にこ「10円であったまるにこ♡」
にこ「うぅ……寒いにこ、寒いにこ……」ブルブル
ことり「…………くしゅっ」
ことり「うん、寒い……」ブルブル
にこ「最近になって急に冷えたにこ。なんでにこ?」
ことり「分かんないよぉ……」ブルブル
ことり「そ、それはホッカイロ!ことりにも使わせて欲しいな♪」
にこ「わかったにこ。でも、これ1枚しかないから変わりばんこで使うにこ」スリスリ
ことり「はぁい……」シュン
にこ「んー♪ぽっかぽかにこー♡」
ことり「……」ウズウズ
ことり「わぁー。ありがとうにこちゃん♡」スリスリスリ
にこ「まだあったかいにこ?」
ことり「うん、とっても♡ほら、こうしてほっぺに当てると……」ピト
にこ「ほわぁ~、最高にこぉ~♡」
にこ「身体全部があったかくなったにこ♡」
ことり「顔があったかいと気持ちいいよね♡」スリスリ
にこ「うん!そうだ、口の中に入れたら内側からあったかくなるにこ?」
ことり「それはやめよ?」
にこ「はい」
ことり「あれ、どこ行くの?」
にこ「今日はぽかぽかしたい気分にこ。もっとぽかぽかするためにみんなと会ってくるにこ♪」
ことり「そっか、またね♪」
にこ「ばいにこー」スタスタ
……
…………
にこ「希いたにこ♪」
希「おっ、にこっち。急に抱きついてきてどしたん?」
にこ「えへへ。希はあったかいにこぉ」
希「そっか♪なんだか照れるなあ」ナデナデ
にこ「もうちょっとだけあったまるにこ♪」
希「……飴あるけど食べる?」スッ
にこ「おいしいにこ♡」カラコロ
希「そう?また甘えたくなったらいつでも来てな♡」
にこ「わかったにこ♪ばいにこー」トコトコ
希「ほなー」フリフリ
……
…………
にこ「希パワーもたっぷりもらったにこ♪」ルンルン
海未「奇遇ですね、こんにちは」ペコリ
にこ「凛、海未!こんにちはにこ!」ペコリ
凛「今日はすっごく寒いにゃー……」ブルブル
にこ「たしかに寒いにこ。あったかくなる方法知ってるにこ?」
凛「知ってるにゃ!手をこうやってはあーってやるにゃ!」ハ-
にこ「うん。確かにちょっぴりあったかいにこ」
凛「でしょ?」
海未「甘いですよ、凛」
凛「にゃ?」
海未「そんなものはただの一時しのぎにしかなりません。身体の内側からぽかぽかにならなければ!」
海未「ええ、もちろんです!」フフフ
にこ「教えて欲しいにこー♪」
凛「なんか嫌な予感がするにゃ……」
海未「暖かくなる方法はズバリ、身体を動かすことです!部活の練習をしている時は寒さは気にならないでしょう?」
にこ「なるほど、確かにそうにこ」フム
凛「一理あるにゃ」コクリ
にこ「えっ」
凛「あ」
海未「と、いう事で!早速今から暖まりに行きましょう!そんなに険しい山は登らないから安心ですよ」ワクワク
にこ「に、にこ……ちょっと用事を思い出しちゃったにこ……。ばいにこ!」ピュ-
凛「あ、逃げたにゃ!」
凛「うーん……。嘘だと思うけどなあ」
海未「この猛りはどう沈めれば……」チラ
凛「にゃ?」
海未「凛、今から山登りに行きましょう!」
凛「!!」
海未「弱音を吐くとは……これは登山をして心身ともに鍛え直す必要がありますね!」ワクワク
凛「本当に嫌にゃ!助けてかよちん!」
海未「さあ、行きましょう♪レッツ登山です♡」ズルズル
凛「……!…………!!」
……
…………
にこ「はぁはぁ……つい、嘘ついちゃったにこ」
花陽「あはは、面白いね♪」
にこ「あ、穂乃果と花陽にこ!こんにちはにこ♪」ペコリ
穂乃果「お、にこちゃん!こんにちは♪」
花陽「こんにちは♪」ペコリ
にこ「二人は何してたにこ?ここは……ごはん屋さん?」
穂乃果「最近花陽ちゃんとよく来るの♪」
にこ「そうなんだ。確かに店の中からいい匂いがするにこ♪」クンクン
花陽「最近急に寒くなったでしょ?寒くなったらご飯を食べればぽっかぽかです♡」
にこ「お腹も膨れて一石二鳥にこ♡」グ-
穂乃果「あはは、にこちゃんおなかなってるよ」
穂乃果「あったかくなりたいの?それなら簡単だよ!」
にこ「教えてにこ!」
穂乃果「厚着すればいいんだよ。これから穂乃果も花陽ちゃんと一緒にマフラー買いに行くんだ♪」
花陽「ねー♡」
にこ「にこもマフラー持ってるにこ♡」
穂乃果「せっかく持ってるなら着ないともったいないよね」
にこ「うん!明日から着るにこ♪」
穂乃果「じゃあ、穂乃果たちはもう行くね♪」スタスタ
花陽「またね、にこちゃん♪」
にこ「ばいにこー♪」
にこ「あーあ。お腹空いたにこ」ク-
にこ「……ん?何かいい匂いがするにこ♪」クンクン
にこ「こっちにこ!」ダッ
……
…………
絵里「ほふ……はふ……」ホクホク
にこ「絵里いたにこ♡」
にこ「奇遇にこ。最近寒いにこ」
絵里「そうね。こういう時は、おいもが美味しく感じるわね♡」
にこ「す……っごくおいしそうにこ♡」ダラ-
絵里「ええ♪あったかくて美味しいわ♡」
にこ「…………」ジ-
絵里「?」
絵里「!」ピコ-ン
絵里「……半分いかが?」パキッ
にこ「いいにこ?ありがとう絵里♡」
絵里「ええ♪ふーふーっ……はい、どうぞ♪」スッ
絵里(正直、にこの食べてるところを見るのは嫌いじゃないのよね♪)
にこ「とってもおいしいにこー♡」パァ-
絵里「良かった♡」
にこ「身体もおなかもぽっかぽかで幸せにこ♡」
絵里「うふふ♪楽しみにしてるわね」
にこ「ばいにこー♪」トコトコ
絵里「またね♪」ヒラヒラ
……
…………
にこ「お腹いっぱいになったらちょっぴりウトウトしてきたにこ……」ムニャ
真姫「あら、にこちゃんじゃない。なんだか眠そうね」ガチャ
にこ「うん……。お腹いっぱいになったらちょっとだけ眠くなったにこ」
真姫「……とりあえず外は寒いから中に入って」
にこ「お邪魔するにこ♪」
にこ「海未から逃げてごはん屋さんでお腹空いて絵里からおいももらったにこ」
真姫「ふうん……」カミノケクルクル
にこ「この部屋はすっごくあったかいにこ♡」
真姫「暖房が効いてるからよ。そこに足を入れてみて」
にこ「これは…………こたつにこ♡」スッ
真姫「ふふん」
にこ「真姫ちゃん……にこは……幸せ者、にこぉ……zzz」
真姫「ふふふ……♪」ナデナデ
にこ(こうしてにこは居心地のいい真姫ちゃんの家で寝ちゃったにこ♪)
にこ(こたつで寝るのは危ないから次から気をつけるにこ)
にこ(やっぱり真姫ちゃんは優しくてほくほくであったかいにこ♡)
おしまい
にこちゃんはやっぱり可愛いにこ
明日も頑張れそうにこ
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穂乃果「おっぱいを交換しよう!」
海未「また突然何を言い出すんですか…」
穂乃果「おっぱいを交換するんだよ!」
海未「はっ破廉恥です!」
ことり「ことりは楽しそうで良いと思うなぁ~」
海未「なっ」
穂乃果「さっすがことりちゃん!」
ことり「海未ちゃんも、もっとおっぱいが大きかったら…って思ったこと、1回ぐらいはあるよね?」クスクス
海未「そんなことはありません!///」
穂乃果「よーし!じゃあ…」ヌギヌギ
海未「なっ、何をして…!?///」
穂乃果「はい!」グイッ ポロンッ
海未「なっ、なんで私なんですか!」
穂乃果「えー?だっておっぱい大きくなりたいんでしょ?」
海未「そんなこと…」
穂乃果「はやくはやく!」
海未「ですが…」
ことり「海未ちゃんはぁ、脱ぐのが恥ずかしいんだよねっ?」
海未「ぅ…///」
穂乃果「えー?なんでー?女の子同士だし、銭湯とかでも見てるじゃん」
海未「と、とにかく私はいやです…」
穂乃果「むぅー!それならこうだー!」ガバッ
海未「ちょっ、何をするんですか!」
穂乃果「うっひっひっひっひっ」モミモミ
海未「いやぁぁぁぁ~!!」
穂乃果「やったー!海未ちゃんのおっぱいゲット~!」
ことり「かわいいんっ!」
穂乃果「ほらほら、穂乃果のおっぱいだよ、付けて?」
海未「うっうっ…///」ムニャ ポヨンッ
園田海未「おっおお…これが…ほのぱい…!」
園田「おおっ…ほのっ…///」
穂乃果「どう?穂乃果のおっぱいは?」
園田「素晴らしいです!正直何度も想像はしていましたが、まさかここまでとは…!流石はほのぱい!私が見込んだだけのことはあります!」
穂乃果「う、うん…喜んでもらえたようで良かったよ…」
園田「…」ツンツンプニッ
園田「なるほど…なるほど…」モミモミ
穂乃果「なんか自分から言い出したとはいえ、さすがに恥ずかしくなってきた…」
穂乃果「海未ちゃん、もう穂乃果のおっぱい返してよぉ…」
園田「そ、そんな!もう?!」
ことり「そうだよ!次はことりの番だよね、はやくっ」
園田「くっ…仕方ありませんね…」シブシブ
園田海未「んっ…」モミッ キュポンッ
海未「はい、ってそもそも交換のはずでは!?私のおっ…胸はどうだったんですか?」
穂乃果「今はことりちゃんが付けてるよ」
海未「なっ、いつの間に!」
穂乃果「海未ちゃんが穂乃果のおっぱいに夢中過ぎて気づかなかっただけでしょ」
海未「うっ…すみません…私としたことが少し興奮していたようで…」
穂乃果「…でもまぁ…海未ちゃんのおっぱいは…」
穂乃果「やっぱり穂乃果のより少し小ぶりだけど、弓道とか鍛錬してる海未ちゃんには邪魔にならなくていいサイズかなって思ったよ」
海未「そうですか…」
ことり「人には人のおっぱいがある、ってことだね♪」
ことり「その前に、ことりのおっぱいも付けてみてほしいな♡」
ことり「ことりもまだ穂乃果ちゃんのおっぱい付けてないし…」
穂乃果「そっか!」
海未「ことり、どうぞ」ホノパイポヨンッ
ことり「おっぱいかわいい…!」モヨモヨ
穂乃果「…///」モジモジ
ことり「ふわぁあああああっ♡♡♡」
穂乃果「こっ、ことりちゃん!?どうしたの!?」
ことり「すっ…すごい!」モミュンモミュン
穂乃果「えっ?」
ことり「はぁ~ん♡…やんやんやんやんっ!!♡」モミモミモミモミ
穂乃果「え?え?」
ことり「…さいっ♡こうっ♡」モピュッ
穂乃果「えっえー?!そんなに!?でもことりちゃんの方が大きいのに…」
コトリ「大きいとか関係ないよ!!これは穂乃果ちゃんのおっぱいなんだから!!!それが大事なのっ!」
穂乃果「ひっ…」ビクッ
(・8・)「やっぱり“ほのぱい”なんだよちゅんなぁ…」
穂乃果「うっ…みんなおかしくなってるよ…もう穂乃果のおっぱいを人に渡すのやめようかな…」
園田「むっ、やわらかい!やわらかいです!これはまるでマシュマロのようなやわらかさ…!まさにふわふわなことりにぴったりの、あまあまおっぱいではありませんかっ!!!」モミモミモミュンモミュン
園田「はぁはぁ…なんということでしょう…」モロンモロン
穂乃果「この人は何でもいいみたい。」
園田「はっ!本当です!門限が…!」
穂乃果「えっ?えっ?」
(・8・)「ヨキニハカラエ~ミナノシュウ~♪ハノケチェンさらばっ!」バサバサバサッ
園田「失礼しますっ!」ザザザザッ
穂乃果「ちょ!ちょっとぉ!穂乃果のおっぱい返してよぉ!!!」
穂乃果「園田ァ!こんな貧相なおっぱいいらないよぉぉぉオ!!!」
翌日、2人はおっぱいを返却して土下座するまで穂乃果に口をきいてもらえなかった
2年生編 おしまい
花陽「エッエエッ!?」
凛「かよちんみたいにおっぱい大きかったらどうなってたんだろうって時々思うんだにゃ」
凛「凛も少しは女の子っぽくなれるかなって……」
花陽「凛ちゃん…凛ちゃんは女の子っぽいしかわいいよ!」
凛「…かよちんもない?こんなにおっきなおっぱいが、すっごくちっちゃかったらって考えること」
花陽「う、う~ん…ときどき…?」
凛「やっぱりかよちんもそうなんだにゃ!」
凛「よーし!じゃあおっぱい交換してとうなるか確かめてみるにゃっ!」
花陽「わかったよ凛ちゃん」
花陽「んっんしょっ…」グイグイッ
凛「かよちんどうしたの?」
花陽「ご、ごめん…なかなか取れなくて…」モミュムギョッ
凛「凛も手伝う!」
凛「うーん」ムニュン
凛(あっ…///)
凛(これがかよちんのおっぱい…かよちんぱいなんだにゃ…)
花陽「凛ちゃんっ?」グイッグイッ
凛「にっにゃあ!」モイッモイッ
花陽「わあっ!」キュポンッ
凛「取れたぁ!」
凛「じゃあはい!」ペラッ
花陽「ありがと、凛ちゃんっ」
凛「…えいっ」ボミュオン
凛「!?」
花陽「うーん、軽いね凛ちゃ…」
凛「すごい!すごいにゃ!」ブルンブルンッ
花陽「り、凛ちゃん!?」
凛「これが巨乳の人間の世界…私が生きてきた世界とはまるで別次元…」
花陽「ソンナニ!?」
凛『地球は青かった…乳球は丸かった…惑星カヨチンパイは大きかった…』
凛『宇宙の全てを知ったその時、星空凛の体に絶望と希望が同時に舞い降りた』
凛『元の星空凛のおっぱいの狭さ、かよちんぱいを手に入れたことで見える世界の広さ』
凛『でもわかってる…かよちんぱいはかよちんに還すべきもの』
凛『凛はペラペラのりんぱいに戻らければいけない…』
凛「はぁ…はぁ…」モミッモミッ
花陽「凛ちゃん!大丈夫!?凛ちゃん!」
凛「ん…?」
花陽「凛ちゃん…もしかして花陽のおっぱいが合わなくて体に異常が起きたんじゃ…!」
花陽「凛ちゃん!」ギュッ
凛「かよ…ちん…?おっぱい…が…!?」
花陽「凛ちゃん、凛ちゃん」ペラペラ
凛「う、うわああああああああ!!」ドサッ
花陽「凛ちゃん!?どうしたの?!応答しろ!凛ちゃん!凛ちゃあああああああああん!!!!」
真姫「花陽!?」
真姫「どうしたの?!花陽!」
花陽「真姫ちゃん!凛ちゃんが…凛ちゃんが…」
凛「…」
真姫「どういうことなの?凛の胸がこんなに腫れて…?」
真姫「っていうか花陽!その胸…!?」
花陽「凛ちゃんとおっぱいを交換したんだよ、そしたら…」
真姫「イミワカンナイ!」
真姫「大丈夫よ、ただショックを受けてるだけだから」
花陽「えっ?本当に?」
真姫「胸が10cm近く変わったんだから、住む世界の違いに相当の衝撃を受けているはずよ」
花陽「そんなことまでわかるのォ?!」
真姫「私を誰だと思ってるのよ」
凛「もう、大丈夫にゃ、どうやら凛の体がかよちんぱいに適応し始めてるらしいにゃ」
花陽「エエッ?!テキオウシハジメチャッタノォ!?」
真姫「コラ凛!ちゃんと返してあげなさいよ?」
真姫「その胸は花陽の物なんだから!」
凛「わかってるよ、冗談だにゃ…」
真姫「私はいいわ。」
凛「そんなこと言わずに!ほら、かよちんのおっぱいは大きくて衝撃だけど」
凛「きっと真姫ちゃんのおっぱいならちょうどいいと思うんだにゃ」
真姫「オコトワリシマス。」
凛「そんなこと言わずに脱ぐにゃ!」ガバッ
真姫「いやぁ~!」
真姫「ナニヤッテンノ!やめっ(凛の花陽の胸の感触が…!)」
真姫「このっ!」ググッ
凛「あっ!」ボインッ
真姫「…」
凛「…」ジリジリ
真姫「わっ、私帰るっ!」ダッ
凛「待つにゃー!」ダッ
花陽「オッパイカエシテー!」
真姫「ちょっ、なんで追いかけてくるのよ!」
凛「まだ真姫ちゃんのおっぱい交換してないからにゃ~!」ボヨンボヨン
真姫(…あれっ…?なんか遅い…?)
真姫(そうよ!花陽のおっぱいのおかげで、凛はいつものスピードが出せないんだわ!)
凛「まっ、待つにゃ~…!」アセアセ
真姫「凛!残念だったわね!おっぱい交換なんて言い出すから私に追いつけなくなったのよ!」
凛「そ、そんな…」
凛(くそっ…かよちんぱいのリスクがこんな所に…!)
真姫「んふっ、諦めたようね、これに懲りたらもうおっぱい交換なんて言わないことよ!」
凛「真姫ちゃん前見るにゃ~」
真姫「ヴェエ?」
希「ん?」ムニョンッ
真姫「ふぐっ…きゃっ!」ドサッ
希「…廊下を走り回ったらあかんよぉ~?」
真姫「あ」
凛「真姫ちゃん捕まえたにゃー!」ガシッ
真姫「ちょっちょっと!」
希「凛ちゃんも、少し見ない間に随分と揉み心地の良さそうなおっぱいに成長したんやねぇ?」
凛「あ」
凛(しまったにゃ…)
希「2人まとめてお仕置き!わしわしやーっ!」
真姫「いやぁあああ~っ!!何でこうなるのよぉぉぉおおおお~!」
凛「ぎにゃああああああああっ!!!」
真姫「んっ…もうっ…なんで私がっ…!」
希「大きい凛ちゃんもいいもんやなぁ~」ワシワシ
凛「んにゃっ…なんかいつもとちがっ…もういやにゃ…」
花陽「凛ちゃん!真姫ちゃん!どうしたのォ!?」タッタッタッ
1年生編 おしまい
にこ(穂乃果達が騒がなかったら一生気づかなかったかも…)
にこ(でもこれで絵里か希のおっぱいをいただけば…宇宙No.1にして巨乳も備えた無敵のアイドルが誕生ね♡いやん♡)
にこ「ふっふっふっ…」
にこ(そうと決まれば早速生徒会室に行きましょう…)
にこ「…」キョロキョロ
にこ「…」ソワソワ
希「にこっち」
にこ「どわぁぁああ!?のっのっ希!?」
にこ「なんであんたがここにいるのよ!?」
希「なんでって、ウチ副会長やし」
にこ「そうじゃなくてなんで生徒会室の外にいるのかって話…」
にこ(てっきりもう中で仕事してると思ってたのに…)
希「まぁ“イロイロ”あってね、わるい娘3人にお仕置き♡してて遅くなったんよ」
にこ「あっそぉ…」
希「うひひひひっ」ワキワキ
にこ「ちょっと、その手つきやめなさいよ!…私はまだ何も…!」
希「まだ?」
にこ「うっ…(しまった…つい口が…!)」
にこ「ちょっ、何もしないから許しっ…!」
希「問答無用!わしわしーっ!」
にこ「にこぉぉぉぉおおおおっ!!!」
にこ「うっ…んぇっ!?」
にこ(ちょっ…!こいつ!?どさくさに紛れて服の中に手を突っ込んで何を…!?///)
希「取れたーっ!」
にこ「あっ!!あああああああ!!!!!」
にこ「返しなさい!返しなさいよぉ!!」ジタバタ
希「返してほしいん?」
にこ「当たり前でしょ?!はやく返しなさいって!!」
希「返して欲しかったら、ナニ企んでたか白状しないとダメやんね?」
にこ「うっく…」
希「とりあえず、生徒会室入ろっか?」
希「えりちもお待ちかねやしね」
にこ「え…?どういう…?」
絵里「待ってたわよ!にこにーにこちゃん♪」
にこ「え、な、なによ…」
絵里「私は知ってるのよ!にこがμ'sのおっぱい交換ブームに便乗して私達の胸を欲しがっているってこと!」
絵里「ねっ?希?」ウインク
希「カードがそう告げてたんよ」
にこ「だぁっ誰もそんなこと言って…」
希「じゃあなんで生徒会室の前でキョロキョロしてたん?」
にこ「それは…うっ…」
にこ「えっ?」
絵里「にこもしたかったんでしょ?おっぱい交換♪」
にこ「んえっ…いいの…?」
絵里「ええ!」
希「もちろんやん!」
にこ「絵里っ…!希ぃ…!!」
にこ(ふっふっふっ…まさかの展開だわ…!これで2人の巨乳を…!)
