グシオンリベイク「フレームアームズ・ガールだと……?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 09:56:24.92 ID:H0HHtXSS0
アニメ版フレームアームズ・ガールの轟雷がもしも機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズのグシオンリベイク(昭弘)だったらのIFネタです
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 09:57:27.09 ID:H0HHtXSSo
*源内あおの部屋
源内あお「パパからの入学祝い、だよね……?」
あお「ロボットのおもちゃ?」ピピピッ
あお「うわっ!?」
リベイク「俺の名はグシオンリベイク」ドシン
あお「あー、知ってる! 光る鳴る! ってやつだよね!」
リベイク「……何が光るんだ?」
あお「最近のおもちゃって凄いね! 会話もできるじゃん!」
リベイク「……お前、名前は?」
あお「お名前教えてってやつだね! 私は源内あおだよ。よろしくね、昭弘」
リベイク「昭弘って何だよ……」
あお「だって、さっきの名前ちょー長かったし。ぐりこだっけ? 略して昭弘でいいよね?」
リベイク「グシオンリベイクだ! ……まぁ、呼び方なんてどうでも良いことか。好きに呼べ、あお」
あお「うん! 改めてよろしくね、昭弘!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 09:58:39.30 ID:H0HHtXSSo
あお「ふれーむあーむず・がーる?」
リベイク「ああ、武装を身に着けて戦い合う。それが俺たちのあり方だ」
あお「がーるってあのガールだよね? 昭弘って女の子なの!?」
リベイク「……一応男だ」
あお「はー、良かった。その口調で女の子は流石にどうかなって思うし」
リベイク「それよりもあお。そこのオプションセットを作ってくれ」
あお「おぷしょんせっと?」
リベイク「武装部品のランナーだ。これを組み立てるとハルバードとライフルになる」
あお「えー、組み立てるとかめんどい。昭弘は十分ゴテゴテしているから武器なんて必要ないよ」
リベイク「確かに俺は素手でも強いが……」
あお「だったらいいじゃん」
リベイク「……」
あお「……どうしても作らないと駄目?」
リベイク「ああ」
あお「もう、仕方がないなぁ。とりあえずこれをちぎっていけばいいよね?」
リベイク「おい、待て。ニッパーを使え」
あお「にっぱー? そんなの持っていないよ。え? 絶対に必要? もう、それじゃあ管理人さんが持っていないか聞いてくるね」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 09:59:37.04 ID:H0HHtXSSo
あお「よく分かんないから二つ借りてきたよー」
リベイク「それはアルティメットニッパー!? ……もう片方は普通のニッパーだな」
あお「あるてぃめっと? ちょー凄いってこと?」
リベイク「市販では最高の切れ味になる。……まぁ、値段もそれ相応だがな」
あお「高いってことだよね。えー、壊しても弁償できないから普通のにっぱーでいいや」
リベイク「俺は武器さえあればそれで良い」
あお「それじゃあ、こっちで切っていくよ」
リベイク「待て。説明書の番号順に切っていけ」
あお「え、そうなの?」
リベイク「ああ、ガンプラは説明書さえ守れば初心者でも完成できるように作られている」
あお「ふーん、そうなんだ。ええと、最初はこれを切って……あっ」
リベイク(パーツを切っていたらどっかに飛んでいきやがった)
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:00:26.02 ID:H0HHtXSSo
あお「ごめんね、昭弘」
リベイク「……人には向き不向きがあるもんだ」
リベイク(結局パーツは見つからなかった。それどころかその後もポンポン飛んでいき一つも武器は完成していない)
あお「お詫びにこのくまのぬいぐるみあげるね」
リベイク「いらねえよ。何だよその太眉のぬいぐるみは」
あお「昭弘にちょー似ているよね」
リベイク(あおの目には俺がそんな風に見えるのか? 医者に行った方が良いんじゃないか、この女)
あお「あー、今失礼なこと考えたでしょ?」
リベイク「……なんのことだ?」
あお「いいもんいいもん。昭弘の代わりにこのぬいぐるみをぎゅーっとしてあげるから」ギュー
リベイク「意味が分からん」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:01:34.96 ID:H0HHtXSSo
*翌朝
ピンポーン
あお「あれ? また荷物? 二つもあるし。……嫌な予感するから学校帰ってきてから開けようかな。それじゃあ、行ってくるね、昭弘」
リベイク「ああ、留守は任せろ」
スティレット「ちょっと! さっさと開けなさいよ!」
あお「勝手に出てきちゃったよ!?」
スティレット「アタシはスティレット! 早速バトるわよ、轟雷!」
リベイク「……轟雷?」
あお「誰だろうね? ここに昭弘なら居るけど」
リベイク「正しくはグシオンリベイクだ」
あお「あ、そんな名前だったね」
スティレット「? あんた、FAガールよね?」
リベイク「FAガールグシオンリベイクだ」
あお「略して昭弘だよ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:02:22.00 ID:H0HHtXSSo
スティレット「まぁ、轟雷でもたまごひこーきでも一緒よね。とにかくバトるわよ!」
リベイク「たまご何とかはどこから出てきたんだよ……」
あお「ねぇねぇ、スティ子。もしかして、こっちにもFAガールが入っているの?」
スティレット「スティ子ってアタシのこと!? 変な名前つけないでよ!」
あお「可愛いじゃんスティ子」
スティレット「かわっ!? ま、まぁ良いわ。起きなさいバーゼラルド!」
あお「あ、こっちのダンボールにもやっぱりFAガールが入っていたし。……ねぇ、昭弘。昭弘って本当にFAガールなんだよね?」
リベイク「どこからどう見てもFAガールだろ?」
あお「そうかな? 何だか昭弘だけ違う世界のロボットに見えるんだけどなぁ」ウーン
スティレット「さっさと起きなさい!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:03:08.59 ID:H0HHtXSSo
バーゼラルド「……おやすみなさい。すぴー」
リベイク(あおが唸っている間にもう一体のFAガールが目覚めたと思ったらまた眠りやがった)
スティレット「こらー! 起きなさいよ!」
バーゼラルド「ふみゅ。バーゼはバーゼラルドだよ。よろしくね。バトルはスティレットが勝った?」
スティレット「あんたが目を覚まさないからまだやっていないわよ!」
あお「ねぇ、バトルってここでやる気なの? ダメダメ。アパートなんだから壁とか傷つけたりすると大変なんだよ?」
バーゼラルド「バトルはこのセッションベースを使うから大丈夫だよ」
あお「セッションベース?」
スティレット「実際に見たほうが早いわよ」
バーゼラルド「だね。こうして、セッションベースをセットして──」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:03:46.54 ID:H0HHtXSSo
リベイク(流れでスティレットと戦うことになったが望むところだ)
あお「なんか昭弘とスティ子のセッションベース違わない?」
バーゼラルド「アキヒロのはGPベースだね」
あお「GPベース?」
プリーズセットユアガンプラ
あお「昭弘のセッションベースだけ今音声鳴らなかった?」
バーゼラルド「にゃはは」
リベイク(互いのセッションベース上に俺とスティレットは立つ)
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:04:17.18 ID:H0HHtXSSo
スティレット「昭弘、負ける準備はオーケー?」
リベイク「……」
スティレット「スティレット」
リベイク「ガンダムグシオンリベイク」
スティレット「FAガール、セッション!」
リベイク「……」
スティレット「あんたも言いなさいよ!?」
リベイク「出る」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:05:22.85 ID:H0HHtXSSo
《武装されていくシーン》
スティレット「今この瞬間が……って、何それ!?」
リベイク(あおが武器を組み立てることができなかったから、俺は代わりのものを持ち込んでいた。それは)
リベイク「ニッパーだ」
スティレット「ニッパーって、そのニッパー1/1スケールの本物じゃない!?」
リベイク「心配するな。普通のニッパーだから刃が欠けることは少ない」
スティレット「そんな心配していないわよ! って言うかそれでアタシを切る気!?」
リベイク「当然だろ」
スティレット「それで切られたら怪我どころじゃないんですけど!? イヤー! 無言でニパニパしてこないでー!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:06:03.30 ID:H0HHtXSSo
バーゼラルド『あはは、スティレットったら必死に逃げてるー』ケラケラ
あお『これってバトルじゃなくて追いかけっこだよね』
スティレット「何なのよー! こいつ! バトルで実際の工具を使うなんて聞いたことないわよ!」
リベイク「……」
スティレット「無言なのが余計に怖いのよ!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:06:56.41 ID:H0HHtXSSo
スティレット「とにかく距離を取って遠距離攻撃よ! ひー!? 銃弾をものともしないで突き進んでくる!?」
リベイク(俺の装甲は厚い。そして、飛行は得意でないがブースターを吹かせれば飛ぶことはできるし、瞬間加速は中々のものとなる)
リベイク「ちょこまかと鬱陶しかったが、ようやく捕まえた。これで終わりだ」
スティレット「こ、こうなったら! えーい!」
バーゼラルド『あ、スティレットが自分に向かって銃で撃った』
あお『こめかみに撃つとか、うわ痛そー』
ドカン
《ウィナー、アキヒロ》
リベイク「……ちっ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:08:05.49 ID:H0HHtXSSo
スティレット「……」
バーゼラルド「わー、スティレットすっかり魂抜けちゃってるね」
あお「すごいね、昭弘! 全然攻撃していないのに勝っちゃった! ……昭弘?」
リベイク「おい! スティレット、さっきのはどういうつもりだ!」
スティレット「……ひくっ……ぐすっ……」
バーゼラルド「あーあー、アキヒロがスティレットを泣かしちゃった。いけないんだー」
リベイク(ギョッとする。バーゼラルドが言ったようにスティレットがボロボロ泣き出していた)
リベイク「お、おい。な、泣くな」
スティレット「ひぃっ!? せ、切断しないでぇ……」ガクガクブルブル
リベイク(滅茶苦茶怯えられている……。クソッ、ガラじゃないんだが仕方がねぇ)
ポン
スティレット「……え?」
リベイク(スティレットの頭を手のひらで軽く叩く)
リベイク「まぁ、なんだ。正確な射撃とあのスピードは大したもん、だったと思う。お前が自滅していなければ負けていたのは俺かもな」
スティレット「……」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:08:53.75 ID:H0HHtXSSo
リベイク「よくやったよ、お前は」グシグシ
スティレット「……」ポロポロッ
リベイク「だから、泣くなって」
リベイク(もしかして、髪を撫でたのが悪かったのか? これだから女はどうも苦手だ)
スティレット「……アタシ、強かった?」
リベイク「ああ、強かった。……頼むからいい加減泣き止んでくれ」
スティレット「……ぐすっ……うん。……あんたも強かったわよ」
リベイク「そ、そうか」
スティレット「……こ、今度はニッパーなしでバトルしてよね」
リベイク「まぁ、あおが武器を作ってくれたらな」
スティレット「うん! 約束ね」
リベイク「ああ」
バーゼラルド「スティレット、顔真っ赤だね」
あお「うんうん、これにて一件落着」
リベイク「あお。ところで学校は良いのか?」
あお「あー!? 完全に遅刻だぁ!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:11:36.88 ID:H0HHtXSSo
*数日後
スティレット「ねぇ、昭弘。あんたの充電くん貸してよ」
リベイク「お前のがあるだろ」
スティレット「た、たまには他のFAガールのを使ってみるのも良いでしょ!」
リベイク「バーゼラルドに借りれば良いだろ」
スティレット「アタシはあんたの充電くんが……」モゴモゴ
リベイク「はっきりと言え。何を言っているのか分からん」
スティレット「も、もう良いわよ。……ねぇ、それならあんたの武装貸してもらっても良い?」
バーゼラルド「スティレット、最近ずっとアキヒロと一緒に居るよね?」
あお「仲良しっていいよね」
バーゼラルド「んー、仲良しって言うよりもスティレットの場合は好きとかじゃないかな? よく分かんないけど」
あお「むっ」
あお「……ねぇ、昭弘。昨日届いたオプションセット作ってあげる」
リベイク「本当か!?」
あお「うん。だから、こっち来てよ」
スティレット「……」
スティレット「昭弘、実は1/12スケールの腹筋マシンがあるんだけどさ」
リベイク「お、おい。何で二人して俺にジリジリ近づいてきやがる」
あお「昭弘、ぎゅってしてあげる」
スティレット「昭弘、アタシの武装付けてあげる」
あお・スティレット『昭広ー!!』
リベイク「うおっ!?」
リベイク(……何故、俺は二人に抱き着かれている?)
バーゼラルド「アキヒロの受難は今始まったばかりだ! なんちゃって」
おしまい
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:17:07.85 ID:H0HHtXSSo
アニメの影響でイノセンティア作りましたが、本当可愛いです
予約購入していた迅雷も作らねば
お読みいただきありがとうございました
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 13:24:57.76 ID:dwGyhsR5O
乙
誰かFAガールSS書いてくれないかなって思っていたところだった
誰かFAガールSS書いてくれないかなって思っていたところだった
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/29(月) 23:12:51.03 ID:ebl6PtEy0
乙
面白かった、気が向いたらでいいから続き書いてくれ
面白かった、気が向いたらでいいから続き書いてくれ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495932984/
Entry ⇒ 2017.09.23 | Category ⇒ 鉄血のオルフェンズ | Comments (0)
ガンダム鉄血のオルフェンズ、シノ「俺とお前のスーパーギャラクシーキャノンだ」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:16:25.41 ID:Z7d5Tc9G0
シノの最期はあれでいいとしても、フラウロスの魅せ場がMA戦で崖を撃っただけじゃ寂しいので、
こんな描写をいれたいけど尺の都合で入れられなかったとかいう妄想設定を晒します。
モビルスーツの設定に関する描写多めです。
大まかな筋書きは変えずにフラウロスの見せ場とオルガが指揮官として有能な所を描く。
こんな描写をいれたいけど尺の都合で入れられなかったとかいう妄想設定を晒します。
モビルスーツの設定に関する描写多めです。
大まかな筋書きは変えずにフラウロスの見せ場とオルガが指揮官として有能な所を描く。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:17:28.62 ID:Z7d5Tc9G0
アリアンロッド艦隊と鉄華団とマクギリス陣営の決戦の最中。
鉄華団側
イサリビ艦橋
鉄華団戦闘艦イサリビに衝撃が走った。
オルガ「どこに当たった!」
少年オペレーター「右舷の第二甲板です。航行に支障ありません。」
オルガ「くそ!、数で追い込まれる。」
鉄華団側
イサリビ艦橋
鉄華団戦闘艦イサリビに衝撃が走った。
オルガ「どこに当たった!」
少年オペレーター「右舷の第二甲板です。航行に支障ありません。」
オルガ「くそ!、数で追い込まれる。」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:18:32.27 ID:Z7d5Tc9G0
オルガ・イツカは焦っていた。当初の予定になかったアリアンロッド艦隊との戦闘は、やはり劣勢だった。
単機の戦闘能力では三日月・オーガスのバルバトスをはじめとする鉄華団のMS部隊は敵側のMS部隊よりも一枚上手だった。
しかし鉄華団のMS部隊は質では勝っていたが、数では劣っている。
単機の戦闘能力では三日月・オーガスのバルバトスをはじめとする鉄華団のMS部隊は敵側のMS部隊よりも一枚上手だった。
しかし鉄華団のMS部隊は質では勝っていたが、数では劣っている。
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:19:16.16 ID:Z7d5Tc9G0
補給や修理の必要もある。あちらは数で勝るので前線の部隊を下げて、ゆっくりと補給ができるが、鉄華団側は悠長に補給を行っている時間はない。
長期戦になればなるほど、鉄華団側は不利になる。数で劣るこちらが勝利するためには、ただひとつ。
敵艦隊の旗艦を討って、艦隊司令ラスタル・エリオンを潰す。
長期戦になればなるほど、鉄華団側は不利になる。数で劣るこちらが勝利するためには、ただひとつ。
敵艦隊の旗艦を討って、艦隊司令ラスタル・エリオンを潰す。
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:20:15.48 ID:Z7d5Tc9G0
だがバルバドスは敵の新型グレイズの捨て身の猛攻によって、思うように動けていない。
なんとか敵のMS部隊を切り崩し、敵旗艦にたどり着かなくてはいけない。予備兵力の投入も考える必要がある。
いや予備兵力を投入してしまっては、備えがなくなる。
なんとか敵のMS部隊を切り崩し、敵旗艦にたどり着かなくてはいけない。予備兵力の投入も考える必要がある。
いや予備兵力を投入してしまっては、備えがなくなる。
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:20:44.34 ID:Z7d5Tc9G0
俺の判断ミスの一つで家族全員を危険に晒す。それだけは避けなくてはならない。
オルガ・イツカは焦りと仲間を危険に晒す恐怖とも戦っていた。
オルガ・イツカは焦りと仲間を危険に晒す恐怖とも戦っていた。
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:21:28.84 ID:Z7d5Tc9G0
アリアンロッド側
一方その頃のアリアンロッド旗艦艦橋
ラスタル「損傷した機体はすぐに下がらせろ。数ではこちらが上だ。焦る必要はない。」
艦隊司令ラスタル・エリオンは落ち着き払っていた。艦隊司令である自分が動揺すれば艦隊全体が動揺する。
傍らに控えるイオク・クジャンに上に立つものの姿勢をみせる。だがそんなものは些細なことだった。
艦隊司令ラスタル・エリオンとして、ギャラルホルンとしての役目を果たす。ただそれだけだった。
一方その頃のアリアンロッド旗艦艦橋
ラスタル「損傷した機体はすぐに下がらせろ。数ではこちらが上だ。焦る必要はない。」
艦隊司令ラスタル・エリオンは落ち着き払っていた。艦隊司令である自分が動揺すれば艦隊全体が動揺する。
傍らに控えるイオク・クジャンに上に立つものの姿勢をみせる。だがそんなものは些細なことだった。
艦隊司令ラスタル・エリオンとして、ギャラルホルンとしての役目を果たす。ただそれだけだった。
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:22:09.77 ID:Z7d5Tc9G0
それにそろそろ仕込みの予定時間だ。なんの問題もない。
突然、僚艦に爆発が起こりオペレーターが状況を報告する。
オペレーター「3番艦被弾、損傷は中破、マクギリス陣営から違法兵器ダインスレイブによる砲撃の模様」
予定通りだ。ラスタルは誰にも見えぬ程度に口元を歪め、次の命令を発した。
突然、僚艦に爆発が起こりオペレーターが状況を報告する。
オペレーター「3番艦被弾、損傷は中破、マクギリス陣営から違法兵器ダインスレイブによる砲撃の模様」
予定通りだ。ラスタルは誰にも見えぬ程度に口元を歪め、次の命令を発した。
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:23:19.28 ID:Z7d5Tc9G0
ラスタル「革命の暴徒は違法兵器を使用した。その愚行・・・断じて許してはならん!」
ラスタル「アリアンロッド艦隊総司令官ラスタル・エリオンの名において命じる!」
ラスタル「ダインスレイブ隊!禁忌をもって報復せよ!」
ダインスレイブ隊が次々に違法兵器ダインスレイブを発射する。そして敵艦らが被弾する。
ラスタル「アリアンロッド艦隊総司令官ラスタル・エリオンの名において命じる!」
ラスタル「ダインスレイブ隊!禁忌をもって報復せよ!」
ダインスレイブ隊が次々に違法兵器ダインスレイブを発射する。そして敵艦らが被弾する。
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:24:18.58 ID:Z7d5Tc9G0
ラスタル「ダインスレイブ隊の次弾装填を急がせろ。」
後はこのままダインスレイブで敵艦隊に壊滅な被害を与え、それでも向かってくるなら殲滅するのみ。
オペレーターがさらに状況を報告する。
オペレーター「ダインスレイブ隊は次弾装填中………、いや待ってください。ダインスレイブ隊二番機中破!、ダインスレイブ発射不能!」
ラスタル「何だと!、」
後はこのままダインスレイブで敵艦隊に壊滅な被害を与え、それでも向かってくるなら殲滅するのみ。
オペレーターがさらに状況を報告する。
オペレーター「ダインスレイブ隊は次弾装填中………、いや待ってください。ダインスレイブ隊二番機中破!、ダインスレイブ発射不能!」
ラスタル「何だと!、」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:25:02.71 ID:Z7d5Tc9G0
こちらのダインスレイブ隊の周辺に敵MS部隊はおらず、艦砲射撃も射程外のはず。
ラスタル「状況確認急げ!」
オペレーター「戦域外よりダインスレイブにて狙撃された模様!」
ラスタル「状況確認急げ!」
オペレーター「戦域外よりダインスレイブにて狙撃された模様!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:26:24.42 ID:Z7d5Tc9G0
鉄華団側
イサリビ艦橋
オルガ「ナイスだ!、シノ!。」
やっぱりダインスレイブを撃ってきやがったか。俺の読みが当たった。
俺の読みはこうだった。アリアンロッド艦隊は名瀬の兄貴を殺りやがった連中だ。
停戦も降伏も許さずダインスレイブでタービンズを壊滅させた。
イサリビ艦橋
オルガ「ナイスだ!、シノ!。」
やっぱりダインスレイブを撃ってきやがったか。俺の読みが当たった。
俺の読みはこうだった。アリアンロッド艦隊は名瀬の兄貴を殺りやがった連中だ。
停戦も降伏も許さずダインスレイブでタービンズを壊滅させた。
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:27:24.42 ID:Z7d5Tc9G0
そんな奴らが撃ってこないはずがない。あらかじめに敵のダインスレイブ隊の展開位置を読んで狙撃ポイントにシノのフラウロスと狙撃班を待機させておいた。
向こうがダインスレイブを撃ってくるなら容赦しない。こっちもテイワズから抜けた時の最後の資材でダインスレイブの弾頭を数十発用意できた。
しかし敵ダインスレイブの最初の一射目でかなりの被害が出た。戦闘開始からフラウロスで狙撃したら防げた被害かもしれない。
だがそうしたらすぐにフラウロスにMS部隊が差し向けられて終わりだ。このタイミングまで予備兵力としてフラウロスを温存する必要があった。
オルガ「後はお前に掛かってる。頼むぜ、シノ!。」
向こうがダインスレイブを撃ってくるなら容赦しない。こっちもテイワズから抜けた時の最後の資材でダインスレイブの弾頭を数十発用意できた。
しかし敵ダインスレイブの最初の一射目でかなりの被害が出た。戦闘開始からフラウロスで狙撃したら防げた被害かもしれない。
だがそうしたらすぐにフラウロスにMS部隊が差し向けられて終わりだ。このタイミングまで予備兵力としてフラウロスを温存する必要があった。
オルガ「後はお前に掛かってる。頼むぜ、シノ!。」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:28:10.09 ID:Z7d5Tc9G0
鉄華団側
狙撃班の狙撃ポイント
シノ「了解だ。任せろオルガ!」
シノが狙撃姿勢のガンダムフラウロスの中でオルガに答える。
そのときフラウロスに向けて、敵ダインスレイブ部隊の弾頭が飛んできたが、そのことごとくが空を切った。
シノ「うひょ~、おっかねー」
ヤマギ「大丈夫、当たらないよ」
ヤマギが通信機で答える。
狙撃班の狙撃ポイント
シノ「了解だ。任せろオルガ!」
シノが狙撃姿勢のガンダムフラウロスの中でオルガに答える。
そのときフラウロスに向けて、敵ダインスレイブ部隊の弾頭が飛んできたが、そのことごとくが空を切った。
シノ「うひょ~、おっかねー」
ヤマギ「大丈夫、当たらないよ」
ヤマギが通信機で答える。
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:28:52.67 ID:Z7d5Tc9G0
ヤマギ「向こうはグレイズに外付け発射機構を組み込んでダインスレイブを打ち出してるみたいだけど」
ヤマギ「こっちはエイハブリアクター二基のガンダムフレームだよ」
ヤマギ「グレイズ一基のリアクターを使った急造品とは射程距離も照準制度も砲身の冷却速度もこちらが上だよ」
シノ「よくわからねぇがこっちは当たるが、向こうは当たらねぇってことか?」
ヤマギ「そういうこと」
ヤマギ「こっちはエイハブリアクター二基のガンダムフレームだよ」
ヤマギ「グレイズ一基のリアクターを使った急造品とは射程距離も照準制度も砲身の冷却速度もこちらが上だよ」
シノ「よくわからねぇがこっちは当たるが、向こうは当たらねぇってことか?」
ヤマギ「そういうこと」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:29:55.95 ID:Z7d5Tc9G0
ヤマギ「もっともこんなダインスレイブの長距離射撃は初めてだし、弾頭数はギリギリ。一発も無駄にできない」
シノ「要は外さなければいいんだろ」
シノ「そのためにお前らがここにいてくれる」
シノ「次弾装填と照準補正ズレの修正は任せる」
シノ「要は外さなければいいんだろ」
シノ「そのためにお前らがここにいてくれる」
シノ「次弾装填と照準補正ズレの修正は任せる」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:30:39.57 ID:Z7d5Tc9G0
ヤマギ「わかった。圧倒的な長射程から敵を駆逐する。この戦い方が厄祭戦当時の本来のフラウロスなんだ。」
シノ「違うぜ、ヤマギ。こいつは流星号。そしてこいつが」
シノ「俺とお前のスーパーギャラクシーキャノンだ!!!!」
流星号の砲身が唸りを挙げた。
終わり
シノ「違うぜ、ヤマギ。こいつは流星号。そしてこいつが」
シノ「俺とお前のスーパーギャラクシーキャノンだ!!!!」
流星号の砲身が唸りを挙げた。
終わり
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:32:45.93 ID:Z7d5Tc9G0
後はシノがダインスレイブ隊を排除するけど、数で劣る鉄華団は敗走、シノの最期に繋がる感じかな。
マクギリスとオルガの有能な所がみたいです。最終回に近づくにつれ、おバカさんにならないで。
あとマクギリスがアルミリアに拘るのはちゃんと理由があるんですよね。ただの大人を信用できないロリコンじゃないですよね。
ファリド家のマクギリスとしてでなくマッキーとして接してくれたからアルミリアを愛してるみたいな、ちゃんとした理由あるよね。
マクギリスはあと数話しかないのに内心が読めない。三日月もそうだけど。
文章の利点に細かい心理描写ができる点があるけど、二人ともこれじゃ登場させづらい。
アニメだと激しい視点変更あっても、動画だから楽に吸収できるけど、文章だとあまり視点変更すると読みにくくなるから難しい。
それとシノは死んだのか?フラウロスのコックピット原型留めてるし、ジュリエッタがカプセル入って助かるならもしかして?。
スパロボならロックオンが狙撃の手解きして生存ですね。
読んで頂きありがとうございました。
マクギリスとオルガの有能な所がみたいです。最終回に近づくにつれ、おバカさんにならないで。
あとマクギリスがアルミリアに拘るのはちゃんと理由があるんですよね。ただの大人を信用できないロリコンじゃないですよね。
ファリド家のマクギリスとしてでなくマッキーとして接してくれたからアルミリアを愛してるみたいな、ちゃんとした理由あるよね。
マクギリスはあと数話しかないのに内心が読めない。三日月もそうだけど。
文章の利点に細かい心理描写ができる点があるけど、二人ともこれじゃ登場させづらい。
アニメだと激しい視点変更あっても、動画だから楽に吸収できるけど、文章だとあまり視点変更すると読みにくくなるから難しい。
それとシノは死んだのか?フラウロスのコックピット原型留めてるし、ジュリエッタがカプセル入って助かるならもしかして?。
スパロボならロックオンが狙撃の手解きして生存ですね。
読んで頂きありがとうございました。
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:46:01.17 ID:Z7d5Tc9G0
ちなみに
レジスタンス兵士A「クロムクロ?」兵士B「そうだ」
も描きました。
まとめサイトのコメント欄も覗いているので、感想どこでも、何でも、いいので書いてくれると嬉しいです。
レジスタンス兵士A「クロムクロ?」兵士B「そうだ」
も描きました。
まとめサイトのコメント欄も覗いているので、感想どこでも、何でも、いいので書いてくれると嬉しいです。
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:46:14.17 ID:BuVYzCJP0
これをスペシャルエディションにしよう(提案)
乙
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489770985/
Entry ⇒ 2017.06.29 | Category ⇒ 鉄血のオルフェンズ | Comments (0)
【鉄血】ガンダムバルバトス「――あぁ、納得したよ」ガンダム「そうかい」
1: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 17:02:01.25 ID:UNG1QUix0
ガンダム「意外じゃねえか若造、全滅END一歩手前で荒れてると思ったんだがな」
ガンダムバルバトス(以下バルバトス)「……」グビ
バルバトス「ふー……いえね、叔父貴に言われたことを思い出してたんですよ」
バルバトス「俺たちに出来ることは身を任せて、使わせるだけ……ってやつ」
ガンダム「そんなこと言ったっけなあ?」
バルバトス「はは……まあ、望まれてた結果には出来んかったかも知れませんが、MSが言う事じゃあないってやつでさ」
バルバトス「最後に、ミカが満足できたんなら……俺がとやかくいうことじゃねえってね」
バルバトス「グシオン共々、土産抱えて地獄に凱旋できたと思って笑います。それが一番の手向けでしょうから……」
ガンダム「……ったく、からかい甲斐のねえ面しやがって」キュポ
ガンダム「おい」
バルバトス「! うっす」サッ
とくとくとく……
ガンダム「火星の未来に」
バルバトス「……鉄華団の【夜明け】に!」
「乾杯」
~Fin~
キマリスヴィダール(以下キマール)「いや開幕で勝手に〆ないでくださいよ」
グレイズアイン「ここで終わらせておけばあんなことにはならなかったのに……!」
キマール「止めてください不吉な!」
キマール「では、鉄血のオルフェンズの総括です!」
グレイズアイン「いえーい!!」
ガンダムバルバトス(以下バルバトス)「……」グビ
バルバトス「ふー……いえね、叔父貴に言われたことを思い出してたんですよ」
バルバトス「俺たちに出来ることは身を任せて、使わせるだけ……ってやつ」
ガンダム「そんなこと言ったっけなあ?」
バルバトス「はは……まあ、望まれてた結果には出来んかったかも知れませんが、MSが言う事じゃあないってやつでさ」
バルバトス「最後に、ミカが満足できたんなら……俺がとやかくいうことじゃねえってね」
バルバトス「グシオン共々、土産抱えて地獄に凱旋できたと思って笑います。それが一番の手向けでしょうから……」
ガンダム「……ったく、からかい甲斐のねえ面しやがって」キュポ
ガンダム「おい」
バルバトス「! うっす」サッ
とくとくとく……
ガンダム「火星の未来に」
バルバトス「……鉄華団の【夜明け】に!」
「乾杯」
~Fin~
キマリスヴィダール(以下キマール)「いや開幕で勝手に〆ないでくださいよ」
グレイズアイン「ここで終わらせておけばあんなことにはならなかったのに……!」
キマール「止めてください不吉な!」
キマール「では、鉄血のオルフェンズの総括です!」
グレイズアイン「いえーい!!」
2: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 17:25:41.77 ID:UNG1QUix0
【ストーリー】
バルバトス「え、何? やんの?」
キマール「とことん乗らないですねどいつもこいつも」
バルバトス「だって何処見てもクソ荒れて……」
キマール「……」チャキッ
バルバトス「オーケー、ブラザー。本編で使わなかったダインスレイヴは止めろ」
グレイズアイン「本編再現かな?」
キマール「おおまかにまとめれば【鉄華団の興亡、栄枯盛衰物語】って感じでしたね」
バルバトス「一期で蜂起して大暴れして自分たちの住む場所を確立した鉄華団が、二期で更なる高みを目指した結果ギャラルホルンの内ゲバに巻き込まれてそのまま解散……って書くと元も子もねえな」
バルバトス「まあ、なんだ。ぶっちゃけこうなるかなって思ってたんであんまり驚きや悲しみはねえ」
グレイズアイン「あれ、結構素直さんだね兄ちゃん」
バルバトス「あー……二年後の最初、覚えてっか?」
バルバトス「【ギャラルホルンが鉄華団にしてやられて馬鹿晒した結果影響力が弱まって、有用性を示した少年兵と阿頼耶識が増えまくった】ってやつ」
バルバトス「あれ、そういう意味ではえれえショックだった。エドモントンでの勝ちは、結果的に広い意味での勝ちを逃してたんだってことよ」
バルバトス「この時点で【今までみたいな目の前の勝ちを追っかけるだけじゃ先がない】って言われたもんで、おまけに新規参入組は殆ど兵士か整備班。デスクワーク組は殆どいねえときたもんだ」
バルバトス「いやー、青ざめたね。どっかで変わらねえと、行き着く先は真っ逆さまだ」
キマール「で、監督の【彼らは変わらない】発言でしたか」
バルバトス「事前の死刑宣告だろこんなもん。おまえ、一番最初の時点で残り2クールを後はどう死ぬか考えさせられるみたいなもんだぞ」
グレイズアイン「皆がわーい!けじめたーのしー!ってやってる時に吐きそうになってた」
バルバトス「え、何? やんの?」
キマール「とことん乗らないですねどいつもこいつも」
バルバトス「だって何処見てもクソ荒れて……」
キマール「……」チャキッ
バルバトス「オーケー、ブラザー。本編で使わなかったダインスレイヴは止めろ」
グレイズアイン「本編再現かな?」
キマール「おおまかにまとめれば【鉄華団の興亡、栄枯盛衰物語】って感じでしたね」
バルバトス「一期で蜂起して大暴れして自分たちの住む場所を確立した鉄華団が、二期で更なる高みを目指した結果ギャラルホルンの内ゲバに巻き込まれてそのまま解散……って書くと元も子もねえな」
バルバトス「まあ、なんだ。ぶっちゃけこうなるかなって思ってたんであんまり驚きや悲しみはねえ」
グレイズアイン「あれ、結構素直さんだね兄ちゃん」
バルバトス「あー……二年後の最初、覚えてっか?」
バルバトス「【ギャラルホルンが鉄華団にしてやられて馬鹿晒した結果影響力が弱まって、有用性を示した少年兵と阿頼耶識が増えまくった】ってやつ」
バルバトス「あれ、そういう意味ではえれえショックだった。エドモントンでの勝ちは、結果的に広い意味での勝ちを逃してたんだってことよ」
バルバトス「この時点で【今までみたいな目の前の勝ちを追っかけるだけじゃ先がない】って言われたもんで、おまけに新規参入組は殆ど兵士か整備班。デスクワーク組は殆どいねえときたもんだ」
バルバトス「いやー、青ざめたね。どっかで変わらねえと、行き着く先は真っ逆さまだ」
キマール「で、監督の【彼らは変わらない】発言でしたか」
バルバトス「事前の死刑宣告だろこんなもん。おまえ、一番最初の時点で残り2クールを後はどう死ぬか考えさせられるみたいなもんだぞ」
グレイズアイン「皆がわーい!けじめたーのしー!ってやってる時に吐きそうになってた」
3: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 17:58:35.89 ID:UNG1QUix0
キマール「おまけにきつかったのが【敵だったギャラルホルンはあくまで警察機関】ってとこでしたよねえ」
グレイズアイン「どゆこと?」
キマール「火星経済が枯れ切ってて搾取と不正の温床になってたのは、あくまで四大経済圏の支配に寄るもので、ギャラルホルンがどうこうしてる訳じゃないんですよ」
キマール「なもんで、あの世界的にはマイノリティでハズレ者の鉄華団が幾ら頑張っても、マジョリティが不幸になるだけで根本的には変わらないんです」
キマール「どんなに不正してて腐ってようが、彼らの目的は虐殺でも粛清でもなく秩序の維持です。まあやらかしまくった統制局のせいでかなりアレな印象がつきましたが、いうなれば腐ってる一割殴るとまともな九割も死ぬので……」
グレイズアイン「うわ、九割もまともかどうかは別としてどうしようもない」
バルバトス「経済圏のワンちゃんしてた火星支部の奴ら殴ってたまでは良かったんだがな」
バルバトス「だからこそ救いだったのはクーデリアだったよな。あの戦いの結果に唯一自分で立ち向かって改善しようとしてた」
バルバトス「まあそっちに焦点行かなくなっちまって……変わんねえ展開と胃が痛くなる光景ばっかでな」
キマール「そこがストーリー上の欠点でしたねえ。【戦う理由になる世界情勢と経済圏への独立に向けた戦いを重視すると地味になる、かといってそこを無視したらなんで戦うのかわからなくなる】と」
キマール「加えて【鉄華団がメインであることは崩せないが、結末を鑑みると相応に敵側の描写をしなければ最後がただ悲惨なだけに終わる】という課題も有りました」
バルバトス「フォローはどっかで必要だったわな、敵側視点でも納得できねえとほんと辛いぜ全滅エンド」
キマール「脚本家はそれをガエリオ起用で解決しようとしてましたね。全くの慧眼であると絶賛いたします!!!!!」
グレイズアイン「うわ、MS特有のパイロット贔屓だ」
グレイズアイン「でもぼくもぜっさんいたします!!!!!」エッヘン
バルバトス「阿頼耶識TypeEか……パイロットと言っていいのか……?」
グレイズアイン「いいの!!!」
バルバトス「んー、尺が足らねえかって話をするんなら、正直一期から通してやってかねえと足らねえ話題でもあるかねえ」
バルバトス「なまじっか欠点や問題を明確にしてっからガンダム特有の【新しい組織にしたから大丈夫!!!】が使えなかったのが痛えわな」
バルバトス「ま、頑張ってたんじゃねえの?」
グレイズアイン「どゆこと?」
キマール「火星経済が枯れ切ってて搾取と不正の温床になってたのは、あくまで四大経済圏の支配に寄るもので、ギャラルホルンがどうこうしてる訳じゃないんですよ」
キマール「なもんで、あの世界的にはマイノリティでハズレ者の鉄華団が幾ら頑張っても、マジョリティが不幸になるだけで根本的には変わらないんです」
キマール「どんなに不正してて腐ってようが、彼らの目的は虐殺でも粛清でもなく秩序の維持です。まあやらかしまくった統制局のせいでかなりアレな印象がつきましたが、いうなれば腐ってる一割殴るとまともな九割も死ぬので……」
グレイズアイン「うわ、九割もまともかどうかは別としてどうしようもない」
バルバトス「経済圏のワンちゃんしてた火星支部の奴ら殴ってたまでは良かったんだがな」
バルバトス「だからこそ救いだったのはクーデリアだったよな。あの戦いの結果に唯一自分で立ち向かって改善しようとしてた」
バルバトス「まあそっちに焦点行かなくなっちまって……変わんねえ展開と胃が痛くなる光景ばっかでな」
キマール「そこがストーリー上の欠点でしたねえ。【戦う理由になる世界情勢と経済圏への独立に向けた戦いを重視すると地味になる、かといってそこを無視したらなんで戦うのかわからなくなる】と」
キマール「加えて【鉄華団がメインであることは崩せないが、結末を鑑みると相応に敵側の描写をしなければ最後がただ悲惨なだけに終わる】という課題も有りました」
バルバトス「フォローはどっかで必要だったわな、敵側視点でも納得できねえとほんと辛いぜ全滅エンド」
キマール「脚本家はそれをガエリオ起用で解決しようとしてましたね。全くの慧眼であると絶賛いたします!!!!!」
グレイズアイン「うわ、MS特有のパイロット贔屓だ」
グレイズアイン「でもぼくもぜっさんいたします!!!!!」エッヘン
バルバトス「阿頼耶識TypeEか……パイロットと言っていいのか……?」
グレイズアイン「いいの!!!」
バルバトス「んー、尺が足らねえかって話をするんなら、正直一期から通してやってかねえと足らねえ話題でもあるかねえ」
バルバトス「なまじっか欠点や問題を明確にしてっからガンダム特有の【新しい組織にしたから大丈夫!!!】が使えなかったのが痛えわな」
バルバトス「ま、頑張ってたんじゃねえの?」
4: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 18:49:40.43 ID:UNG1QUix0
【オルガとマクギリスの考えは……】
キマール「結構言われてる、【リーダー二人が急に馬鹿になった】って話なんですが」
キマール「……そうですかね?」
グレイズアイン「んー」
バルバトス「言いたいことはまあ、な」
バルバトス「だがよ、ゲリラ戦と強襲の天才、少数での機動戦が得意な男が多数の艦隊戦でろくな活躍できるわけでもなし」
バルバトス「マクギリスだって【既得権益と世襲制・権威主義で腐った組織の中で、革命過激派とかいうピンポイントな枠しか味方にできない】状態でバエルの逆転チャンス狙っただけだぜ」
バルバトス「肉おじことラスタルみたいに穏健派含めて抱え込める器量も土壌も、当人の方針もない以上はあぁもならあな」
グレイズアイン「ていうかマッキー、自分には自分以外何もないって感じの人だったから、ファリド家乗っ取ったときも、最後の瞬間も、感覚的には同じだったんだろうね」
グレイズアイン「結果的には鉄華団道連れだったけれど、ちょっとくらい仲間意識とかあったのかな。あったらいいなあ、最後の特攻もそういう意味ができそうじゃない?」
キマール「オルガの思考は結構段階的になってて面白いと思いましたよ?」
キマール「地球支部がああなったせいで拡張手段が限られた組織運営、マクギリスの提案を飲む【最短】を受け入れ」
キマール「MAの出現で混乱と三日月の四肢不調を受け、回りからは要らぬ怨恨を買い状況は悪化」
キマール「テイワズの後ろ盾を失う過程は描写があれなので……まあ【仕掛けられないよう関係を保つ努力】をしていたか怪しいのは事実で」
キマール「まあ諸々【三日月やシノら、鉄華団を大きくしてくれた功労者を活かして先を往くならばここしかもう道がない】という悲しい結論をたった独りで導く流れは……」
キマール「最後に得た結論をもっと早く得たとして、自分たちのために壊れた三日月を見て、結局同じ道を進んでしまうのではないかとか、色々考えさせられますね」
バルバトス「は、悪魔の力には代償が付き物だろうがよ? でもな……」
