ヨウ「リーリエ・・・!?」アニポケリーリエ「・・・どなた様でしょうか?」
1: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:25:23.55 ID:QgB+6NfI0
・ポケモンのSS。
・ゲーム版はクリア後。アニメ版は少なくともシロンが生まれた後。
・キャラ崩壊注意。
・な げ え よ。
・ちょくちょく改行する形で書いているので、スマホでお読みの場合、
スマホを横にして画面サイズを変えると読みにくさが多少改善されるかもわかりません。
・ゲーム版はクリア後。アニメ版は少なくともシロンが生まれた後。
・キャラ崩壊注意。
・な げ え よ。
・ちょくちょく改行する形で書いているので、スマホでお読みの場合、
スマホを横にして画面サイズを変えると読みにくさが多少改善されるかもわかりません。
2: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:26:16.19 ID:QgB+6NfI0
―――――メレメレ島・トレーナーズスクール
デクシオ「“こちらデクシオ。 この場所にあると思われるジガルデ・セル、回収できましたか?”」
ヨウ「うーん、ダメです。 見つからないですね。」
ジーナ「“おかしいですわね。 このトレーナーズスクール付近にいるのは間違いないのですが…”」
ヨウ「すいません。 頑張りが足りないのかも。もうちょっと粘ってみます」
デクシオ「“いえ、チャンピオンにこれ以上お手間をかけさせるわけにはいきません。 もう充分です。
…ひょっとしたら時間が悪かったのかもしれない”」
ヨウ「…時間が悪い、か。 …それなら、」
ジーナ「“どうされましたの?”」
ヨウ「…やっぱりもうちょっと探させて下さい。 2時間以内にはまた連絡入れます。
…実はとっておきの裏技があるんです」
デクシオ&ジーナ「「“?”」」
デクシオ「“こちらデクシオ。 この場所にあると思われるジガルデ・セル、回収できましたか?”」
ヨウ「うーん、ダメです。 見つからないですね。」
ジーナ「“おかしいですわね。 このトレーナーズスクール付近にいるのは間違いないのですが…”」
ヨウ「すいません。 頑張りが足りないのかも。もうちょっと粘ってみます」
デクシオ「“いえ、チャンピオンにこれ以上お手間をかけさせるわけにはいきません。 もう充分です。
…ひょっとしたら時間が悪かったのかもしれない”」
ヨウ「…時間が悪い、か。 …それなら、」
ジーナ「“どうされましたの?”」
ヨウ「…やっぱりもうちょっと探させて下さい。 2時間以内にはまた連絡入れます。
…実はとっておきの裏技があるんです」
デクシオ&ジーナ「「“?”」」
3: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:27:21.11 ID:QgB+6NfI0
―――――ポニ島大峡谷の祭壇・空間の歪み
ヨウ「よし。 ほしぐもちゃん、頼んだ」
ほしぐもちゃん「…!」ふんす
ヨウ(…時間に問題があるなら、昼夜逆転の世界に行けば解決できるはずだ…)
――空間移動――
ヨウ「着いた。 ありがとうね、ほしぐもちゃん」なでなで
ほしぐもちゃん「~♪」
ヨウ「よし。 ほしぐもちゃん、頼んだ」
ほしぐもちゃん「…!」ふんす
ヨウ(…時間に問題があるなら、昼夜逆転の世界に行けば解決できるはずだ…)
――空間移動――
ヨウ「着いた。 ありがとうね、ほしぐもちゃん」なでなで
ほしぐもちゃん「~♪」
4: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:28:06.39 ID:QgB+6NfI0
ヨウ (…あれ、ここ…、ポニ島の祭壇じゃない…。
でも、ここは見覚えがある…。ここはメレメレ島じゃないか…)
ヨウ(…いきなりメレメレ島に着いたってこと…? …こんな事はじめてだ…。
元々ここに来るつもりではあったんだから都合が悪いわけでは無いんだけれど…)
ヨウ(…とりあえずトレーナーズスクールまでいってみよう)ライドギア
………しーん。
ヨウ「?」ライドギア
………しーん。
ヨウ「あれ?(ライドポケモンがこない。 …なにか、変だぞ…?)」
でも、ここは見覚えがある…。ここはメレメレ島じゃないか…)
ヨウ(…いきなりメレメレ島に着いたってこと…? …こんな事はじめてだ…。
元々ここに来るつもりではあったんだから都合が悪いわけでは無いんだけれど…)
ヨウ(…とりあえずトレーナーズスクールまでいってみよう)ライドギア
………しーん。
ヨウ「?」ライドギア
………しーん。
ヨウ「あれ?(ライドポケモンがこない。 …なにか、変だぞ…?)」
5: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:28:59.45 ID:QgB+6NfI0
―――――
ヨウ(とりあえず歩いてトレーナーズスクールまで来てみた…、つもりなんだけど…)
ヨウ(おかしいな? 確かに、ここは学校ではあるっぽいけど全然、見覚えない建物だ…)
ヨウ(…道を間違えた? ……ん、校庭に誰かいる……)
アニポケリーリエ「……………………」
シロン「………こーん」
ヨウ「……………………………」
アニポケリーリエ「…………………」ちら
ヨウ「…………………………え?」
アニポケリーリエ「……………………?」
ヨウ(とりあえず歩いてトレーナーズスクールまで来てみた…、つもりなんだけど…)
ヨウ(おかしいな? 確かに、ここは学校ではあるっぽいけど全然、見覚えない建物だ…)
ヨウ(…道を間違えた? ……ん、校庭に誰かいる……)
アニポケリーリエ「……………………」
シロン「………こーん」
ヨウ「……………………………」
アニポケリーリエ「…………………」ちら
ヨウ「…………………………え?」
アニポケリーリエ「……………………?」
6: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:29:38.00 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「リ、リーリエ・・・!?」
アニポケリーリエ「・・・どなた様でしょうか?」
7: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:30:13.80 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「……リーリエ…!? な、何でアローラに…? いつ戻っ…、」
アニポケリーリエ「!! 危ない…! 来てはダメです、…!
校庭でレース中のケンタロス「」どどどど!
校庭でレース中のケンタロス「」どどどど!
サトシ「うおぁっ!?」
アニポケカキ「くっ!」
ヨウ「うわぁ!」
ケンタロス「「ぶもぉおおお!」」
ヨウ「……!(びっくりした)」
サトシ「大丈夫か!?」
アニポケリーリエ「!! 危ない…! 来てはダメです、…!
校庭でレース中のケンタロス「」どどどど!
校庭でレース中のケンタロス「」どどどど!
サトシ「うおぁっ!?」
アニポケカキ「くっ!」
ヨウ「うわぁ!」
ケンタロス「「ぶもぉおおお!」」
ヨウ「……!(びっくりした)」
サトシ「大丈夫か!?」
8: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:31:00.52 ID:QgB+6NfI0
アニポケカキ「おい、あんた、ケガはないか!? 急に飛び出してくるから…!! 立てるか?」
ヨウ「ご、ごめんなさい。 大丈…、………カキ…、さん…?」
アニポケカキ「…何?」
ヨウ「あ…、ケガはないです。 本当にすいませんでした、カキさん…。
でもメレメレ島にいるなんて、珍しいですね? 今日は、何かあるんですか?」
アニポケカキ「…なにを、いってる?」
サトシ「? …カキの知り合い?」
アニポケカキ「…いや…? …俺の…、勘違いならすまないが…、その、あんたは俺の事を知ってるみたいだが、
俺はあんたのことを知らない…。 …どこかで会ったことあったかな?」
ヨウ「………え…?」
ヨウ「ご、ごめんなさい。 大丈…、………カキ…、さん…?」
アニポケカキ「…何?」
ヨウ「あ…、ケガはないです。 本当にすいませんでした、カキさん…。
でもメレメレ島にいるなんて、珍しいですね? 今日は、何かあるんですか?」
アニポケカキ「…なにを、いってる?」
サトシ「? …カキの知り合い?」
アニポケカキ「…いや…? …俺の…、勘違いならすまないが…、その、あんたは俺の事を知ってるみたいだが、
俺はあんたのことを知らない…。 …どこかで会ったことあったかな?」
ヨウ「………え…?」
9: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:31:45.13 ID:QgB+6NfI0
ピカチュウ「ぴかぴー!」
アニポケスイレン「だいじょうぶですかー?」
アシマリ「あうあう!」
アニポケマオ「前も何かこんな事無かったかな!?」
アママイコ「あまーい!」
アニポケマーマネ「それは99パーセントの確率でサトシが来た時だよ! サトシが!」
トゲデマル「まっきゅう!」
ヨウ(…! スイレンに、マオ? それにマーマネまで?)
サトシ「とりあえずケガは無いみたい」
アニポケマオ「良かったー」ほっ
アニポケマーマネ「いきなり災難だったねー。君ぃ、新入生? 実はボクたち、ここの生徒なんだよ」
ヨウ(……せ…生徒…!? 何を言ってるんだ…? …そんなはず、ないじゃないか…!?)
アニポケスイレン「だいじょうぶですかー?」
アシマリ「あうあう!」
アニポケマオ「前も何かこんな事無かったかな!?」
アママイコ「あまーい!」
アニポケマーマネ「それは99パーセントの確率でサトシが来た時だよ! サトシが!」
トゲデマル「まっきゅう!」
ヨウ(…! スイレンに、マオ? それにマーマネまで?)
サトシ「とりあえずケガは無いみたい」
アニポケマオ「良かったー」ほっ
アニポケマーマネ「いきなり災難だったねー。君ぃ、新入生? 実はボクたち、ここの生徒なんだよ」
ヨウ(……せ…生徒…!? 何を言ってるんだ…? …そんなはず、ないじゃないか…!?)
10: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:32:30.96 ID:QgB+6NfI0
サトシ「ははは、マーマネ! そんな見ればわかるようなことわざわざ言わなくてもいーじゃん!」
アニポケカキ「…サトシの言うとおりだ、マーマネ」
アニポケマオ「でも今日、新入生が来るなんて私、聞いてないなぁ? スイレン、知ってた?」
アニポケスイレン「ううん。わたしもしらなかったけど…。 リーリエは、どお?」
アニポケリーリエ「…いえ、わたくしも存じていません…」
ヨウ(一体どうなってるんだ…? …みんな、僕の知ってるみんなと何か、雰囲気が違う…。
………彼女は…、リーリエじゃ…ない、のか…?)チラ
アニポケリーリエ「………あの、何か?」
ヨウ「あ…、いや……」
アニポケカキ「…サトシの言うとおりだ、マーマネ」
アニポケマオ「でも今日、新入生が来るなんて私、聞いてないなぁ? スイレン、知ってた?」
アニポケスイレン「ううん。わたしもしらなかったけど…。 リーリエは、どお?」
アニポケリーリエ「…いえ、わたくしも存じていません…」
ヨウ(一体どうなってるんだ…? …みんな、僕の知ってるみんなと何か、雰囲気が違う…。
………彼女は…、リーリエじゃ…ない、のか…?)チラ
アニポケリーリエ「………あの、何か?」
ヨウ「あ…、いや……」
11: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:33:19.27 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「………。 なんだか顔色がよろしくないようですけれど本当に大丈夫ですか?
…マオ。 一応、保健室にお連れした方が良いでしょうか?」
アニポケマオ「うーん、ならいっそ、博士に来てもらった方が良いんじゃないかな?」
ピカチュウ「ぴかちゅう?」
サトシ「じゃあ俺、呼びに行こうか?」
ヨウ(……そうだ。…それから…、…この子は、知らない…。 …この子は、誰だ…?)
サトシ「ん? あ、俺、サトシ! ここにいるみんなの中のじゃあ、俺も新入りな方なんだぜ!
コイツは相棒のピカチュウ! よろしくな!!」にか
ピカチュウ「ぴっぴかちゅう!」
ヨウ「(……この子は、なんだか…良い子っぽいな…。)
…僕はヨウと言います。 いきなり飛び出してきてすいませんでした…」
…マオ。 一応、保健室にお連れした方が良いでしょうか?」
アニポケマオ「うーん、ならいっそ、博士に来てもらった方が良いんじゃないかな?」
ピカチュウ「ぴかちゅう?」
サトシ「じゃあ俺、呼びに行こうか?」
ヨウ(……そうだ。…それから…、…この子は、知らない…。 …この子は、誰だ…?)
サトシ「ん? あ、俺、サトシ! ここにいるみんなの中のじゃあ、俺も新入りな方なんだぜ!
コイツは相棒のピカチュウ! よろしくな!!」にか
ピカチュウ「ぴっぴかちゅう!」
ヨウ「(……この子は、なんだか…良い子っぽいな…。)
…僕はヨウと言います。 いきなり飛び出してきてすいませんでした…」
12: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:34:08.43 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…あ、あの、ちょっと質問させてもらっても、いいですか?」
アニポケマオ「うん、いいけど?」
ヨウ「…みなさんは、マオさん、カキさん、スイレンさん、
マーマネくん、リーリエ…さん、そしてサトシくん…。 それで間違いありませんか?」
アニポケカキ「…!」
アニポケスイレン「ま、またたくまにみんなのなまえをおぼえてくれたの? すごい。だいせいかい。」
ヨウ「……。 …ここはアローラ地方、メレメレ島のトレーナーズスクールですか?」
アニポケマーマネ「あはは! 惜しいねぇ、それはハズレ!」
サトシ「ここはメレメレ島のポケモンスクールだ!」
ピカチュウ「ぴーぴかちゅう!」
ヨウ「(…トレーナーズスクールではなく…、『ポケモンスクール』?) ……。
…最後に、変な質問をします。 意味がわからなければ聞き流してください…」
アニポケマオ「うん、いいけど?」
ヨウ「…みなさんは、マオさん、カキさん、スイレンさん、
マーマネくん、リーリエ…さん、そしてサトシくん…。 それで間違いありませんか?」
アニポケカキ「…!」
アニポケスイレン「ま、またたくまにみんなのなまえをおぼえてくれたの? すごい。だいせいかい。」
ヨウ「……。 …ここはアローラ地方、メレメレ島のトレーナーズスクールですか?」
アニポケマーマネ「あはは! 惜しいねぇ、それはハズレ!」
サトシ「ここはメレメレ島のポケモンスクールだ!」
ピカチュウ「ぴーぴかちゅう!」
ヨウ「(…トレーナーズスクールではなく…、『ポケモンスクール』?) ……。
…最後に、変な質問をします。 意味がわからなければ聞き流してください…」
13: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:34:53.30 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「つまり僕とあなたたたちは初対面なんでしょうか?
…あるいはその…、こんなこと聞きたくないんですが、これは何かのイタズラとかじゃないですよね?」
アニポケリーリエ「…確かに不思議な質問ですね? 少なくとも、わたくしはあなたと今日会うのが初めてです。
イタズラか何かというのは…すみません、仰られてる意味が良くわからないです」
ヨウ「…………」
ヨウ(これだけは嫌でもわかった。ここは…昼夜逆転世界じゃない。得体の知れない何か別の世界だ。
この“ポケモンスクールの生徒であるみんな”は、僕の知るみんなと同じ名前や容姿をしているけど、
性格や立場とかはまるで異なっているみたいだ。 …なんていうんだっけこういうの?
……パラレルワールド……、って言ったっけ? …それ自体もショックだけど……)
アニポケリーリエ「………。(若干、警戒の眼差し)」
ヨウ(…リーリエに初対面扱いされてるのがそれ以上にショックというか、……悲しい…)ずーん
…あるいはその…、こんなこと聞きたくないんですが、これは何かのイタズラとかじゃないですよね?」
アニポケリーリエ「…確かに不思議な質問ですね? 少なくとも、わたくしはあなたと今日会うのが初めてです。
イタズラか何かというのは…すみません、仰られてる意味が良くわからないです」
ヨウ「…………」
ヨウ(これだけは嫌でもわかった。ここは…昼夜逆転世界じゃない。得体の知れない何か別の世界だ。
この“ポケモンスクールの生徒であるみんな”は、僕の知るみんなと同じ名前や容姿をしているけど、
性格や立場とかはまるで異なっているみたいだ。 …なんていうんだっけこういうの?
……パラレルワールド……、って言ったっけ? …それ自体もショックだけど……)
アニポケリーリエ「………。(若干、警戒の眼差し)」
ヨウ(…リーリエに初対面扱いされてるのがそれ以上にショックというか、……悲しい…)ずーん
14: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:35:32.84 ID:QgB+6NfI0
サトシ「おい? 大丈夫か、ヨウ?」
アニポケマオ「ダメージが後から効いてきたのかもしれないね、食あたりみたいに!」
アニポケリーリエ「……やっぱり保健室にお連れした方が?」
「オゥオゥオゥー!! 挨拶無しが俺たちの挨拶!!!」
全員「「「「!?」」」」
スカル団員「この間はよーくもやってくれたな! 仕返しにきたスカら!」
アニポケカキ「スカル団…! またお前等か?」
ヨウ「!! …す、スカル団……!? なんで?解散したはずじゃ…?」
アニポケマーマネ「何言ってんの? 現在進行形で迷惑行為をランしてるよ!」
ヨウ(…じゃあ、ここは過去の世界ってこと? ……いや、それでも全然辻褄が合わない……)
スカル団員「今日は助っ人、連れてきたスカら、ぜってー負けねー!」
ベテラントレーナー「……。 …そこの半裸のガキと、電気ネズミを連れたガキ…、あの二人をやればいいんだな?」
アニポケマオ「ダメージが後から効いてきたのかもしれないね、食あたりみたいに!」
アニポケリーリエ「……やっぱり保健室にお連れした方が?」
「オゥオゥオゥー!! 挨拶無しが俺たちの挨拶!!!」
全員「「「「!?」」」」
スカル団員「この間はよーくもやってくれたな! 仕返しにきたスカら!」
アニポケカキ「スカル団…! またお前等か?」
ヨウ「!! …す、スカル団……!? なんで?解散したはずじゃ…?」
アニポケマーマネ「何言ってんの? 現在進行形で迷惑行為をランしてるよ!」
ヨウ(…じゃあ、ここは過去の世界ってこと? ……いや、それでも全然辻褄が合わない……)
スカル団員「今日は助っ人、連れてきたスカら、ぜってー負けねー!」
ベテラントレーナー「……。 …そこの半裸のガキと、電気ネズミを連れたガキ…、あの二人をやればいいんだな?」
15: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:36:15.01 ID:QgB+6NfI0
アニポケカキ「俺は ガキ じゃなくて、カキ だ…。
……御指名は俺達か? ……良いだろう、相手になってやる…! いけっ、バクガメス!!」
ベテラントレーナー「叩きのめせ、ガラガラ。 …“シャドーボーン”!」
アニポケカキ「アローラのガラガラ…! ほのおタイプか、面白い…。バクガメス、“りゅうのはどう”!」
――――ズガン!
バクガメス「ガメッ…!」
Rガラガラ「ガラガ!」ニヤリ
アニポケカキ「…くっ!(このガラガラ、かなりできる…!) …なら、“トラップシェル”だ!」
ベテラントレーナー「“きあいだめ”」
アニポケカキ「何ッ!?」
ベテラントレーナー「見え透いてんだよ…!“いわなだれ”!!」
――――ドガガガガ!!
バクガメス「…ガメェー、ス…!」きぜつ
アニポケカキ「バクガメス!」
……御指名は俺達か? ……良いだろう、相手になってやる…! いけっ、バクガメス!!」
ベテラントレーナー「叩きのめせ、ガラガラ。 …“シャドーボーン”!」
アニポケカキ「アローラのガラガラ…! ほのおタイプか、面白い…。バクガメス、“りゅうのはどう”!」
――――ズガン!
バクガメス「ガメッ…!」
Rガラガラ「ガラガ!」ニヤリ
アニポケカキ「…くっ!(このガラガラ、かなりできる…!) …なら、“トラップシェル”だ!」
ベテラントレーナー「“きあいだめ”」
アニポケカキ「何ッ!?」
ベテラントレーナー「見え透いてんだよ…!“いわなだれ”!!」
――――ドガガガガ!!
バクガメス「…ガメェー、ス…!」きぜつ
アニポケカキ「バクガメス!」
16: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:36:46.09 ID:QgB+6NfI0
ベテラントレーナー「……。 ……ガラガラ」
Rガラガラ「ガラ!」
――――バキッ!!
アニポケカキ「な…っ!!」
ヨウ「…!!(動けなくなったバクガメスにさらに攻撃を加えた…!?)」
サトシ「や、止めろ! もう勝負は付いただろ!!」
ベテラントレーナー「だから? お前らを二度と歯向かえないようにしろと言われている。 …続けろ、ガラガラ!」
―――バキ!ガキ!
アニポケカキ「……き、貴様ぁ…!!」
サトシ「…! ピカチュウ!電撃でガラガラの注意をこっちに引き付けるんだ!」
ピカチュウ「ぴかー」ビリビリ
―――ビビッ!
Rガラガラ「!」ギロ
サトシ「よし! …って…あれ? …ガラガラに電気が効いた…?」
Rガラガラ「ガラ!」
――――バキッ!!
アニポケカキ「な…っ!!」
ヨウ「…!!(動けなくなったバクガメスにさらに攻撃を加えた…!?)」
サトシ「や、止めろ! もう勝負は付いただろ!!」
ベテラントレーナー「だから? お前らを二度と歯向かえないようにしろと言われている。 …続けろ、ガラガラ!」
―――バキ!ガキ!
アニポケカキ「……き、貴様ぁ…!!」
サトシ「…! ピカチュウ!電撃でガラガラの注意をこっちに引き付けるんだ!」
ピカチュウ「ぴかー」ビリビリ
―――ビビッ!
Rガラガラ「!」ギロ
サトシ「よし! …って…あれ? …ガラガラに電気が効いた…?」
17: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:37:22.40 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「サトシ。 アーロラのガラガラのタイプは、ほのおとゴーストなんだ。とはいえ、
特性“ひらいしん”を持っていることが多いから君の目論見通り、大抵電気が通じないはずなんだけど…、
…今の反応を見る限りあのガラガラの特性は“ひらいしん”じゃないな…」
サトシ「…そ、そうなのか。 詳しいな、ヨウ」
ヨウ「…それよりも早くバクガメスを助けなきゃ……」
Rガラガラ「ガラァ!!」
アニポケスイレン「! こ、こっちにくる!」
サトシ「し、刺激しすぎたか!?」
ベテラントレーナー「ガラガラ!“かえんぐるま”!」
アニポケカキ「!! みんな、伏せろ!!」
――――――ボォオオオ…!!
アニポケカキ「…!! みんな、大丈夫か…?」
アニポケマーマネ「……いって~…!」
トゲデマル「まー、まー!?」
アニポケマオ「…マ、マーマネ! …膝…、血が出てるじゃない!!」
特性“ひらいしん”を持っていることが多いから君の目論見通り、大抵電気が通じないはずなんだけど…、
…今の反応を見る限りあのガラガラの特性は“ひらいしん”じゃないな…」
サトシ「…そ、そうなのか。 詳しいな、ヨウ」
ヨウ「…それよりも早くバクガメスを助けなきゃ……」
Rガラガラ「ガラァ!!」
アニポケスイレン「! こ、こっちにくる!」
サトシ「し、刺激しすぎたか!?」
ベテラントレーナー「ガラガラ!“かえんぐるま”!」
アニポケカキ「!! みんな、伏せろ!!」
――――――ボォオオオ…!!
アニポケカキ「…!! みんな、大丈夫か…?」
アニポケマーマネ「……いって~…!」
トゲデマル「まー、まー!?」
アニポケマオ「…マ、マーマネ! …膝…、血が出てるじゃない!!」
18: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:37:58.45 ID:QgB+6NfI0
アニポケマーマネ「…だいじょうぶ…、擦りむいただけ…。 …痛っつ…!」
ヨウ「…!」
トゲデマル「まー…」ウルウル
トゲデマル「……」
トゲデマル「!!」キッ
ベテラントレーナー「てんで弱ぇな、てめぇら…。 ……拍子抜けだぜ」
スカル団員「へへっ、ベテラントレーナーさんは元島巡り達成者なんスカら…、子どもなんかが…」ヘラヘラ
ベテラントレーナー「…!!!」バキ!
スカル団員「………ギャ…!!」
アニポケリーリエ「きゃあ!」
ベテラントレーナー「余計な事を言いやがって!!テメェから潰すぞ…! クズ野郎がぁ!!」
スカル団員「………ひぇえええええ…!!!!」逃走
ヨウ「…!」
トゲデマル「まー…」ウルウル
トゲデマル「……」
トゲデマル「!!」キッ
ベテラントレーナー「てんで弱ぇな、てめぇら…。 ……拍子抜けだぜ」
スカル団員「へへっ、ベテラントレーナーさんは元島巡り達成者なんスカら…、子どもなんかが…」ヘラヘラ
ベテラントレーナー「…!!!」バキ!
スカル団員「………ギャ…!!」
アニポケリーリエ「きゃあ!」
ベテラントレーナー「余計な事を言いやがって!!テメェから潰すぞ…! クズ野郎がぁ!!」
スカル団員「………ひぇえええええ…!!!!」逃走
19: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:38:54.13 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…カキさん。“ げんきのかたまり”です。
マーマネはこっちで見ますから、カキさんは今のうちにこれでバクガメスを」
アニポケカキ「…! …すまん…!」
ヨウ「………。(あのガラガラの特性は“ひらいしん”じゃなかった。
使った技は、“シャドーボーン”、“きあいだめ”、“いわなだれ”、“かえんぐるま”。
…………じめんタイプ要素は完全に切ってる感じだな…。) ………!?」
トゲデマル「まきゅー!」ダダッ
ヨウ「あ!」
アニポケマーマネ「トゲデマル! ……駄目っ!」
Rガラガラ「……」
―――バキ!
トゲデマル「まきゅ…!」
ヨウ「っ!」バッ
―――だき!
トゲデマル「まきゅ~…」ぽろぽろ
ベテラントレーナー「雑魚の癖に粋がるんじゃねぇよ…。
…ああん…、今、トゲデマルを抱き上げてるガキ…、何か文句でも言いたそうな眼してやがるな?
………………………。 ………次はテメェが勝負するか…?」
マーマネはこっちで見ますから、カキさんは今のうちにこれでバクガメスを」
アニポケカキ「…! …すまん…!」
ヨウ「………。(あのガラガラの特性は“ひらいしん”じゃなかった。
使った技は、“シャドーボーン”、“きあいだめ”、“いわなだれ”、“かえんぐるま”。
…………じめんタイプ要素は完全に切ってる感じだな…。) ………!?」
トゲデマル「まきゅー!」ダダッ
ヨウ「あ!」
アニポケマーマネ「トゲデマル! ……駄目っ!」
Rガラガラ「……」
―――バキ!
トゲデマル「まきゅ…!」
ヨウ「っ!」バッ
―――だき!
トゲデマル「まきゅ~…」ぽろぽろ
ベテラントレーナー「雑魚の癖に粋がるんじゃねぇよ…。
…ああん…、今、トゲデマルを抱き上げてるガキ…、何か文句でも言いたそうな眼してやがるな?
………………………。 ………次はテメェが勝負するか…?」
20: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:39:50.18 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…………」
ヨウ「……………ああ…。………望むところだ…。 ……………」スッ
トゲデマル「…まる! まーきゅー!」ジタバタ
ヨウ「…わ! ……ト、トゲデマル?」
アニポケマーマネ「…! だ、ダメだよ、トゲデマル! ごめん、キミ! トゲデマルを落ち着かせて!」
ヨウ「……………」
ヨウ「……………トゲデマル…、闘い、たいの? …。 ……いや…、…一緒に…、闘え…と…?」
トゲデマル「まー!」こくっ!
ヨウ「…………。 …あのガラガラ、じめんタイプの技こそ持ってないみたいだけれど、
ほのおタイプの“かえんぐるま”を使う。 相性的に弱点を突かれるという点で不利は変わりない。
……………君に…かなり痛い思いをさせてしまう…」
トゲデマル「………まきゅう…」うるうる
ヨウ「……………」
ヨウ「……………それでも…たとえ、そうだとしても…、…君はあのガラガラに勝ちたい……?」
トゲデマル「!! まっきゅっ!!」こくんっ!
ヨウ「……………ああ…。………望むところだ…。 ……………」スッ
トゲデマル「…まる! まーきゅー!」ジタバタ
ヨウ「…わ! ……ト、トゲデマル?」
アニポケマーマネ「…! だ、ダメだよ、トゲデマル! ごめん、キミ! トゲデマルを落ち着かせて!」
ヨウ「……………」
ヨウ「……………トゲデマル…、闘い、たいの? …。 ……いや…、…一緒に…、闘え…と…?」
トゲデマル「まー!」こくっ!
ヨウ「…………。 …あのガラガラ、じめんタイプの技こそ持ってないみたいだけれど、
ほのおタイプの“かえんぐるま”を使う。 相性的に弱点を突かれるという点で不利は変わりない。
……………君に…かなり痛い思いをさせてしまう…」
トゲデマル「………まきゅう…」うるうる
ヨウ「……………」
ヨウ「……………それでも…たとえ、そうだとしても…、…君はあのガラガラに勝ちたい……?」
トゲデマル「!! まっきゅっ!!」こくんっ!
21: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:40:22.53 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「………………」
ヨウ「………………」
ヨウ「………………そっ…か……」
ヨウ「……………」
ヨウ「……………………………マーマネ…」
アニポケマーマネ「…?」
ヨウ「急に…こんな事言われても…驚くと思うけど、あの人とバトルするのにトゲデマルを貸してほしい…。
……いきなり信じろなんて難しいかもしれないけれど、…僕を…信じてほしい……」
アニポケマーマネ「……!!」
アニポケリーリエ「な……、何を…言ってるの……? …あの子…?」
ヨウ「………………」
ヨウ「………………そっ…か……」
ヨウ「……………」
ヨウ「……………………………マーマネ…」
アニポケマーマネ「…?」
ヨウ「急に…こんな事言われても…驚くと思うけど、あの人とバトルするのにトゲデマルを貸してほしい…。
……いきなり信じろなんて難しいかもしれないけれど、…僕を…信じてほしい……」
アニポケマーマネ「……!!」
アニポケリーリエ「な……、何を…言ってるの……? …あの子…?」
22: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:41:18.50 ID:QgB+6NfI0
アニポケスイレン「だ、だめだよ、そんなの!
…あんなきょうぼうなガラガラとたたかわせるのはこわいけど…、
ポケモンもってないなら、わたしのアシマリがみずたいぷだから…!」
ヨウ「………。 気持ちはありがたいんだけど、ここはトゲデマルが闘わないとダメなんだ。
…ごめんねスイレン。」
アニポケマオ「き、君がトゲデマルの想いを汲もうとしてくれてるのはわかるけど、
…あのガラガラ相手じゃ無茶だよ!!」
アニポケマーマネ「…………………」
アニポケマーマネ「……………………ヨウ、とか…言ったね……」
アニポケマーマネ「………ボクの…トゲデマルが使えるわざで…、一番強いのは…“びりびりちくちく”だ……。
………………トゲデマルを…よろしく…」
ヨウ「…!」
アニポケマオ「マ、マーマネ…!?」
アニポケマーマネ「……あ、あの子は信じていい気がする…。
ボクらしくないけどそう思うんだ…。何でかはよくわかんないんだけど…」
アニポケリーリエ「そ、そんな…! 止めた方が…!?」
…あんなきょうぼうなガラガラとたたかわせるのはこわいけど…、
ポケモンもってないなら、わたしのアシマリがみずたいぷだから…!」
ヨウ「………。 気持ちはありがたいんだけど、ここはトゲデマルが闘わないとダメなんだ。
…ごめんねスイレン。」
アニポケマオ「き、君がトゲデマルの想いを汲もうとしてくれてるのはわかるけど、
…あのガラガラ相手じゃ無茶だよ!!」
アニポケマーマネ「…………………」
アニポケマーマネ「……………………ヨウ、とか…言ったね……」
アニポケマーマネ「………ボクの…トゲデマルが使えるわざで…、一番強いのは…“びりびりちくちく”だ……。
………………トゲデマルを…よろしく…」
ヨウ「…!」
アニポケマオ「マ、マーマネ…!?」
アニポケマーマネ「……あ、あの子は信じていい気がする…。
ボクらしくないけどそう思うんだ…。何でかはよくわかんないんだけど…」
アニポケリーリエ「そ、そんな…! 止めた方が…!?」
23: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:42:22.08 ID:QgB+6NfI0
サトシ「…………」
サトシ「…………ヨウ!」
ヨウ「…………サトシ…?」
サトシ「マーマネが信じていいって思うってんなら…俺もお前を信じていいって思うことにする…。
…頑張れよ! 俺もピカチュウも応援するぜ!!」
ピカチュウ「ぴっかちゅ!」
ヨウ「あ……、…ありがとう…!」
サトシ「へへへー!」にかっ
アニポケリーリエ「………サ、サトシまで…!」
トゲデマル「まきゅーう!」
ヨウ「うん。 一緒に頑張ろう。トゲデマル」
サトシ「…………ヨウ!」
ヨウ「…………サトシ…?」
サトシ「マーマネが信じていいって思うってんなら…俺もお前を信じていいって思うことにする…。
…頑張れよ! 俺もピカチュウも応援するぜ!!」
ピカチュウ「ぴっかちゅ!」
ヨウ「あ……、…ありがとう…!」
サトシ「へへへー!」にかっ
アニポケリーリエ「………サ、サトシまで…!」
トゲデマル「まきゅーう!」
ヨウ「うん。 一緒に頑張ろう。トゲデマル」
24: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:43:36.21 ID:QgB+6NfI0
ベテラントレーナー「結局、そのトゲデマルが相手かよ……。 テメェ、素人か?」
ヨウ「…」ポイ
ベテラントレーナー「!」パシ
ベテラントレーナー「…ああん? …“かいふくのくすり”? ……何のマネだ?」
ヨウ「それでガラガラのダメージを回復させなよ。 少なからずダメージがあるはずだ」
ベテラントレーナー「…………は?」
ヨウ「ガラガラがダメージを受けたままじゃフェアじゃない。 これはポケモンバトルだ」
ベテラントレーナー「はぁ!? バッカじゃねェのか!? ……てめぇ、俺のガラガラを舐めてるのか?」
ヨウ「あなたが何をどう思おうと、
僕は、見ず知らずのはずの僕を信じてくれたトゲデマルとマーマネに報いるバトルをするだけだ」
ヨウ「それから」
ヨウ「あなたは島巡り達成者だったというのに今こんなことをしている。 それが僕にはどうしても許せない」
ヨウ「僕はあなたをゼンリョクで倒す。 アローラのポケモントレーナーとして」
ベテラントレーナー「……!?………。
………ハッ、…まぁ…いいさ…。下らねぇことしやがった事を……精々後悔しやがれ!!!」
ヨウ「来い」
ヨウ「…」ポイ
ベテラントレーナー「!」パシ
ベテラントレーナー「…ああん? …“かいふくのくすり”? ……何のマネだ?」
ヨウ「それでガラガラのダメージを回復させなよ。 少なからずダメージがあるはずだ」
ベテラントレーナー「…………は?」
ヨウ「ガラガラがダメージを受けたままじゃフェアじゃない。 これはポケモンバトルだ」
ベテラントレーナー「はぁ!? バッカじゃねェのか!? ……てめぇ、俺のガラガラを舐めてるのか?」
ヨウ「あなたが何をどう思おうと、
僕は、見ず知らずのはずの僕を信じてくれたトゲデマルとマーマネに報いるバトルをするだけだ」
ヨウ「それから」
ヨウ「あなたは島巡り達成者だったというのに今こんなことをしている。 それが僕にはどうしても許せない」
ヨウ「僕はあなたをゼンリョクで倒す。 アローラのポケモントレーナーとして」
ベテラントレーナー「……!?………。
………ハッ、…まぁ…いいさ…。下らねぇことしやがった事を……精々後悔しやがれ!!!」
ヨウ「来い」
25: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:44:12.88 ID:QgB+6NfI0
ベテラントレーナー「やれ!ガラガラ!!“かえんぐるま”!」
ヨウ「トゲデマル。“びりびりちくちく”」
トゲデマル「まきゅー!」ビリビリ!
―――バチィ!
アニポケマオ「先に当たった…!」
Rガラガラ「! …。」ジロ
ベテラントレーナー「素早さは中々だが、威力に関して見込み違いだな!
大して効いちゃいねぇよ! ガラガラ!反撃だァ!」
―――ゴォオオオ!!
トゲデマル「…ま、まきゅ…、…!!」
ヨウ(急所か状態異常を引かない限り、計算上ギリギリ耐えられるはずだ…。頑張れトゲデマル…)
ヨウ「トゲデマル。“びりびりちくちく”」
トゲデマル「まきゅー!」ビリビリ!
―――バチィ!
アニポケマオ「先に当たった…!」
Rガラガラ「! …。」ジロ
ベテラントレーナー「素早さは中々だが、威力に関して見込み違いだな!
大して効いちゃいねぇよ! ガラガラ!反撃だァ!」
―――ゴォオオオ!!
トゲデマル「…ま、まきゅ…、…!!」
ヨウ(急所か状態異常を引かない限り、計算上ギリギリ耐えられるはずだ…。頑張れトゲデマル…)
26: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:45:07.05 ID:QgB+6NfI0
トゲデマル「…も…、もきゅ!」フゥフゥ
ヨウ「…よし…。 …よく耐えたトゲデマル…」
アニポケカキ「……。 ……弱点を突かれようとも、一撃を耐えられる保障があるなら、
トゲデマルで挑むのは間違っていなかったかもしれない…。
…仮にアシマリで闘っていたら相性上有利でも、素早さで勝負にならない分、
上から二回叩かれて確実に負けていたはずだ。 …奴をそれを見抜いていたのか?」
アニポケマオ「…。 で、でも、このままでも普通に当たり負けてるよ? ここからどうするの!?」
アニポケカキ「……確かに、さっきの攻撃で与えたダメージは相手の体力半分に届かなかった。
…だが…、さっき見た通りトゲデマルのスピードはわずかにガラガラを上回っている。
つまり…、こっちには、もう一度攻撃のチャンスがあるんだ。
…そこでの攻撃が急所に当てられさえすれば…、」
アニポケスイレン「…まだ、かてるかのうせいがある、かもしれない…?」
アニポケカキ「…ああ…。 ……ただ…細い勝ち筋ではあるが…、 …!!
ベテラントレーナー「…ふ、 ふ、ははは…! ははははははは…!!」
ヨウ「? ………何が…、おかしい…?」
ヨウ「…よし…。 …よく耐えたトゲデマル…」
アニポケカキ「……。 ……弱点を突かれようとも、一撃を耐えられる保障があるなら、
トゲデマルで挑むのは間違っていなかったかもしれない…。
…仮にアシマリで闘っていたら相性上有利でも、素早さで勝負にならない分、
上から二回叩かれて確実に負けていたはずだ。 …奴をそれを見抜いていたのか?」
アニポケマオ「…。 で、でも、このままでも普通に当たり負けてるよ? ここからどうするの!?」
アニポケカキ「……確かに、さっきの攻撃で与えたダメージは相手の体力半分に届かなかった。
…だが…、さっき見た通りトゲデマルのスピードはわずかにガラガラを上回っている。
つまり…、こっちには、もう一度攻撃のチャンスがあるんだ。
…そこでの攻撃が急所に当てられさえすれば…、」
アニポケスイレン「…まだ、かてるかのうせいがある、かもしれない…?」
アニポケカキ「…ああ…。 ……ただ…細い勝ち筋ではあるが…、 …!!
ベテラントレーナー「…ふ、 ふ、ははは…! ははははははは…!!」
ヨウ「? ………何が…、おかしい…?」
27: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:46:15.44 ID:QgB+6NfI0
ベテラントレーナー「…確かに、俺のガラガラは特性“ひらいしん”じゃない。
だからこそ、曲がりなりにもそのでんきタイプのポケモンで闘えているわけだ…。 ……だがなぁ!」
ヨウ「……!(まさか…)」ピク
トゲデマル「………ま、まきゅう……」ガクガク
アニポケマーマネ「……トゲデマルの様子が…、…おかしい…」
アニポケカキ「! ガラガラの特性は“のろわれボディ”だったか…!」
アニポケスイレン「…“のろわれボディ”?」
アニポケリーリエ「…わたくし、本で読んだことがあります…。
その特性を持ったポケモンを対象にわざを使うと一定の確率で“かなしばり”と同様の効果を与える。
……つまり、直前に使ったわざを次から使用できなくしてしまうんです……」
ベテラントレーナー「そのとおりだ。 わかるよな?
これでもうトゲデマルは最大のダメージソースである“びりびりちくちく”を使うことができない。
…まぁ、俺に言わせれば、急所頼みの闘いをする時点でテメェの負けみたいなもんだが…、
これで、次の攻撃が万が一、急所に当たろうが…、俺のガラガラは絶対倒せねぇってことだよ!」
だからこそ、曲がりなりにもそのでんきタイプのポケモンで闘えているわけだ…。 ……だがなぁ!」
ヨウ「……!(まさか…)」ピク
トゲデマル「………ま、まきゅう……」ガクガク
アニポケマーマネ「……トゲデマルの様子が…、…おかしい…」
アニポケカキ「! ガラガラの特性は“のろわれボディ”だったか…!」
アニポケスイレン「…“のろわれボディ”?」
アニポケリーリエ「…わたくし、本で読んだことがあります…。
その特性を持ったポケモンを対象にわざを使うと一定の確率で“かなしばり”と同様の効果を与える。
……つまり、直前に使ったわざを次から使用できなくしてしまうんです……」
ベテラントレーナー「そのとおりだ。 わかるよな?
これでもうトゲデマルは最大のダメージソースである“びりびりちくちく”を使うことができない。
…まぁ、俺に言わせれば、急所頼みの闘いをする時点でテメェの負けみたいなもんだが…、
これで、次の攻撃が万が一、急所に当たろうが…、俺のガラガラは絶対倒せねぇってことだよ!」
28: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:46:51.01 ID:QgB+6NfI0
サトシ「ヤ、ヤバいじゃんか! …マーマネ!トゲデマルは何か他に強いわざ、覚えてないの?」
アニポケマーマネ「無いよ!! そんなのあれば最初に言ってる! そんなことみんなも知ってるじゃん!!」うる
アニポケカキ(…っ ……あのベテラントレーナー、思った以上に…!!)
ヨウ「…………………」
ベテラントレーナー「…ハッ!
お前が最初に俺のガラガラを回復させるような調子乗ったマネしなけりゃまだ可能性はあったかもなぁ!」
ヨウ「…………………」
アニポケマーマネ「………ヨ、ヨウ…?」
アニポケカキ「……くっそッ…! ……ここまでか…!!」
アニポケリーリエ「……と、止めに入った方が…!?」
アニポケマーマネ「無いよ!! そんなのあれば最初に言ってる! そんなことみんなも知ってるじゃん!!」うる
アニポケカキ(…っ ……あのベテラントレーナー、思った以上に…!!)
ヨウ「…………………」
ベテラントレーナー「…ハッ!
お前が最初に俺のガラガラを回復させるような調子乗ったマネしなけりゃまだ可能性はあったかもなぁ!」
ヨウ「…………………」
アニポケマーマネ「………ヨ、ヨウ…?」
アニポケカキ「……くっそッ…! ……ここまでか…!!」
アニポケリーリエ「……と、止めに入った方が…!?」
29: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:47:50.23 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…………………」
ヨウ「…なるほど。わざの封じ効果を引いてしまったのは運が悪かった」
ベテラントレーナー「はっ、はっはっは! 運が悪かったぁ? 良い言い訳だなぁ!?
何がアローラのポケモントレーナーだァ!? 人様の大事なポケモンを借りといて無様だよなぁ!
ははははは! …今更!…降参なんて…させてやると思うなよ!!!」
ヨウ「降参なんてしないさ。 何も問題はない」
ベテラントレーナー「…は?」
ヨウ「次のトゲデマルの攻撃一回で必ずあなたのガラガラを落とす」
ヨウ「急所に当てるまでもなく、すでに確一圏内だ」
…………………………。
ヨウ以外「「「…!!!??」」」」
ヨウ「…なるほど。わざの封じ効果を引いてしまったのは運が悪かった」
ベテラントレーナー「はっ、はっはっは! 運が悪かったぁ? 良い言い訳だなぁ!?
何がアローラのポケモントレーナーだァ!? 人様の大事なポケモンを借りといて無様だよなぁ!
ははははは! …今更!…降参なんて…させてやると思うなよ!!!」
ヨウ「降参なんてしないさ。 何も問題はない」
ベテラントレーナー「…は?」
ヨウ「次のトゲデマルの攻撃一回で必ずあなたのガラガラを落とす」
ヨウ「急所に当てるまでもなく、すでに確一圏内だ」
…………………………。
ヨウ以外「「「…!!!??」」」」
30: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:49:13.48 ID:QgB+6NfI0
ベテラントレーナー「………お前…、今、 何て言った…?」
ヨウ「“次の攻撃で確実にガラガラを倒す”と言った。わざが封じられるのも想定の範囲内…。
あなたの言う通りだ。人の大切なポケモンを預かってバトルしているんだ。 無様には負けられない…」
ベテラントレーナー「……お、お前、 人の話、 聴いてなかったのか…!?
さ、さっきの“びりびりちくちく”ですら、ガラガラの体力は半減すらしてねーんだよ!!
…何でそんなに余裕ぶれる!? 一体、どうやってガラガラを倒す気だ!?」
ヨウ「それは簡単だ。 “びりびりちくちく”以外の、より強力な技を使う」
ベテラントレーナー「で…、でたらめを言うな!!!
そのトゲデマルのトレーナーが…、一番強い技は“びりびりちくちく”って言ったんだぞ!?」
アニポケマーマネ「よ、ヨウ! ど、どういうことっ?」
ヨウ「ああ、ごめん。 マーマネもベテラントレーナーの人も間違ってない。
マーマネがトゲデマルに覚えさせている4つのわざの内、最大威力のわざは確かに“びりびりちくちく”だ」
ベテラントレーナー「……お前、なんなんだよっ、わけわかんねぇよ………!!」
ヨウ「だけど、今このバトルでトゲデマルが使えるわざは4つじゃなくて、 5つある」
ヨウ「“次の攻撃で確実にガラガラを倒す”と言った。わざが封じられるのも想定の範囲内…。
あなたの言う通りだ。人の大切なポケモンを預かってバトルしているんだ。 無様には負けられない…」
ベテラントレーナー「……お、お前、 人の話、 聴いてなかったのか…!?
さ、さっきの“びりびりちくちく”ですら、ガラガラの体力は半減すらしてねーんだよ!!
…何でそんなに余裕ぶれる!? 一体、どうやってガラガラを倒す気だ!?」
ヨウ「それは簡単だ。 “びりびりちくちく”以外の、より強力な技を使う」
ベテラントレーナー「で…、でたらめを言うな!!!
そのトゲデマルのトレーナーが…、一番強い技は“びりびりちくちく”って言ったんだぞ!?」
アニポケマーマネ「よ、ヨウ! ど、どういうことっ?」
ヨウ「ああ、ごめん。 マーマネもベテラントレーナーの人も間違ってない。
マーマネがトゲデマルに覚えさせている4つのわざの内、最大威力のわざは確かに“びりびりちくちく”だ」
ベテラントレーナー「……お前、なんなんだよっ、わけわかんねぇよ………!!」
ヨウ「だけど、今このバトルでトゲデマルが使えるわざは4つじゃなくて、 5つある」
31: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:49:48.38 ID:QgB+6NfI0
ベテラントレーナー「はぁ!? な、なにを…いって…、 ……!!?」
アニポケカキ「…そ、そうか…! …アイツ…!?
…トゲデマルの方には…、さっき抱き上げた時にか!? いつの間に…!」
アニポケマオ「え?」
アニポケスイレン「ど、どういうこと!?」
サトシ「……ヨウが手首に付けてるの…、…俺とカキと…同じ…! ヨウも、アレを、使えるんだ…!」
アニポケリーリエ「………!」
ヨウ「………………………」
ヨウ「………………………………Zワザ……」
アニポケカキ「…そ、そうか…! …アイツ…!?
…トゲデマルの方には…、さっき抱き上げた時にか!? いつの間に…!」
アニポケマオ「え?」
アニポケスイレン「ど、どういうこと!?」
サトシ「……ヨウが手首に付けてるの…、…俺とカキと…同じ…! ヨウも、アレを、使えるんだ…!」
アニポケリーリエ「………!」
ヨウ「………………………」
ヨウ「………………………………Zワザ……」
32: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:50:29.54 ID:QgB+6NfI0
ベテラントレーナー「……あッ…!!?」
トゲデマル「まぁっきゅうううゅぅぅ………!!!」バチバチバチ
――――Zワザ スパーキングギガボルト
トゲデマル「…まっきゅううぅぅーーッ!!!!」
――――バチバチバチバチバチバチィィイイイ!!!
Rガラガラ「…ガラガッ……!!!」
Rガラガラ「…ガ、」
Rガラガラ「」きぜつ
ベテラントレーナー「…あ、 …あ…… ばかな………!」
アニポケマーマネ「……トゲデマルが…、 …あの子が…、 …勝った……!」
ヨウ「………」ふー
トゲデマル「まぁっきゅうううゅぅぅ………!!!」バチバチバチ
――――Zワザ スパーキングギガボルト
トゲデマル「…まっきゅううぅぅーーッ!!!!」
――――バチバチバチバチバチバチィィイイイ!!!
Rガラガラ「…ガラガッ……!!!」
Rガラガラ「…ガ、」
Rガラガラ「」きぜつ
ベテラントレーナー「…あ、 …あ…… ばかな………!」
アニポケマーマネ「……トゲデマルが…、 …あの子が…、 …勝った……!」
ヨウ「………」ふー
33: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:52:17.30 ID:QgB+6NfI0
―――――
ヨウ「お疲れ様トゲデマル。 ありがとうね!」
トゲデマル「まっきゅう~」ピョンピョン!
ヨウ「ふふっ、…ダメージあるんだから、そんなにはしゃいじゃダメだよ?
…あ、ここ毛玉になっちゃってるな…。 毛づくろいはマーマネにやってもらった方がいいかな…?」
アニポケマーマネ「…え…、あ、うん。 …す、すごいんだね…、君…?
…。 ………いや…、すごいんだね、ヨウ! ……ありがとう!」
ヨウ「…そんな…。 頑張ったのはトゲデマルで、マーマネが信じてくれたから闘えたんだ…。
……それより…ごめんね。 もう少し、危なっかしくなること無く、勝てれば良かったんだけど…」
アニポケスイレン「かてたことじたいがよかったよ…! …ん?……どうしたの? …カキ?」
アニポケカキ「…す、凄い…! ポケモンの能力をフルに、いや、限界以上に引き出したかのようなZワザ…!
おそ…らくは…、しまクイーン、以上…!? …いや、そ、そんなこと…ありえない、が、しかし…!?
…と、とにかく…とんでもないな、あんた…! …一体どうやって、そこまで極めたんだ…!?」
ヨウ「……え? ……あー、いや、えっと……」
サトシ「なんかよくわかんないけど、ヨウの撃ったZワザってそんなにスゲーんだ?」
アニポケカキ「…ああ…。……恐ろしいほど使い込まれ、洗練されたZワザだったのは間違いない…。
………あれなら、あの…カプ・コケコにだって勝てるかも……。……しかし、あれの凄さが、
わからないようでは、まだまだ修行が足りないんじゃないのかー、サトシ?」にやり
サトシ「いー、マジかよー!」ガーン
ヨウ「お疲れ様トゲデマル。 ありがとうね!」
トゲデマル「まっきゅう~」ピョンピョン!
ヨウ「ふふっ、…ダメージあるんだから、そんなにはしゃいじゃダメだよ?
…あ、ここ毛玉になっちゃってるな…。 毛づくろいはマーマネにやってもらった方がいいかな…?」
アニポケマーマネ「…え…、あ、うん。 …す、すごいんだね…、君…?
…。 ………いや…、すごいんだね、ヨウ! ……ありがとう!」
ヨウ「…そんな…。 頑張ったのはトゲデマルで、マーマネが信じてくれたから闘えたんだ…。
……それより…ごめんね。 もう少し、危なっかしくなること無く、勝てれば良かったんだけど…」
アニポケスイレン「かてたことじたいがよかったよ…! …ん?……どうしたの? …カキ?」
アニポケカキ「…す、凄い…! ポケモンの能力をフルに、いや、限界以上に引き出したかのようなZワザ…!
おそ…らくは…、しまクイーン、以上…!? …いや、そ、そんなこと…ありえない、が、しかし…!?
…と、とにかく…とんでもないな、あんた…! …一体どうやって、そこまで極めたんだ…!?」
ヨウ「……え? ……あー、いや、えっと……」
サトシ「なんかよくわかんないけど、ヨウの撃ったZワザってそんなにスゲーんだ?」
アニポケカキ「…ああ…。……恐ろしいほど使い込まれ、洗練されたZワザだったのは間違いない…。
………あれなら、あの…カプ・コケコにだって勝てるかも……。……しかし、あれの凄さが、
わからないようでは、まだまだ修行が足りないんじゃないのかー、サトシ?」にやり
サトシ「いー、マジかよー!」ガーン
34: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:53:13.30 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「……」ちら
ベテラントレーナー「………ばか、な…。 ……ガラ、ガラ…」
ヨウ「……」すたすた
ベテラントレーナー「…!」ぴく
ヨウ「……………」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「………何、だよ…? 俺を…、笑いてぇのか…?」
ヨウ「……………」
ベテラントレーナー「………………」
ベテラントレーナー「……Zワザ使いが…、 他にもいたなんて情報が…なかったとはいえ…、
無警戒で、喰らっちまうとは……。とんだマヌケだ俺は…」
ヨウ「……………」
ヨウ「…島めぐりをしていたなら、あなただってZワザを使えたはずです。
だけど、今のあなたはZリングを身に付けていない。 それは…」
ベテラントレーナー「……やめろ…」
ヨウ「本当は悪いことしている負い目が、あなたにはあったからじゃないんですか?」
ベテラントレーナー「………ばか、な…。 ……ガラ、ガラ…」
ヨウ「……」すたすた
ベテラントレーナー「…!」ぴく
ヨウ「……………」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「………何、だよ…? 俺を…、笑いてぇのか…?」
ヨウ「……………」
ベテラントレーナー「………………」
ベテラントレーナー「……Zワザ使いが…、 他にもいたなんて情報が…なかったとはいえ…、
無警戒で、喰らっちまうとは……。とんだマヌケだ俺は…」
ヨウ「……………」
ヨウ「…島めぐりをしていたなら、あなただってZワザを使えたはずです。
だけど、今のあなたはZリングを身に付けていない。 それは…」
ベテラントレーナー「……やめろ…」
ヨウ「本当は悪いことしている負い目が、あなたにはあったからじゃないんですか?」
35: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:54:08.64 ID:QgB+6NfI0
ベテラントレーナー「…やめろつってん、だろ…!」
ヨウ「………………」
ヨウ「………あなたのガラガラは強かった。
多分、ちゃんと基礎から考えて育てられていた。 だから色々…勿体なく思った」
ベテラントレーナー「…………………」
ヨウ「……………」
ヨウ「強かったです。 …言うつもりだったのはそれだけ」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「……、…アンタ、只の手練れじゃ無ぇな……。 一体…何者な…、………!?」
ヨウ「?」
ベテラントレーナー「…!」
ベテラントレーナー「…………?………!?」
ベテラントレーナー「……な…、なんだ、ありゃ……!? いつの間に…? …どこから来た……!?」
ヨウ「………え?」くる
ヨウ「………………」
ヨウ「………あなたのガラガラは強かった。
多分、ちゃんと基礎から考えて育てられていた。 だから色々…勿体なく思った」
ベテラントレーナー「…………………」
ヨウ「……………」
ヨウ「強かったです。 …言うつもりだったのはそれだけ」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「……、…アンタ、只の手練れじゃ無ぇな……。 一体…何者な…、………!?」
ヨウ「?」
ベテラントレーナー「…!」
ベテラントレーナー「…………?………!?」
ベテラントレーナー「……な…、なんだ、ありゃ……!? いつの間に…? …どこから来た……!?」
ヨウ「………え?」くる
36: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:54:47.47 ID:QgB+6NfI0
アニポケマオ「…何かな、このポケモン? いつから、私たちのこんなすぐそばに? …全然、気づかなかった」
アニポケスイレン「このへんのポケモンじゃなさそうだねぇ? きみ、どこのこー?」
アニポケリーリエ「わたくし、こんなポケモン初めて見ました」
サトシ「ドククラゲみたいだな? いや…、全然違うか??」
ピカチュウ「ぴかちゅう?」
アニポケカキ「…というか、ポケモン………なのか? こいつ?」
アニポケマーマネ「ねぇ? みんな、ひょっとして僕を保健室に連れてくの、忘れてな~い?」
ヨウ「…そんな…馬鹿な…!? …急に…!? ……な、なんで……!!?」
ウツロイド「じぇるるっぷ……」
ヨウ「……………ウ」
ヨウ「……………ウル、トラ…、ビースト……!!?」
アニポケスイレン「このへんのポケモンじゃなさそうだねぇ? きみ、どこのこー?」
アニポケリーリエ「わたくし、こんなポケモン初めて見ました」
サトシ「ドククラゲみたいだな? いや…、全然違うか??」
ピカチュウ「ぴかちゅう?」
アニポケカキ「…というか、ポケモン………なのか? こいつ?」
アニポケマーマネ「ねぇ? みんな、ひょっとして僕を保健室に連れてくの、忘れてな~い?」
ヨウ「…そんな…馬鹿な…!? …急に…!? ……な、なんで……!!?」
ウツロイド「じぇるるっぷ……」
ヨウ「……………ウ」
ヨウ「……………ウル、トラ…、ビースト……!!?」
37: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:55:26.11 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…ウツロイド…!!? しかも、…色違い!? …っ、」
ヨウ「みんな! そいつから離れて!!!」
アニポケマオ「え?」
ウツロイド「じぇるるっぷ…!」かっ!
―――――ドドドォン!!!
サトシ「うわぁっっ!!!」
ヨウ「!! ……あああ………!!!」
ベテラントレーナー「な、何だよ…!! あれは…!!!?」
ヨウ「 ! …あなたも早く、逃げ…っ、…
……いや、サトシ達以外にもいる校庭の生徒たちとポケモンを、避難させてほしい…!」
ベテラントレーナー「……あ……、ああ…。」
ヨウ「…ありがとう」 だっ!
ヨウ「みんなっ! 早く、そいつから逃げてっ!!!」
サトシ達「「「!!」」」
――――――ダダダッ!
ヨウ「みんな! そいつから離れて!!!」
アニポケマオ「え?」
ウツロイド「じぇるるっぷ…!」かっ!
―――――ドドドォン!!!
サトシ「うわぁっっ!!!」
ヨウ「!! ……あああ………!!!」
ベテラントレーナー「な、何だよ…!! あれは…!!!?」
ヨウ「 ! …あなたも早く、逃げ…っ、…
……いや、サトシ達以外にもいる校庭の生徒たちとポケモンを、避難させてほしい…!」
ベテラントレーナー「……あ……、ああ…。」
ヨウ「…ありがとう」 だっ!
ヨウ「みんなっ! 早く、そいつから逃げてっ!!!」
サトシ達「「「!!」」」
――――――ダダダッ!
38: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:56:10.47 ID:QgB+6NfI0
アニポケマオ「…なんなの…あれ…!?」ハァハァ…
アニポケマーマネ「足痛ッ! 肩貸してくれたのは嬉しいけど、
もう少し丁寧に運んでよぉ、サトシ!カキィ…!」ヒィヒィ…
アニポケカキ「…そりゃ悪かったな…!」フゥフゥ…
サトシ「でも、擦りむいただけだったんだろ…!?」にや
ピカチュウ「ぴぃー…、ぴぃー…」ツカレタ
ヨウ(……全員、逃げれた?)
シロン「こぉん!?」
アニポケスイレン「…あっ! …ま、まだ、リーリエが…!? ………にげおくれてるっっ!!?」
ヨウ「……な!! ……っ!!」 だっ!!
サトシ「!……ヨウ!!」
ヨウ(やばい、やばいやばい……やばい!!)たたたっ!!!
アニポケリーリエ「…………あ…、ああ……!!」
ウツロイド「じぇるるっぷ……」ビュン!!
ヨウ「・・・・・・リーリエぇぇッッ!!!!!」ばっ!!
アニポケマーマネ「足痛ッ! 肩貸してくれたのは嬉しいけど、
もう少し丁寧に運んでよぉ、サトシ!カキィ…!」ヒィヒィ…
アニポケカキ「…そりゃ悪かったな…!」フゥフゥ…
サトシ「でも、擦りむいただけだったんだろ…!?」にや
ピカチュウ「ぴぃー…、ぴぃー…」ツカレタ
ヨウ(……全員、逃げれた?)
シロン「こぉん!?」
アニポケスイレン「…あっ! …ま、まだ、リーリエが…!? ………にげおくれてるっっ!!?」
ヨウ「……な!! ……っ!!」 だっ!!
サトシ「!……ヨウ!!」
ヨウ(やばい、やばいやばい……やばい!!)たたたっ!!!
アニポケリーリエ「…………あ…、ああ……!!」
ウツロイド「じぇるるっぷ……」ビュン!!
ヨウ「・・・・・・リーリエぇぇッッ!!!!!」ばっ!!
39: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:56:47.03 ID:QgB+6NfI0
――――!!!
ヨウ「………………」
ヨウ(………………か、)
ヨウ「(……間一髪…、間に合った…。) …リーリエ、大丈夫!? ケガしてない!!?」
アニポケリーリエ「………!////」どきどき
ヨウ「リーリエ…? リーリエっ!大丈夫!?」
アニポケリーリエ「…………だ、だいじょうぶです…」
ヨウ「…………よ、 良かった……。 君に……、何かあったら……っ」
アニポケリーリエ「…へ? …えっ…!?」あわあわっ
ウツロイド「じぇるるっぷ!!」
ヨウ「…っ! …リーリエ、走れる?」
アニポケリーリエ「ご、ごめんなさい…! 足が…、すくんじゃって…!」
ヨウ「…わかった。 …じゃあ、僕の傍から離れないで」
アニポケリーリエ「………は、はい…!」
ヨウ「………………」
ヨウ(………………か、)
ヨウ「(……間一髪…、間に合った…。) …リーリエ、大丈夫!? ケガしてない!!?」
アニポケリーリエ「………!////」どきどき
ヨウ「リーリエ…? リーリエっ!大丈夫!?」
アニポケリーリエ「…………だ、だいじょうぶです…」
ヨウ「…………よ、 良かった……。 君に……、何かあったら……っ」
アニポケリーリエ「…へ? …えっ…!?」あわあわっ
ウツロイド「じぇるるっぷ!!」
ヨウ「…っ! …リーリエ、走れる?」
アニポケリーリエ「ご、ごめんなさい…! 足が…、すくんじゃって…!」
ヨウ「…わかった。 …じゃあ、僕の傍から離れないで」
アニポケリーリエ「………は、はい…!」
40: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:57:27.96 ID:QgB+6NfI0
ヨウ(……ウツロイド…。 …悪いけど一気に倒させてもらう…。 頼む、ほしぐも……って、あれ?)
ウツロイド「…じぇるるっぷ……」
ヨウ(…! ウツロイドの足にほしぐもちゃんが入ったモンスターボールが取り込まれてる!?
さ、さっき、飛び込んだときにかすめ盗られたのか…!?)
ヨウ(い、今…、ほしぐもちゃん以外の手持ちを持ってきて、無い…! これじゃあ、闘えない…!!)
ウツロイド「…じぇるるっぷ」
アニポケリーリエ「…いやっ!」ぎゅ…
ヨウ「…く、くそっ…!!」
ウツロイド「…じぇるる!!」ビュッ!
「…10万ボルトォ!」
ピカチュウ「ピィーカァー、チュウウウ…ッ!」
―――バチバチバチィイイ!!!
ウツロイド「…!!!」
サトシ「…俺達が相手だ…! 行け、ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカァ!」
ウツロイド「…じぇるるっぷ……」
ヨウ(…! ウツロイドの足にほしぐもちゃんが入ったモンスターボールが取り込まれてる!?
さ、さっき、飛び込んだときにかすめ盗られたのか…!?)
ヨウ(い、今…、ほしぐもちゃん以外の手持ちを持ってきて、無い…! これじゃあ、闘えない…!!)
ウツロイド「…じぇるるっぷ」
アニポケリーリエ「…いやっ!」ぎゅ…
ヨウ「…く、くそっ…!!」
ウツロイド「…じぇるる!!」ビュッ!
「…10万ボルトォ!」
ピカチュウ「ピィーカァー、チュウウウ…ッ!」
―――バチバチバチィイイ!!!
ウツロイド「…!!!」
サトシ「…俺達が相手だ…! 行け、ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカァ!」
41: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:58:04.56 ID:QgB+6NfI0
ウツロイド「じぇるるっぷ!!」“パワージェム”
――――ド、ド、ド、ド、ドン!!
ヨウ「サ、サトシ…! !! それ以上、闘おうとしちゃダメだ、逃げて! 勝てる相手じゃ…!」
ピカチュウ「ピィッッー…!!」ギュン!
ウツロイド「!?」
ヨウ「…な…? (…速い…!)」
サトシ「良く避けた! 上手いぞ、ピカチュウ!」
ウツロイド「じぇるるっぷ!!」“ヘドロウェーブ”
―――――ブワァアアアア!!
ヨウ「! これは、直撃する!あぶないっ!」
サトシ「………いや……、ここだ…ッ! …ピカチュウ! 地面に向かってアイアンテぇーールッ!!」
ピカチュウ「ピッカーチュウゥ!!」
―――ズガンッッ!!!
ウツロイド「…!?」
サトシ「そのまま………、」
サトシ「…………………かわせぇッ!!」
――――ド、ド、ド、ド、ドン!!
ヨウ「サ、サトシ…! !! それ以上、闘おうとしちゃダメだ、逃げて! 勝てる相手じゃ…!」
ピカチュウ「ピィッッー…!!」ギュン!
ウツロイド「!?」
ヨウ「…な…? (…速い…!)」
サトシ「良く避けた! 上手いぞ、ピカチュウ!」
ウツロイド「じぇるるっぷ!!」“ヘドロウェーブ”
―――――ブワァアアアア!!
ヨウ「! これは、直撃する!あぶないっ!」
サトシ「………いや……、ここだ…ッ! …ピカチュウ! 地面に向かってアイアンテぇーールッ!!」
ピカチュウ「ピッカーチュウゥ!!」
―――ズガンッッ!!!
ウツロイド「…!?」
サトシ「そのまま………、」
サトシ「…………………かわせぇッ!!」
42: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:58:57.18 ID:QgB+6NfI0
ヨウ(凄い…! 無理やり、回避した…! …サトシのピカチュウは…、異常なほど闘い慣れている……)
サトシ「ピカチュウ…! …エレキボォォーールッッ!!」
ピカチュウ「ピィーカァーチュウゥウ…!!!」
―――バリバリバリィイイ!!!
ウツロイド「……じぇ…!!!???」
サトシ「…よォし! 続けて、10万ボル……、何ッ!?」
――――チカチカチカ
ウツロイド「……じぇるる…っぷ」チカチカチカ
サトシ「………消えて…、いく…?」
ヨウ「!? …ま、待てっ…!!」
――――フッ
サトシ「!? あ…、あいつ、どこにいった!?」
ヨウ(…! …く…! 逃げられて…、しまった……)
サトシ「ピカチュウ…! …エレキボォォーールッッ!!」
ピカチュウ「ピィーカァーチュウゥウ…!!!」
―――バリバリバリィイイ!!!
ウツロイド「……じぇ…!!!???」
サトシ「…よォし! 続けて、10万ボル……、何ッ!?」
――――チカチカチカ
ウツロイド「……じぇるる…っぷ」チカチカチカ
サトシ「………消えて…、いく…?」
ヨウ「!? …ま、待てっ…!!」
――――フッ
サトシ「!? あ…、あいつ、どこにいった!?」
ヨウ(…! …く…! 逃げられて…、しまった……)
43: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 21:59:53.68 ID:QgB+6NfI0
サトシ「……いなく、なったのか…? …さんきゅう、ピカチュウ…。
……リーリエ、ヨウ…! 二人とも、大丈夫か!?」
ヨウ「……………おかげで、助かった…。ありがとうサトシ…。
…………だけど……、ほしぐもちゃんを奪われるなんて…! …リーリエに…何て言えば…!」
サトシ「………ヨウ…、…とりあえず、リーリエなら、ここに居るけど…?」
ヨウ「……………」
サトシ「……………?」
ヨウ「……あ、いや、そうなんだけど…、えーと、そういう事ではなくて……」
アニポケリーリエ「…わ、わたくしが逃げ遅れた所為で…、あなたの…ポケモンが…!」うるっ
ヨウ「(!) だ、大丈夫…! ほしぐもちゃんは滅茶苦茶強いから!!
もう会えなくなるとか、そういうのは絶対大丈夫……!」
サトシ「……それにしても…なんだったんだ、あれ?」
ピカチュウ「ぴか…ちゅう…?」ピョン
アニポケククイ「おーい!」
ヨウ達「「「!!」」」
アニポケククイ「どうしたー、お前たちー! とっくに次の授業始まってんぞー。
だーれも教室にいないからビックリしちゃたぜー。
…ひょっとして、あれか? …授業ストライキ…とかじゃないよな…?」
……リーリエ、ヨウ…! 二人とも、大丈夫か!?」
ヨウ「……………おかげで、助かった…。ありがとうサトシ…。
…………だけど……、ほしぐもちゃんを奪われるなんて…! …リーリエに…何て言えば…!」
サトシ「………ヨウ…、…とりあえず、リーリエなら、ここに居るけど…?」
ヨウ「……………」
サトシ「……………?」
ヨウ「……あ、いや、そうなんだけど…、えーと、そういう事ではなくて……」
アニポケリーリエ「…わ、わたくしが逃げ遅れた所為で…、あなたの…ポケモンが…!」うるっ
ヨウ「(!) だ、大丈夫…! ほしぐもちゃんは滅茶苦茶強いから!!
もう会えなくなるとか、そういうのは絶対大丈夫……!」
サトシ「……それにしても…なんだったんだ、あれ?」
ピカチュウ「ぴか…ちゅう…?」ピョン
アニポケククイ「おーい!」
ヨウ達「「「!!」」」
アニポケククイ「どうしたー、お前たちー! とっくに次の授業始まってんぞー。
だーれも教室にいないからビックリしちゃたぜー。
…ひょっとして、あれか? …授業ストライキ…とかじゃないよな…?」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:00:50.12 ID:QgB+6NfI0
ヨウ達「「「……」」」
アニポケマーマネ「………く、来るのが…、遅いよ! 博士ぇ!!」
アニポケククイ「え? な、何? …なんかあったのか?」
アニポケリーリエ「何か…あったって…、」
アニポケマーマネ「………あ…、あのヘンチクリンなポケモンがめちゃくちゃに暴れた跡を見てよ!
アイツが暴えた跡が…、跡が…!!」
アニポケカキ「…な、なん…だ、これは……?」
アニポケスイレン「…きえ…、てる…!?」
アニポケマオ「あのポケモンが暴れて…壊されたところ、全部、元通りになってる…。 …なん、で…?」
ヨウ達「「「……!!?……」」」
アニポケククイ「どうしたんだ…?…お前たち…?本当に?
…………ん? そういえば…君は見慣れない子だね…? ウチの生徒じゃないな。 ………あ、俺は…
ヨウ「……ククイ、博士…」
アニポケククイ「おお…! 知ってくれてるとは光栄だなぁ! そうだ。 俺がククイだぜ。よろしくな!
もう聞いてるかもしれないが、この子たちの担任教師をしている」
アニポケマーマネ「………く、来るのが…、遅いよ! 博士ぇ!!」
アニポケククイ「え? な、何? …なんかあったのか?」
アニポケリーリエ「何か…あったって…、」
アニポケマーマネ「………あ…、あのヘンチクリンなポケモンがめちゃくちゃに暴れた跡を見てよ!
アイツが暴えた跡が…、跡が…!!」
アニポケカキ「…な、なん…だ、これは……?」
アニポケスイレン「…きえ…、てる…!?」
アニポケマオ「あのポケモンが暴れて…壊されたところ、全部、元通りになってる…。 …なん、で…?」
ヨウ達「「「……!!?……」」」
アニポケククイ「どうしたんだ…?…お前たち…?本当に?
…………ん? そういえば…君は見慣れない子だね…? ウチの生徒じゃないな。 ………あ、俺は…
ヨウ「……ククイ、博士…」
アニポケククイ「おお…! 知ってくれてるとは光栄だなぁ! そうだ。 俺がククイだぜ。よろしくな!
もう聞いてるかもしれないが、この子たちの担任教師をしている」
45: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:01:53.90 ID:QgB+6NfI0
ヨウ(! ……ククイ博士が、…教師…? …なんか…本当に、何でもありだな…、…わ!?)
もぞもぞ…、ぎゅいーん!
ロトム図鑑「アローラー! …ヨウ! ジガルデ・セル探しはいい加減もう終わったロトか?」
アニポケククイ「お! そいつは…ロトム図鑑じゃないか?
どういう伝手で手に入れたかは知らないが入手、大変だったろ? …初めまして、ロトム。俺はククイだ」
ロトム図鑑「…? そんなこと知ってるロトよ、ククイ博士? つい先日、会ったばかりじゃないロトか?」
アニポケククイ「ははは! 面白い事言うな、お前。 …なぁ、君? ちょっとこの子見せてもらってもいいかな?」
ヨウ「………………。 ………ええ、どうぞ…」
ロトム図鑑「くすぐったいロ」
サトシ「………ヨウ、こんな時になんだけど、俺もロトム図鑑持ってるんだ…。
でも今、アイツ、お気に入りの探偵ドラマ、観に帰っちゃってさ。 会わせてやれないのが残念だ」
ロトム図鑑「た、探偵ドラマにハマるロトム図鑑…! 一体、どんな顔してるか見てみたいロ……」
アニポケククイ「フフフ! キミとよく似た顔してるぜ! ……さぁ、どれどれ、図鑑の状況は…? ……」
アニポケククイ(……!!?)
もぞもぞ…、ぎゅいーん!
ロトム図鑑「アローラー! …ヨウ! ジガルデ・セル探しはいい加減もう終わったロトか?」
アニポケククイ「お! そいつは…ロトム図鑑じゃないか?
どういう伝手で手に入れたかは知らないが入手、大変だったろ? …初めまして、ロトム。俺はククイだ」
ロトム図鑑「…? そんなこと知ってるロトよ、ククイ博士? つい先日、会ったばかりじゃないロトか?」
アニポケククイ「ははは! 面白い事言うな、お前。 …なぁ、君? ちょっとこの子見せてもらってもいいかな?」
ヨウ「………………。 ………ええ、どうぞ…」
ロトム図鑑「くすぐったいロ」
サトシ「………ヨウ、こんな時になんだけど、俺もロトム図鑑持ってるんだ…。
でも今、アイツ、お気に入りの探偵ドラマ、観に帰っちゃってさ。 会わせてやれないのが残念だ」
ロトム図鑑「た、探偵ドラマにハマるロトム図鑑…! 一体、どんな顔してるか見てみたいロ……」
アニポケククイ「フフフ! キミとよく似た顔してるぜ! ……さぁ、どれどれ、図鑑の状況は…? ……」
アニポケククイ(……!!?)
46: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:02:25.33 ID:QgB+6NfI0
アニポケククイ(……アローラの土地神や…、伝説のポケモンの……と…、登録、データだと…! …!?
そ、それから、図鑑本体の製造ナンバーが、俺がサトシにやったロトム図鑑と全く同じ…? …??
…………な……、なんだ…、…これ……!!?)
ヨウ「………」
アニポケククイ「…………き、君は…、一体……!?」じっ
ヨウ「…ククイ博士…、聞いてほしい話があるんです…。 …少し、お時間をもらえませんか…」
―――――
―――
―
そ、それから、図鑑本体の製造ナンバーが、俺がサトシにやったロトム図鑑と全く同じ…? …??
…………な……、なんだ…、…これ……!!?)
ヨウ「………」
アニポケククイ「…………き、君は…、一体……!?」じっ
ヨウ「…ククイ博士…、聞いてほしい話があるんです…。 …少し、お時間をもらえませんか…」
―――――
―――
―
47: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:14:02.88 ID:QgB+6NfI0
―――――ククイ博士の研究所
アニポケククイ「…つまり君はこの世界とは異なるアローラ地方からやってきたパラレルワールドの人間で。
サトシ達に絡んできたスカル団との闘いに巻き込まれたが、君はそれを撃退…。
だがその直後、出現したウルトラビースト(以下UB)なるウルトラスペースというまたさらなる
別世界に住むポケモンに襲われて、君は今持つ唯一の手持ちのポケモンを奪われてしまった…。
…尚、UBが暴れた痕跡は一切消えた。…君にもその理由はわからない。
ついでに言うと、君と君の世界の俺は知り合いで、君のロトム図鑑はその俺から貰ったものである。…と」
ヨウ「……滅茶苦茶な話をしているのは、わかっているつもりです…。 …とても信じられないと思います」
アニポケククイ「…いや…、………信じたいと……思ってる…」
ヨウ「……」
アニポケククイ「……」
ヨウ「……え…? な、なんで、信じてくれるんですか…?
僕が言うのもおかしいですけど、すぐに受け入れられるような内容じゃないでしょう?」
アニポケククイ「…逆に質問するようで申し訳ないんだけど、
君はどうして俺にはその話を打ち明けてくれる気になったんだろう?」
アニポケククイ「…つまり君はこの世界とは異なるアローラ地方からやってきたパラレルワールドの人間で。
サトシ達に絡んできたスカル団との闘いに巻き込まれたが、君はそれを撃退…。
だがその直後、出現したウルトラビースト(以下UB)なるウルトラスペースというまたさらなる
別世界に住むポケモンに襲われて、君は今持つ唯一の手持ちのポケモンを奪われてしまった…。
…尚、UBが暴れた痕跡は一切消えた。…君にもその理由はわからない。
ついでに言うと、君と君の世界の俺は知り合いで、君のロトム図鑑はその俺から貰ったものである。…と」
ヨウ「……滅茶苦茶な話をしているのは、わかっているつもりです…。 …とても信じられないと思います」
アニポケククイ「…いや…、………信じたいと……思ってる…」
ヨウ「……」
アニポケククイ「……」
ヨウ「……え…? な、なんで、信じてくれるんですか…?
僕が言うのもおかしいですけど、すぐに受け入れられるような内容じゃないでしょう?」
アニポケククイ「…逆に質問するようで申し訳ないんだけど、
君はどうして俺にはその話を打ち明けてくれる気になったんだろう?」
48: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:15:09.00 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「……それは……… 僕にとってのククイ博士はポケモンのわざの研究家で、
アローラにポケモンリーグを創ってくれた人で…、
トレーナーとしては最初であり最強でもあった挑戦者でもある僕のライバルの一人で…、」
ヨウ「ロイヤルマスクで…、」ボソ
ヨウ「僕の旅に始まりをくれた人で……、いつだって…僕を導いてくれた僕の一番の恩人で…。
……ククイ博士ならきっとこんな状況でも力を貸してくれたに違いないと思ったんです…。」
ヨウ「…仮に、ククイ博士に信じてもらえないなら、多分、誰に話しても信じてもらえないって事だから…、
僕にとっては、それはそれで諦めが付くというか、ある意味、開き直ることができるっていうか…。
…そんな事情、こっちの博士には無関係なのに…、…勝手なことばっかり言って…、
……なんだか…すいません…」
アニポケククイ「…………。 …随分と… すげぇんだなぁ… 君の世界の俺は……」
ヨウ「…そうなんです。 本当にすごい方なんです、ククイ博士は…」ニコ
アニポケククイ「…………リーグ創設だとかなんてのは、正直ピンとこないけども…。 うん…。
君の世界の俺はそんな素直な信頼に値する男なのかと考えたら、すげぇなぁと思って…さ…」
アニポケククイ「……………」
アニポケククイ「……………。 ………三つだ…!
…まず、見せてもらった君のロトム図鑑について色々説明が付かないことがあるということ!
…次に、実は俺としても校庭に出現したUBとやらに関して気になることがあるということ!
…最後に…、…君がそこまで思ってくれているククイ博士への信頼を、
この俺が裏切っちゃうってのは、どうも違うよな?」
アローラにポケモンリーグを創ってくれた人で…、
トレーナーとしては最初であり最強でもあった挑戦者でもある僕のライバルの一人で…、」
ヨウ「ロイヤルマスクで…、」ボソ
ヨウ「僕の旅に始まりをくれた人で……、いつだって…僕を導いてくれた僕の一番の恩人で…。
……ククイ博士ならきっとこんな状況でも力を貸してくれたに違いないと思ったんです…。」
ヨウ「…仮に、ククイ博士に信じてもらえないなら、多分、誰に話しても信じてもらえないって事だから…、
僕にとっては、それはそれで諦めが付くというか、ある意味、開き直ることができるっていうか…。
…そんな事情、こっちの博士には無関係なのに…、…勝手なことばっかり言って…、
……なんだか…すいません…」
アニポケククイ「…………。 …随分と… すげぇんだなぁ… 君の世界の俺は……」
ヨウ「…そうなんです。 本当にすごい方なんです、ククイ博士は…」ニコ
アニポケククイ「…………リーグ創設だとかなんてのは、正直ピンとこないけども…。 うん…。
君の世界の俺はそんな素直な信頼に値する男なのかと考えたら、すげぇなぁと思って…さ…」
アニポケククイ「……………」
アニポケククイ「……………。 ………三つだ…!
…まず、見せてもらった君のロトム図鑑について色々説明が付かないことがあるということ!
…次に、実は俺としても校庭に出現したUBとやらに関して気になることがあるということ!
…最後に…、…君がそこまで思ってくれているククイ博士への信頼を、
この俺が裏切っちゃうってのは、どうも違うよな?」
49: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:16:25.16 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…………。」
アニポケククイ「……だから俺は、君を信じることにしたぜ…。……ヨウ…!」
ヨウ「…!」ぱぁっ!
ヨウ「…あ、ありがとうございます。 …やっぱりククイ博士はどこの世界でもククイ博士でした…!」
アニポケククイ「へへ!! …じゃあ、早速だが話の本題に移ろうか。
実はだな、ちょっと前から校庭に、見えない妙な力場が発生していて、
それが時間経過とともに少しづつ大きくなっていたのがわかっている。」
ヨウ「…力場? そこからあのUBが出現したってことでしょうか?」
アニポケククイ「なんせ専門分野じゃないから断定はできないが…、俺はそうだと思う…。
多分これは、…時空の歪み…、のようなものだったんじゃないかと考えている。
………現在、この歪みは、観測を始めた直後程度のサイズに戻ってしまったようだが…、」
アニポケククイ「………観測時とまったく同じスピードで、再び大きくなろうとしているみたいだ………」
ヨウ「…!? そこからUBがまた、出現する…という事でしょうか…!?」
アニポケククイ「可能性高いね。
この歪み…これまで害は無いと判断していたから、観測程度しかしていなかったんだが、…抜かったぜ。
…まさかそんなのが出てくるとは想像力が足りなかったよ…。
……ヨウがいなかったら、俺の生徒が大変なことになっていたと聞いている。 教師のククイ博士として
礼を言わせてくれ。 ありがとう…」
ヨウ「…いや、そんな…。 それで…、またUBが出てきそうな時間を割り出すことってできるんですか?」
アニポケククイ「……だから俺は、君を信じることにしたぜ…。……ヨウ…!」
ヨウ「…!」ぱぁっ!
ヨウ「…あ、ありがとうございます。 …やっぱりククイ博士はどこの世界でもククイ博士でした…!」
アニポケククイ「へへ!! …じゃあ、早速だが話の本題に移ろうか。
実はだな、ちょっと前から校庭に、見えない妙な力場が発生していて、
それが時間経過とともに少しづつ大きくなっていたのがわかっている。」
ヨウ「…力場? そこからあのUBが出現したってことでしょうか?」
アニポケククイ「なんせ専門分野じゃないから断定はできないが…、俺はそうだと思う…。
多分これは、…時空の歪み…、のようなものだったんじゃないかと考えている。
………現在、この歪みは、観測を始めた直後程度のサイズに戻ってしまったようだが…、」
アニポケククイ「………観測時とまったく同じスピードで、再び大きくなろうとしているみたいだ………」
ヨウ「…!? そこからUBがまた、出現する…という事でしょうか…!?」
アニポケククイ「可能性高いね。
この歪み…これまで害は無いと判断していたから、観測程度しかしていなかったんだが、…抜かったぜ。
…まさかそんなのが出てくるとは想像力が足りなかったよ…。
……ヨウがいなかったら、俺の生徒が大変なことになっていたと聞いている。 教師のククイ博士として
礼を言わせてくれ。 ありがとう…」
ヨウ「…いや、そんな…。 それで…、またUBが出てきそうな時間を割り出すことってできるんですか?」
50: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:17:44.82 ID:QgB+6NfI0
アニポケククイ「おう。 今日得た観測データから歪みのピークを規定して、
そこから再出現の予想時間を逆算することは容易だ…。
問題は、またその同じ個体のウツロイドとやら出てきてくれるかってことだが……。
………そうだ…、な…? これは君の奪われたポケモンの入ったモンスターボールを辿って見るか。
…待っててくれ、ヨウ。すぐに調べてみる。 ………………。
……ところでサトシ…、そろそろ入ってきなよ。盗み聞きは感心しないぜ?」にやり
ヨウ「…!?」くる
サトシ「…!?」びく!
サトシ「……あ…、ははは、は…、 バ、バレてた…!」のこのこ…
ピカチュウ「ぴか、…ちゅあ…」
ヨウ「えっ? き、君は、サトシ…? なんで、ククイ博士の家に…?」
サトシ「あー、俺、ここにイソーローさせてもらってんだ」
ヨウ「………居…候…?」
サトシ「………ねぇ、博士?
俺らのアローラとヨウのアローラが違うパラレルナントカっていうのがよくわかんなかった。
どういう意味です?」
ククイ「サトシにも解るように言うと…、…そうだな…? …あくまでたとえ話だが…、
同じタイトルの作品なのに、ゲームとアニメでキャラクターの設定とかが全然違うみたいな感じかなー?」
サトシ「…ふーん。 わかったような? わかんないような?
まぁ、とりあえずヨウは凄いところから来たってこといいんだよな…?」
そこから再出現の予想時間を逆算することは容易だ…。
問題は、またその同じ個体のウツロイドとやら出てきてくれるかってことだが……。
………そうだ…、な…? これは君の奪われたポケモンの入ったモンスターボールを辿って見るか。
…待っててくれ、ヨウ。すぐに調べてみる。 ………………。
……ところでサトシ…、そろそろ入ってきなよ。盗み聞きは感心しないぜ?」にやり
ヨウ「…!?」くる
サトシ「…!?」びく!
サトシ「……あ…、ははは、は…、 バ、バレてた…!」のこのこ…
ピカチュウ「ぴか、…ちゅあ…」
ヨウ「えっ? き、君は、サトシ…? なんで、ククイ博士の家に…?」
サトシ「あー、俺、ここにイソーローさせてもらってんだ」
ヨウ「………居…候…?」
サトシ「………ねぇ、博士?
俺らのアローラとヨウのアローラが違うパラレルナントカっていうのがよくわかんなかった。
どういう意味です?」
ククイ「サトシにも解るように言うと…、…そうだな…? …あくまでたとえ話だが…、
同じタイトルの作品なのに、ゲームとアニメでキャラクターの設定とかが全然違うみたいな感じかなー?」
サトシ「…ふーん。 わかったような? わかんないような?
まぁ、とりあえずヨウは凄いところから来たってこといいんだよな…?」
51: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:18:36.56 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「……サトシ…、君まで僕の話を…信じてくれるの…? …なんで?」
サトシ「うん? なんでかって言われれば、ヨウが嘘つくようなヤツに見えないからかなぁ…。
…あーん、俺にも、よくわかんないや!」にかっ
ヨウ(…やっぱり、いい子だ。この子。)くす
サトシ「………大体まー、よくある話じゃん。
何か違う世界から来たとか行ったとか。 俺にもそんな経験何度かあった気がするもん」
ヨウ「…………は、はぁ…!?(…じ、冗談だよな…?)」
ヨウ「…………あ…、それにしても…、さっきは情けないところを助けてくれて本当にありがとう。
……サトシとピカチュウ、凄かった。 一体どれだけ一緒に闘えばあんな以心伝心の動きが…?」
サトシ「よせよぉ…。 照れるなぁー」
ヨウ「…………あの時の君は、はっきり言ってスクール通いするトレーナーのレベルじゃなかった……。
……例えば………、ポケモンリーグなんかに出てもかなりいい線行くレベルのはず………」
サトシ「あはは、大げさだな。褒めすぎだぜ? さっきは偶然、調子が良かったっていうか。
ま、ホントいうとさ、なんか俺、実力が安定しなくて困ってんだよ。 …なー、ピカチュウ?」にこにこ
ヨウ「………? …そ、そうなの?(…そんなことありえるのか? でも本心で何か言ってるように感じる…)」
サトシ「うん? なんでかって言われれば、ヨウが嘘つくようなヤツに見えないからかなぁ…。
…あーん、俺にも、よくわかんないや!」にかっ
ヨウ(…やっぱり、いい子だ。この子。)くす
サトシ「………大体まー、よくある話じゃん。
何か違う世界から来たとか行ったとか。 俺にもそんな経験何度かあった気がするもん」
ヨウ「…………は、はぁ…!?(…じ、冗談だよな…?)」
ヨウ「…………あ…、それにしても…、さっきは情けないところを助けてくれて本当にありがとう。
……サトシとピカチュウ、凄かった。 一体どれだけ一緒に闘えばあんな以心伝心の動きが…?」
サトシ「よせよぉ…。 照れるなぁー」
ヨウ「…………あの時の君は、はっきり言ってスクール通いするトレーナーのレベルじゃなかった……。
……例えば………、ポケモンリーグなんかに出てもかなりいい線行くレベルのはず………」
サトシ「あはは、大げさだな。褒めすぎだぜ? さっきは偶然、調子が良かったっていうか。
ま、ホントいうとさ、なんか俺、実力が安定しなくて困ってんだよ。 …なー、ピカチュウ?」にこにこ
ヨウ「………? …そ、そうなの?(…そんなことありえるのか? でも本心で何か言ってるように感じる…)」
52: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:19:41.07 ID:QgB+6NfI0
アニポケククイ「おまたせ、ヨウ。 …今確認できた。
…空間超えてまで反応を拾えるかは微妙なところだったが…。
君のモンスターボールからは通常ではありえない膨大な量のエネルギーが発されているおかげで、
難なく捉えることができたぜ」
ヨウ「! …それじゃあ?」
アニポケククイ「そのウツロイド…というUBはあの校庭からまったく動いちゃいない。
………まだ推論の域を脱せないが、ヤツは再びこっちの世界に出てくることを目的にしていて、
時空の歪みがまた開くのをあの場で待機するつもりなんじゃないかと見受けられる。」
ヨウ「おかしい…。 …UBはウルトラホールの発生に巻き込まれて、
止む無く別世界に迷い出てしまった存在のはずだ…。…自分から別世界に来ようとしているなんて…?」
アニポケククイ「…それと、君の話からすると、
いくらUBといえど、戦闘の痕跡がまるっきり消えるなんて特徴はありえないって、話だったな…」
ヨウ「………………何か特別な能力を持ったUB………?
…いや…、そもそも、あのウツロイドはウルトラホールから出現したわけじゃない……。
僕の世界で呼ばれてるUBとはまた別種である可能性すらある…。 …だとしたら、厄介だぞ…」
サトシ「出てきたら出てきたで…ヨウが知ってるUBよりも強いかも知れないって事か…?」
アニポケククイ「…考えていたより…“だいばくはつ”並みにやばい事態だぜ…こいつは…。
そのUBとやらが暴れた痕跡が跡形もなく消えちまったのが痛すぎる…
すぐさま出現ってことはまずないにしてもだ…、それまでに協力者や対策が立てられるかどうか…」
…空間超えてまで反応を拾えるかは微妙なところだったが…。
君のモンスターボールからは通常ではありえない膨大な量のエネルギーが発されているおかげで、
難なく捉えることができたぜ」
ヨウ「! …それじゃあ?」
アニポケククイ「そのウツロイド…というUBはあの校庭からまったく動いちゃいない。
………まだ推論の域を脱せないが、ヤツは再びこっちの世界に出てくることを目的にしていて、
時空の歪みがまた開くのをあの場で待機するつもりなんじゃないかと見受けられる。」
ヨウ「おかしい…。 …UBはウルトラホールの発生に巻き込まれて、
止む無く別世界に迷い出てしまった存在のはずだ…。…自分から別世界に来ようとしているなんて…?」
アニポケククイ「…それと、君の話からすると、
いくらUBといえど、戦闘の痕跡がまるっきり消えるなんて特徴はありえないって、話だったな…」
ヨウ「………………何か特別な能力を持ったUB………?
…いや…、そもそも、あのウツロイドはウルトラホールから出現したわけじゃない……。
僕の世界で呼ばれてるUBとはまた別種である可能性すらある…。 …だとしたら、厄介だぞ…」
サトシ「出てきたら出てきたで…ヨウが知ってるUBよりも強いかも知れないって事か…?」
アニポケククイ「…考えていたより…“だいばくはつ”並みにやばい事態だぜ…こいつは…。
そのUBとやらが暴れた痕跡が跡形もなく消えちまったのが痛すぎる…
すぐさま出現ってことはまずないにしてもだ…、それまでに協力者や対策が立てられるかどうか…」
53: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:20:48.68 ID:QgB+6NfI0
サトシ「…あ! あとヨウの盗られたボールがヤツらの世界の中で開かれちゃったら、どうなるんだ…!?」
アニポケククイ「………!? …た、確かに…! それも…何か考えないと…!」
ヨウ「……いえ、博士。 もしそうなったら、それはむしろ好都合です。
ボールさえ開いてくれれば…、ほしぐもちゃんなら自力でこっちに戻ってこれるはず……」
サトシ「…一体どういうポケモン…? ヨウの相ぼ、…? ……!!」ぐ~
ヨウ&アニポケククイ「「………」」
サトシ「ご、ごめん…/// なんか、難しい話してたら腹減って来ちゃった、俺…。
………自慢じゃないけど、俺はいつも腹が減ってる…!!」ぐ~
ピカチュウ「…ぴかぴぃ…」アキレタ
アニポケククイ「…あっはっはっは…! …そうだな。ちょっと休憩にするか。 おーし!飯の支度だ!」
サトシ「さんせいー!」
ピカチュウ「ぴっかー!」
ヨウ「ふふ!」
サトシ「ヨウも食べてくだろ?…っていうかヨウ、今日泊まるところ無いんじゃないのか?
俺からも頼むから、博士にお願いしてここに泊めてもらいなよ! 俺、ヨウとバトルの話とかしたいもん!」
ヨウ「…ああ…そ、そうか…。 えっと、いいでしょうか、博士?
…本当にご迷惑ばかりで申し訳ないんですけど…。」
アニポケククイ「………!? …た、確かに…! それも…何か考えないと…!」
ヨウ「……いえ、博士。 もしそうなったら、それはむしろ好都合です。
ボールさえ開いてくれれば…、ほしぐもちゃんなら自力でこっちに戻ってこれるはず……」
サトシ「…一体どういうポケモン…? ヨウの相ぼ、…? ……!!」ぐ~
ヨウ&アニポケククイ「「………」」
サトシ「ご、ごめん…/// なんか、難しい話してたら腹減って来ちゃった、俺…。
………自慢じゃないけど、俺はいつも腹が減ってる…!!」ぐ~
ピカチュウ「…ぴかぴぃ…」アキレタ
アニポケククイ「…あっはっはっは…! …そうだな。ちょっと休憩にするか。 おーし!飯の支度だ!」
サトシ「さんせいー!」
ピカチュウ「ぴっかー!」
ヨウ「ふふ!」
サトシ「ヨウも食べてくだろ?…っていうかヨウ、今日泊まるところ無いんじゃないのか?
俺からも頼むから、博士にお願いしてここに泊めてもらいなよ! 俺、ヨウとバトルの話とかしたいもん!」
ヨウ「…ああ…そ、そうか…。 えっと、いいでしょうか、博士?
…本当にご迷惑ばかりで申し訳ないんですけど…。」
54: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:21:55.08 ID:QgB+6NfI0
アニポケククイ「もちろんいいとも! 歓迎するぜ!
…寝床には、そこのロフト…は、ごめん、すでに使ってる子がいるからダメなんだよな…」
ヨウ「………! この世界にもあのロフトはあるんですか。 …凄いな…! そこは一緒です」
アニポケククイ「おっと…“カウンター”の如く良い反応返って来たねぇ…。
…しっかし、寝床は本当にどうすっか? 俺のベッドを…、
サトシ「いいよ博士。 ロフト、二人で使えばいいじゃん。
スペースあるし。 ヨウもここのロフトに思い入れあるみたいだし」
アニポケククイ「…ん、そうか? 悪いな、サトシ…」
ヨウ「え?」
ヨウ「…だ、ダメですよ…!! そんなの! な、何言ってるんですか!?」
サトシ&アニポケククイ「「え?」」
サトシ「……俺と、ピカチュウ達は別に、構わないよ?ヨウ?」
ヨウ「…?…? サトシが、良くても…?…?」
「―――――あのっ!」
ヨウ・サトシ・アニポケククイ「「「!!!!」」」
アニポケリーリエ「………アローラ。 急にお邪魔してすいません。
ここに昼間、わたくしを助けて下さった男の子がいると伺って来たのですが?」
ヨウ(……! …この世界の、リーリエ……)
…寝床には、そこのロフト…は、ごめん、すでに使ってる子がいるからダメなんだよな…」
ヨウ「………! この世界にもあのロフトはあるんですか。 …凄いな…! そこは一緒です」
アニポケククイ「おっと…“カウンター”の如く良い反応返って来たねぇ…。
…しっかし、寝床は本当にどうすっか? 俺のベッドを…、
サトシ「いいよ博士。 ロフト、二人で使えばいいじゃん。
スペースあるし。 ヨウもここのロフトに思い入れあるみたいだし」
アニポケククイ「…ん、そうか? 悪いな、サトシ…」
ヨウ「え?」
ヨウ「…だ、ダメですよ…!! そんなの! な、何言ってるんですか!?」
サトシ&アニポケククイ「「え?」」
サトシ「……俺と、ピカチュウ達は別に、構わないよ?ヨウ?」
ヨウ「…?…? サトシが、良くても…?…?」
「―――――あのっ!」
ヨウ・サトシ・アニポケククイ「「「!!!!」」」
アニポケリーリエ「………アローラ。 急にお邪魔してすいません。
ここに昼間、わたくしを助けて下さった男の子がいると伺って来たのですが?」
ヨウ(……! …この世界の、リーリエ……)
55: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:22:40.29 ID:QgB+6NfI0
アニポケククイ「やぁ、リーリエ。アローラ。 ヨウなら確かにここに居るね。どうした?」
ヨウ「アローラ。 おかえり、なさい。リーリエ。」
アニポケリーリエ「…? …あのう?なぜ、わたくしがククイ博士のご自宅で『おかえりなさい』なんでしょう…?」
ヨウ「……え?」
アニポケリーリエ「………?」
ヨウ「…………」
ヨウ「……あー、そっか……。 サトシが居候してるんだもんな…。 …そういう意味か…。
…成程…。 …納得した…。 じゃあロフトを使っても問題ないわけだ……」ボソボソ
アニポケリーリエ「………??」
ヨウ「あ、ごめんなさい、ただの冗談です」にこ
アニポケリーリエ「…………???」
アニポケリーリエ「……あ、あの、ヨウさんと、おっしゃいましたね…?
本日は危ないところを助けて下さって、本当にありがとうございました。
よろしければお礼に是非、わたくしのおうちでお夕食をごちそうさせてもらえませんか?
……すいません。お電話させていただいたんですが、博士の家に繋がらなくて。
論理的な結論として、厚かましくも直接お誘いに参りました次第です」
ヨウ「アローラ。 おかえり、なさい。リーリエ。」
アニポケリーリエ「…? …あのう?なぜ、わたくしがククイ博士のご自宅で『おかえりなさい』なんでしょう…?」
ヨウ「……え?」
アニポケリーリエ「………?」
ヨウ「…………」
ヨウ「……あー、そっか……。 サトシが居候してるんだもんな…。 …そういう意味か…。
…成程…。 …納得した…。 じゃあロフトを使っても問題ないわけだ……」ボソボソ
アニポケリーリエ「………??」
ヨウ「あ、ごめんなさい、ただの冗談です」にこ
アニポケリーリエ「…………???」
アニポケリーリエ「……あ、あの、ヨウさんと、おっしゃいましたね…?
本日は危ないところを助けて下さって、本当にありがとうございました。
よろしければお礼に是非、わたくしのおうちでお夕食をごちそうさせてもらえませんか?
……すいません。お電話させていただいたんですが、博士の家に繋がらなくて。
論理的な結論として、厚かましくも直接お誘いに参りました次第です」
56: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:23:18.48 ID:QgB+6NfI0
アニポケククイ「 電話、繋がらなかったかー…。 うん、そういえば…、昨日、サトシのモクローとイワンコが、
電話機の周りで遊んで、電話機、ぶっ壊しちゃってたんだったなぁー……」遠い目
サトシ「あはははははははは! ………すいません…」
モクロー「ほぉろ??」
イワンコ「わう??」ふりふり
アニポケリーリエ「……あ、もちろん、サトシも一緒にどうぞ?」
サトシ「まじ? やったぁ! ヨウ。リーリエの家、でっかいんだぜー! きっと凄いごちそうが出るよ!」
アニポケククイ「…ったく、調子の良い奴だなぁww
しかし、サトシ? …君は、明日までの課題は終わってんのかな?」
サトシ「………ゲッ…!」
ピカチュウ「ぴかぴっ…!」
アニポケククイ「……」にこ!
サトシ「……………。リーリエ。 今日は俺、辞めとく…。 残念だけど…」
アニポケリーリエ「いえ。 こちらこそ急に押しかけてしまって申し訳ありません」
サトシ「折角なのにごめんな。でも代わりにヨウは行くから」ぽん
ヨウ「……え…、(えー…?)」
電話機の周りで遊んで、電話機、ぶっ壊しちゃってたんだったなぁー……」遠い目
サトシ「あはははははははは! ………すいません…」
モクロー「ほぉろ??」
イワンコ「わう??」ふりふり
アニポケリーリエ「……あ、もちろん、サトシも一緒にどうぞ?」
サトシ「まじ? やったぁ! ヨウ。リーリエの家、でっかいんだぜー! きっと凄いごちそうが出るよ!」
アニポケククイ「…ったく、調子の良い奴だなぁww
しかし、サトシ? …君は、明日までの課題は終わってんのかな?」
サトシ「………ゲッ…!」
ピカチュウ「ぴかぴっ…!」
アニポケククイ「……」にこ!
サトシ「……………。リーリエ。 今日は俺、辞めとく…。 残念だけど…」
アニポケリーリエ「いえ。 こちらこそ急に押しかけてしまって申し訳ありません」
サトシ「折角なのにごめんな。でも代わりにヨウは行くから」ぽん
ヨウ「……え…、(えー…?)」
57: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:24:11.83 ID:QgB+6NfI0
―――リーリエ宅のお屋敷・玄関前
ヨウ「……こ、この世界のリーリエは、ここに住んでるのか…」
ロトム図鑑「……確かに凄いお屋敷ロト…。 あ、ヨウ、…あの人はサトシくんと同様、初めて会う人ロト」
ジェイムズ「ははは!成程! 人間、誰しも最初は初対面ですな! …申し遅れました。
私、リーリエお嬢様の執事でございます、ジェイムズと申します」
ヨウ「あ、今日はお招きありがとうございます。ヨウです」ペコ
ロトム図鑑「ありがロト!ボク、ロトム図鑑ロト!よロトしく!」ペコ
ジェイムズ「これはこれはご丁寧に……。
………しかし…ヨウ様……? …それが、大変申し上げにくいのですが…、
この屋敷内はポケモン禁止となっておりまして、…ロトム様は中庭にてお待ち頂くことになるのですが?」
ロトム図鑑「ロ、ロトッ!?」
ヨウ「…え? …そうなんですか…? …そうとは知らず、すいません…。 ……でも、困ったな…」
アニポケリーリエ「良いのよ、ジェイムズ。 あなたには連絡が行ってなかったのかしら?
以前、サトシが来た時と同様、ロトム図鑑さんもお客様です。 お入りいただいて構いません」
ジェイムズ「おお、そうでしたか…。 かしこまりました、リーリエ様。
…ヨウ様、ロトム様、大変ご無礼を。 お許しください……」ふかぶか
アニポケリーリエ「執事が失礼致しました。 …こちらへどうぞ」
ヨウ「……こ、この世界のリーリエは、ここに住んでるのか…」
ロトム図鑑「……確かに凄いお屋敷ロト…。 あ、ヨウ、…あの人はサトシくんと同様、初めて会う人ロト」
ジェイムズ「ははは!成程! 人間、誰しも最初は初対面ですな! …申し遅れました。
私、リーリエお嬢様の執事でございます、ジェイムズと申します」
ヨウ「あ、今日はお招きありがとうございます。ヨウです」ペコ
ロトム図鑑「ありがロト!ボク、ロトム図鑑ロト!よロトしく!」ペコ
ジェイムズ「これはこれはご丁寧に……。
………しかし…ヨウ様……? …それが、大変申し上げにくいのですが…、
この屋敷内はポケモン禁止となっておりまして、…ロトム様は中庭にてお待ち頂くことになるのですが?」
ロトム図鑑「ロ、ロトッ!?」
ヨウ「…え? …そうなんですか…? …そうとは知らず、すいません…。 ……でも、困ったな…」
アニポケリーリエ「良いのよ、ジェイムズ。 あなたには連絡が行ってなかったのかしら?
以前、サトシが来た時と同様、ロトム図鑑さんもお客様です。 お入りいただいて構いません」
ジェイムズ「おお、そうでしたか…。 かしこまりました、リーリエ様。
…ヨウ様、ロトム様、大変ご無礼を。 お許しください……」ふかぶか
アニポケリーリエ「執事が失礼致しました。 …こちらへどうぞ」
58: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:25:10.01 ID:QgB+6NfI0
―――リーリエ宅のお屋敷内・食後の食卓
ジェイムズ「食後にお飲み物は如何でしょうか?
グランブルマウンテン、ロズレイティー、エネココア、モーモーミルク、ミックスオレ、パイルジュース。
一通りのものはご用意できます」
アニポケリーリエ「わたくしはロズレイティーを。 …貴方はどうされますか?」
ヨウ「…。(わかってはいたけれど、この世界のリーリエと僕が知るリーリエは大分印象が違う。
こっちの彼女は、一言で言えば『真面目な優等生のお嬢様』という雰囲気だ)」
アニポケリーリエ「…? あの、ひょっとしてヤドンのしっぽ料理、お気に召しませんでしたでしょうか?」
ヨウ「! …あ!いや、とってもおいしかったです…。 …ごめん、ちょっと考え事しちゃって…」
アニポケリーリエ「…そうですか。 それならば良かったです。
…ヨウはサトシよりアローラに詳しい様子でしたが、ご出身はどちらなんですか?」
ヨウ「……………ヨ…、ヨウ……?」
アニポケリーリエ「…………え……? あ、…ご、ごめんなさい。 呼び方…、馴れ馴れしかった、でしょうか…?」
ヨウ「…………あ、いや、そうじゃなくて…、何か……凄く新鮮な響きでびっくりしたというか……。
(僕の方の世界のリーリエは人の名前を大体、敬称付けして呼んでたから)」
アニポケリーリエ「…?……??」
ジェイムズ「食後にお飲み物は如何でしょうか?
グランブルマウンテン、ロズレイティー、エネココア、モーモーミルク、ミックスオレ、パイルジュース。
一通りのものはご用意できます」
アニポケリーリエ「わたくしはロズレイティーを。 …貴方はどうされますか?」
ヨウ「…。(わかってはいたけれど、この世界のリーリエと僕が知るリーリエは大分印象が違う。
こっちの彼女は、一言で言えば『真面目な優等生のお嬢様』という雰囲気だ)」
アニポケリーリエ「…? あの、ひょっとしてヤドンのしっぽ料理、お気に召しませんでしたでしょうか?」
ヨウ「! …あ!いや、とってもおいしかったです…。 …ごめん、ちょっと考え事しちゃって…」
アニポケリーリエ「…そうですか。 それならば良かったです。
…ヨウはサトシよりアローラに詳しい様子でしたが、ご出身はどちらなんですか?」
ヨウ「……………ヨ…、ヨウ……?」
アニポケリーリエ「…………え……? あ、…ご、ごめんなさい。 呼び方…、馴れ馴れしかった、でしょうか…?」
ヨウ「…………あ、いや、そうじゃなくて…、何か……凄く新鮮な響きでびっくりしたというか……。
(僕の方の世界のリーリエは人の名前を大体、敬称付けして呼んでたから)」
アニポケリーリエ「…?……??」
59: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:26:09.19 ID:QgB+6NfI0
―――リーリエ宅のお屋敷内・リーリエの部屋
ヨウ「…リーリエの本棚、凄い…。 難しそうなポケモンの本がこんなにいっぱい…」
アニポケリーリエ「…ふふふ! …あ、今、ヨウが見ている背表紙の本、とってもオススメなんですよ。
ご存知ですか? アローラ地方ポニ島のはずれには、ナッシー・アイランドという無人島があるんです。
その本は、その島に生息するポケモン達の生態について書かれた内容なのですが…」
ヨウ「……その名の通り…確かにナッシーが生息しているけれど、
実際はナッシーの進化前のタマタマの方が頻繁に出現するし、
条件さえ合えばポワルンやヌメイルみたいな珍しいポケモンも見ることができる。……みたいな?」
アニポケリーリエ「そ、そうなんです! …ひょっとして、ヨウもこの本をお読みに?
……嬉しいです。 この事でお話しできる方がいらっしゃるなんて…!」
ヨウ「…ううん…、そうじゃないんだ…。 本を読んだんじゃなくて、直接行ったことがあって…」
アニポケリーリエ「そちらの方が凄いではありませんか!
…良いな、わたくしもその本を読んでから是非一度、現地に行ってみたいと思っているのです。
………ヨウはお一人で行かれたんですか?」
ヨウ「…いや…、…とても大切な友達と…、二人で……。
途中で雨が降ってきたり、ちょっと急いでた用事があったりしたから、
あんまり…じっくり回ったりはできなかったけれど」
アニポケリーリエ「お友達とですか。 二人きりで行かれるなんて余程、仲がよろしい間柄なのですね。
…羨ましいです、そういうの!」
ヨウ(…………なんか、不思議な感じ……)
ヨウ「…リーリエの本棚、凄い…。 難しそうなポケモンの本がこんなにいっぱい…」
アニポケリーリエ「…ふふふ! …あ、今、ヨウが見ている背表紙の本、とってもオススメなんですよ。
ご存知ですか? アローラ地方ポニ島のはずれには、ナッシー・アイランドという無人島があるんです。
その本は、その島に生息するポケモン達の生態について書かれた内容なのですが…」
ヨウ「……その名の通り…確かにナッシーが生息しているけれど、
実際はナッシーの進化前のタマタマの方が頻繁に出現するし、
条件さえ合えばポワルンやヌメイルみたいな珍しいポケモンも見ることができる。……みたいな?」
アニポケリーリエ「そ、そうなんです! …ひょっとして、ヨウもこの本をお読みに?
……嬉しいです。 この事でお話しできる方がいらっしゃるなんて…!」
ヨウ「…ううん…、そうじゃないんだ…。 本を読んだんじゃなくて、直接行ったことがあって…」
アニポケリーリエ「そちらの方が凄いではありませんか!
…良いな、わたくしもその本を読んでから是非一度、現地に行ってみたいと思っているのです。
………ヨウはお一人で行かれたんですか?」
ヨウ「…いや…、…とても大切な友達と…、二人で……。
途中で雨が降ってきたり、ちょっと急いでた用事があったりしたから、
あんまり…じっくり回ったりはできなかったけれど」
アニポケリーリエ「お友達とですか。 二人きりで行かれるなんて余程、仲がよろしい間柄なのですね。
…羨ましいです、そういうの!」
ヨウ(…………なんか、不思議な感じ……)
60: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:27:16.44 ID:QgB+6NfI0
シロン「こぉーーん…」とことこ
ヨウ(…リーリエのアローラロコン……)
アニポケリーリエ「?? どうしたの、シロン…? ………ひょっとして…、お腹すいちゃったの?
………もう…! ご飯の時間前に、寝ちゃうからですよ?」ぷくー
ヨウ(リーリエに、トレーナーとしての手持ちポケモンがいて、トレーナーとしてポケモンに接している…。
……凄い…。 僕の世界よりも先行して、その光景が見れた感じだ…。)…くすくす
アニポケリーリエ「…いつもと決まった時間以外にご飯を食べるのは良くないんだけど…、今日は特別よ?
……えっと…、……シロン用おやつは…、……あら…? 丁度切らしちゃってる…」
ヨウ「あ、ポケマメでよければ僕、持ってるよ。 ……よかったらどうぞ?」
アニポケリーリエ「いいんですか? すいません。 …何でしたらヨウがシロンに直接あげてみませんか?」にこ
ヨウ「! いいの…?」
アニポケリーリエ「ええ…、もちろんです…。 さっきからヨウ…、シロンを見て、ずっと笑顔ですから。
ふふっ! …みなまで言わなくてもわかります。恐らくヨウはアローラのロコンがお好きなのでしょう?
ならば、わたくし達は同好の士ですね!」ふんす
ヨウ「(こういうテンションは僕の世界のリーリエには無かったので面白い) …じゃあ遠慮なく」くす
シロン「こぅ~ん、こぅ~ん!」チョウダイチョウダイ
ヨウ「…待たせてごめんね… …はい、シロン。 にじいろポケマメだ」
シロン「! こーん~♪」カリコリカリ…
ヨウ(…リーリエのアローラロコン……)
アニポケリーリエ「?? どうしたの、シロン…? ………ひょっとして…、お腹すいちゃったの?
………もう…! ご飯の時間前に、寝ちゃうからですよ?」ぷくー
ヨウ(リーリエに、トレーナーとしての手持ちポケモンがいて、トレーナーとしてポケモンに接している…。
……凄い…。 僕の世界よりも先行して、その光景が見れた感じだ…。)…くすくす
アニポケリーリエ「…いつもと決まった時間以外にご飯を食べるのは良くないんだけど…、今日は特別よ?
……えっと…、……シロン用おやつは…、……あら…? 丁度切らしちゃってる…」
ヨウ「あ、ポケマメでよければ僕、持ってるよ。 ……よかったらどうぞ?」
アニポケリーリエ「いいんですか? すいません。 …何でしたらヨウがシロンに直接あげてみませんか?」にこ
ヨウ「! いいの…?」
アニポケリーリエ「ええ…、もちろんです…。 さっきからヨウ…、シロンを見て、ずっと笑顔ですから。
ふふっ! …みなまで言わなくてもわかります。恐らくヨウはアローラのロコンがお好きなのでしょう?
ならば、わたくし達は同好の士ですね!」ふんす
ヨウ「(こういうテンションは僕の世界のリーリエには無かったので面白い) …じゃあ遠慮なく」くす
シロン「こぅ~ん、こぅ~ん!」チョウダイチョウダイ
ヨウ「…待たせてごめんね… …はい、シロン。 にじいろポケマメだ」
シロン「! こーん~♪」カリコリカリ…
61: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:28:52.70 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「確かに、これはかわいいや…」にまにま
アニポケリーリエ「ふふふ…! 良かったね、シロン…」
ヨウ「…シロンっていう名前は、リーリエがつけたの?」
アニポケリーリエ「はい! …タマゴの時、白くてよくコロンコロンと動いていたから、シロン、です!
……お名前といえば…、ヨウのポケモンは、ほしぐもちゃん、っていうんでしたっけ…。
何のポケモンかはわかりかねますが、とっても素敵なお名前です……」
ヨウ「………………。」
アニポケリーリエ「………ヨウ…?」
ヨウ「……ほしぐもちゃんっていうのは…、僕が、つけた名前じゃないんだけど…、
君にその名前を…、素敵だって言ってもらえるのは………、何て言うか…、………感激……」
アニポケリーリエ「…っ…ふふふ…! …何だかヨウは、表現が…時々大げさというか不思議な時があります…
おかしいですよ…。…感激だなんて! …うふふっ!」
ヨウ「……そうかもだね…、ごめん…」にこ
ヨウ(この世界のリーリエは、僕が初めて逢った時のリーリエに近い姿をしている。
僕の知るこの頃のリーリエは、ちょっと難しい顔とか困った顔をしていることが多くて…、
どこか浮かない雰囲気のあるお姉さん、みたいな感じだったように思う。
この世界のリーリエは、よりお嬢様らしい物腰をしているけれど、
接してみると結構表情豊かで比較的明るくて…、どこか幼いというかあどけないというか…、
……逆に、なんか……妹みたいだ…)
アニポケリーリエ「ふふふ…! 良かったね、シロン…」
ヨウ「…シロンっていう名前は、リーリエがつけたの?」
アニポケリーリエ「はい! …タマゴの時、白くてよくコロンコロンと動いていたから、シロン、です!
……お名前といえば…、ヨウのポケモンは、ほしぐもちゃん、っていうんでしたっけ…。
何のポケモンかはわかりかねますが、とっても素敵なお名前です……」
ヨウ「………………。」
アニポケリーリエ「………ヨウ…?」
ヨウ「……ほしぐもちゃんっていうのは…、僕が、つけた名前じゃないんだけど…、
君にその名前を…、素敵だって言ってもらえるのは………、何て言うか…、………感激……」
アニポケリーリエ「…っ…ふふふ…! …何だかヨウは、表現が…時々大げさというか不思議な時があります…
おかしいですよ…。…感激だなんて! …うふふっ!」
ヨウ「……そうかもだね…、ごめん…」にこ
ヨウ(この世界のリーリエは、僕が初めて逢った時のリーリエに近い姿をしている。
僕の知るこの頃のリーリエは、ちょっと難しい顔とか困った顔をしていることが多くて…、
どこか浮かない雰囲気のあるお姉さん、みたいな感じだったように思う。
この世界のリーリエは、よりお嬢様らしい物腰をしているけれど、
接してみると結構表情豊かで比較的明るくて…、どこか幼いというかあどけないというか…、
……逆に、なんか……妹みたいだ…)
62: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:29:36.87 ID:QgB+6NfI0
ロトム図鑑「あ、あのー? 二人の親睦が深まっていくのはイイコトだと思うロが、
ボクをないがしろにするのはヨクナイコトと思うロト! ボクのことも構うべきロト!!」
アニポケリーリエ「あ!…ごめんなさい…。ロトム」てれっ
ロトム図鑑「分かればよろしいロト! ……そうだロ! ボクに記録されている膨大な図鑑データから、
算出した現バトル環境対応のアローラロコン育成論を今から講義してあげようかロト?」肩ポンポン
ヨウ「こらこら、調子に乗らな…
アニポケリーリエ「ひやぁあああああああ…!!!」
ヨウ&ロトム図鑑「「うわあ!!!」」
ロトム図鑑「ど、どうしたロ!何があったロト!リーリエ!」肩ユサユサ!
アニポケリーリエ「……ひ…っ…!」カチーン
ヨウ「リ、リーリエ? …な! …ええっ…! …な、なんで固まってるの!?」
アニポケリーリエ「…………あ……、その、ですね…… じ…、実はわたく、し………」カチーン
ヨウ&ロトム図鑑「「シロン以外のポケモンに触れることができない……?」」
アニポケリーリエ「………………はい」ショボーン
ロトム図鑑「………リ、リーリエが…ロトか…?」
ヨウ(…………。 だから…、この屋敷内はポケモンが禁止なんだ……)
ボクをないがしろにするのはヨクナイコトと思うロト! ボクのことも構うべきロト!!」
アニポケリーリエ「あ!…ごめんなさい…。ロトム」てれっ
ロトム図鑑「分かればよろしいロト! ……そうだロ! ボクに記録されている膨大な図鑑データから、
算出した現バトル環境対応のアローラロコン育成論を今から講義してあげようかロト?」肩ポンポン
ヨウ「こらこら、調子に乗らな…
アニポケリーリエ「ひやぁあああああああ…!!!」
ヨウ&ロトム図鑑「「うわあ!!!」」
ロトム図鑑「ど、どうしたロ!何があったロト!リーリエ!」肩ユサユサ!
アニポケリーリエ「……ひ…っ…!」カチーン
ヨウ「リ、リーリエ? …な! …ええっ…! …な、なんで固まってるの!?」
アニポケリーリエ「…………あ……、その、ですね…… じ…、実はわたく、し………」カチーン
ヨウ&ロトム図鑑「「シロン以外のポケモンに触れることができない……?」」
アニポケリーリエ「………………はい」ショボーン
ロトム図鑑「………リ、リーリエが…ロトか…?」
ヨウ(…………。 だから…、この屋敷内はポケモンが禁止なんだ……)
63: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:30:20.65 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「か、勘違いしないでほしいのですが、わたくしはシロン以外のポケモンだって大好きです!!
…今のところ、他のポケモンは…、学びの対象としてですが…」
ロトム図鑑「………。 ……本当は気にしてるロ? ポケモン、触られないロと?」
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「………………。」こくり
ヨウ「………………」
ヨウ「…シロンには触れられたんだから、他のポケモンだってきっと、あとちょっとだよ。
今日出会ったばかりだけど、君がポケモンのこと凄く好きだってよくわかったもの。リーリエなら大丈夫」
アニポケリーリエ「……そうなの、でしょうか…? みんな、そう言って励ましてくれるのですが…、
………本当はわたくし…、あまり自信が…、ないのです…。 ……一生このままだったら…どうしよう…」
ヨウ「………………」
アニポケリーリエ「……………」ショボーン
ヨウ「…………………」
…今のところ、他のポケモンは…、学びの対象としてですが…」
ロトム図鑑「………。 ……本当は気にしてるロ? ポケモン、触られないロと?」
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「………………。」こくり
ヨウ「………………」
ヨウ「…シロンには触れられたんだから、他のポケモンだってきっと、あとちょっとだよ。
今日出会ったばかりだけど、君がポケモンのこと凄く好きだってよくわかったもの。リーリエなら大丈夫」
アニポケリーリエ「……そうなの、でしょうか…? みんな、そう言って励ましてくれるのですが…、
………本当はわたくし…、あまり自信が…、ないのです…。 ……一生このままだったら…どうしよう…」
ヨウ「………………」
アニポケリーリエ「……………」ショボーン
ヨウ「…………………」
64: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:30:57.38 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「………………」
ヨウ「…………じゃあねリーリエ…、君がゼンリョクを出し切れるとっておきのおまじないを教えてあげる」
アニポケリーリエ「………………。 ………そんなものがあるのですか?」
ヨウ「……………今度、ポケモンに触れる練習をする時にこうつぶやくんだ……………」
アニポケリーリエ「…は、はい……」
ヨウ「『がんばリーリエ』」
アニポケリーリエ「…が、がんば…?」
ヨウ「『がんばリーリエ』」
アニポケリーリエ「…………ひょっとして…、ヨウはわたくしをからかっているのでしょうか…?」
ヨウ「…ふふふっ!」くす
アニポケリーリエ「……も、もう! わたくしは真剣ですのにー!」ぷんすか
ヨウ「……ごめんごめん。 ……でも、からかうつもりで言ったわけじゃないんだ」
ヨウ「…だから今の言葉…、覚えてたらでいいから、いつかやってみて。
…きっと効果はバツグンなはずだから」
アニポケリーリエ「……………。」
ヨウ「…………じゃあねリーリエ…、君がゼンリョクを出し切れるとっておきのおまじないを教えてあげる」
アニポケリーリエ「………………。 ………そんなものがあるのですか?」
ヨウ「……………今度、ポケモンに触れる練習をする時にこうつぶやくんだ……………」
アニポケリーリエ「…は、はい……」
ヨウ「『がんばリーリエ』」
アニポケリーリエ「…が、がんば…?」
ヨウ「『がんばリーリエ』」
アニポケリーリエ「…………ひょっとして…、ヨウはわたくしをからかっているのでしょうか…?」
ヨウ「…ふふふっ!」くす
アニポケリーリエ「……も、もう! わたくしは真剣ですのにー!」ぷんすか
ヨウ「……ごめんごめん。 ……でも、からかうつもりで言ったわけじゃないんだ」
ヨウ「…だから今の言葉…、覚えてたらでいいから、いつかやってみて。
…きっと効果はバツグンなはずだから」
アニポケリーリエ「……………。」
66: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:32:05.28 ID:QgB+6NfI0
―――ポッポー!ポッポ―!(時計の音)
ヨウ「…ああ、もうこんな時間なんだ…? 随分、話し込んじゃった。 ……そろそろ帰ろうかな…」
アニポケリーリエ「…そうで…すか…。 そ、その…、わたくし、凄く楽しかったです。
……なんだかあっという間の時間でした。 ……あら…?」
―――――┣¨┣¨┣¨┣¨ドド…!(土砂降りの音)
ヨウ「……知らない間に、外…、凄い雨が降ってる……」
アニポケリーリエ「予報には無かったです。 …こんな大雨…。
………あっ、帰りは車でお送りさせていただきますね。ヨウのお住まいはどちらですか?」
ヨウ「…おす、まい? …あっと…、えーっと…? (…ククイ博士の家とは、言いづらいな…)」
――――コン、コン
アニポケリーリエ「? …どうぞ。」
ジェイムズ「失礼いたします…」
アニポケリーリエ「あ、ちょうどいいところに来てくれたわ、ジェイムズ。
ヨウがお帰りになります。 車を回してもらえる?」
ジェイムズ「それについてなのですが…、…大変申し訳ございません…!
…先程、送迎車にエンジントラブルが発生致しまして…、車を発進させることが叶わず…。
…タクシーを呼ぶことも考えましたが急な天候崩れの影響で、
こちらに来られるのはかなり時間かかるという状況です…」
ヨウ「…ああ、もうこんな時間なんだ…? 随分、話し込んじゃった。 ……そろそろ帰ろうかな…」
アニポケリーリエ「…そうで…すか…。 そ、その…、わたくし、凄く楽しかったです。
……なんだかあっという間の時間でした。 ……あら…?」
―――――┣¨┣¨┣¨┣¨ドド…!(土砂降りの音)
ヨウ「……知らない間に、外…、凄い雨が降ってる……」
アニポケリーリエ「予報には無かったです。 …こんな大雨…。
………あっ、帰りは車でお送りさせていただきますね。ヨウのお住まいはどちらですか?」
ヨウ「…おす、まい? …あっと…、えーっと…? (…ククイ博士の家とは、言いづらいな…)」
――――コン、コン
アニポケリーリエ「? …どうぞ。」
ジェイムズ「失礼いたします…」
アニポケリーリエ「あ、ちょうどいいところに来てくれたわ、ジェイムズ。
ヨウがお帰りになります。 車を回してもらえる?」
ジェイムズ「それについてなのですが…、…大変申し訳ございません…!
…先程、送迎車にエンジントラブルが発生致しまして…、車を発進させることが叶わず…。
…タクシーを呼ぶことも考えましたが急な天候崩れの影響で、
こちらに来られるのはかなり時間かかるという状況です…」
67: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:32:48.42 ID:QgB+6NfI0
ロトム図鑑「ありゃりゃロト~」
アニポケリーリエ「…えぇ…、そんな…。…こんなことになるなんて…。 ごめんなさい、…ヨウ…。」
ヨウ「謝らないでよ。リーリエが悪いんじゃないんだから」にこ
アニポケリーリエ「……あの…ヨウ? …この大雨です。
よろしければ今晩は、この屋敷にお泊りになってはどうですか?
空いているお部屋はいくつもありますから。 ……駄目? ジェイムズ?」
ジェイムズ「不肖ジェイムズもそれを提案させていただこうと参じさせていただきました次第。
さすがリーリエ様でございます。
ヨウ様、ロトム様、よろしければ是非そうなさってくださいませ」
ヨウ「…………」
ヨウ「……却って、何だかすいません。 ……じゃあ、ありがたくお言葉に甘えさせてもらいます。
(…ククイ博士に連絡しなきゃ、だな…)」ぺこ
アニポケリーリエ「…えぇ…、そんな…。…こんなことになるなんて…。 ごめんなさい、…ヨウ…。」
ヨウ「謝らないでよ。リーリエが悪いんじゃないんだから」にこ
アニポケリーリエ「……あの…ヨウ? …この大雨です。
よろしければ今晩は、この屋敷にお泊りになってはどうですか?
空いているお部屋はいくつもありますから。 ……駄目? ジェイムズ?」
ジェイムズ「不肖ジェイムズもそれを提案させていただこうと参じさせていただきました次第。
さすがリーリエ様でございます。
ヨウ様、ロトム様、よろしければ是非そうなさってくださいませ」
ヨウ「…………」
ヨウ「……却って、何だかすいません。 ……じゃあ、ありがたくお言葉に甘えさせてもらいます。
(…ククイ博士に連絡しなきゃ、だな…)」ぺこ
68: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:33:25.28 ID:QgB+6NfI0
―――リーリエ宅のお屋敷内・リーリエの部屋 深夜
アニポケリーリエ(………ベッドに入るのすっかり遅くなってしまいました。…早く…眠らなきゃ…)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(………あの後もヨウとたくさんお喋りしました。…あんなに気が合う人、初めてかもしれない…)
―――“…リーリエ、大丈夫!?ケガしてない!!?”
アニポケリーリエ (………かっこ、良かったな……。 ! …な…、何考えてるんだろう …わたくし…!?)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(…………だめ…。 なんだか…、全然眠れません………)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
―――“……リーリエ…!? な、何でアローラに…?”
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(………ベッドに入るのすっかり遅くなってしまいました。…早く…眠らなきゃ…)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(………あの後もヨウとたくさんお喋りしました。…あんなに気が合う人、初めてかもしれない…)
―――“…リーリエ、大丈夫!?ケガしてない!!?”
アニポケリーリエ (………かっこ、良かったな……。 ! …な…、何考えてるんだろう …わたくし…!?)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(…………だめ…。 なんだか…、全然眠れません………)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
―――“……リーリエ…!? な、何でアローラに…?”
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
69: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:34:33.87 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………眠れない……)
どき、どき、どき、どき…
アニポケリーリエ(…………心臓の、音が……………、……うるさい……)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……///)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(…………)むくり
シロン「くー…くー…」ZZZ
アニポケリーリエ「…………」なでなで
―――ガチャ
アニポケリーリエ(こんな夜遅くに…部屋の外なんかに出て、わたくしは一体何をしているんだろう…。
…あら…?…ヨウが泊まっている部屋から物音がします…?)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………眠れない……)
どき、どき、どき、どき…
アニポケリーリエ(…………心臓の、音が……………、……うるさい……)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(……///)
アニポケリーリエ(……………)
アニポケリーリエ(…………)むくり
シロン「くー…くー…」ZZZ
アニポケリーリエ「…………」なでなで
―――ガチャ
アニポケリーリエ(こんな夜遅くに…部屋の外なんかに出て、わたくしは一体何をしているんだろう…。
…あら…?…ヨウが泊まっている部屋から物音がします…?)
70: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:35:55.41 ID:QgB+6NfI0
―――リーリエ宅のお屋敷内・ヨウが泊まっている部屋 深夜
ロトム図鑑「…ヨウ、集中力が低下しているロト…。今日は色々なことがありすぎたロト…。休息を提案…。
スカル団との闘いでZワザを使ったのが結構響いているロト…。 もうヨウの体力は限界ロト…」ぼそぼそ
ヨウ「……まだ…、大丈夫……。 もう一回、ウツロイドの図鑑データを表示して……。
………もっと情報を集めなきゃ…。 ……ほしぐもちゃんを必ず取り戻すんだ…」ごにょごにょ
ロトム図鑑「………ヨウはほしぐもちゃんを心配するあまり頭が回ってないロ…!
大体、ほしぐもちゃんしか手持ちのない状態でこの世界に来てしまったことがそもそもの失敗ロト!
悔しいけどここは一度、元の世界に撤退して、手持ちを加えて直してから、
万全の状態で改めて、そのウツロイドに挑むべきロト!」
ヨウ「………ロトムはほしぐもちゃんを心配するあまり頭が回ってないんだよ…。
ほしぐもちゃんがいないと、そもそもあっちの世界に戻れないよ?」
ロトム図鑑「~~ロ、ロトッ!!///」
ヨウ「ふふっ! ……ありがとね、ロトム…。…ちょっと…リラックス…できた…」くらっ…
ロトム図鑑「……ヨ…ヨウ…? 大丈夫ロトか?
…ヨウ? ひょっとして、我々は今、思っていた以上に大ピンチを迎えてるんじゃないロ…?」
ヨウ「………エーテル財団に、3人だけで乗り込めというより酷い状況があるなんて思わなかった…。
…………ポケモンがいないと、こんなにも僕は無力だ………」
ロトム図鑑「…………。 ……きっと…、あっちのみんなも今頃、心配してるロね…」
ヨウ「……。………うん…。 ……だからこそ…今、できることを…できるかぎり…、頑張らなきゃ…!」
ロトム図鑑「…ヨウ、集中力が低下しているロト…。今日は色々なことがありすぎたロト…。休息を提案…。
スカル団との闘いでZワザを使ったのが結構響いているロト…。 もうヨウの体力は限界ロト…」ぼそぼそ
ヨウ「……まだ…、大丈夫……。 もう一回、ウツロイドの図鑑データを表示して……。
………もっと情報を集めなきゃ…。 ……ほしぐもちゃんを必ず取り戻すんだ…」ごにょごにょ
ロトム図鑑「………ヨウはほしぐもちゃんを心配するあまり頭が回ってないロ…!
大体、ほしぐもちゃんしか手持ちのない状態でこの世界に来てしまったことがそもそもの失敗ロト!
悔しいけどここは一度、元の世界に撤退して、手持ちを加えて直してから、
万全の状態で改めて、そのウツロイドに挑むべきロト!」
ヨウ「………ロトムはほしぐもちゃんを心配するあまり頭が回ってないんだよ…。
ほしぐもちゃんがいないと、そもそもあっちの世界に戻れないよ?」
ロトム図鑑「~~ロ、ロトッ!!///」
ヨウ「ふふっ! ……ありがとね、ロトム…。…ちょっと…リラックス…できた…」くらっ…
ロトム図鑑「……ヨ…ヨウ…? 大丈夫ロトか?
…ヨウ? ひょっとして、我々は今、思っていた以上に大ピンチを迎えてるんじゃないロ…?」
ヨウ「………エーテル財団に、3人だけで乗り込めというより酷い状況があるなんて思わなかった…。
…………ポケモンがいないと、こんなにも僕は無力だ………」
ロトム図鑑「…………。 ……きっと…、あっちのみんなも今頃、心配してるロね…」
ヨウ「……。………うん…。 ……だからこそ…今、できることを…できるかぎり…、頑張らなきゃ…!」
72: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:36:45.99 ID:QgB+6NfI0
ロトム図鑑「…気持ちはわかるけロ、落ち着くロ…。
…今、ヨウにできる最善は休息を取ることだとボクは思うロ…」
―――ギィ…
アニポケリーリエ「……ヨウ…? ロトム…?」
ヨウ&ロトム図鑑「「!!?」」びく!
アニポケリーリエ「まだ……起きていらっしゃるんですか……?」
ヨウ「リ…、リーリエ…!?ど、どうしたの?」
アニポケリーリエ「…………」ちら
アニポケリーリエ「…………。 ……眠らない、おつもりなんですか…?」
ヨウ「…あ、いや、ちょっと、寝付けないだけで…」
アニポケリーリエ「…………」
アニポケリーリエ「…………ごめん…、…なさい……」
ヨウ「えっ?」
アニポケリーリエ「……ヨウが今日の誘いを受けてくれたのは…、わたくしを後ろめたくさせないため…。
ヨウは、わたくしの前ではポケモンが奪われた事をずっと気にしてないふりをしてくれていましたね…?」
ヨウ(!)
…今、ヨウにできる最善は休息を取ることだとボクは思うロ…」
―――ギィ…
アニポケリーリエ「……ヨウ…? ロトム…?」
ヨウ&ロトム図鑑「「!!?」」びく!
アニポケリーリエ「まだ……起きていらっしゃるんですか……?」
ヨウ「リ…、リーリエ…!?ど、どうしたの?」
アニポケリーリエ「…………」ちら
アニポケリーリエ「…………。 ……眠らない、おつもりなんですか…?」
ヨウ「…あ、いや、ちょっと、寝付けないだけで…」
アニポケリーリエ「…………」
アニポケリーリエ「…………ごめん…、…なさい……」
ヨウ「えっ?」
アニポケリーリエ「……ヨウが今日の誘いを受けてくれたのは…、わたくしを後ろめたくさせないため…。
ヨウは、わたくしの前ではポケモンが奪われた事をずっと気にしてないふりをしてくれていましたね…?」
ヨウ(!)
73: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:37:50.74 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「……自分のポケモンがあんなことになって、心配じゃないわけがないのに…!
それ…なのに…! わたくしは…見っともなく…、…はしゃいじゃって…!!」うるうるっ
ヨウ「(しまった…!) …ち、違うよ! ほしぐもちゃんなら心配ないというのは本当だし! 僕はただ、
アニポケリーリエ「何が、わたくしを助けてくれたお礼、でしょう…!
