【ジョジョ】徐倫「イタリアに来たわ」
もしかしたら日本語がおかしい所があるかもしれません。あれば指摘して下さるとうれしいですm(_ _)m
それでは投下していきます。
2013年イタリアの空港
スタッスタッスタッ
徐倫 「ここがイタリアかあ。初めて来たわ。父さんに頼まれて矢の回収に来たのだけど、大丈夫かしら?一応相手先には連絡が行っているはずだけれど。」
? 「あーあ、なんでボスの右腕である俺がわざわざ出迎えなきゃならねぇんだ?普通そこはもっと下っ端のやつだろぉ。」
徐倫 「なんかあいつブツブツ言ってるわ。一応迎えが来るとは聞いているけど、あいつかしら...。ちょっとそこの人。」
徐倫 「ええ。あたし人を探しているのだけれど、パッショーネって名前にピンと来るかしら。」
ミスタ 「!! ああ、あんたなのかジョルノに用があるってーのは。」写真ジーッ
ミスタ 「エーット、ジョリーン・クージョー、、、さん?」
徐倫 「そうよ、間違いないわ。徐倫って呼んで。」
徐倫 「何よ?」
ミスタ 「スタンドを見せてくれ。それが一番本人確認できるからな。あんたのスタンドがどんなやつかは聞いてる。」
徐倫 「そう。さすがイタリアのトップギャングね。ボスに会うのに手間がかかるわ。私のスタンドは一般人にも視認出来るから、出来たら車の中で見せたいのだけど。」
ミスタ 「...まあ写真でも確認してるし、あんまりあんたの事疑ってないけどな、でも万が一攻撃されたらたまんねぇから今ここで出してくれ。」
徐倫 「......ミスタ、スタンドの確認をするって事はあなたもスタンド使いなんでしょ?だったらスタンドを晒す事が弱点を晒すのと同じっていうのは分かるわよね。それに、この件を任されたってことはあなたも結構な使い手って事だと思うわ。だからもし私が攻撃するようなら、あなた一人で十分対処出来ると思うのだけれど。」
ミスタ 「...そこまで言うなら仕方ねぇな。入れよ。」ガチャッ
徐倫 「ありがとうミスタ。あなたが話の分かる人で良かったわ。」車ノリー
徐倫 「はい、これが私のスタンド」シュルシュルッ
徐倫 「いいわよ。あなたも仕事じゃない。」
車はイタリアの街を駆けてゆく
徐倫 「街を見ていて思ったのだけど、結構ボロボロな家が多いのね。」
ミスタ 「ああ、変な表現だが半年くらい前にまるで重力の方向が真横になったみたいな時があってな、大分被害を受けたよ。まぁパッショーネの財力のおかげで結構他の街より復興しているんだがな。」
徐倫 「...そう(プッチの影響がこんな所にまで及んでるのね)。パッショーネは良いギャングなのね。街の住民のために活動するなんて。」
徐倫 「そうだったの。あら? 誰かからメールが来てる。」ピピッ
『アナスイ@徐倫は俺の嫁 :おいジョリーン大丈夫か?イタリアなんて遠い所にお前が行っちまうなんて、俺辛すぎて死にそうだよ。せっかく婚約もしたのにまだ結婚式もあげてないんだぜ?はやく帰って来いよ?はやく帰って来てね?:'(』
徐倫 「...なんでもなかったわ。ところでミスタ、あなたのボスってどんな人なの?」
徐倫 「頼もしいのね。」
ミスタ 「さあ着いたぜ。ここが待ち合わせ場所だ。」キキーッ
ミスタ 「おーいジョルノ、連れてきたぜー。」
ジョルノ 「お疲れさまですミスタ。意外と早かったですね。 こんにちは、空条徐倫さんですね。」
徐倫 「ええ、そうよ。よろしく頼むわ。早速本題に入りたいのだけれど、いいかしら?」
ジョルノ 「まぁそんなあせらないで。徐倫さんは着いたばかりですから疲れてらっしゃるでしょう?少しは休んで行かれたらどうですか?」
ジョルノ 「なるほど。私より若いのに婚約者がいらっしゃるんですね。でも丁度お昼時ですし、昼ご飯を客人にご馳走する事くらいさせて下さい。すぐ終わるような話ですし。」
徐倫 「それもそうね。悪かったわ、いきなり話し出して。」
ジョルノ 「いいえ、気にしないでください。」
トリッシュ 「ご注文はお決まりですか?」スッ
トリッシュ 「ちょっと!話しかけないでよ。せっかく表の世界に戻れたのに貴方達と知り合いだってバレたらクビになるでしょ!」ボソボソ
ミスタ 「おぉ、、、すまんすまん。」ボソボソ
ジョルノ 「ではこれとこれを。あとこれも。」
トリッシュ 「かしこまりました。」スタタタッ
ジョルノ 「まぁそういった所ですかね。」
ミスタ 「ジョルノの彼女だぜ。」
徐倫 「あら、そうなの。」
ジョルノ 「ちょっミスタッ!!なに言ってるんですか!」
ミスタ 「まぁいいじゃねえか。徐倫さんは表の人だし。」
ジョルノ 「ミスタはそういう所が、、、ブツブツ、、、」
徐倫 「なんかコントみたいね。」
? 「おい、俺の存在を忘れてるだろ。」
ジョルノ 「ああ、すみませんポルナレフさん。」ヒョイッ
徐倫 「か、か、亀ええぇぇ!?」
ミスタ 「まぁそういう反応するよな。」
徐倫 「亀の背中にちっちゃいおじさんが乗ってる、、、」
徐倫 「亀のスタンド使いに魂が、、、。へえーそんな事もあるのね。」
ポル 「私はJ・P・ポルナレフ。君はjojo、いや、承太郎の娘だろう?私はあいつと友人なんだ。あいつは元気か?」
徐倫 「ええ、今は日本で復興支援したりヒトデの研究したりしてるわ。」
ポル 「ヒトデ、、、?まぁ元気ならそれでいい。それにしても君は承太郎に似てるな。」
徐倫 「そうかしら?父さんと一緒にいるのを他人に見られたことがあまりないから、似てるなんて初めて言われたわ。」
ポル 「そういえば、どうして承太郎は一緒に来てないんだ?普通はSPW財団かアイツが来るのが筋だと思うのだが。」
徐倫 「なんでか知らないけど、父さんは私を行かせたかったみたい。前にも信頼できる人をこっちに送ったらしいわ。」
ジョルノ 「(あぁ康一くんか。)」
徐倫 「あとなんか昔の因縁とかでこっちに来たくなかったらしいわ。」
ポル 「なるほど。まぁ帰ったらあいつによろしく伝えといてくれ。」
ジョルノ 「ポルナレフさん。僕の実の父親はそんなに(何年たっても子供に会いたくないほど)ヒドイ奴だったんですか?」
ポル 「、、、言っちゃ悪いが思い出すだけでも腹が立つ野郎だ。ディアボロと同じかそれ以上に下衆だな。正直なんで息子がこんな真っ直ぐな人間に育ったのか謎だよ。」
ジョルノ 「、、、ギャングになってますけどね。」
ガチャッスタタタッ
ジョルノ 「ええ。ありがとうトリッシュ。」
トリッシュ 「フフ」スタスタスタ
皆 「「「「いただきまーす」」」」モグモグ
皆 「「「「ゥンまあああ〜い!!!!」」」」
徐倫 「ひいおじいちゃんとはあんまり会わないけど、元気よ。ちょっとボケてるけど。こないだ会った時には中学生くらいの女の子と一緒だったわ。」
ポル 「げげぇっアイツまだ隠し子がいたのかよ!」
ジョルノ 「ポルナレフさん話し方が。」
徐倫 「私もそうかと思ったけど流石に違ったわ。養子ですって。」
ポル 「あー養子か。そういえば聞いた事あったかもな。」
ミスタ 「おい、昔話に花を咲かせてる所で悪いが、料理来てからもう30分もたったぜ。流石に本題を話さねぇか?」
徐倫 「忘れてたわ。」
ポル 「そういえばそうだった。」
ジョルノ 「まぁ矢を渡せばいいだけの話なんですけどね。ポルナレフさん。」
ポル 「あぁちょっと待ってくれ。」ゴソゴソ
ミスタ 「おいおいジョルノ。そんな簡単に渡しちまっていいのかぁ?あれはお前の切り札みたいなもんじゃあないか。」
ポル 「自分で保管しとくと俺みたいに棚と壁の隙間に落とすかもしれないしな。」
ジョルノ 「僕はそんな事しませんよ。」
ミスタ 「大体なんで回収しなきゃならないんだ?」
徐倫 「矢が無闇にスタンド使いを増やすのを防ぐためらしいわ。SPW財団の持ってる秘密のシェルターに隠して封印するんですって。」
ポル 「相変わらず、する事のスケールが大きいな。SPW財団は。」
ポル 「おいおいエルメスはフランスだぜ。まぁイタリアにない事はないが、せっかく来たなら本店がいいだろう。こう見えて俺は生粋のフランス男子なんだ。案内してあげよう。」
徐倫 「ほんと?ならありがたいわ。私一人だと道に迷うし。」
ミスタ 「でもあんた一人で移動出来ないじゃあないか。まさか一年かけて案内するつもりか?」
ポル 「何言ってるんだ。ミスタ、君が車を出すに決まってるだろう。」
ミスタ 「、、、はぁ。ま、なんとなくは予想してたぜ。」
ジョルノ 「そうですね。今日は特に大事な用件も無いですし、フランス観光でもしましょうか。」
ミスタ 「おいおい、さてはあんた故郷に久々に帰りたかっただけだろう。」
ポル 「バレちゃあ仕方無いな。ま、とにかく早く行こうぜぇ。」
徐倫 「私を口実に使うなんて、やれやれだわ。」
ーーー
その後何事も無く徐倫達はフランス観光を済ませ、帰った徐倫はアナスイにメールの返信をしなかった事をグチグチ言われましたとさ。
おしまい。
深夜テンションで書いてる内に眠くなったせいです。
もうちょい頑張ろうとも思いましたが気力が続きませんでしたorz
次に書くことがあればもっと頑張ろうと思います、、、
27歳になったジョルノとか他の五部の皆とか想像すると楽しいですよね(・∀・)
また書いてくれよな
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421246265/
Entry ⇒ 2017.12.05 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
【ジョジョ4部×艦これ】杜王町鎮守府の日常【ネタ短編】
勿体ない精神で投下
・オープニング以外はSS形式でかなり雑
・バラバラのネタを一気に投下して終わり
・艦これキャラの口調が一部ジョジョっぽい
・艦娘が一部スタンド使い
注意書きは以上です
平成××年二月半ば。まだ寒空が続くM県S市杜王町の北東部――――地元の住民たちからは『ボヨヨン岬』と呼ばれる切り立った崖のすぐ近くに、新たに鎮守府が建設されました。
別荘地帯を有する海辺のスポットに建立した鎮守府はとても見晴らしが良く、鎮守府の窓からは右手の陸沿いに【杜王グランドホテル】のプライベートビーチ、奥側には立派な灯台を擁した【杜王港】を臨む、避暑地としても絶好のロケーションを有しています。
出来上がったばかりの鎮守府に、初期艦として着任したのは、駆逐艦・電ちゃんです。
しかし、着任してから一週間―――未だ提督が着任する気配はありません。
大本営からは生活費と施設の管理維持費といった諸経費が定期的に送られてくること以外、なんら音沙汰がありませんでした。
ちょっぴりの寂しさを感じてしまう電ちゃんでしたが、今日は気分転換を兼ねてお買い物です。
これから先、長い間お世話になる街の散策も兼ねて、思い切ってママチャリ自転車に乗って、鎮守府を飛び出します。
杜王駅を戴く街の西部―――商店街へと出かけていきました。
「ふわぁ、流石に商店街に出ると、いろんなお店があるのです」
駅前の商店街は、電ちゃんが思わず目移りしてしまいそうになるほど、多くのお店で溢れかえっていました。
フクジュソウでいっぱいの路肩の花壇を横目に、電ちゃんはウキウキ気分で自転車を押して歩き回ります。
【カフェドゥ・マゴ】という名前のオシャレな喫茶店、杜王町の名物である『ごま蜜団子』や『牛たんのみそづけ』を販売する活気のあるお土産屋さん。
「ごまみつだんご、ですか……おいしそうなのです……って、いけないいけない。先にお買い物を済ませないと……」
電ちゃんはお目当ての文房具屋さんを発見すると、テキパキと筆記用具やメモ用紙といった雑貨を購入し、
「うん。いっぱい買えたのです。これなら、いつ司令官さんが来ても執務に励めるのです!」
提督の着任を心待ちにしながら、カゴに荷物を入れた自転車を押して、再び商店街の探索に戻りました。
東日本最大のチェーンデパート【カメユーマーケット】に、【靴のムカデ屋】、【ぶどうヶ丘銀行】……。
どこでも見かけられるようなコンビニエンスストアの【オーソン】ですら、電ちゃんの好奇心を刺激するものでいっぱいです。
収穫に満足しつつ、お散歩を楽しんだ電ちゃんは思いました。そろそろ鎮守府に帰ろう―――しかし電ちゃんはその時、小腹がすいていることに気づきました。
時計を見れば、もうすぐ十二時。お昼の時間です。
そして閃きます―――『そうなのです。着任の前祝いに、今日のお昼は外食なのです。ちょっぴり贅沢しちゃうのです』と。
初めての外食に、電ちゃんはドキドキした思いで商店街を歩き回ります。
「どこにしようかな~♪ どこがいいかな~♪ なのです~♪」
ルンルン気分でどこで食事をしようか悩みながらウロウロしているうちに、
「あ、あれ?」
ふと気づけば電ちゃんは、自分が失敗してしまったことに気づきます。
歩き回っているうちに、商店街はおろか線路まで通り過ぎ、なんと霊園にまで来てしまっていたのでした。
電ちゃんの目の前には先ほどまで活気にあふれていた町並みはそこにはなく、ひっそりとした霊園が広がっています。
「うう……浮かれすぎちゃったのです。お腹空いたのです……うう」キュルル
その頃には小腹がすくどころか、すっかりお腹がぺこぺこになってしまいました。
「うーん……今日はもう、帰りましょうか。鎮守府に戻って、お昼ごはんを作ろうかな……商店街からは随分と離れてしまいましたし」
再び自転車に跨ろうとした、その時でした。
「あ、あれ?」
電ちゃんは霊園の横にぽつねんと存在する料理店を見つけたのです。
「いたりありょうり……イタリア料理ですか? 本日のお料理は………ふぇ? 『おきゃくさましだい』……なのです?」
ぴんと来なかった電ちゃんでしたが、小さな体でうんと背伸びをして、窓の中の店内の様子を見てみると、
「ふわあ………なんだか、素敵な雰囲気のお店を見つけてしまったのです……よし、決めました! 今日のお昼はここにするのです!」
誘い込まれるように。
引かれあうように。
電ちゃんはドアを開き、入店していきました―――イタリア料理店『トラサルディー』に。
ジョジョの奇妙な冒険第四部――――ライトニング・ストライクスは諦めない。
【オープニングここまで、以降は超テキトー】
電「おいひぃのれす♪」ニコニコ
トニオ「オウ、グラッツェ、シニョリーナ」ニコリ
ニコニコ顔でトニオの料理に舌鼓を打っていた電ちゃん。しかし――――。
重巡リ級「地上侵攻ノ時間ダコラァ!!」ドゴーン
電「!?」
トニオ「!?」
突然のリ級による襲撃により、イタリア料理店『トラサルディー』は全壊の憂き目に遭う――――!!
重巡リ級「ククク、輝イテル……私、今トッテモ輝イテルワ……!!」
トニオ「わ、ワ、ワタシの、店がッ………!?」ワナワナ
電「だ、だめ!! 逃げて! 逃げてください!!」ドンッ
トニオを庇い大破損傷する電――――そこに迫る敵深海棲艦の重巡の砲撃――――もはやこれまでかと覚悟を決めた電だったが、
承太郎「―――スタープラチナ・ザワールド」ドドドドドド
重巡リ級(アッ(察し))
電「え、え? えええええ!?(え、な、何? 一瞬で、私、移動して……え? わ、私、生きてる……?)」
トニオ「オオッ!? ジョータローサン!!」
リ級の輝きは僅か1レスしか持たないという体たらく。
仗助「てめ~~………!」ドドドドドド
億泰「この天使のレストランに何さらしてくれてんだァーーーーボケがァ!! ザ・ハンドォ!!」ガオン
重 リ \(^o^)/
怒れる億泰のザ・ハンドによりガオンされた重巡リ級は犠牲となったのだ。
少年誌においてしょっぱなに登場したチンピラ役は必ずやられキャラとなってジッサイ=ヒドイ目に合う……その犠牲にな。
かくして危機を逃れた電とトニオ。
仗助「クレイジー・ダイヤモンド」ズギュン
トニオ「お店直りマシタッッ!!」パァア
仗助「ん? そっちのお嬢ちゃんも、随分ボロボロだな……………よ、っと」ズギュゥウン
電(え、な、なに? !? き、傷が……それに、なんですか、この……なんなのです、この人たち……?)
億泰「ちっちぇえナリですげえ根性だったなあ、嬢ちゃん……尊敬するぜ。トニオさんを庇ってよぉ~~~」
仗助「ああ、グレートな根性だったぜ、……えーと」
トニオ「シニョリーナ……お名前はナント?」
電「え、わ、私は、特型駆逐艦の、電、なのです……」
承太郎「……おい。電っつったか……おまえ、仗助の『クレイジー・D』が見えてるな」
電「え? そ、その、『大きな妖精さん』のことですか?」
承太郎「………やはり」
仗助「!?」
トニオ「!?」
その後紆余曲折あり、提督としての絶対にして唯一の資格である、『妖精が見える』という条件をクリアしているトニオと仗助、承太郎を、提督として迎え入れようとする電。
トニオ「オオ、イナヅマ……アナタ、ワタシの命の恩人デス……あのクソッタレな忌々シイ砲撃から、身を挺してワタシを守ってくれマシタ―――どうか、お礼をサセテくだサイ」
仗助「俺ァ学生だからよ~~~。放課後に暇してる時に手伝うぐらいじゃあダメかなぁ~~~? バイト代出る?」
億泰「オレぁパスだなぁ~~~。シレイカンさんってのは、頭いい人がやる感じだしなぁ~? でも、トニオさん助けてくれた恩もあるからなぁ~? オレにも手伝えることがあれば言ってくれよな」
承太郎「やれやれ……海洋学者としちゃあ、こう海がゴタゴタしてちゃあオチオチ研究にも身が入らねえ……いつまでもとはいかんが、世話になるぜ」
電「ほ、本当なのですか!? た、助かるのです! 嬉しいのです!!」
喜びを全身で露わにする電にほっこりとする面々であったが、トニオは違った。
トニオ「ゆ、ゆ……許しマセンッ!! 『深海棲艦』ッ!! ジョースケクンが直してクレたのはともかくッ、ワタシの店を壊シタのは、絶対に許しマセンッ!! 覚悟してもらいマスッ!!」
電「ひっ……!?」
トニオ「大体アイツラが海をワガモノ顔でブラブラするせいデッ、新鮮な魚介が手に入りづらくなってしまッタのデスッ! 許せマセンッ!! ワタシ頭に来まシタッ!!」
仗助(こええ……)
億泰(天使のよーな料理人のこの人をマジギレさせる深海棲艦……ジゴージトクでゴシューショーサマってやつだな、うん)
承太郎(この『スゴ味』……これで戦闘タイプのスタンドじゃねえってんだから、やれやれ……おっかねえヤツだぜトニオ)
電(こ、怖いのです……トニオさん、じゃなかった、トニオ提督……怒るととっても怖いのです……)
深海棲艦に復讐するため、今一人のコックが提督として杜王鎮守府に着任するッ!
【ネタ:イタリア料理を食べに行こう①】
加賀「………お、美味しい。なんて、なんて………気分が高揚します」
利根「ふ、不調だったカタパルトが直ったぞッッ!!」
瑞鶴「た、戯れに烈風妖精にプリン食べさせたら………烈風改妖精に……」
加賀「えッ!」
利根「な………ちょ、ちょっと吾輩の瑞雲妖精に与えてみてくれるか………なんと!? 瑞雲(六三四空)妖精になったぞ!? き、機体までもが……!?」ビックリ
トニオ「妖精さんがワタシの料理を食ベルと、そんなコトもあるのデスねェ………ああでも」
瑞鶴「でも? な、なにか悪いことが? ふ、副作用とか!?」
トニオ「イエ…………プリンを食べて『水虫』が治るのは、『水虫』を持つズイカク……アナタだけデスよ?」
瑞鶴「…………え?」
トニオ「オヤ……気づいてなかったのデスか? アナタ、水虫デス」
瑞鶴「」
トニオ「それも両足ともデス。毎日同じブーツ履いてますネ? それが原因でブーツ内にバイキンが溜まっているのデス」
瑞鶴「」アバババババ
億泰「ギャハハハッ! ギャハハハハ!! ま、マジかよォ~~~瑞鶴ちゃんッ!」ゲラゲラ
瑞鶴「笑うなバカ億泰ゥ!! 後で爆撃してやるんだから!!」
加賀「………ご、五航戦……貴女……こっちに寄らないで貰えます?」ススス
瑞鶴「ちょ! 何よ人をバイキンみたいに!?」
利根「なんと!! ま、まぁ、年がら年中、あんなロングブーツ履いておればのォ~~~? ……あまり気にすることはないぞ? それにもう治るんじゃろ?」
瑞鶴「そ、そういう問題じゃないですぅ!? み、見ないで! そんな目で私を見ないでぇ!! と、トニオ提督ぅううう!!? ってなんか足が! 痒い! わあああああ!?」
トニオ「ちゃんとお部屋に戻っタラ、ブーツを洗浄するのデスよ? これからはブーツは複数用意シテ、履きまわすのがイイデス」
瑞鶴「は、はいィイイイイイ~~~~~……」ビクンビクン
加賀「全くはしたないこと……これだから五航戦の子は……しかしこのジェラート……なんと香ばしい味。『ピスタチオ』と言いましたか? 甘さと芳ばしさの調和が絶品です」ペロペロ
利根「そうじゃのう。吾輩もプリンの方が良かったのじゃが、こっちのぴすたちおじぇらぁとも中々にうまいな……」
トニオ「………グラッチェ」ニコリ
利根「ん、ところでトニオ提督よ、吾輩らにジェラートを出したのは何か理由……うっ!?」ビクッ
加賀「!? ま、まさかこれにも――――くっ!?」ビクッ
トニオ「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ
利根「な、なんじゃ、顔が、顔が、か、かゆいッ! そ、それに、涙までッ!?」ポリポリ
加賀「―――――うぐっ!? お、お腹がッ!? そ、それに……め、目、目が、これ、は……涙……!?」ダバババ
トニオ「―――……お二人トモ眼精疲労デス……それに肌が荒れ気味デス……。
ピスタチオのβカロテン、ビタミンE、ルテインは肌荒れに効果テキメンデス。アナタたちは夜更かしのセイか、肌が随分と荒れていマス。
更にルテインは眼精疲労にも良くキキマス……特にカガ? この間ムリして夜間に弓術のトレーニングしていたせいで、目が疲れているのでショウ……」ドドドドドドド
利根「そ、そうなのじゃな……おお!! 目がスッキリと冴えてきたぞッ! 肌もツルッツルのもちもちじゃ!!」モチモチ
加賀「ッ……あ、あの……涙は、止まって、目元がすっきりしたし、肌も滑らかになった、のですけれど………お腹が、痛いのです、が……」ピーゴロゴロ
利根「ふぇ? そんな、嘘じゃろ? 吾輩は、別にいたくないぞ?」キョトン
トニオ「ピスタチオに含まれる食物繊維と、上に掛けた乳酸菌入りのチョコソースが、カガの腸内環境をモーレツな勢いで整えようとしているのデス」
億泰「あっ………(離れとこう)」
トニオ「カガ――――アナタ、便秘気味ですよネ?」ゴゴゴゴゴ
加賀「」
利根「お、おう」
瑞鶴「…………フン詰まり空母め」ボソッ
加賀「き、貴様……ッが!? お、お腹がッ、お腹が、猛烈に、い、い、痛いッ……お、お手洗い、お手洗いに……あ、あっあっ……」ヨロヨロ
トニオ「トイレはあちらデス。さぁ、トイレに入ってドンドン……ひりだしてきてくだサイ」ニコリ
利根(その言い方は下品じゃぞ、トニオ提督……)
瑞鶴「これだから一航戦は」プッ
加賀「お、覚えてらっしゃいッ、瑞鶴ゥ~~~~ッ!!」ダダダッ
バンッ、バタン
トイレの壁「アヒィイイイイイイイイイイ!!」
ジャー、ゴボボボ………ガチャッ
加賀「………ひりました」
利根「………(わ、笑えんぞ加賀よ)」
瑞鶴「ウヒッ、ヒィーーーーッ! ギャハハハッ!!」
加賀「…………」ニコリ
グシャッ、メキョ、ドボォッ、ドパラタタタタタ……
加賀「………殺りました」
瑞鶴「」ピクンッビクッ
利根「ひ、ひぃ………」ビクビク
トニオ「マ、ママミーヤ………」ガタガタ
加賀「トニオ提督………? 良かれと思ってくれたことは理解しています。ですが事前通告がないのはいただけないわ―――次はない、とだけ」
トニオ(コ、コワイ……)コクコク
加賀「美味しいお料理とお土産、ありがとうございました………では、また」バタン
利根「ど、どうするんじゃコレ……瑞鶴、痙攣しとるぞ……?」
トニオ「じょ、ジョースケクンを呼ばなくては……」ピポパ
その日、彼女たちが寮へ戻った後。
翔鶴「お帰り瑞鶴。提督のお料理はどうだった……え? お土産? プリンね、ありがとう。後で美味しくいただくわね……え? 今? い、いいけれど……」
瑞鶴「………」ゴゴゴゴゴゴゴ
翔鶴「まぁ、美味しい! こんなに美味しいプリン、今まで食べたこと……………………痒ッ!?」
瑞鶴(や、やっぱり………ごめん、翔鶴ねえ……)
姉にも水虫だったとかなんとか。
この後、二人でメチャクチャブーツ消毒して、明石に頼んで同じブーツを五足注文した。
赤城「あら、このお土産のジェラートおいふぃれふ。チョコソースとよく絡まって………ふぇ? んぐ……お腹が痛くないかって?」
加賀「………」
赤城「………いえ、特に不健康なところなんてないけれど……心配してくれるの、加賀さん? ありがとうございます」
加賀「orz」ズシャアアア
赤城「なぜいきなり土下座を!?」
加賀「私が………卑怯者だからです………ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」シクシク
赤城「意味が分かりませんけど!?」
健康優良児赤城。その胃袋も心身も完全無欠であった。
筑摩「わあ、お肌がツルッツルになりました!! 利根姉さん、ありがとうございます! ここのところ夜戦続きで肌が荒れてましたから……」
利根「礼ならばトニオ提督にするのじゃ! 筑摩にも是非とお土産を持たせてくれたのじゃからのう。気が利く良い男じゃ!」
筑摩「はい、明日お礼に伺いますね」
利根「うむ! 今度は吾輩と一緒に食べに行こうぞ、筑摩よ! あ、でも美味しすぎるからといって、食べすぎたらダメじゃぞ?」
筑摩「まぁ、利根姉さんったら、うふふ」
概ね平和な利根・筑摩姉妹であった。
【ネタ:イタリア料理を食べに行こう②】
トニオは食いしん坊艦娘や、甘いもの好き艦娘から大人気であったが――――特にイタリア艦娘には大人気であった。
リットリオ「お願いします」ドゲザァ
ローマ「私たちのマンマになってください」ドゲザァ
ザラ「どうか……どうか……!」ドゲザラァ
ポーラ「お酒までおいしすぎるぅ……サングリアなんて子供の飲み物だと思ってました~! こんなの飲んじゃったらマンマになってもらうしかないです~……」ドゲザァ
アクィラ「お願いします、是非、是非とも……!!」ドゲザァ
トニオ「オゥ……ワタシはオトコ、デスヨ? せめてパパーでお願いシマス」オロオロ
霧島「と、トニオ提督が混乱してる……」
トニオの料理のあまりの美味しさに、本場のイタリア艦娘たちはことごとく屈服していく。
トニオ「まずはオードブル……リットリオには『モッツァレッラチーズとトマトのサラダ』。
ローマには『シラスとモッツァレッラのピッツェッテ(一口サイズのピザ×3)』。
アクィラには『びっくりマッシュルーム・鶏肉の詰め物レモンソース』。
ザラには『ボタン海老のクルード・バジリコソース添え』。
ポーラには『トコブシとアボカドのガーリック炒め』デス」
リットリオ「うま、うま」モグモグ
ローマ「おいしい、おいしい」アムアム
アクィラ「あぐ、あぐ」モシャモシャ
ザラ「ぼーの、ぼーの!」キャッキャッ
ポーラ「しあわせ、しあわせ」エヘヘヘ
霧島「あ、あのお堅いローマですらあんなにも無邪気に、嬉しそうに………なんだか、心が温かくなりますね」フフ
トニオ「ワタシの料理で笑顔になってくれるのは、この上ない喜びデス」ニコニコ
がッ! トニオのスタンド『パール・ジャム』は有象無象の区別なく、艦娘達の不健康を許しはしなかったッ!
