はぁ…」
マユリ「…戻ってきたか。もう少し遅ければもっと楽しい経験をさせてあげられたものを」
一護「こ、ここは…技術開発局…」ムクリ
一護(そうだ…滅却師に俺は折られた天鎖斬月を治しに来て…ついでにこの装置で治療をして…)
一護(その後…何かあったはずだ…俺は…)
マユリ「ふん、体にも精神にも残念ながら異常はないようだネ」
マユリ「ほら、他の研究の邪魔だよ、とっととそこの浮竹と京楽を連れて出て行くんだネ!」
一護「お、おう」
浮竹「大丈夫か、一護君」
一護「ああ、滅却師にやられた傷なら大方治ったみたいだ」
京楽「まず『そっち』の傷を気にしてるなら問題なさそうだね」
浮竹(装置につながれている間に記憶がないようだ。それならとりあえず一安心のようだね)
393: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:25:07.31 ID:u1MCHPxo0
………
……
…
マユリ「さて、どの道黒崎一護の卍解は直せないし、吉良イズルの延命措置と改造<治療>でもしておこうかネ」
マユリ(私が疋殺地蔵に喰われて現実に無理やり戻って来た後、あの世界が消えたのを見計らい黒崎一護を地獄にでもたたき落とそうと思ってモニタから見ていたが…)
マユリ(藍染め…、次は現実で会う事になるだと)
マユリ(あまり考えたくは無い可能性だが…不思議と否定はできないネ)
マユリ「まあいい、さて次の襲撃に備えて破面共の仕上げと影の対策を行うとしよう」
……
…
マユリ「さて、どの道黒崎一護の卍解は直せないし、吉良イズルの延命措置と改造<治療>でもしておこうかネ」
マユリ(私が疋殺地蔵に喰われて現実に無理やり戻って来た後、あの世界が消えたのを見計らい黒崎一護を地獄にでもたたき落とそうと思ってモニタから見ていたが…)
マユリ(藍染め…、次は現実で会う事になるだと)
マユリ(あまり考えたくは無い可能性だが…不思議と否定はできないネ)
マユリ「まあいい、さて次の襲撃に備えて破面共の仕上げと影の対策を行うとしよう」
394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:26:59.20 ID:u1MCHPxo0
これにておしまいです
もうライブ感で無理矢理オチつけたんでむちゃくちゃの最後になってしまいました…
たぶん納得いく終わり方ではないと思います
とりあえずHTML依頼しておきます
BLEACH終わった…週一回の楽しみが…
もうライブ感で無理矢理オチつけたんでむちゃくちゃの最後になってしまいました…
たぶん納得いく終わり方ではないと思います
とりあえずHTML依頼しておきます
BLEACH終わった…週一回の楽しみが…
395: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 01:30:19.02 ID:bP6AIVWr0
乙! 面白かったです!
BLEACHほんとに終わったんだよなぁ…
BLEACHほんとに終わったんだよなぁ…
396: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 04:46:39.13 ID:e7tZlSBj0
色んな意味で実に鰤らしいssだった、乙!
397: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 09:13:11.32 ID:AKL6G11Eo
結局一護が終始蚊帳の外なのがほんとブリーチだった
乙
乙
398: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 09:55:38.58 ID:PyGJhdmWO
おっつー
399: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/27(土) 12:03:23.78 ID:5lTSlStVO
乙乙 面白かった
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471192853/
Entry ⇒ 2016.08.29 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
月島「一緒に数えてくれるかい、僕についた君の歯型を」
1: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:26:23.26 ID:zO6ovZGo0
獅子河原「!! ど、どうしたんスか月島さん!! その歯型の数!!」
月島「……獅子河原くん、聞こえなかった? 僕は『君の歯型』って言ったよ?」
獅子河原「!!!」
月島「僕を噛んだことはないなんて言わせないよ?」
獅子河原「す、すいません……」
獅子河原「まさか自分でもそんなに月島さんを噛んでるとは思いませんでした……」
月島「……獅子河原くん、聞こえなかった? 僕は『君の歯型』って言ったよ?」
獅子河原「!!!」
月島「僕を噛んだことはないなんて言わせないよ?」
獅子河原「す、すいません……」
獅子河原「まさか自分でもそんなに月島さんを噛んでるとは思いませんでした……」
2: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:27:02.65 ID:zO6ovZGo0
獅子河原「だっ、だって自分……月島さんの一番の舎弟っスから!!」
獅子河原「だからそれを示すために……自分の歯型を月島さんに……」
獅子河原「俺の月島さんは……誰にも渡さねえ……それを示すためにこうやって歯型を……」
獅子河原「月島さんの一番の舎弟は……自分なんスよ!!」
月島「……」
月島(……ヤンホモクサいな)
獅子河原「だからそれを示すために……自分の歯型を月島さんに……」
獅子河原「俺の月島さんは……誰にも渡さねえ……それを示すためにこうやって歯型を……」
獅子河原「月島さんの一番の舎弟は……自分なんスよ!!」
月島「……」
月島(……ヤンホモクサいな)
3: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:27:32.58 ID:zO6ovZGo0
獅子河原「月島さんの一番の舎弟は自分だけで十分なんスよ!! 月島さんのことを一番分かってるのは自分なんスよ!!」
月島「……」
獅子河原「なのに……自分は見ちゃったんスよ……」
獅子河原「月島さんの一番の舎弟を狙おうとしてる……オールバックの男を!!」
月島「!」
獅子河原「楽しそうに話してるのを見て……自分は思ったんス!!」
獅子河原「こいつは……自分の立場を狙ってると!!」
月島(これは重症だね)
月島「……」
獅子河原「なのに……自分は見ちゃったんスよ……」
獅子河原「月島さんの一番の舎弟を狙おうとしてる……オールバックの男を!!」
月島「!」
獅子河原「楽しそうに話してるのを見て……自分は思ったんス!!」
獅子河原「こいつは……自分の立場を狙ってると!!」
月島(これは重症だね)
4: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:28:01.03 ID:zO6ovZGo0
月島「獅子河原くん……いくらなんでも僕を溺愛し過ぎじゃないかい?」
獅子河原「当たり前じゃないっスか!! だって……自分が産んでくれたのは……月島さんじゃないっスか!!」
月島「!?」
獅子河原「自分の父親も……母親も……」
獅子河原「幼稚園、小学校、中学校の同級生も……学校の先生も……バイト先の先輩も……」
獅子河原「全員……月島さんじゃないっスか!!!」
月島(……少々やりすぎたようだな)
獅子河原「当たり前じゃないっスか!! だって……自分が産んでくれたのは……月島さんじゃないっスか!!」
月島「!?」
獅子河原「自分の父親も……母親も……」
獅子河原「幼稚園、小学校、中学校の同級生も……学校の先生も……バイト先の先輩も……」
獅子河原「全員……月島さんじゃないっスか!!!」
月島(……少々やりすぎたようだな)
5: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:28:40.17 ID:zO6ovZGo0
獅子河原「月島さんを支えられるのも……月島さんといれるのも……自分だけなんスよ!!!」
月島「獅子河原くん……」
獅子河原「でもダメっス……歯型がそれだけじゃ……まだ足りねえ!!」
月島「……?」
獅子河原「月島さん、申し訳ねぇっスけど……使わせてもらいます!!」
獅子河原「……ジャックポット・ナックル!!」
月島「!!!」
月島「獅子河原くん……」
獅子河原「でもダメっス……歯型がそれだけじゃ……まだ足りねえ!!」
月島「……?」
獅子河原「月島さん、申し訳ねぇっスけど……使わせてもらいます!!」
獅子河原「……ジャックポット・ナックル!!」
月島「!!!」
6: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:29:13.76 ID:zO6ovZGo0
ガブリ!!
月島「うっ!!」
獅子河原「噛ませてもらいます!!」
月島「くっ……」ヒョイ
ガブリ!!
月島「なっ……」
獅子河原「……大丈夫っスよ、致命傷を負わない程度っスから」
月島「まさか……事前にジャックポット・ナックルを沢山使って……」
獅子河原「そうっスよ……月島さんが死んじゃったら困るんで……」
獅子河原「けど……月島さんは自分の噛みつきをかわしても避けられないっスよ……確率操作してるんで」
月島(ジャックポット・ナックルってそういう能力だったっけ……)
月島「うっ!!」
獅子河原「噛ませてもらいます!!」
月島「くっ……」ヒョイ
ガブリ!!
月島「なっ……」
獅子河原「……大丈夫っスよ、致命傷を負わない程度っスから」
月島「まさか……事前にジャックポット・ナックルを沢山使って……」
獅子河原「そうっスよ……月島さんが死んじゃったら困るんで……」
獅子河原「けど……月島さんは自分の噛みつきをかわしても避けられないっスよ……確率操作してるんで」
月島(ジャックポット・ナックルってそういう能力だったっけ……)
7: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:29:39.88 ID:zO6ovZGo0
獅子河原「……」ガブガブ
月島「獅子河原くん……かれこれ五分は噛みつき続けてるよ」
獅子河原「だって……自分尊敬してますから……月島さんのこと」
月島(このままだと歯型が増える一方だ)
月島「……ねぇ獅子河原くん」
獅子河原「??」
月島「君が僕の一番の舎弟……それに僕を君のものにしたいんだったら……違う方法でやってくれないかい?」
獅子河原「違う方法……なんスか?」
月島「……僕の誕生日を祝うことだよ」
獅子河原「!!!」
月島「獅子河原くん……かれこれ五分は噛みつき続けてるよ」
獅子河原「だって……自分尊敬してますから……月島さんのこと」
月島(このままだと歯型が増える一方だ)
月島「……ねぇ獅子河原くん」
獅子河原「??」
月島「君が僕の一番の舎弟……それに僕を君のものにしたいんだったら……違う方法でやってくれないかい?」
獅子河原「違う方法……なんスか?」
月島「……僕の誕生日を祝うことだよ」
獅子河原「!!!」
9: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:30:07.95 ID:zO6ovZGo0
月島「2月4日……今日は僕の誕生日なんだ」
月島「だけど可哀想なことに……今日は誰一人祝ってくれないんだよ」
月島「つまりここで……獅子河原くんだけが祝うことこそが……僕が君だけのものっていう証になるんじゃないかな」
獅子河原「月島さん……」
月島(我ながらめちゃくちゃな事を言ってるな……)
獅子河原「……分かりました!! 祝います!!」
月島(馬鹿で助かった……)
月島「だけど可哀想なことに……今日は誰一人祝ってくれないんだよ」
月島「つまりここで……獅子河原くんだけが祝うことこそが……僕が君だけのものっていう証になるんじゃないかな」
獅子河原「月島さん……」
月島(我ながらめちゃくちゃな事を言ってるな……)
獅子河原「……分かりました!! 祝います!!」
月島(馬鹿で助かった……)
10: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:30:36.48 ID:zO6ovZGo0
獅子河原「誕生日……おめでとうございます!! 月島さん!!」
月島「ああ、ありがとう獅子河原くん」
獅子河原「そ、それじゃあ……誕生日プレゼントとして……自分の特大の歯型を月島さんに……」
月島「いらない」
獅子河原「す、すいません……月島さんは何が欲しいんスか?」
月島「何もいらないよ……こうやって祝ってくれるだけで十分さ」
獅子河原「月島さん……」
月島「ああ、ありがとう獅子河原くん」
獅子河原「そ、それじゃあ……誕生日プレゼントとして……自分の特大の歯型を月島さんに……」
月島「いらない」
獅子河原「す、すいません……月島さんは何が欲しいんスか?」
月島「何もいらないよ……こうやって祝ってくれるだけで十分さ」
獅子河原「月島さん……」
11: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:31:02.01 ID:zO6ovZGo0
月島「さぁ、これで終わりだ……これで僕は君のものだ」
獅子河原「月島さん……」
月島「だから僕に噛みつく必要はもうないんだよ……分かってもらえたかな?」
獅子河原「……はいっ!! 自分が月島さんの一番の舎弟って証明されました!! もう絶対噛みません!!」
月島(よかった……)
獅子河原「じゃあ今日は一日中二人で過ごしましょう!!」
月島「ああ……といってもいつも二人だけどね……」
ガチャッ
月島「ん?」
銀城「よお」
獅子河原「!!!!」
獅子河原「月島さん……」
月島「だから僕に噛みつく必要はもうないんだよ……分かってもらえたかな?」
獅子河原「……はいっ!! 自分が月島さんの一番の舎弟って証明されました!! もう絶対噛みません!!」
月島(よかった……)
獅子河原「じゃあ今日は一日中二人で過ごしましょう!!」
月島「ああ……といってもいつも二人だけどね……」
ガチャッ
月島「ん?」
銀城「よお」
獅子河原「!!!!」
12: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:33:32.03 ID:zO6ovZGo0
銀城「今日誕生日だろ? 祝いに来たぜ……」
月島「銀城……」
獅子河原「なっ……」
ギリコ「誕生日おめでとうございます」
リルカ「お、おめでとう……///」
雪緒「僕からゲームのプレゼント……受け取ってもらえるかい?」
ジャッキー「おめでとう……月島さん」
銀城「月島さん……」
リルカ「月島さん……」
ギリコ「月島さん……」
雪緒「月島さん……」
月島「みんな……」
月島(しまった、遊び半分で彼らを斬ったのを忘れてた)
獅子河原「あ、あ……ああ……」
月島「!」
獅子河原「ああああああああ!!!」
月島「銀城……」
獅子河原「なっ……」
ギリコ「誕生日おめでとうございます」
リルカ「お、おめでとう……///」
雪緒「僕からゲームのプレゼント……受け取ってもらえるかい?」
ジャッキー「おめでとう……月島さん」
銀城「月島さん……」
リルカ「月島さん……」
ギリコ「月島さん……」
雪緒「月島さん……」
月島「みんな……」
月島(しまった、遊び半分で彼らを斬ったのを忘れてた)
獅子河原「あ、あ……ああ……」
月島「!」
獅子河原「ああああああああ!!!」
13: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:34:08.98 ID:zO6ovZGo0
獅子河原「月島さんの誕生日を祝うのは俺だけ!! 俺だけのはずなのに!!」
獅子河原「なのになんでだよ……なんでてめえらも祝うんだよ!!」
銀城「いや、そりゃ大切な仲間だから……当たり前だろ?」
獅子河原「ふざけんな!! 月島さんは俺だけのものだ!!」
獅子河原「お前らが気安く仲間とか言うんじゃねえ!!」
リルカ「ちょっと!! なにいきなり騒いでんのよ!!」
獅子河原「てめえらが月島さんを祝う筋合いなんてねえええええええ!!!」
月島「や、やめるんだ獅子河原くん!!」
銀城「こいつは厄介になるから……殺しとけって言ったじゃねえか!!」
獅子河原「うおおおおおおおおお!!!」
獅子河原「なのになんでだよ……なんでてめえらも祝うんだよ!!」
銀城「いや、そりゃ大切な仲間だから……当たり前だろ?」
獅子河原「ふざけんな!! 月島さんは俺だけのものだ!!」
獅子河原「お前らが気安く仲間とか言うんじゃねえ!!」
リルカ「ちょっと!! なにいきなり騒いでんのよ!!」
獅子河原「てめえらが月島さんを祝う筋合いなんてねえええええええ!!!」
月島「や、やめるんだ獅子河原くん!!」
銀城「こいつは厄介になるから……殺しとけって言ったじゃねえか!!」
獅子河原「うおおおおおおおおお!!!」
14: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:34:37.98 ID:zO6ovZGo0
獅子河原「はぁ……はぁ……」
月島「し、獅子河原くん……」
獅子河原「こいつらなんて……ジャックポット・ナックルなんか使わなくても勝てるんスよ」
銀城「」
ギリコ「」
ジャッキー「」
リルカ「」
雪緒「」
獅子河原「月島さん……やっぱ一番の舎弟ってのは強くないといけないと思うんスよ」
月島「……」
獅子河原「でもこれで……自分が一番強いってことが証明されたっスね!!」
月島「……」
獅子河原「……ずーっと一緒スよ? 月島さん……」ニヤッ
月島「!!!」ゾクッ!!!
BLEACH
801.
UNHAPPY BIRTHGAY
月島「し、獅子河原くん……」
獅子河原「こいつらなんて……ジャックポット・ナックルなんか使わなくても勝てるんスよ」
銀城「」
ギリコ「」
ジャッキー「」
リルカ「」
雪緒「」
獅子河原「月島さん……やっぱ一番の舎弟ってのは強くないといけないと思うんスよ」
月島「……」
獅子河原「でもこれで……自分が一番強いってことが証明されたっスね!!」
月島「……」
獅子河原「……ずーっと一緒スよ? 月島さん……」ニヤッ
月島「!!!」ゾクッ!!!
BLEACH
801.
UNHAPPY BIRTHGAY
15: ◆LYNKFR8PTk 2016/02/04(木) 21:35:21.67 ID:zO6ovZGo0
おわり
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/04(木) 21:40:25.14 ID:oCRBItEWP
乙
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 04:09:33.70 ID:mAWmd+6RO
乙
修行パートが冗長だったのと一護の豆腐メンタルがいけんなかったんかね
修行パートが冗長だったのと一護の豆腐メンタルがいけんなかったんかね
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 15:27:18.04 ID:8CRqvzvSO
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454588782/
Entry ⇒ 2016.02.06 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
チャド「大人しくしろ朽木」 ルキア「くっ・・・」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 17:46:57.10 ID:35TG4ycQ0
ルキア「こ、こんな事をして何になると言うのだ茶渡!」
チャド「いいから大人しくしろと言ってるんだ」
ルキア「やめんか!!」
チャド「大人しくしろ!!!」
ルキア「ビクッ」
チャド「あまり抵抗しない事だ。痛くはしない」
チャド「お前は黙って俺に犯されろ。いいな」
ルキア「やめ・・・」
チャド「いいから大人しくしろと言ってるんだ」
ルキア「やめんか!!」
チャド「大人しくしろ!!!」
ルキア「ビクッ」
チャド「あまり抵抗しない事だ。痛くはしない」
チャド「お前は黙って俺に犯されろ。いいな」
ルキア「やめ・・・」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 17:49:49.57 ID:35TG4ycQ0
チャド「見た通り毛が生えてないんだな」
ルキア「す、凄い力だ・・・」
チャド「何だその眼は。その眼をやめろ」
ルキア「何故だ茶渡。お前はどうして」
チャド「理由はない。ただ・・・」
ルキア「ただ?」
チャド「お前が俺の身近にいる数少ない女だからだ」
チャド「入れるぞ・・・」
ルキア「くぅぅ・・・」
ルキア「す、凄い力だ・・・」
チャド「何だその眼は。その眼をやめろ」
ルキア「何故だ茶渡。お前はどうして」
チャド「理由はない。ただ・・・」
ルキア「ただ?」
チャド「お前が俺の身近にいる数少ない女だからだ」
チャド「入れるぞ・・・」
ルキア「くぅぅ・・・」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 17:54:35.18 ID:35TG4ycQ0
チャド「いいぞ!いいぞ!朽木!!!」パンパンパンパンパン
ルキア「ん・・・」
チャド「感じてるのかお前は!」
チャド「一護や阿散井ですら入れた事の無い穴を俺に犯されて!!!」パンパンパンパンパン
チャド「アアアアア!出すぞ!出すぞ朽木!!!」パンパンパンパンパン
チャド「ヌウウ・・・」ビュルルルルルルルルル
ルキア「あ・・・あ・・・」
チャド「まさか処女だったとはな・・・なあ朽木」
ルキア「・・・」
チャド「しゃぶれ無理矢理ねじ込むぞ」
ルキア「ん・・・」
チャド「感じてるのかお前は!」
チャド「一護や阿散井ですら入れた事の無い穴を俺に犯されて!!!」パンパンパンパンパン
チャド「アアアアア!出すぞ!出すぞ朽木!!!」パンパンパンパンパン
チャド「ヌウウ・・・」ビュルルルルルルルルル
ルキア「あ・・・あ・・・」
チャド「まさか処女だったとはな・・・なあ朽木」
ルキア「・・・」
チャド「しゃぶれ無理矢理ねじ込むぞ」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 17:57:39.86 ID:35TG4ycQ0
チャド「言いたければ一護達に言うがいい」
チャド「ただしお前のこの辱めを受けた事を公表するぞ」
チャド「そしてお前だけではなく一護の妹も井上も犯す・・・」
ルキア「・・・」
チャド「気絶してるのか。起きろ!」
ルキア「ぐっ・・・」
チャド「ふん。あの程度で気絶するなんてな」
チャド「だが結構良かったぞ朽木」
チャド「ただしお前のこの辱めを受けた事を公表するぞ」
チャド「そしてお前だけではなく一護の妹も井上も犯す・・・」
ルキア「・・・」
チャド「気絶してるのか。起きろ!」
ルキア「ぐっ・・・」
チャド「ふん。あの程度で気絶するなんてな」
チャド「だが結構良かったぞ朽木」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:00:00.18 ID:35TG4ycQ0
ルキア「どうして・・・こんな目に・・・」
ルキア「私が・・・何かしたのか・・・」
ルキア「あのような男に・・・純潔を奪われて・・・」
ルキア「一護・・・恋次・・・」
ルキア「済まぬ・・・」
ルキア「私が・・・何かしたのか・・・」
ルキア「あのような男に・・・純潔を奪われて・・・」
ルキア「一護・・・恋次・・・」
ルキア「済まぬ・・・」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:14:38.22 ID:35TG4ycQ0
一護「浦原さん!!!」
恋次「ルキアに何かあったのかよ!」
浦原「その何ていうか非常に言い難い事なんすけどね」
一護「言えよ!何があったんだよ」
浦原「レイプされたみたいなんすよね」
浦原「夜一さんが見つけた時は意識も朦朧としてて衣服もボロボロで」
一護「なん・・・だと・・・?」
恋次「嘘・・・だろ・・・?」
恋次「ルキアに何かあったのかよ!」
浦原「その何ていうか非常に言い難い事なんすけどね」
一護「言えよ!何があったんだよ」
浦原「レイプされたみたいなんすよね」
浦原「夜一さんが見つけた時は意識も朦朧としてて衣服もボロボロで」
一護「なん・・・だと・・・?」
恋次「嘘・・・だろ・・・?」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:18:25.03 ID:35TG4ycQ0
ルキア「・・・」
一護「おいルキア」
ルキア「・・・」ビクッ
恋次「だ、大丈夫か?」
ルキア「あ・・・」
一護「どうした」
ルキア「・・・」ビクビク
一護「おいルキア」
ルキア「・・・」ビクッ
恋次「だ、大丈夫か?」
ルキア「あ・・・」
一護「どうした」
ルキア「・・・」ビクビク
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:34:13.90 ID:35TG4ycQ0
チャドの子を孕んで終わり
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:38:35.67 ID:35TG4ycQ0
マスオ「美味しかったよノリスケくん」
ノリスケ「まだまだ出ますよー」
波平「どれ今度はわしが食そうか」
ノリスケ「ふん」ブリブリ
波平「相変わらずお前の肛門は緩いのノリスケ」
ノリスケ「そうでもないですよ」ブリブリ
ノリスケ「まだまだ出ますよー」
波平「どれ今度はわしが食そうか」
ノリスケ「ふん」ブリブリ
波平「相変わらずお前の肛門は緩いのノリスケ」
ノリスケ「そうでもないですよ」ブリブリ
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:41:04.31 ID:35TG4ycQ0
浦原「どうやらショックで記憶を失ってるみたいなんすよね」
一護「記憶?」
浦原「相当酷い目にあったんでしょうね」
浦原「見てくださいよ。殴られた痕が」
恋次「誰にやられたんだルキア」
ルキア「あの・・・その・・・」
恋次「お前マジかよ」
一護「記憶?」
浦原「相当酷い目にあったんでしょうね」
浦原「見てくださいよ。殴られた痕が」
恋次「誰にやられたんだルキア」
ルキア「あの・・・その・・・」
恋次「お前マジかよ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:42:57.71 ID:35TG4ycQ0
ルキア「私は一体誰なのでしょうか・・・」
一護「覚えてねえのかよ」
恋次「こういうのって頭ぶっ叩けば治るらしいぜ一護」
一護「よし・・・動くなよルキア」
ルキア「ビクッ」
一護「ダメだ完全に怯えきってる」
恋次「いつもの気迫がねえもん。見ろよあの虚ろな目」
一護「覚えてねえのかよ」
恋次「こういうのって頭ぶっ叩けば治るらしいぜ一護」
一護「よし・・・動くなよルキア」
ルキア「ビクッ」
一護「ダメだ完全に怯えきってる」
恋次「いつもの気迫がねえもん。見ろよあの虚ろな目」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:47:06.01 ID:35TG4ycQ0
一護「酷い事しやがるぜ」
恋次「犯すだけ犯してそのうえぶん殴るなんて」
一護「どんな奴がやったか解るか浦原さん」
浦原「怪我の具合と肩の押さえつけた痕を見る限り大柄な男ッスね」
一護「デカい奴・・・か」
恋次「デカい奴か・・・あいつしかいねえな」
一護「こんな鬼畜な事すんのはあれしかいねえ」
恋次「犯すだけ犯してそのうえぶん殴るなんて」
一護「どんな奴がやったか解るか浦原さん」
浦原「怪我の具合と肩の押さえつけた痕を見る限り大柄な男ッスね」
一護「デカい奴・・・か」
恋次「デカい奴か・・・あいつしかいねえな」
一護「こんな鬼畜な事すんのはあれしかいねえ」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:50:03.23 ID:35TG4ycQ0
恋次「恍けてんじゃねえぞ!ワン公が!!!」
狛村「ち、違う!儂じゃない!!!」
一護「死なない程度に殴れよ」
恋次「吐けよコラ・・・ルキア犯しやがって」
狛村「何故朽木ルキアを!儂がしたとでもいうのか!!」
恋次「盛りやがって野良犬野郎が・・・ギタギタにしてやんよ」
狛村「キャイーン」
弓親「何してるの一護?」
一護「ちょっとな・・・色々とあんだよ」
狛村「ち、違う!儂じゃない!!!」
一護「死なない程度に殴れよ」
恋次「吐けよコラ・・・ルキア犯しやがって」
狛村「何故朽木ルキアを!儂がしたとでもいうのか!!」
恋次「盛りやがって野良犬野郎が・・・ギタギタにしてやんよ」
狛村「キャイーン」
弓親「何してるの一護?」
一護「ちょっとな・・・色々とあんだよ」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:54:13.57 ID:35TG4ycQ0
弓親「それは酷いね」
一護「俺と恋次が傍に居てやれば・・・」
弓親「仕方がないよ。一角と乱菊さんがあんな」
恋次「終わったぜ」
一護「ゲロったか」
恋次「わりい死なしちまった」
一護「本当に弱いなこの犬だけは」
一護「俺と恋次が傍に居てやれば・・・」
弓親「仕方がないよ。一角と乱菊さんがあんな」
恋次「終わったぜ」
一護「ゲロったか」
恋次「わりい死なしちまった」
一護「本当に弱いなこの犬だけは」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 18:57:45.10 ID:35TG4ycQ0
織姫「朽木さんが記憶喪失!?」
チャド「ムッ(好都合だ・・・)」
ルキア「あ、あなた方は・・・」
チャド「どうやら俺のことを本当に忘れてるようだな。クックック」
織姫「って事は黒崎くんとの思い出も」
ルキア「?」
織姫「フフフ・・・ラッキーね」
チャド「ククク」
チャド「ムッ(好都合だ・・・)」
ルキア「あ、あなた方は・・・」
チャド「どうやら俺のことを本当に忘れてるようだな。クックック」
織姫「って事は黒崎くんとの思い出も」
ルキア「?」
織姫「フフフ・・・ラッキーね」
チャド「ククク」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:04:31.80 ID:35TG4ycQ0
チャド「朽木・・・お前はとんでもない変態女だったんだぞ」
織姫「やっぱり」
ルキア「わ、私がですか・・・?」
チャド「そうだ」
織姫「やっぱり淫乱だったんだね。最低」
ルキア「そんな・・・」
織姫「何?文句でもあるの?」
ルキア「い、いえ・・・」ビクビク
チャド「お前は変態だ。俺の肉棒を欲する淫乱痴女だ」
織姫「やっぱり」
ルキア「わ、私がですか・・・?」
チャド「そうだ」
織姫「やっぱり淫乱だったんだね。最低」
ルキア「そんな・・・」
織姫「何?文句でもあるの?」
ルキア「い、いえ・・・」ビクビク
チャド「お前は変態だ。俺の肉棒を欲する淫乱痴女だ」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:08:34.52 ID:35TG4ycQ0
織姫「そんな変態な朽木さんはね。二股かけてたんだよ」
ルキア「は、はい」
織姫「信じられないのかな?如何わしいお店でも働いてるし」
織姫「竿磨きのルキアって言ったら夜の街じゃ有名だよ」
ルキア「そ、その私にはまったく身に覚えが・・・なくて」ビクビク
織姫「私の言うことが信じられないの!!!」
ルキア「い、いえ」ビクッ
織姫「本当に弱弱しくなったね。クスクス」
ルキア「は、はい」
織姫「信じられないのかな?如何わしいお店でも働いてるし」
織姫「竿磨きのルキアって言ったら夜の街じゃ有名だよ」
ルキア「そ、その私にはまったく身に覚えが・・・なくて」ビクビク
織姫「私の言うことが信じられないの!!!」
ルキア「い、いえ」ビクッ
織姫「本当に弱弱しくなったね。クスクス」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:15:56.07 ID:35TG4ycQ0
日番谷「く、朽木の記憶がパーになったって!?」
日番谷「氷雪系の一角が消えてついに・・・俺の時代が」
雛森「向こう行ってて」
檜佐木「黒崎と阿散井がぶち切れてよ。そこら中で暴れてるんだぜ」
檜佐木「それも大柄な奴ばかりをボコボコにしてよ」
雛森「ふーん・・・」
日番谷「でも朽木の記憶が戻らなかったら俺・・・俺・・・」
雛森「いや雑魚なのには代わりないよね?」
雛森「大人しくかき氷でも作ってれば見っとも無いから」
日番谷「ぐぬぬ・・・」
日番谷「氷雪系の一角が消えてついに・・・俺の時代が」
雛森「向こう行ってて」
檜佐木「黒崎と阿散井がぶち切れてよ。そこら中で暴れてるんだぜ」
檜佐木「それも大柄な奴ばかりをボコボコにしてよ」
雛森「ふーん・・・」
日番谷「でも朽木の記憶が戻らなかったら俺・・・俺・・・」
雛森「いや雑魚なのには代わりないよね?」
雛森「大人しくかき氷でも作ってれば見っとも無いから」
日番谷「ぐぬぬ・・・」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:18:56.02 ID:35TG4ycQ0
一護「こいつでもねえか」
拳西「」
恋次「ざけやがってよ。後デカい奴って言ったら誰がいるよ」
一護「・・・あいつ」
恋次「あいつ?」
一護「け、剣八」
恋次「更木隊長・・・だと・・・?」
一護「他に居ねえだろデカいのって」
恋次「そ、そうだよな」
拳西「」
恋次「ざけやがってよ。後デカい奴って言ったら誰がいるよ」
一護「・・・あいつ」
恋次「あいつ?」
一護「け、剣八」
恋次「更木隊長・・・だと・・・?」
一護「他に居ねえだろデカいのって」
恋次「そ、そうだよな」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:38:26.57 ID:35TG4ycQ0
織姫「ここでね働いてるんだよ朽木さん」
チャド「毎日のように男のチンコをしゃぶってな」
ルキア「ここでですか」
織姫「うん。信じられないの?」
ルキア「・・・」ビクッ
チャド「何とか言え朽木」
ルキア「あ、あの二人は」
織姫「黒崎くんと恋次くん?」
織姫「オレンジ頭の方は私の彼氏・・・赤い髪の方は」
織姫「ただの野良犬よ」
チャド「毎日のように男のチンコをしゃぶってな」
ルキア「ここでですか」
織姫「うん。信じられないの?」
ルキア「・・・」ビクッ
チャド「何とか言え朽木」
ルキア「あ、あの二人は」
織姫「黒崎くんと恋次くん?」
織姫「オレンジ頭の方は私の彼氏・・・赤い髪の方は」
織姫「ただの野良犬よ」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:40:57.36 ID:35TG4ycQ0
一護「なあ剣八。ルキア犯したか?」
剣八「してねーよ」
一護「だよな」
やちる「どうしたの二人とも?」
一護「いや別に・・・なあ恋次」
恋次「お、おう」
一護「お前も大変だな一角が」
日番谷「おーい!黒崎聞いたぜ」
日番谷「ついに朽木のやつがパーになったって」
一護「あ?」
日番谷「に、睨むなよ・・・お、俺は悪気があって・・・」
剣八「してねーよ」
一護「だよな」
やちる「どうしたの二人とも?」
一護「いや別に・・・なあ恋次」
恋次「お、おう」
一護「お前も大変だな一角が」
日番谷「おーい!黒崎聞いたぜ」
日番谷「ついに朽木のやつがパーになったって」
一護「あ?」
日番谷「に、睨むなよ・・・お、俺は悪気があって・・・」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:44:54.58 ID:35TG4ycQ0
一護「ルキアが記憶喪失になっちまってな」
恋次「デカい奴がルキアに・・・わかるだろ檜佐木さん」
檜佐木「お、おう。わかるぜ」
日番谷「え?どういう事?」
雛森「これあげるからあっち行ってなよ。邪魔だよ」
日番谷「は、はい」
雛森「でもボコすだけじゃゲロするものもゲロしないよ阿散井くん」
雛森「だって殴り殺したりしたら元も子もないですよ黒崎さん」
一護「それも」
恋次「そうだよな」
雛森「死なない程度に痛めつけなきゃ」
恋次「デカい奴がルキアに・・・わかるだろ檜佐木さん」
檜佐木「お、おう。わかるぜ」
日番谷「え?どういう事?」
雛森「これあげるからあっち行ってなよ。邪魔だよ」
日番谷「は、はい」
雛森「でもボコすだけじゃゲロするものもゲロしないよ阿散井くん」
雛森「だって殴り殺したりしたら元も子もないですよ黒崎さん」
一護「それも」
恋次「そうだよな」
雛森「死なない程度に痛めつけなきゃ」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:48:28.73 ID:35TG4ycQ0
弓親「瀞霊廷内で体格のいい男って彼しか残ってないよ」
大前田「は、離せ!離しやがれ!!」
雛森「朽木さんに何かしましたか?」
大前田「し、してねえよ!いい加減に」
雛森「えいっ」
大前田「ぎいいいやあああああああああああああああああああああ」
一護「うわ・・・」
恋次「マジかよ・・・」
雛森「白状しないと爪の間に針入れますよ?痛いですよねこれって」
雛森「ペンチもありますけど・・・どっちにします?」
雛森「刺されるのと生爪剥がされるのと・・・」
大前田「は、離せ!離しやがれ!!」
雛森「朽木さんに何かしましたか?」
大前田「し、してねえよ!いい加減に」
雛森「えいっ」
大前田「ぎいいいやあああああああああああああああああああああ」
一護「うわ・・・」
恋次「マジかよ・・・」
雛森「白状しないと爪の間に針入れますよ?痛いですよねこれって」
雛森「ペンチもありますけど・・・どっちにします?」
雛森「刺されるのと生爪剥がされるのと・・・」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:52:04.55 ID:35TG4ycQ0
一護「知らねえみたいだなデブ」
檜佐木「くわばらくわばら・・・」
日番谷「お、お前・・・お前!」
雛森「何?」
日番谷「い、いえ・・・何でもありません」
恋次「お前もエグいことするよな・・・俺たちより酷いぜこれ」
雛森「男の人って痛みに強いんだよ。藍染隊長や平子隊長も鞭で・・・」
一護「鞭?」
雛森「いいえこれ以上言うと私の清純派なイメージが崩れちゃうので」
雛森「フフフ」
檜佐木「くわばらくわばら・・・」
日番谷「お、お前・・・お前!」
雛森「何?」
日番谷「い、いえ・・・何でもありません」
恋次「お前もエグいことするよな・・・俺たちより酷いぜこれ」
雛森「男の人って痛みに強いんだよ。藍染隊長や平子隊長も鞭で・・・」
一護「鞭?」
雛森「いいえこれ以上言うと私の清純派なイメージが崩れちゃうので」
雛森「フフフ」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:55:30.74 ID:35TG4ycQ0
石林「ええーっ!朽木さんがレイプされて記憶を無くしたのかい!?」
浦原「はい」
夜一「井上と茶渡が勝手に連れ出してのう・・・」
石林「それで朽木さんは」
浦原「いつもの強気な態度が消え失せてるんすよね・・・」
浦原「怯えてるって言うか何というか」
石林「最高!」
石林「いいでしょう!僕が探しましょう」
石林「クインシーの誇りにかけてネ!!」
浦原「はい」
夜一「井上と茶渡が勝手に連れ出してのう・・・」
石林「それで朽木さんは」
浦原「いつもの強気な態度が消え失せてるんすよね・・・」
浦原「怯えてるって言うか何というか」
石林「最高!」
石林「いいでしょう!僕が探しましょう」
石林「クインシーの誇りにかけてネ!!」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 19:58:54.19 ID:35TG4ycQ0
一護「ところで乱菊さんは」
弓親「無事に」
日番谷「もうやめようぜ朽木の記憶取り戻しても」
雛森「おい」
日番谷「ひっ」
雛森「どうしたの怯えちゃって?怖いの?」
日番谷「いや・・・何にもない。別に何でも」
檜佐木「どういう風に消えちまったんだ朽木の記憶は」
恋次「最終ステージ行ったのにまた一面に戻る感じっす」
檜佐木「それは酷いな」
弓親「無事に」
日番谷「もうやめようぜ朽木の記憶取り戻しても」
雛森「おい」
日番谷「ひっ」
雛森「どうしたの怯えちゃって?怖いの?」
日番谷「いや・・・何にもない。別に何でも」
檜佐木「どういう風に消えちまったんだ朽木の記憶は」
恋次「最終ステージ行ったのにまた一面に戻る感じっす」
檜佐木「それは酷いな」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:01:22.81 ID:35TG4ycQ0
一護「一度戻るかルキアの元に」
恋次「それじゃ」
檜佐木「待てよ俺も行くぜ」
雛森「私も」
日番谷「俺はパス」
雛森「いい加減にしろよ。目ん玉くり抜くよシロちゃん」
日番谷「か、勘弁してください」
一護「檜佐木さんどうしてアンタまで」
檜佐木「・・・忘れたいんだ何もかもな」
恋次「それじゃ」
檜佐木「待てよ俺も行くぜ」
雛森「私も」
日番谷「俺はパス」
雛森「いい加減にしろよ。目ん玉くり抜くよシロちゃん」
日番谷「か、勘弁してください」
一護「檜佐木さんどうしてアンタまで」
檜佐木「・・・忘れたいんだ何もかもな」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:05:02.57 ID:35TG4ycQ0
織姫「そうだ!肝心なこと忘れてた」
ルキア「な、何ですか?」
織姫「黒崎くんと朽木さんはね仲が悪かったんだよ」
織姫「黒崎くんが一方的に嫌ってたって感じかな?」
ルキア「そ、そうなのですか」
織姫「役に立たないし足引っ張るしゴミだって言ってたよ」
ルキア「・・・」
織姫「ショック?ショックだよね?」
ルキア「そ、その黒崎という人が何者なのか・・・わ、私には」
織姫「どもらないで殴るよ」
ルキア「すみません」ビクッ
ルキア「な、何ですか?」
織姫「黒崎くんと朽木さんはね仲が悪かったんだよ」
織姫「黒崎くんが一方的に嫌ってたって感じかな?」
ルキア「そ、そうなのですか」
織姫「役に立たないし足引っ張るしゴミだって言ってたよ」
ルキア「・・・」
織姫「ショック?ショックだよね?」
ルキア「そ、その黒崎という人が何者なのか・・・わ、私には」
織姫「どもらないで殴るよ」
ルキア「すみません」ビクッ
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:08:20.98 ID:35TG4ycQ0
石林「見つけた・・・見つけた!!!」
石林「滅却師に伝わる秘奥義・轢き逃げクラッシュだ!!」
チャド「ぐわあああああああああああああああああああああああああ」
石林「ちなみにこれはうちの救急車」
石林「今月に入って五台目さ!」
織姫「い、石林くん」
ルキア「?」
石林「まったく風俗店の前で・・・何してんの」
織姫「朽木さんにね教えてたの。ここで働いてるって」
石林「いや朽木さんの貧相な体じゃ無理っしょ。ダメだよ井上さん」
織姫「チッ」
石林「滅却師に伝わる秘奥義・轢き逃げクラッシュだ!!」
チャド「ぐわあああああああああああああああああああああああああ」
石林「ちなみにこれはうちの救急車」
石林「今月に入って五台目さ!」
織姫「い、石林くん」
ルキア「?」
石林「まったく風俗店の前で・・・何してんの」
織姫「朽木さんにね教えてたの。ここで働いてるって」
石林「いや朽木さんの貧相な体じゃ無理っしょ。ダメだよ井上さん」
織姫「チッ」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:12:55.46 ID:35TG4ycQ0
ルキア「私は何者なのですか」
石林「朽木ルキア・・・ブラコンさ」
石林「ちなみに黒崎一護とは君の初体験の相手になる予定の男」
石林「阿散井恋次は悲惨な事に寝取られました」
ルキア「・・・?」
石林「とにかくあの二人はチンピラコンビなのだヨ」
石林「そして君はそのチンピラコンビに無くてはならないブレーキ的存在」
ルキア「はあ・・・」
石林「そういう事なのだヨ。ちなみに僕は石林」
石林「下から呼んでも石林・・・とでも言うと思ったかい?」
ルキア「・・・」
石林「朽木ルキア・・・ブラコンさ」
石林「ちなみに黒崎一護とは君の初体験の相手になる予定の男」
石林「阿散井恋次は悲惨な事に寝取られました」
ルキア「・・・?」
石林「とにかくあの二人はチンピラコンビなのだヨ」
石林「そして君はそのチンピラコンビに無くてはならないブレーキ的存在」
ルキア「はあ・・・」
石林「そういう事なのだヨ。ちなみに僕は石林」
石林「下から呼んでも石林・・・とでも言うと思ったかい?」
ルキア「・・・」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:20:09.95 ID:35TG4ycQ0
一護「ルキア」
ルキア「は、はい」
恋次「わかるか俺たちのこと」
ルキア「わ、わかりません」
日番谷「よし!」
雛森「手だして」
日番谷「こ、こうか」
雛森「調子に乗るな」
日番谷「ぎえええええええええええええええええええええ」ボキッ
雛森「今度調子の乗ったら残りの9本もへし折るよ」
日番谷「ご、ごめんなさい」
石林「僕はどうだい!?」
ルキア「・・・」
石林「これはリアルな記憶喪失だ・・・アーメン」
ルキア「は、はい」
恋次「わかるか俺たちのこと」
ルキア「わ、わかりません」
日番谷「よし!」
雛森「手だして」
日番谷「こ、こうか」
雛森「調子に乗るな」
日番谷「ぎえええええええええええええええええええええ」ボキッ
雛森「今度調子の乗ったら残りの9本もへし折るよ」
日番谷「ご、ごめんなさい」
石林「僕はどうだい!?」
ルキア「・・・」
石林「これはリアルな記憶喪失だ・・・アーメン」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:24:16.83 ID:35TG4ycQ0
石林「そうだ!黒崎、阿散井・・・御開帳!!!」
一護「何してんだ!」ブラーン
恋次「てめえ」ブラーン
雛森「うわ・・・大きい二人とも」
ルキア「ひっ・・・や、やめてください閉まってください・・・それ」
石林「チンコに反応した!キーワードはチンコだ!!」
ルキア「お、お願いします・・・お願いします・・・」
一護「怯えてるじゃん」
恋次「いつもなら殴られるか蹴られるのに・・・張り合いねえぜ」
石林「ふっ・・・二人揃ってマゾと来たか」
石林「つっぱってるのにマゾってか」
一護「何してんだ!」ブラーン
恋次「てめえ」ブラーン
雛森「うわ・・・大きい二人とも」
ルキア「ひっ・・・や、やめてください閉まってください・・・それ」
石林「チンコに反応した!キーワードはチンコだ!!」
ルキア「お、お願いします・・・お願いします・・・」
一護「怯えてるじゃん」
恋次「いつもなら殴られるか蹴られるのに・・・張り合いねえぜ」
石林「ふっ・・・二人揃ってマゾと来たか」
石林「つっぱってるのにマゾってか」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:29:10.42 ID:35TG4ycQ0
一護「どうするよ」
恋次「覚えてねえもん。っていうか誰がルキアをレイプしたんだ」
一護「デカい男か・・・いねえじゃん」
一護「石林お前は」
石林「朽木さんの肉体に興味がないね」
檜佐木「ほら黒崎の仲間に居ただろ・・・デカいのが」
檜佐木「随分前に瀞霊廷内に殴りこんできた・・・ほら」
一護「俺だろ井上に石林・・・夜一さんに岩鷲だろ・・・いねえじゃん」
檜佐木「気のせいか・・・居た思ったんだけどな俺」
恋次「覚えてねえもん。っていうか誰がルキアをレイプしたんだ」
一護「デカい男か・・・いねえじゃん」
一護「石林お前は」
石林「朽木さんの肉体に興味がないね」
檜佐木「ほら黒崎の仲間に居ただろ・・・デカいのが」
檜佐木「随分前に瀞霊廷内に殴りこんできた・・・ほら」
一護「俺だろ井上に石林・・・夜一さんに岩鷲だろ・・・いねえじゃん」
檜佐木「気のせいか・・・居た思ったんだけどな俺」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:36:18.47 ID:35TG4ycQ0
一護「ここにルキアが寝ててよ・・・」
石林「君!今ドラえもんか!って思ったろ?」
檜佐木「いや全く」
石林「嘘つくんじゃない!」
石林「こうなったらマユリのウスラバカにでも頼むか」
石林「黒崎!今日はみんなでお泊りって事だね」
一護「お前は家近いだろ。帰れよ」
石林「遠慮するなよ。夏梨ちゃんと遊子ちゃんの部屋で寝るからいいよ僕」
一護「頼むからお前は帰れ」
石林「大丈夫だゴムはする。心配はいらんよ」
石林「君!今ドラえもんか!って思ったろ?」
檜佐木「いや全く」
石林「嘘つくんじゃない!」
石林「こうなったらマユリのウスラバカにでも頼むか」
石林「黒崎!今日はみんなでお泊りって事だね」
一護「お前は家近いだろ。帰れよ」
石林「遠慮するなよ。夏梨ちゃんと遊子ちゃんの部屋で寝るからいいよ僕」
一護「頼むからお前は帰れ」
石林「大丈夫だゴムはする。心配はいらんよ」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:42:59.06 ID:35TG4ycQ0
一護「マジたまんねえよな・・・」
恋次「ああ・・・」
一護「何っつうか色っぽいっていうか。わかるだろ恋次」
恋次「記憶がすっ飛んで色気が増したよな・・・あいつ・・・」
一護「このままじゃダメだと思うけどよ」
恋次「・・・仕方ねえわな・・・」
一護「今日はルキアをオカズにマスでも掻くとするか」
恋次「俺もそれしかねえと思ってたぜ」
一護「・・・」シコシコシコ
恋次「・・・」シコシコシコ
恋次「ああ・・・」
一護「何っつうか色っぽいっていうか。わかるだろ恋次」
恋次「記憶がすっ飛んで色気が増したよな・・・あいつ・・・」
一護「このままじゃダメだと思うけどよ」
恋次「・・・仕方ねえわな・・・」
一護「今日はルキアをオカズにマスでも掻くとするか」
恋次「俺もそれしかねえと思ってたぜ」
一護「・・・」シコシコシコ
恋次「・・・」シコシコシコ
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:48:46.01 ID:35TG4ycQ0
檜佐木「思い出した!あいつだ」
石林「うるさいよ静かにしなさい」
檜佐木「黒崎の仲間の・・・えーっと」
一護「人がナニこすってる時にデカい声立てんじゃねえよ」
恋次「ボコボコにすんぞアンタ」
日番谷「よ、よかった・・・矛先があいつに向いて」
雛森「は?何言ってんの止めなよ」
雛森「隊長なんだよね・・・殴るよ」
日番谷「おーいやめろ。3人とも喧嘩しちゃいかんよ」
石林「うるさいよ静かにしなさい」
檜佐木「黒崎の仲間の・・・えーっと」
一護「人がナニこすってる時にデカい声立てんじゃねえよ」
恋次「ボコボコにすんぞアンタ」
日番谷「よ、よかった・・・矛先があいつに向いて」
雛森「は?何言ってんの止めなよ」
雛森「隊長なんだよね・・・殴るよ」
日番谷「おーいやめろ。3人とも喧嘩しちゃいかんよ」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:51:21.61 ID:35TG4ycQ0
一護「さ、茶渡・・・?」
恋次「誰だそれ」
石林「まったく知らんな」
檜佐木「ほらブサイクでモジャモジャ頭の気持ち悪い奴」
一護「・・・」
恋次「架空の人物じゃねえんすか」
檜佐木「ち、違う!居たんだよそんなのが」
一護「記憶にねえ」
恋次「全然ねえ」
恋次「誰だそれ」
石林「まったく知らんな」
檜佐木「ほらブサイクでモジャモジャ頭の気持ち悪い奴」
一護「・・・」
恋次「架空の人物じゃねえんすか」
檜佐木「ち、違う!居たんだよそんなのが」
一護「記憶にねえ」
恋次「全然ねえ」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 20:56:26.95 ID:35TG4ycQ0
織姫「お見舞いに来てあげたよー」
ルキア「あっ」ビクッ
織姫「浦原さんたち居ないみたいだね?これお土産」
ルキア「あ、ありがとうございます」
織姫「開けてみて」
ルキア「うっ・・・」
織姫「何だと思う?バイブだよ」
織姫「朽木さんレイプされたんだよね?」
ルキア「や、やめ」
織姫「こんなのをぶち込まれたりしてさ」
ルキア「あ・・・あ・・・」
織姫「どうしたの?目をそむけないでよ」
織姫「こっちを見ろ」
ルキア「あっ」ビクッ
織姫「浦原さんたち居ないみたいだね?これお土産」
ルキア「あ、ありがとうございます」
織姫「開けてみて」
ルキア「うっ・・・」
織姫「何だと思う?バイブだよ」
織姫「朽木さんレイプされたんだよね?」
ルキア「や、やめ」
織姫「こんなのをぶち込まれたりしてさ」
ルキア「あ・・・あ・・・」
織姫「どうしたの?目をそむけないでよ」
織姫「こっちを見ろ」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 21:01:22.54 ID:35TG4ycQ0
一護「ルキア・・・どうした!」
恋次「泣いてるじゃねえか」
織姫「怖い夢見たんだね・・・可哀想に」
一護「大丈夫かルキア」
恋次「泣くなよ。何があったんだよ」
織姫「どいつもこいつもルキア、ルキア・・・チッ」
一護「おい檜佐木さんあれやれよ」
檜佐木「あ、あれ?」
恋次「その首輪と腕輪を吹っ飛ばす奴だよ。しろよ」
檜佐木「し、死ぬだろ・・・さすがに」
雛森「やらないともっと酷い目に会いますよ檜佐木さん」
檜佐木「クソ・・・やるよ!やればいいんだろ!」
檜佐木「南無三・・・」
恋次「泣いてるじゃねえか」
織姫「怖い夢見たんだね・・・可哀想に」
一護「大丈夫かルキア」
恋次「泣くなよ。何があったんだよ」
織姫「どいつもこいつもルキア、ルキア・・・チッ」
一護「おい檜佐木さんあれやれよ」
檜佐木「あ、あれ?」
恋次「その首輪と腕輪を吹っ飛ばす奴だよ。しろよ」
檜佐木「し、死ぬだろ・・・さすがに」
雛森「やらないともっと酷い目に会いますよ檜佐木さん」
檜佐木「クソ・・・やるよ!やればいいんだろ!」
檜佐木「南無三・・・」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 21:05:55.96 ID:35TG4ycQ0
一護「何があったんだ」
織姫「・・・」ギロッ
ルキア「・・・いえ何でもありません」
一護「そ、そうか」
恋次「困ったことがあれば何でも言うんだぜ」
織姫「ねえムカつくよね朽木さん」
雛森「そうでもないですよ。井上さんの方が私的にはちょっと・・・」
織姫「は?何言っちゃってんの?」
雛森「黒崎さんと阿散井くんが虚圏に突撃するきっかけ作ったくせに」
雛森「私って自分勝手な女が嫌いなんですよね。やだやだ」
織姫「自分の上司の陰謀に気がつかなかったくせに」
雛森「へえー言いますね・・・表出ましょうか」
織姫「そうだね。お外で話さないとねこういうのは」
織姫「・・・」ギロッ
ルキア「・・・いえ何でもありません」
一護「そ、そうか」
恋次「困ったことがあれば何でも言うんだぜ」
織姫「ねえムカつくよね朽木さん」
雛森「そうでもないですよ。井上さんの方が私的にはちょっと・・・」
織姫「は?何言っちゃってんの?」
雛森「黒崎さんと阿散井くんが虚圏に突撃するきっかけ作ったくせに」
雛森「私って自分勝手な女が嫌いなんですよね。やだやだ」
織姫「自分の上司の陰謀に気がつかなかったくせに」
雛森「へえー言いますね・・・表出ましょうか」
織姫「そうだね。お外で話さないとねこういうのは」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 21:22:42.44 ID:35TG4ycQ0
一護「心配するなよ」
恋次「必ず記憶を蘇らせてやるからよ」
日番谷「け、喧嘩してるぜ」
一護「いいんだよ」
恋次「女同士だろ?可愛いもんだぜ」
ルキア「・・・」
恋次「必ず記憶を蘇らせてやるからよ」
日番谷「け、喧嘩してるぜ」
一護「いいんだよ」
恋次「女同士だろ?可愛いもんだぜ」
ルキア「・・・」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 21:43:02.85 ID:35TG4ycQ0
石林「は?同じような衝撃?」
マユリ「そうだヨ」
石林「ネムさんお茶」
石林「つまり・・・どういうことだってばよ」
マユリ「同じように朽木ルキアをレイプするのさ」
石林「あと茶菓子もね」
石林「でも今の朽木さんはチンコに怯えてるんだよ」
マユリ「だから無理矢理するのだヨ」
石林「あっそ・・・お茶と茶菓子はまだか!!」
石林「グズグズするんじゃないヨ。ウスノロが」
マユリ「そうだヨ」
石林「ネムさんお茶」
石林「つまり・・・どういうことだってばよ」
マユリ「同じように朽木ルキアをレイプするのさ」
石林「あと茶菓子もね」
石林「でも今の朽木さんはチンコに怯えてるんだよ」
マユリ「だから無理矢理するのだヨ」
石林「あっそ・・・お茶と茶菓子はまだか!!」
石林「グズグズするんじゃないヨ。ウスノロが」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:05:51.98 ID:35TG4ycQ0
一護「は?犯すってかルキアを」
恋次「何言ってんだてめえは」
石林「同じような衝撃をだね・・・」
一護「もういいよ石林」
石林「ええーっ!諦めるのかい!?」
恋次「見ろよルキアを」
恋次「まだちょっと怯えてるけど解放された感じがあるだろ」
一護「このままにしようかな・・・ってな」
恋次「やっぱり平和なとこで平和に暮らした方がいいんだよ。あいつは」
石林「むむむ・・・それでいいんだね」
石林「よろしい。僕からは何も言わないよ」
恋次「何言ってんだてめえは」
石林「同じような衝撃をだね・・・」
一護「もういいよ石林」
石林「ええーっ!諦めるのかい!?」
恋次「見ろよルキアを」
恋次「まだちょっと怯えてるけど解放された感じがあるだろ」
一護「このままにしようかな・・・ってな」
恋次「やっぱり平和なとこで平和に暮らした方がいいんだよ。あいつは」
石林「むむむ・・・それでいいんだね」