まず何よりもヨウに謝るべきだったんです…! ……最低です…!
………ヨウのほしぐもちゃんが奪われてしまったのはわたくしの所為です……!!」
ヨウ「…それは違う」
アニポケリーリエ「……………わたくしの…、所為です………」
ヨウ「絶対違う」
ロトム図鑑「…リーリエ…。 ヨウの言うとおりロト。
リーリエの所為では無いロト。 …その証明にヨウはいまから寝るロ!」
ヨウ「ああ、そうさ…。 ……ん?」
ロトム図鑑「さぁ、リーリエ!こっちに! ヨウが寝付くまで一緒に見張ロート!」グイ
アニポケリーリエ「ロ、ロトム! 触れるのは、あ、 …!?」カチーン
ロトム図鑑「さ、ヨウ。 リーリエにこれ以上、泣かれたくなかったら早く寝るロト…?」ぼそぼそ
ヨウ(……や、やられた…)
ロトム図鑑「~♪」
それ…なのに…! わたくしは…見っともなく…、…はしゃいじゃって…!!」うるうるっ
ヨウ「(しまった…!) …ち、違うよ! ほしぐもちゃんなら心配ないというのは本当だし! 僕はただ、
アニポケリーリエ「何が、わたくしを助けてくれたお礼、でしょう…!
まず何よりもヨウに謝るべきだったんです…! ……最低です…!
………ヨウのほしぐもちゃんが奪われてしまったのはわたくしの所為です……!!」
ヨウ「…それは違う」
アニポケリーリエ「……………わたくしの…、所為です………」
ヨウ「絶対違う」
ロトム図鑑「…リーリエ…。 ヨウの言うとおりロト。
リーリエの所為では無いロト。 …その証明にヨウはいまから寝るロ!」
ヨウ「ああ、そうさ…。 ……ん?」
ロトム図鑑「さぁ、リーリエ!こっちに! ヨウが寝付くまで一緒に見張ロート!」グイ
アニポケリーリエ「ロ、ロトム! 触れるのは、あ、 …!?」カチーン
ロトム図鑑「さ、ヨウ。 リーリエにこれ以上、泣かれたくなかったら早く寝るロト…?」ぼそぼそ
ヨウ(……や、やられた…)
ロトム図鑑「~♪」
74: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:39:03.48 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「…」ショボーン
ヨウ(ぐ…。 …し、仕方がない…)
ロトム図鑑「…。」
アニポケリーリエ「…。」
ヨウ「…ん…」
ロトム図鑑「…。」
アニポケリーリエ「…。」
ヨウ「………くぅ……くぅ…」ZZZ…
アニポケリーリエ「……も、もう寝てしまいました…?」
ロトム図鑑「やっぱり無理してたロね…。
…リーリエ、心配させてしまったようで悪かったロが、正直来てくれて助かったロ!
…………やっぱり…ヨウにはリーリエが必要ロト。 ありがロト!」
アニポケリーリエ「…あ…、いえ…そんな…。元はと言えばわたくしが…」
ロトム図鑑「…まったく…、サポートする身にもなってほしいロ!
ポケモンのためなら平気で無茶して、いーっつもリーリエの前だと背伸びして強がるんだロ!!」
ロトム図鑑「……………………」
ロトム図鑑「…………ヨウだって、ホントはいっぱいいっぱいのはずなロに…。
……だから……、こっちのリーリエ…? …どうかヨウを嫌いにならないであげてほしいロト…。
…そんなところがボクのユーザーの良いところで、ボクはそんなヨウが大好きなんだロ…」にこ
ヨウ(ぐ…。 …し、仕方がない…)
ロトム図鑑「…。」
アニポケリーリエ「…。」
ヨウ「…ん…」
ロトム図鑑「…。」
アニポケリーリエ「…。」
ヨウ「………くぅ……くぅ…」ZZZ…
アニポケリーリエ「……も、もう寝てしまいました…?」
ロトム図鑑「やっぱり無理してたロね…。
…リーリエ、心配させてしまったようで悪かったロが、正直来てくれて助かったロ!
…………やっぱり…ヨウにはリーリエが必要ロト。 ありがロト!」
アニポケリーリエ「…あ…、いえ…そんな…。元はと言えばわたくしが…」
ロトム図鑑「…まったく…、サポートする身にもなってほしいロ!
ポケモンのためなら平気で無茶して、いーっつもリーリエの前だと背伸びして強がるんだロ!!」
ロトム図鑑「……………………」
ロトム図鑑「…………ヨウだって、ホントはいっぱいいっぱいのはずなロに…。
……だから……、こっちのリーリエ…? …どうかヨウを嫌いにならないであげてほしいロト…。
…そんなところがボクのユーザーの良いところで、ボクはそんなヨウが大好きなんだロ…」にこ
75: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:39:46.16 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「…………」
アニポケリーリエ「………嫌いになんて…、なるはずがありません…。…わたくしも…、 ……………?」
アニポケリーリエ(…『いつも』…? …『こっちのリーリエ』…??)
アニポケリーリエ「………あ、あの!ロトム? …ちょっと、聞きたいこ…とっ………?
ロトム図鑑「むにゃむにゃ…」ZZZ…
アニポケリーリエ「…………え?」
ロトム図鑑「…むにゅ…やっぱり、リーリエは、…いい子ロね…
ポケモンにぃ、やさしい…、カワイコちゃんロト~…、ふにゅ…」ZZZ…
アニポケリーリエ「…………えぇ…? ……ロトムも、寝て、しまっているのですか? …いつ…から…?」
ロトム図鑑「ふが。…ヨウ…。こうなったらボクがヤツとたたかうロ~…!むにゃ…」ZZZ…
アニポケリーリエ「………嫌いになんて…、なるはずがありません…。…わたくしも…、 ……………?」
アニポケリーリエ(…『いつも』…? …『こっちのリーリエ』…??)
アニポケリーリエ「………あ、あの!ロトム? …ちょっと、聞きたいこ…とっ………?
ロトム図鑑「むにゃむにゃ…」ZZZ…
アニポケリーリエ「…………え?」
ロトム図鑑「…むにゅ…やっぱり、リーリエは、…いい子ロね…
ポケモンにぃ、やさしい…、カワイコちゃんロト~…、ふにゅ…」ZZZ…
アニポケリーリエ「…………えぇ…? ……ロトムも、寝て、しまっているのですか? …いつ…から…?」
ロトム図鑑「ふが。…ヨウ…。こうなったらボクがヤツとたたかうロ~…!むにゃ…」ZZZ…
76: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:40:23.25 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「………………」
アニポケリーリエ「…………ふふ、きっとロトムも気を張ってたのね…。 ……おやすみなさい。」くす
ヨウ「……………………リー…リエ…」ZZZ…
アニポケリーリエ「…!」びくっ
ヨウ「………リーリ、エ…。…ごめ…ん…………」ZZZ…
アニポケリーリエ「………寝言…、です…か……。
謝らなきゃいけないのはわたくしの方なのに…。 何で…、何を…、あやまるのですか………?」
ヨウ「………くぅー……くぅ…………」ZZZ…
アニポケリーリエ(………彼の発する『リーリエ』という言葉には…、
とてもたくさんの想いが込められていると感じる瞬間がある………)
アニポケリーリエ(………まるで魂が惹かれるみたいに、この人が気になってしまう…)
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「…………………不思議な人………」こてん
アニポケリーリエ「…………ふふ、きっとロトムも気を張ってたのね…。 ……おやすみなさい。」くす
ヨウ「……………………リー…リエ…」ZZZ…
アニポケリーリエ「…!」びくっ
ヨウ「………リーリ、エ…。…ごめ…ん…………」ZZZ…
アニポケリーリエ「………寝言…、です…か……。
謝らなきゃいけないのはわたくしの方なのに…。 何で…、何を…、あやまるのですか………?」
ヨウ「………くぅー……くぅ…………」ZZZ…
アニポケリーリエ(………彼の発する『リーリエ』という言葉には…、
とてもたくさんの想いが込められていると感じる瞬間がある………)
アニポケリーリエ(………まるで魂が惹かれるみたいに、この人が気になってしまう…)
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「…………………不思議な人………」こてん
77: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:40:53.83 ID:QgB+6NfI0
―――ヨウの夢の中
ヨウ(気づいたら、カプ・コケコとほしぐもちゃんが邂逅した時に
体感したような不思議な空間の中にいる。…ここは夢の中、なのか?)
ヨウ「……リーリエ…、ごめん…。 …僕は…ほしぐもちゃんを…、守れなかった。」
―――「がう~♪」
ヨウ「…え!? 」くるっ
ほしぐもちゃん「がーう♪」
ヨウ「!! ほ、ほしぐもちゃん!? …夢か? あ、夢の中なんだろうけど…、ほしぐもちゃんは…本物?」
ほしぐもちゃん「が~う~♪」
ヨウ「…そうか、ほしぐもちゃんの力ならこういうことができたのか…。
…ロトムの言う通りだ。大人しく寝るのが最善だったんだな…」
ほしぐもちゃん「…がう」
ヨウ「? …何か、伝えたいのか?ほしぐもちゃん?」
ヨウ(気づいたら、カプ・コケコとほしぐもちゃんが邂逅した時に
体感したような不思議な空間の中にいる。…ここは夢の中、なのか?)
ヨウ「……リーリエ…、ごめん…。 …僕は…ほしぐもちゃんを…、守れなかった。」
―――「がう~♪」
ヨウ「…え!? 」くるっ
ほしぐもちゃん「がーう♪」
ヨウ「!! ほ、ほしぐもちゃん!? …夢か? あ、夢の中なんだろうけど…、ほしぐもちゃんは…本物?」
ほしぐもちゃん「が~う~♪」
ヨウ「…そうか、ほしぐもちゃんの力ならこういうことができたのか…。
…ロトムの言う通りだ。大人しく寝るのが最善だったんだな…」
ほしぐもちゃん「…がう」
ヨウ「? …何か、伝えたいのか?ほしぐもちゃん?」
78: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:41:26.47 ID:QgB+6NfI0
―――――キュイン…
ヨウ(…イメージが、伝わってくる。 …ニ日後の午後、校庭にもう一度あのウツロイドが出現する…?)
ほしぐもちゃん「がう!」
ヨウ「…わかった。その時に必ず、きみを取り戻してみせる…。」
ほしぐもちゃん「がうがう~♪」すりすり~
ヨウ「ふふふ!心配だからそれまではこうやって夢の中で僕に話しかけてくれる?」なでなで~
ほしぐもちゃん「がう~♪」
ヨウ「うん! おやすみ、ほしぐもちゃん!」
ヨウ(…イメージが、伝わってくる。 …ニ日後の午後、校庭にもう一度あのウツロイドが出現する…?)
ほしぐもちゃん「がう!」
ヨウ「…わかった。その時に必ず、きみを取り戻してみせる…。」
ほしぐもちゃん「がうがう~♪」すりすり~
ヨウ「ふふふ!心配だからそれまではこうやって夢の中で僕に話しかけてくれる?」なでなで~
ほしぐもちゃん「がう~♪」
ヨウ「うん! おやすみ、ほしぐもちゃん!」
79: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:42:01.34 ID:QgB+6NfI0
―――リーリエ宅のお屋敷内・ヨウが泊まっている部屋 朝
ぱち
ヨウ(…う…、ううん…。 …朝? ……。 ……リー、リエ? …リーリエだ…。 リーリエがいる…)
アニポケリーリエ「……すぅ……すぅ……」ZZZ…
ヨウ(…いや、リーリエじゃない…。 …この子は別世界のリーリエ…。 …。 …って!ええっ!!?)
アニポケリーリエ「………すぅ ……すぅ ……」ZZZ…
ヨウ(?!? …な…、なんで… 一緒に… ベッドで…、寝てるん…だ…!?)
アニポケリーリエ「………………………ん……、ぅ…」ぱち…り
ヨウ「…!?…」
アニポケリーリエ「……………ぅん…?」むく…り
ヨウ「…………」
アニポケリーリエ「………ぅぅ…」しょぼしょぼ…
ヨウ「……リーリエ…?」
アニポケリーリエ「………?」ぽけー…
ヨウ「…あ……、アロー、ラ…。…お、おはよう……。………起き、…た…?」
ぱち
ヨウ(…う…、ううん…。 …朝? ……。 ……リー、リエ? …リーリエだ…。 リーリエがいる…)
アニポケリーリエ「……すぅ……すぅ……」ZZZ…
ヨウ(…いや、リーリエじゃない…。 …この子は別世界のリーリエ…。 …。 …って!ええっ!!?)
アニポケリーリエ「………すぅ ……すぅ ……」ZZZ…
ヨウ(?!? …な…、なんで… 一緒に… ベッドで…、寝てるん…だ…!?)
アニポケリーリエ「………………………ん……、ぅ…」ぱち…り
ヨウ「…!?…」
アニポケリーリエ「……………ぅん…?」むく…り
ヨウ「…………」
アニポケリーリエ「………ぅぅ…」しょぼしょぼ…
ヨウ「……リーリエ…?」
アニポケリーリエ「………?」ぽけー…
ヨウ「…あ……、アロー、ラ…。…お、おはよう……。………起き、…た…?」
80: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:43:02.76 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「……んぅ…? …、………。 ……へ…?」きょとん…
ヨウ「…………」
アニポケリーリエ「……、…え…? ……ええ…、………えええええ!!?///」あわあわ…!
ヨウ「………だ…大丈…夫…?」
アニポケリーリエ「…あ…、あああああ…わ、わたくし…?!……わた、くし…!!///////」ぼわっ!
―――バーーーーン!!!(ドアが開く音)
ジェイムズ「ご無礼を承知で失礼させていただきますヨウ様!!
リ、リーリエ様がぁ、し、寝室にいらっしゃら、な………!!?」
ヨウ「…………」
アニポケリーリエ「…………」
ジェイムズ「…………。…… … …… …リー …リエ、さま…?」
アニポケリーリエ「……?………??(はっ!)……!?!?
…あ、あのっ、ジェ、ジェイムズ!? こ…、これは、その…!…違うの…っ!!///」わたわたっ!
ジェイムズ「…こ、このジェイムズが、付いていながらッ…、このジェイムズ!不覚の極み!!
…申し訳…ございませんっ…!…奥様ァ…!! ………はぐっ!」
――――ばたーんっ!
ヨウ「し、執事さん!!?」
アニポケリーリエ「いやー!ジェイムズー!」
ヨウ「…………」
アニポケリーリエ「……、…え…? ……ええ…、………えええええ!!?///」あわあわ…!
ヨウ「………だ…大丈…夫…?」
アニポケリーリエ「…あ…、あああああ…わ、わたくし…?!……わた、くし…!!///////」ぼわっ!
―――バーーーーン!!!(ドアが開く音)
ジェイムズ「ご無礼を承知で失礼させていただきますヨウ様!!
リ、リーリエ様がぁ、し、寝室にいらっしゃら、な………!!?」
ヨウ「…………」
アニポケリーリエ「…………」
ジェイムズ「…………。…… … …… …リー …リエ、さま…?」
アニポケリーリエ「……?………??(はっ!)……!?!?
…あ、あのっ、ジェ、ジェイムズ!? こ…、これは、その…!…違うの…っ!!///」わたわたっ!
ジェイムズ「…こ、このジェイムズが、付いていながらッ…、このジェイムズ!不覚の極み!!
…申し訳…ございませんっ…!…奥様ァ…!! ………はぐっ!」
――――ばたーんっ!
ヨウ「し、執事さん!!?」
アニポケリーリエ「いやー!ジェイムズー!」
81: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:43:58.15 ID:QgB+6NfI0
……………………………………
ジェイムズ「………はっ!!」バッ!
アニポケリーリエ「起きましたか?ジェイムズ。 …一体、どうしたんです…?
ヨウの部屋の前であなたが気絶していて…、それはもうたいへんびっくりしましたよ」
ヨウ「びっくりしました!」
ロトム図鑑「びっくりだロ!」
ジェイムズ「り、リーリエ様…!?ヨウ様…!?ロトム様…!?
……き、気絶…? …私が、ですか? …た、確かリーリエ様が見当たらない気がして、
屋敷内を捜そうとしていた辺りまでは記憶があるのですが…、 ………うっ…!
…何故でしょう? 頭が思い出すことを拒否するかのように…その先の記憶が不鮮明です…」
アニポケリーリエ「それは良かった…!」
ジェイムズ「よ…、よかった…!?」
アニポケリーリエ「あ! いえ…、あなたが無事なようで良かった、という意味です…」
ジェイムズ「…さ、さようでございましたか…。 ……。
…そういえば気絶中に…、何か恐ろしい夢を見たような…?」
アニポケリーリエ&ヨウ&ロトム図鑑「「「……!!…」」」たらたら…
ジェイムズ「………はっ!!」バッ!
アニポケリーリエ「起きましたか?ジェイムズ。 …一体、どうしたんです…?
ヨウの部屋の前であなたが気絶していて…、それはもうたいへんびっくりしましたよ」
ヨウ「びっくりしました!」
ロトム図鑑「びっくりだロ!」
ジェイムズ「り、リーリエ様…!?ヨウ様…!?ロトム様…!?
……き、気絶…? …私が、ですか? …た、確かリーリエ様が見当たらない気がして、
屋敷内を捜そうとしていた辺りまでは記憶があるのですが…、 ………うっ…!
…何故でしょう? 頭が思い出すことを拒否するかのように…その先の記憶が不鮮明です…」
アニポケリーリエ「それは良かった…!」
ジェイムズ「よ…、よかった…!?」
アニポケリーリエ「あ! いえ…、あなたが無事なようで良かった、という意味です…」
ジェイムズ「…さ、さようでございましたか…。 ……。
…そういえば気絶中に…、何か恐ろしい夢を見たような…?」
アニポケリーリエ&ヨウ&ロトム図鑑「「「……!!…」」」たらたら…
82: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:45:13.05 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「……あ、でも、倒れた時に頭とか打ってないようで、それは本当に安心しました…」
ジェイムズ「おお、ヨウ様…。…なんとお優しい言葉…。ご心配をお掛けし………、…?
…むぅ…? …今のお言葉は、その…まるで…倒れた瞬間を、目撃していたかような言い方…ですな…?」
ヨウ(…。 …し、しまった……)
アニポケリーリエ「そそそ、そんなことよりジェイムズ! もう今日はすぐに帰宅して療養してください…!
勤務中に倒れるなんて大変なことです…。 きっと働き過ぎですよ…!
あなたはいつも懸命に働いてくれて、わたくし、本当に感謝しています!
そんなあなたに何かあったら、わたくしは色々な意味で自分を許せなくなるでしょう…!
だからあなたのためにも今日はもう何もかも忘れて寝てください。 わたくしからのお願いです…!」
ジェイムズ「リ、リーリエ、様…! こ…、こんなおいぼれめに!言葉もありません…!!
うううう! こ、このジェイムズ! 謹んで本日はお休みさせていただきます…!!」ハハーッ!
アニポケリーリエ「い、いえ! どうぞ、ゆっくり…休んでくださいね! ……」ひくひく
アニポケリーリエ&ヨウ((……な、なんだか、心が…痛い…っ!!))ずきーん…!
ロトム図鑑(…な、なにやってるんだロ…二人とも……)アキレタ…
ジェイムズ「おお、ヨウ様…。…なんとお優しい言葉…。ご心配をお掛けし………、…?
…むぅ…? …今のお言葉は、その…まるで…倒れた瞬間を、目撃していたかような言い方…ですな…?」
ヨウ(…。 …し、しまった……)
アニポケリーリエ「そそそ、そんなことよりジェイムズ! もう今日はすぐに帰宅して療養してください…!
勤務中に倒れるなんて大変なことです…。 きっと働き過ぎですよ…!
あなたはいつも懸命に働いてくれて、わたくし、本当に感謝しています!
そんなあなたに何かあったら、わたくしは色々な意味で自分を許せなくなるでしょう…!
だからあなたのためにも今日はもう何もかも忘れて寝てください。 わたくしからのお願いです…!」
ジェイムズ「リ、リーリエ、様…! こ…、こんなおいぼれめに!言葉もありません…!!
うううう! こ、このジェイムズ! 謹んで本日はお休みさせていただきます…!!」ハハーッ!
アニポケリーリエ「い、いえ! どうぞ、ゆっくり…休んでくださいね! ……」ひくひく
アニポケリーリエ&ヨウ((……な、なんだか、心が…痛い…っ!!))ずきーん…!
ロトム図鑑(…な、なにやってるんだロ…二人とも……)アキレタ…
83: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:45:42.38 ID:QgB+6NfI0
―――――ポケモンスクール・正門前
運転手「いってらっしゃい、リーリエお嬢様。ヨウ様。」
アニポケリーリエ「ご苦労様でした。また帰りのお迎えお願いしますね。」
ヨウ「…いってきます。ありがとうございました。 ……車…、直って良かったですね…」
アニポケリーリエ「……。」てくてく ヨウ「……。」てくてく
アニポケリーリエ「……。」てくてく ヨウ「……。」てくてく
アニポケリーリエ「……」ぴた… ヨウ「……?」たじっ
アニポケリーリエ「……ご…、」
アニポケリーリエ「…ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!!ごめんなさいーっ…!!//////」がばっ
ヨウ「!! …わ、わかったから…! も、もうちょっと、声を抑えて…!?」
サトシ「なんでそんな謝ってんの?」
ピカチュウ「ぴかちゅう?」
アニポケリーリエ&ヨウ「「ひっ!?」」
運転手「いってらっしゃい、リーリエお嬢様。ヨウ様。」
アニポケリーリエ「ご苦労様でした。また帰りのお迎えお願いしますね。」
ヨウ「…いってきます。ありがとうございました。 ……車…、直って良かったですね…」
アニポケリーリエ「……。」てくてく ヨウ「……。」てくてく
アニポケリーリエ「……。」てくてく ヨウ「……。」てくてく
アニポケリーリエ「……」ぴた… ヨウ「……?」たじっ
アニポケリーリエ「……ご…、」
アニポケリーリエ「…ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!!ごめんなさいーっ…!!//////」がばっ
ヨウ「!! …わ、わかったから…! も、もうちょっと、声を抑えて…!?」
サトシ「なんでそんな謝ってんの?」
ピカチュウ「ぴかちゅう?」
アニポケリーリエ&ヨウ「「ひっ!?」」
84: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:46:11.32 ID:QgB+6NfI0
サトシ「アローラ!リーリエ。ヨウ。 ……珍しいなぁ、リーリエ? もう遅刻寸前だぜ?」
アニポケリーリエ「…そ!そう!そうでした! 早く教室に急ぎましょう…!」せかせかっ!
サトシ「……昨日、添い寝したんだ」
アニポケリーリエ&ヨウ「「……!!!?」」こけっ!?
サトシ「……ピカチュウとモクロ―とイワンコと…。 …ど、どうしたんだよ、二人とも!?」
アニポケリーリエ「…そ!そう!そうでした! 早く教室に急ぎましょう…!」せかせかっ!
サトシ「……昨日、添い寝したんだ」
アニポケリーリエ&ヨウ「「……!!!?」」こけっ!?
サトシ「……ピカチュウとモクロ―とイワンコと…。 …ど、どうしたんだよ、二人とも!?」
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:47:13.57 ID:QgB+6NfI0
―――――ポケモンスクール・校長室
ヨウ「アローラ。ククイ博士。 …昨日は泊まらせてもらう用意してもらっていたのにすいませんでした」
アニポケククイ「アローラ。ヨウ。 …なぁに、気にするな!
あの豪邸に泊まらせていただいたなら逆に、“つのドリル”で一撃必殺くらい運が良かったじゃないか。
………おっと、それよりも…、
次に時空の歪みが開くのがいつになるのかが…、わかったぜ。
今日から二日後の午後過ぎだ…。 予測上その時間、あの校庭にヤツが再出現する可能性が極めて高い」
ヨウ「…それで間違いないと思います。
僕の方も夢を通したテレパシーでほしぐもちゃんから同じことを伝えられました」
アニポケククイ「夢で? …まぁ、君のポケモンの力なら不思議でも何でもないか…。
しかし、それなら最高の相手に答え合わせをしてもらえたってことで良さそうだ」にやり
???「幸い、二日後は休日。 今日こそ通常通りの日程だが、校庭は本日朝から使用禁止とした。
明日は午前授業で放課とするつもりだ。現状はそれが精いっぱい。…すマンムー」
ヨウ「!? あ…、あなたは…!?」
アニポケククイ「紹介が遅れたな。 信用できる協力者を一人、見つけたんだ。
尤も君にとっては例によって既に知っている人かもしれないがね」
アニポケナリヤ「やあやあ、アローラ!ヨウ君!
私がポケモンスクールの校長であるナリヤ・オーキドです!
…正直に言うとな、すまんが、私はまだ全面的にこの一件の話を信じたわけじゃないのだが…、
ククイ君がね、頭を下げて言うのだよ、『どうかヨウに力に貸していただけませんか』と。
…ククイ君があんなに真剣に頼むんだ。これに応えられなきゃ男が廃るってモンジャラ?」にこ
ヨウ「アローラ。ククイ博士。 …昨日は泊まらせてもらう用意してもらっていたのにすいませんでした」
アニポケククイ「アローラ。ヨウ。 …なぁに、気にするな!
あの豪邸に泊まらせていただいたなら逆に、“つのドリル”で一撃必殺くらい運が良かったじゃないか。
………おっと、それよりも…、
次に時空の歪みが開くのがいつになるのかが…、わかったぜ。
今日から二日後の午後過ぎだ…。 予測上その時間、あの校庭にヤツが再出現する可能性が極めて高い」
ヨウ「…それで間違いないと思います。
僕の方も夢を通したテレパシーでほしぐもちゃんから同じことを伝えられました」
アニポケククイ「夢で? …まぁ、君のポケモンの力なら不思議でも何でもないか…。
しかし、それなら最高の相手に答え合わせをしてもらえたってことで良さそうだ」にやり
???「幸い、二日後は休日。 今日こそ通常通りの日程だが、校庭は本日朝から使用禁止とした。
明日は午前授業で放課とするつもりだ。現状はそれが精いっぱい。…すマンムー」
ヨウ「!? あ…、あなたは…!?」
アニポケククイ「紹介が遅れたな。 信用できる協力者を一人、見つけたんだ。
尤も君にとっては例によって既に知っている人かもしれないがね」
アニポケナリヤ「やあやあ、アローラ!ヨウ君!
私がポケモンスクールの校長であるナリヤ・オーキドです!
…正直に言うとな、すまんが、私はまだ全面的にこの一件の話を信じたわけじゃないのだが…、
ククイ君がね、頭を下げて言うのだよ、『どうかヨウに力に貸していただけませんか』と。
…ククイ君があんなに真剣に頼むんだ。これに応えられなきゃ男が廃るってモンジャラ?」にこ
86: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:49:47.50 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…! …ククイ博士…!」
アニポケククイ「へへへ…、俺が不甲斐無くて君に苦労掛けたら、あっちの俺に申し訳が立たないじゃないか…。
…あっ、 でも流石に君がパラレルワールドから来たってことはややこしくなりそうだったし、
すぐさま信じてもらえる自信もなかったら、そこまでは校長には言ってないぜ…」ぼそっ
アニポケナリヤ「ヨウ君はUBとやらにポケモンを奪われたとの話だが、取り返す算段は何か付けておるのかな?
策があるなら参考までに聞かせてもらえんかナックラー?」
ヨウ「……。 …あくまでも参考にまでですが、一応、確実に取り返す方法が無いわけではないんです…。
…例えば最悪、ほしぐもちゃんにボールを内側から破壊させて出てもらうことは可能だと考えています。
…でも、すいませんが僕はこの方法を使うつもりはありません……。
…代案を、昨日のうちに何か考えておくつもりだったんですが…、…ダメでした…」
アニポケナリヤ「? 君のポケモンがククイ君から聞いている通りの存在ならば、良い作戦のように思えるが?
君がこの作戦を躊躇するのは一体、何故ダグトリオ?」
ヨウ「この方法は…、
ボールを取り込んでいるウツロイドに致命的なダメージを負わせてしまう恐れがあるからです。
ウツロイドは人間にとっては危険なUBかも知れませんが、犠牲にして良い理由にはなりません。
ウツロイドの安全が保障できない以上はポケモントレーナーとしてこの方法は論外だと思っています」
アニポケククイ「へへへ…、俺が不甲斐無くて君に苦労掛けたら、あっちの俺に申し訳が立たないじゃないか…。
…あっ、 でも流石に君がパラレルワールドから来たってことはややこしくなりそうだったし、
すぐさま信じてもらえる自信もなかったら、そこまでは校長には言ってないぜ…」ぼそっ
アニポケナリヤ「ヨウ君はUBとやらにポケモンを奪われたとの話だが、取り返す算段は何か付けておるのかな?
策があるなら参考までに聞かせてもらえんかナックラー?」
ヨウ「……。 …あくまでも参考にまでですが、一応、確実に取り返す方法が無いわけではないんです…。
…例えば最悪、ほしぐもちゃんにボールを内側から破壊させて出てもらうことは可能だと考えています。
…でも、すいませんが僕はこの方法を使うつもりはありません……。
…代案を、昨日のうちに何か考えておくつもりだったんですが…、…ダメでした…」
アニポケナリヤ「? 君のポケモンがククイ君から聞いている通りの存在ならば、良い作戦のように思えるが?
君がこの作戦を躊躇するのは一体、何故ダグトリオ?」
ヨウ「この方法は…、
ボールを取り込んでいるウツロイドに致命的なダメージを負わせてしまう恐れがあるからです。
ウツロイドは人間にとっては危険なUBかも知れませんが、犠牲にして良い理由にはなりません。
ウツロイドの安全が保障できない以上はポケモントレーナーとしてこの方法は論外だと思っています」
87: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:54:06.74 ID:QgB+6NfI0
アニポケナリヤ「…成程。ククイ君が君に入れ込むのが少し理解できた気がしたよ。
そういうことならば私もお役に立てそうだ。
……ニ日後の予定だが、アローラの全しまキングとクイーンをこのスクールに招こうと思っている。
どうだろう? 戦力的には十分か、ヨウ君の意見を聞かせてもらエンブオー?」
ヨウ「しまキング達をですか!? …そ、それならいくらあのウツロイドが相手でも…、……いける…!
いや、むしろ完璧です…! アローラでそれ以上の戦力はないと思います…!」
アニポケナリヤ「ようし…! なら、とりあえずはその方向で話を進めるとしヨーギラス!」
ヨウ「…何から何まで、本当にありがとうございます…! ククイ博士! オーキド…、校長!
………。 …あのご迷惑ばかりで…恐縮なんですが、もう一つだけ…お願いがあるんです…」
アニポケククイ「? 何だ? 何でも遠慮せずに言ってくれ?」
ヨウ「しばらく、このスクール内に居てもいい許可をもらえませんか?
今のうちに奴が出現したときの準備とか、校内の地形勘とかを付かんでおきたいんです」
アニポケククイ「お安い御用だぜ。
再出現自体は先だが、それまでスクールにいても不自然じゃない理由が欲しいということだな。
すぐになんとかしよう。 …よし、ヨウ。着いておいで」
ヨウ「あ、はい。…オーキド校長先生。本当にありがとうございました。 …失礼しました!」
アニポケナリヤ「うむ! 成功を祈っテールナー!」
そういうことならば私もお役に立てそうだ。
……ニ日後の予定だが、アローラの全しまキングとクイーンをこのスクールに招こうと思っている。
どうだろう? 戦力的には十分か、ヨウ君の意見を聞かせてもらエンブオー?」
ヨウ「しまキング達をですか!? …そ、それならいくらあのウツロイドが相手でも…、……いける…!
いや、むしろ完璧です…! アローラでそれ以上の戦力はないと思います…!」
アニポケナリヤ「ようし…! なら、とりあえずはその方向で話を進めるとしヨーギラス!」
ヨウ「…何から何まで、本当にありがとうございます…! ククイ博士! オーキド…、校長!
………。 …あのご迷惑ばかりで…恐縮なんですが、もう一つだけ…お願いがあるんです…」
アニポケククイ「? 何だ? 何でも遠慮せずに言ってくれ?」
ヨウ「しばらく、このスクール内に居てもいい許可をもらえませんか?
今のうちに奴が出現したときの準備とか、校内の地形勘とかを付かんでおきたいんです」
アニポケククイ「お安い御用だぜ。
再出現自体は先だが、それまでスクールにいても不自然じゃない理由が欲しいということだな。
すぐになんとかしよう。 …よし、ヨウ。着いておいで」
ヨウ「あ、はい。…オーキド校長先生。本当にありがとうございました。 …失礼しました!」
アニポケナリヤ「うむ! 成功を祈っテールナー!」
88: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:54:52.59 ID:QgB+6NfI0
――――――ポケモンスクール・廊下
アニポケククイ「…。…どうだった? 校長も君にとってはすでに知人だったみたいだな。…驚いた顔してたぜ?」
ヨウ「…はい。 …僕の世界のククイ博士はトレーナーズスクールに
講師として招かれるということはあったみたいですから、別世界では本当に教師をされているというのも、
よくよく思えば不自然でもなかったんです…。(イリマさんが教師とかならもっと違和感無かったろう)
でも…、ナリヤ・オーキド校長っていうのは、突拍子が無くて…。
…。 …あと、それから…あのオーキド校長について…、一つ聞いても良いでしょうか…?」
アニポケククイ「? …どうした?…何か…、深刻な話か…?」
ヨウ「…ひょっとしたらそうかも知れません…。 ……ククイ博士…?
あの…オーキド校長のあの語尾は…、何か呪いにでもかかってるんですか?
…まるで…ダジャレみたいでしたけど…」真顔
アニポケククイ「……へ?」
アニポケククイ「…。…どうだった? 校長も君にとってはすでに知人だったみたいだな。…驚いた顔してたぜ?」
ヨウ「…はい。 …僕の世界のククイ博士はトレーナーズスクールに
講師として招かれるということはあったみたいですから、別世界では本当に教師をされているというのも、
よくよく思えば不自然でもなかったんです…。(イリマさんが教師とかならもっと違和感無かったろう)
でも…、ナリヤ・オーキド校長っていうのは、突拍子が無くて…。
…。 …あと、それから…あのオーキド校長について…、一つ聞いても良いでしょうか…?」
アニポケククイ「? …どうした?…何か…、深刻な話か…?」
ヨウ「…ひょっとしたらそうかも知れません…。 ……ククイ博士…?
あの…オーキド校長のあの語尾は…、何か呪いにでもかかってるんですか?
…まるで…ダジャレみたいでしたけど…」真顔
アニポケククイ「……へ?」
89: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:55:32.54 ID:QgB+6NfI0
―――――ポケモンスクール・ククイ学級の教室
アニポケククイ「…というわけで、わずかな間だが一緒に授業を受けることになったヨウ君だ!」
ヨウ「…………。」
アニポケマオ「…君は!」 アママイコ「あっまーい」
アニポケスイレン「きのうの…!?」 アシマリ「あうおう」
アニポマーマネ「ヨウ!」 トゲデマル「まっきゅ~!」
アニポケカキ「まさか本当に転入生だったのか?」 バクガメス「がめーす」
サトシ「…あれ? ヨウ。授業でんの?」
ピカチュウ「ぴかぁ?」 モクロー「もくぅ…」ZZZ…
ヨウ「……あ、あの…、博士…?」
アニポケククイ「ん、どした?」
ヨウ「…スクールに居させてほしいというのは、こ…こういう意味では、無かったん…ですけど…?」ぼそ
アニポケククイ「…というわけで、わずかな間だが一緒に授業を受けることになったヨウ君だ!」
ヨウ「…………。」
アニポケマオ「…君は!」 アママイコ「あっまーい」
アニポケスイレン「きのうの…!?」 アシマリ「あうおう」
アニポマーマネ「ヨウ!」 トゲデマル「まっきゅ~!」
アニポケカキ「まさか本当に転入生だったのか?」 バクガメス「がめーす」
サトシ「…あれ? ヨウ。授業でんの?」
ピカチュウ「ぴかぁ?」 モクロー「もくぅ…」ZZZ…
ヨウ「……あ、あの…、博士…?」
アニポケククイ「ん、どした?」
ヨウ「…スクールに居させてほしいというのは、こ…こういう意味では、無かったん…ですけど…?」ぼそ
90: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:56:51.03 ID:QgB+6NfI0
アニポケククイ「え? …マ、マジか!?てっきり!! …すまん…!」さー
アニポケリーリエ「…ヨウ…? どうして? 授業を受けるなら、言って下されば良かったのに…!」
ヨウ(リーリエ…。 う…! …その顔には…弱いな…。 …………。
……考えてみれば確かに……、就業時間中に動くのは…ちょっと目立っちゃうかも知れない……)
アニポケククイ「すまんな、ヨウ…。
…正直いうと、君にもスクールを体験していってほしいっていう気持ちが俺にあったんだと思う…」
ヨウ「…いいんです。博士。 油断する気はありませんが、ククイ博士たちのおかげで、
ウツロイドを迎え撃つ目途は僕の考えていた以上に、本当に上手く立った感じなんです。
…授業に参加するくらい問題ありません。
それから…正直にいうと、僕だって…ククイ博士の授業、凄く受けてみたいです…」
アニポケリーリエ「…ヨウ…? どうして? 授業を受けるなら、言って下されば良かったのに…!」
ヨウ(リーリエ…。 う…! …その顔には…弱いな…。 …………。
……考えてみれば確かに……、就業時間中に動くのは…ちょっと目立っちゃうかも知れない……)
アニポケククイ「すまんな、ヨウ…。
…正直いうと、君にもスクールを体験していってほしいっていう気持ちが俺にあったんだと思う…」
ヨウ「…いいんです。博士。 油断する気はありませんが、ククイ博士たちのおかげで、
ウツロイドを迎え撃つ目途は僕の考えていた以上に、本当に上手く立った感じなんです。
…授業に参加するくらい問題ありません。
それから…正直にいうと、僕だって…ククイ博士の授業、凄く受けてみたいです…」
91: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:58:01.79 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…ア、アローラ。 …みんな知ってるかも知れませんが、ヨウといいます。
…本当に短い間だけど、よろしくお願いします」
アニポケリーリエ以外のクラスメイト「「「「「おおっ!!」」」」」
アニポケリーリエ「……!」ぱぁっ
アニポケリーリエ「ひ、ひょっとしたらもう、ヨウに会えないんじゃないかと思ってましたので、うれしいです…!
……あ! きっと…教科書、無いですよね?
よろしければお見せしますから、わたくしの隣の席、どうぞ?」にこっ
アニポケリーリエ以外のクラスメイト「「「「……!!?…」」」」
ヨウ「あ…、ありがとう…」
アニポケリーリエ「いえいえ!うふふっ! ……?… ……どうされました?…みんな?」きょとん
アニポケスイレン「…え? …あ…えーと、なんか、リーリエとヨウっていちにちですっごくなかよくなったね…」
アニポケマーマネ「というか、リーリエが…、やけにヨウに懐いたな、的な…」
アニポケリーリエ「! …そ、そんなことありませんよ…? た、確かに意気投合と言いますか…、そのう…、
…と、とにかく、ヨウの前で変な事を仰らないでください…!」ぷい!
アニポケマオ「…ふふふ!変なリーリエ! …ヨウ。ククイ学級へようこそ!みんな大歓迎だよ!!」
ヨウ(…僕の世界のリーリエが比較的良く接していた印象があるのは、アセロラやハプゥさんだったから、
改めて思うとアーカラのキャプテン達やマーマネと親し気にしているリーリエって新鮮だな…)
…本当に短い間だけど、よろしくお願いします」
アニポケリーリエ以外のクラスメイト「「「「「おおっ!!」」」」」
アニポケリーリエ「……!」ぱぁっ
アニポケリーリエ「ひ、ひょっとしたらもう、ヨウに会えないんじゃないかと思ってましたので、うれしいです…!
……あ! きっと…教科書、無いですよね?
よろしければお見せしますから、わたくしの隣の席、どうぞ?」にこっ
アニポケリーリエ以外のクラスメイト「「「「……!!?…」」」」
ヨウ「あ…、ありがとう…」
アニポケリーリエ「いえいえ!うふふっ! ……?… ……どうされました?…みんな?」きょとん
アニポケスイレン「…え? …あ…えーと、なんか、リーリエとヨウっていちにちですっごくなかよくなったね…」
アニポケマーマネ「というか、リーリエが…、やけにヨウに懐いたな、的な…」
アニポケリーリエ「! …そ、そんなことありませんよ…? た、確かに意気投合と言いますか…、そのう…、
…と、とにかく、ヨウの前で変な事を仰らないでください…!」ぷい!
アニポケマオ「…ふふふ!変なリーリエ! …ヨウ。ククイ学級へようこそ!みんな大歓迎だよ!!」
ヨウ(…僕の世界のリーリエが比較的良く接していた印象があるのは、アセロラやハプゥさんだったから、
改めて思うとアーカラのキャプテン達やマーマネと親し気にしているリーリエって新鮮だな…)
92: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:59:00.03 ID:QgB+6NfI0
アニポケククイ「…おっと、授業前にちょっと連絡なー。
昨日、スカル団や謎のポケモンが校内で暴れたという証言が一部生徒から出たため、
しばらくの間、校庭は使用禁止とするぜ。
それから、スクール内の工事関係により急きょ、明日は午前授業で放課だ」
アニポケマオ「ええー!? 午前授業はともかく、校庭は使えないのは困るなぁー!
サトシにやったのと同じアローラサプライズ、ヨウにもしてあげようと思ったのに…」
サトシ「ああーあれかー。 早くも懐かしい気がする」
ピカチュウ「ぴかちゅうー」
アニポケククイ「おいおい? 校庭に変なポケモンが出るから危ないって言ったのは君たちじゃないか?」苦笑
アニポケマオ「ごめんね、ヨウ。いつもはこんな物騒なところじゃないんだよ?」
ヨウ「大丈夫。わかってるつもり」にこ
アニポケククイ「じゃあ、授業にしようか。 …折角だし今日のポケ問題はヨウから出題してもらおうかな?
……君のトレーナーとしてのお手並み、拝見させてもらうぜ?」にか
ヨウ「…えー、ええっと、わかりました…。 出来るかな…?」どきどき
昨日、スカル団や謎のポケモンが校内で暴れたという証言が一部生徒から出たため、
しばらくの間、校庭は使用禁止とするぜ。
それから、スクール内の工事関係により急きょ、明日は午前授業で放課だ」
アニポケマオ「ええー!? 午前授業はともかく、校庭は使えないのは困るなぁー!
サトシにやったのと同じアローラサプライズ、ヨウにもしてあげようと思ったのに…」
サトシ「ああーあれかー。 早くも懐かしい気がする」
ピカチュウ「ぴかちゅうー」
アニポケククイ「おいおい? 校庭に変なポケモンが出るから危ないって言ったのは君たちじゃないか?」苦笑
アニポケマオ「ごめんね、ヨウ。いつもはこんな物騒なところじゃないんだよ?」
ヨウ「大丈夫。わかってるつもり」にこ
アニポケククイ「じゃあ、授業にしようか。 …折角だし今日のポケ問題はヨウから出題してもらおうかな?
……君のトレーナーとしてのお手並み、拝見させてもらうぜ?」にか
ヨウ「…えー、ええっと、わかりました…。 出来るかな…?」どきどき
93: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 22:59:48.50 ID:QgB+6NfI0
―――――ポケモンスクール・ククイ学級の教室 授業後
アニポケマーマネ「今日、調子良かったねぇリーリエ。 ボク、ヨウからの問題、全然回答できなかったよ…!」
アニポケカキ「ああ。大したもんだ。張り切る理由でもあったのか?」にか
アニポケリーリエ「ななな…! ろ、論理的な結論としてわたくしは張り切ってなどございません!」
アニポケカキ「あ…? そ、…そうか? …別にやる気あるのは良いことだと思うが…?」
アニポケリーリエ(……ううう…///)ちら
アニポケスイレン「ヨウのポケもんだい、すっごくおもしろかった!」
アニポケククイ「そうだな!実体験に基づいた良い内容だったぜー」
ヨウ「そ、そうですか? …ありがとう///
…でも全問正解されるとは思わなかった。 結構難しい問題もあったはずなのに」
アニポケスイレン「ほとんどはリーリエがこたえてたけど。ふふふっ!」
ヨウ「でもスイレンも凄かったよ? 流石、水タイプのエキスパートだ。
ダダリンの生息地の問題なんか特に難しいかなと思ったけど即答されてしまうとは」
アニポケスイレン「…て、てれるからやめて…///」
アニポケリーリエ(ヨウ…、楽しそうに喋ってます。 ふふふ、何かスイレンも嬉しそうです…。)
アニポケリーリエ「………あ、あれ?」
アニポケマーマネ「今日、調子良かったねぇリーリエ。 ボク、ヨウからの問題、全然回答できなかったよ…!」
アニポケカキ「ああ。大したもんだ。張り切る理由でもあったのか?」にか
アニポケリーリエ「ななな…! ろ、論理的な結論としてわたくしは張り切ってなどございません!」
アニポケカキ「あ…? そ、…そうか? …別にやる気あるのは良いことだと思うが…?」
アニポケリーリエ(……ううう…///)ちら
アニポケスイレン「ヨウのポケもんだい、すっごくおもしろかった!」
アニポケククイ「そうだな!実体験に基づいた良い内容だったぜー」
ヨウ「そ、そうですか? …ありがとう///
…でも全問正解されるとは思わなかった。 結構難しい問題もあったはずなのに」
アニポケスイレン「ほとんどはリーリエがこたえてたけど。ふふふっ!」
ヨウ「でもスイレンも凄かったよ? 流石、水タイプのエキスパートだ。
ダダリンの生息地の問題なんか特に難しいかなと思ったけど即答されてしまうとは」
アニポケスイレン「…て、てれるからやめて…///」
アニポケリーリエ(ヨウ…、楽しそうに喋ってます。 ふふふ、何かスイレンも嬉しそうです…。)
アニポケリーリエ「………あ、あれ?」
94: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:01:22.41 ID:QgB+6NfI0
アニポケスイレン「ヨウはアーカラじまのせせらぎのおかのみずうみでつりしたことある?」
ヨウ「…!…、…あるよ…。…とてつもなく恐ろしいポケモンがいるんだ。 そいつの名前は、」
アニポケスイレン「そうそう! そのこのなまえは“ヨワシ”!!」
ヨウ&アニポケスイレン「「…!」」くすくす!
アシマリ「あうあう!!」
アニポケスイレン「アシマリ、“ばるーん”っ! …どう?すごいでしょ?
わたし、アシマリがだいすきなんだ…! ヨウはアシマリかわいいとおもわない?」
ヨウ「うん、凄い…! アシマリが可愛いっていうのもよくわかる。
……僕が、最初にポケモンをもらう時の候補の中にアシマリがいて…、」
アニポケリーリエ(……ヨウが…、…他の女の子と楽しそうに喋ってるの…、なんか……、)
アニポケリーリエ(……………嫌…だな…)
アニポケマオ「あれ?リーリエ? なんか涙目になってない?」
アニポケリーリエ「はい?」うる
サトシ「ほんとだ、どっか痛いのか??」
アニポケリーリエ「…、…へ??」うるっ…
ヨウ(…? ……リーリエ…?)がた
ヨウ「…!…、…あるよ…。…とてつもなく恐ろしいポケモンがいるんだ。 そいつの名前は、」
アニポケスイレン「そうそう! そのこのなまえは“ヨワシ”!!」
ヨウ&アニポケスイレン「「…!」」くすくす!
アシマリ「あうあう!!」
アニポケスイレン「アシマリ、“ばるーん”っ! …どう?すごいでしょ?
わたし、アシマリがだいすきなんだ…! ヨウはアシマリかわいいとおもわない?」
ヨウ「うん、凄い…! アシマリが可愛いっていうのもよくわかる。
……僕が、最初にポケモンをもらう時の候補の中にアシマリがいて…、」
アニポケリーリエ(……ヨウが…、…他の女の子と楽しそうに喋ってるの…、なんか……、)
アニポケリーリエ(……………嫌…だな…)
アニポケマオ「あれ?リーリエ? なんか涙目になってない?」
アニポケリーリエ「はい?」うる
サトシ「ほんとだ、どっか痛いのか??」
アニポケリーリエ「…、…へ??」うるっ…
ヨウ(…? ……リーリエ…?)がた
95: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:02:16.77 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「……!? ……!!?」うるうる…
ヨウ「リーリエ…? だ、大丈夫? …どうか、した?」
アニポケリーリエ「・・・!!! ……な、なんでも、ありま……!」
アニポケリーリエ「………!」ぽろっ
アニポケリーリエ以外「「「ええええ…っ!!?」」」」がーん!
アニポケリーリエ「………っ…!!」ぽろぽろ
サトシ「だ、大丈夫かっ!?」
ピカチュウ「ぴかぁ!?」
ヨウ「リ、リーリエ…!?」おろおろ
アニポケマオ「……!?(……な、なんか、ヨウが来たら堪えられなくなったって感じだった…。これは…?)」
アニポケククイ「………。」ふむ
アニポケククイ「…悪い。マオ。 ちょっとリーリエから話、聞いてもらっても大丈夫かな?
…その、なんだ、聞いた内容によっては、俺に報告を戻さなくてもいいからさ」
アニポケマオ「! え、あ…は、はい…!
…ありがとうございます、ククイ博士。 ……スイレンもちょっと、いい?」
アニポケスイレン「う、うん!!」
アニポケククイ「…ほらほら、男子諸君。そろそろ次の授業だ。
マオとスイレンが付いてる。 …リーリエは大丈夫だから」にこ
ヨウ「リーリエ…? だ、大丈夫? …どうか、した?」
アニポケリーリエ「・・・!!! ……な、なんでも、ありま……!」
アニポケリーリエ「………!」ぽろっ
アニポケリーリエ以外「「「ええええ…っ!!?」」」」がーん!
アニポケリーリエ「………っ…!!」ぽろぽろ
サトシ「だ、大丈夫かっ!?」
ピカチュウ「ぴかぁ!?」
ヨウ「リ、リーリエ…!?」おろおろ
アニポケマオ「……!?(……な、なんか、ヨウが来たら堪えられなくなったって感じだった…。これは…?)」
アニポケククイ「………。」ふむ
アニポケククイ「…悪い。マオ。 ちょっとリーリエから話、聞いてもらっても大丈夫かな?
…その、なんだ、聞いた内容によっては、俺に報告を戻さなくてもいいからさ」
アニポケマオ「! え、あ…は、はい…!
…ありがとうございます、ククイ博士。 ……スイレンもちょっと、いい?」
アニポケスイレン「う、うん!!」
アニポケククイ「…ほらほら、男子諸君。そろそろ次の授業だ。
マオとスイレンが付いてる。 …リーリエは大丈夫だから」にこ
96: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:03:09.51 ID:QgB+6NfI0
―――――ポケモンスクール・廊下
アニポケマオ「大丈夫、リーリエ?」さすりさすり
アニポケリーリエ「…ごめんなさい。 落ち着きました。もう大丈夫です…。」ぐしぐし
アニポケマオ「………違ってたらごめんね…。 …多分リーリエは、ヨウがスイレンとお話ししているのをみて…、
…ちょっと悲しくなっちゃったんじゃないかな? ……違う…?」
アニポケリーリエ「……!!///」かぁ
アニポケスイレン「え! わ、わたしのせい!? ごめん!リーリエ!」
アニポケリーリエ「…ち、ちがいます。
…スイレンもヨウも何も悪くないのです…。…ぐす、…わたくしがおかしいのです…」
アニポケスイレン「…??」
アニポケマオ「……泣き出しちゃったのは…、私がリーリエに声をかけて周りを騒がしちゃったから…、
心配したヨウがこっちにきちゃって…、リーリエ、びっくりしちゃったんだよね…?
…………むしろ私のせいだ…、ごめんね、リーリエ」
アニポケリーリエ「……」ぶんぶん
アニポケスイレン「……そ…、それって、つまり…?」
アニポケマオ「(…うぐ、言っちゃっていいものか…?) …え、えっと、その、ようするにリーリエは…、」ちら
アニポケリーリエ「………/////////」まっか
アニポケマオ「大丈夫、リーリエ?」さすりさすり
アニポケリーリエ「…ごめんなさい。 落ち着きました。もう大丈夫です…。」ぐしぐし
アニポケマオ「………違ってたらごめんね…。 …多分リーリエは、ヨウがスイレンとお話ししているのをみて…、
…ちょっと悲しくなっちゃったんじゃないかな? ……違う…?」
アニポケリーリエ「……!!///」かぁ
アニポケスイレン「え! わ、わたしのせい!? ごめん!リーリエ!」
アニポケリーリエ「…ち、ちがいます。
…スイレンもヨウも何も悪くないのです…。…ぐす、…わたくしがおかしいのです…」
アニポケスイレン「…??」
アニポケマオ「……泣き出しちゃったのは…、私がリーリエに声をかけて周りを騒がしちゃったから…、
心配したヨウがこっちにきちゃって…、リーリエ、びっくりしちゃったんだよね…?
…………むしろ私のせいだ…、ごめんね、リーリエ」
アニポケリーリエ「……」ぶんぶん
アニポケスイレン「……そ…、それって、つまり…?」
アニポケマオ「(…うぐ、言っちゃっていいものか…?) …え、えっと、その、ようするにリーリエは…、」ちら
アニポケリーリエ「………/////////」まっか
97: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:04:00.53 ID:QgB+6NfI0
アニポケマオ「……リ…、リーリエは………、ヨウに…こ…、恋をしちゃってるってことなの…かな…///
…そのー…、一目惚れみたいな感じの、やつというか…?///」
アニポケスイレン「……!…」ちら
アニポケリーリエ「……!!…!……!!…うぅ…それは…、そのう……///」
アニポケリーリエ「…////」
アニポケリーリエ「……////」
アニポケリーリエ「………/////////」こくり…
アニポケマオ「…!(きゃー) ////」
アニポケスイレン「…!(きゃー) ////」
アニポケリーリエ「……あぅ…、いや…、その…、ちょっといいなって思ってる、だけで…///。
こ、こんな、気持ちは、わたくし、はじめてだから…、そ、その…!////」うる
アニポケリーリエ「……!!」うるうるっ
アニポケスイレン「ああ、ごめん。なかないでなかないで!
……リ、リーリエ、…こ、こくはくするの…? いそがないとヨウ、ながくはここにいな…
アニポケリーリエ「…そ、そんなこと、しません!
昨日、会ったばかりの子から、そんな事言われれても気味悪がれるだけです…。
わたくしは、ヨウに変な子だとおもわれるの…、いやです……!」ぽろ
…そのー…、一目惚れみたいな感じの、やつというか…?///」
アニポケスイレン「……!…」ちら
アニポケリーリエ「……!!…!……!!…うぅ…それは…、そのう……///」
アニポケリーリエ「…////」
アニポケリーリエ「……////」
アニポケリーリエ「………/////////」こくり…
アニポケマオ「…!(きゃー) ////」
アニポケスイレン「…!(きゃー) ////」
アニポケリーリエ「……あぅ…、いや…、その…、ちょっといいなって思ってる、だけで…///。
こ、こんな、気持ちは、わたくし、はじめてだから…、そ、その…!////」うる
アニポケリーリエ「……!!」うるうるっ
アニポケスイレン「ああ、ごめん。なかないでなかないで!
……リ、リーリエ、…こ、こくはくするの…? いそがないとヨウ、ながくはここにいな…
アニポケリーリエ「…そ、そんなこと、しません!
昨日、会ったばかりの子から、そんな事言われれても気味悪がれるだけです…。
わたくしは、ヨウに変な子だとおもわれるの…、いやです……!」ぽろ
99: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:05:20.91 ID:QgB+6NfI0
アニポケスイレン「あ…、ご、ごめん…!」
アニポケマオ「…………」
アニポケマオ「…………あのね、リーリエ……? …リーリエがしたいようにするのが一番だと思うけど…、
私はね、リーリエのその気持ちをヨウに伝えて良いんじゃないかと思うよ。
きっとヨウは、リーリエの想いをちゃかしたりなんかする子じゃない。しっかり向き合ってくれる子だよ。
多分それは私よりもリーリエの方が…よくわかってるんじゃないかな…」
アニポケリーリエ「…………マオ…」ぐす
アニポケマオ「? …でも…、私にしても、なんで出会ったばかりの子をそこまで信頼できるんだろう…?
ヨウがいい子なのは間違いないと思うけれど…」
アニポケリーリエ「…………」
アニポケスイレン「…マオちゃんのいってること、わたしもわかるきがする。
…とにかくリーリエがどうしようとも、わたしはゼンリョクでリーリエをおうえんする。
リーリエはかわいいもん。ぜったいだいじょうぶだよ」
アニポケマオ「…そうだね…。 スイレンの言う通りだ。それは私も同じだから。リーリエ」なでなで
アニポケリーリエ「………。 ……ちょっと…、考えて、みます…、……二人ともありがとう…」ぐしぐし
―――――
―――
―
アニポケマオ「…………」
アニポケマオ「…………あのね、リーリエ……? …リーリエがしたいようにするのが一番だと思うけど…、
私はね、リーリエのその気持ちをヨウに伝えて良いんじゃないかと思うよ。
きっとヨウは、リーリエの想いをちゃかしたりなんかする子じゃない。しっかり向き合ってくれる子だよ。
多分それは私よりもリーリエの方が…よくわかってるんじゃないかな…」
アニポケリーリエ「…………マオ…」ぐす
アニポケマオ「? …でも…、私にしても、なんで出会ったばかりの子をそこまで信頼できるんだろう…?
ヨウがいい子なのは間違いないと思うけれど…」
アニポケリーリエ「…………」
アニポケスイレン「…マオちゃんのいってること、わたしもわかるきがする。
…とにかくリーリエがどうしようとも、わたしはゼンリョクでリーリエをおうえんする。
リーリエはかわいいもん。ぜったいだいじょうぶだよ」
アニポケマオ「…そうだね…。 スイレンの言う通りだ。それは私も同じだから。リーリエ」なでなで
アニポケリーリエ「………。 ……ちょっと…、考えて、みます…、……二人ともありがとう…」ぐしぐし
―――――
―――
―
100: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:06:03.17 ID:QgB+6NfI0
―――――ポケモンスクール・ククイ学級の教室 放課後
サトシ「ヨウ? 今日こそはククイ博士ん家に泊まるんだろ。」
ピカチュウ「ぴかちゅう!」
ヨウ「うん、そのつもり。 ちょっとスクール内を色々観させてもらった後、行くよ」
サトシ「へへへー!楽しみだぜー! んじゃあ俺、先に戻ってんね!」たたっ
アニポケリーリエ「? あれ?ヨウ? ひょっとして泊まるところが無かったのですか?」
ヨウ「ああ、うん。実は。だから昨日はすごく助かっちゃった」にこ
ロトム図鑑「ククイ博士には申し訳ないケド、正直今日もリーリエのおっきい家に泊まりたいロ!」
アニポケリーリエ「ふふふ!…。ロトム、本当に泊まっていきますか?…。」
ロトム図鑑「冗談ロトよ~。…リーリエは本当良い子ロト~!」
ヨウ(……?)
ロトム図鑑「ヨウ? そろそろ行くロ! …リーリエ、アローラ!また明日ロト!」
アニポケリーリエ「……ええ!アローラ! …また明日!…。」にこっ
ヨウ(……。)
ロトム図鑑「どうしたロ? ヨウ? 早く行こうロ!」
ヨウ「…リーリエ?」
サトシ「ヨウ? 今日こそはククイ博士ん家に泊まるんだろ。」
ピカチュウ「ぴかちゅう!」
ヨウ「うん、そのつもり。 ちょっとスクール内を色々観させてもらった後、行くよ」
サトシ「へへへー!楽しみだぜー! んじゃあ俺、先に戻ってんね!」たたっ
アニポケリーリエ「? あれ?ヨウ? ひょっとして泊まるところが無かったのですか?」
ヨウ「ああ、うん。実は。だから昨日はすごく助かっちゃった」にこ
ロトム図鑑「ククイ博士には申し訳ないケド、正直今日もリーリエのおっきい家に泊まりたいロ!」
アニポケリーリエ「ふふふ!…。ロトム、本当に泊まっていきますか?…。」
ロトム図鑑「冗談ロトよ~。…リーリエは本当良い子ロト~!」
ヨウ(……?)
ロトム図鑑「ヨウ? そろそろ行くロ! …リーリエ、アローラ!また明日ロト!」
アニポケリーリエ「……ええ!アローラ! …また明日!…。」にこっ
ヨウ(……。)
ロトム図鑑「どうしたロ? ヨウ? 早く行こうロ!」
ヨウ「…リーリエ?」
101: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:06:46.90 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「…はい?」
ヨウ「…えっと、その…、リーリエ…? …何か、あった?」
アニポケリーリエ「…あ…、や、休み時間の時は …その、ご心配をお掛けしました…///」
ヨウ「あ、ううん。そうじゃなくて…。 …リーリエ、今…、何か困ってるんじゃない?」
アニポケリーリエ「え? ……べ…、別に、何にもありませんけど…っ?」
ロトム図鑑「?? …何言ってるロ?ヨウ?」
ヨウ「……。 ………本当に?」
アニポケリーリエ「………」
アニポケリーリエ「………」
アニポケリーリエ「た、……大したことではないのですが…、先程、家から連絡があって…、
今日の午後から夜勤してもらうはずのお手伝いさんが、昨日の雨で体調を崩されてしまったらしく…、
わたくし、無理をさせてはいけないと思って、
そのお手伝いさんには本日お休みしてもらうことにしたんです。
……いつもなら夜勤の人が居なくとも、大抵ジェイムズがいるからそれで構わなかったのですが…」
ヨウ「…今日は、ジェイムズさんも休みにしてしまったんだった…」
アニポケリーリエ「……はい…。元々、あの屋敷は最小限の人員で管理していて…」
ロトム図鑑「…ということは、リーリエ……、今日あのデカい家に一人ってロと…?」
ヨウ「…えっと、その…、リーリエ…? …何か、あった?」
アニポケリーリエ「…あ…、や、休み時間の時は …その、ご心配をお掛けしました…///」
ヨウ「あ、ううん。そうじゃなくて…。 …リーリエ、今…、何か困ってるんじゃない?」
アニポケリーリエ「え? ……べ…、別に、何にもありませんけど…っ?」
ロトム図鑑「?? …何言ってるロ?ヨウ?」
ヨウ「……。 ………本当に?」
アニポケリーリエ「………」
アニポケリーリエ「………」
アニポケリーリエ「た、……大したことではないのですが…、先程、家から連絡があって…、
今日の午後から夜勤してもらうはずのお手伝いさんが、昨日の雨で体調を崩されてしまったらしく…、
わたくし、無理をさせてはいけないと思って、
そのお手伝いさんには本日お休みしてもらうことにしたんです。
……いつもなら夜勤の人が居なくとも、大抵ジェイムズがいるからそれで構わなかったのですが…」
ヨウ「…今日は、ジェイムズさんも休みにしてしまったんだった…」
アニポケリーリエ「……はい…。元々、あの屋敷は最小限の人員で管理していて…」
ロトム図鑑「…ということは、リーリエ……、今日あのデカい家に一人ってロと…?」
102: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:07:41.38 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「…ご、ご心配なさらず…! 確かに、一人きりなんてことは初めてですが…。
論理的な結論として、いい勉強です…。 そもそも別に怖くはありません…」
ロトム図鑑「…昨日、夜遅くまで話したとき、リーリエ言ってたロ。
先日、サトシがリーリエの家に遊びに来た時、部屋に野生のヤトウモリが入ってきて凄く怖かったって。
あんなのは懲り懲りだって。 ……多分大丈夫じゃないロ?」
アニポケリーリエ「……うっ…、だ、大丈夫ですってば。 わ、わたくしは負けません…」
ヨウ「……ふ、」
ヨウ「……ふふ…っ」
アニポケリーリエ「? ………ヨ、ヨウ…?」
ヨウ「…こんなことで強がらなくたっていいのに。 無理される方が却って心配するよ…! ふふふっ」
アニポケリーリエ「! …わ…、笑う事ないじゃないですか…! ///」
ヨウ「ふふ…っ! 大したことじゃなくて良かった…。…もう早く言えばいいのに…。 …くくっ…!」
アニポケリーリエ「も、もう…っ!/// 笑いすぎですよ…! …よ、ヨウったら…いじわるです…!///」
ヨウ「…………」
ヨウ「……リーリエ? …もう一回聞くけれど、…本当に大丈夫?」
論理的な結論として、いい勉強です…。 そもそも別に怖くはありません…」
ロトム図鑑「…昨日、夜遅くまで話したとき、リーリエ言ってたロ。
先日、サトシがリーリエの家に遊びに来た時、部屋に野生のヤトウモリが入ってきて凄く怖かったって。
あんなのは懲り懲りだって。 ……多分大丈夫じゃないロ?」
アニポケリーリエ「……うっ…、だ、大丈夫ですってば。 わ、わたくしは負けません…」
ヨウ「……ふ、」
ヨウ「……ふふ…っ」
アニポケリーリエ「? ………ヨ、ヨウ…?」
ヨウ「…こんなことで強がらなくたっていいのに。 無理される方が却って心配するよ…! ふふふっ」
アニポケリーリエ「! …わ…、笑う事ないじゃないですか…! ///」
ヨウ「ふふ…っ! 大したことじゃなくて良かった…。…もう早く言えばいいのに…。 …くくっ…!」
アニポケリーリエ「も、もう…っ!/// 笑いすぎですよ…! …よ、ヨウったら…いじわるです…!///」
ヨウ「…………」
ヨウ「……リーリエ? …もう一回聞くけれど、…本当に大丈夫?」
103: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:08:27.11 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「…………」
アニポケリーリエ「……。 …ほ、本当は怖いです。とっても。 ……一人でなんか居たくありません…。
……。…だから…、………ふふっ! …ヨウ、わたくしを助けてくれますか?」
ヨウ「もちろん! ゼンリョクを尽くすよ!」にこっ
アニポケリーリエ(………ああ……、ずるい、です…。 こんなの…//////)
ロトム図鑑「…それにしてもよく気付いたロトね? ヨウ?」
アニポケリーリエ「…………」
アニポケリーリエ「……それは…確かに…。
…ヨウってまるで、わたくしが困ってるといつでも助けに来てくれるみたい…」ウレシイ
ロトム図鑑「…おそらくヨウはリーリエのこと、いつもよく見てるからロ…。リーリエマニアだロ…!」
アニポケリーリエ「…え、そ、そうなのですか…!?!?////」
ヨウ「…こ、こら。誤解を招くようなこというなよ…///
そんなことより、これからどうするか考えないと…!」
サトシ「んなのカンタンじゃん。リーリエもククイ博士んちに泊まりに来ればよくない?」
ピカチュウ「ぴかちゅ」
サトシ以外「「「サトシ!?」」」
サトシ「…忘れ物して戻ってきちゃった…。へへへ」
アニポケリーリエ「……。 …ほ、本当は怖いです。とっても。 ……一人でなんか居たくありません…。
……。…だから…、………ふふっ! …ヨウ、わたくしを助けてくれますか?」
ヨウ「もちろん! ゼンリョクを尽くすよ!」にこっ
アニポケリーリエ(………ああ……、ずるい、です…。 こんなの…//////)
ロトム図鑑「…それにしてもよく気付いたロトね? ヨウ?」
アニポケリーリエ「…………」
アニポケリーリエ「……それは…確かに…。
…ヨウってまるで、わたくしが困ってるといつでも助けに来てくれるみたい…」ウレシイ
ロトム図鑑「…おそらくヨウはリーリエのこと、いつもよく見てるからロ…。リーリエマニアだロ…!」
アニポケリーリエ「…え、そ、そうなのですか…!?!?////」
ヨウ「…こ、こら。誤解を招くようなこというなよ…///
そんなことより、これからどうするか考えないと…!」
サトシ「んなのカンタンじゃん。リーリエもククイ博士んちに泊まりに来ればよくない?」
ピカチュウ「ぴかちゅ」
サトシ以外「「「サトシ!?」」」
サトシ「…忘れ物して戻ってきちゃった…。へへへ」
104: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:09:01.38 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「……ああでも、ククイ博士の家っていうのは良い考えかも。 …どうかな?リーリエ?」
アニポケリーリエ「……ごめんなさい。勝手に家を空けて外泊するのは、できればちょっと…」
ロトム図鑑「なら、逆転の発想ロト! ボク達がリーリエの家にお泊りしに行くロト!」
ヨウ「…厚かましいぞという問題はこの際さて置いたとしても、
男の子だけで女の子の家に泊りに行くのはどうかと思うな…」
アニポケマオ「なら、私も参加する!どうかなぁ?リーリエ?」
アニポケマオ以外「「「「マオ!?」」」」
アニポケマオ「私も忘れ物で戻ってきちゃったりして…! えへへ…!」
アニポケリーリエ「……ごめんなさい。勝手に家を空けて外泊するのは、できればちょっと…」
ロトム図鑑「なら、逆転の発想ロト! ボク達がリーリエの家にお泊りしに行くロト!」
ヨウ「…厚かましいぞという問題はこの際さて置いたとしても、
男の子だけで女の子の家に泊りに行くのはどうかと思うな…」
アニポケマオ「なら、私も参加する!どうかなぁ?リーリエ?」
アニポケマオ以外「「「「マオ!?」」」」
アニポケマオ「私も忘れ物で戻ってきちゃったりして…! えへへ…!」
105: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:09:46.99 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「……!」
アニポケリーリエ「…わ、わたくしはその、やりたいかもです…! お泊り会…!」どきどき
サトシ「んじゃあ、いっそのことククイ学級のみーんな、誘おうぜ!!超楽しそう!!
俺、みんなに声かけてくるから! …あ、もちろんヨウも来るんだよな?」きらきら
ヨウ「あ、えっと…、僕は…
アニポケリーリエ「ヨ、ヨウは来ないのですかっ!!?」がば
ヨウ「(…そんなこの世の終わりみたいな顔しなくても…)
いや、スクールでちょっと調べものした後で行かせてもらおうかなと言おうとしただけ!
…僕も行っても大丈夫?リーリエ?」にこ
アニポケリーリエ「当たり前じゃないですか…っ! お待ちしてます…!」ぱあっ
アニポケマオ(リーリエに元気が戻ってみたいで、とりあえず良かった…)くすくす!
アニポケマオ「…素敵なアイディアだね!サトシ!
サプライズができなかった分、ヨウの歓迎会も兼ねるということで!!」
―――――
―――
―
アニポケリーリエ「…わ、わたくしはその、やりたいかもです…! お泊り会…!」どきどき
サトシ「んじゃあ、いっそのことククイ学級のみーんな、誘おうぜ!!超楽しそう!!
俺、みんなに声かけてくるから! …あ、もちろんヨウも来るんだよな?」きらきら
ヨウ「あ、えっと…、僕は…
アニポケリーリエ「ヨ、ヨウは来ないのですかっ!!?」がば
ヨウ「(…そんなこの世の終わりみたいな顔しなくても…)
いや、スクールでちょっと調べものした後で行かせてもらおうかなと言おうとしただけ!
…僕も行っても大丈夫?リーリエ?」にこ
アニポケリーリエ「当たり前じゃないですか…っ! お待ちしてます…!」ぱあっ
アニポケマオ(リーリエに元気が戻ってみたいで、とりあえず良かった…)くすくす!
アニポケマオ「…素敵なアイディアだね!サトシ!
サプライズができなかった分、ヨウの歓迎会も兼ねるということで!!」
―――――
―――
―
106: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:10:37.14 ID:QgB+6NfI0
―――リーリエ宅のお屋敷内
アニポケリーリエ「みんな! 本日はお集まりありがとうございます!
うちの敷地なら近所迷惑なんかなりませんから、
どうぞ存分に大声で騒いでいただいて結構ですっ!」きゃっきゃっ!
アニポケスイレン「て、てんしょんたかっ…!!」
アニポケマーマネ「休み時間のは何だったのさ…。まー、元気になったなら良かったけど!」
アニポケリーリエ「実は前からこういう事、一度はやってみたくて、憧れたんです…!」むふー!
サトシ「…こういう大人のいない雰囲気、俺にとっては久しぶりって感じ!
ほら俺、ちょっと前まで、仲間たちと野宿したりしながら旅する毎日だったから」
ピカチュウ「ぴーか」タシカニ
アニポケカキ「……サトシのこれまでの詳しい経歴がたまに知りたくなるんだが。 俺は…」
アニポケマオ「それしても、カキまで参加できて本当に良かったよ! 配達、大丈夫?」
アニポケカキ「ああ。折角だし明日はいいって、親がな。 …まぁこんな機会、中々無いだろうしな」
ヨウ「お泊り会やるのってやっぱり珍しいんだ?」
アニポケカキ「そういう意味じゃ無いさ。ヨウがいるってことが、凄く貴重だろ?」
ヨウ「あ…! …ありがとう…!」
アニポケリーリエ「みんな! 本日はお集まりありがとうございます!
うちの敷地なら近所迷惑なんかなりませんから、
どうぞ存分に大声で騒いでいただいて結構ですっ!」きゃっきゃっ!
アニポケスイレン「て、てんしょんたかっ…!!」
アニポケマーマネ「休み時間のは何だったのさ…。まー、元気になったなら良かったけど!」
アニポケリーリエ「実は前からこういう事、一度はやってみたくて、憧れたんです…!」むふー!
サトシ「…こういう大人のいない雰囲気、俺にとっては久しぶりって感じ!
ほら俺、ちょっと前まで、仲間たちと野宿したりしながら旅する毎日だったから」
ピカチュウ「ぴーか」タシカニ
アニポケカキ「……サトシのこれまでの詳しい経歴がたまに知りたくなるんだが。 俺は…」
アニポケマオ「それしても、カキまで参加できて本当に良かったよ! 配達、大丈夫?」
アニポケカキ「ああ。折角だし明日はいいって、親がな。 …まぁこんな機会、中々無いだろうしな」
ヨウ「お泊り会やるのってやっぱり珍しいんだ?」
アニポケカキ「そういう意味じゃ無いさ。ヨウがいるってことが、凄く貴重だろ?」
ヨウ「あ…! …ありがとう…!」
107: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:11:10.13 ID:QgB+6NfI0
アニポケカキ「…まぁ、一つ懸念があるとすれば、
俺が居ない間に、妹に何かあったらどうすればいいんだということぐらいか…。
…い、いかん!想像したら心配になってきた…! リーリエ、電話を貸してくれ…!!」
ヨウ「え? カキ、妹居たの? ……知らなかったな」
アニポケカキ「…。 …そりゃあそうだろ。ヨウにはまだ教えてなかったんだから。
…ホシっていうんだ。言っとくが! …滅茶! 苦茶! 可愛いからなぁッ!!」
アニポケスイレン「あ、ちなみにわたしにもいもうとがいるんだよ」ハイ
ヨウ「ホウとスイっていう双子の妹でしょう。それは知ってる」
アニポケスイレン「…………いや、ぎゃくになんで、しってるのかな…!?」
俺が居ない間に、妹に何かあったらどうすればいいんだということぐらいか…。
…い、いかん!想像したら心配になってきた…! リーリエ、電話を貸してくれ…!!」
ヨウ「え? カキ、妹居たの? ……知らなかったな」
アニポケカキ「…。 …そりゃあそうだろ。ヨウにはまだ教えてなかったんだから。
…ホシっていうんだ。言っとくが! …滅茶! 苦茶! 可愛いからなぁッ!!」
アニポケスイレン「あ、ちなみにわたしにもいもうとがいるんだよ」ハイ
ヨウ「ホウとスイっていう双子の妹でしょう。それは知ってる」
アニポケスイレン「…………いや、ぎゃくになんで、しってるのかな…!?」
108: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:12:05.05 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「あ。 そういえばそうでした!(ぽん)
お風呂を沸かしてありますから、マオかスイレン、よろしければ入ってきてください」
アニポケマオ「ありがとー、リーリエ。 どっち先に入ろっか、スイレン?
……あ! 良いこと考えちゃったよー!
時間勿体ないし、折角だから、リーリエも一緒に、三人でお風呂入っちゃおっか?」にか!
アニポケスイレン「いいね!たのしそう!! どう?リーリエ?」わくわく!
アニポケリーリエ「うー/// それは、ちょっと…恥ずかしいです……、けど…
こんな機会は…そうそう無いですし…、 うん…。わかりました…!/// ………。
…じゃあ、わたくしたちはちょっと行ってきますね。 みんなは適当におくつろぎ下さい…」
アニポケカキ「……ああ」
アニポケマーマネ「……うん」
ヨウ「……いってらっしゃい」
サトシ「おう! あ、リーリエ?この○ンテンドースイッチ、やらせてもらっていい?」
アニポケリーリエ「ええ。もちろん良いですよ、サトシ。 …マオ、スイレン。待ってください。今、行きます。」
アニポケスイレン「リーリエのいえのおふろ、すっごくおっきそう! …およげるかな!」きゃっきゃっ!
アニポケマオ「こらこらもー!スイレンったら! …リーリエ!背中流し合っこしようよっ!」きゃっきゃっ!
アニポケリーリエ「…そういうのは恥ずかしいですってばぁ…!/// …うふふっ!///」きゃっきゃっ!
……………………。
アニポケカキ「…。」
アニポケマーマネ「…。」
ヨウ「…。」
お風呂を沸かしてありますから、マオかスイレン、よろしければ入ってきてください」
アニポケマオ「ありがとー、リーリエ。 どっち先に入ろっか、スイレン?
……あ! 良いこと考えちゃったよー!
時間勿体ないし、折角だから、リーリエも一緒に、三人でお風呂入っちゃおっか?」にか!
アニポケスイレン「いいね!たのしそう!! どう?リーリエ?」わくわく!
アニポケリーリエ「うー/// それは、ちょっと…恥ずかしいです……、けど…
こんな機会は…そうそう無いですし…、 うん…。わかりました…!/// ………。
…じゃあ、わたくしたちはちょっと行ってきますね。 みんなは適当におくつろぎ下さい…」
アニポケカキ「……ああ」
アニポケマーマネ「……うん」
ヨウ「……いってらっしゃい」
サトシ「おう! あ、リーリエ?この○ンテンドースイッチ、やらせてもらっていい?」
アニポケリーリエ「ええ。もちろん良いですよ、サトシ。 …マオ、スイレン。待ってください。今、行きます。」
アニポケスイレン「リーリエのいえのおふろ、すっごくおっきそう! …およげるかな!」きゃっきゃっ!
アニポケマオ「こらこらもー!スイレンったら! …リーリエ!背中流し合っこしようよっ!」きゃっきゃっ!
アニポケリーリエ「…そういうのは恥ずかしいですってばぁ…!/// …うふふっ!///」きゃっきゃっ!
……………………。
アニポケカキ「…。」
アニポケマーマネ「…。」
ヨウ「…。」
109: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:12:36.74 ID:QgB+6NfI0
アニポケカキ「…なんと、いうのか…」
アニポケマーマネ「……」
ヨウ「……」
アニポケカキ「適切な表現かは…、わからないが、」
アニポケマーマネ「……」
ヨウ「……」
アニポケカキ「…何か、こう…空気が、…いたたまれない…っていうか…」
ヨウ「わかるよ」
アニポケマーマネ「…ま、まーね。 ……。 女子たち…、ちょっと…あれはデリカシーにかけていると思う…」
サトシ「…え? なんで?どういう意味?
んなことよりさぁ!! みんなで○リオカートやろうぜぇっ!」きゃっきゃっ!
ヨウ「…サトシはすごいな」
アニポケマーマネ「…こうなりたいとは…、何でかまったく思わないけど…」
アニポケカキ「…ああ」
アニポケマーマネ「……」
ヨウ「……」
アニポケカキ「適切な表現かは…、わからないが、」
アニポケマーマネ「……」
ヨウ「……」
アニポケカキ「…何か、こう…空気が、…いたたまれない…っていうか…」
ヨウ「わかるよ」
アニポケマーマネ「…ま、まーね。 ……。 女子たち…、ちょっと…あれはデリカシーにかけていると思う…」
サトシ「…え? なんで?どういう意味?
んなことよりさぁ!! みんなで○リオカートやろうぜぇっ!」きゃっきゃっ!
ヨウ「…サトシはすごいな」
アニポケマーマネ「…こうなりたいとは…、何でかまったく思わないけど…」
アニポケカキ「…ああ」
110: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:13:12.34 ID:QgB+6NfI0
――――――
アニポケマオ「今晩の料理は、みなさんにもお手伝いしてもらいながら、
私が腕を振るわせていただきましたー! ご協力ありがとぉー!」
アママイコ「あっまーい♪」
アニポケスイレン「おいしそう!」
アニポケリーリエ「そうですね! …この前の試食会のシチューも美味しかったです!」
サトシ「10万ボルトシチューは勘弁だったけどな!」にか
アニポケマオ「たはは…! 今日の料理の味は自信をもって保障するから安心してちょうだい!」
アニポケマーマネ「ねぇ、はやく食べようよぉー!」
アニポケカキ「ああ! 腹が減った!」
ヨウ「…!(…マ、マオの…料理かー…!)」びくびく
アニポケマオ「今晩の料理は、みなさんにもお手伝いしてもらいながら、
私が腕を振るわせていただきましたー! ご協力ありがとぉー!」
アママイコ「あっまーい♪」
アニポケスイレン「おいしそう!」
アニポケリーリエ「そうですね! …この前の試食会のシチューも美味しかったです!」
サトシ「10万ボルトシチューは勘弁だったけどな!」にか
アニポケマオ「たはは…! 今日の料理の味は自信をもって保障するから安心してちょうだい!」
アニポケマーマネ「ねぇ、はやく食べようよぉー!」
アニポケカキ「ああ! 腹が減った!」
ヨウ「…!(…マ、マオの…料理かー…!)」びくびく
111: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:13:43.25 ID:QgB+6NfI0
―――ヨウの回想・アーカラ島 シェードジャングル
マオ『…あれ?ラランテス、料理を残してる? ほら!カキもスイレンも食べて食べて!』にかっ
カキ『それでは……』仏頂面…
スイレン『ペロッ!っと』にこっ!
ヨウ『……。』
ぱくぱくもぐもぐ
スイレン『“きちょうなホネ”のフレーバーが口の中、広がって……』
カキ『ほっぺが蕩けるだけでなく、舌が痺れ、痺れて……?』
カキ『うっ……!』
スイレン『こっ、これは……!?』
ヨウ『……!?』
カキ&スイレン『『みっ、水ッッッーーーー!!!』』
ヨウ『…ひっ!!』
マオ『? ええっ!どうしたの、みんなっ!ちょっと待ってよー!』
―――ヨウの回想終了
ヨウ「……………!」
マオ『…あれ?ラランテス、料理を残してる? ほら!カキもスイレンも食べて食べて!』にかっ
カキ『それでは……』仏頂面…
スイレン『ペロッ!っと』にこっ!
ヨウ『……。』
ぱくぱくもぐもぐ
スイレン『“きちょうなホネ”のフレーバーが口の中、広がって……』
カキ『ほっぺが蕩けるだけでなく、舌が痺れ、痺れて……?』
カキ『うっ……!』
スイレン『こっ、これは……!?』
ヨウ『……!?』
カキ&スイレン『『みっ、水ッッッーーーー!!!』』
ヨウ『…ひっ!!』
マオ『? ええっ!どうしたの、みんなっ!ちょっと待ってよー!』
―――ヨウの回想終了
ヨウ「……………!」
112: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:14:13.06 ID:QgB+6NfI0
いっただきまーす!!
ヨウ「……はっ!」
ガツガツ!むしゃむしゃ!ガツガツ! ガツガツ!むしゃむしゃ!ガツガツ!
ガツガツ!むしゃむしゃ!ガツガツ! ガツガツ!むしゃむしゃ!ガツガツ!
ヨウ(……!!)
アニポケスイレン「おいしー!」
アニポケマーマネ「おかわりー! マオー!」
アニポケカキ「はやっ! 早いぞっマーマネ!」
サトシ「ウマいなー! またレベルアップしたんじゃないのか、マオ!」
アニポケリーリエ「本当、流石ですね…! …わたくしにもお料理、本格的に教えてもらえないかしら?」
アニポケマオ「…んー、何かイメージしてた風味とちょっと違うような…だけど、まーこれはこれでアリかなー」
ヨウ(!? ……みんな、だ、大丈夫なのか…?)
アニポケマオ「? ヨウも食べて食べて! ……ヨウのお口にも合うと嬉しいなっ。にへへ!」
ヨウ「……! ……。 ……うん…、…いたただきます…!」
ぱく
ヨウ「…! ? ……おい、しい…!」
アニポケマオ「…ほんと?良かったー。
…喜んでもらえたなら何より! 料理人冥利に尽きるよぅ! ふふふ!」
ヨウ「……はっ!」
ガツガツ!むしゃむしゃ!ガツガツ! ガツガツ!むしゃむしゃ!ガツガツ!
ガツガツ!むしゃむしゃ!ガツガツ! ガツガツ!むしゃむしゃ!ガツガツ!
ヨウ(……!!)
アニポケスイレン「おいしー!」
アニポケマーマネ「おかわりー! マオー!」
アニポケカキ「はやっ! 早いぞっマーマネ!」
サトシ「ウマいなー! またレベルアップしたんじゃないのか、マオ!」
アニポケリーリエ「本当、流石ですね…! …わたくしにもお料理、本格的に教えてもらえないかしら?」
アニポケマオ「…んー、何かイメージしてた風味とちょっと違うような…だけど、まーこれはこれでアリかなー」
ヨウ(!? ……みんな、だ、大丈夫なのか…?)
アニポケマオ「? ヨウも食べて食べて! ……ヨウのお口にも合うと嬉しいなっ。にへへ!」
ヨウ「……! ……。 ……うん…、…いたただきます…!」
ぱく
ヨウ「…! ? ……おい、しい…!」
アニポケマオ「…ほんと?良かったー。
…喜んでもらえたなら何より! 料理人冥利に尽きるよぅ! ふふふ!」
113: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:15:12.33 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「うん…!おいしい!…その、何か謝りたいくらい…! …凄い!…マオの料理! おいしい!」
アニポケマオ「…え? …、あ…、ヨ、ヨウは何か凄く…大げさだなぁ…?」
ヨウ「だって本当に凄いよ、マオ…!」ぱあっ
アニポケマオ「そ、そんなに、褒めないでってばぁ…わかったから!
…それ以上、褒めちゃだーめ。オーバーすぎだよ? えへへ!///」
ヨウ「感激だ…こんなにマオが凄いなんて…!」ばくばく!
アニポケマオ「だ、だめ、だってばぁ…/////」どきどき
ヨウ「こんなマオの料理なら毎日食べたい…!」
アニポケマオ「……………ふぇ?……///////」まっか
アニポケリーリエ「……………マオ?」きょとん
アニポケマオ「…はっ!」びくっ
アニポケリーリエ「………………」
アニポケリーリエ「……マ、マオ…? ……ま…、…まままま、ま…さか…!?」あわわわ…
アニポケマオ「…あ、いや! 違うの! 違うよ…!////」あせあせっ!
アニポケカキ「カ キ で す !
揉め事は良くない…。 さぁ、俺のダンスでも見て、気を静めるが良いぞ…!」ピヨピヨ
アニポケマオ「…え? …、あ…、ヨ、ヨウは何か凄く…大げさだなぁ…?」
ヨウ「だって本当に凄いよ、マオ…!」ぱあっ
アニポケマオ「そ、そんなに、褒めないでってばぁ…わかったから!
…それ以上、褒めちゃだーめ。オーバーすぎだよ? えへへ!///」
ヨウ「感激だ…こんなにマオが凄いなんて…!」ばくばく!
アニポケマオ「だ、だめ、だってばぁ…/////」どきどき
ヨウ「こんなマオの料理なら毎日食べたい…!」
アニポケマオ「……………ふぇ?……///////」まっか
アニポケリーリエ「……………マオ?」きょとん
アニポケマオ「…はっ!」びくっ
アニポケリーリエ「………………」
アニポケリーリエ「……マ、マオ…? ……ま…、…まままま、ま…さか…!?」あわわわ…
アニポケマオ「…あ、いや! 違うの! 違うよ…!////」あせあせっ!
アニポケカキ「カ キ で す !
揉め事は良くない…。 さぁ、俺のダンスでも見て、気を静めるが良いぞ…!」ピヨピヨ
114: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:16:30.79 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「………?」
アニポケマオ「………?」
アニポケカキ「……………………………………!!!(くるくるくる!)」ピヨピヨ
ヨウ「………………。」
アニポケマオ「………………。」
アニポケカキ「……………………………………!!!(ぐるぐるぐる!)」ピヨピヨ
ヨウ「……? カキの様子が…おかしい…? どうしたんだろう…?」
アニポケマオ「…何かファイヤーダンスを踊ってるね…! …黙々と…! 怖い!」
ヨウ「…………これはまるで…正気を失ってしまっているような…?」
アニポケマオ「…はっ!? ま、まさか、ひょっとして…、私がさっきの料理の隠し味に入れた
“フィラのみ”“ウイのみ”“マゴのみ”“バンジのみ”“イアのみ”が中っちゃったー、とか…!」
ヨウ「そ、それって、ぜ、全部“こんらん”作用のあるきのみじゃないか…! …なんでそんなものが…」
アニポケマオ「……あー、いや、でも、隠し味の調味料として目分量入れただけのはずだよ…?
落ち着いて考えてみれば………、混乱作用なんて引きおこすはず、無いと思うんだけどな…!?
………………………えっと、これの投入を担当してもらったのは…、確かサトシだ…。
…ね! サトシ? 目分量に、ちょっこっと…、入れただけだよね?」
サトシ「ああ!メブンリョウだろ! だから、めぇいっぱい入れてやったぜぇ!!」
ヨウ&アニポケマオ「「えええええええぇ…!!?」」
アニポケマオ「………?」
アニポケカキ「……………………………………!!!(くるくるくる!)」ピヨピヨ
ヨウ「………………。」
アニポケマオ「………………。」
アニポケカキ「……………………………………!!!(ぐるぐるぐる!)」ピヨピヨ
ヨウ「……? カキの様子が…おかしい…? どうしたんだろう…?」
アニポケマオ「…何かファイヤーダンスを踊ってるね…! …黙々と…! 怖い!」
ヨウ「…………これはまるで…正気を失ってしまっているような…?」
アニポケマオ「…はっ!? ま、まさか、ひょっとして…、私がさっきの料理の隠し味に入れた
“フィラのみ”“ウイのみ”“マゴのみ”“バンジのみ”“イアのみ”が中っちゃったー、とか…!」
ヨウ「そ、それって、ぜ、全部“こんらん”作用のあるきのみじゃないか…! …なんでそんなものが…」
アニポケマオ「……あー、いや、でも、隠し味の調味料として目分量入れただけのはずだよ…?
落ち着いて考えてみれば………、混乱作用なんて引きおこすはず、無いと思うんだけどな…!?
………………………えっと、これの投入を担当してもらったのは…、確かサトシだ…。
…ね! サトシ? 目分量に、ちょっこっと…、入れただけだよね?」
サトシ「ああ!メブンリョウだろ! だから、めぇいっぱい入れてやったぜぇ!!」
ヨウ&アニポケマオ「「えええええええぇ…!!?」」
115: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:17:20.19 ID:QgB+6NfI0
サトシ「ん? なんか悪いことしちゃった? …昔の旅の仲間達にもさー、
料理作ってる時はよく、『サトシは何もしなくて良い…』とか『手伝わなくて大丈夫だからね!』とか
『サトシは座っててくださいっ』って言われてた。 懐かしいなー! へへへ…!」てへっ
アニポケマオ「…ば、ばかぁーっ…! じゃあ絶対、それのせいだよー!!」
ヨウ(そんな危険な食材をサトシに任せたマオにも問題があったのでは、と思ったのは黙っておこう…)
くら…
ヨウ「う…! まずい…、ぼ、僕にも効果が回ってきたかも知れない…。
なんかあたまがくらくらする…。 …………マオは大丈夫…?」
アニポケマオ「うん!大丈夫っす!! 私には全然効いてないでっす!」ピヨピヨ
ヨウ「…………」
ヨウ「…………マ、マオ…?」
アニポケマオ「…アレ? おかしいな?やっぱ、ダメかもしれないでっす…! ふふふふふ…!」ピヨピヨ
ヨウ「…………!」
ヨウ「…はっ!! ………ス、スイレン、マーマネは!?」バッ
料理作ってる時はよく、『サトシは何もしなくて良い…』とか『手伝わなくて大丈夫だからね!』とか
『サトシは座っててくださいっ』って言われてた。 懐かしいなー! へへへ…!」てへっ
アニポケマオ「…ば、ばかぁーっ…! じゃあ絶対、それのせいだよー!!」
ヨウ(そんな危険な食材をサトシに任せたマオにも問題があったのでは、と思ったのは黙っておこう…)
くら…
ヨウ「う…! まずい…、ぼ、僕にも効果が回ってきたかも知れない…。
なんかあたまがくらくらする…。 …………マオは大丈夫…?」
アニポケマオ「うん!大丈夫っす!! 私には全然効いてないでっす!」ピヨピヨ
ヨウ「…………」
ヨウ「…………マ、マオ…?」
アニポケマオ「…アレ? おかしいな?やっぱ、ダメかもしれないでっす…! ふふふふふ…!」ピヨピヨ
ヨウ「…………!」
ヨウ「…はっ!! ………ス、スイレン、マーマネは!?」バッ
116: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:18:10.99 ID:QgB+6NfI0
アニポケスイレン「大丈夫です!釣りをなさりたい気持ち…スイレンにはよーく解ります!」ピヨピヨ
アニポケマーマネ「大丈夫。マーマネは強いコだから……」ピヨピヨ
ヨウ「……」
ヨウ(…大丈夫じゃ…、ないな……。 …た、大変なことになってしまった。
………うーん、しかし、…今のみんなの方が何故か、既視感があるな………)
ヨウ「…! そ、そうだ……サトシは?」バッ
サトシ「すっげぇ気分いいぜぇぇっ! もう、俺!歌でも歌っちゃうから!! ~♪ 」ピヨピヨ
ヨウ(……あー、サトシもかー…。 …それしてもサトシ…、歌上手いんだなぁーー…)
ヨウ(……おくちあんぐり…)ピヨピヨ
ヨウ(……………………ッ!)
ヨウ(………ま、まずいッ……! ぼ、僕自身もなんかおかしくなってきたかも……!?)
ヨウ「……ロ…、ロトム…。 悪いけどみんなが大変なんだ…。協力して…!
ロトム図鑑「ぐぉぉ、むにゅむにゅ…」ZZZ
ピカチュウ「ちゅうちゅう」ZZZ
他のみんなの手持ちポケモン達「「「「「ぐーぐー」」」」」ZZZ
ヨウ(ほにゃあ! 寝ておる!)ピヨピヨ
アニポケマーマネ「大丈夫。マーマネは強いコだから……」ピヨピヨ
ヨウ「……」
ヨウ(…大丈夫じゃ…、ないな……。 …た、大変なことになってしまった。
………うーん、しかし、…今のみんなの方が何故か、既視感があるな………)
ヨウ「…! そ、そうだ……サトシは?」バッ
サトシ「すっげぇ気分いいぜぇぇっ! もう、俺!歌でも歌っちゃうから!! ~♪ 」ピヨピヨ
ヨウ(……あー、サトシもかー…。 …それしてもサトシ…、歌上手いんだなぁーー…)
ヨウ(……おくちあんぐり…)ピヨピヨ
ヨウ(……………………ッ!)
ヨウ(………ま、まずいッ……! ぼ、僕自身もなんかおかしくなってきたかも……!?)
ヨウ「……ロ…、ロトム…。 悪いけどみんなが大変なんだ…。協力して…!
ロトム図鑑「ぐぉぉ、むにゅむにゅ…」ZZZ
ピカチュウ「ちゅうちゅう」ZZZ
他のみんなの手持ちポケモン達「「「「「ぐーぐー」」」」」ZZZ
ヨウ(ほにゃあ! 寝ておる!)ピヨピヨ
117: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:19:03.75 ID:QgB+6NfI0
ヨウ(……い、いや、待てよ…。 “ねむり”の上書きで“こんらん”状態時の行動自体を封じる…。
こ…、これだ。今はこれしかない…。 しかし…、ぼ、僕も意識が持ちそうもない…。急、がなきゃ…、)
ヨウ(………!!)
アニポケリーリエ「……///」じとー
ヨウ「…リ」
ヨウ「……リーリ、エ…!?」たじっ
アニポケリーリエ「……///」てくてく
ヨウ「…?」
アニポケリーリエ「…///」ぎゅ!
ヨウ「…!!」
アニポケリーリエ「~~//////」ぎゅ~
ヨウ「……!!(…あわわ!予感はしてたけどやっぱりリーリエも混乱してる!///)」
こ…、これだ。今はこれしかない…。 しかし…、ぼ、僕も意識が持ちそうもない…。急、がなきゃ…、)
ヨウ(………!!)
アニポケリーリエ「……///」じとー
ヨウ「…リ」
ヨウ「……リーリ、エ…!?」たじっ
アニポケリーリエ「……///」てくてく
ヨウ「…?」
アニポケリーリエ「…///」ぎゅ!
ヨウ「…!!」
アニポケリーリエ「~~//////」ぎゅ~
ヨウ「……!!(…あわわ!予感はしてたけどやっぱりリーリエも混乱してる!///)」
118: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:20:07.23 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…リ、リーリエ…あの、どうしたの…、かな…?」
アニポケリーリエ「……ヨウにお話ししなければならないことがあると思って近づいたら、
なぜか…こうなってしまいました…」ぎゅ
ヨウ「へぇ、な、なるほど…。 …って、あの、リーリエ?
…その、そんなにくっ付かれると、ちょっと、僕、動けない…かな…?」
アニポケリーリエ「しりません。わたくしだって動けませんからおそろいです。論理的な結論としてなかよしです。
それとも、その…、ヨウは…スイレンやマオとお話しするほうが楽しいですか?
もしそうならつらいです。くるしいです。もうどうしていいかわかりません……///」ぎゅう…
ヨウ「(だ、誰か助けてっ…!もうどうしていいかわかんないよ!)
……僕は…リーリエのソファベッドで…眠りたい…、違うそうじゃない、みんなを眠らせなきゃいけない。
だからお願い…。ちょっと離してほしい。 …リーリエ…はきっと今、正気を失ってるんだ…」ピヨピヨ
アニポケリーリエ「……、わたくしは正気です…」ぷくー
ヨウ「わがまま言わないで? 良い子だから…」よしよし
アニポケリーリエ「正気ですもん…!
…そ、それ、より…、あ…///、…あたまをなでないで…ください……!!////////」かあー…っ
ヨウ「…! ご、ごめんごめん……、………う!」ピヨピヨ
アニポケリーリエ「……ヨウにお話ししなければならないことがあると思って近づいたら、
なぜか…こうなってしまいました…」ぎゅ
ヨウ「へぇ、な、なるほど…。 …って、あの、リーリエ?
…その、そんなにくっ付かれると、ちょっと、僕、動けない…かな…?」
アニポケリーリエ「しりません。わたくしだって動けませんからおそろいです。論理的な結論としてなかよしです。
それとも、その…、ヨウは…スイレンやマオとお話しするほうが楽しいですか?
もしそうならつらいです。くるしいです。もうどうしていいかわかりません……///」ぎゅう…
ヨウ「(だ、誰か助けてっ…!もうどうしていいかわかんないよ!)
……僕は…リーリエのソファベッドで…眠りたい…、違うそうじゃない、みんなを眠らせなきゃいけない。
だからお願い…。ちょっと離してほしい。 …リーリエ…はきっと今、正気を失ってるんだ…」ピヨピヨ
アニポケリーリエ「……、わたくしは正気です…」ぷくー
ヨウ「わがまま言わないで? 良い子だから…」よしよし
アニポケリーリエ「正気ですもん…!
…そ、それ、より…、あ…///、…あたまをなでないで…ください……!!////////」かあー…っ
ヨウ「…! ご、ごめんごめん……、………う!」ピヨピヨ
119: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:21:04.91 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「……うう、ううう……」ピヨピヨピヨピヨ…
ヨウ「…………」
アニポケリーリエ「……?」
ヨウ「……」
ヨウ「……『リーリエ』… ? あいたかった、『リーリエ』… でも、どうして… ここに… ??」
アニポケリーリエ「………? どうして、って? こ、ここは…わたくしのお家だから、ですけど…///////」
ヨウ「………………?」
アニポケリーリエ「……?」
ヨウ「…………」
ヨウ「………………!」
ヨウ「………っ!?(意識飛んでた…) …ご!ごめん…! …と、とにかく、話はまた明日、ね…!
……だめ、だ…、やばい…。…なんか僕も、本格的に…混乱が回ってるみたい……」ふらふら
アニポケリーリエ「……む、むぅ…!」ぷくー!
ヨウ「…………」
アニポケリーリエ「……?」
ヨウ「……」
ヨウ「……『リーリエ』… ? あいたかった、『リーリエ』… でも、どうして… ここに… ??」
アニポケリーリエ「………? どうして、って? こ、ここは…わたくしのお家だから、ですけど…///////」
ヨウ「………………?」
アニポケリーリエ「……?」
ヨウ「…………」
ヨウ「………………!」
ヨウ「………っ!?(意識飛んでた…) …ご!ごめん…! …と、とにかく、話はまた明日、ね…!
……だめ、だ…、やばい…。…なんか僕も、本格的に…混乱が回ってるみたい……」ふらふら
アニポケリーリエ「……む、むぅ…!」ぷくー!
120: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:21:32.44 ID:QgB+6NfI0
サトシ「少しずつだけどっぉ!♪」
アニポケリーリエ以外のクラスメイト達「「「「たいぷわいっ!!」」」」
ヨウ「……なにしてやがる みんな。 このまま起きてるとか ない!」ぐらぐら
サトシ「ええー?どうして? こっから良いとこなのにー?」
アニポケカキ「なっ、なんということだ!」
アニポケスイレン「あらまあ」
アニポケマオ「勝負の味も色々だね!!」
アニポケマーマネ「ヨウさん、頑張ってる!」
ヨウ「いいからー はやく ねるのー」はうはう
―――――
―――
―
アニポケリーリエ以外のクラスメイト達「「「「たいぷわいっ!!」」」」
ヨウ「……なにしてやがる みんな。 このまま起きてるとか ない!」ぐらぐら
サトシ「ええー?どうして? こっから良いとこなのにー?」
アニポケカキ「なっ、なんということだ!」
アニポケスイレン「あらまあ」
アニポケマオ「勝負の味も色々だね!!」
アニポケマーマネ「ヨウさん、頑張ってる!」
ヨウ「いいからー はやく ねるのー」はうはう
―――――
―――
―
121: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:22:59.57 ID:QgB+6NfI0
「…ウ!…ヨウ!」
ヨウ「……ううん…」
ロトム図鑑「ヨウ!…ヨウ!起きるロト!もう朝ロト!!今日もスクールに行くんだロ?」
ヨウ「……朝…? もう…?」ぱち
ヨウ(……。……また、夢の中でほしぐもちゃんと会っていた…。
今日がUBとの闘いの準備ができる最後の日…。そして、さらにその明日が決戦日…。
いよいよウツロイドとの再接触まで…近づいてきた…。…頑張らなきゃ)
ヨウ(……でも、……あれ?
夢の中の記憶はあるのに…なんか、…昨日の起きていた記憶が途中から無いぞ…。
料理に入れていたきのみの効果でみんな、混乱してしまって…、サトシが歌を歌い始めて…?
……、それからどうなったっけ? …………?
……………………………ところで…?)
アニポケリーリエ「……すぅすぅ…」
ヨウ「(また一緒に寝てる…!)
リーリエっ…!起きて…!他のみんな、起きてきちゃうよっ…!?(小声)」ゆさゆさ
アニポケリーリエ「……ふにゃ…」
ロトム図鑑「みんなぁーっ!!早く起きるローっ!!スクールに遅刻するロトー!!」ワーワー!
ヨウ「ち、ちょっと待って!!ロトム!!///」
ヨウ「……ううん…」
ロトム図鑑「ヨウ!…ヨウ!起きるロト!もう朝ロト!!今日もスクールに行くんだロ?」
ヨウ「……朝…? もう…?」ぱち
ヨウ(……。……また、夢の中でほしぐもちゃんと会っていた…。
今日がUBとの闘いの準備ができる最後の日…。そして、さらにその明日が決戦日…。
いよいよウツロイドとの再接触まで…近づいてきた…。…頑張らなきゃ)
ヨウ(……でも、……あれ?
夢の中の記憶はあるのに…なんか、…昨日の起きていた記憶が途中から無いぞ…。
料理に入れていたきのみの効果でみんな、混乱してしまって…、サトシが歌を歌い始めて…?
……、それからどうなったっけ? …………?
……………………………ところで…?)
アニポケリーリエ「……すぅすぅ…」
ヨウ「(また一緒に寝てる…!)
リーリエっ…!起きて…!他のみんな、起きてきちゃうよっ…!?(小声)」ゆさゆさ
アニポケリーリエ「……ふにゃ…」
ロトム図鑑「みんなぁーっ!!早く起きるローっ!!スクールに遅刻するロトー!!」ワーワー!
ヨウ「ち、ちょっと待って!!ロトム!!///」
122: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:23:35.89 ID:QgB+6NfI0
――――ポケモンスクールまでの通学路
アニポケスイレン「…なんかきづいたら、あさになってた…」
アニポケカキ「…途中から飯を食い終わった後くらいから何があったか全然覚えてない…」
ヨウ「……僕もそんな感じ…」
アニポケマオ「なんか勿体無い…」
アニポケマーマネ「ま、まーね…」
アニポケリーリエ「どうしてこうなったのです…?」
サトシ「……………………」
サトシ「…ま、まぁ、これはこれで良い思い出になったろ!
ある意味、絶対忘れないよ、こんな思い出! 逆に良かったじゃんっ!!」
サトシ以外「「「「「「良くない!!」」」」」」
アニポケスイレン「…なんかきづいたら、あさになってた…」
アニポケカキ「…途中から飯を食い終わった後くらいから何があったか全然覚えてない…」
ヨウ「……僕もそんな感じ…」
アニポケマオ「なんか勿体無い…」
アニポケマーマネ「ま、まーね…」
アニポケリーリエ「どうしてこうなったのです…?」
サトシ「……………………」
サトシ「…ま、まぁ、これはこれで良い思い出になったろ!
ある意味、絶対忘れないよ、こんな思い出! 逆に良かったじゃんっ!!」
サトシ以外「「「「「「良くない!!」」」」」」
123: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:24:06.40 ID:QgB+6NfI0
アニポケマオ「……くぅー…! みんな! こうなったら、お泊り会、リベンジするしかないね!」
アニポケスイレン「うん!そのとーり!」
アニポケマーマネ「えええ? 普通あんなことあったら、今後は自重も考えない?
…まぁ楽しかったのは確かだけどさー」
アニポケリーリエ「楽しかったなら、またやりましょう! 是非またやりたいです! お泊り会!」
アニポケカキ「いつもはストッパーのリーリエがこれじゃあ、またやるしかなさそうだな」にやり
アニポケリーリエ「ふふふ! だって、楽しかったんだから仕方ありません!」
ヨウ「ふふ」
サトシ「……」
サトシ「……そんときはさ、もちろんヨウもまた一緒だからな?」にか
ピカチュウ「ぴっかちゅう!」
ヨウ「…………。…うん…! ありがとう…」
アニポケスイレン「うん!そのとーり!」
アニポケマーマネ「えええ? 普通あんなことあったら、今後は自重も考えない?
…まぁ楽しかったのは確かだけどさー」
アニポケリーリエ「楽しかったなら、またやりましょう! 是非またやりたいです! お泊り会!」
アニポケカキ「いつもはストッパーのリーリエがこれじゃあ、またやるしかなさそうだな」にやり
アニポケリーリエ「ふふふ! だって、楽しかったんだから仕方ありません!」
ヨウ「ふふ」
サトシ「……」
サトシ「……そんときはさ、もちろんヨウもまた一緒だからな?」にか
ピカチュウ「ぴっかちゅう!」
ヨウ「…………。…うん…! ありがとう…」
124: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:24:47.89 ID:QgB+6NfI0
アニポケスイレン「…あれ?」
アニポケスイレン「…? こうもんのまえにだれかいるね?」
アニポケマーマネ「!? あ、アイツは!?」
ベテラントレーナー「………………」
ヨウ「……」
アニポケカキ「…一昨日のスカル団の用心棒…! まさか仕返しきたのか?」
ヨウ「……」
ヨウ「…みんな、先に行ってて」
アニポケリーリエ「だ、ダメですよ…、…ヨウ。 迂回するか、人を呼ぶか、しましょう?」
ヨウ「大丈夫大丈夫。……ほら? スクール遅れちゃうよ?」にこ
サトシ「……行こうぜ?リーリエ? …ヨウなら心配ないよ」ぐいぐい
アニポケリーリエ「…で、でも…!?」
アニポケスイレン「…? こうもんのまえにだれかいるね?」
アニポケマーマネ「!? あ、アイツは!?」
ベテラントレーナー「………………」
ヨウ「……」
アニポケカキ「…一昨日のスカル団の用心棒…! まさか仕返しきたのか?」
ヨウ「……」
ヨウ「…みんな、先に行ってて」
アニポケリーリエ「だ、ダメですよ…、…ヨウ。 迂回するか、人を呼ぶか、しましょう?」
ヨウ「大丈夫大丈夫。……ほら? スクール遅れちゃうよ?」にこ
サトシ「……行こうぜ?リーリエ? …ヨウなら心配ないよ」ぐいぐい
アニポケリーリエ「…で、でも…!?」
125: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:25:20.70 ID:QgB+6NfI0
アニポケカキ「……おい、ヨウに何かしてみろ。俺たちがただじゃおかなからな」
ベテラントレーナー「……」ちら
すたすたすた…
ヨウ「……」
ベテラントレーナー「……」
ヨウ「……あの? 一昨日の再戦ですか?」
ベテラントレーナー「……。 …一昨日から思ってるが、アンタは全然俺を怖がらんな?」
ヨウ「怖がってますよ?
でも、もっとおっかない人と何度も闘ったことがあるから…。それで少し慣れてしまったのかも」
ベテラントレーナー「……。…もう、スカル団からの仕事を受ける気はない。
あんたとやる理由はもう無い…。残念ながらな」スッ
ヨウ「……?」
ベテラントレーナー「賞金だ。あんたは俺に勝った。あんたには受け取る権利がある」
ヨウ「……。 …どうして?」
ベテラントレーナー「……」ちら
すたすたすた…
ヨウ「……」
ベテラントレーナー「……」
ヨウ「……あの? 一昨日の再戦ですか?」
ベテラントレーナー「……。 …一昨日から思ってるが、アンタは全然俺を怖がらんな?」
ヨウ「怖がってますよ?
でも、もっとおっかない人と何度も闘ったことがあるから…。それで少し慣れてしまったのかも」
ベテラントレーナー「……。…もう、スカル団からの仕事を受ける気はない。
あんたとやる理由はもう無い…。残念ながらな」スッ
ヨウ「……?」
ベテラントレーナー「賞金だ。あんたは俺に勝った。あんたには受け取る権利がある」
ヨウ「……。 …どうして?」
126: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:26:45.58 ID:QgB+6NfI0
ベテラントレーナー「……あの時のバトルは、あんた曰く、ポケモンバトルだったん、だよな…?」
ヨウ「そのとおりです」
ベテラントレーナー「……………」
ヨウ「……わかりました。 賞金、ありがたく頂戴します。対戦ありがとうございました」
ベテラントレーナー「……、…じゃあな。………、 …悪かった…」
ベテラントレーナー「…」スタスタ
ヨウ「………」
ヨウ「あの…」
ベテラントレーナー「…?」
ヨウ「そのとおりです」
ベテラントレーナー「……………」
ヨウ「……わかりました。 賞金、ありがたく頂戴します。対戦ありがとうございました」
ベテラントレーナー「……、…じゃあな。………、 …悪かった…」
ベテラントレーナー「…」スタスタ
ヨウ「………」
ヨウ「あの…」
ベテラントレーナー「…?」
127: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:27:13.73 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「良かったら、今度また勝負しましょう。…スカル団とかは抜きに。
ただのトレーナー同士の試合で。 今度は僕もちゃんと自分の手持ちで闘いますから」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「………つくづくあんたは、ムカつく…、野郎だ…」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「…………」ペコ
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「………」スタスタ
ロトム図鑑「………」
ロトム図鑑「……良かったロトね…。ヨウ…」
ヨウ「…うん。良かった…」
ただのトレーナー同士の試合で。 今度は僕もちゃんと自分の手持ちで闘いますから」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「………つくづくあんたは、ムカつく…、野郎だ…」
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「…………」ペコ
ベテラントレーナー「……………」
ベテラントレーナー「………」スタスタ
ロトム図鑑「………」
ロトム図鑑「……良かったロトね…。ヨウ…」
ヨウ「…うん。良かった…」
128: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:28:13.35 ID:QgB+6NfI0
――――ポケモンスクール・校舎入り口前
アニポケマーマネ「…ヨウ…、ああ言ってたけど、本当に大丈夫かな…」
アニポケマオ「…うーん?」
アニポケリーリエ「…ヨウに何かあったら…、嫌です…。 や、やっぱり戻りましょう!」そわそわ
サトシ「俺は心配ないと思うけどなー」
アニポケカキ「はっきり言って俺もサトシに賛成だ。
ヨウは、恐らく俺達が考えている以上に凄いポケモントレーナーだと思うぞ」
アニポケスイレン「でも、ヨウはいまポケモンもってないじゃない」
アニポケナリヤ「やあやあアローラ!ククイ学級の諸君!
そろそろ授業始まるよ? …立ち止まってどうしたネンドール?」
アニポケリーリエ「! アローラ。校長先生。……ちょっと、ヨウが大変で…!」
アニポケナリヤ「? それはUB再出現の件かね?
…まぁ無理もない。明日は厳しい闘いになるのは間違いないだろうカラマネロ…」
アニポケリーリエ「……」 アニポケスイレン「……」
アニポケカキ「……」 アニポケマオ「……」 アニポケマーマネ「……」
サトシ「…い?」
サトシ「…いいいいいぃっっ!!!?」
ピカチュウ「ぴかあああ!?」ガーン
アニポケマーマネ「…ヨウ…、ああ言ってたけど、本当に大丈夫かな…」
アニポケマオ「…うーん?」
アニポケリーリエ「…ヨウに何かあったら…、嫌です…。 や、やっぱり戻りましょう!」そわそわ
サトシ「俺は心配ないと思うけどなー」
アニポケカキ「はっきり言って俺もサトシに賛成だ。
ヨウは、恐らく俺達が考えている以上に凄いポケモントレーナーだと思うぞ」
アニポケスイレン「でも、ヨウはいまポケモンもってないじゃない」
アニポケナリヤ「やあやあアローラ!ククイ学級の諸君!
そろそろ授業始まるよ? …立ち止まってどうしたネンドール?」
アニポケリーリエ「! アローラ。校長先生。……ちょっと、ヨウが大変で…!」
アニポケナリヤ「? それはUB再出現の件かね?
…まぁ無理もない。明日は厳しい闘いになるのは間違いないだろうカラマネロ…」
アニポケリーリエ「……」 アニポケスイレン「……」
アニポケカキ「……」 アニポケマオ「……」 アニポケマーマネ「……」
サトシ「…い?」
サトシ「…いいいいいぃっっ!!!?」
ピカチュウ「ぴかあああ!?」ガーン
129: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:29:12.18 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「…校、長? …い、今、何て仰いました…? …ど、ういう、ことですか…!??」
サトシ「ち、ちょっと!!オーキド校長っ!それは、みんなには内緒だってっ!!」わたわたっ
アニポケナリヤ「え? だ、だってククイ君曰く、サトシ君はUBの件、知ってるって…。
私はククイ学級のみんな知ってるとばかリグレー!レパルダスゥ!」
アニポケマーマネ「U、B…?」
アニポケマオ「明日、何か…、あるの…?」
アニポケカキ「…とりあえず、なるほどサトシ…。 つまり、お前も何か知ってるんだな…?」
サトシ「……ぎっくーぅ…!!」
アニポケスイレン「……サトシ…、こうちょうせんせえ…?
…しってること…、ぜんぶ……、はなして……?」ゴゴゴ…
サトシ(ひえ~~…!)だきっ
アニポケナリヤ(ひえ~~…!)だきっ
アニポケスイレン以外のクラスメイト「「「「…スイレン頼もしい…」」」」
ピカチュウ「ちゃあ~…」ヤバイゾコレ
サトシ「ち、ちょっと!!オーキド校長っ!それは、みんなには内緒だってっ!!」わたわたっ
アニポケナリヤ「え? だ、だってククイ君曰く、サトシ君はUBの件、知ってるって…。
私はククイ学級のみんな知ってるとばかリグレー!レパルダスゥ!」
アニポケマーマネ「U、B…?」
アニポケマオ「明日、何か…、あるの…?」
アニポケカキ「…とりあえず、なるほどサトシ…。 つまり、お前も何か知ってるんだな…?」
サトシ「……ぎっくーぅ…!!」
アニポケスイレン「……サトシ…、こうちょうせんせえ…?
…しってること…、ぜんぶ……、はなして……?」ゴゴゴ…
サトシ(ひえ~~…!)だきっ
アニポケナリヤ(ひえ~~…!)だきっ
アニポケスイレン以外のクラスメイト「「「「…スイレン頼もしい…」」」」
ピカチュウ「ちゃあ~…」ヤバイゾコレ
130: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:29:55.45 ID:QgB+6NfI0
―――――ポケモンスクール・ククイ学級の教室 午前授業終了 放課後
ヨウ(授業…楽しかったな…。もうこれで終わりだと思うと…名残惜しい…。
……………いけない。 …これから闘いの準備だ…。切り替え切り替え…)
アニポケスイレン「…さて、ヨウ…。 そろそろだね?」にやり
ヨウ「……? そろそろ…って……何が?」
アニポケマオ「…ふふふ、明日のUBとの闘いの準備に決まってるじゃない?」にやり
ヨウ「…! …え!? な、なんでそのことを!?」
サトシ「……えっとー、ヨウ…。 …その、なんていうか…」ごにょごにょ
サトシ「……UBが出ること、みんなにバレたって…いうか…。…その…ごめん…」目線反らし
ヨウ「…えええええ…! …バ、バレちゃったの…!!?」
サトシ「あ…でもさ…、オーキド校長も、ヨウが他の世界から来たってことは知らなかったみたいで…
そのことはやっぱりみんなもまだ知らない。 ……どうする?」ぼそぼそ
ヨウ(授業…楽しかったな…。もうこれで終わりだと思うと…名残惜しい…。
……………いけない。 …これから闘いの準備だ…。切り替え切り替え…)
アニポケスイレン「…さて、ヨウ…。 そろそろだね?」にやり
ヨウ「……? そろそろ…って……何が?」
アニポケマオ「…ふふふ、明日のUBとの闘いの準備に決まってるじゃない?」にやり
ヨウ「…! …え!? な、なんでそのことを!?」
サトシ「……えっとー、ヨウ…。 …その、なんていうか…」ごにょごにょ
サトシ「……UBが出ること、みんなにバレたって…いうか…。…その…ごめん…」目線反らし
ヨウ「…えええええ…! …バ、バレちゃったの…!!?」
サトシ「あ…でもさ…、オーキド校長も、ヨウが他の世界から来たってことは知らなかったみたいで…
そのことはやっぱりみんなもまだ知らない。 ……どうする?」ぼそぼそ
131: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:30:36.59 ID:QgB+6NfI0
アニポケマーマネ「ここはボク達のスクールだよ? 何もしないわけにはいかないじゃん。
ヨウのポケモンを取り戻すために、ボク達も協力するよ、ヨウ!」
ヨウ「…!! …あ、みんなの気持ちはすごく…嬉しいんだけど…、UBは…!!!」
アニポケカキ「おっと! 勘違いするなヨウ。
さすがに直接戦いに加わるなんて、ずうずうしいことは考えちゃいない。
…だが、一緒に作戦を考えるなり、何か事前準備するなりなら、人手は多いに越したことないだろ?」
アニポケリーリエ「ちゃんとククイ博士に許可はとりました。 勿論、ヨウが了解するならという条件ですけど…。
…でも、水臭いじゃないですか?ヨウ。 ……わたくし達、みんな心配してるんですから!」くす
ヨウ「……………」
ヨウ「……な…なんで…、 なんでみんな、そんなに優しいの?」
サトシ「…? …ヨウ…、それは決まってんだろ…」
ヨウ「……………」
サトシ「……………だって俺達、友達じゃんか!!」にか
ヨウ「…………!」
ヨウ「……………」
ヨウ「………みんな…、ありがとう……!」
ヨウのポケモンを取り戻すために、ボク達も協力するよ、ヨウ!」
ヨウ「…!! …あ、みんなの気持ちはすごく…嬉しいんだけど…、UBは…!!!」
アニポケカキ「おっと! 勘違いするなヨウ。
さすがに直接戦いに加わるなんて、ずうずうしいことは考えちゃいない。
…だが、一緒に作戦を考えるなり、何か事前準備するなりなら、人手は多いに越したことないだろ?」
アニポケリーリエ「ちゃんとククイ博士に許可はとりました。 勿論、ヨウが了解するならという条件ですけど…。
…でも、水臭いじゃないですか?ヨウ。 ……わたくし達、みんな心配してるんですから!」くす
ヨウ「……………」
ヨウ「……な…なんで…、 なんでみんな、そんなに優しいの?」
サトシ「…? …ヨウ…、それは決まってんだろ…」
ヨウ「……………」
サトシ「……………だって俺達、友達じゃんか!!」にか
ヨウ「…………!」
ヨウ「……………」
ヨウ「………みんな…、ありがとう……!」
132: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:31:58.94 ID:QgB+6NfI0
アニポケカキ「はは! …じゃあ早速…、俺たちに手伝えそうなこと、何かあるか?」
ロトム図鑑「…。…そーロトねぇ…? ぶっちゃけ、昨日の時点で準備は結構はかどっていて…、
しまキング達と打ち合わせさえ済めば、今からでも闘えるくらいなんだロトが…。
…今回のUBは能力的に未知数なところが多くて、闘ったことのあるボクたちだからこそ、
固定概念に囚われて、見落としていることがあるかもしれないロト。
後で作戦概要を説明するから、気になった点があればキタンない意見を聞かせてほしいロト!
あ! …あと、校庭にバリケードを設置する予定なので、それを作ってもらえると凄く有り難いロ!」
アニポケマーマネ「なるほどね! …バリケード制作なら、ボクに任せてよ~!
ケンタロスの大群に“とっしん”されてもビクともしない頑丈なの作ってやるさ!」
サトシ「よーし!そうと決まったら頑張るぜぇ!」
アニポケマオ「おー!!」
アニポケスイレン「おー!!」
アニポケリーリエ「おー!!」
ロトム図鑑「…。…そーロトねぇ…? ぶっちゃけ、昨日の時点で準備は結構はかどっていて…、
しまキング達と打ち合わせさえ済めば、今からでも闘えるくらいなんだロトが…。
…今回のUBは能力的に未知数なところが多くて、闘ったことのあるボクたちだからこそ、
固定概念に囚われて、見落としていることがあるかもしれないロト。
後で作戦概要を説明するから、気になった点があればキタンない意見を聞かせてほしいロト!
あ! …あと、校庭にバリケードを設置する予定なので、それを作ってもらえると凄く有り難いロ!」
アニポケマーマネ「なるほどね! …バリケード制作なら、ボクに任せてよ~!
ケンタロスの大群に“とっしん”されてもビクともしない頑丈なの作ってやるさ!」
サトシ「よーし!そうと決まったら頑張るぜぇ!」
アニポケマオ「おー!!」
アニポケスイレン「おー!!」
アニポケリーリエ「おー!!」
133: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:32:42.38 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「(…あ、そうだ。) ……みんな、お昼ご飯、まだだよね?
これから買い出しに行くつもりだから、お礼にご飯奢らせてよ」
アニポケスイレン「え? いいの?」
サトシ「そりゃあうれしいけど…、お金、大丈夫なの? ヨウ」
ヨウ「うん! さっきのベテラントレーナーさん、賞金を渡しに来てくれたんだ。それでありったけ買ってくる…!」
サトシ「…そっか! 良かったな!」にか
アニポケマーマネ「あ! それならさー、
ショッピングモールのアイス屋の隣にある人気行列店のマラサダドーナツが食べたいなぁー!
今の時間帯がベストな買い時だってデータに出てる!」にひ
アニポケカキ「おいおい、マーマネ…。 わざわざ距離あるところに買い出しに行かせるなよ…。
…………っていうか飯っていうより、おやつだろ、それ……?」
ヨウ「ふふふ、大丈夫! そこのマラサダも一緒に買ってくるよ!」
ヨウ「……………。」
ヨウ「……それ、から…、お昼の時、みんなに聞いてほしい話があるんだ……」
アニポケマオ「? うん。何でも聞くよ?」にこ
ヨウ「…ありがとう」
これから買い出しに行くつもりだから、お礼にご飯奢らせてよ」
アニポケスイレン「え? いいの?」
サトシ「そりゃあうれしいけど…、お金、大丈夫なの? ヨウ」
ヨウ「うん! さっきのベテラントレーナーさん、賞金を渡しに来てくれたんだ。それでありったけ買ってくる…!」
サトシ「…そっか! 良かったな!」にか
アニポケマーマネ「あ! それならさー、
ショッピングモールのアイス屋の隣にある人気行列店のマラサダドーナツが食べたいなぁー!
今の時間帯がベストな買い時だってデータに出てる!」にひ
アニポケカキ「おいおい、マーマネ…。 わざわざ距離あるところに買い出しに行かせるなよ…。
…………っていうか飯っていうより、おやつだろ、それ……?」
ヨウ「ふふふ、大丈夫! そこのマラサダも一緒に買ってくるよ!」
ヨウ「……………。」
ヨウ「……それ、から…、お昼の時、みんなに聞いてほしい話があるんだ……」
アニポケマオ「? うん。何でも聞くよ?」にこ
ヨウ「…ありがとう」
134: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:33:58.61 ID:QgB+6NfI0
ヨウ(………僕はみんなに…、僕がこの世界の人間ではないことを打ち明けていない……。
事実を信じてもらえるにせよ…もらえないにせよ…、間違いなくみんなを混乱させてしまうはずだし、
そもそも、それはUBにほしぐもちゃんを奪われた事とは、直接関係の無い事だ…。
わざわざ引けらかすような真似をしてまで、明かす理由はないと思っていた……)
ヨウ(………………………違う………)
ヨウ(…………多分…僕は……、
…こんな、良くしてくれるみんなに……奇異の目で見られてしまうのが…怖かったんだ…)
ヨウ(…でも…、もうこれ以上黙ったままは絶対にダメだ。それはあまりにも卑怯だ。
こんなに…僕のことを想ってくれる人たちに…、友達に…隠し事なんてしていいはずがないじゃないか。
………勇気を出して言おう。 大丈夫だ。きっとみんななら信じてくれる………)
アニポケマオ「…えーと、じゃあ、結構荷物になっちゃうねぇ? …ヨウだけに行ってもらうの悪いなぁー。
もう一人くらい一緒について行こうか? それで、ついでにお菓子とか飲み物とかも買ってきてもらおう」
アニポケリーリエ「…あのう? 対策会議とかをするんですよね…? …おやつパーティになっちゃうのでは…?」
アニポケスイレン「ヨウ! かいだし、リーリエがいっしょにてつだうって!」
ヨウ「? …良いの、リーリエ? 何か、リーリエには本当にお世話になりっぱなしだ…。ありがとう…」
アニポケリーリエ「え?//// あ、えっと…、いえ、気にしないでください…!(スイレンったら、もう~///)
………その、一緒にお買い物…、参りましょう……////」にこ
アニポケスイレン「えへへ! いってらっしゃい♪」てへぺろ
事実を信じてもらえるにせよ…もらえないにせよ…、間違いなくみんなを混乱させてしまうはずだし、
そもそも、それはUBにほしぐもちゃんを奪われた事とは、直接関係の無い事だ…。
わざわざ引けらかすような真似をしてまで、明かす理由はないと思っていた……)
ヨウ(………………………違う………)
ヨウ(…………多分…僕は……、
…こんな、良くしてくれるみんなに……奇異の目で見られてしまうのが…怖かったんだ…)
ヨウ(…でも…、もうこれ以上黙ったままは絶対にダメだ。それはあまりにも卑怯だ。
こんなに…僕のことを想ってくれる人たちに…、友達に…隠し事なんてしていいはずがないじゃないか。
………勇気を出して言おう。 大丈夫だ。きっとみんななら信じてくれる………)
アニポケマオ「…えーと、じゃあ、結構荷物になっちゃうねぇ? …ヨウだけに行ってもらうの悪いなぁー。
もう一人くらい一緒について行こうか? それで、ついでにお菓子とか飲み物とかも買ってきてもらおう」
アニポケリーリエ「…あのう? 対策会議とかをするんですよね…? …おやつパーティになっちゃうのでは…?」
アニポケスイレン「ヨウ! かいだし、リーリエがいっしょにてつだうって!」
ヨウ「? …良いの、リーリエ? 何か、リーリエには本当にお世話になりっぱなしだ…。ありがとう…」
アニポケリーリエ「え?//// あ、えっと…、いえ、気にしないでください…!(スイレンったら、もう~///)
………その、一緒にお買い物…、参りましょう……////」にこ
アニポケスイレン「えへへ! いってらっしゃい♪」てへぺろ
135: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:35:09.22 ID:QgB+6NfI0
―――――
―――
―
アニポケカキ「…しまった…。 ヨウが買い出しに行ったら、ヨウが戻ってくるまで、
俺達、手持ち無沙汰じゃないか…。 …ヨウのロトム図鑑くらい、置いて行ってもらえばよかったか?」
アニポケマーマネ「じゃあー、こっちのバリケード作るの手伝ってよー、カキ!サトシ! …力仕事だよ!!」
サトシ「…ははは! 悪い悪い!」
アニポケマーマネ「…………。 …あのさ? …みんなはどう思う? ヨウのこと」
アニポケカキ「……良いやつだと思うよ。 多分…、みんなも同じことを感じてるんじゃないかと思うが、
出会って間もないはずなのに、不思議とそんな気がしない。
……それから…、あいつ、何か俺たちに明かしてない事情みたいなものがあるみたいだな。
……妙に親しみがわくのも、その秘密と何か関係があるのかな?」
アニポケスイレン「…さいしょにあったときへんなこと、いってたよね。
ぼくたちはしょたいめんなのか……とか、なんとか」
アニポケカキ「今だから言うが、あいつ…、
俺たちの名前を出会いがしらに覚えたんじゃなくて、…あらかじめ知っていたみたいだった…」
アニポケマーマネ「…まさか宇宙人とか未来人とか~? そんなフィクションじゃあるまいし…!」
アニポケマオ「多分だけど、お昼の時に聞いてほしい話って、その辺りの秘密についてなんじゃないかな?
………ヨウ、…言いにくい事なら、別に無理に言わなくても良いのに……」
―――
―
アニポケカキ「…しまった…。 ヨウが買い出しに行ったら、ヨウが戻ってくるまで、
俺達、手持ち無沙汰じゃないか…。 …ヨウのロトム図鑑くらい、置いて行ってもらえばよかったか?」
アニポケマーマネ「じゃあー、こっちのバリケード作るの手伝ってよー、カキ!サトシ! …力仕事だよ!!」
サトシ「…ははは! 悪い悪い!」
アニポケマーマネ「…………。 …あのさ? …みんなはどう思う? ヨウのこと」
アニポケカキ「……良いやつだと思うよ。 多分…、みんなも同じことを感じてるんじゃないかと思うが、
出会って間もないはずなのに、不思議とそんな気がしない。
……それから…、あいつ、何か俺たちに明かしてない事情みたいなものがあるみたいだな。
……妙に親しみがわくのも、その秘密と何か関係があるのかな?」
アニポケスイレン「…さいしょにあったときへんなこと、いってたよね。
ぼくたちはしょたいめんなのか……とか、なんとか」
アニポケカキ「今だから言うが、あいつ…、
俺たちの名前を出会いがしらに覚えたんじゃなくて、…あらかじめ知っていたみたいだった…」
アニポケマーマネ「…まさか宇宙人とか未来人とか~? そんなフィクションじゃあるまいし…!」
アニポケマオ「多分だけど、お昼の時に聞いてほしい話って、その辺りの秘密についてなんじゃないかな?
………ヨウ、…言いにくい事なら、別に無理に言わなくても良いのに……」
136: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:35:51.36 ID:QgB+6NfI0
アニポケカキ「ああ…、そうだな。 …正直、俺はヨウが何者だっていいんだ。
あんな凄いZワザを使える奴が、 …いや、危険を顧みず命がけでリーリエを助けてくれた、
あんな気の良い奴が…今更、悪い奴とは思えない…。思いたくない…。
何者であれ、俺はヨウの人となりを信じるさ」
アニポケスイレン「……うん…!」
サトシ「……カキは…、良いやつだなー…!」にへへ
アニポケマーマネ「ホントだねぇー!」
アニポケカキ「…何だよ…! ちゃかすな…///」
アニポケマオ「照れてるしー! ふふふ!」
――――ジャリボォォォオオイイイイィィイ!!!!
サトシ達「「「「「………………。」」」」」
サトシ「………。 ……あの声は…」ウンザリ
ムサシ「あの声は、と言われたら!!!」
コジロウ「聞かせてあげよう我らが名を!!!」
あんな凄いZワザを使える奴が、 …いや、危険を顧みず命がけでリーリエを助けてくれた、
あんな気の良い奴が…今更、悪い奴とは思えない…。思いたくない…。
何者であれ、俺はヨウの人となりを信じるさ」
アニポケスイレン「……うん…!」
サトシ「……カキは…、良いやつだなー…!」にへへ
アニポケマーマネ「ホントだねぇー!」
アニポケカキ「…何だよ…! ちゃかすな…///」
アニポケマオ「照れてるしー! ふふふ!」
――――ジャリボォォォオオイイイイィィイ!!!!
サトシ達「「「「「………………。」」」」」
サトシ「………。 ……あの声は…」ウンザリ
ムサシ「あの声は、と言われたら!!!」
コジロウ「聞かせてあげよう我らが名を!!!」
137: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:36:34.83 ID:QgB+6NfI0
ムサシ「花顔柳腰!羞月閉花!儚きこの世に咲く一輪の悪の花ぁ…、 ムサシッ!!」
コジロウ「飛龍乗雲!英姿颯爽!切なきこの世に一矢報いる悪の使徒っ…、 コジロウッ!!」
ニャース「一蓮托生、連帯責任、親しき仲にも小判輝く悪の星…、 ニャースでにゃーすぅ!」
ムサシ&コジロウ「「…ロケット団参上ッッ!!」」
ニャース「なのにゃ!」
ソーナンス「そーなんすっ!」
アニポケスイレン「…また、あんたたち…!?」
アニポケカキ「よくもまぁ飽きないなぁ…」
アニポケマオ「でもスクールに乗り込んでくるなんて珍しいねぇ?」
コジロウ「なーはっはぁ!
まどろっこしいこと考えず、スクール中のポケモン全てをいただくことにしたのだぁ!」
アニポケマーマネ「………でも今日、午前授業だけだから他の生徒みんな、もう帰っちゃったよ?」
ロケット団「「「…………。」」」
ロケット団「「「………なぁああああああああああああ!!!!!!」」」
コジロウ「飛龍乗雲!英姿颯爽!切なきこの世に一矢報いる悪の使徒っ…、 コジロウッ!!」
ニャース「一蓮托生、連帯責任、親しき仲にも小判輝く悪の星…、 ニャースでにゃーすぅ!」
ムサシ&コジロウ「「…ロケット団参上ッッ!!」」
ニャース「なのにゃ!」
ソーナンス「そーなんすっ!」
アニポケスイレン「…また、あんたたち…!?」
アニポケカキ「よくもまぁ飽きないなぁ…」
アニポケマオ「でもスクールに乗り込んでくるなんて珍しいねぇ?」
コジロウ「なーはっはぁ!
まどろっこしいこと考えず、スクール中のポケモン全てをいただくことにしたのだぁ!」
アニポケマーマネ「………でも今日、午前授業だけだから他の生徒みんな、もう帰っちゃったよ?」
ロケット団「「「…………。」」」
ロケット団「「「………なぁああああああああああああ!!!!!!」」」
138: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:37:21.48 ID:QgB+6NfI0
ムサシ「ちょっとぉー! 生徒たちー! そのポケモーン! 引き返して来なさいよぉー!」がば
コジロウ「戻ってこぉーーい!」がば
ニャース「にゃああー!」がば
ソーナンス「そーなんすっ!」がば
アニポケカキ「まっ、たく…」
サトシ「今日はもういいだろ? これから俺達、忙しいんだから出てけよぉー」
ムサシ「あー…ん? 忙しいぃ…? なんでぇ?」
コジロウ「………………」
コジロウ「なぁ? …ところで、お前らの学校、随分変わったポケモンを放し飼いにしてるんだな?
…あんなの、初めて観たぞ。 俺のガイドブックにも載ってない…」
コジロウ以外「「「「「……?」」」」」
コジロウ「頭の丸っこいマーイーカみたいで…ちょっと不気味なだけど綺麗な感じがするな…」
サトシ達「「「「「………!!」」」」」
コジロウ「・・・・・・ほら、あんなにたくさん。 ・・・・・・うじゃうじゃ居る・・・。」
UBの大群「「「「「「「「「「「「「「「じぇるるっぷ…!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」
コジロウ「戻ってこぉーーい!」がば
ニャース「にゃああー!」がば
ソーナンス「そーなんすっ!」がば
アニポケカキ「まっ、たく…」
サトシ「今日はもういいだろ? これから俺達、忙しいんだから出てけよぉー」
ムサシ「あー…ん? 忙しいぃ…? なんでぇ?」
コジロウ「………………」
コジロウ「なぁ? …ところで、お前らの学校、随分変わったポケモンを放し飼いにしてるんだな?
