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勇者「勇者のソシャゲ冒険記」

1: ◆cZ/h8axXSU 2016/12/26(月) 22:22:46.87 ID:mAB1UGKZ0

魔王「よくぞ……よくぞたった一人でここまで来たな勇者」

勇者「ようやく会えたな!魔王、決着を付けるぞ!!」

魔王「しかしだな勇者……ここで残念なお知らせがある」スッ

勇者「ん?」

魔王「私は今ゲームが忙しい。やるにしてもまた今度にしろ」トントン

勇者「……は?」

魔王「いや、だからゲームが忙しいと言っている。今丁度イベント中でな、せっかく来てもらってアレなんだがまぁ茶でも飲んで今日は帰って……」


パキャッ


魔王「」

勇者「異世界の技術を使い俗世にまみれた魔王め!お前がまだ小さい頃からの付き合いだから俺も今まで目ぇ瞑ってやっていたが今日という今日は許さん!!」

魔王「」

勇者「大体お前の親父も言ってたぞ、"ゲーム中毒の娘が最近相手してくれない"って。だから毎日こうやってワケわからん厳重なトラップ潜り抜けて顔出してんのに何なんだその態度は!!ってかお前の親父はどこ行ったんだ?ここ最近見てないけど……」

魔王「」ジワッ

 


魔女「お眠りなさい、安らかに――」 女騎士「くっ、やめろ……!」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 19:11:42.71 ID:+UMJIFc20

百合です
 


僧侶「スルメイカ固いですね」

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/02(金) 00:32:41 ID:eqRtoy7c

僧侶「…」

クッチャクッチャ


僧侶「毒手を極めましたよ」

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/17(土) 01:39:15 ID:FIveCv0M

僧侶「毎日毒虫の入った壷に手を突っ込んでたら極まりました」


勇者「細かすぎて伝わらないモノマネ大会!」魔王「楽しみだな」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 22:31:59.50 ID:Wt+MaI5+o

勇者「こないだこの世界に飛ばされてきた芸人とやらがやってた」

勇者「≪細かすぎて伝わらないモノマネ≫というものがこの世界でも大流行!」

魔王「ならいっそ大会でも開いてみるか、と誰かがいったら本当にやることになってしまった」

勇者「今回は6組の参加者が登場するらしいが、ワクワクしてきたよ」

魔王「ああ、楽しみだな」

勇者「それじゃ、最初の方、どうぞ!」
 


勇者(29)「何!?合コンだと!!!!???」男魔法使い(31)「ああ」男戦士(21)

1: ◆6CRtwRkZPabv 2017/04/22(土) 17:48:02.53 ID:wY8oOhd+0

勇者「いつだ!?相手は!?俺のロマンスは!?」

魔法使い「とにかく落ち着け…」


勇者「いいやっ!落ち着けないね…!勇者になればモテると思い14年…!」

魔法使い「ああ…お前の気持ちは痛いほどよくわかる」



男戦士(18)(そんなに昔から冒険してたんだ…)

女僧侶(17)(というかそんな不埒な目的で勇者してたんすか…)



勇者「長く、苦しい旅が続いた…」

戦士「勇者さん…」


勇者「…昔いた戦士と僧侶はデキ婚でいなくなったり、部屋割りが男2人だったり、隣の部屋から…」

戦士「そういう苦しさですか!?」

僧侶「だから私たちを新しく加入させたんすね…」




魔法使い「…とにかく、ここからは大人の世界だぜベイベー」

戦士「ベイベーじゃないですよ。というかパーティの予算勝手に使い込まないでください」

勇者「大丈夫だ。少しずつためたへそくり×2がある!買い物のおつりとかのな!」

僧侶「子どもっすか!?というか道理で買い出しによく言ってくれると思ったら…!」



勇者「ふっ…1皮むけた男になって帰ってくるぜ…!」

魔法使い「君たちも焦らないように…くくっ」

僧侶「それセクハラっすよ」
 


古畑任三郎「魔王さんを殺したのは……勇者さん、あなたですね」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/20(月) 22:00:18.88 ID:2Ro3e5Mlo