石林「よろしい。僕からは何も言わないよ」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:14:56.80 ID:35TG4ycQ0
一護「俺たちのできる事は」
恋次「ルキアを痛めつけて犯した野郎を探す事だ」
ルキア「あ、あの」
一護「どうした」
ルキア「どちらへ」
恋次「ちょっと野暮用でよ。寝てろよお前は」
一護「檜佐木さんルキアのこと頼んだぜ」
恋次「ちゃんと護れよ」
檜佐木「お、おう」
恋次「ルキアを痛めつけて犯した野郎を探す事だ」
ルキア「あ、あの」
一護「どうした」
ルキア「どちらへ」
恋次「ちょっと野暮用でよ。寝てろよお前は」
一護「檜佐木さんルキアのこと頼んだぜ」
恋次「ちゃんと護れよ」
檜佐木「お、おう」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:18:30.91 ID:35TG4ycQ0
織姫「男が二人揃ってルキア、ルキアって情けない」
雛森「まだいらしてたんですね。帰れ淫売女」
日番谷「や、やめろよ。いいじゃねえかもう」
雛森「うるさい黙ってろ」
日番谷「・・・」
ルキア「・・・」
石林「不思議に思うかい?あのコンビのこと」
ルキア「はい」
石林「どうしようもない奴らさ一度決めた事はどう足掻いても捻じ曲げない」
石林「あの二人はそういう男なんだよ。馬鹿だよね」
雛森「まだいらしてたんですね。帰れ淫売女」
日番谷「や、やめろよ。いいじゃねえかもう」
雛森「うるさい黙ってろ」
日番谷「・・・」
ルキア「・・・」
石林「不思議に思うかい?あのコンビのこと」
ルキア「はい」
石林「どうしようもない奴らさ一度決めた事はどう足掻いても捻じ曲げない」
石林「あの二人はそういう男なんだよ。馬鹿だよね」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:24:29.31 ID:35TG4ycQ0
ルキア「あの二人と私はどういう関係なのでしょうか」
石林「仲間ってやつだよ。特に君と彼らとの絆は深いよ」
石林「ただでは切れない代物さ」
ルキア「わ、私・・・知りたいです。記憶を元に戻したいです」
ルキア「な、何ていうか・・・二人があれほどまでに」
石林「その気になってくれたんだね朽木さん」
石林「君が望むのなら可能だよ。おい檜佐木さん」
檜佐木「ん?」
石林「大至急あの二人を連れ戻して来い」
檜佐木「何で命令口調なんだよ」
石林「仲間ってやつだよ。特に君と彼らとの絆は深いよ」
石林「ただでは切れない代物さ」
ルキア「わ、私・・・知りたいです。記憶を元に戻したいです」
ルキア「な、何ていうか・・・二人があれほどまでに」
石林「その気になってくれたんだね朽木さん」
石林「君が望むのなら可能だよ。おい檜佐木さん」
檜佐木「ん?」
石林「大至急あの二人を連れ戻して来い」
檜佐木「何で命令口調なんだよ」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:27:47.46 ID:35TG4ycQ0
一護「いいのかよルキア」
ルキア「かまいません・・・私は誰なのか」
ルキア「お二人が誰なのかを知りたいです」
一護「そうか」
恋次「本当にいいんだな?」
ルキア「は、はい・・・」
一護「それで?どうすんだよ」
石林「合意じゃレイプにはならない・・・そうだ!」
石林「二穴挿入だ!黒崎は朽木さんのマンコに阿散井は肛門に」
石林「同時にぶち込めばレイプと同等の衝撃になるはずだ!!」
ルキア「かまいません・・・私は誰なのか」
ルキア「お二人が誰なのかを知りたいです」
一護「そうか」
恋次「本当にいいんだな?」
ルキア「は、はい・・・」
一護「それで?どうすんだよ」
石林「合意じゃレイプにはならない・・・そうだ!」
石林「二穴挿入だ!黒崎は朽木さんのマンコに阿散井は肛門に」
石林「同時にぶち込めばレイプと同等の衝撃になるはずだ!!」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:32:10.40 ID:35TG4ycQ0
織姫「キーーーーーーーーーーッ!」
織姫「何なのよ黒崎くんも恋次くんも!!」
雛森「空気ぐらい呼んでくださいね。少しは」
織姫「もういい!私知らないから!!」
弓親「居た居た」
檜佐木「よお」
弓親「一角見つかったよ。それと乱菊さんの」
檜佐木「・・・やめろ。それ以上は言うんじゃない」
弓親「何してるの二人とも」
檜佐木「今から朽木の記憶を復活させる」
石林「よし・・・行け!黒崎!!阿散井!!」
織姫「何なのよ黒崎くんも恋次くんも!!」
雛森「空気ぐらい呼んでくださいね。少しは」
織姫「もういい!私知らないから!!」
弓親「居た居た」
檜佐木「よお」
弓親「一角見つかったよ。それと乱菊さんの」
檜佐木「・・・やめろ。それ以上は言うんじゃない」
弓親「何してるの二人とも」
檜佐木「今から朽木の記憶を復活させる」
石林「よし・・・行け!黒崎!!阿散井!!」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:36:32.76 ID:35TG4ycQ0
一護「怖いかルキア?」
ルキア「だ、大丈夫です」
恋次「無理すんなよ」
ルキア「・・・信じられそうな気がするんです。お二人なら」
一護「わかった・・・いれるぞルキア」
恋次「痛いと思うけど我慢しろよ」
ルキア「はい・・・」
ジン太「げっ・・・」
浦原「な、何してるんスか」
石林「今から朽木さんの記憶を復活させるんだよ浦原さん」
浦原「いくら何でも二穴挿入は荒療治すぎますよ。これは」
石林「大丈夫!これは一か八か大博打だ!!」
ルキア「だ、大丈夫です」
恋次「無理すんなよ」
ルキア「・・・信じられそうな気がするんです。お二人なら」
一護「わかった・・・いれるぞルキア」
恋次「痛いと思うけど我慢しろよ」
ルキア「はい・・・」
ジン太「げっ・・・」
浦原「な、何してるんスか」
石林「今から朽木さんの記憶を復活させるんだよ浦原さん」
浦原「いくら何でも二穴挿入は荒療治すぎますよ。これは」
石林「大丈夫!これは一か八か大博打だ!!」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:43:45.74 ID:35TG4ycQ0
雛森「凄いや朽木さん・・・あんな大きいナニを持つ二人相手に」
雛森「私も藍染隊長と平子隊長にされたいな。フフッ」
日番谷「もう死にたいわ俺・・・」
石林「どうだいウルルちゃん!生セックスは初めてみただろ!?」
ウルル「えっ・・・は、はい」
石林「夜一さん!どうですか!」
夜一「一護のやつ腰の振りが甘いのう」
テッサイ「きっとお二人は童貞なのでしょう」
弓親「これが一護と阿散井にとって初めての性行為」
弓親「それも初めてがまさかの3Pだなんてね」
檜佐木「未だかつていねえだろな。童貞2人が3Pで童貞捨てるなんて」
一護「出すぞルキア!!」パンパンパンパンパン
恋次「俺もいくぜ!!!」パンパンパンパンパン
ルキア「お、お願いします!」
雛森「私も藍染隊長と平子隊長にされたいな。フフッ」
日番谷「もう死にたいわ俺・・・」
石林「どうだいウルルちゃん!生セックスは初めてみただろ!?」
ウルル「えっ・・・は、はい」
石林「夜一さん!どうですか!」
夜一「一護のやつ腰の振りが甘いのう」
テッサイ「きっとお二人は童貞なのでしょう」
弓親「これが一護と阿散井にとって初めての性行為」
弓親「それも初めてがまさかの3Pだなんてね」
檜佐木「未だかつていねえだろな。童貞2人が3Pで童貞捨てるなんて」
一護「出すぞルキア!!」パンパンパンパンパン
恋次「俺もいくぜ!!!」パンパンパンパンパン
ルキア「お、お願いします!」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:48:29.52 ID:35TG4ycQ0
一護「ふぅ・・・」
恋次「やったか!?」
石林「朽木さん!起きるんだ」
雛森「グッスリと寝てる。相当疲れてたんだね朽木さん」
日番谷「霊王よ・・・記憶は戻っていいから斬魄刀は消し去ってくれ」
一護「俺も疲れたぜ・・・」
恋次「だりい・・・」
弓親「ゆっくりと休みなよ二人とも」
石林「これで元に戻らなかったら技術開発局を爆破してやる」
恋次「やったか!?」
石林「朽木さん!起きるんだ」
雛森「グッスリと寝てる。相当疲れてたんだね朽木さん」
日番谷「霊王よ・・・記憶は戻っていいから斬魄刀は消し去ってくれ」
一護「俺も疲れたぜ・・・」
恋次「だりい・・・」
弓親「ゆっくりと休みなよ二人とも」
石林「これで元に戻らなかったら技術開発局を爆破してやる」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:54:54.37 ID:35TG4ycQ0
ルキア「起きてください二人とも」
一護「あ・・・ルキアどうだ調子は」
恋次「元に」
ルキア「大丈夫ですよ。ほら」
一護「やっぱり元に戻らねえか」
恋次「頑張ったのによチクショー」
ルキア「何をショボくれておるのだ!このたわけ共が」
一護「おい恋次!」
恋次「確かに聞いたぜ」
ルキア「どうやら石林が言ってた通りだったようだな・・・」
ルキア「苦労をかけたな二人には」
一護「あ・・・ルキアどうだ調子は」
恋次「元に」
ルキア「大丈夫ですよ。ほら」
一護「やっぱり元に戻らねえか」
恋次「頑張ったのによチクショー」
ルキア「何をショボくれておるのだ!このたわけ共が」
一護「おい恋次!」
恋次「確かに聞いたぜ」
ルキア「どうやら石林が言ってた通りだったようだな・・・」
ルキア「苦労をかけたな二人には」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 22:59:03.25 ID:35TG4ycQ0
一護「へえ産まれたんだ」
弓親「女の子だよ」
恋次「それで一角さんは見つかったんすか?」
弓親「逃げて逃げて逃げまくってね結局帰ってきたよ」
一護「しかし酒の席で乱菊さんとやらかして妊娠させちまって」
恋次「乱菊さんは産む決心したのに逃げちまうんだもんな一角さん」
一護「これはレイプになんのか」
恋次「どうなんすか」
檜佐木「レイプだ。絶対にあのハゲは許さない」
弓親「酒は飲んでも飲まれるなって事さ」
一護「俺たちも注意しねえとな」
恋次「そ、そうだよな」
弓親「女の子だよ」
恋次「それで一角さんは見つかったんすか?」
弓親「逃げて逃げて逃げまくってね結局帰ってきたよ」
一護「しかし酒の席で乱菊さんとやらかして妊娠させちまって」
恋次「乱菊さんは産む決心したのに逃げちまうんだもんな一角さん」
一護「これはレイプになんのか」
恋次「どうなんすか」
檜佐木「レイプだ。絶対にあのハゲは許さない」
弓親「酒は飲んでも飲まれるなって事さ」
一護「俺たちも注意しねえとな」
恋次「そ、そうだよな」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 23:03:51.60 ID:35TG4ycQ0
恋次「じゃあ俺たち帰るからしばらく居るんだろ」
ルキア「3日ほどな」
恋次「一護ちょっと来い」
一護「あれだろルキアのやつレイプされた事をスッポリと忘れてるんだろ」
恋次「みたいだぜ。だから俺たちも」
一護「ルキア犯した野郎の事を綺麗サッパリ忘れろって事だろ」
恋次「あんまし荒立てたくねえだろ」
一護「そうするか」
ルキア「何の話をしてるのだ?」
一護「な、なんでもねえ」
恋次「気にするな」
ルキア「3日ほどな」
恋次「一護ちょっと来い」
一護「あれだろルキアのやつレイプされた事をスッポリと忘れてるんだろ」
恋次「みたいだぜ。だから俺たちも」
一護「ルキア犯した野郎の事を綺麗サッパリ忘れろって事だろ」
恋次「あんまし荒立てたくねえだろ」
一護「そうするか」
ルキア「何の話をしてるのだ?」
一護「な、なんでもねえ」
恋次「気にするな」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 23:09:17.84 ID:35TG4ycQ0
恋次「これで護廷十三隊で童貞なのは居ないってわけっすね」
檜佐木「いや居るぜ」
弓親「ほら」
日番谷「くっ・・・」
恋次「隊長格何だから早く捨ててくださいよ」
日番谷「う、うるせえ・・・うるせえ!!」
雛森「そうか・・・童貞なんだねシロちゃん」
日番谷「い、いいんだよ。俺は別に・・・」
雛森「今晩私の部屋にきなよ。頭下げたら筆おろしてあげるからさ」
日番谷「えっ・・・マジで」
雛森「一度童貞の相手してみたかったんだよね。フフフ」
日番谷「あ、ありがとうございます!!」
恋次「どうしようもねえ奴だ」
弓親「うん・・・」
檜佐木「いや居るぜ」
弓親「ほら」
日番谷「くっ・・・」
恋次「隊長格何だから早く捨ててくださいよ」
日番谷「う、うるせえ・・・うるせえ!!」
雛森「そうか・・・童貞なんだねシロちゃん」
日番谷「い、いいんだよ。俺は別に・・・」
雛森「今晩私の部屋にきなよ。頭下げたら筆おろしてあげるからさ」
日番谷「えっ・・・マジで」
雛森「一度童貞の相手してみたかったんだよね。フフフ」
日番谷「あ、ありがとうございます!!」
恋次「どうしようもねえ奴だ」
弓親「うん・・・」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 23:16:15.39 ID:35TG4ycQ0
チャド「ハァ・・・ハァ・・・」
石林「空座町で多発する連続レイプ魔は君だったんだね」
チャド「い、石林!貴様どうして!!」
石林「おっと言い訳は聞かないよ。君にはここで死んでもらう」
チャド「女を犯して何が悪いと言うのだ!答えろ!!」
石林「女性とは愛でるものなのだヨ。それもわからないのかネ?」
チャド「言いおるわ。俺はお・・・」
石林「君が生きていたんじゃ女性が安心して歩けないからね」
石林「またつまらぬ物を斬ってしまった・・・いやゼーレシュナイダーって矢なんだけどね」
石林「何で刀みたく使ってるんだろ不思議な話だ」
石林「空座町で多発する連続レイプ魔は君だったんだね」
チャド「い、石林!貴様どうして!!」
石林「おっと言い訳は聞かないよ。君にはここで死んでもらう」
チャド「女を犯して何が悪いと言うのだ!答えろ!!」
石林「女性とは愛でるものなのだヨ。それもわからないのかネ?」
チャド「言いおるわ。俺はお・・・」
石林「君が生きていたんじゃ女性が安心して歩けないからね」
石林「またつまらぬ物を斬ってしまった・・・いやゼーレシュナイダーって矢なんだけどね」
石林「何で刀みたく使ってるんだろ不思議な話だ」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 23:20:55.02 ID:35TG4ycQ0
一護「大変だったんだぜお前」
ルキア「世話になったなまたもや」
一護「言うなよ。それよりお前・・・妊娠してねえよな」
ルキア「何を言っておるのだ?来るものは来るぞ」
一護「それは良かったぜ」
ルキア「?」
コン「何の話してんだよ」
一護「何でもねえよ別に」
コン「チッ」
一護「それにしても見て見ろよルキア」
ルキア「ああ・・・いい天気だ」
一護「本当には晴れ渡ってるぜ・・・すげえ青空だ」
終
ルキア「世話になったなまたもや」
一護「言うなよ。それよりお前・・・妊娠してねえよな」
ルキア「何を言っておるのだ?来るものは来るぞ」
一護「それは良かったぜ」
ルキア「?」
コン「何の話してんだよ」
一護「何でもねえよ別に」
コン「チッ」
一護「それにしても見て見ろよルキア」
ルキア「ああ・・・いい天気だ」
一護「本当には晴れ渡ってるぜ・・・すげえ青空だ」
終
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 23:23:31.58 ID:RYcfZTWh0
いきなりコンが出てきたと思ったら終わったでござる
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 23:25:30.52 ID:er58z5YF0
いつもの石林だった
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/09(金) 23:35:39.03 ID:uv2pbd1OO
狂ってるようでチャドや織姫よりもまともだよな石林
掲載元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352450817/
Entry ⇒ 2015.12.06 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
ルキア「ここにいれるのだぞ一護」 一護「お、おう・・・」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:19:01.09 ID:zWULDzcb0
一護「い、いれるぞ」
ルキア「たわけ!こっちだと言っておるだろうが」
ルキア「それにちゃんとゴムをせんか」
一護「初めてだから仕方ねえだろうが。これつければいいんだろ?」
ルキア「そうだ」
一護「・・・どうやるんだ」
ルキア「貸せ。これをこうして・・・こうやって・・・」
一護「うっ」ドビュ
ルキア「もうイったのか一護。これで三度目だぞ」
ルキア「たかがゴムを付けるぐらいで貴様という奴は」
一護「・・・」
ルキア「たわけ!こっちだと言っておるだろうが」
ルキア「それにちゃんとゴムをせんか」
一護「初めてだから仕方ねえだろうが。これつければいいんだろ?」
ルキア「そうだ」
一護「・・・どうやるんだ」
ルキア「貸せ。これをこうして・・・こうやって・・・」
一護「うっ」ドビュ
ルキア「もうイったのか一護。これで三度目だぞ」
ルキア「たかがゴムを付けるぐらいで貴様という奴は」
一護「・・・」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:22:38.70 ID:zWULDzcb0
一護「もう一回頼む」
ルキア「もう朝が来たぞ。お前がモタモタしておるから」
一護「しかし手馴れてるよなルキア」
一護「初めてじゃねえよな?相手は誰だよ」
ルキア「・・・」
一護「恋次か?」
ルキア「そ、それは言えん」
一護「教えろよ」
ルキア「・・・」
ルキア「もう朝が来たぞ。お前がモタモタしておるから」
一護「しかし手馴れてるよなルキア」
一護「初めてじゃねえよな?相手は誰だよ」
ルキア「・・・」
一護「恋次か?」
ルキア「そ、それは言えん」
一護「教えろよ」
ルキア「・・・」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:25:57.37 ID:zWULDzcb0
石田「ええーっ!またセックスに失敗したのかい!?」
一護「ああ」
石田「いい加減にしろよ黒崎。もう高3なんだぞ」
啓吾「俺たちの中で童貞なの一護だけなんだぜ」
水色「早くやっちゃいなよ」
一護「あるだろタイミングってのが」
チャド「パン買ってきたぞ」
一護「カレーパンって言っただろうが。焼きそばじゃねえか全部」
チャド「それしかなかった」
一護「買い直して来い」
チャド「はい・・・」
一護「早くしろよ」
一護「ああ」
石田「いい加減にしろよ黒崎。もう高3なんだぞ」
啓吾「俺たちの中で童貞なの一護だけなんだぜ」
水色「早くやっちゃいなよ」
一護「あるだろタイミングってのが」
チャド「パン買ってきたぞ」
一護「カレーパンって言っただろうが。焼きそばじゃねえか全部」
チャド「それしかなかった」
一護「買い直して来い」
チャド「はい・・・」
一護「早くしろよ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:29:06.58 ID:zWULDzcb0
一護「それでルキアって非処女なんだぜ。俺が思うに」
石田「それはあり得ない。絶対にだ」
一護「でも手馴れてるっていうか・・・あれなんだよ」
石田「いや処女だと思うね僕は」
一護「・・・」
チャド「カレーパン無かった」
一護「じゃあコンビニで買って来い」
チャド「金」
一護「てめえで出せ」
チャド「・・・」
一護「グズグズしてんじゃねえぞ!行って来い!」
チャド「は、はい」
石田「それはあり得ない。絶対にだ」
一護「でも手馴れてるっていうか・・・あれなんだよ」
石田「いや処女だと思うね僕は」
一護「・・・」
チャド「カレーパン無かった」
一護「じゃあコンビニで買って来い」
チャド「金」
一護「てめえで出せ」
チャド「・・・」
一護「グズグズしてんじゃねえぞ!行って来い!」
チャド「は、はい」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:32:18.54 ID:zWULDzcb0
石田「もしも処女じゃなかったら誰だと思う?」
一護「恋次しかいねえだろ」
石田「阿散井が非童貞だと思うか?笑わせちゃ困るよ」
一護「じゃあ誰だよ」
一護「白哉か?白哉なら死んでるじゃねえかよ」
石田「彼女はほら貧しい環境で育ってきたらしいじゃないか」
一護「ウリしてたっていうのかよ」
石田「阿散井でも朽木白哉でもなければ売春しかあるまいよ」
一護「恋次しかいねえだろ」
石田「阿散井が非童貞だと思うか?笑わせちゃ困るよ」
一護「じゃあ誰だよ」
一護「白哉か?白哉なら死んでるじゃねえかよ」
石田「彼女はほら貧しい環境で育ってきたらしいじゃないか」
一護「ウリしてたっていうのかよ」
石田「阿散井でも朽木白哉でもなければ売春しかあるまいよ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:35:11.23 ID:zWULDzcb0
チャド「パン買ってきた」
啓吾「一護と石田なら帰ったぜ。お前がノロノロしてるから」
水色「二人からの伝言だけど荷物家まで届けろってさ」
チャド「ムッ・・・」
啓吾「何だよその目は」
チャド「べ、別に・・・何でも」
啓吾「お前は図体だけなんだから一護に使ってもらえるだけ有り難く思えよ」
チャド「はい」
啓吾「それとパンは俺と水色の分」
チャド「わ、忘れた」
啓吾「チッ」
啓吾「一護と石田なら帰ったぜ。お前がノロノロしてるから」
水色「二人からの伝言だけど荷物家まで届けろってさ」
チャド「ムッ・・・」
啓吾「何だよその目は」
チャド「べ、別に・・・何でも」
啓吾「お前は図体だけなんだから一護に使ってもらえるだけ有り難く思えよ」
チャド「はい」
啓吾「それとパンは俺と水色の分」
チャド「わ、忘れた」
啓吾「チッ」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:38:20.86 ID:zWULDzcb0
恋次「ルキアが非処女・・・だと・・・?」
一護「・・・ビビったろ」
恋次「マジかよ!誰にやられたんだ」
石田「例えば売春してた実例はないのかい?」
恋次「ねえよ」
一護「じゃあ白哉がやったのか」
恋次「朽木隊長(故)しかいねえわな」
石田「強姦という説もあるよ」
一護「レイプか・・・」
恋次「強姦か・・・」
一護「・・・ビビったろ」
恋次「マジかよ!誰にやられたんだ」
石田「例えば売春してた実例はないのかい?」
恋次「ねえよ」
一護「じゃあ白哉がやったのか」
恋次「朽木隊長(故)しかいねえわな」
石田「強姦という説もあるよ」
一護「レイプか・・・」
恋次「強姦か・・・」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:41:29.52 ID:zWULDzcb0
一護「俺とお前ぐらいなのか童貞なのは」
恋次「多分な。見ろよ一護」
狛村「て、鉄左衛門!ハァハァハァ!!」パンパンパン
射場「な、中はあきません!中だけは!!」
狛村「も、もう我慢できん」パンパンパン
恋次「な?」
一護「酷い話だぜ童貞なのが俺たちだけっての」
恋次「腐ってるよなマジで。俺なんて女に惚れられた事もねえよ」
一護「・・・俺もねえよな。惚れられてたら卒業してるもんな」
恋次「多分な。見ろよ一護」
狛村「て、鉄左衛門!ハァハァハァ!!」パンパンパン
射場「な、中はあきません!中だけは!!」
狛村「も、もう我慢できん」パンパンパン
恋次「な?」
一護「酷い話だぜ童貞なのが俺たちだけっての」
恋次「腐ってるよなマジで。俺なんて女に惚れられた事もねえよ」
一護「・・・俺もねえよな。惚れられてたら卒業してるもんな」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:45:57.47 ID:zWULDzcb0
マユリ「処女か非処女か見極める機械」
石田「うん。作れよ」
マユリ「やだネ。帰りたまエ」
石田「お断りだ!作るまで僕はここを動くことはしないぞ!!」
石田「ネムさんお茶」
マユリ「そんな物を作っても意味はない馬鹿かネ君は」
石田「馬鹿って言う奴が馬鹿なんだよハゲ」
マユリ「ハ」
石田「天才とか言ってるけどそんな物も作れないなんてね」
石田「何が技術開発局だよ所詮は二代目のくせに」
石田「二番煎じのダメ科学者が」
石田「うん。作れよ」
マユリ「やだネ。帰りたまエ」
石田「お断りだ!作るまで僕はここを動くことはしないぞ!!」
石田「ネムさんお茶」
マユリ「そんな物を作っても意味はない馬鹿かネ君は」
石田「馬鹿って言う奴が馬鹿なんだよハゲ」
マユリ「ハ」
石田「天才とか言ってるけどそんな物も作れないなんてね」
石田「何が技術開発局だよ所詮は二代目のくせに」
石田「二番煎じのダメ科学者が」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:50:13.29 ID:zWULDzcb0
一護「しかしルキアは誰にレイプされたんだろな」
恋次「見つけたらぶっ殺してやろうぜ」
一護「ああ絶対に殺してやる白哉が死ぬ間際にルキアを頼むとか任せたぞって言われたからな」
一護「絶対に叩き殺してやるよ」
恋次「俺は檜佐木さん辺りが臭いと思うんだよな」
恋次「あれってよく覗きとかしてんだぜ」
一護「檜佐木さんか」
恋次「どうするよ一護」
一護「臭い奴は片っ端から絞めてこうぜ。それしか道はねえ」
恋次「見つけたらぶっ殺してやろうぜ」
一護「ああ絶対に殺してやる白哉が死ぬ間際にルキアを頼むとか任せたぞって言われたからな」
一護「絶対に叩き殺してやるよ」
恋次「俺は檜佐木さん辺りが臭いと思うんだよな」
恋次「あれってよく覗きとかしてんだぜ」
一護「檜佐木さんか」
恋次「どうするよ一護」
一護「臭い奴は片っ端から絞めてこうぜ。それしか道はねえ」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:53:38.14 ID:zWULDzcb0
一護「てめえだろうが!ええコラァ!!」
恋次「吐けよ檜佐木さん本当にぶっ殺しちゃうっすよ俺たち」
檜佐木「し、知らん」
一護「知らねえってよ」
恋次「てめえが一番怪しいんだよ檜佐木さんよぉ・・・」
檜佐木「待てよ!ロクに話したこともないんだぞ俺」
恋次「しらばっくれやがって」
恋次「だから後輩から慕われねえんだよ。死んだ吉良も陰で悪口言ってたぜ」
一護「ほら歯喰いしばれゲロるまで何発でも殴るぞ」
恋次「吐けよ檜佐木さん本当にぶっ殺しちゃうっすよ俺たち」
檜佐木「し、知らん」
一護「知らねえってよ」
恋次「てめえが一番怪しいんだよ檜佐木さんよぉ・・・」
檜佐木「待てよ!ロクに話したこともないんだぞ俺」
恋次「しらばっくれやがって」
恋次「だから後輩から慕われねえんだよ。死んだ吉良も陰で悪口言ってたぜ」
一護「ほら歯喰いしばれゲロるまで何発でも殴るぞ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/05(月) 23:58:14.91 ID:zWULDzcb0
乱菊「一護と恋次が暴れてるの?」
雛森「はい。檜佐木さんをもう凄い形相で締め上げてましたよ」
乱菊「ふーん」
雛森「笑っちゃいましたよボコボコにされちゃって。フフフ」
日番谷「何でボコられてたんだよ」
雛森「知らないよ。自分で見に行けば」
雛森「はい。檜佐木さんをもう凄い形相で締め上げてましたよ」
乱菊「ふーん」
雛森「笑っちゃいましたよボコボコにされちゃって。フフフ」
日番谷「何でボコられてたんだよ」
雛森「知らないよ。自分で見に行けば」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:09:01.88 ID:fCJVGmIW0
石田「できたかい?」
マユリ「こんな物を作って意味はあるのかネ」
石田「別にただ気になるからさ」
石田「君は誰が朽木さんの処女を奪ったと思う?」
石田「阿散井でも朽木白哉でも無いとしたら」
マユリ「志波海燕」
石田「架空の人物をでっち上げてるんじゃない!」
石田「さっさとつくらんか!!!」
マユリ「こんな物を作って意味はあるのかネ」
石田「別にただ気になるからさ」
石田「君は誰が朽木さんの処女を奪ったと思う?」
石田「阿散井でも朽木白哉でも無いとしたら」
マユリ「志波海燕」
石田「架空の人物をでっち上げてるんじゃない!」
石田「さっさとつくらんか!!!」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:13:36.96 ID:fCJVGmIW0
一護「どいつもこいつも知らんの一点張り」
恋次「キリがねえぜ」
石田「おーい!できたぞ!!」
一護「何だこれ」
石田「処女か非処女か見極めるスカウターさ」
一護「だからこんなのよりも」
恋次「ルキアを犯した奴をだな」
石田「いいから使ってみてよ」
恋次「キリがねえぜ」
石田「おーい!できたぞ!!」
一護「何だこれ」
石田「処女か非処女か見極めるスカウターさ」
一護「だからこんなのよりも」
恋次「ルキアを犯した奴をだな」
石田「いいから使ってみてよ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:24:35.12 ID:fCJVGmIW0
石田「それでマユリ的には志波カイエンだって言うんだよ」
一護「ふーん・・・」
恋次「後にしろよ」
一護「見ろよ恋次!あの女非処女だぜ」
恋次「あんな大人しそうなツラしてんのに」
一護「世も末だぜ」
一護「ふーん・・・」
恋次「後にしろよ」
一護「見ろよ恋次!あの女非処女だぜ」
恋次「あんな大人しそうなツラしてんのに」
一護「世も末だぜ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:26:58.54 ID:fCJVGmIW0
一護「乱菊さんは処女で」
恋次「雛森は非処女」
一護「逆じゃねえのこれ」
恋次「乱菊さん処女っすか」
石田「それは断じてあり得ん!こんな女性が処女だったら僕は死にます!」
乱菊「処女よ」
一護「世の中捨てたもんじゃねえな恋次」
恋次「そ、そうだな」
恋次「雛森は非処女」
一護「逆じゃねえのこれ」
恋次「乱菊さん処女っすか」
石田「それは断じてあり得ん!こんな女性が処女だったら僕は死にます!」
乱菊「処女よ」
一護「世の中捨てたもんじゃねえな恋次」
恋次「そ、そうだな」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:31:47.25 ID:fCJVGmIW0
一護「それで志波が何だって」
石田「さあマユリの戯言だよきっと」
恋次「お前経験済みだったんだな」
雛森「うん」
一護「何人」
雛森「二ケ・・・二人です」
日番谷「そ、そんなの俺聞いてねえぞ!!」
雛森「は?口出さないでくれる?」
雛森「これは大人同士の話なんだからシロちゃんは隅っこでマスでも掻いてれば」
日番谷「ぐぬぬ・・・」
石田「さあマユリの戯言だよきっと」
恋次「お前経験済みだったんだな」
雛森「うん」
一護「何人」
雛森「二ケ・・・二人です」
日番谷「そ、そんなの俺聞いてねえぞ!!」
雛森「は?口出さないでくれる?」
雛森「これは大人同士の話なんだからシロちゃんは隅っこでマスでも掻いてれば」
日番谷「ぐぬぬ・・・」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:39:37.34 ID:fCJVGmIW0
一護「それで何だって」
石田「カイエン」
一護「聞いた事あるか恋次」
恋次「あー・・・あるようなねえような」
一護「そいつが処女を奪ったんだなルキアの」
石田「って言ってたよあいつが」
一護「どんな野郎なんだよ」
恋次「とにかく探し出して締め上げようぜ」
石田「カイエン」
一護「聞いた事あるか恋次」
恋次「あー・・・あるようなねえような」
一護「そいつが処女を奪ったんだなルキアの」
石田「って言ってたよあいつが」
一護「どんな野郎なんだよ」
恋次「とにかく探し出して締め上げようぜ」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:42:54.76 ID:fCJVGmIW0
一護「おい一角!弓親!出てこい!」
一角「うるせえな何だよ」
恋次「げっ・・・肛門の処女損失してんのかよ一角さん」
弓親「どうしたんだい?」
恋次「うげっ・・・マジかよ。二人とも掘られてるのかよ」
一護「カイエンって知ってるか」
一角「は?」
一護「志波だとか言う死神だよそいつがルキアの貴重な処女を」
恋次「知ってる事あったら教えてくださいよ!一角さん!!」
一角「うるせえな何だよ」
恋次「げっ・・・肛門の処女損失してんのかよ一角さん」
弓親「どうしたんだい?」
恋次「うげっ・・・マジかよ。二人とも掘られてるのかよ」
一護「カイエンって知ってるか」
一角「は?」
一護「志波だとか言う死神だよそいつがルキアの貴重な処女を」
恋次「知ってる事あったら教えてくださいよ!一角さん!!」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:47:19.94 ID:fCJVGmIW0
一角「知ってるっすか隊長」
剣八「しらねーな」
一護「おい石田」
石田「マユリの奴に騙された!」
恋次「あんな胡散臭いオッサン信じるからこうなんだよ」
石田「あのインチキ科学者め・・・」
石田「よくもこの僕に恥をかかせてくれたな・・・許さん」
剣八「しらねーな」
一護「おい石田」
石田「マユリの奴に騙された!」
恋次「あんな胡散臭いオッサン信じるからこうなんだよ」
石田「あのインチキ科学者め・・・」
石田「よくもこの僕に恥をかかせてくれたな・・・許さん」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 00:56:00.39 ID:fCJVGmIW0
石田「居ないじゃないか!このインチキ科学者!!」
マユリ「黙れ」
石田「なーにが志波カイエンだ!架空の人物作り上げちゃってさ」
マユリ「随分前の事だが居たんだヨ。十三番隊の副隊長で」
石田「もう僕は騙されん!死ねインチキ科学者が!!」
マユリ「ネム」
ネム「はい。確かに居ました」
石田「まあ・・・ネムさんが言うなら仕方ない。居なくても居るんだろうな」
石田「これで最後だ僕が信じるのは」
石田「もし居なかったらここを爆破する」
マユリ「黙れ」
石田「なーにが志波カイエンだ!架空の人物作り上げちゃってさ」
マユリ「随分前の事だが居たんだヨ。十三番隊の副隊長で」
石田「もう僕は騙されん!死ねインチキ科学者が!!」
マユリ「ネム」
ネム「はい。確かに居ました」
石田「まあ・・・ネムさんが言うなら仕方ない。居なくても居るんだろうな」
石田「これで最後だ僕が信じるのは」
石田「もし居なかったらここを爆破する」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:04:50.58 ID:fCJVGmIW0
チャド「ニモツ」
ルキア「一護のか」
チャド「ソウダ」
ルキア「それで一護は?」
チャド「オレワカラナイ」
チャド「ワカルコトヒトツ。イチゴノメイレイゼッタイ」
チャド「サカラウコトユルサレナイ」
ルキア「解ったから帰れ」
夏梨「悪かったなオッサン。ほら五円やるよ」
チャド「アリガトウ。オレウレシイ」
ルキア「一護のか」
チャド「ソウダ」
ルキア「それで一護は?」
チャド「オレワカラナイ」
チャド「ワカルコトヒトツ。イチゴノメイレイゼッタイ」
チャド「サカラウコトユルサレナイ」
ルキア「解ったから帰れ」
夏梨「悪かったなオッサン。ほら五円やるよ」
チャド「アリガトウ。オレウレシイ」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:10:26.59 ID:fCJVGmIW0
浮竹「そうか話す時が来たようだね二人に」
一護「教えろよ浮竹さん」
恋次「どこに居るんすか」
浮竹「海燕はもうゴホゴホ・・・」
浮竹「ウゲボエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
一護「う、浮竹さん!」
恋次「誰か誰か!!!」
一護「しっかりしろ浮竹さん!!!」
一護「教えろよ浮竹さん」
恋次「どこに居るんすか」
浮竹「海燕はもうゴホゴホ・・・」
浮竹「ウゲボエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
一護「う、浮竹さん!」
恋次「誰か誰か!!!」
一護「しっかりしろ浮竹さん!!!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:16:11.91 ID:fCJVGmIW0
一護「居るのか居ねえのかハッキリしねえ」
恋次「そいつがルキアの処女奪ったのかもわからねえ」
石田「居場所ぐらいわかるだろ!君は科学者だろうが!!」
マユリ「一度だけ虚圏で目撃されたと情報があるヨ」
石田「本当かい?」
マユリ「本当だヨ。今度こそネ」
一護「三度目の正直だ」
恋次「行こうぜ一護!」
阿近「いいんですか。あんな事言って」
マユリ「これで厄介払いができたヨ。特にあのクインシーだけは」
恋次「そいつがルキアの処女奪ったのかもわからねえ」
石田「居場所ぐらいわかるだろ!君は科学者だろうが!!」
マユリ「一度だけ虚圏で目撃されたと情報があるヨ」
石田「本当かい?」
マユリ「本当だヨ。今度こそネ」
一護「三度目の正直だ」
恋次「行こうぜ一護!」
阿近「いいんですか。あんな事言って」
マユリ「これで厄介払いができたヨ。特にあのクインシーだけは」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:21:31.02 ID:fCJVGmIW0
ハリベル「カイエン?」
一護「アンタ虚圏のリーダー的存在だろ」
恋次「知ってるだろ教えろよ」
石田「今晩僕の部屋に来なよ君」
ハリベル「知らんな」
一護「知らねえ事ないだろ!」
恋次「それでも十刃だったんだろアンタ!」
石田「僕の名前は石田雨竜。ご覧の通りのクインシーさ」
石田「ん?何も言わなくても解るよ。僕に惚れたんだね君は」
ハリベル「・・・」
一護「アンタ虚圏のリーダー的存在だろ」
恋次「知ってるだろ教えろよ」
石田「今晩僕の部屋に来なよ君」
ハリベル「知らんな」
一護「知らねえ事ないだろ!」
恋次「それでも十刃だったんだろアンタ!」
石田「僕の名前は石田雨竜。ご覧の通りのクインシーさ」
石田「ん?何も言わなくても解るよ。僕に惚れたんだね君は」
ハリベル「・・・」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:42:06.51 ID:fCJVGmIW0
ルキア「一護の事だとここ以外には」
雛森「朽木さん?」
ルキア「一護を見ませんでしたか」
雛森「そういえば阿散井くん達と虚圏に行くとか何か言ってたよ」
ルキア「虚圏へ?」
雛森「うん。鉄砲玉のように走ってったよ」
ルキア「一護と恋次は何を考えているのだ」
ルキア「何故虚圏に」
雛森「朽木さん?」
ルキア「一護を見ませんでしたか」
雛森「そういえば阿散井くん達と虚圏に行くとか何か言ってたよ」
ルキア「虚圏へ?」
雛森「うん。鉄砲玉のように走ってったよ」
ルキア「一護と恋次は何を考えているのだ」
ルキア「何故虚圏に」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:45:35.64 ID:fCJVGmIW0
ネリエル「さあ聞いた事ないよ」
一護「やっぱり架空の人物なんじゃねえの」
恋次「俺もそう思えて来た」
石田「見ろよ黒崎!今僕は巨乳美人の間に立ってるぞ!!」
一護「頭おかしいんじゃねえのかあいつ」
恋次「シカトしろ。あいつはここが狂ってんだ」
石田「先生見てください僕は滅却師としてこんな美人に囲まれてます」
石田「これってハーレムですよね。そうですよね先生」
一護「いよいよどこかに喋り出しやがった・・・」
一護「やっぱり架空の人物なんじゃねえの」
恋次「俺もそう思えて来た」
石田「見ろよ黒崎!今僕は巨乳美人の間に立ってるぞ!!」
一護「頭おかしいんじゃねえのかあいつ」
恋次「シカトしろ。あいつはここが狂ってんだ」
石田「先生見てください僕は滅却師としてこんな美人に囲まれてます」
石田「これってハーレムですよね。そうですよね先生」
一護「いよいよどこかに喋り出しやがった・・・」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:52:32.74 ID:fCJVGmIW0
グリムジョー「死ね黒崎!!!」
一護「おっと。お前カイエンって知ってるか」
グリムジョー「知らねえよ!誰だよそいつは」
恋次「ルキアの処女奪ったとんでもねえ野郎だ」
一護「ほらお前が腹に穴開けた死神居ただろうが」
グリムジョー「・・・知らねえ」
一護「ちゃんと脳みそ入ってんのお前」
グリムジョー「うるせえ!」
ハリベル「その男を探しに来たらしいんだ手伝ってやれお前も」
グリムジョー「誰が探すかよ。こいつは敵だぜ敵」
ハリベル「その敵に我々は救われたのだぞ」
ネリエル「そうだよ。受けた恩はちゃんと返さなきゃ」
グリムジョー「くっ・・・」
一護「男なら借りを返すのが流儀だろうがグリムジョー」
グリムジョー「今回だけだぞ黒崎。言っとくが俺はてめえに借り返すだけだぜ」
一護「おっと。お前カイエンって知ってるか」
グリムジョー「知らねえよ!誰だよそいつは」
恋次「ルキアの処女奪ったとんでもねえ野郎だ」
一護「ほらお前が腹に穴開けた死神居ただろうが」
グリムジョー「・・・知らねえ」
一護「ちゃんと脳みそ入ってんのお前」
グリムジョー「うるせえ!」
ハリベル「その男を探しに来たらしいんだ手伝ってやれお前も」
グリムジョー「誰が探すかよ。こいつは敵だぜ敵」
ハリベル「その敵に我々は救われたのだぞ」
ネリエル「そうだよ。受けた恩はちゃんと返さなきゃ」
グリムジョー「くっ・・・」
一護「男なら借りを返すのが流儀だろうがグリムジョー」
グリムジョー「今回だけだぞ黒崎。言っとくが俺はてめえに借り返すだけだぜ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 01:56:38.39 ID:fCJVGmIW0
石田「君は童貞なのかい?」
グリムジョー「女に興味がねえ」
石田「ホモだ!」
一護「マジかよライバルがホモとかドン引きだぜ」
恋次「つっぱったナリしてんのにホモなのかよ」
グリムジョー「ざけんな!誰がホモだ俺は戦うことしか興味がねえんだ」
一護「やたら俺に絡んできたのはホモ故にか」
恋次「勘弁してくれよホモとか」
石田「たとえば彼女たちがやらせてくれるって言ったらどうだい」
グリムジョー「断る」
一護「どうして」
グリムジョー「カッコ悪いからに決まってるだろうが」
グリムジョー「女に興味がねえ」
石田「ホモだ!」
一護「マジかよライバルがホモとかドン引きだぜ」
恋次「つっぱったナリしてんのにホモなのかよ」
グリムジョー「ざけんな!誰がホモだ俺は戦うことしか興味がねえんだ」
一護「やたら俺に絡んできたのはホモ故にか」
恋次「勘弁してくれよホモとか」
石田「たとえば彼女たちがやらせてくれるって言ったらどうだい」
グリムジョー「断る」
一護「どうして」
グリムジョー「カッコ悪いからに決まってるだろうが」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:04:38.98 ID:fCJVGmIW0
雛森「今日は井上さんだったっけ居ないね」
ルキア「井上は忙しいだとかで」
雛森「でもあの人って私とキャラ被るから嫌いなんだよね。病んでる部分が」
雛森「今の私には平子隊長が居るからね。フフッ」
ルキア「そ、そうですか」
雛森「あとは目障りな幼馴染が消えてくれたら最高なんだけどね」
雛森「阿散井くんみたいな頼りになる男ならいいけどあんなちんけな子供じゃ・・・」
ルキア「・・・」
雛森「黒崎さんってみんなを護ってくれるんだよね?」
ルキア「それが一護の口癖ですから」
雛森「今度頼んでみようかな。ストーカーを退治してくれって」
ルキア「・・・」
ルキア「井上は忙しいだとかで」
雛森「でもあの人って私とキャラ被るから嫌いなんだよね。病んでる部分が」
雛森「今の私には平子隊長が居るからね。フフッ」
ルキア「そ、そうですか」
雛森「あとは目障りな幼馴染が消えてくれたら最高なんだけどね」
雛森「阿散井くんみたいな頼りになる男ならいいけどあんなちんけな子供じゃ・・・」
ルキア「・・・」
雛森「黒崎さんってみんなを護ってくれるんだよね?」
ルキア「それが一護の口癖ですから」
雛森「今度頼んでみようかな。ストーカーを退治してくれって」
ルキア「・・・」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:10:22.81 ID:fCJVGmIW0
ハリベル「ところでそのカイエンって男はどういう顔なんだ」
恋次「石田!」
石田「それが解らないんだよね。記録と言うか情報的なのが消えてるのよ」
一護「どういう事だよ」
石田「いちいち僕に聞くんじゃない!自分で考えんか!!」
恋次「きっと悪い事したんだぜ。虚圏に居るようじゃな」
一護「どうせとんでもない顔面してんぜ。眉毛無かったり目つき悪かったりよ」
恋次「体中に刺青彫ってんぜ絶対に」
グリムジョー「髪型もパンチパーマとかじゃねえの。絶対に悪い奴だぜ」
一護「グラサンかけてたりしてよ」
恋次「それで白のクラウン乗り回してよ」
グリムジョー「スーツ着て金バッチ付けてんぜそいつは」
一護「とにかくルキアをレイプしたんだ悪い男だそいつは」
恋次「石田!」
石田「それが解らないんだよね。記録と言うか情報的なのが消えてるのよ」
一護「どういう事だよ」
石田「いちいち僕に聞くんじゃない!自分で考えんか!!」
恋次「きっと悪い事したんだぜ。虚圏に居るようじゃな」
一護「どうせとんでもない顔面してんぜ。眉毛無かったり目つき悪かったりよ」
恋次「体中に刺青彫ってんぜ絶対に」
グリムジョー「髪型もパンチパーマとかじゃねえの。絶対に悪い奴だぜ」
一護「グラサンかけてたりしてよ」
恋次「それで白のクラウン乗り回してよ」
グリムジョー「スーツ着て金バッチ付けてんぜそいつは」
一護「とにかくルキアをレイプしたんだ悪い男だそいつは」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:15:34.58 ID:fCJVGmIW0
ルキア「それでは私は」
雛森「ふーん・・・私を見捨てるんだね」
ルキア「違います」
雛森「それでどうやって虚圏に行くの?」
ルキア「涅隊長に」
雛森「あの胡散臭い人が頼みを聞いてくれると思う?絶対にありえないよ」
ルキア「ならどうすれば」
雛森「私に任せてよ」
雛森「ふーん・・・私を見捨てるんだね」
ルキア「違います」
雛森「それでどうやって虚圏に行くの?」
ルキア「涅隊長に」
雛森「あの胡散臭い人が頼みを聞いてくれると思う?絶対にありえないよ」
ルキア「ならどうすれば」
雛森「私に任せてよ」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:23:06.38 ID:fCJVGmIW0
藍染「それで私に」
雛森「はい。でも勘違いしないでくださいね貴方は過去の男ですから」
藍染「でも私にはそれは不可能だ」
雛森「は?虚圏に居たのに行けないんですか?」
雛森「鏡花水月が無いと本当にダメ死神ですね藍染元隊長は」
藍染「違うよ雛森くん。この格好ではどうにもならないんだ」
ルキア「危険すぎますよさすがにこの男だけは」
雛森「大丈夫だよ朽木さん。たとえこの過去の男が出てもまた牢にぶち込めばいいんだよ」
雛森「こっちには平子隊長に更木隊長、阿散井くんや黒崎さんも居るんだよ」
ルキア「それはそうですが」
雛森「開けますから下がってくださいね」
藍染「待つんだ雛森くん!この格好じゃ下がれ」
雛森「もしもそれで死んだら運が無いと思って諦めてくださいね」
雛森「はい。でも勘違いしないでくださいね貴方は過去の男ですから」
藍染「でも私にはそれは不可能だ」
雛森「は?虚圏に居たのに行けないんですか?」
雛森「鏡花水月が無いと本当にダメ死神ですね藍染元隊長は」
藍染「違うよ雛森くん。この格好ではどうにもならないんだ」
ルキア「危険すぎますよさすがにこの男だけは」
雛森「大丈夫だよ朽木さん。たとえこの過去の男が出てもまた牢にぶち込めばいいんだよ」
雛森「こっちには平子隊長に更木隊長、阿散井くんや黒崎さんも居るんだよ」
ルキア「それはそうですが」
雛森「開けますから下がってくださいね」
藍染「待つんだ雛森くん!この格好じゃ下がれ」
雛森「もしもそれで死んだら運が無いと思って諦めてくださいね」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:35:46.51 ID:fCJVGmIW0
一護「行けども行けども砂しかねえ」
恋次「よくこんな砂だらけの世界で生きられるな。どこで寝てんだよ」
ネリエル「それなりの住み家みたいなのはあるよ」
ハリベル「さすがに住み家ぐらいないとな」
一護「お前あるのかよ」
グリムジョー「あ、当たり前だろうが・・・何言ってんだてめえは」
一護「どこにだよ」
グリムジョー「あるけど見つからねえんだ」
恋次「どういう事だよ」
ネリエル「迷子なんだって」
グリムジョー「何言ってんだわざとに決まってんだろうがわざと帰らねえんだ」
一護「何か意味あんかよ」
グリムジョー「うるせえな!どうだっていいだろうが」
恋次「よくこんな砂だらけの世界で生きられるな。どこで寝てんだよ」
ネリエル「それなりの住み家みたいなのはあるよ」
ハリベル「さすがに住み家ぐらいないとな」
一護「お前あるのかよ」
グリムジョー「あ、当たり前だろうが・・・何言ってんだてめえは」
一護「どこにだよ」
グリムジョー「あるけど見つからねえんだ」
恋次「どういう事だよ」
ネリエル「迷子なんだって」
グリムジョー「何言ってんだわざとに決まってんだろうがわざと帰らねえんだ」
一護「何か意味あんかよ」
グリムジョー「うるせえな!どうだっていいだろうが」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:39:51.59 ID:fCJVGmIW0
ルキア「虚圏か・・・久しいな」
雛森「頑張ってね朽木さん」
ルキア「はい」
雛森「帰りますよ藍染元隊長」
藍染「やっと出られたんだ私」
雛森「戻れ」
藍染「・・・」
雛森「戻らないと死にますよ。鏡花水月無しの貴方に何ができるんですか?」
藍染「き、鬼道」
雛森「私は達人ですからそっち系の」
雛森「ほら帰らないと死にますよ。グズグズしないでくださいよ」
藍染「・・・ッッ」
雛森「頑張ってね朽木さん」
ルキア「はい」
雛森「帰りますよ藍染元隊長」
藍染「やっと出られたんだ私」
雛森「戻れ」
藍染「・・・」
雛森「戻らないと死にますよ。鏡花水月無しの貴方に何ができるんですか?」
藍染「き、鬼道」
雛森「私は達人ですからそっち系の」
雛森「ほら帰らないと死にますよ。グズグズしないでくださいよ」
藍染「・・・ッッ」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:49:04.24 ID:fCJVGmIW0
石田「アアーッ!」
一護「ル、ルキア」
恋次「どうしてここに」
ルキア「それはこっちのセリフだ。お前たちこそ」
一護「俺はカイエンって奴を探してんだ」
恋次「俺も」
ハリベル「私たちはその手伝いを」
グリムジョー「チッ」
ルキア「海燕殿はもうおらぬ」
一護「どういう事だよ」
ルキア「・・・」
一護「ル、ルキア」
恋次「どうしてここに」
ルキア「それはこっちのセリフだ。お前たちこそ」
一護「俺はカイエンって奴を探してんだ」
恋次「俺も」
ハリベル「私たちはその手伝いを」
グリムジョー「チッ」
ルキア「海燕殿はもうおらぬ」
一護「どういう事だよ」
ルキア「・・・」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 02:53:52.15 ID:fCJVGmIW0
ルキア「虚夜宮はどっちだ」
グリムジョー「こっちだ付いて来いよ」
ハリベル「あっちの方角だ」
一護「何であそこ行くんだよ」
恋次「居ねえってどういう事だよルキア」
ルキア「いいから来い」
石田「フフ。何か仰天する事があるんだね」
グリムジョー「・・・」
ネリエル「あっちだってさ」
グリムジョー「うるせえんだよ!俺は黒崎達を引っかけてよ」
ネリエル「ほら行くよ。みんな行っちゃったよ」
グリムジョー「クソッタレ共が・・・どいつもこいつも」
グリムジョー「こっちだ付いて来いよ」
ハリベル「あっちの方角だ」
一護「何であそこ行くんだよ」
恋次「居ねえってどういう事だよルキア」
ルキア「いいから来い」
石田「フフ。何か仰天する事があるんだね」
グリムジョー「・・・」
ネリエル「あっちだってさ」
グリムジョー「うるせえんだよ!俺は黒崎達を引っかけてよ」
ネリエル「ほら行くよ。みんな行っちゃったよ」
グリムジョー「クソッタレ共が・・・どいつもこいつも」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 03:03:55.69 ID:fCJVGmIW0
一護「ここは」
ルキア「ここで私は海燕殿と再会した。いや海燕殿では無かったがな」
恋次「いねえってのは」
ルキア「私がこの手でな。尸魂界で虚に乗っ取られた海燕殿を手にかけ」
ルキア「その姿をした十刃を殺してな」
恋次「・・・」
一護「居ないってのはそういう事だったのか」
ルキア「そういう事だ一護、恋次」
一護「・・・帰ろうぜ」
恋次「そうだな・・・悪かったなルキア」
ルキア「ここで私は海燕殿と再会した。いや海燕殿では無かったがな」
恋次「いねえってのは」
ルキア「私がこの手でな。尸魂界で虚に乗っ取られた海燕殿を手にかけ」
ルキア「その姿をした十刃を殺してな」
恋次「・・・」
一護「居ないってのはそういう事だったのか」
ルキア「そういう事だ一護、恋次」
一護「・・・帰ろうぜ」
恋次「そうだな・・・悪かったなルキア」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 03:09:37.70 ID:fCJVGmIW0
一護「巻き込んじまって悪かったな3人とも」
ハリベル「いいんだ。せめてもの恩返しとして」
ネリエル「また遊びに来てね」
一護「おいグリムジョー」
グリムジョー「今度会う時はてめえと必ず決着つけてやるよ必ずな」
一護「へっへっへ」
石田「おっ」
恋次「どうした石田」
石田「別に・・・何でもないよ」
ハリベル「いいんだ。せめてもの恩返しとして」
ネリエル「また遊びに来てね」
一護「おいグリムジョー」
グリムジョー「今度会う時はてめえと必ず決着つけてやるよ必ずな」
一護「へっへっへ」
石田「おっ」
恋次「どうした石田」
石田「別に・・・何でもないよ」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 03:14:32.39 ID:fCJVGmIW0
石田「それで朽木さんとは」
一護「何もやってねえよ」
石田「あっそ。そういえばね朽木さん処女だったよ」
一護「は?何言ってんだお前は・・・あいつ手馴れてたぜ」
石田「これで測ったんだよ」
石田「きっと朽木さん的に黒崎を安心させるために手慣れたフリでもしてたんじゃないか」
石田「彼女はそういう女性だよ黒崎」
チャド「イチゴ。ジュースカッテキタ」
一護「今大事な話してんだよ。あっち行け」
チャド「ハイ」
一護「何もやってねえよ」
石田「あっそ。そういえばね朽木さん処女だったよ」
一護「は?何言ってんだお前は・・・あいつ手馴れてたぜ」
石田「これで測ったんだよ」
石田「きっと朽木さん的に黒崎を安心させるために手慣れたフリでもしてたんじゃないか」
石田「彼女はそういう女性だよ黒崎」
チャド「イチゴ。ジュースカッテキタ」
一護「今大事な話してんだよ。あっち行け」
チャド「ハイ」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 03:22:54.75 ID:fCJVGmIW0
一護「・・・」チーン
一護「そうか岩鷲の兄貴だったんだ」
岩鷲「言わなかったかお前に」
一護「知らねえよ」
恋次「思い出したぜ!この人だ俺会った事あるわ確か」
一護「思い出すのが遅いんだよお前」
一護「・・・それにしても恋次、岩鷲」
恋次「どうした」
一護「俺に似てるな」
岩鷲「似てねえよ。絶対に似てねえよ」
一護「似てんだよな・・・この人」
一護「そうか岩鷲の兄貴だったんだ」
岩鷲「言わなかったかお前に」
一護「知らねえよ」
恋次「思い出したぜ!この人だ俺会った事あるわ確か」
一護「思い出すのが遅いんだよお前」
一護「・・・それにしても恋次、岩鷲」
恋次「どうした」
一護「俺に似てるな」
岩鷲「似てねえよ。絶対に似てねえよ」
一護「似てんだよな・・・この人」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 03:31:11.77 ID:fCJVGmIW0
ルキア「どうだった海燕殿は」
一護「俺に似てた」
ルキア「よく見れば似ておるのな」
一護「今日こそはお前を抱いてやるよルキア」
ルキア「本当に大丈夫なのか一護」
ルキア「お前の早漏っぷりは異常だぞ」
一護「うるせえよ」
一護「今夜こそ決めてやるからなルキア」
終
一護「俺に似てた」
ルキア「よく見れば似ておるのな」
一護「今日こそはお前を抱いてやるよルキア」
ルキア「本当に大丈夫なのか一護」
ルキア「お前の早漏っぷりは異常だぞ」
一護「うるせえよ」
一護「今夜こそ決めてやるからなルキア」
終
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 04:52:55.11 ID:Ai3wsd2J0
なんか追いついてた
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 05:31:21.11 ID:iovoRDMr0
こっからが本番でしょうが!