リットリオ「か、肩がッ!? か、肩からベロッと皮膚が剥がれてェエエエ!!?」ベリィッ
トニオ「垢デス」
ローマ「目がぁ、目がぁあああああ!!」ドロロッ
トニオ「ヒジョーに目が疲れてマスネ。眼球をキレイにしていマス」
アクィラ「う、腕の肉がぁああああッ!? は、爆ぜるゥウウウウ~~~~~ッ!?」ブギョギョメギョ
トニオ「クエン酸が疲労回復と乳酸の処理を……そして上質の鶏肉のタンパク質が、傷ついた筋肉を修復しているのデス」
ザラ「こ、腰の骨が曲がっていくゥ~~~~~ッ!?」メキメキョブギョッ
トニオ「少し腰の骨に負荷がかかってマシタので、矯正してマス。ザラはカルシウムも不足気味デスヨ?」
ポーラ「な、内臓がぁ~~~~~ッ!?」ドボボォッ
トニオ「お酒呑みすぎデス」
霧島(――――この光景ばっかりは慣れない)
霧島を始め、多くの健康優良児の艦娘達は、この光景に毎回ドン引きしている。
トニオ「……全て元通り。これで気持ちよくなって貰えマス」
霧島「は、はぁ……」
トニオ「さて、霧島? アナタにお出しした『ラグーとチーズのアランチーニ・シチリア風』デスが……」
霧島「」ビクッ
トニオ「アナタはホレボレするぐらい健康的デスね。いいことデス……」
霧島「は、はい。あ、ありがとうございます……美味しいです、とても……」ホッ
霧島は『ああなってしまう』のが嫌で、健康的な生活を送ることを心がけているとか。
一方、ドイツ艦娘にもトニオの料理は盛況であった。
レーベ「わぁ、このプリン、チョコの味がするんだね」モムモム
マックス「ええ。少しお酒の風味がするのがいいわね……」ハムハム
トニオ「それはチョコレート風味のココアプリン……イタリアでは『ボネ』と言いマス。
イタリア・ピエモンテ州南部の方言で『ベレー帽』を意味するのデス」
レーベ「ベレー帽……あっ、ひょっとして」
トニオ「形状がベレー帽にそっくりだとか、お出かけの際にベレー帽をかぶるヨウに、お食事の最後に食べるカラとも……」
マックス「フフ、私とレーベにぴったりのデザートね。ダンケ、トニオ提督」
トニオ「お二人はとても健康デスネ。良いことデス……ワタシの料理は人を健康にしマスが、取り返しのつかない難病なんて掛からずに越したことはありまセンカラ……」
レーベ「~♪」
マックス「…………♪」
トニオ「………」フフッ
滅多に笑顔を見せないマックスも、トニオの料理を食べているときは年相応の笑みを見せる。
如月「髪にいいスイーツを食べさせてください」ドゲザァ
陸奥「どうか……どうか……! 肌の張りツヤがより良くなる料理を……!!」ドゲザァ
意識高い系もトニオの料理に虜であった。
比叡「どうかわたしを………弟子にしてください……お願いします。もう二度とメシマズなんて、言われたくない……!!」ドゲザァ
磯風「なんでもする……なんだってやる……下働きでも雑用でもやる……この磯風に、料理を教えていただきたい……」ドゲザァ
トニオ(良い目をしてマス……本気の目デス……『餓え』ていマス……『スゴ味』がある……しかし)
そしてメシマズ系はトニオへの弟子入りを諦めない。
トニオ「どうしてワタシに料理の指導を?」
比叡「トニオ提督のお料理を食べている皆は……幸せそうな顔をしてます。私も、そんな料理を作れるようになりたい……好きになった人に、美味しいって、笑顔を向けてほしい……」
磯風「……ほとんど比叡さんに言われてしまったな。私も、そんな『幸せ』を運ぶ料理人になりたい……なりたいんだ。貴方のようになりたい」
トニオ「―――ワタシの料理は厳しいデスよ?」
料理修行編――――は始まらない。書いてないからだ。
【ネタ:まさか貴様ッ!?】
間宮「…………」ゴゴゴゴゴゴ
伊良湖「…………」ドドドドドドド
トニオ(お、同じタイプ………!? 同じタイプの、スタンド使いッ………!!)
書いてない。
https://www.youtube.com/watch?v=AHYd9K_K41c
【ネタ:イタリア料理を食べに行こうファイナル】
最近になって着任したリベッチオに、さっそくお菓子を振る舞うトニオであった。
リベッチオ「ボーノ(おいしい)!」パァア
トニオ「グラッツェ~~~。オイシイデスか、リベッチオ」
リベッチオ「うん!! このパンナコッタ、すごくおいしい!! リベ、こんなおいしいドルチェ食べたことないよー!!」ニコニコ
トニオ「フフ、そうデスか………」ギラッ
━┓・・━┓・・━┓・・━┓・・━┓・・━┓・・
━┛..━┛..━┛..━┛..━┛..━┛
リベッチオ「………あれ? な、なんだろ、お、おしりが……むずむずしてきた……アッアッ……」モジモジ
トニオ「―――リベッチオ……下着をぬぐことをおすすめします」ゴゴゴゴゴゴ
リベッチオ「!?」
特に他意のない助言がリベッチオを襲う――――To Be Continued...
【ネタ:ダイヤモンドは大活躍】
なおアルバイトに呼ばれた仗助も大いに活躍する。
仗助「ん? 別にどこも怪我しちゃあいねえぜ?」ギュゥウウン
比叡「!? た、大破した傷が……ぎ、艤装まで………ひ、ひぇええ!?」
仗助「うし、バッチリ治したぜ! これからは怪我したら俺に言えよなぁ~。女の子がよぉ~、カワイイ顔にキズ残しちゃあコトだからなぁ~」
比叡「―――」キュン
金剛「OH! スゴいね、ジョースケ!! ワタシの艤装もお願いシマース!」
仗助「おう、でもちょっと待っててな…………鳳翔さん、龍驤。壊れた艦載機の残骸を……」ズギュン
鳳翔「な……あ、ああ……ああああ……!」ポロポロ
龍驤「あ、う、ウチの艦載機……みんなが、直って……」ポロッ
仗助「……散って行っちまった艦載機妖精さんは……もう『居なくなっちまった』ものは、クレイジー・Dでも治せねえけど……すんません」
鳳翔「いいえ……いいえ! ああ……みんな、みんなの、みんなの、形見に……」ポロポロ
龍驤「ありがとぉ、ありがとぉ、仗助ぇ……うぇえん……」エグエグ
金剛「フフ………ジョースケは優しいイイ子デスねぇ……あんな弟が欲しかったデース。ネェ比叡………ン? 比叡?」
比叡「………」ポー
金剛「比叡?」
比叡「は、はいッ!? み、見惚れてません! 見惚れてませんってば!!」アワアワ
金剛「!(前言撤回デース……弟じゃなくて、義弟デスネー)」ピーン
榛名「あー………(察し)」
霧島(成程……まあ、行き過ぎた姉妹愛よりは健全で好いのではないでしょうか? 私、霧島個人としても仗助君の人柄は好ましく思っていますし)ウンウン
修理費ゼロ。事実上ボーキサイトの消費もゼロ。
艤装の修理や傷を治してもらった艦娘たちはもちろん、特に艦載機や水上機を用いる艦娘達からモテモテの仗助であった。
比叡さんの視線がなんか熱いとは仗助の言である。
【ネタ:明石さんはご機嫌斜め】
が、その一方。
明石「むー……」プクー
仗助「あ、あのよぉ~、電ちゃん。なんかあそこの明石っつう子が、やたら俺のこと睨むんだよぉ~~~。俺、なんか気に障ることでもしたかあ~~~?」
電「い、いえ、その……複雑なんだと思うんですよ?(工作艦のお株を奪っちゃったようなものですし。トニオ提督も明石さんからは……)」
ふくれっ面の明石が物陰から見てる。
なおトニオの料理を食べた妖精も一時的に妖精さんの練度がアップして、事実上の上位転換や改修効果(+5~10)となるため、開発面においても出番少なめで明石はご機嫌斜めであった。
あくまで一時的であるため、艦隊が帰投後に元に戻るのだが。
【ネタ:仗助君の悪だくみ】
仗助「なぁ、妖精さんよ。艦娘達のブッ放つ砲弾なんだけどよ、これからは薬莢式にできねえかなぁ」
妖精「分離薬筒式です? ドイツ艦はもともと分離薬筒式です? もちろんできます? けど、それは弾薬と鋼材のコストが余計にかかりますです?」
仗助「ニヒヒ、そいつぁ先行投資ってヤツですよ。ものは試し……例えばこの撃ち終わって残った空薬莢……こいつに……クレイジー・ダイヤモンド!!」ズギュン
妖精「!?」
仗助「コイツを直すってことはよ……撃ち終わった弾丸が――――」
ビュオッ!! ガッシィ~~~ン
仗助「戻ってくるってことだぜ~~~。発射前の状態に『戻す』のは結構スタンドパワー使うし、乱発はできねーけど」
妖精「!!」
仗助「それでよぉ~、チトかさばるかもしれねえけどよぉ~、海戦の度に空薬莢は持ち帰ってもらえれば、弾薬費の節約になんだろ? エコは大事だぜ、エコはよぉ~~~」
妖精「……グレート」ゴクリ…
仗助「でしょぉ~~~? 潜水艦のコたちにも海中に沈んだ魚雷の破片を持ち帰らせてくれりゃあ、そいつも直して戻せるぜ~~~」
トニオ「おお……ジョースケクン。バイト代アップデス」
仗助(いぃ~~~~ヤッタねェ!!)ウヒョルンルン
弾薬費がかなり削減。(魚雷は潜水艦でないとほぼ回収不可)
そのため、遠征任務は基本的に燃料調達が主だったもので、弾薬・鋼材・ボーキサイトはほぼおまけのようなものになった。
そしてチート中のチート……かつて仗助は知らなかったことではあるが。
仗助「燃料を使った後に残る『残留炭素』―――こいつを! 燃料にまで『戻す』!!」ズギュン
ゴーヤ(か、かみさま……?)
イムヤ(燃料を輸送しつづける地獄みたいな任務なんて、なかったんだわ……)
はち(なんて素敵な髪型なんでしょう……)
イク(仗助は……とっても優しいから、スキなのね……)
燃料消費も海域を哨戒する分には十分すぎるほどに溜まっていく。(流石にスタンドパワー使いすぎるとのこと)
潜水艦たちは「オリョールは行っても月に1回! ホワイト鎮守府でち!」と大喜びだったという。
【ネタ:夜戦馬鹿が見てる】
川内(仗助を……夜戦に連れて行けば……撃ち放題……?)シャガッ
仗助(さ、寒気がッ!?)
川内さんが深淵からみてる。
仗助曰く、「噴上裕也の『ハイウェイ・スター』より厄介だった」とのこと。
【ネタ:漫画家の家に遊びに行こう!】
秋雲「あ、あの!! 岸部露伴先生ですよねッ!! わ、私、先生の漫画のファンです!!」
露伴「へェ、そりゃあいいッ! 波長が合うかもしれないな……それに生の艦娘の記憶……いい資料になりそうだ! リアリティがあるッ!!」
康一「秋雲ちゃんッ! その絵を見たらダメだッ!!」
秋雲「えっ?」
露伴「ヘブンズ・ドアー」シャシャシャシャ
秋雲「」パララララッ
康一「ああ~~~~ッ!? 秋雲ちゃんが薄い本にぃ~~~~!?」
露伴「どれ……ふむ……おおッ! なんと!! 康一君ッ! この子これでなかなかの美巨乳――――」
康一「岸辺ろはぁああああああん!!」ゴゴゴゴゴゴ
露伴「じょっ、冗談! 冗談だよッ! い、今戻す! 戻すから、なっ?」アハハハ
その後、なんやかんや押し掛けアシスタントになろうとする秋雲。
露伴「僕は人間嫌いなんだ。自分の作品に他人の手が加わるのも生理的に受け付けない。君もいっぱしの絵描きなら、そういう誇りみたいなものが分かると思うんだけどね」フン
秋雲「う………」シュン
露伴「だがッ! 君の記憶にあった、敵が潜んでいるやも分からん海域上で、それでも探照灯を照らしてスケッチするという馬鹿げた行動ッ!
いいね! 実にいいッ……そういう傍から見たらイカれてるってぐらいに絵にこだわる姿勢……イヤ、執念というべきか。
そういうのってグッとくるんだよなァ~~……正直なところ痺れたよ」
秋雲「――――ッ、あ、アシスタントにしてくださいッッ!! お願いしますッ!!」ペコォ
露伴「――――だから気に入った」
秋雲「!! じゃ、じゃあ……!!」パァア
露伴「――――執筆中にうるさくせず、見てるだけなら許可しよう。あくまで見てるだけだぞ、いいなッ」フン
秋雲「ありがとーーーー露伴せんせーーーー!! んちゅー♪」
露伴「コラッ、馴れ馴れしいぞッ! それにやかましいったら! うるさくするなら出て行ってもらうぞ」イラッ
露伴という極度の人間嫌いな性格を鑑みるに、破格の譲歩であった。
秋雲「露伴せんせー、どうこれ? ウサギをスケッチしてみたんだけどー」
露伴「ン? ………駄目だな。そのウサギは生きていない」
秋雲「生きてない? 躍動感とか実在感ってこと?」
露伴「そうじゃない。画力はまあ及第点をやれる出来栄えだ。だが――――ちゃんと味とか見たのか?」
秋雲(たまに露伴せんせ―が何を言っているのか分からない時がある。今がそうだ)
秋雲の明日はどっちだ。
【ネタ:おいあんた……今、俺の髪型のこと】
電「あっ、おはようなのです、仗助さん!」
雷「あら、おはよう、仗助!!」
仗助「オッス、電ちゃん、雷ちゃん。響と暁もおはようだぜ」
響「うん、おはよう、ジョジョ」
暁「仗助、おはようございます、なのです!」
鈴谷「おっはよー、ジョジョ! 今日も髪型決まってるゥ!」
谷風「よっ、仗助! 今日も粋な髪型だねぇ! かっこいいよ!」
涼風「仗助ー!! おはよーーー!!」
仗助「サンキュー鈴谷、谷風! 涼風もおはようッス」
最上「やあ、仗助! 今日もいい朝だね!」
仗助「おう、モガミン。こないだ直した航空甲板の調子どうよ?」
最上「うん! お陰様ですっごく調子がいいよ! ありがとう!」
日向「あ……仗助。おはよう。最上が世話になっているようだな……」
最上「うん! お陰様ですっごく調子がいいよ! ありがとう!」
日向「あ……仗助。おはよう。最上が世話になっているようだな……」
仗助「オッス、日向さん」
日向「ああ、おはよう。しかし………君のその髪型だが、相変わらずなんというか――――」
仗助「………」ピクッ
日向「――――いいな!! 今日もスゴくキマッてるぞ………!」グッ
仗助「そっすか? へへ、魂のリーゼントっすからねェ~~~!」テレテレ
日向「ああ、いい。実にいいッ! まあ、私の瑞雲には敵わんがなッ」フフフ
仗助「相変わらずの瑞雲フリークッスねぇ~~~。ま! どっちがカッチョイイかはさておき、そういうヒコーキってイイッスよね」
日向「ほう……分かるかい?」ニコリ
仗助「なんかカッチョイイっていうか、男の子のロマンがくすぐられるッつうかよぉ~~。億泰とかもそういうの好きそうだよな」
最上「あ、分かる!? ちょっと飛ばしてみようか!」
仗助「お、おいおい、ここは鎮守府の中だぜ、モガミン」
曙「ふん! なによ、部外者のくせに調子に乗っちゃって……それに瑞雲瑞雲って、ちょっと艦載機飛ばせるぐらいでなんなのよ」
潮「あ、あの……曙ちゃん? そのあたりで……曙ちゃんは、最近着任したばかりで、あの人たちのこと知らないでしょ? 凄くいい人なんだよ?」
曙「何よ、潮。あんなクソみたいな髪型したヤンキーや、すぐ落とされちゃう出来そこないのひこうもがっ!?」
潮「せ、せーふ? せーふ?」アワワワ
曙「ふぁ、ふぁにふんのようひお!?(な、なにすんのよ潮!?)」モガモガ
仗助「誰だ…………今、俺の髪型のことなんつった?」クルゥウウウ
日向「おい…………今、私の瑞雲がなんだって?」クルゥウウ
潮「アウトォオオオオ!! に、逃げるんだよーーーーッ!!」ダッ
曙「えっ、えええええええええええーーーーーッ!?」ダッ
仗助「許さねえッ!! 絶対に許さねえぞあけぼのぉ~~~~ッ!! このヘアースタイルがサザエさんみてーだとォ~~~~?」ドドドドド
曙(言ってないィイイーーーーーッ!? 断じてッ、言ってないィィイーーーーーッ!!)ドドドド
日向「瑞雲をけなす輩は相手が誰だろう―――と! 許さないッ! 潮ッ! この赤・緑・白の配色がマジック:ザ・ギャザリングのビートダウンデッキみたいだとォ~~~~?」ドドドドド
潮「言ってません! 言ってません!! っていうか何ですかそれ!? 私ッ、なッ、何も言ってないのにィ~~~~ッ!!」ドドドド
仗助・日向「「確かに聞いたぞコラァーーーーッ!!」」
曙・潮「「ヒィイイイイイイイ~~~~ッ!?」」
曙と潮の明日はどっちだ。
【ネタ:その様子を物陰から恋する比叡ちゃんがみてる】
比叡「くっ……仗助くんとあんなに仲良く……日向ぁ……航空戦艦には負けません!」ギリギリギリ
金剛(オゥ………比叡に春が来たのは姉として嬉しいのデスが………)
榛名(比叡お姉さま……アレが仲良くしているように見えてるんですか?)
霧島(とりあえずあの血の昇った二人に誤解と伝えてきましょう。陸の上で死ぬのは艦娘の恥です)ダッ
何気に霧島が酷い。
【言語道断なボツネタ ~オイ、コッチヲ見ロ~】
??「―――オイ。本気ヲ見ロ」
仗助「ッ!?」
??「本気ヲミロッテ……言ッテルンダゼ……」
仗助「こ、この凄味……まさかッ……!?」
電「本気ヲ見ロォオオオ! 本気ヲ見ロッ! 本気ヲ見ロッ! 電ノ本気ヲ見ロォオオオオ!!」ドドドド
仗助「なんだ、電ちゃんかよ」ホッ
承太郎「待て仗助。てめーには何も感じねえのか」
電「今ノ感触ハ「深雪」ジャネェ~~~~本気ヲ見ロォ~~~~」
深雪「ひ、ひ、ひぃ……」チョロロ
仗助「み、深雪ィイイイ~~~~~!?」
承太郎「な、なんて……メーワクな……スタンドだ」
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・スタンド名:ぷらずまハート・アタック
【破壊力 - A / スピード - B / 射程距離 - 深雪が視認できる限り / 持続力 - 燃料の続く限り / 精密動作性 - 艦娘並 / 成長性 - 深雪が死ぬと消滅】
史実を重視するがあまり『深雪を沈没させねばならない』という義務感が形となった「深雪だけを殺す」スタンド能力。
「深雪」に反応して深雪を自動的に追尾し、衝突轟沈させる。邪魔する相手も「深雪」と見做して攻撃してくる非常にはた迷惑なスタンド。
電の無意識が表層化し体表を覆う形でスタンドが『暴走』している。
このスタンドを解除するには深雪を隠し通すか、燃料切れを待つか、本体である「電」を何らかの方法で目覚めさせるしかない。
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【言語道断なボツネタ2~由緒正しい雷巡のポーズ~】
北上「ねぇ、あんた……今、あたしのこの由緒正しき雷巡のポーズのこと、なんつった?」
不良「へ……ふべぇっ!?」ドグォ
北上「この由緒正しき雷巡のポーズをけなす奴ぁ誰だろう――と! 許さねえ! このポーズを長時間維持するのはツラそうだとォ~~?」
不良「ひ、ひィッ!? そんなこと言ってn」
北上「確かにツラいぞコラァーー!!」ドグォ
不良「ぼべぁ」グハァ
承太郎(……やめればいいだろう? イカれているのか?)
イカレています。
【言語道断なボツネタ3~大井さんのスタンド能力~】
大井「キラー・クマーン」
キラークマーン「しばッ!!(しばふ艦的な意味で)」
仗助「やめろ……衝動的に拳叩き込みたくなってくる……」ゴゴゴゴゴ
大井「キラー・クマーンが触れたものは全て……【魚雷】となる。つまり人間に触れると回t」
北上「やめて。アレだけはやめてよぉ……ひっぐ」ポロポロ
大井「あっ、はい! 分かりましたぁ、もちろんやめますぅ…………もう二度と出てくんなよテメー」スゥゥウウ
キラークマーン「ヒドイ」スゥウウウ
スタンド能力は消滅した。
【ボツじゃなくてもう言うまでもないデフォ】
雪風「雪風のスタンド能力はですねー」
初霜「どうせ幸運を呼び寄せるような能力でしょ?」
雪風「!?」
初霜「あ、あのう……『なんで分かったんですかッ!?』って顔されても困っちゃうわ」
瑞鶴「ねえ?」
時雨「雪風だし」
ゴーヤ「でち」
ポコロコの【ヘイ・ヤー】の上位互換。何やってもラッキー。何やってもツキまくる。しかも永続。
【~時に干渉するスタンド能力を持つ艦娘~】
時津風「発想が安直だねー? 名前に時が入ってるからってさー。安直安直ゥ」
時雨「失望したよ本当に」
時津風「…………」
時雨「…………」
時津風「スウィート・モナコ」ドドドドドド
時雨「ハーレクイン」ドドドドドド
承太郎「やめろッ! うっおとしいぞ!!」
時津風「ハイハイ」
時雨「はぁい」
******************************************************************************************************
・スタンド名:スウィート・モナコ
【破壊力 - A / スピード - C / 射程距離 - D / 持続力 - A / 精密動作性 - A / 成長性 - C】
近距離パワータイプの人間型。己のスタンドの『過去の行動』を『ストック』して射程内ならば任意の場所とタイミングで『再現』する。射程距離は5メートル程度。
例えば『スタンドがパンチを振り抜いた』という『過去の行動』。これを『ストック』して『再現』すると、『パンチは振り抜かれている』ため、
相手がガードしても勢いは殺せずパンチの勢いのまま相手は吹っ飛ぶ。要は抵抗ゼロ防御無視の必殺攻撃。戦艦だってワンパンできる。
スタンドのスピードがCなのが救いだが、破壊力A精密動作性Aというのが凶悪。また、一度『再現』した行動は『ストック』から自動消去される。
また『再現』とスタンドそのものの攻撃は同時に行えるのがミソ。スピードの遅さを手数で補える。
あくまで再現できるのは『スタンドの行動』であり、その時にスタンドが手に持っていたものは再現できない。
例えば銃を撃つとかナイフを振り下ろすといった行動だと、虚空で引き金を引くアクションとからっぽの手を振り下ろす動作しかしない。
ストックできる過去の行動は最大『十個』で各『二秒きっかり』。同時にストックを十個使うこともできる。ストックが最大になったら選んで上書きもできる。
使い手の頭が試される能力で、使い方次第では最強の鉾にも最強の盾にもなるが、自滅する可能性もある。スタンドが『再現』中は『ストック』できない。
一度『再現』したら時津風の意志で再現を中断することもできない。
チートだねー。チートチート。ちなみに『再現中』の行動は『たとえ時が止まっても』動き続けるよー。二秒だけだけどねー。
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・スタンド名:ハーレクイン(ACT1)
【破壊力 - E / スピード - D / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - C / 成長性 - A】
遠隔操作タイプの異形型。ふよふよ浮かぶ時計台に時計の短針と長針に似た両手を持つ。
時を入れ替える能力。ハーレクインの右手(長針)が最後に触れた相手と、左手(短針)が最後に触れた相手の『生命活動に費やした時間』、つまり『年齢』を時雨の任意のタイミングで入れ替える。
攻撃力はほぼ皆無で射程外に出ると効果は消えるが、射程距離は本体を中心に二十キロ四方にも及ぶ。
対象は『互いに同等の知性を有した生物』にしか作用しない。そして入れ替え対象がどちらもハーレクインの射程距離内にいなければ発動しない。
カエルはカエル同士、人間と訓練された賢い犬ぐらいならばギリギリ作用する。時雨自体も効果対象となる。
右拳が80歳の御爺さんに触れた後、10歳の少女に左手で触れると、10歳の少年と80歳の老婆が出来上がるという仕組み。
拳が触れたら容赦なく入れ替えられるのではなく、発動タイミングはあくまでも時雨の意志。
ただし時間の流れは『等価』のため、入れ替える対象の選定には注意が必要。
例えば生後1歳の男児と、100歳の老婆で試すと、最悪の場合男児は老衰で死亡、老婆は男児の残り寿命分だけ若返ることとなる。
男の寿命は70~88年ぐらいなので、およそそれだけの時間が等価でやりとりされたこととなる。
なお一度ハーレクインの能力で時のやりとりをすると、解除するまで二度とハーレクインの効果の対象とならないため、不老の実現は不可能。雨は、いつか止むさ……。
対象となった二つの生命のどちらかが死亡すれば自動で能力は解除される。
体力的に手術に耐えられない老いた病人相手などに時雨が使う。(一時的に若返らせて手術に耐える体力で受けてもらうといった使い道)
あくまで『時間を入れ替える』だけなので、病気や怪我はそのまま。また、ハーレクインが触れると時雨にはその人の年齢や『残り時間』が尽きようとしている人の死期が分かるらしい。
非常に優しい能力だが、戦闘においても敵深海棲艦を老人にして無力化できるおっかねえ能力でもある。
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【ネタ:時雨と時津風の無双】
時雨「出撃前……ジョセフおじいちゃんに、『右拳』で触れてきた……『左拳』で君に触れると……ハーレクインッ!!」ゴゴゴゴゴゴ
戦艦棲鬼「!?」
戦艦棲婆「!?」
時雨「老人虐待みたいであまり気が乗らないんだけど………悪いね。これも戦争なんだ――――時津風、あとはよろしく」
時津風「りょーかいだよ。任せて任せて」
戦艦棲婆「マ、マッテ……!?」
時津風「スウィート・モナコッ!」ズギュン
時津風「ストックを四つ使って! 囲って!! ラッシュを四方同時に『再現』するッ!!」
S・モナコ「「「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァーーーーーッ!!」」」」ドゴドゴドゴドゴドゴ
戦艦棲婆「ブェ、ッベェエエエエエエーーーーーッ!?」
時雨「君たちには失望したよ………能力を解除して、駄目押しにもう一発」ジャキッ
ドンッ
戦艦棲鬼(撃沈)「」ブクブクブクブク
天龍(フ、フフ……あいつら怖い)ガタガタ
時雨「なんとかやっつけたね……しかし、困ったな……あの戦艦棲鬼、歳はいくつだったんだろう」
時津風「じーちゃん、どんぐらい若くなってたんだろうね?」
時雨「無断で触ってきちゃってたし、帰ったら承太郎さんからお説教かな、これは………気が重いよ」
時津風「あ、あたしは……セーフでしょ、うん。セーフセーフ」
時雨「逃がさないよ、時津風」
その頃の杜王町鎮守府であったが――――。
ジョセフ(若)「にゃ、ニャニィ~~~~~~!? わ、若返ってるゥーーーーーッ!? オーマイゴッド!」
静・ジョースター「……!?」
ジョセフ(若)「ご、五歳ぐらいかァ~~~~? どうなってんだこりゃあ~~~~~ッ!?」
承太郎(時雨……や、野郎……)
なお時津風、時雨、どちらの能力も承太郎から口を酸っぱくして軽々しく使うなという旨伝えられている。
ハーレクインの能力は権力に固執した老害らには垂涎の能力でバレれば拉致監禁待ったなしだし、時津風の能力は余りにも殺傷力や応用が効きすぎる。
承太郎「悪用したら………少々後味は悪いが、再起不能になってもらうぜ………いいな?」
時雨「」コクコク
時津風「」コクコク
両名は悟った。彼女たちはスタープラチナの能力をこの時点では知らない。だが、本能が警告するのだ―――逆らえば死ぬ、と。
時雨「あのね、仗助。ちょっといいかな。頼みたいことがあって………ハーレクインで、僕と君の年齢を入れ替えてみていいかな?」
仗助「はぁ? そりゃまた、なんで?」
時雨「ちょっと大人になってみたいんだ。僕ってどんな風な女性になるのか知りたくって」
仗助「あ~、成程なァ~~~。つっても時雨の場合、オレって何歳になるんだろ? 史実を年齢に当てはめると……言い辛いんだけどよぉ。オレ、ジジィになったりしない?」
時雨「ああ、史実の進水日のこと? それなら心配ないよ。進水日計算で、ある程度は年齢が離れている艦娘と試してみたんだけど、見た目はあまり変わらなかったんだよ。神風さんなんだけど」
仗助「ん? それって……」
時雨「うん。進水日で言えば二十年ぐらい離れてる筈なんだけど……お互いに見た目は変わらなくてね。
僕がこの鎮守府で建造された日が、僕の生まれた日みたいだ。生後三ヶ月ってところかな。仗助の年齢……17歳ぐらいだっけ?」
仗助「ってェ~ことはよぉ~~~~………オレ、時雨と年齢入れ替えたら赤ん坊になっちまうのか!? そ、そりゃあちょっと遠慮したいトコッスね……」タジ
時雨「僕だって本当はちょっと遠慮したいんだよ。仗助の年齢引く僕の年齢を、僕の外見年齢に加算すると………ざっと三十代になっちゃうんだよ?」
仗助「じゃ、じゃあ別のもっと若いヤツにしとけってェ~~~~!! オレぁやめとくよ、な?」
時雨「いいじゃないか。大丈夫だよ。チラッと確認したらすぐに戻してあげるから。ね、いい子だから大人しくして?」ジリ
仗助「ちょ、い、イヤだっつってんだろーが!!」ダッ
仗助は逃げ出した!