……

古畑「え~……今回、私はある異世界にお邪魔しています」

古畑「いわゆる剣と魔法のファンタジー世界、というやつです」

古畑「もしも魔法があったらさぞかし便利でしょうねえ」

古畑「通勤は魔法でひとっ飛び、料理だって魔法でできちゃいます。そして、殺人も……」

古畑「しかし、かくいう私も一つだけ魔法を使うことができます」

古畑「完全犯罪を見破る、という魔法を」

……
 


女勇者「私の死を望む世界」

1: ◆WnJdwN8j0. 2015/01/08(木) 19:00:38.63 ID:crzuGK9B0

・全体的に雰囲気暗いです。
・地の文多め。



悪い魔女「春色バレンタインを発売させないと姫は目を覚まさない」王子「なにっ!」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/17(金) 11:22:31.91 ID:3tbzuSBU0

悪い魔女「私より綺麗な姫など、この世界にいらない!深い眠りについてもらったのだ!」


王子「なにっ!?貴様…我が愛する姫になんてことを!」


悪い魔女「この呪いは貴様の愛ある口付けなどでは解けない…。あははっ!もう姫が目を覚ますことはないだろう!春色バレンタインが発売しない限りね!」


王子「春色バレンタイン!?」


家来ども「あ…あぁ、あの春色バレンタインだと!」


悪い魔女「せいぜい角ラインやあの大先生に掛け合ってみるといい!あはははははっ!」


王子「待て悪い魔女!!くそ…なんてことを」
 


女戦士「死に場所を探している」ぼく「はあ…」

1: ◆QKyDtVSKJoDf 2017/10/29(日) 16:40:51.18 ID:c9/bqZoV0

ぼく「どっかその辺で死んできたらいいんじゃないですかね」

女戦士「わぁ辛辣ぅ」

 


勇者「王様が何言ってんのか分からねェ」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 01:22:52.75 ID:wBN+zEz0o


大臣「陛下、勇者殿が参られました」

勇者「ただいま参上いたしました!」

王「勇者よ、よく来てくれた」

勇者「はっ」

勇者「私が呼ばれたということは……」

王「うむ、漆黒なる首領≪デス・ダーク・キング≫がついにリヴァイヴァルを果たしたのだ」

勇者「……は?」
 


魔王「もし儂の味方になれば、有給をやろう」 勇者「ゆうきゅう」

1: ◆CItYBDS.l2 2017/09/22(金) 17:39:43.76 ID:01+6FuFio



魔王♂「ふふふ、様式美に則るならば『世界の半分を』と言いたいところだがな」


勇者♂「世界の半分だと!?そんなものになびく俺ではない!」


魔王「いや『世界の半分』については、ほんの軽口だ。本気にしないでくれ」


僧侶♀「初めて言葉の通じる魔族に出会ったと思ったら、さっそく私たちを籠絡するつもりですか!」


僧侶「言葉さえ通じれば、分かり合える・・・そう信じていた、私の考えは甘かったのですね!」


戦士♂「ところで、『ゆうきゅう』ってなんだ?魔法使い」


魔法使い♀「わ、わたしに聞かないでよ!」


僧侶「意味は分かりませんが、なんと魅惑的な響きなのでしょうか・・・」


勇者「ゆうきゅう・・・そうかっ!」


勇者「魔王を打ち滅ぼさんがために、世界を旅してきた勇者パーティーである俺たちに」


勇者「与えられるものは、悠久の時・・・」


勇者「すなわち『死』である・・・そう言いたいんだな!魔王よ!」


魔王「いや違う、そうじゃない」 


吸血娘「死なないハゲってさ、不老不死ってより不毛不死だよね」屍男「…」

1: ◆gqUZq6saY8cj 2017/10/13(金) 21:02:17.78 ID:dtVbVf21o

吸血娘「って、毛根はもう死んでるか!アッハハハハハハァ!!!!」バンバン

屍男「…」

吸血娘「なんだよしけてんな!お前にはもう湿気なんて関係ないやないかーい!」バシッ

屍男「...」