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 06:26:17.30 ID:uAQmF3RE0
終わったか
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 07:48:56.31 ID:EG9S7nwvO
乙
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 09:19:26.36 ID:v3l0qvreP
グリムジョーが馬鹿すぎて愛着が湧いてくる
乙
乙
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/11/06(火) 09:45:34.26 ID:1KYsJL9Z0
乙
乙以外の言葉が出ない…
乙以外の言葉が出ない…
掲載元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352125141/
Entry ⇒ 2015.10.31 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
【安価】バラガン「フン。正月大作戦じゃな」【BLEACH】
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:12:52.12 ID:bY17xS1f0
安価スレです
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:31:46.65 ID:bY17xS1f0
バラガン「さて貴様等、正月の準備は予定通り進んでおるのであろうな?」
アビラマ「はっ! 仰せの通り着々と進行しております!」
フィンドール「今や虚夜宮は正月ムード一色。この短期間でここまで漕ぎつけられたのも陛下の迅速なる指示があった故!」
バラガン「フン……」
ジオ「ですが、正月に向けての手筈は大方整ったとはいえど……肝心の催しの内容が……」
バラガン「馬鹿者が。何のために儂が貴様等を正月の準備に奔走させたと思っておる。貴様等が動いておる間に正月に開く催しの二つや三つ、とっくに儂が考えておいたわい」
ジオ「は、はっ! も、申し訳ありません。とんだご無礼をっ……!」タジッ
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:39:23.68 ID:bY17xS1f0
バラガン「さて。催しについてじゃが一度しか言わんぞ」
バラガン「此度の正月には三つの催しを開く予定だ。手筈は既にそこのクールホーンに伝えてある。貴様等は催しの準備を引き続き進めろ」
バラガン「わかったな? 一辺の綻びも露呈させるでないぞ。貴様等に正月の準備に失敗して戻る場所などない」
バラガン「門松の飾られておらん道を、雪の積もっておらん大地を、この儂に歩かせるな」
バラガン「言え! 貴様等は誰の部下だ!!!」
アビラマ「はい!」
フィンドール「我々は“大帝”バラガン・ルイゼンバーン陛下の従属官!!」
ジオ「あらゆる作業を完璧にこなし!」
クールホーン「必ずや正月の準備を! 私たちの力でもって成功させてご覧に入れます!!」
バラガン「フン」
バラガン「この場におらん者にもこの事を伝え、各自最終準備に当たれい!!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:40:36.50 ID:bY17xS1f0
正月に行う一つ目の催しは? >>↓1
二つ目の催しは? >>↓2
三つ目の催しは? >>↓3
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:42:37.82 ID:WfiFsySWO
みんなにホロウの料理をふるまう
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:31:02.53 ID:SnbA3xYz0
アビラマ「フィンドール! そこのレシピ取ってくれっ。今手が離せねえんだ!」
フィンドール「手が離せないのはこっちも同じだ! 何せ料理なんてこの方一度も作ったことがないんだからな!」
クールホーン「でも流石はバラガン陛下だわ。あたしたちじゃ他の虚たちにおせち料理を振る舞うなんてことは思いつかないもの」
ニルゲ「それに現世の食材と霊蟲を掛け合わせた滋養料理を作れ。って仰ったのもバラガン様なんだろ? 旨いモン食って霊圧も回復するってのはすげえ案だよなあ……」
アビラマ「なに呑気に無駄話してんだお前ら! 熱ちっ! くそっ、お前らは楽そうな作業で羨ましいぜ……!」
クールホーン「あら、さっき“煮物を作るなんて怠い作業はやってられねえ! 俺は焼き物を担当させてもらう!”とか言ってたのはどこの誰だったかしら?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:33:04.10 ID:SnbA3xYz0
ペッシェ「はっ!」ペッタン!
ドンドチャッカ「餅をひっくり返すでヤンス~!」クルリ
ペッシェ「ほっ!」ペッタン!
ドンドチャッカ「餅をひっくり返すでヤンス~!」クルリ
ネル「これが餅つきっつーヤツっスか。楽すそうっスね!」
ジオ「そうだ。これもおせち料理の一つとして重箱に入るらしいからしっかり作ってくれよ?」
ネル「かしこまったっス!」
ドンドチャッカ「あっ! 手が滑ったでヤンス!」ヒョイ!
ペッシェ「熱ちちちちち!!! 餅が頭に!」ジタバタ
ポウ「まったく。騒がしいやつらだヨ……」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:36:17.54 ID:SnbA3xYz0
当日
スターク「おお、すごい人数だな。座るとこあるのかこれ」
リリネット「なに言ってんのさスターク。座席は指定って連絡が来てたでしょーが」
スターク「ん? そうなのか。んじゃ早いとこ座ろうぜ」
アパッチ(ちっ……回りにちらほら十刃のヤツらも見えるな。流石にちょっと緊張するぜ……)
ミラ・ローズ(あたしらはハリベル様の従属官。この集まりで弱さを見せたらハリベル様に恥をかかせることなっちまう……)
スンスン(ここは気丈に振る舞わなくてはなりませんわ……)
ハリベル「どうしたお前たち。ここは祭事を楽しむ場だ、もう少し肩の力を抜いてもいいのだぞ?」
アパッチ「は、はい……」タジッ
ミラ・ローズ(くっ……あたしらが気負ってるせいで逆にハリベル様の気を遣わせちまうことになるとは……)
スンスン(不覚ですわ……)
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:39:19.52 ID:SnbA3xYz0
ウルキオラ「…………」
ノイトラ「よう、第4十刃さんよ。んなとこでボーッと突っ立ってどうしたよ?」
ウルキオラ「ノイトラか……」
テスラ「久しくお目にかかります。ウルキオラ様」ペコリ
ノイトラ「おいテスラ。こんな奴に頭なんざ下げるこたァねえよ」
ウルキオラ「お前たちこそここで何をしている」
ノイトラ「はっ、俺らの通り道にてめえが突っ立ってて邪魔くせえからどかしてやろうと思ってな。気に障ったかァ?」
ウルキオラ「…………」スタスタ
ノイトラ「ちっ、てめえから訊いといてシカトかよ……」
テスラ「私たちも急ぎましょう、ノイトラ様」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:43:09.42 ID:SnbA3xYz0
ザエルアポロ(クク……まさかバラガンの奴に借りを返す機会がこんなにも早く訪れるとは……)
ザエルアポロ(この前はあいつらのせいで大変な目にあったからね。今日の大会で僕と君の格の違いを思い知らせてあげるよ……!)
ザエルアポロ「クク……」
ザエルアポロ「ハハハ……」
ザエルアポロ「ハハハハハハハハハッ!!!!」
「うるさいぞっ!!!!」
ザエルアポロ「!?」ピクッ
アーロニーロ「なーんてな」「チョット君ニ似テタデショ?」
ザエルアポロ「アーロニーロか……。まったくふざけた真似をしてくれる……!」
アーロニーロ「ふざけてるって言えばお前メガネ変えたのか?」「ソノ瓶底メガネハ実ニ君ニオ似合イダヨ、ザエルアポロ」
ザエルアポロ「ほう、やはりこのメガネは万人から見ても僕に似合っているということか! バラガンに強制的に貼りつけられた時は怒りが沸いたがよくよく鏡で見てみたら僕自身このメガネを中々に気に入ってしまってね。君に褒められる前からこのメガネと僕に素晴らしい美的感覚の統一性が存在していることは解っていたけどね。今やこのメガネは多数の機能と共に僕の身体の一部分と言ってもいいほどまでにその存在を昇華させ……」ベラベラ
アーロニーロ(別に褒めてないんだがなぁ……)(デモ機嫌モ直ッタミタイダシ、マアイッカ)
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:46:07.20 ID:SnbA3xYz0
バラガン「さて。どうやら全員集まったようじゃのォ」
クールホーン「陛下。そろそろ……」
バラガン「フン……。全員訊けい!!!!」
バラガン「これより正月の催しを開催する!!」
バラガン「まずは通知にもあった麻雀大会についての説明じゃ。この大会への参加者総数は計十六!」
バラガン「十刃の連中はもちろん強制参加。残りの六枠に入る者はこれより抽選を行い決定する」
アパッチ(なにっ! この大人数で麻雀はキツいとは思ったがまさかの抽選かよ……)
ミラ・ローズ(バラガンをこの大会でギャフンと言わせてやろうと思ったけど、こうなっちまうとは……)
スンスン(これだけの人数の中から六枠というのは少々辛いものがありますわね……)
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:50:09.95 ID:SnbA3xYz0
チルッチ「ふ~ん。ってことは十刃落ちのあたしたちにも参加するチャンスはあるってことね」
ガンテンバイン「面白れェ。選ばれさえすれば俺らも十刃と同じ舞台で戦えるっつうことだな」
ドルドーニ「吾輩はこのような機会が訪れるのを心待ちにしていたのだ……。今の十刃の面々と力の全てを酌み交わせるこの時が訪れるのを!」
ルピ「ま、キミたちはどうせ選ばれないから安心していいよ」
ドルドーニ「これはルピ殿! お怪我の方はもう……?」
ルピ「もうバッチリさ。グリムジョーの奴に左半身を吹き飛ばされた時は流石に終わったと思ったけどね。虚閃を撃たれる直前に少しだけ身体をそらしたのが功を奏したよ」
ルピ(ハハハ。あの時の屈辱はこの場で返させてもらうよ、グリムジョー……)
バラガン「さあ。全員このくじを引けい!」
麻雀大会の参加当選者は誰? >>↓1から>>↓6
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:01:39.97 ID:Hl/V1HWzo
チルッチ
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:02:06.62 ID:LQxJ6tjaO
ハリベル
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:02:29.12 ID:pZ/rhRTZo
メノリ
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:03:52.52 ID:HsLWEiXZ0
スンスン
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:03:53.39 ID:HYkKYw1UO
フーラー
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:04:31.31 ID:ESQ+AGubO
藍染
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:46:47.81 ID:SnbA3xYz0
スンスン「当たりましたわ!」
アパッチ「なんだと!?」
ミラ・ローズ「ちっ、無駄に運を使いやがって……」
チルッチ「あら。当選しちゃったわ」
ルピ「なっ……!」
ガンテンバイン「まァ。仕方ねェか……」
ドルドーニ「おめでとうチルッチ殿。吾輩達の分も是非頑張ってきてくれたまえ」
チルッチ「悪いけど、他人を背負って戦うのは苦手なのよね。あたしはあたしの好きにやらせてもらうわ」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:51:16.13 ID:SnbA3xYz0
イールフォルト「よっしゃ当たったぜ!」
エドラド「おう。良かったなイールフォルト」
シャウロン「だが、お前はまだ現世侵攻時の傷が癒えたばかりだ。あまり無理をするのは止すんだぞ」
イールフォルト「心配すんな!」
ザエルアポロ(……クク、まさかあのカスも参加することになるとはね)
ロリ「あっ! 当たってる!」
メノリ「私も当たったみたいね」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:54:47.58 ID:SnbA3xYz0
アビラマ「おい。最後の一枠は誰だ!」
藍染「私だ」ピラッ
アビラマ「あ、藍染様でしたか……」ザッ
藍染「なに、今日は無礼講だ。頭は下げなくていいよ」
アビラマ「はっ……」
バラガン(フン。藍染惣右介、まさかこやつも出張って来るとはな……)
バラガン「ともかく。これで決まったな」
バラガン「先に言っておくが、この大会では優勝者と準優勝者に儂とボスで選んだ賞品が付与されることになっておる。優勝者はどちらを選んでも構わん」
バラガン「賞品には>>↓1と>>↓2を用意しておるからのォ。高みを目指して精進せい!」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:55:09.13 ID:oH8mSyRQO
織姫の成長過程が記録されたアルバム
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:55:31.92 ID:pZ/rhRTZo
王鍵
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 17:40:44.00 ID:SnbA3xYz0
麻雀のグループ分けも安価にしたほうがいいですかね?
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 12:44:31.89 ID:LBNiIa2j0
インフルエンザにかかり少々床に伏しておりました。遅くなりましたが夕方ごろに再開します
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 18:25:16.13 ID:LBNiIa2j0
ウルキオラ「!!」ガタン!
アパッチ(うおっ!)
ミラ・ローズ(な、なんだウルキオラの奴いきなり立ち上がって……!)
ウルキオラ「何をグズグズしている貴様ら。さっさと始めるぞ」
スターク「お、おう……」
ヤミー「なんだぁ? えらくやる気じゃねえかウルキオラぁ」
ウルキオラ「無駄口を叩く暇があったらさっさと卓につけ。ヤミー」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 18:34:37.87 ID:LBNiIa2j0
スンスン「ハリベル様、王鍵とはいったい……?」
ハリベル「王鍵か。聞いたことがないな……」
スンスン(ハリベル様ですら存じない物とは……。いったいどのような物なのでしょう?)
バラガン「ルールは理解しておるな貴様等。四つに分けた組の中から各一位の者のみが決勝に進む権利を得る」
ウルキオラ「そんなことは言われずとも理解している。さっさと始めてくれバラガン」
アビラマ「おい、陛下に対して口が過ぎるぞ!」
ウルキオラ「貴様は黙っていろ」
バラガン「まったく愛想のないガキじゃのォ」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 18:40:47.60 ID:LBNiIa2j0
Aブロック 藍染 ロリ メノリ スンスン
藍染「私の思い過ごしかな。何やら私と君たちとの間に少々距離があるように感じるのだが」
ロリ「そんなの当り前でしょ。誰だってオナ……」
メノリ「ロリっ!」
ロリ「あっ」
スンスン「申し訳ありません。藍染様ほどの霊圧をお持ちですと、私たちのような下級大虚としては近づくだけでも息苦しく……」
藍染「そうか。どうやら私としたことが君たちに対しての配慮が足りなかったようだね。それに先程も言ったが今日は無礼講だ、私に対してそこまで気を遣わなくてもいいよ」
藍染「もう霊圧は抑えた。さあ、始めようか」
メノリ「助かったわ……」ボソッ
スンスン「この貸しは高くつきますわよ。ロリ、メノリ」ボソッ
ロリ「わ、悪かったわね……」ボソッ
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:02:58.29 ID:LBNiIa2j0
Bブロック ウルキオラ グリムジョー ゾマリ ヤミー
ゾマリ「ダブル立直」タンッ
グリムジョー「あぁ? またダブリーかよ」
ゾマリ「私のリーチは十刃最速。お忘れなく」
ヤミー(同じ牌切っとくか)タンッ
ウルキオラ「…………」タンッ
ゾマリ「ロンです。ダブリー一発」
ウルキオラ「!」
ヤミー「おいおいどうしたよ、お前らしくもねえ。さっきから振りこんでばかりじゃねえか」
グリムジョー「そんなことよりウルキオラ。てめえさっきから妙にニヤついてやがるがよ、気色悪りぃし腹立つからそれやめろ」
ウルキオラ「笑った覚えなど無い。お前こそ在りもしない事実をさも事実のように湾曲するのはやめろ。グリムジョー」
ゾマリ(ですが、確かに彼は先程から口角を吊り上げて笑みを浮かべていますね。ただしその笑みは般若面のそれに限りなく近いものになっていますが)
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:05:00.49 ID:LBNiIa2j0
Cブロック ザエルアポロ イールフォルト チルッチ アーロニーロ
ザエルアポロ「リーチだ」タンッ
イールフォルト「リーチ!」タンッ!
ザエルアポロ「なんだいそのリーチは。僕に対しての当てつけかな?」
イールフォルト「黙ってろカス」
ザエルアポロ「僕はカスではない。カスと言った方がカスだ」
イールフォルト「うるせえな、カスカス言ってんじゃねえぞこのカス!」
ザエルアポロ「カスしか言えないのかこのカスは。これだから君のようなカスの相手をするのは疲れるんだ」
アーロニーロ(兄弟なのに随分と仲が悪いなこいつら……)(少シハ仲良クスレバ良イノニネ)
チルッチ「あ、ツモったわ。ツモ七対子ドラドラで4000、2000」
イールフォルト「なにっ!?」
ザエルアポロ「まったく。どいつもこいつも僕をイラつかせてくれるね」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:09:39.09 ID:LBNiIa2j0
Dブロック スターク バラガン ハリベル ノイトラ
ノイトラ「…………」タンッ
ハリベル「ロン。タンピン二盃口ドラ1」
ノイトラ「ちっ、ダマかよこの野郎。セコい真似しやがって」
ハリベル「これも戦略だ。それに今の局でリーチをかける利点は見受けられなかったからな」
ノイトラ「……相変わらずいけ好かねえ野郎だなァてめえは」
スターク(ふう。振り込まなくてよかったぜ)
バラガン「小僧」
スターク「ん? どうした爺さん」
バラガン「あの小娘。最近何か変わったところはあるか」
スターク「あー、リリネットのことか? 別段変わりはねえぜ。でも気のせいか前よりも俺に対しての接し方が優しくなった気がするな」
バラガン「そうか」
スターク「あいつのこと気にかけてくれてんのか? 爺さんも結構優しいトコあるんだな。意外だぜ」
バラガン「フン、勘違いも甚だしいわい青二才が。第1十刃の片割れに何かあればこの儂にも色々と面倒事が降りかかるじゃろうが」
スターク「へいへい。んじゃそういうことにしときますかね」
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:16:35.45 ID:LBNiIa2j0
クールホーン「そろそろ各組ともに勝負がつきそうね」
アビラマ「どっかの卓で小競り合いでも起きるんじゃねえかと冷や冷やしてたが杞憂に終わりそうだな」
フィンドール「本当に何事もなく終わればいいけどな……」
Aブロック(藍染 ロリ メノリ スンスン)の勝者 >>↓1
Bブロック(ウルキオラ グリムジョー ゾマリ ヤミー)の勝者 >>↓2
Cブロック(ザエルアポロ イールフォルト チルッチ アーロニーロ)の勝者 >>↓3
Dブロック(スターク バラガン ハリベル ノイトラ)の勝者 >>↓4
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:18:20.69 ID:PPyG6FgjO
まさかのメノリ
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:18:41.44 ID:lZQhrTZUO
グリムジョー
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:18:56.38 ID:UhzvEBeGO
チルッチ
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:19:25.33 ID:p6z2mSumo
ノイトラ
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 20:40:50.04 ID:LBNiIa2j0
Aブロック
藍染「私としても大変残念だが、この戦いは東一局で終わってしまいそうだね」 持ち点61300
スンスン(オナ……藍染様とはいえ実力と運は本物。太刀打ち出来ませんわ……!) 持ち点12900
ロリ(メノリ。アレやるわよ)チラッ 持ち点12900
メノリ(わかってるわ。ただ負けを待つだけなんて流石に嫌だからね)チラッ 持ち点12900
ロリ(これがあたしたちが数ヵ月をかけて磨き上げた技“エレベーター”……!)スッ
メノリ(牌を掌に握りこみ、さらにその握りこんだ牌と手牌を二人で交換しあって最高効率でアガりまでたどり着くコンビ技……。ロリ、「白」と「南」をちょうだい)スッ
ロリ(わかったわ。あんたはあたしにピンズを集めて)スッ
スンスン(この二人、まさか……!)
ロリ(手牌交換だけじゃ疑われるわね。鳴かせるわよ)タンッ
メノリ「ポンっ!」タンッ
ロリ「ポンっ!」
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 20:47:59.71 ID:LBNiIa2j0
スンスン(くっ、私としたことがみすみすイカサマを見逃すなんて……!)
ロリ(あたしたちの手牌の交換速度は一般破面の響転の速さをゆうに越える! 十刃でもないあんたじゃイカサマに気付いても止める術なんてないわ!)
ロリ(メノリっ! 次は何?)
メノリ(「中」をちょうだい)
ロリ(了解!)タンッ
メノリ「ロン」
ロリ「え……?」
メノリ「大三元字一色。ダブル役満の64000であたしのトップね」
ロリ「あ、あんた……まさかあたしを裏切ったの……!?」
メノリ「悪く思わないで、ロリ。決勝にコマを進められるのは一人だけ。それに藍染様に勝つにはこうするしかなかったのよ」
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 20:52:14.93 ID:LBNiIa2j0
スンスン(やられた……! でも藍染様ならこの二人のイカサマには気づいていたはず! どうしてみすみす放って……!)チラッ
ギン「藍染サン。その刀は僕が預かっときます」ググッ
藍染「気にすることはないよギン。不要な心配だ」ググッ
ギン「まあそう言わんといて……。「鏡花水月」があったら不正し放題やないですか……!」ググッ
藍染「私が不正などするはずもない。彼女ら程度、私の力だけでねじ伏せてみせるよ」ググッ
スンスン「…………」
メノリ「とりあえず。これであたしは一抜けね」
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 21:02:31.95 ID:LBNiIa2j0
Bブロック
ゾマリ「どうやら、私はここまでのようだ」
ウルキオラ「なに?」
ゾマリ「ウルキオラ・シファー。貴方はもう以前の貴方とは違う。貴方はその身に強い意志と愛、そして心を宿した」
ウルキオラ「…………」
ゾマリ「この戦い。私ではどうあがいても貴方のその意志の強さには敵わないでしょう」
ゾマリ「知りたいものです。いったい何が貴方をそこまで駆り立てるのかを。何故貴方がそこまでして勝利を欲するのかを」
ウルキオラ「貴様には関係のないことだ」
ゾマリ「そうですか、それは大変残念です」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 21:12:01.44 ID:LBNiIa2j0
ゾマリ「さあ。先へ進みなさい。我々を倒して」タンッ
ヤミー「けっ。勝った気でいると足下救われるぜ」タンッ
ウルキオラ「ヤミー。お前が何と言おうと俺は決勝へと進むことになるだろう」タンッ
グリムジョー「ロンだ! 国士無双! 48000!」
ウルキオラ「」
ヤミー「んだよ。ハコじゃねえかよウルキオラぁ」
ウルキオラ「」
ヤミー「おい、訊いてんのか」
ウルキオラ「」
ゾマリ「意識を失っていますね」
ウルキオラ「」
グリムジョー「はっ、情けねえ野郎だ! 俺は一足先に次の段階に進ませてもらうぜ」
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 00:51:33.26 ID:sZucCzX20
Cブロック
イールフォルト「くらえっ!」タンッ!
ザエルアポロ「ロンだ」
イールフォルト「ちっ!」
ザエルアポロ「……これだ」タンッ
イールフォルト「ロン!」
ザエルアポロ「!」
アーロニーロ(さっきからこの二人で点数をとり合ってるな)(コレジャ僕タチノ出ル幕ガナイヨ)
ザエルアポロ(これでは埒が空かないな。とうとう奴から貰ったメガネの機能の一つを使う時が来たか)プシュッ
イールフォルト「おふっ……」ドサッ
アーロニーロ「おい、どうした」「突然倒レチャッタケド大丈夫カイ?」ユサユサ
ザエルアポロ「どうやらお昼寝の時間のようだね。コイツは脱落だ、続きは僕たちだけで行おう」
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 00:53:44.32 ID:sZucCzX20
ザエルアポロ「リーチ」タンッ
チルッチ「ロン。2900点」
ザエルアポロ「リーチ!」タンッ!
チルッチ「ロン。3200点」
ザエルアポロ「リーチっ!」ダンッ!
チルッチ「ロン。3500点」
ザエルアポロ「まったくチョロチョロとこの売女が……!」
チルッチ「誰が売女だコラ!」
アーロニーロ(見事に狙われまくってるなザエルアポロ)(メガネノレンズニ手牌ガ反射シテテ僕ラニ丸見エダッテコト気付イテナイノカナ?)
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 00:58:06.73 ID:sZucCzX20
ザエルアポロ「リーチだっ!」ダンッ!
チルッチ「…………」
ザエルアポロ「流石に、そう何度もマグレは続かないようだね」
アーロニーロ「あ、ツモったぞ。リーチツモ中ホンイツ一気通貫。12000、6000だ」「コレデザエルアポロハ飛ビダネ」
ザエルアポロ「」
チルッチ「何言ってんのよ。子の倍満だから8000、4000よ」
アーロニーロ「あっ、ホントだな」「間違エチャッタヨ。ゴメンゴメン」
ザエルアポロ(クク……危ない危ない。なんとか首の皮一枚持ちこたえたか。僕の持ち点は200点しかないがまだ親番が残っている。これなら十分に逆転可能な範囲だ……!)
チルッチ「したり顔してるところ悪いけど今は三本場よ。支払いはプラス300点だからどっちにしろあんたは飛びね」
ザエルアポロ「」
チルッチ「それじゃ。決勝に進むのはこのチルッチちゃんってことで」
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 01:01:22.33 ID:sZucCzX20
Dブロック
ノイトラ「リーチだ!」タンッ
ハリベル「…………」タンッ
ノイトラ「ロン! リーチ一発三暗刻ドラ3!」
ハリベル「スジひっかけの単騎待ちか」
ノイトラ「てめえにゃ容赦はしねぇ。骨の髄まで毟り取ってやるよ」
スターク「なあ爺さん。俺この前リリネットにオヤジ臭いって言われたんだがよ。俺そんなに匂うのか?」
バラガン「下らんことを儂に訊くな。そんなものは貴様で考えろ」
スターク「自分じゃよくわかんねえんだよなあ……」
バラガン「あのガキは貴様の日々の行動を見てオヤジ臭いと言っておるのじゃろう。大方貴様は寝てばかりおるのだろうが、それでは愚痴をこぼされても当然じゃ」
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 01:05:39.91 ID:sZucCzX20
ノイトラ「リーチ!」タンッ
ハリベル「リーチ」タンッ
ノイトラ「はっ。どっちの運が強えェか勝負といこうじゃねえか……」
ハリベル「わかった。受けて立とう」
ノイトラ「俺を今までの俺だと思うなよ。バラガンに小言を言われてから俺自身ちったぁ変わったと自負してる。俺は今日ここでてめえを超えてみせる……!」
スターク「それじゃリリネットは別に俺が臭いとかそういう意味で言ったワケじゃねえのか?」タンッ
バラガン「当然だ。まったく、貴様の取り得は洞察力じゃろうが。その貴様がそんな単純な勘違いをしてどうする」タンッ
スターク「俺、あいつの言うことは結構ストレートに受け取っちまうんだよ。どうしてだろうな」
バラガン「それだけ貴様があの小娘のことを強く想っておるということじゃろう。貴様とあの小娘の間には良くも悪くも深い結びつきがあるのだからな」
バラガン「貴様は奴との繋がりを失うのを恐れるあまり、今以上にあの小娘を理解してやらねばならんと心の内で躍起になっておる。結果、相手の言葉を盲目的に受け取ってしまうのだ」
スターク「…………」
バラガン「何じゃ」
スターク「いや、やっぱ爺さん俺らのことよく見てるんだな、と思ってよ。ちょっと痛いトコ突かれたぜ」
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 01:09:28.28 ID:sZucCzX20
ノイトラ「…………」タンッ
ハリベル「……!」スッ
ハリベル(……この戦い、私の負けか)タンッ
ノイトラ「ロンだ! 16000!」
ハリベル「強くなったな。ノイトラ」
ノイトラ「はっ、今回は運でてめえを上回ったに過ぎねえ。次は本物の戦いでてめえを超えてやる。それまでせいぜい首洗って待ってやがれ」
スターク「これでよかったのか爺さん。あんたその気になりゃ勝ち進めたんじゃねえのか?」
バラガン「フン、元締めが決勝に進んでどうする。それにそれを言うなら貴様も同じじゃろうが」
スターク「おいおい、今回は俺もマジメに打ったんだぜ? でもハリベルとノイトラの気迫が凄くてとても間に割り込めなくてよ」
バラガン「まあどっちでもいいわい。さァて、決勝の前に例の料理を連中に振る舞うとするかのォ」
スターク「お、ようやくおせち料理のおでましか。そういやリリネットのヤツがおせちが楽しみだ何だのと騒いでたっけか」
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:13:59.82 ID:sZucCzX20
昼休憩
アパッチ「美味いっ! なんだこれは!」ガツガツ
ミラ・ローズ「ちっ、なかなか美味しいじゃないか……!」ガツガツ
スンスン「はしたないですわよ二人とも」モグモグ
リリネット「えっ! こんなに豪勢なの食べていいの!?」
フィンドール「ああ……しっかり食え」
リリネット「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!」ガツガツ
アビラマ「おかわりもいいぞ」
リリネット「ホントか!?」
クールホーン「遠慮しないでいいのよ。たくさん食べなさい……」
ジオ「な、なんかここだけ狂気が漂ってるぞ」
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:17:52.85 ID:sZucCzX20
ドンドチャッカ「忙しいでヤンス~! 重箱運ぶの大変でヤンス~!」ドタドタ
ペッシェ「弱音を吐いている暇はないぞドンドチャッカ! 急いで運ぶのだ!」バタバタ
ネル「まったくとんだ大役をまかされたもんっスね! こりゃネルたつの働きにすべてがかかってると言っても過言じゃねえっス!」パタパタ
ノイトラ「……?」
テスラ「どうしました。ノイトラ様」
ノイトラ「何でもねえよ。気にすんな」
ノイトラ(今の後ろ姿、俺の思い過ごしか? いや、そもそもあいつがこんな所にいるワケがねえか……)
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:20:41.34 ID:sZucCzX20
ルピ「…………」ジーッ
グリムジョー「さっきからジロジロこっち見てんじゃねえよ。俺に何か用か」
ルピ「べっつに~。そっち見てるワケじゃないし」
チルッチ「あんたたちどうしてそんなに険悪なのよ」
ガンデンバイン「今日は折角こうして皆で集まったんだ。こんな時ぐらい喧嘩はやめにしようぜ」モグモグ
ドルドーニ「ガンデンバイン殿の言う通りだ。吾輩達は無駄な諍いを生むために此処に集まった訳ではない」モグモグ
ルピ「あ~あ。まったくみんなしてもっともらしいコト言っちゃってさァ。ボクが悪うございましたよ」
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:22:40.45 ID:sZucCzX20
ザエルアポロ「ぶっはっ!? 何だこの辛さは!」ゲホゲホ
アーロニーロ「騒がしいなザエルアポロ」「ソンナニ辛イカナコレ?」
ザエルアポロ「辛いなんてものじゃないぞ! いったい何が入ってるんだこれは!?」
アーロニーロ「そんなに言うならオレが貰ってやるよ」「ウン。ナカナカスパイシーデ美味シイジャナイカ」ニュルン
ゾマリ(その触手にも味覚はあるのですね)
ペッシェ「ふっふっふ。思い知ったかザエルアポロめ」チラッ
ドンドチャッカ「ネルの敵討ちでヤンス~! それにしてもザエルアポロのおせちにはいったい何を入れたでヤンスか?」チラッ
ペッシェ「流石に食べ物以外を入れたら食べ物の神様から天罰が下ってしまうからな。仕方ないので現世のリーパーと呼ばれる唐辛子をふんだんにまぶしておいた」
ドンドチャッカ「なんだか美味しそうな名前でヤンス」
ネル「あんたたつ何やってるんスか! 立ち止まってるヒマはねえっスよ!」プンスカ
ドンドチャッカ「あ! 今行くでヤンス~!」ダダダッ
ペッシェ「待て! 私を置いていくな!」ダダッ
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:25:33.48 ID:sZucCzX20
クッカプーロ「アン! アン!」
ヤミー「うるせえぞクソ犬! 黙って座ってろ!」
クッカプーロ「キャウン……」ショボン
ヤミー「…………」ガツガツ
クッカプーロ「…………」
ヤミー「ちっ……」ポイッ
クッカプーロ「!」
ヤミー「てめえの分だ、勝手に喰ってろ」プイ
クッカプーロ「アン♪」フリフリ
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:29:55.28 ID:sZucCzX20
藍染「…………」モグモグ
ギン「…………」モグモグ
東仙「…………」モグモグ
ロリ「…………」モグモグ
メノリ(な、なんなのこの空気……?)アムッ
藍染「…………」モグモグ
ギン「…………」モグモグ
東仙「…………」モグモグ
ロリ「…………」モグモグ
メノリ「うぅ……」ビクビク
ワンダーワイス「アウ?」キョトン
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:33:11.82 ID:sZucCzX20
バラガン「そろそろかのォ」
スターク「だと思うぜ。見た感じじゃみんな食べ終わってるみたいだしな」
フィンドール「陛下! 全員分の重箱の回収が完了いたしました!」ザッ
バラガン「そうか。下がれ」
フィンドール「はっ!」
バラガン「全員訊けい!!」
バラガン「これより大会決勝戦を開始する! 各組一位の者は早急に卓につけ!!!」
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:40:02.98 ID:sZucCzX20
決勝戦 ノイトラ グリムジョー メノリ チルッチ
ノイトラ「なんだァこりゃあ? 決勝にゃ誰が進んでくるのかと思ってたが雑魚ばかりじゃねえか」
グリムジョー「てめえみてえなザコがよく言えたもんだなノイトラ」
ノイトラ「小蠅が横で何か言ってんなァ。てめえから先に殺してやろうか? グリムジョー」ギロッ
グリムジョー「上等だコラ。俺をナメた眼で見やがる奴は誰だろうとぶっ潰す」ギロッ
チルッチ「ちょっとあんたたち、今からやるのは麻雀よ。戦闘おっぱじめるワケじゃないのよ?」
メノリ(相手は全員格上と言っていいわね……。でも負けるわけにはいかないわ。決勝に進むために切り捨てて来たロリの為にもね)
決勝戦の優勝者 >>↓1
決勝戦の準優勝者 >>↓2
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:40:52.26 ID:H4qNG7nao
メノリ
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:41:24.83 ID:hAm13WaEo
チルッチ
82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 21:55:07.71 ID:pqNQLhS10
グリムジョー「……くそっ」タンッ
ノイトラ「ロンだ。12000! ったく拍子抜けだぜ。でけえ口叩いてた割には大したことねえなァ」
グリムジョー「あぁ?」
チルッチ「それ、悪いけど頭ハネよ。2900点」
グリムジョー「だとよ。逸ってたところ残念だったなオイ」
ノイトラ「んだと? 俺をおちょくってんのかてめえ」
メノリ(これはチャンスかも。生憎今のノイトラとグリムジョーは平静とは言い難いわ。この機を逃すわけには……)スッ
チルッチ(配牌のすり替え……!)ピクッ
メノリ(気づいてももう遅いわよ。ロリとのコンビで鍛えた牌交換速度は伊達じゃないの)
メノリ「ダブルリーチ」タンッ
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:02:16.14 ID:pqNQLhS10
メノリ(よし、これで握りこんだ牌でアガればダブリー一発にドラも乗る……!)スッ
チルッチ「…………」ドンッ!
メノリ「!」コトン
チルッチ「あら、ごめんなさい。あなたが次に引く牌が山から落ちちゃったわ。でもどうせアガるか捨てるかだし大した問題じゃないわよね」
メノリ「っ……」タンッ
チルッチ「ロン。8000点」
メノリ「二順目のダマあがり……。まさかあんたも……」
チルッチ「別にヤる気はなかったわよ。でもあんた見たところ手技が相当板についてるみたいだし、あたしも技で応戦しないと負けちゃうじゃない?」
84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:08:28.57 ID:pqNQLhS10
グリムジョー(これで国士テンパイだ。くたばりやがれノイトラ!)タンッ!
ノイトラ「ロン。1000点」
グリムジョー「……!」ピキッ
ノイトラ「ん? なんだその文句ありげなツラはよ。でけえ手でもはってたのかァ?」
グリムジョー「ほざいてろ……!」
チルッチ(これは安牌ね……)タンッ
メノリ「その一萬、ロンよ」
チルッチ「は? 何いってんのよ。一萬はあんたが一巡目に捨ててるでしょうが」
メノリ「言いがかりは止してほしいわね。あたしの捨て牌に一萬なんて一枚もないわ」
チルッチ「!」
チルッチ(……成程、やるじゃない。一萬をあたしに掴ませて振り込ませると同時に、捨て牌の一萬を自分の手牌と入れ替えて待ち牌にしたってワケね)
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:18:03.85 ID:pqNQLhS10
ノイトラ(ちっ、グリムジョーの野郎に構ってたらいつの間にやら女共との点差が開いてやがる……)
ノイトラ(早えェとこ追いついとかねえとヤべえか)タンッ
グリムジョー「ロン! 16000だ」
ノイトラ「!」
グリムジョー「どうしたよノイトラ。そんなもんか?」
ノイトラ「…………」ピキッ
チルッチ(この一局が勝負ね。悪いけど一発で決めさせてもらうわよ)
チルッチ「ダブルリーチ!」タンッ
グリムジョー(碌な配牌じゃねえな……)タンッ
ノイトラ(俺とグリムジョーは持ち点が10000を切ってやがる。悠長なことやってる暇はねェ……)タンッ
メノリ(残念ね、チルッチ・サンダーウィッチ。あなたの敗因はあたしにツモのチャンスを与えたこと……)スッ
メノリ「ツモ、地和四暗刻。32000、16000」
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:21:02.55 ID:pqNQLhS10
ロリ「やったーっ! 勝ったわっ!」
メノリ「あら、喜んでくれるのね。てっきりまだ怒ってるものだと思ってたけど……」
ロリ「そりゃまだ完全に怒りがおさまったワケじゃないわよ。でも勝ったからいいわ。負けたらエスコロペンドラでどついてやろうと思ったけどね!」
ドルドーニ「準優勝おめでとう」パチパチ
ガンデンバイン「惜しかったじゃねェか」パチパチ
ルピ「ま、キミなりには頑張ったほうだと思うよ」
チルッチ「な、なによあんたたち。揃いも揃って気持ち悪いわね」
バラガン「ではこれより賞品の授与を行う。両者前に出ろ!」
ロリ「ほら、行ってきなさい」トンッ
メノリ「なんかあなたに素直に祝福されると調子が狂うわね……」
ロリ「どういう意味よ!」
ドルドーニ「さあ、舞台へ。吾輩達がエスコートしよう」スッ
チルッチ「いらないわ」シッシッ
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:26:56.65 ID:pqNQLhS10
バラガン「メノリ・マリア」
メノリ「は、はい」
メノリ(いざ近くで見てみるとやっぱり威厳があるわね……。元虚圏の王だっただけのことはあるわ……)ゴクリ
バラガン「貴様は此度の長きに渡る戦いで見事に勝利を収め、二つの賞品のうち一つを選択する権利を得た」
バラガン「さあ。いずれか一つを選ぶがいい」
メノリ「そうね……」
メノリ「あたしが選ぶのは……」
メノリが選んだ賞品(「織姫の成長過程が記録されたアルバム」か「王鍵」のどちらか) >>↓1
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:27:22.23 ID:n/PovhH0O
織姫のアルバム
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 23:58:25.54 ID:pqNQLhS10
メノリ(井上織姫って確か藍染様の命令でウルキオラが現世から攫ってきた女よね。すぐ逃げられたけど……)
メノリ(正直どっちもいらないんだけど、今後また藍染様から命令が下されてこの井上って女を攫うことになったら、アルバムに記してある情報が役に立つ時が来るかもしれない……)
メノリ「アルバムの方を選ぶわ」
バラガン「フン。受け取れ」スッ
メノリ「ありがとう」スッ
ウルキオラ「…………」
メノリ「!」ビクッ
メノリ(な、なに今の殺気は……!? 気のせいかしら……)キョロキョロ
ウルキオラ「…………」
メノリ(き、気のせいなんかじゃないわ。この身を刺すような霊圧を放ってるのは誰……!?)
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 00:04:45.89 ID:8UdwRSDy0
チルッチ「それじゃ、あたしは王鍵ってのを……」
藍染「待つんだチルッチ」スッ
チルッチ「あ、藍染様……!」ビクッ
バラガン「何をしに来た藍染惣右介。敗者の貴様がこの場に立つ権利などない、早々にこの舞台から降りるがいい」
東仙「……!」ピクッ
アパッチ(お、おいおい……)
ミラ・ローズ(いくら無礼講だって言っても藍染様に対してその口の訊き方はマズいんじゃ……!)
藍染「すまないバラガン。確かに君の言うことも一理ある」
藍染「だが、この大会は君と私との共同開催で成り立っているんだ。今、賞品の授与のためにこの場に主催者の君が立っているということは、もう一人の主催者であるこの私もこの場に立つ権利があるのではないのかな?」
スンスン(何やら藍染様から必死さを感じますわね。そのせいか、バラガンの言葉は特に耳に残っていない様子……)
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 00:12:31.60 ID:8UdwRSDy0
藍染「少し私と話をしよう。チルッチ・サンダーウィッチ」
藍染「君には王鍵の代わりに、現世用の義骸と少しの休暇を賞品として与えようと思うんだ」
チルッチ「!」
藍染「どうだい、悪い条件ではない筈だ。王鍵などという君にとって全く必要の無いものよりもこちらの方が賞品としての価値があると私は思っているのだが、やはりお気に召さないかな?」
チルッチ(確かに休暇を頂けるってのはありがたい提案ね。どう考えても王鍵なんてワケのわかんない物を貰うよりはそっちの方が断然魅力的だわ)
チルッチ「ではお言葉に甘えさせて頂きます」
藍染「ありがとう。私としても嬉しいよ」
アパッチ(でも藍染様がここまで渡そうとしない王鍵っていったいどんな物なんだ?)
ミラ・ローズ(「王」に「鍵」。何かの隠語か……?)
スンスン(あそこまで頑なに受け渡しを拒むなんておかしいですわ。やはりここから導き出されるのは……)
アパッチ(そうかわかったぞ! たぶん王鍵ってのは藍染様の新しいオナ……// の名前だ)
ミラ・ローズ(やっぱアレしか考えられねえよな……。こりゃいよいよ例の噂も信憑性が増してきたな)
スンスン(藍染様もそんな下劣なものを賞品にするのは止してほしかったですわ……)
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 22:01:01.60 ID:8UdwRSDy0
バラガン「さて、そろそろ最後の催しを始めるかのォ」
スターク「ん、まだ何かあるのか?」
クールホーン「陛下! お年玉を配る準備が整いました!」
バラガン「フン」
リリネット(お年玉っ!)ワクワク
ロリ(なかなか大盤振る舞いじゃない……!)ワクワク
メノリ(中身はいったい何かしら)
バラガン「ではこれよりお年玉を配布する! 全員席につけい!」
お年玉の中身(全員に配布) >>↓1
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 22:05:24.68 ID:TfchgTbxO
死神の装束
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:04:48.52 ID:WvL2klUf0
アパッチ「どうよ! 似合ってるかこの服?」バサッ
スンスン「馬子にも衣装とはこのことですわね」
アパッチ「んだとコラぁッ!」
ミラ・ローズ「ったく本当のことなんだから仕方ないだろうが。一々騒ぐな」
アパッチ「てめーもお似合いだぜ。ゴリラが着物羽織ってるみたいだけどな!」
ミラ・ローズ「誰がゴリラだウルアァ!」
リリネット「どうかなスターク。変じゃない?」バサッ
スターク「んー。まあまあ似合ってるんじゃねえか? 不恰好には見えねえよ」
リリネット「へへっ」
スターク「おいおいどうしたいきなり。笑った時のゾマリみたいな顔してるぜ?」
リリネット「ふんっ!」ゲシッ
スターク「おぶっ!? タ、タマはやめろタマは……」ズキズキ
102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:12:53.94 ID:WvL2klUf0
ワンダーワイス「アウッ!」ピョンピョン
クッカプーロ「アンアン♪」トタタタ
アーロニーロ(あっちの二体もご満悦みたいだな)(ヨカッタヨカッタ)
ノイトラ「ったく下らねえモン寄越しやがって。それによく見りゃ死神の装束に似せた造りになってやがるじゃねえか、気に喰わねェ……」
テスラ「そう言わずにノイトラ様。一度羽織ってみてはどうです?」
ノイトラ「ちっ……」バサッ
クールホーン「どう? 似合うかしらぁ♪」ススッ
ザエルアポロ「こっちににじり寄って来るなっ! 気色悪いんだよ!」
クールホーン「あっらぁん♪ あたしたちの仲じゃないのぉ」スリスリ
ザエルアポロ「そんな仲になった覚えはない! 頬を擦りつけるなっ! 僕の実験材料にされたいのかっ!」
クールホーン「相変わらず怖いわねぇ」
アビラマ(そもそも何でクールホーンの装束だけ上下ピンク色なんだ……?)
フィンドール(確かにあの格好では逃げられても仕方がないな)
103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:19:28.04 ID:WvL2klUf0
ジオ「俺の装束は死神の隠密機動の連中が好みそうな装束だな」
ニルゲ「本当だなァ……。なんかそれっぽいこと言ってみてくれよ」
ジオ「そ、それっぽいことって何だよ?」
ニルゲ「隠密機動って確か死神の部隊の一つだろ? 何かソイツらが言いそうなことだよ」
ジオ「よし、じゃあやってやるよ……。あーあー、オホンッ!」
ジオ「教えた筈だ。仲間がやられたら好機と思え、間に入るな、後ろから刺せ」キリッ
ジオ「それすらできぬ程敵との力量が隔たっているならその場で仲間は見殺しにしろ。それが隠密機動だ」キリリッ
ニルゲ「うーん……」
ジオ「おい! なんだその微妙な反応は!」
ニルゲ「なんかこれじゃねェっていうか……」
ジオ「何なんだお前はさっきからっ! 今日はやけにダメ出しが多いな!」
104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:21:46.84 ID:WvL2klUf0
グリムジョー(この装束。現世で戦ったあの死神の野郎を思い出すぜ……)グッ
ゾマリ「どうしました? 随分と神妙な顔つきをしておられますが」
グリムジョー「!」
ゾマリ「何か悩みがおありのようでしたら、一度私の愛を受け、身も心も……」
グリムジョー「けっ、てめえの勧誘になんざ誰が乗るかよ。とっとと失せろ」シッシッ
ゾマリ「それは残念です」ペコリ
ヤミー「なんだこりゃあ。小さすぎて着れやしねえ」ビリッ
ルピ「キミは太りすぎなんだってば。少しは痩せたら?」
ヤミー「俺は喰って寝て霊圧溜めるのが仕事なんだよ。てめえがとやかく言うんじゃねえ」
ルピ「ふーん、あっそ。ま、ボクにはどうでもいいことだけど」
ドルドーニ「ほう、実に美しい装束だ! なかなか美麗だとは思わんかね?」バサッ
チルッチ「あんたが着るとむさ苦しさが増すだけね」
ガンデンバイン「違いねェ」
ドルドーニ「な、なにおう!」
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:27:10.28 ID:WvL2klUf0
ハリベル「どうしたウルキオラ。こんなところで黄昏れて」
ウルキオラ「ハリベルか。何をしに来た」
ハリベル「お前が会場から出ていくのが見えたからな、呼び戻しに声をかけようと思っただけだ」
ウルキオラ「不要な気遣いをするな。俺にとっての催しはもう全て終わった、今更あの場所に戻る価値などない」
ハリベル「そうか……。ならばこれだけでも受け取っておけ。バラガンが全員に用意した装束だ」スッ
ウルキオラ「…………」
ハリベル「気が向いたらいつでも戻ってくるといい」
ウルキオラ「…………」
ハリベル「またな」
107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:33:31.89 ID:WvL2klUf0
フィンドール「陛下!」ザッ
バラガン「フン。お年玉は全員に行き渡ったか?」
フィンドール「はい! 一つの余りも出すことなく受け渡しが完了いたしました!」
バラガン「そうか。下がれ」
フィンドール「はっ!」
バラガン(さて。今日の催しもこれで終いじゃな)
バラガン(面倒な催し事ではあったが、不思議と不快なものではなかったのォ……)
バラガン「全員訊けい!!」
バラガン「これにて本日の催しの終幕とする! 各自解散せよ!」
108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:51:38.04 ID:WvL2klUf0
後日
ロリ「どうしたのよアンタ、最近妙にそわそわしてるけど……」
メノリ「べ、別に……」
メノリ(正月のイベント以降、常にどこかから誰かの視線を感じるなんて言えないわ……)ビクビク
ウルキオラ「止まれ」
メノリ「ウ、ウルキオラ……!?」
ロリ「あ、あんたがどうしてこんなトコに……!」
ウルキオラ「そう気を張りつめるな。俺はお前の後ろの女に用があるだけだ」
メノリ「あ、あたし……?」タジッ
ロリ「そ、そう……。じゃああたしは少し席を外すわね……!」ススッ
メノリ「ちょっと! お、置いていかないでよ!」
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:56:12.79 ID:WvL2klUf0
ウルキオラ「本題に戻るか」
メノリ「!」ビクッ
ウルキオラ「単刀直入に言わせてもらう。貴様が先日の祭事で手に入れたアルバムを俺に譲ってくれ」
メノリ「え?」
ウルキオラ「…………」
メノリ「ま、まあ、どうせ大して必要なものじゃないし、あんたが欲しいならあげてもいいわよ……」
メノリ(あの気味悪いアルバム、賞品として貰った以上捨てるわけにもいかなかったしここで手放せるならそれに越したことはないわ。それに、もしかしたらこれであの妙な視線も消えるかもしれないし……)
ウルキオラ「そうか」
メノリ「ちょ、ちょっと待ってて。すぐに取って来るから……」
メノリ「は、はい」スッ
ウルキオラ「確かに受け取った」
メノリ「そ、それじゃあたしはもう行くわね……!」ススッ
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:02:11.77 ID:WvL2klUf0
ウルキオラ「…………」
ウルキオラ「…………」ニヤリ
ノイトラ「っと」ドンッ
ウルキオラ「!」バサッ
ノイトラ「ったく、こんなトコで突っ立ってんじゃねえよ」
ウルキオラ「…………」
テスラ「申し訳ありませんウルキオラ様……」ペコリ
ノイトラ「おいテスラ。こんな奴に謝るこたァねえってこの前も言っただろうが。さっさと行くぞ」
テスラ「は、はい」
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:08:30.13 ID:WvL2klUf0
ウルキオラ(拾うか……)スッ
グリムジョー「おっと」グシャッ
ウルキオラ「」
グリムジョー「んだよこの紙束は。邪魔くせえ、踏んじまったじゃねえか」
ウルキオラ「…………」
グリムジョー「ウルキオラか……。なんだよその眼は」
シャウロン「グリムジョー。藍染様による招集命令の時刻が迫っている、あまり他所事に割く時間は……」
グリムジョー「わかってる。そういうワケだ、悪りぃが今はてめえに構ってる暇はねえ。あばよ」
ウルキオラ「…………」
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:14:33.30 ID:WvL2klUf0
ウルキオラ「…………」
ペッシェ「無限の滑走(インフィナイト・スリック)!」ビシャッ!
アルバム「」ベチャッ
ネル「スケートっス! 廊下が長いからいっぱい滑れて面白いっス!」スイー
ドンドチャッカ「ツルツル滑るでヤンス~!」スイー
ペッシェ「まだまだ甘いぞ二人とも! 私の華麗なる滑りを見よ!」ススーッ
ウルキオラ「…………」
ウルキオラ「…………」
ウルキオラ「…………」
ウルキオラ「…………」
114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:19:05.45 ID:WvL2klUf0
ウルキオラ「鎖せ――」
ウルキオラ「黒翼大魔――」
115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:24:55.02 ID:WvL2klUf0
アビラマ「陛下!」ザッ
バラガン「何じゃ」
アビラマ「藍染様からの通達で、“虚夜宮にて発生している十刃同士の戦闘を鎮圧せよ”とのことです!」
バラガン「十刃同士の戦闘じゃと? 交戦しておるのは誰だ」
アビラマ「はっ! 第4十刃ウルキオラ・シファー、第5十刃ノイトラ・ジルガ、第6十刃グリムジョー・ジャガージャックの三体です!」
バラガン「これまた面倒事を持ち込みそうなガキどもじゃのォ……」
フィンドール「陛下!!」ザッ
バラガン「今度は何じゃ」
フィンドール「何やら巨大な霊圧が三つ、この宮に接近してきております! 大きさからして解放状態の十刃の霊圧であるかと思われます!」
116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:29:07.08 ID:WvL2klUf0
バラガン「早速か」
フィンドール「陛下、ここは我々が……」
バラガン「要らん。貴様等が出張って行ったところで連中を止められるとでも思っておるのか」
フィンドール「…………」
アビラマ「…………」
バラガン「貴様等には貴様等の役割がある。それは今ここで無謀な戦いに臨むことではない。今貴様等が成すべきことは儂が再び此処に戻るまでこの宮を護り抜くことだ」
フィンドール「!」
アビラマ「陛下……!」
バラガン「返事が聞こえんぞ!!!」
フィンドール「はい!」
アビラマ「陛下の仰せのままにっ!!」
117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:31:19.60 ID:WvL2klUf0
バラガン(さて、そろそろ向かうとするか)
バラガン(何やら、その内また藍染の小僧から下らん命を受けそうな気がするのォ。杞憂であればよいが……)
バラガン(まァ、そんなものはどうでもいい事じゃな)
バラガン「わかっておるな貴様等! 儂が戻るまで蟻の一匹たりともこの宮への侵入を許すでないぞ!!」
クールホーン「はっ!」
ジオ「この身滅びようとも、必ずやこの宮をお護りしてご覧にいれます!!」
終
119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:32:54.94 ID:WvL2klUf0
数日で終わらせるつもりが色々重なって非常に長期になってしまいました。申し訳ありません
120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:37:11.81 ID:3QcZGukBO
おつ!