バルバトス「やったことの【取り返し】はつかなくとも、【やり直し】は利くもんだ」
バルバトス「どっかでやり直せてたら、でもそうはならなかった。それだけだろ、実際」
グレイズアイン「誰もがタカキくんのようにはいかないよね……」
キマール「結構言われてる、【リーダー二人が急に馬鹿になった】って話なんですが」
キマール「……そうですかね?」
グレイズアイン「んー」
バルバトス「言いたいことはまあ、な」
バルバトス「だがよ、ゲリラ戦と強襲の天才、少数での機動戦が得意な男が多数の艦隊戦でろくな活躍できるわけでもなし」
バルバトス「マクギリスだって【既得権益と世襲制・権威主義で腐った組織の中で、革命過激派とかいうピンポイントな枠しか味方にできない】状態でバエルの逆転チャンス狙っただけだぜ」
バルバトス「肉おじことラスタルみたいに穏健派含めて抱え込める器量も土壌も、当人の方針もない以上はあぁもならあな」
グレイズアイン「ていうかマッキー、自分には自分以外何もないって感じの人だったから、ファリド家乗っ取ったときも、最後の瞬間も、感覚的には同じだったんだろうね」
グレイズアイン「結果的には鉄華団道連れだったけれど、ちょっとくらい仲間意識とかあったのかな。あったらいいなあ、最後の特攻もそういう意味ができそうじゃない?」
キマール「オルガの思考は結構段階的になってて面白いと思いましたよ?」
キマール「地球支部がああなったせいで拡張手段が限られた組織運営、マクギリスの提案を飲む【最短】を受け入れ」
キマール「MAの出現で混乱と三日月の四肢不調を受け、回りからは要らぬ怨恨を買い状況は悪化」
キマール「テイワズの後ろ盾を失う過程は描写があれなので……まあ【仕掛けられないよう関係を保つ努力】をしていたか怪しいのは事実で」
キマール「まあ諸々【三日月やシノら、鉄華団を大きくしてくれた功労者を活かして先を往くならばここしかもう道がない】という悲しい結論をたった独りで導く流れは……」
キマール「最後に得た結論をもっと早く得たとして、自分たちのために壊れた三日月を見て、結局同じ道を進んでしまうのではないかとか、色々考えさせられますね」
バルバトス「は、悪魔の力には代償が付き物だろうがよ? でもな……」
バルバトス「やったことの【取り返し】はつかなくとも、【やり直し】は利くもんだ」
バルバトス「どっかでやり直せてたら、でもそうはならなかった。それだけだろ、実際」
グレイズアイン「誰もがタカキくんのようにはいかないよね……」
6: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 19:28:01.79 ID:UNG1QUix0
キマール「厄介だったのが【マクギリスの目的】でしたよね」
バルバトス「下層民の自分が世界で力を示すことで、下層民たちの蜂起を促す……だったか?」
キマール「要はマクギリスの攻撃対象は終始【既得権益に蜜を啜る富裕層】だったんですよ」
キマール「現在の安定した枠組みを破壊することで、自分や石動のような力ある存在が上に上がることを妨げられない世界を作る……ではなくて」
グレイズアイン「違うの?」
キマール「あくまでこの【下を虐げてる奴らを引きずり落とす】ってところなんですよ、彼が欲してたのは」
キマール「デルモントンを世界で同時多発的に引き起こし、目にもの見せてやろうとしたわけですね」
バルバトス「そりゃあマクギリス本人はアホみたいに有能だからな。基本なんでも出来るから邪魔さえなきゃいくらでも上がれるだろうよ」
バルバトス「だが結局やってみせたことが武装蜂起て限定されるとな、【別に下層じゃない奴らが更なる利益を欲しがって喧嘩をやりだす】んだな、コレが」
グレイズアイン「ブルワーズや夜明けがどうたらとか、そういう連中もだよね」
バルバトス「で、世の中が荒れ出すと自衛だ何だっつって経済圏側は恐らく独自の武力を拡張し、それに負けじとGHや敵対勢力も……って」
バルバトス「【はーい、じゃあ今一番安価で有能な熱い戦力は何かなー?少年兵と阿頼耶識ー!!】ってブームの世界にそんな状況持ち込んでみろ、どうなるよ?」
グレイズアイン「……ヒューマンデブリ兵士……鉄華団が大量生産されるね……」
バルバトス「バエル使って政権奪取が【手段】に過ぎなかった時点で確認しとくべきだったんだろうがな」
バルバトス「世界を正しく変えたいわけじゃねえからガエリオ達とも組めず、結果として何もかも失った……いや得られなかったか」
キマール「マイノリティを救うためにマジョリティを引き倒すやり方はまさしく革命の縮図でしたね。内側からやろうとしたのは面白かったですが」
バルバトス「これのせいで最終話手前までに【鉄華団大勝利エンド】を夢見てた連中が軒並み地獄に叩き落されてたな」
キマール「結果的に絶対に勝ってはいけない側についてしまったわけですからね……」
バルバトス「下層民の自分が世界で力を示すことで、下層民たちの蜂起を促す……だったか?」
キマール「要はマクギリスの攻撃対象は終始【既得権益に蜜を啜る富裕層】だったんですよ」
キマール「現在の安定した枠組みを破壊することで、自分や石動のような力ある存在が上に上がることを妨げられない世界を作る……ではなくて」
グレイズアイン「違うの?」
キマール「あくまでこの【下を虐げてる奴らを引きずり落とす】ってところなんですよ、彼が欲してたのは」
キマール「デルモントンを世界で同時多発的に引き起こし、目にもの見せてやろうとしたわけですね」
バルバトス「そりゃあマクギリス本人はアホみたいに有能だからな。基本なんでも出来るから邪魔さえなきゃいくらでも上がれるだろうよ」
バルバトス「だが結局やってみせたことが武装蜂起て限定されるとな、【別に下層じゃない奴らが更なる利益を欲しがって喧嘩をやりだす】んだな、コレが」
グレイズアイン「ブルワーズや夜明けがどうたらとか、そういう連中もだよね」
バルバトス「で、世の中が荒れ出すと自衛だ何だっつって経済圏側は恐らく独自の武力を拡張し、それに負けじとGHや敵対勢力も……って」
バルバトス「【はーい、じゃあ今一番安価で有能な熱い戦力は何かなー?少年兵と阿頼耶識ー!!】ってブームの世界にそんな状況持ち込んでみろ、どうなるよ?」
グレイズアイン「……ヒューマンデブリ兵士……鉄華団が大量生産されるね……」
バルバトス「バエル使って政権奪取が【手段】に過ぎなかった時点で確認しとくべきだったんだろうがな」
バルバトス「世界を正しく変えたいわけじゃねえからガエリオ達とも組めず、結果として何もかも失った……いや得られなかったか」
キマール「マイノリティを救うためにマジョリティを引き倒すやり方はまさしく革命の縮図でしたね。内側からやろうとしたのは面白かったですが」
バルバトス「これのせいで最終話手前までに【鉄華団大勝利エンド】を夢見てた連中が軒並み地獄に叩き落されてたな」
キマール「結果的に絶対に勝ってはいけない側についてしまったわけですからね……」
8: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 19:52:53.25 ID:UNG1QUix0
【じゃあオルガはどうすりゃ良かったのさ】
グレイズアイン「わかんない」
キマール「わかりません」
バルバトス「知らん」
キマール「えー……一期終了時点で得たレアメタル採掘を主軸にした経営方針に切り替えて、ただ三日月ら一部はクーデリア護衛で残して……経営安定するまで地球でオルガが頑張るべきだったんですかね……?」
グレイズアイン「でも夜更け団とか色々いたよ、危ないの」
バルバトス「MAは俺が本気出さなきゃ街ごとクーデリアが焼かれてたしな」
キマール「ぐぬぬう……」
グレイズアイン「少年兵たちが外部の大人の言うことろくに聞いてないせいでラディーチェさんに愛想つかされたりもしたね」
バルバトス「全員学校にぶち込んで小規模経営に切り替えて、ジャスレイにも相応に挨拶回りしとくべきだったんじゃねえの?」ホジホジ
バルバトス「そもそもヤクザと手を組んだ時点である程度はああいうのと折り合ってかなきゃなんねえのに、マクマードと名瀬にだけ関わってりゃいずれああなんだろ」フッ
グレイズアイン「正直ラスタル様に睨まれたのってマッキーと仲良くしたからだもんね」
バルバトス「でもよ、あいつそもそもブルワーズけしかけてきたりするんだぜ。仮に火星の王の提案までに手を切ってても絶対やらかしてきたろ」
グレイズアイン『農場の下にガンダムが隠してあるって言ってくださいよ!』『うん、あるよ』『バラすんじゃねえミカぁ!!』
グレイズアイン「……ルートとかが良かったんじゃないかなあ?」
『よく来てくれた、俺は鉄華団の団長オルガ・イツカだ』
『お前らには今日から読み書きと農業の勉強をしてもらう。戦闘要員にもだ、その代わり給与は増えるぞ』
『いずれ耕した土地はお前らにくれてやる、しっかり稼いで明日とうめえ飯を掴めよ!』
『今日も畑仕事だ! バルバトスで耕し、頼んだぜミカァ!!』
バルバトス「……ルート、とか」
キマール「……やりたいですか? 農業」
バルバトス「…………チョッチダケ」
グレイズアイン「伝説の田植えガンダムかぁ……」
キマール「いやもう正直、絶対に欠かしてはならない相手に対策を欠かしてしまったことが最大の要因だと思いますけれどね」
グレイズアイン「あっ……(察し)」
グレイズアイン「わかんない」
キマール「わかりません」
バルバトス「知らん」
キマール「えー……一期終了時点で得たレアメタル採掘を主軸にした経営方針に切り替えて、ただ三日月ら一部はクーデリア護衛で残して……経営安定するまで地球でオルガが頑張るべきだったんですかね……?」
グレイズアイン「でも夜更け団とか色々いたよ、危ないの」
バルバトス「MAは俺が本気出さなきゃ街ごとクーデリアが焼かれてたしな」
キマール「ぐぬぬう……」
グレイズアイン「少年兵たちが外部の大人の言うことろくに聞いてないせいでラディーチェさんに愛想つかされたりもしたね」
バルバトス「全員学校にぶち込んで小規模経営に切り替えて、ジャスレイにも相応に挨拶回りしとくべきだったんじゃねえの?」ホジホジ
バルバトス「そもそもヤクザと手を組んだ時点である程度はああいうのと折り合ってかなきゃなんねえのに、マクマードと名瀬にだけ関わってりゃいずれああなんだろ」フッ
グレイズアイン「正直ラスタル様に睨まれたのってマッキーと仲良くしたからだもんね」
バルバトス「でもよ、あいつそもそもブルワーズけしかけてきたりするんだぜ。仮に火星の王の提案までに手を切ってても絶対やらかしてきたろ」
グレイズアイン『農場の下にガンダムが隠してあるって言ってくださいよ!』『うん、あるよ』『バラすんじゃねえミカぁ!!』
グレイズアイン「……ルートとかが良かったんじゃないかなあ?」
『よく来てくれた、俺は鉄華団の団長オルガ・イツカだ』
『お前らには今日から読み書きと農業の勉強をしてもらう。戦闘要員にもだ、その代わり給与は増えるぞ』
『いずれ耕した土地はお前らにくれてやる、しっかり稼いで明日とうめえ飯を掴めよ!』
『今日も畑仕事だ! バルバトスで耕し、頼んだぜミカァ!!』
バルバトス「……ルート、とか」
キマール「……やりたいですか? 農業」
バルバトス「…………チョッチダケ」
グレイズアイン「伝説の田植えガンダムかぁ……」
キマール「いやもう正直、絶対に欠かしてはならない相手に対策を欠かしてしまったことが最大の要因だと思いますけれどね」
グレイズアイン「あっ……(察し)」
10: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 20:26:20.28 ID:UNG1QUix0
【イオク・クジャン(クラス:Keter)対策】
グレイズアイン「無理でしょ……」
バルバトス「無理だろ……」
キマール「公式に【ヘイト役としてやらかす運命を背負わせた】発言があったときは目を疑いましたね……」
バルバトス「結果的にマクギリスと組んだのはこいつにテイワズ荒らされたからだからな……ジャスレイはまあ遅かれ早かれだが」
キマール「いや、ここは公式の運命をなかったものとして考えましょう、ね?」
グレイズアイン「あー、それならまだいける……のかなぁ?」
キマール「難しいのは確かですが……」
バルバトス「あぁ、んなら簡単だろ」
グレイズアイン「えっ」
キマール「えっ」
バルバトス「化け物(はた迷惑的な意味で)には化け物(鋼鉄の精神的な意味で)をぶつけんだよ」
バルバトス「クーデリア・藍那・バーンスタインをな」
グレイズアイン「……兄ちゃん、あなた疲れてるのよ、ほら首とか左腕取れてる」
バルバトス「え、何? 直ってねえの? そこ」
キマール「なるほど、一理あります」
グレイズアイン「えっ」
キマール「つまり兄さんは【鉄華団をマクギリスの傀儡ではなく、クーデリアの支持者として彼に印象付ければいい】と言っているんです」
バルバトス「あんだけ絡まれたのはマクギリス関連で睨まれてた部分あるからなあ」
バルバトス「あくまで仕事仲間……雇用されてるだけって言い訳するだけでもいい」
バルバトス「つうかそもそも、あのあんちゃんに誰か使いや連絡取って作戦告げたり協力要請すりゃあ良かったんじゃねえかって今でもたまに思うぞ」
キマール「まあMA起きたのは結果論でしたからね、わざとではなし」
バルバトス「言うこと聞きそうにねえけど、ジュリエッタやヴィダールにそこんとこ知ってもらえればちょいと動きやすくはなってたんじゃねえかなあ」
グレイズアイン「基本鉄華団は話し合う以前にシャットアウト多いからねえ」
バルバトス「逃さねえで保護(強制)してクーデリアぶつけてラスタルとコネ作ろうぜ、勝ち馬ルート」ケッケッケ
グレイズアイン「わぁい悪魔的」
グレイズアイン「無理でしょ……」
バルバトス「無理だろ……」
キマール「公式に【ヘイト役としてやらかす運命を背負わせた】発言があったときは目を疑いましたね……」
バルバトス「結果的にマクギリスと組んだのはこいつにテイワズ荒らされたからだからな……ジャスレイはまあ遅かれ早かれだが」
キマール「いや、ここは公式の運命をなかったものとして考えましょう、ね?」
グレイズアイン「あー、それならまだいける……のかなぁ?」
キマール「難しいのは確かですが……」
バルバトス「あぁ、んなら簡単だろ」
グレイズアイン「えっ」
キマール「えっ」
バルバトス「化け物(はた迷惑的な意味で)には化け物(鋼鉄の精神的な意味で)をぶつけんだよ」
バルバトス「クーデリア・藍那・バーンスタインをな」
グレイズアイン「……兄ちゃん、あなた疲れてるのよ、ほら首とか左腕取れてる」
バルバトス「え、何? 直ってねえの? そこ」
キマール「なるほど、一理あります」
グレイズアイン「えっ」
キマール「つまり兄さんは【鉄華団をマクギリスの傀儡ではなく、クーデリアの支持者として彼に印象付ければいい】と言っているんです」
バルバトス「あんだけ絡まれたのはマクギリス関連で睨まれてた部分あるからなあ」
バルバトス「あくまで仕事仲間……雇用されてるだけって言い訳するだけでもいい」
バルバトス「つうかそもそも、あのあんちゃんに誰か使いや連絡取って作戦告げたり協力要請すりゃあ良かったんじゃねえかって今でもたまに思うぞ」
キマール「まあMA起きたのは結果論でしたからね、わざとではなし」
バルバトス「言うこと聞きそうにねえけど、ジュリエッタやヴィダールにそこんとこ知ってもらえればちょいと動きやすくはなってたんじゃねえかなあ」
グレイズアイン「基本鉄華団は話し合う以前にシャットアウト多いからねえ」
バルバトス「逃さねえで保護(強制)してクーデリアぶつけてラスタルとコネ作ろうぜ、勝ち馬ルート」ケッケッケ
グレイズアイン「わぁい悪魔的」
13: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 20:58:28.44 ID:UNG1QUix0
【じゃあオルガがしてきたことは無駄だったんだろうか】
バルバトス「んなわけねえだろメイスぶち込むぞ」ブチッ
グレイズアイン「もうぶち込んでるよ兄ちゃん」
キマール「最後の最後で離れ離れになった皆が頑張れているのは、あくまで二年間やそれ以降の戦いであったり、様々な経験による賜物でも有りますからね」
キマール「加えてクーデリア女史という情報の集約が可能な中心、タカキらなど、重役に着いた者がいたからこその結果ともいえます」
バルバトス「同窓会するんにも幹事がいなきゃ話になんねえみたいなもんだよな」
グレイズアイン「何処に誰がいるかしっかり把握させてくれる繋がりをテイワズがしっかり用意してくれたかってのも怪しいし」
グレイズアイン「何より最後にクーデリアさんが火星の初代議長になって、ヒューマンデブリを禁止にしたのも鉄華団がいたからだよ!」
バルバトス「殺そうとしたおまえがそれを言うか」
キマール「……あと、これは憶測なんですが【ラスタル・エリオンを救った遠因でもあるのではないか】とも」
バルバトス「は?」
キマール「いやね、あの時点でのイズナリオはイシュー家・ファリド家・ボードウィン家と三議席の発言権を手中にしていました」
キマール「おまけにラスタルより年上で、他二家は穏健派の腰抜け、他はエリオンとクジャンなので、実質発言権が一番強い上に経済圏と堂々癒着しだす野心家でも有りました」
キマール「ラスタルは何だかんだ民主化と分権などまともな政策を実施できる人物ですが、イズナリオに関しては一番発言権が強かった時期にあれだったのもあって怪しいところで……」
キマール「マクギリスの暗躍が必要だったかはともかく、鉄華団がギャラルホルンの癌を切り捨てたのはあるのではないかと思うのですよね、たっぷりの推測を含めております」
キマール「彼らが戦うことで生きた人々がいる、と言うのは重大です」
キマール「元はと言えば【有効だと分かったから奴隷兵士を担ぎ出す】連中の悪行まで背負わされる謂れはないとも言えるんですよね」
キマール「買われていれば万々歳とも言える裏事情だけに……心に強く残るものがあるのかもしれません」
バルバトス「んなわけねえだろメイスぶち込むぞ」ブチッ
グレイズアイン「もうぶち込んでるよ兄ちゃん」
キマール「最後の最後で離れ離れになった皆が頑張れているのは、あくまで二年間やそれ以降の戦いであったり、様々な経験による賜物でも有りますからね」
キマール「加えてクーデリア女史という情報の集約が可能な中心、タカキらなど、重役に着いた者がいたからこその結果ともいえます」
バルバトス「同窓会するんにも幹事がいなきゃ話になんねえみたいなもんだよな」
グレイズアイン「何処に誰がいるかしっかり把握させてくれる繋がりをテイワズがしっかり用意してくれたかってのも怪しいし」
グレイズアイン「何より最後にクーデリアさんが火星の初代議長になって、ヒューマンデブリを禁止にしたのも鉄華団がいたからだよ!」
バルバトス「殺そうとしたおまえがそれを言うか」
キマール「……あと、これは憶測なんですが【ラスタル・エリオンを救った遠因でもあるのではないか】とも」
バルバトス「は?」
キマール「いやね、あの時点でのイズナリオはイシュー家・ファリド家・ボードウィン家と三議席の発言権を手中にしていました」
キマール「おまけにラスタルより年上で、他二家は穏健派の腰抜け、他はエリオンとクジャンなので、実質発言権が一番強い上に経済圏と堂々癒着しだす野心家でも有りました」
キマール「ラスタルは何だかんだ民主化と分権などまともな政策を実施できる人物ですが、イズナリオに関しては一番発言権が強かった時期にあれだったのもあって怪しいところで……」
キマール「マクギリスの暗躍が必要だったかはともかく、鉄華団がギャラルホルンの癌を切り捨てたのはあるのではないかと思うのですよね、たっぷりの推測を含めております」
キマール「彼らが戦うことで生きた人々がいる、と言うのは重大です」
キマール「元はと言えば【有効だと分かったから奴隷兵士を担ぎ出す】連中の悪行まで背負わされる謂れはないとも言えるんですよね」
キマール「買われていれば万々歳とも言える裏事情だけに……心に強く残るものがあるのかもしれません」
14: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 21:19:25.33 ID:UNG1QUix0
【マッキーとガエリオ周辺】
キマール「…………」
グレイズアイン「キマールにいちゃん一気に顔怖くなった」
グレイズアイン「正確にはカメラアイが真っ赤になった」
バルバトス「まあしょうがねえわな、ガエリオは最終戦以降の時点で結構情報が出たが」
・肉体の損傷で自律歩行は出来ず、アインと繋がっていて歩くことが出来た
・最終話ではもう疑似阿頼耶識を外して歩くことは出来ない
・兵士としてはもう戦えない身体、引退確定
・アインは自我はなかった。マクギリスの戦いで焼き切れて完全沈黙。
バルバトス「……だもんなあ」
グレイズアイン「ほら、アインくん最後まで頑張ったでしょー?」エッヘン
バルバトス「笑ってられんのか、おまえ」
グレイズアイン「? もともとそういう使い方されてた子だし、僕含めてね」
グレイズアイン「アインくんにもし意思があっても、全部【ヴィダール】に捧げてたと思うよ」
グレイズアイン「アイン・ダルトンはそういう子――そんなアインが僕は大好きだ」
バルバトス「OK、それはいい」
バルバトス「まあ実際主人公してたよな、うん。ラスタル陣営の諸々の煽りこそ受けてたけれどよ」
バルバトス「で、どうだよキマリス。おまえの感想は?」
キマール「…………尊い…………!」
バルバトス「えっ」
グレイズアイン「わかる」
キマール「…………」
グレイズアイン「キマールにいちゃん一気に顔怖くなった」
グレイズアイン「正確にはカメラアイが真っ赤になった」
バルバトス「まあしょうがねえわな、ガエリオは最終戦以降の時点で結構情報が出たが」
・肉体の損傷で自律歩行は出来ず、アインと繋がっていて歩くことが出来た
・最終話ではもう疑似阿頼耶識を外して歩くことは出来ない
・兵士としてはもう戦えない身体、引退確定
・アインは自我はなかった。マクギリスの戦いで焼き切れて完全沈黙。
バルバトス「……だもんなあ」
グレイズアイン「ほら、アインくん最後まで頑張ったでしょー?」エッヘン
バルバトス「笑ってられんのか、おまえ」
グレイズアイン「? もともとそういう使い方されてた子だし、僕含めてね」
グレイズアイン「アインくんにもし意思があっても、全部【ヴィダール】に捧げてたと思うよ」
グレイズアイン「アイン・ダルトンはそういう子――そんなアインが僕は大好きだ」
バルバトス「OK、それはいい」
バルバトス「まあ実際主人公してたよな、うん。ラスタル陣営の諸々の煽りこそ受けてたけれどよ」
バルバトス「で、どうだよキマリス。おまえの感想は?」
キマール「…………尊い…………!」
バルバトス「えっ」
グレイズアイン「わかる」
15: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 21:50:38.74 ID:UNG1QUix0
キマール「最後、ガエリオがマクギリスを追い詰めた時、マクギリスの吐露した思いに彼はこう言いました……!」
「言うな! お前が言おうとしている言葉が、俺の想像通りなら……! 俺は、お前を許してしまうかもしれない……!!」
「頼む、言わないでくれっ……! カルタのために、アインのために、お前を……!」
キマール「許す……? 痛烈な裏切りで親友も部下も自分自身のキャリアも、武官として生命でもある歩行能力を奪われた男がですよ?」
キマール「これから妹は彼のせいで反逆者の妻の汚名と憐憫を着せられ、カルタの部下の多くも革命に失わせられ、挙句目指したのがヒャッハー世紀末で」
キマール「そんな有様で、その親友と部下の無念さえなかったら、マクギリスを許せてしまうと、親友だった仇敵を許せると本気で言い切ったんですよ?!」
キマール「これがっ、これが尊くなくて何が尊いと言うんですか! 」
キマール「【今はこいつと戦うのが楽しかった】?! いずれ全て終わって、失うであろうこのひとときをアインとともにあるのが楽しいと!!」
キマール「それほどまでに焦がれ追っていた親友を倒したことを【誉れ】と讃えられるこれからが、ガエリオにとって素晴らしいわけ無いでしょうに! だのにジュリエッタに笑顔を見せられるんですよ?!」
キマール「軽い男?!! 馬鹿か、重い!! 彼はグシオンより愛を抱えています!!! 強すぎる!! 精神的超人と言っていい!!」バァンッ
キマール「もとより権威主義的な堅苦しさを嫌う彼が、最後には【親友】を討つことで本当に何もかも失い、その堅苦しさの極みである【バエルを取り戻した大英雄】に堕ちる……!!」
キマール「家族を崩され、職場を壊され、仕事も歩く足も失って、マクギリスをもっと早く理解できていたら……そんなことが出来たわけ無いと自嘲するかのように呟く……無理……しんどい……!!」
キマール「だのに最後に【だよ】ですよ…………?」
キマール「ガエリオ、いいよね……」
グレイズアイン「わかる……」
バルバトス「最後の最後で拗らせやがったな……」
「言うな! お前が言おうとしている言葉が、俺の想像通りなら……! 俺は、お前を許してしまうかもしれない……!!」
「頼む、言わないでくれっ……! カルタのために、アインのために、お前を……!」
キマール「許す……? 痛烈な裏切りで親友も部下も自分自身のキャリアも、武官として生命でもある歩行能力を奪われた男がですよ?」
キマール「これから妹は彼のせいで反逆者の妻の汚名と憐憫を着せられ、カルタの部下の多くも革命に失わせられ、挙句目指したのがヒャッハー世紀末で」
キマール「そんな有様で、その親友と部下の無念さえなかったら、マクギリスを許せてしまうと、親友だった仇敵を許せると本気で言い切ったんですよ?!」
キマール「これがっ、これが尊くなくて何が尊いと言うんですか! 」
キマール「【今はこいつと戦うのが楽しかった】?! いずれ全て終わって、失うであろうこのひとときをアインとともにあるのが楽しいと!!」
キマール「それほどまでに焦がれ追っていた親友を倒したことを【誉れ】と讃えられるこれからが、ガエリオにとって素晴らしいわけ無いでしょうに! だのにジュリエッタに笑顔を見せられるんですよ?!」
キマール「軽い男?!! 馬鹿か、重い!! 彼はグシオンより愛を抱えています!!! 強すぎる!! 精神的超人と言っていい!!」バァンッ
キマール「もとより権威主義的な堅苦しさを嫌う彼が、最後には【親友】を討つことで本当に何もかも失い、その堅苦しさの極みである【バエルを取り戻した大英雄】に堕ちる……!!」
キマール「家族を崩され、職場を壊され、仕事も歩く足も失って、マクギリスをもっと早く理解できていたら……そんなことが出来たわけ無いと自嘲するかのように呟く……無理……しんどい……!!」
キマール「だのに最後に【だよ】ですよ…………?」
キマール「ガエリオ、いいよね……」
グレイズアイン「わかる……」
バルバトス「最後の最後で拗らせやがったな……」
16: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 22:10:48.73 ID:UNG1QUix0
キマール「あ、後すいません、一個言わせてもらってもよろしいでしょうか?」
バルバトス「あ、どうぞ」
キマール「マクギリス、強すぎじゃありません……?」
グレイズアイン「わかる……!!」
キマール「いや、阿頼耶識使ってるのは分かるんですけれどね、あの一応私、【 鉄 血 世 界 M S 最 強 】なんですよこれでも、はい」
バルバトス「殺す」ガタ
グレイズアイン「お兄ちゃん、ステイ」ブッピガン
キマール「こちとらドリルランスに盾二つにドリルニー、まだまだいっぱい抱えてて、あっちは双剣だけですよ。改修度とか比べたらこっちのが遥かに上ですよ」
キマール「だーのにですよ? 最後の急所ぶっ刺し以外ダメージらしいダメージ皆無、全部双剣で防がれて、こっちは左腕喪失ジョイント損傷盾武器ロストかつアインくん沈黙ですよ」
キマール「えっと、本気でアグニカ超えてません? なんで叩きつけた後に盾で拘束した直後のドリルニーに反応して破壊してくるんですか、意味分かんないでしょ」
キマール「交錯する度に貫手や剣で損害増えるし……戦ってて【あ、これガチでヤバい奴だ】ってなったの兄さん以来ですよ」
バルバトス「結構最近じゃねえか……」
キマール「あんなに優秀なんだから普通にガエリオと仲良くやっててほしかったんですけれどねえ……」
グレイズアイン「【偽りの幸せ】……それ以外の全てを犠牲にする幸せを押し付けることしか知らなかったのも物悲しいよね」
バルバトス「アルミリアがそれでいいっつうんならいいんじゃねえの? それより何もかも終わった後にアルミリアにいろんな矛先が向かいそうでな」
キマール「あら意外。心配ですか?」
バルバトス「全然。おおかたミセス・モンタークとやらでも出てくるんじゃね、あの世界よ」
バルバトス「あ、どうぞ」
キマール「マクギリス、強すぎじゃありません……?」
グレイズアイン「わかる……!!」
キマール「いや、阿頼耶識使ってるのは分かるんですけれどね、あの一応私、【 鉄 血 世 界 M S 最 強 】なんですよこれでも、はい」
バルバトス「殺す」ガタ
グレイズアイン「お兄ちゃん、ステイ」ブッピガン
キマール「こちとらドリルランスに盾二つにドリルニー、まだまだいっぱい抱えてて、あっちは双剣だけですよ。改修度とか比べたらこっちのが遥かに上ですよ」
キマール「だーのにですよ? 最後の急所ぶっ刺し以外ダメージらしいダメージ皆無、全部双剣で防がれて、こっちは左腕喪失ジョイント損傷盾武器ロストかつアインくん沈黙ですよ」
キマール「えっと、本気でアグニカ超えてません? なんで叩きつけた後に盾で拘束した直後のドリルニーに反応して破壊してくるんですか、意味分かんないでしょ」
キマール「交錯する度に貫手や剣で損害増えるし……戦ってて【あ、これガチでヤバい奴だ】ってなったの兄さん以来ですよ」
バルバトス「結構最近じゃねえか……」
キマール「あんなに優秀なんだから普通にガエリオと仲良くやっててほしかったんですけれどねえ……」
グレイズアイン「【偽りの幸せ】……それ以外の全てを犠牲にする幸せを押し付けることしか知らなかったのも物悲しいよね」
バルバトス「アルミリアがそれでいいっつうんならいいんじゃねえの? それより何もかも終わった後にアルミリアにいろんな矛先が向かいそうでな」
キマール「あら意外。心配ですか?」
バルバトス「全然。おおかたミセス・モンタークとやらでも出てくるんじゃね、あの世界よ」
17: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 22:43:56.08 ID:UNG1QUix0
【ダインスレイヴ】
キマール「鉄血世界では虎の子の兵器では有りましたが、まあ……色々、はい」
バルバトス「禁止兵器バカスカ撃ってくる敵に負けたってのもそりゃあ思うところねえやつはいねえよなあ」
グレイズアイン「はんそくー!」
バルバトス「まー、ルール無用のデスマッチ以前によ、【ロボットアニメなんだからロボットのチャンバラが見たい】ってのはあるわなあ」
グレイズアイン「ちゃんばら最強MSが自分の得意なこと押し付けてる」
バルバトス「オメーが言うな」
キマール「実質最終戦は私とバエル兄様戦でしたねえ」
キマール「まあ、私【 鉄 血 世 界 M S 最 強 】なので仕方ない大役なのですが……」フウ
バルバトス「それを決めるのはおめーじゃねえんだよ……!」ユラァ
グレイズアイン「どうどうどう! また首落ちるよ! あとそれトラウマだから止めてね」ブッピガン
バルバトス「まーなんだ、エリート部隊二十騎とか一斉に来て、グシオンと半々くらいで受け持ってどんどん損壊してって」
バルバトス「それでまかり間違ってどっちも対MA状態になって全機ぶっ潰しかねなかったところにジュリエッタ参戦、とかで良かったんじゃねえかなあ」
バルバトス「こう、斧とか槍とか突き刺さったままよ、それでも殺しかねねえ程度にぶち当たりたかったな」
キマール「彼女に討たれるのは構わないと?」
バルバトス「あー……まあ、ダインスレイヴよりはマシってくらいだ」
グレイズアイン「兄ちゃん、三日月を刺さないで首取って勝ち名乗りしてくれたの、ちょっと考えるとこあるみたいよ」
バルバトス「言うなボケ、まだぐらつく」
キマール「私はバエル戦までですかねえ」
グシオンRFC「そういやさ」ヒョコッ
バルバトス「おう」
グシオンRFC「エース部隊で最後やるんなら、最後の手土産、生き残ったガラン・モッサがいいな」
グシオンRFC「あのおっさん多分レギンレイズでやりあったらめっちゃつええと思うし、イオクサマより因縁あるしさ。極上の土産だろ」
バルバトス「イオク様はどうすんだよ」
グシオンRFC「えー……心底どうでもいい……」
キマール「心からの本音ですね……」
キマール「鉄血世界では虎の子の兵器では有りましたが、まあ……色々、はい」
バルバトス「禁止兵器バカスカ撃ってくる敵に負けたってのもそりゃあ思うところねえやつはいねえよなあ」
グレイズアイン「はんそくー!」
バルバトス「まー、ルール無用のデスマッチ以前によ、【ロボットアニメなんだからロボットのチャンバラが見たい】ってのはあるわなあ」
グレイズアイン「ちゃんばら最強MSが自分の得意なこと押し付けてる」
バルバトス「オメーが言うな」
キマール「実質最終戦は私とバエル兄様戦でしたねえ」
キマール「まあ、私【 鉄 血 世 界 M S 最 強 】なので仕方ない大役なのですが……」フウ
バルバトス「それを決めるのはおめーじゃねえんだよ……!」ユラァ
グレイズアイン「どうどうどう! また首落ちるよ! あとそれトラウマだから止めてね」ブッピガン
バルバトス「まーなんだ、エリート部隊二十騎とか一斉に来て、グシオンと半々くらいで受け持ってどんどん損壊してって」
バルバトス「それでまかり間違ってどっちも対MA状態になって全機ぶっ潰しかねなかったところにジュリエッタ参戦、とかで良かったんじゃねえかなあ」
バルバトス「こう、斧とか槍とか突き刺さったままよ、それでも殺しかねねえ程度にぶち当たりたかったな」
キマール「彼女に討たれるのは構わないと?」
バルバトス「あー……まあ、ダインスレイヴよりはマシってくらいだ」
グレイズアイン「兄ちゃん、三日月を刺さないで首取って勝ち名乗りしてくれたの、ちょっと考えるとこあるみたいよ」
バルバトス「言うなボケ、まだぐらつく」
キマール「私はバエル戦までですかねえ」
グシオンRFC「そういやさ」ヒョコッ
バルバトス「おう」
グシオンRFC「エース部隊で最後やるんなら、最後の手土産、生き残ったガラン・モッサがいいな」
グシオンRFC「あのおっさん多分レギンレイズでやりあったらめっちゃつええと思うし、イオクサマより因縁あるしさ。極上の土産だろ」
バルバトス「イオク様はどうすんだよ」
グシオンRFC「えー……心底どうでもいい……」
キマール「心からの本音ですね……」
19: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 23:24:10.42 ID:UNG1QUix0
【禁忌の兵器・ヒットマン】
バルバトス「オルガ……」ガクッ
グシオン「あの兄貴が膝を折った……!!」
グレイズアイン「三日月と繋がりが深くなったせいでオルガロスのダメージがデカイんだって……」
グシオン「正確には」
グレイズアイン「ダインスレイヴ三本分」
グシオン「即死じゃねえか」
キマール「ラフタさんが一番大きかったですねえ……MSパイロットは戦場で亡くなってなんぼは、暴論かもしれませんが……」
バルバトス「かといってオルガ生きてたら鉄華団は無くならねえし、王の椅子は座らせた時点でミカ的にアウトだしなあ」
バルバトス「どーせならノブリスの指示でよかったんじゃねえかなあ……あいつら要らねえことしかしねえ」
グシオン「俺、いっちゃん嫌なのがさ」
キマール「はい」
グシオン「あんだけ暗殺してなんぼの描写されると、ラスタルとかクーデリアさんも暗殺されそうでこええんだよなあ……」
グシオン「せっかく世界が多少ましになったってのに、これで誰か死んだらまた逆戻りだろ?」
グシオン「やなんだよなあ……ただでさえ既得権益側にはラスタルもクーデリアさんも損な連中だしさあ……生きて最後まで頑張れよって思うんだ」
バルバトス「なぁにこいつほんとに悪魔ぁ?」
キマール「いけませんねえ、アルトランドくんのせいでちょっと狂気が足らないようだぁ……」
グシオン「なんでそこ批判されんの?!」
グレイズアイン「世界を荒らして荒稼ぎしてるノブリスみたいな武器商人は、まあ……正直【死んだのはアリだがライドかあ】ってのがねー」
バルバトス「生きてたフミタンが最後にケジメするとかは」
キマール「ニッチですねえ……」
バルバトス「オルガ……」ガクッ
グシオン「あの兄貴が膝を折った……!!」
グレイズアイン「三日月と繋がりが深くなったせいでオルガロスのダメージがデカイんだって……」
グシオン「正確には」
グレイズアイン「ダインスレイヴ三本分」
グシオン「即死じゃねえか」
キマール「ラフタさんが一番大きかったですねえ……MSパイロットは戦場で亡くなってなんぼは、暴論かもしれませんが……」
バルバトス「かといってオルガ生きてたら鉄華団は無くならねえし、王の椅子は座らせた時点でミカ的にアウトだしなあ」
バルバトス「どーせならノブリスの指示でよかったんじゃねえかなあ……あいつら要らねえことしかしねえ」
グシオン「俺、いっちゃん嫌なのがさ」
キマール「はい」
グシオン「あんだけ暗殺してなんぼの描写されると、ラスタルとかクーデリアさんも暗殺されそうでこええんだよなあ……」
グシオン「せっかく世界が多少ましになったってのに、これで誰か死んだらまた逆戻りだろ?」
グシオン「やなんだよなあ……ただでさえ既得権益側にはラスタルもクーデリアさんも損な連中だしさあ……生きて最後まで頑張れよって思うんだ」
バルバトス「なぁにこいつほんとに悪魔ぁ?」
キマール「いけませんねえ、アルトランドくんのせいでちょっと狂気が足らないようだぁ……」
グシオン「なんでそこ批判されんの?!」
グレイズアイン「世界を荒らして荒稼ぎしてるノブリスみたいな武器商人は、まあ……正直【死んだのはアリだがライドかあ】ってのがねー」
バルバトス「生きてたフミタンが最後にケジメするとかは」
キマール「ニッチですねえ……」
20: ◆AvaUNpQJck 2017/04/13(木) 23:56:47.32 ID:UNG1QUix0
【ダインスレイヴ、実はちょこちょこ使ってて隠蔽してたらしい】
キマール「グレメカで言ってましたね、それっぽいこと」
バルバトス「以前叔父貴がそれっぽいこと予想してたけど、まあ当たってたってことなんかね」
グシオン「この辺なあ……【なんで禁止兵器使ってたラスタル側には何もないの?】って意見にはマジで何も言えねえ」
グレイズアイン「ギャラルホルンが前々からマッチ・ポンプしてたってのも公式だもんねえ」
キマール「如何に警察権力とは言え、確かにそれだけは……後味の悪さは有りますねえ」
バルバトス「そこなんだよなあ。いくら組織を変革できるっつっても、郷に入りては郷に従えで、清濁併せ呑んじまうラスタルでマッチ・ポンプ解消できんのかよ?ってなるんだ」
バルバトス「あれ、ギャラルホルン無くなりそうになったらぜってーまた同じことやるだろってよ」
キマール「警察権力は必須とは言え、その見せしめなどに使われるものの身を考えるとやるせないのは事実ですね」
バルバトス「かと言って善人覇王ラスタルされたら、まじで主人公から外れちまうからなあミカ」
グレイズアイン「むずかしーよねー……主人公っぽくないからさあ」
キマール「しかしジュリエッタ辺り、旗印にはなっても政治や対外事務厳しそうですよねえ……」
バルバトス「担い手っつっても戦うことだけが取り柄だろ……そんなん後継に出来んのかっつう話だ」
グシオン「俺がイオク様潰しちまったからな。後継って本来あれだろ、どうせ」
バルバトス「多分おまえ、ラスタル陣営に一番ダメージ与えてたぜ。イオク様いねえせいでジュリエッタとガエリオに負担来てるっぽいしな」
グシオン「へへ、相応の土産にはなったか」
グレイズアイン「悪魔的ィ」
バルバトス「かといってあいつら倒れたら一番困るのクーデリアだよなあ……」
グシオン「な……孤児院もヤバイ」
キマール「いやー、乱世乱世」
キマール「グレメカで言ってましたね、それっぽいこと」
バルバトス「以前叔父貴がそれっぽいこと予想してたけど、まあ当たってたってことなんかね」
グシオン「この辺なあ……【なんで禁止兵器使ってたラスタル側には何もないの?】って意見にはマジで何も言えねえ」
グレイズアイン「ギャラルホルンが前々からマッチ・ポンプしてたってのも公式だもんねえ」
キマール「如何に警察権力とは言え、確かにそれだけは……後味の悪さは有りますねえ」
バルバトス「そこなんだよなあ。いくら組織を変革できるっつっても、郷に入りては郷に従えで、清濁併せ呑んじまうラスタルでマッチ・ポンプ解消できんのかよ?ってなるんだ」
バルバトス「あれ、ギャラルホルン無くなりそうになったらぜってーまた同じことやるだろってよ」
キマール「警察権力は必須とは言え、その見せしめなどに使われるものの身を考えるとやるせないのは事実ですね」
バルバトス「かと言って善人覇王ラスタルされたら、まじで主人公から外れちまうからなあミカ」
グレイズアイン「むずかしーよねー……主人公っぽくないからさあ」
キマール「しかしジュリエッタ辺り、旗印にはなっても政治や対外事務厳しそうですよねえ……」
バルバトス「担い手っつっても戦うことだけが取り柄だろ……そんなん後継に出来んのかっつう話だ」
グシオン「俺がイオク様潰しちまったからな。後継って本来あれだろ、どうせ」
バルバトス「多分おまえ、ラスタル陣営に一番ダメージ与えてたぜ。イオク様いねえせいでジュリエッタとガエリオに負担来てるっぽいしな」
グシオン「へへ、相応の土産にはなったか」
グレイズアイン「悪魔的ィ」
バルバトス「かといってあいつら倒れたら一番困るのクーデリアだよなあ……」
グシオン「な……孤児院もヤバイ」
キマール「いやー、乱世乱世」
21: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 00:13:02.57 ID:ZxOWtzwm0
【厄祭戦関連】
バルバトス「いいか、言うぞ」
バルバトス「俺をハシュマルでデコって、最後に悪魔三日月として倒させ伝説の終わりを演出するってのはいい」
バルバトス「竜を追うものはいずれ竜になるってのはかまわねえ、俺も望むところってやつだ」
バルバトス「でもな――!!」
バルバトス「もっとMAぶっ殺したかったああああああああああ!!!!」
キマール「私もMAと戦いたかったああああああああああ!!!!」
流星号「崖以外も撃ちたかったああああああああああ!!!!」
グシオン「MAにペンチ使いたかったあああああああ!!!!」
ヘルムヴィーゲ「ヴァルキュリアソードのスタンドって言うなあああああああああああああああ!!!!!!!」
グレイズアイン「MAになってみたかっ……あー、でもヴィダールに乗れないや……あうう……」モジモジ
バルバトス「とんでもねえこといい出しやがったぞこいつ」
グシオン「アインをハシュマルに移植しろとでも言うつもりかお前……?!」
キマール「あれ、今誰かいたような」
バルバトス「ほんと【復活した古代兵器とかつてそれらを仕留めた伝説の機体】ってすげえヒロイックだと思ったんだよなあ」
キマール「本気モード、せめて使わせてほしかったですねえ」
グシオン「ああいうデカブツにこそ活きる武器多いんだよなあ俺……昭弘ならぜってーやれたって」
流星号「最近ヤマギに着られてるけど、あいつめっちゃ肌スベスベ」
グレイズアイン「もはや流星号という概念だね、君……」
バルバトス「いいか、言うぞ」
バルバトス「俺をハシュマルでデコって、最後に悪魔三日月として倒させ伝説の終わりを演出するってのはいい」
バルバトス「竜を追うものはいずれ竜になるってのはかまわねえ、俺も望むところってやつだ」
バルバトス「でもな――!!」
バルバトス「もっとMAぶっ殺したかったああああああああああ!!!!」
キマール「私もMAと戦いたかったああああああああああ!!!!」
流星号「崖以外も撃ちたかったああああああああああ!!!!」
グシオン「MAにペンチ使いたかったあああああああ!!!!」
ヘルムヴィーゲ「ヴァルキュリアソードのスタンドって言うなあああああああああああああああ!!!!!!!」
グレイズアイン「MAになってみたかっ……あー、でもヴィダールに乗れないや……あうう……」モジモジ
バルバトス「とんでもねえこといい出しやがったぞこいつ」
グシオン「アインをハシュマルに移植しろとでも言うつもりかお前……?!」
キマール「あれ、今誰かいたような」
バルバトス「ほんと【復活した古代兵器とかつてそれらを仕留めた伝説の機体】ってすげえヒロイックだと思ったんだよなあ」
キマール「本気モード、せめて使わせてほしかったですねえ」
グシオン「ああいうデカブツにこそ活きる武器多いんだよなあ俺……昭弘ならぜってーやれたって」
流星号「最近ヤマギに着られてるけど、あいつめっちゃ肌スベスベ」
グレイズアイン「もはや流星号という概念だね、君……」
22: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 01:07:16.95 ID:ZxOWtzwm0
バルバトス「いやさ、実際」
・マクギリスがMA大量復活
・アリアンロッド壊滅、でもMAも結構落ちる
・みんな今のうちに逃げよう!