時雨「………」
仗助(!? 追ってこない……? ッ、ま、まさかッ!?)ハッ
時雨「ハーレクインの右手は……『既に』……仗助に触れている……」トン
ハーレクインの『左拳』が時雨の肩を、そっと触れるように叩く。
仗助「!?」ギャンッ
時雨「わ」ギャルッ
そして、こうなった。
時雨(アダルト)「なるほど、これが大人になった僕か……うう、服がキツいや……(特に胸のところが……ちょっと嬉しい)」
仗助(赤ん坊)「ふぎゃ!? ふぎゃーーーー!!(もどせ! もどせええええ!!)」
時雨「あ、ごめんね仗助。ちょっと待ってて、姿見で自分の姿を見たら元に戻すよ」
仗助「ふぎゃぎゃっ! ぎゃぎゃっ!!(はやく! はやくしてくれ!!)」
時雨「成程、これが僕かぁ。元々の外見は中学生ぐらいだって言われてるけど……なんでだろう。どう見ても十代後半ぐらいだよこの外見? 三十代前半から後半は覚悟してたんだけど?」ジー
仗助「ぎゃ? ふぎゃ、ふぎゃん……あぷぇ、ぷぇええ(あ? そう言われてみるとそうだな。つーことは艦娘って外見年齢に実年齢が追いつくまでは老けないってことじゃねーの?)」
時雨「あー、そうなるのかぁ。ということは駆逐艦は12~14年はあの容姿のままってことか……戦艦や空母の人たちは得してるね、それ……しかし……うーん、この高校生然とした容姿(ふふ……結構おっきくなるんだなぁ、僕)」
仗助「んぎゃあ! ふぎゃん!(もういいだろ! はやく!)」ジタバタ
時雨「ごめんごめん、今戻すよ……と、危ない危ない、お約束なことをするところだった……」ヨイショ
仗助「ふぁっ、ふぁああっ!?(な、なんで抱っこすんだよ!?)」
時雨「このまま元に戻しちゃうと、仗助全裸だよ? ちゃんと仗助のダボついた服に、腕と足を通して、っと……あ、可愛い」チョン
仗助「ふんぎゃあああああ!?(どこ触ってんだオメェエエエ!?)」
時雨「ふふ、気にすることなんてないさ。赤ちゃんなんて誰もこんなものだよきっと。それじゃ―――ハーレクイン!」ゴゴゴ
仗助「ぶはぁ!? ッ、はぁ、はぁ………コラッ、時雨!!」
時雨「ご、ごめんね。どうしても自分が大人になれるのかって知りたかったから………」シュン
これでこの事件は収束するかに見えた。
だが――――。
朝潮「…………大人の、私」ジー
暁「レディになった暁……」ジー
清霜「戦艦になれるの……!?」ジー
龍驤「ウチの………大人になった姿……まな板脱却……?」
瑞鳳「…………」
酒匂「ぴゃぁ………酒匂も、お姉ちゃんたちみたいになれるのかな」ジー
阿武隈「アタシ的には、すっごく知りたいかなって………」ジー
物陰から……見ている者達がいた。
【ハーレクインを悪用する時雨(確信犯)】
子日(17歳)「今日は何の日? 大人になった日ぃ!!」スポーティ
康一(赤子)「ほんぎゃーーー!?(なにこれぇえええ!?)」ガビーン
初春(17歳)「わらわの舞が見たいのか……?」ボイーン
億泰(赤子)「ばぶぶぅううう!?(あんじゃこりゃァ~~~ッ!?)」ガーン
若葉(17歳)「服がキツいぞ! ………だが、悪くない」イケメーン
仗助(赤子)「ぶわぶぁぁぁぁあ!?(またかよぉ~~~~ッ!?)」ズーン
由花子「まぁッ!? 赤ちゃんの康一君も可愛いわぁ~~~~~!!」
多くの駆逐艦――――というか全員が、大人になった自分を一目見てみたいと、こぞって時雨にお願いしに来たのだ。
そして仗助・億泰・康一は犠牲となった……。
彼らは高校二年生……17歳……およそ外見年齢が10歳~15歳の駆逐艦達と年齢を入れ替えるには非常に適した年齢であったのが災いした……。
山岸由花子が怖かったので事前に言い含める当たり、時雨は良く分かっている。
清霜(17歳)「戦艦じゃないけど……これ、軽巡や重巡クラスだ! わぁ、希望が出てきたよ!!」パァアア
朝霜「おおー!? かっこいいじゃんか清霜!! つ、次、次あたいな! なぁ!」
高波「あっ、た、高波もやってみたいかもです!!」
暁(17歳)「こ、これが、十七歳になった暁………レディ! まぎれもなくレディだわ!!」パァァ
響「おお、これは……確かに綺麗になってる」ハラショー
雷「ええ! スタイルもメリハリついてて凄く綺麗よ、暁!」キラキラ
電「はわわ、暁お姉ちゃん、キレイなのです!!」キラキラ
???(17歳)「はい、私は誰でしょうか」
大潮「ふぇ? 何言ってんの阿賀野さ………!? 阿賀野さんじゃ、ない?」
満潮「え、ま、まさか――――朝潮姉!?」
大潮「えええーーーーーッ!?」
朝潮(17歳)「はい! 朝潮ですよ!」スラッ
荒潮「あ、あらあら………そんなになっちゃうのねぇ………いいじゃない?」
霰「うん……いいの……いいかも。良く見てみると、阿賀野さんよりキリッとした顔立ちだし、スタイルもモデル体型でかっこいい」コクコク
朝雲「ふぁー……朝潮姉キレイねえ、山雲」
山雲「うん~! 私もやってみたくなっちゃったぁ~~。一緒に~、時雨にお願いしにいこ~~~」
霞(わ、私もやってみたいかも……なにこれ、凄く楽しそう……)ソワソワ
初月(17歳)「ど、どうだろうか?」
陸奥「や、ヤング長門! ヤング長門だわ!」
長門「まるで私が若くないみたいな言い方をするのはやめろ………しかし、そんなに似ているのか?」
秋月「私たちより姉妹らしい」
照月「ぶっちゃけ陸奥さんよりも」
陸奥「」
長門「そんなにショックか陸奥!?」
秋月「」
照月「」
初月(17歳)「じ、自分たちの発言で自爆してる……なんなんだこの姉らは」
秋雲「なぁなぁ、巻雲にやってみてよー。スケッチさせてぇん」
巻雲「ふぇ!? ちょ、秋雲、勝手に―――」
時雨「ん? そうだね、僕もちょっと興味あるな――――えい」ピトッ
巻雲「わぁわぁわぁああ!? ゆ、夕雲ねえさんしか触っちゃダメなのにーーーー!」ギュンッ
巻雲(17歳)「う、うう………ど、どんな感じです?」
秋雲「きゅ、旧ソ連の軍人崩れがマフィアやってる感じ?」
夕雲「ロアナプラにいそうというか…………率直に言えば、ば、バラライカって感じかしら?」
時雨(巻雲………一体何があったんだい?)
夕雲「巻雲さんは巻雲さんのままでいて!!」ビシィッ
長波「ま、巻雲ねえが、グレちまった……」
巻雲(17歳)「そ、そんなぁ……」シャガッ
夕雲「ひっ!?」ビクッ
長波「おわッ、こ、怖ッ!?」ビクッ
秋雲「あー、目ェ潤ませてんだけど睨んでるような顔になってるわー。ちょーこえー。攻撃力たかそー」カキカキ
時雨「もう解除していい? なんか見てるだけで怖いよ、今の巻雲は」
で。
時雨「ごめんね仗助」
仗助「二度とやらねえぞ……今度は犬とかでよォ~~~?」
時雨「十七歳の犬とかそうそういなくて……」
仗助「露伴のヤツとかにしろよ~~~~!! アイツ確か二十一歳だろ!? アイツなら赤ん坊になってみるのも貴重な体験だ~とか悪くない~とか言うぜゼッタイ!!」
時雨「うん。お願いしたらアッサリ引き受けてくれたんだ………龍驤さんと瑞鳳さんが試しに入れ替えてみたんだ、けど」
仗助「龍驤に瑞鳳ぉ~~~? ………あっ」
時雨「うん。なんていうか、非常に、その……残酷な未来だったんだ。露伴先生が同情するぐらいに……笑いすらしなかったんだよ、あの露伴先生が」
仗助「お、おおっ、そ、そっか」
時雨「今、秋雲と露伴先生で必死こいて慰めてるからさ………だから、ね。うん……とにかくそういうわけで、今度、露伴先生のところには軽巡の人たちが集まって、入れ替えパーティかなって」
時雨「潜水艦の多くや重巡・軽空母は承太郎さんにお願いしたら、今度海底の珍しいヒトデとか採取してくれるなら付き合ってくれるってギブアンドテイクで」
仗助「それで受けちゃうのかよ承太郎さんッ!? 戦艦と空母は? トニオさんか?」
時雨「仗助、女性は年を取るのを嫌がるものだよ? 十代から二十代になるのならまだしも、二十代から三十代に進んでなりたい子はいない」
仗助「お、おう」
【更に悪用する時雨たち】
露伴(赤子)「ぶわぁああぶ!? ばぶぅぅうううう!!(しまったァアア!? この赤ん坊の手じゃペンが持てないじゃあないかッ!?)」
時雨「知ってた(でも言わなかった。ごめんね)」
時雨「さて、じゃあ誰から21歳になってみる?(まあ、軽巡の人たちは14~18歳ぐらいの見た目だし、さほど劇的には変わらないよね)」
時雨「―――そう思っていた時期が、僕にもありました」
長良(21歳)「This Way……」ゴゴゴゴゴゴ
五十鈴「戦艦棲姫すらワンパンしそうね」
長良(21歳)「あ、やっぱり分かる? 腕と足と腹筋と胸筋とその他諸々の筋肉が付きすぎちゃって……」ムキッ
鬼怒「筋肉って言うよりもはやDNAからして違うでしょ!? なにそのパンパンの太腿と上腕二頭筋!? 鬼怒のウエストより太いんだけど!?」
名取「倒せる練度まで強制的に成長した感じです」
川内「綾波もこんな感じになりそう」
那珂(21歳)「那珂ちゃんはハタチ越えても、路線変更しないよ~☆ きゃるん♪」バチコーン
川内「アウトだねえ」
神通「アウトですねえ」
那珂(21歳)「な、なんでッ!?」
球磨「フツーにカワイイ系の那珂が成長して、順調に美人になっちまった感じクマー」
天龍「ああ、だからか。この苦々しい感じの胸のもやもやは」
多摩「にゃあ……姉の川内と神通が美人系だしにゃ……カワイイ子がアイドルやったらカワイイにゃ。でも……」
北上「うーん………痛い」
大井「痛々しい」
木曾「無理すんなって感じ」
那珂(21歳)「木曾くん酷いィ!?」
木曾(21歳)「ど、どうだ?」イッケメーン
酒匂「ぴゃ~!? カッコイイー!!」
北上「ヅカにいるねー、こういう感じのー」
球磨「女子大でバスケとかやってて、同姓にキャーキャー言われてる感じクマ」
多摩「木曾………背丈がおっきいにゃあ……170後半ぐらいあるにゃ」
大井「あんた随分と背が伸びるのね……あ、でも凄い引き締まってる。出るとこ出てる感じ」ツンツン
木曾(21歳)「わ、わぁっ!? お、大井姉、どこ触ってんだ!?」
酒匂(21歳)「お、おお………!!」ボイーン
阿賀野「うんうん」ナットク
能代「まあ、阿賀野型としては当然の胸部装甲です」
矢矧「立派になったわね、酒匂……」
龍田「うーん、順当すぎてつまらない」
天龍「そうだなー」
酒匂(21歳)「ふふーん! いいもーん、怒らないもーん。酒匂は大人だもーん。おっきくなるんだもーん。ぴゃー♪ ぴゃあ~ん♪」ニッコニッコ
大淀「ふふ、可愛い大人ですね」
夕張「阿賀野と似た感じねー。あ、次、私? 私はあんまり変わらないと思うけど?」
夕張(21歳)「…………え?」ボボボイーン
天龍「本当に夕張メロンになるやつがあるか!!」
龍田「そ、想定外だわぁ……!?」
五十鈴「馬鹿ね。自分から持ちネタを捨てるなんて……がっかりだわ」
球磨「こ……こんな、こんな馬鹿な未来が……あるのかクマ!? あっていいのかクマ!?」
木曾「意外すぎるッッ!!」
夕張(21歳)「自分でも凄く驚いてるけどその言い草はトサカに来たから色々試してみてもいいかしら?」
阿武隈(21歳)「………どうしたんですか? 嗤ってくださいよ。意外でも何でもないでしょ? ねえ、ねえ」ペターン
酒匂「ぴ、ぴゃ……」
夕張「…………(何も言えない。言えるわけがない……でも私より後で良かった……私と酒匂ちゃんが後出しだったら気まずすぎた……)」
阿武隈(21歳)「ねえ、嗤わないんですか、ねえ、ねえ、ねえねえ……あたし的にはチョー笑えるんですけどね、これ、ハハッ」ペターン
天龍「………(か、絡みづれェ~~~~~)」
龍田「そんな残酷な事……私にはできないわぁ」ウルウル
鬼怒「げ、元気だしなって、あぶちゃん」オロオロ
由良「そ、そうよ? 大きさなんて大した問題じゃないんだからね、ねっ?」アセアセ
木曾「? 別に笑うところなんてないだろう? 凄い美人になったじゃあないか、阿武隈。なあ、姉さんたちもそう思うだろう?」キョトン
球磨「(き、木曾、ナイスだクマ!)そ、そうだクマ! すっごいモデル体型で、可愛さと美人さが絶妙にマッチした奇跡の造形だクマ!」
多摩「ほっそりしててキレイだにゃー(嘘偽りなくそう思える美人だにゃあ)」ウンウン
北上「んー、いいねぇ。痺れるねえ」
阿武隈(21歳)「き、北上さんまで!? う、嘘……」
大井「嘘って何よ嘘って。別に卑下するところなんてないじゃない? ほら、姿見見てみなさいよ」スッ
阿武隈(21歳)「え………あ、う、嘘、これ、あたし……?」
木曾「見惚れちまうぐらいの別嬪じゃないか。何をがっかりすることがある?」
球磨(コイツホントに分かってねえクマ……天然って恐ろしいクマ……)
時雨(よ、よかった………これで全員終わりだ。特に未来に絶望しちゃうような展開はなかった……そうか、そういうのも考えておかないといけなかったね)
反省する時雨であった。
なお他の子らは順当な成長ぶりであったため、特筆すべきことはない。
【ボツネタ4 ~部が違うよ部が~】
秋津洲「てめ~~~~……」ドォオオン
ドルン……ドルンドルンドルンドルンドルン
ヲ級「!?(ナ、ナンダ……ナンダ、コノ『音』ハ……!?)」
ヲ級(ナンダ―――コ、コノ、『艦載機』ハ!? 目、目ノ前ニ……!? イ、イツノマニ、発艦シタトイウノダ……!?)
秋津洲「ブッ殺すかも!」ギラッ
ヲ級(!? コ、コレハ……マサカコレガッ! ウワサニ聞イタ……スタンド―――!!)
エ ア ロ ス ミ ス
秋津洲「二式大艇ちゃん」
ドガガガガガガガガガガ
ヲ級「ウ、ウヲヲヲヲヲヲヲッ!?」バスバスバスバスバス
本来の二式大艇ちゃん、ひいては秋津洲にはこのぐらいの強さがあっていいと思う。ほんと。まじで。
最初はストーリーつけて肉付けしてーって思ってたんですが、他のSS書きながらだと数年かかりそうなのでネタ詰め合わせにしてお送りしました
なあちんこまんだろお前!!
…ごちそうさまなのでち! m(__)m
大井っちのしばッで轟沈した
おつした
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1487922933/
Entry ⇒ 2017.11.25 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
シュトロハイム「何いいいいい!? おれでバトミントンをするだとおおお!!?」
ジョセフ「どう見てもバトミントンの羽根にしか見えねえぜ!!」
シーザー「おいジョジョ!! いくらなんでもそんな……」
シュトロハイム「いいだろう!!」
シーザー「なんだと!?」
ジョセフ「シュトロハイムならそう言ってくれると思ったぜ!!」
シュトロハイム「我がドイツの科学力は世界一イイイイイイイイイイイ!!!」
ガシャン!!
ジョセフ「流石だぜシュトロハイム!!」
ジョセフ「まさか首だけになるなんてな!!」
シュトロハイム「どうだ驚いたか!!」
ジョセフ「いくぜシーザー!! 勝負だ!!」パーン!!
花京院「エメラルドスプラッシュ!!」パーン!!
ジョセフ「なにぃ!?」
シーザー「見事……!!」
花京院「相手がジョースターさんといえども容赦はしませんよ」
ジョセフ「ちっくしょー……」
愛染「気にする必要はない、ジョセフ・ジョースター」
ジョセフ「!! 愛染……」
愛染「君達」
シーザー「……?」
愛染「いつからバトミントンの羽根がシュトロハイムだと錯覚していた?」
花京院「!??」
シュトロハイム「おれはここにいるぞおおおおおおおお!!!」
シーザー「!!!?」
花京院「どういう……ことだ?」
ジョセフ「……またまたやらせていただきましたぁん!!」
シーザー「ジョジョ……?」
愛染「教えてやろう、このバトミントンの羽根の正体は……」
ガイル「ソニックブーム!!」ブオン
花京院「ガイル!!」
シーザー「しかも……口からソニックブームだと!??」
シーザー「待て、あのソニックブームはどこに行くんだ?」
ジョセフ「そんなの決まってるじゃねーか」
ゴオオオオオ
カーズ「!!!」
ジョセフ「カーズ!! おめえに当ててやるぜ!!!」
キイン!!
シーザー「ジョジョ!! 何をやっているんだ!! ガードされているじゃないか!!」
カーズ「……」
花京院「待て、様子がおかしい」
愛染「……成る程、考えたな」
シーザー「? どういうことだ?」
愛染「よく見たまえ。 ソニックブームが消えない」
愛染「それどころか空中にいるカーズを押している」
ジョセフ「これがおれの狙いなのよぉ!!」
ジョセフ「カーズ!! オメーがソニックブームを避けなかった時点で……」
ジョセフ「負けは確信してるのよぉ!!」
カーズ「ガードが……解けない」
ジョセフ「そりゃずっとソニックブームがあるからな!!」
シュトロハイム「ドイツの科学力でガイルを改造!!」
シュトロハイム「消滅しないソニックブームの開発に成功したのだああああああ!!!」
カーズ「何!!?」
カーズ「おのれジョジョオオオオオオオオオオオオオ!!!」
ガイル「……イージーオペレーション」
__∧/|/ ヽ//
\ 第 勝 ∠、
> 3 っ >
< 部 た ゝ
.> 完 ッ 二=-
.. ̄>.! ! >
.. ∧/~\ /\| ./
..,,_,_/,|.~| \/ ,,___,. /
. ,__,-/;(|,__,)'~)~" .,_______、 /,, "'/ ;i
,/,,,, |;;;;(,:::_,-~",)..'~,-'''''''' ~~'-/.;;",,,, / :;;ii
( ""\;;;( ;;-~,')" . ;i;'''" "/ .;:;;iii
ヾ;;;;;;:""\ヾ,_;,-~;;;;; .;i / ;:;;iii
ヾ,,___;;;;;二"ノ;;;;;;;;;;;;,,,,,, ,,,,,;;,,/ i::::;;;iii/
~''-,____,-'~'-,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,_,-;;/,,, ;;;ii/
/;; ''''';;;;i/
/i;;,,,:::::::;;;/
掲載元:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509710939/
Entry ⇒ 2017.11.05 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
吉良「はい。……もしもし、川尻ですが」メリーさん「私、メリーさん」
吉良「メリーさん? どちらさまですか?」
『今、亀友マーケットの屋上にいるの』
吉良「亀友……だと? 誰だね、君は?」
プツゥ~――
吉良「……切れたか」
「もぉう! 『行ってきます』くらい言ったらどうなのッ! 可愛くない子ね」バタンッ
しのぶ「あら、あなた。どうしたの?」
吉良「ああ、ただのいたずら電話みたいだ。まったく、朝っぱらから暇な輩もいるものだね」
しのぶ「え。ああ……そう。ほんと、迷惑よねぇ」
吉良「それじゃ、そろそろ出ないと会社に遅刻するから。行ってくる」
しのぶ「行ってらっしゃい、あなた」
バタンッ
しのぶ(いたずら電話?)
しのぶ(電話なんてあったかしら。ベルの音なんて聞こえなかったのだけど)
吉良(さきほどの電話、ただのいたずら電話だとは思うが)
吉良(気になる点がある)
吉良(『メリーさん』と名乗った女は『亀友マーケットの屋上にいる』と確かに言った)
吉良(亀友は私が『川尻浩作』に成り変わる前に、『吉良吉彰』として勤めていた会社だ)
吉良(私の正体を知っている何者かが、あえて『亀友』という言葉を口に出して、私の反応を窺った)
吉良(そういう可能性があるのではないか)
吉良(……いや、さすがに考えすぎか)
吉良「おっと、もうこんな時間か。本当に会社に遅刻するわけにはいかない」
吉良(川尻浩作のやつ、出世するために勤務態度は真面目だったらしいからな)
吉良(しばらく様子を見るか。また家にあの女から電話がかかってきたら、今度は捨て置けないがな)
上司「川尻、手が空いたらこの書類を片付けておいてくれ。頼むよ」
吉良「承知しました」
プルルルルルッ プルルルルッ
吉良(電話だ。さきほど取引先の担当者が不在だったから、その折り返しか)
吉良「はい、OO社△△部□□係の川尻です」
『私、メリーさん』
吉良「!!」
『今あなたの家の前にいるの』
吉良「お前ッ! 何者だッ」
プツゥ~――
吉良(また切れたか)
吉良(同じ声だ。抑揚のない、単調な言葉。それでいて妙に耳に残るうすら寒い女の声)
吉良(やつは川尻の家の電話番号も会社の番号も知っている)
吉良(私のことを調べているッ!)
吉良(どこまで知っているんだ? 『メリー』とかいう女は私のことを)
吉良(仮に私の正体を……知っているとするならば)
上司「お、おい。どうした川尻! 急に大声を出しおって、クレーム電話か? それにしたって顧客に向かって『お前』とは――」
吉良「すみません。今日は朝から体調が優れませんで――今日のところは早退させてもらいます」ガタッ
上司「何だって?」
吉良「勝手な理由で仕事に穴をあけてしまい……たいへん心苦しいのですが……。この埋め合わせは必ずいたしますので。本当に……まことに申し訳ありません。失礼いたします」
スタスタ
上司「お、おいおい……」
部下「どうしたんです、川尻さん? もう外回りですか」
上司「いや、電話口で急に大声を上げたかと思ったら、体調不良で早退したいと。クレーム電話でもかかってきたのか?」
部下「電話ァ? 鳴ってたかなあ?」
吉良(この吉良吉彰)
吉良(『植物の心』ように平穏で静かな暮らしを望んでいたのだが、あのクソッタレどものせいで私の日常は台無しにされてしまった)
吉良(これ以上、私の静かな暮らしを邪魔だてしようとする者は……必ず排除する)
ピピピピピピピピッ
吉良「! 携帯電話ッ」
吉良(どうする? 出るか? いや、あえて出ないか?)
カチィッ
吉良「なにッ!」
『私メリーさん』
『今あなたの会社の前にいるの』
プツゥ~――
吉良「………………」
吉良(私は今、通話ボタンを押していない。だのに、ボタンが『何者かに押されたかのように作動』して、勝手に『通話状態になった』)
吉良(そして聞こえたのは――やはりあの女の声)
吉良「うすうす感じてはいたが、これはただの電話じゃあないッ!」
吉良「スタンド攻撃だ。キラークイーン!」
KQ「――――――」┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨ ┣¨┣¨
吉良(こんな真っ昼間に屋外で戦うなど、私の本意ではない。だが、不確かながら敵意を表し、私の素性を何らかの方法で掴んでいる能力者となれば話は別だ)
吉良(『メリーさん』を名乗るあの女がスタンド使いなのか)
吉良(あるいは『メリーさん』自体がスタンドで、本体はどこか別の場所から遠隔操作をしているのか)
吉良(いずれにせよ、敵スタンドを捕捉できれば――このキラークイーンの能力をもってして、必ず始末する)
ジリ……
吉良(こちらから動く必要はない)
吉良(亀友、川尻家、会社前――敵スタンドは確実に私に向かって近づいてきている)
吉良(まるで怪談『メリーさんの電話』と同じようにな)
吉良(怪談の最後はどうなるのだったかな。諸説あったと思うが、オーソドックスなのは対象者の『死』)
吉良(私はどんなことがあろうとも、生き抜いてみせるぞ)
シィ――――――――――ン
吉良(最後の電話から5分ほど経つが、まだ次の電話は無い。私のスタンドに対して警戒しているのか)
ジリリリリッジリリリリッ
吉良「来た。携帯じゃあないッ」
吉良「どこだ? あれか! 無人の公衆電話がひとりでに鳴っている!」
吉良(いや、待て)
吉良(今まではすべて、私の手元にあった電話機に対して電話がかかってきていた)
吉良(今回は少し距離のある公衆電話。もしかしたらこれは誘導なのではないか?)
吉良(あの公衆電話の受話器を取れば、その行為が引き金となって私に対する何らかの攻撃が発動する)
吉良(そういう可能性があるならばッ!)
吉良「キラークイーン、500円玉を接触弾に変えて放てッ! 電話ボックスごと爆破しろッ!」
ドシュゥゥン!!
吉良(電話に繰り返し出るという行為自体が相手のスタンド攻撃の発動条件だったのかも知れない)
吉良(ならば、公衆電話による通話を断ったことで敵スタンドの追尾を逃れたことになるか?)
『私、メリーさん』
吉良「ぬぅ!?」
『今コンビニ』ドォン!!
吉良「またしても携帯から音声が。着信音は鳴らなかった。携帯は放り投げて爆発させたが……」
吉良(どうやら……敵スタンドの追尾は途切れていない。公衆電話を消し去ることによって同じ行動パターンの連鎖を断った。それなのにまだ『メリーさん』はついてくる)
吉良(自動遠隔操作型のスタンドならば、ここまで臨機応変に対応することはできまい。だとすれば、いるはずだ……この近くに本体が)
吉良(やつの最後の電話。コンビニは…あるッ! 目と鼻の先にッ!)
吉良「シアーハートアタック!」
爆弾戦車「コッチヲ見ロォ~!」ギュゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
吉良(本体は生身の人間。幸い今、コンビニの周りに人影はない。確実に近くに潜んでいる本体を――遠隔操作で爆発させる)
コンビニ店員「プハァ~。休憩中のタバコはうめェぜ~」
爆弾戦車「コッチヲ見ロォ~!」
\BOMB!!/
プルルルルルップルルルルルッ
吉良「なにィ!?」
吉良「どこだ! どこから鳴っている! もう私の身近に電話機などないというのにッ……!!」
吉良「な……これは……左手ッ! 私の『左手』がまるで『電話機』のように鳴っているゥーッ!!」
『私、メリーさん』
『今コンビニ脇の小道にいるの』
プツゥ~――
吉良「ぐぅぅ! 左手が……ぐあああああッ!」グギギギギ
吉良(この激痛ッ! シアーハートアタックが攻撃を受けている……あの小僧の時のような重力攻撃か……?)
吉良(いや、違う。下へ押しつけられる圧迫じゃあないッ! 特殊な力で捻じ曲げているような……圧倒的な頑丈さを誇るシアーハートアタックを……どうやって……)
吉良「やつはッ……!」
吉良「私のシアーハートアタックを生け捕りにし!」
吉良「あまつさえ、シアーハートアタックを電話機に変えて私の左手に受信させたというのか……?」
吉良「これが敵スタンドの『能力』なのか……?」
プルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
吉良「聞こえる! 聞こえてくる! そこらじゅうから……? 頭の中にッ!」
吉良「耳を塞いでも電話の音が……止らない――――――ッ」
吉良「ぐ……あああああああっ……!」
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
吉良「おのれぇ……!!」
吉良「コンビニ脇……の……小道……ここか……お前は……ここにいるのかッ……!!」
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
吉良「どこだ……どこだァ……どこにいる……」ジャリ……ジャリ……
吉良「この……吉良吉影……」
吉良「ここまで愚弄された覚えはかつてないッ!」
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
プルルルルルルルップルルルルルルルッ
吉良「私は必ず勝つ! 私のこころの平穏を守るためにィ――――!」
吉良「お前は必ず殺す! 出て来い、メリィィィィィ――――!!」
カチッ
「私、メリーさん」
吉良「 ! ! ! 」
「今あなたの後ろにいるの」
ギュォォォォォォオオオオオオォォォォォォォォオオオオオオォォォ
吉良「な……何だこの無数の腕はァ!?」
吉良「キラークイーン! こいつらを爆破しろッ!!」
KQ「――――――」
ギュォォォォォォオオオオオオォォォォォォォォオオオオオオォォォ
鈴美「決して振り返ってはいけない小道」
鈴美「この小道で振り返ったものは――もう逃れることは叶わない。魂があの世へ引きずり込まれるわ」
鈴美「吉良吉彰」
吉良「お前か! お前がァ! メリーかァ――――ッ!!」
鈴美「私はメリーなんて名前じゃあないわ。杉本鈴美よ。あんたは覚えていないでしょうけどね。15年前の一家惨殺事件のことを!」
吉良「15年前……? おま……えはッ……」
鈴美「さようなら、吉良吉影――『安心』など微塵もない暗黒の世界へ」
鈴美「もう二度と……この町の人びとが悲しい思いをしないように――」
吉良「うぐああああああああああああああああっ……!」ブチブチブチィッ!!