…あんなの、初めて観たぞ。 俺のガイドブックにも載ってない…」
コジロウ以外「「「「「……?」」」」」
コジロウ「頭の丸っこいマーイーカみたいで…ちょっと不気味なだけど綺麗な感じがするな…」
サトシ達「「「「「………!!」」」」」
コジロウ「・・・・・・ほら、あんなにたくさん。 ・・・・・・うじゃうじゃ居る・・・。」
UBの大群「「「「「「「「「「「「「「「じぇるるっぷ…!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」
139: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:38:17.38 ID:QgB+6NfI0
―――ハウオリシティ?・商店街
アニポケリーリエ「………以前、この辺りでポケモンパンケーキレース大会があったのです。
ちょうどその時、シロンが孵化する直前だったので、わたくしは出ることが叶いませんでしたが、
ククイ学級のみんなは全員出場したんですよ」
ヨウ「へぇ? メレメレ島にそんな催しが…? すっごく楽しそう…!」
アニポケリーリエ「ええ…! …来年こそは、わたくしもシロンと共に出場したいと思っているのです。
……あ。そうです…。 …その時は是非ヨウも出られてはいかがでしょうか?
ヨウは…、明日取り返すほしぐもちゃんで出場するんです。
そうしたら、わたくしとヨウ。 どっちが良い成績を残すか、勝負ですよ? …ふふっ!」にこ
ヨウ「…うん…。…凄くいいかも…、それ…。 ありがとう…リーリエ」にこ
アニポケリーリエ「ふふっ! じゃあ、約束ですね…! ………あら?」ぴた
ヨウ「?」ぴた
アニポケリーリエ「………」じー
ヨウ(…? …リーリエが立ち止まって、何かの露店を見てる…。
………『くじ屋トレジャーハント』……。 一等賞は限定激レア“ピッピにんぎょう”…か…。
…なんだか、僕がリーリエから譲り受けたあの“ピッピにんぎょう”を思い出す…)
アニポケリーリエ「………以前、この辺りでポケモンパンケーキレース大会があったのです。
ちょうどその時、シロンが孵化する直前だったので、わたくしは出ることが叶いませんでしたが、
ククイ学級のみんなは全員出場したんですよ」
ヨウ「へぇ? メレメレ島にそんな催しが…? すっごく楽しそう…!」
アニポケリーリエ「ええ…! …来年こそは、わたくしもシロンと共に出場したいと思っているのです。
……あ。そうです…。 …その時は是非ヨウも出られてはいかがでしょうか?
ヨウは…、明日取り返すほしぐもちゃんで出場するんです。
そうしたら、わたくしとヨウ。 どっちが良い成績を残すか、勝負ですよ? …ふふっ!」にこ
ヨウ「…うん…。…凄くいいかも…、それ…。 ありがとう…リーリエ」にこ
アニポケリーリエ「ふふっ! じゃあ、約束ですね…! ………あら?」ぴた
ヨウ「?」ぴた
アニポケリーリエ「………」じー
ヨウ(…? …リーリエが立ち止まって、何かの露店を見てる…。
………『くじ屋トレジャーハント』……。 一等賞は限定激レア“ピッピにんぎょう”…か…。
…なんだか、僕がリーリエから譲り受けたあの“ピッピにんぎょう”を思い出す…)
140: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:38:58.70 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「………」ぽー
ヨウ「リーリエ? …あのぬいぐるみが欲しいの?」
アニポケリーリエ「…! あ…、いえ…別に何でもないです…。 ……ピッピ人形自体はすでに持っているのですが、
…あの景品になっているものは…とても珍しいタイプだったので、……その、可愛いなって」
ヨウ「ふふ。そういえばリーリエの本棚の横にも、ぬいぐるみがいっぱい飾ってあったもんね」スタスタ
アニポケリーリエ「あ…! ヨウ…、」
くじ屋さん「いらっしゃい!」
ヨウ「一回いいですか」
アニポケリーリエ「…よ、ヨウ…!」
ヨウ「ダメだったらごめんね。 …でも今日はくじ屋でハッピー…な感じだから。 …なんて」
くじ屋さん「……では発表します。 …おめでとうございます。10等 きのみジュースが当たりました!」
ヨウ「……あ…。 …だ、だめか。ごめん…」
アニポケリーリエ「……。……いえ。 …ふふ、いいんですっ」にこっ
くじ屋さん「ラッキーチャンス! おめでとうございます。 もう一度くじが引けますよ」
ヨウ「…!」
ヨウ「リーリエ? …あのぬいぐるみが欲しいの?」
アニポケリーリエ「…! あ…、いえ…別に何でもないです…。 ……ピッピ人形自体はすでに持っているのですが、
…あの景品になっているものは…とても珍しいタイプだったので、……その、可愛いなって」
ヨウ「ふふ。そういえばリーリエの本棚の横にも、ぬいぐるみがいっぱい飾ってあったもんね」スタスタ
アニポケリーリエ「あ…! ヨウ…、」
くじ屋さん「いらっしゃい!」
ヨウ「一回いいですか」
アニポケリーリエ「…よ、ヨウ…!」
ヨウ「ダメだったらごめんね。 …でも今日はくじ屋でハッピー…な感じだから。 …なんて」
くじ屋さん「……では発表します。 …おめでとうございます。10等 きのみジュースが当たりました!」
ヨウ「……あ…。 …だ、だめか。ごめん…」
アニポケリーリエ「……。……いえ。 …ふふ、いいんですっ」にこっ
くじ屋さん「ラッキーチャンス! おめでとうございます。 もう一度くじが引けますよ」
ヨウ「…!」
141: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:40:07.86 ID:QgB+6NfI0
くじ屋さん「…では発表します。
…おめでとうございます! 1等 限定激レア“ピッピにんぎょう”が当たりました!」
ヨウ&アニポケリーリエ「「………!!」」
ヨウ「……あ、当たった…っ!! やった!!」
くじ屋さん「おめでとうございます!
良かったですねぇ、カノジョさん! カレシさんに感謝しないと! …こちらが景品になります!」
ヨウ「…い、いや、そういうのではないんですが…。 …ありがとうございます。 ……はい、リーリエ」
アニポケリーリエ「………か……、カノジョ……?/////」
ヨウ「……リーリエ?」
アニポケリーリエ「……あ! …いや…、ありがとう、ございます…! …やった!えへへ!////」
―――――
―――
―
…おめでとうございます! 1等 限定激レア“ピッピにんぎょう”が当たりました!」
ヨウ&アニポケリーリエ「「………!!」」
ヨウ「……あ、当たった…っ!! やった!!」
くじ屋さん「おめでとうございます!
良かったですねぇ、カノジョさん! カレシさんに感謝しないと! …こちらが景品になります!」
ヨウ「…い、いや、そういうのではないんですが…。 …ありがとうございます。 ……はい、リーリエ」
アニポケリーリエ「………か……、カノジョ……?/////」
ヨウ「……リーリエ?」
アニポケリーリエ「……あ! …いや…、ありがとう、ございます…! …やった!えへへ!////」
―――――
―――
―
142: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:40:59.99 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「~♪///」ぎゅー!
ヨウ(お礼に何かできればと思って、
少し厚かましいことしたかもしれないけど、結果的に喜んでくれたみたいで…良かった)
ヨウ「…その子、意外と大きいね? 大丈夫? しばらくの間、僕が持ってようか?」
アニポケリーリエ「いいえ、大丈夫です…! ……。このぬいぐるみ、本当はすっごく欲しかったんです…。
この子、宝物にしますね……。 ほんとうにありがとう…、ヨウ…//////」ふわっ
ヨウ「いえいえ、どういたしまして!」
アニポケリーリエ「………///」てくてく
ヨウ「……」てくてく
アニポケリーリエ「……」ぴた…
ヨウ「?」
アニポケリーリエ「…///」
ヨウ「……? どうか、した? …リーリエ?」きょとん
アニポケリーリエ「…………///」
ヨウ(お礼に何かできればと思って、
少し厚かましいことしたかもしれないけど、結果的に喜んでくれたみたいで…良かった)
ヨウ「…その子、意外と大きいね? 大丈夫? しばらくの間、僕が持ってようか?」
アニポケリーリエ「いいえ、大丈夫です…! ……。このぬいぐるみ、本当はすっごく欲しかったんです…。
この子、宝物にしますね……。 ほんとうにありがとう…、ヨウ…//////」ふわっ
ヨウ「いえいえ、どういたしまして!」
アニポケリーリエ「………///」てくてく
ヨウ「……」てくてく
アニポケリーリエ「……」ぴた…
ヨウ「?」
アニポケリーリエ「…///」
ヨウ「……? どうか、した? …リーリエ?」きょとん
アニポケリーリエ「…………///」
143: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:41:44.66 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「……わたくし…、こんな風に男の子と歩くのって…、生まれて初めてです…。」
アニポケリーリエ「…まるで、その……、デート……、してるみたい、って思って…、しまいます……//////」
ヨウ「……? ………リー、リエ……?」
アニポケリーリエ「………………///」
アニポケリーリエ「……ヨウの、 カノジョさん……。 ですって……///」
アニポケリーリエ「…………、///////」
アニポケリーリエ「…………本当に……、そうだったらいいのに………///////」
ヨウ「…………………………」
ヨウ「…!!!?」
アニポケリーリエ「…まるで、その……、デート……、してるみたい、って思って…、しまいます……//////」
ヨウ「……? ………リー、リエ……?」
アニポケリーリエ「………………///」
アニポケリーリエ「……ヨウの、 カノジョさん……。 ですって……///」
アニポケリーリエ「…………、///////」
アニポケリーリエ「…………本当に……、そうだったらいいのに………///////」
ヨウ「…………………………」
ヨウ「…!!!?」
144: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:42:25.76 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「…///」
ヨウ「…」
アニポケリーリエ「…?」
ヨウ「…」
アニポケリーリエ「……ヨウ…? …どうして…、そんなに、辛そうな顔を…しているんですか…?」
ヨウ「…………」
ヨウ「…………」
ヨウ「…り…、リーリエ……、」
ヨウ「僕は…、 …ぼくは…、……!」
アニポケリーリエ「………………」
ヨウ「…」
アニポケリーリエ「…?」
ヨウ「…」
アニポケリーリエ「……ヨウ…? …どうして…、そんなに、辛そうな顔を…しているんですか…?」
ヨウ「…………」
ヨウ「…………」
ヨウ「…り…、リーリエ……、」
ヨウ「僕は…、 …ぼくは…、……!」
アニポケリーリエ「………………」
145: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:43:23.48 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「………………」
アニポケリーリエ「……………ヨウが…言いたいこととは 違う…かも知れませんが…、」
アニポケリーリエ「………………」
アニポケリーリエ「………………わたくしは、知っているつもりです……」
ヨウ「………?」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「……………………ヨウには、他に好きな子がいらっしゃるんですよね?」
ヨウ「…………………」
ヨウ「・・・・・・・・・・・・え?」
アニポケリーリエ「………それで…、その子は多分………」
アニポケリーリエ「………………わたくしと…同じ…、リーリエ、という…お名前なんです…………」
ヨウ「…………ど…、」
ヨウ「………………ど、う…、して……?」
アニポケリーリエ「……………ヨウが…言いたいこととは 違う…かも知れませんが…、」
アニポケリーリエ「………………」
アニポケリーリエ「………………わたくしは、知っているつもりです……」
ヨウ「………?」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「……………………ヨウには、他に好きな子がいらっしゃるんですよね?」
ヨウ「…………………」
ヨウ「・・・・・・・・・・・・え?」
アニポケリーリエ「………それで…、その子は多分………」
アニポケリーリエ「………………わたくしと…同じ…、リーリエ、という…お名前なんです…………」
ヨウ「…………ど…、」
ヨウ「………………ど、う…、して……?」
146: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:44:43.09 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「……ごめんなさい……。
根拠はありませんでしたが確信はありました。 …そんなの…全然、論理的じゃないですけど…。」
ヨウ「…」
アニポケリーリエ「例えば…。ヨウ…? …わたくしはソファベッドで眠ったりは致しません」
ヨウ「??? ……何の…、話…?」
アニポケリーリエ「やっぱり覚えていませんか?
昨日の夜、ヨウ、仰ってましたよ? …『僕はリーリエのソファベッドで眠りたい』って」
ヨウ「…え/// …ぼ、僕、そんなこと、言ったの…/// …! いや、リーリエは昨日の記憶が、あるの…?」
アニポケリーリエ「“フィラのみ”“ウイのみ”“マゴのみ”“バンジのみ”“イアのみ”は
確かに混乱作用のあるきのみですが、それは味との相性が悪い時のみです。
きのみは一緒くたに入っていたから、誰もが混乱を引き起こしていたようですが、どうやら、
わたくしには効かなかったようですね。 …すみません。みんなに隠すつもりはなかったのですが」
ヨウ「…リーリエは、昨日…混乱して…いなかった…?」
アニポケリーリエ「だから……、ちゃんと言ったじゃないですか? …『わたくしは正気です』って」にこ
ヨウ「……?」きょとん
アニポケリーリエ「………」
アニポケリーリエ「……////// …ご、ごめんなさい…。 ……い、今のは忘れてください…//////」
アニポケリーリエ「……ごめんなさい……。
根拠はありませんでしたが確信はありました。 …そんなの…全然、論理的じゃないですけど…。」
ヨウ「…」
アニポケリーリエ「例えば…。ヨウ…? …わたくしはソファベッドで眠ったりは致しません」
ヨウ「??? ……何の…、話…?」
アニポケリーリエ「やっぱり覚えていませんか?
昨日の夜、ヨウ、仰ってましたよ? …『僕はリーリエのソファベッドで眠りたい』って」
ヨウ「…え/// …ぼ、僕、そんなこと、言ったの…/// …! いや、リーリエは昨日の記憶が、あるの…?」
アニポケリーリエ「“フィラのみ”“ウイのみ”“マゴのみ”“バンジのみ”“イアのみ”は
確かに混乱作用のあるきのみですが、それは味との相性が悪い時のみです。
きのみは一緒くたに入っていたから、誰もが混乱を引き起こしていたようですが、どうやら、
わたくしには効かなかったようですね。 …すみません。みんなに隠すつもりはなかったのですが」
ヨウ「…リーリエは、昨日…混乱して…いなかった…?」
アニポケリーリエ「だから……、ちゃんと言ったじゃないですか? …『わたくしは正気です』って」にこ
ヨウ「……?」きょとん
アニポケリーリエ「………」
アニポケリーリエ「……////// …ご、ごめんなさい…。 ……い、今のは忘れてください…//////」
147: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:45:59.96 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…?? …つまり、…昨日混乱を起こしているときに
僕は、君に変なことをいってしまって、それで君は何かに気づいた…ってこと…?」
アニポケリーリエ「…勿論、そんな冗談みたいなことだけで確信を得たわけではありません。
ヨウやロトムの態度や会話を思い返せば、他にも気付けるヒントはいくつかあったと思います。
……でも…、わたくしはそれらをあえて無視していたんです。 …きっと認めたくなかったんです……」
ヨウ「…………、……」
アニポケリーリエ「………正直に言えば…、ヨウにとっての『リーリエ』が別にいるというのは
最初から分かっていたような気がします…。…同じ『リーリエ』でも込められているものが違うから…」
ヨウ「………込め、られているもの…?」
アニポケリーリエ「…上手く、説明はできませんけど…、
初めて逢った時やUBから助けてくれた時、寝言の時とか混乱している時にヨウが呼ぶ『リーリエ』と、
普段わたくしを呼ぶときの『リーリエ』は、言葉の中に込められているものがまったく違うんです。
……わたくしには…、何故かそれが、わかっちゃうんです。 以前、ヨウが…、
…わたくしが困っているのを黙っていても気付いてくれたみたいに……、わかっちゃうんです…。
…………不思議…、ですよね…?」にこ
僕は、君に変なことをいってしまって、それで君は何かに気づいた…ってこと…?」
アニポケリーリエ「…勿論、そんな冗談みたいなことだけで確信を得たわけではありません。
ヨウやロトムの態度や会話を思い返せば、他にも気付けるヒントはいくつかあったと思います。
……でも…、わたくしはそれらをあえて無視していたんです。 …きっと認めたくなかったんです……」
ヨウ「…………、……」
アニポケリーリエ「………正直に言えば…、ヨウにとっての『リーリエ』が別にいるというのは
最初から分かっていたような気がします…。…同じ『リーリエ』でも込められているものが違うから…」
ヨウ「………込め、られているもの…?」
アニポケリーリエ「…上手く、説明はできませんけど…、
初めて逢った時やUBから助けてくれた時、寝言の時とか混乱している時にヨウが呼ぶ『リーリエ』と、
普段わたくしを呼ぶときの『リーリエ』は、言葉の中に込められているものがまったく違うんです。
……わたくしには…、何故かそれが、わかっちゃうんです。 以前、ヨウが…、
…わたくしが困っているのを黙っていても気付いてくれたみたいに……、わかっちゃうんです…。
…………不思議…、ですよね…?」にこ
148: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:46:39.95 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「……、…リーリエ………」
アニポケリーリエ「……ほら…、それがわたくしを呼ぶときの、リーリエ、です。
…………………。 ……ヨウ、教えてくれますか? ヨウにとってのリーリエはどういう方なのか?
……いえ…、ヨウはどこから来たのか? ……一体、何者なのか?」
ヨウ「……リーリエ…。 …僕は、
ぎゅいいーん!!
ロトム図鑑「ヨウ! 緊急通信が入ったロ!!」ぴょん!
ヨウ「…? ……通信? ロトム、悪い…。 後で掛けなおすから、ちょっと今は…
ロトム図鑑「でも、緊急回線で、ククイ博士からロトよ? 余程、至急の連絡ではないロトか…?」
ヨウ「…………ククイ博士から?」
アニポケリーリエ「……どうぞ、ヨウ。大丈夫ですから」
ヨウ「………………」
ヨウ「…………………ごめん……。 …ロトム。回線、開いて…」
アニポケリーリエ「……ほら…、それがわたくしを呼ぶときの、リーリエ、です。
…………………。 ……ヨウ、教えてくれますか? ヨウにとってのリーリエはどういう方なのか?
……いえ…、ヨウはどこから来たのか? ……一体、何者なのか?」
ヨウ「……リーリエ…。 …僕は、
ぎゅいいーん!!
ロトム図鑑「ヨウ! 緊急通信が入ったロ!!」ぴょん!
ヨウ「…? ……通信? ロトム、悪い…。 後で掛けなおすから、ちょっと今は…
ロトム図鑑「でも、緊急回線で、ククイ博士からロトよ? 余程、至急の連絡ではないロトか…?」
ヨウ「…………ククイ博士から?」
アニポケリーリエ「……どうぞ、ヨウ。大丈夫ですから」
ヨウ「………………」
ヨウ「…………………ごめん……。 …ロトム。回線、開いて…」
149: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:47:36.18 ID:QgB+6NfI0
アニポケククイ「“!! …ヨウか!? …良かった!繋がった!!”」ザザッ
アニポケククイ「“ヨウ!!大変なことになっちまった!!! …UBだ!! UBが出ちまった!!!”」
ヨウ「・・・・・・・え!!?」
アニポケククイ「“しかも一体じゃない…!とんでもない数だ…。ウツロイド以外のタイプもいる…!!”」
ヨウ「なっ…!!!?? 」
アニポケククイ「“時間経過で自然に開くはずの、時空の歪みの穴が、いきなり開いちまったんだ…!!
俺には、原因が…、さっぱり解らない…!! 拡大速度が増したとかそういうレベルの話じゃない…、
それらが完全に無視されたみたいに、突然…、全開状態になって、いた……!! ”」
ヨウ「……そ、そんな…!!?」
アニポケククイ「“……校舎内に人が残っていなかったのは幸いだが……、サトシ達が…、ヤバい…っ!!”」
ヨウ「!? い、今、そっちに向かいます!!」
アニポケククイ「“いや!!来ちゃいけない! 奴らは危険すぎる! 君とリーリエは、その場から助けを…、!!?
………、やばいッ!! …うおおぉっ!!”」…ブツ
ヨウ「!!!? ククイ博士ッ!!!」
ロトム図鑑「つ、通信、切れ、…!!
―――――――――――――――ドドォンッ!!!
アニポケククイ「“ヨウ!!大変なことになっちまった!!! …UBだ!! UBが出ちまった!!!”」
ヨウ「・・・・・・・え!!?」
アニポケククイ「“しかも一体じゃない…!とんでもない数だ…。ウツロイド以外のタイプもいる…!!”」
ヨウ「なっ…!!!?? 」
アニポケククイ「“時間経過で自然に開くはずの、時空の歪みの穴が、いきなり開いちまったんだ…!!
俺には、原因が…、さっぱり解らない…!! 拡大速度が増したとかそういうレベルの話じゃない…、
それらが完全に無視されたみたいに、突然…、全開状態になって、いた……!! ”」
ヨウ「……そ、そんな…!!?」
アニポケククイ「“……校舎内に人が残っていなかったのは幸いだが……、サトシ達が…、ヤバい…っ!!”」
ヨウ「!? い、今、そっちに向かいます!!」
アニポケククイ「“いや!!来ちゃいけない! 奴らは危険すぎる! 君とリーリエは、その場から助けを…、!!?
………、やばいッ!! …うおおぉっ!!”」…ブツ
ヨウ「!!!? ククイ博士ッ!!!」
ロトム図鑑「つ、通信、切れ、…!!
―――――――――――――――ドドォンッ!!!
150: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:48:54.44 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「!!!?」バッ
アニポケリーリエ「!!!?」バッ
ロトム図鑑「!!!?」バッ
「何かでけえ音したな」「何?爆発?」「あれってポケモンスクールのある方角じゃない?」ざわざわ…
ヨウ「………!!」
アニポケリーリエ「………!!」
ロトム図鑑「………!!」
ヨウ「みんな、が……!!……行かなきゃ…!!! ……!?」
―――ぐっ
ヨウ「…!?」
アニポケリーリエ「…!」ぐっ
ロトム図鑑「……リ、リーリエ…!?」
アニポケリーリエ「………」ぐっ…
ヨウ「……ごめん、リーリエ……!! ククイ博士に言われたことならわかってる…!!
でももう、今から助けなんて呼んで待ってる状況じゃない…!! このまま何もしないわけには…、
アニポケリーリエ「そんなことわたくしだってわかってます!!! …………。
…だから……、……とめたいけど、とめるべきなんでしょうけど、……ヨウが行くのを、とめません…。
…………………………。
……たし、か…、ショッピングモール内の施設で、ライドポケモンの貸し出しがおこなえたはずです…。
それに乗っていく方が…、走って戻るよりは…、早いです……」
ヨウ「……!…」
アニポケリーリエ「!!!?」バッ
ロトム図鑑「!!!?」バッ
「何かでけえ音したな」「何?爆発?」「あれってポケモンスクールのある方角じゃない?」ざわざわ…
ヨウ「………!!」
アニポケリーリエ「………!!」
ロトム図鑑「………!!」
ヨウ「みんな、が……!!……行かなきゃ…!!! ……!?」
―――ぐっ
ヨウ「…!?」
アニポケリーリエ「…!」ぐっ
ロトム図鑑「……リ、リーリエ…!?」
アニポケリーリエ「………」ぐっ…
ヨウ「……ごめん、リーリエ……!! ククイ博士に言われたことならわかってる…!!
でももう、今から助けなんて呼んで待ってる状況じゃない…!! このまま何もしないわけには…、
アニポケリーリエ「そんなことわたくしだってわかってます!!! …………。
…だから……、……とめたいけど、とめるべきなんでしょうけど、……ヨウが行くのを、とめません…。
…………………………。
……たし、か…、ショッピングモール内の施設で、ライドポケモンの貸し出しがおこなえたはずです…。
それに乗っていく方が…、走って戻るよりは…、早いです……」
ヨウ「……!…」
151: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:49:36.83 ID:QgB+6NfI0
アニポケリーリエ「わたくしは…、ヨウが危ないの、嫌です……。…でも…、知っています…。…信じています…」
アニポケリーリエ「………………………ヨウは、絶対…負けないって……!!」
ヨウ「………………、………………………………リーリエ……?」
アニポケリーリエ「……違いますよ…? …わたくしは…、リーリエ、です…。
…ヨウ…。みんなを…、ほしぐもちゃんを助けて下さい…。それでヨウ自身も必ず無事でいてください…」
ヨウ「…………。…………」こく!
ヨウ「……ロトム、行こう…!!」
ロトム図鑑「……お…、おうともロ!!!」
―――だっ!!
アニポケリーリエ「…………」
アニポケリーリエ「…………」
アニポケリーリエ「…………………ヨウ…」ぎゅ…
アニポケリーリエ「………………………ヨウは、絶対…負けないって……!!」
ヨウ「………………、………………………………リーリエ……?」
アニポケリーリエ「……違いますよ…? …わたくしは…、リーリエ、です…。
…ヨウ…。みんなを…、ほしぐもちゃんを助けて下さい…。それでヨウ自身も必ず無事でいてください…」
ヨウ「…………。…………」こく!
ヨウ「……ロトム、行こう…!!」
ロトム図鑑「……お…、おうともロ!!!」
―――だっ!!
アニポケリーリエ「…………」
アニポケリーリエ「…………」
アニポケリーリエ「…………………ヨウ…」ぎゅ…
152: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:50:12.88 ID:QgB+6NfI0
―――――ポケモンスクールまでの道
ライドケンタロス「ぶもぉ~!!」┣¨┣¨┣¨┣¨ドド…!
ヨウ「……頼む…。急いでくれ…、ケンタロス…!」
ロトム「!!」
ロトム図鑑「ヨウ! また通信が入ったロト!!」
ヨウ「!! ククイ博士か!!?」
ロトム図鑑「…い、いや! こ…、これは…! と…、とにかく繋ぐロト!!!」
「“…あー、聞こえるかー? ボンジュー…、じゃねーな。 …アローラ! チャンピオン!!”」
ヨウ「………え?」
グリーン「“ははっ、意外とあっさり繋がったなぁー。
やっぱりこの見立てで正しかったか…! … やっぱ俺様、天才だな。ハッハー!”」
ヨウ「……え…! な…、!?」
グリーン「“聞かれる前に応えてやるよ…。
俺は…、元の世界から君を捜しにやってきた、 君の知ってるグリーン様だ。”」
ヨウ「…!!???」
ライドケンタロス「ぶもぉ~!!」┣¨┣¨┣¨┣¨ドド…!
ヨウ「……頼む…。急いでくれ…、ケンタロス…!」
ロトム「!!」
ロトム図鑑「ヨウ! また通信が入ったロト!!」
ヨウ「!! ククイ博士か!!?」
ロトム図鑑「…い、いや! こ…、これは…! と…、とにかく繋ぐロト!!!」
「“…あー、聞こえるかー? ボンジュー…、じゃねーな。 …アローラ! チャンピオン!!”」
ヨウ「………え?」
グリーン「“ははっ、意外とあっさり繋がったなぁー。
やっぱりこの見立てで正しかったか…! … やっぱ俺様、天才だな。ハッハー!”」
ヨウ「……え…! な…、!?」
グリーン「“聞かれる前に応えてやるよ…。
俺は…、元の世界から君を捜しにやってきた、 君の知ってるグリーン様だ。”」
ヨウ「…!!???」
153: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:51:55.34 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「……グ、グリーン…さん…!? 、 え…?、 なん…、で…???」
グリーン「“だから、君を救助しに来たんだっての!
…『アローラの若きチャンピオン、突然の失踪』。こっちの世界じゃちょっとした騒ぎなってんだぜ?”」
ヨウ「……あ、 ……ああっ…!?」
グリーン「“デクシオ君とジーナさんなんて責任感じちゃって不眠不休で君を探してる。
他にも各島のキャプテンやらキングやらクイーンやらといったトレーナー達の有志、
国際警察に、さらに何故かエーテル財団からも捜索の人員が出てるらしい。 ハウ君って子もいたぞー。
…とにかくまー、アローラ全土で大わらわさ。
…でもまぁ一番大変なことになってるのは、君を探しに行こうとして落ち着かない、君のポケモン達だな。
ククイ博士やらナリヤのじーさんやら、ポケリゾートのモーン氏やらが
それを一日中なだめすかし回って、てんてこ舞いみたいだぜ?”」ニヤリ
ヨウ「…っ!! …し、しまった…! …みんなに悪いことしちゃった…! …謝らまらなきゃ…!!」
グリーン「“まぁ、元気だったならみんなも報われただろ。……正直、俺も安心したよ。・・・ふぁ…”」
ヨウ「……本当に…、すみませんでした…!
……、…ひょっとして…、グリーンさんも僕を捜してくれていて、寝てなかったん、ですか…?」
グリーン「“ん? …あ、いや、違うぞ。たまたま欠伸が出ただけだ。
デリケートな俺様、遅れてやってきた時差ボk…、”
ヨウ「……ごめんなさい…!!!」
グリーン「…………」
グリーン「“……謝んな。 良いんだよ、本当に。 …本当に無事で良かった。
君はみんなに必要なヤツなんだ。 君と出逢って間もない俺ですら、そう思うよ”」
グリーン「“だから、君を救助しに来たんだっての!
…『アローラの若きチャンピオン、突然の失踪』。こっちの世界じゃちょっとした騒ぎなってんだぜ?”」
ヨウ「……あ、 ……ああっ…!?」
グリーン「“デクシオ君とジーナさんなんて責任感じちゃって不眠不休で君を探してる。
他にも各島のキャプテンやらキングやらクイーンやらといったトレーナー達の有志、
国際警察に、さらに何故かエーテル財団からも捜索の人員が出てるらしい。 ハウ君って子もいたぞー。
…とにかくまー、アローラ全土で大わらわさ。
…でもまぁ一番大変なことになってるのは、君を探しに行こうとして落ち着かない、君のポケモン達だな。
ククイ博士やらナリヤのじーさんやら、ポケリゾートのモーン氏やらが
それを一日中なだめすかし回って、てんてこ舞いみたいだぜ?”」ニヤリ
ヨウ「…っ!! …し、しまった…! …みんなに悪いことしちゃった…! …謝らまらなきゃ…!!」
グリーン「“まぁ、元気だったならみんなも報われただろ。……正直、俺も安心したよ。・・・ふぁ…”」
ヨウ「……本当に…、すみませんでした…!
……、…ひょっとして…、グリーンさんも僕を捜してくれていて、寝てなかったん、ですか…?」
グリーン「“ん? …あ、いや、違うぞ。たまたま欠伸が出ただけだ。
デリケートな俺様、遅れてやってきた時差ボk…、”
ヨウ「……ごめんなさい…!!!」
グリーン「…………」
グリーン「“……謝んな。 良いんだよ、本当に。 …本当に無事で良かった。
君はみんなに必要なヤツなんだ。 君と出逢って間もない俺ですら、そう思うよ”」
154: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:52:51.56 ID:QgB+6NfI0
ヨウ「…はい…。 ……ありがとう、ございます…!」
グリーン「“…さて、実はもうそっちに迎えを寄越してあるんだ。
そいつと合流してすぐにこっちの世界に戻って来い”」
ヨウ「迎えって…? ほしぐもちゃん無しで空間の歪みの穴が開いてるってことですか…!?」
グリーン「“君が昼夜逆転の世界で捕まえたっていう、コスモッグって言ったか?
君が直接育てて進化させた、もう一体のアローラ伝説のポケモンの力を借りて、
こっちとそっちの世界の時空を繋げたんだ。 今、通信ができているのもその影響だろうよ。
……ちなみに君がいるこの世界のことがわかったのは、また別のポケモンのおかげなんだけどな。
ま、その辺のことは迎えのヤツに直接聞いてくれ”」
ヨウ「あ、いや、でもそれが…!!! 今はまだここを離れるわけにはいかないんです!!」
グリーン「“? 何があった?”」
―――――
―――
―
グリーン「“…さて、実はもうそっちに迎えを寄越してあるんだ。
そいつと合流してすぐにこっちの世界に戻って来い”」
ヨウ「迎えって…? ほしぐもちゃん無しで空間の歪みの穴が開いてるってことですか…!?」
グリーン「“君が昼夜逆転の世界で捕まえたっていう、コスモッグって言ったか?
君が直接育てて進化させた、もう一体のアローラ伝説のポケモンの力を借りて、
こっちとそっちの世界の時空を繋げたんだ。 今、通信ができているのもその影響だろうよ。
……ちなみに君がいるこの世界のことがわかったのは、また別のポケモンのおかげなんだけどな。
ま、その辺のことは迎えのヤツに直接聞いてくれ”」
ヨウ「あ、いや、でもそれが…!!! 今はまだここを離れるわけにはいかないんです!!」
グリーン「“? 何があった?”」
―――――
―――
―
155: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:53:53.16 ID:QgB+6NfI0
グリーン「“……。 やべぇな…。 認めたくねーけど…、……まずったかもしれねぇ…”」
ヨウ「…? どういう…ことですか?」
グリーン「“…俺達がこっちの世界への穴を空けた時間と、UBが再出現した時間が完全に一致しちまう…。
時空の歪み同士は、…連動している、ってことなのかも、しれない…!”」
ヨウ「………そ…、そんなっ…!!?」
グリーン「“……確証はねぇが、このクソマズい状況は俺達が招いちまった可能性があるってことか…?
チッ、洒落になんねぇぞ、こりゃあ…。 ……ヨウ、助けに来といて締まらねぇ話だが…、
迎えの奴と合流して、ほしぐもちゃんとやらの救出ついでに、UBの出現の収拾を頼む…!
……時空の歪みだか叫びだか知らねーが、こっちの世界の危機をほっとくつもりはさらさら無ぇ。
……そうだろ?”」
ヨウ「…はい! …それで、『その迎えのヤツ』っていうのは…?」
ロトム図鑑「!? ヨウ! 上空から高速で接近する反応ありロト!」
ヨウ「!!? まさか、UB……!!?」
ロトム図鑑「…いやUBとは違うロト! …一人、人間が乗っているポケモンだロ…! …あ、あれは…!」
―――バサッ
グリーン「“…やっと来やがったか…。まったくいつもそうなんだよ…。
…………お前は、いつも俺様より一歩、遅れて現れんだ………”」ニヤリ
ヨウ「…? どういう…ことですか?」
グリーン「“…俺達がこっちの世界への穴を空けた時間と、UBが再出現した時間が完全に一致しちまう…。
時空の歪み同士は、…連動している、ってことなのかも、しれない…!”」
ヨウ「………そ…、そんなっ…!!?」
グリーン「“……確証はねぇが、このクソマズい状況は俺達が招いちまった可能性があるってことか…?
チッ、洒落になんねぇぞ、こりゃあ…。 ……ヨウ、助けに来といて締まらねぇ話だが…、
迎えの奴と合流して、ほしぐもちゃんとやらの救出ついでに、UBの出現の収拾を頼む…!
……時空の歪みだか叫びだか知らねーが、こっちの世界の危機をほっとくつもりはさらさら無ぇ。
……そうだろ?”」
ヨウ「…はい! …それで、『その迎えのヤツ』っていうのは…?」
ロトム図鑑「!? ヨウ! 上空から高速で接近する反応ありロト!」
ヨウ「!!? まさか、UB……!!?」
ロトム図鑑「…いやUBとは違うロト! …一人、人間が乗っているポケモンだロ…! …あ、あれは…!」
―――バサッ
グリーン「“…やっと来やがったか…。まったくいつもそうなんだよ…。
…………お前は、いつも俺様より一歩、遅れて現れんだ………”」ニヤリ
156: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:56:47.58 ID:QgB+6NfI0
―――――ポケモンスクール・校庭
UBの大群「「「「「じぇるるるるるうるるる……」」」」」
ムサシ「なによなによなんなのよぉ!!あれぇー!!」
コジロウ「カンベンしてくれよォ~!!(泣)」
―――ドゴーン!!
ニャース「ぎにゃああああああ…!!」
ムサシ&コジロウ「「ひえぇえ、ニャースぅ!!」」
ソーナンス「そーなんすぅっ!!」
―――ズガァアン!!
サトシ「……!! ピカチュウッ…!!!!」
ピカチュウ「……………………ぴ……」ボロボロ
アニポケスイレン「…!! サトシの…、ピ、ピカチュウが、ぴくりともしてないよ…!!」
アニポケカキ「あれは…ヤバいぞ…!! 早く助けに行かないと…!!」
アニポケマーマネ「で、でもボク達のポケモンだって、もうやられちゃったし…!、 …!!!!」
UBの大群「「「「「じぇるるるるるうるるる……」」」」」
ムサシ「なによなによなんなのよぉ!!あれぇー!!」
コジロウ「カンベンしてくれよォ~!!(泣)」
―――ドゴーン!!
ニャース「ぎにゃああああああ…!!」
ムサシ&コジロウ「「ひえぇえ、ニャースぅ!!」」
ソーナンス「そーなんすぅっ!!」
―――ズガァアン!!
サトシ「……!! ピカチュウッ…!!!!」
ピカチュウ「……………………ぴ……」ボロボロ
アニポケスイレン「…!! サトシの…、ピ、ピカチュウが、ぴくりともしてないよ…!!」
アニポケカキ「あれは…ヤバいぞ…!! 早く助けに行かないと…!!」
アニポケマーマネ「で、でもボク達のポケモンだって、もうやられちゃったし…!、 …!!!!」
157: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:57:33.04 ID:QgB+6NfI0
ウツロイド「…………じぇる……」
――――ズガ! …バキ!ベシャ!!
ピカチュウ「…………、…………、………!!」
UBの大群「「「「「じぇるるるるるうるるるるるるる……!!!」」」」」
アニポケカキ「あ…、あいつら…!? …ピカチュウを……、」
アニポケスイレン「……いたぶって……る……!?」
アニポケマオ「なんでっ…! こんな…! 酷すぎるよ……!!」
アニポケマーマネ「……あ、いつら、まるで…笑ってる…みたいだ………」ぞく
158: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:58:00.90 ID:QgB+6NfI0
サトシ「…や、」
――――ズゴ!バキン!ガリ!!
ピカチュウ「……、…………………!」
サトシ「……やめろ、よ…!」ふらふら
――――バキ!メリ!ドゴ!!
ピカチュウ「………………………」
サトシ「…やめろぉおおおおおおおおおお!!!!」だっ!
アニポケスイレン「あ、サトシっ!!」
サトシ「ピカチュウを…、離せぇええええ!!!!!」
ウツロイド「じぇるるっぷ…!!」カッ
――――ドゴォオン!!!
サトシ「……ぐ…、あ…!!」
――――ズゴ!バキン!ガリ!!
ピカチュウ「……、…………………!」
サトシ「……やめろ、よ…!」ふらふら
――――バキ!メリ!ドゴ!!
ピカチュウ「………………………」
サトシ「…やめろぉおおおおおおおおおお!!!!」だっ!
アニポケスイレン「あ、サトシっ!!」
サトシ「ピカチュウを…、離せぇええええ!!!!!」
ウツロイド「じぇるるっぷ…!!」カッ
――――ドゴォオン!!!
サトシ「……ぐ…、あ…!!」
159: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:58:27.23 ID:QgB+6NfI0
サトシ「………………く」
サトシ「………………う…うう……」
サトシ「………………ピカ、チュウ…………を……」
サトシ「………………離せよ…俺のピカ、チュウ…………を…………離せ……」
サトシ「……………………ま…………」
サトシ「…………………………待って…ろ……おれ……が…!!」
ピカチュウ「…」
サトシ「……………ピカ、チュウ……? ……ピカチュウ…、 ………!」うる
サトシ「……………ううっ…、 くそっ……、 …!」ぽろ…
サトシ「……………………………ちく、…しょう……っ!!!」ぽろぽろ…!
サトシ「………………う…うう……」
サトシ「………………ピカ、チュウ…………を……」
サトシ「………………離せよ…俺のピカ、チュウ…………を…………離せ……」
サトシ「……………………ま…………」
サトシ「…………………………待って…ろ……おれ……が…!!」
ピカチュウ「…」
サトシ「……………ピカ、チュウ……? ……ピカチュウ…、 ………!」うる
サトシ「……………ううっ…、 くそっ……、 …!」ぽろ…
サトシ「……………………………ちく、…しょう……っ!!!」ぽろぽろ…!
160: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/27(木) 23:59:42.98 ID:QgB+6NfI0
アニポケマオ「……サトシがっ…!!」
アニポケカキ「マオも前に出るなっ!! ……俺が行…、!?」
ウツロイド「じぇるるるるるうる…」ビュッ!!
クラスメイト達「「「「サトシーーーッ!!!!!!!」」」」
サトシ「………!!!」
――――ピョン!
ウツロイド「…!?」
――――ボボボボッ!!ボボボボッ!! ズバンッ!!!!
ウツロイド「………、」
ウツロイド「………………じ、じぇる?」ぐら…
――――ズシン
ウツロイド「」
全員「「「「「!!!!!?」」」」」
もう一匹のピカチュウ「ぴっかっちゅう!!」どやっ!
アニポケカキ「マオも前に出るなっ!! ……俺が行…、!?」
ウツロイド「じぇるるるるるうる…」ビュッ!!
クラスメイト達「「「「サトシーーーッ!!!!!!!」」」」
サトシ「………!!!」
――――ピョン!
ウツロイド「…!?」
――――ボボボボッ!!ボボボボッ!! ズバンッ!!!!
ウツロイド「………、」
ウツロイド「………………じ、じぇる?」ぐら…
――――ズシン
ウツロイド「」
全員「「「「「!!!!!?」」」」」
もう一匹のピカチュウ「ぴっかっちゅう!!」どやっ!
161: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:00:20.82 ID:2rq1lS+J0
クラスメイト達「「「「……………!?」」」」
アニポケスイレン「…………なに……、あれ……?」
アニポケカキ「い、いきなり…、もう一匹…、ピカチュウが…現れ、て……」
アニポケマーマネ「…サトシ達に止めを刺そうとする…UBを、倒した…。 ……一撃で……っ!」
アニポケスイレン「……………ちがう…、そっちじゃ、ない…」
アニポケマオ「……スイ、レン…?」
アニポケスイレン「ほら…、あそこ…。…こっちにむかって…、あるいて、きている……」
アニポケスイレン「…………………あかいぼうしのひと…………………!!!」
―――――すたすた
レッド「…………………………………」
アニポケスイレン「…………なに……、あれ……?」
アニポケカキ「い、いきなり…、もう一匹…、ピカチュウが…現れ、て……」
アニポケマーマネ「…サトシ達に止めを刺そうとする…UBを、倒した…。 ……一撃で……っ!」
アニポケスイレン「……………ちがう…、そっちじゃ、ない…」
アニポケマオ「……スイ、レン…?」
アニポケスイレン「ほら…、あそこ…。…こっちにむかって…、あるいて、きている……」
アニポケスイレン「…………………あかいぼうしのひと…………………!!!」
―――――すたすた
レッド「…………………………………」
162: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:00:57.16 ID:2rq1lS+J0
レッド「…………………」すたすた
レッド「…………………」
レッド「………」ひょい
サトシのピカチュウ「………ぴ…」
サトシのピカチュウ「…………………ぴ、…か、ぴ……?」
レッド「…………………」すたすた
サトシ「………!…」
レッド「……………………」すっ
サトシ「!! ………ピ、ピカチュウ!!…よかった…!! …ピカチュウっ!!!」だきっ!
サトシのピカチュウ「…………ぴか、ぴぃ……」
レッド「……………………」
レッド「……………………よく持ちこたえたな………。……君も…、君のピカチュウも………」
サトシ「……!…」
レッド「……………………………後は任せろ…………」くる
レッド「……………………」すたすた
サトシ「…あ」
レッド「…………………」
レッド「………」ひょい
サトシのピカチュウ「………ぴ…」
サトシのピカチュウ「…………………ぴ、…か、ぴ……?」
レッド「…………………」すたすた
サトシ「………!…」
レッド「……………………」すっ
サトシ「!! ………ピ、ピカチュウ!!…よかった…!! …ピカチュウっ!!!」だきっ!
サトシのピカチュウ「…………ぴか、ぴぃ……」
レッド「……………………」
レッド「……………………よく持ちこたえたな………。……君も…、君のピカチュウも………」
サトシ「……!…」
レッド「……………………………後は任せろ…………」くる
レッド「……………………」すたすた
サトシ「…あ」
163: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:01:32.31 ID:2rq1lS+J0
サトシ「………あ! あの!!」
レッド「………………?」ちら
サトシ「…お、俺のピカチュウを助けてくれて、ありがとうございます…! あ…、あなたは、誰…?」
レッド「…………………………」
レッド「…………………………俺はレッド………。 …………マサラタウンのレッドだ………」
レッド「…………………………」
レッド「…………………………」すたすた
サトシ「………マサラ…、…タウ、ン……?」
「サトシ!!」
サトシ「!?」
レッド「………………?」ちら
サトシ「…お、俺のピカチュウを助けてくれて、ありがとうございます…! あ…、あなたは、誰…?」
レッド「…………………………」
レッド「…………………………俺はレッド………。 …………マサラタウンのレッドだ………」
レッド「…………………………」
レッド「…………………………」すたすた
サトシ「………マサラ…、…タウ、ン……?」
「サトシ!!」
サトシ「!?」
164: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:02:16.33 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「…サトシ…! …はぁはぁ、やっと、追い付いた…!!」
サトシ「…!? ヨ、ヨウ! 戻って来て、くれたのか…!」
ヨウ「…! …ピカチュウ…、酷いダメージだ…。 待って、すぐに“かいふくのくすり”で治療する…
……よく…あんなとんでもない数のUB相手に……。 …しかも、あのUB達…、全部色違いだ…!」
サトシ「ああ…、…ピカチュウを頼む!! …ヨウ? ……あのレッドさんって人は…?」
ヨウ「…あの人は、僕の世界から僕を迎えに来て来てくれた、僕の仲間だ…。
アローラで強者のみが集うポニ島のバトルツリーで頂点に立つ、バトルレジェンド…。
いや、それ以前に、ポケモンリーグ本部がある、
あのカントー地方で一番強いかも知れないポケモントレーナー……」
サトシ「………………。」
サトシ「…!? ヨ、ヨウ! 戻って来て、くれたのか…!」
ヨウ「…! …ピカチュウ…、酷いダメージだ…。 待って、すぐに“かいふくのくすり”で治療する…
……よく…あんなとんでもない数のUB相手に……。 …しかも、あのUB達…、全部色違いだ…!」
サトシ「ああ…、…ピカチュウを頼む!! …ヨウ? ……あのレッドさんって人は…?」
ヨウ「…あの人は、僕の世界から僕を迎えに来て来てくれた、僕の仲間だ…。
アローラで強者のみが集うポニ島のバトルツリーで頂点に立つ、バトルレジェンド…。
いや、それ以前に、ポケモンリーグ本部がある、
あのカントー地方で一番強いかも知れないポケモントレーナー……」
サトシ「………………。」
165: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:03:05.15 ID:2rq1lS+J0
レッド「…。 ……………ヨウ……。
……あのUB、“みず”タイプかと思ってピカチュウで嗾けたが…、“でんき”は等倍での通りだった……」
ヨウ「…。 ……ウツロイドは“いわ”と“どく”の複合タイプ。
素早さはやや高めで特殊アタッカーに適したステータス傾向をしています。
………人間に寄生して、理性を狂わせる性質を持っているので…気を付けてください……!」
レッド「……………わかった……。 ………“いわ”と“どく”の複合………。
………これまで、それなり多くの相手と闘ってきたつもりだが……、
………ここまで外見と実際のタイプが一致しないヤツは……中々記憶にない……」すたすた
レッド「………なるほど………UB…、か………」すたすた
UBの群れ「「「「「「「じぇるるるうるるうるうるうるるッるるるるるるるる…!!!!」」」」」」」
レッドのピカチュウ「ぴかちゅう?」ぴょこん
レッド「………ん…、…一回…戻っていいよ……。………最初は……あいつでやる……」
サトシ「!! ヨウ! レ、レッドさんは…、 ひ、一人であの大群と闘う気なのか!!?」
ヨウ「…大丈夫」
レッド「………行け……、カメックス……」
―――ボン!
カメックス「……ゴオォアン!!」
……あのUB、“みず”タイプかと思ってピカチュウで嗾けたが…、“でんき”は等倍での通りだった……」
ヨウ「…。 ……ウツロイドは“いわ”と“どく”の複合タイプ。
素早さはやや高めで特殊アタッカーに適したステータス傾向をしています。
………人間に寄生して、理性を狂わせる性質を持っているので…気を付けてください……!」
レッド「……………わかった……。 ………“いわ”と“どく”の複合………。
………これまで、それなり多くの相手と闘ってきたつもりだが……、
………ここまで外見と実際のタイプが一致しないヤツは……中々記憶にない……」すたすた
レッド「………なるほど………UB…、か………」すたすた
UBの群れ「「「「「「「じぇるるるうるるうるうるうるるッるるるるるるるる…!!!!」」」」」」」
レッドのピカチュウ「ぴかちゅう?」ぴょこん
レッド「………ん…、…一回…戻っていいよ……。………最初は……あいつでやる……」
サトシ「!! ヨウ! レ、レッドさんは…、 ひ、一人であの大群と闘う気なのか!!?」
ヨウ「…大丈夫」
レッド「………行け……、カメックス……」
―――ボン!
カメックス「……ゴオォアン!!」
166: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:03:43.12 ID:2rq1lS+J0
ウツロイド×5「「「「「じぇるるっぷ!!!!!」」」」」ビュンッ!
レッド「………“なみのり”……」
―――ズブブブバ!ズブブブバ!ドシュゥドシュゥドシュゥーン…! ズバーン!!
ウツロイド×5「「「「「」」」」」
ヨウ以外「「「「「!!!!??」」」」」
UBの大群「「「「「!!!!??」」」」」
ヨウ「ほらね」
レッド「………“ハイドロポンプ” ……」
―――ドシュゥドシュゥドシュゥーン…!ドシュゥドシュゥドシュゥーン…! ズバーン!!
UBの群れ「「「「「「「グガァアアアアアアアアア……ッ!!!!!」」」」」」」
カメックス「…ゴオオオオオォォォァオアアアン……ッ!!!!!」
アニポケスイレン「…す…、すごい…!」ビリビリ…
アニポケマオ「あの人…、一人であの大群と渡り合ってる……、どころじゃ…、ない…」
アニポケカキ「……あのカメックス一体で、あの大群を……」
アニポケマーマネ「圧倒…してる……!!」
レッド「………“なみのり”……」
―――ズブブブバ!ズブブブバ!ドシュゥドシュゥドシュゥーン…! ズバーン!!
ウツロイド×5「「「「「」」」」」
ヨウ以外「「「「「!!!!??」」」」」
UBの大群「「「「「!!!!??」」」」」
ヨウ「ほらね」
レッド「………“ハイドロポンプ” ……」
―――ドシュゥドシュゥドシュゥーン…!ドシュゥドシュゥドシュゥーン…! ズバーン!!
UBの群れ「「「「「「「グガァアアアアアアアアア……ッ!!!!!」」」」」」」
カメックス「…ゴオオオオオォォォァオアアアン……ッ!!!!!」
アニポケスイレン「…す…、すごい…!」ビリビリ…
アニポケマオ「あの人…、一人であの大群と渡り合ってる……、どころじゃ…、ない…」
アニポケカキ「……あのカメックス一体で、あの大群を……」
アニポケマーマネ「圧倒…してる……!!」
167: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:04:34.13 ID:2rq1lS+J0
サトシ「…………つ、強ぇ……」ぽかーん
ヨウ「……サトシ…」
サトシ「…? …どうした…ヨウ…?」
ヨウ「…サトシ。よく聞いて。 ……きっと僕の世界にも…、君は、いる……。
つまり今まで僕は君に数えきれないほど助けてもらっていた…。何で気づかなかったんだろう…?」スッ
サトシ「…? ヨウ…? き、急に…どう、した…? …、 ……!!?
……こ、……こいつは……!!? な、なんで…ヨウが……!!?? …??」
ヨウ「……。 ……やっぱり…そうなんだね……?
…この子がレッドさん達をこの世界に導いてくれたみたいなんだ…。 …正直、詳しいことは解らない。
…ただ…間違い無く一つ言えるのは…、」
ヨウ「…このポケモンの本来の“おや”は……、君だってことだ……!」
サトシ「・・・・・・!」
サトシ「・・・ゲッコウ、ガ・・・!」
サトシ「・・・こ、こいつは・・・、俺の、ゲッコウガ・・・だ・・・!」
ヨウ「……サトシ…」
サトシ「…? …どうした…ヨウ…?」
ヨウ「…サトシ。よく聞いて。 ……きっと僕の世界にも…、君は、いる……。
つまり今まで僕は君に数えきれないほど助けてもらっていた…。何で気づかなかったんだろう…?」スッ
サトシ「…? ヨウ…? き、急に…どう、した…? …、 ……!!?
……こ、……こいつは……!!? な、なんで…ヨウが……!!?? …??」
ヨウ「……。 ……やっぱり…そうなんだね……?
…この子がレッドさん達をこの世界に導いてくれたみたいなんだ…。 …正直、詳しいことは解らない。
…ただ…間違い無く一つ言えるのは…、」
ヨウ「…このポケモンの本来の“おや”は……、君だってことだ……!」
サトシ「・・・・・・!」
サトシ「・・・ゲッコウ、ガ・・・!」
サトシ「・・・こ、こいつは・・・、俺の、ゲッコウガ・・・だ・・・!」
168: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:05:04.34 ID:2rq1lS+J0
―――――
カミツルギ「…!!」ビュン!
レッド(……。 ………ウツロイドとは違う別種のUB……。……かなり小さい……)
「“つじぎり”!!」
―――ザシュンッ!!
カミツルギ「」
レッド「………………?」
ゲッコウガ「コウガァ…!!」トッ
サトシ「……レッドさん…! 俺も一緒に闘います…!」たたっ
レッド「………。 …心配いらない……。 ……君のその気持ちと…俺のポケモン達だけで…十分だ……」
サトシ「……へへ! …俺、マサラタウンのサトシ…!」
レッド「……。 …………何…?」
サトシ「足手まといにはならないから…、見てて下さい…! ………ふー…」
カミツルギ「…!!」ビュン!
レッド(……。 ………ウツロイドとは違う別種のUB……。……かなり小さい……)
「“つじぎり”!!」
―――ザシュンッ!!
カミツルギ「」
レッド「………………?」
ゲッコウガ「コウガァ…!!」トッ
サトシ「……レッドさん…! 俺も一緒に闘います…!」たたっ
レッド「………。 …心配いらない……。 ……君のその気持ちと…俺のポケモン達だけで…十分だ……」
サトシ「……へへ! …俺、マサラタウンのサトシ…!」
レッド「……。 …………何…?」
サトシ「足手まといにはならないから…、見てて下さい…! ………ふー…」
169: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:05:34.41 ID:2rq1lS+J0
―――――
ムサシ「……ちょっとぉ…? …生きてる…? ニャース…?」
ニャース「……ひ…ひひ、酷い目にあった…にゃ……!」ボロボロ…
ヨウ「…ニ、ニャースが…、喋ってる…っ!??」わなわな…!
アニポケスイレン「…やっぱり、はじめてみるひとはおどろくよね…」
アニポケマーマネ「ま、まーね…」
ソーナンス「そーなんすぅ!!」
アニポケマオ「…ピカチュウも助け出せて、本当に良かったよ……」ぎゅ…
ピカチュウ「……ぴかちゅう…」にこ
アニポケカキ「…ああ…。 それにしても…サトシは、大丈夫なのか……?」ちら
コジロウ「……。 …今のところ、あの滅茶苦茶強い赤い帽子の男が一緒に…、
…って、あれは…ゲッコウ…ガ…? …アイツがなんで、アローラに? …お! まさか!」
ロケット団「「「あ、あれはぁッ!!」」」ぱぁっ
クラスメイト達「「「「……??」」」」」
ヨウ「…!」にやり
ムサシ「……ちょっとぉ…? …生きてる…? ニャース…?」
ニャース「……ひ…ひひ、酷い目にあった…にゃ……!」ボロボロ…
ヨウ「…ニ、ニャースが…、喋ってる…っ!??」わなわな…!
アニポケスイレン「…やっぱり、はじめてみるひとはおどろくよね…」
アニポケマーマネ「ま、まーね…」
ソーナンス「そーなんすぅ!!」
アニポケマオ「…ピカチュウも助け出せて、本当に良かったよ……」ぎゅ…
ピカチュウ「……ぴかちゅう…」にこ
アニポケカキ「…ああ…。 それにしても…サトシは、大丈夫なのか……?」ちら
コジロウ「……。 …今のところ、あの滅茶苦茶強い赤い帽子の男が一緒に…、
…って、あれは…ゲッコウ…ガ…? …アイツがなんで、アローラに? …お! まさか!」
ロケット団「「「あ、あれはぁッ!!」」」ぱぁっ
クラスメイト達「「「「……??」」」」」
ヨウ「…!」にやり
170: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:06:06.51 ID:2rq1lS+J0
サトシ「久しぶりに・・・・、行くぜぇ、ゲッコウガっ! 俺達の・・・フルパワーだッッ!!!」
―――バシューゥゥン…!!
サトシゲッコウガ「…………」
サトシゲッコウガ「……………ゲッ、コゥーガァーッ!!」カッ!
カミツルギ「…!!」ビュン!
カミツルギ「…!!」ビュン!
カミツルギ「…!!」ビュン!
サトシゲッコウガ「……!」シュン!
―――ザンッ!ザンッ!ザンッ…!!!
カミツルギ「」
カミツルギ「」
カミツルギ「」
サトシゲッコウガ「………コウガァ……!」スタッ…
サトシ「……やっぱりお前は超頼りになるぜっ…!
……ヨウが言うには、本当の俺のゲッコウガとは、ゲンミツには違う俺のゲッコウガ…らしいけど…、
まさか…今またお前と一緒に闘えるなんて……、俺、すっげー嬉しいよ…!」
サトシゲッコウガ「こーが♪」にこにこ!
―――バシューゥゥン…!!
サトシゲッコウガ「…………」
サトシゲッコウガ「……………ゲッ、コゥーガァーッ!!」カッ!
カミツルギ「…!!」ビュン!
カミツルギ「…!!」ビュン!
カミツルギ「…!!」ビュン!
サトシゲッコウガ「……!」シュン!
―――ザンッ!ザンッ!ザンッ…!!!
カミツルギ「」
カミツルギ「」
カミツルギ「」
サトシゲッコウガ「………コウガァ……!」スタッ…
サトシ「……やっぱりお前は超頼りになるぜっ…!
……ヨウが言うには、本当の俺のゲッコウガとは、ゲンミツには違う俺のゲッコウガ…らしいけど…、
まさか…今またお前と一緒に闘えるなんて……、俺、すっげー嬉しいよ…!」
サトシゲッコウガ「こーが♪」にこにこ!
171: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:06:43.98 ID:2rq1lS+J0
レッド「…………。 ……なるほど……やるな……。
……それなら……同じ故郷を持つ者同士……一緒に闘うとするか……? ……サトシ……」
サトシ「…へへへ! …はい! レッドさん!」にかっ
アニポケスイレン「……な、に? …あのゲッコウガ…? ……なん、なの…?」
ヨウ「あれはサトシゲッコウガだ…!」ニヤリ
ロケット団「「「なーはっはぁっ!!」」」」得意顔
アニポケスイレン「…いや、だから…なんなの…、…それ…?」
アニポケカキ「な…、何にせよ、これなら…!」
アニポケマーマネ「行ける…!」
アニポケマオ「希望が出てきた…!」
ソーナンス「そーなんすうッ!!」
UBの群れ「「「「「「「グガァアアアアアアアアア……ッ!!!!!」」」」」」」
カメックス「ゴオォアン!!」ゴォ!
サトシゲッコウガ「コウガア!!」ゴォ!
……それなら……同じ故郷を持つ者同士……一緒に闘うとするか……? ……サトシ……」
サトシ「…へへへ! …はい! レッドさん!」にかっ
アニポケスイレン「……な、に? …あのゲッコウガ…? ……なん、なの…?」
ヨウ「あれはサトシゲッコウガだ…!」ニヤリ
ロケット団「「「なーはっはぁっ!!」」」」得意顔
アニポケスイレン「…いや、だから…なんなの…、…それ…?」
アニポケカキ「な…、何にせよ、これなら…!」
アニポケマーマネ「行ける…!」
アニポケマオ「希望が出てきた…!」
ソーナンス「そーなんすうッ!!」
UBの群れ「「「「「「「グガァアアアアアアアアア……ッ!!!!!」」」」」」」
カメックス「ゴオォアン!!」ゴォ!
サトシゲッコウガ「コウガア!!」ゴォ!
172: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:07:23.51 ID:2rq1lS+J0
――――――――
―――
アニポケマーマネ「すっごいよ…!あの二体!! 攻撃するたびにUBを倒してってる!!」
ヨウ「……? い、や…? ……なにか…おか…、しい…?」
ムサシ「なーに言ってんのよぉ! あんなに押しまくってんじゃないっ!」
アニポケカキ「そういえば…、もう…かなりのUBを倒したはずだが…、…奴らの数が全然減ってない!?」
――――――――
サトシ「……はぁ…はぁ…」
サトシ「…。 UBを倒せる…。 …問題なく、倒せるんだけど…、なんかさっきからキリが、無いぜ…?」
レッド「…………どうやら、例の時空の歪みの先から…UBが際限無く出現し続けているようだな……。
……そろそろ…ヨウのポケモンを取り返す方法を本気で考えないと面倒か………」
サトシ「…? ヨウのポケモンならその歪みを閉じれて、これ以上UBが増えるのを防げるってこと?」
レッド「………おそらくは……。 ……一応、今までヨウのモンスターボールを取り込んだウツロイドを
…捜しながら戦っていたんだが……はっきりいって俺にはまったく見当がつかない………。
……ただ…これまで俺達が倒した個体の中に…そいつがいなかったのは間違いないと思う……」
サトシ(やっぱすげーな…この人…。 ……んーと…そういえば…?
ククイ博士が、ヨウのポケモンは凄いエネルギーを持ってるみたいなこと、言ってたっけな…?)
―――
アニポケマーマネ「すっごいよ…!あの二体!! 攻撃するたびにUBを倒してってる!!」
ヨウ「……? い、や…? ……なにか…おか…、しい…?」
ムサシ「なーに言ってんのよぉ! あんなに押しまくってんじゃないっ!」
アニポケカキ「そういえば…、もう…かなりのUBを倒したはずだが…、…奴らの数が全然減ってない!?」
――――――――
サトシ「……はぁ…はぁ…」
サトシ「…。 UBを倒せる…。 …問題なく、倒せるんだけど…、なんかさっきからキリが、無いぜ…?」
レッド「…………どうやら、例の時空の歪みの先から…UBが際限無く出現し続けているようだな……。
……そろそろ…ヨウのポケモンを取り返す方法を本気で考えないと面倒か………」
サトシ「…? ヨウのポケモンならその歪みを閉じれて、これ以上UBが増えるのを防げるってこと?」
レッド「………おそらくは……。 ……一応、今までヨウのモンスターボールを取り込んだウツロイドを
…捜しながら戦っていたんだが……はっきりいって俺にはまったく見当がつかない………。
……ただ…これまで俺達が倒した個体の中に…そいつがいなかったのは間違いないと思う……」
サトシ(やっぱすげーな…この人…。 ……んーと…そういえば…?
ククイ博士が、ヨウのポケモンは凄いエネルギーを持ってるみたいなこと、言ってたっけな…?)
173: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:07:56.64 ID:2rq1lS+J0
サトシ「…………。 …レッドさん、少しだけUBを任せられる? 試したいことがあるんだ」
レッド「……?… ……構わないが……」
サトシ「さんきゅ! ……………………。
(この状態のゲッコウガの、ジガルデを上回る感知能力を応用すればきっとできるはずだ…。
カロスの負のエネルギーや、マノンのハリさんを見つけ出した時みたいに…!!)」
サトシゲッコウガ「………コウガ…」スッ
―――……………。
サトシ「…………………………」
サトシゲッコウガ「…………………………」
サトシ「…………………………」
サトシゲッコウガ「…………………………」
サトシ「…! ………見えたぜ…!」
レッド「……?… ……構わないが……」
サトシ「さんきゅ! ……………………。
(この状態のゲッコウガの、ジガルデを上回る感知能力を応用すればきっとできるはずだ…。
カロスの負のエネルギーや、マノンのハリさんを見つけ出した時みたいに…!!)」
サトシゲッコウガ「………コウガ…」スッ
―――……………。
サトシ「…………………………」
サトシゲッコウガ「…………………………」
サトシ「…………………………」
サトシゲッコウガ「…………………………」
サトシ「…! ………見えたぜ…!」
174: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:08:24.51 ID:2rq1lS+J0
サトシ「レッドさん…。 正面の右側の奥にいるウツロイド…、アイツの動きを止めることって出来る?」
レッド「………………。」
レッド「………戻れ、カメックス……。 …………行け、」
レッド「……………フシギバナ………」
―――ボン!
フシギバナ「……ギャアアーンッ!!」
レッド「………フシギバナ……、正面右奥のウツロイドに……“ねむりごな”………」
―――フー、サーーッ…
ウツロイド「…!」
ウツロイド「…ZZZ」
レッド「………あれでいいか……?」
サトシ「…! さっすがぁ! …じゃ、今度は俺達が気合入れる番だぜ、ゲッコウガ!」
サトシゲッコウガ「クゥーガッ!!」ビュン!!
レッド「………………。」
レッド「………戻れ、カメックス……。 …………行け、」
レッド「……………フシギバナ………」
―――ボン!
フシギバナ「……ギャアアーンッ!!」
レッド「………フシギバナ……、正面右奥のウツロイドに……“ねむりごな”………」
―――フー、サーーッ…
ウツロイド「…!」
ウツロイド「…ZZZ」
レッド「………あれでいいか……?」
サトシ「…! さっすがぁ! …じゃ、今度は俺達が気合入れる番だぜ、ゲッコウガ!」
サトシゲッコウガ「クゥーガッ!!」ビュン!!
175: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:08:57.58 ID:2rq1lS+J0
――――ダダダダダダ…ッ!!
UBの群れ「「「「「「「グガァアアアアアアアアア……ッ!!!!!」」」」」」」
レッド「…………邪魔はさせない……。 ……フシギバナ…、…サトシのゲッコウガを援護だ……」
フシギバナ「ギャアーーンンッッ!!!!」
サトシゲッコウガ「…!」バッ…!!
ウツロイド「…ZZ…Z…、 …!!」ビク!
サトシ「目が覚めたか…! だけど…、もう遅いぜ…!」
ウツロイド「じぇるるっぷッ!!!」“パワージェム”
サトシ「ゲッコウガ……、よけろっ!! …それで、そのまま…!
…ヨウのほしぐもちゃんが入ったモンスターボールを………!」
サトシゲッコウガ「ゲッコウガッッ!!」
ウツロイド「………!!」
―――バシィ…ッ!!
サトシ「………ゲットだぜ……!!」
ウツロイド「」
サトシ「…いよっしゃ! 戻れ!ゲッコウガ!!」
UBの群れ「「「「「「「グガァアアアアアアアアア……ッ!!!!!」」」」」」」
レッド「…………邪魔はさせない……。 ……フシギバナ…、…サトシのゲッコウガを援護だ……」
フシギバナ「ギャアーーンンッッ!!!!」
サトシゲッコウガ「…!」バッ…!!
ウツロイド「…ZZ…Z…、 …!!」ビク!
サトシ「目が覚めたか…! だけど…、もう遅いぜ…!」
ウツロイド「じぇるるっぷッ!!!」“パワージェム”
サトシ「ゲッコウガ……、よけろっ!! …それで、そのまま…!
…ヨウのほしぐもちゃんが入ったモンスターボールを………!」
サトシゲッコウガ「ゲッコウガッッ!!」
ウツロイド「………!!」
―――バシィ…ッ!!
サトシ「………ゲットだぜ……!!」
ウツロイド「」
サトシ「…いよっしゃ! 戻れ!ゲッコウガ!!」
176: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:09:27.72 ID:2rq1lS+J0
サトシゲッコウガ「コゥガッ!!」ダッ!
フェローチェ×4「「「「…!!!!」」」」ビュン!
サトシ(!! 追ってくるUBがいる…! 俺のゲッコウガより、速い…! 振り切れな、…ッ! )
レッド「……大丈夫だ……サトシ……。 ……構わず突っ込め……。 ……ゲッコウガには当てない……」
サトシ「!? …はい!」
レッド「……ついでにまとめて倒させてもらおうか……。 ……フシギバナ…、“はっぱカッター”……」
フシギバナ「ギャオーーッ!!」
―――ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャア…!ズン、ズン、ズン、ズァーン…!ド、バン…
フェローチェ「」
フェローチェ「」
フェローチェ「」
フェローチェ「」
サトシゲッコウガ「…!!」
フェローチェ×4「「「「…!!!!」」」」ビュン!
サトシ(!! 追ってくるUBがいる…! 俺のゲッコウガより、速い…! 振り切れな、…ッ! )
レッド「……大丈夫だ……サトシ……。 ……構わず突っ込め……。 ……ゲッコウガには当てない……」
サトシ「!? …はい!」
レッド「……ついでにまとめて倒させてもらおうか……。 ……フシギバナ…、“はっぱカッター”……」
フシギバナ「ギャオーーッ!!」
―――ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャア…!ズン、ズン、ズン、ズァーン…!ド、バン…
フェローチェ「」
フェローチェ「」
フェローチェ「」
フェローチェ「」
サトシゲッコウガ「…!!」
177: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:10:16.19 ID:2rq1lS+J0
―――ザザッー!
サトシゲッコウガ「コゥガ!!」スッ
サトシ「…よくやったぜ…、ゲッコウガ! ……ありがとう、レッドさん! 助かったよ!」
レッド「……それはこちらの台詞だ……。 ……サトシ……」
サトシ「?」
レッド「……よくヨウのポケモンを取り戻してくれた……。 ……君がいてくれて…本当に助かった……」
サトシ「へっへっへ…!///」
レッド「…………フシギバナもよくやったな………」ぽんぽん
フシギバナ「ぎゃうぎゃう!」
サトシ「……ヨウ!」シュッ!!
ヨウ「あ! …!!」パシ!
サトシ「取り返したぜ…! ヨウのポケモン…」
ヨウ「……………。」ぐっ…
サトシゲッコウガ「コゥガ!!」スッ
サトシ「…よくやったぜ…、ゲッコウガ! ……ありがとう、レッドさん! 助かったよ!」
レッド「……それはこちらの台詞だ……。 ……サトシ……」
サトシ「?」
レッド「……よくヨウのポケモンを取り戻してくれた……。 ……君がいてくれて…本当に助かった……」
サトシ「へっへっへ…!///」
レッド「…………フシギバナもよくやったな………」ぽんぽん
フシギバナ「ぎゃうぎゃう!」
サトシ「……ヨウ!」シュッ!!
ヨウ「あ! …!!」パシ!
サトシ「取り返したぜ…! ヨウのポケモン…」
ヨウ「……………。」ぐっ…
178: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:10:51.70 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「……」
ヨウ「…よかった、…ほしぐもちゃん…っ、…ほんとに…、良かった……!!」ぎゅ…
ヨウ「……………」
ヨウ「ありがとう…、レッドさん…! …サトシ…!!」
レッド「………」こく…
サトシ「決めてやれ! ヨウ!」にか
ヨウ「……うん…」コク!
ヨウ「…………行けっ………、……………ほしぐも……!」ビッ…!
―――ボンッ!!!
ほしぐもちゃん「…………………」
ほしぐもちゃん「……グォォオアアアアアアアアアアアアアアアァ………ッ!!!!!!」
UBの大群「「「「「「「………!!!!!!????」」」」」」」ビリビリ…!!
ヨウ「…よかった、…ほしぐもちゃん…っ、…ほんとに…、良かった……!!」ぎゅ…
ヨウ「……………」
ヨウ「ありがとう…、レッドさん…! …サトシ…!!」
レッド「………」こく…
サトシ「決めてやれ! ヨウ!」にか
ヨウ「……うん…」コク!
ヨウ「…………行けっ………、……………ほしぐも……!」ビッ…!
―――ボンッ!!!
ほしぐもちゃん「…………………」
ほしぐもちゃん「……グォォオアアアアアアアアアアアアアアアァ………ッ!!!!!!」
UBの大群「「「「「「「………!!!!!!????」」」」」」」ビリビリ…!!
179: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:11:32.32 ID:2rq1lS+J0
アニポケカキ「あ…、あ…れが…、ヨウの…、ポケモン……っ!!?」
アニポケククイ「………アローラの二大伝説ポケモンの内、一体だぜ…!
どうやら無事、取り戻すことができたみたいだな。 やったぜ、ヨウ…!!」
アニポケナリヤ「…まさか…、あのポケモンを直にこの目で見る日が来ようとハギギシリ…!」
アニポケマーマネ「! ククイ博士に、オーキド校長…!」
アニポケスイレン「ぶじだったんですね!」
アニポケククイ「ああ! 心配かけたな…! 通信装置を破壊された後、校長に助けもらってたんだ」
ほしぐもちゃん「…………がう?」きょろきょろ?
ヨウ「………ほしぐもちゃん、ひょっとして寝てた…? アクシデントだったんだけど、
みんなの協力で、少し早く君を取り戻すことができたんだ…。 ………おかえり…!」
ほしぐもちゃん「! が~う~♪」すりすり~
ヨウ「えへへへへ…!/// ……ほしぐもちゃん? 出てもらったばかりで悪いけど、……行ける?」
ほしぐもちゃん「……がう!」
ヨウ「……うん…、頼んだ…!」ぽん
ほしぐもちゃん「……グォゥゥ……ッ!」グッ…!
ウツロイドの群れ「…!」
フェローチェの群れ「…!」
カミツルギの群れ「…!」
アニポケククイ「………アローラの二大伝説ポケモンの内、一体だぜ…!
どうやら無事、取り戻すことができたみたいだな。 やったぜ、ヨウ…!!」
アニポケナリヤ「…まさか…、あのポケモンを直にこの目で見る日が来ようとハギギシリ…!」
アニポケマーマネ「! ククイ博士に、オーキド校長…!」
アニポケスイレン「ぶじだったんですね!」
アニポケククイ「ああ! 心配かけたな…! 通信装置を破壊された後、校長に助けもらってたんだ」
ほしぐもちゃん「…………がう?」きょろきょろ?
ヨウ「………ほしぐもちゃん、ひょっとして寝てた…? アクシデントだったんだけど、
みんなの協力で、少し早く君を取り戻すことができたんだ…。 ………おかえり…!」
ほしぐもちゃん「! が~う~♪」すりすり~
ヨウ「えへへへへ…!/// ……ほしぐもちゃん? 出てもらったばかりで悪いけど、……行ける?」
ほしぐもちゃん「……がう!」
ヨウ「……うん…、頼んだ…!」ぽん
ほしぐもちゃん「……グォゥゥ……ッ!」グッ…!
ウツロイドの群れ「…!」
フェローチェの群れ「…!」
カミツルギの群れ「…!」
180: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:11:58.04 ID:2rq1lS+J0
―――ビュオゥンッ!
ほしぐもちゃん「グアアアッッ!」
ウツロイドの群れ「」
ほしぐもちゃん「グオウ!」
フェローチェの群れ「」
ほしぐもちゃん「ガオウッ!」
カミツルギの群れ「」
デンジュモク「…!!!!」バリバリバリ…!!
ほしぐもちゃん「…グォオオオオッ!!」バシュン!
アニポケククイ「ヨウの伝説のポケモン…、体の色が変化して、額に眼のような模様が浮かび上がっている…」
アニポケマオ「…綺麗……」
ほしぐもちゃん「…グァアアアアアアアアア……ッ!!!!!」
―――ズガアァーーーーンッッ!!!!!
デンジュモク「」
ほしぐもちゃん「グォォォォオオオオオオオオアアアアァッ……!!!!!!」
ほしぐもちゃん「グアアアッッ!」
ウツロイドの群れ「」
ほしぐもちゃん「グオウ!」
フェローチェの群れ「」
ほしぐもちゃん「ガオウッ!」
カミツルギの群れ「」
デンジュモク「…!!!!」バリバリバリ…!!
ほしぐもちゃん「…グォオオオオッ!!」バシュン!
アニポケククイ「ヨウの伝説のポケモン…、体の色が変化して、額に眼のような模様が浮かび上がっている…」
アニポケマオ「…綺麗……」
ほしぐもちゃん「…グァアアアアアアアアア……ッ!!!!!」
―――ズガアァーーーーンッッ!!!!!
デンジュモク「」
ほしぐもちゃん「グォォォォオオオオオオオオアアアアァッ……!!!!!!」
181: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:12:30.46 ID:2rq1lS+J0
サトシ「…う、おおおっ…!!」
レッド「………………流石だな……」
コジロウ「…な、なんて、でたらめな強さだよ……! …あのポケモン…!」
ヨウ「…。 ちょっと体がなまっちゃってるかな? ゼンリョクはまだまだこれからだよな? ほしぐも…!」
ほしぐもちゃん「グオオウ!」
レッド「………ヨウ……」
ヨウ「? はい、なんでしょう?レッドさん」
レッド「……UBを倒すのは俺とサトシのポケモンでどうとでもなる……。
……悪いが君のポケモンは…時空の歪みの方を頼めるか……」
ヨウ「…あっ!/// …す、すいませんっ…! …ほしぐも、歪みを塞ぐのをお願い!」
ほしぐもちゃん「…ぐあ」てれっ
―――バッ…!
UBの大群「「「「「「「…!!!!!!」」」」」」」
サトシ「…おっと、ヨウ達の邪魔は俺達がさせないぜ…!」
レッド「………ああ……。……もう攻撃でヨウのポケモンを巻き込んでしまう心配もない……。
………遠慮なくいかせてもらおうか……」
レッド「………………流石だな……」
コジロウ「…な、なんて、でたらめな強さだよ……! …あのポケモン…!」
ヨウ「…。 ちょっと体がなまっちゃってるかな? ゼンリョクはまだまだこれからだよな? ほしぐも…!」
ほしぐもちゃん「グオオウ!」
レッド「………ヨウ……」
ヨウ「? はい、なんでしょう?レッドさん」
レッド「……UBを倒すのは俺とサトシのポケモンでどうとでもなる……。
……悪いが君のポケモンは…時空の歪みの方を頼めるか……」
ヨウ「…あっ!/// …す、すいませんっ…! …ほしぐも、歪みを塞ぐのをお願い!」
ほしぐもちゃん「…ぐあ」てれっ
―――バッ…!
UBの大群「「「「「「「…!!!!!!」」」」」」」
サトシ「…おっと、ヨウ達の邪魔は俺達がさせないぜ…!」
レッド「………ああ……。……もう攻撃でヨウのポケモンを巻き込んでしまう心配もない……。
………遠慮なくいかせてもらおうか……」
182: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:13:25.05 ID:2rq1lS+J0
サトシ「ゲッコウガ!!“みずしゅりけん”!!」
サトシゲッコウガ「コウーガッ!!」
―――パン! バシュバッシュバシュッ!!!
レッド「……戻れ、フシギバナ……、……行け……ピカチュウ……
……ピカチュウ……、“かげぶんしん”、続けて“かみなり”……」
レッドのピカチュウ「ピッカー!!」
―――ティリリリリ!ザー…シャッ!!
―――ズガアァーーーーン!ボボボボ……! ズバーン!!!!
レッド「………戻れ、ピカチュウ……、……行け……カメックス……
……カメックス……、“ふぶき”……」
カメックス「……ゴオォアン!!」
―――ズシュ!ズシュ!ズシュ!ズシュゥ…! ズバーン!!!!
レッド「………戻れ、カメックス……、……行け……フシギバナ……
……フシギバナ……、“はかいこうせん”……」
フシギバナ「……ギャアアーンッ!!」
―――カッ…、ディリリリリリリリリ…!!! ザァアアン、ガッッ!!!
サトシゲッコウガ「コウーガッ!!」
―――パン! バシュバッシュバシュッ!!!
レッド「……戻れ、フシギバナ……、……行け……ピカチュウ……
……ピカチュウ……、“かげぶんしん”、続けて“かみなり”……」
レッドのピカチュウ「ピッカー!!」
―――ティリリリリ!ザー…シャッ!!
―――ズガアァーーーーン!ボボボボ……! ズバーン!!!!
レッド「………戻れ、ピカチュウ……、……行け……カメックス……
……カメックス……、“ふぶき”……」
カメックス「……ゴオォアン!!」
―――ズシュ!ズシュ!ズシュ!ズシュゥ…! ズバーン!!!!
レッド「………戻れ、カメックス……、……行け……フシギバナ……
……フシギバナ……、“はかいこうせん”……」
フシギバナ「……ギャアアーンッ!!」
―――カッ…、ディリリリリリリリリ…!!! ザァアアン、ガッッ!!!
183: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:13:50.82 ID:2rq1lS+J0
レッド「………戻れ、フシギバナ……。 …………行け、」
レッド「……………リザードン………」
―――ボン!
リザードン「……ガワンガァ!!!」
レッド「………リザードン……、…“だいもんじ”………」
―――ガウガウガウガウーンッ ジャッ!!!
UBの大群「「「「「「「………………!!」」」」」」」
――――――――
―――
レッド「……………リザードン………」
―――ボン!
リザードン「……ガワンガァ!!!」
レッド「………リザードン……、…“だいもんじ”………」
―――ガウガウガウガウーンッ ジャッ!!!
UBの大群「「「「「「「………………!!」」」」」」」
――――――――
―――
184: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:14:41.01 ID:2rq1lS+J0
アニポケナリヤ「残るUBは、あとわずかダーテングゥ!!」
ロケット団「「「いい感じぃー!」」」
ほしぐもちゃん「……!?」
ヨウ「? ……どうした、ほしぐも? ……。 !! …レッドさん、サトシ…、ちょっと不味いです…」
レッド「………?」
サトシ「!?」
ヨウ「…時空の歪みを閉じるのに、ほしぐもちゃんの力が引っ掛からなくなりました…。
…多分、もう間もなく歪みは自動で塞がります!」
サトシ「……い、良い知らせじゃないの? それ?」
レッド「……いや…。 ……その歪みが消えてしまう前に…、…残るUBをすべて撃破して、
奴らの時空に戻してやらなければならないということだ……。 ……もうあまり時間がない……」
サトシ「でも、奴らも残り少ない…! もうちょっと頑張れば…いけるぜ…! …!!」
アクジキング「…………」
アクジキング「……!!!!」“ドラゴンテール”
―――ビュンッッ!!!
サトシゲッコウガ「!? ………こ、…ガッ…!?」
ロケット団「「「いい感じぃー!」」」
ほしぐもちゃん「……!?」
ヨウ「? ……どうした、ほしぐも? ……。 !! …レッドさん、サトシ…、ちょっと不味いです…」
レッド「………?」
サトシ「!?」
ヨウ「…時空の歪みを閉じるのに、ほしぐもちゃんの力が引っ掛からなくなりました…。
…多分、もう間もなく歪みは自動で塞がります!」
サトシ「……い、良い知らせじゃないの? それ?」
レッド「……いや…。 ……その歪みが消えてしまう前に…、…残るUBをすべて撃破して、
奴らの時空に戻してやらなければならないということだ……。 ……もうあまり時間がない……」
サトシ「でも、奴らも残り少ない…! もうちょっと頑張れば…いけるぜ…! …!!」
アクジキング「…………」
アクジキング「……!!!!」“ドラゴンテール”
―――ビュンッッ!!!
サトシゲッコウガ「!? ………こ、…ガッ…!?」
185: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:15:28.72 ID:2rq1lS+J0
サトシ「……ど…、ドラゴンテール…? ……ぐ、…あっ!?」
ヨウ「(しまった! サトシゲッコウガはトレーナーにも感覚が共有されるんだ!) …サトシ!!」
レッド「……!…… ……リザードン……、ゲッコウガを守、 ……!?」
テッカグヤ「…………」
テッカグヤ「……!!!!」“ストーンエッジ”
―――ドガァッッ!!!
リザードン「ガランガ…!」回避
レッド「…………ち……! (………不味い……、サトシが……!)」
アクジキング「……!!!!」グォ!
サトシゲッコウガ「…!?」
サトシ「…やばい…!?」
――――ピョン!
ピカチュウ「……ピッッカァ!!!」“アイアンテール”
――――ガキィ―ン!!
サトシ「ピ、ピカチュウ……!」ぱぁっ
ヨウ「(しまった! サトシゲッコウガはトレーナーにも感覚が共有されるんだ!) …サトシ!!」
レッド「……!…… ……リザードン……、ゲッコウガを守、 ……!?」
テッカグヤ「…………」
テッカグヤ「……!!!!」“ストーンエッジ”
―――ドガァッッ!!!
リザードン「ガランガ…!」回避
レッド「…………ち……! (………不味い……、サトシが……!)」
アクジキング「……!!!!」グォ!
サトシゲッコウガ「…!?」
サトシ「…やばい…!?」
――――ピョン!
ピカチュウ「……ピッッカァ!!!」“アイアンテール”
――――ガキィ―ン!!
サトシ「ピ、ピカチュウ……!」ぱぁっ
186: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:16:15.33 ID:2rq1lS+J0
レッド「……サトシ…、…無事か……」
ヨウ「…今のは危なかった…。 …サトシのピカチュウ、本当に良いところに…!」
ピカチュウ「ぴかちゅうっ!ぴかぴーか!!ぴーぴか、ぴかちゅう!ぴーか!」
サトシゲッコウガ「…………コウガァ…?」
ニャース「…ジャリボーイ…!
ピカチュウは…、自分も闘う!ゲッコウガに、後は任せろ!、って言っているにゃ!!」たたっ
サトシ「………ピカチュウ……」
ムサシ「ちょっと、ニャース! いきなり走り出すんじゃないわよぉっ!」たたっ
コジロウ「っていうか…、思わず俺達まで敵の前に来ちゃってないかぁー…、これ…」たたっ
レッド「………ニャースが…、 ……喋ってる……。
………ひょっとして、またポケモンとくっ付いてしまったクチか……?」
ヨウ「……え…? …あのニャースを見て、驚かないんですか…!」
サトシ「…でも、ピカチュウ…? ……ダメージは…、大丈夫なのか…?」
ピカチュウ「…ピッカァチュ…!」よろよろ
サトシ「…んな、わけないよな……」ぎゅう
ヨウ「…今のは危なかった…。 …サトシのピカチュウ、本当に良いところに…!」
ピカチュウ「ぴかちゅうっ!ぴかぴーか!!ぴーぴか、ぴかちゅう!ぴーか!」
サトシゲッコウガ「…………コウガァ…?」
ニャース「…ジャリボーイ…!
ピカチュウは…、自分も闘う!ゲッコウガに、後は任せろ!、って言っているにゃ!!」たたっ
サトシ「………ピカチュウ……」
ムサシ「ちょっと、ニャース! いきなり走り出すんじゃないわよぉっ!」たたっ
コジロウ「っていうか…、思わず俺達まで敵の前に来ちゃってないかぁー…、これ…」たたっ
レッド「………ニャースが…、 ……喋ってる……。
………ひょっとして、またポケモンとくっ付いてしまったクチか……?」
ヨウ「……え…? …あのニャースを見て、驚かないんですか…!」
サトシ「…でも、ピカチュウ…? ……ダメージは…、大丈夫なのか…?」
ピカチュウ「…ピッカァチュ…!」よろよろ
サトシ「…んな、わけないよな……」ぎゅう
187: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:16:58.56 ID:2rq1lS+J0
サトシ「……………」
サトシ「………わかった…。 ゲッコウガ、控えに戻されちゃったし、お前もやられっぱなしは嫌だよな…!
………わかったぜ、ピカチュウ…! ……最後は、…君に決めた!!」
ピカチュウ「ピッカチュウ!!」
サトシゲッコウガ「こーが!」タッチ
ピカチュウ「ぴーか!」タッチ
アクジキング「…………」
テッカグヤ「…………」
レッド「………最後に残ったあの二体………。……今まで倒した奴らとはまるでレベルが違うな……」
ヨウ「……どうやら、この色違いUB達の群れのボス格のようですね…。
…アクジキングは“あく”・“ドラゴン”の複合。 テッカグヤは“はがね”・“ひこう”の複合。
…どちらも速くはありませんが、その分耐久力があります……」
サトシ「ドラゴンタイプは厄介だぜ…。リザードンの炎も、ピカチュウの電気も、相性が良くない。
…最後の最後でかなり厄介なのが残っちゃったみたいだな…!」
ヨウ「もうすぐ歪みが閉じる…。 もうポケモンを入れ替える猶予もない…」
コジロウ「は、話はよくわかんないけど、 つま…り…、
“今、場に出てるポケモンで、かつ次の一回の攻撃で、あの二体を戦闘不能”まで持ち込めって事かぁ?」
サトシ「………わかった…。 ゲッコウガ、控えに戻されちゃったし、お前もやられっぱなしは嫌だよな…!
………わかったぜ、ピカチュウ…! ……最後は、…君に決めた!!」
ピカチュウ「ピッカチュウ!!」
サトシゲッコウガ「こーが!」タッチ
ピカチュウ「ぴーか!」タッチ
アクジキング「…………」
テッカグヤ「…………」
レッド「………最後に残ったあの二体………。……今まで倒した奴らとはまるでレベルが違うな……」
ヨウ「……どうやら、この色違いUB達の群れのボス格のようですね…。
…アクジキングは“あく”・“ドラゴン”の複合。 テッカグヤは“はがね”・“ひこう”の複合。
…どちらも速くはありませんが、その分耐久力があります……」
サトシ「ドラゴンタイプは厄介だぜ…。リザードンの炎も、ピカチュウの電気も、相性が良くない。
…最後の最後でかなり厄介なのが残っちゃったみたいだな…!」
ヨウ「もうすぐ歪みが閉じる…。 もうポケモンを入れ替える猶予もない…」
コジロウ「は、話はよくわかんないけど、 つま…り…、
“今、場に出てるポケモンで、かつ次の一回の攻撃で、あの二体を戦闘不能”まで持ち込めって事かぁ?」
188: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:17:33.14 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「…ほしぐも!」
ほしぐもちゃん「ぐあ!」ビュン
ヨウ「…レッドさん。サトシ。 ほしぐもちゃんもこの最後の攻撃に参加させます」
サトシ「…なら…、きっと楽勝だぜ……」
ヨウ「………。 …………いや、それがそうとも言い切れない……」
サトシ「…え?」
レッド「………………」
レッド「……ヨウ……。 ……アクジキングは、俺のリザードンだけでやろう…。…それならどうだ……?」
ヨウ「………!…」
コジロウ「はぁ!? あのテッカナントカってポケモンは鋼タイプなんだろ?」
ムサシ「あんたの強いリザードンなら確実に倒せるじゃない!? バカなの?」
レッド「……ヨウ……。 ……俺のリザードンと…、…俺を…、信じてくれるか……?」
ヨウ「…はい…! 勿論です! …アクジキングはお願いします、レッドさん…!」
ヨウ「………サトシ、やっぱり君の言う通りだ…。 この勝負はもう楽勝だ…!」
ほしぐもちゃん「ぐあ!」ビュン
ヨウ「…レッドさん。サトシ。 ほしぐもちゃんもこの最後の攻撃に参加させます」
サトシ「…なら…、きっと楽勝だぜ……」
ヨウ「………。 …………いや、それがそうとも言い切れない……」
サトシ「…え?」
レッド「………………」
レッド「……ヨウ……。 ……アクジキングは、俺のリザードンだけでやろう…。…それならどうだ……?」
ヨウ「………!…」
コジロウ「はぁ!? あのテッカナントカってポケモンは鋼タイプなんだろ?」
ムサシ「あんたの強いリザードンなら確実に倒せるじゃない!? バカなの?」
レッド「……ヨウ……。 ……俺のリザードンと…、…俺を…、信じてくれるか……?」
ヨウ「…はい…! 勿論です! …アクジキングはお願いします、レッドさん…!」
ヨウ「………サトシ、やっぱり君の言う通りだ…。 この勝負はもう楽勝だ…!」
189: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:18:16.68 ID:2rq1lS+J0
サトシ「……それじゃあ、行こうぜッ…!」
ピカチュウ「ピッカァ!」
レッド「…………ああ……」
リザードン「ガワンガッ!!」
ヨウ「ラストターンだ…!」
ほしぐもちゃん「グォアアァッ…!!」
190: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:18:47.49 ID:2rq1lS+J0
アクジキング「…………」
テッカグヤ「…………」
ピカチュウ「…!」バッ
リザードン「…!」バッ
ほしぐもちゃん「…!」バッ
ヨウ「サトシ…! ピカチュウはダメージでまだ本調子じゃない…。
奴らに接近するまでは、ほしぐもちゃんに乗って体力を可能な限り、温存すると良い…」
サトシ「ああ!さんきゅ! ピカチュウ!ほしぐもちゃんの背中に乗っかるんだ!」
ピカチュウ「ピッカ!」ピョン!
ほしぐもちゃん「がう!」
レッド「………先行させてもらうぞ……。 ……まずは……俺達からだ……」
リザードン「ガワンガ!」ビュン!
アクジキング「…!!!!!」ゲラゲラゲラ…!
ムサシ「げぇぇええ…! なんかアイツ、余裕あるわよ! やな感じぃー!」
コジロウ「やっぱ、不味かったんじゃないのかぁ!?
ほのおタイプで、しかも、たった一体でドラゴンタイプに挑むの!!」
レッド「…………いや、これでいいんだ……」
ムサシ&コジロウ「「…!」」
テッカグヤ「…………」
ピカチュウ「…!」バッ
リザードン「…!」バッ
ほしぐもちゃん「…!」バッ
ヨウ「サトシ…! ピカチュウはダメージでまだ本調子じゃない…。
奴らに接近するまでは、ほしぐもちゃんに乗って体力を可能な限り、温存すると良い…」
サトシ「ああ!さんきゅ! ピカチュウ!ほしぐもちゃんの背中に乗っかるんだ!」
ピカチュウ「ピッカ!」ピョン!
ほしぐもちゃん「がう!」
レッド「………先行させてもらうぞ……。 ……まずは……俺達からだ……」
リザードン「ガワンガ!」ビュン!
アクジキング「…!!!!!」ゲラゲラゲラ…!
ムサシ「げぇぇええ…! なんかアイツ、余裕あるわよ! やな感じぃー!」
コジロウ「やっぱ、不味かったんじゃないのかぁ!?
ほのおタイプで、しかも、たった一体でドラゴンタイプに挑むの!!」
レッド「…………いや、これでいいんだ……」
ムサシ&コジロウ「「…!」」
191: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:19:19.98 ID:2rq1lS+J0
レッド「……タイプ相性的には一見、有利だからこそ…、……奴は警戒しないで打ち合いにくる……。
……油断を誘うことこそ、リザードンをアイツに当てた理由だった……。
…………奴にトレーナーが入れば、この手は食わなかったろうにな……………」
レッド「……………………………」
レッド「…………………………………メガシンカ…………………………………!」
―――キュィイイイーン………、ズバァアアアアアアアンッ!!!!!
メガリザードンX「・・・・・・!!!」
アクジキング「・・・!??」
レッド「…………“げきりん”……」
―――プシュー!! ズガズガ、ズガズガズガァーーーーンッ!!!!!
アクジキング「」
メガリザードンX「・・・ガワァアアアアアアァァン・・・・・・!!!!」
……油断を誘うことこそ、リザードンをアイツに当てた理由だった……。
…………奴にトレーナーが入れば、この手は食わなかったろうにな……………」
レッド「……………………………」
レッド「…………………………………メガシンカ…………………………………!」
―――キュィイイイーン………、ズバァアアアアアアアンッ!!!!!
メガリザードンX「・・・・・・!!!」
アクジキング「・・・!??」
レッド「…………“げきりん”……」
―――プシュー!! ズガズガ、ズガズガズガァーーーーンッ!!!!!
アクジキング「」
メガリザードンX「・・・ガワァアアアアアアァァン・・・・・・!!!!」
192: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:19:46.79 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「…特性補正込みかつタイプ一致技で弱点を突いた…。 申し分なく確一で撃破。 流石だ…」ちら
サトシ「こっちも負けてらんねーな!」
ヨウ「うん! ………!?」
テッカグヤ「……」
テッカグヤ「・・・・・・!」ニヤニヤァ!
―――ビューン!!
マッシブーン「…!!」
ほしぐもちゃん「!?」
ピカチュウ「!?」
サトシ「!?」
ヨウ「!?」
レッド「!?」
サトシ「…!(う、打ち漏らしていた、いや、どっかに隠れてたUBが…、…もう一体…!?)」
ヨウ「…!(ほしぐもちゃんの進路上に割り、込んできた…!?)」
レッド「…………!(……まずい…、…このままでは……!)」
サトシ「こっちも負けてらんねーな!」
ヨウ「うん! ………!?」
テッカグヤ「……」
テッカグヤ「・・・・・・!」ニヤニヤァ!
―――ビューン!!
マッシブーン「…!!」
ほしぐもちゃん「!?」
ピカチュウ「!?」
サトシ「!?」
ヨウ「!?」
レッド「!?」
サトシ「…!(う、打ち漏らしていた、いや、どっかに隠れてたUBが…、…もう一体…!?)」
ヨウ「…!(ほしぐもちゃんの進路上に割り、込んできた…!?)」
レッド「…………!(……まずい…、…このままでは……!)」
193: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:20:26.53 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「……………!(…くっ…!)」
ヨウ「…ほしぐもっ!! 迎撃だ!!」
ほしぐもちゃん「グアッ!!」(開眼)
マッシブーン「…!?」
――――バシュンッッ!!
マッシブーン「」
コジロウ「す、スゲェ…。乱入してきたヤツ、…一撃で倒した…。
…だ、だけど……、あの反則みたいに強いポケモン…、最後の攻撃…、終わっ…ちまった、ぞ………」
ヨウ「………………!」
ムサシ「じ…、じゃあ、あの一番デッカいの…、
ジャリボーイの…、ヘロヘロ状態のピカチュウの攻撃だけ…で…、倒せってことじゃない…!」
サトシ&レッド「「……!」」
ヨウ「……………それは違う。 …まだだ……」
ヨウ以外「「「!!?」」」」
ヨウ「…ほしぐもっ!! 迎撃だ!!」
ほしぐもちゃん「グアッ!!」(開眼)
マッシブーン「…!?」
――――バシュンッッ!!
マッシブーン「」
コジロウ「す、スゲェ…。乱入してきたヤツ、…一撃で倒した…。
…だ、だけど……、あの反則みたいに強いポケモン…、最後の攻撃…、終わっ…ちまった、ぞ………」
ヨウ「………………!」
ムサシ「じ…、じゃあ、あの一番デッカいの…、
ジャリボーイの…、ヘロヘロ状態のピカチュウの攻撃だけ…で…、倒せってことじゃない…!」
サトシ&レッド「「……!」」
ヨウ「……………それは違う。 …まだだ……」
ヨウ以外「「「!!?」」」」
194: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:21:06.71 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「…ラストアタック前に、場に出ていたポケモンは…
レッドさんのリザードン、サトシのピカチュウ…、僕のほしぐも…、 ……だけじゃない…」
ヨウ「……今、ほしぐもの背中に乗ってるのは、サトシのピカチュウ、だけじゃない……」
ほしぐもちゃん「…」
ピカチュウ「…」
ニャース「………………………」
ムサシ&コジロウ「「!? ニ、ニャースゥ! いつの間にィ!!!」」
ニャース「……。 ……ヨウ…、とかいったにゃ……。 …おみゃー、滅茶苦茶にゃ…!」
ヨウ「さらに僕は、ロケット団のニャースに指示を出す。 …ニャース、本当に悪いけどよろしく…!」
ニャース「……き、今日は…厄日にゃ…!! ……。 …ええい、もぉお、ピカチュウッッ!
おみゃー、にゃーの足を引っ張ったら承知しないにゃ!!」
ピカチュウ「ぴかちゅう!」
ヨウ「…! ………そろそろ、テッカグヤに攻撃が届く距離だ…!」
サトシ「ピカチュウ!ニャース! あとはお前たちが頼りだ!頼んだぜ!!」
レッドさんのリザードン、サトシのピカチュウ…、僕のほしぐも…、 ……だけじゃない…」
ヨウ「……今、ほしぐもの背中に乗ってるのは、サトシのピカチュウ、だけじゃない……」
ほしぐもちゃん「…」
ピカチュウ「…」
ニャース「………………………」
ムサシ&コジロウ「「!? ニ、ニャースゥ! いつの間にィ!!!」」
ニャース「……。 ……ヨウ…、とかいったにゃ……。 …おみゃー、滅茶苦茶にゃ…!」
ヨウ「さらに僕は、ロケット団のニャースに指示を出す。 …ニャース、本当に悪いけどよろしく…!」
ニャース「……き、今日は…厄日にゃ…!! ……。 …ええい、もぉお、ピカチュウッッ!
おみゃー、にゃーの足を引っ張ったら承知しないにゃ!!」
ピカチュウ「ぴかちゅう!」
ヨウ「…! ………そろそろ、テッカグヤに攻撃が届く距離だ…!」
サトシ「ピカチュウ!ニャース! あとはお前たちが頼りだ!頼んだぜ!!」
195: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:21:37.83 ID:2rq1lS+J0
テッカグヤ「……!!」
ピカチュウ「ピカー!!」ピョン
ニャース「うにゃあー!!」ピョン
テッカグヤ「………」にやり…
テッカグヤ「・・・・・・・・・・・!!!!」“まもる”
ピカチュウ「…!?」
ニャース「…!?」
アニポケククイ「…………ま…!!」
アニポケククイ「……ま、“まもる”…だと…!? そのターン中に受ける相手のわざを防いでしまう効果…!
連続で使用するほど成功率が下がるが、初回ならまったく問題ない…!!」
アニポケナリヤ「そ、そのターン中って…!!? …このターンの攻撃で、倒さねばならんのだぞ…!
このタイミングでなんという行動をとりおるのだ!!!」
クラスメイト達「「「「「……!!??」」」」」
ムサシ「ちょ…、ちょっと、アンタぁ!! ズルいわよ!!!!」
コジロウ「じゃあもう、手数を増やしたって…、何したって…、無駄だったって…事かよォ!!?」
ニャース「もぉおおー、やけくそにゃああーー!!! …うにゃあああ!!!」だっ!
ピカチュウ「ぴかーちゅ!!?」
ピカチュウ「ピカー!!」ピョン
ニャース「うにゃあー!!」ピョン
テッカグヤ「………」にやり…
テッカグヤ「・・・・・・・・・・・!!!!」“まもる”
ピカチュウ「…!?」
ニャース「…!?」
アニポケククイ「…………ま…!!」
アニポケククイ「……ま、“まもる”…だと…!? そのターン中に受ける相手のわざを防いでしまう効果…!
連続で使用するほど成功率が下がるが、初回ならまったく問題ない…!!」
アニポケナリヤ「そ、そのターン中って…!!? …このターンの攻撃で、倒さねばならんのだぞ…!
このタイミングでなんという行動をとりおるのだ!!!」
クラスメイト達「「「「「……!!??」」」」」
ムサシ「ちょ…、ちょっと、アンタぁ!! ズルいわよ!!!!」
コジロウ「じゃあもう、手数を増やしたって…、何したって…、無駄だったって…事かよォ!!?」
ニャース「もぉおおー、やけくそにゃああーー!!! …うにゃあああ!!!」だっ!
ピカチュウ「ぴかーちゅ!!?」
196: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:22:07.35 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「………………………………」
ヨウ「テッカグヤ…。 この戦力差だ。もう君に本来の意味での、勝ちはとっくに無い。
でも、時間稼ぎなら、…このターンだけなら、誤魔化すことは…できるかもしれない…。
ここさえ凌げば、条件的に君の勝ちなんだ。 …君は、正しくそれを理解していた」
ヨウ「………………ここで“まもる”を打ってくることは、理に適った判断だ…」
ヨウ「だからこそ…」
ヨウ「………………ここで“まもる”を打ってくることは、」
ヨウ「………………………………完全に読み通りだ・・・。」
テッカグヤ「・・・・・・?」
ニャース「……。」ピタッ…
テッカグヤ「・・・!?!?!?!?!??」
コジロウ「ニ、ニャース…、あのデカいのに攻撃する寸前で……、…止まっ、た…?」
ニャース「………。 …にゃーはっはーっ!!! なーんてにゃー!」
ヨウ「テッカグヤ…。 この戦力差だ。もう君に本来の意味での、勝ちはとっくに無い。
でも、時間稼ぎなら、…このターンだけなら、誤魔化すことは…できるかもしれない…。
ここさえ凌げば、条件的に君の勝ちなんだ。 …君は、正しくそれを理解していた」
ヨウ「………………ここで“まもる”を打ってくることは、理に適った判断だ…」
ヨウ「だからこそ…」
ヨウ「………………ここで“まもる”を打ってくることは、」
ヨウ「………………………………完全に読み通りだ・・・。」
テッカグヤ「・・・・・・?」
ニャース「……。」ピタッ…
テッカグヤ「・・・!?!?!?!?!??」
コジロウ「ニ、ニャース…、あのデカいのに攻撃する寸前で……、…止まっ、た…?」
ニャース「………。 …にゃーはっはーっ!!! なーんてにゃー!」
197: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:23:07.10 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「一度“まもる”を張ってしまったポケモンを真っ向から倒すのはこの上なく困難だ。
それなら…まず、“まもる状態”そのものを打ち消してしまえばいい…。
そんな、対“まもる”用のメタともいえるものが、ポケモンのわざの中で現状一つだけ存在する」
ヨウ「………僕が、ニャースに指示したのは、テッカグヤに”フェイント”をかけること………」
テッカグヤ「・・・・・・!!?」
ヨウ「“フェイント”は、リザードンやほしぐもでは覚えない…。今、この局面で最重要だったのは…、」
ヨウ「君に刺さっていたのは…、」
ヨウ「君を縛っていたのは……、」
ヨウ「……僕たちの切り札は…、ピカチュウとニャースだったんだよ」
テッカグヤ「・・・・・・!!!」
ヨウ「君は守りに入るべきじゃなかった。 すでに弱っているピカチュウか、ニャースか、
こちらの本命の攻撃担当を潰すべく先制の攻撃に出るべきだったんだ。 ……残念だったね」
ヨウ「…………これで君は、がら空きだ…。 ……とどめは…」
サトシ「俺達だ。 決めるぜ…!」
ピカチュウ「ピッカァ!」
それなら…まず、“まもる状態”そのものを打ち消してしまえばいい…。
そんな、対“まもる”用のメタともいえるものが、ポケモンのわざの中で現状一つだけ存在する」
ヨウ「………僕が、ニャースに指示したのは、テッカグヤに”フェイント”をかけること………」
テッカグヤ「・・・・・・!!?」
ヨウ「“フェイント”は、リザードンやほしぐもでは覚えない…。今、この局面で最重要だったのは…、」
ヨウ「君に刺さっていたのは…、」
ヨウ「君を縛っていたのは……、」
ヨウ「……僕たちの切り札は…、ピカチュウとニャースだったんだよ」
テッカグヤ「・・・・・・!!!」
ヨウ「君は守りに入るべきじゃなかった。 すでに弱っているピカチュウか、ニャースか、
こちらの本命の攻撃担当を潰すべく先制の攻撃に出るべきだったんだ。 ……残念だったね」
ヨウ「…………これで君は、がら空きだ…。 ……とどめは…」
サトシ「俺達だ。 決めるぜ…!」
ピカチュウ「ピッカァ!」
198: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:23:58.00 ID:2rq1lS+J0
テッカグヤ「・・・!!!!?」
ヨウ「……ごめんね…。
まだこの世界は君たちを迎える準備ができてないんだ。 その時が来るまで今は、お帰り」
サトシ「でもさ、その時が来たら、絶対…!」
サトシ「…………………………友達になろうぜ…!!」
テッカグヤ「・・・・・・・・・。」
サトシ「…これがっ!!」
ロケット団「「「ジャリボォォォイィィィイッ!!!」」」
サトシ「俺たちのっ!!!」
クラスメイト達「「「「「行っけぇえええーーーーっ!!!」」」」」
サトシ「・・・・・・ゼンリョクッ、だぁあああああああああぁぁーーーーーーーーッッ!!!!!!」
――――Zワザ スパーキングギガボルト
ピカチュウ「ピィーーカァアアアア、チュウウウウウウウウウゥゥーーーーーーーーッッ!!!!!!」
――――バチバチバチバチバチバチバリバリバリバリィィイイイイイイイイ!!!!!!!
ヨウ「……ごめんね…。
まだこの世界は君たちを迎える準備ができてないんだ。 その時が来るまで今は、お帰り」
サトシ「でもさ、その時が来たら、絶対…!」
サトシ「…………………………友達になろうぜ…!!」
テッカグヤ「・・・・・・・・・。」
サトシ「…これがっ!!」
ロケット団「「「ジャリボォォォイィィィイッ!!!」」」
サトシ「俺たちのっ!!!」
クラスメイト達「「「「「行っけぇえええーーーーっ!!!」」」」」
サトシ「・・・・・・ゼンリョクッ、だぁあああああああああぁぁーーーーーーーーッッ!!!!!!」
――――Zワザ スパーキングギガボルト
ピカチュウ「ピィーーカァアアアア、チュウウウウウウウウウゥゥーーーーーーーーッッ!!!!!!」
――――バチバチバチバチバチバチバリバリバリバリィィイイイイイイイイ!!!!!!!
199: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:24:42.16 ID:2rq1lS+J0
テッカグヤ「……………」
レッド「……!」
サトシ「…!」
ヨウ「…!」
テッカグヤ「……………」にや…り…
ぐら・・・
――――ズズーン・・・・・・!
テッカグヤ「」
レッド「……!」
サトシ「…!」
ヨウ「…!」
テッカグヤ「……………」にや…り…
ぐら・・・
――――ズズーン・・・・・・!
テッカグヤ「」
200: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:25:34.54 ID:2rq1lS+J0
――――――――
―――
ヨウ「… 間に…合った……。 時空の、歪みも…、UBも…」
サトシ「……全部…、消えた…!」
レッド「…ああ…。 ……、二人とも…、」
ヨウ「…はい!」
レッド「…俺達の勝ちだ…」
サトシ「俺達の勝ちだ!」
ヨウ「僕達の勝ちだ…!」
メガリザードンX「ガワアアアン!!」
ピカチュウ「ぴっぴかちゅうーー!!」
ほしぐもちゃん「ぐああああああ!!」
ニャース「うにゃああああああ!!」
サトシゲッコウガ「こうがぁあああああ!!」
―――
ヨウ「… 間に…合った……。 時空の、歪みも…、UBも…」
サトシ「……全部…、消えた…!」
レッド「…ああ…。 ……、二人とも…、」
ヨウ「…はい!」
レッド「…俺達の勝ちだ…」
サトシ「俺達の勝ちだ!」
ヨウ「僕達の勝ちだ…!」
メガリザードンX「ガワアアアン!!」
ピカチュウ「ぴっぴかちゅうーー!!」
ほしぐもちゃん「ぐああああああ!!」
ニャース「うにゃああああああ!!」
サトシゲッコウガ「こうがぁあああああ!!」
201: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:26:04.29 ID:2rq1lS+J0
サトシ「いいぃやっったぜぇええ!!!」
コジロウ「……一時は、ホント…どうなることかと思ったぜー…」ヘナヘナ…
ムサシ「んあん……」コクコク
アニポケカキ「今日ばかりは…アンタたちと同意見だ…」
ソーナンス「そーなんすううう!」
――――ブワン…
アニポケククイ「!! …全壊した校舎や闘いで破壊された全てのものが元通りになっていくぜ…」
アニポケスイレン「さいしょにUBとたたかったときといっしょだ…」
アニポケナリヤ「摩訶不可思議現象だが、学校関係者として……、いやあー、正直凄く助ガルーラ!!」
アニポケマーマネ「い、いいのぉ!? そんな軽くてっ!」
「みんなー! 大丈夫ですかーー!!」
全員「「「「!」」」」
アニポケマオ「! ああ…リーリエだ! …おぉーーい!!」ぶんぶん!
ほしぐもちゃん「!? …!!!」ぴゅう!!
全員「「「「…!?」」」」
ヨウ「………え?」
コジロウ「……一時は、ホント…どうなることかと思ったぜー…」ヘナヘナ…
ムサシ「んあん……」コクコク
アニポケカキ「今日ばかりは…アンタたちと同意見だ…」
ソーナンス「そーなんすううう!」
――――ブワン…
アニポケククイ「!! …全壊した校舎や闘いで破壊された全てのものが元通りになっていくぜ…」
アニポケスイレン「さいしょにUBとたたかったときといっしょだ…」
アニポケナリヤ「摩訶不可思議現象だが、学校関係者として……、いやあー、正直凄く助ガルーラ!!」
アニポケマーマネ「い、いいのぉ!? そんな軽くてっ!」
「みんなー! 大丈夫ですかーー!!」
全員「「「「!」」」」
アニポケマオ「! ああ…リーリエだ! …おぉーーい!!」ぶんぶん!
ほしぐもちゃん「!? …!!!」ぴゅう!!
全員「「「「…!?」」」」
ヨウ「………え?」
202: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:26:35.06 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「………あ!!? ほ、ほしぐもちゃん!!!
そ、そのリーリエは、きみの知ってるリーリエじゃな、…! …あ、ダメだ……お…、遅かった……」
アニポケリーリエ「? …え、何ですか、あの大きなポケモン…や!、きゃあああああ…! ……!!」カチーン
ほしぐもちゃん「ぐあ~~♪」すりすり~
サトシ以外のクラスメイト「「「「「リ、リーリエー!!」」」」」
サトシ「あっはっはっは! いいじゃん、リーリエ!
ヨウのほしぐもちゃんに、何だかよくわかんないけど、すっげー懐かれてるぜ!」
ピカチュウ「ぴかちゅう…」
ニャース「…に、にゃつかれてる本人は驚きのあまり、顔が真っ青で固まっているようにゃけど…」
ソーナンス「ソォォオナンスッッ!!」
レッド「………大丈夫か……、……あの女の子……?」
サトシ「あっはっはっは…!!」
ほしぐもちゃん「ぐぁああ~♪」すりすりすり~
アニポケリーリエ「………!!」カチーン!
―――――
―――
―
そ、そのリーリエは、きみの知ってるリーリエじゃな、…! …あ、ダメだ……お…、遅かった……」
アニポケリーリエ「? …え、何ですか、あの大きなポケモン…や!、きゃあああああ…! ……!!」カチーン
ほしぐもちゃん「ぐあ~~♪」すりすり~
サトシ以外のクラスメイト「「「「「リ、リーリエー!!」」」」」
サトシ「あっはっはっは! いいじゃん、リーリエ!
ヨウのほしぐもちゃんに、何だかよくわかんないけど、すっげー懐かれてるぜ!」
ピカチュウ「ぴかちゅう…」
ニャース「…に、にゃつかれてる本人は驚きのあまり、顔が真っ青で固まっているようにゃけど…」
ソーナンス「ソォォオナンスッッ!!」
レッド「………大丈夫か……、……あの女の子……?」
サトシ「あっはっはっは…!!」
ほしぐもちゃん「ぐぁああ~♪」すりすりすり~
アニポケリーリエ「………!!」カチーン!
―――――
―――
―
203: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:28:10.37 ID:2rq1lS+J0
グリーン「“…てっめー、時空の歪みを完全に閉じちまうとか、こっちに許可とってからやれよ!
歪み同士は連動してるかも知れないつっただろうが!! てめぇが居ながら…、ったくよう…!!”」
レッド「……すまん。 ……元の世界に繋がる歪みの穴は閉ざされてしまったのか……?」
グリーン「“……もしもそうだったら今、この通信自体ができてねーだろうよ。
歪み同士は完全にシンクロしてるわけじゃなかったのか、こちらの歪みは伝説ポケモンが自力で開けた分、
強くて大きな穴だったのかはわからねーが、とにかく…こっちの歪みはまだ生きてる…。
…とはいえ、かろうじて、だぞ。 かなり縮んじまったのは間違いない。 ………早く戻って来いよ…”」
レッド「………………」
グリーン「“…あとな、この歪みについて観測してもらってる空間研究所のバーネット博士によるとだ。
その世界は、ウルトラスペースですらまったく比較にならない程、人知の及ばない未知の時空だそうだ。
そっち側から案内でも出してもらわない限り、通常行きつくことなんてありえない程、
お互いの時空が複雑な関係にあるらしい。 今こうして繋がってる事自体が天文学的な奇跡だってよ。
……いいか、歪みが閉じちまったら、こっちの世界帰れる保証は無え…”」
レッド「………要するに…、もうこの世界に行き来することはできないということ…か………?」
グリーン「ああ。 まぁ、俺も話の全部を理解したわけじゃねーけど、そう思っていいと思うぜ」
レッド「……………」
レッド「……なら…、グリーン……、頼みがある……。
……その歪みをもう少し持たせてくれ……。 ……せめて夜明けまでで、良い……」
歪み同士は連動してるかも知れないつっただろうが!! てめぇが居ながら…、ったくよう…!!”」
レッド「……すまん。 ……元の世界に繋がる歪みの穴は閉ざされてしまったのか……?」
グリーン「“……もしもそうだったら今、この通信自体ができてねーだろうよ。
歪み同士は完全にシンクロしてるわけじゃなかったのか、こちらの歪みは伝説ポケモンが自力で開けた分、
強くて大きな穴だったのかはわからねーが、とにかく…こっちの歪みはまだ生きてる…。
…とはいえ、かろうじて、だぞ。 かなり縮んじまったのは間違いない。 ………早く戻って来いよ…”」
レッド「………………」
グリーン「“…あとな、この歪みについて観測してもらってる空間研究所のバーネット博士によるとだ。
その世界は、ウルトラスペースですらまったく比較にならない程、人知の及ばない未知の時空だそうだ。
そっち側から案内でも出してもらわない限り、通常行きつくことなんてありえない程、
お互いの時空が複雑な関係にあるらしい。 今こうして繋がってる事自体が天文学的な奇跡だってよ。
……いいか、歪みが閉じちまったら、こっちの世界帰れる保証は無え…”」
レッド「………要するに…、もうこの世界に行き来することはできないということ…か………?」
グリーン「ああ。 まぁ、俺も話の全部を理解したわけじゃねーけど、そう思っていいと思うぜ」
レッド「……………」
レッド「……なら…、グリーン……、頼みがある……。
……その歪みをもう少し持たせてくれ……。 ……せめて夜明けまでで、良い……」
204: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:29:33.18 ID:2rq1lS+J0
グリーン「“……!! …おい、お前、話…聞いてたか…? 無茶苦茶言うんじゃねぇ…!
こっちの歪みだって、もう伝説ポケモンの力で干渉できるレベルじゃないくらい弱ってんだ。
それを一体どう持たせろってんだよ…! 俺様は空間学者様じゃねーっての!」
レッド「……………」
グリーン「……安全が確保されてる内にヨウを家に帰すのが…、俺達の義務だ…。 …違うか?”」
レッド「……その通りだ……」
グリーン「“なら…!”」
レッド「………ヨウがサトシたちに別れを言う時間を稼いだ上で……、
……安全にヨウを家に帰すのが…、大人としての俺達の義務だ…。 …違うか?」
グリーン「“………………。”」
レッド「………………」
グリーン「“………………”」
グリーン「“………あああもうっ! しょうがねぇなっ! …いいか! 夜明けまでだぞ!
………なんとかしてやろうじゃねーか…っ! …俺様を一体誰だと思っていやがんだ…!!”」
レッド「知ってるさ。流石、俺のライバルだ。 ……ありがとう」
こっちの歪みだって、もう伝説ポケモンの力で干渉できるレベルじゃないくらい弱ってんだ。
それを一体どう持たせろってんだよ…! 俺様は空間学者様じゃねーっての!」
レッド「……………」
グリーン「……安全が確保されてる内にヨウを家に帰すのが…、俺達の義務だ…。 …違うか?”」
レッド「……その通りだ……」
グリーン「“なら…!”」
レッド「………ヨウがサトシたちに別れを言う時間を稼いだ上で……、
……安全にヨウを家に帰すのが…、大人としての俺達の義務だ…。 …違うか?」
グリーン「“………………。”」
レッド「………………」
グリーン「“………………”」
グリーン「“………あああもうっ! しょうがねぇなっ! …いいか! 夜明けまでだぞ!
………なんとかしてやろうじゃねーか…っ! …俺様を一体誰だと思っていやがんだ…!!”」
レッド「知ってるさ。流石、俺のライバルだ。 ……ありがとう」
205: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:33:04.52 ID:2rq1lS+J0
グリーン「“…はっ! ……貸しだぜ、レッド…。 …ヨウに替わってくれ”」
レッド「……」テクテク
ヨウ「…あ、レッドさん。 あっちの世界への歪みの穴の状況はどうでしたか?」
レッド「…………」ぐい
ヨウ「…。 …通信に出ろって、事ですか?」
レッド「…………」ぐいぐい
ヨウ「…ど、どうも」
グリーン「“お疲れ、ヨウ! こっちは何も心配いらねぇ!
お前の帰り待ちの奴らには、もう少しお預けだって話しつけといてやるから、
思い残すことねぇように、こっちの友達としっかりお別れして帰ってきな!”」
ヨウ「…あ…、はい! …本当にありがとうございますっ! …みんな、まだ大丈夫そうだって…!!」
サトシ達「「「「「やったっ!」」」」」
グリーン「“あはははは…っ!!“」
ヨウ「? どうかしました、グリーンさん? 何か…、嬉しいことでも…ありましたか?」
グリーン「“…ん? …まぁな…。 ……あの野郎は……流石、俺様のライバルだ、と思ったのさ…”」
ヨウ「…??」
レッド「……」テクテク
ヨウ「…あ、レッドさん。 あっちの世界への歪みの穴の状況はどうでしたか?」
レッド「…………」ぐい
ヨウ「…。 …通信に出ろって、事ですか?」
レッド「…………」ぐいぐい
ヨウ「…ど、どうも」
グリーン「“お疲れ、ヨウ! こっちは何も心配いらねぇ!
お前の帰り待ちの奴らには、もう少しお預けだって話しつけといてやるから、
思い残すことねぇように、こっちの友達としっかりお別れして帰ってきな!”」
ヨウ「…あ…、はい! …本当にありがとうございますっ! …みんな、まだ大丈夫そうだって…!!」
サトシ達「「「「「やったっ!」」」」」
グリーン「“あはははは…っ!!“」
ヨウ「? どうかしました、グリーンさん? 何か…、嬉しいことでも…ありましたか?」
グリーン「“…ん? …まぁな…。 ……あの野郎は……流石、俺様のライバルだ、と思ったのさ…”」
ヨウ「…??」
206: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:33:49.41 ID:2rq1lS+J0
―――――
―――
―
―――――ポケモンスクール・校庭 日没後
ほしぐもちゃん「がーう!(にこにこっ)」じー
アニポケリーリエ「…………きゅう…」
アニポケスイレン「リーリエ…、まだきぜつしてるねぇ……」
アニポケマーマネ「ほしぐもちゃんにじゃれつかれたの…、完全にキャパオーバーだったんだね…」
アニポケカキ「アホみたいな話だが、こうなるとヨウが急に帰るなんてことにならなくて良かったな」
ヨウ「…グリーンさんには、本当に感謝だ…」
アニポケマオ「でも、驚いたなぁ…。まさか、ヨウは別の世界の人間で…、
その別の世界に別の私たちがいるなんて…。 流石に思い至らなかったよ……!」
アニポケマーマネ「………ヨウの世界にいるボクは、ウラウラ島のキャプテンの一人で、
ホクラニ天文台のエンジニアで、フェスサークルなる施設のオーナー! …でも人見知り!」
ヨウ「うん。それで暗いところが苦手みたいだった」
アニポケマーマネ「ふふ、そういうところは一緒っぽいや! すっごい…!」
アニポケスイレン「あっちのわたしは…、わたしとおなじつりずきで、…やたら…かいぱんやろう…おし…?」
ヨウ「でも僕は、スイレンの楽しい冗談が大好きなんだ…」
―――
―
―――――ポケモンスクール・校庭 日没後
ほしぐもちゃん「がーう!(にこにこっ)」じー
アニポケリーリエ「…………きゅう…」
アニポケスイレン「リーリエ…、まだきぜつしてるねぇ……」
アニポケマーマネ「ほしぐもちゃんにじゃれつかれたの…、完全にキャパオーバーだったんだね…」
アニポケカキ「アホみたいな話だが、こうなるとヨウが急に帰るなんてことにならなくて良かったな」
ヨウ「…グリーンさんには、本当に感謝だ…」
アニポケマオ「でも、驚いたなぁ…。まさか、ヨウは別の世界の人間で…、
その別の世界に別の私たちがいるなんて…。 流石に思い至らなかったよ……!」
アニポケマーマネ「………ヨウの世界にいるボクは、ウラウラ島のキャプテンの一人で、
ホクラニ天文台のエンジニアで、フェスサークルなる施設のオーナー! …でも人見知り!」
ヨウ「うん。それで暗いところが苦手みたいだった」
アニポケマーマネ「ふふ、そういうところは一緒っぽいや! すっごい…!」
アニポケスイレン「あっちのわたしは…、わたしとおなじつりずきで、…やたら…かいぱんやろう…おし…?」
ヨウ「でも僕は、スイレンの楽しい冗談が大好きなんだ…」
207: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:34:22.91 ID:2rq1lS+J0
アニポケカキ「あ、あっちの俺は…、俺と違ってファイヤーダンサー志望…。まぁ、それは良いとして……、
……やまおとこと一緒に間違い探しの試練…って、一体、何なんだ…、それ……? …嘘だろ…!?」
ヨウ「……………」
アニポケカキ「おい…! なんかフォローくれよ! ヨウ!?」
アニポケマオ「私は大まかな性格は違わなそうな感じだねぇ…? でもウチの店がアーカラ島にあるのかぁー」
ヨウ「もちろんみんな、雰囲気は全然違うんだけれど、でもやっぱり何かしら似た部分はあると思う」
アニポケスイレン「そういえばカキもとてもゆにーくなひとっぽいあたり、おんなじかもしれないね!」
アニポケカキ「なるほどそうか!(ぱぁっ) …って、おい待てスイレン…、どういう意味だ…!?」
ヨウ「…でも、ほんとにごめん……。この事はみんなもっと早く打ち明けるべきだった……」
クラスメイト達「「「「………。」」」」
アニポケスイレン「あたまをあげてよ、ヨウ」
アニポケマーマネ「そんな荒唐無稽な話、打ち明けられないと思って当然じゃん!」
アニポケマオ「そうだよぉ。 気にしないで!」
アニポケカキ「それよりもっと聞かせてくれ、ヨウの世界の俺たちの事……」
ヨウ「………」
ヨウ「……みんな…、すごく素敵な良い人達なんだ。 …それだけは本当に、何も変わらない……」
……やまおとこと一緒に間違い探しの試練…って、一体、何なんだ…、それ……? …嘘だろ…!?」
ヨウ「……………」
アニポケカキ「おい…! なんかフォローくれよ! ヨウ!?」
アニポケマオ「私は大まかな性格は違わなそうな感じだねぇ…? でもウチの店がアーカラ島にあるのかぁー」
ヨウ「もちろんみんな、雰囲気は全然違うんだけれど、でもやっぱり何かしら似た部分はあると思う」
アニポケスイレン「そういえばカキもとてもゆにーくなひとっぽいあたり、おんなじかもしれないね!」
アニポケカキ「なるほどそうか!(ぱぁっ) …って、おい待てスイレン…、どういう意味だ…!?」
ヨウ「…でも、ほんとにごめん……。この事はみんなもっと早く打ち明けるべきだった……」
クラスメイト達「「「「………。」」」」
アニポケスイレン「あたまをあげてよ、ヨウ」
アニポケマーマネ「そんな荒唐無稽な話、打ち明けられないと思って当然じゃん!」
アニポケマオ「そうだよぉ。 気にしないで!」
アニポケカキ「それよりもっと聞かせてくれ、ヨウの世界の俺たちの事……」
ヨウ「………」
ヨウ「……みんな…、すごく素敵な良い人達なんだ。 …それだけは本当に、何も変わらない……」
208: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:34:53.15 ID:2rq1lS+J0
―――――
ロトム図鑑「…………………」
サトシのロトム図鑑「…………………」
ロトム図鑑「図鑑登録率対決…、………圧倒的にボクの勝利ロトーーーッ!!!」
サトシのロトム図鑑「ロトー!! 『アローラ探偵ラキ』の二徹ぶっ続け視聴ループからのぐっすり快眠で
凄くいい気分だったのに…。起きて早々…、何たる屈辱だロトォー!!」
ロトム図鑑「こっちはヨウと一緒にアローラ全土を廻ったんだロ! 挑戦なんて百万光年はやいんだロ!」
サトシのロトム図鑑「ぐぬぬううううー…! …ククイ博士、ククイ博士ェー!」
アニポケククイ「あっはっはっは…、気にすんな気にすんな。 お前はこれから伸びていくんじゃないか。
データは先々、サトシに埋めてもらっていけばいいぜ」くすくす
ロトム図鑑「…………………」
サトシのロトム図鑑「…………………」
ロトム図鑑「図鑑登録率対決…、………圧倒的にボクの勝利ロトーーーッ!!!」
サトシのロトム図鑑「ロトー!! 『アローラ探偵ラキ』の二徹ぶっ続け視聴ループからのぐっすり快眠で
凄くいい気分だったのに…。起きて早々…、何たる屈辱だロトォー!!」
ロトム図鑑「こっちはヨウと一緒にアローラ全土を廻ったんだロ! 挑戦なんて百万光年はやいんだロ!」
サトシのロトム図鑑「ぐぬぬううううー…! …ククイ博士、ククイ博士ェー!」
アニポケククイ「あっはっはっは…、気にすんな気にすんな。 お前はこれから伸びていくんじゃないか。
データは先々、サトシに埋めてもらっていけばいいぜ」くすくす
209: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:35:33.54 ID:2rq1lS+J0
アニポケナリヤ「なんなら、今回の一件で手に入れたUBのデータだけでも、今ここの端末からコピーするかね?
大変、貴重なデータなんダイケンキ」
サトシのロトム図鑑「おお!それはありがロトー! …では早速……ポチッとな! ………?
………あのー? この端末の中に……UBのデータなんて何もないロトよ?」
アニポケククイ&アニポケナリヤ「「!?」」
アニポケククイ「! ほ、本当だ…、UBに纏わるデータ…、
いや、それどころか時空の歪みに関する記録も、丸ごと綺麗に消えちまってる…!!」
アニポケナリヤ「なんだっテッシード!?」
アニポケククイ「消えたタイミングを考えるなら、さっき破壊された校舎などが元通りになった怪現象と同時に、
データも消されたとしか思えない…。 どうなってる…? わけわかんねぇ?」
アニポケナリヤ「ククイ君…。 恐らくこれはすぐに原因が突き止められるような類のものではないと見た…。
とりあえず、今はヨウ君とレッド君の送別だ。消えたデータの関してはまた後ほど検証するとしよう…」
アニポケククイ「………そうです、ね…。 仰る通りです…。 …………?」
大変、貴重なデータなんダイケンキ」
サトシのロトム図鑑「おお!それはありがロトー! …では早速……ポチッとな! ………?
………あのー? この端末の中に……UBのデータなんて何もないロトよ?」
アニポケククイ&アニポケナリヤ「「!?」」
アニポケククイ「! ほ、本当だ…、UBに纏わるデータ…、
いや、それどころか時空の歪みに関する記録も、丸ごと綺麗に消えちまってる…!!」
アニポケナリヤ「なんだっテッシード!?」
アニポケククイ「消えたタイミングを考えるなら、さっき破壊された校舎などが元通りになった怪現象と同時に、
データも消されたとしか思えない…。 どうなってる…? わけわかんねぇ?」
アニポケナリヤ「ククイ君…。 恐らくこれはすぐに原因が突き止められるような類のものではないと見た…。
とりあえず、今はヨウ君とレッド君の送別だ。消えたデータの関してはまた後ほど検証するとしよう…」
アニポケククイ「………そうです、ね…。 仰る通りです…。 …………?」
210: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:35:59.74 ID:2rq1lS+J0
―――――
コジロウ「へぇー、アンタもカントー出身なんだ。 じゃあ俺達と同郷だなぁ」
ムサシ「縁があるじゃない~。 どこの街生まれよ?」
サトシ「それがさ、マサラタウンなんだぜ! ね、レッドさん?」
レッド「……ああ…、…その通りだ……。 …………。
……この世界でもカントーのジムリーダーは…、タケシとかエリカとか、だったりするのか……?」
サトシ「タケシ…! うんうん!おんなじおんなじ! 俺、タケシとハナダジムのカスミと旅してたんだ!」
レッド「……そう…なのか……。 …サトシは凄いな……」
ムサシ「懐かしいわねぇ」
コジロウ「なんか、もう20年くらい前に感じるぜー」
ニャース「コジロウ~、そんなわけにゃーす。 おみゃーはアホにゃ!」
ソーナンス「そーなん…すう?」
コジロウ「へぇー、アンタもカントー出身なんだ。 じゃあ俺達と同郷だなぁ」
ムサシ「縁があるじゃない~。 どこの街生まれよ?」
サトシ「それがさ、マサラタウンなんだぜ! ね、レッドさん?」
レッド「……ああ…、…その通りだ……。 …………。
……この世界でもカントーのジムリーダーは…、タケシとかエリカとか、だったりするのか……?」
サトシ「タケシ…! うんうん!おんなじおんなじ! 俺、タケシとハナダジムのカスミと旅してたんだ!」
レッド「……そう…なのか……。 …サトシは凄いな……」
ムサシ「懐かしいわねぇ」
コジロウ「なんか、もう20年くらい前に感じるぜー」
ニャース「コジロウ~、そんなわけにゃーす。 おみゃーはアホにゃ!」
ソーナンス「そーなん…すう?」
211: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:36:36.67 ID:2rq1lS+J0
ムサシ「ねぇ、アンタぁ。 なんだったらロケット団に入らない? 特別にサカキ様に推薦しちゃうわよ。
アタシ、あんたのこと気に入っちゃった。アンタなら、即戦力、間違いなしッ!」
レッド「…………。 ……………サカ…キ………」
コジロウ「そぉうだよ! いいアイディアだムサシっ! ここで俺達が会ったの、何かの運命だよ!
一緒にやろうぜ! それで、アンタのこと兄貴って呼ばせてくれ!」
ニャース「まがりなにゃりにも、後輩に使う呼び名じゃ無いにゃ…!」
ソーナンス「そぉおなんすっ」
サトシ「バカだな~、ロケット団。
…でもさ、俺、レッドさん見た時…、もしも俺に兄ちゃんが居たら、こんな人かなって思ったんだ…!」
レッド「……サトシと俺が…、…兄弟か……。 ………成程……」
サトシ「……早く大人になりたいなー…! …それで俺、レッドさんみたいなるんだ……!」
レッド「……そうか…? …俺は…、…少しだけで構わないから…子供に戻ってみたいかもしれない……」
サトシのピカチュウ「ぴかちゅー」
レッドのピカチュウ「「ぴかちゅー」
アタシ、あんたのこと気に入っちゃった。アンタなら、即戦力、間違いなしッ!」
レッド「…………。 ……………サカ…キ………」
コジロウ「そぉうだよ! いいアイディアだムサシっ! ここで俺達が会ったの、何かの運命だよ!