・三日月が残ると言い出す
・「だって、火星はみんなの場所だから」
・「俺も残るぜ」「昭弘」「ここで逃げたらラフタにケツを蹴られちまう」「いい男のまま会いに行ってやりてえ」
・「勝手に行きなよ、俺そんなつもり無いから」「よく言うぜ」「……悪い、昭弘」「気にすんな、俺なりのケジメだ」
・なんか大型MA倒して、そのまま死亡
バルバトス「みてえになるかな、ハシュマルだけ出したんじゃあもったいねえよな、とか思ってた時期が俺にも有りました」
キマール「印象変わるって言われてましたが、結構そのままだったようなそうでないような……演説がそれですかね」
バルバトス「まー、結局厄祭戦エンドだと世界の改善マジで絶望的だもんなあ」
グレイズアイン「あの世界がああなっちゃったのって、MA対策で軍備特化にしちゃったギャラルホルンや経済圏との関係の問題あるもんね」
バルバトス「あれはあれでよかったんじゃねえかい。実際阿頼耶識が増えて少年兵爆増ルートだもんな、MA大量復活は」
バルバトス「設定がうますぎたけどサービスメニューだったってことで諦めるしかねえよなあ」
グシオン「ダインスレイヴで勝てるかどうかって言われるとな、割りと行けそうだけど、当時の状況や地形破壊とか色々あるもんな」
バルバトス「俺は理由つけてもダインスレイヴの地位落としとかねえと出番奪われちまうからな」
グシオン「素直に一定距離ならMSぶち抜ける強い槍で良かったんじゃねえかなあ、あれ」
・マクギリスがMA大量復活
・アリアンロッド壊滅、でもMAも結構落ちる
・みんな今のうちに逃げよう!
・三日月が残ると言い出す
・「だって、火星はみんなの場所だから」
・「俺も残るぜ」「昭弘」「ここで逃げたらラフタにケツを蹴られちまう」「いい男のまま会いに行ってやりてえ」
・「勝手に行きなよ、俺そんなつもり無いから」「よく言うぜ」「……悪い、昭弘」「気にすんな、俺なりのケジメだ」
・なんか大型MA倒して、そのまま死亡
バルバトス「みてえになるかな、ハシュマルだけ出したんじゃあもったいねえよな、とか思ってた時期が俺にも有りました」
キマール「印象変わるって言われてましたが、結構そのままだったようなそうでないような……演説がそれですかね」
バルバトス「まー、結局厄祭戦エンドだと世界の改善マジで絶望的だもんなあ」
グレイズアイン「あの世界がああなっちゃったのって、MA対策で軍備特化にしちゃったギャラルホルンや経済圏との関係の問題あるもんね」
バルバトス「あれはあれでよかったんじゃねえかい。実際阿頼耶識が増えて少年兵爆増ルートだもんな、MA大量復活は」
バルバトス「設定がうますぎたけどサービスメニューだったってことで諦めるしかねえよなあ」
グシオン「ダインスレイヴで勝てるかどうかって言われるとな、割りと行けそうだけど、当時の状況や地形破壊とか色々あるもんな」
バルバトス「俺は理由つけてもダインスレイヴの地位落としとかねえと出番奪われちまうからな」
グシオン「素直に一定距離ならMSぶち抜ける強い槍で良かったんじゃねえかなあ、あれ」
23: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 01:33:31.68 ID:ZxOWtzwm0
【MS全般】
・実弾兵器オンリー
・チャンバラメイン
・ドリル、ペンチ、ピック、その他もろもろの工具
・超硬い戦艦
・重厚かついぶし銀量産機の数々
・古代兵器
・人機一体
(==○=)「 面 白 く な い わ け が な い 」
バルバトス「いやー、並べてみるとマジで昔からガノタの夢物語みたいな設定羅列だよなあ」
キマール「素晴らしい。実際戦闘面、設定面ではけなしようがない。最高すぎます」
グレイズアイン「ねえ、今の」
(==○=)「まさか重さにおいてはクロスボーンをも上回るチャンバラをやってくれるとは、それだけで全て許せる」
バルバトス「まさかのポン刀最強疑惑になるとは思わなかったなあ」
キマール「使い勝手の面で阿頼耶識必須に近いのは何ともはや、しかしコクピット狙いが基本というのも殺伐極まってむせましたね」
グレイズアイン「ねえってば」
(==○=)「またこんな血と鉄の匂いのするガンダムが見たい。いつでもいい、待っています」
バルバトス「だってお前、クダルとやってみろって。無理だろあんなの」
キマール「ワイヤーで固定して推進剤撃ち抜いて一週間ぐらい外で干しときましょう」
バルバトス「鬼かてめえ……!?」
キマール「悪魔ですが何か?」
グレイズアイン「おーい……」
・実弾兵器オンリー
・チャンバラメイン
・ドリル、ペンチ、ピック、その他もろもろの工具
・超硬い戦艦
・重厚かついぶし銀量産機の数々
・古代兵器
・人機一体
(==○=)「 面 白 く な い わ け が な い 」
バルバトス「いやー、並べてみるとマジで昔からガノタの夢物語みたいな設定羅列だよなあ」
キマール「素晴らしい。実際戦闘面、設定面ではけなしようがない。最高すぎます」
グレイズアイン「ねえ、今の」
(==○=)「まさか重さにおいてはクロスボーンをも上回るチャンバラをやってくれるとは、それだけで全て許せる」
バルバトス「まさかのポン刀最強疑惑になるとは思わなかったなあ」
キマール「使い勝手の面で阿頼耶識必須に近いのは何ともはや、しかしコクピット狙いが基本というのも殺伐極まってむせましたね」
グレイズアイン「ねえってば」
(==○=)「またこんな血と鉄の匂いのするガンダムが見たい。いつでもいい、待っています」
バルバトス「だってお前、クダルとやってみろって。無理だろあんなの」
キマール「ワイヤーで固定して推進剤撃ち抜いて一週間ぐらい外で干しときましょう」
バルバトス「鬼かてめえ……!?」
キマール「悪魔ですが何か?」
グレイズアイン「おーい……」
24: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 02:48:40.05 ID:ZxOWtzwm0
【クーデリアとアトラ結婚】
バルバトス「戦い関連じゃねえのかよ」
キマール「まーまー」
バルバトス「……恋愛感情がなきゃ結婚しないわけでもねえんじゃね?家族って証明にもなるし、特に身よりもなく金も少ねえアトラがあの歳で暁育てていくんだぜ」
バルバトス「正式に暁の親にもなれるし、万が一のことがあれば配偶者に財産が行くわけで、単純にあの結婚になんのデメリットもねえだろ」
グレイズアイン「あと結婚しとけば変な虫も寄ってこないもんね」
バルバトス「別にミカがいなくなったあとで、あいつらが誰とくっついて誰を愛するかなんてなあ、戦闘兵器の考える事じゃあございませんなぁ」
キマール「そういいつつ真っ先に暁のためだろうって言うんですよねえ、貴方」
グレイズアイン「ニヤニヤ」
バルバトス「刺す」バシュンッ
キマール「尻尾は反則!」
グレイズアイン「退避ーッ」
・
・
・
・
バルバトス「ちっ……どーこ行きやがったあいつら」ガララッ
バルバトス「屋外に逃げちまいやがって。もうすっかり夜……」
バルバトス「――ん」
ジュリア「…………」
バルバトス「戦い関連じゃねえのかよ」
キマール「まーまー」
バルバトス「……恋愛感情がなきゃ結婚しないわけでもねえんじゃね?家族って証明にもなるし、特に身よりもなく金も少ねえアトラがあの歳で暁育てていくんだぜ」
バルバトス「正式に暁の親にもなれるし、万が一のことがあれば配偶者に財産が行くわけで、単純にあの結婚になんのデメリットもねえだろ」
グレイズアイン「あと結婚しとけば変な虫も寄ってこないもんね」
バルバトス「別にミカがいなくなったあとで、あいつらが誰とくっついて誰を愛するかなんてなあ、戦闘兵器の考える事じゃあございませんなぁ」
キマール「そういいつつ真っ先に暁のためだろうって言うんですよねえ、貴方」
グレイズアイン「ニヤニヤ」
バルバトス「刺す」バシュンッ
キマール「尻尾は反則!」
グレイズアイン「退避ーッ」
・
・
・
・
バルバトス「ちっ……どーこ行きやがったあいつら」ガララッ
バルバトス「屋外に逃げちまいやがって。もうすっかり夜……」
バルバトス「――ん」
ジュリア「…………」
25: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 03:08:46.90 ID:ZxOWtzwm0
【――――】
バルバトス「……ここか」
ジュリア「ええ、あの戦いが終わった場所」
ジュリア「鉄華団が滅びた場所……そして」
ジュリア「――悪魔が、討たれた場所」
バルバトス「で? お前は何しに来た」
ジュリア「私は、貴方に問いたい」
ジュリア「我らの世界は、これからどうなっていくと思いますか?」
バルバトス「……知るかよ。ヒューマンデブリは禁止され、火星の経済的独立も達成」
バルバトス「ギャラルホルンは権威を示して治安も向上、木星も火星もパイプが繋がってイズナリオの狙いの更に上を行った」
バルバトス「おまけにクーデリアはアーブラウとテイワズに深く繋がってる。ラスタル代表の地位も安泰だ」
バルバトス「いいことづくめだな。マクギリスと鉄華団が滅びて万々歳、世界は今日も平和です、だ」
ジュリア「……【報い】というものがあるのなら、それは誰にでも降り注ぐものでしょうか」
バルバトス「あん?」ザッ
ジュリア「ギャラルホルンは、大義を掲げファリド事件を解決した」
ジュリア「しかしその裏では謀略と禁忌の兵器を使用した一方的な掃滅と、過去の悪行の塗り固め、精算の無視が行われているのも事実」
ジュリア「ジュリエッタは担い手と言われ期待をされていますが……とてもそんな事ができる子ではありません」
ジュリア「寒いのです。勝ったといえるなら、何故、こうも達成感が薄いのか……」
ジュリア「教えてください。【ラスタル・エリオンは、本当に鉄華団とマクギリス・ファリドに勝ったのか】を」
バルバトス「――は」ガシャン
バルバトス「……ここか」
ジュリア「ええ、あの戦いが終わった場所」
ジュリア「鉄華団が滅びた場所……そして」
ジュリア「――悪魔が、討たれた場所」
バルバトス「で? お前は何しに来た」
ジュリア「私は、貴方に問いたい」
ジュリア「我らの世界は、これからどうなっていくと思いますか?」
バルバトス「……知るかよ。ヒューマンデブリは禁止され、火星の経済的独立も達成」
バルバトス「ギャラルホルンは権威を示して治安も向上、木星も火星もパイプが繋がってイズナリオの狙いの更に上を行った」
バルバトス「おまけにクーデリアはアーブラウとテイワズに深く繋がってる。ラスタル代表の地位も安泰だ」
バルバトス「いいことづくめだな。マクギリスと鉄華団が滅びて万々歳、世界は今日も平和です、だ」
ジュリア「……【報い】というものがあるのなら、それは誰にでも降り注ぐものでしょうか」
バルバトス「あん?」ザッ
ジュリア「ギャラルホルンは、大義を掲げファリド事件を解決した」
ジュリア「しかしその裏では謀略と禁忌の兵器を使用した一方的な掃滅と、過去の悪行の塗り固め、精算の無視が行われているのも事実」
ジュリア「ジュリエッタは担い手と言われ期待をされていますが……とてもそんな事ができる子ではありません」
ジュリア「寒いのです。勝ったといえるなら、何故、こうも達成感が薄いのか……」
ジュリア「教えてください。【ラスタル・エリオンは、本当に鉄華団とマクギリス・ファリドに勝ったのか】を」
バルバトス「――は」ガシャン
30: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 03:48:08.67 ID:ZxOWtzwm0
ブンッ
ジュリア「っ!」
バルバトス「全部鵜呑みにしたら壊す。その前提で聞いとけ」
ジュリア「……はい」
バルバトス「確かに鉄華団もマクギリスも滅びた、それは間違いない」
バルバトス「だがな、お前さんの言ったように、【ずる】をして勝ったのは事実で――」
バルバトス「問題は、その【ずる】は誰だって出来るし、誰だってやられる可能性があるってことだ」
ジュリア「……!」
バルバトス「いいか、こっからが正念場になるんだよ、お前らは」
バルバトス「繋がって万々歳と思えるかも知れねえが、ラスタル、クーデリア、アーブラウの要人」
バルバトス「どいつもこいつも有能だが、逆に誰か一人でも消されてみろ、そいつら以外誰もいねえ……代えが利かない、全部おじゃんだ」
バルバトス「その手段を、その容易さを証明し続けた、その結果がコレだ。一発の弾丸で何もかも全部狂ったっておかしくねえんだ、あの世界は」
バルバトス「ラスタルは革命派を一掃しちまったせいで、逆に腐敗を憂う側の人材を多く削っちまった。ラスタルが消えたら、傍観してた権威主義の連中が黙ってるわけがねえ」
バルバトス「クーデリアは火星解放の英雄かも知れねえが、火星を食ってた経済圏の奴らに取っちゃ餌を横取りしたダニだ。引きずり落とそうと躍起になるだろうよ」
バルバトス「テイワズはジャスレイが派閥ごと消えて反抗勢力も減っただろうが、そもそも圏外圏のヤクザ。マクマードに一悶着遭ったら真っ先に壊れる筆頭だ」
バルバトス「あぁ言う通りだ。ジュリエッタは筆頭張れる人材じゃねえし外交できる性格でもねえ。よくて看板娘が関の山だろうよ」
バルバトス「第一ジュリエッタは特異過ぎるんだよ。新しい風なんて言っても言い換えれば【同じ境遇が誰もいない孤立状態】だ。一人になったらもうおしまいだろうが」
バルバトス「ガエリオは一見いいかも知れねえが【バエルを奪取したセブンスターズの大英雄】、まさしく【権威主義の望んだ錦の旗】だ。あれが前に出るってのは、旧体制の顕示に他ならねえ。体制の逆向を誘発しかねん」
バルバトス「アーブラウ? ……東護ノ介亡き後、いつまでも蒔苗派がトップにいられるって保証は何処にあるんだ?」
バルバトス「結論は【裏で汚えことして大勝利しちまったせいで、不安定な足場をいつ汚えことされて崩されてもおかしくなくなっちまった】だな」
バルバトス「良かったな、鉄華団はもう来ねえ。マッキーもいねえ」
バルバトス「お前らを脅かすのは、第二のガラン・モッサであり、第二のイオクであり、第二のノブリスだ」
バルバトス「せいぜい背中に気をつけな。花瓶は調べたか? ま、頑張れ」
ジュリア「っ!」
バルバトス「全部鵜呑みにしたら壊す。その前提で聞いとけ」
ジュリア「……はい」
バルバトス「確かに鉄華団もマクギリスも滅びた、それは間違いない」
バルバトス「だがな、お前さんの言ったように、【ずる】をして勝ったのは事実で――」
バルバトス「問題は、その【ずる】は誰だって出来るし、誰だってやられる可能性があるってことだ」
ジュリア「……!」
バルバトス「いいか、こっからが正念場になるんだよ、お前らは」
バルバトス「繋がって万々歳と思えるかも知れねえが、ラスタル、クーデリア、アーブラウの要人」
バルバトス「どいつもこいつも有能だが、逆に誰か一人でも消されてみろ、そいつら以外誰もいねえ……代えが利かない、全部おじゃんだ」
バルバトス「その手段を、その容易さを証明し続けた、その結果がコレだ。一発の弾丸で何もかも全部狂ったっておかしくねえんだ、あの世界は」
バルバトス「ラスタルは革命派を一掃しちまったせいで、逆に腐敗を憂う側の人材を多く削っちまった。ラスタルが消えたら、傍観してた権威主義の連中が黙ってるわけがねえ」
バルバトス「クーデリアは火星解放の英雄かも知れねえが、火星を食ってた経済圏の奴らに取っちゃ餌を横取りしたダニだ。引きずり落とそうと躍起になるだろうよ」
バルバトス「テイワズはジャスレイが派閥ごと消えて反抗勢力も減っただろうが、そもそも圏外圏のヤクザ。マクマードに一悶着遭ったら真っ先に壊れる筆頭だ」
バルバトス「あぁ言う通りだ。ジュリエッタは筆頭張れる人材じゃねえし外交できる性格でもねえ。よくて看板娘が関の山だろうよ」
バルバトス「第一ジュリエッタは特異過ぎるんだよ。新しい風なんて言っても言い換えれば【同じ境遇が誰もいない孤立状態】だ。一人になったらもうおしまいだろうが」
バルバトス「ガエリオは一見いいかも知れねえが【バエルを奪取したセブンスターズの大英雄】、まさしく【権威主義の望んだ錦の旗】だ。あれが前に出るってのは、旧体制の顕示に他ならねえ。体制の逆向を誘発しかねん」
バルバトス「アーブラウ? ……東護ノ介亡き後、いつまでも蒔苗派がトップにいられるって保証は何処にあるんだ?」
バルバトス「結論は【裏で汚えことして大勝利しちまったせいで、不安定な足場をいつ汚えことされて崩されてもおかしくなくなっちまった】だな」
バルバトス「良かったな、鉄華団はもう来ねえ。マッキーもいねえ」
バルバトス「お前らを脅かすのは、第二のガラン・モッサであり、第二のイオクであり、第二のノブリスだ」
バルバトス「せいぜい背中に気をつけな。花瓶は調べたか? ま、頑張れ」
31: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 04:12:50.40 ID:ZxOWtzwm0
ジュリア「ッ……では、どうすれば、いいのですか」
ジュリア「世界は、良くなりました! それは間違いないはずです! 鉄華団もその為にクーデリア代表を救い続けたはずです!」
ジュリア「またあんな時代に戻るなんて、そんな……惨いこと……!」
バルバトス「は? ……んなことも分かんねえのか。ったく……これだから最近のMSは無教養だってんだ」
ジュリア「あるのですか?! それは一体……!」
バルバトス「――子供を、育てろ!」
ジュリア「は……!?」
バルバトス「凍えないよう寝床をやれ! 飢えることのないよう飯を与えろ! 読み書きを教えろ、武器を持たせるな!」
バルバトス「隣人とは助け合え! 何かあったらまず話し合え! 困ったら誰かに相談させろ、抱え込ませるな!」
バルバトス「子供を捌け口にするな! 道具にするな! 捨てるな! 捨て置くな!」
バルバトス「……全部、鉄華団とマクギリスが証明しただろ。放っといたって子供は自動的に大人になんかならねえんだ」
バルバトス「歪んじまった子供のやることは、全部【大人の責任】なんだよ」
バルバトス「鉄華団のしたこともマクギリスがしたことも、全部【大人の責任】だ」
バルバトス「そんな中でクーデリアを救って、火星を救って、子供だけで子供を何人も救った」
バルバトス「――オルガ・イツカこそ真の英雄だ。一期も二期も関係あるもんかよ」
バルバトス「言うだろ? 次の時代を創るのは、老人じゃねえって」
バルバトス「暁が、孤児院のガキどもが、笑って歩ける世界にするのが、最短の道なんだよ」
バルバトス「そういう世界にゃ、今度こそ【伝説】なんぞ要らねえのさ」
ジュリア「世界は、良くなりました! それは間違いないはずです! 鉄華団もその為にクーデリア代表を救い続けたはずです!」
ジュリア「またあんな時代に戻るなんて、そんな……惨いこと……!」
バルバトス「は? ……んなことも分かんねえのか。ったく……これだから最近のMSは無教養だってんだ」
ジュリア「あるのですか?! それは一体……!」
バルバトス「――子供を、育てろ!」
ジュリア「は……!?」
バルバトス「凍えないよう寝床をやれ! 飢えることのないよう飯を与えろ! 読み書きを教えろ、武器を持たせるな!」
バルバトス「隣人とは助け合え! 何かあったらまず話し合え! 困ったら誰かに相談させろ、抱え込ませるな!」
バルバトス「子供を捌け口にするな! 道具にするな! 捨てるな! 捨て置くな!」
バルバトス「……全部、鉄華団とマクギリスが証明しただろ。放っといたって子供は自動的に大人になんかならねえんだ」
バルバトス「歪んじまった子供のやることは、全部【大人の責任】なんだよ」
バルバトス「鉄華団のしたこともマクギリスがしたことも、全部【大人の責任】だ」
バルバトス「そんな中でクーデリアを救って、火星を救って、子供だけで子供を何人も救った」
バルバトス「――オルガ・イツカこそ真の英雄だ。一期も二期も関係あるもんかよ」
バルバトス「言うだろ? 次の時代を創るのは、老人じゃねえって」
バルバトス「暁が、孤児院のガキどもが、笑って歩ける世界にするのが、最短の道なんだよ」
バルバトス「そういう世界にゃ、今度こそ【伝説】なんぞ要らねえのさ」
32: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 04:20:54.03 ID:ZxOWtzwm0
バルバトス「よーし、そろそろ眠くなってきた。俺は寝るとする」
バルバトス「消えろ。そんで――起こすなよ。絶対に」
ジュリア「…………」
「さようなら、鉄華団の鬼神。決して枯れぬ華の護り手」
・
・
・
・
グレイズアイン「兄ちゃん」
バルバトス「ん、おう、アイン」
グレイズアイン「お別れ、いいにきた」
バルバトス「そうかい」
バルバトス「残念だったな、兄妹は量産されずじまいだ」
グレイズアイン「いーよ、アインくんが最後まで頑張ってくれたんだもん」
グレイズアイン「僕満足。だから、おやすみするね」
バルバトス「おう――楽しかったぜ、お前との殺し合い」
グレイズアイン「へへ、僕も。でも、次があったら……」
「――絶対勝つよ。コクピットをぶち抜かれるのは、あんただ」
「ばーーーか。次も俺が勝つに決まってんだろ」
・
・
・
・
バルバトス「消えろ。そんで――起こすなよ。絶対に」
ジュリア「…………」
「さようなら、鉄華団の鬼神。決して枯れぬ華の護り手」
・
・
・
・
グレイズアイン「兄ちゃん」
バルバトス「ん、おう、アイン」
グレイズアイン「お別れ、いいにきた」
バルバトス「そうかい」
バルバトス「残念だったな、兄妹は量産されずじまいだ」
グレイズアイン「いーよ、アインくんが最後まで頑張ってくれたんだもん」
グレイズアイン「僕満足。だから、おやすみするね」
バルバトス「おう――楽しかったぜ、お前との殺し合い」
グレイズアイン「へへ、僕も。でも、次があったら……」
「――絶対勝つよ。コクピットをぶち抜かれるのは、あんただ」
「ばーーーか。次も俺が勝つに決まってんだろ」
・
・
・
・
33: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 04:42:28.48 ID:ZxOWtzwm0
キマリス「こんばんは、兄さん」
バルバトス「んあ、お前か……また懐かしい見た目しやがって」
キマリス「ヴィダールの名は返上しました。我が主が元に戻ったのですから、当然でしょう」
バルバトス「そうかい。もう乗ることがねえから当然だな」
バルバトス「……お前もか?」
キマリス「ええ、もう私の出番は終わりましたから」
キマリス「ただ、思い残しがあるとすれば……貴方とは、万全な状態で、本気でしてみたかった」
バルバトス「バエルいるのにか? 浮気野郎が……」
キマリス「いえ、本当……貴方を差し置いて最強を名乗るのは心苦しかった、それは真実なんです」
キマリス「えぇ……だって、そうでしょう?」
「あのときの【わたし】のように、貴方の中身も貫いてこそ、まったき証明といえるのですから」
「成仏しやがれ混ざりもの野郎。一生叶わねえ戯言吐いておねんねしてな」
・
・
・
・
バルバトス「! ……グシオンか」
グシオン「お、よく分かったな兄貴」
バルバトス「重てえから足音がうるせえんだよ……すぐに分かる」
グシオン「そっか?」
グシオン「……ん?」
バルバトス「フラウロスだ。先に寝るってよ」
グシオン「そうか。気が早いなぁ」
バルバトス「あぁ……まあ、ろくに働けなかったって、愚痴ってたからな」
グシオン「しょうがねえさ、当ててたらそれはそれで……ってあるしよ……っと」ドスン
グシオン「あー……勝ちたかったなあ」
バルバトス「言うな。我慢してんだから」
34: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 05:05:36.46 ID:ZxOWtzwm0
グシオン「どこで、間違えたんだろなあ」
バルバトス「間違ってねえだろ。結果、クーデリアは火星を変えた。家族は生き延びた。ヒューマンデブリはいなくなった」
バルバトス「全員救えなかったのを憂うには、ちょいと目を背けすぎたかねえ……」
グシオン「ライド……大丈夫かなあ」
バルバトス「誰もが割り切れやしねえだろうが、そうだな……」
バルバトス「……どっかで絵でも書いて、細々暮らすだろうよ……静かにさ」
グシオン「そうだといいなあ」
グシオン「なあ、兄貴」
バルバトス「あぁん?」
グシオン「また必要とされること、あるかなあ」
バルバトス「かもな」
グシオン「また起きること、あるかなあ」
バルバトス「……かもな」
「……次は、人じゃないのと戦いてえなあ」
「あぁ……きっと人間じゃねえさ。おやすみ、グシオン」
「おやすみ、バルバトス」
・
・
・
・
バルバトス「間違ってねえだろ。結果、クーデリアは火星を変えた。家族は生き延びた。ヒューマンデブリはいなくなった」
バルバトス「全員救えなかったのを憂うには、ちょいと目を背けすぎたかねえ……」
グシオン「ライド……大丈夫かなあ」
バルバトス「誰もが割り切れやしねえだろうが、そうだな……」
バルバトス「……どっかで絵でも書いて、細々暮らすだろうよ……静かにさ」
グシオン「そうだといいなあ」
グシオン「なあ、兄貴」
バルバトス「あぁん?」
グシオン「また必要とされること、あるかなあ」
バルバトス「かもな」
グシオン「また起きること、あるかなあ」
バルバトス「……かもな」
「……次は、人じゃないのと戦いてえなあ」
「あぁ……きっと人間じゃねえさ。おやすみ、グシオン」
「おやすみ、バルバトス」
・
・
・
・
35: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 05:14:21.78 ID:ZxOWtzwm0
「よう、若造」
「……叔父貴ですか」
「意外じゃねえか若造、全滅END一歩手前で荒れてると思ったんだがな」
「……叔父貴に言われたことを思い出してたんですよ」
「俺たちに出来ることは……身を任せて、使わせるだけ……ってやつ」
「そんなこと言ったっけなあ?」
「はは……まあ、望まれてた結果には出来んかったかも知れませんが、MSが言う事じゃあないってやつでさ」
「最後に、ミカが満足できたんなら……俺がとやかくいうことじゃねえってね」
「グシオン共々、土産抱えて地獄に凱旋できたと思って笑います。それが一番の手向けでしょうから……」
「――あぁ、でも……死んでほしくなかったなあ……!」
「……ったく、からかい甲斐のねえ面しやがって」
「おい」
「……うっす」
「火星の未来に」
「……鉄華団の【夜明け】に」
「乾杯」
~Fin~
「……叔父貴ですか」
「意外じゃねえか若造、全滅END一歩手前で荒れてると思ったんだがな」
「……叔父貴に言われたことを思い出してたんですよ」
「俺たちに出来ることは……身を任せて、使わせるだけ……ってやつ」
「そんなこと言ったっけなあ?」
「はは……まあ、望まれてた結果には出来んかったかも知れませんが、MSが言う事じゃあないってやつでさ」
「最後に、ミカが満足できたんなら……俺がとやかくいうことじゃねえってね」
「グシオン共々、土産抱えて地獄に凱旋できたと思って笑います。それが一番の手向けでしょうから……」
「――あぁ、でも……死んでほしくなかったなあ……!」
「……ったく、からかい甲斐のねえ面しやがって」
「おい」
「……うっす」
「火星の未来に」
「……鉄華団の【夜明け】に」
「乾杯」
~Fin~
36: ◆AvaUNpQJck 2017/04/14(金) 05:16:41.40 ID:ZxOWtzwm0
お疲れ様です。楽しい時間でありました
あぁ、やっぱりガンダムはいいなあ。
では、おやすみなさい。
あぁ、やっぱりガンダムはいいなあ。
では、おやすみなさい。
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 06:45:46.60 ID:I91zdIQf0
よし
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 08:33:16.34 ID:ZU8P9NCaO
乙
本編より泣ける
本編より泣ける
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 12:40:16.81 ID:ZnuwrML1O
乙
正直まだまだ火種の多そうな世界なのでライドか暁主人公の三期下さい
正直まだまだ火種の多そうな世界なのでライドか暁主人公の三期下さい
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/14(金) 13:26:05.39 ID:L3F+dmxRO
一期一話が個人的にピークだったよ
そうだろ…ミカ!!からの地中からバルバトス
は熱かった
BGMもいいし土煙バンバンの泥臭い感じが良かった
そうだろ…ミカ!!からの地中からバルバトス
は熱かった
BGMもいいし土煙バンバンの泥臭い感じが良かった
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492070520/
Entry ⇒ 2017.06.16 | Category ⇒ 鉄血のオルフェンズ | Comments (0)
グシオンリベイク「フレームアームズ・ガールだと……?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 09:56:24.92 ID:H0HHtXSS0
アニメ版フレームアームズ・ガールの轟雷がもしも機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズのグシオンリベイク(昭弘)だったらのIFネタです
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 09:57:27.09 ID:H0HHtXSSo
*源内あおの部屋
源内あお「パパからの入学祝い、だよね……?」
あお「ロボットのおもちゃ?」ピピピッ
あお「うわっ!?」
リベイク「俺の名はグシオンリベイク」ドシン
あお「あー、知ってる! 光る鳴る! ってやつだよね!」
リベイク「……何が光るんだ?」
あお「最近のおもちゃって凄いね! 会話もできるじゃん!」
リベイク「……お前、名前は?」
あお「お名前教えてってやつだね! 私は源内あおだよ。よろしくね、昭弘」
リベイク「昭弘って何だよ……」
あお「だって、さっきの名前ちょー長かったし。ぐりこだっけ? 略して昭弘でいいよね?」
リベイク「グシオンリベイクだ! ……まぁ、呼び方なんてどうでも良いことか。好きに呼べ、あお」
あお「うん! 改めてよろしくね、昭弘!」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 09:58:39.30 ID:H0HHtXSSo
あお「ふれーむあーむず・がーる?」
リベイク「ああ、武装を身に着けて戦い合う。それが俺たちのあり方だ」
あお「がーるってあのガールだよね? 昭弘って女の子なの!?」
リベイク「……一応男だ」
あお「はー、良かった。その口調で女の子は流石にどうかなって思うし」
リベイク「それよりもあお。そこのオプションセットを作ってくれ」
あお「おぷしょんせっと?」
リベイク「武装部品のランナーだ。これを組み立てるとハルバードとライフルになる」
あお「えー、組み立てるとかめんどい。昭弘は十分ゴテゴテしているから武器なんて必要ないよ」
リベイク「確かに俺は素手でも強いが……」
あお「だったらいいじゃん」
リベイク「……」
あお「……どうしても作らないと駄目?」
リベイク「ああ」
あお「もう、仕方がないなぁ。とりあえずこれをちぎっていけばいいよね?」
リベイク「おい、待て。ニッパーを使え」
あお「にっぱー? そんなの持っていないよ。え? 絶対に必要? もう、それじゃあ管理人さんが持っていないか聞いてくるね」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 09:59:37.04 ID:H0HHtXSSo
あお「よく分かんないから二つ借りてきたよー」
リベイク「それはアルティメットニッパー!? ……もう片方は普通のニッパーだな」
あお「あるてぃめっと? ちょー凄いってこと?」
リベイク「市販では最高の切れ味になる。……まぁ、値段もそれ相応だがな」
あお「高いってことだよね。えー、壊しても弁償できないから普通のにっぱーでいいや」
リベイク「俺は武器さえあればそれで良い」
あお「それじゃあ、こっちで切っていくよ」
リベイク「待て。説明書の番号順に切っていけ」
あお「え、そうなの?」
リベイク「ああ、ガンプラは説明書さえ守れば初心者でも完成できるように作られている」
あお「ふーん、そうなんだ。ええと、最初はこれを切って……あっ」
リベイク(パーツを切っていたらどっかに飛んでいきやがった)
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:00:26.02 ID:H0HHtXSSo
あお「ごめんね、昭弘」
リベイク「……人には向き不向きがあるもんだ」
リベイク(結局パーツは見つからなかった。それどころかその後もポンポン飛んでいき一つも武器は完成していない)
あお「お詫びにこのくまのぬいぐるみあげるね」
リベイク「いらねえよ。何だよその太眉のぬいぐるみは」
あお「昭弘にちょー似ているよね」
リベイク(あおの目には俺がそんな風に見えるのか? 医者に行った方が良いんじゃないか、この女)
あお「あー、今失礼なこと考えたでしょ?」
リベイク「……なんのことだ?」
あお「いいもんいいもん。昭弘の代わりにこのぬいぐるみをぎゅーっとしてあげるから」ギュー
リベイク「意味が分からん」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:01:34.96 ID:H0HHtXSSo
*翌朝
ピンポーン
あお「あれ? また荷物? 二つもあるし。……嫌な予感するから学校帰ってきてから開けようかな。それじゃあ、行ってくるね、昭弘」
リベイク「ああ、留守は任せろ」
スティレット「ちょっと! さっさと開けなさいよ!」
あお「勝手に出てきちゃったよ!?」
スティレット「アタシはスティレット! 早速バトるわよ、轟雷!」
リベイク「……轟雷?」
あお「誰だろうね? ここに昭弘なら居るけど」
リベイク「正しくはグシオンリベイクだ」
あお「あ、そんな名前だったね」
スティレット「? あんた、FAガールよね?」
リベイク「FAガールグシオンリベイクだ」
あお「略して昭弘だよ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:02:22.00 ID:H0HHtXSSo
スティレット「まぁ、轟雷でもたまごひこーきでも一緒よね。とにかくバトるわよ!」
リベイク「たまご何とかはどこから出てきたんだよ……」
あお「ねぇねぇ、スティ子。もしかして、こっちにもFAガールが入っているの?」
スティレット「スティ子ってアタシのこと!? 変な名前つけないでよ!」
あお「可愛いじゃんスティ子」
スティレット「かわっ!? ま、まぁ良いわ。起きなさいバーゼラルド!」
あお「あ、こっちのダンボールにもやっぱりFAガールが入っていたし。……ねぇ、昭弘。昭弘って本当にFAガールなんだよね?」
リベイク「どこからどう見てもFAガールだろ?」
あお「そうかな? 何だか昭弘だけ違う世界のロボットに見えるんだけどなぁ」ウーン
スティレット「さっさと起きなさい!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:03:08.59 ID:H0HHtXSSo
バーゼラルド「……おやすみなさい。すぴー」
リベイク(あおが唸っている間にもう一体のFAガールが目覚めたと思ったらまた眠りやがった)
スティレット「こらー! 起きなさいよ!」
バーゼラルド「ふみゅ。バーゼはバーゼラルドだよ。よろしくね。バトルはスティレットが勝った?」
スティレット「あんたが目を覚まさないからまだやっていないわよ!」
あお「ねぇ、バトルってここでやる気なの? ダメダメ。アパートなんだから壁とか傷つけたりすると大変なんだよ?」
バーゼラルド「バトルはこのセッションベースを使うから大丈夫だよ」
あお「セッションベース?」
スティレット「実際に見たほうが早いわよ」
バーゼラルド「だね。こうして、セッションベースをセットして──」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:03:46.54 ID:H0HHtXSSo
リベイク(流れでスティレットと戦うことになったが望むところだ)
あお「なんか昭弘とスティ子のセッションベース違わない?」
バーゼラルド「アキヒロのはGPベースだね」
あお「GPベース?」
プリーズセットユアガンプラ
あお「昭弘のセッションベースだけ今音声鳴らなかった?」
バーゼラルド「にゃはは」
リベイク(互いのセッションベース上に俺とスティレットは立つ)
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:04:17.18 ID:H0HHtXSSo