絵里「ただし」
にこ「!?」
絵里「私達が自由に触り放題の条件付きだけどね♡」
にこ「ひっ…!」
希「言ったやろ?お仕置きが必要やって」
絵里「まずは私からね」ムチッ ブリュオンッ
絵里「はい、どうぞ♡」ニュルンッ
にこ「うっ…くっ…!(なによこれ…?こんなの、反則じゃない…!)」プルンプルンッ
にこ「ごくり…」モチャッ…
にこ「もうやめてっ!もうむりっ…んんんんん~~~~っっっ!!!?♡♡♡♡♡」ガチャガチャ
絵里「ハラショー!さすがにこね♡」モミモミムニュムニュコリコリツンツン
希「わしわしMAXやよぉ!!!」ワシワシプルプルスリスリクリクリ
にこ「にごぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡」ビクンビクンビクンビクンッッッッ
おっぱいは小さくても良いと思うにこであった
3年生編 おしまい
終
乙
いい感じに狂ってたな
効果音が絶妙に気持ち悪かった(褒め言葉)
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Entry ⇒ 2019.08.29 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
ことり「ことりのおうち?」希「十一月二十三日は」英玲奈「手袋の日」
ことり「ふん♪ふん♪ふふふふん♪」
希「ことりちゃん。…それ、何?」
ことり「んー?なんだろ?巣の材料になるかなぁと思って拾ってきたの」
希「へー」
ことり「このままでもあったかいよ。希ちゃんの毛皮みたいに♪」
希「確かに、あったかそうやね…」モゾモゾ
ことり「中に入れるようになってるんだね。…これ、誰かの巣なのかなぁ?」
希「奥のほうは狭すぎてウチでも入れないよ。四つに分かれた小さな部屋があるみたいや」
ことり「こっち側にも小さな部屋があるから、五つじゃないかなぁ?」
希「そっか。でも二人で入るんやったら広い部屋だけで充分やね」
ことり「二人だと、ちょっと狭いけどね。ふふふ」ギュー
希「とりあえず中には何も居ないみたいや」
ことり「うん。…でも、巣の主が出かけてるだけって可能性もあるのかな?」
希「どうやろ…もしそうなら今頃誰かが困ってるんかな?」
ことり「あったかくて素敵だから、手放すのは惜しいけど…返してあげたほうがいいかなぁ?」
希「そやね。森のみんなに訊いてみようか…」
亜里沙「わあ、あったかいね♪」スリスリ
ことり「亜里沙ちゃんのじゃないみたいだね」
亜里沙「はい。亜里沙はリスだから…自分で巣を作るより、もともと木にあいてる穴とかを使ったりするの」
希「あの木の穴、貸してくれてありがとね。助かったよ♪」
亜里沙「どういたしまして。亜里沙も、お姉ちゃんと一緒に暮らせて嬉しい♪」
絵里「あら、それ何?素敵な毛皮ね♪」
亜里沙「柔らかくてあったかいよ。お姉ちゃんも触ってみて♪」
絵里「ふかふかね。あったかくて気持ちいい♪」モフモフ
亜里沙「お姉ちゃんのしっぽもフサフサして気持ちいいよ♪」モフモフ
絵里「亜里沙…くすぐったいわ///」パタパタ
希「エリちのでもなさそうやね…」
絵里「何の話?」パタパタ
ことり「これ、中に入れるようになってるの。だから誰かの巣なんじゃないかと思って、持ち主を探してるんだけど…」
ことり「私が作るのは葉っぱを蜘蛛の糸で縫い合わせた巣だよ。これは何でできてるのか、よくわからないし…」
絵里「誰かの毛皮じゃない?手触りが似てるわ」モフモフ
希「生き物の毛皮でできてるってこと…?」ヒヤアセ
亜里沙「亜里沙でぎりぎりの大きさだし、お姉ちゃんには狭すぎるよね」
絵里「そうね…これが巣だとしたら、希や亜里沙くらいの小さな生き物だと思うわ」
海未「そういえば…」
ことり「これ、海未ちゃんの?」
海未「いえ、私はウサギですから…巣を作るなら、希のように穴を掘ります。これは私には小さすぎますし」
希「何か心当たりがあるん?」
海未「海未の未はヒツジとも読むのです」
ことり「ひつじ?」
海未「ええ。ヒツジやアルパカなどは人が毛を刈って、それを何かの材料として使うらしいですよ」
希「そっか。じゃあ、これが生き物の毛で作られてても犠牲になったとは限らないんやね」ホッ
ことり「これ、ひつじさんの毛なの?」
海未「そこまでは…私にもわかりません」
凛「ひつじ?」
希「そうそう。ひつじひつじ」
凛「あったかいけど…こんな小っちゃい巣じゃ凛は脚しか入らないよ」
ことり「頭も入るんじゃない?」
凛「にこちゃんなら小さいから隠れられるかもねー♪」
にこ「あんたと大して変わらないわよ!…でもこれ、どこかで見たような気がするわね…」
希「にこっちは知ってるん?」
にこ「どこで見たんだったかしら…」
花陽「みんな集まって何してるの?」
ことり「こんなものを見つけたんだけど…花陽ちゃん、何だかわかる?」
花陽「どれどれ…」パク
真姫「食べ物じゃないわよ」チョップ
花陽「ピャァ!?…わ、わかってるよぉ…」
ことり「動物の毛とかでできてるみたいなんだけど…」
真姫「ふーん…」クンクン
ことり「オオカミさんって犬みたいに鼻がきくの?」
真姫「犬じゃないわよ。…これは危険な匂いだわ」
希「危険?」
真姫「ええ。あなたたちより遥かに大きな生き物の匂いね。たぶん…サルとか、そういう類の」
ことり「犬猿の仲だから?」
真姫「犬じゃないって言ってるでしょ!」
花陽「でも、そんな危険なものじゃないと思うけど…」
希「花陽ちゃんは心当たりがあるん?」
花陽「うん…あのね、私たち鹿にとっては馴染みのある匂いだと思う…たぶん、これと似た物も見たことあるよ」
真姫「ぼんやりしててよくわからないわね。…ま、私と花陽どちらの話を信じるかはあなたたち次第よ」
雪穂「へー。確かにあったかいね」モフモフ
亜里沙「雪穂のしっぽもあったかいよ♪」モフモフ
雪穂「ちょっ、亜里沙…くすぐったいよ///」フルフル
ことり「雪穂ちゃんは、これ何だかわかる?」
雪穂「寒さから身を守る物でしょ。私の毛皮みたいに」
希「じゃあ、やっぱり何かの巣?」
雪穂「んー。巣にしては小さすぎるんじゃないかなぁ…」
亜里沙「でも私たちは入れるよ」
雪穂「そうだけど、奥の四つの小さい部屋までは行けないでしょ」
ことり「横にもあるから五つだよ」
希「じゃあ、ウチらよりもっと小さい生き物の巣?」
穂乃果「くまくま!」
雪穂「お姉ちゃんは何言ってるかわかんないよ。はい、チョコ」
穂乃果「もぐもぐ…これ、あんこ入ってるじゃん!」
ことり「穂乃果ちゃんは何か知ってる?」
穂乃果「何て言ったか忘れたけど、毛玉みたいなのを作る虫がいるんだ。人間が飼ってるの」
ことのぞ「へー」
穂乃果「たぶんね。ことりちゃんが巣を作るのに使う糸も蜘蛛の物でしょ?」
ことり「そっか。虫なら五つの小さな部屋にも入れそうだね…」
雪穂「でもさ…これって何かの形に似てない?」
ことのぞほの「えっ」
雪穂「お姉ちゃん。お手」
穂乃果「くまっ♪」
ことり「あ…くまさんの手?」
希「確かに…この小さい穴の部分が指の形みたいに見えるね」
にこ「だったら猿の手のほうが近いんじゃない?」
ことり「こんなに大きな手のお猿さんがいるの?」
希「いるとしたら…やっぱり真姫ちゃんが言ってた大きくて危険なサルなんかな!?」
にこ「聞いたことあるわよ。大きくて強いサルの仲間…それは」
ことり「それは…?」
にこ「ゴジラ!」
希「ゴジラ!?」
クスクス
ことり「!?…だ、誰?」
「ゴジラなんて実在しないわよ」
「そうそう。そのジは誤字で、正しくはゴリラ」
希「あなたは…黒い」
ことり「ゴリラ!?」
ツバサ「違うわよ!どう見ても黒猫でしょ!?」
あんじゅ「ゴリラにしては小さすぎるし」クス
ツバサ「ちっちゃくないよ!」プンプン
希(ハリネズミのあんじゅに、黒猫のツバサ…)
あんじゅ「面白い物を持ってるのね。私にも見せてくれないかしら?」
希「うん。いいけど…」
ツバサ「いただきっ」ヒョイ
ことり「あっ…何するの!?」
希「何の勝負…?」
穂乃果「くまくま!」
雪穂「力比べだったら負ける気しないけど」
あんじゅ「うふふ…慌てないで。アイドルなら歌とダンスで勝負するべきじゃないかしら?」
にこ「A-RISEと勝負…!?」
穂乃果「歌なら、ことりちゃんがいれば負けないもんね♪」
ツバサ「ふふふ…歌が鳥だけの特技だと思ってるの?」
希「この森で、ほかに歌が得意な生き物といえば…」
あんじゅ「英玲奈!出番よ♪」
シーン…
ことのぞにこほのゆき「?」
ツバサ「あ、あれっ?英玲奈は…?」
「…」Zzz
花陽「さっきの毛皮の巣?が膨らんでるけど…」
亜里沙「あ、中にカエルさんが入ってる♪」
英玲奈「…」Zzz
あんじゅ「英玲奈…いつの間に入ったの?」
ツバサ「ちょっと英玲奈!そんなところで寝てないで歌ってよ!」
英玲奈「うーん…寒いし眠いから嫌だ。私たちカエルはもう冬眠の季節だ」ファー
あんツバ「…」
\ワンダーゾーン♪/
英玲奈「素晴らしい…子守唄だ」ムニャムニャ
亜里沙「Хорошо♪」
海未「私たちの勝ちですね」
ツバサ「くっ。覚えてなさい!春になったらリベンジよ!」
あんじゅ「うふふ。またね♪」
スタコラサッサー
ことり「カエルさんの寝袋になっちゃってるけど…」
英玲奈「…」スヤスヤ
花陽「あ、思い出した。これ、ケブクロ…とかいうんじゃなかった?」
凛「毛袋?」
絵里「毛皮でできた袋だから?」
にこ「私も見覚えがあるわよ。…これ、人間が持ってたわ」
海未「そうですね。おそらくヒツジなどの毛を使って人間が作った物だと思います」
希「なるほど。毛袋かぁ…」
ことり「じゃあ、これって人間の巣なの?」
真姫「こんな狭い袋に人間が入れるわけないでしょ」
雪穂「よくわかんないけど、人間が寒さから身を守るために使う物じゃない?」
希「どうする?」
ことり「持ち主を探して返してあげたいけど…」
凛「じゃあ、みんなで行くにゃ♪」
真姫「どうやって探すのよ?…穂乃果や私なんて、人間に何されるかわからないわよ」
にこ「仕方ないわねー。ここは人間どものアイドル♪この矢澤ぬこ様に任せなさい」ドヤァ
希(にこっちと凛ちゃんに運んでもらって、この毛袋の持ち主の人間を探すことにしたよ)
凛「落っことしちゃダメだよー?」
にこ「そう思うならもっとゆっくり走ってよ」
希(カエルさんが入った毛袋はにこっち、ウチは凛ちゃんの頭の上や)
ことり(大丈夫かなぁ…)バササッ
希「どんな人間の物かわかればいいんやけど…」
にこ「人間の手は二つあるんだから、この毛袋は片方だけでしょ」
凛「同じ物がもう一つあるってことー?」
にこ「たぶんね。…で、それを片方だけ落っことしたまま忘れるなんて…賢い人間じゃないわよ」
ことり「賢くない人間?」
凛「あ、わかった!これはサルの毛袋なんだにゃ」
にこ「バカね。猿はこんな物使わないわよ。邪魔になるし…人間だって言ってるでしょ」
希「猿じゃないけど、賢くない人間…?」
ことのぞにこりん「えっ」
にこ「…なるほど。確かに人間の物にしては小さいし…人間の子供の物かもしれないわね」
ことり「でも人間の子供が森まで来るかなぁ?自分で歩けないんじゃない?」
にこ「生まれて二、三年くらいすると人間の子供も走り回るようになるのよ」
ことのぞりん「へー」
英玲奈「…」Zzz
【矢澤家】
にこママ「あら、片方なくしちゃったの?」
ここあ「ごめんなさい…」シュン
こころ「外して遊んでいるときポケットに入れていたのが落ちたみたいですわ」
にこママ「しょうがないわね…また作ってあげる」ナデナデ
ここあ「おかあさん…でも」
凛「にゃーん♪」タタッ
ここあ「あっ、ねこー!」キャッキャ
にこ「フン…私は、ただの猫じゃないわよ」ドヤァ
こころ「二匹いますわね」
にこママ「本当ね。ふふふ…こころとここあみたいに可愛い♪」ナデナデ
凛「照れるにゃ///」
希「カエルさん、ちょっと出てや…」グイ
英玲奈「うーん…まだ眠い…」ゴロン
ことり「この毛袋、知りませんかー?」パタパタ
ここあ「あっ…これ、ここあの!」
こころ「確かに、ここあの手袋に似てますわね…」
にこママ「片方だけ…ってことは、ひょっとして…?」
にこ「どうやらここみたいね。25軒くらい巡ってやっと見つかった…」
希「それでも充分、運が良かったと思うよ」
ここあ「ありがとー!ねこさん♪」ギュー
にこ「こ、こらっ。離れなさいよ///」
凛「お魚キライ…」シクシク
にこママ「なんだか猫以外にもいろいろいるわね…」
希(…逃げたほうがいいかも)ヒヤアセ
こころ「皆さん協力して届けに来てくれたのかもしれませんわね♪」
ここあ「みんなありがとー♪」
希(…大丈夫みたいや)ホッ
ことり「優しそうな人たちでよかったね♪」
英玲奈「だが人里に長居は危険だぞ。森へ帰ろう」
にこ「そーね…」
凛「バイバイにゃ」
ここあ「ねこさん、かえっちゃうのー?」
こころ「皆さん、ありがとうございました♪」
にこママ「車に気をつけてね」
ここあ「ばいばーい♪」フリフリ
英玲奈「暖かくて良い巣だったんだが…惜しい事をしたな」
希「ことりちゃんの前の巣はどうしたん?」
ことり「新しい巣の材料に半分くらい使っちゃった♪」
英玲奈「うむ。だいぶ剥がされてしまったぞ」
希「アハハ…やっぱりリサイクルしたんやね」
凛「ちょっと寒くないかにゃー?」
英玲奈「あの毛袋の暖かさが恋しい…」
にこ「いや、カエルらしく土にでも潜って冬眠しなさいよ」
ことり「ふふっ」
凛「あははっ」
ザァァァ…
希(ウチらの森に冷たい雨が降る…寒さは日増しに厳しくなるけど)
ことり(希ちゃんがいるから、心も体もあったかいよ♪)ギュー
おわり
掲載元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1479826975/
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ルビィ「今日の晩ご飯当番はルビィかぁ」
花丸「ダイヤさんやルビィちゃんの好きなものでいいと思うけど」
ルビィ「う~ん…あ、そうだ!」
ルビィ「Aqoursのみんなが好きなもの入れてお鍋作ろう!」
ルビィ「そしたらきっとすっごく美味しいものができるよ!」
花丸「安直な発想」
ルビィ「よぅし!そうと決まったら、みんなに好きなものを聞いて行くよぉ!」
ルビィ「あっ、果南ちゃんだ!」
花丸「相変わらずびしょびしょずら」
果南「ルビィちゃんに花丸ちゃん どうかしたの?」
ルビィ「いきなり質問なんだけど、果南ちゃんが1番好きなものってなに?」
果南「好きなもの…?」
果南「う~ん…」
果南「海、かな」
材料1:海水
花丸「1人目から食材ではないね」
ルビィ「海のミネラルとかがたくさん入ってるから普通の水より栄養価は高いんじゃないかな」
花丸「黒澤家の血圧が心配ずら」
ルビィ「ひとまず海水は家に置いといて、次の人に聞きに行こう!」
ルビィ「曜ちゃーん!」
曜「あれ、2人とも何か用?」
花丸「今、Aqoursのみんなに好きなものを聞いて回ってるずら」
ルビィ「曜ちゃんの1番好きなものってなに?」
曜「好きなもの…」
曜「やっぱり友達かなぁ」
ルビィ「そういうざっくりした感じじゃなく具体的に言って」
曜「具体的に言うと…そうだね」
曜「じゃあ千歌ちゃんかな…付き合い長いし、友達の中でも特別な存在だよ」
材料2:高海千歌
千歌「なになに?新しい遊び?」
ルビィ「えっと…とりあえずお風呂に 沸かした海水と千歌ちゃんを入れておきます」
千歌「わっ、すごい!海水のお風呂だー!」スッポンポーン ドポンッ
ルビィ「とろ火でじっくり」
花丸「このままじゃただの塩水に入浴する千歌ちゃんずら」
千歌「はぁ~ ごくらく ごくらく」ぷかぷか
ルビィ「ちなみに千歌ちゃんが1番好きなものってなに?」
千歌「みかんだよ」
ルビィ「じゃあみかんも入れておくね」ポチャッ
千歌「あっ、みかん風呂!わぁい!」
材料3:みかん
ルビィ「あっ、梨子ちゃん!」
梨子「こんにちは ルビィちゃん 花丸ちゃん」
ルビィ「今ね、Aqoursのみんなに好きなものが何か聞いてるんだ!」
花丸「梨子ちゃんが1番好きなものってなにずら?女体?」
梨子「好きなものかぁ…」
梨子「…やっぱり、音楽かな 小さい頃からやってるしね」
梨子「あとゆで卵も好き」
材料4:音楽
ルビィ「千歌ちゃん、歌って」
千歌「えぇ…もうのぼせてきちゃったよ」グデー
千歌「ほら見て、指も もうシワシワ…」
花丸「いい感じに千歌ちゃんのダシが出てそう」
ルビィ「ほら、ゆで卵あげるから歌って」スッ
千歌「…」
千歌「…」モグモグ
千歌「めげない 負けない 泣いちゃうかもね~♪」
ルビィ「よし」
ルビィ「よーしこちゃんっ!」
善子「ルビィに花丸…何の用よ」
花丸「質問なんだけど、善子ちゃんが1番好きなものってなに?」
善子「好きなものぉ?」
善子「…くくく よくぞ聞いてくれたわ」
花丸「あ、また概念的なものが来そう」
善子「堕天使ヨハネは人々を堕落へと導く者…」
善子「蛇の甘言に唆され、人間が欲望に屈するときの表情が何よりも好物なのよ!」
材料5:人間が欲望に屈するときの表情
千歌「お願いルビィちゃぁん…///」
千歌「はぁ…はぁ…チカもう我慢できないよぉ…///」
ルビィ「ふぅん…」
ルビィ「そんなに欲しいならおねだりしなきゃね?」
千歌「うぅ…///」
千歌「お願いします…大きくて硬いルビィちゃんのそれを…チカにください…///」
ルビィ「ふふふ、いいよ 好きなだけしゃぶりなよ」
ルビィ「欲望に身を任せる千歌ちゃんの顔、見せて♡」
千歌「んっ…じゅるるっ…じゅぷっれろっ…///」
千歌「うんっ、あむっ、んっぐぽっ…おいしいぃ…///」
ルビィ「ふふふ、必死にしゃぶりついちゃって…」
千歌「花丸ちゃんのもっ…ちょうだいっ…///」
ルビィ「千歌ちゃんは欲しがりさんだね…♡」
花丸「いやずら…このアイスはマルのずら」ペロペロ
千歌「えー」
花丸「というか、千歌ちゃん顔真っ赤だよ?お風呂から上がった方がいいんじゃないの?」
千歌「アイス食べたらだいぶ涼しくなったからもうちょっと入る」
ルビィ「あと少しで完成だから待っててね」
ルビィ「あっ、ちゃんと歌ってよ」
千歌「わっしょい ときめきオーライ♪」
ルビィ「鞠莉ちゃん!」
鞠莉「あら、何か用かしら?」
ルビィ「鞠莉ちゃんの1番好きなものってなに?
鞠莉「私の好きなもの…」
鞠莉「おっぱいよ」
花丸「えっ…学園の生徒たちとかじゃなくて?」
鞠莉「おっぱいよ」
材料6:おっぱい
ルビィ「おじゃましま~す」ちゃぽん
花丸「ふぅ~温まるずらぁ~」
千歌「あれれ、2人も入るんだ」
ルビィ「うん、ルビィの好きなものは花丸ちゃんで」
花丸「マルの好きなものはルビィちゃんだからね」
千歌「へぇー」
花丸「これで合計6つのおっぱいが入ることになるから鞠莉ちゃんも満足するでしょ」
ルビィ「ルビィのおっぱいちっちゃいけどいいのかな…」
花丸「マルはちっちゃいおっぱいも好きずら」
材料7:黒澤ルビィ
材料8:国木田花丸
ルビィ「お姉ちゃんやっほー!」
千歌「おじゃましてまーす!」
花丸「ずら」
ダイヤ「ああ…いらっしゃい 何故お風呂に…」
ダイヤ「で、ルビィ 今日の晩御飯は? もうお腹ペコペコですわ!」
花丸「そういえば晩御飯作ってるんだった」
ルビィ「えへへ…今目の前にあるのがAqours鍋だよ!召し上がれ!」
ダイヤ「??????」
花丸「でしょうね」
千歌「おいしいよ~?召し上がれ! 」
ダイヤ「えっ…それはどういう意味で…///」
千歌「3人のダシがいっぱい出てるよ」
ダイヤ「ふむ…///」
ダイヤ(お湯がちょっと黄色いのはもしかして…///)
結局、このお湯でお茶漬けを作って食べました。
ダイヤさんは大変まんぞくしたようです。
おわり。
良かった
掲載元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1480334400/
Entry ⇒ 2019.07.25 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
梨子「わぁ、見て、よっちゃん」
ヨハネ「ホントだ」
梨子「知ってる? 三毛猫ってメスしかいないんだって」
ヨハネ「へぇ、じゃああの子たちもレズなのね」
梨子「かわいい」
ヨハネ「邪魔しちゃ悪いから行きましょ」
梨子「うん」
テクテク
ヨハネ「そういえば、リリーはどうしてレズなの?」
梨子「それは当然、よっちゃんと結婚するためにレズとして生まれたからだと思う」
ヨハネ「じゃあヨハネがレズなのも、リリーと結婚するためってことね」
梨子「こういうのを運命って言うんだね」
ヨハネ「初めて会った時を思い出すわ」
梨子「あの時はびっくりしたもん。しゃべるクワガタを連れて商店街を歩く女の子がいたんだもん」
ヨハネ「このあたりの人はヨハネが堕天使ってこと知ってるけど、リリーは転校してきたばかりだったものね」
ヨハネ「あの日リリーは絵のお店がわかんなくて困ってたのよね」
梨子「そう、それでよっちゃんに案内してもらって」
ヨハネ「懐かしいわね、実際はほんのちょっと前のことなのに」
梨子「あれからいろいろあったもんね」
ヨハネ「リリーがAqoursに誘ってくれたから、毎日退屈知らずよ」
ヨハネ「リリーに会ってから、不幸もあんまり無くなったし」
梨子「私も、よっちゃんと会えて世界が変わった気がする」
梨子「もっと鮮やかな絵が描けるようになったし、もっと豊かな曲が作れるようになった」
梨子「私とってよっちゃんは、世界を広げてくれた天使なんだよ」
ヨハネ「ふふ、堕天使と共に歩む道は険しいわよ?」
梨子「よっちゃんとならどこにだって行けるよ」
ヨハネ「リリーっ!」ギュッ
梨子「よっちゃんっ!」ギュー
ヨハネ「あっ」
梨子「もう、ムードが」
ヨハネ「だって」
梨子「じゃあ、おやつ食べに行こっか」
ヨハネ「ならサ店に行くぜ」
梨子「ああ、だから今日はシルバーのブレスしてるんだ」
ヨハネ「いや、これは偶然」
カランコロン
店員「ラッシャッセー」
ヨハネ「あっ、見て、リリー」
梨子「なぁに?」
ヨハネ「猛禽類の剥製がいるわ! カッコイイ!」
梨子「なんだろう、ワシかな? タカかな?」
マスター「それはイヌワシさ」
ヨハネ「ドッグイーグルだって」
梨子「たぶんそんな英名じゃないと思う」
梨子「あ、これおいしそう」
ヨハネ「じゃあヨハネはこれで決まり!」
梨子「すいませーん」
店員「はい、ご注文を承ります」
ヨハネ「イチゴムースとセイロン」
梨子「ブルーベリータルトとオリジナルブレンドを」
店員「はい、かしこまりました。少々お待ちください」
梨子「よっちゃんはまだコーヒーダメなんだ」
ヨハネ「ダメね」
店員「ラッシャッセー」
DQN1「でさぁ、そしたら吉田の奴ってば、泣きながら逃げて行きやがんのwwww」
DQN2「ヒヒャヒャッwwwww」
DQN3「今度は俺らにも見せろよwwww」
梨子(うわぁ……ガラの悪いのが来ちゃった……)
ヨハネ「まだかなー」ユラユラ
梨子「よっちゃん、行儀悪いよ」
ヨハネ「わぁい!」
店員「ごゆっくりどうぞ」
DQN2「あ、こっち注文!」
店員「はい」
梨子「なんだか雰囲気悪くなっちゃったね」ヒソヒソ
ヨハネ「そう? 有象無象なんていてもいなくてもいっしょよ」
梨子「そうかなぁ」
ヨハネ「それより食べましょ!」
ヨハネ「絶妙なとこを攻めてるわ。お見事」モグモグ
梨子「このお店なら、みんなにもオススメできるね」
ヨハネ「うん」
DQN2「なぁ、あの2人」ヒソヒソ
DQN1「ああ、いいな」ヒソヒソ
DQN3「どうする?」ヒソヒソ
DQN1「俺が行く」ガタッ
梨子「ひっ」ビクッ
ヨハネ「……」モグモグ
DQN1「どう? 俺らと少し付き合わない?」
梨子「っ……!」
ヨハネ「邪魔」
DQN1「んなこと言うなよ、これも何かの縁ってことでさ」スッ
ヨハネ「リリーに触れるなっ!」ヒュンッ
――シュパッ!