一緒にやろうぜ! それで、アンタのこと兄貴って呼ばせてくれ!」
ニャース「まがりなにゃりにも、後輩に使う呼び名じゃ無いにゃ…!」
ソーナンス「そぉおなんすっ」
サトシ「バカだな~、ロケット団。
…でもさ、俺、レッドさん見た時…、もしも俺に兄ちゃんが居たら、こんな人かなって思ったんだ…!」
レッド「……サトシと俺が…、…兄弟か……。 ………成程……」
サトシ「……早く大人になりたいなー…! …それで俺、レッドさんみたいなるんだ……!」
レッド「……そうか…? …俺は…、…少しだけで構わないから…子供に戻ってみたいかもしれない……」
サトシのピカチュウ「ぴかちゅー」
レッドのピカチュウ「「ぴかちゅー」
212: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:37:16.24 ID:2rq1lS+J0
―――――
アニポケククイ「おーい! ちょっと来てみろよー!」
ヨウ達「「「「「!」」」」」
ロトム図鑑「サトシ&レッドさんチームとロケット団が
ピカチュウとレッドさんのロケット団入団をかけてバトルしてるロトよ!」
ソーナンス「そ~なんすぅ!」
サトシのロトム図鑑「はやく来るロト~!」
アニポケマーマネ「……。 ロケット団…、さっきの闘い観てなかったのかなぁ…?」てくてく
アニポケカキ「なんでそんな無謀な挑戦ができるんだろうな…?」てくてく
アニポケマオ「まぁー、いいじゃない! とりあえずサトシ達を応援しに行こうよぉ!」てくてく
アニポケスイレン「あ…ミミッキュがどっちのピカチュウ、こうげきしていいか、こんらんしてるよ」てくてく
ヨウ「……………」
アニポケマオ「あ…! ごめん。悪いんだけど、ヨウはリーリエの事、みててもらっていいかな?」にこ
ヨウ「……え? あ、うん…、それは構わないけど…?」
アニポケマオ「ふふふ! …悪いねっ…!」たたっ
アニポケククイ「おーい! ちょっと来てみろよー!」
ヨウ達「「「「「!」」」」」
ロトム図鑑「サトシ&レッドさんチームとロケット団が
ピカチュウとレッドさんのロケット団入団をかけてバトルしてるロトよ!」
ソーナンス「そ~なんすぅ!」
サトシのロトム図鑑「はやく来るロト~!」
アニポケマーマネ「……。 ロケット団…、さっきの闘い観てなかったのかなぁ…?」てくてく
アニポケカキ「なんでそんな無謀な挑戦ができるんだろうな…?」てくてく
アニポケマオ「まぁー、いいじゃない! とりあえずサトシ達を応援しに行こうよぉ!」てくてく
アニポケスイレン「あ…ミミッキュがどっちのピカチュウ、こうげきしていいか、こんらんしてるよ」てくてく
ヨウ「……………」
アニポケマオ「あ…! ごめん。悪いんだけど、ヨウはリーリエの事、みててもらっていいかな?」にこ
ヨウ「……え? あ、うん…、それは構わないけど…?」
アニポケマオ「ふふふ! …悪いねっ…!」たたっ
213: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:37:45.53 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「……………」
ほしぐもちゃん「がーう?」
ヨウ「……」なでなで
ほしぐもちゃん「~♪」
ヨウ「………ふふ」
アニポケリーリエ「…………う…、うう…?」
ヨウ&ほしぐもちゃん「「!」」
ヨウ「……、リーリエ…、起きた?」
アニポケリーリエ「…………。」
ヨウ「……ゆっくりでいいよ? 大丈夫?」
アニポケリーリエ「………なんだか…最近…、…目覚めると…いつもヨウが目の前にいてくれる気がします…」
ヨウ「………そうかも、知れないね…」
ほしぐもちゃん「がーう?」
ヨウ「……」なでなで
ほしぐもちゃん「~♪」
ヨウ「………ふふ」
アニポケリーリエ「…………う…、うう…?」
ヨウ&ほしぐもちゃん「「!」」
ヨウ「……、リーリエ…、起きた?」
アニポケリーリエ「…………。」
ヨウ「……ゆっくりでいいよ? 大丈夫?」
アニポケリーリエ「………なんだか…最近…、…目覚めると…いつもヨウが目の前にいてくれる気がします…」
ヨウ「………そうかも、知れないね…」
214: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:38:20.30 ID:2rq1lS+J0
アニポケリーリエ「……うふふ…。
………その子が…ほしぐもちゃん、ですか。 良かった…。 …無事に取り戻せたんですね…。
ふふ、わたくしの勝手な想像ですが、わたがしみたいな可愛いポケモンだと思ってました」
ヨウ「……。 …リーリエの言葉があったから、僕は負けなかった。 リーリエのおかげだよ…。
それにしても驚かせちゃって…、本当にごめん…。 ほら、ほしぐもちゃんも…、ごめんなさいは?」
ほしぐもちゃん「ぐーあ!」
アニポケリーリエ「ふふふ…! …初めまして、ほしぐもちゃん。リーリエです」
ほしぐもちゃん「ぐう?」
アニポケリーリエ「…?」
ヨウ「……。 …リーリエに…話さなきゃいけないことがあるんだ…。 闘いの前、言えなかったこと…」
アニポケリーリエ「…はい。……。みんなは、あちらに集まってしまっているようですね…。それなら、ヨウ?」
ヨウ「?」
アニポケリーリエ「…こっそり、抜け出しませんか?」
………その子が…ほしぐもちゃん、ですか。 良かった…。 …無事に取り戻せたんですね…。
ふふ、わたくしの勝手な想像ですが、わたがしみたいな可愛いポケモンだと思ってました」
ヨウ「……。 …リーリエの言葉があったから、僕は負けなかった。 リーリエのおかげだよ…。
それにしても驚かせちゃって…、本当にごめん…。 ほら、ほしぐもちゃんも…、ごめんなさいは?」
ほしぐもちゃん「ぐーあ!」
アニポケリーリエ「ふふふ…! …初めまして、ほしぐもちゃん。リーリエです」
ほしぐもちゃん「ぐう?」
アニポケリーリエ「…?」
ヨウ「……。 …リーリエに…話さなきゃいけないことがあるんだ…。 闘いの前、言えなかったこと…」
アニポケリーリエ「…はい。……。みんなは、あちらに集まってしまっているようですね…。それなら、ヨウ?」
ヨウ「?」
アニポケリーリエ「…こっそり、抜け出しませんか?」
215: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:39:19.25 ID:2rq1lS+J0
―――――サトシがカプ・コケコからZリングをもらった高台
アニポケリーリエ「……別の世界の…わたくし……。 …なるほど。 …色々、腑に落ちた、感じです…」
ヨウ「…リーリエはトレーナーではなかったけれど、ほしぐもちゃんは紛れもなく彼女のポケモンだった。
昔のほしぐもちゃんは本当に落ち着きがなくて、度々リーリエの傍を離れては彼女を困らせていたんだ。
でも、今は…、リーリエが傍にいないことが……、…本当は寂しいみたい…。
だから…君を見て…、堪えられなくなっちゃったんだと思う…。 ごめんね…」
アニポケリーリエ「………………。 いえ…。 わたくしこそ気絶なんかしちゃって…、
ほしぐもちゃんを却って驚かせちゃったかも知れないです」
ヨウ「………………」
ヨウ「……………君には、…最初から…全部…言うべきだった…。言わなきゃいけなかったんだ……」
アニポケリーリエ「………ヨウ……」
ヨウ「…」
アニポケリーリエ「…ヨウ。 …そんなに、落ち込まないでください…。
ヨウが、自分の事を責める理由が、一体どこにあるというのですか?
他のみんなだってきっとそう言ったはずです。
……もしも、ヨウがわたくし個人に、何か悪いことをしたと思っているのなら、どうかお願いです。
自分の事を決して悪く思わないでください」
アニポケリーリエ「……別の世界の…わたくし……。 …なるほど。 …色々、腑に落ちた、感じです…」
ヨウ「…リーリエはトレーナーではなかったけれど、ほしぐもちゃんは紛れもなく彼女のポケモンだった。
昔のほしぐもちゃんは本当に落ち着きがなくて、度々リーリエの傍を離れては彼女を困らせていたんだ。
でも、今は…、リーリエが傍にいないことが……、…本当は寂しいみたい…。
だから…君を見て…、堪えられなくなっちゃったんだと思う…。 ごめんね…」
アニポケリーリエ「………………。 いえ…。 わたくしこそ気絶なんかしちゃって…、
ほしぐもちゃんを却って驚かせちゃったかも知れないです」
ヨウ「………………」
ヨウ「……………君には、…最初から…全部…言うべきだった…。言わなきゃいけなかったんだ……」
アニポケリーリエ「………ヨウ……」
ヨウ「…」
アニポケリーリエ「…ヨウ。 …そんなに、落ち込まないでください…。
ヨウが、自分の事を責める理由が、一体どこにあるというのですか?
他のみんなだってきっとそう言ったはずです。
……もしも、ヨウがわたくし個人に、何か悪いことをしたと思っているのなら、どうかお願いです。
自分の事を決して悪く思わないでください」
216: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:39:52.25 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「…………だけど…」
アニポケリーリエ「…………もう!」
アニポケリーリエ「じゃあ、わたくし、今からヨウを凄く困らせることを言います! …それで言いっこなしです!」
ヨウ「……?」
アニポケリーリエ「…、…ちなみに……、ヨウが何て答えるのか…、わたくしにはちゃんとわかっています」ニコ
アニポケリーリエ「でも、それでも、だからこそ…、
今、この言葉だけはあなたに伝えなければならないんです。 だから…、正直に答えて欲しいです」
ヨウ「………………」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「……………………」すぅ
アニポケリーリエ「・・・ヨウの事をお慕いしています。 好きです。 わたくしとお付き合いしてください」
ヨウ「…!」
アニポケリーリエ「…………………」
アニポケリーリエ「…………もう!」
アニポケリーリエ「じゃあ、わたくし、今からヨウを凄く困らせることを言います! …それで言いっこなしです!」
ヨウ「……?」
アニポケリーリエ「…、…ちなみに……、ヨウが何て答えるのか…、わたくしにはちゃんとわかっています」ニコ
アニポケリーリエ「でも、それでも、だからこそ…、
今、この言葉だけはあなたに伝えなければならないんです。 だから…、正直に答えて欲しいです」
ヨウ「………………」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「……………………」すぅ
アニポケリーリエ「・・・ヨウの事をお慕いしています。 好きです。 わたくしとお付き合いしてください」
ヨウ「…!」
アニポケリーリエ「…………………」
217: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:40:22.36 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「……………………」
ヨウ「……………………ごめんなさい…」
アニポケリーリエ「…はい」ニコ
ヨウ「…………………」
アニポケリーリエ「…………………」
アニポケリーリエ「…ヨウの世界のわたくしはどんな子なんですか?」
ヨウ「…」
ヨウ「………」
ヨウ「……自分のことを…、わたくし、じゃなくて、わたし、って呼んでいて…。
僕のことをさん付して呼んでいて…」
アニポケリーリエ「はい…」
ヨウ「少し方向音痴なところがあって。 …カフェの飲み物ではモーモーミルクが好きで…」
アニポケリーリエ「はい…」
ヨウ「……………………ごめんなさい…」
アニポケリーリエ「…はい」ニコ
ヨウ「…………………」
アニポケリーリエ「…………………」
アニポケリーリエ「…ヨウの世界のわたくしはどんな子なんですか?」
ヨウ「…」
ヨウ「………」
ヨウ「……自分のことを…、わたくし、じゃなくて、わたし、って呼んでいて…。
僕のことをさん付して呼んでいて…」
アニポケリーリエ「はい…」
ヨウ「少し方向音痴なところがあって。 …カフェの飲み物ではモーモーミルクが好きで…」
アニポケリーリエ「はい…」
218: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:41:11.10 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「難しい本をたくさん持っていたり図書館で調べものしていたり、読書家なのは君と一緒だったと思う。
でも、どちらかと言えばブティックを覗いたりとか…、買い物好きだった印象の方が強いかもしれない。
…虫よけスプレーとかきずぐすりを常備してたり、お得なものとかがあるとつい買っちゃってたり…。
…………そんな…、感じかな…」
アニポケリーリエ「…他には?」
ヨウ「……他、には…、…裁縫が苦手だって言ってこともあったかな…。
……彼女は、バトル…というよりは、ポケモンが傷つくという事に良い印象を持っていなかった。
…………………………。
………自分の無力を嘆くことはあっても、問題自体から逃げたりはしない子だった。
一度、覚悟を決めると、もう本当にダメかもしれないと思うほど心が挫けてしまいそうな状況でも、
こっちがびっくりするくらい、退かないで立ち向かう子だった…」
アニポケリーリエ「…………それから?」
ヨウ「……それ、から?」
アニポケリーリエ「………ふふっ…、ごめんなさい…。
……でも…ヨウの口からちゃんと聞きたいんです…。 …ちゃんと聞かなきゃいけないんです…。
……わたくし自身の…決着のために…きっとそれが必要なんです……」
でも、どちらかと言えばブティックを覗いたりとか…、買い物好きだった印象の方が強いかもしれない。
…虫よけスプレーとかきずぐすりを常備してたり、お得なものとかがあるとつい買っちゃってたり…。
…………そんな…、感じかな…」
アニポケリーリエ「…他には?」
ヨウ「……他、には…、…裁縫が苦手だって言ってこともあったかな…。
……彼女は、バトル…というよりは、ポケモンが傷つくという事に良い印象を持っていなかった。
…………………………。
………自分の無力を嘆くことはあっても、問題自体から逃げたりはしない子だった。
一度、覚悟を決めると、もう本当にダメかもしれないと思うほど心が挫けてしまいそうな状況でも、
こっちがびっくりするくらい、退かないで立ち向かう子だった…」
アニポケリーリエ「…………それから?」
ヨウ「……それ、から?」
アニポケリーリエ「………ふふっ…、ごめんなさい…。
……でも…ヨウの口からちゃんと聞きたいんです…。 …ちゃんと聞かなきゃいけないんです…。
……わたくし自身の…決着のために…きっとそれが必要なんです……」
219: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:41:39.91 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「………………」
ヨウ「………………」
ヨウ「…今の髪形は……ポニーテールで…、」
アニポケリーリエ「…はい」
ヨウ「…………………………」
ヨウ「……………………………リーリエは、」
ヨウ「……綺麗で…、優しくて…、可愛くて……頑張り屋な…、…僕が世界で一番大好きな女の子だ……」
アニポケリーリエ「……………………はい……」にこ
ヨウ「………………………………だから…、…ごめんなさい……」
アニポケリーリエ「………はい…。 …ふふふっ…!
…ありがとうございました…。 おかげで…なんだか凄くすっきりしました…!」
ヨウ「………………………」
ヨウ「………………」
ヨウ「…今の髪形は……ポニーテールで…、」
アニポケリーリエ「…はい」
ヨウ「…………………………」
ヨウ「……………………………リーリエは、」
ヨウ「……綺麗で…、優しくて…、可愛くて……頑張り屋な…、…僕が世界で一番大好きな女の子だ……」
アニポケリーリエ「……………………はい……」にこ
ヨウ「………………………………だから…、…ごめんなさい……」
アニポケリーリエ「………はい…。 …ふふふっ…!
…ありがとうございました…。 おかげで…なんだか凄くすっきりしました…!」
ヨウ「………………………」
220: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:42:19.35 ID:2rq1lS+J0
アニポケリーリエ「…あっちの世界のリーリエも…きっとヨウの事を、同じように想っているに違いありません」
ヨウ「………………………どうか、な…」
アニポケリーリエ「自信を持ってください、ヨウ…!
わたくしが言うんですから論理的結論として、当てになること間違いありません」
ヨウ「………………………そう…、なんだろうか?………」
アニポケリーリエ「そうですとも。 ふふっ! ……………」
アニポケリーリエ「こほんっ…!」
ヨウ「?」
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「……………“わたしもヨウさんのこと、世界で一番…、大好きです…!”」
ヨウ「…なっ…!//////」ぼわっ
ヨウ「………………………どうか、な…」
アニポケリーリエ「自信を持ってください、ヨウ…!
わたくしが言うんですから論理的結論として、当てになること間違いありません」
ヨウ「………………………そう…、なんだろうか?………」
アニポケリーリエ「そうですとも。 ふふっ! ……………」
アニポケリーリエ「こほんっ…!」
ヨウ「?」
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「……………“わたしもヨウさんのこと、世界で一番…、大好きです…!”」
ヨウ「…なっ…!//////」ぼわっ
221: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:43:07.01 ID:2rq1lS+J0
アニポケリーリエ「…………こんな…感じ……ですか? ふふふふ…っ!!」
ヨウ「…!、ちょっ…! やっ、やめてよ…っ!!//////」かぁー
アニポケリーリエ「ふふふ! ヨウは…、本当にリーリエが大好きなんですね…!
…ヨウにそんなに想ってもらえるなんて…、良いなぁー、リーリエ…!」くすくす!
ヨウ「……!!!//////////」まっか
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「……………わたくしは、」
アニポケリーリエ「…わたくしは、ヨウの世界のわたくしが、とーっても誇らしいです…! ふふ!」
アニポケリーリエ「それで…うん、ふふ…! それから…、
…ちょっとだけ、羨ましいかな…! …そう、ちょっとだけ」
アニポケリーリエ「ちょっとだけ……」
アニポケリーリエ「…ちょ、っと、だけ……!」うるっ
ヨウ(・・・・・・・・・あ・・・)
ヨウ「…!、ちょっ…! やっ、やめてよ…っ!!//////」かぁー
アニポケリーリエ「ふふふ! ヨウは…、本当にリーリエが大好きなんですね…!
…ヨウにそんなに想ってもらえるなんて…、良いなぁー、リーリエ…!」くすくす!
ヨウ「……!!!//////////」まっか
アニポケリーリエ「……………」
アニポケリーリエ「……………わたくしは、」
アニポケリーリエ「…わたくしは、ヨウの世界のわたくしが、とーっても誇らしいです…! ふふ!」
アニポケリーリエ「それで…うん、ふふ…! それから…、
…ちょっとだけ、羨ましいかな…! …そう、ちょっとだけ」
アニポケリーリエ「ちょっとだけ……」
アニポケリーリエ「…ちょ、っと、だけ……!」うるっ
ヨウ(・・・・・・・・・あ・・・)
222: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:44:11.83 ID:2rq1lS+J0
アニポケリーリエ「ちがう、ちがうんです・・・こんなの、ちがうんです、
・・・こんなつもりじゃ、なかったんです・・・。 ・・・なんで・・・、
・・・だいじょうぶ・・・、なのに・・・、ごめんなさい・・・、
ないたりなんかしたら・・・ダメなのにっ、・・・おかしい、のに・・・っ・・・!!」ぽろぽろ
223: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:44:58.61 ID:2rq1lS+J0
かつて僕はリーリエとほしぐもちゃんの笑顔を脅かそうとする色々な理不尽と闘った。
それは初めて自分のポケモンを得る前から、あのマハロ参道の吊り橋から始まっていた。
その闘いの先に、気兼ねも不安も無く心から笑いあえるリーリエとほしぐちゃんの姿を、
この世界に来る切っ掛けとなったポニ島大峡谷の祭壇で、僕は見た。
僕が島めぐりを成し得た中で一番の成果があるとすれば、それはあの時のリーリエの笑顔に違いなかった。
だから…、なんだ、これは…。
リーリエが泣いている。 泣いているリーリエが目の前にいるのに、僕は茫然と立ち尽くしている。
確かに、彼女は僕の世界のリーリエではない別人のリーリエなのかも知れないが、
それでもリーリエは、いつだって僕が守りたいと、笑顔でいてほしいと願う人なんだ。
こんなに無力を感じた事は無い。 僕はこれ以上、彼女に謝ることを許されていなかった。
彼女を慰める権利が無かった。 彼女を憐れむ事すらきっとおこがましかった。
…………………………………。
…でも、それでも、だからこそ、今、この言葉だけは……、きっと、彼女に伝えなければならない。
224: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:45:40.10 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「………………」
ヨウ「………………」
ヨウ「……………………リーリエ…」
アニポケリーリエ「……………………」ぽろぽろ
ヨウ「…………………」
ヨウ「…………………」
ヨウ「………………………………ありがとう……」
アニポケリーリエ「……………………。」ぽろぽろ
ヨウ「………………」
アニポケリーリエ「……………ぐ…………」ぐしぐし
アニポケリーリエ「………………………っ…」ぐしぐし
ヨウ「…………………」
アニポケリーリエ「………………………」
アニポケリーリエ「………………………」
アニポケリーリエ「えへ!」ぽろ…
ヨウ「………………」
ヨウ「……………………リーリエ…」
アニポケリーリエ「……………………」ぽろぽろ
ヨウ「…………………」
ヨウ「…………………」
ヨウ「………………………………ありがとう……」
アニポケリーリエ「……………………。」ぽろぽろ
ヨウ「………………」
アニポケリーリエ「……………ぐ…………」ぐしぐし
アニポケリーリエ「………………………っ…」ぐしぐし
ヨウ「…………………」
アニポケリーリエ「………………………」
アニポケリーリエ「………………………」
アニポケリーリエ「えへ!」ぽろ…
225: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:46:09.51 ID:2rq1lS+J0
しばらくして泣きやんだリーリエと一緒にポケモンスクールに戻った後も、僕とレッドさんの送別は続いた。
夜通し、みんなと語り明かして、笑いあった。 誰もが別れを惜しんでいて、誰もが眠らなかった。
226: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:46:47.24 ID:2rq1lS+J0
―――――ポケモンスクール・校庭 夜明け
レッド「……時間だ……」
ヨウ「…はい」
コジロウ「マジで残念だよ。なぁ、もう一回考え直さない?
今、アンタを入れたバージョンの名乗り口上の草案を書いているとこなんだけど…」
ムサシ「くっどーい、コジロウ!
こんな時、いい感じぃーに送り出してやるのが惡の華、ロケット団よっ!」
ニャース「ばいにゃら~!」
ソーナンス「そーなんすっ!」」
レッド「……そういえば、俺がサトシくらいの頃、
あんた達によく似たロケット団の二人組を見たことがあるような…、無いような…気がする…。
…アンタ達の応援はできないが…、……元気でな……」
レッド「……時間だ……」
ヨウ「…はい」
コジロウ「マジで残念だよ。なぁ、もう一回考え直さない?
今、アンタを入れたバージョンの名乗り口上の草案を書いているとこなんだけど…」
ムサシ「くっどーい、コジロウ!
こんな時、いい感じぃーに送り出してやるのが惡の華、ロケット団よっ!」
ニャース「ばいにゃら~!」
ソーナンス「そーなんすっ!」」
レッド「……そういえば、俺がサトシくらいの頃、
あんた達によく似たロケット団の二人組を見たことがあるような…、無いような…気がする…。
…アンタ達の応援はできないが…、……元気でな……」
227: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:47:14.88 ID:2rq1lS+J0
―――――
アニポケマーマネ「また遊びに来なよ、ヨウ」
アニポケスイレン「そうだよ!まってる!」
アニポケカキ「俺達がヨウの世界に行くってのも悪くないかもな」
アニポケマオ「あっちの私達によろしく!」
トゲデマル「まきゅー♪」
アシマリ「あうあう!」
バクガメス「がめーす」
アママイコ「あっまーい」
モクロー「ほろう」
イワンコ「わう!」
シロン「こぉーん」
サトシのロトム図鑑「次会う時はゼーッタイ負けないロ! …ボクとは違うロトム図鑑!!」
アニポケナリヤ「元気でナットレイ! さよなラランテス!」
アニポケククイ「ヨウ。暫しの間だったかもしれないが、君は間違いなく俺の学級の生徒だ…。
いいかい、それを忘れないでくれ…!」
ヨウ「…はい! 絶対に忘れません…! みんな、本当にありがとう…! …アローラ…」
ロトム図鑑「ありがロト…! 『アローラ探偵ラキ』…。ボクもチェックしておくロトよ…!」ぶわっ
アニポケマーマネ「また遊びに来なよ、ヨウ」
アニポケスイレン「そうだよ!まってる!」
アニポケカキ「俺達がヨウの世界に行くってのも悪くないかもな」
アニポケマオ「あっちの私達によろしく!」
トゲデマル「まきゅー♪」
アシマリ「あうあう!」
バクガメス「がめーす」
アママイコ「あっまーい」
モクロー「ほろう」
イワンコ「わう!」
シロン「こぉーん」
サトシのロトム図鑑「次会う時はゼーッタイ負けないロ! …ボクとは違うロトム図鑑!!」
アニポケナリヤ「元気でナットレイ! さよなラランテス!」
アニポケククイ「ヨウ。暫しの間だったかもしれないが、君は間違いなく俺の学級の生徒だ…。
いいかい、それを忘れないでくれ…!」
ヨウ「…はい! 絶対に忘れません…! みんな、本当にありがとう…! …アローラ…」
ロトム図鑑「ありがロト…! 『アローラ探偵ラキ』…。ボクもチェックしておくロトよ…!」ぶわっ
228: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:47:52.00 ID:2rq1lS+J0
―――――
レッド「………君と話せて……楽しかった……。 ……じゃあな…、兄弟………」
サトシ「……うん…!!!!」
ピカチュウ「ぴかちゅう!!!!」
ヨウ「…サトシ。 君には…感謝しても……しきれない…」
サトシ「ヨウ…。 俺たちは離れ離れになっても繋がってる…。これは切れることのないものなんだ…。
…へへへ…! これは、ゲッコウガには前にも言ったよな…!」
ゲッコウガ「…コウガァ……!」
サトシ「…ゲッコウガのこと、よろしくな…、ヨウ。 俺のゲッコウガじゃない俺のゲッコウガなのに、
俺がそんなこと勝手に言っちゃていいのか、よくわかんないけど…。…。…あ、なんかややこしいな! 」
ヨウ「ふふふ! …こちらこそ! 君に恥じないように今後とも大切に預からせてもらう…」
サトシ「ああ! …じゃあ最後に! ヨウ、約束しようぜ…! 次に会う時はさ、必ず…、」
サトシ「…………バトルしようぜ!!」
ヨウ「…うん!! 絶対、負けない…!!」にこ
サトシ「へへへへ…!!」にか
ピカチュウ「ぴーかちゅう~!」
レッド「………君と話せて……楽しかった……。 ……じゃあな…、兄弟………」
サトシ「……うん…!!!!」
ピカチュウ「ぴかちゅう!!!!」
ヨウ「…サトシ。 君には…感謝しても……しきれない…」
サトシ「ヨウ…。 俺たちは離れ離れになっても繋がってる…。これは切れることのないものなんだ…。
…へへへ…! これは、ゲッコウガには前にも言ったよな…!」
ゲッコウガ「…コウガァ……!」
サトシ「…ゲッコウガのこと、よろしくな…、ヨウ。 俺のゲッコウガじゃない俺のゲッコウガなのに、
俺がそんなこと勝手に言っちゃていいのか、よくわかんないけど…。…。…あ、なんかややこしいな! 」
ヨウ「ふふふ! …こちらこそ! 君に恥じないように今後とも大切に預からせてもらう…」
サトシ「ああ! …じゃあ最後に! ヨウ、約束しようぜ…! 次に会う時はさ、必ず…、」
サトシ「…………バトルしようぜ!!」
ヨウ「…うん!! 絶対、負けない…!!」にこ
サトシ「へへへへ…!!」にか
ピカチュウ「ぴーかちゅう~!」
229: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:48:26.89 ID:2rq1lS+J0
―――――
アニポケリーリエ「じゃあね、ほしぐもちゃん…。 …これはわたくしが作ったポケモンフーズです。
ふふ、あなたのリーリエが作ったものには、流石に及ばないかも知れないけど、きっと美味しいですよ?
…帰りのお弁当にでも食べてね!」
ほしぐもちゃん「ぐーあ~♪」
ヨウ「…良かったね、ほしぐもちゃん。 ……ありがとう、リーリエ」
アニポケリーリエ「………………」
アニポケリーリエ「ヨウ…」
ヨウ「……?」
アニポケリーリエ「わたくし……、」
アニポケリーリエ「……………あなたに会えて良かった…!」にこ
ヨウ「……………僕もだ…」にこ
―――――
―――
―
アニポケリーリエ「じゃあね、ほしぐもちゃん…。 …これはわたくしが作ったポケモンフーズです。
ふふ、あなたのリーリエが作ったものには、流石に及ばないかも知れないけど、きっと美味しいですよ?
…帰りのお弁当にでも食べてね!」
ほしぐもちゃん「ぐーあ~♪」
ヨウ「…良かったね、ほしぐもちゃん。 ……ありがとう、リーリエ」
アニポケリーリエ「………………」
アニポケリーリエ「ヨウ…」
ヨウ「……?」
アニポケリーリエ「わたくし……、」
アニポケリーリエ「……………あなたに会えて良かった…!」にこ
ヨウ「……………僕もだ…」にこ
―――――
―――
―
230: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:49:33.34 ID:2rq1lS+J0
―――――ポケモンスクール・校庭 ヨウ達が去った後
サトシ「…ヨウ達…、行っちゃったな…」
アニポケリーリエ「…ええ」
―――――ブワン・・・
全員「「「「!!!?」」」」
アニポケククイ「じ、時空の歪み!?」
アニポケカキ「な、何か出てくる!?」
サトシ「まさかUB!?」
――――カッ!
アローラの伝説ポケモン「……………」
アニポケナリヤ「ヨウ君のとは別の…、もう一体のアローラ伝説のポケモン…!!!」
サトシ「…ヨウ達…、行っちゃったな…」
アニポケリーリエ「…ええ」
―――――ブワン・・・
全員「「「「!!!?」」」」
アニポケククイ「じ、時空の歪み!?」
アニポケカキ「な、何か出てくる!?」
サトシ「まさかUB!?」
――――カッ!
アローラの伝説ポケモン「……………」
アニポケナリヤ「ヨウ君のとは別の…、もう一体のアローラ伝説のポケモン…!!!」
231: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:50:27.90 ID:2rq1lS+J0
アローラの伝説ポケモン「…こけこニ見初メラレシ優レタル操リ人…、
…我ガ招キシ、最モ若ク強イ対のトモガラト、トモガラト深愛デ結ビ合ウ二人ノひとノ子ノ片割レ…、
…ソシテ、望外ノ救イタル戦ウ者…。
彼ノ者タチヨリ、コノあろーらヲ守ッテクレタ事…、礼ヲ言ウ……
………ソシテ…、許セ…………。
痕ハ消サネバナラヌ…。アノ者達ハ、コノ世界ニハ早スギル。
………コレ以上ハ、互イノ時空ノ破壊ヲ招クノダ………」開眼
――――カッ!!
全員「「「「!!」」」」
アニポケククイ「…っ!! …伝説のポケモン……消えた? …何をした…!? ……みんな、大丈夫か!?」
サトシ「……だ、大丈夫! ………でもさ…?」
サトシ「………………」
サトシ「………………なんで…、俺達…校庭にいるんだ?…」
アニポケククイ「………な、に?」
…我ガ招キシ、最モ若ク強イ対のトモガラト、トモガラト深愛デ結ビ合ウ二人ノひとノ子ノ片割レ…、
…ソシテ、望外ノ救イタル戦ウ者…。
彼ノ者タチヨリ、コノあろーらヲ守ッテクレタ事…、礼ヲ言ウ……
………ソシテ…、許セ…………。
痕ハ消サネバナラヌ…。アノ者達ハ、コノ世界ニハ早スギル。
………コレ以上ハ、互イノ時空ノ破壊ヲ招クノダ………」開眼
――――カッ!!
全員「「「「!!」」」」
アニポケククイ「…っ!! …伝説のポケモン……消えた? …何をした…!? ……みんな、大丈夫か!?」
サトシ「……だ、大丈夫! ………でもさ…?」
サトシ「………………」
サトシ「………………なんで…、俺達…校庭にいるんだ?…」
アニポケククイ「………な、に?」
232: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:50:59.41 ID:2rq1lS+J0
アニポケマオ「え…? というか、夜明けだよね? 何でこんな時間に、みんな集まってるの…?」
アニポケマーマネ「ねぇ!みんな! 何か知らない間に日付が進んでる!!」
アニポケスイレン「えーと、さいごに、おぼえてるのは…?」
アニポケカキ「確か、サトシと…、ケンタロスレースをしていて……、それから…どうなったっけな?」
アニポケククイ「…みん、な、…どうしたんだ…!?」
アニポケナリヤ「なぜこんなところニンフィア? どうなっデルビル?」
サトシのロトム図鑑「ラキの難事件並みに意味不明だロト~!」
ロケット団「「「何、この感じぃ……」」」
ソーナンス「そーなんすぅ…」
アニポケリーリエ「……何も…」
アニポケリーリエ「……何も……思い…出せません………」
アニポケククイ「………………っ!?」
アニポケマーマネ「ねぇ!みんな! 何か知らない間に日付が進んでる!!」
アニポケスイレン「えーと、さいごに、おぼえてるのは…?」
アニポケカキ「確か、サトシと…、ケンタロスレースをしていて……、それから…どうなったっけな?」
アニポケククイ「…みん、な、…どうしたんだ…!?」
アニポケナリヤ「なぜこんなところニンフィア? どうなっデルビル?」
サトシのロトム図鑑「ラキの難事件並みに意味不明だロト~!」
ロケット団「「「何、この感じぃ……」」」
ソーナンス「そーなんすぅ…」
アニポケリーリエ「……何も…」
アニポケリーリエ「……何も……思い…出せません………」
アニポケククイ「………………っ!?」
233: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:52:07.19 ID:2rq1lS+J0
アニポケククイ(やっぱり、そうか……。まさかとは思ったが…。 …嫌な予感が変な方向に当たっちまった…。
……UBに破壊されたものが修復された現象は、………UBが…原因では無かった………。
…恐らくあれをやったのは…、いやUBのデータ記録を消したのも…、あのアローラの伝説ポケモンだ…。
さっきの奴の言葉から推察するに、そもそもヨウをこの世界に呼び込んだのが、奴の仕業だった…。
その目的は…何かしらの理由か、単純に力が及ばなかったのかはわからんが、
この世界に侵略して来た、あの色違いUBの群れから、アローラを自分の代わりに守ってもらうため…。
…そして…、「痕を消す」…。 修復現象とデータのデリート…、みんなの記憶が失われたこの状況…。
歴史の修正力ならぬ、…時空の修正力…とでも呼べばいいのか……。
…どうやら別時空の存在が、記録に残ってしまうことは、奴にとって何か不都合があるらしい。
この場合…、別時空の存在というはUBだけじゃない。ヨウ達に関する記憶もだ…。
元々、奴はUB…というよりも、別時空の存在が起こした戦闘の痕跡を…隠滅していたんだ……。
…伝説ポケモンなりに深い理由があったのかもしれんが…、これはいささか勝手すぎやしないかね…!?
………………………………。
……………おそらく………、このタイミングで現れたということは…、
ヨウ達側の記憶に関しては、ヤツは干渉できないか、するつもりはないのだと思われる……。
…なら、別れ際に言っておいて正解だったの、かな…。 …ヨウ、俺は…君にこう言ったよな………?)
アニポケククイ「“忘れないでくれ…!”」
その言葉を呟いた次の瞬間、ククイ博士は今まで自分が何を考えていたのかを忘却していた。
それから、サトシ達となぜ自分たちがここにいるのか、
何故、二日前からの記憶が不明瞭になっているのかに関して話し合ったが、その答えに至る者はいなかった。
この世界に、ヨウやレッドの名を知る者は誰もいなくなった。
……UBに破壊されたものが修復された現象は、………UBが…原因では無かった………。
…恐らくあれをやったのは…、いやUBのデータ記録を消したのも…、あのアローラの伝説ポケモンだ…。
さっきの奴の言葉から推察するに、そもそもヨウをこの世界に呼び込んだのが、奴の仕業だった…。
その目的は…何かしらの理由か、単純に力が及ばなかったのかはわからんが、
この世界に侵略して来た、あの色違いUBの群れから、アローラを自分の代わりに守ってもらうため…。
…そして…、「痕を消す」…。 修復現象とデータのデリート…、みんなの記憶が失われたこの状況…。
歴史の修正力ならぬ、…時空の修正力…とでも呼べばいいのか……。
…どうやら別時空の存在が、記録に残ってしまうことは、奴にとって何か不都合があるらしい。
この場合…、別時空の存在というはUBだけじゃない。ヨウ達に関する記憶もだ…。
元々、奴はUB…というよりも、別時空の存在が起こした戦闘の痕跡を…隠滅していたんだ……。
…伝説ポケモンなりに深い理由があったのかもしれんが…、これはいささか勝手すぎやしないかね…!?
………………………………。
……………おそらく………、このタイミングで現れたということは…、
ヨウ達側の記憶に関しては、ヤツは干渉できないか、するつもりはないのだと思われる……。
…なら、別れ際に言っておいて正解だったの、かな…。 …ヨウ、俺は…君にこう言ったよな………?)
アニポケククイ「“忘れないでくれ…!”」
その言葉を呟いた次の瞬間、ククイ博士は今まで自分が何を考えていたのかを忘却していた。
それから、サトシ達となぜ自分たちがここにいるのか、
何故、二日前からの記憶が不明瞭になっているのかに関して話し合ったが、その答えに至る者はいなかった。
この世界に、ヨウやレッドの名を知る者は誰もいなくなった。
234: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:52:49.84 ID:2rq1lS+J0
―――――上空・ポニ島大峡谷の祭壇までの道中
ほしぐもちゃんの入ったボール「……!!」もぞもぞ
ヨウ「……? …どうした、ほしぐもちゃん?」
ほしぐもちゃんの入ったボール「…………。」
ヨウ「………………」
レッド「……………ヨウ……。……大丈夫か……? ……夜通しだったせいか疲れが見える………。
………………少し…眠ると良い……。 ……着く前には起こすよ……………」
ヨウ「………………」
ヨウ「……別に…疲れてるわけじゃ、ないんです…」
ヨウ「………………」
ヨウ「………………」
ヨウ「…………な…んか…、漠、然と…、……………悲しいん…です………」
レッド「……………………………」
ほしぐもちゃんの入ったボール「……!!」もぞもぞ
ヨウ「……? …どうした、ほしぐもちゃん?」
ほしぐもちゃんの入ったボール「…………。」
ヨウ「………………」
レッド「……………ヨウ……。……大丈夫か……? ……夜通しだったせいか疲れが見える………。
………………少し…眠ると良い……。 ……着く前には起こすよ……………」
ヨウ「………………」
ヨウ「……別に…疲れてるわけじゃ、ないんです…」
ヨウ「………………」
ヨウ「………………」
ヨウ「…………な…んか…、漠、然と…、……………悲しいん…です………」
レッド「……………………………」
235: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:53:27.30 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「………………」
ヨウ「…僕は、また勝負するって言ったんです。今度こそククイ博士の家に泊めてもらうって言ったんです。
お泊り会をやり直そうって言ったんです。みんなにお昼とマラサダ奢るって言ったんです。
来年のパンケーキレース大会に出なくちゃいけないんです。バトルするって約束したんです。」
ヨウ「……………………」
ヨウ「……………………僕は…、何一つ…果たしてない……」
ヨウ「だから…、僕は必ずこの世界にまた戻ってこなきゃいけない…」
ヨウ「…怖いんです…。 ……レッドさん?」
ヨウ「……………………僕は…また、本当にこの世界に……来られるのかな………?」
レッド「来られるさ」
レッド「この世界にも太陽と月が昇っていて、みんなを照らしている。 何も心配することは無い」
ヨウ「…………………………」
レッド「…………………………」
ヨウ「…僕は、また勝負するって言ったんです。今度こそククイ博士の家に泊めてもらうって言ったんです。
お泊り会をやり直そうって言ったんです。みんなにお昼とマラサダ奢るって言ったんです。
来年のパンケーキレース大会に出なくちゃいけないんです。バトルするって約束したんです。」
ヨウ「……………………」
ヨウ「……………………僕は…、何一つ…果たしてない……」
ヨウ「だから…、僕は必ずこの世界にまた戻ってこなきゃいけない…」
ヨウ「…怖いんです…。 ……レッドさん?」
ヨウ「……………………僕は…また、本当にこの世界に……来られるのかな………?」
レッド「来られるさ」
レッド「この世界にも太陽と月が昇っていて、みんなを照らしている。 何も心配することは無い」
ヨウ「…………………………」
レッド「…………………………」
236: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:54:24.25 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「…………………」
ヨウ「………なんで…、…そう…………言い切れるんですか……?」
レッド「もう会えないかもしれないと思っていた大切な存在と、俺は再び巡り逢えたことがあるからだ」
ヨウ「……………誰………ですか? ……それは……いつのこと?」
レッド「君だ。 君に初めて会った時だ」
ヨウ「……………………?」
レッド「かつて俺だったものが、今は君だった。
お前は時折、そんな風にして俺に会いに来てくれていたな。 こんなに嬉しいことは無いよ…。
お前は俺で、俺はお前だ。 それは俺にとって、とてもかけがえのないことなんだ」
ヨウ「…………………」
ヨウ「…………………」
ヨウ「よく…、…わかりません……………けど…」
ヨウ「………………、……レッドさんは逢えたん…ですね………?」
レッド「……………ああ…。 …その事に比べればヨウ達は、きっと訳無いくらい、大丈夫さ……」
ヨウ「………………………………」
ヨウ「………なんで…、…そう…………言い切れるんですか……?」
レッド「もう会えないかもしれないと思っていた大切な存在と、俺は再び巡り逢えたことがあるからだ」
ヨウ「……………誰………ですか? ……それは……いつのこと?」
レッド「君だ。 君に初めて会った時だ」
ヨウ「……………………?」
レッド「かつて俺だったものが、今は君だった。
お前は時折、そんな風にして俺に会いに来てくれていたな。 こんなに嬉しいことは無いよ…。
お前は俺で、俺はお前だ。 それは俺にとって、とてもかけがえのないことなんだ」
ヨウ「…………………」
ヨウ「…………………」
ヨウ「よく…、…わかりません……………けど…」
ヨウ「………………、……レッドさんは逢えたん…ですね………?」
レッド「……………ああ…。 …その事に比べればヨウ達は、きっと訳無いくらい、大丈夫さ……」
ヨウ「………………………………」
237: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:54:56.84 ID:2rq1lS+J0
レッド「………眠っても大丈夫だよ…? …ヨウ……」
ヨウ「…………」
ヨウ「……………」
ヨウ「……………この世界に来た最初の晩…、
あの子が…泣いてしまうのが嫌で、素直に寝ることにしたのを…何故か…思い出しました……」
レッド「………そうか…」
ヨウ「…………………」
ヨウ「……………やっぱり…、少しだけ…眠らせてもらっても…いいですか……?」
レッド「……………ああ……勿論だ……。 …おやすみ、ヨウ………………」
ヨウ「…………………」
ヨウ「…………」
ヨウ「……………」
ヨウ「……………この世界に来た最初の晩…、
あの子が…泣いてしまうのが嫌で、素直に寝ることにしたのを…何故か…思い出しました……」
レッド「………そうか…」
ヨウ「…………………」
ヨウ「……………やっぱり…、少しだけ…眠らせてもらっても…いいですか……?」
レッド「……………ああ……勿論だ……。 …おやすみ、ヨウ………………」
ヨウ「…………………」
238: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:55:39.82 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「……………………」
ヨウ「……………………“大事な人を見送る時は笑顔だぜ……”。」
レッド「…………………?」
ヨウ「……ククイ博士の言葉です。 …僕達の世界の方の。
…………きっと…見送られる側だって同じ…ように……笑顔じゃなきゃ…ダメですよね……?」
レッド「…………ああ…、…そうだな……」
ヨウ「…………………」
ヨウ「………僕も信じます…。 …また…この世界のみんなに、会って…、必ず約束を果たせるって…」にこ
レッド「うん」
ヨウ「……だから、その時はまた、良かったらレッドさんも一緒にこの世界に来ませんか…?」
レッド「…………ん? …それをわざわざ聞くということは、ひょっとして……、
ヨウは俺を連れていくつもりはなかったのか…? ……なんだ、随分冷たいじゃないか…!」にやり
ヨウ「…………え…? …あ、…ご、ごめんなさい……っ。 ………へへへっ!」くすくす
レッド「ははは…」にこ
ヨウ(……いつかまた必ず逢える……。 ……その時まで……またね…、みんな……)
ヨウ「……………………“大事な人を見送る時は笑顔だぜ……”。」
レッド「…………………?」
ヨウ「……ククイ博士の言葉です。 …僕達の世界の方の。
…………きっと…見送られる側だって同じ…ように……笑顔じゃなきゃ…ダメですよね……?」
レッド「…………ああ…、…そうだな……」
ヨウ「…………………」
ヨウ「………僕も信じます…。 …また…この世界のみんなに、会って…、必ず約束を果たせるって…」にこ
レッド「うん」
ヨウ「……だから、その時はまた、良かったらレッドさんも一緒にこの世界に来ませんか…?」
レッド「…………ん? …それをわざわざ聞くということは、ひょっとして……、
ヨウは俺を連れていくつもりはなかったのか…? ……なんだ、随分冷たいじゃないか…!」にやり
ヨウ「…………え…? …あ、…ご、ごめんなさい……っ。 ………へへへっ!」くすくす
レッド「ははは…」にこ
ヨウ(……いつかまた必ず逢える……。 ……その時まで……またね…、みんな……)
239: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:56:23.27 ID:2rq1lS+J0
―――――ヨウの世界
元の世界に戻った僕を、一番初めに出迎えてくれたのは他のどの人でもなく、それは僕のポケモン達だった。
押し倒され、のしかかられ、ぐしぐしと頭をこすりつけられ、顔を舐められ、甘噛みされる。
僕は何の誇張もなく身動きが取れなくなった。
僕が何を言っても僕のポケモン達は、僕を離してはくれなかった。みんな、震えていた。
僕がいなくなってしまった時の恐怖と、今こうしてまた会えた喜びを、全身で訴えていた。
どうしようもないあせりにも似た申し訳なさと苦しさで胸が張り裂けそうになった。
自分の身がどんな目にあってもここまで途方もない気持ちにはならないに違いない。
ごめんね。ほんとうにごめんね。もう勝手にどこにも行ったりしないから。いつも一緒だから。
捜索に参加していた本当に多くの人たちに対して僕は謝った。
あっけらかんと「おかえりー」と言うハウやアセロラ、マツリカさん。
ポケモンに引っ付かれ動けない僕の様子を見て笑うハラさんやハプウさん、バーネット博士。
逆に励ましてくれているんじゃないかと思える程、穏やかに僕をたしなめるイリマさんやマーレインさん。
叱りつけるつもりだったのに感極まってしまい泣き出すライチさん、その彼女を困り顔で慰めるカリヒさん。
自身の活躍を語るザオボーさん、リュウキさん。それを見て苦笑するビッケさん、呆れるプルメリさん。
みんなの態度は様々だったが、誰もが僕を責める以上に、無事を喜んでいた。
みんなが安堵の表情を浮かべるたびに、僕はみんなにどれだけの心配を掛けたのかを痛感して辛くなった。
例外的に「ザマァねぇなああ!」と、はやし立てるグズマに、むしろ僕は救われる思いだったのだが、
その時の僕が余程、情けない顔をしていたのか、やがて彼はバツが悪そうに黙ってしまった。
「きっとよ、あんちゃんには、赦されてしまう方が良い薬になるって、みんな、わかってんのかもな…。」
不意に傍に立っていたクチナシさんが僕の心の中を見透かしたようにニヤッと笑んでいた。
元の世界に戻った僕を、一番初めに出迎えてくれたのは他のどの人でもなく、それは僕のポケモン達だった。
押し倒され、のしかかられ、ぐしぐしと頭をこすりつけられ、顔を舐められ、甘噛みされる。
僕は何の誇張もなく身動きが取れなくなった。
僕が何を言っても僕のポケモン達は、僕を離してはくれなかった。みんな、震えていた。
僕がいなくなってしまった時の恐怖と、今こうしてまた会えた喜びを、全身で訴えていた。
どうしようもないあせりにも似た申し訳なさと苦しさで胸が張り裂けそうになった。
自分の身がどんな目にあってもここまで途方もない気持ちにはならないに違いない。
ごめんね。ほんとうにごめんね。もう勝手にどこにも行ったりしないから。いつも一緒だから。
捜索に参加していた本当に多くの人たちに対して僕は謝った。
あっけらかんと「おかえりー」と言うハウやアセロラ、マツリカさん。
ポケモンに引っ付かれ動けない僕の様子を見て笑うハラさんやハプウさん、バーネット博士。
逆に励ましてくれているんじゃないかと思える程、穏やかに僕をたしなめるイリマさんやマーレインさん。
叱りつけるつもりだったのに感極まってしまい泣き出すライチさん、その彼女を困り顔で慰めるカリヒさん。
自身の活躍を語るザオボーさん、リュウキさん。それを見て苦笑するビッケさん、呆れるプルメリさん。
みんなの態度は様々だったが、誰もが僕を責める以上に、無事を喜んでいた。
みんなが安堵の表情を浮かべるたびに、僕はみんなにどれだけの心配を掛けたのかを痛感して辛くなった。
例外的に「ザマァねぇなああ!」と、はやし立てるグズマに、むしろ僕は救われる思いだったのだが、
その時の僕が余程、情けない顔をしていたのか、やがて彼はバツが悪そうに黙ってしまった。
「きっとよ、あんちゃんには、赦されてしまう方が良い薬になるって、みんな、わかってんのかもな…。」
不意に傍に立っていたクチナシさんが僕の心の中を見透かしたようにニヤッと笑んでいた。
240: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:57:32.10 ID:2rq1lS+J0
デクシオさんとジーナさんにはどれだけお詫びしても足りなかった。
あちらも僕に対してそう思っていたらしく、僕らはお互いに責任が自身にあることを主張して譲らなかった。
リラさんやハンサムさん、そして母さんが取り直してくれなかったら、
僕と二人はいつまでも謝罪し合い続けていたかもしれない。
……母さん、それからうちで飼っている喋らない普通のニャースにも、たくさん心配をかけてしまった…。
レッドさんとグリーンさんは、今回の事件の解決に至る最大の功労者として、
シロナさんやミツル君、アクロマさんやギーマさん等、他地方の人達を中心にその活躍を労われていた。
饒舌に語り笑うグリーンさんに対し、レッドさんは本当におかしいくらい寡黙な、いつもの彼に戻っていた。
レッドさんと帰り際に語らった、かけがえのない誰かと再会できたという、何かの夢みたいな不思議な話…。
僕は決して忘れないでいたいと思う。
そして、最後に……、この場には勿論、ククイ博士やナリヤ・オーキド博士、
アーカラ島のキャプテンであるカキさん、スイレン、マオ、ウラウラ島のキャプテンであるマーマネも居た。
つい、彼らをまじまじと見つめてしまっていたら、不思議そうな顔でいぶしがられた。
「何でしょうヨウさん? スイレン達の顔に何か付いていますか?」
「ううん、そうじゃ…ないんだ。 ………。 …………ありがとう……」
現在こちらのアローラには、リーリエと、サトシとそのピカチュウはいてはくれなかった。
あちらも僕に対してそう思っていたらしく、僕らはお互いに責任が自身にあることを主張して譲らなかった。
リラさんやハンサムさん、そして母さんが取り直してくれなかったら、
僕と二人はいつまでも謝罪し合い続けていたかもしれない。
……母さん、それからうちで飼っている喋らない普通のニャースにも、たくさん心配をかけてしまった…。
レッドさんとグリーンさんは、今回の事件の解決に至る最大の功労者として、
シロナさんやミツル君、アクロマさんやギーマさん等、他地方の人達を中心にその活躍を労われていた。
饒舌に語り笑うグリーンさんに対し、レッドさんは本当におかしいくらい寡黙な、いつもの彼に戻っていた。
レッドさんと帰り際に語らった、かけがえのない誰かと再会できたという、何かの夢みたいな不思議な話…。
僕は決して忘れないでいたいと思う。
そして、最後に……、この場には勿論、ククイ博士やナリヤ・オーキド博士、
アーカラ島のキャプテンであるカキさん、スイレン、マオ、ウラウラ島のキャプテンであるマーマネも居た。
つい、彼らをまじまじと見つめてしまっていたら、不思議そうな顔でいぶしがられた。
「何でしょうヨウさん? スイレン達の顔に何か付いていますか?」
「ううん、そうじゃ…ないんだ。 ………。 …………ありがとう……」
現在こちらのアローラには、リーリエと、サトシとそのピカチュウはいてはくれなかった。
241: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:58:22.65 ID:2rq1lS+J0
―――――サトシ達の世界
論理的結論として、原因不明の記憶喪失事件は多くの謎を残したまま終息した。
真相については、強力なエスパーポケモン、未来人や宇宙人、異世界人の仕業等の推理が闘わされたが、
解明に繋がる手がかりは無く、残念ながらどの説も推測に終わり、もうそれ以上の発展を見せなかった。
一週間を持たずして、この怪事件の話題はククイ学級の中で貴重な体験談か笑い話になってしまっていた。
アローラのおおらかな風土に引きずられるように、わたくし達はこの事件を引きずらなかった。
あっけなく、元の日常が戻ってきた。あるいは戻ってきてしまった、ともいえる。
記憶を無くした期間についてわたくし個人には、物申したいことが一つだけある。
この事件で被った実害は、確かに何も無い。(記憶を失ったこと自体が実害と考えなければだけど。)
むしろその逆だ。 記憶のない間に、欲しかったものが手に入っていた。
限定非売品のとてもかわいい“ピッピにんぎょう”。
この子がわたくしの部屋のぬいぐるみコレクションの中に、
何かの冗談みたいな我が物顔で仲間入りしていたのだ。
これは予期せぬ幸運だ。実際とても嬉しい。 でも、釈然としない。素直に受け入れがたい。
それはきっと、これを手に入れた時、わたくしは途轍もない幸福を感じたに違いないはずだからだ。
だから、その時の記憶を失ってしまったことが、何だか、非常に申し訳なく思ってしまう。
しかし…、それは一体、何に対して、なんだろう…? その正体がはっきり見えないのが、もどかしいのだ。
ぬいぐるみに? 記憶の失う前のわたくしに? あるいは他の、なにか…?
ごめんね。でも、わたくしはあなたのこと、大好きよ。それは絶対に絶対だから。
その“ピッピにんぎょう”をぎゅうと抱きしめながら想う。
論理的結論として、原因不明の記憶喪失事件は多くの謎を残したまま終息した。
真相については、強力なエスパーポケモン、未来人や宇宙人、異世界人の仕業等の推理が闘わされたが、
解明に繋がる手がかりは無く、残念ながらどの説も推測に終わり、もうそれ以上の発展を見せなかった。
一週間を持たずして、この怪事件の話題はククイ学級の中で貴重な体験談か笑い話になってしまっていた。
アローラのおおらかな風土に引きずられるように、わたくし達はこの事件を引きずらなかった。
あっけなく、元の日常が戻ってきた。あるいは戻ってきてしまった、ともいえる。
記憶を無くした期間についてわたくし個人には、物申したいことが一つだけある。
この事件で被った実害は、確かに何も無い。(記憶を失ったこと自体が実害と考えなければだけど。)
むしろその逆だ。 記憶のない間に、欲しかったものが手に入っていた。
限定非売品のとてもかわいい“ピッピにんぎょう”。
この子がわたくしの部屋のぬいぐるみコレクションの中に、
何かの冗談みたいな我が物顔で仲間入りしていたのだ。
これは予期せぬ幸運だ。実際とても嬉しい。 でも、釈然としない。素直に受け入れがたい。
それはきっと、これを手に入れた時、わたくしは途轍もない幸福を感じたに違いないはずだからだ。
だから、その時の記憶を失ってしまったことが、何だか、非常に申し訳なく思ってしまう。
しかし…、それは一体、何に対して、なんだろう…? その正体がはっきり見えないのが、もどかしいのだ。
ぬいぐるみに? 記憶の失う前のわたくしに? あるいは他の、なにか…?
ごめんね。でも、わたくしはあなたのこと、大好きよ。それは絶対に絶対だから。
その“ピッピにんぎょう”をぎゅうと抱きしめながら想う。
242: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 00:59:11.93 ID:2rq1lS+J0
―――――サトシ達の世界・ポケモンスクール 校庭
サトシ「行け! ニャビー! “ほのおのきば”!!」
ニャビー「にゃああ!!」ボォオ
サトシ「よーし、良い感じだっ!! …あとでカキにも出来具合を見てもらうか?
……そういえば、カキん家に泊まらせてもらった時は楽しかったなー……。
……そうだ! …今度は学級のみんな一緒に泊り、行かせてもらえないかな…! すげー楽しそう!!」
アニポケリーリエ「…サトシ、知りませんでしたっけ? 学級のみんなでお泊り会なら、一応したみたいですよ。
この前のあの記憶を失った期間中に。 周辺関係の情報を整理すると、どうやら、わたくしのおうちで」
シロン「こぉーん」
サトシ「え!マジで? 何それ初耳!! リーリエの家でか! いいじゃん! すげー楽しそう!!」
アニポケリーリエ「だから、一応もう、やり終わったんですけどね…。
まぁ、誰もそのことを覚えていないのでは、それはやったということにはならないかもしれませんが」
サトシ「あったはずなのになんでかよく覚えてない。よくあるよなー、そういうの!
俺、かなり大分前にもこの事件と似たような経験あった気がするんだ」
ピカチュウ「ぴかちゅう…」
アニポケリーリエ「……そんなのよくあっては堪りません…」
サトシ「…………」
アニポケリーリエ「…? どうしました? …サトシ?」
サトシ「行け! ニャビー! “ほのおのきば”!!」
ニャビー「にゃああ!!」ボォオ
サトシ「よーし、良い感じだっ!! …あとでカキにも出来具合を見てもらうか?
……そういえば、カキん家に泊まらせてもらった時は楽しかったなー……。
……そうだ! …今度は学級のみんな一緒に泊り、行かせてもらえないかな…! すげー楽しそう!!」
アニポケリーリエ「…サトシ、知りませんでしたっけ? 学級のみんなでお泊り会なら、一応したみたいですよ。
この前のあの記憶を失った期間中に。 周辺関係の情報を整理すると、どうやら、わたくしのおうちで」
シロン「こぉーん」
サトシ「え!マジで? 何それ初耳!! リーリエの家でか! いいじゃん! すげー楽しそう!!」
アニポケリーリエ「だから、一応もう、やり終わったんですけどね…。
まぁ、誰もそのことを覚えていないのでは、それはやったということにはならないかもしれませんが」
サトシ「あったはずなのになんでかよく覚えてない。よくあるよなー、そういうの!
俺、かなり大分前にもこの事件と似たような経験あった気がするんだ」
ピカチュウ「ぴかちゅう…」
アニポケリーリエ「……そんなのよくあっては堪りません…」
サトシ「…………」
アニポケリーリエ「…? どうしました? …サトシ?」
243: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:00:42.31 ID:2rq1lS+J0
サトシ「リーリエの家で、お泊り会…? …あれ? …俺、なんか一つだけ…思い出したかも…」
アニポケリーリエ「…? あの三日間の間のことですか? 一体、何を?」
サトシ「…別に…そんな大したことじゃないよ? …んーと、なんかさ…、」
サトシ「…なんていうか…リーリエが……、すごく楽しそうにしてた…気がする………」
アニポケリーリエ「…………。 わたくしが…、楽しそう…? …それはなぜ…?
…わたくし自身、お泊り会に対して、憧れがあるのは確かですが、そういう意味でしょうか…?」
サトシ「それは…、あん…、よくわかんないけど…、……まぁ…、俺の勘違いかも知れないし……」
アニポケリーリエ「……。」
アニポケリーリエ「……………マオも、スイレンも、カキも、マーマネも…」
サトシ「?」
アニポケリーリエ「…お泊り会をしていたという話をしたら…、みんな…サトシと同じことを言うんです…。
…わたくしが…、あの三日間中、何か楽しそうにしていた気がするって……。
わたくし自身には…何の事だか、…全然…思い出せないんですけど……」
サトシ「………」
アニポケリーリエ「…どうでしょう? …サトシには…何か…、わかりますか…?」
サトシ「………」
アニポケリーリエ「…? あの三日間の間のことですか? 一体、何を?」
サトシ「…別に…そんな大したことじゃないよ? …んーと、なんかさ…、」
サトシ「…なんていうか…リーリエが……、すごく楽しそうにしてた…気がする………」
アニポケリーリエ「…………。 わたくしが…、楽しそう…? …それはなぜ…?
…わたくし自身、お泊り会に対して、憧れがあるのは確かですが、そういう意味でしょうか…?」
サトシ「それは…、あん…、よくわかんないけど…、……まぁ…、俺の勘違いかも知れないし……」
アニポケリーリエ「……。」
アニポケリーリエ「……………マオも、スイレンも、カキも、マーマネも…」
サトシ「?」
アニポケリーリエ「…お泊り会をしていたという話をしたら…、みんな…サトシと同じことを言うんです…。
…わたくしが…、あの三日間中、何か楽しそうにしていた気がするって……。
わたくし自身には…何の事だか、…全然…思い出せないんですけど……」
サトシ「………」
アニポケリーリエ「…どうでしょう? …サトシには…何か…、わかりますか…?」
サトシ「………」
244: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:01:21.15 ID:2rq1lS+J0
サトシ「………」
サトシ「……そりゃあ、不思議だフシギダネぇー…!」ばぁ!
アニポケリーリエ「…………………」
サトシ「…………」ばぁ!
アニポケリーリエ「………………一瞬でも…サトシに期待したわたくしが…愚かでした……っ!」ぐぬぬ
サトシ「…あっはっはっは! ごめんごめん!」にか!
―――てんてんてててーん♪(校内チャイムの音)
アニポケリーリエ「…はぁ…いいですよ、別に怒ってません。 もうそろそろ授業です。教室に戻りましょう」
サトシ「……不思議っていえばさ…。 リーリエがどうして手に入れたわからない
不思議な“ピッピにんぎょう”があったじゃん? …あれについては何かわかった?」
アニポケリーリエ「…いいえ、全然。さっぱりです」
サトシ「今、思いついたんだけどさ。 記憶の無い間、ひょっとして俺達と一緒に誰かいたんじゃないかな?」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「………………………………………はい?」
サトシ「……そりゃあ、不思議だフシギダネぇー…!」ばぁ!
アニポケリーリエ「…………………」
サトシ「…………」ばぁ!
アニポケリーリエ「………………一瞬でも…サトシに期待したわたくしが…愚かでした……っ!」ぐぬぬ
サトシ「…あっはっはっは! ごめんごめん!」にか!
―――てんてんてててーん♪(校内チャイムの音)
アニポケリーリエ「…はぁ…いいですよ、別に怒ってません。 もうそろそろ授業です。教室に戻りましょう」
サトシ「……不思議っていえばさ…。 リーリエがどうして手に入れたわからない
不思議な“ピッピにんぎょう”があったじゃん? …あれについては何かわかった?」
アニポケリーリエ「…いいえ、全然。さっぱりです」
サトシ「今、思いついたんだけどさ。 記憶の無い間、ひょっとして俺達と一緒に誰かいたんじゃないかな?」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「………………………………………はい?」
245: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:02:06.47 ID:2rq1lS+J0
サトシ「…………」
サトシ「俺達に記憶は無いけど…、たった三日間だけだったけど…、
俺達が覚えてないそいつは間違いなく俺達の仲間だった。」
サトシ「…だから、リーリエは楽しかったんだよ。 …そいつとリーリエはすっげー良い友達になったんだ。
だからさ、リーリエ…。 その不思議な“ピッピにんぎょう”はきっとそいつにもらったんだ……」
アニポケリーリエ「……………………」
サトシ「………へへっ! どうだ? そう考えると、筋が通る気がしない?」にか
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「……………………わ」
アニポケリーリエ「……………わかるわけ…ないじゃないですか……、…そんな…、こと……!」
サトシ「……たはは…、そりゃあそうだ。 …ごめんな。 教室に戻ろうぜ?」すたすた
アニポケリーリエ「……………………………………」
サトシ「俺達に記憶は無いけど…、たった三日間だけだったけど…、
俺達が覚えてないそいつは間違いなく俺達の仲間だった。」
サトシ「…だから、リーリエは楽しかったんだよ。 …そいつとリーリエはすっげー良い友達になったんだ。
だからさ、リーリエ…。 その不思議な“ピッピにんぎょう”はきっとそいつにもらったんだ……」
アニポケリーリエ「……………………」
サトシ「………へへっ! どうだ? そう考えると、筋が通る気がしない?」にか
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「……………………わ」
アニポケリーリエ「……………わかるわけ…ないじゃないですか……、…そんな…、こと……!」
サトシ「……たはは…、そりゃあそうだ。 …ごめんな。 教室に戻ろうぜ?」すたすた
アニポケリーリエ「……………………………………」
246: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:02:36.21 ID:2rq1lS+J0
アニポケリーリエ「……………………………」
サトシ「どうした? リーリエ、早く行こうよ?」
アニポケリーリエ「………………………」
サトシ「…リーリエ?」
アニポケリーリエ「………………………」
アニポケリーリエ「……サトシ…。 いきなりで申し訳ありませんけど…、
……………ポケモンに触れる特訓を、………今からお願いできませんか………」
サトシ「…? 急に…どうした…? …えっと、ポケモンに触れる特訓を…、 …今、やんの?」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「………。 …そ、そうですよね……。ごめんなさい… やっぱり…いいです……」
サトシ「……いや、別にいいよ? …やろうぜ、リーリエ…! …よぉーし、行けピカチュウ!」
ピカチュウ「ぴかちゅー!」ぴょこん
サトシ「どうした? リーリエ、早く行こうよ?」
アニポケリーリエ「………………………」
サトシ「…リーリエ?」
アニポケリーリエ「………………………」
アニポケリーリエ「……サトシ…。 いきなりで申し訳ありませんけど…、
……………ポケモンに触れる特訓を、………今からお願いできませんか………」
サトシ「…? 急に…どうした…? …えっと、ポケモンに触れる特訓を…、 …今、やんの?」
アニポケリーリエ「……………………」
アニポケリーリエ「………。 …そ、そうですよね……。ごめんなさい… やっぱり…いいです……」
サトシ「……いや、別にいいよ? …やろうぜ、リーリエ…! …よぉーし、行けピカチュウ!」
ピカチュウ「ぴかちゅー!」ぴょこん
247: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:03:20.69 ID:2rq1lS+J0
アニポケリーリエ「……………!」
アニポケリーリエ「……………っ」
アニポケリーリエ「……………ううう…!」ぷるぷる
ピカチュウ「ぴかー」
アニポケリーリエ「…………ひっ…!」びく
ピカチュウ「ちゅー」
アニポケリーリエ「…!」
アニポケリーリエ「………」
アニポケリーリエ「…」すー
アニポケリーリエ「…」ふー
アニポケリーリエ「………」
アニポケリーリエ「………」ぐぐぐ…
アニポケリーリエ「………………が!」
アニポケリーリエ「…………がんばリーリエ…………!」
ピカチュウ「ぴかちゅ」ぷに
アニポケリーリエ「……………っ」
アニポケリーリエ「……………ううう…!」ぷるぷる
ピカチュウ「ぴかー」
アニポケリーリエ「…………ひっ…!」びく
ピカチュウ「ちゅー」
アニポケリーリエ「…!」
アニポケリーリエ「………」
アニポケリーリエ「…」すー
アニポケリーリエ「…」ふー
アニポケリーリエ「………」
アニポケリーリエ「………」ぐぐぐ…
アニポケリーリエ「………………が!」
アニポケリーリエ「…………がんばリーリエ…………!」
ピカチュウ「ぴかちゅ」ぷに
248: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:04:01.48 ID:2rq1lS+J0
アニポケリーリエ「!!」
ピカチュウ「!!」
シロン「!!」
サトシ「!!」
アニポケリーリエ「………………や……、……やりま……した………」
アニポケリーリエ「…ほんの一瞬だけだけど、指先で…、ピカチュウのお腹に触れることができた…気がします…。
本当に触れられたかまでは自信がありませんが…少なくとも…今までの最高記録です…!
サトシ! 見たでしょう!?」
サトシ「…ああ! 頑張ったな! すごいじゃんリーリエ!!」にこ
アニポケリーリエ「はいっ!! これはわたくしにとってのおおきな前進なのですっ!!」
サトシ「この調子だぜ、リーリエ! よーし、ピカチュウ! 続けて、リーリエにまとわりつくだ!」
ピカチュウ「ぴかちゅー!」
アニポケリーリエ「へ?」
ピカチュウ「ぴかー」だき
アニポケリーリエ「ひぃ」カチーン
サトシ「あー…、ここまでは、やっぱりまだダメだったかー…」
アニポケリーリエ「…! ちょっと…もう、すこし…、だ、段階を考えてくだ、さい…っ!」カチーン
ピカチュウ「!!」
シロン「!!」
サトシ「!!」
アニポケリーリエ「………………や……、……やりま……した………」
アニポケリーリエ「…ほんの一瞬だけだけど、指先で…、ピカチュウのお腹に触れることができた…気がします…。
本当に触れられたかまでは自信がありませんが…少なくとも…今までの最高記録です…!
サトシ! 見たでしょう!?」
サトシ「…ああ! 頑張ったな! すごいじゃんリーリエ!!」にこ
アニポケリーリエ「はいっ!! これはわたくしにとってのおおきな前進なのですっ!!」
サトシ「この調子だぜ、リーリエ! よーし、ピカチュウ! 続けて、リーリエにまとわりつくだ!」
ピカチュウ「ぴかちゅー!」
アニポケリーリエ「へ?」
ピカチュウ「ぴかー」だき
アニポケリーリエ「ひぃ」カチーン
サトシ「あー…、ここまでは、やっぱりまだダメだったかー…」
アニポケリーリエ「…! ちょっと…もう、すこし…、だ、段階を考えてくだ、さい…っ!」カチーン
249: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:04:37.32 ID:2rq1lS+J0
サトシ「あっはっはっは…!悪ぃ悪ぃ!
……そういえば、聞き取れなかったけど、リーリエさ、なんか妙な気合いというか掛け声してたな?
…ガンバなんとか、とか…? …あれは何て言ったの?」
アニポケリーリエ「……………?」
アニポケリーリエ「………………」
アニポケリーリエ「…そんなこと…言いましたか…? …?? サトシの聞き間違えでは?」きょとん
サトシ「ええ~!? 言ったよ。間違いなく言った。 ピカチュウも聞いたろ?」
ピカチュウ「ぴかちゅう~」
アニポケリーリエ「…………………………」
アニポケリーリエ「…………ふふっ、 ……じゃあ、きっと…何か…言ったんですね……、わたくし………」
サトシ「………? ひょっとして…何か、思い出した? リーリエ?」
アニポケリーリエ「…………………………」
アニポケリーリエ「…いいえ、全然。さっぱりです」
アニポケリーリエ「…………………………」
アニポケリーリエ「………………でも…。 ………ねぇ、サトシ……?」
……そういえば、聞き取れなかったけど、リーリエさ、なんか妙な気合いというか掛け声してたな?
…ガンバなんとか、とか…? …あれは何て言ったの?」
アニポケリーリエ「……………?」
アニポケリーリエ「………………」
アニポケリーリエ「…そんなこと…言いましたか…? …?? サトシの聞き間違えでは?」きょとん
サトシ「ええ~!? 言ったよ。間違いなく言った。 ピカチュウも聞いたろ?」
ピカチュウ「ぴかちゅう~」
アニポケリーリエ「…………………………」
アニポケリーリエ「…………ふふっ、 ……じゃあ、きっと…何か…言ったんですね……、わたくし………」
サトシ「………? ひょっとして…何か、思い出した? リーリエ?」
アニポケリーリエ「…………………………」
アニポケリーリエ「…いいえ、全然。さっぱりです」
アニポケリーリエ「…………………………」
アニポケリーリエ「………………でも…。 ………ねぇ、サトシ……?」
250: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:05:07.97 ID:2rq1lS+J0
アニポケリーリエ「………わたくし…、さっきのサトシの話に賛成です…。
サトシ風に言えば、なんだかよくわかんないけど、きっといたんだって信じます…。
あの幻みたいな三日間の中に、みんなにとって…、…わたくしにとって…、とても大切な誰かが……」
サトシ「………ああ」
アニポケリーリエ「その誰かと…わたくしたちは…必ずいつかまた逢えますよね…?」
サトシ「………そんなの…、」
サトシ「………………………逢えるに決まってんじゃん! リーリエ!!」にこ
ピカチュウ「ぴっかっちゅう!」
アニポケリーリエ「・・・・・・はい!」
サトシ風に言えば、なんだかよくわかんないけど、きっといたんだって信じます…。
あの幻みたいな三日間の中に、みんなにとって…、…わたくしにとって…、とても大切な誰かが……」
サトシ「………ああ」
アニポケリーリエ「その誰かと…わたくしたちは…必ずいつかまた逢えますよね…?」
サトシ「………そんなの…、」
サトシ「………………………逢えるに決まってんじゃん! リーリエ!!」にこ
ピカチュウ「ぴっかっちゅう!」
アニポケリーリエ「・・・・・・はい!」
251: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:05:47.46 ID:2rq1lS+J0
わたくしは空を見上げた。
空には強く優しい偉大な光が浮かんでいてわたくしたちを照らしている。
その光は名前も知らないあなたの世界にもきっと届いているはずだ。
わたくし達はどこまでも、切れないもので繋がっている。
きっとあなたも今このアローラの光を見ているに違いない。
252: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:06:35.65 ID:2rq1lS+J0
―――――ヨウの世界
―――――ヨウの世界・エーテルパラダイス ルザミーネの屋敷
グラジオ「………………急に何しに来たかと思えば……、」
グラジオ「………行方不明事件の詫びを直接入れるためか。 律儀な奴だ……」
ヨウ「本当に迷惑かけちゃったから。やっぱり直に会って謝りたかった。…急に押しかけちゃってごめん」
グラジオ「捜索の事については、どいつこいつも好き勝手やっただけだ。
終わってみれば…、却って話を大ごとにしてしまった節もある」
ロトム図鑑「不謹慎かもしれないけロど、みんなが迎えてくれたあの日の夜は、
まるでヨウがチャンピオンになった日の夜みたいで…、ボクは結構楽しかったロ!」
ヨウ「おいおい……。 …… でも…、本当に有り難かったし、嬉しかった……」
―――――ヨウの世界・エーテルパラダイス ルザミーネの屋敷
グラジオ「………………急に何しに来たかと思えば……、」
グラジオ「………行方不明事件の詫びを直接入れるためか。 律儀な奴だ……」
ヨウ「本当に迷惑かけちゃったから。やっぱり直に会って謝りたかった。…急に押しかけちゃってごめん」
グラジオ「捜索の事については、どいつこいつも好き勝手やっただけだ。
終わってみれば…、却って話を大ごとにしてしまった節もある」
ロトム図鑑「不謹慎かもしれないけロど、みんなが迎えてくれたあの日の夜は、
まるでヨウがチャンピオンになった日の夜みたいで…、ボクは結構楽しかったロ!」
ヨウ「おいおい……。 …… でも…、本当に有り難かったし、嬉しかった……」
253: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:07:48.35 ID:2rq1lS+J0
グラジオ「…ふん。 …まぁ、折角こんなところまで来たんだ。
俺に本気で詫びをする気があるなら、ゼンリョクでバトルしろ…。 …俺たちはポケモントレーナーだろ。
伝えたいことがあるならそれで言えよ。 ……どうだ、チャンピオン…?」
ヨウ「……………………わかった。 受けて立つ……」
グラジオ「フッ! …そうこなくてはな…。
行くぞ、シルヴァディ…!」ビシッ 『ちわーす!御届け物ーでーすー!』
グラジオ「……………。」ビシッ…
ヨウ「……………。」
ロトム図鑑「………………。」
配達員の声「ハンコかサインお願いしまーす!!!」
グラジオ「………………。」
ヨウ「……………。」
グラジオ「……………ち…。 ……すこし外すぞ、くつろいでろ…!」ツカツカツカ…!
ヨウ「あ…、う、うん…」
俺に本気で詫びをする気があるなら、ゼンリョクでバトルしろ…。 …俺たちはポケモントレーナーだろ。
伝えたいことがあるならそれで言えよ。 ……どうだ、チャンピオン…?」
ヨウ「……………………わかった。 受けて立つ……」
グラジオ「フッ! …そうこなくてはな…。
行くぞ、シルヴァディ…!」ビシッ 『ちわーす!御届け物ーでーすー!』
グラジオ「……………。」ビシッ…
ヨウ「……………。」
ロトム図鑑「………………。」
配達員の声「ハンコかサインお願いしまーす!!!」
グラジオ「………………。」
ヨウ「……………。」
グラジオ「……………ち…。 ……すこし外すぞ、くつろいでろ…!」ツカツカツカ…!
ヨウ「あ…、う、うん…」
254: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:08:15.30 ID:2rq1lS+J0
―――――
ヨウ「……………」
ほしぐもちゃんの入ったボール「………!!」もぞもぞ
ヨウ「………? …どうした、ほしぐもちゃん?」
ほしぐもちゃんの入ったボール「…!」もぞもぞ
ヨウ「……………」コチョコチョ
ほしぐもちゃんの入ったボール「~~♪♪」ピョコピョコ!
ヨウ「…ふふ」
ヨウ「……………」
ほしぐもちゃんの入ったボール「………!!」もぞもぞ
ヨウ「………? …どうした、ほしぐもちゃん?」
ほしぐもちゃんの入ったボール「…!」もぞもぞ
ヨウ「……………」コチョコチョ
ほしぐもちゃんの入ったボール「~~♪♪」ピョコピョコ!
ヨウ「…ふふ」
255: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:08:45.20 ID:2rq1lS+J0
グラジオ「……」がちゃ
ヨウ「…。 おかえり」
グラジオ「…」ポイ
ヨウ「わ!な、何?」キャッチ
グラジオ「…………」
グラジオ「その荷物… お前宛だ」
ヨウ「………え? 僕宛ての荷物? …?、どういうこと…?」
グラジオ「……それはこっちが訊きたい…。
何故、お前宛の荷物が…、このエーテルパラダイスの、この屋敷に…、届く……?」
ヨウ「……しかも時間指定便…。 ……差出人は……、……………書いてない…」
グラジオ「……送り主に心当たりは…?」
ヨウ「………………………。 ……ごめん…。全然思い浮かばない…」
ロトム図鑑「そもそも、今日ここに来るのだって、
ついさっき、アポイントメントの連絡を取ってから、初めて決めたロトよ? 誓って本当だロト!」
グラジオ「別にお前が下らない悪ふざけをするとは思ってない。だが、そうなると随分と奇妙だな」
ロトム図鑑「……さしずめ、”ふしぎなおくりもの”ってところだロトね…」
ヨウ「…。 おかえり」
グラジオ「…」ポイ
ヨウ「わ!な、何?」キャッチ
グラジオ「…………」
グラジオ「その荷物… お前宛だ」
ヨウ「………え? 僕宛ての荷物? …?、どういうこと…?」
グラジオ「……それはこっちが訊きたい…。
何故、お前宛の荷物が…、このエーテルパラダイスの、この屋敷に…、届く……?」
ヨウ「……しかも時間指定便…。 ……差出人は……、……………書いてない…」
グラジオ「……送り主に心当たりは…?」
ヨウ「………………………。 ……ごめん…。全然思い浮かばない…」
ロトム図鑑「そもそも、今日ここに来るのだって、
ついさっき、アポイントメントの連絡を取ってから、初めて決めたロトよ? 誓って本当だロト!」
グラジオ「別にお前が下らない悪ふざけをするとは思ってない。だが、そうなると随分と奇妙だな」
ロトム図鑑「……さしずめ、”ふしぎなおくりもの”ってところだロトね…」
256: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:09:12.71 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「……………………。」
グラジオ「とりあえず開けてみろよ」
ヨウ「あ、うん」
―――がさごそ
ヨウ「…………」
ヨウ「…………モンスターボールが一個…? 中身入りだ」
ロトム「何が入ってるロト?」
ヨウ「…………」ポイ
―――ぼん!
ヨウ達「「「「…………!!」」」」
謎のピカチュウ「ぴかちゅう」
グラジオ「とりあえず開けてみろよ」
ヨウ「あ、うん」
―――がさごそ
ヨウ「…………」
ヨウ「…………モンスターボールが一個…? 中身入りだ」
ロトム「何が入ってるロト?」
ヨウ「…………」ポイ
―――ぼん!
ヨウ達「「「「…………!!」」」」
謎のピカチュウ「ぴかちゅう」
257: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:09:47.66 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「ピカチュウ?」
グラジオ「…ピカチュウ?」
ロトム図鑑「ピカチュウだロ?」
謎のピカチュウ「ぴかちゅー」
ヨウ「…………………」
ロトム図鑑「ヨ…、ヨウ、この…ピカチュウは……?」
ヨウ「…………………」
謎のピカチュウ「ぴーか?」きょとん
ヨウ「…………………」
グラジオ「……おい、この荷物…。ボールの他にも何か入ってるぞ……」
ヨウ「……………………え…?」
グラジオ「…、………見たことないZクリスタルと……、それから…、」
グラジオ「……………………赤い、帽子だ……」
ヨウ「…………………!…」
グラジオ「…ピカチュウ?」
ロトム図鑑「ピカチュウだロ?」
謎のピカチュウ「ぴかちゅー」
ヨウ「…………………」
ロトム図鑑「ヨ…、ヨウ、この…ピカチュウは……?」
ヨウ「…………………」
謎のピカチュウ「ぴーか?」きょとん
ヨウ「…………………」
グラジオ「……おい、この荷物…。ボールの他にも何か入ってるぞ……」
ヨウ「……………………え…?」
グラジオ「…、………見たことないZクリスタルと……、それから…、」
グラジオ「……………………赤い、帽子だ……」
ヨウ「…………………!…」
258: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:10:26.44 ID:2rq1lS+J0
グラジオ「…? …何かわかったか?」『ジリリリリリ…!』
――――ジリリリリリリリリリリリ…!!(電話の音)
全員「「「「!!?」」」」ビクッ!!
グラジオ「………………」
グラジオ「…ただの外線電話だ。 …………。」
グラジオ「……いや、この測ったようなタイミング…………、」
グラジオ「…………案…外…、…この荷物を送ってきたヤツから…、だったりしてな…」すたすた
ヨウ「…………………」
――――ジリリリリリリリリリリリ…!!(電話の音)
全員「「「「!!?」」」」ビクッ!!
グラジオ「………………」
グラジオ「…ただの外線電話だ。 …………。」
グラジオ「……いや、この測ったようなタイミング…………、」
グラジオ「…………案…外…、…この荷物を送ってきたヤツから…、だったりしてな…」すたすた
ヨウ「…………………」
259: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:10:56.00 ID:2rq1lS+J0
―――――
ヨウ「…………」
謎のピカチュウ「ぴかーちゅ?」
ヨウ「…………………」
ヨウ「……………おいで? …………この帽子、被せてあげる」
謎のピカチュウ「……ぴっか!」ピョコン
ヨウ「…………………」
ヨウ「……………はい。 ……………うん、似合うね…」
サトシキャップピカチュウ「ぴっかちゅう!」ドヤ!
ヨウ「………………。 ……!…」ぎゅ
サトシキャップピカチュウ「……ぴ?」
ヨウ「……意外と…早くまた逢えたね…っ、……って言うのは、…キミに対して失礼かな…?」ぎゅう
サトシキャップピカチュウ「…ぴっかちゅう~!」ぎゅう
ヨウ「ふふっ…!」
ヨウ「…………」
謎のピカチュウ「ぴかーちゅ?」
ヨウ「…………………」
ヨウ「……………おいで? …………この帽子、被せてあげる」
謎のピカチュウ「……ぴっか!」ピョコン
ヨウ「…………………」
ヨウ「……………はい。 ……………うん、似合うね…」
サトシキャップピカチュウ「ぴっかちゅう!」ドヤ!
ヨウ「………………。 ……!…」ぎゅ
サトシキャップピカチュウ「……ぴ?」
ヨウ「……意外と…早くまた逢えたね…っ、……って言うのは、…キミに対して失礼かな…?」ぎゅう
サトシキャップピカチュウ「…ぴっかちゅう~!」ぎゅう
ヨウ「ふふっ…!」
260: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:11:36.92 ID:2rq1lS+J0
グラジオ「……」がちゃ
ヨウ「…。 おかえり」
グラジオ「……」ポイ
ヨウ「わ!な、何?」キャッチ
グラジオ「…出ろ」
ヨウ「え…? ! あ、うん…」
ロトム図鑑「…ま、まさか…っ! ほ、本当に…送り主だったからロトか…!?」
グラジオ「いや? 全然違った」にこ
ロトム図鑑「………ロト?」
サトシキャップピカチュウ「ぴっかっちゅう!」
ヨウ「…。 おかえり」
グラジオ「……」ポイ
ヨウ「わ!な、何?」キャッチ
グラジオ「…出ろ」
ヨウ「え…? ! あ、うん…」
ロトム図鑑「…ま、まさか…っ! ほ、本当に…送り主だったからロトか…!?」
グラジオ「いや? 全然違った」にこ
ロトム図鑑「………ロト?」
サトシキャップピカチュウ「ぴっかっちゅう!」
261: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:12:17.97 ID:2rq1lS+J0
ヨウ「…
・・・・・・・・・・・もしもし・・・、ヨウですが・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・え・・・? ・・・・・・え!!
・・・!? ・・・あ、いや・・・ご・・・、ごめん、びっくりさせちゃった・・・!!?
・・・あ、いや・・・、ぼ、僕だって、びっくりしたけど・・・! ・・・あ、・・・。
・・・・・・。 ・・・・・うん、・・・アローラ・・・。 ・・・・・・ひさしぶり・・・。
・・・・・・そ、そうだね、こんな急に・・・。 僕だって、全然、心の準備が・・・。
・・・。 ・・・・・・。 ・・・、うん。 ・・・・心配かけて・・・、本当にごめん・・・。
・・・グラジオからは事後報告だったんだ? あ、でも・・・今回は本当に僕が悪かったんだよ・・・。
・・・・・・、・・・・・・。 ・・・こっちは、みんな元気だよ・・・・・・。
ククイ博士も、バーネット博士も、ハウも・・・。 ・・・もちろんほしぐもちゃんだって・・・。
・・・あはは! ・・・うん・・・、うん!・・・僕も話したいことが本当にたくさんあるんだ・・・。
・・・・・・・・・今回の事なんて特に『論理的な結論として』・・・そう思う・・・・・・。
・・・今のは、何ですかって? ・・・少し、長い話になるかも知れないけれど・・・、聞いてくれる?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・リーリエ・・・。
・・・・・・・・・・・もしもし・・・、ヨウですが・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・え・・・? ・・・・・・え!!
・・・!? ・・・あ、いや・・・ご・・・、ごめん、びっくりさせちゃった・・・!!?
・・・あ、いや・・・、ぼ、僕だって、びっくりしたけど・・・! ・・・あ、・・・。
・・・・・・。 ・・・・・うん、・・・アローラ・・・。 ・・・・・・ひさしぶり・・・。
・・・・・・そ、そうだね、こんな急に・・・。 僕だって、全然、心の準備が・・・。
・・・。 ・・・・・・。 ・・・、うん。 ・・・・心配かけて・・・、本当にごめん・・・。
・・・グラジオからは事後報告だったんだ? あ、でも・・・今回は本当に僕が悪かったんだよ・・・。
・・・・・・、・・・・・・。 ・・・こっちは、みんな元気だよ・・・・・・。
ククイ博士も、バーネット博士も、ハウも・・・。 ・・・もちろんほしぐもちゃんだって・・・。
・・・あはは! ・・・うん・・・、うん!・・・僕も話したいことが本当にたくさんあるんだ・・・。
・・・・・・・・・今回の事なんて特に『論理的な結論として』・・・そう思う・・・・・・。
・・・今のは、何ですかって? ・・・少し、長い話になるかも知れないけれど・・・、聞いてくれる?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・リーリエ・・・。
262: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:13:05.21 ID:2rq1lS+J0
僕は窓からのぞく空を見た。
空には強く優しい偉大な光が浮かんでいて僕達たちを照らしている。
その光はサトシとみんなとは違うみんなにもきっと届いているはずだ。
僕達はどこまでも、切れないもので繋がっている。
きっとあの子とは違うあの子も今このアローラの光を見ているに違いない。
263: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:13:41.24 ID:2rq1lS+J0
―――――サトシ達の世界
―――――サトシ達の世界・ポケモンスクール 校庭
アニポケリーリエ「……………」
サトシ「… そろそろ戻ろうぜ、リーリエ。 授業始まっちゃうよ?」
ピカチュウ「ぴっかー」
アニポケリーリエ「… ええ。そうですね
―――ガサッ!
サトシ「…ん!?」
???「……そ…、んな…」
サトシ「…。 ……えーと誰だ、あの子?」
ピカチュウ「ぴぃかぁ?」
アニポケリーリエ「…こっちを見てますね? ……というか…、わたくしを…見てる…?」
???「…う、うそだよ…? えっ?なんで? ……アローラ、に…?」
アニポケリーリエ「…?」
―――――サトシ達の世界・ポケモンスクール 校庭
アニポケリーリエ「……………」
サトシ「… そろそろ戻ろうぜ、リーリエ。 授業始まっちゃうよ?」
ピカチュウ「ぴっかー」
アニポケリーリエ「… ええ。そうですね
―――ガサッ!
サトシ「…ん!?」
???「……そ…、んな…」
サトシ「…。 ……えーと誰だ、あの子?」
ピカチュウ「ぴぃかぁ?」
アニポケリーリエ「…こっちを見てますね? ……というか…、わたくしを…見てる…?」
???「…う、うそだよ…? えっ?なんで? ……アローラ、に…?」
アニポケリーリエ「…?」
264: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:14:15.43 ID:2rq1lS+J0
ミヅキ「リーリエ・・・!?」
アニポケリーリエ「・・・どなた様でしょうか?」
265: やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY 2017/04/28(金) 01:14:52.30 ID:2rq1lS+J0
おしまい
266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/28(金) 01:15:13.44 ID:4RG1pgrco
乙
面白かった
面白かった
271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/28(金) 20:26:57.26 ID:2rq1lS+J0
今すぐ依頼、出しに行きます。不慣れですいません。
ご意見共々、ありがとうございました。
ご意見共々、ありがとうございました。
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493295923/
Entry ⇒ 2017.12.22 | Category ⇒ ポケモン | Comments (0)
リーリエ「今日も一日ふんばリーリエ」プリプリ
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/15(水) 23:23:14.35 ID:qAIJ7L2V0
リーリエ「プリプリーリエ」ぶりぶり
リーリエ「ブリブリーリエ」びちゃちゃ
リーリエ「ゲリーリエ」
リーリエ「あ…」
リーリエ「ブリブリーリエ」びちゃちゃ
リーリエ「ゲリーリエ」
リーリエ「あ…」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/15(水) 23:30:31.06 ID:qAIJ7L2V0
サトシ「な、何してんだよリーリエ」
リーリエ「誤解です」
サトシ「ここは二階だ」
リーリエ「正しくはロフトだと思いますよ」
ロトム図鑑「呼んだロトか?」
サトシ「呼んでないから遊びに行っててくれ」
サトシ「で?リーリエ…これはどういうことだ?」
リーリエ「まずはプリプリと小さな玉状のプリプリリーリエを出しました…その後周りを覆うように芋状のブリリーリエを出しました…」
サトシ「うん?」
リーリエ「そして上からゲリーリエでコーティングして完成したのです」
サトシ「!?」
リーリエ「ふふふ」
サトシ「がんばリーリエ…か」
リーリエ「はい!」
リーリエ「誤解です」
サトシ「ここは二階だ」
リーリエ「正しくはロフトだと思いますよ」
ロトム図鑑「呼んだロトか?」
サトシ「呼んでないから遊びに行っててくれ」
サトシ「で?リーリエ…これはどういうことだ?」
リーリエ「まずはプリプリと小さな玉状のプリプリリーリエを出しました…その後周りを覆うように芋状のブリリーリエを出しました…」
サトシ「うん?」
リーリエ「そして上からゲリーリエでコーティングして完成したのです」
サトシ「!?」
リーリエ「ふふふ」
サトシ「がんばリーリエ…か」
リーリエ「はい!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/15(水) 23:34:53.45 ID:qAIJ7L2V0
サトシ「でも俺のベットが糞まみれじゃん」
リーリエ「お好きでしょう?」
サトシ「嫌だよ!」
リーリエ「知ってますよ?私の部屋に来た時サトシったら大きく深呼吸してたことを」
サトシ「ふーんふーんすぅぅぅぅ」
リーリエ「⤴︎こんな感じに」
サトシ「してない!」
リーリエ「でもシロンの卵を世話するとき…」
サトシ「ああ…あのクッションか」
リーリエ「匂い…嗅いでましたね?」
サトシ「…」
サトシ「うん」
リーリエ「ね?」
サトシ「確かにいい匂いがするなぁって思ったけど!これはウンチじゃん!」
リーリエ「お好きでしょう?」
サトシ「嫌だよ!」
リーリエ「知ってますよ?私の部屋に来た時サトシったら大きく深呼吸してたことを」
サトシ「ふーんふーんすぅぅぅぅ」
リーリエ「⤴︎こんな感じに」
サトシ「してない!」
リーリエ「でもシロンの卵を世話するとき…」
サトシ「ああ…あのクッションか」
リーリエ「匂い…嗅いでましたね?」
サトシ「…」
サトシ「うん」
リーリエ「ね?」
サトシ「確かにいい匂いがするなぁって思ったけど!これはウンチじゃん!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/15(水) 23:39:32.87 ID:qAIJ7L2V0
リーリエ「でも臭いですか?」
サトシ「臭いにきまってるだろ?」
リーリエ「ロトムは匂いについて何か言ってましたか?」
サトシ「!?」
リーリエ「サトシは一言でも臭いと言いましたか?」
サトシ「!?」
リーリエ「否定は嗅いでみてからにしてください!」
サトシ「…」
サトシ「でもうんちの匂いなんて」
リーリエ「ふふふ…サトシ本音が出てますね。さっきまで私のウンチを臭いに決まってる…「臭い」という言葉を用いていたのに今は「匂い」という言葉を用いてる。これは私の芳しいソレを…おっとウンコを「臭い」という言葉で言いたくなかったことの表れです」
リーリエ「正体現しましたねサトシ」
サトシ「くっ…だって匂うじゃん!いい匂いだってもうわかるもん!でも恥ずかしいから1人で楽しみたくってさ」
サトシ「臭いにきまってるだろ?」
リーリエ「ロトムは匂いについて何か言ってましたか?」
サトシ「!?」
リーリエ「サトシは一言でも臭いと言いましたか?」
サトシ「!?」
リーリエ「否定は嗅いでみてからにしてください!」
サトシ「…」
サトシ「でもうんちの匂いなんて」
リーリエ「ふふふ…サトシ本音が出てますね。さっきまで私のウンチを臭いに決まってる…「臭い」という言葉を用いていたのに今は「匂い」という言葉を用いてる。これは私の芳しいソレを…おっとウンコを「臭い」という言葉で言いたくなかったことの表れです」
リーリエ「正体現しましたねサトシ」
サトシ「くっ…だって匂うじゃん!いい匂いだってもうわかるもん!でも恥ずかしいから1人で楽しみたくってさ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/15(水) 23:47:56.79 ID:qAIJ7L2V0
サトシ「ああ!はやく帰れよリーリエ!」
リーリエ「ふふ…そんなこと言ってその手に持っているものはなんですか?」
サトシ「こ、これは」
リーリエ「ゲリーリエ…ですね」
サトシ「クンクンクンクン」
サトシ「やばい…頭がクラクラするくらいいい匂いだ」
リーリエ「一番まろやかな匂いですね」
サトシ「次はブリリーエだ!」
リーリエ「重みのあるしっかりとした匂いですね」
サトシ「プリプリーリエだ!」
リーリエ「スッキリとした匂いですね」
サトシ「そして最後は!」
リーリエ「三位一体ですね…」
サトシ「こ、これは朝日のような…始まりを告げるような匂い」
サトシ「最高だよリーリエ!ごめんな酷いこと言って」
リーリエ「いいんですよ。勝手にした私も悪いんです」
サトシ「夢見心地だよ…」
リーリエ「ふふ…ですがまだ残ってますよ産地直送型のプリプリーリエたちが」
サトシ「普段のプリプリーリエたちは産地直送による直接供給が可能なの?」
リーリエ「はい」
リーリエ「ふふ…そんなこと言ってその手に持っているものはなんですか?」
サトシ「こ、これは」
リーリエ「ゲリーリエ…ですね」
サトシ「クンクンクンクン」
サトシ「やばい…頭がクラクラするくらいいい匂いだ」
リーリエ「一番まろやかな匂いですね」
サトシ「次はブリリーエだ!」
リーリエ「重みのあるしっかりとした匂いですね」
サトシ「プリプリーリエだ!」
リーリエ「スッキリとした匂いですね」
サトシ「そして最後は!」
リーリエ「三位一体ですね…」
サトシ「こ、これは朝日のような…始まりを告げるような匂い」
サトシ「最高だよリーリエ!ごめんな酷いこと言って」
リーリエ「いいんですよ。勝手にした私も悪いんです」
サトシ「夢見心地だよ…」
リーリエ「ふふ…ですがまだ残ってますよ産地直送型のプリプリーリエたちが」
サトシ「普段のプリプリーリエたちは産地直送による直接供給が可能なの?」
リーリエ「はい」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/16(木) 00:03:08.08 ID:yMFYGQMX0
サトシ「で、でもそれは」
リーリエ「はい…食すことになります」
サトシ「…このプリプリーリエたちだって…まだ」
リーリエ「いえ…これは観臭用です。床に落としたりした物を食べるのは汚いですよ。食すのは産地直送だけにしてください」
サトシ「なら今から頂戴!」
リーリエ「全部出しちゃいました」
サトシ「そんなぁ…」トホホ
リーリエ「ふふ…サトシったら」
サトシ「なぁリーリエ今度は産地直送で頼むよ」
リーリエ「はい!いい物を出せるようにがんばリーリエです!」
サトシ「このモンスターボールでこのリーリエたちは保管しとくよ」
リーリエ「プリプリーリエたちも喜びますね…今度継ぎ足し用も持って来ます」
サトシ「…リーリエ本当に優しいな…俺リーリエ…s」
リーリエ「ダメです…その先は…もう戻れなくなってしまいます…」
サトシ「うん…」
リーリエ「こ」
サトシ「…ありがとなリーリエ。また明日学校で」
リーリエ「ええまた明日」
ククイ「おや?ピカチュウ玄関の前で倒れてるけど何してるんだ?…ん??」
ククイ「おぇぇくっさ何だこの臭いは!!」
ククイ「ああダメだ!我慢できない何故か便意が」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!
ロトム図鑑「…?これは何ロトか?ククイナッツ?くくれ…ククイカレーロトか?」
ピカチュウ「…」
ロトム図鑑「ピカチュウ、サトシと家に帰って来てからずっと鼻を抑えてるけどどうしたロト?」アッ落としちゃったロト
ピカチュウ「ちゃぁぁ」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!
完
リーリエ「はい…食すことになります」
サトシ「…このプリプリーリエたちだって…まだ」
リーリエ「いえ…これは観臭用です。床に落としたりした物を食べるのは汚いですよ。食すのは産地直送だけにしてください」
サトシ「なら今から頂戴!」
リーリエ「全部出しちゃいました」
サトシ「そんなぁ…」トホホ
リーリエ「ふふ…サトシったら」
サトシ「なぁリーリエ今度は産地直送で頼むよ」
リーリエ「はい!いい物を出せるようにがんばリーリエです!」
サトシ「このモンスターボールでこのリーリエたちは保管しとくよ」
リーリエ「プリプリーリエたちも喜びますね…今度継ぎ足し用も持って来ます」
サトシ「…リーリエ本当に優しいな…俺リーリエ…s」
リーリエ「ダメです…その先は…もう戻れなくなってしまいます…」
サトシ「うん…」
リーリエ「こ」
サトシ「…ありがとなリーリエ。また明日学校で」
リーリエ「ええまた明日」
ククイ「おや?ピカチュウ玄関の前で倒れてるけど何してるんだ?…ん??」
ククイ「おぇぇくっさ何だこの臭いは!!」
ククイ「ああダメだ!我慢できない何故か便意が」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!
ロトム図鑑「…?これは何ロトか?ククイナッツ?くくれ…ククイカレーロトか?」
ピカチュウ「…」
ロトム図鑑「ピカチュウ、サトシと家に帰って来てからずっと鼻を抑えてるけどどうしたロト?」アッ落としちゃったロト
ピカチュウ「ちゃぁぁ」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!
完
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/16(木) 00:03:37.04 ID:yMFYGQMX0
リーリエの匂いならなんでもいいから嗅ぎたいよリーリエ可愛いよリーリエ
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/16(木) 00:19:25.22 ID:yMFYGQMX0
口調から全部クソだわ恥ずかしい
見直してくる
見直してくる
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510755794/
Entry ⇒ 2017.11.21 | Category ⇒ ポケモン | Comments (0)
ヨウ「チャンスはルザミーネさんが寝ている時だけ」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:23:35.30 ID:5FUb1l+O0
ヨウ「僕がアローラのチャンピオンになり、ルザミーネさんとリーリエがカントーに行ってから5年…」
ヨウ「二人が帰ってきた」
ヨウ「リーリエはルザミーネさんが元気になったことでとてもうれしそうだった」
ヨウ「あの時は僕の方が小さかったが、今では僕の方が背は高くなっていた」
ヨウ「手紙で連絡はとっていたが、そういうことは言ってなかったから少し驚いていたみたいだ」
ヨウ「もちろんリーリエも成長していた」
ヨウ「より可愛くなっていた」
ヨウ「ルザミーネさんは…」
ヨウ「美しかった…」
ヨウ「二人が帰ってきた」
ヨウ「リーリエはルザミーネさんが元気になったことでとてもうれしそうだった」
ヨウ「あの時は僕の方が小さかったが、今では僕の方が背は高くなっていた」
ヨウ「手紙で連絡はとっていたが、そういうことは言ってなかったから少し驚いていたみたいだ」
ヨウ「もちろんリーリエも成長していた」
ヨウ「より可愛くなっていた」
ヨウ「ルザミーネさんは…」
ヨウ「美しかった…」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:24:07.84 ID:5FUb1l+O0
ヨウ「ルザミーネさんはあの時から全く変わっていなかった」
ヨウ「初めて会ったあの時から…」
ヨウ「とてもグラジオやリーリエのような大きな子どもがいるとは思えない」
ヨウ「ルザミーネさんのことを考えるとなんて言うか…」
ヨウ「もしかしたらルザミーネさんのことが好きなのかもしれない」
ヨウ「でもこんなこと誰かに相談もできない」
ヨウ「リーリエやグラジオなんかは特にだ」
ヨウ「だからもう誰にも言わず行動してやろうと思う」
ヨウ「一度だけでいいから」
ヨウ「何もせずこのままでいるよりも、いっそのことやってしまった方が気が楽になる」
ヨウ「初めて会ったあの時から…」
ヨウ「とてもグラジオやリーリエのような大きな子どもがいるとは思えない」
ヨウ「ルザミーネさんのことを考えるとなんて言うか…」
ヨウ「もしかしたらルザミーネさんのことが好きなのかもしれない」
ヨウ「でもこんなこと誰かに相談もできない」
ヨウ「リーリエやグラジオなんかは特にだ」
ヨウ「だからもう誰にも言わず行動してやろうと思う」
ヨウ「一度だけでいいから」
ヨウ「何もせずこのままでいるよりも、いっそのことやってしまった方が気が楽になる」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:24:34.24 ID:5FUb1l+O0
エーテルパラダイス
ヨウ「グ~ラ~ジ~オ~」
ヨウ「遊びに来たよ~」
グラジオ「ヨウか」
グラジオ「昨日も来たじゃないか」
ヨウ「だってリーリエがせっかく帰って来たんだよ」
グラジオ「……」
ヨウ「何?その顔」
グラジオ「いや、別に…」
ヨウ「グ~ラ~ジ~オ~」
ヨウ「遊びに来たよ~」
グラジオ「ヨウか」
グラジオ「昨日も来たじゃないか」
ヨウ「だってリーリエがせっかく帰って来たんだよ」
グラジオ「……」
ヨウ「何?その顔」
グラジオ「いや、別に…」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:25:06.27 ID:5FUb1l+O0
グラジオ「リーリエなら今は家の方だ」
グラジオ「お前なら入れてくれるだろう」
ヨウ「そっか、わかった」
ヨウ「じゃあ行ってくる」
グラジオ「あ、待てヨウ」
ヨウ「?」
グラジオ「今のリーリエは本当に楽しそうに笑う」
グラジオ「全部お前のおかげだ」
グラジオ「お前さえよければこれからもリーリエと仲良くしてやってくれ」
グラジオ「お前なら入れてくれるだろう」
ヨウ「そっか、わかった」
ヨウ「じゃあ行ってくる」
グラジオ「あ、待てヨウ」
ヨウ「?」
グラジオ「今のリーリエは本当に楽しそうに笑う」
グラジオ「全部お前のおかげだ」
グラジオ「お前さえよければこれからもリーリエと仲良くしてやってくれ」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:25:52.43 ID:5FUb1l+O0
ルザミーネ邸
ヨウ「リーリエとはもちろん仲良くしていたい」
ヨウ「リーリエだけじゃないグラジオともだ」
ヨウ「僕がやろうとしていることを知られたら二人はどんな反応をするのだろう…」
ヨウ「やっぱりやめようかな…」
リーリエ「ヨウさん?」
ヨウ「!?」ビクッ
ヨウ「なんだリーリエか」
リーリエ「遊びに来てくれたのですか?」
ヨウ「あ…ああ、リーリエの顔が見たくて」
リーリエ「わっ私のですか!?」
ヨウ「びっくりした…急に大きい声出さないでよ」
リーリエ「あ、ごめんなさい」
ヨウ「リーリエとはもちろん仲良くしていたい」
ヨウ「リーリエだけじゃないグラジオともだ」
ヨウ「僕がやろうとしていることを知られたら二人はどんな反応をするのだろう…」
ヨウ「やっぱりやめようかな…」
リーリエ「ヨウさん?」
ヨウ「!?」ビクッ
ヨウ「なんだリーリエか」
リーリエ「遊びに来てくれたのですか?」
ヨウ「あ…ああ、リーリエの顔が見たくて」
リーリエ「わっ私のですか!?」
ヨウ「びっくりした…急に大きい声出さないでよ」
リーリエ「あ、ごめんなさい」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:26:21.79 ID:5FUb1l+O0
リーリエ「ヨウさんが来てくれるなんてうれしくてつい」
ヨウ「……」
リーリエ「あ、どうぞ中へ入ってください」
ヨウ「うん」
ヨウ「ねえリーリエ、ルザミーネさんはどう?」
リーリエ「どうって…ああ、もうほんとに元気ですよ」
リーリエ「今もエーテルパラダイス内を散歩していると思います」
ヨウ「いつ戻ってくるの?」
リーリエ「いつ…?」
リーリエ「そうですね…ほとんどお兄様に任せているとはいえ仕事中ですからね…いつになるか」
ヨウ「そうか…」
ヨウ「……」
リーリエ「あ、どうぞ中へ入ってください」
ヨウ「うん」
ヨウ「ねえリーリエ、ルザミーネさんはどう?」
リーリエ「どうって…ああ、もうほんとに元気ですよ」
リーリエ「今もエーテルパラダイス内を散歩していると思います」
ヨウ「いつ戻ってくるの?」
リーリエ「いつ…?」
リーリエ「そうですね…ほとんどお兄様に任せているとはいえ仕事中ですからね…いつになるか」
ヨウ「そうか…」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:26:53.08 ID:5FUb1l+O0
リーリエ「お母様に何か用があったのですか?」
リーリエ「あ、この用はヨウさんのことではなく…」
ヨウ「うんわかってる」
リーリエ「もしお母様に何かあるのでしたら昼の間は少し会うのは難しいかもしれませんね」
ヨウ「そっか…」
ヨウ(となると夜か…)
ヨウ(でも夜だとリーリエもグラジオもいるな、どうしよう)
ヨウ「……」
ヨウ「!」
ヨウ(寝ているときならいいんじゃないか!)
リーリエ「あ、この用はヨウさんのことではなく…」
ヨウ「うんわかってる」
リーリエ「もしお母様に何かあるのでしたら昼の間は少し会うのは難しいかもしれませんね」
ヨウ「そっか…」
ヨウ(となると夜か…)
ヨウ(でも夜だとリーリエもグラジオもいるな、どうしよう)
ヨウ「……」
ヨウ「!」
ヨウ(寝ているときならいいんじゃないか!)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:27:31.05 ID:5FUb1l+O0
リーリエ「そうだ、ヨウさん何か迷ってることでもあるのですか?」
ヨウ「ん?何で?」
リーリエ「さっき『やっぱりやめようかな』と言っていたじゃないですか」
リーリエ「私でよければ相談に乗りますよ」
ヨウ(言えるわけねえじゃん…)
ヨウ「いや、そんなたいしたことじゃないから」
リーリエ「そうですか…?」
リーリエ「何かあればいつでもヨウさんの力になりますから、困ったことがあれば言ってくださいね」
ヨウ「うん、ありがとう」
ヨウ「ん?何で?」
リーリエ「さっき『やっぱりやめようかな』と言っていたじゃないですか」
リーリエ「私でよければ相談に乗りますよ」
ヨウ(言えるわけねえじゃん…)
ヨウ「いや、そんなたいしたことじゃないから」
リーリエ「そうですか…?」
リーリエ「何かあればいつでもヨウさんの力になりますから、困ったことがあれば言ってくださいね」
ヨウ「うん、ありがとう」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:28:10.33 ID:5FUb1l+O0
ヨウ「リーリエはやさしいな」
ヨウ「そんなリーリエが僕は大好きだよ」
リーリエ「!?」
リーリエ「な、何を急に…」
ヨウ「そうだリーリエ、ルザミーネさんも元気になったことだし一緒に旅に出ない?」
リーリエ「旅ですか?」
ヨウ「うんそうだよ」
ヨウ「世界にはまだ僕たちの知らない土地やポケモンがいっぱいいるんだ」
ヨウ「それを一緒に見に行こう」
ヨウ「そんなリーリエが僕は大好きだよ」
リーリエ「!?」
リーリエ「な、何を急に…」
ヨウ「そうだリーリエ、ルザミーネさんも元気になったことだし一緒に旅に出ない?」
リーリエ「旅ですか?」
ヨウ「うんそうだよ」
ヨウ「世界にはまだ僕たちの知らない土地やポケモンがいっぱいいるんだ」
ヨウ「それを一緒に見に行こう」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:28:54.98 ID:5FUb1l+O0
リーリエ「でもヨウさんはチャンピオンじゃないですか」
リーリエ「いいんですか?旅に出ても」
ヨウ「全然いいよ」
ヨウ「なんなら僕の用事が済めば明日からでも」
リーリエ「明日…それはちょっと急ですね」
ルザミーネ「いいんじゃない、行ってきなさいよ」
リーリエ「お母様!いつの間に」
ルザミーネ「何をそんな驚いてるの、ここはわたくしの家よ」
ルザミーネ「いらっしゃいヨウ君」
ヨウ「お…お邪魔してます…」
リーリエ「いいんですか?旅に出ても」
ヨウ「全然いいよ」
ヨウ「なんなら僕の用事が済めば明日からでも」
リーリエ「明日…それはちょっと急ですね」
ルザミーネ「いいんじゃない、行ってきなさいよ」
リーリエ「お母様!いつの間に」
ルザミーネ「何をそんな驚いてるの、ここはわたくしの家よ」
ルザミーネ「いらっしゃいヨウ君」
ヨウ「お…お邪魔してます…」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:29:31.38 ID:5FUb1l+O0
ルザミーネ「せっかくヨウ君が誘ってくれたのだからついて行けばいいじゃない」
ルザミーネ「わたくしも一緒に行こうかしら」
リーリエ「お母様は来ないでいいです!」
ルザミーネ「冗談よ」
リーリエ「知ってます」
ヨウ「冗談なんですか…」
ルザミーネ「わたくしも一緒に行こうかしら」
リーリエ「お母様は来ないでいいです!」
ルザミーネ「冗談よ」
リーリエ「知ってます」
ヨウ「冗談なんですか…」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:30:03.33 ID:5FUb1l+O0
ルザミーネ「もう戻らないと、これ取りに来ただけだから」
ヨウ「あ、あの、ルザミーネさん」
ルザミーネ「なあに?」
ヨウ「えっと、そ、その…」
ヨウ「お体は大丈夫ですか?」
ルザミーネ「ええ、リーリエのおかげでもうすっかり」
ヨウ「そうですか」
ルザミーネ「じゃあまたねヨウ君」
ヨウ「はい…」
ヨウ「……」ぼーっ
ヨウ「あ、あの、ルザミーネさん」
ルザミーネ「なあに?」
ヨウ「えっと、そ、その…」
ヨウ「お体は大丈夫ですか?」
ルザミーネ「ええ、リーリエのおかげでもうすっかり」
ヨウ「そうですか」
ルザミーネ「じゃあまたねヨウ君」
ヨウ「はい…」
ヨウ「……」ぼーっ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:30:43.36 ID:5FUb1l+O0
リーリエ「ヨウさん、おーいヨウさーん」ぶんぶん
ヨウ「あっ」
ヨウ「ど、どうしたの」
リーリエ「ヨウさんこそどうしたのですか?」
リーリエ「お母様に何か気になることでもありました?」
ヨウ「ううん」
リーリエ「ヨウさん、さっきのことなんですけどお母様もいいって言ってくれましたので行きましょう」
ヨウ「ほんと?やった」
ヨウ「明日迎えに来るよ」
ヨウ「あっ」
ヨウ「ど、どうしたの」
リーリエ「ヨウさんこそどうしたのですか?」
リーリエ「お母様に何か気になることでもありました?」
ヨウ「ううん」
リーリエ「ヨウさん、さっきのことなんですけどお母様もいいって言ってくれましたので行きましょう」
ヨウ「ほんと?やった」
ヨウ「明日迎えに来るよ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:31:29.61 ID:5FUb1l+O0
深夜
ヨウ「さて…そろそろか…」
ヨウ「よっと」
シーン
ヨウ「……」
ヨウ「もうみんな寝てるみたいだな」
ヨウ「くっ…うーん、何時間もクローゼットの中に隠れてたから体が…」
ヨウ「ばれたらヤバイからちゃっちゃっとやらなきゃ」
ヨウ「さてルザミーネさんの部屋は…と」
ヨウ「さて…そろそろか…」
ヨウ「よっと」
シーン
ヨウ「……」
ヨウ「もうみんな寝てるみたいだな」
ヨウ「くっ…うーん、何時間もクローゼットの中に隠れてたから体が…」
ヨウ「ばれたらヤバイからちゃっちゃっとやらなきゃ」
ヨウ「さてルザミーネさんの部屋は…と」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:32:09.76 ID:5FUb1l+O0
ヨウ「ここかな…」
ガチャ
ヨウ「しつれいしまーす…」ぼそっ
ヨウ「……」
ヨウ「よく寝てらっしゃいますね」
ヨウ「この毛布の上からでもわかる体のライン」
ヨウ「……」ごくっ
ヨウ「ルザミーネさん、一度だけ…一度だけですから」
ヨウ「まずこの邪魔な毛布を…」ばっ
リーリエ「お母様でしたら隣の部屋ですよ」
ヨウ「リ…リ…リ…リ…リリリリリリリーリエ…!!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:33:38.86 ID:5FUb1l+O0
ヨウ「……」
ヨウ「……」
ヨウ「……」
ヨウ「あ、そうだ」
ヨウ「昼の2時ごろでいいよね、迎えにくるの、じゃっまたね」
リーリエ「待ってください」ガシッ
ヨウ「はい」
リーリエ「どうして今、ここにいるのですか?」
ヨウ「いやーそのー…な、なんでだろうね?」
リーリエ「……」
ヨウ「……」
ヨウ「……」
ヨウ「あ、そうだ」
ヨウ「昼の2時ごろでいいよね、迎えにくるの、じゃっまたね」
リーリエ「待ってください」ガシッ
ヨウ「はい」
リーリエ「どうして今、ここにいるのですか?」
ヨウ「いやーそのー…な、なんでだろうね?」
リーリエ「……」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:34:26.06 ID:5FUb1l+O0
ヨウ「な、なんでこんな時間にまだ起きてるの…?」
リーリエ「今質問をしているのは私です」
リーリエ「先に私の質問に答えてください」
ヨウ「それはちょっと…ね」
リーリエ「なるほどわかりました」
リーリエ「ではちょっと待ってくださいね」
リーリエ「……」がさごそ
リーリエ「あった」
リーリエ「ヨウさん」ガチャッ
ヨウ「えっ?手錠…?」
リーリエ「今質問をしているのは私です」
リーリエ「先に私の質問に答えてください」
ヨウ「それはちょっと…ね」
リーリエ「なるほどわかりました」
リーリエ「ではちょっと待ってくださいね」
リーリエ「……」がさごそ
リーリエ「あった」
リーリエ「ヨウさん」ガチャッ
ヨウ「えっ?手錠…?」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 03:35:25.10 ID:5FUb1l+O0
ヨウ「なんでリーリエがこんな物を?」
リーリエ「……」ぎゅにっ
ヨウ「いだだだ」
リーリエ「……」がばっ
ヨウ「むぐっ!?」
リーリエ「しーっ」
リーリエ「静かにしてください、お母様やお兄様が起きてしまいます」
リーリエ「それともう一度だけ言います」
リーリエ「今質問をしているのは私です、わかりましたか?」
ヨウ「んっ」こく
リーリエ「……」ぎゅにっ
ヨウ「いだだだ」
リーリエ「……」がばっ
ヨウ「むぐっ!?」
リーリエ「しーっ」
リーリエ「静かにしてください、お母様やお兄様が起きてしまいます」
リーリエ「それともう一度だけ言います」
リーリエ「今質問をしているのは私です、わかりましたか?」
ヨウ「んっ」こく
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 02:18:59.88 ID:l3Gt/BMC0
ヨウ「ぷう…」
ヨウ「まあなんていうかリーリエの寝顔が見たくなって」
リーリエ「……」
リーリエ「……」ぐにっ
ヨウ「ぎゃっ!」
リーリエ「こんな時に嘘をつくのですか?」
リーリエ「ヨウさんがお母様の名前を言っていたのをしっかりと聞きましたよ」
リーリエ「お母様に何をしようとしたのです」
ヨウ「まあなんていうかリーリエの寝顔が見たくなって」
リーリエ「……」
リーリエ「……」ぐにっ
ヨウ「ぎゃっ!」
リーリエ「こんな時に嘘をつくのですか?」
リーリエ「ヨウさんがお母様の名前を言っていたのをしっかりと聞きましたよ」
リーリエ「お母様に何をしようとしたのです」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 02:24:33.17 ID:l3Gt/BMC0
ヨウ「えっと、えっと…」
ヨウ(何か考えないと…」
リーリエ「まさか夜這い…なんかじゃないでしょうね」
ヨウ「!」ギクッ
ヨウ「ち、ちちちがっ…そんなわけないじゃんか!」
リーリエ「うるさいです」ぐにっ
ヨウ「いだっ、ごめんなさい!」
リーリエ「違うというのでしたら何か、はっきりと言ってください」
ヨウ「……」
ヨウ(何か考えないと…」
リーリエ「まさか夜這い…なんかじゃないでしょうね」
ヨウ「!」ギクッ
ヨウ「ち、ちちちがっ…そんなわけないじゃんか!」
リーリエ「うるさいです」ぐにっ
ヨウ「いだっ、ごめんなさい!」
リーリエ「違うというのでしたら何か、はっきりと言ってください」
ヨウ「……」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 02:25:02.65 ID:l3Gt/BMC0
ヨウ「……」
リーリエ「あら、すごい汗ですね」
リーリエ「拭いて差し上げますよ」
ヨウ「……」
ヨウ「ル、ルザミーネさんの寝顔が見たくて…」
リーリエ「なるほど、お母様の…」
リーリエ「なぜですか?」
ヨウ「意味はない」
リーリエ「……」デコピン
ヨウ「ぎゃっ」
リーリエ「あら、すごい汗ですね」
リーリエ「拭いて差し上げますよ」
ヨウ「……」
ヨウ「ル、ルザミーネさんの寝顔が見たくて…」
リーリエ「なるほど、お母様の…」
リーリエ「なぜですか?」
ヨウ「意味はない」
リーリエ「……」デコピン
ヨウ「ぎゃっ」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 02:25:28.06 ID:l3Gt/BMC0
リーリエ「膝で立って手を前についてください」
ヨウ「?」
ヨウ「こう?」
リーリエ「はい」
リーリエ「……」パァンッ
ヨウ「きゃんっ」
リーリエ「……」
ヨウ「えっ?えっ?」
ヨウ「?」
ヨウ「こう?」
リーリエ「はい」
リーリエ「……」パァンッ
ヨウ「きゃんっ」
リーリエ「……」
ヨウ「えっ?えっ?」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 02:31:12.21 ID:l3Gt/BMC0
リーリエ「悪いことをした子にはおしりぺんぺんです」
リーリエ「嘘は悪いことです」
リーリエ「だからヨウさんにはお仕置きです」
ヨウ「いやいやいや、でも」
リーリエ「動かないで!」
ヨウ「はいっ」
ズルッ
ヨウ「リーリエ!?何すんのさ!」
リーリエ「かわいらしいパンツですね」
リーリエ「いいじゃん別に…」
リーリエ「嘘は悪いことです」
リーリエ「だからヨウさんにはお仕置きです」
ヨウ「いやいやいや、でも」
リーリエ「動かないで!」
ヨウ「はいっ」
ズルッ
ヨウ「リーリエ!?何すんのさ!」
リーリエ「かわいらしいパンツですね」
リーリエ「いいじゃん別に…」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 02:31:58.35 ID:l3Gt/BMC0
リーリエ「ふふっ」
ぷりんっ
ヨウ「やーっ!!ちょっと!!リーリエ!!!」
リーリエ「しーっ!」
リーリエ「静かにって言ったでしょ」
ヨウ「こんな状況で落ち着いてられないよ!」
リーリエ「静かにしてください!」ぺしんっ
ヨウ「やんっ!」
ぷりんっ
ヨウ「やーっ!!ちょっと!!リーリエ!!!」
リーリエ「しーっ!」
リーリエ「静かにって言ったでしょ」
ヨウ「こんな状況で落ち着いてられないよ!」
リーリエ「静かにしてください!」ぺしんっ
ヨウ「やんっ!」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 02:32:36.76 ID:l3Gt/BMC0
コンコン
リーリエ「!」
グラジオ「リーリエ、起きているのか?」
リーリエ「お兄様!?」
リーリエ「す、少し待ってください!」
リーリエ「ヨウさん、早く隠れてくださいお兄様が」
ヨウ「隠れるって…とりあえずこの手錠をはずして」
ヨウ「パンツが…」
リーリエ「今は時間がありません、後ではずしますから!」
リーリエ「!」
グラジオ「リーリエ、起きているのか?」
リーリエ「お兄様!?」
リーリエ「す、少し待ってください!」
リーリエ「ヨウさん、早く隠れてくださいお兄様が」
ヨウ「隠れるって…とりあえずこの手錠をはずして」
ヨウ「パンツが…」
リーリエ「今は時間がありません、後ではずしますから!」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 02:33:19.86 ID:l3Gt/BMC0
グラジオ「リーリエ開けるぞ」ガチャ
リーリエ「もうお兄様、まだいいとは言ってませんよ」
グラジオ「あ、ああ…すまん」
リーリエ「いくら妹とはいえ勝手に女の子の部屋に入ったりするようではモテませんよ」
グラジオ「……」
グラジオ「今度からは気をつける…」
グラジオ「それより何かあったのか?」
グラジオ「騒がしかったようだが」
リーリエ「いいえ何もありませんでしたよ」
リーリエ「少し独り言を言ってました」
グラジオ「それにしては…いや、そうか」
リーリエ「もうお兄様、まだいいとは言ってませんよ」
グラジオ「あ、ああ…すまん」
リーリエ「いくら妹とはいえ勝手に女の子の部屋に入ったりするようではモテませんよ」
グラジオ「……」
グラジオ「今度からは気をつける…」
グラジオ「それより何かあったのか?」
グラジオ「騒がしかったようだが」
リーリエ「いいえ何もありませんでしたよ」
リーリエ「少し独り言を言ってました」
グラジオ「それにしては…いや、そうか」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 02:34:00.70 ID:l3Gt/BMC0
グラジオ「…寝ないのか?」
リーリエ「はい…」
リーリエ「ヨウさんとの旅が楽しみで」
リーリエ「こういうのってワクワクして眠れないって言うんですかね」
グラジオ「あまり夜更かしはするなよ」
グラジオ「寝坊してもしらんぞ」
リーリエ「もうっいつまでも子ども扱いしないでください」
グラジオ「ふっ悪いな」
グラジオ「さて、何もなかったようだし俺も寝るとするか」
グラジオ「おやすみリーリエ」
リーリエ「はい、おやすみなさいお兄様」
リーリエ「はい…」
リーリエ「ヨウさんとの旅が楽しみで」
リーリエ「こういうのってワクワクして眠れないって言うんですかね」
グラジオ「あまり夜更かしはするなよ」
グラジオ「寝坊してもしらんぞ」
リーリエ「もうっいつまでも子ども扱いしないでください」
グラジオ「ふっ悪いな」
グラジオ「さて、何もなかったようだし俺も寝るとするか」
グラジオ「おやすみリーリエ」
リーリエ「はい、おやすみなさいお兄様」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/08(水) 03:11:53.43 ID:7h2gjVc50
リーリエ「……」
パカッ
リーリエ「もう出てきていいですよ、ヨウさん」
リーリエ「あら?」
ヨウ「……」ずーん
リーリエ「ヨウさん…?」
リーリエ「頭かどこか打ちましたか?」
ヨウ「リーリエ…」
リーリエ「はい」
ヨウ「もう生きていけない…」
パカッ
リーリエ「もう出てきていいですよ、ヨウさん」
リーリエ「あら?」
ヨウ「……」ずーん
リーリエ「ヨウさん…?」
リーリエ「頭かどこか打ちましたか?」
ヨウ「リーリエ…」
リーリエ「はい」
ヨウ「もう生きていけない…」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/08(水) 03:12:23.41 ID:7h2gjVc50
リーリエ「な、何があったのですか!?」
ヨウ「……」
ヨウ「好きな子におしりの穴見られた…」
リーリエ「!」
リーリエ「わ…私はそんなつもりじゃ…」
ヨウ「とりあえずパンツだけでもはかせて…」
リーリエ「あ、はい」スルスル
ヨウ「……」
ヨウ「好きな子におしりの穴見られた…」
リーリエ「!」
リーリエ「わ…私はそんなつもりじゃ…」
ヨウ「とりあえずパンツだけでもはかせて…」
リーリエ「あ、はい」スルスル
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/08(水) 03:12:54.06 ID:7h2gjVc50
リーリエ「こ、今夜のことはもう忘れるようにします」
リーリエ「なのでそんな気を落とさないでください」
ヨウ「いいよ別に…」
ヨウ「そんな簡単に忘れられないでしょ…」
ヨウ「僕も忘れられないよ…」
リーリエ「それなら絶対に誰かに話したりしません!」
リーリエ「ヨウさんはツルツルできれいなおしりだってことを」
ヨウ「いやなんか誰かに言いそうじゃん」
リーリエ「言いません」
ヨウ「目が輝いてる…」
リーリエ「なのでそんな気を落とさないでください」
ヨウ「いいよ別に…」
ヨウ「そんな簡単に忘れられないでしょ…」
ヨウ「僕も忘れられないよ…」
リーリエ「それなら絶対に誰かに話したりしません!」
リーリエ「ヨウさんはツルツルできれいなおしりだってことを」
ヨウ「いやなんか誰かに言いそうじゃん」
リーリエ「言いません」
ヨウ「目が輝いてる…」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/08(水) 03:13:23.97 ID:7h2gjVc50
リーリエ「ヨウさんはどうしてほしいのですか?」
ヨウ「一番は忘れてくれることだけど…」
ヨウ「さっきも言ったけど簡単には無理だからな」
ヨウ「本当に言わないってならそれでいい…」
リーリエ「……」
リーリエ「そうだ!いい方法があります!」
ヨウ「びっくりした」
リーリエ「あ、ごめんなさい」
ヨウ「一番は忘れてくれることだけど…」
ヨウ「さっきも言ったけど簡単には無理だからな」
ヨウ「本当に言わないってならそれでいい…」
リーリエ「……」
リーリエ「そうだ!いい方法があります!」
ヨウ「びっくりした」
リーリエ「あ、ごめんなさい」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/08(水) 03:13:53.03 ID:7h2gjVc50
ヨウ「で、なに?」
リーリエ「私たち恋人同士になりましょう!」
ヨウ「……」
ヨウ「……」
ヨウ「……」
ヨウ「えっ」
リーリエ「嫌…ですか…?」
ヨウ「そんなことないそんなことない!」
ヨウ「急に言われたから…」
リーリエ「私たち恋人同士になりましょう!」
ヨウ「……」
ヨウ「……」
ヨウ「……」
ヨウ「えっ」
リーリエ「嫌…ですか…?」
ヨウ「そんなことないそんなことない!」
ヨウ「急に言われたから…」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/08(水) 03:14:24.33 ID:7h2gjVc50
リーリエ「恋人同士なら別におしりを見ることは変なことではないですか」
リーリエ「だってそういう関係なら●●●や▲▲▲とか■■■■したりするじゃないですか」
ヨウ「まさかリーリエの口からそんな言葉が出るとは…」
リーリエ「何より私、ヨウさんのことが大好きですから」
ヨウ「リーリエ…」
リーリエ「たとえおしりが綺麗でも汚くても私には関係ありませんから」
ヨウ「わかったからもう尻の話はよくない?」
リーリエ「だってそういう関係なら●●●や▲▲▲とか■■■■したりするじゃないですか」
ヨウ「まさかリーリエの口からそんな言葉が出るとは…」
リーリエ「何より私、ヨウさんのことが大好きですから」
ヨウ「リーリエ…」
リーリエ「たとえおしりが綺麗でも汚くても私には関係ありませんから」
ヨウ「わかったからもう尻の話はよくない?」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/08(水) 03:15:31.68 ID:7h2gjVc50
リーリエ「それで…あの…お返事はどうですか…?」
ヨウ「もちろんOKだよ」
ヨウ「これからもよろしくねリーリエ」
リーリエ「はい」
リーリエ「ではさっそく…」カチャン
ヨウ「…?」
ヨウ「首輪…?」
ヨウ「僕今手錠もつけられてるのに、これどういう状況なの…?」
リーリエ「昔お父様が使っていたという本棚の中でこういう本を見つけたんです」
リーリエ「男の人が首輪をつけられたり、ロープで縛られたりしてて」
リーリエ「男女の関係というのはこういうものではないのですか?」
ヨウ「それだいぶ間違えてると思う…」
ヨウ「もちろんOKだよ」
ヨウ「これからもよろしくねリーリエ」
リーリエ「はい」
リーリエ「ではさっそく…」カチャン
ヨウ「…?」
ヨウ「首輪…?」
ヨウ「僕今手錠もつけられてるのに、これどういう状況なの…?」
リーリエ「昔お父様が使っていたという本棚の中でこういう本を見つけたんです」
リーリエ「男の人が首輪をつけられたり、ロープで縛られたりしてて」
リーリエ「男女の関係というのはこういうものではないのですか?」
ヨウ「それだいぶ間違えてると思う…」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/08(水) 03:16:01.58 ID:7h2gjVc50
リーリエ「ち…違うのですか!?」
ヨウ「そういう人たちもいるけど普通…ではないかな?」
リーリエ「そうですか…」
リーリエ「せっかくお母様の部屋からこんなコスチュームだったりムチだったり見つけたのに…」
ヨウ「……」
リーリエ「他にもけっこういっぱいあって…」
リーリエ「これなんかどう使うのでしょうか?」
ヨウ「知りたいの?」
リーリエ「ヨウさんは知っているのですか?」
ヨウ「まあ…」
ヨウ「そういう人たちもいるけど普通…ではないかな?」
リーリエ「そうですか…」
リーリエ「せっかくお母様の部屋からこんなコスチュームだったりムチだったり見つけたのに…」
ヨウ「……」
リーリエ「他にもけっこういっぱいあって…」
リーリエ「これなんかどう使うのでしょうか?」
ヨウ「知りたいの?」
リーリエ「ヨウさんは知っているのですか?」
ヨウ「まあ…」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/09(木) 22:05:37.23 ID:qSe9ECvA0
リーリエ「ではやってみましょう!」
ヨウ「え、今…?」
リーリエ「もちろんです」
リーリエ「ヨウさんが知っているというなら後は実行だけですからね」
リーリエ「さあどう使うのですか?」
ヨウ「えっと…えっと…」
リーリエ「ヨウさんらしくないです、早く教えてください」
ヨウ「え、今…?」
リーリエ「もちろんです」
リーリエ「ヨウさんが知っているというなら後は実行だけですからね」
リーリエ「さあどう使うのですか?」
ヨウ「えっと…えっと…」
リーリエ「ヨウさんらしくないです、早く教えてください」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/09(木) 22:06:06.67 ID:qSe9ECvA0
翌日
リーリエ「おはようございます、お兄様」
グラジオ「ああ」
グラジオ「なんだかうれしそうだな」
グラジオ「やっぱり楽しみか…?」
グラジオ「ヨウと旅するのは」
リーリエ「はい、とても」
グラジオ「そうか…」
グラジオ「……」
リーリエ「お兄様?」
グラジオ「こっちのことは俺に任せて、お前は楽しんでこい」
リーリエ「おはようございます、お兄様」
グラジオ「ああ」
グラジオ「なんだかうれしそうだな」
グラジオ「やっぱり楽しみか…?」
グラジオ「ヨウと旅するのは」
リーリエ「はい、とても」
グラジオ「そうか…」
グラジオ「……」
リーリエ「お兄様?」
グラジオ「こっちのことは俺に任せて、お前は楽しんでこい」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/09(木) 22:06:32.32 ID:qSe9ECvA0
昼
リーリエ「えっとこれと…あ、これもいる」
ヨウ「なんか荷物いっぱいだね」
リーリエ「全部ヨウさんのためですよ」
ヨウ「そっか…僕の…」
リーリエ「今から楽しみですね」
リーリエ「夜が」
ヨウ「うん…」
終わり
リーリエ「えっとこれと…あ、これもいる」
ヨウ「なんか荷物いっぱいだね」
リーリエ「全部ヨウさんのためですよ」
ヨウ「そっか…僕の…」
リーリエ「今から楽しみですね」
リーリエ「夜が」
ヨウ「うん…」
終わり
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Entry ⇒ 2017.11.14 | Category ⇒ ポケモン | Comments (0)
サトシ「タケシを返せ!!」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/13(木) 00:46:28.40 ID:8QkUnZ8B0
サトシ「違う...違う!」
映画の記念氏にはサトシとオーキドの他に見知らぬ男と女が昔からの仲間だったかの様に映っている。
サトシはその記念氏をビリビリに破り捨てると、真っ黒な瞳に復讐の炎を滾らせた。
サトシ「タケシ...タケシを取り戻しに行く!」
愛する者を取り戻す為にサトシはオーキド研究所に向かった。
映画の記念氏にはサトシとオーキドの他に見知らぬ男と女が昔からの仲間だったかの様に映っている。
サトシはその記念氏をビリビリに破り捨てると、真っ黒な瞳に復讐の炎を滾らせた。
サトシ「タケシ...タケシを取り戻しに行く!」
愛する者を取り戻す為にサトシはオーキド研究所に向かった。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/13(木) 00:58:57.26 ID:8QkUnZ8B0
オーキド研究所に乗り込むと楽しそうにパーティーの準備をしている博士たちが居た。
サトシ「...」
ソウジ「やっと来たのかサトシ」
マコト「相変わらず遅いんだから!」
オーキド「そんなとこで立ってないで手伝ってくれ!」
サトシ「黙れ!」
腕を思い切り握りしめ、爪が手の平に食い込み、血が床に落ちる。サトシは近くに置いてあったモンスターボールを手に取りソウジ達に構える。
サトシ「貴様達に奪われた物を返してもらうぞ」
サトシ「...」
ソウジ「やっと来たのかサトシ」
マコト「相変わらず遅いんだから!」
オーキド「そんなとこで立ってないで手伝ってくれ!」
サトシ「黙れ!」
腕を思い切り握りしめ、爪が手の平に食い込み、血が床に落ちる。サトシは近くに置いてあったモンスターボールを手に取りソウジ達に構える。
サトシ「貴様達に奪われた物を返してもらうぞ」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/13(木) 16:27:54.60 ID:8QkUnZ8B0
ソウジ「な、何を言ってるんだよサトシ!」
マコト「落ち着きなさいよ!」
サトシ「...俺は冷静だよ。タケシを取り戻す為に貴様らをデリートする!」
モンスターボールをハンマー投げの要領でソウジに放つ。
吸い込まれる様にモンスターボールはソウジに命中し、ソウジは地面に倒れてしまった。
マコト「サトシ!何すんのよ!!」
オーキド「狂っておるのか!?」
サトシ「...ハハッ!狂ってるのは貴様達だ!!」
マコト「落ち着きなさいよ!」
サトシ「...俺は冷静だよ。タケシを取り戻す為に貴様らをデリートする!」
モンスターボールをハンマー投げの要領でソウジに放つ。
吸い込まれる様にモンスターボールはソウジに命中し、ソウジは地面に倒れてしまった。
マコト「サトシ!何すんのよ!!」
オーキド「狂っておるのか!?」
サトシ「...ハハッ!狂ってるのは貴様達だ!!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/13(木) 16:34:08.44 ID:8QkUnZ8B0
オーキド「...サトシはわしが止める」
オーキドは懐からモンスターボールを取り出し狙いを定める。
オーキドが何をしようとしているのか理解したサトシは高速移動でオーキドに攻撃を仕掛ける。
サトシ「俺の愛する者達を返せ!!」
オーキド「は、早い!」
僅か0.01秒で拘束されてしまったオーキドはサトシに胸倉を掴まれ首を絞め上げてしまった。
サトシ「タケシはどこだ!答えろ博士!!」
オーキドは懐からモンスターボールを取り出し狙いを定める。
オーキドが何をしようとしているのか理解したサトシは高速移動でオーキドに攻撃を仕掛ける。
サトシ「俺の愛する者達を返せ!!」
オーキド「は、早い!」
僅か0.01秒で拘束されてしまったオーキドはサトシに胸倉を掴まれ首を絞め上げてしまった。
サトシ「タケシはどこだ!答えろ博士!!」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/13(木) 16:42:44.02 ID:8QkUnZ8B0
オーキド「た、タケシは...死んだ!」
サトシ「嘘だ...嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
マコト「タケシさんは...犠牲になったのよ」
サトシ「黙れ!...タケシの居ないこの世界で生きてく自信がないよ...」
サトシは自分の頭にモンスターボールを向ける。
オーキド「や、やめろ!サトシ!」
サトシ「さよなら...」
モンスターボールが勢いよくサトシの頭部を吹き飛ばす。
サトシは...死んだ。
サトシ『ここは...』
タケシ『待ってたぞサトシ!』
カスミ『早く行きましょう...パーティーに』
サトシ『...あぁ、一緒に行こう』
END
サトシ「嘘だ...嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
マコト「タケシさんは...犠牲になったのよ」
サトシ「黙れ!...タケシの居ないこの世界で生きてく自信がないよ...」
サトシは自分の頭にモンスターボールを向ける。
オーキド「や、やめろ!サトシ!」
サトシ「さよなら...」
モンスターボールが勢いよくサトシの頭部を吹き飛ばす。
サトシは...死んだ。
サトシ『ここは...』
タケシ『待ってたぞサトシ!』
カスミ『早く行きましょう...パーティーに』
サトシ『...あぁ、一緒に行こう』
END
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/13(木) 17:02:41.90 ID:nmVdtpp5O
蕾がいつか花開くように夢は叶うもの
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/13(木) 18:09:29.65 ID:aZ2YOGEg0
かなしいなぁ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499874388/
Entry ⇒ 2017.10.10 | Category ⇒ ポケモン | Comments (0)
サトシ「ジンオウガ!きみにきめた!」
1: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 18:53:15.79 ID:ILsGYZXQO
2: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 18:56:50.68 ID:ILsGYZXQO
タッタッタッタ タッタラッタララ
サトシ「俺、マサラタウンのサトシ!夢はポケモンマスターになること!」
サトシ「こいつは相棒のジンオウガ!」
ジンオウガ「ワオーン!!」
サトシ「みんなもポケモン、ゼンリョクで探しにいこうぜ!」
サトシ「俺、マサラタウンのサトシ!夢はポケモンマスターになること!」
サトシ「こいつは相棒のジンオウガ!」
ジンオウガ「ワオーン!!」
サトシ「みんなもポケモン、ゼンリョクで探しにいこうぜ!」
3: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 19:06:19.01 ID:ILsGYZXQO
カティ図鑑「サトシ!アホな事やってないで急がないとスクールに遅刻しますよ?」ヒューイ
カティ図鑑「今日はライチさんが来る日なんですよ!」
サトシ「あっ、いっけね!」
ジンオウガ「ワオーン」ドスドス
イワンコー
サトシ「ん?」
園児♀「うわぁーん!やめてー!イワンコ2世をいじめないでー!」
イワンコ「ワォーン」ヨロッ
グラジオ「目があったとかでバトルを仕掛けてきたのはお前だろ」
園児♀「うぅ……」
グラジオ「決めさせて貰うぞ!やれ!」
グラジオ「ジンオウガ!」
ジンオウガ亜種「グルルル!!!」
ブンッ
イワンコ「クゥーン」ガクガク
園児♀「2世ー!」
マテー
園児♀、グラジオ「!」
サトシ「待てー!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」
グラジオ「!」
園児♀「ふぇ…」グスッ
サトシ「>>5」
カティ図鑑「今日はライチさんが来る日なんですよ!」
サトシ「あっ、いっけね!」
ジンオウガ「ワオーン」ドスドス
イワンコー
サトシ「ん?」
園児♀「うわぁーん!やめてー!イワンコ2世をいじめないでー!」
イワンコ「ワォーン」ヨロッ
グラジオ「目があったとかでバトルを仕掛けてきたのはお前だろ」
園児♀「うぅ……」
グラジオ「決めさせて貰うぞ!やれ!」
グラジオ「ジンオウガ!」
ジンオウガ亜種「グルルル!!!」
ブンッ
イワンコ「クゥーン」ガクガク
園児♀「2世ー!」
マテー
園児♀、グラジオ「!」
サトシ「待てー!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」
グラジオ「!」
園児♀「ふぇ…」グスッ
サトシ「>>5」
6: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 19:29:33.61 ID:ILsGYZXQO
サトシ「そいつは俺の獲物だー!お前には渡さん!」
グラジオ「なに?」
園児♀「ふぇ?」グスッ
カティ図鑑「サトシー!」ヒューイ
サトシ「カティ!」
カティ図鑑「いきなり走ってどうしたんですか?スクールに遅刻しますよ!」
サトシ「ちょっと人助けを」
カティ図鑑「?」
サトシ「ほらっ、もう行きな?今度バトルしようぜ?」
ジンオウガ「グルルル」
園児♀「いやだー!」ビエーン
イワンコ「ワオーン…」
タッタッタ
サトシ「さてと…」クルッ
グラジオ「………………」
ジンオウガ亜種「グルルル」
サトシ「………黒いジンオウガか…」
カティ図鑑「………あれは…ジンオウガ亜種…」
サトシ「亜種?」
ジンオウガ「ワオーン!!」
ジンオウガ亜種「…………………」
グラジオ「なに?」
園児♀「ふぇ?」グスッ
カティ図鑑「サトシー!」ヒューイ
サトシ「カティ!」
カティ図鑑「いきなり走ってどうしたんですか?スクールに遅刻しますよ!」
サトシ「ちょっと人助けを」
カティ図鑑「?」
サトシ「ほらっ、もう行きな?今度バトルしようぜ?」
ジンオウガ「グルルル」
園児♀「いやだー!」ビエーン
イワンコ「ワオーン…」
タッタッタ
サトシ「さてと…」クルッ
グラジオ「………………」
ジンオウガ亜種「グルルル」
サトシ「………黒いジンオウガか…」
カティ図鑑「………あれは…ジンオウガ亜種…」
サトシ「亜種?」
ジンオウガ「ワオーン!!」
ジンオウガ亜種「…………………」
7: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 19:39:44.36 ID:ILsGYZXQO
カティ図鑑「そうですね…言うなればドラゴン属性のジンオウガ…ジンオウガのリージョンフォームと言うべきでしょうか」
サトシ「リージョンフォーム?」
サトシ「ま、いいや」
サトシ「バトルしようぜ!」ワクワク
グラジオ「………………」
カティ図鑑「サトシ!スクールは!?」
サトシ「へへへ、だいじょーぶ!それに…」チラッ
ジンオウガ「ガルルルル!!!」
ジンオウガ亜種「グルルル!!!」
サトシ「こいつらさヤル気マンマンみたいだぜ?」ニッ
グラジオ「………………」
カティ図鑑「まったく……」ハァ
サトシ、グラジオ「………………」
サトシ、グラジオ「ジンオウガ!」
サトシ「切り裂く!」
グラジオ「ドラゴンクロー!」
ジンオウガ「ガルルルル!!!」バリバリ
ジンオウガ亜種「グルルル!!!」バリバリ
ズバッ
ピリピリピリ…
ジンオウガ「ガルルルル!!!」ビリピリ
ジンオウガ亜種「グルルル!!!」ビリピリ
サトシ「へへっ」
グラジオ「………………」
カティ図鑑「互角!?」
サトシ「リージョンフォーム?」
サトシ「ま、いいや」
サトシ「バトルしようぜ!」ワクワク
グラジオ「………………」
カティ図鑑「サトシ!スクールは!?」
サトシ「へへへ、だいじょーぶ!それに…」チラッ
ジンオウガ「ガルルルル!!!」
ジンオウガ亜種「グルルル!!!」
サトシ「こいつらさヤル気マンマンみたいだぜ?」ニッ
グラジオ「………………」
カティ図鑑「まったく……」ハァ
サトシ、グラジオ「………………」
サトシ、グラジオ「ジンオウガ!」
サトシ「切り裂く!」
グラジオ「ドラゴンクロー!」
ジンオウガ「ガルルルル!!!」バリバリ
ジンオウガ亜種「グルルル!!!」バリバリ
ズバッ
ピリピリピリ…
ジンオウガ「ガルルルル!!!」ビリピリ
ジンオウガ亜種「グルルル!!!」ビリピリ
サトシ「へへっ」
グラジオ「………………」
カティ図鑑「互角!?」
8: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 19:49:10.14 ID:ILsGYZXQO
ババッ
ジンオウガ「ワウン」バッ
ジンオウガ亜種「ガウ」バッ
サトシ「おっ!」
サトシ「おもしろくなってきたなー!」ワクワク
グラジオ「……………フッ」
グラジオ「遊んでる暇はない、ゼンリョクで行くぞ」ピカー
グラジオ「ジンオウガ!」ピカー
ジンオウガ亜種「ワオーン!!!」
ピカー
サトシ「な、なんだあの光!?」
ジンオウガ「ガルルルル!!!」
カティ図鑑「気をつけてくださいサトシ!あれは進化の光です!」
サトシ「!?」
ピカー
極みジンオウガ「ガルルルル!!!!」
サトシ「ぎ、銀色のジンオウガ…?」
ジンオウガ「グル……」
カティ図鑑「あれは……極み吼えるジンオウガ…」
サトシ「!?」
グラジオ「やるぞジンオウガ」
極みジンオウガ「グルルル」
サトシ「………くるっ!」
ジンオウガ「ガルルルル…!!」
サトシー
サトシ、グラジオ「!」
リーリエ「サトシ!こんなところで何をやっているんですか?」タッタッタ
リーリエ「遅刻しますよ?」
サトシ「リーリエ…」
ジンオウガ「グル」
リーリエ「………ん?」
リーリエ「お兄様?」
サトシ、カティ図鑑「………お兄様?」
グラジオ「>>9」
ジンオウガ「ワウン」バッ
ジンオウガ亜種「ガウ」バッ
サトシ「おっ!」
サトシ「おもしろくなってきたなー!」ワクワク
グラジオ「……………フッ」
グラジオ「遊んでる暇はない、ゼンリョクで行くぞ」ピカー
グラジオ「ジンオウガ!」ピカー
ジンオウガ亜種「ワオーン!!!」
ピカー
サトシ「な、なんだあの光!?」
ジンオウガ「ガルルルル!!!」
カティ図鑑「気をつけてくださいサトシ!あれは進化の光です!」
サトシ「!?」
ピカー
極みジンオウガ「ガルルルル!!!!」
サトシ「ぎ、銀色のジンオウガ…?」
ジンオウガ「グル……」
カティ図鑑「あれは……極み吼えるジンオウガ…」
サトシ「!?」
グラジオ「やるぞジンオウガ」
極みジンオウガ「グルルル」
サトシ「………くるっ!」
ジンオウガ「ガルルルル…!!」
サトシー
サトシ、グラジオ「!」
リーリエ「サトシ!こんなところで何をやっているんですか?」タッタッタ
リーリエ「遅刻しますよ?」
サトシ「リーリエ…」
ジンオウガ「グル」
リーリエ「………ん?」
リーリエ「お兄様?」
サトシ、カティ図鑑「………お兄様?」
グラジオ「>>9」
11: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 20:00:46.79 ID:ILsGYZXQO
グラジオ「リーリエ…今日も可愛いな」
リーリエ「は、はぁ…」
極みジンオウガ「………………」バリバリ
サトシ「リーリエ…お兄様って…」
リーリエ「あー、えーと…」
リーリエ「こちら、私のお兄様のグラジオです」
グラジオ「…………」
リーリエ「お兄様、こちら私のクラスメイトのサトシです」
グラジオ「………本当にただのクラスメイトなんだろうな?」ギロッ
サトシ「なんか睨まれてる」
カティ図鑑「睨まれてますね」
ジンオウガ「ワオーン」
極みジンオウガ「ハァ…………」バリバリ
リーリエ「お兄様!ケンカはやめてください!サトシが遅刻したらお兄様のせいですからね!」プンプン
グラジオ「い、いや…オレはその……」
サトシ、カティ図鑑、ジンオウガ「………………」
リーリエ「は、はぁ…」
極みジンオウガ「………………」バリバリ
サトシ「リーリエ…お兄様って…」
リーリエ「あー、えーと…」
リーリエ「こちら、私のお兄様のグラジオです」
グラジオ「…………」
リーリエ「お兄様、こちら私のクラスメイトのサトシです」
グラジオ「………本当にただのクラスメイトなんだろうな?」ギロッ
サトシ「なんか睨まれてる」
カティ図鑑「睨まれてますね」
ジンオウガ「ワオーン」
極みジンオウガ「ハァ…………」バリバリ
リーリエ「お兄様!ケンカはやめてください!サトシが遅刻したらお兄様のせいですからね!」プンプン
グラジオ「い、いや…オレはその……」
サトシ、カティ図鑑、ジンオウガ「………………」
13: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 20:27:36.47 ID:ILsGYZXQO
ポケモンスクール
サトシ「うわっ!遅刻遅刻!」
ジンオウガ「ワオーン」ドタドタ
リーリエ「すみませんサトシ…お兄様のせいで…」
サトシ「気にすんなよリーリエ!」
カティ図鑑「(ケンカ売ったのはサトシですよね?)」
ワイワイ
サトシ「ん?」
リーリエ「なにやら騒がしいですね?」
ライチ「カキのグラビモス大きくなったねー?」
グラビモス「ヴォヴヴォヴ」
カキ「バサルモスから進化しましたからね」
ラージャン「ウホー!!!!」
タマミツネ「キシャー!!!!」
ライチ「ははは、やめろって」
マーマネ「ライチさん、ポケモンから好かれてるね?」
スイレン「だね」
マオ「襲われてるんじゃないよね?」
アママイコ「アマー」
おーい!