122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 00:39:33.78 ID:DFxUDL0SO
乙
気がついたら終わっていた・・・
気がついたら終わっていた・・・
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419757971/
Entry ⇒ 2015.10.11 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
一護「省こう」藍染「省く?」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 21:20:31.51 ID:M00Ih3Uf0
一護「この漫画がやたらと一章一章が長いって言われてるの知ってるだろ」
藍染「まあ、耳にしたことはある」
一護「正直さ、俺もしんどいんだよ」
一護「檻の中で数ヶ月放置とか」
藍染「私もしばらく出番が来ない時期があったな・・・」
一護「正直暇だったろ?」
藍染「否定はしない」
一護「だから余計な部分を省こうかと思って」
藍染「まあ、耳にしたことはある」
一護「正直さ、俺もしんどいんだよ」
一護「檻の中で数ヶ月放置とか」
藍染「私もしばらく出番が来ない時期があったな・・・」
一護「正直暇だったろ?」
藍染「否定はしない」
一護「だから余計な部分を省こうかと思って」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 21:25:25.77 ID:M00Ih3Uf0
藍染「そうは言うが、一体何を省くというのだ」
一護「何個か省く要素はあるけど、やっぱまずは多すぎるキャラクターからだな」
藍染「キャラクターを省く・・・」
一護「もうちょっと少人数だったらテンポよく話しが回ると思わないか?」
藍染「確かにそうかもしれない」
一護「よし、じゃあまずは俺の味方の中から誰を省くか決めようか」
藍染「・・・考える必要があるか?」
一護「まあ待て。何が言いたいかは大体わかる」
一護「何個か省く要素はあるけど、やっぱまずは多すぎるキャラクターからだな」
藍染「キャラクターを省く・・・」
一護「もうちょっと少人数だったらテンポよく話しが回ると思わないか?」
藍染「確かにそうかもしれない」
一護「よし、じゃあまずは俺の味方の中から誰を省くか決めようか」
藍染「・・・考える必要があるか?」
一護「まあ待て。何が言いたいかは大体わかる」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 21:29:55.81 ID:M00Ih3Uf0
一護「チャドとか石田って言う気だろ」
藍染「その通りだが、何か問題が?」
一護「確かにあいつらは役にたたない事が多いが」
一護「やっぱ現世での友達枠って言うのは必要だと思うんだよ」
藍染「井上織姫だけでは不服か?それにまだ友人は大勢いるだろう」
一護「井上だけだとまた腐の人らが怒るだろ?ただでさえ叩かれてるんだから」
一護「けど井上はキーパーソンであったこともあるし、省くわけにはいかない」
藍染「批判を食い止める防波堤が必要、というわけか」
一護「その通り。だからチャドと石田両方を省くわけにはいかない」
一護「省くならどっちか一人だ」
藍染「その通りだが、何か問題が?」
一護「確かにあいつらは役にたたない事が多いが」
一護「やっぱ現世での友達枠って言うのは必要だと思うんだよ」
藍染「井上織姫だけでは不服か?それにまだ友人は大勢いるだろう」
一護「井上だけだとまた腐の人らが怒るだろ?ただでさえ叩かれてるんだから」
一護「けど井上はキーパーソンであったこともあるし、省くわけにはいかない」
藍染「批判を食い止める防波堤が必要、というわけか」
一護「その通り。だからチャドと石田両方を省くわけにはいかない」
一護「省くならどっちか一人だ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 21:34:21.69 ID:M00Ih3Uf0
藍染「・・・やはり、考えるまでも」
一護「待て待て。ここは慎重にいかないと」
一護「人気や活躍の度合いで言えば、石田が優秀」
一護「けど、新章が始まるたびに霊圧が消えるチャドは優秀なネタキャラでもある」
藍染「悩みどころだな」
一護「ああ、まだ最初だってのにいきなり難題だ」
一護「ただ一つ石田に有利なことは、今の本誌での展開だな」
藍染「滅却師と死神の戦い、果たして石田雨竜はどう動くのか・・・という引張りがあるからな」
一護「そうなんだよ。チャドは前章で終わっちまったし」
一護「待て待て。ここは慎重にいかないと」
一護「人気や活躍の度合いで言えば、石田が優秀」
一護「けど、新章が始まるたびに霊圧が消えるチャドは優秀なネタキャラでもある」
藍染「悩みどころだな」
一護「ああ、まだ最初だってのにいきなり難題だ」
一護「ただ一つ石田に有利なことは、今の本誌での展開だな」
藍染「滅却師と死神の戦い、果たして石田雨竜はどう動くのか・・・という引張りがあるからな」
一護「そうなんだよ。チャドは前章で終わっちまったし」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 21:37:09.46 ID:M00Ih3Uf0
藍染「ではやはり石田雨竜を残留させるか?」
一護「いやけどなぁ、正直今さら石田が動いたところで何?って意見もあるんだよ」
藍染「その意見一理あるな」
一護「だろ?うーん・・・」
藍染「・・・いっそのこと」
一護「うん?」
藍染「合体させてはどうだ?」
一護「合体だあ?」
一護「いやけどなぁ、正直今さら石田が動いたところで何?って意見もあるんだよ」
藍染「その意見一理あるな」
一護「だろ?うーん・・・」
藍染「・・・いっそのこと」
一護「うん?」
藍染「合体させてはどうだ?」
一護「合体だあ?」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 21:40:54.11 ID:M00Ih3Uf0
藍染「二人では余計、だがどちらか一人を選べない」
藍染「ならば、二人を合体させて一人のキャラクターとし、良いとこ取りをすればいい」
一護「・・・なる、ほどぉ」
一護「ありだなそれ」
藍染「だろう?」
一護「ちょっとそれで考えていこうか」
藍染「まず名前をどうするかだが」
一護「やっぱチャドはチャドって呼びたいし、苗字は茶渡で決定な」
藍染「茶渡雨竜・・・違和感は無い」
一護「名前決定~」
藍染「ならば、二人を合体させて一人のキャラクターとし、良いとこ取りをすればいい」
一護「・・・なる、ほどぉ」
一護「ありだなそれ」
藍染「だろう?」
一護「ちょっとそれで考えていこうか」
藍染「まず名前をどうするかだが」
一護「やっぱチャドはチャドって呼びたいし、苗字は茶渡で決定な」
藍染「茶渡雨竜・・・違和感は無い」
一護「名前決定~」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 21:46:47.14 ID:M00Ih3Uf0
藍染「続いて設定の方だが」
一護「ええと、石田が滅却師でチャドが多分フルブリンガーだな」
藍染「滅却師でフルブリンガー」
一護「それちょっとNGで。なんか俺と被るから」
藍染「我侭だな」
一護「主人公だからな。まあ正直どっちの能力設定も微妙だからどっちでもいいんだよな」
一護「ただ石田は涅マユリとの戦闘はかっこよかったんだよなー」
藍染「茶渡泰虎は?」
一護「あいつがかっこよかったのは、能力手に入れる前に電柱振り回してた時だけだ」
一護「ええと、石田が滅却師でチャドが多分フルブリンガーだな」
藍染「滅却師でフルブリンガー」
一護「それちょっとNGで。なんか俺と被るから」
藍染「我侭だな」
一護「主人公だからな。まあ正直どっちの能力設定も微妙だからどっちでもいいんだよな」
一護「ただ石田は涅マユリとの戦闘はかっこよかったんだよなー」
藍染「茶渡泰虎は?」
一護「あいつがかっこよかったのは、能力手に入れる前に電柱振り回してた時だけだ」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 21:54:29.72 ID:M00Ih3Uf0
藍染「ではこれはどうだ?茶渡泰虎の能力も滅却師の技の一つとして扱うというのは」
一護「ほう?」
藍染「滅却師でありながら、弓が下手な茶渡雨竜は拳に霊圧を乗せる術を多用するようになった」
一護「ああ、そんな感じでいいかも」
一護「で、ちょっとやばい時とかに師の教えを思い出して弓で強い技を放つ時が来る」
藍染「中々の展開ではないか?」
一護「いまついでに思い出したけど、あいつら爺ちゃんからの教えみたいなのが共通点だから」
一護「滅却師としての教えを受けながらも、人を守ることも教わるみたいな」
一護「これだったら回想もぱっとすませそうじゃないか?」
藍染「いただきだな」
一護「ほう?」
藍染「滅却師でありながら、弓が下手な茶渡雨竜は拳に霊圧を乗せる術を多用するようになった」
一護「ああ、そんな感じでいいかも」
一護「で、ちょっとやばい時とかに師の教えを思い出して弓で強い技を放つ時が来る」
藍染「中々の展開ではないか?」
一護「いまついでに思い出したけど、あいつら爺ちゃんからの教えみたいなのが共通点だから」
一護「滅却師としての教えを受けながらも、人を守ることも教わるみたいな」
一護「これだったら回想もぱっとすませそうじゃないか?」
藍染「いただきだな」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 21:59:09.23 ID:M00Ih3Uf0
一護「大分固まってきた」
藍染「次は見た目だが・・・」
一護「石田は美形、チャドはワイルド系。この二つを混在させるのは難しいぞ」
藍染「特徴をもっと細かく挙げてみるか」
一護「そうだな。まず、石田は眼鏡で細身だ」
藍染「眼鏡か。懐かしいな」
一護「お前とキャラ被ってるな」
藍染「失敬な」
一護「冗談だって。で、チャドは色黒で長身。あと筋肉もありそう」
藍染「では良い所を足していこう」
藍染「眼鏡をかけた、色黒で背の高い細マッチョ」
一護「・・・なんか微妙じゃねえか?」
藍染「・・・適当にイケメンにしておけば問題ないだろう」
藍染「次は見た目だが・・・」
一護「石田は美形、チャドはワイルド系。この二つを混在させるのは難しいぞ」
藍染「特徴をもっと細かく挙げてみるか」
一護「そうだな。まず、石田は眼鏡で細身だ」
藍染「眼鏡か。懐かしいな」
一護「お前とキャラ被ってるな」
藍染「失敬な」
一護「冗談だって。で、チャドは色黒で長身。あと筋肉もありそう」
藍染「では良い所を足していこう」
藍染「眼鏡をかけた、色黒で背の高い細マッチョ」
一護「・・・なんか微妙じゃねえか?」
藍染「・・・適当にイケメンにしておけば問題ないだろう」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 22:04:47.90 ID:M00Ih3Uf0
一護「まあいいか。あと趣味は手芸と、可愛いものが好きって感じだな」
一護「で、よく霊圧が消えるくせに説教臭い。師を殺した仇敵との確執も忘れてコントを始めるほど大らかな性格」
藍染「これで完成だな」
一護「よっしゃ、一人省いたぞ」
藍染「では次は?」
一護「現世だと俺の家族はまあまあ良い感じ。親父は今後の展開しだいだけど」
一護「後は学校と浦原さんのとこだけど」
藍染「それだけでも十人近いキャラクターがいるぞ」
一護「で、よく霊圧が消えるくせに説教臭い。師を殺した仇敵との確執も忘れてコントを始めるほど大らかな性格」
藍染「これで完成だな」
一護「よっしゃ、一人省いたぞ」
藍染「では次は?」
一護「現世だと俺の家族はまあまあ良い感じ。親父は今後の展開しだいだけど」
一護「後は学校と浦原さんのとこだけど」
藍染「それだけでも十人近いキャラクターがいるぞ」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 22:09:44.49 ID:M00Ih3Uf0
一護「でも必要なのって限られてるだろ」
一護「学校だとたつきと水色ぐらいで、あとはモブで十分だし」
一護「浦原さんとこは、ジン太と鉄裁さんを削れば概ね解決」
藍染「随分とばっさり切るのだな」
一護「まあ別にいてもいなくても一緒だからな」
一護「あんたどう思う?」
藍染「特に反論は無い」
一護「だろ?」
一護「学校だとたつきと水色ぐらいで、あとはモブで十分だし」
一護「浦原さんとこは、ジン太と鉄裁さんを削れば概ね解決」
藍染「随分とばっさり切るのだな」
一護「まあ別にいてもいなくても一緒だからな」
一護「あんたどう思う?」
藍染「特に反論は無い」
一護「だろ?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 22:13:05.63 ID:M00Ih3Uf0
一護「いやー、現世すっきりするわー」
藍染「酷い男だな。で、次はどうする」
一護「次?次はもちろん、この漫画で一番無駄が多いあそこだよ」
藍染「・・・あそこか」
一護「あ、やっぱ分かるか。じゃあせーので言うぞ」
一護「せーの」
一護・藍染「護廷十三隊」
一護「へへっ!」
藍染「やはり意見は同じか。ふふ」
藍染「酷い男だな。で、次はどうする」
一護「次?次はもちろん、この漫画で一番無駄が多いあそこだよ」
藍染「・・・あそこか」
一護「あ、やっぱ分かるか。じゃあせーので言うぞ」
一護「せーの」
一護・藍染「護廷十三隊」
一護「へへっ!」
藍染「やはり意見は同じか。ふふ」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 22:19:20.66 ID:M00Ih3Uf0
一護「正直な、名前ついたキャラクター多すぎ」
一護「ほとんど役立たずだし」
藍染「各隊に隊長と副隊長、これだけで26人いるわけだからな」
一護「裏切ったあんたらは引いてもいいけどな」
一護「しかもその上で三席とかもいるとさー」
藍染「名前を覚えるのも億劫だな」
一護「だろ?正直言うと副隊長まででももう余計なんだよ」
藍染「数が多すぎるせいで、全員にスポットを当てることもできないしな」
一護「ほとんど役立たずだし」
藍染「各隊に隊長と副隊長、これだけで26人いるわけだからな」
一護「裏切ったあんたらは引いてもいいけどな」
一護「しかもその上で三席とかもいるとさー」
藍染「名前を覚えるのも億劫だな」
一護「だろ?正直言うと副隊長まででももう余計なんだよ」
藍染「数が多すぎるせいで、全員にスポットを当てることもできないしな」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 22:25:34.12 ID:M00Ih3Uf0
一護「だから三席以下は軒並み省きたい」
藍染「・・・すまないが、私は副隊長以下はあまり記憶にない」
一護「活躍してる席幹というと」
一護「花太郎、一角、弓親、あと最強の飛び道具使いとか言ってたやつと、あとは・・・」
藍染「名前も思い出せない輩は全て省こう」
一護「ああ、そうしよう」
藍染「しかし、飛び道具使いの彼は省いてもいいのか?」
一護「え?いいだろ別に」
藍染「やつは確か石田雨竜の最初の敵だったはずだろう」
藍染「彼を省くと茶渡雨竜の活躍の場が・・・」
一護「ああ、いいのいいの。雑魚と涅マユリだけ倒させとけば一応目立つから」
藍染「そういうものか・・・」
藍染「・・・すまないが、私は副隊長以下はあまり記憶にない」
一護「活躍してる席幹というと」
一護「花太郎、一角、弓親、あと最強の飛び道具使いとか言ってたやつと、あとは・・・」
藍染「名前も思い出せない輩は全て省こう」
一護「ああ、そうしよう」
藍染「しかし、飛び道具使いの彼は省いてもいいのか?」
一護「え?いいだろ別に」
藍染「やつは確か石田雨竜の最初の敵だったはずだろう」
藍染「彼を省くと茶渡雨竜の活躍の場が・・・」
一護「ああ、いいのいいの。雑魚と涅マユリだけ倒させとけば一応目立つから」
藍染「そういうものか・・・」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 22:32:01.21 ID:M00Ih3Uf0
一護「続けるぞ」
藍染「ああ。では、山田花太郎は?」
一護「微妙なとこだなー。尸魂界編では大分世話になったけど」
一護「それだけなんだよなー」
藍染「回復薬はただでさえ数が多いものな、この漫画は」
一護「それなんだよ。花太郎はいいやつなんだけど」
一護「その役割が4番隊の虎鉄副隊長でもよかったわけじゃん?」
藍染「女性キャラでもあるしな」
一護「今じゃ影薄い副隊長の一人だし、あそこで活躍させとけば良かったと思わないか?」
藍染「ああ、思う。では決定だな?」
一護「花太郎は省いて、役目を虎鉄副隊長に譲渡で」
藍染「ああ。では、山田花太郎は?」
一護「微妙なとこだなー。尸魂界編では大分世話になったけど」
一護「それだけなんだよなー」
藍染「回復薬はただでさえ数が多いものな、この漫画は」
一護「それなんだよ。花太郎はいいやつなんだけど」
一護「その役割が4番隊の虎鉄副隊長でもよかったわけじゃん?」
藍染「女性キャラでもあるしな」
一護「今じゃ影薄い副隊長の一人だし、あそこで活躍させとけば良かったと思わないか?」
藍染「ああ、思う。では決定だな?」
一護「花太郎は省いて、役目を虎鉄副隊長に譲渡で」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 22:38:42.31 ID:M00Ih3Uf0
一護「じゃあ次な」
藍染「ああ、次は斑目一角か」
一護「・・・議論する必要性が感じられないが」
一護「尸魂界で初めて俺がまともに戦った相手ではあるが、今はちょっとなー」
藍染「彼は卍解が使える三席として期待を集めたこともあるが・・・」
一護「今となってはな」
藍染「能力が微妙だな。だが斬魄刀のデザイン自体は悪くないのでは?」
一護「そこなんだよ。俺の天鎖斬月よりいかすだろあれ」
一護「だから、あれだけ残して省くのが望ましい」
藍染「だがどうやって?」
一護「簡単だって、弓親に引き継がせれば」
藍染「・・・ああ」
藍染「ああ、次は斑目一角か」
一護「・・・議論する必要性が感じられないが」
一護「尸魂界で初めて俺がまともに戦った相手ではあるが、今はちょっとなー」
藍染「彼は卍解が使える三席として期待を集めたこともあるが・・・」
一護「今となってはな」
藍染「能力が微妙だな。だが斬魄刀のデザイン自体は悪くないのでは?」
一護「そこなんだよ。俺の天鎖斬月よりいかすだろあれ」
一護「だから、あれだけ残して省くのが望ましい」
藍染「だがどうやって?」
一護「簡単だって、弓親に引き継がせれば」
藍染「・・・ああ」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 22:42:32.45 ID:M00Ih3Uf0
藍染「だが彼の斬魄刀は鬼道系だろう?あのデザインは合わないのでは?」
一護「・・・ああ、そういえばそうか」
一護「これはちょっと困ったな」
一護「強さを隠してるって設定も被ってるし、調度いいと思ったんだけど」
藍染「あ、彼はどうだ。檜佐木修兵」
一護「なんで?」
藍染「鎖が少し似ているし、正直彼の卍解など誰も気にしないだろう?」
一護「でも檜佐木さん自体は省き候補だぜ?」
藍染「むう・・・」
一護「・・・ああ、そういえばそうか」
一護「これはちょっと困ったな」
一護「強さを隠してるって設定も被ってるし、調度いいと思ったんだけど」
藍染「あ、彼はどうだ。檜佐木修兵」
一護「なんで?」
藍染「鎖が少し似ているし、正直彼の卍解など誰も気にしないだろう?」
一護「でも檜佐木さん自体は省き候補だぜ?」
藍染「むう・・・」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 23:11:25.62 ID:nwfANUo90
月島さん 「一護くん。終わったよ・・・」
一護 「ブリーチの無駄な戦闘シーンは省かれ、ただの詩集になったのも月島さんのかげです!!」
一護 「チャドの登場シーンが消えたのも月島さんのおかげです!!」
愛染 「月島さんのおかげです!! 月島さんのおかげです!!」
一護 「ブリーチの無駄な戦闘シーンは省かれ、ただの詩集になったのも月島さんのかげです!!」
一護 「チャドの登場シーンが消えたのも月島さんのおかげです!!」
愛染 「月島さんのおかげです!! 月島さんのおかげです!!」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 23:22:18.42 ID:nwfANUo90
?? 「一護くん、何か困りごとかな?」スゥウ
一護 「誰だ!?」
愛染 「我々の目的の阻害しようとする敵か?」
月島 「僕だ・・・、みんなの月島だ・・・」
愛染 「誰だ!! お前のことなんて知らん!!」チャキ
一護 「月島さんじゃないですか!」
愛染 「一護。知っているのか? この男を・・・」
一護 「ああ、俺の命の危機を何度も救ってくれた・・・、俺の誇れる師匠だ!!」
愛染 「この男がか・・・?」
一護 「誰だ!?」
愛染 「我々の目的の阻害しようとする敵か?」
月島 「僕だ・・・、みんなの月島だ・・・」
愛染 「誰だ!! お前のことなんて知らん!!」チャキ
一護 「月島さんじゃないですか!」
愛染 「一護。知っているのか? この男を・・・」
一護 「ああ、俺の命の危機を何度も救ってくれた・・・、俺の誇れる師匠だ!!」
愛染 「この男がか・・・?」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 23:36:07.37 ID:nwfANUo90
月島 「ふむ・・・、説明より・・・」チャキ
愛染 「刀を抜くか・・・、やはり貴様、敵だな」
月島 「一護くん。彼を抑えててくれるかい?」
一護 「わかりました!」ガシ
愛染 「一護! 貴様、裏切る気か!?」
月島 「すぐ終わる・・・」ザンッ
愛染 「ぐはっ!!」
一護 「やっぱすげぇ! 月島さん!!」
愛染 「刀を抜くか・・・、やはり貴様、敵だな」
月島 「一護くん。彼を抑えててくれるかい?」
一護 「わかりました!」ガシ
愛染 「一護! 貴様、裏切る気か!?」
月島 「すぐ終わる・・・」ザンッ
愛染 「ぐはっ!!」
一護 「やっぱすげぇ! 月島さん!!」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 23:41:40.23 ID:nwfANUo90
愛染 「んっ・・・、」
愛染 「月島さん!! 今日は手助けのほどお願いします!!」
一護 「愛染の顔が生き生きしてやがる!! さすが俺らの月島さん!!」
月島 「さぁ、話は聞いていたよ」
月島 「ブリーチとかいう薄ぺっらな漫画の内容を凝縮し、不要な部分を省くんだろ」
月島 「そんなこと・・・」
一護 「月島さん・・・」ゴクリ
愛染 「いや、月島さんに不可能なことなど・・・」ゴクリ
月島 「・・・簡単なことさ」キラリ
愛染 「月島さん!! 今日は手助けのほどお願いします!!」
一護 「愛染の顔が生き生きしてやがる!! さすが俺らの月島さん!!」
月島 「さぁ、話は聞いていたよ」
月島 「ブリーチとかいう薄ぺっらな漫画の内容を凝縮し、不要な部分を省くんだろ」
月島 「そんなこと・・・」
一護 「月島さん・・・」ゴクリ
愛染 「いや、月島さんに不可能なことなど・・・」ゴクリ
月島 「・・・簡単なことさ」キラリ
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 23:46:01.67 ID:nwfANUo90
月島 「じゃあいくよ」
一護 「ああ・・・」
愛染 「・・・、」
月島 「ブック・オブ・ジ・エンド」ザン
月島さんはブリーチという漫画の単行本を刀で突き刺した。
次の瞬間、
ブリーチはただの詩集となり・・・
一護 「おい! 愛染!! 消えるな!! 消えるなぁああああ!!」
愛染は不要な内容ということで消えた…
省かれた
一護 「ああ・・・」
愛染 「・・・、」
月島 「ブック・オブ・ジ・エンド」ザン
月島さんはブリーチという漫画の単行本を刀で突き刺した。
次の瞬間、
ブリーチはただの詩集となり・・・
一護 「おい! 愛染!! 消えるな!! 消えるなぁああああ!!」
愛染は不要な内容ということで消えた…
省かれた
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 23:49:18.32 ID:8UZsNu2O0
(´;ω;`)ウッ…
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/02(金) 00:09:57.49 ID:PoqSMVaQ0
ネタ扱い抜きの強さ議論スレじゃ恋次と同格になってるよ
ルキアとか一角とかよりも上
ルキアとか一角とかよりも上
掲載元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1351772431/
Entry ⇒ 2015.09.24 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
一護「まだ就職してないのかよチャド」 チャド「・・・」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:18:01.82 ID:dppq1Gy20
一護「いつまでも虚と戦ってないで」
チャド「この俺にどういう職があるというのだ」
チャド「力仕事・・・それぐらいだろ」
一護「土木でもとび職でも立派な仕事じゃねえか。そうだろ?」
チャド「毎日毎日汗水たらし安い給料を貰う・・・哀れな生き方だ」
チャド「俺の居る場所は戦いの地だけだ。お前に俺の何が解るというのだ」
一護「あのなあ」
チャド「俺から見ればお前の方が負け犬に見える」
チャド「ギラギラしたあの目の黒崎一護はどこへ行ったというのだ」
一護「・・・」
チャド「答えられまいよ。言っておくが今の俺なら更木剣八程度簡単に屠れる!」
一護「何言っても無駄なようだな。もういいよお前」
一護「そうやって先も見ずに生きてけよお前は」
チャド「ああ。そうするつもりだ」
チャド「この俺にどういう職があるというのだ」
チャド「力仕事・・・それぐらいだろ」
一護「土木でもとび職でも立派な仕事じゃねえか。そうだろ?」
チャド「毎日毎日汗水たらし安い給料を貰う・・・哀れな生き方だ」
チャド「俺の居る場所は戦いの地だけだ。お前に俺の何が解るというのだ」
一護「あのなあ」
チャド「俺から見ればお前の方が負け犬に見える」
チャド「ギラギラしたあの目の黒崎一護はどこへ行ったというのだ」
一護「・・・」
チャド「答えられまいよ。言っておくが今の俺なら更木剣八程度簡単に屠れる!」
一護「何言っても無駄なようだな。もういいよお前」
一護「そうやって先も見ずに生きてけよお前は」
チャド「ああ。そうするつもりだ」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:21:41.40 ID:dppq1Gy20
一護「・・・」
ルキア「もう良いだろ茶渡の事は」
一護「だって」
ルキア「いくら説得しても職を探そうとせんじゃないか」
ルキア「もう無理なのだ茶渡は・・・」
一護「36にもなって夢見てるもんな。剣八殺せるってよ」
ルキア「それはあり得んな。断じて」
一護「挑んだとしても真っ二つにされるのがオチだぜ」
ルキア「もう良いだろ茶渡の事は」
一護「だって」
ルキア「いくら説得しても職を探そうとせんじゃないか」
ルキア「もう無理なのだ茶渡は・・・」
一護「36にもなって夢見てるもんな。剣八殺せるってよ」
ルキア「それはあり得んな。断じて」
一護「挑んだとしても真っ二つにされるのがオチだぜ」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:25:08.51 ID:dppq1Gy20
チャド「中々巨大な虚だな・・・霊圧も申し分ない」
虚「オオオ」
チャド「20%ってところか。この程度なら」
チャド「ハアアアアアア・・・」
チャド「俺は能の無い人間でねぇ。唯一の取り柄と言えば」
チャド「この筋肉操作ぐらいなのだ」
虚「オオオ!?」
チャド「滅するがよい!!破ァッ!!!」
虚「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
チャド「他愛にもない・・・」
チャド「この茶渡泰虎を倒す者はいつ現れるのか」
虚「オオオ」
チャド「20%ってところか。この程度なら」
チャド「ハアアアアアア・・・」
チャド「俺は能の無い人間でねぇ。唯一の取り柄と言えば」
チャド「この筋肉操作ぐらいなのだ」
虚「オオオ!?」
チャド「滅するがよい!!破ァッ!!!」
虚「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
チャド「他愛にもない・・・」
チャド「この茶渡泰虎を倒す者はいつ現れるのか」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:29:13.10 ID:dppq1Gy20
石田「な、なんだってー!?」
石田「いい歳こいて虚を狩ってる!?それはダメだ!」
ルキア「お前は何をしてるんだ」
石田「タクシードライバーさ。もっとも僕のタクシーは」
石田「救急車だけどね!」
石田「ちなみにこの救急車はうちのだ。無断で使ってる」
石田「お陰様で僕は勘当さ!HAHAHA」
石田「早くお茶と茶菓子を出して朽木さん」
ルキア「こいつ・・・」
石田「いい歳こいて虚を狩ってる!?それはダメだ!」
ルキア「お前は何をしてるんだ」
石田「タクシードライバーさ。もっとも僕のタクシーは」
石田「救急車だけどね!」
石田「ちなみにこの救急車はうちのだ。無断で使ってる」
石田「お陰様で僕は勘当さ!HAHAHA」
石田「早くお茶と茶菓子を出して朽木さん」
ルキア「こいつ・・・」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:34:12.16 ID:dppq1Gy20
石田「君も黒崎もまああれだからね」
石田「こういうのは阿散井に任せた方が」
ルキア「いや別に茶渡はほっといてもいいだろ。思い出してみろ」
ルキア「茶渡が・・・勝った事あるか?」
石田「無いね。弱いもんあれ」
ルキア「そうだろ」
石田「あれこそウドの大木って言葉が相応しい」
石田「木偶の棒でも可」
ルキア「問題はいつまでも茶渡に構う一護だ。あいつだって働いておるだろ」
石田「焼きもちか!黒崎ってホモっぽいしね。ンフフ」
ルキア「もう帰れ」
石田「今日はここで泊まってくよ。いいよね?」
石田「いいと言うまではここに寄生する。覚悟はできてる」
石田「こういうのは阿散井に任せた方が」
ルキア「いや別に茶渡はほっといてもいいだろ。思い出してみろ」
ルキア「茶渡が・・・勝った事あるか?」
石田「無いね。弱いもんあれ」
ルキア「そうだろ」
石田「あれこそウドの大木って言葉が相応しい」
石田「木偶の棒でも可」
ルキア「問題はいつまでも茶渡に構う一護だ。あいつだって働いておるだろ」
石田「焼きもちか!黒崎ってホモっぽいしね。ンフフ」
ルキア「もう帰れ」
石田「今日はここで泊まってくよ。いいよね?」
石田「いいと言うまではここに寄生する。覚悟はできてる」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:36:40.30 ID:dppq1Gy20
チャド「どうやら現世ではこの俺を全力にさせる奴が居ない」
チャド「尸魂界に行くか。いや虚圏でも地獄でもいい」
チャド「この俺を100%のフルパワーを出させるそんな奴を」
チャド「この俺をだ・・・」
チャド「行こう尸魂界に・・・」
チャド「尸魂界に行くか。いや虚圏でも地獄でもいい」
チャド「この俺を100%のフルパワーを出させるそんな奴を」
チャド「この俺をだ・・・」
チャド「行こう尸魂界に・・・」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:39:28.67 ID:dppq1Gy20
狛村「くぅ~ん・・・」
チャド「弱いねぇ・・・弱すぎる」
狛村「ワンワンワン!!」
チャド「ん?命乞いをしてるのかね。哀れだねぇ」
狛村「ガルルルルルルルル」
チャド「ほお。まだやる気なのかね」
チャド「いいだろう!40%だ・・・ハアアアア・・・」
狛村「キャイイイン・・・」
チャド「死ね」
狛村「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」
チャド「隊長格もこの程度か」
チャド「弱いねぇ・・・弱すぎる」
狛村「ワンワンワン!!」
チャド「ん?命乞いをしてるのかね。哀れだねぇ」
狛村「ガルルルルルルルル」
チャド「ほお。まだやる気なのかね」
チャド「いいだろう!40%だ・・・ハアアアア・・・」
狛村「キャイイイン・・・」
チャド「死ね」
狛村「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」
チャド「隊長格もこの程度か」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:43:18.97 ID:dppq1Gy20
射場「何さらしとんじゃ!われは!!」
チャド「こう見えても俺は動物好きでねぇ」
チャド「心が痛むよ。射場鉄左衛門」
射場「アホぬかせ!ミンチになっとるやろが!!」
チャド「これは躾だ。牙をむく者にはこれぐらいが調度いい」
チャド「どうした?仇は討たんのか。射場鉄左衛門」
射場「やったる。わしの命にかけてもおどれを」
チャド「いいだろう」
チャド「お前も40%の力で葬ってやる。そこに転がる男同様にな」
チャド「こう見えても俺は動物好きでねぇ」
チャド「心が痛むよ。射場鉄左衛門」
射場「アホぬかせ!ミンチになっとるやろが!!」
チャド「これは躾だ。牙をむく者にはこれぐらいが調度いい」
チャド「どうした?仇は討たんのか。射場鉄左衛門」
射場「やったる。わしの命にかけてもおどれを」
チャド「いいだろう」
チャド「お前も40%の力で葬ってやる。そこに転がる男同様にな」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:47:53.07 ID:dppq1Gy20
チャド「邪魔するよ」
剣八「何だオメーは」
チャド「茶渡泰虎。これは土産だ」
剣八「一角と弓親・・・やるじゃねえか」
チャド「それなりの強さだった。この俺に60%力を出させるとは」
剣八「おもしれえ!殺し合おうぜ!!」
チャド「いい霊圧だ・・・しかしだ」
チャド「お前も俺に100%の力を出すに値しない!!」
チャド「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
剣八「何だオメーは」
チャド「茶渡泰虎。これは土産だ」
剣八「一角と弓親・・・やるじゃねえか」
チャド「それなりの強さだった。この俺に60%力を出させるとは」
剣八「おもしれえ!殺し合おうぜ!!」
チャド「いい霊圧だ・・・しかしだ」
チャド「お前も俺に100%の力を出すに値しない!!」
チャド「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:53:13.39 ID:dppq1Gy20
白哉「更木剣八の霊圧が消えた・・・」
拳西「ぐわあああああああああああああああああああああああああああ」
チャド「更木剣八と共に一護を窮地に追い込んだ朽木白哉」
チャド「更木剣八は強かった。この俺に80%の力を出させるとはな」
チャド「お前はどうだ朽木白哉」
白哉「そうか。兄は」
チャド「お喋りの時間はここまでだ!喝ッッ!!」
白哉「散れ・・・」
チャド「これが千本桜。凄いねぇ」
チャド「それでこれで俺を倒せる気か?甘いねぇ・・・甘い甘い!!」
拳西「ぐわあああああああああああああああああああああああああああ」
チャド「更木剣八と共に一護を窮地に追い込んだ朽木白哉」
チャド「更木剣八は強かった。この俺に80%の力を出させるとはな」
チャド「お前はどうだ朽木白哉」
白哉「そうか。兄は」
チャド「お喋りの時間はここまでだ!喝ッッ!!」
白哉「散れ・・・」
チャド「これが千本桜。凄いねぇ」
チャド「それでこれで俺を倒せる気か?甘いねぇ・・・甘い甘い!!」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 14:56:24.40 ID:dppq1Gy20
日番谷「朽木!しっかりしろ!朽木!!」
白哉「恋次・・・恋次は・・・」
日番谷「どこにも見当たらねえ」
白哉「兄は無事だったのか」
日番谷「ああ。松本はやられちまったけど俺はシカトされたぜ」
日番谷「きっとビビったんだろな俺に。ヘッヘッヘ」
白哉「そうか・・・」
白哉「私はもう長くない・・・黒崎一護・・・奴なら・・・」
白哉「・・・」
白哉「恋次・・・ルキア・・・済まぬ・・・」
済まぬ
白哉「恋次・・・恋次は・・・」
日番谷「どこにも見当たらねえ」
白哉「兄は無事だったのか」
日番谷「ああ。松本はやられちまったけど俺はシカトされたぜ」
日番谷「きっとビビったんだろな俺に。ヘッヘッヘ」
白哉「そうか・・・」
白哉「私はもう長くない・・・黒崎一護・・・奴なら・・・」
白哉「・・・」
白哉「恋次・・・ルキア・・・済まぬ・・・」
済まぬ
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:01:23.53 ID:dppq1Gy20
石田「大変だ大変だ大変だ!!!!」
一護「この書類コピーしといて」
石田「大変だぞ黒崎!!」
石田「驚くなよ。実は・・・」
石田「そこの君コーヒーひとつね。黒崎の友達だよ僕」
一護「どうしたんだよ」
石田「尸魂界が襲われちゃったの」
一護「なん・・・だと・・・?」
石田「ハゲも綾瀬川くんも乱菊さんも更木剣八も朽木白哉もやられちゃったの」
一護「本当かよ」
石田「本当さコーヒーまだかネ。グズグズするんじゃないヨ」
一護「この書類コピーしといて」
石田「大変だぞ黒崎!!」
石田「驚くなよ。実は・・・」
石田「そこの君コーヒーひとつね。黒崎の友達だよ僕」
一護「どうしたんだよ」
石田「尸魂界が襲われちゃったの」
一護「なん・・・だと・・・?」
石田「ハゲも綾瀬川くんも乱菊さんも更木剣八も朽木白哉もやられちゃったの」
一護「本当かよ」
石田「本当さコーヒーまだかネ。グズグズするんじゃないヨ」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:04:23.16 ID:dppq1Gy20
ルキア「行くのか一護」
一護「ああ。入社して初めて早退したぜ俺」
ルキア「私も」
一護「お前はいいよ。家に居ろよ」
石田「さあグズグズするなよ!」
一護「行ってくるわ。チャドを倒しに」
ルキア「気を付けるのだぞ」
石田「大丈夫。もしも黒崎が死んだら君たちの面倒は僕が見るよ」
ルキア「は?」
石田「嘘に決まってるだろ!コブ付きなんていらんわ!!」
一護「ほら行くぞ」
一護「ああ。入社して初めて早退したぜ俺」
ルキア「私も」
一護「お前はいいよ。家に居ろよ」
石田「さあグズグズするなよ!」
一護「行ってくるわ。チャドを倒しに」
ルキア「気を付けるのだぞ」
石田「大丈夫。もしも黒崎が死んだら君たちの面倒は僕が見るよ」
ルキア「は?」
石田「嘘に決まってるだろ!コブ付きなんていらんわ!!」
一護「ほら行くぞ」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:07:32.41 ID:dppq1Gy20
一護「ひでえな・・・」
白哉「黒崎一護・・・か」
一護「白哉。また派手にやられたな」
白哉「あの男は・・・茶渡泰虎を止められるのは兄だけだ・・・」
一護「わかってるよ。喋んなよ死ぬぞ」
白哉「私はもう長くない・・・尸魂界をルキアを・・・頼む」
石田「僕には何を頼みたい」
白哉「何も無い・・・」
一護「わかったぜ白哉。任せとけ俺に」
白哉「黒崎一護・・・か」
一護「白哉。また派手にやられたな」
白哉「あの男は・・・茶渡泰虎を止められるのは兄だけだ・・・」
一護「わかってるよ。喋んなよ死ぬぞ」
白哉「私はもう長くない・・・尸魂界をルキアを・・・頼む」
石田「僕には何を頼みたい」
白哉「何も無い・・・」
一護「わかったぜ白哉。任せとけ俺に」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:11:51.97 ID:dppq1Gy20
チャド「やるねぇ。さすがは京楽さんだよ」
京楽「茶渡くんも随分と強く・・・一護くん」
一護「悪い京楽さん。こいつは俺に任せてくれ」
チャド「今さら何の用だ?一護」
一護「お前を倒しに来た。俺がやらなきゃいけねえ」
石田「涅マユリは倒したか?」
チャド「ああ。先ほどな」
石田「よし!よくやったぞ茶渡くん。ネムさんは」
チャド「邪魔をするのでね。軽く捻ってやった。俺は女子供でも容赦しない」
石田「何だと!この外道が!!ぶち殺してやる!!!」
一護「お前はあっち行ってろよ。頼むから」
チャド「一護・・・まずは80%からだ」
一護「来いよチャド」
京楽「茶渡くんも随分と強く・・・一護くん」
一護「悪い京楽さん。こいつは俺に任せてくれ」
チャド「今さら何の用だ?一護」
一護「お前を倒しに来た。俺がやらなきゃいけねえ」
石田「涅マユリは倒したか?」
チャド「ああ。先ほどな」
石田「よし!よくやったぞ茶渡くん。ネムさんは」
チャド「邪魔をするのでね。軽く捻ってやった。俺は女子供でも容赦しない」
石田「何だと!この外道が!!ぶち殺してやる!!!」
一護「お前はあっち行ってろよ。頼むから」
チャド「一護・・・まずは80%からだ」
一護「来いよチャド」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:15:37.93 ID:dppq1Gy20
日番谷「・・・」ブッ
恋次「何だと朽木隊長が茶渡に」
日番谷「ああ。俺が来たときには・・・クソ」
恋次「アンタ何やってんだ!こんなところで!!」
日番谷「お、俺は・・・俺は・・・」
恋次「どうせこの騒ぎに乗じて平子隊長やろうとしてんだろ!!そうだろうが!!」
日番谷「そ、それは」
恋次「俺も行く。茶渡のところに」
日番谷「ああ。俺は雛森のとこ行く」
恋次「アンタもくんだよ。ぶっ殺すぞ」
日番谷「お、おう」
恋次「何だと朽木隊長が茶渡に」
日番谷「ああ。俺が来たときには・・・クソ」
恋次「アンタ何やってんだ!こんなところで!!」
日番谷「お、俺は・・・俺は・・・」
恋次「どうせこの騒ぎに乗じて平子隊長やろうとしてんだろ!!そうだろうが!!」
日番谷「そ、それは」
恋次「俺も行く。茶渡のところに」
日番谷「ああ。俺は雛森のとこ行く」
恋次「アンタもくんだよ。ぶっ殺すぞ」
日番谷「お、おう」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:19:15.17 ID:dppq1Gy20
チャド「俺の思い過ごしだったのかね」
チャド「今の月牙・・・弱くなったな一護」
一護「だろうな。だって俺本気出してねえから」
一護「俺死神代行引退する前にさ浦原さんに力を封印してもらったんだ」
一護「あんまり派手に出すと・・・わかるだろ」
チャド「ならば見せるのだ。この俺にその力を」
一護「そうだな。もう手加減はしねえ・・・」
一護「本気でてめえを殺してやる」
チャド「今の月牙・・・弱くなったな一護」
一護「だろうな。だって俺本気出してねえから」
一護「俺死神代行引退する前にさ浦原さんに力を封印してもらったんだ」
一護「あんまり派手に出すと・・・わかるだろ」
チャド「ならば見せるのだ。この俺にその力を」
一護「そうだな。もう手加減はしねえ・・・」
一護「本気でてめえを殺してやる」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:25:30.94 ID:dppq1Gy20
石田「ゲーッ!素手で茶渡くんを吹っ飛ばしたぞ!?」
石田「何と茶渡くんに力を!ひええ」
恋次「どうした」
チャド「やるねぇ・・・いいパンチだ」
一護「チャドの筋肉が」
チャド「初めて敵に会えた・・・いい殺し合いをしよう」
石田「まるで津波が来る前の海辺のようだ」
石田「わかるだろ阿散井?あれはヤバいサーファーも死ぬ」
恋次「いいからこれやるからあっち行ってろ」
石田「わーいわーい・・・何だこれ居るかこんなもん」
石田「何と茶渡くんに力を!ひええ」
恋次「どうした」
チャド「やるねぇ・・・いいパンチだ」
一護「チャドの筋肉が」
チャド「初めて敵に会えた・・・いい殺し合いをしよう」
石田「まるで津波が来る前の海辺のようだ」
石田「わかるだろ阿散井?あれはヤバいサーファーも死ぬ」
恋次「いいからこれやるからあっち行ってろ」
石田「わーいわーい・・・何だこれ居るかこんなもん」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:29:26.56 ID:dppq1Gy20
チャド「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
一護「なん・・・だと・・・?」
チャド「これが100%の俺だ」
一護「今までのチャドとは比べ物にならねえ・・・何て・・・」
一護「消えた・・・?」
チャド「後ろだ一護」
一護「チッ」
チャド「どうした一護?怯えているのか」
一護「ビビってねえ。ビビっちゃいねえ!!」
チャド「強気だな一護。でも勘違いするなよ」
チャド「お前はまだ100%の俺と戦う資格を得たにすぎない」
チャド「死にたくないのなら全力で俺を超えろ。この俺をな」
一護「なん・・・だと・・・?」
チャド「これが100%の俺だ」
一護「今までのチャドとは比べ物にならねえ・・・何て・・・」
一護「消えた・・・?」
チャド「後ろだ一護」
一護「チッ」
チャド「どうした一護?怯えているのか」
一護「ビビってねえ。ビビっちゃいねえ!!」
チャド「強気だな一護。でも勘違いするなよ」
チャド「お前はまだ100%の俺と戦う資格を得たにすぎない」
チャド「死にたくないのなら全力で俺を超えろ。この俺をな」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:36:24.13 ID:dppq1Gy20
チャド「それと言い忘れてたな一護」
チャド「100%の俺はひどく腹が減る」
一護「やめろチャド!何やってんだてめえは!!」
チャド「何が言いたい」
チャド「死神の魂魄を吸収する。それがどうかしたか?」
一護「くっ・・・」
チャド「所詮お前たち死神は剣を手に戦うしかない」
チャド「武器を鬼道を屈して戦うだけだ」
チャド「しかし俺は違う!俺はこの拳で戦ってきた。パワーでだ」
チャド「技を超えた純粋な強さそれがパワーだ!!!」
チャド「100%の俺はひどく腹が減る」
一護「やめろチャド!何やってんだてめえは!!」
チャド「何が言いたい」
チャド「死神の魂魄を吸収する。それがどうかしたか?」
一護「くっ・・・」
チャド「所詮お前たち死神は剣を手に戦うしかない」
チャド「武器を鬼道を屈して戦うだけだ」
チャド「しかし俺は違う!俺はこの拳で戦ってきた。パワーでだ」
チャド「技を超えた純粋な強さそれがパワーだ!!!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:40:39.68 ID:dppq1Gy20
チャド「立て」
一護「ハァ・・・」
チャド「何かを護るため誰かを護るために戦うのがお前の信条だったな」
一護「それだけは曲げられねえ・・・俺の」
チャド「魂にでも誓ったと言うのかね?この俺を目の前にしても」
チャド「お前には足りない物がある。それは」
チャド「危機感だ。お前まだ自分が死なないとでも思ってるんじゃないのか?」
一護「うぐっ・・・がはっ・・・」
一護「強い・・・こいつは・・・」
チャド「今のお前は何も護れやしない」
チャド「何ならお前の仲間を一人殺してやろうか?」
一護「ま、待て・・・やめろォ!!」
一護「ハァ・・・」
チャド「何かを護るため誰かを護るために戦うのがお前の信条だったな」
一護「それだけは曲げられねえ・・・俺の」
チャド「魂にでも誓ったと言うのかね?この俺を目の前にしても」
チャド「お前には足りない物がある。それは」
チャド「危機感だ。お前まだ自分が死なないとでも思ってるんじゃないのか?」
一護「うぐっ・・・がはっ・・・」
一護「強い・・・こいつは・・・」
チャド「今のお前は何も護れやしない」
チャド「何ならお前の仲間を一人殺してやろうか?」
一護「ま、待て・・・やめろォ!!」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:44:59.20 ID:dppq1Gy20
石田「こ、こっち来たぞ」
日番谷「氷輪丸!!!」
日番谷「氷輪丸の氷の龍をただの飛び道具だと思うなよ!これは」
チャド「どけ」
日番谷「は、はい・・・」
チャド「井上と朽木が居ないのは残念だ」
石田「殺すのか。ならば僕をやりたまえ」
石田「阿散井は副隊長、僕は親不孝者。死ぬのは僕」
恋次「俺だ。茶渡!殺すなら俺をやれ!!」
恋次「でも俺もただじゃ死なねぇ!!!」
一護「やめろォ!!!!!」
チャド「一護・・・お前は無力だ」
日番谷「氷輪丸!!!」
日番谷「氷輪丸の氷の龍をただの飛び道具だと思うなよ!これは」
チャド「どけ」
日番谷「は、はい・・・」
チャド「井上と朽木が居ないのは残念だ」
石田「殺すのか。ならば僕をやりたまえ」
石田「阿散井は副隊長、僕は親不孝者。死ぬのは僕」
恋次「俺だ。茶渡!殺すなら俺をやれ!!」
恋次「でも俺もただじゃ死なねぇ!!!」
一護「やめろォ!!!!!」
チャド「一護・・・お前は無力だ」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 15:55:29.17 ID:dppq1Gy20
石田「阿散井・・・ダメだ死んでる」
チャド「仲間一つ護れやしない。お前は」
一護「俺は弱い・・・」
日番谷「見ろよ黒崎をあれは」
石田「やかましい!お前はあっち行ってろ!!」
一護「もう俺は誰も殺させねえ」
一護「お前が魂を捨てた代わりに得た力全部・・・全部まとめて使ってかかって来い」
一護「お前の全てをぶっ壊して俺が勝つ」
チャド「いい目だ」
チャド「そんな目をして挑んできた奴の屍を乗り越え俺は勝ってきた」
チャド「そんな時は開いてがどんなに弱くても全力を出したよ」
チャド「そして今ならかつてない力を出せる!!勝負だ!!」
チャド「仲間一つ護れやしない。お前は」
一護「俺は弱い・・・」
日番谷「見ろよ黒崎をあれは」
石田「やかましい!お前はあっち行ってろ!!」
一護「もう俺は誰も殺させねえ」
一護「お前が魂を捨てた代わりに得た力全部・・・全部まとめて使ってかかって来い」
一護「お前の全てをぶっ壊して俺が勝つ」
チャド「いい目だ」
チャド「そんな目をして挑んできた奴の屍を乗り越え俺は勝ってきた」
チャド「そんな時は開いてがどんなに弱くても全力を出したよ」
チャド「そして今ならかつてない力を出せる!!勝負だ!!」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:00:15.60 ID:dppq1Gy20
チャド「これがフルパワーの100%中の100%だ」
一護「俺はこの斬月に月牙天衝にかける・・・」
一護「行くぜ・・・月牙天衝!!!!!!!!」
チャド「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
一護「防ぎやがった」
チャド「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
チャド「この俺に両腕を使わせるとは・・・ヌオオ・・・」
石田「何をやってるんだ黒崎!思い出してみろお前は如何なる時も窮地を乗り越えたじゃないか」
チャド「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
一護「このまま押し切ってやる・・・チャド!!!」
チャド「一護オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
一護「俺はこの斬月に月牙天衝にかける・・・」
一護「行くぜ・・・月牙天衝!!!!!!!!」
チャド「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
一護「防ぎやがった」
チャド「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
チャド「この俺に両腕を使わせるとは・・・ヌオオ・・・」
石田「何をやってるんだ黒崎!思い出してみろお前は如何なる時も窮地を乗り越えたじゃないか」
チャド「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
一護「このまま押し切ってやる・・・チャド!!!」
チャド「一護オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:04:16.40 ID:dppq1Gy20
一護「・・・」
石田「終わったな」
一護「チャドは」
石田「完全に消滅した。完全にな」
一護「恋次・・・死んじまいやがってバカ野郎が」
石田「いや死んでないよ。ほら」
恋次「生きてるぜ。死ぬわけねえだろ俺が」
一護「そうか・・・そうだよな」
恋次「ルキアが心配してんだろ。うち帰れよ」
石田「僕たちに御礼は」
恋次「てめえにはねえ」
一護「チャド・・・」
石田「終わったな」
一護「チャドは」
石田「完全に消滅した。完全にな」
一護「恋次・・・死んじまいやがってバカ野郎が」
石田「いや死んでないよ。ほら」
恋次「生きてるぜ。死ぬわけねえだろ俺が」
一護「そうか・・・そうだよな」
恋次「ルキアが心配してんだろ。うち帰れよ」
石田「僕たちに御礼は」
恋次「てめえにはねえ」
一護「チャド・・・」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:08:30.45 ID:dppq1Gy20
チャド「くっ・・・俺は負けたのか」
チャド「ここは・・・虚圏か」
チャド「なるほど神はまだ俺が死ぬ事を許さぬと言うのか」
チャド「この俺に更なる力を身に付けろとそういうのか」
チャド「そうかそうか・・・フフフ・・・」
チャド「ハッハッハ!俺を生かした事を後悔するぞ!!!」
チャド「この俺をだ!俺は一護に敗れちゃいない・・・俺は」
チャド「俺は何者も殺すことはできぬ。唯一無二の存在なのだ」
チャド「ここは・・・虚圏か」
チャド「なるほど神はまだ俺が死ぬ事を許さぬと言うのか」
チャド「この俺に更なる力を身に付けろとそういうのか」
チャド「そうかそうか・・・フフフ・・・」
チャド「ハッハッハ!俺を生かした事を後悔するぞ!!!」
チャド「この俺をだ!俺は一護に敗れちゃいない・・・俺は」
チャド「俺は何者も殺すことはできぬ。唯一無二の存在なのだ」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:11:46.57 ID:dppq1Gy20
一護「チャドがいねえと虚退治する奴がいないよな」
石田「だから僕が立ち上がったのさ」
石田「給料貰っちゃったりしてね。滅却師兼死神代行ってか」
一護「タクシーは」
石田「やめました!見てごらんよこの衣装を」
石田「白黒だよ白黒」
一護「俺はもう疲れた。しばらくそっとしといてくれ」
石田「だから僕が立ち上がったのさ」
石田「給料貰っちゃったりしてね。滅却師兼死神代行ってか」
一護「タクシーは」
石田「やめました!見てごらんよこの衣装を」
石田「白黒だよ白黒」
一護「俺はもう疲れた。しばらくそっとしといてくれ」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:15:57.34 ID:dppq1Gy20
浦原「は?あたしに稽古を」
一角「先の闘いでは派手にやられたっすからね」
弓親「だから僕たちに」
恋次「鍛えてくれよ俺たちを!」
浦原「そんなこと言われましてもね。ほら茶渡さん以上の強敵は」
弓親「・・・」
恋次「それがあいつどうも生きてるらしいんすよね」
浦原「そんなバカな。あり得ないっすよ茶渡さんが」
恋次「あいつの頑丈さ知ってるだろアンタも」
恋次「ついこの間、虚圏に探索に行った狛村隊長と六車隊長が消えちまった」
恋次「隊舎に茶渡からの手紙と生首を添えてな」
一角「先の闘いでは派手にやられたっすからね」
弓親「だから僕たちに」
恋次「鍛えてくれよ俺たちを!」
浦原「そんなこと言われましてもね。ほら茶渡さん以上の強敵は」
弓親「・・・」
恋次「それがあいつどうも生きてるらしいんすよね」
浦原「そんなバカな。あり得ないっすよ茶渡さんが」
恋次「あいつの頑丈さ知ってるだろアンタも」
恋次「ついこの間、虚圏に探索に行った狛村隊長と六車隊長が消えちまった」
恋次「隊舎に茶渡からの手紙と生首を添えてな」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:19:37.97 ID:dppq1Gy20
チャド「穴」
ガンテンバイン「はい?」
チャド「地獄と現世を通じる穴ができたらどうなるだろうな」
ガンテンバイン「そ、それは大変な事に・・・はい」
チャド「そうすれば現世はもっと楽しくなるだろうな」
チャド「混沌と殺戮。俺の求めていた力のみの世界に」
ガンテンバイン「く、狂ってる・・・」
チャド「どいつもこいつも殺してやる」
チャド「ガキも老人も妊婦もだ。力無き者には死が似合う」
ガンテンバイン「・・・ゴクッ」
ガンテンバイン「はい?」
チャド「地獄と現世を通じる穴ができたらどうなるだろうな」
ガンテンバイン「そ、それは大変な事に・・・はい」
チャド「そうすれば現世はもっと楽しくなるだろうな」
チャド「混沌と殺戮。俺の求めていた力のみの世界に」
ガンテンバイン「く、狂ってる・・・」
チャド「どいつもこいつも殺してやる」
チャド「ガキも老人も妊婦もだ。力無き者には死が似合う」
ガンテンバイン「・・・ゴクッ」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:24:08.86 ID:dppq1Gy20
ルキア「一護に・・・また」
日番谷「本当はさ。禁じられてるんだぜ黒崎の手を借りるのを」
日番谷「でもほら虚圏行けって言われてそれで・・・」
ルキア「ほ、他には」
日番谷「雛森と俺・・・ほら茶渡が派手にやったからこれぐらいしか。な?」
日番谷「それで黒崎は」
ルキア「今は仕事に」
日番谷「頼むよ朽木!慈悲をくれ俺に!!」
ルキア「・・・」
日番谷「本当はさ。禁じられてるんだぜ黒崎の手を借りるのを」
日番谷「でもほら虚圏行けって言われてそれで・・・」