スティレット「昭弘、負ける準備はオーケー?」
リベイク「……」
スティレット「スティレット」
リベイク「ガンダムグシオンリベイク」
スティレット「FAガール、セッション!」
リベイク「……」
スティレット「あんたも言いなさいよ!?」
リベイク「出る」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:05:22.85 ID:H0HHtXSSo
《武装されていくシーン》
スティレット「今この瞬間が……って、何それ!?」
リベイク(あおが武器を組み立てることができなかったから、俺は代わりのものを持ち込んでいた。それは)
リベイク「ニッパーだ」
スティレット「ニッパーって、そのニッパー1/1スケールの本物じゃない!?」
リベイク「心配するな。普通のニッパーだから刃が欠けることは少ない」
スティレット「そんな心配していないわよ! って言うかそれでアタシを切る気!?」
リベイク「当然だろ」
スティレット「それで切られたら怪我どころじゃないんですけど!? イヤー! 無言でニパニパしてこないでー!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:06:03.30 ID:H0HHtXSSo
バーゼラルド『あはは、スティレットったら必死に逃げてるー』ケラケラ
あお『これってバトルじゃなくて追いかけっこだよね』
スティレット「何なのよー! こいつ! バトルで実際の工具を使うなんて聞いたことないわよ!」
リベイク「……」
スティレット「無言なのが余計に怖いのよ!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:06:56.41 ID:H0HHtXSSo
スティレット「とにかく距離を取って遠距離攻撃よ! ひー!? 銃弾をものともしないで突き進んでくる!?」
リベイク(俺の装甲は厚い。そして、飛行は得意でないがブースターを吹かせれば飛ぶことはできるし、瞬間加速は中々のものとなる)
リベイク「ちょこまかと鬱陶しかったが、ようやく捕まえた。これで終わりだ」
スティレット「こ、こうなったら! えーい!」
バーゼラルド『あ、スティレットが自分に向かって銃で撃った』
あお『こめかみに撃つとか、うわ痛そー』
ドカン
《ウィナー、アキヒロ》
リベイク「……ちっ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:08:05.49 ID:H0HHtXSSo
スティレット「……」
バーゼラルド「わー、スティレットすっかり魂抜けちゃってるね」
あお「すごいね、昭弘! 全然攻撃していないのに勝っちゃった! ……昭弘?」
リベイク「おい! スティレット、さっきのはどういうつもりだ!」
スティレット「……ひくっ……ぐすっ……」
バーゼラルド「あーあー、アキヒロがスティレットを泣かしちゃった。いけないんだー」
リベイク(ギョッとする。バーゼラルドが言ったようにスティレットがボロボロ泣き出していた)
リベイク「お、おい。な、泣くな」
スティレット「ひぃっ!? せ、切断しないでぇ……」ガクガクブルブル
リベイク(滅茶苦茶怯えられている……。クソッ、ガラじゃないんだが仕方がねぇ)
ポン
スティレット「……え?」
リベイク(スティレットの頭を手のひらで軽く叩く)
リベイク「まぁ、なんだ。正確な射撃とあのスピードは大したもん、だったと思う。お前が自滅していなければ負けていたのは俺かもな」
スティレット「……」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:08:53.75 ID:H0HHtXSSo
リベイク「よくやったよ、お前は」グシグシ
スティレット「……」ポロポロッ
リベイク「だから、泣くなって」
リベイク(もしかして、髪を撫でたのが悪かったのか? これだから女はどうも苦手だ)
スティレット「……アタシ、強かった?」
リベイク「ああ、強かった。……頼むからいい加減泣き止んでくれ」
スティレット「……ぐすっ……うん。……あんたも強かったわよ」
リベイク「そ、そうか」
スティレット「……こ、今度はニッパーなしでバトルしてよね」
リベイク「まぁ、あおが武器を作ってくれたらな」
スティレット「うん! 約束ね」
リベイク「ああ」
バーゼラルド「スティレット、顔真っ赤だね」
あお「うんうん、これにて一件落着」
リベイク「あお。ところで学校は良いのか?」
あお「あー!? 完全に遅刻だぁ!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:11:36.88 ID:H0HHtXSSo
*数日後
スティレット「ねぇ、昭弘。あんたの充電くん貸してよ」
リベイク「お前のがあるだろ」
スティレット「た、たまには他のFAガールのを使ってみるのも良いでしょ!」
リベイク「バーゼラルドに借りれば良いだろ」
スティレット「アタシはあんたの充電くんが……」モゴモゴ
リベイク「はっきりと言え。何を言っているのか分からん」
スティレット「も、もう良いわよ。……ねぇ、それならあんたの武装貸してもらっても良い?」
バーゼラルド「スティレット、最近ずっとアキヒロと一緒に居るよね?」
あお「仲良しっていいよね」
バーゼラルド「んー、仲良しって言うよりもスティレットの場合は好きとかじゃないかな? よく分かんないけど」
あお「むっ」
あお「……ねぇ、昭弘。昨日届いたオプションセット作ってあげる」
リベイク「本当か!?」
あお「うん。だから、こっち来てよ」
スティレット「……」
スティレット「昭弘、実は1/12スケールの腹筋マシンがあるんだけどさ」
リベイク「お、おい。何で二人して俺にジリジリ近づいてきやがる」
あお「昭弘、ぎゅってしてあげる」
スティレット「昭弘、アタシの武装付けてあげる」
あお・スティレット『昭広ー!!』
リベイク「うおっ!?」
リベイク(……何故、俺は二人に抱き着かれている?)
バーゼラルド「アキヒロの受難は今始まったばかりだ! なんちゃって」
おしまい
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 10:17:07.85 ID:H0HHtXSSo
アニメの影響でイノセンティア作りましたが、本当可愛いです
予約購入していた迅雷も作らねば
お読みいただきありがとうございました
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/28(日) 13:24:57.76 ID:dwGyhsR5O
乙
誰かFAガールSS書いてくれないかなって思っていたところだった
誰かFAガールSS書いてくれないかなって思っていたところだった
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/29(月) 23:12:51.03 ID:ebl6PtEy0
乙
面白かった、気が向いたらでいいから続き書いてくれ
面白かった、気が向いたらでいいから続き書いてくれ
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495932984/
Entry ⇒ 2017.06.08 | Category ⇒ 鉄血のオルフェンズ | Comments (0)
マクギリス「心の隙間を埋めるだと…?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 12:17:59.33 ID:ch923R/W0
喪黒「私の名は喪黒福造…人呼んで笑ゥせぇるすまん」
喪黒「ただのセールスマンじゃございません」
喪黒「私の取り扱う品物は心…人間のココロでございます」
喪黒「ただのセールスマンじゃございません」
喪黒「私の取り扱う品物は心…人間のココロでございます」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 12:21:10.48 ID:ch923R/W0
喪黒「この世は老いも若きも男も女も、心の寂しい人ばかり」
喪黒「そんな皆さんの心のスキマをお埋めいたします」
喪黒「いいえ、お金は一銭もいただきません」
喪黒「お客様が満足されたら、それがなによりの報酬でございます」
喪黒「さて、今回のお客様は…」
マクギリス・ファリド 「ギャラルホルン」監査局特務三佐
オーホッホッホッホッホ……
喪黒「そんな皆さんの心のスキマをお埋めいたします」
喪黒「いいえ、お金は一銭もいただきません」
喪黒「お客様が満足されたら、それがなによりの報酬でございます」
喪黒「さて、今回のお客様は…」
マクギリス・ファリド 「ギャラルホルン」監査局特務三佐
オーホッホッホッホッホ……
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 12:33:05.10 ID:ch923R/W0
―ギャラルホルン地球支部―
ガエリオ「すまないな、今日も妹の我侭につき合わせて」
マクギリス「気にするな。許嫁自らお茶を誘ってくれるなど、歓喜この上ないよ、優雅な時間を過ごさせて貰った」
ガエリオ「せっかくの休日を妹のために潰してしまったな…」
………
……
…
マクギリス「まったくだ。はぁ…。くだらない激務の後に許嫁とは言え子守をさせられるとは…やはり人生は楽では無いな…」
MS博物館にて
マクギリス「レプリカとは言え何時見ても心が奮い立つよ…」
??「バエルですかぁ。凛々しいMSですねぇ、さすがはアグニカ・カイエル」<ぬっ
マクギリス「!」
ガエリオ「すまないな、今日も妹の我侭につき合わせて」
マクギリス「気にするな。許嫁自らお茶を誘ってくれるなど、歓喜この上ないよ、優雅な時間を過ごさせて貰った」
ガエリオ「せっかくの休日を妹のために潰してしまったな…」
………
……
…
マクギリス「まったくだ。はぁ…。くだらない激務の後に許嫁とは言え子守をさせられるとは…やはり人生は楽では無いな…」
MS博物館にて
マクギリス「レプリカとは言え何時見ても心が奮い立つよ…」
??「バエルですかぁ。凛々しいMSですねぇ、さすがはアグニカ・カイエル」<ぬっ
マクギリス「!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 12:45:48.12 ID:ch923R/W0
マクギリス「あなたは…?」
喪黒「これは失意礼しました…ついこのバエルのレプリカを魅入ってるあなたの姿が目立ってしまいまして」
マクギリス「これは失礼した」
喪黒「バエル。お好きなんですか?」
マクギリス「私の命の拠り所。と言っても過言では無いな、ギャラルホルンの創設者、アグニカ・カイエルの魂が宿ると言われているバエル。ふふ、手に届くのならどれだけ至福だろうか」
喪黒「歴史にも詳しいようで尊敬いたしますよ。さすがはギャラルホルン監査局特務三佐殿ですねぇ。マクギリス・ファリドさん」
マクギリス「私を知っているのか?」
喪黒「そりゃもう有名人ですからねあなたは。組織を根本から変えて乗っ取りたいなんて思ってるんじゃあないですか?」
マクギリス「…!?」
喪黒「オーホッホッホ。冗談ですよ冗談。まあ立ち話もなんですしどうですか?一杯」
マクギリス「あなたは一体…」
喪黒「これは失意礼しました…ついこのバエルのレプリカを魅入ってるあなたの姿が目立ってしまいまして」
マクギリス「これは失礼した」
喪黒「バエル。お好きなんですか?」
マクギリス「私の命の拠り所。と言っても過言では無いな、ギャラルホルンの創設者、アグニカ・カイエルの魂が宿ると言われているバエル。ふふ、手に届くのならどれだけ至福だろうか」
喪黒「歴史にも詳しいようで尊敬いたしますよ。さすがはギャラルホルン監査局特務三佐殿ですねぇ。マクギリス・ファリドさん」
マクギリス「私を知っているのか?」
喪黒「そりゃもう有名人ですからねあなたは。組織を根本から変えて乗っ取りたいなんて思ってるんじゃあないですか?」
マクギリス「…!?」
喪黒「オーホッホッホ。冗談ですよ冗談。まあ立ち話もなんですしどうですか?一杯」
マクギリス「あなたは一体…」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 12:55:30.28 ID:ch923R/W0
―BAR魔の巣―
マスター「…」<キュッキュ
マクギリス「あなたの言ったとおりだ」
マクギリス「私は今のこの腐敗したギャラルホルンを疎ましく思っている」
喪黒「そうですかそうですか。ですがたしかに民衆からの風当たりは非常に悪いですねぇ今のギャラルホルンは」
喪黒「武力を以って武力を制す世界平和維持のための暴力装置なんて呼ばれてるくらいですからねぇ…と。これは失礼しました。本職の方の目の前で申し訳ありません」
マクギリス「ははは、構わないさ。外部の人間のほうが余程組織の現状を把握している。恥ずかしいことこの上ない」
喪黒「色々とあるみたいですが組織を変えようとするには様々な努力が必要で一筋縄ではいかないでしょう」
喪黒「当然ストレスもたまるはずです。あなた、顔には出しませんが私にははっきり分りますよ」
喪黒「組織を変える事以上に欲しい物がありますね。それがストレスになっています」
マクギリス「…」
マスター「…」<キュッキュ
マクギリス「あなたの言ったとおりだ」
マクギリス「私は今のこの腐敗したギャラルホルンを疎ましく思っている」
喪黒「そうですかそうですか。ですがたしかに民衆からの風当たりは非常に悪いですねぇ今のギャラルホルンは」
喪黒「武力を以って武力を制す世界平和維持のための暴力装置なんて呼ばれてるくらいですからねぇ…と。これは失礼しました。本職の方の目の前で申し訳ありません」
マクギリス「ははは、構わないさ。外部の人間のほうが余程組織の現状を把握している。恥ずかしいことこの上ない」
喪黒「色々とあるみたいですが組織を変えようとするには様々な努力が必要で一筋縄ではいかないでしょう」
喪黒「当然ストレスもたまるはずです。あなた、顔には出しませんが私にははっきり分りますよ」
喪黒「組織を変える事以上に欲しい物がありますね。それがストレスになっています」
マクギリス「…」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 13:05:36.72 ID:ch923R/W0
喪黒「もし宜しければそんなあなたのストレスを解消してあげましょう」
マクギリス「私のストレスを解消?つくづく不思議な人だ。あなたは一体何者だ?」
喪黒「おっと失礼しました。自己紹介が遅れましたね。私、こう言うものです」<スッ
マクギリス「ココロのスキマ、お埋めします?ふ、新手のキャッチセールか?面白いな」
喪黒「いいえ、ボランティアですよ。お金は一切いただきません」
マクギリス「ここまで単刀直入とは。余程自信があるのだな」
喪黒「オーホッホッホ。騙されたと思って一度でいいので後日この地図に書かれた建物へ来てください。あなたを必ずや満足させてさしあげましょう」
マクギリス「何をするのだ?そこで」
喪黒「来ればわかります。それとあなたの立ち位置もありますゆえ、一応モンタークに変装して来るように」
マクギリス「そこまで調べているとはな、恐れ入ったよ。わかった明日時間を作って向かおう」
喪黒「お時間はいつでも構いません。お待ちしていますよ」
マクギリス「私のストレスを解消?つくづく不思議な人だ。あなたは一体何者だ?」
喪黒「おっと失礼しました。自己紹介が遅れましたね。私、こう言うものです」<スッ
マクギリス「ココロのスキマ、お埋めします?ふ、新手のキャッチセールか?面白いな」
喪黒「いいえ、ボランティアですよ。お金は一切いただきません」
マクギリス「ここまで単刀直入とは。余程自信があるのだな」
喪黒「オーホッホッホ。騙されたと思って一度でいいので後日この地図に書かれた建物へ来てください。あなたを必ずや満足させてさしあげましょう」
マクギリス「何をするのだ?そこで」
喪黒「来ればわかります。それとあなたの立ち位置もありますゆえ、一応モンタークに変装して来るように」
マクギリス「そこまで調べているとはな、恐れ入ったよ。わかった明日時間を作って向かおう」
喪黒「お時間はいつでも構いません。お待ちしていますよ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 13:12:26.89 ID:ch923R/W0
後日、地図に書かれた―建物―にて
喪黒「オーホッホッホ!疑わずに来てくれるとは思いませんでした!」
マクギリス「疑っているさ。だからこそ来た。モンタークの事まで把握されていてはこちらもただ事では無いからな」
喪黒「けっこうけっこう。最初は誰だってそうなのです。でもここから先を進んだ所にあなたの心のもやもやを打ち消す素晴らしい物があります」
マクギリス「見せてもらおうか…その素晴らしい『物』とやらを」
………
テクテク
マクギリス「どうみても廃墟のだ…こんな所に何がある」
喪黒「ここの扉を開けてみてください」
マクギリス「ん…この扉だけ新しい…しかも電源も生きている…」<ポチ
ヴィーン
マクギリス「なんだ…この広い部屋は…それにあれは…バエル!?」
喪黒「気に入っていただけましたか?ファリドさん。そう、あなたが喉から手が出るほど欲しがっていた『ガンダムバエル』です」
マクギリス「おお…」
喪黒「オーホッホッホ!疑わずに来てくれるとは思いませんでした!」
マクギリス「疑っているさ。だからこそ来た。モンタークの事まで把握されていてはこちらもただ事では無いからな」
喪黒「けっこうけっこう。最初は誰だってそうなのです。でもここから先を進んだ所にあなたの心のもやもやを打ち消す素晴らしい物があります」
マクギリス「見せてもらおうか…その素晴らしい『物』とやらを」
………
テクテク
マクギリス「どうみても廃墟のだ…こんな所に何がある」
喪黒「ここの扉を開けてみてください」
マクギリス「ん…この扉だけ新しい…しかも電源も生きている…」<ポチ
ヴィーン
マクギリス「なんだ…この広い部屋は…それにあれは…バエル!?」
喪黒「気に入っていただけましたか?ファリドさん。そう、あなたが喉から手が出るほど欲しがっていた『ガンダムバエル』です」
マクギリス「おお…」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 13:18:39.28 ID:ch923R/W0
マクギリス「本物と区別がつかないくらい神々しい…博物館のレプリカとは訳が違う…」
喪黒「システムから素材。全てにかけて本物のバエルと一緒です。専門家が作り上げた言わばもう一つのバエルなんです」
マクギリス「素晴らしい…こんな事が…。だが、私は禁忌の力である『阿頼耶識』をまだ身につけては居ない…バエルを動かすことは」
喪黒「ご安心ください。このバエルが本物と違う所は、阿頼耶識無しでも操縦できる所です。訓練を積んでいるファリドさんなら簡単に動かす事が出来るでしょう」
マクギリス「そ、そうなのか…」
喪黒「あまりの興奮に手が震えてますよ?さあコクピットに…」
マクギリス「ああ…」
コクピット
マクギリス「アグニカ・カイエルの魂が宿ると言われたバエル…まさかこんなにも簡単に手に入れることが出来るとは…」<ピピピ
マクギリス「凄い…このシステムは300年前の…本当にバエルだ…」
喪黒「どうぞ、ご自由に操縦なさってください」
マクギリス「動いた…いや動かした!この私…いやこの俺が!バエルを!!!!」
喪黒「オーホッホッホ!良かったですねぇファリドさん!」
喪黒「システムから素材。全てにかけて本物のバエルと一緒です。専門家が作り上げた言わばもう一つのバエルなんです」
マクギリス「素晴らしい…こんな事が…。だが、私は禁忌の力である『阿頼耶識』をまだ身につけては居ない…バエルを動かすことは」
喪黒「ご安心ください。このバエルが本物と違う所は、阿頼耶識無しでも操縦できる所です。訓練を積んでいるファリドさんなら簡単に動かす事が出来るでしょう」
マクギリス「そ、そうなのか…」
喪黒「あまりの興奮に手が震えてますよ?さあコクピットに…」
マクギリス「ああ…」
コクピット
マクギリス「アグニカ・カイエルの魂が宿ると言われたバエル…まさかこんなにも簡単に手に入れることが出来るとは…」<ピピピ
マクギリス「凄い…このシステムは300年前の…本当にバエルだ…」
喪黒「どうぞ、ご自由に操縦なさってください」
マクギリス「動いた…いや動かした!この私…いやこの俺が!バエルを!!!!」
喪黒「オーホッホッホ!良かったですねぇファリドさん!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 13:30:39.47 ID:ch923R/W0
マクギリス「この機動性!」
マクギリス「そしてこのバエルブレードの切れ味…」
マクギリス「これら躍動感…これが…アグニカ・カイエル!!!!!」
喪黒「まるで子供のようにはしゃいじゃってますねぇ」
マクギリス「素晴らしい。このような施しを私にしてくれるとは…感謝する。喪黒福造」
喪黒「いえいえ、ファリドさんが喜んでくれたのならそれは何よりです。それと…」
喪黒「このバエルはファリドさんに差し上げましょう」
マクギリス「!?」
喪黒「ただし条件があります」
マクギリス「ふ、なんとなくだがわかっていたよ…いくら必要なのだ?」
喪黒「以前もおっしゃったとおりお金は一切いただきません。その代わりと言ってはなんですが忠告を」
喪黒「バエルを操縦するのはあくまでこの建物のドーム内だけにしてください」
喪黒「間違っても仕事などで外に持ち出すなどはやめるように」
マクギリス「それもそうか。バエルが2体も存在するなど、世間がとんでもない事になるだろうからな」
喪黒「その通りです。このバエルはあくまであなたの欲求を満たすための言わばストレス解消用の機体なのです。くれぐれもその事を忘れずに」
マクギリス「わかった。約束しよう…」
マクギリス「そしてこのバエルブレードの切れ味…」
マクギリス「これら躍動感…これが…アグニカ・カイエル!!!!!」
喪黒「まるで子供のようにはしゃいじゃってますねぇ」
マクギリス「素晴らしい。このような施しを私にしてくれるとは…感謝する。喪黒福造」
喪黒「いえいえ、ファリドさんが喜んでくれたのならそれは何よりです。それと…」
喪黒「このバエルはファリドさんに差し上げましょう」
マクギリス「!?」
喪黒「ただし条件があります」
マクギリス「ふ、なんとなくだがわかっていたよ…いくら必要なのだ?」
喪黒「以前もおっしゃったとおりお金は一切いただきません。その代わりと言ってはなんですが忠告を」
喪黒「バエルを操縦するのはあくまでこの建物のドーム内だけにしてください」
喪黒「間違っても仕事などで外に持ち出すなどはやめるように」
マクギリス「それもそうか。バエルが2体も存在するなど、世間がとんでもない事になるだろうからな」
喪黒「その通りです。このバエルはあくまであなたの欲求を満たすための言わばストレス解消用の機体なのです。くれぐれもその事を忘れずに」
マクギリス「わかった。約束しよう…」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 13:34:52.93 ID:ch923R/W0
後日
マクギリス「アインの様態はどうだ?」
ガエリオ「駄目だ…体の損傷が激しすぎてこのままでは…」
マクギリス「そうか…惜しい男だった…」
ガエリオ「なんとか…なんとか無念を晴らす方法はないのか!?」
マクギリス「私達にできる事…それは彼を苦しませず行かせてやる事だ」
ガエリオ「マクギリス…」
ガエリオ「だが無念すぎる…宇宙ネズミどもに一矢報えないままアインが一生を終えるなんて!」
マクギリス「ガエリオ…少し勘違いをしているようだ」
ガエリオ「何?どういう事だマクギリス」
マクギリス「アインの様態はどうだ?」
ガエリオ「駄目だ…体の損傷が激しすぎてこのままでは…」
マクギリス「そうか…惜しい男だった…」
ガエリオ「なんとか…なんとか無念を晴らす方法はないのか!?」
マクギリス「私達にできる事…それは彼を苦しませず行かせてやる事だ」
ガエリオ「マクギリス…」
ガエリオ「だが無念すぎる…宇宙ネズミどもに一矢報えないままアインが一生を終えるなんて!」
マクギリス「ガエリオ…少し勘違いをしているようだ」
ガエリオ「何?どういう事だマクギリス」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 13:41:26.81 ID:ch923R/W0
―休憩室―
ガエリオ「宇宙ネズミどもも被害者だと?本気で言っているのかお前は!!!」
マクギリス「ああ、彼らは我々ギャラルホルンの理不尽な襲撃で仲間を多く失ったそうだ。元はと言えば我々に落ち度がある…」
ガエリオ「アインが…アインが悪いと言うのか!」
マクギリス「気持ちは分るが落ち着けガエリオ。冷静になって考えるんだ。もし君の家族が理不尽にテロ組織に襲撃され殺されたらどう思う?」
ガエリオ「それは…だが、だがしかし!」
マクギリス「彼らにとって君らの行動は理不尽な報復でしかないだろう。アインの言い分や君の言い分も十分に分るがな」
ガエリオ「それじゃあ…無駄死にじゃないかアインは…」<クタ
マクギリス「組織の空気に飲み込まれすぎたな…ガエリオ…もう少し自分らしくなれ」
ガエリオ「どうしてだ…どうしてお前はこうも冷静で居られるんだ…」
マクギリス「こう言うときだからこそだ…取り乱しても仕方があるまい。正しい事も間違いも受け入れ前へ進む。私と君ならそれが出来るはずだ」
ガエリオ「マクギリス…」
ガエリオ「宇宙ネズミどもも被害者だと?本気で言っているのかお前は!!!」
マクギリス「ああ、彼らは我々ギャラルホルンの理不尽な襲撃で仲間を多く失ったそうだ。元はと言えば我々に落ち度がある…」
ガエリオ「アインが…アインが悪いと言うのか!」
マクギリス「気持ちは分るが落ち着けガエリオ。冷静になって考えるんだ。もし君の家族が理不尽にテロ組織に襲撃され殺されたらどう思う?」
ガエリオ「それは…だが、だがしかし!」
マクギリス「彼らにとって君らの行動は理不尽な報復でしかないだろう。アインの言い分や君の言い分も十分に分るがな」
ガエリオ「それじゃあ…無駄死にじゃないかアインは…」<クタ
マクギリス「組織の空気に飲み込まれすぎたな…ガエリオ…もう少し自分らしくなれ」
ガエリオ「どうしてだ…どうしてお前はこうも冷静で居られるんだ…」
マクギリス「こう言うときだからこそだ…取り乱しても仕方があるまい。正しい事も間違いも受け入れ前へ進む。私と君ならそれが出来るはずだ」
ガエリオ「マクギリス…」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 13:45:26.15 ID:ch923R/W0
―廃墟の建物にて―
マクギリス「どうしてこうも冷静で居られる…?そんな事は決まっているだろう…」<ピピピ
マクギリス「そう…私は手に入れてしまったからだ!このバエルを!!!」<ヴィーン
マクギリス「禁忌の力無しで!このアグニカ・カイエルを!バエルを我が物にした!」
マクギリス「素晴らしい…素晴らしすぎる!!目的に一瞬で到達したも当然!!!!あははははは!!!」
マクギリス「ふ、このドームだけでしか動かせない事が惜しいよ…出来れば何時もそばに置いて置きたい…俺のバエル…」
喪黒「…」
マクギリス「どうしてこうも冷静で居られる…?そんな事は決まっているだろう…」<ピピピ
マクギリス「そう…私は手に入れてしまったからだ!このバエルを!!!」<ヴィーン
マクギリス「禁忌の力無しで!このアグニカ・カイエルを!バエルを我が物にした!」
マクギリス「素晴らしい…素晴らしすぎる!!目的に一瞬で到達したも当然!!!!あははははは!!!」
マクギリス「ふ、このドームだけでしか動かせない事が惜しいよ…出来れば何時もそばに置いて置きたい…俺のバエル…」
喪黒「…」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 13:50:07.56 ID:ch923R/W0
そしてさらに後日
モンターク「カルタ・イシューを止めてくれて例を言う、オルガ・イツカ」
オルガ「仕留めそこなったがな」
モンターク「大丈夫だ、彼女は両手両足を複雑骨折。全治まで最低4ヶ月は掛かるそうだ。しばらく表舞台には出れないさ」
オルガ「それで、作戦ってなんだ?」
モンターク「蒔苗東護ノ介を送迎する際、恐らくガエリオ・ボードウィンの横槍が入るだろう」
三日月「ガリガリが?懲りないねあいつも」
モンターク「彼の相手は私にさせて欲しい」
オルガ「なんかあるのか作戦が」
モンターク「ああ、命すら落とさず戦意を喪失させる秘策がな…」
モンターク「カルタ・イシューを止めてくれて例を言う、オルガ・イツカ」
オルガ「仕留めそこなったがな」
モンターク「大丈夫だ、彼女は両手両足を複雑骨折。全治まで最低4ヶ月は掛かるそうだ。しばらく表舞台には出れないさ」
オルガ「それで、作戦ってなんだ?」
モンターク「蒔苗東護ノ介を送迎する際、恐らくガエリオ・ボードウィンの横槍が入るだろう」
三日月「ガリガリが?懲りないねあいつも」
モンターク「彼の相手は私にさせて欲しい」
オルガ「なんかあるのか作戦が」
モンターク「ああ、命すら落とさず戦意を喪失させる秘策がな…」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 13:57:48.00 ID:ch923R/W0
―廃墟の建物にて―
マクギリス「戦いは始まったか…アインは結局あのまま帰らぬ存在となった…そしてガエリオは必死で鉄華団を妨害するだろう」
マクギリス「そんな最中私がこのバエルを用いてガエリオの前に立ちはだかる」
マクギリス「やつに本音を話して説得すれば俺のことも理解してくれるだろう」
マクギリス「そして父、イズナリオを失脚させバエルを操縦している私は組織内でも輝く存在となる…もう一つのバエルの所持者として…!」
マクギリス「さあ行くぞバエル…こんな窮屈な場所でさぞかし退屈だっただろう…」
マクギリス「エネルギーダウン…どういう事だ!バエル!」
マクギリス「何…モニターの電源が落ちた…どういう事だ…!」
カチャカチャカチャ
マクギリス「何故だ…何故動かん!!!」
突如モニターが再起動しそこに映し出されたのはどアップの喪黒福造
マクギリス「うお!?」
マクギリス「戦いは始まったか…アインは結局あのまま帰らぬ存在となった…そしてガエリオは必死で鉄華団を妨害するだろう」
マクギリス「そんな最中私がこのバエルを用いてガエリオの前に立ちはだかる」
マクギリス「やつに本音を話して説得すれば俺のことも理解してくれるだろう」
マクギリス「そして父、イズナリオを失脚させバエルを操縦している私は組織内でも輝く存在となる…もう一つのバエルの所持者として…!」
マクギリス「さあ行くぞバエル…こんな窮屈な場所でさぞかし退屈だっただろう…」
マクギリス「エネルギーダウン…どういう事だ!バエル!」
マクギリス「何…モニターの電源が落ちた…どういう事だ…!」
カチャカチャカチャ
マクギリス「何故だ…何故動かん!!!」
突如モニターが再起動しそこに映し出されたのはどアップの喪黒福造
マクギリス「うお!?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 14:01:24.13 ID:ch923R/W0
喪黒「ファリドさん。私はあれほど忠告しましたよね。このバエルを外に持ち出すようなマネは控えるようにと」
マクギリス「関係ないな…」
マクギリス「もうこのバエルは私の物になった。それをどう使うかは私の勝手であろう」
喪黒「私はあなたを信用してこのバエルを差し上げることにしたのに…残念です」
マクギリス「ふ、今更何を…俺はもはやバエルと一心同体だ。たとえ誰が何と言おうと渡さん!」
喪黒「そうですかそうですか。そんなにMSと一緒になりたいのなら望み通りにしてさしあげましょう…」
喪黒「ドーーーーーン!!!!!!!!!」
マクギリス「うおおおおおおおおお!?!??!?!?!?!?!」
マクギリス「関係ないな…」
マクギリス「もうこのバエルは私の物になった。それをどう使うかは私の勝手であろう」
喪黒「私はあなたを信用してこのバエルを差し上げることにしたのに…残念です」
マクギリス「ふ、今更何を…俺はもはやバエルと一心同体だ。たとえ誰が何と言おうと渡さん!」
喪黒「そうですかそうですか。そんなにMSと一緒になりたいのなら望み通りにしてさしあげましょう…」
喪黒「ドーーーーーン!!!!!!!!!」
マクギリス「うおおおおおおおおお!?!??!?!?!?!?!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 14:16:13.93 ID:ch923R/W0
数年後
――アリアンロッド艦隊によるテロ組織駆逐任務にて――
テロリスト「なんだ…あの白いMS!!!」
マクギリス『今や私は阿頼耶識にてバエルと一つになった!!!』
マクギリス『私はこのバエルを授けてくれたラスタル・エリオンの剣となりこの世の不浄を切り裂こう!』
マクギリス『さあ、このバエルの元に集え!!ラスタル様のもとで、鉄華団と共に我々は敵を討つ!』
一同「うおおおおおおおおおお!!!!」
イオク「よく言った!マクギリス・ファリド!!!!」
ジュリエッタ「良いのですか…ラスタル様…」
ラスタル「まさか本当にバエルが欲しいだけだったとは…あれはギャラルホルンの象徴だ。使用許可の申請を通すのには骨が折れた。その代わりマクギリスには私の右上でとしてしっかり働いてもらう…そして鉄華団にもな」
オルガ「あいつに感謝すりゃいいのか…それともラスタル・エリオンに感謝すりゃ良いのか…良くわかんねーな…」
三日月「どっちでも良いんじゃない。穏便に済めば」
喪黒「いやぁ。野心家かと思ったのに、あまり何も考えていないようでしたねぇ…まあ望みが叶って良かったじゃないですか」
喪黒「男の子と言うものは何歳になっても『男の子』。今の立場は彼にピッタリだと思いますよ」
喪黒「私もたまには良い事するでしょう?オーホッホッホッホ!!!!」
短いし微妙な内容になってすみません。
終わります。
――アリアンロッド艦隊によるテロ組織駆逐任務にて――
テロリスト「なんだ…あの白いMS!!!」
マクギリス『今や私は阿頼耶識にてバエルと一つになった!!!』
マクギリス『私はこのバエルを授けてくれたラスタル・エリオンの剣となりこの世の不浄を切り裂こう!』
マクギリス『さあ、このバエルの元に集え!!ラスタル様のもとで、鉄華団と共に我々は敵を討つ!』
一同「うおおおおおおおおおお!!!!」
イオク「よく言った!マクギリス・ファリド!!!!」
ジュリエッタ「良いのですか…ラスタル様…」
ラスタル「まさか本当にバエルが欲しいだけだったとは…あれはギャラルホルンの象徴だ。使用許可の申請を通すのには骨が折れた。その代わりマクギリスには私の右上でとしてしっかり働いてもらう…そして鉄華団にもな」
オルガ「あいつに感謝すりゃいいのか…それともラスタル・エリオンに感謝すりゃ良いのか…良くわかんねーな…」
三日月「どっちでも良いんじゃない。穏便に済めば」
喪黒「いやぁ。野心家かと思ったのに、あまり何も考えていないようでしたねぇ…まあ望みが叶って良かったじゃないですか」
喪黒「男の子と言うものは何歳になっても『男の子』。今の立場は彼にピッタリだと思いますよ」
喪黒「私もたまには良い事するでしょう?オーホッホッホッホ!!!!」
短いし微妙な内容になってすみません。
終わります。
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 14:18:13.30 ID:ch923R/W0
修正しますすみません…
× ラスタル「まさか本当にバエルが欲しいだけだったとは…あれはギャラルホルンの象徴だ。使用許可の申請を通すのには骨が折れた。その代わりマクギリ スには私の右上でとしてしっかり働いてもらう…そして鉄華団にもな」
〇 ラスタル「まさか本当にバエルが欲しいだけだったとは…あれはギャラルホルンの象徴だ。使用許可の申請を通すのには骨が折れた。その代わりマクギリ スには私の右腕でとしてしっかり働いてもらう…そして鉄華団にもな」
× ラスタル「まさか本当にバエルが欲しいだけだったとは…あれはギャラルホルンの象徴だ。使用許可の申請を通すのには骨が折れた。その代わりマクギリ スには私の右上でとしてしっかり働いてもらう…そして鉄華団にもな」
〇 ラスタル「まさか本当にバエルが欲しいだけだったとは…あれはギャラルホルンの象徴だ。使用許可の申請を通すのには骨が折れた。その代わりマクギリ スには私の右腕でとしてしっかり働いてもらう…そして鉄華団にもな」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 14:21:11.43 ID:dkWyvSHoO
乙
マッキー☆本人がバエルと融合しちゃったってこと?