パラパラ……
DQN1「な、何を……」
DQN3「おい、頭!」
DQN1「頭?」ペタペタ
ジョリッ
DQN1「か、刈られてる!? 俺の髪が!」
DQN3「あの女、フォークで刈ったっつーのか!? 今の一瞬で!」
DQN1「テ、テメェ……!」
ヨハネ「人間の男風情が調子に乗るな」ギロリ
ヴォゥンッ!
DQN2「フォークから爪のオーラが!」
DQN3「コイツまさか、噂の堕天使か!?」
DQN2「ヤバイぜ! 逃げるぞ!」ダッ!
DQN3「敵う相手じゃねえ!」ダッ!
DQN1「チッキショウ、覚えてやがれ!」ダッ!
カランコロンカラン――バタン!
マスター「あいつら、カバン忘れてやがる」
マスター「無線飲食で学校と警察に連絡せんとな」
ヨハネ「悪いけど、フォーク替えてくれる?」
マスター「ああ、いいとも」
ヨハネ「床も散らかしちゃったわね」
マスター「気にするな。それより恋人さんを気遣ってやんな。はいフォーク」
梨子「よ、よっちゃん……」ブルブル
ヨハネ「怖かったわねリリー、もう大丈夫よ」ナデナデ
カランコロン
テクテク
梨子「おいしかったね」
ヨハネ「みんなにもオススメしましょ」
ヨハネ「それにしても、まだこの街にノンケがのさばっていたなんて」
梨子「嫌だね、ホント」
ヨハネ「レズに手を出す下劣な男はゲイに掘られればいいのよ」
梨子「女の子は女の子同士がいちばんだもんね」
ヨハネ「とあるレズカップルの活動のおかげで、日本での同性婚が認められたし、iPS細胞の技術で子供だってできる」
ヨハネ「だからこそレズビアンを汚そうとする愚か者の罪は重い」
梨子「ラブライブだってそういう人に利用されないように、スクールアイドルはレズじゃなきゃいけない決まりだもん」
ヨハネ「尊重という言葉を知らないのよ、バカは」
梨子「まだ難しいね、人が次のステージに進化するのは」
ヨハネ「開拓はいつだって困難よ」
ヨハネ「だけど私たちのようにフロンティアスピリッツを持った存在がいる限り、必ず理想は結実するわ」
ヨハネ「あっ、ねぇ、リリー」
梨子「なぁに?」
三毛猫1「ミー」
三毛猫2「ニャウー」
ヨハネ「さっきのカップルよ」
梨子「ふふ、似た者同士引き合ってるのかな?」ナデナデ
三毛猫1「ゴロゴロ」
ヨハネ「アンタたちも立派にレズビアンロードを進みなさいよ」ナデナデ
三毛猫2「ミャオーゥ」
三毛猫1「ミー」ペロペロ
三毛猫2「ニャオゥ」ペロペロ
梨子「あ、舐め合いはじめちゃった」
ヨハネ「見せつけてくれるじゃない」
ヨハネ「そうね」ギュー
梨子「よっちゃん ♡ 」
ヨハネ「リリー ♡ 」
チュッ
梨子「すき ♡ 」
ヨハネ「だいすき ♡ 」
ギュー
三毛猫s「ミャー」
THE END
よしりこ尊い
掲載元:http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487336276/
Entry ⇒ 2019.07.07 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
真姫「やっぱり私は希が苦手」
真姫「おはよう」
希「あら?真姫ちゃんだけ?」
真姫「ええ、そうね」
希「そっか、真姫ちゃんが一番乗りやったんか。張り切ってるなあ」クスクス
真姫「べ…別にそういうわけじゃないわ!」
希「そうなん?」
真姫「今日はたまたま早く目が覚めただけよ!」
希「まあ、真姫ちゃんはそういうところがかわいいんやけど」
真姫「は…はあ!?」
希「本当、真姫ちゃんは素直じゃないなあ」クスクス
真姫「い…意味わかんない!!」
真姫(どうにも私の考えてることを見透かしてるというか…)
真姫(今日の練習だって、私がセンターの曲を中心にやるからちょっと張り切って早く来たのに…)
真姫(それを分かっててか知らないけど、こういう風にからかってきたり…困った人よね…)
真姫「べ…別にそういうわけじゃ…」
希「ああ…ウチは真姫ちゃんに嫌われてしもうたんや…」シクシク
真姫「は…はぁ!?」
希「だって、ウチの事睨みつけてるんやもん…」
真姫「そ…そんな事無いし…」
真姫(私が今スクールアイドルをやっているのもあなたが背中を押してくれたからっていうわけでもあるし)
真姫(ずっとμ’sの事を陰で支えてきてくれたんだもの…嫌いになる理由がないわ)
真姫(でも…)
真姫(わ…私の胸をもんだり……///)
真姫(私や私達の事を心配してくれているのは分かるんだけど)
真姫(どうにも、つかみどころがないというか…その…)
真姫(一言でいえば…変よね…この人…)
真姫「どこに行ったの…ってまさか」
希「あら、見つかってしもうた」
真姫「…一応聞くけど、私の後ろで何をしているの?」
真姫「ま…また、私の胸を触ろうとしたでしょ…」
希「だって、真姫ちゃんったら考え事しててウチに構ってくれないんやもん」
真姫「構ってって…子どもじゃないんだから…」
希「えー」
真姫(本当、頼りになるんだか、ならないんだか分からない人…)
真姫「そうね」
真姫「希はどうしてこんなに早く来たのよ」
希「ウチ?」
真姫「希こそ、練習張り切ってるんじゃないの?」フフン
希「ウチは最後にμ’sに入ったから、頑張らないといけんし」
希「えりちみたいに、最初からダンスができるような人でも無いから、少しでも努力してみんなに追いつかんとね」
真姫(こういう時だけ真面目になって…ズルいわ…)
真姫「せ…先輩…!?」
希「ウチは、スクールアイドルとしてはまだまだひよっこやし」
希「ここは、歌も上手で作曲もできて、かわいい真姫ちゃんにご教授頂かんと」
真姫「そ…そう…?」
希「よっ、真姫ちゃんせんせーい」
真姫「ま…まあ、気になる事があれば何でも聞けばいいわ」フフン
真姫「なんでもいいわよ」
希「真姫ちゃんは、やっぱり…」
希「ウチの事苦手やったりする?」
希「ほ…ほら、にこっちともえりちとも仲ええやん?」
真姫「べ…別に…」
希「だって、にこっちとはいつも一緒やし、楽しそうやん」
真姫「別に、にこちゃんは…勝手に突っかかってこられて困ってるのよ」
真姫「でも…まあ…嫌じゃないけど…」ボソボソ
希「何が?」
真姫「にこちゃんと一緒にいるのも悪くないって言ったの!!」
真姫「絵里は…その…μ’sに入る前に色々言っちゃったし…」
真姫「だから…本当は謝らないとって思ってて…でもその機会もないし…」
真姫「色々タイミングを計ろうとしてるというか…その…上手くいかなくて…」
希「じゃあ、えりちとはもっと仲良くなりたいって事なんや」
真姫「ええ…まあ…そうね…」
真姫「…本当あなたって良く分からない人ね」
真姫「お得意の占いで、私の気持ちなんて分かるでしょ?」
希「あはは…ウチの占いはあくまでも占いやから、真姫ちゃんの気持ちは分からんよ」
真姫「わ…私は…その…」
真姫「希には…感謝してるんだから…」
真姫「希がいなければ、スクールアイドルをやってる私はいないわけだし」
真姫「合宿の時だって、その…みんなと仲良くなれるようにしてくれたし…」
真姫「他にも色々お世話になったし、もしかしたら気が付いてない所でだって…あるかもしれないし…」
真姫「その…ありがとう…///」
希「ま…真姫ちゃん…///」
真姫「べ…別に…///」
真姫「で…でも、苦手ってところは間違えじゃないわ…」
希「?」
真姫「そ…その…私の事をからかったりセクハラしたりするじゃない…///」
希「…」
真姫「な…なによ…」
希「素直になった真姫ちゃんはかわいいなって」
希「ねー、にこっち、えりち」
真姫「なっ」
絵里「もう、そんな事なんて気にしなくていいのに」
真姫「ななっ…///」
真姫「ど…どういうことなの…?」
希「その前に、真姫ちゃんの本音を二人が聞きたかったんやって」
真姫「その為に…こんな事を…」
絵里「回りくどい事をしてごめんね。一応聞いておきたかったの」
絵里「私達と真姫は学年も離れてるし、そういうところは大丈夫かなって思ってね」
にこ「真姫ちゃんは偉そうだけど、一年生だし」
希「まあ、ウチも気になってたしなあ…真姫ちゃんの本音を」アハハ
真姫(私も、ユニットの事……一人だけ学年が違うし、ちょっと心配だったの…)
真姫(二人が私で良いのかどうか…)
希「?」
真姫(はぁ…この人は本当に…)
真姫(やっぱり私は、希の事が…苦手だわ)フフッ
おわり
絵里「今日は、ありがとう。希」
希「別にええよ」
にこ「今日は良いものを見られたし面白かったわよ」
希「まあ、素直になった真姫ちゃんはかわいいからなあ」
にこ「なにいってんのよ。希の事に決まってるじゃない」
絵里「真姫にありがとうって言われたとき、本当に照れててかわいかったわよ」クスクス
希「なっ…///」
にこ「希もこう見えて素直じゃないというか」
絵里「ねえ。真姫に劣らずかわいいわよね」
希「も…もう!二人とも!!」
希「はぁ…今日はもうどうなってるんよ…///」
おわり
いいな
イチャイチャとはほど遠いけど、波長が合うもの同士でお互いのことをなんだかんだ理解してるのが良いと思う(自分の勝手な妄想)
のぞまきの関係好き
掲載元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1493556670/l50
Entry ⇒ 2019.06.05 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
【FGO】ぐだお「マシュをデートにでも誘おうかなー……」
人を選ぶ内容ではあるとおもう
30レスぐらい
ぐだお(人理焼却は防げたけど、今日も今日とて微弱な特異点もどきの修正!)
ぐだお(でも、みんなや……大好きな後輩が、マシュ居るから、頑張ろうって思える)
ぐだお(……世界も元に戻ったし、もう少しおちついたらマシュをデートにでも誘おうかな)
.
ぐだお「ふぅー、ただいまー」
マシュ「あ、先輩。レイシフトお疲れ様でした!今回は北米で、大変でしたね……」
ぐだお「微弱な歪みが東西それぞれの海岸に出るとは……慣れたとはいえ足腰がキツいや」
マシュ「一度、カルデアに戻って再出発すればよかったと思いますが」
ぐだお「レイシフトの回数が少ないに越したことはないよ。マシュも、サポートありがと」
マシュ「いえ!お役に立てたのなら光栄です!でも、もう少しご自分の体をいたわってくださいね」
ぐだお「ん、そうするよ。……ところでマシュ」
マシュ「はい?なんでしょう」
ぐだお「ちょっぴり、なんだか、なんとなーくだけど、……嬉しそう?」
マシュ「あ!いえ、その!……わ、わかりますか?」
ぐだお「うん。何かいいことでもあった?」
マシュ「はい!……そうですね。尊敬すべき先輩にはやはり迅速にお伝えすべきですね」
ぐだお「ん、どうしたの改まって。なんか、よっぽど重大なこと?」
マシュ「はい。実は……以前よりとある男性スタッフの方と親しくさせていただいたのですが」
ぐだお「ふむふむ」
マシュ「この度、恋人としてお付き合いすることになりました!」
ぐだお「……………………………………………………へ、ぇー、ほぉー!お、めでとう!」
マシュ「ありがとうございます!」
ぐだお「はっはっは。これはスタッフだけじゃなくサーヴァントの皆にも祝ってもらわないとな!」
マシュ「せ、先輩そこまで大事にしなくても……!」
ぐだお「はっはっは。よーし、皆に知らせに行っちゃうぞー」
マシュ「あ、待って先輩」
ぐだお(速やかに管制室を出る)
ぐだお(速やかに自室に向かう)
ぐだお(速やかに令呪3画で清姫、頼光、静謐をそれぞれ部屋の外に出す)
ぐだお(速やかに部屋の鍵を閉める)
ぐだお(速やかに部屋のトイレの便器へと顔を向ける)
ぐだお「ヴォォオ"オッ、エ"ェッエ"ェッ、ッェゲェエォッ……ッハゥ……ヴェエ"エ"エ"……ッエ"」
ダ・ヴィンチちゃん「ん、どうしたんだい3人とも。てっきりマスターの部屋に居るとでも思ったのだけれど」
清姫「いえ、その……」
頼光「部屋を追い出されてしまいました」
静謐「有無を言わさず、令呪を使って……」
ダ・ヴィンチちゃん「ふむ。本来の聖杯戦争のそれと比べて効果が薄いとはいえ、カルデア製の令呪でもそれぐらいはできるのか……しかしなんでまた?」
清姫「どうにも鬼気迫る表情で部屋に入ってきたものですから」
頼光「いかに母と言えど問い詰めること敵わぬ様子でした」
静謐「強引に令呪を使われるのも、ちょっとだけ悪くないと思いました」
ダ・ヴィンチちゃん「事情も知らせずとは、彼にしては珍しいね」
頼光「確か先ほどまでレイシフトをしていたように存じますが、その折に何かありましたか?」
ダ・ヴィンチちゃん「いや、こちらから観測していたけれど、いつも通りの微弱な特異点予備軍を修正して終わりだったよ。マシュが労いに行ってたはずだけど」
マシュ「あの!すいません!先輩がこちらに来ませんでしたか!?」
ダ・ヴィンチちゃん「おや、マシュ。慌ててどうしたんだい?」
マシュ「いえ、その……」
清姫「マシュさん」
マシュ「は、はい」
清姫「私の前で嘘はよくありません。ましてや安珍様に関して誤魔化すことも許されません」
静謐「何か、その、マスターとあったのですか?」
マシュ「……そのー、先輩が、私が恋人が出来たことを」
清姫「安珍様とマシュさんが恋仲に!?」チャキ
頼光「!?」チャキ
静謐「!?」チャキ
ダ・ヴィンチちゃん「ステイ!3人ともステイ!マシュ、ちゃんと詳しく!ちょっと聞き間違えてるみたいだから!」
マシュ「お三方が先輩を大事に思っているのは分かっていますので武器をお納めください!」
マシュ「その…………私が、男性スタッフの方と恋仲になったのを先輩にお伝えしたら、皆さんに言って回る、と駆けて出て行って」
ダ・ヴィンチちゃん「あー」
清姫「えぇ……」
頼光「ほう」
静謐「はぁ……」
マシュ「あの、……みなさん」
ダ・ヴィンチちゃん「あ、おめでとう」
清姫「……おめ、でとうございます」
頼光「……おめでとうござい、ます」
静謐「……おめでとう、ございます」
マシュ「ありがとうございます!……しかし先輩はこっちには来てないみたいですね」
ダ・ヴィンチちゃん「あー、そうだね」
清姫「そうですね」
頼光「ええ、確かに」
静謐「こちらには来ていません」
マシュ「ほかの英霊の皆さんのところに行ったのでしょうか?」
ダ・ヴィンチちゃん「気になるなら、行ってみれば?」
マシュ「はい。変なテンションの先輩があることないこと言いふらしては困るので!行ってきます!」
ダ・ヴィンチちゃん「……」
清姫「……」
頼光「……」
静謐「……」
ダ・ヴィンチちゃん「……君たちに聞くのもなんだけど、どうすればいいと思う?」
清姫「えーっと、すいません、先ほど何となくでリアクションしてしまったので分かりません」
頼光「行って抱きしめます」
静謐「今は静観が吉かと」
ぐだお「おー、ダ・ヴィンチちゃん、とみんなも居るかー。さっきのレイシフトの報告に来たよー」
ダ・ヴィンチちゃん「あ、ぐだおくん。……あー、」
ぐだお「あれ?何々?何か話してた?」
ダ・ヴィンチちゃん(口元がちょっぴり汚れて、ちょっぴり異臭が、目元もなんだか……)
頼光「……」(手ぬぐいを取り出す)
ぐだお「ん、何?」
頼光「ごしごし」(手ぬぐいでぐだおの顔を拭く)
ぐだお「う、わわわ!?」
頼光「失礼。気になったもので」
ぐだお「な、何が?」
ダ・ヴィンチちゃん(珍しいナイスフォロー)
頼光(思い出しました。男の子は強がりたいものですから、何も聞かないのが一番かと)
清姫(なるほど。勉強になります)
静謐(あとでその手ぬぐい貰えますか?)
頼光(だめです)
ぐだお「さっきから目線を交わしあってみんなどうしたの?」
ダ・ヴィンチちゃん「何でもないよ。それより、報告を受けようか――」
アンデルセン「――それからの話をしよう」
アンデルセン「マスターと入れ違いにサーヴァントたちの部屋を回ったマシュ・キリエライトは」
アンデルセン「相手によって濁したり、濁しきれなかったりしたことにより」
アンデルセン「マスターではない、カルデアの男性スタッフとくっついた、という事実が多少の尾ひれがつきつつも広まった」
黒髭「マスター!マスター!こないだのパイケットでゲットした新作を一緒に――」
黒髭「マスター……?」
ぐだお「……」
黒髭「し、しんでる……!」
ぐだお「ん、生きてるよ」
黒髭「いや、でもその、顔。まるで死人でござるよ」
ぐだお「あー、そう?んー、そうか。ダメだなぁ」
黒髭「……マスター。正直に言うでござるよ」
ぐだお「何を?」
黒髭「他の誰ぞが考えても口にしなかったけれど拙者だから言っちゃう」
黒髭「――――NTRじゃね?」
ぐだお「……」プルプルプルプル
黒髭「マスター?」
ぐだお「ゥオ"ロッババッババッバァァッァボボボボォォォォォォ!!!」
黒髭「マスターの口から虹色の噴水が!?」
エミヤ「何をやっている!?ええい、せっかく粥が食べられるようになったというのに……!!」
黒髭「あれ?なにこれ、拙者ヤバいことしちゃった!?」
エミヤ「ここしばらく、飯が一切喉を通らなくなっていたのだ!白湯から始めてジュースやスープを経てようやく粥に来れたというのに!」
黒髭「オウフ。それは申し訳ないことを」
エミヤ「しかもマシュの前では普通に食事をとるふりをして無理に食べるから、マシュが去った後はレインボーマーライオンだ」
黒髭「まじですまんかった」
ぐだお「ォボォォォボォーボォボゥゥゥボオオオオーーボボボォ―ボーブォ……」
黒髭「ボボボーボ?」
ぐだお「ボーボボ」
黒髭「意外と大丈夫な気がする」
エミヤ「マスターで遊ぶな!!」
ぐだお「なんとか落ち着いた」
エミヤ「味と固形感を極限に薄めた栄養満点野菜ジュースだ。折りを見て飲むがいい」
ぐだお「わかった、ありがと」
黒髭「うん、言い方が悪かったよ拙者。でもそうじゃん、マスターはマシュっちと仲良かったじゃんめっちゃ」
黒髭「それが?気づけば?名前表記もされていない一般男性スタッフ職員と?いやー、コレは混沌・悪の匂いがしますわ」
エミヤ「それはなんだ、自身の暗躍を示唆しているのか?」
黒髭「いや確かに拙者は混沌悪だけど、違う違う。こうニュアンス的な意味でね?薄い本に出てきそうな薬か、魔術か、使ったんじゃないのか?ってこと!」
ぐだお「……それで、心とか、支配されて、ってことか?」
黒髭「いやー、3次のノマカプってただのリア充だから普段なら気にしないんですけどね?流石に今回の件は拙者おかしいと思うでござる」
エミヤ「ふむ。確かにマスターとマシュは人理修復をともにし、かつての戦闘でも現在のサポートでも類を見ない信頼関係を結んでいるのが見て取れる」
黒髭「ともすれば、もうこれはルート確定っしょ!?好感度マックスで選択肢間違えたとも思えない、ねぇ!?エロゲの主人公さん!」
エミヤ「君が何を言っているのかさっぱりだが、客観的に見て俺も二人はくっつくもんだと思っていだけど……」
黒髭「どんでん返しのちゃぶ台返し案件に拙者激おこ!期待したファンの皆様を裏切る行為ですよこれは!」
黒髭「と、いうわけで候補としては、Pか金ぴかの秘薬あたりが怪しいと踏んでいるのですけれども」
ぐだお「いや、でもさ。別に、普通だったんだよ、マシュ」
エミヤ「ほう。正気を失ったり、あるいは強引な手段で屈服させられてるような気配は無かった、と」
黒髭「おや、エミヤ氏も案外そういう話題に理解があるタイプ?」
エミヤ「唐突な女性の心変わりには、何者かの暗躍ぐらい予想するだろう。
私だって、親しいと思っていた女性に急に剣を向けられた記憶ぐらいある」
黒髭「ほう、それでその時はどうだったんです?」
エミヤ「脱線しかねないから語弊を承知で結果だけ話すと、まぁある種の洗脳に近いようなものだったよ」
ぐだお「あー、やっぱり正義の味方とかしてるとヒロインの悪落ち(オルタ化)とか、あるんだね」
黒髭「定番ですな」
ぐだお「……でも、さっきも言ったけど。マシュは、そういうのじゃないと思う」
エミヤ「根拠を聞こうか」
ぐだお「んー、根拠って言われると、無いかな。強いていうなら直感?」
黒髭「マスターにそんなスキルが。強化クエストで改修受けそうですな」
エミヤ「ふん。まぁ、あれだけマシュと窮地を共にしたマスターなら、その直感も十分な根拠だろうよ」
黒髭「でもでつね、エミヤ氏。だからこそのアレですよ、男女的な意味ではない修羅場をくぐって、男女の仲にならないの」
エミヤ「そこだな。マスターの直感を騙すほどのボロが出ない高等な魔術で操られてると言われた方がまだ信じられる」
ぐだお「……二人とも、今更だけど俺たちの事、そんな風に思ってたんだ」
黒髭「そりゃあねぇ。あんだけアツアツな仲を見せられたら、ねぇ?」
エミヤ「何事に例外はつきものだ。が、キミたちに関しては当てはまらないと思った」
ぐだお「俺自身も、てっきりマシュは俺のこと好きだと、思い込んでたよ……」
黒髭「それだけ聞くと恥ずかしい勘違い男みたいですが、この件だけはたぶんカルデアのサーヴァント皆様同意すると思いますぞ」
エミヤ「少なくとも、私もその一員だ」
黒髭「となると、結局のところ何が原因で振られたんでしょーね」
ぐだお「う、おぉ……」
エミヤ「その話題はまだ早い!」
黒髭「でも、そこまで含めてみんな気になってござるでしょう?