全員「!」
サトシ「おーい!」タッタッタ
リーリエ「遅れてすみません!」タッタッタ
カティ図鑑「サトシのせいで遅れました」タッタッタ
マーマネ「サトシ!リーリエ!」
スイレン「(な、なんでリーリエがサトシと一緒に!?)」
ククイ「遅いぞー!二人ともー!」
サトシ「へへへ!……ん?」
ライチ「アローラー」
リーリエ「この人は?」
ライチ「私はアーカラ島の島クイーンライチだ!」
サトシ「この人が…」
リーリエ「キレイな方です」
ジンオウガ「ワオーン」バッ
サトシ「あ、ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワオーン」グルルル
ライチ「はははやめなって!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワオーン!!」グルルル
カティ図鑑「あれ襲われてるんじゃないですよね?」
ジンオウガ「ワオーン!!」クワッ
ライチ「>>14」
サトシ「うわっ!遅刻遅刻!」
ジンオウガ「ワオーン」ドタドタ
リーリエ「すみませんサトシ…お兄様のせいで…」
サトシ「気にすんなよリーリエ!」
カティ図鑑「(ケンカ売ったのはサトシですよね?)」
ワイワイ
サトシ「ん?」
リーリエ「なにやら騒がしいですね?」
ライチ「カキのグラビモス大きくなったねー?」
グラビモス「ヴォヴヴォヴ」
カキ「バサルモスから進化しましたからね」
ラージャン「ウホー!!!!」
タマミツネ「キシャー!!!!」
ライチ「ははは、やめろって」
マーマネ「ライチさん、ポケモンから好かれてるね?」
スイレン「だね」
マオ「襲われてるんじゃないよね?」
アママイコ「アマー」
おーい!
全員「!」
サトシ「おーい!」タッタッタ
リーリエ「遅れてすみません!」タッタッタ
カティ図鑑「サトシのせいで遅れました」タッタッタ
マーマネ「サトシ!リーリエ!」
スイレン「(な、なんでリーリエがサトシと一緒に!?)」
ククイ「遅いぞー!二人ともー!」
サトシ「へへへ!……ん?」
ライチ「アローラー」
リーリエ「この人は?」
ライチ「私はアーカラ島の島クイーンライチだ!」
サトシ「この人が…」
リーリエ「キレイな方です」
ジンオウガ「ワオーン」バッ
サトシ「あ、ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワオーン」グルルル
ライチ「はははやめなって!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワオーン!!」グルルル
カティ図鑑「あれ襲われてるんじゃないですよね?」
ジンオウガ「ワオーン!!」クワッ
ライチ「>>14」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 20:28:05.68 ID:Lch6fgD+o
し、しぬ
15: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 20:39:01.05 ID:ILsGYZXQO
ライチ「あっはっは」ナデナデ
ジンオウガ「グルルル!!」ジュルリ
ライチ「……………」
ライチ「ひぃ…!し、しぬ!」グググ
ジンオウガ「グルルルァ!!」
カティ図鑑「やはり襲われてたのですか」
スイレン「笑ったり死にかけたり忙しい人」
マオ「呑気な事言ってる場合じゃないよ!」
イヤァァァ
ライチ「と、いう訳でみんなにはアーカラ島に課外授業に言ってもらう!」
サトシ「おっ!いよいよアーカラ島か!」
リーリエ「例の異常気象についてですか?」
ライチ「うん、それもある!」
ライチ「期待してるよ!マオ!」ポンッ
マオ「わ、私!?」
ライチ「だってあんたあのラオシャンロンを止めたそうじゃない?ククイ博士から聞いてるよ?」
マオ「えと……」
リーリエ「マオ!がんばリーリエです!」
カキ「まぁ、実際あの異常気象にはアーカラ島の住人もみんな困ってるからな…」
マーマネ「そういえばカキはアーカラ島出身だもんね」
ジンオウガ「グルルル!!」ジュルリ
ライチ「……………」
ライチ「ひぃ…!し、しぬ!」グググ
ジンオウガ「グルルルァ!!」
カティ図鑑「やはり襲われてたのですか」
スイレン「笑ったり死にかけたり忙しい人」
マオ「呑気な事言ってる場合じゃないよ!」
イヤァァァ
ライチ「と、いう訳でみんなにはアーカラ島に課外授業に言ってもらう!」
サトシ「おっ!いよいよアーカラ島か!」
リーリエ「例の異常気象についてですか?」
ライチ「うん、それもある!」
ライチ「期待してるよ!マオ!」ポンッ
マオ「わ、私!?」
ライチ「だってあんたあのラオシャンロンを止めたそうじゃない?ククイ博士から聞いてるよ?」
マオ「えと……」
リーリエ「マオ!がんばリーリエです!」
カキ「まぁ、実際あの異常気象にはアーカラ島の住人もみんな困ってるからな…」
マーマネ「そういえばカキはアーカラ島出身だもんね」
17: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 20:48:26.08 ID:ILsGYZXQO
船上
プォーン
サトシ「陸が離れていく…」
カキ「あっちに見えるのがアーカラ島だ」スッ
サトシ「楽しみだなぁ!」ワクワク
カティ図鑑「サトシ!遊びに行くのではないんですよ!」
サトシ「へへへ」
マオ「みんなのポケモンは?」
アママイコ「アマー」
スイレン「船に入りきらないからモンスターボールの中だよ」
マオ「そう……」
マーマネ「アーカラ島…楽しみだなぁ」
ククイ「あっはっは」
リーリエ「大変です!」タッタッタ
全員「!」
サトシ「どうした!リーリエ!」
ライチ「なにかあったの!?」
リーリエ「あ、あっちでホエルコが>>18に襲われています!」
全員「!?」
>>18 未登場 海に住むモンハンモンスター
プォーン
サトシ「陸が離れていく…」
カキ「あっちに見えるのがアーカラ島だ」スッ
サトシ「楽しみだなぁ!」ワクワク
カティ図鑑「サトシ!遊びに行くのではないんですよ!」
サトシ「へへへ」
マオ「みんなのポケモンは?」
アママイコ「アマー」
スイレン「船に入りきらないからモンスターボールの中だよ」
マオ「そう……」
マーマネ「アーカラ島…楽しみだなぁ」
ククイ「あっはっは」
リーリエ「大変です!」タッタッタ
全員「!」
サトシ「どうした!リーリエ!」
ライチ「なにかあったの!?」
リーリエ「あ、あっちでホエルコが>>18に襲われています!」
全員「!?」
>>18 未登場 海に住むモンハンモンスター
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 20:49:32.30 ID:XJqzuT0Z0
ガノトトス
19: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 20:52:27.72 ID:ILsGYZXQO
希望モンスターはなるべく出せたら出せるよう頑張ります
20: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 21:01:40.31 ID:ILsGYZXQO
ガノトトス「シャー!!!」スイー
ホエルコ「ホエー」ガタガタ
ククイ「あれは…ガノトトス!?」
サトシ「くそっ!」スッ
カティ図鑑「サトシ!」
サトシ「ジンオ…」
マーマネ「ラージャ……」
ククイ「やめろ!海中でジンオウガやラージャンの電撃をくらったらホエルコがただじゃ済まない!」
サトシ、マーマネ「うっ……」
リーリエ「シロ……」スッ
ククイ「やめろ!船が沈む!」
リーリエ「しゅん…」
カキ「グラビモスは水には弱いし…」
ガノトトス「シャー」
ホエルコ「ホエ…」ガタガタ
マオ「ホエルコが!」
スイレン「……ここは私が……」
ジャポン
スイレン「!」
サトシ「ライチさん!?」
ホエルコ「ホエー」ガタガタ
ライチ「(今助けるからね!ホエルコ!)」バチャバチャ
スウ
ライチ「!」
ガノトトス「シャー!!!」ビュー
マオ「ライチさん危ない!ガノトトスの水鉄砲だ!」
サトシ「くそっ!」スッ
スイレン「私も!」スッ
ライチ「くぅ!」ギュッ
ホエルコ「ホエー」ガタガタ
シュー!!!
キラキラ
グニャン
ガノトトス「!?」
ホエルコ「ホエー」ガタガタ
ククイ「あれは…ガノトトス!?」
サトシ「くそっ!」スッ
カティ図鑑「サトシ!」
サトシ「ジンオ…」
マーマネ「ラージャ……」
ククイ「やめろ!海中でジンオウガやラージャンの電撃をくらったらホエルコがただじゃ済まない!」
サトシ、マーマネ「うっ……」
リーリエ「シロ……」スッ
ククイ「やめろ!船が沈む!」
リーリエ「しゅん…」
カキ「グラビモスは水には弱いし…」
ガノトトス「シャー」
ホエルコ「ホエ…」ガタガタ
マオ「ホエルコが!」
スイレン「……ここは私が……」
ジャポン
スイレン「!」
サトシ「ライチさん!?」
ホエルコ「ホエー」ガタガタ
ライチ「(今助けるからね!ホエルコ!)」バチャバチャ
スウ
ライチ「!」
ガノトトス「シャー!!!」ビュー
マオ「ライチさん危ない!ガノトトスの水鉄砲だ!」
サトシ「くそっ!」スッ
スイレン「私も!」スッ
ライチ「くぅ!」ギュッ
ホエルコ「ホエー」ガタガタ
シュー!!!
キラキラ
グニャン
ガノトトス「!?」
21: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 21:06:50.40 ID:ILsGYZXQO
サトシ「え!?」
スイレン「水鉄砲が曲がった……?」
ライチ「これはまさか…サイコフィールド?」バシャン
ホエルコ「ホエ」
ガノトトス「キシャー」ギロッ
ガノトトス「!」
「………………」
ガノトトス「」ガタガタガタ
ガノトトス「……………」スゥ
スイスイ
マオ「ガノトトスが何かに脅えて逃げていく……?」
「……………………」
スゥ
ライチ「………あれはまさか……」
ホエルコ「ホエー……」
スイレン「水鉄砲が曲がった……?」
ライチ「これはまさか…サイコフィールド?」バシャン
ホエルコ「ホエ」
ガノトトス「キシャー」ギロッ
ガノトトス「!」
「………………」
ガノトトス「」ガタガタガタ
ガノトトス「……………」スゥ
スイスイ
マオ「ガノトトスが何かに脅えて逃げていく……?」
「……………………」
スゥ
ライチ「………あれはまさか……」
ホエルコ「ホエー……」
22: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 21:16:14.76 ID:ILsGYZXQO
アーカラ島
サトシ「さっきのあれ?なんだったんだろうな?」
カキ「さぁな?」
スイレン「逃げてったよね、ガノトトス」
カティ図鑑「…………………」
ククイ「おーい!みんなあつまれー!」
全員「!」
ライチ「みんな!課外授業を始めるよ!」
サトシ「おっ、いよいよ異常気象についてか!」ワクワク
ライチ「あはは、違う違う」
ライチ「今日はみんなにライド>>23に乗って宝探しをしてもらう!」
全員「宝探しー!?」
>>23 古龍、F以外の未登場 モンハンモンスター
サトシ「さっきのあれ?なんだったんだろうな?」
カキ「さぁな?」
スイレン「逃げてったよね、ガノトトス」
カティ図鑑「…………………」
ククイ「おーい!みんなあつまれー!」
全員「!」
ライチ「みんな!課外授業を始めるよ!」
サトシ「おっ、いよいよ異常気象についてか!」ワクワク
ライチ「あはは、違う違う」
ライチ「今日はみんなにライド>>23に乗って宝探しをしてもらう!」
全員「宝探しー!?」
>>23 古龍、F以外の未登場 モンハンモンスター
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 21:18:36.39 ID:XJqzuT0Z0
ムーファ
24: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 21:29:35.33 ID:ILsGYZXQO
ムーファ「オオーン」
サトシ「おっ!なんだこのポケモン!」
カティ図鑑「これはムーファですね」
サトシ「ムーファ?」
カキ「ああ、愛玩用から牧場の手伝いまでこなしてくれる頼りになるポケモンだ」
カキ「家の牧場でも飼っている」ナデナデ
ムーファ「オオーン」
サトシ「へえー!」
マオ「(よ、よかった…狂暴なポケモンじゃなくて…)」
アママイコ「アマー」
スイレン「モフモフ」ドキドキ
リーリエ「うぅ……」ビクビク
マーマネ「触れないのリーリエ?」
リーリエ「さ、触れます!」
ライチ「ははは、みんなにはライドムーファに乗って宝探しをしてもらう!」
ライチ「宝物には点数もつけるからね?」
ライチ「さ!みんな!相棒になるムーファを選んで!」
ムーファ「オオーン」
サトシ「よっしゃー!」
ワイワイ
サトシ「おっ!なんだこのポケモン!」
カティ図鑑「これはムーファですね」
サトシ「ムーファ?」
カキ「ああ、愛玩用から牧場の手伝いまでこなしてくれる頼りになるポケモンだ」
カキ「家の牧場でも飼っている」ナデナデ
ムーファ「オオーン」
サトシ「へえー!」
マオ「(よ、よかった…狂暴なポケモンじゃなくて…)」
アママイコ「アマー」
スイレン「モフモフ」ドキドキ
リーリエ「うぅ……」ビクビク
マーマネ「触れないのリーリエ?」
リーリエ「さ、触れます!」
ライチ「ははは、みんなにはライドムーファに乗って宝探しをしてもらう!」
ライチ「宝物には点数もつけるからね?」
ライチ「さ!みんな!相棒になるムーファを選んで!」
ムーファ「オオーン」
サトシ「よっしゃー!」
ワイワイ
25: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 21:37:40.55 ID:ILsGYZXQO
サトシ「よーし!どいつにしよっかな!」
ジンオウガ「ワン!!!」ジュルリ
ムーファ「!?」ビクッ
サトシ「おっ!そいつが気に入ったのかジンオウガ?」
ジンオウガ「ガルルルル」ジュルリ
ムーファ「ヒィ……」ビクビク
カティ図鑑「サトシ!ジンオウガ!ムーファをイジメちゃだめですよ!」
サトシ「別にイジメてなんか…」
ジンオウガ「ワン」
カティ図鑑「ムーファは優しいポケモンです、こうやって」ナデナデ
ムーファ「オオン」パクッ
ヒョイ
カティ図鑑「あれ?」
カティ図鑑「お、おろして」ジタバタ
サトシ「ははは(可愛い)」
ムーファ「オン」ポイッ
ズテン
カティ図鑑「いたっ!」
ムーファ「……………」
カティ図鑑「え?」
ムーファ「オオーン」ペロペロ
カティ図鑑「あはは、くすぐったいですムー……」
ペロペロ ペロペロ
カティ図鑑「え?ちょっ……」
ペロペロ ペロペロ
カティ図鑑「いゃ……!あんっ!///」
ペロペロ ペロペロ
ムーファ「オオーン」ペロペロ
カティ図鑑「い、いや…やめ///」
ペロペロ ペロペロ
カティ図鑑「た、助けてサトシー!」
ムーファ「オオーン」ペロペロ
サトシ「>>26」
ジンオウガ「ワン!!!」ジュルリ
ムーファ「!?」ビクッ
サトシ「おっ!そいつが気に入ったのかジンオウガ?」
ジンオウガ「ガルルルル」ジュルリ
ムーファ「ヒィ……」ビクビク
カティ図鑑「サトシ!ジンオウガ!ムーファをイジメちゃだめですよ!」
サトシ「別にイジメてなんか…」
ジンオウガ「ワン」
カティ図鑑「ムーファは優しいポケモンです、こうやって」ナデナデ
ムーファ「オオン」パクッ
ヒョイ
カティ図鑑「あれ?」
カティ図鑑「お、おろして」ジタバタ
サトシ「ははは(可愛い)」
ムーファ「オン」ポイッ
ズテン
カティ図鑑「いたっ!」
ムーファ「……………」
カティ図鑑「え?」
ムーファ「オオーン」ペロペロ
カティ図鑑「あはは、くすぐったいですムー……」
ペロペロ ペロペロ
カティ図鑑「え?ちょっ……」
ペロペロ ペロペロ
カティ図鑑「いゃ……!あんっ!///」
ペロペロ ペロペロ
ムーファ「オオーン」ペロペロ
カティ図鑑「い、いや…やめ///」
ペロペロ ペロペロ
カティ図鑑「た、助けてサトシー!」
ムーファ「オオーン」ペロペロ
サトシ「>>26」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 21:39:07.56 ID:DPVrNFKX0
仲良くなったじゃないか
27: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 22:19:39.50 ID:ILsGYZXQO
サトシ「ははは、仲良くなったじゃんカティ」
カティ図鑑「ち、違いますよ!襲われてるんです!」
ムーファ「オオーン」ペロペロ
カティ図鑑「ひぃぃ………!」
サトシ「やっぱカティは俺がいなきゃダメだなぁ」ニヤニヤ
サトシ「ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォン」
ムーファ「!?」ビクッ
ライチ「よーし、みんなライドムーファは決まったかー?」
全員「はーい!」
ライチ「ん?」
ライチ「サトシ、ライドムーファは?」
サトシ「あ、俺ジンオウガでいいです」
ジンオウガ「ゲップ」
カティ図鑑「……………………」
ライチ「よーし!じゃあお宝探しは鐘が鳴るまで!」
サトシ「結局ムーファかぁ」
ムーファ「オオーン」
カティ図鑑「ムーファコワイムーファコワイ」
ライチ「スタート!」
ドーン!!
カティ図鑑「ち、違いますよ!襲われてるんです!」
ムーファ「オオーン」ペロペロ
カティ図鑑「ひぃぃ………!」
サトシ「やっぱカティは俺がいなきゃダメだなぁ」ニヤニヤ
サトシ「ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォン」
ムーファ「!?」ビクッ
ライチ「よーし、みんなライドムーファは決まったかー?」
全員「はーい!」
ライチ「ん?」
ライチ「サトシ、ライドムーファは?」
サトシ「あ、俺ジンオウガでいいです」
ジンオウガ「ゲップ」
カティ図鑑「……………………」
ライチ「よーし!じゃあお宝探しは鐘が鳴るまで!」
サトシ「結局ムーファかぁ」
ムーファ「オオーン」
カティ図鑑「ムーファコワイムーファコワイ」
ライチ「スタート!」
ドーン!!
28: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 22:28:09.78 ID:ILsGYZXQO
ライチ「ん?」
リーリエ「論理的結論から言えばポケモンに乗れ……」ガタガタ
カティ図鑑「ムーファコワイムーファコワイ」ガタガタ
ライチ「ありゃりゃ」
ククイ「ははは…」
マーマネ「僕のデータによるとお宝は……」カタカタ
スイレン「ムーファ!あっちに行ってみよ!」
ムーファ「オオーン」
カキ「あっちの方に確か採掘ポイントが……」
ムーファ「オオーン」
マオ「………………」ホリホリ
マオ「!」
マオ「やった!特産きのこげとー!」タタタタン♪
アママイコ「アマーイ」
サトシ「あーあ、カティの奴結局出発できなかったかぁ……」
ムーファ「オオーン」
サトシ「ん?」
ヤオザミ「ザミザミ」チョキチョキ
サトシ「おっ!ポケモンだ!」
サトシ「追ってみようぜ!ムーファ!」
ムーファ「オオーン」
リーリエ「論理的結論から言えばポケモンに乗れ……」ガタガタ
カティ図鑑「ムーファコワイムーファコワイ」ガタガタ
ライチ「ありゃりゃ」
ククイ「ははは…」
マーマネ「僕のデータによるとお宝は……」カタカタ
スイレン「ムーファ!あっちに行ってみよ!」
ムーファ「オオーン」
カキ「あっちの方に確か採掘ポイントが……」
ムーファ「オオーン」
マオ「………………」ホリホリ
マオ「!」
マオ「やった!特産きのこげとー!」タタタタン♪
アママイコ「アマーイ」
サトシ「あーあ、カティの奴結局出発できなかったかぁ……」
ムーファ「オオーン」
サトシ「ん?」
ヤオザミ「ザミザミ」チョキチョキ
サトシ「おっ!ポケモンだ!」
サトシ「追ってみようぜ!ムーファ!」
ムーファ「オオーン」
29: ◆vmUr2bweO6 2017/08/01(火) 22:34:55.57 ID:ILsGYZXQO
ヤオザミ「ザミザミ」チョキチョキ
サトシ「待てー!」
ムーファ「オオーン」タッタッタ
ヒョコッ
「ん?」
サトシ「!」
サトシ「人だ!止まれムーファ!」
ムーファ「オオー」
「!」
ドカッ
モフッ
サトシ「うわっ!」
バッ
ドサッ
ガバッ
サトシ「いたた…」
サトシ「だいじょーぶ?」
ミルシィ「わぉ!」
サトシ「え?」ウマノリー
サトシ「…………………」
ミルシィ「………あの…どいてくれる?」
サトシ「>>31」
サトシ「待てー!」
ムーファ「オオーン」タッタッタ
ヒョコッ
「ん?」
サトシ「!」
サトシ「人だ!止まれムーファ!」
ムーファ「オオー」
「!」
ドカッ
モフッ
サトシ「うわっ!」
バッ
ドサッ
ガバッ
サトシ「いたた…」
サトシ「だいじょーぶ?」
ミルシィ「わぉ!」
サトシ「え?」ウマノリー
サトシ「…………………」
ミルシィ「………あの…どいてくれる?」
サトシ「>>31」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 23:29:32.24 ID:fwcwdiQwO
可愛いお嬢さんお怪我はありませんか?
32: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 00:17:44.20 ID:0kk7knpaO
サトシ「(何か柔らかい感触が…)」モミモミ
ミルシィ「…………////」
サトシ「わぉ」モミ
サトシ「…………………」
サトシ「可愛いお嬢さん、お怪我はありませんか?」キリッ
ミルシィ「……いいからおっ○いから手を離してどいてくれる?」
サトシ「わぉ」
サトシ「……えと、君は…」
ミルシィ「私はミルシィだよ!相棒!」
サトシ「相棒?」
サトシ「(ミルシィ…どっかで聞いた気が…)」ウーン
シュルルルル
ムーファ「オオン!?」グルグル
ミルシィ「!」
サトシ「ムーファ!?」
サトシ「な、なんだこの糸!?」スッ
ミルシィ「触らない方がいいよ!」
サトシ「!」
ミルシィ「……あっちゃー、参ったなぁ」
ドスドス
サトシ「……あいつは!?」
ネルスキュラ「……………………」
ミルシィ「ここ、ネルスキュラの巣だったかぁ」
ミルシィ「…………////」
サトシ「わぉ」モミ
サトシ「…………………」
サトシ「可愛いお嬢さん、お怪我はありませんか?」キリッ
ミルシィ「……いいからおっ○いから手を離してどいてくれる?」
サトシ「わぉ」
サトシ「……えと、君は…」
ミルシィ「私はミルシィだよ!相棒!」
サトシ「相棒?」
サトシ「(ミルシィ…どっかで聞いた気が…)」ウーン
シュルルルル
ムーファ「オオン!?」グルグル
ミルシィ「!」
サトシ「ムーファ!?」
サトシ「な、なんだこの糸!?」スッ
ミルシィ「触らない方がいいよ!」
サトシ「!」
ミルシィ「……あっちゃー、参ったなぁ」
ドスドス
サトシ「……あいつは!?」
ネルスキュラ「……………………」
ミルシィ「ここ、ネルスキュラの巣だったかぁ」
33: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 00:27:27.84 ID:0kk7knpaO
ネルスキュラ「…………………」ポタッ
ジュッ
サトシ「なんだ!地面が溶けてる!?」
ミルシィ「猛毒だ。あれをくらったら終わりだよ」
サトシ「!?」
ミルシィ「そして……」
ネルスキュラ「……………」スッ
グサッ
ムーファ「オ………」
ムーファ「ZZZ」
ミルシィ「ネルスキュラは獲物を糸で捕まえた後に、腹部の針で眠らせ……」
ネルスキュラ「………………」スッ
ムーファ「ZZZ」
ガツガツ
ミルシィ「補食する」
サトシ「ムーファ!」
サトシ「くそっ!ジンオウガ!」ボンッ
ジンオウガ「ワォン!!」
ミルシィ「!」
サトシ「ジンオウガ!エレキボール!」
ジンオウガ「ワォン!!!」ブンッ
バリバリ
ネルスキュラ「!」
バリバリバリバリ
サトシ「やったぜ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォン!!!」
スッ
ネルスキュラ「………………」
サトシ「な!?」
ジンオウガ「ワン!?」
ミルシィ「………無駄だよ…」
サトシ「え?」
ミルシィ「ネルスキュラは主食であるゲリョスの皮を被ってる」
ミルシィ「ゲリョスの皮は絶縁体…だから…」
ミルシィ「電撃は効かない」
サトシ「な!?」
ジンオウガ「!?」
ジュッ
サトシ「なんだ!地面が溶けてる!?」
ミルシィ「猛毒だ。あれをくらったら終わりだよ」
サトシ「!?」
ミルシィ「そして……」
ネルスキュラ「……………」スッ
グサッ
ムーファ「オ………」
ムーファ「ZZZ」
ミルシィ「ネルスキュラは獲物を糸で捕まえた後に、腹部の針で眠らせ……」
ネルスキュラ「………………」スッ
ムーファ「ZZZ」
ガツガツ
ミルシィ「補食する」
サトシ「ムーファ!」
サトシ「くそっ!ジンオウガ!」ボンッ
ジンオウガ「ワォン!!」
ミルシィ「!」
サトシ「ジンオウガ!エレキボール!」
ジンオウガ「ワォン!!!」ブンッ
バリバリ
ネルスキュラ「!」
バリバリバリバリ
サトシ「やったぜ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォン!!!」
スッ
ネルスキュラ「………………」
サトシ「な!?」
ジンオウガ「ワン!?」
ミルシィ「………無駄だよ…」
サトシ「え?」
ミルシィ「ネルスキュラは主食であるゲリョスの皮を被ってる」
ミルシィ「ゲリョスの皮は絶縁体…だから…」
ミルシィ「電撃は効かない」
サトシ「な!?」
ジンオウガ「!?」
34: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 00:35:13.76 ID:0kk7knpaO
ネルスキュラ「……………」ドスドス
サトシ「で、電撃が効かないって…じゃあどうすりゃいいんだよ……」
ミルシィ「そりゃあ……」
ミルシィ「逃げるしかないよ相棒!」
サトシ「………くそっ!ジンオウガ!」ノシッ
ジンオウガ「ワォン!!!」
サトシ「乗れ!ミルシィ!」グイ
ミルシィ「わぉ!」グッ
ネルスキュラ「………………」ドスドス
サトシ「走れ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」ダッ
ネルスキュラ「…………………」ピュッ
ミルシィ「ネルスキュラの糸だ!」
サトシ「避けろ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワン!!!」サッ
サトシ「ちくしょー!」
ネルスキュラ「………………」ドスドス
「リオレウス!火炎弾!」
リオレウス「ギャオ!!!」ボンッ
ネルスキュラ「!?」
ドカーン!!
ネルスキュラ「オゥンオゥン」メラメラ
サトシ「………ネルスキュラが……」
ジンオウガ「ワォーン………」
「大丈夫?ミルシィ?」
リオレウス「ギャオオ」バサッ
サトシ、ジンオウガ「!」
ミルシィ「……わぉ!」
ミルシィ「相棒!」ダッ
ミヅキ「……………」
サトシ「相棒………?」
ジンオウガ「ワォーン?」
サトシ「で、電撃が効かないって…じゃあどうすりゃいいんだよ……」
ミルシィ「そりゃあ……」
ミルシィ「逃げるしかないよ相棒!」
サトシ「………くそっ!ジンオウガ!」ノシッ
ジンオウガ「ワォン!!!」
サトシ「乗れ!ミルシィ!」グイ
ミルシィ「わぉ!」グッ
ネルスキュラ「………………」ドスドス
サトシ「走れ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」ダッ
ネルスキュラ「…………………」ピュッ
ミルシィ「ネルスキュラの糸だ!」
サトシ「避けろ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワン!!!」サッ
サトシ「ちくしょー!」
ネルスキュラ「………………」ドスドス
「リオレウス!火炎弾!」
リオレウス「ギャオ!!!」ボンッ
ネルスキュラ「!?」
ドカーン!!
ネルスキュラ「オゥンオゥン」メラメラ
サトシ「………ネルスキュラが……」
ジンオウガ「ワォーン………」
「大丈夫?ミルシィ?」
リオレウス「ギャオオ」バサッ
サトシ、ジンオウガ「!」
ミルシィ「……わぉ!」
ミルシィ「相棒!」ダッ
ミヅキ「……………」
サトシ「相棒………?」
ジンオウガ「ワォーン?」
35: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 00:36:44.63 ID:0kk7knpaO
安価じゃないですが、ミヅキの性格で何か要望があれば↓
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 00:49:28.19 ID:KjI072ax0
しっかりしてる委員長タイプ
男子、真面目に掃除しなさい!って言うような
男子、真面目に掃除しなさい!って言うような
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 01:43:34.72 ID:7kpnHheF0
ミズキはモンスターライダーにしてほしいだす。
38: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 12:25:17.34 ID:iA4+Rd4X0
ミヅキ「こらっ、ミルシィ!勝手にどっか行ったらダメでしょ?」
ミルシィ「だってー、ポケモンレース待ってる間暇だったんだもん!」ブー ブー
ミヅキ「まったく、もうちょっとでネルスキュラに食べられちゃうところだったじゃない?」
ミルシィ「ご、ごめんよ相棒~」ニャンニャン
ミヅキ「こ、今回だけだからね?(可愛い)」
サトシ「あの…」
ミヅキ「!」
サトシ「俺、マサラタウンのサトシ!助けてくれてありがとうな?」
ミヅキ「私はミヅキ。こちらこそミルシィの面倒をみてくれてありがとね?」ニコッ
ミルシィ「私がこいつの面倒を見てたんだもん!」
ミヅキ「それで…サトシくんは何でこんな所に?」
サトシ「んーと…スクールの授業で宝探しをしてて……」
ミヅキ「…………スクール…ククイ博士のところかな?」
サトシ「え?ミヅキ、ククイ博士を知ってんの?」
ミヅキ「…………」チラッ
ジンオウガ「グル」
ミヅキ「………強そうなポケモンだね?」
サトシ「ああ、こいつは俺の相棒で……」
ミルシィ「ジンオウガ、雷狼竜ポケモン…電気、ドラゴンタイプで……」ビビ
サトシ「え!?」
ジンオウガ「グル!?」
ミヅキ「もういいよ、ありがと」
ミヅキ「ミルシィ図鑑」
サトシ「!?」
サトシ「ミルシィ"図鑑"!?」
ミルシィ「だってー、ポケモンレース待ってる間暇だったんだもん!」ブー ブー
ミヅキ「まったく、もうちょっとでネルスキュラに食べられちゃうところだったじゃない?」
ミルシィ「ご、ごめんよ相棒~」ニャンニャン
ミヅキ「こ、今回だけだからね?(可愛い)」
サトシ「あの…」
ミヅキ「!」
サトシ「俺、マサラタウンのサトシ!助けてくれてありがとうな?」
ミヅキ「私はミヅキ。こちらこそミルシィの面倒をみてくれてありがとね?」ニコッ
ミルシィ「私がこいつの面倒を見てたんだもん!」
ミヅキ「それで…サトシくんは何でこんな所に?」
サトシ「んーと…スクールの授業で宝探しをしてて……」
ミヅキ「…………スクール…ククイ博士のところかな?」
サトシ「え?ミヅキ、ククイ博士を知ってんの?」
ミヅキ「…………」チラッ
ジンオウガ「グル」
ミヅキ「………強そうなポケモンだね?」
サトシ「ああ、こいつは俺の相棒で……」
ミルシィ「ジンオウガ、雷狼竜ポケモン…電気、ドラゴンタイプで……」ビビ
サトシ「え!?」
ジンオウガ「グル!?」
ミヅキ「もういいよ、ありがと」
ミヅキ「ミルシィ図鑑」
サトシ「!?」
サトシ「ミルシィ"図鑑"!?」
41: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 19:16:03.43 ID:QlL+3d0kO
ミヅキ「そう、この娘は私がククイ博士のところから旅立つ時にパートナーとして渡されたミルシィ図鑑」ナデ
ミルシィ図鑑「わぉ!」
サトシ「ククイ博士…カティと同じ?」
ミルシィ図鑑「! カティ?」
サトシ「ああ、カティ図鑑。俺のパートナーだよ!」
ミヅキ「……サトシくんもククイ博士から?」
サトシ「ああ、そうさ!」
ミルシィ図鑑「へぇ?おねーちゃんにも相棒ができたんだぁ」
サトシ「おねーちゃん?」
ミルシィ図鑑「うん!カティは私のおねーちゃんだよ!」
ミヅキ「ミルシィにお姉ちゃんが…」
サトシ「し、知らなかった……」
ミルシィ図鑑「ねー!サトシ!」
サトシ「?」
ミルシィ図鑑「おねーちゃんはどう?」
ミルシィ図鑑「おねーちゃんってさ?しっかり者に見えて結構ドジでしょ?ちゃんとやれてる?」ケラケラ
サトシ「>>42」
ミルシィ図鑑「わぉ!」
サトシ「ククイ博士…カティと同じ?」
ミルシィ図鑑「! カティ?」
サトシ「ああ、カティ図鑑。俺のパートナーだよ!」
ミヅキ「……サトシくんもククイ博士から?」
サトシ「ああ、そうさ!」
ミルシィ図鑑「へぇ?おねーちゃんにも相棒ができたんだぁ」
サトシ「おねーちゃん?」
ミルシィ図鑑「うん!カティは私のおねーちゃんだよ!」
ミヅキ「ミルシィにお姉ちゃんが…」
サトシ「し、知らなかった……」
ミルシィ図鑑「ねー!サトシ!」
サトシ「?」
ミルシィ図鑑「おねーちゃんはどう?」
ミルシィ図鑑「おねーちゃんってさ?しっかり者に見えて結構ドジでしょ?ちゃんとやれてる?」ケラケラ
サトシ「>>42」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 19:21:14.57 ID:cTsDPakD0
やれてるかどうかは別としてあいつとは友達だからな
43: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 20:00:15.85 ID:QlL+3d0kO
サトシ「やれてるかどうかは別としてあいつは友達だからな」
ミルシィ図鑑「!」
サトシ「それに…いざという時は頼りになるし、可愛いとこもあるんだぜ?」ニッ
ミルシィ図鑑「わぉ!」
ミヅキ「(カティちゃって、見た目はきっとミルシィと似た感じだよね?)」
ミヅキ「………………」サーッ
サトシ「何で離れてくの?」
ミヅキ「………いや…」
サトシ「なぁミヅキ!」
ミヅキ「?」
サトシ「同じ図鑑がパートナーのトレーナーとしてさ!俺とバトルしてくれないか?」キラキラ
ミヅキ「……………」チラッ
ジンオウガ「ワン」
ミヅキ「………いいよ?」ニコッ
サトシ「へへっ!ジンオウガ!君に決めた!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」
ミヅキ「リオレウス!」
リオレウス「ギャオオ!!!」バサッ
サトシ「うおっ!つよそー!」ワクワク
ミヅキ「リオレウス!空を飛ぶ!」
リオレウス「ギャオオ!!!」バサッ
ギュイーン
ジンオウガ「!」
サトシ「空を飛ぶ!?」
グルーン グルーン
ギャオオ
サトシ「う~!降りてこない!」
ジンオウガ「グルル」ジリッ
ミヅキ「………………」
ミルシィ図鑑「!」
サトシ「それに…いざという時は頼りになるし、可愛いとこもあるんだぜ?」ニッ
ミルシィ図鑑「わぉ!」
ミヅキ「(カティちゃって、見た目はきっとミルシィと似た感じだよね?)」
ミヅキ「………………」サーッ
サトシ「何で離れてくの?」
ミヅキ「………いや…」
サトシ「なぁミヅキ!」
ミヅキ「?」
サトシ「同じ図鑑がパートナーのトレーナーとしてさ!俺とバトルしてくれないか?」キラキラ
ミヅキ「……………」チラッ
ジンオウガ「ワン」
ミヅキ「………いいよ?」ニコッ
サトシ「へへっ!ジンオウガ!君に決めた!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」
ミヅキ「リオレウス!」
リオレウス「ギャオオ!!!」バサッ
サトシ「うおっ!つよそー!」ワクワク
ミヅキ「リオレウス!空を飛ぶ!」
リオレウス「ギャオオ!!!」バサッ
ギュイーン
ジンオウガ「!」
サトシ「空を飛ぶ!?」
グルーン グルーン
ギャオオ
サトシ「う~!降りてこない!」
ジンオウガ「グルル」ジリッ
ミヅキ「………………」
44: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 20:08:05.62 ID:QlL+3d0kO
ミルシィ図鑑「……気をつけた方がいいかもね?」ケラケラ
サトシ「!」
ミヅキ「…………リオレウス!」
キラン
ジンオウガ「!」
ミヅキ「二度蹴り!」
グイーン
リオレウス「ギャオオ!!!」ギラン
サトシ「! ジンオウガ!」
ミヅキ「リオレウスの爪は毒を持つ…決めるよ!」
リオレウス「ギャオオ!!!」グイーン
ドカーン!!!!
ミヅキ「!」
リオレウス「!?」グググ
ジンオウガ「ガオ!!!」バリバリ
ミルシィ図鑑「わぉ!雷の牙で受け止めた…」
サトシ「へへっ!ジンオウガ!」
サトシ「10万ボルト!」
ジンオウガ「ワォーン」バリバリ
リオレウス「グギャギャ……!」バリバリ
ミヅキ「リオレウス!」
リオレウス「グゥゥ」ヨロッ
サトシ「へへっ!やったぜジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」
ミヅキ「……………」
ミヅキ「リオレウス」ピカー
リオレウス「グゥゥ!!!」ピカー
サトシ、ジンオウガ「!?」
ミルシィ図鑑「わぉ!くるねー!」
ミルシィ図鑑「進化が」
ピカー
サトシ「!」
ミヅキ「…………リオレウス!」
キラン
ジンオウガ「!」
ミヅキ「二度蹴り!」
グイーン
リオレウス「ギャオオ!!!」ギラン
サトシ「! ジンオウガ!」
ミヅキ「リオレウスの爪は毒を持つ…決めるよ!」
リオレウス「ギャオオ!!!」グイーン
ドカーン!!!!
ミヅキ「!」
リオレウス「!?」グググ
ジンオウガ「ガオ!!!」バリバリ
ミルシィ図鑑「わぉ!雷の牙で受け止めた…」
サトシ「へへっ!ジンオウガ!」
サトシ「10万ボルト!」
ジンオウガ「ワォーン」バリバリ
リオレウス「グギャギャ……!」バリバリ
ミヅキ「リオレウス!」
リオレウス「グゥゥ」ヨロッ
サトシ「へへっ!やったぜジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」
ミヅキ「……………」
ミヅキ「リオレウス」ピカー
リオレウス「グゥゥ!!!」ピカー
サトシ、ジンオウガ「!?」
ミルシィ図鑑「わぉ!くるねー!」
ミルシィ図鑑「進化が」
ピカー
45: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 20:31:40.11 ID:QlL+3d0kO
黒炎王「ギャオオ!!!」オオオ
サトシ「くっ!な、なんだあの姿は…」ジリッ
ジンオウガ「グル!?」ジリッ
黒炎王「ギャオオ!!!!」
ミヅキ「これがリオレウスの進化系…ダークネスロード」
サトシ「ん?」
サトシ「なんだって?」
ジンオウガ「ワン?」
ミヅキ「………ダークネスロード…」ボソボソ
サトシ「え?」
ジンオウガ「グル?」
ミヅキ「…………………」
ミヅキ「リオレウス!」
黒炎王「ギャオオ!」ボンッ
岩「」ジュー
サトシ「なんだあの岩?」
ミヅキ「なるべく遠くに逃げた方がいいかもね?」ニコッ
サトシ、ジンオウガ「?」
黒炎王「ギャオ」ボッ
岩「」カーッ
サトシ、ジンオウガ「!?」
ドカーン!!!
ミルシィ図鑑「わぉ!大爆発だー!」
ミヅキ「………………」
ワォーン!!!
ミヅキ「!」
金雷公「ワォーン!!!」ダッ
ミルシィ図鑑「わぉ!爆発を突き抜けて!?」
ミヅキ「金色の雷……」ゴクリ
サトシ「ジンオウガ!」
金雷公「ワォーン!!!」ギラン
ズバッ
カキン
黒炎王「グォォ!!!」ギリギリ
サトシ「受け止めた…」
サトシ「くっ!な、なんだあの姿は…」ジリッ
ジンオウガ「グル!?」ジリッ
黒炎王「ギャオオ!!!!」
ミヅキ「これがリオレウスの進化系…ダークネスロード」
サトシ「ん?」
サトシ「なんだって?」
ジンオウガ「ワン?」
ミヅキ「………ダークネスロード…」ボソボソ
サトシ「え?」
ジンオウガ「グル?」
ミヅキ「…………………」
ミヅキ「リオレウス!」
黒炎王「ギャオオ!」ボンッ
岩「」ジュー
サトシ「なんだあの岩?」
ミヅキ「なるべく遠くに逃げた方がいいかもね?」ニコッ
サトシ、ジンオウガ「?」
黒炎王「ギャオ」ボッ
岩「」カーッ
サトシ、ジンオウガ「!?」
ドカーン!!!
ミルシィ図鑑「わぉ!大爆発だー!」
ミヅキ「………………」
ワォーン!!!
ミヅキ「!」
金雷公「ワォーン!!!」ダッ
ミルシィ図鑑「わぉ!爆発を突き抜けて!?」
ミヅキ「金色の雷……」ゴクリ
サトシ「ジンオウガ!」
金雷公「ワォーン!!!」ギラン
ズバッ
カキン
黒炎王「グォォ!!!」ギリギリ
サトシ「受け止めた…」
46: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 20:45:07.80 ID:QlL+3d0kO
サトシ「へへへ!」
ミヅキ「!」
サトシ「グラジオといい、ミヅキといい…アローラには強いトレーナーがいっぱいいるなぁ……」
サトシ「ワクワクしてきたぜ!なっ!ジンオウガ!」
金雷公「ワォーン!!!」
ミヅキ「…………」
ミルシィ図鑑「相棒?」
ミヅキ「……私も…ワクワクしてきた!」ウズウズ
ミヅキ「リオレウス!」
黒炎王「ギャオオ!!!!」
サトシ「ジンオウガ!」
金雷公「ワォーン!!!」バリバリ
カーン
ミヅキ、サトシ「!」
ミルシィ図鑑「なんの音?」
サトシ「やべっ!終了の鐘だ!」
サトシ「ミヅキ!ごめん!続きはまた今度!」
ミヅキ「………え?」ポカーン
サトシ「行くぞ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワン…」シュウウ
タッタッタ
ミヅキ「………………」
ミルシィ図鑑「…………あらら、いっちゃった」
ミヅキ「…………ふふっ」クスッ
ミルシィ図鑑「?」
ミヅキ「ミルシィ、サトシくんって面白いね?」ニコッ
ミルシィ図鑑「んぇ?」
ミヅキ「!」
サトシ「グラジオといい、ミヅキといい…アローラには強いトレーナーがいっぱいいるなぁ……」
サトシ「ワクワクしてきたぜ!なっ!ジンオウガ!」
金雷公「ワォーン!!!」
ミヅキ「…………」
ミルシィ図鑑「相棒?」
ミヅキ「……私も…ワクワクしてきた!」ウズウズ
ミヅキ「リオレウス!」
黒炎王「ギャオオ!!!!」
サトシ「ジンオウガ!」
金雷公「ワォーン!!!」バリバリ
カーン
ミヅキ、サトシ「!」
ミルシィ図鑑「なんの音?」
サトシ「やべっ!終了の鐘だ!」
サトシ「ミヅキ!ごめん!続きはまた今度!」
ミヅキ「………え?」ポカーン
サトシ「行くぞ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワン…」シュウウ
タッタッタ
ミヅキ「………………」
ミルシィ図鑑「…………あらら、いっちゃった」
ミヅキ「…………ふふっ」クスッ
ミルシィ図鑑「?」
ミヅキ「ミルシィ、サトシくんって面白いね?」ニコッ
ミルシィ図鑑「んぇ?」
47: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 20:47:59.32 ID:QlL+3d0kO
オーイ
マオ「!」
スイレン「サトシきた!」
カキ「遅いぞサトシ!」
マーマネ「まったくぅ!」
サトシ「へへへ、悪い悪い…」
ジンオウガ「ワン」
ライチ「!」
ライチ「サトシ!」
サトシ「なんですか?」
ライチ「ムーファはどうしたの?」
サトシ「>>48」
マオ「!」
スイレン「サトシきた!」
カキ「遅いぞサトシ!」
マーマネ「まったくぅ!」
サトシ「へへへ、悪い悪い…」
ジンオウガ「ワン」
ライチ「!」
ライチ「サトシ!」
サトシ「なんですか?」
ライチ「ムーファはどうしたの?」
サトシ「>>48」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 21:28:21.18 ID:cTsDPakD0
恋人を見つけて野生に帰りました
49: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 22:02:24.11 ID:QlL+3d0kO
サトシ「そ、その……恋人を見つけて野生に帰りました!」
ライチ「恋人!?」カチン
サトシ「ど、どうしたんですか…」ドキドキ
ライチ「いや…(ムーファの癖にぃ!)」ギリギリ
マオ「とかいって~本当は野生のポケモンに食べられちゃったんじゃないでしょうねぇ?」ニヤニヤ
サトシ「な、なわけないだろ!」アセアセ
ジンオウガ「ワン」
ライチ「よーし!ではお宝鑑定にうつる!」
ライチ「まずはサトシ!」
サトシ「はい!」
ライチ「サトシは何も無し!0pt!後で私の部屋に来るように!」
サトシ「うへー……」
ライチ「次はマオ!」
マオ「はい!」
ライチ「どれどれ?特産きのこにドスまつたけ……へぇ……なかなかやるわね?」
ライチ「よろしい!マオ!1000pt!」
マオ「やったー!」
アママイコ「アマーイ!!!」
ライチ「次はマーマネ!」
マーマネ「僕のは凄いよ?」プーン
サトシ「うぇっ!」
スイレン「くさっ!」
カキ「な、なんだそれは!」
マーマネ「縄張りの大糞さ!この辺にはババコンガが生息してるみたいだからねー?」ドヤッ
マオ「うぇー」オエ
ライチ「マーマネ!臭い!0pt!」
マーマネ「!?」ガーン
ライチ「恋人!?」カチン
サトシ「ど、どうしたんですか…」ドキドキ
ライチ「いや…(ムーファの癖にぃ!)」ギリギリ
マオ「とかいって~本当は野生のポケモンに食べられちゃったんじゃないでしょうねぇ?」ニヤニヤ
サトシ「な、なわけないだろ!」アセアセ
ジンオウガ「ワン」
ライチ「よーし!ではお宝鑑定にうつる!」
ライチ「まずはサトシ!」
サトシ「はい!」
ライチ「サトシは何も無し!0pt!後で私の部屋に来るように!」
サトシ「うへー……」
ライチ「次はマオ!」
マオ「はい!」
ライチ「どれどれ?特産きのこにドスまつたけ……へぇ……なかなかやるわね?」
ライチ「よろしい!マオ!1000pt!」
マオ「やったー!」
アママイコ「アマーイ!!!」
ライチ「次はマーマネ!」
マーマネ「僕のは凄いよ?」プーン
サトシ「うぇっ!」
スイレン「くさっ!」
カキ「な、なんだそれは!」
マーマネ「縄張りの大糞さ!この辺にはババコンガが生息してるみたいだからねー?」ドヤッ
マオ「うぇー」オエ
ライチ「マーマネ!臭い!0pt!」
マーマネ「!?」ガーン
50: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 22:12:42.41 ID:QlL+3d0kO
ライチ「次はカキだけど……」
カキ「ふっ」ドサッ
ライチ「それは!?」
ライチ「火薬岩!?」
サトシ「火薬岩?なにそれ」
スイレン「火山にある岩!とっても熱いの」
サトシ「へぇー、すげーなカキ!」
カキ「グラビモスに運ばせたんだ」
ライチ「自分で運びなさい!0pt!」
カキ「え!?」
ライチ「次は……」チラッ
スイレン「あ、あの……すみません…私、これしか……」チョン
ライチ「ん?」
サトシ「これなんだ?」
マーマネ「鱗……?」
ライチ「(これは……朽ちた龍鱗……)」
スイレン「あの……ライチさん?」
ライチ「………いや……」
ライチ「それでは優勝者を発表する」
全員「…………」ゴクリ
ライチ「優勝者は……」
優勝者 ポケモンスクールメンバーの中から 安価下
カキ「ふっ」ドサッ
ライチ「それは!?」
ライチ「火薬岩!?」
サトシ「火薬岩?なにそれ」
スイレン「火山にある岩!とっても熱いの」
サトシ「へぇー、すげーなカキ!」
カキ「グラビモスに運ばせたんだ」
ライチ「自分で運びなさい!0pt!」
カキ「え!?」
ライチ「次は……」チラッ
スイレン「あ、あの……すみません…私、これしか……」チョン
ライチ「ん?」
サトシ「これなんだ?」
マーマネ「鱗……?」
ライチ「(これは……朽ちた龍鱗……)」
スイレン「あの……ライチさん?」
ライチ「………いや……」
ライチ「それでは優勝者を発表する」
全員「…………」ゴクリ
ライチ「優勝者は……」
優勝者 ポケモンスクールメンバーの中から 安価下
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 22:38:22.49 ID:1Brgj4veo
マオ
52: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 22:53:04.41 ID:QlL+3d0kO
ライチ「優勝者はマオ!」
マオ「ええ?私!?」
スイレン「マオちゃん凄い!」フンス
マーマネ「そ、そんな…あんなに苦労したのに……」ガクッ
マオ「で、でも何で私なんですか?」
ライチ「…………カキは火薬岩をグラビモスに運ばせたし…」
カキ「うっ…」
ライチ「サトシは論外」
サトシ「うへっ…」
ライチ「マーマネは臭い」
マーマネ「」ガーン
ライチ「スイレンは……」チラッ
スイレン「?」
ライチ「……………」
ライチ「よって、消去法で優勝者はマオ!」
マオ「なんか複雑ですね」
アママイコ「アマー」
その頃
リーリエ「や、やったー!ムーファに乗れましたー!」ヒャホーイ
ムーファ「オオーン」
カティ図鑑「ムーファコワイムーファコワイ」ブツブツ
マオへの優勝商品 安価下
マオ「ええ?私!?」
スイレン「マオちゃん凄い!」フンス
マーマネ「そ、そんな…あんなに苦労したのに……」ガクッ
マオ「で、でも何で私なんですか?」
ライチ「…………カキは火薬岩をグラビモスに運ばせたし…」
カキ「うっ…」
ライチ「サトシは論外」
サトシ「うへっ…」
ライチ「マーマネは臭い」
マーマネ「」ガーン
ライチ「スイレンは……」チラッ
スイレン「?」
ライチ「……………」
ライチ「よって、消去法で優勝者はマオ!」
マオ「なんか複雑ですね」
アママイコ「アマー」
その頃
リーリエ「や、やったー!ムーファに乗れましたー!」ヒャホーイ
ムーファ「オオーン」
カティ図鑑「ムーファコワイムーファコワイ」ブツブツ
マオへの優勝商品 安価下
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 22:54:22.86 ID:fQlclUma0
ギギネブラ
54: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 23:02:59.78 ID:QlL+3d0kO
ライチ「優勝したマオにはなんと優勝商品があるわよー」
サトシ「マジー?」
マーマネ「いいなー!」
マオ「モンスターボール?」
ライチ「空けてみなさい?」ニコッ
マオ「?」ポイッ
ボンッ
ギギネブラ「ギギギ」ウネウネ
マオ「ひぃぃい!」ビクビク
スイレン「ポケモンだ!」
ライチ「こいつはギギネブラ!毒属性のポケモンよ!きっとマオのいいパートナーになるわ!」グッ
ギギネブラ「ギギギ」ウネウネ
マオ「き、きもちわるいー!」
ギギネブラ「ギギギ」シャー
アママイコ「アママ……」ガタガタ
カキ「マオとアママイコのやつ、もうギギネブラと仲良くなってるな?」
マーマネ「羨ましいね」
ギギネブラ「ギギギ♪」ジュルリ
マオ「ぎゃー!」
アママイコ「アマー!!!」ガタガタ
スイレン「微笑ましい光景だね?」ニコッ
サトシ「いいなー!マオ!」
ギギネブラ「ギシャー!!!」クワッ
マオ「た、助けて!しぬー!」
アママイコ「アマー!!」ガタガタ
ライチ「ふふっ、喜んでくれて良かったわ」ニコッ
サトシ「マジー?」
マーマネ「いいなー!」
マオ「モンスターボール?」
ライチ「空けてみなさい?」ニコッ
マオ「?」ポイッ
ボンッ
ギギネブラ「ギギギ」ウネウネ
マオ「ひぃぃい!」ビクビク
スイレン「ポケモンだ!」
ライチ「こいつはギギネブラ!毒属性のポケモンよ!きっとマオのいいパートナーになるわ!」グッ
ギギネブラ「ギギギ」ウネウネ
マオ「き、きもちわるいー!」
ギギネブラ「ギギギ」シャー
アママイコ「アママ……」ガタガタ
カキ「マオとアママイコのやつ、もうギギネブラと仲良くなってるな?」
マーマネ「羨ましいね」
ギギネブラ「ギギギ♪」ジュルリ
マオ「ぎゃー!」
アママイコ「アマー!!!」ガタガタ
スイレン「微笑ましい光景だね?」ニコッ
サトシ「いいなー!マオ!」
ギギネブラ「ギシャー!!!」クワッ
マオ「た、助けて!しぬー!」
アママイコ「アマー!!」ガタガタ
ライチ「ふふっ、喜んでくれて良かったわ」ニコッ
56: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 23:15:11.06 ID:QlL+3d0kO
翌日
サトシ「よし!こんなもんかな?」
スイレン「うん!早くいこうよサトシ!」
リーリエ「サトシ、スイレン!」
スイレン「リーリエ!」
リーリエ「お出かけですか?」
サトシ「ああ!スイレンとちょっと釣りにな?」
サトシ「リーリエもくるか?」
スイレン「(くんなくんなくんな)」
リーリエ「!?」ビクッ
リーリエ「え、遠慮しておきます…」
サトシ「そっか?」
スイレン「……………」ニコニコ
カキ「ならリーリエ!俺と一緒にヴェラ火山公園であるお祭りでも行かないか?」
リーリエ「お祭り……いいですね…」
カキ「ホシとも現地で待ち合わせしてるんだ…あとはマオとマーマネも誘って……」
マオ「マーマネ!本当にその"森丘"ってところに幻の食材があるの?」
マーマネ「うーん…たぶん……」
サトシ「マオ、マーマネ……どっか行くのか?」
マオ「うん、なんかマーマネが森丘ってとこに幻の食材があるって言うからさ!」
マオ「ちょっと探検に!」
サトシ「幻の食材……!?すげー!」キラキラ
マーマネ「(これで無かったら怒られるのかな?)」
カキ「……祭りは二人で行くか?」
リーリエ「そうですね?」クスッ
サトシ「よし!こんなもんかな?」
スイレン「うん!早くいこうよサトシ!」
リーリエ「サトシ、スイレン!」
スイレン「リーリエ!」
リーリエ「お出かけですか?」
サトシ「ああ!スイレンとちょっと釣りにな?」
サトシ「リーリエもくるか?」
スイレン「(くんなくんなくんな)」
リーリエ「!?」ビクッ
リーリエ「え、遠慮しておきます…」
サトシ「そっか?」
スイレン「……………」ニコニコ
カキ「ならリーリエ!俺と一緒にヴェラ火山公園であるお祭りでも行かないか?」
リーリエ「お祭り……いいですね…」
カキ「ホシとも現地で待ち合わせしてるんだ…あとはマオとマーマネも誘って……」
マオ「マーマネ!本当にその"森丘"ってところに幻の食材があるの?」
マーマネ「うーん…たぶん……」
サトシ「マオ、マーマネ……どっか行くのか?」
マオ「うん、なんかマーマネが森丘ってとこに幻の食材があるって言うからさ!」
マオ「ちょっと探検に!」
サトシ「幻の食材……!?すげー!」キラキラ
マーマネ「(これで無かったら怒られるのかな?)」
カキ「……祭りは二人で行くか?」
リーリエ「そうですね?」クスッ
57: ◆vmUr2bweO6 2017/08/02(水) 23:25:23.27 ID:QlL+3d0kO
サンサン
サトシ「いやー!カンカン照りのいい天気だなー!」
スイレン「絶好のデー……つ、釣り日和だねっ?」
サトシ「ん?そうだな?」
ライチ「おや?」
サトシ、スイレン「!」
ライチ「お二人さんデートかなぁ?」ニヤニヤ
スイレン「!?」
スイレン「そ、そんなんじゃ…////」カーッ
カティ図鑑「デートではなく釣りに行くだけです、誰がサトシなんかと」
サトシ「ははは、そんな言い方はないだろカティ?」
ライチ「あらあら」ニヤニヤ
スイレン「」
スイレン「え?なんでいるの?」
カティ図鑑「?」
サトシ「何言ってるんだよスイレン?カティは俺のパートナーだし当然だろ?」
スイレン「え……その……」
カティ図鑑「ま、そういう事ですね」
スイレン「(空気読んでよカティ)」
ヴェラ火山公園
ワイワイ
リーリエ「ここでホシちゃんと待ち合わせですか?」
カキ「ああ」
カキ「それにしても……今日は異様に熱いな……」
オニーチャーン
カキ「!」
ホシ「おにーちゃーん!」フリフリ
カキ「ホシィ!」デレーン
リーリエ「うふふ、気持ち悪い顔してますね?カキ」
ホシ「!」
ホシ「おにーちゃーん!この人お兄ちゃんのガールフレンド?」ニヤニヤ
カキ「え?」
リーリエ「>>58」
サトシ「いやー!カンカン照りのいい天気だなー!」
スイレン「絶好のデー……つ、釣り日和だねっ?」
サトシ「ん?そうだな?」
ライチ「おや?」
サトシ、スイレン「!」
ライチ「お二人さんデートかなぁ?」ニヤニヤ
スイレン「!?」
スイレン「そ、そんなんじゃ…////」カーッ
カティ図鑑「デートではなく釣りに行くだけです、誰がサトシなんかと」
サトシ「ははは、そんな言い方はないだろカティ?」
ライチ「あらあら」ニヤニヤ
スイレン「」
スイレン「え?なんでいるの?」
カティ図鑑「?」
サトシ「何言ってるんだよスイレン?カティは俺のパートナーだし当然だろ?」
スイレン「え……その……」
カティ図鑑「ま、そういう事ですね」
スイレン「(空気読んでよカティ)」
ヴェラ火山公園
ワイワイ
リーリエ「ここでホシちゃんと待ち合わせですか?」
カキ「ああ」
カキ「それにしても……今日は異様に熱いな……」
オニーチャーン
カキ「!」
ホシ「おにーちゃーん!」フリフリ
カキ「ホシィ!」デレーン
リーリエ「うふふ、気持ち悪い顔してますね?カキ」
ホシ「!」
ホシ「おにーちゃーん!この人お兄ちゃんのガールフレンド?」ニヤニヤ
カキ「え?」
リーリエ「>>58」
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 23:27:27.68 ID:cTsDPakD0
いえいえ、あなたからお兄さんなんてとりませんよ
67: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 00:28:57.24 ID:FdtHB1GMO
リーリエ「いえいえ、あなたからお兄さんは取りませんよ?」ニコッ
カキ「リーリエとはただの友達だから安心しろよホシ?」
ホシ「むしろ心配だよ」
ホシ「リーリエさん!お兄ちゃんをシルブプレ?」
カキ「ホシ!?」
リーリエ「ごめんなさい」
ホシ「そっか」ガクッ
カキ「あれ?何もしてないのにフラれた」
森丘
※ここで森丘のムービー
マーマネ「よし、行こうかマオ!」ピラッ
マオ「当然のように地図があるんだね」
マーマネ「確か幻の食材は……」
アママイコ「アマー」
マオ「ん?どうしたのアママイコ?」
マオ達を襲ってきた モンハンモンスター
古龍、F以外で森丘に生息するモンスター(未登場)
安価下
カキ「リーリエとはただの友達だから安心しろよホシ?」
ホシ「むしろ心配だよ」
ホシ「リーリエさん!お兄ちゃんをシルブプレ?」
カキ「ホシ!?」
リーリエ「ごめんなさい」
ホシ「そっか」ガクッ
カキ「あれ?何もしてないのにフラれた」
森丘
※ここで森丘のムービー
マーマネ「よし、行こうかマオ!」ピラッ
マオ「当然のように地図があるんだね」
マーマネ「確か幻の食材は……」
アママイコ「アマー」
マオ「ん?どうしたのアママイコ?」
マオ達を襲ってきた モンハンモンスター
古龍、F以外で森丘に生息するモンスター(未登場)
安価下
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 00:34:47.69 ID:oq6GO++J0
ナルガクルガ
69: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 00:38:21.34 ID:FdtHB1GMO
ナルガって森丘出ましたっけ?
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 00:41:12.75 ID:Htua5jy+0
出てなかった気がする
71: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 00:44:15.91 ID:FdtHB1GMO
ナルガ出せたら出します
再安価
近いレスの中
再安価
近いレスの中
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 00:45:28.51 ID:Fwib0i/HO
キングチャチャブー
73: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 00:55:55.85 ID:FdtHB1GMO
チャチャブー「チャー」ブンッ
マオ「うわー、なんか物騒そうなのが出てきたなー」
マーマネ「あれはチャチャブーかな?」
マオ「チャチャブー?」
マオ「ま、いーや!こいつの力を試す番だ!いけっ!ギギネブラ!」
ボンッ
ギギネブラ「ギシャー!!!」クネクネ
マオ「よーし!ギギネブラ…」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
マオ「ちょ……敵はあっち!やめて…」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
アママイコ「アマ…」
マーマネ「ハァ……」
マーマネ「ラージャン!」
ラージャン「ウホッ」
チャチャブー「」プスプス
マーマネ「よし!全部倒した!」
マーマネ「お疲れ様!ラージャン!」
ラージャン「ウホッ」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
ボタボタ
マオ「ちょ…毒垂れてるよギギネブラ!」
アママイコ「アマ!!」アセアセ
マーマネ「……もういくよー?マオ」
ガサッ
マーマネ「ん?」
ノソッ
マーマネ「!」
キングチャチャブー「……………」
マーマネ「あれは……」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
マオ「やめれー!」グイグイ
マオ「うわー、なんか物騒そうなのが出てきたなー」
マーマネ「あれはチャチャブーかな?」
マオ「チャチャブー?」
マオ「ま、いーや!こいつの力を試す番だ!いけっ!ギギネブラ!」
ボンッ
ギギネブラ「ギシャー!!!」クネクネ
マオ「よーし!ギギネブラ…」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
マオ「ちょ……敵はあっち!やめて…」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
アママイコ「アマ…」
マーマネ「ハァ……」
マーマネ「ラージャン!」
ラージャン「ウホッ」
チャチャブー「」プスプス
マーマネ「よし!全部倒した!」
マーマネ「お疲れ様!ラージャン!」
ラージャン「ウホッ」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
ボタボタ
マオ「ちょ…毒垂れてるよギギネブラ!」
アママイコ「アマ!!」アセアセ
マーマネ「……もういくよー?マオ」
ガサッ
マーマネ「ん?」
ノソッ
マーマネ「!」
キングチャチャブー「……………」
マーマネ「あれは……」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
マオ「やめれー!」グイグイ
74: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 01:05:49.96 ID:FdtHB1GMO
せせらぎの丘
サトシ「でさー、ミルシィが…」
カティ図鑑「ミルシィ……」
ワイワイ
スイレン「(サトシ…カティとばっかり話してる…)」プクー
ポツン ポツン
サトシ「!」
カティ図鑑「さっきまで快晴だったのに雨が……」
ブオッ
ザー ザー
カティ図鑑「キャッ!」
サトシ「………雨どころじゃない!」
カティ図鑑「突風まで……」
カティ図鑑「(まさか……これがアーカラ島に最近起きている異常気象!?)」
ビュー
サトシ「おーい!スイレーン!天気が荒れてきたから一旦帰ろうぜー!」
スイレン「う、うん……」
ピクン
スイレン「!」
サトシ「どうしたー!スイレン?」
スイレン「竿がひいてる……」グググ
スイレン「この手応え………大物!」ギラン
サトシ、カティ図鑑「え!?」
サトシ「でさー、ミルシィが…」
カティ図鑑「ミルシィ……」
ワイワイ
スイレン「(サトシ…カティとばっかり話してる…)」プクー
ポツン ポツン
サトシ「!」
カティ図鑑「さっきまで快晴だったのに雨が……」
ブオッ
ザー ザー
カティ図鑑「キャッ!」
サトシ「………雨どころじゃない!」
カティ図鑑「突風まで……」
カティ図鑑「(まさか……これがアーカラ島に最近起きている異常気象!?)」
ビュー
サトシ「おーい!スイレーン!天気が荒れてきたから一旦帰ろうぜー!」
スイレン「う、うん……」
ピクン
スイレン「!」
サトシ「どうしたー!スイレン?」
スイレン「竿がひいてる……」グググ
スイレン「この手応え………大物!」ギラン
サトシ、カティ図鑑「え!?」
75: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 01:11:05.16 ID:FdtHB1GMO
森丘
キングチャチャブー「…………」ブンッ ブンッ
マオ「な、なにあいつ…」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
マオ「ひいっ!」
マーマネ「ラージャン!やるよ!」
ラージャン「ウホッ!!!」
モヤッ
マオ「え?」
マーマネ「なんで急に霧が……?」
アママイコ「アマ?」
ギギネブラ「」ガタガタ
マオ「? ど、どうしたのギギネブラ?」
キングチャチャブー「」ガタガタ
マーマネ「…………?キングチャチャブーまで震えてる?」
ラージャン「……………………」
ラージャン「!」キッ
ユラッ
キングチャチャブー「…………」ブンッ ブンッ
マオ「な、なにあいつ…」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
マオ「ひいっ!」
マーマネ「ラージャン!やるよ!」
ラージャン「ウホッ!!!」
モヤッ
マオ「え?」
マーマネ「なんで急に霧が……?」
アママイコ「アマ?」
ギギネブラ「」ガタガタ
マオ「? ど、どうしたのギギネブラ?」
キングチャチャブー「」ガタガタ
マーマネ「…………?キングチャチャブーまで震えてる?」
ラージャン「……………………」
ラージャン「!」キッ
ユラッ
80: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 12:33:35.27 ID:FdtHB1GMO
ヴェラ火山公園
ワー タスケテー
カキ「なんだ?」
リーリエ「祭りに来ていた人達が逃げていきますね?」
ホシ「!」
ホシ「お兄ちゃん!」
ディノバルド「グオオ」ドタドタ
リーリエ「ディノバルド!?」
カキ「火山から降りて来たのか!?」
ディノバルド「グオオ!!!」ブンッ
リーリエ「尻尾がきます!」
ホシ「キャアアア!」
カキ「グラビモス!」
グラビモス「ヴォウ」
ディノバルド「!?」
カキ「グラビモス!突進!」
グラビモス「ヴォウ!!!」ドッ
ディノバルド「グゥ……」ドサッ
カキ「大丈夫かホシ!」サスサス
ホシ「あ、ありがとうお兄ちゃん…」
ディノバルド「グゥゥ…」ヨロッ
リーリエ「………………」
リーリエ「(気のせいでしょうか…このディノバルド…何かに脅えているような…)」
ジュウ
カキ「!」
カキ「な、なんだこの暑さは……」ヨロッ
ホシ「う…あ、暑い……」ヨロヨロ
リーリエ「こ、これは……」ヨロヨロ
カキ「ホシ!リーリエ!」
グラビモス「!」
グラビモス「………………」ジリッ
カキ「ど、どうしたグラビモス…?」
ディノバルド「」ガタガタ
スウ
カキ「!」
カキ「な、なんだあのポケモンは……?」
ワー タスケテー
カキ「なんだ?」
リーリエ「祭りに来ていた人達が逃げていきますね?」
ホシ「!」
ホシ「お兄ちゃん!」
ディノバルド「グオオ」ドタドタ
リーリエ「ディノバルド!?」
カキ「火山から降りて来たのか!?」
ディノバルド「グオオ!!!」ブンッ
リーリエ「尻尾がきます!」
ホシ「キャアアア!」
カキ「グラビモス!」
グラビモス「ヴォウ」
ディノバルド「!?」
カキ「グラビモス!突進!」
グラビモス「ヴォウ!!!」ドッ
ディノバルド「グゥ……」ドサッ
カキ「大丈夫かホシ!」サスサス
ホシ「あ、ありがとうお兄ちゃん…」
ディノバルド「グゥゥ…」ヨロッ
リーリエ「………………」
リーリエ「(気のせいでしょうか…このディノバルド…何かに脅えているような…)」
ジュウ
カキ「!」
カキ「な、なんだこの暑さは……」ヨロッ
ホシ「う…あ、暑い……」ヨロヨロ
リーリエ「こ、これは……」ヨロヨロ
カキ「ホシ!リーリエ!」
グラビモス「!」
グラビモス「………………」ジリッ
カキ「ど、どうしたグラビモス…?」
ディノバルド「」ガタガタ
スウ
カキ「!」
カキ「な、なんだあのポケモンは……?」
81: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 12:42:36.59 ID:FdtHB1GMO
せせらぎの丘
ザー ザー
スイレン「ぐうう……」キリキリ
サトシ「スイレン!」
スイレン「うああー!」グイ
ザパーン
主ヨワシ「オオオー」ザパッ
サトシ「す、すげー…デカい…」
カティ図鑑「こ、ここの主でしょうか…」
サトシ「すげーよスイレン!この天気の中主を釣りあげるなんて!」ダッ
スイレン「えへへ////」
主ヨワシ「……………」ピチャッ
ボンッ
主ヨワシ「グオッ」
ビチャビャビャ
スイレン「!?」
サトシ「主ヨワシが……」
カティ図鑑「何者かに攻撃されて……」
ブオッ
カティ図鑑「キャッ!」
スイレン「か、風の勢いが強く……!」
ユラッ
サトシ「!」
サトシ「な、何かいる………」
クシャルダオラ「…………………」バサッバサッ
クシャルダオラ「グオオオオー!!!!」
ピリピリ
サトシ、スイレン「!?」
カティ図鑑「………く、クシャルダオラ!?」
ザー ザー
スイレン「ぐうう……」キリキリ
サトシ「スイレン!」
スイレン「うああー!」グイ
ザパーン
主ヨワシ「オオオー」ザパッ
サトシ「す、すげー…デカい…」
カティ図鑑「こ、ここの主でしょうか…」
サトシ「すげーよスイレン!この天気の中主を釣りあげるなんて!」ダッ
スイレン「えへへ////」
主ヨワシ「……………」ピチャッ
ボンッ
主ヨワシ「グオッ」
ビチャビャビャ
スイレン「!?」
サトシ「主ヨワシが……」
カティ図鑑「何者かに攻撃されて……」
ブオッ
カティ図鑑「キャッ!」
スイレン「か、風の勢いが強く……!」
ユラッ
サトシ「!」
サトシ「な、何かいる………」
クシャルダオラ「…………………」バサッバサッ
クシャルダオラ「グオオオオー!!!!」
ピリピリ
サトシ、スイレン「!?」
カティ図鑑「………く、クシャルダオラ!?」
83: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 15:47:55.95 ID:YKN49lfm0
森丘
スウ~
マオ「き、霧が晴れた……」
マーマネ「………なにもいない?なんだったの?」
ラージャン「………………」ジリッ
ギャアアアア
アママイコ「アマ!?」
マオ「な、なに!?」
キングチャチャブー「ォオ……」ジュウ
キングチャチャブー「」ドロッ
マオ「ひ、ひい!キングチャチャブーが溶けた!?」
アママイコ「アマー」ガタガタ
マーマネ「!」
スウ
オオナヅチ「シュルル」ノソノソ
オオオ
マオ「な、なにあのポケモン……」
ヴェラ火山公園
テオテスカトル「……………」メラメラ
ゴオオ
カキ「あ、あいつは…」
リーリエ「本で読んだ事があります…」ヨロッ
カキ「リーリエ…」
リーリエ「あれは恐らく、獄炎の鎧をまといし、炎王龍」
リーリエ「古龍"テオ・テスカトル"」
カキ「古龍…」ゴクリ
リーリエ「……一説には一夜にして広大な砂漠を焼き払ったとも言われる凶暴なポケモンです…」
カキ「……………」
ホシ「暑い…お兄ちゃん……」
カキ「ホシ!」
テオテスカトル「…………」ゴゴゴ
テオテスカトル「ギギャギャギャー!!」メラメラ
ピリピリ
カキ「っ…………!」
リーリエ「…………戦うしかないみたいですね…」
スウ~
マオ「き、霧が晴れた……」
マーマネ「………なにもいない?なんだったの?」
ラージャン「………………」ジリッ
ギャアアアア
アママイコ「アマ!?」
マオ「な、なに!?」
キングチャチャブー「ォオ……」ジュウ
キングチャチャブー「」ドロッ
マオ「ひ、ひい!キングチャチャブーが溶けた!?」
アママイコ「アマー」ガタガタ
マーマネ「!」
スウ
オオナヅチ「シュルル」ノソノソ
オオオ
マオ「な、なにあのポケモン……」
ヴェラ火山公園
テオテスカトル「……………」メラメラ
ゴオオ
カキ「あ、あいつは…」
リーリエ「本で読んだ事があります…」ヨロッ
カキ「リーリエ…」
リーリエ「あれは恐らく、獄炎の鎧をまといし、炎王龍」
リーリエ「古龍"テオ・テスカトル"」
カキ「古龍…」ゴクリ
リーリエ「……一説には一夜にして広大な砂漠を焼き払ったとも言われる凶暴なポケモンです…」
カキ「……………」
ホシ「暑い…お兄ちゃん……」
カキ「ホシ!」
テオテスカトル「…………」ゴゴゴ
テオテスカトル「ギギャギャギャー!!」メラメラ
ピリピリ
カキ「っ…………!」
リーリエ「…………戦うしかないみたいですね…」
84: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 19:38:37.38 ID:FbTqu+KyO
テオテスカトル「グゥゥ」スウ
テオテスカトル「グオオ!!!」ボッ
ゴオオ
カキ「火炎放射か!」
カキ「グラビモス!こっちも火炎放射で対抗だ!」
グラビモス「ヴォウ!!!」ボボボ
テオテスカトル「グオオ」ボボボ
ドドド
グラビモス「グゥ……」ジリッ
カキ「くそっ!押されて……」ジリッ
ディノバルド「ガウ!!!」ボンッ
テオテスカトル「!」
カキ「火炎弾…協力してくれるのかディノバルド!」
ディノバルド「ガウ」コクッ
リーリエ「ハァハァ……シロン!」
ウカムルバス「グオオオオー!!!」ブンッ
テオテスカトル「!?」ボボボ
ドンッ
テオテスカトル「グォア!!!」ドッ
カキ「テオ・テスカトルをぶっとばした!さすがシロンだ!」
リーリエ「……………」フラッ
カキ「リーリエ!?」
ウカムルバス「グア!?」
カキ「リーリエ…この暑さで…」
テオテスカトル「…………」ギラン
テオテスカトル「グルア!!!」ダッ
カキ「突進だ!リーリエー!」
リーリエ「うぅ……」ヨロッ
バッ
テオテスカトル「!?」
ウカムルバス「グゥゥ…」メキメキ
カキ「ウカムルバスがテオ・テスカトルの突進からリーリエを庇って……」
リーリエ「シロ………ン」ヨロッ
テオテスカトル「グオオ!!!」ボッ
ゴオオ
カキ「火炎放射か!」
カキ「グラビモス!こっちも火炎放射で対抗だ!」
グラビモス「ヴォウ!!!」ボボボ
テオテスカトル「グオオ」ボボボ
ドドド
グラビモス「グゥ……」ジリッ
カキ「くそっ!押されて……」ジリッ
ディノバルド「ガウ!!!」ボンッ
テオテスカトル「!」
カキ「火炎弾…協力してくれるのかディノバルド!」
ディノバルド「ガウ」コクッ
リーリエ「ハァハァ……シロン!」
ウカムルバス「グオオオオー!!!」ブンッ
テオテスカトル「!?」ボボボ
ドンッ
テオテスカトル「グォア!!!」ドッ
カキ「テオ・テスカトルをぶっとばした!さすがシロンだ!」
リーリエ「……………」フラッ
カキ「リーリエ!?」
ウカムルバス「グア!?」
カキ「リーリエ…この暑さで…」
テオテスカトル「…………」ギラン
テオテスカトル「グルア!!!」ダッ
カキ「突進だ!リーリエー!」
リーリエ「うぅ……」ヨロッ
バッ
テオテスカトル「!?」
ウカムルバス「グゥゥ…」メキメキ
カキ「ウカムルバスがテオ・テスカトルの突進からリーリエを庇って……」
リーリエ「シロ………ン」ヨロッ
85: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 19:45:44.27 ID:FbTqu+KyO
モアッ
カキ「な、なんだこの粉塵は……」
テオテスカトル「………………」スッ
カキ「まさか………」
カキ「くっ、逃げ……!」
テオテスカトル「………ガウ!!!」
カチッ
ドカーン!!!!
カキ「くっ………」
カキ「……生きてる…?」
ウカムルバス「……………」ヨロッ
カキ「シロン…お前俺達を庇って……」
ウカムルバス「………グゥ……」ドサッ
カキ「シロン!」
リーリエ「」
ホシ「」
カキ「………………」
カキ「シロン、ホシとリーリエは任せたぞ…」
ウカムルバス「グゥ……」
カキ「あいつは…」
テオテスカトル「…………………」
カキ「俺達が倒す!」キッ
カキ「いくぞ!グラビモス!ディノバルド!」
グラビモス「ヴォウ!!!!」
ディノバルド「ガガガ!!!」ブンッ
カキ「な、なんだこの粉塵は……」
テオテスカトル「………………」スッ
カキ「まさか………」
カキ「くっ、逃げ……!」
テオテスカトル「………ガウ!!!」
カチッ
ドカーン!!!!
カキ「くっ………」
カキ「……生きてる…?」
ウカムルバス「……………」ヨロッ
カキ「シロン…お前俺達を庇って……」
ウカムルバス「………グゥ……」ドサッ
カキ「シロン!」
リーリエ「」
ホシ「」
カキ「………………」
カキ「シロン、ホシとリーリエは任せたぞ…」
ウカムルバス「グゥ……」
カキ「あいつは…」
テオテスカトル「…………………」
カキ「俺達が倒す!」キッ
カキ「いくぞ!グラビモス!ディノバルド!」
グラビモス「ヴォウ!!!!」
ディノバルド「ガガガ!!!」ブンッ
86: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 19:58:22.60 ID:FbTqu+KyO
森丘
スウ
マオ「な、なにあいつ!また消えたよ!」
アママイコ「アマー」
マーマネ「ひぇぇ……」
ラージャン「ウホ……」
ギギネブラ「……………」
ギギネブラ「!」ピクッ
ギギネブラ「ギシャー!!!」バッ
マオ「ちょ、ギギネブラ!こんな時に…」
アママイコ「アマ!!!」
ドカン
マオ、マーマネ、アママイコ「!」
オオナヅチ「…………………」ズウウン
マオ「し、舌が……」ガタガタ
アママイコ「アマ…」ガタガタ
マーマネ「も、もし私達があそこにいたら今頃……」ゾクッ
アママイコ「アマ……」ゾクッ
ギギネブラ「…………………」
マオ「ギギネブラ、ひょっとして助けてくれたの?」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
マオ「ちょ……」
アママイコ「アマ…」
マーマネ「(ギギネブラ…ひょっとしてあのポケモンの居場所を感知できるの?)」
マーマネ「………………」
オオナヅチ「シャルル」
マーマネ「ギギネブラ…僕達と一緒にあいつと戦ってくれるかい?」
ギギネブラ「>>87」
スウ
マオ「な、なにあいつ!また消えたよ!」
アママイコ「アマー」
マーマネ「ひぇぇ……」
ラージャン「ウホ……」
ギギネブラ「……………」
ギギネブラ「!」ピクッ
ギギネブラ「ギシャー!!!」バッ
マオ「ちょ、ギギネブラ!こんな時に…」
アママイコ「アマ!!!」
ドカン
マオ、マーマネ、アママイコ「!」
オオナヅチ「…………………」ズウウン
マオ「し、舌が……」ガタガタ
アママイコ「アマ…」ガタガタ
マーマネ「も、もし私達があそこにいたら今頃……」ゾクッ
アママイコ「アマ……」ゾクッ
ギギネブラ「…………………」
マオ「ギギネブラ、ひょっとして助けてくれたの?」
ギギネブラ「ギシャー!!!」スリスリ
マオ「ちょ……」
アママイコ「アマ…」
マーマネ「(ギギネブラ…ひょっとしてあのポケモンの居場所を感知できるの?)」
マーマネ「………………」
オオナヅチ「シャルル」
マーマネ「ギギネブラ…僕達と一緒にあいつと戦ってくれるかい?」
ギギネブラ「>>87」
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 20:00:07.39 ID:fVpM3HtN0
マオたんの水着姿見せてくれるならな
89: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 20:48:45.34 ID:FbTqu+KyO
ギギネブラ「ギィギィ」
マーマネ「うんうん」
マオ「ま、マーマネ!ギギネブラは何て言ってるの!?」
マーマネ「ギギネブラはマオたんの水着見せてくれるならOKだって言ってるよ!」グッ
ギギネブラ「ギ」グッ
マオ「この変態!」
オオナヅチ「……………」
スウ
マーマネ「た、大変だ!あいつがまた消えた!」
マオ「あー!もう!水着でも何でも見せるから協力して!」
ギギネブラ「ギ」グッ
マーマネ「任せろだってさ!」
マオ「うぅ…」
ギギネブラ「……………!」ピクッ
ギギネブラ「ギ!!」クイッ
マーマネ「右だ!」
マオ「うわっ!」サッ
ドカン
オオナヅチ「……………」
スウ
マオ「ひ、ひぇ~…」
ギギネブラ「ギィ!!!」クイッ
マーマネ「……わかった!そこだね!」
マーマネ「ラージャン!雷パンチ!」
マオ「アママイコ!往復ビンタ!」
ラージャン「ウホー!!」バリバリ
アママイコ「アママー!!!」パチンパイン
ドカッ
オオナヅチ「………………!」ヨロッ
マオ「やった!クリーンヒット!」
マーマネ「効いてる!」
オオナヅチ「…………………」ヨロッ
オオナヅチ「シャルルアー!!!」ブチッ
ラージャン「グオッ」ドサッ
アママイコ「アマ!!!」ドサッ
マーマネ「ラージャン!」
マオ「アママイコ!」
モヤッ
マーマネ「!」
マオ「また深い霧が……」
マーマネ「うんうん」
マオ「ま、マーマネ!ギギネブラは何て言ってるの!?」
マーマネ「ギギネブラはマオたんの水着見せてくれるならOKだって言ってるよ!」グッ
ギギネブラ「ギ」グッ
マオ「この変態!」
オオナヅチ「……………」
スウ
マーマネ「た、大変だ!あいつがまた消えた!」
マオ「あー!もう!水着でも何でも見せるから協力して!」
ギギネブラ「ギ」グッ
マーマネ「任せろだってさ!」
マオ「うぅ…」
ギギネブラ「……………!」ピクッ
ギギネブラ「ギ!!」クイッ
マーマネ「右だ!」
マオ「うわっ!」サッ
ドカン
オオナヅチ「……………」
スウ
マオ「ひ、ひぇ~…」
ギギネブラ「ギィ!!!」クイッ
マーマネ「……わかった!そこだね!」
マーマネ「ラージャン!雷パンチ!」
マオ「アママイコ!往復ビンタ!」
ラージャン「ウホー!!」バリバリ
アママイコ「アママー!!!」パチンパイン
ドカッ
オオナヅチ「………………!」ヨロッ
マオ「やった!クリーンヒット!」
マーマネ「効いてる!」
オオナヅチ「…………………」ヨロッ
オオナヅチ「シャルルアー!!!」ブチッ
ラージャン「グオッ」ドサッ
アママイコ「アマ!!!」ドサッ
マーマネ「ラージャン!」
マオ「アママイコ!」
モヤッ
マーマネ「!」
マオ「また深い霧が……」
90: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 20:56:25.77 ID:FbTqu+KyO
オオオ
マオ「な、なにあの禍々しい色の煙…」
マーマネ「あ、あの色まさか…」
マオ「……え?」
マーマネ「致死性の猛毒だ!一息でも吸ったら終わりだよ!」
マオ「そ、そんな……」
アママイコ「アマ…」ヨロッ
ラージャン「ウゥ…」ヨロッ
オオオ
マオ「毒が迫ってくる…」
マオ「もう終わり………」
ギギネブラ「……………ギィ!!!」
マオ「ギギネブラ!?」
ギギネブラ「ギィ!!!!」スウッ
マオ「な、なにを…」
マーマネ「ギギネブラがオオナヅチの毒を吸ってくれてるんだ…」
マオ「え!?」
ギギネブラ「……ギィ…」スウッ
オオナヅチ「…………………」ブンッ
ギギネブラ「ギィ!!!!」ドサッ
マオ「ギギネブラ!」
ギギネブラ「………ギィ!!!」クワッ
ガブリ
オオナヅチ「!?」
ギギネブラ「ギギギ…」グググ
マーマネ「ギギネブラがあいつに噛みついてる…」
マオ「ギギネブラ…」
マオ「もうボロボロなのになんで…」グスッ
ギギネブラ「>>91」
マオ「な、なにあの禍々しい色の煙…」
マーマネ「あ、あの色まさか…」
マオ「……え?」
マーマネ「致死性の猛毒だ!一息でも吸ったら終わりだよ!」
マオ「そ、そんな……」
アママイコ「アマ…」ヨロッ
ラージャン「ウゥ…」ヨロッ
オオオ
マオ「毒が迫ってくる…」
マオ「もう終わり………」
ギギネブラ「……………ギィ!!!」
マオ「ギギネブラ!?」
ギギネブラ「ギィ!!!!」スウッ
マオ「な、なにを…」
マーマネ「ギギネブラがオオナヅチの毒を吸ってくれてるんだ…」
マオ「え!?」
ギギネブラ「……ギィ…」スウッ
オオナヅチ「…………………」ブンッ
ギギネブラ「ギィ!!!!」ドサッ
マオ「ギギネブラ!」
ギギネブラ「………ギィ!!!」クワッ
ガブリ
オオナヅチ「!?」
ギギネブラ「ギギギ…」グググ
マーマネ「ギギネブラがあいつに噛みついてる…」
マオ「ギギネブラ…」
マオ「もうボロボロなのになんで…」グスッ
ギギネブラ「>>91」
91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 21:04:42.49 ID:2x6wzgrJ0
オオナヅチのバカヤロー!!
92: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 21:17:53.78 ID:FbTqu+KyO
ギギネブラ「ギィギギギ!!!」グググ
マオ「え?」
マオ「……ううん、わかるよギギネブラ…オオナヅチのバカヤローって言ってるんだね?」
マオ「私の為に…怒ってくれてるんだね?」グスッ
ギギネブラ「ギギギ…」グググ
オオナヅチ「………………」スウッ
マーマネ「! マズイ!離れてギギネブラ!ブレスがくる!」
ギギネブラ「ギ………」グググ
オオナヅチ「ウゴーーー!!!!」
フシュー
ギギネブラ「ギー!!!」ドサッ
ギギネブラ「」ピクピク
マオ「ギギネブラー!」
せせらぎの丘
ビュー
クシャルダオラ「…………………」バサッ
サトシ「ジンオウガ!エレキボール!」
スイレン「タマミツネ!水鉄砲!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」ブンッ
バリバリバリ
タマミツネ「キシャー!!!」ギュイーン
クシャルダオラ「……………」バサッ
ブオン
サトシ「!?」
スイレン「水鉄砲とエレキボールがかき消された…?」タラーッ
カティ図鑑「………クシャルダオラのまとっている風の鎧は"龍風圧"」
カティ図鑑「どのような攻撃も吹き飛ばしてしまう鋼龍の鎧です!」
スイレン「そんな……」
サトシ「……へへっ」
カティ図鑑「サトシ……?」
サトシ「……こいつくらい倒せるようにならなきゃミラボレアスには勝てないよな?ジンオウガ」
ジンオウガ「ワォーン!!!」
スイレン「サトシ……」
サトシ「…………」チラッ
クシャルダオラ「………………」バサッ
サトシ「勝負だ!クシャルダオラ!」
ジンオウガ「ワォーン!!!!」
マオ「え?」
マオ「……ううん、わかるよギギネブラ…オオナヅチのバカヤローって言ってるんだね?」
マオ「私の為に…怒ってくれてるんだね?」グスッ
ギギネブラ「ギギギ…」グググ
オオナヅチ「………………」スウッ
マーマネ「! マズイ!離れてギギネブラ!ブレスがくる!」
ギギネブラ「ギ………」グググ
オオナヅチ「ウゴーーー!!!!」
フシュー
ギギネブラ「ギー!!!」ドサッ
ギギネブラ「」ピクピク
マオ「ギギネブラー!」
せせらぎの丘
ビュー
クシャルダオラ「…………………」バサッ
サトシ「ジンオウガ!エレキボール!」
スイレン「タマミツネ!水鉄砲!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」ブンッ
バリバリバリ
タマミツネ「キシャー!!!」ギュイーン
クシャルダオラ「……………」バサッ
ブオン
サトシ「!?」
スイレン「水鉄砲とエレキボールがかき消された…?」タラーッ
カティ図鑑「………クシャルダオラのまとっている風の鎧は"龍風圧"」
カティ図鑑「どのような攻撃も吹き飛ばしてしまう鋼龍の鎧です!」
スイレン「そんな……」
サトシ「……へへっ」
カティ図鑑「サトシ……?」
サトシ「……こいつくらい倒せるようにならなきゃミラボレアスには勝てないよな?ジンオウガ」
ジンオウガ「ワォーン!!!」
スイレン「サトシ……」
サトシ「…………」チラッ
クシャルダオラ「………………」バサッ
サトシ「勝負だ!クシャルダオラ!」
ジンオウガ「ワォーン!!!!」
93: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 21:28:06.24 ID:FbTqu+KyO
サトシ「ジンオウガ!ボルテッカー!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」ダダダ
クシャルダオラ「……………」
ブオン
ジンオウガ「クゥン!?」グラッ
カティ図鑑「ジンオウガが龍風圧で体勢を崩しました!」
クシャルダオラ「グォウ!!!」ボンッ
ジンオウガ「キャイン」ドッ
サトシ「ジンオウガー!」
カティ図鑑「ジンオウガがクシャルダオラの空気の弾をまともにくらった!」
ジンオウガ「グゥゥ…」ヨロッ
サトシ「大丈夫かジンオウガ!」
スイレン「タマミツネ!私達も!」
タマミツネ「キシャー!!!」ダッ
クシャルダオラ「グォウ!!!」ボンッ
スイレン「また空気の弾…タマミツネ!」
タマミツネ「キシャー!!!」ギュイーン
バババ
スイレン「水鉄砲が押され……」
サトシ「スイレン!」ダッ
ドッ
カティ図鑑「クシャルダオラの空気の弾が水鉄砲を貫いて!」
カティ図鑑「逃げてくださいスイレン!」
タマミツネ「……………!」
スイレン「うぅ……」ジリッ
ドカーン!!!
カティ図鑑「スイレン!タマミツネ!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」ダダダ
クシャルダオラ「……………」
ブオン
ジンオウガ「クゥン!?」グラッ
カティ図鑑「ジンオウガが龍風圧で体勢を崩しました!」
クシャルダオラ「グォウ!!!」ボンッ
ジンオウガ「キャイン」ドッ
サトシ「ジンオウガー!」
カティ図鑑「ジンオウガがクシャルダオラの空気の弾をまともにくらった!」
ジンオウガ「グゥゥ…」ヨロッ
サトシ「大丈夫かジンオウガ!」
スイレン「タマミツネ!私達も!」
タマミツネ「キシャー!!!」ダッ
クシャルダオラ「グォウ!!!」ボンッ
スイレン「また空気の弾…タマミツネ!」
タマミツネ「キシャー!!!」ギュイーン
バババ
スイレン「水鉄砲が押され……」
サトシ「スイレン!」ダッ
ドッ
カティ図鑑「クシャルダオラの空気の弾が水鉄砲を貫いて!」
カティ図鑑「逃げてくださいスイレン!」
タマミツネ「……………!」
スイレン「うぅ……」ジリッ
ドカーン!!!
カティ図鑑「スイレン!タマミツネ!」
94: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 21:35:45.61 ID:FbTqu+KyO
シュウウ……
スイレン「うぅ……」ムクリ
サトシ「いつつ……」
サトシ「………怪我はないかスイレン?」
スイレン「サトシ……」
スイレン「!」
スイレン「サトシ、その怪我…」
サトシ「………なんて事ないさ…」ヨロッ
スイレン「ぁ……あ………」
スイレン「(私…サトシの足を引っ張って……)」
サトシ「いくぞ、ジンオウガ…」ヨロッ
ジンオウガ「クゥン……」
スイレン「(いつも守られてばっかりで……)」
カティ図鑑「スイレン!」ヒュー
スイレン「……………いやだ」ボソッ
カティ図鑑「え?」
スイレン「守られてばっかりじゃいや!」
スイレン「私も…一緒に戦いたい!」
スイレン「サトシの隣で!」キッ
サトシ「スイレン…」
スイレン「………いくよ!タマミツネ!」ピカー
タマミツネ「キシャー!!!」ピカー
クシャルダオラ「!?」
サトシ「スイレンのZリングとタマミツネが光輝いてる……?」
ジンオウガ「ワォーン!?」
カティ図鑑「あれは……」
カティ図鑑「進化の光!」
ピカー
スイレン「うぅ……」ムクリ
サトシ「いつつ……」
サトシ「………怪我はないかスイレン?」
スイレン「サトシ……」
スイレン「!」
スイレン「サトシ、その怪我…」
サトシ「………なんて事ないさ…」ヨロッ
スイレン「ぁ……あ………」
スイレン「(私…サトシの足を引っ張って……)」
サトシ「いくぞ、ジンオウガ…」ヨロッ
ジンオウガ「クゥン……」
スイレン「(いつも守られてばっかりで……)」
カティ図鑑「スイレン!」ヒュー
スイレン「……………いやだ」ボソッ
カティ図鑑「え?」
スイレン「守られてばっかりじゃいや!」
スイレン「私も…一緒に戦いたい!」
スイレン「サトシの隣で!」キッ
サトシ「スイレン…」
スイレン「………いくよ!タマミツネ!」ピカー
タマミツネ「キシャー!!!」ピカー
クシャルダオラ「!?」
サトシ「スイレンのZリングとタマミツネが光輝いてる……?」
ジンオウガ「ワォーン!?」
カティ図鑑「あれは……」
カティ図鑑「進化の光!」
ピカー
95: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 21:41:19.70 ID:FbTqu+KyO
ヴェラ火山公園
テオテスカトル「グルル…」メラメラ
グラビモス「」ドサッ
ディノバルド「」ドサッ
カキ「(グラビモスとディノバルドがまるで歯が立たないなんてな…)」
テオテスカトル「グルル」
カキ「(炎王龍テオ・テスカトル…強すぎる…)」
リーリエ「うぅ……」
カキ「すまんリーリエ…」ボソッ
ホシ「う………」
カキ「………すまない、ホシ……」
ホシ「お、おにいちゃん…」
カキ「………え?」
ホシ「>>96」
テオテスカトル「グルル…」メラメラ
グラビモス「」ドサッ
ディノバルド「」ドサッ
カキ「(グラビモスとディノバルドがまるで歯が立たないなんてな…)」
テオテスカトル「グルル」
カキ「(炎王龍テオ・テスカトル…強すぎる…)」
リーリエ「うぅ……」
カキ「すまんリーリエ…」ボソッ
ホシ「う………」
カキ「………すまない、ホシ……」
ホシ「お、おにいちゃん…」
カキ「………え?」
ホシ「>>96」
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 21:42:32.68 ID:OMK5pGE50
このぬくもりこそ、君が求めていたものだ
98: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 22:03:14.50 ID:FbTqu+KyO
ホシ「お兄ちゃんが勝ったらホシのパンツを勝手に洗った事不問にしてもいい…よ?」
リーリエ「カキ…」ジトー
カキ「い、いや、あれは兄としてだな?」アセアセ
ギュッ
カキ「え?」
ホシ「ホシの手…あったかいでしょ?」
ホシ「これが…お兄ちゃんの求めてた温もりだよ……?」
カキ「……………………」
テオテスカトル「グルル!!!」ボフン
リーリエ「テオ・テスカトルが粉塵をまとった……」
テオテスカトル「………………」ギュウウン
リーリエ「あの態勢はスーパーノヴァ…このあたり一面を吹き飛ばす気なのですか!?」
カキ「………………」
グラビモス「…………ヴォウ…」ヨロッ
グラビモス「ヴォウ!!!!」ガシッ
テオテスカトル「!」ギュウウン
リーリエ「グラビモス!なにを!」
グラビモス「グゥゥ…」グググ
カキ「………グラビモス…もう少しテオテスカトルを押さえていてくれ…」
リーリエ「カキ!?」
カキ「ディノバルドー!!」
ディノバルド「グガガ…」ヨロヨロ
ディノバルド「グガー!!!!」ピカー
リーリエ「あ、あれは!」
メキメキ
燼滅刃「グガー!!!」
リーリエ「進化した!?」
カキ「ディノバルドー!」
燼滅刃「グガガ!!!!」ギュイーン
リーリエ「ディノバルドが尻尾に力を溜めて……!」
カキ「ディノバルド!そいつの頭に一発決めてやれー!」
燼滅刃「グガー!!!!」
ブンッ
テオテスカトル「!?」ギュイーン
リーリエ「カキ…」ジトー
カキ「い、いや、あれは兄としてだな?」アセアセ
ギュッ
カキ「え?」
ホシ「ホシの手…あったかいでしょ?」
ホシ「これが…お兄ちゃんの求めてた温もりだよ……?」
カキ「……………………」
テオテスカトル「グルル!!!」ボフン
リーリエ「テオ・テスカトルが粉塵をまとった……」
テオテスカトル「………………」ギュウウン
リーリエ「あの態勢はスーパーノヴァ…このあたり一面を吹き飛ばす気なのですか!?」
カキ「………………」
グラビモス「…………ヴォウ…」ヨロッ
グラビモス「ヴォウ!!!!」ガシッ
テオテスカトル「!」ギュウウン
リーリエ「グラビモス!なにを!」
グラビモス「グゥゥ…」グググ
カキ「………グラビモス…もう少しテオテスカトルを押さえていてくれ…」
リーリエ「カキ!?」
カキ「ディノバルドー!!」
ディノバルド「グガガ…」ヨロヨロ
ディノバルド「グガー!!!!」ピカー
リーリエ「あ、あれは!」
メキメキ
燼滅刃「グガー!!!」
リーリエ「進化した!?」
カキ「ディノバルドー!」
燼滅刃「グガガ!!!!」ギュイーン
リーリエ「ディノバルドが尻尾に力を溜めて……!」
カキ「ディノバルド!そいつの頭に一発決めてやれー!」
燼滅刃「グガー!!!!」
ブンッ
テオテスカトル「!?」ギュイーン
99: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 22:16:27.39 ID:FbTqu+KyO
森丘
マオ「うわぁぁぁ!」ポイッ
オオナヅチ「………………」コツン
オオナヅチ「…………………」ギロッ
マオ「お、お前なんか怖くないよ!」
マオ「ギギネブラの仇だ!」
マーマネ「マオ……」
オオナヅチ「シャルル!!」ブンッ
マオ「キャッ」ドサッ
マーマネ「マオ!」
マオ「…………あとは任せたよ…」
マオ「アママイコ!」
アママイコ「アマー!」ヒョコッ
オオナヅチ「!?」
マーマネ「アママイコ!いつの間にオオナヅチの背中に!」
アママイコ「アマー!!」ギラン
マーマネ「し、しかもあれは剥ぎ取りナイフ!?」
アママイコ「アママママママ!!!」
グサグサグサグサ
オオナヅチ「グオオー!」ブルン ブルン
ドカッ
マーマネ「う、うわっ!」
オオナヅチ「グオオー!」ブルン ブルン
アママイコ「アマー!!!」グッ
マーマネ「め、メチャメチャ暴れてる…」
マオ「負けるなー!いっけー!アママイコ!」
アママイコ「アママママママ!!!」
グサグサグサグサ
オオナヅチ「グオオー!」ブルン ブルン
キュイン
オオナヅチ「ウオッ……」ヨロッ
オオナヅチ「オオ…」ドサッ
マーマネ「オオナヅチがダウンした!すごいよアママイコ!」
アママイコ「アマー」ピュー
ポンッ
アママイコ「アマ?」
マオ「お疲れ様、よく頑張ったねアママイコ?」ギュッ
アママイコ「アマ♪」
マオ「うわぁぁぁ!」ポイッ
オオナヅチ「………………」コツン
オオナヅチ「…………………」ギロッ
マオ「お、お前なんか怖くないよ!」
マオ「ギギネブラの仇だ!」
マーマネ「マオ……」
オオナヅチ「シャルル!!」ブンッ
マオ「キャッ」ドサッ
マーマネ「マオ!」
マオ「…………あとは任せたよ…」
マオ「アママイコ!」
アママイコ「アマー!」ヒョコッ
オオナヅチ「!?」
マーマネ「アママイコ!いつの間にオオナヅチの背中に!」
アママイコ「アマー!!」ギラン
マーマネ「し、しかもあれは剥ぎ取りナイフ!?」
アママイコ「アママママママ!!!」
グサグサグサグサ
オオナヅチ「グオオー!」ブルン ブルン
ドカッ
マーマネ「う、うわっ!」
オオナヅチ「グオオー!」ブルン ブルン
アママイコ「アマー!!!」グッ
マーマネ「め、メチャメチャ暴れてる…」
マオ「負けるなー!いっけー!アママイコ!」
アママイコ「アママママママ!!!」
グサグサグサグサ
オオナヅチ「グオオー!」ブルン ブルン
キュイン
オオナヅチ「ウオッ……」ヨロッ
オオナヅチ「オオ…」ドサッ
マーマネ「オオナヅチがダウンした!すごいよアママイコ!」
アママイコ「アマー」ピュー
ポンッ
アママイコ「アマ?」
マオ「お疲れ様、よく頑張ったねアママイコ?」ギュッ
アママイコ「アマ♪」
100: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 22:54:07.36 ID:FbTqu+KyO
オオナヅチ「シャル……」ヨロッ
マーマネ「! オオナヅチがダウンしてる今がチャンスだ!ラージャン!」
激昂ラージャン「ウヴォーヴォー!!!」
マオ「ら、ラージャンの体が金色に!?」
アママイコ「アマ……」
激昂ラージャン「ウヴォーヴォー!!!」バチバチ
マオ「し、しかもスパークみたいなのも出てる…」
マーマネ「ラージャン!雷パンチ!」
激昂ラージャン「ウヴォー!!!」バチバチ
ブンッ
オオナヅチ「!?」ヨロッ
せせらぎの丘
サトシ「タマミツネの姿が…」
天眼「…………………」ファサッ
カティ図鑑「タマミツネの進化形態"天眼"…」ゴクリ
スイレン「いくよ!タマミツネ!」
天眼「……………」コクリ
サトシ「キレイだ……」
ジンオウガ「ワォーン……」
クシャルダオラ「グギャー!!」ブオン
ギュルル
サトシ「黒い竜巻!?」
カティ図鑑「気をつけてくださいスイレン!」
スイレン「タマミツネ!バルーン!」
天眼「キシャー!!!」
プワッ
サトシ「青くてでっかいバルーン…?」
プワップワッ
ギュルル
ドッカーン!!!!
マーマネ「! オオナヅチがダウンしてる今がチャンスだ!ラージャン!」
激昂ラージャン「ウヴォーヴォー!!!」
マオ「ら、ラージャンの体が金色に!?」
アママイコ「アマ……」
激昂ラージャン「ウヴォーヴォー!!!」バチバチ
マオ「し、しかもスパークみたいなのも出てる…」
マーマネ「ラージャン!雷パンチ!」
激昂ラージャン「ウヴォー!!!」バチバチ
ブンッ
オオナヅチ「!?」ヨロッ
せせらぎの丘
サトシ「タマミツネの姿が…」
天眼「…………………」ファサッ
カティ図鑑「タマミツネの進化形態"天眼"…」ゴクリ
スイレン「いくよ!タマミツネ!」
天眼「……………」コクリ
サトシ「キレイだ……」
ジンオウガ「ワォーン……」
クシャルダオラ「グギャー!!」ブオン
ギュルル
サトシ「黒い竜巻!?」
カティ図鑑「気をつけてくださいスイレン!」
スイレン「タマミツネ!バルーン!」
天眼「キシャー!!!」
プワッ
サトシ「青くてでっかいバルーン…?」
プワップワッ
ギュルル
ドッカーン!!!!
101: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 23:01:43.20 ID:FbTqu+KyO
サトシ「す、すげー、相殺した…」
スイレン「タマミツネ!」
天眼「キシャー!!!」プワプワ
カティ図鑑「タマミツネが赤いバルーンを体に付着している?」
天眼「キシャー」プワプワ
スイレン「タマミツネ!跳び跳ねる!」
天眼「キシャー!!!」
ピョーン
サトシ「タマミツネが飛び上がった!」
クシャルダオラ「………………」ギロッ
スイレン「!」
サトシ「ま、マズイ!クシャルダオラが真上のタマミツネを狙ってる!」
カティ図鑑「サトシ!クシャルダオラは強い光の閃光で一瞬ですが怯みます!」
サトシ「………閃光?……そうか!」
サトシ「ジンオウガ!スパーク!」
ジンオウガ「ワォーン!!!!」バリバリ
ピカッ
クシャルダオラ「!?」
クシャルダオラ「グゥゥ…」クラクラ
サトシ「よし!」
カティ図鑑「クシャルダオラが怯みました!」
サトシ「いっけー!スイレン!タマミツネ!」
スイレン「タマミツネー!」
天眼「キシャー!!!」ヒュー
ブンッ
バキッ
クシャルダオラ「グアアアア!!!」
カティ図鑑「クシャルダオラの頭にヒットしました!」
クシャルダオラ「グァァ……」メキメキ
サトシ「! クシャルダオラの角が!」
スイレン「タマミツネ!」
天眼「キシャー!!!」プワプワ
カティ図鑑「タマミツネが赤いバルーンを体に付着している?」
天眼「キシャー」プワプワ
スイレン「タマミツネ!跳び跳ねる!」
天眼「キシャー!!!」
ピョーン
サトシ「タマミツネが飛び上がった!」
クシャルダオラ「………………」ギロッ
スイレン「!」
サトシ「ま、マズイ!クシャルダオラが真上のタマミツネを狙ってる!」
カティ図鑑「サトシ!クシャルダオラは強い光の閃光で一瞬ですが怯みます!」
サトシ「………閃光?……そうか!」
サトシ「ジンオウガ!スパーク!」
ジンオウガ「ワォーン!!!!」バリバリ
ピカッ
クシャルダオラ「!?」
クシャルダオラ「グゥゥ…」クラクラ
サトシ「よし!」
カティ図鑑「クシャルダオラが怯みました!」
サトシ「いっけー!スイレン!タマミツネ!」
スイレン「タマミツネー!」
天眼「キシャー!!!」ヒュー
ブンッ
バキッ
クシャルダオラ「グアアアア!!!」
カティ図鑑「クシャルダオラの頭にヒットしました!」
クシャルダオラ「グァァ……」メキメキ
サトシ「! クシャルダオラの角が!」
102: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 23:07:17.38 ID:FbTqu+KyO
燼滅刃「グオオー!」ブンッ
メキメキ
テオテスカトル「グァァ……」メキメキ
激昂ラージャン「ヴォー!!!」バキッ
メキメキ
オオナヅチ「グゥゥ…」メキメキ
クシャルダオラ「ギィアー」
パリン
カティ図鑑「クシャルダオラの角が完全に破壊されました!」
スイレン「や、やった!」ヘタッ
天眼「キシャー!!!」
サトシ「ははっ!すげーぜスイレン!」
ジンオウガ「ワォーン」
スイレン「サトシ……」
バサッ
スイレン、サトシ「!」
クシャルダオラ「グゥゥ…」バサッ バサッ
ヒュー
カティ図鑑「クシャルダオラが…傷つき逃げていきます…」
メキメキ
テオテスカトル「グァァ……」メキメキ
激昂ラージャン「ヴォー!!!」バキッ
メキメキ
オオナヅチ「グゥゥ…」メキメキ
クシャルダオラ「ギィアー」
パリン
カティ図鑑「クシャルダオラの角が完全に破壊されました!」
スイレン「や、やった!」ヘタッ
天眼「キシャー!!!」
サトシ「ははっ!すげーぜスイレン!」
ジンオウガ「ワォーン」
スイレン「サトシ……」
バサッ
スイレン、サトシ「!」
クシャルダオラ「グゥゥ…」バサッ バサッ
ヒュー
カティ図鑑「クシャルダオラが…傷つき逃げていきます…」
103: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 23:14:13.44 ID:FbTqu+KyO
ヴェラ火山公園
バサッバサッ
リーリエ「テオテスカトルが逃げ去っていきます…」
カキ「……………」
カキ「よくやったな?グラビモス?」ナデ
グラビモス「ヴォウ」
カキ「………ディノバルド…良ければ一緒にこないか?」
ディノバルド「……………」コクリ
オニーチャーン
カキ、リーリエ「!」
ホシ「やったね!お兄ちゃん!カッコいいよ!」ダキッ
カキ「ホシぃ///」デレー
リーリエ「しまらないですね?」クスッ
森丘
マーマネ「お、オオナヅチが逃げてった…」
マーマネ「や、やった…勝ったんだ…」ヘタッ
ラージャン「ウホッ」
マオ「マーマネー!」
マーマネ「!」
アママイコ「アマー!!!」
マオ「やったよ!私達勝ったよ!」ダキッ
マーマネ「えと…マオ?////」
マオ「ううう……!良かったぁ!」ギュッ
マーマネ「>>104」
バサッバサッ
リーリエ「テオテスカトルが逃げ去っていきます…」
カキ「……………」
カキ「よくやったな?グラビモス?」ナデ
グラビモス「ヴォウ」
カキ「………ディノバルド…良ければ一緒にこないか?」
ディノバルド「……………」コクリ
オニーチャーン
カキ、リーリエ「!」
ホシ「やったね!お兄ちゃん!カッコいいよ!」ダキッ
カキ「ホシぃ///」デレー
リーリエ「しまらないですね?」クスッ
森丘
マーマネ「お、オオナヅチが逃げてった…」
マーマネ「や、やった…勝ったんだ…」ヘタッ
ラージャン「ウホッ」
マオ「マーマネー!」
マーマネ「!」
アママイコ「アマー!!!」
マオ「やったよ!私達勝ったよ!」ダキッ
マーマネ「えと…マオ?////」
マオ「ううう……!良かったぁ!」ギュッ
マーマネ「>>104」
104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 23:15:53.10 ID:2x6wzgrJ0
僕よりもギギネブラを褒めてあげてよフルボッキン
106: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 23:44:04.78 ID:FbTqu+KyO
マーマネ「ぼ、僕よりもギギネブラを褒めてあげてよ////」テレッ
マオ「あっ!そうだね………」
マーマネ「えへへ」モッコリ
マオ「おい」
マーマネ「いや、これは…」
パチン
マーマネ「」プスプス
マオ「ギギネブラー!」
ギギネブラ「ミズギィ…」ヨロッ
せせらぎの丘
ピカー
カティ図鑑「クシャルダオラが逃げ去った事により、空がまた晴れましたね!」
サトシ「そうだな!」
ジンオウガ「ワォーン」
スイレン「あの…サトシ…」
サトシ「スイレン…」
サトシ「せっかく晴れたんだしさ?釣りの続きでもしようぜ?」ニッ
スイレン「サトシ…」
タマミツネ「キシャー」クイクイ
スイレン「…………………」
スイレン「うん!」ニコッ
マオ「あっ!そうだね………」
マーマネ「えへへ」モッコリ
マオ「おい」
マーマネ「いや、これは…」
パチン
マーマネ「」プスプス
マオ「ギギネブラー!」
ギギネブラ「ミズギィ…」ヨロッ
せせらぎの丘
ピカー
カティ図鑑「クシャルダオラが逃げ去った事により、空がまた晴れましたね!」
サトシ「そうだな!」
ジンオウガ「ワォーン」
スイレン「あの…サトシ…」
サトシ「スイレン…」
サトシ「せっかく晴れたんだしさ?釣りの続きでもしようぜ?」ニッ
スイレン「サトシ…」
タマミツネ「キシャー」クイクイ
スイレン「…………………」
スイレン「うん!」ニコッ
107: ◆vmUr2bweO6 2017/08/03(木) 23:49:54.92 ID:FbTqu+KyO
翌日
ククイ「よーし!お前らー!今日も元気にー!」
全員「」グダー
ククイ「あれ?どうしたんだ?」
カティ図鑑「昨日色々ありまして…」
サトシ「よっしゃー!いくぞジンオウガー!」
ジンオウガ「ワォーン」
ククイ「……サトシは元気だな?」
カティ図鑑「もう化け物ですね」
ライチ「アローラ!サトシ!」
サトシ「あ!ライチさん!アローラ!」
ジンオウガ「ワォーン」
ライチ「相変わらずサトシは元気ね?どこいくの?」
サトシ「へへっ、ちょっと散歩に!」
ライチ「>>108」
ククイ「よーし!お前らー!今日も元気にー!」
全員「」グダー
ククイ「あれ?どうしたんだ?」
カティ図鑑「昨日色々ありまして…」
サトシ「よっしゃー!いくぞジンオウガー!」
ジンオウガ「ワォーン」
ククイ「……サトシは元気だな?」
カティ図鑑「もう化け物ですね」
ライチ「アローラ!サトシ!」
サトシ「あ!ライチさん!アローラ!」
ジンオウガ「ワォーン」
ライチ「相変わらずサトシは元気ね?どこいくの?」
サトシ「へへっ、ちょっと散歩に!」
ライチ「>>108」
108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 00:34:00.73 ID:bmtrh7dc0
なんか色んなところで凄い音が聞こえたってアーカラ島民が騒いでたんだけどあなた達なにか関係してない?
109: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 00:53:54.25 ID:gJdBoCfHO
ライチ「なんか昨日色んなところで大きな音が聞こえてたってアーカラ島民が騒いでたけど、あなた達、何か知らない?」
サトシ「えーと……実は……」
サトシ「あのー、ライチさん…異常気象の事なんだけど…」
ライチ「あー、それね?」
ライチ「実は私も昨日異常気象の事について調べてたのよ」
サトシ「へ?」
ライチ「………ひどい有り様だったわ?」
ライチ「突然落雷が降ってきたと思ったら次の瞬間には吹雪……」
ライチ「私が行った町には火の雨が降ったとの情報もあるの……」
サトシ「(火の雨……?落雷?吹雪?どういう事だ……?)」
サトシ「(クシャルダオラ達は昨日俺達と戦ってたハズだし…それにこの島からはもう追い出したのに……)」ウーン
ライチ「………サトシ?」
サトシ「い、いや……」ハハッ
ライチ「………サトシ、午後から時間ある?」
サトシ「え?」
サトシ「すみません…俺、ライチさんは素敵な女性だと思うけど、そういう対象には……」
ライチ「潰すぞ」
サトシ「じょ、冗談ですよ」ハハッ
ライチ「ねえサトシ、私の大試練を受けてみない?」
サトシ「!」
サトシ「だ、大試練!?ま、マジ!?」
ライチ「うん、マジマジ」
ライチが使うポケモン
二つ名持ち 未登場モンハンモンスター
近いレス
サトシ「えーと……実は……」
サトシ「あのー、ライチさん…異常気象の事なんだけど…」
ライチ「あー、それね?」
ライチ「実は私も昨日異常気象の事について調べてたのよ」
サトシ「へ?」
ライチ「………ひどい有り様だったわ?」
ライチ「突然落雷が降ってきたと思ったら次の瞬間には吹雪……」
ライチ「私が行った町には火の雨が降ったとの情報もあるの……」
サトシ「(火の雨……?落雷?吹雪?どういう事だ……?)」
サトシ「(クシャルダオラ達は昨日俺達と戦ってたハズだし…それにこの島からはもう追い出したのに……)」ウーン
ライチ「………サトシ?」
サトシ「い、いや……」ハハッ
ライチ「………サトシ、午後から時間ある?」
サトシ「え?」
サトシ「すみません…俺、ライチさんは素敵な女性だと思うけど、そういう対象には……」
ライチ「潰すぞ」
サトシ「じょ、冗談ですよ」ハハッ
ライチ「ねえサトシ、私の大試練を受けてみない?」
サトシ「!」
サトシ「だ、大試練!?ま、マジ!?」
ライチ「うん、マジマジ」
ライチが使うポケモン
二つ名持ち 未登場モンハンモンスター
近いレス
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 00:58:19.04 ID:bmtrh7dc0
ウラガンキン
112: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 15:43:09.81 ID:9ZbwnBZk0
命の遺跡
ワイワイ
リーリエ「サトシがライチさんの大試練に!?」
マオ「昨日の今日だってのに…」
マーマネ「さすがサトシだね」
スイレン「サトシ!頑張って!」
カキ「心して挑めよ!」
サトシ「ああ!」
ジンオウガ「ワォーン」
カティ図鑑「あの…ライチさんは?」
ククイ「お祈りしてるよ」
カティ図鑑「お祈り……?」
ライチ「ごめんね!待たせちゃって」
サトシ「ライチさん!」
ジンオウガ「グルル!!」
サトシ「よーし!早速始めようぜライチさ……」
ガサッ
サトシ、ライチ「!」
ナルガクルガ「グゥゥ!!」
リーリエ「あ、あれは!」
カティ図鑑「野生のナルガクルガ!」
スイレン「サトシ!」
サトシ「あー!これからだってのにー!」
サトシ「いくぜジンオウ……」
ライチ「ウラガンキン!」ボンッ
ウラガンキン「ゴオオ」
マーマネ「あ、あれは!」
カキ「ライチさんのポケモンウラガンキン…」
ウラガンキン「ゴオオ」
サトシ「こ、これがライチさんのポケモン…」
ジンオウガ「クウーン」
ワイワイ
リーリエ「サトシがライチさんの大試練に!?」
マオ「昨日の今日だってのに…」
マーマネ「さすがサトシだね」
スイレン「サトシ!頑張って!」
カキ「心して挑めよ!」
サトシ「ああ!」
ジンオウガ「ワォーン」
カティ図鑑「あの…ライチさんは?」
ククイ「お祈りしてるよ」
カティ図鑑「お祈り……?」
ライチ「ごめんね!待たせちゃって」
サトシ「ライチさん!」
ジンオウガ「グルル!!」
サトシ「よーし!早速始めようぜライチさ……」
ガサッ
サトシ、ライチ「!」
ナルガクルガ「グゥゥ!!」
リーリエ「あ、あれは!」
カティ図鑑「野生のナルガクルガ!」
スイレン「サトシ!」
サトシ「あー!これからだってのにー!」
サトシ「いくぜジンオウ……」
ライチ「ウラガンキン!」ボンッ
ウラガンキン「ゴオオ」
マーマネ「あ、あれは!」
カキ「ライチさんのポケモンウラガンキン…」
ウラガンキン「ゴオオ」
サトシ「こ、これがライチさんのポケモン…」
ジンオウガ「クウーン」
113: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 15:54:00.13 ID:9ZbwnBZk0
ナルガクルガ「シャッ!!」シュッ
バッ
リーリエ「ナルガクルガの電光石火です!」
スイレン「速い!」
ナルガクルガ「…………………」ブンッ
サトシ「ナルガクルガのブレードがウラガンキンを!」
ギリリ
ウラガンキン「………………」ギリリ
ナルガクルガ「!?」
サトシ「う、ウラガンキンの顎でナルガクルガのブレードを受け止めた!?」
ライチ「その程度じゃウラガンキンの顎は砕けないよ?ウラガンキン!」
ウラガンキン「ゴオオ」ブンッ
バキッ
ナルガクルガ「!?」パリン
カティ図鑑「ナルガクルガのブレードを砕きました……」
ライチ「やりなさい!ウラガンキン!」
ウラガンキン「ゴオオ!!!」ブンッ
ナルガクルガ「ギャッ」ブチッ
ナルガクルガ「」
マーマネ「ナルガクルガを一撃で…」
スイレン「すごい…」
マオ「ライチさんかっこいい…」ポッ
リーリエ「マオ!?」
サトシ「す、すげー」ゾクゾク
ライチ「さ?始めようかサトシ?」ニッ
ウラガンキン「ゴオオ」
サトシ「……へへへ!」
ジンオウガ「グルル!!!」
バッ
リーリエ「ナルガクルガの電光石火です!」
スイレン「速い!」
ナルガクルガ「…………………」ブンッ
サトシ「ナルガクルガのブレードがウラガンキンを!」
ギリリ
ウラガンキン「………………」ギリリ
ナルガクルガ「!?」
サトシ「う、ウラガンキンの顎でナルガクルガのブレードを受け止めた!?」
ライチ「その程度じゃウラガンキンの顎は砕けないよ?ウラガンキン!」
ウラガンキン「ゴオオ」ブンッ
バキッ
ナルガクルガ「!?」パリン
カティ図鑑「ナルガクルガのブレードを砕きました……」
ライチ「やりなさい!ウラガンキン!」
ウラガンキン「ゴオオ!!!」ブンッ
ナルガクルガ「ギャッ」ブチッ
ナルガクルガ「」
マーマネ「ナルガクルガを一撃で…」
スイレン「すごい…」
マオ「ライチさんかっこいい…」ポッ
リーリエ「マオ!?」
サトシ「す、すげー」ゾクゾク
ライチ「さ?始めようかサトシ?」ニッ
ウラガンキン「ゴオオ」
サトシ「……へへへ!」
ジンオウガ「グルル!!!」
114: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 18:46:28.36 ID:Pg4cUknuO
ライチ「命の神カプ・テテフ……(略)」
カティ図鑑「サトシ!バトルの記録は私に任せてくださいね!」
サトシ「カッコよく撮ってくれよ?」
カティ図鑑「それは難しい注文ですね」
ジンオウガ「グルル!!!」
マオ「な、なんかジンオウガ、かなり殺気だってない?」
カキ「うーむ……」
ククイ「それでは、バトル開始!」
ライチ「最初からゼンリョクでいくわよ!ウラガンキン!」ピカー
ウラガンキン「ゴオオ!!!」ピカー
全員「!?」
宝纏「ゴオオ!!!」
サトシ「進化した!?」
ライチ「ウラガンキン!」
宝纏「ゴオオ」
ポイッ
サトシ「な、なんだあの紫色の岩みたのは!?」
ジンオウガ「グルル!!!」ダダッ
サトシ「ジンオウガ!突っ込むな!」
ライチ「ふん」ニヤッ
宝纏「ゴオオ!!!」ブンッ
ズドン
サトシ「!?」
ドッカーン!!!!
マーマネ「む、紫色の塊が爆発した!」
スイレン「サトシ!ジンオウガ!」
サトシ「ジンオウガー!」
モクモク
ジンオウガ「グルル!!!」ダッ
宝纏「!」
カティ図鑑「サトシ!バトルの記録は私に任せてくださいね!」
サトシ「カッコよく撮ってくれよ?」
カティ図鑑「それは難しい注文ですね」
ジンオウガ「グルル!!!」
マオ「な、なんかジンオウガ、かなり殺気だってない?」
カキ「うーむ……」
ククイ「それでは、バトル開始!」
ライチ「最初からゼンリョクでいくわよ!ウラガンキン!」ピカー
ウラガンキン「ゴオオ!!!」ピカー
全員「!?」
宝纏「ゴオオ!!!」
サトシ「進化した!?」
ライチ「ウラガンキン!」
宝纏「ゴオオ」
ポイッ
サトシ「な、なんだあの紫色の岩みたのは!?」
ジンオウガ「グルル!!!」ダダッ
サトシ「ジンオウガ!突っ込むな!」
ライチ「ふん」ニヤッ
宝纏「ゴオオ!!!」ブンッ
ズドン
サトシ「!?」
ドッカーン!!!!