ルキア「ほ、他には」
日番谷「雛森と俺・・・ほら茶渡が派手にやったからこれぐらいしか。な?」
日番谷「それで黒崎は」
ルキア「今は仕事に」
日番谷「頼むよ朽木!慈悲をくれ俺に!!」
ルキア「・・・」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:27:18.16 ID:dppq1Gy20
雛森「ごめんね朽木さん」
ルキア「いえいいんです」
日番谷「黒崎来ねえのかよ。まあいいや」
日番谷「何でも地獄と現世を通過させる境界トンネルの装置を破壊するんだとさ」
日番谷「破壊だけなら俺でもできるよな・・・絶対に」
織姫「あれ?どうしたの朽木さん」
ルキア「井上」
織姫「どこか行くの?私をハブにして」
ルキア「いや危険だからその」
織姫「へ、へえ・・・また仲間外れか」
織姫「酷いよね相変わらず・・・」
ルキア「いえいいんです」
日番谷「黒崎来ねえのかよ。まあいいや」
日番谷「何でも地獄と現世を通過させる境界トンネルの装置を破壊するんだとさ」
日番谷「破壊だけなら俺でもできるよな・・・絶対に」
織姫「あれ?どうしたの朽木さん」
ルキア「井上」
織姫「どこか行くの?私をハブにして」
ルキア「いや危険だからその」
織姫「へ、へえ・・・また仲間外れか」
織姫「酷いよね相変わらず・・・」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:35:19.99 ID:dppq1Gy20
ガンテンバイン「どうして俺が・・・クソ」
グリムジョー「おい!」
ガンテンバイン「あっ・・・」
グリムジョー「何やってんだてめえは?こんな機械作ってよ」
ガンテンバイン「やめろ!触るんじゃない!!」
ガンテンバイン「あのお方に・・・あのお方に俺が殺される」
グリムジョー「誰がどうやってるか知らねえけどよ」
グリムジョー「邪魔くせえんだよ。あ?」
ガンテンバイン「やめろォ!!!」
グリムジョー「おい!」
ガンテンバイン「あっ・・・」
グリムジョー「何やってんだてめえは?こんな機械作ってよ」
ガンテンバイン「やめろ!触るんじゃない!!」
ガンテンバイン「あのお方に・・・あのお方に俺が殺される」
グリムジョー「誰がどうやってるか知らねえけどよ」
グリムジョー「邪魔くせえんだよ。あ?」
ガンテンバイン「やめろォ!!!」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:45:12.13 ID:dppq1Gy20
日番谷「なんだと」
日番谷「装置が壊されてる!!やった俺の手柄だ!!!」
ルキア「すまんな」
雛森「ありがとうございます」
織姫「優しいだね。惚れちゃいそう」
グリムジョー「勘違いしてんじゃねえよ。邪魔なんだよこれ」
ガンテンバイン「こ、殺される・・・解らんのかあの御方は!!」
チャド「装置一つ護れぬのか・・・貴様は」
ガンテンバイン「あ・・・あ・・・」
ルキア「お前は」
チャド「久しぶりだな朽木、井上。そして死神たちよ」
日番谷「装置が壊されてる!!やった俺の手柄だ!!!」
ルキア「すまんな」
雛森「ありがとうございます」
織姫「優しいだね。惚れちゃいそう」
グリムジョー「勘違いしてんじゃねえよ。邪魔なんだよこれ」
ガンテンバイン「こ、殺される・・・解らんのかあの御方は!!」
チャド「装置一つ護れぬのか・・・貴様は」
ガンテンバイン「あ・・・あ・・・」
ルキア「お前は」
チャド「久しぶりだな朽木、井上。そして死神たちよ」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:48:51.24 ID:dppq1Gy20
チャド「やってくれたな・・・よく俺の境界トンネルの夢を打ち砕いて」
日番谷「!!」
チャド「はじめてだ・・・この俺をここまでコケにしたバカ共は・・・」
ルキア「・・・」
雛森「・・・」
織姫「茶渡くんのくせに。何言ってんだか」
チャド「まさかこんな結果になろうとは・・・」
チャド「ゆ・・・許さん・・・」
チャド「ぜったいに許さんぞ虫ケラども!!!!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!」
チャド「一人たりとも逃がさんぞ覚悟しろ!!!!」
日番谷「!!」
チャド「はじめてだ・・・この俺をここまでコケにしたバカ共は・・・」
ルキア「・・・」
雛森「・・・」
織姫「茶渡くんのくせに。何言ってんだか」
チャド「まさかこんな結果になろうとは・・・」
チャド「ゆ・・・許さん・・・」
チャド「ぜったいに許さんぞ虫ケラども!!!!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!」
チャド「一人たりとも逃がさんぞ覚悟しろ!!!!」
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:53:41.47 ID:dppq1Gy20
グリムジョー「何だか知らねえけど。調子こいてんじゃねえぞ」
チャド「くっくっく・・・何を言いだすかと思えば・・・」
チャド「忘れたとは言わさんぞ俺を恐ろしさを」
チャド「カアアッッ・・・」ゴゴゴゴゴ
日番谷「そ、そそ、そんな・・・」
ルキア「あ奴こ、ここまで物凄いとは・・・」
ルキア「何という霊圧だ。か、勝てるわけ」
チャド「当たり前だ。たった5匹のアリが恐竜に勝てると思ったか?」
グリムジョー「上等だ。来いよほら来いって」
グリムジョー「てめえ・・・黒崎の仲間で一番ヘボい野郎だったよな」
チャド「くっくっく・・・」
チャド「いちいち癇にさわる野郎だ!!!!!」
チャド「くっくっく・・・何を言いだすかと思えば・・・」
チャド「忘れたとは言わさんぞ俺を恐ろしさを」
チャド「カアアッッ・・・」ゴゴゴゴゴ
日番谷「そ、そそ、そんな・・・」
ルキア「あ奴こ、ここまで物凄いとは・・・」
ルキア「何という霊圧だ。か、勝てるわけ」
チャド「当たり前だ。たった5匹のアリが恐竜に勝てると思ったか?」
グリムジョー「上等だ。来いよほら来いって」
グリムジョー「てめえ・・・黒崎の仲間で一番ヘボい野郎だったよな」
チャド「くっくっく・・・」
チャド「いちいち癇にさわる野郎だ!!!!!」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 16:58:43.25 ID:dppq1Gy20
チャド「破ァッ!!!!」
グリムジョー「くっ・・・くくく・・・」
グリムジョー「オラァ!!!」
チャド「なるほど・・・いい動きだパワーも申し分ない」
日番谷「い、いける!誰だか知らねえけどあいつなら!」
日番谷「茶渡!100%の力を出しやがれ!!こいつなら負けねえぞ!」
グリムジョー「全力で来いよ。そうだろデカいの」
チャド「100%・・・あああれか。そんなものとっくの昔に超越した」
チャド「見せてやる・・・俺の刀剣解放を」
グリムジョー「刀剣解放っててめえ破面か」
チャド「俺は虚に近い・・・そうだったよな朽木」
ルキア「そ、そういえば」
チャド「見せてやるぞ!俺の力をな!!!」
グリムジョー「くっ・・・くくく・・・」
グリムジョー「オラァ!!!」
チャド「なるほど・・・いい動きだパワーも申し分ない」
日番谷「い、いける!誰だか知らねえけどあいつなら!」
日番谷「茶渡!100%の力を出しやがれ!!こいつなら負けねえぞ!」
グリムジョー「全力で来いよ。そうだろデカいの」
チャド「100%・・・あああれか。そんなものとっくの昔に超越した」
チャド「見せてやる・・・俺の刀剣解放を」
グリムジョー「刀剣解放っててめえ破面か」
チャド「俺は虚に近い・・・そうだったよな朽木」
ルキア「そ、そういえば」
チャド「見せてやるぞ!俺の力をな!!!」
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 17:04:03.98 ID:dppq1Gy20
チャド「ふぅ・・・カアアアアッッ」
グリムジョー「何かと思えばシャツ脱いだだけかよ。くだらねえ」
チャド「お楽しみはここからだ」
チャド「ホアアア・・・アアアアアアアア」
ルキア「れ、霊圧がどんどん強くなっていく・・・」
チャド「アア・・・ハアアアアアアアアアアア!!」
チャド「はあっ・・・はあっ・・・」
グリムジョー「マジでかよ・・・こんな」
日番谷「こ、殺される・・・」
ルキア「悪夢だ・・・」
チャド「へへへ。気をつけろよ・・・こうなってしまったら前ほど優しくないぞ」
チャド「そうだな。あの100%の俺の10倍以上は確実だ・・・」
日番谷「なん・・・だと・・・?」
チャド「ばっ!!!!」
グリムジョー「何かと思えばシャツ脱いだだけかよ。くだらねえ」
チャド「お楽しみはここからだ」
チャド「ホアアア・・・アアアアアアアア」
ルキア「れ、霊圧がどんどん強くなっていく・・・」
チャド「アア・・・ハアアアアアアアアアアア!!」
チャド「はあっ・・・はあっ・・・」
グリムジョー「マジでかよ・・・こんな」
日番谷「こ、殺される・・・」
ルキア「悪夢だ・・・」
チャド「へへへ。気をつけろよ・・・こうなってしまったら前ほど優しくないぞ」
チャド「そうだな。あの100%の俺の10倍以上は確実だ・・・」
日番谷「なん・・・だと・・・?」
チャド「ばっ!!!!」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 17:10:09.52 ID:dppq1Gy20
ルキア「日番谷隊長!雛森副隊長と井上は」
日番谷「すまねえ逃げるの精一杯だった」
グリムジョー「ここだここ」
日番谷「雛森!血が出てる・・・てめえ護るならちゃんとしろよ!!」
グリムジョー「うるせえな。持ってろよほら」
グリムジョー「お前・・・死神女もこいつを」
ルキア「助かった。済まぬ・・・」
グリムジョー「近くに居たから。ついでだついで」
チャド「ハッハッハさすがに逃げ足は速いな」
チャド「もっとも今のはほんの挨拶代わりだ。死神にだってできる」
チャド「くっくっく。情けないツラだ・・・さてどいつから殺してやろうか・・・」
チャド「決めた!!!」
日番谷「すまねえ逃げるの精一杯だった」
グリムジョー「ここだここ」
日番谷「雛森!血が出てる・・・てめえ護るならちゃんとしろよ!!」
グリムジョー「うるせえな。持ってろよほら」
グリムジョー「お前・・・死神女もこいつを」
ルキア「助かった。済まぬ・・・」
グリムジョー「近くに居たから。ついでだついで」
チャド「ハッハッハさすがに逃げ足は速いな」
チャド「もっとも今のはほんの挨拶代わりだ。死神にだってできる」
チャド「くっくっく。情けないツラだ・・・さてどいつから殺してやろうか・・・」
チャド「決めた!!!」
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 17:14:38.74 ID:dppq1Gy20
グリムジョー「はやい!」
日番谷「おっと」
雛森「あ・・・う・・・」
ルキア「雛森副隊長!!!」
雛森「これで・・・三度目・・・」
日番谷「くっ・・・卑劣!何て野郎だてめえ!!」
グリムジョー「狙うなら俺からだろうがてめえビビってんのか」
チャド「弱い奴から先に狙う。これが戦いだ」
グリムジョー「それはてめえが雑魚にしか粋がれねえからだろ。来いよ」
グリムジョー「殺してやるよてめえは」
チャド「いい気になるんじゃないぞ・・・破面が!!!」
日番谷「おっと」
雛森「あ・・・う・・・」
ルキア「雛森副隊長!!!」
雛森「これで・・・三度目・・・」
日番谷「くっ・・・卑劣!何て野郎だてめえ!!」
グリムジョー「狙うなら俺からだろうがてめえビビってんのか」
チャド「弱い奴から先に狙う。これが戦いだ」
グリムジョー「それはてめえが雑魚にしか粋がれねえからだろ。来いよ」
グリムジョー「殺してやるよてめえは」
チャド「いい気になるんじゃないぞ・・・破面が!!!」
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 17:18:18.23 ID:dppq1Gy20
恋次「虚圏か・・・久しぶりに来たな」
ガンテンバイン「うっ・・・」
恋次「お前に聞きてえ事があんだけどな」
恋次「死神見なかったか」
ガンテンバイン「や、奴らなら茶渡泰虎と・・・戦っている・・・」
恋次「やっぱり茶渡か」
恋次「修行の成果を見せてやる」
ガンテンバイン「」
恋次「待ってろよルキア、雛森、井上。今行ってやるからな!!!」
ガンテンバイン「うっ・・・」
恋次「お前に聞きてえ事があんだけどな」
恋次「死神見なかったか」
ガンテンバイン「や、奴らなら茶渡泰虎と・・・戦っている・・・」
恋次「やっぱり茶渡か」
恋次「修行の成果を見せてやる」
ガンテンバイン「」
恋次「待ってろよルキア、雛森、井上。今行ってやるからな!!!」
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 17:25:31.50 ID:dppq1Gy20
グリムジョー「虚閃!」
チャド「フン!!何が・・・虚閃だ!!」
グリムジョー「てめえ今の虚閃が虚閃だと思ってんじゃねえぞ」
チャド「何を」
グリムジョー「こいつが俺の虚閃だ」
チャド「くっ!この至近距離で放つというのか!!」
グリムジョー「勝負と行こうじゃねえか!!」
チャド「虫ケラが・・・死ぬのは貴様だ!!!」
日番谷「おい井上!雛森早く早く!!!」
織姫「チッ」
チャド「フン!!何が・・・虚閃だ!!」
グリムジョー「てめえ今の虚閃が虚閃だと思ってんじゃねえぞ」
チャド「何を」
グリムジョー「こいつが俺の虚閃だ」
チャド「くっ!この至近距離で放つというのか!!」
グリムジョー「勝負と行こうじゃねえか!!」
チャド「虫ケラが・・・死ぬのは貴様だ!!!」
日番谷「おい井上!雛森早く早く!!!」
織姫「チッ」
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 17:31:48.44 ID:dppq1Gy20
チャド「・・・耐え抜いてやったぞ。フフフ」
日番谷「ば、化物だ」
チャド「さあ次は誰だ・・・お前か!」
恋次「待てよ。俺が相手だ」
チャド「阿散井か。来たのだな」
チャド「なるほど前に会った時より強く・・・」
恋次「ああ」
日番谷「無茶だ!あいつは茶渡の強さをわかっちゃいねえ!!」
グリムジョー「少なくともてめえよりはわかってんだろ」
ルキア「恋次は相手の力量を解らず突っ込む男ではないからな」
日番谷「ぐぬぬ・・・」
恋次「行くぞォ!!!!」
日番谷「ば、化物だ」
チャド「さあ次は誰だ・・・お前か!」
恋次「待てよ。俺が相手だ」
チャド「阿散井か。来たのだな」
チャド「なるほど前に会った時より強く・・・」
恋次「ああ」
日番谷「無茶だ!あいつは茶渡の強さをわかっちゃいねえ!!」
グリムジョー「少なくともてめえよりはわかってんだろ」
ルキア「恋次は相手の力量を解らず突っ込む男ではないからな」
日番谷「ぐぬぬ・・・」
恋次「行くぞォ!!!!」
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 17:39:24.21 ID:dppq1Gy20
チャド「ダアッッ!!!」
恋次「くっ・・・」
チャド「吹き飛ぶがいい阿散井!!!」
恋次「調子に乗ってんじゃねえ!!」
チャド「弾き飛ばした・・・だと・・・!?」
恋次「狒骨大砲!!!」
チャド「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
チャド「ハァ・・・ハァ・・・」
チャド「お・・・おのれ・・・!!」
恋次「くっ・・・」
チャド「吹き飛ぶがいい阿散井!!!」
恋次「調子に乗ってんじゃねえ!!」
チャド「弾き飛ばした・・・だと・・・!?」
恋次「狒骨大砲!!!」
チャド「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
チャド「ハァ・・・ハァ・・・」
チャド「お・・・おのれ・・・!!」
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 17:53:48.65 ID:dppq1Gy20
チャド「くっくっく・・・見縊ってたよ阿散井」
チャド「お前の実力をな」
恋次「俺もだ」
チャド「ならば本気を出そう・・・本気をな」
恋次「最初からそうすりゃいいんだよ。本気でやろうぜ」
ルキア「れ、恋次のやつ・・・こんな時にまであの重いタオルを巻いておったのか」
恋次「てめえに殺された死神の怒りを思い知れ!!!」
日番谷「勝てる!!!!」
チャド「お前の実力をな」
恋次「俺もだ」
チャド「ならば本気を出そう・・・本気をな」
恋次「最初からそうすりゃいいんだよ。本気でやろうぜ」
ルキア「れ、恋次のやつ・・・こんな時にまであの重いタオルを巻いておったのか」
恋次「てめえに殺された死神の怒りを思い知れ!!!」
日番谷「勝てる!!!!」
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 17:58:12.99 ID:dppq1Gy20
チャド「貴様はこの俺が変身したのを知らんだろう」
チャド「貴様にもあたえてやるぞ朽木たちと同じこの俺に対する恐怖を」
恋次「変身・・・だと・・・?」
チャド「よし先に絶望感をあたえておいてやろう」
チャド「どうしようもない絶望をな!」
チャド「この茶渡泰虎は変身するたびにパワーがはるかに増す・・・」
チャド「その変身をあと2回残してる。その意味がわかるな?」
恋次「なん・・・だと・・・?」
ルキア「あと2回だと」
チャド「見せてやろう!!光栄に思うがいい!!」
チャド「この変身をみせるのは貴様が初めてだ!!!」
チャド「貴様にもあたえてやるぞ朽木たちと同じこの俺に対する恐怖を」
恋次「変身・・・だと・・・?」
チャド「よし先に絶望感をあたえておいてやろう」
チャド「どうしようもない絶望をな!」
チャド「この茶渡泰虎は変身するたびにパワーがはるかに増す・・・」
チャド「その変身をあと2回残してる。その意味がわかるな?」
恋次「なん・・・だと・・・?」
ルキア「あと2回だと」
チャド「見せてやろう!!光栄に思うがいい!!」
チャド「この変身をみせるのは貴様が初めてだ!!!」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 18:03:42.68 ID:dppq1Gy20
チャド「ハーハッハッハ!よーく見ておけ!!」
チャド「茶渡泰虎の第2段階の刀剣解放を!!!」
チャド「カアアアアア・・・・!!」
恋次「!!」
チャド「ぬううう・・・!!」
チャド「おああああああああああ・・・かはあっ!!!」
チャド「ふうっ・・・」
恋次「・・・」
チャド「待たせたな。さて第2回戦と行こうか」
日番谷「たいして変わって」
グリムジョー「馬鹿野郎がよく見ろよ・・・さっきまでとは別物だぜ」
チャド「どぉれ。ちょっと拝見」
チャド「茶渡泰虎の第2段階の刀剣解放を!!!」
チャド「カアアアアア・・・・!!」
恋次「!!」
チャド「ぬううう・・・!!」
チャド「おああああああああああ・・・かはあっ!!!」
チャド「ふうっ・・・」
恋次「・・・」
チャド「待たせたな。さて第2回戦と行こうか」
日番谷「たいして変わって」
グリムジョー「馬鹿野郎がよく見ろよ・・・さっきまでとは別物だぜ」
チャド「どぉれ。ちょっと拝見」
158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 18:07:51.52 ID:dppq1Gy20
恋次「くそったれ!パワーがてめえならスピードは俺だ!」
恋次「!!」
チャド「遅いねぇ・・・遅すぎる」
チャド「ひゃあ!!!」
恋次「お・・・おあっ・・・」
チャド「ひゃあ!!!」
恋次「くっ!」
恋次「は、はやい・・・」
チャド「ひゃあ!!!」
チャド「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ・・・!!!」
恋次「ぐああっ!!!」
恋次「!!」
チャド「遅いねぇ・・・遅すぎる」
チャド「ひゃあ!!!」
恋次「お・・・おあっ・・・」
チャド「ひゃあ!!!」
恋次「くっ!」
恋次「は、はやい・・・」
チャド「ひゃあ!!!」
チャド「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ・・・!!!」
恋次「ぐああっ!!!」
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 18:12:59.76 ID:dppq1Gy20
日番谷「さてと・・・」
グリムジョー「十刃ってのはみんなそれぞれ能力があるんだぜ」
日番谷「もういいから帰ろうぜ。無理だ無理」
グリムジョー「ウルキオラの超速再生にアーロニーロの能力」
ルキア「貴様は何なのだ」
グリムジョー「俺は死の淵から這い上がる事でその強さを増す」
グリムジョー「誰でもいい!俺を半殺しにしろ!あいつ死んじまうぞ!!」
雛森「わ、わかりました」
日番谷「帰ろうぜ。もういいだろ!」
グリムジョー「思いっきりやれ!!」
グリムジョー「十刃ってのはみんなそれぞれ能力があるんだぜ」
日番谷「もういいから帰ろうぜ。無理だ無理」
グリムジョー「ウルキオラの超速再生にアーロニーロの能力」
ルキア「貴様は何なのだ」
グリムジョー「俺は死の淵から這い上がる事でその強さを増す」
グリムジョー「誰でもいい!俺を半殺しにしろ!あいつ死んじまうぞ!!」
雛森「わ、わかりました」
日番谷「帰ろうぜ。もういいだろ!」
グリムジョー「思いっきりやれ!!」
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 18:16:49.79 ID:dppq1Gy20
チャド「ふぅん」
チャド「あと3人か・・・いや井上とグリムジョーを含め5人」
チャド「どうせ死神は一人残らず絶やすつもりだ!」
チャド「ようし・・・この姿でも貴様なら全員を粉々にするのは簡単な事だ」
チャド「しかし殺す前に死よりもおそろしい究極のパワーを見せてやる!」
ルキア「なん・・・だと・・・」
チャド「大サービスだ!!!俺の最後の変身を・・・」
チャド「俺の真の姿を!!!」
チャド「うおおおおおお・・・!!!!」
チャド「あと3人か・・・いや井上とグリムジョーを含め5人」
チャド「どうせ死神は一人残らず絶やすつもりだ!」
チャド「ようし・・・この姿でも貴様なら全員を粉々にするのは簡単な事だ」
チャド「しかし殺す前に死よりもおそろしい究極のパワーを見せてやる!」
ルキア「なん・・・だと・・・」
チャド「大サービスだ!!!俺の最後の変身を・・・」
チャド「俺の真の姿を!!!」
チャド「うおおおおおお・・・!!!!」
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 18:21:31.11 ID:dppq1Gy20
ルキア「しっかりしろ恋次」
織姫「終わったよ」
グリムジョー「その刺青連れてどっか遠くに行きな」
ルキア「し、しかし」
グリムジョー「邪魔なんだよ。てめえら」
日番谷「お、俺こう見えても隊長だぞ!!!」
グリムジョー「黒崎って奴は甘い男だ。護る護るってうるさくてよ」
グリムジョー「てめえら死なれちゃあの野郎の本気の力出せねえだろうが!」
グリムジョー「黒崎を倒すのはあいつじゃねえ。この俺だ!!!」
ルキア「わ、わかった。お前も死ぬんじゃないぞ」
雛森「頑張ってくださいね」
日番谷「お、俺は知らねえ・・・知らねえぞ」
グリムジョー「派手に暴れてやるか・・・あの野郎相手によ」
織姫「終わったよ」
グリムジョー「その刺青連れてどっか遠くに行きな」
ルキア「し、しかし」
グリムジョー「邪魔なんだよ。てめえら」
日番谷「お、俺こう見えても隊長だぞ!!!」
グリムジョー「黒崎って奴は甘い男だ。護る護るってうるさくてよ」
グリムジョー「てめえら死なれちゃあの野郎の本気の力出せねえだろうが!」
グリムジョー「黒崎を倒すのはあいつじゃねえ。この俺だ!!!」
ルキア「わ、わかった。お前も死ぬんじゃないぞ」
雛森「頑張ってくださいね」
日番谷「お、俺は知らねえ・・・知らねえぞ」
グリムジョー「派手に暴れてやるか・・・あの野郎相手によ」
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 18:27:20.88 ID:dppq1Gy20
一護「ただいま・・・何だいねえのかよ」
たつき「一護」
一護「たつき、何でお前が」
たつき「朽木さんが出かけるからって留守預かってんだよ」
一護「出かけるって」
たつき「それとこれ」
一護「・・・すぐに戻るって・・・」
たつき「もう5時間になるよ。帰って来なくて」
一護「虚圏か・・・」
たつき「一護」
一護「たつき、何でお前が」
たつき「朽木さんが出かけるからって留守預かってんだよ」
一護「出かけるって」
たつき「それとこれ」
一護「・・・すぐに戻るって・・・」
たつき「もう5時間になるよ。帰って来なくて」
一護「虚圏か・・・」
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 18:53:41.46 ID:dppq1Gy20
チャド「・・・」
日番谷「あれが茶渡の正体か・さっぱりし」
恋次「外見で判断するなといういい見本だ・・・見ろよアンタも」
グリムジョー「くたばりやがれ!!!!」
チャド「カッ」
チャド「きええええっ!!!!」
恋次「あ、あの野郎・・・ただの足蹴りで弾き返しやがった」
チャド「今度はこっちからやらせてもらうぞ・・・軽くな・・・」
日番谷「あれが茶渡の正体か・さっぱりし」
恋次「外見で判断するなといういい見本だ・・・見ろよアンタも」
グリムジョー「くたばりやがれ!!!!」
チャド「カッ」
チャド「きええええっ!!!!」
恋次「あ、あの野郎・・・ただの足蹴りで弾き返しやがった」
チャド「今度はこっちからやらせてもらうぞ・・・軽くな・・・」
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 18:57:26.50 ID:dppq1Gy20
グリムジョー「ごふっ!!」
チャド「助けたかったらいつでも来い。フフフ」
グリムジョー「わかっちゃねえな・・・感じてみろよ」
チャド「ムッ・・・これは」
グリムジョー「黒崎だ。奴が来た・・・わかんだろ・・・てめえも」
チャド「今さらあいつが来てどうなると言うのだ!!」
グリムジョー「少なくともてめえは死ぬ。黒崎一護って男はてめえより強い・・・負けねえはずだ」
チャド「減らず口を叩くな!!!」
チャド「俺は唯一無二の強さを持つ男・・・茶渡泰虎だ」
グリムジョー「へっ・・・そうかい」
チャド「もういい。お前は死ね」
チャド「助けたかったらいつでも来い。フフフ」
グリムジョー「わかっちゃねえな・・・感じてみろよ」
チャド「ムッ・・・これは」
グリムジョー「黒崎だ。奴が来た・・・わかんだろ・・・てめえも」
チャド「今さらあいつが来てどうなると言うのだ!!」
グリムジョー「少なくともてめえは死ぬ。黒崎一護って男はてめえより強い・・・負けねえはずだ」
チャド「減らず口を叩くな!!!」
チャド「俺は唯一無二の強さを持つ男・・・茶渡泰虎だ」
グリムジョー「へっ・・・そうかい」
チャド「もういい。お前は死ね」
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 19:03:33.62 ID:dppq1Gy20
一護「これは・・・」
チャド「遅かったな。こいつ死んだぞ」
一護「関係ねえ野郎まで巻き込みやがって・・・グリムジョー」
一護「今度こそてめえは俺がぶっ倒す!この俺が!!!」
チャド「くだらない事を・・・」
恋次「俺たちは邪魔だ。離れようぜ」
織姫「ええーっ!だって黒崎くんが」
ルキア「我儘を言うな行くぞ」
織姫「チッ。気安く触るなよ泥棒猫が」ペッ
ルキア「・・・」
チャド「遅かったな。こいつ死んだぞ」
一護「関係ねえ野郎まで巻き込みやがって・・・グリムジョー」
一護「今度こそてめえは俺がぶっ倒す!この俺が!!!」
チャド「くだらない事を・・・」
恋次「俺たちは邪魔だ。離れようぜ」
織姫「ええーっ!だって黒崎くんが」
ルキア「我儘を言うな行くぞ」
織姫「チッ。気安く触るなよ泥棒猫が」ペッ
ルキア「・・・」
177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 19:08:46.60 ID:dppq1Gy20
チャド「空中戦と地上戦・・・どっちがいい」
一護「どっちかつうと地上戦かな・・・」
チャド「そうか。ならばこのまま始めるとしよう」
一護「サービスいいな・・・それとも余裕ってやつか?」
チャド「こう見えても俺は優しくてねぇ」
チャド「そうだもう一つとっておきの大サービスをしてやろう」
チャド「両手を使わないでやる。どうだ?」
一護「両手・・・お前の武器なのにか」
チャド「問題ない」
一護「そうか・・・さてと。こっちから仕掛けてもいいんだろ」
チャド「好きなようにしろ」
一護「行くぜ・・・チャド」
一護「どっちかつうと地上戦かな・・・」
チャド「そうか。ならばこのまま始めるとしよう」
一護「サービスいいな・・・それとも余裕ってやつか?」
チャド「こう見えても俺は優しくてねぇ」
チャド「そうだもう一つとっておきの大サービスをしてやろう」
チャド「両手を使わないでやる。どうだ?」
一護「両手・・・お前の武器なのにか」
チャド「問題ない」
一護「そうか・・・さてと。こっちから仕掛けてもいいんだろ」
チャド「好きなようにしろ」
一護「行くぜ・・・チャド」
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 19:14:15.50 ID:dppq1Gy20
一護「でやあああああああッッ!!!」
チャド「チッ」
一護「どうしたチャド!押されてるじゃねえか!!」
チャド「ぐっ・・・」
一護「両手を使えよ!チャド!!!」
チャド「己ェ・・・一端のサラリーマンが!!!」
一護「手使ったじゃねえか。へへへ」
チャド「サービス期間は終わったんだ」
一護「そうかい。なら俺も忠告してやるか」
一護「てめえはよ。自分の強さに自信ありすぎるんだ」
一護「そのせいでスキだらけなんだよ。前よりもな」
チャド「・・・そいつはどうも・・・」
チャド「チッ」
一護「どうしたチャド!押されてるじゃねえか!!」
チャド「ぐっ・・・」
一護「両手を使えよ!チャド!!!」
チャド「己ェ・・・一端のサラリーマンが!!!」
一護「手使ったじゃねえか。へへへ」
チャド「サービス期間は終わったんだ」
一護「そうかい。なら俺も忠告してやるか」
一護「てめえはよ。自分の強さに自信ありすぎるんだ」
一護「そのせいでスキだらけなんだよ。前よりもな」
チャド「・・・そいつはどうも・・・」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 19:19:22.78 ID:dppq1Gy20
チャド「そろそろ飽きてきたな。決着をつけよう」
チャド「一護。虚化はどうした」
一護「・・・」
チャド「やるなら早めにした方がいい」
チャド「マックスパワー・・・つまりこの姿の約50%でお前を虚圏のチリにする事ができる」
一護「なん・・・だと・・・」
一護「・・・そいつはちょっと大げさだぜ。へへ」
一護「ハッタリをかませすぎだぜチャド」
チャド「やはりお前との殺し合いは楽しい・・・」
チャド「さて行くとするかね・・・」
チャド「一護。虚化はどうした」
一護「・・・」
チャド「やるなら早めにした方がいい」
チャド「マックスパワー・・・つまりこの姿の約50%でお前を虚圏のチリにする事ができる」
一護「なん・・・だと・・・」
一護「・・・そいつはちょっと大げさだぜ。へへ」
一護「ハッタリをかませすぎだぜチャド」
チャド「やはりお前との殺し合いは楽しい・・・」
チャド「さて行くとするかね・・・」
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 19:31:18.74 ID:dppq1Gy20
一護「月牙天衝!!!」
チャド「フヌヌヌ・・・ハアアアアアアアアアアア!!!!」
一護「野郎・・・俺の全力の月牙を」
一護「ハッタリじゃねえ。チャドのやつ本当に半分しか出しちゃいねえ」
ルキア「我々にできる事はないのか恋次」
恋次「・・・月牙天衝だ」
日番谷「そ、それならさっきやったろうが!もう帰ろうぜ」
雛森「帰りたきゃ一人で帰りな。クズが」
恋次「限界まで溜めた月牙を奴に放つそれしか方法はねえ!」
恋次「少しでも俺たちで時間を稼いでやるんだ。一語だってわかってるはず」
チャド「フヌヌヌ・・・ハアアアアアアアアアアア!!!!」
一護「野郎・・・俺の全力の月牙を」
一護「ハッタリじゃねえ。チャドのやつ本当に半分しか出しちゃいねえ」
ルキア「我々にできる事はないのか恋次」
恋次「・・・月牙天衝だ」
日番谷「そ、それならさっきやったろうが!もう帰ろうぜ」
雛森「帰りたきゃ一人で帰りな。クズが」
恋次「限界まで溜めた月牙を奴に放つそれしか方法はねえ!」
恋次「少しでも俺たちで時間を稼いでやるんだ。一語だってわかってるはず」
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 19:48:25.89 ID:dppq1Gy20
恋次「一護ォ!」
一護「恋次・・・ルキア」
ルキア「我々が奴を食い止める。その隙に」
チャド「うぬらがこの場に立つ資格など無いわ!失せろ!!!」
恋次「月牙だ。全力の極限まで溜めろ」
ルキア「そして奴を撃つのだ。良いな」
一護「でも」
雛森「安心してください。私頑丈ですから」
一護「・・・わかった。死ぬんじゃねえぞ」
恋次「ああ。死にはしねえさ絶対に」
一護「恋次・・・ルキア」
ルキア「我々が奴を食い止める。その隙に」
チャド「うぬらがこの場に立つ資格など無いわ!失せろ!!!」
恋次「月牙だ。全力の極限まで溜めろ」
ルキア「そして奴を撃つのだ。良いな」
一護「でも」
雛森「安心してください。私頑丈ですから」
一護「・・・わかった。死ぬんじゃねえぞ」
恋次「ああ。死にはしねえさ絶対に」
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 19:56:48.76 ID:dppq1Gy20
一護「ふぅ・・・」
チャド「何を考えておるのだ!貴様たちに!」
チャド「邪魔はさせぬぞ!!!」
恋次「てめえだけは止めなきゃならねえ。あの死んだ破面も命賭けてたからな!」
チャド「グリムジョー・・・お前たちも甘いねぇ!甘すぎるのだ!!!」
チャド「いいだろう!そんなに邪魔をしたくばうぬら諸共粉々に砕いてやる!!喝ッッ!」
ルキア「一護・・・まだかまだなのか」
チャド「余所見をするな朽木・・・死ぬぞ」
チャド「さて・・・な、何だあれは・・・月牙だと言うのか!あれは」
恋次「やべえ。もうバレちまった」
チャド「何をコソコソしておるのかと思えば・・・撃たせぬぞ一護ォッッ」
チャド「虚圏もろともゴミにしてやる!!!!」
一護「・・・よし!できた!!!」
恋次「やれーーーッッ!!!」
チャド「何を考えておるのだ!貴様たちに!」
チャド「邪魔はさせぬぞ!!!」
恋次「てめえだけは止めなきゃならねえ。あの死んだ破面も命賭けてたからな!」
チャド「グリムジョー・・・お前たちも甘いねぇ!甘すぎるのだ!!!」
チャド「いいだろう!そんなに邪魔をしたくばうぬら諸共粉々に砕いてやる!!喝ッッ!」
ルキア「一護・・・まだかまだなのか」
チャド「余所見をするな朽木・・・死ぬぞ」
チャド「さて・・・な、何だあれは・・・月牙だと言うのか!あれは」
恋次「やべえ。もうバレちまった」
チャド「何をコソコソしておるのかと思えば・・・撃たせぬぞ一護ォッッ」
チャド「虚圏もろともゴミにしてやる!!!!」
一護「・・・よし!できた!!!」
恋次「やれーーーッッ!!!」
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 20:01:58.74 ID:dppq1Gy20
チャド「な・・・しまった・・・!」
恋次「伏せろッッ!!!」
チャド「こんなもの・・・・!!!」
チャド「ぐっ・・・くっ・・・」
チャド「こ・・・こんなもの・・・こ、こんな」
チャド「こ、この・・・」
チャド「こっ・・・」
チャド「うあああああああああああああああああああああああ」
ルキア「や、やった・・・やったぞ」
日番谷「やればできるじゃねえか」
雛森「もう帰っていいよ」
日番谷「ぐぬぬ・・・」
ルキア「一護と恋次は・・・」
恋次「伏せろッッ!!!」
チャド「こんなもの・・・・!!!」
チャド「ぐっ・・・くっ・・・」
チャド「こ・・・こんなもの・・・こ、こんな」
チャド「こ、この・・・」
チャド「こっ・・・」
チャド「うあああああああああああああああああああああああ」
ルキア「や、やった・・・やったぞ」
日番谷「やればできるじゃねえか」
雛森「もう帰っていいよ」
日番谷「ぐぬぬ・・・」
ルキア「一護と恋次は・・・」
197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 20:06:37.13 ID:dppq1Gy20
雛森「あれ・・・あそこ」
一護「おーい」
恋次「ここだここ・・・」
織姫「黒崎くん!今治すからね!恋次くんは後でいいよね?」
恋次「お、おう・・・」
日番谷「やっと帰れるな。やっと・・・」
一護「グリムジョー・・・あいつ」
ルキア「素晴らしい男だっ・・・」
一護「どうしたルキア」
ルキア「茶渡だ!!!!」
チャド「フゥ・・・フゥ・・・破ァ!!」
恋次「マジ・・・かよ・・・」
雛森「あ、阿散井・・・くん」
ルキア「恋次!」
日番谷「あわわわわ・・・」
一護「おーい」
恋次「ここだここ・・・」
織姫「黒崎くん!今治すからね!恋次くんは後でいいよね?」
恋次「お、おう・・・」
日番谷「やっと帰れるな。やっと・・・」
一護「グリムジョー・・・あいつ」
ルキア「素晴らしい男だっ・・・」
一護「どうしたルキア」
ルキア「茶渡だ!!!!」
チャド「フゥ・・・フゥ・・・破ァ!!」
恋次「マジ・・・かよ・・・」
雛森「あ、阿散井・・・くん」
ルキア「恋次!」
日番谷「あわわわわ・・・」
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 20:14:24.72 ID:dppq1Gy20
チャド「さ、さすがの俺も今のは死ぬかと思った・・・この茶渡泰虎が死にかけたのだぞ・・・」
一護「逃げろ・・・逃げるんだ!!」
ルキア「何を言っておる一護・・・そ、そんなこと・・・」
一護「さっさと行け!邪魔だ!!みんな揃って死にてえか!!!」
チャド「貴様らを許すと思うか?一匹残らず生かしては帰さんぞ・・・」
チャド「ダメージはくらっても貴様ら如き片付けるのはわけはないぞ!!!」
ルキア「う、うわああ」
一護「ルキア!やめろチャド!!!」
チャド「ふ・・・」
ルキア「一護ォッッ!!!!」
一護「あ・・・」
雛森「朽木さんが・・・朽木さんが・・・」
織姫「フフ」
日番谷「死んだふり・・・死んだふり・・・」
チャド「くっくっく。お次は井上を粉々にしてみせようか」
一護「逃げろ・・・逃げるんだ!!」
ルキア「何を言っておる一護・・・そ、そんなこと・・・」
一護「さっさと行け!邪魔だ!!みんな揃って死にてえか!!!」
チャド「貴様らを許すと思うか?一匹残らず生かしては帰さんぞ・・・」
チャド「ダメージはくらっても貴様ら如き片付けるのはわけはないぞ!!!」
ルキア「う、うわああ」
一護「ルキア!やめろチャド!!!」
チャド「ふ・・・」
ルキア「一護ォッッ!!!!」
一護「あ・・・」
雛森「朽木さんが・・・朽木さんが・・・」
織姫「フフ」
日番谷「死んだふり・・・死んだふり・・・」
チャド「くっくっく。お次は井上を粉々にしてみせようか」
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 20:21:11.76 ID:dppq1Gy20
一護「ゆ・・・許さねえ・・・よ・・・よくも・・・よくも・・・」
一護「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」プチン
雛森「!?」
チャド「ん・・・なんだと・・・!?」
雛森「く、黒崎・・・さん・・・?」
一護「雛森・・・恋次たち連れてさっさと現世に帰れ!まだかすかに生きている・・・」
雛森「あ・・・あ・・・」
一護「俺の理性がちょっとでも残ってるうちにとっとと消えるんだ!!」
雛森「は、はい・・・」
雛森「ほら井上さんも笑ってないでシロちゃんも腰抜かしてないで」
織姫「こ、これで黒崎くんは・・・私の・・・ククク」
日番谷「あ、歩けねえ・・・おんぶしてくり・・・」
チャド「な、なんだ!あいつの変化は・・・虚化とは仮面を被る事じゃ・・・」
チャド「あれはまるで・・・完全な破面・・・まさか一護が」
一護「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」プチン
雛森「!?」
チャド「ん・・・なんだと・・・!?」
雛森「く、黒崎・・・さん・・・?」
一護「雛森・・・恋次たち連れてさっさと現世に帰れ!まだかすかに生きている・・・」
雛森「あ・・・あ・・・」
一護「俺の理性がちょっとでも残ってるうちにとっとと消えるんだ!!」
雛森「は、はい・・・」
雛森「ほら井上さんも笑ってないでシロちゃんも腰抜かしてないで」
織姫「こ、これで黒崎くんは・・・私の・・・ククク」
日番谷「あ、歩けねえ・・・おんぶしてくり・・・」
チャド「な、なんだ!あいつの変化は・・・虚化とは仮面を被る事じゃ・・・」
チャド「あれはまるで・・・完全な破面・・・まさか一護が」
208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 20:52:14.06 ID:dppq1Gy20
一護「いい加減にしろ・・・このクズ野郎」
一護「次から次へ罪のない者の命を殺しやがって・・・ルキアまで・・・」
チャド「な、なぜだ・・・一護・・・貴様は・・・」
一護「俺は怒ったぜ・・・チャド・・・」
チャド「俺の質問に答えろ!何者なのだお前は!!!」
一護「俺は現世から貴様を倒すためにやって来た死神・・・」
一護「虚の力を持ちながら激しい怒りに目覚めた・・・」
一護「死神代行・黒崎一護だ!!!」
チャド「くっくっく・・・なるほど・・・虚の力か」
一護「次から次へ罪のない者の命を殺しやがって・・・ルキアまで・・・」
チャド「な、なぜだ・・・一護・・・貴様は・・・」
一護「俺は怒ったぜ・・・チャド・・・」
チャド「俺の質問に答えろ!何者なのだお前は!!!」
一護「俺は現世から貴様を倒すためにやって来た死神・・・」
一護「虚の力を持ちながら激しい怒りに目覚めた・・・」
一護「死神代行・黒崎一護だ!!!」
チャド「くっくっく・・・なるほど・・・虚の力か」
211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 20:55:50.94 ID:dppq1Gy20
チャド「ふーっ!ふーっ!」
チャド「破!」
チャド「くっ・・・避けだと・・・」
チャド「そんなはずはない!!!」
一護「どうした当ててみろよ」
チャド「な、なにを・・・ふざけやがって・・・」
チャド「後悔しやがれ!!!!」
一護「ペッ・・・それだけか」
チャド「な・・・に・・・ちくしょう・・・」
チャド「チクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
チャド「この俺が・・・この俺が!!」
チャド「破!」
チャド「くっ・・・避けだと・・・」
チャド「そんなはずはない!!!」
一護「どうした当ててみろよ」
チャド「な、なにを・・・ふざけやがって・・・」
チャド「後悔しやがれ!!!!」
一護「ペッ・・・それだけか」
チャド「な・・・に・・・ちくしょう・・・」
チャド「チクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
チャド「この俺が・・・この俺が!!」
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 21:07:16.70 ID:dppq1Gy20
一護「終わりだチャド」
チャド「そ、それは・・・」
一護「こいつを使うのは藍染に続いて二度目だ」
一護「でもこの姿で使うとなればどうなるか・・・俺にも解らねえ」
チャド「貴様!俺と共に死ぬと言うのか!!」
一護「そうでもしなきゃ俺は貴様に勝てねえ!それに貴様を倒す・・・ルキアの仇だ」
一護「あいつはもう帰って来ねえんだ!!!」
チャド「よかろう・・・ならば砕いてみせよう!この拳に生涯のすべてをこめて!!」
チャド「うけてみよ!我が全霊の拳を!!」
一護「見せてやるよこれが最後の月牙天衝だ」
チャド「天に滅っせい一護ォ!!!!!」
一護「無月」
チャド「そ、それは・・・」
一護「こいつを使うのは藍染に続いて二度目だ」
一護「でもこの姿で使うとなればどうなるか・・・俺にも解らねえ」
チャド「貴様!俺と共に死ぬと言うのか!!」
一護「そうでもしなきゃ俺は貴様に勝てねえ!それに貴様を倒す・・・ルキアの仇だ」
一護「あいつはもう帰って来ねえんだ!!!」
チャド「よかろう・・・ならば砕いてみせよう!この拳に生涯のすべてをこめて!!」
チャド「うけてみよ!我が全霊の拳を!!」
一護「見せてやるよこれが最後の月牙天衝だ」
チャド「天に滅っせい一護ォ!!!!!」
一護「無月」
224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 21:21:29.04 ID:dppq1Gy20
チャド「そうか・・・俺は死んだのか。ここは」
ルキア「地獄の入り口だ」
チャド「朽木どうして」
ルキア「お前が敗れてここに来ると一護が勝つと信じていた。茶渡もう良いだろう」
ルキア「お前はもう十分すぎるほど戦った。これで終わりなのだ」
チャド「今度の俺の相手は地獄か・・・面白い」
ルキア「茶渡!」
チャド「ようやく俺の居場所が見つかったというわけだな。フフフ」
チャド「その礼と言っちゃなんだが俺の力・・・この力で3人生き返らせる」
チャド「お前と朽木白哉それにグリムジョーを・・・」
チャド「お前は一護の傍に居てやれ。俺のように力に染まらぬようにな」
ルキア「あんずるな。わかっておる」
チャド「他の誰かを護るために120%の力が出せる・・・それが一護のお前たちの強さなのだ」
チャド「お前たちには色々と世話ばかりかけちまったな」
ルキア「茶渡・・・」
ルキア「地獄の入り口だ」
チャド「朽木どうして」
ルキア「お前が敗れてここに来ると一護が勝つと信じていた。茶渡もう良いだろう」
ルキア「お前はもう十分すぎるほど戦った。これで終わりなのだ」
チャド「今度の俺の相手は地獄か・・・面白い」
ルキア「茶渡!」
チャド「ようやく俺の居場所が見つかったというわけだな。フフフ」
チャド「その礼と言っちゃなんだが俺の力・・・この力で3人生き返らせる」
チャド「お前と朽木白哉それにグリムジョーを・・・」
チャド「お前は一護の傍に居てやれ。俺のように力に染まらぬようにな」
ルキア「あんずるな。わかっておる」
チャド「他の誰かを護るために120%の力が出せる・・・それが一護のお前たちの強さなのだ」
チャド「お前たちには色々と世話ばかりかけちまったな」
ルキア「茶渡・・・」
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 21:28:56.96 ID:dppq1Gy20
石田「あれから1週間見てごらんよ。落ち込んだりしちゃって」
一角「そりゃそうだろルキアちゃんが吹っ飛んだんだろ。誰だって」
弓親「阿散井だって怪我治ったけどずっとふさぎ込んでるよ」
石田「よし僕が喝を入れてあげよう!黒崎!!」
一護「・・・」
石田「働きたまエ。君が働かなかったら子供たちはどうするのかネ」
一護「失せろ」
石田「何だって!?この口がそれを言うか!!!」
一角「ほっといてやれよ!何なんだお前は」
弓親「元気だしなよ一護」
石田「離せぬか!無礼者が!!」
一角「そりゃそうだろルキアちゃんが吹っ飛んだんだろ。誰だって」
弓親「阿散井だって怪我治ったけどずっとふさぎ込んでるよ」
石田「よし僕が喝を入れてあげよう!黒崎!!」
一護「・・・」
石田「働きたまエ。君が働かなかったら子供たちはどうするのかネ」
一護「失せろ」
石田「何だって!?この口がそれを言うか!!!」
一角「ほっといてやれよ!何なんだお前は」
弓親「元気だしなよ一護」
石田「離せぬか!無礼者が!!」
233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 21:43:08.81 ID:dppq1Gy20
ルキア「おい!」
一護「ふぅ・・・またかよ・・・お前いい加減に」
ルキア「何なのだこの散らかしようは!まったく私が居らんと何もできないのだな」
一護「ルキア・・・お前どうして!」
ルキア「茶渡。あ奴が最後の最後で私や兄様達を蘇らせてくれた」
ルキア「みんなはどうした」
一護「たつきが面倒見てくれてる浦原さんの家に預けるとまずいからな」
ルキア「そうか。恋次の奴も驚いておったぞ」
一護「そうだろうな。迎えに行こうぜ車出すからよ」
ルキア「ああ」
ルキア「力に染まらぬように・・・か」
ルキア「心配するな茶渡。一護は力には染まらん」
一護「おい!行くぞ」
ルキア「一護は昔から何一つ変わらぬ男だからな」
終
一護「ふぅ・・・またかよ・・・お前いい加減に」
ルキア「何なのだこの散らかしようは!まったく私が居らんと何もできないのだな」
一護「ルキア・・・お前どうして!」
ルキア「茶渡。あ奴が最後の最後で私や兄様達を蘇らせてくれた」
ルキア「みんなはどうした」
一護「たつきが面倒見てくれてる浦原さんの家に預けるとまずいからな」
ルキア「そうか。恋次の奴も驚いておったぞ」
一護「そうだろうな。迎えに行こうぜ車出すからよ」
ルキア「ああ」
ルキア「力に染まらぬように・・・か」
ルキア「心配するな茶渡。一護は力には染まらん」
一護「おい!行くぞ」
ルキア「一護は昔から何一つ変わらぬ男だからな」
終
234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 21:44:40.47 ID:0/99jH/m0
イイハナシダナー
235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 21:45:08.98 ID:q9b4+gWf0
ドラゴンボールと幽遊白書の面白さが再確認出来た乙
236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 21:45:10.06 ID:A/i85q5F0
途中からチャドが完全にトグロで脳内再生されてた
237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/25(木) 21:46:13.09 ID:M9RL2auTO
最後の締めが上手いな
乙
乙
掲載元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1351142281/
Entry ⇒ 2015.08.18 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
グリムジョー「ウルキオラっていつもポッケに手ぇ突っ込んでるよな」
1: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:46:21 ID:5Ef
グリムジョー「あれ、何してんだろうな」
ノイトラ「何もしてねえんじゃねえの」
藍染「手持ちぶさたでポケットに手入れちゃうことあるじゃん」
ノイトラ「ねえよ」
グリムジョー「俺も特に意味はねえな」
ノイトラ「俺に至っちゃポケットついてねえし」
藍染「……そう」
ノイトラ「何もしてねえんじゃねえの」
藍染「手持ちぶさたでポケットに手入れちゃうことあるじゃん」
ノイトラ「ねえよ」
グリムジョー「俺も特に意味はねえな」
ノイトラ「俺に至っちゃポケットついてねえし」
藍染「……そう」
2: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:46:58 ID:5Ef
グリムジョー「ていうかよ、……ポッケ、って言わねえの?」
藍染「え?」
ノイトラ「ポッケってなんだよ。ポケットじゃねえの?」
グリムジョー「ああそうなんだ…ポケット…」
藍染「ポッケって言いにくくない?」
ノイトラ「響きが気持ちわりい」
グリムジョー「すまん」
藍染「いや」
ノイトラ「おお」
4: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:47:32 ID:5Ef
グリムジョー「……ウルキオラがポッケに手を突っ込むのはなぜか考えようぜ」
ノイトラ「ポッケ呼びやめないんかい」
藍染「私はあれ、寒いからだと思う」
グリノイ「あぁ~」
藍染「虚圏って寒いじゃんちょっと」
ノイトラ(え?)
グリムジョー(俺ほぼ裸だけど)
6: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:48:11 ID:5Ef
藍染「で、ウルキオラって冷たいじゃん触ると」
ノイトラ「え、知らない」
グリムジョー「触ったことねえよ」
藍染「すまん」
ノイトラ「つめたいの?」
藍染「冷たい」
グリムジョー「どんくらい?」
藍染「…キンキンに冷やした紙パックジュースくらい」
ノイトラ「例えが微妙すぎるだろ」
グリムジョー「温度で表せよ」
藍染「真冬の寒空の下、手袋なしでずっとスマホいじったあとみたいな冷たさ」
ノイトラ「あぁ~」
グリムジョー「いやわかんねえよ」
7: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:48:40 ID:5Ef
藍染「とにかく冷たいんだよあいつ。だから寒いんじゃないの?」
ノイトラ「イマイチだな」
グリムジョー「42点」
藍染「話題振っといてそりゃないんじゃないの」
グリムジョー「だってよカマキリ野郎」
藍染「お前だよ」
グリムジョー「えぇ…?」
9: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:49:30 ID:5Ef
ノイトラ「あ、あれじゃねえの。ポケットの中で何か飼ってるとか」
藍染「あ~」
グリムジョー「ポッケで飼える動物ってなんだよ」
ノイトラ「ハムスター」
藍染「セキセイインコ」
グリムジョー「えぇ…」
10: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:50:12 ID:5Ef
ノイトラ「ニギニギしてんだろ」
藍染「撫でてるのかも」
グリムジョー「ポッケに手ぇ突っ込んでなんか撫でてるってそれ正面から見たら怪しすぎるだろ」
ノイトラ「だから、ニギニギするためのカモフラだろ」
藍染「あぁ、本命はニギニギね」
グリムジョー「気持ちわりいよなんで公衆の面前でそんなことしてんだよ」
ノイトラ「趣味だろ」
藍染「性癖だろうね」
グリムジョー「え、じゃあ……」
~回想~
ウルキオラ「俺と来い。女。言葉は"はい"だ」ニギニギ
グリムジョー「ってこと?」
ノイトラ「キモッ!!」
11: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:50:58 ID:5Ef
藍染「え、じゃあ私が現世におりて留守を頼んだときも……」
~回想~
パリーン
ウルキオラ「はい。藍染様」ニギニギ
グリムジョー「キッモ!!」
12: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:51:27 ID:5Ef
ノイトラ「え、そしたら」
~回想~
井上「い、いつからそこに?!」
ウルキオラ「いちいち騒ぐな。鬱陶しい。」ニギニギ
藍染「……」
グリムジョー「……」
ノイトラ「……」
ウルキオラ「何をしている」
3人「ぎゃああああ!!!」
13: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:51:52 ID:5Ef
ノイトラ「あ、あ、くあとりょ↑さんちっす!!」ビクビク
藍染「や、やあウルキオラ……」ビクビク
藍染ノイトラ(手ぇ突っ込んでる……)
ウルキオラ「……」
藍染(あれは確実に)
ノイトラ(俺達を見ながらニギニギしている……!!)
14: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:56:35 ID:5Ef
ウルキオラ「……なんて顔をしてるんですか藍染様」
藍染「ひぇ?!↑ あ、あ、あの、顔の体操!ね、ノイトラ!」
ノイトラ「え?!あ、おう!今流行りの……なぁグリム」
グリムジョー「ウルキオラ、お前…」
藍染ノイトラ「あああああああああ!!!!」クチフサギー
グリムジョー「?!」モゴモゴォ
ウルキオラ(何なんだ一体…)
15: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:57:14 ID:5Ef
藍染「おっまえ、バカッ!何聞こうとしてんの!!」(小声)
ノイトラ「アホだろ!!グリムアホのジョーって呼ぶぞてめえ!!」(小声)
グリムジョー「誰がデリヘル嬢だ!!」ムッキー
ノイトラ「言ってねえよ!!」
ウルキオラ「おい」
グリノイ「」ビクゥッ
ウルキオラ「…言いたいことがあるなら言え」
藍染「そうだよグリムジョー、ノイトラ。言いたいことがあるなら言えばいいじゃないか」キリッ
グリノイ(こいつのキンタマが左右入れ替わりますように)
16: ◆0EB939Eh2tkq 2015/06/30(火)23:58:07 ID:5Ef
グリムジョー「…あの…」
ウルキオラ「……」
グリムジョー「お前、寒いのか?」
ウルキオラ「は?」
ノイトラ「や、ほら。いつもポケットに手突っ込んでるだろお前」
ウルキオラ「……ああ」
藍染「ナニをニギニギしてるんだいウルキオラ」
グリムジョーノイトラ「あああああああああああああああ!!!!」
18: ◆0EB939Eh2tkq 2015/07/01(水)00:09:36 ID:Xae
グリムジョー「だからああああああ」
ウルキオラ「ニギニギ、とは」
藍染「ニギニギはニギニギだよ」
ノイトラ(あーあ……)
グリムジョー(もうどうにでもなれ)
藍染「ポケットに手を突っ込む理由を教えてくれないか」
ウルキオラ「……」
19: ◆0EB939Eh2tkq 2015/07/01(水)00:09:59 ID:Xae
グリムジョー「い…いやなら言わなくていいからな…」
ノイトラ「お、おう。人には言いたくないことの1つや2つあるだr」
ウルキオラ「寒いからです」
グリムジョー「」
ノイトラ「」
藍染「」
ウルキオラ「え?」
おわれ
20: 名無しさん@おーぷん 2015/07/01(水)00:25:45 ID:Buj
面白かったぜ!