マッキー☆本人がバエルと融合しちゃったってこと?
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 14:23:46.55 ID:ch923R/W0
>>18
阿頼耶識システムを施されて
バエルを与えられラスタルの部下にされちゃうENDです
見方によっちゃバッドエンドなのかもって内容でございます
お目汚し申し訳ありません
阿頼耶識システムを施されて
バエルを与えられラスタルの部下にされちゃうENDです
見方によっちゃバッドエンドなのかもって内容でございます
お目汚し申し訳ありません
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 17:43:50.08 ID:7OJTU5qDO
本編よりよっぽどハッピーエンドな気がする
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/02(火) 19:05:53.54 ID:CmnOywC9o
ギャラルホルンは腐ったままだけど本編よか大分マシだなw
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493695079/
Entry ⇒ 2017.05.08 | Category ⇒ 鉄血のオルフェンズ | Comments (0)
マクギリス「ついに念願のバエルを手に入れた」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/09(日) 21:43:55.52 ID:xP5EntQN0
頭マクギリスの俺には今週の録画に鉄血がないのが耐えられなかった
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/09(日) 21:44:31.10 ID:xP5EntQN0
マクギリス「ふふ……さすがアグニカ・カイエルが残したモビルスーツ。阿頼耶識システムがあるとはいえ、この機動性……この力があればアリアンロッド艦隊相手にも遅れはとるまい……」
マクギリス「しかし、驚いたな。まさかこのバエルには、伝説にすら残っていないシステムが三つも搭載されていたとは……」
マクギリス「ガエリオが思いのほか強く、戦いの最中には確認すらできなかったが、その詳しいシステムを確認してみるとしよう……」
マクギリス「第一のシステム、それは……>>5……?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/09(日) 21:48:54.20 ID:DkloMSvJ0
周辺のモビルスーツの支配
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/09(日) 22:02:29.59 ID:iUVBOtt70
マクギリス「周辺のMSの支配……だと……? フフ……さすがだ、さすがだバエル! やはりお前こそが俺の求めていた力そのもの!」
マクギリス「……ふむ、だが有効範囲があるのか。さらにその支配したMSの操作は自動ではなく手動……阿頼耶識システムがある分、制御という点は問題ないだろう、しかし、その分私への負担も大きいだろうがな……」
マクギリス「だが、それを有り余ってもこの力は強力だ……改めて、この作戦に協力してくれた鉄華団には感謝しなければならないな……フフ……ハハハッ!!」
ミカヅキ「チョコの人、ここまで聞こえてくるまで笑ってる……うるさいなぁ……」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/09(日) 22:03:19.82 ID:iUVBOtt70
マクギリス「次のシステムは……>>11か……」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/09(日) 22:04:54.84 ID:/HayCMb4O
ゼロシステム
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/09(日) 22:28:05.49 ID:iUVBOtt70
マクギリス「なにこれは……Z.E.R.O.System……?」
マクギリス「……”このシステムは、超高度な情報分析と状況予測を行い、毎秒毎瞬無数に計測される予測結果を、阿頼耶識システムを通じ、搭乗者の脳に直接伝達するインターフェース”……?」
マクギリス「つまるところは、戦いの中であらゆる可能性を見せてくれる、ということか……これがあれば、ガエリオの見せたあの謎の力にも、真正面から対抗しうる力となる……」
マクギリス「……だが、その分使用者の負担も大きいようだがな……これを乗りこなしていたアグニカ・カイエルは、私の想像以上に大きな力だったと、というわけか……」
マクギリス「……面白い! 面白いぞバエル!さぁ最後の力はなんだ!俺に見せてくれバエルッ!!」
マクギリス「こ、これは……>>17!?」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/09(日) 22:30:43.64 ID:DkloMSvJ0
全身がVPS装甲とナノラミネートアーマーの重ね掛け
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:05:06.77 ID:BqC+Tize0
マクギリス「……これは……VPS装甲? ナノラミネートアーマーが塗布されているのは予想のうちだが……ナノラミネートアーマーよりも上位の衝撃干渉が可能な装甲、というわけか……この二つが合わさることにより、敵の攻撃が実弾であれば、ほぼ無効化できる……さらに対G効果も飛躍的に高くなり、単機での大気圏突入も可能……」
マクギリス「……さすがだ! アグニカ・カイエル! これこそが俺の求めていた力だッ! この力があれば、たとえアリアンロッド艦隊が相手だろうと敗北はありえないだろう!」
ミカヅキ(うるさいなぁ……)
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:07:25.30 ID:BqC+Tize0
セブンスターズ会談後
マクギリス「-という力がこのバエルにはある。セブンスターズの協力が得られないとしても、なんの問題はない。鉄華団と我らの力があれば十分にアリアンロッド艦隊を打ち倒すことができるだろう」
ユージン「…………おい、あんた。今の話を俺たちが信じろって、それ本気で言ってんのか?」
マクギリス「信じるもなにも事実だ。このバエルがあればアリアンロッド艦隊にも勝てる。君たちの火星の王への道はすぐそこにある」
ユージン「……オルガ、今ならまだ間に合うんじゃねーか? この嘘つき野郎についていくことはねぇ。鉄華団はこいつらと手を切ったほうが……」
オルガ「……いや、もうここまで来ちまったんだ。もう引くことはできねェ。たとえ目の前にいるこいつが信じられねぇような大ほら吹きだったとしても……もう、止まれねぇんだ」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:08:47.53 ID:BqC+Tize0
「その後、マクギリスファリド率いると鉄華団とアリアンロッド艦隊による全面対決が行われた」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:09:15.16 ID:BqC+Tize0
「二倍近くある戦力差のなか、その先陣を切ったのは鉄華団、そしてバエルだった」
「バエルは、そのまるで未来を見据えているかのような圧倒的な機動力、先読み能力で敵の攻撃を搔い潜り、戦場を駆けた」
マクギリス『そうか……! これがゼロシステムの力! そうだ、俺が望む未来は、ただ一つ! この力をもって、ギャラルホルンを、世界を改革する! その未来を見せてみろゼロシステム!』
シノ『……おいおい、なんだよあれ、ミカヅキ以上の化け物かよ……!』
アキヒロ『こいつはついに、悪魔の名は返上かもな、ミカヅキ』
ミカヅキ『……別に、そんな名前、どうでもいいよ。俺は、俺の命令を果たすだけだ』
「もちろん、バエルのみではなく、鉄華団のMSたちも、アリアンロッドとの戦闘において限りない戦果を挙げている」
「……しかし、その行動がかすむほどに、バエルというMSの存在が強すぎたのだ」
「アリアンロッドのMSがいくら束になっても攻撃がかすりもしない、バエル一人のためだけに多数のMSが投入、敵の戦艦からも集中砲火を受け、さすがのバエルであっても被弾が免れない状況はいくつもあった」
「……しかし、バエルは、無傷だった」
マクギリス『これが、VPS装甲か。エネルギーの消費が激しい、とは聞いていたが、エイハブリアクターのエネルギー量ならまだまだいける。さぁ来いアリアンロッド!いくらでも相手をしよう!』
「アリアンロッドの兵は混乱した。悪魔と恐れられたバルバトスをはるかに超えた伝説。戦場を駆けるバエル。それを倒す手段が、一般兵には存在しなかったからだ」
ラスタル『……まさかここまでやるとはな。ただの化石と思っていたが、ただの単騎で兵の指揮が低下するほどとは……ヴィダール、いけるか』
ガエリオ『もちろんだ。俺はそのためにここにいる』
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:13:21.95 ID:BqC+Tize0
「アリアンロッド側から放たれた刺客、ガンダムキマリスヴィダール。禁断の力、阿頼耶識システムtype-Eを持つガンダムフレーム」
「……しかし、その力をもってしてもバエルには届かなかったのだ」
ガエリオ『……認めたくはない! しかしお前が、アインと同等の禁断の力を持っていることは分かった! でなければその動き、説明がつかん! 一体なにをしたマクギリス!?』
マクギリス『俺は、俺の望む未来を! 掴み取ろうとしているまでだガエリオ! お前を殺した、あの時のように!!』
ガエリオ『……マクギリスゥウウッ!!』
ガエリオ(……たとえ、マクギリスのやつがどれほど規格外の防御力を有していたとしても、キマリスヴィダールの全速力のドリルランスによる突撃なら奴の装甲を貫ける可能性はある……しかしッ!)
ガエリオ(そのような大振りが……今のマクギリスに、当たるわけがッ!)
ガエリオ『……クソッ! マクギリス、俺はァ!』
ラスタル『……ジュリエッタはバルバトスの相手をさせている……これ以上はの損害はやむを得ん。ダインスレイブ隊、前へ!』
「動く戦況。アリアンロッド率いる、ダインスレイブ隊による一斉掃射。無慈悲とも思える攻撃が、誰も知らないところで始まろうとしていた」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:17:03.80 ID:BqC+Tize0
「……しかし、その戦況の流れを、ただ一人、察知する者がいた」
マクギリス『……そうだ、それだ。 俺は、それをお前が使うのを待っていたぞ、ラスタル・エリオン!』
マクギリス『ゼロシステムから、お前がダインスレイブを使用する可能性は示唆されていた……そして、その瞬間こそが、貴様が負ける時だ』
ガエリオ『!? おい、どこへいくマクギリス!』
ミカヅキ『……悪いけど、あんたはここで止まっててもらう。ついでに、さっきからうるさいそこの機体もまとめて」
アキヒロ『悪いが俺もだ。団長命令なんでね、死ぬ気で果たさせてもらう』
ガエリオ『……貴様! 俺とマクギリスの邪魔をするなァ!』
「バルバトスとグシオンによる、キマリスとジュリエッタの足止め」
「遥か後方では、配置された敵のダインスレイブ隊の装填作業が始まっている、敵陣の中央を猛然と走る戦艦の姿があった」
「その戦艦にバエルは帰還する」
「その戦艦の名は強襲装甲艦イサリビ、輸送艦ホタルビ……走る戦艦は、鉄華団であった」
オルガ『……いいか、ここが最後の正念場だ』
オルガ『正直夢でもみてるんじゃねーかってぐらいとんでもねぇ状況だが、勝つにはもうこれしかねぇ。そのための布石は、バエルがほとんど打ってくれた』
オルガ『俺たちは、敵のダインスレイブが発射されるよりも前に、できる限り敵の本陣へ突っ込む。そこから、シノのフラウロスでダインスレイブを打ち込む、それで……結果はどうあれ、すべてに蹴りがつく』
シノ『……ったくよぉ。俺のスーパーギャラクシーキャノンが、こんな使われ方をするなんてな。夢にも思わなかったってーの』
マクギリス『それは私も同じだ。さすがの私も、まさかこんなことをすることになるとはな。だがゼロシステムが示した未来では、これこそが俺の望む未来への道だ』
マクギリス『……ゼロシステム、VPS装甲。そしてMSの支配……この三つがあって、初めてこの作戦は成功する』
マクギリス『さぁ、世界の改革を始めよう……』
「バエルとフラウロス。この二機による、最後の作戦」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:18:05.27 ID:BqC+Tize0
「それは、ガンダムフラウロスに搭載されたダインスレイブを利用したバエルの高速移動」
「先鋭化された先端を短時間でダメージが極力少なくなるように改造、バエルの神がかり的な対物防御力、エイハブリアクターとVPS装甲による驚異的な対G性能に物を言わせた規格外の射出装置」
「これにより、一瞬で主力艦隊とバエルの距離を詰める」
「これこそが、ゼロシステムが導き出した結論であった」
シノ『行くぜ! スーパーギャラクシーキャノンバエル!発射ァ!!』
ラスタル『……装填と撤退作業はすんだな。……これより、ダインスレイブの一斉射を……』
「ダインスレイブによる、超高速移動」
「人の身であれば、それを制御することなど不可能」
「しかし、彼の機体に積まれたゼロシステムであれば、それは可能であった。スラスターの全力の逆噴射。普通の人間ならば圧殺されるほどのGを、エイハブリアクターとVPS装甲で相殺。ダインスレイブ隊の前に躍り出たのであった。」
オペレーター『……!? バエル! バエルが出現しました! そんな、早すぎる!?』
ラスタル『……かまわん、ダインスレイブを発射させろ!』
オペレータ『は、はい! ダインスレイブ、発射!』
オペレーター『……ダ、ダインスレイブ隊、沈黙……回線、つながりません……」
ラスタル『……なんだと?』
マクギリス『これが、バエルの最後の能力……MSの支配』
マクギリス『今、この瞬間、ダインスレイブ隊の支配は、この俺にある』
マクギリス『これほどの数の支配、そう長くは持たない。難しい操作も不可能だろう。ゼロシステムに加えこの情報量、覚悟していたとはいえ、頭が破裂しそうだ』
マクギリス『……だが、ここまで来たのならば簡単だ。【銃口を、お前に向けて、引き金を打つ】 俺は俺のすべてを使い、これを果たそう』
マクギリス『その身に受けるがいいラスタル・エリオン。 これこそが、改革の一歩だ」
「ラスタル・エリオン、およびイオク・クジャンの戦死……これが、この戦いの結末であった」
アトラ「……って、聞いてるのミカヅキ!」
ミカヅキ「……んあ……ごめん、寝てた」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:18:37.89 ID:BqC+Tize0
アトラ「もうミカヅキ! 私頑張って読んだのに!」
ミカヅキ「ごめんアトラ、そんなつもりはなかったんだけど……知ってる話でつい……」
アトラ「もう! ミカヅキには読んであげないんだから!」
ミカヅキ「うーん、それなら後で自分で読んでみる。ありがとうアトラ」
アトラ「……読んではあげないけど、ページなら一緒にめくってあげるから。一緒に読も?」
ミカヅキ「……ありがとう、アトラ」
アカツキ「おとーさんとおかーさん、また仲良くしてる」
クーデリア「ふふ、ミカヅキもなんだか丸くなった気がします。そうは思いませんか? 団長さん」
オルガ「あいつはアトラには昔から弱かったからな。子供ができてさらに弱くなった、ってところだろうな」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:21:25.67 ID:BqC+Tize0
オルガ「……ったく、ザックのやつも、こんなの世に発表できるわけねーだろうに、よく書き上げやがったな」
クーデリア「それだけ、彼の眼にはバエルは素晴らしいものに見えたのではありませんか?」
オルガ「……ま、いいところなしだとはしても。こうして記録が残るってのは悪い気はしねーがな」
アカツキ「……オルガ」
オルガ「おー? どうしたアカツキ? パパとママにかまってもらえなくてこっちきたのか?」
アカツキ「ちがう、わからないことあったからききにきた」
オルガ「わからねぇこと? 俺にわかることならなんだって答えてやる。なんだ、言ってみろ」
アカツキ「バエルって、なに?」
オルガ「……バエル、バエルか……いいか、よく覚えておけよアカツキ」
オルガ「バエルってのはな、とにかくヤベェんだ」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:23:28.06 ID:BqC+Tize0
終わり
バエルとマクギリスのシーンは死ぬほどどうでもいいけどオルガって呼ぶアカツキをかけたので悔いはないです
バエルとマクギリスのシーンは死ぬほどどうでもいいけどオルガって呼ぶアカツキをかけたので悔いはないです
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 01:26:26.52 ID:ZBV8udoC0
乙
クーアト結婚おめでと
クーアト結婚おめでと
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 10:04:15.03 ID:Vq9tsPaH0
乙
本編もMS数体支配程度の能力でもあれば……
本編もMS数体支配程度の能力でもあれば……
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 11:41:31.78 ID:lKKU2INqO
装甲良くてもGは軽減できないだろ
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 13:05:37.03 ID:FoIkVJzo0
WIKIみたらVPS装甲自体に数百万G耐えるらしいし、エイハブリアクターは重力操作できるらしいからいけるかな、と思ったんだ
バエルSUGEEEEEEってだけで見逃してくれるとありがたい
バエルSUGEEEEEEってだけで見逃してくれるとありがたい
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 13:13:02.02 ID:ZcHj2N0R0
草バエル
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 14:17:11.37 ID:Yv8tkVBxO
本編でもこのくらい強くてよかったわ
結末はアニメのまんまでもいいから
結末はアニメのまんまでもいいから
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491741835/
Entry ⇒ 2017.04.20 | Category ⇒ 鉄血のオルフェンズ | Comments (0)
【鉄血のオルフェンズ】ユージン「これで、俺らの勝ちってことでいいんだよな?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 12:18:04.63 ID:sWEcKqud0
マクギリス『ギャラルホルンを名乗る身なら、このモビルスーツがどういう意味を持つか理解できるだろう。
ギャラルホルンにおいて、バエルを持つ者こそが絶対唯一の力を持ち、頂点に立つのだ』
ユージン「なぁ、これで、俺らの勝ちってことでいいんだよな?」
青年将校「ああ!ファリド准将がバエルを手に入れた!
バエルはギャラルホルン創始者であるアグニカ・カイエルの魂が宿ったモビルスーツ!
バエルを手にした人間がギャラルホルンのトップに立つ!我々の勝利だ!」
※公式では、ライザ・エンザという名前があるため、以下ライザで統一。
ユージン「そう上手くいくものなのか?」
ギャラルホルンにおいて、バエルを持つ者こそが絶対唯一の力を持ち、頂点に立つのだ』
ユージン「なぁ、これで、俺らの勝ちってことでいいんだよな?」
青年将校「ああ!ファリド准将がバエルを手に入れた!
バエルはギャラルホルン創始者であるアグニカ・カイエルの魂が宿ったモビルスーツ!
バエルを手にした人間がギャラルホルンのトップに立つ!我々の勝利だ!」
※公式では、ライザ・エンザという名前があるため、以下ライザで統一。
ユージン「そう上手くいくものなのか?」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 12:23:53.56 ID:sWEcKqud0
ガエリオ『私の名は、ガエリオ・ボードウィン!ガルス・ボードウィンの息子だ!』
ガエリオ『ガエリオ・ボードウィンは宣言する!逆賊、マクギリス・ファリドを討つと!』
オルガ「なぁ……。本当に大丈夫なのか?」
ライザ「ギャラルホルンにはギャラルホルンのルールというものがある。いくらボードウィン家の者とはいえ、個人が敵対したところで……」
ガエリオ『ガエリオ・ボードウィンは宣言する!逆賊、マクギリス・ファリドを討つと!』
オルガ「なぁ……。本当に大丈夫なのか?」
ライザ「ギャラルホルンにはギャラルホルンのルールというものがある。いくらボードウィン家の者とはいえ、個人が敵対したところで……」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 12:25:26.33 ID:sWEcKqud0
ラスタル『私は月外縁起動統合艦隊アリアンロッド指令、ラスタル・エリオンである。
マクギリス・ファリドはクーデターによってギャラルホルン全権を掌握するためにボードウィン家次期当主のガエリオ・ボードウィンを謀殺しようとし、
イシュー家次期当主のカルタ・イシューを謀殺。
幼馴染であるカルタ・イシュー、親友のガエリオ・ボードウィンを亡き者とすることでボードウィン家とイシュー家の権限を掌握しようとした極悪人である!
よって、平和と秩序を守るギャラルホルンとしてマクギリス・ファリドを断罪する!』
オルガ「……」
ユージン「……」
ユージン「本当に俺達の勝ちなのか?」
マクギリス・ファリドはクーデターによってギャラルホルン全権を掌握するためにボードウィン家次期当主のガエリオ・ボードウィンを謀殺しようとし、
イシュー家次期当主のカルタ・イシューを謀殺。
幼馴染であるカルタ・イシュー、親友のガエリオ・ボードウィンを亡き者とすることでボードウィン家とイシュー家の権限を掌握しようとした極悪人である!
よって、平和と秩序を守るギャラルホルンとしてマクギリス・ファリドを断罪する!』
オルガ「……」
ユージン「……」
ユージン「本当に俺達の勝ちなのか?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 12:33:39.87 ID:sWEcKqud0
ライザ「セ、セブンスターズの名の通り、ギャラルホルンを掌握するのは7つの家だ。
その内の1つがどれだけ喚こうと、ファリド准将が残りをバエルの名の下に束ねれば、何ら問題はない」
ボードウィン家『息子を殺して、9歳の娘を嫁にしようとする鬼畜ロリコン絶対殲滅すべし。エリオン家に協力する』
イシュー家『ウチの可愛い可愛いカルタちゃんを殺すなんて言語同断でおじゃる!!肉塊にして、ワニの餌にしてやるでおじゃる!!ラスタル・エリオンに協力するでおじゃる!』
バクザラン家『エリオン家につきます。イズナリオに秘蔵のエロ画像フォルダを金髪ショタ画像フォルダに変えられた恨みをここで晴らします』
ファルク家『マクギリスがロウきゅーぶ!のBlu-ray BOXを未だに返してくれないのでエリオン家につきます』
オルガ「なぁ……。本当に大丈夫なのか?」
ユージン「今でも遅くねえ!ロウきゅーぶ!のBlu-rayBOXを返して、ファルク家だけでも味方に回そうぜ!」
ライザ「だ、大丈夫だとも!これも准将の想定内さ!ギャラルホルンに不満を持つ民衆もいる!彼らの不満を利用できればアリアンロッドなんて!」
その内の1つがどれだけ喚こうと、ファリド准将が残りをバエルの名の下に束ねれば、何ら問題はない」
ボードウィン家『息子を殺して、9歳の娘を嫁にしようとする鬼畜ロリコン絶対殲滅すべし。エリオン家に協力する』
イシュー家『ウチの可愛い可愛いカルタちゃんを殺すなんて言語同断でおじゃる!!肉塊にして、ワニの餌にしてやるでおじゃる!!ラスタル・エリオンに協力するでおじゃる!』
バクザラン家『エリオン家につきます。イズナリオに秘蔵のエロ画像フォルダを金髪ショタ画像フォルダに変えられた恨みをここで晴らします』
ファルク家『マクギリスがロウきゅーぶ!のBlu-ray BOXを未だに返してくれないのでエリオン家につきます』
オルガ「なぁ……。本当に大丈夫なのか?」
ユージン「今でも遅くねえ!ロウきゅーぶ!のBlu-rayBOXを返して、ファルク家だけでも味方に回そうぜ!」
ライザ「だ、大丈夫だとも!これも准将の想定内さ!ギャラルホルンに不満を持つ民衆もいる!彼らの不満を利用できればアリアンロッドなんて!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 12:39:11.83 ID:sWEcKqud0
ニュースキャスター『世界各国から民衆の不満の声です』
『今のギャラルホルンは糞だけど、マクギリスはそれ以上の糞だ!ダチを裏切るような奴を信じられるか!!』
『成り上がりのために親友を犠牲にする奴に従うなんて真っ平後免だ!』
『野郎の半裸なんか見せんじゃねえ!!』
『エッチな動画見てて絶頂しそうな時に野郎の半裸を見せられて萎えてしまった男の怒りを想い知れえええ!!』
――マクギリス・ファリドをどう思いますか?
OL(25歳)『イケメンだしマッチョだけど、ロリコンなんでしょ?ないわ~』
アパレルショップ店員(27歳)『幼少の頃、イズナリオ当主の男娼だったって本当なんですか?本当なんですね!(期待の眼差し)』
大学生(20歳)『金髪ショタ男娼ホモレ〇プ!萌える!』
『今のギャラルホルンは糞だけど、マクギリスはそれ以上の糞だ!ダチを裏切るような奴を信じられるか!!』
『成り上がりのために親友を犠牲にする奴に従うなんて真っ平後免だ!』
『野郎の半裸なんか見せんじゃねえ!!』
『エッチな動画見てて絶頂しそうな時に野郎の半裸を見せられて萎えてしまった男の怒りを想い知れえええ!!』
――マクギリス・ファリドをどう思いますか?
OL(25歳)『イケメンだしマッチョだけど、ロリコンなんでしょ?ないわ~』
アパレルショップ店員(27歳)『幼少の頃、イズナリオ当主の男娼だったって本当なんですか?本当なんですね!(期待の眼差し)』
大学生(20歳)『金髪ショタ男娼ホモレ〇プ!萌える!』
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 12:50:30.72 ID:sWEcKqud0
オルガ「なぁ。これ、本当に大丈夫なんだろうな?てめぇの命をかけても、これを“勝ち”って言えるんだよなぁ!?」
ライザ「ももももも、勿論だとも!例え、ギャラルホルンと民衆が敵になっても准将には我々が――」
Prrrrrrr!!
ライザ「すまない。私の携帯からだ」
ライザ「はい。もしもし。エンザです。今どこって?鉄華団の船の中なんだけど……え!?
クーデタ派から抜けてエリオン側に付く!?何を言っているんだ!?――――って、おい!待て!ちょっ――――」
オルガ「何の電話だ?」
ライザ「同志からの連絡だ。『戦力は揃った。アリアンロッドなんて怖くないぜ』って」ガクガクブルブル
ライザ「私はこれから同志たちとの打ち合わせがある。少し失礼させてもらうよ」ガクガクブルブル
ライザ「ももももも、勿論だとも!例え、ギャラルホルンと民衆が敵になっても准将には我々が――」
Prrrrrrr!!
ライザ「すまない。私の携帯からだ」
ライザ「はい。もしもし。エンザです。今どこって?鉄華団の船の中なんだけど……え!?
クーデタ派から抜けてエリオン側に付く!?何を言っているんだ!?――――って、おい!待て!ちょっ――――」
オルガ「何の電話だ?」
ライザ「同志からの連絡だ。『戦力は揃った。アリアンロッドなんて怖くないぜ』って」ガクガクブルブル
ライザ「私はこれから同志たちとの打ち合わせがある。少し失礼させてもらうよ」ガクガクブルブル
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 12:56:24.81 ID:sWEcKqud0
団員「ギャラルホルンの野郎がシャトルで逃げたぞー!!」
団員「殺せー!!」
ライザ「ギャー!!!!」
オルガ「……」
ユージン「……」
団員「殺せー!!」
ライザ「ギャー!!!!」
オルガ「……」
ユージン「……」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 13:02:06.21 ID:sWEcKqud0
ハッシュ「団長!三日月さん戻ってきました!地球からの支援物資もあります!」
オルガ「――――るぞ」
ハッシュ「え?」
オルガ「ミカを回収したらずらかるぞ!!」
鉄華団員たち「「「「アイアイサー!!」」」」
ナレーション(メリビットさん)「こうして、鉄華団は地球からの物資を持ち逃げして戦線から離脱。
その逃げ足の速さは宇宙ネズミの名に恥じぬものであった。その後の彼らの足取りを知る者はいない。
『アリアンロッド艦隊に捕捉されて全滅した』『宇宙海賊に遭遇して全滅した』等と噂されているが、真偽は確かではない」
オルガ「――――るぞ」
ハッシュ「え?」
オルガ「ミカを回収したらずらかるぞ!!」
鉄華団員たち「「「「アイアイサー!!」」」」
ナレーション(メリビットさん)「こうして、鉄華団は地球からの物資を持ち逃げして戦線から離脱。
その逃げ足の速さは宇宙ネズミの名に恥じぬものであった。その後の彼らの足取りを知る者はいない。
『アリアンロッド艦隊に捕捉されて全滅した』『宇宙海賊に遭遇して全滅した』等と噂されているが、真偽は確かではない」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 13:20:40.55 ID:sWEcKqud0
アルミリア「この人でなし!」グサッ
マクギリス「ありがとうございます!」
石動「うわぁ……」(准将!!ご無事ですか!?)
ナレーション「全てを裏切りながら頂点に立った男、マクギリス・ファリドは全てに裏切られながら地の底へと落ちた。
彼はガンダムバエルでガエリオ・ボードウィンとの一騎打ちの末、敗北。
バエルは回収され、マクギリス・ファリドと直属の部下たちは拘束された」
マクギリス「ありがとうございます!」
石動「うわぁ……」(准将!!ご無事ですか!?)
ナレーション「全てを裏切りながら頂点に立った男、マクギリス・ファリドは全てに裏切られながら地の底へと落ちた。
彼はガンダムバエルでガエリオ・ボードウィンとの一騎打ちの末、敗北。
バエルは回収され、マクギリス・ファリドと直属の部下たちは拘束された」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 13:27:26.92 ID:sWEcKqud0
石動「生でバエルが見れて良かったでござるwwwこれもファリド准将のお陰www
今は逆賊だからマッキー氏と呼ばせていただきますぞwwwでは、さらば!」シュタッ!
マクギリス「待て!キャラが違うぞ!!石動ィ!!」
ナレーション「マクギリスの右腕であった石動・カミーチェは戦闘前に逃亡。
指名手配されているが、特にこれといった活躍はいていなかったので、それほど重要性はなく、
『クーデター派だし、とりあえず指名手配しておくか』ぐらいにしか考えられていない」
今は逆賊だからマッキー氏と呼ばせていただきますぞwwwでは、さらば!」シュタッ!