気持ち切り替えるためにも、その辺整理しといた方がいいでござるよ」
エミヤ「確かに、有事の際にこの調子であると我々も困る。だが、もう少しそっとしておくのも……」
ぐだお「いや、いいよエミヤ。大丈夫。うん、いざってときのためにそろそろ俺も気持ち、切り替えたい」
黒髭「おぉ、その意気ですぞマスター。女で痛い目見たときは、愚痴って見切りつけてとっとと次の航海に行くが吉ってもんだぜぃ?」
エミヤ「割り切った英雄の考え方だがね。マスターぐらいの性根なら、そういう方針の方が合っているのかもな
ぐだお「で、俺の何が悪かったんだろ……」
黒髭「そうですねぁ、ぶっちゃけ見当もつかないので無難そうな原因からも一通り検証するでござる?」
エミヤ「ありえないと思っている簡単な理由からも、糸口が見つかるかもしれないからな」
ぐだお「じゃあ……まずは、顔?」
黒髭「マスターの顔は少なく見積もっても平均以上、海賊連中の相手だって十分務まるレベルですぞ」
エミヤ「荒くれなりの妙な価値観が混じっている気もするが
……そもそも、美酷以前に、マシュが外見でいの一番に判断するような女性に見えるかね?」
ぐだお「まぁ、流石の流石にそこは無い、のかな。――あ、いや、まってそういった先入観で俺は悲しんだばかりだったんだ。
なぁ、ひょっとして皆気遣ってるだけで、実は俺、外見で判断しないマシュでも拒否する人類悪レベルのAPP0だったりしない?
ねぇ正直に教えて」
エミヤ「不信になっている……が、そこは保証しよう。その段階からの疑心暗鬼だと、この先が心配だが」
黒髭「サクサク行きますぞ、次はそうですなぁ、……お金、財産関係?」
エミヤ「……ふむ、マスター。ちなみに今まで使ったQPの額を覚えているかね?」
ぐだお「おっと、なんか別方面で心が痛みだしたぞ。1QPって日本円に換算するといくらなんだろうね」
エミヤ「量子の欠片なんて、本来通常の手段でなら一般人は僅かでも手に入らないものだからな」
黒髭「少なくとも1QPは1ジンバブエドル以上はありますな」
エミヤ「ジンバブエドル、むしろ今ではお土産になっていてちょっぴり価値があるぞ。
ああ、QPを一般的な貨幣から換算しようとすれば、換金手数料が大幅に上乗せされるだろうよ」
黒髭「めんどくさいのでこの際、マスターの国の"円"でレートは1:1考えましょう」
ぐだお「え、算出するの?」
エミヤ「……主な使い道は霊基の各種操作だろうから、ダ・ヴィンチに問い合わせれば工房の記録から逆算できそうだが」
ぐだお「怖いからやめよっか」
黒髭「つっても、ぶっちゃけ貯蓄と浪費のバランスはいいと思いますけどね、拙者」
ぐだお「その心は?」
黒髭「蓄えて肥えて死ぬでもなし、浪費して飢えて死ぬでもなし」
エミヤ「強化したいときに素材が足りないと泣く場面に我々も何度も遭遇しているがそれは置いておこう。
つまりは、問題なく資源のやりくりをこなせたからこそ、人理焼却は免れたわけだ」
黒髭「ケチって限定版を買い逃して後悔するでもなし、エロゲ購入しすぎで生活費にまで手を出してもやし三昧するでもなし」
エミヤ「言い方」
ぐだお「つまりお金の使い方に関しては、問題ない、と?」
エミヤ「間違いないだろう。日々の小さな躓きはあれど、大局的に判断を誤る様な真似はしないタイプだ」
エミヤ「では、そうだな。性格……例えば、過度なハラスメントがあったとかはどうだろう」
ぐだお「おぉう。現代日本でも、職場での様々なハラスメントは問題になっています」
黒髭「聖杯から通り一遍の知識は貰ってっけど、現代って生きづらいでつね」
エミヤ「それだけ人権が尊重された時代になった、という事だな。
少なくとも表向きは、肉体や精神を害する行為は、多数派によって駆逐される」
黒髭「と、そういった社会問題は置いておいて。
マスター、えっちなおさわりとかいっぱいしたりした?」
ぐだお「……し、してないよ!」
黒髭「『マシュって安産型だよね!元気な赤ちゃんを産めそう!ゲッヘッヘ』とか言ってない?」
ぐだお「言ってねぇよ!言わねぇよ!むしろそれお前のキャラだろ!」
黒髭「口調乱れるレベル」
エミヤ「マスターの異性への接し方は慎重だからな。
うん、我々のカルデアのマスターが、女性に対し良くない扱いをしたという話は聞かない。
あ、ちなみに女性スタッフの数名からも素直でいい子で弟ができたみたいだと、マスターに対し割と良い評判だ」
黒髭「なんで女性スタッフからの情報がさらっと入ってきてるんですかね。
とはいえ、人間の客観的な意見があるなら大丈夫そうでござるね。
マシュ氏の精神は、少なくとも英雄(こっち)側ではなく一般人よりですしおすし」
ぐだお「……でも、ひょっとすると、俺。マシュを知らないうちに傷つけていた、のかもしれないな」
黒髭「え、心当たりとかあんの?なら先にそれ言えYO!ここまでのやり取り不毛ですやないか」
ぐだお「あ、いやそうじゃなくて。マシュはそれこそ、いい子だからさ。俺が本当に気付かないうちに傷つけてたとしても、
平気な顔して、悟られないようにしてたのかもしれないな、って……」
エミヤ「なるほどな。ひょっとするとその可能性が一番考慮に値するかもしれない」
黒髭「えー、そうはいいますけどね。それ言っちゃうと、もう考えようがないっていうか。
なんでマスターが(告白する前から)振られたのかさっぱりだからこうして話し合っているわけで。
数あるコンタクトの内にピンポイントにアウトな要素が潜んでいたとしたら、それは干し草の中から針を探すようなもので」
ぐだお「あぁ、一体何がマシュを傷つけたんだろうか!?俺の何が悪かったんだろうか!?」
黒髭「これ、袋小路に詰まってません?」
エミヤ「む、だが、地道に探っていくのも道だろう。ある意味、これでスタートラインに立てたのでは?」
アンデルセン「騒々しいな。英雄どもが集まって、見当違いなバカ話に花を咲かせるのは見ものだが」
ぐだお「アンデルセン?なんでここに」
アンデルセン「食堂が込み始めて来たんでな。そこの弓兵を呼びに来こさせられたのだ」
エミヤ「ほう、もうそんな時間か。しかし、マスターをこのまま放置するのもしのびないというか……」
ぐだお「あ、いや。大丈夫。二人と話していて、ちょっと気が楽になったから」
エミヤ「そう、か?あまりそうは見えないが……」
黒髭「とはいえ実際、このままだと話の落としどころも見えませんし、一端切り上げるにはいいタイミングでは?」
ぐだお「ああ、うん。とりあえず今日はここまで。うじうじしてても仕方ないし……ちょっとずつ切り替えていくよ」
エミヤ「では、すまないがこれで失礼する」
黒髭「拙者も、戦利品の検分もまだ済んでませんし。お暇させていただくでござる」
アンデルセン「……………………」
ぐだお「………………」
アンデルセン「まぁ、結局のところ色を好んだ英雄どもに、理解できるはずもない。
愛の有無は置いておいて、どっちも生前、単純に「女」には不自由しなかっただろうからな」
ぐだお「………………アンデルセンは、ひょっとして」
アンデルセン「分かるとも。聞きたいか?刺さって死んでも良いなら教えてやらなくもない」
ぐだお「他に分かる英霊って、居る?」
アンデルセン「さて、どうだろうな。誰も彼もが、気付いたとしても蓋をしている部分の話だ。
俺のような文化系サーヴァントなら、蓋をせず心にとめているかも知れんが」
ぐだお「……教えて、ほしいな」
アンデルセン「知ってどうする?事と次第によっては、原因を排除してもう一度アプローチするのか?」
ぐだお「いや、そうじゃなくて。やっぱ自分で気づけてないことなら、きちんと直視しないといけないのかもしれないかな、って」
アンデルセン「――――ふん。まぁ、そうだな、結論から言えば、その辺だな」
ぐだお「え?」
アンデルセン「マシュが今付き合っているカルデア職員。どんな人間か確認したはずだ。彼への印象はどうだった?」
ぐだお「思ったより普通の人、だったかな。
魔術師じゃなくて、確かエンジニアだったかの技術職で、
カルデアに来る前、日本人も知ってる人の多いそこそこ有名な企業に勤めてたって」
アンデルセン「そしてマシュ・キリエライトは、果たしてマスターのどこに好感を抱き、信頼していたのか」
ぐだお「それは……ちゃんと聞いたことは無かったかな。無害そうだった、とかなんとか……」
アンデルセン「マスターは自身を一般人にカテゴライズされると思っている。このカルデアに居る人間のほとんどもそう思っている」
ぐだお「そうだよ。俺は普通の人間だ。英霊とか、偉業を成した人たちや世界と契約したわけでもないし、魔術師ですらない」
アンデルセン「確かにこのカルデアに来たときはそうだったのだろう。当たり前の人間だ。
21世紀という現代を生きる人間の当然としての倫理観を兼ね備えた、人間らしい人間だった」
ぐだお「だっ、た」
アンデルセン「そしてそんなところに惹かれ、信頼し、盾を構えると決意したのだろう、あの少女は。
人に成るべき少女は、人間らしい人間のサンプルとしてお前を選んだ。
ふん、そこまで無機質なものではない、と言いたいだろうが端的に表せばそういうことだ」
ぐだお「え、でも……だったら」
アンデルセン「だからこそ、だ」
アンデルセン「かつてはそうだった。だが今はどうだ。お前は一般人か?
なんだかんだで世界を救っただのなんだの、何も立場的なものを言っているんじゃない。その精神性の話だ。
悲劇に泣き、喜劇に笑う。悪を憎み、善を成す。
守りたいものがあるから前に進む。
果たしたい約束があるから、屈することをしない。
おおう、そうだな。それはきっとごまんとあふれる人間の見本だ」
ぐだお「だから、それのなにがいけないんだ?」
アンデルセン「誰も良い悪いの話はしていない。
むしろ貴様のような感性を持った男が、カルデアのマスターであったことは人類史にとって幸福であったのだろうよ。
ただ、あの少女が恋する相手としては食い違っただけの話だ。
当たり前の人間。性質を並べればそうだろう。だが、唯一当たり前でない部分があった」
アンデルセン「当たり前で居続けたことだ」
アンデルセン「そうだな、仮に。
人理焼却が解決した今、再び世界が危機に満ちたとしよう。
その時もう一度立ち上がれるか?」
ぐだお「それが、俺にしかできないことなら立ち上がると思うよ」
アンデルセン「即答か。まぁそうだろうな。今だって亜種特異点だのなんだので走り回る日々だ。
次に、もしもその戦いが、別の正義を、あるいは無辜の誰かを傷つけるものだとしたら?
大切なものを守るために、切り捨てなければならない何かがあるとしたら?」
ぐだお「……すごい、迷いながら、それでも、きっと俺は大切なものを、選んでしまうと思う」
アンデルセン「つまりそういうことだ」
アンデルセン「本当に十把一絡げの、普通の人間だったのなら、もっと早くに心が折れて、立ち止まってしまっていただろう。
そんなのはもういやだ、と叫んで諦めてしまっていただろう。
だが、お前は、『当たり前』を保ち続け、壊れることなく、あまつさえさらなる困難においても選択を拒否せず前に進む」
アンデルセン「不変の善性は、普遍ではない」
ぐだお「……」
アンデルセン「マシュの目にもそれが映った。言葉にはしないかもしれんがな。
英雄が世界を救うためのパートナーとしては最高の選択だが、
少女が恋する相手としては選べなかった」
ぐだお「だから、本当に、普通の人に、改めて惹かれた……」
アンデルセン「そもそも、だ。大の英雄どもは総じて少なからず恋愛脳に犯されている!
数々の窮地を共に乗り越えた異性が、必ずくっつくと勘違いしている!
その辺はお前もそうかもしれないが!
もっとシリーズものの洋画でも見てみろ!
死ぬような思いしてラストシーンでキスしたヒロインが続編でとっかわるなぞ、常識だろう!」
ぐだお「いや、それはキャストさんの都合とかじゃないかな?全部がそうでもないし……」
アンデルセン「知っている!だが、所詮はそんなものだ、現実だって。
だからこそ、俺たち作家が飯が食えるのだ。
描かれた物語の上では、苦労したキャラクターはそれなりに報われねばな!」
ぐだお「うーん、そうだよな。そういわれれば、そうだよな。
現実感の無い戦いの日々だったけど、でも、現実だもんな」
アンデルセン「だが、そうだな、一つだけ言っておくと、無理に切り替えようとしたり
忘れようとしたりする必要もない。
だらだらとその感情を引きずりまわって、みっともなく生き長らえろ。
女々しい等と言われるかもしれんが、それはそれ。
せめてそれぐらいは、人間らしくする権利ぐらい、マスターにもあるだろうよ」
ぐだお「アンデルセン……」
アンデルセン「では、俺もそろそろ戻る。あとは好きにするがいい、精々気張れ、少年」
ぐだお「そうか……そうだよな」
ぐだお「まだ……納得いかないというか、もやもやしたものもあるけれど」
ぐだお「いや、別にこのもやもやは吐き気とかじゃなくて」
ぐだお「衝撃的な、事実ではあったけど」
ぐだお「これからも、生きてかなきゃだよな」
アンデルセン「――――それからの話をしよう」
アンデルセン「マシュの恋人は死んだ」
アンデルセン「知っているだろう?2017年の末に起こった惨劇を」
アンデルセン「現実は、やはりそんなものだ」
マシュ「……先輩?どうかされましたか」
ぐだお「いや、まぁ意外と、戦えるものだな、って。異聞帯」
マシュ「……それは、どういう?」
ぐだお「うん、苦しいことの繰り返しだけどさ。諦めそうになったり、死にそうになったりするけど、なんとかなるもんだなって」
マシュ「……そう、ですね。乗り越えた異聞帯の数は3つですが、困難は数え切れないほどでした」
ぐだお「皆の支えがあって、ってのはわかってるけどさ。ああ、でもマシュは、無理しなくていいんだよ」
マシュ「いえ、私は……これ以上、私が大事に思うものを失いたくないので。そして志を同じくする、先輩の隣に立ちたいので」
ぐだお「うん。俺も一緒、だからなんとかしようとしてる。なんとかできてる」
マシュ「すごいですよね、先輩は」
マシュ「――まるで、もう、サーヴァントの皆さんと同じく、英雄のようです」
ぐだお「……そんなんじゃ、ないさ」
ぐだお(マシュの恋人が死んだとき、びっくりするほど何も思わなかった)
ぐだお(やった、ともマシュがかわいそう、とも、どっちも思わなかった)
ぐだお(助けられなかった命そのものは悼みこそすれ、それ以上の感情は湧きおこらなかった)
ぐだお(まだ、俺はマシュの事が好きだ)
ぐだお(でも、マシュはもう俺を好きになることは無いのだろう)
ぐだお(自分でもわかる)
ぐだお(だって、俺はもう、普通の人間じゃなくなっているから)
ぐだお(味方(自分の世界)を守るために、敵(異聞帯)を滅ぼし続ける)
ぐだお(――そんなの、きっと憎まれて、憧れられるだけの英雄のやることだから)
ノッブ「尾張」
月曜あたりにhtml化依頼出しますので、それまでに適当にもらえれば。
ニチアサまで寝ます。
Entry ⇒ 2019.05.28 | Category ⇒ Fate/GrandOrder | Comments (0)
絵里「にこのほっぺをぷにぷにしたいわ」
希「まぁ…?そうなんかなぁ」
絵里「ほら!希は簡単に出来ちゃうからそう思うのよ」
希「えーと、聞いていい?そもそも何が目的なん?」
絵里「目的…私はただ、あの柔らかそうなほっぺを触りたいの。触るっていっても、ただ普通にするんじゃなくて…こう、ぷにぷに」
希(急に何があったんや)
希(語り出したと思ったら次はため息ついて項垂れとるし…情緒不安定?)
絵里「うぅぅっ///、私だってにこと仲良くなりたい!」バタバタ
希(あぁ、これが本音やな)
絵里「みんなずるいわよ!私も……凛みたいに、にこに突っ込まれて叩かれたい!」
希「ちょぉぉい!!声、声っ!違う意味に聞こえる!」
希「わかった、わかったから!えりちは周りが羨ましいんやね?」
絵里「………」コクン
希「でもまぁ、最初に言ってたほっぺぷにぷには簡単に出来るんやない?急に触っても不思議がるだけやと思うし」
絵里「え、ぇぇぇぇぇ!?」
希「」ビクッ
絵里「むむむむ無理よ!!///そんな、無理やり…だなんてっ」カァァ
絵里「そんなぁ……希ぃ…」
希「グチグチ言わんの。はい、明日の朝に決行ね!」
絵里「うぅ…」
~翌日.下駄箱~
希「あ。にこっちおはようさん」
絵里「!お、おはよう…」
にこ「はよー。今日も一緒に来てんのね」
絵里(今日もにこは普段通りのツインテール。前髪がほっぺに少しかかってるくらいで、そのほとんどは外気に晒されてい…)
にこ「???」
絵里「っ!?」
絵里(そんな…!にこの首元に赤いマフラーが…なおかつ寒いせいで、口元まで引き上げられてる)
絵里(そんな…のっ…て)
にこ「えっと、なに?」
希「あー…もうええよ。ごめんなぁ」
絵里「……あっ」
希「えりち。スキンシップは強引にいくもんなんよ」
絵里「で、でも私…今までそんなのした事ないし」
希「今こそその時なんよ!いいから、お昼休みに教室訪ねてやってみ?」
絵里「!?!?せ、せめて部室でさせて…」
絵里「…よし。いま、部室でにこは1人のはず」
絵里「……」スゥハァ
ガラッ
にこ「んー?あ、絵里」
絵里「あ、あら…にこじゃない」
にこ「みんな遅いわねー」
絵里「そう、ね…」
シーン
絵里(っ、もうこの際ヤケよ!!)
ピトッ
にこ「ひゃっ、!!」ビクッ
モミモミ
絵里(にこの、ほっぺって…熱くて、柔らかくて、こんな感じなのね…すべすべなのはきゅうりパックの成果?)
にこ「……めた、」
絵里「へっ?」
にこ「冷たいのよーっ!!///」
にこ「んもう、急に何なのよ!冷たくてびっくりしちゃったじゃない…」
絵里「ごめんなさい…にこ」シュン
にこ「んで?」
絵里「え?」
にこ「絵里ちゃんはぁ、なーんで急にこんなことしたのかなぁ?」 ズイッ
絵里「ーーっ////」
にこ「ん~??」
絵里「にこのほっぺが……柔らかそうだった、から」モゴモゴ
にこ「ふーん。だから触っちゃったんだぁ?」
絵里「わ、悪気はないの!///本当よ!」
にこ「別にー、もうちょっとぐらいなら触らせてあげてもいいけどー?」
絵里「!?」
にこ「まっ、なーんて…」
絵里「じ、じゃあ…!」
にこえり「へっ?」
絵里「良いって言ったから…うぅ…///」
にこ「なによ、そんな風に言われると照れるでしょ…///もう」
絵里「あのね…。私達って、2年間も交流がなかったじゃない」
にこ「まぁ……そうね」
絵里「だから、私…にこと、仲良くなりたくて。でもどういう風に仲良くなればいかわからなかった」
絵里「その時に、凛や花陽、希のスキンシップを思いついたの…」
にこ「あーー…なるほど。いかにも不器用なアンタがしそうな事だわ」
にこ「いいわよ」
絵里「……にこ?」
にこ「だから、絵里が触りたいなら…触ればいいじゃない…///」
絵里「本当に!?」
にこ「にこと仲良くなりたいんでしょ!…それは、私も同じだから」
絵里「……///」
にこ「なに照れてるのよ!!ばーか!///」
にこ「うん…いい、けど」
ポンッ
絵里「……」ナデナデ
にこ「ん…///」
絵里(あれ?にこがこんなに素直な時って、滅多にないんじゃないかしら…)
ギュッ
にこ「へっ!?///」
絵里「にこと仲良くなりたいから……ダメ?」
にこ「ーーっ…///」キュン
絵里「ここはソファなんてないから…私の膝の上に座って?」
にこ(なによ、調子乗っちゃって…これじゃにこが一方的に攻められてるみたいじゃない!むかつく…)
ストン
絵里「ふふっ♪言う事きいてくれて嬉しいわ」
にこ「……絵里」
チュッ
にこ「あれぇ?ほっぺにちゅーは予想外だったぁ?」
絵里「……っ///」カァァ
にこ「照れちゃって、かーわいい♡まだまだウブな絵里ちゃんにはこれで十分ね」
絵里「うぅ……」
にこ「んまぁ、にこのファーストキスは永遠のものだから誰にもあげないのよ」
にこ(くくくっ…絵里ったら顔真っ赤じゃない。動かなくなったし、もう許して…)
グイッ
絵里「……」ペロッ
にこ「っ、///待ちなさ…」
絵里「にこ…」
にこ「ひゃう…っ///」
にこ(耳元で話されたら吐息が耳にかかる…///って、それ以前に絵里は私の耳を舐めたりしてくれてんだけど!)