掲載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1435675581/
Entry ⇒ 2015.07.23 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
一護「恋愛シミュレーション?」マユリ「そうだヨ」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 21:13:13.90 ID:z/1uIj0f0
一護「なんだそれ」
マユリ「相変わらず勘の鈍い男だヨ。少ない脳みそ働かせてよく聞け」
一護「腹立つなあんた」
マユリ「いいかね、この漫画には数々の人気キャラクターがいるのは知っているだろうネ?」
一護「ああ、まああんたは違うけどな」
マユリ「うるさいヨ!とにかくその人気キャラたちと恋愛を楽しめるというゲームを我々は開発したのだヨ」
マユリ「栄えあるテストプレイヤーに貴様が選ばれたのだ、喜んで私のために身を捧げるがいいヨ」
一護「誰がやるか!」
マユリ「相変わらず勘の鈍い男だヨ。少ない脳みそ働かせてよく聞け」
一護「腹立つなあんた」
マユリ「いいかね、この漫画には数々の人気キャラクターがいるのは知っているだろうネ?」
一護「ああ、まああんたは違うけどな」
マユリ「うるさいヨ!とにかくその人気キャラたちと恋愛を楽しめるというゲームを我々は開発したのだヨ」
マユリ「栄えあるテストプレイヤーに貴様が選ばれたのだ、喜んで私のために身を捧げるがいいヨ」
一護「誰がやるか!」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 21:18:16.13 ID:z/1uIj0f0
一護「あんたの開発はろくでもないって、色んなやつから聞いてるぞ!」
マユリ「ふむ、誰がそんなろくでもない噂を流しているのか詳しく聞かせたまえ」
マユリ「私の研究材料にしてやるヨ・・・!」
一護「誰が教えるか!」
マユリ「まあいいよ、とにかく今はこのシミュレーションを始めることが最優先だからネ」
一護「やらないっての!」
マユリ「悪い話ではないはずだヨ。君も少しは考えたことがあるだろう?」
マユリ「あの子やその子と○○してみたいと」
一護「!?」
マユリ「ふむ、誰がそんなろくでもない噂を流しているのか詳しく聞かせたまえ」
マユリ「私の研究材料にしてやるヨ・・・!」
一護「誰が教えるか!」
マユリ「まあいいよ、とにかく今はこのシミュレーションを始めることが最優先だからネ」
一護「やらないっての!」
マユリ「悪い話ではないはずだヨ。君も少しは考えたことがあるだろう?」
マユリ「あの子やその子と○○してみたいと」
一護「!?」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 21:23:55.40 ID:z/1uIj0f0
一護「・・・・・・」
マユリ「どうやら興味が沸いたようだネ」
一護「だ、誰が!」
マユリ「まあまあ聞きたまえヨ」
マユリ「このシミュレーションでは様々なシチュエーションで、様々なキャラクター達と恋愛劇を繰り広げることができる」
マユリ「本来ならありえないことでも、望めば限りなく現実に近い感覚を持って体験することが可能だヨ」
一護「・・・・・・」
マユリ「言っておくが登録されているキャラクターは敵味方問わずで大勢いるヨ」
一護「なに!?」
マユリ「どうやら興味が沸いたようだネ」
一護「だ、誰が!」
マユリ「まあまあ聞きたまえヨ」
マユリ「このシミュレーションでは様々なシチュエーションで、様々なキャラクター達と恋愛劇を繰り広げることができる」
マユリ「本来ならありえないことでも、望めば限りなく現実に近い感覚を持って体験することが可能だヨ」
一護「・・・・・・」
マユリ「言っておくが登録されているキャラクターは敵味方問わずで大勢いるヨ」
一護「なに!?」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 21:28:18.31 ID:z/1uIj0f0
一護(マジかよ、じゃああいつやあいつとも・・・)
マユリ「どうだネ?肉体的な怪我や後遺症は100%ないと保証するヨ」
マユリ「おまけに君がどれほど恥ずかしい恋愛観を暴露しようとも口外はしないヨ」
一護「・・・・・・」
一護(俺にデメリットは無さそうだな、こいつを信用するのは怖いけど)
一護(だが、だがしかし!)
一護「やってやろうじゃねえか!」
マユリ「そう言ってくれると思っていたヨ!」
マユリ「どうだネ?肉体的な怪我や後遺症は100%ないと保証するヨ」
マユリ「おまけに君がどれほど恥ずかしい恋愛観を暴露しようとも口外はしないヨ」
一護「・・・・・・」
一護(俺にデメリットは無さそうだな、こいつを信用するのは怖いけど)
一護(だが、だがしかし!)
一護「やってやろうじゃねえか!」
マユリ「そう言ってくれると思っていたヨ!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 21:34:58.79 ID:z/1uIj0f0
マユリ「ではまずこちらの説明書を熟読した上で、こちらの契約書にサインをしてくれたまえ」
一護「うわっ、なんだこの分厚いのは」
マユリ「複雑な機械だからネ。色々と説明が必要な所もあるんだヨ」
一護(こんなの読んでたら日が暮れちまう。ここは・・・)
一護「ふーん」ペラペラペラペラ
マユリ「!?」
一護「はい読んだ。これにサインだな!」
マユリ「・・・・・・馬鹿な男だヨ」
一護「よしOKだ!早速始めてくれ」
一護「うわっ、なんだこの分厚いのは」
マユリ「複雑な機械だからネ。色々と説明が必要な所もあるんだヨ」
一護(こんなの読んでたら日が暮れちまう。ここは・・・)
一護「ふーん」ペラペラペラペラ
マユリ「!?」
一護「はい読んだ。これにサインだな!」
マユリ「・・・・・・馬鹿な男だヨ」
一護「よしOKだ!早速始めてくれ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 21:49:16.23 ID:z/1uIj0f0
一護「なんかドキドキしてきたな」
マユリ「ではこれから装置を起動させるヨ。記念すべき一回目のシミュレーションはどんな内容がいいかネ?」
一護「悩みどころだな。・・・・・・よし、まずはルキアだ!」
マユリ「朽木ルキア、13番隊副隊長でいいんだネ。では設定は?」
一護「そうだな、ちょっと不思議系の設定で行くか」
マユリ「?」
一護「ルキアは俺の部屋の押入れに住みついた、謎の美少女って設定で頼む」
マユリ「・・・・・・」
マユリ(分かってはいたことだが、随分と痛いことになりそうだヨ」
マユリ「ではこれから装置を起動させるヨ。記念すべき一回目のシミュレーションはどんな内容がいいかネ?」
一護「悩みどころだな。・・・・・・よし、まずはルキアだ!」
マユリ「朽木ルキア、13番隊副隊長でいいんだネ。では設定は?」
一護「そうだな、ちょっと不思議系の設定で行くか」
マユリ「?」
一護「ルキアは俺の部屋の押入れに住みついた、謎の美少女って設定で頼む」
マユリ「・・・・・・」
マユリ(分かってはいたことだが、随分と痛いことになりそうだヨ」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 21:58:23.24 ID:z/1uIj0f0
マユリ「では始めるよ。そこの装置の上に寝てくれたまえ」
一護「おう!」
マユリ「最初に大きな衝撃が走ると思うが、痛みはないはずだヨ」
マユリ「存分に楽しんでくれたまえ。ではスタートだヨ!」
一護「おおう!?」ビクン
一護「・・・・・・ん?」
一護「ここは、俺の部屋・・・」
ルキア「何を呆けておるのだ」
一護「!?」
一護「おう!」
マユリ「最初に大きな衝撃が走ると思うが、痛みはないはずだヨ」
マユリ「存分に楽しんでくれたまえ。ではスタートだヨ!」
一護「おおう!?」ビクン
一護「・・・・・・ん?」
一護「ここは、俺の部屋・・・」
ルキア「何を呆けておるのだ」
一護「!?」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 22:01:05.41 ID:z/1uIj0f0
一護「ル、ルキア」
ルキア「んん?一体どうしたというのだ」
一護「いや、なんでもねえけど・・・」
ルキア「ならばいいが。大事なお前に何かあると私も困るのだ」
一護「お、おう」
一護(すげえな、まるで本物が目の前にいるみたいだ)
一護「ん?」
一護「大事な、お前・・・?」
ルキア「んん?一体どうしたというのだ」
一護「いや、なんでもねえけど・・・」
ルキア「ならばいいが。大事なお前に何かあると私も困るのだ」
一護「お、おう」
一護(すげえな、まるで本物が目の前にいるみたいだ)
一護「ん?」
一護「大事な、お前・・・?」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 22:06:36.67 ID:z/1uIj0f0
ルキア「!?」
ルキア「わ、私はそんなことを言った覚えはないぞ!」
一護「いや、でもお前今俺に向かって大事な・・・」
ルキア「わああああ!い、言ってない!私は言ってないぞ!」
一護「そ、そうか」
ルキア「・・・・・・バカもの」モジモジ
一護「・・・・・・悪い」
一護(やっべえ、何だこの雰囲気)
一護(最高じゃねえか!)
ルキア「わ、私はそんなことを言った覚えはないぞ!」
一護「いや、でもお前今俺に向かって大事な・・・」
ルキア「わああああ!い、言ってない!私は言ってないぞ!」
一護「そ、そうか」
ルキア「・・・・・・バカもの」モジモジ
一護「・・・・・・悪い」
一護(やっべえ、何だこの雰囲気)
一護(最高じゃねえか!)
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 22:13:17.55 ID:z/1uIj0f0
ルキア「さ、さあ!お前は今日もガッコウとやらがあるのだろう!」
一護「あ、今日平日だっけ?」
ルキア「私に聞くな。行くならば早く行け、せいぜい友達と仲良くしてくるがいい」
一護「いや、でもなあ・・・」
ルキア「?」
一護「お前を置いて行くなんてできねえよ」
一護(折角のシミュレーションなんだ、学校なんて別に・・・)
ルキア「な!?ば、バカ者!私のことなど放っておけばよかろう!」
ルキア「そ、そりゃあ確かに毎日お前が帰ってくるまで一人でいるのは寂しいが・・・」
ルキア「お前に迷惑をかけてまで一緒にいたいとは思わぬ!」
ルキア「・・・思わぬ」
一護「あ、今日平日だっけ?」
ルキア「私に聞くな。行くならば早く行け、せいぜい友達と仲良くしてくるがいい」
一護「いや、でもなあ・・・」
ルキア「?」
一護「お前を置いて行くなんてできねえよ」
一護(折角のシミュレーションなんだ、学校なんて別に・・・)
ルキア「な!?ば、バカ者!私のことなど放っておけばよかろう!」
ルキア「そ、そりゃあ確かに毎日お前が帰ってくるまで一人でいるのは寂しいが・・・」
ルキア「お前に迷惑をかけてまで一緒にいたいとは思わぬ!」
ルキア「・・・思わぬ」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 22:25:27.27 ID:z/1uIj0f0
一護「そうか。でも俺は行かないからな」
ルキア「何を言って」
一護「学校行くよりも、今日はお前といたい気分なんだよ」
一護(現実でもこんなこと言ってみたいなー)
ルキア「なぁ!?何を言っているのだ!」
ルキア「そ、そのような、は、恥ずかしいセリフをよくもぬけぬけと・・・!」
一護「いいじゃねえか。俺がそうしたいってだけだ」
ルキア「むぅ・・・!」
一護「そんなに俺と一緒は嫌か?」
ルキア「誰もそうは言っておらん!」
ルキア「お、おじ様に後で怒られても私は知らんからな!」プイッ
ルキア「・・・・・・ありがとう」
ルキア「何を言って」
一護「学校行くよりも、今日はお前といたい気分なんだよ」
一護(現実でもこんなこと言ってみたいなー)
ルキア「なぁ!?何を言っているのだ!」
ルキア「そ、そのような、は、恥ずかしいセリフをよくもぬけぬけと・・・!」
一護「いいじゃねえか。俺がそうしたいってだけだ」
ルキア「むぅ・・・!」
一護「そんなに俺と一緒は嫌か?」
ルキア「誰もそうは言っておらん!」
ルキア「お、おじ様に後で怒られても私は知らんからな!」プイッ
ルキア「・・・・・・ありがとう」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 23:01:25.99 ID:z/1uIj0f0
一護「よし、じゃあ今日は一日二人で遊ぶか」
ルキア「う、うむ」
一護「どっか行きたい所とかあったら、遠慮なく言えよ」
ルキア「・・・・・・私は」
一護「うん?」
ルキア「私は、どこかへ行かずともよい。ただ」
一護「ただ?」
ルキア「お前がいてくれれば、私は他には何も・・・・・・」
一護(ルキアじゃないみたいだ)
一護「そ、そうか」
ルキア「そ、そうなのだ」
ルキア「う、うむ」
一護「どっか行きたい所とかあったら、遠慮なく言えよ」
ルキア「・・・・・・私は」
一護「うん?」
ルキア「私は、どこかへ行かずともよい。ただ」
一護「ただ?」
ルキア「お前がいてくれれば、私は他には何も・・・・・・」
一護(ルキアじゃないみたいだ)
一護「そ、そうか」
ルキア「そ、そうなのだ」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 23:18:56.63 ID:z/1uIj0f0
一護「じゃあ部屋でゆっくり話でもしようか」
ルキア「うむ、それがいい」
一護「そうだなぁ、じゃあ俺が学校でどんなことしてるか教えようか?」
ルキア「それは私も興味があ・・・ん?」ドタドタドタ
一心『いっちごー!遅刻するぞー!』
一護「や、やべえ親父だ!」
ルキア「どうする、私がいることは内緒なのだろう!?」
一護「とにかく隠れるぞ!」
ルキア「うむ、それがいい」
一護「そうだなぁ、じゃあ俺が学校でどんなことしてるか教えようか?」
ルキア「それは私も興味があ・・・ん?」ドタドタドタ
一心『いっちごー!遅刻するぞー!』
一護「や、やべえ親父だ!」
ルキア「どうする、私がいることは内緒なのだろう!?」
一護「とにかく隠れるぞ!」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 23:30:36.20 ID:z/1uIj0f0
一心「いっちごー!」バターン!
一心「あれ?一護ー!どこ行ったんだあの放蕩息子め!」
~押入れの中~
ルキア「なぜお前まで入ってくる必要があるのだ!」ヒソヒソ
一護「お前が慌てさせるから混乱しちまったんだろ!」ヒソヒソ
ルキア「ただでさえ狭い私の部屋が、これではもう押しくら饅頭状態ではないか!」
一護「バカ、大きい声出すな!」ヒソヒソ
ルキア「むぐっ!?」
一心「あれ?一護ー!どこ行ったんだあの放蕩息子め!」
~押入れの中~
ルキア「なぜお前まで入ってくる必要があるのだ!」ヒソヒソ
一護「お前が慌てさせるから混乱しちまったんだろ!」ヒソヒソ
ルキア「ただでさえ狭い私の部屋が、これではもう押しくら饅頭状態ではないか!」
一護「バカ、大きい声出すな!」ヒソヒソ
ルキア「むぐっ!?」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 23:42:45.85 ID:z/1uIj0f0
ルキア「もごもごもご!」ヒソヒソ
一護「静かにしてろって!」ヒソヒソ
ルキア「!?もごー!」
一護「しっー!」
一心「全くあの不良め、どこ行きやがったんだ」バタン
一護「よし、親父は行ったな」
ルキア「こ、このたわけ!」
一護「悪かったって、けど口塞がないとお前・・・」
ルキア「そ、そうではない!どさくさに紛れてどこを触っているのだ!」
一護「ええ!?」
一護「静かにしてろって!」ヒソヒソ
ルキア「!?もごー!」
一護「しっー!」
一心「全くあの不良め、どこ行きやがったんだ」バタン
一護「よし、親父は行ったな」
ルキア「こ、このたわけ!」
一護「悪かったって、けど口塞がないとお前・・・」
ルキア「そ、そうではない!どさくさに紛れてどこを触っているのだ!」
一護「ええ!?」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 23:48:03.66 ID:z/1uIj0f0
一護(こ、この右手に微かに当たる柔らかな感触はまさか!?)
一護(生々しい暖かさを伝えてくるこの感触はまさか!?)
一護(ルキアのおっぱ)
ルキア「たわけー!」ドゴベキドゴ
一護「痛い!悪かった、悪かったって!」
ルキア「悪かったですむものか!この不埒者ー!」
一護(生々しい暖かさを伝えてくるこの感触はまさか!?)
一護(ルキアのおっぱ)
ルキア「たわけー!」ドゴベキドゴ
一護「痛い!悪かった、悪かったって!」
ルキア「悪かったですむものか!この不埒者ー!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/19(金) 23:55:36.60 ID:z/1uIj0f0
ルキア「はあ、はあ、少しは反省したか?」
一護「は、はい、もう十分です」ボロ
ルキア「全く、お前というやつはまるで性欲の権化だな!女子のむ、胸を鷲掴みにするなど・・・」クドクト
一護「すいません」
ルキア「ま、まさかガッコウとやらでも同じようなことをしているのではあるまいな!?」
一護「ば、バカそんなわけないだろ!」
ルキア「信用できん!現に今私を」
一護「だ、だからお前以外にはそんなことしようとも思わねえよ!」
ルキア「!」
一護「は、はい、もう十分です」ボロ
ルキア「全く、お前というやつはまるで性欲の権化だな!女子のむ、胸を鷲掴みにするなど・・・」クドクト
一護「すいません」
ルキア「ま、まさかガッコウとやらでも同じようなことをしているのではあるまいな!?」
一護「ば、バカそんなわけないだろ!」
ルキア「信用できん!現に今私を」
一護「だ、だからお前以外にはそんなことしようとも思わねえよ!」
ルキア「!」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:00:36.89 ID:axaZGVlk0
一護「嘘じゃないぞ!」
ルキア「・・・私、だけか?」
一護「え?」
ルキア「本当に、私以外にはそんな気持ちはないのだな!?」
一護「お、おう!」
ルキア「そうか」
ルキア「そうかぁ」ニヘラ
一護「か、かわいい」
ルキア「か、かわ!?やはり性欲の権化だな貴様はー!」
一護「わぁー!ごめんごめん!」
ルキア「・・・私、だけか?」
一護「え?」
ルキア「本当に、私以外にはそんな気持ちはないのだな!?」
一護「お、おう!」
ルキア「そうか」
ルキア「そうかぁ」ニヘラ
一護「か、かわいい」
ルキア「か、かわ!?やはり性欲の権化だな貴様はー!」
一護「わぁー!ごめんごめん!」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:04:08.36 ID:axaZGVlk0
ルキア「ふん!軽々しく女子を手篭めにしようとしおって!」
一護「決してそんなつもりは・・・」
ルキア「うるさいぞ!潔く罰を受けるのだ!」
一護「いや、罰って言うかよー」
ルキア「何か不満か?」
一護「お前が俺のひざの上座ってるだけだし、別にこれ罰じゃないような」
ルキア「な、何を言う!これは罰だ、恐ろしい罰なのだぞ!」
一護「そうかー?」
ルキア「そうなのだ!」
一護「決してそんなつもりは・・・」
ルキア「うるさいぞ!潔く罰を受けるのだ!」
一護「いや、罰って言うかよー」
ルキア「何か不満か?」
一護「お前が俺のひざの上座ってるだけだし、別にこれ罰じゃないような」
ルキア「な、何を言う!これは罰だ、恐ろしい罰なのだぞ!」
一護「そうかー?」
ルキア「そうなのだ!」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:10:34.52 ID:axaZGVlk0
ルキア「さあ、ガッコウのことを存分に話すが良い。その間私はここに座っていることにする」
一護「別に構わないけどよ。じゃあまず、友達のことから話すか」
ルキア「うむ」
一護「最初はそうだな、チャドってやつがいるんだけど」
ルキア「うむ!」
一護「そいつは俺と中学の時からの付き合いで・・・」
ルキア「うむうむ!」
一護(なんかご機嫌だな)
一護「別に構わないけどよ。じゃあまず、友達のことから話すか」
ルキア「うむ」
一護「最初はそうだな、チャドってやつがいるんだけど」
ルキア「うむ!」
一護「そいつは俺と中学の時からの付き合いで・・・」
ルキア「うむうむ!」
一護(なんかご機嫌だな)
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:16:54.24 ID:axaZGVlk0
一護「・・・・・・というわけなんだ」
ルキア「おお、良い友達を持ったな」
一護「ああ、あいつらはいつまでたっても俺の親友だ」
一護「一緒にいると楽しいしな」
ルキア「・・・・・・」
一護「じゃあ次は、また別の」
ルキア「なあ、一護よ」
一護「ん?」
ルキア「私は、ここにいてもいいのだろうか?」
一護「ああ?ひざの上に座ってるぐらいどうってことねえよお前軽いし」
ルキア「そうではない、そうではないのだ」
一護「じゃあなんだよ」
ルキア「私は、お前のそばにいてもいいのだろうか」
ルキア「おお、良い友達を持ったな」
一護「ああ、あいつらはいつまでたっても俺の親友だ」
一護「一緒にいると楽しいしな」
ルキア「・・・・・・」
一護「じゃあ次は、また別の」
ルキア「なあ、一護よ」
一護「ん?」
ルキア「私は、ここにいてもいいのだろうか?」
一護「ああ?ひざの上に座ってるぐらいどうってことねえよお前軽いし」
ルキア「そうではない、そうではないのだ」
一護「じゃあなんだよ」
ルキア「私は、お前のそばにいてもいいのだろうか」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:26:37.60 ID:axaZGVlk0
ルキア「お前は、普通の高校生だ」
一護「そうだな」
ルキア「普通にガッコウに通い、普通に友達と遊び、普通に過ごしたいはずであろう?」
一護「まあ、そうかもな」
ルキア「だが私がいるせいでお前は、友人達との時間を削り、今日は学校まで休んだ」
ルキア「私はお前に迷惑をかけてばかりで何も返してやれない」
ルキア「私は本当に、お前のそばにいてもいいのだろうか」
一護「・・・・・・」
一護「そうだな」
ルキア「普通にガッコウに通い、普通に友達と遊び、普通に過ごしたいはずであろう?」
一護「まあ、そうかもな」
ルキア「だが私がいるせいでお前は、友人達との時間を削り、今日は学校まで休んだ」
ルキア「私はお前に迷惑をかけてばかりで何も返してやれない」
ルキア「私は本当に、お前のそばにいてもいいのだろうか」
一護「・・・・・・」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:30:36.43 ID:axaZGVlk0
一護「なに深刻そうな顔してんだ」
ルキア「深刻にもなる!お前は、私のせいで・・・」
一護「なんでお前のせいになるんだよ」
ルキア「だって私がいなければ!」
一護「お前がいなかったら、俺は部屋で誰と話して過ごせばいいんだ」
ルキア「え?」
一護「お前がいなかったら、俺は誰とドタバタ笑ったりしたらいいんだ」
一護「お前がいなくなったりしたら、俺はどうしたらいいか分からなくなる」
ルキア「一護・・・」
一護「だから変なこと心配しないで、ここにいてくれないかルキア」
一護(完璧な返しだな今の!)
ルキア「深刻にもなる!お前は、私のせいで・・・」
一護「なんでお前のせいになるんだよ」
ルキア「だって私がいなければ!」
一護「お前がいなかったら、俺は部屋で誰と話して過ごせばいいんだ」
ルキア「え?」
一護「お前がいなかったら、俺は誰とドタバタ笑ったりしたらいいんだ」
一護「お前がいなくなったりしたら、俺はどうしたらいいか分からなくなる」
ルキア「一護・・・」
一護「だから変なこと心配しないで、ここにいてくれないかルキア」
一護(完璧な返しだな今の!)
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:33:40.62 ID:axaZGVlk0
ルキア「そ、そこまで言うなら仕方ない!この私が一緒にいてやろう!」
一護「ああ、そうしてくれ」
ルキア「うむ!さあ、ガッコウの話をもっと聞かせるのだ!」
一護「おう」
ルキア「今日はずっと一緒だからな!」
一護「分かってるよ」
ルキア「一護」
一護「ん?」
ルキア「ありがとう」ニコニコ
一護「ああ、そうしてくれ」
ルキア「うむ!さあ、ガッコウの話をもっと聞かせるのだ!」
一護「おう」
ルキア「今日はずっと一緒だからな!」
一護「分かってるよ」
ルキア「一護」
一護「ん?」
ルキア「ありがとう」ニコニコ
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:40:04.98 ID:axaZGVlk0
その日の夜
一護「・・・なあ」
ルキア「なんだ、どうかしたか?」
一護「いや、確かに一日一緒って言ったけどさ」
ルキア「うむ」
一護「寝る時まで一緒っていうんはどうなんだ?」
ルキア「た、たわけ!家に帰るまでが遠足というであろう!」
一護「いや意味分からねえよ。お前学校知らないくせに遠足は知ってるんだな」
ルキア「とにかく!朝を迎えるまでが今日なのだ!」
一護「ああ、そうかよ」
ルキア「そうだ!」
一護「・・・なあ」
ルキア「なんだ、どうかしたか?」
一護「いや、確かに一日一緒って言ったけどさ」
ルキア「うむ」
一護「寝る時まで一緒っていうんはどうなんだ?」
ルキア「た、たわけ!家に帰るまでが遠足というであろう!」
一護「いや意味分からねえよ。お前学校知らないくせに遠足は知ってるんだな」
ルキア「とにかく!朝を迎えるまでが今日なのだ!」
一護「ああ、そうかよ」
ルキア「そうだ!」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:45:17.25 ID:axaZGVlk0
ルキア「・・・・・・」
一護「・・・・・・」
ルキア「ち、近いぞ一護!」
一護「そりゃ同じベットに入ってるんだからそうだろうな」
ルキア「む、そ、そうだな」
一護「・・・・・・」
一護(シミュレーションとはいえ、ここでエロいことするのは不味いよな)
ルキア「むぅ・・・」モジモジ
一護「どうしたんださっきから」
ルキア「その、だな。いざこうしてみると」
ルキア「恥ずかしくてたまらないのだ・・・!」
一護「お前、そういうこと言うなよな!」
一護「・・・・・・」
ルキア「ち、近いぞ一護!」
一護「そりゃ同じベットに入ってるんだからそうだろうな」
ルキア「む、そ、そうだな」
一護「・・・・・・」
一護(シミュレーションとはいえ、ここでエロいことするのは不味いよな)
ルキア「むぅ・・・」モジモジ
一護「どうしたんださっきから」
ルキア「その、だな。いざこうしてみると」
ルキア「恥ずかしくてたまらないのだ・・・!」
一護「お前、そういうこと言うなよな!」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:47:49.07 ID:axaZGVlk0
ルキア「仕方無かろう!こんな、男と同衾など私は経験したことがないのだ!」
一護「お、俺だってそうだっての!」
ルキア「そうか、お互い初めてどうしというわけだな!あ、あははははは」
一護「やめろって、こっちまで恥ずかしいわ!」
ルキア「あははは・・・」
一護「・・・・・・」
ルキア「・・・・・・」
一護「お、俺だってそうだっての!」
ルキア「そうか、お互い初めてどうしというわけだな!あ、あははははは」
一護「やめろって、こっちまで恥ずかしいわ!」
ルキア「あははは・・・」
一護「・・・・・・」
ルキア「・・・・・・」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:51:31.86 ID:axaZGVlk0
一護(やっべえ、シミュレーションだってのに本当にドキドキしてきた)
ルキア「・・・なあ、一護よ」
一護「な、なんだよ」
ルキア「今日は、本当にありがとう」
ルキア「一緒にいてくれて、嬉しかったぞ」
一護「お、おう。たまにならこういうのも悪くないな」
ルキア「ふふ、そうだな。たまになら・・・」
ルキア「けれど、もう学校を休んでくれなくともよいぞ」
ルキア「これ以上迷惑はかけたくない」
一護「迷惑なんて、思ってねえよ」
ルキア「優しいなお前は。けれど、それでは私の気がすまぬのだ」
ルキア「・・・なあ、一護よ」
一護「な、なんだよ」
ルキア「今日は、本当にありがとう」
ルキア「一緒にいてくれて、嬉しかったぞ」
一護「お、おう。たまにならこういうのも悪くないな」
ルキア「ふふ、そうだな。たまになら・・・」
ルキア「けれど、もう学校を休んでくれなくともよいぞ」
ルキア「これ以上迷惑はかけたくない」
一護「迷惑なんて、思ってねえよ」
ルキア「優しいなお前は。けれど、それでは私の気がすまぬのだ」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:55:17.47 ID:axaZGVlk0
一護「・・・そうか」
ルキア「ただ、一つ我がままを言わせてもらえるなら」
ルキア「ガッコウから帰ってからでいい、友達と遊んでからでもいい」
ルキア「家に帰ったら、私とまたこうして話をしてくれるか?」
一護「・・・バカ、いつだって話してやるよ。ずっと一緒にいてほしいって言っただろ?」
ルキア「私はバカだからな、本気にしてしまうぞ?」
一護「ああ、それでいい」
ルキア「一護・・・・・・もう少しこちらに寄ってくれ」
一護「え?いいけど、狭いんじゃないのか」
ルキア「ただ、一つ我がままを言わせてもらえるなら」
ルキア「ガッコウから帰ってからでいい、友達と遊んでからでもいい」
ルキア「家に帰ったら、私とまたこうして話をしてくれるか?」
一護「・・・バカ、いつだって話してやるよ。ずっと一緒にいてほしいって言っただろ?」
ルキア「私はバカだからな、本気にしてしまうぞ?」
一護「ああ、それでいい」
ルキア「一護・・・・・・もう少しこちらに寄ってくれ」
一護「え?いいけど、狭いんじゃないのか」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 00:57:19.23 ID:axaZGVlk0
ルキア「ふふ」グイッ
一護「うお!?」
ルキア「本気にしたからな、このたわけ」チュ
一護「むぐ!」
一護(こ、これはこれは~!」
マユリ「えんだああああああああああああ!!」
一護「!?」
一護「うお!?」
ルキア「本気にしたからな、このたわけ」チュ
一護「むぐ!」
一護(こ、これはこれは~!」
マユリ「えんだああああああああああああ!!」
一護「!?」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:01:52.99 ID:axaZGVlk0
一護「うわああああ!」
マユリ「実に見事なスケこましっぷりだったヨ」
一護「な、なん、なん」
マユリ「ああ、今の歌かい?現世では恋が成就した時に歌う曲だと聞いているヨ」
一護「ち、違う!なんで突然現実に戻ってるんだ!」
マユリ「君が朽木ルキアを攻略した時点でシミュレーションは終了、説明書にも書いてあったはずだがネ」
マユリ「実に見事なスケこましっぷりだったヨ」
一護「な、なん、なん」
マユリ「ああ、今の歌かい?現世では恋が成就した時に歌う曲だと聞いているヨ」
一護「ち、違う!なんで突然現実に戻ってるんだ!」
マユリ「君が朽木ルキアを攻略した時点でシミュレーションは終了、説明書にも書いてあったはずだがネ」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:06:10.23 ID:axaZGVlk0
一護(くそ、そんなこと書いてたのかあれ!)
一護「せっかくいい所だったのに・・・!」
マユリ「いやあ、脳が腐れ落ちそうなほど甘い一時だったネ」
一護「なに!?あんた、見てたのか!」
マユリ「当然だヨ。私が作ったもので私が何をしようが勝手、それに契約書にもかいてあったはずだヨ」
一護(ぐっ!?てきとうにサインしたから読んでなかった!)
一護「せっかくいい所だったのに・・・!」
マユリ「いやあ、脳が腐れ落ちそうなほど甘い一時だったネ」
一護「なに!?あんた、見てたのか!」
マユリ「当然だヨ。私が作ったもので私が何をしようが勝手、それに契約書にもかいてあったはずだヨ」
一護(ぐっ!?てきとうにサインしたから読んでなかった!)
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:10:55.52 ID:axaZGVlk0
マユリ「さあ、説明はこれで沢山だろ」
一護「ルキアとの一時の余韻に浸る暇もなかった・・・」
マユリ「たかがシミュレーションでクヨクヨするんじゃないヨ。で、お次はどうするんだい?」
一護「お、お次」
一護(正直ルキアとあんなことした後だし、他の女に手を出すのはちょっと)
マユリ「言っておくがここでやめることはできんヨ。そう契約したからネ」
マユリ「なんだったら私が選んであげようか。実はこれには男性キャラの情報も入って」
一護「わあああ!待て、選ぶから待て!」
一護「ルキアとの一時の余韻に浸る暇もなかった・・・」
マユリ「たかがシミュレーションでクヨクヨするんじゃないヨ。で、お次はどうするんだい?」
一護「お、お次」
一護(正直ルキアとあんなことした後だし、他の女に手を出すのはちょっと)
マユリ「言っておくがここでやめることはできんヨ。そう契約したからネ」
マユリ「なんだったら私が選んであげようか。実はこれには男性キャラの情報も入って」
一護「わあああ!待て、選ぶから待て!」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:16:22.66 ID:axaZGVlk0
一番多いし夜一さんで行くか
マユリ「これが登録されているキャラクターの一覧だヨ」
一護「へえ~大勢いるもんだなぁ」
マユリ「ちなみにこれが男性版」
一護「それはいらねえって、なんであんたの名前まであるんだよ!」
マユリ「うるさいネ!ごちゃごちゃ言わずに選びたまえヨ!」
一護「そうだなー・・・おっ!夜一さんまであるのか」
マユリ「これが登録されているキャラクターの一覧だヨ」
一護「へえ~大勢いるもんだなぁ」
マユリ「ちなみにこれが男性版」
一護「それはいらねえって、なんであんたの名前まであるんだよ!」
マユリ「うるさいネ!ごちゃごちゃ言わずに選びたまえヨ!」
一護「そうだなー・・・おっ!夜一さんまであるのか」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:20:03.19 ID:axaZGVlk0
一護「夜一さんか~」
一護(正直色々あったしな夜一さんとは)
一護「よし!次は夜一さんだ!」
マユリ「なんだい女性ばかりでつまらないネ」
一護「うるさい!設定はそうだなあ・・・」
一護「気心のしれた友人だと思っていたらって感じで頼む!」
マユリ「よくもそんな設定が思い浮かぶものだネ。恥じて死んでくれてもいいんだヨ」
一護(正直色々あったしな夜一さんとは)
一護「よし!次は夜一さんだ!」
マユリ「なんだい女性ばかりでつまらないネ」
一護「うるさい!設定はそうだなあ・・・」
一護「気心のしれた友人だと思っていたらって感じで頼む!」
マユリ「よくもそんな設定が思い浮かぶものだネ。恥じて死んでくれてもいいんだヨ」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:22:55.12 ID:axaZGVlk0
一護「さっさと始めてくれ!」ウキウキ
マユリ「始める前とは大違いだヨ全く・・・じゃあ行くヨ!」
一護「おおう」ガクン
一護「う~ん」
夜一「なんじゃ、また寝ておるのか?」
一護「う~ん」
夜一「しょうがないのお。ほれ、さっさと起きろ一護」
マユリ「始める前とは大違いだヨ全く・・・じゃあ行くヨ!」
一護「おおう」ガクン
一護「う~ん」
夜一「なんじゃ、また寝ておるのか?」
一護「う~ん」
夜一「しょうがないのお。ほれ、さっさと起きろ一護」
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:26:42.74 ID:axaZGVlk0
一護「う~ん」
夜一「・・・・・・起きんか」
夜一「ならば奥の手を使うまでじゃ」ペロッ
一護「!?」
夜一「ふふ、起きねば顔中ドロドロにしてしまうぞ?」ペロッ
一護「うわ、うわわわわ!」ズザザザザ
夜一「お、ようやく起きたか」
一護「い、今あんた、俺の顔!」
夜一「相変わらずうぶな反応じゃの~」
夜一「・・・・・・起きんか」
夜一「ならば奥の手を使うまでじゃ」ペロッ
一護「!?」
夜一「ふふ、起きねば顔中ドロドロにしてしまうぞ?」ペロッ
一護「うわ、うわわわわ!」ズザザザザ
夜一「お、ようやく起きたか」
一護「い、今あんた、俺の顔!」
夜一「相変わらずうぶな反応じゃの~」
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:30:54.04 ID:axaZGVlk0
一護「ば、バカかよ!」
夜一「ふふん、どうじゃわしの舌使いは」
一護「変な言い方するなよ!」
夜一「やはりお主をからかうのは面白い」ゲラゲラ
一護「笑い事じゃねえっての!」
夜一「すまんすまん、そうカッカするな」
一護「全く、変わらねえな夜一さんは」
夜一「なんじゃ、『さん』などと他人行儀な呼び方をしおって」
夜一「ふふん、どうじゃわしの舌使いは」
一護「変な言い方するなよ!」
夜一「やはりお主をからかうのは面白い」ゲラゲラ
一護「笑い事じゃねえっての!」
夜一「すまんすまん、そうカッカするな」
一護「全く、変わらねえな夜一さんは」
夜一「なんじゃ、『さん』などと他人行儀な呼び方をしおって」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:36:08.15 ID:axaZGVlk0
一護「え?」
夜一「『さん』を付けるなと言っておるんじゃ」
夜一「お主にそう呼ばれると背筋がむず痒くてたまらん」
一護(そうか、今は友達って設定だったか)
一護「悪かったよ夜一」
夜一「うむ、それでよい」ニカッ
一護「で、何か用か?」
夜一「用が無ければ、わしはお主に話しかけてはいかんのか?」
一護「いや、そういうわけじゃねえけどよ・・・」
夜一「冗談じゃ。からかいがいのあるやつじゃのう」
一護「ぐっ!」
夜一「『さん』を付けるなと言っておるんじゃ」
夜一「お主にそう呼ばれると背筋がむず痒くてたまらん」
一護(そうか、今は友達って設定だったか)
一護「悪かったよ夜一」
夜一「うむ、それでよい」ニカッ
一護「で、何か用か?」
夜一「用が無ければ、わしはお主に話しかけてはいかんのか?」
一護「いや、そういうわけじゃねえけどよ・・・」
夜一「冗談じゃ。からかいがいのあるやつじゃのう」
一護「ぐっ!」
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:39:22.69 ID:axaZGVlk0
一護(これじゃあ普段と変わらないなぁ)
一護(・・・どうせ現実じゃないんだ、ちょっとこっちからからかってみるか)
夜一「?どうしたのじゃ、考え込んで」
一護「・・・・・・」
夜一「おーい」
一護「うるせえなあ」
夜一「・・・・・・なに?」
一護「うるせえって言ってるんだよ。人をからかって面白いか?」
夜一「そんなに怒るほどのことではなかろう」
一護「怒ってなんかねえよ」
夜一「怒っておるではないか」
一護「・・・うるせえっての」
一護(・・・どうせ現実じゃないんだ、ちょっとこっちからからかってみるか)
夜一「?どうしたのじゃ、考え込んで」
一護「・・・・・・」
夜一「おーい」
一護「うるせえなあ」
夜一「・・・・・・なに?」
一護「うるせえって言ってるんだよ。人をからかって面白いか?」
夜一「そんなに怒るほどのことではなかろう」
一護「怒ってなんかねえよ」
夜一「怒っておるではないか」
一護「・・・うるせえっての」
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:42:55.46 ID:axaZGVlk0
夜一「子供じゃの~そんなに気を害したのなら謝るぞ」
一護「うるせえって言ってんだろ!」
夜一「!」
一護「何なんだ、いつもいつも俺の周りをチョロチョロしやがって」
一護「うざったいんだよお前」
夜一「な・・・!」
一護「お前俺のことおもちゃか何かと勘違いしてるんじゃねえか?」
夜一「そんな、わしはただ」オロオロ
一護(お、慌ててる夜一さんなんてレアだな)
一護「うるせえって言ってんだろ!」
夜一「!」
一護「何なんだ、いつもいつも俺の周りをチョロチョロしやがって」
一護「うざったいんだよお前」
夜一「な・・・!」
一護「お前俺のことおもちゃか何かと勘違いしてるんじゃねえか?」
夜一「そんな、わしはただ」オロオロ
一護(お、慌ててる夜一さんなんてレアだな)
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:45:24.33 ID:axaZGVlk0
一護「ただなんだよ?」
夜一「わしは、ただ・・・」
一護「はぁ、もういいよお前」スッ
夜一「な、一護少し待ってくれ!」
一護「黙れよ」
夜一「え・・・」
一護「もうお前とは一切関わらない。そっちからも近づいてくるなよ」スタスタ
夜一「一護・・・」
夜一「わしは、ただ・・・」
一護「はぁ、もういいよお前」スッ
夜一「な、一護少し待ってくれ!」
一護「黙れよ」
夜一「え・・・」
一護「もうお前とは一切関わらない。そっちからも近づいてくるなよ」スタスタ
夜一「一護・・・」
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:49:43.81 ID:axaZGVlk0
一護(そろそろいいかな?)チラッ
夜一「・・・・・・」
一護(呆然としてこっちを見てるな・・・よし)
一護「なんちゃってな!」
夜一「え?」
一護「冗談に決まってるだろバカだな!」
夜一「じょう、だん?」
一護「いつもからかわれてる仕返しだ!」
夜一「・・・・・・」
一護「あー面白かった。あんなに慌ててる夜一なんて今まで」
夜一「覚悟はできておるんじゃろうなぁ・・・!」
一護「へ?」
夜一「・・・・・・」
一護(呆然としてこっちを見てるな・・・よし)
一護「なんちゃってな!」
夜一「え?」
一護「冗談に決まってるだろバカだな!」
夜一「じょう、だん?」
一護「いつもからかわれてる仕返しだ!」
夜一「・・・・・・」
一護「あー面白かった。あんなに慌ててる夜一なんて今まで」
夜一「覚悟はできておるんじゃろうなぁ・・・!」
一護「へ?」
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:54:51.99 ID:axaZGVlk0
ドゴドゴベキドゴ!
夜一「ふう、すっきりした」
一護「」
夜一「どうじゃ、自分がしたことがどれほど罪深いか分かったか?」
一護(ルキアの時にもこんな目にあった気が・・・)
夜一「返事はどうした一護?」
一護「ご、ごめんなさい」
夜一「うむ、許してやろう」
夜一「しかし、傷つく冗談というのは辛いもんじゃのう」
一護「え、夜一、今ので傷ついたのか?」
夜一「なんじゃその物の言い方は。わしとて一人の女じゃぞ」
一護「いや、普段のお前なら飄々とかわしそうなもんだからさ」
夜一「・・・・・・ふむ、確かにそうかもしれんのう」
夜一「ふう、すっきりした」
一護「」
夜一「どうじゃ、自分がしたことがどれほど罪深いか分かったか?」
一護(ルキアの時にもこんな目にあった気が・・・)
夜一「返事はどうした一護?」
一護「ご、ごめんなさい」
夜一「うむ、許してやろう」
夜一「しかし、傷つく冗談というのは辛いもんじゃのう」
一護「え、夜一、今ので傷ついたのか?」
夜一「なんじゃその物の言い方は。わしとて一人の女じゃぞ」
一護「いや、普段のお前なら飄々とかわしそうなもんだからさ」
夜一「・・・・・・ふむ、確かにそうかもしれんのう」
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 01:58:51.05 ID:axaZGVlk0
夜一「今まで人の言葉で傷ついたことなど無かったかもしれん」
夜一「じゃが、どうして今のは・・・・・・」
一護「夜一?」
夜一「わからんのお」
一護「俺もさっぱり分からねえよ」
夜一「お主はそれでよい。乙女の悩みは何よりも重要な秘密なんじゃ」
一護「そういうもんかねえ」
夜一「そういうもんじゃ」
夜一「じゃが、どうして今のは・・・・・・」
一護「夜一?」
夜一「わからんのお」
一護「俺もさっぱり分からねえよ」
夜一「お主はそれでよい。乙女の悩みは何よりも重要な秘密なんじゃ」
一護「そういうもんかねえ」
夜一「そういうもんじゃ」
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:05:26.55 ID:axaZGVlk0
一護「まあ、それならそれでいいけどよ」
一護「悪かったな夜一」
夜一「なんじゃ、もう謝ってもらわずともわしは・・・」
一護「いや、女の子にやるべきことじゃなかったってマジで反省した」
夜一「女の子・・・・・・」
一護「悪かった、本当に」
夜一「も、もうよい!頭を上げんか!」
夜一「だ、第一わしがからかい過ぎたのがいけなかったのかもしれん」
一護「いや、全面的に俺が」
夜一「あああああ!もうやめい!体中が痒くなるわ!」
夜一「この話はやめじゃ、やめやめ!」
一護「夜一がそういうならそうするか」
夜一「そうしろ!」
一護「悪かったな夜一」
夜一「なんじゃ、もう謝ってもらわずともわしは・・・」
一護「いや、女の子にやるべきことじゃなかったってマジで反省した」
夜一「女の子・・・・・・」
一護「悪かった、本当に」
夜一「も、もうよい!頭を上げんか!」
夜一「だ、第一わしがからかい過ぎたのがいけなかったのかもしれん」
一護「いや、全面的に俺が」
夜一「あああああ!もうやめい!体中が痒くなるわ!」
夜一「この話はやめじゃ、やめやめ!」
一護「夜一がそういうならそうするか」
夜一「そうしろ!」
175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:11:09.75 ID:axaZGVlk0
一護「じゃあ、そうするか」
夜一「まったく、そこまで謝るなら最初からやめておけばいいものを」
一護「ごめんなって。でもまあ、珍しいもの見れてよかったよ」
夜一「珍しいもの?」
一護「ちょっと泣きそうな夜一の顔」
夜一「んな!?」
一護「お前泣く時あんな感じになるのな」
夜一「だ、誰が泣いておったというんじゃ!見間違いじゃ見間違い!」
一護「いや~?だって俺が見たときは確かに」
夜一「お主、まだ殴られ足りんようじゃなぁ・・・!」
一護「あんなしおらしい顔もできるってことは、やっぱり女なんだよな」
一護「改めて実感したよ、お前って」
夜一「な、なんじゃ」
一護「案外かわいいとこあるよな」
夜一「な、何を格好つけて臭いことを!」
夜一「まったく、そこまで謝るなら最初からやめておけばいいものを」
一護「ごめんなって。でもまあ、珍しいもの見れてよかったよ」
夜一「珍しいもの?」
一護「ちょっと泣きそうな夜一の顔」
夜一「んな!?」
一護「お前泣く時あんな感じになるのな」
夜一「だ、誰が泣いておったというんじゃ!見間違いじゃ見間違い!」
一護「いや~?だって俺が見たときは確かに」
夜一「お主、まだ殴られ足りんようじゃなぁ・・・!」
一護「あんなしおらしい顔もできるってことは、やっぱり女なんだよな」
一護「改めて実感したよ、お前って」
夜一「な、なんじゃ」
一護「案外かわいいとこあるよな」
夜一「な、何を格好つけて臭いことを!」
177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:16:20.17 ID:axaZGVlk0
一護(面白いなこれ)
一護「いや、マジで惚れ直したよ」
夜一「惚れ・・・!」
一護「あんだけ魅力的だと、他の男が方っておかないかもなー」
夜一「ま、またからかっておるのか!」
一護「本気だって。今度は冗談じゃない」
夜一「・・・・・・本当にそう思っておるか?」
一護「え?」
夜一「本当に、わしがみ、魅力的だと思うておるのか!?」
一護「お、おう」
夜一「冗談ではないんじゃな?」
一護「おう!」
一護「いや、マジで惚れ直したよ」
夜一「惚れ・・・!」
一護「あんだけ魅力的だと、他の男が方っておかないかもなー」
夜一「ま、またからかっておるのか!」
一護「本気だって。今度は冗談じゃない」
夜一「・・・・・・本当にそう思っておるか?」
一護「え?」
夜一「本当に、わしがみ、魅力的だと思うておるのか!?」
一護「お、おう」
夜一「冗談ではないんじゃな?」
一護「おう!」
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:21:15.39 ID:axaZGVlk0
夜一「そ、そうか」
一護「おう」
夜一「・・・・・・」
一護「・・・・・・」
夜一「・・・・・・」
一護(急にだまりこんだな)
夜一「・・・のう、一護よ」
一護「なんだ?」
夜一「わしらが出会ってどれくらいになるかのう」
一護「さあな。もう覚えてないくらいじゃないか?」
一護(そんな細かく設定してないしなぁ)
夜一「そうか。覚えていないくらいか・・・・・・」
一護「それがどうしたんだよ」
夜一「いや、少し考えおったのじゃ」
一護「おう」
夜一「・・・・・・」
一護「・・・・・・」
夜一「・・・・・・」
一護(急にだまりこんだな)
夜一「・・・のう、一護よ」
一護「なんだ?」
夜一「わしらが出会ってどれくらいになるかのう」
一護「さあな。もう覚えてないくらいじゃないか?」
一護(そんな細かく設定してないしなぁ)
夜一「そうか。覚えていないくらいか・・・・・・」
一護「それがどうしたんだよ」
夜一「いや、少し考えおったのじゃ」
182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:29:29.91 ID:axaZGVlk0
夜一「思えば物心ついた頃には、もうお主が隣におった」
一護「・・・そうだな」
夜一「ずっと一緒にあちこちを走り回って、随分無茶もしたが」
夜一「それでもわしは、お主と二人で楽しかった」
一護「俺だってそうだ」
夜一「ほほう、そうか?嬉しいもんじゃのう」
一護「分からねえな、どうしたんだよ急に」
夜一「・・・・・・やはり、そういうことか」
一護「?」
夜一「いや、今お主の言葉を嬉しいと思ったことで確信したことがある」
一護「なんだよ」
夜一「ふふふ、よいか?二度とは言わぬからよーく聞けよ」
夜一「どうやらわしは、お主のことを好いているらしい」
一護「夜一・・・・・・」
一護「・・・そうだな」
夜一「ずっと一緒にあちこちを走り回って、随分無茶もしたが」
夜一「それでもわしは、お主と二人で楽しかった」
一護「俺だってそうだ」
夜一「ほほう、そうか?嬉しいもんじゃのう」
一護「分からねえな、どうしたんだよ急に」
夜一「・・・・・・やはり、そういうことか」
一護「?」
夜一「いや、今お主の言葉を嬉しいと思ったことで確信したことがある」
一護「なんだよ」
夜一「ふふふ、よいか?二度とは言わぬからよーく聞けよ」
夜一「どうやらわしは、お主のことを好いているらしい」
一護「夜一・・・・・・」
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:33:33.10 ID:axaZGVlk0
夜一「勘違いするなよ。友として、ではないぞ」
夜一「もちろん友としてお前を大切に思っていることも事実じゃが」
夜一「一人の女として、一人の男であるお主を好いておる」
一護「・・・・・・」
夜一「冗談ではないぞ?」
一護「ああ、それくらい分かる」
夜一「そうか」
一護「・・・・・・俺もだ」
夜一「なに?」
一護「だから、俺も同じ気持ちだって言ってるんだ」
夜一「・・・・・・!」
一護「俺も、好きだよ」
夜一「ふふ、ふふふふ。そうか」
一護「ああ、そうだ」
夜一「もちろん友としてお前を大切に思っていることも事実じゃが」
夜一「一人の女として、一人の男であるお主を好いておる」
一護「・・・・・・」
夜一「冗談ではないぞ?」
一護「ああ、それくらい分かる」
夜一「そうか」
一護「・・・・・・俺もだ」
夜一「なに?」
一護「だから、俺も同じ気持ちだって言ってるんだ」
夜一「・・・・・・!」
一護「俺も、好きだよ」
夜一「ふふ、ふふふふ。そうか」
一護「ああ、そうだ」
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:36:52.20 ID:axaZGVlk0
夜一「嬉しいもんじゃのう」
一護「そうだな」
夜一「・・・・・・」
一護「・・・・・・」
夜一「ふっ!」シュバ!
一護「うお!?なんだよいきなり!」
夜一「普通、こういうのは男児の方からと相場は決まっておるもんじゃが」
夜一「こういうのも悪くはなかろう?」
一護「・・・・・・そうかもな」
夜一「そうであろう」
一護「お前みたいな美人に馬乗りになられても、それはそれで嬉しいことかもな」
一護(嬉しくないわけないっての!)
一護「そうだな」
夜一「・・・・・・」
一護「・・・・・・」
夜一「ふっ!」シュバ!
一護「うお!?なんだよいきなり!」
夜一「普通、こういうのは男児の方からと相場は決まっておるもんじゃが」
夜一「こういうのも悪くはなかろう?」
一護「・・・・・・そうかもな」
夜一「そうであろう」
一護「お前みたいな美人に馬乗りになられても、それはそれで嬉しいことかもな」
一護(嬉しくないわけないっての!)
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:39:46.71 ID:axaZGVlk0
夜一「よいか、わしは瞬神夜一」
夜一「お主がどこへ行こうと、わしはすぐに追いついてお主の隣に並ぶ」
夜一「誰にも、付け入る隙など与えぬ」グイッ
夜一「これがその証じゃ!」チュッ
一護「むぐっ!」
一護(うおおおおお!)
マユリ「えんだあああああああああ!」
一護「嫌あああああああああ!」
夜一「お主がどこへ行こうと、わしはすぐに追いついてお主の隣に並ぶ」
夜一「誰にも、付け入る隙など与えぬ」グイッ
夜一「これがその証じゃ!」チュッ
一護「むぐっ!」
一護(うおおおおお!)
マユリ「えんだあああああああああ!」
一護「嫌あああああああああ!」
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:44:40.34 ID:axaZGVlk0
一護「なんでまた最後があんたの歌なんだよ!」
マユリ「標準装備だヨ」
一護「外せよ!」
マユリ「嫌なこったネ。それよりも随分と気に入ってもらえているようだねえ」
一護「最後の歌以外はな!」
マユリ「何が不満なんだい?私の美声でラブシーンを締めくくるのがそんなに嫌かネ」
一護「ああ、嫌だね!」
マユリ「標準装備だヨ」
一護「外せよ!」
マユリ「嫌なこったネ。それよりも随分と気に入ってもらえているようだねえ」
一護「最後の歌以外はな!」
マユリ「何が不満なんだい?私の美声でラブシーンを締めくくるのがそんなに嫌かネ」
一護「ああ、嫌だね!」
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:49:13.04 ID:axaZGVlk0
一護「声がどうとかじゃないんだよ!あんたの声で現実に引き戻されるのが嫌なの!」
マユリ「全く注文の多い実験台だヨ。では次からはパターンBの歌にしてやろう」
一護「またあんたが歌ってるんじゃないだろうな」
マユリ「・・・・・・」
マユリ「さてここまで二人の攻略に成功したわけだが」
一護「待て、今の間はなんだ!?」
マユリ「どうかねこのシミュレーション装置は」
一護「まあ、よくできてるとは思うけどよ」
マユリ「全く注文の多い実験台だヨ。では次からはパターンBの歌にしてやろう」
一護「またあんたが歌ってるんじゃないだろうな」
マユリ「・・・・・・」
マユリ「さてここまで二人の攻略に成功したわけだが」
一護「待て、今の間はなんだ!?」
マユリ「どうかねこのシミュレーション装置は」
一護「まあ、よくできてるとは思うけどよ」
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 02:59:02.87 ID:axaZGVlk0
じゃあまゆしぃで最後な
マユリ「評価は概ね良好というわけだネ」
一護「あんたの歌以外はな」
マユリ「・・・・・・さっきから失礼なやつだよ君は!」
マユリ「私を怒らせたらどうなるか、思い知るがいい!」ピポピポ
一護「待て!何をする気だ!?」
マユリ「恐れ慄け黒崎一護!今から貴様が向かうのは、ランダムで選ばれた男のキャラとの恋愛世界!」
一護「な、なにい!?待て、それだけはよせ!」
マユリ「もう遅い!」
一護「おおう!」ガクン
マユリ「評価は概ね良好というわけだネ」
一護「あんたの歌以外はな」
マユリ「・・・・・・さっきから失礼なやつだよ君は!」
マユリ「私を怒らせたらどうなるか、思い知るがいい!」ピポピポ
一護「待て!何をする気だ!?」
マユリ「恐れ慄け黒崎一護!今から貴様が向かうのは、ランダムで選ばれた男のキャラとの恋愛世界!」
一護「な、なにい!?待て、それだけはよせ!」
マユリ「もう遅い!」
一護「おおう!」ガクン
203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:02:03.19 ID:axaZGVlk0
一護「・・・・・・ん?ここは」
マユリ「何をもたもたしているんだこのうすのろ!」バシッ
一護「あいた!」
マユリ「誰のお陰で今そうして自分が存在しているのか、もう一度思い知らせてやるヨ!」バシッ
一護「いてえ!」
一護(く、くそ!よりによってこいつの世界に来てしまったのか!)
一護(なんとか、なんとかして恋愛に発展させずに終わらせないと!)
マユリ「何をもたもたしているんだこのうすのろ!」バシッ
一護「あいた!」
マユリ「誰のお陰で今そうして自分が存在しているのか、もう一度思い知らせてやるヨ!」バシッ
一護「いてえ!」
一護(く、くそ!よりによってこいつの世界に来てしまったのか!)
一護(なんとか、なんとかして恋愛に発展させずに終わらせないと!)