マクギリス「待て!キャラが違うぞ!!石動ィ!!」
ナレーション「マクギリスの右腕であった石動・カミーチェは戦闘前に逃亡。
指名手配されているが、特にこれといった活躍はいていなかったので、それほど重要性はなく、
『クーデター派だし、とりあえず指名手配しておくか』ぐらいにしか考えられていない」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 13:32:02.78 ID:sWEcKqud0
イオク「違う!私は正義だ!私は平和と秩序!散っていった部下のために――」
裁判所「非戦闘員虐殺など言語道断!有罪!!」
ナレーション「これまでの悪行を白日の下に晒されたイオク・クジャンはギャラルホルン裁判所にて有罪判決が下され、懲役500年の刑に処された。
クジャン家は取り潰しになり、セブンスターズはファリド家、クジャン家を除籍し、『秩序戦隊ギャラルファイブ』を名乗るようになった」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
裁判所「クジャン家うぜえええええええええええええええええええ!!!!」
裁判所「非戦闘員虐殺など言語道断!有罪!!」
ナレーション「これまでの悪行を白日の下に晒されたイオク・クジャンはギャラルホルン裁判所にて有罪判決が下され、懲役500年の刑に処された。
クジャン家は取り潰しになり、セブンスターズはファリド家、クジャン家を除籍し、『秩序戦隊ギャラルファイブ』を名乗るようになった」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「そんな判決は認められない!控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「控訴!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「こうそ!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
クジャン家「KOUSO!」
裁判所「クジャン家うぜえええええええええええええええええええ!!!!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 13:36:53.44 ID:sWEcKqud0
ナレーション「その後、イオク・クジャンは獄中で自叙伝『王者の風格』を執筆。
彼の理想・妄想・願望・欲望とツッコミどころ満載で痛いポエムてんこ盛りな自叙伝は
『この面白さ!厄祭戦レベル!』というキャッチコピーのもと販売され、全人類を笑いに包み込んだ」
兵士A「うわなにこれwwwww」
兵士B「クッソ面白ぇwwwwww」
兵士C「戦争なんてやってられませんわwwww」
宇宙海賊A「がははははwwwwwww面白ぇな!この本wwww」
宇宙海賊B「やっべwwww腹がよじれるwwwww」
宇宙海賊C「ヒーwww笑い過ぎて動けねえわwwwww」
ヒューマンデブリ「今だ!殺っちまえ!!」
ヒューマンデブリたち「「「「「うおおおおおおおおお!!!」」」」」
宇宙海賊たち「「「ギャー!!!!!」」」
ヒューマンデブリ「なぁ、この本、なんて書いてあるんだ?」
ヒューマンデブリ「字読めないから知らね」
彼の理想・妄想・願望・欲望とツッコミどころ満載で痛いポエムてんこ盛りな自叙伝は
『この面白さ!厄祭戦レベル!』というキャッチコピーのもと販売され、全人類を笑いに包み込んだ」
兵士A「うわなにこれwwwww」
兵士B「クッソ面白ぇwwwwww」
兵士C「戦争なんてやってられませんわwwww」
宇宙海賊A「がははははwwwwwww面白ぇな!この本wwww」
宇宙海賊B「やっべwwww腹がよじれるwwwww」
宇宙海賊C「ヒーwww笑い過ぎて動けねえわwwwww」
ヒューマンデブリ「今だ!殺っちまえ!!」
ヒューマンデブリたち「「「「「うおおおおおおおおお!!!」」」」」
宇宙海賊たち「「「ギャー!!!!!」」」
ヒューマンデブリ「なぁ、この本、なんて書いてあるんだ?」
ヒューマンデブリ「字読めないから知らね」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 13:39:47.92 ID:sWEcKqud0
ジュリエッタ「私のパイロットスーツをラスタル様のパンツと一緒に洗わないでください!」
ラスタル「」
ガエリオ「今まで一緒に洗っていたのか……」
ナレーション「アリアンロッド総司令のラスタル・エリオンは艦隊の解体を宣言。
理由としては、部下のジュリエッタ・ジュリスの反抗期が原因とされているが、真偽は定かではない」
ラスタル「」
ガエリオ「今まで一緒に洗っていたのか……」
ナレーション「アリアンロッド総司令のラスタル・エリオンは艦隊の解体を宣言。
理由としては、部下のジュリエッタ・ジュリスの反抗期が原因とされているが、真偽は定かではない」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 13:40:36.80 ID:sWEcKqud0
アトラ「アトラ・ミクスタです。あれから色々ありましたが、今は火星に戻って桜おばあちゃんの農場を手伝っています。
あの後、ギャラルホルンに追われる身となった私達はバラバラになり、潜伏と逃亡を繰り返す生活をしてきました」
アトラ「だけど、最近は追手が来なくなったので、昔みたいに火星に戻って平和に暮らしています。
変わったことと言えば。事業を拡大したクーデリアさんのアドモス商会がテイワズを吸収合併し、
ギャラルホルンに不満を持つコロニーも取り込んでバーンスタイン帝国を建国したことぐらいです」
あの後、ギャラルホルンに追われる身となった私達はバラバラになり、潜伏と逃亡を繰り返す生活をしてきました」
アトラ「だけど、最近は追手が来なくなったので、昔みたいに火星に戻って平和に暮らしています。
変わったことと言えば。事業を拡大したクーデリアさんのアドモス商会がテイワズを吸収合併し、
ギャラルホルンに不満を持つコロニーも取り込んでバーンスタイン帝国を建国したことぐらいです」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 13:46:18.73 ID:sWEcKqud0
男「ミクスタさーん。アルトランド運送です。お届けものに上がりました」
アトラ「はーい!」
男「はい。いつもの火星ヤシ10キロです。ここにサインお願いします」
アトラ「はーい。いつもありがとうございます」
男「いえいえ。あ、そういえば、ミクスタさん。実は変な噂を聞いてしまったんですけどね」
アトラ「変な噂?」
男「いや……そのですね。ミクスタさんがあの悪名高い鉄華団のメンバーだったんじゃないかって噂なんですけどね」
アトラ「気のせいです」ニコッ
男「へっ」
アトラ「私が鉄華団のメンバーだったなんて気のせいですし、私の旦那さんが三日月・オーガスに似ているのも気のせいです」ニコッ
男「え……でも、裏庭に置いてあるのってバルバトスじゃ……?」
アトラ「あれは桜おばあちゃんの農場に貸している農業機械ですよ?」ニコッ
男「あっ。はい」
アトラ「ちなみにバーンスタイン帝国軍のメンバーに鉄華団のメンバーがいるのも、帝国軍総司令の前髪が特徴的なのも気のせいです。
私達の子供の中にクーデリアさん似の金髪の子がいるのも気のせいですよ」ニコッ
男「そうですね。気のせいですね」(白い目)
アトラ「はーい!」
男「はい。いつもの火星ヤシ10キロです。ここにサインお願いします」
アトラ「はーい。いつもありがとうございます」
男「いえいえ。あ、そういえば、ミクスタさん。実は変な噂を聞いてしまったんですけどね」
アトラ「変な噂?」
男「いや……そのですね。ミクスタさんがあの悪名高い鉄華団のメンバーだったんじゃないかって噂なんですけどね」
アトラ「気のせいです」ニコッ
男「へっ」
アトラ「私が鉄華団のメンバーだったなんて気のせいですし、私の旦那さんが三日月・オーガスに似ているのも気のせいです」ニコッ
男「え……でも、裏庭に置いてあるのってバルバトスじゃ……?」
アトラ「あれは桜おばあちゃんの農場に貸している農業機械ですよ?」ニコッ
男「あっ。はい」
アトラ「ちなみにバーンスタイン帝国軍のメンバーに鉄華団のメンバーがいるのも、帝国軍総司令の前髪が特徴的なのも気のせいです。
私達の子供の中にクーデリアさん似の金髪の子がいるのも気のせいですよ」ニコッ
男「そうですね。気のせいですね」(白い目)
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 13:47:09.46 ID:sWEcKqud0
アトラ「ちなみに三日月の身体はバルバトスと無線LANで繋がるようになったので普段の生活でも普通に動くようになりました」
めでたしめでたし
めでたしめでたし
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 14:03:17.86 ID:SUPjM7Hz0
乙
ライザはマジで逃亡→パンパンパンの流れやりそう
ライザはマジで逃亡→パンパンパンの流れやりそう
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 14:31:51.34 ID:kfqNbQnLO
無線LANで草
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 15:30:08.56 ID:UzVCqqjoO
バルバトスで土地を耕すのかww
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/22(水) 16:27:18.71 ID:jipsvAm9O
アトラが幸せそうで何より
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1487733484/
Entry ⇒ 2017.03.26 | Category ⇒ 鉄血のオルフェンズ | Comments (0)
ガンダム鉄血のオルフェンズ、シノ「俺とお前のスーパーギャラクシーキャノンだ」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:16:25.41 ID:Z7d5Tc9G0
シノの最期はあれでいいとしても、フラウロスの魅せ場がMA戦で崖を撃っただけじゃ寂しいので、
こんな描写をいれたいけど尺の都合で入れられなかったとかいう妄想設定を晒します。
モビルスーツの設定に関する描写多めです。
大まかな筋書きは変えずにフラウロスの見せ場とオルガが指揮官として有能な所を描く。
こんな描写をいれたいけど尺の都合で入れられなかったとかいう妄想設定を晒します。
モビルスーツの設定に関する描写多めです。
大まかな筋書きは変えずにフラウロスの見せ場とオルガが指揮官として有能な所を描く。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:17:28.62 ID:Z7d5Tc9G0
アリアンロッド艦隊と鉄華団とマクギリス陣営の決戦の最中。
鉄華団側
イサリビ艦橋
鉄華団戦闘艦イサリビに衝撃が走った。
オルガ「どこに当たった!」
少年オペレーター「右舷の第二甲板です。航行に支障ありません。」
オルガ「くそ!、数で追い込まれる。」
鉄華団側
イサリビ艦橋
鉄華団戦闘艦イサリビに衝撃が走った。
オルガ「どこに当たった!」
少年オペレーター「右舷の第二甲板です。航行に支障ありません。」
オルガ「くそ!、数で追い込まれる。」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:18:32.27 ID:Z7d5Tc9G0
オルガ・イツカは焦っていた。当初の予定になかったアリアンロッド艦隊との戦闘は、やはり劣勢だった。
単機の戦闘能力では三日月・オーガスのバルバトスをはじめとする鉄華団のMS部隊は敵側のMS部隊よりも一枚上手だった。
しかし鉄華団のMS部隊は質では勝っていたが、数では劣っている。
単機の戦闘能力では三日月・オーガスのバルバトスをはじめとする鉄華団のMS部隊は敵側のMS部隊よりも一枚上手だった。
しかし鉄華団のMS部隊は質では勝っていたが、数では劣っている。
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:19:16.16 ID:Z7d5Tc9G0
補給や修理の必要もある。あちらは数で勝るので前線の部隊を下げて、ゆっくりと補給ができるが、鉄華団側は悠長に補給を行っている時間はない。
長期戦になればなるほど、鉄華団側は不利になる。数で劣るこちらが勝利するためには、ただひとつ。
敵艦隊の旗艦を討って、艦隊司令ラスタル・エリオンを潰す。
長期戦になればなるほど、鉄華団側は不利になる。数で劣るこちらが勝利するためには、ただひとつ。
敵艦隊の旗艦を討って、艦隊司令ラスタル・エリオンを潰す。
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:20:15.48 ID:Z7d5Tc9G0
だがバルバドスは敵の新型グレイズの捨て身の猛攻によって、思うように動けていない。
なんとか敵のMS部隊を切り崩し、敵旗艦にたどり着かなくてはいけない。予備兵力の投入も考える必要がある。
いや予備兵力を投入してしまっては、備えがなくなる。
なんとか敵のMS部隊を切り崩し、敵旗艦にたどり着かなくてはいけない。予備兵力の投入も考える必要がある。
いや予備兵力を投入してしまっては、備えがなくなる。
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:20:44.34 ID:Z7d5Tc9G0
俺の判断ミスの一つで家族全員を危険に晒す。それだけは避けなくてはならない。
オルガ・イツカは焦りと仲間を危険に晒す恐怖とも戦っていた。
オルガ・イツカは焦りと仲間を危険に晒す恐怖とも戦っていた。
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:21:28.84 ID:Z7d5Tc9G0
アリアンロッド側
一方その頃のアリアンロッド旗艦艦橋
ラスタル「損傷した機体はすぐに下がらせろ。数ではこちらが上だ。焦る必要はない。」
艦隊司令ラスタル・エリオンは落ち着き払っていた。艦隊司令である自分が動揺すれば艦隊全体が動揺する。
傍らに控えるイオク・クジャンに上に立つものの姿勢をみせる。だがそんなものは些細なことだった。
艦隊司令ラスタル・エリオンとして、ギャラルホルンとしての役目を果たす。ただそれだけだった。
一方その頃のアリアンロッド旗艦艦橋
ラスタル「損傷した機体はすぐに下がらせろ。数ではこちらが上だ。焦る必要はない。」
艦隊司令ラスタル・エリオンは落ち着き払っていた。艦隊司令である自分が動揺すれば艦隊全体が動揺する。
傍らに控えるイオク・クジャンに上に立つものの姿勢をみせる。だがそんなものは些細なことだった。
艦隊司令ラスタル・エリオンとして、ギャラルホルンとしての役目を果たす。ただそれだけだった。
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:22:09.77 ID:Z7d5Tc9G0
それにそろそろ仕込みの予定時間だ。なんの問題もない。
突然、僚艦に爆発が起こりオペレーターが状況を報告する。
オペレーター「3番艦被弾、損傷は中破、マクギリス陣営から違法兵器ダインスレイブによる砲撃の模様」
予定通りだ。ラスタルは誰にも見えぬ程度に口元を歪め、次の命令を発した。
突然、僚艦に爆発が起こりオペレーターが状況を報告する。
オペレーター「3番艦被弾、損傷は中破、マクギリス陣営から違法兵器ダインスレイブによる砲撃の模様」
予定通りだ。ラスタルは誰にも見えぬ程度に口元を歪め、次の命令を発した。
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:23:19.28 ID:Z7d5Tc9G0
ラスタル「革命の暴徒は違法兵器を使用した。その愚行・・・断じて許してはならん!」
ラスタル「アリアンロッド艦隊総司令官ラスタル・エリオンの名において命じる!」
ラスタル「ダインスレイブ隊!禁忌をもって報復せよ!」
ダインスレイブ隊が次々に違法兵器ダインスレイブを発射する。そして敵艦らが被弾する。
ラスタル「アリアンロッド艦隊総司令官ラスタル・エリオンの名において命じる!」
ラスタル「ダインスレイブ隊!禁忌をもって報復せよ!」
ダインスレイブ隊が次々に違法兵器ダインスレイブを発射する。そして敵艦らが被弾する。
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:24:18.58 ID:Z7d5Tc9G0
ラスタル「ダインスレイブ隊の次弾装填を急がせろ。」
後はこのままダインスレイブで敵艦隊に壊滅な被害を与え、それでも向かってくるなら殲滅するのみ。
オペレーターがさらに状況を報告する。
オペレーター「ダインスレイブ隊は次弾装填中………、いや待ってください。ダインスレイブ隊二番機中破!、ダインスレイブ発射不能!」
ラスタル「何だと!、」
後はこのままダインスレイブで敵艦隊に壊滅な被害を与え、それでも向かってくるなら殲滅するのみ。
オペレーターがさらに状況を報告する。
オペレーター「ダインスレイブ隊は次弾装填中………、いや待ってください。ダインスレイブ隊二番機中破!、ダインスレイブ発射不能!」
ラスタル「何だと!、」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:25:02.71 ID:Z7d5Tc9G0
こちらのダインスレイブ隊の周辺に敵MS部隊はおらず、艦砲射撃も射程外のはず。
ラスタル「状況確認急げ!」
オペレーター「戦域外よりダインスレイブにて狙撃された模様!」
ラスタル「状況確認急げ!」
オペレーター「戦域外よりダインスレイブにて狙撃された模様!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:26:24.42 ID:Z7d5Tc9G0
鉄華団側
イサリビ艦橋
オルガ「ナイスだ!、シノ!。」
やっぱりダインスレイブを撃ってきやがったか。俺の読みが当たった。
俺の読みはこうだった。アリアンロッド艦隊は名瀬の兄貴を殺りやがった連中だ。
停戦も降伏も許さずダインスレイブでタービンズを壊滅させた。
イサリビ艦橋
オルガ「ナイスだ!、シノ!。」
やっぱりダインスレイブを撃ってきやがったか。俺の読みが当たった。
俺の読みはこうだった。アリアンロッド艦隊は名瀬の兄貴を殺りやがった連中だ。
停戦も降伏も許さずダインスレイブでタービンズを壊滅させた。
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:27:24.42 ID:Z7d5Tc9G0
そんな奴らが撃ってこないはずがない。あらかじめに敵のダインスレイブ隊の展開位置を読んで狙撃ポイントにシノのフラウロスと狙撃班を待機させておいた。
向こうがダインスレイブを撃ってくるなら容赦しない。こっちもテイワズから抜けた時の最後の資材でダインスレイブの弾頭を数十発用意できた。
しかし敵ダインスレイブの最初の一射目でかなりの被害が出た。戦闘開始からフラウロスで狙撃したら防げた被害かもしれない。
だがそうしたらすぐにフラウロスにMS部隊が差し向けられて終わりだ。このタイミングまで予備兵力としてフラウロスを温存する必要があった。
オルガ「後はお前に掛かってる。頼むぜ、シノ!。」
向こうがダインスレイブを撃ってくるなら容赦しない。こっちもテイワズから抜けた時の最後の資材でダインスレイブの弾頭を数十発用意できた。
しかし敵ダインスレイブの最初の一射目でかなりの被害が出た。戦闘開始からフラウロスで狙撃したら防げた被害かもしれない。
だがそうしたらすぐにフラウロスにMS部隊が差し向けられて終わりだ。このタイミングまで予備兵力としてフラウロスを温存する必要があった。
オルガ「後はお前に掛かってる。頼むぜ、シノ!。」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:28:10.09 ID:Z7d5Tc9G0
鉄華団側
狙撃班の狙撃ポイント
シノ「了解だ。任せろオルガ!」
シノが狙撃姿勢のガンダムフラウロスの中でオルガに答える。
そのときフラウロスに向けて、敵ダインスレイブ部隊の弾頭が飛んできたが、そのことごとくが空を切った。
シノ「うひょ~、おっかねー」
ヤマギ「大丈夫、当たらないよ」
ヤマギが通信機で答える。
狙撃班の狙撃ポイント
シノ「了解だ。任せろオルガ!」
シノが狙撃姿勢のガンダムフラウロスの中でオルガに答える。
そのときフラウロスに向けて、敵ダインスレイブ部隊の弾頭が飛んできたが、そのことごとくが空を切った。
シノ「うひょ~、おっかねー」
ヤマギ「大丈夫、当たらないよ」
ヤマギが通信機で答える。
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:28:52.67 ID:Z7d5Tc9G0
ヤマギ「向こうはグレイズに外付け発射機構を組み込んでダインスレイブを打ち出してるみたいだけど」
ヤマギ「こっちはエイハブリアクター二基のガンダムフレームだよ」
ヤマギ「グレイズ一基のリアクターを使った急造品とは射程距離も照準制度も砲身の冷却速度もこちらが上だよ」
シノ「よくわからねぇがこっちは当たるが、向こうは当たらねぇってことか?」
ヤマギ「そういうこと」
ヤマギ「こっちはエイハブリアクター二基のガンダムフレームだよ」
ヤマギ「グレイズ一基のリアクターを使った急造品とは射程距離も照準制度も砲身の冷却速度もこちらが上だよ」
シノ「よくわからねぇがこっちは当たるが、向こうは当たらねぇってことか?」
ヤマギ「そういうこと」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:29:55.95 ID:Z7d5Tc9G0
ヤマギ「もっともこんなダインスレイブの長距離射撃は初めてだし、弾頭数はギリギリ。一発も無駄にできない」
シノ「要は外さなければいいんだろ」
シノ「そのためにお前らがここにいてくれる」
シノ「次弾装填と照準補正ズレの修正は任せる」
シノ「要は外さなければいいんだろ」
シノ「そのためにお前らがここにいてくれる」
シノ「次弾装填と照準補正ズレの修正は任せる」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:30:39.57 ID:Z7d5Tc9G0
ヤマギ「わかった。圧倒的な長射程から敵を駆逐する。この戦い方が厄祭戦当時の本来のフラウロスなんだ。」
シノ「違うぜ、ヤマギ。こいつは流星号。そしてこいつが」
シノ「俺とお前のスーパーギャラクシーキャノンだ!!!!」
流星号の砲身が唸りを挙げた。
終わり
シノ「違うぜ、ヤマギ。こいつは流星号。そしてこいつが」
シノ「俺とお前のスーパーギャラクシーキャノンだ!!!!」
流星号の砲身が唸りを挙げた。
終わり
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:32:45.93 ID:Z7d5Tc9G0
後はシノがダインスレイブ隊を排除するけど、数で劣る鉄華団は敗走、シノの最期に繋がる感じかな。
マクギリスとオルガの有能な所がみたいです。最終回に近づくにつれ、おバカさんにならないで。
あとマクギリスがアルミリアに拘るのはちゃんと理由があるんですよね。ただの大人を信用できないロリコンじゃないですよね。
ファリド家のマクギリスとしてでなくマッキーとして接してくれたからアルミリアを愛してるみたいな、ちゃんとした理由あるよね。
マクギリスはあと数話しかないのに内心が読めない。三日月もそうだけど。
文章の利点に細かい心理描写ができる点があるけど、二人ともこれじゃ登場させづらい。
アニメだと激しい視点変更あっても、動画だから楽に吸収できるけど、文章だとあまり視点変更すると読みにくくなるから難しい。
それとシノは死んだのか?フラウロスのコックピット原型留めてるし、ジュリエッタがカプセル入って助かるならもしかして?。
スパロボならロックオンが狙撃の手解きして生存ですね。
読んで頂きありがとうございました。
マクギリスとオルガの有能な所がみたいです。最終回に近づくにつれ、おバカさんにならないで。
あとマクギリスがアルミリアに拘るのはちゃんと理由があるんですよね。ただの大人を信用できないロリコンじゃないですよね。
ファリド家のマクギリスとしてでなくマッキーとして接してくれたからアルミリアを愛してるみたいな、ちゃんとした理由あるよね。
マクギリスはあと数話しかないのに内心が読めない。三日月もそうだけど。
文章の利点に細かい心理描写ができる点があるけど、二人ともこれじゃ登場させづらい。
アニメだと激しい視点変更あっても、動画だから楽に吸収できるけど、文章だとあまり視点変更すると読みにくくなるから難しい。
それとシノは死んだのか?フラウロスのコックピット原型留めてるし、ジュリエッタがカプセル入って助かるならもしかして?。
スパロボならロックオンが狙撃の手解きして生存ですね。
読んで頂きありがとうございました。
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/03/18(土) 02:46:14.17 ID:BuVYzCJP0
これをスペシャルエディションにしよう(提案)
乙
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489770985/
Entry ⇒ 2017.03.24 | Category ⇒ 鉄血のオルフェンズ | Comments (0)
ガンダムヴィダール「イオク様風評被害三銃士を連れてきましたよ」
1: い つ も の ◆AvaUNpQJck 2017/01/23(月) 02:05:12.95 ID:C0yQVcsF0
レギンレイズ・ジュリア「イオク様風評被害三銃士……?」
バルバトス(フレーム)「まーたわけわかんねえこと始めやがって……」
以後ヴィダール「まあまあ、ネタというものには鮮度がございますので」
以後ジュリア「それで、イオク様風評被害三銃士とはなんです。ヴィダール」
ヴィダール「ええ、現在【ついったぁ】というソーシャルネットにて散見されるものでしてね」
グレイズアイン(おんぶ)「ついったぁ?」
ジュリア「聞いたことがあります。確か脳髄に直接ケーブルを挿入してやり取りをする21世紀の娯楽だとか」
バルバトス「やべえな21世紀」
ヴィダール「まあ端的に言ってしまうと」
【イオク様と類似点が多いと言われ、比較対象によく挙げられる三名】
ヴィダール「ですね」
バルバトス「あれと比較とかその時点で末代までの汚名だな」
ジュリア「同じ画面に映ってたジュリエッタが可哀想です、ヴィダールとの2ショットを増やすべきかと」
グレイズアイン「兄ちゃん、妹、めっ! だよ!」
ジュリア「兄さん……」
ヴィダール「脚本の犠牲者に過度の貶めを行うつもりはありません。そうなった以上はそのままに受け止めます」
ヴィダール「ただせっかく槍玉に上がっているので、改めて再評価してみようと思ったのです。この三人をね」
ヴィダール「では改めて……イオク様風評被害三銃士を連れてきましたよ」
ジュリア「イオク様風評被害三銃士?」
バルバトス「そこからやり直すのか……」
《お馬鹿部門:パトリック・コーラサワー》
「死なないってだけで一緒にされるの……その……困る」
《うざい部門:カツ・コバヤシ》
「【カツ並にうざい】って投稿したやつカクリコンみたいな頭にしてやる……」
《テンション部門:マシュマー・セロ》
「いや……無理です……すいません……」
バルバトス「全員テンションひっく?!!」
ヴィダール「致し方なし。心が痛みます」
バルバトス(フレーム)「まーたわけわかんねえこと始めやがって……」
以後ヴィダール「まあまあ、ネタというものには鮮度がございますので」
以後ジュリア「それで、イオク様風評被害三銃士とはなんです。ヴィダール」
ヴィダール「ええ、現在【ついったぁ】というソーシャルネットにて散見されるものでしてね」
グレイズアイン(おんぶ)「ついったぁ?」
ジュリア「聞いたことがあります。確か脳髄に直接ケーブルを挿入してやり取りをする21世紀の娯楽だとか」
バルバトス「やべえな21世紀」
ヴィダール「まあ端的に言ってしまうと」
【イオク様と類似点が多いと言われ、比較対象によく挙げられる三名】
ヴィダール「ですね」
バルバトス「あれと比較とかその時点で末代までの汚名だな」
ジュリア「同じ画面に映ってたジュリエッタが可哀想です、ヴィダールとの2ショットを増やすべきかと」
グレイズアイン「兄ちゃん、妹、めっ! だよ!」
ジュリア「兄さん……」
ヴィダール「脚本の犠牲者に過度の貶めを行うつもりはありません。そうなった以上はそのままに受け止めます」
ヴィダール「ただせっかく槍玉に上がっているので、改めて再評価してみようと思ったのです。この三人をね」
ヴィダール「では改めて……イオク様風評被害三銃士を連れてきましたよ」
ジュリア「イオク様風評被害三銃士?」
バルバトス「そこからやり直すのか……」
《お馬鹿部門:パトリック・コーラサワー》
「死なないってだけで一緒にされるの……その……困る」
《うざい部門:カツ・コバヤシ》
「【カツ並にうざい】って投稿したやつカクリコンみたいな頭にしてやる……」
《テンション部門:マシュマー・セロ》
「いや……無理です……すいません……」
バルバトス「全員テンションひっく?!!」
ヴィダール「致し方なし。心が痛みます」
2: ◆AvaUNpQJck 2017/01/23(月) 02:24:38.04 ID:C0yQVcsF0
――全員リタイア――
ヴィダール「うーむ、流石に世界の憎悪渦巻くこのタイミングでは彼らと言えど耐えきれませんか」
ジュリア「今マネキン准将とエマ中尉とハマーン・カーンにこっぴどく叱られています、バルバトスが」
グレイズアイン「兄ちゃん……」
ヴィダール「惜しい人を亡くしました、フレームでしたけれど」
ヴィダール「ではここより、彼らをよく知るMSに解説役をお願いして【イオク様と比べられるほどの逸材なのかどうか】を検証していきましょう」
ヴィダール「では、まず【パトリック・コーラサワー】から始めましょうか」
ブレイヴ指揮官機「うむ、よろしく頼む」
ジュリア「……あなたを造ったのはユニオン軍の技術者ではありませんでしたか?」
ブレイヴ指揮官機「いかにも。私の開発者はビリー・カタギリ。世界最高峰の研究者だ」
ブレイヴ指揮官機「だが私の開発にはAEUの技術者も合流している、無論、我が搭乗者に勝るとも劣らぬ勇将の情報も記録に新しい」
ジュリア「では不足なし、と」
ブレイヴ指揮官機「担った役割はこなしてみせよう」
ジュリア「ふふん、お手並み拝見と行きましょう」
ヴィダール「どうしてあなたはそう上から目線なのです……まあいい、始めましょう」
3: ◆AvaUNpQJck 2017/01/23(月) 03:15:33.94 ID:C0yQVcsF0
ブレイヴ指揮官機「パトリック・コーラサワー、一期開始時点で28歳。我が主、グラハム・エーカーより一歳年上となるな」
ジュリア「28……あの落ち着きの無さで?!」
グレイズアイン「えっと……いつまでも少年のような心をしてるんだね!」
ヴィダール「両者を比較した時精神年齢だけ20歳ほど違いそうですね……」
ブレイヴ指揮官機「容赦がないな、そうこなくては」
ブレイヴ指揮官機「彼は特に比較が見受けられた男だ。死なないという点、マスコット的な行動が多かった点」
ブレイヴ指揮官機「ハシュマル以前のツイートにおいては、イオクをかつての彼と結びつけ愛でるようなものも多く、ポストコーラサワーかと期待されているようだった」
ブレイヴ指揮官機「弱いコーラサワー、射撃が下手なコーラサワー、、コーラサワー(アローラ)などなど……ふふ、トレンドにも一緒に入るほどの人気だな」
ブレイヴ指揮官機「ただ一番多かったのはやはり【お馬鹿】という点か。直情的で行動派、『はい、無いです(世界情勢に思うことはないかと問われ)』がインパクトだったのだろうな、やはり彼への風評被害はお馬鹿であったことが起因のようだ」
ジュリア「確かに、イオク様は桁の違う無能パイロットではありますが……」
グレイズアイン「強いの? 実力とかの比較多いよね」
ブレイヴ指揮官機「……強いぞ。ガンダム00に於いては最上位に確実に食い込む」
ブレイヴ指揮官機「そして馬鹿かも知れんが、いや馬鹿だがそれは無能とは全く繋がらない。彼自身は非常に優秀な連邦軍人だ。馬鹿だがな」
ヴィダール「馬鹿を強調しすぎじゃないですかね」
ジュリア「28……あの落ち着きの無さで?!」
グレイズアイン「えっと……いつまでも少年のような心をしてるんだね!」
ヴィダール「両者を比較した時精神年齢だけ20歳ほど違いそうですね……」
ブレイヴ指揮官機「容赦がないな、そうこなくては」
ブレイヴ指揮官機「彼は特に比較が見受けられた男だ。死なないという点、マスコット的な行動が多かった点」
ブレイヴ指揮官機「ハシュマル以前のツイートにおいては、イオクをかつての彼と結びつけ愛でるようなものも多く、ポストコーラサワーかと期待されているようだった」
ブレイヴ指揮官機「弱いコーラサワー、射撃が下手なコーラサワー、、コーラサワー(アローラ)などなど……ふふ、トレンドにも一緒に入るほどの人気だな」
ブレイヴ指揮官機「ただ一番多かったのはやはり【お馬鹿】という点か。直情的で行動派、『はい、無いです(世界情勢に思うことはないかと問われ)』がインパクトだったのだろうな、やはり彼への風評被害はお馬鹿であったことが起因のようだ」
ジュリア「確かに、イオク様は桁の違う無能パイロットではありますが……」
グレイズアイン「強いの? 実力とかの比較多いよね」
ブレイヴ指揮官機「……強いぞ。ガンダム00に於いては最上位に確実に食い込む」
ブレイヴ指揮官機「そして馬鹿かも知れんが、いや馬鹿だがそれは無能とは全く繋がらない。彼自身は非常に優秀な連邦軍人だ。馬鹿だがな」
ヴィダール「馬鹿を強調しすぎじゃないですかね」
4: ◆AvaUNpQJck 2017/01/23(月) 03:44:28.69 ID:C0yQVcsF0
ブレイヴ指揮官機「彼は模擬戦において全勝、スクランブル2000回。イナクトのお披露目の際も、ジンクスの搭乗員認定の際も、いの一番に選ばれるトップエースだ」
ブレイヴ指揮官機「かれの性格は本人をして【過去の栄光には拘るが過去の失敗はあっさり忘れる】というポジティブ・シンキング」
ブレイヴ指揮官機「だがこれは【パイロットにおいて重要なモチベーションを常に最大限に高め続けられる上、戦闘ストレス反応(PTSDなど)の危険性を自ら緩和できる】という点で、彼の継戦能力を支える優れものといえる」
ブレイヴ指揮官機「そして技量であるが、そのガンダムマイスターにも勝る咄嗟判断力から来る精緻な技巧を駆使した」
ブレイヴ指揮官機「たった一話の惨敗ですらメインカメラ狙いの刺突、観客席を考慮した射角、ボディをかばって腕を切らせる回避行動と、エースパイロットの欲張り技量セットと呼べる見せ場の山。正直細かい部分を拾っていたらキリがない男だ」
ジュリア「つ、強い……のですか?」
ブレイヴ指揮官機「強いとも。最もそれが顕著に顕れているのは二期の最終戦だろう」
ブレイヴ指揮官機「彼はジンクスⅢで颯爽と戦場に到着すると、アヘッドと交戦」
ブレイヴ指揮官機「至近距離からのGNバズーカを下に潜って回避しつつ回転してランスで殴打、大きくよろけたアヘッドにバルカンを当てて完勝している」
ブレイヴ指揮官機「その後巡洋艦二隻、護衛MS1小隊を単騎で壊滅させている実績からも、明らかに別格のエースパイロットと言えるだろう」
グレイズアイン「アヘッドってジンクスより強いんだよね? すごいねー……」
ブレイヴ指揮官機「それとトランザムして突っ込んできたガガにGNクロ―を叩き込んで自爆に巻き込んだり、スローネの奇襲狙撃をマニュアル分離でギリギリ回避していたりもする」
ヴィダール「化物ですね」
ブレイヴ指揮官機「奇襲への対応力なら随一だろうな」
ブレイヴ指揮官機「かれの性格は本人をして【過去の栄光には拘るが過去の失敗はあっさり忘れる】というポジティブ・シンキング」
ブレイヴ指揮官機「だがこれは【パイロットにおいて重要なモチベーションを常に最大限に高め続けられる上、戦闘ストレス反応(PTSDなど)の危険性を自ら緩和できる】という点で、彼の継戦能力を支える優れものといえる」
ブレイヴ指揮官機「そして技量であるが、そのガンダムマイスターにも勝る咄嗟判断力から来る精緻な技巧を駆使した」
ブレイヴ指揮官機「たった一話の惨敗ですらメインカメラ狙いの刺突、観客席を考慮した射角、ボディをかばって腕を切らせる回避行動と、エースパイロットの欲張り技量セットと呼べる見せ場の山。正直細かい部分を拾っていたらキリがない男だ」
ジュリア「つ、強い……のですか?」
ブレイヴ指揮官機「強いとも。最もそれが顕著に顕れているのは二期の最終戦だろう」
ブレイヴ指揮官機「彼はジンクスⅢで颯爽と戦場に到着すると、アヘッドと交戦」
ブレイヴ指揮官機「至近距離からのGNバズーカを下に潜って回避しつつ回転してランスで殴打、大きくよろけたアヘッドにバルカンを当てて完勝している」
ブレイヴ指揮官機「その後巡洋艦二隻、護衛MS1小隊を単騎で壊滅させている実績からも、明らかに別格のエースパイロットと言えるだろう」
グレイズアイン「アヘッドってジンクスより強いんだよね? すごいねー……」
ブレイヴ指揮官機「それとトランザムして突っ込んできたガガにGNクロ―を叩き込んで自爆に巻き込んだり、スローネの奇襲狙撃をマニュアル分離でギリギリ回避していたりもする」
ヴィダール「化物ですね」
ブレイヴ指揮官機「奇襲への対応力なら随一だろうな」
5: ◆AvaUNpQJck 2017/01/23(月) 05:51:00.44 ID:C0yQVcsF0
ブレイヴ指揮官機「そして彼を彼たらしめる逸話こそ【不死身のコーラサワー】」
ブレイヴ指揮官機「ガンダムとの十回を超える交戦、半数以上の被撃墜、その全てにおいて生還を果たし、傷らしい傷もないという異能の経歴だ」
ブレイヴ指揮官機「彼は専用機を持たず、量産機で以て戦場を駆け抜けた。00において【最優の小隊長】と言っても過言ではないが、必ず真っ先に戦場に飛び込み、危険な陽動や近接戦闘を率先的に行い、囮を演じても回避し部隊の生存力を上げるその活躍と」
ブレイヴ指揮官機「実のところ【ただ基本技能と判断力が高いだけ】という点がその評価を支えていると私は考える。彼には特異すぎたものが、その生存力しか無いのだよ」
ジュリア「? どういうことですか」
ヴィダール「例えばユニオンのグラハム氏には唯一無二の空中変形技術が有りましたが、結果的に【同じ行動ができないので彼一人の突出フォーメーションを多用しがち】という弱点が有りました」
ヴィダール「セルゲイ・スミルノフは数個小隊すら同時に動かす指揮能力が有りましたが、タオツーと超兵に追随できるのが自分くらいだったせいで終始彼女のフォローに回り、最高峰と言われた技量もサポートにのみ使われました」
ヴィダール「これほどの力がありながら、単騎もしくは二機で対峙することが多い両名に対し、小隊の集団戦を仕掛けることが多かったのはコーラサワーの特徴でもあります。自身含む三機のジンクスでケルディムを追い詰めたこともあります」
ヴィダール「これだけ強いのにも関わらず突飛な性能や異能に頼らぬ地力があればこそ、味方のフォローが受けやすく彼の真価が発揮されるのだということですよね?」
グレイズアイン「あー、そっか。三日月とか特にそうだもんね、動きが凄すぎて誰もついていけないもん」
ブレイヴ指揮官機「左様。そして何より【馬鹿の自覚】も大きい」
ブレイヴ指揮官機「彼は自分が頭の悪い男と自覚している。それに対し【有能な人間についていった方が自分で考えるよりいいはずだ】と割り切ることで対処をした」
ブレイヴ指揮官機「その相手が後に婿と迎えられるカティ・マネキンであることからも、単なる思考停止ではなく人を見る目の高さが伺えよう」
ブレイヴ指揮官機「【はい、ないです】も【あなたにすべて任せているのだから私が考える必要など無い】という無上の信頼の台詞と言えような」
ブレイヴ指揮官機「……まあ、割りと彼の動きについていけずに追随した部下が撃墜されていたりはするのだがな」
ブレイヴ指揮官機「ガンダムとの十回を超える交戦、半数以上の被撃墜、その全てにおいて生還を果たし、傷らしい傷もないという異能の経歴だ」
ブレイヴ指揮官機「彼は専用機を持たず、量産機で以て戦場を駆け抜けた。00において【最優の小隊長】と言っても過言ではないが、必ず真っ先に戦場に飛び込み、危険な陽動や近接戦闘を率先的に行い、囮を演じても回避し部隊の生存力を上げるその活躍と」
ブレイヴ指揮官機「実のところ【ただ基本技能と判断力が高いだけ】という点がその評価を支えていると私は考える。彼には特異すぎたものが、その生存力しか無いのだよ」
ジュリア「? どういうことですか」
ヴィダール「例えばユニオンのグラハム氏には唯一無二の空中変形技術が有りましたが、結果的に【同じ行動ができないので彼一人の突出フォーメーションを多用しがち】という弱点が有りました」
ヴィダール「セルゲイ・スミルノフは数個小隊すら同時に動かす指揮能力が有りましたが、タオツーと超兵に追随できるのが自分くらいだったせいで終始彼女のフォローに回り、最高峰と言われた技量もサポートにのみ使われました」
ヴィダール「これほどの力がありながら、単騎もしくは二機で対峙することが多い両名に対し、小隊の集団戦を仕掛けることが多かったのはコーラサワーの特徴でもあります。自身含む三機のジンクスでケルディムを追い詰めたこともあります」
ヴィダール「これだけ強いのにも関わらず突飛な性能や異能に頼らぬ地力があればこそ、味方のフォローが受けやすく彼の真価が発揮されるのだということですよね?」
グレイズアイン「あー、そっか。三日月とか特にそうだもんね、動きが凄すぎて誰もついていけないもん」
ブレイヴ指揮官機「左様。そして何より【馬鹿の自覚】も大きい」
ブレイヴ指揮官機「彼は自分が頭の悪い男と自覚している。それに対し【有能な人間についていった方が自分で考えるよりいいはずだ】と割り切ることで対処をした」
ブレイヴ指揮官機「その相手が後に婿と迎えられるカティ・マネキンであることからも、単なる思考停止ではなく人を見る目の高さが伺えよう」
ブレイヴ指揮官機「【はい、ないです】も【あなたにすべて任せているのだから私が考える必要など無い】という無上の信頼の台詞と言えような」
ブレイヴ指揮官機「……まあ、割りと彼の動きについていけずに追随した部下が撃墜されていたりはするのだがな」
6: ◆AvaUNpQJck 2017/01/23(月) 06:12:54.68 ID:C0yQVcsF0
ヴィダール「総評すると、どうでしょう」
ブレイヴ指揮官機「同じツイート内に【イオク】【コーラサワー】の単語を並べること自体が甚だ遺憾である、と言わざるをえない」
ブレイヴ指揮官機「頭が悪いという特徴一つとっても自覚の有無は大きい。調子に乗ったときに戦果を挙げる男と、戦禍を広げる男、月とスッポンとはこのことだ。比較にさえ値せん」
ジュリア「私、肩撃たれました。肩撃たれました、ヴィダールっ!」
グレイズアイン「いたいのいたいのとんでけー」
ジュリア「…………直った気がします! 兄さんはメカニックだったのですか?!」
ヴィダール「そんなわけ無いから後で技術部長に見てもらいなさい」
ブレイヴ指揮官機「コーラサワーの宣伝はこれくらいでよろしいか?」
ヴィダール「ありがとうございました」
ブレイヴ指揮官機「なんの。いい暇つぶしだった」
ヴィダール「最後に……貴方の主人と彼、どちらがお強いでしょうか?」
ブレイヴ指揮官機「言うに及ばず、グラハム・エーカー。ただ……殺せるかと問われれば、諦めて頸を横に振るしかあるまい」
総評:コーラサワーはすごいんだよ
ブレイヴ指揮官機「同じツイート内に【イオク】【コーラサワー】の単語を並べること自体が甚だ遺憾である、と言わざるをえない」
ブレイヴ指揮官機「頭が悪いという特徴一つとっても自覚の有無は大きい。調子に乗ったときに戦果を挙げる男と、戦禍を広げる男、月とスッポンとはこのことだ。比較にさえ値せん」
ジュリア「私、肩撃たれました。肩撃たれました、ヴィダールっ!」
グレイズアイン「いたいのいたいのとんでけー」
ジュリア「…………直った気がします! 兄さんはメカニックだったのですか?!」
ヴィダール「そんなわけ無いから後で技術部長に見てもらいなさい」
ブレイヴ指揮官機「コーラサワーの宣伝はこれくらいでよろしいか?」
ヴィダール「ありがとうございました」
ブレイヴ指揮官機「なんの。いい暇つぶしだった」
ヴィダール「最後に……貴方の主人と彼、どちらがお強いでしょうか?」
ブレイヴ指揮官機「言うに及ばず、グラハム・エーカー。ただ……殺せるかと問われれば、諦めて頸を横に振るしかあるまい」
総評:コーラサワーはすごいんだよ
7: ◆AvaUNpQJck 2017/01/23(月) 06:59:56.91 ID:C0yQVcsF0
ヴィダール「では続いてカツ・コバヤシ……旧姓のハウィンというのがかっこいいですよね。カツ・ハウィン」
ヴィダール「こちらの方にお越しいただきました、どう……ぞ……」
Zガンダム「」スパー
ヴィダール「 」
グレイズアイン「お……!」
バルバトス「Zの叔父貴! ご無沙汰しております!!」ズザザーーッ
Zガンダム「おう、元気そうだなお前ら」
Zガンダム「つい立ち寄ったんで顔出してみたわ。フラウロスは来てねえのか、可変機の弟分が増えたって、ZZも喜んでたよ」
ヴィダール「そ、それはそれは……」
バルバトス「すぐにでもご挨拶に向かわせるんで! 大変粗相を、はい!!」
バルバトス(くそっ! 何でよりによってZの叔父貴なんだよ……!)
グレイズアイン(予定ではネモさんが来るはずだったんだけどなぁ……?!)
バルバトス(とりあえずここは凌ぐしかねえ、下手に機嫌悪くされてハイパー歯ぁ食いしばれとかされた日にはフレームごと逝くぞ!!)
ヴィダール(御意に!!)
ジュリア「誰ですかヴィダール、そこの偉そうなヴィジュアル系トリコロールは」
ヴィダール「ジュリエッタ!!!あっち行ってなさい!!!!!」
」
・
・
・
Zガンダム「……で、カツの話だったか」
バルバトス「ッす!!」
ヴィダール「こちらの方にお越しいただきました、どう……ぞ……」
Zガンダム「」スパー
ヴィダール「 」
グレイズアイン「お……!」
バルバトス「Zの叔父貴! ご無沙汰しております!!」ズザザーーッ
Zガンダム「おう、元気そうだなお前ら」
Zガンダム「つい立ち寄ったんで顔出してみたわ。フラウロスは来てねえのか、可変機の弟分が増えたって、ZZも喜んでたよ」
ヴィダール「そ、それはそれは……」
バルバトス「すぐにでもご挨拶に向かわせるんで! 大変粗相を、はい!!」
バルバトス(くそっ! 何でよりによってZの叔父貴なんだよ……!)
グレイズアイン(予定ではネモさんが来るはずだったんだけどなぁ……?!)
バルバトス(とりあえずここは凌ぐしかねえ、下手に機嫌悪くされてハイパー歯ぁ食いしばれとかされた日にはフレームごと逝くぞ!!)
ヴィダール(御意に!!)