ペチャ
にこ「ぁ、う…///」
絵里「…っ///」
絵里(にこ、なんて声出すの…?///聞いた私まで恥ずかしくなっちゃったわ…///)
シーン…
にこ(なんで…だろ…)
にこ(絵里の蒼い瞳から目が離せない……///)
絵里(このまま、こうしていられたら…なんて)
絵里(にこの紅い瞳に釘付けになる……///)
絵里(自分でもわからないくらい、自然に……にこのほっぺを両手で挟み込んでいた)
絵里(でもにこは何の抵抗もしない。ただ、私をじっと見つめて…)
絵里(だから私は…、)
にこ「…絵里……///」
絵里「にこ…///」
絵里(友達になる為にこれが必要なのか。何て、もうどうでも良かったの)
絵里(……ただ、この燃えるような熱い気持ちを…)
絵里(この子の魅力的な唇に触れられる…///)ドキドキ
バーンッ
凛「あー!絵里ちゃんとにこちゃんがチューしてるにゃー!」
花陽「りりり凛ちゃん!?///ダメだよぉっ!こっそり見てようって…」
絵里「」
にこ「」
希「あかんわー不純行為やわー認められへんわぁ」
にこ「はぁぁ!?馬鹿じゃないの!?//////」
絵里「だ、だってそうじゃ…」
にこ「あーーもう!!絵里にドキドキした私が馬鹿だったわ!」
絵里「そんな、にこぉ……」ウルウル
にこ「凛も希も、覗いて遊んでんじゃないわよ!」
希「いやー、ちょっと入るタイミング逃してもて…」
凛「絵里ちゃんとにこちゃんチューしたにゃ?したにゃ?」
にこ「うっさい!!///」
凛「ばいばーい!」
花陽「ごめんねにこちゃん…私は……そういうの、イイと思うから///」
にこ「花陽!?」
ガチャッ バタン
にこ「あー…もう。災難だったわね」
絵里「……そうね」シュン
にこ「………」
絵里「……???」
絵里「ーーへっ////」
にこ「…ふん。そんな寂しそうな顔するんじゃないわよ///」
絵里「にこ……良かったの?スクールアイドルのファーストキスは…」
にこ「だから責任取りなさいよ!///わかった?」
絵里「……///」コクン
にこ「……っはぁ…びっくりした…」
絵里「にこ、私ね…」
絵里「卒業まで少ししか時間はないけど…最後まで、あなたとの思い出を作りたいわ」
にこ「…わ、私もよ……///だからこれからも、よろしく」
絵里「えぇ!にこ、よろしくね♡」
にこえりは不滅
にこえりはいいぞ
また書いてくれ
掲載元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1480255540/
Entry ⇒ 2019.05.02 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
英玲奈「コトリのアトリエ?」あんじゅ「十一月」希「二十六日は」ツバサ「いいチームの日?」ことり「いい風呂の日♪」
ツバサ「チームワークよ!」
英玲奈「突然どうした?ツバサ…」
ツバサ「私たちって個々の能力は高いけど、個性はバラバラでしょ?」
あんじゅ「そーね」カミノケクルクル
ツバサ「だからこそ!私たちに必要なのはチームワークだと思うの!」
英玲奈「それはもっともだが…現状、我々にそれが欠けているようには感じない」
あんじゅ「そうよね。私たちって仲良しだから♪」
ツバサ「確かに私たちは仲良しだけど…それだけで満足していてもいいのかしら?」
えれあん「えっ」
あんじゅ「何がいけないっていうのよ?」
ツバサ「ただの仲良しとチームワークは別物よ。そう思わない?」
あんじゅ「もっともらしいこと言っちゃって…」
英玲奈「まあ、確かに…スポーツなどでも馴れ合いのチームが良い結果を出せないことはあるようだが」
あんじゅ「じゃあ、ツバサは具体的にどうしたいのよ?…まさか、距離を置こうとか言うつもり?」
ツバサ「いいえ。むしろ逆…ただの仲良しを超えて、私たちが本当の一体感の境地に達するためには…」
英玲奈「どうする気だ?ツバサ」
ツバサ「合宿よ!」
あんじゅ「アメリカ、メキシコ」
ツバサ「それは合衆国」
英玲奈「メキシコといえばグアダルーペの聖母だな」
ツバサ「それは褐色」
あんじゅ「三人でメキシコへ行くの?」
ツバサ「違うわよ。…いや行ってみたいとは思うけど、海外旅行じゃなくて合宿よ。合宿!」
あんじゅ「それはわかったけど、どこへ行くつもりなのよ?」
英玲奈「今年のGWは短いぞ。あまり遠出をするのは難しいと思うが」
ツバサ「ただの旅行じゃないんだから、遠くへ行くだけが合宿じゃないわ。三人で泊まれば、どこでも合宿はできる」
希「いや、そんなこと急に言われても…」
あんじゅ「ほら。だから言ったのに」
英玲奈「やはりダメか…」
希「別に、ダメってことないけど…狭いし、大したおもてなしもできないよ?」
ツバサ「大丈夫よ!ちゃんと自腹で自炊するから♪」
英玲奈「いいのか…?」
希「うん。まあ…他ならぬあんじゅの頼みやし」
あんじゅ「ごめんね希ちゃん。迷惑かけるけど…」
希「アハハ…まあ、お手柔らかに」
【音ノ木坂・コトリのアトリエ】
ことり「できた!初夏の香りの、新しい温泉の素♪」
ことり「早く誰かに試してもらいたいなー♪」
ことり(穂乃果ちゃんちに行こっと♪)
【穂むら】
ツバサ「おやつは一人三百円までよ!」
穂乃果「えーと…遠足とかに持って行くんですか?」
英玲奈「遠足ではない。がっs」
ツバサ「しーっ。それは私たちだけの秘密よ!」
穂乃果(がっし?…すごくお腹が空いてるのかな?)
あんじゅ「水ようかんって、もうある?」
穂乃果「うん。あるよ」
あんじゅ「じゃあそれを三種類と…あと、今日食べる分ね」
穂乃果「これなんてどうかな?ちょうど季節だし…柏餅♪」
英玲奈「良いな。一つ貰おうか」
穂乃果「こっちの緑色のは、よもぎ団子みたいな生地です。白いのが普通のおだんご」
ツバサ「おだんご?」
穂乃果「柏餅にお餅を使うと葉っぱがくっついちゃって、きれいに剥がれなくなったりするので…おだんごみたいな生地になってるんです」
えれツバ「へー」
穂乃果「いらっしゃいませー♪…あ、ことりちゃん!」
えれあんツバ「!」
ことり「こんにちは。穂乃果ちゃ…ん?」
【東條家】
ツバサ「穂むらの常連さんが温泉の素をくれたわ♪」
あんじゅ「早速今夜使ってみましょ♪」
英玲奈「というわけでお風呂を借りたいのだが…」
希「う、うん。いいけど…」
ツバサ「私たち、後でいいからね」
英玲奈「一人ずつ順番に入るのか?」
あんじゅ「それじゃ遅くなっちゃうわよ。ツバサは英玲奈と二人で入って」
ツバサ「あんじゅはどうするの?」
あんじゅ「もちろん、私は希ちゃんと一緒♪」
希「え!?」
ツバサ「ちょ、ちょっと待って。チームワークを高めるための合宿よ。私たちは三人で入りましょうよ!」
希「三人は…さすがに狭すぎるんやないかな?」
英玲奈「私はツバサと二人きりでも構わないが」ポ
あんじゅ「なんでちょっと赤くなってるのよ…」クス
ツバサ「じゃあ、今日は英玲奈と私ね。明日は組み合わせを変えるからね!」
希「えぇ…」
あんじゅ「いや、いつまで泊まるつもりなのよ?」
英玲奈「ずっと同じ場所でいいのか?」
ツバサ「あ…そうね。じゃあ、ここに泊めてもらうのは今夜だけにしましょ」
シュシュシュ ピーッ
希「とりあえずウチはお茶いれるね」
英玲奈「お構いなく」
あんじゅ(まだ何も合宿っぽいことしてないような気がするけど…いいのかしら?)
希(穂乃果ちゃん達と同じ場所で練習か…穂乃果ちゃん達は朝見かけたけど、今は来てないみたいや)
英玲奈「しかし、私たちがこんな場所に居て大丈夫だろうか?」
あんじゅ「大丈夫じゃない?まさかこんなところに居るなんて誰も予想できないわよ♪」
ことり「フフフ…」
えれあんツバ「えっ」
英玲奈「君は穂むらにいた…」
ツバサ「温泉の素をくれた人ね」
ことり「南ことりです♪」
希「南さん…どうしたん?」
ことり「有名になりすぎて、どこへ行っても人だかりが…そんな“有名税”でお困りのあなたに♪」
ツバサ「はあ」
ことり「困ったときはコレ!素早く変装して別人になりきりましょう♪」
あんじゅ「それ…ガチャのカプセル?」
英玲奈「何も入っていないようだが…」
ことり「これを、こうして…ワターシハ、通りすがりの外国人デース♪」
ツバサ「…いや、全然変装できてないわよね?」
あんじゅ「完全に日本語だし…」
ことり「勢いで押し切って、あとは逃げるが勝ちです♪」
英玲奈「結局逃げるのか…」
ことり「これを持っていれば安心ですよ。皆さんもどうぞ♪」
ツバサ「ありがと…(空のカプセルをもらったわ)」
ことり「はい、副会長さんにも♪」
希「いや、ウチは別にいらないんやけど…」
ことのぞ「…」
ゴソゴソ…サッ カポッ
ことり「温泉の素もサービスです♪」
希(カプセルに温泉の素を入れてくれた…)
ツバサ「とりあえず練習を再開しましょうか…」
あんじゅ(空のカプセルが役に立つとも思えないけど…それから練習が終わるまで、不思議と誰にも声をかけられなかったわ)
あんじゅ「できたわよ」
希「ご家庭でメキシコの味!本格タコスや♪」
ツバサ「やっぱりメキシコなのね…」
英玲奈「この黄色いコーンフラワーのトルティーヤが決め手だな」
あんじゅ「結構苦労したのよ…専用の道具もないし」
ツバサ「道具って…?」
希「トルティーヤ専用のコーンフラワーは小麦粉と違って、普通の麺棒なんかじゃ生地をうまく伸ばせないんよ」
あんじゅ「まあ、とにかく食べましょ」
英玲奈「嗚呼、遥かなるメキシコ!ついにここまで…」
ツバサ「バモス!アミーゴ!セニョリータ!」
希「千代田区だけどね…」
のぞえれあんツバ「いただきます♪」
トプン ザバー
のぞあん「ふー」
あんじゅ「急に押しかけちゃってごめんね」
希「いや、気にしないで。ウチも結構楽しいし…それにしても」
あんじゅ「んー?」
希「三人ホントに仲良しなんやね」クス
あんじゅ「まあね。ずっと三人でやってきたから…そして、できればこの先も三人で続けられたらって思ってるわ」
希「卒業した後も…ってこと?」
あんじゅ「ええ。…まあ、まだ五月だし気が早いかなって思うけど」
希「そか。でもええね…ちょっとうらやましい」
あんじゅ「あら。私は希ちゃんとだって一緒に居たいと思ってるわよ?」ムギュ
希「ちょっ…あんじゅ///」
希(でも…やっぱりウチも音ノ木坂でそういう関係になれる相手が欲しいかな。…にこっちかエリち、それともこれから仲良くなる誰か…)
あんじゅ「この温泉の素すごいわね。不思議な色だけど、あったまるのにひんやりした感じっていうか…」チャプ
希「南さんが調合した特別なバスソルトやね。初夏の香り…とか言ってたっけ」
あんじゅ「これからの季節にぴったりね。やっぱりまだちょっと気が早いような気もするけど」
希「ホンマやね。ふふふ」
英玲奈「よし。行こう」
ツバサ「温泉の素はどうだったの?」
希「ちゃんと入れたよ。…まあ、入ってみてのお楽しみやな♪」
ガチャ
英玲奈「すごい色だな」
ツバサ「温泉っていうよりどこかの沼みたいね…」
英玲奈「だが香りは悪くない」
ツバサ「英玲奈。背中洗ってあげる♪」
英玲奈「届くのか?」
ツバサ「ちょっとー!そこまで私ちっちゃくないよ!」プンプン
ゴシゴシ
英玲奈「ふふ。たまには良いものだな…」
ツバサ「かゆいところはないですかー?」
英玲奈「うなじ」
ツバサ「このへん?」
英玲奈「よせ。くすぐったい」
ツバサ「いや、英玲奈が言ったんじゃん…」
英玲奈「次は私がツバサの髪を洗ってやろう」ザバー
ツバサ「え?…髪なら自分で洗えるけど…」
英玲奈「いいだろう。滅多にない機会だ」シュコ
ツバサ「まあそうだけど…じゃあお願い」
英玲奈「短いな」ワシャワシャ
ツバサ「いつもと同じよ」
英玲奈「濡れるとボリュームがなくなって余計に短く見える」
ツバサ「そう?」
英玲奈「伸ばさないのか?」
ツバサ「今までずっとこうだし、人気も出たんだから今更イメチェンしなくてもいいでしょ?」
英玲奈「伸ばしても可愛いと思うんだが」
ツバサ「ありがと。…気が向いたら、そのうちね」
英玲奈「狭いな」
ツバサ「急に押しかけてお風呂入れるだけでもありがたいわよ」
英玲奈「まあそうだが…」
ツバサ「私一人なら充分な広さだと思うけどね」
英玲奈「ツバサ…」
ツバサ「あっ、また小さいとか言ってバカにするつもり!?」
英玲奈「バカにはしていない。ツバサは小さくて可愛いから好きだ」ナデナデ
ツバサ「ふーんだ。そんなに小さいのが好きならミジンコでも飼えばいいじゃない」プクー
英玲奈「ミジンコは表情がわからないし歌えないからな。やはり私はツバサが良い」ギュ
ツバサ「英玲奈///」ドキドキ
英玲奈「だがツバサばかり贔屓すると三人のチームワークに差し支えるかもしれない。たまにはあんじゅも可愛がらないと…」
ツバサ「そういうこと私の前で言わなくていいの!」プンプン
パタン
ツバサ「ちょっと待って。なんであんじゅだけベッドなのよ?」
あんじゅ「三人は無理でしょ。希ちゃんと私が一緒に寝るのが丁度いいの♪」
希「何だったらウチが床でも…」
あんじゅ「だーめ。このまま寝るわよ♪」
英玲奈「では灯りを消すぞ」
ツバサ「あ、ちょっと待って」モゾモゾ
パチ
英玲奈「ツバサ。もう少し詰めてくれないか」
ツバサ「こうやってくっついて寝れば平気でしょ?」
英玲奈「密着していると触りたくなる」
ツバサ「ひゃぁ!?…さ、触る前に言ってよ///」
あんじゅ「いつまでじゃれ合ってるの?早く寝て明日も早起きするわよ」
英玲奈「ああ」
ツバサ「はーい」
希(ホンマ仲良しやなぁ…)
のぞえれあんツバ「…」Zzz
英玲奈「…」ズ
英玲奈「…よし。こんなものでいいだろう」
あんじゅ「玉子焼きもできたわよ。英玲奈、ツバサを起こしてきて」
ガチャ
ツバサ「…」スヤスヤ
英玲奈「ツバサ。朝食ができたぞ。起きろ」ペチペチ
ツバサ「んぅ…もう食べられる…」ムニャムニャ
英玲奈「起きないと食べられないぞ。ツバサ」
ツバサ「…」スー
英玲奈「…」モゾモゾ
チュゥー
ツバサ「ん…っ」
ツバサ「ん゙ーっ!><」ジタバタ
英玲奈「ふぅ…やっと起きたか。ツバサ」
ツバサ「な、何してるのよ!?///」ハー
英玲奈「ツバサの食欲を満たす朝食を私たちが作った。対価として私は私の欲求をツバサで」
ツバサ「着替えるから向こう行ってて!」
バタン
ツバサ「まったく…合宿なんだからね///」
あんじゅ「今日は和食よ♪」
英玲奈「メキシコから日本へ帰る…魂の安らぎを感じさせるこだわりの朝食だ」
希「千代田区から一歩も出てないけどね…」
ツバサ「おいしそう!」
のぞえれあんツバ「いただきます♪」
あんじゅ「ところで…合宿は今日で終わりじゃないんでしょ?次はどこへ行くの?」
ツバサ「んー。あと家に泊めてくれそうな人は…」
英玲奈「ツバサや私の家では駄目なのか?」
ツバサ「それだったら合宿じゃなくても気軽に行き来できるでしょ。誰か一人は自分の家だし…いつもと違う環境をみんなで共有するのが今回の合宿の目的の一つでもあるから」
あんじゅ「ってことは…」
英玲奈「あんじゅの人脈が頼りだな」
穂乃果「えーと…三人で泊まるの?」
あんじゅ「ごめんね。ダメなら他へ行くから気にしないで」
穂乃果「いいよ。ちょうど雪穂が亜里沙ちゃんちに泊まりに行ってて、ちょっと寂しかったんだ」
英玲奈「すまないな。世話になる」
ツバサ「ありがと。お邪魔します♪」
穂乃果「ゆっくりしてってください♪」
【神田明神】
英玲奈「やはり練習場所はここだな」
あんじゅ「穂乃果ちゃん家から近いし、ちょうどいいわよね」
ツバサ「じゃあ早速始めましょ」
\1、2、3、4…/
海未「あ、あれは…もしや」
穂乃果「どうしたの海未ちゃん?」
海未「A-RISE…」
穂乃果「そうだね」
海未「穂乃果は驚かないのですか?」
穂乃果「まあ、うちに泊まってるし…」
海未「!?」
ザッザッ…
ツバサ「A-RISE天下をとーるぞっ♪」
えれあん「…」
ツバサ「ちょっとー!二人も歌ってよ!」
あんじゅ「嫌よ。恥ずかしい…」
英玲奈「走り込みに歌は必要ないだろう。ノドに無駄な負担を掛けてまで歌うような内容ではない」
ツバサ「即興でも合わせられるのがチームワークってものでしょ。チームを鼓舞して一体感を強めるための言葉よ」
あんじゅ「だったらせめてA-RISEって入れないでよ。ここにいるって宣伝してるようなものじゃない」
ツバサ「わかったわよ。じゃあ…」
ツバサ「あんじゅと英玲奈とツバサだぞ♪」
あんじゅ「同じよ!バカっ」
あんじゅ「…っ」ハァハァ
英玲奈「どうした。もう限界か?」
あんじゅ「いつまで続けるのよ…もういいでしょ…」フルフル
英玲奈「まだ始めたばかりだ。もう少し頑張ってもらわなくてはな」
あんじゅ「も、もう…英玲奈の、意地悪…」
穂乃果「な、何してるの!?///」ガラッ
ツバサ「筋トレよ。今は腹筋」
穂乃果「二階でやってよ…お店のほうに聞こえちゃうよー」
ツバサ「そうね。A-RISEがいるってバレたらお店に迷惑が掛かるし…」
穂乃果(いや、そういうことじゃないんだけど…)
あんじゅ「できたわよ♪」
ほの母「おいしそうね♪」
ツバサ「これ何?」
英玲奈「ケサディーヤだ。使っている生地は昨日のタコスと同じトルティーヤだが、たっぷりのチーズを使ったホットサンドのような物だ」
穂乃果「へー。メキシコ料理なの?」
あんじゅ「そうよ。ご家庭にメキシコの風が吹く!手作り本格ケサディーヤ♪」
ツバサ「日本に帰ったって言ってなかったっけ…」
きぃほの「?」
英玲奈「我が身ひとつで千代田区からメキシコへと駆け抜ける心!それくらいの強い意志を身につけるための料理だ」
あんじゅ「何でもいいから冷めないうちに食べましょ」
きぃほのえれあんツバ「いただきます♪」
穂乃果「…」ハフハフ
ほの母「おいしい♪鶏肉と野菜が入ってるのね」
ツバサ「イホレ!セニョーラ!コモエスタ!」
ジュワー パチパチ
ことり「すぐできるから、もう少し待っててください♪」
希「いや、食事作ってくれるのは嬉しいけど…なんで南さんがうちに居るん?」
ことり「チームワークです」
希「へ?」
ことり「親睦を深めるための合宿です♪」
希「親睦なあ…ウチと南さんって何のチームやったっけ?」
ことり「同じ音ノ木坂の仲間じゃないですか。チームみたいなものでしょ?」
希「はあ。…まあ、いいけどね…」
ことり「できました♪」
希「これは…?」
ことり「エンパナーダ(ス)。スペイン、ポルトガル、コロンビア、アルゼンチンとかいろんな国で食べられてる料理で、それぞれちょっとずつ違うんです」
希「へー」
ことり「国や地域によってはパイ生地だったりもするんですけど、これはコーンフラワーのトルティーヤを使ったメキシコ版です♪」
希「なるほどなあ…」
ことり「ちなみに中身は甘いのと甘くないのがあります♪」
希「アップルパイとミートパイみたいな?」
ことり「そうそう。そんな感じ♪」
ことのぞ「いただきます♪」
希「…おいしい」パリパリ
ことり「メキシコに来たような気分ですよね♪」
希「千代田区だけどね…」
ザッザッ
ツバサ「イナカモノズには負っけないぞっ♪」
えれあん「イナカモノズには負けないぞ…」
穂乃果「ロードワークで声出しかぁ…私たちもやろっか!?」
海未「あれはちょっと…恥ずかしくないですか?」
穂乃果「海未ちゃんは人前で声を出すことに慣れたほうがいいよ。チラシ配りだって秋葉原では失敗して結局音ノ木坂でしかやってないんだから」
海未「そ、それはそうですが…」
ことり「ふふふん♪ふーん♪ふふんふん♪」ゴシゴシ
希「お風呂も一緒に入るん?」
ことり「はい。合宿ですから♪」
希「合宿やったらウチよりも、穂乃果ちゃんと園田さんと三人でどこかに泊まればいいんやない?」
ことり「その穂乃果ちゃんちに今日はA-RISEの皆さんが泊まってるし…それに私は二人とは仲が良すぎて、三人だけだと合宿って感じにならないし」
希(南さん…もしかしてA-RISEの皆が羨ましかったんかなぁ?)