ギュォォォォォォオオオオオオォォォォォォォォオオオオオオォォォ
―――――――――――――――――
――――
康一「鈴美さんがいってしまってから、もうひと月ですか。時間が経つのは早いですね」
露伴「まったくだ」
康一「鈴美さん、天国で元気にしていると良いですね」
露伴「……そうだな。と言っても、成仏した先に行きつくのが天国といえるような場所なのかは想像の域を出ないがね」
康一「もう、露伴先生は相変わらず素直じゃないですね」
露伴「彼女のことはぼくの中でも一応の整理はついたというわけだよ」
露伴「それよりも、一連の出来事において未だに気になって仕方ないのは、吉良を死地に追いやった存在の正体についてだ」
康一「『メリーさん』ですか。鈴美さんの話していた」
露伴「『メリーさん』はいったい何者だったのか。スタンド使いだったのか……あるいは」
康一「あの時、鈴美さんは吉良の斜め後ろにいて、吉良が『メリーさん』の声に反応して振り返ったところを見ていたんですよね」
露伴「ああ。立ち位置的には吉良の背後に鈴美さんがいて、さらにその後ろに『メリーさん』がいたことになる」
康一「鈴美さんは『メリーさん』の声は聞いたけれども、その姿を確認することはできなかった。なぜなら彼女も、あの小道では振り返るわけにはいかなかったから」
露伴「ああ、そういうことだ」
康一「じゃあ、吉良だけが『メリーさん』の正体を見たってことですね」
露伴「吉良は鈴美さんのことを『メリーさん』と勘違いしたと聞いている。それに、振り返れば直ちにあの世へ引き込まれる」
露伴「もし見ていたとしても一瞬だったろうし、気が動転していたようだったというから、視界には入っていたが認識はできなかったかもしれない。いずれにせよ、死人に口なしだ」
康一「でも、吉良が小道まで引き寄せられたお陰で、川尻浩作という会社員に成り済まして潜んでいたことが分かったわけですし。それはよかったですよね」
露伴「ああ。コンビニの中にいた客が、一人で奇妙な行動をとっているサラリーマンを目撃していたこと、そして吉良が小道に入って自ら名前を口にしてしまったことも含めてね」
露伴「出来過ぎなほど上手くいっている。もしほかの場所で『メリーさん』に殺されていれば、ぼくたちはこの杜王町で永遠に吉良の影を追い続けることになっていた」
康一「そうですね……」
億泰「今からメシ食いに行くところなんだけどよォ、康一も一緒に行かねーか?」
康一「仗助くん、億泰くん。そうだね、僕もちょうどお腹が空いてきたところだし」
露伴「ふん。ぼくに構うことはないよ。取材中に立ち話をしていただけだ。勝手に行くがいいさ」
康一「ええ、じゃあ勝手に行きますね。それじゃ、露伴さん。また」
露伴(『メリーさん』が吉良を狙ったのは偶然だったのか。それとも必然だったのか)
露伴(その真相も含めて、ぜひ一度会って取材してみたいものだね)
露伴(もっとも『メリーさん』と顔を合わせたときに、こっちが生きていればの話だが)
吉廣「吉彰ェェェ~~~~~~! どこじゃ……どこにいるんじゃあ~ッ!」
ビュォォォォオオオオオォォォォオオオオオオオォォォ――――
プルルルルプルルルルプルルルルプルルルルプルルルル
――ガチャッ
『私、メリーさん 今あなたの後ろにいるの』
『かえして』
『 わ た し の て を か え し て 』
(終)
つまりは人の手を取ったら泥棒ってことね!
暴走して無差別殺人を始める可能性
岸辺露伴は動かないかな?
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1505924136/
Entry ⇒ 2017.09.28 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
吉良吉影「ジャパリパーク...素敵な場所だ」
サーバル「うーん、よくわかんないや!」
吉良「......だから、私の名前は...」
サーバル「?その手に持ってるものは何?」
吉良「!...これかい?これはさっきサンジェルマンで買ったんだ......」アセアセ
サーバル「サンジェルマン...?サンジェルマン、サンジェルマン、サンジェルマン!」
吉良(なんだこいつ...頭がおかしいんじゃあないのか)
サーバル「じゃあ、君はサンジェルマンだね!」
サーバル「何のフレンズかわからないなら、としょかんにいけばわかるよ!博士におしえてもらうの!」
吉良「会話くらいしてくれたっていいだろう?」
サーバル「じゃ、行こっか!」
吉良「運動不足を実感したよ」ハァハァ
サーバル「あれ?サンジェルマン、あんまりハァハァしてないね」
吉良「あぁん?私はこうみえても昔はスポーツをやってたからな...」
サーバル「スポーツ?なにそれなにそれー」
吉良「マラソンといって、長い距離を走ったりするんだ...私は短距離走をやってたんだがね...」
サーバル「わかんないや!」
吉良(人に説明させておいてこのアマ...)
サーバル「ダメ!それはセルリアンだよ!」
吉良「...なんだか知らないが!キラークイーン!」
ドグォオォオン
吉良「フン、木っ端微塵に消し飛んだな」
サーバル「すっごーい!倒しちゃったのー!?」
吉良「今の、セルリアンとか言ったな?あれは何なんだね」
サーバル「近づいたら、襲われちゃうんだよ!」
吉良「あんなちっこいやつにか?この私が?ふふ、馬鹿なことを言うやつだ」
サーバル「あ!今の声!誰かがセルリアンに襲われてる!助けに行かなきゃ!」
吉良「私のキラークイーンにかかれば消し飛ばすことなど造作もない...」
サーバル「いた!おっきい!」
吉良「なっ!何!?さっきのやつとは比べ物にならんほどでかいじゃないか、出鱈目だ!近づくと危ないと言ったな...ならば!」
サーバル「サンジェルマン?」
吉良「サーバルとか言ったな、君、ちょっと静かにしておいた方がいいかもしれんよ?...シアーハートアタック...あのデカブツを吹き飛ばせ」
コッチムイテヨォ!
吉良「温度はあるのか、ならばシアーハートアタックで安全に仕留めることができるな」
サーバル「すっごーい!何今のー!」
吉良「シアーハートアタック...キラークイーンの左手から発射された追撃爆弾だ...弱点はない」
サーバル「?」
吉良「ああ、短い間だったな、さよならだ」
サーバル「...」
吉良「そうだ、もう一度出会ったら...私のことはサンジェルマンでなく、吉良と読んでくれるかね?」
サーバル「うん...サンジェルマン...」
ガサッ
吉良「!?...まさか、セルリアンか...!?」
ガサッガサッ
吉良「...!キラークイーン!こいつを木っ端微塵に消し飛ばせ!」グォン
サーバル「食べないよ!」
吉良「あぁん?お前はサーバル...」
サーバル「心配で付いてきちゃった、吉良ちゃん」
吉良「フン、さっき別れたばっかだろうが...」
吉良「!?なんだこいつ!?」
サーバル「あ、ボス!」
ディアボロ「コンニチハ、ボクハラッキービースト」
サーバル「しゃべったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
フォッサ「ん?君はもしかしてサーバル?あれでしょ!?サバンナちほーのシュトロハイム!」
サーバル「は?」
吉良「何を言ってるんだこいつは...」
吉良「私の名前は吉良吉影、年齢は...」
サーバル「何のフレンズかわからないから図書館に向かってるの!」
吉良「私は常に心の...」
サーバル「強そうな子だったねー!」
吉良「...ああ、そうだな」
アクシズジカ「ここの土、体にいいらしい。味も見ておこう...」レロレロ
吉良「どこかで見たことがあるようなないような」
サーバル「?」
サーバル「たくさんの子がいたねー」
吉良「ああ...それにしても、ここは蒸し暑いな...」
ディアボロ「ジャングルチホーハ...」
吉良「ここの植物は、熱帯雨林地方のものか?気候もそうだとすれば、暑いのも合点がいくな...」
ディアボロ「...」
吉良「なんだか知らんが邪悪走なやつだ」
バァーーン!
吉良「は、橋がっ!」
ディアボロ「ジ、ジンセイノオトシアナヲミツケテカイヒスルコトガデキレバテイオウハ...」
サーバル「ボス!落ち着いて!」
吉良「こいつ、尻が痛くならんのかな...」
サーバル「アンイン橋?って場所に行きたいんだけど、何か知らないかな」
コツメカワウソ「このへんジャガーが通るから乗せていってもらえばいいんじゃない?」
吉良「ジャガーとやらを待つことになりそうだな」
サーバル「なにそれ!楽しそう!」
サーバル「あれ、以外と難しいな...」モタモタ
吉良(ええい、こいつはこんな簡単な遊びに何を手間取っているんだ...)イライラ
サーバル「あれ、あれ?」
吉良「ええい!私にかせっ!見てろ!こうやるのだ!」バババババババ
サーバル「すごーい!」
ジャガー「~♪」スィー
漫画というのは空想や想像でかかれていると思われがちだが、実は違う!
リアリティこそが漫画の面白さであり、リアリティこそが漫画に命を吹き込むんだ...。
サーバル「乗せてくれてありがと~」
吉良「急いでくれるかね?私は、何もせずただ待つだけの時間というのは好きじゃないんだ...」
サーバル「も~、文句言わないの」
到着ッ!
ディアボロ「ココ、ココ」
ディアボロ「デンチガナイネ」
吉良「この役立たずが...」
ディアボロ「アノヤマノウエデジュウデンデキルヨ」
吉良「どこまで無能なんだこの野郎」
その時!
スッ...
吉良「!?」
トキ「スゥ...」
吉良「なんだこいつは!?」
サーバル「ミャアアアアアアア」フラフラ
吉良「うぐぉぉぉおおおおおお!」ビキビキ
サーバル「黄金の意思を感じたよ」フラフラ
吉良「美しい手と顔をした女だ...」
トキ「うふふ、ありがと、それって...」
トキ「『アンコール』ってことかしら?」ゴゴゴゴ
吉良「キラークイーン!こいつの声帯を爆破しろ!」ビクッ
サーバル「ダメだよー!」
吉良「私を運んでくれ」
サーバル「どっちが速く到着できるか競争!」
吉良「この吉良吉影に勝負を挑んでくるとは、見上げたガキだな、だが私は誰にも負けんよ」ゴゴゴゴ
トキ「飛ぶのは私なんだけど」
トキ「文句があるなら落とすわよ」ユラユラ
吉良「やっ、やめろ!くそ、カラスみたいなダミ声をした鳥の分際で、この吉良吉影をコケにしやがって...!」
トキ「カッ...」ガーン
吉良「?おい、しっかりしろよ、落ちるじゃないか、おい?おい!どうしたんだ!お、おい!危ないじゃあないか!わかった!文句を言ったことは謝る!すまなかった!だから落とさないでくれ!君の歌は世界一だ!」
トキ「ほんと?照れるわねぇ」
吉良(こ、この単細胞が...)
アルパカ「いらっしゃいませ~ようこそぉゆっくりしてってぇ」
吉良「おかしな喋り方をする...」
アルパカ「ねぇねぇなにのむぅ?これ紅茶って言うんだってぇ」
吉良「暖かいミルク」
アルパカ「は?」
吉良「暖かいミルク」
博士「貴方はヒトです」
吉良「馬鹿にしてるのか?」
巨大セルリアン「」ち~ん
吉良「フン」
キンシコウ「すごい...」
ヒグマ「最強かよ...」
吉良「ジャパリパーク...素敵な場所だ」
おわり
ガイドライン違反っぽいのでこんなスレは落としてどうぞ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496772387/
Entry ⇒ 2017.08.09 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (1)
【ジョジョ】SOX:必要なし
カーズ「不要だ」
ワムウ「不要……?」
カーズ「そうだ、究極生命体となれば……オシャレなどしなくても良い」
カーズ「故に……こんな服などいらん!!」
ビリビリビリビリ!!
ワムウ「!!!」
カーズ「ソックスもいらん!!」
ビリビリビリビリ!!
カーズ「彼女のハートを射止めればよかろうなのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ジョセフ「素っ裸だと猥褻物陳列罪で捕まっちまうぜ!!」
シュトロハイム「心配する必要はない!!」
シーザー「シュトロハイム!!」
シュトロハイム「我がドイツのモザイクは世界一イイイイイイイイイイ!!!」
ルチャ!!
シーザー「こ、これは……!!」
シュトロハイム「このモザイクがあれば逮捕されることはなああああああああい!!!」
ジョセフ「ああん? どういうことだよ?」
ワムウ「究極生命体のカーズ様は他人の力を借りることなど不要なのだぞ!!」
カーズ「よせワムウ」
ワムウ「!! しかし……」
カーズ「他人に力を貸す意志……これも究極生命体故の力よ……」
ワムウ「!!! なんと……私にはそのような考えは全く思い浮かびませんでした……」
カーズ「フフフ……このモザイク……使わせてもらうぞ」
シュトロハイム「構わん!!」
カーズ「これで俺は……捕まることなくリサリサとデートできる……」
カーズ「WIN WIN WIN……」
ワムウ「カーズ様が……デートの勝利を確信している!!」
自分がどんなに完璧でも相手が完璧でなければ意味がないと!!!
カーズ「おかしい……この駅の東口で集合のはずだが……」
カーズ「約束の時間はとっくに過ぎている……」
カーズ「……なのにやつは何故来ない!!!」
リサリサ「おかしいわ、西口に集合なのに……カーズが来ないわ」
ジョセフ「リサリサ先生……集合場所……逆さだぜ」
ジョセフ「……」ニヤッ
その後
シーザー「JOJO!! 何故彼女に嘘の集合場所を教えた!!?」
ジョセフ「またまたやらせていただきましたぁん!!」
完
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492615497/
Entry ⇒ 2017.07.26 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
花京院「レロレロ//」 承太郎「いいぜ花京院//」
承太郎「オラッ、もっと奥まで咥えろ」ズプン
花京院「んぐぅ//」
承太郎「あーたまんねーな、すぐイッちまいそうだぜ」ズコズコ
花京院「んぼほぉぉっっ//」ジュポッジュポッ
ポルナレフ「」
ポルナレフ「トイレに入ったら隣の個室で仲間がもう一人の仲間にチンポを咥えさせていた……」
ポルナレフ「な、何を言ってるかわからねーと思うが、おれ自身何が起こったかさっぱり分からねえ……」
ポルナレフ「ノンケだとかホモだとか、そんなチャチなもんじゃ断じてねえ……もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……」
承太郎「ゲロを吐くくらい怖がらなくてもいいじゃねえか。安心しろよ」
花京院「う、嘘だろ承太郎……ぼくたちは友達じゃなかったのか」
承太郎「ああうそだぜ」
花京院「そんなひどい……」
承太郎「お前友達いねえだろう」
花京院「えっ」
花京院「そ、そうだったのか……」
承太郎「だからおめーには友達が出来ねえんだよ」
花京院「す、すまない……」
ポルナレフ(承太郎の奴、花京院に友達がいないことを利用して……卑劣にも程があるぜ)
花京院「は、はいレロ//」
承太郎「おい花京院、てめーの大好きなチェリーとどっちが美味いか言ってみな」ズコズコ
花京院「じょうたろぉ……」アヘアヘ
承太郎「なに~、よく聴こえねえなあ」ズゴッ‼
花京院「んぶぅ!! じ、じょーたろーのおチンポおいひいれすぅ//」アヘアヘ
承太郎「そうか……奥まで濃いのブチ撒けてやるから全部飲めよ。 一滴でも溢したら三日間チンポ抜きだからな」
花京院「あ……ありがとうございます……//」
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ
承太郎「ふぅ……」
ポルナレフ「ふぅ……」
ドンドン
承太郎「!? 誰だ!!」
ジョセフ「わしじゃよ」
承太郎「なんだ……ここはおじいちゃんの来るところじゃねえ。帰りな」
ポルナレフ(ジョースターさん! このホモ野郎をなんとかしてくれ!!)
承太郎「消えな! ホモはお断りだッ!!」
花京院「ジ……ジョースターさ……」ガクガク
ジョセフ「なんじゃただの賢者タイムか」ガッカリ
花京院「た……助け……」
ジョセフ「おい承太郎、そこの便器を貸してくれんかの」カチャカチャ
花京院「」
ジョセフ「そうは言ってもワシももう限界なんじゃ」ボロン
花京院「う、うわあああ!!」ダッ
承太郎「スタープラチナ!」ガシッ
ジョセフ「ハーミットパープル!」ガシッ
花京院「うっ!? はっ離せ……」
ジョセフ「お前の考えくらいすぐに読めるわい! ワシの孫じゃもんな」
花京院「だ、誰か……」
ポルナレフ(ああ、何てことだ! ジョースターさんまで……花京院に味方はいねえのか!?)
承太郎「ところでじじい、そのデカブツ(おれの程じゃねえが)をどうするつもりだ」
ジョセフ「決まっとるじゃろ」ズアッ
花京院「ひいぃ……」
承太郎「まさか二本同時に押し込む気か? それ以上は死んじまうぜ」
花京院「ばかな……もう賢者タイム終了だと……あっけなさすぎる……」
ジョセフ「まあ何とかなるじゃろ」ズプププ
花京院「ひィあああアアアああッッ??!!!!」ビクンビクン
承太郎「やれやれ、しょうがねえじじいだぜ」オラオラ
花京院「んぐぇ……ゲホッゲホッ」
ポルナレフ(ひ、ひでえ……動けねえ花京院を無理やり……こんなの男が……いや人間のすることじゃあねえぜ)
ポルナレフ「もう我慢ならねえ! シルバーチャリオッツ!!」シャキィィィン
ドスッ
承太郎「ん?」
承太郎「……気のせいか」
ポルナレフ「ホッ」
ポルナレフ「……」ジーッ
ポルナレフ(くそっ、穴が小さすぎて見えやしねえ! 扉一つ隔てた向こうでは今、花京院が大変な目に遭ってるってのによ……!!)ムラムラ
ジョセフ「まだまだ若いもんには負けんわい」パンパン
花京院「んぐふぅぅぅッッ//」ビクビク
スルスル……
ポルナレフ「ん? こいつは……」
ポルナレフ「ハイエロファントの触脚じゃあねえか!!」
花京院(伝わって……ください……)
ポルナレフ「まさか、あいつが助けを求めているというのか……このおれに……」
ポルナレフ「……よし」ゴクリ
ポルナレフ「こいつをこうして……」
ヌルヌル ジュプジュプ
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
ポルナレフ「んほぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!!」ビクゥゥゥゥ
ポルナレフ「す、すげえ……冷たくてヌルヌルして、冗談みてえな気持ちよさだぜ……バカになっちまう」シコシコシコシコ
ポルナレフ「お前の気持ち、しかと受け取ったぜ、花京院!」シコシコシコシコ
花京院「中はらめえええええっ!!」ビクンビクン
承太郎「おら、休んでんじゃねえ」ゴリュゴリュ
花京院「アッアッアッ// 誰か……」
承太郎「てめーこの期に及んでまだ足りねーってのか! このチンポ狂いがッ!!」スパーン‼
花京院「ひぎぃぃぃっ!!」ビクゥン
ジョセフ「ついでにワシのも舐めて綺麗にしてくれんかの?」
花京院「あっ、はい」
承太郎「じじい気を付けろよ」
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ
ジョセフ「サノバビィィィィィィッチ!!!!」ドピュドピュドピュ
ポルナレフ「花京院……花京院……」シコシコ
承太郎「やれやれ、花京院のレロレロを侮るからだぜ」パコパコ
花京院「らめぇぇ// そんなに激しく突かれたらぼく妊娠しちゃうよぉぉぉっ//」ビクンビクン
承太郎「そいつは困るな、てめーが妊娠したらおれ達との旅を続けられなくなっちまうぜ」パンパン
花京院「あんっ嫌だぁそれだけはっ// ぼく、もっとたくさん君と子作りしたいです……//」
承太郎「よし孕め」オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ、オラァ‼
花京院「イクぅぅぅッ!! エメラルドスプラッシュ出ちゃうぅぅぅ!!!!」ブシャアアアア
ポルナレフ「ウオオオオ!! かっ花京院ーーーーッ!!」ドピュウウウ
ポルナレフ「ハァハァ……恐ろしいスタンドだったぜ……」
花京院「も……むり……」ハァハァ
承太郎「まだだ。孕むまでヤるぜ、花京院」
ポルナレフ「まだヤるのか……こいつの性欲はドス黒い暗黒空間だぜ……」ゾォ-
???「何をしているんですか、ジョースターさんに承太郎まで」
ポルナレフ(アッアヴドゥル!? 生きてやがったのか!! いやそんなことはどうでもいい、花京院を……)
ジョセフ「アヴドゥル、怪我はもういいのか」ムクリ
承太郎「じじい生きてたのか」
花京院「もうだめだ……ぼくはガバガバになって死ぬんだ……父さん……母さん……」グスグス
アヴドゥル「泣くんじゃあない、花京院」ポンッ
アヴドゥル「まだ本調子でないものですから」
花京院「ホッ……」
アヴドゥル「しかしジョースターさん、我々ならスタンドでセックスをすれば?」
マジシャンズレッド「クケェーーーーー!!!!」
花京院「」
花京院「とっ鳥がッ鳥取がっとり」
承太郎「スタンドでヤるのか。考えたな」
アヴドゥル「ドリルくちばし!」ドスッドスッドスッ
花京院「うわあああ!! ぼくの乳首があああ!!」
承太郎「スターフィンガー!」ドスッ
花京院「はうっ//」
承太郎「てめーの肉の芽を突きまくってやるぜ」ドスッドスッドスッ
花京院「あっだっだめっ……乳首もげちゃうぅっ//」
ポルナレフ(くそっ、おれには何もしてやれねえ……!!)シコシコシコシコ
花京院「イッイク// さっきイッたばっかなのにぃぃぃッまたイクぅぅぅ!!」ドピュルルル
ポルナレフ「花京院ッーーーー!!!!」ドピュルルル
ポルナレフ(結局あの後、花京院の顔もまともに見られなかったぜ……おれは仲間になんてことをしちまったんだ……しかし)
花京院「ポルナレフ、ぼくの隣でイビキをかかないでくれよ」
ポルナレフ(よりによってこいつと相部屋かよ……)
ポルナレフ「……すまねぇな」
花京院「?」
ポルナレフ(さっきまでとはまるで別人だぜ……)
ポルナレフ(花京院……お前も大変だな……)
むろんポルナレフはノンケの紳士だったので花京院には手を出さなかった。
しかし、真の恐怖はこれからである……
???「……フ。ポルナレフ」
ポルナレフ「だっ誰だこんな時間に! まさか敵か!?」ガバッ
花京院「違うぞポルナレフ。 ぼくですよ」
ポルナレフ「なんだ花京院か……ってお前、スタンドまで出して何やってんだ! 離しやがれ!」ジタバタ
花京院「何ってそりゃあ、君の汚いブツを直接触るのが嫌なものでね……」
ポルナレフ「は?」
ポルナレフ「おい……何をする気だ……」
花京院「こうされるのが好きなんでしょう?」グニグニ
ポルナレフ「あっちょっ//」
花京院「このドスケベがッ!!」ミシッ
ポルナレフ「グボァ!!!!」
花京院「なるほど……ぼくがひどい辱しめを受けている間、君はこの粗末なチンポを慰めていたというわけか……」シコシコ
ポルナレフ「カッカッキョーイン!!」
花京院「それにしても汚いチンポだなァ。チンカスまみれじゃあないか」レロォ
ポルナレフ「カッキョンイ!!」
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ
ポルナレフ「かっ花京淫ッーーーー!!!!」ドピュキィィィン
ポルナレフ「夢か……」
ポルナレフ(あっ……)ドローリ
ポルナレフ「くそっ、花京院の野郎……あれ? いねえ」キョロキョロ
ポルナレフ「こうしちゃいられねえ! トイレがおれを呼んでるぜ!」ダッ
花京院「……」
承太郎「……」
ジョセフ「……」
アヴドゥル「……」
承太郎「くっくっくwwwwwwwww」
ジョセフ「ガハハハハハwwwwwwwww」
アヴドゥル「ワーッハッハッハッハwwwwwwwww」
承太郎「花京院、いい演技だったぜ」
花京院「いえいえ承太郎こそ」
アヴドゥル「少々やりすぎましたかな?」
ジョセフ「いや大丈夫じゃろ。ポルナレフじゃし」
花京院「ポルナレフですしね」
アヴドゥル「そもそも誰の発案だったんですか?」
承太郎「こんなくだらねーこと思い付くのはじじいくらいだぜ」
ジョセフ「そういうお前もノリノリじゃったろうが」
承太郎「壁に穴を開けられたときは流石に焦ったがな」
アヴドゥル「どうしようもないスケベ野郎だなあいつは……」
ジョセフ「oh……」
承太郎「やれやれだぜ……」
花京院「今も絶対ぼくで抜いてますよwwwwww」
ジョセフ「どれ、様子を見に行ってやったらどうじゃ」
アヴドゥル「さすがに危険すぎるのでは?」
花京院「ぼくがポルナレフのチンポなんかに屈するわけがないでしょう。 ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」
ポルナレフ「どうだ花京院ッ! てめーが散々コケにしてた粗末なチンポに貫かれる気分はよぉ!!」パンパン
花京院「あぅっ// く、屈辱的だ……ポルナレフのくせにぃぃっっ//」ガクガク
ポルナレフ「しゃぶれーッ!! おれの剣をしゃぶってイキ狂いやがれェェーーッ!!」ドピュルルルルルル
花京院「んほぉぉぉぉっ!! くるいもだえりゅうぅぅぅッ!!」ブシャアアア
承太郎「」
ジョセフ「」
アヴドゥル「」
ジョセフ「承太郎、タバコ逆さじゃぞ」
アヴドゥル「い、いや~お盛んですな……では、私はこれで……」ソソクサ
ジョセフ「うむ……明日も早いしもう寝るかの……」
ジョセフ「承太郎、お前の知っとる花京院はもういないんじゃ……」
アヴドゥル「……気になるならお前も様子を見に」
承太郎「やかましいッ!! おれは童貞なんだ!! 刺激が強すぎるぜッ!!」ダッ
ジョセフ「はやまるな! 承太郎ーーッ!!」
ポルナレフ「……」
花京院「……」
花京院「ノォホホノォホwwwwww」
ポルナレフ「ったく、みんなしておれを騙しやがって! ざまぁみろだぜ」
花京院「すまない。君の反応があまりに純粋だったものだから、なかなか言い出せなかったのだ」
ポルナレフ「そっそうか//」
ポルナレフ「そっそんなわけねーだろ! 仲間をそんな目で見るなんて人として最低の野郎だぜ!」
花京院「勘違いしないでくれよ。 ぼくがレロレロしたいのはチェリーだけだ」
ポルナレフ「知ってるよ。 しっかし承太郎が童貞だったとはなぁ~、衝撃の事実ってやつだぜこれは」
花京院「ああ……」
花京院「承太郎、入っていいかい」ガチャ
承太郎「出ていけ! オナニー中だッ!!」
花京院「君のチェリーをくれないか?」
承太郎「えっ」
花京院「ガッつくようだがぼくの好物なんだ……♂」ギラギラ
承太郎「……」
承太郎「やれやれ……だぜ……」ムクリ♂
チャン チャン
おつ
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1481891494/
Entry ⇒ 2017.06.14 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
【ジョジョ】SOX:必要なし
カーズ「不要だ」
ワムウ「不要……?」
カーズ「そうだ、究極生命体となれば……オシャレなどしなくても良い」
カーズ「故に……こんな服などいらん!!」
ビリビリビリビリ!!
ワムウ「!!!」
カーズ「ソックスもいらん!!」
ビリビリビリビリ!!
カーズ「彼女のハートを射止めればよかろうなのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ジョセフ「素っ裸だと猥褻物陳列罪で捕まっちまうぜ!!」
シュトロハイム「心配する必要はない!!」
シーザー「シュトロハイム!!」
シュトロハイム「我がドイツのモザイクは世界一イイイイイイイイイイ!!!」
ルチャ!!
シーザー「こ、これは……!!」
シュトロハイム「このモザイクがあれば逮捕されることはなああああああああい!!!」
ジョセフ「ああん? どういうことだよ?」
ワムウ「究極生命体のカーズ様は他人の力を借りることなど不要なのだぞ!!」
カーズ「よせワムウ」
ワムウ「!! しかし……」
カーズ「他人に力を貸す意志……これも究極生命体故の力よ……」
ワムウ「!!! なんと……私にはそのような考えは全く思い浮かびませんでした……」
カーズ「フフフ……このモザイク……使わせてもらうぞ」
シュトロハイム「構わん!!」
カーズ「これで俺は……捕まることなくリサリサとデートできる……」
カーズ「WIN WIN WIN……」
ワムウ「カーズ様が……デートの勝利を確信している!!」
自分がどんなに完璧でも相手が完璧でなければ意味がないと!!!