ジュリア「誰ですかヴィダール、そこの偉そうなヴィジュアル系トリコロールは」
ヴィダール「ジュリエッタ!!!あっち行ってなさい!!!!!」
」
・
・
・
Zガンダム「……で、カツの話だったか」
バルバトス「ッす!!」
8: ◆AvaUNpQJck 2017/01/23(月) 07:21:44.06 ID:C0yQVcsF0
ヴィダール「十五歳、ハヤト・コバヤシの養子となりアムロとも親しく、博物館で旧型とはいえMSや戦闘機の操縦を習う」
ヴィダール「軟禁状態のアムロを説得し一緒にカラバに合流後、彼自身エゥーゴの一員として参加し、戦闘を重ねていく」
ヴィダール「ガンダムキャラの中では特にウザキャラとして定評がある彼は、多くの場合無能やいらない子として名前が挙がります」
ヴィダール「カミーユやかつてのアムロとは違い若さゆえの猪突猛進が目立ち、作中無断出撃は常習犯、命令に不服な姿勢を示すことも少なくなく」
ヴィダール「特に【ハマーンとの同盟に作戦参加拒否】【捕虜のサラを惚れた弱みで逃してしまう】【命令違反して戦闘継続し隕石に衝突】などは語りぐさとなっているカツのイライラポイントとして挙げられますね」
Zガンダム「……」ヴゥゥゥン
バルバトス「無言のハイパー・ビーム・サーベルナンデ?!!」
グレイズアイン「あ、お兄ちゃんごめん。僕降りるね」スルスル
ヴィダール「逃しませんよアインッ!!!」ガシッ
グレイズアイン「やーっ!!道連れやーーっ!!」ジタバタ
ジュリア「何やってるんですか二人とも……」
ジュリア「それで、ウザキャラだからイオク様と比較されているわけですか。まあ聞いたところでは好きになれそうなところはありませんね」
ジュリア「特に好きになったからと言って、名有りの有能パイロットを脱走幇助は銃殺刑ものでしょう。よく生きていられたものですね」
Zガンダム「いろいろあんだよお嬢ちゃん……カツもなあ、大変だったんだ」
ジュリア「考慮に入れるかは別問題として……単刀直入に聞きます」
ジュリア「ウザキャラセブンスターズ筆頭候補のイオク・クジャンに比肩するほど、カツはうざいのですか?」
Zガンダム「【どう勘案しても、そもそもそこまで嫌われる要素ないと思うんだけど世間ではすごく嫌われてるナンデ?】だなあ」
ヴィダール「軟禁状態のアムロを説得し一緒にカラバに合流後、彼自身エゥーゴの一員として参加し、戦闘を重ねていく」
ヴィダール「ガンダムキャラの中では特にウザキャラとして定評がある彼は、多くの場合無能やいらない子として名前が挙がります」
ヴィダール「カミーユやかつてのアムロとは違い若さゆえの猪突猛進が目立ち、作中無断出撃は常習犯、命令に不服な姿勢を示すことも少なくなく」
ヴィダール「特に【ハマーンとの同盟に作戦参加拒否】【捕虜のサラを惚れた弱みで逃してしまう】【命令違反して戦闘継続し隕石に衝突】などは語りぐさとなっているカツのイライラポイントとして挙げられますね」
Zガンダム「……」ヴゥゥゥン
バルバトス「無言のハイパー・ビーム・サーベルナンデ?!!」
グレイズアイン「あ、お兄ちゃんごめん。僕降りるね」スルスル
ヴィダール「逃しませんよアインッ!!!」ガシッ
グレイズアイン「やーっ!!道連れやーーっ!!」ジタバタ
ジュリア「何やってるんですか二人とも……」
ジュリア「それで、ウザキャラだからイオク様と比較されているわけですか。まあ聞いたところでは好きになれそうなところはありませんね」
ジュリア「特に好きになったからと言って、名有りの有能パイロットを脱走幇助は銃殺刑ものでしょう。よく生きていられたものですね」
Zガンダム「いろいろあんだよお嬢ちゃん……カツもなあ、大変だったんだ」
ジュリア「考慮に入れるかは別問題として……単刀直入に聞きます」
ジュリア「ウザキャラセブンスターズ筆頭候補のイオク・クジャンに比肩するほど、カツはうざいのですか?」
Zガンダム「【どう勘案しても、そもそもそこまで嫌われる要素ないと思うんだけど世間ではすごく嫌われてるナンデ?】だなあ」
9: ◆AvaUNpQJck 2017/01/23(月) 07:50:22.65 ID:C0yQVcsF0
ジュリア「そうなのですか?」
Zガンダム「そもそもカツは、大人になっていくカミーユと大人になったアムロの代わりに若さの危うさを担当していたキャラだ」
Zガンダム「カミーユはカツを窘め、ファを諌めてどんどん戦争に適応していく。逆にアムロはその若さに忘れていたものに火をつけられ燻りながらもかつての流星の姿を取り戻していく。そういう役回りだったのだ、あれは」
ジュリア「無鉄砲さが周りに影響を及ぼす……物語を動かす上で動かしやすいキャラではありますね」
Zガンダム「まあ戦時中に身勝手に動けばそりゃあ目につくのは目につくさ、カツはそこんところ酷かったもんな」
Zガンダム「だがその行き過ぎとも言えた独断専行は必ず誰かに戒められていた。最初の出撃もハヤトがぶん殴っていたものな」
ジュリア「むう……そこは……」
Zガンダム「イオクとコーラサワーの差が【自覚の有無】ならカツの場合は【報いの有無】だ」
Zガンダム「実にならない独走は多くの場合咎められていたし、あいつが身勝手を吠えようとついてくるものもいない」
Zガンダム「動機がどうあれ、結果的にカミーユを救った潜入作戦やエマの支援など活躍の場は存在したし、ゲルググのビームライフルをいじらねばカミーユはヤザンにやられていた、シロッコを狙いサラを落としたのだって自分で始末はつけたとも言える」
Zガンダム「仮にもニュータイプだ。普通に設定上では一般兵士なんか比較にならん強さなんだ。比較対象がカミーユだクワトロだヤザンだ、では厳しいに決まっているし、弱ければ一線級ばかり集まるティターンズとの戦いを勝ち抜けまい」
Zガンダム「ハマーン敵視だってよ、ジオン公国の大本がまだ根を張っていて、それと手を組むと言われればそういいたくもならあな。親の仇だぞ、連中」
ジュリア「戦争に巻き込まれ無情な戦いに身を投じる若者に【戦争なのだぞ、理解して動け】とは、まあ確かに投げかけるに些かの毒を感じます」
Zガンダム「そういうこった。反省文で喧嘩売り出すカミーユの方が結構アブナイぞ、そういうとこが良いんだが」
ジュリア「惚気けないで下さい、話がずれる」
ヴィダール「なんであの子はあんなに臆すること無く話せるんでしょう……?」
バルバトス「こっわ……」
Zガンダム「そもそもカツは、大人になっていくカミーユと大人になったアムロの代わりに若さの危うさを担当していたキャラだ」
Zガンダム「カミーユはカツを窘め、ファを諌めてどんどん戦争に適応していく。逆にアムロはその若さに忘れていたものに火をつけられ燻りながらもかつての流星の姿を取り戻していく。そういう役回りだったのだ、あれは」
ジュリア「無鉄砲さが周りに影響を及ぼす……物語を動かす上で動かしやすいキャラではありますね」
Zガンダム「まあ戦時中に身勝手に動けばそりゃあ目につくのは目につくさ、カツはそこんところ酷かったもんな」
Zガンダム「だがその行き過ぎとも言えた独断専行は必ず誰かに戒められていた。最初の出撃もハヤトがぶん殴っていたものな」
ジュリア「むう……そこは……」
Zガンダム「イオクとコーラサワーの差が【自覚の有無】ならカツの場合は【報いの有無】だ」
Zガンダム「実にならない独走は多くの場合咎められていたし、あいつが身勝手を吠えようとついてくるものもいない」
Zガンダム「動機がどうあれ、結果的にカミーユを救った潜入作戦やエマの支援など活躍の場は存在したし、ゲルググのビームライフルをいじらねばカミーユはヤザンにやられていた、シロッコを狙いサラを落としたのだって自分で始末はつけたとも言える」
Zガンダム「仮にもニュータイプだ。普通に設定上では一般兵士なんか比較にならん強さなんだ。比較対象がカミーユだクワトロだヤザンだ、では厳しいに決まっているし、弱ければ一線級ばかり集まるティターンズとの戦いを勝ち抜けまい」
Zガンダム「ハマーン敵視だってよ、ジオン公国の大本がまだ根を張っていて、それと手を組むと言われればそういいたくもならあな。親の仇だぞ、連中」
ジュリア「戦争に巻き込まれ無情な戦いに身を投じる若者に【戦争なのだぞ、理解して動け】とは、まあ確かに投げかけるに些かの毒を感じます」
Zガンダム「そういうこった。反省文で喧嘩売り出すカミーユの方が結構アブナイぞ、そういうとこが良いんだが」
ジュリア「惚気けないで下さい、話がずれる」
ヴィダール「なんであの子はあんなに臆すること無く話せるんでしょう……?」
バルバトス「こっわ……」
23: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 09:00:01.39 ID:q9JwwDzL0
Zガンダム「カツの場合はな……【成長できなかったアムロ】という評がある」
ジュリア「言い得て妙ですね」
Zガンダム「脱走してもいざという時には戻ってきて、単騎でMSを複数なぎ払い、NTとしての感受性も随一……」
Zガンダム「本人が言っていたわけだが、アムロ・レイに強烈なあこがれを抱き、カミーユに対抗心を燃やし、自身にもそれに近い能力があると分かっているカツが、【自分もああなりたい】と行動を模する」
Zガンダム「【ハヤトがNTだったら】に近い感じもするよ。同年代のカミーユはアムロの再来と重用され、自分は後進のファと同程度……実際はまずカツのほうが上だったが、専用機も無いからな」
ジュリア「もしあったらあったで問題行動は倍増していたように思えますが」
Zガンダム「それでも活躍も増えていたとは思うぜ。何だかんだつええんだよ、あれはあれで」
Zガンダム「一年戦争時に似たような位置だったハヤトはアムロにコンプレックスを抱いてはいたが、自分の立ち位置を理解して守勢に回りアムロの先行を陰で支え続けた」
Zガンダム「カツの場合もそうしている場面のほうが多いとは思うんだが、まあ……出しゃばるところがクローズアップされちまうのが意識の差だろうよ」
Zガンダム「何が悲しいってな、あいつの最初から一貫している【戦功が評価に最優先される】という思考と行動が【戦場の理論】ってことだ。あいつは、十五になってもまだ一年戦争からずっと心を繋がれてるということだ」
ジュリア「……そうか、彼だけは自らアムロを焚き付け、戦場に足を運んだ志願兵。戦場で変わったのではなく、ずっとそうだった、といえるのですね」
Zガンダム「……」シュボ
Zガンダム「……変わらなかったからこそ、あいつも一年戦争に蝕まれた男だったんだと言えるのさ」フー
Zガンダム「レツやキッカと何が違ったか、と言われたらそこなんだろうよ。【戦争は否定するが、エースパイロットや名将の積み上げた首の数は賛美する】、カツの根底にあったもんは誰しもが持ってる【特別へのあこがれ】だ」
Zガンダム「秀才クラスではあるから【Zガンダムのお前ら】ってのは評価としちゃ不当だと思うが、目線はずっとそっちよりじゃねえかな」
Zガンダム「シャングリラ連中よりずっと等身大で見れる、誰もに共通しうる【若さの象徴】なんだよ。あいつは、な……」
ジュリア「ミノフスキー葉巻、煙がチリチリするので控えていただけませんか? 不快です」
ヴィダール「ジュリエッタ!!!!」
バルバトス(エイハブリアクターがストレスでマッハ……ッ!!)キリキリ
ジュリア「言い得て妙ですね」
Zガンダム「脱走してもいざという時には戻ってきて、単騎でMSを複数なぎ払い、NTとしての感受性も随一……」
Zガンダム「本人が言っていたわけだが、アムロ・レイに強烈なあこがれを抱き、カミーユに対抗心を燃やし、自身にもそれに近い能力があると分かっているカツが、【自分もああなりたい】と行動を模する」
Zガンダム「【ハヤトがNTだったら】に近い感じもするよ。同年代のカミーユはアムロの再来と重用され、自分は後進のファと同程度……実際はまずカツのほうが上だったが、専用機も無いからな」
ジュリア「もしあったらあったで問題行動は倍増していたように思えますが」
Zガンダム「それでも活躍も増えていたとは思うぜ。何だかんだつええんだよ、あれはあれで」
Zガンダム「一年戦争時に似たような位置だったハヤトはアムロにコンプレックスを抱いてはいたが、自分の立ち位置を理解して守勢に回りアムロの先行を陰で支え続けた」
Zガンダム「カツの場合もそうしている場面のほうが多いとは思うんだが、まあ……出しゃばるところがクローズアップされちまうのが意識の差だろうよ」
Zガンダム「何が悲しいってな、あいつの最初から一貫している【戦功が評価に最優先される】という思考と行動が【戦場の理論】ってことだ。あいつは、十五になってもまだ一年戦争からずっと心を繋がれてるということだ」
ジュリア「……そうか、彼だけは自らアムロを焚き付け、戦場に足を運んだ志願兵。戦場で変わったのではなく、ずっとそうだった、といえるのですね」
Zガンダム「……」シュボ
Zガンダム「……変わらなかったからこそ、あいつも一年戦争に蝕まれた男だったんだと言えるのさ」フー
Zガンダム「レツやキッカと何が違ったか、と言われたらそこなんだろうよ。【戦争は否定するが、エースパイロットや名将の積み上げた首の数は賛美する】、カツの根底にあったもんは誰しもが持ってる【特別へのあこがれ】だ」
Zガンダム「秀才クラスではあるから【Zガンダムのお前ら】ってのは評価としちゃ不当だと思うが、目線はずっとそっちよりじゃねえかな」
Zガンダム「シャングリラ連中よりずっと等身大で見れる、誰もに共通しうる【若さの象徴】なんだよ。あいつは、な……」
ジュリア「ミノフスキー葉巻、煙がチリチリするので控えていただけませんか? 不快です」
ヴィダール「ジュリエッタ!!!!」
バルバトス(エイハブリアクターがストレスでマッハ……ッ!!)キリキリ
24: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 09:25:04.33 ID:q9JwwDzL0
ジュリア「まあいいでしょう。総評をお願いします」
Zガンダム「【知れば知るほど好きになるが、そのせいで死んでしまったことが惜しく感じてしまう子、それがカツ・ハウィン】かねえ」グシグシ
Zガンダム「イオク様ってのがどういうもんかはよく知らねえが、様なんて大仰なもんがつく奴と比較できるほどだいそれた奴じゃあないよ、カツは」
ジュリア「聞いている限り【要領の悪い親戚の子を見つめる叔母さんの目線】で見るキャラと感じました」
Zガンダム「親父がしたように【自分のライバルは自分とは住んでいる世界が違うのだ】と自覚した瞬間化けるタイプ……そう考えるよ。エースにはなれなくとも【カツがいたからここは助かった】と安心して背を任せられる男にはなったはずだ」
Zガンダム「結局成長ってのは分相応がキモだからな。自分にできることを精一杯、そう努められたらあいつがどれほど頼りになる男になれたか……」
Zガンダム「カツを今から好きになって、キャラロスならぬカツロス症候群に苦しめ、愚民ども」ビシッ
ヴィダール「最低だ……!!」
Zガンダム「ついでに同じ目線で見るとジェリドの評価もアホみたいに上がるからジェリドロスとマウアーロスにも苦しめ」
バルバトス「結構苦しめられてましたっすもんね叔父貴……」
・
・
・
グレイズアイン「カツの宣伝だけして帰っていったね」
ヴィダール「ひどく精神を蝕まれた心地です……」
ジュリア「今度アーガマに遊びに来いと連絡先を渡されました」
ヴィダール「……一人で入ってはいけませんよ、いいですね」ムッ
ジュリア「? ヴィダールがそういうのなら」
グレイズアイン「ニヤニヤ」
Zガンダム「【知れば知るほど好きになるが、そのせいで死んでしまったことが惜しく感じてしまう子、それがカツ・ハウィン】かねえ」グシグシ
Zガンダム「イオク様ってのがどういうもんかはよく知らねえが、様なんて大仰なもんがつく奴と比較できるほどだいそれた奴じゃあないよ、カツは」
ジュリア「聞いている限り【要領の悪い親戚の子を見つめる叔母さんの目線】で見るキャラと感じました」
Zガンダム「親父がしたように【自分のライバルは自分とは住んでいる世界が違うのだ】と自覚した瞬間化けるタイプ……そう考えるよ。エースにはなれなくとも【カツがいたからここは助かった】と安心して背を任せられる男にはなったはずだ」
Zガンダム「結局成長ってのは分相応がキモだからな。自分にできることを精一杯、そう努められたらあいつがどれほど頼りになる男になれたか……」
Zガンダム「カツを今から好きになって、キャラロスならぬカツロス症候群に苦しめ、愚民ども」ビシッ
ヴィダール「最低だ……!!」
Zガンダム「ついでに同じ目線で見るとジェリドの評価もアホみたいに上がるからジェリドロスとマウアーロスにも苦しめ」
バルバトス「結構苦しめられてましたっすもんね叔父貴……」
・
・
・
グレイズアイン「カツの宣伝だけして帰っていったね」
ヴィダール「ひどく精神を蝕まれた心地です……」
ジュリア「今度アーガマに遊びに来いと連絡先を渡されました」
ヴィダール「……一人で入ってはいけませんよ、いいですね」ムッ
ジュリア「? ヴィダールがそういうのなら」
グレイズアイン「ニヤニヤ」
25: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 09:47:19.45 ID:q9JwwDzL0
ヴィダール「さて、最後のマシュマー・セロの解説役ですが……」
ヴィダール「そのことについて叔父貴が置き手紙を置いていってくれました」
ゴゴゴゴゴ……
ジュリア「? 地響き……いえスラスター音?」
バルバトス「ハンマ・ハンマが来るんじゃあなかったのか?」
グレイズアイン「このパターンだと来ない予感」
ガッチョンガッチョン
ジュリア「今度は合体音」
バルバトス「おいおい、まさか【もう一人の叔父貴】が来るんじゃあねえだろうな」
グレイズアイン「あっはっは、まっさかぁ」
ヴィダール「ふふふ、もしそうなってしまったら私達全員ここでスクラップになっちゃいますよ~」
ヴィダール「いくらなんでも叔父貴がそんな鬼畜生な真似をするわけが」カサカサ
【次の解説役、ZZガンダム来るからよろしく】
ZZガンダム「おまたせええええええええ!!!!」ズバコォォォン
バルバトス「あああああああああああ!?!!!」
グレイズアイン 「あああああああああああ!?!!!」
ヴィダール「あああああああああああ!?!!!」
ジュリア「誰ですかあのやんちゃ系トリコロール」
ヴィダール「そのことについて叔父貴が置き手紙を置いていってくれました」
ゴゴゴゴゴ……
ジュリア「? 地響き……いえスラスター音?」
バルバトス「ハンマ・ハンマが来るんじゃあなかったのか?」
グレイズアイン「このパターンだと来ない予感」
ガッチョンガッチョン
ジュリア「今度は合体音」
バルバトス「おいおい、まさか【もう一人の叔父貴】が来るんじゃあねえだろうな」
グレイズアイン「あっはっは、まっさかぁ」
ヴィダール「ふふふ、もしそうなってしまったら私達全員ここでスクラップになっちゃいますよ~」
ヴィダール「いくらなんでも叔父貴がそんな鬼畜生な真似をするわけが」カサカサ
【次の解説役、ZZガンダム来るからよろしく】
ZZガンダム「おまたせええええええええ!!!!」ズバコォォォン
バルバトス「あああああああああああ!?!!!」
グレイズアイン 「あああああああああああ!?!!!」
ヴィダール「あああああああああああ!?!!!」
ジュリア「誰ですかあのやんちゃ系トリコロール」
26: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 10:13:29.06 ID:q9JwwDzL0
ZZガンダム「ヴィダール! ちょっと遅れちゃったけど再登場おめでとうっ」ハグ
メキメキバキバキゴキボキ
ヴィダール「おああああああ!!!」
グレイズアイン「nyaaaaaaaaa!!!」
ZZガンダム「パイロットと一緒にまた活躍できたらいいね……期待してるよ!」ポンポン
ヴィダイズアイルー「 」チーン
バルバトス「ヴィダールッ!? アイーン!!」
ジュリア「え?! ええ!!?」
バルバトス「逃げろジュリア!! ZZガンダムの叔父貴は心こそロラン級の清らかさだが……」
バルバトス「端的に言って【大阪のおばちゃんやホームステイ先のグランマのノリでスキンシップしてくるハルク】だ!! ザンスカール級の出力でタッチされたらフレームごともげるぞ!!」
ジュリア「なんですかその大量殺戮兵器は?!」
ZZガンダム「やっ、頑張ってるかい主人公!」バシンッ
バルバトス「ルプスレクスッ」ヒューン
ZZガンダム「俺たちも恐竜的とか言われてたけど、ほんとに恐竜みたいなのと戦ってたねえ」
ZZガンダム「頑張ってハッピーエンド目指して……あれ、いない」
ジュリア「ひぃ……!」
ZZガンダム「あ、新しい子? よろしくねー」アクシュ
ジュリア「よ、よろしくお願いします……」フリフリ
ヴィダール「お、女の子には紳士……流石はZZの叔父貴……です」
・
・
・
ZZガンダム「マシュマーさんの話? ていうかさー」
ZZガンダム「テンションだけであれと比較されてたらḠレコの人たち半数くらい該当するよね」
ヴィダール「はは……3人目だけは割りと僅差で……」
グレイズアイン「ユウナとか対抗馬でしたね……」
ZZガンダム「まー、いいけどね。始めよっか」
メキメキバキバキゴキボキ
ヴィダール「おああああああ!!!」
グレイズアイン「nyaaaaaaaaa!!!」
ZZガンダム「パイロットと一緒にまた活躍できたらいいね……期待してるよ!」ポンポン
ヴィダイズアイルー「 」チーン
バルバトス「ヴィダールッ!? アイーン!!」
ジュリア「え?! ええ!!?」
バルバトス「逃げろジュリア!! ZZガンダムの叔父貴は心こそロラン級の清らかさだが……」
バルバトス「端的に言って【大阪のおばちゃんやホームステイ先のグランマのノリでスキンシップしてくるハルク】だ!! ザンスカール級の出力でタッチされたらフレームごともげるぞ!!」
ジュリア「なんですかその大量殺戮兵器は?!」
ZZガンダム「やっ、頑張ってるかい主人公!」バシンッ
バルバトス「ルプスレクスッ」ヒューン
ZZガンダム「俺たちも恐竜的とか言われてたけど、ほんとに恐竜みたいなのと戦ってたねえ」
ZZガンダム「頑張ってハッピーエンド目指して……あれ、いない」
ジュリア「ひぃ……!」
ZZガンダム「あ、新しい子? よろしくねー」アクシュ
ジュリア「よ、よろしくお願いします……」フリフリ
ヴィダール「お、女の子には紳士……流石はZZの叔父貴……です」
・
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・
ZZガンダム「マシュマーさんの話? ていうかさー」
ZZガンダム「テンションだけであれと比較されてたらḠレコの人たち半数くらい該当するよね」
ヴィダール「はは……3人目だけは割りと僅差で……」
グレイズアイン「ユウナとか対抗馬でしたね……」
ZZガンダム「まー、いいけどね。始めよっか」
27: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 10:49:55.72 ID:q9JwwDzL0
ヴィダール「マシュマー・セロ……ガンダムZZにおいて序盤から中盤にかけての敵キャラ、終盤においてのネオジオン混迷の象徴」
ヴィダール「ジオン特有の生態系でもある騎士系で、自称【薔薇の騎士】。ハマーン・カーンに心酔しており、彼女に貰ったバラをコーティングして保存、肌身離さず持ち歩いていました」
ヴィダール「作戦前に決意表明→バラを見て脳内ハマーンと会話→あぁ、ハマーン様……! は彼のお約束でした」
ヴィダール「騎士をただ自称する後世の者たちとは違い、女性には常に物腰柔らかに接し、コロニーの破壊が市民の被害になると知って攻撃を制限したり、戦場に出る以上はと情を律しようとするがしきれないなど、まさしく騎士道精神の体現」
ヴィダール「しかし路線変更の煽りか強化人間になってからは冷徹な精神で任務をこなす、ハマーンの傀儡に変貌」
ヴィダール「ザクⅢ改を駆り圧倒的な強さで戦い抜き、最後は何かの光を発しながらハマーン・カーンを称えて自爆しました」
ZZガンダム「まあ兄さんのカツ総評が【カツはいいぞ】だったけどさ」
ZZガンダム「マシュマーさんも物凄くいい人だから、ちょっとキレそう」
ヴィダール「菩薩のような精神の叔父貴にそこまで言わせますか……」
グレイズアイン「行動が完全に明王だけどね……!」
ZZガンダム「カツと違ってそもそも前半マシュマーさん知ってたらみんな好きになってくれると思うからあんまり言わないよ」
ZZガンダム「【コロニー市民を怯えさせるから大規模襲撃は行わないマシュマーさん】とか【ファに一目惚れし境遇に心痛めながらもその想いが邪心かも知れないと黙ってすれ違うマシュマーさん】とか、正直ジュドーより好感度高いんじゃないかなってくらい凄いよ」
ZZガンダム「割りと勘違いや甘さで失敗してゴットンが苦労するとかあるけど(奇襲のチャンスを騎士道に背くと言ってふいにするとか)、いやほんと」
ZZガンダム「彼をあんな姿にしたというだけでハマーン・カーンへの好感度が垂直落下しかねないくらいにはいい人なんだよ……」
ZZガンダム(まああの人のことだから自分から強化措置を申し出たとかありそうだけど)
ヴィダール「ジオン特有の生態系でもある騎士系で、自称【薔薇の騎士】。ハマーン・カーンに心酔しており、彼女に貰ったバラをコーティングして保存、肌身離さず持ち歩いていました」
ヴィダール「作戦前に決意表明→バラを見て脳内ハマーンと会話→あぁ、ハマーン様……! は彼のお約束でした」
ヴィダール「騎士をただ自称する後世の者たちとは違い、女性には常に物腰柔らかに接し、コロニーの破壊が市民の被害になると知って攻撃を制限したり、戦場に出る以上はと情を律しようとするがしきれないなど、まさしく騎士道精神の体現」
ヴィダール「しかし路線変更の煽りか強化人間になってからは冷徹な精神で任務をこなす、ハマーンの傀儡に変貌」
ヴィダール「ザクⅢ改を駆り圧倒的な強さで戦い抜き、最後は何かの光を発しながらハマーン・カーンを称えて自爆しました」
ZZガンダム「まあ兄さんのカツ総評が【カツはいいぞ】だったけどさ」
ZZガンダム「マシュマーさんも物凄くいい人だから、ちょっとキレそう」
ヴィダール「菩薩のような精神の叔父貴にそこまで言わせますか……」
グレイズアイン「行動が完全に明王だけどね……!」
ZZガンダム「カツと違ってそもそも前半マシュマーさん知ってたらみんな好きになってくれると思うからあんまり言わないよ」
ZZガンダム「【コロニー市民を怯えさせるから大規模襲撃は行わないマシュマーさん】とか【ファに一目惚れし境遇に心痛めながらもその想いが邪心かも知れないと黙ってすれ違うマシュマーさん】とか、正直ジュドーより好感度高いんじゃないかなってくらい凄いよ」
ZZガンダム「割りと勘違いや甘さで失敗してゴットンが苦労するとかあるけど(奇襲のチャンスを騎士道に背くと言ってふいにするとか)、いやほんと」
ZZガンダム「彼をあんな姿にしたというだけでハマーン・カーンへの好感度が垂直落下しかねないくらいにはいい人なんだよ……」
ZZガンダム(まああの人のことだから自分から強化措置を申し出たとかありそうだけど)
28: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 11:19:34.58 ID:q9JwwDzL0
ZZガンダム「公式、といっていいのか怪しいんだけどさあ、イチオシのマシュマーさんがいてね」
ヴィダール「ほう」
ZZガンダム「ガンダムVSガンダム・ネクストプラスのハンマ・ハンマのマシュマーさん!!」
ZZガンダム「もう女性という女性にセリフがあってさ、どれもこれもその子の魅力をさらっと表現しててすっごいかっこいいんだよ!」
ZZガンダム「ゴットンゴットンすっごいしね! MS級のでかいバラ掲げたりさ、【あぁ確かに彼ならこの女性好きだよね】ってなんかもう一目惚れテロしまくってるしさ!! 敵も侮らず、味方にして勝つと褒めたり、有給休暇を上げようとか言ったりさ!!! ほんっと好き! 大好き!!」
ZZガンダム「……うん、強化版マシュマーさんとの落差で死にたくなるけど……」
グレイズアイン(叔父貴も叔父貴で面倒くさいなあ……)
ZZガンダム「あのマシュマーさんが薔薇を他人に預けるという時点で強化版は泣ける」
ジュリア「けっこう面倒くさい性格していますね、貴方」
ヴィダール「ジュリエッタ!!!!!」
ZZガンダム「まあ実際あの人【無血勝利こそ最上】【自軍を正義と称するなら相応しい勝ち方がある】【降伏を勧め捕虜の扱いも保障する】って人なんだ」
ZZガンダム「強化版ばっかり取り立たされるけど、ジュドーがおかしいだけであの人自体は一流の戦士だし、開幕からMS取り替えまくってる時点で人外級だよほんと」
ZZガンダム「ハマーンが手段を選ばなくなっていった時、強化されていない彼がどんな道を選んだか……と考えると、強化は必然だったのかもしれないね」
ZZガンダム「少なくとも思想の相違を理由に袂を分かつタイプじゃあないし、裏方引き受けてくれて相性も良かったゴットン(彼もオススメの愛すべき副官)がいない時点でマシュマーさんの末路は決まってたのかもね……」
(==○=)「イチオシのゴットンは【グレミー指揮下に入った辺りで部下に「自分らはエンドラ隊だ」と言われマシュマーを引き合いに褒めてたゴットン】です」
ZZガンダム「俺は【指揮官になってから指揮官って大変なんだなって愚痴るゴットン】だね。マシュマーさんが如何に部下たちに自分の苦労を見せていなかったかが察せるよねー」
ジュリア「脱線しないで下さい、ゴットンの話ではなくイオク様の話をしてください」
グレイズアイン「ねえ、今の誰」
ZZガンダム「えー、やだ」
ジュリア「わがまま言わない!!」
グレイズアイン「ねえってば」
ヴィダール「ほう」
ZZガンダム「ガンダムVSガンダム・ネクストプラスのハンマ・ハンマのマシュマーさん!!」
ZZガンダム「もう女性という女性にセリフがあってさ、どれもこれもその子の魅力をさらっと表現しててすっごいかっこいいんだよ!」
ZZガンダム「ゴットンゴットンすっごいしね! MS級のでかいバラ掲げたりさ、【あぁ確かに彼ならこの女性好きだよね】ってなんかもう一目惚れテロしまくってるしさ!! 敵も侮らず、味方にして勝つと褒めたり、有給休暇を上げようとか言ったりさ!!! ほんっと好き! 大好き!!」
ZZガンダム「……うん、強化版マシュマーさんとの落差で死にたくなるけど……」
グレイズアイン(叔父貴も叔父貴で面倒くさいなあ……)
ZZガンダム「あのマシュマーさんが薔薇を他人に預けるという時点で強化版は泣ける」
ジュリア「けっこう面倒くさい性格していますね、貴方」
ヴィダール「ジュリエッタ!!!!!」
ZZガンダム「まあ実際あの人【無血勝利こそ最上】【自軍を正義と称するなら相応しい勝ち方がある】【降伏を勧め捕虜の扱いも保障する】って人なんだ」
ZZガンダム「強化版ばっかり取り立たされるけど、ジュドーがおかしいだけであの人自体は一流の戦士だし、開幕からMS取り替えまくってる時点で人外級だよほんと」
ZZガンダム「ハマーンが手段を選ばなくなっていった時、強化されていない彼がどんな道を選んだか……と考えると、強化は必然だったのかもしれないね」
ZZガンダム「少なくとも思想の相違を理由に袂を分かつタイプじゃあないし、裏方引き受けてくれて相性も良かったゴットン(彼もオススメの愛すべき副官)がいない時点でマシュマーさんの末路は決まってたのかもね……」
(==○=)「イチオシのゴットンは【グレミー指揮下に入った辺りで部下に「自分らはエンドラ隊だ」と言われマシュマーを引き合いに褒めてたゴットン】です」
ZZガンダム「俺は【指揮官になってから指揮官って大変なんだなって愚痴るゴットン】だね。マシュマーさんが如何に部下たちに自分の苦労を見せていなかったかが察せるよねー」
ジュリア「脱線しないで下さい、ゴットンの話ではなくイオク様の話をしてください」
グレイズアイン「ねえ、今の誰」
ZZガンダム「えー、やだ」
ジュリア「わがまま言わない!!」
グレイズアイン「ねえってば」
29: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 11:53:52.53 ID:q9JwwDzL0
ZZガンダム「総評は【ガンダムZZは前半のコミカルでギャグなテイストで進めてても良かったんじゃないかな】だねー」
ヴィダール「あの、イオク様は……」
ZZガンダム「あ?」
ヴィダール「なんでもないですすいません」
グレイズアイン(たまにシャングリラ時代みたいなテンションに戻るのホントやめてほしい)
総評:ネクストプラスは神ゲー
ZZガンダム「んー、じゃあ、申し訳程度の擁護しとこうか、イヨク様にも」
ジュリア「イオク様です」
ZZガンダム「んーそうだねえ」
ZZガンダム「一個疑問だったのがさ、ダインスレイヴ、使ってたじゃない?」
ヴィダール「ええ、フラウロスのものではない完全なアウト品でしたね」
ZZガンダム「あれさ、随分簡単に引っ張り出してきたよね」
ジュリア「……と、言うと」
ZZガンダム「ああいう条約違反の、しかも自分たちで禁止したものって、出すのにも相応の手続きや報告義務があって当然なはずじゃない?」
ZZガンダム「いつから禁止になってるかは知らないけれど、【使ってはいけないものを保管していた】にしてはあっさり準備・使用が出来てたなって」
ZZガンダム「あー、結論から言うとさ」
ZZガンダム「【ダインスレイヴ使って悪さするのってギャラルホルンでは割りとよくあることなんじゃないか】ってちょっと思ってたり」
ジュリア「……というと?」
ヴィダール「あの、イオク様は……」
ZZガンダム「あ?」
ヴィダール「なんでもないですすいません」
グレイズアイン(たまにシャングリラ時代みたいなテンションに戻るのホントやめてほしい)
総評:ネクストプラスは神ゲー
ZZガンダム「んー、じゃあ、申し訳程度の擁護しとこうか、イヨク様にも」
ジュリア「イオク様です」
ZZガンダム「んーそうだねえ」
ZZガンダム「一個疑問だったのがさ、ダインスレイヴ、使ってたじゃない?」
ヴィダール「ええ、フラウロスのものではない完全なアウト品でしたね」
ZZガンダム「あれさ、随分簡単に引っ張り出してきたよね」
ジュリア「……と、言うと」
ZZガンダム「ああいう条約違反の、しかも自分たちで禁止したものって、出すのにも相応の手続きや報告義務があって当然なはずじゃない?」
ZZガンダム「いつから禁止になってるかは知らないけれど、【使ってはいけないものを保管していた】にしてはあっさり準備・使用が出来てたなって」
ZZガンダム「あー、結論から言うとさ」
ZZガンダム「【ダインスレイヴ使って悪さするのってギャラルホルンでは割りとよくあることなんじゃないか】ってちょっと思ってたり」
ジュリア「……というと?」
30: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 12:17:51.51 ID:q9JwwDzL0
ZZガンダム「イオクがやった【非戦闘員の殺傷】だって、そもそもあんなもん持ち出してきた時点で【全員皆殺しにしないと何らかの形で持ち出したのが世間にバレる】んだから【当然の行為】だよね」
グレイズアイン「禁止兵器を恫喝に利用した、なんてセブンスターズのしていい所業じゃないもんね……」
ZZガンダム「同じ理由で降伏や停戦も無理。出してきた=皆殺し前提だから。でも部下は微妙に間が空いた、少なくともイオク艦隊では【今回が初めて】のやり口だった」
ZZガンダム「で、イオクはこの戦い方を非情と理解しつつも【王者の貫禄】という言葉でブリッジの戦闘態勢に移行をしなかった」
ZZガンダム「馬鹿で無能で思い込み激しい割に、一連の行動がスムーズすぎるんだよね……あのイオクの指揮って」
ZZガンダム「部下はキョトンとしてるから、部下の入れ智慧や意図をくんだってのとは違うっぽいし」
ZZガンダム「じゃあ、イオクにそれを教示出来た人物がいたんじゃないかって、考えるとさ」
ZZガンダム「いつも隣りにいるよね、イオクが王者と認めて、手段を全く選ばずに、同じくダインスレイヴを簡単に持ち出せる男が、さ」
ヴィダール「――ラスタル・エリオンの模倣の結果が今回のタービンズ襲撃であったと、そうおっしゃる?」
ZZガンダム「いやー、かんっぜんな妄想」
ZZガンダム「次回あたりにでも論破されてるでしょ。どーせ」
ZZガンダム「あんだけお馬鹿なのに妙に作戦手腕は良かったからさ、擁護というよりこじつけだね」
ZZガンダム「馬鹿でも地位があれば禁止兵器持ち出せるってだけでギャラルホルンの腐敗は十分証明できるし、もっとゲスな思考してれば私欲を満たすために使いかねないこと考えるとマッキー激怒も残当なわけで」
ZZガンダム「実際あの若さで艦隊動かしてアリアンロッドで仕事しているのにあのザマっての考えると」
ZZガンダム「ラスタルが扱いやすいようにわざと教育しないで、その人間性に惹かれた部下だけ使い潰しているとも取れるし」
ZZガンダム「擁護するなら【馬鹿にしたラスタルの教育と馬鹿でも暴れられるギャラルホルンの腐敗した体制が一番悪い】くらいかなあ」
ヴィダール「部下の死を悼む人間性と貧民上がりのジュリエッタに託す性格、考えれば考えるほど惜しい人格ですよね……たしかに」
ZZガンダム「末路がどうあれ、まあ歴史には名を刻んだでしょ」
ZZガンダム「人間が兵器なんかより一番恐ろしいってオチも、いかにもガンダム的でいいじゃない?」
グレイズアイン「禁止兵器を恫喝に利用した、なんてセブンスターズのしていい所業じゃないもんね……」
ZZガンダム「同じ理由で降伏や停戦も無理。出してきた=皆殺し前提だから。でも部下は微妙に間が空いた、少なくともイオク艦隊では【今回が初めて】のやり口だった」
ZZガンダム「で、イオクはこの戦い方を非情と理解しつつも【王者の貫禄】という言葉でブリッジの戦闘態勢に移行をしなかった」
ZZガンダム「馬鹿で無能で思い込み激しい割に、一連の行動がスムーズすぎるんだよね……あのイオクの指揮って」
ZZガンダム「部下はキョトンとしてるから、部下の入れ智慧や意図をくんだってのとは違うっぽいし」
ZZガンダム「じゃあ、イオクにそれを教示出来た人物がいたんじゃないかって、考えるとさ」
ZZガンダム「いつも隣りにいるよね、イオクが王者と認めて、手段を全く選ばずに、同じくダインスレイヴを簡単に持ち出せる男が、さ」
ヴィダール「――ラスタル・エリオンの模倣の結果が今回のタービンズ襲撃であったと、そうおっしゃる?」
ZZガンダム「いやー、かんっぜんな妄想」
ZZガンダム「次回あたりにでも論破されてるでしょ。どーせ」
ZZガンダム「あんだけお馬鹿なのに妙に作戦手腕は良かったからさ、擁護というよりこじつけだね」
ZZガンダム「馬鹿でも地位があれば禁止兵器持ち出せるってだけでギャラルホルンの腐敗は十分証明できるし、もっとゲスな思考してれば私欲を満たすために使いかねないこと考えるとマッキー激怒も残当なわけで」
ZZガンダム「実際あの若さで艦隊動かしてアリアンロッドで仕事しているのにあのザマっての考えると」
ZZガンダム「ラスタルが扱いやすいようにわざと教育しないで、その人間性に惹かれた部下だけ使い潰しているとも取れるし」
ZZガンダム「擁護するなら【馬鹿にしたラスタルの教育と馬鹿でも暴れられるギャラルホルンの腐敗した体制が一番悪い】くらいかなあ」
ヴィダール「部下の死を悼む人間性と貧民上がりのジュリエッタに託す性格、考えれば考えるほど惜しい人格ですよね……たしかに」
ZZガンダム「末路がどうあれ、まあ歴史には名を刻んだでしょ」
ZZガンダム「人間が兵器なんかより一番恐ろしいってオチも、いかにもガンダム的でいいじゃない?」
31: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 12:43:06.13 ID:q9JwwDzL0
ZZガンダム「まあ総評は【イトーヨーカドー様の話題の大きさは、かつての期待の大きさの表れ】で一つ」
ジュリア「イオク様です!!!」
ヴィダール「全く関係ない方向に流れダインスレイヴしないでくださいよ……!」キリキリ
グレイズアイン「スーパーで買うとジュースが安いよ! みんな行こうね!」
ZZガンダム「まあこうやって語ってきたわけだけどさ」
ZZガンダム「嫌いって感情を吐くことは大事なことだとは思うんだよね、何だかんだ」
ZZガンダム「吐かないで飲み込んじゃって、それを見るのも嫌になって語られなくなったら、悲しいじゃん」
ジュリア「好きの反対は無関心……とはよく言ったものですが」
ZZガンダム「そうそう。比較もいいけど、結構みんないいキャラしてるし、空気よりは立ってた方がいいもんだし」
ZZガンダム「嫌いを吐き終わったら、みんなの好きも聞きたいな、俺は。そっちのが楽しいじゃんさ」
ヴィダール「……ありがとうございました、叔父貴」
ZZガンダム「……で、バルバトスはどこいったんだろ?」キョロキョロ
グレイズアイン「……あ」
・
・
・
・
アンカー「でさ、ここを……こう!!」
バシュン!