206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:05:50.60 ID:axaZGVlk0
一護(しかし・・・これってあのネムって人のポジションにいるってことだよな)
一護(こいつ自分の世界の相手役に自分の副官の位置を用意してたのか・・・)
一護(なんか気持ち悪いなぁ)ジトー
マユリ「なんだその目は!文句があるなら言ってみるがいいヨ!」
一護「気持ち悪い」
マユリ「な、なにィ!」
一護「だから、気持ち悪いって」
一護(こいつ自分の世界の相手役に自分の副官の位置を用意してたのか・・・)
一護(なんか気持ち悪いなぁ)ジトー
マユリ「なんだその目は!文句があるなら言ってみるがいいヨ!」
一護「気持ち悪い」
マユリ「な、なにィ!」
一護「だから、気持ち悪いって」
208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:09:44.07 ID:axaZGVlk0
マユリ「一体いつからそんな口がきけるようになったんだネ!」バシッ
一護「あいた」
一護(なんかあんまり痛くねえな)
一護(こいついつも暴力的に接してるように見えて、実は加減してたのか?)
マユリ「ふん!どうだネ、もう一度さっきみたいな口をきいてみろ!」バシッ
一護「あいて」
一護「意外とぶっきら棒なんだな」
マユリ「!?」
一護「あいた」
一護(なんかあんまり痛くねえな)
一護(こいついつも暴力的に接してるように見えて、実は加減してたのか?)
マユリ「ふん!どうだネ、もう一度さっきみたいな口をきいてみろ!」バシッ
一護「あいて」
一護「意外とぶっきら棒なんだな」
マユリ「!?」
210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:14:42.69 ID:axaZGVlk0
マユリ「ふ、ふん今日はこの辺にしといてやるヨ!」
一護「ふうん」
マユリ「この・・・!まあいい、研究室へ急ぐヨ!」
一護「はーい」
一護(けっきょく本気で痛いと思うようなのは一発もなかった)
一護(思ってたほどわるいやつじゃないのか?)
マユリ「何をしているイチゴ!早く来るんだ!」
一護「ああ、悪い悪い」
一護(もう少し様子を見るか)
一護「ふうん」
マユリ「この・・・!まあいい、研究室へ急ぐヨ!」
一護「はーい」
一護(けっきょく本気で痛いと思うようなのは一発もなかった)
一護(思ってたほどわるいやつじゃないのか?)
マユリ「何をしているイチゴ!早く来るんだ!」
一護「ああ、悪い悪い」
一護(もう少し様子を見るか)
212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:18:50.82 ID:axaZGVlk0
一護(すげえな、これが研究室か)キョロキョロ
マユリ「何をもたもたしているんだこのウスノロ!早く手伝うんだ!」
一護「あ、はーい」
一護(怪しいものが沢山あるな。うお、あれ何の標本だ?)
マユリ「んん?ああ、それは薄汚いクインシーどもの体の一部だヨ」
一護「!!」
一護「ということはこの中には石田の・・・!」
マユリ「もう混ざりきってしまってどれが誰のものかはわからんがネ」
一護(こいつ、やっぱり!)
マユリ「何をもたもたしているんだこのウスノロ!早く手伝うんだ!」
一護「あ、はーい」
一護(怪しいものが沢山あるな。うお、あれ何の標本だ?)
マユリ「んん?ああ、それは薄汚いクインシーどもの体の一部だヨ」
一護「!!」
一護「ということはこの中には石田の・・・!」
マユリ「もう混ざりきってしまってどれが誰のものかはわからんがネ」
一護(こいつ、やっぱり!)
214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:23:43.84 ID:axaZGVlk0
マユリ「もう研究しつくしたものだ。そんな扱いでも仕方がないと思わないか?」
一護「てめえ!」
マユリ「・・・何を怒っているのかネ」
マユリ「科学者にとって用のすんだ実験体ほど不必要なものはないんだヨ」
マユリ「興味の尽きたものほどいらないものはないからネ」
一護「そんな言い方があるかよ!人の体を切り刻んでおいて!」
マユリ「・・・・・・」
マユリ「悪いがネ、そんな言い方しかできんのだヨ」
一護「・・・付き合ってらんねえぜ。お前はやっぱり最低だ!」
一護「てめえ!」
マユリ「・・・何を怒っているのかネ」
マユリ「科学者にとって用のすんだ実験体ほど不必要なものはないんだヨ」
マユリ「興味の尽きたものほどいらないものはないからネ」
一護「そんな言い方があるかよ!人の体を切り刻んでおいて!」
マユリ「・・・・・・」
マユリ「悪いがネ、そんな言い方しかできんのだヨ」
一護「・・・付き合ってらんねえぜ。お前はやっぱり最低だ!」
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:28:39.96 ID:axaZGVlk0
マユリ「・・・・・・」
マユリ「下らんことだヨ」
一護「全く、現実じゃないにしても胸糞悪いぜ」
一護「もうシミュレーションなんか終わりでいい!」
一護「さっさとここから出て・・・・・・出てって」
一護「そういえばこれ、攻略する以外にはどうやって出たらいいんだ?」
一護「今ので好感度はかなり下がったはずなのに出れないってことは・・・
一護「やっぱり、攻略しなきゃ出れないのか!?」
一護「しまったー!説明書ちゃんと読んどけばよかったー!」
???「あれがやつの・・・!」
マユリ「下らんことだヨ」
一護「全く、現実じゃないにしても胸糞悪いぜ」
一護「もうシミュレーションなんか終わりでいい!」
一護「さっさとここから出て・・・・・・出てって」
一護「そういえばこれ、攻略する以外にはどうやって出たらいいんだ?」
一護「今ので好感度はかなり下がったはずなのに出れないってことは・・・
一護「やっぱり、攻略しなきゃ出れないのか!?」
一護「しまったー!説明書ちゃんと読んどけばよかったー!」
???「あれがやつの・・・!」
219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:33:42.94 ID:axaZGVlk0
一護「こうなったらぶっ壊してでも外に・・・」
一護「はっ!?」
一護「危ねえ!」
ヒュン、ドカーン!!
一護「今のは・・・!」
???「ほう、かわしたか。人形風情がよく動く」
一護「何者だ!」
滅却師「名乗る必要はなかろう。ただ復習のために貴様には死んでもらう」
一護「滅却師、石田以外にもまだいたのか!」
一護「はっ!?」
一護「危ねえ!」
ヒュン、ドカーン!!
一護「今のは・・・!」
???「ほう、かわしたか。人形風情がよく動く」
一護「何者だ!」
滅却師「名乗る必要はなかろう。ただ復習のために貴様には死んでもらう」
一護「滅却師、石田以外にもまだいたのか!」
222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:37:04.53 ID:axaZGVlk0
滅却師「くらえ!」ヒュン ヒュン
一護「くそ、残月があればこんなやつに・・・!」
滅却師「ふん、よく動く人形だ。だが!」シュバ!
一護「なに!?」
滅却師「捉えられぬほどではないわ!」ドゴッ!
一護「うわあ!」
滅却師「手間取らせおって。だがこれで終わりだ!」
一護(やられる・・・!)
滅却師「食らえ!」ドヒュン!
一護「くそ、残月があればこんなやつに・・・!」
滅却師「ふん、よく動く人形だ。だが!」シュバ!
一護「なに!?」
滅却師「捉えられぬほどではないわ!」ドゴッ!
一護「うわあ!」
滅却師「手間取らせおって。だがこれで終わりだ!」
一護(やられる・・・!)
滅却師「食らえ!」ドヒュン!
223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:41:26.87 ID:axaZGVlk0
一護「うわああああ!」
滅却師「ふはははははははは!」
滅却師「我らが痛み思い知るが」
マユリ「やれやれ、世話の焼けるやつだヨ」シュン!
一護「!?」
滅却師「!?」
一護「マ、マユリ!!」
マユリ「発信機を付けておいて正解だったネ。不振な霊圧の正体は貴様かネ」
マユリ「ただでさえ気が立っているんだ。今日の私には喧嘩をうるべきではないヨ」
滅却師「ふはははははははは!」
滅却師「我らが痛み思い知るが」
マユリ「やれやれ、世話の焼けるやつだヨ」シュン!
一護「!?」
滅却師「!?」
一護「マ、マユリ!!」
マユリ「発信機を付けておいて正解だったネ。不振な霊圧の正体は貴様かネ」
マユリ「ただでさえ気が立っているんだ。今日の私には喧嘩をうるべきではないヨ」
225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:46:03.32 ID:axaZGVlk0
一護「助けに来てくれたのか?」
マユリ「自惚れるんじゃないヨ。お前を餌にやつをおびき出しただけだ」バシッ
一護(やっぱり痛くない・・・)
マユリ「さあ、どうせ止めたところで戦うんだろ?さっさと来るがいいヨ」
滅却師「舐めおって!」ヒュンヒュンヒュン
マユリ「下らんネ。そんな技はもう解析済みだヨ」
滅却師「バカな!高速で接近する弓矢を全て見切っているのか!」
マユリ「下らんと言っている。どうせなら全力を見せてもらいたいものだネ」
マユリ「自惚れるんじゃないヨ。お前を餌にやつをおびき出しただけだ」バシッ
一護(やっぱり痛くない・・・)
マユリ「さあ、どうせ止めたところで戦うんだろ?さっさと来るがいいヨ」
滅却師「舐めおって!」ヒュンヒュンヒュン
マユリ「下らんネ。そんな技はもう解析済みだヨ」
滅却師「バカな!高速で接近する弓矢を全て見切っているのか!」
マユリ「下らんと言っている。どうせなら全力を見せてもらいたいものだネ」
228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:51:08.81 ID:axaZGVlk0
滅却師「おのれー!」
マユリ「やれやれ、その程度では研究材料にもなりそうにはないね」
マユリ「もう茶番は十分楽しんだ。この辺でいいだろう」
マユリ「掻き毟れ、疋殺地蔵!」モワモワモワ
滅却師「な、なんだ手足が動かん!」
マユリ「おやおや、襲う相手の能力も知らずに挑むとは」
マユリ「愚かさもここまで来ると愉快だネ」
滅却師「く、くそー!」
マユリ「さようならだヨ」ザシュッ!
一護(強い!やっぱり隊長格なだけはあるな)
マユリ「さて・・・」
マユリ「やれやれ、その程度では研究材料にもなりそうにはないね」
マユリ「もう茶番は十分楽しんだ。この辺でいいだろう」
マユリ「掻き毟れ、疋殺地蔵!」モワモワモワ
滅却師「な、なんだ手足が動かん!」
マユリ「おやおや、襲う相手の能力も知らずに挑むとは」
マユリ「愚かさもここまで来ると愉快だネ」
滅却師「く、くそー!」
マユリ「さようならだヨ」ザシュッ!
一護(強い!やっぱり隊長格なだけはあるな)
マユリ「さて・・・」
233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 03:55:59.97 ID:axaZGVlk0
マユリ「おいイチゴ、もたもたせずにこの雑魚を研究室へ運ぶんだ!」
マユリ「こんなグズでも調べないよりはマシだろうからネ」
一護「・・・また、切り刻むのか」
マユリ「・・・・・・研究者はどんな時でも最悪の事態というものを想定するんだヨ」
一護「・・・・・・?」
マユリ「我々死神は滅却師との争いに勝利し、その存在を消し去ったかに見える」
マユリ「だがやつらは必ずどこかで生き延び、我々への復讐の機会を窺っているはずだ」
マユリ「今日のこいつがいい見本だヨ」ゲシッ
一護(軽く死体を蹴った。マジで軽く)
マユリ「こんなグズでも調べないよりはマシだろうからネ」
一護「・・・また、切り刻むのか」
マユリ「・・・・・・研究者はどんな時でも最悪の事態というものを想定するんだヨ」
一護「・・・・・・?」
マユリ「我々死神は滅却師との争いに勝利し、その存在を消し去ったかに見える」
マユリ「だがやつらは必ずどこかで生き延び、我々への復讐の機会を窺っているはずだ」
マユリ「今日のこいつがいい見本だヨ」ゲシッ
一護(軽く死体を蹴った。マジで軽く)
234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 04:00:59.47 ID:axaZGVlk0
マユリ「こいつは雑魚だったが、いずれやつらが強大な力を身につけて襲ってこないとは言い切れない」
マユリ「ならば私は研究者として、できる限りやつらのことを調べつくし、備えておかねばならない」
マユリ「例えそれが、疎まれ、忌み嫌われる研究であってもネ」
一護(そうか、こいつは)
一護(いつか来るかもしれない敵に、いつか来るかもしれない危機に誰よりも真正面から取り組んで)
一護(そしてそのせいで誰かから恨まれることすら覚悟して・・・)
一護(それなのに俺は!)
一護「あの、俺あんたに謝らないと」
マユリ「・・・・・・何をもたついているんだ」
一護「え?」
マユリ「さっさと付いて来るんだヨ!」スタスタ
一護「・・・!ああ!」
マユリ「ならば私は研究者として、できる限りやつらのことを調べつくし、備えておかねばならない」
マユリ「例えそれが、疎まれ、忌み嫌われる研究であってもネ」
一護(そうか、こいつは)
一護(いつか来るかもしれない敵に、いつか来るかもしれない危機に誰よりも真正面から取り組んで)
一護(そしてそのせいで誰かから恨まれることすら覚悟して・・・)
一護(それなのに俺は!)
一護「あの、俺あんたに謝らないと」
マユリ「・・・・・・何をもたついているんだ」
一護「え?」
マユリ「さっさと付いて来るんだヨ!」スタスタ
一護「・・・!ああ!」
237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 04:04:47.99 ID:axaZGVlk0
その後
マユリ「全く、やはり雑魚では有益な情報は得られないネ」
一護「お疲れ様」
マユリ「この程度で疲れる私ではないヨ!」
一護「はいはい」
一護「・・・・・・今日のことだけど、ありがとうな」
マユリ「・・・・・・」
一護「あんたが来てくれなきゃ、俺はあいつにやられてた」
一護「本当にありがとう」
マユリ「ふん!いいか良く聞け!お前は私の所有物だ!」
一護「ああ」
マユリ「お前の生みの親であり、絶対の神でもある!」
一護「ああ」
マユリ「全く、やはり雑魚では有益な情報は得られないネ」
一護「お疲れ様」
マユリ「この程度で疲れる私ではないヨ!」
一護「はいはい」
一護「・・・・・・今日のことだけど、ありがとうな」
マユリ「・・・・・・」
一護「あんたが来てくれなきゃ、俺はあいつにやられてた」
一護「本当にありがとう」
マユリ「ふん!いいか良く聞け!お前は私の所有物だ!」
一護「ああ」
マユリ「お前の生みの親であり、絶対の神でもある!」
一護「ああ」
238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 04:08:40.19 ID:axaZGVlk0
マユリ「私に断りもなく他の誰かに壊されることなど絶対に許さないヨ!」
一護「ああ、分かったよ」
マユリ「ふん!」スパッ
一護「あいて」
マユリ「その頬の傷が私の所有物だという証だ!」
一護「あんまり痛くねえな」
マユリ「いいか、お前はこれから先永遠に私の傍を離れるんじゃないヨ!」
一護「ああ・・・」
一護「わかっ」
マユリ「えんだあああああああああああ!」
一護「台無しだよ!!」
一護「ああ、分かったよ」
マユリ「ふん!」スパッ
一護「あいて」
マユリ「その頬の傷が私の所有物だという証だ!」
一護「あんまり痛くねえな」
マユリ「いいか、お前はこれから先永遠に私の傍を離れるんじゃないヨ!」
一護「ああ・・・」
一護「わかっ」
マユリ「えんだあああああああああああ!」
一護「台無しだよ!!」
242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 04:12:11.12 ID:axaZGVlk0
一護「なんでお前を攻略してお前に歌われなきゃいけないんだ!」
一護「しかも曲変わってないし!」
マユリ「何を言う、今のは少し低い声で歌っているヨ」
一護「分かるかそんなもん!」
マユリ「いやはや、まさか私の世界へ飛んでしまうとは、運命のいたずらというやつだねえ」
一護「わざとか!?お前まさかわざとか!?」
マユリ「そんなわけがあると思うのかネ?」
一護「・・・・・・ああ、騙されちゃいそう!さっきまでのイメージのせいでぇ!」
一護「しかも曲変わってないし!」
マユリ「何を言う、今のは少し低い声で歌っているヨ」
一護「分かるかそんなもん!」
マユリ「いやはや、まさか私の世界へ飛んでしまうとは、運命のいたずらというやつだねえ」
一護「わざとか!?お前まさかわざとか!?」
マユリ「そんなわけがあると思うのかネ?」
一護「・・・・・・ああ、騙されちゃいそう!さっきまでのイメージのせいでぇ!」
244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 04:16:32.09 ID:axaZGVlk0
マユリ「ふむ。概ねデータの回収も終了したようだヨ」
マユリ「今日はこの辺にしておくとするか」
一護「・・・・・・最後のですっげえ疲れた」
マユリ「これくらいでへばってもらっては困るヨ。君にはあと少なくとも数十のキャラを攻略してもらわねばならない」
マユリ「もちろん男も含めてネ」
一護「な、なんでそんな」
マユリ「契約書にそう書いてあったはずだヨ」
一護「も、もういやだあああああ!」
マユリ「いやあああああああ!」
一護「歌うんじゃねえよお!!」
完
マユリ「今日はこの辺にしておくとするか」
一護「・・・・・・最後のですっげえ疲れた」
マユリ「これくらいでへばってもらっては困るヨ。君にはあと少なくとも数十のキャラを攻略してもらわねばならない」
マユリ「もちろん男も含めてネ」
一護「な、なんでそんな」
マユリ「契約書にそう書いてあったはずだヨ」
一護「も、もういやだあああああ!」
マユリ「いやあああああああ!」
一護「歌うんじゃねえよお!!」
完
246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 04:17:41.19 ID:en9DC1x50
乙
254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 04:24:35.76 ID:Jvbw545I0
乙
いつか続編オナシャス!
いつか続編オナシャス!
255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 04:26:43.05 ID:CnwG6t6H0
終わってた。
乙です、面白かった
乙です、面白かった
258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/20(土) 04:37:45.83 ID:dVgE6Oca0
乙
面白かった
えんだあワロタw
面白かった
えんだあワロタw
掲載元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1350648793/
Entry ⇒ 2015.07.23 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
【安価】バラガン「フン。正月大作戦じゃな」【BLEACH】
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:12:52.12 ID:bY17xS1f0
安価スレです
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:31:46.65 ID:bY17xS1f0
バラガン「さて貴様等、正月の準備は予定通り進んでおるのであろうな?」
アビラマ「はっ! 仰せの通り着々と進行しております!」
フィンドール「今や虚夜宮は正月ムード一色。この短期間でここまで漕ぎつけられたのも陛下の迅速なる指示があった故!」
バラガン「フン……」
ジオ「ですが、正月に向けての手筈は大方整ったとはいえど……肝心の催しの内容が……」
バラガン「馬鹿者が。何のために儂が貴様等を正月の準備に奔走させたと思っておる。貴様等が動いておる間に正月に開く催しの二つや三つ、とっくに儂が考えておいたわい」
ジオ「は、はっ! も、申し訳ありません。とんだご無礼をっ……!」タジッ
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:39:23.68 ID:bY17xS1f0
バラガン「さて。催しについてじゃが一度しか言わんぞ」
バラガン「此度の正月には三つの催しを開く予定だ。手筈は既にそこのクールホーンに伝えてある。貴様等は催しの準備を引き続き進めろ」
バラガン「わかったな? 一辺の綻びも露呈させるでないぞ。貴様等に正月の準備に失敗して戻る場所などない」
バラガン「門松の飾られておらん道を、雪の積もっておらん大地を、この儂に歩かせるな」
バラガン「言え! 貴様等は誰の部下だ!!!」
アビラマ「はい!」
フィンドール「我々は“大帝”バラガン・ルイゼンバーン陛下の従属官!!」
ジオ「あらゆる作業を完璧にこなし!」
クールホーン「必ずや正月の準備を! 私たちの力でもって成功させてご覧に入れます!!」
バラガン「フン」
バラガン「この場におらん者にもこの事を伝え、各自最終準備に当たれい!!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:40:36.50 ID:bY17xS1f0
正月に行う一つ目の催しは? >>↓1
二つ目の催しは? >>↓2
三つ目の催しは? >>↓3
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:42:05.37 ID:zK9/UpwAO
陛下からお年玉
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:42:24.72 ID:QcKdtt4M0
おせち大会
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 18:42:37.82 ID:WfiFsySWO
みんなにホロウの料理をふるまう
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:31:02.53 ID:SnbA3xYz0
アビラマ「フィンドール! そこのレシピ取ってくれっ。今手が離せねえんだ!」
フィンドール「手が離せないのはこっちも同じだ! 何せ料理なんてこの方一度も作ったことがないんだからな!」
クールホーン「でも流石はバラガン陛下だわ。あたしたちじゃ他の虚たちにおせち料理を振る舞うなんてことは思いつかないもの」
ニルゲ「それに現世の食材と霊蟲を掛け合わせた滋養料理を作れ。って仰ったのもバラガン様なんだろ? 旨いモン食って霊圧も回復するってのはすげえ案だよなあ……」
アビラマ「なに呑気に無駄話してんだお前ら! 熱ちっ! くそっ、お前らは楽そうな作業で羨ましいぜ……!」
クールホーン「あら、さっき“煮物を作るなんて怠い作業はやってられねえ! 俺は焼き物を担当させてもらう!”とか言ってたのはどこの誰だったかしら?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:33:04.10 ID:SnbA3xYz0
ペッシェ「はっ!」ペッタン!
ドンドチャッカ「餅をひっくり返すでヤンス~!」クルリ
ペッシェ「ほっ!」ペッタン!
ドンドチャッカ「餅をひっくり返すでヤンス~!」クルリ
ネル「これが餅つきっつーヤツっスか。楽すそうっスね!」
ジオ「そうだ。これもおせち料理の一つとして重箱に入るらしいからしっかり作ってくれよ?」
ネル「かしこまったっス!」
ドンドチャッカ「あっ! 手が滑ったでヤンス!」ヒョイ!
ペッシェ「熱ちちちちち!!! 餅が頭に!」ジタバタ
ポウ「まったく。騒がしいやつらだヨ……」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:36:17.54 ID:SnbA3xYz0
当日
スターク「おお、すごい人数だな。座るとこあるのかこれ」
リリネット「なに言ってんのさスターク。座席は指定って連絡が来てたでしょーが」
スターク「ん? そうなのか。んじゃ早いとこ座ろうぜ」
アパッチ(ちっ……回りにちらほら十刃のヤツらも見えるな。流石にちょっと緊張するぜ……)
ミラ・ローズ(あたしらはハリベル様の従属官。この集まりで弱さを見せたらハリベル様に恥をかかせることなっちまう……)
スンスン(ここは気丈に振る舞わなくてはなりませんわ……)
ハリベル「どうしたお前たち。ここは祭事を楽しむ場だ、もう少し肩の力を抜いてもいいのだぞ?」
アパッチ「は、はい……」タジッ
ミラ・ローズ(くっ……あたしらが気負ってるせいで逆にハリベル様の気を遣わせちまうことになるとは……)
スンスン(不覚ですわ……)
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:39:19.52 ID:SnbA3xYz0
ウルキオラ「…………」
ノイトラ「よう、第4十刃さんよ。んなとこでボーッと突っ立ってどうしたよ?」
ウルキオラ「ノイトラか……」
テスラ「久しくお目にかかります。ウルキオラ様」ペコリ
ノイトラ「おいテスラ。こんな奴に頭なんざ下げるこたァねえよ」
ウルキオラ「お前たちこそここで何をしている」
ノイトラ「はっ、俺らの通り道にてめえが突っ立ってて邪魔くせえからどかしてやろうと思ってな。気に障ったかァ?」
ウルキオラ「…………」スタスタ
ノイトラ「ちっ、てめえから訊いといてシカトかよ……」
テスラ「私たちも急ぎましょう、ノイトラ様」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:43:09.42 ID:SnbA3xYz0
ザエルアポロ(クク……まさかバラガンの奴に借りを返す機会がこんなにも早く訪れるとは……)
ザエルアポロ(この前はあいつらのせいで大変な目にあったからね。今日の大会で僕と君の格の違いを思い知らせてあげるよ……!)
ザエルアポロ「クク……」
ザエルアポロ「ハハハ……」
ザエルアポロ「ハハハハハハハハハッ!!!!」
「うるさいぞっ!!!!」
ザエルアポロ「!?」ピクッ
アーロニーロ「なーんてな」「チョット君ニ似テタデショ?」
ザエルアポロ「アーロニーロか……。まったくふざけた真似をしてくれる……!」
アーロニーロ「ふざけてるって言えばお前メガネ変えたのか?」「ソノ瓶底メガネハ実ニ君ニオ似合イダヨ、ザエルアポロ」
ザエルアポロ「ほう、やはりこのメガネは万人から見ても僕に似合っているということか! バラガンに強制的に貼りつけられた時は怒りが沸いたがよくよく鏡で見てみたら僕自身このメガネを中々に気に入ってしまってね。君に褒められる前からこのメガネと僕に素晴らしい美的感覚の統一性が存在していることは解っていたけどね。今やこのメガネは多数の機能と共に僕の身体の一部分と言ってもいいほどまでにその存在を昇華させ……」ベラベラ
アーロニーロ(別に褒めてないんだがなぁ……)(デモ機嫌モ直ッタミタイダシ、マアイッカ)
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:46:07.20 ID:SnbA3xYz0
バラガン「さて。どうやら全員集まったようじゃのォ」
クールホーン「陛下。そろそろ……」
バラガン「フン……。全員訊けい!!!!」
バラガン「これより正月の催しを開催する!!」
バラガン「まずは通知にもあった麻雀大会についての説明じゃ。この大会への参加者総数は計十六!」
バラガン「十刃の連中はもちろん強制参加。残りの六枠に入る者はこれより抽選を行い決定する」
アパッチ(なにっ! この大人数で麻雀はキツいとは思ったがまさかの抽選かよ……)
ミラ・ローズ(バラガンをこの大会でギャフンと言わせてやろうと思ったけど、こうなっちまうとは……)
スンスン(これだけの人数の中から六枠というのは少々辛いものがありますわね……)
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 15:50:09.95 ID:SnbA3xYz0
チルッチ「ふ~ん。ってことは十刃落ちのあたしたちにも参加するチャンスはあるってことね」
ガンテンバイン「面白れェ。選ばれさえすれば俺らも十刃と同じ舞台で戦えるっつうことだな」
ドルドーニ「吾輩はこのような機会が訪れるのを心待ちにしていたのだ……。今の十刃の面々と力の全てを酌み交わせるこの時が訪れるのを!」
ルピ「ま、キミたちはどうせ選ばれないから安心していいよ」
ドルドーニ「これはルピ殿! お怪我の方はもう……?」
ルピ「もうバッチリさ。グリムジョーの奴に左半身を吹き飛ばされた時は流石に終わったと思ったけどね。虚閃を撃たれる直前に少しだけ身体をそらしたのが功を奏したよ」
ルピ(ハハハ。あの時の屈辱はこの場で返させてもらうよ、グリムジョー……)
バラガン「さあ。全員このくじを引けい!」
麻雀大会の参加当選者は誰? >>↓1から>>↓6
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:01:39.97 ID:Hl/V1HWzo
チルッチ
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:02:06.62 ID:LQxJ6tjaO
ハリベル
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:02:29.12 ID:pZ/rhRTZo
メノリ
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:03:52.52 ID:HsLWEiXZ0
スンスン
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:03:53.39 ID:HYkKYw1UO
フーラー
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:04:31.31 ID:ESQ+AGubO
藍染
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:46:47.81 ID:SnbA3xYz0
スンスン「当たりましたわ!」
アパッチ「なんだと!?」
ミラ・ローズ「ちっ、無駄に運を使いやがって……」
チルッチ「あら。当選しちゃったわ」
ルピ「なっ……!」
ガンテンバイン「まァ。仕方ねェか……」
ドルドーニ「おめでとうチルッチ殿。吾輩達の分も是非頑張ってきてくれたまえ」
チルッチ「悪いけど、他人を背負って戦うのは苦手なのよね。あたしはあたしの好きにやらせてもらうわ」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:51:16.13 ID:SnbA3xYz0
イールフォルト「よっしゃ当たったぜ!」
エドラド「おう。良かったなイールフォルト」
シャウロン「だが、お前はまだ現世侵攻時の傷が癒えたばかりだ。あまり無理をするのは止すんだぞ」
イールフォルト「心配すんな!」
ザエルアポロ(……クク、まさかあのカスも参加することになるとはね)
ロリ「あっ! 当たってる!」
メノリ「私も当たったみたいね」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:54:47.58 ID:SnbA3xYz0
アビラマ「おい。最後の一枠は誰だ!」
藍染「私だ」ピラッ
アビラマ「あ、藍染様でしたか……」ザッ
藍染「なに、今日は無礼講だ。頭は下げなくていいよ」
アビラマ「はっ……」
バラガン(フン。藍染惣右介、まさかこやつも出張って来るとはな……)
バラガン「ともかく。これで決まったな」
バラガン「先に言っておくが、この大会では優勝者と準優勝者に儂とボスで選んだ賞品が付与されることになっておる。優勝者はどちらを選んでも構わん」
バラガン「賞品には>>↓1と>>↓2を用意しておるからのォ。高みを目指して精進せい!」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:55:09.13 ID:oH8mSyRQO
織姫の成長過程が記録されたアルバム
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 16:55:31.92 ID:pZ/rhRTZo
王鍵
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 18:25:16.13 ID:LBNiIa2j0
ウルキオラ「!!」ガタン!
アパッチ(うおっ!)
ミラ・ローズ(な、なんだウルキオラの奴いきなり立ち上がって……!)
ウルキオラ「何をグズグズしている貴様ら。さっさと始めるぞ」
スターク「お、おう……」
ヤミー「なんだぁ? えらくやる気じゃねえかウルキオラぁ」
ウルキオラ「無駄口を叩く暇があったらさっさと卓につけ。ヤミー」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 18:34:37.87 ID:LBNiIa2j0
スンスン「ハリベル様、王鍵とはいったい……?」
ハリベル「王鍵か。聞いたことがないな……」
スンスン(ハリベル様ですら存じない物とは……。いったいどのような物なのでしょう?)
バラガン「ルールは理解しておるな貴様等。四つに分けた組の中から各一位の者のみが決勝に進む権利を得る」
ウルキオラ「そんなことは言われずとも理解している。さっさと始めてくれバラガン」
アビラマ「おい、陛下に対して口が過ぎるぞ!」
ウルキオラ「貴様は黙っていろ」
バラガン「まったく愛想のないガキじゃのォ」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 18:40:47.60 ID:LBNiIa2j0
Aブロック 藍染 ロリ メノリ スンスン
藍染「私の思い過ごしかな。何やら私と君たちとの間に少々距離があるように感じるのだが」
ロリ「そんなの当り前でしょ。誰だってオナ……」
メノリ「ロリっ!」
ロリ「あっ」
スンスン「申し訳ありません。藍染様ほどの霊圧をお持ちですと、私たちのような下級大虚としては近づくだけでも息苦しく……」
藍染「そうか。どうやら私としたことが君たちに対しての配慮が足りなかったようだね。それに先程も言ったが今日は無礼講だ、私に対してそこまで気を遣わなくてもいいよ」
藍染「もう霊圧は抑えた。さあ、始めようか」
メノリ「助かったわ……」ボソッ
スンスン「この貸しは高くつきますわよ。ロリ、メノリ」ボソッ
ロリ「わ、悪かったわね……」ボソッ
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:02:58.29 ID:LBNiIa2j0
Bブロック ウルキオラ グリムジョー ゾマリ ヤミー
ゾマリ「ダブル立直」タンッ
グリムジョー「あぁ? またダブリーかよ」
ゾマリ「私のリーチは十刃最速。お忘れなく」
ヤミー(同じ牌切っとくか)タンッ
ウルキオラ「…………」タンッ
ゾマリ「ロンです。ダブリー一発」
ウルキオラ「!」
ヤミー「おいおいどうしたよ、お前らしくもねえ。さっきから振りこんでばかりじゃねえか」
グリムジョー「そんなことよりウルキオラ。てめえさっきから妙にニヤついてやがるがよ、気色悪りぃし腹立つからそれやめろ」
ウルキオラ「笑った覚えなど無い。お前こそ在りもしない事実をさも事実のように湾曲するのはやめろ。グリムジョー」
ゾマリ(ですが、確かに彼は先程から口角を吊り上げて笑みを浮かべていますね。ただしその笑みは般若面のそれに限りなく近いものになっていますが)
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:05:00.49 ID:LBNiIa2j0
Cブロック ザエルアポロ イールフォルト チルッチ アーロニーロ
ザエルアポロ「リーチだ」タンッ
イールフォルト「リーチ!」タンッ!
ザエルアポロ「なんだいそのリーチは。僕に対しての当てつけかな?」
イールフォルト「黙ってろカス」
ザエルアポロ「僕はカスではない。カスと言った方がカスだ」
イールフォルト「うるせえな、カスカス言ってんじゃねえぞこのカス!」
ザエルアポロ「カスしか言えないのかこのカスは。これだから君のようなカスの相手をするのは疲れるんだ」
アーロニーロ(兄弟なのに随分と仲が悪いなこいつら……)(少シハ仲良クスレバ良イノニネ)
チルッチ「あ、ツモったわ。ツモ七対子ドラドラで4000、2000」
イールフォルト「なにっ!?」
ザエルアポロ「まったく。どいつもこいつも僕をイラつかせてくれるね」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:09:39.09 ID:LBNiIa2j0
Dブロック スターク バラガン ハリベル ノイトラ
ノイトラ「…………」タンッ
ハリベル「ロン。タンピン二盃口ドラ1」
ノイトラ「ちっ、ダマかよこの野郎。セコい真似しやがって」
ハリベル「これも戦略だ。それに今の局でリーチをかける利点は見受けられなかったからな」
ノイトラ「……相変わらずいけ好かねえ野郎だなァてめえは」
スターク(ふう。振り込まなくてよかったぜ)
バラガン「小僧」
スターク「ん? どうした爺さん」
バラガン「あの小娘。最近何か変わったところはあるか」
スターク「あー、リリネットのことか? 別段変わりはねえぜ。でも気のせいか前よりも俺に対しての接し方が優しくなった気がするな」
バラガン「そうか」
スターク「あいつのこと気にかけてくれてんのか? 爺さんも結構優しいトコあるんだな。意外だぜ」
バラガン「フン、勘違いも甚だしいわい青二才が。第1十刃の片割れに何かあればこの儂にも色々と面倒事が降りかかるじゃろうが」
スターク「へいへい。んじゃそういうことにしときますかね」
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:16:35.45 ID:LBNiIa2j0
クールホーン「そろそろ各組ともに勝負がつきそうね」
アビラマ「どっかの卓で小競り合いでも起きるんじゃねえかと冷や冷やしてたが杞憂に終わりそうだな」
フィンドール「本当に何事もなく終わればいいけどな……」
Aブロック(藍染 ロリ メノリ スンスン)の勝者 >>↓1
Bブロック(ウルキオラ グリムジョー ゾマリ ヤミー)の勝者 >>↓2
Cブロック(ザエルアポロ イールフォルト チルッチ アーロニーロ)の勝者 >>↓3
Dブロック(スターク バラガン ハリベル ノイトラ)の勝者 >>↓4
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:18:20.69 ID:PPyG6FgjO
まさかのメノリ
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:18:41.44 ID:lZQhrTZUO
グリムジョー
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:18:56.38 ID:UhzvEBeGO
チルッチ
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 19:19:25.33 ID:p6z2mSumo
ノイトラ
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 20:40:50.04 ID:LBNiIa2j0
Aブロック
藍染「私としても大変残念だが、この戦いは東一局で終わってしまいそうだね」 持ち点61300
スンスン(オナ……藍染様とはいえ実力と運は本物。太刀打ち出来ませんわ……!) 持ち点12900
ロリ(メノリ。アレやるわよ)チラッ 持ち点12900
メノリ(わかってるわ。ただ負けを待つだけなんて流石に嫌だからね)チラッ 持ち点12900
ロリ(これがあたしたちが数ヵ月をかけて磨き上げた技“エレベーター”……!)スッ
メノリ(牌を掌に握りこみ、さらにその握りこんだ牌と手牌を二人で交換しあって最高効率でアガりまでたどり着くコンビ技……。ロリ、「白」と「南」をちょうだい)スッ
ロリ(わかったわ。あんたはあたしにピンズを集めて)スッ
スンスン(この二人、まさか……!)
ロリ(手牌交換だけじゃ疑われるわね。鳴かせるわよ)タンッ
メノリ「ポンっ!」タンッ
ロリ「ポンっ!」
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 20:47:59.71 ID:LBNiIa2j0
スンスン(くっ、私としたことがみすみすイカサマを見逃すなんて……!)
ロリ(あたしたちの手牌の交換速度は一般破面の響転の速さをゆうに越える! 十刃でもないあんたじゃイカサマに気付いても止める術なんてないわ!)
ロリ(メノリっ! 次は何?)
メノリ(「中」をちょうだい)
ロリ(了解!)タンッ
メノリ「ロン」
ロリ「え……?」
メノリ「大三元字一色。ダブル役満の64000であたしのトップね」
ロリ「あ、あんた……まさかあたしを裏切ったの……!?」
メノリ「悪く思わないで、ロリ。決勝にコマを進められるのは一人だけ。それに藍染様に勝つにはこうするしかなかったのよ」
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 20:52:14.93 ID:LBNiIa2j0
スンスン(やられた……! でも藍染様ならこの二人のイカサマには気づいていたはず! どうしてみすみす放って……!)チラッ
ギン「藍染サン。その刀は僕が預かっときます」ググッ
藍染「気にすることはないよギン。不要な心配だ」ググッ
ギン「まあそう言わんといて……。「鏡花水月」があったら不正し放題やないですか……!」ググッ
藍染「私が不正などするはずもない。彼女ら程度、私の力だけでねじ伏せてみせるよ」ググッ
スンスン「…………」
メノリ「とりあえず。これであたしは一抜けね」
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 21:02:31.95 ID:LBNiIa2j0
Bブロック
ゾマリ「どうやら、私はここまでのようだ」
ウルキオラ「なに?」
ゾマリ「ウルキオラ・シファー。貴方はもう以前の貴方とは違う。貴方はその身に強い意志と愛、そして心を宿した」
ウルキオラ「…………」
ゾマリ「この戦い。私ではどうあがいても貴方のその意志の強さには敵わないでしょう」
ゾマリ「知りたいものです。いったい何が貴方をそこまで駆り立てるのかを。何故貴方がそこまでして勝利を欲するのかを」
ウルキオラ「貴様には関係のないことだ」
ゾマリ「そうですか、それは大変残念です」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 21:12:01.44 ID:LBNiIa2j0
ゾマリ「さあ。先へ進みなさい。我々を倒して」タンッ
ヤミー「けっ。勝った気でいると足下救われるぜ」タンッ
ウルキオラ「ヤミー。お前が何と言おうと俺は決勝へと進むことになるだろう」タンッ
グリムジョー「ロンだ! 国士無双! 48000!」
ウルキオラ「」
ヤミー「んだよ。ハコじゃねえかよウルキオラぁ」
ウルキオラ「」
ヤミー「おい、訊いてんのか」
ウルキオラ「」
ゾマリ「意識を失っていますね」
ウルキオラ「」
グリムジョー「はっ、情けねえ野郎だ! 俺は一足先に次の段階に進ませてもらうぜ」
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 00:51:33.26 ID:sZucCzX20
Cブロック
イールフォルト「くらえっ!」タンッ!
ザエルアポロ「ロンだ」
イールフォルト「ちっ!」
ザエルアポロ「……これだ」タンッ
イールフォルト「ロン!」
ザエルアポロ「!」
アーロニーロ(さっきからこの二人で点数をとり合ってるな)(コレジャ僕タチノ出ル幕ガナイヨ)
ザエルアポロ(これでは埒が空かないな。とうとう奴から貰ったメガネの機能の一つを使う時が来たか)プシュッ
イールフォルト「おふっ……」ドサッ
アーロニーロ「おい、どうした」「突然倒レチャッタケド大丈夫カイ?」ユサユサ
ザエルアポロ「どうやらお昼寝の時間のようだね。コイツは脱落だ、続きは僕たちだけで行おう」
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 00:53:44.32 ID:sZucCzX20
ザエルアポロ「リーチ」タンッ
チルッチ「ロン。2900点」
ザエルアポロ「リーチ!」タンッ!
チルッチ「ロン。3200点」
ザエルアポロ「リーチっ!」ダンッ!
チルッチ「ロン。3500点」
ザエルアポロ「まったくチョロチョロとこの売女が……!」
チルッチ「誰が売女だコラ!」
アーロニーロ(見事に狙われまくってるなザエルアポロ)(メガネノレンズニ手牌ガ反射シテテ僕ラニ丸見エダッテコト気付イテナイノカナ?)
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 00:58:06.73 ID:sZucCzX20
ザエルアポロ「リーチだっ!」ダンッ!
チルッチ「…………」
ザエルアポロ「流石に、そう何度もマグレは続かないようだね」
アーロニーロ「あ、ツモったぞ。リーチツモ中ホンイツ一気通貫。12000、6000だ」「コレデザエルアポロハ飛ビダネ」
ザエルアポロ「」
チルッチ「何言ってんのよ。子の倍満だから8000、4000よ」
アーロニーロ「あっ、ホントだな」「間違エチャッタヨ。ゴメンゴメン」
ザエルアポロ(クク……危ない危ない。なんとか首の皮一枚持ちこたえたか。僕の持ち点は200点しかないがまだ親番が残っている。これなら十分に逆転可能な範囲だ……!)
チルッチ「したり顔してるところ悪いけど今は三本場よ。支払いはプラス300点だからどっちにしろあんたは飛びね」
ザエルアポロ「」
チルッチ「それじゃ。決勝に進むのはこのチルッチちゃんってことで」
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 01:01:22.33 ID:sZucCzX20
Dブロック
ノイトラ「リーチだ!」タンッ
ハリベル「…………」タンッ
ノイトラ「ロン! リーチ一発三暗刻ドラ3!」
ハリベル「スジひっかけの単騎待ちか」
ノイトラ「てめえにゃ容赦はしねぇ。骨の髄まで毟り取ってやるよ」
スターク「なあ爺さん。俺この前リリネットにオヤジ臭いって言われたんだがよ。俺そんなに匂うのか?」
バラガン「下らんことを儂に訊くな。そんなものは貴様で考えろ」
スターク「自分じゃよくわかんねえんだよなあ……」
バラガン「あのガキは貴様の日々の行動を見てオヤジ臭いと言っておるのじゃろう。大方貴様は寝てばかりおるのだろうが、それでは愚痴をこぼされても当然じゃ」
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 01:05:39.91 ID:sZucCzX20
ノイトラ「リーチ!」タンッ
ハリベル「リーチ」タンッ
ノイトラ「はっ。どっちの運が強えェか勝負といこうじゃねえか……」
ハリベル「わかった。受けて立とう」
ノイトラ「俺を今までの俺だと思うなよ。バラガンに小言を言われてから俺自身ちったぁ変わったと自負してる。俺は今日ここでてめえを超えてみせる……!」
スターク「それじゃリリネットは別に俺が臭いとかそういう意味で言ったワケじゃねえのか?」タンッ
バラガン「当然だ。まったく、貴様の取り得は洞察力じゃろうが。その貴様がそんな単純な勘違いをしてどうする」タンッ
スターク「俺、あいつの言うことは結構ストレートに受け取っちまうんだよ。どうしてだろうな」
バラガン「それだけ貴様があの小娘のことを強く想っておるということじゃろう。貴様とあの小娘の間には良くも悪くも深い結びつきがあるのだからな」
バラガン「貴様は奴との繋がりを失うのを恐れるあまり、今以上にあの小娘を理解してやらねばならんと心の内で躍起になっておる。結果、相手の言葉を盲目的に受け取ってしまうのだ」
スターク「…………」
バラガン「何じゃ」
スターク「いや、やっぱ爺さん俺らのことよく見てるんだな、と思ってよ。ちょっと痛いトコ突かれたぜ」
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 01:09:28.28 ID:sZucCzX20
ノイトラ「…………」タンッ
ハリベル「……!」スッ
ハリベル(……この戦い、私の負けか)タンッ
ノイトラ「ロンだ! 16000!」
ハリベル「強くなったな。ノイトラ」
ノイトラ「はっ、今回は運でてめえを上回ったに過ぎねえ。次は本物の戦いでてめえを超えてやる。それまでせいぜい首洗って待ってやがれ」
スターク「これでよかったのか爺さん。あんたその気になりゃ勝ち進めたんじゃねえのか?」
バラガン「フン、元締めが決勝に進んでどうする。それにそれを言うなら貴様も同じじゃろうが」
スターク「おいおい、今回は俺もマジメに打ったんだぜ? でもハリベルとノイトラの気迫が凄くてとても間に割り込めなくてよ」
バラガン「まあどっちでもいいわい。さァて、決勝の前に例の料理を連中に振る舞うとするかのォ」
スターク「お、ようやくおせち料理のおでましか。そういやリリネットのヤツがおせちが楽しみだ何だのと騒いでたっけか」
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:13:59.82 ID:sZucCzX20
昼休憩
アパッチ「美味いっ! なんだこれは!」ガツガツ
ミラ・ローズ「ちっ、なかなか美味しいじゃないか……!」ガツガツ
スンスン「はしたないですわよ二人とも」モグモグ
リリネット「えっ! こんなに豪勢なの食べていいの!?」
フィンドール「ああ……しっかり食え」
リリネット「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!」ガツガツ
アビラマ「おかわりもいいぞ」
リリネット「ホントか!?」
クールホーン「遠慮しないでいいのよ。たくさん食べなさい……」
ジオ「な、なんかここだけ狂気が漂ってるぞ」
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:17:52.85 ID:sZucCzX20
ドンドチャッカ「忙しいでヤンス~! 重箱運ぶの大変でヤンス~!」ドタドタ
ペッシェ「弱音を吐いている暇はないぞドンドチャッカ! 急いで運ぶのだ!」バタバタ
ネル「まったくとんだ大役をまかされたもんっスね! こりゃネルたつの働きにすべてがかかってると言っても過言じゃねえっス!」パタパタ
ノイトラ「……?」
テスラ「どうしました。ノイトラ様」
ノイトラ「何でもねえよ。気にすんな」
ノイトラ(今の後ろ姿、俺の思い過ごしか? いや、そもそもあいつがこんな所にいるワケがねえか……)
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:20:41.34 ID:sZucCzX20
ルピ「…………」ジーッ
グリムジョー「さっきからジロジロこっち見てんじゃねえよ。俺に何か用か」
ルピ「べっつに~。そっち見てるワケじゃないし」
チルッチ「あんたたちどうしてそんなに険悪なのよ」
ガンデンバイン「今日は折角こうして皆で集まったんだ。こんな時ぐらい喧嘩はやめにしようぜ」モグモグ
ドルドーニ「ガンデンバイン殿の言う通りだ。吾輩達は無駄な諍いを生むために此処に集まった訳ではない」モグモグ
ルピ「あ~あ。まったくみんなしてもっともらしいコト言っちゃってさァ。ボクが悪うございましたよ」
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:22:40.45 ID:sZucCzX20
ザエルアポロ「ぶっはっ!? 何だこの辛さは!」ゲホゲホ
アーロニーロ「騒がしいなザエルアポロ」「ソンナニ辛イカナコレ?」
ザエルアポロ「辛いなんてものじゃないぞ! いったい何が入ってるんだこれは!?」
アーロニーロ「そんなに言うならオレが貰ってやるよ」「ウン。ナカナカスパイシーデ美味シイジャナイカ」ニュルン
ゾマリ(その触手にも味覚はあるのですね)
ペッシェ「ふっふっふ。思い知ったかザエルアポロめ」チラッ
ドンドチャッカ「ネルの敵討ちでヤンス~! それにしてもザエルアポロのおせちにはいったい何を入れたでヤンスか?」チラッ
ペッシェ「流石に食べ物以外を入れたら食べ物の神様から天罰が下ってしまうからな。仕方ないので現世のリーパーと呼ばれる唐辛子をふんだんにまぶしておいた」
ドンドチャッカ「なんだか美味しそうな名前でヤンス」
ネル「あんたたつ何やってるんスか! 立ち止まってるヒマはねえっスよ!」プンスカ
ドンドチャッカ「あ! 今行くでヤンス~!」ダダダッ
ペッシェ「待て! 私を置いていくな!」ダダッ
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:25:33.48 ID:sZucCzX20
クッカプーロ「アン! アン!」
ヤミー「うるせえぞクソ犬! 黙って座ってろ!」
クッカプーロ「キャウン……」ショボン
ヤミー「…………」ガツガツ
クッカプーロ「…………」
ヤミー「ちっ……」ポイッ
クッカプーロ「!」
ヤミー「てめえの分だ、勝手に喰ってろ」プイ
クッカプーロ「アン♪」フリフリ
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:29:55.28 ID:sZucCzX20
藍染「…………」モグモグ
ギン「…………」モグモグ
東仙「…………」モグモグ
ロリ「…………」モグモグ
メノリ(な、なんなのこの空気……?)アムッ
藍染「…………」モグモグ
ギン「…………」モグモグ
東仙「…………」モグモグ
ロリ「…………」モグモグ
メノリ「うぅ……」ビクビク
ワンダーワイス「アウ?」キョトン
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:33:11.82 ID:sZucCzX20
バラガン「そろそろかのォ」
スターク「だと思うぜ。見た感じじゃみんな食べ終わってるみたいだしな」
フィンドール「陛下! 全員分の重箱の回収が完了いたしました!」ザッ
バラガン「そうか。下がれ」
フィンドール「はっ!」
バラガン「全員訊けい!!」
バラガン「これより大会決勝戦を開始する! 各組一位の者は早急に卓につけ!!!」
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:40:02.98 ID:sZucCzX20
決勝戦 ノイトラ グリムジョー メノリ チルッチ
ノイトラ「なんだァこりゃあ? 決勝にゃ誰が進んでくるのかと思ってたが雑魚ばかりじゃねえか」
グリムジョー「てめえみてえなザコがよく言えたもんだなノイトラ」
ノイトラ「小蠅が横で何か言ってんなァ。てめえから先に殺してやろうか? グリムジョー」ギロッ
グリムジョー「上等だコラ。俺をナメた眼で見やがる奴は誰だろうとぶっ潰す」ギロッ
チルッチ「ちょっとあんたたち、今からやるのは麻雀よ。戦闘おっぱじめるワケじゃないのよ?」
メノリ(相手は全員格上と言っていいわね……。でも負けるわけにはいかないわ。決勝に進むために切り捨てて来たロリの為にもね)
決勝戦の優勝者 >>↓1
決勝戦の準優勝者 >>↓2
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:40:52.26 ID:H4qNG7nao
メノリ
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 21:41:24.83 ID:hAm13WaEo
チルッチ
82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 21:55:07.71 ID:pqNQLhS10
グリムジョー「……くそっ」タンッ
ノイトラ「ロンだ。12000! ったく拍子抜けだぜ。でけえ口叩いてた割には大したことねえなァ」
グリムジョー「あぁ?」
チルッチ「それ、悪いけど頭ハネよ。2900点」
グリムジョー「だとよ。逸ってたところ残念だったなオイ」
ノイトラ「んだと? 俺をおちょくってんのかてめえ」
メノリ(これはチャンスかも。生憎今のノイトラとグリムジョーは平静とは言い難いわ。この機を逃すわけには……)スッ
チルッチ(配牌のすり替え……!)ピクッ
メノリ(気づいてももう遅いわよ。ロリとのコンビで鍛えた牌交換速度は伊達じゃないの)
メノリ「ダブルリーチ」タンッ
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:02:16.14 ID:pqNQLhS10
メノリ(よし、これで握りこんだ牌でアガればダブリー一発にドラも乗る……!)スッ
チルッチ「…………」ドンッ!
メノリ「!」コトン
チルッチ「あら、ごめんなさい。あなたが次に引く牌が山から落ちちゃったわ。でもどうせアガるか捨てるかだし大した問題じゃないわよね」
メノリ「っ……」タンッ
チルッチ「ロン。8000点」
メノリ「二順目のダマあがり……。まさかあんたも……」
チルッチ「別にヤる気はなかったわよ。でもあんた見たところ手技が相当板についてるみたいだし、あたしも技で応戦しないと負けちゃうじゃない?」
84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:08:28.57 ID:pqNQLhS10
グリムジョー(これで国士テンパイだ。くたばりやがれノイトラ!)タンッ!
ノイトラ「ロン。1000点」
グリムジョー「……!」ピキッ
ノイトラ「ん? なんだその文句ありげなツラはよ。でけえ手でもはってたのかァ?」
グリムジョー「ほざいてろ……!」
チルッチ(これは安牌ね……)タンッ
メノリ「その一萬、ロンよ」
チルッチ「は? 何いってんのよ。一萬はあんたが一巡目に捨ててるでしょうが」
メノリ「言いがかりは止してほしいわね。あたしの捨て牌に一萬なんて一枚もないわ」
チルッチ「!」
チルッチ(……成程、やるじゃない。一萬をあたしに掴ませて振り込ませると同時に、捨て牌の一萬を自分の手牌と入れ替えて待ち牌にしたってワケね)
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:18:03.85 ID:pqNQLhS10
ノイトラ(ちっ、グリムジョーの野郎に構ってたらいつの間にやら女共との点差が開いてやがる……)
ノイトラ(早えェとこ追いついとかねえとヤべえか)タンッ
グリムジョー「ロン! 16000だ」
ノイトラ「!」
グリムジョー「どうしたよノイトラ。そんなもんか?」
ノイトラ「…………」ピキッ
チルッチ(この一局が勝負ね。悪いけど一発で決めさせてもらうわよ)
チルッチ「ダブルリーチ!」タンッ
グリムジョー(碌な配牌じゃねえな……)タンッ
ノイトラ(俺とグリムジョーは持ち点が10000を切ってやがる。悠長なことやってる暇はねェ……)タンッ
メノリ(残念ね、チルッチ・サンダーウィッチ。あなたの敗因はあたしにツモのチャンスを与えたこと……)スッ
メノリ「ツモ、地和四暗刻。32000、16000」
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:21:02.55 ID:pqNQLhS10
ロリ「やったーっ! 勝ったわっ!」
メノリ「あら、喜んでくれるのね。てっきりまだ怒ってるものだと思ってたけど……」
ロリ「そりゃまだ完全に怒りがおさまったワケじゃないわよ。でも勝ったからいいわ。負けたらエスコロペンドラでどついてやろうと思ったけどね!」
ドルドーニ「準優勝おめでとう」パチパチ
ガンデンバイン「惜しかったじゃねェか」パチパチ
ルピ「ま、キミなりには頑張ったほうだと思うよ」
チルッチ「な、なによあんたたち。揃いも揃って気持ち悪いわね」
バラガン「ではこれより賞品の授与を行う。両者前に出ろ!」
ロリ「ほら、行ってきなさい」トンッ
メノリ「なんかあなたに素直に祝福されると調子が狂うわね……」
ロリ「どういう意味よ!」
ドルドーニ「さあ、舞台へ。吾輩達がエスコートしよう」スッ
チルッチ「いらないわ」シッシッ
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:26:56.65 ID:pqNQLhS10
バラガン「メノリ・マリア」
メノリ「は、はい」
メノリ(いざ近くで見てみるとやっぱり威厳があるわね……。元虚圏の王だっただけのことはあるわ……)ゴクリ
バラガン「貴様は此度の長きに渡る戦いで見事に勝利を収め、二つの賞品のうち一つを選択する権利を得た」
バラガン「さあ。いずれか一つを選ぶがいい」
メノリ「そうね……」
メノリ「あたしが選ぶのは……」
メノリが選んだ賞品(「織姫の成長過程が記録されたアルバム」か「王鍵」のどちらか) >>↓1
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 22:27:22.23 ID:n/PovhH0O
織姫のアルバム
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/08(木) 23:58:25.54 ID:pqNQLhS10
メノリ(井上織姫って確か藍染様の命令でウルキオラが現世から攫ってきた女よね。すぐ逃げられたけど……)
メノリ(正直どっちもいらないんだけど、今後また藍染様から命令が下されてこの井上って女を攫うことになったら、アルバムに記してある情報が役に立つ時が来るかもしれない……)
メノリ「アルバムの方を選ぶわ」
バラガン「フン。受け取れ」スッ
メノリ「ありがとう」スッ
ウルキオラ「…………」
メノリ「!」ビクッ
メノリ(な、なに今の殺気は……!? 気のせいかしら……)キョロキョロ
ウルキオラ「…………」
メノリ(き、気のせいなんかじゃないわ。この身を刺すような霊圧を放ってるのは誰……!?)