ことり「今日の温泉の素は、森の香り♪」
希「へー。昨日のと色が違うね」
ことり「香りも効能も違いますよ。早速入ってみましょう♪」
トプン ザバー
ことのぞ「ふー」
希「昨日のやつみたいなひんやり感はないけど、なんか落ち着く感じやな…これ、木の香り?」
ことり「はい。木の香りの成分も入れました」
希「いつものお風呂で木のお風呂みたいな気分が味わえるってわけやね」
ことり「その通りです♪昨日のはひんやり感でさっぱりして目が覚める感じだけど、こっちはむしろリラックスして眠くなるくらいでしょ?」
希「そうかも…入浴剤ひとつでこんなに変わるんやなあ」
ことり「ただの入浴剤じゃないですよ。温泉の素ですから」
希「どう違うん?」
ことり「保温効果が絶大なんです。温泉って何度入っても熱いでしょ。実際に一日に何度も入る人もいるし、それができるのも温泉の醍醐味ですから」
希「そうなんや…って、もしかして本当に何度も入るつもり?」
ことり「眠くなっちゃったら、無理して入らなくてもいいけど…もし出た後まだ眠くなかったら、また入りましょう♪」
希「アハハ…でも南さんたち、休み明けにライブあるやろ?こんなことしてて大丈夫なん?」
ことり「ずっと毎日練習してきたから、お風呂で疲れを癒すんです♪」
希「なるほど。そのための温泉の素か…」
ことり「はい。もちろん穂乃果ちゃんと海未ちゃんにもあげました♪」
希(南さんはいろいろな人の役に立つ物を作ったりするのが大好きみたいやな。にこっちやエリちも南さんのことは認めてるし…)
希「そうなん?…まだ連休やしウチは多少寝坊してもいいけど…」
ことり「目覚ましはオフにしておくので安心してぐっすり眠ってください♪」
希「どっちなん…ふふふ」
ことり「えへへ」
希(南さんって面白い子やなあ…にこっちやエリちが南さんを気に入ったのもわかる気がするわ)
フォーン…
ことり「…」ウトウト
希「はい、乾いたよ。…南さん?」
ことり「ん…ふぁーい…」ギュ
希「ふふふ…もう眠い?」ナデナデ
ことり「うん…今日も練習して、勉強して、調合して、お料理も…」
希「そっか。頑張ったんやね…もう寝よっか」
パタン
希「ウチのベッドでいい?」
ことり「はい。一緒に…」ギュ
希「もちろんウチも一緒や」ナデナデ
ことり「えへへ…副会長さん♪」
希「えーと…よかったら名前で呼んでくれないかなぁ?」
ことり「先輩は…えっと、の…の…能見さん?」
希「えぇ…能見やなくて希や。の・ぞ・み。東條希」
ことり「のぞみさん♪じゃあ、私のことも名前で呼んでくれますか…?」
希「うん。もちろん…ことりちゃん♪」
ことり「のぞみ…さん」ファー
希「おやすみ。ことりちゃん」ナデナデ
ことり「おやすみなさい♪」ギュ
希(ちょっと仲良くなれた…かな?…なんか、妹ができたみたいで嬉しい♪)
ことり「…」スヤスヤ
英玲奈「私はツバサと」
あんじゅ「じゃあ、穂乃果ちゃんと私ね♪」
ツバサ「って、それじゃ昨日と同じ組み合わせになっちゃうじゃない」
英玲奈「問題ないだろう?」
ツバサ「いやいや、チームワーク強化のための合宿なのよ?今日は組み合わせを変えましょうよ」
穂乃果「えーと…私はどうすれば…」
あんじゅ「穂乃果ちゃんに触っていいのは私だけなんだからね!」
穂乃果「えぇ!?…っていうか、なんで触る前提なの…」
パタン
穂乃果「えっと…じゃあ、背中洗いますね…」
英玲奈「ああ。ありがとう」
英玲奈(手を出さないという条件で…この組み合わせになったぞ)
ゴシゴシ
穂乃果(肌きれいだなぁ…背も高くて美人だし…ちょっとドキドキしちゃうよ///)
英玲奈「君とは以前、少し話したことがあったな」
穂乃果「あ、はい。お店の常連さんだし…」
英玲奈「スクールアイドルは…その後どうかな?」
穂乃果「休み明けにライブやるんです。学校の講堂で…」
英玲奈「そうか。準備は万全なのか?」
穂乃果「練習は精一杯頑張りました!自分では結構うまくなったんじゃないかって…もちろんA-RISEの皆さんには全然かなわないけど」
英玲奈「君たちにとって大事なのは、観に来る人たちに君たちの出来る最高のパフォーマンスを見せることだ。まだ他と比較する必要はない」
穂乃果「そうですね…ありがとうございます」
トプン ザバー
ほのえれ「ふー」
穂乃果「ことりちゃんの温泉の素…今日はまたスゴい色ですよね」
英玲奈「なんだか美味しそうな甘い香りがするような…」
穂乃果「ぶどうの成分が入ってるんです。疲労回復と美肌効果があるって」
英玲奈「なるほど…それでこの色と香りか」
英玲奈「やはり初夏なのか…徹底しているな」
穂乃果「温泉の素だけでこんなにいろいろ…どれが一番いいのか、もうわかんないや」
英玲奈「私にもわからないな…まあ、彼女が作る物ならどれも効果はありそうだ」
穂乃果「ぶどうの色と香りのお風呂なんて…なんか、染まっちゃいそうですよね」
英玲奈「ふむ…」ジーッ
穂乃果「あ、あの…あんまり見ないでください///」
英玲奈(意外というか…私より若干…)
英玲奈「…柔らかそうだ」
穂乃果「え!?」
英玲奈「あ、いや…肉を赤ワインで煮込むとコクが出て柔らかくなるといった類の」
穂乃果「あぁ、お料理の話…今度はどこの国の料理を作るんですか?」
英玲奈(うっかり声に出ていたようだ…何とかごまかせた)
パタン
あんじゅ「穂乃果ちゃん。英玲奈に変なことされてない?」
穂乃果「アハハ…英玲奈さんはそんなことしないよ」
ツバサ「本当にー?」
英玲奈「(可愛くて好みだが)私にはツバサがいるからな」
穂乃果「?」
ツバサ「じゃあ私たちも入りましょ」
あんじゅ「そうね」
ガラッ パタパタ
穂乃果「牛乳でも飲みますか?」
英玲奈「それより髪を乾かさないと風邪をひくぞ。大事なライブの前に…」
穂乃果「そ、そうですよね…」
ガチャ パチ フォーン…
あんじゅ「ツバサの成長っていつ終わったの?」
ツバサ「終わったって言わないでよ!?見た目が変わらなくても中身が成長するからいいの!」
あんじゅ(体の成長が見込めないことは自覚してるんだ…)
ツバサ「英玲奈と同じこと言ってる…私は今の髪形が気に入ってるのよ。これで人気もあるんだから」ドヤァ
あんじゅ「伸ばして人気が落ちることもないでしょ。小っちゃくて可愛いことに変わりはないんだし」
ツバサ「ちっちゃくないよ!」プンプン
あんじゅ「まあ、でも可愛くなり過ぎると私もツバサを好きになっちゃいそうだし…今のままでいいか」
ツバサ「あんじゅって誰にでもそんなこと言ってるの?」
あんじゅ「特別お気に入りの子にしか言わないわよ」
ツバサ「…ふーん///」
トプン ザバー
あんツバ「ふー」
ツバサ「あれだけお湯足したのに、この色…」
あんじゅ「ぶどうの成分がお肌にいいとか言ってたっけ」
ツバサ「あんじゅも肌きれいよね…スベスベ♪」プニッ
あんじゅ「どこ触ってるのー?私もお返し…と思ったら無かった」
ツバサ「ひどい!?全然ないみたいに言わないでよ!><」
あんじゅ(英玲奈も大差ないけど…まあ、走ったりダンスには邪魔になるから二人のほうがアイドルとして理想の体形なのよね)
ツバサ「いい香りー♪」チャプ
あんじゅ「お風呂上がりに果物とか食べたくなっちゃうわね」
ツバサ「ジュースじゃダメなの?」
あんじゅ「ぶどうのジュースって歯に渋がつきそうじゃない?飲んだらソッコー歯をみがきたい感じ」
ツバサ「あはは…アイドルは歯が命だもんね♪」
あんじゅ「…まさか、肌がブドウ色になったりしないわよね?」
ツバサ「だいぶ薄めてるから平気でしょ。二人分もたし湯したんだから」
あんじゅ「足湯と足し湯って書くとまぎらわしいわよね」
ツバサ「どうでもいいけどまぎらわしいわね」ファー
ザバ ヒタヒタ
あんじゅ「こらっ。もっとちゃんと髪拭いてから行きなさい。短いからって…」ゴシゴシ
ツバサ「自分で拭けるわよー><」
あんじゅ「じゃあ私も」ガシッ
ツバサ「こらこら。チームワークだって言ったでしょ。せっかく私たちが三人で寝られるようにしてくれたんだから」
英玲奈「では、おやすみ。穂乃果ちゃん」
穂乃果「おやすみなさい♪」
あんじゅ(いつの間にか私と同じ呼び方してる…)
【雪穂の部屋】
穂乃果(雪穂、早く帰ってこないかな…ごはん作ってあげて、一緒にお風呂入って、一緒に寝たいな♪)
【絢瀬家】
雪穂「」クシュン
亜里沙「Ой!?…雪穂、お風呂冷たい?」
雪穂「いや、そんなことないよ。ひんやり感はあるけど、ことりちゃんの温泉の素は保温効果も抜群だし」
亜里沙「じゃあ…花粉症?」
雪穂「!?…い、いやそんなはずないよ。絶対ない」
亜里沙「Правда ли это?」
雪穂「Безусловно,вот именно」
亜里沙「Хорошо♪」
雪穂「ふふふ」
亜里沙「えへへ」
【穂乃果の部屋】
ツバサ「なんで私だけ床なのー」プクー
英玲奈「違う組み合わせにしようと言ったのはツバサだろう?」
ツバサ「いや、二人が床で私がベッドでも良くない?」
あんじゅ「そんなこと言ってないで早く寝ましょ。明日も早起きして練習よ」
ツバサ「はーい…」
英玲奈「今日はしっかり練習できたな。充実した合宿になってきた」
ツバサ(ちなみにお風呂上がりには結局ここで最初に買った水ようかんを食べたわ)
あんじゅ「もうちょっとそっち行っていい?」
英玲奈「少し狭いな…あまり密着すると触りたくなる」
あんじゅ「いいけどツバサに怒られても知らないわよ?」
あんじゅ「ほどほどにしてね」
ツバサ「聞こえてるわよ!早く寝なさい!」プンプン
英玲奈(ちなみに今触ったのは髪だが)
あんじゅ(髪以外も触りたいの?)
英玲奈(今日はやめておこう)
あんじゅ「ふふ…おやすみ」
えれあんツバ「…」Zzz
チュン(・8・)チュン
ことり「ふふふふふふん♪ふんふーん♪」
希「おはよ。いつの間に起きたん?」
ことり「朝ごはん、できてるからね♪」
希「ありがと。今日も美味しそうやね…鶏肉のトマト煮?」
ことり「トマトとぺパーソース。ポジョ・ピビルっていうメキシコ料理なの。キャベツもたっぷり入れました♪」
希「またメキシコなんや…この下の生地はトルティーヤ?」
ことり「元は同じだけど揚げてあるから、トスターダスっていうの」
希「スターダスト?」
ことり「どっちかっていうとSTART:DASH!!かなー♪」
希「?」
ことり「もうすぐわかるよ。えへへ…冷めないうちに食べよう♪」
ことのぞ「いただきます♪」
希「この下の生地ごと食べるんだよね?」
ことり「それでもいいんだけど、パリパリ割れちゃって食べにくいし…こっちにトスターダスだけのがあるから、これを食べながら上の具を食べればいいと思う」
希「えぇ…乗せた意味は…?」
ことり「見た目重視で♪」
希「そか…」パリパリ
ことり「目が覚めるメニューでしょ?」
希「そやね。トルティーヤのパリパリした食感も楽しくていい感じ」
ことり「トスターダス。意味はトーストと同じなの」
希「ああ、トルティーヤがパンならトスターダスはトーストってことね」
ことり「そういうこと♪」
希「なんか…もう、このままお嫁に来ない?」
ことり「ふふふ。大袈裟だなぁ♪」
希「ことりちゃんは好きな人いるん?」
ことり「んー。お姉ちゃんに穂乃果ちゃん、にこ先輩、海未ちゃん…もちろん希さんも、みんな素敵だし大好きだけど…」
希「特別誰か一人と付き合ってたりはしないってこと?」
ことり「恋人はいないよ。…人と接するより、一人で物作りに没頭する時間のほうが多いくらいだし」
希「ウチじゃ、物作りの魅力には勝てないかな?」
ことり「希さん…本気、なの?」
希「ことりちゃんが嫌じゃなければ」
ことり「私、物作りに没頭しすぎて迷惑かけるかもしれないよ?」
希「振り向いてもらえるように頑張るよ」
ことり「じゃ、じゃあ…お願いします♪」ギュ
【高坂家】
ほの母「今日はパンがいいって言わないのね?」
穂乃果「みんなと同じものを食べたいの」
ほの母「ふふふ(…あんじゅちゃん達が来てくれてよかったわ♪)」
英玲奈「メキシコから再び日本へ…」
あんじゅ「というわけで今日も和食よ」
ツバサ(また次の宿泊先でメキシコになるんだろうなぁ…)
あんじゅ「神社の石段を走るなんて…正気?」
英玲奈「穂乃果ちゃん達の練習内容を知らなかったのか?」
あんじゅ「話は聞いてたけど…だからって私たちまで真似しなくても」
ツバサ「自信がないなら、先に私たちが走るからいいわよ。お手本を見せてあげる」
あんじゅ「いや、やったことないでしょ?」
ツバサ「これくらい朝飯…は食べたけど簡単よ♪」
英玲奈「では勝負といこうか」
ツバサ「あんじゅはタイム測ってね」
あんじゅ「…いいけど」
ピッ ドタバタ…
あんじゅ(よくこんなの全力でやるわね…ケガなんかしなければいいけど)
ツバサ「ん?…あ、あれ?…あんじゅは?」
英玲奈「まさか…逃げたのか?」
ツバサ「えぇ!?ちょっとー!」プンプン
海未「…何です?」
あんじゅ「あんな練習を毎日穂乃果ちゃんにさせてるの?」
海未「毎日必ず同じというわけでは…まあ、ほぼ毎日と言えますが」
あんじゅ「負担をかけすぎじゃない?ちゃんとケアしてるの?」
海未「ことりが色々とサポートしてくれるので…だいぶ助かっています」
あんじゅ(リスクの軽減は南さんの役目になってるわけね…)
海未(“穂乃果ちゃん”…そこまで親しいとは知りませんでした)
\1、2、3、4…/
あんじゅ「ねえ、今日はいつもと違う練習をしてみない?」
ツバサ「だから石段で走ろうって言ったのに勝手にサボったじゃない」プクー
あんじゅ「いや、走るのは石段じゃなくてもできるでしょ」
英玲奈「環境を変えるだけではなく内容も変えたいというのか?」
あんじゅ「そういうこと」
ツバサ「ふーん…いいけど、私たちの役に立ちそうな練習にしてよ?」
ツバサ「…いや、スクールアイドルやる上で弓道が何の役に立つのよ?」
英玲奈「集中力のトレーニングなら弓道である必要は無さそうだが…」
あんじゅ「違うわよ。ここへ来たのは別の理由」
海未「…え!?」
ツバサ「い、いや…さすがに無茶なお願いだしダメならダメで断ってくれていいから…」
海未「はあ。…許可が取れれば、私は別に構いませんが」
あんじゅ「え、ホントにいいの?」
海未「家が家ですからね…同じ流派の方の家族というだけで私にとってはほとんど面識のない子が泊まることもあります。私が一々意見するなど現実的ではありません」
英玲奈「つまり僅かでも面識のある相手なら構わないと…」
海未「ええ。穂乃果があなた方の影響を受けて始めたスクールアイドルですから…同じ流派と言っても過言ではないかと」クス
【室内プール】
あんじゅ「泊まる場所も確保できたことだし、思いっきり練習しましょ!」
英玲奈「プールでのトレーニングか」
ツバサ「悪くないわね。…でも水着を取りに帰らないと」
ことり「うふふ。ちゃんと用意してあります♪」
えれツバ「!?」
あんじゅ「サイズも私たちに合ってるの…?」
ことり「目測ですけど、誤差の範囲なら伸縮自在なので♪」
ツバサ「さすがね。ありがと…って、何コレ」
ことり「学校のプールだし…練習のためだから、それくらいシンプルな物がいいかなって」
あんじゅ「何も、こんな大きい名札までつけなくても…」
英玲奈「しかも苗字ではなく名前とは…」
ツバサ「書く必要あるの!?」
ことり「全員同じデザインでサイズは違うから、間違えないようにと思って」
あんじゅ「それなら別に名札じゃなくても…まあいいけど」
ツバサ「よりによってスクール水着…私たちA-RISEなのに」シクシク
英玲奈「早く着替えて始めよう。時間がなくなるぞ」
ドボン バシャバシャ
あんじゅ(一年中泳げるプールっていいわね。屋外に比べて水も汚れにくいし)
英玲奈「音ノ木坂がメキシコに!」
あんじゅ「今日のお昼は本格トルタス♪」
ツバサ「トルティーヤのサンドイッチね」
英玲奈「メキシコの情熱的な風景!」
あんじゅ「音ノ木坂の長閑な中庭の風景だけどね」
ツバサ「早く食べましょ」
えれあんツバ「いただきます♪」
あんじゅ「花壇もあるのね。お花キレイね♪」
花陽「あ、ありがとうございます…」
えれあんツバ「ん?」
英玲奈「君は…音ノ木坂の一年生か」
花陽(A-RISEにすごく似てる…でも音ノ木坂の中庭にいるわけないし…芸能人によくいる専門のそっくりさんかなぁ?)
あんじゅ「私たちが作ったトルタスなの。よかったらあなたも一緒に食べない?」
ツバサ「バモス!アミーゴ!セニョリータ!」
花陽「はあ…ありがとうございます…」
花陽(この人たちを密かにメキシコのA-RISE…タコライズと呼ぼう)
花陽「これ、私が作った太巻寿司なんですけど…よかったら」
ツバサ「ありがとう。彩りもキレイで美味しそうね♪」
英玲奈「なんと…メキシコと日本の狭間に来てしまったのか」
あんじゅ「日本人観光客じゃないの?」
花陽(ふふふ…楽しい♪)
花陽(せっかくだから本物のA-RISEと一緒に居る気分にひたっちゃおう♪)
えれあんツバぱな「愛してるっ、ばんざーい♪ここでーよかーった♪」
ザッザッ…
ツバサ「UTX秋葉原♪」
えれあん「UTX秋葉原♪」
海未「あ、秋葉原…」
海未(まさか本当に、歌いながら一緒に家まで走って帰ることになるなんて…)
ツバサ「次、園田さん考えてよ」
海未「わ、私ですか!?」
海未「…ほ」
えれあんツバ「ほ?」
『海未ちゃんは人前で声を出すことに慣れたほうがいいよ』
海未(もう…こうなったら開き直るしか…!)
海未「穂乃果に言われて仕方なく!」
えれあんツバ「穂乃果に言われて仕方なく♪」
海未「スクールアイドル始めたぞ!」
えれあんツバ「スクールアイドル始めたぞ♪」
タッタッタ…
【園田家】
海未「はぁ…スッキリしました♪(言いたいことを全部言えて…)」
あんじゅ(よっぽど溜まってるものがあったのね…)
英玲奈「ここが園田さんの…」
ツバサ「ちょっと凄いわね。緊張する…」
海未母「A-RISEの皆さんですね。海未がいつもお世話になって…どうぞ、ごゆっくり御寛ぎください」ニコ
えれあんツバ「お邪魔します」ペコ
ツバサ「お世話…してたっけ?」
あんじゅ「むしろ私たちが突然お世話になるわけだけど…」
海未母「A-RISEさんの踊りを見て感銘を受けたみたいですよ♪」
『楽しく歌っているようですが、ずっと動きっぱなしです。それでも息を切らさず笑顔でいる…かなりの体力が必要です』
海未(あれは感銘と言っていいのでしょうか…)
英玲奈「踊りの専門家に褒められるとは…」
あんじゅ「俄然やる気が出ちゃうわね♪」
ツバサ「アイドルやっててよかったわね♪」
海未(…まあ、喜んでくださったようですから良しとしましょう)
海未母「お配りしたお扇子を右手に持ってください」
えれあんツバ「はい」
海未母「よろしいですか?武道でも礼に始まり礼に終わるといいますが、“舞”の道もまた然り。まずは正しいお辞儀の仕方を身につけていただきます」
英玲奈「それは本体価格のみではなく“お膝つき”というやつだな」ヒソヒソ
あんじゅ「だ、大丈夫?お金足りるかしら…」ヒソヒソ
海未母「ふふふ。体験入門の方には無料でお貸しするだけですから、ご心配なく」
海未「…いかがでした?」
ツバサ「疲れたぁ…緊張感が半端ないんだもん」
海未「ふふふ。母とはいえ稽古場では師匠ですから」
あんじゅ「着物を着て師匠の前に居るだけで別世界よね」
英玲奈「良い経験をさせてもらったな」
海未母「皆さん、お茶でもいかがです?」ニコ
ツバサ「ありがとうございます」
海未母「では、お扇子は使いますのでそのままお持ちくださいね」
えれあんツバ「?」
海未(今日の母は気合いが入り過ぎているようですね…)
海未母「よろしいですか。茶道では座る所作ひとつ取っても、ただ座っているだけではありません」
ツバサ(お茶ってそういう…またお稽古なんだ)
海未母「舞と同様にお辞儀は基本です。今度は座っているときの正しいお辞儀から──」
海未「すみません…母が張り切り過ぎてしまって」
ツバサ「ま、まあ私たちも合宿だから…」
英玲奈「普段できない稽古というのも有益な時間だ」
あんじゅ「そうね。華道と書道はちょっと手加減してもらえたし」
海未「皆さんが泊まりに来てくれて母が一番喜んでいるみたいです」クス
海未母「皆さん。お食事の支度ができましたよ」ニコ
ツバサ「もしかして…またお作法の…?」ヒヤアセ
海未母「ふふふ。お食事はお稽古ではありませんから、気張らずに普段どおりに召し上がってください♪」
あんじゅ(何だか、もう完璧に園田さんのお母さん=師匠のイメージね。私たちにとっては)
うみえれあんツバ「ごちそうさまでした」
英玲奈「一人暮らし→普通の家庭→師匠か。宿泊先も段階でハードルを上げてきた感じだな」
ツバサ「そうね。有意義な合宿になったんじゃないかしら?」
あんじゅ「チームワークね。それで今日はどうするの?組み合わせ」
えれあんツバ「えっ」
カポーン
ツバサ「うわー、広い!」
英玲奈「これなら三人くらい余裕だな…」
あんじゅ「日舞の家って凄いわね」
トプン
えれあんツバ「ふー」
あんじゅ「…あら、南さんの温泉の素にしては普通ね?いい香りだけど…」
ツバサ「今日は菖蒲湯ですって。生の菖蒲根から作った本格的な菖蒲湯」
英玲奈「確か菖蒲湯の菖蒲は、いわゆるアヤメとは違ってサトイモ科の地味な花らしいな」
あんツバ「へー」
あんじゅ「南さんの便利アイテムも奇抜な物ばかりじゃないのね」
ツバサ「今度こそメキシコから日本に帰ってきた気がするわね」
えれあんツバ「ふふふっ」
スーッ パタ
ツバサ「客間の畳にお布団で三人川の字…これぞ合宿ね!」
あんじゅ「そうね。初めてまともに三人並んで寝られるわね」
英玲奈「広さも充分で密着する口実ができないな…」
ツバサ「しなくていいの。ステージで並ぶくらいの距離がベストよ。私たちはアイドルなんだから」
あんじゅ「くっつかなくてもひとつになれる…それがチームワークね。ただの仲良しとの違い、わかった気がするわ」
英玲奈「だが、いいチームであると同時に仲良しでもあり続けたい」
あんじゅ「そうね…」
ツバサ「うん♪」
えれあんツバ「…」Zzz
ツバサ(その後も度々合宿したりしながら、技術だけでなくチームワークにも磨きをかけた私たちA-RISEは…見事、第一回ラブライブ優勝!)