バルバトス「おおー……!!」
アンカー「なー、蹴りと一緒にパイルバンカーって寸法よ」
バルバトス「すっげー!!すっっっっげー!!!」キラキラ
アンカー「だろー?」エッヘン
ワイワイキャッキャ
フルバレットザク「なんだあいつ」
チャッペ「さあ、社長がコロニーに引っかかってたって拾ってきたっす」
ジュリア「イオク様です!!!」
ヴィダール「全く関係ない方向に流れダインスレイヴしないでくださいよ……!」キリキリ
グレイズアイン「スーパーで買うとジュースが安いよ! みんな行こうね!」
ZZガンダム「まあこうやって語ってきたわけだけどさ」
ZZガンダム「嫌いって感情を吐くことは大事なことだとは思うんだよね、何だかんだ」
ZZガンダム「吐かないで飲み込んじゃって、それを見るのも嫌になって語られなくなったら、悲しいじゃん」
ジュリア「好きの反対は無関心……とはよく言ったものですが」
ZZガンダム「そうそう。比較もいいけど、結構みんないいキャラしてるし、空気よりは立ってた方がいいもんだし」
ZZガンダム「嫌いを吐き終わったら、みんなの好きも聞きたいな、俺は。そっちのが楽しいじゃんさ」
ヴィダール「……ありがとうございました、叔父貴」
ZZガンダム「……で、バルバトスはどこいったんだろ?」キョロキョロ
グレイズアイン「……あ」
・
・
・
・
アンカー「でさ、ここを……こう!!」
バシュン!
バルバトス「おおー……!!」
アンカー「なー、蹴りと一緒にパイルバンカーって寸法よ」
バルバトス「すっげー!!すっっっっげー!!!」キラキラ
アンカー「だろー?」エッヘン
ワイワイキャッキャ
フルバレットザク「なんだあいつ」
チャッペ「さあ、社長がコロニーに引っかかってたって拾ってきたっす」
32: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 12:51:35.32 ID:q9JwwDzL0
バルバトス「俺これやるわ!! ぜってーかっけーもん!!」
アンカー「おう、いいぞ。持ってけ持ってけ」
チャッペ「まーた安売りする……」
フルバレットザク「浪漫は売れば増えるもんだ、気にすんなよ」
バルバトス「よーし、待ってろよミカァァァァァ!!!」
【おわり】
アンカー「おう、いいぞ。持ってけ持ってけ」
チャッペ「まーた安売りする……」
フルバレットザク「浪漫は売れば増えるもんだ、気にすんなよ」
バルバトス「よーし、待ってろよミカァァァァァ!!!」
【おわり】
33: ◆AvaUNpQJck 2017/01/24(火) 12:54:06.75 ID:q9JwwDzL0
一日即興で書くはずが申し訳ない
まあ個人的には何かしら挽回がくると嬉しいかなって、イオク様
コーラサワーも一期だけだと結構ヘイト稼いでたし。
ジュリエッタ可愛すぎませんか……?
まあ個人的には何かしら挽回がくると嬉しいかなって、イオク様
コーラサワーも一期だけだと結構ヘイト稼いでたし。
ジュリエッタ可愛すぎませんか……?
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/24(火) 13:13:01.94 ID:jl8MGD8DO
乙乙ガンダム
一応注目は集めたキャラだしな
挽回とまではいかなくても見せ場は必ずあるはず
それが安っぽい改心とかにならないのを祈る
一応注目は集めたキャラだしな
挽回とまではいかなくても見せ場は必ずあるはず
それが安っぽい改心とかにならないのを祈る
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/24(火) 15:04:30.40 ID:Fmav9mTqo
乙
見せ場ってのは、別にかっこよくなくてもいいと思うのよね。
カルタの見せ場がマッキーへの恋心を吐露する死に際のシーンであったように、
溜めまくったヘイトを発散させてくれる場があればいいわ。
見せ場ってのは、別にかっこよくなくてもいいと思うのよね。
カルタの見せ場がマッキーへの恋心を吐露する死に際のシーンであったように、
溜めまくったヘイトを発散させてくれる場があればいいわ。
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/24(火) 17:12:30.32 ID:UgsGWJbDo
乙
ジュリエッタ可愛いな、この後どうなるのか
ZZガンダム自身も不評被害というか変な勘違いされてたんだよな、あの当時のMSの頂点の1つなのに
オルフェンズの世界にジュドーとZZ、Ex-Sガンダム、TR-6インレが来たらどうなるのかなと…ジェネシスで明後日にインレが配信されるだけに
マシューとキャラが消えてからZZシリアスに進んでいったんだなと
パイロットしてのマシューは強化前でも凄かったんだなと
ジュリエッタ可愛いな、この後どうなるのか
ZZガンダム自身も不評被害というか変な勘違いされてたんだよな、あの当時のMSの頂点の1つなのに
オルフェンズの世界にジュドーとZZ、Ex-Sガンダム、TR-6インレが来たらどうなるのかなと…ジェネシスで明後日にインレが配信されるだけに
マシューとキャラが消えてからZZシリアスに進んでいったんだなと
パイロットしてのマシューは強化前でも凄かったんだなと
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485104712/
Entry ⇒ 2017.03.20 | Category ⇒ 鉄血のオルフェンズ | Comments (0)
ジャスレイ「家族か…頑張れよ名瀬」 名瀬「!?」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 12:39:53.54 ID:lF9guJsZ0
アミダ「あんたこそ、もう少し女ってもんを大事にしたらどうだい?」
ジャスレイ「大事にするも何も、俺はあいつほど色男でもなけりゃ魅力も無い、正直すげえよあいつは」
アミダ「え…?」
ジャスレイ「家族…か。俺ももう少し考えないといけねえな。少し目がさめたよ。じゃあな」
アミダ「何があったんだい…」
ジャスレイ「大事にするも何も、俺はあいつほど色男でもなけりゃ魅力も無い、正直すげえよあいつは」
アミダ「え…?」
ジャスレイ「家族…か。俺ももう少し考えないといけねえな。少し目がさめたよ。じゃあな」
アミダ「何があったんだい…」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 12:50:17.21 ID:lF9guJsZ0
マクマード「火星の王?鉄華団が…?本気で言ってやがるのか?」
名瀬「今回のこの仕事。成功すればテイワズの名もあがります。親父、お願いします」
マクマード「失敗したら落とし前はどうする?」
名瀬「そんときゃ俺が腹を切ります」
ジャスレイ「ちょっとまてよ」
マクマード「なんだジャスレイ?」
ジャスレイ「名瀬が腹を切っちまったらタービンズはどうすんだよ?」
名瀬「あんた、急に何を…」
マクマード「何が言いたいんだ?」
ジャスレイ「鉄華団はまだまだ成長中の青臭いガキの集団だぜ?失敗なんて山ほどする筈だ。腹なんて切ってたらいずれ胴体真っ二つになっちまうぞ?」
マクマード「だからなにが…」
ジャスレイ「俺も名瀬と一緒に腹を切る」
名瀬&マクマード「は?」
名瀬「今回のこの仕事。成功すればテイワズの名もあがります。親父、お願いします」
マクマード「失敗したら落とし前はどうする?」
名瀬「そんときゃ俺が腹を切ります」
ジャスレイ「ちょっとまてよ」
マクマード「なんだジャスレイ?」
ジャスレイ「名瀬が腹を切っちまったらタービンズはどうすんだよ?」
名瀬「あんた、急に何を…」
マクマード「何が言いたいんだ?」
ジャスレイ「鉄華団はまだまだ成長中の青臭いガキの集団だぜ?失敗なんて山ほどする筈だ。腹なんて切ってたらいずれ胴体真っ二つになっちまうぞ?」
マクマード「だからなにが…」
ジャスレイ「俺も名瀬と一緒に腹を切る」
名瀬&マクマード「は?」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 13:16:32.15 ID:lF9guJsZ0
ジャスレイ「同じ杯を交わしたんだ、名瀬にだけ苦労を背おわせる訳にゃいかねぇからな!」
名瀬「正気か!失敗すればあんたの立場はどうなると思ってるんだ!以前のあんたなら…」
ジャスレイ「それ以上言うんじゃねえ名瀬…俺は誰がなんと言おうとお前に協力する。手柄は少し分けてもらうがな?」
名瀬「一体どういう風の吹き回しだよ…」
ジャスレイ「明日は明日の風が吹く…だよ」
名瀬「!?」
ジャスレイ「親父、俺達も名瀬や鉄華団を前面バックアップするぜ。何かあったときのための俺達だ、頼ってくれや?な?」
マクマード「はぁ…お前らがそこまで言うならいいだろう…やってみせろ」
名瀬「恩に着ますっ…」
ジャスレイ「恩に着ますっ…」
名瀬「いや、あんたにも頭を下げたんだよ」
ジャスレイ「成功すれば俺もうはうはだぜ?お互い様よ…」
名瀬「(本当に何があったんだ…)」
名瀬「正気か!失敗すればあんたの立場はどうなると思ってるんだ!以前のあんたなら…」
ジャスレイ「それ以上言うんじゃねえ名瀬…俺は誰がなんと言おうとお前に協力する。手柄は少し分けてもらうがな?」
名瀬「一体どういう風の吹き回しだよ…」
ジャスレイ「明日は明日の風が吹く…だよ」
名瀬「!?」
ジャスレイ「親父、俺達も名瀬や鉄華団を前面バックアップするぜ。何かあったときのための俺達だ、頼ってくれや?な?」
マクマード「はぁ…お前らがそこまで言うならいいだろう…やってみせろ」
名瀬「恩に着ますっ…」
ジャスレイ「恩に着ますっ…」
名瀬「いや、あんたにも頭を下げたんだよ」
ジャスレイ「成功すれば俺もうはうはだぜ?お互い様よ…」
名瀬「(本当に何があったんだ…)」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 13:27:50.66 ID:lF9guJsZ0
部下1「良いんですかい?名瀬のやつにでかい顔させて」
ジャスレイ「実際にでかいんだから仕方がねーだろうが」
部下2「ですがこのままでは俺達が名瀬より下になってしまいますぜ?」
ジャスレイ「その時は笑顔で祝杯に決まってるだろうが、美味い酒になりそうだ」
部下1「叔父貴…どうしちまったんすか…」
ジャスレイ「あいつらを見てるとよ…何か自分のやってることが馬鹿らしくなっちまってな…」
部下2「え…」
ジャスレイ「家族…か。俺にもそんな存在が居れば…もっと早く変われたのかもしれねえ…」
ジャスレイ「だから今からでも遅くはねえんだ。俺は名瀬たちやその下のガキ共を守る。知りたいんだよ、家族ってもんをもっとよ」
部下1「叔父貴…」
部下2「まあ叔父貴がやるっつーんなら付き合いますよ。叔父貴に食わせて貰ってるんすから!」
ジャスレイ「実際にでかいんだから仕方がねーだろうが」
部下2「ですがこのままでは俺達が名瀬より下になってしまいますぜ?」
ジャスレイ「その時は笑顔で祝杯に決まってるだろうが、美味い酒になりそうだ」
部下1「叔父貴…どうしちまったんすか…」
ジャスレイ「あいつらを見てるとよ…何か自分のやってることが馬鹿らしくなっちまってな…」
部下2「え…」
ジャスレイ「家族…か。俺にもそんな存在が居れば…もっと早く変われたのかもしれねえ…」
ジャスレイ「だから今からでも遅くはねえんだ。俺は名瀬たちやその下のガキ共を守る。知りたいんだよ、家族ってもんをもっとよ」
部下1「叔父貴…」
部下2「まあ叔父貴がやるっつーんなら付き合いますよ。叔父貴に食わせて貰ってるんすから!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 13:33:16.73 ID:lF9guJsZ0
通信
ラスタル「契約を切りたい?どういう事だ」
ジャスレイ「すみませんがこれ以上そっちの役には立てそうにありませんので」
ラスタル「何を言うか、鉄華団とタービンズの動きはこちらにとっても宝となる。お前達の存在はこれからも必要不可欠だ」
ジャスレイ「すいませんがほかを当たってください。こちらは忙しいので。この会話をギャラルホルン全ての部署に流しますよ?」
ラスタル「何…貴様なんのつもりだ…」
ジャスレイ「こっちは仕事あがりで晩酌中です。カップ麺に安いビールとウイスキー、何の肉かわからない格安の生ハム、ああたまりませんなこの生活!」
ラスタル「貴様ふざけてるのか…?」
ジャスレイ「あ?いいんだよ?会話流しても、でもここで全て契約をきってくれればそれを水に流すと言っているんです。麺が延びるから早く電話切ってください…」
ガチャ
ラスタル「ふざけるな…やくたたずが!」
ラスタル「契約を切りたい?どういう事だ」
ジャスレイ「すみませんがこれ以上そっちの役には立てそうにありませんので」
ラスタル「何を言うか、鉄華団とタービンズの動きはこちらにとっても宝となる。お前達の存在はこれからも必要不可欠だ」
ジャスレイ「すいませんがほかを当たってください。こちらは忙しいので。この会話をギャラルホルン全ての部署に流しますよ?」
ラスタル「何…貴様なんのつもりだ…」
ジャスレイ「こっちは仕事あがりで晩酌中です。カップ麺に安いビールとウイスキー、何の肉かわからない格安の生ハム、ああたまりませんなこの生活!」
ラスタル「貴様ふざけてるのか…?」
ジャスレイ「あ?いいんだよ?会話流しても、でもここで全て契約をきってくれればそれを水に流すと言っているんです。麺が延びるから早く電話切ってください…」
ガチャ
ラスタル「ふざけるな…やくたたずが!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 13:44:43.05 ID:lF9guJsZ0
ジャスレイ「さて…俺も久々にMSの訓練をするか」
名瀬「叔父貴、頭でもうったのか?」
ジャスレイ「あん?皆が命はってんのに俺だけ高みの見物とかやってられねーんだよ。まぁ俺も死ぬわけにゃいかねーから万が一のための保険よ」
名瀬「本当何があった?俺の事を散々嫌ってたはずだろうが…」
ジャスレイ「最初はな…俺の容姿通り心も醜くて嫉妬心で一杯だったぜ?女の素晴らしさをあそこまで上手に教えてくれる存在だったんだからなぁ」
名瀬「叔父貴は女を雑に扱いすぎだよ」
ジャスレイ「返す言葉もねえ…でもよ、差別もなく女の心を開いていくお前に未来を感じちまったんだよ。俺もそんな存在が居たらもっと変われてたかもしれねぇなぁ」
名瀬「アミダはやれねぇぞ?」
ジャスレイ「わかってるよ。お前とアミダは切っても切れねえ縁だもんな…それと名瀬」
名瀬「ん…?」
ジャスレイ「すまなかったな…今まで…」ペコ
名瀬「叔父貴…!おいおい、勘弁してくれ…頭なんて下げる立場じゃないだろあんたは」
ジャスレイ「いや、俺とお前は同格・・・いや、内心じゃお前の方が上だよ名瀬。腐っていた俺を変えさせてくれる切っ掛けを与えてくれた」
名瀬「俺も…叔父貴は嫌われていたがその強い生き方を尊敬していたんだぜ?」
ジャスレイ「へっ、腐った汚いやり方でのし上がってきたまでよ。でもこれからは違う。俺は自分のためだけじゃなくて誰かのために何かをしてみたいんだ」
名瀬「叔父貴…」
名瀬「叔父貴、頭でもうったのか?」
ジャスレイ「あん?皆が命はってんのに俺だけ高みの見物とかやってられねーんだよ。まぁ俺も死ぬわけにゃいかねーから万が一のための保険よ」
名瀬「本当何があった?俺の事を散々嫌ってたはずだろうが…」
ジャスレイ「最初はな…俺の容姿通り心も醜くて嫉妬心で一杯だったぜ?女の素晴らしさをあそこまで上手に教えてくれる存在だったんだからなぁ」
名瀬「叔父貴は女を雑に扱いすぎだよ」
ジャスレイ「返す言葉もねえ…でもよ、差別もなく女の心を開いていくお前に未来を感じちまったんだよ。俺もそんな存在が居たらもっと変われてたかもしれねぇなぁ」
名瀬「アミダはやれねぇぞ?」
ジャスレイ「わかってるよ。お前とアミダは切っても切れねえ縁だもんな…それと名瀬」
名瀬「ん…?」
ジャスレイ「すまなかったな…今まで…」ペコ
名瀬「叔父貴…!おいおい、勘弁してくれ…頭なんて下げる立場じゃないだろあんたは」
ジャスレイ「いや、俺とお前は同格・・・いや、内心じゃお前の方が上だよ名瀬。腐っていた俺を変えさせてくれる切っ掛けを与えてくれた」
名瀬「俺も…叔父貴は嫌われていたがその強い生き方を尊敬していたんだぜ?」
ジャスレイ「へっ、腐った汚いやり方でのし上がってきたまでよ。でもこれからは違う。俺は自分のためだけじゃなくて誰かのために何かをしてみたいんだ」
名瀬「叔父貴…」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 13:51:37.65 ID:lF9guJsZ0
MA発掘地点にて
ジャスレイ「戦いの前のごちそうだ…鉄華団のガキども!沢山食って気合いれてくれよな!」
三日月「生の肉…気持ち悪いな」
ジャスレイ「坊主!生のままじゃ気持ち悪いから焼いて食うんだよ!うめーぞ?」
三日月「そう言われても気持ち悪いな…」
ジャスレイ「俺の食い方を見てみろ!」
ジャスレイ「こうやってバーベキューコンロで肉をあぶる」
ジュー
三日月「あ…色が変わった…いい匂い…」
ジャスレイ「フルーツやスパイスを使ったタレを塗る…」
シノ「なんだよこの引き込まれるような感覚…」
ユージン「やべっ、ヨダレが出てきた」
ジャスレイ「火が通れば完成だ…!食ってみろ坊主!」
三日月「うん…なんか気にならなくなってきた…」<ひょいパク
三日月「…うまい」
鉄華団一同「うおおおおお!」
ジャスレイ「気にすんな!今回は俺の奢りだ!かなりきつい戦いになるだろうから沢山食ってエネルギー蓄えとけよ!!」
オルガ「すんません叔父貴…ここまでしてもらって」
ジャスレイ「気にするなよ。お前らにゃ感謝してもしきれねぇからな」
ジャスレイ「戦いの前のごちそうだ…鉄華団のガキども!沢山食って気合いれてくれよな!」
三日月「生の肉…気持ち悪いな」
ジャスレイ「坊主!生のままじゃ気持ち悪いから焼いて食うんだよ!うめーぞ?」
三日月「そう言われても気持ち悪いな…」
ジャスレイ「俺の食い方を見てみろ!」
ジャスレイ「こうやってバーベキューコンロで肉をあぶる」
ジュー
三日月「あ…色が変わった…いい匂い…」
ジャスレイ「フルーツやスパイスを使ったタレを塗る…」
シノ「なんだよこの引き込まれるような感覚…」
ユージン「やべっ、ヨダレが出てきた」
ジャスレイ「火が通れば完成だ…!食ってみろ坊主!」
三日月「うん…なんか気にならなくなってきた…」<ひょいパク
三日月「…うまい」
鉄華団一同「うおおおおお!」
ジャスレイ「気にすんな!今回は俺の奢りだ!かなりきつい戦いになるだろうから沢山食ってエネルギー蓄えとけよ!!」
オルガ「すんません叔父貴…ここまでしてもらって」
ジャスレイ「気にするなよ。お前らにゃ感謝してもしきれねぇからな」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 14:01:01.82 ID:lF9guJsZ0
ジャスレイ「おい三日月、肉を米に乗っけてかっこんでみろ」
三日月「えっと…こう…?」<ガツガツ
三日月「うまい…腹にずっしりきて」
ジャスレイ「だろ?ハムや中途半端な野菜ばかりじゃ体に悪いからな。肉と米も食え!それと…女も抱いとけ!」
三日月「肉と米は好きになったけど…女を抱くって?」
ジャスレイ「ははっ、坊主にゃまだ早えか!まあ沢山食って沢山がんばろうや!」
マクギリス「まさか焼肉とはな…」
石動「准将、牛タン焼けてます。レモン汁を」
マクギリス「石動、私はレモン汁が苦手だ。捨て置け」
石動「申し訳ありません准将!」
マクギリス「私はポン酢派だ…レモン汁を垂らした肉は石動が食べろ」
石動「は…はい…ばくばく…うめぇ!ビールがすすむわ!」
マクギリス「馬鹿」
三日月「えっと…こう…?」<ガツガツ
三日月「うまい…腹にずっしりきて」
ジャスレイ「だろ?ハムや中途半端な野菜ばかりじゃ体に悪いからな。肉と米も食え!それと…女も抱いとけ!」
三日月「肉と米は好きになったけど…女を抱くって?」
ジャスレイ「ははっ、坊主にゃまだ早えか!まあ沢山食って沢山がんばろうや!」
マクギリス「まさか焼肉とはな…」
石動「准将、牛タン焼けてます。レモン汁を」
マクギリス「石動、私はレモン汁が苦手だ。捨て置け」
石動「申し訳ありません准将!」
マクギリス「私はポン酢派だ…レモン汁を垂らした肉は石動が食べろ」
石動「は…はい…ばくばく…うめぇ!ビールがすすむわ!」
マクギリス「馬鹿」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 19:41:02.88 ID:lF9guJsZ0
ジャスレイ「かくかくじかじかそう言うわけなんだすまん」
マクギリス「そうか…やはり情報がリークしていたのも君の仕業か」
ジャスレイ「捌きなら受けるぜ…?一度は欲に溺れ、タービンズや鉄華団を裏切ろうとした身だ。後ろから刺されてもおかしくはない」
マクギリス「ふむ、君をここまで変えてしまう何かが彼らにはあったと言う事だろう」
ジャスレイ「ああ、羨ましかったのかもしれねぇな…あいつらが…」
マクギリス「誇りやプライド、名誉を後回しにして彼らのフォローに回るとは…見上げた根性だ」
ジャスレイ「今ではそれすら誇りに感じるぜ」
三日月「ジャスレイ…この肉かったいよ?」
ジャスレイ「あぁ!そりゃホルモンだ!長く火を通さねえとゴムみてぇで噛み千切れねぇぞ!」
ジャスレイ「こっちのホルモンが焼けてる。ほれ食え」
三日月「ちょっと癖があるけど美味い。ありがと」
マクギリス「ふ、運はこちら側に回ってきたか」
石動「准将!豚トロうめぇwwwwwwwwww」
マクギリス「私の肉に触れないでくれ後酔いすぎだよ」
オルガ「すんません叔父貴。みんなを景気づけてくれて…」
ジャスレイ「おう、ガキ大将。まあ気にすんなよ、これは俺のためでもあるからな」
マクギリス「そうか…やはり情報がリークしていたのも君の仕業か」
ジャスレイ「捌きなら受けるぜ…?一度は欲に溺れ、タービンズや鉄華団を裏切ろうとした身だ。後ろから刺されてもおかしくはない」
マクギリス「ふむ、君をここまで変えてしまう何かが彼らにはあったと言う事だろう」
ジャスレイ「ああ、羨ましかったのかもしれねぇな…あいつらが…」
マクギリス「誇りやプライド、名誉を後回しにして彼らのフォローに回るとは…見上げた根性だ」
ジャスレイ「今ではそれすら誇りに感じるぜ」
三日月「ジャスレイ…この肉かったいよ?」
ジャスレイ「あぁ!そりゃホルモンだ!長く火を通さねえとゴムみてぇで噛み千切れねぇぞ!」
ジャスレイ「こっちのホルモンが焼けてる。ほれ食え」
三日月「ちょっと癖があるけど美味い。ありがと」
マクギリス「ふ、運はこちら側に回ってきたか」
石動「准将!豚トロうめぇwwwwwwwwww」
マクギリス「私の肉に触れないでくれ後酔いすぎだよ」
オルガ「すんません叔父貴。みんなを景気づけてくれて…」
ジャスレイ「おう、ガキ大将。まあ気にすんなよ、これは俺のためでもあるからな」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 19:55:32.85 ID:lF9guJsZ0
ジャスレイ「それに俺は一時的とは言えお前らを裏切ろうとしたんだ。この責任は俺が命に代えても果たす」
オルガ「とんでもありません!たとえそうであっても俺達は…」
ジャスレイ「家族…」
オルガ「はい?」
ジャスレイ「俺も憧れてるんだよ。家族によ」
オルガ「そうなんですか?」
ジャスレイ「ああ、この歳で改めさせられたよ。人と人との繋がりの大事さをな」
ジャスレイ「こんな世の中だ、他人なんぞ信じられない薄っぺらい世界。だからこそ身内は大事にしなきゃいけねぇ。お前達から学んだよ」
名瀬「叔父貴…信じて良いんだな?」
ジャスレイ「ああ、もし俺を信用できなくなったらいつでも俺を後ろから撃ってくれ」
三日月「なら遠慮なく」
パンパンパン!!!!
オルガ「ミ、ミカァ!!!!」
オルガ「とんでもありません!たとえそうであっても俺達は…」
ジャスレイ「家族…」
オルガ「はい?」
ジャスレイ「俺も憧れてるんだよ。家族によ」
オルガ「そうなんですか?」
ジャスレイ「ああ、この歳で改めさせられたよ。人と人との繋がりの大事さをな」
ジャスレイ「こんな世の中だ、他人なんぞ信じられない薄っぺらい世界。だからこそ身内は大事にしなきゃいけねぇ。お前達から学んだよ」
名瀬「叔父貴…信じて良いんだな?」
ジャスレイ「ああ、もし俺を信用できなくなったらいつでも俺を後ろから撃ってくれ」
三日月「なら遠慮なく」
パンパンパン!!!!
オルガ「ミ、ミカァ!!!!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 21:25:57.78 ID:lF9guJsZ0
ジャスレイ「いてて!なんだよ!」
三日月「エアガン。玩具だよ」
ジャスレイ「坊主、冷や汗か居ちまったぜ」
三日月「あんたの覚悟を見たかっただけだよ。あんたの目。本物だから信用する事にした」
ジャスレイ「ありがとうよ」
三日月「エアガン。玩具だよ」
ジャスレイ「坊主、冷や汗か居ちまったぜ」
三日月「あんたの覚悟を見たかっただけだよ。あんたの目。本物だから信用する事にした」
ジャスレイ「ありがとうよ」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/25(水) 03:20:11.60 ID:wQeCtAmm0
ジャスレイ「火星の王か…きっとそれがかなえばオルガも名瀬も俺の手の届かない所に居るんだろうなぁ…」
名瀬「叔父貴。何いってんだ、あんただって覚悟を決めてくれてここに居るんだろうが?」
オルガ「そうですよ、叔父貴が居なかったら今頃MAが起動して大変な目ににあってた所でした」
ジャスレイ「へっ、よせって、俺はあくまで自分のために行動してきたまでよ」
ジャスレイ「頑張れよ二人とも。俺は今のこの立場に十分満足してるしできる事なら全力でお前らをサポートすっからよ」
名瀬「本当にこんな美味い酒は久しぶりだよ叔父貴」
ジャスレイ「へっ、遠慮するな、飲みねぇ」
オルガ「俺は酒が弱くて…でもこの好意は全て受け取ります…!」
ジャスレイ「それと、俺が裏で取引してたラスタル陣営なんだが…じつはイオクの大馬鹿野郎が調子に乗りまくってタービンズを陥れようとしてんだよ」
名瀬「何?」
オルガ「それはどういう…?」
ジャスレイ「俺にまかせとけ、あいつら馬鹿で相手を法律違反だって責めるブツを自分自身で所有してんのよ…」
名瀬「ただの馬鹿だろそれ…」
オルガ「おいおい…敵ながら同情しちまうよそれ」
名瀬「叔父貴。何いってんだ、あんただって覚悟を決めてくれてここに居るんだろうが?」
オルガ「そうですよ、叔父貴が居なかったら今頃MAが起動して大変な目ににあってた所でした」
ジャスレイ「へっ、よせって、俺はあくまで自分のために行動してきたまでよ」
ジャスレイ「頑張れよ二人とも。俺は今のこの立場に十分満足してるしできる事なら全力でお前らをサポートすっからよ」
名瀬「本当にこんな美味い酒は久しぶりだよ叔父貴」
ジャスレイ「へっ、遠慮するな、飲みねぇ」
オルガ「俺は酒が弱くて…でもこの好意は全て受け取ります…!」
ジャスレイ「それと、俺が裏で取引してたラスタル陣営なんだが…じつはイオクの大馬鹿野郎が調子に乗りまくってタービンズを陥れようとしてんだよ」
名瀬「何?」
オルガ「それはどういう…?」
ジャスレイ「俺にまかせとけ、あいつら馬鹿で相手を法律違反だって責めるブツを自分自身で所有してんのよ…」
名瀬「ただの馬鹿だろそれ…」
オルガ「おいおい…敵ながら同情しちまうよそれ」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/25(水) 03:32:33.82 ID:wQeCtAmm0
この後ジャスレイの情報のお陰でタービンズは上手くイオク勢を欺きイオクは軍法会議にかけられ牢獄暮らしとなった。
EDテーマ ファイター
マクギリス「オルガ・イツカ火星を君に任せる」<握手
オルガ「ああ、あんたとの約束、かならず守る」<握手
ジャスレイ「あっという間に終わった感じだな」
名瀬「叔父貴のお陰だ」
ジャスレイ「馬鹿いうなよ。お前達が居なかったら俺は腐ったままだった、俺は改めてお前達を見守り続けるよ、兄弟」
名瀬「叔父貴…いや…信頼してるぜ、兄貴」
ジャスレイ「ありがとよ…その…名瀬…もしすこしでも恩を感じてるなら…女紹介してくれねーか?」
名瀬「あん?兄貴なら女にゃ困ってねーだろ?」
ジャスレイ「いやよ…遊びじゃなくて本気で恋がしてーのよ…だから真面目に恋愛してくれる女を紹介してほしいなって…」
名瀬「兄貴もピュアだな…」
ジャスレイ「っせーほっとけ!」
名瀬「いいぜ、紹介してやるよ、ただ大事にしてくれよ…?俺の家族を紹介するわけだからよ」
ジャスレイ「ラフタとかどうよ?」
名瀬「昭弘と結婚して妊娠してるよ」
ジャスレイ「アジーは?」
名瀬「来週ユージンと新婚旅行予定だ」
ジャスレイ「マジ?」
名瀬「マジ」
EDテーマ ファイター
マクギリス「オルガ・イツカ火星を君に任せる」<握手
オルガ「ああ、あんたとの約束、かならず守る」<握手
ジャスレイ「あっという間に終わった感じだな」
名瀬「叔父貴のお陰だ」
ジャスレイ「馬鹿いうなよ。お前達が居なかったら俺は腐ったままだった、俺は改めてお前達を見守り続けるよ、兄弟」
名瀬「叔父貴…いや…信頼してるぜ、兄貴」
ジャスレイ「ありがとよ…その…名瀬…もしすこしでも恩を感じてるなら…女紹介してくれねーか?」
名瀬「あん?兄貴なら女にゃ困ってねーだろ?」
ジャスレイ「いやよ…遊びじゃなくて本気で恋がしてーのよ…だから真面目に恋愛してくれる女を紹介してほしいなって…」
名瀬「兄貴もピュアだな…」
ジャスレイ「っせーほっとけ!」
名瀬「いいぜ、紹介してやるよ、ただ大事にしてくれよ…?俺の家族を紹介するわけだからよ」
ジャスレイ「ラフタとかどうよ?」
名瀬「昭弘と結婚して妊娠してるよ」
ジャスレイ「アジーは?」
名瀬「来週ユージンと新婚旅行予定だ」
ジャスレイ「マジ?」
名瀬「マジ」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/25(水) 03:48:18.65 ID:wQeCtAmm0
ジャスレイ「よう坊主、アトラの腹もでかくなったなぁ。お前も父親かよ。俺よりでかくなりやがってよ」
三日月「ジャスレイのが大きいって。でもありがとう。心配してくれて」
ジャスレイ「いいってことよ。親父と俺も式に参加するからよ。派手にやろうぜ?」
三日月「派手って、ご馳走たくさんってやつか?」
ジャスレイ「おうよ!お前の食ったことのない美味いものたくさんもってくから楽しみにしてろよ!」
三日月「ありがと、やっぱあんたを信じてよかったよ」
ジャスレイ「ありがとうな。三日月、俺もお前達が居たから目がさめたよ」
ジャスレイ「オルガが火星の王になって名瀬たちも伸し上ってよ。俺はその下だけどそんなの関係ねえ。安定した生活を貰ってんだからおまえらにゃ感謝だよ」
三日月「なんか俺と似たような考えだな。でもあんたのそう言う考え嫌いじゃないよ」
ジャスレイ「お互い悪い子だな」
三日月「否定しない」
ジャスレイ「三日月、肉がまだ苦手みてぇだな」
三日月「何いきなり」
ジャスレイ「ハンバーグって食ったことあるか?」
三日月「何それうまいの?」
ジャスレイ「ああ、子供から大人まで愛されてる肉料理の王様だ…一緒に食いに行こうぜ!」
三日月「うん…いいよ。リハビリに栄養は必要だから」
ジャスレイ「っしゃ!嫁に土産代金も俺が持ってやるから安心してくれや!」
三日月「遅帰りはアトラも心配するから…」
ジャスレイ「ったく…やっぱ家族っていいな」
三日月「ジャスレイも家族だろ?」
ジャスレイ「へっ!新しい時代に祝杯だ!コンビニ弁当や焼肉バーベキューで祝杯だ!」
オルガ「叔父貴飲み過ぎだって」
マクギリス「火星の総理大臣&バーベキュー代表だからな…シラフでも頑張って貰いたい」
石動「俺達あまり活躍する意味なくね?」
完
三日月「ジャスレイのが大きいって。でもありがとう。心配してくれて」
ジャスレイ「いいってことよ。親父と俺も式に参加するからよ。派手にやろうぜ?」
三日月「派手って、ご馳走たくさんってやつか?」
ジャスレイ「おうよ!お前の食ったことのない美味いものたくさんもってくから楽しみにしてろよ!」
三日月「ありがと、やっぱあんたを信じてよかったよ」
ジャスレイ「ありがとうな。三日月、俺もお前達が居たから目がさめたよ」
ジャスレイ「オルガが火星の王になって名瀬たちも伸し上ってよ。俺はその下だけどそんなの関係ねえ。安定した生活を貰ってんだからおまえらにゃ感謝だよ」
三日月「なんか俺と似たような考えだな。でもあんたのそう言う考え嫌いじゃないよ」
ジャスレイ「お互い悪い子だな」
三日月「否定しない」
ジャスレイ「三日月、肉がまだ苦手みてぇだな」
三日月「何いきなり」
ジャスレイ「ハンバーグって食ったことあるか?」
三日月「何それうまいの?」
ジャスレイ「ああ、子供から大人まで愛されてる肉料理の王様だ…一緒に食いに行こうぜ!」
三日月「うん…いいよ。リハビリに栄養は必要だから」
ジャスレイ「っしゃ!嫁に土産代金も俺が持ってやるから安心してくれや!」
三日月「遅帰りはアトラも心配するから…」
ジャスレイ「ったく…やっぱ家族っていいな」
三日月「ジャスレイも家族だろ?」
ジャスレイ「へっ!新しい時代に祝杯だ!コンビニ弁当や焼肉バーベキューで祝杯だ!」
オルガ「叔父貴飲み過ぎだって」
マクギリス「火星の総理大臣&バーベキュー代表だからな…シラフでも頑張って貰いたい」
石動「俺達あまり活躍する意味なくね?」
完
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/25(水) 16:49:27.62 ID:MjZ7ZYPqO
乙
なんて平和な世界なんだ
なんて平和な世界なんだ
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/25(水) 21:50:06.16 ID:Zpohrw/MO
乙
掲載元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485142793/
Entry ⇒ 2017.03.19 | Category ⇒ 鉄血のオルフェンズ | Comments (0)
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