カーズ「おかしい……この駅の東口で集合のはずだが……」
カーズ「約束の時間はとっくに過ぎている……」
カーズ「……なのにやつは何故来ない!!!」
リサリサ「おかしいわ、西口に集合なのに……カーズが来ないわ」
ジョセフ「リサリサ先生……集合場所……逆さだぜ」
ジョセフ「……」ニヤッ
その後
シーザー「JOJO!! 何故彼女に嘘の集合場所を教えた!!?」
ジョセフ「またまたやらせていただきましたぁん!!」
完
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492615497/
Entry ⇒ 2017.04.26 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
億康「最近変な夢見るんだよなァ~ッ?」
以下
原作とは大きく離れ逸れた話
キャラ崩壊あり
-----------
仗助「変な夢って何だよ、億康ゥ~?」
億康「何つゥ~かなァ~、不思議ッつうかなア~」
康一「夢の内容は覚えてないの?」
億康「それが、誰かと話したッて事しか覚えてねェンだよなァ~。」
仗助「スタンド攻撃ッてわけでもなさそうなら、放っといてもいいんじゃねェの?」
億康「ウ~ン、確かに、悪夢!ってわけでもねェしなァ~~」
康一「ちゃんと寝れてるんなら、それでいいじゃないか。」
億康「まぁなァ~~、そうなんだけどなア~」
仗助「……夢ってのはよォ、寝床で結構変わるっていうし、今日は俺の家に泊まってったらどうだよ?」
億康「おぉッ!ナイスアイデアだぜ!!じゃ、親父と猫草に飯作ってから行くからよォ、オメーの母ちゃんによろしくなァ~!」
_____________仗助の家
億康「オラッ!オラッ!オリャッ!ここだ!くッそ~!」ピコピコ
仗助「オメェはよォ~ッ、詰めが甘ェんだよッ!とッ!」ピコピコ
億康「あぁあ~!負けたァ~!」ガーン
朋子「コラッ、何時だと思ってんの!夜更かししてないでもう寝なさいよ!」
仗助・億康「ハァ~イ!!」
________________仗助の部屋
億康「寝れっかなァ~。俺いつももっと遅い時間に寝るんだよなァ」
仗助「ふーん、意外だな。オメーはもっとガキみてぇにサッと寝てサッと朝早く起きるヤツだと思ってたぜ。」
億康「ウ~ン…ま、寝てみっかァ~。」
仗助「おやすみ、億康。」
億康「おう、おやすみ、仗助。」
朝
仗助「ふぁ~。おい起きろ、億泰。」
億泰「ン~…おう、おはよう仗助ェ。」
仗助「え!?オイ、億泰!どうしたってんだ!?」ギョッ
億泰「ん!?な、何だこれェ~!?涙が止まんねェぞォ!?」ボロボロ
仗助「てぃ、ティッシュ!ほら!顔拭け!まるでトニオさんの時みたいだぜ、もしかしてまた夢でも見たのか?」
億泰「それがよォ~。夢は見なかったぜ、それどころか親父の声がねぇからいつもよりグッスリ眠れてよォ」ズビッグスッ
仗助「深い眠りは夢を見ねぇっつうが…じゃあ何で泣いてるんだよ?」
億泰「わかんねぇ…でも、涙はおさまってきたぜ。」
仗助「それならいいんだけどな…」
仗助(いったいどうしたっていうんだ?もしかして、もしかしてこのアホの億泰に悩み事でもあるってのかよ?トニオさんとこに行ったときに、睡眠不足を指摘されてたが、もしかして普段あんまりコイツ眠れてないのか?夢のことにしてもこの泣きっぷりにしても、ちょっと親友として放っとけねェよなァ…)
億泰(何でだろうなァ~。こっちのが俺の家より静かで布団も温っけぇしよく寝れたってのに…何でか自分のベッドがいますげぇ恋しいぜ…)
_______________学校
康一「そんなことがあったんだね、今はもう大丈夫なの?」
億泰「おうッ、けどビビったよなァ~!起きたらいきなり涙が出るんだもんよォ」
仗助「ビビったって、そりゃこっちの台詞だぜ馬鹿ヤロー。今日はどうすんだ?また泊まりにくるんでも全然いいぜ。」
億泰「…いや、今日は自分の家で寝るぜ。あんまりいねぇとよォ、親父と猫草が心配だしなァ~」
仗助「それもそうか」
康一「次は夢の内容、覚えてるといいね」
億泰「そうだなァ~…もしかしたらよ、夢が見れなくて泣いちまったのかも知れねぇしなァ」
仗助「オイオイ!悪夢で泣くならまだしも夢見れなくて泣くやつがいるかよ!しかも高校生にもなって!」ゲラゲラ
康一「あはは、でももしそうだとしたら凄く居心地のいい夢なんだろうね!」
億泰「美女のネーチャンに囲まれてたくさんお話する夢だったりしてなア~」ゲラゲラ
_______________虹村家
億泰「さ~て、寝るとしますかァ」
億泰「………」スヤァ
__________________________
億泰「んん…?もう朝か…ン!?」キョロキョロ
億泰「どこだここ、俺の家じゃねェ!」
億泰「い、いや…俺は知ってる…この部屋は、昔の家だ…あの入り口から、この部屋で親父が人じゃなくなるのを俺らは見ていたッ!」
億泰「!! だ、誰かきやがる!親父か!?」
億泰(な、なにが凄く居心地のいい夢だよォ~~!この家に住んでるときの親父といやぁ、俺らに暴力振ってばっかだったころの親父じゃねぇか!会いたくねぇ!俺は何だかんだで昔の怖ェ親父より今の親父のほうが好きなんだよォ~~!)
???「…いるのか、億泰」
億泰「!!!」
億泰「そ、その声、その姿…あ、兄貴なのか…?」
形兆「…また忘れちまったのか、本当にオメエは…まぁいい、座れ」
億泰(本当に…本当の本当に兄貴だってのか?兄貴にしてはずいぶんと優しいような気もする…表情も喋り方も、全部が優しすぎるぜ…偽者なんじゃねぇのかァ~…?)ジ~ッ
形兆「…座れってのが聞こえなかったのかこのウスノロがよォ~!!」机ダァン
億泰「ヒィッ!すんません兄貴!!座るッ、座るぜ~~!!」ガタガタッ
(や、やっぱり本物の兄貴だぜ~~!!!怖ェ~~!!)
億泰「………」
億泰(兄貴だ…兄貴の顔を見るのは、吉良と戦ったとき以来だよなァ~…てっきり成仏しちまったのかと思ったけど、兄貴も案外しつこいっつうか油汚れみたいっつゥかよ~…あれっ、これだと嫌な風になっちまうなァ、会えて嬉しいのに、何つうか、何だろう、何か違ェ気がするんだよなァ~…頭がふわつくっつうか、あ~~…考えるの面倒くせえなァ…)
形兆「不思議そうな顔をしているな、億泰。お前にこの説明をするのはもう10回目だが…またいちから説明してやろう。まず、俺は…お前の知る虹村形兆とは、少しだけ違う。」
億泰「えっ、そりゃどういう…」
形兆「黙って聞け!」
億泰「はっ、はいィ!」
億泰「…違う、未来…スか…」
形兆「そうだ。お前の世界では、俺はお前を庇って死んだらしいな。」
億泰「………」
形兆「それについての泣き言は3回目のときに腐るほど聞いた。今日は何も言うなよ。…それで、だ。俺の世界では、お前が死んでいる。」
億泰「お、俺が!?」
形兆「そうだ。そして俺が、生き延びた。ここから先の話は省かせてもらう、お前が知っていても仕方がないことだからだ。少し前から、俺は奇妙な夢をみるようになった。昔の家…ここだな、この家の、玄関に俺はいるんだ。そして、この部屋に来ると、いつもおまえがいる。死んだはずの、お前がいるんだよ。お前はいつも、俺を見ると、まるで幽霊でも発見したかのような…間抜けな顔をして、こう言うんだ…『そ、その声、その姿…あ、兄貴なのか…?』ってな。」
億泰「ッ…!」
形兆「テメェは馬鹿なせいか丁寧に俺とのこの時間を…夢のような、夢の時間を毎回忘れてやがる。…昨日に至っては、部屋にすらいなかった。焦ったぜ、もう現れねぇと思ったからな。部屋にいるのか確認したのは、今回が初めてだったさ。」
億泰「そ、そういや確かに、兄貴はまるでこの部屋にいるのが俺ってわかってるみたいに聞いてきたもんなァ~…」
億泰「そりゃなァ!何処の世界に実の弟の顔面穴だらけにしたりする兄がいるんだって話だぜェ!それに温泉行ったときは髪がしっかり洗えてないだの何だのでブン殴られてよォ!飯食う時も食い方が汚ェって殴ってくるしよォ!俺ァ寝てただけだってのに、いびきがうるせえってぶん殴られたこともあったなァ。機嫌が悪い日なんざ最悪だぜ、おかえりって言ったらそれだけで殴ってきたし、酷い時は顔がスゲー腫れ上がったりしてなア…中学校でッ、テストの点数がとれなかったときだって、よォッ…!」
形兆「……」
億泰「兄貴は、兄貴はそんな優しい顔しねぇ…いつだって険しい顔して、俺と親父を睨んで、一人で生きたがってたってのに、何でそんな優しい顔してんだよォ~…ッ!」
形兆「…お前は相変わらず、泣き出すと話が混ざってわけが分からない。まとめて話せ、ポンコツ。」
億泰「そこはよォ~ッ…高校生にもなって、泣きっ面曝してんじゃねえこのボケがっつってよ、スタンドぶっ放してくるところだろうがよォ~~!」
形兆「…俺は、悪いがお前の知ってる俺じゃアない。俺はお前自身にスタンド能力を向けた事はないし、ましてや、頻繁に殴りもしなかった。」
億泰「そッ、そんなの兄貴じゃねェ~~ッ…!」
形兆「」
訂正
形兆「」
はミス、消し忘れです。すみません
億泰「ッ…!」
形兆「この家に来て、思い出すのは、幼いお前の泣き声と親父の怒鳴り声だ。俺はこの家で、昔確かに決めたんだよ…弟を守ること…俺は親父のようにはならないこと…それから、親父を元に戻して最初から家族をやり直すことをだ。」
億泰「…!」
形兆「残念ながらお前の世界の俺は全く反対の道に進んじまったらしいけどな…。ともかく、俺はその三つを胸に誓って生きてきたんだ。それなのに、音石の、野郎がッ…」
億泰「ま、待ってくれよォ。でもよォ、兄貴、人はたくさん殺してるんだろ?スタンド使いになれなかったやつらは、矢に刺されて死んでるモンなァ…!?俺にその、死体処理させてたじゃねぇかよォ!」
形兆「それは違う、俺はそんなことはしてねェ!俺は確かに、弓と矢を手に入れた。親父を治すスタンドが発現するかもしれないと、自分の腕に刺した。しかし、俺はその後一晩高熱で動けなかったんだ。その間に、お前が勝手に自分で自分の腹に刺した!お前にさせる気はなかったのに、だ!兄弟揃って高熱にうなされている間に、何者かが弓と矢を家に忍び込んで奪っていった。それが音石だった!」
億泰「…ッ…お、俺の世界と話が違いすぎて、何が何だかもうわかんねェよォ~~!」
形兆「杜王町に惹かれ、引越しを済ませた俺はスタンド使いを探しまくった。方法は簡単だ、バッドカンパニーのヘリを頭より少し高いところに飛ばして、ソイツに視線を寄越したやつに話しかければいい。」
億泰「あ、頭良いなァ兄貴ィ~~~…」
形兆「それでも親父を治すスタンド使いは見つからなかった。でも、その方法で見つかった承太郎さんという人が、親父を引き取り治療法を探してくれると提案してくれた!」
億泰「……」
形兆「東方が俺達の家を覗いたことに、億泰は文句を言いに玄関に出たッ…今思えば止めときゃよかったんだ、あの時…!そこから東方と億泰はケンカをはじめた、億泰が広瀬を殴って失神させたからだッ!億泰が押され始めて、俺はバッドカンパニーを初めて人に向けた…!怯んだ東方を前にお前を家に引きずり戻した。まさか家の中にまでは入ってこないと思っていたが、俺の一言が気に障ったのか、アイツは家の中まで追ってきやがった。」
億泰(きっと髪型に触れちまったんだろうなァ~~・・・)
億泰「……!」
形兆「俺のッ…俺の時間は、そこから動かんままだ…毎日が空っぽだ、一人の暮らしはあまりにも何も無さ過ぎる。いつまでも、お前と親父が家に居る気がしてならないッ…。」ボタボタ
億泰「あッ…兄貴が、な、泣いてる…!!!」ギョッ
形兆「この夢でッ、お前は毎回泣きやがる…!俺は、お前に俺の世界の話をする気はなかった、し、こうして話したのも初めてだッ……」
億泰「……ッ、す、すんません…(何で謝ってんだ、俺)」
形兆「テメェは大馬鹿野郎だ、俺は最初、お前が俺を呼んでるんじゃないかと思った。お前が、億泰が、お前を守れなかった俺を恨んで、来いとッ」
形兆「でもお前はよォッ、俺の知ってるお前じゃなかった、しッ、お前は泣いてばっかだしよォッ、」
億泰「…兄貴も、泣いたら何言ってっかちょっとわかんねぇ…俺と兄弟なんだなァ…」
形兆「当たり前だろうがッ、この、ダボがッ…!俺は、東方とたまに会いながら、吉良を共に探し、戦ったッ…けれども、どこかで、やはりお前の死が受け入れられなかったッ…!」
億泰「……」
億泰(わかるぜ…俺も毎日楽しくてもよ、兄貴が死んだの、やっぱりショックでよ~…寝れなかったり、兄貴だったらうまくやれんだろうなってコトもあったりよォ~…でも、逆に、兄貴が残してくれたモンにもたくさん気付けたんだぜ。皿の片付けとか、料理とか、洗濯物とか、全部俺にやらせてたの、ず~っと嫌がらせだと思ってたんだけど、アレのおかげで今一人で生きていけてるしなァ~…)
億泰「…兄貴さァ、さっき死んだ俺が呼んでるかもって言ってたけどよォ」俯き
形兆「……」
億泰「お、弟の俺が言うことじゃねェかもしれないけどさ…兄貴が決めるべきだと思うぜ。兄貴…行き先を決めるのは、兄貴だろォ~…?死んだ俺のとこになんざ、嫌でもいつか行くんだぜ?」
形兆「……!」
形兆「…………」
億泰「そ、それでも兄貴が杜王町より死んだ俺を選ぶんならよォ!それも兄貴の選んだ道だから俺は止めねェほうがいいのか?い、いや、でもよォ!い、生きてるんだろ?兄貴、死んでないんだろ?なら俺は兄貴には生きッ…」バッ
億泰「……あれっ、兄貴?」キョロキョロ
______________________杜王町 朝
億泰「…ってな夢でよォ!不思議だろ?」
仗助「へえ、あの形兆が泣くとはなあ…しかし、今回は覚えてるんだな。」
億泰「おうっ、しっかり覚えてるぜ。でもな、何だかわかるんだよ、俺はたぶんもう、二度と夢の中であの兄貴と会うことはないと思うぜ。」
康一「どうして?また会いたいと思わないの?」
億泰「う、う~~ん…何っつうか、調子狂っちまうんだよなァ!ああも別人だとよォ!やっぱ俺の兄貴は、一人でいいよ。」
仗助「ま、確かに同じ顔でも別人じゃ全然違うよな。聞いたところその形兆は歩んできた人生もずいぶんと違うらしいしな」
億泰「夢ンなかの優しい兄貴がもし俺の兄貴だったら、死んだとき納得できなくてキツかったとも思うしなァ~。」
康一「あはは…あ、遅刻しちゃうよ、急がないと!」
――その後、億泰の予想通り二度と夢の中で別世界の兄と会うことはなかった。また、別世界の形兆も、億泰との夢は見なくなるのであった。
____________________________________町王杜
東方「…あッ、形兆!?ちょ、ナースコール!康一!ナースコールだ!!」
形兆「………?」
東方「ッ…生きてんならさっさと目覚ませってんだよこの老け顔がよ~ッ!億泰くんの次はアンタまで死んじまったと思ってヒヤヒヤしただろうがよォ~~!」
広瀬「先輩、吉良からの攻撃を受けてッ…それで、仗助くんが傷を治して一命をとりとめたんですけど、10日間以上目を覚まさなくてッ…」
東方「マジで、ふざけんなよ形兆ォッ…!」
形兆「………先輩を、つけろ。東方…」
広瀬「ちょ、起き上がっちゃだめですって!寝たきりだったんですよ、体も痛いんじゃ…」
東方「それなら心配いらねえぜ!この俺がちょちょいと治しておいてやったからな。」
形兆「…そうか…」
・・・
・・
・
形兆「二人は帰ったか、嬉しい歓迎ではあったが少しうるさかったな」
コンコン
承太郎「目が覚めたらしいな…これ、差し入れの果物だ。」
形兆「あっ、あぁ…どうも…」
承太郎「……君は…眠っている間、深い眠りと浅い眠りを繰り返していた。いや、これ自体は普通なんだが…夜、浅い眠りに切り替えて、朝から昼は深い眠りに切り替えて…そして、夜は表情がわずかに動いたり、たまに寝言を言っていたりした。「億泰」と……君はいい夢を見ていたのか?それとも…」
形兆「……億泰と…話す夢を、見た。最初は、億泰が俺を呼んでいるんだと思った…アイツは俺が居ないと点で駄目だ、俺がそばに居ないと安心できないからな…けれど、アイツは『兄貴が決めるべきだ』って言うんだよ…『兄貴…行き先を決めるのは、兄貴だろォ?』って…俺はちょいと考えましたよ…」
形兆「『杜王町で、もう少し生きたい』って思って…その瞬間、目が覚めたんです…長い夢だったけれど、寂しい夢でもあったぜ…」
承太郎「…寂しい、か…その割には、スッキリした顔してるじゃァねえか…。」
承太郎「……前にも言ったが、形兆…お前はまだガキだ。無駄に大人びているし、まるで昔の俺のように年相応じゃないが…だが、それでもまだ高校三年生だ。あまり抱え込むな、大人や周りに、もう少し甘えても許される。」
形兆「ハハ…今日はたくさん喋るな、承太郎さん」
承太郎「ああ、お前に朗報があるんでね…。ずっと眠ってるんで、早く話したくて仕方がねえぜ」
形兆「…朗報?」
承太郎「お前の親父さんを治せるかもしれない。何処まで完璧に治るかはわからないが、少なくとも人の姿は取り戻すだろう。DIOの細胞から、正しく回復する仕組みを…」
形兆「……お、やじが…」ボタボタ
承太郎「…いつでも、様子を見に来るといい。俺はこれで、失礼するよ」
___
形兆「億泰ッ…億泰…親父、治るって…治るんだぞ…!殺さなくて良かったんだ……俺達は、正しかった…!クソッ…なんで、何でお前は生きてないんだよ、億泰ッ……」
形兆「三人で…暮らしたかったよなァ…!」
形兆「……」
形兆「いや…これも、運命だよな…お前が死ななきゃいけなかった理由はひとつもわからねえが…お前の言うとおり、俺の…俺達の行き先は、俺が決めなくてはいけない……」
形兆「ずっとお前は俺がいないと駄目なやつだと思ってたが…何も出来ないお前に依存していたのは俺だったようだな…こんなんじゃ天国のオメーに笑われちまうぜ…」
TO BE CONTINUED...
良いものを見た
必要悪にならなかった兄貴も、悪くない
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Entry ⇒ 2017.02.26 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
ジョナサン「まじかよ」
ディオ「ジョジョ!見てたのか!」
ジョナサン「その薬は毒かい?」┣¨┣¨┣¨┣¨
ディオ(ぐっ!ストレートに!)
ジョナサン「まさか父さんの具合が悪いのは君のせいかい?」┣¨┣¨┣¨┣¨
ディオ(何その口調!?)
ジョナサン「ねぇ?英語わからない作戦??」┣¨┣¨┣¨┣¨
ディオ「……あ、ああこれのことか?これはただの薬だよ^_^」
ジョナサン「もう一度聞くよ?それは毒かい?」┣¨┣¨┣¨┣¨
ディオ「おいおい……冗談きついぜ?ジョジョ……」
ジョナサン「ディオ……」┣¨┣¨┣¨┣¨
ディオ「……!」
ジョナサン「君を殺す」┣¨┣¨┣¨┣¨
ディオ「ええええええぇぇぇぇえええ!?」
ジョナサン「これで!」バッ
石仮面『やあ』
ディオ「石仮面!!」
ジョナサン「うおおおおおおおおッッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨
『速い!そして強い!まるで機関車だッ!』
ジョナサン「ポッポー!シュポポポポポポー!」┣¨┣¨┣¨┣¨
ディオ「くそッ!」
ジョナサン「シュポポポポポポポポポッッ!!」
ディオ「くr 『バギィ!』 タコス!」
ジョナサン「残滅すべし!ディオ!」┣¨┣¨┣¨┣¨
ディオ「」チーン
ディオ・ブランドー【再起不能】
ジョナサン「よし、石仮面をディオに被せよう」
ディオ「」カポッ
ジョナサン「血ィ!」
ディオ「」ポタポタ
ディオ「」カタカタ…
ディオ「」シュイン!
ジョナサン「勝った!第一部完!」
第一部 ファントムブラッド 完
ジョセフ「まじかよ」
カーズ「JOJO!見てたのか!」
ジョセフ「何をしただァー!」
カーズ「赤石はもらった!」タタタタ…
ジョセフ「待てッ!」タタタタ…
ジョセフ「……ハッ!」タタタタ…
カーズ「お前たちは!」
ジョナサン&ディオ「……」バァーン
ジョセフ「時間軸はどうなってやがる…」
カーズ「メタ発言は控えろ、馬鹿者ォ……」
ジョナサン「波紋疾走!!」
バチチチチチチチチチチチ
ディオ「」チーン
カーズ「」チーン
ジョセフ「」チーン
完
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1470089928/l50
Entry ⇒ 2017.01.29 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
岸辺露伴は動かない ー謎の深夜放送ー
漫画家だ。
まぁ覚えてもらわなくてもいいがね。
少し奇妙な話をしよう。これはぼくが観たとある深夜放送の話だ。
『テレビの話なんかどーでもいいよ』と思うかもしれないが、まぁ少し聞いてくれ。
あれは、新しい読切の案を話しに新しい担当と喫茶店に行ったときの話だ…
露伴「ああ、ヨロシク」
仁成「見ましたよ露伴先生ェ~!『ピンクダークの少年』の新しい読み切り、まさか舞台モノだなんて!いやァ~驚かされたなァ~!」
露伴「そうかい、ありがとう、ちょっと最近『面白い舞台』を観たからね、暇なら君も観に行くといいぜ」
仁成「う~ん確かに行きたいんですけど、時間がないんですよねェ…」
露伴「それは残念、舞台裏まで面白い舞台はアレが初めてじゃあないかな?」
仁成「え?」
露伴「いや、何でもない、さ、新しい読み切りの話を始めよう」
露伴「何かって…随分となげやりだな…君は」
仁成「露伴先生のアイディアを聞いてみたいんですよ」
露伴「あのな…きみはいったい誰に口を利いているのかわかっているのかい?アイディアなんかこの場で幾らでも出せるんだよ」
露伴「それに…」
つ原稿
仁成「も、もうこんなに!?」
露伴「どれでも好きなのを選んでくれ」
仁成「スゴいですよコレ!どれをとっても即連載です、でも…」
露伴「でも?」
仁成「私も持ってきましたよ、とっておきの『リアリティ』を」
仁成「い、いや、そうじゃあないですよ!ホントに!」
露伴「まぁいいや、聴こう」
仁成「露伴先生はTVって観ます?」
露伴「いや、全然…特に最近はつまらないらしいじゃあないか」
仁成「ですよね…でも、そのTVが『明日の犠牲者』を予言しているとしたら?」
露伴「…なんだって?」
仁成「これは病院で勤務している私の知人から聞いた話なんですがね、その日は夜勤で、休憩になったからTVでも観ようかなーなんて思いつつ、電源を点けたらしいんですよ」
露伴「それで?」
露伴「へぇ、夜勤は辛いね」
仁成「で、不思議な話なんですけど、知人はその『砂嵐』に見とれてしまったんです」
露伴「何であんな嫌な気持ちになるうるさい音と目がチカチカする映像に見とれるんだい?」
仁成「それも奇妙ですよね、で、しばらく見ているうちにいきなり場面がごみ捨て場のような所に切り替わったんです」
露伴「おいおいおいおいおいおいおい、ただ受信が再開されただけじゃあないのかい?」
仁成「違うんです、その後エンドロールのように人の名前が流れたと思ったら最後に『明日の犠牲者は以上です。』ってテロップが」
露伴「…面白いね、ありがとう、ぼくもTVを観てみるかな」
仁成「お役に立てて光栄です」
仁成「もしもし、露伴先生?あと数分で『砂嵐』でますよ」
露伴「わかってるよ言われなくても、ぼくだってそこまでTVに疎いわけじゃあない、それより…気になるのは…」
仁成「『砂嵐』が出る前に『気になる』とか言わないでくださいよ!怖いじゃないですか!」
露伴「ぼくが気になっているのはきみだよ仁成くん」
仁成「はァ…私…ですかァ…?」
露伴「『怖いんで『砂嵐』が出るまで電話でお話しします、そのあと寝ます』っていったいどういうつもりだ?」
仁成「いやァ…ホラーとか苦手で…」
露伴「きみが提案したんだから最後まで責任を持つべきじゃあ無いのか?」
露伴『まぁ男と二人で深夜番組を観る趣味はぼくにはないから別にいいがね』
露伴「もういいよ、きみには頼らないことにするから」
ガチャ
露伴『ただTVを観るだけだからナビゲーターもなにもいらないだろうしね』
露伴「それにしても…もー少し肝の据わったマシなナビゲーターを連れてくるべきだったなァ~例えば康一くんとか」
露伴「しかし、まだ『砂嵐』にならないのか…うーん…観たいときに観たいものが観れないTVほど不便なものは無いな…」
露伴『あと何分ぐらいだろうか?』
露伴「…」
露伴「野球中継でも延長したか?まったく迷惑な話だ、まぁ、普段TVなんてものはろくに観ないから、こう思うのも初めてだがね、普段からTVばっかり観てるヤツは常にこんなにイライラしてるのかな?」
露伴「…」
露伴「…」
露伴「一体いつまでこうしろっていうんだ?まさかあの担当、手柄が欲しくてぼくに嘘をついたんじゃあないのか」
露伴「もういいや、漫画でも描こう、普段ぼくは次の日に差し支えるから徹夜はしないんだがね」
ザーーーーーーーーーッ
露伴「『砂嵐』…かな?」
ザーーーーーーーーーッ
ザーーーーーーーーーッ
ザーーーーーーーーーッ
露伴「やっぱり目がチカチカして気持ちが悪いな、部屋が暗ければ倒れてるぐらい強い映像作用だな」
ザーーーーーーーーーッ
露伴「…」
ザーーーーーーーーーッ
露伴「やっぱりぼくは『砂嵐』に見とれることは無いな、どうしても目がチカチカするし、暇になってしまう」
ザーーーーーーーーーッ
露伴「…とはいえ、何かの参考になるかもしれないし、『砂嵐』をスケッチしておくかな」
露伴「なかなか『砂嵐 』が終わらないな…」
露伴「もしかして…担当が言ってたみたいに『砂嵐に見とれる』必要があるのか?」
ザーーーーーーーーーッ
露伴「だとしたら…」
♪♪~♪
露伴「!」
露伴「こ、これはッ!『砂嵐』から心の底から暗くなるような妙なクラシック音が流れているッ!」
♪♪~♪
♪♪~♪
パッ
露伴「映像がゴミ捨て場にッ!これがあの担当の言っていた放送か?」
露伴「新聞にもこの時間は『放送なしだッ!』これはスゴいぞ!あの担当の言っていたことは本当だッ!」
ポーーーーン
NNN臨時放送
露伴「ンン~?なんだァ?NNN…臨時…放送ォ~?」
露伴「チャンネルは教育テレビのハズだけどなァ~?」
露伴「まぁ、その人が新入りで不良品かどーかわからないぐらいポンコツの社員だってなら話は別だがね」
露伴「それともコレがあの担当の言ってた『放送』なのか」
露伴「とりあえず見てみるかな」
♪~♪
♪~♪
露伴「このクラシック音もなんだか慣れてきたな、そろそろエンドロールのように人の名前が流れてもいい頃じゃあないか?」
亜藍 初(14)
飯得 朔(26)
鵜屋良 茶南(89)
鉈刃 柄(64)
和屋 軟(9)
棚間 歩拉(34)
露伴「こ、これはッ!あの担当が言っていたエンドロールじゃあないか!」
露伴「スゴいぞ!噂は本当だッ!」
露伴「この『NNN臨時放送』こそがッ!『明日の犠牲者』を放送する番組なんだ!」
露伴『まぁ犠牲者なんて見せられていい気分はしないがね、とりあえず貴重な体験だからスケッチしておくかな』
岸辺 露伴(27)
明日の犠牲者は以上です。
露伴「ンン~?ぼくの名前があったような気がするがが気のせいか?」
顔が白い男「…」
露伴「ん?」
露伴「おかしいなァ~?今テレビに人が写ったような?」
露伴「まぁ明日…いや、もう『今日』か?あの担当に色々聞いてみるかな」
翌日
露伴「ンン~、やっぱり寝不足だ、やっぱり睡眠は日付が変わる前に取るべきだな」
露伴「とりあえず…」
プルルルル
仁成「あ、露伴先生、昨日どうでした?」
露伴「バッチリ見ることはできたよ、ただ…あれは観た人も『明日の犠牲者』に入るのかい?」
仁成「いやァ…そんなことは…それを観た私の友人も生きてますし…」
仁成「『顔が白い男』は友人も見たらしいですよ、怖かったって言ってました」
仁成「っていうか露伴先生…?名前が出てきたって?」
露伴「いや、まだ確証はないがね」
仁成「確証はない?だって出てきたんでしょう?」
露伴「あのなぁ、君」
露伴「いかにぼくが『リアリティ』を求めているとは言っても、あんなずーっと同じような場面でエンドロールみたいに人の名前が流れるだけの番組に集中が切れないわけないだろう、だから『岸辺』って言う名字だけ見て錯覚したのかもしれないってこと」
仁成「露伴先生なら集中が切れないと思ったんだけどなァ…」
ボソッ
露伴「なんだって?」
仁成「い、いや、何でもないですよ、露伴先生、起きるの早いですねェ…」
露伴「ぼくの家の近くに棲みついてる野良猫が子猫を産んだらしくてね、毎日うるさくてこの時間に起きちゃうんだよ、って、そんなことはどーでもいいだろう!きみは今『集中が切れないと思った』とか言ったなッ!そんなに言うならきみがあの番組を見てみればいいさッ!」
仁成「き、聞こえてたァ…」
露伴「すみませんの一つも…」
ブブ…ブブ
露伴「ん?TVがおかしいな?ぼくはスイッチ弄ってないぞ?」
露伴「テレビにぼくの名前…?」
お迎えの時間です
現世に別れは言いましたか?