英玲奈(だがμ'sもまた、我々のライバルと呼べるほどに成長し…第二回大会では直接対決)
あんじゅ(…で、東京に早くも雪が降った十一月。都予選決勝の日を待つ私たちは…)
ツバサ「合宿よ!」
英玲奈「またか…どこに泊まるつもりだ?」
あんじゅ「さすがに今μ'sの誰かの家は無理じゃない?」
ツバサ「私たち三人の誰かの家でいいじゃない。これさえあれば…」パカ
英玲奈「南さんの温泉の素か」
あんじゅ(ガチャのカプセルに入れてることはツッコんだら負けかしら…)
ツバサ「雪が降ってすごく冷えるし、これであったまりましょ♪」
あんじゅ「それなら別に合宿する必要なくない?」
英玲奈「皆持っているしな」カポッ
ツバサ「何言ってるの。大事なのはチームワークよ!いいチームは、いいお風呂から!」
おわり
良かった
掲載元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1480150308/
Entry ⇒ 2019.04.19 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
真姫「意味が分かる」
花陽「真姫ちゃんってかっこいいよね……」
真姫「分かる」
絵里「かしこいわよね」
真姫「分かる」
ことり「クールそうに見えて実はとっても優しいよね」
真姫「分かる」
海未「ではペリーが来航した年は……」
真姫「調べれば分かる」
希「じゃあにこっちが前から真姫ちゃんのこと好きなのは?」
真姫「ワカンる」
希「え~ほんまかなあ?」
真姫「ほ、本当よ!」
穂乃果「ええ~っ!?穂乃果そんなの初めて知ったよ……」
希「まあ冗談やし」
真姫「……!」
真姫「よく考えたらにこちゃんが私の肩トントンってして振り返ると指でほっぺむにゅってなるアレ毎朝やってくるのも……」
真姫「今なら分かる……私のことが大好きだからに違いないわ……!」
希「え……?」
凛「え~?そんなの凛もよくやってるじゃん。真姫ちゃんいっつもスキだらけだにゃ~!」
真姫「でもにこちゃんは好きだらけだったと」フフ
凛「……」
花陽「えっと……真姫ちゃん言いづらいんだけど……」
真姫「分かってるわよ」
真姫「私だけちゃん付けで呼ぶのも……あれもこれもそれも全部」
真姫「私のこと好きだからって……今なら分かるわ……!」
海未「あの……少し冷静になった方がいいのでは……?」
海未「にこは私にも無意識に触れてくることが多いですし」
海未「私が大変そうにしていると何気なく手伝ってくれますよ」
海未「ですから……はっ……!まさか……にこは私のことが……?」
絵里「ボディタッチなら私もよくにこにするし……いつも気にかけてるわ……」
絵里「まさか……!私はにこのことが……?」
希「えええ……」
希「ええ……?まだあるん?」
真姫「それは私の気持ち……私もにこちゃんのことが……」
ことり「あ、あれにこちゃんじゃない?」
にこ「矢澤にこ」テクテク
穂乃果「真姫ちゃん!これはチャンスだよ!!」
真姫「……!」
真姫「そうね……」
真姫「私だってにこちゃんのほっぺをつつきたいもの」
真姫「そ~っとそ~っとよね……」ソロリ…
にこ「……」テクテク
真姫(肩の叩き方も今なら手に取るように分かるわ……!こうやって指を伸ばして)
真姫「にこちゃん?」ポン
にこ「え~?」クルッ
パクッ
にこ「んっ!もがっ」
真姫「んヴぇ!?」チュポッ!
にこ「うわっ!」
にこ「え……なんかごめん……。多分私悪くないと思うけど……」
真姫「……」ジッ…
にこ「うわ~……アンタの指私のつばまみれじゃない。ほら拭いたげるから、こっち来なさいよ」
真姫「え……?」
にこ「なに固まってんのよ?しょうがない子ね~……ハンカチでっと……」
真姫「ちょ、ちょっと!なにしてるのよ!」パッ
にこ「え?」
真姫「拭かないでよ!!」
真姫(もったいないでしょ!!!)
にこ「!?」
真姫「ダメなんだから~!」タッタッタ!
にこ「……」
希「いやいやそんなことないと思うよ……」
ことり「色々行き違いがあっただけだよ!だから元気出して!にこちゃん!」
にこ「でもあんな出会い頭に指を口に突っ込んでくるなんて……」
花陽「それも行き違いなんじゃないかなあ……」
にこ「でもあんなことされたら普通嫌われてるって……」
絵里「じゃあにこは嫌いな人の口に指を突っ込んだりする?」
にこ「確かに……」
真姫「にこちゃん!」ザッ
にこ「真姫ちゃん……!?」
にこ「……」
真姫「でもね……それは誤解なの!!」
真姫「私はね……にこちゃんのことが……好き」
にこ「えっ……そんな。でも……///」
真姫「分かるわ。女の子同士なんておかしい。そう言いたいのよね」
真姫「でもね、そんなの関係ないわ!」
真姫「私には分かってる!にこちゃんがどんなにアイドルに真剣か!夢に真剣か!」
にこ「あ……」
真姫「いつもがむしゃらに頑張ってることも知ってるわ!」
真姫「足のサイズも朝トイレに入る時間もね」
真姫「それに……」
真姫「小さい頃からずっと挫折してきたことも。分かってるわ」
にこ「真姫ちゃん……」グス…
真姫「私はそれでも負けないにこちゃんの心が好きなの!!」
真姫「それには男も女も関係ないわ!そうでしょ!?にこちゃん!結婚するわよ!」
にこ「真姫ちゃん!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
海未「長い話でしたね……」
穂乃果「肩凝っちゃったよ~」
真姫「二人は幸せなキスをして終了よ」
ことり「ええ~っ!?き、き……///」
希「あはは……。でもにこっちが真姫ちゃんのこと好きいうんは冗談で……」
凛「あ、にこちゃんだ」
にこ「あらアンタ達こんなとこでみんな揃って何の話?」
真姫「ヴぇえ!?」
絵里「ほらさっきの話を実践するチャンスよ!」
花陽「頑張って!真姫ちゃん!!」
にこ「?」
真姫「じゃ、じゃあ私用があるからこれで!!」タッタッタ!
にこ「え……なによあれ。私まさか真姫ちゃんに嫌われてんの……?」
希「よう分からんなあ」
終わった
ワカンる
掲載元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1480071822/
Entry ⇒ 2019.04.04 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
海未「私は穂乃果の事を怒り過ぎなのでしょうか?」
海未「いえ、なんとなく思っただけなのですが」
海未「あまり、うるさく言い過ぎるのも良くないのかと思いまして」
ことり「う~ん…それなら、穂乃果ちゃんに優しくしてみれば?」
海未「優しく…ですか?」
海未「具体的にはどうすればいいのでしょうか?」
海未「怒らない…ですか」
ことり「うんっ♪穂乃果ちゃんが宿題をやってこなかったり、テストの成績が悪くても怒らないとか」
海未「な…なるほど…」
ことり「たまには海未ちゃんも肩の力を抜いてリラックスしよっ!」
ことり「いいからいいから」
海未「は…はあ…」
ことり「今日は、絶対に穂乃果ちゃんの事怒らないであげてね」
海未「わ…分かりました…」
海未(強引に話を進められてしまいましたが、たまにはこういう日があってもいいかもしれませんね)
海未「穂乃果、あれほ…」
穂乃果「…!」ビクッ
ことり「海未ちゃん、怒っちゃダメだよ」コソッ
海未「…分かりました」
ことり「うんっ♪」
穂乃果「…」ホッ
海未「穂乃果、どうかしましたか?」
穂乃果「う…ううん!何でもないよ!」
穂乃果「それじゃあ、学校へレッツゴー!」
海未「そもそも…」
ことり「海未ちゃん、めっ!」
海未「は、はい…」
海未(穂乃果に注意しないというのも中々難しいですね)
海未(というよりも、登校する間だけで二回も注意をしようとしていたのですか…)
海未(確かに、注意する回数が多いかもしれませんね。肩に力が入ってると言われるのも仕方がない事かもしれませんね…)
ことり「数学だよ」
穂乃果「あれ…?そういえば今日って」
海未「小テストがある日ですね」
穂乃果「…」
ことり「穂乃果ちゃん…もしかして…」
海未「穂乃果」
穂乃果「ひいっ」
海未「今日のテスト範囲です。授業が始まるまでもう少し時間があるので勉強してください」
穂乃果「えっ…?」
海未「ほら、早く始めないとまた赤点を取ってしまいますよ」
穂乃果「あ…ありがとう」
穂乃果「なんとか赤点は回避できそうかな…」
海未「そうですか。それは良かったです」ニコッ
穂乃果「う…海未ちゃん?」
海未「どうかしましたか?」
穂乃果「ううん…何でもない…」
穂乃果「今日はちゃーんと宿題やって……きた…」
海未「穂乃果?」
穂乃果「ない…」
穂乃果「どうしよう!ノートがないっ!」
ことり「穂乃果ちゃん、落ち着いて!」
穂乃果「でも、ノートを家に忘れてきて」
海未「そうですか、しょうがないですね」
穂乃果「えっ…?」
海未「次からは気を付けるようにしてくださいね」ニコッ
穂乃果「う…うん…」
海未「先生に素直に謝りましょうか」
穂乃果「わ…分かった…」
ことり「…」クスクス
穂乃果「わ…分かった…」
ことり「いってらっしゃい、海未ちゃん♪」
ことり「どうしたの?」
穂乃果「今日の海未ちゃん、変じゃない?」
ことり「う~ん…普段通りに見えるけど」
穂乃果「そうかな…穂乃果の考えすぎ?」
ことり「きっとそうだと思うよ」
穂乃果「そっか…」
ことり(ふふっ、穂乃果ちゃん、海未ちゃんの事を気にしてるみたい)
ことり(きっと怒られないから困ってるのかな?)クスッ
穂乃果(もしかして…海未ちゃんに見捨てられちゃったのかな)
穂乃果(怒られてる時は、海未ちゃんの事いっつもいっつも同じことばかり言うからうるさいって思ってたけど)
穂乃果(何も言われないとそれはそれで寂しいよ…)
穂乃果(うーん…どうしたらいいのかな…?)
穂乃果(そうだ!)
海未(穂乃果を放っておくと、正直いい結果になるとは思えません…)
海未(ですが、怒らないというのは気が楽でいいかもしれませんね)
海未(今日はこのまま怒らないでいきましょうか)
海未(あら…?あそこにいるのは穂乃果ですね)
海未(あんなところで何をしているのでしょうか…)
海未「穂乃果、こんなところで何をしているのですか?」
穂乃果「あはは…見つかっちゃった」
海未「また隠れてパンを食べていたのですね」
穂乃果「うっ…」
海未(全く…ダイエット中だというのに困ったものですね)
穂乃果「えっ…」
海未「嫌なら構いませんよ」
穂乃果「い…いいよ」
海未「ありがとうございます」
海未「穂乃果?どうかしましたか」
穂乃果「えっ?」
海未「いつもであれば美味しそうにパンを食べているので」
穂乃果「な…なんでもないよ」
穂乃果「…」
穂乃果「ねえ、海未ちゃん」
海未「何でしょうか?」
穂乃果(どうしよう…やっぱり怒らない…)
穂乃果(やっぱり見捨てられたんだ…穂乃果がダメすぎるから…)
穂乃果(パンの味なんてもう分からないよ…)
穂乃果「このパン、全部あげるね」
海未「はい?」
海未「わ…分かりました…」
穂乃果「また後でね!」
海未「ちょ…穂乃果!?」
海未「行ってしまいました…ひとまず教室に戻りましょうか」
海未「ことりに伺いたいのですが…穂乃果の様子、おかしくありませんか?」
ことり「どうして?」
海未「なんとなくですが、私に遠慮しているような気がして」
ことり「そうかなあ」
海未「注意しないと、調子に乗って色々するのかと思っていましたが」
海未「なんだか元気が無いみたいで」
ことり(でも、ことりは答えを教えてあげません♪)
ことり(その方が二人の為になるもんね)クスッ
海未「あの…ことり?」
ことり「気になるなら、二人でお出かけしてきたら?」
海未「?」
ことり「せっかくのお休みなんだもん、たまにはいいと思うよ?」
ことり「私は用事があるから」
海未「そうでしたか、たまには二人というのもいいかもしれませんね」
ことり「うん!それじゃあ楽しんできてね」
海未「はい、ありがとうございます」
海未「穂乃果」
穂乃果「!?」ビクッ
海未「ど…どうしましたか?」
穂乃果「な…何でもないよ」
海未「そろそろ帰りましょうか」
穂乃果「こ…ことりちゃんは?」
海未「今日は用事があるみたいなので二人で帰りましょうか」
穂乃果「わ…分かった…」
海未「確か、イチゴのケーキが有名なお店でしたよね」
穂乃果「えっ…いいの?」
海未「構いませんよ?」
穂乃果「でも…穂乃果ダイエット中だし」
海未「たまには息抜きも必要でしょうし、いいと思いますよ」
海未「な…なぜでしょうか?あれだけ行きたがっていたのに」
穂乃果「だって、これ以上太ったら本当に海未ちゃんに見捨てられちゃうもん」
海未「私が…ですか?」
穂乃果「遅刻しそうになっても、宿題忘れても、予習してこなくても、ダイエット中なのにパンを食べても怒らないんだもん…」
海未「穂乃果…」
穂乃果「だから…行かない」
穂乃果「ば…馬鹿!?海未ちゃん酷いよ…」
海未「私が穂乃果の事を見捨てると思いますか?」
穂乃果「でも…穂乃果があまりにもだらしないから…」
海未「穂乃果がだらしないのはいつもの事ではありませんか」
穂乃果「ううっ…」
海未「最近、穂乃果の事を怒り過ぎたのではないかと思いまして」
海未「今日は怒らない日にしようと思ったのですが」
穂乃果「そうなんだ…良かった」
海未「全く、良かったとはどういうことですか…」
穂乃果「だって、海未ちゃんに見捨てられてないって分かったから…」
海未「たまにはこういう日を作った方がいいのかもしれませんね」
穂乃果「えっ?」
海未「ただ怒るよりも、普段と違う対応をした方が穂乃果には効果があるのかと思いまして」
穂乃果「そ…そんなあ…」
海未「それに私も怒るだけでは疲れますし」クスッ
穂乃果「それは、海未ちゃんが悪いんじゃ…」ボソッ
穂乃果「な…何でもないよ!!」
海未「それでは行きますよ」
穂乃果「え…どこに?」
海未「当然、穂乃果の行きたいと言っていたお店ですよ」
穂乃果「いいの?」
穂乃果「えへへ…やった♪」
海未「当然、食べ終わった後は運動をしてもらいますけど」
穂乃果「えー!今日は怒らないんじゃないの!?」
海未「それとこれは別の話ですから。勝手にパンを食べていたわけですし」
穂乃果「うっ…」
海未「走り込みをするのと、美味しいものを食べてから走り込みをするの、どちらがいいですか?」
穂乃果「…食べてから」
海未「それでは決まりですね」
海未「それは、これからの穂乃果の行い次第ですね」
穂乃果「か…カバン持ちます!」
海未「そんな事しなくても今日だけは大目に見てあげます」クスッ
穂乃果「えへへ…海未ちゃん優しい♪」
海未「はいはい、では行きますよ」
穂乃果「うん!」
ことり(ふふっ、二人とも仲良しさんでかわいい♪)
ことり(でも、やっぱりことりも行きたいなあ…)
ことり(…)
ことり「二人とも待ってー!!」
おわり
乙
掲載元:http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1486645946/
Entry ⇒ 2019.03.21 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
【fate】士郎「ヘヴンズフィール 大ヒットを祝して乾杯!」
引用元: ・【fate】士郎「ヘヴンズフィール 大ヒットを祝して乾杯!」
全員 「乾杯!」
ここは、我が家の居間。俺たちが出演した映画が随分とヒットしたようで、セイバー、桜、ライダーに加え、遠坂を呼びささやかなパーティーをすることになったのだった。
士郎「今晩は俺と桜が腕によりをかけて、作ったからな。たんと食べてくれ」
桜 「昨日から準備してたんですよ」
凛「本当ね。もうちょっとした料理屋開けるぐらいじゃないの。中華なら私も得意なんだけど、和食に関しては完敗ね」
ライダー「私は本来食事をとる必要がないのですが、こんな手の込んだ食事を用意してもらっては食べないわけにはいきませんね。食べてばかりいるセイバーの気持ちも分かります」
セイバー「それは聞き捨てならない、ライダー。私はサーヴァントとしての使命を果たしている。それをまるで怠惰な牛のように言われるのは看過できない」
ライダー「……牛の方がまだ牛乳を出すだけ役に立つかもしれませんね」
セイバー 「……そこまで言うのなら私のサーヴァントとしての力を見せるしかないですね」
士郎「まあまあ。二人とも落ち着いて。ほら。料理が冷めちゃうだろ。さあ、食べて食べて」
桜「先輩の言う通りです。ライダー、ご飯中に喧嘩はしないで」
そう注意された二人は不承不承といったように矛を収めたが、料理に手をつけるうちに機嫌を直してくれた。
ふうとため息。セイバーとライダーは仲が良くない。顔を合わせるとなんかしら小競り合いをする。本来は敵同士だから一つ屋根の下で暮らしてることの方がおかしいのかもしれないが。
遠坂は我関せずといったように黙々と食べている。まあ、いつものことだからな。
どうやらみんな料理はお気に召したようで、瞬く間に皿から料理が減っていく。
士郎「おいおい、遠坂。俺たちはまだ未成年だろ。それにそんなことしたら藤ねぇにぶん殴られる」
凛「もちろん、冗談よ。料理が美味しいから、ちょっと欲しくなっちゃっただけ。それに藤村先生はそういうのに厳しそうだものね」
紅蓮の炎を背負った虎が眼に浮かぶ。今日の宴には仕事があるらしく参加していないが、変なことしちゃダメよと幾度となく釘を刺されている。俺がそんなことするわけないって言っても、切嗣さんの息子だからねと返された。親父、何してたんだよ……。
セイバー「確かに、宴には酒はつきものです。ですが、酔っ払って料理の味も分からなくなってしまうことになれば、本末転倒です」
実にセイバーらしい。でも、セイバーはうわばみだからなあ。酔っ払う姿なんて想像できない。遠坂も酒は強いっぽいし……。
士郎「桜とライダーは酒飲めるのか?」
桜 「私はあんまり……。でも、ライダーはたくさん飲めるみたいです」
ライダー「私は酔っ払ったことはありませんね。ですから酩酊の心地よさは知らないのです。日本では蛇に飲ませることがあるようですが」
桜 「どうでしょう?」
凛 「ああ」
一人納得した声を上げる遠坂。
凛 「なるほど。八岐大蛇ね」
士郎 「……あは、は」
そういうことか。笑っていいのか微妙だ。
セイバー 「凛。八岐大蛇とはなんですか?」
凛 「日本の神話でね。それはそれは悪い蛇がいたのよ。それを退治するために酒をたくさん飲ませて酔っ払わせたっていう話があるのよ。酔っ払った蛇は頭を切り落とされちゃったんだけどね」
セイバー 「なるほど、面白い」
ライダー「私の故郷でも同じやり方をした者もいましたが私に効果はありませんでした。日本の神話はその点、運がいい」
味噌汁を啜りながら言う。なんでもない顔をしてるが、ライダーに酒を飲ませるのはやめといた方がいいのかもしれないな。あはは……。
士郎「それにしてもあのセイバーとバーサーカーの殺陣のシーンはすごかったな」
凛「ほんとよね。大迫力だったわ」
セイバー「ええ。もう思いっきりやっていいと言われましたので、少々本気を出しました。ですが、なんといっても素晴らしいのはバーサーカーです。あのバーサーカークラスであれほどの技量を誇っているのですから」
ライダー「あの戦いの中に身を投じるのは嫌ですね。まるで、神話の中でした」
桜「お城、ボロボロになっちゃいましたけどね」
士郎「イリヤは、老朽化してるから丁度壊すところだったっていってたぞ。普段過ごしてるところは大丈夫だそうだ。バーサーカーにも、壊す場所を言い聞かせてたとかなんとか」
凛 「ちゃっかりしてるわね」
凛「なんですって!? 一体いくら貰ったのかしら。元々お金になんて困ってないでしょうに!」
遠坂は頭の中のそろばんを弾いている。
士郎「さあ。どうだろうな。一応、映画はヒットしたみたいだし」
セイバー「それは喜ばしいことです。本当は映画なんていうものに出るつもりはなかったのですが」
そう言ってじろりとこちらに目をやる。
士郎「まだ言ってるのかセイバー。もう納得してくたんじゃなかったのか」
セイバー「……理解はしていますが、やはり恥ずかしいものは恥ずかしいのです」
セイバーは最後まで首を縦に振らなかったが、我が家の家計状況を説明したら渋々受け入れてくれた。
そこを突かれると痛いようで、最後には出演することになったのだった。
セイバー「まあこれで、士郎が助かるというのですから、サーヴァントの務めの一つなのかもしれません。それにしても、どうしてヒットしたのでしょうか。急激に人気が出たような気がするのですが」
士郎「それは、うーん……。なんというか……」
桜と目が合う。桜は顔を赤くして俯いてしまい、思わず俺も赤面する。
ライダー「士郎と桜の濡れ場のおかげではないでしょうか」