マーマネ「む、紫色の塊が爆発した!」
スイレン「サトシ!ジンオウガ!」
サトシ「ジンオウガー!」
モクモク
ジンオウガ「グルル!!!」ダッ
宝纏「!」
115: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 18:55:10.87 ID:Pg4cUknuO
ライチ「爆発をくぐり抜けてきたか…やるわね?」ニヤリ
サトシ「ジンオウガ!一旦引いて態勢を立て直すんだ!」
ジンオウガ「グルル!!!」ダダッ
サトシ「!?」
リーリエ「ジンオウガがサトシの言う事を聞かない!?」
マオ「ど、どういう事!?」
ジンオウガ「グルル!!!」ガブッ
宝纏「ゴオ」
スイレン「ジンオウガがウラガンキンの顎に噛みついた!」
ライチ「……………」パチン
宝纏「ゴオ」フシュー
ジンオウガ「グゥ………」ヨロッ
リーリエ「あ、あのウラガンキンから出ているガスは……」
カティ図鑑「睡眠ガスです……」
リーリエ「!?」
ジンオウガ「ZZZ」
ライチ「ウラガンキン!」
宝纏「……………」ブンッ
ジンオウガ「ZZZ」
サトシ「じ、ジンオウガ!起きろー!」
ドスン
ジンオウガ「キャイン」ドサッ
サトシ「ジンオウガ!」
サトシ「だ、大丈夫かジンオウ……」
ジンオウガ「ガルッ」ガブリ
サトシ「ぐ、ぐぁぁぁー!」
スイレン「ジンオウガがサトシの腕に噛みついた!?」
マーマネ「サトシの腕千切れてないよね?」
カキ「ジンオウガの奴…いったいどうしたんだ……」
カティ図鑑「……ポケモン図鑑によりますとジンオウガは……」
ジンオウガが反抗期な理由
安価 近いレスの中
サトシ「ジンオウガ!一旦引いて態勢を立て直すんだ!」
ジンオウガ「グルル!!!」ダダッ
サトシ「!?」
リーリエ「ジンオウガがサトシの言う事を聞かない!?」
マオ「ど、どういう事!?」
ジンオウガ「グルル!!!」ガブッ
宝纏「ゴオ」
スイレン「ジンオウガがウラガンキンの顎に噛みついた!」
ライチ「……………」パチン
宝纏「ゴオ」フシュー
ジンオウガ「グゥ………」ヨロッ
リーリエ「あ、あのウラガンキンから出ているガスは……」
カティ図鑑「睡眠ガスです……」
リーリエ「!?」
ジンオウガ「ZZZ」
ライチ「ウラガンキン!」
宝纏「……………」ブンッ
ジンオウガ「ZZZ」
サトシ「じ、ジンオウガ!起きろー!」
ドスン
ジンオウガ「キャイン」ドサッ
サトシ「ジンオウガ!」
サトシ「だ、大丈夫かジンオウ……」
ジンオウガ「ガルッ」ガブリ
サトシ「ぐ、ぐぁぁぁー!」
スイレン「ジンオウガがサトシの腕に噛みついた!?」
マーマネ「サトシの腕千切れてないよね?」
カキ「ジンオウガの奴…いったいどうしたんだ……」
カティ図鑑「……ポケモン図鑑によりますとジンオウガは……」
ジンオウガが反抗期な理由
安価 近いレスの中
116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 18:58:27.72 ID:M/P/W1KY0
好物のガーグァを一年以上食べさせてもらえてない
118: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 19:11:35.55 ID:Pg4cUknuO
カティ図鑑「恐らく…好物のガーグァを一年以上食べさせてもらっていないからだと……」
マオ「え!?ポケモンフーズじゃダメなの?」
カキ「ポケモンフーズ?何を言っているんだマオ」
マオ「え?」
スイレン「タマミツネはお魚が大好物!」
マーマネ「僕も一年に一回はラージャンと一緒にキリンを獲りにいってるよ?」
リーリエ「私は庭………」
マオ「も、もういいよ!」
マオ「(ギギネブラはいったい何を食べるんだろ…)」ガタガタ
アママイコ「アマー」ガタガタ
サトシ「ジンオウガ!この前ムーファ食べたじゃん!機嫌なおせよ~」
ライチ「え?ムーファ?」
サトシ「あ、なんでもないです」
ジンオウガ「…………………」プイッ
サトシ「………ジンオウガ、キミは俺が嫌い?」
ジンオウガ「ワンワン」コクコク
サトシ「そんな…」ガクッ
ライチ「サトシ!悪いけど決めさせてもらうわよ!」ピカー
宝纏「ゴオオ!!!!」ピカー
サトシ、ジンオウガ「!?」
カティ図鑑「ま、マズイです!Z技がきます!」
カキ「サトシ!ジンオウガ!ケンカしてる場合じゃないぞ!」
ライチ「ウラガンキン!」ピカー
ライチ「ワールズエンドフォール!」ピカー
宝纏「ゴオオ!!!」ピカー
マオ「え!?ポケモンフーズじゃダメなの?」
カキ「ポケモンフーズ?何を言っているんだマオ」
マオ「え?」
スイレン「タマミツネはお魚が大好物!」
マーマネ「僕も一年に一回はラージャンと一緒にキリンを獲りにいってるよ?」
リーリエ「私は庭………」
マオ「も、もういいよ!」
マオ「(ギギネブラはいったい何を食べるんだろ…)」ガタガタ
アママイコ「アマー」ガタガタ
サトシ「ジンオウガ!この前ムーファ食べたじゃん!機嫌なおせよ~」
ライチ「え?ムーファ?」
サトシ「あ、なんでもないです」
ジンオウガ「…………………」プイッ
サトシ「………ジンオウガ、キミは俺が嫌い?」
ジンオウガ「ワンワン」コクコク
サトシ「そんな…」ガクッ
ライチ「サトシ!悪いけど決めさせてもらうわよ!」ピカー
宝纏「ゴオオ!!!!」ピカー
サトシ、ジンオウガ「!?」
カティ図鑑「ま、マズイです!Z技がきます!」
カキ「サトシ!ジンオウガ!ケンカしてる場合じゃないぞ!」
ライチ「ウラガンキン!」ピカー
ライチ「ワールズエンドフォール!」ピカー
宝纏「ゴオオ!!!」ピカー
119: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 20:17:45.71 ID:Pg4cUknuO
ゴゴゴ
サトシ「で、でっけー岩……」
ライチ「ウラガンキン!」
宝纏「ゴオオ!!!」ブンッ
ゴゴゴ
サトシ「や、やばい!」
サトシ「頼むよジンオウガー!メレメレ島に戻ったら一緒にガーグァ獲りに行くからさぁ!」ユサユサ
ジンオウガ「………………」
ゴゴゴ
リーリエ「マズイです!岩がもう迫ってきています!」
ズドーン
スイレン「サトシー!」
カキ「ジンオウガ!」
ククイ「………………」
ピシピシピシ
ライチ「!」
ドカン
金雷公「ワォーン!!!!」バキッ
ライチ「岩を砕いて……!」
サトシ「いくぜジンオウガ!」
金雷公「ワォーン!!!」バリバリバリ
カティ図鑑「サトシ!ジンオウガ!」
マオ「いっけー!」
スイレン「きめちゃえ!」
サトシ「ジンオウガ!ボルテッカー!」
金雷公「ワォーン!!!」ダダダ
ライチ「面白い!ウラガンキン!ぶっ潰せ!」
宝纏「ゴオオ!!!」ブンッ
マーマネ「また顎だ!」
金雷公「グルルルル!!!」バリバリバリ
宝纏「オオ……」メキメキメキ
金雷公「ワォーン!!!!!」ダッ
宝纏「ゴオオ!!!!」
バキン
カティ図鑑「やった!ウラガンキンの顎を砕きました!」
金雷公「ワォーン!!!!!」バキッ
宝纏「ゴオオ……」ドサッ
宝纏「」ガクッ
サトシ「で、でっけー岩……」
ライチ「ウラガンキン!」
宝纏「ゴオオ!!!」ブンッ
ゴゴゴ
サトシ「や、やばい!」
サトシ「頼むよジンオウガー!メレメレ島に戻ったら一緒にガーグァ獲りに行くからさぁ!」ユサユサ
ジンオウガ「………………」
ゴゴゴ
リーリエ「マズイです!岩がもう迫ってきています!」
ズドーン
スイレン「サトシー!」
カキ「ジンオウガ!」
ククイ「………………」
ピシピシピシ
ライチ「!」
ドカン
金雷公「ワォーン!!!!」バキッ
ライチ「岩を砕いて……!」
サトシ「いくぜジンオウガ!」
金雷公「ワォーン!!!」バリバリバリ
カティ図鑑「サトシ!ジンオウガ!」
マオ「いっけー!」
スイレン「きめちゃえ!」
サトシ「ジンオウガ!ボルテッカー!」
金雷公「ワォーン!!!」ダダダ
ライチ「面白い!ウラガンキン!ぶっ潰せ!」
宝纏「ゴオオ!!!」ブンッ
マーマネ「また顎だ!」
金雷公「グルルルル!!!」バリバリバリ
宝纏「オオ……」メキメキメキ
金雷公「ワォーン!!!!!」ダッ
宝纏「ゴオオ!!!!」
バキン
カティ図鑑「やった!ウラガンキンの顎を砕きました!」
金雷公「ワォーン!!!!!」バキッ
宝纏「ゴオオ……」ドサッ
宝纏「」ガクッ
120: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 20:22:14.51 ID:Pg4cUknuO
ククイ「そこまで!勝者、サトシとジンオウガ!」
サトシ「ははっ!やったぜジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーン!!!!」
マオ「サトシ!」
マーマネ「すごいよサトシ!」
スイレン「カッコいい!////」
リーリエ「やりましたね!サトシ!」
カキ「いいバトルだったぜ!」
サトシ「みんな……」
ジンオウガ「クゥン」
カティ図鑑「サトシ!」
サトシ「カティ…」
ライチ「………負けたよサトシ」
サトシ「ライチさん…」
ライチ「私に勝った褒美だ」
ライチから島クイーン戦に勝ってもらった褒美
安価 近いレスの中
サトシ「ははっ!やったぜジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーン!!!!」
マオ「サトシ!」
マーマネ「すごいよサトシ!」
スイレン「カッコいい!////」
リーリエ「やりましたね!サトシ!」
カキ「いいバトルだったぜ!」
サトシ「みんな……」
ジンオウガ「クゥン」
カティ図鑑「サトシ!」
サトシ「カティ…」
ライチ「………負けたよサトシ」
サトシ「ライチさん…」
ライチ「私に勝った褒美だ」
ライチから島クイーン戦に勝ってもらった褒美
安価 近いレスの中
121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 20:23:30.82 ID:HWOsEAWgO
ガーグァ
123: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 20:34:37.16 ID:Pg4cUknuO
ガーグァ「ガー」
サトシ「ガーグァ…」
ライチ「これが欲しかったんでしょ?」
サトシ「えーと…」
ジンオウガ「グルァ!!!」ダッ
ガーグァ「ヒー」
ガツガツ
ガーグァ「グァー……」
サトシ「ははっ、ま、ジンオウガも喜んでるしいっか?」
カティ図鑑「ふふふ、良かったですね?ジンオウガ」
マオ「オエ…グロイ……」オエ
アママイコ「アマ……」オエ
ゴロゴロゴロ
サトシ「ん?」
リーリエ「晴れていたハズなのに、何故急に雲が?」
ビカッ
ゴロゴロゴロ
マーマネ「な、なに!?」
カキ「雷だと!?」
ヒュウウ
リーリエ「こ、今度は急に吹雪が…」
ククイ「これは……」
スイレン「サトシ、寒い…」ギュッ
サトシ「離れてくれ」
ライチ「(まさか……)」
キラキラキラ
サトシ「こ、今度は光の粉!?」
ピカー
マーマネ「な、なに!?」
マオ「眩しい!」
ライチ「………あれは……」
テテフ「……………」キラキラキラ
ライチ「カプ・テテフ!」
テテフの性格 >>123
サトシ「ガーグァ…」
ライチ「これが欲しかったんでしょ?」
サトシ「えーと…」
ジンオウガ「グルァ!!!」ダッ
ガーグァ「ヒー」
ガツガツ
ガーグァ「グァー……」
サトシ「ははっ、ま、ジンオウガも喜んでるしいっか?」
カティ図鑑「ふふふ、良かったですね?ジンオウガ」
マオ「オエ…グロイ……」オエ
アママイコ「アマ……」オエ
ゴロゴロゴロ
サトシ「ん?」
リーリエ「晴れていたハズなのに、何故急に雲が?」
ビカッ
ゴロゴロゴロ
マーマネ「な、なに!?」
カキ「雷だと!?」
ヒュウウ
リーリエ「こ、今度は急に吹雪が…」
ククイ「これは……」
スイレン「サトシ、寒い…」ギュッ
サトシ「離れてくれ」
ライチ「(まさか……)」
キラキラキラ
サトシ「こ、今度は光の粉!?」
ピカー
マーマネ「な、なに!?」
マオ「眩しい!」
ライチ「………あれは……」
テテフ「……………」キラキラキラ
ライチ「カプ・テテフ!」
テテフの性格 >>123
124: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 20:36:16.18 ID:Pg4cUknuO
安価下
125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 20:38:43.08 ID:7UEpSrl7o
好奇心旺盛だけど危険を回避する能力も同じだけ大きい
127: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 20:57:32.42 ID:Pg4cUknuO
テテフ「ミンナ!ワタシノサイコフィールドノナカニハヤク!」
サトシ「ポケモンが喋った!?」
テテフ「テレパシーデノウナイニチョクセツカタリカケテルノ!」
サトシ「脳内に直接!?」
ビカッ
ゴロゴロゴロ
サイコフィールド内
マーマネ「た、助かったぁ……」
ライチ「ありがとう、カプ・テテフ」
ライチ「あの時…ホエルコと私をガノトトスから助けてくれたのも貴女なんでしょ?」
サトシ「え!?」
テテフ「………………」
スイレン「でも…急に雷が鳴ったり、吹雪になったりなんなの?」
カキ「天候にも影響を及ぼす古龍なら、昨日俺達が追い払ったハズだが……」
ククイ「な…お前ら古龍と戦ったのか!?」
カキ「あ、いや……」
サトシ「ははっ」
テテフ「……………」
テテフ「アノヒワタシハイツモノヨウニアーカラシマヲサンポシテタノ」
全員「!」
テテフ「ソシテ…ミタコトノナイバショヲミツケテコーキシンカラソコニイッテミタ」
サトシ「好奇心って…」
テテフ「ソノバショハ…フシギナバショ…」
テテフ「カミナリガフリソソグトオモッタラツギノシュンカンニハユキガ…」
テテフ「ソシテヒノアメモフッテキタ」
カティ図鑑「何でそんな場所に…」
テテフ「コーキシン」
カティ図鑑「そうですか」
サトシ「で、でも…カプ・テテフが言ってるその現象って…」
ライチ「今アーカラ島を襲っている異常気象と同じね…」
全員「!?」
サトシ「ポケモンが喋った!?」
テテフ「テレパシーデノウナイニチョクセツカタリカケテルノ!」
サトシ「脳内に直接!?」
ビカッ
ゴロゴロゴロ
サイコフィールド内
マーマネ「た、助かったぁ……」
ライチ「ありがとう、カプ・テテフ」
ライチ「あの時…ホエルコと私をガノトトスから助けてくれたのも貴女なんでしょ?」
サトシ「え!?」
テテフ「………………」
スイレン「でも…急に雷が鳴ったり、吹雪になったりなんなの?」
カキ「天候にも影響を及ぼす古龍なら、昨日俺達が追い払ったハズだが……」
ククイ「な…お前ら古龍と戦ったのか!?」
カキ「あ、いや……」
サトシ「ははっ」
テテフ「……………」
テテフ「アノヒワタシハイツモノヨウニアーカラシマヲサンポシテタノ」
全員「!」
テテフ「ソシテ…ミタコトノナイバショヲミツケテコーキシンカラソコニイッテミタ」
サトシ「好奇心って…」
テテフ「ソノバショハ…フシギナバショ…」
テテフ「カミナリガフリソソグトオモッタラツギノシュンカンニハユキガ…」
テテフ「ソシテヒノアメモフッテキタ」
カティ図鑑「何でそんな場所に…」
テテフ「コーキシン」
カティ図鑑「そうですか」
サトシ「で、でも…カプ・テテフが言ってるその現象って…」
ライチ「今アーカラ島を襲っている異常気象と同じね…」
全員「!?」
128: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 21:10:17.96 ID:Pg4cUknuO
スイレン「じゃ、じゃあ…アーカラ島を襲ってた異常気象はクシャルダオラ達のせいじゃなかった!?」
テテフ「セーカクニイエバ、クシャルダオラタチハゲンインノイッタンニスギナイノ」
サトシ「………どういう事だ?」
テテフ「………ワタシハソノバショデ"アイツ"ヲミタシュンカンニイノチノキケンヲサッチシテスグニニゲタ」
リーリエ「あいつ……?」
テテフ「イッシュンダケドワスレナイ」
テテフ「アイツハ…テンヲツラヌクホドノアマタノツノトゲキリンヲモチ…」
テテフ「ヒカリヲノミコムホドノシッコクノヤミニオオワレタポケモン…」
テテフ「アルバトリオン」
サトシ「アルバ…」
リーリエ「トリオン……?」
カティ図鑑「アルバ…トリオン……」ガタガタ
サトシ「………そっか…そいつがアーカラ島を苦しめてる原因か……」
スイレン「サトシ?」
マーマネ「な、なにする気!?」
マオ「まさか……」
カティ図鑑「き、危険です!アルバトリオンは今までのポケモンとは格が違いますよ!?」
カティ図鑑「そ、それこそミラボレアスのような……」
サトシ「大丈夫さカティ」
カティ図鑑「サトシ…」
サトシ「なぁ、カプ・テテフ……そのアルバトリオンを見た場所はどこなんだ?」
テテフ「………アルバトリオンガスムバショハ"カミガスム"トイワレタバショ…」
テテフ「セーカクニイエバ、クシャルダオラタチハゲンインノイッタンニスギナイノ」
サトシ「………どういう事だ?」
テテフ「………ワタシハソノバショデ"アイツ"ヲミタシュンカンニイノチノキケンヲサッチシテスグニニゲタ」
リーリエ「あいつ……?」
テテフ「イッシュンダケドワスレナイ」
テテフ「アイツハ…テンヲツラヌクホドノアマタノツノトゲキリンヲモチ…」
テテフ「ヒカリヲノミコムホドノシッコクノヤミニオオワレタポケモン…」
テテフ「アルバトリオン」
サトシ「アルバ…」
リーリエ「トリオン……?」
カティ図鑑「アルバ…トリオン……」ガタガタ
サトシ「………そっか…そいつがアーカラ島を苦しめてる原因か……」
スイレン「サトシ?」
マーマネ「な、なにする気!?」
マオ「まさか……」
カティ図鑑「き、危険です!アルバトリオンは今までのポケモンとは格が違いますよ!?」
カティ図鑑「そ、それこそミラボレアスのような……」
サトシ「大丈夫さカティ」
カティ図鑑「サトシ…」
サトシ「なぁ、カプ・テテフ……そのアルバトリオンを見た場所はどこなんだ?」
テテフ「………アルバトリオンガスムバショハ"カミガスム"トイワレタバショ…」
129: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 21:16:34.44 ID:Pg4cUknuO
神域
ゴロゴロ
サトシ「あっつー」
スイレン「なにここ…」
カキ「まるで地獄絵図だな…」
マーマネ「か、帰りたい…」ビクビク
リーリエ「マーマネ…何を今更…」
ククイ「そうだぞー?」
ライチ「……………」
マオ「そうだよ?マーマネ、男なら覚悟決めようよ!」スッ
マーマネ「マオ…」
カティ図鑑「それは…」
マオ「こんな事もあろうかと持ってきたの」
マオ「クーラーミート」
サトシ「よしっ!クーラーミートも食べた!行こうぜみんな!」
ライチ「悪いわね、カプ・テテフ……こんな危険な場所に案内させて…」
テテフ「>>130」
ゴロゴロ
サトシ「あっつー」
スイレン「なにここ…」
カキ「まるで地獄絵図だな…」
マーマネ「か、帰りたい…」ビクビク
リーリエ「マーマネ…何を今更…」
ククイ「そうだぞー?」
ライチ「……………」
マオ「そうだよ?マーマネ、男なら覚悟決めようよ!」スッ
マーマネ「マオ…」
カティ図鑑「それは…」
マオ「こんな事もあろうかと持ってきたの」
マオ「クーラーミート」
サトシ「よしっ!クーラーミートも食べた!行こうぜみんな!」
ライチ「悪いわね、カプ・テテフ……こんな危険な場所に案内させて…」
テテフ「>>130」
130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:19:33.24 ID:SqQV5W1q0
これも私の務めだから
131: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 21:30:36.32 ID:Pg4cUknuO
テテフ「コ、コレモワタシノツトメデスカラ…」ガクガク
ライチ「カプ・テテフ…」
テテフ「アーカラシマヲオビヤカスキョーイニタイシテ…イツマデモニゲテイルワケニハイキマセン!」
サトシ「……へへっ」
グオオ
マーマネ「な、なに!?」ビクッ
カキ「アルバトリオンか!?」
ラギア希「グオオー!」
カティ図鑑「あれはラギアクルス希少種!?何故こんな所に!?」
サトシ「希少種!?」
カキ「なんにせよ…戦うしか…」
ライチ「待ちなさい!」
全員「!」
ククイ「こいつは俺達に任せろ!」
サトシ「博士…」
マオ「ライチさん……」
ククイ「お前達はアルバトリオンのところにいけっ!」ボンッ
ルガルガン「ガルッ」
ライチ「ウラガンキン!」
ウラガンキン「ゴオオ」
ラギア希「グオオー!」
ライチ「早く行きなさい!」
テテフ「……イキマショウ…!」
サトシ「…ああ!」
サトシ「ありがとう!博士!ライチさん!」
タッタッタ
ラギア希「…………………」
ライチ「………アーカラ島の島クイーンとして…」
ククイ「あいつらの担任として…」
ライチ、ククイ「「ここは通さん!!」」
ルガルガン「ガルッ!!」
ウラガンキン「ゴオオ!!!!」
ラギア希「グオオー!!」
ライチ「カプ・テテフ…」
テテフ「アーカラシマヲオビヤカスキョーイニタイシテ…イツマデモニゲテイルワケニハイキマセン!」
サトシ「……へへっ」
グオオ
マーマネ「な、なに!?」ビクッ
カキ「アルバトリオンか!?」
ラギア希「グオオー!」
カティ図鑑「あれはラギアクルス希少種!?何故こんな所に!?」
サトシ「希少種!?」
カキ「なんにせよ…戦うしか…」
ライチ「待ちなさい!」
全員「!」
ククイ「こいつは俺達に任せろ!」
サトシ「博士…」
マオ「ライチさん……」
ククイ「お前達はアルバトリオンのところにいけっ!」ボンッ
ルガルガン「ガルッ」
ライチ「ウラガンキン!」
ウラガンキン「ゴオオ」
ラギア希「グオオー!」
ライチ「早く行きなさい!」
テテフ「……イキマショウ…!」
サトシ「…ああ!」
サトシ「ありがとう!博士!ライチさん!」
タッタッタ
ラギア希「…………………」
ライチ「………アーカラ島の島クイーンとして…」
ククイ「あいつらの担任として…」
ライチ、ククイ「「ここは通さん!!」」
ルガルガン「ガルッ!!」
ウラガンキン「ゴオオ!!!!」
ラギア希「グオオー!!」
132: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 21:40:12.44 ID:Pg4cUknuO
ゴロゴロ
アルバトリオン「…………………」
サトシ「あれがアルバトリオンか…」
金雷公「グルル!!!」
スイレン「まるで…悪魔…」
天眼「ギシャー!!!」
マーマネ「うぅ…」ジリッ
激昂ラージャン「ウホッ」
リーリエ「……がんばリーリエですよ!シロン!」
ウカムルバス「グオー!!!」
マオ「………笑えないね…」
アママイコ「アマ……」
ギギネブラ「ギギ……」
燼滅刃「グオオー!」
アルバトリオン「………………」スッ
カキ「!」
カキ「来るぞ!」
アルバトリオン「グオーオーオ!!!」
ピカピカ
ゴロン
カティ図鑑「雷の雨です!」
サトシ「ジンオウガ!充電でできるだけ雷を集めろ!」
マーマネ「ラージャンも手伝って!」
金雷公「オオーン!!!」ピカー
激昂ラージャン「ウホッ!!!」バリバリバリ
アルバトリオン「…………………」
サトシ「あれがアルバトリオンか…」
金雷公「グルル!!!」
スイレン「まるで…悪魔…」
天眼「ギシャー!!!」
マーマネ「うぅ…」ジリッ
激昂ラージャン「ウホッ」
リーリエ「……がんばリーリエですよ!シロン!」
ウカムルバス「グオー!!!」
マオ「………笑えないね…」
アママイコ「アマ……」
ギギネブラ「ギギ……」
燼滅刃「グオオー!」
アルバトリオン「………………」スッ
カキ「!」
カキ「来るぞ!」
アルバトリオン「グオーオーオ!!!」
ピカピカ
ゴロン
カティ図鑑「雷の雨です!」
サトシ「ジンオウガ!充電でできるだけ雷を集めろ!」
マーマネ「ラージャンも手伝って!」
金雷公「オオーン!!!」ピカー
激昂ラージャン「ウホッ!!!」バリバリバリ
133: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 21:49:39.33 ID:Pg4cUknuO
マオ「す、すごい!雷が全部ラージャンとジンオウガに集まってく!」
スイレン「今の内に!」ダッ
アルバトリオン「……………」ヒュオオ
カチン カチン カチン
カキ「今度は吹雪だと!?」
リーリエ「シロン!こちらも吹雪で対抗です!」
ウカムルバス「クガガー!!!!」
ヒュオオ
スイレン「すごい!リーリエ!シロン!」
アルバトリオン「………………」メラメラメラ
アルバトリオン「グオーオーオ!!!」ボボボ
マオ「今度は火炎放射!?」
カキ「グラビモス!ディノバルド!」
グラビモス「ヴォウ!!!」ボボボ
燼滅刃「ゴオ!!」ボンッ
マオ「カキ!?」
カキ「長くは持たん!いけっ!」
スイレン「タマミツネ!」
天眼「キシャー!!!」プクプクプク
マオ「赤いバルーン?」
スイレン「のって!マオちゃん、アママイコ!ギギネブラ!」グイッ
マオ「う、うん…」
スイレン「跳び跳ねる!」
天眼「キシャー!!!」ピョーン
マオ「! たかっ!」
アルバトリオン「!」
スイレン「とどいた!」
スイレン「今だよ!マオちゃん!」
マオ「>>134」
スイレン「今の内に!」ダッ
アルバトリオン「……………」ヒュオオ
カチン カチン カチン
カキ「今度は吹雪だと!?」
リーリエ「シロン!こちらも吹雪で対抗です!」
ウカムルバス「クガガー!!!!」
ヒュオオ
スイレン「すごい!リーリエ!シロン!」
アルバトリオン「………………」メラメラメラ
アルバトリオン「グオーオーオ!!!」ボボボ
マオ「今度は火炎放射!?」
カキ「グラビモス!ディノバルド!」
グラビモス「ヴォウ!!!」ボボボ
燼滅刃「ゴオ!!」ボンッ
マオ「カキ!?」
カキ「長くは持たん!いけっ!」
スイレン「タマミツネ!」
天眼「キシャー!!!」プクプクプク
マオ「赤いバルーン?」
スイレン「のって!マオちゃん、アママイコ!ギギネブラ!」グイッ
マオ「う、うん…」
スイレン「跳び跳ねる!」
天眼「キシャー!!!」ピョーン
マオ「! たかっ!」
アルバトリオン「!」
スイレン「とどいた!」
スイレン「今だよ!マオちゃん!」
マオ「>>134」
134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:51:28.24 ID:ry/9czQl0
アルバトリオンのやつ引きずり下ろして細切れにしてやるわ!
135: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 22:00:59.31 ID:Pg4cUknuO
マオ「アルバトリオンの奴を引きずり下ろして細切れにしてやるんだから!」ギラン
スイレン「剥ぎ取りナイフ!?」
マオ「料理人ナメるんじゃないわよー!たーっ!」ダッ
アママイコ「アマー!」ダッ
ギギネブラ「ギギ」ダッ
アルバトリオン「……………」バチバチバチ
スイレン「ドラゴンタイプ!?」
スイレン「マオちゃん!危ない!」
マオ「…………え?」
アルバトリオン「……………オロカナ…」
パアーン
シュウウ
アルバトリオン「…………………」
サトシ「」
スイレン「」
リーリエ「」
カキ「」
マオ「」
マーマネ「」
テテフ「ソ、ソンナ……」ガタガタ
カティ図鑑「ぜ、全滅…」ガタガタ
アルバトリオン「……………」スウ
カティ図鑑「うぅ…サトシの仇…」グスッ
カティ図鑑「目からビー……」
ズバッ
カティ図鑑「あっ!」ドサッ
テテフ「カティ!」
アルバトリオン「……………」ススッ
テテフ「ア……ア……」ガタガタ
アルバトリオン「…………………」
テテフがこの状況を打開する作戦
安価 近いレスの中
スイレン「剥ぎ取りナイフ!?」
マオ「料理人ナメるんじゃないわよー!たーっ!」ダッ
アママイコ「アマー!」ダッ
ギギネブラ「ギギ」ダッ
アルバトリオン「……………」バチバチバチ
スイレン「ドラゴンタイプ!?」
スイレン「マオちゃん!危ない!」
マオ「…………え?」
アルバトリオン「……………オロカナ…」
パアーン
シュウウ
アルバトリオン「…………………」
サトシ「」
スイレン「」
リーリエ「」
カキ「」
マオ「」
マーマネ「」
テテフ「ソ、ソンナ……」ガタガタ
カティ図鑑「ぜ、全滅…」ガタガタ
アルバトリオン「……………」スウ
カティ図鑑「うぅ…サトシの仇…」グスッ
カティ図鑑「目からビー……」
ズバッ
カティ図鑑「あっ!」ドサッ
テテフ「カティ!」
アルバトリオン「……………」ススッ
テテフ「ア……ア……」ガタガタ
アルバトリオン「…………………」
テテフがこの状況を打開する作戦
安価 近いレスの中
136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 22:02:45.52 ID:KIw32pz30
時を巻き戻す
138: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 22:32:48.08 ID:Pg4cUknuO
テテフ「(ソ、ソウダ…トキヲマキモドセバ…)」
テテフ「(サイショトオナジ、ミンナゲンキナジョータイニ…)」キッ
アルバトリオン「シネ……」
ズバッ
テテフ「ゥ……ア……」ドッ
テテフ「(ゴメンナサイ…ワタシハココマデ……)」
テテフ「(ミンナ……アーカラシマヲマモッテ……)」
キラキラキラ
アルバトリオン「!?」
サトシ「あ、あれ……?」ムクリ
スイレン「怪我が……」
マーマネ「な、なんで!?」
カティ図鑑「………これはカプ・テテフの燐粉……」
カキ「燐粉!?」
カティ図鑑「私達は戻ったんです!」
カティ図鑑「最初と同じ、健康な状態に!」
サトシー「カプ・テテフ……」
テテフ「ゥ……」ヨロッ
リーリエ「みなさん!カプ・テテフが!」
全員「!」
サトシ「………サンキューなカプ・テテフ…」
サトシ「カティ、カプ・テテフを頼めるか?」
カティ図鑑「は、はい!」ヒューン
サトシ「………………」
サトシ「許さないぜ!アルバトリオン!」
金雷公「グルル!!」
アルバトリオン「フンッ」ヒューン
マーマネ「アルバトリオンが飛び上がった!」
アルバトリオン「モウイチド…ツギハアトカタモナクケシテヤル」パアア
サトシ「!?」
テテフ「(サイショトオナジ、ミンナゲンキナジョータイニ…)」キッ
アルバトリオン「シネ……」
ズバッ
テテフ「ゥ……ア……」ドッ
テテフ「(ゴメンナサイ…ワタシハココマデ……)」
テテフ「(ミンナ……アーカラシマヲマモッテ……)」
キラキラキラ
アルバトリオン「!?」
サトシ「あ、あれ……?」ムクリ
スイレン「怪我が……」
マーマネ「な、なんで!?」
カティ図鑑「………これはカプ・テテフの燐粉……」
カキ「燐粉!?」
カティ図鑑「私達は戻ったんです!」
カティ図鑑「最初と同じ、健康な状態に!」
サトシー「カプ・テテフ……」
テテフ「ゥ……」ヨロッ
リーリエ「みなさん!カプ・テテフが!」
全員「!」
サトシ「………サンキューなカプ・テテフ…」
サトシ「カティ、カプ・テテフを頼めるか?」
カティ図鑑「は、はい!」ヒューン
サトシ「………………」
サトシ「許さないぜ!アルバトリオン!」
金雷公「グルル!!」
アルバトリオン「フンッ」ヒューン
マーマネ「アルバトリオンが飛び上がった!」
アルバトリオン「モウイチド…ツギハアトカタモナクケシテヤル」パアア
サトシ「!?」
139: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 22:40:14.11 ID:Pg4cUknuO
「そうはさせるかー!」
アルバトリオン「!」
マオ「ハァハァ」ギラン
アママイコ「アマー!!!」ギラン
カキ「マオ!?」
スイレン「いつの間にアルバトリオンの背中に!?」
リーリエ「しかも…剥ぎ取りナイフまで!?」
アルバトリオン「オノレ…オリロコムスメ!」ブンッ ブンッ
マオ「ギギネブラ…私達が振り落とされないようにしっかり押さえててね…?」
ギギネブラ「ギ……」グッ
アルバトリオン「オノレ…」ブンッ
マオ「(うぅ……これが噂の逆鱗……痛い……)」ブシュッ
アママイコ「アマ……」ブシュッ
サトシ「マオ!」
マオ「でもね…」ギラン
アルバトリオン「グオオー!」ブンッ ブンッ
グサグサグサグサ
マオ「神だか悪魔だか知らないけど…」
グサグサグサグサ
マオ「私達をナメるな!」ブンッ
アママイコ「アマ!!!」ブンッ
グサッ
キュイン
アルバトリオン「グオオー!」
ヒュー
ドカン
アルバトリオン「グゥゥ…」ヨロッ
スイレン「アルバトリオンが落ちた!」
サトシ「すごいぜマオ!」
アルバトリオン「!」
マオ「ハァハァ」ギラン
アママイコ「アマー!!!」ギラン
カキ「マオ!?」
スイレン「いつの間にアルバトリオンの背中に!?」
リーリエ「しかも…剥ぎ取りナイフまで!?」
アルバトリオン「オノレ…オリロコムスメ!」ブンッ ブンッ
マオ「ギギネブラ…私達が振り落とされないようにしっかり押さえててね…?」
ギギネブラ「ギ……」グッ
アルバトリオン「オノレ…」ブンッ
マオ「(うぅ……これが噂の逆鱗……痛い……)」ブシュッ
アママイコ「アマ……」ブシュッ
サトシ「マオ!」
マオ「でもね…」ギラン
アルバトリオン「グオオー!」ブンッ ブンッ
グサグサグサグサ
マオ「神だか悪魔だか知らないけど…」
グサグサグサグサ
マオ「私達をナメるな!」ブンッ
アママイコ「アマ!!!」ブンッ
グサッ
キュイン
アルバトリオン「グオオー!」
ヒュー
ドカン
アルバトリオン「グゥゥ…」ヨロッ
スイレン「アルバトリオンが落ちた!」
サトシ「すごいぜマオ!」
140: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 22:46:28.48 ID:Pg4cUknuO
ヒュー
マオ「うぁぁー!」
アママイコ「アマー!!」
ギギネブラ「ギギー!!」
プワッ
マオ、アママイコ、ギギネブラ「!」
テテフ「ワ、ワズカダケドサイコフィールド…」ヨロッ
マオ「カプ・テテフ!」
カティ図鑑「マオ!アママイコ!ギギネブラ!すごいです!」
マオ「カティ…」
アママイコ「アマ……」
マオ「…みんな!後は任せたよ!」
アルバトリオン「グゥゥ…」ヨロッ
スイレン「タマミツネ!」
アルバトリオン「!」
スイレン「ハイドロポンプ!」
天眼「キシャー!!!」シュイーン
ザバババ
アルバトリオン「グオッ!!!」ドッ
マーマネ「ラージャン!」
アルバトリオン「グ……」
マーマネ「雷パンチ!」
逆鱗ラージャン「ウホー!!!!」ブンッ
バキッ
アルバトリオン「グオオー!」メキメキメキ
カティ図鑑「アルバトリオンの角にヒビが!」
マオ「うぁぁー!」
アママイコ「アマー!!」
ギギネブラ「ギギー!!」
プワッ
マオ、アママイコ、ギギネブラ「!」
テテフ「ワ、ワズカダケドサイコフィールド…」ヨロッ
マオ「カプ・テテフ!」
カティ図鑑「マオ!アママイコ!ギギネブラ!すごいです!」
マオ「カティ…」
アママイコ「アマ……」
マオ「…みんな!後は任せたよ!」
アルバトリオン「グゥゥ…」ヨロッ
スイレン「タマミツネ!」
アルバトリオン「!」
スイレン「ハイドロポンプ!」
天眼「キシャー!!!」シュイーン
ザバババ
アルバトリオン「グオッ!!!」ドッ
マーマネ「ラージャン!」
アルバトリオン「グ……」
マーマネ「雷パンチ!」
逆鱗ラージャン「ウホー!!!!」ブンッ
バキッ
アルバトリオン「グオオー!」メキメキメキ
カティ図鑑「アルバトリオンの角にヒビが!」
141: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 22:53:36.02 ID:Pg4cUknuO
燼滅刃「グゥゥ…」シュウウ
カキ「そうだ…よーく溜めろディノバルド!」
アルバトリオン「!」
カキ「ディノバルド!大文字!」
燼滅刃「グオッ」ブンッ
ボンッ
アルバトリオン「グアアー!」
パキン
カティ図鑑「アルバトリオンの角が完全に折れました!」
リーリエ「…………シロン!」
ウカムルバス「……………」スッ
リーリエ「守りましょう…アーカラ島をアローラを……」
リーリエ「冷凍ビーム!」
ウカムルバス「グギャギャギャー!!!」
ヒュオオ
アルバトリオン「カ、カラダガコオッテ………」カチカチカチ
リーリエ「サトシ!ジンオウガ!」
サトシ「……ああ」
金雷公「ワン!!!」
アルバトリオン「グウウ……」カチカチカチ
サトシ「お前は最高に強かったよアルバトリオン…みんなの力が無きゃ勝てなかった…」
サトシ「またバトルしような」ニッ
アルバトリオン「……………」カチカチカチ
サトシ「ジンオウガ!1000万ボルト!」ピカー
金雷公「ワォーン!!!!」バリバリバリ
アルバトリオン「!?」
ドカーン!!!!
カキ「そうだ…よーく溜めろディノバルド!」
アルバトリオン「!」
カキ「ディノバルド!大文字!」
燼滅刃「グオッ」ブンッ
ボンッ
アルバトリオン「グアアー!」
パキン
カティ図鑑「アルバトリオンの角が完全に折れました!」
リーリエ「…………シロン!」
ウカムルバス「……………」スッ
リーリエ「守りましょう…アーカラ島をアローラを……」
リーリエ「冷凍ビーム!」
ウカムルバス「グギャギャギャー!!!」
ヒュオオ
アルバトリオン「カ、カラダガコオッテ………」カチカチカチ
リーリエ「サトシ!ジンオウガ!」
サトシ「……ああ」
金雷公「ワン!!!」
アルバトリオン「グウウ……」カチカチカチ
サトシ「お前は最高に強かったよアルバトリオン…みんなの力が無きゃ勝てなかった…」
サトシ「またバトルしような」ニッ
アルバトリオン「……………」カチカチカチ
サトシ「ジンオウガ!1000万ボルト!」ピカー
金雷公「ワォーン!!!!」バリバリバリ
アルバトリオン「!?」
ドカーン!!!!
143: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 23:01:31.64 ID:Pg4cUknuO
船
ブオーン
ククイ「ライチさん、お世話になりました」
ライチ「お世話になったのはこっちの方よ?」
ライチ「あれからアーカラ島の異常気象はなくなった…これもみんなのお陰よ?」
リーリエ「そ、そんな////」テレッ
マーマネ「ま、まーね?///」テレッ
カキ「アルバトリオンは…どうなったんだろうな?」
カティ図鑑「………なんとも……」
カティ図鑑「倒したのか……それとも逃げ去ったのか…………」
サトシ「……………」
スイレン「サトシ?」
サトシ「………いや、なんでもないさ」
スイレン「?」
マオ「ライチさん!また会いに来てもいいですか?」
ライチ「うん!大歓迎だよ?」ニコッ
マオ「やったー!」
アママイコ「アママ!!!」
ギギネブラ「ギギー!!!」
ククイ「よーし、じゃあみんなそろそろ………」
キラキラキラ
ククイ「ん?」
マーマネ「これは…」
リーリエ「カプ・テテフの燐粉です…」
スイレン「私達を見送りに来てくれたのかな?」
カキ「ふっ」
カティ図鑑「………きっと…そうですね?」
マオ「カプ・テテフ………」
サトシ「…………………」
サトシ「また来るよ、カプ・テテフ」
ブオーン
ククイ「ライチさん、お世話になりました」
ライチ「お世話になったのはこっちの方よ?」
ライチ「あれからアーカラ島の異常気象はなくなった…これもみんなのお陰よ?」
リーリエ「そ、そんな////」テレッ
マーマネ「ま、まーね?///」テレッ
カキ「アルバトリオンは…どうなったんだろうな?」
カティ図鑑「………なんとも……」
カティ図鑑「倒したのか……それとも逃げ去ったのか…………」
サトシ「……………」
スイレン「サトシ?」
サトシ「………いや、なんでもないさ」
スイレン「?」
マオ「ライチさん!また会いに来てもいいですか?」
ライチ「うん!大歓迎だよ?」ニコッ
マオ「やったー!」
アママイコ「アママ!!!」
ギギネブラ「ギギー!!!」
ククイ「よーし、じゃあみんなそろそろ………」
キラキラキラ
ククイ「ん?」
マーマネ「これは…」
リーリエ「カプ・テテフの燐粉です…」
スイレン「私達を見送りに来てくれたのかな?」
カキ「ふっ」
カティ図鑑「………きっと…そうですね?」
マオ「カプ・テテフ………」
サトシ「…………………」
サトシ「また来るよ、カプ・テテフ」
144: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 23:07:19.00 ID:Pg4cUknuO
数日後
メレメレ島
カティ図鑑「サトシー!早くしないと遅刻しますよー?」
サトシ「わかってるって!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」
サトシ「にしても…アーカラ島楽しかったなぁ…」
サトシ「次はウラウラ島に行きたいなー、アセロラにも会いたいし」
カティ図鑑「サトシ!」
サトシ「わ、わかってるって!」
サトシ「ん?」
園児♀「!」
園児♀「あっ、おにいちゃんめがあっ…」
サトシ「バトルするか?」
ジンオウガ「ワン?」
園児♀「しない……」ソロー
サトシ「へへへ、よし!」
カティ図鑑「もう!サトシ!」
園児♀「し、しないっていってるでしょ!」
サトシ「ジンオウガ!」
サトシ「キミにきめた!」
ジンオウガ「ワォーン!!!!」
完
メレメレ島
カティ図鑑「サトシー!早くしないと遅刻しますよー?」
サトシ「わかってるって!」
ジンオウガ「ワォーン!!!」
サトシ「にしても…アーカラ島楽しかったなぁ…」
サトシ「次はウラウラ島に行きたいなー、アセロラにも会いたいし」
カティ図鑑「サトシ!」
サトシ「わ、わかってるって!」
サトシ「ん?」
園児♀「!」
園児♀「あっ、おにいちゃんめがあっ…」
サトシ「バトルするか?」
ジンオウガ「ワン?」
園児♀「しない……」ソロー
サトシ「へへへ、よし!」
カティ図鑑「もう!サトシ!」
園児♀「し、しないっていってるでしょ!」
サトシ「ジンオウガ!」
サトシ「キミにきめた!」
ジンオウガ「ワォーン!!!!」
完
145: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 23:13:27.82 ID:Pg4cUknuO
おまけ
~ジンオウガをかわいがってあげてね~
サトシ「パートナー交換?」
ククイ「ああ、授業のいっかんでな?」
ククイ「たまには他のトレーナーのポケモンとふれあってみるって訳さ」
サトシ「へー、おもしろそー!」キラキラ
スイレン「タマミツネの離れるの…ちょっと寂しいかも…」
リーリエ「し、シロン以外のポケモンと……」
マーマネ「(ラージャンがいないと夜寝れないよ…)」
カキ「他人のパートナーか……」
マオ「(狂暴なのくるな狂暴なのくるな)」
ククイ「じゃあサトシは……」
サトシとポケモン交換する人
リーリエ、スイレン、カキ、マーマネ、マオの中から
安価下
~ジンオウガをかわいがってあげてね~
サトシ「パートナー交換?」
ククイ「ああ、授業のいっかんでな?」
ククイ「たまには他のトレーナーのポケモンとふれあってみるって訳さ」
サトシ「へー、おもしろそー!」キラキラ
スイレン「タマミツネの離れるの…ちょっと寂しいかも…」
リーリエ「し、シロン以外のポケモンと……」
マーマネ「(ラージャンがいないと夜寝れないよ…)」
カキ「他人のパートナーか……」
マオ「(狂暴なのくるな狂暴なのくるな)」
ククイ「じゃあサトシは……」
サトシとポケモン交換する人
リーリエ、スイレン、カキ、マーマネ、マオの中から
安価下
146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 23:14:30.68 ID:SqQV5W1q0
スイレン
147: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 23:15:33.89 ID:Pg4cUknuO
カキと交換する人
マオ、リーリエ、マーマネの中から
安価下
マオ、リーリエ、マーマネの中から
安価下
148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 23:19:52.17 ID:M/P/W1KY0
マオ
149: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 23:26:04.27 ID:Pg4cUknuO
ククイ「それじゃあ……」
リーリエ「マーマネ、シロンをよろしくお願いしますね?」
マーマネ「任せてよリーリエ!」
カキ「マオ、グラビモスをよろしく頼む!」
マオ「う、うん……」
マオ「(タマミツネが良かったなぁ…)」
サトシ「スイレン!」
スイレン「!」
サトシ「ジンオウガの事…よろしく頼むな?」
スイレン「う、うん…サトシもタマミツネをよろしくね?」
サトシ「任せとけって!」グッ
スイレン「(サトシとポケモン交換かぁ)」
スイレン「(やっぱり私達…運命の赤い糸で結ばれてるね?)//////」
カティ図鑑「スイレンのマヌケ顔激写です」パシャッ
リーリエ「マーマネ、シロンをよろしくお願いしますね?」
マーマネ「任せてよリーリエ!」
カキ「マオ、グラビモスをよろしく頼む!」
マオ「う、うん……」
マオ「(タマミツネが良かったなぁ…)」
サトシ「スイレン!」
スイレン「!」
サトシ「ジンオウガの事…よろしく頼むな?」
スイレン「う、うん…サトシもタマミツネをよろしくね?」
サトシ「任せとけって!」グッ
スイレン「(サトシとポケモン交換かぁ)」
スイレン「(やっぱり私達…運命の赤い糸で結ばれてるね?)//////」
カティ図鑑「スイレンのマヌケ顔激写です」パシャッ
150: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 23:38:09.94 ID:Pg4cUknuO
アイナ食堂
マオ「グラビモスー!窓拭きしたいから台になってもらっていい?」
グラビモス「ヴォウ」ノソッ
マオ「(グラビモス…大人しい、意外と便利かも…)」フキフキ
アママイコ「アマー」フキフキ
マオ「ありがとね?グラビモス」
グラビモス「ヴォウ♪」
フシュー
マオ「!? ちょ、ちょっと!お腹から何吹き出してるの!?」
アママイコ「アマ!?」
グラビモス「ヴォウ♪」
フシュー
ボボボ
カキの家
カキ「さて」
ムーファ「オオーン」
カキ「ギギネブラ!ちょっと手伝って…」
モーヤメテヨギギネブラー
カキ「ん?」
ギギネブラ「ギギー」スリスリ
ホシ「ちょっとぉ!変なとこ触らないで?くすぐったいよ!」ケラケラ
ギギネブラ「ギギー」スリスリ
カキ「!?」
カキ「お、おい!」
ホシ「あっ、お兄ちゃん」
カキ「ホシから離れろこの変態ポケモン!」
ホシ「変態はお兄ちゃんでしょ?」
ホシ「ホシはギギネブラと遊んでるの!邪魔しないでよお兄ちゃん!」
ギギネブラ「ギギー」モミモミ
ホシ「もぅ!/////」
カキ「ぐぐぐ……」
カキ「い、いいから離れろ!」グイッ
ギギネブラ「ギー」
ホシ「やめてお兄ちゃん!ギギネブラをいじめないでよ!」
ギギネブラ「……………」ワラワラ
ギィギ「ギギ……」
ワラワラ
カキ「な、なんだこ……」
ギィギ「ギー!!!」ババッ
カキ「!?」ワラワラ
ワラワラ……
ギィアアアアー!!!
マオ「グラビモスー!窓拭きしたいから台になってもらっていい?」
グラビモス「ヴォウ」ノソッ
マオ「(グラビモス…大人しい、意外と便利かも…)」フキフキ
アママイコ「アマー」フキフキ
マオ「ありがとね?グラビモス」
グラビモス「ヴォウ♪」
フシュー
マオ「!? ちょ、ちょっと!お腹から何吹き出してるの!?」
アママイコ「アマ!?」
グラビモス「ヴォウ♪」
フシュー
ボボボ
カキの家
カキ「さて」
ムーファ「オオーン」
カキ「ギギネブラ!ちょっと手伝って…」
モーヤメテヨギギネブラー
カキ「ん?」
ギギネブラ「ギギー」スリスリ
ホシ「ちょっとぉ!変なとこ触らないで?くすぐったいよ!」ケラケラ
ギギネブラ「ギギー」スリスリ
カキ「!?」
カキ「お、おい!」
ホシ「あっ、お兄ちゃん」
カキ「ホシから離れろこの変態ポケモン!」
ホシ「変態はお兄ちゃんでしょ?」
ホシ「ホシはギギネブラと遊んでるの!邪魔しないでよお兄ちゃん!」
ギギネブラ「ギギー」モミモミ
ホシ「もぅ!/////」
カキ「ぐぐぐ……」
カキ「い、いいから離れろ!」グイッ
ギギネブラ「ギー」
ホシ「やめてお兄ちゃん!ギギネブラをいじめないでよ!」
ギギネブラ「……………」ワラワラ
ギィギ「ギギ……」
ワラワラ
カキ「な、なんだこ……」
ギィギ「ギー!!!」ババッ
カキ「!?」ワラワラ
ワラワラ……
ギィアアアアー!!!
151: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 23:45:01.84 ID:Pg4cUknuO
リーリエ「…………」ソー
ラージャン「………………」
リーリエ「ひっ…」ビクッ
リーリエ「や、やはりシロン以外のポケモンは無理ですぅ…」ビクビク
ラージャン「………………」
リーリエ「ごめんなさいラージャン…」
ラージャン「………ウホッ」ニコッ
リーリエ「ラージャン……」
ラージャン「ウホウホ」ダキッ
リーリエ「え?」ギュッ
ラージャン「ウホウホ♪」←じゃれてるつもり
リーリエ「や、やめ………」メキメキメキ
バキボキゴキ
マーマネの家
寝室
マーマネ「シロンはひんやりしてて気持ちいーな……」ヒヤッ
マーマネ「これなら今夜はよく眠れそうだね!」
ウカムルバス「グギャギャギャ」
マーマネ「よし、ちょっとお昼寝しようかな?」
マーマネ「よろしくね?シロン」
ウカムルバス「グギャギャギャ」コク
マーマネ「ZZZ」
ウカムルバス「ZZZ」ゴロン
ブチッ
ラージャン「………………」
リーリエ「ひっ…」ビクッ
リーリエ「や、やはりシロン以外のポケモンは無理ですぅ…」ビクビク
ラージャン「………………」
リーリエ「ごめんなさいラージャン…」
ラージャン「………ウホッ」ニコッ
リーリエ「ラージャン……」
ラージャン「ウホウホ」ダキッ
リーリエ「え?」ギュッ
ラージャン「ウホウホ♪」←じゃれてるつもり
リーリエ「や、やめ………」メキメキメキ
バキボキゴキ
マーマネの家
寝室
マーマネ「シロンはひんやりしてて気持ちいーな……」ヒヤッ
マーマネ「これなら今夜はよく眠れそうだね!」
ウカムルバス「グギャギャギャ」
マーマネ「よし、ちょっとお昼寝しようかな?」
マーマネ「よろしくね?シロン」
ウカムルバス「グギャギャギャ」コク
マーマネ「ZZZ」
ウカムルバス「ZZZ」ゴロン
ブチッ
152: ◆vmUr2bweO6 2017/08/04(金) 23:57:11.09 ID:Pg4cUknuO
スイレンの家
ホウ「ジンオウガモフモフー」グイー
スイ「ジンオウガすごかわー」グイー
ジンオウガ「ワォーン……」
スイレン「こら!ホウ!スイ!ジンオウガが困ってるでしょ!」
ホウ、スイ「ごめんなさーい」
タッタッタ
スイレン「まったく…」プクー
スイレン「ごめんね?ジンオウガ」ナデナデ
ジンオウガ「ワン」フリフリ
スイレン「………………」ナデナデ
スイレン「(ここ…サトシがいっつも乗ってるんだね?)」モフモフ
ジンオウガ「ワォン?」
スイレン「サトシ…」クンクン
ジンオウガ「…………………………」
バリバリバリ
海岸
サトシ「いやー、一度やってみたかったんだ!」
サトシ「バルーン!」
タマミツネ「キシャー」
カティ図鑑「大丈夫ですか?スイレンがいないと危険では………」
サトシ「へへっ、大丈夫大丈夫!」
サトシ「タマミツネ!バルーン!」
タマミツネ「キシャー」
プワッ
サトシ「うおっ!でか!」キラキラ
サトシ「中に入れる…」スッ
カティ図鑑「サトシ!危険です!」
サトシ「おっ!すっげー!」プワーン
サトシ「ははっ!どこまでも飛んでく!」
サトシー キシャー
サトシ「ははっ、カティとタマミツネがもう豆粒みたいだ!」プワー
サトシ「つついても全然割れないし…」ツンツン
サトシ「………………」ツン
サトシ「どうやって出ればいいんだ…?」
プワー
カティ図鑑「サトシ…バルーンに乗って行ってしまいましたね」
タマミツネ「キシャー」
ホウ「ジンオウガモフモフー」グイー
スイ「ジンオウガすごかわー」グイー
ジンオウガ「ワォーン……」
スイレン「こら!ホウ!スイ!ジンオウガが困ってるでしょ!」
ホウ、スイ「ごめんなさーい」
タッタッタ
スイレン「まったく…」プクー
スイレン「ごめんね?ジンオウガ」ナデナデ
ジンオウガ「ワン」フリフリ
スイレン「………………」ナデナデ
スイレン「(ここ…サトシがいっつも乗ってるんだね?)」モフモフ
ジンオウガ「ワォン?」
スイレン「サトシ…」クンクン
ジンオウガ「…………………………」
バリバリバリ
海岸
サトシ「いやー、一度やってみたかったんだ!」
サトシ「バルーン!」
タマミツネ「キシャー」
カティ図鑑「大丈夫ですか?スイレンがいないと危険では………」
サトシ「へへっ、大丈夫大丈夫!」
サトシ「タマミツネ!バルーン!」
タマミツネ「キシャー」
プワッ
サトシ「うおっ!でか!」キラキラ
サトシ「中に入れる…」スッ
カティ図鑑「サトシ!危険です!」
サトシ「おっ!すっげー!」プワーン
サトシ「ははっ!どこまでも飛んでく!」
サトシー キシャー
サトシ「ははっ、カティとタマミツネがもう豆粒みたいだ!」プワー
サトシ「つついても全然割れないし…」ツンツン
サトシ「………………」ツン
サトシ「どうやって出ればいいんだ…?」
プワー
カティ図鑑「サトシ…バルーンに乗って行ってしまいましたね」
タマミツネ「キシャー」
153: ◆vmUr2bweO6 2017/08/05(土) 00:01:44.47 ID:QeBr7kJAO
翌日
ククイ「サトシ…どこに行っちまったんだ…」ガラッ
ククイ「さーて、出欠をとる……」
カティ図鑑「………………」
タマミツネ「キシャー」
シーン
ククイ「………カティだけか?」
カティ図鑑「はい」
ククイ「みんなは?」
カティ図鑑「カキとスイレンとマーマネとリーリエは入院です」
カティ図鑑「マオは家が家事になりました。サトシは依然、バルーンに乗ったまま行方不明です」
ククイ「………………」
ククイ「そうか……」
タマミツネ「キシャー」
完
ククイ「サトシ…どこに行っちまったんだ…」ガラッ
ククイ「さーて、出欠をとる……」
カティ図鑑「………………」
タマミツネ「キシャー」
シーン
ククイ「………カティだけか?」
カティ図鑑「はい」
ククイ「みんなは?」
カティ図鑑「カキとスイレンとマーマネとリーリエは入院です」
カティ図鑑「マオは家が家事になりました。サトシは依然、バルーンに乗ったまま行方不明です」
ククイ「………………」
ククイ「そうか……」
タマミツネ「キシャー」
完
154: ◆vmUr2bweO6 2017/08/05(土) 00:03:11.00 ID:QeBr7kJAO
これで終わりです
最後まで付き合って頂いてありがとうございました
最後まで付き合って頂いてありがとうございました
155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/05(土) 00:26:51.35 ID:NLuJSVFd0
出来れば次はサトセレについて書いて欲しいなぁ…
いや、書いてくれ!!
いや、書いてくれ!!
156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/05(土) 00:38:26.46 ID:fDjunEWno
乙
全然モンハン知らないし最近のポケモンも知らないけど読んじゃった
面白かったよ
全然モンハン知らないし最近のポケモンも知らないけど読んじゃった
面白かったよ
158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/05(土) 02:55:25.57 ID:lE9mOvrbo
ラ希アって陸どころか近海にも上がれない設定だった…
無茶言ってすまんかった
無茶言ってすまんかった
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1501581195/
Entry ⇒ 2017.09.23 | Category ⇒ ポケモン | Comments (0)
サトシ「構わんピカチュウ!!右腕などくれてやれ!!」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:06:02 ID:r7JS5uq2
ピカチュウ「ピカ!?」
サトシ「やれ」
ピカチュウ「ピ……」
サトシ「やるんだ!!」
ピカチュウ「ピ、ピカァ……ッ!!」ベキッ
イワーク「イワッ!?」
タケシ「バカな、わざとピカチュウの右手をイワークに喰らわせただと!?」
サトシ「気づかないのか?」
タケシ「何!?」
サトシ「今ピカチュウの右腕は、柔らかで無防備な口腔に触れている……」
サトシ「電気を通さない分厚い外皮を有していても、内部からの電撃には耐えられまい」
タケシ「き、貴様……!!」
サトシ「内臓を焼き尽くせ!!十万ボルト!!!」
ピカチュウ「ピ……カァ……ッ!!」バリバリバリ
イワーク「イワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」ジュウウウウウウ
サトシ「やれ」
ピカチュウ「ピ……」
サトシ「やるんだ!!」
ピカチュウ「ピ、ピカァ……ッ!!」ベキッ
イワーク「イワッ!?」
タケシ「バカな、わざとピカチュウの右手をイワークに喰らわせただと!?」
サトシ「気づかないのか?」
タケシ「何!?」
サトシ「今ピカチュウの右腕は、柔らかで無防備な口腔に触れている……」
サトシ「電気を通さない分厚い外皮を有していても、内部からの電撃には耐えられまい」
タケシ「き、貴様……!!」
サトシ「内臓を焼き尽くせ!!十万ボルト!!!」
ピカチュウ「ピ……カァ……ッ!!」バリバリバリ
イワーク「イワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」ジュウウウウウウ
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:07:10 ID:r7JS5uq2
タケシ「俺の負けだ……ジムバッジは渡そう」
タケシ「だがお前の戦い方はポケモンに無理を強いすぎる」
タケシ「見てみろ、お前のピカチュウの右手は赤黒く膨れ上がって骨まで飛び出ているじゃないか!」
サトシ「ポケモンセンターで充分治療可能な傷だ」
タケシ「……ッ!!」
タケシ「そうかもしれない、だがレベル不足を自覚したなら諦めて鍛え直す道もあった」
サトシ「これは俺の選択だ、そしてピカチュウもそれを分かってくれている」
タケシ「……確かにお前は勝利した、だがそんな勝ち方をいつまでも続けてはいられないぞ!?」
サトシ「ポケモンマスターになるためには敗北は許されない」
サトシ「――――許されないんだ」
タケシ「だがお前の戦い方はポケモンに無理を強いすぎる」
タケシ「見てみろ、お前のピカチュウの右手は赤黒く膨れ上がって骨まで飛び出ているじゃないか!」
サトシ「ポケモンセンターで充分治療可能な傷だ」
タケシ「……ッ!!」
タケシ「そうかもしれない、だがレベル不足を自覚したなら諦めて鍛え直す道もあった」
サトシ「これは俺の選択だ、そしてピカチュウもそれを分かってくれている」
タケシ「……確かにお前は勝利した、だがそんな勝ち方をいつまでも続けてはいられないぞ!?」
サトシ「ポケモンマスターになるためには敗北は許されない」
サトシ「――――許されないんだ」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:07:53 ID:r7JS5uq2
~ハナダシティ~
カスミ「あー、アンタはあの時の!!」
サトシ「自転車の件はすまなかったな」
カスミ「すまなかったじゃないわよ!」
カスミ「なんで私を無視して逃げ出したのよ!?」
サトシ「ジム戦を控えていたからな……ああするしか無かった」
カスミ「もう、いつかちゃんと弁償させるからね!」
サトシ「ああ、今は……」
カスミ「分かってるわよ」
カスミ「ハナダジムのおてんば人魚、このカスミがお相手するわ!」
カスミ「あー、アンタはあの時の!!」
サトシ「自転車の件はすまなかったな」
カスミ「すまなかったじゃないわよ!」
カスミ「なんで私を無視して逃げ出したのよ!?」
サトシ「ジム戦を控えていたからな……ああするしか無かった」
カスミ「もう、いつかちゃんと弁償させるからね!」
サトシ「ああ、今は……」
カスミ「分かってるわよ」
カスミ「ハナダジムのおてんば人魚、このカスミがお相手するわ!」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:08:25 ID:r7JS5uq2
カスミ「いくわよ、マイステディ!」
スターミー「フゥ……」
サトシ「いくぞ、ピカチュウ」
ピカチュウ「ピッカ!」
カスミ「スターミー、水鉄砲よ!!」
スターミー「フウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」プシャー
ピカチュウ「ピッ……」
サトシ「避けるなピカチュウ」
ピカチュウ「ピカッ!?」
カスミ「えっ?」
ピカチュウ「ビカアッ!!」ドバッ
スターミー「フゥ……」
サトシ「いくぞ、ピカチュウ」
ピカチュウ「ピッカ!」
カスミ「スターミー、水鉄砲よ!!」
スターミー「フウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」プシャー
ピカチュウ「ピッ……」
サトシ「避けるなピカチュウ」
ピカチュウ「ピカッ!?」
カスミ「えっ?」
ピカチュウ「ビカアッ!!」ドバッ
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:09:01 ID:r7JS5uq2
カスミ「な、なんで小手調べの技を敢て受け止めるなんて……」
サトシ「……」ニヤリ
カスミ(ヤバい、すごく嫌な予感がする!)
カスミ「スターミー、攻撃は中止よ!とまりなさい!!」
スターミー「フゥ?」ピタッ
サトシ「……流石だなジムリーダー」
サトシ「あと数秒で、水流を通して電撃を食らわせてやったものを」
カスミ「タフなエレブーならまだしも、その子は小さなピカチュウよ!?」
カスミ「そんな相討ち上等の無謀な反撃手段を選ぶなんて……」
サトシ「……」ニヤリ
カスミ(ヤバい、すごく嫌な予感がする!)
カスミ「スターミー、攻撃は中止よ!とまりなさい!!」
スターミー「フゥ?」ピタッ
サトシ「……流石だなジムリーダー」
サトシ「あと数秒で、水流を通して電撃を食らわせてやったものを」
カスミ「タフなエレブーならまだしも、その子は小さなピカチュウよ!?」
カスミ「そんな相討ち上等の無謀な反撃手段を選ぶなんて……」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:09:49 ID:r7JS5uq2
サトシ「見た所そのスターミーは相当鍛えこまれている」
サトシ「残念ながら、俺のピカチュウのスピードでは追いつけない」
サトシ「攻撃を避けてからの反撃では簡単に回避されてしまうだろう」
サトシ「だから攻撃中の移動できない隙を突ける反撃手段を選んだ」
サトシ「ただそれだけの話」
カスミ「……ッ!!」
サトシ「さあ、俺のピカチュウはまだ動けるぞ」クイッ
ピカチュウ「ピ、ピカッ!」グッ
サトシ「バトルを続けようか」
カスミ「……最ッ低!!」
サトシ「残念ながら、俺のピカチュウのスピードでは追いつけない」
サトシ「攻撃を避けてからの反撃では簡単に回避されてしまうだろう」
サトシ「だから攻撃中の移動できない隙を突ける反撃手段を選んだ」
サトシ「ただそれだけの話」
カスミ「……ッ!!」
サトシ「さあ、俺のピカチュウはまだ動けるぞ」クイッ
ピカチュウ「ピ、ピカッ!」グッ
サトシ「バトルを続けようか」
カスミ「……最ッ低!!」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:11:11 ID:r7JS5uq2
カスミ「全力でさっさを終わらせてあげるのがそのピカチュウのためね!」
カスミ「スターミー、バブル光線!!」
スターミー「フウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」ブクブクブク
サトシ「避けろピカチュウ」
ピカチュウ「ピッカ!!」サッ
カスミ「……今度は避けるのね」
サトシ「当たり前だ、不連続の泡の粒では受け止めて電撃を流す作戦は使えない」
カスミ「でも逃げ続けてるだけじゃ勝てない」
カスミ「スタミナ切れで動けなくなったところに直撃するのも時間の問題よ!」
サトシ「それも理解している」
カスミ「なら降参しなさいよ!」
カスミ「今のアンタが勝てる可能性なんてコレっぽっちもないんだから!」
サトシ「…………」ニヤリ
カスミ「えっ?」
サトシ「――――跳べ、ピカチュウ」
カスミ「スターミー、バブル光線!!」
スターミー「フウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」ブクブクブク
サトシ「避けろピカチュウ」
ピカチュウ「ピッカ!!」サッ
カスミ「……今度は避けるのね」
サトシ「当たり前だ、不連続の泡の粒では受け止めて電撃を流す作戦は使えない」
カスミ「でも逃げ続けてるだけじゃ勝てない」
カスミ「スタミナ切れで動けなくなったところに直撃するのも時間の問題よ!」
サトシ「それも理解している」
カスミ「なら降参しなさいよ!」
カスミ「今のアンタが勝てる可能性なんてコレっぽっちもないんだから!」
サトシ「…………」ニヤリ
カスミ「えっ?」
サトシ「――――跳べ、ピカチュウ」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:12:49 ID:r7JS5uq2
ピカチュウ「ピッカア!!」ピョン
カスミ「……アンタバカァ!?」
カスミ(逃げ場の無い空中にこのタイミングで飛び出すなんて自殺行為じゃない!)
カスミ「迎撃よスターミー!バブル光線!!」
サトシ(待っていた、このタイミングを……!!)
カスミ「ッ!!」ゾクッ
サトシ「今だピカチュウ、天井に向かって十万ボルト!!!」
ピカチュウ「ピッ……カアアアアアアアアアアア!!!」バリバリバリ
カスミ「えっ!?」
カスミ「スターミー待って、天井が崩れ……きゃあああああああッ!!」ガラガラガラ
カスミ「……アンタバカァ!?」
カスミ(逃げ場の無い空中にこのタイミングで飛び出すなんて自殺行為じゃない!)
カスミ「迎撃よスターミー!バブル光線!!」
サトシ(待っていた、このタイミングを……!!)
カスミ「ッ!!」ゾクッ
サトシ「今だピカチュウ、天井に向かって十万ボルト!!!」
ピカチュウ「ピッ……カアアアアアアアアアアア!!!」バリバリバリ
カスミ「えっ!?」
カスミ「スターミー待って、天井が崩れ……きゃあああああああッ!!」ガラガラガラ
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:14:17 ID:r7JS5uq2
スターミー「フゥゥゥッ……」シュタッ
ピカチュウ「ピカッ……」
サトシ「ピカチュウ、瓦礫に構うな!!」
サトシ「今はお前が狩る側、逃げ惑うスターミーを狙うなど雑作も無い!!」
サトシ「全力で十万ボルトを喰らわせろ!!」
ピカチュウ「ビガッ!?」ベキッ
ピカチュウ「ビッ……ガアアアアアアアアアア!!!」バリバリバリ
スターミー「フウウウウウウ!?」ジュウウウウウ
カスミ「スターミー!!」
サトシ「効果は抜群、直撃して耐えられるものではあるまい」
サトシ「ピカチュウ、まだ意識は保っているな?」
ピカチュウ「ビ、ビガ……」ボロッ
カスミ「スターミー!スターミー!!ああ……」ギュッ
サトシ「ならばこの勝負、俺の勝ちだ」
カスミ「……ッ!!」キッ
ピカチュウ「ピカッ……」
サトシ「ピカチュウ、瓦礫に構うな!!」
サトシ「今はお前が狩る側、逃げ惑うスターミーを狙うなど雑作も無い!!」
サトシ「全力で十万ボルトを喰らわせろ!!」
ピカチュウ「ビガッ!?」ベキッ
ピカチュウ「ビッ……ガアアアアアアアアアア!!!」バリバリバリ
スターミー「フウウウウウウ!?」ジュウウウウウ
カスミ「スターミー!!」
サトシ「効果は抜群、直撃して耐えられるものではあるまい」
サトシ「ピカチュウ、まだ意識は保っているな?」
ピカチュウ「ビ、ビガ……」ボロッ
カスミ「スターミー!スターミー!!ああ……」ギュッ
サトシ「ならばこの勝負、俺の勝ちだ」
カスミ「……ッ!!」キッ
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:15:08 ID:r7JS5uq2
カスミ「相討ちみたいなものだけど……一応そっちの勝利は認めてあげるわよ」
カスミ「ほらジムバッジよ、持っていきなさい」
カスミ「だから早く……早くそのピカチュウをポケモンセンターに……」
サトシ「当たり前だ、あの大きさの瓦礫が直撃したんだからな」
サトシ「圧し潰されなかった分だけマシだが、まあ左半身の骨はほとんど砕けているだろう」
カスミ「簡単に言わないでよ!!」
カスミ「アンタの無茶な作戦で痛い思いをしたのはピカチュウなのよ!?」
サトシ「……お前はジムリーダーとして、いや、ポケモントレーナーとして」
サトシ「いったい今までどれだけのポケモンに苦痛を味あわせてきたんだ?」
カスミ「ッ!?」
カスミ「ほらジムバッジよ、持っていきなさい」
カスミ「だから早く……早くそのピカチュウをポケモンセンターに……」
サトシ「当たり前だ、あの大きさの瓦礫が直撃したんだからな」
サトシ「圧し潰されなかった分だけマシだが、まあ左半身の骨はほとんど砕けているだろう」
カスミ「簡単に言わないでよ!!」
カスミ「アンタの無茶な作戦で痛い思いをしたのはピカチュウなのよ!?」
サトシ「……お前はジムリーダーとして、いや、ポケモントレーナーとして」
サトシ「いったい今までどれだけのポケモンに苦痛を味あわせてきたんだ?」
カスミ「ッ!?」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:16:04 ID:r7JS5uq2
サトシ「分かったのならば、俺たちのやり方に口出ししないで貰おうか」
カスミ「最ッ低……ポケモンを、自分のパートナーを道具みたいに扱って!!」
カスミ「わざと怪我を負うような指示ばかりだして!!」
カスミ「アンタなんかポケモントレーナー失格よ!!」
サトシ「……かもな」
サトシ「だが俺は勝利した、それが今回の結果だ」
カスミ「まだそんなことを!」
サトシ「そう、勝利という結果……それだけが全てなんだ」
サトシ「それだけが、俺たちには必要なんだ」
カスミ「最ッ低……ポケモンを、自分のパートナーを道具みたいに扱って!!」
カスミ「わざと怪我を負うような指示ばかりだして!!」
カスミ「アンタなんかポケモントレーナー失格よ!!」
サトシ「……かもな」
サトシ「だが俺は勝利した、それが今回の結果だ」
カスミ「まだそんなことを!」
サトシ「そう、勝利という結果……それだけが全てなんだ」
サトシ「それだけが、俺たちには必要なんだ」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:26:49 ID:r7JS5uq2
――――――そして時は流れ
~セキエイリーグ~
シゲル「誰かと思えばサートシくんじゃあないか」
シゲル「まさか初戦の相手が君になるとはね」
サトシ「…………」
シゲル「だんまりかい?」
シゲル「まあいいや、いけ!カメックス!!!」
カメックス「ガアアアメエエエエエエエ!!」
サトシ「いけ、ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカ!!」
シゲル「まずは小手調べだ、ハイドロポンプ!!」
~セキエイリーグ~
シゲル「誰かと思えばサートシくんじゃあないか」
シゲル「まさか初戦の相手が君になるとはね」
サトシ「…………」
シゲル「だんまりかい?」
シゲル「まあいいや、いけ!カメックス!!!」
カメックス「ガアアアメエエエエエエエ!!」
サトシ「いけ、ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカ!!」
シゲル「まずは小手調べだ、ハイドロポンプ!!」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:27:51 ID:r7JS5uq2
カメックス「ガメッ!!」ブシャアアアア
サトシ「避けろピカチュウ!!」
ピカチュウ「ピ……」グッ
ピカチュウ「ピガッ!?」ズキン
シゲル「え?」
カメックス「メエエエエエエ!!!」ズバン
サトシ「ピカチュウ!!」
ピカチュウ「チャー……」ボロッ
シゲル「おい、君のピカチュウ……さっき脚が……」
サトシ「…………」
シゲル「答えろよサトシッ!!!」
サトシ「避けろピカチュウ!!」
ピカチュウ「ピ……」グッ
ピカチュウ「ピガッ!?」ズキン
シゲル「え?」
カメックス「メエエエエエエ!!!」ズバン
サトシ「ピカチュウ!!」
ピカチュウ「チャー……」ボロッ
シゲル「おい、君のピカチュウ……さっき脚が……」
サトシ「…………」
シゲル「答えろよサトシッ!!!」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:28:58 ID:r7JS5uq2
サトシ「……ポケモンセンターでの治療は受けさせている」
シゲル「ポケモンは機械じゃないんだぞ!?」
シゲル「大怪我を負えばそれだけ回復にかかる時間も長くなる!」
シゲル「そのピカチュウの脚の引き攣り……いや、それだけじゃない?」
シゲル「なんだ、なんだよその古傷の数……」
サトシ「…………」
シゲル「それによく見れば骨格から歪んでるじゃないか」
シゲル「どれだけ骨折を繰り返せばそうなるんだ、なあ!?」
サトシ「答える義務はない」
シゲル「なっ!?」
シゲル「……く、悪いことは言わない、そのピカチュウは早くボールに戻して他のポケモンを」
サトシ「俺の手持ちはコイツだけだ」
シゲル「……は?」
シゲル「ポケモンは機械じゃないんだぞ!?」
シゲル「大怪我を負えばそれだけ回復にかかる時間も長くなる!」
シゲル「そのピカチュウの脚の引き攣り……いや、それだけじゃない?」
シゲル「なんだ、なんだよその古傷の数……」
サトシ「…………」
シゲル「それによく見れば骨格から歪んでるじゃないか」
シゲル「どれだけ骨折を繰り返せばそうなるんだ、なあ!?」
サトシ「答える義務はない」
シゲル「なっ!?」
シゲル「……く、悪いことは言わない、そのピカチュウは早くボールに戻して他のポケモンを」
サトシ「俺の手持ちはコイツだけだ」
シゲル「……は?」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:30:46 ID:r7JS5uq2
シゲル「それじゃ、君はその小さなピカチュウに8人のジムリーダーを倒す負担を全部押し付けてきたのか!!」
シゲル「いったいどんな無茶をさせたというんだいッ!?」
サトシ「…………ピカチュウ、十万ボルトッ!!」キッ
ピカチュウ「ビイィィ……ガアアアアアアアアッ!!!」バチバチバチ
シゲル「うわあああっ!?」
カメックス「ガ、ガメエエエッ!!」グッ
シゲル(あれ、不意を突かれて直撃した割にはダメージが?)
ピカチュウ「ピ、ピカ……」ブシュッ
シゲル「お、おい!そのピカチュウほっぺたの電気袋から血が」
サトシ「見ればわかる」
シゲル「そうじゃないだろ!?」
シゲル「さっきのハイドロポンプじゃそんなキズできて無かったじゃないか!?」
サトシ「……気にするな、古傷が開いただけだ」チッ
シゲル「自分の電撃の電圧に耐えられないほど電気袋が深く傷ついたピカチュウなんて」
シゲル「君はその子に今まで何をさせてきたんだ!?」
シゲル「いったいどんな無茶をさせたというんだいッ!?」
サトシ「…………ピカチュウ、十万ボルトッ!!」キッ
ピカチュウ「ビイィィ……ガアアアアアアアアッ!!!」バチバチバチ
シゲル「うわあああっ!?」
カメックス「ガ、ガメエエエッ!!」グッ
シゲル(あれ、不意を突かれて直撃した割にはダメージが?)
ピカチュウ「ピ、ピカ……」ブシュッ
シゲル「お、おい!そのピカチュウほっぺたの電気袋から血が」
サトシ「見ればわかる」
シゲル「そうじゃないだろ!?」
シゲル「さっきのハイドロポンプじゃそんなキズできて無かったじゃないか!?」
サトシ「……気にするな、古傷が開いただけだ」チッ
シゲル「自分の電撃の電圧に耐えられないほど電気袋が深く傷ついたピカチュウなんて」
シゲル「君はその子に今まで何をさせてきたんだ!?」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:31:36 ID:r7JS5uq2
サトシ「別に……クチバジムでライチュウにくれてやっただけだ」
サトシ「限界まで電圧を上げた電気袋でメガトンパンチを敢て喰らって」
サトシ「破裂した電気袋から放たれた大電力で一気にライチュウを焼き尽くした」
シゲル「なんて酷いことをッ!!」
サトシ「うるさい!!」
サトシ「貴様らに……俺とピカチュウの何が分かる!?」ギロリ
シゲル「うっ……?」
サトシ「俺たちは負けるわけにはいかなかった、今までも、そしてこれらも!」
サトシ「ピカチュウと共にあり続けるために俺はどんな苦しみだって受け止めてやる!」
シゲル「苦しんでるのはピカチュウだけじゃないかッ!!!」
サトシ「俺がこんな命令を下して平気でいるとでも思っているのかッ!?」
シゲル「なっ……?」
サトシ「限界まで電圧を上げた電気袋でメガトンパンチを敢て喰らって」
サトシ「破裂した電気袋から放たれた大電力で一気にライチュウを焼き尽くした」
シゲル「なんて酷いことをッ!!」
サトシ「うるさい!!」
サトシ「貴様らに……俺とピカチュウの何が分かる!?」ギロリ
シゲル「うっ……?」
サトシ「俺たちは負けるわけにはいかなかった、今までも、そしてこれらも!」
サトシ「ピカチュウと共にあり続けるために俺はどんな苦しみだって受け止めてやる!」
シゲル「苦しんでるのはピカチュウだけじゃないかッ!!!」
サトシ「俺がこんな命令を下して平気でいるとでも思っているのかッ!?」
シゲル「なっ……?」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:32:21 ID:r7JS5uq2
サトシ「ピカチュウのことは俺が一番よく知ってるんだ」
サトシ「コイツの痛みも苦しみも、そして覚悟も!!」
サトシ「傷つく覚悟も、傷つける覚悟も無く遊びでポケモンバトルしてるような奴が……」
サトシ「俺たちの絆を、土足で踏みにじるんじゃねえッ!!!」
サトシ「ピカチュウウウウウウ!!十万ボルトオオオオオオオッ!!!!」
シゲル「ああああああああ!!!ロケット頭突きいいいいいいいいい!!!!」
ピカチュウ「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!」
カメックス「ガメエエエエエエエエエエエ!!!」
サトシ「コイツの痛みも苦しみも、そして覚悟も!!」
サトシ「傷つく覚悟も、傷つける覚悟も無く遊びでポケモンバトルしてるような奴が……」
サトシ「俺たちの絆を、土足で踏みにじるんじゃねえッ!!!」
サトシ「ピカチュウウウウウウ!!十万ボルトオオオオオオオッ!!!!」
シゲル「ああああああああ!!!ロケット頭突きいいいいいいいいい!!!!」
ピカチュウ「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!」
カメックス「ガメエエエエエエエエエエエ!!!」
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:33:10 ID:r7JS5uq2
――
―――――
――――――――
~マサラタウン~
サトシ「……ただいま、ママ」
ママ「あらサトシ、テレビ見てたわよ」
サトシ「…………」
ママ「初戦敗退だなんて、無様な結果を世間様に見せて」
サトシ「でもママ!!」
サトシ「俺、ジムリーダーをこの一年で8人も倒して、それで!!」
ママ「言い訳は聞きません」
サトシ「……ッ!!」
―――――
――――――――
~マサラタウン~
サトシ「……ただいま、ママ」
ママ「あらサトシ、テレビ見てたわよ」
サトシ「…………」
ママ「初戦敗退だなんて、無様な結果を世間様に見せて」
サトシ「でもママ!!」
サトシ「俺、ジムリーダーをこの一年で8人も倒して、それで!!」
ママ「言い訳は聞きません」
サトシ「……ッ!!」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:33:50 ID:r7JS5uq2
ママ「ママ言ったわよね?」
ママ「ポケモンなんかと遊んでるヒマはない」
ママ「お勉強して、いい中学に、いい高校に、いい大学に入らなきゃダメだって」
サトシ「でも……」
ママ「でもじゃありません!!」バンッ
サトシ「ひっ!」
ママ「……トレーナーとしての旅は学歴にプラスとして働くから許可したけど」
ママ「そこでポケモンマスターにならなきゃこれ以上はダメだって約束したわよね?」
サトシ「そ、それは……」
ママ「弱冠十歳でポケモンマスターになれば協会のお墨付きでジムリーダーや四天王に就職できるわ」
ママ「それを自分の人生だと選んだのなら、それを応援するぐらいの理解はママにもあるつもりよ?」
ママ「でもね、サトシは結果を出せなかった」
ママ「分かってる?」
ママ「トレーナーは才能社会、ここで初戦敗退するようなサトシじゃこの先絶対にやっていけないの」
サトシ「……」
ママ「ポケモンなんかと遊んでるヒマはない」
ママ「お勉強して、いい中学に、いい高校に、いい大学に入らなきゃダメだって」
サトシ「でも……」
ママ「でもじゃありません!!」バンッ
サトシ「ひっ!」
ママ「……トレーナーとしての旅は学歴にプラスとして働くから許可したけど」
ママ「そこでポケモンマスターにならなきゃこれ以上はダメだって約束したわよね?」
サトシ「そ、それは……」
ママ「弱冠十歳でポケモンマスターになれば協会のお墨付きでジムリーダーや四天王に就職できるわ」
ママ「それを自分の人生だと選んだのなら、それを応援するぐらいの理解はママにもあるつもりよ?」
ママ「でもね、サトシは結果を出せなかった」
ママ「分かってる?」
ママ「トレーナーは才能社会、ここで初戦敗退するようなサトシじゃこの先絶対にやっていけないの」
サトシ「……」
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:34:57 ID:r7JS5uq2
ママ「旅に丸一年を費やして、その分みんなよりお勉強が遅れているのよ?」
ママ「復学は留年扱いで可能だけれど、サトシは自分の人生のスタートを一年分浪費してしまった」
ママ「これ以上トレーナーを続けて、役職にも就けないフリーでやっていくなんて許しません」
ママ「ママにはサトシの親として、サトシを立派な大人に育てる義務があります」
サトシ「わかってる、わかってるよママ……」
ママ「サトシ、ママは意地悪で言ってるんじゃないのよ?」
ママ「トレーナーとしての将来をいつまでも夢見てパパがどうなったか」
ママ「ママはサトシにずっと教えてきたわよね?」
サトシ「うん……」
ママ「それでもポケモンと一緒にいたいってサトシのお願いを、ママなりに最大限に聞いてあげた結果なのよ?」
ママ「大人になってもポケモンに関わる仕事をしたいというなら、トレーナー以外の職を選びなさい」
ママ「ポケモン研究家やポケモンドクター……そのためにもいい大学に入らなきゃならないの」
ママ「自分の人生を決めるために、今は我慢して頑張らなきゃいけない時期なのよ?」
サトシ「…………」
ママ「復学は留年扱いで可能だけれど、サトシは自分の人生のスタートを一年分浪費してしまった」
ママ「これ以上トレーナーを続けて、役職にも就けないフリーでやっていくなんて許しません」
ママ「ママにはサトシの親として、サトシを立派な大人に育てる義務があります」
サトシ「わかってる、わかってるよママ……」
ママ「サトシ、ママは意地悪で言ってるんじゃないのよ?」
ママ「トレーナーとしての将来をいつまでも夢見てパパがどうなったか」
ママ「ママはサトシにずっと教えてきたわよね?」
サトシ「うん……」
ママ「それでもポケモンと一緒にいたいってサトシのお願いを、ママなりに最大限に聞いてあげた結果なのよ?」
ママ「大人になってもポケモンに関わる仕事をしたいというなら、トレーナー以外の職を選びなさい」
ママ「ポケモン研究家やポケモンドクター……そのためにもいい大学に入らなきゃならないの」
ママ「自分の人生を決めるために、今は我慢して頑張らなきゃいけない時期なのよ?」
サトシ「…………」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:35:46 ID:r7JS5uq2
ママ「モンスターボールを出しなさい」
サトシ「ママ、それだけは……」
ママ「出しなさい!!」バンッ
サトシ「ひいっ!!」
サトシ「……はい」カチャ
ママ「ピカチュウはオーキド博士を通じて、遠い土地のブリーダーに預けるわ」
ママ「でないとサトシの勉強の邪魔になっちゃうものね」
サトシ「…………」
ママ「8年後、大学受験に合格したら返してあげる」
ママ「だからこれからしっかりお勉強しなさい」
ママ「ピカチュウにまた会うためにね」ニコッ
サトシ「ママ、それだけは……」
ママ「出しなさい!!」バンッ
サトシ「ひいっ!!」
サトシ「……はい」カチャ
ママ「ピカチュウはオーキド博士を通じて、遠い土地のブリーダーに預けるわ」
ママ「でないとサトシの勉強の邪魔になっちゃうものね」
サトシ「…………」
ママ「8年後、大学受験に合格したら返してあげる」
ママ「だからこれからしっかりお勉強しなさい」
ママ「ピカチュウにまた会うためにね」ニコッ
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:36:30 ID:r7JS5uq2
サトシ(ごめんなピカチュウ……俺はお前を守れなかった)
サトシ(いや、そうじゃない……)
サトシ(お前と一緒に居たいという俺自身のエゴを押し付けて、お前を苦しめてしまった)
サトシ(何度も傷つけた、俺がそうしろと指示を出した)
サトシ(それにピカチュウは全力で応えてくれた……)
サトシ(そうだ、これからピカチュウは戦闘の苦痛からは遠い世界で生きるんだ)
サトシ(そっちの方がピカチュウにとってもいいに決まってる)
サトシ「いいに……決まってるんだ……」
サトシ「俺なんかと一緒にいるより……ずっと……」
サトシ「さようなら……ピカチュウ」
~アニメ ポケットモンスター(完)~
サトシ(いや、そうじゃない……)
サトシ(お前と一緒に居たいという俺自身のエゴを押し付けて、お前を苦しめてしまった)
サトシ(何度も傷つけた、俺がそうしろと指示を出した)
サトシ(それにピカチュウは全力で応えてくれた……)
サトシ(そうだ、これからピカチュウは戦闘の苦痛からは遠い世界で生きるんだ)
サトシ(そっちの方がピカチュウにとってもいいに決まってる)
サトシ「いいに……決まってるんだ……」
サトシ「俺なんかと一緒にいるより……ずっと……」
サトシ「さようなら……ピカチュウ」
~アニメ ポケットモンスター(完)~
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 06:42:15 ID:r7JS5uq2
メモ帳から発掘したモノを適当に仕上げて庫出し
当時考えていた残りのジム戦のプロットはほとんど覚えていない
当時考えていた残りのジム戦のプロットはほとんど覚えていない
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/25(水) 17:47:02 ID:RDxYxOt2
才能のないサトシが唯一ピカチュウと一緒に
いられる方法やったんやろ……
いられる方法やったんやろ……
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/01/26(木) 00:06:10 ID:3Va3cv1I
せめてライチュウに進化させてやれよ
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1485291962/
Entry ⇒ 2017.09.02 | Category ⇒ ポケモン | Comments (0)
サトシ「俺、マサラタウンのサトシ!こいつは相棒のジンオウガ!」
1: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 19:09:58.68 ID:r/lv3j6mO
ジンオウガ「ワオーン!!」
サトシ「みんなもポケモン、ゼンリョクで探しにいこうぜ!」
ジンオウガ「ワオーン!!」
サトシ「みんなもポケモン、ゼンリョクで探しにいこうぜ!」
ジンオウガ「ワオーン!!」
2: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 19:22:51.01 ID:r/lv3j6mO
園児♀「!」
サトシ「!」
園児♀「おにいちゃん!いま目があったでしょ!」ツカツカ
サトシ「あっちゃー、急がないとスクールに遅刻しちゃうってのになー」
園児♀「トレーナーどうし、目と目があったらバトルかいしだよ!」
園児♀「いっけー!イワンコ!」ボンッ
イワンコ「ワン!」
サトシ「仕方ないなぁ…」
サトシ「ジンオウガ!君に決めた!」
ジンオウガ「ワオーン!!!」
オオオ
園児♀、イワンコ「!?」ビクッ
園児♀「い、イワンコ……」ガタガタ
イワンコ「ワォ……」ガタガタ
園児♀「ヒ………」
サトシ「急いでるから速攻で決めるぜ!」
サトシ「ジンオウガ!ふみつけ!」
ジンオウガ「ワオーン!!!」ブンッ
バリバリバリ
園児♀「ァ………」ガクガク
イワンコ「ワォ…………」ガクガク
サトシ「いっけー!」
ジンオウガ「ワオーン!!!」ブンッ
ブチッ
サトシ「!」
園児♀「おにいちゃん!いま目があったでしょ!」ツカツカ
サトシ「あっちゃー、急がないとスクールに遅刻しちゃうってのになー」
園児♀「トレーナーどうし、目と目があったらバトルかいしだよ!」
園児♀「いっけー!イワンコ!」ボンッ
イワンコ「ワン!」
サトシ「仕方ないなぁ…」
サトシ「ジンオウガ!君に決めた!」
ジンオウガ「ワオーン!!!」
オオオ
園児♀、イワンコ「!?」ビクッ
園児♀「い、イワンコ……」ガタガタ
イワンコ「ワォ……」ガタガタ
園児♀「ヒ………」
サトシ「急いでるから速攻で決めるぜ!」
サトシ「ジンオウガ!ふみつけ!」
ジンオウガ「ワオーン!!!」ブンッ
バリバリバリ
園児♀「ァ………」ガクガク
イワンコ「ワォ…………」ガクガク
サトシ「いっけー!」
ジンオウガ「ワオーン!!!」ブンッ
ブチッ
3: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 19:28:57.00 ID:r/lv3j6mO
イワンコ「」
園児♀「い、イワンコ……」ガタガタ
サトシ「よーしよーし、よくやったぞジンオウガ」ナデナデ
ジンオウガ「クゥーン」
園児♀「い、イワンコが…」ガタガタ
イワンコ「」
園児♀「わ、わたしのたった一人のお友達が……」グスッ
サトシ「あっ!いけねっ、スクールに遅刻しちゃう!」
ジンオウガ「クゥーン」
園児♀「うわぁぁぁーん!」ビエーン
サトシ「!?」ビクッ
園児♀「イワンコをかえせー!」ビエーン
サトシ「おいおい、バトルに負けたくらいでそんなに泣かなくても…」アセアセ
ジンオウガ「ワオーン」
園児♀「イワンコをがえせぇ!!」ポコポコ
サトシ「>>4」
園児♀「い、イワンコ……」ガタガタ
サトシ「よーしよーし、よくやったぞジンオウガ」ナデナデ
ジンオウガ「クゥーン」
園児♀「い、イワンコが…」ガタガタ
イワンコ「」
園児♀「わ、わたしのたった一人のお友達が……」グスッ
サトシ「あっ!いけねっ、スクールに遅刻しちゃう!」
ジンオウガ「クゥーン」
園児♀「うわぁぁぁーん!」ビエーン
サトシ「!?」ビクッ
園児♀「イワンコをかえせー!」ビエーン
サトシ「おいおい、バトルに負けたくらいでそんなに泣かなくても…」アセアセ
ジンオウガ「ワオーン」
園児♀「イワンコをがえせぇ!!」ポコポコ
サトシ「>>4」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 19:30:33.54 ID:ocoqQbuIo
君もイワンコと同じ所に行きたいのかい?
5: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 19:38:33.70 ID:r/lv3j6mO
サトシ「君もイワンコと同じところに行きたいのかい?」
園児♀「ふぇ…」ビクッ
ジンオウガ「……………」ギロリ
園児♀「ふぇぇ……」ジョォォォ
サトシ「あっちゃー、おしっこもらしちゃったかぁ」
ジンオウガ「クゥーン」
サトシ「今急いでるからごめんな?ほらっ、代えのパンツ」ポイッ
園児♀「………………」
サトシ「うぉっ!もうこんな時間だ!急ごうぜジンオウガ!」
ジンオウガ「ワオーン」
タッタッタ
サトシ「やべーやべー!」タッタッタ
ジンオウガ「ワオーン」ドスドス
バルーン!!
サトシ「ん?」
サトシ「あそこにいるのは……」
サトシ「おーい!スイレーン!」
ジンオウガ「ワオーン!!」
スイレン「あ!サトシ!ジンオウガ!」
園児♀「ふぇ…」ビクッ
ジンオウガ「……………」ギロリ
園児♀「ふぇぇ……」ジョォォォ
サトシ「あっちゃー、おしっこもらしちゃったかぁ」
ジンオウガ「クゥーン」
サトシ「今急いでるからごめんな?ほらっ、代えのパンツ」ポイッ
園児♀「………………」
サトシ「うぉっ!もうこんな時間だ!急ごうぜジンオウガ!」
ジンオウガ「ワオーン」
タッタッタ
サトシ「やべーやべー!」タッタッタ
ジンオウガ「ワオーン」ドスドス
バルーン!!
サトシ「ん?」
サトシ「あそこにいるのは……」
サトシ「おーい!スイレーン!」
ジンオウガ「ワオーン!!」
スイレン「あ!サトシ!ジンオウガ!」
6: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 19:48:44.69 ID:r/lv3j6mO
サトシ「なんだよー!バルーンの練習してたのかよ?」
ジンオウガ「ワオーン」
スイレン「うん!」
スイレン「(朝からサトシに会えるなんてラッキー!)」
サトシ「バルーンの調子はどうだ?」
スイレン「結構おっきいのできるようになったよ!」
サトシ「マジかよ!見せてくれよ!」ワクワク
スイレン「う、うん////」
スイレン「じゃあ、いくよ!」
スイレン「タマミツネ!サトシとジンオウガにバルーン!」
タマミツネ「キシャーー!!!!」
ブクブクブク
サトシ「うおっ!滑る滑る!」ツルツル
ジンオウガ「グルルルァ!!!!」ツルツル
スイレン「どうかな、サトシ?」
サトシ「すっげーよ!スイレン!タマミツネ!」ツルツル
ジンオウガ「グルルル!!!!」ツルツル
スイレン「えへ////」テレッ
タマミツネ「キシャーー!!!!」
カティ図鑑「サトシー!」ヒューイ
サトシ「おっ!どうしたんだカティ図鑑!」ツルツル
カティ図鑑「バルーンもいいけど、早くしないとスクールに遅刻しますよー?」
スイレン「あっ!そうだった!」
サトシ「やべっ!」ツルツル
スイレン「いそご!タマミツネ!」ダッ
タマミツネ「キシャーー」スイスイー
サトシ「ま、待ってくれよスイレン!」ツルツル
ジンオウガ「グルルルァァァ!!!」バリバリ
カティ図鑑「泡で前に進んでませんよ?」
ジンオウガ「ワオーン」
スイレン「うん!」
スイレン「(朝からサトシに会えるなんてラッキー!)」
サトシ「バルーンの調子はどうだ?」
スイレン「結構おっきいのできるようになったよ!」
サトシ「マジかよ!見せてくれよ!」ワクワク
スイレン「う、うん////」
スイレン「じゃあ、いくよ!」
スイレン「タマミツネ!サトシとジンオウガにバルーン!」
タマミツネ「キシャーー!!!!」
ブクブクブク
サトシ「うおっ!滑る滑る!」ツルツル
ジンオウガ「グルルルァ!!!!」ツルツル
スイレン「どうかな、サトシ?」
サトシ「すっげーよ!スイレン!タマミツネ!」ツルツル
ジンオウガ「グルルル!!!!」ツルツル
スイレン「えへ////」テレッ
タマミツネ「キシャーー!!!!」
カティ図鑑「サトシー!」ヒューイ
サトシ「おっ!どうしたんだカティ図鑑!」ツルツル
カティ図鑑「バルーンもいいけど、早くしないとスクールに遅刻しますよー?」
スイレン「あっ!そうだった!」
サトシ「やべっ!」ツルツル
スイレン「いそご!タマミツネ!」ダッ
タマミツネ「キシャーー」スイスイー
サトシ「ま、待ってくれよスイレン!」ツルツル
ジンオウガ「グルルルァァァ!!!」バリバリ
カティ図鑑「泡で前に進んでませんよ?」
7: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 19:55:53.94 ID:r/lv3j6mO
ポケモンスクール
サトシ「やっべ!」ツルツル
スイレン「ち、遅刻だ……」
ジンオウガ「グルルルァ!!!!」ツルツル
タマミツネ「キシャーー!!」
マオ「おそいよー?サトシ、スイレン!」
マーマネ「完全に遅刻だよ?」
サトシ「てへへ」
スイレン「ごめんねサトシ?私のせいで……」
サトシ「気にすんなよスイレン!」ツルツル
スイレン「(サトシ////)」キュン
ククイ「てへへじゃないぞー?サトシ、スイレン?」
サトシ「博士……」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
ククイ「まったく、罰として今日は居残りで教室の掃除だ!」
スイレン「……すみません…」シュン
サトシ「>>9」
サトシ「やっべ!」ツルツル
スイレン「ち、遅刻だ……」
ジンオウガ「グルルルァ!!!!」ツルツル
タマミツネ「キシャーー!!」
マオ「おそいよー?サトシ、スイレン!」
マーマネ「完全に遅刻だよ?」
サトシ「てへへ」
スイレン「ごめんねサトシ?私のせいで……」
サトシ「気にすんなよスイレン!」ツルツル
スイレン「(サトシ////)」キュン
ククイ「てへへじゃないぞー?サトシ、スイレン?」
サトシ「博士……」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
ククイ「まったく、罰として今日は居残りで教室の掃除だ!」
スイレン「……すみません…」シュン
サトシ「>>9」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 20:00:12.37 ID:QqkbRg0d0
ジンオウガも手伝ってくれよ?
10: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 20:12:09.40 ID:r/lv3j6mO
サトシ「実はイワンコの葬式があって…」シュン
ククイ「な、なんだって!?」
サトシ「スイレンと一緒に出席してたんだ…な?スイレン?」
スイレン「え?あ…うん……」
ククイ「(そうか…それでサトシとジンオウガが泡だらけに…)」
ジンオウガ「ワォーーン」ツルツル
ククイ「わかった…今回は許す」
サトシ「博士!」パァァ
スイレン「で、でも…ちゃんと掃除はやります!」
サトシ「えー?」
スイレン「タマミツネ、雑巾がけは得意ですから!」
タマミツネ「キシャーー!!!」クネクネ
サトシ「ちぇ、仕方ないな?ジンオウガ!」
ジンオウガ「グルルル!!!!」 ツルツル
ククイ「あはは、お前らは教室をだいばくはつさせる気か?」アッハッハ
カティ図鑑「やれやれ」ニャンニャン
ククイ「な、なんだって!?」
サトシ「スイレンと一緒に出席してたんだ…な?スイレン?」
スイレン「え?あ…うん……」
ククイ「(そうか…それでサトシとジンオウガが泡だらけに…)」
ジンオウガ「ワォーーン」ツルツル
ククイ「わかった…今回は許す」
サトシ「博士!」パァァ
スイレン「で、でも…ちゃんと掃除はやります!」
サトシ「えー?」
スイレン「タマミツネ、雑巾がけは得意ですから!」
タマミツネ「キシャーー!!!」クネクネ
サトシ「ちぇ、仕方ないな?ジンオウガ!」
ジンオウガ「グルルル!!!!」 ツルツル
ククイ「あはは、お前らは教室をだいばくはつさせる気か?」アッハッハ
カティ図鑑「やれやれ」ニャンニャン
11: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 20:21:23.30 ID:r/lv3j6mO
中間休み
ラージャン(♀)「グウォー!!!」バッ
ジンオウガ「クゥーン!!」
ドドド
マーマネ「あ、あー!もう!ラージャン!ジンオウガが嫌がってるでしょ!」
サトシ「ははは、ラージャンは相変わらずジンオウガが大好きだなー?」ハハッ
スイレン「教室が壊れちゃうね?」クスッ
タマミツネ「キシャーー」クネクネ
カティ図鑑「じゃれついてる?襲ってるの間違いではないですか?」
ラージャン「グウォー!!!」ドタドタ
ジンオウガ「ギャース」
ワイワイ
マオ「はぁ、まったく…」
リーリエ「ふふっ、微笑ましいですね?」クスッ
マオ「微笑ましいって……つーか、あいつらのあれ、本当にポケモンなの?」
アママイコ「アマー」ガタガタ
マオ「そういえばリーリエ?」
リーリエ「なんですか?」
マオ「この前の授業でリーリエが育てる事になったポケモンの卵……様子はどう?」
リーリエ「>>12」
ラージャン(♀)「グウォー!!!」バッ
ジンオウガ「クゥーン!!」
ドドド
マーマネ「あ、あー!もう!ラージャン!ジンオウガが嫌がってるでしょ!」
サトシ「ははは、ラージャンは相変わらずジンオウガが大好きだなー?」ハハッ
スイレン「教室が壊れちゃうね?」クスッ
タマミツネ「キシャーー」クネクネ
カティ図鑑「じゃれついてる?襲ってるの間違いではないですか?」
ラージャン「グウォー!!!」ドタドタ
ジンオウガ「ギャース」
ワイワイ
マオ「はぁ、まったく…」
リーリエ「ふふっ、微笑ましいですね?」クスッ
マオ「微笑ましいって……つーか、あいつらのあれ、本当にポケモンなの?」
アママイコ「アマー」ガタガタ
マオ「そういえばリーリエ?」
リーリエ「なんですか?」
マオ「この前の授業でリーリエが育てる事になったポケモンの卵……様子はどう?」
リーリエ「>>12」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 20:23:21.90 ID:wgZebB2i0
今服の中で温めてますが、見ます?
13: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 20:34:39.17 ID:r/lv3j6mO
リーリエ「今服の中で温めていますが見ますか?」
マオ「あー、それで妊娠したみたくなってたんだぁ」
リーリエ「あっ、動きました///」
リーリエ「マオ、おトイレに行きませんか?」
マオ「いや、いいよ……」
裏庭
スカル団「今日こそお前を倒してやるっス!覚悟しろー!」
カキ「………ふん」
スカル団「いけっ!ヤトウモリ!」
ヤトウモリ「シャッ!!!」
カキ「………グラビモス!」
グラビモス「…………………」
ズオオ
ヤトウモリ「シャッ………」ガクガク
スカル団「な、なんすかそのポケモンは……」ガクガク
グラビモス「オオオオー!!!」
パリン パリン パリン
スカル団「ひっ!」ビクッ
ヤトウモリ「アババ……」ガクガク
スカル団「な、鳴き声でガラスが割れ……」
カキ「グラビモス!火炎放射!」
グラビモス「オオオオー」ボッ
スカル団「!?」
ヤトウモリ「シャッ…………
ジュッ
スカル団「や、ヤトウモリが消え……」
カキ「おい」
スカル団「ひっ……」ビクッ
グラビモス「…………………」
オオオ
スカル団「(こ、恐くて体が動かな…)」ガクガク
カキ「>>14」
マオ「あー、それで妊娠したみたくなってたんだぁ」
リーリエ「あっ、動きました///」
リーリエ「マオ、おトイレに行きませんか?」
マオ「いや、いいよ……」
裏庭
スカル団「今日こそお前を倒してやるっス!覚悟しろー!」
カキ「………ふん」
スカル団「いけっ!ヤトウモリ!」
ヤトウモリ「シャッ!!!」
カキ「………グラビモス!」
グラビモス「…………………」
ズオオ
ヤトウモリ「シャッ………」ガクガク
スカル団「な、なんすかそのポケモンは……」ガクガク
グラビモス「オオオオー!!!」
パリン パリン パリン
スカル団「ひっ!」ビクッ
ヤトウモリ「アババ……」ガクガク
スカル団「な、鳴き声でガラスが割れ……」
カキ「グラビモス!火炎放射!」
グラビモス「オオオオー」ボッ
スカル団「!?」
ヤトウモリ「シャッ…………
ジュッ
スカル団「や、ヤトウモリが消え……」
カキ「おい」
スカル団「ひっ……」ビクッ
グラビモス「…………………」
オオオ
スカル団「(こ、恐くて体が動かな…)」ガクガク
カキ「>>14」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 20:38:55.99 ID:dB2mDT5po
じゃあ、死のうか
16: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 20:48:51.27 ID:r/lv3j6mO
カキ「じゃあ、死のうか?」
スカル団「え?え?」ガクガク
カキ「……今、ヤトウモリの所に逝かせてやる………!」
スカル団「ちょ……ま………」
カキ「グラビモス!火炎放射!」
グラビモス「オオオオー!!」カッ
スカル団「!?」
スカル団「(そうか…これで終わりか…)」
スカル団「(ヤトウモリ…今そっちにいく………
カッ
ジュッ
カキ「…………」
オーイ
カキ「!」
サトシ「カキー!今スクールの窓ガラスが全部割れたけどさー!」
ジンオウガ「ワォーーン」ダッダッ
マーマネ「バトルでもしてたの?」
ラージャン「グウォー」ドタドタ
カキ「ま、そんなところだ」
サトシ「マジかよー!みたかったなぁ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン」
マーマネ「カキー!スクールの窓ガラスを全部割るのはやりすぎだよー!」
カキ「すまんすまん」ハッハッハ
グラビモス「ヴォウヴォウ」ハッハッハ
カティ図鑑「人の事言えないでしょ?マーマネ!」
マーマネ「てへへ」
アッハッハッハ
スカル団「え?え?」ガクガク
カキ「……今、ヤトウモリの所に逝かせてやる………!」
スカル団「ちょ……ま………」
カキ「グラビモス!火炎放射!」
グラビモス「オオオオー!!」カッ
スカル団「!?」
スカル団「(そうか…これで終わりか…)」
スカル団「(ヤトウモリ…今そっちにいく………
カッ
ジュッ
カキ「…………」
オーイ
カキ「!」
サトシ「カキー!今スクールの窓ガラスが全部割れたけどさー!」
ジンオウガ「ワォーーン」ダッダッ
マーマネ「バトルでもしてたの?」
ラージャン「グウォー」ドタドタ
カキ「ま、そんなところだ」
サトシ「マジかよー!みたかったなぁ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン」
マーマネ「カキー!スクールの窓ガラスを全部割るのはやりすぎだよー!」
カキ「すまんすまん」ハッハッハ
グラビモス「ヴォウヴォウ」ハッハッハ
カティ図鑑「人の事言えないでしょ?マーマネ!」
マーマネ「てへへ」
アッハッハッハ
17: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 21:02:08.10 ID:r/lv3j6mO
スイレンの家
サトシ「あー、掃除つかれたなー?ジンオウガ?」
ジンオウガ「ワォーーン」
スイレン「私達が遅刻したのが悪いんだし、仕方ないよサトシ」
スイレン「(朝からサトシとバルーンの練習をして、放課後は一緒に掃除…更には家に連れ込む事も成功……)」
スイレン「(今日はついてる!)」グッ
タマミツネ「キシャーー」クネクネ
カティ図鑑「スイレンの言う通りですよサトシ?少しは反省してください!」ヒューイ
サトシ「そういうなよカティー」
スイレン「(邪魔だなカティ…)」
スイレン「さ、サトシ!入って!」ドキドキ
サトシ「お邪魔しまーす」
ジンオウガ「ワォーーン」
カティ図鑑「スイレン、お邪魔します」
スイレン「(お前は入んな)」
ホウ、スイ「ギョギョギョー!」
サトシ「お、久しぶりだな!」
ホウ、スイ「またまたお姉ちゃんのボーイフレンドー?」
スイレン「!?」
スイレン「ち、違う!全然ちがーう!////」フリフリ
カティ図鑑「あらあら」ニャンニャン
ホウ、スイ「ギョ!」
ジンオウガ「!」ビクッ
ホウ、スイ「ジンオウガだー!」キラキラ
スイレン「あっ!ホウ、スイ!」
サトシ「ははは、いいよスイレン」
ジンオウガ「クゥン」
ホウ「ジンオウガすごかわー!」グイー
スイ「ジンオウガモフモフー!」グイー
ジンオウガ「ワォ…………」
スイレン「あわわ…ご、ごめんねサトシ!ジンオウガ!」アセアセ
サトシ「気にすんなよ?スイレン!」ニッ
ジンオウガ「>>19」
サトシ「あー、掃除つかれたなー?ジンオウガ?」
ジンオウガ「ワォーーン」
スイレン「私達が遅刻したのが悪いんだし、仕方ないよサトシ」
スイレン「(朝からサトシとバルーンの練習をして、放課後は一緒に掃除…更には家に連れ込む事も成功……)」
スイレン「(今日はついてる!)」グッ
タマミツネ「キシャーー」クネクネ
カティ図鑑「スイレンの言う通りですよサトシ?少しは反省してください!」ヒューイ
サトシ「そういうなよカティー」
スイレン「(邪魔だなカティ…)」
スイレン「さ、サトシ!入って!」ドキドキ
サトシ「お邪魔しまーす」
ジンオウガ「ワォーーン」
カティ図鑑「スイレン、お邪魔します」
スイレン「(お前は入んな)」
ホウ、スイ「ギョギョギョー!」
サトシ「お、久しぶりだな!」
ホウ、スイ「またまたお姉ちゃんのボーイフレンドー?」
スイレン「!?」
スイレン「ち、違う!全然ちがーう!////」フリフリ
カティ図鑑「あらあら」ニャンニャン
ホウ、スイ「ギョ!」
ジンオウガ「!」ビクッ
ホウ、スイ「ジンオウガだー!」キラキラ
スイレン「あっ!ホウ、スイ!」
サトシ「ははは、いいよスイレン」
ジンオウガ「クゥン」
ホウ「ジンオウガすごかわー!」グイー
スイ「ジンオウガモフモフー!」グイー
ジンオウガ「ワォ…………」
スイレン「あわわ…ご、ごめんねサトシ!ジンオウガ!」アセアセ
サトシ「気にすんなよ?スイレン!」ニッ
ジンオウガ「>>19」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 21:12:32.13 ID:wgZebB2i0
この2人の相手は俺がするから、サトシはスイレンとよろしくやっててくれ
20: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 21:22:54.36 ID:r/lv3j6mO
ジンオウガ「ワオンワオン!!」
サトシ「あっはっは、全然なに言ってるかわかんないよジンオウガー」
カティ図鑑「サトシ、今のジンオウガの言葉を訳すとですね?」
カティ図鑑「"俺がこの二人の相手をするからサトシはスイレンとよろしく……"」
スイレン「も、もぅ!なに言ってるのカティ?/////」バシン
カティ図鑑「いだっ!」ニャンニャン
サトシ、ホウ、スイ「?」
タマミツネ「キシャーー」
ドカーン
サトシ「な、何の音だ!?」
スイレン「………外だ……!」
外
アーッハッハッハ
サトシ「!」
スイレン「あなたたち!」
ムサシ「あなたたち!と聞かれたら…(略)」
コジロウ「ジャリボーイ!今日こそジンオウガを頂くぜ!」
ニャース「ついでにそのタマミツネもにゃ!」
サトシ「なんだって!?」
ジンオウガ「ワォ?」
スイレン「させない!」キッ
タマミツネ「キシャーー」
サトシ「あっはっは、全然なに言ってるかわかんないよジンオウガー」
カティ図鑑「サトシ、今のジンオウガの言葉を訳すとですね?」
カティ図鑑「"俺がこの二人の相手をするからサトシはスイレンとよろしく……"」
スイレン「も、もぅ!なに言ってるのカティ?/////」バシン
カティ図鑑「いだっ!」ニャンニャン
サトシ、ホウ、スイ「?」
タマミツネ「キシャーー」
ドカーン
サトシ「な、何の音だ!?」
スイレン「………外だ……!」
外
アーッハッハッハ
サトシ「!」
スイレン「あなたたち!」
ムサシ「あなたたち!と聞かれたら…(略)」
コジロウ「ジャリボーイ!今日こそジンオウガを頂くぜ!」
ニャース「ついでにそのタマミツネもにゃ!」
サトシ「なんだって!?」
ジンオウガ「ワォ?」
スイレン「させない!」キッ
タマミツネ「キシャーー」
21: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 21:34:32.99 ID:r/lv3j6mO
ムサシ「ミミッキュー!」
ミミッキュー「キュー!」
コジロウ「ヒドイデ!」
ヒドイデ「ドイデー」
サトシ「くるぞ!ジンオウガ!」
ムサシ「ミミッキュ!シャドーボール!」
ミミッキュ「キュー!」ボンッ
ドカーン
ジンオウガ「?」ケロッ
コジロウ「ヒドイデ!毒針!」
ヒドイデ「ドイデー!」シュッ
タマミツネ「シャー」キンキン
ミミッキュ、ヒドイデ「!?」
コジロウ「ヒェ……」
ムサシ「き、効いてない……」
ニャース「相変わらず化け物にゃ」
ソーナンス「ソーッナンス!」
サトシ「へへっ!反撃開始だ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「グルルァー!!!」ダッ
コジロウ「ヒ……く、来る……」
ムサシ「ビビんじゃないわよ!今日の私達には!」
ニャース「そうにゃ!あれがあるにゃ!」
ソーナンス「ソーッナンス!」
ジンオウガ「!?」ピリピリ
サトシ「! どうした!ジンオウガ!」
スイレン「ジンオウガの動きが……」
カティ図鑑「まさかあれは…」
ムサシ「ふふっ」
コジロウ「かかったな?」
ニャース「どーにゃ?ジャリボーイ?ロケット団特性の"シビレ罠"の味は?」
スイレン「シビレ罠!?」
カティ図鑑「やはり……」
ジンオウガ「……………」ピリピリ
ムサシ「ふふっ?動けないでしょ?」
コジロウ「今の内にジンオウガゲット…」
サトシ「……あーあ…」
ムサシ、コジロウ、ニャース「?」
サトシ「やっちまったな」
ムサシ、コジロウ、ニャース「…………は?」
ミミッキュー「キュー!」
コジロウ「ヒドイデ!」
ヒドイデ「ドイデー」
サトシ「くるぞ!ジンオウガ!」
ムサシ「ミミッキュ!シャドーボール!」
ミミッキュ「キュー!」ボンッ
ドカーン
ジンオウガ「?」ケロッ
コジロウ「ヒドイデ!毒針!」
ヒドイデ「ドイデー!」シュッ
タマミツネ「シャー」キンキン
ミミッキュ、ヒドイデ「!?」
コジロウ「ヒェ……」
ムサシ「き、効いてない……」
ニャース「相変わらず化け物にゃ」
ソーナンス「ソーッナンス!」
サトシ「へへっ!反撃開始だ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「グルルァー!!!」ダッ
コジロウ「ヒ……く、来る……」
ムサシ「ビビんじゃないわよ!今日の私達には!」
ニャース「そうにゃ!あれがあるにゃ!」
ソーナンス「ソーッナンス!」
ジンオウガ「!?」ピリピリ
サトシ「! どうした!ジンオウガ!」
スイレン「ジンオウガの動きが……」
カティ図鑑「まさかあれは…」
ムサシ「ふふっ」
コジロウ「かかったな?」
ニャース「どーにゃ?ジャリボーイ?ロケット団特性の"シビレ罠"の味は?」
スイレン「シビレ罠!?」
カティ図鑑「やはり……」
ジンオウガ「……………」ピリピリ
ムサシ「ふふっ?動けないでしょ?」
コジロウ「今の内にジンオウガゲット…」
サトシ「……あーあ…」
ムサシ、コジロウ、ニャース「?」
サトシ「やっちまったな」
ムサシ、コジロウ、ニャース「…………は?」
22: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 21:45:33.02 ID:r/lv3j6mO
ジンオウガ「ワオンワオン!!」ピカー
ミシミシ
ニャース「な、なんにゃ?」
ムサシ「ジンオウガに光……?いや、雷が集まって……」
コジロウ「あわわ……」ガクガク
ジンオウガ「ワオンワオン」ピカー
スイレン「サトシ、これって…」
サトシ「………こうなったジンオウガはもう手がつけられないなぁ……」
ドオーン!!!
ムサシ「か、雷が落ちたー!」
コジロウ「ヒァァァ……」ガクガク
ジンオウガ「グルァァァー!!!」バチバチ
カティ図鑑「雷を纏ったジンオウガ!」タラー
サトシ「よーし、ジンオウガ……」
サトシ「いっけー!」
ジンオウガ「グルァァァー!!!」バチバチ
ダッ
ムサシ「ヒ……ミミッ……」
ミミッキュ「」ガタガタ
ムサシ「!?」
サトシ「ジンオウガ!叩きつける!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」クルン
ブンッ
ブチッ
ミミッキュ「」
ムサシ「み、ミミ……」
コジロウ「ひ、ヒドイデ……逃げ……」
ヒドイデ「ドイデ……」
ツルッ
コジロウ「!?」
スイレン「バルーン」
タマミツネ「キシャーー!!」ブクブクブク
コジロウ「ヒ……」
スイレン「タマミツネ!水鉄砲!」
タマミツネ「キシャーー!!!」シュイーン
ドンッ
ヒドイデ「ドイデ……」ズンッ
ニャース「ひ、ヒドイデの身体に風穴が……」ガクガク
ヒドイデ「」ドサッ
コジロウ「ヒドイデー!」
ミシミシ
ニャース「な、なんにゃ?」
ムサシ「ジンオウガに光……?いや、雷が集まって……」
コジロウ「あわわ……」ガクガク
ジンオウガ「ワオンワオン」ピカー
スイレン「サトシ、これって…」
サトシ「………こうなったジンオウガはもう手がつけられないなぁ……」
ドオーン!!!
ムサシ「か、雷が落ちたー!」
コジロウ「ヒァァァ……」ガクガク
ジンオウガ「グルァァァー!!!」バチバチ
カティ図鑑「雷を纏ったジンオウガ!」タラー
サトシ「よーし、ジンオウガ……」
サトシ「いっけー!」
ジンオウガ「グルァァァー!!!」バチバチ
ダッ
ムサシ「ヒ……ミミッ……」
ミミッキュ「」ガタガタ
ムサシ「!?」
サトシ「ジンオウガ!叩きつける!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」クルン
ブンッ
ブチッ
ミミッキュ「」
ムサシ「み、ミミ……」
コジロウ「ひ、ヒドイデ……逃げ……」
ヒドイデ「ドイデ……」
ツルッ
コジロウ「!?」
スイレン「バルーン」
タマミツネ「キシャーー!!」ブクブクブク
コジロウ「ヒ……」
スイレン「タマミツネ!水鉄砲!」
タマミツネ「キシャーー!!!」シュイーン
ドンッ
ヒドイデ「ドイデ……」ズンッ
ニャース「ひ、ヒドイデの身体に風穴が……」ガクガク
ヒドイデ「」ドサッ
コジロウ「ヒドイデー!」
23: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 21:49:07.69 ID:r/lv3j6mO
ムサシ「ミミッキュ……」ボーゼン
ミミッキュ「」
コジロウ「うぅ…ヒドイデェ…」ギュッ
ザッ
ムサシ、コジロウ、ニャース、ソーナンス「!」
サトシ「さぁ」
スイレン「覚悟して!」
ジンオウガ「グルァァァー!!!」バリバリ
タマミツネ「キシャーー!!!」
ムサシ「……ヒ……」ガタガタ
コジロウ「ア……ア……」ガタガタ
ソーナンス「ソーナンス」
ニャース「>>24」
ミミッキュ「」
コジロウ「うぅ…ヒドイデェ…」ギュッ
ザッ
ムサシ、コジロウ、ニャース、ソーナンス「!」
サトシ「さぁ」
スイレン「覚悟して!」
ジンオウガ「グルァァァー!!!」バリバリ
タマミツネ「キシャーー!!!」
ムサシ「……ヒ……」ガタガタ
コジロウ「ア……ア……」ガタガタ
ソーナンス「ソーナンス」
ニャース「>>24」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 21:50:26.98 ID:wgZebB2i0
もう金輪際ジャリボーイ達とは関わらないから許して
25: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 22:08:02.68 ID:r/lv3j6mO
ニャース「ジャリボーイ…」ザッ
サトシ「!」
ニャース「もう金輪際ジャリボーイとはかかわらにゃい…だからどうか許してほしいにゃ…」スッ
コジロウ「ニャース……」
ムサシ「あんた……土下座を……」
サトシ「……………」
サトシ「もう悪さすんなよ?」
ジンオウガ「グルァァァー」
スイレン「サトシが許すなら私も許す!」
タマミツネ「キシャーー」
ニャース「あ、ありがとうにゃ…」ウルウル
ソーナンス「ソーッナンス!」
ムサシ、コジロウ「……………」
カティ図鑑「………今ならポケモンセンターにつれていけばあなた達のポケモンも間に合うかもしれません」
ムサシ、コジロウ「!」
ニャース「にゃ!?」
ムサシ「い、いそぐわよ!」
コジロウ「おう!」
ニャース「にゃー!」
ソーナンス「ソーッナンス!」
ダダダ
サトシ「たく、忙しいやつらだな?」
スイレン「だね?」
ジンオウガ「ワォーーン!!」
タマミツネ「キシャーー」
カティ図鑑「>>27」
サトシ「!」
ニャース「もう金輪際ジャリボーイとはかかわらにゃい…だからどうか許してほしいにゃ…」スッ
コジロウ「ニャース……」
ムサシ「あんた……土下座を……」
サトシ「……………」
サトシ「もう悪さすんなよ?」
ジンオウガ「グルァァァー」
スイレン「サトシが許すなら私も許す!」
タマミツネ「キシャーー」
ニャース「あ、ありがとうにゃ…」ウルウル
ソーナンス「ソーッナンス!」
ムサシ、コジロウ「……………」
カティ図鑑「………今ならポケモンセンターにつれていけばあなた達のポケモンも間に合うかもしれません」
ムサシ、コジロウ「!」
ニャース「にゃ!?」
ムサシ「い、いそぐわよ!」
コジロウ「おう!」
ニャース「にゃー!」
ソーナンス「ソーッナンス!」
ダダダ
サトシ「たく、忙しいやつらだな?」
スイレン「だね?」
ジンオウガ「ワォーーン!!」
タマミツネ「キシャーー」
カティ図鑑「>>27」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 22:59:46.43 ID:X89/ZqbmO
希望と絶望は合わせ鏡のようなモノ…さて、本当に間に合うでしょう?
28: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 23:22:34.32 ID:r/lv3j6mO
カティ図鑑「希望と絶望は鏡合わせのようなモノ……果たして彼らは間に合うでしょうか……?」フフフ
サトシ「か、カティ?」
カティ図鑑「なんですか?サトシ?」ニャンニャン♪
サトシ「な、なんでもない(可愛い)」ホワーン
スイレン「あっ!サトシ!デレデレしてる!」プクー
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
タマミツネ「キシャーー!!!」
翌日 ポケモンスクール
サトシ「アローラー!」
ザワザワ
サトシ「ん?どうしたんだ?」
ジンオウガ「クゥーン?」
リーリエ「うぅ……」
マオ「リーリエ!しっかりして!」
スイレン「気を確かに!」
リーリエ「マオ…スイレン……」
マーマネ「こ、こういう時の対処法は…」アセアセ
カキ「お、俺は何をしたら…」アワアワ
サトシ「どうしたんだよ?」
スイレン「サトシ!」
マーマネ「それが……」
リーリエ「うぁっ!」
卵「」ミシミシ
マーマネ「り、リーリエ!」
マオ「リーリエの育ててた卵が産まれそうなの!」
サトシ「な、なんだってー!?」
カティ図鑑「……それで…何故リーリエは苦しそうにしてるのですか?」
スイレン「わかんない」
リーリエ「う、産まれるー!」
卵「」ミシミシ
カキ「アワアワアワ……」
マーマネ「こ、こういう時は…」アセアセ
マオ「あーっ!もう!静かにしてよ男子ー!」
サトシ「うわっ、えっと……」
サトシ「なぁ、カティ?俺、どうしたらいいんだろ…」アセアセ
ジンオウガ「クゥーン」
カティ図鑑「>>24」
サトシ「か、カティ?」
カティ図鑑「なんですか?サトシ?」ニャンニャン♪
サトシ「な、なんでもない(可愛い)」ホワーン
スイレン「あっ!サトシ!デレデレしてる!」プクー
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
タマミツネ「キシャーー!!!」
翌日 ポケモンスクール
サトシ「アローラー!」
ザワザワ
サトシ「ん?どうしたんだ?」
ジンオウガ「クゥーン?」
リーリエ「うぅ……」
マオ「リーリエ!しっかりして!」
スイレン「気を確かに!」
リーリエ「マオ…スイレン……」
マーマネ「こ、こういう時の対処法は…」アセアセ
カキ「お、俺は何をしたら…」アワアワ
サトシ「どうしたんだよ?」
スイレン「サトシ!」
マーマネ「それが……」
リーリエ「うぁっ!」
卵「」ミシミシ
マーマネ「り、リーリエ!」
マオ「リーリエの育ててた卵が産まれそうなの!」
サトシ「な、なんだってー!?」
カティ図鑑「……それで…何故リーリエは苦しそうにしてるのですか?」
スイレン「わかんない」
リーリエ「う、産まれるー!」
卵「」ミシミシ
カキ「アワアワアワ……」
マーマネ「こ、こういう時は…」アセアセ
マオ「あーっ!もう!静かにしてよ男子ー!」
サトシ「うわっ、えっと……」
サトシ「なぁ、カティ?俺、どうしたらいいんだろ…」アセアセ
ジンオウガ「クゥーン」
カティ図鑑「>>24」
29: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 23:23:30.41 ID:r/lv3j6mO
安価間違え
安価下
安価下
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 23:23:57.47 ID:wgZebB2i0
服から卵出せよ
32: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 23:37:39.71 ID:r/lv3j6mO
カティ図鑑「とりあえず、リーリエの服の中にある卵をひっぱり出したらいいんじゃないですか?」
サトシ「そ、そっか!よしっ!やれ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「グルァァァー!!!」ブンッ
リーリエ「キャァァァー!!」
マオ「な、何やってんのよサトシ!」
カキ「アワアワアワ」
リーリエ「イヤァァァー!!」
ピカー
全員「!?」
ドドド
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!」
サトシ「ひっ……」ビクッ
マオ「な、何あれ……」
カキ「アワアワアワ」
マーマネ「」
ミシミシ
スイレン「あっ、スクールが」
グシャン
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!」
カティ図鑑「あ、あれは…ウカムルバス…」
サトシ「ウカムルバス!?」
リーリエ「た、卵が孵った……」
リーリエ「わ、私のパートナー」グスッ
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!」
リーリエ「………よろしくね?シロン?」
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!」
サトシ「うわっ!」
ジンオウガ「ワォーーン」
マオ「や、やめてリーリエ!」
スイレン「咆哮でメレメレ島が消滅する…」
カキ「アワアワアワ」
マーマネ「」
カティ図鑑「マーマネの心配が停止しました」
サトシ「そ、そっか!よしっ!やれ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「グルァァァー!!!」ブンッ
リーリエ「キャァァァー!!」
マオ「な、何やってんのよサトシ!」
カキ「アワアワアワ」
リーリエ「イヤァァァー!!」
ピカー
全員「!?」
ドドド
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!」
サトシ「ひっ……」ビクッ
マオ「な、何あれ……」
カキ「アワアワアワ」
マーマネ「」
ミシミシ
スイレン「あっ、スクールが」
グシャン
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!」
カティ図鑑「あ、あれは…ウカムルバス…」
サトシ「ウカムルバス!?」
リーリエ「た、卵が孵った……」
リーリエ「わ、私のパートナー」グスッ
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!」
リーリエ「………よろしくね?シロン?」
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!」
サトシ「うわっ!」
ジンオウガ「ワォーーン」
マオ「や、やめてリーリエ!」
スイレン「咆哮でメレメレ島が消滅する…」
カキ「アワアワアワ」
マーマネ「」
カティ図鑑「マーマネの心配が停止しました」
33: ◆vmUr2bweO6 2017/07/24(月) 23:46:03.37 ID:r/lv3j6mO
ナリヤ「おーっ!そっちも孵っタマタマ?」
サトシ「校長先生!」
マオ「(うざっ)」
スイレン「(うざっ)」
カティ図鑑「つまらないシャレはやめてください」
ナリヤ「実は……サトシくんがカントーから持ってきたもう一つの卵も今孵ったとこローブシン!」
サトシ「マジ!?」
ナリヤ「紹介しよウツドン」サッ
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!」
ナリヤ「アカムトルムじゃ」
バリバリバリ
サトシ「かっこいー!」キラキラ
マオ「も、もうやめてー!」
スイレン「スクールが更地に…」
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!!」
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
リーリエ「ふふっ、シロンも喜んでいるみたいです」ニコッ
カキ「アワアワアワ」
ナリヤ「ふふふ、アカムトルムよ、よかったノコッチ?」
アカムトルム「>>34」
サトシ「校長先生!」
マオ「(うざっ)」
スイレン「(うざっ)」
カティ図鑑「つまらないシャレはやめてください」
ナリヤ「実は……サトシくんがカントーから持ってきたもう一つの卵も今孵ったとこローブシン!」
サトシ「マジ!?」
ナリヤ「紹介しよウツドン」サッ
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!」
ナリヤ「アカムトルムじゃ」
バリバリバリ
サトシ「かっこいー!」キラキラ
マオ「も、もうやめてー!」
スイレン「スクールが更地に…」
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!!」
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
リーリエ「ふふっ、シロンも喜んでいるみたいです」ニコッ
カキ「アワアワアワ」
ナリヤ「ふふふ、アカムトルムよ、よかったノコッチ?」
アカムトルム「>>34」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 23:50:40.77 ID:RNcHukol0
とりあえず全員消してから戦いぞウカム、ゴラァ!!