顔が白い男「ではお別れです」
グイイイン
露伴「テ、テレビから腕がッ、こ、こいつッ!」
ゴゴゴゴゴ
仁成「先生?先生?」
ツーツー
露伴「何て事だッ!『放送』はまだ終わっちゃあいなかったッ!」
ゴゴゴゴゴ
露伴「リモコンに触ろうとするとすり抜けてしまうッ!く…こういう…『スタンド』…か…このままこの白い手に掴まれていれば確実に窒息死する…だが、姿は見えたぞッ!『顔が白い男』ッ!『ヘブンズ・ドアー』ッ!」
ペラペラ
犠牲者はあなたです
犠牲者はあなたです
犠牲者はあなたです
犠牲者はあなたです
犠牲者はあなたです
犠牲者はあなたです
犠牲者はあなたです
犠牲者はあなたです
犠牲者はあなたです
犠牲者はあなたです
犠牲者はあなたです
露伴「なッ!この『顔が白い男』は本体じゃあないのかッ!」
露伴「『犠牲者はあなたです』の文字で『ヘブンズ・ドアー』が使えないッ!ま、まさかッ!『スタンド』はこの番組自体かッ!この『顔が白い男』もその中の一部にすぎない、完全に自立し、『無作為に選んだ人間を事故や病死や突然死を誘発する能力』の『スタンド』ッ!」
露伴「ぼくは首を絞められているが、死因は『急性心筋梗塞』とかになるんだろう…それにしても、早く引き剥がさなくてはッ!」
グググ
露伴「うぐっ…な、何か生き物にテレビを消すように命令しなければッ!」
露伴「植物…は動けない…他に生き物…生き物…ハッ!」
露伴『仁成くん、きみが一言多い話をごまかすのだけが取り柄のクソポンコツ担当でよかったよ!』
露伴「『ヘブンズ・ドアーッ』」
ドシュウウウ
顔が白い男「それではさような…」
プツッ
露伴「ハァ、ハァ…近くに野良猫が棲みついていて、偶然とはいえ仁成くんとその話をしておいてよかったよ」
野良猫「ニャー」
露伴「ぼくが、野良猫に書き込んだのはッ!」
『テレビの配線がネズミに見える』
露伴「大成功みたいだね、やれやれ…今回ばかりは運が悪ければ死んでいたな…」
露伴「とりあえず…さっきの体験は貴重だ、後でスケッチしておこう」
露伴「…と思ったが今日はあのポンコツ担当と集英社に行く予定だったな…始発までそんなに時間もないし…電車内で描くとするかな…さすがに少し疲れたしね」
露伴「それにしても…テレビにあんな怪奇現象が起こるなんてね、何かを創ろうとする強い意思にはそういった現象が付随するものなかもしれないな」
露伴「この先もあの番組はひっそりと続いて、どこかで誰かが同じようになっていくのかと思うと少し後味が悪いがね」
岸辺露伴は動かない ~謎の深夜放送~
おわり
今回は都市伝説の『NNN臨時放送』と露伴先生をクロス(?)しました。
少し描写不足の部分もありましたが何とか書けました。
本当の都市伝説のNNN臨時放送は犠牲者云々で顔が白い男が出ておわりですが、その男が露伴先生を殺そうとする方が面白いかなと思ってああしました。
何はともあれ読んでいただいてありがとうございました!
次は夢系都市伝説か他漫画とのクロスか…
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1467695281/l50
Entry ⇒ 2017.01.26 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
仗助「誰なんだあんた・・・」アギト「・・・」
スパイダーロード「フン!」ブン
仗助「ウゲ!」ドゴ
仗助「ク、クレイジーダイヤモンド!」
クレイジーダイヤモンド「ドラ!」
ロード「ソア!」バシ
仗助「やっぱり食らってねえ!」
彼の名は東方仗助
ダイヤモンドは砕けない
1992年連載開始
現在アニメ放映中
時間軸は1999年
スタンドと呼ばれる超能力をもつスタンド使いたちの戦いの物語だ
彼の能力は自分以外ならなんでも直す「クレイジーダイヤモンド」。しかし命を戻すことは出来ない・・・
彼やその仲間は吉良吉影という殺人鬼を追い、最終的に吉良は車に轢かれ死んだ
仗助「グハ!」
仗助「クソ!何なんだテメェーッ!」
「はッ!」スタ
突然、彼の前に金の戦士が現れる
ロード「A・・・GI・・TΩ」
仗助「誰なんだあんた・・・」
アギト「・・・」
一瞬仗助を見るがまた怪物の方に目を向ける
アギト「はッ!や!」バシ!バッ!
彼の名は津上翔一、本名は沢木哲也
2001年放映
時間軸も同様
人間のもつ未知の力「アギト」に目覚めた記憶喪失の彼、アギトに目覚めきれずに「ギルス」に目覚めた葦原涼、警察が開発した「G-3」を装着する氷川誠がアンノウンと呼ばれたロードいう敵と戦った
最後は人間を滅ぼそうとする神、テオスを追い払い、人々に平和をもたらした
ロード「ぐああ」ドサ
アギト「ハアァーーーーー・・・」ギュウン
『時は2002年。本作はその二作品の・・・』
アギト「タアアアアアッ!」
ロード「グアアア!」
『言うなれば』
アギトのツノが開き・・・
♪その先ポシビリティー。俺たちだけの
大地にAGITΩの紋章が浮ぶ
♪誰の為でなく、挑むこと、恐れない
『クロスオーバーである!』
♪熱くなる、躰!心!
紋章がゆっくり足に吸われていく
♪それに!ただ!従う、本能
ロードがアギトに迫って来た!
♪強くなる、思い!願い!
仗助「来てるぞッ!」
♪それにただ!独り動く
アギトが跳ね・・・蹴りを繰り出す
♪Believe yourself!
そしてロードが・・・
♪明日へ・・・!
爆発する!
仗助「倒した・・・待てッ!」
アギトはバイクに乗って走り去ってしまった
仗助「アギトって呼ばれてたな・・・」
彼は虹村億泰
スタンドの名は「ザ・ハンド」
右手のひらで空間を削り取る能力だ
凄まじい能力ながら本人のおつむの弱さが足を引っ張る
億泰「おめえももうコーコーセーじゃなくて大学生だろーが!そんなバカみてーなこと言ってる場合かッ!おれが言えたことじゃねーけどよー」
仗助「ちげえよ!嘘じゃねえ!マジで見たんだよ!アギトって呼ばれてた」
億泰「知るかッ!何がアギトだッ!」
億泰「・・・思い出した!」
仗助「どーしたんだよいきなり大声出しやがって!」
億泰「新聞に載ってたんだよ。都市伝説でよお。金色の鎧の戦士ってのの嘘くせー写真が」
億泰「もしかしてそのくだらねー都市伝説の撮影現場に居合わせたとか?ギャッハッハ!バカみてぇだぜ!」
彼は広瀬康一
能力は「エコーズact1/2/3」
それぞれ音を貼り付ける。貼り付けた擬音の効果を生み出す。物を重くする能力を持つ
彼自身も勇気と成長性に溢れている。背が低いのが特徴
康一「・・・怪物?・・・アギト?」
億泰「ありえな・・・いや待てよ?」
億泰「手放しに信じるつもりもねえけどよお・・・そういうスタンドかもしれねえなあ。でもやっぱ怪物ってのは・・・」
仗助「いや・・・実体はあった。スタンド使いかもな・・・金色の鎧の戦士に憧れてアギトを名乗るスタンド使いか。意外とあり得る話だぜ」
真魚「ちょっとどうしたの翔一くん。すごいくしゃみしちゃって」
翔一「なんだろ、誰かがおれの噂してたり!」
翔一「でも関係ないけど先生ったらM県に来ちゃったんだろ。真魚ちゃんも太一も付いて来てるけどさ」
真魚「研究室をM県のS市に大学が作ったんだって」
翔一「授業はどうするんだろ・・・」
真魚「2年ぐらいはここで研究メインでやるんだってさ。たまーに大学に行って授業とか公演やるらしいけど」
翔一「ふーん」
真魚「でもてっきり翔一くんは東京に留まると思ってた。まさかこのS市に「アギト」を開くなんて」
翔一「葦原さんも来るらしいしね」
真魚「分かってるよ・・・翔一くん。感じたんでしょ?あいつらが現れたのを」
翔一「なんのこと?」
真魚「あたし新聞で見たよ。アンノウンとアギト・・・翔一くんが戦うの」
翔一「でも、おれとは限らないじゃない!木野さんみたいにアギトいっぱい居るんだし」
真魚「でも・・・あかつき号に乗ってたのはもう真島くんと翔一くんだけだよ」
翔一「でもさ、葦原さんとかみたいにあかつき号に乗って無くても目覚めた人だって居るじゃない!」
真魚「そうだけどさあ・・・」
億泰「お前が本当のこと言ってるならまた来るまで待ってみよーぜ」
康一「でも・・・仗助くんがこんな嘘つくとは思えないけど・・・」
その様子を木の陰から見るウスバカゲロウの幼体を感じさせるロード
右手を下げ、左の中/人差し指でZを描く
そして地面の中に潜り・・・
仗助の下で手を伸ばす!
サッ
仗助「何だ!?」
掴めなかったのを感じると地面からゆっくりと姿をあらわした
仗助「!・・・こいつだ!」
仗助「偽物とかじゃねえ・・・殺気を感じるぜ」
億泰「これがバケモン!マジで居たのか!・・・こいつ!新聞に載ってたやつだぞ!」
億泰「あれ嘘じゃなかったのか・・・」
康一「まずい!とにかく足止めを・・・act3イィーーーッ!」
act3「はッ!」
ズウウウゥゥゥン
自らが掘った穴にハマるロード
ロード「う!グウウウ」
脳裏にアリジゴクの怪物・・・アンノウンが現れる
以前取り逃がしたアンノウンだ!
真魚「あ!待って翔一くん!」
ブウウン
真魚「行っちゃった・・・」
仗助「クレイジーダイヤモンド!穴を『直す』!」
キュピイイン
ロード「!?」
仗助「これで生き埋めって訳だなッ!」
キイイ
アギト(あいつ・・・地面に埋まってる!?)
仗助「!あいつ・・・アギトだ!」
ロード「はッ!」ボゴ
康一「出てきた!?」
アギトがロードに向かって走り出した!
アギト「ハアア!」
┃ アギト「ハアア!」┃
lΩl━━━━━━lAl
承太郎「奴らは親族を狙う!」
北條「超能力にも種類があるらしいということです!」
小沢「私達が召集されたということはおそらく・・・」
尾室「ええ!」
氷川「間違いありません!」
目覚めろ!その魂!
アギト「タァッ!ヤアッ!」バシ!バシ!
♪未来は止められない
ロード「ふん!」ガンガン
♪その先のポシビリティー
仗助「効いてねえ・・・」
♪俺たちだけの・・・
億泰「そういうことならよお・・・俺のザ・ハンドの出番だぜ!」
♪誰の為で無く・・・
億泰「くらえェェーーーッ!」
♪挑むこと
ロード「はッ!」ドン
♪恐れない
億泰「うぎゃああ!」ドタ
♪熱くなる!
仗助「大丈夫か!?クレイジーダイヤモンド!」キュウウン
♪躰!
仗助「治ったぜ!」
♪心!
億泰「ありがてえ」
♪それに、ただ!
康一「やっぱりあいつに任せた方がいいよ!・・・アギトだっけ?」
♪従う本能!
アギト「はッ」
♪強くなる!
アギトの金の鎧と右腕の鎧が赤く変わる
♪想い!
そして赤くなったドラゴンズアイから剣、「フレイムセイバー」を取り出す
♪願い!
超越感覚の戦士「フレイムフォーム」だ
♪それに、ただ
アギト「タアアアアア!ヤアァァッッ!」
♪一人動く
ズシャ!
♪Believe your self!
♪明日へ・・・!
粉々に砕けガラガラと音を立てて地に落ちた
仗助「?」
アギト(爆発・・・しない?)
仗助「倒した・・・のか?」
億泰「よし!じゃあ帰ろうぜ!疑って悪かったぜ!」
アギト「倒したと思っていいのかな・・・」
ポサ
アギト「あ!鞄!」
仗助が忘れた鞄を仗助に投げ渡す
仗助「ありがとっす!」
仗助(作戦成功!これでアギトの正体掴んでやるぜ!)
テレレレレン!
闇の中・・・
見つめてる・・・
手を伸ばし・・・
掴み取れ!君、求める物
また、誰かが・・・
平気な顔をして夢だと・・・
笑っても・・・!
Ready to go! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
君のままで、変わればいい!
Here we go! count zero !
仮面ライダーAGITΩ!
今君が、居ないと・・・
Get on!
廊下を歩く一人の女性
『類稀なる天才』小沢澄子
G-3の開発者だ
『究極の凡人』尾室隆弘
G-3トレーラーの乗員で、装着者をサポートする
後ろからだんだんと歩み寄ってきた長身の男性
『仮面ライダーになろうとする男』氷川誠
G-3及びG-3Xを装備する
小沢「私達が召集されたということはおそらく・・・アンノウンでしょうね」
尾室「ええ!やっぱりG-3Xを出動させろってことでしょうね」
氷川「間違いありません!また僕達で戦いましょう!」
北條「奇遇ですね!あなたたちに会うとは・・・」
氷川「北條さん!」
北條「私はいま調べ物してましてね。忙しいので。では」
小沢「待ちなさい!調べ物って何よ」
北條「・・・まああなた達にも関係のない話じゃない。いいでしょう教えます」
北條「スピードワゴン財団・・・知っていますか?」
小沢「知らないわけないじゃない」
小沢「なんですって!?」
北條「驚くのも当然です。私も先程知りました。そしてスピードワゴン財団の研究によって分かったことがあります」
氷川「なんですか?」
北條「超能力にも種類があるらしいということです!時間を止める、生命を与える、触れたものを爆弾にかえるなどなど」
北條「そして超能力をスタンドと呼び、超能力者をスタンド使いと呼ぶこと。加えてスタンドにはスタンド使いにしか見えないビジョンがあるということです!」
小沢「でもどうやってそんな情報を」
北條「アギトについて調べたいといえば快く教えてくれましたよ。では」
┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"
墳上「・・・」バァーーーン!
仗助「頼みたいんだ。この『匂い』を調べて欲しい!」
墳上「OKだ!もちろん手伝うぜ!」
仗助「頼もしいぜ!早速こいつに付いた俺以外の匂いを調べて欲しい!」
墳上「だが・・・その鞄にもう匂いは付いてないぜ・・・今消えたって感じだ」
仗助「何!?間に合わなかったのか・・・」
仗助「やはり頼もしいぜ。墳上裕也!」
墳上「不思議な感じだ・・・何か只者じゃない匂いだ」
仗助「やはりアギトはスタンド使いか・・・」
キイイ
上司A(メガネ)「よく来てくれた」
小沢「いえ」
上司B(チョイ[ピザ])「早速だが君たちにはG-3Xを用意していただきたい」
上司A「そして小沢管理官。君たちにはM県に移動してもらいたい」
小沢「M県ですか・・・」
上司A「それだけを言ってしまえば左遷の様に聞こえるかもしれないが実際は違う」
小沢「と・・・言いますと?」
上司A「そこにアンノウンの出現が3体連続で目撃されている!」
小沢「成る程、それではそこに再び現れる可能性が高いと」
上司B「そうだ。都心部にはG-5を置く。安心してくれたまえ」
小沢「そういえば氷川くん。あなたに伝えたい事があるのよ」
氷川「何でしょうか?」
小沢「新しいG-3についてよ」
氷川「新しいG-3?・・・ですか」
尾室「へー。なんか凄そうですね!」
小沢「とにかく来て」
承太郎「・・・怪物に襲われたそうだな」
仗助「ええ・・・そうっすけど」
承太郎「そいつは警察内ではアンノウンと呼ばれている」
仗助「アンノウン・・・」
承太郎「そいつらは俺たちの様なスタンド使いを狙う」
承太郎「そして!奴らは親族を狙う!」
仗助「じゃあ・・・承太郎さんも!」
承太郎「いや、おそらくもっと近い親族だ」
仗助「ジジイ・・・!」
承太郎「お前も聞いているだろ。ジジイがッ!明日の昼に杜王町に着くことをッ!」
ゴゴゴゴゴゴ
まさに戻って来たという感じだ
氷川「これは・・・」
小沢「どう?驚いた?これが新しいG-3よ」
小沢「アギトを参考にしてつくられていてね」
尾室「アギトを?」
小沢「ええ、アギトや4号と同じ様に『姿を変える』のよ。名付けるならG-3DXってとこかしら」
氷川「G-3DX・・・!」
小沢「その姿の変更。言って見ればフォームチェンジのバリエーションなんだけど・・・3種類!」
氷川「三つも!?」
小沢「多かったかしら?」
氷川「いえ、素晴らしいと思って!」
氷川「アギトでいえば金色、4号ならば赤の姿に当たる・・・という感じですか」
氷川「重量・・・ですか」
小沢「強固なアーマーで敵の攻撃を物ともせず、重火器や大剣で戦うわ。安心して。番号を入力して胸のアーマーの上に被せて、脛に追加装甲を付けるだけだから」
氷川「なるほど」
尾室「じゃあ必殺の銃撃って感じですね!」
小沢「そうね。また、マシンガンを使うときは脛のレバーを引けば固定砲台モードになれるわ」
氷川「アギトには無いタイプのフォームですね!」
小沢「そうね。4号の紫が近いかしら?」
小沢「ベルトの左にあるボタンを押すだけだから楽よ」
氷川「軽量ということはやはり装甲は・・・」
小沢「ええ、減らすわ。防御力はG-3程度に下がるわね。それを避けたり盾で防いだりして補うのよ」
氷川「アギトなら青・・・」
尾室「4号でも青が近いんじゃないんですか?」
小沢「そうね」
尾室が黙々とハンドルを切るなかアギトやG-3の話で盛り上がっていた
氷川「そういえば津上翔一や葦原涼・・・」
小沢「どうかしたの?」
氷川「彼等もM県に来たそうで」
小沢「っていうことはアンノウンを察知したとみて・・・」
氷川「間違い無いでしょう」
尾室「よし!着きました」
小沢「あら、着いたみたいよ氷川くん」
「アンノウン目撃情報」
「至急出動せよ」
小沢「頑張って氷川くん!」
氷川「はい!」
ガシュイーン
尾室「G-3DX装備完了です!」
小沢「バイクに乗って氷川くん」
氷川「ハイ!」
小沢「G-3DX出動!」
億泰「まだこんなバケモンが居たのかッ!」
億泰「ザ・ハンド!」ガオ・・・
ロード「フン!」パシ
億泰「勝てねえッ!」
キイイイイイイ
涼「逃げろ!」
億泰「あんたがアギトなのか!」
涼「いいから早く逃げろ!」
億泰「おう!」ダダダ
胸の前で手をクロスさせる
キイイ
G-3DX「葦原さん・・・」
涼「変身!」
もう一人の彼、ギルスが現れる
表裏の二人は並び
光に包まれるとそこに居るのはギルスだけだ
ギルスが天に吠える!
ギルス「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!」
┃ …オオオオッッッ!」┃
lΩl━━━━━lAl
ジョセフ「ええ~?味戸さんがなんだって~?」
沢木「なぜ・・・俺を」
青年「アギトもまた、私の愛せる人間ではないのかと思い始めたのです」
G-3DX「これが軽量形態か・・・」
目覚めろ!その魂!
ギルスが天に吠える!
ギルス「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!」
ギルス「ウガアアアアアア」ドガ
ギルス「ハァッ!タァッ!」ドゴガシ
ロード「フン!タッ!」バシバシ
ギルス「ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァッッッ!」
ギルス「タァッ!ヤァ!」
ロード「ハァッ!テヤッ!」
G-3DX「互角だ・・・」
G-3DX「葦原さん!援護します!」
ギルス「氷川!」
バイクの後ろからアーマーを取る
G-3DX「えっと番号は・・・」
1
2
3
「暗号ガ違イマス」
G-3DX「あれ?」
ロード「ハァッ!フン!」どごバシ
ギルス「グオ!ぐあああ」
G-3DX「早く早く」アセアセ
3
1
2
「暗号ガ違イマス」
G-3DX「えっとえっと」
ギルス「・・・」
G-3DX「231じゃなくて・・・」
ギルス「貸せ氷川!」
G-3DX「いいえ!結構です」
ギルス「いいから貸せ!」ポカ
G-3DX「いで!」
テレレレレン!
闇の中・・・
見つめてる・・・
手を伸ばし・・・
掴み取れ!君、求める物
また、誰かが、平気な顔をして夢だと
笑っても!
Ready to go! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
君のままで、変わればいい!
Here we go! count zero !
仮面ライダーAGITΩ!
今君が、居ないと・・・
Get on!
ギルス「銃と同じなら・・・」
1
3
2
「解除シマス」
ギルス「ほれ!」
G-3DX「あ、ありがとうございます・・・」フクザツ
カチャ
ギュウイイイイン
胴と脛のアーマーを取り付ける
G-3DX「重量形態装備完了です」
尾室『了解!』
G-3DX「ケルベロスを・・・」
1
3
2
「解除シマス」
G-3DX「よし!じゃあえんg
ギルス「ウオオオオオアアアアアア」
足の棘が伸び・・・
ギルスが跳んだ!
踵をアンノウンにぶつけ棘を突き刺す!
ロード「うぐ!」
ギルス「タアアアアアアアアアアア!」
最後にサマーソルトを繰り出す!
ロード「ぐお!」
ドゴーーーン
G-3DX「僕の来た意味・・・」
涼「お前の焦る癖はどうにかしたほうがいいぞ氷川」
氷川(メット外し)「ハイ・・・」
氷川「前にも同じことがあって、その時には津上さんに解除してもらって・・・」
涼「・・・まあそれもお前らしさといえばそうか」
氷川「僕らしさですか・・・」
涼「まあな」
仗助「そりゃそうだよな。あんな怪物誰だってビビるぜ」
億泰「しかし・・・承太郎さんマジでそう言ったのか?」
仗助「おう『親族を狙う』ってな」
億泰「あと・・・もう一つ言っておくことがあるんだ」
仗助「なんだ?」
億泰「アギトは複数居る!」
仗助「どういうことだッ!?」
億泰「バイク乗った男が緑色のアギトに変身したんだ!」
仗助「アギトの緑の姿ってのは・・・」
億泰「全然違う見た目だったぜ!」
仗助「それで・・・話を戻すんだけどよお、俺はこれから杜王港に行くぜ」
億泰「承太郎さんが言ったみてーに・・・」
仗助「ああ、あのアンノウンとか言うのがジジイを狙うかも知んねえからな」
青年「・・・アギトもまた、私の愛せる人間なのではないかと思い始めたのです」
沢木「闇の力・・・あなたに一体何が」
テオス「私は人間に拒まれた。最初はそれに絶望し、滅ぼそうとした」
沢木「・・・だがアギトはあなたではなく、プロメスの力だ・・・何故それを」
テオス「貴方はアギトを可能性だと表しました」
テオス「私は最初は完全に人間ではなくなると思いました。しかし、どうなっても人間は人間だと思えるようになりました」
テオス「それに・・・そのまま消してしまえばプロメスの思い通りです」
沢木「それで・・・アギトの味方を」
テオス「ええ、しかし私の部下たちはそれを知りません。だから『彼』に私の意思を伝えて欲しいのです」
沢木「・・・彼?」
仗助「これでジジイの船に・・・」
墳上「ところで・・・何故俺が?」
仗助「アギトがくるかも知んねえからだよ」
墳上「なるほど」
承太郎「警察のアンノウンの対策委員の者を呼んでいる」
小沢「よろしく。このパワードスーツ着てるのが氷川くんで、影薄いのが尾室くんよ」
仗助「よろしくっス」
氷川(メット外し)「よろしくお願いします」
承太郎「ではジョセフジョースターの乗る船に向かう」
その頃船上では
船員「あと40分ってとこですね」
ジョセフ「そうかそうか」
静「じーちゃん!」
ジョセフ「おお?なんじゃなんじゃどうした静?」
静「おなかすいたー」
ジョセフ「ちょっと待つんじゃ静」
その様子、影から見る者
ウスバカゲロウを感じさせるアンノウンだ
倒される直前に脱皮し羽化して逃げ出していた
ロード「・・・」コツコツ
ジョセフに歩み寄るロード
ジョセフ「!?なんじゃお前はーッ!」
仗助「ジジイ!助けに来たぞ!」
すぐに氷川と承太郎と仗助が梯子で登って来た
ジョセフ「おお!ありがたい」
仗助「頼んで大丈夫っすか?」
メットを被り、答える
G-3DX「今まで何体もアンノウンを倒して来ました!」
ロード「は!」ブウウウウウン
G-3DX「速い!それなら」
ガシャン
G-3DX「これが軽量形態か・・・」
G-3DX「は!」サッ
G-3DX「すごい!速い!」
ロードが近づいて来た!
G-3DX「くらえええ」ザク
ロード「ぐう!」
すぐに立ち上がり迫ってくる
ロード「はあ!」
G-3DX「駄目だ・・・あと少し勝てない・・・」
彼の脳裏に船上では戦う氷川が映る
翔一「行かなきゃ!」
岡村「え!?津上シェフ!津上さん!」
すぐに彼女の脳裏ににも同じ船が映る
岡村「なるほど・・・アンノウンを」
突如!船に迫る金の影
G-3DX「つg・・・アギト!」
仗助「あのホバーボード・・・バックトゥザ・フューチャーみてえだ」
墳上「今来たやつ!アギトとやらの匂いだ!」
仗助「ああ、あいつがアギトだからな、重要なのは正体だ」
ジョセフ「ええ~?味戸さんがなんだって~?」
ロード「AGITΩ・・・」
アギト「氷川さん!」
青のドラゴンズアイから薙刀、ストームハルバードを取り出す
超越精神の青、ストームフォームだ!
アギト「タアアア」ピョーン
すれ違いざまに切りつける!
きりもみ回転しながら落ちてくるロード
G-3DX「てやあ!」シュバ!
ザク
ロード「ぐおおおおお!」
ドゴーーン!
仗助「よっしゃ!倒した!」
墳上「結局アギトは見逃しちまったな」
仗助「だけどスタンド使いなら人間として暮らしてるはずだぜ・・・その時に追跡する!」
墳上「なるほど、暇がある時には探すよ」
仗助「頼んだぜ!」
テオス「氷のエルロードです」
沢木「氷のエル・・・」
テオス「ええ」
墳上「今言った通りだ。アギトの匂いを持つ奴は『いない』!」
仗助「どうゆうことだッ!」
墳上「これは俺の予想だが奴はアギトになっている時以外にはアギトの匂いは出さねえんじゃねえのか?」
仗助「ありえるぜ・・・」
墳上「要するに俺たちの捜査全部パーって事だな」
仗助「アギト・・・!」
┃「アギト…!」┃
lΩl━━━━━lAl
氷のエル「貴様は邪魔だ」
仗助「店名がアギト・・・?」
億泰「ンンマァァーーーイッ!」
沢木「光輝の・・・目覚めに過ぎない!」
手をクロスさせ・・・
翔一「変ッ!身ッ!」
目覚めろ!その魂!
仗助「おうよ・・・」
康一「残念だね・・・」
億泰「そりゃ災難だったな!」
仗助「ああ」
億泰「ところでよお・・・ちょっと離れたとこにできた店の話なんだけどよ、お前がビックリする名前なんだぜ!」
仗助「どんな名前だ?」
億泰「そりゃあお楽しみってやつよ」
仗助「別に・・・普通だろ」
康一「あッ!お店の名前!」
仗助「一体どうし・・・!?」
仗助「店名がアギト・・・?」
テレレレレン!
闇の中・・・
見つめてる・・・
手を伸ばし・・・
?み取れ!君、求める物
また、誰かが、平気な顔をして夢だと
笑っても!
Ready to go! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
君のままで、変わればいい!
Here we go! count zero !
仮面ライダーAGITΩ!
今君が、居ないと・・・
Get on!