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 00:04:45.89 ID:8UdwRSDy0
チルッチ「それじゃ、あたしは王鍵ってのを……」
藍染「待つんだチルッチ」スッ
チルッチ「あ、藍染様……!」ビクッ
バラガン「何をしに来た藍染惣右介。敗者の貴様がこの場に立つ権利などない、早々にこの舞台から降りるがいい」
東仙「……!」ピクッ
アパッチ(お、おいおい……)
ミラ・ローズ(いくら無礼講だって言っても藍染様に対してその口の訊き方はマズいんじゃ……!)
藍染「すまないバラガン。確かに君の言うことも一理ある」
藍染「だが、この大会は君と私との共同開催で成り立っているんだ。今、賞品の授与のためにこの場に主催者の君が立っているということは、もう一人の主催者であるこの私もこの場に立つ権利があるのではないのかな?」
スンスン(何やら藍染様から必死さを感じますわね。そのせいか、バラガンの言葉は特に耳に残っていない様子……)
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 00:12:31.60 ID:8UdwRSDy0
藍染「少し私と話をしよう。チルッチ・サンダーウィッチ」
藍染「君には王鍵の代わりに、現世用の義骸と少しの休暇を賞品として与えようと思うんだ」
チルッチ「!」
藍染「どうだい、悪い条件ではない筈だ。王鍵などという君にとって全く必要の無いものよりもこちらの方が賞品としての価値があると私は思っているのだが、やはりお気に召さないかな?」
チルッチ(確かに休暇を頂けるってのはありがたい提案ね。どう考えても王鍵なんてワケのわかんない物を貰うよりはそっちの方が断然魅力的だわ)
チルッチ「ではお言葉に甘えさせて頂きます」
藍染「ありがとう。私としても嬉しいよ」
アパッチ(でも藍染様がここまで渡そうとしない王鍵っていったいどんな物なんだ?)
ミラ・ローズ(「王」に「鍵」。何かの隠語か……?)
スンスン(あそこまで頑なに受け渡しを拒むなんておかしいですわ。やはりここから導き出されるのは……)
アパッチ(そうかわかったぞ! たぶん王鍵ってのは藍染様の新しいオナ……// の名前だ)
ミラ・ローズ(やっぱアレしか考えられねえよな……。こりゃいよいよ例の噂も信憑性が増してきたな)
スンスン(藍染様もそんな下劣なものを賞品にするのは止してほしかったですわ……)
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 22:01:01.60 ID:8UdwRSDy0
バラガン「さて、そろそろ最後の催しを始めるかのォ」
スターク「ん、まだ何かあるのか?」
クールホーン「陛下! お年玉を配る準備が整いました!」
バラガン「フン」
リリネット(お年玉っ!)ワクワク
ロリ(なかなか大盤振る舞いじゃない……!)ワクワク
メノリ(中身はいったい何かしら)
バラガン「ではこれよりお年玉を配布する! 全員席につけい!」
お年玉の中身(全員に配布) >>↓1
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 22:05:24.68 ID:TfchgTbxO
死神の装束
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:04:48.52 ID:WvL2klUf0
アパッチ「どうよ! 似合ってるかこの服?」バサッ
スンスン「馬子にも衣装とはこのことですわね」
アパッチ「んだとコラぁッ!」
ミラ・ローズ「ったく本当のことなんだから仕方ないだろうが。一々騒ぐな」
アパッチ「てめーもお似合いだぜ。ゴリラが着物羽織ってるみたいだけどな!」
ミラ・ローズ「誰がゴリラだウルアァ!」
リリネット「どうかなスターク。変じゃない?」バサッ
スターク「んー。まあまあ似合ってるんじゃねえか? 不恰好には見えねえよ」
リリネット「へへっ」
スターク「おいおいどうしたいきなり。笑った時のゾマリみたいな顔してるぜ?」
リリネット「ふんっ!」ゲシッ
スターク「おぶっ!? タ、タマはやめろタマは……」ズキズキ
102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:12:53.94 ID:WvL2klUf0
ワンダーワイス「アウッ!」ピョンピョン
クッカプーロ「アンアン♪」トタタタ
アーロニーロ(あっちの二体もご満悦みたいだな)(ヨカッタヨカッタ)
ノイトラ「ったく下らねえモン寄越しやがって。それによく見りゃ死神の装束に似せた造りになってやがるじゃねえか、気に喰わねェ……」
テスラ「そう言わずにノイトラ様。一度羽織ってみてはどうです?」
ノイトラ「ちっ……」バサッ
クールホーン「どう? 似合うかしらぁ♪」ススッ
ザエルアポロ「こっちににじり寄って来るなっ! 気色悪いんだよ!」
クールホーン「あっらぁん♪ あたしたちの仲じゃないのぉ」スリスリ
ザエルアポロ「そんな仲になった覚えはない! 頬を擦りつけるなっ! 僕の実験材料にされたいのかっ!」
クールホーン「相変わらず怖いわねぇ」
アビラマ(そもそも何でクールホーンの装束だけ上下ピンク色なんだ……?)
フィンドール(確かにあの格好では逃げられても仕方がないな)
103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:19:28.04 ID:WvL2klUf0
ジオ「俺の装束は死神の隠密機動の連中が好みそうな装束だな」
ニルゲ「本当だなァ……。なんかそれっぽいこと言ってみてくれよ」
ジオ「そ、それっぽいことって何だよ?」
ニルゲ「隠密機動って確か死神の部隊の一つだろ? 何かソイツらが言いそうなことだよ」
ジオ「よし、じゃあやってやるよ……。あーあー、オホンッ!」
ジオ「教えた筈だ。仲間がやられたら好機と思え、間に入るな、後ろから刺せ」キリッ
ジオ「それすらできぬ程敵との力量が隔たっているならその場で仲間は見殺しにしろ。それが隠密機動だ」キリリッ
ニルゲ「うーん……」
ジオ「おい! なんだその微妙な反応は!」
ニルゲ「なんかこれじゃねェっていうか……」
ジオ「何なんだお前はさっきからっ! 今日はやけにダメ出しが多いな!」
104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:21:46.84 ID:WvL2klUf0
グリムジョー(この装束。現世で戦ったあの死神の野郎を思い出すぜ……)グッ
ゾマリ「どうしました? 随分と神妙な顔つきをしておられますが」
グリムジョー「!」
ゾマリ「何か悩みがおありのようでしたら、一度私の愛を受け、身も心も……」
グリムジョー「けっ、てめえの勧誘になんざ誰が乗るかよ。とっとと失せろ」シッシッ
ゾマリ「それは残念です」ペコリ
ヤミー「なんだこりゃあ。小さすぎて着れやしねえ」ビリッ
ルピ「キミは太りすぎなんだってば。少しは痩せたら?」
ヤミー「俺は喰って寝て霊圧溜めるのが仕事なんだよ。てめえがとやかく言うんじゃねえ」
ルピ「ふーん、あっそ。ま、ボクにはどうでもいいことだけど」
ドルドーニ「ほう、実に美しい装束だ! なかなか美麗だとは思わんかね?」バサッ
チルッチ「あんたが着るとむさ苦しさが増すだけね」
ガンデンバイン「違いねェ」
ドルドーニ「な、なにおう!」
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:27:10.28 ID:WvL2klUf0
ハリベル「どうしたウルキオラ。こんなところで黄昏れて」
ウルキオラ「ハリベルか。何をしに来た」
ハリベル「お前が会場から出ていくのが見えたからな、呼び戻しに声をかけようと思っただけだ」
ウルキオラ「不要な気遣いをするな。俺にとっての催しはもう全て終わった、今更あの場所に戻る価値などない」
ハリベル「そうか……。ならばこれだけでも受け取っておけ。バラガンが全員に用意した装束だ」スッ
ウルキオラ「…………」
ハリベル「気が向いたらいつでも戻ってくるといい」
ウルキオラ「…………」
ハリベル「またな」
107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:33:31.89 ID:WvL2klUf0
フィンドール「陛下!」ザッ
バラガン「フン。お年玉は全員に行き渡ったか?」
フィンドール「はい! 一つの余りも出すことなく受け渡しが完了いたしました!」
バラガン「そうか。下がれ」
フィンドール「はっ!」
バラガン(さて。今日の催しもこれで終いじゃな)
バラガン(面倒な催し事ではあったが、不思議と不快なものではなかったのォ……)
バラガン「全員訊けい!!」
バラガン「これにて本日の催しの終幕とする! 各自解散せよ!」
108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:51:38.04 ID:WvL2klUf0
後日
ロリ「どうしたのよアンタ、最近妙にそわそわしてるけど……」
メノリ「べ、別に……」
メノリ(正月のイベント以降、常にどこかから誰かの視線を感じるなんて言えないわ……)ビクビク
ウルキオラ「止まれ」
メノリ「ウ、ウルキオラ……!?」
ロリ「あ、あんたがどうしてこんなトコに……!」
ウルキオラ「そう気を張りつめるな。俺はお前の後ろの女に用があるだけだ」
メノリ「あ、あたし……?」タジッ
ロリ「そ、そう……。じゃああたしは少し席を外すわね……!」ススッ
メノリ「ちょっと! お、置いていかないでよ!」
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 21:56:12.79 ID:WvL2klUf0
ウルキオラ「本題に戻るか」
メノリ「!」ビクッ
ウルキオラ「単刀直入に言わせてもらう。貴様が先日の祭事で手に入れたアルバムを俺に譲ってくれ」
メノリ「え?」
ウルキオラ「…………」
メノリ「ま、まあ、どうせ大して必要なものじゃないし、あんたが欲しいならあげてもいいわよ……」
メノリ(あの気味悪いアルバム、賞品として貰った以上捨てるわけにもいかなかったしここで手放せるならそれに越したことはないわ。それに、もしかしたらこれであの妙な視線も消えるかもしれないし……)
ウルキオラ「そうか」
メノリ「ちょ、ちょっと待ってて。すぐに取って来るから……」
メノリ「は、はい」スッ
ウルキオラ「確かに受け取った」
メノリ「そ、それじゃあたしはもう行くわね……!」ススッ
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:02:11.77 ID:WvL2klUf0
ウルキオラ「…………」
ウルキオラ「…………」ニヤリ
ノイトラ「っと」ドンッ
ウルキオラ「!」バサッ
ノイトラ「ったく、こんなトコで突っ立ってんじゃねえよ」
ウルキオラ「…………」
テスラ「申し訳ありませんウルキオラ様……」ペコリ
ノイトラ「おいテスラ。こんな奴に謝るこたァねえってこの前も言っただろうが。さっさと行くぞ」
テスラ「は、はい」
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:08:30.13 ID:WvL2klUf0
ウルキオラ(拾うか……)スッ
グリムジョー「おっと」グシャッ
ウルキオラ「」
グリムジョー「んだよこの紙束は。邪魔くせえ、踏んじまったじゃねえか」
ウルキオラ「…………」
グリムジョー「ウルキオラか……。なんだよその眼は」
シャウロン「グリムジョー。藍染様による招集命令の時刻が迫っている、あまり他所事に割く時間は……」
グリムジョー「わかってる。そういうワケだ、悪りぃが今はてめえに構ってる暇はねえ。あばよ」
ウルキオラ「…………」
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:14:33.30 ID:WvL2klUf0
ウルキオラ「…………」
ペッシェ「無限の滑走(インフィナイト・スリック)!」ビシャッ!
アルバム「」ベチャッ
ネル「スケートっス! 廊下が長いからいっぱい滑れて面白いっス!」スイー
ドンドチャッカ「ツルツル滑るでヤンス~!」スイー
ペッシェ「まだまだ甘いぞ二人とも! 私の華麗なる滑りを見よ!」ススーッ
ウルキオラ「…………」
ウルキオラ「…………」
ウルキオラ「…………」
ウルキオラ「…………」
114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:19:05.45 ID:WvL2klUf0
ウルキオラ「鎖せ――」
ウルキオラ「黒翼大魔――」
115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:24:55.02 ID:WvL2klUf0
アビラマ「陛下!」ザッ
バラガン「何じゃ」
アビラマ「藍染様からの通達で、“虚夜宮にて発生している十刃同士の戦闘を鎮圧せよ”とのことです!」
バラガン「十刃同士の戦闘じゃと? 交戦しておるのは誰だ」
アビラマ「はっ! 第4十刃ウルキオラ・シファー、第5十刃ノイトラ・ジルガ、第6十刃グリムジョー・ジャガージャックの三体です!」
バラガン「これまた面倒事を持ち込みそうなガキどもじゃのォ……」
フィンドール「陛下!!」ザッ
バラガン「今度は何じゃ」
フィンドール「何やら巨大な霊圧が三つ、この宮に接近してきております! 大きさからして解放状態の十刃の霊圧であるかと思われます!」
116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:29:07.08 ID:WvL2klUf0
バラガン「早速か」
フィンドール「陛下、ここは我々が……」
バラガン「要らん。貴様等が出張って行ったところで連中を止められるとでも思っておるのか」
フィンドール「…………」
アビラマ「…………」
バラガン「貴様等には貴様等の役割がある。それは今ここで無謀な戦いに臨むことではない。今貴様等が成すべきことは儂が再び此処に戻るまでこの宮を護り抜くことだ」
フィンドール「!」
アビラマ「陛下……!」
バラガン「返事が聞こえんぞ!!!」
フィンドール「はい!」
アビラマ「陛下の仰せのままにっ!!」
117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:31:19.60 ID:WvL2klUf0
バラガン(さて、そろそろ向かうとするか)
バラガン(何やら、その内また藍染の小僧から下らん命を受けそうな気がするのォ。杞憂であればよいが……)
バラガン(まァ、そんなものはどうでもいい事じゃな)
バラガン「わかっておるな貴様等! 儂が戻るまで蟻の一匹たりともこの宮への侵入を許すでないぞ!!」
クールホーン「はっ!」
ジオ「この身滅びようとも、必ずやこの宮をお護りしてご覧にいれます!!」
終
119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:32:54.94 ID:WvL2klUf0
数日で終わらせるつもりが色々重なって非常に長期になってしまいました。申し訳ありません
120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:37:11.81 ID:3QcZGukBO
おつ!
121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 22:41:16.58 ID:4Big7857O
破面編はジャンプで読んでたら長いし話進まないしで微妙だったけど
単行本で一気に読むと現世で従属官とだらだら戦ってた所以外は面白かったからなぁ
単行本で一気に読むと現世で従属官とだらだら戦ってた所以外は面白かったからなぁ
122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 00:39:33.78 ID:DFxUDL0SO
乙
気がついたら終わっていた・・・
気がついたら終わっていた・・・
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419757971/
Entry ⇒ 2015.06.15 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
藍染「いたたたたたたた」
1: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/28(木)23:52:11 ID:0Se
藍染「集まってもらってすまない。実は今日から虚圏の備品をいくつか変えようと思ってるんだ」
グリムジョー「備品だと?」
ノイトラ「チッ…どうでもいい事で招集かけんじゃねーよ」
藍染「いいじゃないの。で、備品なんだけど…ほら、ウチの備品ほとんど石で出来てるじゃん?」ペチペチ
ギン「椅子もテーブルもベッドもタンスも石やね。なんでやろ?」
ウルキオラ(あーだからみんなクッション集めてその上で寝るのか…)
グリムジョー(石だったのかよあれ。どーりでかてえはずだ)ゴキゴキ
ノイトラ(ただでさえ俺の肌かてえのにバカだろ。もっと労れよな)ボキボキ
グリムジョー「備品だと?」
ノイトラ「チッ…どうでもいい事で招集かけんじゃねーよ」
藍染「いいじゃないの。で、備品なんだけど…ほら、ウチの備品ほとんど石で出来てるじゃん?」ペチペチ
ギン「椅子もテーブルもベッドもタンスも石やね。なんでやろ?」
ウルキオラ(あーだからみんなクッション集めてその上で寝るのか…)
グリムジョー(石だったのかよあれ。どーりでかてえはずだ)ゴキゴキ
ノイトラ(ただでさえ俺の肌かてえのにバカだろ。もっと労れよな)ボキボキ
2: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/28(木)23:53:00 ID:0Se
藍染「日がな一日、かったい石に座ってるものだから……その…私の体に、限界が来てしまってね。今日から椅子の下にはドーナツ状の柔らかいクッションを敷いて、ベッドはニトリのポケットコイルマットレスにしようと思うんだ」
グリムジョー(ニトリってお前…なんでニトリなんだよ)
ウルキオラ「ちょっと待ってください藍染様」ガタッ
グリムジョー(おうおう言ったれウルキオラ。世界観壊すことしてんじゃねえってな)
ウルキオラ「俺はIKEAのボンネルコイルマットレスがいいです」
グリムジョー(そっちかよ!!)
藍染「ボンネルコイルマットレスは固いじゃないか…私は反対だなウルキオラ」
ウルキオラ「石よりはましです。ていうか柔らかすぎてもちょっと不安です」
ノイトラ「ウルキオラてめーそのツッコミはおかしいだろ」ガタッ
グリムジョー(おうおう言ったれノイトラ。お前ならガツンと言えるはずだ)
ノイトラ「俺は低反発マットレスがいいです」
グリムジョー(おめーもかよ!!)
藍染「低反発か。私あんまり好きじゃないんだよねあの押し上げられてる感じ…ポケットコイルマットレスは支えてもらってる感じするよね」
グリムジョー(知らねーよ使ったことねーし)
4: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/28(木)23:53:45 ID:0Se
バラガン「わしはスノコが」ガタッ
ハリベル「ウォーターベッド…」ガタッ
グリムジョー(何でこいつらこんなときだけしゃしゃり出てくんだよ…)
藍染「わかった、わかったよ。その辺は好きなものにできるようにする。けども、椅子の下にドーナツ状の柔らかいクッションをひくことだけは譲らないぞ」
ノイトラ「なんだそのこだわり」
藍染「今日中にどんなベッドがいいか紙に書いてドアに挟んでおくように。今日中にだぞ。事は一刻を争うからね。それじゃあ解散」
ガタッ ガタガタ
ゾロゾロ
グリムジョー(大丈夫かこの組織…)
ノイトラ(サンタさんみてえだな)
藍染「ウルキオラ、君はちょっと残っててくれ。ちょっと話があるんだ」
ウルキオラ「はい、藍染様」
藍染「ウルキオラ以外のものは早急にここから立ち去るように。よろしく頼むよ」
8: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/28(木)23:54:49 ID:0Se
藍染「さて」
ウルキオラ「なんでしょうか」
藍染「ウルキオラ、ちょっと現世に行ってきてくれないか」
ウルキオラ「現世ですか」
藍染「ああ。虚圏では手に入れられない物があってね…」
ウルキオラ「いやお前が行けよ」
藍染「そうもいかないんだよウルキオラ…。私はちょっと、その…じ、持病が。…ね?」
ウルキオラ(知らねーよ)
藍染「とりあえず買ってきてほしいものをリストアップしたから、これ持ってって」ピラッ
ウルキオラ(……随分多いな)
藍染「あとこれ、お金。がまぐちちゃんとしまってるか確認して、首から下げるんだよ」
ウルキオラ「子供扱いすんなや」
藍染「あれ、足りなかったら困るからこれ、札束」ドン
ウルキオラ「……わかりました」万札5枚ヌキー
藍染「えっ」
ウルキオラ「お駄賃」懐にシマイー
藍染「……気を付けていくんだよ」
ウルキオラ「はい」
9: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/28(木)23:55:29 ID:0Se
グリムジョー(……なーに話してんだかさっぱりわからなかった) コソコソ
ノイトラ(クアトロにしか言えない任務、しかも札束ときた……)コソコソ
グリムジョー(こいつぁ藍染の弱味握るチャンスとみたぜ)コソコソ
ウルキオラ「なにをしている」
グリムジョー&ノイトラ「アパァ!!!」ビクゥッ
ノイトラ「あ、あ、くあとりょ↑さんじゃないすか、ちっす!」ビクビク
ウルキオラ「貴様ら、霊圧くらいもっと上手くコントロールしろ。…なぜここにいる」
グリムジョー「なぜ?!な、なぜってほら、あの……コ、コンタクト。そう!コンタクト落としちゃって。な?!」ノイトラニラミー
ノイトラ「?!あ、お……おう!はっはっは参ったなこりゃ」ワタワタ
ウルキオラ「コンタクトを落としたのならそんなに動き回らない方がいいぞ。……というかグリムジョー、貴様視力が悪いのに野生とかイキがってるのか?野生なら視力8.0とかじゃないのか?コンタクトってお前野生の風上にもおけないな」
グリムジョー「」
ノイトラ(バカだろこいつマジで…)
ウルキオラ「セスタえすぱあだ(笑)ぐりむじょーじゃがじゃがじゃん(笑)」
グリムジョー「てめえええええええええ!!!!!!」
ウルキオラ「」シュンッ
グリムジョー「あ!!逃げやがったクソッ!!」
ノイトラ「やべ、早く追わねえと……!」
11: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/28(木)23:56:56 ID:0Se
~現世~
ウルキオラ「ウルキオラ(21)です。義骸って体がギシギシする」
ウルキオラ「…ウルキオラ、ギシギシする」プフッ
ウルキオラ「さて、まずは」ピラッ
・ドーナツクッションをありったけ買ってきてくれたまえ
ウルキオラ「すみませーん、ここにあるドーナツクッション全部ください」
店員「は?クッション…?」
ウルキオラ「ドーナツクッションください全部」
店員「うちクッションは置いてないんですよ」
ウルキオラ「なん…だと…?」
ウルキオラ「ならばこれはなんだ?ドーナツクッションではないのか?」
店員「それはドーナツですがクッションではないんです」
ウルキオラ「それはドーナツですがクッションではないんです…?」
ウルキオラ「…これはクッションですか」
店員「いいえドーナツです。ここはミスドです」
ウルキオラ「ミスド…?ドーナツクッションはないのか」
店員「何回も言わすなや!!!!クッションがほしいならダイソーにでもいけや!!!」
12: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/28(木)23:57:36 ID:0Se
ウルキオラ「追い出されてしまった」
ウルキオラ「ダイソーにでもIKEAって…俺は一体どこに行けばいいんだ」
ウルキオラ「ダイソーなのか?IKEAなのか?ドーナツクッションはどこに売ってるんだ…」
ウルキオラ「おつかいってこんなに面倒なのか…ん?」チラッ
ウルキオラ「100円均一…キャ、キャンドゥ?ダイソーじゃないのか?」
ウルキオラ「…行ってみるか」ピロリッピロリッ
13: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/28(木)23:58:18 ID:0Se
~同じ頃、現世~
グリムジョー「ウルキオラのやつどこ行きやがったんだ?」
ノイトラ「ペスキス使えば一発だろーがよ」
グリムジョー「ふざけんな今は義骸だぞ。上手く使えねーんだよコレなんなんだコレ」
ノイトラ「まぁ…作ったのザエルアポロだしな」
グリムジョー「あっ(察し)」
ノイトラ「見付けたきゃ自力で探すしかねえってこったな」
14: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/28(木)23:58:52 ID:0Se
ウルキオラ「Can do it♪ Can do it♪」
ウルキオラ「お、ドーナツクッションはこれか…?」
~回想~
藍染「ドーナツクッションはこれだよ」スッ
ウルキオラ「…既に持ってるのに買いにいく意味よ」
藍染「毎日使ってるから潰れちゃうんだよ。いいかい?真ん中に穴が開いていて、やわらかいのがドーナツクッションだ。時折変な柄のものもあるが、柄に関しては気にしないからとりあえず真ん中に穴が空いてるクッションをみつけたらありったけ買ってくるんだ」
ウルキオラ「…真ん中に穴が開いていて、やわらかい…ふむ。」ムニムニ
ウルキオラ「すみませーん、ここにあるドーナツクッション全部ください」
ウルキオラ「しかし100円均一ってすげーな…色んなものがあるな」
ウルキオラ「…ちょっとくらいいいよな」キョロキョロ
15: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/28(木)23:59:51 ID:0Se
グリムジョー「ダメだ、アイツがどこにいんのかさっぱりわかんねえ」
ノイトラ「めんどくせえ」
グリムジョー「藍染との話しっかり聞いときゃよかったぜ」
ノイトラ「紙切れと札束、そして現世ってこたあなにかを仕入れるために…はっ、まさか!!!」
グリムジョー「なんだよ」
ノイトラ「まさか藍染のやつ……グリムジョー、こっちかもしれねえ」
16: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:00:21 ID:Nvx
ウルキオラ「…ふむ、これもいるな。黒いマニキュア…」ヒョイッ
ウルキオラ「いや…いるかな。大体原作でもアニメでもたまーに爪の色塗り忘れてるんだしいらないような…うーん…まぁいいか100円だし」カゴポイー
ウルキオラ「…これはなんだ?…ぬ、ぬり、え?ぬりえとはなんだ?そのページを開けばその中に見えるのか」ペラッ
ウルキオラ「なんだこれは…真っ白じゃないか。どうしろというんだ?」ペラッ
ウルキオラ「(くれよんやいろえんぴつで、すきなようにいろをぬってね!)だと?クレヨンや色鉛筆とはなんだ。この棚を漁ればその中に見えるのか」カチャカチャ
ウルキオラ「……いやいや、いらないだろう。俺がぬりえなんて……」
ウルキオラ「……100円だし」カゴポイポイー
17: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:03:03 ID:Nvx
グリムジョー「……ノイトラ」
ノイトラ「あん?」
グリムジョー「なんだこのせまっくるしい店は」
ノイトラ「わかんねーのか」
ドンドンドン♪ドンッキー♪ドンキ♪ホーテェー♪
ノイトラ「激安の殿堂、ドン・キホーテだ」
グリムジョー「しらねーよ!!!」
ノイトラ「激安の殿堂、ドン・キホーテのアダルトコーナーだ」
グリムジョー「アダルトコーナー……だと…?」
ノイトラ「俺なりに考えてみた。恐らく藍染のやつはウルキオラになにかしらの仕入を頼んだんだろう」
グリムジョー「お前って考えたりするんだな」
ノイトラ「その頼んだブツが……これだ」ドン
グリムジョー「……なんだァ?変な形してやがる」
ノイトラ「こいつぁ、TENGAだ」ドドン
ノイトラ「あん?」
グリムジョー「なんだこのせまっくるしい店は」
ノイトラ「わかんねーのか」
ドンドンドン♪ドンッキー♪ドンキ♪ホーテェー♪
ノイトラ「激安の殿堂、ドン・キホーテだ」
グリムジョー「しらねーよ!!!」
ノイトラ「激安の殿堂、ドン・キホーテのアダルトコーナーだ」
グリムジョー「アダルトコーナー……だと…?」
ノイトラ「俺なりに考えてみた。恐らく藍染のやつはウルキオラになにかしらの仕入を頼んだんだろう」
グリムジョー「お前って考えたりするんだな」
ノイトラ「その頼んだブツが……これだ」ドン
グリムジョー「……なんだァ?変な形してやがる」
ノイトラ「こいつぁ、TENGAだ」ドドン
18: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:03:44 ID:Nvx
グリムジョー「てんが?てんがってなんだよ」
ノイトラ「藍染はあの時言った」
藍染「私GA、TENに立つ」メガネグシャー
ノイトラ「な?」
グリムジョー「いや多分違うと思う」
ノイトラ「いや絶対これだ。ということはウルキオラもここにいるはずだ」
グリムジョー「いや絶対ないと思う」
19: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:04:09 ID:Nvx
ウルキオラ「Can do it♪Can do it♪」ピロリピロリ
ウルキオラ「ふむ、100円均一。中々やるな。最早現世に住みたいくらいだ」ドッコイショ
ウルキオラ「さて、次は…」ピラッ
ウルキオラ「…ポラギノール(座薬タイプ)か」
~回想~
藍染「ポラギノールは私の発作を和らげるための大切な大切な薬だよ」
ウルキオラ「ほう」
藍染「これを、ドン・キホーテというお店で買ってきてほしいんだ。店員さんに言って、あるだけくださいと伝えるんだよ。ドン・キホーテが一番安いし在庫がたくさんあるからね。間違えても注入タイプを買ってきてはいけないよ。座薬タイプだからね」
ウルキオラ「ドン・キホーテってどこにあるんだろう」
20: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:05:07 ID:Nvx
グリムジョー「なあノイトラ」
ノイトラ「あ?」
グリムジョー「こいつはなんだ。お茶か?」サッ
ノイトラ「ああ、そいつはローションだな。ヌルヌルした液体だ。相手の足元にぶっかけてころばせるために使う」
グリムジョー「地味だな」
ノイトラ「ちなみにお茶ではないから飲むなよ。本当にヌルヌルするから扱いには気を付けろ」
グリムジョー「ちょっとほしい。東仙とか間違えて飲むかも」
ノイトラ「えっさすがにそれは」
グリムジョー「あいつムカつくしヌルヌル地獄に陥ればいい」
ノイトラ「お、おう」
21: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:05:34 ID:Nvx
ウルキオラ「ドン・キホーテはここか。迷ったわふざけんな」
ウルキオラ「さて、ポラギノール…ポラギノール…」
22: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:06:00 ID:Nvx
グリムジョー「ノイトラ」
ノイトラ「なんだよ」
グリムジョー「これはなんだ」
ノイトラ「そいつは電マだ。肩とかに当てて使う。超震えるぞ」
グリムジョー「ほんとだ超震える」ブルルルルルルルルル
ノイトラ「…股間にあててみ」
グリムジョー「じゃあ失礼して」ピタッ
ノイトラ「なんで俺だアッファン////ちょ、やめァアン//」ブルルルルルルルルル
グリムジョー「うわあきもい」
23: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:06:43 ID:Nvx
ウルキオラ「すみません、ポラギノールはどこにありますか」
店員「ポラギノールなら3Fですね」
ウルキオラ「わかった」
24: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:07:30 ID:Nvx
グリムジョー「ノイトラ」
ノイトラ「なんだよ…」ゲッソリ
グリムジョー「これはなんだ」
ノイトラ「これはコンドームだ。てめえには縁がねえだろうよ」
グリムジョー「あーこれがそうなのか」
ノイトラ「え、知ってんの?」
グリムジョー「バラガンが持ってて1個くれた」
ノイトラ「あのジジイが?」
グリムジョー「うん。前バラガンの部屋の前にこいつが転がってたから聞いてみたらめっちゃ真っ青な顔して「か、金が溜まるんじゃ。お前にもひとつやろう」って」
ノイトラ「…シャルロッテ……いやいやいやまさかな」
25: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:08:07 ID:Nvx
ウルキオラ「ぽっぽっぽーぽらぎのーるー」
ウルキオラ「ないな。どこだ。無駄に狭くてわかりにくい」
ウルキオラ「ん?あれは…」
カネガタマルッテキイタゾオレハ
チゲーヨソレハオマエ…アレダヨ、アンマイウナヨ
ウルキオラ「貴様らここで何をしている」
ノイトラ「アッパァ!!!」
グリムジョー「あ、あ、くあとりょ↑さんちっす!」
ウルキオラ「ちっすじゃねーよなにしてんだよ」
グリムジョー「な、なにってなにも」
ノイトラ「な、なにもしてねえぞ。してねえからな」
ウルキオラ「…汗がすごいな貴様ら」
グリムジョー「あ?!あ、あちいな今日は!」
ノイトラ「お、おう、そうだな!」
ウルキオラ「貴様らタンクトップの癖に…まぁいい。早く帰れ」
ノイトラ「待てよクアトロ。てめえその荷物はなんだ」
ウルキオラ「」ギクッ
26: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:08:44 ID:Nvx
グリムジョー「確かに。なんだそれ」
ウルキオラ「…これはその」ササッ
ノイトラ「…まあ、藍染も年頃だしな。グリムジョーもあんま深入りすんな。やめてさしあげろ」
グリムジョー「そうだな(なにいってだこいつ)」
ウルキオラ「あ、ああ。年頃だからな(よくわからんがバレずに済んだみたいだ)」
ノイトラ「行くぞグリムジョー」
グリムジョー「お、おう」
ウルキオラ「気を付けて帰れよ」
ウルキオラ「さて」
ウルキオラ「すみません、ポラギノールあるだけください」
27: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:09:48 ID:Nvx
~虚夜宮~
藍染「おかえりウルキオラ」
ウルキオラ「ただいま戻りました」モッサリゴッサリ
藍染「頼んだ品は」
ウルキオラ「はい、持ち帰れる分は持ち帰ってきました。残りは郵送で後日配達されます」
藍染「ご苦労だったね」ガサゴソ
藍染「ふむ、ドーナツクッションもいい感触だ。ポラギノールもちゃんと座薬タイプだね。君に頼んで正解だった」
ウルキオラ「ポラギノールは1500個分、クッションは450個分届きます。これお釣りです」チャリッ
藍染「ありがとう。下がっていいよ」
ウルキオラ「失礼します」
28: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:10:21 ID:Nvx
藍染「…いたたたたた…早く薬を…」ガサガサ
藍染「ギン、ギン。ちょっと」
ギン「なんですのん」
藍染「いつものアレを…」
ギン「あーはいはい。ほなこっちむいてください」
藍染「すまないね…」
ギン「よっ……んっ、よっ」
藍染「シーーーハーーーー…シーーーハーーーー…うっ」
ギン「はい、終わりましたよ」
藍染「うむ、すまない…いてててて」
ギン「ええんですよ。ほな、ボクおやつの時間なんで」
藍染「ご苦労」
藍染「しかし…治る気配がないな…」ハコガンミ
藍染「もっと強力なやつに……ん?……あれ、薬が減ってない……」
藍染「…………!!!!!」ゾワァ
藍染「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
29: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:11:34 ID:Nvx
ウルキオラ「ぬりえ、中々楽しいな…」
\ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!/
ウルキオラ「?!!なんだ?!」
グリムジョー「あ?!」
ノイトラ「え、藍染が叫んでる…え?」
バタバタバタバタバタ
ウルキオラ「藍染様!」
グリムジョー「どうした藍染!!」
ノイトラ「藍染!なんでケツ丸出しなんだ!!」
藍染「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!うわああああああああああああああ!!!!」
ウルキオラ「藍染様落ち着いてください!」
グリムジョー「なにがあった藍染!」
ノイトラ「なんでケツ丸出しなんだ!!」
30: ◆0EB939Eh2tkq 2015/05/29(金)00:12:10 ID:Nvx
藍染「ギ…ギンが……ギン……あいつ……両手を私の肩につけていた…………フッ」バタン
ウルキオラ「藍染様!ケツが丸出しです!!」
グリムジョー「市丸が……市丸がなんだよ」
ノイトラ「よくわかんねえがとりあえず救護隊を呼べ、他のやつらに近寄らないよう伝えろ!」
藍染が痔だとバレるのにそう時間はかかりませんでしたとさ。
終われ
31: 名無しさん@おーぷん 2015/05/29(金)00:13:15 ID:Oek
乙
掲載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1432824731/
Entry ⇒ 2015.06.14 | Category ⇒ BLEACH | Comments (0)
一護「お前って氷雪系最強なんだってな」 日番谷「・・・」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 13:16:46.68 ID:fJFJxfaq0
一護「やっぱり爺みたいにヤバいのか」
日番谷「・・・」
一護「聞いてんのかおい」
日番谷「・・・」
一護「強いんだろ?そうだろ?」
一護「そりゃ強いからあんなデカい態度とれるんだよな?」
一護「だから見せろよ氷雪系最強ってのを」
日番谷「・・・」
一護「ケチケチすんなよ。ほら出せよ」
日番谷「・・・」
日番谷「・・・」
一護「聞いてんのかおい」
日番谷「・・・」
一護「強いんだろ?そうだろ?」
一護「そりゃ強いからあんなデカい態度とれるんだよな?」
一護「だから見せろよ氷雪系最強ってのを」
日番谷「・・・」
一護「ケチケチすんなよ。ほら出せよ」
日番谷「・・・」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 13:23:16.57 ID:fJFJxfaq0
ルキア「一護ちょっと来い」
一護「何だよ」
ルキア「氷雪系最強だが日番谷隊長はあれなのだ」
一護「あれ?」
ルキア「宝の持ち腐れという奴だ」
一護「チャドの腕みたいなのか」
ルキア「あれはデザインがいいだけで全然役に立たぬだろ」
一護「まあチャドだしな」
ルキア「そういうことだ」
一護「つまり冬獅郎はチャド以下か」
ルキア「いや茶渡の5倍ぐらいだろ」
一護「チャド5人分か。弱い弱い」
一護「何だよ」
ルキア「氷雪系最強だが日番谷隊長はあれなのだ」
一護「あれ?」
ルキア「宝の持ち腐れという奴だ」
一護「チャドの腕みたいなのか」
ルキア「あれはデザインがいいだけで全然役に立たぬだろ」
一護「まあチャドだしな」
ルキア「そういうことだ」
一護「つまり冬獅郎はチャド以下か」
ルキア「いや茶渡の5倍ぐらいだろ」
一護「チャド5人分か。弱い弱い」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 13:27:10.34 ID:fJFJxfaq0
一護「じゃあ剣八は」
ルキア「更木隊長か。難しいな」
一護「1000人ぐらいか」
ルキア「馬鹿を言え例えば茶渡が千人居たとしてもだ」
ルキア「5分もあれば全員惨殺されておる」
一護「やっぱりか・・・チャドじゃ」
ルキア「ちなみに狛村隊長は茶渡10人分ぐらいだ」
一護「拳西は」
ルキア「虚化すれば60人程度だな」
一護「なるほど」
ルキア「更木隊長か。難しいな」
一護「1000人ぐらいか」
ルキア「馬鹿を言え例えば茶渡が千人居たとしてもだ」
ルキア「5分もあれば全員惨殺されておる」
一護「やっぱりか・・・チャドじゃ」
ルキア「ちなみに狛村隊長は茶渡10人分ぐらいだ」
一護「拳西は」
ルキア「虚化すれば60人程度だな」
一護「なるほど」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 13:31:42.22 ID:fJFJxfaq0
一護「岩鷲とか花太郎はどうなんだ」
ルキア「ちょうど二人分だな」
一護「チャドとか冬獅郎が勝てる奴は居ねえのかよ!」
ルキア「・・・」
一護「あいつはどうだ。あの十一番隊の奴とかイモ山さんとか」
ルキア「あのアフロの男なら五分五分ぐらいだろうな日番谷隊長と」
一護「じゃあ十一番隊のヒゲは」
ルキア「あの男は茶渡よりほんの少し強い気がする」
一護「やちるは」
ルキア「たわけ。見た目で判断をするな」
ルキア「茶渡ごとき3秒で塊になっておる」
ルキア「ちょうど二人分だな」
一護「チャドとか冬獅郎が勝てる奴は居ねえのかよ!」
ルキア「・・・」
一護「あいつはどうだ。あの十一番隊の奴とかイモ山さんとか」
ルキア「あのアフロの男なら五分五分ぐらいだろうな日番谷隊長と」
一護「じゃあ十一番隊のヒゲは」
ルキア「あの男は茶渡よりほんの少し強い気がする」
一護「やちるは」
ルキア「たわけ。見た目で判断をするな」
ルキア「茶渡ごとき3秒で塊になっておる」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 13:36:56.13 ID:fJFJxfaq0
石川「しかし日番谷冬獅郎はある意味では勝ってるよ茶渡くんにね」
一護「石川」
ルキア「どこから沸いてきたのだ」
石川「まずはあのナリで女性にモテる」
石川「副官がエロいし幼馴染が可愛い」
一護「でもあいつって毛も生えてないし皮被りの童貞野郎なんだろ?」
一護「それに俺だって女には自信あるぜ」
ルキア「そうだな貴様は」
一護「ルキアに井上、たつき、夜一さんにネルだろ。育美さんとかウルルとかリルカも」
一護「それに俺は妹に慕われてる。冬獅郎はどうだ?」
一護「チビだし態度悪いし弱いし臭そうだし」
ルキア「臭いのは茶渡だろうが。特に夏場の奴からは生ごみの臭いがするぞ」
一護「腋臭なんだよチャドって」
ルキア「なん・・・だと・・・?」
一護「石川」
ルキア「どこから沸いてきたのだ」
石川「まずはあのナリで女性にモテる」
石川「副官がエロいし幼馴染が可愛い」
一護「でもあいつって毛も生えてないし皮被りの童貞野郎なんだろ?」
一護「それに俺だって女には自信あるぜ」
ルキア「そうだな貴様は」
一護「ルキアに井上、たつき、夜一さんにネルだろ。育美さんとかウルルとかリルカも」
一護「それに俺は妹に慕われてる。冬獅郎はどうだ?」
一護「チビだし態度悪いし弱いし臭そうだし」
ルキア「臭いのは茶渡だろうが。特に夏場の奴からは生ごみの臭いがするぞ」
一護「腋臭なんだよチャドって」
ルキア「なん・・・だと・・・?」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 13:41:23.54 ID:fJFJxfaq0
一護「前から思ってたんだけどチャドって俺らのメンバーの中で」
石川「一番取り柄無しで見た目が悪い」
一護「俺は色々な力持ってるし見た目からしてただ者じゃねえだろ?」
石川「僕は知性の塊のような知的男子だろ」
一護「ルキアは俺の相棒のような存在で井上はヒロイン的なポジションで」
ルキア「恋次はお前のライバルのようで切り込み隊長的な存在か」
一護「チャド見ろよ」
石川「デカい弱い邪魔」
ルキア「本当に使えぬ男だなあ奴は」
一護「いつか戦闘の最中で斬っちまうかチャドを・・・」
石川「一番取り柄無しで見た目が悪い」
一護「俺は色々な力持ってるし見た目からしてただ者じゃねえだろ?」
石川「僕は知性の塊のような知的男子だろ」
一護「ルキアは俺の相棒のような存在で井上はヒロイン的なポジションで」
ルキア「恋次はお前のライバルのようで切り込み隊長的な存在か」
一護「チャド見ろよ」
石川「デカい弱い邪魔」
ルキア「本当に使えぬ男だなあ奴は」
一護「いつか戦闘の最中で斬っちまうかチャドを・・・」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 13:46:49.76 ID:fJFJxfaq0
乱菊「私はチャド何人分なの?」
一角「俺はどうなんだ一護」
弓親「僕は例えなくていいよ。茶渡くんって言っちゃ悪いけど醜いからね」
一護「乱菊さんは・・・」
石川「茶渡くん一万人です」
ルキア「松本副隊長の灰猫なら一万はかたいな」
一護「ハ・・・一角は」
石川「・・・」
一護「どうなんだこいつ」
石川「最初の頃の君に敗れライバル候補から抜けた哀れな男よ・・・」
一護「1万と100人分ぐらいでいいか」
一角「俺はどうなんだ一護」
弓親「僕は例えなくていいよ。茶渡くんって言っちゃ悪いけど醜いからね」
一護「乱菊さんは・・・」
石川「茶渡くん一万人です」
ルキア「松本副隊長の灰猫なら一万はかたいな」
一護「ハ・・・一角は」
石川「・・・」
一護「どうなんだこいつ」
石川「最初の頃の君に敗れライバル候補から抜けた哀れな男よ・・・」
一護「1万と100人分ぐらいでいいか」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 13:50:17.43 ID:fJFJxfaq0
チャド「・・・」
日番谷「お前聞いてたのか」
チャド「・・・」
日番谷「そうか・・・」
チャド「オレイラナイコ」
日番谷「バカ野郎お前だってやれば十一番隊の何とかには勝てるんだろが」
チャド「・・・」
日番谷「やって来いよ茶渡泰虎」
チャド「オレヤル」
チャド「イチゴミカエス。ソレオレノシメイ」
日番谷「お前聞いてたのか」
チャド「・・・」
日番谷「そうか・・・」
チャド「オレイラナイコ」
日番谷「バカ野郎お前だってやれば十一番隊の何とかには勝てるんだろが」
チャド「・・・」
日番谷「やって来いよ茶渡泰虎」
チャド「オレヤル」
チャド「イチゴミカエス。ソレオレノシメイ」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 14:01:32.60 ID:fJFJxfaq0
一護「・・・」
ルキア「どうした一護?」
一護「チャドが居たような」
ルキア「まさか」
石川「念のために塩撒いとこうか」
一護「一角と弓親はどう思うよチャドの事」
弓親「僕はやだね彼の事は。まだ一護と最初に出会った時に居た」
一護「岩鷲」
弓親「それ。まだあっちの方がいいんじゃない?」
一護「チャド枠は岩鷲でいいか」
ルキア「しかしいくら何でも頑丈性が無いぞ」
一護「チャドが頑丈?馬鹿言うなよ」
一護「井上やネルの盾にすらならねえクソゴミだぜチャドって」
ルキア「どうした一護?」
一護「チャドが居たような」
ルキア「まさか」
石川「念のために塩撒いとこうか」
一護「一角と弓親はどう思うよチャドの事」
弓親「僕はやだね彼の事は。まだ一護と最初に出会った時に居た」
一護「岩鷲」
弓親「それ。まだあっちの方がいいんじゃない?」
一護「チャド枠は岩鷲でいいか」
ルキア「しかしいくら何でも頑丈性が無いぞ」
一護「チャドが頑丈?馬鹿言うなよ」
一護「井上やネルの盾にすらならねえクソゴミだぜチャドって」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 14:06:55.40 ID:fJFJxfaq0
一角「狛村隊長はどうだ」
一護「ダメだ。犬臭い」
乱菊「居るわよ一人」
一護「マジっすか乱菊さん」
乱菊「雛森って言ってねあの子の頑丈さは総隊長レベルよ」
一護「・・・誰だそれ」
石川「雛森桃。藍染や日番谷冬獅郎に刺されても死なない女性だ」
乱菊「精神的には脆いけどね」
一角「あいつ破面のデカいのに吹っ飛ばされても生きてたんだぜ」
ルキア「確かに雛森副隊長なら」
石川「尸魂界一の強度を誇る究極のタフガールさ」
一護「とんでもねえ女だな」
ルキア「鬼道の達人でもあり茶渡で例えるのならば100人分ぐらいだ」
一護「ダメだ。犬臭い」
乱菊「居るわよ一人」
一護「マジっすか乱菊さん」
乱菊「雛森って言ってねあの子の頑丈さは総隊長レベルよ」
一護「・・・誰だそれ」
石川「雛森桃。藍染や日番谷冬獅郎に刺されても死なない女性だ」
乱菊「精神的には脆いけどね」
一角「あいつ破面のデカいのに吹っ飛ばされても生きてたんだぜ」
ルキア「確かに雛森副隊長なら」
石川「尸魂界一の強度を誇る究極のタフガールさ」
一護「とんでもねえ女だな」
ルキア「鬼道の達人でもあり茶渡で例えるのならば100人分ぐらいだ」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 14:11:26.92 ID:fJFJxfaq0
恋次「連れて来たぜ一護」
一護「悪いな恋次」
ルキア「こっちも連れて来たぞ」
岩鷲「よお一護」
一護「悪いけどさ岩鷲。今日からチャドの代役だ」
岩鷲「チャド?ああ・・・あのデカい奴か役に立たない」
恋次「って事だ雛森」
雛森「冗談はやめてよ阿散井くん!茶渡さんってあの薄気味悪い人だよね?」
雛森「嫌だよ!あんなのと一緒にされるなんて」
岩鷲「そうだ!そうだ!この可愛い子ちゃんの言う通りだぜ一護!」
一護「と言われてもな」
岩鷲「人権侵害だぜこいつは」
雛森「絶対に嫌ですからね。あんな生物の後釜だなんて」
一護「悪いな恋次」
ルキア「こっちも連れて来たぞ」
岩鷲「よお一護」
一護「悪いけどさ岩鷲。今日からチャドの代役だ」
岩鷲「チャド?ああ・・・あのデカい奴か役に立たない」
恋次「って事だ雛森」
雛森「冗談はやめてよ阿散井くん!茶渡さんってあの薄気味悪い人だよね?」
雛森「嫌だよ!あんなのと一緒にされるなんて」
岩鷲「そうだ!そうだ!この可愛い子ちゃんの言う通りだぜ一護!」
一護「と言われてもな」
岩鷲「人権侵害だぜこいつは」
雛森「絶対に嫌ですからね。あんな生物の後釜だなんて」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 14:15:05.63 ID:fJFJxfaq0
一護「岩鷲説得するから乱菊さんは」
日番谷「松本なら帰ったぜ」
一角「居たのかよアンタ」
弓親「もう昼か・・・お昼寝の時間だねこれは」
一護「冬獅郎てめえ説得しろ」
日番谷「お、俺が」
一護「出来なきゃてめえ・・・解るな?」
恋次「大人しく言う事聞いといた方がいいっすよ」
弓親「でないと・・・」
一角「タダじゃすまねえっすよ」
石川「君の立場も君も命もね」
一護「理解できたか」
日番谷「わ、わかりました・・・」
日番谷「松本なら帰ったぜ」
一角「居たのかよアンタ」
弓親「もう昼か・・・お昼寝の時間だねこれは」
一護「冬獅郎てめえ説得しろ」
日番谷「お、俺が」
一護「出来なきゃてめえ・・・解るな?」
恋次「大人しく言う事聞いといた方がいいっすよ」
弓親「でないと・・・」
一角「タダじゃすまねえっすよ」
石川「君の立場も君も命もね」
一護「理解できたか」
日番谷「わ、わかりました・・・」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 14:20:54.19 ID:fJFJxfaq0
日番谷「頼むわ雛森。後生だから」
雛森「は?」
恋次「ほらチビ・・・日番谷隊長が頭下げてんだぜ」
雛森「何言ってるの阿散井くん馬鹿じゃないの」
一角「男が頭下げてんだぜ!お前は」
雛森「おい」
一角「おいって・・・」
雛森「私は副官。貴方は三席ですよね?阿散井くんの先輩だからって調子に乗らないでください」
弓親「ここは引き下がった方がいいよ一角」
一角「くっ・・・こんな女に」
雛森「だから・・・その態度は何ですか一角さん」
恋次「わ、わかったから一角さん許してやってくれ・・・頼む雛森!」
弓親「僕からもお願いします!一角はこういう奴ですから!」
雛森「チッ。阿散井くんと弓親さんがそういうのなら仕方ありませんね」
雛森「は?」
恋次「ほらチビ・・・日番谷隊長が頭下げてんだぜ」
雛森「何言ってるの阿散井くん馬鹿じゃないの」
一角「男が頭下げてんだぜ!お前は」
雛森「おい」
一角「おいって・・・」
雛森「私は副官。貴方は三席ですよね?阿散井くんの先輩だからって調子に乗らないでください」
弓親「ここは引き下がった方がいいよ一角」
一角「くっ・・・こんな女に」
雛森「だから・・・その態度は何ですか一角さん」
恋次「わ、わかったから一角さん許してやってくれ・・・頼む雛森!」
弓親「僕からもお願いします!一角はこういう奴ですから!」
雛森「チッ。阿散井くんと弓親さんがそういうのなら仕方ありませんね」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 14:25:56.46 ID:fJFJxfaq0
一護「頼むよ岩鷲」
石川「井上さんの下着やるから」
岩鷲「でもな」
一護「イノシシ乗り回してるよりよっぽど遣り甲斐があるぜチャドのポジションは」
ルキア「按ずるな。貴様とて海燕殿と同じ血が流れておるだろう」
ルキア「曲りなりとも綾瀬川五席を撃破した男だろ」
一護「チャドの100倍マシだぜ」
石川「ほらパンツだよ岩鷲君」
岩鷲「仕方ねえな。俺も男だ一肌脱いでやるぜ」
ルキア「済まぬ・・・済まぬ・・・」
一護「済まぬ・・・」
石川「済まぬ・・・」
石川「井上さんの下着やるから」
岩鷲「でもな」
一護「イノシシ乗り回してるよりよっぽど遣り甲斐があるぜチャドのポジションは」
ルキア「按ずるな。貴様とて海燕殿と同じ血が流れておるだろう」
ルキア「曲りなりとも綾瀬川五席を撃破した男だろ」
一護「チャドの100倍マシだぜ」
石川「ほらパンツだよ岩鷲君」
岩鷲「仕方ねえな。俺も男だ一肌脱いでやるぜ」
ルキア「済まぬ・・・済まぬ・・・」
一護「済まぬ・・・」
石川「済まぬ・・・」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 14:31:13.45 ID:fJFJxfaq0
日番谷「てめえら」
恋次「てめえって」
弓親「てめえ・・・か。何とも美しくない響きだね」
一角「てめえってこの態度どうなんだよ!そうだろ雛森」
雛森「さん付けでお願いしますね」
一角「はい・・・」
日番谷「こいつが雛森が何で死神になったかわかるか?」
恋次「知らねえっすね」
日番谷「本来の雛森って女は狂暴で凶悪なんだよ・・・本人は知らねえと思うけど」
恋次「それで」
日番谷「俺の頭ほらハゲてんだろこの部分」
一角「ああハゲてるっすね」
日番谷「ガキの頃・・・ちょっとした口論であいつに漬物石でぶっ叩かれた痕だ」
日番谷「怖いんだよ俺は・・・あいつが本気で怒るの見るの・・・漏らしそうなんだよ・・・」
恋次「てめえって」
弓親「てめえ・・・か。何とも美しくない響きだね」
一角「てめえってこの態度どうなんだよ!そうだろ雛森」
雛森「さん付けでお願いしますね」
一角「はい・・・」
日番谷「こいつが雛森が何で死神になったかわかるか?」
恋次「知らねえっすね」
日番谷「本来の雛森って女は狂暴で凶悪なんだよ・・・本人は知らねえと思うけど」
恋次「それで」
日番谷「俺の頭ほらハゲてんだろこの部分」
一角「ああハゲてるっすね」
日番谷「ガキの頃・・・ちょっとした口論であいつに漬物石でぶっ叩かれた痕だ」
日番谷「怖いんだよ俺は・・・あいつが本気で怒るの見るの・・・漏らしそうなんだよ・・・」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 14:36:08.04 ID:fJFJxfaq0
日番谷「雛森は松本や婆ちゃん・・・女共の前では猫被ったように大人しい」
日番谷「後はそこまで親しくない奴とか隊長格にはな」
日番谷「でも俺や阿散井、斑目なんかは己の本性を剥き出しにしてつっかかってくる」
一角「どういう育て方したんだか」
日番谷「今まで尸魂界じゃ色々と事件があったろ?雛森は何してた」
恋次「寝てたっすね」
日番谷「たとえどんな事があろうと眠りこけちまう。肝っ玉が据わってんだよ」
弓親「でも藍染の時は」
日番谷「藍染の前ではフルパワーで猫被ってっからな・・・そういうもんだ」
日番谷「後はそこまで親しくない奴とか隊長格にはな」
日番谷「でも俺や阿散井、斑目なんかは己の本性を剥き出しにしてつっかかってくる」
一角「どういう育て方したんだか」
日番谷「今まで尸魂界じゃ色々と事件があったろ?雛森は何してた」
恋次「寝てたっすね」
日番谷「たとえどんな事があろうと眠りこけちまう。肝っ玉が据わってんだよ」
弓親「でも藍染の時は」
日番谷「藍染の前ではフルパワーで猫被ってっからな・・・そういうもんだ」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/10/04(木) 14:42:11.38 ID:fJFJxfaq0
チャド「髭を出せ!髭の男を!!」
隊士「アアァン!?何だてめえは」
チャド「茶渡泰虎だ」
荒巻「何だ何だこの騒ぎ・・・誰だっけなどこかで見たような」
チャド「貴様だな!俺は貴様を倒し上を目指す!!」
隊士「ざけんじゃねぇぞ!ゴラァ!!!」
チャド「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」
荒巻「誰だっ
隊士「アアァン!?何だてめえは」
チャド「茶渡泰虎だ」
荒巻「何だ何だこの騒ぎ・・・誰だっけなどこかで見たような」
チャド「貴様だな!俺は貴様を倒し上を目指す!!」
隊士「ざけんじゃねぇぞ!ゴラァ!!!」
チャド「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」
荒巻「誰だっ