35: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 00:01:24.93 ID:dstuGfqUO
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
ピリピリ
マオ「ひぃ……」
サトシ「あ、アカムはなんて言ってんだカティ!」
カティ図鑑「とりあえず全員消してから戦うぞウカムと言っています!」
サトシ「!?」
スイレン「そんな……」
マオ「こ、校長!アカムのトレーナーなら、アカムを止めてください!本当にメレメレ島が消し飛びますよ!」
ナリヤ「う、うむ……」
ナリヤ「アカムや」
アカムトルム「?」
ナリヤ「け、ケンカはよくなイシツブテ!」
アカムトルム「………………」ズンム
ナリヤ「おや……?」
アカムトルム「グァー」
パクッ
アカムトルム「ごっくん」
マオ「ひ、ヒィィィィ……」
サトシ「こ、校長が食われた…」
カキ「アワアワアワ」
リーリエ「シロン………」
ウカムルバス「グルァ」
サトシ「……シロンはなんて言ってんだカティ?」
カティ図鑑「……ママが嫌なら戦わないと言っています……」
リーリエ「……シロン…」
アカムトルム「…………………」
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
サトシ「う、うわーっ!」
ドーン ドーン
スイレン「下から溶岩が!?」
サトシ「……やるしかないか…」
サトシ「ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
ピリピリ
マオ「ひぃ……」
サトシ「あ、アカムはなんて言ってんだカティ!」
カティ図鑑「とりあえず全員消してから戦うぞウカムと言っています!」
サトシ「!?」
スイレン「そんな……」
マオ「こ、校長!アカムのトレーナーなら、アカムを止めてください!本当にメレメレ島が消し飛びますよ!」
ナリヤ「う、うむ……」
ナリヤ「アカムや」
アカムトルム「?」
ナリヤ「け、ケンカはよくなイシツブテ!」
アカムトルム「………………」ズンム
ナリヤ「おや……?」
アカムトルム「グァー」
パクッ
アカムトルム「ごっくん」
マオ「ひ、ヒィィィィ……」
サトシ「こ、校長が食われた…」
カキ「アワアワアワ」
リーリエ「シロン………」
ウカムルバス「グルァ」
サトシ「……シロンはなんて言ってんだカティ?」
カティ図鑑「……ママが嫌なら戦わないと言っています……」
リーリエ「……シロン…」
アカムトルム「…………………」
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
サトシ「う、うわーっ!」
ドーン ドーン
スイレン「下から溶岩が!?」
サトシ「……やるしかないか…」
サトシ「ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
36: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 00:10:24.27 ID:dstuGfqUO
スイレン「私達もいくよ!タマミツネ!」
タマミツネ「キシャーー!!!」
サトシ「ジンオウガ!突進!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ダダッ
スイレン「タマミツネ!水鉄砲!」
タマミツネ「キシャーー!!!」シュイーン
アカムトルム「………………」
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
バオン
ジンオウガ「クゥン!!!」ドッ
タマミツネ「キシャーー!!!」ドッ
サトシ「ジンオウガ!」
スイレン「タマミツネ!」
マオ「そ、そんな…ジンオウガとタマミツネが咆哮だけで吹っ飛ばされた…!?」
カティ図鑑「アカムトルム…なんてパワー…」
アカムトルム「グォーガオオオオ…」スゥゥ
スイレン「なにか……くる!」
カティ図鑑「ま、マズイ…あれは竜の波動です!」
カティ図鑑「この辺一帯が消し飛びますよ!」
スイレン、マオ「!?」
アカムトルム「グォアー!!!!」
ゴゴゴ
サトシ「………くつ……」
「シロン!冷凍ビーム!」
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!!」
ビー
ズドド
アカムトルム「!?」
サトシ「リーリエ!」
スイレン「す、すごい…アカムトルムの竜の波動を相殺してる…」
リーリエ「……竜の波動は私が抑えます!」
リーリエ「皆さん!今の内に早く!」
タマミツネ「キシャーー!!!」
サトシ「ジンオウガ!突進!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ダダッ
スイレン「タマミツネ!水鉄砲!」
タマミツネ「キシャーー!!!」シュイーン
アカムトルム「………………」
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
バオン
ジンオウガ「クゥン!!!」ドッ
タマミツネ「キシャーー!!!」ドッ
サトシ「ジンオウガ!」
スイレン「タマミツネ!」
マオ「そ、そんな…ジンオウガとタマミツネが咆哮だけで吹っ飛ばされた…!?」
カティ図鑑「アカムトルム…なんてパワー…」
アカムトルム「グォーガオオオオ…」スゥゥ
スイレン「なにか……くる!」
カティ図鑑「ま、マズイ…あれは竜の波動です!」
カティ図鑑「この辺一帯が消し飛びますよ!」
スイレン、マオ「!?」
アカムトルム「グォアー!!!!」
ゴゴゴ
サトシ「………くつ……」
「シロン!冷凍ビーム!」
ウカムルバス「グォーガオオオオ!!!!」
ビー
ズドド
アカムトルム「!?」
サトシ「リーリエ!」
スイレン「す、すごい…アカムトルムの竜の波動を相殺してる…」
リーリエ「……竜の波動は私が抑えます!」
リーリエ「皆さん!今の内に早く!」
37: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 00:18:42.88 ID:dstuGfqUO
ウカムルバス「グォォ……」ジリッ
マオ「シロンが推されてきてる…」
リーリエ「シロン……!」
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
ゴゴゴ
カキ「グラビモス!火炎放射!」
マーマネ「ラージャン!チャージビーム!」
グラビモス「グォアー!!!!」ボボボ
ラージャン「ウォーォ!!!」ビー
アカムトルム「!?」
サトシ「! カキ、マーマネ!」
マーマネ「………うるさい咆哮で起きちゃったよ?」
カキ「援護するぜ?」ニッ
リーリエ「二人とも……」
スイレン「タマミツネ!バルーン!」
タマミツネ「キシャーー!!!」プワプワプワ
アカムトルム「!」グラッ
サトシ「スイレン!」
カティ図鑑「! タマミツネのバルーンでアカムトルムが僅かですがバランスを崩しました!」
マオ「………私達も……!」
マオ「アママイコ!往復ビンタ!」
アママイコ「アマー!!」パシンパシン
アカムトルム「……………」
カティ図鑑「>>39」
マオ「シロンが推されてきてる…」
リーリエ「シロン……!」
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
ゴゴゴ
カキ「グラビモス!火炎放射!」
マーマネ「ラージャン!チャージビーム!」
グラビモス「グォアー!!!!」ボボボ
ラージャン「ウォーォ!!!」ビー
アカムトルム「!?」
サトシ「! カキ、マーマネ!」
マーマネ「………うるさい咆哮で起きちゃったよ?」
カキ「援護するぜ?」ニッ
リーリエ「二人とも……」
スイレン「タマミツネ!バルーン!」
タマミツネ「キシャーー!!!」プワプワプワ
アカムトルム「!」グラッ
サトシ「スイレン!」
カティ図鑑「! タマミツネのバルーンでアカムトルムが僅かですがバランスを崩しました!」
マオ「………私達も……!」
マオ「アママイコ!往復ビンタ!」
アママイコ「アマー!!」パシンパシン
アカムトルム「……………」
カティ図鑑「>>39」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 01:10:09.77 ID:qxJ8RnNI0
危険ですので引っ込んでてください
アカムにグラビ…うっ、頭が
アカムにグラビ…うっ、頭が
41: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 12:12:07.31 ID:NZxtLVcwO
カティ図鑑「マオ!危険ですので引っ込んでてください!本当にしにますよ!」
マオ「そ、そんな言い方ないじゃん!」ブー ブー
アママイコ「アマー」ブー ブー
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
ウカムルバス「グルァ」ヨロッ
カティ図鑑「ま、マズイです!」
リーリエ「……すみません…アカムトルムを抑えきれませんでした!」
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」クワッ
グラビモス「グル!?」
カキ「グラビモス!」
カティ図鑑「うっ……!アカムトルムとグラビモス…火山…がぶりんちょ……頭が…」
マオ「?」
サトシ「くそっ!カキとグラビモスが危ない!?」
スイレン「……タマミツネ!ジンオウガにバルーン!」
タマミツネ「キシャーー!!!」
プワー
サトシ「! 赤いバルーン!?」
スイレン「………その赤いバルーンは"鬼人バルーン…"短時間なら攻撃翌力を上げられる……!」
サトシ「………サンキューなスイレン…」
スイレン「/////」
サトシ「ジンオウガ!赤いバルーンに飛び込めー!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ダッ
パンッ
マオ「そ、そんな言い方ないじゃん!」ブー ブー
アママイコ「アマー」ブー ブー
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」
ウカムルバス「グルァ」ヨロッ
カティ図鑑「ま、マズイです!」
リーリエ「……すみません…アカムトルムを抑えきれませんでした!」
アカムトルム「グォーガオオオオ!!!!」クワッ
グラビモス「グル!?」
カキ「グラビモス!」
カティ図鑑「うっ……!アカムトルムとグラビモス…火山…がぶりんちょ……頭が…」
マオ「?」
サトシ「くそっ!カキとグラビモスが危ない!?」
スイレン「……タマミツネ!ジンオウガにバルーン!」
タマミツネ「キシャーー!!!」
プワー
サトシ「! 赤いバルーン!?」
スイレン「………その赤いバルーンは"鬼人バルーン…"短時間なら攻撃翌力を上げられる……!」
サトシ「………サンキューなスイレン…」
スイレン「/////」
サトシ「ジンオウガ!赤いバルーンに飛び込めー!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ダッ
パンッ
42: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 19:47:24.18 ID:NZxtLVcwO
アカムトルム「グォーガガガガガ」ミシミシ
グラビモス「グォォ……」メキメキ
カキ「グラビモスー!」
マーマネ「グラビモスを離せー!ラージャン!びりびりチクチク!」
ラージャン「ウォーォ!!!」グルグル
バリバリバリ
アカムトルム「グガァ!!!」ブンッ
マーマネ「尻尾!?」
ドンッ
ラージャン「グァ!!!!」ドンッ
マーマネ「ラージャン!」
サトシ「ジンオウガー!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」ダッ
カキ「サトシ!ジンオウガ!」
サトシ「高速スピン!!!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」グルグルグルグル
バリバリバリ
アカムトルム「グァ!?」ドッ
アカムトルム「グウ……」クラッ
マオ「すごい!」
カティ図鑑「あ、アカムトルムがぐらつきました!」
サトシ「いまだー!やれー!リーリエ!」
リーリエ「はい!シロン!」
ウカムルバス「グガガガガ!!!」
リーリエ「冷凍ビーム!」
ウカムルバス「グガァァァー!!!」シュイイイン
アカムトルム「!?」
アカムトルム「グ……ァ…ァ…」パキパキパキ
アカムトルム「」カチン
グラビモス「グォォ……」メキメキ
カキ「グラビモスー!」
マーマネ「グラビモスを離せー!ラージャン!びりびりチクチク!」
ラージャン「ウォーォ!!!」グルグル
バリバリバリ
アカムトルム「グガァ!!!」ブンッ
マーマネ「尻尾!?」
ドンッ
ラージャン「グァ!!!!」ドンッ
マーマネ「ラージャン!」
サトシ「ジンオウガー!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」ダッ
カキ「サトシ!ジンオウガ!」
サトシ「高速スピン!!!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」グルグルグルグル
バリバリバリ
アカムトルム「グァ!?」ドッ
アカムトルム「グウ……」クラッ
マオ「すごい!」
カティ図鑑「あ、アカムトルムがぐらつきました!」
サトシ「いまだー!やれー!リーリエ!」
リーリエ「はい!シロン!」
ウカムルバス「グガガガガ!!!」
リーリエ「冷凍ビーム!」
ウカムルバス「グガァァァー!!!」シュイイイン
アカムトルム「!?」
アカムトルム「グ……ァ…ァ…」パキパキパキ
アカムトルム「」カチン
43: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 19:55:17.59 ID:NZxtLVcwO
リーリエ「うぅ……」ヘナッ
カティ図鑑「アカムトルムが凍りづけ…やりました……」
マーマネ「か、勝ったんだね?」ウルッ
ラージャン「ウホウホ!!!」
スイレン「うん!」
スイレン「お疲れ、タマミツネ?」
タマミツネ「キシャーー」
カキ「グラビモス、大丈夫か?」
グラビモス「ヴォウ…」スリスリ
リーリエ「シロン!」ギュッ
ウカムルバス「グガァァァー!!!」←喜びの咆哮
パリパリ
スイレン「うわっ!」
マオ「キャー!」
マーマネ「」
カティ「リーリエ!ウカムルバスの咆哮を止めてください!」
サトシ「ははっ」
サトシ「……やったな?ジンオウガ!」グッ
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
マオ「ふふふ」クスッ
マオ「………メレメレ島を守ったんだね…あんな凶暴な怪物から」
マオ「………私達、みんなで!」
アママイコ「アマーイ!!!」
安価 凍りづけのアカムトルムをどうするか
安価 近いレスの中
カティ図鑑「アカムトルムが凍りづけ…やりました……」
マーマネ「か、勝ったんだね?」ウルッ
ラージャン「ウホウホ!!!」
スイレン「うん!」
スイレン「お疲れ、タマミツネ?」
タマミツネ「キシャーー」
カキ「グラビモス、大丈夫か?」
グラビモス「ヴォウ…」スリスリ
リーリエ「シロン!」ギュッ
ウカムルバス「グガァァァー!!!」←喜びの咆哮
パリパリ
スイレン「うわっ!」
マオ「キャー!」
マーマネ「」
カティ「リーリエ!ウカムルバスの咆哮を止めてください!」
サトシ「ははっ」
サトシ「……やったな?ジンオウガ!」グッ
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
マオ「ふふふ」クスッ
マオ「………メレメレ島を守ったんだね…あんな凶暴な怪物から」
マオ「………私達、みんなで!」
アママイコ「アマーイ!!!」
安価 凍りづけのアカムトルムをどうするか
安価 近いレスの中
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 19:57:01.38 ID:waevhyQXo
グレン火山に引き取ってもらう
46: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 20:05:30.48 ID:NZxtLVcwO
カティ図鑑「ところで…この凍りづけのアカムトルムはどうしますか?」
カキ「うーん……さすがにここに飾っておくわけにもいかんしな…」
アカムトルム「」カチン
リーリエ「………このアカムトルム…元はといえば、カントーのオーキド博士から送られてきたのですよね?」
サトシ「んー、そうだけど?」
リーリエ「ならば、オーキド博士に引き取って貰うというのはどうでしょう?」
サトシ「えー!?」
スイレン「……こんなのを送ったらカントーが壊滅するんじゃあ……」
リーリエ「私、本で読んだ事がありますが、カントーにはグレン火山というものがありますよね?そこに閉じ込めておけば……」
サトシ「………大丈夫かな?」
カティ図鑑「さぁ?」
アカムトルムはモンスターボールに入れられてオーキド研究所に送られた
マサラタウンが火の海になるのはまた後のお話し……
カキ「うーん……さすがにここに飾っておくわけにもいかんしな…」
アカムトルム「」カチン
リーリエ「………このアカムトルム…元はといえば、カントーのオーキド博士から送られてきたのですよね?」
サトシ「んー、そうだけど?」
リーリエ「ならば、オーキド博士に引き取って貰うというのはどうでしょう?」
サトシ「えー!?」
スイレン「……こんなのを送ったらカントーが壊滅するんじゃあ……」
リーリエ「私、本で読んだ事がありますが、カントーにはグレン火山というものがありますよね?そこに閉じ込めておけば……」
サトシ「………大丈夫かな?」
カティ図鑑「さぁ?」
アカムトルムはモンスターボールに入れられてオーキド研究所に送られた
マサラタウンが火の海になるのはまた後のお話し……
47: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 20:15:16.50 ID:NZxtLVcwO
翌日
森
サトシ「いやぁ…にしてもスクールが長期休業になるなんてな」
ジンオウガ「ワォーーン」
カティ図鑑「そりゃあ、スクールが更地になった上に、オーキド校長が食べられましたからね」
サトシ「早めの夏休みみたいなもんか?」
カティ図鑑「違います」
カティ図鑑「ところでサトシ…こんな森の中に呼び出してなんのようですか?」
カティ「ま、まさか…私にいらしい事を……」ガクガク
サトシ「そんなわけないだろ?」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
サトシ「カプ・コケコに会いに来たんだよ」
カティ図鑑「カプ・コケコにですか?」
サトシ「ああ、ちょっとバトルしたくってな!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
サトシ「………にしても…全然野生のポケモン出てこないなー」
カティ図鑑「ポケモンの反応はあるのに…何故でしょうね?」
ジンオウガ「グルァァァー!!!!」
森のポケモン達「」ガクガク
カティ図鑑「ん?」
カティ図鑑「サトシ!あそこにカプ・コケコの反応が!」
サトシ「マジか!カプ・コケコー!」ダッ
コケコ「!」
サトシ「あ!いたいた!カプ・コケコ!」
サトシ「カプ・コケコ!俺達とバトルしようぜ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」バリバリバリ
コケコ「>>48」
森
サトシ「いやぁ…にしてもスクールが長期休業になるなんてな」
ジンオウガ「ワォーーン」
カティ図鑑「そりゃあ、スクールが更地になった上に、オーキド校長が食べられましたからね」
サトシ「早めの夏休みみたいなもんか?」
カティ図鑑「違います」
カティ図鑑「ところでサトシ…こんな森の中に呼び出してなんのようですか?」
カティ「ま、まさか…私にいらしい事を……」ガクガク
サトシ「そんなわけないだろ?」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
サトシ「カプ・コケコに会いに来たんだよ」
カティ図鑑「カプ・コケコにですか?」
サトシ「ああ、ちょっとバトルしたくってな!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
サトシ「………にしても…全然野生のポケモン出てこないなー」
カティ図鑑「ポケモンの反応はあるのに…何故でしょうね?」
ジンオウガ「グルァァァー!!!!」
森のポケモン達「」ガクガク
カティ図鑑「ん?」
カティ図鑑「サトシ!あそこにカプ・コケコの反応が!」
サトシ「マジか!カプ・コケコー!」ダッ
コケコ「!」
サトシ「あ!いたいた!カプ・コケコ!」
サトシ「カプ・コケコ!俺達とバトルしようぜ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」バリバリバリ
コケコ「>>48」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 20:17:26.08 ID:OzItbqOOo
アマキツネ呼んでくるわ
50: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 20:34:35.67 ID:NZxtLVcwO
コケコ「……ちょっとアマキツネ呼んでくる」
サトシ「アマキツネ?なんだ?新種のポケモンか?」ワクワク
ジンオウガ「ワォーーン」
数分後
アマキツネ「あの…なんの用……」
サトシ「バトルしようぜ!」ワクワク
アマキツネ「へ?」
サトシ「ジンオウガ!叩きつける!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
アマキツネ「!?」
ブチッ
アマキツネ「」
サトシ「あれ?もう終わり?」
ジンオウガ「グルル?」
カティ図鑑「サトシ!ポケモンを倒したら…」
サトシ「あっ!そうだった!」スッ
サトシ「剥ぎ取りナイフー!」ギラン
サトシ「さてと…剥ぎ取り剥ぎ取り…」サクサク
アマキツネ「」
サトシがゲットしたアマキツネの素材
>>50
サトシ「アマキツネ?なんだ?新種のポケモンか?」ワクワク
ジンオウガ「ワォーーン」
数分後
アマキツネ「あの…なんの用……」
サトシ「バトルしようぜ!」ワクワク
アマキツネ「へ?」
サトシ「ジンオウガ!叩きつける!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
アマキツネ「!?」
ブチッ
アマキツネ「」
サトシ「あれ?もう終わり?」
ジンオウガ「グルル?」
カティ図鑑「サトシ!ポケモンを倒したら…」
サトシ「あっ!そうだった!」スッ
サトシ「剥ぎ取りナイフー!」ギラン
サトシ「さてと…剥ぎ取り剥ぎ取り…」サクサク
アマキツネ「」
サトシがゲットしたアマキツネの素材
>>50
51: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 20:35:37.11 ID:NZxtLVcwO
安価間違え
近いレス
近いレス
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 20:38:49.53 ID:ZtWzfcWV0
undefined
54: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 21:21:15.06 ID:NZxtLVcwO
サトシは"アマキツネの毛皮"を手に入れた
タタタターン
サトシ「うっしゃ!毛皮ゲットだぜ!カティ、後で何かに加工してくれよ!」
カティ図鑑「わかりました」イソイソ
カティ「あっ!サトシ!そんな事よりカプ・コケコを!」
サトシ「あっ!そうだった!」
ジンオウガ「ワォーーン」
森の奥
コケコ「(ココマデクレバダイジョーブダロ)」フーッ
ドドド
サトシ「おーい!バトルしよーぜカプ・コケコー!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
ドタドタ
コケコ「!?」
カティ図鑑「ジンオウガの鼻からは逃げられませんよ?」
コケコ「…………………」
バリバリバリ
サトシ「!」
カティ図鑑「エレキフィールドですね…」
コケコ「イッシュンデキメテヤル!」
サトシ「へへっ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
ドウーン
ジンオウガ「グルァァァー!!!」バリバリバリ
コケコ「デンキヲキュウシュウシテパワーアップシタ!?」
サトシ「ジンオウガ!ふみつけ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」ブンッ
バリバリバリ
コケコ「!?」
ブチッ
タタタターン
サトシ「うっしゃ!毛皮ゲットだぜ!カティ、後で何かに加工してくれよ!」
カティ図鑑「わかりました」イソイソ
カティ「あっ!サトシ!そんな事よりカプ・コケコを!」
サトシ「あっ!そうだった!」
ジンオウガ「ワォーーン」
森の奥
コケコ「(ココマデクレバダイジョーブダロ)」フーッ
ドドド
サトシ「おーい!バトルしよーぜカプ・コケコー!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
ドタドタ
コケコ「!?」
カティ図鑑「ジンオウガの鼻からは逃げられませんよ?」
コケコ「…………………」
バリバリバリ
サトシ「!」
カティ図鑑「エレキフィールドですね…」
コケコ「イッシュンデキメテヤル!」
サトシ「へへっ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
ドウーン
ジンオウガ「グルァァァー!!!」バリバリバリ
コケコ「デンキヲキュウシュウシテパワーアップシタ!?」
サトシ「ジンオウガ!ふみつけ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」ブンッ
バリバリバリ
コケコ「!?」
ブチッ
56: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 21:27:06.62 ID:NZxtLVcwO
コケコ「」
サトシ「あっちゃ~、やりすぎたか…」
ジンオウガ「クゥーン…」バリバリバリ
カティ図鑑「サトシ、相手は守り神ですよ?」
サトシ「へへっ、悪い悪い」
サトシ「っと、とりあえず剥ぎ取り剥ぎ取りっと…」ギラン
カティ図鑑「……まったく…」
コケコ「……………」
カティ「…………ん?」
サトシ「カプ・コケコの素材はレアそうだなぁ」スッ
コケコ「」
ドクン
カティ図鑑「(……カプ・コケコの様子がおかしい……?)」
サトシ「へへへ」
コケコ「……………」ギラン
カティ図鑑「サトシ!今すぐカプ・コケコから離れてください!」
サトシ「へ?」
ジンオウガ「グルァァァー!!!!」バリバリバリ
サトシ「あっちゃ~、やりすぎたか…」
ジンオウガ「クゥーン…」バリバリバリ
カティ図鑑「サトシ、相手は守り神ですよ?」
サトシ「へへっ、悪い悪い」
サトシ「っと、とりあえず剥ぎ取り剥ぎ取りっと…」ギラン
カティ図鑑「……まったく…」
コケコ「……………」
カティ「…………ん?」
サトシ「カプ・コケコの素材はレアそうだなぁ」スッ
コケコ「」
ドクン
カティ図鑑「(……カプ・コケコの様子がおかしい……?)」
サトシ「へへへ」
コケコ「……………」ギラン
カティ図鑑「サトシ!今すぐカプ・コケコから離れてください!」
サトシ「へ?」
ジンオウガ「グルァァァー!!!!」バリバリバリ
57: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 21:34:25.38 ID:NZxtLVcwO
コケコ「オオオオオー!!」ズズズ
サトシ「な、なんだ!?カプ・コケコが!?」
サトシ「それに…カプ・コケコの全身から黒いオーラみたいなのが……」
カティ図鑑「(あれはまさか……)」
カティ図鑑「狂竜ウイルス……!?」タラー
サトシ「狂竜ウイルス?」
ジンオウガ「グルァァァ!!!」ダッ
コケコ「オオオオオー!」
ビカッ
サトシ「黒い雷!?」
カティ図鑑「避けなさい!ジンオウガ!」
ジンオウガ「!?」バッ
サトシ「お、おいカティ?どういう事だ?」
カティ図鑑「………サトシ…あのカプ・コケコと戦ってはいけません」
サトシ「…………え?」
カティ図鑑「カプ・コケコの纏っているあれはポケモンを狂わす"狂竜ウイルス"……」
カティ図鑑「強い感染力を持ちます…もし戦えばジンオウガまでウイルスに…」
サトシ「………なんだって!?」
ジンオウガ「グルァァァー!!!!」バリバリバリ
コケコ「オオオオオー!!」ズズズ
サトシはどうするか
>>59
サトシ「な、なんだ!?カプ・コケコが!?」
サトシ「それに…カプ・コケコの全身から黒いオーラみたいなのが……」
カティ図鑑「(あれはまさか……)」
カティ図鑑「狂竜ウイルス……!?」タラー
サトシ「狂竜ウイルス?」
ジンオウガ「グルァァァ!!!」ダッ
コケコ「オオオオオー!」
ビカッ
サトシ「黒い雷!?」
カティ図鑑「避けなさい!ジンオウガ!」
ジンオウガ「!?」バッ
サトシ「お、おいカティ?どういう事だ?」
カティ図鑑「………サトシ…あのカプ・コケコと戦ってはいけません」
サトシ「…………え?」
カティ図鑑「カプ・コケコの纏っているあれはポケモンを狂わす"狂竜ウイルス"……」
カティ図鑑「強い感染力を持ちます…もし戦えばジンオウガまでウイルスに…」
サトシ「………なんだって!?」
ジンオウガ「グルァァァー!!!!」バリバリバリ
コケコ「オオオオオー!!」ズズズ
サトシはどうするか
>>59
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 21:44:07.24 ID:nyNS2++wo
その辺に落ちてた木の棒1本で戦う
60: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 21:53:26.83 ID:NZxtLVcwO
サトシ「戦うなって……」
カティ図鑑「……もし攻撃を一回でもくらえばたちまちウイルスに侵されてしまいます……」
サトシ「……………」
ジンオウガ「グルァァァー!!!!」バリバリバリ
コケコ「オオオオオー」ダッ
サトシ「………へへっ!」スッ
カティ図鑑「!? なんのつもりですかサトシ!」
サトシ「俺が時間をかせぐ!その間にカティとジンオウガは逃げろ!」
ジンオウガ「ワォ!?」
カティ図鑑「な、何を言っているんですかサトシ!そんな木の棒でポケモンに…ましてや狂竜化した相手に勝てる訳ないじゃないですか!」
サトシ「……やってみなきゃわかんないさ…」スッ
ジンオウガ「クゥーン……」
カティ図鑑「や、やめてください!狂竜ウイルスは人体にも影響があるんですよ!」
サトシ「…………ジンオウガ、カティを頼んだぜ?」
ジンオウガ「……………」
サトシ「いくぜ!カプ・コケコ!」ダッ
コケコ「オオオオオ」ズズズ
サトシ「やぁっ!」ポキッ
コケコ「………………」ズズズ
サトシ「……あっ…木の棒が折れた…」
コケコ「…………」ギロッ
サトシ「………やっべ…」
コケコ「オオオオオー!」
バリバリバリ
カティ図鑑「サトシー!」
ピカッ
ドカーン!!!
カティ図鑑「………サトシ…」グスッ
サトシ「………う……あれ?」
サトシ「俺…生きてる?」
カティ図鑑「………え?」
ジンオウガ「グルルルー!!!」
コケコ「!?」ズズズ
サトシ「ジンオウガ……」
カティ図鑑「……もし攻撃を一回でもくらえばたちまちウイルスに侵されてしまいます……」
サトシ「……………」
ジンオウガ「グルァァァー!!!!」バリバリバリ
コケコ「オオオオオー」ダッ
サトシ「………へへっ!」スッ
カティ図鑑「!? なんのつもりですかサトシ!」
サトシ「俺が時間をかせぐ!その間にカティとジンオウガは逃げろ!」
ジンオウガ「ワォ!?」
カティ図鑑「な、何を言っているんですかサトシ!そんな木の棒でポケモンに…ましてや狂竜化した相手に勝てる訳ないじゃないですか!」
サトシ「……やってみなきゃわかんないさ…」スッ
ジンオウガ「クゥーン……」
カティ図鑑「や、やめてください!狂竜ウイルスは人体にも影響があるんですよ!」
サトシ「…………ジンオウガ、カティを頼んだぜ?」
ジンオウガ「……………」
サトシ「いくぜ!カプ・コケコ!」ダッ
コケコ「オオオオオ」ズズズ
サトシ「やぁっ!」ポキッ
コケコ「………………」ズズズ
サトシ「……あっ…木の棒が折れた…」
コケコ「…………」ギロッ
サトシ「………やっべ…」
コケコ「オオオオオー!」
バリバリバリ
カティ図鑑「サトシー!」
ピカッ
ドカーン!!!
カティ図鑑「………サトシ…」グスッ
サトシ「………う……あれ?」
サトシ「俺…生きてる?」
カティ図鑑「………え?」
ジンオウガ「グルルルー!!!」
コケコ「!?」ズズズ
サトシ「ジンオウガ……」
61: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 22:02:49.54 ID:NZxtLVcwO
カティ図鑑「よ、よかった…」グスッ
サトシ「ジンオウガお前……」
ジンオウガ「ワォーーン」スリスリ
カティ図鑑「………狂竜化したカプ・コケコの攻撃をまともにくらった…ジンオウガはもう…」
サトシ「ジンオウガ……」
ジンオウガ「…………………」バリバリバリ
カティ図鑑「ジンオウガの体がウイルスに侵されていない……?」
カティ図鑑「…………それにジンオウガの身体に発光しているあの玉は……?」
獰猛ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
ビリピリ
コケコ「!?」
サトシ「ジンオウガ……お前…」
獰猛ジンオウガ「グルルル!!!!」
カティ図鑑「ま、まさか…サトシを傷つけられそうになったジンオウガの極限の怒りが……」
カティ図鑑「狂竜ウイルスを弾いた!?」
獰猛ジンオウガ「グルァァァー!!!!」ダッ
コケコ「オオオオオー!」バリバリ
獰猛ジンオウガ「ワォーーン!!」キンキン
コケコ「オオ……!?」
カティ図鑑「ジンオウガがカプ・コケコの攻撃を弾いている……」
サトシ「すげー!すげーよジンオウガ!」
獰猛ジンオウガ「ガルァァ!!!」バッ
コケコ「!?」ズズズ
獰猛ジンオウガ「ガルァァ!!!!」バキッ
コケコ「っ…………!」
コケコ「」ドサッ
サトシ「ジンオウガお前……」
ジンオウガ「ワォーーン」スリスリ
カティ図鑑「………狂竜化したカプ・コケコの攻撃をまともにくらった…ジンオウガはもう…」
サトシ「ジンオウガ……」
ジンオウガ「…………………」バリバリバリ
カティ図鑑「ジンオウガの体がウイルスに侵されていない……?」
カティ図鑑「…………それにジンオウガの身体に発光しているあの玉は……?」
獰猛ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
ビリピリ
コケコ「!?」
サトシ「ジンオウガ……お前…」
獰猛ジンオウガ「グルルル!!!!」
カティ図鑑「ま、まさか…サトシを傷つけられそうになったジンオウガの極限の怒りが……」
カティ図鑑「狂竜ウイルスを弾いた!?」
獰猛ジンオウガ「グルァァァー!!!!」ダッ
コケコ「オオオオオー!」バリバリ
獰猛ジンオウガ「ワォーーン!!」キンキン
コケコ「オオ……!?」
カティ図鑑「ジンオウガがカプ・コケコの攻撃を弾いている……」
サトシ「すげー!すげーよジンオウガ!」
獰猛ジンオウガ「ガルァァ!!!」バッ
コケコ「!?」ズズズ
獰猛ジンオウガ「ガルァァ!!!!」バキッ
コケコ「っ…………!」
コケコ「」ドサッ
62: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 22:07:09.00 ID:NZxtLVcwO
カティ図鑑「凄い……狂竜化ポケモンを倒した……」
カティ図鑑「………はっ!サトシー!」ダッ
サトシ「おっ、元の姿に戻ったのかジンオウガ?」
ジンオウガ「ワォーーン」ペロペロ
サトシ「ははっ、くすぐったいぜジンオウガ?」
ジンオウガ「クゥーン」
カティ図鑑「サトシー!」
サトシ「カティ…」
サトシ「あっ」ヘナッ
サトシ「い、今になって腰がぬけた…」ハハッ
カティ図鑑「大丈夫ですか!サトシ!」
サトシ「……カティがナデナデしてくれたら大丈夫かも…」
カティ図鑑「>>63」
カティ図鑑「………はっ!サトシー!」ダッ
サトシ「おっ、元の姿に戻ったのかジンオウガ?」
ジンオウガ「ワォーーン」ペロペロ
サトシ「ははっ、くすぐったいぜジンオウガ?」
ジンオウガ「クゥーン」
カティ図鑑「サトシー!」
サトシ「カティ…」
サトシ「あっ」ヘナッ
サトシ「い、今になって腰がぬけた…」ハハッ
カティ図鑑「大丈夫ですか!サトシ!」
サトシ「……カティがナデナデしてくれたら大丈夫かも…」
カティ図鑑「>>63」
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 22:08:59.87 ID:31NnGy5/0
何ならスイレンを呼びますか?
65: ◆vmUr2bweO6 2017/07/25(火) 22:50:48.29 ID:NZxtLVcwO
カティ図鑑「なんならスイレンを呼びますか?」
サトシ「え?」
カティ図鑑「スイレンならきっと、ナデナデどころか色々なところも世話してくれますよ?」ニャンニャン
サトシ「いや…えーと…あ!なんか治ったかも!」シャキッ
カティ図鑑「それは良かったです」ニコニコ
ジンオウガ「クゥーン」
カティ図鑑「(それにしても何故狂竜ウイルスが………?)」
カティ図鑑「(狂竜ウイルスを発生させられるポケモンといえばゴア・マガラですが………)」
カティ図鑑「(………ゴア・マガラは希少生態のハズ……なぜアローラに……)」
カティ図鑑「(餌を求めて……?それともまさか人為的に………)」ウーン
サトシ「カティ?」
翌日
マーマネ「いやー、スクールもすっかり更地にだねぇ」
マオ「……私達の激しい戦いのせいで…」
マオ「みんな…ごめんね」クッ
アママイコ「アマー」ヨシヨシ
カキ「(マオ…何かしてたっけ?)」
スイレン「サトシ!どうしたのそのケガ!」
サトシ「え?いや…」
スイレン「大丈夫?私が看護を……」
サトシ「いや、いいよ…」ハハッ
リーリエ「スクールも当分お休みですし………」
リーリエ「皆さんでキャンプでもいきませんか?」
全員「キャンプー?」
カティ図鑑「キャンプに行くなら、あそこがいいかもしれませんね!」
キャンプの行き先
1、密林
2、砂漠
3、火山
4、雪山
5、渓流
6、遺跡平原
1~6の中 安価下
サトシ「え?」
カティ図鑑「スイレンならきっと、ナデナデどころか色々なところも世話してくれますよ?」ニャンニャン
サトシ「いや…えーと…あ!なんか治ったかも!」シャキッ
カティ図鑑「それは良かったです」ニコニコ
ジンオウガ「クゥーン」
カティ図鑑「(それにしても何故狂竜ウイルスが………?)」
カティ図鑑「(狂竜ウイルスを発生させられるポケモンといえばゴア・マガラですが………)」
カティ図鑑「(………ゴア・マガラは希少生態のハズ……なぜアローラに……)」
カティ図鑑「(餌を求めて……?それともまさか人為的に………)」ウーン
サトシ「カティ?」
翌日
マーマネ「いやー、スクールもすっかり更地にだねぇ」
マオ「……私達の激しい戦いのせいで…」
マオ「みんな…ごめんね」クッ
アママイコ「アマー」ヨシヨシ
カキ「(マオ…何かしてたっけ?)」
スイレン「サトシ!どうしたのそのケガ!」
サトシ「え?いや…」
スイレン「大丈夫?私が看護を……」
サトシ「いや、いいよ…」ハハッ
リーリエ「スクールも当分お休みですし………」
リーリエ「皆さんでキャンプでもいきませんか?」
全員「キャンプー?」
カティ図鑑「キャンプに行くなら、あそこがいいかもしれませんね!」
キャンプの行き先
1、密林
2、砂漠
3、火山
4、雪山
5、渓流
6、遺跡平原
1~6の中 安価下
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 23:18:18.08 ID:VUUFwlLK0
4
69: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 00:17:58.25 ID:DIBLbWAoO
~雪山~
※ここで雪山のムービー
サトシ「よし、ベースキャンプはこんなとこかな?」
マオ「テントはともかく、ベッドなんてどっから持ってきたの!?」
サトシ「え?基本だろ?」
カキ「基本だな」
マーマネ「基本だね」
カティ図鑑「みなさん!剥ぎ取りナイフは用意しましたか?」
サトシ「おう!ばっちりだぜ!カティ!」スッ
マオ「剥ぎ取りナイフ!?なにそれ?」
スイレン「マオちゃん、それ本気で言ってる?」
リーリエ「剥ぎ取りナイフはキャンプの基本ですよ?」
マオ「えー?」
マオ「……まっ、いーや…私は料理の準備でも……って食材は?」
サトシ「現地調達に決まってんだろ?」
マーマネ「ハチミツとかキノコとかいっぱいあるよー?」
マオ「………私の知ってるキャンプじやない……」
カティ図鑑「マオ、食材調達に行くなら地図は必須ですよ!」ピラッ
マオ「地図なんてあるの!?」
カキ「ホットドリンクを飲まないと凍え死ぬぞ?」
マオ「………なんでそんなとこでキャンプしようと思ったの?」
マオ「ま、いいや…地図と……そのホットドリンクっての貸して」
マオ「いくよ?アママイコ」
マオ「アママイコ?」
アママイコ「アマ…」ガタガタガタ
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
タマミツネ「キシャーー!!!」
グラビモス「ヴォウヴォウ」
ラージャン「ウホウホ!!!」
アママイコ「アマ…」ガタガタガタ
※ここで雪山のムービー
サトシ「よし、ベースキャンプはこんなとこかな?」
マオ「テントはともかく、ベッドなんてどっから持ってきたの!?」
サトシ「え?基本だろ?」
カキ「基本だな」
マーマネ「基本だね」
カティ図鑑「みなさん!剥ぎ取りナイフは用意しましたか?」
サトシ「おう!ばっちりだぜ!カティ!」スッ
マオ「剥ぎ取りナイフ!?なにそれ?」
スイレン「マオちゃん、それ本気で言ってる?」
リーリエ「剥ぎ取りナイフはキャンプの基本ですよ?」
マオ「えー?」
マオ「……まっ、いーや…私は料理の準備でも……って食材は?」
サトシ「現地調達に決まってんだろ?」
マーマネ「ハチミツとかキノコとかいっぱいあるよー?」
マオ「………私の知ってるキャンプじやない……」
カティ図鑑「マオ、食材調達に行くなら地図は必須ですよ!」ピラッ
マオ「地図なんてあるの!?」
カキ「ホットドリンクを飲まないと凍え死ぬぞ?」
マオ「………なんでそんなとこでキャンプしようと思ったの?」
マオ「ま、いいや…地図と……そのホットドリンクっての貸して」
マオ「いくよ?アママイコ」
マオ「アママイコ?」
アママイコ「アマ…」ガタガタガタ
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
タマミツネ「キシャーー!!!」
グラビモス「ヴォウヴォウ」
ラージャン「ウホウホ!!!」
アママイコ「アマ…」ガタガタガタ
70: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 00:25:16.90 ID:DIBLbWAoO
マオ「アママイコ!」
サトシ「俺達のポケモンもすっかり仲良しだな?」ハハッ
マーマネ「微笑ましい光景だね?」
カキ「だな?」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ジュルリ
タマミツネ「キシャーー!!!」
アママイコ「アマ…」ガタガタ
スイレン「リーリエ、シロンは?」
リーリエ「はい、シロンは雪山に来ると元気になって、居るだけで環境破壊しちゃいそうだからモンスターボールの中に入れてます」ニコッ
スイレン「そっか」クスッ
ラージャン「ウホウホ!!!」
グラビモス「ヴォウヴォウ」
アママイコ「アマ…」ガタガタガタ
サトシ「ははっ、アママイコのやつ、すっかりポケモン達のアイドルだな?」
カティ図鑑「アママイコは肉食ポケモンからも草食ポケモンからも人気ありそうですもんね?」
マオ「な、なに言ってるのよ!完全に襲われる数秒前じゃん!」
マオ「アママイコー!」ダッ
アママイコ「>>71」
サトシ「俺達のポケモンもすっかり仲良しだな?」ハハッ
マーマネ「微笑ましい光景だね?」
カキ「だな?」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ジュルリ
タマミツネ「キシャーー!!!」
アママイコ「アマ…」ガタガタ
スイレン「リーリエ、シロンは?」
リーリエ「はい、シロンは雪山に来ると元気になって、居るだけで環境破壊しちゃいそうだからモンスターボールの中に入れてます」ニコッ
スイレン「そっか」クスッ
ラージャン「ウホウホ!!!」
グラビモス「ヴォウヴォウ」
アママイコ「アマ…」ガタガタガタ
サトシ「ははっ、アママイコのやつ、すっかりポケモン達のアイドルだな?」
カティ図鑑「アママイコは肉食ポケモンからも草食ポケモンからも人気ありそうですもんね?」
マオ「な、なに言ってるのよ!完全に襲われる数秒前じゃん!」
マオ「アママイコー!」ダッ
アママイコ「>>71」
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 00:30:52.02 ID:00Zx2X0J0
・・・・・(死んだふり
77: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 09:20:29.24 ID:M6dU3CUZ0
アママイコ「……………」シーン
ジンオウガ「ワォーーン?」クンクン
アママイコ「(ワタシシンデマース)」ドキドキ
ジンオウガ「?」
サトシ「あれ?急にアママイコが動かなくなったぞ?」
マオ「アママイコー!」ギュッ
アママイコ「アマ!!」
アママイコ「アマー!!」グスッ
マオ「アママイコをいじめるのはやめてよ!」
アママイコ「アマー」ギュッ
サトシ「なに言ってんだよ?」
スイレン「別にいじめてない」
マーマネ「みんなで仲良くしてただけだよ?」
カキ「なぁ?」
マオ「うるさい!」キーッ
マオ「と、とにかく私は食材探しに行くから!」
マオ「行こっ!アママイコ!」
アママイコ「アマー」
リーリエ「あっ!マオ!ホットドリンクを!」
マーマネ「じゃあ、僕はキリンでも探しに行こうかな?ラージャン、キリン大好きだしね?」
ラージャン「ウホウホ!!!」
カキ「じゃあ、俺はホシの為に鉱石でも堀に」
スイレン「さ、サトシ!私と魚でも釣りにいかない?」ドキドキ
タマミツネ「キシャーー」
サトシ「わりー!俺はカティとキャンプの番でもしてるわ!」
スイレン「そぅ……」ガクッ
カティ図鑑「みなさん!雪山は凶暴なポケモンがウヨウヨしてるので気をつけてくださいねー!特にマオ」
ジンオウガ「ワォーーン?」クンクン
アママイコ「(ワタシシンデマース)」ドキドキ
ジンオウガ「?」
サトシ「あれ?急にアママイコが動かなくなったぞ?」
マオ「アママイコー!」ギュッ
アママイコ「アマ!!」
アママイコ「アマー!!」グスッ
マオ「アママイコをいじめるのはやめてよ!」
アママイコ「アマー」ギュッ
サトシ「なに言ってんだよ?」
スイレン「別にいじめてない」
マーマネ「みんなで仲良くしてただけだよ?」
カキ「なぁ?」
マオ「うるさい!」キーッ
マオ「と、とにかく私は食材探しに行くから!」
マオ「行こっ!アママイコ!」
アママイコ「アマー」
リーリエ「あっ!マオ!ホットドリンクを!」
マーマネ「じゃあ、僕はキリンでも探しに行こうかな?ラージャン、キリン大好きだしね?」
ラージャン「ウホウホ!!!」
カキ「じゃあ、俺はホシの為に鉱石でも堀に」
スイレン「さ、サトシ!私と魚でも釣りにいかない?」ドキドキ
タマミツネ「キシャーー」
サトシ「わりー!俺はカティとキャンプの番でもしてるわ!」
スイレン「そぅ……」ガクッ
カティ図鑑「みなさん!雪山は凶暴なポケモンがウヨウヨしてるので気をつけてくださいねー!特にマオ」
78: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 12:20:45.79 ID:M6dU3CUZ0
BC
カティ図鑑「珍しいですねサトシ?サトシなら真っ先に飛び出していきそうなのに?」
サトシ「カティ一人をキャンプに残すのは心配だしさ?」
カティ図鑑「な、なんですかそれ!」プンプン
サトシ「ははっ、俺は肉でも焼いてるかな?」
グール グール♪
ジンオウガ「ワォーーン」
エリア1
スイレン「よーし!黄金魚を釣ってみんなを驚かせよっかタマミツネ!」ポチャン
タマミツネ「キシャーー」
エリア5
カン カン
カキ「おっ!ドラグライトか!今日は運がいいな!」
グラビモス「ヴォウヴォウ」
エリア6
キリン「ヒヒーン!!!」ダッダッ
マーマネ「ラージャン!」
ラージャン「ウホッ!!!」バキッ
キリン「」ドサッ
マーマネ「ナイスラージャン!」
ラージャン「ウホウホ!!!」
エリア8
マオ「えーと、雪山草にネムリ草…」
マオ「………これ、食べられるの?」
アママイコ「アマー?」
マオ「………てゆーか、これじゃあキャンプじゃなくて、サバイバルじゃん!」
アママイコ「マアマア」ヨシヨシ
ギャー ギャー
「…………………」ソロー
マオに近づいてきたモンスター
雪山に出るモンハンのモンスターでF、古龍以外で未登場原種モンスター
安価下
カティ図鑑「珍しいですねサトシ?サトシなら真っ先に飛び出していきそうなのに?」
サトシ「カティ一人をキャンプに残すのは心配だしさ?」
カティ図鑑「な、なんですかそれ!」プンプン
サトシ「ははっ、俺は肉でも焼いてるかな?」
グール グール♪
ジンオウガ「ワォーーン」
エリア1
スイレン「よーし!黄金魚を釣ってみんなを驚かせよっかタマミツネ!」ポチャン
タマミツネ「キシャーー」
エリア5
カン カン
カキ「おっ!ドラグライトか!今日は運がいいな!」
グラビモス「ヴォウヴォウ」
エリア6
キリン「ヒヒーン!!!」ダッダッ
マーマネ「ラージャン!」
ラージャン「ウホッ!!!」バキッ
キリン「」ドサッ
マーマネ「ナイスラージャン!」
ラージャン「ウホウホ!!!」
エリア8
マオ「えーと、雪山草にネムリ草…」
マオ「………これ、食べられるの?」
アママイコ「アマー?」
マオ「………てゆーか、これじゃあキャンプじゃなくて、サバイバルじゃん!」
アママイコ「マアマア」ヨシヨシ
ギャー ギャー
「…………………」ソロー
マオに近づいてきたモンスター
雪山に出るモンハンのモンスターでF、古龍以外で未登場原種モンスター
安価下
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 12:27:11.98 ID:BHcKc6wIO
ベリオロス
80: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 15:46:00.84 ID:M6dU3CUZ0
アママイコ「アマ…」クイクイ
マオ「ん?どうしたのアママイ……」
マオ「!」
ベリオロス「……………」
マオ「ひっ……」ビクッ
アママイコ「アマ…」ガクガク
ベリオロス「ヴォーオ!!!!」オオオ
ピリピリ
マオ「あっ……!(凄い咆哮!!)」ピリピリ
アママイコ「アマ…!!!」ピリピリ
ベリオロス「グヴォ!!」ギロリ
アママイコ「アマ…」ビクビク
マオ「うっ……!アママイコ逃げ……」
マオ「!」
ユキカブリ「ユキ……」ブルブル
ユキノオー「オー」ギュッ
マオ「(ポケモンの親子………?)」
マオ「(まさか…あいつから逃げ遅れて……)」チラッ
ベリオロス「ヴォーオ!!!!」
ピリピリ
ユキカブリ「ユキ……」ブルブル
ユキノオー「オー」ギュッ
マオ「……………」
マオ「………あはは、怖くてたまんない…でも……」ガクガク
ベリオロス「……………」ギロリ
マオ「やろう!アママイコ!」キリッ
アママイコ「アマ!!」キリッ
マオ「ん?どうしたのアママイ……」
マオ「!」
ベリオロス「……………」
マオ「ひっ……」ビクッ
アママイコ「アマ…」ガクガク
ベリオロス「ヴォーオ!!!!」オオオ
ピリピリ
マオ「あっ……!(凄い咆哮!!)」ピリピリ
アママイコ「アマ…!!!」ピリピリ
ベリオロス「グヴォ!!」ギロリ
アママイコ「アマ…」ビクビク
マオ「うっ……!アママイコ逃げ……」
マオ「!」
ユキカブリ「ユキ……」ブルブル
ユキノオー「オー」ギュッ
マオ「(ポケモンの親子………?)」
マオ「(まさか…あいつから逃げ遅れて……)」チラッ
ベリオロス「ヴォーオ!!!!」
ピリピリ
ユキカブリ「ユキ……」ブルブル
ユキノオー「オー」ギュッ
マオ「……………」
マオ「………あはは、怖くてたまんない…でも……」ガクガク
ベリオロス「……………」ギロリ
マオ「やろう!アママイコ!」キリッ
アママイコ「アマ!!」キリッ
82: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 15:54:18.01 ID:M6dU3CUZ0
マオ「アママイコ!マジカルリーフ!」
アママイコ「アマー!!」シュパパパ
ベリオロス「………………」キンキン
マオ「嘘……まるで聞いてない…」ゾクッ
アママイコ「アマ…」
ベリオロス「……………」
シュンッ シュンッ
マオ「じ、ジグザクに移動してくる!?」
ベリオロス「ヴォーオ!!!」ブンッ
ドカーン
マオ「キャー!」
アママイコ「アマ!!」ドサッ
マオ「うぅ……」ヨロッ
ベリオロス「……………」スウッ
ボンッ
マオ「な、なに……?あの雪の玉!?」
ギュルルル
マオ「た、竜巻!?」
ギュルルル
マオ「あー!」
アママイコ「アマー!!」
ドサッ
ベリオロス「ヴォーオ!!!!」
マオ「うぅ……体が雪だるまに……」ノソノソ
アママイコ「アマ…」ノソノソ
マオ「…逃げられない…」ノソノソ
ベリオロス「ヴォーオ!!!!」
マオ「>>83」
アママイコ「アマー!!」シュパパパ
ベリオロス「………………」キンキン
マオ「嘘……まるで聞いてない…」ゾクッ
アママイコ「アマ…」
ベリオロス「……………」
シュンッ シュンッ
マオ「じ、ジグザクに移動してくる!?」
ベリオロス「ヴォーオ!!!」ブンッ
ドカーン
マオ「キャー!」
アママイコ「アマ!!」ドサッ
マオ「うぅ……」ヨロッ
ベリオロス「……………」スウッ
ボンッ
マオ「な、なに……?あの雪の玉!?」
ギュルルル
マオ「た、竜巻!?」
ギュルルル
マオ「あー!」
アママイコ「アマー!!」
ドサッ
ベリオロス「ヴォーオ!!!!」
マオ「うぅ……体が雪だるまに……」ノソノソ
アママイコ「アマ…」ノソノソ
マオ「…逃げられない…」ノソノソ
ベリオロス「ヴォーオ!!!!」
マオ「>>83」
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 15:57:21.02 ID:TZNL89YE0
シュウ君助けて
84: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 18:37:31.56 ID:lQ0qxrSkO
マオ「しゅ、シュウくん助けて!」
マオ「って…何を現実逃避してるの私!」ノソノソ
アママイコ「アママ!!!」ノソノソ
ベリオロス「ヴォーオ!!!」ブンッ
マオ「(や、やられ…………)」
バキッ
ベリオロス「!?」ドッ
マオ「…………え?」
アママイコ「アマー?」
ユキノオー「オー!!!」ブンッ
マオ「ユキノオー!」
ユキカブリ「ユキー」ケリッ
パリン
マオ「ユキカブリ…ありがとう…雪だるまが割れたよ!」
アママイコ「アマアマ!!!」
ベリオロス「グルルル!!!!」
ユキノオー「オー………」ジリッ
マオ「(ユキノオーやユキカブリだって恐いハズなのに戦ってるんだ…)」
マオ「私達だって!アママイコ!」ピカー
アママイコ「アマー!!」ピカー
ベリオロス「!?」
マオ「ブルームシャインエクストラー!」
アママイコ「アマー!!」
ピカー
ベリオロス「グオアア……」
ドカーン!!!!
マオ「って…何を現実逃避してるの私!」ノソノソ
アママイコ「アママ!!!」ノソノソ
ベリオロス「ヴォーオ!!!」ブンッ
マオ「(や、やられ…………)」
バキッ
ベリオロス「!?」ドッ
マオ「…………え?」
アママイコ「アマー?」
ユキノオー「オー!!!」ブンッ
マオ「ユキノオー!」
ユキカブリ「ユキー」ケリッ
パリン
マオ「ユキカブリ…ありがとう…雪だるまが割れたよ!」
アママイコ「アマアマ!!!」
ベリオロス「グルルル!!!!」
ユキノオー「オー………」ジリッ
マオ「(ユキノオーやユキカブリだって恐いハズなのに戦ってるんだ…)」
マオ「私達だって!アママイコ!」ピカー
アママイコ「アマー!!」ピカー
ベリオロス「!?」
マオ「ブルームシャインエクストラー!」
アママイコ「アマー!!」
ピカー
ベリオロス「グオアア……」
ドカーン!!!!
85: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 18:46:29.08 ID:lQ0qxrSkO
ベリオロス「オオ……」プシュー
ベリオロス「」ドサッ
マオ「や、やった……」
マオ「倒した……」グスッ
アママイコ「アマー♪」
タッタッタ
ユキノオー「オー!!」
ユキカブリ「ユキー♪」
マオ「ユキノオー、ユキカブリ……」
マオ「……ありがとう…あなた達のお陰だよ」ギュッ
ユキノオー「オー♪」
ユキカブリ「ユキー♪」
アママイコ「アマー!!」
ドクン
マオ「はぁ……もうこんな危ないところからは避難して………」
ユキノオー、ユキカブリ「」ガタガタガタ
アママイコ「アマ?」
マオ「? どうしたのユキノオー、ユキカブリ?」クルッ
ベリオロス「…………」ヨロッ
ズズズ
マオ「……………え?」
狂竜ベリオロス「ヴォォォー!!!!」
BC
カティ図鑑「!?」ピクン
サトシ「どうしたカティ?」
カティ図鑑「………いえ……」
ジンオウガ「クゥン」
サトシ「(あ、やべ………コゲ肉できちゃった……)」ヒョイッ
サトシ「カティ!肉焼けたけど食うか?」コゲ
カティ図鑑「>>86」
ベリオロス「」ドサッ
マオ「や、やった……」
マオ「倒した……」グスッ
アママイコ「アマー♪」
タッタッタ
ユキノオー「オー!!」
ユキカブリ「ユキー♪」
マオ「ユキノオー、ユキカブリ……」
マオ「……ありがとう…あなた達のお陰だよ」ギュッ
ユキノオー「オー♪」
ユキカブリ「ユキー♪」
アママイコ「アマー!!」
ドクン
マオ「はぁ……もうこんな危ないところからは避難して………」
ユキノオー、ユキカブリ「」ガタガタガタ
アママイコ「アマ?」
マオ「? どうしたのユキノオー、ユキカブリ?」クルッ
ベリオロス「…………」ヨロッ
ズズズ
マオ「……………え?」
狂竜ベリオロス「ヴォォォー!!!!」
BC
カティ図鑑「!?」ピクン
サトシ「どうしたカティ?」
カティ図鑑「………いえ……」
ジンオウガ「クゥン」
サトシ「(あ、やべ………コゲ肉できちゃった……)」ヒョイッ
サトシ「カティ!肉焼けたけど食うか?」コゲ
カティ図鑑「>>86」
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 18:53:29.61 ID:32w4LRzSO
錬金術で生肉に戻しておきます
87: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 19:03:42.93 ID:lQ0qxrSkO
カティ図鑑「サトシ、まさかそのコゲ肉を私に食べろと言うんじゃないですよね?」
サトシ「え?いや、カティなら食えるかな?って」ハハッ
カティ図鑑「貸してください、錬金術で生肉に戻しておきます」ヒョイッ
サトシ「う、うわー、カティ優しいなー」アセアセ
エリア8
狂竜ベリオロス「グオアア!!!!」
ピリピリ
マオ「な、なんで…確かに倒したハズ…」
アママイコ「アマ……」
ユキカブリ、ユキノオー「」ガタガタガタ
マオ「くぅ、とりあえず逃げなきゃ…」
マオ「!」ブルブルブル
マオ「あ、あれ……?」ブルブルブル
マオ「さ、寒くて力がでない…」ブルブルブル
アママイコ「アマ……」ブルブルブル
狂竜ベリオロス「グァァァー!!!」ダッ
シュンッ
マオ「あっ………」
マオ「(駄目だ…もう終わりだ……)」
マオ「(………ごめんね…ユキノオー、ユキカブリ…)」
ユキカブリ「ユキ……」ガタガタガタ
ユキノオー「オー」ギュッ
マオ「ごめんね…アママイコ…」
アママイコ「………アマ……」ギュッ
マオ「……………」
狂竜ベリオロス「グオアア!!!!」ブンッ
マオ「………助けて…」ボソッ
救援
1、カキ
2、スイレン
3、マーマネ
1~3の中 安価下
サトシ「え?いや、カティなら食えるかな?って」ハハッ
カティ図鑑「貸してください、錬金術で生肉に戻しておきます」ヒョイッ
サトシ「う、うわー、カティ優しいなー」アセアセ
エリア8
狂竜ベリオロス「グオアア!!!!」
ピリピリ
マオ「な、なんで…確かに倒したハズ…」
アママイコ「アマ……」
ユキカブリ、ユキノオー「」ガタガタガタ
マオ「くぅ、とりあえず逃げなきゃ…」
マオ「!」ブルブルブル
マオ「あ、あれ……?」ブルブルブル
マオ「さ、寒くて力がでない…」ブルブルブル
アママイコ「アマ……」ブルブルブル
狂竜ベリオロス「グァァァー!!!」ダッ
シュンッ
マオ「あっ………」
マオ「(駄目だ…もう終わりだ……)」
マオ「(………ごめんね…ユキノオー、ユキカブリ…)」
ユキカブリ「ユキ……」ガタガタガタ
ユキノオー「オー」ギュッ
マオ「ごめんね…アママイコ…」
アママイコ「………アマ……」ギュッ
マオ「……………」
狂竜ベリオロス「グオアア!!!!」ブンッ
マオ「………助けて…」ボソッ
救援
1、カキ
2、スイレン
3、マーマネ
1~3の中 安価下
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 19:04:38.47 ID:kpiXj40P0
カキ
89: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 19:23:54.12 ID:lQ0qxrSkO
「グラビモス!火炎放射!」
グラビモス「ヴォォォー!!!!」
ビー
狂竜ベリオロス「!?」
狂竜ベリオロス「グォッ」ドサッ
マオ「………え?」
アママイコ「アマ?」
カキ「ふぅ、間一髪だったな!」
マオ「カキ……」グスッ
アママイコ「アマ」グスッ
カキ「……しかし、何だこのポケモンは?なんで変なオーラ?みたいのが出てるんだ?」
カキ「まぁ、何にせよ無事でよかっ……」
マオ「うぅ…」ギュッ
カキ「……マオ?」
マオ「し、死ぬかと思った…」グスッ
マオ「わ、私……怖くって…」ギュッ
カキ「………俺はシュウくんじゃないぞ?」ポンポン
マオ「………別にいいよそんなの」ギュッ
アママイコ「アマアマ」
狂竜ベリオロス「……………!」ヨロッ
ブンッ
グラビモス「!?」
グラビモス「ヴォア……!!」バキッ
カキ「グラビモス!」
マオ「あ……」
カキ「くそっ!グラビモス!のしかかり!」
グラビモス「ヴォア!」ドスン
狂竜ベリオロス「ギァ…」メキ
狂竜ベリオロス「」
マオ「た、倒した……」
カキ「………くそ、何て強さだ…」
カキ「大丈夫だったか?グラビモス?」
グラビモス「ヴォア!!」
カキ「……さて、片付いたし、一旦キャンプに戻るか?」
マオ「あ、あの…カキ!」
カキ「ん?どうした?」
マオ「……いや、その……」モジモジ
マオ「あ、ありがと!////」
カキ「? ああ?」
アママイコ「アマー」
ユキカブリ「ユキー」
ユキノオー「オー」
グラビモス「ヴォウヴォウ」ズズズ
グラビモス「ヴォォォー!!!!」
ビー
狂竜ベリオロス「!?」
狂竜ベリオロス「グォッ」ドサッ
マオ「………え?」
アママイコ「アマ?」
カキ「ふぅ、間一髪だったな!」
マオ「カキ……」グスッ
アママイコ「アマ」グスッ
カキ「……しかし、何だこのポケモンは?なんで変なオーラ?みたいのが出てるんだ?」
カキ「まぁ、何にせよ無事でよかっ……」
マオ「うぅ…」ギュッ
カキ「……マオ?」
マオ「し、死ぬかと思った…」グスッ
マオ「わ、私……怖くって…」ギュッ
カキ「………俺はシュウくんじゃないぞ?」ポンポン
マオ「………別にいいよそんなの」ギュッ
アママイコ「アマアマ」
狂竜ベリオロス「……………!」ヨロッ
ブンッ
グラビモス「!?」
グラビモス「ヴォア……!!」バキッ
カキ「グラビモス!」
マオ「あ……」
カキ「くそっ!グラビモス!のしかかり!」
グラビモス「ヴォア!」ドスン
狂竜ベリオロス「ギァ…」メキ
狂竜ベリオロス「」
マオ「た、倒した……」
カキ「………くそ、何て強さだ…」
カキ「大丈夫だったか?グラビモス?」
グラビモス「ヴォア!!」
カキ「……さて、片付いたし、一旦キャンプに戻るか?」
マオ「あ、あの…カキ!」
カキ「ん?どうした?」
マオ「……いや、その……」モジモジ
マオ「あ、ありがと!////」
カキ「? ああ?」
アママイコ「アマー」
ユキカブリ「ユキー」
ユキノオー「オー」
グラビモス「ヴォウヴォウ」ズズズ
90: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 19:30:21.77 ID:lQ0qxrSkO
エリア3
「ふぁー!雪山久しぶりだなー!」
アセロラ「相変わらずさっむーい!ちゃんとホットドリンク飲まなきゃ!」ゴクゴク
アセロラ「今日は強いポケモンいるかなー?」ワクワク
アセロラ「さーてと……どっから遊びにいく?」
アセロラ「マガラちゃん?」
ゴアマガラ「………………」
オオオ
アセロラが遊びにいくところ
1、スイレン
2、マーマネ
3、サトシ
安価下
「ふぁー!雪山久しぶりだなー!」
アセロラ「相変わらずさっむーい!ちゃんとホットドリンク飲まなきゃ!」ゴクゴク
アセロラ「今日は強いポケモンいるかなー?」ワクワク
アセロラ「さーてと……どっから遊びにいく?」
アセロラ「マガラちゃん?」
ゴアマガラ「………………」
オオオ
アセロラが遊びにいくところ
1、スイレン
2、マーマネ
3、サトシ
安価下
91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 19:30:37.56 ID:PWYyF60Lo
3
92: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 19:56:41.97 ID:lQ0qxrSkO
エリア1
サトシ「スイレーン?」
カティ図鑑「この辺で釣りをしていると聞いたのですが…見当たりませんね?」キョロキョロ
ジンオウガ「クゥーン」
サトシ「ん?」
サトシ「あっちに人影が!」
カティ図鑑「スイレンでしょうか?」
サトシ「おーい、スイレ………」
アセロラ「ふぁ?」
サトシ「ン?」
カティ図鑑「女の子?」
ジンオウガ「ワォン」
サトシ「あれ……きみ、こんなとこで何してんの?」
アセロラ「ふぁー、アセロラはね?雪山に遊びにきたの!」
サトシ「遊びに?俺達と一緒だな!」
サトシ「あ!俺、サトシ!よろしくな!」
アセロラ「>>93」
サトシ「スイレーン?」
カティ図鑑「この辺で釣りをしていると聞いたのですが…見当たりませんね?」キョロキョロ
ジンオウガ「クゥーン」
サトシ「ん?」
サトシ「あっちに人影が!」
カティ図鑑「スイレンでしょうか?」
サトシ「おーい、スイレ………」
アセロラ「ふぁ?」
サトシ「ン?」
カティ図鑑「女の子?」
ジンオウガ「ワォン」
サトシ「あれ……きみ、こんなとこで何してんの?」
アセロラ「ふぁー、アセロラはね?雪山に遊びにきたの!」
サトシ「遊びに?俺達と一緒だな!」
サトシ「あ!俺、サトシ!よろしくな!」
アセロラ「>>93」
93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 20:00:29.70 ID:kpiXj40P0
古代のプリンセス、アセロラちゃんです!ところでスイレンって女の子?
94: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 20:14:09.86 ID:lQ0qxrSkO
アセロラ「古代のプリンセスアセロラちゃんでーす♪」
アセロラ「よろしくね?サトシ!」ニコッ
サトシ「おう!よろしくな!アセロラ!」
アセロラ「とこでさ?スイレンって女の子?」
サトシ「ああ!そうだよ!知ってんのか?」
アセロラ「だってさっきサトシがスイレーンって叫んでたじゃん!」
サトシ「え?そうだっけ?」
アセロラ「ふふっ、サトシっておもしろーい!」ケラケラ
サトシ「え?そっかな?」
カティ図鑑「テレるとこじゃないですよ?」
アセロラ「………………」
ジンオウガ「ワォン」
アセロラ「!」
アセロラ「ね、ねぇ!そのポケモンサトシの!?」キラキラ
サトシ「ん?そうだぜ!俺の相棒ジンオウガだ!」
ジンオウガ「ワォーーン」
アセロラ「へぇー!」キラキラ
アセロラ「きてよかった」ボソッ
サトシ、カティ図鑑「?」
アセロラ「ね!ね!サトシ!アセロラちゃんとポケモンバトルしよーよ!」
サトシ「ポケモンバトル?」
サトシ「おっ!いいなー!やろうぜアセロラ!」ワクワク
アセロラ「わーい!やったー!」ピョンピョン
カティ図鑑「なんと言うか…似た者同士ですね」ニャンニャン
サトシ「へへっ、手加減しないぜアセロラ!」
サトシ「いけっ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
アセロラ「つよそー!」ワクワク
アセロラ「出てきてー!」ボンッ
アセロラ「マガラちゃん!」
ゴアマガラ「グオオオー」
ズズズ
カティ図鑑「!?」
サトシ「おーっ!見た事ないポケモンだー!」ワクワク
カティ図鑑「ご、ゴアマガラ…」
サトシ「…………え?」
カティ図鑑「……サトシ、狂竜化したカプ・コケコを覚えていますよね?」
サトシ「ん?ああ…」
カティ図鑑「……ゴアマガラは……狂竜ウイルスの感染源です…」
アセロラ「よろしくね?サトシ!」ニコッ
サトシ「おう!よろしくな!アセロラ!」
アセロラ「とこでさ?スイレンって女の子?」
サトシ「ああ!そうだよ!知ってんのか?」
アセロラ「だってさっきサトシがスイレーンって叫んでたじゃん!」
サトシ「え?そうだっけ?」
アセロラ「ふふっ、サトシっておもしろーい!」ケラケラ
サトシ「え?そっかな?」
カティ図鑑「テレるとこじゃないですよ?」
アセロラ「………………」
ジンオウガ「ワォン」
アセロラ「!」
アセロラ「ね、ねぇ!そのポケモンサトシの!?」キラキラ
サトシ「ん?そうだぜ!俺の相棒ジンオウガだ!」
ジンオウガ「ワォーーン」
アセロラ「へぇー!」キラキラ
アセロラ「きてよかった」ボソッ
サトシ、カティ図鑑「?」
アセロラ「ね!ね!サトシ!アセロラちゃんとポケモンバトルしよーよ!」
サトシ「ポケモンバトル?」
サトシ「おっ!いいなー!やろうぜアセロラ!」ワクワク
アセロラ「わーい!やったー!」ピョンピョン
カティ図鑑「なんと言うか…似た者同士ですね」ニャンニャン
サトシ「へへっ、手加減しないぜアセロラ!」
サトシ「いけっ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
アセロラ「つよそー!」ワクワク
アセロラ「出てきてー!」ボンッ
アセロラ「マガラちゃん!」
ゴアマガラ「グオオオー」
ズズズ
カティ図鑑「!?」
サトシ「おーっ!見た事ないポケモンだー!」ワクワク
カティ図鑑「ご、ゴアマガラ…」
サトシ「…………え?」
カティ図鑑「……サトシ、狂竜化したカプ・コケコを覚えていますよね?」
サトシ「ん?ああ…」
カティ図鑑「……ゴアマガラは……狂竜ウイルスの感染源です…」
95: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 20:20:07.20 ID:lQ0qxrSkO
サトシ「え!?」
カティ図鑑「……何故、あの少女がゴアマガラを……」
アセロラ「ふふふ」ニコニコ
アセロラ「サトシー!アセロラちゃんといっぱいアソボーね!」ニコニコ
ゴアマガラ「…………………」
ズズズ
エリア8
グラビモス「オオオー」ズズズ
ブンッ
マオ「きゃっ!」
アママイコ「アマー!!」
カキ「お、おい!急に狂ったように暴れだしてどうしたんだ!グラビモス!」
グラビモス「グォー!!!」ブンッ
マオ「カキー!」
カキ「………くっ!」サッ
マオ「あ、あのグラビモスの色…まるでさっきのポケモンと……」
グラビモス「グォー」シュウウ
アママイコ「アマ!?」
マオ「か、火炎放射がくる!」
カキ「やめろー!グラビモス!」
「ラージャン!グラビモスを押さえて!」
ラージャン「ウホッ!!!」ガシッ
グラビモス「!?」ズズズ
カキ「マーマネ!」
マーマネ「大丈夫!カキ!マオ!」
カキ「す、すまん…助かった…」
マオ「マーマネ…どうしてここに…」
マーマネ「>>97」
カティ図鑑「……何故、あの少女がゴアマガラを……」
アセロラ「ふふふ」ニコニコ
アセロラ「サトシー!アセロラちゃんといっぱいアソボーね!」ニコニコ
ゴアマガラ「…………………」
ズズズ
エリア8
グラビモス「オオオー」ズズズ
ブンッ
マオ「きゃっ!」
アママイコ「アマー!!」
カキ「お、おい!急に狂ったように暴れだしてどうしたんだ!グラビモス!」
グラビモス「グォー!!!」ブンッ
マオ「カキー!」
カキ「………くっ!」サッ
マオ「あ、あのグラビモスの色…まるでさっきのポケモンと……」
グラビモス「グォー」シュウウ
アママイコ「アマ!?」
マオ「か、火炎放射がくる!」
カキ「やめろー!グラビモス!」
「ラージャン!グラビモスを押さえて!」
ラージャン「ウホッ!!!」ガシッ
グラビモス「!?」ズズズ
カキ「マーマネ!」
マーマネ「大丈夫!カキ!マオ!」
カキ「す、すまん…助かった…」
マオ「マーマネ…どうしてここに…」
マーマネ「>>97」
97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 20:31:22.42 ID:amfHxhH9o
せっかくピンチで震えるマオを堪能してたのに
98: ◆vmUr2bweO6 2017/07/26(水) 23:51:46.85 ID:lQ0qxrSkO
マーマネ「ピンチで震えるマオを堪能させてもらったよ!(僕が来たからには安心して!)」グッ
マオ「は?」
マーマネ「……あっ」
マオ「今なんつった?」
アママイコ「アマー?」アー?
マーマネ「い、いや…その今のは…」アセアセ
狂竜グラビモス「ウガガガ!!!」ドンッ
ラージャン「ウホッ」ドサッ
マーマネ「あっ!しまった!ラージャン!」
カキ「す、すまん!実はさっきからグラビモスの様子が……」
マーマネ「………あれはたぶん狂竜ウイルスだよ…」
カキ「狂竜ウイルス?」
マーマネ「………ポケモンの命と理性を代償にとてつもない力を得るウイルスの事だよ…」
マオ「命を代償にって……」ゾッ
カキ「そんな…グラビモス!」
マーマネ「………そして、狂竜ウイルスはウイルスをかかったポケモンの攻撃を受けると感染する……」
マオ「………え!?」
ラージャン「……………」ズズズ
カキ「じゃ、じゃあグラビモスはあのウイルスに感染したベリオロスの攻撃を受けたから……」
カキ「そ、それにラージャンも……」
マーマネ「………………」
マオ「何とか治す方法はないの!?」
マーマネ「………狂竜ウイルスを治す方法は感染源であるゴアマガラがウイルスを吸収する……」
カキ「ゴアマガラ?」
マーマネ「………もしくは打ち消しの実でウイルスの力を抑制していく…」
カキ「打ち消しの実………」
マーマネ「………そして……」
マーマネ「絶大な力でウイルスを克服し、自分の力とする!」
マオ「は?」
マーマネ「……あっ」
マオ「今なんつった?」
アママイコ「アマー?」アー?
マーマネ「い、いや…その今のは…」アセアセ
狂竜グラビモス「ウガガガ!!!」ドンッ
ラージャン「ウホッ」ドサッ
マーマネ「あっ!しまった!ラージャン!」
カキ「す、すまん!実はさっきからグラビモスの様子が……」
マーマネ「………あれはたぶん狂竜ウイルスだよ…」
カキ「狂竜ウイルス?」
マーマネ「………ポケモンの命と理性を代償にとてつもない力を得るウイルスの事だよ…」
マオ「命を代償にって……」ゾッ
カキ「そんな…グラビモス!」
マーマネ「………そして、狂竜ウイルスはウイルスをかかったポケモンの攻撃を受けると感染する……」
マオ「………え!?」
ラージャン「……………」ズズズ
カキ「じゃ、じゃあグラビモスはあのウイルスに感染したベリオロスの攻撃を受けたから……」
カキ「そ、それにラージャンも……」
マーマネ「………………」
マオ「何とか治す方法はないの!?」
マーマネ「………狂竜ウイルスを治す方法は感染源であるゴアマガラがウイルスを吸収する……」
カキ「ゴアマガラ?」
マーマネ「………もしくは打ち消しの実でウイルスの力を抑制していく…」
カキ「打ち消しの実………」
マーマネ「………そして……」
マーマネ「絶大な力でウイルスを克服し、自分の力とする!」
99: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 00:03:24.72 ID:75QCdKSnO
エリア1
カティ図鑑「遊び?あなた何を言ってるんですか!」
アセロラ「ふぁ?」
カティ図鑑「あなたはゴアマガラというポケモンをわかっているんですか!?」
カティ図鑑「そのポケモンが振り撒くウイルスはポケモンの身体を蝕み…侵食し…やがて破壊していく……!」
ゴアマガラ「…………」
カティ図鑑「そのポケモンがどれほど危険なものか……」
アセロラ「あのさぁ?マガラちゃんはアセロラのお友達だよ?」
アセロラ「……マガラちゃんの悪口言わないでよ」ギロッ
カティ図鑑「………………」
カティ図鑑「サトシ…あの少女は善悪の区別がついていません…」
カティ図鑑「ここで止めなくては…」
サトシ「……………」
アセロラ「あっ!そういえばさー?サトシがさっき探してたお友達って…」
サトシ「!」
ゴアマガラ「……………」ブンッ
ドサッ
スイレン「うぅ……」
タマミツネ「シャ………」ズズズ
アセロラ「この人?」ニコッ
サトシ「スイレン!タマミツネ!」ダッ
スイレン「サト……シ…」
タマミツネ「ゥゥ…」ズズズ
サトシ「大丈夫か!」
カティ図鑑「サトシ!タマミツネに触ってはいけません!」
サトシ「え?」
カティ図鑑「ウイルスに感染しています!」
サトシ「……そんな……」
スイレン「サトシ………」
サトシ「………大丈夫だよスイレン」
サトシ「後は俺とじゃあに任せろ!」ニッ
スイレン「………うん…」グスッ
アセロラ「その人たちよわっちかったよ」
サトシ「!」
アセロラ「アセロラねー?よわっちー人はきらーい!」
アセロラ「でもね?強い人はだーいすき♪」
アセロラ「サトシはさ!ぜーったいに強いよね!」キラキラ
サトシ「>>100」
カティ図鑑「遊び?あなた何を言ってるんですか!」
アセロラ「ふぁ?」
カティ図鑑「あなたはゴアマガラというポケモンをわかっているんですか!?」
カティ図鑑「そのポケモンが振り撒くウイルスはポケモンの身体を蝕み…侵食し…やがて破壊していく……!」
ゴアマガラ「…………」
カティ図鑑「そのポケモンがどれほど危険なものか……」
アセロラ「あのさぁ?マガラちゃんはアセロラのお友達だよ?」
アセロラ「……マガラちゃんの悪口言わないでよ」ギロッ
カティ図鑑「………………」
カティ図鑑「サトシ…あの少女は善悪の区別がついていません…」
カティ図鑑「ここで止めなくては…」
サトシ「……………」
アセロラ「あっ!そういえばさー?サトシがさっき探してたお友達って…」
サトシ「!」
ゴアマガラ「……………」ブンッ
ドサッ
スイレン「うぅ……」
タマミツネ「シャ………」ズズズ
アセロラ「この人?」ニコッ
サトシ「スイレン!タマミツネ!」ダッ
スイレン「サト……シ…」
タマミツネ「ゥゥ…」ズズズ
サトシ「大丈夫か!」
カティ図鑑「サトシ!タマミツネに触ってはいけません!」
サトシ「え?」
カティ図鑑「ウイルスに感染しています!」
サトシ「……そんな……」
スイレン「サトシ………」
サトシ「………大丈夫だよスイレン」
サトシ「後は俺とじゃあに任せろ!」ニッ
スイレン「………うん…」グスッ
アセロラ「その人たちよわっちかったよ」
サトシ「!」
アセロラ「アセロラねー?よわっちー人はきらーい!」
アセロラ「でもね?強い人はだーいすき♪」
アセロラ「サトシはさ!ぜーったいに強いよね!」キラキラ
サトシ「>>100」
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 00:05:10.64 ID:pVXPkEWl0
お前は俺を怒らせた・・・
102: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 00:20:23.67 ID:75QCdKSnO
サトシ「アセロラ…お前は俺を怒らせた」
アセロラ「ふぁー?今から遊ぶのになんで怒るの??」
カティ図鑑「タマミツネ!僅かですが打ち消しの実を煎じたものです!」サラサラ
タマミツネ「シャ………」
スイレン「サトシ…カティ…」
サトシ「カティ、スイレンとタマミツネは任せたぜ!」
カティ図鑑「……サトシ、気をつけて下さい」
カティ図鑑「ゴアマガラはウイルス以外にも、ティガレックスの首を一撃でへし折る程の力を持っています…」
サトシ「……ああ!」
サトシ「ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ダッ
アセロラ「えへへ♪マガラちゃん!」
ゴアマガラ「オオオオ」
アセロラ「シャドーボール!」
ゴアマガラ「オオオオ!!!!」ボンッ
シュウウ
サトシ、ジンオウガ「!?」
カティ図鑑「サトシ!気をつけて下さい!その玉はウイルスを固めて爆発させる玉です!」
アセロラ「もう遅いよ♪」
ジンオウガ「!?」
ボンッ
ドカーン!!!
カティ図鑑「ジンオウガ!」
サトシ「……………ジンオウガ!」
獰猛ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
ゴアマガラ「!?」
アセロラ「ウイルスを突き抜けて!?」
サトシ「ジンオウガ!切り裂く!」
獰猛ジンオウガ「ワォーーン……」バリバリバリ
カティ図鑑「赤い発光玉を爪に溜めて…」
獰猛ジンオウガ「グルァァ!!!」ブンッ
ゴアマガラ「グァァァー!!!」
ドンッ
アセロラ「マガラちゃん!」
スイレン「すごい、ゴアマガラをふっとばした!」
サトシ「へへっ!やったぜジンオウガ!」
獰猛ジンオウガ「ワォーーン!!!」バリバリバリ
ゴアマガラ「…………」ヨロッ
アセロラ「……………」
アセロラ「いいよ…いいよサトシ!」ワクワク
サトシ「!」
アセロラ「アセロラちゃん、すっごくワクワクしてきた!」
アセロラ「ふぁー?今から遊ぶのになんで怒るの??」
カティ図鑑「タマミツネ!僅かですが打ち消しの実を煎じたものです!」サラサラ
タマミツネ「シャ………」
スイレン「サトシ…カティ…」
サトシ「カティ、スイレンとタマミツネは任せたぜ!」
カティ図鑑「……サトシ、気をつけて下さい」
カティ図鑑「ゴアマガラはウイルス以外にも、ティガレックスの首を一撃でへし折る程の力を持っています…」
サトシ「……ああ!」
サトシ「ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ダッ
アセロラ「えへへ♪マガラちゃん!」
ゴアマガラ「オオオオ」
アセロラ「シャドーボール!」
ゴアマガラ「オオオオ!!!!」ボンッ
シュウウ
サトシ、ジンオウガ「!?」
カティ図鑑「サトシ!気をつけて下さい!その玉はウイルスを固めて爆発させる玉です!」
アセロラ「もう遅いよ♪」
ジンオウガ「!?」
ボンッ
ドカーン!!!
カティ図鑑「ジンオウガ!」
サトシ「……………ジンオウガ!」
獰猛ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
ゴアマガラ「!?」
アセロラ「ウイルスを突き抜けて!?」
サトシ「ジンオウガ!切り裂く!」
獰猛ジンオウガ「ワォーーン……」バリバリバリ
カティ図鑑「赤い発光玉を爪に溜めて…」
獰猛ジンオウガ「グルァァ!!!」ブンッ
ゴアマガラ「グァァァー!!!」
ドンッ
アセロラ「マガラちゃん!」
スイレン「すごい、ゴアマガラをふっとばした!」
サトシ「へへっ!やったぜジンオウガ!」
獰猛ジンオウガ「ワォーーン!!!」バリバリバリ
ゴアマガラ「…………」ヨロッ
アセロラ「……………」
アセロラ「いいよ…いいよサトシ!」ワクワク
サトシ「!」
アセロラ「アセロラちゃん、すっごくワクワクしてきた!」
103: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 00:28:17.23 ID:75QCdKSnO
カティ図鑑「ワクワク…?あなたは何を言ってるのですか……?」
アセロラ「………うっさいなー」
カティ図鑑「な!?」
アセロラ「マガラちゃん」
ゴアマガラ「……………」ブンッ
カティ図鑑「キャア!」ドサッ
サトシ「カティ!」
アセロラ「ダメだよサトシー!」ブーブー
サトシ「………え?」
アセロラ「サトシは今アセロラちゃんと遊んでるんでしょ?」
アセロラ「……そんな女なんか見ないでアセロラだけを見て?」
サトシ「…………」ゾクッ
アセロラ「………そろそろさ?本気出しちゃおうよマガラちゃん?」
サトシ「なんだって!?」
カティ図鑑「……今まで手を抜いていた?」
アセロラ「マガラちゃん!」
ゴアマガラ「オオオオ」
メキメキメキ
スイレン「ご、ゴアマガラから角が!?」
カティ図鑑「………ウイルスが強く…」ヨロッ
完全体ゴアマガラ「オオオオー!!!」
メキメキメキ
サトシ「!?」
獰猛ジンオウガ「…………!」
獰猛ジンオウガ「!?」ズズズ
サトシ「………な…ジンオウガがウイルスに!?」
アセロラ「………さ、始めようよサトシ!」
アセロラ「第二回戦!」ブイッ
完全体ゴアマガラ「オオオオ!!!」
ズズズ
アセロラ「………うっさいなー」
カティ図鑑「な!?」
アセロラ「マガラちゃん」
ゴアマガラ「……………」ブンッ
カティ図鑑「キャア!」ドサッ
サトシ「カティ!」
アセロラ「ダメだよサトシー!」ブーブー
サトシ「………え?」
アセロラ「サトシは今アセロラちゃんと遊んでるんでしょ?」
アセロラ「……そんな女なんか見ないでアセロラだけを見て?」
サトシ「…………」ゾクッ
アセロラ「………そろそろさ?本気出しちゃおうよマガラちゃん?」
サトシ「なんだって!?」
カティ図鑑「……今まで手を抜いていた?」
アセロラ「マガラちゃん!」
ゴアマガラ「オオオオ」
メキメキメキ
スイレン「ご、ゴアマガラから角が!?」
カティ図鑑「………ウイルスが強く…」ヨロッ
完全体ゴアマガラ「オオオオー!!!」
メキメキメキ
サトシ「!?」
獰猛ジンオウガ「…………!」
獰猛ジンオウガ「!?」ズズズ
サトシ「………な…ジンオウガがウイルスに!?」
アセロラ「………さ、始めようよサトシ!」
アセロラ「第二回戦!」ブイッ
完全体ゴアマガラ「オオオオ!!!」
ズズズ
104: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 00:36:26.20 ID:75QCdKSnO
エリア8
狂竜グラビモス「ウガガガ…」
狂竜ラージャン「グオオ…」
マオ「ラージャンまでウイルスに…」
カキ「くそっ…!」
マーマネ「……もう…ダメだ…」ガクッ
「シロン!ラージャンとグラビモスを押さえて下さい!」
全員「!?」
ウカムルバス「グルァァ!!!」ドドド
狂竜グラビモス「!?」ガシッ
狂竜ラージャン「!?」ガシッ
カキ「リーリエ!?」
マーマネ「シロン!?」
リーリエ「みなさん!論理的結論からいいますと諦めるのはまだ早いですよ!」
マーマネ「リーリエェ」グスッ
マオ「今まで何処にいったのよー!」グスッ
アママイコ「アマー!!」グスッ
リーリエ「>>105」
狂竜グラビモス「ウガガガ…」
狂竜ラージャン「グオオ…」
マオ「ラージャンまでウイルスに…」
カキ「くそっ…!」
マーマネ「……もう…ダメだ…」ガクッ
「シロン!ラージャンとグラビモスを押さえて下さい!」
全員「!?」
ウカムルバス「グルァァ!!!」ドドド
狂竜グラビモス「!?」ガシッ
狂竜ラージャン「!?」ガシッ
カキ「リーリエ!?」
マーマネ「シロン!?」
リーリエ「みなさん!論理的結論からいいますと諦めるのはまだ早いですよ!」
マーマネ「リーリエェ」グスッ
マオ「今まで何処にいったのよー!」グスッ
アママイコ「アマー!!」グスッ
リーリエ「>>105」
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 00:56:33.39 ID:gdG0CnoVO
無効で気絶していたのですが
セレナさんに助けてもらいました
セレナさんに助けてもらいました
106: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 01:07:36.45 ID:75QCdKSnO
リーリエ「実はギルドフラッグをとりにいこうとしたら足を滑らせ気絶していた所を帽子を被った女性に助けられました」
マオ「なにやってんのリーリエ」
リーリエ「ちなみにその女性はホウエンに帰ると言って行ってしまいましたがね?」
カキ「そ、そうか……」
リーリエ「と、そんな事よりも…」
ウカムルバス「ウググ…」ミシミシ
狂竜グラビモス「グ…」ググ
狂竜ラージャン「ガ…」ググ
リーリエ「(いくらシロンでも狂竜化ポケモンを抑えるのはキツそうですね…)」
リーリエ「…………」
リーリエ「(ここに向かう途中サトシが可愛い女の子と戦っているのが見えました…)」
リーリエ「(本で見た事があります…あれはおそらくゴアマガラですね?)」
リーリエ「(ここは私とシロンが押さえます)」
リーリエ「頼みましたよ、サトシ」
マオ「なにやってんのリーリエ」
リーリエ「ちなみにその女性はホウエンに帰ると言って行ってしまいましたがね?」
カキ「そ、そうか……」
リーリエ「と、そんな事よりも…」
ウカムルバス「ウググ…」ミシミシ
狂竜グラビモス「グ…」ググ
狂竜ラージャン「ガ…」ググ
リーリエ「(いくらシロンでも狂竜化ポケモンを抑えるのはキツそうですね…)」
リーリエ「…………」
リーリエ「(ここに向かう途中サトシが可愛い女の子と戦っているのが見えました…)」
リーリエ「(本で見た事があります…あれはおそらくゴアマガラですね?)」
リーリエ「(ここは私とシロンが押さえます)」
リーリエ「頼みましたよ、サトシ」
107: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 12:23:43.71 ID:uaIB2A500
サトシ「ジンオウガー!」
獰猛ジンオウガ「オオ……」ヨロッ
スイレン「さっきまでジンオウガにウイルスは効かなかったのに、今は苦しんでる…どういう事?」
カティ図鑑「恐らくゴアマガラのウイルスが強すぎるんです……」
アセロラ「マガラちゃん!」
完全体ゴアマガラ「オオオオ」
クワッ
スイレン「ゴアマガラが立ち上がった!」
アセロラ「ジンオウガをぺっちゃんこにしちゃえー!」
完全体ゴアマガラ「オオオオ」
ブンッ
サトシ「避けろー!ジンオウガ!」
獰猛ジンオウガ「グルゥ…」ヨロッ
カティ図鑑「ウイルスの影響でジンオウガが!」
完全体ゴアマガラ「グゥァ!!!」
ブチッ
獰猛ジンオウガ「………………」
サトシ「ジンオウガー!」
スイレン「そんな…ジンオウガが…」
アセロラ「久しぶりに本気出しちゃった♪」
アセロラ「楽しかったよサトシ!」ピカー
サトシ「!」
スイレン「な、なに……?」
カティ図鑑「アセロラのZリングが光っている……まさか……」
アセロラ「マガラちゃん……」ピカー
アセロラ「夢幻暗夜への誘い」ピカー
完全体ゴアマガラ「オオオオー!!!」ピカー
ズズズ
獰猛ジンオウガ「…………」
カティ図鑑「ジンオウガがウイルスの手に飲み込まれて……」
ズズズ
獰猛ジンオウガ「………………」
コポッ
サトシ「ジンオウガー!」
獰猛ジンオウガ「オオ……」ヨロッ
スイレン「さっきまでジンオウガにウイルスは効かなかったのに、今は苦しんでる…どういう事?」
カティ図鑑「恐らくゴアマガラのウイルスが強すぎるんです……」
アセロラ「マガラちゃん!」
完全体ゴアマガラ「オオオオ」
クワッ
スイレン「ゴアマガラが立ち上がった!」
アセロラ「ジンオウガをぺっちゃんこにしちゃえー!」
完全体ゴアマガラ「オオオオ」
ブンッ
サトシ「避けろー!ジンオウガ!」
獰猛ジンオウガ「グルゥ…」ヨロッ
カティ図鑑「ウイルスの影響でジンオウガが!」
完全体ゴアマガラ「グゥァ!!!」
ブチッ
獰猛ジンオウガ「………………」
サトシ「ジンオウガー!」
スイレン「そんな…ジンオウガが…」
アセロラ「久しぶりに本気出しちゃった♪」
アセロラ「楽しかったよサトシ!」ピカー
サトシ「!」
スイレン「な、なに……?」
カティ図鑑「アセロラのZリングが光っている……まさか……」
アセロラ「マガラちゃん……」ピカー
アセロラ「夢幻暗夜への誘い」ピカー
完全体ゴアマガラ「オオオオー!!!」ピカー
ズズズ
獰猛ジンオウガ「…………」
カティ図鑑「ジンオウガがウイルスの手に飲み込まれて……」
ズズズ
獰猛ジンオウガ「………………」
コポッ
サトシ「ジンオウガー!」
108: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 12:32:24.13 ID:uaIB2A500
サトシ「嘘だろジンオウガ!」
スイレン「そんな…ジンオウガが……」クラッ
スイレン「!?」ヨロッ
カティ図鑑「ま、マズイです……ジンオウガが飲まれた事により、今までジンオウガが私達をウイルスから守ってくれていた影響が……」
ズズズ
サトシ「うぅ……」ヨロッ
アセロラ「あれ?なんでみんな倒れちゃってるの?」
ズズズ
完全体ゴアマガラ「……………」
スイレン「う……ぁ……」ヨロッ
カティ図鑑「(このままでは……)」
カティ図鑑「スイレン!先ほど煎じた打ち消しの実を使いみんなを少しの間ですがウイルスから守ります!」
スイレン「…………?」
カティ図鑑「私の>>109を押して下さい!打ち消しの実を霧状にして噴射します!」
>>109 カティ図鑑の身体の部位
スイレン「そんな…ジンオウガが……」クラッ
スイレン「!?」ヨロッ
カティ図鑑「ま、マズイです……ジンオウガが飲まれた事により、今までジンオウガが私達をウイルスから守ってくれていた影響が……」
ズズズ
サトシ「うぅ……」ヨロッ
アセロラ「あれ?なんでみんな倒れちゃってるの?」
ズズズ
完全体ゴアマガラ「……………」
スイレン「う……ぁ……」ヨロッ
カティ図鑑「(このままでは……)」
カティ図鑑「スイレン!先ほど煎じた打ち消しの実を使いみんなを少しの間ですがウイルスから守ります!」
スイレン「…………?」
カティ図鑑「私の>>109を押して下さい!打ち消しの実を霧状にして噴射します!」
>>109 カティ図鑑の身体の部位
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 12:36:09.84 ID:voXFZlQjO
おへその部分(実は性感帯)
110: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 12:46:27.19 ID:uaIB2A500
カティ図鑑「私のおへそがスイッチにたってます!さぁ、早く!」ペラッ
スイレン「………い、いやだ…」ヨロッ
カティ図鑑「な、なんでですか!」
スイレン「だってきたな……」
カティ図鑑「早くしてください!死にますよ!」
サトシ「か、カティ~……」
サトシ「お、俺に押させ………」
カティ図鑑、スイレン「やめろ!」
スイレン「し、仕方ない…サトシとキスする前に死にたくないし……」クチュ
カティ図鑑「ぁん/////」
スイレン「(変な声出さないでよ…)」
サトシ「カティ/////」
プシュー
サトシ「!」
スイレン「体が…楽になった……?」
カティ図鑑「打ち消しの実を煎じて霧状に噴射しています。少しの間ならウイルスを遮れるハズです」プシュー
サトシ、スイレン「(鼻の穴から煙が出てる……)」
アセロラ「ね、ねぇ?マガラちゃん、どういう事?」
完全体ゴアマガラ「……………」
アセロラ「な、なんでマガラちゃんのウイルスでサトシとスイレンが苦しんでるの……?あのウイルスってポケモンにしか効かないんじゃないの!?」
完全体ゴアマガラ「>>安価」
安価 近いレスの中から
スイレン「………い、いやだ…」ヨロッ
カティ図鑑「な、なんでですか!」
スイレン「だってきたな……」
カティ図鑑「早くしてください!死にますよ!」
サトシ「か、カティ~……」
サトシ「お、俺に押させ………」
カティ図鑑、スイレン「やめろ!」
スイレン「し、仕方ない…サトシとキスする前に死にたくないし……」クチュ
カティ図鑑「ぁん/////」
スイレン「(変な声出さないでよ…)」
サトシ「カティ/////」
プシュー
サトシ「!」
スイレン「体が…楽になった……?」
カティ図鑑「打ち消しの実を煎じて霧状に噴射しています。少しの間ならウイルスを遮れるハズです」プシュー
サトシ、スイレン「(鼻の穴から煙が出てる……)」
アセロラ「ね、ねぇ?マガラちゃん、どういう事?」
完全体ゴアマガラ「……………」
アセロラ「な、なんでマガラちゃんのウイルスでサトシとスイレンが苦しんでるの……?あのウイルスってポケモンにしか効かないんじゃないの!?」
完全体ゴアマガラ「>>安価」
安価 近いレスの中から
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 12:50:46.51 ID:XRZjFXNGo
苦しんでるフリだ
115: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 15:22:40.47 ID:uaIB2A500
完全体ゴアマガラ「フハハハハあれは苦しんでるふりだよアセロラ?」
アセロラ「苦しんでるふり?」
サトシ「ポケモンが喋った?」
カティ図鑑「ゴアマガラは古龍ポケモンシャガルマガラに進化します…人語を話せる知能があってもおかしくはありませんが……」
スイレン「古龍ポケモン……」ゴクリ
完全体ゴアマガラ「あいつらは苦しんでるふりをしてアセロラを困らせようとしてるのさ?」
アセロラ「な、なにそれー!」プンプン
完全体ゴアマガラ「最初に言ったろ?オレのウイルスは人体に害はない」
完全体ゴアマガラ「現にずっとオレと一緒に居たアセロラやハウスの子供達、おじさんだって元気だろ?」
アセロラ「そ、そうだよねー?」
完全体ゴアマガラ「アセロラ?お前はオレと会ってからはバトルで負けなし…ずっと幸せじゃないか?」
完全体ゴアマガラ「だから、オレを信じろ」ニヤッ
アセロラ「うん!当然だよマガラちゃん!」クラッ
アセロラ「あ、あれ……?」クラクラ
アセロラ「アセロラちゃん…なんか……ねむ……く……」ヨロヨロ
アセロラ「」バタリ
サトシ「アセロラ!?」
カティ図鑑「アセロラを早く私の元へ!」
サトシ、スイレン「!」
カティ図鑑「狂竜ウイルスの進行度が命を削るレベルまで来ています!」
スイレン「……な!?」
サトシ「アセロラ!」ダッ
完全体ゴアマガラ「フハハ…このガキ…なかなかいい腕をしていたが仕方ないな」
サトシ「!」
完全体ゴアマガラ「馬鹿なガキだよなぁ?ウイルスの濃度はオレが調節してたから人体に被害が及ばなかっただけなのによ?」
完全体ゴアマガラ「力を解き放ったオレの側にいればこうなる事くらい予想がつかなかったのかね?」クックック
アセロラ「」
サトシ「………………」スッ
サトシ「アセロラはお前の友達じゃなかったのか?」
完全体ゴアマガラ「友達?」
完全体ゴアマガラ「このガキはオレが楽しむ為のオモチャさ」
完全体ゴアマガラ「オモチャが壊れたらまた新しいオモチャを探しにいくまでだ」
完全体ゴアマガラ「……そうだろ?」ニヤリ
サトシ「……………」
カティ図鑑「………オモチャ!?」
スイレン「ひどい…」
アセロラ「苦しんでるふり?」
サトシ「ポケモンが喋った?」
カティ図鑑「ゴアマガラは古龍ポケモンシャガルマガラに進化します…人語を話せる知能があってもおかしくはありませんが……」
スイレン「古龍ポケモン……」ゴクリ
完全体ゴアマガラ「あいつらは苦しんでるふりをしてアセロラを困らせようとしてるのさ?」
アセロラ「な、なにそれー!」プンプン
完全体ゴアマガラ「最初に言ったろ?オレのウイルスは人体に害はない」
完全体ゴアマガラ「現にずっとオレと一緒に居たアセロラやハウスの子供達、おじさんだって元気だろ?」
アセロラ「そ、そうだよねー?」
完全体ゴアマガラ「アセロラ?お前はオレと会ってからはバトルで負けなし…ずっと幸せじゃないか?」
完全体ゴアマガラ「だから、オレを信じろ」ニヤッ
アセロラ「うん!当然だよマガラちゃん!」クラッ
アセロラ「あ、あれ……?」クラクラ
アセロラ「アセロラちゃん…なんか……ねむ……く……」ヨロヨロ
アセロラ「」バタリ
サトシ「アセロラ!?」
カティ図鑑「アセロラを早く私の元へ!」
サトシ、スイレン「!」
カティ図鑑「狂竜ウイルスの進行度が命を削るレベルまで来ています!」
スイレン「……な!?」
サトシ「アセロラ!」ダッ
完全体ゴアマガラ「フハハ…このガキ…なかなかいい腕をしていたが仕方ないな」
サトシ「!」
完全体ゴアマガラ「馬鹿なガキだよなぁ?ウイルスの濃度はオレが調節してたから人体に被害が及ばなかっただけなのによ?」
完全体ゴアマガラ「力を解き放ったオレの側にいればこうなる事くらい予想がつかなかったのかね?」クックック
アセロラ「」
サトシ「………………」スッ
サトシ「アセロラはお前の友達じゃなかったのか?」
完全体ゴアマガラ「友達?」
完全体ゴアマガラ「このガキはオレが楽しむ為のオモチャさ」
完全体ゴアマガラ「オモチャが壊れたらまた新しいオモチャを探しにいくまでだ」
完全体ゴアマガラ「……そうだろ?」ニヤリ
サトシ「……………」
カティ図鑑「………オモチャ!?」
スイレン「ひどい…」
117: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 18:29:05.90 ID:jBAnWI3mO
アセロラ「」ツー
サトシ「……泣いてんのか?アセロラ」
カティ図鑑「サトシ!危険です!」
スイレン「サトシ!早くアセロラを連れて逃げて!」
サトシ「……お前は絶対に許さないぞゴアマガラ!」
完全体ゴアマガラ「許さない?頼りのワンコも夢幻暗夜に誘われた今、お前に何ができる?」
完全体ゴアマガラ「潰れろ」
クワッ
カティ図鑑「またゴアマガラが立ち上がった…!」
スイレン「サトシー!」
サトシ「………こいつを倒すぞ」
サトシ「ジンオウガ!」
ワォーーン
カティ図鑑「!」
スイレン「え!?」
ピシピシ
完全体ゴアマガラ「!?」
エリア8
ワォーーン
マオ「……?今遠吠えみたいのが…」
狂竜グラビモス「グォ……」スー
狂竜ラージャン「ゥ……」スー
ウカムルバス「!?」
カキ「グラビモスとラージャンが大人しくなっていく!?」
マオ「見て!色も普通の色に」
グラビモス「………………」スー
ラージャン「…………」スー
マーマネ「ラージャン…」ウルウル
マーマネ「奇跡だ!奇跡が起きたんだ!」グスッ
リーリエ「サトシ…」
サトシ「……泣いてんのか?アセロラ」
カティ図鑑「サトシ!危険です!」
スイレン「サトシ!早くアセロラを連れて逃げて!」
サトシ「……お前は絶対に許さないぞゴアマガラ!」
完全体ゴアマガラ「許さない?頼りのワンコも夢幻暗夜に誘われた今、お前に何ができる?」
完全体ゴアマガラ「潰れろ」
クワッ
カティ図鑑「またゴアマガラが立ち上がった…!」
スイレン「サトシー!」
サトシ「………こいつを倒すぞ」
サトシ「ジンオウガ!」
ワォーーン
カティ図鑑「!」
スイレン「え!?」
ピシピシ
完全体ゴアマガラ「!?」
エリア8
ワォーーン
マオ「……?今遠吠えみたいのが…」
狂竜グラビモス「グォ……」スー
狂竜ラージャン「ゥ……」スー
ウカムルバス「!?」
カキ「グラビモスとラージャンが大人しくなっていく!?」
マオ「見て!色も普通の色に」
グラビモス「………………」スー
ラージャン「…………」スー
マーマネ「ラージャン…」ウルウル
マーマネ「奇跡だ!奇跡が起きたんだ!」グスッ
リーリエ「サトシ…」
118: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 19:34:50.90 ID:jBAnWI3mO
BC
完全体ゴアマガラ「………馬鹿な…夢幻暗夜からどうやって…」
スイレン「!」
タマミツネ「シャ………」スー
スイレン「タマミツネのウイルスが…」
タマミツネ「キシャー」
スイレン「タマミツネ!」ギュッ
スイレン「で、でもなんで…」
カティ図鑑「恐らく…ジンオウガが狂竜ウイルスを吸収しているのです…」
スイレン「え?」
サトシ「………いくぜジンオウガ!」
サトシ「あいつを倒すぞ!」
極限ジンオウガ「ワォーーン!!!」
スイレン「ジンオウガ、あの姿は…?」
カティ図鑑「……あれは極限状態…」
スイレン「極限状態?」
カティ図鑑「狂竜ウイルスをねじ伏せ、我が物とした状態です!」
スイレン「!?」
完全体ゴアマガラ「…………ふざけるな!」シュウウ
ボンッ
スイレン「またシャドーボール!」
サトシ「ジンオウガ!」
極限ジンオウガ「グルル!!!」
ドカーン!!!
スイレン「サトシ!ジンオウガ!」
完全体ゴアマガラ「………馬鹿な……」
極限ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
サトシ「へへっ」
完全体ゴアマガラ「効いてないだと!」
スイレン「すごい!すごいよサトシ!ジンオウガ!」
カティ図鑑「スイレン!」
スイレン「? なに?今サトシがカッコいいところ…」
カティ図鑑「ゴアマガラがジンオウガに気を取られている内にアセロラをこちらに吸い寄せます!」
カティ図鑑「私の>>119を押して下さい!」
>>119 カティ図鑑の体の部位
完全体ゴアマガラ「………馬鹿な…夢幻暗夜からどうやって…」
スイレン「!」
タマミツネ「シャ………」スー
スイレン「タマミツネのウイルスが…」
タマミツネ「キシャー」
スイレン「タマミツネ!」ギュッ
スイレン「で、でもなんで…」
カティ図鑑「恐らく…ジンオウガが狂竜ウイルスを吸収しているのです…」
スイレン「え?」
サトシ「………いくぜジンオウガ!」
サトシ「あいつを倒すぞ!」
極限ジンオウガ「ワォーーン!!!」
スイレン「ジンオウガ、あの姿は…?」
カティ図鑑「……あれは極限状態…」
スイレン「極限状態?」
カティ図鑑「狂竜ウイルスをねじ伏せ、我が物とした状態です!」
スイレン「!?」
完全体ゴアマガラ「…………ふざけるな!」シュウウ
ボンッ
スイレン「またシャドーボール!」
サトシ「ジンオウガ!」
極限ジンオウガ「グルル!!!」
ドカーン!!!
スイレン「サトシ!ジンオウガ!」
完全体ゴアマガラ「………馬鹿な……」
極限ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
サトシ「へへっ」
完全体ゴアマガラ「効いてないだと!」
スイレン「すごい!すごいよサトシ!ジンオウガ!」
カティ図鑑「スイレン!」
スイレン「? なに?今サトシがカッコいいところ…」
カティ図鑑「ゴアマガラがジンオウガに気を取られている内にアセロラをこちらに吸い寄せます!」
カティ図鑑「私の>>119を押して下さい!」
>>119 カティ図鑑の体の部位
119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 19:36:43.46 ID:pVXPkEWl0
尻
120: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 20:07:44.09 ID:jBAnWI3mO
カティ図鑑「さぁ、お願いします!スイレン!」プリン
スイレン「え?いやだけど?」
カティ図鑑「何故ですか!アセロラの命がかかってるんですよ!」
スイレン「言わなきゃダメ?理由」
カティ図鑑「早くしてください!アセロラが死んだらスイレンのせいですからね!」ニャンニャン
スイレン「わ、わかったよ…」
スイレン「ん」プスッ
カティ図鑑「キャッ////」ニャンニャン
スイレン「だから変な声出さないで」
カティ図鑑「オクチアングリー」ウイーン
ゴオオ
スイレン「(口で吸い込むんだ)」
アセロラ「」
スウウ
カティ図鑑「」
スポッ
アセロラ「…………」
スイレン「アセロラの頭がカティの口の中に納まっている光景が目の前に」
スイレン「まるで悪夢だ」
カティ図鑑「……ペッ」
ポイッ
アセロラ「」ドサッ
スイレン「え?いやだけど?」
カティ図鑑「何故ですか!アセロラの命がかかってるんですよ!」
スイレン「言わなきゃダメ?理由」
カティ図鑑「早くしてください!アセロラが死んだらスイレンのせいですからね!」ニャンニャン
スイレン「わ、わかったよ…」
スイレン「ん」プスッ
カティ図鑑「キャッ////」ニャンニャン
スイレン「だから変な声出さないで」
カティ図鑑「オクチアングリー」ウイーン
ゴオオ
スイレン「(口で吸い込むんだ)」
アセロラ「」
スウウ
カティ図鑑「」
スポッ
アセロラ「…………」
スイレン「アセロラの頭がカティの口の中に納まっている光景が目の前に」
スイレン「まるで悪夢だ」
カティ図鑑「……ペッ」
ポイッ
アセロラ「」ドサッ
121: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 20:17:15.52 ID:jBAnWI3mO
サトシ「へへっ!ナイスカティ!スイレン!」
極限ジンオウガ「グルルル」バキッ
完全体ゴアマガラ「ぐあっ!」ドサッ
サトシ「もう勝負はついた!諦めろゴアマガラ!」
完全体ゴアマガラ「……………クソがぁ…」
ピカー
サトシ、極限ジンオウガ「!」
スイレン「ゴアマガラの体が光ってる!?」
カティ図鑑「……まさか……」
アセロラ「」ベトー
カティ図鑑「進化!?」
ピカー
ゴアマガラ過渡期「ハハハハハ!」
サトシ「なんだ……?ゴアマガラの体の半分が白く……?」
カティ図鑑「……あれは…"過渡期"」
スイレン「過渡期!?」
ゴゴゴ
スイレン「! 昼間なのに暗く!?」
カティ図鑑「……恐らくゴアマガラもあの状態に振り回されているのでしょう…」
カティ図鑑「あれはもうゴアマガラではなく、ただの怪物です」
ゴアマガラ過渡期「シネー!」
サトシ「………ジンオウガ!」ピカー
極限ジンオウガ「ワォーーン!!!」ピカー
ゴアマガラ過渡期「!?」
サトシ「いくぜ俺達のゼンリョク!」
サトシ「1000万ボルトー!!!」
極限ジンオウガ「ワォーーン!!!」
パアーン
ゴアマガラ過渡期「アアアアアー!!!」
バリバリバリ
極限ジンオウガ「グルルル」バキッ
完全体ゴアマガラ「ぐあっ!」ドサッ
サトシ「もう勝負はついた!諦めろゴアマガラ!」
完全体ゴアマガラ「……………クソがぁ…」
ピカー
サトシ、極限ジンオウガ「!」
スイレン「ゴアマガラの体が光ってる!?」
カティ図鑑「……まさか……」
アセロラ「」ベトー
カティ図鑑「進化!?」
ピカー
ゴアマガラ過渡期「ハハハハハ!」
サトシ「なんだ……?ゴアマガラの体の半分が白く……?」
カティ図鑑「……あれは…"過渡期"」
スイレン「過渡期!?」
ゴゴゴ
スイレン「! 昼間なのに暗く!?」
カティ図鑑「……恐らくゴアマガラもあの状態に振り回されているのでしょう…」
カティ図鑑「あれはもうゴアマガラではなく、ただの怪物です」
ゴアマガラ過渡期「シネー!」
サトシ「………ジンオウガ!」ピカー
極限ジンオウガ「ワォーーン!!!」ピカー
ゴアマガラ過渡期「!?」
サトシ「いくぜ俺達のゼンリョク!」
サトシ「1000万ボルトー!!!」
極限ジンオウガ「ワォーーン!!!」
パアーン
ゴアマガラ過渡期「アアアアアー!!!」
バリバリバリ
122: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 20:22:19.53 ID:jBAnWI3mO
ピカピカ
スイレン「空が…晴れた……」
コロン
カティ図鑑「!」
卵「」
カティ図鑑「ゴアマガラが卵に…」
スイレン「サトシー!」ダッ
サトシ「!」
スイレン「やったね!サトシ!」ダキッ
サトシ「お、おい、スイレン…」
スイレン「サトシィ!」ギュッ
サトシ「…………へへっ」
サトシ「やったな?ジンオウガ」ナデナデ
ジンオウガ「クゥーン」スリスリ
カティ図鑑「…………」チラッ
卵「」
カティ図鑑「この卵…どうしましょう…」
ゴアマガラの卵をどうするか
安価 近いレスの中
スイレン「空が…晴れた……」
コロン
カティ図鑑「!」
卵「」
カティ図鑑「ゴアマガラが卵に…」
スイレン「サトシー!」ダッ
サトシ「!」
スイレン「やったね!サトシ!」ダキッ
サトシ「お、おい、スイレン…」
スイレン「サトシィ!」ギュッ
サトシ「…………へへっ」
サトシ「やったな?ジンオウガ」ナデナデ
ジンオウガ「クゥーン」スリスリ
カティ図鑑「…………」チラッ
卵「」
カティ図鑑「この卵…どうしましょう…」
ゴアマガラの卵をどうするか
安価 近いレスの中
123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 20:29:37.31 ID:fOU/NU6co
目玉焼きにしましょう
125: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 20:45:08.06 ID:jBAnWI3mO
カティ図鑑「ゴアマガラが凶悪なポケモン…卵とは言え放ってはおけません!」
カティ図鑑「よって、目玉焼きにしましょう」
サトシ、スイレン「はぁ?」
ジンオウガ「ジュルリ」
サトシ「さ、さすがに可哀想だろ!」
スイレン「てゆーか…絶対に食べたくない」
カティ図鑑「サトシ?」ニャンニャン
サトシ「か、カティの手作りなら…」ヘヘッ
スイレン「サトシ!目を覚まして!」
アセロラ「ふぁ?」パチッ
サトシ「おっ、目が覚めたかアセロラ?」
アセロラ「ここは……」
カキ「俺達のベースキャンプだ!」
アセロラ「………あ、あの…ごめんなさい……」
サトシ「………いいバトルだったぜ?アセロラ」
アセロラ「え?」
マオ「あんたバトル強いんだって?」
マーマネ「今度バトルしようよ?」
アセロラ「みんな…」グスッ
スイレン「……………」
スイレン「次は負けない」
アセロラ「スイレン……」
アセロラ「ふぁ!そういえばマガラちゃんは?」キョロキョロ
カティ図鑑「それが……」チラッ
リーリエ「あっ、今動きました///」
カティ図鑑「ゴアマガラの卵は現在リーリエが暖めています」
アセロラ「」
アセロラ「ちょ、ちょっとなにやってるの!」プンプン
リーリエ「!」
アセロラ「ま、マガラちゃんの卵に変な事しないで!」
リーリエ「>>126」
カティ図鑑「よって、目玉焼きにしましょう」
サトシ、スイレン「はぁ?」
ジンオウガ「ジュルリ」
サトシ「さ、さすがに可哀想だろ!」
スイレン「てゆーか…絶対に食べたくない」
カティ図鑑「サトシ?」ニャンニャン
サトシ「か、カティの手作りなら…」ヘヘッ
スイレン「サトシ!目を覚まして!」
アセロラ「ふぁ?」パチッ
サトシ「おっ、目が覚めたかアセロラ?」
アセロラ「ここは……」
カキ「俺達のベースキャンプだ!」
アセロラ「………あ、あの…ごめんなさい……」
サトシ「………いいバトルだったぜ?アセロラ」
アセロラ「え?」
マオ「あんたバトル強いんだって?」
マーマネ「今度バトルしようよ?」
アセロラ「みんな…」グスッ
スイレン「……………」
スイレン「次は負けない」
アセロラ「スイレン……」
アセロラ「ふぁ!そういえばマガラちゃんは?」キョロキョロ
カティ図鑑「それが……」チラッ
リーリエ「あっ、今動きました///」
カティ図鑑「ゴアマガラの卵は現在リーリエが暖めています」
アセロラ「」
アセロラ「ちょ、ちょっとなにやってるの!」プンプン
リーリエ「!」
アセロラ「ま、マガラちゃんの卵に変な事しないで!」
リーリエ「>>126」
126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 20:45:54.58 ID:pVXPkEWl0
これは私とあなたの子供ですよ?
127: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 20:53:58.70 ID:jBAnWI3mO
リーリエ「安心してください、これはあなたと私の子供ですよ?」ニコッ
アセロラ「……え?」
リーリエ「ほーらマガラちゃん?ママでちゅよ~?」
卵「」
アセロラ「ひぃぃぃ…」ゾクッ
アセロラ「サトシー!」ダッ
サトシ「えーと……」
スイレン「サトシに抱きつくな!」ゲシッ
アセロラ「いだっ!」
サトシ「じゃあ、ゴアマガラの卵はアセロラが引き取るのか?」
アセロラ「………うん…」
アセロラ「今度は……ちゃんとお友達になりたいから……」ニコッ
サトシ「………へへっ、そっか?」ニッ
カティ図鑑「そうですね…いいんじゃないでしょうか?」
リーリエ「いつでもママに会いに来ていいんですよ?マガラちゃん?」グスッ
アセロラ「アセロラ…ウラウラ島に帰るよ!」
アセロラ「また会おうね!」ニコッ
サトシ「おう!」グッ
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
アセロラ「よし、じゃあ帰ろ!マガラちゃん!」モゾ
スイレン「あ、やっぱり服の中で暖めるんだ」
アセロラ「……え?」
リーリエ「ほーらマガラちゃん?ママでちゅよ~?」
卵「」
アセロラ「ひぃぃぃ…」ゾクッ
アセロラ「サトシー!」ダッ
サトシ「えーと……」
スイレン「サトシに抱きつくな!」ゲシッ
アセロラ「いだっ!」
サトシ「じゃあ、ゴアマガラの卵はアセロラが引き取るのか?」
アセロラ「………うん…」
アセロラ「今度は……ちゃんとお友達になりたいから……」ニコッ
サトシ「………へへっ、そっか?」ニッ
カティ図鑑「そうですね…いいんじゃないでしょうか?」
リーリエ「いつでもママに会いに来ていいんですよ?マガラちゃん?」グスッ
アセロラ「アセロラ…ウラウラ島に帰るよ!」
アセロラ「また会おうね!」ニコッ
サトシ「おう!」グッ
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
アセロラ「よし、じゃあ帰ろ!マガラちゃん!」モゾ
スイレン「あ、やっぱり服の中で暖めるんだ」
128: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 21:00:55.75 ID:jBAnWI3mO
一週間後
ククイハウス
サトシ「えー?定期メンテナンスー?」
ジンオウガ「ワォーーン?」
カティ図鑑「はい、先週のキャンプで狂竜ウイルスを吸い込みすぎてしまったので、ククイ博士に見てもらおうかと…」
サトシ「えー?遊ぼうぜー?カティー」
カティ図鑑「すみません…こればかりは…」
ガチャッ
サトシ「!」
ククイ「あんまりワガママ言うとカティに嫌われちまうぞサトシー?」
サトシ「博士!」
ククイ「カティ、準備ができた!あっちの部屋で服を脱いでくれ!」
カティ図鑑「はい」
サトシ「!?」
サトシ「ちょ、ちょっと待てよ博士!何でカティの服を脱がすんだよ!」
ククイ「メンテナンスの為だ」キリッ
サトシ「あー?」
カティ図鑑「サトシ、絶対に覗かないでくださいね」
サトシ「>>129」
ククイハウス
サトシ「えー?定期メンテナンスー?」
ジンオウガ「ワォーーン?」
カティ図鑑「はい、先週のキャンプで狂竜ウイルスを吸い込みすぎてしまったので、ククイ博士に見てもらおうかと…」
サトシ「えー?遊ぼうぜー?カティー」
カティ図鑑「すみません…こればかりは…」
ガチャッ
サトシ「!」
ククイ「あんまりワガママ言うとカティに嫌われちまうぞサトシー?」
サトシ「博士!」
ククイ「カティ、準備ができた!あっちの部屋で服を脱いでくれ!」
カティ図鑑「はい」
サトシ「!?」
サトシ「ちょ、ちょっと待てよ博士!何でカティの服を脱がすんだよ!」
ククイ「メンテナンスの為だ」キリッ
サトシ「あー?」
カティ図鑑「サトシ、絶対に覗かないでくださいね」
サトシ「>>129」
129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 21:03:46.84 ID:t2zVDTEt0
それなんてフリ?
130: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 21:09:50.79 ID:jBAnWI3mO
サトシ「それなんてフリ?」
カティ図鑑「は?」
サトシ「か、カティ…本当は覗いてほしいのか?」ドキドキ
カティ図鑑「…………サトシ」
サトシ「なに?」ドキドキ
カティ図鑑「覗いたら一生クチききませんから」
サトシ「え?」
ククイ「よし、いくぞカティ」ニヤニヤ
カティ図鑑「はい、博士」
バタン
サトシ「…………」
ジンオウガ「クゥーン」
~30分後~
ククイ「ふぅー、メンテナンス終わりっと!」
サトシ「……博士!カティに変な事してたら許さないからな!」
ジンオウガ「グルァァ!!!」
ククイ「お、落ち着けサトシ!してないよ!」
カティ図鑑「お待たせしましたサトシ」ニャンニャン
サトシ「カティ!」
カティ図鑑「聞いてくださいサトシ!」キラキラ
サトシ「どうしたんだ?」
カティ図鑑「私、博士に新しい機能をつけてもらいました!」キラキラ
カティ図鑑の新しい機能
安価 近いレスの中
カティ図鑑「は?」
サトシ「か、カティ…本当は覗いてほしいのか?」ドキドキ
カティ図鑑「…………サトシ」
サトシ「なに?」ドキドキ
カティ図鑑「覗いたら一生クチききませんから」
サトシ「え?」
ククイ「よし、いくぞカティ」ニヤニヤ
カティ図鑑「はい、博士」
バタン
サトシ「…………」
ジンオウガ「クゥーン」
~30分後~
ククイ「ふぅー、メンテナンス終わりっと!」
サトシ「……博士!カティに変な事してたら許さないからな!」
ジンオウガ「グルァァ!!!」
ククイ「お、落ち着けサトシ!してないよ!」
カティ図鑑「お待たせしましたサトシ」ニャンニャン
サトシ「カティ!」
カティ図鑑「聞いてくださいサトシ!」キラキラ
サトシ「どうしたんだ?」
カティ図鑑「私、博士に新しい機能をつけてもらいました!」キラキラ
カティ図鑑の新しい機能
安価 近いレスの中
132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 21:11:52.98 ID:pVXPkEWl0
3分間別の生物に変身できる機能
137: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 21:52:07.83 ID:jBAnWI3mO
カティ図鑑「まずは変身機能です!見たことのあるものならば3分間どんな生物にも変身できます!」ドヤッ
サトシ「マジ!?見せて見せて!」ワクワク
カティ図鑑「では!」ハナポチ
ボンッ
サトシカティ「どうですか?」ニャンニャン
サトシ「うわーっ!俺じゃん!」
サトシ「ネコ耳隠せてねー!大きさも元とかわんねー!」
サトシカティ「そ、そうですか」ガクッ
サトシ「(可愛い)」
カティ図鑑「次はこのネコ耳を押すと目からビームがでます」
サトシ「押させてくれ!」
カティ図鑑「サトシ、これは危険です!小型ポケモン(ファンゴ等)くらいなら一撃で仕留められる程の威力ですから!」
サトシ「ま、マジか…」ゾクッ
カティ図鑑「次は着せ替え機能です!私自身を様々な服に着せ替え可能です!」エッヘン
サトシ「なぁ、カティ…水着に……」
カティ図鑑「目からビームの威力試しますか?」
サトシ「ゴメンナサイ」
ククイ「(前々から思ってたが、サトシってポケモン愛を拗らせて、ポケモンっぽい女の子がタイプなのかな?)」
サトシ「とにかくさー!すげーよカティ!」
カティ図鑑「そ、そうですか?///」テレッ
カティ図鑑「(これだけ機能があればミルシィにも負けていませんね!)」
サトシ「カティ!早速みんなに見せにいこうぜ!」
カティ図鑑「え?」
サトシ「へへっ!行くぜ!カティ、ジンオウガ!」グイッ
カティ図鑑「さ、サトシ!?」
ジンオウガ「ワォーーン」
サトシ「マジ!?見せて見せて!」ワクワク
カティ図鑑「では!」ハナポチ
ボンッ
サトシカティ「どうですか?」ニャンニャン
サトシ「うわーっ!俺じゃん!」
サトシ「ネコ耳隠せてねー!大きさも元とかわんねー!」
サトシカティ「そ、そうですか」ガクッ
サトシ「(可愛い)」
カティ図鑑「次はこのネコ耳を押すと目からビームがでます」
サトシ「押させてくれ!」
カティ図鑑「サトシ、これは危険です!小型ポケモン(ファンゴ等)くらいなら一撃で仕留められる程の威力ですから!」
サトシ「ま、マジか…」ゾクッ
カティ図鑑「次は着せ替え機能です!私自身を様々な服に着せ替え可能です!」エッヘン
サトシ「なぁ、カティ…水着に……」
カティ図鑑「目からビームの威力試しますか?」
サトシ「ゴメンナサイ」
ククイ「(前々から思ってたが、サトシってポケモン愛を拗らせて、ポケモンっぽい女の子がタイプなのかな?)」
サトシ「とにかくさー!すげーよカティ!」
カティ図鑑「そ、そうですか?///」テレッ
カティ図鑑「(これだけ機能があればミルシィにも負けていませんね!)」
サトシ「カティ!早速みんなに見せにいこうぜ!」
カティ図鑑「え?」
サトシ「へへっ!行くぜ!カティ、ジンオウガ!」グイッ
カティ図鑑「さ、サトシ!?」
ジンオウガ「ワォーーン」
138: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 21:56:52.19 ID:jBAnWI3mO
外
サトシ「へへへっ!」タッタッタ
カティ図鑑「サトシ!ちょっと速いです!」タッタッタ
サトシ「いやー!早くみんなに自慢したくてさー!」タッタッタ
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ドタドタ
カティ図鑑「もぅ」タッタッタ
カティ図鑑「!」タッタッタ
カティ図鑑「サトシ!前!」タッタッタ
サトシ「え?」クルッ
ドカッ
サトシ「いつつ……」
サトシ「ごめん大丈……」
園児♀「………………」
サトシ「あれ?きみ……」
園児♀「>>139」
サトシ「へへへっ!」タッタッタ
カティ図鑑「サトシ!ちょっと速いです!」タッタッタ
サトシ「いやー!早くみんなに自慢したくてさー!」タッタッタ
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ドタドタ
カティ図鑑「もぅ」タッタッタ
カティ図鑑「!」タッタッタ
カティ図鑑「サトシ!前!」タッタッタ
サトシ「え?」クルッ
ドカッ
サトシ「いつつ……」
サトシ「ごめん大丈……」
園児♀「………………」
サトシ「あれ?きみ……」
園児♀「>>139」
139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 21:59:53.15 ID:XRZjFXNGo
イワンコ蘇生のための生贄になれ!!
140: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 22:06:48.97 ID:jBAnWI3mO
園児♀「………おまえは…」
サトシ「えと……」
園児♀「ゆるさない…!イワンコ蘇生のためのいけにえになってよ!」グスッ
サトシ「あ、あの時のイワンコか?イワンコならポケモンセンターで……」
園児♀「うるさーい!」ポカポカ
サトシ「ちょ、いてっ」
ジンオウガ「クゥン」
園児♀「あと、あのときのパンツかえす!」ポイッ
サトシ「あっ」
カティ図鑑「………それ、私のパンツですよね?」
サトシ「………へへっ…」
カティ図鑑「へへっ!じゃないです!」
園児♀「イワンコかえせー!」ポカポカ
ジンオウガ「クゥーン」
サトシがこの状況を切り抜ける策
安価 近いレスの中
サトシ「えと……」
園児♀「ゆるさない…!イワンコ蘇生のためのいけにえになってよ!」グスッ
サトシ「あ、あの時のイワンコか?イワンコならポケモンセンターで……」
園児♀「うるさーい!」ポカポカ
サトシ「ちょ、いてっ」
ジンオウガ「クゥン」
園児♀「あと、あのときのパンツかえす!」ポイッ
サトシ「あっ」
カティ図鑑「………それ、私のパンツですよね?」
サトシ「………へへっ…」
カティ図鑑「へへっ!じゃないです!」
園児♀「イワンコかえせー!」ポカポカ
ジンオウガ「クゥーン」
サトシがこの状況を切り抜ける策
安価 近いレスの中
141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:11:46.39 ID:pVXPkEWl0
イワンコを連れてくる
143: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 22:19:29.18 ID:jBAnWI3mO
サトシ「ちょ、ちょっと待っててね?」
園児♀「ふぇ?」グスッ
カティ図鑑「サトシ!私のパンツ!」
~森の中~
イワンコ「ワン!」
サトシ「よっしゃー!イワンコ発見!」
サトシ「ジンオウガ!叩きつける!」
ジンオウガ「ワォン」グルン
ブンッ
イワンコ「!?」
ブチッ
サトシ「おーい!」タッタッタ
ジンオウガ「ワォーーン」ドスドス
カティ図鑑「サトシ!いったい何処に…」
サトシ「イワンコつれてきたぜー!」
園児♀「ふぇ?」
サトシ「ほらっ!」グイッ
イワンコ「」ダラーン
カティ図鑑「(既に虫の息……)」
園児♀「………………」
サトシ「今からポケモンセンターにつれてけば間に合うぜ!」グッ
園児♀「………ふ、ふんっ!」
園児♀「こ、これでゆるしたわけじゃないからっ!」プイッ
園児♀「いこっ!イワンコ♪」
イワンコ「」
ズルズル
サトシ「いやー、なんとかなってよかったなー?」フーッ
ジンオウガ「ワォーーン」
カティ図鑑「そうですね」
園児♀「ふぇ?」グスッ
カティ図鑑「サトシ!私のパンツ!」
~森の中~
イワンコ「ワン!」
サトシ「よっしゃー!イワンコ発見!」
サトシ「ジンオウガ!叩きつける!」
ジンオウガ「ワォン」グルン
ブンッ
イワンコ「!?」
ブチッ
サトシ「おーい!」タッタッタ
ジンオウガ「ワォーーン」ドスドス
カティ図鑑「サトシ!いったい何処に…」
サトシ「イワンコつれてきたぜー!」
園児♀「ふぇ?」
サトシ「ほらっ!」グイッ
イワンコ「」ダラーン
カティ図鑑「(既に虫の息……)」
園児♀「………………」
サトシ「今からポケモンセンターにつれてけば間に合うぜ!」グッ
園児♀「………ふ、ふんっ!」
園児♀「こ、これでゆるしたわけじゃないからっ!」プイッ
園児♀「いこっ!イワンコ♪」
イワンコ「」
ズルズル
サトシ「いやー、なんとかなってよかったなー?」フーッ
ジンオウガ「ワォーーン」
カティ図鑑「そうですね」
144: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 22:26:02.38 ID:jBAnWI3mO
サトシ「よし、それじゃあみんなの所に……」
カティ図鑑「サトシ、私のパンツ……」
ズゥン
グラグラ
サトシ、ジンオウガ、カティ図鑑「!?」
サトシ「な、なんだこの地響き!」
グラグラ
カティ図鑑「……まるでメレメレ島全体が揺れているような……」
サトシ「いったいどうなってんだ!?」
ジンオウガ「ワォン?」
グラグラ
カティ図鑑「……震源は向こうの方ですかね?」
カティ図鑑「今、私の千里眼機能で見てみます!」ビー
サトシ「頼んだぜ!カティ!」
カティ図鑑「………………」ビー
グラグラ
カティ図鑑「!?」
サトシ「ん?どうした?カティ?」
ジンオウガ「ワォン?」
カティ図鑑「ラ………」
サトシ「………ら?」
カティ図鑑「ラオシャンロン…」ガクガク
サトシ、ジンオウガ「?」
カティ図鑑「サトシ、私のパンツ……」
ズゥン
グラグラ
サトシ、ジンオウガ、カティ図鑑「!?」
サトシ「な、なんだこの地響き!」
グラグラ
カティ図鑑「……まるでメレメレ島全体が揺れているような……」
サトシ「いったいどうなってんだ!?」
ジンオウガ「ワォン?」
グラグラ
カティ図鑑「……震源は向こうの方ですかね?」
カティ図鑑「今、私の千里眼機能で見てみます!」ビー
サトシ「頼んだぜ!カティ!」
カティ図鑑「………………」ビー
グラグラ
カティ図鑑「!?」
サトシ「ん?どうした?カティ?」
ジンオウガ「ワォン?」
カティ図鑑「ラ………」
サトシ「………ら?」
カティ図鑑「ラオシャンロン…」ガクガク
サトシ、ジンオウガ「?」
145: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 22:40:17.33 ID:jBAnWI3mO
スクール跡地
マオ「ラオシャンロン!?」
カティ図鑑「はい、ラオシャンロンは別名"歩く霊峰"とも呼ばれる巨大な古龍ポケモン…」
カキ「古龍ポケモン!?」
リーリエ「そ、そういえば本で読んだ事があるような…」
リーリエ「確か…歩くだけで災害と呼ばれているとか…」
マーマネ「な、何でそんなにヤバいポケモンがメレメレ島に向かって……?」
カティ図鑑「……それはわかりません…」
カティ図鑑「(あのラオシャンロン…メレメレ島に向かっているというよりは、何かから逃げているような……)」
スイレン「ラオシャンロンは海を渡ってメレメレ島に向かってるの?」
カティ図鑑「いえ……最近メレメレ島付近で発見された旧時代の遺物の"砦"を通ってきています……」
リーリエ「あの砦を…」
カキ「だが…歩くだけでこの地響き…もしそんな奴がメレメレ島に上陸したら…」
カティ図鑑「……メレメレ島は終わりです…」
全員「!?」
マオ「そ、そんな…」ガタガタ
アママイコ「アマ…」ガタガタ
マーマネ「いやだ…」
スイレン「お父さん…お母さん…ホウ、スイ……」グスッ
サトシ「……………」
サトシ「みんなでラオシャンロンを止めよう」
スイレン「サトシ…」
サトシ「ラオシャンロンがメレメレ島にたどり着くまでにラオシャンロンをた倒そうぜ!」
サトシ「メレメレ島を守るんだ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
カティ図鑑「>>146」
マオ「ラオシャンロン!?」
カティ図鑑「はい、ラオシャンロンは別名"歩く霊峰"とも呼ばれる巨大な古龍ポケモン…」
カキ「古龍ポケモン!?」
リーリエ「そ、そういえば本で読んだ事があるような…」
リーリエ「確か…歩くだけで災害と呼ばれているとか…」
マーマネ「な、何でそんなにヤバいポケモンがメレメレ島に向かって……?」
カティ図鑑「……それはわかりません…」
カティ図鑑「(あのラオシャンロン…メレメレ島に向かっているというよりは、何かから逃げているような……)」
スイレン「ラオシャンロンは海を渡ってメレメレ島に向かってるの?」
カティ図鑑「いえ……最近メレメレ島付近で発見された旧時代の遺物の"砦"を通ってきています……」
リーリエ「あの砦を…」
カキ「だが…歩くだけでこの地響き…もしそんな奴がメレメレ島に上陸したら…」
カティ図鑑「……メレメレ島は終わりです…」
全員「!?」
マオ「そ、そんな…」ガタガタ
アママイコ「アマ…」ガタガタ
マーマネ「いやだ…」
スイレン「お父さん…お母さん…ホウ、スイ……」グスッ
サトシ「……………」
サトシ「みんなでラオシャンロンを止めよう」
スイレン「サトシ…」
サトシ「ラオシャンロンがメレメレ島にたどり着くまでにラオシャンロンをた倒そうぜ!」
サトシ「メレメレ島を守るんだ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
カティ図鑑「>>146」
146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:43:05.02 ID:pVXPkEWl0
頑張ってください
147: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 22:56:22.66 ID:jBAnWI3mO
カティ図鑑「(サトシ…言い出したら止めても聞かないですよね?)」クスッ
カティ図鑑「頑張ってください!私も手伝います!」
サトシ「カティ!」
カキ「当然俺も一緒に戦うぞ!」
スイレン「サトシ!私、サトシ一緒なら怖くない!」
サトシ「カキ!スイレン!」
リーリエ「論理的結論から言いますと、戦うしか道は無いですね?」
マーマネ「ぼ、僕達がメレメレ島を守るんだ!」
サトシ「リーリエ…マーマネ…」
マオ「……私は……」
アママイコ「アマ…」
カティ図鑑「マオ、ラオシャンロンは今までのポケモンとは格が違います」
カティ図鑑「戦う事事態が無謀そのものなんです」
カティ図鑑「無理はしなくていいですよ?」
マオ「…………………」
アママイコ「アマ…」
砦
サトシ「へへっ……」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
スイレン「ここにラオシャンロンが…」
タマミツネ「キシャー」
カキ「ホシ…兄ちゃんとグラビモスはラオシャンロンを必ず止める!」
グラビモス「ヴォウヴォウ」
マーマネ「うぅ……」ガクガク
リーリエ「マーマネ、怖いのですか?」
マーマネ「む、武者震いだよ!」
リーリエ「ふふっ、そうですか?」クスッ
リーリエ「安心してください、私も隣にいますから」ニコッ
マーマネ「リーリエ…」
ラージャン「ウホッ!!!」
ウカムルバス「グオーオ!!!!」
カティ図鑑「サトシ」ヒューイ
サトシ「!」
カティ図鑑「ラオシャンロンとの戦いの前にこれを渡しておきます」
カティ図鑑がアマキツネの素材で作ったもの
安価 近いレスの中
カティ図鑑「頑張ってください!私も手伝います!」
サトシ「カティ!」
カキ「当然俺も一緒に戦うぞ!」
スイレン「サトシ!私、サトシ一緒なら怖くない!」
サトシ「カキ!スイレン!」
リーリエ「論理的結論から言いますと、戦うしか道は無いですね?」
マーマネ「ぼ、僕達がメレメレ島を守るんだ!」
サトシ「リーリエ…マーマネ…」
マオ「……私は……」
アママイコ「アマ…」
カティ図鑑「マオ、ラオシャンロンは今までのポケモンとは格が違います」
カティ図鑑「戦う事事態が無謀そのものなんです」
カティ図鑑「無理はしなくていいですよ?」
マオ「…………………」
アママイコ「アマ…」
砦
サトシ「へへっ……」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
スイレン「ここにラオシャンロンが…」
タマミツネ「キシャー」
カキ「ホシ…兄ちゃんとグラビモスはラオシャンロンを必ず止める!」
グラビモス「ヴォウヴォウ」
マーマネ「うぅ……」ガクガク
リーリエ「マーマネ、怖いのですか?」
マーマネ「む、武者震いだよ!」
リーリエ「ふふっ、そうですか?」クスッ
リーリエ「安心してください、私も隣にいますから」ニコッ
マーマネ「リーリエ…」
ラージャン「ウホッ!!!」
ウカムルバス「グオーオ!!!!」
カティ図鑑「サトシ」ヒューイ
サトシ「!」
カティ図鑑「ラオシャンロンとの戦いの前にこれを渡しておきます」
カティ図鑑がアマキツネの素材で作ったもの
安価 近いレスの中
148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:57:43.30 ID:P8X2Tn+Fo
自分のパンツ
150: ◆vmUr2bweO6 2017/07/27(木) 23:14:03.80 ID:jBAnWI3mO
サトシ「カティ…それは…」
カティ図鑑「アマキツネの毛皮は暖かいと聞いたので私のパンツをつくりました!」
カティ図鑑「サトシはパンツが好きみたいなので…気休めですがお守りにと…」
サトシ「は、履いたのかカティ!」
カティ図鑑「まだ未使用ですが?」
サトシ「そっか…」ガクッ
スイレン「さ、サトシ!」
サトシ「?」
スイレン「これ、私のスク水!ちゃんと使用済みだよ!」ビチャー
サトシ「いや、いらないよ」
スイレン「」ガーン
カキ「緊張感ないなお前ら」
ズゥン
全員「!」
カティ図鑑「………来ます…」
サトシ「……あれがラオシャンロンか…」
サトシ「でけー…」ゴクリ
ジンオウガ「ワォーーン…」ジリッ
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!」
メキメキ
グラグラ
リーリエ「ほ、咆哮で大地が!」
マーマネ「あ、あんなの止められるの!?」
スイレン「止めるしかない!」
カキ「大タル爆弾Gセット完了だ!」
カティ図鑑「着火します!スイレン!スイッチを!」
スイレン「なぜ私」ネコミミポチッ
カティ図鑑「ぁん///」
カティ図鑑「目からビーム!!」
ビー
ドッカーン!!!
カティ図鑑「アマキツネの毛皮は暖かいと聞いたので私のパンツをつくりました!」
カティ図鑑「サトシはパンツが好きみたいなので…気休めですがお守りにと…」
サトシ「は、履いたのかカティ!」
カティ図鑑「まだ未使用ですが?」
サトシ「そっか…」ガクッ
スイレン「さ、サトシ!」
サトシ「?」
スイレン「これ、私のスク水!ちゃんと使用済みだよ!」ビチャー
サトシ「いや、いらないよ」
スイレン「」ガーン
カキ「緊張感ないなお前ら」
ズゥン
全員「!」
カティ図鑑「………来ます…」
サトシ「……あれがラオシャンロンか…」
サトシ「でけー…」ゴクリ
ジンオウガ「ワォーーン…」ジリッ
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!」
メキメキ
グラグラ
リーリエ「ほ、咆哮で大地が!」
マーマネ「あ、あんなの止められるの!?」
スイレン「止めるしかない!」
カキ「大タル爆弾Gセット完了だ!」
カティ図鑑「着火します!スイレン!スイッチを!」
スイレン「なぜ私」ネコミミポチッ
カティ図鑑「ぁん///」
カティ図鑑「目からビーム!!」
ビー
ドッカーン!!!