翔一「いらっしゃいませ!シェフの津上です!」
仗助「うっす」
3人が席に座った
億泰「聞きたいこt」
仗助「まて億泰!」
仗助「ここはとりあえず注文しとこうぜ!」
康一「そうだよ!質問だけするのも失礼だし」
数分後
仗助「200gサーロインを」
億泰「イカスミパスタを」
康一「じゃあ僕は・・・ハンバーグ定食で」
ウェイター「はい!」
億泰「いただきまーすっと」
パク
億泰「・・・!」
康一「どうしたの?」
億泰「これ・・・トニオさん程じゃねえけど・・・」
仗助「けど?」
億泰「ンンマァァーーーイッ!」バアーン
仗助「確かに・・・うまいな」モグモグ
ダダダ
仗助「どうしたんすか?シェフ窓から飛び出てったっスけど」
岡村「いつものことなので・・・」
仗助「いつもああなんスか・・・」
キイイ
腰に左手を当て、右手を伸ばす
翔一「ハァァァァ・・・」
翔一「変身!」カチッ
光に包まれて、現れるのは黄金の戦士
アギト「・・・」
バットロード「てやあああああ!」
アギト「ぐあ!」
ロード「とう!」
アギト「うお!」
バタバタバタバタ
アギト「逃げた・・・」
涼「!」バサ
涼「アンノウン!」
バイクにまたがり走り出す
翔一「!・・・またあいつだ!」
クルッ
ブウウウ
翔一「あ!葦原さん!」
涼「津上!」
男「うわああああ」
バットロード「はああ・・・
涼「待て!」
翔一「一緒に戦いましょう!」
涼「おう」
翔一「あと・・・あいつ強いんであの・・・触手モードになった方がいいと思います!」
涼「触手モードってお前・・・」
翔一「とにかく戦いましょう!」
涼「・・・変身!」
手をクロスして、開く
胸にワイズマンモノリスが宿り、全身が刺々しくなる
♪~
Xギルス「はあああ」バッ
♪稲妻よりも、早く駆け抜けて
ロード「フン」さっ
♪悲しみよりも、深く息を吸う!
翔一「・・・」
♪ハガネの胸で、突き抜ける疾風!
手を前に突き出す!
♪その胸に宿り続ける真実!
左手を腹の前に、右手を斜めに構える
オルタリングが彼の腹部に出現する
♪キャタピラよりも、重く確実に
手をクロスさせ・・・
♪破壊する、深く息を吸う!
翔一「変ッ!身ッ!」
♪鉛のような腕を伸ばして・・・真空
アギトバーニングフォーム「・・・」
♪この胸にあるのはserious or curious?
アギトB「タアアアアア!」
♪~
ロード「ウグ!」
♪時間も分からない・・・
アギトB「ハアアアァァァァァ・・・」
♪(Deep breath!)
Xギルス「オオオオオオオオオ!」
♪暗闇の中で・・・
かかと落とし、サマーソルトが決まる!
♪(Deep breath!)
アギトB「てや!」ドガ
♪瞬きもなく
ロード「ぐううううう」
♪Deep breath
爆発・・・!
♪We need it just focus
バットロード「てあああああ!」
アギトB「まだ・・・似たようなのが」
Xギルス「こいつも倒すぞ!」
アギトに射し込む太陽の光!
アギトももまた光を見る
シュウウウウウウ
アギトシャイニングフォーム「・・・」
紫のドラゴンズアイから薙刀を取り出し・・・
2つの剣に分ける。シャイニングカリバーだ!
アギトS「とあああ!」
斬りつける!
ロード「ぐう!」
Xギルス「ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
Xギルス「テエエエエエアアアア」
殴りつける!
ロード「ぐへ!」
アギトS「大丈夫ですか!?葦原さん!」
Xギルス「多少疲れがな・・・」
アギトS「俺に任せてください」
Xギルス「ああ・・・!」
アギトがロードに向きなおる
彼とロードの間に紋章が現れ・・・
蹴る・・・
ロード「ハッ!」ササッ
アギトS「避けた・・・」
G-3DX「津上さんと葦原さん・・・」
G-3DX「援護します!」
沢木「アギトは進化する力だ・・・!」
沢木「その力もまた・・・光輝の・・・目覚めに過ぎない!」
氷のエル「アギトは・・・いてはならない」
氷のエル「貴様は邪魔だ・・・アギト!」
┃…アギト!」┃
lΩl━━━━lAl
沢木「やめるんだ!」
アギトB「ハア!」
氷のエル「効かぬ!」
億泰「あんたが・・・あんたが・・・」
億泰「アギト!」
億泰「さーな」
康一「アギトについて聞けなかったしね・・・」
仗助「でもフツーに美味かったからまたこよーぜ」
億泰「おうよ!」
承太郎「ああ。そうだ」
ジョセフ「前に現れたっていう未確認生命体ってのとは関係ないのかの?」
承太郎「どうやらな」
デレレレレン
涙には・・・
戻らない・・・
僕らには・・・
相応しい時が、あるだろう
まだ、届かない!理想と現実。それでも
走り出す!
Ready to go! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
強くなれる、理由がある!
You can do it! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
揺るぎない、愛と!
Get on!
仮面ライダーアギト
Masked rider AGITΩ
沢木「しかし・・・闇の力・・・彼はなぜすぐに受け入れたんだ・・・」
突如、鏡に闇の力が現れる
テオス「あなたの・・・勝ちと言うことです」
沢木「なぜこんなにも早く結論を出そうとするんだ?このたった一年で人間の全てを理解し切れたとでも?」
テオス「まさか」
沢木「では・・・なぜ?」
テオス「話を早く済ませようとしただけです・・・実際はまだ人間を見極めているところです。」
沢木「なら・・・実際はどう言うことなんだ?」
テオス「氷のエルと・・・雷のエルを説得して欲しいのです」
沢木「説得?」
露伴「はーい・・・ってなんだお前か仗助」
仗助「なんだじゃないっすよ露伴センセー」
露伴「何の用だ」
仗助「スタンド使いが狙われる事件が多発してるんすよ」
露伴「ほう・・・今日の仕事は終わったが・・・次回のネタになりそうだ」
露伴「いいだろう聞いてやる」
説明中・・・
仗助「気をつけてくれってことっすよー」
露伴「フン!そんなのでからかってる気か?」
仗助「いやマジで!」
露伴「この岸辺露伴を舐めるんじゃあないぞ!」
仗助「嘘じゃねえっすよ!」
露伴「アンノウンだアギトだのバカみたいなことをほざくのもいい加減にしろ!」
露伴「僕は仕事がある。帰ってくれ」
仗助「さっき仕事は終わったとか言ってたじゃないっすか」
露伴「・・・僕がせっかくお前に気を使ってやったてのに・・・正直に言ってやる」
露伴「お前のそのくだらん嘘に付き合ってる暇はないと言いたいんだ!」
バタン
仗助(だからあいつは嫌いなんだよ!)
仗助「ったく・・・」
露伴「まあ仗助のことなんて考えててもムカつくだけだな。どっかにスケッチにでも行こう」
ブウウウン
キイ
ちょうどいいところを見つけたらしい
土手に座りスケッチブックを取り出す
露伴「この風景・・・まさに下町の工場近くの土手って感じだ!いいぞ!」
カリカリカリカリカリカリカリカリ
億泰「お!露伴先生じゃねえか」
露伴「アホの億泰か」
露伴(ああ億泰くんか久しぶりだね)
億泰「人をアホたあ酷えなあ」
露伴「あ!つい本音が!」
テオス「彼らはアギトを憎んでいます。それ故に私の意思に関係なくアギトを滅ぼそうとしています」
沢木「それを・・・やめさせて欲しいと」
テオス「はい」
沢木「しかし・・・あなたが言ってもやめなかったんだ。俺が言ってどうにかできるとは思えないが」
テオス「説得とは言いましたが、彼らには一度滅んで貰いたいのです」
テオス「もちろん説得できるならそうしたいですが・・・不可能でしょう」
沢木「そう言うことだったのか」
沢木「ああ、分かった。あと沢木哲也、彼はいまは津上翔一と名乗っている」
テオス「そうですか。それならそう呼ばせていただきましょう」
闇の力はドアを開け外に出て行った
バタン!
沢木「・・・アギトは・・・可能性だ!誰も奪ってはいけない!」
1
3
2
「解除シマス」
G-3DX「よし!」
ロード「ウグオオオオオ」
アギトS「とおぉー!」
蹴る!
爆発する!
ドーーーン
露伴「スケッチだよ。見て分からないのか?」
億泰「いや、なんでこんな所でスケッチをしてるかってことだよ」
露伴「ここは・・・君みたいのにはどうせ分からないだろう」
氷のエル「アギトになるものは・・・消えなければならない!」
ザッザッ
億泰「!てめえは!」
露伴「どうしたんだそんな・・・」
億泰「このバケモンが見えねえのか!」
露伴「ああ、手が込んでるな」
億泰「違ええッ!」
露伴「うるさいぞ!ヘブンズドア!」
パラパラ
アンノウンが迫ってきてる!
なのに露伴は信じてねえ!
このままじゃやべえ!殺される!
アギトが来るかどうかにかかってるぜこいつは!
露伴「なッ!僕を騙そうとしてるんじゃあなく!怪物の存在を信じている!?」
露伴(筋金入りのバカだからか!?)
露伴「違うッ!このバケモノ!アンノウンはッ!僕たちを殺そうとしている!」
露伴「仗助を信じるべきだった・・・あの時点で!」
氷のエル「フン!」
コチコチ
億泰「服が!」
露伴「凍ってる!」
氷のエル「[ピーーー]ええええ」
手を振り上げ槌を構える
沢木「やめるんだ!」
氷のエル「!?・・・貴様は!」
沢木「闇の力の意思を忘れたのか!」
氷のエル「あの方は・・・お前に騙されている!」
氷のエル「アギトはあってはならない存在なのだ!」
バイクから降りる青年
翔一「人の存在意義はッ!誰も無くせないッ!」
翔一「逃げろって言っても無理ですよね・・・服が凍ってちゃ」
億泰「・・・」
翔一「だから・・・見ててください。俺の・・・」
手を前に突き出す!
クロスさせ・・・
翔一「変身!」カチッ
ギュウウウウン
アギトB「フウウウウウ・・・」
億泰「あんたが・・・あんたが・・・」
億泰「アギト!」
露伴「アギトは基本は金だろう?あんなに全身赤じゃないはずだぞ」
沢木「アギトは進化する・・・あれも進化の1つだ!」
シュウウウウウウ
億泰「溶けた!」
露伴「動けるぞ!」
アギトB「逃げて!・・・あとこのこと秘密にしといてくださいね!驚いちゃいますから!」
億泰「おう!」
露伴「僕のバイクの後ろに乗れ!」
億泰「ありがてえ!」
ブウウウウウウウ
パンチを繰り出す!
氷のエル「効かぬ!」パシ!
アギトB「それなら!」
シュウン
紫のドラゴンズアイからS字の剣を取り出す
そして薙刀に姿を変える!
アギトB「タアア!」
┃アギトb「タアア!」┃
lΩl━━━━━━lAl
涼「お前らは・・・アギトじゃないんだぞ!」
億泰「ダボがァッ!」
アギト「何!」
G-3DX「うぐ!」
仗助「直して戻るぜ~」
目覚めろ!その魂!
アギトB「やあ!はッ!」
氷のエル「はッ!」バシーン
氷のエル「とあ!」
ヤクザキックが腹に入る
アギトB「ぐっ!」
アギトB「空は・・・曇りッ!」
氷のエル「これで消えろ」スッ
手のひらを向ける!
アギトB「な!」コチコチ
氷のエル「凍ったな」ニヤ
氷のエルロードの手には・・・ナイフが
億泰「まさか・・・飛び道具!」
露伴「ああ、『既に仕掛けた』さ」
億泰「OK!」
氷のエル「死ね!」
シュバ!
ガオン!
億泰「ダボがァッ!」
放たれたナイフは・・・無い
折られてもない、弾き返されても無い、軌道を変えても、キャッチされてもない
億泰に投げられ・・・『消えたのだ』
アギトB「こっちじゃない・・・?」
氷のエル「な、何故だ!確かに炎のアギトに投げた筈だ!」
氷のエル「なんだかよく分からんがくらえ!」シュッバッ
億泰「これってよお・・・一体どこに消えちまうんだろうな」ガオンッ!ガオンッ!
氷のエル「何故・・・奴の元に・・・」
デレレレレン
涙には・・・
戻らない・・・
僕らには・・・
相応しい時が、あるだろう
まだ、届かない!理想と現実。それでも
走り出す!
Ready to go! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
強くなれる、理由がある!
You can do it! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
揺るぎない、愛と!
Get on!
仮面ライダーアギト
Masked rider AGITΩ
氷のエル「引き寄せ・・・いや、私は虹村の元に自ら投げてしまっている!」
氷のエル「!?何故・・・私は・・・虹村という奴の名を『呼んだ』のだ!?」
氷のエル「『知らない』はずの・・・奴の名を・・・」
アギトB「フン!・・・」シュウウゥゥゥゥ・・・
アギトB(ちょっとずつだけど・・・溶かせる!)
氷のエルの顔が紙のようにめくれる!
アギトは滅びなければならないアギトは滅びなければならないアギトは滅びなければなら『奴らの名は虹村億泰と岸辺露伴』は滅びなければならないアギトは滅びな『学生服を着てるのが虹村億泰だ』なければならないアギトは滅びなければならないア『私は虹村に攻撃します』トは滅びなければならないアギトは滅びなければならないアギトは・・・
氷のエル「私の・・・思想の中に・・・混じっている!」
氷のエル「何いいいいいぃぃぃぃ・・・ッッ!このオオォォォォォォォ!」
氷のエル「プロメスに穢された者共がああああああァァァァッッ!ふざけた真似をおおおおぉぉぉォォォォォォォォッッッッ!」
億泰「プロメス・・・?」
氷のエル「[ピーーー]ええええええええッ!」
ナイフを構える・・・が、投げない
パラパラ
アギトは滅びなければならないアギトは滅びなければならないアギトは滅びなければなら『奴らの名は虹村億泰と岸辺露伴』は滅びなければならないアギトは滅びな『学生服を着てるのが虹村億泰だ』なけれ【人間とアギトに攻撃できない】ならないア『私は虹村に攻撃します』トは滅びなければならないアギトは滅びなければならないアギトは・・・
ゴゴゴゴ
びな『学生服を着てるのが虹村億泰だ』なけれ【人間とアギトに攻撃できない】ならないア『私はアギトではなく虹村に
ゴゴゴゴゴ
なけれ【人間とアギトに攻撃できない】
/\"  ̄Z_____ ー/!!
~♪
シュウウウウウウ
♪時間も分からない(Deep breath!)
アギトB「溶けたぞ!」
♪暗闇の中で(Deep breath!)
アギトB「タアアアアア」
♪瞬きもなく
ドガ!
♪Deep breath We need it.
氷のエル「ぐうううう!」
♪just focus!
露伴「やはり・・・」
億泰「どうしたんだ?」
露伴「【人間とアギトに攻撃できない】の文字が少しだけだが・・・薄れてるッ!」
億泰「何!」
露伴「譲れないってとこか・・・いずれ消えちまうがとにかく逃げる時間は稼げた!逃げるぞ!」
ブウン
露伴「エンジンがついたぞ!早く乗れッッ!億泰!」
億泰「おう!津上さんも早く逃げろ!」
アギトB(曇ってる間は・・・勝てない!)
アギトB「はい!」
マシントルネイダーに乗る
ブウウウウウ
氷のエル「待てええええええ!!!!」
露伴「ああ、アンノウンにも気をつけるとするよ」
億泰「~♪」
仗助「お!億泰!」
承太郎「億泰か」
億泰「おお仗助に承太郎さん!」
億泰「どうしたんスか!」
承太郎「ああ、ジジイと話をしててな」
クイーンバットロード「・・・」
バサ!
億泰「!アンノウン!」
承太郎「まずいぜ仗助、億泰!」
仗助「こんな・・・近くに潜んで・・・」
承太郎「アギトとやらを待つぞ!」
キイイ
涼「どうやらコウモリどもの親玉ってわけだな」
億泰「緑の・・・アギト!」
涼「変sぐお!」ドサ
涼「クッ・・・」ギュウウイン
ギルス「うおおおおおおおおおおおおおおおお」
クイーンバットロードが頭上の輪から鎖のような物を取り出して、投げる!
ガシャン!
ギルス「何!拘束された!」ジタバタ
ギュオン
涼「ゼェ・・・ハァ・・・無理だ」
億泰「1人目を待つか?」(津上さん・・・)
承太郎「そんな時間・・・あるか?」
億泰「クソ!」
ロード「・・・」ツカツカ
承太郎「いいか?仗助、億泰。あいつらは俺たちが潰すしかねえ」
涼「何!・・・お前らは・・・アギトじゃないんだぞ!」
億泰「なら俺のザ・ハンドで鎖を・・・」
仗助「あんなに密着した鎖を削り取れる程ザ・ハンド精密性は高くねえ。お前もわかってるだろ?」
億泰「でも・・・」
承太郎「よく見ろ、あの鎖はあいつの体と癒着してる」
仗助「は!そういや体と癒着した鎖に縛られて死ぬ人の記事を見たっスよ!」
承太郎「間違いない。あいつの仕業だ」
ドガ
G-3DX「ウガ!」ドサ
雷のエル「アギトに似た・・・アギトならざる者・・・お前か」
G-3DX「お前は・・・」
雷のエル「フン!」バッ
G-3DX「うぐ!」
雷のエル「アギトならざる者でも・・・邪魔するならば消すまでだ」
サッ
ガードチェイサーにまたがり・・・走り出す
雷のエル「逃げたか!」
CD「ドラララララララ!」
ボゴボゴ
ドゴーン
ロード「・・・」ツカツカ
承太郎「来たぞ!」
仗助がぶち抜いた壁を越えようとするロード!
その時!
バシドグ
ロード「ぐっが!」
仗助「直して戻るぜ~」
バババババ
壁が『直り』、ロードが埋まった!
ロード「ふっ!はっ!」ガンガン
承太郎「今だ!スタープラチナ!」
SP「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオララオラオラオラオラーッ!」
ロード「グオオオオオオオオオオ」
バーン
ドサ
ロード「ぐっ!うおおおおおおお」
ドーーン
仗助「凄え・・・さすが無敵のスタープラチナ」
キイイ
アギト「何!倒してる!・・・」
涼「鎖が消えた!」
恋人を持つ者
由花子「康一くんアーン」パフェ~
康一「ありがとう!」パク
持たない者
仗助「さみーなー・・・」ガタガタ
持てない者
億泰「おうよ」ブルブル
結婚してる者
承太郎「ああ・・・悪い・・・今年も帰ってやることは出来なさそうだ」
『あなた・・・また?』
承太郎「ああ・・・すまない」
『ジョジョも寂しがってるわよ?』
承太郎「すまない・・・出来れば・・・もう少し徐倫にも会ってやりたいがな」
『そう・・・』
美杉「メリークリスマス!真魚!太一!そして・・・」
太一真魚美杉「「「翔一!」くん!」」
翔一「いやいやそんな」
美杉「クリスマスを一人は嫌だろうと思ってね。どうだい?」
翔一「いや!楽しいです」
太一「翔一にだって一緒に過ごす女の人がいるかも知んないだろ親父」
翔一「そんな・・・」
太一「遠慮すんなって翔一!じゃああの加奈さんとかいう女の人は何だよ」
翔一「えっと、それはただのと、友達っていうか・・・その・・・」
真魚「・・・」
翔一「どうしたの真魚ちゃん?」
真魚「・・・何でもないよ」
囚人1「獄中ライブももうこれが最後だな」
囚人2「ああ・・・もうここらで出てっちまうのか」
囚人1「ただの盗みだしなあ・・・」
看守「ほら、始まるわよ!」
AKIRA「みんなー!俺ももう出所だぜ!看守の皆さん!囚人の方々!ありがとう!」
ワーワー
キャーイケメーン
AKIRA「今日は最高にロックなクリスマスパレードをお届けするぜ!」
AKIRA「一曲目!最高に盛り上がるカッコイイ正義の味方の曲!」
AKIRA「曲名は・・・」
AKIRA「Believe your selfだ!」
イエーーーイ
それはさながら、人間賛歌の縮図である
┃の縮図である┃
lΩl━━━━━lAl
尾室「なんで店名がアギトなんですか?」
翔一「変身!」
仗助「アギト・・・あんたが!」
氷のエル「穢れたものどもが!」
G-3DX「これが人間の叡智だ!」
目覚めろ!その魂!
キイイ
億泰「よっ」
仗助「バイクに乗って登場か!」
翔一「いらっしゃいませ・・・あ!この前の!」
仗助「うっす」
仗助「今日こそアギトの秘密をな」コソコソ
億泰「お、おう」
仗助「どうしたんだ?」
億泰「いや、何でもねえ」
億泰(津上さん・・・アギトだから店名もアギトか・・・俺が言うことじゃねえけど・・・単純すぎだぜ)
デレレレレン
涙には・・・
戻らない・・・
僕らには・・・
相応しい時が、あるだろう
まだ、届かない!理想と現実。それでも
走り出す!
Ready to go! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
強くなれる、理由がある!
You can do it! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
揺るぎない、愛と!
Get on!
仮面ライダーアギト
Masked rider AGITΩ
氷川「どうです?美味しいでしょう?」
小沢「ええ、確かにね」
翔一「そんな褒めないでくださいよ!なんか背中がムズムズします」
小沢「でも意外ね。こんな洋風なのにラーメンもだしてるとはね」
翔一「氷川さんが捜査一課の上司の方の・・・河田さん・・・じゃなくて・・・山野さんでもなくて・・・本願寺さんでもなく・・・
氷川「河野さんです!本願寺さんって河野さん要素0じゃ無いですか!で、河野さんがどうしたんです?」
翔一「そうでした!いや、河野さんと一緒によくラーメンを食べていたらしくて。じゃあおれもラーメン出してみようかなーなんて」
尾室「あの・・・そういえば店長さん」
翔一「津上翔一です!本名は沢木哲也ですけど」
尾室「えっと津上さん。なんで店名がアギトなんですか?」
仗助「!・・・聞いた」
尾室「アギトってなんのことか知ってるんですか?」
氷川「・・・津上さん」
翔一「・・・アギトって漢字でどうやって書くか知ってます?」
尾室「漢字なんかあるんですか!?」
翔一「ええ、あご(顎)にもん(門)でアギトって読むんです。意味は顎です」
翔一「だから顎で噛んで楽しんでもらえる店をって」
尾室「あのアギトは関係ないんですね」ヒソヒソ
氷川「え、ええ」
仗助「」落胆
億泰「ほら、気にすんなって」
小沢「うるさいわね。これあげるから黙ってなさい」つナルト
尾室「」ウマウマ
氷川(アギトですよなんて言うわけにもいかないからなあ)
億泰「虹村億泰です」
仗助「東方・・・仗助っス」
翔一「億泰さんに仗助さんですね!バッチリ覚えました!」
翔一「しかし仗助さんの髪型変わってていいですね!」
億泰「あ!」
仗助「・・・!」
仗助「てめぇ今この頭の事なんつったッッ!」
翔一「いや、変わってていいって・・・」
仗助「誰の頭がコボちゃんみてぇだって!?」
CD「ドラ!」ブン
翔一「な、なんだこいつ!」サッ
翔一「か、髪の事怒ってるなら謝ります!」
仗助「見えんのかよ・・・俺のクレイジーダイヤモンドが!」
ダダダダダッ
バリーン
億泰「窓ガラス突き破った!」
仗助「億泰!バイクの鍵貸せ!」
億泰「でもよお・・・」
仗助「貸せつってんだろうが!」
億泰「お、おう」
氷のエル「アギトは滅びよ!」
沢木「待て!」
氷のエル「貴様・・・」クルッ
沢木「あの方の・・・闇の力の意思は無視するのか!」
氷のエル「前は消し損ねた・・・今ここで消してやる!そうすればあの方も騙されていることに気付くはずだ!」
ブウウウン
翔一「だからすみませんって!」
ブウウウン
仗助「ぜってー許さねえぜ!」
ブウウウン
翔一「どうすればいいんですか!」
ブウウウン
仗助「大人しくぶっ飛ばされろ!」
ブウウウン
翔一「そんな時間はありません!!」
小沢「行くわよ」
尾室「・・・」コクリ
氷川「・・・」コクリ
涼「・・・お前が津上の話していたやつか」
氷のエル「ネフィリム・・・ギルスか」
涼「ギルス・・・と呼んでいるのか。ならそれを名乗らせてもらおう!」
涼「俺は・・・ギルスだ!変身ッ!」サッ
Xギルス「うおおおおおおおおおおおおおおおお」
キキイイイイイイ
G-3DX「あいつか!葦原さん!援護します!」
バンバンバン
氷のエル「ぬお!」
G-3DX「基本形態も強くなってる!」
翔一「・・・」
仗助「止まった!やっとぶっ飛ばされる覚悟が起きたか!」
Xギルス「てああ」ドガ
氷のエル「ブグ!」
仗助「あいつらは・・・」
氷のエル「消えなければならないのだ!アギトは!」
翔一「アギトは人間の未来だ!未来を決められるのは自分だけだ!」
翔一「変身!」
キュイイイイイイン
アギトS「フウウウウウ・・・」
康一「今の・・・!アギトの店長の人!」
アギトS「とあ!」
ジャキ
氷のエル「貴様!」
グググ
触覚に締め付けられる
氷のエル「うぐおおおお」
空中にアギトの紋様が3枚現れる
アギトS「ハアアアアア・・・」
氷のエル「この・・・穢れたものどもが!」
氷のエル「そしてただの人間ごときに・・・」
ガシュイン
G-3DX(重量形態)「これこそが・・・これが人間の叡智だ!」
氷のエル「クソ!」
ナイフを投げるが・・・
G-3DX「・・・」カキンカキン
大剣が腹に刺さる!
グサ
氷のエル「ぐっ」
アギトS「たああああああああ」
紋章を突き抜け蹴りを決める!
氷のエル「がは!」
跳び・・・!
踵落とし
氷のエル「ング!」
氷のエル「う・・・逃げ・・・」
G-3DX「逃さない!」
1・3・2
スコーピオン「解除シマス」
ガガガガガガガガガガガガガガガ
氷のエル「ぎゃああああああああああ」
ドグオオーン
┃ドグオオーン┃
lΩl━━━━━lAl
仗助「くらえええええ」
CD「ドラララララララドラァ!」
康一「act1!」
雷のエル「ただただ死ね」
士「次の世界は・・・」
目覚めろ!その魂!
アギトS「・・・」
キュウン
翔一「ゼェ・・・ハァ・・・」
仗助「あんた・・・」
すっかり怒りも忘れていた
それもそうだ。命を救ってくれたアギトが目の前にいたのだから
康一「えっとたしか・・・津上さん」
シュウン
涼「その様子を見るとアギトを何度か見たらしいな」
涼「葦原・・・・・・涼だ」
仗助「葦原さんっスか。ありがとうございます」
涼「いや」
氷川(メット外し)「お久しぶりです!」
仗助「氷川さんお久しぶりっス。小沢さんと影の薄い人はどこっスか?」
氷川「G-3トレーラーの中です。いつもはそこでG-3DXの準備をしてるんです。」
仗助「なるほど」
億泰「驚いただろ?」
仗助「おう!まさか津上さんがアギトだなんて」
バッ
サッ
仗助「なんだ!?」
雷のエル「感のいいガキだ」
雷のエル「だが貴様の命もここまでだ!」
仗助「何のつもりだ!」
雷のエル「黙れ。ただただ死ね」
ブーメランを構える!
雷のエル「タアアアアア・・・
┣"ォ ̄Z_____-/
ピタ
億泰「」
康一「」
雷のエル「」
「やれやれだぜ・・・」
「オラアアアアア!」
ドゴ
雷のエル「グッハア!」ドサ
承太郎「俺が相手だぜ・・・」
SP「オォォォラァァァ!」
仮面ライダーアギト
Masked rider AGITΩ
雷のエル「ぐっ!」
SP「オラオラオラオラオラオラオラオララオラオラオラオラーッ!」
雷のエル「なめるんじゃあない!」ブオン
ヒュンヒュン
億泰「フン」ガオン
雷のエル「フン」サッ
雷のエル「躱すなど容易い!」
工場のパイプをへし折って投げる
ササッ
仗助「こっちだって容易いぜ」
ペタ
雷のエルに貼り付けられた「ドラララララララ」の文字
雷のエル「何をしたんだ!」
康一「攻撃はしてないよ。攻撃はね」
雷のエル「きさっ・・・!」
突然彼の脳内に音が響き渡る
ドラララララララの声だ!
雷のエル「クソ!」ドラララララララ
仗助「そうか!これなら声に紛れて攻撃できる!」
雷のエル「ぐううううう」ドラララララララCD「ドラララララララ!」
仗助「効いた!躱せてなかったぜ!」
吹き飛び・・・工場のパイプに突き刺さる!
雷のエル「うぐうううううう!」
仗助「ちょうどおめえが折ったパイプじゃねえか・・・」
雷のエル「!よし・・・私が折って短くなっているぞ!ゆっくり前に進めば・・・抜ける!」
仗助「おれの能力覚えてんのか?」
♪動き出してる
U字に曲げる
♪未来は止められない
仗助「断面だけを直す!」
♪その先のポシビリティー
ギュイイイイイン
♪俺たちだけの・・・
ピタ
♪誰のためでなく
雷のエル「くそおおおお抜けん!」
♪挑むこと恐れない
雷のエル「ぐあああああああああ」
♪熱くなる
バキン
♪躰!心!
雷のエル「折れたぞ!」
♪それに、ただ従う本能
ヒュウウウウウ・・・
♪強くなる、思い!願い!
承太郎「待ってたぜ・・・落ちてくるのをな!」
♪それに、ただ独り動く
SP「オラオラオオラーッ」
♪Believe yourself
雷のエル「ぐっ」
♪明日へ・・・!
ドサ
♪~
雷のエル「逃げなければ・・・!」
♪作り物の
近くのバスへ走り出す!
♪未来はもういらない
仗助「何をする気だ!?」
バリーン
♪形のないリアリティー
雷のエル「こうなれば・・・1人でもアギトになるものを・・・消す!」
♪感じてるかい?・・・
ブーメランを投げる!