士郎「!!」
桜「ライダー!」
流石ライダー。ズバッと仰る。
凛「確かにねぇ。あれは中々すごかったわよねぇ、桜」
猫のように、にやりと笑う。
桜「姉さんまで……」
桜「先輩。あれは全部演技だったんですか? ただ映画のためだって……」
士郎 「うっ」
上目遣いでそう言われると言葉に詰まる。
士郎「いや全部演技ってわけじゃないぞ。そのなんていうか……。色々と嬉しかったし」
しどろもどろに言う。
桜「よかった。ちゃんと反応してくれたのも演技じゃなかったんですね!」
笑顔で爆弾を落とす桜。その瞬間、居間の空気がぴきりと音を立てる。
セイバー「なるほど、士郎。映画に出るというのはこれが目的で……」
目を細めるセイバー。
士郎「違うぞ、セイバー! ああいうシーンがあるっていうのは知らなくてだな」
凛「ふーん、衛宮くん。そうなんだ。そんなに嬉しかったんだ。桜、大きいものね。どことは言わないけど」
遠坂は恐ろしいほど綺麗に笑う。
士郎「遠坂まで! 」
ライダーは静かにお茶を飲んでいるが、その口元の笑みは隠しきれていない。
桜「は、はい。そうですね」
半ば強引に話題を変える。セイバーと遠坂のじとりとした視線を受けたが、この話を続けるのは地雷原で踊ることと等しいのだ。
桜「若い時にも映画に出たことがあるみたいで、血が騒ぐのうとか張り切ってました。そのせいで、兄さんは遅くまで台詞の練習に付き合わされたって怒ってましたけど」
士郎「想像に難くないな」
慎二ならあのクソじじい早くおっ死んじまえとかいってそうだ。
セイバー「そういえば今日の昼にランサーと会って映画の話をしましたが、随分と拗ねているようでしたよ」
ライダー「今回は一切出ませんでしたからね」
凛「ああ。あいつこういうお祭りみたいなもの好きそうだものね」
セイバー 「それもあるのですが、アサシンに負けるようなことになったことが気に入らないと」
桜「そういうことですか。ランサーさんはアサシンさんのこと嫌ってそうですもんね」
桜「ランサーさんとはお魚を買いに行く時によく会うんですよ」
士郎「なるほど」
思わず苦笑いをする。そうだった。ランサーは魚屋でアルバイトをしてるんだった。恐らく、一番世俗にまみれて現世を謳歌しているのはランサーだろう。
桜「いつも行く度に、お嬢ちゃん後で遊びに行こうよって言われてたんで、すごい印象深いです」
士郎「ランサー……」
やっぱりあいつが一番楽しそうだ。
桜「はい。しつこかったので笑顔でやめてくださいって言ったら、全然声掛けられなくなりました」
桜の笑顔が怖い。英霊すらたじろがせる桜が容易に想像できる。
ライダー「さすがです。桜」
ライダーは変なところに感心してるし。
桜「アサシンさんとは、弓道部の子達と遊園地に行った時に会ったんですよ」
士郎「遊園地?」
セイバー「アサシンと遊園地。奇妙な組み合わせですね」
士郎「アサシンもか……」
英霊ですら難しいアサシンの気配を感じるのとなんて普通の人間には無理だもんな。それにしても、ランサーにせよアサシンにせよサーヴァントの矜持みたいはもんはどっか行ってしまったのか……。
凛「暗闇からあのお面が出てきたらそりゃびっくりするわよ」
桜「はい。だから今、新都の遊園地では一番人気のアトラクションなんですよ」
士郎「あはははは……」
洗い物を手早く片付け、それぞれ風呂に入った後、自分の部屋に戻る。
いつも俺は最後に風呂に入る。大体、俺が風呂からでて、部屋に帰る頃にはみんな寝てるのだが、今晩は桜がまだ起きていた。
月の光を浴びて縁側に腰掛けている。
士郎「桜、湯冷めするぞ」
桜「あ、先輩」
ぼおっと庭を眺めていた桜はこちらに顔を向けた。なんだか夢を見ているような表情をしている。
桜「もちろん。どうぞ」
士郎「なんか考えごとをしてたみたいだけど、悩みでもあるのか?」
桜「悩みってわけじゃないんですけど、映画についてちょっと……」
士郎「やっぱあのシーンのことか?」
桜「違いますよ!先輩!からかわないで下さい!」
顔を真っ赤にしてぶんぶんと手を振って否定する。からかったつもりはないんだけどなあ。
桜「その、まるで映画が現実のような気がして」
士郎「映画が現実?」
桜「私はたまたま幸せな世界で生きてるだけで、他の世界の私はもっとつらい気持ちなのかなって」
言いたいことは理解できた。それは俺もなんとはなしに思っていたことだった。映画の中の台詞も光景もどこか知っているようだった。経験なんてしたことはないのに。
桜「だから、今、この時は夢を見てるんじゃないかって思ってたんです。これからベッドで寝たら、今とは全然違う世界で目覚めるのかも、映画の中みたいな。って考えたら眠るのが怖くなっちゃって」
桜「やっぱりちょっと変ですよね」
そう言って無理やり笑顔を作る。
でも、さっきまでの賑やかで楽しい空間は本物だ。夢や幻が入り込む余地なんてなかった。それは疑いようのない現実。
だからどうにか桜の不安を取り除いてやりたくてこう言った。
士郎「変なんかじゃないさ。本当に今の世界は夢で、もしかしたら目覚めたら別の世界かもしれない」
桜が大きく目を見開く。
桜「……そしたら…」
桜「え?」
士郎「もし、別の悲しい世界に行ったって俺がついていくさ。俺だけじゃない。セイバーとか遠坂とかライダーとか他の連中も連れて行く」
士郎「それで悲しい世界をこの世界みたいに変えるんだ。さっきみたいに楽しい空間も持って行ってさ。塗り替えるんだ」
士郎「そしたら、別の世界に行ったって安心だろ」
士郎「だから、なんも不安になることなんてないぞ、桜」
目を潤ませながらこちらを見上げる。夜中に二人きりの時には、少々刺激が強すぎる。
士郎「……ほら。だから、風邪ひかないうちに寝ろ」
桜「ありがとうございます、先輩。なんだか元気が出ました」
そう言って立ち上がった。
桜「先輩の言う通り。もう寝ますね」
士郎「ああ。おやすみ」
桜「おやすみなさい」
どうやら桜の不安を拭うことができたみたいで一安心だ。
桜「夢で逢いましょうね、先輩」
月より艶やかな満面の笑みだった。
見とれて言葉を失う。
桜は満足げな足取りで部屋に戻っていった。
確かについていくっていったけどなあ。
俺は大きく息を吐いた。俺の息は月の揺蕩う夜の空に静かに、けれどどこか楽しげに浮かんでいったのだった。
ホロウもアニメ化しねぇかな……
カニファンで我慢しろ
掲載元:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1548247793/
Entry ⇒ 2019.02.17 | Category ⇒ Fate/stay night | Comments (0)
果南「ちょっとわがまま、言ってもいいかな?」
梨子「そういえば、果南さん」
果南「ん、どうしたの?」
梨子「もうすぐ、果南さんのお誕生日、ですね」フフッ
果南「……えっ?」
梨子「ええっ……まさか、自分の誕生日を忘れてたの……」
果南「なんて、ね。自分の誕生日を、忘れるわけないよ」フフッ
梨子「もう、驚かさないでくださいよ……」
梨子「何か、欲しいものはないかなあ、って」
果南「欲しいもの? そんな、プレゼントなんて、私いらないよ」
梨子「だって、お誕生日なんですよ?」
果南「私はみんなにお祝いしてもらえるだけで、嬉しいんだから」
梨子「遠慮しないでください、なんでもわがまま、言ってくださいよ」フフッ
果南「わがまま、かぁ……」
梨子「はい、主役なんですから」フフッ
梨子「どうぞ、わがまま大歓迎です」フフッ
果南「……これ、みんなには内緒、だよ?」ヒソヒソ
梨子「わかりました、絶対、秘密にしますから」
果南「……あのね」モジモジ
梨子「はい」ニッコリ
果南「……お姫様抱っこ、してもらいたいな」モジモジ
梨子「お姫様、抱っこ?」
果南「ほら、私って……お姫様抱っこされる方っていうより、する方じゃない? イメージ的に」
梨子「うーん、そう言われたら、否定できないなあ」
果南「実際、千歌や曜にもせがまれてやったりするし」
梨子「それ、ちょっと千歌ちゃんたち羨ましいな……」
梨子「果南さん……」
果南「私も女の子だから……ちょっと、憧れるんだよね」テレテレ
梨子「わかりました。そのわがまま、受け入れましょう」ニッコリ
果南「本当にいいの? 梨子」
梨子「ええ、何せお誕生日の主役ですもの。主役は立てないと、ね?」フフッ
梨子「それじゃ、私に体を預けて、果南さん」
果南「うん……」ドキドキ
ダキッ
梨子「……いきますっ」
スクッ
梨子「よいっ……」
果南「わっ、上がった!」
梨子「……しょっ」プルプル
果南「ねえ梨子、なんかプルプルしてるよ!?」
果南「ちょっと、大丈夫梨子……」アセアセ
梨子「……だ、だいじょ……」プルプル
ガクッ
梨子「きゃっ!」
果南「わっ!」
ドシーンッ
梨子「あ痛痛……」ヒリヒリ
梨子「だ、大丈夫です……」ヒリヒリ
果南「お尻4つに割れてない?」
梨子「割れてません! ……でも、ちょっと強く打っちゃったみたい……」
果南「とりあえず、すぐ保健室に行こう」
ダキッ
梨子「えっ、ちょ、果南さん……」
スクッ
果南「よいしょ、っと」
梨子「あああ、私がお姫様抱っこされてる……」カオマッカ
梨子「あ、は、はい!」
ギュッ
果南「……」
タッタッタッ
梨子「私を抱えてるのに、すごく速い……」
タッタッタッ
ドアガチャッ
果南「骨に異常が無いみたいで、良かったね、梨子」ニッコリ
梨子「……まさか、お尻にサロンパス貼られるなんて……」カオマッカ
果南「ちょっとおマヌケな光景だったよ」クスクス
梨子「みんなには内緒にして下さいね!」カオマッカッカノカー
果南「もちろん、言わないよ」クスクス
果南「何が?」
梨子「だって、果南さんを持ち上げることができなかったんだもの……」シュン
果南「まっ、鍛え方が違うからね」
梨子「それどころか、私がお姫様抱っこされちゃうし……」
果南「……でも、嬉しかったよ?」
果南「一瞬だったけど、お姫様になれたから」ニコッ
梨子「……こんな、ひ弱な王子様で良かったかな?」
果南「ひ弱でも、私には立派な王子様に見えたよ?」フフッ
梨子「……次は、ちゃんとお姫様抱っこできるように、曜ちゃんと一緒に筋トレ、頑張ろうかな……」テレテレ
果南「んー、でも筋肉のついた梨子って、あんまり見たくないかも」
梨子「ええ……」
終わり
果南ちゃんお誕生日オメシャス
花丸「果南さん、もうすぐお誕生日ですね」
果南「ん、そういえば、そうだっけ?」
花丸「自分の誕生日、忘れちゃダメずら……」
果南「ははっ、冗談、冗談」クスクス
果南「プレゼントなんていらないよ、みんなからお祝いしてもらえるだけで充分」ニッコリ
花丸「でも欲しいもの何か1つくらい、あるずら?」
果南「んー、そうだ。それじゃあ……今からちょっとわがまま言うから、それを聞いて欲しいな?」
花丸「どうぞ、なんなりと」ニッコリ
ペタン
花丸「はい、しましたよ」
果南「今から、花丸の膝枕で……」
ゴロン
果南「お昼寝、させて欲しいな」フフッ
花丸「ず、ずらっ!?」ドキドキ
果南「善子やルビィが花丸の膝枕で寝てるの、ちょっと羨ましかったんだ」フフッ
花丸「そうだったんですか……」テレテレ
果南「なるほど、いい寝心地……」
花丸「……ねーんねー、ねーんねー ♪」
果南「しかも、子守唄付きだ」
果南「……」スーッ スーッ
花丸「すっかり熟睡だ、果南さん……」フフッ
果南「……」スーッ スーッ
花丸「風邪引くといけないから、マルのカーディガン、掛けてあげよう」
フワリッ
果南「……」スーッ スーッ
花丸「なんだか、今だけ妹ができたみたいだ……」クスクス
果南「……綺麗な珊瑚礁だ……」ムニャムニャ
花丸「いい夢見てね、果南さん」ニコニコ
終わり
掲載元:http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1486654000/
Entry ⇒ 2019.01.03 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
梨子「曜ちゃんに日頃の感謝をする」
梨子「曜ちゃんは本当に素敵で、優しくて・・・私を大事にしてくれて」
梨子「毎日が楽しくて幸せです」
梨子「だから私は曜ちゃんに>>3をしてあげることにしたの」
梨子「曜ちゃん」
曜「あ、梨子ちゃん!おはヨーソロー!」ウインク バチコーン!
梨子「ふふふ、おはヨーソロー」ニッコリ
梨子「あのね曜ちゃん、これ」スッ
曜「なぁに・・・手紙?」
曜「も、もしかしてラブレターでありますか!?」
梨子「ふふふ、後で読んで欲しいの」
曜「は、はい!了解であります!」
トイレ・個室
曜「」ドキドキ
>>8内容
曜「えっ」
曜「梨子ちゃんなんで私が便秘気味だって知ってるんだろ?」
個室のドアコンコン!
曜「は、入ってます!」
梨子「曜ちゃん?」
曜「り、梨子ちゃん・・・?」
曜「えっ、ていうかなんでここに居るって分かったの!?」
梨子「>>17」
内浦の子って本当にうぶなのね
曜「そ、そっかーそうだよね、アハハ・・・」
梨子「内浦の子って本当にウブなのね」
曜「えっ・・・」
梨子「私はね?曜ちゃんの事ならなんでも知ってるよ?」
梨子「身長も、体重も、スリーサイズも、家族の事も、好きな食べ物も、嫌いな食べ物も、好きな授業も、嫌いな授業も、爪の長さも、睫毛の長さも、生理周期も、全部、ゼンブ、ぜんぶ!」
梨子「東京の女の子ならそれくらい常識だよ?」ニッコリ
曜「り、梨子ちゃん・・・!?」
曜「>>24」
曜「梨子ちゃん、ごめんなさい!」ペコッ
梨子「えっ!?よ、曜ちゃん!?」アセアセ
曜「私、梨子ちゃんの事が好きでした!」
曜「でも、私の好きは梨子ちゃんの好きに比べたら薄っぺらな、偽物の好きでした!」
曜「だから梨子ちゃん!」
曜「改めて!梨子ちゃんの事をもっともっと知りたい!」
曜「梨子ちゃんの恋人にしてください!」オジギ!
梨子「よ、曜ちゃん・・・」ジーン
梨子「私の気持ちはね>>30だよ」
曜「えっ?」
梨子「私はね?曜ちゃんの事は何でも知ってるよ?」ニッコリ
梨子「でもね?」
梨子「私はaqoursのみんなの事も何でも知ってるの」ニッコリ
曜「そ、そんな!」
曜「私の身体が目当てだったの!梨子ちゃん!?」
梨子「違うよ、曜ちゃん」
梨子「私はね、かわいい女の子は全員好きなの」
梨子「だってそうでしょ?かわいい女の子が私以外に愛されるなんてかわいそうだもの」
梨子「だからね、曜ちゃん」
梨子「>>41」
曜「り、梨子ちゃん!?」
曜(だ、だめだ・・・梨子ちゃんの声に身体が逆らえない・・・)
曜(もしかしてこの半年間で梨子ちゃんの甘い声には逆らえない身体にされた!?)
曜(だめだ、個室のドアを開けたら・・・渡辺曜!)
曜(扉の向こうに居るのは、昨日までの私の好きだった桜内梨子ちゃんじゃない、内浦の女の子を狩り尽くす為にやって来たレズモンスターだ・・・)
曜(ここでちゅーなんかしたら!)
曜(わたしは確実に堕ちる!)
曜(ああでも、鍵に手が・・・ああっ)
ガチャ
チュッ!
梨子「ハッピーバースデー!曜ちゃん!」
曜「>>45」
梨子「あらあら」クスクス
梨子「リリーのキスで曜ちゃんが永遠の下僕になっちゃった♥」
それから
私達aqoursのメンバー・・・
いえ、内浦の、沼津の女の子が梨子ちゃんの下僕になるのに、そう時間はかかりませんでした
梨子ちゃんは満足そうです
私?
もちろん、梨子ちゃん・・・いえ
リリー様の下僕として
とても幸せです
(Happy end)
掲載元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1492865680/
Entry ⇒ 2018.12.24 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)
ことり「かよちゃん、眠れない?」
ことり「じゃあ、一回リビング行こっか♪」
花陽「?」
ことり「ううん、気にしないでかよちゃん」
ことり「ちょっと何か食べれば、眠くなるかもしれないでしょ?」
グゥゥ..,
花陽「あっ...///」
ことり「ふふっ、じゃあ、座って待っててね?」
花陽「ううん、ことりちゃんが、その...///」
花陽「...得意なお料理、食べたいな、って...////」
ことり「かよちゃ~ん♪」ムギュー
花陽「あわわわわ////」
ことり「それじゃあ、楽しみにしててね♪」
花陽(ことりちゃんは肉じゃがが得意って言ってたから...)
花陽(あま~く煮たじゃがいも、お肉と一緒にあったかいご飯を....えへへ///)
ことり「あ、えっと...炭水化物は夜中だからやめた方はいいと思ったんだけど..,大丈夫?」
花陽「あっ...は、はいっ!もちろんです」
花陽「えへへ...///」
ことり「?」
花陽(結構濃いめの味付けなのかな?とっても甘くて今にもご飯が欲しくなりそうな香りです...///)
ことり「かよちゃん?そろそろ出来るけど、もしかして眠くなっちゃった?」
花陽「ううん、ちょっと匂いで色々考えちゃってて...///」
花陽「えへへ...///」
ことり「?」
ことり「はい♪お待ちどうさまでした~」
ことり「ことり特製の、肉じゃがです♪」
花陽「こ、これは...」
花陽(ダシは甘そうな濃い色に、ダシが染み込んでるのが外からでも分かるじゃがいも....)
ことり「どうぞ召し上がれ♪」
ホクホク
パクッ
花陽「ん、ん~!」
ことり「あっ、かよちゃん一気に食べたら火傷しちゃうよぅ...」
ことり「誰も取らないから、味わって良いんだよ?」
花陽「とっても甘くて深みのあるダシに、柔らかくてそれでいてホクホクとほどける様な食感のじゃがいも...!」
花陽「そして何より、じゃがいもにダシはよく染みてて...絶品ですっ!」
花陽「♪」フフン
花陽「....あっ....////」
ことり「~/////」カアアアア
ことり「うぅ...//」
花陽「ごっごめんなさい!」
花陽「...花陽もちょっと...熱くなりすぎちゃいました///」
ことり「でも...うれしいっ!」ムギュ
花陽「こ、ことりちゃん//」
ことり「ことりあんまり普段お料理しないから、ちょっと不安で」
ことり「でも、大成功!、みたいです♪」
花陽「まるで、何日か煮込んだみたいに...」
ことり「実はね、お米のとぎ汁にじゃがいもを漬けておいたんです!」
花陽「お、お米...!」
ことり「本当は前日から煮て、一回冷ますといいらしんだけど」
ことり「今日は時間も無いし、急いで出来る方法調べたんだ♪」
花陽「ことりちゃん...花陽のためにそんな....//」
ことり「ううん、花陽ちゃんが喜んでくれるのが何よりです♪」
ことり「覚めないうちに...あっでも、慌てなくていいよ?」
花陽「は、はいっ!」
花陽「今度はお米と一緒に食べたいです...///」
ことり「じゃあ今度は一緒に夕食に作って、一緒に食べよっか♪」
花陽「えへへ...なんだかちょっと、眠くなってきたみたいです...」
ことり「そっか、じゃあ今歯ブラシ持ってくるから、ササッと磨いて一緒に寝ちゃおう♪」
ヨロッ
ことり「かよちゃん危ない!」ガシッ
花陽「あっと...」
花陽「ごめんなさい...結構、眠くなって、きた...み..」
ウトウト
ことり「もうちょっとでお部屋だから頑張って!」
花陽「...おや..すみ..なさい...」
花陽「スー...スー.....」
ことり「あれ、かよちゃんもう寝ちゃったの?」
ことり「ふふっ、よっぽどお腹空いてたみたい♪」
ナデナデ
ことり「かよちゃん?...普段は頑張り屋さんのかよちゃんを見てると、ことりは支えてあげたくなるの」
ことり「それに、かよちゃんを見てると、なんだかことりまで頑張ろうって思えるんだ♪」
ナデナデスベスベ
ことり「えへへっ、柔らかいほっぺ♪」
花陽「スー...スー......」
花陽「.....えへ...へ....」
花陽「すぴー.....」
ことり「大好き...だよ....//」
ことり「///」ギュ
花陽「スー....スー....」
花陽「スー....」
花陽「...ん...あ...もう..朝...」
花陽「んんー」モゾ
花陽(あれっ、ことりちゃん、花陽に抱きついて寝てる...///)
花陽「..///」
花陽(うぅ...////花陽なに考えてるんだろう~//)
花陽(いっつも優しくて可愛くて、器用でちょっと面白いところもあって....)
花陽「こ..」
花陽「ことり、おねえ..ちゃん/////」
花陽「~///」モゾモゾ
ことり「すぴー.....すぴー.....」
完
おつ
掲載元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1479747164/
Entry ⇒ 2018.11.15 | Category ⇒ ラブライブ | Comments (0)