151: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 00:01:48.43 ID:HJzrNLNUO
マーマネ「かなりの大爆発だったね…」
カキ「す、少しは効いたか?」
モクモクモク
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」
メキメキメキ
スイレン「き、効いてない…」
リーリエ「それどころか…かえって怒らせてしまったみたいですね…」
サトシ「………へへっ、やるしかないか…」
カティ図鑑「サトシ…」
サトシ「いくぜ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
マオの家
グラグラ
マオ「……………」
マオパパ「今日は一段と地震がすごいなぁ…」
マオ「そう…だね……」
グラグラ
マオ「(今頃みんなラオシャンロンと戦ってるのかな…?)」
マオ「………………」
マオ「どうせ私達が行っても踏み潰されて終わりだよ…」ボソッ
マオ「さ、料理の練習でもしよっか?アママイコ」
アママイコ「>>152」
カキ「す、少しは効いたか?」
モクモクモク
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」
メキメキメキ
スイレン「き、効いてない…」
リーリエ「それどころか…かえって怒らせてしまったみたいですね…」
サトシ「………へへっ、やるしかないか…」
カティ図鑑「サトシ…」
サトシ「いくぜ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
マオの家
グラグラ
マオ「……………」
マオパパ「今日は一段と地震がすごいなぁ…」
マオ「そう…だね……」
グラグラ
マオ「(今頃みんなラオシャンロンと戦ってるのかな…?)」
マオ「………………」
マオ「どうせ私達が行っても踏み潰されて終わりだよ…」ボソッ
マオ「さ、料理の練習でもしよっか?アママイコ」
アママイコ「>>152」
153: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 00:15:11.87 ID:HJzrNLNUO
アママイコ「アマアマ」ウンウン
マオ「ははっ?やっぱアママイコもそう思う?」
アママイコ「アマー」
マオ「よーし、じゃあ早速新作の開発だー!」オー
アママイコ「アマー!!」オー
グラグラ
砦
カキ「グラビモス!火炎放射!」
グラビモス「ヴォウ!!!」ビー
マーマネ「ラージャン!チャージビーム!」
ラージャン「ウホッ!!!」ビー
ドカーン
ラオシャンロン「……………………」
カキ「おいおいあれで無傷か?」
マーマネ「ひぇー…」ブルブル
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」ブンッ
メキメキメキ
ゴロゴロゴロ
マーマネ「う、うわっ!岩雪崩だ!」
カキ「くそっ!避けられ……」
リーリエ「シロン!」
ウカムルバス「グガガガ!!!」バッ
ドカドカドカ
ウカムルバス「グウウ……」
リーリエ「大丈夫ですか!」
カキ「た、助かった……」
マーマネ「ありがとうリーリエ…」
サトシ「ジンオウガ!ボルテッカーだ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」ダダダダ
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」ブンッ
ジンオウガ「!?」
サトシ「いっ!」
ドカーン
ジンオウガ「キャイン!!!」ドッ
サトシ「ジンオウガー!」
マオ「ははっ?やっぱアママイコもそう思う?」
アママイコ「アマー」
マオ「よーし、じゃあ早速新作の開発だー!」オー
アママイコ「アマー!!」オー
グラグラ
砦
カキ「グラビモス!火炎放射!」
グラビモス「ヴォウ!!!」ビー
マーマネ「ラージャン!チャージビーム!」
ラージャン「ウホッ!!!」ビー
ドカーン
ラオシャンロン「……………………」
カキ「おいおいあれで無傷か?」
マーマネ「ひぇー…」ブルブル
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」ブンッ
メキメキメキ
ゴロゴロゴロ
マーマネ「う、うわっ!岩雪崩だ!」
カキ「くそっ!避けられ……」
リーリエ「シロン!」
ウカムルバス「グガガガ!!!」バッ
ドカドカドカ
ウカムルバス「グウウ……」
リーリエ「大丈夫ですか!」
カキ「た、助かった……」
マーマネ「ありがとうリーリエ…」
サトシ「ジンオウガ!ボルテッカーだ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」ダダダダ
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」ブンッ
ジンオウガ「!?」
サトシ「いっ!」
ドカーン
ジンオウガ「キャイン!!!」ドッ
サトシ「ジンオウガー!」
154: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 00:23:45.23 ID:HJzrNLNUO
スイレン「サトシ!今助け……」
ラオシャンロン「グオオオオオオ」
スイレン「!」
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」ドスン
メキメキメキ
スイレン「地割れ!?」
スイレン「キャアアアー!」ストーン
サトシ「スイレン!」
サトシ「くそっ!行くぞジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ダッ
シュンッ
スイレン「ぁあ………」ヒューン
スイレン「(私、しぬのかな……)」
スイレーン
スイレン「!」
サトシ「捕まれ!スイレン!」バッ
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
スイレン「サトシ…」グスッ
ギュッ
サトシ「大丈夫か?」
スイレン「うん!」ギュッ
サトシ「よし!上まで一気に……」
ドスン
ガラガラガラ
サトシ「!」
サトシ「(岩が……こうなったらスイレンだけでも…)」
サトシ「ジンオウガ!」
ジンオウガ「……………」コク
スイレン「サトシ?」
ジンオウガ「………」ムンズ
スイレン「!」
ブンッ
ポーン
スイレン「うぁっ!」
ドサッ
スイレン「うっ…」
ガラガラガラ
スイレン「!」
サトシ「……へへっ」
ジンオウガ「……………」
ガラガラガラ
スイレン「サトシー!」
ラオシャンロン「グオオオオオオ」
スイレン「!」
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」ドスン
メキメキメキ
スイレン「地割れ!?」
スイレン「キャアアアー!」ストーン
サトシ「スイレン!」
サトシ「くそっ!行くぞジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ダッ
シュンッ
スイレン「ぁあ………」ヒューン
スイレン「(私、しぬのかな……)」
スイレーン
スイレン「!」
サトシ「捕まれ!スイレン!」バッ
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
スイレン「サトシ…」グスッ
ギュッ
サトシ「大丈夫か?」
スイレン「うん!」ギュッ
サトシ「よし!上まで一気に……」
ドスン
ガラガラガラ
サトシ「!」
サトシ「(岩が……こうなったらスイレンだけでも…)」
サトシ「ジンオウガ!」
ジンオウガ「……………」コク
スイレン「サトシ?」
ジンオウガ「………」ムンズ
スイレン「!」
ブンッ
ポーン
スイレン「うぁっ!」
ドサッ
スイレン「うっ…」
ガラガラガラ
スイレン「!」
サトシ「……へへっ」
ジンオウガ「……………」
ガラガラガラ
スイレン「サトシー!」
155: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 00:27:14.35 ID:HJzrNLNUO
カティ図鑑「どうしたんですかスイレン!」
スイレン「カティ!」
スイレン「サトシが…私を助けて地割れに…」グスッ
カティ図鑑「な!?」
スイレン「うぅ…サトシ…」グスッ
カティ図鑑「…………」
カティ図鑑「私に任せください!スイレン!」
スイレン「……え?」
カティ図鑑「こんな時こそ変身機能を!」
>>156 カティ図鑑が変身したポケモン
スイレン「カティ!」
スイレン「サトシが…私を助けて地割れに…」グスッ
カティ図鑑「な!?」
スイレン「うぅ…サトシ…」グスッ
カティ図鑑「…………」
カティ図鑑「私に任せください!スイレン!」
スイレン「……え?」
カティ図鑑「こんな時こそ変身機能を!」
>>156 カティ図鑑が変身したポケモン
156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 00:34:39.30 ID:MRGkf3UYo
ホウオウ
157: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 00:54:42.00 ID:HJzrNLNUO
「……………」バサッ
スイレン「カティ…その姿…」
スイレン「虹色の羽を持つ伝説のポケモン…」
スイレン「ホウオウ…!」ゴクリ
ホウオウカティ「クエー!」バサッ
スイレン「ネコ耳があってカティサイズだけど…」
ホウオウカティ「大丈夫です!能力はホウオウと変わりません!」
ホウオウカティ「サトシは私に任せてください!」バサッ
スイレン「………でも…」
ドスン
ホウオウカティ「………スイレンはみなさんと一緒にラオシャンロンをお願いします!」
スイレン「………カティ…」
スイレン「…うん!わかった!」
スイレン「いくよ!タマミツネ!」
タマミツネ「キシャー!!!」
カティ図鑑「今行きますよ!サトシ!」ヒューン
???
サトシ「いつつ…俺確か地割れに落ちて……」
サトシ「………ここ、どこだ……?」
ジンオウガ「ワォン?」
ガラッ
サトシ、ジンオウガ「!」
サトシ「誰かいるのか………」
サトシ「!?」
ミラボレアス「…………………」
オオオ
サトシ「な、なんだあのポケモン…」ゾクッ
ミラボレアス「…………………」
サトシ「め、目があっただけで震えが止まらない……」ガクガク
ジンオウガ「グゥゥ……」ガクガク
ミラボレアス「………………」
ミラボレアス「グオーオーオーオ!!!!」
メキメキメキ
スイレン「カティ…その姿…」
スイレン「虹色の羽を持つ伝説のポケモン…」
スイレン「ホウオウ…!」ゴクリ
ホウオウカティ「クエー!」バサッ
スイレン「ネコ耳があってカティサイズだけど…」
ホウオウカティ「大丈夫です!能力はホウオウと変わりません!」
ホウオウカティ「サトシは私に任せてください!」バサッ
スイレン「………でも…」
ドスン
ホウオウカティ「………スイレンはみなさんと一緒にラオシャンロンをお願いします!」
スイレン「………カティ…」
スイレン「…うん!わかった!」
スイレン「いくよ!タマミツネ!」
タマミツネ「キシャー!!!」
カティ図鑑「今行きますよ!サトシ!」ヒューン
???
サトシ「いつつ…俺確か地割れに落ちて……」
サトシ「………ここ、どこだ……?」
ジンオウガ「ワォン?」
ガラッ
サトシ、ジンオウガ「!」
サトシ「誰かいるのか………」
サトシ「!?」
ミラボレアス「…………………」
オオオ
サトシ「な、なんだあのポケモン…」ゾクッ
ミラボレアス「…………………」
サトシ「め、目があっただけで震えが止まらない……」ガクガク
ジンオウガ「グゥゥ……」ガクガク
ミラボレアス「………………」
ミラボレアス「グオーオーオーオ!!!!」
メキメキメキ
159: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 09:19:27.68 ID:phUpn/1A0
ホウオウカティ「サトシー!」ヒューン
サトシ「カティ…」
ホウオウカティ「無事だったんですねサトシ!よかっ…」
サトシ「…………」ガタガタ
ホウオウカティ「サトシ……?」チラッ
ミラボレアス「グルル」
ホウオウカティ「!?」
ホウオウカティ「み、ミラボレアス…」タラー
サトシ「ミラボレアス……?」
ホウオウカティ「…………伝説の黒龍と称される謎のポケモンです……」
ホウオウカティ「……一説にはドラゴンポケモンの祖先とも呼ばれています…」
サトシ「ドラゴンポケモンの祖先…?」
ホウオウカティ「……そうか…ラオシャンロンがメレメレ島に向かっているのはミラボレアスから逃げ回っていた為に…」
ホウオウカティ「……サトシ…相手が悪すぎます…ここは逃げ……」
ミラボレアス「……………」ギロ
サトシ「!」
ミラボレアス「ヴォウ!!!」
ボンッ
ホウオウカティ「火炎弾!?」
サトシ「くそっ!ジンオウガ!エレキボール!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ブンッ
バリバリ
ホウオウカティ「聖なる炎!」ボボボ
ドカーン!!!
サトシ「カティ…」
ホウオウカティ「無事だったんですねサトシ!よかっ…」
サトシ「…………」ガタガタ
ホウオウカティ「サトシ……?」チラッ
ミラボレアス「グルル」
ホウオウカティ「!?」
ホウオウカティ「み、ミラボレアス…」タラー
サトシ「ミラボレアス……?」
ホウオウカティ「…………伝説の黒龍と称される謎のポケモンです……」
ホウオウカティ「……一説にはドラゴンポケモンの祖先とも呼ばれています…」
サトシ「ドラゴンポケモンの祖先…?」
ホウオウカティ「……そうか…ラオシャンロンがメレメレ島に向かっているのはミラボレアスから逃げ回っていた為に…」
ホウオウカティ「……サトシ…相手が悪すぎます…ここは逃げ……」
ミラボレアス「……………」ギロ
サトシ「!」
ミラボレアス「ヴォウ!!!」
ボンッ
ホウオウカティ「火炎弾!?」
サトシ「くそっ!ジンオウガ!エレキボール!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ブンッ
バリバリ
ホウオウカティ「聖なる炎!」ボボボ
ドカーン!!!
162: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 11:51:07.73 ID:phUpn/1A0
シュウウ
ホウオウカティ「相殺……」
ミラボレアス「……………」
ブンッ
サトシ「尻尾!?」
カティ図鑑「うぅ…変身が……」シュウウ
サトシ「カティ!」ダッ
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ダッ
「マガラちゃん!シャドーボール!」
ミラボレアス「!」
ドカーン
カティ図鑑「うぅ…」ヨロッ
アセロラ「大丈夫!サトシ!ネコ嬢ちゃん!」
ゴアマガラ「オオオ」
サトシ「アセロラ!?なんでここに!」
アセロラ「話は後だよ!サトシ!」スタッ
アセロラ「ミラボレアスか…」チラッ
ミラボレアス「………………」
アセロラ「……二人であいつやっつけちゃおうよ!」
サトシ「…へへっ」
ジンオウガ「グルル!!!」
ゴアマガラ「オオオ!!!」
砦
ラオシャンロン「…………………」
ドスン ドスン
ウカムルバス「……………………」ドサッ
カキ「シロン…ラオシャンロンの攻撃からみんなをかばって……」
リーリエ「シロン……」
ラージャン「」
グラビモス「」
タマミツネ「」
スイレン「………みんなやられちゃっ…た……」
マーマネ「このままじゃあラオシャンロンがメレメレ島に…」
リーリエ「………ごめんなさい…みなさん…」
「あきらめるのはまだ早いよ!」
全員「!」
ホウオウカティ「相殺……」
ミラボレアス「……………」
ブンッ
サトシ「尻尾!?」
カティ図鑑「うぅ…変身が……」シュウウ
サトシ「カティ!」ダッ
ジンオウガ「ワォーーン!!!」ダッ
「マガラちゃん!シャドーボール!」
ミラボレアス「!」
ドカーン
カティ図鑑「うぅ…」ヨロッ
アセロラ「大丈夫!サトシ!ネコ嬢ちゃん!」
ゴアマガラ「オオオ」
サトシ「アセロラ!?なんでここに!」
アセロラ「話は後だよ!サトシ!」スタッ
アセロラ「ミラボレアスか…」チラッ
ミラボレアス「………………」
アセロラ「……二人であいつやっつけちゃおうよ!」
サトシ「…へへっ」
ジンオウガ「グルル!!!」
ゴアマガラ「オオオ!!!」
砦
ラオシャンロン「…………………」
ドスン ドスン
ウカムルバス「……………………」ドサッ
カキ「シロン…ラオシャンロンの攻撃からみんなをかばって……」
リーリエ「シロン……」
ラージャン「」
グラビモス「」
タマミツネ「」
スイレン「………みんなやられちゃっ…た……」
マーマネ「このままじゃあラオシャンロンがメレメレ島に…」
リーリエ「………ごめんなさい…みなさん…」
「あきらめるのはまだ早いよ!」
全員「!」
164: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 11:59:19.33 ID:phUpn/1A0
カキ「お前…」
スイレン「マオちゃん!?」
マオ「………………」
アママイコ「アマー!!」
リーリエ「マオ…何故ここに!?」
ラオシャンロン「……………」
マオ「あいつがラオシャンロン…こわぁ…」
アママイコ「アマー」ガクガク
マオ「アママイコ!マジカルリーフ!」
アママイコ「アマー!!」シュパシュパ
ラオシャンロン「?」キンキン
マオ「はは…やっぱ効かないかぁ…」
ラオシャンロン「グオーオーオーオ!!!!」ギロッ
マオ「………いいよ…ラオシャンロン!こっちだ!」ダッ
アママイコ「アマー!!」ダッ
リーリエ「マオ!なにを!」
ラオシャンロン「グオーオーオーオ」ドスドス
マオ「(あれからこの砦の事を調べたんだ!)」タッタッタ
マオ「(この砦は昔……古龍ポケモンの襲撃に備えてある"防備"がされていた…)」タッタッタ
アママイコ「アマー!!」オシリペンペン
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」ドスドス
マオ「(………きっとこの先にあるハズなんだ)」タッタッタ
マオ「(古龍ポケモン撃退用のアレが!)」タッタッタ
スイレン「マオちゃん!?」
マオ「………………」
アママイコ「アマー!!」
リーリエ「マオ…何故ここに!?」
ラオシャンロン「……………」
マオ「あいつがラオシャンロン…こわぁ…」
アママイコ「アマー」ガクガク
マオ「アママイコ!マジカルリーフ!」
アママイコ「アマー!!」シュパシュパ
ラオシャンロン「?」キンキン
マオ「はは…やっぱ効かないかぁ…」
ラオシャンロン「グオーオーオーオ!!!!」ギロッ
マオ「………いいよ…ラオシャンロン!こっちだ!」ダッ
アママイコ「アマー!!」ダッ
リーリエ「マオ!なにを!」
ラオシャンロン「グオーオーオーオ」ドスドス
マオ「(あれからこの砦の事を調べたんだ!)」タッタッタ
マオ「(この砦は昔……古龍ポケモンの襲撃に備えてある"防備"がされていた…)」タッタッタ
アママイコ「アマー!!」オシリペンペン
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」ドスドス
マオ「(………きっとこの先にあるハズなんだ)」タッタッタ
マオ「(古龍ポケモン撃退用のアレが!)」タッタッタ
165: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 12:15:23.43 ID:phUpn/1A0
???
極限ジンオウガ「グオ………」ドサッ
ゴアマガラ「オオオ…」ヨロッ
サトシ「ジンオウガー!」
アセロラ「そんな…極限状態のジンオウガやゴアマガラが相手にならないなんて……」
ミラボレアス「………………」
ボンッ
アセロラ「!」
サトシ「火炎弾か!」
ドカーン!!!
サトシ「うぁ……」ドサッ
アセロラ「うぅ……」ズサー
カティ図鑑「サトシ!アセロラ!」
ミラボレアス「………………」ドスドス
カティ図鑑「……………」
カティ図鑑「サトシ、アセロラ……私が時間を稼ぎます!」
カティ図鑑「その間に逃げてください!」
アセロラ「ふぁ!?」
サトシ「な、何言ってるんだよカティ!」
ミラボレアス「………………」ドスドス
カティ図鑑「ミラボレアスが来ます!早く!」
カティ図鑑が変身したポケモン
ホウオウ以外の禁伝 安価下
極限ジンオウガ「グオ………」ドサッ
ゴアマガラ「オオオ…」ヨロッ
サトシ「ジンオウガー!」
アセロラ「そんな…極限状態のジンオウガやゴアマガラが相手にならないなんて……」
ミラボレアス「………………」
ボンッ
アセロラ「!」
サトシ「火炎弾か!」
ドカーン!!!
サトシ「うぁ……」ドサッ
アセロラ「うぅ……」ズサー
カティ図鑑「サトシ!アセロラ!」
ミラボレアス「………………」ドスドス
カティ図鑑「……………」
カティ図鑑「サトシ、アセロラ……私が時間を稼ぎます!」
カティ図鑑「その間に逃げてください!」
アセロラ「ふぁ!?」
サトシ「な、何言ってるんだよカティ!」
ミラボレアス「………………」ドスドス
カティ図鑑「ミラボレアスが来ます!早く!」
カティ図鑑が変身したポケモン
ホウオウ以外の禁伝 安価下
167: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 12:23:25.72 ID:phUpn/1A0
幻じゃなくて伝説級で
再安価下
再安価下
168: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 12:39:42.47 ID:qATnuAmm0
デオキシス(ディフェンス)
173: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 15:15:38.35 ID:phUpn/1A0
カティ図鑑「変身!」ハナポチ
ドロン
カティキシスDF「さぁ!きなさいミラボレアス!」
アセロラ「ふぁ…ネコ嬢ちゃんの姿がデオキシスに……」
アセロラ「ネコ耳とサイズはそのままだけど」
カティキシスDF「今の私は3分間だけですがデオキシスです!」
ミラボレアス「ゴオオ!!!」ボンッ
サトシ「カティ!火炎弾だ!気をつけろ!」
カティキシスDF「ふんっ!」
ドーン
ミラボレアス「!?」
サトシ「す、すげー!ミラボレアスの火炎弾を防いだ!」
アセロラ「すごいよネコ嬢ちゃん!」
カティキシスDF「今私はディフェンスフォルムに+してガード性能+2…私に防げないものはありません!」キッ
カティキシス「サトシ!アセロラ!私がミラボレアスを押さえてる内に早く逃げてください!」
アセロラ「ふぁ…」
サトシ「で、でも…」
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!!」
ピリピリピリ
ドロン
カティキシスDF「さぁ!きなさいミラボレアス!」
アセロラ「ふぁ…ネコ嬢ちゃんの姿がデオキシスに……」
アセロラ「ネコ耳とサイズはそのままだけど」
カティキシスDF「今の私は3分間だけですがデオキシスです!」
ミラボレアス「ゴオオ!!!」ボンッ
サトシ「カティ!火炎弾だ!気をつけろ!」
カティキシスDF「ふんっ!」
ドーン
ミラボレアス「!?」
サトシ「す、すげー!ミラボレアスの火炎弾を防いだ!」
アセロラ「すごいよネコ嬢ちゃん!」
カティキシスDF「今私はディフェンスフォルムに+してガード性能+2…私に防げないものはありません!」キッ
カティキシス「サトシ!アセロラ!私がミラボレアスを押さえてる内に早く逃げてください!」
アセロラ「ふぁ…」
サトシ「で、でも…」
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!!」
ピリピリピリ
174: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 15:25:18.08 ID:phUpn/1A0
砦
マオ「ハァハァ…」タッタッタ
アママイコ「アマ…」タッタッタ
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」
ドスン ドスン
リーリエ「ま、マオはいったい何処に向かって……」
マオ「!」
マオ「あ、あった……ここを登れば…」
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」
ブンッ
マオ「………え?」
アママイコ「アマ…」
リーリエ「マオー!」
グラビモス「ヴォウ!!!」バッ
ラージャン「ウホー!!!」バッ
ラオシャンロン「!」
ドカーン!!!
グラビモス「ヴォウ…」ヨロッ
ラージャン「ウホー…」ヨロッ
マオ「グラビモス…ラージャン…私達をかばって……」
カキ「構わずいけー!マオ!」
マオ「カキ…」
マーマネ「マオが何を狙ってるのかはわからないけど、ラオシャンロンは僕達が抑える!」
マーマネ「だから行って!」
マオ「マーマネ…」
スイレン「タマミツネ!跳び跳ねる!」
タマミツネ「キシャー!!」ピョーン
パシン
ラオシャンロン「…………グルアアア!!!」ブンッ
タマミツネ「キシャッ」ドカッ
スイレン「キャッ」
マオ「スイレン!」
スイレン「……大丈夫!」ヨロッ
スイレン「行って!」
マオ「みんな……」グスッ
マオ「……………」ゴシゴシ
マオ「いくよ!アママイコ!」ヨジッ
アママイコ「アマー!!ヨジッ」
マオ「ハァハァ…」タッタッタ
アママイコ「アマ…」タッタッタ
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」
ドスン ドスン
リーリエ「ま、マオはいったい何処に向かって……」
マオ「!」
マオ「あ、あった……ここを登れば…」
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」
ブンッ
マオ「………え?」
アママイコ「アマ…」
リーリエ「マオー!」
グラビモス「ヴォウ!!!」バッ
ラージャン「ウホー!!!」バッ
ラオシャンロン「!」
ドカーン!!!
グラビモス「ヴォウ…」ヨロッ
ラージャン「ウホー…」ヨロッ
マオ「グラビモス…ラージャン…私達をかばって……」
カキ「構わずいけー!マオ!」
マオ「カキ…」
マーマネ「マオが何を狙ってるのかはわからないけど、ラオシャンロンは僕達が抑える!」
マーマネ「だから行って!」
マオ「マーマネ…」
スイレン「タマミツネ!跳び跳ねる!」
タマミツネ「キシャー!!」ピョーン
パシン
ラオシャンロン「…………グルアアア!!!」ブンッ
タマミツネ「キシャッ」ドカッ
スイレン「キャッ」
マオ「スイレン!」
スイレン「……大丈夫!」ヨロッ
スイレン「行って!」
マオ「みんな……」グスッ
マオ「……………」ゴシゴシ
マオ「いくよ!アママイコ!」ヨジッ
アママイコ「アマー!!ヨジッ」
175: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 15:33:23.55 ID:phUpn/1A0
マオ「……あと少し…」ヨジヨジ
アママイコ「アマ…」ヨジヨジ
ガラガラ
マオ「岩が……!」
アママイコ「アマー!!」バキッ
マオ「ありがとうアママイコ」
アママイコ「アマー」
ドサッ
カキ「うあっ」
マーマネ「うぅ……」
リーリエ「………抑えきれない…」
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」
ドッ
マーマネ「………ラオシャンロンが立ち上がった……」
スイレン「マオちゃん…」
マオ「ハァハァ……」
アママイコ「アマー」
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」
メキメキメキ
マオ「……な、なによ!立ち上がったって全然怖くないよ!」
ラオシャンロン「グオオオオオオ」ドスドス
マオ「…そうだ…もっとこっちに!」
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!」ドスドス
マオ「(……さっきは逃げちゃってごめんねみんな……)」
マオ「………メレメレ島を守るんだ!」
ラオシャンロン「グオオオオオオ」ブンッ
リーリエ「マオー!」
マオ「………私はもう逃げない……!」
マオ「くらえー!ラオシャンロン!」ブンッ
カーン
アママイコ「アマ…」ヨジヨジ
ガラガラ
マオ「岩が……!」
アママイコ「アマー!!」バキッ
マオ「ありがとうアママイコ」
アママイコ「アマー」
ドサッ
カキ「うあっ」
マーマネ「うぅ……」
リーリエ「………抑えきれない…」
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」
ドッ
マーマネ「………ラオシャンロンが立ち上がった……」
スイレン「マオちゃん…」
マオ「ハァハァ……」
アママイコ「アマー」
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!!」
メキメキメキ
マオ「……な、なによ!立ち上がったって全然怖くないよ!」
ラオシャンロン「グオオオオオオ」ドスドス
マオ「…そうだ…もっとこっちに!」
ラオシャンロン「グオオオオオオ!!!」ドスドス
マオ「(……さっきは逃げちゃってごめんねみんな……)」
マオ「………メレメレ島を守るんだ!」
ラオシャンロン「グオオオオオオ」ブンッ
リーリエ「マオー!」
マオ「………私はもう逃げない……!」
マオ「くらえー!ラオシャンロン!」ブンッ
カーン
176: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 15:41:18.33 ID:phUpn/1A0
???
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」ブンッ
サトシ「ドラゴンクローだ!カティ!」
カティキシスDF「うぅぅ……」ミシミシ
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」
パリン
カティキシスDF「キャアッ」ドサッ
シュウウ
カティ図鑑「うぅぅ……」
サトシ「カティ!」ダッ
カティ図鑑「サト…シ……」ボロッ
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」
アセロラ「マガラちゃん!」
ゴアマガラ「オオオ!!!!」ドッ
ミラボレアス「!」
サトシ「おい、しっかりしろカティ!」
カティ図鑑「サトシ…」
カティ図鑑「早く…逃げ…て…」
サトシ「いやだよ!カティを置いて逃げるなんて…」
カティ図鑑「サトシ…」
カティ「あなたはポケモンマスターになるんでしょ……?」
サトシ「……カティ…」
カティ図鑑「サトシ…」
カティ図鑑「>>安価」
安価 近いレスの中
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」ブンッ
サトシ「ドラゴンクローだ!カティ!」
カティキシスDF「うぅぅ……」ミシミシ
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」
パリン
カティキシスDF「キャアッ」ドサッ
シュウウ
カティ図鑑「うぅぅ……」
サトシ「カティ!」ダッ
カティ図鑑「サト…シ……」ボロッ
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」
アセロラ「マガラちゃん!」
ゴアマガラ「オオオ!!!!」ドッ
ミラボレアス「!」
サトシ「おい、しっかりしろカティ!」
カティ図鑑「サトシ…」
カティ図鑑「早く…逃げ…て…」
サトシ「いやだよ!カティを置いて逃げるなんて…」
カティ図鑑「サトシ…」
カティ「あなたはポケモンマスターになるんでしょ……?」
サトシ「……カティ…」
カティ図鑑「サトシ…」
カティ図鑑「>>安価」
安価 近いレスの中
177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 15:57:11.07 ID:EW3JwKSNo
ピカチュウに変身しとくんで
179: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 18:34:43.29 ID:HJzrNLNUO
カティ図鑑「……………」ハナポチ
ドロン
サトシ「!」
カティチュウ「…………」
サトシ「な、なんだよカティその姿…」
サトシ「ピカチュウ…?」
カティチュウ「サトシが……いつかピカチュウが欲しいって言ってたから…」
サトシ「何言ってるんだよカティ!そんなお別れみたいな事言うなよ!」
サトシ「ま、まだ奥の手が残ってるんだ!だから……」
カティチュウ「サトシ…」
カティチュウ「ポケモンマスターに……なって……」
カティ図鑑「」ガクッ
サトシ「カティ……」ギュッ
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」
ズバッ
ゴアマガラ「オオオ!!」
アセロラ「マガラちゃん!」
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!!」
ピリピリピリ
サトシ「アセロラ…ゴアマガラ…」
サトシ「……………」ゴシゴシ
サトシ「悪いカティ…ここで待っててくれよ…」スッ
カティ図鑑「」
サトシ「必ず俺があいつを倒すからさ」
サトシ「………いくぜ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
アセロラ「サトシ……」
サトシ「ミラボレアスー!!」
ミラボレアス「………………」ギロリ
サトシ「俺達が相手だ!」
ジンオウガ「グルアアア!!!」バチバチ
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」
ボボボ
アセロラ「サトシ!火炎放射だ!避けて!」
ボボボ
サトシ「…………………」
サトシ「最後に力を貸してくれ!カティ!」ピカー
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」ピカー
ミラボレアス「!?」
アセロラ「ふぁ………ジンオウガの身体が金色に輝いてる……?」
アセロラ「あれは……」
アセロラ「進化の光……!」
ピカー
ドロン
サトシ「!」
カティチュウ「…………」
サトシ「な、なんだよカティその姿…」
サトシ「ピカチュウ…?」
カティチュウ「サトシが……いつかピカチュウが欲しいって言ってたから…」
サトシ「何言ってるんだよカティ!そんなお別れみたいな事言うなよ!」
サトシ「ま、まだ奥の手が残ってるんだ!だから……」
カティチュウ「サトシ…」
カティチュウ「ポケモンマスターに……なって……」
カティ図鑑「」ガクッ
サトシ「カティ……」ギュッ
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」
ズバッ
ゴアマガラ「オオオ!!」
アセロラ「マガラちゃん!」
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!!」
ピリピリピリ
サトシ「アセロラ…ゴアマガラ…」
サトシ「……………」ゴシゴシ
サトシ「悪いカティ…ここで待っててくれよ…」スッ
カティ図鑑「」
サトシ「必ず俺があいつを倒すからさ」
サトシ「………いくぜ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」
アセロラ「サトシ……」
サトシ「ミラボレアスー!!」
ミラボレアス「………………」ギロリ
サトシ「俺達が相手だ!」
ジンオウガ「グルアアア!!!」バチバチ
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」
ボボボ
アセロラ「サトシ!火炎放射だ!避けて!」
ボボボ
サトシ「…………………」
サトシ「最後に力を貸してくれ!カティ!」ピカー
ジンオウガ「ワォーーン!!!!」ピカー
ミラボレアス「!?」
アセロラ「ふぁ………ジンオウガの身体が金色に輝いてる……?」
アセロラ「あれは……」
アセロラ「進化の光……!」
ピカー
180: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 18:46:16.01 ID:HJzrNLNUO
砦
カーン
ラオシャンロン「!?」
ギュルギュギュル
ズドン
ドス
ラオシャンロン「グァァァァァォ!!!」
カキ「な、なんだあのデカい槍は!」
リーリエ「あれはまさか…撃翌龍槍!?」
カキ「撃翌龍槍!?」
リーリエ「古より古龍ポケモンに対して使用していた兵器と聞きます…」
マーマネ「そんなものが…」
カキ「マオ!お手柄だ!」
カランカランカラン
ラオシャンロン「グアアア」ヨロッ
スイレン「見て!効いてる!撃翌龍槍!」
マオ「ははっ、どんなもんだ!」ヘナッ
アママイコ「アマー」
ラオシャンロン「……………グオオオオオオ!!!!」
ブンッ
マオ「あ……ひぃ………!」
アママイコ「アマー……」
カキ「グラビモス!ダイナミックフルフレイム!」
グラビモス「ヴォアー」ビー
マーマネ「ラージャン!スパーキングギガボルト!」
ラージャン「ウホー!!!」バリバリバリ
スイレン「タマミツネ!スーパーアクアトルネード!」
タマミツネ「キシャー!!」ギュルルル
リーリエ「シロン!冷凍ビーム!」
ウカムルバス「グオオオオオオ!!!!」ジュパー
ドドド
ラオシャンロン「!?」ヨロッ
ドカーン!!!
カーン
ラオシャンロン「!?」
ギュルギュギュル
ズドン
ドス
ラオシャンロン「グァァァァァォ!!!」
カキ「な、なんだあのデカい槍は!」
リーリエ「あれはまさか…撃翌龍槍!?」
カキ「撃翌龍槍!?」
リーリエ「古より古龍ポケモンに対して使用していた兵器と聞きます…」
マーマネ「そんなものが…」
カキ「マオ!お手柄だ!」
カランカランカラン
ラオシャンロン「グアアア」ヨロッ
スイレン「見て!効いてる!撃翌龍槍!」
マオ「ははっ、どんなもんだ!」ヘナッ
アママイコ「アマー」
ラオシャンロン「……………グオオオオオオ!!!!」
ブンッ
マオ「あ……ひぃ………!」
アママイコ「アマー……」
カキ「グラビモス!ダイナミックフルフレイム!」
グラビモス「ヴォアー」ビー
マーマネ「ラージャン!スパーキングギガボルト!」
ラージャン「ウホー!!!」バリバリバリ
スイレン「タマミツネ!スーパーアクアトルネード!」
タマミツネ「キシャー!!」ギュルルル
リーリエ「シロン!冷凍ビーム!」
ウカムルバス「グオオオオオオ!!!!」ジュパー
ドドド
ラオシャンロン「!?」ヨロッ
ドカーン!!!
181: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 18:55:21.11 ID:HJzrNLNUO
ラオシャンロン「グ…オオ…」ヨロヨロ
ラオシャンロン「……………」ガクッ
ズドーン
ラオシャンロン「」
リーリエ「や、やりました…」グスッ
マーマネ「ははっ、ラオシャンロンを倒した…」
カキ「………うっ、一気に力が…」ヘタッ
スイレン「お疲れ様、タマミツネ」ギュッ
タマミツネ「キシャー!!」スリスリ
マオ「………やったよアママイコ…」
マオ「……私達……」グスッ
マオ「メレメレ島を守ったんだ…」
アママイコ「アマーイ♪」
???
ピカー
アセロラ「金色の雷……」
ゴアマガラ「オオ……」
バリバリバリ
ミラボレアス「………………」
カティ図鑑「」
サトシ「………いくぜ……!」
サトシ「ジンオウガ!」
金雷公「ワォーーン!!!!」バリバリバリ
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」
ボンッ
アセロラ「火炎弾だ!」
サトシ「ジンオウガー!」
金雷公「グルルル!!!」ブンッ
ドカン
ミラボレアス「!?」
アセロラ「火炎弾を砕いた!?」
ラオシャンロン「……………」ガクッ
ズドーン
ラオシャンロン「」
リーリエ「や、やりました…」グスッ
マーマネ「ははっ、ラオシャンロンを倒した…」
カキ「………うっ、一気に力が…」ヘタッ
スイレン「お疲れ様、タマミツネ」ギュッ
タマミツネ「キシャー!!」スリスリ
マオ「………やったよアママイコ…」
マオ「……私達……」グスッ
マオ「メレメレ島を守ったんだ…」
アママイコ「アマーイ♪」
???
ピカー
アセロラ「金色の雷……」
ゴアマガラ「オオ……」
バリバリバリ
ミラボレアス「………………」
カティ図鑑「」
サトシ「………いくぜ……!」
サトシ「ジンオウガ!」
金雷公「ワォーーン!!!!」バリバリバリ
ミラボレアス「グオオオオオオ!!!」
ボンッ
アセロラ「火炎弾だ!」
サトシ「ジンオウガー!」
金雷公「グルルル!!!」ブンッ
ドカン
ミラボレアス「!?」
アセロラ「火炎弾を砕いた!?」
182: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 19:01:42.82 ID:HJzrNLNUO
サトシ「ジンオウガー!ボルテッカー!」
金雷公「ワォーーン!!!!」バリバリバリ
ドッ
ミラボレアス「!?」
ドカーン!!!
アセロラ「やった!」
シュウウ
サトシ「!」
ミラボレアス「………………」
アセロラ「そんな……」
サトシ「…………へへっ」
金雷公「グルルル!!!!」バリバリバリ
砦
カキ「マオ!お手柄だったな!」
スイレン「マオちゃん!お疲れ!」
マオ「い、いや…私はそんな…」
アママイコ「アマー!!」
マーマネ「いや、でもラオシャンロンを倒せたのはマオのお陰だよ!」
リーリエ「マオ」ポン
マオ「!」
リーリエ「なんと言おうとあなたはラオシャンロンを倒し、メレメレ島を救った英雄です」ニコッ
リーリエ「もっと誇ってください」
マオ「………英雄…」
アママイコ「アマ」
マオ「>>安価」
安価 近いレスの中
金雷公「ワォーーン!!!!」バリバリバリ
ドッ
ミラボレアス「!?」
ドカーン!!!
アセロラ「やった!」
シュウウ
サトシ「!」
ミラボレアス「………………」
アセロラ「そんな……」
サトシ「…………へへっ」
金雷公「グルルル!!!!」バリバリバリ
砦
カキ「マオ!お手柄だったな!」
スイレン「マオちゃん!お疲れ!」
マオ「い、いや…私はそんな…」
アママイコ「アマー!!」
マーマネ「いや、でもラオシャンロンを倒せたのはマオのお陰だよ!」
リーリエ「マオ」ポン
マオ「!」
リーリエ「なんと言おうとあなたはラオシャンロンを倒し、メレメレ島を救った英雄です」ニコッ
リーリエ「もっと誇ってください」
マオ「………英雄…」
アママイコ「アマ」
マオ「>>安価」
安価 近いレスの中
183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 19:05:29.29 ID://B2yJfB0
私は自分ができることをしただけだよ
184: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 19:14:29.53 ID:HJzrNLNUO
マオ「……私は…自分ができる事をしただけだよ」
マオ「ラオシャンロンを倒せたのはアママイコとみんなのお陰」
アママイコ「アマー!!」
リーリエ「マオ……」
カキ「ふっ」
カキ「よし、みんなとりあえずは…」スッ
マーマネ「だね!」スッ
スイレン「うん!」スッ
カキ、マーマネ、スイレン「剥ぎ取りだー!」ギラン
マオ「たくっ」ハァ
リーリエ「マオ、私の分の剥ぎ取りナイフを貸してあげます」スッ
マオ「……いや、その…」モジモジ
リーリエ「?」
マオ「////」スッ
リーリエ「マオも剥ぎ取りナイフを?」
マオ「えへへ///」テレッ
リーリエ「ふふっ」クスッ
???
ミラボレアス「…………」ヨロッ
サトシ「来るか……?」ジリッ
金雷公「グルルル」バリバリバリ
ミラボレアス「………………」
バサッ
ヒューン
サトシ「…………え?」
金雷公「ワォーーン?」
アセロラ「………ミラボレアスが傷ついて飛びさっていく…」
サトシ「飛びさってく?」
アセロラ「………アセロラ達…勝ったんだよサトシ!」グスッ
ゴアマガラ「オオオ」
サトシ「………勝った………」
サトシ「…………そっか…」
金雷公「ワォーーン!!!!」
マオ「ラオシャンロンを倒せたのはアママイコとみんなのお陰」
アママイコ「アマー!!」
リーリエ「マオ……」
カキ「ふっ」
カキ「よし、みんなとりあえずは…」スッ
マーマネ「だね!」スッ
スイレン「うん!」スッ
カキ、マーマネ、スイレン「剥ぎ取りだー!」ギラン
マオ「たくっ」ハァ
リーリエ「マオ、私の分の剥ぎ取りナイフを貸してあげます」スッ
マオ「……いや、その…」モジモジ
リーリエ「?」
マオ「////」スッ
リーリエ「マオも剥ぎ取りナイフを?」
マオ「えへへ///」テレッ
リーリエ「ふふっ」クスッ
???
ミラボレアス「…………」ヨロッ
サトシ「来るか……?」ジリッ
金雷公「グルルル」バリバリバリ
ミラボレアス「………………」
バサッ
ヒューン
サトシ「…………え?」
金雷公「ワォーーン?」
アセロラ「………ミラボレアスが傷ついて飛びさっていく…」
サトシ「飛びさってく?」
アセロラ「………アセロラ達…勝ったんだよサトシ!」グスッ
ゴアマガラ「オオオ」
サトシ「………勝った………」
サトシ「…………そっか…」
金雷公「ワォーーン!!!!」
186: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 19:19:48.68 ID:HJzrNLNUO
こうして後にアローラ地方で語り継がれる戦いと……
サクサク
マオ「ん?」キラン
マオ「なにこれ?」キラン
スイレン「マオちゃん!それ、ラオシャンロンの天鱗!」
マオ「天鱗?」キラン
誰にも語られない戦いが…
サトシ「(カティ…俺達勝ったぜ)」スッ
カティ図鑑「」
サトシ「………さ、みんなの所に戻るか!」
ジンオウガ「ワォン!!!」
アセロラ「うん!」
ゴアマガラ「オオオ!!!!」
幕を閉じた……
サクサク
マオ「ん?」キラン
マオ「なにこれ?」キラン
スイレン「マオちゃん!それ、ラオシャンロンの天鱗!」
マオ「天鱗?」キラン
誰にも語られない戦いが…
サトシ「(カティ…俺達勝ったぜ)」スッ
カティ図鑑「」
サトシ「………さ、みんなの所に戻るか!」
ジンオウガ「ワォン!!!」
アセロラ「うん!」
ゴアマガラ「オオオ!!!!」
幕を閉じた……
187: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 20:29:37.68 ID:HJzrNLNUO
ポケモンスクール跡地
ワイワイ
ハラ「みなさん、よくぞメレメレ島をラオシャンロンの脅威から救って下さった!」
ククイ「俺もお前達の担任として鼻が高いぜー?」
ハラ「今、こうしてパーティーができるのもみなさんのお陰…英雄のみなさんに拍手を!」
ワー パチパチ
マオ「え、英雄ってそんな////」
アママイコ「アマー///」テレッ
マーマネ「なんか…照れるね?」
ホシ「お兄ちゃん、大活躍だったんだって?」キラキラ
カキ「ま、まあな?///」テレッ
ホシ「グラビモスもお疲れ様!」ナテナデ
グラビモス「ヴォウ」
ジェイムズ「お嬢様…立派になられて…」グスッ
リーリエ「ふふっ、みなさんやシロンのお陰です」
ウカムルバス「グオー」
ホウ「タマミツネー!ヌメヌメー」グイーッ
スイ「タマミツネー!スベスベー」グイーッ
タマミツネ「キシャ……」
スイレン「こらっ!ホウ!スイ!」
園児♀「まてまてーイワンコー」
イワンコ「ワン」
サトシ「アセロラのやつもパーティーに来たらよかったのになー?ジンオウガ?」
ジンオウガ「ワォン」
ワイワイ
ハラ「みなさん、よくぞメレメレ島をラオシャンロンの脅威から救って下さった!」
ククイ「俺もお前達の担任として鼻が高いぜー?」
ハラ「今、こうしてパーティーができるのもみなさんのお陰…英雄のみなさんに拍手を!」
ワー パチパチ
マオ「え、英雄ってそんな////」
アママイコ「アマー///」テレッ
マーマネ「なんか…照れるね?」
ホシ「お兄ちゃん、大活躍だったんだって?」キラキラ
カキ「ま、まあな?///」テレッ
ホシ「グラビモスもお疲れ様!」ナテナデ
グラビモス「ヴォウ」
ジェイムズ「お嬢様…立派になられて…」グスッ
リーリエ「ふふっ、みなさんやシロンのお陰です」
ウカムルバス「グオー」
ホウ「タマミツネー!ヌメヌメー」グイーッ
スイ「タマミツネー!スベスベー」グイーッ
タマミツネ「キシャ……」
スイレン「こらっ!ホウ!スイ!」
園児♀「まてまてーイワンコー」
イワンコ「ワン」
サトシ「アセロラのやつもパーティーに来たらよかったのになー?ジンオウガ?」
ジンオウガ「ワォン」
188: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 20:37:24.76 ID:HJzrNLNUO
サトシ「……………」
「サトシが考え事なんて珍しいですね?」
サトシ、ジンオウガ「?」クルッ
サトシ、ジンオウガ「!?」
カティ図鑑「お疲れ様でした!サトシ」
サトシ「い!?カティ?」
ジンオウガ「ワォ!?」
サトシ「な、なんで!?」
カティ図鑑「なんでって…ククイ博士に直してもらったからですよ?」
サトシ「そ、そっか…」ハハッ
カティ図鑑「なんですか?私が復活したらマズイ事でもあるんですか?」
サトシ「い、いや……」
カティ図鑑「ふふっ、それにしてもミラボレアスを撃退するなんて…」
サトシ「………………」
サトシ「ミラボレアスはまだまだ戦えた…こっちはゼンリョクだったってのにな?」
サトシ「次こそはミラボレアスにリベンジしようぜ?ジンオウガ」
ジンオウガ「ワォン!!」
カティ図鑑「ふふっ」クスッ
ククイ「よぉ」
サトシ「博士…」
ククイ「サトシ?聞いたぞ?ミラボレアスと戦ったんだってな?」
サトシ「………まぁ、実質負けみたいなもんだけどね……」
ジンオウガ「ワォン」
ククイ「………………」
ククイ「サトシ、アーカラ島に行ってみないか?」
「サトシが考え事なんて珍しいですね?」
サトシ、ジンオウガ「?」クルッ
サトシ、ジンオウガ「!?」
カティ図鑑「お疲れ様でした!サトシ」
サトシ「い!?カティ?」
ジンオウガ「ワォ!?」
サトシ「な、なんで!?」
カティ図鑑「なんでって…ククイ博士に直してもらったからですよ?」
サトシ「そ、そっか…」ハハッ
カティ図鑑「なんですか?私が復活したらマズイ事でもあるんですか?」
サトシ「い、いや……」
カティ図鑑「ふふっ、それにしてもミラボレアスを撃退するなんて…」
サトシ「………………」
サトシ「ミラボレアスはまだまだ戦えた…こっちはゼンリョクだったってのにな?」
サトシ「次こそはミラボレアスにリベンジしようぜ?ジンオウガ」
ジンオウガ「ワォン!!」
カティ図鑑「ふふっ」クスッ
ククイ「よぉ」
サトシ「博士…」
ククイ「サトシ?聞いたぞ?ミラボレアスと戦ったんだってな?」
サトシ「………まぁ、実質負けみたいなもんだけどね……」
ジンオウガ「ワォン」
ククイ「………………」
ククイ「サトシ、アーカラ島に行ってみないか?」
189: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 20:44:32.95 ID:HJzrNLNUO
サトシ「アーカラ島?」
ククイ「ああ、実はアーカラ島の島クイーンと知り合いでな?」
サトシ「島クイーン!?」
ククイ「実は……今アーカラ島は謎の異常気象が多発しているらしい」
カティ図鑑「謎の異常気象?」
ククイ「………ある所は突然暴風雨が吹き荒れ…またある所は謎の霧…そしてある所には火山のような灼熱……」
ククイ「お前達の事を話したら是非に…とな?」
カティ図鑑「……興味深い話ですね…」ウーン
カティ図鑑「サトシ、どうしま……」
サトシ「な、なんだそれー!」キラキラ
サトシ「ポケモンの仕業かな?早く行きてーな!アーカラ島!」
ジンオウガ「ワォン!!」
カティ図鑑「でしょうね?」クスッ
ククイ「ははっ」
ククイ「おっとそれと…」
ククイ「今アーカラ島にはミルシィ図鑑も居るそうだ」
サトシ「ミルシィ図鑑?」
ジンオウガ「ワォン?」
カティ図鑑「ミルシィが……?」
ククイ「ああ、実はアーカラ島の島クイーンと知り合いでな?」
サトシ「島クイーン!?」
ククイ「実は……今アーカラ島は謎の異常気象が多発しているらしい」
カティ図鑑「謎の異常気象?」
ククイ「………ある所は突然暴風雨が吹き荒れ…またある所は謎の霧…そしてある所には火山のような灼熱……」
ククイ「お前達の事を話したら是非に…とな?」
カティ図鑑「……興味深い話ですね…」ウーン
カティ図鑑「サトシ、どうしま……」
サトシ「な、なんだそれー!」キラキラ
サトシ「ポケモンの仕業かな?早く行きてーな!アーカラ島!」
ジンオウガ「ワォン!!」
カティ図鑑「でしょうね?」クスッ
ククイ「ははっ」
ククイ「おっとそれと…」
ククイ「今アーカラ島にはミルシィ図鑑も居るそうだ」
サトシ「ミルシィ図鑑?」
ジンオウガ「ワォン?」
カティ図鑑「ミルシィが……?」
190: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 20:50:28.76 ID:HJzrNLNUO
サトシ「なー博士ー?ミルシィ図鑑って?」
ククイ「カティの妹で、サトシがアローラに来る少し前にある女の子と一緒に旅だったんだ」
サトシ「へー、カティ妹がいたんだな」
カティ図鑑「はい…」
サトシ「………島クイーンに異常気象…カティの妹にその図鑑の所持者か…」
サトシ「アーカラ島…面白くなってきたぜ!」
ジンオウガ「ワォン!!」
サトシ「よし!そうと決まったらすぐにアーカラ島に出発だー!」
ジンオウガ「ワォン!!」
ククイ「ライチさんが迎えに来るのは来週なんだが」
カティ図鑑「全く…サトシは…」ハァ
サトシ「へへっ」
サトシ「行こうぜ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
完
ククイ「カティの妹で、サトシがアローラに来る少し前にある女の子と一緒に旅だったんだ」
サトシ「へー、カティ妹がいたんだな」
カティ図鑑「はい…」
サトシ「………島クイーンに異常気象…カティの妹にその図鑑の所持者か…」
サトシ「アーカラ島…面白くなってきたぜ!」
ジンオウガ「ワォン!!」
サトシ「よし!そうと決まったらすぐにアーカラ島に出発だー!」
ジンオウガ「ワォン!!」
ククイ「ライチさんが迎えに来るのは来週なんだが」
カティ図鑑「全く…サトシは…」ハァ
サトシ「へへっ」
サトシ「行こうぜ!ジンオウガ!」
ジンオウガ「ワォーーン!!!」
完
191: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 20:52:11.17 ID:HJzrNLNUO
とりあえず、キリがいいので完です
最後までつきあって頂いてありがとうございました
最後までつきあって頂いてありがとうございました
193: ◆vmUr2bweO6 2017/07/28(金) 20:54:50.92 ID:HJzrNLNUO
すみません。まだミラボレアスと戦うとこまでしか考えてなかったので
アーカラ島編もできたら、また改めて別スレでやります
アーカラ島編もできたら、また改めて別スレでやります
194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 20:58:51.98 ID:fz1p6M58o
おつ
195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 21:22:57.19 ID:mzfbFHpSO
進化の可能性を秘めたスイレンとマーマネ
最初から強いリーリエ
カキ…
最初から強いリーリエ
カキ…
196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 21:39:12.65 ID:yAl00xjSO
乙です。
……このスレで続けても良いのでは?
……このスレで続けても良いのでは?
198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 22:24:24.19 ID:yWAPR9Tm0
なかなか良くまとまってたわ
悪くなかったよ
悪くなかったよ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500890998/
Entry ⇒ 2017.08.05 | Category ⇒ ポケモン | Comments (0)
【ポケモン】サトシ「なぁ!けいおんって知ってるか?」
1: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 12:22:51.63 ID:/RX1cETbO
ここはアローラ地方、ポケモンスクール
ここにポケモンマスターを目指している一人の少年がいた
ここにポケモンマスターを目指している一人の少年がいた
2: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 12:28:19.94 ID:/RX1cETbO
カキ「なぁ、サトシ!」
サトシ「ん?どうしたんだよカキ?」
カキ「ちょっとZ技の特訓をしたいんだが、バトルに付き合ってくれないか?」
サトシ「バトル?もちろんいいぜ!」
ピカチュウ「ピカッ」
マオ「サトシとカキバトルするの?」
スイレン「見たい!」
リーリエ「バトル…ポケモンと触れ合う参考になるかもしれません」
マーマネ「僕達も見に行っていいかな?」
サトシ「いいぜ!こいよ!」
ピカチュウ「ピカピカ」
カキ「やれやれ」
サトシ「ん?どうしたんだよカキ?」
カキ「ちょっとZ技の特訓をしたいんだが、バトルに付き合ってくれないか?」
サトシ「バトル?もちろんいいぜ!」
ピカチュウ「ピカッ」
マオ「サトシとカキバトルするの?」
スイレン「見たい!」
リーリエ「バトル…ポケモンと触れ合う参考になるかもしれません」
マーマネ「僕達も見に行っていいかな?」
サトシ「いいぜ!こいよ!」
ピカチュウ「ピカピカ」
カキ「やれやれ」
3: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 12:33:54.02 ID:/RX1cETbO
校庭
カキ「手加減はしないぞ?」
サトシ「ゼンリョクでこいよ!カキ!」
スイレン「サトシ!頑張って!」
マオ「負けるなー!カキー!」
カキ「行くぞ!バクガメス!」
バクガメス「ガメー」
サトシ「へへっ!いっけー!」
サトシ「あずにゃん!」
ピカチュウ「ピッカー!!!」
カキ「え?」
バクガメス「え?」
マオ「え?」
スイレン「え?」
マーマネ「え?」
リーリエ「え?」
サトシ「?」キョトン
ピカチュウ「ピカッ?」
カキ「手加減はしないぞ?」
サトシ「ゼンリョクでこいよ!カキ!」
スイレン「サトシ!頑張って!」
マオ「負けるなー!カキー!」
カキ「行くぞ!バクガメス!」
バクガメス「ガメー」
サトシ「へへっ!いっけー!」
サトシ「あずにゃん!」
ピカチュウ「ピッカー!!!」
カキ「え?」
バクガメス「え?」
マオ「え?」
スイレン「え?」
マーマネ「え?」
リーリエ「え?」
サトシ「?」キョトン
ピカチュウ「ピカッ?」
4: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 12:42:50.12 ID:/RX1cETbO
サトシ「ん?みんなどうしたんだよ固まって?」
ピカチュウ「ピカー?」
マオ「いや…」
リーリエ「………その…」
カキ「なぁ、サトシ…」
サトシ「なに?早くバトルしようぜ?」
カキ「いや…俺の聞き間違いじゃなきゃ今ピカチュウをあずにゃんとか呼んでなかったか?」
サトシ「ん?ああ…」
サトシ「あずにゃんはピカチュウのニックネームだよ」
カキ「はぁ?」
マオ「ニックネーム!?」
ピカチュウ「ピッカー?」
リーリエ「………なんでそんな名前をつけちゃったんですか?」
サトシ「………そんな名前って言い方はないだろ?リーリエ!」
リーリエ「す、すみません……」
スイレン「サトシ、そのあずにゃんってなに?」
サトシ「………あずにゃんはさ……」
サトシ「俺の嫁の名前だよ」
カキ「は?」
マオ「嫁!?」
スイレン「(サトシに嫁………?そ、そんな……)」ガクッ
マーマネ「(あずにゃん……まさか……)」
リーリエ「さ、サトシってその……あずにゃんさん?って方と婚約をしているのですか………?」
サトシ「婚約?何言ってんだよリーリエ」
サトシ「あずにゃんは"けいおん"ってアニメのキャラクターだよ」
全員「(アニメ!?)」
ピカチュウ「ピカー?」
マオ「いや…」
リーリエ「………その…」
カキ「なぁ、サトシ…」
サトシ「なに?早くバトルしようぜ?」
カキ「いや…俺の聞き間違いじゃなきゃ今ピカチュウをあずにゃんとか呼んでなかったか?」
サトシ「ん?ああ…」
サトシ「あずにゃんはピカチュウのニックネームだよ」
カキ「はぁ?」
マオ「ニックネーム!?」
ピカチュウ「ピッカー?」
リーリエ「………なんでそんな名前をつけちゃったんですか?」
サトシ「………そんな名前って言い方はないだろ?リーリエ!」
リーリエ「す、すみません……」
スイレン「サトシ、そのあずにゃんってなに?」
サトシ「………あずにゃんはさ……」
サトシ「俺の嫁の名前だよ」
カキ「は?」
マオ「嫁!?」
スイレン「(サトシに嫁………?そ、そんな……)」ガクッ
マーマネ「(あずにゃん……まさか……)」
リーリエ「さ、サトシってその……あずにゃんさん?って方と婚約をしているのですか………?」
サトシ「婚約?何言ってんだよリーリエ」
サトシ「あずにゃんは"けいおん"ってアニメのキャラクターだよ」
全員「(アニメ!?)」
5: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 12:50:48.95 ID:/RX1cETbO
リーリエ「え??アニメ?嫁?」
サトシ「ああ!この間たまたまカロスの知り合いから面白いアニメがあるって薦められたらはまっちゃってさー?」
カキ「……それでピカチュウのニックネームにしてしまったのか?」
サトシ「ああ!」キラキラ
ピカチュウ「ピッカー」
カキ「そ、そうか……」
マオ「うっわ…キモ…」ボソッ
マーマネ「(けいおんとかオワコンじゃん……)」
ヒラッ
リーリエ「サトシ……何か落ちましたが…」
サトシ「あっ、いっけね?」テヘッ
スイレン「………なにこれ?」
サトシ「これがさ!俺の嫁のあずにゃんのカードだよ!」
サトシ「可愛いだろ?」
カキ「え……あ?うん……」
マーマネ「そ、そうだね……」
サトシ「俺さ………いつか2次元の世界に行くのが夢なんだ……」
ピカチュウ「ピッカー」
リーリエ「………ポケモンマスターは?」
マオ「キモっ」
サトシ「ああ!この間たまたまカロスの知り合いから面白いアニメがあるって薦められたらはまっちゃってさー?」
カキ「……それでピカチュウのニックネームにしてしまったのか?」
サトシ「ああ!」キラキラ
ピカチュウ「ピッカー」
カキ「そ、そうか……」
マオ「うっわ…キモ…」ボソッ
マーマネ「(けいおんとかオワコンじゃん……)」
ヒラッ
リーリエ「サトシ……何か落ちましたが…」
サトシ「あっ、いっけね?」テヘッ
スイレン「………なにこれ?」
サトシ「これがさ!俺の嫁のあずにゃんのカードだよ!」
サトシ「可愛いだろ?」
カキ「え……あ?うん……」
マーマネ「そ、そうだね……」
サトシ「俺さ………いつか2次元の世界に行くのが夢なんだ……」
ピカチュウ「ピッカー」
リーリエ「………ポケモンマスターは?」
マオ「キモっ」
6: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 14:55:44.49 ID:v7hU7K0c0
スイレン「…………」ヒロイ
サトシ「お!スイレン、サンキューな!」
サトシ「いやぁ、大切な嫁の写真を汚すとこだった…」
スイレン「……………」ジーッ
サトシ「……な、なんだよスイレン、早く返してくれよ……」
スイレン「これがあずにゃん?」
サトシ「ああ、そうだぜ?可愛いだ…」
スイレン「可愛くない」
サトシ「………は?」
リーリエ「す、スイレン……」オドオド
スイレン「なにこのブリブリ女、全然可愛くないよ」
サトシ「…………」
スイレン「これならまだヒンバスの方が可愛い。だいたいこれ、絵じゃん」
マオ「お、おーい?スイレン?」
ピカチュウ「アチャー…」
スイレン「ほらっ、サトシ!こんな変なものもういいでしょ?」ポイッ
スイレン「それよりさ?今から私と釣りにいこっ?」グイッ
スイレン「アシマリ、すっごく大きいバルーンつくれるようになったの!」
スイレン「サトシに一番に見せたかったんだ!」ニコッ
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
サトシ「お!スイレン、サンキューな!」
サトシ「いやぁ、大切な嫁の写真を汚すとこだった…」
スイレン「……………」ジーッ
サトシ「……な、なんだよスイレン、早く返してくれよ……」
スイレン「これがあずにゃん?」
サトシ「ああ、そうだぜ?可愛いだ…」
スイレン「可愛くない」
サトシ「………は?」
リーリエ「す、スイレン……」オドオド
スイレン「なにこのブリブリ女、全然可愛くないよ」
サトシ「…………」
スイレン「これならまだヒンバスの方が可愛い。だいたいこれ、絵じゃん」
マオ「お、おーい?スイレン?」
ピカチュウ「アチャー…」
スイレン「ほらっ、サトシ!こんな変なものもういいでしょ?」ポイッ
スイレン「それよりさ?今から私と釣りにいこっ?」グイッ
スイレン「アシマリ、すっごく大きいバルーンつくれるようになったの!」
スイレン「サトシに一番に見せたかったんだ!」ニコッ
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
18: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 17:32:51.60 ID:v7hU7K0c0
サトシ「マジかよスイレン!わかった!行こうぜ!」
スイレン「サトシ……」
カキ「おぉ……俺たちが知ってるサトシだ!」
リーリエ「あ、アニメキャラを嫁とか言い出した時はどうなる事かと思い出したしたが……」
マーマネ、マオ「……………」
スイレン「(良かった…私の大好きないつものサトシだ…)」ウルウル
スイレン「あ、あの……ごめんね?ブスのカードとは言え、ぽいってしちゃって」
サトシ「あはは、気にすんなよスイレン!あと、ブスとか言うな」ヒロイヒロイ
サトシ「家にまだいっぱいあるからさ!」
スイレン「……………は?」
サトシ「よーし!釣りだ釣りー!行こうぜ!あずにゃん!2号!」
ピカチュウ(あずにゃん)「ピカー」
ニャビー(2号)「ニャー」
カキ「2号ってなんだ……?」
サトシ「ん?ニャビーのニックネームだぜ?」
ニャビー「ニャー」
サトシ「あずにゃんの親友の純ちゃんの猫からとったんだ!」
サトシ「ちなみに、命名あずにゃんだぜ!」グッ
マーマネ「うわぁ……」
マオ「さよならサトシ」
スイレン「うぅ……サトシ…」グスッ
リーリエ「な、泣かないで下さい!スイレン!」
スイレン「サトシ……」
カキ「おぉ……俺たちが知ってるサトシだ!」
リーリエ「あ、アニメキャラを嫁とか言い出した時はどうなる事かと思い出したしたが……」
マーマネ、マオ「……………」
スイレン「(良かった…私の大好きないつものサトシだ…)」ウルウル
スイレン「あ、あの……ごめんね?ブスのカードとは言え、ぽいってしちゃって」
サトシ「あはは、気にすんなよスイレン!あと、ブスとか言うな」ヒロイヒロイ
サトシ「家にまだいっぱいあるからさ!」
スイレン「……………は?」
サトシ「よーし!釣りだ釣りー!行こうぜ!あずにゃん!2号!」
ピカチュウ(あずにゃん)「ピカー」
ニャビー(2号)「ニャー」
カキ「2号ってなんだ……?」
サトシ「ん?ニャビーのニックネームだぜ?」
ニャビー「ニャー」
サトシ「あずにゃんの親友の純ちゃんの猫からとったんだ!」
サトシ「ちなみに、命名あずにゃんだぜ!」グッ
マーマネ「うわぁ……」
マオ「さよならサトシ」
スイレン「うぅ……サトシ…」グスッ
リーリエ「な、泣かないで下さい!スイレン!」
19: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 17:43:42.84 ID:v7hU7K0c0
ロトム図鑑「ロトー」ヒュー
サトシ「おっ!ロトム!」
ピカチュウ「ピカー」
ロトム図鑑「……ん?何でスイレンは泣いてるロト?」
サトシ「さぁ?」
マオ「さぁって……」
サトシ「おっ!丁度いいなロトム!今、みんなとけいおんの話をしてたとこさ」
リーリエ「してたのはサトシだけです!」
ロトム図鑑「おー、けいおんロトかー!和が最高ロト!」
マーマネ「(わちゃん推しとか都市伝説だろ)」
サトシ「あはは、あずにゃんに決まってんだろ?」
カキ「まったく話についていけん…」
マオ「ついて行かなくていいよ」
スイレン「サドシィ……」グスグス
リーリエ「す、スイレン…」オロオロ
カキ「な、なぁロトム…」
ロトム図鑑「ロ?」
カキ「その……けいおんってなんなんだ?」
ロトム図鑑「>>安価」
近いレスの中
サトシ「おっ!ロトム!」
ピカチュウ「ピカー」
ロトム図鑑「……ん?何でスイレンは泣いてるロト?」
サトシ「さぁ?」
マオ「さぁって……」
サトシ「おっ!丁度いいなロトム!今、みんなとけいおんの話をしてたとこさ」
リーリエ「してたのはサトシだけです!」
ロトム図鑑「おー、けいおんロトかー!和が最高ロト!」
マーマネ「(わちゃん推しとか都市伝説だろ)」
サトシ「あはは、あずにゃんに決まってんだろ?」
カキ「まったく話についていけん…」
マオ「ついて行かなくていいよ」
スイレン「サドシィ……」グスグス
リーリエ「す、スイレン…」オロオロ
カキ「な、なぁロトム…」
ロトム図鑑「ロ?」
カキ「その……けいおんってなんなんだ?」
ロトム図鑑「>>安価」
近いレスの中
22: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 18:28:58.19 ID:/RX1cETbO
ロトム図鑑「そうロトね……けいおんは5人組のガールズバンドの青春を描いた、いわば音楽の言う名の芸術アニメロト」
ロトム図鑑「のだめカンタービレって知ってるロトか?あれに近いロト」
マーマネ「(どこが…?)」
リーリエ「5人組のガールズバンド…」ゴクリ
サトシ「おっ、ちょっと興味わいてきたかリーリエ?」
リーリエ「す、少しだけ……」
カキ「芸術作品…か……」
マオ「カキ!リーリエ!騙されちゃダメだよ!さっきのサトシの嫁(笑)を見たでしょ!」
マオ「どう考えてもキモオタアニメだよ!」
リーリエ「ま、マオ…そんな言い方は…」
カキ「そ、そうだぞ?」
マーマネ「(けいおんは一時期社会現象にまでなったってのに)」
マオ「なに?カキとリーリエはあのキモオタの肩を持つの?」
スイレン「サトシハキモオタジャナイ」ボソボソ
カキ「いや、そういう話じゃなくてだな?」
リーリエ「見ない内から批判するのは論理的結論から言いますと……」
ロトム図鑑「そうロト!リーリエの言う通りロト!」
ロトム図鑑「のだめカンタービレって知ってるロトか?あれに近いロト」
マーマネ「(どこが…?)」
リーリエ「5人組のガールズバンド…」ゴクリ
サトシ「おっ、ちょっと興味わいてきたかリーリエ?」
リーリエ「す、少しだけ……」
カキ「芸術作品…か……」
マオ「カキ!リーリエ!騙されちゃダメだよ!さっきのサトシの嫁(笑)を見たでしょ!」
マオ「どう考えてもキモオタアニメだよ!」
リーリエ「ま、マオ…そんな言い方は…」
カキ「そ、そうだぞ?」
マーマネ「(けいおんは一時期社会現象にまでなったってのに)」
マオ「なに?カキとリーリエはあのキモオタの肩を持つの?」
スイレン「サトシハキモオタジャナイ」ボソボソ
カキ「いや、そういう話じゃなくてだな?」
リーリエ「見ない内から批判するのは論理的結論から言いますと……」
ロトム図鑑「そうロト!リーリエの言う通りロト!」
23: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 18:38:01.67 ID:/RX1cETbO
サトシ「みんな、いいよ」スッ
ロトム図鑑「サトシ……」
サトシ「………俺も最初はマオと同じ事を思ったさ?」
サトシ「なんだよこれ?ってな……?」
マオ「……………」
サトシ「でもさ、俺にけいおんを貸してくれた知り合いが言ってくれたんだよ」
サトシ「"見ればわかります"ってな?」
カキ「サトシ……」
サトシ「ははっ、今ではシトロンには感謝してるよ!あいつのお陰でけいおんに……あずにゃんに会えたんだからな!」ニッ
ピカチュウ「アチャー」
マオ「そいつのお陰ってか、そいつが元凶じゃん」
スイレン「(シトロン…許さない…)」
サトシ「しようぜ!みんなで!」
全員「?」
サトシ「けいおんの上映会をさ!」
リーリエ「サトシ…」
カキ「…………ふっ」
マーマネ「まー、久しぶりにいいかな?」
マオ「あー、もうなんなのよ?」
マオ「付き合ってらんない、いこっ、スイレン?」
スイレン「………私もいく」
マオ「はぁ?」
サトシ「スイレン!」
スイレン「(きっとこれは神様が与えた試練なんだ…神様が私のサトシに対する愛が本物かを確かめてるんだ…)」
サトシ「(早く家に帰ってあずにゃんペロペロしたいなー)」
ピカチュウ「ピッカー」
ロトム図鑑「サトシ……」
サトシ「………俺も最初はマオと同じ事を思ったさ?」
サトシ「なんだよこれ?ってな……?」
マオ「……………」
サトシ「でもさ、俺にけいおんを貸してくれた知り合いが言ってくれたんだよ」
サトシ「"見ればわかります"ってな?」
カキ「サトシ……」
サトシ「ははっ、今ではシトロンには感謝してるよ!あいつのお陰でけいおんに……あずにゃんに会えたんだからな!」ニッ
ピカチュウ「アチャー」
マオ「そいつのお陰ってか、そいつが元凶じゃん」
スイレン「(シトロン…許さない…)」
サトシ「しようぜ!みんなで!」
全員「?」
サトシ「けいおんの上映会をさ!」
リーリエ「サトシ…」
カキ「…………ふっ」
マーマネ「まー、久しぶりにいいかな?」
マオ「あー、もうなんなのよ?」
マオ「付き合ってらんない、いこっ、スイレン?」
スイレン「………私もいく」
マオ「はぁ?」
サトシ「スイレン!」
スイレン「(きっとこれは神様が与えた試練なんだ…神様が私のサトシに対する愛が本物かを確かめてるんだ…)」
サトシ「(早く家に帰ってあずにゃんペロペロしたいなー)」
ピカチュウ「ピッカー」
25: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 18:47:39.71 ID:/RX1cETbO
サトシの家
サトシ「博士ー!ただいまー!」
ピカチュウ「ピッカー!!」
ロトム図鑑「ロトー」
ククイ「おっ!お帰り!サトシ、あずにゃん、ロトム!」
全員「お邪魔しまーす」
ククイ「ん?今日はみんな一緒か?」
サトシ「うん!みんなでけいおんの上映会をするんだよ!」
ククイ「けいおんの上映会?ハリキリすぎてあんまりハメを外すなよ?」
サトシ「わかってるよ!」
マオ「(あーあ、帰りたい……)」
ククイ「ん?どうしたんだマオ?純ちゃんの髪の毛がダイバクハツしたみたいな顔して?」
マオ「は?」
ククイ「そんなんじゃ、さわちゃん先生みたいに婚期のムゲンアンヤにイザナワレちまうぞー?」アッハッハ
マオ「>>安価」
安価 近いレスの中
サトシ「博士ー!ただいまー!」
ピカチュウ「ピッカー!!」
ロトム図鑑「ロトー」
ククイ「おっ!お帰り!サトシ、あずにゃん、ロトム!」
全員「お邪魔しまーす」
ククイ「ん?今日はみんな一緒か?」
サトシ「うん!みんなでけいおんの上映会をするんだよ!」
ククイ「けいおんの上映会?ハリキリすぎてあんまりハメを外すなよ?」
サトシ「わかってるよ!」
マオ「(あーあ、帰りたい……)」
ククイ「ん?どうしたんだマオ?純ちゃんの髪の毛がダイバクハツしたみたいな顔して?」
マオ「は?」
ククイ「そんなんじゃ、さわちゃん先生みたいに婚期のムゲンアンヤにイザナワレちまうぞー?」アッハッハ
マオ「>>安価」
安価 近いレスの中
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 18:50:42.42 ID:m9Z9KoVvO
引っ越そうかな…
27: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 19:00:58.13 ID:/RX1cETbO
マオ「(もう転校しようかな)」
ククイ「どうしたマオ?ケーキの上の最後のチーゴの実をドロボウされたみたいな顔して」
マオ「なんでもないです」
サトシの部屋
サトシ「みんな!汚いところだけど入ってくれよ!」ガサッ
マーマネ「うわっ、本物に汚い…」
リーリエ「し、しかもなんだか匂います……」
スイレン「(サトシの部屋…なんだか臭い……)」
スイレン「(サトシの臭いだ…)」ドキドキ
カキ「………壁一面にけいおんとあずにゃんのポスターが……」
サトシ「ははっ///」テレッ
マオ「(サトシ…もう戻ってこれないね……)」
スイレン「ん?」
スイレン「サトシ、ギターなんか持ってるんだ?」
サトシ「ああ!ムッたんだ!」
スイレン「ムッたん???」
カキ「弾けるのか?」
サトシ「今、listenの練習してんだけどさ、まだまだかな?」
カキ「??? そうか?」
サトシ「さてと……」スッ
サトシ「早速始めようぜ?上映会!」
ピカチュウ「ピッカー」
リーリエ「あのー?サトシ…」
サトシ「ん?」
リーリエ「………そのカスタネットはなんですか?」
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
ククイ「どうしたマオ?ケーキの上の最後のチーゴの実をドロボウされたみたいな顔して」
マオ「なんでもないです」
サトシの部屋
サトシ「みんな!汚いところだけど入ってくれよ!」ガサッ
マーマネ「うわっ、本物に汚い…」
リーリエ「し、しかもなんだか匂います……」
スイレン「(サトシの部屋…なんだか臭い……)」
スイレン「(サトシの臭いだ…)」ドキドキ
カキ「………壁一面にけいおんとあずにゃんのポスターが……」
サトシ「ははっ///」テレッ
マオ「(サトシ…もう戻ってこれないね……)」
スイレン「ん?」
スイレン「サトシ、ギターなんか持ってるんだ?」
サトシ「ああ!ムッたんだ!」
スイレン「ムッたん???」
カキ「弾けるのか?」
サトシ「今、listenの練習してんだけどさ、まだまだかな?」
カキ「??? そうか?」
サトシ「さてと……」スッ
サトシ「早速始めようぜ?上映会!」
ピカチュウ「ピッカー」
リーリエ「あのー?サトシ…」
サトシ「ん?」
リーリエ「………そのカスタネットはなんですか?」
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 19:05:30.32 ID:pWiaRk7M0
唯大先輩のトレードマークだよ
29: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 19:18:03.84 ID:/RX1cETbO
サトシ「なに言ってんだよリーリエ?唯大先輩のトレードマークに決まってんだろ?」
リーリエ「ご、ごめんなさい…」
マオ「(お前が何言ってんだ…)」
サトシ「さ、そんな事より、早く見ようぜ!」
スイレン「うわっ!そのテレビ…」
マーマネ「新しい奴じゃない?」
サトシ「博士にけいおん見るならこれで見ろって買ってもらった」
ピカチュウ「ピッカー」
全員「(なにやってんだ博士)」
ロトム図鑑「よーし!それでは、けいおんの視聴、スタートロト!」
サトシ「おっ、始まった始まった!」ワクワク
マオ「(帰りたい……)」
オネーチャーンキョーカラコーコセーデショ
カキ「………むっ?」
サトシ「ん?どうしたカキ?」
カキ「………サトシ、この子は誰だ?」
サトシ「おっ!よくぞ聞いてくれたなカキ!」
サトシ「この子は平沢唯ちゃん!我らがけいおんの主人公であずにゃんの恋人だよ!」
リーリエ「こ、恋人!?」ドキドキ
スイレン「………恋人って…女の子同士じゃない?」
サトシ「ん?そうだけどどうした?」
リーリエ「何か問題がありますかスイレン?」
スイレン「………いや……」
マオ「………てか、あずにゃんはサトシの嫁(笑)じゃなかったっけ?」
サトシ「………俺は…あずにゃんが幸せならそれでいいのさ…」フッ
マオ「………あ、そう…」
マーマネ「(サトシ…唯梓厨だったのか…)」
リーリエ「ご、ごめんなさい…」
マオ「(お前が何言ってんだ…)」
サトシ「さ、そんな事より、早く見ようぜ!」
スイレン「うわっ!そのテレビ…」
マーマネ「新しい奴じゃない?」
サトシ「博士にけいおん見るならこれで見ろって買ってもらった」
ピカチュウ「ピッカー」
全員「(なにやってんだ博士)」
ロトム図鑑「よーし!それでは、けいおんの視聴、スタートロト!」
サトシ「おっ、始まった始まった!」ワクワク
マオ「(帰りたい……)」
オネーチャーンキョーカラコーコセーデショ
カキ「………むっ?」
サトシ「ん?どうしたカキ?」
カキ「………サトシ、この子は誰だ?」
サトシ「おっ!よくぞ聞いてくれたなカキ!」
サトシ「この子は平沢唯ちゃん!我らがけいおんの主人公であずにゃんの恋人だよ!」
リーリエ「こ、恋人!?」ドキドキ
スイレン「………恋人って…女の子同士じゃない?」
サトシ「ん?そうだけどどうした?」
リーリエ「何か問題がありますかスイレン?」
スイレン「………いや……」
マオ「………てか、あずにゃんはサトシの嫁(笑)じゃなかったっけ?」
サトシ「………俺は…あずにゃんが幸せならそれでいいのさ…」フッ
マオ「………あ、そう…」
マーマネ「(サトシ…唯梓厨だったのか…)」
30: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 19:25:04.52 ID:/RX1cETbO
カキ「お、おい!俺の話がまだ…」
サトシ「………だから唯ちゃんだって…」
カキ「違う!こっちの子だ!」
サトシ「ん?ああ…憂ちゃんか、唯ちゃんの妹だよ」
カキ「妹……」ドキドキ
サトシ「姉妹そっくりで可愛いだろ?」
カキ「え!?あ、ああ、そうだな?」ビクッ
カキ「(……ウイちゃん…か……)」ドキドキ
マオ「(はぁ~あ……)」ファー
マオ「(なんてゆーか……)」チラッ
サトシ「いやー、けいおんは何度見ても楽しいな!あずにゃん!」
ピカチュウ「ピッカー」
リーリエ「お、女の子可愛いです!」ドキドキ
カキ「(ウイちゃんの出番まだかな?)」
マオ「(なにが面白いの?このアニメ)」
サトシ「………だから唯ちゃんだって…」
カキ「違う!こっちの子だ!」
サトシ「ん?ああ…憂ちゃんか、唯ちゃんの妹だよ」
カキ「妹……」ドキドキ
サトシ「姉妹そっくりで可愛いだろ?」
カキ「え!?あ、ああ、そうだな?」ビクッ
カキ「(……ウイちゃん…か……)」ドキドキ
マオ「(はぁ~あ……)」ファー
マオ「(なんてゆーか……)」チラッ
サトシ「いやー、けいおんは何度見ても楽しいな!あずにゃん!」
ピカチュウ「ピッカー」
リーリエ「お、女の子可愛いです!」ドキドキ
カキ「(ウイちゃんの出番まだかな?)」
マオ「(なにが面白いの?このアニメ)」
31: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 19:35:06.28 ID:/RX1cETbO
スイレン「(全然面白くない…でも…)」
スイレン「(サトシと話を合わす為にもちゃんと見なきゃ…)」
リーリエ「! サトシ!」
サトシ「ん?なんだリーリエ?」
リーリエ「こ、このおっ○いの大きい子は誰ですか?」
サトシ「ああ、みおみおだよ!」
リーリエ「みおみお?」
サトシ「ああ!けいおん部のベース担当でさ?しっかり者なんだけど、怖い話や痛い話が苦手な可愛い子さ!」
リーリエ「そ、そうですか……」
スイレン「(可愛い?ただのおでぶじゃん)」プクー
サトシ「んで、こっちがりっちゃん」
サトシ「けいおん部の部長でみおみおの幼なじみなんだ!」
サトシ「普段おちゃらけてるように見えてもしっかり者なんだぜー?」
リーリエ「へぇ……」
マオ「(キョーミないな…)」
サトシ「ちなみに、りっちゃんにはサトシって弟がいるんだけどさ……」
サトシ「ちょっと照れるよな?」
スイレン「なにが?」
サトシ「んで……」
マーマネ「(おっ、いよいよムギちゃんの番だね……)」
サトシ「この金髪は沢庵」
マーマネ「!?」
マオ「はぁ?沢庵?」
サトシ「うん、けいおん部のキーボード担当でサイフ」
カキ「さ、サイフ?」
スイレン「沢庵って……」
リーリエ「………それだけですか?」
サトシ「うん、それだけ」
ピカチュウ「ピッカー」
マーマネ「>>安価」
安価 近いレスの中
スイレン「(サトシと話を合わす為にもちゃんと見なきゃ…)」
リーリエ「! サトシ!」
サトシ「ん?なんだリーリエ?」
リーリエ「こ、このおっ○いの大きい子は誰ですか?」
サトシ「ああ、みおみおだよ!」
リーリエ「みおみお?」
サトシ「ああ!けいおん部のベース担当でさ?しっかり者なんだけど、怖い話や痛い話が苦手な可愛い子さ!」
リーリエ「そ、そうですか……」
スイレン「(可愛い?ただのおでぶじゃん)」プクー
サトシ「んで、こっちがりっちゃん」
サトシ「けいおん部の部長でみおみおの幼なじみなんだ!」
サトシ「普段おちゃらけてるように見えてもしっかり者なんだぜー?」
リーリエ「へぇ……」
マオ「(キョーミないな…)」
サトシ「ちなみに、りっちゃんにはサトシって弟がいるんだけどさ……」
サトシ「ちょっと照れるよな?」
スイレン「なにが?」
サトシ「んで……」
マーマネ「(おっ、いよいよムギちゃんの番だね……)」
サトシ「この金髪は沢庵」
マーマネ「!?」
マオ「はぁ?沢庵?」
サトシ「うん、けいおん部のキーボード担当でサイフ」
カキ「さ、サイフ?」
スイレン「沢庵って……」
リーリエ「………それだけですか?」
サトシ「うん、それだけ」
ピカチュウ「ピッカー」
マーマネ「>>安価」
安価 近いレスの中
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 19:38:58.33 ID:nlAetB37O
黒ゴキよりムギちゃんの紹介しろよ
34: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 19:53:41.96 ID:/RX1cETbO
マーマネ「あのさぁサトシィ?」スッ
サトシ「ん?どうした?マーマネ」
マーマネ「黒ゴキにお熱なのもいいけどさぁ?ちゃんとけいおん部の縁の下の力持ちのムギちゃんの事も紹介してくれない?」
サトシ「……お前今なんつった?」スッ
マーマネ「自己チュー黒ゴキなんかよりムギちゃんの紹介してって言ってんの!」
サトシ「………はぁ?あずにゃんの何処が自己チューなんだよ!あずにゃんは人気的な意味ではNo.1だぞコラ?」
マーマネ「え?なに?薄い本的な意味で?」
サトシ「は?」
マオ「ちょ、ちょっと二人共!」
リーリエ「け、ケンカはよくないですよ?」
サトシ「だいたいさぁ?沢庵とかいなくてもけいおんは回るんだよ!」
マーマネ「ムギちゃんがけいおん部の作曲担当なんだよ?ムギちゃんがいなくちゃけいおん部は存続できないよ!ちゃんとアニメ見てる?」
マーマネ「あ?黒ゴキはいなくても問題ないけどね?」
サトシ「あずにゃんはカリスマ性があるんだよ!」
マーマネ「は?あんなもん一部のロリコンに好かれてるだけじゃん、カリスマ性(笑)」
マーマネ「だいたいあずにゃん何てもう誰も覚えてないよ!」
サトシ「………外出ろ…」
マーマネ「……上等……」
ゴゴゴ
リーリエ「ふ、二人共!落ち着いて下さい!」
マオ「ちょっとカキ!二人を止めてよ!」
カキ「(ウイちゃんがNo.1だろ…)」
スイレン「(あずにゃんより私の方が可愛い)」
ウンタン ウンタン
サトシ「ん?どうした?マーマネ」
マーマネ「黒ゴキにお熱なのもいいけどさぁ?ちゃんとけいおん部の縁の下の力持ちのムギちゃんの事も紹介してくれない?」
サトシ「……お前今なんつった?」スッ
マーマネ「自己チュー黒ゴキなんかよりムギちゃんの紹介してって言ってんの!」
サトシ「………はぁ?あずにゃんの何処が自己チューなんだよ!あずにゃんは人気的な意味ではNo.1だぞコラ?」
マーマネ「え?なに?薄い本的な意味で?」
サトシ「は?」
マオ「ちょ、ちょっと二人共!」
リーリエ「け、ケンカはよくないですよ?」
サトシ「だいたいさぁ?沢庵とかいなくてもけいおんは回るんだよ!」
マーマネ「ムギちゃんがけいおん部の作曲担当なんだよ?ムギちゃんがいなくちゃけいおん部は存続できないよ!ちゃんとアニメ見てる?」
マーマネ「あ?黒ゴキはいなくても問題ないけどね?」
サトシ「あずにゃんはカリスマ性があるんだよ!」
マーマネ「は?あんなもん一部のロリコンに好かれてるだけじゃん、カリスマ性(笑)」
マーマネ「だいたいあずにゃん何てもう誰も覚えてないよ!」
サトシ「………外出ろ…」
マーマネ「……上等……」
ゴゴゴ
リーリエ「ふ、二人共!落ち着いて下さい!」
マオ「ちょっとカキ!二人を止めてよ!」
カキ「(ウイちゃんがNo.1だろ…)」
スイレン「(あずにゃんより私の方が可愛い)」
ウンタン ウンタン
35: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 19:58:53.54 ID:/RX1cETbO
サトシ、マーマネ「!」
サトシ「あっ!やばい!唯ちゃんのウンタンが始まってる!」
マーマネ「は、早くウンタンしなきゃ!」
マオ、マーマネ、スイレン「?」
サトシ「うんたん♪うんたん♪」カチカチ
ピカチュウ「ピッタン♪ピッタン♪」
マーマネ「うんたん♪うんたん♪」カチカチ
リーリエ「………な、なんとかケンカは収まったようですね…」フゥ
スイレン「(サトシ…可愛い…)」キュン
マオ「(カチカチカスタネットうるさいなぁ……)」
カキ「>>安価」
安価 近いレスの中
サトシ「あっ!やばい!唯ちゃんのウンタンが始まってる!」
マーマネ「は、早くウンタンしなきゃ!」
マオ、マーマネ、スイレン「?」
サトシ「うんたん♪うんたん♪」カチカチ
ピカチュウ「ピッタン♪ピッタン♪」
マーマネ「うんたん♪うんたん♪」カチカチ
リーリエ「………な、なんとかケンカは収まったようですね…」フゥ
スイレン「(サトシ…可愛い…)」キュン
マオ「(カチカチカスタネットうるさいなぁ……)」
カキ「>>安価」
安価 近いレスの中
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 20:02:53.28 ID:oVPRUnTQO
これは…何だ?
37: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 21:04:06.54 ID:/RX1cETbO
カキ「これは…なんだ……?」
サトシ「ん?うんたんだぜ?」
マーマネ「知らないの?カキ?」
カキ「知らないから聞いてるんだが…」
ピカチュウ「アチャー」
マーマネ「いいかい?うんたんってのはね?」
リーリエ「うんたん♪うんたん♪こ、こうですか?」パカパカ
サトシ「そうそう!リーリエなかなかセンスあるな?」
スイレン「さ、サトシ!私にも教えて!」
マオ「(あれ?なんか私が間違ってるみたいに思えてきた)」
それからアニメ視聴は続き
サトシ「ここでさー!みおみおが転んで……」
マーマネ「サトシ!ネタバレはダメだよ!」
リーリエ「きゃっ!澪さんのおパンツシマシマです////」
スイレン「ビッチ」ボソッ
マオ「もう帰っていい?」
カキ「(ウイちゃんの活躍まだかな?)」
サトシ「ん?うんたんだぜ?」
マーマネ「知らないの?カキ?」
カキ「知らないから聞いてるんだが…」
ピカチュウ「アチャー」
マーマネ「いいかい?うんたんってのはね?」
リーリエ「うんたん♪うんたん♪こ、こうですか?」パカパカ
サトシ「そうそう!リーリエなかなかセンスあるな?」
スイレン「さ、サトシ!私にも教えて!」
マオ「(あれ?なんか私が間違ってるみたいに思えてきた)」
それからアニメ視聴は続き
サトシ「ここでさー!みおみおが転んで……」
マーマネ「サトシ!ネタバレはダメだよ!」
リーリエ「きゃっ!澪さんのおパンツシマシマです////」
スイレン「ビッチ」ボソッ
マオ「もう帰っていい?」
カキ「(ウイちゃんの活躍まだかな?)」
38: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 21:10:10.87 ID:/RX1cETbO
いよいよ
サトシ「おっ!あずにゃんだ!あずにゃんが出てきた!」
マオ「ふーん、あれがサトシの嫁(笑)かぁ」
サトシ「あずにゃん可愛いなぁ?あずにゃん?」
ピカチュウ「ピカー」
マオ「紛らわしいんだけど」
マーマネ「(あー、ゴキ厨ウゼェ)」
スイレン「………ねぇ、サトシ」
サトシ「ん?どうしたスイレン?あずにゃん可愛いよな?」
スイレン「………こいつの何処が可愛いの?」
サトシ「………え?」
スイレン「………なんか…ぶりっ子みたいだし、生意気だし、全然可愛くないよ」
スイレン「てか、絶対に腹黒だよ」
アシマリ「ウァー」
リーリエ「す、スイレン……?」
マオ「(もう揉め事起こすのはやめてよ)」
マーマネ「(よく言ったスイレン!)」
スイレン「サトシ、もうこんな女のファンはやめなよ。サトシには似合わないよ」
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
サトシ「おっ!あずにゃんだ!あずにゃんが出てきた!」
マオ「ふーん、あれがサトシの嫁(笑)かぁ」
サトシ「あずにゃん可愛いなぁ?あずにゃん?」
ピカチュウ「ピカー」
マオ「紛らわしいんだけど」
マーマネ「(あー、ゴキ厨ウゼェ)」
スイレン「………ねぇ、サトシ」
サトシ「ん?どうしたスイレン?あずにゃん可愛いよな?」
スイレン「………こいつの何処が可愛いの?」
サトシ「………え?」
スイレン「………なんか…ぶりっ子みたいだし、生意気だし、全然可愛くないよ」
スイレン「てか、絶対に腹黒だよ」
アシマリ「ウァー」
リーリエ「す、スイレン……?」
マオ「(もう揉め事起こすのはやめてよ)」
マーマネ「(よく言ったスイレン!)」
スイレン「サトシ、もうこんな女のファンはやめなよ。サトシには似合わないよ」
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 21:11:48.47 ID:pWiaRk7M0
こんな女って・・・あずにゃんのことかあああああああ!!!!!
41: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 21:19:44.02 ID:/RX1cETbO
サトシ「………こんな女…?」
スイレン「そうだよ、このぶりっ子ブスの事だよ」
リーリエ「す、スイレン?少し言いすぎでは?あずにゃん可愛いですよ?」
スイレン「可愛くない!」
リーリエ「ひぃ…」ビクッ
マオ「(アニメキャラに嫉妬しないでよ)」
サトシ「………こんな女……それは……」ワナワナ
サトシ「あずにゃんの事かぁぁぁぁ!!」
シュイン シュイン シュイン
スイレン「!?」ビクッ
リーリエ「さ、サトシが金髪に……!?」
マーマネ「さ、サトシが穏やかな心を持ちながら、激しい怒りによって、スーパーマサラ人に変身した!!」
マオ「なんじゃそりゃ」
サトシ「ちくしょー!これだから3次元の女はよォォ!!」シュインシュイン
スイレン「さ、サトシィ!」
カキ「(うるさいな…けいおんの続き見れないだろ)」
ピカチュウ「ピッカー」
スイレン「そうだよ、このぶりっ子ブスの事だよ」
リーリエ「す、スイレン?少し言いすぎでは?あずにゃん可愛いですよ?」
スイレン「可愛くない!」
リーリエ「ひぃ…」ビクッ
マオ「(アニメキャラに嫉妬しないでよ)」
サトシ「………こんな女……それは……」ワナワナ
サトシ「あずにゃんの事かぁぁぁぁ!!」
シュイン シュイン シュイン
スイレン「!?」ビクッ
リーリエ「さ、サトシが金髪に……!?」
マーマネ「さ、サトシが穏やかな心を持ちながら、激しい怒りによって、スーパーマサラ人に変身した!!」
マオ「なんじゃそりゃ」
サトシ「ちくしょー!これだから3次元の女はよォォ!!」シュインシュイン
スイレン「さ、サトシィ!」
カキ「(うるさいな…けいおんの続き見れないだろ)」
ピカチュウ「ピッカー」
42: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 21:28:46.33 ID:/RX1cETbO
翌日
サトシ「アローラ!」
マオ「あ、アローラサトシ……」
マオ「昨日はその……」
サトシ「昨日?何の事だ?けいおんか?」
マオ「いや……(覚えてないのかな?)」
カキ、マーマネ、リーリエ「アローラ!」
サトシ「おっ!みんなアローラ!」
ピカチュウ「ピッカー」
カキ「サトシ!今日もバトルの特訓手伝ってくれないか?」
サトシ「おう!いいぜ!やってやるです!」
サトシ「やろうぜ!あずにゃん!」
ピカチュウ「チャーイ」
カキ「ははっ!負けないぜ!行くぞ!ウイ!」
バクガメス「ガメー」
マオ「………は?」
カキ「ん?」
サトシ「どうしたマオ?」
マオ「いや…今さ、カキ、バクガメスの事ウイとか呼ばなかった?」
カキ「呼んだがどうした?」
マオ「いや、どうしたって……」
リーリエ「ふふっ、バトルですか?私達も観戦させて頂きましょうね?ミオン」
シロン「コーン!」
マオ「!?」
マーマネ「あの唯梓厨が無様に負けるところを見に行こうよムギデマル!」
トゲデマル「マルゥ」
マオ「……ちょ……」
サトシ「アローラ!」
マオ「あ、アローラサトシ……」
マオ「昨日はその……」
サトシ「昨日?何の事だ?けいおんか?」
マオ「いや……(覚えてないのかな?)」
カキ、マーマネ、リーリエ「アローラ!」
サトシ「おっ!みんなアローラ!」
ピカチュウ「ピッカー」
カキ「サトシ!今日もバトルの特訓手伝ってくれないか?」
サトシ「おう!いいぜ!やってやるです!」
サトシ「やろうぜ!あずにゃん!」
ピカチュウ「チャーイ」
カキ「ははっ!負けないぜ!行くぞ!ウイ!」
バクガメス「ガメー」
マオ「………は?」
カキ「ん?」
サトシ「どうしたマオ?」
マオ「いや…今さ、カキ、バクガメスの事ウイとか呼ばなかった?」
カキ「呼んだがどうした?」
マオ「いや、どうしたって……」
リーリエ「ふふっ、バトルですか?私達も観戦させて頂きましょうね?ミオン」
シロン「コーン!」
マオ「!?」
マーマネ「あの唯梓厨が無様に負けるところを見に行こうよムギデマル!」
トゲデマル「マルゥ」
マオ「……ちょ……」
43: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 21:36:46.41 ID:/RX1cETbO
「アローラ」ガラッ
マオ「! スイレン!」
マオ「す、スイレン!皆が大変なんだ!」
スイレン「どうしたのマオちゃん?」
マオ「そ、それが…みんなけいおんけいおんっ…………て?」
マオ「………スイレンどうしたの?髪の毛が黒くなってるみたいだけど?」
スイレン「い、イメチェン////」テレッ
マオ「…………なんかおさげ?みたく髪の毛結ってるみたいだけど?」
スイレン「えへへ、ツインテにしてみたの、似合う?」
マオ「………えと……」
リーリエ「スイレン!イメチェンしたんですか!?」
マーマネ「黒髪とは思いきったね?」
カキ「イメージががらりと変わったな?」
スイレン「そ、そうかな?」
ワイワイ
サトシ「ん?どーしたんだ!」
マオ「サトシ!スイレンが………」
スイレン「あっ!サトシ先輩!」
マオ「先輩!?」
スイレン「サトシ先輩!ちゃんと練習してください!」
マオ「(なんの?)」
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
マオ「! スイレン!」
マオ「す、スイレン!皆が大変なんだ!」
スイレン「どうしたのマオちゃん?」
マオ「そ、それが…みんなけいおんけいおんっ…………て?」
マオ「………スイレンどうしたの?髪の毛が黒くなってるみたいだけど?」
スイレン「い、イメチェン////」テレッ
マオ「…………なんかおさげ?みたく髪の毛結ってるみたいだけど?」
スイレン「えへへ、ツインテにしてみたの、似合う?」
マオ「………えと……」
リーリエ「スイレン!イメチェンしたんですか!?」
マーマネ「黒髪とは思いきったね?」
カキ「イメージががらりと変わったな?」
スイレン「そ、そうかな?」
ワイワイ
サトシ「ん?どーしたんだ!」
マオ「サトシ!スイレンが………」
スイレン「あっ!サトシ先輩!」
マオ「先輩!?」
スイレン「サトシ先輩!ちゃんと練習してください!」
マオ「(なんの?)」
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 21:42:52.60 ID:hbViHnKZO
うわぁ 無いわあ
あれだけ昨日馬鹿にしておいて
あれだけ昨日馬鹿にしておいて
46: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 21:50:26.61 ID:/RX1cETbO
サトシ「スイレン…」
スイレン「な、なに?サトシ先輩?」ドキドキ
サトシ「お前昨日あれだけあずにゃんを馬鹿にしてたのに……」
サトシ「無いわ…な?あずにゃん?」
ピカチュウ「ピカー」
スイレン「…………え?」
マオ「サトシ!そんな言い方……」
スイレン「……私………サトシの為にと思って……」グスッ
リーリエ「す、スイレン……」
サトシ「……スイレンはさ?きっと俺の事馬鹿にしてるんだろ?」
サトシ「……これだから3次の女は…行こうぜ?あずにゃん」クルッ
ピカチュウ「ピッカー」
スイレン「そ、そんな…」ガクッ
マオ「す、スイレン!」
スイレン「………きっと髪が短いのが悪いんだ……」ボソッ
マオ「…………え?」
スイレン「……………」ダッ
マオ「ど、何処に行くの!?スイレン!」
スイレン「育毛剤買ってくる!いこっ!アシマリ!」
アシマリ「ウァー」
タッタッタ
マオ「ちょ、ちょっと!スイレン!」
スイレン「な、なに?サトシ先輩?」ドキドキ
サトシ「お前昨日あれだけあずにゃんを馬鹿にしてたのに……」
サトシ「無いわ…な?あずにゃん?」
ピカチュウ「ピカー」
スイレン「…………え?」
マオ「サトシ!そんな言い方……」
スイレン「……私………サトシの為にと思って……」グスッ
リーリエ「す、スイレン……」
サトシ「……スイレンはさ?きっと俺の事馬鹿にしてるんだろ?」
サトシ「……これだから3次の女は…行こうぜ?あずにゃん」クルッ
ピカチュウ「ピッカー」
スイレン「そ、そんな…」ガクッ
マオ「す、スイレン!」
スイレン「………きっと髪が短いのが悪いんだ……」ボソッ
マオ「…………え?」
スイレン「……………」ダッ
マオ「ど、何処に行くの!?スイレン!」
スイレン「育毛剤買ってくる!いこっ!アシマリ!」
アシマリ「ウァー」
タッタッタ
マオ「ちょ、ちょっと!スイレン!」
47: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 21:57:11.41 ID:/RX1cETbO
放課後
マーマネの家
サトシ「おいおいマーマネ?急に呼び出してなんの用だよ?」
カキ「今日はサトシの家でけいおんのロンドン編を観賞する予定だぞ?」
リーリエ「……変な事したら叫びますよ?」
マーマネ「しないよ!」
マーマネ「今日はみんなにいい物を見せたくってさ?」
カキ「いいもの?」
マーマネ「うん!昔僕がお世話になったやつだよ!」
マーマネ「確かこの辺に……」ゴソゴソ
サトシ「お世話?」
リーリエ「どういう事でしょう?」
マーマネ「……あったあった…」
ドサッ
カキ「! これは……」
サトシ「けいおんの本?」
リーリエ「………ですが…少し絵柄が違いますね?」
リーリエ「原作というやつでしょうか?」
マーマネ「……読めばわかるよ?」ニヤリ
ピカチュウ「アッチャー」
マーマネの家
サトシ「おいおいマーマネ?急に呼び出してなんの用だよ?」
カキ「今日はサトシの家でけいおんのロンドン編を観賞する予定だぞ?」
リーリエ「……変な事したら叫びますよ?」
マーマネ「しないよ!」
マーマネ「今日はみんなにいい物を見せたくってさ?」
カキ「いいもの?」
マーマネ「うん!昔僕がお世話になったやつだよ!」
マーマネ「確かこの辺に……」ゴソゴソ
サトシ「お世話?」
リーリエ「どういう事でしょう?」
マーマネ「……あったあった…」
ドサッ
カキ「! これは……」
サトシ「けいおんの本?」
リーリエ「………ですが…少し絵柄が違いますね?」
リーリエ「原作というやつでしょうか?」
マーマネ「……読めばわかるよ?」ニヤリ
ピカチュウ「アッチャー」
48: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 22:04:21.80 ID:/RX1cETbO
サトシ「?」ヒョイッ
カキ「………(ウイ……可愛いな?)」ペラペラ
カキ「………ん?」ペラッ
ウァァァー
サトシ「! どうしたカキ!」
カキ「う、ウイが…ウイが………」グスグス
サトシ「お、おい!憂ちゃんがどうしたんだよカキ!」
キャー
サトシ「!」
リーリエ「オェェェェ」ゲロゲロ
サトシ「リーリエ!?」
リーリエ「オゲッ……ミ、ミオチャン……ニクボー…」
リーリエ「オゲェェェ」ゲロゲロ
サトシ「ひっ!?」ビクッ
マーマネ「(やっぱエ○同人誌はまだ早かったかな?)」
サトシ「ど、どうしたんだよカキもリーリエも……」ペラペラ
ピカチュウ「……………」
サトシ「!?」
サトシ「な、なんだよこれぇ……」
サトシ「あ、あずにゃんが……お、男に無理矢理……」ガタガタ
マーマネ「あっ、カキやリーリエにはまだ早かったみたいだけどさ?」
マーマネ「サトシは気に入ってくれた?」
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
カキ「………(ウイ……可愛いな?)」ペラペラ
カキ「………ん?」ペラッ
ウァァァー
サトシ「! どうしたカキ!」
カキ「う、ウイが…ウイが………」グスグス
サトシ「お、おい!憂ちゃんがどうしたんだよカキ!」
キャー
サトシ「!」
リーリエ「オェェェェ」ゲロゲロ
サトシ「リーリエ!?」
リーリエ「オゲッ……ミ、ミオチャン……ニクボー…」
リーリエ「オゲェェェ」ゲロゲロ
サトシ「ひっ!?」ビクッ
マーマネ「(やっぱエ○同人誌はまだ早かったかな?)」
サトシ「ど、どうしたんだよカキもリーリエも……」ペラペラ
ピカチュウ「……………」
サトシ「!?」
サトシ「な、なんだよこれぇ……」
サトシ「あ、あずにゃんが……お、男に無理矢理……」ガタガタ
マーマネ「あっ、カキやリーリエにはまだ早かったみたいだけどさ?」
マーマネ「サトシは気に入ってくれた?」
サトシ「>>安価」
安価 近いレスの中
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 22:05:24.40 ID:pWiaRk7M0
お前・・・ロケッド団より悪い奴だな!
51: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 22:28:58.38 ID:/RX1cETbO
サトシ「マーマネェ…………」ユラッ
マーマネ「えへへ?気に入ったんなら貸してあげるよ?」
サトシ「………お前…ロケット団より悪いやつだな……」グスッ
マーマネ「…………へ?」
サトシ「マーマネェ…身体の傷は時間が立てばいずれ塞がるさ…でもな?」
マーマネ「え?え?」
サトシ「心の傷ってのはな?なかなか塞がんないんだよ!」グスッ
マーマネ「………え?」
サトシ「……よくもあずにゃんを……!あずにゃん!」キラー
ピカチュウ「ピッカー!!」キラー
マーマネ「……ちょ……」
サトシ「スパーキングギガボルト!!」
ピカチュウ「チャアー!!!!」
バリバリバリ
マーマネ「ギィアアアアア!!!!」
バリバリバリ
マーマネ「えへへ?気に入ったんなら貸してあげるよ?」
サトシ「………お前…ロケット団より悪いやつだな……」グスッ
マーマネ「…………へ?」
サトシ「マーマネェ…身体の傷は時間が立てばいずれ塞がるさ…でもな?」
マーマネ「え?え?」
サトシ「心の傷ってのはな?なかなか塞がんないんだよ!」グスッ
マーマネ「………え?」
サトシ「……よくもあずにゃんを……!あずにゃん!」キラー
ピカチュウ「ピッカー!!」キラー
マーマネ「……ちょ……」
サトシ「スパーキングギガボルト!!」
ピカチュウ「チャアー!!!!」
バリバリバリ
マーマネ「ギィアアアアア!!!!」
バリバリバリ
52: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 22:33:45.64 ID:/RX1cETbO
マーマネ「う………ぁ……」ボロッ
カキ「………ウイの仇だ………!」ヨロッ
マーマネ「!?」
カキ「ウイ!ダイナミックフルフレイム!!!」
バクガメス「ガメー!!!」
ボオオ
マーマネ「ぼ、僕の家がァー!!」
メラメラメラ
リーリエ「………ヒヒヒ」ヨロッ
マーマネ「!」
マーマネ「り、リーリエ……?」
リーリエ「お、男なんて……みんなしんじゃえ……ウヒヒ」グスッ
マーマネ「ひぇ…」ビクッ
リーリエ「ミオン!!吹雪!!」
シロン「コーン!!!」ヒュオオ
マーマネ「!?」
ドッカーン!!!!
カキ「………ウイの仇だ………!」ヨロッ
マーマネ「!?」
カキ「ウイ!ダイナミックフルフレイム!!!」
バクガメス「ガメー!!!」
ボオオ
マーマネ「ぼ、僕の家がァー!!」
メラメラメラ
リーリエ「………ヒヒヒ」ヨロッ
マーマネ「!」
マーマネ「り、リーリエ……?」
リーリエ「お、男なんて……みんなしんじゃえ……ウヒヒ」グスッ
マーマネ「ひぇ…」ビクッ
リーリエ「ミオン!!吹雪!!」
シロン「コーン!!!」ヒュオオ
マーマネ「!?」
ドッカーン!!!!
53: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 22:40:30.17 ID:/RX1cETbO
翌日
ポケモンスクール
スイレン「みてみて!マオちゃん!こんなに髪伸びたよ!」ダラーン
マオ「う、うん…凄いね………」
スイレン「これで少しはあずにゃんに近づいたかな?」
マオ「う、うん……(こわっ)」
マオ「にしても……」チラッ
ガラーン
マオ「………みんな休み?どうしちゃったんだろ?」
スイレン「サトシ……」
ガラッ
ククイ「席につけー」
スイレン「!」
マオ「博士!」
マオ「みんないないみたいだけど、どうしたんですか!?」
ククイ「……………」
ククイ「昨日………マーマネの家が火事になった」
マオ「え!?」
スイレン「ふーん」
マオ「ま、マーマネは無事なんですか!?」
ククイ「………命に別状は無い……だが…」
ククイ「ケガのため、病院に入院している…」
マオ「そんな………」
スイレン「ま、まさかサトシ達もそれに巻き込まれて………」
ククイ「………いや、あいつらは……」
ポケモンスクール
スイレン「みてみて!マオちゃん!こんなに髪伸びたよ!」ダラーン
マオ「う、うん…凄いね………」
スイレン「これで少しはあずにゃんに近づいたかな?」
マオ「う、うん……(こわっ)」
マオ「にしても……」チラッ
ガラーン
マオ「………みんな休み?どうしちゃったんだろ?」
スイレン「サトシ……」
ガラッ
ククイ「席につけー」
スイレン「!」
マオ「博士!」
マオ「みんないないみたいだけど、どうしたんですか!?」
ククイ「……………」
ククイ「昨日………マーマネの家が火事になった」
マオ「え!?」
スイレン「ふーん」
マオ「ま、マーマネは無事なんですか!?」
ククイ「………命に別状は無い……だが…」
ククイ「ケガのため、病院に入院している…」
マオ「そんな………」
スイレン「ま、まさかサトシ達もそれに巻き込まれて………」
ククイ「………いや、あいつらは……」
54: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 22:45:10.28 ID:/RX1cETbO
ククイ「(……大好きなキャラ達が無惨にも汚ならしい男達に汚されていく様…)」
ククイ「(……特に…男がいないアニメの世界ならばそのショックは計りしれないだろう……)」
ククイ「(何れはこの日が来るとは思っていたが……)」
マオ「は、博士!」
スイレン「サトシ…大丈夫なの!?」
ククイ「……………」
ククイ「(………悪いが俺には何もしてやれない…サトシ、カキ、リーリエ…)」
ククイ「あとは…お前ら次第だ……」
マオ、スイレン「?」
ククイ「(……特に…男がいないアニメの世界ならばそのショックは計りしれないだろう……)」
ククイ「(何れはこの日が来るとは思っていたが……)」
マオ「は、博士!」
スイレン「サトシ…大丈夫なの!?」
ククイ「……………」
ククイ「(………悪いが俺には何もしてやれない…サトシ、カキ、リーリエ…)」
ククイ「あとは…お前ら次第だ……」
マオ、スイレン「?」
55: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 22:52:16.61 ID:/RX1cETbO
リーリエの屋敷
コンコン
ジェイムズ『お嬢様、お食事が出来ました!お部屋から出てきて下さいませ』
リーリエ「………そこに置いておいて下さい!…」
ジェイムズ『ですが………』
リーリエ「いいから!放っておいて!」
ジェイムズ『………わかりました…』スッ
リーリエ「(…………澪ちゃんが…あんな穢らわしい男達にいいようにされて…)」
リーリエ「……男なんてクズです…」
リーリエ「……ミオン?私……もう何もかもが嫌になっちゃった…」グスッ
シロン「コーン…」
カキの家
カキ「くそっ!」ガンッ
ホシ「お兄ちゃん……」
カキ「………すまんホシ……こんな情けない俺の姿は見ないでくれ……」
カキ「(ウイを助けられなかった…情けない俺の姿なんかな……)」
ホシ「………お兄ちゃん…」
バクガメス「ガメー」ポンッ
ホシ「!」
ホシ「………そうだね…」
ホシ「何があったかはホシにはわからないけど…」
ホシ「今は…一人にしてあげよう…」スッ
コンコン
ジェイムズ『お嬢様、お食事が出来ました!お部屋から出てきて下さいませ』
リーリエ「………そこに置いておいて下さい!…」
ジェイムズ『ですが………』
リーリエ「いいから!放っておいて!」
ジェイムズ『………わかりました…』スッ
リーリエ「(…………澪ちゃんが…あんな穢らわしい男達にいいようにされて…)」
リーリエ「……男なんてクズです…」
リーリエ「……ミオン?私……もう何もかもが嫌になっちゃった…」グスッ
シロン「コーン…」
カキの家
カキ「くそっ!」ガンッ
ホシ「お兄ちゃん……」
カキ「………すまんホシ……こんな情けない俺の姿は見ないでくれ……」
カキ「(ウイを助けられなかった…情けない俺の姿なんかな……)」
ホシ「………お兄ちゃん…」
バクガメス「ガメー」ポンッ
ホシ「!」
ホシ「………そうだね…」
ホシ「何があったかはホシにはわからないけど…」
ホシ「今は…一人にしてあげよう…」スッ
56: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 22:56:51.60 ID:/RX1cETbO
サトシの家
サトシ「(あずにゃん……)」
ピカチュウ「ピカー」ナデナデ
サトシ「ははっ、こんな情けない俺を慰めてくれるのか?」
ピカチュウ「チャーウ」
サトシ「………………」
サトシ「……ポケモンマスター…なんかもうどうでもよくなっちゃったな…」
ピカチュウ「……………」
サトシ「………カントーに帰ろうかな…?ママやシゲルにも会いたいしさ…」
ピカチュウ「……………」
サトシ「なぁ、ピカチュウ?」
ピカチュウ「ピー?」
サトシ「こんな情けない俺を……君はキライ?」
ピカチュウ「>>安価」
安価 近いレスの中
サトシ「(あずにゃん……)」
ピカチュウ「ピカー」ナデナデ
サトシ「ははっ、こんな情けない俺を慰めてくれるのか?」
ピカチュウ「チャーウ」
サトシ「………………」
サトシ「……ポケモンマスター…なんかもうどうでもよくなっちゃったな…」
ピカチュウ「……………」
サトシ「………カントーに帰ろうかな…?ママやシゲルにも会いたいしさ…」
ピカチュウ「……………」
サトシ「なぁ、ピカチュウ?」
ピカチュウ「ピー?」
サトシ「こんな情けない俺を……君はキライ?」
ピカチュウ「>>安価」
安価 近いレスの中
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 22:58:40.91 ID:pWiaRk7M0
いいからいつものサトシに戻れよ
58: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 23:03:07.16 ID:/RX1cETbO
ピカチュウ「……………」
サトシ「?」
ピカチュウ「チャー!!!」バリバリ
サトシ「グァァァァ!!」バリバリ
サトシ「……な、なにすんだよピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカー!!」
サトシ「!」
サトシ「な、なんだよピカチュウ…」
サトシ「そんなのはらしくない…いつものサトシに戻れって言いたいのか?」
ピカチュウ「チャウチャウ」ウンウン
サトシ「……ピカチュウ……」
コンコン
サトシ「!」
ククイ「サトシ、電話だ…」スッ
サトシ「………電話?」
サトシ「?」
ピカチュウ「チャー!!!」バリバリ
サトシ「グァァァァ!!」バリバリ
サトシ「……な、なにすんだよピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカー!!」
サトシ「!」
サトシ「な、なんだよピカチュウ…」
サトシ「そんなのはらしくない…いつものサトシに戻れって言いたいのか?」
ピカチュウ「チャウチャウ」ウンウン
サトシ「……ピカチュウ……」
コンコン
サトシ「!」
ククイ「サトシ、電話だ…」スッ
サトシ「………電話?」
60: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 23:08:11.71 ID:/RX1cETbO
一週間後……
マオ「みんながスクールに来なくなってから一週間か……」
スイレン「………サトシ…全然家から出てこない……」
マオ「………ずっとサトシの家を見張ってるの?」
スイレン「うん」
マオ「(うっわ…こんな日本人形みたいな女が家の外にずっといたらホラーだよ)」
アシマリ「ウァー……」
ガラッ
マオ、スイレン「!」
リーリエ「……アローラです…」
シロン「コーン」
マオ「り、リーリエ!」
スイレン「………この一週間どうしてたの!?」
スイレン「心配してたんだよ!」
リーリエ「………………」
リーリエ「なんでもないわ」ファサッ
マオ、スイレン「え?」
マオ「みんながスクールに来なくなってから一週間か……」
スイレン「………サトシ…全然家から出てこない……」
マオ「………ずっとサトシの家を見張ってるの?」
スイレン「うん」
マオ「(うっわ…こんな日本人形みたいな女が家の外にずっといたらホラーだよ)」
アシマリ「ウァー……」
ガラッ
マオ、スイレン「!」
リーリエ「……アローラです…」
シロン「コーン」
マオ「り、リーリエ!」
スイレン「………この一週間どうしてたの!?」
スイレン「心配してたんだよ!」
リーリエ「………………」
リーリエ「なんでもないわ」ファサッ
マオ、スイレン「え?」
62: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 23:17:59.79 ID:/RX1cETbO
ガラッ
サトシ「アローラ!」
ピカチュウ「ピッカー!!」
カキ「アローラ!」
スイレン「サトシ!」
マオ「カキ!」
スイレン「サトシ!一週間もどうしたの!?心配したんだから!」グスッ
サトシ「…博士から聞いたよ?ずっと心配して家を見に来てくれてたんだって?」
サトシ「ありがとな?スイレン?」
スイレン「………いいよ」グスッ
ピカチュウ「アチャー」
アシマリ「ウァー」
マオ「ちょっと!二人共!それにリーリエも!」
マオ「この一週間どうしてたの!心配したんだから!」
カキ「ちょっと色々あってな?」
カキ「だが、もう大丈夫だ!」
マオ「?」
サトシ「………この一週間……俺は何で生きてるんだろうって、ずっと自分に自問自答して落ち込んでた……」
スイレン「サトシ……」
サトシ「………でもさ?俺、気づいたんだ…」
サトシ「………こんな俺をずっと励ましてくれたこいつと……」ナデ
ピカチュウ「ピッカ」
サトシ「……イッシュの友達の電話でな?」
スイレン「イッシュの友達?」
サトシ「ああ、そいつは言ってくれた」
サトシ「なにくだらない事で落ち込んでんのよ子供ねーこれ見て元気出しなさいって…」
マオ、スイレン「?」
サトシ「………そこでさ、気づいたんだ…」
サトシ「俺…何でこんなくだらない事で悩んでたんだろ」
サトシ「俺って本当馬鹿っ……てな?」
ピカチュウ「アッチャー」
サトシ「アローラ!」
ピカチュウ「ピッカー!!」
カキ「アローラ!」
スイレン「サトシ!」
マオ「カキ!」
スイレン「サトシ!一週間もどうしたの!?心配したんだから!」グスッ
サトシ「…博士から聞いたよ?ずっと心配して家を見に来てくれてたんだって?」
サトシ「ありがとな?スイレン?」
スイレン「………いいよ」グスッ
ピカチュウ「アチャー」
アシマリ「ウァー」
マオ「ちょっと!二人共!それにリーリエも!」
マオ「この一週間どうしてたの!心配したんだから!」
カキ「ちょっと色々あってな?」
カキ「だが、もう大丈夫だ!」
マオ「?」
サトシ「………この一週間……俺は何で生きてるんだろうって、ずっと自分に自問自答して落ち込んでた……」
スイレン「サトシ……」
サトシ「………でもさ?俺、気づいたんだ…」
サトシ「………こんな俺をずっと励ましてくれたこいつと……」ナデ
ピカチュウ「ピッカ」
サトシ「……イッシュの友達の電話でな?」
スイレン「イッシュの友達?」
サトシ「ああ、そいつは言ってくれた」
サトシ「なにくだらない事で落ち込んでんのよ子供ねーこれ見て元気出しなさいって…」
マオ、スイレン「?」
サトシ「………そこでさ、気づいたんだ…」
サトシ「俺…何でこんなくだらない事で悩んでたんだろ」
サトシ「俺って本当馬鹿っ……てな?」
ピカチュウ「アッチャー」
63: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 23:27:49.93 ID:/RX1cETbO
リーリエ「私達もサトシからの電話で集まったの…そして…みんなで話し合った…」
スイレン「リーリエ……」
マオ「(なんか口調違くない?)」
カキ「……ふっ、俺はただチーズが食べたかっただけさ」
スイレン「チーズ?」
サトシ「とにかくさ、心配かけてごめんな?今日からまたポケモンマスター目指して頑張るぜ!」
マオ「サトシ……」
スイレン「……なんでもいいよ…」
スイレン「いつものサトシが戻ってきてくれたから!」ニコッ
サトシ「スイレン…(髪切れよ…)」
サトシ「………へへっ、そうと決まったら早速特訓だ…!」
カキ「手伝うぜ!サトシ!」
サトシ「よっしゃー!今日は負けないぜ!カキ!」
サトシ「行こうぜ!さやか!」
ピカチュウ「ピッカー」
マオ、スイレン「え?」
カキ「ふっ、それはこちらのセリフだ!な?なぎさ!」
バクガメス「ガメー」
マオ、スイレン「は?」
リーリエ「……私達も勉強の為に観戦するわよ?ホムン」ファサッ
シロン「コーン」
マオ、スイレン「………………」
スイレン「あ、あのさサトシ……」
マオ「その…何でピカチュウをさやかとか呼んでるの……?」
サトシ「ん?これか?これはだな……」
…………
……
…
完
スイレン「リーリエ……」
マオ「(なんか口調違くない?)」
カキ「……ふっ、俺はただチーズが食べたかっただけさ」
スイレン「チーズ?」
サトシ「とにかくさ、心配かけてごめんな?今日からまたポケモンマスター目指して頑張るぜ!」
マオ「サトシ……」
スイレン「……なんでもいいよ…」
スイレン「いつものサトシが戻ってきてくれたから!」ニコッ
サトシ「スイレン…(髪切れよ…)」
サトシ「………へへっ、そうと決まったら早速特訓だ…!」
カキ「手伝うぜ!サトシ!」
サトシ「よっしゃー!今日は負けないぜ!カキ!」
サトシ「行こうぜ!さやか!」
ピカチュウ「ピッカー」
マオ、スイレン「え?」
カキ「ふっ、それはこちらのセリフだ!な?なぎさ!」
バクガメス「ガメー」
マオ、スイレン「は?」
リーリエ「……私達も勉強の為に観戦するわよ?ホムン」ファサッ
シロン「コーン」
マオ、スイレン「………………」
スイレン「あ、あのさサトシ……」
マオ「その…何でピカチュウをさやかとか呼んでるの……?」
サトシ「ん?これか?これはだな……」
…………
……
…
完
64: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 23:29:21.95 ID:/RX1cETbO
最後まで付き合って頂いてありがとうございました
短いし今更けいおんだけど完です
短いし今更けいおんだけど完です
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 23:46:27.62 ID:OLYoykgto
また悲劇が起きそう
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 23:58:25.53 ID:/26sXUJN0
やっぱスイレンは道化っぽくなってる方が似合うわ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500002571/
Entry ⇒ 2017.07.21 | Category ⇒ ポケモン | Comments (0)
【ポケモン】スイレン「今日の釣り、とっても楽しかったね」
1: ◆.A/w3QOTkU 2017/07/08(土) 12:23:30.07 ID:KSIOVqLQO
スイレン「アシマリも頑張ってくれたし」ナデナデ
アシマリ「アウア!!」
スイレン「水のZクリスタルもゲットしたし」ナデナデ
アシマリ「アウ」
スイレン「それに…」
スイレン「………」
スイレン「釣竿の手入れでもしよっかな」キュッキュッ
アシマリ「アウア!!」
スイレン「水のZクリスタルもゲットしたし」ナデナデ
アシマリ「アウ」
スイレン「それに…」
スイレン「………」
スイレン「釣竿の手入れでもしよっかな」キュッキュッ
2: ◆.A/w3QOTkU 2017/07/08(土) 12:42:40.60 ID:KSIOVqLQO
スイレン「(サトシ…私のこと、必死に応援してくれた…)」
スイレン「(私が主に引きずり込まれそうな時に助けてくれて…)」キュッキュッ
スイレン「(ママンボウを釣り上げてくれて…)」キュッキュッ
アシマリ「アウ」
スイレン「(………デート…)」キュッキュッ
スイレン「/////」ボンッ
アシマリ「アゥ?」
スイレン「(そういえば…カキに家に来ないかって言われた時も私を優先してくれたよね?)」キュッキュッ
スイレン「…………ひょっとして…」
スイレン「サトシって私の事好きなんじゃ…////」
アシマリ「ゥ」
スイレン「ど、どう思う?アシマリ!」ドキドキ
アシマリ「>>3」
スイレン「(私が主に引きずり込まれそうな時に助けてくれて…)」キュッキュッ
スイレン「(ママンボウを釣り上げてくれて…)」キュッキュッ
アシマリ「アウ」
スイレン「(………デート…)」キュッキュッ
スイレン「/////」ボンッ
アシマリ「アゥ?」
スイレン「(そういえば…カキに家に来ないかって言われた時も私を優先してくれたよね?)」キュッキュッ
スイレン「…………ひょっとして…」
スイレン「サトシって私の事好きなんじゃ…////」
アシマリ「ゥ」
スイレン「ど、どう思う?アシマリ!」ドキドキ
アシマリ「>>3」
3: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 2017/07/08(土) 12:46:13.32 ID:m0dO6aGl0
でもアイツリーリエと付き合ってる
5: ◆.A/w3QOTkU 2017/07/08(土) 13:52:21.87 ID:nRMHyL2o0
アシマリ「アウア!!(でもサトシとリーリエの方がお似合いじゃない?付き合ってたりして)」
スイレン「ハハハゴメンネアシマリ?アウアウイッテテナニイッテルカワカンナイ」
アシマリ「アゥ」
スイレン「でもきっとスイレンとサトシはお似合いだよって言ってるんだよね?そうだよね?」
アシマリ「ウー……」
スイレン「……………」スッ
スイレン「(これ…サトシが今日使ってた釣竿…)」ドキドキ
スイレン「(……サトシは…ここを握ってたっけ…)」ドキドキ
アシマリ「アゥ?」
スイレン「……………」ドキドキ
スイレン「……釣竿…お手入れしなきゃ…」スッ
ペロペロ
スイレン「ハハハゴメンネアシマリ?アウアウイッテテナニイッテルカワカンナイ」
アシマリ「アゥ」
スイレン「でもきっとスイレンとサトシはお似合いだよって言ってるんだよね?そうだよね?」
アシマリ「ウー……」
スイレン「……………」スッ
スイレン「(これ…サトシが今日使ってた釣竿…)」ドキドキ
スイレン「(……サトシは…ここを握ってたっけ…)」ドキドキ
アシマリ「アゥ?」
スイレン「……………」ドキドキ
スイレン「……釣竿…お手入れしなきゃ…」スッ
ペロペロ
6: ◆.A/w3QOTkU 2017/07/08(土) 14:27:35.52 ID:nRMHyL2o0
スイレン「ん…」
ペロペロ
スイレン「(サトシの使った釣竿美味しい…)」
ペロペロ
スイレン「(サトシの味がする)」
ペロペロ
スイレン「(元気な男の子って味だ!)」
ペロペロ
アシマリ「ウアー……」
レン……
スイレン「んっ…」
ペロペロ
サトシ「スイレン!」
スイレン「!」ビクッ
スイレン「……え?さ、サトシ…!?な、何でここに……」
サトシ「スイレンの水のZクリスタルを見せてもらおうと思ってさ」
スイレン「そ、そなんだ…」
サトシ「……それよりさ…」
サトシ「……なにやってんの?」
スイレン「>>7」
ペロペロ
スイレン「(サトシの使った釣竿美味しい…)」
ペロペロ
スイレン「(サトシの味がする)」
ペロペロ
スイレン「(元気な男の子って味だ!)」
ペロペロ
アシマリ「ウアー……」
レン……
スイレン「んっ…」
ペロペロ
サトシ「スイレン!」
スイレン「!」ビクッ
スイレン「……え?さ、サトシ…!?な、何でここに……」
サトシ「スイレンの水のZクリスタルを見せてもらおうと思ってさ」
スイレン「そ、そなんだ…」
サトシ「……それよりさ…」
サトシ「……なにやってんの?」
スイレン「>>7」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/08(土) 14:28:29.64 ID:9rIoyUs+O
見てわからない?
10: ◆.A/w3QOTkU 2017/07/08(土) 15:30:28.88 ID:nRMHyL2o0
スイレン「ぅや……」ドキドキ
スイレン「(み、見られた……ど、どうしよう…)」ドキドキ
サトシ「……………」
スイレン「(さ、サトシが何も言わない…変な子だと思われたのかな……)」
ピカチュウ「ピーカチュ」
スイレン「(……だ、だめ!ここで引いたら怪しまれるよ!ここは……)」 ドキドキ
スイレン「………見てわからない?」
サトシ「わからないから聞いてるんだよ」
スイレン「(さ、サトシィ……)」グスッ
ピカチュウ「アチャー」
スイレン「……お、お手入れ」ボソッ
サトシ「……え?」
スイレン「つ、釣竿のお手入れしてたの!」
サトシ「……俺の知り合いに釣り好きな奴いたけど、そんな手入れの仕方はしてなかったぜ?」
スイレン「うぅ……」タジッ
アシマリ「ウァー」
スイレン「う、うちではこうやって手入れするの!」クワッ
サトシ「!?」ビクッ
スイレン「ほ、ほらっ!こうやって!」ペロペロ
サトシ「わ、わかったよスイレン!ご、ごめん…」
サトシ「(うわぁ…あれ今日俺が使ってた釣竿じゃん……)」サーッ
スイレン「う、うん…!許すよ!」ペロペロ
スイレン「(いやがらない…やっぱり私達両思いだったんだ!////)」ペロペロ
スイレン「こ、この手入れの仕方はうちの秘伝だから誰にも言わないでね?」
サトシ「う、うん……」
アシマリ「ウァー」
ピカチュウ「アチャー」
スイレン「(み、見られた……ど、どうしよう…)」ドキドキ
サトシ「……………」
スイレン「(さ、サトシが何も言わない…変な子だと思われたのかな……)」
ピカチュウ「ピーカチュ」
スイレン「(……だ、だめ!ここで引いたら怪しまれるよ!ここは……)」 ドキドキ
スイレン「………見てわからない?」
サトシ「わからないから聞いてるんだよ」
スイレン「(さ、サトシィ……)」グスッ
ピカチュウ「アチャー」
スイレン「……お、お手入れ」ボソッ
サトシ「……え?」
スイレン「つ、釣竿のお手入れしてたの!」
サトシ「……俺の知り合いに釣り好きな奴いたけど、そんな手入れの仕方はしてなかったぜ?」
スイレン「うぅ……」タジッ
アシマリ「ウァー」
スイレン「う、うちではこうやって手入れするの!」クワッ
サトシ「!?」ビクッ
スイレン「ほ、ほらっ!こうやって!」ペロペロ
サトシ「わ、わかったよスイレン!ご、ごめん…」
サトシ「(うわぁ…あれ今日俺が使ってた釣竿じゃん……)」サーッ
スイレン「う、うん…!許すよ!」ペロペロ
スイレン「(いやがらない…やっぱり私達両思いだったんだ!////)」ペロペロ
スイレン「こ、この手入れの仕方はうちの秘伝だから誰にも言わないでね?」
サトシ「う、うん……」
アシマリ「ウァー」
ピカチュウ「アチャー」
11: ◆.A/w3QOTkU 2017/07/08(土) 15:39:48.02 ID:nRMHyL2o0
スイレン「そ、それでサトシは私の水のZクリスタルを見にきたんだったけ?」
サトシ「え?あ、うん……」
サトシ「(何かもうどうでも良くなってきたな…)」
スイレン「(ほ、本当は私に会う口実だよね?サトシ照れてる…)」ドキドキ
スイレン「どうぞ」スッ
サトシ「ああ、サンキュー」ヒョイッ
ギュッ
スイレン「……………」ギュゥ
サトシ「………あのさ、手を握られたらクリスタル見えないんだけど」
スイレン「/////」
スイレン「(やっぱりサトシ照れてるんだ可愛い/////)」
サトシ「いやー、水のクリスタル綺麗だなー!いいなー!」
スイレン「さ、サトシのお陰でゲットできたんだよ!」
サトシ「そんな事ないぜ?スイレンが頑張ったからゲットできたんだよ!」
サトシ「俺は何もやってないさ」ニッ
スイレン「サトシ……」
スイレン「(サトシ、優しい…)」キュンッ
サトシ「じゃ、俺はそろそろ…」
スイレン「ね、ねぇサトシ!」
サトシ「ん?」
スイレン「あ、明日も…一緒に釣りしない……?」ドキドキ
サトシ「え?あ、うん……」
サトシ「(何かもうどうでも良くなってきたな…)」
スイレン「(ほ、本当は私に会う口実だよね?サトシ照れてる…)」ドキドキ
スイレン「どうぞ」スッ
サトシ「ああ、サンキュー」ヒョイッ
ギュッ
スイレン「……………」ギュゥ
サトシ「………あのさ、手を握られたらクリスタル見えないんだけど」
スイレン「/////」
スイレン「(やっぱりサトシ照れてるんだ可愛い/////)」
サトシ「いやー、水のクリスタル綺麗だなー!いいなー!」
スイレン「さ、サトシのお陰でゲットできたんだよ!」
サトシ「そんな事ないぜ?スイレンが頑張ったからゲットできたんだよ!」
サトシ「俺は何もやってないさ」ニッ
スイレン「サトシ……」
スイレン「(サトシ、優しい…)」キュンッ
サトシ「じゃ、俺はそろそろ…」
スイレン「ね、ねぇサトシ!」
サトシ「ん?」
スイレン「あ、明日も…一緒に釣りしない……?」ドキドキ
12: ◆.A/w3QOTkU 2017/07/08(土) 15:48:56.23 ID:nRMHyL2o0
サトシ「え?」
スイレン「ほ、ほら!早朝とかどうかな?」ドキドキ
サトシ「いや、でも……」
サトシ「俺、釣竿持ってな……」
ビシッ
スイレン「なんの為に手入れしたと思ってるの?」ニコッ
サトシ「……………」
サトシ「(それ……今スイレンがペロペロ舐めてた竿だよな……)」
スイレン「ふふふ」ニコニコ
サトシ「(いや、汚いなんて思っちゃダメだ!スイレンは友達だ!)」
サトシ「(スイレンは…大人しいけど頑張り屋で…ポケモン思いですっごくいい奴じゃん!それを……)」
サトシ「(少し変わった釣竿の手入れをするからって……)」チラッ
スイレン「ん?」ニコッ
サトシ「いや……」
サトシ「い、いいぜ!」
スイレン「さ、サトシ!」
スイレン「(あ、明日…私の唾液たっぷりの竿をサトシが!)」ドキドキ
サトシ「…………あ!」
スイレン「なに?」ニコッ
サトシ「そうだ!リーリエも誘おうぜ!」
スイレン「…………は?」
サトシ「(う、うわっ…急に機嫌悪くなった……)」
ピカチュウ「アチャー」
スイレン「………なんでリーリエを誘うの?」
サトシ「い、いや、その…」アセアセ
スイレン「……………」ジトー
サトシ「>>14」
スイレン「ほ、ほら!早朝とかどうかな?」ドキドキ
サトシ「いや、でも……」
サトシ「俺、釣竿持ってな……」
ビシッ
スイレン「なんの為に手入れしたと思ってるの?」ニコッ
サトシ「……………」
サトシ「(それ……今スイレンがペロペロ舐めてた竿だよな……)」
スイレン「ふふふ」ニコニコ
サトシ「(いや、汚いなんて思っちゃダメだ!スイレンは友達だ!)」
サトシ「(スイレンは…大人しいけど頑張り屋で…ポケモン思いですっごくいい奴じゃん!それを……)」
サトシ「(少し変わった釣竿の手入れをするからって……)」チラッ
スイレン「ん?」ニコッ
サトシ「いや……」
サトシ「い、いいぜ!」
スイレン「さ、サトシ!」
スイレン「(あ、明日…私の唾液たっぷりの竿をサトシが!)」ドキドキ
サトシ「…………あ!」
スイレン「なに?」ニコッ
サトシ「そうだ!リーリエも誘おうぜ!」
スイレン「…………は?」
サトシ「(う、うわっ…急に機嫌悪くなった……)」
ピカチュウ「アチャー」
スイレン「………なんでリーリエを誘うの?」
サトシ「い、いや、その…」アセアセ
スイレン「……………」ジトー
サトシ「>>14」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/08(土) 15:51:59.11 ID:w9vRIEyLO
リーリエを2人でいじめるためだよ!
19: ◆.A/w3QOTkU 2017/07/08(土) 16:05:24.60 ID:nRMHyL2o0
サトシ「(ここは冗談でも言って場を和ませよう…)」
サトシ「り、リーリエってポケモン苦手じゃん?だからさ、二人でポケモンを使ってイタズラをさ!」
スイレン「………………」
サトシ「って、嘘で…」スイレン「サトシ!それいいアイディアだね!」
サトシ「……え?」
スイレン「………え?」
サトシ、スイレン「………………」
サトシ「す、スイレ…」
スイレン「う、嘘です!リーリエは友達だもん!」
サトシ「だよな…」ハハッ
リーリエの部屋
サトシ「て、訳でさ?リーリエも明日一緒に釣り行かないか?」
リーリエ「釣り……ですか?」
シロン「コーン」
サトシ「(リーリエなら釣竿の予備くらい持ってるよな?頼むよリーリエ!貸してくれ!)」
スイレン「リーリエ?無理ならいいよ別に?朝早いし、リーリエポケモン苦手だし、てゆーか無理だよね?無理しないで空気読んで?」
リーリエ「うーん…」
サトシ「(リーリエ……!)」
シロン「コーン」
スイレン「リーリエ?無理でしょ?強制はしないからね?無理なら無理って言って?てゆーか無理でしょ?」
リーリエ「>>21」
サトシ「り、リーリエってポケモン苦手じゃん?だからさ、二人でポケモンを使ってイタズラをさ!」
スイレン「………………」
サトシ「って、嘘で…」スイレン「サトシ!それいいアイディアだね!」
サトシ「……え?」
スイレン「………え?」
サトシ、スイレン「………………」
サトシ「す、スイレ…」
スイレン「う、嘘です!リーリエは友達だもん!」
サトシ「だよな…」ハハッ
リーリエの部屋
サトシ「て、訳でさ?リーリエも明日一緒に釣り行かないか?」
リーリエ「釣り……ですか?」
シロン「コーン」
サトシ「(リーリエなら釣竿の予備くらい持ってるよな?頼むよリーリエ!貸してくれ!)」
スイレン「リーリエ?無理ならいいよ別に?朝早いし、リーリエポケモン苦手だし、てゆーか無理だよね?無理しないで空気読んで?」
リーリエ「うーん…」
サトシ「(リーリエ……!)」
シロン「コーン」
スイレン「リーリエ?無理でしょ?強制はしないからね?無理なら無理って言って?てゆーか無理でしょ?」
リーリエ「>>21」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/08(土) 16:07:27.98 ID:vmFuQMUXO
やめておきます
2人の邪魔をしては悪いですし……
2人の邪魔をしては悪いですし……
23: ◆.A/w3QOTkU 2017/07/08(土) 16:26:05.03