♪騒がしい情熱に
ヒュンヒュン
♪言葉なんて
仗助「誰に当たるんだ!?」
♪いらないさ・・・
不思議な軌道を描くブーメラン
♪熱くなる
億泰「スタンド使いを狙うはずだけど」
♪躰!
承太郎「時を止められるのは一瞬だ。どこを狙っているか分からねえと止められねえ」
♪心!
康一「!・・・そこだ!」
♪冷めていく誰か瞳
3歳ほどの子供を指差し叫ぶ
♪強くなる
康一「その子を狙っています!」
♪意味を!
承太郎「信じるぜ・・・康一くん!」
♪いつか!
承太郎「スタープラチナ・ザワールド」
♪わかる時、もっと強く
パシ
♪believe your self
承太郎「捉えたぜ」
♪明日へ・・・!
バキィ
雷のエル「何故分かった!」
♪躰!
康一「教える気はないね」
♪心!
雷のエル「くっ」ダダダ
♪それにただ従う本能
康一「逃さない!act3ッ!」
♪強くなる
ズウウウゥゥゥン
♪思い!
雷のエル「く、喰らえ!」
♪願い!
億泰「ふん」ガオン
♪それにただ、独り動く
仗助「くらえええええ」
♪believe your self
CD「ドラララララララドラァ!」
♪明日へ・・・!
ドゴーン!
康一「あの子供を連れていた人に見覚えがあって」
億泰「ほーう」
康一「双葉千帆さんって人なんだ」
承太郎「・・・蓮見琢馬の恋人か」
仗助「!・・・あの自殺した・・・」
康一「蓮見さんは千帆さんとの間に子供ができていたんだ。本人は・・・知らないけど」
億泰「蓮見琢馬はスタンド使い・・・なるほどな」
仗助「あんな若くして・・・子供が・・・」
テレレレレン!
闇の中・・・
見つめてる・・・
手を伸ばし・・・
掴み取れ!君、求める物
また、誰かが、平気な顔をして夢だと
笑っても!
Ready to go! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
君のままで、変わればいい!
Here we go! count zero !
仮面ライダーAGITΩ!
今君が、居ないと・・・
Get on!
誇りには・・・
新しい・・・
痛みさえ、伴うだろう
その、誰もがあきらめそうな何かに
立ち上がる!
Ready to go! count zero!
仮面ライダーAGITΩ!
見てるだけの、君でいいかい?
Here we go! count zero !
仮面ライダーAGITΩ!
今君が、居ないと・・・
Get on!
小沢「じゃあまたね」
氷川「はい!近いうちに!」
小室「ロンドンでまた頑張ってください!」
小沢「ええ、アンノウンが現れたら教えてね」
氷川「僕は捜査一課に戻りますが・・・小室さんはどうするんですか?」
小室「僕はG-5の教官に戻る予定です」
ゴン「わんわん」
涼「どーした。腹でも減ってんのか」
店長である津上翔一がキッチンに入る
翔一「ん?こんな部屋・・・あったっけ?」
真っ暗な部屋に彼は違和感を覚える
???「いや、無かった。いまできたとでも言うかな」
翔一「あなたは?」
???「世界を旅する仮面ライダー。ディケイドだ」
翔一「ディケイ・・・ド?」
???「本名はカドヤツカサ。漢字はモン(門)とヤ(矢)で門矢。武士のシ(士)で門矢士だ」
翔一「門矢さん・・・ここは?」
士「あんたに知らせることがあってな」
翔一「知らせる・・・」
翔一「ジョジョ?」
士「東方仗助のあだ名だ。津上翔一。あんたが主人公のアギトの世界と東方仗助らが主人公のジョジョの世界が融合して生まれたのがこの世界だ」
翔一「主人公?」
士「世界の中心ってとこかな」
翔一「でもなんで融合だなんてしちゃったんですか?」
士「もともと近かった2つの世界が俺の干渉により融合した。と思ってる」
翔一「2つの世界・・・」
翔一「次はどんな世界と?」
士「次の世界は・・・」
完
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481803875/
Entry ⇒ 2017.01.23 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
ジョンガリは石を作るようです
ジョンガリ「気付いたら刑務所にいたorz」
承太郎「DIO!>>4をするだと!?」の続編です(一応)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470031992/
【みんなは『ジョンガリ・A』を覚えているよな!?オリ主じゃあないよ!】
2008年
グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所(通称:水族館)
『お前らはこの男を知っているのか!?』
『この熱い眼差しを持たない盲目の男を!!』
ジョンガリ「くそ……なんでオレが刑務所に……」
看守「おいッ! ジョンガリ・A!!」
看守「うむ……名前が長いな……よし! このオレが名付け親になってやろう!!」
看守「そう……お前の囚人番号を意味する『FE123456』だ! これからは『FE123456』と呼ぶ!」
ジョンガリ(うるせぇ……)
ジョンガリ「……ハァ」
ジョンガリ「空条承太郎……お前のせいでこんな刑務所に7年も入ることになった……!」
ジョンガリ「はやいとこ脱獄するか……?」
ジョンガリ(クク……脱獄ねぇ……)
ジョンガリ(……だが、俺のスタンド『マンハッタン・トランスファー』では難しいな……)
ジョンガリ(利用できる『駒』を探すとするかな……クク……)
牢屋
ジョンガリ「やぁ、こんにちは」
??「ああ、新人か?」
ジョンガリ「俺の名前はジョンガリ……罪状聞きたいか? ン? 強い証拠聞きたいか?」
ラング「……いや、俺の名はラング・ラングラー」
ジョンガリ「おお、ラング……これからよろしく……」
ガシィッ‼
ジョンガリ(こいつは一応『候補』に入れておくか?)
ラング「……お前、さっき罪状がどうとか言ってたがよォ~」
ラング「俺は殺人してんだぜ? あとタンカージャックだ」
ジョンガリ「フンッ……俺だって殺人したぜ?(本当は裁けないはずなのにSPW財団のせいで……!!)」
ラング「ほォ~~ッ?」 ジロジロ
ラング「お前、盲目だよな?」
ジョンガリ「ああ、そうだが?」
ラング「杖は持ってないのか?」
ジョンガリ「ハッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョンガリ(SPW財団に没収されたんだった!) ┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョンガリ(スタンドのおかげで周りのことは見えるが……一般人から見たら不自然だ!) ┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョンガリ(何とかいい訳しないと……えーっと、えーっと……) ┣¨┣¨┣¨┣¨
ラング「ん?」
ジョンガリ「俺、盲目じゃあないんだ」 バァーン‼
ラング「マジかよ」
ジョンガリ「あ」
ラング「……」
ジョンガリ「……」
ラング「……寝るわ」 ゴソゴソ
ジョンガリ「……」
ラング「……」 zzz
ジョンガリ「……」
食堂
ジョンガリ「ラングは一気に信頼を失ってしまった……」
ジョンガリ「……そうだな……やっぱり杖を手にいれるしかないか……」
ジョンガリ「面会の時に持ってきてもらうか……? いや、持ってきてもらう人いないか」
ジョンガリ(いや、ライフルだって欲しいな……)
ジョンガリ(ま……後で考えるかな)
食堂おばさん「おい!並んでんならさっさとメシを取りな!」
ジョンガリ「あ、はい」
食堂おばさん「今日のメニューは『シャケの照り焼き』だよ!」
ジョンガリ「照り焼きですか……」
コツコツコツ…
ジョンガリ「ここいいっスか?」
「い、いいですよ」
ジョンガリ「俺はジョンガリだ、あんたは?」 ガタッ
マック「サンダー・マックイィーンです」
ジョンガリ「ああ、『マック』ね……(今度は慎重に話すか……)」
マック「あんた見ない顔だなぁぁ?」
ジョンガリ「昨日来たばっかりなんだ」
マック「フフフ……話かけてくれるなんて久し振りだなぁぁぁぁぁああ」 ブツブツ
ジョンガリ「!?」
マック「こんな嬉しいことがあるなんてなぁぁぁぁあああああ」ブツブツ
ジョンガリ(なんだよォォォこいつゥゥゥ!!??)
マック「グフフ…グフフフ………」ブツブツ
ジョンガリ(怖えよッ!!)
ジョンガリ「こうなったら…………」
ジョンガリ「……逃げるッッ!!」 ダダダダダダダダダッ
中庭
ジョンガリ「あいつなんだったんだよ……」
ジョンガリ「この刑務所は変なヤツばかりいるよな……」
ジョンガリ「……」 キョロキョロ
ジョンガリ「やっぱ駒を探すには中庭がいいよな……映画とか見るかぎり」 キョロキョロ
ジョンガリ「……」 キョロキョロ
ジョンガリ「えッ!?」
ケンゾー「……」 バァァァァン‼‼‼
ジョンガリ「すげぇオーラだッ」
ケンゾー「……」 バァァァァン‼‼‼
ジョンガリ「こいつは使いにくそうだな」
夜、牢屋
ジョンガリ「……」
ラング「……」 zzz
ジョンガリ「朝から寝てるじゃあねぇか」
ジョンガリ「……」
ジョンガリ「……とりあえず整理するか」
ラング「……」 zzz
ジョンガリ「まずこのラングは、使えそうだが……」
ジョンガリ「ちょっと個人的に嫌だな」
ジョンガリ「次のマックは、キモいから嫌」
ジョンガリ「次の老人は、オーラがすごいから嫌」
ジョンガリ「ま、その後には色々会ったが……」
ジョンガリ「どいつも使えねぇってことが分かった」 バァァンッッ‼‼
ジョンガリ「やはり自分でやるしかないか……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョンガリ「面会によって『杖』を入手し」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョンガリ「その後、機密にライフルのパーツを面会で入手」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョンガリ「部屋でライフルを組み立て、能力を使って脱獄だッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
ラング(全部聞こえたよー)
一ヶ月後
看守「FE123456! 面会だッ! 手錠をかけるッ!」
ジョンガリ(遅いぞッ!)
ジョンガリ(だが、これでライフルのパーツが全て揃う……クク……)
ジョンガリ「はいはい、手錠ですね……」
面会人「はい、差し入れのハムだよ」 サッ
ジョンガリ「いつもありがとう」
面会人「早く出れることを祈ってるよ……」
看守「……」
ジョンガリ「ああ…」
……………
ジョンガリ「よし、部屋にはラングはいない……看守もいない」
ジョンガリ「……ククク」
カチャカチャ カチャ カチ カチャカチャ
ジョンガリ「……」
カチャ カチ カチャカチャ カチャカチャ
ジョンガリ「クク……」
ライフル『』 バァァァァァン‼‼
ジョンガリ「やったぞ! 完成したぞ!」
ジョンガリ「たった20レスちょっとでライフルが完成してしまうとは……!!」
ジョンガリ「なんとこれは、杖に偽装することが出来る」
ジョンガリ「これで常に携帯できるな……クク……」
ジョンガリ「……」 キョロキョロ
ジョンガリ「勝ったんだ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョンガリ「脱獄したら空条承太郎を暗殺してやるぜェェェェェェッ!!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
脱獄決行の日
工場付近
ジョンガリ「マンハッタン・トランスファー……」
ドガンッ‼ ドガンッ‼
ジョンガリ「グッド……看守2名を倒した」
ジョンガリ「調子がいい……クク……」
ジョンガリ「このまま進めば抜け道があるはずだ……」
ジョンガリ「まぁ……5ドルで買った情報だから確証はないが……」
ドガンッ‼ ドガンッ‼
ジョンガリ「やれやれ、ここは看守が少なくなってきたな」
ジョンガリ「工場で働く囚人は雑魚ばかりだ……嬉しいことに」
「待てッ!!」
ジョンガリ「誰だッ!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
「やはりな……密告通りだ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョンガリ「密告!? 貴様! 何者だッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
「密告者の名は伏せておくよ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
「後で話してあげよう……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
「君を始末してからね」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
ジョンガリ「お前! その名札の色から判断すると……新人看守だな?」
ジョンガリ「見た目は強そうだが、俺の敵ではない」
「……」
ジョンガリ「……お前の名前を聞いておこう」
ウエストウッド「『ヴィヴィアーノ・ウエストウッド』……お前を倒す男だ……」
ウエストウッド「うおりゃああああッ!!」
ジョンガリ「くッ! 近接攻撃は苦手だぜ……!」
ウエストウッド「オラオラオラオラオラァァアッ!!」 ブンブンブンブン‼
ジョンガリ「……フン、体術がなってないな」
ジョンガリ「俺は元軍人だ……苦手と言っても素人よりはできる……」
ウエストウッド「……いや! 違う!」
ガシィッ‼
ウエストウッド「『デッドロック』だ……これでお前は動けない」 ガシィ…
ジョンガリ「……くぅ」 グググ…
ウエストウッド「すでに先輩に連絡をした……5分ほどでここに着く……」
ジョンガリ「……ぐ」 ググ…
ウエストウッド「帰ったら懲罰房行きかァァ?? 楽しみだなァァァ!!?」
ジョンガリ「……マ、マンハッタン・トランスファー……!」
M・T『』 フワワ…
ジョンガリ(くそ……ライフルが使えなくては何も出来ない……)
ジョンガリ(何か……何か対策を考えろ……)
ジョンガリ(対策を……!)
コツコツコツ…
ジョンガリ「仲間が来やがったか!?」
ウエストウッド「なにッ!? なぜお前も来るんだ!」
2人『ラング・ラングラー』
コツコツ…
ラング「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
ラング「よくやってくれた……看守」
ラング「ジョンガリ……お前について密告したのは俺だ……」
ジョンガリ「ッ……」
ラング「そして……」
カチャ
ジョンガリ「ラ、ライフル……!」
ラング「そこの新人看守を殺せば俺が脱獄出来るよなぁぁぁぁぁ!!」
ウエストウッド「……!」
ジョンガリ「……!」
ラング「ありがとよ……」
フワワ……
ラング「死ねッ! 間抜けどもッ!」
ドガンッ‼
ジョンガリ「いや、死ぬのはお前だ」
ジョンガリ「マンハッタン・トランスファー……!」
スゥゥ‼
ラング「ぐあああッ!!」 バンッ‼
ジョンガリ「弾丸中継……お前に向かって弾丸を撃った……」
ウエストウッド「?……え??」
ラング「ぐゥゥゥ……!! なんだこの奇妙な現象はァァァァ!?」
ジョンガリ「やれやれ……」
ジョンガリ「……さっさと脱獄するかな」
タッタッタッタッ
看守「動くなッ!」
看守「ケガをしているぞッ! 医療棟へ運べ!」
看守「こいつはFE123456……懲罰房へ遅れ!!」
ジョンガリ「……え~」
懲罰房へと送られてしまったジョンガリ!
脱獄は失敗しまい、『脱獄未遂』として刑期が伸びてしまった!
ここまでは、プロローグであり、
本編はここからだァァァァァァ!!
懲罰房
ジョンガリ「……」 zzz
看守「起きろッ! FE123456!」
ドガァッ‼
ジョンガリ「うげェッ!」 ドゴッ‼
看守「この懲罰房で眠る許可は与えられていない!」
ジョンガリ「……!」
看守「……勝手に眠れるなどと思うなよッ?」
ジョンガリ「フン……」
ジョンガリ(杖は没収されなかった……まだ脱獄はできる)
ジョンガリ(だが……)
ジョンガリ(……ここにしばらく残る方が得策だな)
ジョンガリ(とりあえす、ここのことをよく知らなくてはいけない)
ガヤガヤ…
ジョンガリ「なんだ? ヤケに騒がしいな……?」
ジョンガリ「ここは懲罰房だぞ? 騒いだら看守が駆けつけるはずだ……」
ガヤガヤ… ガヤガヤ…
ジョンガリ「マンハッタン・トランスファー……!」
ジョンガリ「『気流』をよんで様子を見る……」
……………
看守の死体『』 バァァァァァァン‼‼
看守「!……死んでるのか!?」
看守「あ……ああ!」
ウエストウッド「先輩ッ! 一体何が!?」
ジョンガリ「看守が死んでいるのか……」
ジョンガリ「傷跡から見ると……殺人か?」
ジョンガリ「だが……看守を[ピーーー]なんて物好きなヤツがいたもんだな」
ジョンガリ「……まぁ、俺には関係のない話だ」
ロッコバロッコ「何事です!?」 アタフタ
看守「殺人ですよ!」
ロッコバロッコ「犯人は分かってるんですか!?」
看守「いえ、全く分かりません……」
ロッコバロッコ「ここにいるヤツを全員集めなさい!!」
看守「は、はいィィ!」
……………
ロッコバロッコ「犯人は名乗りでなさい!」
看守「……」 ザワザワ
看守「……」 ザワザワ
看守「……」 ザワザワ
ロッコバロッコ「いないんですか? 私もいないことを願ってますが……」
ロッコバロッコ「ではやはり囚人ですか……」
ロッコバロッコ「ここは懲罰房……極悪な罪人が集まってますしねぇ……」
ジョンガリ「……」
懲罰房に響き渡る悲鳴……
疑いの目を向けられたジョンガリ……
そして、事件の真相とは……!
'‐=‐',=/Y,ヽ, \
,-'.i-i,_ ヽi, ヽ,
_,..-''r-ヘ\ l l'
, -'' / ./ ヽi l :l
,/ li l i,. l. l ::l
l ;l \. l _. l:. li :l ::::i:l
l l: \iヽ,-'-, l l::. li :::li :::i ..i,
l ;l .. '-i: Y-,ノ l.::. l ::lil ::i ::'i,
'i, ;;:; ,.ゝ彳ヽ,iヽi. ヽ,.l :: l. :l l ::i ::ヽ,._
Y ゝ'i-‐ソ .Yヾi'ヽ.l li, l. l ヽ, '-.,_ヽ,
/  ̄l-‐l ゝiヾヽ, : lil l '-.,,__, ヽ
'-.,_,.、 ! l_, ヽi Y :: l.l l,/ .::l:: : ヽ,
i', :. l. l ::.l l l:: ..::/::;: : : ヽ,
i,"'' : ,l l :l-'l. l;;-' i
i, .,.,-l,":l l l:::::l.. l ヽ,
l.i,_,,. ,- '':::::: : 'i,l li. l,.-'l:: l <人人人人人人人人人人人人人人人人>
/ l l:::::::: : :: l lii. l l:: l < 俺たちの戦いはここからだッ! >
ゝ 'l ::l::::: : l liil l l ::. l <YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY>
________________________________________完________________________________________
今更ですがトリップを付けましたので、他のssもよろしくお願いいたします。
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472460308/
Entry ⇒ 2017.01.05 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
DIO「『ザ・ワールド』ッ! 時計よ、止まれッ!」
ピタッ
DIO「フハハハハッ! 止まったぞッ!」
エンヤ婆「さすがですじゃ! DIO様こそ世界を支配するお方ですじゃ~~~~~!」
DIO「……って」
DIO「こんな能力で一体なにをどうしろというのだァッ!」
エンヤ婆「お……落ち着いて下され、DIO様」
エンヤ婆「ブタもおだてりゃクソの山に登るといいますし、きっと使い道があるはずですじゃ!」
DIO「暗に『カス能力つかまされましたね、お可哀想に』といってるではないか!」
エンヤ婆「ヒイッ! つい本音が出てしまいましたですじゃ!」
DIO「クソッ、なぜこのDIOがこんな目に……!」
DIO(あのレストランでメシを食ってから、館に戻りたいが……)
DIO(まもなく『閉店時間』だッ! まずいッ!)
DIO(しかし……あそこの店主は閉店前に入れば、注文を受けつけてくれるタイプ!)
DIO「『ザ・ワールド』ッ! 時計よ、止まれッ!」
DIO「こんばんは」
店主「すみません、お客さん……もう閉店でして……」
DIO「ンン~~~? そいつはどうかな?」
店主「へ?」
DIO「時計をよく確認してみるがいい……」
店主「ハッ! まだ閉店時間になっていないッ! 『閉店5分前』だッ!」
店主「失礼しました! カウンターのお席にどうぞ~」
DIO「うむ、長居するつもりはないから安心しろ」
DIO(ひょんなことから資格試験を受けてみたが……)
DIO(この配点の高そうな問題を解くのに、時間が足りんッ!)
DIO(時間をかければ解くことができるだろうに、試験時間はもう残りわずか……)
DIO(まさかこのDIOがッ!)
DIO(試験終了チャイム直前まで問題を解いている受験生のような必死こいた気分を味わうとはッ!)
DIO(ハッ、そうだ!)
DIO「『ザ・ワールド』ッ! 時計よ、止まれッ!」
受験生A「会場全体の時計が止まってて、試験時間が10分も延びちゃったらしいな」
受験生B「でも今さらやり直しなんかできないだろうし、ラッキィ~」
受験生C「会場の時計だけでなく、おれたちの時計も止まってたもんなァ~……」
DIO(ククク……このDIOに感謝するがいい)
プッチ「DIO……遅いぞ。10分の遅刻だ」
DIO「わたしが遅刻……? よく時計を見てごらんよ……」
プッチ「こ、これはッ! 今がちょうど『待ち合わせ時刻』だったというわけか!」
プッチ「すまなかったDIO……君を遅刻者扱いしてしまった」
DIO「いや、いいんだよ……気にしないでくれ。わたしと君との仲じゃあないか……」
DIO(時計を止めておけば……遅刻は遅刻にはならないッ!)
DIO「――ん」
DIO「おおっ! デジタル時計が『11:11』を表示しているッ!」
DIO「このDIOは、実はこういうゾロ目が揃うシーンが結構好きなのだッ!」
DIO「『ザ・ワールド』ッ! 時計よ、止まれッ!」
ピタッ
DIO「フフフ……これでいつまでも『11:11』を眺めていられる……」
DIO「この時計、もう少し安くならないのか?」
店員「なりませんねェ~、この値段でイヤならよそへ行って下さいよォ~」
DIO「『ザ・ワールド』ッ! 時計よ、止まれッ!」
ピタッ
DIO「おい、この時計、針が止まっているぞ。欠陥品じゃあないのか?」
店員「あれェェェ!? こんなハズが……ッ!」
DIO「なにがこんなハズだ。現に止まっているではないか」
店員「ヒィィーッ!」
DIO「ところで、値段……」
店員「はいっ、お客様の言い値で売らせていただきますゥ!」
エンヤ婆「DIO様、近頃妙に『ハイ』になっておられますが、どうしたんですじゃ?」
DIO「エンヤ婆よ」
DIO「時計を止める能力……結構役に立つッ!」
< 完 >
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481906487/
Entry ⇒ 2016.12.21 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)
乙雅三「もしも『チープ・トリック』とうまく共存できていたら」
露伴「ふむふむ……こいつの名は『乙雅三』」
露伴「電話したヤツに間違いないようだな」
露伴「――ん!?」
「近頃、背中に変なヤツがとりついた。『チープ・トリック』と名乗っている」
露伴「こ、こいつッ! まさか……スタンド使いかッ!」
「能力はしゃべるだけ」
露伴「しゃべるだけ……だと?」
露伴「パワーもないようだし、大したスタンドじゃあないな……」
露伴(他のページを読んでみても、特にぼくに敵意や悪意はないようだ)
露伴(こいつに家の修復を任せて問題はなさそうだが……)
露伴(念のため、この露伴には攻撃できないと書いておくか)サラサラ
乙「あれ、わたし、どうかしてましたか?」
露伴「いや、なんでもない」
露伴「さっそく打ち合わせを始めたい。焼けた部屋を見て、修復費用を見積もってもらおうか」
乙「かしこまりました!」ニコッ
……
乙「この焼け具合からですと……二千万は見てもらわないと」
露伴「二千万!?」
露伴「冗談じゃあないぞッ! 建て直した方がマシなんじゃあないかッ!」
乙「そうおっしゃられても……」
チープ・トリック『ね? 二千万で妥協しとこ? ケチってもいいことないって、ねっ』
露伴「う~む、そうだな。二千万でお願いするか……」
露伴(――ん? 今なにかこの設計士の声ではない声がしたような……)
露伴「分かったよ。じゃあ二千万で――」
チープ・トリック『ところで、今何時?』
露伴「今? 今は昼の三時だな」
チープ・トリック『三千万で商談成立! ねっ』
乙「ではお見積りは三千万ということで、契約に入らせていただいてよろしいでしょうか?」
露伴「ああ、かまわないよ」
露伴「ああ――」
露伴「ちょ、ちょっと待ったッ! やっぱり三千万というのは高すぎるんじゃあないかッ!」
乙「ええっ、そ、そんなッ!」
チープ・トリック『チィッ! おしい!』
露伴(やっぱりそうだ……ぼくがボケてるんじゃなけりゃ、見積もり金額は二千万だったはずッ!)
露伴(いつの間にか三千万に……!)
露伴(たしか、さっきのは……落語の『時そば』を真似た手口だ……)
露伴(そうか、あの乙雅三の背中にいる小さなスタンド……あれのせいだッ!)
露伴(あいつのささやきで、ぼくの調子が狂わされているんだッ!)
チープ・トリック『じゃあさ、いっそ四千万でいいよね? ね?』
チープ・トリック『家を建て直すんだもん……ケチケチしてたら、またすぐ壊れちゃうもんねっ』
乙「そうですとも! ここは前より豪華にする勢いで改装を……」
露伴「ふざけてんじゃあないぞッ!」
露伴「さっきまでは二千万だったはずだ! 二千万でなければ、契約はしないぞッ!」
乙「……お」
乙「四千万で仕事を引き受けてもらえないと……」
乙「わたしはもう終わりなんだよォォォォ――――ッ!!!」
露伴「お、落ち着けよ……。悪かったよ……! ちょっと言いすぎたよ……」
チープ・トリック『値切るなんてやめよ? ね?』
チープ・トリック『ポコチンついてるんだから、男らしくドーンとお金出そ?』
露伴「分かったよ……四千万でいいよ……」
露伴(まずい……まずいぞ)
露伴(この設計士の背中についてるスタンドの話術で、どんどん値がつり上がっていく!)
露伴(『ヘブンズ・ドアー』で乙雅三に命令して安く見積もらせるのは簡単だが……)
チープ・トリック『おい露伴、まさかスタンド使って値切るなんてマネはしないよね?』
チープ・トリック『岸辺露伴ともあろう者が、そんなズルみたいなことしないよねっ?』
チープ・トリック『だってぼくらはただしゃべってるだけなんだぜ? フェアじゃないよね?』
露伴(ぐっ……! こんなこといわれて、『ヘブンズ・ドアー』を使うわけにはいかないッ!)
チープ・トリック『いーや、一億だ!』
チープ・トリック『ね、露伴? 一億でいいよね? マンガで稼いでんだし、パーッと散財しよ?』
露伴「一億!?」
露伴「いい加減にしろッ! 一億も出すんだったら、新しく豪邸でも建てた方がマシだ!」
露伴「この露伴に、お前の怪しげな話術はもう通じない! お前の能力は封じられたんだッ!」
チープ・トリック『ぐッ……!』
露伴「なに、半額だと!? よし……五千万でいいだろう」
乙「ありがとうございます!」
露伴(まさか半値になるとは……ゴネてみるもんだな)フフフ…
露伴(――ん!? いや待て、なんかおかしくないか!?)
露伴(あのスタンド、『最初に無茶な要求をしてから、本当に通したい要求を話す』という)
露伴(セールスマンや詐欺師御用達のテクニックを使いやがった!)
露伴(こんなチープなトリックに、この露伴がしてやられるとはッ!)
露伴(なんとか、五千万から少しでも値切らないと……)
乙「いかがでしょう? もう一声……」
露伴「ええい、やかましいッ!」
露伴「分かったよ、六千万で契約してやる! ほらハンコ!」ポンッ
露伴「だからとっとと帰ってくれ! 耳障りだッ!」
乙「ありがとうございます」ニコッ
乙「では、今日のところはこれで……」バタン
露伴「…………」
乙「君のおかげで、値段をチョッピリボッたくるどころか、だいぶボッたくることができた!」
チープ・トリック『ねっ? ぼくが背中にくっついてよかったろ!』
乙「ああ、わたしにはとてもあんなメチャクチャな値上げ交渉はできないよ」
チープ・トリック『でもね? ぼくをあこぎな商人みたいにいうのは、お前の勝手だけどさ』
チープ・トリック『ぼくを産み出したのは、お前の精神なんだからね? それ忘れちゃダメね』
乙「分かっているよ」
乙「さて、君も疲れたろう。今日はもう帰ろう」
チープ・トリック『彼女いないから、今日も一人で晩ご飯だねっ』
乙「うるさい」
チープ・トリック『でもぼくがいるから、寂しくないよね?』
乙「うん……ちょっとやかましいけど」
……
康一「露伴先生? ずいぶんやつれてますけど、どうしたんです?」
康一「ハッ、まさか……スタンド攻撃を受けたんじゃあ!?」
露伴「受けたといえば受けたけど……大丈夫だよ。ぼくはいたって無事だよ」
康一「そ、そうですか」
露伴「それより、吉良吉影の件について話したいことがあってね」
康一「あっ、何か分かったんですか!?」
露伴(『チープ・トリック』……しゃべる以外なにもしないが、おそろしいヤツだった……)
―おわり―
それが「背中を見られるのが嫌」という強迫観念からでも
キッカケさえあれば生まれる可能性はある
それよりこのチープトリックがいたなら彼女ゲットどころか結婚詐欺師にもなれるような…
スタンドはシンプル程強いはずだしダービー兄貴にはまだ隠し玉があったと信じたい
乙が産んだけど制御できず暴走したんだぞ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481023878/
Entry ⇒ 2016.12.11 | Category ⇒ ジョジョの奇妙な冒険 | Comments (0)